森野右翼有事に備え、ドラゴンズ本格練習再開。
今季最終戦及びクライマックスシリーズに向けて、
ドラゴンズナインがこの日、本格練習を再開。
ナゴヤドームで2日ぶりに汗を流したようですが、
練習中、決戦を意識したかのような大きな動きが。
三塁の守備練習を終えた森野将彦が外野へ移動し、
ライトの位置でノックを受けていたもよう
どうやら天敵である岩田を含めた左腕攻略の秘策の1つか。
その他浅尾山井守護神不在に備えるなど、この日の竜の話題を。
ドラゴンズトピックス(7日)
◇森野将彦
<ナゴヤドームで練習を行ったが、
いつも通り三塁で守備練習を終えると、
右翼の守備位置へ行き、ノックを受け始めて>
「走らないとね」
<外野は内野より長い距離を走る。
確かにたっぷりといい汗をかいていたが、どうも走るためだけではない。
ノックは終わらず、約30分間も打球を追い続けた。
何かの『仕込み』があるという問いに、ニコッと笑って>
「いろいろとね。遊び程度に…。
僕はまだ何も聞いていないのでわからない」
(中スポ、スポニチ名古屋、ニッカン)
◇笘篠外野守備走塁コーチ
<森野の外野ノックを見守り、その意味を説明>
「万が一に備えて、ということです。
外野を守ることがもしかしたらあるかもしれないから。
攻撃的シフト? そうだね。
阪神が(3位に)来た場合、左投手に対して、
誰が相性がいいかといえば、デラロサらしいので。
(CS第1ステージに)阪神が来て、
(先発が)左、左、左ということになれば、
デラロサを入れるかもしれないというし、
デラロサが(左を)打っているというし。
でも森野も外せない。じゃあ、どこで使うかと考えたら…」
<森野の外野守備については太鼓判を押して>
「去年も(外野を)やってたからね。慣れてくれれば大丈夫だよ。
トニ(ブランコ)より全然うまい」
(中スポ、スポーツ報知、スポニチ名古屋、ニッカン)
◇落合監督
<外野グラウンドからじっと練習を見つめていただけだが、
クライマックスシリーズに向けてはこう話している>
「使うメンバーはどこ(どのチーム)が出てくるかによって変わってくる」
(ニッカン)
◇平田良介
<左投手になると打率.346という強打者になる左キラー。
右投手には.237。本人は首をひねるが、
明らかに左に強いという結果が出ている>
「もともと、左が得意ということはなかったです。
特に何か変わったところはないんですけど…」
<気合なら十分、CS第1ステージの相手が阪神になれば、
左腕の岩田、能見との対戦が確実。
特に岩田は大阪桐蔭高の先輩。打って恩返しをしたいところ>
「左投手なら試合に出るチャンスがあると思うので、がんばります。
右投手でも代打でチャンスがあると思うので、がんばります」
<大好きな季節もやってきた。
練習最後に行われたハードなランニングで完全にグロッキー。
何とか持ちこたえて>
「秋は涼しいですから」
(中スポ)
◇小池正晃
<一塁の守備位置でシートノックに参加。
本来は外野手だが、投手との連係を繰り返し確認。
三塁手の森野とともに、一塁の守備位置で白球を追った。
笑ったが、春季キャンプでは一塁の練習も行っており、
非常時に備えるという意味もありそう>
「人が足りなかったから、手伝っただけ」
(中スポ)
◇英智
<立浪兼任コーチの直接指導を受ける。
フリー打撃の直前、身ぶり手ぶりを交え、約5分間。
CSに向けさらなる調子アップを目指し、必死にバットを振って>
「いつも教えていただいてることですけど、それを確認しました」
(中スポ)
◇荒木雅博
<アメリカンノックを敢行。外野フェンス沿いを
端から端まで、約10分間にわたって疾走し、
大粒の汗を流した。ノック敢行の理由を問われ>
「2日休みましたから。
リセットして、また一からやり直すというところですね。
(痛めていた左手首は)だいぶよくなりました」
(中スポ)
◇浅尾拓也
<9月19日の横浜戦以来、実戦から遠ざかっている
守護神・岩瀬はCSで復帰を目指しているものの、先行きは不透明。
本来なら代えの効かない守護神だが、中日にはこの右腕がいる。
ナゴヤドームでの練習を終え、駐車場に現れた表情は引き締まっていた>
「CSは1勝の価値がこれまでとは全然違う。緊張感も違う。
どこで投げても自分のピッチングをできるように準備したいです」
<今季は8月以降セーブがつく6度の機会に登板し、
失点ゼロで6セーブと、9回を締める『予行演習』は完ぺきだが、
セットアッパーとストッパーの違いは、
単に『投げる順番』だけではないと言う。
岩瀬が背負ってきた重圧は並大抵ではない。
バトンをつないできただけに、責任の重さを痛いほど知っている>
「今までは『何とかいい形で岩瀬さんにつなごう』と思って投げてきました。
ストッパーの場合、後ろに岩瀬さんがいないわけですから。そこが違います」
<それでも、今の右腕には重圧を受け止める強さがある。
頭に残っているのは1年前の記憶。
セットアッパーとして期待されながら、登板は2試合だけ。
右肩の痛みが原因で力を出し切れなかった。
心身ともにスケールアップした今、同じ失敗は繰り返さない>
「あのときは肩の不安があった。
(CS初出場で)力みもあったかもしれません。
だから今度は万全のコンディションでCSに臨みたい」
(中スポ)
◇森バッテリーチーフコーチ
<最近5試合、岩瀬はベンチからも外れているが、
CSで岩瀬欠場という不測の事態を想定し、こう語り>
「浅尾がいる。山井、高橋だっているだろ」
(中スポ)
◇山井大介
<短期決戦の切り札は態勢を整える。
先発でもリリーフでもいける。おまけに大舞台にめっぽう強い。
柔軟に使えるカードが欲しい短期決戦では貴重な戦力。
ここまでのプロ通算102試合の内訳は、先発54、救援48。
先発のイメージが強いが、実際の登板はほぼ半分ずつ。
だからどちらでも対応できるのが心強い。
しびれる短期決戦になると、さらに頼もしい数字がある。
ポストシーズン成績は2勝負けなし、防御率1.80。
伝説となった07年の日本シリーズ最終戦、
8イニングパーフェクトの快投が何より象徴的。
ロングだろうと、ワンポイントだろうと
負担を引き受けることになるが>
「先発と中継ぎでは同じところもあるし、違うところもある。
ボクは中継ぎでもけっこう投げてます。言われたところで投げるだけです」
(中スポ)
◆山本昌
<ナゴヤ球場で新聞を見ながら、こうつぶやいた。
視線の先には、とある選手の引退セレモニーを報じる記事。
水島新司氏の人気野球漫画『あぶさん』の主人公・景浦安武。
漫画の中で対戦し、打たれたことがあるという。
景浦といえば、南海(現福岡ソフトバンク)に入団して以来、
ホークス一筋。62歳の今季、引退を発表した伝説的な選手。
1球団で長くプレーしているという意味では、景浦と共通している>
「オレ、この人に場外弾を浴びたことがあるんだよね。
いや、ウチはドームだから、最上段だったかなあ。
(同じ水島氏の野球漫画『ドカベン』に登場する)
岩鬼に一発を打たれたこともあったなあ。
悔しい? いや、載せてもらえるのは名誉なことだよ」
<さらに新聞を読みながら悔しがって>
「あいつ、オレのセーブ記録を更新しやがった」
<引退する千葉ロッテ・小宮山は6日のラスト登板で
セーブを挙げ、最年長セーブ(44歳0カ月)をマーク。
それまでの記録ホルダーは意外にもこの左腕。
3年前に41歳2カ月でセーブを挙げていたのだ。
ちなみに小宮山とは同級生。記録を更新されたことは
悔しそうでもあり、うれしそうにも見えたが>
「抜くとは言っていたけど、本当にやるとはなあ」
(中スポ、<ドラ番記者>)
◇吉見一起
<お湯で体をあたため、すぐさま水風呂へと飛び込む。
これを何度も繰り返す。右腕の近ごろの日課である>
「交代浴といって、疲労回復に効果があるらしいんです。
(トレーナーらに)マッサージもしていただいているんですけど、
それに加えて、自分でできることもないかと思って。
マッサージの効果もあるらしいんですよ」
<開幕からチームでただ1人、ローテーションを守り続けてきた。
16勝はチームトップ。186イニング1/3はチーム最多。
球宴にも出場したが、その体は疲労にむしばまれていた>
「僕は1年を通して、(1軍で)やった経験がないですし、
確かに疲れはたまっていて。でも疲れたとは言ってられませんから。
相談してみたら、交代浴を教えてもらったんです」
<ナゴヤドーム内のクラブハウスには、
交代浴が可能な施設があるといい、
休日は自宅近くのスーパー銭湯を利用。
遠征中はホテル内の施設などを探しては試している。
可能な施設が近くにないときは、
同じく疲労回復に効果があるとされる半身浴も行う>
「1週間に何度とか、決めてやっているわけではありませんけど、
なるべく行くようにはしています」
<ただ水風呂は体に負担を与える場合もある。
利用するときの水温は18度程度>
「せいぜい5分とか、そんなに長くは入らないです」
(中スポ)
◇三木トレーニングコーチ
<今季終盤、吉見が門を叩いたコーチ。
交代浴の効果をわかりやすくこう説明。
肩までではなく、半身浴と同じく、
へその辺りまでつかるのが一般的とか>
「温かい風呂では血管が拡張して、水風呂で収縮する。
これを繰り返すと、血流がよくなり、疲労の回復に役立つんです」
(中スポ)
若竜トピックス(7日)
◆マキシモ・ネルソン
<予定だったみやざきフェニックス・リーグは
この日も8試合すべてが雨天中止に。
先発予定だった右腕はきょう8日の東京ヤクルト戦に
スライド登板となりそう。気合を込めて>
「1軍で結果を残せていたなら今、ここ(宮崎)にはいないはず。
ゲームの中でストレートの質を上げていって、
CSで呼んでもらえるようアピールしたい。
明日? 調整はうまくいっているからね」
(中スポ)
◆前田章宏
<この日スタメンマスクが予定されていたが、
打撃、キャッチングとみっちりと汗を流した。
目標はCSでのベンチ入り。捕手3人制なら割って入るチャンスがあるが、
フェニックス・リーグでは田中と出場機会を分け合い、競う形になる見込み>
「まず守りありきですが、
(9月に)1軍に呼んでもらった時に、打撃でのアピールも大切だと思った。
バッティングはよくなってきていますし、アピールしたい」
(中スポ)
◆加藤聡
<来季の支配下選手登録を目指す中日の育成新人は、
今回参加しているフェニックス・リーグで猛アピールする覚悟。
今季2軍では21試合で25打数2安打、本塁打と打点はなし。
開幕予定日から2日連続で雨天中止に。
貴重なアピール機会に水を差されているが、
それでも少ないチャンスをものにして、
出場機会を勝ち取っていくしかない>
「内容もそうですけど結果にこだわっていきたい」
(中スポ)
◆小林高也
<同じく育成新人は、2軍戦18試合で19打数6安打、0本塁打4打点。
出場機会にはあまり恵まれなかったが、長打が魅力。
フェニックス・リーグ前半はイ・ビョンギュ、井上ら
CSに向けて調整が必要な選手が先発起用されることになりそうなため、
まずは試合途中からの出場が予想されるが、
背番号を現在の3ケタから2ケタにする夢をかなえるために、
必死にアピールを続けていく覚悟。意気込みを語って>
「実戦を積んでその中で技術を向上させたい」
(中スポ)
◆辻2軍監督
<今シーズン中の支配下登録は実現しなかったが、
加藤、小林高也の次なる挑戦はすでに始まっているという>
「この秋フラフラになるまでやってどれだけついていけるか。
結果も出していかないといけないし、
来年、よ~いドンで行けるようにしないと。
(今季の)残りをどう過ごすかだね」
(中スポ)
◆10/9(金)に練習試合が行われます(みやざきフェニックスL公式)
◆9日に練習試合(中スポ)
(フェニックス・リーグは、2日連続で全試合が雨天中止となった。
そのため当初は練習日となっていた9日に
参加チームによる練習試合が組まれることに。
中日はフューチャーズ(NPB混成チーム)と
午後12時30分から、生目の杜第2野球場で対戦する)
以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
台風18号は今朝午前5時すぎ、
愛知県の知多半島付近に上陸し、本州を縦断。
その後北日本に達する見込みだそうですが、
埼玉県東部的には、今回の台風は
雨よりも強風、暴風という印象が強かったですね。
自分も車で通勤中、橋で若干煽られたり、
信号で止まっている際の方が、むしろ怖かったですから。
さらに関東の鉄道は、朝からかなりの混乱。
昼を過ぎても依然として運転を見合わせている状況。
電車通勤の方はかなり大変だったのではと思われます。
それはさておき、ドラゴンズナインは、
2日間の休みを終え、この日から本格的な練習を再開。
落合監督以下、コーチ、選手らが
ナゴヤドームに集結して、汗を流したもよう。
そんななか、今朝のスポーツ紙は、
主に「有事に備える」といった感じの記事が多かったですね。
中でも最も目立ったのは、森野の外野起用計画。
定位置のサードでの
守備練習を終えると、
足を動かす意味もあり、
ライトの位置で
外野ノックを受けていたそうですが、
果たして実際に守らせることになるのか…。
その背景には、デラロサが
昨季岩田と相性がよく、
さらに「左投手キラー」だったという
データもあるのでしょうが、
今季三塁での先発は
わずか3度のみ。
そうなると11日の東京ヤクルトとの今季最終戦で
デラロサを1軍に上げ、一度は試しておいた方が良いのではと。
確かに大事な一戦では一つのエラーでも命取り。
今季エラーキングの森野をライトに置き、打撃に集中させる。
ただデラロサも守備には定評こそあるものの、
たまにポカもありますし、どっちもどっちの感も。
しかしそれ以上に、重きを置かなくてはいけないのは、
岩田、能見を始めとする「左投手を攻略」すること。
そう考えると、こういう策もアリと言えるでしょうね。
さらにセンターには、同じく左投手に強いという平田もスタンバイ。
対戦の可能性が高い阪神戦に向け、秘策を打とうとしていますが、
天敵となっている岩田には、今季「左打者に弱い」というデータが。
岩田自身も左打者が苦手というイメージは、
少なからず持っていることでしょうが、
今回の秘策は、左打者に強くても所詮は右打者。
「左打者に弱い」と「左投手に強い打者を使う」は、
決してイコールにはならないような気もするのですが。
ただデラロサなり、平田なりが、チャンスを活かし、
来る決戦のラッキーボーイになってくれればいいなあと。
そのためにもしっかりと準備しておいてほしいですね。
今夜、明日と0.5ゲーム差の中にいる
3位・阪神と4位・東京ヤクルトが神宮で最後の直接対決。
その結果如何では、また対策も変わってくるでしょうが、
どちらが進出してきても対応できるようにしておくのが大事。
「本当の戦い」まで残り10日を切り、対策を進め始めたドラゴンズ。
着々と練られている秘策に、今後も注目していきたいと思います。



今日は秋葉原までは私鉄で行けたのですが、
JRが全線ストップしてまして……
結局、会社のある水道橋まで2駅分
歩いたのですが、日頃の運動不足のせいで
ヘトヘトになってしまいました(苦笑)。
それはともかく、岩田対策が急務ですね。
デラロサ選手が好相性というのは
知りませんでしたが、「左対左」も
捨てがたいところです。もし対戦することに
なったら、どういう手を打つのか注目ですね
投稿: ドライチ | 2009年10月 8日 (木) 18時25分