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2009年9月 1日 (火)

勝負の9月、竜投三本柱プラス山井でコイ料理。

レギュラーシーズンも残り29試合
首位に4ゲーム差と逆転優勝へ望みをつなげるドラゴンズ
勝負の9月最初の戦いは、浜松、ナゴヤドームで
今季14勝4敗と相性の良い広島と相対します。
この日ナインは、投手陣と一部野手が浜松球場で調整。
負けられない戦いが続くなか、『貯金ウイーク』としたいところ。
先発が予想されるチェン、川井、さらに追撃の起爆剤と
期待される山井など、ナインの声を集めました。

ドラゴンズトピックス(31日)

◇チェン・ウェイン

<きょう1日からの広島3連戦、第1戦先発が予想される。
この日は浜松球場に隣接するサブグラウンドで軽めの調整。
感触を確かめるため、実際に立ってみた浜松のマウンド。
その記憶がよみがえる。昨年7月28日、浜松での横浜戦。
5イニング5失点で敗戦投手になった。
もっと前の05年。唯一の先発が浜松だった。
8月4日のヤクルト戦、3イニング2/3で4失点。
リーグ防御率1位を走る左腕からは想像しにくいKOだった>
「地方だし、やばいですよ。
ここ(浜松)では打たれてるイメージしかないです。
何で打たれてるのか、理由は自分でも分かりません。
打たれているイメージは忘れて、自分の投球をしたい」

<そんな過去の傷によく効きそうな薬が赤ヘル軍団。
今季の広島戦は22イニング無失点を継続中。
好相性などという生やさしいものではない。
調子も良く、浜松の苦い思い出も消えそう>
「今は真っすぐがいい感じで投げられている。
調子が悪くてもゲームの中で修正して、
悪くても7回を3失点以内に抑えたい。
最少失点に抑えて、チームが勝てるように。
まだ優勝のチャンスはあるし、全部勝つつもり」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋

◇川井雄太
<あす2日の第2戦の先発予想。
今季の広島戦は3試合で2勝1敗。
対戦防御率1.17はセ・リーグ相手ではベストの数字。
開幕11連勝のあと3連敗だが、苦戦の中でも手応えがつかめてきた>
「状態は良くなっている、という感じはあります」

<練習に遠投をとり入れるなど、投球フォームにメスを入れ、
地道な積み重ねが手応えにつながってきた。
週前半の先発のイには、1つの意味がある。
今月下旬に巨人との直接対決が6試合。
さらにその先、クライマックスシリーズの先発の座を
得られるかの試金石にもなる>
「それもあると思います」
中スポ

◇吉見一起
<3日の広島第3戦の先発予想。
8月25日に誕生した長男に白星を届ける構え。
父親になって最初の登板だった8月27日の巨人戦は、
7イニング4失点で敗戦投手となった。
第1子誕生まではずいぶん気をもんだが、今では落ち着いた。
広島戦は3勝負けなし。今度は『お父さん』が頑張る番>
「無事に生まれてよかったです」
(中スポ)


◇山井大介
<8月28日に2カ月ぶりに1軍復帰し、
翌29日の東京ヤクルト戦でいきなり4年ぶりのセーブを挙げる。
この日は浜松球場でピックアップ練習に参加。
岩瀬、河原の両ベテランと休養日だった小笠原を除く
すべての投手が参加した練習で、
生き生きと若手を引っ張ったのが最年長31歳の右腕。
にこやかに若手と話しながら、
ランニングやキャッチボールにじっくりと汗を流した。
『本職』は先発だが、リリーフとしての適性も十分。
29日は150キロを超える速球と鋭い変化球で相手を牛耳った。
もともと投げるタマはどれも一級品。
短いイニングで出し惜しみなく力をぶつければ、
相手にとって攻略は困難だろう>
「先発なら150キロをずっと投げるというワケにはいかないでしょう」

<連投も歓迎。これまでに連投は6度経験しているが、
いずれも連投した試合は無失点に抑えている。
昨季は肩やひじの故障に苦しんだが、こうきっぱり>
「不安はありません。
今季はランナーを置いた場面でのピッチングを特に意識してきた」

<もちろん現在の先発陣が調子を崩せば、すぐにカバーできる。
もともとシーズン終盤、ポストシーズンでの強さは折り紙付き。
リリーフに先発に縦横無尽に暴れ回ってチームを快進撃に導く覚悟>
「言われたところで、どこでも投げますよ」
中スポ


◇浅尾拓也
<ここまでチーム最多の53試合に登板しているが、
ラストスパートへ燃えている>
「疲れ? それを言っている場合ではありません。一戦一戦です」

<セットアッパーとしての責任感に揺るぎはない。
28日の東京ヤクルト戦では乱調の岩瀬からバトンを受け、
今季初セーブを記録。今や竜のブルペンを支える屋台骨>
「誰にでも調子が悪いときはあります。
そういうときにしっかり投げられるようにしたい」
(中スポ)

◇岩瀬仁紀
<守護神にとっては恵みの『連休』となった。
前日は2回で降雨ノーゲーム。
ブルペンで準備を始める前に終わり、この日も休養日。
2日続けて左腕を休めることができた。
3試合連続救援失敗というまさかの不調が続いたが、
上向きの手応えがあるのは確か>
「一番悪かった時期よりは良くなっている」
(中スポ、ニッカン


◇森バッテリーチーフコーチ
<浜松球場で行われた投手陣の調整を見守る。
『お得意さま』相手に貯金を増やす自信を見せて>
「(巨人に)3連敗はしたけど、ウチにだって3連勝できる力はある。
先発でも中継ぎでもいける投手もいるしな」

<3試合連続で救援に失敗している岩瀬を、
シーズン終わりまで守護神として継続起用する考えを示す。
長年の勤続疲労に重ねて疲労のたまるシーズン終盤だが、
2軍調整によるリフレッシュ期間などを設ける考えはない。
幾度も厳しい状況下で投げながら復調してきた左腕の経験を信じる>
「抹消するのは簡単だけど、
今まで何回もそんなことがあって、それを乗り越えてきたんだから。
あんだけやってりゃ、どこかで疲れも出てくる。
前と比べりゃ、ずっといいだろ」
スポニチ名古屋ニッカン


◇平田良介
<打撃好調な若竜がさらに勢いに乗りそう。
浜松はゲンのいい舞台。球場のイメージを問われて>
「オープン戦ですけど、去年(08年3月12日)
(埼玉西武の)グラマンから本塁打を打ったことですかね」

<狭い球場では持ち前のパンチ力も生きる。
この日は浜松球場でフリー打撃に汗を流した。
8月16日の1軍合流以降、5度の代打起用で5打数3安打。
ノーゲームとなった30日の東京ヤクルト戦では
約2カ月ぶりにスタメンに名を連ね、安打も放った。
存在感は着実に増しているが、気を引き締めて>
「センターにライナーを打つことを心がけるだけです。
狭いとか考えないようにします」
中スポ

◇藤井淳志
<出身地・豊橋は浜松から新幹線・こだまで1駅。
東海道本線でも約30分とほど近い。
4月28日、『地元凱旋』した東京ヤクルト戦では
3打数無安打だっただけに、『準地元』の試合では巻き返しを期待>
「豊橋の時みたいにチケットを手配したりはないですけど、
地元の知人がちょこちょこ来ると思いますよ」
(中スポ)

◇英智
<フリー打撃で徹底して右打ちを練習。
練習の終盤に打撃ケージに入ると、右方向へ流し打ち。
独特の『英智節』を残して、球場を後に>
「人生右打ちですよ」
(中スポ)

◇和田一浩
<データ好きのドラ番が、ひそかに注目している記録がある。
中日は目下、移動したその日に試合する『移動ゲーム』7連勝中。
選手にとってキツく、昨年は6勝9敗と苦手にしていた移動ゲーム、
それが今年は通算でも9勝2敗と好調。
移動疲れもなく快勝を続ける理由をベテランに聞くと。
ちなみに次回の移動ゲームは
甲子園からナゴヤドームに移動する11日の東京ヤクルト戦>
「たまたまでしょ。特に対策もないし。でも知らなかったよ。
それよりそんなこと調べたら、つぎ負けるかも」
(中スポ<ドラ番記者>


◇小山桂司
<現在、新しいミットを模索中。
ドラゴンズブルー一色の新しい相棒を探している。
現状のミットは北海道日本ハム時代から使っているもの。
外側が白で日ハム時代の背番号『37』と球団の『F』のロゴが入る。
身も心もドラゴンズブルーに染まっているはずなのに、
手元のミットは日本ハムのまま。
もちろんベストプレーのために、道具を選ぶから仕方ないが
それでもすまないと思う気持ちが心に存在し続けている>
「せっかく出してもらった時にもミットにまだ『F』が入ってる。
やっぱり違和感がありますよ。
球団関係者のみなさんには面白くない部分もあるだろうし」

<新しい相棒をつくるには開幕前から着手。
最初の試作モデルが到着したのは4月。
当時バッテリーエラーを頻発させて悩んでいたこともあり、
現状のミットより2回りほど大きめのサイズを希望。
「何でも捕れる魔法のミット」と呼んで、
5月中旬まで型作りをしていたが、使っているうちに、
やはり大きすぎるのが気になり、手に馴染まず諦めることに。
今度は小さめのサイズで試作品を発注。やっと届いたという>
「あと少しの感じですね。まだサンプル段階だけど、
メーカーの人にも何度も何度も迷惑をかけられない。
もう少し試行錯誤は続きますけど」

<主に2番手捕手として開幕からここまでずっと1軍を通してきた。
思い描くのは手の先まで青一色で
尊敬する落合監督の胴上げに参加する自分の姿>
「早く青いミットで出られるようになりたいですね。
シーズン中に何とか間に合わせたい」
(中スポ)

◇立浪和義
<この日、広島戦に向けて浜松市内の宿舎に移動。
勝負の9月に向けて体調を整えた。
レギュラーシーズンは残り29試合。
しかも現役最後の球場が続いて行く。
中日の主催ゲームが多い浜松も最後。
浜松のファンに勝利に導く一打を披露したいところ>
「カウントダウンは始まっていますが、
いまはリーグ優勝しか頭にありません。
月末の巨人戦まで食らいついて、何とか巨人を倒して優勝したい。
クライマックスシリーズを勝ち抜いて日本一になりたい。
皆さんの声援がすごく力になるので、応援、よろしくお願いします」
(中スポ・立浪の『氣』より抜粋)


【ドラゴンズ・今週の日程】
1日(火) 対広島 (18:00・浜松球場)
2日(水) 対広島 (18:00・ナゴヤドーム)
3日(木) 対広島 (18:00・ナゴヤドーム)

5日(土) 対横浜 (18:00・HARD OFF ECOスタジアム新潟)
6日(日) 対横浜 (15:00・HARD OFF ECOスタジアム新潟)

<ファーム>
1日(火) 対広島 (12:00・広島東洋カープ由宇練習場)
2日(水) 対広島 (12:00・広島東洋カープ由宇練習場)
3日(木) (対広島 予備日)

5日(土) 対福岡ソフトバンク (12:30・ナゴヤ球場)
6日(日) (対福岡ソフトバンク 予備日)


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
前週は奪首を意気込んで臨んだ巨人との直接対決で
まさかの3タテを喰らい、自力Vが消滅するはめとなったものの、
週末の神宮で苦手・東京ヤクルトに連勝。
守護神・岩瀬の連日の救援失敗など、不安もありますが、
森野が好調、井端、ブランコらに復調気配、
投手陣では山井が復帰と、連敗ショックを振り払えたうえに、
勝負の9月に向けてのいくつかのプラス要素も。
阪神に負け越し、マジックが消滅した巨人とは4ゲーム差。
今月中盤以降に組まれる直接対決6試合に向け、
依然として負けてはいけない試合が続いていくことでしょう。

そんななか、9月最初の一週間は、
きょう1日からは浜松で1つ、ナゴヤドームで2つ、
今季14勝4敗と大きく勝ち越している広島と、
さらに週末は新潟でこれまたカモにする横浜との2連戦。
地方球場でのゲームもいくつかありますが、
追撃のためにも『お得意様』を大切にしたいところですね。
気になる先発予想は、初戦から
チェン-今井啓介、川井-前田健太、そして吉見-大竹の順。
巨人叩きのためにあえて組んだ『竜投三本柱』
そのまま利用して、コイ料理に結び付けていくもよう。
ただ場合によっては、一人余る週末の先発投手や、
オールマイティーに使える山井などをうまく駆使して、
相手をかく乱させるのもいいかもしれません。
ただそんなことをしなくても、3投手ともに今季の広島戦は好相性
まあ思う存分持ち味を出してもらい、
それぞれが牛耳ってくれればいいなとも思います。

それにしても、ここに来て
『逆転Vの起爆剤』と期待されているのが、
今朝の中スポ1面にも大きく出ていた、山井ですね。
インフルエンザ禍だったファームからあえてピックアップ。
先週末の東京ヤクルト戦から合流した右腕ですが、
29日の復帰登板は、印象的なマウンドに。
長峰に代わって昇格したこともあり、
ブルペンで肩をつくるのはネルソンとともに一番最初。
しかし守護神の乱調で追いつかれた9回、コーチの指示で
すぐさまブルペンで用意し始めたのが、この右腕
復帰直後ながらそれだけの期待、そして信頼を感じましたね、
そしてブランコの一発などで、2点を勝ち越した延長10回、
約2カ月ぶりに登板すると、実に見事なピッチング
時に抜群だったのが、力のある真っすぐ
神宮のガンが次々と表示する150キロオーバーには、正直驚きました。
あの日本シリーズの登板などから
スライダー、フォークのイメージも強かった山井ですが、
それを覆すかの剛球ぶりに、改めてその力を感じた次第。
遅れてきた右腕への頼もしさを大いに感じたマウンドでしたね。

9月の秘密兵器。ファームでは先発として、
結果を残していた山井ですが、
現状6人の投手が
安定している先発陣なだけに
なかなか上がれないかなとも思いましたが、
良い感じで昇格させ、
しかも良いタイミングで起用。
うまく輪の中に加えられたのは、
投手陣において大きいでしょう。
しかも中継ぎ・セットアッパーとして使えるというのもさらにヨシ。
河原-浅尾-岩瀬勝利の方程式にも
シーズンの疲れが出ている時期だけに、うまくカバーしてほしい。
今回の広島戦でもブルペン待機の予定だそうですが、
立ち上がり、また代わり端さえ乗り切れば、
それなりの投球ができるだけに、今週も好投を願いたい。

レギュラーシーズンは残り29試合
厳しい戦いが続く9月ですが、勝ちを重ねていくためにも
ぜひとも自慢の投手力を駆使し、お得意様に取りこぼさないこと。
そして猛チャージをかけてくれることを期待したいところです。




コメント

先週の一番大きな収穫は、山井投手の
復活でしたね。ルーキーイヤーの
快速球を髣髴とさせるストレートに
感動しましたし、山井投手自身、
確かな手ごたえを掴めたと思います。

チーム状況としては、悪夢の3連敗から
3日間で、1.5ゲーム詰められたのは
大きかったですね。とにかく地道に
挽回していくしかありませんので、
ミスのない手堅い野球で連勝を
重ねてほしいと祈ります!

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