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2009年8月29日 (土)

超異例岩瀬に交代指令、打線奮起竜連敗脱出!

地元での首位攻防で屈辱の3連戦3連敗を喫し、
自力優勝が消滅してしまったドラゴンズ。
しかし今季の戦いはまだ続き、
今週末は苦手とする東京ヤクルトとの3連戦。
夏休み最後となる神宮で、打線が奮起し、
森野、荒木、和田らの活躍でリードを広げたものの、
最終9回に守護神・岩瀬がまさかの乱調。
1死満塁から犠飛により、1点を奪われると、
さらに暴投と四球で一打サヨナラの大ピンチ。
思わぬ光景にベンチが動き、なんと超異例の交代指令。
代わった浅尾が1球セーブで凌ぎ、何とか連敗ストップ。
6イニング2失点の朝倉が9勝目をマークしました。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 19回戦
(28日・明治神宮野球場 | 中日7勝12敗)
19728人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ヤクルト
[勝] 朝倉(21試合9勝6敗)
[S] 浅尾(52試合7勝9敗1S)
[D本] 森野21号
[Dバッテリー]
朝倉、高橋、河原、岩瀬、浅尾 - 小山、小田、谷繁

◇対東京ヤクルト19回戦・スタメン
1 (遊)井端  (3打数1安打)
2 (二)荒木  (5打数3安打2打点)
3 (三)森野  (4打数3安打3打点)
4 (一)ブランコ (4打数無安打)
5 (左)和田  (4打数2安打2打点)
6 (右)イ・ビョンギュ (4打数無安打)
7 (中)藤井  (4打数1安打)
8 (捕)小山  (2打数無安打)
9 (投)朝倉  (3打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・ユウキ
井端内直球詰まり二ゴロ、
荒木内直球左越えフェンス直撃二塁打、
1死二塁から、森野中フォーク右前運ぶ適時打(D 1-0 S)
1死一塁から、ブランコ外低めカット遊ゴロ6-4-3併殺

<1回ウラ・東京ヤクルト> P・朝倉(中8日)
川島慶三中直球二直、福地中スライダー遊ゴロ、
青木ストレート四球、ガイエル左足死球、
2死一、二塁から、宮本外フォーク合わせただけ遊ゴロ

<2回・中日> P・ユウキ
和田投返し中前打、イ・ビョンギュ外フォーク空三振、
藤井内スライダー詰まり二ゴロ4-6-3併殺

<2回ウラ・東京ヤクルト> P・朝倉
ユウイチ初球中前抜けていくヒット、
田中浩康中高め直球フェンス際右飛、相川外直球中前打、
ユウキバントの構え・外スライダー見三振
2死一、二塁から、川島慶三外スライダー三ゴロ

<3回・中日> P・ユウキ
小山左手直撃死球・一旦ベンチ下がるも大丈夫、
朝倉投前犠打・ユウキ二塁送球焦って悪送球、井端一犠打、
1死二、三塁から、荒木外カット合わせて中前適時打(D 2-0 S)
森野外シュート外れ四球、
1死満塁から、ブランコ内低め直球二塁後方フライ、
2死満塁から、和田初球低めシュート・
ライナー左前落ちる2点適時打(D 4-0 S)

2死一、二塁から、イ・ビョンギュ外直球空三振

<3回ウラ・東京ヤクルト> P・朝倉
福地外フォーク詰まり二ゴロ、
青木外直球引っ張り痛烈右前打、
1死一塁から、ガイエル内高め直球・打った瞬間ライト中段2ラン(D 4-2 S)
宮本外直球一二塁間抜くヒット、
ユウイチ内フォーク空三振、田中浩康外直球遊ゴロ

<4回・中日> P・ユウキ
藤井中カーブ一二塁間抜くヒット、
小山外スライダー遊飛、朝倉バント打ち上げ捕邪飛、
井端中低めフォークバットの先左前運ぶヒット、
2死一、二塁から、荒木内カットボール・
詰まりながらも中前落ちる適時打(D 5-2 S)

2死一、三塁から、森野中高め直球・
強振ライト右タイムリー二塁打(D 6-2 S)

2死二、三塁から、ブランコ外スライダー打ち上げ二飛

<5回ウラ・東京ヤクルト> P・朝倉
青木強い一ゴロブランコ弾くも朝倉ベースカバー、
ガイエル外フォーク高々三飛を森野土手に当てて落球=エラー、
宮本内シュート遊ゴロ6-4二封、
2死一塁から、ユウイチ一ゴロ・今度はガッチリ

<6回・中日> P・松井
小山外外れ四球、
朝倉バント投正面・松井二塁送球1-6-3併殺、
井端内見て四球、荒木内シュート詰まり二ゴロ

<7回・中日> P・高木啓充
森野内直球振り抜き右翼席飛び込む本塁打(D 7-2 S)

<7回ウラ・東京ヤクルト> P・高橋
福地中フォーク空三振、青木外フォーク二ゴロ、
2死から、ガイエル中低め直球右翼席運ばれ本塁打(D 7-3 S)
宮本内低め外れて四球、
P・河原 中・英智 右・藤井
代打畠山外低め直球空三振

<8回ウラ・東京ヤクルト> P・河原
田中浩康外スライダー空三振、相川遊ゴロ、
2死から、代打飯原外高め直球ライナー左越え本塁打(D 7-4 S)

<9回ウラ・東京ヤクルト> P・岩瀬 捕・小田
福地外直球三遊間抜くヒット、
青木外高め直球高いバウンド二ゴロ・
荒木グラブトス届かず二塁セーフ=内野安打、
無死一、二塁から、ガイエル中高め直球打ち損じ左飛、
吉本低め直球外れ四球、
1死満塁から、畠山内直球伸びて右フェンス際犠飛(D 7-5 S)
森コーチマウンドへ、
田中浩康4球目・内直球ワンバウンド小田捕れず暴投、
2死二、三塁から、田中浩康外直球高め抜け四球・岩瀬降板、
P・浅尾 捕・谷繁
2死満塁から、米野初球内149キロ二塁後方飛、試合終了。


【ゲームレビュー】
連敗3でストップ

1回に森野の右前打で先制し、3回は和田の2点適時打などで3点。
その後も7回に森野の3戦連発の21号ソロが出るなど、着実に加点した。
朝倉が6イニング2失点で9勝目。東京ヤクルトは反撃及ばず3連敗。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


直接対決3連敗のショックも癒えぬままに、
当日移動で東京・神宮にやってきたドラゴンズ。
今季6勝12敗と苦手にしている東京ヤクルト相手でしたが、
そのショックを振り払うかのように
打線が初回からつながり、先制、中押し。
東京ヤクルト先発・ユウキの不調に付け込み、
森野、荒木、和田らのタイムリーで順調に加点していくと、
投げては巨人戦の登板を飛ばされた朝倉が
意地を見せたか、自身連敗中の神宮で粘りの投球。
外国人選手のガイエルにはまたも一発を浴びたものの、
失点はそれだけに抑えての、6イニング2失点。
7回に森野の3試合連続となるダメ押しの一発を放ち、
これでほぼ決まりだろうと思いきや、
高橋、河原がともに2死から被弾して、7-4と3点差。
わざわざ岩瀬を出すような展開に、
持って行かなくもいいのにと思いつつ、
すっきり締めて、ショックがいくらか癒えるだろうと
考えていた最終9回ウラ、信じられない光景が…。
逃げ切りはしたものの、まさにヒヤヒヤの展開。
さらに2死満塁となり、守護神に交代が告げられ、
浅尾の救援を仰がなくてはいけなくなったときには、
もはや森野や荒木の活躍さえも吹っ飛んでしまいましたね。
スコア以上にヤバイなと思わせた最終回。
勝ってホッとする一方で、
もっと楽に勝ってくれよと思わず愚痴ってしまいました。


それにしても、この日の岩瀬は調子が悪かったなと。
連続試合セーブが止まった22日の横浜戦以来、
中5日相手の登板でしたが、間隔が空いた関係もあるのか、
持ち前の制球にかなり狂いがあった様子。
いつもの谷繁ではなく、小田とのバッテリーでしたが、
連打でいきなり無死一、二塁とランナーを背負うと、
この日2本塁打のガイエルを力で左飛に取ったものの、
続く吉本には四球を与えてしまい、満塁。
さらに畠山にライトフェンス際への飛球を打たれ、
犠牲フライで1点を返されると、
田中浩康に対しても制球が乱れ、なんと暴投までも。
そして田中浩康に四球を与えてしまい、2死満塁。
前回の神宮登板でも、2点を返された守護神ですが、
この日の投球は、それ以上に「らしい投球」ではない。
畠山の犠飛の後、一度マウンドに行った森コーチでしたが、
さすがにこれには二度目の足を運ぶことに。
まさに超異例といえるセーブ機会での途中降板は、
それはこれまでの落合政権では考えられないもの。
代わった浅尾が1球で仕留め、事なきを得ましたが、
ファン的にはある意味衝撃を受ける幕切れとなりました。


今朝のスポーツ紙などでも
「岩瀬代えた」「禁断のサイ配」「手段は選ばず」
「ついにタブーに手をつけた」などというフレーズが
いくつか出ていましたが、3点差で迎えた最終回。
2安打2四球1暴投で、守護神・岩瀬に交代指令。
ブルペンが外にある神宮球場。
徐々にピンチを迎えるなか、浅尾が準備しているというのも
一種異様な光景ではありましたが、
勝利まであと1人という状況で、
岩瀬がマウンドを降りることになるとは。
このイニング、結局1点しか取られてはいないものの、
あまりの緊急ぶりに、勝利の喜びも吹っ飛びましたね。
まあ間隔も空いていたということもありますが、
チームとして相性の悪い東京ヤクルト戦だけに、
この先何が起こるかわからない。
さらに普段とは違うこの日の乱調ぶりは、
首脳陣の考えるリミットを越えたということなのでしょうか
しかも交代を告げられたときの岩瀬の汗の量が尋常ではないこと。
それだけ調子がよくなかったという証でもあったでしょう。
逆転優勝へ向けては、これ以上の負けは許されない。
一つ一つ勝つことが復調への「良い薬」となる。
そのためにはたとえ岩瀬であっても、交代を辞さない。
そういうベンチの決意の表れととって良いのか。
その辺りは今後の采配の揮い方によってわかるでしょうが、
とにかくこの交代劇には驚いたのは事実。


色々な見方もあるでしょうが、
それよりも大事なのは、岩瀬の状態ですね。
たまたま出来が悪かったというだけなら良いのでしょうが、
この夏は連続試合セーブもあって、かなりのハイペースでの登板。
野手同様に疲れも来ているのは、確かでしょう。
「(交代は)ベンチが決めることだし、僕は次に抑えること」
厳しい表情で、守護神はそう答えていたそうですが、
ショックこそあれど、シーズンは続いていく。
うまく切り替えて、任務を遂行してほしいですね。
まだまだこの先の大事な局面はたくさん訪れます。
今回こそこういう交代でしたが、その信頼は変わらない。
やはり最後は背番号13が締めるのが、ドラゴンズの不変の流れ。
しっかり復調してくれるであろう、
今後の岩瀬の踏ん張りにも注目していきたいところです。


☆ウィナーズ・ボイス(28日)

◎森野将彦

<3試合連続の21号ソロを含む3安打3打点>
「(お疲れ様でした)お疲れ様でした。
(初回先制タイムリー、今日は良い感じで得点できた)
まあ、何とかね。連敗してたんで、
初回に点を取りたいなと思ってたんで、
えー、そういう意味ではよかったと思います。
(苦い3連敗のあとのこの1勝。
明日につなげる部分はどんなところになりそう)
もうとにかくほんとに負けられないんで、
えー、まあ、目の前の1試合を絶対勝つっていうことだけ考えて、
やっていきたいと思います。
(昨日20号、今日21号の本塁打。この当たりの手応えは)
まあそこまであんまり(本塁打の)意識はないんですけど、
たくさん打てればいいんですけど、
まあそんなに打てないと思ってるんで、
目の前の打席に集中して、一本でも多くヒットを打ちたいと思います。
(巨人が敗れて、再び4.5ゲーム差となったが、
これからどのようにチームとして戦って行くか)
とにかく自分たちのチームを信じてね、
えーとにかく勝つことだけを考えて、頑張っていきたいと思います」


<初回、先制タイムリー談話。
東京ヤクルト先発・ユウキのカウント2-3からのフォークを
右前にはじき返し、二塁走者を迎え入れて>
「追い込まれてしまったけど何とか粘って打てました」

<7回の第4打席、高木の高めのストレートを右翼席にたたき込み、
07年4月以来、自身2度目の3試合連続本塁打をマーク>
「完ぺきな当たり」
スポーツ報知時事通信スポニチ名古屋ニッカン


○朝倉健太
<6イニング2失点に抑え、今季9勝目を挙げる。
相性の悪かった神宮での白星は、05年4月5日以来、実に1606日ぶり。
毎回走者を背負いながらも、失点はガイエルに許した2ランのみ>
「打者の皆さんに助けてもらった部分が大きい。
次の機会までに修正していきたい」
サンスポニッカン

○和田一浩
<3回2死満塁で左前2点適時打>
「(走者を)必ずかえそうと思って打席に入った」
サンスポ毎日jp


○岩瀬仁紀
<3点リードの9回に登板したが、
連打と四球で1死満塁のピンチを招くと、
畠山の犠飛で1点返され、さらに暴投、四球で2死満塁。
05年以降、セーブ機会を残したまま初めて降板。
最悪の逆転負けは免れたが、声を絞り出して>
「状態? 見ての通りです。
(交代は)ボクには言いようがない。
それはベンチが決めることだから。僕は次に抑えることです」
スポーツ報知スポニチ名古屋

○浅尾拓也
<9回2死満塁から緊急登板し、
米野を二飛に打ち取って『1球セーブ』を記録>
「1球目は振ってくると思ったんで、気を抜かずに投げました。
いつもチームに迷惑かけているんでよかったです」

<自身にとっては25日の巨人戦で敗戦投手になって以来の登板。
抑えの岩瀬を救援したことには、安堵の表情を浮かべ>
「本当に(出番が)あるのかなと思っていました。
岩瀬さんはこういう仕事を10年以上やっている。すごさが分かった」
(中スポ、スポーツ報知時事通信

○森バッテリーチーフコーチ
<9回の継投について聞かれ>
「何かあるの? 言えない」
(中スポ)


○落合監督
<快勝ムードが、最後は冷や汗の展開。
何とか逃げ切って連敗を3で止める、
岩瀬の交代場面など、いくつかの質問に対してひと言で総括>
「野球ってこういうもんだ」
中スポスポーツ報知共同通信社時事通信スポニチ名古屋




コメント

岩瀬投手の交代は衝撃的でしたね。
苦心のマウンドとはいえ、あの時点で
まだ2点差ありましたし、続投で
締めてくれると信じていたのですが…。
ただ、肩・肘には異常はないと思いますから、
例えばちょっと風邪気味とか、何かしらの
体調不良があったのではないかと…。

状態が良好になれば安心ですが、
今日・明日の試合は無理をさせない
試合展開になればと祈ります。

最後は辛勝でしたね

最初に青鬼コーチがマウンドに行った時に
落合さんは交代を悩んでましたが
2回目は交代でした
岩瀬のこんな姿は久しぶりに見た気がします。
ただ青鬼コーチが心のケアをしてくれてると
思うので今日は岩瀬で〆て勝つ本来の姿が
見たいですね

PS
予報がからに変わりましたので
ホッとしております
一様雨具の携帯は必須ですかね(笑

岩瀬さんの交代は、ファンになってからはじめてです。何か風邪、体調不良なのでしょうか。そうだとすれば、巨人戦の浅尾選手の失敗等、あの三連戦にも精神的にはそういう非常事態の影響があったのでしょうか?でも、風邪なら、体調不良なら、治りますし、しばらくは調子がもどらなくても、何とかなるのでは。次の巨人戦に3、5ゲームぐらいなら、奇跡は起こる可能性が…。それと、やはりビョン様でなく平田選手か小池選手にしてほしいです。

みなさんコメントありがとうございます!
昨夜は今季最後の神宮生観戦
ただほんとに蒸し暑くて、
汗を朝倉選手のようにかきまくってしまいましたよ


>ドライチさん
失点は1点だけでしたが、
内容を見て、首脳陣が決断したようですね。
昨夜も近くで見ましたが、故障という感じではなさそう。
それにしても信じられない光景が続きますが、
強い気持ちを持っての復調を願いたいです。
今夜は天候もあれですし、できれば温存してほしいですが


>daiさん
監督の指の動きを見て、異常事態を感じました。
それにしてもあれだけ乱れたのはほんと久しぶり。
連続失敗になってしまいましたが、
そんなことで折れる守護神ではないですし、
できるだけ早い復調を願っています

PS 雨は降らなくてよかったのですが、
気温が暑すぎますよ
久々に外に出まくったので、体が熱を持ちすぎて、
家に帰ると、かなりの頭痛に悩まされました。


>ドラファン6年生さん
体調不良の部分もあるのではないかと思いますね。
ただ連続で失敗してしまうのは少々気がかり。
復調へ向けては、チーム全体での協力も必要だと思います

ビョン選手、相変わらず当たってこないですね。
打ちたい気持ちは出ているのですが逆に力みに
使ってもらっている間に何とか復調してほしいところです。

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