勝ち抜け東京夏の陣ドラゴンズ後半戦今夜開幕!
プロ野球はオールスターゲーム2試合を終え、
きょう28日から後半戦がスタートします。
セ・リーグはいきなりの首位攻防。
2.5ゲーム差の2位につけるドラゴンズが、
首位・巨人の本拠地の東京ドームに乗り込んでの3連戦。
続いて3位・東京ヤクルトと対戦するこの6連戦の行方が、
今後の優勝争いのカギを握ることになりそう。
この日ナインは6連戦に備え、ナゴヤ球場・室内練習場で練習。
『東京夏の陣』に向けてのナインの声をまとめました。
ドラゴンズトピックス(27日)
◇トニ・ブランコ
<敵地・東京へと向かう名古屋駅の新幹線ホーム。
その姿を現すと、すぐにファンが駆け寄って激励の輪ができた。
今や竜党の期待を一身に集める主砲。
きょう28日からの首位・巨人との戦いへ、悠然と意気込みを口に>
「相手が巨人であれどこであれ、とにかく勝つだけさ。
チームの勝利のためにオレは全力を尽くす」
<『開幕戦』では必ず期待に応えてきた。
4月3日の横浜との開幕戦、交流戦開幕の埼玉西武戦(5月19日)、
交流戦明け初戦の広島戦(6月26日)とチームが勢いをつけたい
『スタート』ですべてアーチ(計4発)を架けてきた。
今度は首位攻防の大事な初戦だ>
「試合ではホームランを打つこともあれば、4打席三振することもある。
いろんなことが起こる。ポジティブに考えていきたいね」
<この日行われたナゴヤ球場での練習には
休養日で参加しなかったが、打率.375、2本塁打、7打点の
好成績を残している東京ドームには、いいイメージを持って乗り込む。
巨人の初戦先発予想は同じドミニカ出身のオビスポ。
7月に3勝を挙げている新星だが、くみしやすい相手だろう。
4月26日に東京ドームで、ライトへ本塁打を放っているから。
オビスポとは昨秋、ドミニカのウインターリーグでは
同じチームでプレー。とはいえ遠慮は無用、打ち砕く決意>
「(オビスポとは)確かに一緒にプレーした。
いい友達さ。でも野球ではそんなことは関係ない」
<初出場のオールスターでは、けた違いの実力を見せた。
第1戦のホームラン競争を圧倒的な飛距離で制すと、
試合では2試合連続で適時打を放つなど、3安打3打点。
球宴後2日間の休日は名古屋で
ゆっくりと体を休め、心身は完全にリフレッシュ。
頭の中は「優勝」というターゲットへ切り替えて>
「オールスターでは調子は良くなかったけど結果としては良かった。
十分楽しめたよ。今後につながるんじゃないか」
(中スポ、スポニチ名古屋)
◇井端弘和
<球界で『名手』と呼ばれるが、
今季はバットでも安打を量産している。
前半戦を終え打率.322はリーグトップ。
控えめだが、リードオフマンとして好調なチームをけん引。
広角に打ち分ける技術に勝負強さも兼ね備えるが、
特に目立つのが出塁率の高さ。出塁率はリーグ1位の.399。
甘い球は確実にとらえ、厳しい球はファウルして粘り、四球を得る。
1番の役割を的確に果たし、ブランコら強力な中軸へつないでいる>
「決して(調子は)良くないが、ふっと見たらヒットになっているのが多い」
<オールスター戦では2試合で7打数6安打。
絶好調を維持したまま、後半戦早々の首位攻防戦に臨む。
巨人には、首位打者を争う坂本と小笠原もいる。
プロ12年目での初タイトルにも、意欲十分>
「まだ(調子が上向く)要素がある。あとは体力次第」
(時事通信)
◇石嶺打撃コーチ
<開幕当初はバットも湿りがちだったが、
体調が上向くと打率も上昇。
首位打者に躍り出た井端について説明>
「キャンプで走り込みなどができなかったが、体調が戻ってきた。
もともと技術はあるし、普通と言えば普通」
(時事通信)
◇荒木雅博
<井端、ブランコとともに練習を免除されていたが、
ナゴヤ球場に顔を出し、きょう28日から
全力でプレーするために体をしっかり手入れをした>
「マッサージをしてもらいにきました」
<後半戦初戦当日となる28日正午に
『荒木雅博 ウマトラブログ』という題名の公式ブログを開設。
自身が馬に似ていることと、あだ名(トラ)を合わせたタイトルだが>
「ファンの皆さん いつも温かいご声援をありがとうございます。
後半戦が始まる今日から
『荒木雅博 ウマトラブログ』をスタートすることになりました!
ブログでは、プライベートな部分も公開できればと思っています。
プレゼント企画や、オリジナルグッズの販売なども
考えていますので、楽しみにしていてください!
少しでもファンの皆さんに喜んで頂けるよう、頑張って更新します。
後半戦も応援よろしくお願いします!」
(荒木ブログ「ウマトラブログ オープンです!!!」、公式サイト、中スポ)
◇和田一浩
<今季の巨人戦についてこう答える。
対戦打率.295。打点は森野と同じ7。
単なる率や打点では納得できない。
チームが4勝8敗と苦戦を強いられている現実こそが
『不満』を口にさせている。勝利にどれだけ貢献できるか。
気にしているのはこの一点だけと言える>
「そんなに打ってないでしょう。そういうイメージ。
関係ないところでポン、ポンと打ってのは意味がないですから」
<きょう28日先発はオビスポが予想される。
投手が右打者の自分の方向に近づいて来るタイプだが>
「(左足を三塁方向に)クロスステップしてくる。
オープン戦だったら怖いと思うかもしれないが、シーズンなら怖くはない。
(ただし4月26日の)1回しか当たってないし、
リリーフと先発では違う部分があるから」
<勝てばクライマックス・シリーズ(CS)進出のマジックが
点灯する可能性があるが、きょう28日点灯なら87試合目。
07年の導入以降、球団最速のCSマジック点灯となることは
ほぼ間違いないが、巨人との直接対決に全身全霊を注ぐ考え>
「気になる数字じゃない。CSより優勝」
<この日はストッキングを大きく露出させる
オールドスタイルで練習。苦笑いしてみせて>
「暑いからね」
(和田ブログ「後半戦!!」、中スポ、ニッカン)
◇谷繁元信
<CS進出マジック点灯について完全無視を決め込み、こう断言。
目指すは、あくまでG倒での逆転リーグ制覇のみ>
「何の意味もない」
(ニッカン)
◇立浪和義
<ナゴヤ球場屋内練習場で、自身のフリー打撃の順番を待つ間、
隣のブルペンにいた浅尾の投球を見つめ、じっくり目慣らしをした。
いよいよ後半戦が始まる。通算2470安打。
長嶋茂雄氏の持つ歴代7位の通算安打数にあと1本で並ぶが、
追いつき、追い越すには、巨人戦が絶好の舞台でもある。
しかも今季の巨人戦は5打数3安打の打率6割、
敬遠1を含む4四球と勝負を避けられ気味なのが気になるが、
東京ドームは今季唯一のアーチを放っているゲンのいい球場。
残念ながらその口から景気のいい言葉は出てこなかったが>
「そこは意識せず、出たところで1つずつ積み重ねていくだけですよ」
(中スポ)
◇森バッテリーチーフコーチ
<貯金17で迎える後半戦の展望を語る。
首位・巨人3連戦では、開幕10連勝中の川井を登板させないことが濃厚。
直接対決では4勝8敗と大きく負け越しているが、
そこだけに比重を置かず、下位球団から着実に白星を拾っていく考え>
「巨人だけを意識したようなやり方はしない。
上ばっかりを見ていると、下に足をすくわれるからな」
<3位・東京ヤクルトにも3勝9敗と苦戦。
だが、下位3球団には30勝8敗と無類の強さを誇っている。
28日にもCSマジックが点灯するだけに、戦略通りに進んでいる>
「今年はまず3位に入ることを考えて戦ってきた。
今後は巨人とヤクルトにも勝っていかなきゃいけない。
直接対決すれば本当の実力が分かる」
(スポーツ報知、スポニチ名古屋)
◇チェン・ウェイン
<屋内練習場に現れたのはちょうど2軍の練習が終わる直前。
中村捕手コーチとすれ違うと
『2軍選手なんだから、ちゃんと2軍で練習しなきゃ』と
登録抹消中の身分を冷やかされた。
後半戦初戦のきょう28日には出場選手登録される予定で
先発には何ら支障がない。ランニングやウエートトレで
調整を終えると、不適な笑みをもらして>
「(巨人打線は)怖いというより楽しみ。優勝を目指す」
(中スポ、スポニチ名古屋)
◇中田賢一
<29日の巨人戦第2戦の先発が予想されるが、
この日はナゴヤ球場屋内練習場のブルペンで約70球を投げて調整。
7日の東京ヤクルト戦で1軍復帰したばかりの右腕。
球宴前の登板が20日の広島戦。
中8日で迎える通常の1試合という気持ちのよう>
「(オールスター休みは)区切りという感じではありませんでした。
ボクのシーズンはまだスタートしたばかりなので。
あんまり間隔も開いていませんからね」
<復帰戦後の2試合はいずれも7回途中で降板しているが、
走者を許しても粘れるかどうか。
それができれば白星に近づくと分かっている。ナインへの信頼も口にして>
「調子自体はまずまずだと思います。
問題は勝負どころでどうするかですから。
うちの打線も、自分が粘っていれば
必ず点を取ってくれるという感じがありますからね」
<巨人戦は昨年4月までCSを含め、7連勝を飾った。
以後は3試合で0勝2敗と失速気味だが、
キラー復活となれば今後の戦いにはずみがつく。
再開後、週の前半に集中している巨人戦。
つまり優勝争いのライバルを倒す役割を任されたといっていい。
大役に気合十分。目を輝かせて>
「相手は関係ない。とにかく自分の投球をするだけです。
自分と打線を信じて思い切って投げるだけ」
<勝てばCS進出のマジックが点灯する可能性があるが>
「目指しているのはCSではなく優勝。
いちいち気になんてしていられない」
(中スポ、スポーツ報知、スポニチ名古屋、ニッカン)
◇朝倉健太
<CS進出マジック点灯はナインにとって興味の対象ではない>
「優勝が近づいてきたら別ですけど、
そんなに大きな数字を気にしても仕方ない」
(ニッカン)
◇小笠原孝
<この日投げ込みを敢行。ほかの投手がブルペンから消え、
野手が打撃練習を終えても黙々と投げ続ける。
ピッチングを切り上げたとき、投球数は100球を超えていた。
現在4連勝中、好調を維持するベテラン左腕は
万全の準備で後半戦を迎える>
「たくさん投げた? ほどほどですよ。
前回の登板で追い込んでから甘い球を投げて打たれたので、
そこを意識しながら投げました」
(中スポ)
◇吉見一起
<川井とともにオールスターに出場したが、練習に合流。
チーム成績で一つ抜きんでているのが被本塁打数。
リーグ最少の52本に抑えている。
際立つのは40試合を過ぎてから。
それまでの40試合で33本だったのが、その後の46試合で19本。
1試合平均、0.83本から、0.41本へ半減させている。
ローテーションを守っている投手で
被本塁打数の減少が顕著なのがこの右腕。
開幕から5試合で5本だったのが、その後11試合で1本>
「最初の方はよく打たれていたんですけど、
今思えば、ただ投げているだけ、というところがありました。
同じ球を投げるにしても、谷繁さんの意図を
理解しているのといないのとでは全然違う。
例えばストライクにする球なのか、ボールにする球なのか。
ボクには谷繁さんの考えることの
1割か2割くらいしか分かっていないでしょうけど、
以前に比べるとだいぶ分かるようになった」
(中スポ)
◇川井雄太
<吉見とともに、この日投手陣の練習に合流。
前日は練習参加を免除されたが、広島からの移動もあり>
「のんびりしたという感じはありません」
<この日は軽いランニングなどで早めに練習を切り上げ。
後半戦の登板は前半で10個の白星を稼いだのと同じ日曜日、
8月2日の東京ヤクルト戦が初戦となりそう>
「(自身の球宴出場はいまでも)不思議な感じ」
<被本塁打数の減少は正捕手・谷繁の復帰と歩調を合わせている。
グラウンドの『指揮官』の影響力は大きい
10連勝の左腕も、谷繁の再三の言葉で成長した1人。
こちらは最近5試合被本塁打ゼロ。謙虚だが結果は5戦5勝だ>
「攻め方は変わっていません。
狭い球場での登板があまりなかったこともあるでしょうし、
打たれる可能性はずっとあると思います」
(中スポ)
◇小山桂司
<第2捕手も、本塁打撲滅に貢献している。
谷繁の復帰後もチェンと朝倉の先発時はスタメンが多い。
こう言って笑うが、最近先発出場した5試合の被本塁打はゼロ>
「組んでいる投手がいいからでしょう。
セ・リーグに慣れてきたということがあると思います。
打席でのバッターの印象とか、
自分で感じたことを生かして攻めているけど、
最初の方はまだ分かっていないところが多かった」
(中スポ)
◇マキシモ・ネルソン
<ナゴヤ球場の駐車スペースでドラ番記者にこう聞く。
指さした先には黒いスーパーカー・ランボルギーニ>
「これ、君のかい?」
<『君の新しいクルマでしょ』と切り替えされると、
推定年俸900万円の左腕は、204センチの巨体を縮めて見せ、
担当記者たちをなごませる。日本に来て2年目。
打者を押さえるコツを身に付けながら、
日本の笑いのツボも押さえているよう>
「あれはボクには小さすぎるよ。もっと大きいクルマが好きだね」
(中スポ<ドラ番記者>)
◇岩瀬仁紀
<後半戦、いきなり巨人との激突。
首位決戦に守護神が燃える…と思ったら、
ニコッと笑って、穏やかに、諭すようにこう語った>
「まだ勝負どころじゃないよ。
まだ先は長いからね。後ろにいても、
離されずについていければいいんじゃないかな。
勝負どころはシーズンのもっと先にあると思うよ」
<ムチを入れ、追い込みをかけるポイントはまだ先にある。
何度も修羅場をくぐり抜けてきた守護神は、
今回の東京遠征でも普段のペースを貫く。
自分自身の投球も『MAX』まで上がっているワケではない。
理想形で投げるには、それに耐えられる体の準備が求められる。
かかる負担も大きい。シーズンを戦い抜く上で、
そのときそのときのベストを選択していくのが仕事だ。
『MAX』はきっと、本当の『勝負どころ』で出るのだろう>
「もう少し上を目指しているんだけどね。なかなか体がついてこない」
<平常心でも、自然と盛り上がれる。
宿敵・巨人との決戦は、モチベーションを高めるのにちょうどいい>
「気持ち的には入っていきやすいね。(自分が)気持ちから入る方だから」
<この日は前半戦の最後の22日以来、5日ぶりにブルペンで投げた。
球宴休みの間は家族サービスなどで
忙しかったようだが、リフレッシュにはなったという>
「休んだような、休んでないような…」
(中スポ)
◆ドアラの写真入りチケット『ドアラチケット』先行先着販売開始!!
(公式サイト)
【ドラゴンズ・今週の日程】
7月28日(火) 対巨人 (18:00・東京ドーム)
7月29日(水) 対巨人 (18:00・東京ドーム)
7月30日(木) 対巨人 (18:00・東京ドーム)
7月31日(金) 対東京ヤクルト(18:00・明治神宮野球場)
8月1日 (土) 対東京ヤクルト(18:00・明治神宮野球場)
8月2日 (日) 対東京ヤクルト(18:00・明治神宮野球場)
<ファーム>
7月28日(火) 対広島 (12:00・広島東洋カープ由宇練習場)
7月29日(水) 対広島 (12:00・広島東洋カープ由宇練習場)
7月30日(木) 対広島 (12:00・広島東洋カープ由宇練習場)
7月31日(金) 対阪神 (12:30・ナゴヤ球場)
8月1日 (土) 対阪神 (12:30・ナゴヤ球場)
8月2日 (日) 対阪神 (12:30・ナゴヤ球場)
約1週間のオールスターブレークを経て、
いよいよ今夜からペナントレースの後半戦がスタート。
日曜、月曜とゲームがなく完全休みだっただけに、
何となく間隔が開いたようにも感じますし、
きょうになって、いよいよという高揚感も沸々と。
8連勝で首位に2.5ゲーム差と詰め寄り、
前半戦を締めたドラゴンズだっただけに、
この休みがなければいいのにと思った反面、
驚異のペースで上がって来ていただけに、
ゆっくり休んでのリフレッシュも必要。
まあ好調ではありますが、ひとまずここでリセットして、
後半戦しっかりとした滑り出しをしてくれればと願います。
その後半戦、いきなり大きなヤマ場が待っていますね。
きょう28日からは、敵地・東京ドームでの巨人との3連戦。
そして週末は、神宮で2ゲーム差の3位・東京ヤクルトとの3連戦。
ともに今季4勝8敗、3勝9敗と、
劣勢を強いられているチームとぶつかることになる訳ですが、
その勝敗次第では、一気に流れを掴み取ることも十分に可能。
気を引き締めてこの6連戦、臨んでほしいと思いますね。
この日はそれに備え、ナゴヤ球場及び屋内練習場で
約1時間半の練習を行ったドラゴンズナイン。
球宴組の野手であるブランコ、井端、荒木は免除されたものの、
その他は投手陣、野手陣ともにしっかりと汗を流したようですね。
そして終了後は、決戦の地・東京へと移動したようです。リーグ戦再開、
いきなりが首位攻防。
まあ引き分けの多さや、
勝率の関係もあって、
ここで3タテしても、
首位奪取とはいかないようですが、
追いかける立場から見れば、一気に捕まえておきたいところ。
その後の戦いを含め、まずはこの巨人戦で勝ち越して、
苦手の神宮へと勢い付けて乗り込みたいですね。
気になる先発予想ですが、今朝の中スポによると初戦から
チェン-オビスポ、中田-ゴンザレス、吉見-東野の順。
まあ現在登録抹消中ではありますが、
チェンの復帰即先発は、ほぼ間違いないのでは。
ただスポニチは、2戦目以降の予想が小笠原、朝倉。
31日からの東京ヤクルト戦は中田、吉見、川井という見方。
誰が日程を組んだのは分かりませんが、
8月以降の日程は、実に両極端な対戦が続き、
週明けの火曜からのカードは、巨人-阪神-阪神-広島-巨人。
一方、週末はヤクルト-横浜-ヤクルト-横浜-ヤクルト。
なんでこうなっちゃうのかわかりませんが、
ホーム・ビジターの違いこそあれど、
同じ相手との戦いばかりが待っています。
ゆえに巨人との相性の良いチェンを頭に持って行くのはいいですが、
朝倉・小笠原が、東京ヤクルトと3度も当たるのはどうかなと…。
ただ朝倉と巨人との相性もありますし、吉見を先に持ってくるのかと。
まあ2、3戦目の先発投手次第ではありますが、
中スポの予想を見て、そんな疑問が浮かんだのも確かです。
それはさておき、注目すべきは巨人との直接対決。
東京ドームの巨人戦といえば、
あの5月の「屈辱の3タテ」以来となりますが、
あのときと現状では、チーム状態が雲泥の差。
交流戦以降のナゴドでの対戦でも2勝1敗と勝ち越していますし、
けっしてやりにくい相手ではないだろうと思われます。
もちろん狭い球場対策というのが必須と思いますが、
まずはチェンが先陣を切り、相手打線を黙らせてほしいなと。
一方、打線としては「開幕戦男」ブランコに期待。
中スポを見てそうだったなあと気付きましたが、
節目の試合ではしっかりと一発を放ち、
存在感を示してきただけに、今回も楽しみではありますね。
その類い希なるパワーでリーグ本塁打王を独走。
敵の警戒度も増していますが、それをも吹き飛ばす一発を期待。
広告看板越えの特大弾もいいですが、
バットを折りながらの渋いタイムリー、
相手にダメージを与えるには、むしろそっちの方が大きいかも。
また巨人側のコメントの中で目に付いたのが、
井端・荒木の1、2番の出塁を止めること。
特にリーグ首位打者、オールスターでも7打数6安打と
ものすごい勢いで打ちまくった井端。そこでしょうね。
この日は練習免除となった背番号6ですが、
球宴新記録こそ逃したものの、勢い付いたのは間違いないでしょうし、
包囲網をかいくぐり、良き滑り出しとなってほしい。
坂本・小笠原・ラミレスと首位打者のライバルとなるであろう
選手たちとの直接対決にもなりますし、
より目立って、チームをけん引してほしいと思います。
大事な6連戦には違いない、そして絶対に負けられない。
ただ岩瀬のコメントにもあったように
「勝負どころはシーズンのもっと先にある」
それも一理あるなとは、思いましたね。
ファン的には追いつくんだと、血気盛んにもなりますが、
逆にナインにはそういう冷静な見方というのも必要でしょう。
そして3タテしようというのではなく、
謙虚に「1つ1つ」をきっちりとモノにする。
そうしてきたことでここまでの位置にきたドラゴンズ。
後半戦もその姿勢を崩すことなく戦ってほしいものです。
「実りの秋」に向けての戦いが、今夜からスタート。
これからは一戦一戦が大事となるだけに
スタートで転ばずに、首位に近づくことができるか、
厳しい展開も予想される6連戦ではありますが、
まずは初戦勝利で、9連勝として弾みをつけてもらいたいです。
後半戦の先発ローテは、トーチュウによると
チェン投手で始まって、中田投手、そして
吉見投手は水道橋の3戦目になってますね。
私的には、健太投手は外苑前ではからっきし
ですので、水道橋の最後に投げていただいて
吉見投手はその翌日に……。つまり、
各カードの頭を左右のエース格に任せて、
1週間のラストを川井投手で締めるという
流れが良いかなと思っています。
と言いつつ、意外と今日の先発からして
大外れという可能性もありますから(笑)、
午後5時半くらいに少々緊張しそうです(;^_^A
投稿: ドライチ | 2009年7月28日 (火) 15時01分