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2009年9月

2009年9月30日 (水)

朝倉復調2年ぶりの2ケタ勝利、地元でGに連勝!

ドラゴンズのレギュラーシーズンも残り5試合
前夜に続いてのナゴヤドームでの巨人との第2戦は、
再昇格即先発となった朝倉健太が好投。
持ち前の打たせて取る投球が復活し、相手を封じ込めると、
打線は2回、ブランコのソロ、朝倉の2点二塁打で
3点を先制し、3回にも野本の右翼ポール直撃弾で追加点。
中盤若干ピンチを背負った朝倉ですが、
粘り強く後続を封じ、6イニングを4安打1失点。
CSに繋がる好投を見せ、2年ぶりの2ケタ勝利をマークしました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 23回戦
(29日・ナゴヤドーム | 中日8勝15敗)
35931人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日 ×
[勝] 朝倉(24試合10勝8敗)
[S] 浅尾(66試合7勝9敗5S)
[D本] ブランコ38号 野本2号
[Dバッテリー]
朝倉、山井、高橋、浅尾 - 小山

◇対巨人23回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数1安打)
2 (中)野本  (3打数1安打1打点)
3 (三)森野  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ (3打数2安打1打点)
5 (左)和田  (3打数無安打)
6 (右)堂上剛裕 (2打数無安打)
7 (二)柳田  (3打数1安打)
8 (捕)小山  (3打数1安打)
9 (投)朝倉  (2打数1安打2打点)

【イニング経過】
<1回・巨人> P・朝倉(中12日)
坂本外直球中飛、松本中直球中飛、
小笠原外フォーク遊ゴロもブランコ尻もち送球捕れずエラー、
ラミレス内低めシュート遊ゴロ

<1回ウラ・中日> P・グライシンガー
井端内カットボール三ゴロ、野本外高めボール球空三振、
森野中カット遊ゴロ


<2回・巨人> P・朝倉
阿部外シュート左飛、初球中シュート一邪飛、
古城外スライダー中前打、鶴岡外直球空三振

<2回ウラ・中日> P・グライシンガー
ブランコ外高め直球左翼席弾丸ライナー本塁打(D 1-0 G)
和田中直球中飛、堂上剛裕内高め直球遊飛、
柳田初球外カーブ中前打(今季初安打)、
小山中カット左前落とすヒット、
2死一、二塁から、
朝倉外高め直球ライトオーバー2点適時二塁打(D 3-0 G)

<3回・巨人> P・朝倉
グライシンガー中高め直球右中間二塁打、
坂本初球中直球遊直・井端ボール半分グラブから出るもキャッチ、
松本内フォーク引っ張るも一直、
小笠原中高め直球二塁後方「小笠原シフト」遊ゴロ

<3回ウラ・中日> P・グライシンガー
野本内高めカット引っ張り右翼ポール直撃本塁打(D 4-0 G)
森野外チェンジアップ左飛、ブランコ見て四球、
和田初球内直球遊ゴロ6-4-3併殺


<4回・巨人> P・朝倉
ラミレス中シュート遊ゴロ、阿部外フォーク引っかけ遊ゴロ、
外スライダーバット折り遊ゴロ

<5回・巨人> P・朝倉 中・英智 右・野本
古城外シュートバットの先中前落ちるヒット、
鶴岡中直球遊ゴロも井端弾きエラー、グライシンガー一犠打、
1死二、三塁から、坂本中低めフォーク泳ぎながら左犠飛(D 4-1 G)
2死二塁から、松本内シュート投ゴロ

<6回・巨人> P・朝倉
小笠原初球カーブ二塁強襲内野安打・代走脇谷
ラミレス外スライダー三遊間抜けるヒット、
無死一、二塁から、阿部外フォーク打ち損じインフィールド遊飛、
1死一、二塁から、中シュート叩かれ左前打も
二走脇谷三塁オーバーラン・三本間挟まれ挟殺、
2死二、三塁から、古城外フォークバットの先中飛

<6回ウラ・中日> P・グライシンガー
森野遊ゴロ、ブランコ内直球三塁強襲内野安打、
P・M.中村
和田中直球右直、英智外低めカット空三振

<7回・巨人> P・山井
代打亀井外フォーク二塁内野安打、
矢野中スライダー遊ゴロ6-4-3併殺、坂本外直球三球空三振

<8回・巨人> P・高橋 二・岩﨑達郎
松本内高め外れ四球、脇谷中低め打ち上げ左飛、
ラミレス中フォークボール球空三振、
阿部3球目・松本二盗失敗

<8回ウラ・中日> P・金刃
井端投グラブ弾く内野安打、野本投犠打、
森野内低めフォークうまく叩くも二直、
2死二塁から、ブランコ中フォークバットの先右飛


<9回・巨人> P・浅尾(66試合目)
阿部外フォーク二ゴロ、鈴木外フォーク当てただけ投ゴロ、
古城内フォーク空三振、試合終了。


【ゲームレビュー】
2006年以来の80勝に到達した
朝倉が丁寧な投球。5回、失策が絡んで1点を失ったが、
6回を投げ切り、2年ぶりの2ケタ勝利を飾った。
2回、ブランコの先制ソロと朝倉の2点二塁打で3点。
3回には野本のソロで追加点を挙げた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


前日に続いてのナゴヤドーム・巨人との第2戦。
さすがにこの日は巨人「見くびる」ようなスタメンではなく、
小笠原、阿部、谷が出場(亀井は代打のみ)。
一方のドラゴンズ側は、再び手首を痛めたと思われる荒木
スタメンから外れ、2番・野本、二塁・柳田の布陣。
そうなればさすがに一方的な展開とはならず、まともなムード
そんななか二発と適時打で病み上がりのグライシンガーを攻略。
遅ればせながらも巨人に連勝できてよかったなと思います。

ある意味消化試合テイストとあって、
テンポの早いゲームではありましたが、
やはりこの日の収穫は、6イニング1失点の先発・朝倉

ケンタ復調!2ケタに王手をかけながら、
9月に入りやや背信的な投球が続き、
前回登板後には、
登録を抹消されましたが、
この抹消期間内に、
自分なりにしっかり考えて修正
さらに悔しさをバネに
強い気持ちを奮って投げたことが
この日の復調に繋がったのではと思いますね。
小山とのバッテリーで、巨人相手
持ち前のボールを低めに集め、打たせて取る投球
さらに「小笠原シフト」などバックの好捕にも助けられ、ゼロを重ねていく。
中盤以降ややピンチを背負い、5回に犠飛で1点を失いはしたものの、
連打でつくられた6回無死一、二塁のピンチでは、
粘り強く投げ込んで、後続を抑えてみせた。
このところ影を潜めていた感の「粘り」がようやく出て、
2年ぶりの2ケタ10勝へと繋がり、本当によかったなと。

同時にこの日の登板はポストシーズンに向けての
テストも兼ねていましたが、これだけ投げられればまずは合格
中田、小笠原とともに、先発候補として名を連ねられたでしょう。
ただこの朝倉をどこで起用するのか、正直難しいなと。
いくら第2ステージで当たるだろう巨人相手に好投したとはいえ
東京ドームでの登板となると、いささか?の文字が。
そうなると第1ステージ、阪神もしくは東京ヤクルト
その辺りで投げるのではないかなと、自分的には予想しますね。
ただ粘りさえ見せられれば、どこが相手でも
結果が出せるような気もしないでもないですが、
いかに平常心で投げられるか、そして追い込んでからの一球。
そこが背番号14の好投へのカギといえるでしょう。
昨季は突貫工事で登板したものの、
苦杯をなめたクライマックスシリーズ、ぜひとも雪辱してほしいですね。


巨人に連勝し、3カードぶりの勝ち越しを決め、
2006年以来のシーズン80勝に到達。
そしていよいよ迎えるナゴヤドーム最終戦
試合終了後には立浪「引退セレモニー」も予定されています。
ここにきて腰痛、なかなか練習もできないようですが、
ミスタードラゴンズの最後の勇姿
できれば守備も含めて観たいものですね。
さらにセレモニーでのラストメッセージにも期待。
順番的には試合終了後、
落合監督あいさつクラウン賞(吉見)表彰式
立浪引退セレモニー(スペシャルゲストからの花束贈呈、
本人からのあいさつ、場内一周など)とのこと。
まあ巨人側も空気を呼んで、早いテンポで進むでしょうが、
くれぐれも遅くならないよう、ゲームは巻きで進めてほしいなと。
そしてレギュラーシーズン最後となるナゴヤドーム。
もちろん勝利で飾り、背番号3の花道としてほしいです。


☆ウィナーズ・ボイス(29日)

◎朝倉健太

<巨人打線を6イニング1失点(自責0)に抑え、10勝目。
2年ぶり4度目の2ケタ勝利をマーク>
「(おめでとうございます)ありがとうございます。
(2ケタ10勝を手にした今の気持ちは)
そうですね。あのう、まだ実感沸かないというか、
精いっぱい投げた結果がこういう結果になって、
本当に僕はうれしいと思います。はい。
(今日は朝倉さんらしい投球だったと思うが)
そうですね、抹消されてる10日間のうちに
ちょっといろいろ考えることがあったんで、
あのう、まあ練習でもそうですけど、それがいきて、
あのう、本当によかったなと思います。はい。
(特に内野ゴロが多かったですね)
そうですね。はい。持ち味が出たんじゃないかなと思います。
(やはりファンは抹消されたが復活を信じていた。
今日はどんなことを考えてマウンドへ)
そうですね。ほんと悔しかったというか、
あのう、自分が情けなかったので、
あのう、何とか今日チームが勝てるように
投げようとは思ってましたけど、
ほんとにそれができてうれしいなと思います。はい。
(そしてCSに向けてはその力が必要)
そうですね。はい。あのう、1試合任されるなら、
しっかり投げていきたいなと思います。
(2回のタイムリーヒット、良い当たりだった)
たまたまじゃないですかね。はい。
(そんなことはないが、自身の適時打で随分楽になった)
そうですね。あのう、あまり点数のことは考えずに
投げようとは思ったんですけど、あのう、ちょっと疲れました。はい。
(これからCS、日本シリーズに向けて一言)
そうですね。あのう、しっかり投げていきたいなと思いますので、
またみなさん応援よろしくお願いします!」



<先発談話>
「自分の持ち味の粘りが出たと思うし、良く投げれたと思います。
野手の皆さんにもよく守っていただきました。
タイムリーに関しては、いい所に飛んでくれました」

<約2週間ぶりの登板だったが、
直球と変化球を低めに集めて、テンポ良くアウトを重ねた。
5回まで1点に抑えて迎えた6回。
小笠原の一、二塁間のゴロを、柳田がはじいて右前打。
ラミレスに狙い通り打たせたゴロも、
三遊間を際どく破って無死一、二塁となったが、
阿部は1-1から、落ちる変化球で遊飛。
谷に左前打を浴びたものの、相手の走塁ミスで2死となった。
1、2打席目で安打を打たれていた古城には
2-1から2球ファウルで粘られたが、外へのシュートで体勢を崩して中飛。
グラブを強くたたいてマウンドを降りた>
「野手には捕って助けてもらうこともある。
一人一人に集中していけばいいと思った」

<シーズンが終わるまでに
見返さなければならないことがあった。
3年間勝てていなかった巨人、
シーズン終盤に来て出場選手登録を外れたこと。
何よりも2年ぶりの10勝を前に
足踏みを続けた自分自身に負けたくなかった。
再び登録されて得た先発の機会。
熱い思いが、不運な危機を乗り越えさせた>
「先発ローテに入っている以上、
規定投球回数(144イニング)を投げることと、
2ケタ勝利は目指すところなので、何とかしたいと思っていた。
足踏みをしたが、独りで考えながら調整した抹消期間があったから、
今日は強い気持ちで臨めた。
抹消されて悔しかったし、自分が情けなかった。
次にチャンスがあれば、見返してやろうと思っていた。
投げられるところを見せたかった」

<登録を抹消されている間はナゴヤ球場で練習。
25日からは1軍に再合流していたが、
孤独な再調整を強いられた11日間。それが反骨心を芽生えさせた>
「一人でウオーミングアップしなければならないときもあった」

<技術面では制球の乱れを修正。
ブルペンでは実戦さながらに丁寧にコーナーを突き、
狂った歯車を元へ戻した>
「(投げてから捕手のミットに収まるまでの)球筋に狂いがあった」

<この夜は10勝へのラストチャンス。
これまで通算防御率4.24とやや苦手にしている巨人が待ち構えていた。
今季は7月29日の東京ドームで6失点KO。
以降2度にわたって巨人戦の登板から意図的に外されていたが、
さまざまな思いをマウンドにぶつけて>
「巨人戦で投げられない悔しさ? それはありました」

<30日に一度登録を抹消され、
次回は宮崎で行われる秋季教育リーグで調整登板する予定。
クライマックスシリーズに向けて、力を込めて>
「去年とは違った形で投げられる。
僕は使う方じゃないんで、与えられたところで、
いいパフォーマンスを見せたい」
朝倉ブログ「感謝してます!」、カメラブログ中スポ中日新聞
サンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


○森バッテリーチーフコーチ
<期待が大きいだけに朝倉には厳しいが、
勝負どころを前に、実績十分の右腕の復調が大きな収穫になった。
CSでの先発起用を示唆して>
「あいつはCSに必要なヤツなんだから」
中スポスポニチ名古屋


○トニ・ブランコ
<2回先頭、巨人先発・グライシンガーの
0-1からの外角高めの直球を左翼席へ38号ソロ。
特有の弾丸ライナーで左中間スタンドへ突き刺さって>
「打ったのは直球。
少しバットのしんが外れたけど、タイミングよく打つことができたよ」

<ただ、それ以上に価値があるのはCS第2ステージに進出した場合、
対戦が確実なグライシンガーを打ったこと。
謙そんしたが、対戦成績はこの日の2打数2安打を含め、
11打数6安打、打率.545、2本塁打。
日本球界の先輩で3年連続2ケタ勝利をあげている
右腕を完全にカモにしている>
「グライシンガーはいい投手だから、すばらしい投手から打ててハッピーだよ」

<後半戦に入って失速し、9月は25日まで本塁打わずか1本だった。
ところが26日の阪神戦で66打席ぶりの本塁打を放つと、
そこから4試合で2発と上昇気配。
きっかけは攻める姿勢。本人が何度も口にしたように、
この日はすべて第1ストライクから振った。
第1ストライクの打率が.460を超える自分の長所を思い出して>
「アグレッシブに行くことが重要だとわかった。
スイングする姿勢を投手に見せていくことが大事なんだ」
カメラブログ、中スポ、サンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン

○石嶺打撃コーチ
<昨年は1勝4敗、防御率2.32と
巨人・グライシンガーに抑えこまれていたが、
今季は2勝1敗、防御率5.56と力関係が逆転。
ブランコのバットがその攻略の突破口となっているという>
「きょうは球が高かったし、本来の調子ではなかったが、
何とか打てるという感じはある」

<1年間、じっとブランコの打撃を見つめてきたコーチも
主砲の復調ぶりに確かな手ごたえを感じ取って>
「最近は厳しい攻めをされてイライラしていた。
ああいうタイプのバッターはホームランが出るのが1番いい。
吹っ切れたんじゃないかな」
ニッカン

○和田一浩
<来日1年目の本塁打王は当確など、4番としては合格点。
今年のブランコはよくやっているが、上には上がいるのも事実。
『その上』を知る男はこう指摘して>
「ブランコが敬遠されたのは1度もないんじゃないですかね。
記憶にないですから」

<その通りだった。140試合を終えて、
ブランコの故意四球(敬遠)は1度もない。
ただそれは5番つまり和田が強打者であることを意味しているが、
そんな仮説を一蹴する、上には上がいたことを>
「カブレラ(西武-オリックス)のときはすごかったですよ。
本当によく目の前で敬遠されました。
そのとき打てれば乗っていけるし、打てなければへこんでましたね」

<4番・カブレラ、5番・和田は西武の一時代を築いた。
カブレラは1年目から49本塁打を記録、その後も55本、50本と量産した。
その一方で敬遠も規格外。02年には何と年間29敬遠。
この年の5番・和田は打率.319、33本塁打、81打点。
こんな強打者が5番にいても勝負を避けたいスラッガーだった>
「ブランコとカブレラを比較するのは早いでしょう。
あいつ(カブレラ)は本当の4番だったから。
でもブランコだってすごいものを持っていますよ」
(中スポ)


○野本圭
<3回先頭、4月4日の横浜戦以来となる2号ソロを放つ>
「いいバッティングができました」

<試合後も珍しく、自画自賛の言葉が口をついて>
「うまく反応できて、今年一番、いい感じでした」

<決してやさしい球ではなかった。カウント0-2から
グライシンガーが投げたのは、内角のカットボール。
それをうまくとらえ、右翼ポールに直撃させた。
猛打賞の前日に続く活躍に、笑みがこぼれて>
「ファウルかなとも思ったんですけど、しんを食っていたんで。
調子は打撃に関しては、いい感じで来ている気がします」

<ドラフト1位で入団し、即戦力と期待されながら、
なかなか結果が出ず、1軍と2軍を行ったり来たり。
30日に引退試合を迎える大先輩からも、笑顔で迎えられた>
「積極的にできなくて、ファームに落とされたんで。
悔いを残さないように積極的にいこうと。それがよかったと思います。
打った後、立浪さんに『いい収穫やな』と言われてうれしかったですね」

<9月3日の広島戦以来、今季2度目の2番打者でのスタメン。
8回には、初球できっちり送りバントを成功させたが>
「ホームランもうれしいが、1球でバントを決められたのも収穫」

<藤井が離脱しており、中堅と右翼のレギュラーが
空位というチーム状況で、大きくアピール。
試合前には守備のレベルアップへ向け、特守もこなした。
ポストシーズンでも戦力となるべく、さらなる進化を続けようとしている>
「やるべきことをやらないと、本当のレギュラーは取れないと思うんで。
しっかり準備をしていきたいですね」
カメラブログ中スポ共同通信社

○柳田殖生
<07年10月10日の東京ヤクルト戦以来、2年ぶりにスタメン出場。
前夜途中交代した荒木の体調がこの日も思わしくなく、
7番・二塁に抜てきされ>
「突然決まったので緊張しました。平常心でやろうと思ったんですが…。
(6回先頭、小笠原の強烈なゴロを弾くなど)ミスもありましたね」

<それでも2回2死から中前にクリーンヒット。
これが07年6月22日の福岡ソフトバンク戦で和田毅から
放った1号アーチ以来プロ3本目の安打。素直に喜んで>
「うれしかったです」
(中スポ)

○井端弘和
<極端な『小笠原シフト』でCSへの布石を打つ。
初回2死、小笠原を打席に迎え、
二塁ベース後方に守備位置を取ると、思惑通りに打球は真正面に。
一塁・ブランコの失策で出塁は許したものの、
中前に抜けそうな当たりが見事、網にかかった。
続く3回の第2打席でも新陣形で遊ゴロ。
4回には阿部も同じ守備位置で遊ゴロに仕留め、不敵な笑みを浮かべて>
「試してみただけですよ。狭い東京ドームだったら、
きょうほど引っ張ってくることはないかもしれないですけど、
打席で迷ってくれたらいいかと思ってね」
おおさか報知

○川相内野守備走塁コーチ
<小笠原シフトの効果を口にして>
「今は思い切ったことができる時期。向こうが意識してくれればそれでいい」
おおさか報知

○森野将彦
<試合前に早出特打を敢行。
松永監督付広報が打撃投手を務め、約35分間バットを振り続けた。
前日は2ランを放って、打点を単独トップの107まで伸ばすなど、打撃好調。
不調のときに特打をするのはよくあることだが、好調なのに特打をするとは。
レギュラーになっても休日返上を平気でする男。やっぱり練習が基本だ>
「練習は絶対にやっておいた方がいい。やらないと、できない体になる」
(中スポ)

○浅尾拓也
<3人切りで今季5セーブ目を挙げる。
CSでもぶつかる可能性のある巨人だけに、いつも以上に気迫十分。
気合を入れながらも落ち着いて3人で終わらせて>
「打たれたくなかった。クライマックスも意識しましたけど、
なるべくいつも通りのピッチングを心がけました」
(中スポ)


○落合監督
<今季80勝に到達も、前夜に続いて>
「はい、お疲れさん。選手に聞いて」
(中スポ、毎日jp


今日の公示。(29日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 朝倉健太投手
【出場選手登録抹消】
▼中日 鈴木義広投手
(再登録は10月9日以降。公式サイト共同通信社


◆川井雄太
<前日から1軍の練習に合流。
出場選手登録はまだされていないものの、近々の先発が予想される。
開幕11連勝とブレークしたが、その後は結果が出ず9月3日に2軍落ち。
2軍では走り込みなどを行って投球を磨き直してきた>
「少しでも前に進めるようにしたい」

<2軍戦での好投が認められて、1軍再合流。
CSの先発のコマが足りない現状だけに、
好投すれば大舞台で登板チャンスも巡ってくる。
調子が悪くないのは自信がある。あとは結果を出すだけ>
「結果が出なくなったのだから何かが変わったんでしょうけど、
それほどボール自体が変わったとは思っていない」
(中スポ)


若竜トピックス(29日)

◆中日2軍練習試合
福岡ソフトバンク-中日
(29日・福岡Yahoo! JAPANドーム)
  002 022 700 = 13
  000 010 000= 1
[D本] 新井
[Dバッテリー] 清水昭信、菊地、金剛、中里 - 小田、田中
(中スポ)

◆住田コンディショニングコーチ
<地球の反対側のドミニカ共和国行きも『里帰り』のようなもの。
ウインターリーグで武者修行する選手に付き添って、
25日に日本をたったコーチ。アメリカでコンディショニングの仕事を
していたころから数えると、5年連続のドミニカ行きとなるそう>
「行くのが楽しみですね。向こうには知り合いもたくさんいますから」

<とはいえ、そんな『ミスター・ドミニカ』でも注意することがあった。
赤道近くのドミニカで寒さが大敵とは。
意外なアイテムをバッグに忍ばせ、連日東奔西走している>
「『寒さ』です。移動中、バスの冷房が効きすぎて寒いんです。
毛布が欠かせません。いつも飛行機で配られる小さな毛布を
一つ頂き、持ち歩くことにしています」
公式サイト「Hola!-ドミニカ武者修行- Vol.1『到着』、<ドラ番記者>


◆藤井淳志
<左肋骨の骨折でリハビリ中だが、
故障後初めて約60メートルの遠投をこなした。
前日から再開したフリー打撃も2日連続で行い、およそ20分間にわたり、
渡邉育成コーチの投球を弾き返した。汗をぬぐって>
「日に日によくなっています。少しでも早く戻れるように頑張ります」
(中スポ)

2009年9月29日 (火)

若竜躍動10得点秋のオープン戦手加減Gに大勝!

今季レギュラーシーズン最後のナゴヤドームは、
屈辱の目下胴上げを許してしまった巨人との3連戦。
しかしこの日の巨人は、主力を続々休ませ、
まさに飛車角抜きといった感のスタメン。
ある意味なめられたドラゴンズは打線が初回から爆発。
巨人先発・東野を攻め、森野の2ランで鮮やかに先制すると、
以降は堂上剛裕、平田、野本若竜たちの活躍もあり着実に加点。
投げては、今季G戦初登板となった中田が5イニング1失点。
以降も気の抜けた巨人打線をしっかり封じての大勝。
対戦の連敗を6で止めました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 22回戦
(28日・ナゴヤドーム | 中日7勝15敗)
36832人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日 × 10
[勝] 中田(12試合5勝3敗)
[D本] 森野23号2ラン
[Dバッテリー]
中田、チェン、鈴木、河原、パヤノ - 谷繁、前田

◇対巨人22回戦・スタメン
1 (二)荒木  (3打数無安打)
2 (遊)井端  (5打数2安打1打点)
3 (三)森野  (5打数2安打2打点)
4 (一)ブランコ (4打数3安打)
5 (左)和田  (3打数2安打1打点)
6 (右)堂上剛裕 (2打数1安打1打点)
7 (中)野本  (4打数3安打2打点)
8 (捕)谷繁  (3打数1安打1打点)
9 (投)中田  (2打数1安打)

【イニング経過】
<1回・巨人> P・中田(中7日・今季巨人戦初登板)
坂本初球外直球中フェンス際フライ、
松本中カーブ遊ゴロ、脇谷内スライダー二ゴロ

<1回ウラ・中日> P・東野
荒木内フォーク空三振、
井端外スライダーバットの先左前打・躊躇なく二塁へ、
1死二塁から、
森野初球ど真ん中直球・
打った瞬間ライナーライトスタンド突き刺す2ラン(D 2-0 G)

ブランコ内高め直球中前ポテンヒット、和田外低め外れ四球、
堂上剛裕内スライダー空三振、野本右足死球、
2死満塁から、谷繁内低め左方向も伸びなし左飛


<2回・巨人> P・中田
ラミレス外高めカーブ左中間突破二塁打、
亀井内低めすくい上げ中飛・ラミレスタッチアップ三進、
1死三塁から、鈴木外フォーク空三振、
2死三塁から、鶴岡中フォーク空三振

<2回ウラ・中日> P・東野
中田中高め直球右翼線突破二塁打、
荒木粘るもタテスライダー空三振、
井端外直球引っ張るも左飛、森野スライダー打ち上げ中飛


<3回ウラ・中日> P・東野
ブランコ初球内直球詰まりながら右前落とすヒット、
和田中低めスライダー中前落とすヒット、
無死一、三塁から、
堂上剛裕内高めスライダー中犠飛(D 3-0 G)
野本中高めスライダーライトフェンス直撃二塁打、
1死二、三塁から、
谷繁初球外スライダー右犠飛(D 4-0 G)

<5回・巨人> P・中田 二・岩﨑達郎
亀井中直球左中間突破二塁打、鈴木一ゴロ進塁打、
1死三塁から、鶴岡初球外スライダー一二塁間抜く適時打(D 4-1 G)
中井内直球打ち損じ一邪飛、代打工藤二塁内野安打、
2死一、二塁から、坂本初球外直球打ち上げ中飛

<5回ウラ・中日> P・木村正太
和田カーブ抜け四球、堂上剛裕外スライダー一二塁間抜くヒット、
野本低めシンカーすくい上げ右飛・和田タッチアップ三進、
谷繁ストレート四球、
1死満塁から、
平田外スライダー右犠牲ライナー(D 5-1 G)
岩﨑達郎ストレート四球、
2死満塁から、
井端6球目鶴岡捕逸・三走和田生還(D 6-1 G)

<6回・巨人> P・チェン 中・平田 右・野本
代打矢野内直球詰まり三ゴロ、
脇谷内直球打ち上げ内野フライもブランコ森野お見合いヒット、
ラミレス内直球ズバッと見三振、亀井中直球右飛

<6回ウラ・中日> P・木村正太
森野中シンカー中前抜けるヒット、
ブランコ外スライダー三遊間抜くヒット・
ランエンドヒット森野三進・返球逸れた間ブランコ二進(坂本エラー)、
無死二、三塁から、和田初球ひっかけ三ゴロ・森野三本間挟殺、
1死一、二塁から、代打小池粘って四球、
2死満塁から、
野本中直球左前2点適時打(D 8-1 G)

<7回ウラ・中日> P・野間口 捕・
岩﨑達郎右飛、井端遊ゴロ、
森野外外れ四球、ブランコストレート四球、
2死一、二塁から、
和田初球外スライダー右前適時打(D 9-1 G)
2死一、二塁から、代打柳田(今季初打席)中フォーク空三振

<8回ウラ・中日> P・藤田
野本外カット一二塁間抜けるヒット(猛打賞)、
谷繁外シュートうまく叩いて中前打、
平田内スライダー空三振、岩﨑達郎外シュート遊ゴロ6-4二封、
2死一、三塁から、
井端中直球右前落ちる適時打(D 10-1 G)

<9回・巨人> P・パヤノ 捕・前田
脇谷内高め直球左飛、古城外直球合わせただけ遊ゴロ、
亀井外直球空三振、試合終了。


【ゲームレビュー】
大勝で巨人戦の連敗を6で止める

1回に森野の23号2ランで先制。3回は2犠飛、
6-1の6回は野本の適時打で加点した。
先発の中田は5イニング1失点で5勝目。
巨人の連勝は10でストップ。東野が制球難で3イニング4失点と崩れた。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


目の前で優勝を決められた、23日以来となる巨人戦
レギュラーシーズン地元ラストの3連戦初戦でしたが、
すでに順位が確定している1位2位の対戦とはいえ、
この日の巨人のスタメンを見て、驚きましたね。

<28日・中日戦>     <27日・広島戦>
1 (遊)坂本        1 (遊)坂本
2 (右)松本        2 (中)松本
3 (二)脇谷        3 (三)小笠原
4 (左)ラミレス      4 (左)ラミレス
5 (一)亀井        5 (一)亀井
6 (中)鈴木        6 (右)谷
7 (捕)鶴岡        7 (捕)阿部
8 (三)中井        8 (二)古城
9 (投)東野        9 (投)高橋尚成


10連勝した前日の東京ドームでのスタメンも
一緒に載せましたが、明らかな『異変』。
移動日ゲーム、さらにカード6連勝中と
今季カモにしているドラゴンズ戦とはいえ、
いくらなんでも、こんな飛車角落ちはないんじゃないかと。
明らかに相手を「見くびっている」スタメンに
ある意味、怒りさえもこみあげてきましたね。

それはナインも同様だったようで、
立ち上がりに森野の久々となる2ランで先制すると、
不安定極まりない東野を始めとした巨人投手陣を次々とめった打ち。
スタメンに抜てきされた野本、堂上剛裕
若竜の頑張りもあり、15安打10得点と爆発しての大勝に。
それでもある意味、勝って当然
正直こんな「手加減」メンバーに勝ったとしても全くうれしくない。
ある程度は想像していたとはいえ、
CSに向けての「オープン戦」のようなムードで進んでいった展開に、
勝ちゲーム観戦にしては珍しく中継を見ながら、
洗い物を始めてしまったぐらい。
自分的には『胴上げショック』を吹き飛ばすどころか、
逆にうっぷんさえたまるという、おかしなゲームとなってしまいました。

まあ見方をちょっと変えれば、
うれしい展開もあることはあるのですが。
特に自分的にこの日一番しびれた
6回のチェンラミレスへの内角直球
ビシッと決めた見逃し三振は、今後に生きるんじゃないかなと。
さらに若竜たちが普段力を出しきれない1軍の舞台で
思う存分「打撃練習」をすることができた。
これも今後に向けての収穫にはなったのでは。

兄リン久々の打点!特に、ポスト立浪、ポスト井上
左の代打不足
懸念されるであろう来シーズン、
その辺りを埋めてほしい
堂上剛裕、野本左の好打者が、
良い感じで打っていた姿は、
よかったなと思いますし、
今後に向けて、
期待を寄せたくなりましたね。
たとえオープン戦的な展開とはいえ、
若竜にとっては真剣勝負
二線級とはいえ、
巨人の投手を打てたのは収穫でしょう。
2戦目以降はおそらく竜キラー・ゴンザレス
最多勝に向けて、先発登板してきそう。
今季チームが苦しんだ天敵を叩くことができれば、
さらなるアピールとなること間違いなし。
ぜひともこの日の打撃を自信にして、残る2戦も活躍してほしいです。


☆プレーヤーズ・ボイス(28日)

◎中田賢一
<今季初めて巨人戦に登板し、5イニング1失点で5勝目を挙げる>
「(意外にも巨人戦投げていなくて、相手が10連勝中。
今日はどんな思いでマウンドへ)
えー、まず僕がいい結果を出せるように、
まあ集中して投げたのが一番です。はい。
(立ち上がりはそういう気持ちがかなりあったか)
そうですね。今日は気持ち入って投げれたと思います。
(その直後、森野が本塁打。良い流れをつくってくれた)
そうですね。あのう、点取られた後に点取られる、
あのう、僕はそういうピッチングをしちゃっているんで、
ちょっと点取られた後にしっかり抑えたいという気持ちはありましたね。
(対巨人という思いはどうだったか)
そうですね。まあ相手がジャイアンツということもあって、
もう気合を入れていけたのもあると思うんですけど、
まあこれからはまた自分の状態を上げられるように、はい。
それに集中していきたいと思います。
(ポストシーズンで良い結果を残したい)
そうですね。ちょっと去年がダメだった分、
今年はしっかり与えられたところで投げたいと思います。
(期待されているファンに一言)
はい。えー、ほんとにしっかり投げたいと思います。
応援よろしくお願いします!」


<先発談話>
「結果的には良かったのかもしれないけど、
まだ修正すべき点がたくさんあることもわかったので、
それらを直していかなければいけないと思いました」

<CSへの模擬試験となった巨人戦。
4回まではわずか1安打に封じ、
5イニング1失点と上出来の答案を出した>
「いつも以上に気持ちが入ったのもありますけど、
スタメン表を見たとき、3人の主力選手が出ていなかった。
さらにしっかり投げたいという気持ちが強くなった」

<巨人には期待された山井、小笠原、山本昌が打ち込まれている。
再調整中の朝倉、川井もまだ受験前。飛車角落ちとはいえ、
巨人打線を封じた右腕への期待度は
これでグンと上昇したが、本人はまったく浮かれていない。
現状の自分とベストのG打線。架空ながら、力関係も測っている>
「悪くはなかったと思うけど、
出ていなかった3、4人の選手が出て来たときには、
あのボールだったらどうかな…、という球も何球かあった。その辺ですね。
ラミレスと亀井に打たれた(二塁打)2本は本当に甘い球だった。
しっかり投げ切らなきゃいけないところで投げ切れていなかった。
その辺を見つめ直していきたい。それが再確認できたかなと思います」

<具体的な修正点も見えた。
最大の武器、真っすぐの状態も客観的に把握している>
「(真っすぐは)ボチボチだったっすね。
まだまだですけど、しっかり指にかかったボールが投げられた。
(スピード)ガン的には出ていなかったけど、
指にかかって押し出せている感覚はあった」
カメラブログ中スポ共同通信社時事通信毎日jpデイリー


○チェン・ウェイン
<今季初めてリリーフ登板。
6回、場内アナウンスが名前を告げるとドームがどよめいた。
昨年7月3日の阪神戦以来の救援となったが、
苦手にしているラミレスから見逃し三振を奪い、1イニングを無失点>
「マウンドに上がるときは緊張した。
先発の勝ちを消しちゃいけないから。
気持ちの面で難しいところはあったけど抑えられて良かった。
CSでも(中継ぎの)可能性があるならば抑えたい」
(中スポ、スポニチ

○森バッテリーチーフコーチ
<今季初めてリリーフ登板したチェンについて説明。
次回の先発は週末と見られ、1イニング限定の調整登板だったよう>
「調子を維持するためにも、きょう投げさせた」

<また体調不良のため19日以降登板がなく、
この日は今季初めてベンチメンバーからも外れた岩瀬について。
名古屋市内を離れ独自でリハビリを続けているもよう。
3年ぶり3度目のセーブ王が確定した守護神だが、
シーズン終盤から本調子に戻らないため、
巨人の優勝決定後は疲労回復を優先。
復帰の照準を10月3日の横浜戦に合わせており、
出場選手登録の抹消はしない方向>
「岩瀬は(10月)3日か4日の試合には投げさせる。
肩、ひじ、首、腰などに故障を抱え、
その日にならないと投げられるかどうか分からない状態だった。
名古屋を離れてトレーニングをしている」
(中スポ、スポーツ報知スポニチ名古屋


○森野将彦
<1回1死二塁、先制の23号2ランを放つ。
巨人先発・東野の真ん中に入った直球を初球打ち。
ライナーで右翼スタンドに突き刺した>
「甘い球を逃さずに積極的にいこうと思っていたら、
(実際に)甘い球がきたので打ちました。
(巨人戦は)初回にいつもあっさり終わっていましたからね。
楽なスイングに見えるって? 打っているときはそういうものですよ」

<鮮やかな一振りで同僚・ブランコと並んでいた打点を
リーグ単独トップの107に伸ばしたが、チームメートの言葉を借りて>
「トニ(ブランコ)がいつも言ってるけど
(打点王争いは)神様しか分からない。みんな必死だから」

<東野は今季中日戦6度目の登板。
これまで5度の対戦で3勝1敗と勝ち越しを許していた。
眼前で胴上げを許した東京ドーム3連戦では、
初戦に先発。白星を挙げられていた。
その中でこの日を含めて13打数5安打4打点とめっぽう打っているが>
「その分、ゴンザレスとかを打ててないですからね。
同じチームに何回も負けるわけにはいかない。
(CSまでに)何とか嫌なイメージを植え付けられたら」

<巨人戦の連敗を『6』で止めた殊勲打も
この日だけで終わっては意味がない。
巨人との残り2戦、そしてCSでの対戦を見据えている>
「まだ借りは返せていない。
勝ち癖、負け癖というのもあるから、あと2つは負けられない」。
カメラブログ中スポサンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン

○野本圭
<3回1死二塁から、右中間突破二塁打を放つと、
6回1死満塁では狙い通りに直球を流し打って左前適時打。
8回には右前打を放ち、5月10日以来、今季3度目の猛打賞を獲得。
4打数3安打2打点と活躍し、CSに向けて猛アピール>
「(6回の適時打は)四球の後だったので、初球からいこうと思いました」

<メンバーが固まっていない中堅、右翼で起用され、
バットで生き生きとアピール。後半戦は不調で苦しんだ
ルーキーは引き締まった表情を見せて>
「猛打賞? やることはたくさんあるけど、
しっかりアピールできるように頑張りたい」

<この日は早出特守を敢行。選手たちの先頭を切って、
ナゴヤドームのグラウンドに現れると、
全体練習に先立ち、約30分にわたってノックを受けた。
練習を積み重ねて球際に強い外野手を目指す>
「特守? 見ていただけましたか。
もっとしっかり守れるように頑張らないといけません」
カメラブログ、中スポ、サンスポ

○堂上剛裕
<この日出場選手登録され、6番・右翼で今季初の先発出場。
3回無死一、三塁、センター左への犠飛。
07年8月11日の同じ巨人戦でサヨナラ3ランを放って以来、
779日ぶりの打点を挙げて>
「追加点がとれる外野フライが打ててよかったです」

<開幕直後に1軍昇格したものの、
代打で4打席1安打に終わるとファームへ逆戻り。
それ以降は右肩のけがもあって、2軍でもシーズンのちょうど半分、
48試合出場にとどまった。しんみり語って>
「お世話になった周りのみなさんに感謝です」

<前日、引退セレモニーを行った井上に代わっての昇格。
そして昨年9月5日の横浜戦以来の1年ぶりのスタメンで1打点>
「狙い球を絞って、思い切り振るつもり。ワンチャンスを生かしたい」

<野本・平田らとの激しい競争が続けば、
CSに臨むチームの活性剤となりそう。気合十分に話して>
「残りは少ないですが、1年分(のつもりで)頑張ります」
カメラブログ中スポサンスポ

○平田良介
<5回1死満塁、中田の代打で登場して右犠飛を放つ>
「いいタイミングで打てたと思います」
カメラブログ


○トニ・ブランコ
<1回1死から中前のポテンヒットで出塁すると、
3回先頭では右前打。6回無死一塁は左前打を放って4打数3安打。
得点圏では1度も回ってこなかったが、18試合ぶりの猛打賞をマーク>
「運がよかったよ。(1回は)詰まりながらも
人のいないところに落ちてくれたからね。神様のおかげです」
(中スポ、サンスポ

○和田一浩
<7回2死一、二塁から、トドメの右前適時打を放つ>
「その前の打席でランナーがいるところで打てなかったので、
何としても取り返す気持ちでいきました」

<またこの日は3得点と2度の犠飛と適時打で『激走』。
笑顔を浮かべて>
「激走? 走れることはいいこと。
打席とベンチだけじゃ、さみしいからね」
カメラブログ、中スポ)

○谷繁元信
<3回1死二、三塁、谷繁選手の右犠飛でさらに追加点>
「ちょっと浅いかなと思ったけど、
ベンちゃん(和田)の走塁に助けられました」

<打率.453、9本塁打、22打点。
巨人・ラミレスが今季の中日戦で残した成績だが、
捕手別に分けてみると驚きの傾向が。
谷繁.531・5本、小田.500・1本、小山.310・3本と
捕手のキャリアとは反比例していた。
豊富な経験による理詰めなリードの波長が
ラミレスと合っている可能性はないか、ぶつけてみると>
「ラミレスがそういう考え(捕手から分析する)
を持っているのは知っていましたよ。前から。
あのクラスの打者になれば、ある程度狙いが外れても
ヒットにする技術は持っています。
きょうの(左中間二塁打)も、決して待っていたボールではなかったと思う。
捕手からすれば、そういう安打は(仕方ないと)割り切った上で、
完ぺきに打たれるのを減らしていかないと」

<相手に裏をかかれないために今一度、
ラミレスという打者の『絶対的な特徴』を思い出す。
ラミレスが今季選んだ四球はわずか20個。
つまり、いかにボールを振らせるか。
言うは易しではあるが、これが切り崩しへの入り口である>
「(ラミレスは)振ってくる打者ですから。
結局はストライクゾーンを打ち、ボールは打っていない。
10月までに? もちろん。(洗い直す)作業はやります。
投手との共同作業ですから」
カメラブログ、中スポ)


○立浪和義
<腰痛の兼任コーチは2日連続で練習を回避。
試合前は名古屋市内で治療に専念。球場入りしたが欠場。
地元での残り2試合、何とか復帰してほしいものだが>
「だいぶよくなってきたよ。
あした? 分からない。よくはなっているよ」
(中スポ)


○落合監督
<着実に加点して巨人戦の連敗を6で止める>
「はい、お疲れさん。
全部選手に聞いて。その方がわかりやすくていいでしょ」

<河村たかし名古屋市長がこの日、ナゴヤドームを訪問。
大の中日ファンの市長が和菓子のもなかを差し入れするとほおばって>
「私は和菓子屋の息子。甘党です」

<河村市長が掲げる市民税減税に触れ、
こう宣言して、市長を喜ばせる>
「下がるなら、名古屋市に住所を移そうと思っている」
公式サイト朝日新聞毎日jp


今日の公示。(28日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 柳田殖生内野手、堂上剛裕外野手
【出場選手登録抹消】
▼中日 山本昌投手、井上一樹外野手
(再登録は10月8日以降。公式サイト共同通信社

△柳田殖生
<遅くはなったが、まだ終わったわけじゃない。
レギュラーシーズンはこの日を含めてあと6試合だが、
この日、堂上剛裕とともに1軍に今季初昇格。
今年の支配下選手68人のうち、
57人目の昇格となったが目をぎらつかせて>
「何とかこのチャンスを生かしたい。
しがみついてクライマックスシリーズ、
日本シリーズに出たい。がめつくいきます」

<打率.325はウエスタン・リーグ2位、出塁率.403はリーグ3位。
主に2番打者としてチームのリーグ優勝に貢献したが、
変化の分岐点は確実にあった。6月16日を境に変わったといえる>
「あの日から変わったというのはあると思います。
子どもが生まれて考え方が変わりましたから。
このままではダメだなって」

<6月16日は長女・珠里(みり)ちゃんの誕生日である。
6月は左足首を痛めてリハビリ生活。
リハビリをしていたから出産にも立ち会えた。
そのときに自分を見つめ直したという>
「いままでじゃ思い切り振っていたというか、
長打を狙っていたんです。それじゃダメだなって。
ボール球を見るようになりました」

<しっかり見極め、フルスイングするという
新しいスタイルが好成績を呼んだ。
リストバンドの裏側には長女の名前が書き込んである。
この日は7回2死一、二塁から代打で出場すると三振。
07年10月以来の1軍で結果を残すことはできなかったが、
野球をできる喜びを知る男は新たな家族とともにチャンスを掴む>
「とにかく家族のために頑張ります」
(中スポ)

◆伊藤準規
<高卒ルーキー右腕がこの日から初めて1軍の練習に参加。
試合前のナゴヤドーム、先輩たちの後に続くように
人工芝を踏みしめ、目を輝かせた18歳。
練習では同じく1軍に合流した川井とキャッチボール。
時折にこやかな笑顔を見せながら、真剣勝負の雰囲気を体感した>
「2日くらい前に言われました。うれしかったです。
1軍独特の緊張感を感じましたが、わくわく感の方が圧倒的に大きいです」

<ウエスタン・リーグでは5試合に登板し、6イニング1失点という成績。
春先は故障で出遅れたが、徐々に真価を発揮してきた。
この日の出場選手登録はなかったが、
近いうちに登録・登板の可能性もある。チャンスをうかがう決意で>
「強気で攻めるピッチングを見てほしい」
(中スポ)


▼井上一樹
<引退セレモニーから一夜明け、あらためて感慨を語る>
「最後の打席は、矢野さんが捕手で、
投手・藤川なんてことにならないかなと。
少し期待して阪神ベンチをちらちら見ていたんだけど、
矢野さんは座ったまんまだし、さすがにそこまではね」

<冗談を飛ばした後、真顔でこう言った。
この日、出場選手登録を抹消されたが、
有終の美へのラストスパートは始まっている>
「ファームの日本選手権やフェニックスリーグにも
顔を出してCSに向けてアピールしていきたい」
(中スポ)

◇英智
<前日の井上の引退セレモニーで特別な思いを抱いていた選手>
「ボクにとっては(井上)一樹さんは『お兄ちゃん』のような存在。
ポジションは同じですが、とうとうライバルという気持ちにはなれなかった」

<先輩でありながら、自信にとっては家族のような存在が井上。
ここ1、2年は2人とも2軍でプレーすることが多くなっていたが、
刺激し合いながら上を目指していたという>
「しんどい練習でもいつも変わらずに元気でいた。
2軍にいようと、先頭に立ってチームを引っ張っていた」

<その井上はユニホームを脱ぐが、こうきっぱり。
井上を後ろ姿を見て育った自身が、今度は後輩たちを引っ張る番だ>
「まだまだ一樹さんの域には達していませんが、ボクも見習ってやっていきたい」
(中スポ)

2009年9月28日 (月)

みんなありがとう!井上号泣ラストメッセージ。

クリーンアップがようやく目覚め、連敗を5で止めたドラゴンズ
9月最後のデーゲーム、ナゴヤドームでの阪神との第3戦は
今季限りでの引退を表明した
井上一樹の実質「引退試合」となりましたが、
CSを見据えての先発となった山本昌が大誤算。
球にキレがないところを叩かれ、5イニングで12安打8失点。
一方、打線は中4日で先発してきた天敵の岩田
またしても抑え込まれて、7回まで無失点と散々
何とか降板後の8回にブランコの2点打で一矢報いたものの、
大敗で今季阪神戦初のカード負け越しとなってしまいました。
試合後には引退セレモニー。井上熱きあいさつも紹介します。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 23回戦
(27日・ナゴヤドーム | 中日14勝9敗)
37709人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神
中 日
[敗] 山本昌(6試合1勝4敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
山本昌、山井、小林正人、鈴木 - 小山、前田、谷繁

◇対阪神23回戦・スタメン
1 (二)荒木  (4打数1安打)
2 (遊)井端  (3打数2安打)
3 (三)森野  (3打数1安打)
4 (一)ブランコ (4打数2安打2打点)
5 (左)和田  (4打数1安打)
6 (右)井上  (4打数無安打)
7 (中)野本  (2打数無安打)
8 (捕)小山  (2打数無安打)
9 (投)山本昌 (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・阪神> P・山本昌(中5日)
平野内スクリュー一直、関本外スクリュー左前打、
鳥谷中スクリュー中飛フェンス際キャッチ、
金本中スクリュー詰まり中飛

<1回ウラ・中日> P・岩田(中4日)
荒木外高め直球右飛、井端内直球右前打、
森野初球シュートワンバウンド暴投・井端二進、
森野2-3外スライダーハーフスイング三振、
2死二塁から、ブランコ内直球バット折られ遊ゴロ


<2回・阪神> P・山本昌
新井外スクリュー遊ゴロ、ブラゼル低めカーブ中飛、
桜井外スクリューバットの先も中前打、
狩野初球中カーブ中前打、
2死一、三塁から、岩田内スクリュー右前適時打(D 0-1 T)

<2回ウラ・中日> P・岩田
和田投手強襲ゴロ・岩田手に当て一旦治療も戻る、
井上外スライダーハーフスイング三振、
野本外スライダー空三振

<3回・阪神> P・山本昌
関本外カーブ右前打・荒木飛びつくも及ばず、
鳥谷2球目外直球山本昌暴投、鳥谷一塁線ゴロ・関本三進、
1死三塁から、金本内直球中犠飛(D 0-2 T)
新井内高め直球三塁線抜く二塁打、ブラゼル中飛

<4回・阪神> P・山本昌
桜井内直球詰まるも中前方スライディングキャッチ及ばず、
狩野粘られるも二正面ライナー、
岩田バント投前・山本昌二塁送球封殺、平野内スクリュー外れ四球、
2死一、二塁から、関本外直球右飛

<4回ウラ・中日> P・岩田
井端初球外シュート遊ゴロ、森野ストレート四球、
ブランコ内沈むスライダー空三振、和田内直球伸びなし左飛


<5回・阪神> P・山本昌
鳥谷外スライダーセンター返しヒット、金本外スクリュー外れ四球、
無死一、二塁から、新井外スクリュー中前適時打(D 0-3 T)
ブラゼル外スライダー中飛・金本タッチアップ三進、
桜井外スクリュー外れ四球、
1死満塁から、狩野中高め直球・
左中間最前列飛び込む満塁本塁打(D 0-7 T)
岩田打つ気なし空三振、
平野内スクリュー一、二塁間抜くヒット・9-4中継ミス荒木エラー・平野二進、
2死二塁から、関本中スクリュー右前適時打(D 0-8 T)
鳥谷中カーブ大きな右飛井上フェンス際追いつきキャッチ

<5回ウラ・中日> P・岩田
井上外スライダーとらえるもライトフェンス際フライ

<6回・阪神> P・山井 捕・前田
金本外直球遊ゴロ、新井中低めスライダー遊ゴロ、
ブラゼル中高めスライダー二塁後方井端ナイスポジショニング

<6回ウラ・中日> P・岩田
前田バットへし折られ二ゴロ、
荒木粘り中低め直球引っ張り三塁強襲二塁打、
井端内スライダー選び四球、
1死一、二塁から、森野中直球二ゴロ4-6-3併殺


<7回ウラ・中日> P・岩田
ブランコ内直球バット折れるも左前持って行くヒット、
和田内高めカットレフトオーバーフェンス直撃二塁打、
無死二、三塁から、井上外低めフォーク空三振
1死二、三塁から、代打平田内直球詰まり右飛・走者返せず、
2死二、三塁から、代打小池中スライダー手が出ず見三振


<8回ウラ・中日> P・ジェン
前田初球内直球遊飛、荒木外スライダー二ゴロ、
井端外スライダー中前抜けるヒット、
森野中低め直球三塁強襲新井弾きファウルグラウンド転々二塁打、
2死二、三塁から、
ブランコ外高めスライダー・
左翼左突破2点適時二塁打(D 2-8 T)


<9回ウラ・中日> P・筒井
井上外低め直球二ゴロ・大歓声&拍手に顔上げられず、
平田外チェンジアップ遊ゴロ、谷繁中直球中飛、試合終了。


【ゲームレビュー】
山本昌が5イニング8失点

2回に岩田の適時打で先制を許し、
0-2の5回には狩野の満塁本塁打などで6点を奪われた。
阪神は13安打8得点で大勝。
先発の岩田は7イニング無失点で6勝目。
中日は3カード連続の負け越し。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


今季限りでの現役引退を表明した井上
実質「引退試合」となった阪神とのデーゲーム。
試合内容はともかく、試合後の引退セレモニーは
とても感動的なものとなりましたね。

イケメン号泣(T.T)CSの中継では
最後の胴上げまでは
残念ながら入りませんでしたが、
かつてプレーをともにした
阪神・矢野から、
そして兄貴分でもあり、
こちらも今季限りで引退する立浪からの花束贈呈。
もらって声を掛けられ、号泣するイケメン
それに思わずもらい泣き。うるうるしてしまいましたよ。

そして注目はやはり井上「ラストメッセージ」。
しゃべりには自信のある前・選手会長なだけに
最後に何を話してくれるのか、と楽しみでしたが、
マイクを前にしての大歓声に、感極まって号泣
なかなか言葉が出てきませんでしたね。
時間的には、予想していたよりも短かったものの、
それでも熱い一語一語に、感動させてもらいました。
ナインのなかでも、同じ九州出身の荒木選手会長目に涙
ほかにも何人かの選手が目を真っ赤にしていました。
人徳のあったベテランが飾る最後の花道
ナイン一人一人に握手する姿も、とても印象的でした。

懐かしいピンクのリストバンド
今季最初で最後となるスタメンでのフル出場
しかし結果は見三振、右飛、空三振、二ゴロの4打数ノーヒット
7回の無死二、三塁のチャンスでは、
ぜひとも最後のタイムリーをと期待していたのですが、
岩田の変化球に、バットが空を切ってしまいましたね。
それでも一打席一打席ごとに寄せられたファンの歓声
井上一樹に対するファンの感謝の気持ち
そして改めての存在の大きさを感じるものとなりました。

勝てたらもっとよかったものの、こんな状態ですし仕方ない。
それ以上に心に残る、良きセレモニーだったと思います。
もう少し「現役選手」としての日々となりますが、
ドラゴンズ一筋20年、記憶に残るであろう背番号9。
井上一樹選手、感動をありがとう、そしておつかれさまでした。

それでは井上選手ラストメッセージ、全文紹介させていただきます!


★プレーヤーズ・ボイス(27日)

☆井上一樹
<試合後の引退セレモニーであいさつ。
カズキコールが響く中、号泣しながら20年分の思いを口に>
「(感極まり嗚咽)すいません…。
今シーズンを持ちまして、井上一樹は現役を引退します。
ふるさと、鹿児島からこの名古屋に出て来て20年、
球団に、名古屋に、そしてドラゴンズファンに育ててもらいました。
僕は決して、強い人間ではありません。
弱い自分をいつも支えて、助けて、
そして励ましてくれたみなさんに感謝します!
しゃべるのは僕は不得意ではないんですが、
すいません、今日は言葉が出ません。
阪神球団の方、そして阪神ファンの方も、
僕のこのセレモニーに、立ち会ってくれてありがとうございます。
そして今まで一緒にプレーしてくれたみんな、ありがとう!!」



<試合には6番・右翼で、今季11度目のスタメン出場。
右腕にはピンクのリストバンドが光っていた。
メーカーが違い微妙に色は異なるが、
リーグ優勝した1999年ごろから着用していたトレードマーク。
04年以降はその愛称を返上し、リストバンドの着用もやめていたが
この特別な日に再び『ピンキー』としてグラウンドに立った>
「原点だと思うから。
最初はどうやったらファンに覚えてもらえるかと思ってね。
名前の一樹の一をピンと読むと、ピンキーと読めるじゃない。
これがオレの色だと思った。
本当は、手袋と一緒に取ってスタンドに投げ入れようかとも
考えていたんだけどね。オレ、してなかったよなあ」

<阪神が大量リードする一方的な展開の中でも、
華麗なプレーで『カズキ・コール』を浴びた。
5回2死一塁、鳥谷の右翼フェンスを直撃しようかという
大飛球をジャンピングキャッチ。阪神のビッグイニングを断ち切った。
その直後5回先頭の打席では右翼への大飛球を逆に好捕ではばまれ、
9回の第4打席も二ゴロに倒れ、この日は4打席無安打。
バットで声援に応えることはできなかったが
節目のゲームで真剣勝負ができたことをむしろ喜んで>
「阪神もCSがかかっていて、手抜きなしだったから」

<セレモニーの花束贈呈は阪神はかつての同僚・矢野、
中日は井上同様、今季で引退を決めている立浪から。
偉大なる先輩2人から受け取り、必死にこらえていた涙があふれ出た。
福留孝介(カブス)からも大きな花束が届いたという>
「矢野さんにはお疲れさま、立ち会えてよかったと言われました。
それまでうるうる来ていたのに、その時点で大洪水。
もう顔が見られなかった」

<セレモニーの最後には、中日ナインだけでなく、
阪神の矢野、高橋光信も加わった胴上げで5度宙に舞った。
セレモニーは終わったが竜戦士・井上にはまだ仕事が残っている。
赤くした目を落ち着かせてから、こう言って>
「CS、日本シリーズがある。一区切りつけさせてもらっただけ。
そこまで現役でいられるようにシッカリやるしかない」
中スポ<ドラ番記者>サンスポスポーツ報知
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


●山本昌
<帰りの車に乗り込む目の周囲が赤くなっていた。
井上の引退スピーチに思わずもらい泣きしたようだ>
「いいセレモニーだったね」

<だからこそこうつぶやいた。
もしかしたら、通算159個の黒星の中でも
最も悔いの残るものだったかもしれない。
井上とは今季は長い2軍生活をともにした間柄でもある。
そんな同僚の晴れ舞台に、今季ワーストとなる
12安打を浴び、5イニング8失点でKO。
大敗という展開しか用意できなかった>
「情けないなあ。(井上)一樹の引退試合なので、
一樹のためにも、何とかいい試合にと
思ったのですが、申し訳ないですね…」

<もちろん自身にとっても由々しき事態。
球に切れがなく、持ち味の制球も乱れ、
2回に投手・岩田に先制打を許すと、
その後も立ち直る気配が見えず、
5回には過去98年に2本、08年に1本の
計3本しかなかった満塁弾を狩野に浴びるなど一挙6失点。
計8失点で前回の巨人戦で3発5失点したのに続く大量失点となった>
「調子はそんなに悪いわけじゃないんだけど、
少しずつズレていた。そこを修正していかないと」

<これで初勝利の88年以来、
自己ワーストとなる年間1勝止まりがほぼ確定。
それでもポストシーズンでの登板をあきらめたわけではない
再び若手と一緒に汗を流し、復権のチャンスを待つ>
「1軍の先発は試合数も少ないし、もうないでしょう。
フェニックス(10月6日から宮崎で行われる2軍教育リーグ)もあるし」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信スポニチ名古屋ニッカン

『一樹の引退セレモニーがあるというのに、
不細工な試合になってしまい本当に情けないです。
ちょっとずれてるのが前回から続いていて。
今後は試合も少ないので
1軍で先発というわけにはいかないでしょうね。
フェニックスリーグもあるし、
クライマックスシリーズで投げられるよう頑張ってきます。』

(「山本昌公式ホームページ」より引用)

●山井大介
<6回に2番手で登板し、打者6人をパーフェクト。
前回登板の23日・巨人戦は先発で4イニング4失点。
先発にリリーフにと役柄はめまぐるしく
変わっているが、ものともせずに>
「先発でもリリーフでも、使ってもらったところで
自分の力を発揮するだけです」
(中スポ)

●小林正人
<8回にマウンドに上がり、1安打を浴びながらも
1イニングを無失点。前回25日の阪神戦では、
1安打2四球と1死も奪えないまま降板していただけに>
「前はよくなかったので、抑えようと思っていた。
ゼロで抑えられてよかった」
(中スポ)


●トニ・ブランコ
<8回1死二、三塁から、左翼線二塁打を放つ。
カウント2-2からジェンのスライダーを引っぱたくと、
打球は左翼線で弾み、一挙に二者がホームイン。
これで打点を『105』に伸ばし、トップを走っていた森野に再び並んだ。
37本で独走する本塁打とともに、暫定『二冠王』>
「とにかくランナーをかえそうと思った」

<打っておごらず。これが主砲の信条だ。
たとえ調子が良くても、ナゴヤドームでは
試合後に居残り特打を敢行することも珍しくない。
ひたむきに重ねた練習はウソをつかない。
9月は当たりが止まっていたが、この2日間で計4安打6打点の荒稼ぎ。
本来のスイングを取り戻した>
「疲れ? そんなのは関係ない。
打てないことの方がよっぽど『ストレス』だよ」
中スポサンスポ

●井端弘和
<最高出塁率のタイトルを争っているが、4打席で3度出塁。
初回1死に右前打でチーム初安打とすると、6回は四球。
8回2死無走者では中前打を放ち喜んで>
「ヒットを打てば、井上さんに(4度目の)打席が
回る場面だったので、打てて良かった」

<出塁率は前日よりも3厘上がって、.391に。
東京ヤクルト・青木を1厘抑え、トップに返り咲いた>
「(タイトルは)取れるチャンスがあればいいですね」
(中スポ)

●森野将彦
<1回1死の空振り三振など中4日の岩田に2打数無安打。
この日3打席で12球、岩田と対したが>
「(今の自分たちが)何をすべきかという問題ですよね。
次に岩田と当たるのはCSという可能性が高い。
もちろんそのときはねらい球を絞っていかなきゃいけない。
開き直るしかないんです」

<試合前には三塁手がライトの守備位置でノックを受けた。
笘篠コーチの打球を約10分間懸命に追い、こう言ったが、
実はスローイングの矯正の練習>
「遊びです」
(中スポ)

●笘篠外野守備走塁コーチ
<森野のスローイングの矯正練習について>
「志願してきた。
(内野ノックで)短い距離ばかりだと、
肩の筋肉は弱まるというのはあるからね。
内外野で投げ方は違うけど、うまくやってくれれば」
(中スポ)


◆藤井淳志
<2軍でリハビリ中だが、井上の引退セレモニーには駆けつけた。
グラウンドには姿を見せなかったが、奥から見ていた。
目を真っ赤にしてナゴヤドームを後にしたが、
幸い回復過程は順調。ポストシーズンに復帰すれば
井上と一緒にグラウンドを駆け回ることができる>
「たくさんお世話になった人ですから。少しでも近くにいたかった」
(中スポ)

●立浪和義
<30日は贈られる立場だが、この日は贈る役目。
引退セレモニーの井上に、阪神・矢野に続いて
兼任コーチは花束を手渡し、抱きしめてねぎらった。
ともに選手会長を務めるなど、チームをまとめる責任も担った。
その心情は同じシーズンでユニホームを脱ぐ者として痛いほど分かる>
「去年あたりから2軍へ行くたびに
『腐るな。一生懸命やろう』と話していた。
その通り一生懸命やった結果、
こういう花道をつくってもらえたんじゃないですか」

<自身も今は正念場。
この日は展開的にも代打の出番はなかったが、
接戦でも出られた保証はない。厳しい表情で>
「腰を痛めてしまった」

<いよいよ28日からは本拠地ラスト3連戦の巨人戦。
自らに言い聞かせるように話して>
「なんとかあした、あさってと出られるように治してきます」
(中スポ)


◆中田賢一
<3週間後に迫るクライマックスシリーズへ
人一倍闘志をもやしている。
静かに、それでいて熱く。意気込みを口に>
「中継ぎでも何でもやる。とにかくゼロに抑えます。
後悔しないピッチングをしたい」

<1年前のCSではたった1つのアウトしか奪えなかった。
第1ステージ阪神戦の第2戦、6回にリリーフしたが、
鳥谷の本塁打で瞬く間に3失点。試合を壊してしまい、
第2ステージで登板機会を与えられることはなかった>
「(先発の)チェンがいいピッチングをしていたのに。
いきなり鳥谷にホームランを打たれて…」

<悔やんでも悔やみきれない大乱調。
この試合のビデオを繰り返し見たという>
「投球フォームはスロー再生して見直しました。
体は開いていたし、頭はブレていた。
自分のボールが投げられなかった」

<同じ失敗は繰り返さない。次の登板へ備え、
課題に掲げているのは最大の武器・ストレート。
練習では遠投を多めに取り入れ、球威に磨きをかけようとしている。
1つのアウトで終わった1年前の分まで奮投を誓っている>
「もう少し球速が欲しい。
距離をあけた方が球の強さが見られる。
チェックしながら遠投しています」
(中スポ)


●森バッテリーチーフコーチ
<前日の小笠原に続く左腕・山本昌の炎上に渋い表情>
「先発が5回、6回まで試合をつくってくれないと。
左はチェンがいるが、もう1人は欲しい」

<また前日の阪神戦でセーブのつくマウンドに
上がらなかった岩瀬について、この日の試合後説明>
「抹消するほどじゃない。日によって状態も違う」

<詳細は明かされなかったが、どうやら体調不良のよう。
試合後の引退セレモニーに岩瀬の姿はなく、
試合前あるいは試合中に帰宅したもよう。
こう付け加え、大事を取っての措置と明かして>
「無理する時期じゃない。
タイトル(41セーブ、8差の2位にいる
広島・永川の残り試合は9)もほぼ決まっているし」
(中スポ、スポニチ名古屋


●落合監督
<山本昌が誤算、3カード連続の負け越し>
「今日は(井上)一樹に聞いてやってくれ。
贈る言葉? まだ選手だ。この先がある」
中スポサンスポおおさか報知毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(27日)

◆中日2軍練習試合
阪神-中日
(27日・阪神鳴尾浜球場)
 D 000 000 010 = 1
 T 302 040 00× = 9
[D本] なし
[Dバッテリー] 岩田、佐藤亮太、ネルソン、清水昭信 - 小川、田中、小田
(中スポ)

◆巨人2軍も優勝 10.3 竜ファームと日本一決定戦(中スポ)
(イースタン・リーグの巨人がこの日、千葉ロッテとの相星決戦を制し、
2年ぶり23度目となる優勝を果たした。『兄弟V』は通算15度目。
10月3日のファーム日本選手権(富山)で中日と激突する)

2009年9月27日 (日)

最大5点差大逆転、中軸お目覚め竜連敗脱出!

CSを見据えての戦いに変わったものの、
今季初の5連敗と、投打に精彩を欠くドラゴンズ
やや悪い流れのなか迎えたナゴドでの阪神第2戦。
相性の良い小笠原を先発に立てたものの、
立ち上がりから捕まってしまい、4回までで7失点。
しかし5点差の4回、ブランコの豪快弾で
反撃ののろしをあげると、5回に2点、
さらに6回には4点と、見事な攻撃で逆転に成功
以降は継投で逃げ切り、連敗を5でストップ。
4打点と目覚めた主砲・ブランコ「復活宣言」です。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 22回戦
(26日・ナゴヤドーム | 中日14勝8敗)
37680人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神
中 日 × 10
[勝] パヤノ(32試合2勝1敗)
[S] 浅尾(65試合7勝9敗4S)
[D本] 和田28号 ブランコ37号
[Dバッテリー]
小笠原、パヤノ、高橋、河原、浅尾 - 谷繁

◇対阪神22回戦・スタメン
1 (二)荒木  (4打数2安打)
2 (遊)井端  (3打数無安打)
3 (三)森野  (5打数2安打3打点)
4 (一)ブランコ (4打数2安打4打点)
5 (左)和田  (3打数3安打2打点)
6 (右)小池  (5打数1安打)
7 (中)英智  (2打数無安打)
8 (捕)谷繁  (3打数無安打)
9 (投)小笠原 (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・阪神> P・小笠原(中6日)
バルディリス内スライダー詰まり遊ゴロ、
平野外高め直球左翼線落とす二塁打、
鳥谷2球目小笠原スクリューワンバウンド暴投・平野三進、
1死三塁から、鳥谷中高め直球中前適時打(D 0-1 T)
金本内スクリュー一塁線ゴロブランコ抜かれエラー、
1死二、三塁から、新井外高めスライダー投ゴロ三本間挟殺、
2死二、三塁から、関本外低め直球右中間突破2点二塁打(D 0-3 T)
2死二塁から、桜井外低め直球右前適時打(D 0-4 T)

<1回ウラ・中日> P・下柳
荒木初球内スライダー三塁弾くヒット、
井端初球ランエンドヒット三ゴロ・荒木二進、
森野外スライダー左飛、ブランコ外フォーク遊ゴロ


<2回ウラ・中日> P・下柳
和田外高め直球高々上がって右中間飛び込む本塁打(D 1-4 T)
小池中直球左前打、英智初球外シュート遊ゴロ6-4-3併殺

<3回ウラ・中日> P・下柳
小笠原外スライダー見三振、荒木低め選び四球・下柳イラつく、
井端2球目荒木二盗・矢野悪送球走者に当たり左前を転々・
荒木スピード緩めず一気に本塁生還(D 2-4 T)


<4回・阪神> P・小笠原
関本初球外直球右前打、
無死一塁から、桜井スライダーすくい上げ左中段2ラン(D 2-6 T)
矢野内スライダー中前打、下柳初球小笠原ボーク、
下柳スリーバント失敗、バルディリス外スクリュー三ゴロ、
2死三塁から、平野外スライダー左中間突破適時三塁打(D 2-7 T)
2死三塁から、鳥谷内直球中方向伸びるも英智フェンス際好捕

<4回ウラ・中日> P・下柳
ブランコ初球中高めスライダー打った瞬間・
左中間レストラン席ガラス直撃豪快135メートル本塁打(D 3-7 T)

和田初球外シュート中越えフェンス直撃三塁打、
無死三塁から、小池外スライダー見三振悔しがる、
1死三塁から、英智初球外フォーク一ゴロ和田本塁走塁死、
谷繁中フォーク左飛フェンス際金本腕伸ばしてキャッチ


<5回・阪神> P・パヤノ 中・平田
金本外低めスライダー二ゴロ、新井内スライダー空三振、
関本外低め直球空三振

<5回ウラ・中日> P・下柳
平田外シュート三遊間破るヒット、
荒木初球外シュート強振左前打、井端外フォーク左飛、
1死一、二塁から、
森野初球外高めシュート逆方向・
左翼線2点適時二塁打・一走荒木飛び込み生還・下柳KO(D 5-7 T)

P・江草
1死二塁から、ブランコ内フォーク空三振、和田勝負避けられ四球、
2死一、二塁から、小池外高め直球空三振


<6回・阪神> P・パヤノ
桜井初球外直球右飛、矢野外チェンジアップ気味右飛、
江草外直球見三振

<6回ウラ・中日> P・江草
代打前田中高め直球空三振、谷繁高め選んで四球、
平田外高め直球右方向飛球・
フェンス際桜井グラブに当てて落球(記録は二塁打)、
1死二、三塁から、荒木内直球三球空三振、
井端スライダー抜けストレート四球、
2死満塁から、
森野外高め直球投返し・
打球江草左足直撃三塁方向転がる・適時内野安打(D 6-7 T)

2死満塁から、ブランコ外高めフォーク・
ライナーライトオーバー走者一掃3点適時二塁打(D 9-7 T)


<7回・阪神> P・高橋聡文
代打高橋光信内低め取ってもらえず四球・代走柴田講平
平野初球セーフティー気味三犠打、
1死二塁から、鳥谷初球内直球打ち損じ捕邪飛、
金本外スライダー外れ四球、
2死一、二塁から、新井内直球打ち上げ一邪飛

<7回ウラ・中日> P・桟原
代打井上内直球中途半端スイング三振

<8回・阪神> P・河原
関本内直球胸元当て死球、桜井中直球浅い中飛、
代打ブラゼル外フォーク一ゴロ・ブランコ反応3-6-1併殺

<8回ウラ・中日> P・金村曉 捕・狩野
荒木中直球二飛、井端低めカット見て四球、
森野4球目井端二盗、森野外フォーク空三振、
ブランコ外見て四球、
2死二塁から、
和田中高めスライダー
詰まりながらも中前落とす適時打(D 10-7 T)


<9回・阪神> P・浅尾(65試合目)
狩野内スライダー左前打、
柴田中高め直球高いバウンド二ゴロ4-6二封のみ、
平野内直球三ゴロ5-4二封のみ、
鳥谷外フォーク空三振、試合終了。


【ゲームレビュー】
逆転で連敗を5で止める

3-7の5回に森野の適時打で2点を返すと、
6回にブランコの3点二塁打などで4点を奪い逆転に成功した。
阪神は1回に4点を先制したものの、
下柳が5回途中で降板し、中継ぎ陣も踏ん張れなかった。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


4回表を終えた時点で、7-2
自分の投球が全くできない小笠原が打ち込まれ、
一方的な阪神ペースになってしまうんだろうなと思いきや、
小刻みに得点を挙げ、じわじわ迫るドラゴンズ
5回、森野の久々となるタイムリーで
2点差に迫り、相手先発・下柳をKOすると、
続く6回、またぎリリーフとなった江草の表裏一体の投球を攻め、
エラーに四球を絡めて、森野の投手強襲内野安打で1点差。
なおも2死満塁で迎えるは、
4回にこちらも久々の驚愕弾を放ったブランコ
この一発で目覚めた感のあった主砲
カウント1-2からの4球目、江草の投じた外角高め、
やや抜けたフォークを逆らわずに弾き返すと、
打球はライト・桜井の頭上を越えていくライナーに。
満塁の走者一掃となる見事な3点タイムリーツーベース
クリーンアップそろい踏みの逆転劇に沸き上がるナゴヤドーム
その後は盤石の継投で逃げ切って、連敗を5でストップ。
負けられない阪神に大きなショックを与えた勝利は、
ドラゴンズにとっても、これまでのうっぷんを
見事に振り払う大きな勝利となりました。


振り返ると、正直よくひっくり返せたなと思いますね。
ここまで5連敗中という悪い流れ
それに上塗りするかのような小笠原の投球。
さらに序盤は1点ずつは返せど、打線がつながらずイライラ
そんなゲームが4回以降、鮮やかな逆転劇に変貌。
↓のスタメンの結果を見ても分かるように、

3 (三)森野  (5打数2安打3打点)
4 (一)ブランコ (4打数2安打4打点)
5 (左)和田  (3打数3安打2打点)

クリーンアップが打てば、やっぱり勝てるんだなと。
大事な時期に3人揃って低迷、
打点を挙げられずもがいていただけに、
この日の爆発は、今後へのきっかけとしてほしいところ。

森野似とブランコ。特に打点王を争う
森野ブランコ
この2人がやはり
ポイントゲッターになってくれないと。
まあまだ1試合だけですし、
偶然かもしれませんが、
さらに調子を上げ、ベストに近い状態で、
3週間後に始まる決戦の舞台を迎えてもらいたい。
それにしても、ブランコの一発というのは、
見ていてとても気持ちがいいな、と
改めて感じさせてもらったこの日のゲームでした。


またこの日、自分的にそれ以上にしびれたのが、
クリーンアップの計9打点以外でもぎ取った1点
3回、一塁からスチールし、悪送球の間に
一気に本塁まで生還した荒木「足攻」ですね。
得意とする下柳から相手が悔しがる四球を選んだ後、
続く井端の2球目、積極果敢にスタートすると、
捕手・矢野からの送球が逸れ、
自らの足に当たったにもか関わらず、次の塁へ
さらにレフト前へ転々とするボールに追いつかないとみるや、
スピードを緩めずに、一気に本塁まで生還!
ノーヒット、しかもたった1人で得点をもぎ取る。
まさに荒木ならではの見事な走りでしたね。

チーム的にも連敗が続き、モヤモヤしている。
そういうときこそアクションを起こさないといけない。
そんななか選手会長自らが必死になり、次の塁を狙った。
リードを許し、ややダレ気味になりかねないなか、
こういう走塁でチームを鼓舞したことが、
その後の逆転劇にもつながったのでは。
5回にも森野の左翼線への当たりで、
フェンスに到達していないにもかかわらず、
金本の肩なども計算し、三塁からダイブで生還。
こういうスキのない攻めこそ、ドラゴンズが忘れていたもの。
そういう意味でも、今後に向けても大きかった足攻
大勝となったことで扱いこそ地味ですが、
こういうプレーをこの先も続けてほしいです。


☆ウィナーズ・ボイス(26日)

◎トニ・ブランコ

<6回2死満塁、右越えに走者一掃の二塁打など4打点>
「(4回、反撃ののろしを上げる37号。
久々16試合ぶり一発、特大のアーチでしたね)
とてもよかったと思います。
あのホームランで自分も100打点に達しまして、
それもすごく良かったと思いますし、
調子もあんまり良くなかったですけども、
あのホームランで少し感じが掴めてきたような感じがします。
(来日1年目で30本&100打点同時達成は、チーム初の快挙)
(日本語で)アリガトウゴザイマス。
これについてはみなさんにありがとうと言いたいです。
まずは神様にありがとう。そして監督、
いつも教えてもらってます監督、ありがとうございます。
石嶺コーチ、川相コーチ、いろんなコーチ、
スタッフのみなさん、本当にありがとうございます。
みなさんのおかげです。
(6回満塁の場面、どんな当たりでしたか)
あの当たりは完ぺきだったと思います。
チームにとっても盛り上がったと思いますし、
今まで『トニ・ブランコ』ちょっと落ちてましたけど、
また『トニ・ブランコ』が戻って来たと思います。
ありがとうございます。
(4打点でトップの森野と2打点差。二冠も見えてきた)
結果は神様のみが知るだけであります。
とにかくチームが勝つために一生懸命頑張りますし、
競争するっていうのは良いことだと思いますので、
どんどん森野さんと競争して頑張っていきたいと思います。
(ファンにメッセージを)
ファンの皆さま、いつもありがとうございます。
最後まで一生懸命頑張ります。
明日、プレーオフ、クライマックスシリーズ、
そして日本シリーズでも頑張って勝ちたいと思いますので、
今後とも応援よろしくお願いします!」



<5点を追う4回先頭、下柳の初球のスライダーを
完ぺきに打ち抜き、バックスクリーン左の
4階席のガラスにぶち当てる135メートル弾。
16試合・66打席ぶりのアーチで、追い上げムードを高めて>
「(打ったのは)フォークかな。芯でとらえられたよ。
とにかく積極的にいこうと思った。
きょうは向こうのキャッチャー(矢野)がベテランだった。
若いキャッチャーとは(配球が)違うから」

<6回の第4打席は、1点差に迫ってなお2死満塁。
見逃せばボールになる高めの直球を、
今度は右へ運んで走者一掃の二塁打。
二塁ベース上で天を指差し、ほっとした表情を見せて>
「とにかくランナーを返そうと、それだけです」

<8月までに35本を量産も9月はここまで1本。
慣れない土地で開幕から飛ばし続けてきた反動がやってきた。
疲労はピーク。悩みは深かった>
「夜はお酒をちょっと飲んで寝ることもあるけど、
朝起きたら、また考えてしまう。
打ちたい、打ちたいという気持ちはあったけど、
朝起きたら体が思うように動かなかった」

<爆発的なパワーで打ちまくった時期もあったが、
研究され、弱点を巧みに突かれた>
「自分はゴリラのように見えるかもしれないけど、
その『ゴリラ』に対してうまく打ち取る術(すべ)を
日本のピッチャーはよく知っている。
すごく頭がいいし、キャッチャーも頭がいい」

<それでも、底を抜けるにはやはり練習しかない。
調子が悪く、疲れていても、振りまくった。
ベンチ裏の屋内やブルペンでも追加の打ち込みをやった>
「とにかく練習するしかない」

<泥沼でもがく中、抜け出す糸口を渡してくれたのは
落合監督だった。前日指揮官からもらったヒント。
そして『積極的』をキーワードにして臨んだ>
「とにかく積極的にいけばいい、というアドバイスをもらったんだ。
いいボールはなかなか来ないかもしれない。
だけど、悪いボールばかりじゃないんだから」

<この日の4打点で103打点。
来日1年目での30発&100打点は中日では初。
まじめ。おまけに推定年俸2700万円という格安。
超の付く優良助っ人だけに来季契約が気になるが、
本人はお金のことはシーズン後まで封印。
日本に骨をうずめる覚悟の『侍』は、野球に全精力を注ぎ込んでいる>
「シーズンに集中したい。日本はレベルが高い。
特にピッチャーのレベルはメジャーリーグよりも高いと思う。
もし自分がアメリカに戻ったら、すごい成績を残せるんじゃないかと思う。
でも、今はこうやって日本にいるし、日本で引退するまでプレーしたい。
そしてドミニカに帰りたいと思っているけどね」

<この冬は『ばら色』のオフになるだろう。
セレブなオフを満喫できるはずだが、とことんまじめ。
調整のために、母国のウインターリーグで
プレーすることも考えているという。
実際、現地で25日に発表された同リーグの
エストレージャスのチーム名簿にその名前があった>
「契約が早く済んで、12月くらいになったら
2週間くらいプレーするかもしれない」
カメラブログ中スポサンスポおおさか報知
時事通信スポニチ名古屋ニッカン12デイリー


○森野将彦
<5回1死一、二塁、左翼線へ適時二塁打を放つ>
「(打ったのは)シュートかな? 
低めにやられていたので、積極的に高いボールを狙っていきました。
久しぶりに打てました」

<6試合ぶりの安打に安堵の表情を浮かべて>
「ヒットが出ていなかったし、
出るとしたら反対(左)方向だと思っていた。
1点ずつ返していこうという気持ちで打ったのが、よかった」

<6回2死満塁では投手強襲の適時安打を放ち、合計3打点。
シーズン105打点でリーグトップを守って>
「(適時打は)ついてました」

<バットだけでなく、守備でももがいていた。
この日の試合前、谷繁に教えられて送球の特守を行った。
捕手のようにキャッチングしてから、元の方向に目一杯の送球>
「谷繁さんから声をかけてもらって(練習しました)。
もともと捕手だった方のスローイングって無駄がないですよね。
和田さんもレフトからストライクしかこない」
カメラブログ中スポおおさか報知時事通信毎日jp

○和田一浩
<2回無死、右中間へ28号本塁打を放つ>
「先制されているので、とにかく塁に出ようと
思った結果がホームランになりました」

<この日は4回には右中間三塁打。8回はタイムリー中前打。
2つの四球も合わせ、5打席すべてで出塁。
あと二塁打が出ていればサイクルヒットだったが>
「順位は決まっていますけど、いつも通りに集中して打つことができました」

<狙うはCSという大一番での、中軸そろい踏みの再現。
全員の気持ちを代表するようにこう言って>
「やれることはしっかりやっていく」
カメラブログ中スポスポニチ


○荒木雅博
<2度の好走塁で逆転勝利に貢献。
3回1死から四球で出塁すると、すかさず二盗。
捕手の送球が足に当たり、左前にボールが転がる間に、
三塁を蹴って一気に本塁を陥れた。
5回1死一、二塁でも森野の左翼線二塁打で一塁から生還。
一瞬のスキも逃さない走塁に充実した笑みを浮かべて>
「さすがに1試合で2度も一塁から帰ってくると疲れますね」
スポニチ名古屋

○平田良介
<5回の守備から出場して2安打。
5回は左前打で反撃の口火を切り、森野の2点二塁打を呼ぶと、
6回は1死一塁から右越え二塁打。ブランコの逆転二塁打につなげた。
得意のポストシーズンに向け、今年も調子を上げている>
「(二塁打は)捕られるかと思いましたけどね。
結果が出ているので、これを続けていきたい」
(中スポ)

○英智
<2試合連続のスタメン出場で守備に貢献。
4回2死三塁、鳥谷の打球をフェンスに激突しながら好捕。
8点目を阻止したが、さらり>
「あれは普通(のプレー)です。難しくなかった」

<打撃ではこの試合前まで通算.314と得意だった
下柳を相手に2打数無安打で併殺打1本。
結果が出ず、5回から交代となって反省>
「ぼくの技術のなさ。それに尽きます」
(中スポ)

○前田章宏
<小池のバント練習中、ボール拾い役を務めたが、
自分の前へのボールを素手でつかんでしきりに
一塁送球のジェスチャーを繰り返していた。
途中からマスクをかぶった前日の9回に、
バッテリー間にうまく落とされるバント安打を許して
失点につなかっただけに期するところがあったはず>
「軽いハンドリングです。
遊び感覚なんで、あんまり深い意味はないんですが」
(中スポ)

○井上一樹
<前日に引退を表明したベテランのもとに
試合前、ひっきりなしに阪神関係者があいさつに訪れていた。
矢野や久慈内野守備走塁コーチといった
中日にゆかりのある人だけでなく、桧山や大和、桜井ら多くのナインも。
冗談を交えながら、笑顔で喜んで>
「こんなに阪神が来るなんて。阪神に人脈があるんだなあ」

<その人望の厚さをかいま見た気がしたが、
最後に自らのバットでどんな美しい花道を飾るのか>
「引退を表明した選手が、
お立ち台に立っちゃいけないなんてルールはないから。
CSも日本シリーズもある。可能性がある限り、おれは頑張りますよ」
(中スポ<ドラ番記者>


○ネルソン・パヤノ
<勢いのある真っすぐを武器に今季2勝目。
5回からの2イニングをともに三者凡退で計3三振。
阪神打線の勢いを止め、それが6回の逆転劇を呼んだ。
前日も1イニングを三者凡退に抑え、2日連続の好投。
CSに向け、確かな手応えを感じた様子>
「ストライクが投げられたのはよかった。自信を取り戻せた」
(中スポ)

○小笠原孝
<連敗ストップが託されたが、4イニング7失点(自責4)で降板>
「野手のみなさんに申し訳ないです」

<立ち上がり、平野、鳥谷の連打で
先制の1点を献上すると、続く金本は一ゴロのはずが
ブランコのミットの下をすり抜ける痛恨のエラーに。
これがきっかけで2死二、三塁のピンチを招き、
関本には右中間を真っ二つに割られる2点適時二塁打。
続く桜井にも右前適時打を許した。
リズムに乗りきれない流れは確かにあったが、自らを責めて>
「エラーがきっかけ? いや、自分が踏ん張りきれなかったんで」

<CS第1ステージから第2ステージまで
中1日の休みを挟んで最長9戦となる。
先発はシーズン中のローテと同じように6人をそろえるのが理想。
特に左打者が多い巨人への対策として
かかる期待は大きいが、悔しさをかみ殺して>
「CS? それはまだ先の話なんで」
中スポ共同通信社

○高橋聡文
<7回から登板。阪神の中軸をきっちり封じる。
金本は四球で歩かせたものの、鳥谷・新井の3&5番を
ファウルフライに打ち取るなど、1イニングを無安打無失点。
CSでもぶつかる可能性のある阪神。
その中軸をきっちり抑えたのはプラス材料>
「いつもゼロで抑えることは意識しています。明日もがんばります」
(中スポ)

○浅尾拓也
<9回、先頭の狩野に左前打を許したが、
後続を断ち、無失点に切り抜ける。
セーブは17日の広島戦以来、今季4つ目だが、
武器の真っすぐに、手応えを感じたことに満足そう>
「きょうみたいなピッチングは久しぶりです。
ボールのキレが戻ってきたのがよかった。
僕は言われたところで一生懸命投げるだけです」
(中スポ、ニッカン

○森バッテリーチーフコーチ
<3点リードの9回に抑えとして登板した
浅尾が4セーブ目を挙げたが、
今後は岩瀬に代え、浅尾を守護神として起用する方針を示す。
順位が決まったこともあり、岩瀬をしばらく休ませることで、
回復を待つ狙いもあるようだが、状態次第では
CS、日本シリーズでも浅尾がストッパーを務める可能性も出てきた>
「(CSに向けて)試したんじゃない。
浅尾じゃ悪いか? これからは浅尾だ。ずっと浅尾でいく」
ニッカン


○鈴木義広
<まだ試合開始の5時間以上前、
その愛車がナゴヤドームの駐車場に姿を現す。
着替えを済ませるとトレーニング室へ。
肩、股関節、体幹…。みっちりと全身を鍛え上げ、
グラウンドに出てくるのは、ひと汗かいた後。
昨季開幕直後に右ひじを痛めて戦線離脱し、9月には手術に踏み切った。
投手にとって生命線のひじにメスを入れた代償は大きい。
二度と同じ失敗をしないという覚悟が言葉ににじみ出ている>
「早めにきて、やらなければいけないことがありますから。
今度やったら『終わり』だと思っています」

<長時間に及んだリハビリ中、
漠然と与えられたメニューをこなしていたわけではない。
よりよい治療法を求めて、病院を何軒も『はしご』した>
「いろいろな意見を聞いて、自分なりに勉強したかった」

<患部のひじだけを鍛えれば済むというわけではないことも痛感。
試合前の『早出トレ』は自分なりの再発防止策でもある。
復帰後まずまずの成績を残しているものの、
本来の輝きが戻っていないことは誰よりもわかっている。
トレーニング室を『出発点』に、剛腕サイドハンドの復活ストーリーは続く>
「本当は5月ぐらいには1軍で投げられるんじゃないかと思っていたんです。
それでもここまでかかってしまった。
あとはゲームで投げながら直していくしかない」
(中スポ)


○落合監督
<最大5点差をひっくり返して、連敗を5でストップ。
3時間37分の乱打戦を終えて>
「おつかれさん。ごくろうさんでした。
何かある? ないだろぉ…」
(中スポ、毎日jpスポニチ


若竜トピックス(26日)

◆中日2軍練習試合
阪神-中日
(26日・阪神鳴尾浜球場)
 D 031 011 111 0 = 9
 T 000 020 014 × = 7
(特別ルール)
[D本] 堂上剛裕 堂上直倫(2ラン) 柳田
[Dバッテリー] 伊藤準規、菊地、ネルソン、齊藤 - 小田、田中
(中スポ)

2009年9月26日 (土)

吉見投手に打たれ勝逸と竜一筋20年井上引退表明。

新たな目標となるCSに向け、再出発となったドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの3位・阪神との3連戦初戦でしたが、
先発・吉見一起が精彩を欠き、4回に1点を先制されると、
5回には投手の能見に適時打を許すなど、粘りきれず。
さらに続く6回には再び能見に打たれ、結局4失点。
一方打線はこの日も元気がなく、拙攻続き
7回に代打井上の2点適時打で反撃したものの及ばず。
V逸ショックを拭えぬ今季初の5連敗となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 21回戦
(25日・ナゴヤドーム | 中日13勝8敗)
30361人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神
中 日
[敗] 吉見(25試合15勝7敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
吉見、パヤノ、鈴木、小林正人、河原 - 谷繁、前田

◇対阪神21回戦・スタメン
1 (二)荒木  (4打数1安打)
2 (遊)井端  (4打数1安打)
3 (三)森野  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ (3打数無安打)
5 (左)和田  (4打数1安打)
6 (右)平田  (2打数無安打)
6 (中)英智  (2打数無安打)
8 (捕)谷繁  (2打数1安打)
9 (投)吉見  (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・阪神> P・吉見(中7日)
浅井内シュート見三振、平野初球内直球右飛、
鳥谷中直球左飛

<1回ウラ・中日> P・能見(今季中日戦初登板)
荒木中チェンジアップ二ゴロ、井端内直球詰まり中飛、
森野内フォーク二ゴロ


<2回・阪神> P・吉見
金本外フォーク右飛ランニングキャッチ、
新井外スライダー引っかけ投ゴロ、ブラゼル外フォーク一ゴロ

<2回ウラ・中日> P・能見
ブランコ内直球バット折られ遊ゴロ、和田外チェンジアップ二飛、
平田初球外シュートぼてぼて二ゴロ


<3回・阪神> P・吉見
桜井中低め直球右前打、
狩野中入るスライダー左方向ライナー和田背走ジャンピング好捕、
能見スリーバント投前吉見二塁送球封殺、浅井三ゴロ

<4回・阪神> P・吉見
平野内低めスライダー一塁線突破二塁打、
鳥谷内直球バットへし折り投ゴロ、金本外フォーク空三振、
2死二塁から、新井外フォーク左前適時打(D 0-1 T)

<4回ウラ・中日> P・能見
荒木初球高め直球中前打、
井端外シュート引っ張り左前打・荒木勢いよく三進、
無死一、三塁から、森野外高め直球打ち損じ遊飛、
1死一、三塁から、ブランコ内高め直球遊ゴロ6-4-3併殺・絶好機潰す


<5回・阪神> P・吉見
ブラゼル内スライダーバット折るも力で運ばれ右前打、
桜井初球左手死球・二塁代走野原祐也狩野投犠打、
1死二、三塁から、能見初球内高め直球右前適時打(D 0-2 T)
1死一、三塁から、浅井内シュート左前適時打(D 0-3 T)
平野外シュート遊ゴロ井端弾き内野安打、
1死満塁から、鳥谷内直球一直・走者そのまま、
2死満塁から、金本内フォーク打ち上げ右飛

<5回ウラ・中日> P・能見
和田外高めフォーク二ゴロ、平田低め見て四球、
英智外フォーク遊ゴロ6-6-3併殺


<6回・阪神> P・吉見
新井外直球投返し中前打、関本投犠打、
桜井初球外スライダーセンターフェンス寄り英智ジャンプ好捕、
狩野敬遠、
2死一、二塁から、能見内高めスライダー右前適時打(D 0-4 T)

<6回ウラ・中日> P・能見
谷繁外フォーク遊撃深い内野安打、
代打前田高め直球空三振、荒木内直球詰まり左飛、
井端外フォーク引っかけ二ゴロ


<7回・阪神> P・パヤノ 捕・前田
平野外直球空三振、鳥谷内低め150キロ空三振、
金本初球内直球二ゴロ

<7回ウラ・中日> P・能見
森野中フォーク落とされ空三振、ブランコ外見て四球、
和田初球外チェンジアップ強い右前打、
1死一、三塁から、平田外フォーク投ゴロ本塁封殺、
2死一、二塁から、
代打井上中低めチェンジアップ・
一塁線突破2点適時二塁打(D 2-4 T)

2死二塁から、代打立浪中フォーク高いバウンド一ゴロ

<8回ウラ・中日> P・アッチソン
前田初球中スライダー遊ゴロ、
荒木一塁方向セーフティバント投ゴロ・
一塁ベース付近ベースカバー大和と交錯・またヒヤリ、
井端粘るも外スライダー見三振


<9回・阪神> P・鈴木
代打桧山外シュート遊ゴロ、
浅井外直球右越えフェンス直撃二塁打・代走庄田
P・小林正人
平野投犠打一塁送球逸れ内野安打、
鳥谷5球目前田捕逸・走者それぞれ進塁、鳥谷内外れ四球、
1死満塁から、金本外スライダー外れ押し出し四球(D 2-5 T)
P・河原
1死満塁から、新井初球外スライダー高いバウンド三ゴロ本塁封殺、
2死満塁から、関本外スライダー遊ゴロ・持ち味発揮

<9回ウラ・中日> P・藤川
森野内低めカーブ二ゴロ、ブランコ外一辺倒も力負け見三振、
和田外147キロ打ち上げ右邪飛、試合終了。



【ゲームレビュー】
吉見、まさかの4失点

最多勝を狙う吉見が先発したが、
6イニングを4失点。16勝目はならなかった。
打線も今季初対戦となった能見を打ちあぐね、
7回2死一、二塁から代打・井上の右翼線適時二塁打で
2点を返しただけで、反撃も遅く今季初の5連敗となった。
阪神は4回に新井の適時打で先制し、6回までに4得点。
9回は押し出し四球で1点を加えた。
能見は7イニング2失点で11勝目、打っても2打点の活躍。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


レギュラーシーズン残り6試合となったナゴヤドーム
開始当初はかなりのガラガラぶりで大丈夫かよと思いましたが、
終わってみれば、観衆3万人を越えていましたね。
そんななか行われた3位・阪神「CS前哨戦?」ですが、
ゲーム序盤は、まさに消化試合テイストでかなりの早いペース。
しかし4回に吉見が先に1点を失ったのに対し、
能見は無死一、三塁のピンチで森野、ブランコの主軸を料理。
しかもブランコには内への直球で絵に描いたようなゲッツー
必死さの差がでたか、これで流れがやや阪神ペースに。
さらに続く5回、ブラゼルに力で持って行かれ、桜井には死球。
狩野には送られて、1死二、三塁のピンチを迎えた吉見
ピッチャーの能見を迎え、ここで凌げるかと思いきや、
なんと初球、内への甘い直球を叩かれ、ライト前へ運ぶタイムリー
安全パイが一転し、実に痛い追加点
これがショックか、続く浅井にも左前適時打を許すと、
続く6回には前の狩野をわざわざ敬遠して、再び能見と勝負。
今回は集中してアウトを取りにいったバッテリー。
にも関わらず吉見は、またしても甘いスライダーを高めに。
再び能見に振り抜かれると、右方向に2打席連続タイムリー
決して巧打者でもない投手に、一度足らず二度も打たれてしまうとは…。
こんな内容では当然勝利には見放され、6イニング4失点で降板。
精彩を欠いた右腕に、勝利の女神はほほえみませんでした。


目の前の胴上げを見せられた屈辱ショック
さらにチーム4連敗中と、ここに来て悪い流れ
何とかチーム勝ち頭のエース格に止めてほしかったのですが、
その吉見が奮わずに、阪神打線に打ち込まれる始末。
しかも投手の能見に2本もタイムリーを許すとは、
ほんとどうなってんの!?と思いましたね。
立ち上がりこそまずまずではあったものの、
どうも大事なところでの制球に甘さが出てしまい、
ことごとくとらえられてしまうありさま。
3位争いの真っ直中にいるだけに、
阪神打線の負けられないという気持ちは、いくらかは感じましたが、
そんなに好調というわけでもなく、通常の吉見なら抑えられるぐらいの出来。
ただ持ち前の「粘り」を欠いてしまっていた
この日の背番号19では、抑え込みことは困難だったようで。

あえて巨人戦の登板を外し、
CSで当たる可能性のある阪神にぶつけた。
にも関わらず、何の収穫もなく
さらに勝ち星も掴めず、チームの期待に応えられなかった吉見
まあまだ登板のチャンスは幾度かあるとはいえ、
こんな精彩を欠く投球では、単独での最多勝は難しいかも。
この日15勝目を挙げた館山(東京ヤクルト)の方が
ゲームを多く残していますし、おそらく後方援護もありそう。
そういう状況だけに、締まった投球をしてほしかったですが残念。

おそらく残り登板は、あと2回
10月3日の横浜戦と、11日の神宮。
4日の甲子園には登板させないと思われます。
CSに向けて、ローテの軸になってもらわないといけない右腕ですし、
投手に「振ったら当たった」というようなボールを投げていては…。
次回登板までにしっかり「粘れるよう」、
そしてCSでは、やはり違うといえるような
本来の投球ができるよう、調整し直してほしいと願います。


一方、打線も今季初対決となった能見から
4回、5回とチャンスを作るものの、連続の併殺で潰してしまう始末。
あまり対戦がないだけに、ボールの特長を見ていた部分も
あったとは思いますが、あまりの拙攻ぶりに口あんぐり。
井上の2点適時打が出てくれたおかげで、
いくらかは落ち着いていますが、もしもそれがなかったら…。
このまま阪神が勝ち上がってきたならば、
天敵の岩田、ナゴヤドームで強い安藤
それに加えて今回の能見も、第1ステージ先発に名を連ねてきそう。
そうなると実にツライですが、何とか叩けるよう、
今回インプットされた投球をしっかり攻略に結びつけてほしいです。


そしてこの日唯一となるタイムリーを放った井上ですが、
この日、今季限りの現役引退を表明しましたね。
今季3本目となるヒットが良い場面で出てよかったなと思っていましたが、
これがある意味、決意の一打だったとは…。

イケメンおつかれさま。全く予想もしていなかったので、
ケータイ中スポで
『井上引退』の文字を見たときは、
かなり驚きましたが、
それだけ本人にとっては
苦しみ悩んだシーズンだったんだなと。
兄貴分の立浪が引退することで、
来季は生え抜き野手最年長として
チームを鼓舞してくれると
期待していましたが、幻に。
本人の決断なら致し方ないですし、
もちろん尊重したいなと。
チーム的には、27日の阪神戦引退セレモニー
さらに立浪同様に、ポストシーズンも引き続き
ベンチ入りする一選手として、調整を進めていくようですが、
残り少なくなった打席に、持てる力すべてを注いでほしい。
ドラゴンズ一筋20年の名物選手会長、おつかれさまでした。
有終の美を飾るであろう背番号9の勇姿を、
残り試合で、しかと目に焼き付けていきたいと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(25日)

●吉見一起

<リーグトップの15勝を挙げているが
生命線の制球が甘く投手の能見に2本の適時打を浴びるなど、
6イニングを9安打4失点。今季7敗目を喫す。
くやしげに頭をかきむしり、繰り返し悔やんで>
「粘れなかった、ということです。
あそこで粘っていれば、(結果は)違ったと思うんですけど…。
結果的にボールが真ん中に集まってしまった。粘れませんでした」

<本来なら23日の巨人戦に登板予定だったが回避。
万全で臨んだはずのマウンドだったが、肩を落として>
「期待に応えられなくて残念です」

<リーグトップの15勝は変わらないが、
白星を挙げた東京ヤクルト・館山に並ばれた。
残り登板は2試合。初のタイトルに向け自然体を強調して>
「(意識は)ないといえばウソになるけど、
結果はあくまでついてくるもの。考えないようにしています」

<ローテーション通りなら、残り登板は2試合。
館山、14勝の巨人・ゴンザレスも残り2、3試合だろう。
タイトルの行方は神のみぞ知る。最多勝争いの後にCSも待つ。
今できることは自分の足元を見ること>
「投げさせてもらえるところでしっかり投げていきたい。
決して調子は悪くない。もう1回自分を見つめ直したい。
自分はスピードじゃない、コントロールで勝負するピッチャー。
そこをしっかり考えたい」
中スポサンスポおおさか報知スポニチ名古屋ニッカンデイリー


●井上一樹
<7回2死一、二塁、英智の代打で登場し
能見のチェンジアップを振り抜き、一塁線を破る2点二塁打を放つ>
「久しぶりに気持ちのいいヒットが打てました」

<二者をかえした快打は13日の東京ヤクルト戦の
初回に放った右中間三塁打以来11打席ぶり、今季3本目の安打。
試合後に引退会見をすることが決まっていた打席。
大きな決断をした男は豪快に笑って>
「これだけ打てずに苦しんでいたのに、
そういう時に限って、この試合でドラゴンズの唯一の得点(打)。
このタイミングで出るか、と思いましたね。
こういう日に限って打つのが、ある意味オレらしいかな」
カメラブログ、中スポ、中日新聞時事通信


●荒木雅博
<ヒヤリとさせたのが8回1死からの第4打席。
セーフティーバントを狙うも、投手からボールを受けた二塁・大和と交錯。
顔面を強打して倒れたが、立ち上がってプレーを続行>
「どこに当たったか分かりません。大丈夫です」

<アライバらしさを見せたのは4回。
先頭の荒木が中前打で出塁すると、
井端が左前打で続いて無死一、三塁。
わずか3球でのチャンスメーク。CSをにらんだテストか。
落合監督の意図は伝えられていないようだが、
2人にとって1、2番とも慣れた場所。
どちらでも問題ないことを証明して>
「1番? 持ち味を生かせるように頑張ります」
中スポ

●和田一浩
<3回無死一塁、狩野の左翼フェンスに届くかという
大飛球に飛びついてキャッチ。スコアボードの大画面での
リプレーを自身でも見直すほどのスーパープレーで、
一度は阪神の先制の芽を摘み取った>
「投手も一生懸命投げていましたし」

<着地でひざをグラウンドにしたたたかに打ち付けたが>
「大丈夫です」

<今季初対戦の阪神・能見について。
3打席目に右前に安打を運んだが>
「(対戦前から)だいたいのイメージはできていました。
それを(打席で)擦り合わせてみて…。
恐らく、それほど調子はよくなかったんじゃないかな。
もっと真っすぐがピュッとくると思っていました。
でも、結局は相手が誰であれ、来た球をしっかり打てるかどうか。
大切なのはそこですからね」
(中スポ)

●森野将彦
<能見に3打席あえなくやられたが、10月の再戦を仮定して>
「そりゃやらないよりはやっておく方がいいでしょうね。
きょうの能見? 自分が悪すぎた。
状態をしっかり上げていけば、きょうのようにはいかないと思います」
(中スポ)

●前田章宏
<6回に代打で出場して、そのままマスクを被る。
18日の横浜戦以来、7日ぶりの出場だったが、
押し出し四球で1点を失った9回については反省して>
「ああいう点の取られ方をしてしまったんで…。
浅井さんに打たれた二塁打は簡単にいきすぎました。
カウントが(打者有利な)0-1のところで、
真っすぐに強い打者に真っすぐを要求してしまった」
(中スポ)

●鈴木義広
<2イニング目となった9回1死で浅井に二塁打を許して降板。
小林正人の押し出し四球で、1軍復帰後4戦目で初の失点がついたが>
「反省材料は右打者に打たれたこと。
投げながら反省点を見つけていくしかないです」
(中スポ)

●小林正人
<9回1死二塁で鈴木をリリーフし、
平野に投前バント内野安打を許すと、
鳥谷、金本と連続四球で押し出し。反省しきりで>
「丁寧にいき過ぎたのかもしれないです。置きにいってしまった感じでした」
(中スポ)

●立浪和義
<7回2死、2点二塁打を放った井上を二塁において、代打で登場。
しかし一ゴロに倒れ、長年プレーをともにしてきた
弟分の引退発表に花を添えられず、唇をかんで>
「(井上は)いいヒット打っていたね。つなぎたかったですけど」
(中スポ)


●川相内野守備走塁コーチ
<普段は笘篠コーチが岩﨑達郎ら内野手にノックして、
自身が野本ら外野手にスローイングを指導するが、
この日の試合前練習中、いつもとは逆の光景となったが>
「たまたまだよ。ぼくが(一塁側ファウルグラウンドで)
バントの練習を見てたから
(三塁側から打つ)内野ノックを笘篠さんに任せただけ」
(中スポ)

●笘篠外野守備走塁コーチ
<たまたまにしろ指導を受けた選手は新鮮だったはずだが>
「ぼくの手が空いてたから」
(中スポ)

◆トマス・デラロサ
<ブランコがティー打撃を始めると、
すでに練習を終えていたはずだが、スルスルっと
グラウンドに現れ、ブランコのすぐ横に陣取ると、
片ひざをついて打撃の様子をじっと観察。
脇を締めるしぐさをしながら丁寧にアドバイスを施した。
まるで『専属コーチ』だが、涼しげに語って>
「打てる時期もあれば打てない時期もある。これが野球というものだから」

<CSを見据えた例外という見方ができる一方で、
果たしているのはブランコの『相談役』という役割。
同じドミニカンの2人。遠征先では毎日のように食事を共にし、
グラウンド内外でつき合いが深い>
「オレが先輩だとかそういうことは抜きにして、
トニ(ブランコ)は尊敬できるいい仲間さ」

<登録を抹消されている現在、
試合中はロッカールームでじっとモニターに目を凝らしている。
やや当たりの止まった主砲には、気付いたことを助言することも多い>
「たとえ試合に出られなくても、仲間のためにできることをやる。
プレーオフで勝ちたいんだ」
(中スポ)

●石嶺打撃コーチ
<現在、1軍と行動をともにしていること自体が『異例』。
18日に出場選手登録を抹消されており、
ルール上、28日までは再登録ができないが、
ずっと遠征先にも同行しているデラロサについて>
「まだこの先がある。彼の力が必要なときはくるから」
(中スポ)

●トニ・ブランコ
<『異例』の1軍同行で自身を助ける、
生粋のチームプレーヤー・デラロサについて>
「彼の存在はとても助けになっている。
日本で1年長くプレーしているし、いつも貴重なアドバイスをしてくれる」
(中スポ)


●落合監督
<投打に精彩を欠き、今季初の5連敗>
「(会見場に)こなきゃダメ? 何もない」
(中スポ、サンスポ毎日jp


ドラゴンズトピックス(25日)

◆井上一樹

<この日、今季限りでの現役引退を表明。
ナゴヤドームで行われた阪神戦後に記者会見。自ら切り出して>
「本日、中日ドラゴンズの井上一樹は、
今シーズンをもって引退を決意したことをご報告します。
いろんな方にお世話になった20年間、
ほとんど支えられっぱなしの野球人生でした」

<今の心境は>
「野球界は実力の世界。
入団したころはこれだけ長きの20年という
野球生活を送れると思っていませんでしたし、
センスがあった訳ではないし、
しいていえば体力が人よりあるっていう風な
気持ちでやってきましたから。
名古屋が僕を育ててくれたと思っている。
(引退は)4日前(21日)に決断しました。
9月に入って悩みに悩んだ末に決めました。
正直、他球団で頑張ってみようかなとも考えたが、
20年間ドラゴンズ一筋でやってきたので、
このままドラゴンズのユニホームを脱いで終わるのがベストだと思った。
いろいろ悩みましたけど、始めがあれば終わりがあると思って。
決断した今はすっきりしている。後悔はありません」

<最終決断の理由は>
「今季は2軍生活が多く、戦力になれていない悔しさがあった。
今季はヒットもなかなか打てず、
チームに迷惑をかけたという気持ちもあった。
打率が低い僕にも、代打でコールされた時に
あんなに大きな声をくれて、祝福してくれる。
本当に幸せ者だと思いました…。
打てなくても応援してもらったけれど、
ファンの声援が心に染みるというか。
涙腺を緩ますように、自分の中で聞こえだした。
体力的に衰えたとは今でも思っていないけど、
まだまだと思っていても、体、気持ちが
そういう風に感じているのかなと気づいた。
そろそろ決意する時かなと思った」

<20年間で一番思い出のシーンは>
「一番印象に残っているのは、
1999年ですか、リーグ優勝した日(9月30日)の試合。
神宮球場で決勝のタイムリー二塁打を打ったこと。
そして二塁ベースで変なポーズをとった…。
(両手を頭上で広げて一本足でベース上に立つ鶴のような歓喜のポーズ)
自分にとっては初めて味わう優勝。
勝って優勝したいっていう気持ちがですね、
乗り移り、そして決勝タイムリー、
ああいうシーンなんか、本当にまだ鮮明に覚えていますし、
カメラマンがよく撮っていてくれました。
後から考えても、どうしてあんなポーズをしたのか分からないんですけどね。
そして日本一になった2007年、選手会長としてパレード後に
セントラルパークで大勢の人の前でスピーチをさせてもらったこと」

<今後について>
「引退会見はしたが、クライマックスシリーズ、
その先の日本シリーズまではチームの戦力になれるよう頑張る。
その後は未定。これからゆっくり考える。就職活動でもしようかな。
野球一筋、ドラゴンズ一筋でやってきたから、
どういう形でも携わっていきたい」

<ファンにメッセージを>
「1990年ですか、に入団して、
今年2009年まで僕もいろんなことがありました。
実際問題この20年の中で『もう野球無理』とか
『もう出来ない』とか弱気になってたことも多々ありました。
ただでも、そういう時でも、ファンの方がですね、
打てなくても、変なプレーしても、温かく応援してくれる方が、
どんだけ僕の支えになったかと思うと、この20年間は
本当に皆さんに助けられた20年だったと思います。
ドラゴンズの歴史の中に『井上一樹』の名前を刻めたことは
僕の中で誇りとして、またファンの方も
これからドラゴンズはまだまだずっと続くんで、
その中で、ああ井上一樹がいたなって思ってもらえるように、
思ってもらえるようなですね、選手であったかってというところも
疑問ですけども、皆さんのおかげでやってこれたことを感謝しています。
本当にありがとうございました」

<最後は笑顔で会見を終え>
「悩みに悩みましたが、今は晴れやかな気持ちです!」


<5年目の1994年、キャンプまでは投手として過ごしたが、
故障者が続出したこともあって開幕前の2軍オープン戦で
突然、外野手転向を命じられた。
自らを「たたき上げ」と称する男は遠くを見詰めて>
「それからもう16年ですからね。
自分としてはよくやったと思いたいし、家族はそう言ってくれている」

<27日は鹿児島から両親や恩師の
塩瀬重雄・元鹿児島商高野球部監督らも招き、
心のこもったパフォーマンスを披露する>
「たくさんの人やファンに支えられてきた20年。みなさんにお礼が言いたい」
公式サイトカメラブログ中スポ中日新聞スポーツ報知
共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


◆井端弘和
<今季限りで現役引退することを明らかにした井上について>
「寂しいですね。長いことやってきたし、一緒によく遊んでもらいましたから。
きょうはヒットを打ってくれてうれしかったです。
引退されても遊ぶと思うし、一生付きあっていけたらいいと思います」
(中スポ)

◆荒木雅博
<同じく現役引退することを明らかにした井上について>
「同じ九州出身ということもあって、
入団して最初に声をかけてくれたのが一樹さんなんです。
野球以外のことでもいろいろ教わったし、本当にお世話になりました。
本当に寂しいです。一樹さんには残り試合で有終の美を飾ってほしいですね」
(中スポ)

◆西川球団社長
<現役引退することを明らかにした井上について>
「熱血漢だった。
プレー以外でも球団の行事に協力してくれ、功績に感謝している」
中日新聞


◆立浪和義
<井上から現役引退について最初に相談を受けたが。
井上とともに有終の美を飾る決意を新たにして>
「1月に一緒に自主トレやって、食らいついて
1年でも2年でもできるように、という話もしました。
残念ですけど最終的には自分で決断したんでしょう。
お互い完全燃焼できれば。日本一? そうです。頑張ります」
(中スポ)


今日の公示。(25日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 野本圭外野手
公式サイト共同通信社


△野本圭
<この日、1軍に戻ってきた。
今季4度も2軍落ちを経験しているルーキーは目を光らせ>
「コンディションはいいです」

<23日には2軍ながらも優勝の瞬間を経験>
「これまで優勝したことがなかったので感激しました」

<クライマックスシリーズも視野に入れた首脳陣の抜てき。
プロ1年目のシーズンをいい形で終わらせたい>
「頑張ります」
(中スポ)


若竜トピックス(25日)

◆練習試合
オリックス-中日
(25日・兵庫県立淡路佐野運動公園第一野球場)
 D 000 102 101 = 5
 Bs 000 104 000 = 5
(特別ルール)
[D本] 新井(2ラン) 堂上直倫
[Dバッテリー] 赤坂、清水昭信、佐藤亮太、菊地、齊藤 - 田中
オリックス・バファローズ公式

◇渡邉育成コーチ
<この日の2軍本隊は兵庫県の淡路島まで練習試合に遠征。
ナゴヤ球場での残留組に野手は清水将海、藤井、井藤真吾だけだった。
そんな中の打撃練習。いの一番にケージに入ったのは意外な人。
体ごと回転しそうな勢いのフルスイング。
最後に左中間へ特大の一発をぶっ放すと
右手を高々と掲げてガッツポーズ。満足そうな笑顔で>
「ホームランを狙って打つのが夢だった。
現役時代は打席も少ないからもったいなくてできなかったなあ」

<ドラ番にまだまだパワー健在ですねと言われると、
コーチは記者の土手っ腹を指さして>
「まだ(引退して)1年半だもの。
でもこの年だと日々動かないとすぐに弱っちゃうよ。
ほら、もう秋本番。よく食べる季節だから、やばいぞ」
(中スポ<ドラ番記者>


◇山内壮馬
<ドミニカ共和国のウインターリーグに参加するため、
長峰、谷とともにこの日、ドミニカに向け、中部国際空港より出発。
住田コンディションニングコーチも同行。
3選手ともにエストレージャスというチームに加わり、
12月末までの長期間留学となる。初めて参加するが抱負を語り>
「せっかくこんな機会をいただいたので、
吸収できるものは何でも吸収して帰ってきたい」
公式サイト、中スポ)

2009年9月25日 (金)

竜逆襲に向けて再出発と吉見クラウン賞初受賞。

屈辱の目前胴上げから一夜明けたこの日、
ドラゴンズナインは、ナゴヤドームで練習。
次なる目標となるクライマックスシリーズ
勝ち抜いての日本シリーズへ向け、再スタートを切ったもよう。
また恒例の「ドラゴンズ・クラウン賞」がこの日発表され、
最優秀選手には、15勝を挙げている吉見が選出されました。
きょうからは地元・ナゴヤドームでの最後の6連戦
CS前哨戦ともなりそうな阪神戦を前にしたナインの声を。


ドラゴンズトピックス
(24日)

◇吉見一起

<きょう25日の阪神戦初戦に登板予定。
この日の練習ではキャッチボールや走り込みで汗を流し、
全選手の中では一番しんがりで
ナゴヤドームを後にした。表情を引き締めて>
「ボクは何も変わりません。いつも通りのピッチングをするだけです」

<ここまで15勝。最多勝のタイトルに手が届く位置にいる。
残り試合が少ないだけに、あと2つ程度勝ち星を積み上げれば、
自然と当確ランプがともる計算だが、
強調したのは自然体でマウンドで投げること。
16個目の白星を手にしてリーチをかけるまで、
ひとまず最多勝は頭の中から追い払う決意>
「周りからは最多勝のことを言われます。
だけど自分としては次の試合で勝つことに集中します。
あと1つ勝ったら、そのときにタイトルを意識したい」

<CSを見据えても、3位に入る可能性のある阪神を倒すことは意義がある。
阪神戦は今季2試合ながら1勝0敗。防御率1.20と抑え込んでいる。
CS出場へがむしゃらに向かってくる虎打線に正々堂々立ち向かう>
「向こうもボクのことは知っているでしょう。
今さら隠すことはない。しっかりしたピッチングで抑えたい」

<竜投ではただ一人、開幕からローテーションを守ってきた。
自信と誇りを胸に最多勝獲得へと突き進む>
「1年間投げて、15勝できているというのは自信になっています」

<またその年で中日ドラゴンズで最も活躍した選手に贈られる
『第28回ドラゴンズ・クラウン賞』の表彰選手が
この日発表され、最優秀選手賞に選ばれた(初受賞)。
ファン投票をもとに選考会で検討した結果、
目下ハーラーダービートップの15勝を挙げるなど、
投手タイトル部門のすべてで上位に位置する活躍が高く評価されたが>
「ドラゴンズに入って、岩瀬さんが『クラウン賞』を獲られたときに
初めて、そういう賞があることを意識しました。
そのときに、いいな、いつか自分も獲りたいな、と思いました」

<入団1年目だった06年。岩瀬がクラウン賞を受賞。
そのころは2軍の若手の1人だった。
「クラウン賞」はまるで手の届かない『大人』の世界に見えた。
それから3年。今や竜投を中軸として支える存在になり、
チームの『MVP』にまで選ばれた。
謙遜ではなく、自分でも驚く。そんな4年目のスピード受賞となって>
「早いです。早すぎます」

<縁もある。社会人時代はクラウンをつくっている
トヨタ自動車に勤めていた。
今回はそのトヨタ車を販売する愛知トヨタから
クラウンのハイブリッドを贈られることになって>
「やっぱりボクはトヨタ出身なので、
いつかは自分がこの賞を獲りたいな、ずっと思っていました。
でも本当にとれるとは…」

<受賞を知ったとき、本気で驚いた。
確かに防御率ではチェンが上にいる。
印象的な快投もあったが、現状で自身がリーグ最多勝。
チェンは1カ月ほどリタイアしたが、
一度も離脱することなく、ローテーションを守り続けている。
安定感のある、勝てる投球をファンは支持した>
「えっ! ボクですか。チェンじゃないんですか?」

<リリーフと先発の両方でフル回転した昨季は夏場に一度離脱。
トヨタ自動車時代も何度かケガに泣かされた。
フルシーズン、元気に投げ続けるのは今年が初めて。
まだまだ元気。クライマックスシリーズもある>
「疲れというのは感じないですね」
中スポスポニチ名古屋


◇森バッテリーチーフコーチ
<巨人・ゴンザレスや東京ヤクルト・館山と
激しい最多勝争いを繰り広げている吉見について、
ナゴヤドームでの練習後にタイトル奪取ローテプランを明かして。
きょう先発の阪神戦を含め、多ければ先発機会は3度。
実現となれば吉見と防御率トップのチェンの負担軽減効果もありそう>
「なかなか取れるもんじゃない。
チェンを(短いイニング)先発させてから
吉見につなぐというように勝ち試合で投げさせることも考えている」

<また中日投手陣もCSに備え、
フェニックス・リーグに参戦することがこの日決定的に。
10月6日の同リーグ開幕からローテ投手を送り込むプランを明かして>
「宮崎(で調整する)組はもちろん出てくる。
先発は、全日程の終了を待たずに登録を抹消する」

<昨季はシーズン最終戦となった10月12日・阪神戦(スカイマーク)に
CSの先発要員だったチェン・川上・山本昌をリレーさせたが、
2イニングずつしか投げられなかった。リベンジのため最善を尽くす考え>
「あらゆる可能性を考えて準備をする」
スポーツ報知スポニチ名古屋


◇井端弘和
<志願の休日返上トレを敢行。
若手主体のナゴヤドームでの指名練習に、
主力ではただ1人、グラウンドに現れた。
打球を追いながら、外野フェンス沿いを往復する
アメリカンノックを約20分間受けるなど精力的に汗を流した。
優勝という1つの大きな目標は消えたが、残されたCS突破。
短い言葉でポストシーズンへの意気込みを語って>
「クライマックスに向けて頑張ります」

<また第28回ドラゴンズクラウン賞・優秀選手に選出されたが>
「光栄です。来年は車をいただけるよう頑張ります」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇早川野手コーチ
<休日返上トレの井端について。アメリカンノックの打球を打ったが>
「嫌な結果を汗で流して、切り替えたかったんでしょう」
中スポ


◇トニ・ブランコ
<第28回ドラゴンズクラウン賞・優秀選手に選出される。
ジョークを交えながら、ニヤッと笑って>
「1位(吉見が受賞した正賞)じゃないのは残念だね。
たくさんのファンに投票していただいて、本当にうれしいです」

<来日1年目で信任を受けた主砲だが、まだやり残していることがある。
リーグ制覇は逃したが、CSを制して
日本一を決める戦いへ進む意欲と自信に満ちている>
「日本シリーズはいつから始まるんだい?」
(中スポ)

◇チェン・ウェイン
<同じく第28回ドラゴンズクラウン賞・優秀選手に選出され>
「ファンの方たちに選んでもらえたのはうれしいですけど、
シーズンはまだ終わってないので、
これからの試合でしっかり投げられるように頑張りたい」
(中スポ)

◇川井雄太
<第28回ドラゴンズクラウン賞・特別賞に選出される>
「選んでいただいたことは本当にうれしいです。
ステップアップできた1年になりました」
(中スポ)

◇立浪和義
<第28回ドラゴンズクラウン賞・特別賞に選出される>
「大変ありがたいこと。
最後まで全力を尽くしてみなさんの声援に応えるつもりです」

<この日は夕刻にナゴヤドームに訪れて>
「ちょっとロッカーの整理をしようと思ってね」

<引退の準備を始めているが、残り少なくなってきた
シーズンに関しては、気合を入れて>
「最後まで全力を尽くすよ」
(中スポ)


◇荒木雅博
<主力では選手会長もナゴヤドームに現れた。
グラウンドには姿を見せなかったものの、
クラブハウスで左手首痛の治療などを行っていたもよう。
目の前での胴上げという悔しさから一夜明け、
CSに向けた調整をすでに始めている>
「あしたからの準備をしていました」
荒木ブログ「悔しいです…」、中スポ、スポニチ名古屋

◇小笠原孝
<26日の阪神第2戦に先発濃厚な左腕は一戦必勝を誓う。
ナゴヤドームでキャッチボールなどで調整。
今季の阪神戦は2勝0敗で防御率0.77。相性のよさを今回も発揮したい>
「CSよりも目の前に試合に集中したい。
相手は意識せず、むだな四球を出さず、失点しないようにしたい」
(中スポ)

◇岩﨑達郎
<若手が鬼のノックを受けた。小山・前田の捕手陣に加え、
川相コーチに指名されてアメリカンノック。
外野いっぱいに使って左右のノックを受けた。
『やる気がないならやめてもいいぞ』というコーチの罵声を
受けながら必死に練習。何とか終えたがヘトヘト>
「動けていないですね」
(中スポ)


◇前田章宏
<大ベテランの一言が殻を突き破る1つのきっかけになった。
18日の横浜戦でプロ入り初安打を放った捕手にとって、
忘れられない『金言』がある。
ファームでチャンスをうかがっていたころ、
同じ2軍で調整中だった山本昌からこう諭されたという>
「立ち上がりは難しいことをさせたらダメだ。
投手が気持ち良くゲームに入れるようなタマを要求した方がいい。
そうやって投手の調子を見極め、リードしていくんだ」

<1軍経験が少なく、これまでほとんどなかった
山本昌とのバッテリーが今季は2軍戦で何度か実現。
200勝左腕の目にはリードの改善点が手に取るように映ったよう。
投手を『乗せる』術。どんな投手でも立ち上がりは難しいだけに、
女房役としての気配りが大切になる。
百戦錬磨の左腕からの助言は若武者には最高の教材になった。
順位が確定した今、残り試合で控え捕手の出番は増えるかもしれない。
信頼される捕手を目指し、少しずつ前進する>
「ボクは序盤から厳しいコースのサインを出すことが多かったですから。
『こういうふうに入った方がいいのか』という発見がありました」
(中スポ)

◇田村捕手コーチ
<最近の前田の成長を認めて>
「リード面の評価は難しい。
ただ、最近の前田を見ていると『場慣れしてきた』という印象を受ける」
(中スポ)


今日の公示。(24日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録抹消】
▼中日 イ・ビョンギュ外野手
(再登録は10月4日以降。公式サイト共同通信社


◆藤井淳志

<左肋骨(ろっこつ)骨折でリハビリ中だったが
この日、故障後初めてキャッチボールを行う。
ナゴヤ球場で20メートルほどの距離で約5分間、感触を確かめるように投げた。
戦線離脱してから18日目。やっとボールに触ることができた。
通常のリハビリメニューに加え、治療を早める効果があるとされる
高圧酸素治療器も利用し、回復に努めてきた。
エックス線検査を定期的に行い、骨の修復が順調に進んでいることを確認。
この日のキャッチボールにつながった。
軽いジョギングも再開。一歩一歩、確実に回復しているよう>
「痛みはだいぶ治まっています」

<開幕からレギュラーをつかみ、
中堅手としてチーム最多の112試合に出場してきた。
10月17日にはCSも始まるだけに、気になるのは復帰時期だが、
関係者の話を総合すると、CSにはある程度の状態で
戻れる可能性が大きいが、シーズン中の復帰は不透明という。
チームのため、そして自分のため。
早期の合流を目指し、懸命のリハビリを続けている>
「首脳陣の方々が決めることなので、
僕の口からは言えないですけど、できるだけ早くとは思っています」
中スポ


◆クライマックスシリーズチケット発売要項を発表!(公式サイト)
中日とナゴヤドームは、クライマックスシリーズ第1ステージ
(10月17日から、中日-3位チーム)のチケット発売要項を発表した。
一般発売は、10月15日午前10時から。
チケットぴあ、ローソンチケット、イープラスなどで発売。
その他に公式ファンクラブ先行や、中部9県の地域限定先行など
各種限定先行抽選販売も9月27日から順次実施される。
詳細はコチラ→公式サイト・クライマックス セ 第1ステージ


【ドラゴンズ・6連戦の日程】
25日(金) 対阪神 (18:00・ナゴヤドーム)
26日(土) 対阪神 (15:00・ナゴヤドーム)
27日(日) 対阪神 (14:00・ナゴヤドーム)
28日(月) 対巨人 (18:00・ナゴヤドーム)
29日(火) 対巨人 (18:00・ナゴヤドーム)
30日(水) 対巨人 (18:00・ナゴヤドーム)


若竜トピックス(24日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
オリックス-中日 23回戦
(24日・あじさいスタジアム北神戸)
 D 006 010 001 = 8
 Bs 000 000 021 = 3
[勝] 川井(4試合3勝)
[D本] 谷6号 新井9号2ラン
[Dバッテリー] 川井、齊藤、平井 - 小川、田中
公式サイト・戦評

○川井雄太
<2年ぶり15度目のウエスタン・リーグ優勝を決めたが、
オリックスとの今季リーグ最終戦(北神戸)に先発。
7イニングを4安打5奪三振1四球の無失点に抑え、
1軍再昇格をアピール。生命線となる制球力と、
右打者のインコースを強気に攻める本来の投球が戻ってきた。
不調から2軍で調整を続けている開幕11連勝左腕が、
完全復調への手応えをつかんで>
「(2軍へ)落ちてきたころよりは、感覚を取り戻せてきた。
もうちょっとのところまで来ていると思う。
後はインコースを狙ったボールが抜けて、
甘いコースに入ったりするようなミスをなくしていきたい。
手応えは感じてます」

<シーズンはまだ終わっていない。
さらにはCSも控えている。表情をぐっと引き締めて>
「1球に泣かないように調整していきたい。
このままでは終わりたくない。
もう一度、大事な試合で投げるんだという
強い気持ちを持って取り組んでいきたい」
中スポ

○小林投手コーチ
<川井の復調気配を喜んで>
「明るい兆しが見えたね。
カーブもしっかり腕が振り切れているから、川井本来のボールになってきた。
まだシーズンもCSも残っているし、このままいけば、いい手駒になると思うよ」
中スポ

○新井良太
<先制の2点適時打を放つなど
チームを勢いづける4打数1安打2打点の働き。
最終戦勝利の立役者となって>
「最近5試合の打撃の感覚がいい。
こういう感覚がもう少し早くあったら、もっといい数字が残せたと思います」

<最高出塁率(.426)のタイトル獲得には決意を新たにして>
「辻監督がいつも言われている、
『追い込まれてから粘る』ことができたたまものだと思っています。
シーズンはまだ終わっていない。もっとできると自分では思っている。
CSもあるし、決して(1軍昇格を)あきらめていないです」
(中スポ)

○金剛弘樹
<今季最終戦での登板こそ無かったが、13セーブで
2年ぶり2度目となる最多セーブのタイトルを獲得。笑顔で>
「一昨年もこのタイトルを取っているし、今年取れたことで自信にもなります」

<1軍昇格をアピールして>
「納得できるボールも投げられているし、投球も安定してきた。
(1軍の)シーズンは残り少ないけど、投げられるチャンスがあれば、
気負わずに、自然体で投げて結果を残したい」
(中スポ)


【ウエスタン・リーグ表彰選手】(中日のみ)
▽最高出塁率   新井良太  .426(2回目)
▽最優秀防御率 山井大介  2.38(初受賞)
▽最多勝利    山井大介  7(2回目)
           長峰昌司  7(初受賞)
▽最多セーブ   金剛弘樹  13(2回目)
▽勝率第1位    山井大介  1.000=10割(初受賞)


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
屈辱の目前胴上げから一夜明けたこの日、
ナインは、本拠地・ナゴヤドームで
主力を除く若手全員参加の練習を行ったもよう。
通常のピックアップ練習同様となったようですが、
主力の中では、井端が異例の休日返上
アメリカンノックなどで汗を流していたようですが、
良い切り替えになってくれればいいなと思いますね。
リーグ優勝こそ逸したものの、次なる目標
クライマックスシリーズを勝ち抜いての日本シリーズへの道。
残り9試合となったレギュラーシーズンで
それに向けていかに準備を進めていけるか。
一方で、宮崎で行われる2軍教育リーグにも選手を派遣して、
調整の場としていくような記事も出ていました。

今季最長となった9連戦を終え、この日は木曜ながら休養日
今夜からは9月最後、さらにドラゴンズとしては
今季最後となる6連戦を迎えることとなりますが、
週末は現状3位の阪神、そして月火水と巨人と若干変則的な日程に。
本当は巨人との地元最終3連戦が、
シーズンのヤマ場となってほしかったのですが、
このままいくと、単なる消化試合の様相。
30日は立浪のレギュラーシーズン最後のナゴドとなることで
かなりの盛り上がりを見せるかもしれませんが、
それ以外においての選手のモチベーションが気になるところ。
3週間後のCSに向け、徐々に上げていくのでしょうが、
ここ数試合の低調ぶりを見る限り、いくらかの不安も。
週末はCS第1ステージで当たる可能性もある
阪神との対戦だけに、できるだけ相手にスキを見せぬよう、
戦いに臨んでくれることを期待したいところです。


ところで今朝の中スポでは、
ドラゴンズローカルタイトルの1つである
『ドラゴンズ・クラウン賞』が発表されていましたが、
今季の最優秀選手には、投手タイトルすべて上位の活躍を見せ、
ハーラートップの15勝をマークしている吉見が選出されました。
吉見投手、おめでとうございます!

今季は投打の個人タイトルにおいても、
ドラゴンズの選手が軒並み上位にいるだけに、
チェン、ブランコ、森野、井端ら、
正直、誰が選ばれてもおかしくないと思われましたが、
やはりエース格として、1年間ローテを支えた右腕
ファンには支持されたようですね。
エースが抜けたをいかに埋めるかが課題の1つだった今季。
安定した投球で勝ち星を重ねてきたことが
チームを2位に引き揚げる原動力にもなったといえるでしょう。

目指せ最多勝!トヨタOBだけに
「クラウン賞」は憧れでもあったでしょうが、
ここまで良い感じで来ていますし、
ぜひともリーグタイトルである
最多勝を獲ってほしいなと。
1差でゴンザレス(巨人)
館山(東京ヤクルト)が追っていますが、
何とかあと2つ勝ち星を積み重ねて、
初の栄誉を掴んでほしい。
一部記事では
首脳陣の後方支援もありそうですし、
獲ることで、相手に
手強い投手だとプレッシャーもかけられる。
特に今回の阪神戦では、必ず白星を挙げてもらいたいなと。
もっか4連敗なうえ、V逸のショックも少なからずある。
そんななかエース格の吉見で取って、悪い流れを止められれば、
ポストシーズンへ良き弾みとなるでしょう。
おそらくCS出場へ向け、相手は目の色を変えてくるでしょうが、
そこに大きく立ちはだかり、タイトルへリーチを掛けてほしい。
チームとしても、新たな目標へ向けての再スタート
地元ファンの前で好投を披露し、その先に繋げてほしいです。


その他の話題では、ウエスタン・リーグがこの日全日程を終了
前日に2年ぶりのリーグ優勝を決めたドラゴンズは、
この日オリックスに勝利し、55勝34敗7分けでフィニッシュ。
10月3日のファーム日本選手権に進出することになりました。
また個人タイトルも発表され、
山井が最多勝、最優秀防御率、勝率1位の「三冠」を獲得。
また長峰も最多勝、金剛は2年振りとなるセーブ王となりました。
一方打撃部門では、4番を張った新井が2度目の最高出塁率。
後半戦はチームを引っ張っていたようですし、
その打棒をぜひとも1軍で久々に見たいものだなと思いました。

2009年9月24日 (木)

追いかけど追い越せず、竜屈辱目前でG3連覇。

直接対決で連敗し、ついに優勝マジック1
落合政権では初となる目前胴上げの危機を迎えたドラゴンズ
シルバーウィーク9連戦の最後、東京ドームでの巨人との第3戦は、
先発・山井が捕まり、4回まで4点のリードを奪われたものの、
5回、和田・平田の長短打で作ったチャンスに
谷繁が起死回生となる3ランを放ち、1点差に。
しかし7回、浅尾ラミレスに適時打を喫して
痛いダメを押されると、反撃できずに逃げ切られ巨人戦6連敗
屈辱の終戦で、今季2位が確定しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 21回戦
(23日・東京ドーム | 中日6勝15敗)
46335人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 ×
[敗] 山井(13試合3敗2S)
[D本] 谷繁9号3ラン
[Dバッテリー]
山井、高橋、浅尾 - 谷繁

◇対巨人21回戦・スタメン
1 (二)荒木  (4打数2安打)
2 (遊)井端  (4打数無安打)
3 (三)森野  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ (4打数無安打)
5 (左)和田  (3打数1安打)
6 (右)小池  (3打数無安打)
7 (中)平田  (3打数2安打)
8 (捕)谷繁  (3打数1安打3打点)
9 (投)山井  (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・オビスポ(中5日)
荒木中高め直球打ち上げ一飛、
井端中高め直球打ち上げ遊飛、
森野外高めチェンジアップ中飛


<1回ウラ・巨人> P・山井(中9日・先発は6/30以来)
坂本初球中高め直球二飛、松本外フォーク投ゴロ、
小笠原外フォークボテボテ二塁内野安打、
ラミレス中低めスライダー遊ゴロ

<2回・中日> P・オビスポ
ブランコ中直球遊ゴロ、和田中高め直球空三振、
小池中直球打ち上げ左飛


<2回ウラ・巨人> P・山井
亀井内スライダー空三振、
1死から、中入るスライダー捉えレフト中段本塁打(D 0-1 G)
阿部強い二直、古城外直球ショートオーバーヒット、
オビスポ外直球空三振

<3回・中日> P・オビスポ
平田中高め直球二塁後方落とすヒット、
谷繁バスターエンドラン投ゴロ・平田二進、
山井外直球二ゴロ進塁打、
2死三塁から、荒木中高め直球また打ち上げ二飛


<3回ウラ・巨人> P・山井
坂本三遊間井端止めるも内野安打、
松本外低めスライダー三ゴロ5-4-3併殺、
小笠原内スライダー手が出ず見三振

<4回ウラ・巨人> P・山井
ラミレス中入るカーブセンターバックスクリーン左
フェンスギリギリ越える本塁打(D 0-2 G)
亀井外直球中前打、初球左手かする死球、
阿部中スライダーインフィールド二飛、
1死一、二塁から、古城外フォーク左中間持っていく適時打(D 0-3 G)
1死一、三塁から、オビスポ一塁方向プッシュバント、
荒木捕るもどこにも投げられず(記録は適時内野安打)(D 0-4 G)
1死一、二塁から、坂本内スライダー見三振・
スタート二走古城三盗失敗=三振ゲッツー

<5回・中日> P・オビスポ
和田外スライダー中前抜けるヒット、
小池中直球左フェンス手前フライ、
平田内低め直球左翼線落とす二塁打、
1死二、三塁から、
谷繁ど真ん中150キロ直球完ぺき・
打った瞬間レフト上段飛び込む3ラン(D 3-4 G)

代打井上内直球詰まり二ゴロ、
荒木中高めスライダー引っ張り左前打、
2死一塁から、井端ランエンドヒット外直球中飛


<5回ウラ・巨人> P・高橋
松本中スライダー二ゴロ、小笠原外フォーク空三振、
ラミレス外フォーク遊ゴロ

<6回・中日> P・オビスポ
森野2-3内スライダー手を出し空三振、
ブランコ初球三ゴロ、和田中低めスライダー中飛


<7回・中日> P・オビスポ
小池中直球中飛、平田内直球詰まり左飛、
谷繁内150キロ三ゴロ


<7回ウラ・巨人> P・高橋
大道打ち直し内直球中前落とすヒット・代走鈴木
坂本初球鈴木二盗、坂本投犠打、
1死三塁から、代打木村拓也内直球脇当たり死球、
1死一、三塁から、小笠原外直球空三振
P・浅尾 中・英智
2死一、三塁から、ラミレス外フォーク逆らわず右方向・
右前持っていく適時打(D 3-5 G)

<8回・中日> P・越智
英智粘るも内フォーク詰まり二塁ハーフライナー、
荒木外高め直球一、二塁間抜くヒット、
1死一塁から、井端内低め直球遊ゴロ6-4-3併殺


<8回ウラ・巨人> P・浅尾
外フォーク中前打猛打賞、阿部外外れ四球、
無死一、二塁から、古城初球外直球二ゴロ4-6-3併殺、
2死三塁から、鈴木外低めフォーク空三振

<9回・中日> P・クルーン
森野中高め直球カットできず左邪飛、
ブランコ外フォーク空三振、
和田追い込まれるもクルーン力みまくりフォーク四球、
2死一塁から、代打立浪初球バッテリーエラー・和田二進、
2死二塁から、立浪1-2から外高め154キロ直球・
捉え流すも三塁ライナー古城ダイブ好捕、試合終了。

(巨人・3年連続33度目のリーグ優勝)


【ゲームレビュー】
一歩及ばず… 巨人戦6連敗

和田、平田の長短打を足場にした5回1死二、三塁から、
谷繁が左翼へ3ランを放って、1点差に詰め寄ったが、
その後、追加点を奪えなかった。
一方、巨人は今季初の7連勝。2回にの左越え本塁打で1点先制。
4回にラミレスの30号ソロなどで3点を奪い、
4-3と詰め寄られた7回にはラミレスの適時打で1点を加えた。
オビスポは7イニング3失点で5勝目。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


2点差を追う9回、巨人3番手・クルーンの前に
森野、ブランコと倒れ、簡単にツーアウト。
大歓声の中、和田が四球を選ぶと、
小池に代わって、打席にはドラゴンズの象徴・立浪
さらに制球が乱れるクルーン
初球バッテリーエラーで和田が二塁へ進むと、さらにボールが先行。
そしてカウント1-2からの4球目、
外角高めの154キロストレートを捉えた立浪が、
左方向へ流すも、打球は三塁正面のライナーに。
ダイブした古城が掴んで、ゲームセット。
2009年のレギュラーシーズンの結果が出ることとなり、
ドラゴンズ2位が確定しました。


目の前で決められた…。目前での胴上げを何としても阻止したい。
そういう意気込みこそあれど、
結果的には屈辱の3タテ
すっかり勢いに乗った
巨人の引き立て役に徹してしまった
今回の敵地3連戦となりましたが、
このゲームに関しては、ある意味今季の流れを表していたような。
大方吉見予想の中、先発したのは、山井
これは浅尾でスタートした開幕戦を思わせましたし、
序盤、谷・ラミレスの一発で先制され、
古城のタイムリー、オビスポのタイムリーバントと
一方的な展開にされてしまったのは、ちょうど5月頭までの低迷期のよう
さらに5回、和田の中前打を皮切りに、
平田の二塁打、そして谷繁の起死回生の3ラン。
この辺りは「巨人を追っかけられるのはウチだけだ」という
指揮官の預言めいたあの言葉の後、破竹の勢いで
一時は1ゲーム近くまで、追いかけた夏場を。
しかし追いかけることはできても、追い越すことまではできない
高橋の奮投こそあれ、6、7回の何もできずに倒れていくさまは、
8月終盤の一進一退を続けていたところの感が。
そして7回に出たラミレスの右前タイムリーは、
やはり2.5ゲーム差で迎えた8月25日からの巨人3連戦
地元でひっくり返すと意気込み、表3本柱をぶつけたものの、
ラミレス1人にやられまくってしまい、マジック点灯
そして大一番となったこの日も
最後の最後は、打の天敵・ラミレスにやられた。
そうなってしまった要素からも、今季の投影ともいえたゲーム。
三塁側のC指定席10列目から、試合の行方を眺め、
昨季のCS第2ステージに続く、目前胴上げを体験させられました。

この日もCSを見据えて山井を先発させ、
荒木、井端の1、2番を入れ替えるなど、
全く何もしていないわけではないものの、
打線は、荒れ球のオビスポの球威に押され、
フライアウトを連発してしまうありさま。
まあ今回に関しては、風が全くこちらに吹いていない
淡々とプレーしているように見えるさまは
そんなことからかもしれませんね。
ただ巨人と明らかに違ったのは、
1番から5番までの中軸が打たないと勝てないドラゴンズに対し、
脇役がしっかりつないで勝てるのが、巨人
この日もラミレスこそ打ちましたが、というか、
ラミレスにはいつも関係なくやられているのですが、
流れの中で効いたのが、4回の古城のタイムリー。
さらに3安打猛打賞とここにきて確変モードに入っている
小笠原亀井らが打てなくとも、誰ががそれを補うことができる
それに対して、頼みの打点王本塁打王が沈黙を続けたことで、
全く打線が機能しなかったドラゴンズ
そんな部分がここに来ての屈辱に繋がったような。
まあチームによって、戦い方というものは違いますが、
チーム一丸となって、勝利を掴み取る
そういう勝ち方をした方が、やはり上へ進めるのでしょう。


まあ終わってしまったのは、仕方がない。
幸い、まだドラゴンズ次の戦いが残されています。
レギュラーシーズンこそ、残り9試合となりましたが、
10月17日から始まるクライマックス・シリーズに向け、
しっかりと切り替え、残り3週間で
できるだけ状態を上げてほしいですね。
ただここで困るのが、いつまでたっても3位が決まらないこと。
13ゲーム以上も下で、一進一退が続いていますが、
正直どこも決め手がなく、モタモタしている状態。
トラだろうが、コイだろうが、ツバメだろうが、
どこでもいいから早く決まってほしいですよ。
マスコミなどは、すでにドラゴンズ巨人と第2ステージで
再戦するような見方をされているようですが、
その前に第1ステージを突破しないといけないのですから。

就任後初の目前胴上げとなった落合監督からは
こんなコメントがありました。
「この状況があと3週間続くと思うか? 見くびるなよ」

みくびる【見縊る】』とは
「軽視する。あなどる。見さげる」という意味。
まあこれだけ一方的にやられると、
そう見られる可能性が得てして高いものですが、強気だなと。
今後どんな選手を使っていくかはわかりませんが、
追いかけることはできたが、追い越せなかったレギュラーシーズン
しかし次の幕ではしっかり捕まえ、追い越してほしい
そのための準備となる残り3週間。
指揮官がどう動き、選手が、チームがどう変わっていくのか。
来るべき逆襲に注目していきたいと思います。


ところで話は変わって、この日ファーム
2年ぶり15度目となるウエスタン・リーグ優勝が決まったもよう。
改修前最後となるナゴヤ球場で、辻監督の胴上げが行われたそうです。
1軍が優勝を逸した日に胴上げとは皮肉ですが、
シーズン終盤の追い上げは、実にお見事。
ファームのみなさん、優勝おめでとうございます!
ウエスタン・リーグの代表として、
10月3日のファーム日本選手権に歩を進めますが、
ただこちらも相手が決まっていないようで、
千葉ロッテ、湘南、そして巨人が残っているようです。
できれば巨人が上がってきて、その巨人をやっつけてほしいですが…。


★プレーヤーズ・ボイス(23日)

●山井大介

<大方の予想は吉見の先発だったが、中9日でマウンドへ。
先発は6月30日の阪神戦以来だったが、4イニング4失点で敗戦投手に。
『奇襲』ともいえる先発登板は勝利にはつながらず、
2本塁打を浴びたことに話が及ぶと、悔しそうな表情を浮かべて>
「ホームランを打たれた球は反省しないといけない。
打たれた球は甘かった。あとは感覚としてはよかったと思うんですけど。
(4回に)ラミレスに打たれたのはしょうがないとしても、
あそこを1点で止めておきたかった」

<しかしこの試合での起用は、ポストシーズンに強い右腕の
クライマックスシリーズを見据えてのものに違いない。
サングラスの下の目を光らせて>
「またチャンスがあれば、頑張ります」
中スポサンスポニッカン

●高橋聡文
<5回から2番手で登板し、2イニング2/3を投げ1失点。
異様なムードに流されることなく落ち着いて、
5回は3人切り。6回も無失点。
7回2死一、三塁で降板となったが、33球の快投を演じて>
「気を付けるべきことだけはしっかりと気を付けて投げました。
低めはしっかり低めへ、コースを間違えない、
思い切り腕を振る。そこは気を付けました」

<クライマックスシリーズへの明るい材料。
本人いわく限界だそうだが、
18日の横浜戦でも3イニング無失点のロング救援。
先発が崩れたとき、再びゲームを引き締める
2番手として、適材ぶりを見せて>
「いっぱいいっぱいです」

<敗戦後は1人ベンチに残って、じっと腕組み。
くやしげに原監督の胴上げを見届けた。
振り返れば、昨年10月25日の東京ドーム。
CS第2ステージで昨季最後の黒星を喫したのは
3番手で登板した左腕だった。これまでの借りを返す力は十分蓄えて>
「まだやられている分が多いので、
これから投げる試合でしっかり返していきたい」
中スポ

●浅尾拓也
<7回2死一、三塁、高橋からバトンを受け、
いきなりラミレスに右前適時打を打たれた。
記録は1イニング1/3を無失点だったが、悔しげ。
巨人への雪辱を誓って>
「しっかり調子を上げてクライマックスシリーズに臨みたい」
(中スポ)


●谷繁元信
<4点差を追った5回、和田の中前打、
平田の左翼線二塁打で迎えた1死二、三塁。
カウント2-2からの5球目、オビスポの真ん中150キロ速球を
完ぺきにとらえ、左越えに意地の9号3ラン。
10日の阪神戦以来となる打点で、巨人に1点差に詰め寄って>
「いま思えば巨人を楽に勝たせたくないと思ったんだろうね。
最近、チャンスで打てていなかったし、(本塁打を)狙ったわけじゃない。
来た球に反応できたね。完ぺきなバッティングだった」

<しかし本塁打も空砲に。試合後今年の巨人についてこう表現。
悲願のペナントは3年連続で奪えなかったが、まだ終わったわけじゃない。
CS第1ステージを勝ち抜けば、もう一度、巨人に挑戦できる。
そのときの最大の障壁が4番・ラミレスだ>
「次(クライマックスシリーズ)は勝たないとね。
ラミレス? 去年もそうだけど、アイツには
ここというところで打たれてしまったからね。何とかしないと…」

<優勝が決定したこの日も2点目の30号ソロ本塁打を許し、
1点を追う7回には致命傷となるダメ押しタイムリーを許した。
今季ラミレスの対中日は83打数38安打の打率.458、9本塁打22打点。
敵の主砲を封じることが日本シリーズ進出への条件となる。
再決戦まで残り約1カ月、正捕手の意地と頭脳が試される>
「まだ時間がある? あるね。しっかり使いますよ」
カメラブログ中スポサンスポ時事通信毎日jpニッカン

●平田良介
<3回に、この日のチーム初安打となる中前打。
5回には左翼線へ二塁打を放ち、続く谷繁の3点本塁打を引き出した。
巨人のいいところばかりが目立ったこの3連戦。
だがすべて出場し、初戦で三塁打、この日は単打と二塁打。
マルチヒットで気を吐いて>
「特別な意識はありません。ただ、あまり試合に出てないので、
出たときに結果を残したい。勝ちたい、と思うだけです」

<目の前で巨人の優勝を見せつけられた悔しさをにじませながら>
「あと何試合かあるので、レギュラーへアピールしていきたい。
チームのためにも、自分のためにも頑張ります」
中スポ

●荒木雅博
<5月5日の広島戦以来となる1番を任され、4打数2安打。
選手会長は悔しそうな表情で、リベンジを誓って>
「このままじゃいけないのが分かった。
これからが大切になる。やり返したい」
中スポ

●和田一浩
<ナインのなかで胴上げを最後までベンチで見ていた。
目前での胴上げという悔しさを胸に刻んだよう。
この日は3打数1安打。こう話して>
「巨人にクライマックスシリーズでやり返す? 
その前に残りの試合もありますし、第1ステージもありますから。
一試合一試合集中して頑張っていきます」
中スポ


●立浪和義
<9回2死一塁、小池の代打で登場。
和田が野選で二塁に進んだ後、
クルーンの外角球をとらえ三塁へ痛烈なライナーを放ったが、
古城のグラブに収まりゲームセットとなった。
今季限りでの引退を表明しているが、最後の打者となってしまい、
うつむいたまま声を絞り出して>
「絶対に最後の打者になりたくなかった。
なんとかヒットを打ちたかったのですが…。
ずっと(出番が)くると思っていた。
集中して打席に入ったんですが、こういう結果になってしまった」

<プロ入りした1988年に開場の東京ドームでの、
これがレギュラーシーズン最後の勇姿にもなったが、
CS第2ステージでもう一度、このグラウンドに立つ>
「でも、最後とは思っていませんから。
もう一度クライマックスシリーズで戻ってこられるように、
また明日から頑張ります」
(中スポ、スポーツ報知共同通信社時事通信


◆田中監督付スコアラー
<この日を境に目標を切り替えるが、
次のステージをにらみ、スコアラー陣はすでに動き始めていた>
「担当スコアラーがキャンプから各球団を見ていますから、
情報が急に変わることはそうないですけど、
臨機応変に配置しています。万全を期す? そうですね」

<CS第1ステージで戦うリーグ3位の球団は決まっていない。
阪神・広島・東京ヤクルトの3球団がし烈な争いを繰り広げている。
シーズン終了に近づくほど、徐々に3位争いは絞られていく。
脱落した球団の担当スコアラーから、順番に他球団の研究へと回る。
12球団屈指といわれる情報量に人海戦術が加われば鬼に金棒。
スコアラーの一手先の行動がポストシーズンの大きな力になる>
「臨機応変に動かしていきます」
(中スポ)


●落合監督
<リーグ戦では就任6年目で初めて目の前で胴上げを許す屈辱。
直接対決6連敗。力の差を見せつけられる形で優勝を逃したが、
V逸の直後、指揮官は巨人・原監督の胴上げに見向きもせず、
ロッカールームで15分に及ぶ緊急ミーティングを行った。
敵地で3連敗を喫した試合を振り返ることなく
クライマックスシリーズへ向けて強気を崩さず。
報道陣には笑みを浮かべながら>
「最初に取るもの(優勝)を取れなかった? 
そう。それ(ペナント)が取れなかった。ただそれだけ。
これから本当の戦いが始まるんだ。
その準備をこれから3週間かけてやる。
選手も? 選手は準備しないよ。こっちがするだけ。
でもオレがどんだけ絵を描いたって、
その通りにいかなきゃどうしようもない。
(レギュラーシーズンは)あと9試合? そうは考えない。3週間だ。
さあ、誰をどう使うか。それはわからない。これから考える。
オレがこの状況に手をこまねいていると思うか? そう見くびるなよ。
この状態が3週間も続くか? 
選手をどうやって動かすかだ。監督の戦いじゃないけどな」
(中スポ、サンスポスポーツ報知時事通信12
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(23日)

○辻2軍監督

<2位の阪神が福岡ソフトバンクに敗れたため、
2年ぶり15度目のウエスタン・リーグ優勝が決定>
「優勝したことについては率直にうれしいです。
今年は1軍に行ったり、入れ替わったり、
いろんな選手が全員で勝ち取った優勝だと思います。
ただ、2軍が優勝するのが目的でなく、
1軍の戦力になる選手を1人でも多く送りこみたいです」

<歓喜の輪の中心で高々と3度、宙に舞った。
ナゴヤ球場でのチーム練習を終えたあと、
選手たちは球場の施設内で待機していると、
2位・阪神が敗戦したという連絡が入った。
この日試合はなかったが、若竜を率いて3年目の指揮官が、
就任1年目の07年以来2度目となる胴上げに酔いしれて>
「投手事情が2年前より苦しかったけど、その分、野手陣が頑張ってくれた。
野手の方の頑張りで結束力ができて、一つ一つ勝つことが自信になっていった。
チーム力で勝った(優勝した)年だった」

<シーズンの出だしは苦闘続きだった。
開幕3連戦では2連敗スタート(2敗1分け)。
4月終盤までは最下位に低迷し、6月に入っても、
成績は思うように上がらなかったが、
6月28日から今季2度目となる4連勝で
2位に浮上すると、チームのムードは一変。
今季のMVP的存在に掲げる新井を筆頭に若手の力が結束し始める>
「(新井は)チームの調子が悪い時も、
常にチームを鼓舞しながら、若手の手本となってやってくれた。
1軍の方に呼ばれた中村一生や中川、福田らが、
ヒットやホームランを打って自信になったんじゃないかな」

<8月に入ると、自信を得た若い力が一気に爆発。
9連勝を含む月間11勝2敗3引き分けの、勝率.846。
8月5日時点での首位・阪神との5ゲーム差を一気に縮めて、
25日には一時首位に立つ驚異的な『力』を発揮・
指揮官をうならせるほど成長した力は、
9月に入っても衰え知らずで、そのままゴールまで突き進んだ。
10月3日に富山市民球場で行われるファーム日本選手権で
イースタン・リーグ優勝チームと対戦する>
「迷った時は(選手任せで)サインを出さなかった。
選手たちの成長が見えた。
最後まで試合をあきらめないし、精神的にも強くなった」
公式サイト中スポサンスポ時事通信スポニチ名古屋


○野本圭
<ルーキーにとってはウ・リーグ制覇が『初体験』の優勝になって>
「高校(岡山南高)でも、大学(駒澤大)でも
優勝したことがありません。うれしいものですね」

<後半戦は3番に定着し、
4番・新井との『駒大コンビ』で優勝へ導いた。
リーグ最終戦を勝利で飾ることを誓って>
「明日(24日・オリックス戦)勝って喜びます」
(中スポ)

○谷哲也
<『ドミニカ組』にとってはうれしい優勝決定になった。
長峰、山内とともにドミニカ・ウィンターリーグ参戦のため、
24日以降はチームを離れることが決まっていて、
この日は優勝の喜びを味わう『ラストチャンス』だった。
武者修行へ向かう前に最高の『景気付け』となって>
「きょう決まって本当によかったです。
決まらなかったら、『(24日に試合が行われる)神戸に来い』と
言われるかと思っていました」
(中スポ)

○新井良太
<この日、ナゴヤ球場で2軍の練習が終わると、
何人かは自らの守備位置へ戻って深々と頭を下げた。
今オフの大規模な改修工事を前に、
この日が『旧球場』での最後の練習。
選手たちは惜別のあいさつをしていたのだ。
ロッカールームから次々と運び出された荷物の中には、
40~50年前のウエスタン・リーグの優勝トロフィーもあった。
ここで年がら年中野球漬けになってきた若手にとっては、
一抹の寂しさもあるだろう。しみじみと語って>
「感慨深いですね。ホント、朝から晩までよく練習しました。
思い出はたくさんあります」
(中スポ<ドラ番記者>

2009年9月23日 (水)

チェン1球に泣く、落合竜連敗目前胴上げの危機。

大ベテランが巨人の一発攻勢に屈してしまい、
東京ドームでの直接対決初戦を落としたドラゴンズ。
マジック3で迎えた第2戦は、チェン-ゴンザレスの投げ合いで
両チーム無得点のまま中盤へ。
しかしチェンが6回亀井に2ランを喫し、均衡が破れると、
ゴンザレスに7回までわずか2安打と全く反撃できない打線は、
そのまま押し切られてしまい、今季8度目の完封負け。
巨人戦5連敗となり、ついにマジックは1。
目前胴上げの危機を迎えてしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 20回戦
(22日・東京ドーム | 中日6勝14敗)
45197人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 ×
[敗] チェン(21試合8勝4敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
チェン、浅尾 - 谷繁

◇対巨人20回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数1安打)
2 (二)荒木  (4打数無安打)
3 (三)森野  (3打数無安打)
4 (一)ブランコ (4打数1安打)
5 (左)和田  (4打数無安打)
6 (右)イ・ビョンギュ (2打数無安打)
7 (中)平田  (3打数無安打)
8 (捕)谷繁  (3打数2安打)
9 (投)チェン (2打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・ゴンザレス
井端中高め直球二ゴロ、荒木外スライダー三ゴロ、
森野外チェンジアップ一ゴロ

<1回ウラ・巨人> P・チェン(中6日)
坂本中直球右前打、
松本バント捕前谷繁素手で捕り二塁送球封殺、
小笠原内高め直球空三振、ラミレス内直球一邪飛

<2回・中日> P・ゴンザレス
ブランコ高めチェンジアップ当てただけ二ゴロ、
和田内直球遊正面ゴロ、イ・ビョンギュストレート四球、
平田外直球詰まり投ゴロ

<2回ウラ・巨人> P・チェン
亀井中カーブ左飛、谷内直球詰まり左中間落ちるヒット、
阿部内150キロ直球見三振・スタート谷二盗失敗併殺

<3回・中日> P・ゴンザレス
谷繁外直球中前打、チェン内スライダー二ゴロ4-6のみ、
井端中スライダー中途半端空三振、荒木中チェンジアップ遊ゴロ

<3回ウラ・巨人> P・チェン
古城内直球右手死球、ゴンザレス投犠打、
坂本内高め直球左前打、
1死一、三塁から、松本中低めスライダー三邪飛、
2死一、三塁から、小笠原中入るスライダーも打ち損じ二飛

<4回ウラ・巨人> P・チェン
ラミレス中直球遊ゴロ、亀井外直球反応できず見三振、
谷内高め152キロ直球ズバッと見三振

<5回・中日> P・ゴンザレス
イ・ビョンギュ外スライダー一ゴロ、
平田初球スライダー投ゴロ、
谷繁外直球投返し・ゴンザレス右ふくらはぎ直撃内野安打、
チェン中直球遊ゴロ6-4二封

<5回ウラ・巨人> P・チェン
阿部外高め直球空三振、
古城ボテボテ遊ゴロ井端好捕もブランコポロリエラー、
ゴンザレススリーバント失敗、坂本ストレート四球、
2死一、二塁から、松本外スライダー叩くも二正面直

<6回・中日> P・ゴンザレス
井端中スライダー一邪飛、荒木外直球投ゴロ、
森野左足死球、ブランコ外スライダー三ゴロ

<6回ウラ・巨人> P・チェン
小笠原外カーブ見三振、ラミレスやや警戒外四球、
1死一塁から、亀井2-3外中寄り低めスライダー・
うまくミートされ右翼スタンド飛び込む2ラン(D 0-2 G)
谷外直球中飛、阿部初球外直球痛烈右前打、
古城内高め直球投返し・直撃も拾ってトス

<7回・中日> P・ゴンザレス
和田内直球投後方小フライ・ゴン後ろ向きでキャッチ、
イ・ビョンギュ初球スライダー一ゴロ、
平田内スライダー三ゴロ・わずか6球あっさり

<7回ウラ・巨人> P・チェン 中・英智
代打大道内フォーク空三振、
直後チェン自らタイム左足気にする仕草・ベンチ裏下がり治療後戻る、
坂本中高め直球左飛、
松本二塁付近ゴロ荒木追いつくも送球逸れ内野安打、
2死二塁から、小笠原外スライダー中飛

<8回・中日> P・越智
谷繁初球外直球中飛、代打井上中フォーク一ゴロ
井端外低めフォーク中前抜けるヒット、
荒木外フォークボテボテ二ゴロ・
古城グラブトス後走者荒木と交錯両者倒れ込むも大事に至らず

<8回ウラ・巨人> P・浅尾
ラミレス高めフォーク右飛、亀井外フォーク空三振、
谷中スライダー三遊間抜くヒット・代走鈴木、
阿部中高め直球ボール球空三振

<9回・中日> P・山口
森野内シュート遊ゴロ、
ブランコ中低めスライダー中前持っていくヒット、
和田初球外チェンジアップ遊ゴロ6-4-3併殺、試合終了。


【ゲームレビュー】
今季7度目の完封負けで3連敗
巨人のマジックナンバーが1となり、あとがなくなった

チェンが一発に泣いた。
6回、フルカウントから亀井に決勝の2ラン。痛い本塁打を浴びた。
打線はわずか4安打。二塁も踏めなかった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


マジック3で迎えた直接対決第2戦。
さすがは防御率ナンバーワン左腕と、
チームの勝ち頭13勝を挙げている右腕ということで、
ゲーム中盤まで0が並ぶ投手戦になりましたが、
均衡は思わぬカタチで破れたなと。
6回ウラ、1死一塁からなんと亀井が右翼席に持っていく先制2ラン。
ぞの前のラミレスをやや警戒気味に四球で歩かせ、
亀井に対しても2-1と追い込みながら、2球ボールとなって2-3。
ただフルカウントとなった外へのストレート。
あれを審判が取ってくれていたらなあと…。
それまでもストライクとして取ってくれたコースなうえ、
投げたチェンも、受けた谷繁も疑わなかったコース。
ただそれがボールとなってしまうと、
流れが一気に変わってしまうモノなんだなと。
フルカウントとなってしまい、連続四球は避けたいと思ったチェン。
谷繁が要求したのは外角低めへのスライダー。
しかし慎重になったか、腕が振れずに置きに行ったようなボールが。
そういうボールになってしまえば、当てられるのがヤマ。
体勢を崩しながらもうまく引っかけ、片手で振り抜くと
打球はオレンジ色のライトスタンドへ。
0-0の状態でもっともやってはいけない一発での失点。
しかも今季ヒットを1本も打たれてしない亀井にやられるとは…。
またしても相手の信じられない勢いにやられ、
7イニング6安打2失点ながら、巨人戦3敗目となった左腕。
確かに失投は反省する部分でしょうが、
自分的にはあまり負けたという印象はないですね。
反省ももらったでしょうが、それでもなおも手強いという印象は、
今後の対戦に向けて、相手に与えられたのではと感じました。


それよりもこの日の敗因は、やはり沈黙打線。
またしてもドラゴンズキラーのゴンザレスに封じ込められ、
わずか谷繁の2安打のみで、二塁も踏めないありさま。
確かに相手も意識してくれているのか。
やや配球を変えてきたという面もあったでしょうが、
ここまで完ぺきに封じ込められるのは…。
それにしても、この日は輪をかけて淡々モード。
ある意味「お手上げ」ということもありましたが、
もう少し何かアクションを起こさないと、
キラーの攻略というのは難しいかもしれませんね。
期待の主軸もここに来てほとんど音無し。
こんな低調ぶりでは、どこが出てきてもどっこいどっこいの
3位のチームにも飲まれてしまうのではないかなと。
ゴンザレスに向けては、さらに対策を施すとともに、
第3戦はもうちょっと元気を出してほしいなと。
まあ多少でも連打が出れば、そうは見えないのでしょうが、
あまりに寂しく感じたこの日の打線でした。


気が付けば、連敗でゲーム差も2ケタの10。
すっかり優勝への「追い風モード」に乗った巨人に
かなりの力の差を見せつけられたこの2試合。
しかしこのままズルズルと3タテされては、
今後にむけて「与しやすし」と思われてしまいます。
おそらくお祭り騒ぎとなるであろう東京ドームの第3戦。
ここでしっかり「ヒール」となって、
相手に寂しい思いをさせてあげてほしいなと。
順当に行けば、最後の砦として、
リーグ最多勝の吉見がマウンドに上がるのでしょうが、
逆に不意を突いて、山井を使っても面白いかも。
まあこの一戦を単なる一戦と考えるか、
絶対負けてはいけない一戦と考えるかは、ベンチ次第。
ただファンとしては、目前胴上げだけは避けてほしい。
最後の最後でドラゴンズらしさを見せ、
阻止してくれることを、節に願うばかりです。


★プレーヤーズ・ボイス(22日)

●チェン・ウェイン

<7イニング6安打2失点の好投も実らず。
付いた星の色は黒だったが、そこには明るい光が差していた。
敗戦後、通路を歩く左腕の目には落胆より光があった>
「きょうは前回よりはよかったし、
ホームランを打たれたこと以外は満足しています」

<力投が一瞬にしてふいになった。
中軸に許したこの日ただ1本の安打が、痛恨の決勝の2ランとなった。
6回1死からラミレスを四球で歩かせたが、
続く亀井を2-2と追い込む。5球目の148キロの直球が
外角いっぱいに走った。しかし、判定はボール>
「どこがボールか分からなかった」

<ますます波に乗れると思った瞬間のボール判定。
気持ちを落ち着かせるように、一塁に1度けん制球を投じたが、
心の揺れはおさまっていなかった。
6球目はスライダー。低めには制球されていたが、
外角に構えた谷繁のミットより中寄りに入った。
体勢を崩した亀井だが、甘く入った分バットが届いた。
最後は右手一本。打球は巨人ファンで埋まる右翼席に消えて>
「連続四球を出して(次の)谷さんと勝負しても
よかったかな、とも思ったけど、その前にも2球、
自分としてはストライクと思った球がボールだったし…。
(3球続けて)外に投げても打たれるし、ボール球を投げたら四球になる。
切り替えて投げるしかないと思ったけど…。
あれはしょうがないと思う。
(コースは)悪くはないし、かなり低めにもいっていた。
いいコースにいっても打たれる時はあるし、こういうのはしょうがない。
相手がうまかった。打球がフェンスを越えたことは悔しい」

<これが今季10本目の被本塁打で、東京ドームでは5発目。
CSへ向けた一発対策として左打者の懐を積極的に攻めたが、
肝心の場面で『四球でもいい』という意識で腕を振れなかった>
「死球は仕方ないと思ってシュートを多くした」

<また亀井に2ランを浴びた後、古城の打球を
左足に受けるアクシデント(記録は投ゴロ)。
ボールを拾って投ゴロに仕留めると、7回もそのままマウンドへ。
先頭の代打・大道を三振に打ち取った後、
違和感を訴え、治療のために自らベンチに下がったが、
再びマウンドに戻ると、執念で7回を投げ切る気迫を見せた。
本人は説明を避けたが>
「あれはもう(終わったことだ)」

<東京ドームでの巨人戦。
これがクライマックスシリーズ第2ステージの
舞台設定となることが、ほぼ確実となった。
これまでは苦手だった設定で快投を演じて、
CSでの雪辱に目を向ければ、光明となる1敗だった。
それは前向きな言葉に表れている>
「7回2失点ならいいと思うし、内容も悪くはない。
こういう負けはしょうがない。
きょうのようなピッチングをこれからも続けていきたい。
きょうの試合はもう終わったことなので、
気持ちを切り替えて、次の試合を頑張るしかない」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知時事通信
毎日jpスポニチスポニチ名古屋ニッカン

●谷繁元信
<右手一本で拾われたスライダーが右翼席に突き刺さっていた。
6回、勝敗を分けた亀井への一球。
スライダーという選択、球のキレ、なぜにあんなに飛んだのか>
「2-3というカウントもあるし、四球を出しちゃいけないというのもある。
ちょっと(腕の振りが)緩んだのかもしれない。
(自身の選択も)もしかしたら違うのかもしれないし…。
(バットの)ヘッドが利いていたといえば利いていたんでしょうね」

<勝負のあやとなったのは直前の一球にあるのでは。
内角のストレートで亀井を追い込み、カウント2-1。
外角への146キロを挟んだ5球目、トータル77球目は148キロ、
またも外角球だったが、亀井のバットは動かない。
だが、森球審の右手も挙がらなかった。
ボールのコールを聞いた瞬間、思わず飛び上がった一球に>
「外の真っすぐがねえ。
あの2球のうちどっちかを審判が取ってくれていれば…。
バッテリーとしては取ってほしい。
でも、審判が取ってくれなかったらそれまでだし…」

<打ってはただ一人2安打を放ったが、語気を荒らげ>
「対策? これだけやられればチームとして考えるでしょ」
(中スポ、中日新聞サンスポスポニチスポニチ名古屋

●森バッテリーチーフコーチ
<7回に左足に違和感を訴え、治療のために
自らベンチに下がったが、再びマウンドに戻ると、
粘投を続けたチェンをかばって>
「自分の考えも何も、あいつの仕事場だろ。
大丈夫だから投げるんだ。
味方が2、3点取ったら勝利投手の権利が出るし、
意地でも投げるわな、あいつは」

<7イニング2失点のチェンにCSをにらんで反省を求めて>
「責めなきゃ伸びない」
毎日jpスポニチニッカン

●和田一浩
<苦手のゴンザレスに4連敗を喫し、表情もさえず。
消極的な打撃を反省して>
「ゴンザレスはよかったと思うが、きょうは甘い球を見逃していました。
どんどんストライクを取ってくるタイプなのに。
だから打てる球が打てなくなる。苦手意識は感じない。
もっと自分から仕掛けいかないと。甘い球を逃すときつくなる」
中スポ共同通信社時事通信ニッカン

●森野将彦
<帰りのバスへと続く東京ドームの通路。
リーグ打点王は怒りを抑えることができなかった。
またもな当たりが出ず、天敵相手に2打数無安打1四球。
冷静ではいられるはずがなく>
「いつもと違う配球? 今はそこまで考えられない。
歯がゆさばかりで…。何とかできそうで、できない。
毎回、考えていくんですけど、毎回同じ結果になる」
ニッカン

●トニ・ブランコ
<もっとも心配なのは4番打者。
最終打席で3試合ぶりの安打を記録したものの、
ここ10試合の打率は35打数8安打の.229。
さらに来日最長となる13試合ノーアーチ。
今季は2本のアーチを架けるなどお得意さまだったゴンザレスにも
3打数無安打と抑え込まれ、試合後は口をつぐんで>
「きょうは勘弁してくれ」
中スポ

●石嶺打撃コーチ
<これでゴンザレスが先発した試合は
5戦全敗(ゴンザレス自身は4勝)とやられっぱなし>
「ゴンザレス? だいぶ配球を変えてきたね。
ただ、相手がどうというより、このところ全体的に打線の状態が良くない。
調子を上げていかないと。打てるボールを積極的に打たないと。
(ブランコは)相手に厳しい攻めをされていることで
イライラしているというのもある」
中スポサンスポスポニチ名古屋ニッカン


●浅尾拓也
<2点を追う8回に登板。
2死から谷に左前打を浴びたものの、
続く阿部を三振に仕留め、無失点に抑える>
「最後2死から打たれたのが、アレでしたけど、
結果的にゼロに抑えられて良かった。
(胴上げは)見たくないですね。あしたも頑張ります」

<ここまで登板試合数は『63』。
シーズン最多登板の球団記録に迫っている。
体はかなり疲れているはずだが、本人はけろり>
「最近はずっと疲れは感じないんです。
しっかり投げられれば、そんなに疲れないです」
(中スポ)

●英智
<平田に代わって7回の守備から中堅に入る。
スタメンだった17日の広島戦以来、5試合ぶりの出場だったが>
「どこか悪かったということはないです。たまたま出番がなかっただけ」

<打席は回らなかったものの、
7回2死二塁の小笠原の後方への飛球を
軽々と追いついてみせるなど、試合勘には問題なさそう。
まだまだ中堅、右翼の定位置は不確定だけに、チャンスをうかがって>
「たとえ(巨人の)優勝が決まっても、まだまだ先がある。
出番がきたら頑張ります」
中スポ

●荒木雅博
<8回2死一塁で二ゴロを放ち、一塁を駆け抜けた瞬間、
トスを終えて一塁線付近にいた二塁手の古城と衝突。
その場に約3分間うずくまった。
ひやりとするシーンだったが、自力で立ち上がり、
そのままプレーを続けただけに、最悪の事態は逃れたよう>
「大丈夫です。おれが悪いです」
(中スポ)

●井端弘和
<リーグ3連覇に王手をかけられ、
窮地に追い込まれはしたが、目前の胴上げだけは阻止したい。
完敗ショックを心に抱えながらも、目線を上げて>
「そりゃ見たくないですよ。せめてもの意地ってわけじゃないけど、
明日は絶対に勝ちます。それしかないです」
デイリー

●立浪和義
<出番はなかった。マジック『1』に沸く巨人ファンの声を
遠くに聞きながら、帰りのバスに歩く兼任コーチを声を絞り出して>
「明日(23日)は何とか阻止せな」

<マジックを減らす側も、減らされる側も何度も経験してきた。
現役ラストイヤーの今季は残念ながら後者。
しかも今回の直接対決では、敵地のスタンドも含めた
ムードに気押された感があった。
この2試合はそうしきれなかった自軍に悔しそうな表情も見せて>
「仕方ない部分はあります。
(マジックが)5、3と減って、一番勢いが出るところですから。
それを乗り越える気迫を出さなきゃ。
これから先もある。このまま終わらないよう頑張らな、あかんですね」
(中スポ)


●平田良介
<今季途中、打席に入るときの登場曲を変えた。
『Dear Mama Feat.小田和正(LGYankees)』という歌。
昨年5月に発売された同グループのデビューシングルであるが>
「高江洲に会ったとき、高江洲の車でよく聞いていたのを思い出して。
かっこいいというか、いい歌なんですよ」

<高江洲とは、昨季まで中日に所属していた高江洲拓哉さん。
今は草野球を楽しみながら、東京都内で一般企業に勤めている。
今季途中の東京遠征中、ともに食事をしたのが曲を使うきっかけ。
昨年までプロで活躍したするのをともに目指していたころ、
高江洲さんが運転する自動車の中で、いつもかかっていたのを
思い出し、担当者にお願いし、登場曲として採用したという>
「(高江洲は)ちょっと太ったみたいで。顔が大きくなっていましたよ」

<05年の高校生ドラフトで指名された同期のうち、
現役選手は1人だけになっている。
高江洲さんとの思い出の曲で同期の分まで活躍したい。
そう考える選手もいるだろうが、違う。
行動の動機は、誰かのためではなく、
曲には自分まで戦力外になるわけにはいかないという、
自身への重圧の意味も込めているのかもしれない。
最後の星は思い出の曲とともに懸命に戦っている>
「(同期は)4人もいたんですけど」
(中スポ)

◆山本昌
<前日行われた千葉ロッテ・小宮山の引退会見にしんみり。
小宮山とは昭和40年生まれのプロ野球選手・OBたちで結成した
『昭和40年会』の仲間。オフには毎年のようにイベントで
顔を合わせ、「同窓会」をやってきた。
そうそうたる顔ぶれのなか、とうとう最後1人の現役となり>
「ちょっとだけだけど、テレビで見たよ。
さびしいのはさびしいけど、これはしょうがないよね…」
(中スポ)

◆吉見一起
<23日に先発する予定。言葉に力を込めて>
「何とか阻止したい。まだプレーオフも残っていますし、
きっちりシーズンが終われるようにいい投球をしたい」
スポーツ報知


●落合監督
<打線がわずか4安打に終わり、今季8度目の完封負け。
対巨人戦5連敗でついにマジック『1』>
「何もない」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信毎日jp


若竜トピックス(22日)

◆若竜Vお預け
(中スポ)
(ウエスタン・リーグはこの日、阪神が福岡ソフトバンクに勝ったため、
中日の優勝へのマジックナンバーは変わらず『1』のまま。
中日の最短優勝は23日に延びた。
条件は23日に阪神が福岡ソフトバンクに
負けるか引き分けで、中日の優勝が決まる)

2009年9月22日 (火)

山本昌3発に沈む、竜巨人戦5年ぶり負け越し。

シルバーウィーク9連戦の3カード目、
ついに迎える首位・巨人との直接対決3連戦
何とか目前の胴上げを阻止すべく、
満を持してベテラン・山本昌を立てた初戦でしたが、
1点リードの2回にに逆転2ランを浴びると、
同点に追いついた直後の3回にはラミレスに、
さらに4回先頭には再びと、この日3被弾。
巨人打線の一発攻勢に屈し、4イニング4失点で降板。
一方打線は巨人先発・東野から序盤3点を奪ったものの、
4回以降無得点。さらに継投で逃げ切られカード4連敗。
これで今季6勝13敗となり、04年以来5年ぶりに
巨人戦カード負け越しを許すこととなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 19回戦
(21日・東京ドーム | 中日6勝13敗)
45487人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 ×
[敗] 山本昌(5試合1勝3敗)
[D本] イ・ビョンギュ3号
[Dバッテリー]
山本昌、パヤノ、鈴木、小林正人 - 谷繁

◇対巨人19回戦・スタメン
1 (遊)井端  (3打数1安打)
2 (二)荒木  (3打数1安打)
3 (三)森野  (4打数無安打1打点)
4 (一)ブランコ (4打数無安打)
5 (左)和田  (3打数無安打)
6 (右)イ・ビョンギュ (4打数2安打1打点)
7 (中)平田  (4打数1安打)
8 (捕)谷繁  (4打数無安打)
9 (投)山本昌 (0打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・東野(中4日)
井端内直球三ゴロ、荒木外カーブ二ゴロ中井お手玉エラー、
森野内直球二ゴロ進塁打、
2死二塁から、ブランコ中低めスライダー打ち上げ中飛


<1回ウラ・巨人> P・山本昌(中9日・巨人戦今季初登板)
坂本外スクリュー三遊間抜くヒット、
松本バント投小フライ失敗、小笠原内直球ショート横抜くヒット、
1死一、二塁から、ラミレス外スクリュー二ゴロ4-6-3併殺

<2回・中日> P・東野
和田外フォーク三ゴロ、
1死から、
イ・ビョンギュ外フォーク捉え・
センターバックスクリーン右飛び込む本塁打(D 1-0 G)


<2回ウラ・巨人> P・山本昌
亀井内直球左前打、
無死一塁から、初球中高め直球逆らわず
右翼席最前列飛び込む2ラン(D 1-2 G)
阿部内スクリュー空三振、
中井中高め直球空三振、東野内直球見三振

<3回・中日> P・東野
山本昌外大きく外れ四球、
井端高め浮きストレート四球、荒木捕犠打、
1死二、三塁から、
森野中スライダー二ゴロの間(D 2-2 G)
2死三塁から、ブランコ外スライダー空三振

<3回ウラ・巨人> P・山本昌
坂本外高めスクリュー右前打、
松本初球三犠打、小笠原初球二ゴロ進塁打、
2死三塁から、ラミレス外低め直球右中間飛び込む2ラン(D 2-4 G)

<4回・中日> P・東野
和田内高めつり球空三振、
イ・ビョンギュ内スライダー詰まりながら二塁後方ヒット、
平田内直球詰まり中飛、谷繁外スライダー空三振


<4回ウラ・巨人> P・山本昌
中入る直球右方向・右翼最前列飛び込む本塁打(D 2-5 G)

<5回・中日> P・東野 二・古城
代打井上12球粘るも空三振、
井端投返し中前打、荒木中カーブ右飛、
森野中直球二ゴロ・古城ダイビング好捕


<5回ウラ・巨人> P・パヤノ
坂本内外れ四球、松本三犠打、小笠原投ゴロ進塁打、
2死三塁から、ラミレス内低め直球打ち上げ中飛

<6回ウラ・巨人> P・パヤノ
亀井初球中前進フライ、ストレート四球、
阿部内高め直球空三振、古城中スライダー見三振

<7回・中日> P・東野
平田内直球左方向・
ラミレススライディングキャッチ試みるも後逸・三塁打、
無死三塁から、谷繁外スライダー打ち損じ二飛、
1死三塁から、
代打立浪中直球強振ライナー右犠飛(D 3-5 G)

<7回ウラ・巨人> P・鈴木義広
代打脇谷二塁内野安打、坂本投犠打、
1死二塁から、松本外スライダー中途半端空三振、
小笠原内スライダー右もも死球、ラミレス逆球外直球右前打、
2死満塁から、亀井内ボール球スライダー手を出し二飛

<8回・中日> P・山口
荒木中スライダー引っ張り左翼線落ちる二塁打、
森野中スライダー二ゴロ進塁打、
1死三塁から、ブランコ内高め直球一ゴロ・三走そのまま、和田四球、
2死一、三塁から、イ・ビョンギュ外チェンジアップ空三振


<8回ウラ・巨人> P・鈴木義広
内シュート死球・代走鈴木尚広
P・小林正人
阿部2球目・鈴木尚広二盗、阿部外スライダー空三振、
古城内高め直球詰まり左飛、
2死二塁から、脇谷内シュート詰まり遊ゴロ

<9回・中日> P・クルーン
平田初球中高めスライダー投返し・
クルーン右もも直撃も三塁バックアップゴロ、
谷繁中高め149キロ伸びなし左飛、
代打小池外フォーク二ゴロ、試合終了。



【ゲームレビュー】
巨人戦4連敗
2004年以来5年ぶりに巨人戦のシーズン負け越しも決まった

山本昌が3本塁打を浴びた。
2回、に逆転2ラン。3回はラミレスに勝ち越し2ラン。
4回にはに2打席連続を許した。
クリーンアップが無安打。打線につながりがなかった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


優勝マジック5と、リーグ3連覇を目前にして
いいムードでばく進する首位チームと、
目前胴上げ回避という漠然とした目標こそあるものの、
何か重いムードを背負い、淡泊な姿を見せる2位チーム
現状での勢いとムードの差を感じた直接対決初戦でした。

昌止められず。ポストシーズンで
起用できるか試すため、
また大事なゲーム、
巨人戦での実績等を考慮して、
あえてローテをずらして、
中9日で先発起用された昌さん
ただ本人も言うように、
勝負どころでボールが高かったなと。
東京ドームの狭さ
改めて感じた3発でしたが、
そのうち2回の、3回のラミレス
2発がランナーを塁の背負ってからのもの。
確かにボールの緩急、制球が今イチだったのは確かですが、
投じた4イニングすべてで先頭打者を出す
もしくは打たれていては、自分のペースに持ち込めません。
その辺りも今後に向けての反省点じゃないかなと。

それにしてもの2発、あれは入っちゃいけない。
連休を迎える前に職場の同僚のG党に
「巨人の誰が調子いいの?」と聞いて返ってきた答えが、阿部
この日は阿部こそ抑えたものの、にはものの見事にやられた感が。
ただあまりにも不用意な投球
確かに好調の選手には甘くボールが入る傾向がありますが、
この先まだまだ当たるでしょうし、
何とかもう少しやりくりするなどして、対策を練りたいもの。
まあ現状の「追い風モード」では止めるのが至難の業ですが、
チェン、吉見と好投手が控えていますし、
できれば食い止めてほしいです。


もうちょっとやってくれるだろうとは思っていましたが、
ある意味、雰囲気に飲み込まれてしまったドラゴンズナイン
まあイ・ビョンギュの先制弾、立浪の痛烈犠飛、
山口から放った荒木のレフト線二塁打、
そして三塁打にピッチャー返しと、イキのよい当たりを放った平田
点で考えれば見所もありましたが、どうも散発
要所で線となっていた巨人と比べ、その辺がやや残念でしたね。
特に4番の差というものがここに来て出てしまっているような。
9月に入って本塁打わずか1本の主砲・ブランコ
まだまだ1年目、ある意味ベテランのラミレスと比べてはいけませんが、
こういう時こそ、何とか狭い東京ドームに強烈弾をぶち込んで、
打線のムードを変えてほしいと願いたいところ。
よりによって、第2戦は竜キラー・ゴンザレスが来るようですが、
そのブランコ、もしくは森野、和田と主軸が奮起し、
線になるよう一丸となり、悪い流れを食い止めてほしいもの。
リーグ戦こそ5年ぶりにカード負け越しとなりましたが、、
その先へ向けて、何か収穫を得たいこの直接対決。
そのままズルズル行かず、一矢報いる
防御率1点台左腕・チェンの快投で光明を見せてほしいと願います。


★プレーヤーズ・ボイス(21日)

●山本昌

<4イニング5失点で降板。今季3敗目を喫する。
中9日と万全の状態で臨んだが、一発攻勢に沈んだ。
2回に谷に初球を右翼席へ運ばれると、
3回にラミレス、4回にはまた谷と計3発。
最初の2発は味方が点を取った直後と、
ベテランらしからぬ不用意な投球。
空中戦を招いてしまった自らの制球を悔やんで>
「球場の狭さ? 関係ない。
勝負どころでの球が甘く入った。
ボクのボールがもう少し低かったら良かったんだけど。
ちょっとずつなんだけどね…。ちょっとずつ高かった。
きょうは簡単に打たれちゃって申し訳ないです」

<巨人戦3被弾は04年4月14日の東京ドームで
ローズ・清原・阿部に打たれて以来5年ぶりの『事件』。
一発の出やすい東京ドーム。ここで投げるのは
昨年10月22日・CS第2ステージの第1戦以来で、今季初めて。
投げづらさについては否定したが、
十分注意したハズが、微妙に制球が乱れた>
「そんなことはなかったけど…」

<44歳になっても決戦の先発を任される左腕。
勝利への執念は衰えることがない。この日はわずか55球で降板。
次回は中6日以上なら再び巨人戦となり、中4日か5日ならば阪神戦。
今季はまだ阪神戦の登板がなく、
CS直前演習として想定できる舞台になる可能性もある。
次回登板について雪辱の力投を誓って>
「あれば、だけど、あれば調子を上げていきたい」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知
時事通信スポニチ名古屋ニッカンデイリー

『力が入ったところでボールが高めにいってしまいました。
調子は悪くなかったといっても、5失点では何の言い訳もできません。
ただ、まだ先の戦いがありますし、応援していただいている
みなさんにもまた借りをつくってしまったかたちなので、
それを返せるよう頑張っていきます。』

(「山本昌公式ホームページ」より引用)


●谷繁元信
<3回2死三塁、直球とカーブで1-2からの4球目。
ラミレスに内角低めの直球を打ち返された。
数え切れない勝負を乗り越えてきた独特の感性も、
相手の4番には通用せず>
「直球を狙っていると分かっていて(あえて)選んだ球。
欲を言えば、もう少し外角に流れていればよかったけど、
内角に引っかかってきた」

<強力な巨人打線と戦い続ける正捕手。
敗北の中から勝機を見いだして>
「巨人はチーム打率が2割8分もある。
打率2割9分以下の打者がほとんどいない。
3回に1回打たれるわけで、それをどこで打たせるかなんだけど…」
(中スポ、中日新聞サンスポニッカン

●森バッテリーチーフコーチ
<逆転へのキーマンに名を挙げて、
CS第2ステージまでを見越し、18日の横浜戦登板を
回避してまで起用した山本昌に、怒り心頭>
「そりゃ打たれるところに投げているんだから打たれるよ。
次(28日からの本拠地巨人3連戦)? あるわけねぇだろう」
スポニチ名古屋

●ネルソン・パヤノ
<CSへ向け、巨人戦のテスト登板となったが
5回からマウンドに上がり、2回を無安打無失点。
2四球にボークと課題も多いが、最後は阿部・古城を連続三振で締めた。
変則的な投法で150キロ前後の剛球を繰り出す左腕は、
左打線には強力。CSの秘密兵器になる可能性もある>
「神様のおかげ。満足はしていないけど、きょうみたいな投球ができれば」
スポニチ名古屋

●鈴木義広
<7回に3番手で登板。2安打と四球で2死満塁のピンチ。
亀井を二飛に仕留め、無失点に切り抜けたが、
8回には先頭の谷に死球を与えてしまいここで降板。
今季初めて2日連続でマウンドに上がったがピリッとせず>
「バラバラでした。
(右ひじを手術した)体は問題ないですが、技術的なことですね。
課題が見つかったので、ブルペンでやっていきたいです」
(中スポ)

●小林正人
<8回無死一塁で登板し、打者3人をきっちり仕留める。
9月はこれで登板7試合で無失点と好調を維持。
巨人はCSで対戦する可能性があるだけに、
好投は大きな意味がありそうだが>
「先のこともありますけど、
僕は目の前の1試合1試合を抑えることを頑張っていきたいですね」
(中スポ)


●イ・ビョンギュ
<両チーム無得点で迎えた2回1死、
東野の外角低めに沈むフォークをジャストミート。
バックスクリーン右に3号ソロを放り込む。
試合前には落合監督から直接指導を受け、
スタンスの位置を修正。手応えをつかんで>
「完ぺきなバッティングができました」

<しかし8回2死一、三塁、
2発目が出れば逆転というチャンスに空振り三振。
山口に対し、ファウルをはさんで2つの空振り、
いずれも低めに外される変化球を振らされ>
「チェンジアップでした…」
カメラブログ、中スポ、おおさか報知ニッカン

●平田良介
<3試合連続でスタメン出場し、3試合連続安打。
あと少しで3試合連続のマルチ安打だった。
相当悔しがったのは2点を追う9回先頭の場面。
クルーンの初球、151キロ速球を弾き返すも何とクルーンの足に直撃。
その打球は三塁手の前に転がってアウトになって>
「何で当たるかなあ」

<逆襲へのヒットを損した格好だが、
快音を響かせたことに意味がある。
今年の課題は速球への対応だった。
タイミングの取り方、バットの軌道。
コーチの教えを胸に2軍で鍛えてきたが、
その結果が幻に終わった『クルーン討ち』だった>
「やってきたことができたというか、
タイミングも取れました。あとは確実性ですね」
(中スポ)

●荒木雅博
<8回、左腕セットアッパーの山口から二塁打を放つ。
フルカウントからスライダーを左翼線に運んだ。
CSを見据える意味でも、山口を打ったのはいい流れになりそうだが、
先発の東野から無安打だっただけに、
4試合ぶりの長打を喜ぶことなく、自分に厳しく>
「(東野は)思い切りのいいピッチャーでした。
それなりの気持ちは持っていったんですけど。
思い切りよく投げられている。でも、次は打つよ…」

<最短であす23日にも目の前で優勝が決まる。
それを聞くと、険しい表情になって>
「目の前での胴上げ? 僕は見たことはないかな…。
それだけは絶対に阻止したい。
これで巨人戦が終わるわけじゃない。まだまだ先がある。
だから相手に中日は嫌だなと思わせて、勝たないといけない」
(中スポ、ニッカン

●森野将彦
<3回1死二、三塁の場面で、同点となる二塁ゴロ。
追いつくことはできたが、いわば巨人の注文通り。
この日は3回を含めた4打席とも空振り、
ファウルがなく、すべて二ゴロに倒れたが>
「(巨人が優勝に近づいているムードなど)何も感じません。
(目前胴上げについて)そんなこと考えてない」
中スポ

●川相内野守備走塁コーチ
<ずるずる巨人リーグ3連覇への引き立て役になってしまうのか。
現役時代からペナントレースが終幕近くを迎えた時のムードを、
何度も経験してきたコーチは、あえて声をあげて>
「周囲やファンが、元気がない、と見るならば、きっとそうなんだ。
きょうぐらい(の雰囲気)で、そんなこと(気後れ)を言ってたら…。
こんなもんじゃないから」

<一塁ベースの脇からナインにゲキを飛ばし続けるが>
「元気がないなら、カラ元気でいい。
出せばいいじゃないか。勝ち負けは仕方ない。
でも、全力疾走とかハッスルプレーとか、
できることはやる。それが必要なんじゃないか」
中スポ

●立浪和義
<3点を追う7回1死三塁、右犠飛を放つ。
パヤノの代打で登場すると東野の内角143キロをジャストミート。
打球はライナーで右翼に飛んだが、
残念ながら相手右翼手がキャッチ、『犠飛止まり』だった>
「できればヒットでつなぐことができればよかったのですが、
今年は一度も犠打を打っていないので、
いいバッティングはできたと思います。
あとはチームがなんとか粘って、
追いつき追い越してもらえるよう応援します」

<今年初の犠飛は通算69回目で
歴代では阪神・金本と並ぶ15位となったが、
勝利につながらなければ喜ぶことはできない。
目の前の胴上げ阻止へ、ミスタードラゴンズが気合を入れ直して>
「マジック3? 最後まで頑張らないとアカンね。
意地を見せていかないと。あしたは勝ちたい」

<自身のモデルのバットで中田が打席に立っているが>
「中田はいいところで打っているね」

<現在の球界では910グラム程度のバットを
使う選手が多いから、それより少し軽いが>
「軽く感じる? 実際、軽いんですよ。
900グラムを少し超えるくらい。素材はアオダモですね」
カメラブログ中スポサンスポ毎日jp


●中田賢一
<白いバットには『FINAL SEASON』との黒い文字が刻まれている。
といっても、今季限りで引退するわけではない。
そう、立浪兼任コーチのバットで打席に立っている>
「軽く感じるというか、振りやすくて。すごくいいバットですね」

<その効果はてきめん。
投手ながら打席でも要所で結果を残している。
打率.160は今季のローテ投手では小笠原の.185に次ぐ数字で
吉見やチェン、朝倉を上回る。
譲り受けたきっかけは今春、グアムで合同で行った自主トレ>
「これを使って、打ってみたらどうだと言われたんです」

<グリップエンドが円すいのように太くなっている
タイ・カッブ式で、それが手にフィットした。
昨年は井端のモデルを愛用していたが、
立浪のバットを試してみることに。選択は成功だった>
「振りやすいバットで、本当にありがたいですね」
(中スポ)


●落合監督
<就任1年目の04年以来の巨人戦負け越し。
敵地に乗り込んだ3連戦の初戦を落としたが>
「何もないよ。
何もないってのは(コメントを)引き出せないってこと」
中スポサンスポおおさか報知時事通信毎日jpニッカンデイリー

2009年9月21日 (月)

中田粘れず急降下、拙攻拙守でベイに負け越し。

シルバーウィークの日曜日のデーゲーム。
ナゴヤドームでの横浜との第3戦は、
中盤までとそれ以降が全く違うゲーム展開に。
2回に中田の2点二塁打などで3点を先制したものの、
5回その中田が捕まり、1点を返されると、
自らの暴投により、1点差に迫られる始末。
さらに7回、金城にこの日2本目となる適時打で
同点に追いつかれると、2死から森野が痛恨の適時失策。
反撃したい打線は、8回に無死満塁のチャンスを作ったものの、
ベテランの粘投に後続が封じ込まれて万事休す。
この日今季2位以上が確定したドラゴンズですが、
拙攻拙守で精彩を欠き、情けない敗戦となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 23回戦
(20日・ナゴヤドーム | 中日17勝6敗)
36588人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日
[敗] 中田(11試合4勝3敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
中田、鈴木、小林正人、河原 - 谷繁

◇対横浜23回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数1安打)
2 (二)荒木  (5打数1安打)
3 (三)森野  (3打数無安打)
4 (一)ブランコ (2打数無安打)
5 (左)和田  (4打数2安打)
6 (右)イ・ビョンギュ (4打数1安打)
7 (中)平田  (4打数2安打1打点)
8 (捕)谷繁  (3打数無安打)
9 (投)中田  (2打数1安打2打点)

【イニング経過】
<1回・横浜> P・中田(中6日)
金城初球中直球一二塁間ゴロ荒木追いつき好捕、
藤田内直球詰まり遊ゴロ、内川内直球詰まり一邪飛

<1回ウラ・中日> P・吉見祐治
井端外高めいい当たり左直、
荒木外高めスライダー二飛、森野内スライダー右飛


<2回ウラ・中日> P・吉見
ブランコ内低めスライダー空三振、
和田外低めフォーク高いバウンド三塁内野安打、
イ・ビョンギュ初球内直球詰まるも左中間落とすヒット、
1死一、三塁から、
平田内直球バット折りながら左前運ぶ適時打(D 1-0 YB)
谷繁5球目武山一塁けん制平田戻れずタッチアウト、谷繁粘り四球、
2死一、二塁から、
中田中高め直球・
打球伸び左中間フェンス直撃2点適時二塁打(D 3-0 YB)


<3回・横浜> P・中田
石川外低め直球二ゴロ、武山初球中スライダー二ゴロ、
吉見内直球二ゴロ・荒木守備練習

<3回ウラ・中日> P・吉見
荒木中スライダー中直、森野中スライダー二ゴロ、
ブランコ内外れ四球、和田初球外低め中前打、
2死一、二塁から、イ・ビョンギュ外フォーク空三振


<4回・横浜> P・中田
金城外フォーク中飛、藤田中入る直球三遊間抜くヒット、
内川外スライダー二ゴロ4-6二封、ジョンソン内直球ビシッと見三振

<5回・横浜> P・中田
佐伯初球ど真ん中一二塁間突破ヒット、
吉村内低め直球左中間落ちるヒット、石川投犠打、
1死二、三塁から、代打下園外高め直球空三振、
2死二、三塁から、代打森笠左足死球、
2死満塁から、金城初球外直球確実ミート左前適時打(D 3-1 YB)
2死満塁から、藤田2球目中田内スライダーワンバウンド暴投(D 3-2 YB)
2死満塁から、藤田内直球伸びなし右飛

<5回ウラ・中日> P・高崎 捕・斉藤俊雄
井端9球目外スライダー遊ゴロ、荒木内直球見三振、
森野外スライダー見三振


<6回・横浜> P・中田
内川外スライダー遊ゴロ、ジョンソン中直球打ち損じ二ゴロ、
佐伯警戒内スライダー四球、吉村慎重外外れ四球、
2死一、二塁から、石川内フォーク空三振

<7回・横浜> P・中田
斉藤俊雄中スライダー三ゴロ・送球やや怪しく、
代打内藤内スライダー右中間落とすヒット・代走梶谷
1死一塁から、金城中直球右中間突破適時二塁打(D 3-3 YB)
1死二塁から、藤田外スライダー浅い左前打・二走金城本塁突入・
和田ビームワンバウンドストライク本塁タッチアウト、
P・鈴木
2死二塁から、内川外スライダー打ち取った三ゴロも
森野一塁悪送球タイムリーエラー(D 3-4 YB)
P・小林正人
2死二塁から、ジョンソン外直球見られ四球、
2死一、二塁から、佐伯外スライダー左邪飛

<7回ウラ・中日> P・真田
平田外スライダーセンター返しヒット、
谷繁バント2球失敗・3球目当てただけ一ゴロ二封、
代打立浪初球スライダー左足つま先死球・代走小山
1死一、二塁から、井端内シュート二ゴロ4-6-3併殺


<8回・横浜> P・河原
吉村外低め直球二ゴロ、石川内高め直球詰まらせ三飛、
斉藤俊雄外低めスライダー空三振

<8回ウラ・中日> P・真田
荒木内シュート詰まりながら右前持っていくヒット、
P・高宮
森野3球目荒木二盗、森野外スライダー外れ四球、
P・木塚
無死一、二塁から、ブランコ内シンカー外れ四球、
無死満塁から、和田外スライダー打ち損じ浅い右飛、

P・工藤
1死満塁から、イ・ビョンギュ外スライダー当てただけ一ゴロ3-2本塁封殺、
2死満塁から、平田中内寄り139キロ直球反応できず見三振


<9回・横浜> P・河原
山崎中スライダー三ゴロ、
金城内カーブ一塁線突破二塁打・
ライトイ・ビョンギュクッション誤り金城三進(エラー)、
1死三塁から、藤田内高め直球ボテ一ゴロ、内川敬遠、
2死一、三塁から、代打桑原義行10球目中低めスライダー空三振

<9回ウラ・中日> P・山口
谷繁外高め152キロ空三振、
代打井上外フォーク叩きつけるも捕ゴロ、
井端初球ど真ん中中前クリーンヒット、
荒木外スライダー高いバウンド投ゴロ・佐伯と交錯転倒、
試合終了。


【ゲームレビュー】
守りのミスで逆転負け

3点を先行しながら、守りのミスなどで逆転負け
5回は中田の暴投、7回は同点とされた後に
森野の一塁悪送球で勝ち越し点を失った。
打っても8回の無死満塁を生かせなかった。
横浜は11カードぶりに勝ち越した。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


振り返ると、4回までと5回以降、
完全にゲームの流れが変わってしまいましたね。
先発の中田が3回までは完ぺきな投球。
しかも自らのバットで2点タイムリーを放つなど、
勝っていれば、まさに『中田ショー』となるはずでしたが、
5回、先頭から連打を浴び、二、三塁のピンチをつくると、
何とか2死まで持ち込んだものの、代打森笠に手痛い死球
さらにこの3連戦当たっている金城
初球をうまく左へ持って行かれてのタイムリー。
走者を出してからの投球が本当に乱れてしまいましたね。
さらにそこで止めておければ良かったものの、
痛恨といえるのが、藤田へのワイルドピッチ。
いらない2点目自らの手で与えてしまった。
同時にゲームの流れもミスミス相手に与えてしまったような。

続く6回もやや不安定。
2死からやや慎重になりすぎたか連続四球
何とかその後を断ち切ったものの、
投げきれれば後続にバトンをつなげたであろう7回、
踏ん張れずに走者を出してしまうと、
またしても金城に悔しい同点打を献上。
さらに藤田にもあわや逆転打かというヒットを打たれ、
和田のビームに救われたものの、結局7回を投げきれずに降板
直後にエラーキングによるタイムリーエラー
まさかの逆転を食らうはめになりますが、
そんなリズムを作ってしまったのは、やはり投手にあり

中田ショー暗転…。吉見、チェン、小笠原
続く4番手として
ポストシーズンの先発陣に
名を連ねてほしい中田
しかしこんなジキルとハイド状態では、
その座を任せるのには、
まだまだ不安なようですが、
残りシーズンの登板で、
何とか反省点を改善してほしい。
この日ないように感じたのが、
ピンチになってからの「粘り」。
奇しくも8回以降、
味方の河原、そして相手の工藤
ともにベテランがピンチにも動ぜずに自分の投球に徹した姿。
それを中田もベンチで見ていたことと思います。
タイプこそは違えど、吸収できる部分はあるでしょうし、
少しでも自分のモノにして、次につなげてもらいたい。
もっとできるはずの背番号20、次回以降の進歩を期待します。


今日に始まったわけではないエラーについては
もはや何を言っても仕方がないですし、
8回については平田には期待しましたが、相手が一枚上手だった。
ただ拙攻拙守とプレーに精彩を欠く、情けない敗戦。
勢い付けて東京に乗り込むはず、とんだ目にあったような。
この日、東京ヤクルトが敗れたため、
巨人以外のチームが最終勝率でドラゴンズを上回ることができなくなり、
ドラゴンズ「2位以上」が確定したようですが、
これによって残り試合、さらに目的意識がなくなってしまうような。
一方、首位・巨人のマジックは1つだけ減って「5」に。
引き分け数の関係でこういう現象も出ているようですが、
4ではなく「5」となったことで、
おそらく目前胴上げは回避できそうな気がします。
当初は意気込んで臨むはずだった敵地での直接対決
ちょっと趣が変わってしまいましたが、
CSに向けての前哨戦ともいえるでしょうし、
それ以前に2位チームとしての意地を見せてもらいたい。
オレンジ色のファンはかなり意気込んでいるでしょうが、
本拠地胴上げを目論むところをいきなり叩いて、やや意気消沈
そんな初戦にしてほしいなと願っています。


★プレーヤーズ・ボイス(20日)

●中田賢一

<6イニング2/3を4失点(自責3)で3敗目。
1点リードの7回1死一塁、
金城に右中間を破る同点二塁打を浴びると、
続く藤田にも左前に運ばれて3連打。
二塁から本塁突入の金城こそ和田のレーザービームが
本塁で刺したが、そこでKO。声を絞り出して>
「金城さんに右中間に打たれたのは甘い球でした。
7回を投げきれなかったのが悔しいです。
7回に流れを悪くしてしまった。あそこをスッと抑えていれば…」

<こうなってしまえば立ち上がりの活躍にも歯切れが悪い。
3回までのパーフェクト投球も、目の覚めるような2点適時二塁打も、
笑って振り返ることができなかった>
「(3回までは)早打ちしてくれたという部分もあるんです。
ヒットもたまたまだと思うんですけど。それよりもピッチングですね」

<序盤の好投が一変したのは3-0で迎えた5回。
先頭から佐伯・吉村の連打をきっかけに2死満塁のピンチを招いた。
金城の左前適時打で2点差。なおも満塁で今度は藤田に暴投。
三塁走者の生還を許して1点差に詰め寄られた。
暴れ馬の悪い部分を露呈して、傷口を広げて>
「先頭から2人連続で打たれてしまったのがいけなかったです。
ワイルドピッチももったいなかった」

<決勝点となった4点目は失策がらみで自責点とはならない。
それでも後味悪い敗戦を1人で背負おうとしているのか、自らを責めて>
「流れを悪くしたのは自分ですし、
野手のみなさんにダメージが大きかったと思います。
四球もデッドボールもありましたし」
中スポサンスポ

●森野将彦
<何でもないハズのワンプレーが致命傷になった。
同点に追いつかれた7回2死二塁の守り。
鈴木が内川を平凡な三ゴロに打ち取った直後、
まさかの一塁悪送球。
ボールが一塁ベンチ前に転がる間に二塁走者が生還。
痛すぎる適時エラーが決勝点を献上。
101打点で打点王争いをする一方で、
失策数もリーグ最多の25。険しい顔で>
「きょうは本当に何も何もないです。話すことは。
大事にいきすぎたのか? そういうものでもないです」
中スポスポーツ報知時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

●川相内野守備走塁コーチ
<失策の森野の心情を察して>
「ランナー二塁だし、慌てる場面ではなかった。
あれだけエラーしてるんだし、本人も思うところがあるんだろうけどね。
でもあれだけそれてはダメだ」
中スポサンスポ毎日jpスポニチ名古屋


●平田良介
<2回1死一、三塁で先制適時打を放つ。
横浜先発・吉見のストレートを、バットを折られながら
左前にはじき返し、三塁走者を迎え入れて>
「ラッキーなヒットでした」

<一方で走塁ミスも。先制打で出塁した2回、
一塁走者だったが、相手投手の投球後に帰塁するのが遅れ、
捕手からのけん制球でアウトになった。
バットでもミス。8回2死満塁で工藤の真ん中直球を見逃し三振。
悔しそうに天を仰ぐばかりだった。
せっかくのマルチ安打なのに、同時に悪い結果も出て
アピール不足に、反省ばかりが口をついて>
「見逃し三振? あそこで手が出ないのは実力不足。
変化球を頭に入れつつ、ストレートを待ってはいたんですけど。
その辺を注意して頑張っていきたい」
カメラブログ中スポ毎日jpニッカン

●イ・ビョンギュ
<8回1死満塁で一ゴロに倒れ、悔しさをあえてのみ込んで>
「きょうは(打ち取られた)工藤さん、良かった」

<そして前向きに話した。
重圧のかかる日々。大事なのは切り替え>
「ジャイアンツに全部勝てばチャンスはあるし、
1敗してもまだチャンスはある。
チャンスメーカーになれるようにがんばるよ」
中スポ


●荒木雅博
<1点を追う8回無死一塁で二盗を記録。
ライバルたちを突き放す35個目で
2年ぶりの盗塁王と、3年ぶりの40台到達が見えてきた>
「(対戦が少なく)走ったことがない投手(高宮)だったから
ちょっと怖かったけど、いいところで走れました」

<得点にこそつながらなかったがチャンスを演出。
CSの短期決戦でも足は絶大な武器となるだけに鼻息荒く>
「警戒されてもどこかで走れるチャンスはありますからね。
これからも大事なところで走りたい」
(中スポ、スポニチ名古屋ニッカン

●立浪和義
<1点を追う7回1死二塁、
代打のコールに盛り上がったが、結果は何と初球に死球。
横浜・真田のスライダーが左のつま先に当たった。
バットを振ることなく打席を終えたが、
気持ちを切り替えてナゴヤドームを後に>
「仕方ないね。あしたから巨人戦、また頑張りますよ」
(中スポ)


●河原純一
<今季最多タイとなる2イニングを無失点で抑える。
1点を追う8回から登板すると、
9回は1死三塁のピンチを招いたが、続く藤田を一ゴロ、
2死一、三塁から代打・桑原義行を三振に仕留める。
逆転につながらなかったが、ベテランの好投は光って>
「2イニングも1/3も一度マウンドにあがれば一緒だからね。
最後はいいところに決まってよかったよ」
(中スポ)

●鈴木義広
<右ひじ手術から復帰したサイド右腕が
2試合目の登板で結果を残して、復活に前進。
同点に追いつかれた直後の7回2死二塁、
内川をカウント1-1からのスライダーで引っかけさせた。
結局ボテボテの三ゴロも森野の悪送球によって、
決勝点を許してしまったが、右の好打者を抑えた価値は高い>
「自信? そうですね。きょうは特に意識することなく投げました。
いいころと比べるとまだです。もうちょっとなんです」

<ナゴヤ球場の改修工事が22日着工。
内野スタンドが撤去されるが、
1年5カ月ぶりの1軍復帰までの道のりを支えた
スタンドへの惜別に胸を熱くして>
「階段の思い出? リハビリ中に走ったところですからね」
鈴木ブログ「ご無沙汰です!」、中スポ)


●山井大介
<今後、ジョーカー的な役割になりそう。
8月末からの再昇格後は安定した投球を披露。
13日の東京ヤクルト戦では3イニング無失点で
今季2セーブ目を挙げたが、
今後は先発、中継ぎ、両方での活躍が期待される。
現在、他球団のスコアラーから常に先発要因として
マークされる存在。ダミー役という意味でも大きな役割を担う>
「先発か中継ぎか分からないですけど、
とにかく結果を残すだけです。早く信頼を回復したい」
(中スポ)

●吉見一起
<前日の19日に25歳の誕生日を迎えた右腕は
先発の翌々日とあって偶然にも休日。
自宅で生まれたばかりの息子と
誕生パーティーを開いたが、お決まりのケーキはなし。
さすがはハーラートップを走るだけに、細心の注意を払っている様子。
ちなみにメインディッシュはカロリーを意識した冷しゃぶだそう>
「いま体重を気にしているので、ケーキはやめました」
(中スポ)

◆山本昌
<ナゴヤ球場の改修工事が22日着工する。
外装やベンチ、ロッカーなどの改装とともに、
右翼外野席と一塁側内野スタンドのうち、
右翼ポールに近い部分が撤去される。
入団当時はナゴヤ球場が1軍本拠地だった左腕は
自身のプロ初勝利など数々の思い出が詰まった球場が
変わっていくことに感慨を隠さない>
「寂しさはありますよ。でもやっぱり新しくなることは仕方ない」
(中スポ)

●井上一樹
<同じくベテランも、思い出の地の光景が
変化していくことへの寂しさを漏らして>
「入団したころ、ホームベースのところで
高校の監督と両親と記念撮影した覚えがあるよ。
どんどん変わっていってしまうんだな」
(中スポ)

◆チェン・ウェイン
<変わるのは景色だけではない。
撤去される内野スタンドは通称『スタンドの階段』。
上り下りすることで足腰を鍛えてきた。
年始にトレーニングはじめとしてこの階段を上る選手もいた。
幾多の選手の汗が染みこんでいるトレーニングの地。
なくなるスタンドへ感謝の念を抱く1人。
故障のため育成選手契約だった07年はナゴヤ球場で過ごした。
竜投自慢の左腕の基礎を作ったのもそのスタンドだった>
「(スタンドには)いろいろな思いがありますね。
思い出? 下半身をつくろうと、とにかくかなり走ったところです」
(中スポ)


●落合監督
<逆転負けで横浜との3連戦を1勝2敗とし、
最下位・横浜に対し今季初のカード負け越し。
試合後、担当記者に『何もない』ことを訴えて>
「今日は何もない。何があるか? ないだろ。
(らしくないプレーがあった、という報道陣からの言葉に)
何もないじゃん。何もないから、なんにもない」
中スポスポーツ報知共同通信社時事通信毎日jpニッカンデイリー

2009年9月20日 (日)

小笠原完封逃すも7勝目、平田昇格即結果弾!

シルバーウィークの週末、ナゴヤドームでの横浜との第2戦。
前夜沈黙したドラゴンズ打線が奮起して、
初回、森野の適時打で先制すると、3回に相手エラーにより1点追加。
さらに4回、昇格即先発となった平田の本塁打と
井端の適時打などで2点を奪うと、以降はドラゴンズペースに。
投げては先発・小笠原が危なげない投球で7回まで無失点。
8回にアンラッキーな一打で1点を失ったもの、7勝目をマーク。
4試合ぶりの2ケタ安打で横浜に雪辱したドラゴンズ
貯金を今季最多タイの24としました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 22回戦
(19日・ナゴヤドーム | 中日17勝5敗)
32049人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日 ×
[勝] 小笠原(19試合7勝2敗)
[S] 岩瀬(54試合2勝3敗41S)
[D本] 平田2号
[Dバッテリー]
小笠原、パヤノ、浅尾、岩瀬 - 谷繁

◇対横浜22回戦・スタメン
1 (遊)井端  (3打数1安打1打点)
2 (二)荒木  (4打数1安打)
3 (三)森野  (3打数2安打1打点)
4 (一)ブランコ (4打数1安打2打点)
5 (左)和田  (4打数1安打)
6 (右)イ・ビョンギュ (4打数2安打)
7 (中)平田  (4打数2安打1打点)
8 (捕)谷繁  (3打数無安打)
9 (投)小笠原 (2打数無安打)

【イニング経過】
<1回・横浜> P・小笠原(中6日)
金城内直球三ゴロ、代打山崎外直球見三振、
内川中高め直球右飛・すんなり

<1回ウラ・中日> P・小林
井端低め見て四球、荒木初球バスター二ゴロ進塁打、
森野初球内スライダー武山捕逸・井端三進、
1死三塁から、
森野外チェンジアップ中前適時打(D 1-0 YB)
1死一塁から、ブランコ外スライダー遊ゴロ6-4-3併殺

<2回・横浜> P・小笠原
ジョンソン外カーブ二ゴロ、
佐伯バット折れるも二塁後方ヒット、吉村内外れ四球、
1死一、二塁から、石川外スライダー打ち上げ三邪飛、
2死一、二塁から、武山外直球空三振

<2回ウラ・中日> P・小林
和田外スライダー独特右前打、
イ・ビョンギュ外高めチェンジアップ右前抜けるヒット、
平田中入る直球右前打、
無死満塁から、谷繁外一杯直球見三振、
1死満塁から、小笠原内直球見三振、
2死満塁から、井端外直球二ゴロ・好機生かせず


<3回・横浜> P・小笠原
小林内直球空三振、金城外シュート右前打、
山崎内高め直球空三振・スタート金城二盗失敗併殺

<3回ウラ・中日> P・小林
荒木中直球右前落ちるヒット、
森野中低めチェンジアップ払って右前打、
無死一、三塁から、
ブランコ初球外直球・
強い二塁ベース寄りゴロ山崎弾きエラー・荒木生還(D 2-0 YB)

無死一、三塁から、和田内シュート打ち上げ一邪飛、
1死一、三塁から、イ・ビョンギュ外スライダー二ゴロ4-6-3併殺


<4回ウラ・中日> P・小林
平田初球中入るスライダー狙い打ち・
打った瞬間左翼スタンド飛び込む本塁打(D 3-0 YB)

谷繁高め抜け四球、小笠原スリーバント投犠打、
1死二塁から、
井端中入る直球右中間落ちる適時打(D 4-0 YB)
荒木外高め直球二ゴロ4-6二封一塁セーフ、
森野初球荒木二盗、森野内直球空三振


<5回・横浜> P・小笠原
吉村外低め直球見三振、石川折れたバットも飛んでくる二ゴロ、
武山内高め外れ四球、代打桑原義行外低め直球見三振

<6回・横浜> P・小笠原
金城外直球空三振、山崎外スクリュー二ゴロ、
内川内低め直球ライナー右中間突破二塁打、
2死二塁から、ジョンソン外スライダー一飛

<7回・横浜> P・小笠原
佐伯外スライダー右前打、吉村内低め直球右飛、
石川外低めカーブ空三振、斉藤俊雄中スライダー左飛

<7回ウラ・中日> P・桑原謙太朗
荒木中シュート空三振、森野外外れ四球、
1死一塁から、
ブランコ中低め直球・
痛烈右中間フェンス直撃適時二塁打(D 5-0 YB)

和田外スライダー浅い右飛も
ブランコタッチアップヘッドスライディング三進、

P・工藤
2死三塁から、イ・ビョンギュ外スライダー遊直

<8回・横浜> P・小笠原
代打下園中高め直球二飛、
金城内高め直球強振左翼線二塁打、
1死二塁から、山崎外スクリュー二ゴロも
荒木二塁方向大きく弾く・その間三走金城生還
(記録は適時内野安打)(D 5-1 YB)
1死一塁から、内川中スクリュー遊ゴロ6-4-3併殺

<8回ウラ・中日> P・木塚
平田中シンカー遊ゴロ、谷繁中スライダー打ち上げ遊飛、
代打立浪内高めスライダー引っ張り一邪直


<9回・横浜> P・パヤノ
ジョンソン初球ど真ん中バックスクリーン本塁打(D 5-2 YB)
佐伯外大きく外れ四球、
P・浅尾
吉村初球左腕直撃死球、
無死一、二塁から、代打森笠外フォーク高いバウンド二ゴロ、
1死二、三塁から、代打内藤外直球遊ゴロ・ランナー動けず、
P・岩瀬
2死二、三塁から、下園外スライダー弱い三ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
投打がかみ合って快勝
1回、森野が先制打。3回にも1点を加え、
4回、平田のソロ本塁打と井端の適時打で
追加点を入れ、優位に進めた。
小笠原は7回まで4安打に抑える好投。
8回に連打を許し、1点失った。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


この日は「ピンクリボンデー in ナゴヤドーム」ということで
イニング途中にスタンドがピンクのボードできれいに染まったり、
啓発のピンク色のリストバンド
選手、審判らが着けてのプレーとなりましたが、
さすがに5月の交流戦・ヤフードームのように
ベースまではピンク色にはならなかったようで。
さらに「元祖・ピンキー」井上にも、
ぜひとも打席に登場してほしかったのですが、
残念ながらそのチャンスはなかったようで。

まあそれはさておき、デーゲームでの横浜第2戦
結果的にはドラゴンズらしい展開での快勝。
序盤こそやや拙攻で相手先発・小林を助けてしまったものの、
4回、この日昇格した平田の見事な一発を口火に
四球、犠打で送ったチャンスに井端が右中間へタイムリー。
2回の2死満塁で打てなかった悔しさを
次の打席でしっかりと晴らし、小林を実質KOすると、
投げては、小笠原が立ち上がりから危なげない投球
ランナーこそ出すものの、持ち味の粘りで走者を返さず。
さらに制球も低めにまずまず決まり、5回までわずか2安打と安定
球数も少なく、このまま初の完封に向け進むと思いきや、
8回1死二塁から、山崎の二ゴロを荒木が大きく弾く「エラー」。
記録は内野安打になったものの、その間に金城が一気に生還。
小笠原曰く「詰めの甘さ」が出てしまったものの、
気を取り直して続く内川を併殺に取り、8イニングでお役御免。
それでもハラハラさせるところもなく、
手痛い一発も浴びることもなく、後続へバトンを渡すと、
最終回、お試し起用のパヤノがいきなり一発&四球で
早々マウンドを降ろされたものの、
3点差となったことで、浅尾-岩瀬とつないでの締め。
ベイにしっかり雪辱し、デーゲーム12連勝を飾りました。


粘り強く。先週、現地で小笠原の投球を観ましたが、
今回の方が落ち着いてましたし、
良かったように感じましたね。
小笠原本人
「前回のような感覚ではなかった」
前回の方がよかったように話していますが、
横浜打線元気のなさもあって、
スイスイと投げ込み、走者を背負っても、
低めにボールが来ていたため、
大きなのを食らうという心配もほとんどなし
さらに打線の援護をもらったうえ、球数も少なく、
ある程度のところまでいくだろうとは思っていました。
ただ残念だったのが、8回の失点
名手・荒木が大きく弾いてしまいましたが、
普段助けてもらっていますし、その辺は持ちつ持たれつでしょうし、
記録こそ1失点ですが、実質0と同様の評価といっていいでしょう。
例年シーズン終盤は調子を落とす傾向のあった小笠原
しかし今季安定しているのは、11年目の成長でしょうね。
まだまだこの先、幾度も登板機会もあるでしょうし、
この粘りの投球を続けてほしいもの。
吉見・チェンらとともに、さらに先発陣を支えてほしいです。


一方、昨夜から始まったCSに向けての「お試し枠」。
この日は6番にイ・ビョンギュ、7番に平田が起用されましたが、
ビョンが2安打、平田も2安打1本塁打と、うまくいきましたね。
特に昇格即スタメンで復帰弾を放った平田
4回先頭での一撃でしたが、2回3回とチャンスにややもたつき
掴み損なっていた流れを、この一発によって完全に掴んだ
そのぐらいゲームのなかで価値のあるホームランだったと思います。
「今年一番のバッティングができました」
平田自身コメントしていたようですが、まさに会心。
しかも、らしいといわれる右方向ではなく、
豪快にレフトスタンドに持っていった様は、
2軍で何かを掴んできたということでしょうか。
それにしてもチャンスをもらっても
なかなかモノに出来ない選手が多いなか、アピールできたのは、
今後の戦いに向けて、本人にも、チームにも大きい
ただこの試合だけでなく、その結果を続けていくことが大事でしょう。
お立ち台では相変わらず茶目っ気のあるコメントもありましたが、
07年には「秘密兵器」として、日本一に貢献した背番号8
その再現をこの先のシーズンも期待したい。
2軍の優勝争いでもまれた勝負強さ
1軍のポストシーズンでも十分に発揮してほしいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(19日)

◎小笠原孝

<8イニング1失点で今季7勝目を挙げる>
「(ナイスピッチングでした)ありがとうございます。
(今日のピッチングを振り返って)
うーん。ま、調子自体はそんな良くなかったんですけどね。
あのう、野手の人に助けてもらいました。はい。
(ランナーを出しても要所要所を抑える見事な投球)
そうですね。まあいつも粘り強くっていうのを課題にしてやってんで、
今日はまあ粘り強く投げれた方だと思います。
(あの8回、完封あと少しだったのですが)
うーん、うーん、ねえ、へへ(苦笑)。
まあ自分の詰めが甘いっていうところですね。
(全体としてはコントロールもよく満足いく内容だった)
そうですね。まあ満足はしてないんですけど、
まあこれからもこういうピッチングができればいいかなと思ってます。
(ここから先に向けてひと言)
えー、今日みたいに粘り強く、またいつも一緒なんですが、
粘り強く投げたいと思います。えー、また応援よろしくお願いします」


<切れのある直球に緩い変化球を織り交ぜ、
テンポもよく、7回まで無失点と快投。
プロ初完封が近くまでやって来ていた。
周りの期待や緊張感を感じながら、あくまで冷静だった>
「何回も(過去に完封を)目指して投げているので、
そんなに意識しないで、ボールにする球はボールに、
低めは低め、という意識だけは持って、
谷繁さんのサインの意図を考えて投げていました」

<目の前の仕事に徹した。ていねいに投げたが、
1死から金城に二塁打され、次の山崎の打球は一、二塁間へ。
荒木が必死に止めにいったが、不運だ。
グラブをはじいた打球が二塁方向に転がり、
その間に金城に生還を許してしまった(記録は内野安打)>
「金城に失投を投げてしまって…。そういうところが甘いですね」

<ベンチに戻る際に、荒木からわびられたそうで、
試合後こう言って笑わせて>
「『ボクが完封を意識しちゃいました』と、
荒木が言ってくれました。いいヤツだな、と思いました」

<結果は8イニング1失点。快投にも本人は>
「野手の方に助けてもらいました。
調子自体はそんなに良くなかった。
右打者の外の球をひっかけて中に入ったり、そういうところがあったので
前回(12日の東京ヤクルト戦)のような感覚ではなかった」

<これから続くV最終戦線、そしてCS。
強い上昇気流が欲しいところで、調子を上げている。
謙虚な話しぶりながら、8回に失点するまで
連続無失点イニングを計19に伸ばしていた。
上り調子の先発に出てきてほしいところで、心強い快投>
「状況を読みながら投げる、ということは
前半よりも多少はできているかな、というのはあります。
でも、特別に何かが変わったというのはないですけど」

<7勝をマークし、昨年の自己最多8勝に迫った。
昨季は11敗したが、今季の負けはわずか2。
勝率.778は.727のチェン、.714の吉見をも上回る数字だが>
「負けを消してもらっているだけのことですけどね」

<これでプロ通算30勝にも到達。
11年目でたどり着いた節目の勝利を喜んで>
「本当ですか? 正直、うれしいですね」
中スポスポーツ報知共同通信社時事通信スポニチ名古屋ニッカン


◎平田良介
<1軍復帰の日に先発出場して、4回に2号ソロを放つ>
「(ナイスバッティングでした)ありがとうございます。
(ものすごい当たりがレフトスタンドに突き刺さった)
はい。えー、打った瞬間どこ飛んだんかわからなかったんですけど、
えー、まあいい当たりだったと思います。
(途中で「最高の当たりだった」というコメントが来たが)
はい。なんかもう、あの~打席だけ打ったときに
なんかフリーバッティングの時のような感覚があったんで、
なんかすごい不思議な感じでした。
(1軍に上がったばかり、見事な仕事っぷり)
はい。ちょっと2軍の方で優勝争いしてたんで、
あのう、次は1軍でしっかり優勝争いに貢献できるように
頑張りたいと思います。
(2安打・1本塁打、久々のスタメンでアピールできた)
はい、こうやって結果でアピールしていけば、
どんどん使ってもらえると思うんで、
どんどん結果を出して、頑張りたいと思います。
(締めくくりにファンにごあいさつを)
えー、…と、デーゲームが続きますが、
えー、お仕事大変だと思いますが、応援の方よろしくお願いします!」


<2点リードの4回無死。
初球の高めスライダーをフルスイングすると、
左翼スタンドの中段に着弾。推定飛距離は115メートル。
横浜先発・小林を打ち崩せそうで打ち崩せない、
もどかしい展開も振り払った。
この日、1軍に昇格してすぐ放った2号ソロ。
うれしさのあまり、自画自賛も飛び出して>
「打った瞬間、いったと思いました。
今年一番のバッティングができました。
本当にいい当たりでした。不思議な感覚でした。
あの打席だけ、フリー打撃のような感じで打てました。
いつもなら、打ったら走りださなくてはいけないけれど、
打った後に走るという感覚がないというか…。自分でもよくわからないっス。
それほど、すかっとしたというか、気持ちよかったと思う。
気持ちに落ち着きができたから、打てたと思います」

<この日、1軍に上がったばかりで先発した。
それが今のチーム状態でも、重圧は無縁。
1軍と2軍を行ったり来たり。
今季4度目の1軍の舞台を、特に意識したわけではなかった>
「昨日、1軍に、という連絡をもらった。
(知らせを受けた時は)DVDでドラゴンボールを見ていました。
だけどそのときは、明日は優勝争いしている
ファームの大事な試合がある、と思っていた」

<成長を実感するプロ4年生。理由を尋ねると>
「2軍ではリラックスして打てるのに、1軍ではできなかった。
(最近は)1軍の試合に出場しても落ち着いて打席に立てる。
1軍を経験して、徐々に成長しているんです」

<実は『ミスターオクトーバー』。
毎年、秋は調子が良く、ポストシーズンと相性がいい。
07年には、クライマックスシリーズで全試合スタメン出場。
日本一がかかった日本シリーズ第5戦では決勝犠飛。
そして昨年10月23日は、CS第2ステージの巨人戦で、
エースの上原浩治(現・オリオールズ)から一発を放っている。
そんなデータもある中、実力を証明するかのような一発。
勝負どころの強力な武器になりそう>
「高校の時は秋は苦手だったんですけど、
プロに入ってから打ってますね。
秋になると、調子がいいのでいいイメージはありますね」

<逆転優勝は正直、厳しい状況にあるとはいえ、
その先にはCSもある。巨人にやりかえすチャンスがある。
今季の巨人戦はわずか1打席ながら、その打席で2ランを放っている>
「昨年はCSで(スタメンでは)出られなかったので、
今年は出て頑張りたいですね。1軍でも優勝争いをしたい。
チームに貢献して、どんどんアピールしたい」
カメラブログ中スポ中日新聞サンスポおおさか報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

○石嶺打撃コーチ
<1軍に再昇格したばかりの平田が
本塁打で結果を出したことに驚き>
「チャンスをもらって打てるんだから、何か持っているものがある」
毎日jp


○森野将彦
<1回1死三塁、中前に先制タイムリーを放つ>
「高さが甘くきたので、うまく打つことができました」

<リーグでただ1人3ケタに乗せていた打点を
『101』に伸ばすと、続く3回の第2打席でも右前打。
第3打席で三振に倒れるまでの間だったが、
打率もちょうど3割に乗せた。
ただ現状の数字はひとまず頭の外に置いている>
「打点? 当分その話はしませんよ。
打率も、最終戦でちょうど3割の前後だったら
考えるかもしれないけれど、今はできるだけ打っておくことです」

<好調を支えているのは選球眼への自信。
事実、この日バットを振ったのは、
投じられた16球のうち、安打2本を含めてわずか4度だけだった。
最後の打席はカウント1-3から自信を持って四球を選ぶと、
ブランコの右中間突破二塁打で一塁から激走して生還。
打点王争いのライバルにも貴重な打点をプレゼントした>
「今はストライクゾーンでもヒットにできないコースは見送ることができています。
打率を上げるためにはヒット1本打って1度四球を選ぶことです。
それができるようになったのは大きい」
カメラブログ中スポ毎日jp

○井端弘和
<4回1死二塁、小林の真っすぐを
右中間にはじき返す適時打を放つ。
前夜、連続試合安打が10試合で止まったが、これからまた再発進。
ただ自身にとっては2回2死満塁で二ゴロに倒れたことが
屈辱的だったようで>
「前のチャンスで打ってなかったので、打ててよかったです」
カメラブログ、中スポ)

○トニ・ブランコ
<3回に無死一、二塁から二ゴロ。
二塁手が失策したが、打点は1。
7回には1死一塁から右中間へ二塁打を放ち、
森野の好走塁も手伝って、ダメ押し適時打となった。
続く和田の右飛で三塁にタッチアップ。果敢に次の塁を狙う積極性も。
計2打点でトータル99打点。100打点にあと1と迫って>
「うまくボールをとらえることができました」
カメラブログ、中スポ、中日新聞

○荒木雅博
<4回、二盗を決め34盗塁。リーグトップに立った。
砂煙を上げた強烈なスライディングに満足そう>
「いつも通り。ただスピードに乗ったからね」

<盗塁王争いは東京ヤクルト・福地との大接戦だが、
相手のほうが残り試合が多く、
あくまでも勝利のために、次の塁を狙う>
「(タイトルは)それほど意識していません。
ただ、いいところで走れれば、という感じ」
(中スポ)

○立浪和義
<8回2死で小笠原への代打として打席に立つと、
力のないライナーが一塁ファウルゾーンに飛んだ。
落ちてくれれば打ち直せたが、佐伯が好捕。
大歓声のナゴヤドームがため息に変わった。照れ笑いで>
「詰まっちゃった」

<この試合を含め、ナゴヤドームでのレギュラーシーズンは8試合。
日ごとにカウントダウンのムードは盛り上がり、
打席に立つとスタンドで無数のフラッシュは光った。
ファンの期待はひしひしと感じている。
気を取り直して、帰りの車に乗り込んで>
「ファンの期待? そうですね。また次、頑張ります」
(中スポ)

○浅尾拓也
<3点リードの9回無死一塁で登板。
その初球が一発のある吉村への死球となり、
無死一、二塁となったが、そこから冷静に
打者2人を切り、岩瀬のセーブのお膳立てをして>
「あの死球は厳しく(内角へ)いった結果。
ランナーをためるのは良くないですけど、仕方がなかったと思っています」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<勝利まであと1人となった3点差の9回2死二、三塁で登板。
下園を5球で三ゴロに仕留め、セーブ王独走の41セーブをマーク。
9回は4点リードで始まり、3投手をつなぐ慌ただしい展開。
それでも守護神は落ち着いて準備してマウンドに向かって>
「慌ててはいないですよ。
セーブが付くような場面になったら行くだろうと思ってたから」
(中スポ)


◇吉見一起
<何気ない動きの中に、苦しみから脱却する
努力のあとが残されていたりする。
17日の広島戦で約1カ月ぶりに連勝を飾った右腕は
練習前のウオーミングアップ中から右手の中にボールを転がしていた。
ストレート、スライダー、フォーク。
様々な球種に握りを変えつつ、体の方はストレッチ。
繊細なコントロールが身上の右腕は
かたときも指先の微妙な感覚を失いたくなかったのだろう。
ある種の指先を体得することは今季の原点のひとつだった>
「具体的にどの球種が課題だったということはないんですけれど、
ボールの感覚をずっと持ち続けたかったからです」

<苦しいときには原点に返る。最近まで苦しみのただ中にいた。
8月27日の巨人戦、9月3日の広島戦とよもやの連敗。
10日の阪神戦で勝利投手となったが、
快調に白星を積み重ねていた8月半ばまでのような感触は遠かった。
古巣のトヨタ自動車が都市対抗野球で決勝に進出したときも、
正直な気持ちをもらしていた>
「頑張ってほしいですけれど、今は自分でいっぱいいっぱい。
ほかにかまっていられるような余裕がないんです」

<17日に勝ち星を15に伸ばし、名古屋に帰ってきたがこう話す。
シーズンも大詰め、ラストスパートを前に苦境を脱出して>
「今でも余裕はないですよ。
でも結果が出たということもありますし、
あのころに比べたらいくぶん楽になりましたね」
(中スポ)


○落合監督
<久々に先発起用した平田、イ・ビョンギュが活躍。
選手起用について聞かれ、しばらく間を置いて>
「まあまあじゃないの」

<この日は『ピンクリボンデー in ナゴヤドーム』と題して、
乳がんの検査促進、早期発見・早期治療を啓発する
キャンペーンが行われ、両軍選手や審判団、
マスコットなどがピンク色のリストバンドをつけていたが、
指揮官の両腕にもしっかりとこのリストバンドが。ご満悦で>
「だってきょうはそういう日だろ」
(中スポ、サンスポ毎日jpデイリー


今日の公示。(19日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 ネルソン・パヤノ投手、平田良介外野手
【出場選手登録抹消】
▼中日 マキシモ・ネルソン投手、中川裕貴外野手
(再登録は29日以降。公式サイト共同通信社


ドラゴンズトピックス(19日)

◇英智

<この日、出場登録日数が8年に達し、
国内移籍が可能なフリーエージェント(FA)権の取得条件を獲得。
04年にはゴールデングラブ賞も獲得した守備の名手は
シーズンに集中するため、態度を保留して>
「あまり実感がわきません。
(行使するかどうか)特に今の時点では(コメントすることが)ないです。
ゆっくり話せるときが来たら話します」
(中スポ、おおさか報知共同通信社時事通信


若竜トピックス(19日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-広島 23回戦
(19日・ナゴヤ球場)
 C 041 000 111 = 8
 D 003 020 013x = 9
[勝] 中里(22試合6勝3敗1S)
[D本] なし
[Dバッテリー] 長峰、岩田、平井、金剛、中里 - 小田、小川
公式サイト・戦評

○田中大輔
<本拠地・ナゴヤ球場での
今季ウエスタン・リーグ最終戦の広島戦で、
1点を追う9回2死満塁、小川の代打で登場。
逆転サヨナラの左越え2点適時打を放つ。
カウント2-2から森の5球目をとらえると、打球は痛烈なライナーで左翼へ。
前進守備を敷いていた鈴木の頭上を越え、走者2人が生還。
プロ入り初のサヨナラ打に>
「うれしいのひとことです。
みんなが執念でつくったチャンスで打てて本当によかったです。
とにかく何とかしようと。打ったのは変化球ですけど、
自分でも何を打ったのかよく覚えてないです」
中スポ

○新井良太
<5回に同点となる2点適時三塁打を放つなど、
4番打者が4打点を挙げる活躍でチームの勝利に貢献。
ここ4試合で14打数8安打9打点と打撃好調。笑顔で>
「チャンスで回してくれるのでそれに応えられてよかった。
チームが勝ってよかった」
(中スポ)

○岩田慎司
<2点を追う4回から2番手で登板。
3イニングを無安打無失点に抑える好投を見せて>
「変化球も決まって良かったと思います」
(中スポ)

○小林投手コーチ
<岩田の好投に目を細めて>
「勝利につながる投球だった。
大事なところで使えるピッチャーになりつつある。
目に見えて成長している」
(中スポ)


○辻2軍監督
<ウエスタン・リーグ優勝へのマジックナンバーを1とする。
最短Vは変わらず22日で、阪神が22、23日の福岡ソフトバンク2連戦で
1敗もしくは1分けで決定。阪神が2連勝しても、
中日が24日のオリックス戦に勝つか引き分けで優勝が決まる。
負ければ2位・阪神にマジック2が点灯する大切な試合。
若竜が劇的な逆転勝利で阪神をがけっぷちに追い込んで>
「(サヨナラ打の)田中はミート力があるし選球眼がある。
低めのスライダーも見極められるから。
負けたら自力優勝がなくなっていたからね。よく打ってくれた。
これで阪神にプレッシャーをかけられる」
中スポ

2009年9月19日 (土)

落合竜なぜ?の嵐、CS照準起用で寂しい一敗。

最後の広島戦に勝ち越し、今季3位以上を確定。
クライマックスシリーズ進出を決めた2位・ドラゴンズ
シルバーウィーク9連戦の2カード目は、
地元・ナゴヤドームに戻っての横浜との3連戦。
しかし移動日ゲームということもあってか、
今季初先発のネルソン-前田のバッテリーを始め、
大胆な選手起用に終始。ところが期待のネルソンが崩れ、
4回途中でKOされると、打線はランドルフの前にまたも沈黙。
前田の8年目でのプロ初安打など光明こそあれど、
既にCSに照準を合わせているような内容。
お得意様の横浜相手寂しい黒星を喫することとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 21回戦
(18日・ナゴヤドーム | 中日16勝5敗)
27553人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日
[敗] ネルソン(26試合1勝3敗1S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
ネルソン、鈴木、小林正人、高橋、河原 - 前田

◇対横浜21回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数無安打)
2 (二)荒木  (4打数無安打)
3 (三)森野  (2打数無安打)
4 (一)ブランコ (2打数1安打)
5 (左)和田  (4打数2安打1打点)
6 (右)小池  (3打数無安打)
7 (中)中川  (4打数無安打)
8 (捕)前田  (4打数1安打)
9 (投)ネルソン (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・横浜> P・ネルソン(中8日・来日初先発)
金城外高め直球右前打、山崎投犠打、
1死二塁から、内川中外寄りスライダー中前適時打(D 0-1 YB)
ジョンソン内高めボール球空三振・スタート内川二盗失敗

<1回ウラ・中日> P・ランドルフ
井端中チェンジアップ右中間フライ、
荒木内直球詰まり右飛、森野外スライダー遊ゴロ


<2回・横浜> P・ネルソン
佐伯内抜けたスライダー見三振、
吉村中スライダー空三振、石川内フォーク空三振

<2回ウラ・中日> P・ランドルフ
ブランコストレート四球、
和田初球外直球バットの先・遊オーバーヒット、
無死一、三塁から、
小池遊ゴロ6-4-3併殺の間(D 1-1 YB)

<3回・横浜> P・ネルソン
武山三ゴロ、ランドルフ中高め直球ライトオーバー二塁打、
金城外高め直球二ゴロ進塁打、
2死三塁から、山崎中高め直球三遊間抜く適時打(D 1-2 YB)
内川5球目山崎二盗、内川2-3低め外れ四球、
2死一、二塁から、ジョンソン初球中高め直球打ち上げ右飛

<4回・横浜> P・ネルソン
佐伯中高めスライダーライトポール際飛び込む本塁打(D 1-3 YB)
吉村中高め直球空三振、
石川初球外直球中前打、武山中直球左前打、
1死一、三塁から、ランドルフ2-3外大きく外れ四球・ネルソンKO
P・鈴木(今季初登板)
1死満塁から、金城中高め直球三遊間抜く適時打(D 1-4 YB)
1死満塁から、山崎外スライダー一邪飛
2死満塁から、内川2-3外スライダー見られ押し出し四球(D 1-5 YB)
P・小林正人
2死満塁から、ジョンソン外高め直球空三振

<4回ウラ・中日> P・ランドルフ
荒木二塁後方フライ、森野外スライダー見て四球、
ブランコ高め外れストレート四球、
1死一、二塁から、和田外チェンジアップ空三振、
2死一、二塁から、小池内高め直球空三振


<5回ウラ・中日> P・ランドルフ
中川初球外チェンジアップ左飛、
前田2-3中低め直球三遊間抜くヒット(プロ初安打)、
代打井上外直球空三振、井端内スライダー見て四球、
2死一、二塁から、荒木内直球打ち上げ中飛


<6回ウラ・中日> P・ランドルフ
森野外スライダー外れ四球、ブランコ内スライダー空三振、
和田4球目森野二盗、和田内直球詰まり遊飛、
2死二塁から、小池内スライダー見三振


<7回・横浜> P・高橋
山崎内直球三ゴロ、内川内低めスライダー空三振、
ジョンソン初球直球一塁高いバウンドゴロ

<7回ウラ・中日> P・ランドルフ
中川内高めスライダー詰まり一飛、
前田外チェンジアップ中飛、

高橋中高め直球三遊間抜くヒット(プロ初安打)、
2死一、二塁から、井端中高め右方向も二正面ゴロ

<8回・横浜> P・高橋
佐伯内高め直球空三振、吉村内直球バットへし折り遊ゴロ、
石川外高めスライダー空三振

<8回ウラ・中日> P・高崎
荒木中直球二ゴロ、森野外直球抜け四球(この日3個目)、
ブランコ中スライダー中返しヒット、
1死一、二塁から、
和田初球外スライダー中前適時打(D 2-5 YB)
P・高宮
1死一、二塁から、代打立浪外高め直球左前落ちるヒット、
1死満塁から、中川外シュート投ゴロ1-2-3併殺・チャンス潰す


<9回・横浜> P・河原 右・岩﨑達郎(プロ初)
武山初球一塁後方ファウルゾーンフライ・
岩﨑達郎突進フェンス怖がらずにキャッチ、
代打内藤外高め直球見三振、
金城投足元抜くヒット、山崎内直球右前落とすヒット、
2死一、三塁から、内川中甘いスライダー打ち損じ浅い右飛

<9回ウラ・中日> P・山口
前田中低め直球詰まり遊ゴロ、
代打イ・ビョンギュ中直球中前抜けるヒット、
井端内直球ハーフスイング三振、荒木内直球外れ四球、
2死一、二塁から、森野外高めスライダー左飛、
試合終了。


【ゲームレビュー】
ネルソン初先発も失点重ねる

来日初先発のネルソンが、ずるずると失点を重ねた。
攻撃では、2回に併殺打の間に1点を返し、
8回は和田の適時打で追加点を挙げただけで終わった。
横浜ランドルフが4連勝。
球に力があり、7イニング3安打1失点と好投した。
打線は1回に内川の適時打で先制し、
その後も流れよく4回までに5点を奪った。山口が17セーブ。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


広島からの移動日ゲームとなった9連戦の2カード目。
若干客足少なかったナゴヤドームでの横浜との初戦でしたが、
発表されたスタメンを見て、ビックリしましたね。
なんと来日2年目で初先発となるネルソンに、
受けるのはプロ8年目、4年ぶり4度目の前田章宏
さらに7番・中堅では、今季2度目となる中川を起用。
てっきり「山本昌-小山」のバッテリーを予想していただけに、
この大胆かつフレッシュな起用には、ほんとに驚きましたよ。

ただそれと同時に浮かんだのは、「勝つ気がないな」。
前日の勝利で今季3位以上を確定させ、
クライマックスシリーズ進出を決めたドラゴンズ
それで安心したのかどうかはわかりませんが、
優勝の可能性がある限り、一試合一試合を大事に戦っていく。
そういう考えを持つチームなら、まずはやらないこと。
試合前の鈴木・ビョン昇格の時から、
「なぜ?」というクエスチョンがいくらかありましたが、
このスタメンを見て、さらに「なぜ?」。

もうちょっとできると思ったんだけど。そして案の定、
ネルソン「もうちょっとできずに」
打ち込まれると、
すぐさま鈴木を使ったのも「なぜ?」。
一方、相手先発・ランドルフ
新潟の時同様に
抑え込まれているにもかかわらず、
何も手を打たずにまるで消化試合のようなムードで
ゲームが進んでいるのも「なぜ?」。
そして9回、英智ビョンがいるにも関わらず、
「アマチュア時代を通じて初めて」という
内野手の岩﨑達郎を起用したのも「なぜ?」の極致

まあ見方さえ変えれば、
プロ8年目、地元期待の星・前田がうれしいプロ初ヒットを放った。
右ひじ故障を乗り越え、鈴木が昨年4月以来の1軍登板を果たした。
また前半でゲームが壊れたにも関わらず、
小林正人、高橋がロングリリーフでそれ以上の傷を防いだ。
今季初、さらにプロ2打席目の高橋非凡な打撃を見せ、
チームで2安打しかできなかったランドルフから、なんとプロ初安打を放った。
8回、相手投手が代わったことにより、
ようやく迎えたチャンスで代打・立浪が巧いヒットでつないだ。
そしてライト初体験の岩﨑達郎が外野手では考えられない動きで
ドキドキしながら3度の守備機会をこなした…。

そういうことから記事はいくらでも書けるでしょうが、
首位・巨人6ゲーム差の状況。
しかも横浜戦の次には、敵地での直接対決が控えている。
わずかながらも優勝の可能性も残っていながら、それを捨て、
早くもその先を見据えた選手起用&テストをされては…。
それをやるのは、もうちょっと先じゃないか。
いくら谷間だったとはいえ、この時期に…。
というのが、自分にとっての一番の「なぜ?」でした。


まあファンといえど、中のことはわからないですし、
チームとしての指針があってのことでしょうが、
このゲームに関しては、ほんとに寂しく、残念な一敗となったなと。
こうなってくると、もはや「可能性がある限り戦え」とか、
「諦めるな」とか、そんなことは言う必要がないことなのでしょう。
首位チームのマジックは、2つ減って7となりました。
着実にカウントダウンが続いていますが、
週明けの直接対決で、相手の胴上げを見ることはできれば避けたい。
これを当初から折り込み済みの負けと考え、
週末のデーゲームは、ベイに連勝してほしいですね。
まあ悔しい思いとともに、良い経験をした若竜の未来を信じながら、
その先に向け、引き続き応援していこうと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(18日)

●マキシモ・ネルソン

<今年26試合目の登板で
来日初先発のチャンスをつかんだが期待外れ。
味方打線が追いついた直後の3回に勝ち越され、
4回に本塁打を浴びるなどして途中降板。5失点と振るわなかった。
試合を作ることの難しさを思い知らされ、
球団の広報担当にコメントを託すのがやっと。
試合後はショックを隠せない様子で、質問を遮り無言で球場を後に>
「もう少しできると思ったんだけど」
中スポ時事通信毎日jpニッカン

●森バッテリーチーフコーチ
<ともに今季初先発のネルソン-前田のバッテリーについて>
「初めから負けると思って出したわけではない。
経験はできたから、次に生かさないと」

<開幕から中継ぎで25試合に登板して防御率2.87。
7月21日の広島戦では来日初白星もゲットしたネルソン。
中継ぎでの好投を評価しての『先発テスト』だったと説明>
「きょうの先発は前々から決まっていた。
中継ぎでできたことが、先発ではできなかったということだ」

<19日にはネルソンが出場選手登録を抹消され、
代わって左腕のパヤノが1軍に昇格する見通し>
「外国人枠の問題もある。
クライマックスシリーズ(CS)を見据えて試したい選手もいる。
ネルソンは下(2軍)で先発させることになるだろう。
先発の頭数はいくらいても困らないからな」
中スポサンスポ毎日jpデイリー


●前田章宏
<2005年10月6日のヤクルト戦(神宮)以来、
4年ぶりプロ4度目となるスタメン出場。
5回1死からの第2打席、8年目で待望のプロ初安打を放つ。
横浜の先発左腕・ランドルフに簡単に追い込まれたが、
カウント2-2から計3球ファウル。
そしてフルカウントからの9球目、144キロの低め速球をとらえると、
鋭い打球が三遊間を鮮やかに突破した。
実に8年目、14打席目の初体験
その瞬間、両手をポーンとたたいて一塁に走り出して>
「守りで点を取られていたんで、
何とかしようと思っていたのがああいう結果になりました。
結果が出て良かった。井端さんや荒木さん、森野さんたちから
『きょうは(初安打を)打てよ』と言われていたので、
本当にうれしかったです」

<実家はナゴヤ球場から徒歩圏内にある。
だから元日はプロ2年目からナゴヤ球場でトレーニングしてきた。
今年の元日もまた、黙々とバットを振っていた。
7年連続となったが1人ではなく、地元の友人が練習パートナー。
一緒にキャッチボール、マシン打撃のボール拾いもしてくれた。
地元の中京大中京高から入団した男は誰からも愛されるキャラクター。
背水の陣で迎えた今年、野球の神様がほほ笑んでくれた>
「こうやって応援してくれるのはすごく励みになるんです。
8年目ですけど今年ダメなら厳しい。だから何とか結果を残したい」

<だが、守備では先発・ネルソンを
好リードできずに序盤から大量失点。
8年目で初めてフル出場した試合後、前を見据えて>
「きょうは点を取られすぎました。
ネルソンの投げたいボールとボクの要求するボールも違っていて、
間合いが長くなった。リズムを悪くしたことが反省です」
中スポ毎日jp

●中川裕貴
<この日休養した英智に代わり、
『7番・中堅手』で今季2度目のスタメンを任されたが、
4打数無安打に終わる。8回1死満塁では
投ゴロ併殺に倒れ、チャンスをつぶしてしまい反省しきり
出場選手登録を抹消され、ファームで再調整する見込みとなった>
「4打席もチャンスをもらえたのに、結果を残せなくて悔しいです」
(中スポ)

●岩﨑達郎
<9回、イ・ビョンギュ、英智が
ベンチに残っているにもかかわらず、内野手が右翼の守備に入る。
3度の守備機会を無難にこなしたが、驚きは隠せず>
「8回の攻撃中に監督に
『外野できるか?』と聞かれて『はい』と答えました。
ちゃんと外野を守ったのは、アマチュア時代を通じて初めて」

<人生で初めて外野を守ったというが、
代わったところに打球が飛ぶ、というのは
本当にあるようで、いきなりファウルグラウンドへの飛球。
これをフェンスにぶつかりながら好捕。
何事もなかったかのようにこう言ったが、
本人の言うノックは出場機会に恵まれない分を補う
体力強化を目指したもの。突っ込もうか待とうか
迷うような打球にも慌てず対応していた姿は
全く経験がないとは思えなかった>
「普段から川相コーチに外野ノックを
打ってもらっているから、普通に守れました」
(中スポ、スポニチ名古屋


●高橋聡文
<救援した左腕がさえた。投球だけではない。
7回に立った今季初打席。
横浜の左腕・ランドルフの速球を左前にはじき返し、
プロ入り初ヒットを記録>
「(ヒットを)打ったのはうれしいです」

<もともと打撃は得意だが、
短いイニングの登板が多く、その機会は少ない。
ただ1-5と敗色濃い6回からのマウンドだったが、
きっちり抑えたからこそ巡ってきた打席だった。
3イニングを打者9人。1人の走者も許さず投げきった。
この登板回数は今季最長で、2度目。
1度目は7月29日の巨人戦、1-6と大量リードを許していた5回に
マウンドに上がったが、3アーチを許して5失点。
ただそれを契機に目覚め、次の登板だった8月6日の阪神戦以降、
14試合、17イニング1/3を投げて失点、自責点はわずか1。
防御率は0.52と、抜群の安定感を示している>
「たまたまですけど…。この調子を続けていきたいです」
中スポ

●立浪和義
<この日は現役最後となる移動日でのゲーム。
広島から移動後、全体練習よりも前に
グラウンドに姿を現して汗を流す。
疲れたそぶりもなく、気合いを入れて>
「悔いの残らないようにしたいからね」

<ゲームでは8回1死一、二塁、小池に代わる代打として登場。
3点を追った場面で左腕・高宮から左前打し
満塁と好機を広げたが、チームは横浜に完敗。試合後、厳しい表情で>
「残り少ないので全部打つ、全部勝つつもりでいきたい」
(中スポ、ニッカン


●森野将彦
<15日にマツダスタジアムで行われた広島戦は
『ピースナイター』と銘打たれ、
「平和」をイメージした趣向が凝らされていた。
5回が終わるとジョン・レノンの名曲「イマジン」が
ゆっくりと流れ、観客は緑色のボードを掲げる。
被爆地である広島らしい、心に訴えかける企画だったが、
グラウンドにいた選手はこう言う>
「あんなことができるのは、屋外の球場だからかもしれませんね。
(屋内のナゴヤ)ドームだとみんな一緒になっちゃう気がします。
でもね、やっている方はしんみりしている場合じゃないんですよ」
(中スポ<ドラ番記者>


●落合監督
<思い切ったスタメン? 初先発のネルソンに加えて、
中川・前田をスタメン起用したことについて>
「普段出てない? 出てんじゃん」

<内部事情については、説明を拒んで>
「中(チーム内部の)ことは言えません。中のことは聞きたがるな。
(手で自分の前にラインを引くまねをして)ここに一線を引かなきゃ」
(中スポ、サンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(18日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 鈴木義広投手、イ・ビョンギュ外野手
【出場選手登録抹消】
▼中日 朝倉健太投手、トマス・デラロサ内野手
(再登録は28日以降。公式サイト共同通信社


●鈴木義広
<右ひじの手術で戦列を離れていた中継ぎ右腕が
昨年4月23日の登録抹消以来、約5カ月ぶりに昇格。
この日は中継ぎ投手の中で真っ先にナゴヤドームの
グラウンドに姿を現し、短い言葉で意気込みを語って>
「頑張ります」

<今季ウエスタン・リーグでは22試合に登板し、
1勝0敗、防御率3.66。故障した右ひじには、
現在もプレートが入っているというが、力を蓄えて1軍に戻ってきた>
「やれることはやってきた」

<先発・ネルソンが4回1死満塁とピンチを招くと、
さっそく救援マウンドに上がったが、
金城の左前適時打と内川への押し出し四球で火消しに失敗。
1死を奪っただけで降板となったが>
「投げられたことが第一歩。次はしっかり抑えたい」
(中スポ、サンスポ


若竜トピックス(18日)

◆川井雄太

<15日のウエスタン・阪神戦で先発し、
6イニングを9安打2失点とまずまずの内容で勝ち投手となる。
ファームとはいえ、開幕からの連勝記録『11』を打ち立てた
7月30日の巨人戦以来、久々に手にした白星。
1軍では4連敗しての登録抹消だっただけに、
ホッとしているかと思いきや、実にさばさばとして>
「安心したような感覚? ありません。
いろいろ考えるよりも、その分練習して、
ひとつでもうまくなるべきだと思いますから」

<3日に登録抹消されてから中12日の登板で飾った再出発。
その間走り込んでいたが、まだ納得できるものは手にしていない。
照準が具体的に明言できる段階でないのはもどかしい。
でも、信じて走り、投げ続けるほかない>
「一からつくり直すつもりでやっていました。
カーブ? まだまだです。
まず、上(1軍)に戻れるように頑張ります」
(中スポ)

◆小林投手コーチ
<川井の『緩』を支える超スローカーブについて。
15日の試合後にこう指摘して>
「連勝していた時に決まっていたカーブがまだ戻ってこない。
いい時は直球やスライダーと同じ腕の振りで投げられていたんだが…。
きょう(15日)もキャッチャーがほとんど要求しなかったでしょう。
それだけ信用されていないんだろう」
(中スポ)

◆藤井淳志
<6日の横浜戦で左の肋骨を骨折したが、
懸命のリハビリに取り組んでいる。
この日はナゴヤ球場の階段を上り下り。
実際にはまだ全然、全快にはほど遠いが、
冗談も交え、必死に前を向いて>
「もう治りました」
(中スポ)

2009年9月18日 (金)

森野決勝100打点吉見粘投15勝竜CS進出決定!

1勝1敗で迎えたマツダスタジアムでの広島との今季最終戦
先発にリーグトップタイ14勝の吉見一起を立てたものの、
初回不安定なところを突かれ、まさかのバッテリーエラーで失点。
しかし中盤5回、1死満塁のチャンスで
前の打席併殺に倒れていた森野将彦
右前に今季100打点目となる、逆転の2点適時打を放つと、
相手エラーに、和田の適時三塁打などでこの回一挙4点
援護をもらった吉見は力のある直球を軸に、
走者こそ出すものの、粘りの投球で8イニング1失点。
最後は浅尾が締めて、最後の広島戦カード勝ち越し。
今季3位以上が確定して、クライマックスシリーズ進出を決めました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 最終戦
(17日・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 | 中日16勝8敗)
18715人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島
[勝] 吉見(24試合15勝6敗)
[S] 浅尾(61試合7勝9敗3S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
吉見、浅尾 - 谷繁

◇対広島最終戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数1安打)
2 (二)荒木  (4打数3安打)
3 (三)森野  (5打数2安打2打点)
4 (一)ブランコ (4打数1安打)
5 (左)和田  (4打数1安打1打点)
6 (右)小池  (1打数無安打)
7 (中)英智  (4打数無安打)
8 (捕)谷繁  (3打数1安打)
9 (投)吉見  (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・齊藤
井端初球内直球遊ゴロ、荒木中高め直球三塁線突破二塁打、
森野外低めスライダー二ゴロ進塁打、
2死三塁から、ブランコ外チェンジアップ中飛


<1回ウラ・広島> P・吉見(中6日)
東出中高め直球遊ゴロ、末永フォーク外れ四球、
フィリップス中フォーク空三振、
栗原初球外直球右前打、
2死三塁から、マクレーン6球目外フォークワンバウンド
吉見暴投・三走末永生還(D 0-1 C)

<2回ウラ・広島> P・吉見
天谷内スライダー一二塁間突破ヒット、
石井琢朗外シュート三ゴロエンドラン天谷二進、
1死二塁から、初球外スライダー捕邪飛、
2死二塁から、齊藤外直球見三振

<3回・中日> P・齊藤
谷繁高め抜け四球、吉見初球投犠打、
井端内外れ四球、荒木中スライダー三遊間抜くヒット、
1死満塁から、森野外スライダー遊ゴロ6-4-3併殺


<3回ウラ・広島> P・吉見
東出投手直撃吉見拾うも間に合わず内野安打、
末永8球目東出二盗谷繁ウエストで刺す

<4回・中日> P・齊藤
ブランコ内スライダー三遊間抜くヒット、
和田中低め直球高いバウンド遊ゴロ6-4二封、小池右脚四球、
1死一、二塁から、英智中スライダー二ゴロ4-6-3併殺


<4回ウラ・広島> P・吉見
栗原右飛、マクレーン当てただけ遊ゴロ、
天谷内直球中前抜けるヒット、
石井琢朗低めフォーク合わせて右前打、
2死一、二塁から、中シュート二ゴロ

<5回・中日> P・齊藤
谷繁中直球中前打、吉見投犠打、
井端外高めチェンジアップ右前打、荒木ストレート四球、
1死満塁から、
森野外低めスライダー・
一二塁間抜く右前2点適時打(D 2-1 C)

ライト天谷三塁悪送球・荒木一気に本塁生還(D 3-1 C)

P・
1死二塁から、ブランコ外低めスライダー一邪飛、
2死二塁から、
和田外低めスライダー左中間突破適時三塁打(D 4-1 C)
小池高め外れ四球、
2死一、三塁から、英智粘るも12球目遊ゴロ


<5回ウラ・広島> P・吉見
代打小窪センター左飛球英智追いかけスライディング好捕、
東出中直球右中間突破三塁打、
1死三塁から、末永内直球投返し・
ライナー吉見掴むと三塁送球・東出戻れずタッチアウト併殺

<6回ウラ・広島> P・吉見
フィリップス内高めシュート打ち上げ二飛、
栗原外フォーク払われ左中間落ちるヒット、
1死一塁から、マクレーン内シュート遊ゴロ6-4-3併殺

<7回ウラ・広島> P・吉見
天谷内直球一ゴロ、石井琢朗外一杯直球見三振、
スライダー二ゴロ

<8回ウラ・広島> P・吉見
代打嶋内直球バットへし折り一ゴロ、
東出初球中高めスライダー右定位置飛、
末永外低めフォーク拾われ右前打、フィリップス中フォーク空三振

<9回・中日> P・小松
代打立浪(広島ファイナル)ストレート四球・代走小山
井端投犠打失敗1-6-4併殺、荒木中前抜けるヒット、
森野外フォーク空三振

<9回ウラ・広島> P・浅尾
栗原外スライダー右飛、マクレーン外151キロ投ゴロ、
天谷内低めスライダー空三振、試合終了。
(中日クライマックスシリーズ進出決定)



【ゲームレビュー】
逆転勝ち 今季の広島最終戦を飾った
暴投で先制点を許した吉見は、
7回を除き毎回安打を打たれたが、粘り強い投球
8回まで投げ、リーグトップの15勝目をマークした。
5回1死満塁から森野が右へ逆転の2点打。
相手のミスも絡み一気に4点を奪った。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


9月も半ばとなり、レギュラーシーズンも
このゲームを含めて、残り16試合
いよいよスコアボードに「最終戦」という文字が
入る時期になったんだなと、やや感慨深げに迎えた
マツダスタジアムでのカープとの今季最終戦
ハーラートップタイの吉見を立てて臨んだものの、
その吉見が立ち上がりやや制球が不安定
1死から四球を与えると、足を絡められたうえに、
2死一、三塁から、まさかのバッテリーエラー
らしくない失点の仕方で先制を許すと、
打線は広島先発・齊藤の「つかみ所のない」投球に翻弄され、
3回、4回とともに得点圏のチャンスでゲッツー連発
あとひと押しが出来ず、やや歯がゆいところがありましたが、
3度目の正直となった5回、ようやく捕まえられましたね。

イニング先頭、谷繁のクリーンヒットに吉見がきっちり犠打、
井端が得意の右へ運び、荒木が四球で1死満塁。
ここで迎えるはリーグトップの98打点カープキラー森野
打点を稼ぐにはまさに「おいしい」満塁でのチャンスですが、
同じシチュエーションの3回には、
外へのスライダーを引っかけてしまい、絵に描いたような併殺に。
得てして同じ試合中、そういうチャンスが
同じ選手に回ってくることはよくあることでもありますが、
打点王のプライドにおいても、同じ失敗は繰り返せない
悔しさもあったでしょうし、おそらく燃えていたでしょう。

それに対し、前の打席同様、
徹底して外角低めへと攻める広島バッテリー
4球目、外ながら高めのストレートにバットが反応、
ハーフスイングを取られて、カウント2-2
そして5球目、バッテリーが選択したのは、外角低めのスライダー
しかし3回に比べ、ボールがやや甘かったことに加え
「絶対にランナーを返そう」という気迫が勝った結果、
やや弱い打球は、しぶとく一、二塁間を抜けていく2点タイムリー
二者が生還し、シーズンの打点を3ケタの100に乗せると、
ライト・天谷の三塁への送球が逸れて、一塁走者の荒木までもが生還。
1点でも取れれば、流れが変わる
そう思いながら森野の打席を追いましたが、
一気に3点を返せたのは、本当に大きかった。
さらに代わったから和田適時三塁打を放って、もう1点。
鮮やかな逆転劇は、投げる吉見にもうれしい援護となったよう。

5回以降、スイッチが入ったかのようにテンポがよくなった右腕は、
力のあるストレートを全面に押し出して、相手を圧倒する投球。
5回、6回と迎えたピンチを併殺で凌ぐと、
7回、8回は完全に本来の背番号19のペースに。
結局失点をスミ1のみに抑えて、8イニング1失点でお役ご免。
そして最後は3点リードながら、岩瀬ではなく、
浅尾が危なげなく3人で締めてのゲームセット。
ピンポイントで奪った4点を守りきり、最後の広島戦で勝ち越し
さらにこの勝利で、今季3位以上を確定させ、
クライマックスシリーズ進出を決めることとなりました。


良い意味でいえば、「粘りの投球」。
しかし悪い意味なら、テンポがよくないだけ。
そんな投球を続けていた両先発ですが、
悪いなりにも要所を締めていただけ齊藤と、
ある意味「自分で自分を追い込んでいた」吉見
その差が中盤5回ではっきり出て、その後の展開につながったなと。
それにしても、5回の打者一巡の攻撃
再三の拙攻にムードの悪さと歯がゆさを感じていただけに、
森野の当たりが一、二塁間を抜けたときは
「ヨシっ!」と思わず力が入ってしまいましたね。

森野食らいついた!昨夜の最後の打者
さらに3回にはチャンスで悔しいゲッツー
なんとしてもという気迫が勝っての一打、
それが自身初の100打点
さらにはチームの逆転に結びついた。
今季の勝負強さを示すとともに
まさにカープキラーの面目躍如
いうところとなりましたね。
さらに齊藤をKOした後、
続けて出た和田の左中間突破の三塁打。
ライナーで抜けていった
独特の当たりでしたが、
前半の吉見の状態を考えると、あと1、2点は欲しかったですし、
あそこで点を追加できたのもポイント大でしたね。
相手のミスも絡んでいたことで、流れも一気に傾けたうえに、
以降の吉見の投球にも大きく影響を与えたビッグイニング
今季最後のマツダスタジアムとともに、印象に残ったシーンでした。


9連戦最初のカードを、2勝1敗で勝ち越し。
ゲーム差はほんのちょっとしか縮まりませんでしたが、
打線もそれなりに繋がりましたし、
3戦目、エース格の吉見できっちり取れた。
その部分も含めて、まずは御の字だったと思います。
そして迎える2カード目は、地元に戻っての横浜戦
谷間が入るこのカードの先発予想は、初戦から
山本昌-ランドルフ、小笠原-小林、そして山井-吉見祐治
前回、見事な復活登板を果たした昌さんが先陣ですが、
今回も自分のリズムで投げ込み、さらに弾みをつけてほしいですね。
また打線も新潟で苦しめられたランドルフにきっちりリベンジ。
これはぜひともしておかないといけないでしょう。
CS進出は決まったものの、そんなものはあくまで通過点
それより今はとにかく1つでも多く勝って、
直接対決の東京へと乗り込みたい。
そのための布石といえる週末のナゴヤドーム
一戦一戦、より気を引き締めて戦いを迎えてほしいです!


☆ウィナーズ・ボイス(17日)

◎吉見一起

<8イニング8安打1失点でリーグ単独トップの15勝目>
「(15勝目おめでとうございます)
はい、ありがとうございます。
(率直な気持ちを教えて下さい)
いや、あの、ほんと、粘り強く投げた結果だと思うので、
うれしく思います。
(1勝1敗で迎えたが、どのような気持ちで臨んだ)
あのう、前回もあのう、(3連戦)1勝1敗だったんですけども、
あの、負けたら終わりというぐらいの気持ちで、
いきます、いきました、はい。
(走者を出しながら、粘り強く投げられた)
そうですね。もう、僕らしいかなと思います、はい。
(いよいよ残り14試合。
巨人を追いかける大きな試合が続く。意気込みを)
そうですね、あのう、ゲーム差は離れてますけれども、
あのう、全部勝つもりで、少しでもあのう、巨人に、
プレッシャーをかけられたらいいかなと思います。はい」



<研ぎ澄まされた集中力がビッグプレーを生み出した。
5回1死三塁。末永の強烈なピッチャー返しに
とっさに左手を差し出すと、打球はスッポリとグラブに収まった。
飛び出した三塁ランナーは帰塁できず、一瞬にしてダブルプレー
右のこぶしを突き上げ、小躍りしてベンチへ駆け戻った>
「たまたま入っただけですよ」

<立ち上がりは波乱含み。
1回に自らの暴投で先制点を許したが、落ち着いていた>
「自分で自分を追い込んでいたので、
ピンチでもそんなにピンチじゃないと思っていた。
僕が負けたら終わりぐらいの強い気持ちでいった」

<その後も6回まで毎回の7安打を浴びて
塁上を走者でにぎわせたものの、
要所では一段と気持ちを高めて踏ん張り抜いた。
チームのCS出場と今季広島戦の最終カードの勝ち越し。
そして、自分自身の勝利を積み上げる節目の勝負になって>
「調子は悪くなかった。
走者を出しても、何とか粘り強く投げられた結果。
うれしく思います。僕らしいかな」

<中日では17勝を挙げた06年・川上憲伸(現・ブレーブス)以来、
3年ぶりとなる最多勝投手のタイトルも射程圏内にとらえた。
『前』エースの川上とは昨年までの3年間、ともに戦った。
海の向こうで奮闘する川上への感謝の気持ちを忘れてはいない。
そんな尊敬する先輩に1歩でも近づくチャンスが訪れたが>
「川上さんはボクのフォームとかをよく覚えていてくれて、
『お前のいいときはこうなっている。こうした方が良い』と
いうふうに助言していただきました」

<また広島への『借り』も返した。
3日のナゴヤドームでの対戦で今季最短の5イニングKO。
闘志を燃やしていたが、そのリベンジもかなった>
「15勝? そんなことより、広島にやり返すことの方が大切です」

<8月25日に長男・嶺君が誕生。
休日を利用して、大阪・吹田市内の聡子夫人の実家を訪れている。
愛息の存在が疲れを癒やしてくれている>
「この間はお風呂に入れました。まだ首がすわっていないので怖いんですよ」

<首位・巨人も勝ちゲーム差は6と変わらない。
最多勝のタイトルもくっきりと見えてきたが、多くを語らず>
「15勝? まだ先がありますから」
中スポ中日新聞スポーツ報知共同通信社
朝日新聞スポニチ名古屋ニッカン


○谷繁元信
<立ち上がり、特に苦しんだように見えた吉見について>
「全然悪くない。前の阪神戦あたりからよくなっている」
中日新聞

○川相内野守備走塁コーチ
<ハーラートップの15勝目を挙げた吉見を激賞したのは、
投手コーチでも球を受けた捕手でもなく、
現役時代はバントの名手として鳴らした内野守備走塁コーチ。
こう言ってにっこりほほ笑んで>
「ナイスバント。ピッチャーが送って、点が取れたのは大きかったね」
サンスポ


○森野将彦
<1点を追う5回1死満塁、逆転適時打を放つ。
外角低めのスライダーを引っ張って右前に転がした。
右翼・天谷の悪送球も絡んで一挙3点となる会心の逆転打。
勝負強さを発揮し、誇らしげ>
「前の打席と同じボールです。
前の打席でやられていた(併殺打)ので、食らいついて、
絶対にランナーを返そうと思っていました」

<同じ手を何度も食らうわけにはいかない。
1回1死二塁で迎えた第1打席は二ゴロ。
3回1死満塁の第2打席は遊ゴロ併殺打。
ともに広島の先発左腕・齊藤に、外寄りのスライダーで打ち取られていた。
そして迎えた5回は3度目の正直。やり返した一打に胸を張って>
「あれだけ低め、低めに集められていたんでね。
ストライクゾーンを振れってことです。
狙っていたわけじゃないけど、とにかく食らいつこうと」

<この一打で、今季の満塁での成績は14打数9安打16打点。
打率.643と『満塁男』ぶりを発揮している。
また前日までの打点98に一振りで2つ上積みして、
自身初めて3ケタの大台(100打点)に乗せた。
中日では07年のウッズ(102)以来、球団史上10人目。
日本人では06年の福留孝介(現・カブス)以来の到達。
開幕前にはクリーンアップの責任として、
目標の一つに掲げていた数字だったが
現状の個人記録には少しもこだわる様子がない>
「100打点? それについてはまだ終わりじゃないし、
今は話すような時期じゃないでしょう。これで少し静かになるかな」

<チャンスに対する考え方は一流のそれ。
1戦必勝となっていく残り15試合、そしてプレーオフへ。
これほど頼りになる男はいない>
「重圧? ないです。だって打撃は失敗の方が多いんですから。
僕の仕事はバットがボールに当たるまで。
その先は神様に聞いてくださいって感じ」
カメラブログ中スポおおさか報知共同通信社時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

○荒木雅博
<5回、森野の一塁左を抜ける打球を飛び上がって避けると、
そこから再加速。右翼・天谷は三塁へ送球してきたが、
三塁を奪える確信はあったそう。
悪送球は『』だとしても、普通の走者なら一、二塁どまり。
3点入ってもなおも1死二塁、その差は大きかった>
「(森野の打球に)当たらないとは思ってたんですが、
万が一のことがあるので避けたんです。
そのときに、ボクの真下を通るわけじゃないですか。
バットの先っぽだったから、打球は死んでいた。
抜けてくれれば(三塁に)いける。そう判断したんです」

<打撃でも16度目の猛打賞&4出塁。
2併殺を含む4打数無安打に終わった前夜の借りをすぐさま返して>
「(猛打賞は)たまたまです」
(中スポ)

○和田一浩
<5回2死二塁、左中間を破る適時三塁打を放つ>
「得点圏にランナーがいたので、必死になって返しにいきました」

<貴重な追加点をもたらしたが、試合後は歯切れの悪いセリフ。
この3連戦では延長10回に決勝2ランを放った初戦に2度、
前夜も1度あった走者を得点圏に置いた打席で凡退を繰り返していた。
4度目の正直では、素直に喜べないというわけ>
「でも1本だけなので何とも言えないですが」

<最近10試合で10打点と、森野(9打点)ブランコ(8打点)を
上回る数字を残しながらこう言うのは、
走者をかえすという自分の仕事に妥協を許さないから。
こう締めくくって、帰りのバスに乗り込んで>
「今は我慢です」
カメラブログ中スポサンスポ


○立浪和義
<現役最後のマツダスタジアムでの試合は、
3点リードの9回無死の場面で代打で登場。
安打を期待されたが、ストレートの四球。
バットを振ることなく最後の広島を終えて>
「ここは今季の初安打を打った球場だし、
去年までの市民球場にしても、新球場にしても好きな球場だからね。
だから最後に打席に立たせてもらえたのはよかった。
まあ、1回も振らなかったけど」

<レギュラーシーズンも残り15試合。気合を入れて>
「これから行く球場は最後になるけど、
悔いの残らないようにしたい」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<3点リードの9回、守護神の姿がマウンドになかった。
試合後こう語ったが、マウンドに上がったのは浅尾。
先発の完投を除けば、登場しないのは今季初めてだったが、
18日は広島から名古屋への長距離移動ゲーム。
負担を軽減しようという配慮だったよう>
「準備はしてましたよ」
(中スポ)


○前田章宏
<8年目捕手が地道に1軍でのアピールを続けている。
前日の広島戦では今季初めてマスクをかぶり、
高橋・小林正人をリードして2イニングを無安打無失点、
2奪三振という好投を引き出した。
昨季までは1軍でマスクをかぶると失点すること多かった。
ひと味変わったところを見せられて>
「自分はまず守りが大事。
基本的なことはそれなりにできるようになったと思うので、
それを実戦でしっかり出せるようにしたい」
(中スポ)

○勝崎コンディションニングコーチ
<ほぼ全試合、練習前に行っているのが井端とのストレッチ。
主に股関節をチェックして試合に臨んでいるが、
その方法の基礎になっているのが、
野球とは無縁ともいえるドイツの理論だった>
「ドイツはトレーニング方法とかが進んでいるんですよ。
だからいろいろ勉強して、選手に役に立てばと思っています」

<UCLAでコンディションニングコーチの修行を積んで、
日本ハムのコーチに就任することになったが、
その後もオフに『プチ留学』をすることになる。
選んだ先がドイツだった。中日に移籍したいまでも、
ほぼ毎年、オフにはドイツで学んでいるという>
「アメリカで学ぶことがなくなったというか、
アメリカは結局、ふるい落としなんです。
でもドイツは少ない人口の中で鍛えて
世界の中で成績を残している。その技術を学びたかったんです」

<現地とのパイプも増え、主導筋だけではなく、
補助筋群を刺激するトレーニング方法も学んだ。
これらすべての技術が井端に限らず、中日の選手に注入されている>
「選手は毎日、必死に野球をやって成長しているからね。
こっちだって進歩していかないと」

<ちなみに今年のオフはドイツにいかないらしい。
留学はもちろん自費、こんなコーチのバイタリティー、情熱も
中日の強さの要因だろう>
「フランスかイタリアにいくかで悩んでるんですよ。
この2つの国も最近伸びている。だからその技術も学びたい」
(中スポ)

○井端弘和
<ドイツ生まれの技術が首位打者を争う男を支える。
練習前に勝崎コーチとストレッチを行い、試合に臨んでいるが>
「勝崎さんには本当に感謝しています。毎日ですからね」
(中スポ)


○落合監督
<CS進出決定、浅尾の抑え起用などついての質問にも無言>
「……」
(中スポ、スポーツ報知


記録備忘録。(17日)

◇セ・リーグ2位の中日が広島を4-1で下し、
クライマックスシリーズ(CS)進出を確定した。
2007年の導入以来、3年連続の進出となる。
中日が残り15試合に全敗しても76勝67敗1分けで勝率.531となるため、
横浜広島は残り試合に全勝しても上回ることができなくなった。
さらに阪神、東京ヤクルトは単独では中日を抜く可能性を残しているものの、
直接対決が6試合あり、両チームがそろって
勝率で中日を上回るケースはないため、中日の3位以内が確定した。
中日新聞時事通信

2009年9月17日 (木)

反撃及ばず連勝ストップ、朝倉自滅2ケタ足踏み。

延長10回の末、和田の決勝弾で競り合いを制して、
今季3度目の5連勝と勢い付くドラゴンズ
しかし迎えたマツダスタジアムでの広島との第2戦は、
先発の朝倉健太の調子が今一つ。
立ち上がりから制球定まらず先制を許すと、3回にソロを被弾、
さらに5回には3四球に連打を絡められ、一挙3失点
一方打線は広島先発・大竹の前に7回まで抑え込まれる始末。
それでも最終9回に粘りを見せ、完封こそ免れたものの、
反撃時すでに遅く連勝ストップ朝倉は8敗目となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 23回戦
(16日・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 | 中日15勝8敗)
19262人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島 ×
[敗] 朝倉(23試合9勝8敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
朝倉、高橋、小林正人 - 谷繁、前田

◇対広島23回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数3安打)
2 (二)荒木  (4打数無安打1打点)
3 (三)森野  (5打数2安打)
4 (一)ブランコ (3打数無安打)
5 (左)和田  (4打数1安打)
6 (右)小池  (3打数1安打1打点)
7 (中)英智  (4打数1安打)
8 (捕)谷繁  (1打数無安打)
9 (投)朝倉  (2打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・大竹
井端内低めシュート空三振、荒木内シュート遊ゴロ、
森野内高め直球ライトオーバー二塁打、
ブランコ中低めスライダー空三振


<1回ウラ・広島> P・朝倉(中6日)
東出中高め直球遊深いゴロ送球逸れ内野安打、
末永中フォーク空三振、
フィリップス4球目東出二盗、フィリップス遊正面ライナー、
2死二塁から、栗原中入るフォーク三遊間抜く適時打(D 0-1 C)

<2回・中日> P・大竹
和田外高め直球空三振、小池高め外れ四球、
英智一塁強襲ゴロ・小池二進、
谷繁3球目大竹暴投・小池三進、谷繁敬遠気味四球、
2死一、三塁から、朝倉外スライダー空三振


<2回ウラ・広島> P・朝倉
天谷叩きつけ二ゴロ、石井琢朗外シュート中前抜けるヒット、
外直球遊ゴロ・エンドラン石井琢朗二進、
2死二塁から、大竹外スライダー遊ゴロ

<3回・中日> P・大竹
井端外高め直球一塁線突破ヒット、
荒木中スライダー二ゴロ4-6-3併殺、
森野外シュート右中間落とすヒット、ブランコ内シュート見て四球、
2死一、二塁から、和田外スライダー中途半端二ゴロ


<3回ウラ・広島> P・朝倉
東出高いバウンド投ゴロ・朝倉腕伸ばし好捕、
末永外シュート大きな左飛、
2死から、フィリップス内浮いたフォーク左中間越え本塁打(D 0-2 C)

<4回ウラ・広島> P・朝倉
天谷外直球左飛、石井琢朗粘って四球、
内高め直球詰まり遊直、大竹3球目朝倉暴投、
2死二塁から、大竹高めスライダー投ゴロ

<5回・中日> P・大竹
朝倉見三振、井端外スライダー右前打、
荒木中低めスライダー遊ゴロ6-6-3併殺


<5回ウラ・広島> P・朝倉
東出外シュート遊ゴロ、末永内フォークワンバウンド四球、
フィリップス初球中シュート右飛、
栗原2球目末永二盗、栗原勝負避けストレート四球、
マクレーンストレート四球、
2死満塁から、天谷中入るフォーク弾き返し中前適時打(D 0-3 C)
2死満塁から、石井琢朗初球外高め直球・
引っ張り一塁強襲ゴロブランコ弾いて2点適時二塁打(D 0-5 C)

<6回・中日> P・大竹
森野外シュート投弾くも遊撃バックアップ、
ブランコ初球打ち上げ二飛、和田外スライダー左飛


<6回ウラ・広島> P・朝倉
大竹外スライダー三ゴロ、東出内スライダー右飛、
末永外シュート逆方向左前持って行くヒット、
フィリップス2球目前朝倉一塁けん制悪送球・末永二進、
2死二塁から、フィリップス内シュート打ち上げ三邪飛

<7回・中日> P・大竹
小池中チェンジアップ空三振、
英智内シュートしぶとく右前打、谷繁ストレート四球、
1死一、二塁から、代打井上初球外シュート遊ゴロ6-4-3併殺


<8回・中日> P・
井端外スライダー投手強襲内野安打、
荒木初球内シュートバット折られ鈍い遊ゴロ・井端二進、

P・大島
森野中高め直球二ゴロ進塁打・井端三進、
P・青木勇人
2死三塁から、ブランコ外フォーク空三振

<8回ウラ・広島> P・小林正人
石井琢朗中スライダー三邪飛、内高め直球詰まり遊飛、
代打緒方孝市ストレート四球、東出外低め直球空三振

<9回・中日> P・小松
和田外低めフォークライナー左中間突破二塁打・代走中川
無死二塁から、
小池中低め直球左前適時打(D 1-5 C)
英智中直球高いバウンド二ゴロ東出送球逸れエラー、
P・永川
無死一、二塁から、前田外一杯浮いたフォーク見三振、
1死一、二塁から、代打立浪外高め直球快音も風で失速左飛、
2死一、二塁から、井端フォーク4球見逃し後低め直球外れ四球、
2死満塁から、
荒木内低め直球外れ四球・押し出し(D 2-5 C)
2死満塁から、森野内低め直球引っ張るも二正面ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
連勝が5でストップ

3併殺を喫するなど打線がつながらず、連勝が5で止まった。
広島は連敗を3でストップ。
1回2死二塁から栗原の左前打で先制し、その後も着実に加点した。
先発・大竹は制球が安定し、7イニング無失点で9勝目。
終盤は継投でしのいだ。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


広島先発・大竹を要所で攻めきれず、
3つの併殺などでチャンスを潰し、7回まで無得点
その間にこちらの先発・朝倉が小刻みに点を奪われると、
5回には踏ん張り切れず、3四球を含む自滅での3失点。
一方的なまま0封で敗れ去るのかなと思いきや、
最終の9回、敵将いわく「エキサイティング」な展開に。
ガチガチの小松を攻め込み、
和田・小池・英智の3連打で何とか完封を免れたうえに、
相手クローザー・永川を引きずり出すことに成功。
しかもその永川も前日同様に「劇場」な投球
2死を取られたものの、井端がしぶとく四球を選ぶと、
この日ブレーキの荒木も四球をもらって、なんと押し出し
3点差に迫り、なおも満塁で迎えるは、
カープキラー、そして永川キラー森野
一発も打てる打者だけに、グランドスラムも!
ドキドキしながら、その行く末を追いましたが、
決め球・フォークを連投してきた永川に対し、
冷静にボールを見て、カットしていく森野
苦手意識もないですし、後はうまく対応してほしい。
そう願いながら迎えたカウント2-2からのの5球目、
永川が投じたのは、内角低め、147キロのストレート。
はじめから真っすぐ狙いの森野は、もちろんそれに対応。
しかし快音を残した打球は、惜しくも二塁・東出の正面
奇跡起こらず、エキサイティング劇場の幕は降りたものの、
それでも最後の最後で見せたしぶとい粘り
すんなり相手に勝たせず、抵抗できたことで、
月並みながら「明日につながる負け」
言ってもいいようなゲームにはなったのではないかと感じました。


この日は井端が久々の3安打猛打賞
しかし続く荒木が2併殺と、チャンスを潰してしまい、
ポイントゲッターの森野に繋げられなかったことが、
大竹を楽に投げさせる原因となりましたが、
それにしても各球団に「天敵」を作ってしまうドラゴンズ
立ち上がりからやや球数が多いなど、
大竹の投球自体はそれほどの出来ではなさそうに見えましたが、
力のある真っすぐに加え、要所要所で
キレのあるスライダー、シュートに手を焼き、
またしても捕まえられず、9月2勝目を献上。
場合によっては、CSで顔を合わせる可能性もあるだけに、
何とか対策を講じないといけないでしょうね。
まあ調子に波のある投手なだけに、
苦手という意識もそれほどはないのでしょうが、
やはり続けて抑えられていけない
そしてそういう投手をこれ以上増やさないことが
これからの戦いで重要なことと言えるでしょう。


ケンタ踏ん張れず。それ以上に、この試合に関しては
朝倉が悪すぎました。
立ち上がりから制球定まらず
前回同様またしても初回失点。
それでも悪いなりに何とかしてはいましたが、
中盤5回、ついに踏ん張り切れずに
主軸に連続四球を与えると、
満塁から連打を許してしまい、まさに「自滅」。
開幕からローテを守り、
2年ぶりの2ケタに王手をかけている背番号14
ただここ最近の投球は、今一つ安定感を欠きますね。
故障を乗り越えた今季、ここまで来たならば、
ぜひとも2ケタには乗せてほしいと思いますが、
こんな調子が続くなら、誰かに取って代わられるかも。
次週の巨人戦相性もあって、おそらく外されることが濃厚。
再び間隔が開きますが、ここを使ってうまく修正してほしいですね。
若い投手が多い先発陣だけに、この先の勝負どころでは
中堅どころの朝倉にはぜひとも引っ張ってもらう役割を期待。
それに応えるにも、次回はしっかりした投球を願いたいです。


連勝がストップし、首位のマジック減らしに貢献。
ゲーム差こそ変わらないものの、いぜん厳しい戦いは続きます。
それでもこの日の粘りのごとく、諦めない姿勢を貫いてほしいですね。
チームにとっては今季最後となるであろうマツダスタジアムでの第3戦。
しっかり勝って、広島に対して優位な面を見せておきたい。
そのためには先発予想の吉見にはぜひとも頑張ってもらわないと。
前回対戦のナゴド、ワースト8失点の屈辱を晴らす投球を魅せて、
「苦手意識」をきっちりと植え付けてくれることを願います。


★プレーヤーズ・ボイス(16日)

●朝倉健太

<6イニング8安打5失点で今季8敗目を喫す。
失点はいずれも2死からと要所で踏ん張れなかった。
特に5回は2死二塁から連続四球を与えた後に
連打を浴びて致命的な3失点。
四球絡みでの失点は前回登板と同じパターン。肩を落として>
「状態も良くなかったのでしょうがないですけど…。
踏ん張りきれなかったのが、チームに申し訳ないです」

<2年ぶり4度目の2ケタ勝利にかけてから、これで2連敗。
髪をぐしゃぐしゃとかきむしりながら>
「2ケタ勝つのは難しい? そうですね」

<今年は開幕からローテーションを守り続け、ここまで来た。
総仕上げの終盤戦、そしてクライマックスシリーズへと続く道。
レベルの高い競争とは言え、ここで先発のイスを失うワケにはいかない。
また最前線から離れてはいけない存在でもある。
ベテランから若手まで豊富な顔触れの投手陣をまとめてきた。
自身は中間管理職的な感覚でいるが、
川上(ブレーブス)が抜けた今年、間違いなくリーダー役を務めている>
「ボクの年齢がちょうど中間になるんです」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


●小池正晃
<5点を追う9回無死二塁からの第4打席で左前適時打。
意地を見せて完封負けを阻止。後続へとつないだ。
この日は3打数1安打1打点。
9日・阪神戦以来のスタメンで存在感をアピールして>
「最近スタメンで使ってもらったときに打ててなかったので、
4打席目でも結果を残せてよかった。
負けても点を取ることで、あしたにつながると思う」
(中スポ)

●前田章宏
<5日の横浜戦で出場選手登録され、この日が10試合目。
今季初、プロ20試合目の出番がやってきたのは7回の守備。
その回は高橋を、続く8回は小林正人をリードして無安打に封じて>
「守備のほうはゼロに抑えたのでよかった」

<捕手としては最も重要な仕事をやり終え、
1人出れば打順が回ってくる計算だった9回。
思わぬ形でそれが実現。1点を返しなお無死一、二塁。
代打が出されてもおかしくない場面だったが
闘志を奮い立たせて広島の守護神・永川に向かった>
「打席に立たせてもらったので、よしやってやろう、と思った」

<しかしカウント2-1からの4球目。
高めに浮いたフォークがストライクゾーンまで落ち込み、
見逃し三振に倒れる。もう何度も肝に銘じているはずの定石を
実践できなかったのは、やはり経験が少ないからか>
「ボールと思った。ストライクと言われてしまっては…。
際どいところは振っていかなければいけませんね」

<2軍の中村捕手コーチが田中とともに重点強化選手に挙げ、
シーズン終盤のここへきてようやく昇格を果たしたプロ8年生。
だがいつまでも経験不足では済まされない。
ここまで12打席を費やしてまだともしていない
『H』のランプを、次こそは光らせたい。前を向いて>
「またチャンスをもらったら、次こそ結果が残るように頑張ります」
中スポ

●立浪和義
<4点を追う9回1死一、二塁、代打で登場すると、
永川の0-2からの直球を弾き返すも左翼へのライナー。
快音を響かせたが、結果を残すことはできなかった。
現役最後の広島遠征も残り1試合。何とかヒットで締めくくりたいところ>
「失速したね。会心だったけど力がなかった。風もあったしね」
(中スポ)

●森野将彦
<9回、2点を返してなお2死満塁の場面で登場。
永川が投じた内角低め直球を振り抜いたが、
打球が飛んだのは二塁・東出の正面。
ゲームセットの瞬間、悔しさで顔を伏せて>
「最初からずっと真っすぐを待っていた。
高さがよかった。低めに投げられた分、あの結果になってしまった」
中スポ

●石嶺打撃コーチ
<9回に2点を返すしぶとさを見せたものの、
先発の大竹をつかまえられなかったのが響いた。
この右腕には前回対戦の3日にも完投を許して敗れたが、
CSで顔を合わせる可能性もあるだけに、思案顔>
「(大竹は)いろんな球種に力があった。(対策は)また考えます」
中スポ共同通信社


●井端弘和
<約2カ月ぶりの3安打猛打賞をマーク。
8回の第4打席、林のスライダーをはじき返すと、
打球が投手のグラブを強襲し、転々とする間に一塁を駆け抜けた。
第2打席、第3打席の右前打に続いて猛打賞。
7月2日阪神戦以来、76日ぶりに出た『3本目』に>
「チームのためになると思って、
ヒットでも四球でも塁に出ようと思っている。
1番打者としてそれを1年間やってきた。
自分が塁に出れば、チームに貢献できますから。
1番(打者)になってからは特にそう思ってやっています。
それがヒットでも四球でも構わない」

<しかし1敗の重さが両肩にのしかかる。
だからクスリとも笑わずにバスへと向かい>
「うれしくないですね。負けちゃうと…」

<9試合連続ヒットとなる3安打で打率は.315に上昇。
リーグ5位から3位に浮上した。
首位打者はもちろん、安打数(160=2位)、
出塁率(.394=1位)も含めた三冠宣言。
あえて意識することで重圧を発奮材料に変える。
タイトル争いが激化すれば、重圧は想像を絶するが、
真っ向から向き合う覚悟はできている>
「意識して取りに行くよ」
(中スポ、ニッカン


●高橋聡文
<7日ぶりに登板して、7回1イニングを3人でピシャリ。
栗原・マクレーン・天谷の主軸3人を完ぺきに封じ込め、
浅尾(60試合)、岩瀬(53試合)に続く
チーム3番目の41試合に登板している左腕は収穫を口に>
「きょうはよかったですね。このピッチングを続けていきたい」
(中スポ)

●小林正人
<3番手で登板したが、8回の1イニングを無安打無失点。
だが試合後は2死から代打・緒方孝市に許した四球を反省。
これで11試合連続で無失点となったが、結果よりも内容に反省しきり>
「あの四球がよくないですね。
2アウトを取ったあとだけに。無駄な四球です」
(中スポ)


●岩瀬仁紀
<前人未到の11年連続50試合登板に、5年連続30セーブ以上。
数々の金字塔を打ち立てている守護神の財産が
後輩の浅尾に受け継がれようとしている。
試合前の練習中、浅尾に何気なく
『どうしてコントロールがいいんですか?』と聞かれ、持論を展開。
コントロールをつけたいなら
利き腕ではなく、グラブを持つ手が大事だと説明。
メカニズムを説明し、現時点での修正ポイントを話したという>
「要はバランスの問題なんです。
ボクも以前は投げる手ばかりを気にしていましたけど、
いまはグラブを持つ手しか意識していません。
それに浅尾の場合は力を逃しているから
もったいないと思って、話したんです」

<浅尾は後継者にもっとも近い存在と言えるだろう。
今は守護神とセットアッパーとして、練習中はもちろん、
試合中のブルペンまで、ほとんど同じ時間を過ごしている。
築き上げた財産を独り占めするような先輩ではない。
頼りになる守護神の技術と経験が
イキのいい若手に注入されれば鬼に金棒といえるが>
「浅尾はかわいいヤツですからね。
聞かれたら答えますし、教えられることは教えます。
でも、ボクの話がすべてではない。
いろんな人に話を聞いて、自分のものに
していってくれればいいと思っているんです」
(中スポ)

●浅尾拓也
<岩瀬の後継者候補として見て聞いて勉強している。
数日前、岩瀬と『フォーム談義』をしたそうだが>
「シーズン中に修正するのは無理ですけど、
岩瀬さんの話を聞いて、すごく納得しました。
これから試してみようと思っています」
(中スポ)


●落合監督
<遠征では6日・横浜戦以来、7試合連続で無言>
「……」
(中スポ)


若竜トピックス(16日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-阪神 23回戦
(16日・阪神鳴尾浜球場)
 T 000 202 021 = 7
 D 200 200 000 = 4
[敗] 平井(17試合1勝1敗4S)
[D本] なし
[Dバッテリー] 山内、菊地、鈴木、岩田、平井、パヤノ、金剛 - 小田、田中
公式サイト・戦評

●山内壮馬
<鳴尾浜球場で2位・阪神との最後の直接対決に先発。
勝てば優勝という大切な試合で先発を任されたが、
決して状態はよくなかった。
逆球もしばしば、甘く入った球を次々と安打にされた。
苦しみながらも5イニングを7安打2失点。
要所を締めて最少失点で切り抜け、降板時には勝ち投手の権利も。
チームが負けてしまっては喜べないが、確かな手応えをつかんで>
「責任を感じていましたし、緊張する場でした。
こういうところでどれだけできるのか楽しみもありました。
甘い球ばかりで喜べないですけれど、
四球がなかったことはよかったと思います。
あれでもいつもよりましなんです。丁寧に投げられたと思います」

<今月末からドミニカ共和国へに向かう予定。
待っているのは、これまで何人ものチームメートが収穫を手にした武者修行。
この日の投球は『大変身』の原点になるかもしれない>
「大きく変わって帰ってきたいです。
(渡航前に)いいきっかけをつかめたと思います」
中スポ

●辻2軍監督
<阪神との直接対決に敗れたため
優勝へのマジックナンバーは『2』のまま。
最短での優勝決定は22日(中日は試合なし)となった。
左打者の藤本から始まった6回に
先発・山内を菊地と交代した継投について>
「(継投は)だいたい決めていました。
(6回は)ちょうど左からだったしね。
それに(山内は)あんまりよくなかったでしょう」
中スポ


●岩田慎司
<同点の7回に4番手で中継ぎ登板した新人が、
緊迫した状況下で1イニングを無安打1四球の無失点に抑える>
「フォアボールを出したのは良くないけど、
結果的に抑えられたことは良かったと思います。
残り2試合ですけど、常に準備して、結果を出せるようにしたい」
(中スポ)

●柳田殖生
<同点に追いつかれた直後の4回1死一、二塁から、
一時は勝ち越しとなる2点適時二塁打を放つなど、
2本の二塁打を含む4打数2安打2打点>
「勝ったら優勝という試合で、目標に向かって集中できてた。
いいプレーもあったし、いいバッティングもできたと思います。
調子がいいので継続していきたい」

<勝てばヒーローだったが、一気に優勝を決めることはできず。
逆転負けに唇をかんで、19日の広島戦に気持ちを切り替えて>
「勝てなかったのは本当に悔しい」
(中スポ)

2009年9月16日 (水)

またしても和田延長決勝弾、岩瀬40S竜5連勝!

今季のペナントレースもいよいよ佳境に入り、
この日からは9月のヤマ場ともいえる9連戦がスタート。
首位・巨人を7ゲーム差で追う2位・ドラゴンズは、
マツダスタジアムで3位争いの渦中にいる広島との3連戦。
その初戦、英智の適時打と森野の2点打で先行したものの、
終盤7回、先発チェン天谷に3ランを浴び、まさかの同点。
しかし延長10回、2死からチャンスをつくると、
和田が右中間へ3試合連続となる勝ち越しの2ラン。
最後は守護神・岩瀬が1イニングを締め、今季40セーブ目
広島に競り勝ち、目立たぬながら今季3度目の5連勝を飾りました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 22回戦
(15日・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 | 中日15勝7敗)
21230人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R
中 日
広 島
[勝] 河原(37試合3勝)
[S] 岩瀬(53試合2勝3敗40S)
[D本] 和田27号2ラン
[Dバッテリー]
チェン、浅尾、河原、岩瀬 - 谷繁

◇対広島22回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数1安打)
2 (二)荒木  (4打数1安打)
3 (三)森野  (4打数1安打2打点)
4 (一)ブランコ (5打数2安打)
5 (左)和田  (4打数1安打2打点)
6 (右)井上  (2打数無安打)
7 (中)英智  (5打数1安打1打点)
8 (捕)谷繁  (4打数1安打)
9 (投)チェン (3打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・ルイス
井端中スライダー遊ゴロ、荒木外スライダー見三振、
森野外スライダー外れ四球、ブランコ外スライダー空三振


<1回ウラ・広島> P・チェン(中6日)
東出高め浮き四球、
小窪バント投正面チェン二塁送球1-6-4併殺、
フィリップス内スライダーセンター右ヒット、
栗原内直球遊後方フライ井端一瞬見失うもキャッチ

<2回・中日> P・ルイス
和田外外れ四球、
井上内高めスライダー強い打球一ゴロ栗原トンネル・和田三進、
無死一、三塁から、
英智外高め直球狙い打ち右前適時打(D 1-0 C)
無死一、二塁から、谷繁右飛・井上タッチアップ三進、
1死一、三塁から、チェン内低めスライダー空三振、
2死一、三塁から、井端外スライダー引っかけ遊ゴロ


<4回ウラ・広島> P・チェン
小窪外146キロ空三振、
フィリップス初球中直球・右方向伸びていく打球・
ライトポール際フェンス上部に当たる三塁打・
落合監督らファウルと抗議も覆らず、
1死三塁から、栗原力勝負内低め153キロ詰まり三邪飛、
2死三塁から、マクレーン内スライダー右前方飛球・
井上前進最後は腕伸ばしながらスライディング好捕

<5回・中日> P・ルイス
谷繁中高め直球左前クリーンヒット、
チェンバント失敗三正面5-4二封、井端外直球一二塁間抜くヒット、
荒木外スライダー二ゴロもイレギュラーバウンド内野安打に、
1死満塁から、
森野ファウル8球粘り14球目・
外高め直球逆方向三遊間抜く2点適時打(D 3-0 C)

1死二、三塁から、ブランコ中高め直球打ち損じ捕邪飛、
2死二、三塁から、和田内低め直球右飛


<5回ウラ・広島> P・チェン
廣瀬内直球中前落とすヒット、
天谷3球目カーブすっぽ抜け暴投・廣瀬二進、
無死二塁から、天谷中高め150キロバットの先遊正面ゴロ、
1死二塁から、石原外カーブ見三振、
2死二塁から、代打嶋外スライダー当てただけ一ゴロ

<7回ウラ・広島> P・チェン
栗原遊深いゴロ・井端バウンド送球もブランコ捕れず(井端エラー)、
マクレーン内150キロ詰まりながら左前落ちるヒット、
無死一、二塁から、廣瀬内高め直球打ち上げ一邪飛、
1死一、二塁から、天谷中入る直球とらえられ・
高々上がり右翼最前列飛び込む3ラン(D 3-3 C)
チェン動揺・石原内見られ四球、
代打緒方孝市6球目・石原二盗失敗、
緒方孝市内スライダーワンバウンド四球、
東出6球目・緒方孝市二盗、東出スライダー浮き3連続四球・チェンKO
P・浅尾
2死一、二塁から、小窪外低めスライダー空三振

<8回・中日> P・シュルツ
ブランコ中高め直球詰まりながら右前落ちる二塁打、
和田外一杯スライダーハーフスイング三振、
小池外直球二ゴロ進塁打、
2死三塁から、英智初球外スライダー遊正面ゴロ


<9回ウラ・広島> P・河原
廣瀬中高め直球中前進飛、天谷外フォーク空三振、
石原中高めカーブ打ち上げ中飛、延長戦突入

<10回・中日> P・横山
荒木外外れ四球、森野4球目荒木二盗失敗、
森野外直球投ゴロ
P・永川 中・赤松 右・天谷
2死から、ブランコ外高め直球一二塁間抜くヒット、
2死一塁から、
和田外高め直球強振右中間伸びていく当たり・
ジャンプ天谷及ばずスタンドぎりぎり飛び込む勝ち越し2ラン・
和田一二塁間で一瞬立ち止まるも再びかけ出す(D 5-3 C)


<10回ウラ・広島> P・岩瀬
赤松初球外直球二ゴロ、
東出粘り11球目中スライダー左中間落とす二塁打、
1死二塁から、小窪フルカウント中高め直球遊深いゴロ、
2死二塁から、フィリップス外シュート遊ゴロ、
試合終了。(岩瀬2年ぶり4度目の40セーブ到達)


【ゲームレビュー】
延長戦を制し、5連勝。広島戦の連敗を4で止めた
10回2死一塁から、和田が右中間へ決勝2ランを放った。
2回、英智が先制打。5回は森野の2点打で3点をリードしたが、
チェンが7回、天谷に同点3ランを浴び、試合が振り出しに戻った。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


この日のセ・リーグは、3試合とも終盤に同点となり、
うち2試合は延長戦に突入するなど、接戦の展開
CS中継の中で出てくる他球場の途中経過を見て、
やれ阪神が追いついた、東京ヤクルトが追いつかれたなどと、
一喜一憂しつつも、正直こちらには影響がないかなと。
6回まで3安打無失点とチェンが抑えていましたし、
ある意味関係ないだろうと、たかをくくっていたのですが、
終盤、一気にゲーム展開が変貌
7回、エラーと打ち取った当たりで無死一、二塁と
走者を背負ったチェンが、天谷に甘く入った真っすぐをすくい上げられ、
ライトスタンドぎりぎりに持って行かれる同点弾を被弾
さらに動揺したチェンが、後続の下位打線に対して、
3連続四球を与えてしまい、まさかまさかのノックアウト。
3位争いの雰囲気に飲み込まれたか、流れが一変。
一気に広島サイドに傾いたときには、少々ヤバイぞと思いましたね。

ただ2番手・浅尾が代わり端の2死一、二塁のピンチ、
そして8回を凌ぎ、9回は3番手・河原がきっちり三者凡退。
次の1点を与えず、流れを食い止めたことは大きかったですね。
さらに延長直後の10回、2イニングス目となった
広島4番手・横山に簡単に2死を取られたものの、
なぜかここで広島ベンチ継投策
イニング途中でクローザー・永川を投入してきましたが、
逆にこれが裏目に出たような。
ブランコが外寄りややボール気味の真っすぐを右方向へ運ぶと、
続く和田が失投の外角真っすぐをうまく振り抜いて、
右中間スタンドぎりぎりへと持って行く勝ち越しの2ランホームラン
奇しくもイニング途中でライトに入り、
打球に飛びついていたのは、同点3ランの天谷
手柄を奪われてなるものぞと、
捕球したようなしぐさを見せながらも及ばず。
その瞬間、フェンスを背に座り込むかたちになりましたが、
天谷ガックリとした表情が、
そのまま全てのカープナインの気持ちを表していたのでは。
最後は岩瀬が1安打こそ許したものの、連続遊ゴロでのゲームセット。
3位争いの渦中にいる広島に競り勝っての5連勝
スポーツニュースではほとんど触れられはしないものの、
首位・巨人とのゲーム差を1つ縮めて、
逆襲へさらに歩を進めることとなりました。


相手とは立ち位置こそ違うものの、
1試合も落とせないという部分では同じと言える終盤戦。
できればチェンが3-0のまま完封してくれば、
言うことなしだったのですが、
まあ広島も必死でしょうし、同点劇は仕方ないところ。
ただチェンに関しては、またしても「蒼い部分」が出たかなと。
同点弾に動揺してしまい、一気に力みが増幅。
気持ち切り替えられぬままに与えてしまった3者連続の四球
しかも四球で出したベテラン・緒方孝市には、
完全にフォームを盗まれ、盗塁を許してしまうありさま。
やや制球に乱れはあったものの、前回対戦の反省を生かし、
球威ある真っすぐを軸に、要所を凌いでいた左腕
痛恨の被弾を機に、あれよあれよで崩れていくさま
左のエースとしては、やや寂しいものがあったなと。
もしも次回の巨人戦でもそういうところを披露してしまったときには、
そのクライマックスシリーズにも大きく影響してくるでしょうし、
まあメンタルの調整ほど難しいものはないですが、
こういう状況でも、うまく切り替えができるようになってほしい。
今回広島にリベンジできなかった分を、巨人にぶつけて、
次回は納得の内容でマウンドを降りてほしいところです。

捕られたと思ったよ。一方、打線では
やはり3試合連続弾和田
外角高めに浮いた真っすぐを
ものの見事に強振しましたが、
本人的は延長になる前に
決めておかなければと、
反省の弁もあったようで。
ただ荒木の盗塁失敗など
あまり流れがよくなかったなか、
最後の最後で勝負強さを発揮してくれたのは
チームとしても大きく
実にありがたい一撃となったことでしょう。
素直に勝っていれば、
ファウルで粘った末に、14球目を
レフト前に持って行った森野のことを触れようと思いましたが、
延長戦に入ってしまいましたし、その辺は割愛
それでも好調に変わりなく、2戦以降も相手にとっては
より怖い存在となってくるのは確かだと思われます。


シルバーウィーク9連戦の初戦を、
延長ながらもしぶとく制することができてよかったですね。
首位とのゲーム差と若干縮まりましたし、
こういう雰囲気で勝ち続け、連戦最後の直接対決を迎えてほしいなと。
とにかくこちらとしては、可能性がある限り勝ち続けるだけ。
それが残り17試合での普遍のテーマとなってきそう。
目立たぬながらも、密かに勝って差を詰める
この9連戦、そういうドラゴンズでいてほしいなと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(15日)

◎和田一浩

<延長10回2死一塁、右中間へ決勝2ランを放つ>
「(ホームランの場面、少し打球の行方が見えにくかったが)
いやあのう(右翼手の天谷の)終わった姿を見たら、
捕った、捕られたかなっていう、そんな感じだったんで、
えー、一、二塁からちょっと諦めてたんですけども。はい。
(打った感触は)
いやまあ、行くかなあと思ったんですけど、
やっぱりこの球場広いんで、
えー、ちょっと微妙だなと思っていました。
(同点に追いつかれ、延長で迎えた場面。どんな思いで)
えーと、やっぱりあのう、その前に得点圏2度潰しましたし、
えー、今日の試合、すごい大事なところで打てなかったんで、
あのう、トニが、ブランコが出たときに、
あのう、もう一度チャンスがもらえたと、
そういう気持ちで打席に入りました。
(連戦で接戦を制したこの意味は)
えー、そうですね、やっぱりあのう、本当に一日一日頑張って、
えー、何とかジャイアンツの背中を、
えー、とらえられる位置までいきたいなと思ってます。
(ゲーム差は縮めたが、大きな結果をもたらすために
チームに何が必要か)
まああのう、本当に一戦一戦、自分のできることを
一生懸命やるしかないなと思っています」


<延長10回2死一塁、カウント1-2から
永川の高め直球を独特のたたきつけるスイングでとらえたが、
フェンス際でジャンプした広島の右翼・天谷が
座り込んで落ち着いていた。
一度は観念し、一、二塁間で立ち止まってしまったが、
すぐホームランと分かってゆっくりとベース一周。
決勝2ランがチームに5連勝をもたらして>
「手応えはよかったんですけど、捕られたと思いましたよ。
打球が視界から消えましたから。
捕られた感が漂ってたじゃないですか。
一、二塁間で足が止まってしまいました。入ってよかったです」

<同点で迎えた延長10回、
先頭・荒木が四球で出塁したが、痛恨の盗塁死。
簡単に2死を取られ、永川が出てきたが、それでも超前向きだった>
「永川が出てきたのもぜんぜん嫌な感じはなかった。
それよりもう1回チャンスをもらえると思った。
前の打席で三振してましたし、得点圏で2度打ててなかったんで」

<5月31日の福岡ソフトバンク戦から
6月2日のオリックス戦に続く今季2度目の3試合連発。
その秘密を尋ねようとする報道陣をたしなめた。
5回2死二、三塁では右飛。8回無死二塁では三振。
試合を決める一発を打っても、自分を戒めることを忘れなかった>
「でもね、あくまでも延長(になってからのホームラン)だから。
本来だったらその前の大事なところで打っておかないと。
もっと早い回で打っていれば、こんなことにはならなかった。
(8回は)最低でも進塁打を打たなければいけないのに。三振しちゃいけない。
(得点圏で)いつもというわけにはいかないが、
もう少しチャンスでしっかりした打撃をしないと」

<若手時代のようにバットをブンブン振り回すスタイルはやめたが、
誰より激しくスイングするのは変わらない。
37歳の肉体に疲労がたまっていないはずはない。
それでもその闘争本能はミラクル逆転Vに向け鋭さを増していく>
「1日1日、勝っていって、なんとかジャイアンツの背中を
とらえられる位置までいきたい。疲労なんてまひしちゃいましたね」

<シーズンが深まれば深まるほど、
一人一人の勝負に対する姿勢が、チームの勝敗に直結するようになる。
常に自分にこだわり続ける意識が根付いているから、
簡単には勝負を手放さないしぶとさがチームに宿っている>
「一日一日頑張って、一試合一試合、できることをしたい」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


○森野将彦
<5回1死満塁、左前に2点タイムリーを放つ。
球場全体がかたずをのんだルイスとの勝負。
1点リードの5回1死満塁。ファウルで粘りに粘った末、
14球目高め143キロの真っすぐをはじき返して>
「しぶとく打ちました!」

<これで今季98打点目、リーグ打点トップに立つとともに、
07年に記録した年間自己記録97を更新したが、
会心の一打!と思いきや、実はそうではなかったらしい>
「結果的にはよかったですけど、見逃した初球がすべてだったんです。
打たないといけなかった。ファウルしながらずっと考えていました。
ボール球もたくさん打ちましたしね。
でも、本当にいいところに飛んでくれてよかったですよ」

<どうやら初球の甘い直球を見送ったことを
悔やんでいたようだが結果オーライ。
今季、広島戦は打率こそ.288だが、21打点はチーム別で最多。
チーム内でも対広島の打点数はトップを誇っている。
得意の広島を相手にきっちり打点を積み重ねた格好>
「自己記録を更新? うーん。
そうですけど、まだ終わったわけじゃないですから」

<打点王争いは同僚のブランコに1つ差をつけ、
目標としている100打点にもあと2と迫ったが、
あらゆる面で浮かれたようすはない。
最近、右手首にバンテージを巻いている。
ここ数年は故障で苦しんだから細心の注意をはらって試合に挑む。
シーズンが終わるその日まで、決して気持ちを切らさない>
「予防ですね。もともとけんしょう炎を持っているんで」

<5連勝の立役者にして打点王の有力候補は気合を入れ直して>
「打点は積み重ね。打てるもんならもっと打ちたいですよ」
カメラブログ中スポ

○英智
<2回無死一、三塁、しぶとい打撃で先制打を放つ。
ルイスのカウント1-0からの142キロ直球を
右前に弾き返し、三塁走者の和田を迎え入れた。
初球も振ってファウル。2球目をとらえる積極打法が実り、
8月7日以来の打点をマークして>
「相手がいいピッチャーだし、対戦経験があまりないから、
打てるボールは最初からどんどん振っていこうと思っていました」
カメラブログ、中スポ、サンスポ毎日jpニッカン


○チェン・ウェイン
<7回、天谷に同点3ランを許した後、3連続四球で降板。
痛い真ん中への真っすぐだったが、左腕はあっさりしていた>
「外を狙ったのが真ん中になってしまった。
あれは自分のコントロールミス。だから仕方がないです」

<意外にも、くやしがったのはその後だった>
「それより、ホームランを打たれた後に出した四球が一番くやしい。
何とか踏ん張りたかった」

<気持ちの整理がつかず、制球にも微妙な乱れを及ばした。
1球のコントロールミス以上に、自分の心を
コントロールできなかったのが歯がゆくて仕方がない>
「それまではせっかく勝っていたのに、3ラン1本で同点になった。
くやしいな…と思って、その後の切り替えができていなかった。
もっと切り替えて投げていかないといけない」

<防御率は1.45から『1.51』に微増となったが、
リーグトップの驚異的な数字であることに変わりはない。
失敗も糧にしながら成長を続ける左腕。苦い薬となる一夜だったが>
「切り替えも、次の試合ではしっかりできるようにしたい」
中スポサンスポ

○河原純一
<同点の9回に3番手で登板、好救援で負けなしの3勝目を挙げる。
プレッシャーのかかる場面だったが、
廣瀬、天谷、石原を三者凡退で難なく退けたが、淡々>
「自分のできること、自分の仕事をしただけです」
(中スポ)


○岩瀬仁紀
<2年ぶり4度目の40セーブに到達。
5-3の延長10回に登板。1死から東出に
左中間にポトリと落ちる不運な二塁打を許したが、
小窪、フィリップスを続けて遊ゴロに打ち取った。
2005年に自らがつくったプロ野球記録、
年間46セーブの更新も視野に入ってきたが、淡々とした様子>
「うーん…。(数字は)ぴんとこないですよね。
コツコツと積み上げた結果、こうなったというか…。
40(セーブ)になった感じ。自分でもよくわからないんです。
これから先も自分の仕事をするだけ。
いつもと変わらない気持ちで、一戦一戦、大事にやっていきたい。
任された試合を抑えるだけです」
(中スポ、サンスポスポーツ報知時事通信


○山本昌
<横浜・工藤の戦力外通告発表に驚いたのは2歳年下の左腕>
「えっ、ウソでしょ」

<常々『工藤さんがいるから、ぼくもまだ若く感じられる』と
現役唯一の年長選手の存在を励みにしているが、
本人が現役続行を希望していると聞くと>
「まだできるでしょう。必ずどこかでユニホームを着ていると思います」

<工藤とともに、多くの最年長記録を打ち立ててきた
大ベテランは神妙な表情で話して>
「僕の道を切り開いてくれた人だからね。また、頑張ってほしいです」
(中スポ、スポニチ名古屋

◇小笠原孝
<8月29日の東京ヤクルト戦に先発した際、
川島慶三に盗塁を敢行されている。
結果は捕手・谷繁の肩が勝っての盗塁刺。
実は登板しているときに走られたのはこの一度だけ。
盗塁しようとする走者もいないのである。
昨年18度も盗塁を試みられ、成功を許したのは11度あったが、
現状は理想の状態になっている。こう言葉を濁したが>
「そうですね。理由? うーん、去年たくさん走られましたからね。
だからいろいろやってきました。まあ、詳しいことはいえませんけど…」
(中スポ)

◇田中監督付スコアラー
<今季走られたのは1度だけの小笠原について、こう説明>
「クイック(投法)も早くなったと思うし、
(けん制の)クセも工夫しているんじゃないかな。
左投手というのは案外クセが出る。
それを逆手に取っているというのもあると思うよ」
(中スポ)

○谷繁元信
<工夫の成果が確実に結果に出ている小笠原について>
「小笠原に限らず、みんな工夫してやっていると思うよ。
去年に比べたら(走られる回数は)少なくなっているんじゃないかな」
(中スポ)

○井上一樹
<11日、今季初安打を放った試合で
ヒーローインタビューを要請されたが、お立ち台を『固辞』。
その理由を記者の目を見ながら丁寧に説明して>
「あのヒットは『オレのストーリー』の中では確かに大きかった。
でも試合全体から見れば、『何でオレがヒーロー?』
というヒットだったと思う」
(中スポ)

○立浪和義
<雨天中止などがなければ今回が現役最後の
広島遠征になる兼任コーチの出番はなし。
同点で迎えた10回は準備こそしていたが、打席に立つことはなかった。
相性のいい球場で残り2試合、広島のファンに勇姿を見せたい>
「準備はしていたんだけどね。またあした頑張ります」
(中スポ)


ドラゴンズトピックス(15日)

○谷繁元信

<今季の1軍出場選手登録日数が145日となり、
フリーエージェント(FA)権の取得条件を満たした。
プロ野球史上初となる4度目の取得。
横浜時代の1997年に1度目のFA権を取得し、宣言残留。
2001年には中日にFA移籍し、05年も権利を使って残留していた。
行使については明言を避けたが、今季も不動の正捕手だけに、
シーズン終了後に残留を基本線に交渉が行われる方向>
「何もないよ。初めて取ったわけでもないし、(その質問は)いいでしょう。
(行使するかどうかは)全部シーズンが終わってから考えたい。
ただ、4回取れたのは元気にやれている証拠だし、
今、野球ができていることをいろんな方に感謝したい」
(中スポ、スポーツ報知共同通信社時事通信スポニチ名古屋


若竜トピックス(15日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
阪神-中日 22回戦
(15日・阪神鳴尾浜球場)
 D 000 003 200 = 5
 T 100 010 000 = 2
[勝] 川井(3試合2勝)
[S] 金剛(40試合2勝4敗13S)
[D本] イ・ビョンギュ5号2ラン
[Dバッテリー] 川井、パヤノ、平井、金剛 - 小川、小田
公式サイト・戦評

○野本圭
<鳴尾浜でのウエスタン2位阪神との直接対決に、
3番・左翼で先発出場。阪神先発・杉山に
5回まで2安打に抑えられていたが、
それまでの嫌な流れを断ち切り、チームに勢いを与える。
2点ビハインドの6回2死、杉山の2球目をたたくと
気持ちを込めた打球は、左中間への二塁打になった。
大事な決戦に3番で起用されたことに結果で応えて>
「チーム状態もいいですし、クリーンアップも打たせてもらっているので…」

<続く7回には自画自賛の四球を選んで、新井につなぎ>
「むしろ7回のフォアボールが良かったと思います」
中スポ

○新井良太
<6回2死二塁、右中間へ追撃ののろしとなる適時二塁打。
初球に杉山が暴投し、野本が三塁にヘッドスライディング。
その熱気で自身の闘志に火がつくと、
1-3からの5球目を叩き、後輩の気迫にきっちり応えて見せた>
「ケイ(野本)が気合を入れてくれた。より一層、燃えました」

<いったん火のついた主砲の打撃は止まらない。
続く7回には、野本が四球を選んでつないでくれた
1死満塁のチャンスで、代わった西村の初球を左前に2点適時打、
2年ぶりのリーグ優勝をぐっと引き寄せる一打に>
「今は余計なことを考えずに集中して打席に立てている。
チームの雰囲気もいい。明日も勝つんだという強い気持ちで戦いたい」
中スポ

○イ・ビョンギュ
<1点差に迫った後の6回2死二塁、
バックスクリーンにぶち当てる特大逆転2ランを放つ。
高めのスライダーをはじき返した会心の一打に満足そう>
「(3番の)野本もヒット、(4番の)新井もヒット。
だから僕もヒットでつなごうと思っていたよ。
カウントが0-2だったからストレートかなと思って
待っていたけど、うまく対応できたね」
中スポ

○川井雄太
<今月3日の出場選手登録抹消後、2軍で初登板。
先発し9安打を浴びながら、6イニング2失点と粘りに粘った。
ファームでとはいえ47日ぶりに手にした白星。
開幕11連勝左腕には何よりの薬になったはず。
1軍で連勝していた時と同じく、打線に感謝して>
「毎回ピンチだったけど、打ってくれましたから。
チームに貢献できたのはよかったです」
中スポ

○小林投手コーチ
<1軍で最後に登板した2日の広島戦から中12日。
走り込みから始めて体を作り直していた川井について、
復調の気配を感じ取って>
「ミニキャンプのような意味もあった。
すぐにというわけにはいかないが、
連勝していたころのように戻してやりたい」
中スポ


◇前田章宏
<つい先日まで2軍にいたが、弟竜のマジック点灯を喜ぶ。
両手のこぶしを握りしめて>
「よしっ」
(中スポ)

◇中川裕貴
<チームメートの底力に感心。後輩の頑張りをたたえて>
「逆転(で勝ったの)ですか。すごいですね。
マジック2? もう大丈夫だね」
(中スポ)


○辻2軍監督
<ウエスタン・リーグ制覇へのマジックナンバー2を点灯させる。
目の覚めるような逆転勝利にご満悦。口もなめらかに>
「いやあ、見事だったね。
5回までは杉山の甘い球を打ち損じていたりしたんだけど、
そういう(逆転する)雰囲気があった。
オレは何もすることがないよ。選手が自然と考えてやっている」

<きょう16日の阪神戦に勝てば、2年ぶりの優勝が決まる。
ニンマリ笑って球場を後に>
「こうなったら明日決めたいな」
中スポ

2009年9月15日 (火)

まずコイにやり返す、シルバーウィーク9連戦開始。

レギュラーシーズンも残り18試合となったドラゴンズ
逆転優勝に向けては厳しい戦いが続きますが、
そんななか今夜からは9月最大のヤマ場ともいえる
『シルバーウィーク』9連戦がスタートします。
この日ナインはナゴヤドームで投手陣と一部野手が練習。
9連戦最初のカードとなる広島戦に向けて、備えたもよう。
広島、横浜、そして巨人と相対する9連戦ですが、
この先何が起こるかわかりませんし、可能性がある限りは全力で戦う
先発陣の軸となるチェン・吉見らを中心に竜の話題を。


ドラゴンズトピックス(14日)

◇チェン・ウェイン

<きょう15日の広島戦初戦先発が濃厚。
この日はほかのナインとともにナゴヤドームで練習し、
キャッチボール、ランニングなど、約2時間の調整。
広島は今季防御率1.24と得意にしている相手でもあるが>
「むだな四球は出さないで、しっかり投げたいですね」

<調子は上向いている。1日の広島戦(浜松)では
7イニング7安打4失点で降板したが、
前回登板8日の阪神戦ではしっかりと修正。
阪神打線を2安打に抑えるほぼ完ぺきなピッチングで
今季4度目の完封勝利を挙げた。それでも貪欲な姿勢を崩さず>
「前回の投球はまだ満足はしていない。
特にコントロール。まだまだよい投球ができる」

<そして中6日で巨人との直接対決に臨むことが有力>
「目の前の試合に集中するだけ」

<一時は1ゲーム差まで迫った巨人との差は
現在は7ゲーム差まで開き、左の柱として責任を感じている。
9連戦では、2試合に登板することが予想されるが>
「みんな疲れてるが、ぼくはけが(左肩の張り)で
6月は1カ月間休んでいた。吉見さんや朝倉さんたちは
ぼくの倍くらい疲れているはず。
2試合? これからは何試合でも行けるようなら、投げるつもりです」

<ここまで防御率1.45とリーグトップを快走するが、
1954年に杉下茂氏がマークした球団記録の
防御率1.39の更新を視野に入れている。
広島戦で8イニング以上をゼロに抑えれば、
一時的とはいえ、防御率は1.39以下になり、
シーズン終盤の踏ん張り次第では新記録樹立が見えてくる。
また勝ち運に恵まれず、まだ8勝。
残り試合の登板に自身初の2ケタ勝利がかかるが、
チームの勝利が最優先であることを強調>
「とにかくチームが勝てるようにいい内容の投球がしたい。
数字はシーズンが終わってから。
2ケタ? あと何勝とか考えると逆に良くなかったんで、
一個ずつ勝てるように頑張りたい」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇吉見一起
<広島との第3戦・17日の先発を任されそう。
チェン、朝倉とともにランニング中心で汗を流して>
「前回登板で(気持ちに)ひと区切りついた。
疲れは大丈夫なので頑張ります」

<8月27日巨人戦、3日の広島戦で連敗を喫したが、
前回10日の阪神戦では7イニング2失点で3試合ぶりの白星を手に。
巨人戦直前に生まれた長男に捧げる白星となったが>
「(ウイニングボールは)もらってないんです」

<もちろんそれはこれからいくつでも手に入れることができる。
17日に投げた後は中5日で巨人との直接対決に臨むことが有力だが、
投手陣の気持ちを代弁するかのように話して。
まずは8失点を喫した因縁のカードでリベンジ>
「クライマックスシリーズ(CS)? まだ考えてません。
まだ先は見ません。目の前のゲームをひとつひとつ」

<ハーラートップタイの14勝を挙げているが、
13日の東京ヤクルト戦で、チームが勝ち星で並ぶ館山に
土をつけたため、単独トップに浮上するチャンスが訪れたが、
それでも無関心を強調して>
「自分の投球をするだけ」
中スポおおさか報知

◇中田賢一
<巨人との初戦となる21日の先発に、中7日で抜てきされそう。
7月14日の阪神戦を最後に約2カ月も黒星なし。
次回登板への意気込みを語って>
「前を向いて、集中して投げたい」
中スポ


◇森野将彦
<今季の広島戦でチーム最多の打点『19』。
打率も.289、本塁打も4本打っている。
打点王争いは同僚・ブランコを1差で追う『96』。
13年目で初めて近づいたタイトルチャンス。
なのに、本人には『打点王』の感覚がないという>
「ボクの打点が多いと言っても、
そのうち荒木さん、井端さんの得点がどれだけあるか。
荒木さんが盗塁して、走ってくれて、
点になったのがどれだけあったことか。
1、2番の出塁のおかげなんです。
巨人の3、4番(小笠原・ラミレス)も打点が多いけど、
あそこも1、2番、坂本と松本の出塁でしょう」

<確かに96点の内訳は、最多が33点の井端、次が30点の荒木、
本人が22本塁打で22点、そのほかは11点と、圧倒的に1、2番が占める。
しかも1番を進める役割が多い荒木が30もある。相当の貢献度だ。
打点タイトルの行方は? あるときこんな予測をして>
「ラミレスじゃないですか? 
ラミレスって一度調子が良くなると、ずっとそのままいっちゃうんです。
3カ月連続で月間(MVP)を取ったことがあったでしょ。
普通はあり得ないですよ」

<とことん無欲な男。ただ勝負は別だ。
タイトルは譲っても、最後には勝って笑う>
「相手にとって嫌な点を入れられれば」
中スポ


◇小池正晃
<フリー打撃の合間にデラロサと二塁の定位置で
早川コーチのノックを受ける。
単にゴロ捕球から一塁送球だけではなく、
体勢を入れ替えて二塁という難しい送球も軽々こなして>
「上手でしょ? 内野は楽しいんです。元々内野手だったから。
スキあらば、という気持ち? そこまでは…」
(中スポ)

◇小山桂司
<全体メニュー終了後、居残りで約20分ティー打撃に取り組む。
打球場所から2歩下がって、歩きながら打つという練習を説明。
またフリー打撃では石嶺コーチの投げるボールを、
3球連続でスタンドインさせるなどパワーも披露>
「自分は(左方向へ)突っ込んでしまうことが多いので、
これでしっかり(体の右側に)体重を残すように」
(中スポ)

◇中川裕貴
<マツダスタジアムでの広島戦に心躍らせている。
6月27日の対戦で三塁ベースに当たる幸運な内野安打を放ち、
プロ6年目での初ヒットをマークしたから。
それ以降ヒットはなく、8日の初昇格後、打席は1度だけ。
頭のなかでその場面を想像しながら、指名を待つ>
「いいイメージがあります」
(中スポ)


◇井上一樹
<ヒットがなかなか出ずに苦しんでいたころ、
自身の一番好きな言葉を教えてくれたことがある>
「あした世界が滅ぶとしても、私は今日リンゴの木を植えよう」

<今年1月公開された映画『感染列島』の一節で使われたフレーズ。
たとえ苦しい日が続いても、気持ちを切らさず練習をこなす。
そんな野球への真摯な姿勢をかいま見た。
元をたどれば、ドイツの神学者ルターによる有名な言葉だとか。
11日の東京ヤクルト戦で左翼へ今季初安打を放つと、
13日には右中間三塁打。ともにタイムリーとなり、勝利につながった。
自身の名前の一樹にかけ、冗談めかして笑って>
「ルターの言葉なんだ? ルターじゃなくて、カズーの言葉ってことにしてよ」
(中スポ<ドラ番記者>

◇荒木雅博
<今季はデーゲームで快進撃を続けている。
13日の東京ヤクルト戦で11連勝、通算でも17勝10敗と
大きく勝ち越している。これは単なる偶然ではないという。
昨年のデーゲーム打率.234に対して、今季は.307。
好結果をもたらす対策は『早起き』だった。
練習が午前10時開始なら午前7時前に起床し、
体を起こした後、全体練習前に目一杯汗をかく。
眠っている体にムチを打つことが吉と出たよう>
「ボクはずっとデーゲームの成績が悪かったんです。
何とかしないといけないと思って、いろいろ工夫してきました。
でもたどり着いたのは単純なことでしたね」

<チームは近年、デーゲームが苦手だったが、
順応し、ようやく本来の力を発揮できるようになったといえる。
デーゲームは残り9試合。21日からの巨人3連戦もデーゲーム>
「11連勝? そうですか。もっと勝ちたいですね」
(中スポ)

◇井端弘和
<デーゲーム打率.325を誇るが、
荒木とは逆の方法で結果を残している>
「ボクの場合は無理に体を起こそうとしないことですかね。
練習中はボーッとして試合に集中するようにしています。
今年はそれがうまくいっていると思いますね」
(中スポ)

◇立浪和義
<きょう15日からの広島戦に向けて、広島に移動。
レギュラーシーズン残り18試合に向けて、気合を入れ直す。
今年開場したマツダスタジアムでは5打数4安打3打点。
相性のいい球場で、広島ファンにも最後の勇姿を見せつける>
「残り試合が少なくなってきたけど、もうひと仕事したいからね。
もらったチャンスで結果を残したい」
(中スポ)


◆西川球団社長
<15日に自身4度目のフリーエージェント(FA)権を取得する
谷繁について、今オフに複数年契約を提示する可能性を明かして>
「もちろん38歳だし、年齢についても考慮しないといけない。
ただ複数年になる可能性もある。
うちの場合の複数年は(変動制の選手もおり)
他球団と違うけどね。いろんな可能性がある」

<一方チェン、ブランコのメジャー流出に
断固拒否の姿勢。強硬な態度を見せて>
「契約は単年だが、保有権は中日にある」

<両助っ人は今オフに契約を満了。
本来なら来季から国内外の他球団でのプレーが可能となる。
ともに来季について言及を避けているが>
「協約を破らない限り移籍はできない。
うちは契約書に(シーズン終了後、自由契約になれるという)
条項は入れていないから。移籍を主張するなら資格停止になる」

<ただ将来的なメジャー移籍の可能性については含みをもたせて>
「もし、そういうことがあったとしても
それは球団が認めてのポスティング(入札制度)しかない」

<また今季限りで現役生活を終える立浪の引退セレモニーについて。
当初はナゴヤドーム最終戦の9月30日に予定されていたが、
まだシーズン中でCS進出も確実な情勢を考慮。
来年のオープン戦を引退試合として執り行う見込みとなった。
球団では、地元のテレビ局に依頼し
メモリアル映像なども用意する手はずだったが、
落合監督の意向もあり中止。最終戦恒例の監督あいさつの後に、
立浪もファンにあいさつすることになりそう>
「CSでもナゴヤドームで試合する可能性があるし、
状況を考えると、そんなに大がかりなことはできないかな」
(中スポ、スポーツ報知12スポニチ名古屋ニッカン


◆藤井淳志
<左脇腹の肋骨(ろっこつ)を骨折したが
この日、ナゴヤ球場でリハビリを開始。
まだ腹部にコルセットを巻いたままながら、
約30分間の歩行などで体を動かした。
6日の横浜戦(新潟)の外野守備で骨折したが、
新潟市内の病院を退院した後は、名古屋で安静にしていた。
約1週間ぶりにグラウンドで汗を流して>
「安静に、とは(医者から)言われてますが、
体をひねる動きとかをしなければ大丈夫です。
汗はかいておきたいので」

<今後はナゴヤ球場でのリハビリが続くが、
目指すのは9月中の復帰。厳しい目標設定だが、
今は驚異的な回復を信じ、シーズン総仕上げの終盤戦に
間に合わせるつもり。意欲を語って>
「絶対今月中に(1軍に)戻ります」
中スポ


【ドラゴンズ・9連戦の日程】
15日(火) 対広島 (18:00・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)
16日(水) 対広島 (18:00・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)
17日(木) 対広島 (18:00・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)
18日(金) 対横浜 (18:00・ナゴヤドーム)
19日(土) 対横浜 (15:00・ナゴヤドーム)
20日(日) 対横浜 (14:00・ナゴヤドーム)
21日(祝) 対巨人 (14:00・東京ドーム)
22日(祝) 対巨人 (14:00・東京ドーム)
23日(祝) 対巨人 (14:00・東京ドーム)


若竜トピックス(14日)

◆川井雄太

<阪神に1ゲーム差をつけてウ・リーグ首位に立つ中日は
15、16日と優勝争いの直接対決・対阪神2連戦を
相手の本拠地・阪神鳴尾浜球場で行う。
この2連戦に連勝すれば2年ぶりのリーグ優勝が決まり、
また1勝1敗でも、優勝マジック『2』が点灯する。
今季の両チームの対戦は中日の8勝9敗4分けとほぼ互角。
第1戦、王手をかけるための先発マウンドが予想されるのは、
2軍降格後初登板となる左腕。
この日はナゴヤ球場で調整練習後、チームに合流。
1軍と同じく勝てる投球、自分の力をしっかり出すことを考える>
「優勝争いをしているので、チームが勝てるように投げたい。
あとは自分のピッチングができるようにしたい」

<今季は開幕11連勝という記録をつくったが、その後は勝てなくなった。
2日の広島戦で4連敗し2軍降格。それ以来の実戦マウンドとなるが>
「一歩でも、半歩でも、良くなっているところを出したい」

<降格直後は土台から鍛え直したという。
2軍優勝への王手をかけ、1軍再昇格への足掛かりにしたい>
「前半は投げる機会もなかったので、しっかり走り込みをやりました」。
中スポ

◆山内壮馬
<阪神2戦目の先発が予想されるのは2年目右腕。
今月末にはドミニカ共和国のウインターリーグへ派遣される方針。
優勝決定の快投を置き土産に海を渡りたい>
「最近、調子はいいです。勝負どころなのでしっかり投げたい」
中スポ

【ドラゴンズファーム・残り試合の日程】
15日(火) 対阪神 (12:30・阪神鳴尾浜球場=阪神ホーム)
16日(水) 対阪神 (12:30・阪神鳴尾浜球場=中日ホーム)
17日(木) (対阪神 共通予備日・鳴尾浜)
19日(土) 対広島 (12:30・ナゴヤ球場)
20日(日) (対広島 予備日・ナゴヤ)
21日(祝) (対広島 予備日・ナゴヤ)

24日(木) 対オリックス(12:30・あじさいスタジアム北神戸)
25日(金) (対オリックス 予備日・淡路)


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
今週末から世間的には、秋の5連休
俗に『シルバーウィーク』と呼ばれはじめていますが、
何となくシルバーというと、やや枯れたイメージも。
21日の月曜日が「敬老の日」でもありますし、
そういうところを絡めたネーミングなのでしょうね。
まあそれはさておき、プロ野球のスケジュールも
その連休に仕様を合わせたかのような厳しい9連戦
毎年この時期から日程が過密となってくるのですが、
先に控えるポストシーズンでの戦いを優位に進めるためにも、
もう一踏ん張りして、相手にスキを見せることなく、
1つでも多く相手を叩いてほしいものです。

今夜から始まるシルバーウィーク9連戦
ドラゴンズの日程は、↑の通り。
まずはマツダスタジアムで5位・広島との今季最後の3連戦、
その後週末は地元に戻り、ナゴドで最下位・横浜と。
そして移動日なしで敵地・東京ドームへと乗り込んで、
首位・巨人にリベンジを期す直接対決3連戦
よりによって連戦疲れがくる最後に、巨人と当たるのがやや不安ですし、
星勘定次第では、かなりのカウントダウンも予測される事態。
ただ少なくとも自分たちだけはしっかり勝って、
相手のホームで、胴上げを見るようなマネは避けたい。
さらに8月末の地元3タテ屈辱を払拭せよと願うばかりです。

そんななか、まずは今夜からの広島3連戦
しかし翌週の東京ドーム同様、こちらも雪辱の舞台となってきそう。
奇しくも2週前、今月1日からのナゴヤドーム。
同じ曜日での広島との3連戦で、まさかの3連敗
それまで13連勝を含む14勝4敗とカモにしていたあのカープに、
チェン-川井-吉見という表3本が次々と打ち込まれる始末。
結果的にそれが首位との差が開く「失速」に繋がることとなりました。
そんな因縁に加え、ここにきて3位争いが急加熱。
場合によっては、CSで対戦する可能性も出てきてしまっただけに、
連勝中の勝ち方をしっかり思い出し、競り合いを制して、
再び苦手意識を植え込みたいものですね。
しっかりやり返すことで、相手を圧倒し、
先週末の東京ヤクルト戦同様に力の差を見せつけてほしい。
一時の底を抜け、状態も上がって来たドラゴンズだけに
それができる力は十分あるのではと信じたいものです。

左から朝倉・昌さん・吉見・チェン。そして広島戦を制する
最大のポイントは、前回やられた先発陣
特に7イニング4失点のチェン
自己ワースト8失点を喫した吉見
その2人の踏ん張り
かかってくるといえるでしょう。
今朝の中スポ予想では、
ともに初戦と3戦目(2戦目は朝倉)。
今季の左右のエース格
相手打線を封じ込め、しっかりやり返すこと
ともに前回登板では復調ぶりを見せていますし、
そうなってくれることを期待したいですね。
続く次週の巨人戦でも、ともに登板が濃厚ですが、
この2人で4つすべて勝てれば、もう一波乱起こせるような気が。
まあともに若く、大舞台での経験が少ないのが気になりつつも、
こういう修羅場を乗り越えることができれば、
今後へのさらなる成長へと繋がること確実。
ファンとしては、好投を期待することしかできませんが、
ここまでともに1点台の防御率、続けて大きく崩れることはなさそう。
あとはいかに本来の投球ができるか…。

とにかく可能性がある限りは、前を見据えて投げ続ける
この週末は、投打のベテランの活躍が目立ちましたが、
それらに背中を押された主軸の頑張り、そこに期待したいなと。
先陣を切るチェンでまず1つ取って、連勝中の良い流れをキープ
そしてチームに「行けるぞ!」という弾みを付けてほしい。
今季のヤマ場ともいえるハードな9連戦
タフに戦い続け、逆襲に繋がることを願いたいところです。

2009年9月14日 (月)

和田井上連打でキラー攻略、上向竜ヤクを3タテ!

ヒヤヒヤながらもバックの好捕
地元で東京ヤクルトに連勝したドラゴンズ
前日に続いてのデーゲームとなったナゴヤドームでの第3戦。
中4日で登板してきたドラゴンズキラー・館山を捕まえ、
初回、和田・井上の連続適時打で3点を先制すると、
5回には相手ミスと森野の適時二塁打などで2点を追加。
さらに1点返された直後の6回には、再び和田
2試合連続となる本塁打を放って、ついにキラー攻略に成功。
投げては先発・中田が、6イニングを2失点に抑えると、
7回以降は山井が踏ん張り、今季2セーブ目。
苦手としていたツバメ今季初の3タテを喰らわせました!

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 23回戦
(13日・ナゴヤドーム | 中日11勝12敗)
35697人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日 ×
[勝] 中田(10試合4勝2敗)
[S] 山井(12試合2敗2S)
[D本] 和田26号
[Dバッテリー]
中田、山井 - 谷繁

◇対東京ヤクルト23回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数2安打)
2 (二)荒木  (3打数無安打)
3 (三)森野  (2打数1安打1打点)
4 (一)ブランコ (4打数2安打1打点)
5 (左)和田  (4打数2安打2打点)
6 (右)井上  (3打数1安打2打点)
7 (中)英智  (4打数2安打)
8 (捕)谷繁  (4打数1安打)
9 (投)中田  (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・東京ヤクルト> P・中田(中6日)
武内内直球詰まり遊飛、
川島慶三外高めスライダー投返し中前打、
青木初球内高め直球詰まり三飛、
ガイエル内直球三邪飛・森野フェンス際キャッチ

<1回ウラ・中日> P・館山(中4日)
井端外スライダー三ゴロ、
荒木
(32歳誕生日)初球外スライダー遊ゴロ、
森野ストレート四球、
ブランコ外スライダーミート中前打、
2死一、三塁から、
和田外フォーク食らいつき右前運ぶ適時打(D 1-0 S)
2死一、二塁から、井上外チェンジアップ・
セカンドオーバー右中間突破2点適時三塁打(D 3-0 S)


<2回・東京ヤクルト> P・中田
畠山(誕生日)内高め145キロ空三振、
宮本中直球三遊間抜くヒット、
森岡外直球空三振・スタート宮本二盗、
相川4球目中田フォークワンバウンド暴投・宮本三進、
2死三塁から、相川外直球右前運ぶ適時打(D 3-1 S)

<3回・東京ヤクルト> P・中田
武内左邪飛、川島慶三外高め右中間突破二塁打、
1死二塁から、青木内高め直球打ち損じ右飛・タッチアップ三進、
2死三塁から、ガイエル内高め直球見三振

<5回ウラ・中日> P・館山
谷繁内高め直球投足元ぬけ中前打、中田初球捕犠打、
1死二塁から、
井端内フォーク投ゴロ・
館山一塁方向へはじき拾うも慌てて一塁悪送球・三走谷繁生還
(記録は投手強襲内野安打と館山エラー)(D 4-1 S)

1死二塁から、荒木初球外直球遊ゴロ・走者そのまま、
2死二塁から、
森野中入るチェンジアップ・
ライナー右中間突破適時二塁打(D 5-1 S)


<6回・東京ヤクルト> P・中田
川島慶三外フォーク見三振、青木外直球左中間飛、
2死から、ガイエル内高め直球打った瞬間右越え本塁打(D 5-2 S)
畠山外外れ四球、宮本内低め直球遊ゴロ井端追いつき好捕

<6回ウラ・中日> P・館山
和田初球外スライダー高々上がり左翼席飛び込む本塁打(D 6-2 S)
井上外カット引っかけ二ゴロ、
英智低めチェンジアップ三遊間抜くヒット、
谷繁2球バントファウル・ヒッティング打ち上げ一邪飛、
代打デラロサ初球英智二盗、
2死二塁から、デラロサ外直球高いバウンド一ゴロ


<7回・東京ヤクルト> P・山井
森岡外高めライナー左前打、
相川投ゴロも山井二塁送球逸れ二封のみ、
代打福地中低め直球中前打、
1死一、二塁から、武内内フォークインフィールド遊飛、
2死一、二塁から、川島慶三中スライダー弱い二ゴロ

<7回ウラ・中日> P・木田
井端中スライダー中前クリーンヒット、
荒木投犠打、森野警戒ストレート四球、
1死一、二塁から、
ブランコ外高め直球・
三塁強襲宮本捕れず左翼左抜けていく適時打(D 7-2 S)


<8回・東京ヤクルト> P・山井 左・中川
青木外スライダー空三振、ガイエル外フォーク空三振、
畠山初球外スライダー右飛

<9回・東京ヤクルト> P・山井
宮本粘り11球目・外直球一二塁間後方内野安打、
森岡中高め直球二塁正面ゴロ4-6-3併殺、
相川外高めフォーク二塁追いつくも内野安打・代走川本
2死一塁から、福地中低めカーブ高いバウンド一ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
4連勝 2007年以来のヤクルト戦同一カード3連勝を飾った
1回2死一、三塁から和田が先制打。井上が2点三塁打で続いた。
5回には森野の適時二塁打などで2点を追加。
中田は走者を出しながらも、連打を許さなかった。
7回からリリーフの山井がセーブ。東京ヤクルトは8連敗。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


12カード連続負け越しに加え、泥沼の7連敗
それを打破すべく、昨年から7連勝中のドラゴンズキラー
館山を今季初の中4日で立ててきた東京ヤクルトですが、
ここに来て勢いを取り戻しつつあるドラゴンズには、
そのキラーさえも通用しなかったようで。

中4日のせいもあり、ボールが来ていない印象の館山から、
立ち上がり、2死からのチャンスで、
和田の食らいついてのタイムリーに、井上の右中間突破の三塁打。
ベテランのつないでの連打で、いきなり3点を奪い、
意気消沈させたことが、この日のゲームの流れを決めましたね。
その後はいつもの如くチャンスが掴めなかったものの、
中盤5回、6回で再び館山を攻め立て、ついに攻略
5回は井端の投ゴロを館山自身が弾いてしまったうえ、
拾った後の一塁へのトスがなんと悪送球に。
ミスを絡めて、中押しの1点をもぎとると、
2死二塁から、森野の鮮やか右中間オーバーでさらに追加点。
そして1点返された直後の6回先頭には、
復調兆しの和田が、外へのスライダーをしっかりとらえて、
レフトスタンドへ飛び込む2試合連続の本塁打
再び4点差となったところで、ようやく結末が見えてきたかなと。
前半戦、散々苦しめられたキラーから6点を奪い、
ついに今季初めて攻略に成功したドラゴンズ
浅尾-岩瀬の勝ちパターンを休ませられる大勝で
こちらも今季初となる東京ヤクルト戦3タテに成功!
お立ち台には、先制攻撃の原動力となった
ベテラン2選手がそろって上がることとなりました。


中4日で館山を立てなければならないほど、
苦しいチーム状態が続いている東京ヤクルト
しかしこちらもそんなことはかまわずに、
1試合1試合に集中しなくてはいけない。
たとえ相手がじり貧であろうが、勝てるときにはすべて勝つ
8月末の神宮では雨のため、やり損なった
東京ヤクルト戦3タテが地元でできてほんとよかったですね。
そして後半戦では初となる4連勝
一週前の新潟ではある意味「底」を位置していた打線も、
井端がマルチ、森野・ブランコがタイムリー、
そして和田が2試合連続の本塁打と、だいぶ復調してきた感が。
さらに落合監督いわく「対館山要員」。
しかもこれがラストチャンスだった井上が、
今季初の長打となる三塁打を放ち、チームを勢いづける。
首位とのゲーム差こそ離れていますが、
まだまだ上を、そして前を向いていることが
十分にわかる攻撃となったこと、がとてもうれしく思いましたね。

残り試合はもう20試合を切った。
さらに次週は今月のヤマともいえる9連戦
それを前にしても、モチベーションを下げることなく、
良い雰囲気で向かっていけるのは、とても大きいのでは。
9連戦の最後には、首位・巨人との直接対決も控えていますし、
なんとか踏ん張って、もう一波乱起こしてほしいものですね。

秋の収穫祭宣言!9月も半ばに入り、
「秋の収穫祭」となっていく終盤。
キラー攻略及び3タテで、
それへの弾みがついたと思います。
さらにキツイ戦いが続きますが、
一つでも多く勝って
ぜひとも「実り多き秋」にしてもらいたいところ。
そのためにも明日からの9連戦、しっかり戦い、
さらなる波乱2位からも起こしてくれることを期待しています。

それでは、相変わらず
ベシャリが上手すぎる井上選手のお立ち台ボイスをどうぞ!


☆ウィナーズ・ボイス(13日)

◎和田一浩

<2試合連続の26号を含む2安打2打点>
「(2日連続のお立ち台、今日もナイスバッティングでした)
ありがとうございます。
(まずは先制の場面。2死一、三塁、どんな気持ちで打席へ)
そうですね、あのう、なかなかあのう、
勝ててないピッチャー(館山)だったんで、
あのう、チャンスは、あのう、少ないと思ってたんで、
あのう、この打席を逃せば、えー、またチャンスが
えー、なくなるんじゃないかなって気持ちで、
えー、絶対打とうという気持ちでバッターボックスに入りました。
(2死からつくったチャンス、そしてらしい上手い右打ち)
いやあのう、上手さはないと思うんですけどね、
あのう、自分の中ではもう目一杯だったんで、
えー、それがヒットという形になってよかったと思います。
(その先制点で波に乗ったが、第3打席にも2試合連続の本塁打。
あれはどんな気持ちで打席に入ったのか)
あのう、ちょっと1点取られて、あのう嫌な雰囲気だったんで、
あのう、ランに、ランナーに出ようかなと思ったら、
えー、たまたま、あのう、打球が上がって、
ああいう結果になったと思うんですけども、はい。
(打った感触は)
そうですね、あのう、まあ芯に近かったんで、
あのう、ホームランになるとは思いました。
(チームは後半戦に入って初の4連勝。
自身の打撃の調子も徐々に上がって来ているのでは)
まあちょっと分からないですけどね。
あのう、とにかく1打席1打席、あのう、
集中してやっていきたいと思います。
(残り20試合を切っている。
それでもこんなにたくさんのファン。一言お願いします)
えーと、あのう、1試合1試合、えー、ほんとにあのう、
全力で、えー、精いっぱいやっていきたいと思います。
えー、また、えー、声援よろしくお願いします!」


<1回、先制タイムリー談話>
「先制のチャンスだったので、先制できてよかったです」

<1回2死一、三塁、集中力を極限まで高めていた。
カウント2-1から3球ファウルで粘った後、
外角低めに食らいついた。執念のライナーは
ライト前で弾み、先制点をもたらした>
「(館山は)全部の球種が勝負球になるようなピッチャー。
チャンスは少ない。ここは絶対打つ。
来た球に食らい付いていくしかないと思った」

<6回にはとどめを刺した。
初球のフォークをフルスイングし、2試合連続の26号ソロを左中間へ。
竜の右打者で館山から本塁打を放ったのは
昨年8月7日(松山)のデラロサ以来>
「真っすぐを待っていたけど、うまく反応できた。
取られた後だったので、すぐに取り返せてよかったです。
最近チームが勝っていない投手だけに、
きょうこそは何とかしたいと思っていた。
(セ・リーグで)一番勝っている投手だし、
簡単に勝てる相手ではないけど、攻略できたのは大きい。
ずっとやられていたし、一つ光明が見えたかな」

<今季の日曜日の打率は.363、7本塁打。
デーゲームがやりやすいのか。観客が多いと燃えるのか。
偶然を強調したが、頼もしいデータには違いない>
「たまたまです」

<これでチームはデーゲーム11連勝。
お立ち台へ登る直前、スタンドで観戦していた家族へ大きく手を振って>
「(家族が)来ると打てないことが多いんです。
きょうも本塁打を打った後に球場へ来たんです。三振だけを見せちゃいました」
カメラブログ中スポサンスポ時事通信ニッカン


◎井上一樹
<1回2死一、二塁で、右中間を破る2点適時三塁打>
「(久しぶりのお立ち台。まずはこの大きな歓声に応えて下さい)
あのう、なかなか僕もヒットが、で、出ませんで、
えー、初ヒットの時にちょっとお恥ずかしい形をね、
みなさんに見せてしまいましたけども、
ただあのう、こんなに数字の少ない、
なかなかヒットが出ないというなかで、
みなさんが本当に温かい声援をくれているのが、
すごい励みになっています。いつもありがとうございます。
(追撃点となったタイムリー、どんな気持ちで打席へ)
あの時はあのう、ベン(和田)がね、あのう、執念というか、
食らいついてね、いって打ったヒットだったんで、
なんとかこのう、つないでくれた和田に対して、
もちろん今まで迷惑をかけているこのチームに、
えー、これは絶対に打たなきゃいけないという気持ちはありました。
それが抜けてくれて、本当にうれしかったです。
(打った感触は)
感触ですか? あのう(相手の)セカンドが、
えー、森岡くん、去年までいた森岡くんでしたけども、
ジャンプした時に『捕るなー!』って思いましたね。はい。
(場内爆笑)よかったです。彼(森岡)が
ちょっと身長(172センチ)がちっちゃかったんでね。助かりました。
(今日はそのタイムリーで勢いが乗ったと思うが)
はい、あのう、結果的にね、あのう、
今日はこうやって、えー、立つことはないだろうなと思った
このお立ち台に立たせてもらったんで、またこれを励みに残り試合を、
えー、本当にみなさんの声援をいただけるように頑張ります。
(それでは改めて残り試合に向けて、ファンに一言お願いします)
はい、あのう、温かい声援をいつもありがとうございます。
これからまた、秋の、えー、収穫祭にドラゴンズは入っていきます(笑)。
またその収穫祭にですね。みなさんの声援が僕らの力になりますんで、
えー、今後ともどうぞよろしくお願いします!」


<タイムリー三塁打談話>
「久々にきれいなタイムリーだったので、気持ちよかったです」

<1回2死一、二塁。痛烈なライナーが
昨年まで中日にいた森岡の頭上を越えていくと、
大歓声を独り占めにしながら、一塁と二塁をけった。
三塁に足から滑り込むとスタンドがさらにわいたが、
いつものような派手なガッツポーズは見せなかった。
途中から失速しながらも、2年ぶりの三塁打。
塁上で静かに息を整えながら、成し遂げた仕事の余韻に浸って>
「セカンドを回ってからは『サイドブレーキ』がかかっている感じだった。
その後は足が張ったけど、気持ちのいい張りだった。
ポーズを取れなかったのは、まだ余裕がないから。
今まで迷惑をかけた分、絶対に打たなければならなかった」

<20年目の左打者は対館山の秘密兵器だった。
右打者はことごとくやられてきた右腕に、
昨年まで18打数7安打2打点。打率.389と結果を残していた>
「あんまり覚えがないんだけど…」

<今年はほとんど2軍だったがプラスに作用することもある>
「ボクは今シーズンずっと1軍にいたワケじゃない。
館山への苦手意識というのは、2軍に長くいた自分にはピンとこない」

<自然体で打席に立ち、1-1からの3球目をたたいた。
打球は鋭いライナーで二塁手の頭を越え、そのままフェンスに到達。
今季は11日に27打席目にしてようやく初安打が出たばかり。
どん底で苦しんできたが、大事な場面で大きな一打を放って>
「シンカーかフォークか。
落ちる球に自然にバットが出た。体が反応した」

<天敵を仕留め、ほんの少し肩の荷が下りた。
打率.034だった自身の名前を書き込んだ指揮官の意図にも応えた>
「監督に対しても、チームにも迷惑はかけられない。
『監督もどんだけガマンしてるんだ…』ということも考えた。
申し訳ないという気持ちが多分にあったので、
1打席目だけでも応えられたのは良かったですよ」

<開幕から2軍暮らしが続いていた6月、
若手とともに汗を流していたベテランが
グラウンドを見つめながら思わず弱音を吐いた。
38歳ながら格闘家のように鍛え上げられた肉体に自信を持ち、
プロ20年目の今シーズンも衰えを感じることはなかったが、
1軍から呼ばれない状況でさすがに弱気になったという>
「そんなつもりはないけどさ。
こういう状況が続くと引退した後はどうなるんだろうとか
考えてしまうこともある…」

<藤井の離脱で今後もカギとなる6番。
打てば勝利が近づく。8月以降初の4連勝となったが、
うち2試合で井上が打点を挙げている>
「ウチの3、4、5番は他チームよりもすばらしいので、
責任はずっと感じていたし、いいところで回ってくるから、
そこで打てるのと打てないのとではチームの雰囲気が変わってくる。
難しいところですけど、何とかしたいなと…」
カメラブログ中スポ中日新聞サンスポスポニチ名古屋ニッカン


○森野将彦
<3点リードの5回2死二塁から右中間を破る適時二塁打。
直後にブランコが打点を挙げたが、打点王争いはピタリと追走>
「なるべく甘い球を待って、一発で仕留められました」
カメラブログ、中スポ)

○トニ・ブランコ
<7回1死一、二塁から左翼線への適時二塁打。
5回に同僚の森野の適時打で並ばれたが、直後に97打点。
1回には2死一塁から中前打でチャンスメークするなど勝利に貢献>
「とにかく走者をかえすことを心がけたよ」
(中スポ)

○荒木雅博
<32歳の誕生日を迎えたが、3打数無安打1犠打。
苦手な館山の前に今季19打数無安打と封じ込められ、
バースデーヒットを飾ることはできず苦笑い。
昨年まで.450だった誕生日打率は23打数9安打の.391に>
「打てる球を打っていないね」
(中スポ)

○石嶺打撃コーチ
<苦手の館山をようやく攻略。胸をなで下ろして>
「きょうも抑えられたら怖かった。これは大きい」
サンスポ

○立浪和義
<兼任コーチの出番はこの日もなし。
ナゴヤドームの試合はこの日含めてあと10試合となっていたが、
2試合連続で出番がなかった。
週明けは広島戦。記憶に残る一打を披露したいところ>
「残り試合が少なくなってきたからね。
もうひとつ仕事できるように頑張っていきたいね」
(中スポ)


○中田賢一
<6イニング2失点で今季4勝目も反省>
「決して調子は良くなかったが、防がないといけない所もあった。
与えなくていい点を与えないようにしないと」

<これで7月上旬に再昇格してからは、
東京ヤクルト戦は登板4試合で2勝0敗、防御率2.08。
一度も負けておらず、逆に得意な相手になってきている>
「抑えているイメージもないですけど、悪いイメージもないですね。
気にせずに集中して投げることができました」

<初回を無失点に抑えると、波に乗った。
2回に相川の適時右前打、6回にガイエルの23号ソロで
1点ずつを奪われたものの、リードは許さなかった。
140キロ台中盤の直球やスライダーなどを使い、
被安打はわずか5本と、この日も手玉に取った>
「最近、序盤の入りがよくなかったので、
思い切って腕を振ることを意識しました。
初回を抑えられて、それでリズムに乗っていけました」

<東京ヤクルトとはCSで対戦する可能性もあるだけに、
好投が続いていることは大きな意味があるが>
「CS? まだ先のことですから。
まずは目の前をしっかり見て、1戦1戦集中して投げたい。
(東京ヤクルトに)悪いイメージがないのは、いいかもしれません」
カメラブログ中スポ時事通信毎日jp

○山井大介
<4点リードの7回から2番手で登板。
3イニングを無失点で今季2度目のセーブをマーク。
7回こそ1死一、二塁のピンチを招いたが、その後は封じて無失点。
8、9回は二塁を踏ませることなく締めた。
春先は不振にあえいだが、8月末から安定した投球を披露している>
「何イニングでもいける準備はしています。
セーブはつきましたが、とにかく信頼を取り戻すというか、
どんな場面でも結果が残せるようにしたいと思っています」
(中スポ)

○谷繁元信
<中田と6イニング、山井と3イニング。
9安打を浴びたが失点は2点だけ。防御の要はこの日も頼もしかった>
「きょうの中田はつかみどころがなかったですね。
良くなったと思ったら、急にバランスが悪くなったり…」

<アップダウンの激しかった中田の尻をたたき、なだめ、励ます。
この手綱さばきがあればこそ、チームはこの位置にいる。
先発マスクをかぶったのは、この日83試合目で55勝28敗。
ほぼ2勝1敗のペースということになる。
チームはすでに昨季(71勝)を上回る白星を積み上げ、
3年ぶりの80勝到達も確実、貯金は今季最タイの23。
自身の先発で27。いかに大きな存在かがよくわかる>
「そんなに貯金がありましたか! やはり捕手ですから、
自分が任された試合に勝つことにはこだわっています」

<あと2日で大きな『勲章』を手に入れる。
15日に今季の出場選手登録日数が145日に達し、FA権を取得する。
過去に3度取得した選手は自身を含め4人いるが、4度目はない。
ましてや肉体的に過酷で、経験が問われる捕手という
ポジションなのに高卒1年目から全くロスなく取得し続ける、
驚異の球歴を象徴する快挙である>
「そのために(あえて)使ってきたというのもありますが、
素直にうれしいですね。
誰もいないんでしょ? 1軍にいなければ取れない資格ですからね」

<97年に横浜に行使残留し、01年は中日に移籍、
05年は中日に行使残留を選択した。さて21年目の選択は?
5度目は狙わず、残留を基本線に考えているよう>
「今度は使うことはないと思います。
それより球団が契約してくれるのか…。そっちの方が心配ですよ」
(中スポ)


○落合監督
<7月の9連勝以来の4連勝。
試合後水を向けたのは、館山の先発を見越して、
4試合連続スタメン起用し、結果を出した井上。
水を向ける理由を説明して>
「きょうはカズキ(井上)に聞いてやってくれや。
中4日で館山が来るのは分かってた。
だからそこまでガマンしたんだから。
きょう打てなかったらファーム(2軍)だった。だから、カズキに聞いてやって」
中スポサンスポ朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(13日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
オリックス-中日 22回戦
(13日・あじさいスタジアム北神戸)
 D 100 000 403 = 8
 Bs 002 100 000 = 3
[勝] 長峰(21試合7勝1敗1S)
[D本] 谷6号 新井9号2ラン
[Dバッテリー] 中里、岩田、長峰、平井、金剛、パヤノ - 小田、清水将海
公式サイト・戦評

○新井良太
<ウエスタン・オリックス戦(北神戸)で7回の第4打席。
同点打の柳田を一塁走者に置いた2死から
本柳のスライダーをとらえた打球は
ライナーで左翼ネットに突き刺さった。
8月28日・阪神戦以来6試合ぶりの9号2ラン。
主砲のバットがチームを2年ぶりのリーグ優勝に一歩近づけて>
「真っすぐに振りまけないようにと思って。
でもスライダーが来てちょっと泳いだけど、うまく拾えました」

<ここ5試合で19打数2安打と打撃不振に陥っていた。
残り5試合になってからのキーマンの1人として
辻2軍監督から名前を挙げられていた男が、期待に応えた。
3安打1四球2打点の活躍に>
「監督から名前を挙げられていたので。大事な試合で打ててよかった」

<いよいよ15日から敵地・鳴尾浜で阪神と直接対決2連戦。
2連勝ならチームの優勝が決まる大一番。気を引き締めて>
「打つ、守る、走る、のすべてにおいて
いっときも気を抜かないように死に物狂いでやりたい」
中スポ

○辻2軍監督
<期待に応えた新井に目を細めて>
「柳田の(2-3からの)同点打も大きかったけど、
2死になってから新井がよく打ってくれた」
中スポ

○福田永将
<9回に右腕・山崎正貴から
左中間にダメ押しの2点適時二塁打を放ち、3安打。
1、2打席は左腕・中山から左前打と右前打を放っていたが>
「左腕のときはよかったけど、右腕になってからの
第2、第3打席(いずれも三振)はタイミングが合わなかった。
でも最後(9回)は合わせられた」
中スポ

○長峰昌司
<雨天中止となった前日に先発予定だった左腕が
ウ・リーグトップタイの7勝目。
2点を追う6回に登板して2イニングを無安打無失点。
打線が7回に逆転したため勝利を手にして笑顔>
「ゼロに抑えてチームが勝って良かった」
中スポ


◇山内壮馬
<将来を嘱望される右腕に願ってもないチャンスがやってきた。
今秋、ドミニカ共和国で行われるウィンター・リーグに
派遣されることになり、喜びを隠さなかった。
今や「ドミニカ」は1軍への登竜門。
中田、吉見、高橋、川井…。投手陣の中核を担う若竜たちは、
いずれもウィンター・リーグをきっかけに大きく羽ばたいた>
「そうだとすれば、本当にうれしいです。
前々から『行きたい』と思っていたんです。
チャンスだと思ってやるしかありません。
(今季大ブレークした)川井さんを見習い、
1軍で貢献できるようにボクもドミニカで成長したい」

<派遣されたからといって、出番が保証されているわけでない。
まずは『大リーグ予備軍』とも言われる若手有望株との
競争に勝たないことには、マウンドすら登れない。
その辺りの事情は、ドミニカで実績のある
長峰らから予習し、十分知っている。
ドラフト1巡目の高評価を受けて入団した右腕も
気付けば未勝利でプロ2年目を終えようとしている。
来年は勝負の3年目。川井と同じような飛躍を遂げるため、
異国で過ごす数カ月を無駄にはしない>
「最低限、試合に出たい。そのうえで先発ローテーションに入る。
必死で結果を残せば、何かをつかめるはず。
自分の真っすぐやスライダーがどれくらい通じるか試します」
(中スポ)

2009年9月13日 (日)

和田井上バックの好捕が竜救う、小笠原6勝目!

山本昌の今季初勝利、井上の涙の初安打と
投打のベテランの活躍で東京ヤクルトとの初戦を取ったドラゴンズ。
15時開始のデーゲームとなった第2戦は、
3回井端の適時打、4回和田の2ランとリードを奪う優位な展開。
しかし終盤、3番手・浅尾がつかまり2点を奪われると、
9回には守護神・岩瀬が2死満塁と一打逆転のピンチ。
迎えた代打川本が左中間抜けそうな当たりを放つも、
レフト和田が必死の好捕で、ヒヤヒヤながら逃げ切っての連勝。
粘りの投球で7回途中無失点の小笠原が6勝目をマークしました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 22回戦
(12日・ナゴヤドーム | 中日10勝12敗)
36090人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日 ×
[勝] 小笠原(18試合6勝2敗)
[S] 岩瀬(52試合2勝3敗39S)
[D本] 和田25号2ラン
[Dバッテリー]
小笠原、河原、浅尾、岩瀬 - 谷繁

◇対東京ヤクルト22回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数2安打1打点)
2 (二)荒木  (3打数無安打)
3 (三)森野  (4打数3安打)
4 (一)ブランコ (3打数無安打1打点)
5 (左)和田  (4打数1安打2打点)
6 (右)井上  (3打数無安打)
7 (中)英智  (3打数2安打)
8 (捕)谷繁  (2打数無安打)
9 (投)小笠原 (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・東京ヤクルト> P・小笠原(中6日)
飯原外直球空三振、川島慶三高め外れ四球、
青木外スライダー左飛、
デントナ外スクリュー・右方向伸びていく当たり・
井上フェンス際ジャンピング好捕・小笠原救う

<1回ウラ・中日> P・押本
井端中高め直球中前打、
荒木バント投前小フライ・
押本ショートバウンドでつかみ一塁アウト・
一走井端スタート遅れ一二塁間挟殺=ダブルプレー

<2回・東京ヤクルト> P・小笠原
ガイエル外低めカーブ左中間突破二塁打、
宮本外直球二ゴロ進塁打、
1死三塁から、田中浩康内低め直球空三振、相川敬遠、
2死一、三塁から、押本内直球見三振

<3回ウラ・中日> P・押本
英智初球外スライダー右前打、谷繁送れず外直球見三振、
小笠原きっちり投犠打、
2死三塁から、井端外直球一二塁間抜く右前適時打(D 1-0 S)

<4回・東京ヤクルト> P・小笠原
ガイエル外直球見て四球、
宮本中スライダー中飛、
田中浩康内低めスライダー止めたバット投ゴロ1-4-3併殺

<4回ウラ・中日> P・押本
森野中高めカーブ一二塁間破るヒット、
ブランコ内高め直球空三振、
1死二塁から、和田中高め直球ジャストミート・
一直線レフトスタンド中段飛び込む2ラン本塁打(D 3-0 S)

井上内直球見三振、英智外スライダー三遊間抜くヒット、
谷繁中低めフォーク見て四球、
2死一、二塁から、中フォーク空三振

<5回・東京ヤクルト> P・小笠原
相川8球粘るも外直球空三振、押本内スライダー空三振、
飯原外カーブ打ち上げ中飛

<5回ウラ・中日> P・押本
井端内直球中飛、荒木外スライダー遊ゴロ、
森野初球外フォーク右中間突破二塁打、
2死二塁から、ブランコ外スライダー空三振

<6回・東京ヤクルト> P・小笠原
川島慶三外直球中前打、青木ストレート四球、
無死一、二塁から、デントナ外スクリュー・
引っかけ遊正面ゴロ6-4-3併殺、
2死三塁から、ガイエル外低め直球見三振、

<7回・東京ヤクルト> P・小笠原 右・小池
宮本内直球遊直、代打野口内スライダー・
三塁ボテボテゴロ森野素手で掴むも内野安打、
相川2-3から中低め直球右飛、
P・河原
代打畠山外直球遊ゴロ6-4二封

<8回・東京ヤクルト> P・浅尾
飯原内直球中飛、川島慶三中高め直球二正面ゴロ、
青木中高め直球三遊間抜くヒット、
デントナ背中当たる死球・代走森岡、
2死一、二塁から、ガイエル初球外直球一二塁間抜く適時打・
ライト小池ファンブルエラーその間森岡三進(D 3-1 S)
2死一、三塁から、宮本初球ど真ん中・
投返し足下抜いていく適時打(D 3-2 S)
2死一、二塁から、野口内フォーク空三振

<8回ウラ・中日> P・吉川昌宏
荒木初球シュート右太もも直撃一旦ベンチ下がるも一塁へ、
森野6球目荒木二盗、森野中シュート流し打ち左前打、
無死一、三塁から、ブランコ初球内低めシュート・
センター伸びていく打球・青木フェンス手前つかむも犠飛(D 4-2 S)

1死一塁から、和田外スライダーひっかけ遊ゴロ6-4-3併殺

<9回・東京ヤクルト> P・岩瀬
相川内低め直球コンパクト中前運ぶヒット・代走福地、
代打吉本外シュート空三振、
飯原内高め直球引っかけ投ゴロも岩瀬二塁悪送球エラー、
1死一、三塁から、川島慶三内高め直球空三振、
2死一、三塁から、青木粘られ2-3外スライダー外れ死球、
2死満塁から、代打川本8球粘られ2-3中入るスライダー強振・
左中間抜けるかという当たり・和田懸命に追いかけ腕のばし好捕!
三者残塁、試合終了。


【ゲームレビュー】
逃げ切って3連勝 小笠原が6勝目

3回に井端の右前打で先制し、4回1死一塁から和田の2ランで加点。
1点差とされた8回にはブランコの犠飛で突き放した。
先発の小笠原が7回途中まで4安打無失点に抑え6勝目。岩瀬が39セーブ目。
東京ヤクルトは終盤の追い上げも及ばず、
今季ワーストの7連敗で、12カード連続の負け越しとなった。
公式サイト共同通信社時事通信ニッカン式スコア


雨強く降る東京駅から新幹線で向かった
年に一度のナゴヤ遠征。
ナゴヤドームも雨の影響でやや足下が滑りましたが、
最後はヒヤヒヤながらも
約1年ぶりの生観戦で勝利をつかめてよかったなと。
まあ終盤、相手打線に反撃こそされはしたものの、
全体的には、先発投手がしっかり7回途中まで投げ、
打線は先制・中押し・そしてダメ押し。
さらにはバックがしっかり守って、ピンチを救う好捕。
TVのスポーツニュースでは敗れたチームの方ばかりが目立っていましたが、
ドラゴンズ的には、決して悪くはない勝利だったと思います。


それにしても、最初から最後まで好捕に救われましたね。
立ち上がりに難のある小笠原、
今回も川島慶三に四球を与えるなど、やや慎重。
さらに2死からのデントナの当たり。
今回はFCでチケットを取った一塁側内野席から見ていたのですが、
打った瞬間は正直「行ったな」と思いましたし、口からも出ました。
しかしライトフェンス際、井上が見事なジャンピングキャッチ!
あのプレーが小笠原を本当に救いましたね。
前夜、ようやく出た涙の今季初安打。
この日のスタメン発表の際も、かなり沸いていましたが、
相変わらずヒットこそ出ない井上ですが、
このワンプレーでそれらをすべて補ったかも。
まあできれば打ってほしいものの、チームに弾みをつけるプレー。
そういうことができる選手の存在は大きいなと改めて思いました。

一方、最後といえば、やはり和田さん、
いや「和田様」といっても、決してバチは当たらないでしょう。
一打同点の場面となった9回2死満塁、
2点リードでマウンドに上がった守護神・岩瀬でしたが、
対東京ヤクルト戦、通算防御率6.00、
やはり相性の問題も今季に関してはあるのかも。
先頭の相川にうまくセンター前に運ばれると、
1死から飯原をうまくひっかけさせたものの、
焦ったか、まさかの二塁悪送球。
終わったとバンザイしていたスタンドも、
思わずエーッ!となりましたし、やや空気が変わった感も。
しかしそこは百戦錬磨、
切り替えて川島慶三を三振に取って、ツーアウト。
この日当たっていた青木とは勝負したものの、
結局はフルカウントからスライダーが外れて四球。
満塁とはなってしまいましたが、まあこれは仕方ない。
ただ続く代打の川本の粘りには、やや苦しんだかなと。
球審の微妙な判定もあって、決めさせてもらえず、
ファウル3球のあと、ボールでフルカウント。
最後はスライダーを振らせてと思っていましたが、
なんとそれが真ん中に入ってしまう始末。
強振した打球は左中間に向かってぐんぐん伸びていく。
正直これもかなりヤバイと感じましたし、抜かれると思いました。
しかしここで必死の守備を魅せたのが、和田様。
打球に対し一直線に追っていくと、
最後は腕を必死に伸ばしての見事なランニングキャッチ!
その瞬間思わず立ち上がってバンザイ!
同時にホッとしましたね。
4回のライナーでの2ランとともに、攻守の主役。
お立ち台にあがった際には、もちろん大歓声を送らせてもらいました。


まあ8回に登板した浅尾が
2死から捕まったことで、若干もつれはしましたが、
東京ヤクルトの状態の悪さに助かりましたね。
小笠原は持ち前の粘りの投球で、6イニング2/3を無失点。
ランナーを背負うことが多かったですが、要所を締めていましたし、
中盤やや疲れこそ出たものの、まずまずの投球だったと思います。
また岩瀬に関しても、結果ヒヤヒヤにはなったものの、
自らのエラーさえなければ、すんなり終えられたでしょうし、
そんなに心配はないのではないかという印象ですね。

ナゴヤドームで久々の連勝。
首位チームが雨天中止だったため、ゲーム差も若干縮まりました。
追い上げはするものの、抜ける力は現状ないスワローズ。
そうなると今度こそはヤク戦カード3タテを喰らわしてほしいですね。
デーゲームの第3戦の先発は、おそらく中6日で中田が濃厚。
ノーゲームとなった神宮以来の対戦となりますが、
自信をこめた投球でツバメ打線を眠らせたままにしてほしい。
また打線に対しては、もしかしたら中4日で館山が来るかも?
キラーとの対戦となりますが、勢いの差でそれを制してくれれば。
あれだけやられていた対戦成績も、10勝12敗となりましたし、
10月予定の神宮含め、残り2試合しっかり勝って、
CSに向けて、苦手意識さえも払拭してほしいなと願います


☆ウィナーズ・ボイス(12日)

◎和田一浩

<4回の25号2ラン、9回2死満塁の好捕と攻守で活躍>
「(みなさん最後ヒヤヒヤして見てました)
そうですね、あのう、僕もドキドキしながらボールを追いました(笑)。
(大きな勝利になった)
そうですね。あのう、いい形であのう、勝てたと思います。
(いい形で勝った一打がホームラン)
うーん。(大歓声)
ずっと、あのう、苦しんでたんですけど、
えー、ほんと一月(ひとつき)ぶり、あのう、
ホームランが打てて、自分の中で、あのう、すごくホッとしています。
(1-0からほしいところでの打った瞬間に分かるホームラン)
あのう、ホームランを打とうと思ってた訳じゃないんですけども、
えー、しっかりした形で、あのう、打ちたいなっていうのが、
ああいうホームランという形につながったと思います。
(チームは苦しい時期があったが、ここに来て連勝は大きい)
えーと…、まあ9月に入ってようやく何とか、
あのう、本来の姿というか、形になってきたと思うんで、
えー、これからはもっともっと勝っていけるように、
頑張っていきたいと思います。
(残り19試合、クライマックスシリーズに向けてもメッセージを)
えーと、先のことは考えず、あのうとにかくあしたの1試合、
えー、勝つことに全力を尽くしていきたいと思います。
えー、大きな声援よろしくお願いします」


<4回1死一塁、約1カ月ぶりの25号2ランを放つ。
押本の直球をジャストミート。打球はレフト席中段に突き刺さして>
「久しぶりにホームランが打てて、ほんとに良かったです」

<練習中に落合監督からアドバイスを受け、
すぐに結果が出た。笑顔をのぞかせて>
「久しぶりにバットの芯に当たった感じ」

<守備では9回2死満塁で、代打・川本の左中間への飛球を
落下地点まで一直線に走って好捕。抜ければ逆転されていた当たり。
チームを救うプレーだったが謙虚に>
「誰でも捕れる。思ったよりも詰まっていたからね。
そこまでいっぱいいっぱいじゃない」
カメラブログ共同通信社時事通信毎日jpニッカン


◎小笠原孝
<6イニング2/3を4安打無失点の好投で今季6勝目を挙げる>
「(ナイスピッチング!)ありがとうございます。
(和田のホームランをどんな気持ちで見ていたか)
いやもう、打った瞬間、ホームランだと思って、
あのう、まあ、あのう、ホームランもそうなんですけど、
最後の(和田さんの)プレーといい、初回の井上さんのファインプレー、
ああいうんで、僕は今日はリズムに乗れました。
(打撃でもしっかりバントを決めてそのあとの1点だった)
まあ、そうですね、はい。
バントはあまり得意じゃないんですが、
まあ、やることはやって、で、その結果だと思いますけど。
(そして無失点ピッチング。今日の投球を振り返って)
うーん、まあ、ランナー毎回のように出してたんですけど、
えー、見てる方はヒヤヒヤしていたと思いますけど、
まあでも自分の中で、粘り強く、
ランナー出しても粘り強くと思ってたんで。はい。
(一時チームが苦しい状況のなか、
ここでの連勝は自身にとっても、チームにとっても本当に大きい)
そうですね。あのう、今はすごい大事な時期っていうのは、
自分でも分かってますし、チームがあのう、すごく良い雰囲気で、
その流れに自分も乗っていけるようと思って、マウンドに上がりました。
(残り19試合、その後も待っている。どんな投球をしたい)
まあ、まだ残り試合あるんで、今日みたく
粘り強く、あのう、気合で、やっていきたいと思います」



<今季最多の4四球を与えて、球数は111球。
だが、要所を締めて無失点で乗り切った。野手に感謝して>
「今日は球数が多かったけど、
1回の井上さんのプレー(好捕)に助けられ、乗っていけた。
野手の守りに助けられてリズムに乗ることができた。
残り試合も、きょうみたいに気合で投げたい」
サンスポ時事通信ニッカン


○井端弘和
<3回2死二塁、右前にタイムリーを放つ>
「先取点がとれてうれしいです」
カメラブログ

○岩瀬仁紀
<ヒヤヒヤ救援で39セーブ目をマーク。
2点リードの9回から登板。相川の中前安打に自らの失策も絡んで2死満塁。
球審の微妙な判定にも泣かされ
最後の川本を左飛に打ち取るまで9球を要したが、
8月29日の東京ヤクルト戦で白星を消していた
先発・小笠原に白星をプレゼントできてホッとした表情>
「苦しかったけど(判定は)しようがない」
スポーツ報知


○落合監督
<東京ヤクルトの追い上げをかわして3連勝。
試合後の会見で試合に関する取材を事実上、受け付けない意向を示す>
「何でオレが話さなくなったかわかるか。
選手に直接話すことにした。
これまではマスコミを使って選手にメッセージを伝えてきたけれど、
新聞を読んでいない選手がたくさんいるから。
当分、オレから野球の話はないから。一つ一つ答える必要も無い」
朝日新聞毎日jp

2009年9月12日 (土)

お待たせ山本昌躍動初勝利&井上涙の初安打!

2009年9月11日・対東京ヤクルト戦(ナゴヤドーム)。
おそらく投打の2人のベテランにとっては
忘れられないゲームになるんじゃないかなと。
スコア的には3-1と平凡ながら、
ファンにとってもインパクトの残るであろう今季124試合目。
44歳26年目投手・山本昌、38歳20年目外野手・井上一樹、
ようやくながら、「今季初」をともに記録しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 21回戦
(11日・ナゴヤドーム | 中日9勝12敗)
28869人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日 ×
[勝] 山本昌(4試合1勝2敗)
[S] 岩瀬(51試合2勝3敗38S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
山本昌、山井、浅尾、岩瀬 - 小山、谷繁

◇対東京ヤクルト21回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数2安打)
2 (二)荒木  (3打数1安打)
3 (三)森野  (2打数1安打1打点)
4 (一)ブランコ (3打数無安打)
5 (左)和田  (1打数1安打1打点)
6 (右)井上  (3打数1安打1打点)
7 (中)英智  (4打数無安打)
8 (捕)小山  (2打数無安打)
9 (投)山本昌 (2打数無安打)

【イニング経過】
<1回・東京ヤクルト> P・山本昌(今季4試合目・中89日)
福地外スクリュー二ゴロ、川島慶三外スクリュー中飛、
青木外力入り四球、デントナ内スクリュー詰まりながら中前打、
2死一、三塁から、ガイエル2-3内スライダー三邪飛

<1回ウラ・中日> P・ユウキ
井端外スライダー右前打、荒木初球捕犠打、
森野ストレート四球、ブランコ内外れ四球、
1死満塁から、和田外直球持っていき右犠飛(D 1-0 S)
2死一、三塁から、井上初球内高めカット詰まり三飛

<2回・東京ヤクルト> P・山本昌
宮本外直球右飛、田中浩康外スクリュー二ゴロ、
相川外一杯137キロ直球見三振

<3回・東京ヤクルト> P・山本昌
ユウキ外スクリュー二ゴロ、福地粘るも内138キロ詰まり二飛、
川島慶三粘るも内低め136キロビシッと見三振

<4回・東京ヤクルト> P・山本昌
青木初球内高めスクリュー右飛、
デントナ内直球詰まらせ中飛、
ガイエル内高めスライダー右翼線二塁打、
2死二塁から、宮本内高めバットへし折り遊ゴロ

<4回ウラ・中日> P・ユウキ
和田内外れ四球、井上初球三塁線ゴロ・エンドラン和田二進、
英智センター返しも青木前進回転キャッチ、
小山敬遠気味四球、
2死一、二塁から、山本昌外直球空三振

<5回・東京ヤクルト> P・山本昌
田中浩康外低め直球中飛背走キャッチ、
相川中低め直球中飛定位置、ユウキ外直球空三振

<5回ウラ・中日> P・ユウキ
井端外カット引っ張り三遊間抜くヒット、
荒木バントバスター決まらず2-3・
内スライダー引っ張り遊撃逆突く左前打、
森野4球目・荒木二盗、
無死二、三塁から、森野中フォーク打ち上げ中犠飛・
井端タッチアップ際どいながらタッチかわして生還(D 2-0 T)
1死二塁から、ブランコバットの先遊ゴロ進塁打、
2死三塁から、和田敬遠気味四球、
2死一、三塁から、井上初球内高めカット・
バット折られながら、左前落とす適時打・
今季27打席目初安打・井上感無量一塁ベース上涙目(D 3-0 T)


<6回・東京ヤクルト> P・山本昌 右・小池
福地外スクリュー空三振、
1死から、川島慶三初球中高め直球・
左翼最前列飛び込む本塁打・山本昌天仰ぐ(D 3-1 T)
青木中スライダー三邪飛、デントナ内高め直球中飛

<7回・東京ヤクルト> P・山井
ガイエル内低めスライダー外れ四球、
宮本内低め直球見三振、
田中浩康内スライダー・
カットのようなスイング二ゴロ4-6-3併殺・山井ホッ

<8回・東京ヤクルト> P・浅尾
相川内高め直球右中間飛、代打飯原外フォーク中飛、
福地外外れ四球、川島慶三外スライダー中飛前進キャッチ

<8回ウラ・中日> P・木田
英智内直球高いバウンド三ゴロ、
代打立浪外直球流すも三ゴロ、代打谷繁中直球三正面ゴロ

<9回・東京ヤクルト> P・岩瀬
青木内シュート高いバウンド二塁内野安打、
デントナ内直球中前落ちるヒット・代走野口、
無死一、二塁から、ガイエル中高めスライダー伸びなし一邪飛、
1死一、二塁から、宮本中高め直球二インフィールド飛、
2死一、二塁から、田中浩康外シュート右正面飛、試合終了。


【ゲームレビュー】
山本昌が今季初勝利

山本昌が6イニング3安打1失点で1年ぶりの勝利を挙げた。
6回に一発を浴びたが、それ以外は安定していた。
打線は1回に和田の犠飛で先制。
5回に森野の犠飛と井上の左前打で2点を加えた。
東京ヤクルトは2度目の6連敗で借金5。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


ともに今季はファーム暮らしが長く、
顔を真っ黒にしながら、若竜と汗を流してきた2人。
まずは、27打席目の初安打となった井上のタイムリー。
5回2死一、三塁から、ユウキの内角球に
バットを折られながらも、レフト前に落とした貴重な一打。
そろそろヒットが出るんじゃないかとは思っていましたが、
決して会心ではないものの、逆にああいう当たりだったことが、
かえってよかったんじゃないかなと。
本人も一塁上でウルウル状態でしたが、ほんと感動しましたね。
まだこれで終わりじゃないですが、ようやく落ち着くでしょうし、
今後も味のある活躍をさらに期待したいところです。


そしてそれとともに、いや、それ以上にうれしかったのは、
やはり今季4度目の登板で「初勝利」を挙げた昌さん。
ようやく1軍に勝って、帰ってきてくれました!
先発の谷間となっていたこのゲームでしたが、
正直、自分的には山井が来るんじゃないかと思っていました。
しかし中スポの予想が的中し、再昇格即先発。
ただ立ち上がり、やはり上がっていたようで動きが硬かったですね。
真っすぐのスピードこそ、140キロが出ていましたが、
球威、制球ともに今ひとつで、ファウルで粘られる始末。
これまであまりコンビを組んでいない小山との息も
合っていないのではと、多少心配気味に見ていましたが、
2死一、三塁のピンチで、ガイエルを詰まらせたのが大きかったですね。

相手先発のユウキが昌さん以上に制球定まらず、
直後の1回ウラ、2四球を絡めて和田の犠飛で先制。
満塁のチャンスにもかかわらず、援護は1点のみでしたが、
その1点が逆に適度な緊張感となったのかも。
しかし援護をもらった2回以降の
御大の投球は素晴らしかったですね。
CS解説の権藤さんも言っていましたが、まさに「躍動」。
緩急を使い、テンポ良くアウトを重ねるさまは、
それまでの1軍登板では見ることができなかった姿。
それはやはり暑いなか、ファームでローテーションで投げ続け、
結果を残してきた力と、ようやく来たチャンスを
絶対逃さないという強い気持ちがあったからじゃないかなと。
中盤以降、若干外野に飛ばされはじめるも、
センターの英智を中心にバックも好捕。
そして5回には森野の犠飛と井上の涙の適時打でさらなる援護。
3点差になって勝利を確信したか、
6回に初球甘く入って、川島慶三に一発をあびたものの、
それを含めてもわずか3安打、4奪三振1四球。
6イニングを100球で投げきり、ようやく掴んだ通算205勝目。
それは同時に、セ・リーグ新記録となる22年連続勝利に。


44歳の誕生日をまさか0勝のまま過ごすとは
おそらく昌さん本人も考えていなかったでしょうし、
得意の夏を過ぎ、秋となってからの初勝利となりましたが、
逆に遅れたことが、26年にもなるプロ生活において、
違った意味での1ページとなり、
さらなる投球の「深み」というものにつなげられるのでは。
確かに今季は若い投手が成長して、
自身の調子がよくても1軍に上がれない。
ある意味フラストレーションもたまったかもしれませんが、
それでも気持ちを切らさず、頑張ってきた。
野球の神様もしっかり見ていてくれたようで、よかったですね。
もちろんファンとしても、おそらく今季はダメだろう。
このまま1つも勝てないんじゃないかと思っていましたが、
ここに来て、終盤大事な時期に来て、
昌さんの復活勝利が見ることができて、とてもうれしかったです。

まあ次週は9連戦もありますし、
今回の好投で次のチャンスももらえたでしょう。
喜びもひとしおとは思いますが、1勝ではダメ。
残り試合は少ないものの、さらに勝ち続け、
ベンチの信頼をさらに高めていってほしい。
夢の日本シリーズ初勝利のためにも、
今季「最後まで頑張って」、
さらに勝利に貢献する姿を楽しみにしたいと思います。

それでは久々となる昌さんのお立ち台トーク、お楽しみ下さい!


☆ウィナーズ・ボイス(11日)

◎山本昌

<6イニング3安打1失点で今季初勝利を挙げる>
「(白星を待ちわびていたファンの大歓声に応えて下さい)
いやあのう、ね、本当にあのう、ありがたいですね。はい。
うれしいです。はい。
(通算205個目の白星、道のりは長かった、遠かった)
ええあのう、ね、えー、本当に苦労しましたけど、
まあでも、こういう日がくると思って、
えー、頑張っといてよかったなと思います。
(6月以来の先発。顔も真っ黒に日焼けして
若い選手たちと一緒に混じって3カ月間、
どのような気持ちで過ごしていたか)
いやあのう、ね、こういう風に、あのう、
えー、必ずチャンスがくると思ってね。
えー、気持ちを切らずに頑張ってました。はい。
(初回はちょっと緊張感があったか)
そうですね。ちょっとあのうね、
えー、立ち上がり苦労しましたけど、
まあでもあのう、小山が良いリードしてくれましたんで、
えー、本当助かりました。
(すいぶんと飛ばしてMAX140キロ、今日の投球を振り返って)
えー、あのう、途中からね、
えー、コントロールも、えー、良くなってきて、
まあもう1回くらい投げたかったんですけども、はい(笑)。
(9月に入っての白星は自身でも予想外だったと思うが、
改めてこの白星の意味、何か違いがあるか)
ええ、あのう、ね、本当にあのう、
ここまで時間がかかったってのは初めてなんですけど、
まだこれからね、大事な試合もありますし、
えー、頑張っていきたいなと思います。
(これで22年連続の白星、大野豊氏の21年連続を抜いて、
セ・リーグでまた1つ、勲章を手に入れた)
(大歓声に)ええあのう、本当に…(大歓声)
ね、何かすごいですね。はい。
(ただこれは通過点。また次に向けて、クライマックス、
日本シリーズに向けての頼もしい初白星。その辺りは)
いえ、あのう、そこのね、
そこで頑張るために頑張ってきてますんで、
え-、今度こそ最後まで頑張りたいと思います。はい。
(次の投球も大いに期待しています、
その拍手にもう一度応えてください)
え、頑張ります、はい」


<先発談話>
「最後の1点がもったいなかったけど、
久しぶりにしては責任回数をしっかり投げて、良かったかなと思います」

<プロ初勝利を挙げた1988年から
セ・リーグ新記録となる22年連続勝利となったが、
会心の笑顔をのぞかせて>
「ピンとこないが、すごいことなんだろうなと思う。
そんなに続けられたのは、自分でもびっくり。
(体が)丈夫なんだなと。周りの人のおかげです」

<ファーム生活は炎天下、屋外練習の毎日。
投げるたびに白い二の腕が見え隠れした。
26年目。ポストシーズンに向け、頼りがいある『兄貴』が戻ってきた>
「1軍に合流して、違う世界みたい。
これで落ち着いてやれるかな。次のステージもある」
カメラブログサンスポ時事通信毎日jpニッカン


<みなさまのお陰で22年連続勝利を記録することができました>
『5回に一樹君が今季初ヒットを打ったところで、
きょうはいけるんじゃないかと思いました。
ずっと2軍で一緒に頑張ってきた仲間ですしね。
直後にホームラン打たれてちゃ、シャレにもなりませんが(汗)。
それから小山君もいいリードをしてくれたし、
英智君をはじめバックのみんなも好守備でもり立ててくれて、
気持ちよく投げられました。
それに、今日の大歓声ももちろん、
2軍戦でもいただいたたくさんの応援にも感謝します。
40歳過ぎて2軍で100イニングも投げるとは思いませんでしたが
「もういいです」って思わずに投げ続けてきて本当によかった。』
(「山本昌公式ホームページ」より引用)


○森バッテリーチーフコーチ
<9月1日からの広島3連戦でチェン・川井・吉見が先発して3連敗。
3人の経験不足を指摘する一方で、ベテランの復調を信じていた>
「下(2軍)にはマサ(山本昌)がいる」
毎日jp


○井上一樹
<今季27打席目での初安打は貴重な追加点となる左前打。
2-0の5回2死一、三塁で、バットを折りながらも左前へ落とすと、
一塁ベース上で目を潤ませた。20年目・38歳は感激の面持ちで>
「チームの皆に迷惑と心配をかけていたから、
プロ野球生活で一番うれしいヒットかもしれない。
ヒットを打つのはこんなに難しいものかと身に染みた。
試合後にメールがパンクするぐらいきて、
いろんな人の支えがあったんだなと感じた。
この時期にヒットを打ってないのは自分でも予想だにしなかった。
野球人生の中でも大きな1本だった」
公式ブログカメラブログサンスポ時事通信

○和田一浩
<初回1死満塁、右翼に大きな先制犠飛を放つ。
3カ月ぶりに1軍のマウンドに上がった
ベテラン山本昌を、初回からしっかりと援護して>
「先制のチャンスだったので、最低限の仕事はできました」
カメラブログ毎日jpニッカン


○落合監督
<会見室に登場すると微笑を浮かべ>
「何かしゃべんなきゃいけないの?」

<今季初勝利の山本昌の投球に>
「まあまあじゃないの?」
(中スポ、サンスポ毎日jp

2009年9月11日 (金)

吉見粘投14勝、岩瀬復活11年連続50試合達成!

初戦チェンが2安打完封、2戦目岩田に3安打完封返し
対照的な2戦を経て迎えた甲子園での阪神との3戦目。
打線が奮起して、初回3連打で素早く先制すると、
同点後の4回には谷繁のバックスクリーン弾で勝ち越し。
さらに同点の7回、井端の中前適時打で再び勝ち越すと、
9回にも荒木の適時打でダメ押しの1点を追加。
投げては先発・吉見が粘り強い投球で7イニングを2失点。
そして2点リードの9回には、守護神・岩瀬が久々マウンドへ。
11年連続50試合登板のメモリアルをきっちりと無失点締め。
吉見が14勝目を挙げるとともに、今季阪神戦勝ち越しを決めました。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 20回戦
(10日・阪神甲子園球場 | 中日13勝7敗)
38377人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神
[勝] 吉見(23試合14勝6敗)
[S] 岩瀬(50試合2勝3敗37S)
[D本] 谷繁8号
[Dバッテリー]
吉見、浅尾、岩瀬 - 谷繁

◇対阪神20回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数2安打)
2 (二)荒木  (5打数2安打1打点)
3 (三)森野  (5打数2安打)
4 (一)ブランコ (4打数1安打1打点)
5 (左)和田  (4打数無安打)
6 (右)井上  (3打数無安打)
7 (中)英智  (4打数1安打)
8 (捕)谷繁  (3打数3安打1打点)
9 (投)吉見  (3打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・久保
井端内直球詰まり一飛、荒木中直球右前打、
森野外スライダーライト右落ちるヒット、
1死一、三塁から、
ブランコ外フォーク三遊間抜けていく適時打(D 1-0 T)
1死一、二塁から、和田内直球打ち上げ捕邪飛、
2死一、二塁から、井上外フォーク遊ゴロ


<1回ウラ・阪神> P・吉見(中6日)
赤星外フォーク左方向飛球和田スライディング好捕、
平野内スライダー中飛、鳥谷内フォークハーフスイング三振

<2回・中日> P・久保
英智中フォーク空三振、谷繁外直球中前打、
吉見スリーバント失敗、
井端初内高め直球レフト線落ちる二塁打、
2死二、三塁から、荒木外高め直球二ゴロ


<2回ウラ・阪神> P・吉見
金本外直球左越えフェンス直撃二塁打、
新井初球中高め直球遊越え左前打、
無死一、三塁から、葛城外フォーク二ゴロ4-6-3併殺の間(D 1-1 T)
リン粘られ10球目外フォーク右前打、
2死一塁から、狩野146キロ中直球空三振

<3回・中日> P・久保
森野内カット詰まり中前落ちるヒット、
ブランコ内高め直球打ち上げ遊飛、
和田4球目久保フォークワンバウンド狩野大きく逸らす・
森野二進後躊躇しながら三塁狙うも暴走タッチアウト、
和田内カット叩きつけるも平野飛びつき好捕


<3回ウラ・阪神> P・吉見
久保空三振、赤星外直球三ゴロも森野弾いて左前打、
平野プッシュ気味二犠打、鳥谷スライダー高め浮き四球、
2死一、二塁から、金本外低め直球打ち損じ中飛

<4回・中日> P・久保
井上チェンジアップ高いバウンド二ゴロ、
英智内直球詰まり二ゴロ平野腕伸ばし好捕、
2死から、
谷繁外高め直球センターバックスクリーン本塁打(D 2-1 T)

<4回ウラ・阪神> P・吉見
新井外カット一飛、
葛城外スライダー遊ゴロも井端一塁悪送球エラー、
リン初球外フォーク二ゴロ進塁打、狩野敬遠、
2死一、二塁から、代打桧山外シュート伸びなし右飛

<5回ウラ・阪神> P・吉見
赤星浅い中飛、平野中フォーク見て四球、
鳥谷外シュート二ゴロも荒木トンネルエラー
1死一、三塁から、金本中高め直球右翼フェンス際犠飛(D 2-2 T)
2死一塁から、新井外スライダー打ち上げ二飛

<6回ウラ・阪神> P・吉見 右・小池
葛城内スライダー空三振、リン内高めスライダー二飛、
狩野初球外スライダー三ゴロも森野悪送球エラー、
2死一塁から、アッチソン外直球投ゴロ

<7回・中日> P・アッチソン
英智初球中カーブ三遊間破るヒット、
谷繁初球投犠打、吉見そのまま打たせて空三振、
2死二塁から、
井端外低めスライダー中前運ぶ適時打(D 3-2 T)

<7回ウラ・阪神> P・吉見
赤星内直球左前方飛球・和田スライディング好捕、
平野外スライダー一塁強襲ヒット、
鳥谷内シュート三ゴロ5-4-3転送も一塁セーフ、
2死一塁から、金本外フォーク前進右飛

<8回ウラ・阪神> P・浅尾
新井内スライダー詰まり一邪飛、
葛城外高め直球中越えフェンス直撃二塁打・代走水田圭介
リンストレート四球・塁詰める、
1死一、二塁から、狩野中高め直球中飛、
2死一、二塁から、代打高橋光信中高め直球差し込ませ遊ゴロ

<9回・中日> P・桟原
英智外スライダー中飛、
谷繁初球外直球ライト線落とすヒット、
代打立浪3球目・桟原暴投谷繁二進、
立浪外直球二ゴロ進塁打、井端低めスライダー見て四球、
2死一、二塁から、
荒木内高め直球振り抜き左前適時打(D 4-2 T)

<9回ウラ・阪神> P・岩瀬(8/29以来・50試合目の登板
代打浅井内スライダー空三振、
代打関本内スライダー引っ張り左翼線突破二塁打、
1死二塁から、鳥谷外スライダー中途半端投ゴロ、
2死二塁から、金本初球内スライダー弱い二ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
3年ぶりの阪神戦勝ち越しを決めた

粘り強く投げた吉見が7イニング2失点でリーグトップに並ぶ14勝目
打線は2-2の7回に井端の適時打で勝ち越し、
9回に荒木の左前打で加点した。
競り負けた阪神は8カードぶりに負け越し。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


中盤まで点を取っては追いつかれという展開でしたが、
終盤以降、打線が上手く繋がっての勝ち越し・ダメ押し
立ち上がりこそ制球定まらず、苦しい投球だった吉見も、
持ち前の粘り強さで凌ぎ続けると、後半は本来に近い投球に。
そして浅尾につなぎ、9回ウラは久々の守護神
11年連続50試合登板という
メモリアルが「復活」への舞台となりましたが、
ヒット1本打たれたものの、スライダーはまずまずのキレ。
中軸を相手にしながら、きっちりと無失点で締めて
23日ぶりのセーブをマークすると、こちらも久々となる勝利の儀式へ。
「最後は岩瀬で」というフレーズを、
9月初めて使っての勝利は、とてもうれしいものとなりましたね。
特にこのところ連敗し、やや調子を落としていた吉見と、
3試合連続救援失敗などもあり、状態がかなり心配されていた岩瀬
ともに徐々にながら、本来の調子を取り戻せたことは
今後に向けて、大きかったと思います。


ゲーム的には、先手先手を奪う展開。
たとえ追いつかれたとしても、
ホームランやタイムリーによってではなく、
ゲッツー崩れ犠牲フライによるもの。
まあ井端・荒木・森野と内野陣に1個ずつエラーが出るなど、
若干締まらない部分もありましたが、
悪いながらも吉見自身がマウンドで踏ん張り、粘れたことが
7イニング2失点(自責1)、そして14勝目に繋がったと思いますね。
立ち上がりこそ、制球、キレともに今イチでしたが、
後半以降は、徐々にボールが低めに集まりだし、
ストライクを容易に取れるという本来の吉見らしさが出てきましたし、
このような投球ができれば、さらに勝ち星が増やせるのでは。
お立ち台では、お子さんについての話題はなかったですが、
それでもようやくパパとして、白星を報告できるのはうれしいでしょう。
「上を向いて、前を見て、1つでも多く勝っていく」
今後に向けて、そう意気込んだ背番号19
その言葉の如く、先発陣の軸としてチームを引っ張ってほしいです。


また9回に8試合、12日ぶりに登板した岩瀬
このところ負けが続いていたこともあり、
守護神の復帰試合は実に延び延びとなっていましたが、
逆にこれだけ間隔が開いたことが、今回は生きたかも。

おかえり、岩瀬!もちろん悔しい思いを胸に、
ずっと調整してきたでしょうが、
いくつもの荒波を乗り越えてきた
我らが守護神ですし、
きっと戻ってきてくれると、
ずっと思っていました。
そして迎えた久々のマウンド。
関本のレフト線の二塁打にはハッとしましたが、
宝刀・スライダーがまずまずよかったですし、
鳥谷・金本と相手の中軸相手に全く打撃をさせず、
きっちり締められたことで、1つ落ち着いたのではないでしょうか。
奇しくも前人未到の記録達成のマウンドとなりましたが、
今回も試練を乗り越え、また前に進み出した守護神
残りシーズン、ポストシーズン、さらにその力を発揮し、
勝利ゲームの最後を締め続けてほしいと願います。


それまで7カード連続で勝ち越していた阪神
しかしドラゴンズのカベは厚く高かったようですね。
まあもっか3位争いが白熱しているものの、
10数ゲームも離れているチームにあっさり勝ち越されてはいけない
そんな思いもあっただけに、この1勝はとてもうれしかったです。
残り試合も少なくなってはいるものの、
目標が消えない限り、2位のチームも頑張らないといけませんし。

甲子園で勝ち越したチームは、
地元に戻り、週末は東京ヤクルトとの3連戦。
今季ここまで分が悪いツバメ相手ですが、
かなりの絶不調のようですし、ここは逃さず叩いておかないと。
しかしその初戦、ドラゴンズ的には久々の先発の「谷間」。
予想が実に難しい状況となっております。
今朝の中スポには「マサきょう先発あるぞ」と出ていましたが、
大ベテラン再昇格即復帰登板となるのか。
それともこの3連戦中継ぎで登板のなかった山井が来るのか。
はたまたカードの頭、小笠原を中5日で持ってくるのか。
いろんな憶測もありますが、誰が来てもしっかり投げて、
久々となるナゴヤドームでの勝利を期待したいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(10日)

◎吉見一起

<苦しみながらも阪神打線を7イニング5安打2失点。
リーグトップタイとなる14勝目をあげる>
「(ナイスピッチングでした)
はい、ありがとうございます。はい。
(自身連敗中だったが、どんな気持ちでマウンドへ)
いやあのう、マウンドに上がったら、
何も考えずに行ったんですけれども、
あのう、この1週間しっかり自分の悪かったところを
しっかり見つめ直してやってきた結果だと思います。はい。
(7イニング2失点、今日のピッチングを振り返って)
まああのう、毎回ピンチの連続でしたけども、
僕らしく粘り強く投げれたかなと思います。
(粘りのかいあって、打線が7回に1点取ってくれた)
そうですね、はい。もう…勝てればいいので。
はい、うれしかったです。
(阪神戦は初勝利になる)
そうですね、はい。あのう…初勝利になります(笑)。はい。
(どんな気分ですか)
いや、特にあれはないですけど、
まあ1つ勝てたってことがうれしく思います。はい。
(甲子園、敵地で勝ったという、気持ちを聞かせて)
うーん。まあ、そうですね、
まあ地元、僕の地元でもあるので、
あのうテレビ放送もしていると思いますし、
あのう、そういうところで、そして甲子園で勝てたことは、
自分でもうれしいと思います。
(自身も連敗を脱出し、チームも勝負どころに突入)
そうですね。あのう、残り試合少ないですけども、
あのう、上を向いて、前を見て、
あのう、1つでも多く勝っていきたいと思います。
(これからもいいピッチングを期待しています)
はい、ありがとうございます。頑張ります」


<先発談話>
「(前回)ふがいない投球をしたので、
同じことを続けないことと、今回のような投球が、
次もつなげられたらなと思います」

<5回1死一塁で荒木が鳥谷の二ゴロをトンネル。
併殺に仕留めるはずが、1死一、三塁とピンチを広げた。
不意に訪れたが、それでも冷静に状況を判断する余裕があった。
気落ちせずに、金本には右犠飛を許したものの、
続く新井を外角スライダーで二飛に仕留めた>
「ホームランだけ気をつければいい」

<この夜、守備陣の乱れは一度だけではない。
4回には遊撃・井端、6回には三塁・森野が
立て続けに一塁へ悪送球。その度に踏ん張った。
3日の広島戦では森野の失策をきっかけに大量点を失った。
ミスの後に踏ん張り切れず、そして敗れた。
今回は同じ轍を踏まなかった。平然とこう言って>
「前回は僕が踏ん張れなかったのが敗因だった。
フォームとかではなく、意識の問題。
野手とはお互いに助け合うのが当たり前ですから」

<思い出のマウンドでの『初白星』になった。
02年のセンバツで、大阪・金光大阪高のエース・吉見は
森岡良介(中日-現東京ヤクルト)が中軸にいた
高知・明徳義塾高と対戦したが、4-7で初戦敗退した。
甲子園球場で先発するのは、それ以来7年ぶり。
もちろん勝ったのは初めて。
これまで阪神戦ではナゴヤドームで3度先発して勝てなかったが、
敵地で殻を突き破り、プロ4年目で待望の阪神戦初勝利>
「ボクにとっては地元でもありますし、
こういう場所で勝てたのはうれしいですね」

<生まれて間もない愛息へ贈る、最高のプレゼントができた。
8月25日に第一子の嶺(りょう)くんが誕生。
以来、3試合目の先発で『パパ』として初めて勝った>
「(子どもが)生まれてから勝ってなかったので良かったですね。
早く子どもに勝ちを報告したいと思っていました。
ウイニングボール? それはないです」

<抜群の安定感で、防御率はいまだに1点台(1.82)をキープ
最多勝という栄冠も、そして日本一奪回という夢も。
今の右腕にはすべてをかなえる力がある>
「残り試合は少ないですが、上を向いて、前を向いて投げます」
中スポサンスポおおさか報知時事通信スポニチ名古屋ニッカン


○井端弘和
<7回2死二塁、勝ち越しの中前タイムリーを放つ。
ハイライトは見慣れたシーンから始まった。
同点で迎えた7回、無死一塁から谷繁が送りバントして、走者は二進。
投手・吉見がそのまま打席に立って三振。
2死二塁、今年、落合監督がよく使う作戦である。
ただ、いつもと違ったのは谷繁がその前に
勝ち越しソロ本塁打を含む2打数2安打だったこと。だから燃えていた>
「(打ったのは)スライダー。
本塁打を打ったバッター(谷繁)に
送りバントをしてもらったので、何が何でも打とうと思っていました。
それに谷繁さんが送ったあとの打席は、
7割5分くらい打っている感じがする(実際は11打数7安打の打率.636)。
絶対に打てると思って打席に入りましたね」

<もう1つ、燃える理由があった。
4回1死から葛城の遊ゴロをまさかの悪送球。
今季6個目の失策は失点には結びつかなかったが、
ミスはバットで取り返すしかない。名手は試合後笑顔になって>
「エラーをしていましたからね。
絶対に打たなきゃっていう強い気持ちだけ持っていった」

<極度の疲労感と脱力感に襲われた8月下旬。
右目がウイルス性の感染症に襲われ、
キャンプを満足に消化できなかった代償だった。
筋力トレーニングを嫌う男が、テレビCMの間に腹筋、背筋を鍛えるなど、
夏場の不振を見越して予防線を張っていた>
「本当にしんどかった。
でも、シーズンに入ってから鍛えた分、持ちこたえたかな」

<首位・巨人が勝って、優勝マジックは13。
数字は逆転優勝の厳しさを物語る。
残り21試合中、直接対決が6試合。
心は折れちゃいない。目も死んでいない>
「まだあるよ。ひと波乱起こすから」
中スポサンスポデイリー

○谷繁元信
<一時は勝ち越しとなる特大弾&3安打猛打賞。
同点の4回2死、フルカウントから久保の141キロ速球を
フルスイングすると打球は大きな弧を描いてセンターバックスクリーンへ。
今季8号は何と9月3本目。しかも1日の通算200号本塁打も含めて
3本とも先制・勝ち越し・勝ち越しと貴重な一発。
勝負のポストシーズンに向けて、この復調は頼りになる>
「よく飛んだ? そうだね。完ぺきだった。
打撃の変化? さてね。分からないよ。
まあ、分かっていたら、もっと早くに打っているよ」

<試合前の練習では後輩に威厳を見せる。
練習はじめの20メートルダッシュで3回のタイム計測を
前田と張り合い、青筋を立てながらの真剣勝負で
3度とも後輩のタイムを上回った。
最後は田村コーチが前田のスタートの踏み台に足を貸したが、
タイムは縮まらず、先輩は上機嫌>
「あんまり変わらないなあ。3連勝や」
中スポ毎日jpニッカン

○英智
<好走塁で決勝のホームを踏む。
同点の7回、二塁走者だったが、井端の中前打で一気に本塁を狙う。
タイミングはきわどかったが、判定はセーフに。
値千金の走塁に白い歯がこぼれて>
「井端さんが初球を見逃したとき、
見逃し方でタイミングが合っていると思って。準備はしていました」
(中スポ)

○荒木雅博
<9回に左前に適時打を放ち、
貴重な追加点を挙げたが、手放しでは喜べず。
5回に鳥谷の二ゴロをトンネルし、失点のきっかけをつくっていた。
自らのミスを帳消しにする一打となって>
「もっと弾むと思ったんだけど、グラウンドがでこぼこしていて弾まなかった。
あれもあったから9回には気持ちが入りました。本当に打ててよかった」
(中スポ)

○トニ・ブランコ
<1回1死一、三塁で阪神の先発・久保のカーブを左前へ適時打。
これで94打点で並んでいたチームメイトの森野を交わし、
95打点でリーグ単独トップに立った。笑顔で話して>
「最低でも外野フライでランナーをかえそうと思っていた。
欲をいえばホームランがよかったけど、打点を挙げられたのはよかった。
これでこれからも好調でいけるかな」
(中スポ)

○立浪和義
<9回1死一塁、浅尾の代打で登場。
桟原の暴投で走者が二塁へ進んだ後、
カウント1-2からの速球を振り抜いたが、あえなく二ゴロに倒れる。
それでもその間に走者が三塁へ進塁、追加点につながった。
気持ちを入れ直して>
「ランナーが進められてよかったですけど、ヒットが打ちたかった。
甲子園はあと1つ残っている(10月4日・阪神戦)から、
そこでは打ちたいですね」
(中スポ)

○浅尾拓也
<1点リードの8回に2番手でマウンドに上がり、
1イニング無失点で抑えの岩瀬にバトンをつなげた。
ただ葛城の中越え二塁打とリンへの四球で
ピンチも招いただけに、反省も口にして>
「納得は全然していないです。
ゼロで抑えることが大事ですし、
結果的に抑えられたのはよかったですけど」
(中スポ)


○岩瀬仁紀
<9回を1安打無得点に抑え、前人未到の11年連続50試合登板を達成。
過去3試合の登板では疲れが見えていずれも失点したが、
8試合・12日ぶりの登板で球に切れが戻っていた。
1死から代打関本に二塁打を浴びたものの、
鳥谷・金本を打ち取り今季37セーブ目を挙げた。
11年連続50試合登板については、淡々とした表情で語って>
「50試合登板と30セーブはステータスというか、
毎年クリアしなければいけない数字だから。できてよかったです」

<5年連続の30セーブは既に成し遂げていたが、
入団1年目から途切れたことのない50試合は、
到達直前に3試合連続リリーフ失敗という
経験したことのない壁にぶち当たった。
しかも8月28日の東京ヤクルト戦(神宮)には、
まだリードしていながらイニングの途中で代えられる屈辱を味わい>
「オレもショックだった」

<雪辱を期した翌29日も延長の末、
勝利投手となったものの、打ち込まれた。
以来チームの低迷もあって登板機会はなく、
この日が今季最長の間隔となる12試合ぶりのマウンドだった。
投げ続けてきた疲れは、実戦から遠ざかればわずかでも回復するが、
打たれた屈辱は雪辱しない限り絶対に晴れない。
弱気になりそうな心にムチ打ち、プライドだけは失わなかった>
「苦しい? それは言えないし、言わない。
言ってもしようがないから」

<登板から遠ざかっていた11日間は
9回にセーブがつく展開がなかっただけ。
常に登板には備えており、間隔が空いたマウンド。
4試合ぶりの無失点に安どの表情を浮かべて>
「違和感はなかった。いい感じで投げられた」

<セーブは8月18日の広島戦以来、23日ぶり。
こちらも05年のストッパー定着以降では、最も長いブランクになった。
悪い時期があっても、それを乗り越えるのが守護神の宿命>
「常に結果を問われているわけだから」

<これでチームは阪神戦13勝目。
CSで対戦する可能性のある相手に、3年ぶりにシーズン勝ち越しを決めた。
首位・巨人との差は7.5と縮まらないが、それでも戦力は整ってきた。
奇跡の逆転優勝、そして2年ぶりの日本一のため、
守護神は身をけずりながら最後のとりでを守る>
「これからも1試合1試合、大切に投げていく。
まだ試合は残っているので、これからも勝ちにつながるような投球をしたい」
中スポサンスポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


○和田一浩
<前日は9試合ぶりの無安打に終わったが、
打撃に不安要素を残さない。
この日は左右それぞれ片手でのティー打撃で、打撃フォームを微調整。
日頃からフリー打撃でも変化球だけにしてみたり、
山なりの緩い球を打ってみたりと工夫を重ねているが>
「主にタイミングの問題ですよ。
間を作ったり、いろんな意味がありますけどね」

<6月6日以降ここまで、常に3割をキープ。
キャンプから打撃フォームを大幅改造に着手した今季。
この日は4打数無安打に終わったが、
クリーンアップを支える巧打者は日々進化している>
「打撃フォームに、これで終わりというのはないと思います」
(中スポ)

○小山桂司
<ティー打撃で最近、ノックバットを使い、
自らトスを上げて打っているが、
8月下旬のナゴヤドームでノックの有効性を説かれ、
以来、続けているという>
「落合監督に教えてもらったんです。
ノックがきちんと打てれば、打撃にも役に立つって。
監督の言うことを自分のものにして、レベルアップしたいですね」
(中スポ)

○石嶺打撃コーチ
<指揮官の小山への指導の効果を解説>
「小山はバットのヘッドが下がることがあって。
ノックバットなら軽くて、その辺を確認しやすい。
まだまだだけど、良くはなってきたよね」
(中スポ)

○井上一樹
<試合前の練習中、落合監督の指導を受ける。
ティー打撃のさい、指揮官は自ら持っていたバットを、
ヘルメットの上へ当てがったが、
頭の上下動を少なくさせるための処置という>
「(指導の内容は)話しきれないくらい。勉強になりましたね」
(中スポ)


◇白井オーナー
<この日阪神戦が行われた甲子園を視察。
リニューアルされた同球場の視察を目的にして訪れ、
試合前には落合監督や阪神・坂井オーナーらと会談。笑顔で話して>
「改装されてからの甲子園は初めてきたけど、えらいきれいになっているね。
でもお金もかかっているみたい。そんな話をしたよ」

<阪神とはクライマックスシリーズで対戦する可能性があるが>
「『もうすぐ(3位)ですね』と(坂井オーナーに)言ったら、
『いやー』って答えていたね」

<落合監督との会話の内容については>
「あいさつ程度。きょうは勝つと思ってきたよ、と言っておいた」
(中スポ、ニッカン


○落合監督
<普段は一番最後にロッカールームから出てくるが、
この日は選手に交じって帰りのバスへ。行動は違ったが>
「…」

<試合前、白井オーナーがリニューアル甲子園の視察で訪問。
『きょうは勝つと思ってきたからな』と
声をかけられるとこう返答したという>
「勝たなきゃ困りますね」
中スポ


記録備忘録。(10日)

◇岩瀬
が阪神20回戦(甲子園)で9回に救援登板し、
11年連続の50試合登板を達成、自身のプロ野球記録を更新した。
2点リードで登場し、1イニング1安打無失点で今季37セーブ目を挙げた。
シーズン50試合登板は入団1年目からの記録で、
初登板は1999年4月2日の広島戦。
今季は5月にプロ野球史上4人目の通算200セーブを記録、
5年連続で30セーブに到達している。
通算成績は632試合で、49勝31敗230セーブ。
共同通信社時事通信

2009年9月10日 (木)

竜打沈黙3安打12三振、前夜のお返し虎に完敗。

投打の主役が活躍し、久々の大勝
甲子園での阪神との初戦を取ったドラゴンズ
しかし迎えた第2戦、先発・朝倉健太
立ち上がりの乱調を突かれ、鳥谷の先制二塁打、
リンの走者一掃三塁打などで、一挙4点を奪われてしまうと、
一方打線は相手先発・岩田の前に沈黙し、3安打12三振凡打の山
前夜のお返しとばかりの完封負けを喫してしまい、連勝ストップ。
新たな天敵の誕生を後押ししてしまったようです。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 19回戦
(9日・阪神甲子園球場 | 中日12勝7敗)
39109人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神 ×
[敗] 朝倉(22試合9勝7敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
朝倉、高橋、小林正人、ネルソン - 谷繁、小山

◇対阪神19回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数1安打)
2 (二)荒木  (4打数無安打)
3 (三)森野  (4打数2安打)
4 (一)ブランコ (3打数無安打)
5 (左)和田  (3打数無安打)
6 (右)小池  (3打数無安打)
7 (中)英智  (3打数無安打)
8 (捕)谷繁  (3打数無安打)
9 (投)朝倉  (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・岩田
井端中高めカットボール空三振、荒木内低めスライダー空三振、
森野外高め直球二ゴロ


<1回ウラ・阪神> P・朝倉(中11日)
赤星外高めシュート二塁後方内野安打、平野投犠打、
1死二塁から、鳥谷外高めフォーク左中間突破適時二塁打(D 0-1 T)
金本ストレート四球、新井フルカウント外フォーク見られ四球、
1死満塁から、葛城内フォーク空三振、
2死満塁から、リン高め甘い直球右中間突破3点三塁打(D 0-4 T)

<2回・中日> P・岩田
ブランコ内スライダー空三振、和田外シュート二ゴロ、
小池外フォーク空三振


<2回ウラ・阪神> P・朝倉
岩田ボテボテ投ゴロ、赤星中フォーク中前打、
平野エンドラン左飛、鳥谷初球赤星楽々二盗、
2死二塁から、鳥谷内直球見三振

<3回・中日> P・岩田
英智内直球空三振、谷繁外ワンバウンドフォーク空三振、
朝倉中スライダー空三振


<3回ウラ・阪神> P・朝倉
金本ストレート四球、新井内シュートうまく左前打、
無死一、二塁から、葛城中スライダー遊インフィールド飛、
リン外低め直球左飛、狩野外フォーク二ゴロ

<4回・中日> P・岩田
井端外シュート一二塁間抜くヒット、
荒木内カット詰まり遊ゴロ6-4-3併殺狙うも一塁セーフ、
森野4球目荒木二盗、
1死二塁から、森野外低め直球手が出ず見三振、
ブランコスライダー見て四球、
2死一、二塁から、和田内カットバット折られ三ゴロ


<5回ウラ・阪神> P・朝倉
鳥谷中スライダー三ゴロ、金本当たり損ね三塁線ゴロ切れず内野安打、
新井内シュート詰まり三ゴロ5-4-3併殺

<6回ウラ・阪神> P・高橋
代打関本外フォーク空三振、リン外高め直球左飛、
狩野内スライダー三遊間抜くヒット、岩田内直球見三振

<7回・中日> P・岩田
森野内低めスライダー三遊間抜くヒット、
ブランコ内低めスライダー空三振・チーム10個目、
和田内カット打ち上げ左飛、小池初球外フォーク遊ゴロ


<7回ウラ・阪神> P・小林正人
赤星内スライダー空三振、平野外スライダー空三振、
鳥谷外スライダー外れ四球、金本内低めシュート3球見三振

<9回・中日> P・岩田
井端中シュート詰まり遊ゴロ、荒木内カット打たされ遊ゴロ、
森野内直球逆方向飛球・金本追うも捕れず三塁打、
2死三塁から、ブランコ内低めスライダー空三振、
試合終了。


【ゲームレビュー】
打線沈黙 朝倉も誤算

先発した朝倉が誤算だった。立ち上がりの制球難を突かれ、
鳥谷に先制打を打たれ、その後2四球で満塁。
リンに3点三塁打を打たれ、一気に4失点。
打線もブランコが3三振を喫するなど沈黙した。
阪神の先発・岩田は球威・制球とも申し分なく、
3安打、12奪三振で今季2度目の完封。
公式サイト共同通信社時事通信ニッカン式スコア


快勝した前夜の、ものの見事な『裏返し』。
阪神先発・岩田に翻弄されて、わずか3安打での完封負け
あれだけ繋がっていた打線が、そろって沈黙
キレの良いスライダーや、カットボールが、
右打者の内角に食い込んで、まともな打撃が出来ないありさま。
まさに手も足も出ず『お手上げ』という感じでしたね。
確かに初回4点という大量援護に守られていた部分もありますが、
あれだけの投球を一貫して、最後までやられては、
今回に関しては、相手があっぱれとしか言いようがないでしょう。

岩田にやられた…。それにしても、
これで岩田には
今季2敗、通算では5敗目。
前日の記事で万が一、
阪神がCSに進出した際には、
チェンという存在が
かなりのアドバンテージとなると記しましたが、
逆に岩田には大きく立ちふさがれてしまうかもしれませんね。
まあ今回がベストでそれ以上にはならないとは思いますが、
大舞台で今回のような惨状にならないよう、対策が必至
左打者には弱いというデータもあるようなので、その辺も一案かも。
まあ阪神が勝ち上がってくるとは限りませんが、
備えだけは施しておくことが大切でしょう。


お付き合いしてくれたのかどうかはわかりませんが、
巨人も敗れ、ゲーム差は7.5ゲームとそのまま。
ただマジックの方はまた一つ減ってしまいました。
前夜の快勝を生かせなかったのは残念ですが、
しっかり切り替え、勝ち越すことで持ち直してくれればと。
第3戦の先発予想は、中6日で吉見が濃厚。
ここ2試合、結果を残せず苦しい右のエース格ですが、
チェン同様にしっかり投げ分けての投球を期待。
そこに打線の援護を加え、勝って地元に戻ってほしいです。


★プレーヤーズ・ボイス(9日)

●朝倉健太

<今季阪神から4勝した相性の良さを発揮できず、
1回に4点を奪われ、そのまま敗戦投手になった。
決定打になったのは2死満塁で
リンに許した右中間突破の走者一掃三塁打。
実際のコースはむしろ外角高め。
打球の抜けた右中間を恨めしそうに見つめて>
「インサイドに投げるつもりが甘く入ってしまいました。申し訳ないです」

<コントロールに苦しんだが、最も悔やんだのは
1点先制されなおも1死一、二塁で新井に与えた四球。
前夜の8日はチェンが見事な完封勝利。
そのいい流れを『独り相撲』で壊してしまい>
「新井さんへの四球が痛かった。
(谷繁さんからは)ゲッツーというか、
ゴロを打たせていこうという言葉をもらったのですが…」

<前回8月28日から中11日での登板。
言い訳にしなったが、球速は走らず、制球も安定しなかった>
「登板間隔が空いたことは気にしていなかったんですが…」

<2回以降は、5回まで無失点。
要所を締めるピッチングで持ち直したが>
「初回の四球がすべてです」
朝倉ブログ「阪神戦投げました~甲子園」、中スポ
サンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

●谷繁元信
<金本に四球を出した後にマウンドに向かったが、
その後も切り替えられなかった朝倉の投球内容を責めて>
「それ(四球)よりリンに打たれたところ。
あそこで抑えていれば1点ですんだわけだから。
よーいドンで4点はつらいよね」
中スポサンスポ時事通信スポニチ名古屋


●小林正人
<7回に3番手で登板。赤星・平野・金本と
3人の左打者から3個の三振を奪い、元気よくベンチに戻り>
「点差とかそういうことは関係なく、
出ろと言われたときにしっかり低めをつかなきゃいけませんから。
四球(鳥谷)がもったいなかったとは思いますが、それ以外はできたかな」

<今季は鳥谷・ブラセルを含めた左打者5人を7打数無安打、5三振。
トラ打線からすれば、厄介な存在となっている>
「打たれていないとは知らなかったです。
でも、試合数がそう多いわけじゃない。
コーナーをしっかりつくことに集中したいです」
(中スポ)

●高橋聡文
<6回に2番手で登板。2死から狩野に左安打を許しはしたが、
無難に1イニングを2奪三振でゼロ封と好調を維持>
「ヒットはゴロだったのである程度仕方がない。
どんな場面で投げても、きょうのようなピッチングを続けます」
(中スポ)

●マキシモ・ネルソン
<4点を追う8回に登板し、新井・関本・リンを三者凡退。
直球の最速は154キロを記録。3試合連続の無失点に>
「いい投球はできたけど、チームが負けてしまった。
あしたは勝ちに貢献できるように頑張りたいですね」
(中スポ)


●森野将彦
<今季7度目の完封負けを喫した中、気を吐く。
この試合まで15打数2安打に抑えられていた岩田から
7回に左前打を放つと、9回には左翼線三塁打。
チームで唯一の長打を放ったが、お手上げの様子>
「相手はキレというより制球が良かった。
気持ちよく投げさせてしまった。
いろんな球種でストライクが取れて、どの球種に絞るかが難しかった。
スライダーはとらえたと思っても、そこからさらに曲がった。
特殊なスライダーだから芯でとらえたと思っても打ち損じる。
甘い球を逆方向に打たないといけないですね」
中スポおおさか報知共同通信社スポニチ名古屋ニッカン

●和田一浩
<前回対戦で完投勝利を許した岩田に、
今度は完封されてしまったが、ナインの気持ちを代弁して>
「見ての通り、やられたということです。
きょうの岩田君はコントロールが素晴らしかった。
感覚的にボールかなと思うところがストライクだった。
それぞれが狙い球を絞って、やってはいたんですが…。
それだけコントロールが良かったのだと思う」
中スポ共同通信社毎日jp

◆佐藤スコアラー(阪神担当)
<今季これで岩田に対し1勝2敗。通算で1勝5敗、防御率も2.12。
CS進出の可能性も出てきた阪神から
いやな苦手投手をつくってしまったが>
「いい投手にあそこまでコーナーに投げられると打つのは難しい。
でも、(CSで対戦する可能性もあるから)しっかり対策は練らないと」
中スポ


●荒木雅博
<4回1死一塁から併殺崩れで出塁すると、
続く森野の4球目、31個目の盗塁を決めた。
試合前まで30個でリーグトップに並んでいた赤星が2回、一歩リード。
無意識下でライバルの技に刺激されたのは間違いない>
「まだタイトルという意識はないですよ」

<これで現役5位タイとなる266盗塁目をマーク。
阪神・赤星、広島・石井琢朗、東北楽天・小坂、
福岡ソフトバンク・村松に次ぎ、広島・緒方孝市に並んだ。驚いて>
「そうなんですか。ぜんぜん知りませんでした」

<2年ぶりの盗塁王奪回を目指すが、
連続タイトルを狙う東京ヤクルト・福地もその後
神宮で31個目を決めて、いずれも譲らぬシーズン終盤。
優勝という目標がある以上、危険を冒すべきではない場面もあるが
逆に行かなければならない場合もある。
せめぎ合いの中でわずかに本音を口にして>
「意識するのは、優勝がどこか決まってからじゃないですか。
今は走れるところで走ることだけ考えています。
本当は遅いんでしょうけどね。行けるときには頑張ります」
中スポニッカン

●中川裕貴
<6回無死の場面に朝倉の代打で登場。
8日に昇格してからは初打席となったが、3球三振に倒れる。
岩田の初球スライダーを見逃すと、2球目シュートはファウル。
最後はフォークを空振りし、悔しそうな表情を浮かべて>
「2球目をちゃんと打てないといけなかった。
(味方が打てない)こういう時こそ、打って貢献できるようにしないと」
(中スポ)


●立浪和義
<点差が離れたこともあり、出番がなかったが、
岩田をなかなか打ち崩せていないことに触れ、
悔しそうな表情で試合を振り返って>
「苦手をつくってはダメなんだけどね」

<また巨人の結果を気にする場面も。
ゲーム差は大きく離れているが、諦めてはいない>
「巨人はどうなっているの? 負けてる?」
(中スポ)

●英智
<藤井の戦線離脱でシーズン終盤のキーマンになりそう。
この日の試合前は入念に右打ちを確認。スタメン出場に備えていた。
安定感抜群の守りと意外性のある打撃でチームを支える>
「試合に出ても出なくてもやることは同じ。
いつでも準備はできています。
藤井の穴はみんなで埋めるしかありません」
(中スポ)

●井上一樹
<今季、いまだノーヒットのベテランが打撃改造に乗り出す。
前日の阪神戦はスタメン出場しながらも2打数無安打。
ここまで20打数で無安打。大胆なフォーム改造の必要性を口にして>
「もう少し打つ準備を早くしないといけないかも。
いつもやっていることを変えるのは勇気がいるが、
結果が出ていないし、時間もない」
ニッカン

●浅尾拓也
<登板数の球団記録に近づいている。
過去最高は権藤博氏が1961年に記録した69試合。
それに並ぶまで残り22試合であと13試合。不可能ではないが>
「いまはそこまで考えられないですね。
抑えることと、ケガをしないことで必死ですよ」

<7月にはリーグ新の月間11ホールドで
月間MVPを獲得したとはいえ、
最近、救援失敗が目立つだけに余裕はなさそう。
ただ、不可能かといえそうでもない>
「まあ、6連戦で3試合、9連戦で4試合ならあるから、
できるかもしれないですね」

<いずれにしても結果的に達成できたら名誉なことだが>
「でも今年は最初先発でしたからね。最初から中継ぎならと思うと」
(中スポ<ドラ番記者>

◆吉見一起
<開幕から大車輪の活躍をしてきた右腕が、ここに来てもがいている。
8月25日に第1子の嶺(りょう)くんが誕生してから、
まだいい結果が残せていない。自身もはがゆく思っているという>
「生まれる前まで連勝していたんですけど、
生まれてからまだ1度も勝てていなくて。
早く子どもに勝ちを報告したいんですが。
流れが変わってしまったんですかね…」

<練習用のグラブの内側には夫人の名前である『聡子』と
刺しゅうが刻んであるなど、実に家族思いの右腕。
それだけに、結果的に子どもの誕生にタイミングを合わせるように、
急に勝てなくなった自分が情けなかった。
子どものせいには絶対したくないし、そう言われたくもない。
なんとか再び、いい流れを持ってこようと必死になっている>
「悔しくて、寝付けないこともありました」

<きょう10日の阪神戦で、3度目の正直を果たすべく
先発することが有力。勝てばリーグトップの14勝目>
「長いシーズンですから、
こういう(勝てない)時期もあるという人もいるんでしょうけど、
勝たないといけないですから。
疲れがあるとか、言ってられませんからね」
(中スポ)


●落合監督
<阪神・岩田にわずか3安打に抑えられ、今季7度目の完封負け。
球場係員らに「お疲れさん」と声を掛けながら帰りのバスへ>
「…」
(中スポ、スポーツ報知


若竜トピックス(9日)

◆プロ・アマ交流戦
中日-茨城ゴールデンゴールズ
(9日・ナゴヤドーム)
 GG 100 000 000 = 1
  D  301 000 10× = 5
[D本] 谷、新井
[Dバッテリー] 伊藤準規、佐藤亮太、赤坂、高島、岩田 - 小川、田中
中スポ

○伊藤準規
<プロ・アマ交流戦・茨城ゴールデンゴールズ戦に先発。
ルーキーがプロ入り初となるナゴヤドームでの登板。
スタンドでは家族、親せき一同が見守る中での『ドーム初陣』だったが、
茨城GG・萩本欽一監督のマイクパフォーマンスと、
試合直前の『勝たせてください』的な土下座に集中力を鈍らされた。
初回先頭の常陸牛小嶋に振り逃げ(記録は三振と暴投)で出塁を許すと、
2番・きぬの湯山田にはきっちりと犠打を決められ、
中日OBでもある3番・トヨタカローラ名古屋酒井(酒井忠晴)に
右中間への適時二塁打を許し、瞬く間に先制点を奪われた。
その後は立ち直りを見せ、計3イニングを2安打、3奪三振、無四球の
1失点にまとめ、潜在能力の高さも見せたが>
「全力で向かっていたんですけど、
思ったよりいい打者がいて、苦戦しました。
先制点を取られたときは『しまった』っていう感じでした」
中スポ

○谷哲也
<1回に左中間席へすかさず同点弾。
イニングの合間にインタビューを受けると、欽ちゃんをずっこけさせて>
「振ったらホームランになりました」
ファームブログ中スポ

○新井良太
<3回、4番打者の豪快な一発で加点>
「一発打って欽ちゃんを喜ばせようと思いました」
中スポ

2009年9月 9日 (水)

チェン快投虎完封ブランコ爆発、竜久々の大勝!

9月初勝利と引き替えに、藤井が痛い戦線離脱
逆転優勝へ向け、厳しい状況が続くドラゴンズ
CS進出に全力を傾ける4位・阪神との3連戦初戦は、
投打の主役がともに復調を見せつける活躍。
打っては主砲・ブランコが4回の先制2ランを含む
3安打4打点と爆発すると、打線もつながり14安打7得点。
投げては先発・チェンが緩急付けた技ありの投球。
3回以降完全に封じ込め、2安打10奪三振の見事な完封
久々の大勝で、好調・阪神の勢いを止めました。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 18回戦
(8日・阪神甲子園球場 | 中日12勝6敗)
39437人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神
[勝] チェン(19試合8勝3敗)
[D本] ブランコ36号2ラン 小池7号
[Dバッテリー]
チェン - 谷繁

◇対阪神18回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数1安打)
2 (二)荒木  (4打数2安打)
3 (三)森野  (5打数3安打1打点)
4 (一)ブランコ (5打数3安打4打点)
5 (左)和田  (5打数2安打)
6 (右)井上  (2打数無安打)
7 (中)英智  (4打数2安打)
8 (捕)谷繁  (2打数無安打1打点)
9 (投)チェン (4打数無安打)

【イニング経過】
<1回ウラ・阪神> P・チェン(中6日)
赤星初球投返し・チェングラブで止め投ゴロ、
平野中スライダー遊ゴロ、
鳥谷外スライダー二塁内野安打、金本外低め外れ四球、
2死一、二塁から、新井内高めスライダー三邪飛・森野フェンス際好捕

<2回・中日> P・安藤
ブランコ外直球見三振、和田内シュート右前運ぶ安打、
井上内直球打ち上げ右飛、英智中フォーク空三振


<2回ウラ・阪神> P・チェン
関本内低めクロスファイヤー見三振、
浅井外高めチェンジアップ空三振、
矢野内スライダー遊ゴロ・井端グラブ当てるも中前打、
2死一塁から、安藤内スライダー空三振

<3回ウラ・阪神> P・チェン
赤星叩きつけ高いバウンド遊ゴロ・井端捕ってから早い、
平野内直球空三振、鳥谷中途半端スイング遊ゴロ

<4回・中日> P・安藤
荒木外スライダー合わせて中前落とすヒット、森野内直球見三振、
1死一塁から、
ブランコ中入るシュート右中間飛び込む2ラン(D 2-0 T)
和田外フォークライナー左中間突破二塁打、
井上内見て四球、英智初球内高めシュート投返し中前打、
1死満塁から、
谷繁内高め直球振り切り中犠飛(D 3-0 T)

<4回ウラ・阪神> P・チェン
金本外スライダー空三振、新井内スライダー詰まり三ゴロ、
関本中低めスライダー空三振

<5回ウラ・阪神> P・チェン
浅井外高めつり球空三振、矢野内高め147キロ空三振、
安藤内149キロ直球空三振

<6回・中日> P・安藤
和田内シュート三邪飛、井上外直球遊正面ゴロ、
英智内フォーク三塁線突破二塁打、谷繁敬遠、
2死一、二塁から、チェン中フォーク遊ゴロ


<6回ウラ・阪神> P・チェン 右・小池
赤星外スライダー当てただけ投ゴロ・チェンジャンプ好捕、
平野内低め直球一直・ブランコ飛びつき好捕、
鳥谷中低め直球引っ張るも一ゴロ

<7回・中日> P・安藤
井端外スライダー中前打、荒木捕犠打、
森野外直球逆らわず左前打、
1死一、三塁から、
ブランコ外甘いスライダー右前適時打(D 4-0 T)
P・桟原
1死一、二塁から、和田0-3中高め直球遊ゴロ6-4-3併殺

<7回ウラ・阪神> P・チェン
金本外スライダー打たせて二ゴロ、新井中直球中飛、
関本外高めスライダー空三振・10個目

<8回・中日> P・西村憲
小池フルカウント中入る直球・
良い角度で伸び左翼スタンド本塁打(D 5-0 T)


<8回ウラ・阪神> P・チェン
浅井0-2谷繁マウンドへ、浅井外直球遊ゴロ、
矢野初球外直球打ち上げ中飛、高橋光信内スライダー遊ゴロ

<9回・中日> P・西村
井端三ゴロ、荒木中フォーク詰まりながら中前落とすヒット、
1死一塁から、
森野内高めスライダー右翼線落とす適時二塁打・
中継平野バックホームボール叩きつけエラー・森野三進(D 6-0 T)

1死三塁から、ブランコ初球中高め直球・
右翼フェンス直撃適時二塁打・二塁ヘッスラ(D 7-0 T)


<9回ウラ・阪神> P・チェン 左・中川
赤星10球粘るも内直球二ゴロ、平野叩きつけ遊ゴロ、
鳥谷中高めスライダー遊正面ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
チェンが今季4度目の完封勝ち 70勝に到達した
打たれた安打は2安打。三塁を踏ませず、10三振を奪った。
1回2死一、二塁を切り抜け、3回以降は1人の走者も許さなかった。
4回、ブランコが先制2ラン。さらに1死満塁から谷繁の犠飛で3点目。
7回にはブランコの適時打で貴重な追加点を挙げた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


チェン-安藤という両先発の投げ合いにより、
序盤一回り目は締まった立ち上がりとなりましたが、
4回、主砲・ブランコの鮮やかな先制弾で均衡を破ると、
以降は、久々に一方的なドラゴンズペース
先制した後も、和田二塁打、井上四球、そして英智センター返しで
満塁とすると、谷繁がきっちりと犠牲フライ。
攻略が難しいなと思われた相手エースから
一気に3点を先行できたのは、大きかったですね。
さらにチェンが立ち上がりこそ不安定だったものの、
援護をもらった以降は、まったくスキを与えない好投
球威のある真っすぐはもちろん、スライダーが抜群の切れ味。
主砲・金本、好調・新井に自分の打撃をさせず、
外野にもほとんどボールを飛ばされないという安定感
ここ何度かの登板では期待に背く投球が続きましたが、
今回に関しては、まさに文句なしの出来。
3回以降走者1人も出さないチェンに、終盤打線がコツコツと援護
特に上位がチャンスを作り、森野・ブランコで返すという
理想的な攻めができたことがよかったですね。
そして大量7点の援護をもらった左腕は、もちろん最後まで投げきる決意。
8回に若干疲れを見せたものの、谷繁に背中を押されると、
9回は三者凡退でしっかり締めて、今季4度目の完封勝利
まさにドラゴンズらしい展開での大勝は、
このところのゲームの中では一番。
久々に安心して見ることができたゲームとなりました。


主役ガッチリ!相手は、白熱する3位争いのなか、
7カード連続勝ち越しと
波に乗っている阪神
いくら今季阪神戦
2勝負けなしチェンとはいえ、
このところやや打ち込まれているだけに
ゲームがどう傾くか、序盤は心配でしたが、
そんな不安を完全に払拭するナイスピッチング
「お見それいたしました」と、思わず言ってしまいましたね。

ただ登板前のブルペンでは今一つなうえ、
立ち上がりもやや慎重な投球。
それでも初回先頭の赤星を1球で投ゴロに打ち取り、
2死一、二塁のピンチで新井を三邪飛で仕留められた。
このイニングを0で乗り切れたことで
自分のペースに持ち込めたんじゃないかなと。
それにしても、この日は持ち味のストレート以上に、
スライダーが実に効果的に決まっていましたね。
イニング経過でも分かるように、
多くの打者への決め球が通常の直球ではなく、スライダー
普段と違う配球に阪神ベンチも戸惑ったようですが、
谷繁の味のあるリードが見事に功を奏した感が。
前回の浜松で打ち込まれた際に、
「もう少し投球を勉強しないと」と話していた女房役
この日の緩急織り交ぜた配球は、
チェンを成長させる1つのヒントにを提示したのでは。
力任せにストレートを投げ込むばかりではなく、
を駆使して、効率的にアウトを奪っていく。
今回のような投球ができるようになれば、
今後さらに勝てる投手となってくるのでは。
それにしてもこれで阪神戦は3勝負けなし、防御率0.36
まさに圧倒という感じですが、
今後のポストシーズンを占う意味でも大きいですね。
万が一、阪神が勝ち上がり、CS進出となっても
チェンという絶対的な存在があれば、
かなりのアドバンテージとなるのは確かですし…。
力のある真っすぐに、キレのあるスライダー
力と技の投球で、次回以降もさらに勝利を稼いでほしいです。


一方打線は、やはり中軸が打てば勝てますね
中でも4回のブランコの先制弾が効いたなと。
立ち上がりの安藤の調子を見る限り、
正直これはなかなか打てないなと感じていましたが、
低めのシュートを右中間スタンドへ持って行った一発。
これでチーム全体目覚めたんじゃないかなと思いましたね。
藤井が骨折により戦線離脱という非常事態
代役となった英智、小池も良いところで打ちましたが、
やはりポイントゲッターとなるのは、中軸
森野・和田とともに、ブランコの調子がより上がってくれば、
やや低調なチームにも弾みが付くんじゃないかと思います。
それにしても、この日のコメントにあった
「今の自分は神様とともにある」
好調時に連発した「神様のおかげです」とともに
主砲の調子が上向いてきたことを示す指標となりそう。
「神様」コメントが残り試合でさらに飛び出すことを願っています。

投げてはチェン、打ってはブランコ
投打の主役が久々に、らしい働きをしたゲーム。
この勝利を弾みにして、2戦目もしっかりゲット。
そして阪神に久々に「カード負け越し」というものを
味合わせてくれることを、今夜は期待したいところです。


☆ウィナーズ・ボイス(8日)

◎チェン・ウェイン

<阪神打線を2安打完封、10奪三振の力投で今季8勝目を挙げる>
「(おめでとうございました)ありがとうございました。
(見事な完封、3回以降は走者も許さず完ぺき。振り返って)
いや、たまたまです。
まあ一応何とか抑えて、まあこの間、前の浜松で
投げたみたいな感じ(1日・広島戦、7イニング4失点)、
何か印象があるんで、残っているから、
まあ何とかシゲ(谷繁)さんの言った通りで
動いて、投げただけです。はい。
(谷繁が8回先頭0-2になったところでマウンドへ。
あそこは何を言われたか)
まあしんどいかもしれないけど、
何とかまあ、何とか完封して、まあ、
そのつもりでいっていいんじゃないのかって。はい。
(今日は最後まで投げきるつもりでいった?>
そうですね。最初からまあ行けるまで行きたいんで。はい。
(この2試合納得いかない投球が続いたが、
今日はかなり気合が入っていたか)
そうですね。まあ順位の方だけで、まあ注意して、
まあ、それだけでまあ十分と思うんですけど。はい。
ここ、これはまだあの、いっぱい試合あるんで、
まあ何とかこういう感じぐらいで、意識して投げたいと思います。
(今後に向けては)
まあいつもつもりで、まあ最後まで行きたいんで。はい。
(投げた試合はすべて勝つ?)
そうですね。はい。
まあ全部抑えたいんで、そういう気持ちで持っていきたいです。はい。
(応援しているドラゴンズファンにひと言)
まあみなさん、まあよく来たんで、
まあ最近、まあチーム的にまあ調子あんまり良くないんで、
まあこれからまだ試合あるんで、まあ頑張りたいと思います。
よろしくお願いします!」


<立ち上がりは球が浮き気味で、2回まで2安打1四球。
しかし3回に最速153キロを計測して三者凡退に抑えると、
その後は手がつけられなくなった。
切れのある直球はバットに当たってもファウルになり、
変化球も厳しいコースに決まった。
3回以降は1人の走者も許さず、134球で投げ抜いて>
「一球一球集中して投げた。
最初からいけるところまで、と思っていた」

<前回の反省も生かした。
1日の広島戦(浜松)ではストライク先行の投手有利の
カウントから三振欲しさで何度も痛打を浴び、4失点KO>
「前回(浜松)がよくなかったですからね。
谷繁さんに言われたように1球ずつ慎重に投げた。
今までは球数が増えるのが嫌だという気持ちがどこかにあった。
ストライクが欲しくて打たれた、あの経験が生きた。
きょうはボール球にするところは、
きちんとボールにすることを意識して、
球数が増えてもしょうがないと思いました」

<球数を気にするより、1球1球を大切にする基本に立ち返った。
結果的に9イニングで134球を要したものの、こう笑って>
「きょうは疲れはそんなにありません。
スタミナはあまりない方だけど、球数は気にしなかった」

<5完投&4完封はともに同僚・吉見に並ぶリーグトップ。
防御率は1.45へ上昇。自身初、球団では2001年の野口茂樹以来、
8年ぶりとなる最優秀防御率のタイトルにグッと近づいた。
初タイトルはもちろん、大先輩の杉下茂氏が
1954年に残した2リーグ分立後の
球団記録『1.39』の更新も現実味を帯びてきた。
杉下氏はここ数年春の沖縄キャンプで臨時コーチを務めている。
教えを受けた『師匠』の大記録は、まさに目の前>
「フォームの改善点について何度かアドバイスを頂きました。
優しくていい方ですよ」

<バックネット裏から熱烈な視線が注がれていた。
単年契約の左腕は、今オフに国内外の球団に移籍が可能。
すでにメジャー複数球団が調査活動を進行中。
自身の去就については白紙を強調して>
「まだシーズンもあるし、何も考えていません。
チームの勝利のために投げるだけ」

<必勝を期した8月25日の巨人戦に先発。
9イニング2失点ながら、チームは敗れ、そこから3連敗。
勢いが止まり、7.5ゲーム差まで広げられた。
残り23戦で予想される先発は4、5回。
成長し続ける左腕エースが、全勝して巨人に食らいつくつもり>
「いけるところまでいきます。自分のおかげで負けてるんで。
残りの試合、全部最後まで投げて勝つつもりでやります」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知
時事通信スポニチ名古屋ニッカンデイリー


○谷繁元信
<ブルペンでは最悪の状態だったというチェンについて、
女房役はこう説明して>
「よくなかった。ブルペンでストライクが1球もなかった」

<不安が先立った1回。
初球の147キロの直球を赤星が投手返し。
グラブではじきながら1アウトを取ると、転機を感じ取って>
「あれで雰囲気が変わった」

<本来は『チェン=直球』だが、
この夜ばかりは、それにひと工夫を加えていた。
直球に狙いを絞る阪神打線に対し、スライダーやチェンジアップを多投。
27アウトのうち、半分以上の『15』は変化球を決め球にして奪った。
134球の投球に成長の跡が見られたことがうれしかった>
「変化球でストライクが取れれば、
145キロの直球が148、9キロのボールに見えるもの。
真っすぐ一辺倒でない、チェンにはこういうピッチングを覚えてもらわないと」

<打っては貴重な犠飛を放つ。
4回ブランコの2ランで2点を先制し、なおも1死満塁。
カウント1-0から安藤の直球をきっちりセンターへ打ち上げた。
守ってはチェンを完封に導き、充実の表情で>
「ゴロだけは打たないようにしていました。最低限の仕事ですよ」
中スポ中日新聞サンスポ毎日jp

○森バッテリーチーフコーチ
<ブルペンでは荒れていたチェンについて>
「今年一番悪かったんじゃないか。ヒドくて見てられなかった」
デイリー

○田中監督付スコアラー
<3回以降は1人の走者も許さず、
完ぺきな形で8勝目を飾ったチェンについて>
「スライダーの制球が抜群だった」
中日新聞


○トニ・ブランコ
<4回1死一塁から安藤の甘い球を逃さず、、
ライナーで右中間スタンドに放り込む36号2ランを放つ。
9月に入って初の一発は甲子園での自身初アーチ。
これで来日1年目にしてセ・リーグ球団の
本拠地6球場でのアーチを完全制覇>
「打球が低くて入るとは思わなかったけど、神様のおかげだね」

<7月29日に早々と30号に到達し、
一時はシーズン50本ペースで打ちまくった主砲も
8月はわずか5本と大ブレーキ。
ナゴヤドームの試合でここ一番で凡退した日には、
試合後に1時間以上球場に居残ることもしばしばあった。
帰りがけに声をかければそのたび必ず同じ答えが返ってきた>
「明日は今日とは違うはずだよ」

<そんな努力を『神様』が見ていないはずはない。
24試合で11本塁打24打点と打ちまくった
交流戦の時期の好感触がよみがえってきたという。
この日は3安打して今季5度目の猛打賞。
6日の横浜戦も3安打。2試合連続の猛打賞は来日初>
「神様に背けば調子を落とす。
(絶好調だったという)交流戦のころと同じで、
今の自分は神様とともにあるんだ」

<6試合ぶりの一発で波に乗ると、
7回1死一、三塁でも中押しの右前適時打を放ち、
9回には森野とそろって適時二塁打の競演でダメを押した。
打点も94に伸ばして森野とセ・リーグトップに並んだ>
「(適時打は)走者をかえそうと集中した」

<快勝の喜びとは裏腹に7.5ゲーム差という現実がある。
ただ、逆転Vも決してあきらめてはいない。
もちろん自分のバットがその奇跡を起こすと信じている>
「我々はまだ2位にいるんだから
まだ、チャンスはあると思っているんだ。
どうなるかは神様しかわからないが、まだ何があるか分からないからね」
中スポサンスポ共同通信社時事通信スポニチ名古屋ニッカン

○森野将彦
<ブランコとの適時打競演で9回のダメ押しを演出。
1死一塁で右翼線への適時二塁打を放つと、
相手の中継ミスの間に三塁も陥れた。
直後のブランコの適時二塁打で楽々生還。
7月の快進撃を連想させる計14安打の猛攻に>
「久しぶりにつながりましたね。
トニ(ブランコ)が打つから、いい流れになった。
(7月と)同じなのかは分からないけど、いいことなんじゃないですか」
(中スポ、共同通信社

○和田一浩
<8試合連続安打となる2安打で勝利に貢献。
まずは2回に右前打。そして4回は左中間二塁打を放ち、
その後、3点目のホームを踏んだ。
それでも7回1死一、二塁で遊ゴロ併殺打に
倒れたこともあり、自分に厳しく>
「ごまかし打ちです。ストレスがたまっています。
バッティングになってない。我慢です」
(中スポ)

○小池正晃
<8回無死、左越えに7号ソロを放つ。
7月30日巨人戦で東野から逆転2ランを放って以来、43打席ぶり。
6回に井上に代わって右翼の守備に就き、
巡ってきた8回先頭のこの日最初の打席で結果を残した。
言葉は控えめながら、表情は緩んで>
「自分のバッティングをしようと思ったです。追い風に乗って入った。
ホームランになったのはうれしいですが、風もあったし、狙ったわけじゃない」

<横浜時代の05年には主に2番を打ちながら20本塁打を放った。
そのシーズンはほぼレギュラーとして492打席に立ったから、
1本塁打に要した打席数は、24.6。
今季は途中出場が多く、ここまで167打席で1本塁打当たり
23.9打席と、つまり05年以上のペースともいえる。。
風があっても誰でも打てるわけではない本塁打。少し胸を張って>
「持ち味といえば持ち味ですね」

<和田を除けば最も試合に出ていた外野手・藤井が戦列を離れ、
自動的にほかの外野手の出場機会が増えることになる。
にこやかだった顔がこれからの話になってギュッと引き締まって>
「これからも左投手の場合はスタメンということもあるかもしれない。
とにかく、自分にできることをやるだけです」
中スポサンスポ

○英智
<肋骨の骨折で出場選手登録を抹消された藤井に代わり、
中堅で先発出場したが、マルチ安打をマーク。
4回1死一、二塁で中前打を放つと、6回には左翼へ二塁打。
4回に谷繁が犠飛を放った際には、一塁走者だったが、
タッチアップで二塁を陥れるシーンもあった>
「今後に向けて、相手がいやだなと思わせることも大切です」
(中スポ)

○立浪和義
<チームが大勝したとあって、
この日の出番はなかったが、笑顔で振り返り>
「閉店ですよ。久々に腰を落ち着けて見ることができました。
またあしたから頑張ります」

<試合前は中堅の守備を練習。
フリー打撃の打球を追いかけていたが、理由を聞かれると>
「気晴らしですよ」
(中スポ)


○高橋聡文
<8年目左腕にとって1つの目標に近づいている。
前日まで40試合に登板。
目標の50試合登板まであと10試合となっている。
昨年はセットアッパー役を務めるなど、54試合に登板したが、
今年は5月に2軍落ちするなど不本意な状態。
だがここにきて安定すると重要な場面の登板も増えてきた。
残り23試合で10試合は厳しいかもしれないが>
「50は目標ですけど、いまは1試合でも多く投げて、
チームに貢献したいですね」
(中スポ)

○浅尾拓也
<甲子園での試合前練習が始まる前のこと。
関係者用レストランの厨房を訪ね
クーラーボックスを持ち込んで、氷を入れてもらっていた。
よく見るとクーラーボックスの上部には
緑色のテープが張ってあり、油性ペンで『41』と背番号が書かれている。
だが何も専用のものではない。外野で練習する投手陣用の飲料水を
冷やしておくために氷を調達していたのだ。
そしてそれは毎日、年少者の仕事になっているよう。
今季で3年目の右腕だが、年下がいたのは
山内が登録されていた5月25日から同30日の6日間だけ。
自然とクーラーボックス担当になってしまっている>
「ぼくが(投手陣で)最年少なので」
(中スポ<ドラ番記者>

◇中田賢一
<自分の道具には何も書かれていない。
正確には、自分の持ち物を示す文字以外は記していない。
座右の銘などを刻む選手が多いなか、少数派といえるが>
「自分の背番号くらいしか書いていないんですよ。
今年、ファームから戻ってきてからは、自信が持てているというか。
目の前に集中できている自分がいるんです」

<言葉に頼る必要がないほど、自分に自信を持って、
マウンドに上がれるようになったのは、
苦しいファームでの経験は生きていると分析。
不振で約3カ月間、開幕直後から過ごした。
フォームを見直したり、下半身の不安を取り除く
トレーニングをしたりするのはもちろん、
プロ入りして4年間の登板内容をDVDで全部見たという>
「ファームでいろいろやってきて。
(下半身など)体に不安がないことも自信というか、
目の前に集中できている理由かもしれません」

<1軍に復帰してからは、3勝1敗で防御率3.07とまずまず安定。
この日は通常は休日になることが多い、先発の2日後にもかかわらず
球場入りし、ランニングなどで汗を流した。
確実にどん底で生まれ変わった。文字に頼らない
確固たる自信とともに、逆転優勝に貢献しようとしている>
「一番良いときに比べれば、状態はまだまだかもしれませんが、
精神的には今までと違うというか。悪くても試合をつくれるようになって」
(中スポ)


○落合監督
<今季14度目の零封勝ちで2連勝も、3試合連続で>
「…」
(中スポ)


今日の公示。(8日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 中川裕貴外野手
公式サイト共同通信社

△中川裕貴
<2軍で打撃好調の6年目外野手がこの日出場選手登録。
藤井が肋骨骨折で抹消されたために、緊急招集となった。
2軍では新型インフルエンザ感染者が続出していたが>
「僕は不思議とかからなかったんです。チャンスだと思うので頑張ります」
ニッカン

2009年9月 8日 (火)

藤井骨折登録抹消、竜サブ軍団穴埋めに燃える。

新潟でようやく連敗を止めて、9月初勝利
しかし中堅レギュラーの藤井淳志が負傷退場し、
病院での検査の結果、肋骨骨折と判明。
この日出場選手登録を抹消されました。
この故障でさらに厳しい戦いが強いられるであろうドラゴンズ
今週最初のカードは甲子園で好調の4位・阪神との3連戦。
この日、ナインは新潟から大阪へと移動し、
野手は甲子園室内、投手陣は鳴尾浜で調整を行いました。
藤井離脱は痛いものの、ここで燃えているのがサブの選手たち
井上・小池・英智らを始めとした竜戦士の声を集めました。

今日の公示。(7日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録抹消】
▼中日 藤井淳志外野手
(再登録は17日以降。公式サイト共同通信社


ドラゴンズトピックス(7日)

◆藤井 肋骨骨折
(中スポ)
中日はこの日、左脇腹を痛めて新潟市内の病院に
入院している藤井出場選手登録を抹消した。
6日の横浜戦(ハードオフ新潟)の守備中に
和田と衝突して、左脇腹を強打した。
球団方針で症状などは一切公表されていないが、
肋骨(ろっこつ)を骨折で、患部固定のため数日間は入院するもよう)

◆中日藤井今季絶望か、左肋骨骨折で抹消(ニッカン)
(左脇腹を負傷した藤井の今季のプレーは難しいことが明らかに。
チーム方針で詳細は発表されなかったが関係者によれば
肋骨を骨折しており、1カ月以上の長期離脱は必至だという。
最悪の場合、プレーオフも含めて今シーズン絶望となりそう。
藤井は6日の夜に新潟県内の病院に入院後、
この日退院して名古屋に戻ったという)


◇井上一樹
<肋骨を骨折した藤井の離脱は痛いが、
代役は任せろとばかりにベテランが燃えている。
当面は英智、小池らとともに中堅、右翼で
スタメン出場することになりそうだが、
38歳のベテランは、10歳年下を思いやって>
「藤井はぜい肉がほとんどないから。一番弱いところに当たっちゃったね」

<現在、1軍にいる外野手では唯一の左打ちだけに、
特に右投手相手では先発機会が増えそう。
だが実情は、他人のことなどかまっていられないところだろう。
18打数無安打という今季の成績を自嘲気味に表現したほど>
「まだ開幕していない」

<新潟から空路移動したこの日は、甲子園屋内練習場で行われた
若手中心の指名選手練習に参加したが、苦にするそぶりも見せず。
むしろフリー打撃からゴロ捕球、マシン打撃と精力的に汗を流して>
「要するにレギュラーじゃない選手ってこと」

<きょう8日からの阪神3連戦の舞台、
甲子園については自信をほのめかす。イメージを膨らませて>
「甲子園はいい印象がある」

<中でも06年8月30日、9回2死に代打で登場し
藤川から放った同点弾について回想。
自身にとって1軍では今季初めての甲子園。
思い出の地で1本出れば、成長株の穴を埋める
一番手として一気に浮上するはず>
「よく覚えている。阪神ファンのため息が聞こえてきた」
中スポニッカン

◇小池正晃
<藤井のけがに関して、まるで自らに言い聞かせるように話す>
「頑張ってきただけに残念。みんなで穴を埋めたい。
気負わず、自分のプレーをするだけ」
(中スポ)

◇英智
<守備力では藤井に勝るとも劣らないが、神妙な面持ち。
それぞれが気を引き締め直して、残り24試合に臨む>
「準備はしている。自分の役割を果たすだけ」
(中スポ)

◇中川裕貴
<この日1軍の一部野手の練習に合流。
7月31日に出場選手登録を抹消されて以来の1軍昇格になる。
前日の福岡ソフトバンクとの練習試合で本塁打を放ちアピール。
故障した藤井に代わってベンチ入りすることになりそう。
この日フリー打撃をこなし、意気込みを語って>
「与えられたところで頑張ります」
(中スポ)

◇笘篠外野守備走塁コーチ
<左側の肋骨を骨折したため、登録を外れた藤井について。
現時点では復帰の計算はできないが>
「(藤井の離脱は)痛いけど、
今いる人たちみんなで頑張っていくしかない。
(レギュラー)シーズンは無理としても、
クライマックス(シリーズ)には戻ってきてほしい」
中スポサンスポスポニチ名古屋


◇前田章宏
<そのオレンジ色のミットは非常に硬く、
使い込んで軟らかくなった道具を愛用する選手が多い
球界では異色といえるかもしれない>
「かちかちですよ」

<往年の名捕手にもらったミット。
親指の付け根の部分には白い刺繍がこう施されている。
『NAKAMURA☆』 80年後半から90年代にかけ、
中日の本塁を守った中村武志捕手コーチのもの。
開幕して程なくファームでの練習中、
こう声をかけられながら渡されたという>
「おまえは球を捕るとき、球をつかみにいっている。これを使え」

<クセを修正するためだった。
つかんで捕った場合、ミットをはめている左手の握力を緩め、
右手で球を取り出すため、その分だけ送球が遅れるという。
つかまずに捕球すればよりスムーズに送球動作に移れる。
硬いミットなら簡単に開閉できず、球を掴むのは困難。
中村コーチのもくろみは成功したようで>
「ミットの芯で捕れば、つかむ必要はありません。
だいぶ感覚が身についてきました。送球がしやすくなりました」

<昨季までのウ・リーグ通算の守備率は.991だったが、
今季は56試合でわずか1失策、守備率も.996とわずかながら向上。
ファームではチームの首位に大きく貢献。
5日に今季初昇格したばかりだが、
今度は1軍を再び優勝を狙える位置に押し上げる番>
「使っているうちに軟らかくなってきたので、
8月にも新しいミットをいただいたばかりなんです。
中村さんのようになれるように、頑張りたいです」
(中スポ)

◇立浪和義
<この日ナインは新潟から2便に分かれて大阪へ空路移動。
早い便が練習組で、兼任コーチは落合監督や
主力選手とともに2便目に乗り込むと、
狭いプロペラ機での移動だったこともあり、
到着後は大阪市内の宿舎で静養した。
プロ1年目以来の新潟でのゲームは、
2試合とも代打で出場したもののノーヒットだったが>
「また甲子園から出直し」
(中スポ)


◇チェン・ウェイン
<きょう8日の阪神第1戦の先発が予想される。
チームは連敗が止まったものの、
8月28日の東京ヤクルト戦で朝倉が勝って以来、
6試合先発投手に白星が付いていないが気合十分>
「ボクが流れを変えられればいいですね」

<1度止まりかけたチームの勢いを、左腕が取り戻す。
火曜日に勝てばチームを勢いに乗せられるが、
今回は連敗脱出直後。責任の重さをひしと感じている。
笑顔で話していたが、この一言を発する時は引き締まり>
「いい流れをつくれるようにしたいですね」

<前回1日の広島戦は中盤から打ち込まれて7イニング4失点。
先制した打線に応えることができずに
後半戦初黒星を喫したが、ショックを引きずる様子はない>
「前回の広島戦では調子が悪かった。
でもあと何試合も残っているし、切り替えてやっていくしかないです」

<鳴尾浜球場ではブルペンに入らず、
炎天下でキャッチボールとショートダッシュだけの
約1時間の調整。終始笑顔で取り組んだ。
目の前に迫った一戦にずいぶん控えめな具体的目標を設定>
「7回まで3失点以内に抑えて、ゲームをつくれるようにしたいです」。

<今季の阪神戦では2試合で2勝1完封。
計16イニングで失点はわずか1。許したヒットも計7本のみ。
それでも謙虚にこう言って>
「阪神ですか? 決していい印象はないですよ。
フォアボールも出してるし、ヒットを打たれてもいますから」
中スポスポニチ名古屋

◇吉見一起
<10日の阪神3戦目の先発が有力。
ここまで13勝とチームの勝ち頭は自身の連敗脱出と
ハーラートップに並ぶ14勝目をかけてのマウンドになるが>
「ちょっと開きが早くなっていたので、
軸を意識するために走り込みました。
キャンプじゃないですけど下半身をつくり直すつもりで>
(中スポ)

◇マキシモ・ネルソン
<この日移動日練習に参加したが、ショートダッシュの本数こそ
少なめながら、阪神戦先発予定の3人とほぼ同じメニューを消化した。
もともとロングリリーフは可能なタイプ。
3日の広島戦では6回から3イニングを無失点で切り抜けた。
川井の登録抹消で現在1軍の先発要員は5人。ひょっとしたら…>
「先発? どうだろう、知らないね。
言われたところで投げるだけだよ。
でも自分自身はどこでも投げるつもりで頑張るよ」
(中スポ、おおさか報知

◇森バッテリーチーフコーチ
<CSでの打倒・巨人をにらんだローテ再編に乗り出す。
鳴尾浜球場で先発陣の練習にネルソンが参加し、
山井とともに11日の東京ヤクルト戦の先発候補に浮上。
2軍には山本昌、川井、佐藤充も控えるが>
「CSで勝ち上がるには先発を7人用意したい」
おおさか報知


◇岩瀬仁紀
<守護神が残りシーズンのフル回転を宣言。
クライマックスシリーズ、さらに日本シリーズまで戦い抜く覚悟。
残り24戦となったことについて、こう言い切って>
「その先も、当然見据えている。その中で、どうやっていくか」

<8月22日の横浜戦で同点の延長11回に1失点してから、
3試合連続で救援に失敗。以来登板がなく、気持ちは晴れていない。
肉体的、精神的ダメージは大きいはずだが、
リーグトップの36セーブを挙げているプライドは失っていない>
「それは言わない。言ってもしようがないから」

<個人記録は眼中にない。あと1試合で、
前人未到の11年連続50試合登板となる。
阪神戦は今季8戦に登板して1点も取られておらず、7セーブ。
復調への思いと、チーム巻き返しへの使命を胸に、
竜の最後のとりでを守る>
「最低限というか、それを目標としてきたわけじゃないから。あくまで通過点」
ニッカン


若竜トピックス(7日)

◆伊藤準規

<あす9日ナゴヤドームで欽ちゃん球団
「茨城ゴールデンゴールズ」と交流戦を行うが、
注目の一戦の先発は、本格派右腕のルーキー。
186センチの長身から投げ下ろすキレのある直球を
武器とする若武者が、敢然と立ちはだかる。
球速はプロ入り後4キロアップし、現在のMAXは148キロに。
威力を増した球で真っ向勝負し、ねじ伏せる決意>
「自分がいま持ってる力を出し切ろうと思ってます。
欽ちゃんのマイクパフォーマンスとかで試合を止められたり、
自分のペースで投げさせてもらえないかもしれないけれど、
しっかりと投げたいです」
中スポ

◆新井良太
<打線の核で、ムードメーカーでもある4番は
警戒心をのぞかせつつも、真剣勝負宣言>
「どういう展開になるか全然分からないんで…。
おちゃらけずに、ちゃんとやります」
中スポ


◆ドミニカ共和国に山内、長峰、谷派遣(中スポ)
(今秋のドミニカ共和国のウインターリーグ
山内、長峰、谷らが派遣される方針であることが明らかに。
06年から毎年恒例となっている中日若手選手のドミニカへの武者修行。
今年、まず現地から指名を受けたのが長峰
昨年まで3年連続参加してエース級の活躍をしており、
今年は招待選手として参加が要請された。
球団側も長峰の派遣を了承。現地での中日投手の枠の確保という意味もある。
07年の大・社D1巡目・山内は即戦力と期待されながら伸び悩んできた。
また同リーグは野手のレベルが高くて層も厚いが、
現地のチームから「遊撃手を補強したい」という希望を伝えられたという。
出場機会を得られる可能性が高く、遊撃の成長株・が選ばれた。
3人とも本人の希望と球団の意向によって選ばれた。
所属するのはサンペドロ・デ・マコリスに本拠地を置く「エストレージャス」。
同リーグには外国人枠があるため、出場機会を得られやすいよう
昨年までは複数チームに分散させてきたが、今回は1チーム少数精鋭で臨む。
同リーグは10月16日に開幕。
中日勢は今月末か10月初旬までには現地入りする見込みで練習に参加。
出場機会を得られるようにアピールすることになる)


【ドラゴンズ・今週の日程】
8日(火)  対阪神 (18:00・阪神甲子園球場)
9日(水)  対阪神 (18:00・阪神甲子園球場)
10日(木) 対阪神 (18:00・阪神甲子園球場)
11日(金) 対東京ヤクルト (18:00・ナゴヤドーム)
12日(土) 対東京ヤクルト (15:00・ナゴヤドーム)
13日(日) 対東京ヤクルト (14:00・ナゴヤドーム)

<ファーム>
~プロ・アマ交流試合~
9日(水) 対茨城ゴールデンゴールズ (18:00・ナゴヤドーム)

~ウエスタン・リーグ公式戦~
12日(土) 対オリックス (12:30・あじさいスタジアム北神戸)
13日(日) 対オリックス (12:30・あじさいスタジアム北神戸)


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
一番の注目となるとやはり『藤井抹消』でしょうね。

懸命のプレーが…。前日の横浜戦の
6回のセンターでの守備時に、
藤田の左中間の飛球を追って、
レフトの和田と接触。
和田の捕球を邪魔しないよう、
かがんだところまではよかったのですが、
勢い付いた和田のヒザが
左の脇腹に入ってしまったようで…。
まあともに何とかボールを掴もうと必死の場面、
それによって起きたアクシデントなので、致し方ないのですが、
ここに来ての負傷離脱はチームにとっては、実に痛い
今朝のニッカンなどによると、
「1カ月以上の長期離脱は必至」とのこと。
そうなってくると、残り24試合となったレギュラーシーズンはおろか、
10月中旬から始まるポストシーズンの出場も微妙な状況となりそう。
ちょっとやそっとの痛みでは出てくる選手が多いのがプロといえど、
個所が個所だけに時間がかかってしまうかもしれませんね。
ただ一番悔しいのは藤井本人でしょうし、
ファンがどうこう言うのもなんでしょうが、
とりあえずは患部の回復と、早い復帰を待ち望みたいと思います。

ということで、今季大きな飛躍を遂げ、
ほぼレギュラーといっても間違いない藤井が離脱。
しかしさらなる戦いが続くチームにおいては、
どうにかして「その穴」を埋めなくてはいけない。
ところが、前週の入れ替えによって、
平田、イ・ビョンギュ、野本といった外野手を
ことごとく登録抹消したことがやや響くかもしれないですね。
守備面では英智、小池辺りで埋めることは可能ですが、
スイッチを含めた左打者で、3割近い打率を残した藤井の攻撃面、
そこをカバーする選手が現状いないのがツライかなと。

現在の1軍登録選手は、和田、井上、英智、小池、中村一生
さらにきょう中川が登録される予定になっていますが、
和田以外の残り5人で、右中間6、7番を埋めないといけない。
個々に能力を持っている選手とはいえ、
いざゲームになるとなかなかその力を発揮できない選手も多く、
すぐに穴を埋めろとなると、厳しい注文かも。
しかしそういうときこそ奮起するのが、スーパーサブの役目。
ここまで一緒に頑張ってきた藤井の分まで!と結束して、
できるだけ穴を埋めてほしいものですね。
得てして誰かが離脱しても、誰かしらが出てきて、
その穴が埋まるというのが、球界の定説でもありますし。
そういう選手がいないドラゴンズでも決してないはず。
現状最もそこに近いのは、小池、英智の2人でしょうし、
攻撃面ではまだ今季無安打というものの、実績があり、
こういうところで燃えそうな井上じゃないかなと。


とにかく今夜からの6連戦で、まずはその基盤作りを。
特に最初のカードは、もっか7カード連続勝ち越しと
勢いに乗り、逆転でのCS出場に燃える4位・阪神
表ローテの安藤・岩田・久保が控えるうえに
敵地・甲子園ですし、楽な戦いにはならないような気がしますが、
そんななかでも気負いすぎることなく、それぞれが自分のプレー
そして穴を感じさせないような結果に繋がってほしいなと。
荒木が何とか戻ってきたものの、今度は藤井と、
なかなか選手が揃わない現状ではありますが、
絶望的な数字が踊り、強い逆風が吹き荒れるなか、
何とか踏ん張って、9月再進撃へ歩を進めてほしいもの。
志半ばでチームを離れることになった
背番号4のためにも、うまい選手起用と、
そこで活躍できる選手が現れてくれることを期待しています。

2009年9月 7日 (月)

谷繁値千金新潟弾、苦労竜モヤモヤ連敗脱出!

毎回の15三振を喫して、ズルズルと4連敗
依然として負の連鎖が続いているドラゴンズ
前日に続いてハードオフ新潟で行われた横浜との第2戦は、
序盤森野の2ラン、荒木の適時打で3点を先制したものの、
3回に中田が4点を奪われ、またしても劣勢の展開に。
しかし終盤7回、ようやく打線がつながり同点に追いつくと、
8回には谷繁のレフトポール直撃弾で勝ち越しに成功。
さらに9回相手ミスを絡め3点のダメを押し、連敗を4でストップ。
9月初勝利を挙げたドラゴンズ、新潟の地から再スタートです。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 20回戦
(6日・HARD OFF ECOスタジアム新潟 | 中日16勝4敗)
16431人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜
[勝] 小林正人(24試合3勝1敗)
[S] 浅尾(56試合7勝9敗2S)
[D本] 森野22号2ラン 谷繁7号
[Dバッテリー]
中田、山井、小林正人、浅尾 - 谷繁

◇対横浜20回戦・スタメン
1 (遊)井端  (6打数2安打)
2 (二)荒木  (4打数3安打1打点)
3 (三)森野  (4打数1安打2打点)
4 (一)ブランコ (4打数3安打1打点)
5 (左)和田  (4打数1安打2打点)
6 (右)井上  (4打数無安打)
7 (中)藤井  (3打数1安打)
8 (捕)谷繁  (3打数1安打2打点)
9 (投)中田  (2打数1安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・グリン(中0日)
井端外直球左前打、荒木捕犠打、
1死二塁から、
森野内高め直球ライト上段飛び込む2ラン(D 2-0 YB)
ブランコ外スライダー投返し中前打、
和田外スライダー見て四球、
1死一、二塁から、井上内直球空三振、
2死一、二塁から、藤井内高めスライダー空三振


<1回ウラ・横浜> P・中田(中13日=実質中6日)
石川中直球三ゴロ、藤田外スライダー三ゴロ、
森笠外フォーク空三振

<2回・中日> P・グリン
谷繁初球遊ゴロ、中田高め直球左中間オーバー二塁打、
井端二ゴロ進塁打、
2死三塁から、
荒木外高め直球逃さず中前適時打(D 3-0 YB)
森野スライダー右すね死球、
ブランコ5球目カーブワンバウンド・グリン暴投、
2死二、三塁から、ブランコ外スライダー空三振


<3回ウラ・横浜> P・中田
武山外スライダー一ゴロ、
グリン外高め直球センターオーバー二塁打、
石川中フォーク空三振、藤田低め直球見て四球、
2死一、二塁から、森笠外直球左中間突破2点適時二塁打(D 3-2 YB)
2死二塁から、ジョンソン中入るフォーク・
打った瞬間高々ライト上段飛び込む2ラン(D 3-4 YB)

<4回ウラ・横浜> P・中田
吉村外スライダー空三振、
内藤初球外カーブ左中間突破二塁打、
武山内直球詰まりながら二塁オーバー中前打、
1死一、三塁から、グリン外スライダー空三振、
2死一、三塁から、石川内低め直球ズバッと見三振

<5回ウラ・横浜> P・中田
藤田中フォーク二ゴロ、森笠内直球見て四球、
ジョンソン高めスライダー抜け四球、
1死一、二塁から、佐伯外低め直球中飛、
2死一、二塁から、吉村外スライダー空三振

<6回・中日> P・グリン
井上初球打ち上げ三飛、
藤井外直球強い打球中前打、谷繁一犠打、
2死二塁から、代打立浪外低め直球叩くも二ゴロ

<6回ウラ・横浜> P・山井
内藤中スライダー高いバウンド二ゴロ、
武山内直球バット折りながら中前落とすヒット、グリン一犠打、
2死二塁から、石川中フォーク拾って左中間飛球・
左翼和田中堅藤井ともに捕球しようとして交錯
和田掴むもひざが藤井の左脇腹に入り・両者その場で動けず・
和田立ち上がるも藤井そのまま交代-病院へ

<7回・中日> P・グリン
井端中直球引っ張り左翼線二塁打、
荒木バスター三遊間ゴロも走者進められず、
無死一、二塁から、森野中直球打ち損じ浅い中飛、
グリン左太ももけいれんのため交代

P・真田 中・大西
ブランコ初球内シュート左腕当たり死球、
1死満塁から、
和田内シュート鈍い二ゴロ・
4-6-3と渡るも併殺崩れ・三走井端生還(D 4-4 YB)

2死一、三塁から、井上中直球良い当たりも中飛

<7回ウラ・横浜> P・小林正人 中・英智
藤田内シュート左翼線落ちる二塁打、森笠初球捕犠打、
1死三塁から、ジョンソン外スライダー浅い三飛、
2死三塁から、佐伯内高め直球三飛・しのぐ

<8回・中日> P・真田
英智内シュート二ゴロ、
1死から、
谷繁内シュートとらえ高々上がった打球・
のびて左翼ポール直撃本塁打・真田唖然(D 5-4 YB)


<9回・中日> P・木塚 捕・細山田
荒木内シンカー詰まりながら右翼線落とすヒット、
森野3球目荒木二盗・細山田悪送球・荒木三進、
無死三塁から、森野内スライダー右肩口死球、
無死一、三塁から、
ブランコ外スライダー中前運ぶ適時打(D 6-4 YB)
無死一、二塁から、和田内シンカー・
詰まりながらも中前落とす適時打(D 7-4 YB)

P・加藤康介
代打デラロサ1球目後、落合監督出てきて・
審判に外のブルペン使用を要求(地下ブルペン照明落ちのため)
無死一、二塁から、代打デラロサ外直球抜けて四球、
無死満塁から、英智外フォーク遊ゴロ本塁封殺のみ、
1死満塁から、
谷繁ストレート四球押し出し(D 8-4 YB)

<9回ウラ・横浜> P・浅尾 右・中村一生
代打金城スライダー二ゴロ、石川初球内スライダー左邪飛、
藤田外フォーク二正面ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
打線が粘って逆転勝ち 連敗を4で止めた

同点の8回、谷繁が左へ決勝ソロ。
9回にも追加点を挙げて突き放した。
森野の先制2ランなどで3点を先行したが、先発の中田が乱調。
3回、4点を失って、ひっくり返された。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


前夜に続いてのハードオフ新潟
4時間近くに渡ったロングゲームは、
終盤相手のミスにうまく便乗したドラゴンズが、8-4で勝利。
何とか連敗を4でストップしましたが、
正直、勝ってホッとこそしたものの、
内容的には決して誇れるものではなかったですね。
もしも好調時にこんなゲーム内容だったら、
おそらく不満だったでしょうが、今回に関しては
とにかく連敗を止めることができてよかった。それに尽きるでしょう。

連敗を阻止するために必要だった先制点
それを森野の2ランで奪い、続く2回も荒木の適時打で加点。
立ち上がりこそ良い流れで得点を重ねたものの
3回以降は一転して、苦しい戦いに。
先発・中田が3回突如ボールが甘くなったところを叩かれ、
一挙4点のビッグイニングを献上。
ジョンソンの特大弾を浴びたときには、
またしても勝てないのかと、嫌なムードが漂いましたが、
最少の1点差のままで、以降を何とか踏ん張れたことが、
大きかったんじゃないかなと思いますね。

そして同点に追いついた直後の7回ウラ、
1死三塁のピンチに、ジョンソン・佐伯を抑え切った小林正人
自分的には7回先頭の井端のツーベースとともに、
流れを変えたプレーだったんじゃないかなと。
とにかく勝つために「自分のすべき任務を遂行する」。
6回の和田藤井のプレーもそうだったとは思いますが、
そういう気持ちが強かったことが、
再三の危ない場面を防ぎきり、8回以降の幸運に繋がったのでは。
9回に打線がつながり、3点のダメを押せましたが、
あれは横浜守備の乱れ投手陣の不調によるもの。
よって素直に喜べない部分がありますが、
とりあえずどんなカタチであれ、
「勝てた」ということで、ヨシとしておこうかなと思います。


お見事出会い頭!それにしてもここ1週間
ずっと勝てずに苦しい日々
こちらが連敗する間にゲーム差は広がり、
マジックが減っていく。
さらに前夜がああいう
ひどい負け方だっただけに
ナインのモヤモヤ感は、
それ相当のものだったでしょう。
ただ谷繁のお立ち台コメントにも
あったように、この1勝で
「吹っ切れたらいいな」と思いますね。
左わき腹を負傷した藤井の状態もかなり心配ですが、
チームが勝てたことでいくらか痛みも安らいでくれればいいのですが…。

まあ底を脱したとまでは言い切れはしないでしょうが、
とりあえず新潟の地での「9月初勝利」を素直に喜びたい。
そしてここをスタートとして、再進撃を期待。
チームはそのまま大阪に向かい、甲子園での3連戦を迎えますが、
この1勝でチームが目覚め、活気づいてくれればいいなと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(6日)

◎谷繁元信

<8回、左翼ポールに当たる決勝本塁打>
「(ナイスバッティングでした)ありがとうございます。
(4-4の終盤、どんな思いでの打席だったか)
いやあのう、打てたらいいなっていうぐらいで、
あのう僕、1号が新潟で打ってて、で、この間200号打って、
もしかしたらって思ってたんですけど、
まあ、またここからスタートということで頑張ります。
(プロ初本塁打が新潟の柏崎で今日の決勝本塁打。
なんか新潟は本当に縁がありますね)
そうですね。はい。
(ファンの声援も後押ししてくれたのでは)
はい。今ね、あのう、(手で指して)お客さんが
『出会い頭』っていわれたんですけど、
その通りでね、ハハハ(笑)。
出会い頭がいっぱい出るように頑張ります。
(チームとしては苦しい連敗がようやく止まった)
はい、あのう、そっちの方がね。
なんかこう、みんなモヤモヤして、試合やってたんで、
まあこれで何とかちょっとでもね、
吹っ切れたらいいなと思います。
(1点勝ち越された後、何度も突き放されそうな
ピンチこそありながら、チーム全体でよく守った)
はい。あのう、やっぱり守っていかないとね、
勝ちっていうのは来ないんで、
まあ、そういう点では今日はよかったんじゃないですか。
(ファンはまだまだ諦めてませんよ)
はい。あのう、まあとにかく1試合1試合ね、
あのう一生懸命、気入れて頑張ります。はい。
(この後も期待しています)はい、ありがとうございました」


<ホームラン談話>
「とりあえず勝ち越せてよかった。風に助けられました」

<1日の試合で通算200号を達成したばかり。
プロ野球人生の長い縁も加わるアーチになったが>
「プロ第1号を同じ新潟の柏崎の球場で打った。
新潟県にくるのは、そのとき以来のこと。
201本目を打って、また、ここ新潟からスタートできる」

<チームをすくい上げることができるのは、
厳しい戦いを何度もくぐり抜けてきたベテランや主力の底力。
その一振りが、苦境を脱する一歩になった。
首位・巨人との差は7.5ゲームもあるが、最後まで戦うことを誓って>
「苦しいときに出た? そうですね。
苦しいところを助けるのがベテラン。現実に、そうなった。
これで少しでも流れが出てくるといいんだけど。
あきらめない? はい。またここからスタートです」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知時事通信スポニチ名古屋


○森野将彦
<1回1死二塁、グリンから22号2ランを放つ。
打った瞬間に分かる弾道は右翼席最上部へ。
先制弾を放つと、ゆっくりとベース一周を始めた。
母・真智子さんの故郷・新潟で60人以上の応援団が見守った
前夜は4打数無安打3三振という結果に終わっていた。
この日もスタンドには両親ら40人以上の関係者。
2日続けて手ぶらで帰すわけにはいかなかった。
「昨日は新潟のみなさんの前で恥ずかしい思いをしたので、
今日は何とかと思って打ちました」

<カウント1-1からの内角高めの直球に
スムーズにバットが出たが、相好を崩して>
「とにかく1本出てよかったですよ」

<それにより、相手バッテリーが警戒を強めたのか、
続く2回の第2打席、9回無死一塁の第5打席では死球を食らい、
2個目の直後はムッとしてマウンドの木塚をにらんだ。
しかし勝利の試合後は冷静になり>
「1つ目は変化球ですから。当たったほうが悪いです」

<シーズン自己最多を更新し続ける本塁打数。
リーグトップの打点も1差に迫られていた
巨人・小笠原を突き放し『93』に。
こちらも07年の自己最多97にあと4と迫り、
残り24試合での更新は間違いないといえるだろう。
タイトル争いもラストスパートへさしかかろうとしているが>
「まだまだ(先)ですよ」
中スポ中日新聞ニッカン


○藤井淳志
<6回の守備中に和田と交錯。左脇腹付近を強打し途中交代。
タクシーに乗り込む際こう言い残して、新潟市内の病院に向かい>
「(状態は)わからない」
(中スポ、おおさか報知

○笘篠外野守備走塁コーチ
<6回の守備で、左中間の飛球を追った和田と藤井が交錯し、
左胸を痛めた藤井が交代する場面もあったが、
3日の広島戦で緩慢プレーが原因で途中交代させられた藤井をかばい>
「最近いろんなことがあったし、一生懸命やった結果だからしょうがない」

<肋骨骨折の疑いもある藤井について、戦線離脱の可能性を示唆>
「息もできないぐらい痛がっていた。
厳しいと思う。状態によっては登録抹消になる」
(中スポ、サンスポ

○和田一浩
<執念の『走攻守』でチームの連敗を4で止める。
1点ビハインドの6回の左翼守備で、
石川の左中間への飛球を追い中堅藤井と交錯。
落ちれば1点は確実だった場面、全速力で落下点に走ると、
藤井に覆いかぶさるような形で激突。
2人ともその場に倒れ込み、藤井が負傷退場するほどの
激しいプレーだったが、捕球して追加点を許さなかった>
「ぶつかってでも捕らないといけない場面。
ぼくのひざが(藤井の)わき腹に入ったかもしれない。心配です」

<7回1死満塁の打席では二塁へのボテボテの当たりに
執念の全力疾走。ひざに痛みが残っていたが、
併殺を崩し、同点の走者を迎え入れて>
「やるべきことをやっていくしかない」

<欲求不満はこれ以上ないほど膨らんでいた。
人に怒りを向けないが、自分に厳しいタイプ。
この試合まで0勝4敗の9月は、まさに最悪。
この試合を加えて打率.263。打っても勝ち星につながらず、
首位巨人とのゲーム差は7.5まで開いた。
それでも黙ってV逸を受け入れるわけにはいかない。
9回には横浜3番手・木塚からダメ押しの中前タイムリー。
次戦につなげるため、最後まで攻撃の手は緩めなかったが>
「本当は1日安打が出ないだけでイライラするんです」
ニッカン

○井端弘和
<12試合ぶりに2安打。いずれも得点に結びついた。
7回、同点のきっかけとなる左翼線二塁打を放つ。
直前の6回に左翼・和田と交錯した中堅・藤井が負傷退場。
仲間の危機にナインが結束しないはずがない。全員の気持ちを代弁して>
「あれで気持ちが入った? そうですね
1カ月ぶりぐらいに会心の当たりが打てた。
このところずっと打てていなかったから」

<1死満塁から、和田の二ゴロ併殺崩れで生還。
同点のホームを踏んで>
「とにかくやるべきことをやりました」
中スポ中日新聞サンスポ

○荒木雅博
<左手首痛で2試合の欠場から復帰2戦目。
2回2死三塁から中前適時打を放つなど、4打数3安打1打点。
今季15度目の猛打賞で健在ぶりをいかんなくアピール>
「追加点がほしかったのでよかったです」

<また9回には右前打の後、すかさず今季30個目となる二盗。
捕手・細山田の悪送球を誘い、一気に三塁まで陥れた。
6年連続の30盗塁を足がかりに、チームはこの回打者9人で3点を奪い>
「出るからには万全です」
(中スポ、スポーツ報知

○トニ・ブランコ
<4打数3安打で6月10日の東北楽天戦以来、4度目の猛打賞。
9回無死一、三塁では中前打を放って、1日の広島戦以来
4試合ぶりの打点をマーク。上機嫌で球場を後にして>
「今の僕は神様とともにある。どんな敵にも負けないよ」
(中スポ)

○立浪和義
<1点を追う6回2死二塁、中田の代打で早めの登場。
流れを変える一打が期待されたものの、二ゴロに倒れる。
これで歴代単独6位の2572試合出場を果たしたが>
「1試合でも多く出られるように頑張ります」

<勝利も素直に喜べず、こう言うと球場を後に>
「みんなに感謝ですね」
(中スポ)


○中田賢一
<先発で5イニングを投げ、6安打6奪三振3四球、4失点。
3回、カウント2-2からジョンソンへの勝負球に選んだ
フォークがど真ん中へ入り、逆転2ランを許した。
右翼席の最上段へ飛び込む特大弾を見送り、唇をかみしめる。
チームは再逆転して勝ったとはいえ、心は晴れなかった>
「甘いタマを投げた。悔いが残ります」

<まさに『魔の3回』。伏線は9番投手・グリンへの投球。
1死から左中間へ二塁打を打たれた。
抑えて当然の打者に打たれ、歯車が狂うと、
後続の森笠・ジョンソンには、甘いタマを打たれるべくして打たれた>
「油断はしていなかった。
でも、あそこでピッチャーに打たれ、何かがおかしくなった」

<失点の後は立ち直って、4回1死一、三塁、
5回1死一、二塁のピンチでは追加点を許さなかった。
結果的にこの踏ん張りが味方の反撃を引き出し、黒星も消し去ったが>
「きょうは野手の方に感謝です。また次、頑張るしかないです」
中スポ

○山井大介
<2番手として6回に登板。
1死後、武山に中前打されたが、後続を断った。
4日前の広島戦で4イニング2/3、66球を投げたばかりだが、
頼もしいセリフ。満足そうに>
「間隔をじゅうぶん。きのう(5日)も準備していました。
とにかく全力で投げることしか考えていない。抑えられてよかった」
(中スポ)

○小林正人
<左殺しの本領を発揮して今季3勝目をマーク。
7回に3番手で登板。藤田には左翼線のわずか内側にバウンドする
不運な二塁打を浴び、森笠の犠打で1死三塁のピンチを招いたが、
ジョンソン・佐伯と相次いで三塁へのフライで凌いだ>
「走者を背負ってからは一つずつアウトを取ることと、
ボールが甘く入らないことに気を付けた。
しっかり抑えようとだけ思って投げました」
(中スポ、時事通信

○浅尾拓也
<1点リードの8回を三者凡退に切ったが、
9回表にリードが4点に広がったため、自身も打席に立ち、
8月2日の東京ヤクルト戦以来の2イニングを投げた。
9回も3人でピシャリ。このところ救援失敗が
目立っていただけに笑顔でバスに乗り込んで>
「セーブもつくんですか? 
甘い球もあったんですけど、今は結果が欲しいんでホッとしています」
(中スポ)


○井上一樹
<7月1日の阪神戦以来、2カ月ぶりにスタメン出場。
今季4試合目の先発で、指名打者以外で
4打席立ったのは最多。苦笑いして見せて>
「久しぶりに長く出て疲れたよ」

<7回にはいい当たりの左中間の飛球でスタンドを沸かせたが、
中堅・大西の守備範囲。結局無安打に終わり、
今季まだヒットのないベテランは悔しそうな表情も>
「1本出ると思ったんだけど」

<先達の言葉に強く導かれることがある。
今季、自身の心を大きく揺さぶったひとつの言葉は>
「何事も一生懸命にやる姿は美しい」

<開幕戦をスタメンで迎えたが、4月8日に早くも2軍落ち。
当然気落ちしていた4月下旬のある日、
達川光男氏が取材のために2軍戦を訪れていたが>
「達川さんに言われたんだよね…。
一生懸命にやる姿は美しいんだ。
2軍の若い選手たちは、オマエの姿を見ている。
オマエが一生懸命やれば、一番影響力があるんだ、ってね。
そうだな、って思ったよ」

<達川氏の言葉を胸に刻み、2軍の練習では、
若手と同じメニューをこなしてきた。明るく、一生懸命に。
今年はほとんど2軍で過ごした。
2軍落ち3度。そして1軍昇格は今月3日で3度目になった。
真夏のある日、2軍で真っ黒になった姿でこう話した>
「オレの運命なのかな、と思うよ。
今こうして、若い子らと汗を流すのも」

<何気なく世間話をしたり、若手と会話する機会も増えたという。
球界の先輩の言葉に救われ、そして自分は
後輩の助けになる言葉を探してきた。
今季3度目のスタメンは無安打に終わったものの、
影響力のある男の力が必要になるときがきっとくる>
「上(1軍)に上がったとき、オレですら、
何をすべきか分からないことがある。
例えるなら、どっちに方向指示器を出していいか分からないとき。
ナビもないし…、って感じ。
若い選手はもっとそういうことがあるんじゃないかな。
オレはこう思うよ、とか、オレにできる話はするんだけどね」
(中スポ)

○中村一生
<3日に井上らと出場選手登録された外野手。
7月12日の広島戦から20日の広島戦まで
出た試合7戦連続でチームが勝利と、
快進撃を陰で支えたラッキーボーイだった。
課題だった守備を磨いて、約1カ月ぶりに1軍から
お呼びがかかり、ハードオフ新潟でも守備練習は入念。
センターラインがおよそ東西方向に一致していて、
マツダスタジアムのように外野手にとって、
太陽がネックになりそうな球場だが、
外野ノックを受けながら球場の特性も確認。
地味な努力でブレークの機会を狙っている>
「右翼ではそこまできつくは感じなかったですよ。
それにボールがはねるたびに減速します」
(中スポ)

◇山田マネジャー
<前日に横浜が「メンバー書き間違え」という
とんでもない『失態』を起こし、先発したグリンが
打者一人で交代するという事態になったが、
中日のベンチ裏でまゆをひそめていたのがマネジャー>
「メンバー表に名前を書くときが一番緊張するときなんです。
気をつけないといけないですね」

<横浜では関係者が監督から伝えられた
名前の記載を間違えたらしいが、
中日で最終的にメンバー表に記載する役目。気持ちを引き締め直して>
「人ごとではない」
(中スポ<ドラ番記者>


○落合監督
<試合前には今季初めて打撃ケージに入り、
西打撃投手の投じるスローボールを
軽いスイングでノックバットで22球打ち返した。
前日に毎回の15三振を喫したチームへの無言の叱咤だったのか。
リラックスしろというメッセージだったのか。
連敗を止めたが、2日連続。
紙コップのコーヒーをすすりながら、無言で帰りのバスへ>
「…」
(中スポ、ニッカン


若竜トピックス(6日)

◆2軍練習試合
中日-福岡ソフトバンク
(6日・ナゴヤ球場)
  000 202 000= 4
  211 000 030 = 7
[D本] 中川
[Dバッテリー] 山内、平井、パヤノ、赤坂、伊藤準規、高島 - 小田、小川、清水将海
(中スポ)

○高島祥平
<不調のため調整を続けていた新人が、
福岡ソフトバンクとの練習試合で約3カ月ぶりの実戦登板。
9回の1イニングを1安打1奪三振の無失点に抑え、復調をアピール。
勢いよく腕を振り抜き、テンポよくキレのあるボールを投げ込む
本来の躍動感が戻ってきた。復調への手応えを掴み笑顔を浮かべる>
「緊張は少しあったけど、練習通りに投げられました。
カットボールが少し引っかかり気味だったけど、
ストレートは良かったと思います」

<初めて味わうスランプだった。故障知らずだったが、
5月初旬に初めて右肩を痛めると、その後は調子を崩し、
1イニング4失点した6月13日のオリックス戦以来、
実戦マウンドから遠ざかっていた。
つらかったスランプ期間を振り返って>
「ボールが全然いかなくなったし、コントロールもおかしくなった。
高校時代は調子が悪くても、試合で投げているうちに
自然と修正できたけど、プロは結果を出さないと使ってもらえないので、
試合に投げないで修正するのが初めてだったこともあるかもしれません」

<力強く巻き返しを誓って>
「ここからどんどん調子を取り戻していきたい」
中スポ

○稲葉投手コーチ
<高島の復調気配に目を細めて>
「冷や冷やしながら見てた。
久々だったけど、結果が出て良かったね。
来年への布石と思って、今もいろいろ取り組んでいるけど、先が楽しみだね」
中スポ


○辻2軍監督
<この日のウ・リーグ阪神-広島戦で阪神が敗れたため、
勝率で7厘差上回って(中日.607、阪神.600)首位に立ったが、
指揮官は気を引き締め直して>
「阪神の残りゲーム(7、中日5)とかを考えると、
これで五分になった感じかな。
今は選手もみんな負けられない気持ちでやってるけど、
より一層その気持ちが強くなるね。一戦一戦しっかりと戦っていきます」
中スポ

2009年9月 6日 (日)

新潟でも流れ変わらず三振竜ズルズルと4連敗。

広島に3タテを食らい、勝負の9月に勝ち星なし。
逆転優勝へ向け、厳しい戦いが続いているドラゴンズ
流れを変えるべく、ハードオフ新潟横浜2連戦を迎えましたが、
その初戦、3試合ぶりに荒木がスタメン復帰を果たしたものの、
打線は横浜「2番手」ランドルフの前にわずか2安打
毎回の15三振を奪われ、沈黙してしまうありさま。
今季6度目の完封負けを喫し、ズルズルと4連敗
依然として負の連鎖が続いてしまっているようです。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 19回戦
(5日・HARD OFF ECOスタジアム新潟 | 中日15勝4敗)
21827人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜
[敗] 小笠原(17試合5勝2敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
小笠原、高橋 - 小山

◇対横浜19回戦・スタメン
1 (遊)井端  (3打数無安打)
2 (二)荒木  (4打数無安打)
3 (三)森野  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ (2打数1安打)
5 (左)和田  (3打数1安打)
6 (右)小池  (3打数無安打)
7 (中)英智  (2打数無安打)
8 (捕)小山  (3打数無安打)
9 (投)小笠原 (2打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・グリン(メンバー表記入ミスのため)
井端外直球高いバウンド三ゴロ・打者1人5球で降板
P・ランドルフ(本来の先発)
荒木内直球空三振、森野外144キロ空三振

<1回ウラ・横浜> P・小笠原(中6日)
石川内スクリュー空三振、
藤田内スクリューライナー右前ヒット、
1死一塁から、森笠外高めスライダー・
叩かれ右翼席飛び込む2ラン(D 0-2 YB)
ジョンソン内スクリュー詰まるも一塁後方内野安打、
佐伯内直球左飛、吉村内直球タイミング外し見三振

<2回・中日> P・ランドルフ
ブランコ外チェンジアップ見て四球、
和田中低めチェンジアップ・ライナー左翼フェンス直撃二塁打、
無死二、三塁から、小池3球目右翼線ファウル吉村落球エラー、
小池4球目・外低めチェンジアップ空三振、
1死二、三塁から、英智内沈むスライダー空三振、
2死二、三塁から、小山中高め直球空三振・ランドルフ吠える


<3回・中日> P・ランドルフ
小笠原外スライダー空三振、井端左ひざ下死球、
荒木内直球打ち上げ中飛、森野外スライダー空三振


<3回ウラ・横浜> P・小笠原
石川外スライダー二ゴロ、藤田外スライダー遊ゴロ、
森笠外低め直球見三振

<4回・中日> P・ランドルフ
ブランコ外直球右前持っていくヒット、
和田内直球外れて四球、
無死一、二塁から、小池初球バントも投正面三塁封殺=失敗、
1死一、三塁から、英智またも内低めスライダー空三振、
2死一、二塁から、小山内直球打ち上げ遊飛・好機潰す


<4回ウラ・横浜> P・小笠原
ジョンソン引っ張り右直、佐伯内直球詰まり左飛、
吉村低め直球外れ四球、金城外直球遊ゴロ6-4二封

<5回・中日> P・ランドルフ
小笠原中直球見三振、井端外高め直球空三振・早くも10個目、
荒木中直球中飛


<6回・中日> P・ランドルフ
森野外スライダー空三振、ブランコ初球チェンジアップ二飛、
和田外チェンジアップバットの先右飛


<7回・中日> P・ランドルフ
小池内直球空三振、代打藤井内直球捕飛、
小山外チェンジアップ遊飛


<7回ウラ・横浜> P・小笠原
佐伯カーブ抜け四球、吉村投ゴロもエンドラン佐伯二進、
1死二塁から、金城内直球詰まり一飛、
2死二塁から、武山初球外スクリュー遊ゴロ

<8回ウラ・横浜> P・高橋
ランドルフ一ゴロ、石川セーフティーも正面三ゴロ、
藤田中スライダー・一二塁間抜くヒット、森笠外外れ四球、
2死一、二塁から、ジョンソン4球目ダブルスチール敢行、
2死二、三塁から、ジョンソン外外れ四球・代走山崎
2死満塁から、佐伯中直球・球威勝り中飛

<9回・中日> P・ランドルフ
森野初球外直球レフト方向一直線・
フェンスギリギリ森笠激突しながらジャンピング好捕、
ブランコ抜けてストレート四球、
和田フルカウント中直球空三振、
代打立浪外147キロ直球空三振、試合終了。



【ゲームレビュー】
完封負けで今季3度目の4連敗
毎回の15三振を喫し、打線に覇気がなかった。
2回、ブランコの四球と和田の二塁打で無死二、三塁。
小池の右邪飛を相手が捕球できずに失策がついたが、
小池から三者連続三振した。
小笠原が1回、森笠に浴びた2ランが決勝点になった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


チームとしては21年ぶりとなる新潟
オープンしたばかりのハードオフスタジアムで、
何とか悪い流れを断ち切ってほしいところでしたが、
横浜先発投手記入ミスというアクシデントがありながら、
1回1死から登板した2番手・ランドルフの前にわずか2安打。
しかも15個もの三振を奪われて、ズルズルと4連敗
3試合ぶりに荒木「2番・二塁手」でスタメン復帰。
さらに6番以降をがらりと組み替えてみたものの、
そこでチャンスをことごとく潰してしまうありさま。
週の初めから続く「負のスパイラル」から依然として抜けられずに、
覇気なく敗れていくさまは、見ていてとても辛かったです。

それにしても、この日のポイントは2つ
またしても立ち上がりに捕まってしまった小笠原と、
2度のチャンスを判を押したように潰した6~8番

新潟で「槍」返せ!まあそんな戦犯を捜していても、
仕方がないことですが、
どうもチーム全体
「空回り」している印象が否めませんね。
荒木選手会長強行復帰が、
起爆剤になってくれると
見ていましたが、
守備こそ安定したものの、
攻撃でのプラスには至らず。
ランドルフの力投を
より引き立てる力となってしまったようで。

スポーツ紙のある記事にもありましたが、
「優勝する可能性も3位転落の可能性も低い状況。
戦いの目標を見失ったと受けとられても仕方のない内容」。

こんなことでは、ポストシーズンでも
必死に戦って掴んだ3位のチームに逆に叩かれる可能性も。
ぜひともそうならないよう、この辺で何とか立て直し
チーム全体の勢いを取り戻してほしいものですね。


新潟での第2戦は、約1カ月ぶりとなるデーゲーム
久々に屋外で太陽の光を浴びながらのゲームとなりますが、
できるだけこの新潟復調への兆しを掴んでもらい、
悪い流れを取り除いてほしいもの。
投手ではおそらく先発登板となるであろう中田に快投を、
そして打者ではやはり生え抜き主力の1~3番
起死回生の活路を見いだしてもらいたいですね。
とにかく吹き始めた秋風を何とか食い止め、
新たな風を吹かせられるよう、より一層の奮起をと願うところです。


★プレーヤーズ・ボイス(5日)

●小笠原孝

<1回1死から藤田に右前打を浴びると、
森笠にカウント1-1からのスライダーを
右中間スタンドに運ばれる先制2ラン。
これが決勝点になり、今季2敗目を喫す。
2回以降は立ち直り、7回まで無安打無得点に抑えたが、
5月14日の巨人戦以来、15試合ぶりとなる黒星。
打線が毎回の15三振と援護がなく、粘投も報われず>
「先制点を与えてしまったのが反省点ですね…」

<初経験のハードオフ新潟のマウンドも、
投球に微妙に影響したのかもしれない。
登板中はマウンドが合わないのか、
何度もスパイクで整えるしぐさをみせたが、言い訳にはしなかった>
「初めての球場でも不安はなかったのですが、
(マウンドが)少し柔らかかったですね」
中スポ時事通信ニッカン

●高橋聡文
<8回に2番手で登板。簡単に2死を取った後、
安打と2四球であっという間に満塁のピンチを招いたが、
最後は佐伯を中飛に仕留め、1イニング無失点で乗り切る。
速球は140キロ台後半を連発するなど球威は十分。
シーズン終盤でも元気な左腕がいるのは心強い>
「途中でバランスが悪くなったけど、零点で抑えられてよかったです」
(中スポ)


●荒木雅博
<左手首痛を押して3試合ぶりに2番二塁に復帰。
この日の試合前はは雨天中止となった
8月30日の東京ヤクルト戦以来、6日ぶりにフリー打撃に汗を流す。
笑顔で復帰への手応えを口にして>
「調子はいいよ」

<守備では華麗なグラブさばきを何度も披露し、
健在ぶりをアピールしたが、打席では2三振を含む4打数無安打。
8回2死の三振時には、バットを放り投げるなど
悔しさゆえの感情をあらわにしたが、
故障を言い訳にせず、起爆剤になれなかった悔しさをかみ殺して>
「手? 万全だから出てるんです。なんとかしなきゃいけなかった。
先発の書き間違いというのは聞いていた。
甘い球が少なかった? その中でも高い球を打っていかないと」
中スポサンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン

●森野将彦
<3打席目まですべて空振り三振を喫し、
うめくような口調で、試合を振り返る。
広島戦の3連敗の痛手から抜け出そうとする中、
シーズン途中の入団ながら今季わずか1勝の相手に
圧倒された悔しさに満ちていた>
「こんなところで、三つも三振している場合じゃない。
投手が急に代わっても、何とも思わなかった」

<この日は三塁側スタンドの一角に巨大な応援団が。
その数61人。新潟市十日町市から母方の親戚や
母親の友人たちがバスで2時間近くかけてやってきた。
新潟市十日町市は母親の真智子さんの郷里で
子どものころ、横浜の自宅から毎年『里帰り』していた>
「たまにきてましたよ。十日町、いいところですよ」

<昨年まで、新潟県にプロの公式戦開催にふさわしい球場がなく、
故郷に錦を飾る機会はなかったが、プロとして初めての凱旋に>
「たくさん来てくれるみたいです。いいところを見せたい」
中スポ

●和田一浩
<湿りきった打線にあって、二塁打を放って気を吐く。
2回、ブランコの四球の直後に左越えに豪快な一打を放ち、
無死二、三塁のチャンスをつくった。
それでも後続が倒れて得点には結びつかず、
自身も2本目は打てなかった。苦々しく振り返って>
「ランドルフ? 思ったよりコントロールがよかった」
(中スポ)

●小池正晃
<6番・右翼で先発出場を果たしたが、バットは鳴かず飛ばず。
4回無死一、二塁では投前へのバントを
ランドルフに三塁封殺された。試合後はうなだれて>
「すみません。何もありません」
中スポ

●英智
<同じく7番中堅で出場したが、2三振を喫した後、
7回に代打を送られた。言葉を絞り出して>
「積極的に行けばよかったかなと
思うところがありますが、自分の力不足です。
僕のせいで流れを止めてしまったというところがあります」
中スポ

●小山桂司
<スタメンマスクを被ったが、好機で打てず。
2点を追う2回2死二、三塁の同点機で空振り三振。
4回2死一、二塁のチャンスでも遊飛に倒れた。
守りでは先発・小笠原を盛り上げたが、試合後の表情は冴えず>
「あれだけチャンスで打てなかったらダメです」
(中スポ)

●立浪和義
<9回2死一塁、小池の代打で登場したが、
最後は147キロの真っすぐにバットが空を切った。
チームこの夜15個目の三振でゲームセット。悔しそうにつぶやいて>
「三振はいかんです。つながないと」

<この夜が通算2571試合目の出場。
門田博光(福岡ダイエー)に並ぶ歴代6位となったが、
自身が最も嫌う最後の打者になってしまっては
何も言えるはずもない。新潟では6日にもう1試合。
単独6位となる出番があれば、きっちり結果を残すつもり>
「明日、頑張ります」
(中スポ)

●笘篠外野守備走塁コーチ
<2回無死二、三塁。打者・小池の3球目。
右翼ファウルゾーンに打球が上がった打球を
吉村が落球した場面を振り返って>
「もちろんタッチアップでしたし、
トニ(ブランコ)なら楽々とセーフだったと思います。
捕っていたら吉村は恐らくホームへ投げたと思う。
だからベンちゃん(和田)も(セーフになる)可能性はありますよね」
中スポ

●石嶺打撃コーチ
<ランドルフの前に毎回の15三振を喫した打線について。
序盤から低めの変化球を見極められず、
制球難の癖がある左腕を楽にしてしまった。選手をかばったが>
「(ランドルフは)スライダーとチェンジアップがいい感じで抜けていた。
みんな、打てる球が来るまで我慢しようという
意識はあったのだが、もう少し我慢しないと」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信スポニチ名古屋

◆田中監督付スコアラー
<今季最少の2安打に終わった打線を悔いて>
「(荒れ球に対し)ボール球を振りすぎるからだろう」
中スポスポーツ報知ニッカン

●井端弘和
<横浜の『珍プレー』のあおりを食ったのが1番打者。
先頭打者として唯一、先発のグリンと対決。三ゴロに終わった。
グリンはきょう6日も先発する見通し。
自身だけは2日連続で対戦することになりそう>
「グリンの交代? (事前の情報で)知っていましたよ。
だからといって、打席に入る気持ちは変わらなかった」

<珍しい新潟県でのプロ野球開催。
今年7月に広島-阪神戦が行われたが、
96年6月9日の西武-近鉄戦(新潟鳥屋野)以来、
それまで12年間も1軍の試合はなかったというが>
「(新潟は)小さい時に海で遊ぶために来たくらい」
(中スポ、<ドラ番記者>


●井上一樹
<ベンチから『虎視眈々』と出番をうかがっている男がいる。
3日に1軍に戻ってきた38歳のベテランだ。
今季はほとんど2軍暮らし。
炎天下のゲームに出続けてきたおかげで
顔は真っ黒に日焼けしているが、豪快に笑って>
「日焼け? オレが色白でも変やろ」

<しかしその内心は燃えている。今季はノーヒット。
実績十分のバッターとしては屈辱以外の何物でもない。
たまりたまったうっぷんをぶつけるときは今。
男・井上が逆転Vへの切り札になる>
「体力はまだまだある。若手と同じくらいの練習はしてきた」
(中スポ)


●落合監督
<毎回の15三振を喫し、今季最少の2安打で6度目の完封負け。
5月2日以来、約4か月ぶりの4連敗で
首位・巨人とのゲーム差は7月3日以来の7.5ゲームに広がった。
敗因など語る価値もないという風情で
無言で球場の通路を通り抜け、バスに乗り込んで>
「…」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知


今日の公示。(5日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 前田章宏捕手
公式サイト共同通信社


若竜トピックス(5日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-福岡ソフトバンク 23回戦
(5日・ナゴヤ球場)
  030 300 010= 7
  031 201 001x = 8
[勝] 鈴木(21試合1勝)
[D本] なし
[Dバッテリー] 山本昌、中里、鈴木 - 田中
公式サイト・戦評

○谷哲也
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦(ナゴヤ球場)で
同点の9回2死一、二塁から右前にプロ初となる
サヨナラ適時打を放ち、3時間57分の激戦に終止符を打つ。
阪神とのし烈な首位争いを演じるなか、
チーム内にまん延する新型インフルエンザ禍に
自身も巻き込まれていたが、8月23日の巨人との交流戦以来
7試合ぶりとなったスタメン出場に燃えた。
味方が演出してくれた絶好の舞台に奮い立って>
「エラーもしてたし、インフルエンザで休んでたんで、
コイツを(スタメンで)使ったから負けたと思われたくなかった。
いい場面で回ってきたので、絶対打つんだという気持ちだった」

<7-7の同点で迎えた9回、2死を取られた直後、
代打の小林高也が中前打、続く澤井が四球を選んでつないでくれた。
2ストライクと追い込まれた後の4球目の
148キロの速球に食らいついた打球が、
一塁手の左横を際どくゴロで抜けていった。
プロ入り初のサヨナラ安打を興奮気味に振り返って>
「みんながつないでくれたチャンスだったので、
絶対打ちたかった。逆方向しか狙ってなかった。
(サヨナラ打は)小学校以来かな? 
(打球が)抜けた時は、勝ちたかったんで本当うれしかった」

<2年ぶりのウ・リーグ優勝に向けて、さらなる意気込みを見せて>
「いい緊張感の中で野球ができてる。
あと5試合全部勝つつもりで行きたいし、いい仕事がしたいですね」
中スポ

○小林高也
<9回2死から鈴木の代打で登場して、中前打を放つ。
福岡ソフトバンク・山田の150キロの速球をはじき返し、
サヨナラのおぜん立て。笑顔を見せて>
「大事な試合で使ってもらったので、気持ちで打とうと思いました。
左ピッチャーは好きなので、積極的に打っていこうと思ってました。
こういう場面で打てたことは自信になりますね」
中スポ

○山本昌
<先発で4イニングを投げ、6安打6失点>
『大事なところで変なピッチングをしてしまいました。
調子はよかったのですが、結果が4回6失点じゃあシャレにもなりません。
若い選手が頑張ってくれてチームは勝ったのでホッとしています。
1軍も後輩たちに少し疲れが出ているようですが、
あと少し頑張ってほしいです。
もちろんボクも最後の最後まであきらめませんよ。』

(「山本昌公式ホームページ」より引用)

2009年9月 5日 (土)

荒木強行出場決意、竜巻き返しの新潟2連戦。

今季得意としていた広島相手にまさかの3連敗
それも先発投手がことごとく打ち込まれてと、
ここにきてチーム状態が一気にダウンドラゴンズ
そんな現状を打破できるか、今週末は
21年ぶりという新潟で、横浜との2連戦を迎えます。
この日ナインは、ナゴヤドーム付近の駐車場などでの
調整後、空路で新潟へと移動したもよう。
逆転優勝の可能性が少なくなっていく「非常事態」
強行出場を志願した荒木選手会長を始め、
登板が予定される中田、朝倉などこの日竜ナインの声を。

ドラゴンズトピックス(4日)

◇荒木雅博

<左手首痛のため、2試合連続で欠場しているが、
きょう5日からの横浜2連戦(新潟)での出場を志願。
初めてという手首痛。患部の状態は完治にはほど遠いが、
癒えるのを待ってはいられない。
すべては『非常事態』のため。
これ以上の敗戦は避けなければいけないし、責任も感じている。
出場可否は首脳陣の決定であることも承知しているが
少しでも勝利に貢献したい思いが、強行出場へと突き動かす。
戦地・新潟へ向かう前、選手会長は目を真っすぐ見据えて>
「新潟で復帰? そのつもりでやっています。
こんな大変な時期に休んでしまい申し訳ない。
痛み? 3日間休んでだいぶなくなった」

<自身の野球人生を考えれば、
強行出場は危険な選択かもしれないが、
それでも、退路を断つかのような決断。
それほどまでに、チームへの気持ちは強い。
一刻も早く復帰するために、はやる気持ちを無理矢理抑え込み、
負担を減らすべくバットは握らなかったのもそのため。
この日も患部の回復を第一に考え
ナゴヤドームで行われた練習には参加せず、
静養に努め、チームとともに空路で新潟入りした>
「手首をここまで痛めたのは初めて。
ちょうどいい時に休みがあって。
日ごとに回復している? そうですね」

<欠場中はデラロサや岩﨑達郎が
代わりの二塁手として不在をカバーしてきたが、
精神的支柱でもある選手会長が復帰すればチームにとっても心強い。
その自覚は本人にもあり、こう語る患部からは、テーピングがようやく外れた。
不安の方は、胸の奥に押し隠して、
手負いの選手会長は奇跡の逆転優勝を目指し、腹をくくって>
「新潟は天気が悪いと思っていたけど、
予報では試合ができそうみたいで。
自分にいい風が吹いている気がするね」

<チームは一つの負けも許されない状況。
だからこそ体にムチを打ち、味方を鼓舞する。
治療もアイシングや患部固定など最善は尽くしている。
逆転優