吉見チームに感謝の16勝とG倒でファーム日本一!
レギュラーシーズンも残りわずか3試合。
10月最初のゲームとなったハマスタでの横浜最終戦は、
吉見一起の最多勝獲りを援護すべく、
先発・チェンが4イニングを1失点に抑え込むと、
打線も谷繁の先制2点打を皮切りに、和田の中押し弾、
さらに打点王を競う森野、ブランコが各1打点を挙げての援護。
4点のリードをもらい5回から登板した吉見ですが、
2ランこそ許したものの、4イニングを投げ抜き16勝目。
まさに思惑通りといった勝利となりました。
| ◇セントラル・リーグ公式戦 横浜-中日 最終戦 (3日・横浜スタジアム | 中日16勝8敗) | ||||||||||
| 9204人 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R |
| 中 日 | 2 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 6 |
| 横 浜 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 |
| [勝] 吉見(26試合16勝7敗) [S] 浅尾(67試合7勝9敗6S) [D本] 和田29号 | ||||||||||
| [Dバッテリー] チェン、吉見、浅尾 - 谷繁 | ||||||||||
◇対横浜最終戦・スタメン
1 (遊)井端 (5打数1安打)
2 (二)荒木 (4打数1安打1打点)
3 (三)森野 (4打数2安打1打点)
4 (右)ブランコ (3打数無安打1打点)
5 (左)和田 (3打数2安打1打点)
6 (捕)谷繁 (4打数2安打2打点)
7 (右)堂上剛裕 (3打数無安打)
8 (中)英智 (4打数1安打)
9 (投)チェン (1打数無安打)
【イニング経過】
<1回・中日> P・三浦
井端外スライダー中飛、荒木初球外直球二飛、
森野外フォーク高いバウンド二塁内野安打、
ブランコ低め直球見て四球、和田粘って四球、
2死満塁から、谷繁外直球右前2点適時打(D 2-0 YB)
<1回ウラ・横浜> P・チェン(中4日)
金城内直球左飛、藤田外150キロ二ゴロ、
内川中高め直球右中間突破二塁打、
2死二塁から、村田中低め直球右中間突破適時二塁打(D 2-1 YB)
2死二塁から、佐伯外スライダー空三振
<2回ウラ・横浜> P・チェン
吉村内低め見て四球、石川バント小フライ三邪飛、
武山内スライダー空三振、
三浦中高めスライダー詰まりながら左前打、
2死一、二塁から、金城中カーブ左翼フェンス際・
和田フェンスに足かけながら好捕・チェン救う
<3回・中日> P・三浦
荒木外スライダー外れ四球、森野2球目荒木二盗、
無死二塁から、森野中高め直球遊直、
1死二塁から、ブランコ外直球空三振、
和田初球前荒木けん制誘い出され三塁タッチアウト(盗塁死)
<3回ウラ・横浜> P・チェン
藤田外スライダー右飛、内川中スライダー当てただけ二飛、
村田外スライダー空三振
<4回・中日> P・三浦
和田外浮いたスライダー打った瞬間・
ライト中段飛び込む本塁打(D 3-1 YB)
谷繁外直球右飛、堂上剛裕内高め直球空三振(三浦2000奪三振)、
英智外直球空三振
<4回ウラ・横浜> P・チェン
佐伯外カーブ中飛、
吉村中直球センター伸びていく打球・英智背走フェンス際腕伸ばして好捕、
石川外スライダー空三振・お役御免
<5回・中日> P・三浦
代打小川中高めスライダー振り抜きライナー・
左翼ポール際フェンス直撃ヒット(今季初安打)、
井端内シュート引っ張り三塁線抜く二塁打、
無死二、三塁から、荒木内カットボール空三振、
1死二、三塁から、森野粘り11球目外フォーク・
詰まりながらも遊撃後方左翼線落ちる適時二塁打(D 4-1 YB)
1死二、三塁から、ブランコ外スライダー二ゴロの間(D 5-1 YB)
<5回ウラ・横浜> P・吉見(中8日)
武山初球外スライダー三塁線突破二塁打、
代打高森勇気外フォーク中飛、
金城外スライダー三遊間抜くヒット、
1死一、三塁から、藤田初球外シュート遊ゴロ6-4-3併殺
<6回ウラ・横浜> P・吉見
内川外スライダー中飛、村田内シュートバットへし折り三ゴロ、
佐伯初球外フォーク・一二塁間抜くヒット、
2死一塁から、吉村外浮いたスライダー・
レフト中段飛び込む本塁打(通算100号)(D 5-3 YB)
<8回・中日> P・高宮
森野中直球遊直、
P・真田
ブランコ外直球センターフェンス際飛球、
和田中シュート鮮やか中前打、谷繁中直球右前落ちるヒット、
2死一、三塁から、代打立浪外シュート叩くも左飛
<8回ウラ・横浜> P・吉見 右・小池
藤田内低め直球ハーフスイング三振、
内川初球内シュート遊ゴロ、村田初球フォーク打たせて三ゴロ
<9回・中日> P・真田
英智外スライダー二ゴロ掴むもボール手に付かず内野安打、
代打岩﨑達郎投犠打、井端二ゴロ進塁打、
2死三塁から、荒木内シュート高いバウンド二塁後方ゴロ・
荒木ヘッスラ一塁セーフ=適時内野安打(D 6-3 YB)
<9回ウラ・横浜> P・浅尾(67試合目)
佐伯外フォーク一ゴロ、吉村中直球強い遊ゴロ井端好捕、
代打森笠内高め152キロ直球見三振、試合終了。
【ゲームレビュー】
吉見、5回から登板で16勝
1回2死満塁から谷繁の右前打で2点を先行。
その後も4回に和田が29号ソロを放つなど着実に加点し、
5-1の5回から2番手で登板した吉見が
リーグ単独トップの16勝目を挙げた。
横浜は先発三浦が打ち込まれ、90敗目。
(公式サイト、共同通信社、ニッカン式スコア)
昨日は夕方から舞台を観に行っていたため、
早朝の録画観戦となったハマスタでの今季最終戦。
まさに「思惑通り」の勝利となりましたね。
防御率リーグナンバーワン、対横浜戦は驚異の0.27という
チェンを先発させて、4イニングを立ち上がりの1失点のみ。
その間に、横浜先発・三浦を攻め立て、
初回に満塁から谷繁の見事な右打ちで先制すると、
4回には和田が浮いたスライダーをきっちり仕留め中押し。
さらに5回にはともに1死二、三塁で回ってきた森野とブランコが、
かたやポテンヒット、かたや内野ゴロの間ながら、
仲良く1打点ずつゲットして、4点のリード。
そしてここからリーグトップの15勝、
しかも横浜戦0.88の吉見につなぐという『最多勝獲得作戦』。
結果的には代わり端、やや不安定だった吉見が
6回に吉村に2ランを喫したものの、
8回まで投げ抜き、最後は浅尾が締めての快勝。
リーグトップの16勝目を挙げて、ナインに感謝となりましたが、
作戦がズバリとはまってよかったですね。
「正直、先発として(タイトルを)争っている中で、
考え方はいろいろあるだろうが、僕の土俵の中のルールとは違う」
この日15勝目を挙げた巨人のゴンザレスがコメントをしていたように
それぞれの捉え方や、考え方もあるでしょうが、
まあ「タイトル支援」が今年のドラゴンズのやり方。
これまでローテの軸として1年間投げ抜いてきていますし、
こういうご褒美的なものもあっても良いのでは。
さらにチャンスがあるのなら、必ずやモノにする。
それが右腕の自信や成長につながれば、なおさらものでしょう。
ただ「さあ勝って下さい」的な
舞台を周りに作ってもらい、
登板して勝つというのも、
いざやってみると
それが逆にプレッシャーとなり、
やりにくい部分だってあるはず。
実際吉見も緊張したか、
5回いきなり初球を叩かれピンチをつくると、
6回には内川、村田と抑え、2死を奪いながら、
吉村には制球が甘くなり、浮いたスライダーをガツン。
まあ点差にもだいぶ助けられましたが、
こういうシチュエーションも意外と大変なんだな。
そんな風にも感じられたこの日の1勝でもありました。
次回登板は今季最終戦となる11日の神宮。
こういうアシスト継投になるのかはわかりませんが、
防御率も1.98と1点台が怪しくなってきましたし、
その翌週のCS登板に向けても、しっかり投げて弾みを付けたいですね。
これでもまだタイトル確定まではいかないでしょうが、
好投したうえで初の栄冠をゲットしてほしい。
チェンとともに竜投の左右の軸として期待のかかる背番号19。
こういう登板も「経験」として、さらなる調整を願いたいです。
その他の話題としては、
この日、富山で行われた
ファーム日本選手権で、
巨人を2-0で破って、
ファーム日本一!
辻2軍監督の胴上げが
2年ぶりに実現したようで。
ダイジェストを見ただけなので、
細かいことは他のファンブログの方にお任せしますが、
先発したルーキー・伊藤準規が好投し、
先日引退を表明した井上が、9回にライトへダメ押しの一発。
辻監督より多い9回も舞っていた、というのには思わず苦笑いですが、
日本一に貢献して、良き『フィナーレ』となったのでは。
まあそれはともかく、
ファームのみなさん、日本一おめでとうございます!!
ぜひとも1軍も続けるように、頑張ってもらいたいです。
☆ウィナーズ・ボイス(3日)
◎立浪和義
<現役最後の横浜戦、そして横浜スタジアム>
「(お疲れ様でした)ありがとうございます。
(みなさんの声援が届きました?)
はい、あのう本当に、何とか試合に出たかったんで、
まあちょっと打てなかった(8回代打で左飛)のは
残念ですけど、まあ全力でいきました。
(プロ初安打が横浜大洋戦でしたね)
そうですね。あのう、大洋時代の欠端さんですかね。
ツーベースで始まって、この間ツーベースでね、
まあ終わったのも、何か縁を感じたのですが。
(関東の、横浜の立浪ファンが最後まで待っていてくれた)
ええあのう、きょう終わったらねえ、きょう自分のユニホーム姿を
見ていただくのが最後になる方もいるかもしれないので、
あの、あいさつさしに、あのう、はい、きたんですけど、
まああのう、クライマックスもね、えー、ありますし、
自分自身もう1回、あのう引き締め直して、
最後の最後まで頑張りますので、またご声援よろしくお願いします。
(後輩たちがファーム日本選手権で日本一を決めた)
はいあのう、試合中にそういう連絡を聞いたんですけど、
まあ井上がホームラン打ったっていうことを聞いたんですけどね。
あの、よかったと思います。はい
(CS、日本シリーズに向けてファンにひと言)
いえあのう、まだちょっと期間はありますけど、
選手全員でもう1回気を引き締め直して、
一戦一戦戦っていきますので、そして勝ち上がって、
日本シリーズに行って、日本一になれるよう頑張りますので
最後まで応援して下さい。
(あとわずかですが頑張ってください)
ありがとうございます。(スタンドに)ありがとうございました」
<兼任コーチが文字通り横浜スタジアムに別れを告げた。
試合後、左翼席の中日ファンにあいさつし、
ベンチへ戻ってくると吉見のはずだった
ヒーローインタビューの対象者が、自身に変わっていた。
こう言って照れたが、8回2死一、三塁で代打登場し
左飛に倒れると、中日ファンだけでなく
横浜ファンも立ち上がっての拍手をもらっただけに、
そのお礼も込めてマイクの前に立った>
「何もやってないのに」
(中スポ)
○吉見一起
<先発・チェンを継いで、5回から2番手として登板。
狙い通りに、リーグ単独トップとなる16勝目を挙げたが、
右腕は試合後、周囲への感謝をひたすら並べて>
「チェンや野手のみなさんに助けてもらって。
落合監督や森さん(バッテリーチーフコーチ)にも
こういう舞台をつくっていただいて。
気を使って頂いて、本当に感謝しています」
<今季の登板26試合目にして、
初めてとなる中継ぎだったが、4イニング2失点に抑えた。
失点は6回の吉村の通算100号2ランだけ。
本調子ではなかったが、それでも、7、8回は
無難に切り抜け、初タイトルに一歩前進>
「ふだんと違う感じがして、とっても緊張しましたけど、
やってやろうと思って投げました」
<最多勝はまだ確定していないが、
15勝の巨人・ゴンザレス、東京ヤクルト・館山に
1勝差をつけたのは大きい。
自分1人ではなく、みんなで取った1勝。
だから、ヒーローインタビューは辞退した。
この日の感謝はCSで、何倍にもして恩返ししてみせる>
「結果はよかったですけど、制球もバランスも良くなかった。
もう少しゆったり投げないと。ひじが上がっていないというか。
(CSの開幕まで)2週間あるので、
走ったりして、直していきたいですね」
(中スポ、サンスポ、おおさか報知、時事通信、
毎日jp、スポニチ名古屋、ニッカン、デイリー)
○森バッテリーチーフコーチ
<安定感を誇るチェンが、先発に勝ちがつかない4回まで全力投球。
その間に打線がリードを奪い、白星のつく5回から吉見を投入。
今季のローテの軸となった両輪が初めて同じ試合に登板。
思惑通りの展開に、今後も支援を約束して>
「吉見のせいでチェンまで緊張していたな。
タイトルは、シーズン通してやったってことだから、
(最多勝の)チャンスがあればやらせたい。
そう何度もチャンスがあるわけじゃないからな」
(中スポ、サンスポ、スポニチ名古屋)
○チェン・ウェイン
<先発し、立ち上がりの1回に1失点。
4イニング1失点で降板したが、
防御率は1.57と依然として驚異的な数字を維持。
タイトルにも手がかかっている>
「逆球も多かったし、甘いコースに行って打たれてしまいました。
ただ、CSに向けた調整課程としては、まあまあよかったと思います」
(中スポ)
○森野将彦
<5回1死二、三塁、フルカウントになってから
実に5球もファウルで粘ると、三浦が投げた11球目、
フォークを打ち損じたが、
フラフラッと舞い上がった白球が三塁後方でポトリ。
それを見た三塁走者がゆっくりと生還した。
最高の場所に落ちてタイムリー二塁打になり、今季108打点目。
また一歩、打点王に近づいた>
「必死だったでしょ。
ストライクゾーンを広げて、少々ボール球でも振って…。
これまではチームのためでしたけど、いまは半分、自分のため。
やっぱり後悔したくないから」
<必死な姿勢はクライマックスシリーズにもつながるだろう。
本来なら単なる消化試合だが、すべての打席で真剣モード。
目標があることで気が抜けることなく本番に挑めるという>
「こんな緊張感は初めてですね。
タイトル争い? 初めての経験なんで
自分のためにも、チームのためにも頑張りたい」
<一瞬だけ単独トップに立った打点王レースは
直後に追いつかれたブランコと、3点差で追う巨人・小笠原との争いか。
同僚とのダブル受賞の可能性も出てきたが…>
「1人で取るのも2人で取るのも価値は一緒。
ブランコと2人で? それが1番いい」
(中スポ、サンスポ、おおさか報知、スポニチ名古屋)
○トニ・ブランコ
<5回1死二、三塁から二ゴロに倒れたが、
その間に三塁から井端が生還。打点を伸ばし108に。
本塁打王最右翼の主砲はタイトルには自然体>
「打点のことかい? それは神様が決めることだけど、
ボクは(本塁打との)2つのうち1つ取れればいいと思っている。
そして森野も取って、2人で分けられれば最高じゃないか!
エッ、得点も? それは知らなかった」
(中スポ、サンスポ、おおさか報知)
○笘篠外野守備走塁コーチ
<1回2死満塁からの谷繁の右前打で
二塁からブランコがかえったのが大きかったが>
「トニの足ならもっと余裕かなと思って回したんですけどね。
少し足が滑ったのか、意外と危なかった」
<森野と併走する108打点だけでなく、86打点もリーグトップ。
得点における長距離砲の利点は確かにあるのだが、
自らの本塁打で記録した38を差し引いたら『48』。
1年間見てきたコーチは、主砲に走塁への意欲を感じるという>
「常に先の塁をねらってやろうという思いが伝わってきます。
マイナーのうちは必死で走るのに、
メジャーリーグで活躍すると走らなくなっちゃう選手もいます。
でも、トニの場合はそれだけはないんじゃないかなと思えますからね」
(中スポ)
○谷繁元信
<1回2死満塁から、先制の2点適時打。
外角のストレートを右前へ運んだ。満足そうに振り返って>
「追い込まれていたので、
向こうに意識があって、うまく打てました」
(中スポ、毎日jp)
○和田一浩
<4回無死から、右翼に豪快な29号ソロ。
カウント1-2から外角高めのカットボールをはじき返して>
「しっかりした形で打てました」
<これで西武時代の04年以来、5年ぶりの30号にリーチとなったが>
「打てたらいいですけれど、どうしてもという数字ではないですよ。
そこを目標にしてやっているわけではないですから」
(カメラブログ、中スポ、ニッカン)
○荒木雅博
<9回2死、二塁ベース寄りのゴロを放つと、
ユニホームの胸が真っ赤に染まるほど
強烈なヘッドスライディングで内野安打にした。
吉見の白星をより確実にしたいという気持ちが表れ>
「ここでは終盤にもつれるイメージがあったんで、なんとかもう1点」
<3回に37個目の盗塁を決め、トップに1個差に迫っていたが、
続く森野の3球目に二塁を狙ったが、左封じで登板した
ベテラン左腕・工藤のクイックを盗み切れずアウトに。
それでもあきらめてはいない>
「チャンスがある限り」
(中スポ)
○小山桂司
<昨年、北海道日本ハムを戦力外になった男が、
新天地の中日では開幕ベンチ入り。
そればかりか、以降一度も抹消されることなく
ここまで142試合、1軍ベンチに居続けている。
あと2試合で、自身初めてレギュラーシーズンを1軍で『完走』できるが>
「あの時のことを思うと、
今ここ(1軍)にいるなんて考えられなかったんですよ。
ちょうど昨年の今日ぐらいじゃなかったかな。
あっという間に10月になっちゃった」
<ちょうど1年前、2008年10月3日、どん底の気分で仙台の実家にいた。
北海道日本ハムから戦力外通告を受けたのは前日の2日だった>
「練習中に突然呼ばれて『来季の契約は結ばない』って。
昨年は1軍初出場も初安打も果たしていたから、
事実として受け入れられなかった。
でもひとまず落ち着きを取り戻そうと思って、実家に帰ったんです。
(とは言っても)何も考えられなかった」
<そんな自分を奮い立たせたのは、当時交際中で、
今年5月に結婚した夕季さんの声援だった。
気持ちを切り替えて、11月の12球団合同トライアウトを
迎えることができた。そして今がある。
レギュラーシーズンだけでなく、CS、その先の日本シリーズまで、
1軍で『完走』することが、きっと恩返しになる>
「戦力外のことを話したら、絶対うそだって。
でもそれからずっと明るく励ましてくれたんです。
報いなきゃって思いました」
(中スポ)
◆藤井淳志
<毎年のことだが、戦力外通告の季節がやってきた。
4年前、野手では史上最高齢の29歳1カ月で指名され、
話題になった東北楽天の山崎隆広もそのなかの1人。
2日、球団から通告されたが、
ナゴヤ球場にもそれを寂しがる選手がいた。
社会人野球のNTT西日本の同僚であり、
球団こそ違うが、同じ05年のドラフトで指名された。
悔しい思いをした元同僚の分まで-とばかりに、
必死にリハビリをこなしている>
「山崎さんのほうが、僕より5つ年上ですけど、
一緒にやった仲ですからね…。
あすはわが身というか、そのくらい厳しい世界ですからね。
僕も早く戻れるように頑張ります」
(中スポ<ドラ番記者>)
○落合監督
<計画通り吉見に白星にも>
「まだ全日程が終わってないでしょ。
確定しているのは岩瀬のセーブ(王)だけ」
(中スポ、スポーツ報知、時事通信)
今日の公示。(3日)
◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 小川将俊捕手
(公式サイト、共同通信社)
△小川将俊
<この日出場選手登録されたが、
今季初安打で抜てきに応える。
5回先頭に代打で左前打。その後、森野の適時二塁打で生還し、
今季初得点もマーク。笑顔で球場を後にして>
「必死でした。結果が出たことは素直にうれしいです」
(中スポ)
若竜トピックス(3日)
◆2009年度プロ野球ファーム日本選手権
巨人-中日
(3日・富山市民球場アルペンスタジアム)
D 000 001 001 = 2
G 000 000 000 = 0
[勝] 伊藤準規(1勝)
[S] 金剛(1S)
[D本] 井上1号
[Dバッテリー] 伊藤準規、鈴木、岩田、金剛 - 小田
(公式サイト、NPB公式)
【ゲームレビュー】
2007年以来2年ぶり5度目の優勝を果たした
中日は6回1死一、三塁からイ・ビョンギュの二塁ゴロの間に
1点を先制すると、9回には井上のソロ本塁打で加点した。
投げては伊藤準規、鈴木、岩田、金剛の継投で巨人打線を零封。
最優秀選手は6回、1死満塁のピンチでマウンドに上がり、
無失点で切り抜けた2番手の鈴木が獲得した。
巨人は先発・久保が2失点で完投したものの、
打線が初回の2死満塁、6回の2死満塁と
2度の満塁で無得点に終わったのが痛かった。
中日先発・伊藤準規は初回に2死満塁のピンチを乗り切ると、
146キロのストレートとフォークを武器に
6回途中、7奪三振、無失点の好投を見せた。
6回に3四死球で1死満塁のピンチを招いて
降板したものの、将来性の高さを見せた。
2番手の鈴木は変則の右横手から
巨人打線を1イニング2/3を完ぺきに抑えた。
打線では、ことしで引退を決めている
ベテラン・井上が8回2死二塁の場面で代打で出場。
このときは二走・柳田がけん制死でスイングすることがなかったものの、
仕切り直しとなった9回の先頭打者でライトへソロ本塁打を放った。
(公式サイト、スポーツナビ、共同通信社、時事通信)
【ファーム日本選手権の表彰選手】
▽最優秀選手 鈴木
▽優秀選手 伊藤準規、野本、井上、久保(巨人)
◎辻2軍監督
<2年ぶり5回目のファーム日本一に導く>
「(おめでとうございます)どうもありがとうございます。
(宙に舞った感想は?)
そうですね。あのう、私就任して3年目ですけれども、
えー、この選手権で2度の胴上げをさせていただいて
本当に選手に感謝しています。
(2-0と競った好ゲーム。試合前は打って勝ちたいと
話していたが、投手陣が本当によく頑張った)
ええ、あのう、今シーズン振り返ると
ピッチャーが本当に苦労したんで、
えー、打線がカバーするしかないかなと。
しかし相手ピッチャーが久保君なんで、
本当に3点取られたらウチは勝てないとそう思ってましたんで、
本当にピッチャーが頑張ってくれました。
(8月以降の勝率が8割を超える
驚異的な強さを見せつけての優勝。
そして一発勝負を制してのファーム日本一)
そうですね。あのう、まあ先程言いましたけども、
3年目にして、非常に野手の成長がありましてですね。
えー、夏からずっと僕はサインを出すこともなく、
選手が自然と自分たちで考えながら野球ができるようになった。
そのチーム力だと思います。
(ファームは勝利と同時に選手の育成もあるが、その辺りも含めて)
やはりあのう、この中から、えー、
未来の中日ドラゴンズのレギュラーを獲る選手をですね、
1人でも多く出るのが私たちの願いであって、
えー、この中にもほとんどの選手が、
野手は今年すべての選手が1軍に上がっています。
そういう経験を踏まえながらですね、
やっぱこういう試合ができることで自信になって、
それがあのう、将来の中日ドラゴンズを
背負って立ってくれればいいかな、そう思います。
(今日は本当におめでとうございました)
どうもありがとうございました」
<大一番の先発に応え、6回途中まで
巨人の2軍を無失点に抑えた伊藤準規を褒めちぎって>
「最近の練習試合で一番内容が良かった。
若さと勢いがどこまで通じるか見たかった。
5回までいってくれればと大したものだ。
期待以上のピッチングをしてくれた」
(中スポ、中日新聞、スポーツナビ、スポニチ)
◎鈴木義広
<先発・伊藤準規の後を受けて6回1死満塁で登板。
ピンチを無失点で切り抜けて、MVPを獲得>
「(ナイスリリーフでした)ありがとうございます。
(1点リードの6回1死満塁、大きなピンチでの登板。
どんなことを考えながらマウンドに?)
そうですね、あのう、先発の伊藤が頑張ってたので、
何とか勝ち投手がつくように頑張りました。
(次の回を含めて、5人をパーフェクトに抑える好投)
そうですね。去年、ちょっとヒジを手術して、
えーと、ファームのスタッフの方にすごいお世話になっているので、
何とかそれもチームに貢献できるように頑張りました。
(手術を乗り越えてのシーズン、いろいろな思いがあったと思うが、
これでまた上に戻れるかなという手応えを強くもったのでは?)
そうですね、まだクライマックスシリーズもあるんで、
えーと、何とか井上さんと頑張りたいです。
(集まってくれたファンにひと言)
えーと、きょうはあのう、たくさん応援にきてもらって、
ありがとうございます。えー、上に戻っても
頑張りますので、応援よろしくお願いします」
<6回1死満塁のピンチに気迫の投球で
代打・隠善を三振、加治前を投ゴロを打ち取り、
力強くガッツポーズを作った。7回も三者凡退で抑え、
結局1イニング2/3を3奪三振でパーフェクトリリーフ。
好救援を見せて、MVPをゲット>
「伊藤の勝ち星を消さないように必死だった。
緊張は無かったです。上も下もこういうケースが多いですから。
まさか中継ぎで(MVPを)取れるとは思わなかった」
<頼りになる中継ぎの『スペシャリスト』は
CSでの活躍を高らかに宣言して>
「井上さんと一緒に上に戻って頑張りたい」
(ファームブログ、中スポ、おおさか報知、スポーツナビ)
◎井上一樹
<今年で引退を決めている20年目のベテランが
1点リードの9回にソロ本塁打を放ち、貴重な追加点をもたらす>
「(素晴らしいホームランでした)
えー、あのう、引退を発表して、
え…、なんかこの、素晴らしい試合の中で、
なかなか出なかったホームランが、
そして、富山ってあのう、いつも試合には来るんですけども、
なかなかいいイメージがなかったんですね。
でもこれで富山にありがとうと、心置きなく言えます!
(ファンの声援もひときわ大きかった)
はい。あのう、ファンの方がね、
こんなにたくさんね、えー相手のジャイアンツファンの方もね、
ドラゴンズファンも、本当にこんなにいっぱい球場に詰め掛けてくれて、
そして僕らのこの『フィナーレ』を見て下さったということで、
僕のじゃないですよ、ち、あの、シーズンのフィナーレのね。
えー、いい感じで僕の中ではいい思い出として終わると思います。
(チームメートの手で6度胴上げをされていたが?)
(スタンドから「9回だよ」の声)はい、9回。
(失礼、9回ですね。背番号の9回、失礼しました)
あのう、本当にね、みんな今年は僕も2軍生活だったんで
えー、若い選手がですね、僕を引っ張ってくれたと。
みんなかわいい連中です。本当に感謝してます。
(まだCSがあるが、ファンのみなさんにひと言)
はい。あのう、クライマックスシリーズ、
そしてクライマックスシリーズを勝ち上がると日本シリーズへと、
僕も一日でも長く、9番のユニホームを現役で少しでも着たいんで、
そういうふうに力になれるように頑張ります」
<まさに千両役者だ。1-0の9回。先頭で打席に入ると、
巨人・久保の142キロ真ん中付近の直球を振り抜いた。
試合を決定づける右翼席中段へのソロアーチ。
今季限りで引退するベテランは、辻監督の胴上げ後、
後輩たちの手で背番号と同じ9度、宙に舞った>
「若い選手が多い中、引退発表した選手が
出ていいのかと恥ずかしい気持ちがあった。
僕が出てきたことでみんなが沸いてくれた。
いい形で打てた。声援が打たせてくれた」
<ファーム日本選手権の開始を前に、
中日ナインがサイン会を行っていたが、
いの一番にサイン会へ出てくると、
練習が始まる時間ギリギリまで残っていた。
ドアラとともに最後までいすに座り、
一人一人のファンと笑顔でふれあっていた。
誰よりもファンを大切にし、行動で実践してきた男は>
「熱心ですね? ファンサービスは
オレが一番大事にしていることじゃないか。
ファンあってのプロ野球だよ」
(おおさか報知、スポーツナビ、共同通信社、時事通信、ニッカン)
○伊藤準規
<2軍戦でも先発経験のない新人が、6回途中まで無失点。
18歳の若武者が大舞台で潜在能力の高さを見せつけた。
日本一の瞬間、先輩たちからの祝福のハイタッチ攻めに
ひたすら照れ笑いを浮かべ、端正な顔に喜びがあふれた>
「うれしいです。攻めること、強気で投げることを考えていました」
<1回、いきなり無死一、二塁のピンチを背負ったものの、
同じ高卒ルーキーの3番大田をフォークで
空振り三振に仕留めて落ち着きを取り戻す。
このあと2死満塁とされたが、後続も抑えて
ピンチを脱すと、2回以降は被安打わずかに1。
プロ入り後に磨きをかけた宝刀のフォークを武器に、
次々と三振を奪った>
「気持ちです。絶対に打たれないと思いました」
<5回まで2安打、7奪三振。
プロ最長の6イニング目に入ったところで
3四死球を出してマウンドを降板>
「最後に疲れが出たのが課題」
<チームを日本一に近づけ、背番号18に込められた
期待に応えるまでの道のりを踏み出した。
6日からは宮崎で行われる秋季教育リーグの
フェニックス・リーグに参戦する予定。
右腕はさらなる舞台を見据えて>
「なかなかできない経験をさせてもらったので、
こういう試合で投げられたことを勉強に、
さらにステップアップしていきたい。
クライマックスで当然投げたいという気持ちもありますので、調整したい」
(ファームブログ、中スポ、中日新聞、スポニチ)
○岩田慎司
<鈴木の後を継いだ新人は、8回の1イニングで2奪三振>
「今日は結果がすべてなんで、3人でピシャリと抑えられて良かった」
(中スポ)
○金剛弘樹
<9回から登板し、最後の打者加治前を
145キロ直球で左飛に打ち取り試合を締めた
パーフェクトリリーフで日本一に貢献。気を引き締めて>
「いい球がいっていたし、いい形で終われた。
まだオフではないので、いつでも試合で投げられるように
コンディションを整えていきたい」
(中スポ)
○野本圭
<1軍で出場選手登録されている新人が優秀選手に選ばれる。
6回1死から中前打を放つと、新井の打席で盗塁を決め、
捕手・加藤の二塁への悪送球の間に三塁を陥れ好走塁。
その後、新井が四球を選び、続くイ・ビョンギュの二ゴロの間に
決勝得点となる先制のホームを踏んだ。賞金20万円を獲得し笑顔。
試合後は4日の1軍・阪神戦(甲子園)に出場するため、
柳田とともに遠征先の大阪へ向かって>
「チームの勝利に貢献できて本当によかった」
(中スポ)



締まった好試合で勝利して、ファーム日本一。
とても嬉しかったです。投手陣の踏ん張り、
一樹選手の豪快弾など、嬉しいシーンが
たくさんありました。一軍の日本一へ向けて
素晴らしい景気づけになりましたね!
ハマスタの試合では、やはり和田選手の
一発が嬉しかったです。久しぶりの30号を
なんとしても達成してほしいですよ!
投稿: ドライチ | 2009年10月 4日 (日) 12時16分
今季最後のハマスタ見てきました

良い具合に加点して、豪華投手リレー
吉見は、タイトルを取ってほしいですね。
1軍の試合よりファームが気になっていたり(爆
相手が相手だけに負けが許されない試合で
よく勝って日本一になってくれたと思います
親子日本一になってほしいですね
投稿: dai | 2009年10月 4日 (日) 13時15分
コメントありがとうございます!

通常の1軍の試合に、ファーム日本選手権。
それも巨人に勝ってのファーム日本一
記事2本分つくったみたいで、正直疲れました
>ドライチさん
一発勝負だけに一歩間違うと大変なことになりますが、
今季の選手権は締まった好ゲームでしたね。
大きな満塁のピンチを凌いだ投手陣の踏ん張り、
そしてフィナーレを飾った井上選手。
こういうゲームは好きなので、勝ってなおさらうれしいです
和田選手、攻守に活躍でしたね。
ぜひとも30号、残る2試合で達成してもらいたいものです
>daiさん
ハマスタ観戦、お疲れ様でした
先制点がうまく入ったことでまずは思惑通り。
チェン、吉見両投手ともにピンチはありましたが、
尻上がりでしたし、まあ順調でしょう。
ファームの日本一は立浪選手のお立ち台で知りました

若竜から頑張りのバトンを受け取り、
CS第2ステージに上がった際は、こちらも叩いてほしいです
投稿: Toshikichi | 2009年10月 4日 (日) 16時22分