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2009年8月12日 (水)

チェン粘りの投球で虎倒、竜今季最多貯金20!

京セラドーム大阪に場所を移しての阪神3連戦初戦は、
前週に続いての先発となったチェンが
毎回のように走者を背負いながら、
7イニングを犠飛の1点に抑える粘りの投球。
一方打線は3回、井端・荒木・森野の3連打で2点を先制すると、
4回には2死三塁から、チェンの内野安打が
ラッキーな適時打となって、追加点。
2点リードのまま迎えた終盤はもちろん勝利の方程式。
最終回を岩瀬が締めて、歴代3位タイの通算227セーブ。
今季最多の貯金20としたドラゴンズ。チェンは6勝目を挙げました。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 15回戦
(11日・京セラドーム大阪 | 中日10勝5敗)
30138人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神
[勝] チェン(15試合6勝2敗)
[S] 岩瀬(44試合1勝2敗34S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
チェン、浅尾、岩瀬 - 谷繁

◇対阪神15回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数1安打)
2 (二)荒木  (4打数1安打1打点)
3 (三)森野  (3打数1安打1打点)
4 (一)ブランコ (4打数無安打)
5 (左)和田  (3打数1安打)
6 (右)イ・ビョンギュ (3打数1安打)
7 (中)藤井  (4打数無安打)
8 (捕)谷繁  (3打数無安打)
9 (投)チェン (3打数1安打1打点)

【イニング経過】
<1回・中日> P・安藤
井端内シュート三ゴロ、荒木内シュート詰まり一ゴロ、
森野外スライダー外れ四球、
ブランコ外スライダーバットの先二飛

<1回ウラ・阪神> P・チェン(中6日)
平野外スライダー三ゴロ・森野一塁悪送球、
大和投犠打、鳥谷外直球外れ四球、
1死一、二塁から、金本外145キロ直球・
高いバウンド遊ゴロ6-4-3併殺

<2回・中日> P・安藤
和田内シュート三ゴロ、イ・ビョンギュ四球、
藤井初球安藤暴投ビョン二進、藤井内スライダー中飛、
2死二塁から、谷繁内シュート三ゴロ

<2回ウラ・阪神> P・チェン
新井粘るも外直球空三振、
ブラゼル外スライダー左中間突破二塁打、
桜井中直球右邪飛、矢野中高め直球引っ張るも三ゴロ

<3回・中日> P・安藤
チェン見三振、井端中シュート三塁線突破二塁打、
1死二塁から、荒木中甘く入るシュート中後方飛球・
平野追い付くもグラブの先弾いて落とす適時二塁打(D 1-0 T)

1死二塁から、森野初球外シュート流して左前適時打(D 2-0 T)
ブランコ中フォークボテボテ二ゴロ・森野二進、
2死二塁から、和田中フォーク空三振

<3回ウラ・阪神> P・チェン
安藤高め外れ四球、平野粘り外スライダー左前落とすヒット、
大和三塁線投犠打、
1死二、三塁から、鳥谷内直球引っ張るも一正面ライナー、
金本勝負避け四球、
2死満塁から、新井初球ど真ん中146キロ打ち損じ捕飛

<4回・中日> P・安藤
イ・ビョンギュ中カーブ左中間二塁打、
藤井フォーク引っ張り二ゴロ進塁打、
1死三塁から、谷繁内シュート三邪飛、
2死三塁から、チェン外高め直球叩きつけ・
高いバウンド三ゴロ・一塁駆け抜け内野安打(D 3-0 T)


<4回ウラ・阪神> P・チェン
ブラゼル外スライダー一二塁間抜くヒット、
桜井左飛、矢野2球目チェン暴投・ブラゼル二進、
矢野高め直球二ゴロ進塁打、
2死三塁から、安藤中直球遊ゴロ

<5回ウラ・阪神> P・チェン
平野内直球バットへし折り一ゴロ、
大和内低め直球左中間二塁打、
鳥谷外直球遊ゴロ進塁打、
金本外直球力入り四球、谷繁マウンドへ
2死一、三塁から、新井初球外140キロ直球力負け右飛

<6回ウラ・阪神> P・チェン
ブラゼル高々上がる二飛、
桜井フォーク引っ張り三直森野横っ飛び好捕、
矢野中スライダー二ゴロ・この日初の三者凡退

<7回ウラ・阪神> P・チェン
代打浅井外高め直球レフトオーバーフェンス直撃三塁打、
無死三塁から、平野外高め直球左方向飛球・
和田照明目に入るもスライディングキャッチ=左犠飛(D 3-1 T)
大和初球内直球打ち上げ中飛

<8回ウラ・阪神> P・浅尾
金本外フォーク投ゴロ、新井外フォーク左飛、
ブラゼル中高め151キロセンター伸びていくライナー・
藤井追い付きジャンピング好捕

<9回ウラ・阪神> P・岩瀬
桜井内低めシュート空三振、矢野外高め手が出ず見三振、
浅井中高めスライダー右前打、
代打高橋光信初球外シュート投ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
逃げ切り貯金を今季最多の20とした

3回、井端の左二塁打でチャンスをつかみ、
荒木、森野の長短打で2点を先制。
4回にチェン自らタイムリーとなる内野安打で加点した。
先発のチェンは毎回のように走者を背負いながら、
要所を締めて7イニングを1失点で6勝目。岩瀬が34セーブ目。
阪神は序盤の拙攻が響き3連敗。
公式サイト共同通信社時事通信ニッカン式スコア


前週の折り返しとなった阪神との3連戦初戦。
場所を移して、京セラドーム大阪での対戦となりましたが、
初戦は先週に引き続き、先発・チェンが好投しての6勝目。
ただその投球内容は、ナゴドの時とは全く違いましたね。

圧巻の2安打完封だった前回を100とすると、
この日の真っすぐは70~80ぐらい。
京セラドームのマウンドが合わなかったという影響も
いくらかあったようですが、調子自体はあまりよくなさそう。
それでも要所をきっちりと凌いでいく辺りは、
さすが防御率リーグナンバーワンピッチャー。
どちらかというと、相手の安藤の方が安定していましたが、
ここぞのときに変化球が甘く入った安藤に比べ、
本来の力ではないながらも、
大事なところではストレートが球威を発揮。
良い当たりが野手の正面に行ったり、
ど真ん中を打ち損じたりと、相手の拙攻にも助けられましたが、
前週のパワーピッチとは、ひと味違う打たせて取る『粘りの投球』。
良くないなりにも抑えられる投球ができるようになったのは、
チェンの成長といっても良いでしょう。
これで4連勝となった左のエース。
これからも1人1人をきっちり抑え、勝利に貢献してほしいです。


一方、打線はほんとワンチャンス。
これをしっかり生かし切っての先制点。
3回、シュートを多用していた安藤の、
そのシュートをきっちり叩いての、
イバアラ森野の3連打は、実に見事でしたね。
さらに続く4回のチェン自らのタイムリー内野安打。
高い弾み方とサード・新井の動きの緩さを見る限り、
もしかしたらこれは!と思いましたが、うまくいきましたね。
まあ投手ながら一塁に全力で走ったチェンがよかったですが、
こういうヒットで失点するのは、投手にとってはツライもの。
安藤にとっては1点以上のダメージを与えたんじゃないかなと思います。
ただ5回以降は、和田の四球と中前打のみで沈黙。
ダメ押し点が挙げられなかった部分は、ちょっと心配。
まあ取り越し苦労となるように、2戦目以降もつながってほしいです。


敵地・大阪でのゲームながら、
まずは頭を取って、これで貯金は今季最多の『20』に。
またしても首位のチームが負けないのがイヤな感じですが、
ドラゴンズらしく、しつこく粘り強く追いかけてほしいなと。
そのためには連勝、そして勝ち越しですね。
2戦目の先発は、阪神とは好相性の朝倉が濃厚。
この日はチェンが粘りましたが、こちらが本家。
しっかりした投球で抑え込んで、勝利に導いてほしいところです。


☆ウィナーズ・ボイス(11日)

◎チェン・ウェイン

<粘りの投球で7イニング5安打1失点で今季6勝目>
「(おめでとうございます)ありがとうございます。
(今日の投球を振り返って、何がよかったか)
今日はまあ、まあ全体的に、でもあまり良くないんですけど、
でも何とか1人ずつで取って、アウト取ってのが
一番いいなと思ったんですけど。はい。
(走者を出してから粘り強かった)
いや、たまたま、だけです。はい。
(しっかり落ち着いてマウンドで投げられた)
そうですね。まあランナー出しても、
まあ1人ずつに抑えて、そっちだけでよかったと思います。はい。
(4回の自身のタイムリーも大きかった)
そうですね。まあ、打った瞬間にでも
何とかセーフになりたいんで。はい。
それだけしか考えてないんで。はい。
(これで4連勝、ズバリ好調の理由は)
好調ではないと思うんですけど、
まあやっぱり、まあ1イニング1イニングずつに投げて、
まあアウトも1つずつに取って、そっちしか考えてないんで、はい。
やっぱりそっち、まあしっかり抑えていたから
結果も出たんで、はい。そっちで思うですけど。
(チームは強いが、雰囲気はどうか)
まあ、みんな楽しくやってるんで。はい。
まあ、ボクもまあチームの状態にもよかったんで、
自分も何とか7回3失点以内で取りたい。はい。
(自身の目標を聞かせてください)
まあチーム的にまあ、優勝目指したいんで、
自分もまあ何とか優勝に貢献したいんで。それだけです。はい」


<球速、制球とも本調子ではなく、
5回まで毎回、得点圏に走者が進んだ。
それでも状況に応じて抑えられる、成長の跡を見せた投球だった。
最大のピンチは2死一、三塁で新井を迎えた5回。
無心で直球を投げ込み、右飛に仕留めた>
「コントロールが良くない中で結果を出せたことが良かった。
走者を出しても1人ずつシッカリ投げていこうと思った。
(新井には)コースを考えすぎず、とにかく腕を振った」

<7回に平野の犠飛で1点を失い、
この回で降板したが、満足した様子で>
「きょうの調子なら3点ぐらいで抑えようと思っていた。
思った以上の結果」

<胸に刻まれた苦い記憶を払しょくしたマウンドでもあった。
京セラドームで行われた昨秋CS第1ステージ第2戦。
勝ち抜けを託された左腕は4イニング4失点でKOされた。
この日も同球場の「中途半端に硬い」マウンドに苦労。
そんな中でも崩れなかった姿に、昨年のひ弱さはなかった>
「正直ここは合わないというのがある」

<また一つ大投手への階段を上った左腕は、
力強く巨人追撃を見据えて>
「チームの優勝のために貢献していきたい」
サンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン


○荒木雅博
<3回1死二塁で先制の適時二塁打を放つ。
阪神先発・安藤のシュートを中越えに二塁打し、
二塁走者を迎え入れた。続く森野の左前適時打で2点目のホームイン>
「(打ったのは)シュート。
まずは先取点が欲しかったので、打ててうれしいです」
時事通信毎日jpニッカン

○岩瀬仁紀
<9回を締め、歴代3位タイの通算227セーブ、
歴代2位の18試合連続セーブを同時に達成。
球速は最速140キロにとどまったが、スライダーのほか、
今季から多投しているシュートを織り交ぜ、
打者4人に対し、1安打2奪三振。反省の弁が口を突いたものの>
「きょうはあまりスピードが出ていなかった。
投げ間違いがなかったので良かった」

<記録については多くを語ろうとせず、涼しい顔で引き揚げて>
「そういうの(個人記録)は、シーズンが全部終わってからにして下さい」
スポーツ報知共同通信社スポニチ名古屋


○落合監督
<今季最多の貯金20。
チェンが粘り強く投げましたねと聞かれ>
「そう書いといて。
オレの言うことを言われたら、話すことないよ。その通りだ」
(中スポ、毎日jp


PS 夏休みのお知らせ。

いつもSTをご覧いただき、誠にありがとうございます。
あす8月13日(木)から8月17日(月)頃まで、
当ブログの記事更新をお休みさせていただきます。

例年夏休み期間も何とか更新していましたが、
今回は渡航のため、おそらく難しそうなムードも。
今週の6連戦の話題は、後日更新するつもりですが、
ぜひとも再開時には、ドラゴンズが首位に立っていてほしいです。
通常更新は早くて18日(火)頃より再開予定。
ご不便おかけいたしますが、お待ちいただければ幸いです。




コメント

安藤投手を2戦続けて攻略は大きいです
その分、ジャッキーが粘ってくれて
1失点で凌いだのが勝因ですかね

打線は本当にワンチャンスを活かして
と、言った感じでしたが
荒木の打球が二塁打になって良かったです
首位チームが負けませんが
こちらは1つ1つ勝って行くしかないですね


PS
夏休みを満喫してくださいね

ついに貯金が20になりましたね。ここからまた
着実に勝率を上げて水道橋を早く逆転したいです。
追う立場も、そろそろ飽きてきましたから(笑)。

チェン投手は、先週よりも調子が上がらず
コントロールに苦しみましたが、とにかく
ストレートの威力が抜群ですし、自信満々
ですから、ピンチでも動じませんよね。
本当に頼もしいなと、改めて感服しました。

コメントありがとうございます。
久々にキーボードを叩くのでイマイチ慣れませんが、
今後ともお付き合いの程、よろしくお願いします。


>daiさん
相手のエースである安藤投手を叩けたのは大きいですね。
チェン投手も前週とは違った面を見せてくれましたが、
それでもしっかり白星を付けてくれてよかったです

相変わらずのゲーム差が続きますが、
「1試合1試合」を大事に残り40試合を戦ってほしいです。

PS 夏休み、心はリフレッシュしましたが慌ただしかったです。
異国に行って、外国人選手の気持ちが
ちょっと分かった気がします


>ドライチさん
1.5ゲーム差以降がちょっと壁になっていますが、
まあ相手もいることですし、来週一気に詰めればいいでしょう

チェン投手のスピード、実況などでも
普段よりだいぶ少なめでしたが、調子よくなかったですね。
それでもピンチでは本来の球威もありましたし、
現地での応援が効いて、勝ちに結び付けられました。
また京セラドームの様子、聞かせてくださいね

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