朝倉中田順調投球、先発ローテ4投手豪華リレー。
約1カ月に渡った沖縄キャンプもこの日が最終日。
北谷球場では、北海道日本ハムとのオープン戦が行われ、
山井、小笠原、朝倉、中田といった先発ローテ投手が揃って登板。
沖縄のファンの前で豪華なリレーを披露しました。
また打線ではこの日も平田が豪快な一打を放ち、
後輩の目の前で先輩の威厳を保てたようです。
◇オープン戦 中日-北海道日本ハム (2日・北谷公園野球場) | ||||||||||
6406人 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R |
日本ハム | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 |
中 日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 3 |
[敗] ネルソン(1試合1敗) [D本]なし | ||||||||||
[Dバッテリー] 山井、小笠原、朝倉、中田、ネルソン、小林 - 小田、清水将海 |
【ゲームレビュー】
先発候補が試運転、9回に失点し敗戦
中日は接戦を落とした。
山井、小笠原、朝倉、中田と先発候補投手が2回ずつ登板。
先発・山井は1失点、小笠原は細かい制球が効かず、2失点だった。
打線は6回、平田の適時三塁打などで2点。
8回には森岡の中犠飛で同点に追いついたが、
9回にネルソンが抑えきれなかった。
(中日新聞、共同通信社、ニッカン式スコア)
◇朝倉健太
<5回から3番手で登板し、2回を1安打無失点。
6回には中田翔を内角シュートで遊ゴロ併殺打に
打ち取るなど、切れ味は今年も健在>
「ゲッツーを取りたかったので、イメージ通りです。
球自体は甘かった。まだ今の段階ですから。
もうちょっと甘かったら持っていかれたと思います」
<2イニングをわずか15球。
3回3失点だった紅白戦とは打って変わって、
内野ゴロを打たせて取る理想の投球内容>
「普通に投げられたので良かったです。
いい状態? そうですね。
いろいろと試した前回から特に修正したところはありません。
今回は結果を出すことだけ考えて投げました」
(朝倉健太公式、中スポ、スポニチ名古屋、ニッカン)
◇中田賢一
<7回から4番手で登板し、2回を無安打2四球。
MAX147キロで4三振を奪うほぼ完ペキな内容も
この日は、テーマを持ってマウンドに上がっていた>
「きょうは攻め方を変えて、
真っすぐと、フォーク中心に投げました。
カーブは1球だけです。真っすぐは腕の振りがいいし、
フォークも最近いい感じだったから、
いいのを使って投げようと思いました。
まあまあじゃないですか。
フォークでカウントを取ることは少ないし、
フォアボールが出るのもしようがないと思って投げました。
カーブとかを投げてたら(四球は)出なかったと思うので、
それほど気にしていません。
いろいろ考えて、テーマを決めて投げていきたい。
次はカーブやスライダーも、もっと投げると思います」
(中スポ、時事通信、スポニチ名古屋、ニッカン、名タイ)
◇森バッテリーチーフコーチ
<好投の朝倉、中田に全幅の信頼を寄せる>
「(2人は)心配してない。
1年間投げられるよう、やることはやってるから」
(スポニチ名古屋)
◇山井大介
<先発して2回を3安打1失点。
8回まで一人の走者も許さない歴史的快投で
日本一の立役者となった『11.1』から4カ月。
同じ相手との登板に笑いながら話題をかわす>
「あの日のこと? 意識してないですよ」
<2回には高校生ルーキー中田翔を空振り三振に仕留める>
「(中田翔を)そんなに意識はしてないですけど、
いいスイングしてますね」
<しかし続く鶴岡に適時二塁打を許したため反省。
それでもオープン戦初戦としてはまずまずの投球だったが>
「リズムとテンポを心がけて投げた。
でも、ちょっとバラついたかな。
納得できる球もあったが、
しっかりと下半身を使って投げられず、
球が高めに上ずってしまうところがあった。
(次は)長いイニングを投げれるように、
増やしていくっていうことと、
もうちょっと細かい変化球のコントロールとか、
その辺は積み重ねていかないといかんなと思います」
<日本シリーズの印象が鮮烈とはいえ、
右肩故障の影響でフルに1年間働いたわけではない。
ローテ投手として、真価を問われるシーズンに向け>
「1年間登板することしか考えていない」
(中スポ、中日新聞、スポーツ報知、スポニチ名古屋、ニッカン、東海)
◇小田幸平
<2回一死一塁での中田翔との対戦について明かす>
「長打力を持っている打者。
ホームランもあるので、絶対に打たせたくなかった。
意識したのは緩急。キャンプで取り組んできた成果が出た」
(中日新聞)
◆中田翔(北海道日本ハム)
<『7番・DH』でフル出場。
山井には空振り三振、朝倉にはプロ初の併殺打と封じられたが、
小笠原からは4回の第2打席に中前打。
中日の先発クラスの投手陣と対戦したことに>
「レベルが高かったし、変化球のキレもすごかった。
(ヒットは)詰まりながらも右手で押し込んでいけた。
良かったッス、1試合1本出たんで…」
(中スポ、中日新聞)
◇小笠原孝
<オープン戦に初登板も2回で被安打4の2失点。
納得いかず、登板後はブルペンに直行。
フォームをチェックしながら投げ込みを行う>
「前回の紅白戦よりは、
自分の思ってる通りに投げられたと思います」
<課題も感じたようだが>
「シンカー、スクリューが思った曲がり方をしていない。
球場はマウンドの傾斜がブルペンより少ないし、力みもあって…」
<4回1死一塁からルーキー・中田翔に
内角低めの直球をはじき返され、中前打を許したが>
「今日はコースには投げ分けられたけど、甘いボールも多かった。
まだステップアップの段階だけど、
点をとられたからやっぱり気分はよくないですね」
(中スポ、ニッカン)
◇マキシモ・ネルソン
<9回から5番手で登板も反省。
先頭の中田翔を四球を出し、1死から打者・飯山のとき二盗を許す。
150キロを計測したにも関わらず、盗塁を許したことにガッカリ>
「コントロールがダメだった。残念。
盗塁? ランナーにやられた。
クイックモーションを練習しないといけない」
(中スポ)
◇小林正人
<9回2死二塁から登板。左封じのテストケースだったが、
紺田に中前に落とされ決勝点を献上、反省を口に>
「抜けたボールが多かったです。
(2人目の)田中に投げたようなボールを
安定して投げられるようにしたいです」
(中スポ)
あの日本シリーズの再現となったこの日のオープン戦。
予告通り、山井、小笠原、朝倉、中田といった
今季の先発ローテーション入りが濃厚な4投手が揃って登板。
ともに2イニングスずつ投げる豪華リレーとなりました。
そのなかで仕上がり順調といえる投球を
見せたのが、5回から3番手で登板した朝倉。
結果を求めてのこの日のマウンドでしたが、
先頭の田中を内へのストレートで見逃し三振に打ち取ると、
続く工藤、糸井嘉男を内野ゴロにとり三者凡退。
さらに続く6回、1死から稲田にセンター前に運ばれるも、
続く中田翔を初球、内へのシュートで
あっさりと6-4-3のダブルプレー。
この日は内野ゴロ4つという持ち味を発揮した投球。
伝家の宝刀で詰まらせ、大物ルーキーに
格の違いを見せつけた朝倉。
しかし「普通に投げられたので良かった」という
コメントは実にクールでした。
また同じく順調さを感じさせたのが、4番手の中田賢一。
7回から登板し、1死から飯山を
外へのストレートで空振り三振。
しかし続く森本に対してはボール先行で
四球を与えたことには相変わらずと思いましたが、
続く田中を外角低め一杯のストレートで見逃し三振。
さらに2イニングス目の8回は、フルカウントの投球が続き、
1死から糸井にフルカウントから四球を与えたものの、
2死一塁で稲田を外へのフォークで空振り三振。
結局この日は2回無安打2四球4奪三振で無失点。
課題の制球難が顔をのぞかせたものの、
この日は直球とフォークのみという
テーマを持って臨んでいたという投球、
大きなピンチもなく抑えられたことは、収穫だったようです。
この日はスカパー!で中継があったため、
4投手の投球をゆっくり見ることができましたが、
自分的には朝倉の投球が一番光っていたかなと。
中田翔のゲッツーなど内野ゴロで打たせてとる投球は、
これぞ朝倉というところを見せてくれたとともに、
順調な仕上がりぶりを感じさせてくれました。
一方、中田は、落ち着いたフォームになっていたうえ、
三振もいい感じで奪えていたので、
当初はそれほどの心配はなかったのですが、
2イニングス目にやや2-3が多くなったのが気になりました。
ただこの日は球種限定の投球だったということで
カーブやスライダーが加われば、安定するとのこと。
それにしてもMAX147キロというストレートの球威は見事。
キャンプでの投げ込み効果が出ているという感じ。
この調子でさらに上げていってもらえればいいでしょう。
その他のローテ投手では、
先発した山井が2回を投げ、3安打1失点。
あの『8回完全』以来の北海道日本ハム戦。
初回1死から田中にフルカウントから
内への甘いボールをライト線に運ばれ、
26人目で『完全』は途切れましたが、
そのあとの3、4番をしっかりと抑えたのはまずまずかなと。
ただ2イニングス目、注目の中田翔を
外角ギリギリへの見事なスライダーで空振り三振に取ったあと、
すぐさま鶴岡に真ん中高めに浮いたストレートを弾き返され失点。
まあオープン戦初登板といえ、やや不用意。
その辺の制球をしっかり修正してくれればいいと感じました。
また2番手の小笠原、こちらも初登板だからという面も。
いきなり先頭の森本にセンター前に運ばれ、
続くバントの構えの田中への初球が逆球となり、暴投。
さらに小田の三塁への送球が悪送球となり、あっという間の失点。
続く4回にも小谷野、中田翔と2本のヒットで
2死一、二塁から金子誠に外へのスクリューを捉えられ、
つまり気味ながらレフトへのタイムリー。
まだまだテスト段階とはいえ、
立ち上がりには注意しないといけないでしょう。
◇平田良介
<『3番・中堅』で先発出場。
6回2死一塁から右越え三塁打を放ち、3打数1安打1打点。
大阪桐蔭高の2年後輩・中田翔の目の前で先輩の威厳を見せつけ>
「最初の三振の後、監督に『入れ込み過ぎだ』と言われた。
(適時打は)会心の当たりです。よかった。
外の高めをうまく打てました。
久しぶりに三塁まで走りましたね。
前の打席まで三振、三振だったので
(連続試合安打が)止まるかなって思いましたけどね。
いい感じで沖縄(キャンプ)を終えられました」
<中田とは1月に母校で自主トレして以来。
最後の最後でお互いに1軍という立場で会えたが、
驚かされたのは、体の大きさ>
「きょうはあいさつだけです。
めっちゃでかかった。
あれでも『やせた』って言っていましたけどね」
<人気と実力を兼ね備えた後輩の存在を発奮材料に。
これまでは『中田の先輩』と表現されることが多かったが>
「僕はプロ3年目です。
僕が中田と同じ立場だったらだめでしょう」
<貪欲に突っ走った今年の沖縄。
実戦での結果を認められて1軍に昇格したのが2月22日。
わずか10日間の1軍生活で先輩打者を見て盗み学ぶ。
最近も井端に『チェンジアップ投手の打ち方』を聞いて>
「内容は秘密ですけどね」
<最初の2打席は武田勝の前にいずれも空振り三振。
今後は変化球への対応がカギになる>
「まだ1、2打席目みたいに構えの『ため』が甘いと
変化球が打てなくなる。それが課題ですね」
(中スポ、時事通信、スポニチ名古屋、ニッカン、名タイ)
◆中田翔(北海道日本ハム)
<試合前に先輩・平田にあいさつ。
先輩の豪快な右越え三塁打にうなる>
「右方向にあれだけ強い打球を打てるっていうのは、さすがっスね」
(東京中日、スポニチ名古屋、ニッカン)
◇立浪和義兼任コーチ
<試合前の練習で中田翔が打撃ゲージに入ると
中日レギュラー陣がズラリと顔をそろえた>
「(中田翔は)突っかかるところがあるけど、
高校生であれだけ飛ばせるのはすごい」
<平田の右方向の打撃については目を細め>
「左腰が開かなくなったから
右方向に打てるようになった。努力した結果だね」
(東京中日、名タイ)
◇和田一浩
<立浪、ウッズ、荒木、井端らとベンチで
中田翔の打撃練習を見て、高く評価>
「スイングスピードが速い。
飛ばす力は今の時点でプロ野球でも上の方でしょ」
(東京中日)
◇中村紀洋
<試合前、北海道日本ハムのベンチに出向いて
マスコットバット2本と、バット1本を
関係者を通じて中田翔にプレゼント。
その後、パワーあふれるフリー打撃を見守ったが、
同じ右のスラッガーとしてプライドもチラリ>
「いい打者? そうやね。
でも(チームメートの)上田は
『おまえの方がよく飛んでいた』って言っていた」
(ニッカン)
◇森岡良介
<6回の代打からの途中出場で、8回に同点打。
1死二、三塁から中犠飛で西川を迎え入れる>
「とにかく三振は避けたかったです。
ヒットなら2点でしたが
最低でも外野フライと思っていたのでよかったです」
(中スポ)
◇小田幸平
<2試合連続で先発マスクをかぶる。
3、7回にそれぞれ中前打を放ち2安打とバットでアピール。
オープン戦2試合で3安打、ジョークも交え取材陣を笑わせ>
「いいバッティングができた。
キャンプで(打撃)マシンばっかり打ってるから
ピッチャーがマシンに見えた」
<充実の1カ月を振り返り>
「いいキャンプができた。けがせずに乗り切ることができた」
<連日の猛打が落合監督をの心を動かす。
当初、試合勘を維持するために、
きょう3日から教育リーグに回る予定だったが、
本隊と一緒に名古屋に戻って、谷繁と競争させるプランに上方修正>
「練習のたまものとでも書いておいてください。
谷繁さんが現役でいる間にレギュラーになりたいんです。
そうじゃないと意味がない。いつまでも2番手じゃ嫌ですから」
(中スポ、デイリー)
一方、打線の方は、
北海道日本ハム先発・武田勝の完ぺきな投球の前に、
5回まであっさりと0を重ねていましたが、
代わった2番手・スウィーニーを攻め、6回に2点。
そのなかで反撃の1打点を稼いだのは、またもこの男でした。
2死一塁という場面で打席を迎えたのは、3番・平田。
ここまでの打席、武田勝の外への変化球に対応できず2三振。
しかし迎えた第3打席のカウント0-2からの3球目、
スウィーニーが投じた外へのストレートを
しっかり押っつけて叩くと、
ライナーで右方向へグーンと伸びていく打球!
惜しくもフェンスオーバーならずも、
ライトフェンスを直撃し、大きく跳ね返る間に一気に三塁へ!
練習試合を含め8試合連続となる安打は、貴重なタイムリー三塁打。
相手ベンチで見つめる後輩・中田翔に
2年先輩の威厳を見せつけるには十分な実に豪快な一打となりました。
まさに打った瞬間、
おもわず「いったあ!」と
叫んでしまいましたが、
惜しくもフェンスオーバーならず…。
それでも大きな
アピールとなる
タイムリー三塁打。
平田がまたも打ってくれましたね。
それにしても決めてほしいところで
結果を出せるというのは、本当にスゴイ!
沖縄最終日でもしっかりヒットを続け、
そのままの勢いで明日からの
ナゴヤドームでのゲームを迎えられるのは、
競争を勝ち抜くうえで、優位に進みそう。
今後はその前、2打席で三振したような
変化球への対応がカギになってきそうですが、
キャンプ後半から巻き起こった新エイトマン旋風、
他の若竜たちが今イチアピールできないなか、実に価値大。
このまま今後のオープン戦でも突っ走ってほしいなと思います。
なおゲームは、3-3の同点で迎えた最終回、
5番手で登板のネルソンがやや荒れ気味。
先頭の中田翔を四球で出してしまうと、
1死から飯山のときに、エンドランのサインで
その中田翔が二塁へスタート。
まんまと二盗を決められてしまうと、
2死から代わった左の小林が、
左の紺田に粘られたすえに
しぶとくセンター前に落とされるヒット。
中村一生からのバックホームもよく、
微妙なタイミングとなりましたが、
二塁走者の中田翔が清水将海のタッチをかいくぐって生還。
決勝点となってしまい、3-4で敗れてしまいました。
まさに巨体を揺すっての激走。
中田翔から「走れるデブ」という
新たな魅力?を引き出してしまったドラゴンズ。
ただネルソンもあんな簡単に走られては…。
MAX150キロと速いとはいえ、まだまだ課題は多し。
ナゴヤに戻ったら、クイックの勉強を始めましょう。
>ところでこの日の北谷球場のスコア・ログは、
おなじみ北谷キャンプ現地レポさんのこちらで。
さらにうれしい動画は、こちらの3本をチョイス↓
『3/2/2008 オープン戦 vs北海道日本ハム
6回裏 平田タイムリー三塁打』
『3/2/2008 オープン戦 vs北海道日本ハム 4回表 中田翔』
『3/2/2008 エイサーを踊るドアラ@北谷球場』
約1カ月間、本当にお疲れ様でした。
そしてフォトや動画などで
楽しませていただき、ありがとうございました。
1行ドラゴンズ。(2日)
落合監督唯一の同級生・梨田監督と16分間の談笑(東京中日)
落合監督罰ゲーム用意もなぜか免除「完封負けならという意味では」(日刊)
落合監督「キャンプ?1カ月なんてあっという間です」(スポニチ名)
山本昌投げ込み1500球達成最後は「ただ投げているだけだった」(中スポ)
ダルビッシュ君がビシビシ投げ込んでいる横でボクはちまちまと(昌公式)
毎日課題をもって練習出来たと思うので良いキャンプになった(憲伸の声)
山内谷赤坂3日の新人研修会参加のため一足早く沖縄を後に(中スポ)
福田「名古屋に帰ったら、やっと歯医者さんに行けますよ」(ドラ番記者)
読谷最終日は監督、コーチも一緒にネットおかたづけ(公式ファーム)
渡邉球団職員の仕事風景を動画で撮ってみました☆(古久保健二ブログ)
◇山本昌
<オープン戦不出場組の投手陣の中で一人残って
ブルペン入りし、外角低めへ徹底して投げながら110球。
順調にメニューを消化できて表情は穏やか>
「110球?(キャンプの投球数を)
トータルで1500球にしようと思って。
でもただ投げているだけだった」
<今後の登板については煙に巻く>
「まだ分からない」
(中スポ、スポニチ名古屋)
◇山内壮馬(大・社ドラフト1巡目)
<きょう3日に東京都内で開かれる新人研修会に参加するため、
谷、赤坂とともに練習後、チームより一足早く沖縄を後に。
初めてのプロでのキャンプを振り返り>
「こんなに走ったことはない。陸上部のようでしたよ。
プロ野球でやっていく感触をつかんだ気がします」
(中スポ)
◇谷哲也(大・社ドラフト3巡目)
<今後への課題を見据え>
「キャンプでプロの投手は変化球のキレがいいと感じた。
経験を積んで何とか打てるようになりたい」
(中スポ)
全5クール、27日間。
トータルで31日間に渡るロングランの
沖縄キャンプがこの日、正式に終了しました。
前半こそ天候に恵まれなかったものの、
例年同様、良い意味での
野球漬けのキャンプとなったことと思います。
そんななか、ベテランの昌さんは
最終日に110球のブルペン投球。
トータルでの投げ込み数は、1500球を達成。
「剣が峰というか徳俵というか、
かなり危機感をもって取り組んだ日々」だったという
1カ月間のキャンプを何とか締めて、満足げだったもよう。
先発6番目の座を掴むべき挑む次の関門。
オープン戦での登板で結果を出していけるでしょうか。
またキャンプを振り返り、
「毎日課題をもって練習が出来た」と話すエース・憲伸。
今後のオープン戦での課題は、
走者を出しても簡単には点を与えないことと、
フォークボールを積極的に使うとのこと。
果たして明日辺りにその辺の投球が見られるかも注目です。