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2009年10月17日 (土)

逆襲へ準備完了、落合竜クライマックス今夜開幕!

いよいよ今夜からセ・リーグの
クライマックスシリーズ第1ステージが開幕します。
レギュラーシーズン2位のドラゴンズ
本拠地・ナゴヤドームに、3位・東京ヤクルトを迎えての3試合制。
決戦を翌日に控えたナインは、ナゴヤドームで最終調整。
落合監督はグラウンドに姿を見せなかったものの、
緊張感が高まる中、シートノックやフリー打撃などで
約2時間半、汗を流したもよう。
CSは3年連続出場と「経験」ドラゴンズに対し、
「勢い」付けての初出場の東京ヤクルト
巨人との第2ステージに挑むために負けるわけにはいかない。
決戦前日のナインの意気込みを中心に、この日の竜の話題を。

ドラゴンズトピックス(16日)

◇チェン・ウェイン

<クライマックスシリーズ第1ステージ
東京ヤクルト第1戦の先発に予想される。
1.54と驚異的な数字で防御率タイトルを獲った左腕が
『逆転日本一』へ先陣を切る。
正直な男は決戦を前に、自分が抱えている不安すら隠さない>
「長いイニングは最近投げていないので、不安はあります。
球数とか(増えると)難しいと思う。
(体力の)スタミナは全然大丈夫だけど、実戦で投げないと分からないので…」

<最近は短いイニングしか投げていない。
長かったのは9月22日の7イニングが最後。
ここ3試合のイニングは1、4、3。確かに不安だろう。
東京ヤクルト対策でも首をかしげる。
11日に今季初対戦したものの、
青木、宮本、ガイエルら主力が不在だった。
3イニングを無失点だったが、胸を張ることもない>
「印象に残っているのはデントナ、福地さんくらい。
自分が対戦しないと相手の調子も分からないから…」

<虚勢は張らず、言葉は謙虚。
ちょっと頼りなげに見えるが、これがいつもの姿だ。
いざマウンドに立てば、圧倒的な力で敵の打者たちを屈服させる。
その繰り返しが、驚異の防御率になった>
「とにかく、いつも通りに投げたい。
向こうも研究してくるかもしれないけど、
それ以上に自信を持って投げて、できることなら勝ちたい」

<CS開幕マウンドを任される左腕には、強いリベンジの思いがある。
昨年のCSは阪神、巨人に1試合ずつ先発。
自身は1敗ながら、2試合ともチームは負けた>
「去年は2試合に投げて2試合負けた。くやしかった。
今年は何とか1つ勝って、いい印象を残したい」

<嫌な思い出は早く消し、巨人とのCS第2ステージへ向けて
『いい印象』を刻み込む。逆襲の道は若い左腕が切り開く>
「いよいよ始まるので、
何とか勝って、東京に行って、日本シリーズで勝ちたい」
中スポスポーツ報知

◇吉見一起
<中スポ第2戦先発、スポニチ初戦予想の最多勝右腕。
レギュラーシーズンはチェンと左右両輪として引っ張ったが、
ここからも2人が軸になる。意気込んで>
「しっかりとした気持ちを持って、
上から見下ろすくらいの気持ちで投げたい」

<グラウンドでランニングや
キャッチボールなどをした後、球場内のブルペンに移った。
シーズン終盤は調子がいまひとつ。
最終登板・11日の東京ヤクルト戦も3イニングで6安打1失点。
しかしそこから1週間で少しずつ修正を重ねて、ようやく調子は上向いたよう>
「キャッチボールでも感じはいい。
急激に良くなることはないけど、モヤモヤしていたものはなくなった」

<復調気配の切り札を巨人との初戦にぶつけるという手もある。
第2ステージに進めば、その第1戦の勝敗の意味は大きい。
もっとも本人には東京ヤクルト戦2連勝しか頭にない様子>
「もつれるよりも早く終わった方がいい」
中スポ毎日jpスポニチ

◇森バッテリーチーフコーチ
<きょう17日のCS第1ステージ第1戦。
あえてチェンを温存し、日本シリーズ進出を目指す可能性を示して>
「もう1度、巨人を倒すチャンスをくれたわけだから、それを目指さないと。
3人(チェン、中田、吉見)のうち誰か1人が
(第1ステージで)投げないことだってある」
スポニチ


◇井端弘和
<この日、一度もグラウンドに姿を見せず。
異例の最終調整で決戦に備えた落合監督について。
ベンチ裏での一幕を明かして>
「(監督が)出てこなかった? そうみたいですけど、
さっきみんなで一緒にお風呂に入ってしゃべっていましたよ。
選手を信頼してる? そういうことじゃないですか」

<クライマックスシリーズに向けて決意表明>
「疲れが取れてよかった。シーズンとCSは違う。
簡単に点が取れないのは分かっているが、とにかく初回、前半が勝負」
(中スポ、スポーツ報知毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

◇荒木雅博
<シーズン終盤の左手首痛が心配されたが、
元気にスタメンに名を連ねそう。
10月に入って試合数が少なかったこともあり、ほおを緩ませて>
「3週間前に比べると体調はぜんぜんいい。休めたのが本当によかった」

<まだ左手首はがっちりテーピングで固めているが>
「痛みを抑えるというのではなく、予防です」

<もちろん完治はしていないはずだが、鼻息荒く>
「あと(CSと日本シリーズ)全部やっても16試合。
(左腕が)折れたってやりますよ」

<今季東京ヤクルトに負け越したチームにとって
CSは雪辱の場となる。選手会長はこう言って>
「得点につながるきっかけをつくりたい。足を使ってかき回す。
ヤクルトに2つ負け越した分を、CSで取り返したい」
(中スポ、毎日jpニッカン

◇森野将彦
<クライマックスシリーズに向けて決意表明>
「時間は待ってくれない。まずは明日(17日)がすべて。
そこに集中していきたい」
(中スポ)

◇トニ・ブランコ
<フリー打撃で柵越えを連発するなど好調をアピール。
東京ヤクルトの第1戦先発が予想される館山には、
3割以上の打率を残すなど相性がいい。
来日1年目で本塁打王と打点王の二冠に輝いた4番打者。
自身初のCSに向けと意気込んで>
「館山はいい投手だが、何回も当たっているし投球は分かっている。
(苦手の)内角を攻めてきたら、それを打つだけだ。
いい結果が出るように、来た球を積極的にスイングしたい。
いい球が来たら思い切りスイングするだけ」
(中スポ、スポーツ報知時事通信毎日jp

◇和田一浩
<クライマックスシリーズに向けて決意表明>
「ピッチャーどうこうより、ストライクを打つか打たないか。
準備できています」
(中スポ)

◇谷繁元信
<クライマックスシリーズに向けて決意表明>
「(緊張感は)レギュラーシーズンの開幕戦とは違いますね。
気力? もちろん充実しています」
(中スポ)

◇平田良介
<昨年のCSでの3打数2安打1本塁打の活躍が
記憶に新しいが、平常心でのプレーを強調して>
「ポストシーズンとレギュラーシーズンが違うとか考えていません」

<シートノックでのミスに川相コーチから
『そんならやめるか?』と
ゲキを飛ばされる場面もあったが、気を引き締めて>
「毎試合出ているわけではないので、
今日の打席が明日につながるわけではない。
レギュラーシーズンと違うとは考えていない。
目の前の一つ一つに集中するだけです」
(中スポ)


◆藤井淳志
<左肋骨の骨折で9月7日に出場選手登録を
外れていたが、この日1軍に合流。
シートノックではこの日は定位置の中堅ではなく、
井上らとともに右翼で打球を追い、久々の本拠地の感触を確認。
フリー打撃では中堅の守備位置で捕球練習した。
当初はCS出場も微妙だっただけに笑顔>
「間に合ってうれしい。
特に変わったことなく、自然に練習できました」

<実は東京ヤクルト戦が大得意。
今季は打率.370、2本塁打、11打点。
チームが負け越しているなか、打ち込んでいる>
「たまたま相性がいいですけど、たまたまが続くように頑張ります」

<普通に考えれば、順調にこの日を迎えた英智が中堅の一番手。
だが今季チーム最多の112試合で中堅を任されている自身が
対戦の相性も買われ、復帰戦でスタメンに抜てきされる可能性もある>
「フェニックス・リーグで試合にも出させてもらって。
いろんな人の支えでここまでこれた。
もう不安はない。チームの力になれるようにしたい」
(中スポ、サンスポスポニチ名古屋


◇野本圭
<ほとんどのナインは経験済みのCSだが、ルーキーは初めて。
レギュラーシーズン終了から間が空くという意味でも、
戸惑っているのではないだろうか。尋ねてみると、
多少の強がりも含んでいるのかもしれないが、平然と言ってのけて>
「いや、何度もやっている相手でデータもあるので、
シーズンの延長でできると思いますよ」

<4度、出場選手登録抹消されたプロ1年目
最初から落ち着いた雰囲気はあったが、
苦い経験のたびに精神的には強くなってきたようだ。
CSへ向けた抱負を聞くと。オチまでつけて語って>
「代打、代走、守備固め、どんな場面でも
力を発揮できるように準備していきたいと思います。
あっ、守備固めはないか」
(中スポ<ドラ番記者>

◆井上一樹
<今季限りの引退を表明しているベテランにとって、
もう振り返る時ではない。ただ前を向いて進むのみ。
『桜が咲いた』と表現した4月の開幕ベンチ入りから約半年。
チームの勝利を秋の味覚の王様に例え、
最後のポストシーズン開幕を控えた心境を再び詩的に表して>
「明日にしっかり合わせている。
もう紅葉(=高揚)の季節。しっかり『クリ』を拾いに行くだけ」

<この日は藤井、野本、平田、小池とあわせて
5人で右翼に入り、シートノックを受けると、
フリー打撃でもサク越えを連発。右肩上がりに調子を上げている。
チームが苦しんだ館山には打率.381。
今年は9月13日に1度の対戦ながら2点三塁打を放った。
際だった好相性もあり、館山先発と見込まれる試合では
スタメン出場の可能性も高い。
今季は主に2軍で若手に囲まれて過ごし、
宮崎の2軍教育リーグにも参加。ここからが本当に最後の舞台。
ラストシーズンの大半を共有した若手に見せたいベテランの背中がある。
勝利に向けた全力プレーに、これまで自分を慕ってくれた
後輩たちへのメッセージを込める>
「自分のことを見て盗もうと思ってもらえるようにプレーしてきた。
スローイングでも、バッティングでも。
あの人が全力でやっている、違うんだというところを
見せたいと思ってプレーするよ」

<だから自らの手で勝利を引き寄せたい。
ポストシーズン開幕前夜の決意表明>
「これから1試合、1試合がトーナメントのような戦い。
勝利という山車を先頭切って担げるように。
みんなに引いてもらうのでなく、少しでも引っ張れるように頑張ります」
中スポニッカン

◇笘篠外野守備走塁コーチ
<左肋骨骨折で戦列を離れていたが、
この日1軍に合流した藤井について評価>
「守れていますし、不安は持っていません」

<シートノックでは左翼に和田、中堅に英智、
ほかの外野手は全員が右翼に守っていたが、
大一番を直前に控えた予行練習とも考えられる。
センターは藤井か、英智か、はたまた違う選手か…>
「きょうの守備位置は落合監督の指示です」
(中スポ)

◇前田新悟スコアラー(東京ヤクルト担当)
<決戦前夜、中日のスコアラー陣が
ネット裏にある記者席で資料を手に練習を見つめていた>
「目的ですか? まあ、故障から復帰した田中(浩康)と
相川のチェックと、あしたの先発ですね。
相川はまだ気にしている部分があるみたいですけど、
田中はスタメンでしょう」

<故障明け組とともに、石川、館山の
左右の両エースの動きも熱心に見つめたが、苦笑いを浮かべて。
選手にとっても1年の総決算を迎えるが、
スタッフにとっても勝負どころなのである>
「まったく一緒に行動していましたね。
まあ、予想通りです。こういうことは今年もありましたよ。
ヤクルトの予想はギリギリまで考えます」
(中スポ)

◇川相内野守備走塁コーチ
<決戦前日、指揮官は姿を見せなかったが、その思いを代弁>
「やることはやったということじゃないかな。
みんな自分たちの仕事をするしかないのだから」
スポーツ報知


◇落合監督
<指揮官は会見はおろか一度もグラウンドに姿を見せず。
異例の最終調整で決戦に備えた。
シーズン中には何度もあったことだが、
短期決戦のCS前日でも指揮官のスタイルは変わらなかった。
この日は監督室で中日OBの杉下茂氏と談笑後、
マッサージを受けるなどリラックスしていたもよう>
「何もないって。前に話した通りだ。
短期決戦は初戦の入り方が難しい。
どっちがいい状態でゲームに入れるかじゃないか」

<チーム力を回復する方法は、
調整は選手任せで疲労を回復させることだった。
春季キャンプでは、主力が不安を抱えていた。
チームが万全でないまま開幕を迎え、息切れしてV逸した。
だから実戦勘を保つより、疲労回復を優先させた>
「一番大事なことは休ませること。たまった疲労は相当なもんだ」

<中スポ・杉下コラム『伝える』より。
監督室での40分会談の一部を杉下氏はこう明かして>
「今年のヤクルトは何をやってくるか分からないところがあったが、
守りを主体をして、うちのスタイルを崩さないようにやれば勝てる。
それには1、2番であり、投手なんだと。
彼らがそれを分かってくれれば勝てる。
28人の登録選手もまだ決めてないんです。明日、決めます」
(中スポ、スポニチ名古屋ニッカンデイリー


【ドラゴンズ・ポストシーズンの日程】
<クライマックス・セ 第1ステージ>
10月17日(土) 対 東京ヤクルト(18:00・ナゴヤドーム)
10月18日(日) 対 東京ヤクルト(18:00・ナゴヤドーム)
10月19日(月) 対 東京ヤクルト(18:00・ナゴヤドーム)
10月20日(火) (予備日)
(先に2勝した球団が勝者とする。
1勝1敗1分けの場合は公式戦の上位球団・中日を勝者とする)

<クライマックス・セ 第2ステージ>
10月21日(水) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月22日(木) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月23日(金) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月24日(土) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月25日(日) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月26日(月) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月27日(火)、28日(水) (予備日)
(1位球団・巨人にあらかじめ1勝のアドバンテージを与え、
アドバンテージを含め先に4勝した球団を勝者とする)


若竜トピックス(16日)

◆みやざきフェニックス・リーグ
中日-巨人
(16日・サンマリンスタジアム宮崎)
  000 000 001 =
  000 000 000 =
[D本] なし
[Dバッテリー] 岩田、菊地、小熊、高島 - 田中、小田
公式サイト・戦評みやざきフェニックスリーグ公式サイト

●小熊凌祐
<右ひじなどの故障に苦しんできたルーキーが
フェニックス・リーグの巨人戦でプロ初登板。
1イニングを三者凡退に抑える堂々のデビューを飾った。
8回、感触をかみしめるようにマウンドの土を踏みしめた。
近江高のエースとして甲子園に登場した昨年8月3日以来、
実に1年2カ月ぶりの実戦。
『湖国の快腕』がついにベールを脱いで>
「最初は緊張しました。マウンドでは
『打たれてもいいから思い切っていこう』と思った」

<物おじせずに先頭の矢野を2球で追い込むと、
カウント2-1から直球で三邪飛。
続く加藤と工藤は、覚えたてのフォークで遊ゴロ、左飛に打ち取った。
直球は最速136キロ。ブランクを感じさせない、完ぺきな『お披露目』となり>
「スピードよりキレを意識した」

<今季前半は昨年11月に手術した
右ひじのリハビリで棒に振った。
ようやく回復しかけたころ、今度は左ひざを痛めたが>
「(これまでの道のりは)長かった。
投げられない時期は本当につらかった」

<その間、同じ高卒ルーキーの伊藤準規が
1軍で華々しくデビュー。複雑な思いを吐露した日もある。
すべての思いを、初登板のマウンドにぶつけて>
「あいつ、すごいんですね」

<リハビリ中にはフォームも変えた。
ワインドアップから、走者がいなくても
セットポジションで投げるようになり、
新球フォークは決め球として使えるまで磨き上げた。
我慢の1年は、自身を確実に一回り成長させた。
落合監督が素質を見込んだ右腕が、いよいよ走り出した>
「悪いくせが直り、コントロールも安定する。この方がいい。
やっとスタートラインに立てました。これからです」
中スポ


●岩田慎司
<先発して6イニングを被安打3、無失点と好投。
直球は130キロ台ながら制球よくコーナーに決まり、
武器のスライダーも鋭く曲がった>
「ストライク先行でいけた。
悪いときは四球から自滅していたけど、きょうはコントロールがよかった」
中スポ

●小林投手コーチ
<6イニング投げ無失点の岩田を絶賛>
「このところずっといい」
中スポ

◆柳田、肉離れ今季絶望(中スポ)
柳田は試合中に左足を痛め、今季残り試合の出場が絶望となった。
アクシデントが起きたのは6回の第3打席。
三ゴロを打って走り出すと一塁ベース手前で痛そうにとび跳ね、
ベースを駆け抜けた直後にうずくまった。
交代して病院へ直行。左足を肉離れしたとみられる。
前日は2安打、この日も第2打席で右翼線二塁打を放つなど
好調を維持していただけに、痛恨の故障リタイアになってしまった)


以上、この日の話題を集めましたが、
ドラゴンズナインは前日同様ナゴヤドームでの最終調整
野手はシートノックとバッティング練習、
投手は外野で軽めの調整と、それぞれ汗を流したようですが、
落合監督がグラウンドに姿を見せなかったそうですね。
決戦前日に指揮官が姿を現さず、会見もなし。
確かに異例な光景ではありますが、
CSから逆算した上で、決戦に向け、しっかり体勢を整えてきた。
だからこそ「今さらジタバタする必要もない」。
指揮官ならではといえる全幅の信頼、並びに
決戦に向けての自信と捉えてもいいということなのでしょう。

そんななか、この日のチームの動きに注目すると、
左肋骨骨折で戦列を離れていた藤井が、1軍に合流
練習ではまずまずの動きを見せていたようですが、
その藤井をいきなりスタメンで起用するのかもポイントになりそう。
固定されていないセンターと、ライト。
館山先発と読むなら、ライトにキラー井上
一方石川なら、まずは藤井がライトに就くのでは。
またセンターは、この日シートノックで1人守っていた英智
初戦はそのカタチが濃厚だろうと、予想します。

またわずか3試合制という超短期決戦の第1ステージ。
しかし3年連続CS出場ということもあるドラゴンズ
だからこそ今回は、主力選手『経験』というものを買いたいなと。
初出場の相手に対し、それをうまく利用し、
戦いを優位に進めていく。そういう部分を観たいものですね。
確かにレギュラーシーズン、11勝13敗と負け越した。
さらに苦しめられた竜キラー・館山も先発で投げてくる。
しかしシーズンとはひと味違うクライマックスシリーズ
データやイメージは変わらないといえど、
一瞬一瞬の動きで流れを変えて、優位不利などを
一気に覆すことができる。それが『経験』というもの。
そのためには、いかに「初っぱな」を制することができるか。
特に打線においては、やはり井端、荒木の1、2番。
ここがいかに機能するかで、大量点につながってくる。
シリーズの流れを決めるアライバの動き、期待したいところです。


ツバメ退治は2人で!一方、投手陣
相変わらずのかく乱作戦
初戦先発候補のチェン、吉見
さらに朝倉も加わって、
ランニング、ダッシュ、
キャッチボールなど
すべて同一のメニューをこなし、
ロッカーへ引き揚げたそうですが、
一部スポーツ紙では、
チェン、吉見のどちらかを温存して、
巨人との第2ステージに回すのでは
という見方もあるようで。
ただ自分的には、やはり奇をてらわず
順当に安定感抜群のチェンを持ってくるのではと思いますが。
一昨年、昨年とCSの第1ステージ初戦は、
必ずエースを持ってきていたドラゴンズ
絶対に取りたいゲームだからこそ、一番自信のある投手をぶつける。
得てしてサプライズ起用が多いチームに見られていますが、
大一番においては、意外とオーソドックスな起用をする落合監督
ただおそらく決めるのは、森コーチでしょうし、
その辺の気まぐれには、今季けっこうやられましたけど…。
まあ、チェンが来ても、吉見が来ても
自分の投球さえできれば、ツバメ打線を封じ込めるはず。
ただほんの一瞬の気のゆるみ、そして失投
それだけは気をつけてくれればと思いますね。
前夜、パ・リーグのCS第1ステージ第1戦を観ましたが、
1つのミスがゲームの流れを変えるというのを
改めて感じた一幕もありましたし。
その先に向けて、チームに勢いを与えられる投球。
それができるのは、現状ではチェン、吉見じゃないかと思っています。


今季は10月のゲームが少なかったこともあり、
ずいぶん待たされたなという感もあったりもしますが、
指揮官『本当の戦い』と位置づけた今季のポストシーズン。
昨季までで掴んだ短期決戦での戦い方を踏襲しつつ
ドラゴンズ普段通りの野球をやれるかどうか。
それが決戦を勝ち抜く大事な要素となってくるでしょうね。
ただ正直、第1ステージでつまずくわけにはいかない
必ずや東京へ乗り込んで、巨人とのリベンジへと進んでほしい。
そのためには先手必勝、初戦を取って今後の戦いに弾みを付ける。
いよいよ始まるクライマックスシリーズ
ファンとしても、より一層の声援で選手の背中を押したい。
シーズン以上の全力プレーで、まず目前のツバメを退治
逆襲への第1章、その初戦を大いに期待したいです!!




コメント

いよいよ始まりますね。初戦はチェン投手が
予想されていますが、先発ローテ全体が
気になっています。CSで快投勝利の
経験があり、なおかつヤクルトとの相性が良い
中田投手が「初戦」か「2戦目」に登板して
来週末の大事な試合で再度先発するという
可能性もアリかなと思っていますが……。

打線では、やはり1・2番の出塁率と
下位打線の起用法が、ポイントでしょうね。
一樹選手と藤井選手がスタメンに名を連ねるか
……というのも大きな注目点と言えそうです。

<PS>
これから軽く昼寝して、プレーボールに備えます

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