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2009年7月26日 (日)

オールスターゲーム第2戦と中日2009。

広島・マツダスタジアムで行われた
『マツダオールスターゲーム2009』第2戦は、
5本塁打が乱れ飛ぶ空中戦の末、7-4でパ・リーグが雪辱。
4選手が出場したドラゴンズ勢では、井端が大活躍。
初回の左中間二塁打を皮切りに3打席連続安打で
初戦と合わせて、5打席連続安打の球宴記録に並ぶと、
新記録も期待された打席は、遊ゴロに倒れたものの、
それでも5打数4安打で、2戦最高打率となる.857をマーク。
リーグ首位打者の力を示し、後半戦に弾みを付けました。
その他、後半戦へ向けて全体練習を再開した
チーム本隊からの話題も、同時にまとめました。

◇マツダオールスターゲーム2009
全セントラル-全パシフィック 第2戦
(25日・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 | 全セ1勝1敗)
30866人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
パシフィック
セントラル
[敗] 吉見(1試合1敗)
[セ本] 宮本1号
[セバッテリー]
大竹、ルイス、藤川、吉見、イム・チャンヨン、永川 - 石原、相川

【ゲームレビュー】
全パが逆転勝ちで雪辱 MVPは松中
2-3の5回、サブロー(千葉ロッテ)のソロで同点。
6回無死二塁で松中(福岡ソフトバンク)が内角球をうまくさばき、
右翼席にこの日2本目の本塁打を運んで2点を勝ち越した。
9回にも2点を加えた。
全セは初回、左中間二塁打の井端
ブランコの中前適時打で迎え入れて先制。
4回、宮本(東京ヤクルト)の球宴初本塁打で
勝ち越す見せ場をつくったが、5失点は本塁打によるもの。
投手陣の真っ向勝負が裏目に出た。
通算成績は全パの75勝69敗8分け。
最優秀選手賞(MVP)には、2打席連続本塁打の松中が初めて選ばれた。
(中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


●井端弘和
<セの首位打者が、5打数4安打1打点と大暴れ。
前夜の2本と合わせて5打席連続安打の
球宴タイ記録をマークし、ベストバッター賞に選ばれる。
1回先頭、左中間を破る二塁打で先制の起点をつくると、
2回にも二塁打。5回はボテボテの三ゴロだったが、
足を生かし、しぶとく内野安打。
球宴記録に並んだが、新記録のかかっていた7回は
1-0からの2球目チェンジアップに泳がされて、遊ゴロ。
以下、TBS中継のインタビューから>
「(お疲れ様でした)おつかれさまです。
(5打席連続ヒット、日本プロ野球タイ記録でした)
えー、知らなかったです。はい。
(知らなかったですか?)
知ってて打席に立ちたかったですね、はい。
(誰か教えてくれなかったですか)
(第4打席で)アウトになって、
藤川球児(阪神)が教えてくれました(苦笑)。
(試合前から「全打席ヒットを狙う」と言われていたが)
そうですね、アウ、まあもう1回ね、
知ってて打席に立ちたいなあと、今後悔しています。はい。
(4打席目、あれはパームボールのようですが)
そうですね。(実際はチェンジアップ)
(投手のオリックス・金子が捕手のサインに)
なんか首2、3回振ったので、まあ何か変なボール(球種)が
来るんじゃないかと思ってたんですけど、
まあ予期しなかったですね。はい
(知っていたらあのボールには手を出さなかった?)
はい、シーズン同様の粘っこいバッティングをしていたと思います。
(衣笠氏『ずいぶん巨人という位置が近づいたんじゃないですか』)
ええ、やっとあのう直接対決で叩けば
抜けるぐらいに来たので、はい、がんばります。
(自身にも首位打者というタイトルが十分にこれから)
ええ、ジャイアンツ勢に負けないように頑張りたいと思います。
(新婚の奥さんが勝利の女神でしたね)
そうですね、はい。そうです、はい。
(今日もスタンドですか、奥さんは)
ええ、遊びに来てます、はい。
(後半戦活躍を期待してますから)
はい、ありがとうございます。ありがとうございました」


<9回1死一、二塁の第5打席。
シコースキー(千葉ロッテ)の内角球を右へはじき返し、
この日1本目の安打となる右前打を放ったが、
すべては『後の祭り』。本気で悔しがっていた。
2試合で7打数6安打の固め打ち。
2試合のシリーズ打率(6打席以上)は
90年の清原、08年の内川を上回る.857の最高記録となった。
ぜいたくな不満を口にしたが、表情は明るく>
「全部打つつもりでいった。
後半戦にはずみ? 打ちすぎて、逆に心配ですね。
4安打よりも、あの凡打がが悔しい。記録を知らなかったから。
記録を知っていたら、あんなボールには手を出さなかったのに…」

<公式戦と同様の配球が勝負師の心を揺すった>
「お祭りというより、真剣勝負だった。
(相手投手が)いつもなら真っすぐばかりなのに、いろんなボールを放ってきた」

<予期せぬ途中出場だった前夜の2安打で
自らの闘志に火をつけると、ストッキングを大きく露出させる
戦闘スタイルで出場したこの夜はさらに加速。
オールスター休みという感覚を持たずに
リーグ打率1位の貫禄を見せつけ、後半戦に臨めることを喜んで>
「もったいないという気もするけど、
気分よく(ペナントレース再開へ)行けますね」

<惜しくも快記録は逃したが、
得るものも多い6度目の球宴だった>
「(初出場時は)石井さん(琢朗・広島、当時横浜)や
宮本さん(東京ヤクルト)が球界でも一、二番(の遊撃手)だった。
言葉を交わすのも恐れ多かった。
(だが気付いてみれば)周りは自分より若い選手ばかり。
ほとんどぼくより年下。坂本(巨人)なんかひと回り違う」

<14歳年下で同じ遊撃手の坂本から
質問攻めにあい、丁寧にアドバイスを送る半面、
自身もおおいに刺激を受けた2日間だった>
「彼(坂本)は若いし人気もある。
逆に僕の方がいい刺激になってるよ。
年を取ったなあと思ったけど、きょうの(活躍)で
もうちょっと頑張らないと、とも思ったよ」

<6度目の出場で初の本塁打の夢は果たせなかった。
悔しそうな言葉とは裏腹。今年の球宴で見せたのは、
ライバルたちが嫌がる、しぶとく出塁を繰り返すらしさだった>
「4、5本のヒットより1本のホームランの方が欲しいんですけどね。
本塁打を打たないと僕のオールスターは終わらない。また来年出ないと」

<同僚・川井が2イニングで
8安打6失点と打ち込まれた24日の第1戦。
それでも負け投手にならないという
シーズン同様の強運ぶりを見せつけたが、こう言い放った>
「負けが付いた方がよかったと思います」

<実は札幌入りした23日夜、
球宴出場の中日勢で食事会を開いた際にこう話していた。
確かにどんなに打ち込まれても公式戦の記録に残るわけではない。
むしろいつか負けることを考えると、
ここで黒星がつくことはいい厄払いにもなる。
初の球宴に臨む後輩の気持ちをほぐそうという配慮でもあっただろう>
「そんな話を川井としたんですよ。
ここでリセットして、またペナントレースで連勝を続けようと」

<3日後の28日からは、
いきなり2.5ゲーム上を行く首位・巨人と敵地で3連戦。
引き分け数の差で実際には3連勝しても順位の逆転はないが、
相手の背中が見える位置での直接対決に気持ちは燃え上がる>
「巨人とは、やっと直接対決でたたけば
ひっくり返るというところまで来てるから。頑張るよ」
中スポ中日新聞サンスポ12スポーツ報知時事通信
スポニチスポニチ名古屋ニッカンデイリー

○金子千尋(オリックス)
<7回ウラには日本新記録がかかった井端を
チェンジアップで遊ゴロに。
試合後にその事実を知り、頭をかいて>
「そうなんですか!? 全然知らないで変化球を投げちゃった…」
(中スポ)


●トニ・ブランコ
<『4番・DH』で先発し、1回2死三塁、先制の中前適時打。
涌井(埼玉西武)の高めストレートに
バットを砕かれながらも、力で外野に打ち返した。
たとえスタンドに入らなくても、
その超絶パワーを披露するには十分な一打。
セ・リーグの4番としての責任を全う。
2試合で7打数3安打3打点の活躍を自画自賛して>
「強い打球を打てたし楽しめたよ。
ホームランが打てなかったのは残念だけど、
2試合で3本ヒットが打てたし、エンジョイできたよ。
調子はよくなかったけれど、結果はよかったと思う」

<試合直前、ベンチ裏のインタビュールームにこもった。
ネットを立ててトスバッティングを20分。
大舞台を前に上がり切らない自らの調子をぎりぎりまで修正しようと試みた。
たとえ『お祭り』でも練習に手は抜かない、いい意味の頑固さ>
「いつもと同じように準備するんだ。いいショーが見せられるようにね」

<トレードマークの特大本塁打は披露できなかったが、
自らのバットでファンを沸かせたことに満足。
後半戦に向けた手応えはしっかり持って帰る>
「本当は5本くらい本塁打を打ちたかったけど、
これだけいいピッチャーとバッターの中でプレーして、
ファンに喜んでもらえたからね。
楽しみは終わった。これからは勝負だ。たくさん打ってチームに貢献するよ」
中スポスポニチ名古屋)

●荒木雅博
<9回1死一塁、長谷川(福岡ソフトバンク)の
中前へ抜けようかというゴロをダイビングキャッチ。
しかし併殺を狙った井端へのグラブトスは
厳しい姿勢からほぼ真上に上がり内野安打に。
9回の打席では1死満塁から中犠飛を放って、
1打点をマークして賞をアピールしたものの、悔しがって>
「あれが決まっていたら。僕が(表彰式で)
右端(のベストプレー賞)に立っていましたね」
(中スポ)

●吉見一起
<同点の6回に4番手で登板し、2イニングを2失点。
負け投手にもなったが、その表情は晴れ晴れとしていた。
初めての球宴の舞台。結果なんか気にしない。
野球少年に戻ったかのように、無邪気な笑顔を浮かべて>
「こういう雰囲気を味わうことができて、
本当によかったです。楽しめました」

<初球でいきなり捕まった。
大村(オリックス)に左中間を破られ、無死二塁のピンチを招くと、
続く松中には内角スライダーを右翼ポール際に運ばれ決勝2ラン。
崩れかけたが、ここからリーグ屈指の右腕の底力。
その後は6人連続で凡退に打ち取り、予定の2イニングを投げきった>
「いつもと同じように低め、低めを心がけて投げました」

<マウンド以外でも思いっきり楽しんだ。
尊敬する球界の先輩から、アドバイスをもらえたのだ。
試合前の練習中。右翼フェンス付近でストレッチをしていると、
横浜のエース・三浦が近寄ってきた。
雑談を交わした後、約15分間、
身ぶり手ぶりを交えてこう語ってくれたという>
「ピンチでも熱くなるな」「この場合はオレはこう攻める」

<今回の球宴では、三浦から話を聞くことを目標の1つにしていた。
低めに集めてゴロを取る投球スタイルが似ているといい、
ビデオを見るなどして研究したことも。
前日の第1戦では三浦の登板日だったため、
話しかけられず、ブルペン練習などを見て学んでいた。
まさに球宴ならではの交流。
せっかくの助言は今後、きっちり役立てて、後半戦に挑む>
「気さくに話しかけてくださって、ありがたかったですね。
三浦さんだけでなく、いろんな人と話せて。
シーズンにつながるというか、とにかく楽しかったです」


<中スポ特別手記『初祭り』より>
「すごく楽しかったです。
そんなに緊張もしませんでしたね。まだ興奮しています!
最初のイニングで松中さんにホームランに打たれちゃいましたけど、
あれはボール球なんですよ。
ファウルになると思ったら、切れませんでしたね。
でもきょうは結果より、普段できないことをやろうと思っていて。
あえてストライクゾーンを勝負してみたりとか、
楽しめたことが一番よかったです。
嫁(聡子夫人)のお父さんやお母さんたちが見に来てくれたんです。
なかなかいい機会ですし、投げる姿を見せられてうれしいですよね。
僕の親は来られなくて、テレビで見てくれたみたいです。
まあ、義理の両親にいい孝行ができたというところですかね。
嫁は見に来ないのかって? 
この場を借りてお伝えしますが、実は妊娠しているんです!
もう臨月でして、僕ももうすぐパパになるんです。
いつ陣痛が来て、産まれてもおかしくないので、
きょうは広島に来るのは控えて、自宅で留守番をしてもらいました。
嫁には本当に感謝しています。
結婚してから、食事面とかいろいろ支えてくれて。
出場を最初に伝えたのも、もちろん嫁ですね。
確か食事中だったと思うんですけど、会話の中で
「オールスター決まったわ」みたいに伝えて。
「よかったね」とは言ってくれましたが、
そんなに驚いてもくれなかったんですけど(笑い)。
身重なのに、一生懸命テレビで応援してくれていたみたいで、
楽しんでいるところは見せられたかなと思います。
それにしても、オールスターと子どもなんて、
まさに二重の喜びですね。子どもが大きくなったら、
「お前が産まれた年にパパはオールスターで
初めて投げたんだよ」って伝えたいですね。
今年は開幕からなんとか貢献(10勝、防御率1.47)できて、
オールスターへも出られて。
頑張れたのは自分のためっていうのもありますけど、
嫁や産まれてくる赤ちゃんの存在も励みになりました。
28日からは後半戦が始まりますが、
逆転優勝できるように、もっともっと貢献したいですね。
これから応援よろしくお願いします」
中スポ


●原監督(全セントラル・巨人)
<最終回の追い上げ及ばず、1勝1敗で球宴終了>
「ゲームそのものは非常に締まった2試合でした。
両軍がぎりぎりのところで勝負し、1勝1敗になった。
監督として選手起用に気を使うところだったが、
ケガ人もなく、それぞれにチャンスを与えられることができた。
選手が元気な姿でオールスター戦を
無事に終われて満足しているし、ホッとしています。
井端君は見事ですね」
(中スポ、スポーツ報知毎日jpニッカン


記録備忘録。(25日)

井端が第1戦から左越え二塁打、右安打、
左中間二塁打、右二塁打、三塁内野安打、と5打席連続安打
最多連続打数安打は、01年ペタジーニ(ヤクルト)の
6打数連続(1四球を挟む)だが、
5打席連続安打は00年1、2戦のイチロー(オリックス)、
08年1、2戦の内川聖一(横浜)に並ぶ3人目の球宴タイ。
1試合4安打以上は08年第2戦の内川以来14人・16度目。中日では初めて。

井端は途中出場した第1戦の第1打席と、第2戦の第1、2打席で
2戦連続となる二塁打を放ち、2戦で3二塁打を記録。
これはオールスターゲームの2試合制で
これまでのシリーズ最多二塁打記録だった
「2二塁打」(16人がマーク)を抜く新記録となった。
昨年第2戦から3試合連続二塁打は、
96年清原和博(西武・1~3戦)以来、4人目(5度目)のタイ記録になった。

井端はこの2試合で計6安打(7打数)を放ち、打率.857を記録。
これはオールスター2試合制(6打席以上)で
90年の清原(西武)、08年の内川(横浜)の
打率.833を抜いて、シリーズ最高打率となった。
2試合で6安打は、93年に和田豊(阪神)が記録したシリーズタイ記録に。
また、5打席連続安打にも並んだが、
00年イチロー(二塁打1、単打4の6塁打)、08年内川(単打5の5塁打)を
塁打数(二塁打3、単打3の9塁打)で上回る秀逸な内容で記録した。
中スポスポニチ


ドラゴンズトピックス(25日)

◇浅尾拓也

<チームは後半戦に向けた練習をナゴヤドームで開始。
不動のセットアッパーを務めるが、
防御率の改善を目標として強調。
後半戦は『失点ゼロ』を目指し、一戦一戦丁寧に投げ抜くことを誓う。
巻き返しへ、強い思いがほどばしる。
不本意な成績に終わったこれまで駆け抜ける決意を示して>
「まずは防御率を下げたい。
そのためには常に『ゼロ』を狙っていきます」

<ここまでの防御率は3.75。中継ぎ転向後は2.50。
並の投手なら十分及第点を与えられる成績だが、全く納得していない。
昨季、リリーフのみで1.79の驚異の数字を残した自負がある。
さらには他球団のセットアッパーに負けられないという
意地がその向上心を生んでいる>
「巨人で言えば越智さん(防御率2.47)、山口さん(1.32)。
ヤクルトには五十嵐さん(2.97)がいる。
ボクだけ防御率が高いわけですから」

<失点をしない。投手としてはシンプルで
当たり前の目標に向かって、答えは明快。
短いイニングなら力を出し惜しみする必要はない、
一瞬一瞬に全力を傾ける覚悟>
「一試合一試合、目先の打者に全力を尽くします。
ランナーを出しても粘る。岩瀬さんにいい形でつなげるにしたい」

<2日間あったつかの間の休日は、体を休めることに専念した>
「外出したのはコンビニに行ったときくらいです。
疲れは取れすぎるくらい取れました」
(中スポ)

◇谷繁元信
<球宴組を除いた主力組が元気に練習を再開。
通常メニューを終えると、二塁の位置でノックを受け、
さらに前進して速い打球に素早く反応。
4月こそ右ふくらはぎ痛で離脱したが、現在は何の問題もない様子>
「(球宴休みは)みんなと同じでゆっくり休めたよ」

<28日から始まる首位攻防巨人3連戦の話題はノーサンキュー。
いまは頭と体をリフレッシュ、というところ>
「まだ先だからいいよ」
(中スポ)

◇和田一浩
<珍しいスタイルで練習を見学。
自分のフリー打撃終了後、打撃ケージの斜め後ろに座ると、
目の前にバットを立てて谷繁、立浪を観察。
その後は横に立って研究していたが、こうニヤリ>
「あれは独学です。バッティングは常に研究ですから」

<前半戦は打率.307、20本塁打、56打点で終了。
主砲は打撃向上に余念がない>
「(球宴休みは)しっかり休めました」
(中スポ)

◇藤井淳志
<前半戦をリーグ8位の打率.296で終えたが、再進撃を宣言。
この日は立浪兼任コーチには打撃の、
川相コーチにはバントの指導を受けて>
「(球宴休みは)ゆっくりしました。
それほど疲れていませんが、
心身ともにリフレッシュしたと思います。これからも頑張りたい。
(バットの軌道については)ずっと課題にしているんで、
しっかりやっていきたい」
(中スポ)

◇立浪和義兼任コーチ
<大事な後半戦に向けた全体練習初日、指導者として動き続けた。
自分の打撃練習を終えると、即座にコーチの顔に。
まずは藤井に身ぶり手ぶりの約30分間のマンツーマン指導をすると、
今度は岩﨑達郎や小池など若手選手にアドバイスを送った。
キャンプから二人三脚でここまできたが、
師匠としては放っておけないよう>
「(藤井は)左打席のストレートに苦しんでいるからね。
バットが下から出ているから、その辺を矯正していかないと」
(中スポ)


14年ぶりに行われた広島でのオールスターゲーム。
今季から開場した新球場・マツダスタジアムでの一戦。
心配された雨もゲームに大きな影響を与えることなく、
無事に行われて、まずはよかったかなと。
ゲーム的には、5本のホームランが舞う一発攻勢
松中の2打席連発となる2ランが決勝点となって、
7-4でパ・リーグが雪辱しましたが、
ドラゴンズ目線でいくと、この日は完全に『井端祭り』。

1番・遊撃手でスタメン出場した背番号6は、
初回先頭の第1打席、全パ先発・涌井(埼玉西武)の
外角ストレートを叩くと、良い角度で上がった打球は
ワンバウンドで左中間フェンスに達するツーベース
その後の4番・ブランコの詰まりながらも
センター前へと落とす先制タイムリーのお膳立てをつくると、
2回2死一、三塁のチャンスでの第2打席は、
同じく涌井の真ん中高めストレートを右方向へ。
詰まり気味のライナーながら、照明が目に入った
ライト・稲葉(北海道日本ハム)がそれを後逸。
ラッキーな適時二塁打となって、勝ち越しの打点をマーク。
さらに5回先頭の第3打席は、
杉内(福岡ソフトバンク)のチェンジアップを
打たされてしまい、ボテボテの三塁ゴロ。
…のはずが、全力疾走が実って内野安打をゲット。
早くも猛打賞を達成しましたが、
そのウラでそれ以上の記録が進行していたようで…。

実は途中出場の前夜が左中間二塁打と右前打。
さらにこの日の猛打賞で、球宴タイ記録となる5打席連続安打に。
ゆえに次の第4打席でヒットを放てば、自然と新記録達成ということに。
自分も中継の実況によって、初めて知りましたが、
当の井端本人もそのことは知らなかったようでしたね。
周囲に急に注目されることとなった、7回ウラの第4打席、
イニング先頭で至って普通に打席に入った感の井端
しかし金子の投じたカウント1-0からの2球目、
外へのチェンジアップを引っかけてしまい、平凡なショートゴロ…。

惜しくも新記録達成はになってしまいましたが、
記録がかかっているとは、夢にも思っていなかった背番号6
その後の悔しがりぶりが、逆に見ていて面白かったなと。
インタビューでは「知ってて打席に立ちたかった」連発
そしてそのコメントを証明するかのように、
続く9回1死一、二塁で迎えた第5打席では、
直球勝負のシコースキーの内角真っすぐを押っつけて、
ライト前へと落とす、つなぎのヒット
満塁として、続く荒木のあっけない中犠飛に繋げて、
「ドラゴンズの井端らしい打撃」を見せるともに、
この日5打数4安打として、『ベストバッター賞』をゲット。
結局このオールスター2戦合計、7打数6安打
打率.857のシリーズ最高打率をマークし、さらに3二塁打も球宴新。
6打数連続安打のイチロー越えこそ逃したものの、
他の記録を打ちたて、球宴にその名を残した背番号6
MVPこそ2本塁打の松中に持って行かれましたが、
セ・リーグ首位打者の実力を、ファンに示すとともに、
後半戦を前に弾みを点けるべく大活躍となりました。


正直、マツダスタジアムのグラウンドで見る
ホームの白いユニホーム姿
最初はかなりの違和感を感じていたのですが、
それを忘れさせる井端の見事な打ちっぷり
さすがは首位打者たる力を、プロ野球ファンに披露してくれたかなと。

いばちん躍動!今回のオールスター初戦、2戦目と
井端がけっこう打っているなとは
思っていましたが、
まさか新記録がかかるほどになるとは
思いもしませんでしたね。
結果的には、その4打席目に
想定外の変化球を打たされ、、
遊ゴロに倒れてしまったわけですが、
ぜひとも本人が後でコメントしたように、
「新記録」を意識しながら、打席を迎えてほしいところでしたね。
まあ策士・井端のことですから、本当は知っていて、
照れ隠しをしただけかもしれませんが、
ただそこで凹まず、続く打席できっちりとヒットを放ったのは、さすが
ベストバッター賞もゲットし、好調のままに
後半戦に繋げることができたのは収穫だったでしょうし、
そして何よりも、その粘っこい打撃
敵将・原監督手強い印象を植え付けられたことも
チーム的には、実にプラスになったのではとも思いました。

またこの活躍により、WEBの記事では、
中日勢にしては珍しく多く話題を割かれていた背番号6
しかし「井端がベテランの意地」とか「ベテラン井端大当たり」
やたら年寄りのように書かれていたのは、意外でしたね。
まあ中堅どころとばかり思っていた井端も、34歳
考え方によっては、ベテランといえる年齢なのかも。
それでも老け込むことなく、まだまだこの先もやっていってほしい。
特に首位・巨人を追いかける現状、
しっかりとリードオフマンとして、チームを引っ張ってほしいですね。
この日チームは、2日間の球宴休みを終え、全体練習を再開
あさっての28日からは、後半戦も始まりますが、
井端的にはこれを弾みに、さらなる活躍を期待したいところです。


その他の竜戦士の話題としては、
6回から4番手でマウンドに上がった吉見
球宴初マウンドでしたが、代わり端いきなりの連打で2失点
松中に内角のスライダーを上手くライトへ運ばれましたが、
なかなか見られない「技ありの一打」でしたし、あれは仕方ないかなと。
まあ敗戦投手となってしまい、残念でしたが、
シュートもフォークもほぼ封印しながら、よく投げた方では。
参考にしたい三浦番長からもアドバイスももらえたようで
収穫もあったようですし、さらに私生活ではもうすぐパパになるそうで。
まあ順風満帆なところが実に頼もしいばかりですが、
後半戦初っぱな、相手が巨人になるか、
東京ヤクルトになるかは、ローテの組み替え次第ですが、
この球宴参加で得たもの、今後へと生かしたい。
そして未知となる11勝目以降を重ねていってほしいです。

また主砲・ブランコは、いくらかお疲れ気味か。
それでもパワーで運んだ先制打は見事でした。
さらに荒木は、貫禄のポップフライというところでしょうか。
その淡泊さが長所であり、短所でもある背番号2
ただしっかり打点も挙げていますし、後半戦もイケルと信じておきます。
ちなみに荒木「シリーズ最多犠飛2」、これも新記録だそうです。

なお来季のオールスターゲームは、福岡・ヤフードームと、
HARD OFF ECOスタジアム新潟で行われる予定です。




コメント

井端選手、魅せてくれましたね。新記録のことは
まるっきり知らなかったのですが、中継途中には
ドキドキしましたよ。結果は残念ながら……
でしたが、驚異的な打率を残して明後日からに
向けて弾みがついたと思います。

吉見投手、おめでた続きですね。敗戦投手に
なったのは不運でしたが、大いに楽しんで
良い経験をして、リフレッシュできたと思います。
次の登板は神宮でしょうか。気になりますね。

コメントありがとうございます!

>ドライチさん
井端選手、正直打ちすぎ
まあけっこう目立つのが好きな選手ですし、
こういうお祭り舞台も似合うなとも思いました。
ホームランと新記録は来季へ持ち越しということで。

吉見投手、打たれてしまいましたが、
やはり真っすぐ勝負だとキツイ部分もありますね。
次はぜひとも神宮で登板してほしい。
負けてばかりの印象の今季の神宮なので、
勝ちが計算できる投手に投げてもらいたいものです

この記事へのコメントは終了しました。

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