森野獲るぞ打点王、竜戦士タイトル争い最終局面。
ドラゴンズの1軍ナインはこの日、
ナゴヤドームで練習後、横浜戦に備えて移動。
一方2軍ナインは富山に移動し、きょう行われる
「ファーム日本選手権」に向けての練習を行ったそうです。
レギュラーシーズンも終盤となり、タイトル争いも最終局面。
打点王争いトップの森野がプロ入り初の栄冠に向け、
ついに獲得意欲を示したもよう。
その他荒木打撃練習再開など、この日のドラゴンズの話題を。
ドラゴンズトピックス(2日)
◇森野将彦
<13年目の初タイトルに強い意欲を示す。
これまでタイトルについてとはぐらかしていたが、
初めての意思表示。打点王のタイトルについて、
明確な獲得意欲を示し、こう宣言>
「残り3試合、チャンスなので意識してやります」
<今季は開幕から3番に座りチームを引っ張り続けた。
1試合だけ5番だったが、全試合に
クリーンアップとしてスタメン出場中。
特に打点部門ではシーズン途中から常にリードする立場。
残り3試合となって『107』で並ぶ同僚・ブランコ以外にも
小笠原、ラミレスの巨人コンビが強敵だが恐れてはいない>
「他の人を気にしていてもどうしようもない」
<15日後に始まる3位チームとの決戦に向けて、
残り少ない実戦の打席で試さなければならないことも出てくる。
あくまで自分の成績は二の次という考えがあるのだが>
「もちろん、変なバッティングで
調子を崩さない、という前提はありますけどね。
一番大事なのはクライマックスシリーズだから」
<もちろん初めての勲章を目の前に、
黙って見過ごすようなまねはしない。
ここまでシーズン自己最多の23本塁打を記録しており
場合によっては外野スタンドをめがけてバットを振る可能性も。
きょう3日はカード別では最多の6本塁打を放っている横浜戦。
この日のフリー打撃でも、それを想定するかのようなアーチを
気持ちよさそうに右翼席へ何本もかけた>
「走者がいなくても、甘い球なら大きいのを狙っていくことも」
<毎年のようにけがに泣かされ、最も多く出た07年も
死球の影響などで全試合出場に2つ足りなかった。
今季はそれがあと3試合で達成できる。
3年ぶりに戻った三塁の守備ではやや不満の残る結果も残したが、
最も充実したシーズンであることは間違いない>
「一番怖いのは、とにかくけがですね」
(中スポ)
◇トニ・ブランコ
<本塁打王と打点王の二冠を目指す。
それも打点のタイトルは、森野と仲良く同数で分け合いたいと願う>
「競っているから全力を尽くしたい。
でも素晴らしいストーリーは、森野さんと自分が
同じ打点で並んで2人で笑うことだね」
<打撃はここに来て復調の一途をたどっている。
9月はわずか3本塁打と苦しんだが、26日の阪神戦で
37号を放つとそこから4試合連続マルチ安打。
打点は森野と107で並んでいる。
本塁打は8月までにつくった貯金が大きく、
38本でほぼタイトルを手中にしているが、ラストスパートを約束>
「本塁打王? まだ、何があるかわからないからね。
最後まで全力でバットを振り続けるよ」
(中スポ)
◇荒木雅博
<9月28日の巨人戦で途中交代し、
2試合を欠場したが、4試合ぶりにフリー打撃を再開。
痛めている左手首の影響で大事を取ったもようだが、
4日ぶりに打撃ケージへ入っても
スイングを加減するようなそぶりは見られなかった。
鋭いライナーが右へ左へ飛ぶ。
明るい笑顔で周囲の不安を打ち消して>
「もう大丈夫です」
<攻守の柱にしてチームリーダー。
故障が深刻ならCSへ向けて暗雲が立ち込めるところだったが、
どうやら3日間の治療で回復したよう。
3日の横浜戦で復帰する意向を明らかにして>
「明日? まだわかりませんが、出るつもりです」
<自身の後を打つ3番・森野、4番・ブランコが
し烈なリーグ打点王争いを繰り広げているが『足スト』を約束して>
「塁に出たら頑張ってホームに還ってきますよ。
あの2人のどちらの打球でも」
(中スポ、スポーツ報知、スポニチ名古屋)
◇浅尾拓也
<権藤博氏が持つ球団の年間最多登板記録・69試合に
あと3と迫ったが、残り3試合すべてに登板する意欲。
記録への意欲を問われると、こう語って>
「あと3試合というのは知っています。
権藤さんの記録は、知ってました。
権藤さんも登板数を増やそうと思って
投げたわけではないでしょうし、そんなに意識はしませんけど。
出してもらえるなら、出してもらえた場面で
結果を残せるように、投げるつもりで準備はします」
<今季開幕投手を任され、
5月中旬までの約1カ月半、先発ローテの一角を務めた。
そして、交流戦前からセットアッパーに復帰。
守護神・岩瀬につなぐ重要な役割を担い、
ここまでリーグ3位の37ホールドポイントを記録してきた。
当然、CSでもセットアッパーを務める予定だが、
岩瀬の体調次第では、守護神を任される可能性もあり、
これからの2週間は大事な調整期間となってくる>
「間が空きすぎるのはいやですね。
ブルペンで投げる時は、バッターに立ってもらったりして、
試合のつもりで投げるつもり。休み過ぎず、疲れ過ぎず、
1球目から思い切り投げられるように体調を整えたい」
<この日はナゴヤドームでの練習に参加。
キャッチボールやダッシュの後は、
自らフリー打撃の外野守備を務めるなど、積極的に汗を流した。
最近は制球を気にすることもあったが調子も上向き。
あとは出番を待つばかり>
「感覚も戻ってきたので、初心に戻って、
思い切り腕を振ることを意識したいですね」
(中スポ、ニッカン)
◇吉見一起
<きょう3日の横浜戦は、現在防御率1位のチェンが先発。
勝ち星のつかない回まで全力で投げ、
最多勝を争う右腕につなぐ秘策が用意されている。
この日はナゴヤドームで練習を行ったが、力を込めて>
「勝ち数が気にならないことはないけど、意識しすぎると良くない。
CS、日本シリーズの前にしっかり手応えをつかめる投球をしたい」
(スポニチ名古屋)
◇森バッテリーチーフコーチ
<し烈な最多勝争いを繰り広げる吉見の初タイトル奪取へ
援護態勢を敷く考えを示す。全面支援を明言して>
「ここまで来たら吉見にタイトルを獲らせてやりたいからな。
チェンは4回まで。何とか勝ちの付く展開から投げさせてやりたい。
獲れるチャンスはそうはない。
チャンスがあるなら何とかタイトルを獲らせたい」
(スポニチ名古屋、デイリー)
◇小池正晃
<し烈な右翼争いのなか、CSに向けて追い風が吹き始めたよう。
きょう3日の舞台、横浜スタジアムに強いのだ。
この球場のスタメンは8月7日に右翼で出場しただけだが、
途中出場を含めた計7試合で、11打数4安打5打点。
打率.364と、好成績を挙げている。
横浜生まれの横浜育ち。横浜高からプロ入りした先も横浜。
昨年6月に移籍するまで、この球場を本拠地としていた>
「もちろん、やりやすさはありますよ」
<途中出場で左翼に入った7月19日には
9回2死一、二塁のピンチを好捕で救い、胸を張ったことも>
「距離感とかは、ここにいたのが長いので、それが生きました」
<移籍初年度だった昨年はシーズン終盤に伸び悩んだため、
CSでスタメン出場することはなく、記録も第1、第2ステージで
それぞれ2試合に出場したが無安打に終わった。
それだけに、今年は期するところがあるはず。静かに闘志を燃やして>
「でも、横浜でそんなに打っているイメージもないですよ。
どこの球場も変わらないでしょう。
アピール? どこでも、やれることをやるだけです」
(中スポ)
◆小川将俊
<前日から1軍に合流している捕手が気合満点の表情を見せる。
最後の最後でめぐってきた好機に燃えて>
「クライマックスシリーズまで何としてもチームに残りたい」
<日本通運から入団し、今年がプロ6年目になる30歳。
6月9日にはパパになった。第1子となる娘の誕生の瞬間、
病院で泣いたという。万感を込めて『仁愛(にいな)』と名付けた>
「無事に生まれてくれて、本当にうれしかった。
(名前の)意味は字の通りです」
<娘が誕生して4カ月、ようやく1軍昇格がかなう。
谷繁、小山がいるだけに出番は限られるだろうが、
『新米パパ』はこのチャンスを生かそうと虎視眈々>
「家に帰って娘の顔を見ると、『頑張らなきゃ』と思うんです。
どんな形でも貢献したい」
(中スポ)
◇「JA全農Go・Go賞」のお知らせ(セ・リーグ公式)
◇JA全農賞に中日和田とオリックス坂口(ニッカン)
(セ・リーグの『JA全農Go・Go賞』9月度の
「強肩賞(Super Arm賞)」を和田が受賞。
和田は9月末までにダイレクトで8補殺、中継を経て3補殺を記録。
昨年に続いて2年連続での「強肩賞」受賞。連盟より記念品、
JA全農より賞金と、副賞としてパールライス1俵が贈られる)
【ドラゴンズ・残り試合の日程】
3日 (土) 対横浜 (14:00・横浜スタジアム)
4日 (日) 対阪神 (14:00・阪神甲子園球場)
11日(日) 対東京ヤクルト (18:00・明治神宮野球場)
17日(土)~ クライマックス・セ 第1ステージ
対3位球団(18:00・ナゴヤドーム)
若竜トピックス(2日)
◆井上一樹
<2軍の日本一を決めるファーム日本選手権が
きょう3日、富山市民球場・アルペンスタジアムで行われる。
イースタン・リーグを制した巨人が戦うが、
今季限りでの引退を表明したベテランは
前日練習で若手とともに汗を流した。
富山市民球場の室内練習場に、野太い声が響きわたる。
一発勝負の決戦に向け、ほかのどの選手よりも大きな声を張り上げて練習。
制限された2時間という短い練習の中で若手を鼓舞。
チームに気合を入れるかのように汗を流すと、
打撃練習後、滴り落ちる汗をぬぐいながら意気込みを語って>
「この日本選手権で若いやつらの活躍ぶりを見たいし、もちろん自分自身も」
<巨人と練習を交代した時には、中日でチームメートだった
同い年の巨人・大西2軍コーチと再会。あいさつを交わした。
先発出場ではなくベンチスタートだが、勝負どころでの起用が予想される。
有終の美を飾るためにはまずはファーム日本一、CS優勝、そして日本一。
栄冠に向け、ラストスパートが始まって>
「背番号9をつけるのもあと1カ月。
残りを楽しみつつ、クライマックスに向けて、
(宮崎での)フェニックス・リーグでもしっかりやって調整していきたい」
(中スポ)
◇大西2軍外野守備走塁コーチ(巨人)
<中日でチームメートだった井上の引退について。同級生をねぎらい>
「巨人に行くまでずっと一緒に戦ってきたし、
高校の時もライバル校(井上が鹿児島商、自身が鹿児島商工)
として戦ってきて。
寂しいけど、CSのメンバーに入って、
お互いのチームがいい戦いができたら」
(中スポ)
◆伊藤準規
<日本一を決める大一番に指名されたのはルーキー。
9月30日の巨人戦でプロ初登板(1イニング無安打無失点)するなど、
ここまでの内容が評価されての抜てきとなった。
この日は強めのキャッチボールなどで調整>
「日本一になりたい。緊張しますけどしっかり抑えたい」
<巨人・大田とは同級生対決となるが>
「特別意識はしないけど、打たれたくはないので抑えます」
(中スポ、ニッカン)
◇野本圭
<1軍で出場選手登録されているが、
3番・右翼で先発に名を連ねる。意気込みを語って>
「状態はいいのでチームに貢献したい」
(中スポ)
◇柳田殖生
<同じく2番・二塁で先発出場>
「MVPを狙いにいきます」
(中スポ)
◆辻2軍監督
<前日練習では、いつも通りを強調したが
1軍マウンドも経験した予告先発の伊藤準規に期待を寄せて>
「選手たちが思い切りやってくれればいい。
うちはピッチャーが手薄だから伊藤に行けるところまで行ってほしい」
(スポーツナビ)
◆2009年プロ野球ファーム日本選手権 先発メンバー(NPB公式)
以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
ウエスタンを制したファームは、きょう13時から富山市民球場で、
イースタン王者の巨人との『ファーム日本選手権』。
文字通りの一発勝負となりますが、粘り強く戦って
ぜひとも2年ぶりの栄冠を掴んでほしいものですね。
スタメンが事前発表されたようですが、
先発の大役を任されるのは、なんと高卒ルーキー・伊藤準規。
昌さんかなとも思いましたが、その逆を突いて超若手で来たなと。
一昨日のプロ初登板でも、大器の片りんを見せてくれた背番号18。
勝つことも大事ですが、大舞台で思う存分投げ込んでくれればと。
その好投で1軍が今季苦しめられたオレンジ色を封じ込み、
栄冠奪取に貢献してほしいものです。
一方、1軍はレギュラーシーズン残り3試合。
今週末はきょう3日が横浜、あす4日が甲子園でのデーゲーム。
中スポ先発予想は、チェン-三浦、小笠原-岩田。
ランドルフが前夜巨人を完封したとのことで、
正直来なくてよかったなと、内心ホッとしつつ、
明日対戦する岩田に対しては、
何とか攻略の突破口を見いだしてほしいところ。
ローテ投手の豪華継投によって、
相手打線は抑え込めると思いますので、
その分こちらの打線が奮起して、2週間後に向けて、
できるだけ調子を上向かせてほしいなと期待します。
そんななかこの日の話題では、
タイトル系の話が多かったですね。
特にデカデカだったのが、
森野の『打点王宣言』。
もっかブランコと並んで、
107打点でリーグトップ。
同僚との争いということもあり、
仲良くタイトルというのも、
自分的にはいいなとも思いますが、
3打点差に迫る巨人の小笠原。
彼にかっさらわれることは絶対に避けたい。
そのためには、やはり前を打つアライバの出塁。
さらに下位打線がうまくつながり、塁を埋めてほしいなと。
その数字の上昇は、打線がいかにつながっているかを表す指標。
それだけにチームとしても、中軸の2人が打点を稼ぎ合うことは、
今後に向けても、まさに願ったり叶ったりというところでしょう。
とにかく獲れる可能性があるものは、すべて狙う。
荒木にしろ、井端にしろ、森野にしろ、ブランコにしろ、
投げる方では、吉見にしろ、チェンにしろ。
またここまで来たら、浅尾の69試合登板というのも達成してほしい。
あくまで主目的は、CSへの調整とはいうものの、
タイトル獲りというのも、各自のモチベーションの向上に
一役買っているのではと思います。
それによってバラバラにならず、あくまでもこの先に向けて。
結果は「神のみぞ知る」ですが、その挑戦を見守りたいと思います。



森野選手とブランコ選手、2人そろって
打点王というのが私的には希望です。
吉見投手には、なんとしても最多勝を!
投手部門のタイトルでは別格の重みが
ありますし、大きな勲章になりますから。
浅尾投手の登板数は、試合展開しだいですが、
無理をしなくてもいいと思います(笑)。今後も抑えを
任される可能性も少しはありますので、体調万全で
ポストシーズンに臨んでくれることが第一ですよね!
投稿: ドライチ | 2009年10月 3日 (土) 13時38分