27 2008オープン戦

2008年3月27日 (木)

開幕まであと1日、ドラゴンズ1軍メンバー公示。

いよいよあす28日から
待望のセントラル・リーグが開幕。
この日、開幕戦でベンチ入り可能な
1軍登録選手26名が、リーグ公示されました。
注目のドラゴンズ開幕メンバーは以下の通りです。

【開幕戦(3/28)出場選手登録公示】(中日)
<投 手>11 川上憲伸、13 岩瀬仁紀、14 朝倉健太、
       18 中里篤史、19 吉見一起、21 チェン、
       23 鈴木義広、33 平井正史、43 小笠原孝、
       67 高橋聡文、69 小林正人
<捕 手>27 谷繁元信、28 小田幸平、59 小川将俊
<内野手>2 荒木雅博、3 立浪和義、6 井端弘和、
       31 森野将彦、40 西川明、44 タイロン・ウッズ、
       57 デ ラ ロサ、99 中村紀洋
<外野手>4 藤井淳志、5 和田一浩、7 イ・ビョンギュ、24 英智
(背番号順、セ・リーグ公式スポニチ

◇中里篤史
<プロ入り8年目にして初の開幕1軍入り。
努めて喜びを抑え込むように、吉報を受け止め>
「自分はルーキーじゃないから、
そう喜んでばかりはいられません。
最低限の目標は達成できたという思いです」

<昨季は左ひじ骨折などで1年間2軍暮らし。
しかしオフに結婚。今季へ懸ける決意をさらに強く>
「家族ができたし、もう一人じゃない。
『今年で最後』というくらいの強い気持ちで臨む」

<からだも万全の準備で開幕の日を迎える>
「体はどこも問題ない。
この時期にしては例年よりスピードも出ている」

<オープン戦では7試合で防御率0.00。
自慢の直球で打者を封じるも、
四球を出すシーンもあって立場は盤石ではないが>
「シーズンでダメなら意味がない。
1年間ずっと中継ぎで活躍できるようにしたい」

<本当の勝負が始まる公式戦を前に、
『ポスト岡本』を宣言。どでかい目標を掲げる>
「50試合ぐらいは投げたいと思っています。
ダメならファームに落ちるので、
抑えていないとずっとは投げられない。
自分にとっては未知の領域ですが、
1年間1軍にいれば達成できる数字だと思う。
(昨季62試合登板の)岡本さん(埼玉西武)の
代わりとまではいかなくても、
それくらいの試合数を投げたい。
毎日投げるということに、今はだいぶ慣れてきた」
中スポスポニチ名古屋ニッカン


◇吉見一起
<オープン戦で15イニングス無失点と
抜群の結果を出し、初の開幕1軍入り>
「考えすぎないようにやっていきたい。
悩むこともあるでしょうけど、すぐに切り替えて
前向きに投げていきたい。
途中でバテてもいいぐらいの気持ちで、
がむしゃらに頑張ります」
(東京中日)

◇チェン・ウェイン
<05年以来3年ぶりの開幕1軍を勝ち取り>
「うれしいです。まだ先発か中継ぎか分からないけど、
どっちで投げても、いい結果を出さないと1軍には残れない。
開幕1軍には入ったけど、
いいピッチングを続けられるようにしたい」。
中スポ

◇西川明
<プロ2年目で1軍未出場。うれしい初切符を手にして>
「今シーズン中に1軍に入ることが
目標だったので、率直にうれしいです。
開幕1軍が大前提だという気持ちでやってきましたから」

<若手野手のなかで唯一打率.318と結果を残し、
22日の東京ヤクルト戦では代打満塁弾でアピール>
「代打でも自分のスイングができた。集中力を欠かさなかった」

<当分はオープン戦終盤同様、
左の代打としての起用も多くなりそう>
「少ないチャンスをものにするかで、
ずっと1軍に帯同できるかどうかが決まると思う。
チャンスは少ないと思うけど、
結果を出して長い時間生き残りたい」
(中スポ、スポニチ名古屋ニッカン

◇小川将俊
<第3捕手として初の開幕1軍メンバー入り>
「自分はそんなに若くない(29歳)し、
与えられたチャンスをつかみたい」
ニッカン


◆山本昌
<開幕日1軍メンバーには登録されなかったが、
シーズン初登板の直前に登録されることが濃厚>
「登録については知らない。初登板に向けて準備するだけ」
ニッカン

◆川井進
<開幕1軍メンバーから外れて、2軍調整。
きょう27日からナゴヤ球場で練習する>
「これまで(他の投手と)いい競争ができたと思う。
ファームでもいい状態をしっかり持続させたい」
ニッカン

◆菊地正法
<同じく開幕1軍メンバーから外れ>
「1軍にいつ呼ばれてもいいように準備しておきます」
ニッカン

◇森バッテリーチーフコーチ
<開幕1軍登録されなかった川井と菊地について、
あくまで1軍からの派遣扱いとする>
「(2軍に)落としてはいない。
下でゲームに投げさせるために行かせる」
(東京中日)


◇谷繁元信
<高卒ルーキー時代から
『20年連続』となる開幕1軍について>
「そういえば、外れたっていう記憶はないですねえ。
キャンプ、オープン戦でケガをしたことがない。
それが一番だと思います」
<ドラ番記者>


この日、ナゴヤドームで練習を行ったのが、
投手15名、野手15名の合計30選手
そのなかから開幕カードの広島戦
先発予定がないと思われる中田山本昌
さらに1軍選手同様ながら、登板機会がないため
ファームに合流することになった川井菊地
以上4投手を除いた投手11名、野手15名の計26選手が、
あす28日の開幕戦ベンチに入ることとなりました。


リミットギリギリの28人までいれず、
あえて2つの空席を残すところが、
開幕2戦目以降を占う意味で意味深にも感じましたが、
昨季と比べると、投手陣はかなり入れ替わりましたね。
初顔となる中里、吉見に3年ぶりのチェン
また昨季は平井、小笠原、鈴木といったところも
開幕1軍には入っていなかっただけに
その辺りがプラスに作用するかも気になります。

おそらく開幕投手は、エース・憲伸
さらに2戦目はコイキラーの朝倉が来そう。
ただ3戦目に吉見で行くのか、小笠原なのか。
それとも昌さんを登録即先発させるのか、気になりますね。
ポスト岡本が懸念されるリリーフ陣も
とりあえずはカタチが付いたようですし、
平井を中心に、中里、鈴木、高橋辺りで踏ん張ってくれれば。
ただ川井、菊地は外れたものの、1軍扱い。
それらを入れ替えながら、
調子がよい選手でうまく回転させていきそう。
森コーチ手綱さばきに注目したいところです。

一方、野手陣は前日も触れましたが、
全体練習に参加した15名がそのまま登録されました。
森野を含めた8人のレギュラーは固まっていながらも
それを補うピースとしては、こんなものかなと。
そのなかでは、サバイバルを勝ち抜いた西川と、
新外国人のデラロサをどんなカタチで使ってくるかに注目。
スーパーサブとしての英智、藤井に加え、
代打の切り札である立浪兼任コーチの調子もよさそう。
若竜の濃度が薄いところが気になりますが、
まずはレギュラー陣が良いスタートを切ってさえくれれば、
チームが波に乗っていくのではと思います。

完全制覇のために選手それぞれが
与えられた役割をしっかりと遂行することが大事。
選ばれた26名の竜戦士の頑張りに大いに期待したいです。


◇森野将彦
<井端、イ・ビョンギュらとともに早出特打ちを行う。
ナゴヤドームでの全体練習前に、
約35分間にわたってフリー打撃に汗を流し>
「打つことに関して怖さがあったんで、
疲れたときにどんなバッティングになるかを知りたくて試しました。
長く打てたのはよかったです。
まだ練習をやっていて新鮮ですね」
中スポニッカン

◇井端弘和
<早出特打で35分間のフリー打撃をこなす>
「最後の2試合出ていないので練習しただけ」

<シートノックでは落合監督の打球を受け>
「何ということはないけど
気が引き締まって良かったんじゃない」
スポニチ名古屋12

◇タイロン・ウッズ
「開幕戦の先発が予想される広島・大竹に舌なめずり。
抜群の相性を問われ、発したのはひと言のみ>
「大竹? オレは打っているだろ? 
(昨年の対戦打率.412を知らされて)
イエス。それ以上、何も言うことはない。
(報道陣を見渡して)それがあればいいだろ?」
中スポ

◇朝倉健太
<野手が打撃練習を行う横のファウルグラウンドで
捕手を座らせ、30分以上にわたりフォームを確認>
「ブルペンで投げると力が入ってしまうので。
きょうはうまく投げられました」
(東京中日)


◇和田一浩
<初めて落合監督のノックを受け、開幕近しを感じ取る>
「結構厳しいコースに打ち分けられて走らされました。
臨戦モード? そうです」
スポニチ名古屋ニッカン名タイ

◇西川明
<二塁に入って受けた
落合シートノックに緊張気味に話す>
「エラーをしないように気をつけました」
ニッカン

◇荒木雅博
<開幕直前に解禁された落合ノックに敏感な反応>
「これがあるとシーズンが始まるなあという
気持ちになる。結構動かされた」
スポニチ名古屋ニッカン


◇落合監督
<今季初めて『オレ流ノック』を解禁。
野手全員によるシートノックの際、ノッカーを買って出る。
外野の各塁送球から始まって、内野、捕飛と打ち分け>
「これで晩飯がうまくなるだろ」

<それ以外は一貫として口が開くことはなく>
「しゃべるのはあすだ。そういう約束だっただろう?」
(中スポ、スポニチ名古屋


開幕まであと2日と迫ったこの日、
ドラゴンズナインは、午後2時からナゴヤドームで全体練習。
投内連係、シートノック、打撃練習などが行われたようですが、
その全体練習の前に、バッテリーがミーティングを。
スコアラーが集めた他球団のデータを資料に、
新戦力などについて、いろいろレクチャーされたもよう。
また井端、森野、イ・ビョンギュは早出特打を。
オープン戦ラスト2試合を欠場した井端
故障明けで打ち込み量が不足している森野
さらにフォームを確認するイ・ビョンギュ
それぞれの目的で取り組んでいたようです。
さらに全体練習後には、野手陣も含めたミーティング。
そして夜には選手会の決起集会と、
徐々にながら開幕というムードが高まり始めてきました。

ところでこの日のシートノックでは、
なんと落合監督が自らノックバットを握り、
今季初とも言える『落合ノック』を披露。
キャンプではついに最後まで封印し続けたものの、
開幕直前ということでいよいよ解禁に。
それでも約20分間放たれたその打球は、
相変わらず厳しいものだったようで、
野手陣は右へ、左へとかなり振られていたようです。


頭に落合ノック!荒木らのコメントをみると
この落合ノックもある意味、
開幕恒例のものなんですね。
容赦のない
オレ流ノックにより、
選手たちの気を引き締め
本番さながらの
緊迫感を培わせる。
そしてそれによって
チーム状態を最終的にチェックする。
さらにこの日の投手陣のフリー打撃では、
憲伸ら打撃指導も行ったという指揮官
まさに「オレ流」ならではのスタンスで、
選手たちを臨戦モードへと向かわせているようです。


若竜トピックス(26日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
広島-中日 2回戦
(26日・広島東洋カープ由宇練習場)
  000 000 002 =2
 C 010 001 100 =3
[敗] 清水昭信(1試合1敗)
[D本] なし
[D投] 清水昭信、齊藤、樋口、高江洲
公式サイト広島東洋カープ

【ゲームレビュー】
初回無死一、二塁のピンチを切り抜けた先発・清水昭信は、
続く2回ウラ2死一塁から自らのけん制悪送球でピンチを作り、
上村和裕に右前タイムリーを打たれ、先取点を与える。
3回から5回までは三者凡退に抑えたが、
6回ウラ、ボールが浮いたところをつかまり、小窪に四球。
さらに廣瀬に左中間三塁打を打たれ追加点。
なおも1死三塁のピンチを残し降板。
それでもストレートがやや高いが、まずまずの内容だった。
3番手・樋口は、大須賀の左越え二塁打などで
1死三塁のピンチを背負うと
代打・松山竜平の内野ゴロ(野手選択)の間に1失点
公式戦初登板を無失点デビューとはいかなかった。
攻撃陣は、広島の投手陣を打てず、8回まで4安打無得点。
9回、平田四球、堂上剛裕左前打、森岡進塁打で
1死二、三塁から田中のライト前タイムリー。
さらに代打・井上の内野ゴロの間に
2点を取って追い上げたが、2-3で敗れる。
公式サイトより)


●樋口賢
<高校生ドラフト3巡目ルーキーが、
ウエスタン・広島戦で公式戦初登板。
7回から登板すると1イニングを1安打1失点>
「ダメでしたね。
(MAXは)142キロ? 142キロしか出てないのか…。
腕が思うように振れなかった。変化球もダメでした」

<高校時との最大の違いは調整法。
前日もリリーフとしてブルペン待機し、
この日も先発が崩れて突然出番がやってきた>
「調整が難しいっス」
中スポ

●小林2軍投手コーチ
<ホロ苦いデビュー戦となった樋口に>
「変化球が悪いと直球を狙い打たれる。
高校のときとは違うよ。すべてが勉強だね」
中スポ

●清水昭信
<教育リーグを含めて今季初先発は、
5イニング1/3で5安打2失点。
悔やまれる内容に反省ばかりを口に>
「もったいなかったですね。
悪送球とか四球とか…。それがなければよかったんですが」
中スポ

●田中大輔
<前日の2安打に続いて、この日は3安打猛打賞。
9回1死二、三塁から右前適時打を放つなど1打点>
「9番が投手だから、
8番のボクは四球を選ぼうとかファウルで粘ろうとか
役割を果たそうと思って、うまくいっています」
中スポ


1軍が開幕カードで当たるカープ
一足先に対戦しているファーム
前日に続いての由宇でのウエスタン・広島戦2-3で黒星。
古久保コーチによると
「しょうもない失点の繰り返しや
バッテリーで、もっと必死にならなあかん」
とのこと。
おそらく「しょうもない失点の繰り返し」とは
先発した2年目右腕の清水昭信
2回、ヒットで出したランナーを自らのけん制悪送球
三塁に進めてしまい、次打者に先制のタイムリー。
さらに6回に許した1点も先頭打者への四球から。
防げるミスでみすみすチャンスを与える始末。
MAX145キロの真っすぐやスライダーなどに
収穫もありながらも、降板後は反省ばかりだったようです。

また3番手で登板したのが、高卒ルーキーの樋口
自身の準地元・山口での登板。
スタンドにはお母さんも見守っていたようですが、
腕が振れずに自慢のストレートも今ひとつ。
いきなり先頭打者を二塁打で出してしまうと、
犠打と二ゴロ野選で1点を献上。
さらに盗塁と自らのワイルドピッチで
ランナーを三塁へ進め、ピンチを広げてしまう投球。
後続を凌ぎ、1失点で踏ん張ったものの、
ややほろ苦い公式戦初登板になってしまったもよう。

一方、打線は3回1死二、三塁、さらに6回無死満塁と
大きなチャンスをもらいながらも、あと1本が出ず、
広島先発・宮﨑を助けてしまう拙攻
最終回に、4番手・上野弘文を攻め、
この日猛打賞と打撃好調の田中のライト前タイムリーと、
代打・井上の内野ゴロの間に2点を返したものの、
取れるところで取らないと…という展開で終わりました。

2008年3月26日 (水)

開幕まであと2日、完全V祈願と落合監督豪語。

セ・リーグ開幕まであと2日
ドラゴンズは、ナゴヤドームで
開幕へ向けた全体練習を再開。
アキレス腱の痛みを訴えていた井端も参加し、
いよいよベストメンバーが揃うカタチとなりました。
またその練習の前後にはこの時期の恒例行事が。
午前中は、熱田神宮を参拝しての必勝祈願
そして夕刻は中日新聞本社での激励会
あいさつでは落合監督がシーズンに向け豪語したようです。


ドラゴンズトピックス(25日)

◇荒木雅博選手会長
<名古屋市熱田区の熱田神宮を参拝し、
リーグ優勝と2年連続の日本一達成を祈願。
選手、コーチを代表し、玉ぐしをささげる。
参拝後会見を行い、今季への意気込みを話す>
「ここに来ると毎年同じ気持ちになる。
ここまでは大きなけがもなくこられたので、
けがなく1年間できますように
シーズンを通してチームの安全をお願いしました。
けが人も少ないし、調整もうまくいった。
いい形でスタートしたい」
公式サイト、東京中日、中日新聞名タイ

◇川上憲伸
<エースも神妙な面持ちで>
「ここに来ると毎年、気持ちが引き締まります」
(東京中日)

◇和田一浩
<初の熱田参拝に真剣な面持ち。
1年間フルシーズンの活躍を願う>
「岐阜県出身だけど熱田神宮は初めてなんですよ。
いつも地元でお参りしていたので、
ここまで出てくることはなかったです。
けががなくシーズンを無事に乗り切れるようにお願いしました」
(東京中日、ニッカン名タイ


◇落合監督
<中日新聞本社で行われた激励会であいさつ。
日本一連覇が懸かったシーズンへの手応えを口にし、
最大の修羅場になる五輪期間についても自信をみせる>
「五輪は(中日から)10人前後候補に挙がっているが、
10人(日本代表に選手を)取られても
残ったメンバーで十分戦える戦力は整いつつある。
(就任した)2004年(の戦力)が100とすれば、
今は150の戦力にまでアップしています」

<戦力アップの功労者に意外な人物を挙げる。
すでに復帰したからこそ言えるユーモアだが>
「功労者は森野です。
いいところで骨折してくれました。
これ(森野の離脱)で若い選手を試すことができた。
1シーズン、どうやって乗り切ろうと考えたとき、
この2カ月間、キャンプ、オープン戦を
やってきて、ある程度メドがついた」

<戦力には自信があるが、
日本一連覇へ最大の敵はけがだけ>
「ここからはけがをしてはいけない。
いかにけがをせず1年間を乗り切るか。
2年連続日本一を目指し、連勝も連敗もあるし、
いろいろあると思うが乗り越えていきたい」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋名タイ

◇白井オーナー
<落合監督に先だってあいさつ。
各球団の中日包囲網を警戒したうえで
完全優勝と、打倒巨人を厳命>
「今年は例年にも増して(優勝に)困難が伴うと思う。
あらゆる球団が集中砲火を浴びせてくるのは間違いない。
(その上で)ジャイアンツは打倒中日と言明している。
中日は打倒読売ジャイアンツでいこうと思っている。
ペナントを勝ち取って日本一を取りたい」
中スポ


リーグ優勝奪回と2年連続の日本一、
さらにアジアシリーズ連覇も含めた
『完全制覇』を目指す今季のドラゴンズ
この日の午前中は、熱田神宮での恒例の必勝祈願
ユニホーム姿の荒木選手会長をはじめ選手、コーチ、
そして西川球団社長ら球団関係者など約60人が参加。
おはらいを受けた後、荒木会長、西川社長ら
神妙な面持ちで玉ぐしを奉納。完全制覇達成を祈願しました。

その後、ナインはナゴヤドームに戻って、
開幕に向けての1軍全体練習
終了後は、名古屋市内の中日新聞本社で行われた
激励会に出席と、恒例行事で忙しい日々となったもよう。

その激励会であいさつした落合監督
キャンプ、オープン戦での約2カ月を振り返り、
「戦力は(就任時の)04年が100なら今は150」と話し、
チームの戦力アップに手応えを口に。
さらにリーグ優勝奪回において、
最大の障壁となってきそうな8月の北京五輪時についても
「五輪に10人取られても戦える」と豪語。
残ったメンバーで十分戦える戦力は整いつつあると
選手層の厚さに自信を見せていたようです。


落合監督、豪語 五輪で10人抜けても勝てる
今朝の中スポWEBの見出しがこれでしたが、
相変わらず実に大きく出ましたね。
昨季の五輪最終予選では、岩瀬、川上
荒木、井端、森野、和田と6人が抜かれ、
さらに今季も中田、朝倉、中村紀洋、谷繁らも代表候補に挙がりそう。
実際に10人抜かれると、正直たまったもんじゃないですが、
そんな状況になっても、戦力を整えられる。
それだけの戦力の底上げに成功した、そして選手層が厚くなった。
レギュラー野手の精度アップと、
若手の底上げを目指して取り組んできたこの2カ月
監督自身手応えを感じているのだなと感じました。
さらに左手を骨折していた森野も復帰し、
当初掲げたベストメンバーで無事に開幕を迎えられる。
就任5年目、完全制覇へ向けての状況が揃ったことが
語った自信へと繋がっているのでしょう。

まあこういう舞台でのあいさつでは、
景気の良い話をすることが多いのですが、
あとは実際に8月に入ったときに、どの部分が抜けて、
そしてそこにしっかりとはまるピースが出てくるのか。
さらにその8月を迎える前に、現状のレギュラー陣
どのぐらいの上位を走っていることができるか。
その辺りが今シーズンを戦ううえでカギとなってくるでしょう。

5年間で1.5倍の戦力アップを果たしたドラゴンズナイン
たとえ、ライバルチームが大補強をしようが、
自分たちの目指す野球さえできれば、
必ず最初にゴールテープを切ることが可能でしょう。
あとはアクシデントなく、開幕を迎え、
シーズン通じて、そのチカラを発揮すること。
開幕まであと2日
今季もドラゴンズを信じて、見守っていきたいと思います。


◇井端弘和
<左アキレスけん痛でオープン戦の最後2試合を欠場も、
この日はナゴヤドームでの全体練習に参加。
フルメニューをこなして不安を完全に一掃>
「今はもう違和感がある程度だけど、
痛みはなくなったからね。もう大丈夫ですよ。
足に不安があったら練習はしていないよ。仮病じゃないよ」

<2番打者のイメージが強いが、
開幕戦となると05年以来3年ぶりになる>
「2番? まだ(オープン戦で)バントしてないですね。
でも(普通にやれる)自信はあります。
どこかといわれるとうまく言えないけど、
経験はあるし、大丈夫だと思う」

<開幕が近づくが、特に気持ちの変化はない>
「開幕だからといって、
いつもワーッとこないけど、今年は特にないですね。
例年に比べて意気込んではいない。リラックスしている。
状態は良くもなく、悪くもなくいった方がいいです。
今、良すぎると落ちるだけですから。
1日(にヒット)1本ずつ、いいところで
ヒットを積み重ねていければいい」
中スポスポニチ名古屋ニッカン名タイ

◇荒木雅博
<井端とダブルプレーの連係を確認した。
相棒の復活に太鼓判を押す>
「井端さんは大丈夫でしょう」
ニッカン名タイ

◇森野将彦
<当初予定していたウエスタン・広島戦を取り止め、
ナゴヤドームでの1軍全体練習に参加。
フリー打撃で鋭い打球を連発、ブランク関係なしを強調>
「安打よりも内容がいいから」
スポニチ名古屋

◇高代野手総合チーフコーチ
<不安を残していた井端も回復し>
「(井端は)何ともないよ。これで皆そろう」
スポニチ名古屋ニッカン

◇イ・ビョンギュ
<明確な目的と課題を持ち、30分間の特打を行う>
「強いスイングはできているけど、余分な力を抜きたかった。
右中間への打球が多かった? 
(投球)コース通りに打っていたら、そうなる。
引っ張りすぎると体が開いていけないので、
左中間に打つつもりで、結果的に右中間に打球が飛べばいいと思う」
(東京中日)

◇和田一浩
<定位置・左翼でのシートノックを受け終えた後、
内野の併殺ノックに一塁手として加わる。
ただのお手伝いだったが、西武時代は計16試合
一塁で出場。経験者だけに様になっていた>
「練習? いえいえ、練習とかではないですよ。
一塁はタイロン(ウッズ)が1人だったので、
大変だろうと思ってちょっと入っただけですよ」

<移籍1年目のオープン戦は打率.306、1本塁打。
しかしあくまでオープン戦は練習というスタンスを崩していない。
この日もスローボールを打ち返す、独特の調整法を徹底>
「満足というのはない。いい状態で開幕に臨みたい。
状態を見て振り込みもやりたい」
中スポニッカン

◇中田賢一
<プロ4年目の開幕は火曜日の男?
交互に戦う巨人、阪神の討伐という役割を任されそう。
この日、消化したメニューはたっぷりのランニング>
「開幕までもうあまり時間がないので、
これからは自分の状態を上げていくことだけですね」

<最終登板だった23日は、3イニング7安打5失点。
4試合の通算の防御率も4.20と芳しくなく、
制球が甘かったようだが、悩むほどでない様子>
「オープン戦では何度も続けて甘いところに投げてしまい、
結果的にああいうことになった。
調子はそんなに悪いとは思ってないです。
僕レベルでは、すべてキッチリ狙ったところにいかない。
要所要所でコントロールできれば」
(中スポ)


熱田神宮参拝後に行われた1軍全体練習
アキレス腱の痛みと違和感を訴え、
オープン戦ラスト2試合を欠場した井端が参加。
打撃練習に続き、これまで控えていた守備練習も再開。
ショートの位置に入って、連係などをこなしたあと、
高代コーチのノックを受けるなど特守も追加。
4日ぶりにフルメニューを消化し、
元気なところをアピールしたようです。


連覇へのアキレス腱。普段なかなか
休もうとしない井端
なんと2試合連続欠場。
それも当初は軽いと
見られていたものの、
その後一部で
「開幕ピンチ」とされてしまったことで、
もしかしたら…?と
心配してしまいましたが、
開幕3日前に
復活してくれたことで、
とりあえずホッとしたかなと。
ただ痛みこそなくなったものの
「違和感」はまだ残っているとのこと。
打って、走って、守れる『竜の鉄人』だけに
足の痛みはできるだけ避けたいもの。
さらに不完全な足をかばううえで
他の部位を痛めてしまわないかということにも
より注意が必要でしょう。
昨季まで574試合連続出場を果たしているだけに、
シーズンに入ったら、よほどのことがない限り、
休むことはないと思われる井端
くれぐれもケアに努め、出来る限りベストな状態で
開幕2番スタメンを迎えてほしいです。


◇西川明
<ナゴヤドームでの全体練習に参加し、
きょう26日に発表される開幕1軍メンバー入りを濃厚に。
2月1日のキャンプ初日から54日間に渡って1軍に生き残り>
「いつ外されるかと毎試合、緊張していた。
まだわからないけど、ここまで1軍にいられたことはうれしいです」

<この日の練習では代走起用も想定して
高代コーチからリードの取り方を指導された>
「キャンプで打撃フォームを変えたのが良かった。
シーズン入ってからは1打席目が大事」
スポニチ名古屋ニッカン

◇小川将俊
<ナゴヤドームでの1軍練習に合流。
プロ5年目で初の開幕1軍を目前にして武者震い>
「いつでも試合に出られる準備はしてきたつもりです。
まだ何も言われていませんが、
この時期に練習に呼ばれただけで光栄です。
去年はキャンプで故障したけど、
今年は体調もいいので頑張りたいです」

<吉見、川井、チェンなど
今まで2軍生活が長かった投手の1軍入りが確実。
控え捕手として慣れた投手のサポート役として期待>
「よく知った投手たちですから力になりたいですね」
(中スポ)

◇トマス・デラロサ
<新外国人も開幕1軍のキップを勝ち取る。
オープン戦終盤に右脇腹を痛めるアクシデントに見舞われたが>
「もう大丈夫だ。早く開幕してほしい」
(中スポ)


開幕戦にベンチ入りする選手28人
出場登録名簿が、この日連盟に提出され、
きょう26日にも公示されますが、
サバイバルを繰り広げてきた野手のなかから、
西川、デラロサ、そして小川の3選手が
開幕1軍入りすることが確実となりました。
この日のナゴヤドームでの1軍練習には、
投手陣15人、野手陣15人の30選手が参加。
開幕3連戦に登板しない先発候補を2人程度外し、
投手陣は、13人となることが濃厚。
この日の練習に参加している野手15人
そのまま開幕1軍メンバーに名を連ねてきそうです。


初の開幕1軍となる野手3人のなかでは
最もビックリなのは、おそらく小川でしょうね。
浦和学院高-東洋大学-日本通運を経て、
03年のドラフト8巡目で入団した5年目の捕手
ここ3年間、1軍出場がないうえに、
昨季はファームでも出場機会が激減。
さらにキャンプでも、オープン戦でも
それほどチャンスがあったわけではないながら、
この座を射止めたことは、まさに驚き!
オープン戦に召集されたときにヒットを放ったり、
ルーキー・山内のオープン戦初登板の際のリード。
そして伸びてきた若い投手熟知している。
その辺が評価されての抜擢となったのでしょう。

清水将海が右手親指を骨折し、
戦線離脱したことで生まれたチャンスですが、
ぜひとも生かしてもらいたいところですね。
そしてそれまで無名だった背番号59
ある意味目立つ存在に持っていってほしい。
まあ任される役割というものもあるでしょうが、
埼玉県出身の竜戦士として、勝利への貢献を期待しています。


若竜トピックス(25日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
広島-中日 1回戦
(25日・広島東洋カープ由宇練習場)
  110 010 000 =3
 C   000 000 002 =2
[勝] 佐藤充(1試合1勝)
[S] 金剛(2試合1敗1S)
[D本] なし
[D投] 佐藤充、金剛
公式サイト広島東洋カープ

【ゲームレビュー】
先発・佐藤充は4回まで毎回安打をされながらも
要所を締めて無失点。5回以降は危なげない投球も
9回ウラ、2死一塁から右翼線三塁打、右前打と連打され2失点。
8イニング2/3を投げ、金剛にマウンドを譲るも
完投は逃したものの今季最高の投球内容だった。
打線は初回、澤井中前打、中村公治右前打、新井四球で
1死満塁から平田が中犠飛を打ち上げ、先取点を上げると、
2回、田中中前打、相手失策、四球で
1死満塁から中村公治の押し出し死球で追加点。
5回1死からは新井の中前タイムリーでリードを広げた。
チャンスは多かったが、攻めきれず3得点止まり。
前半の得点を投手陣の踏ん張りで守りきった。
公式サイトより)


○佐藤充
<ウエスタン・広島戦で先発し、
8イニング2/3を8安打2失点で今季初勝利を飾る。
完封も完投も逃したが、確かな手応えはつかむ>
「打たれて終わったのは悔しいけど、収穫はありました。
きょうは自分に期待してマウンドに上がったんですが、
結果的にそうなりましたね」

<復調へのヒントは同僚のブルペン投球。
故障で調整中の山井の球筋を見て自分との違いを痛感>
「いい球筋だなって。
ボクはいままで何とか一昨年の状態に、と思って
自然と力が入っていたんです」

<1軍先発陣の層は厚いだけに、
簡単に出番は回ってこないだろうが>
「まだボールが高いという課題があります。
でもいい課題というか、これからですよ」
中スポ

○小林2軍投手コーチ
<先発・佐藤充の投球について>
「いままでと違った面が出たね。
一昨年と同じくらいの直球だったよ」
中スポ

○田中大輔
<8番・捕手で2軍公式戦今季初スタメン。
守っては先発・佐藤充の持ち味を引き出し、
打っては4打数2安打とマルチ安打でアピール>
「(佐藤)充さんは直球でも変化球でも
ストライクが取れましたからね。
打撃? センター前(ヒット)はボクの持ち味なんで」
中スポ

○平田良介
<初回1死満塁で先制の中犠飛を放つと、
3回には痛烈な左直。5回には左翼線二塁打。
3打数1安打1打点と気を吐く>
「いい感じで打てました。きょうはいい内容だったと思います」
中スポ


◇赤坂和幸
<ウエスタン・リーグ開幕戦での試合中、
樋口に投球チャート(配球図)のつけ方を教える>
「高校のときはいつもつけていたんです。
うち(浦和学院高)はデータ野球で、
試合に出る選手がつけていたんです。
チャートをつけて、選手がそれぞれ、
データを分析して、リポートで提出していたんです」
<ドラ番記者>


ファームは山口・由宇でのウエスタン・広島戦
先発・佐藤充が久々によかったようで。
序盤3回まで得点圏に走者を背負うも、
4回以降は変化球を低めに集め、8回まで5安打無失点。
完封勝利を目指した9回2死一塁から
丸佳浩にライト線にタイムリー適時三塁打を許し、
続く中谷翼にもセンター前に運ばれ、
2点を失ったことで、惜しくも降板となりましたが、
好内容に復活への手応えも掴めたようです。

山井のブルペン投球を見たことで、
力まない投球というヒントを得たようですが、
復活には何がきっかけになるかはわからないもの。
MAX145キロとストレートにも力があったようですし、
次につなげてほしいですね。

また野手陣は、広島先発・高橋建の乱調というのも
ありましたが、効率よく序盤に加点したもよう。
スタメン初出場の田中が攻守に力を発揮し、
平田にも打点が付いたようです。
開幕1軍こそ外れそうですが、しっかり下で結果を出して、
早期1軍合流を楽しみにしたいです。

2008年3月25日 (火)

開幕まであと3日、竜野手サバイバルほぼ終結。

前日にオープン戦を終了したドラゴンズ
この日は、1軍は開幕前の最後の完全休養日
一方ファームは、ナゴヤ球場で練習後、
ウエスタン・広島戦のために遠征へ向かったようです。
そのメンバーのなかに、井上、平田、柳田らの姿が。
どうやら野手陣のサバイバルほぼ終結したもよう。
そのほか、故障者情報などこの日の話題を。

ドラゴンズトピックス(24日)

◇山本昌
<ナゴヤ球場で休日を返上して自主練習。
隠密練習のつもりだったとあって、言葉少な>
「体を動かしておこうと思って。
報道陣が来てるとは思わなかった。
本当に悪いけど、きょうは何もないから。
開幕までに仕上げる? そうだね。
大したことじゃないですよ。
きょうは来てなかったことにしといて」
中スポスポニチ名古屋ニッカン


開幕までいよいよ4日となったこの日、
前日にオープン戦を終えた1軍は完全休養日
しかしそんななか、休日返上で
トレーニングを行ったのが、ベテランの山本昌
ファームの練習を終わった昼すぎ、
ナゴヤ球場に姿をみせると、
屋内練習場で早川コーチを相手に、
軽いキャッチボールと遠投、さらにウエートトレと、
約2時間体を動かしたもよう。
開幕先発ローテ入りはほぼ確実ながらも、
セットポジションからの投球などにまだ課題も。
できるだけ万全の状態で開幕を迎えたい。
ベテランの強い意気込みを感じる一幕でした。


山本昌のような人。昌さん自身は、
できるだけ「隠密」
行いたかったようですが、
ドラ番がいたようで…。
とにかく今季は
スタートダッシュ
重要視される昌さん
白星が付くことがベストですが、
たとえ付かないにしても、
いかにゲームを作れるか。
それ如何で今後のサバイバル
勝ち抜くことができるでしょう。
現状では、先発ローテの5番手6番手だけに、
もっとも早ければ、開幕カードの第3戦に登板のチャンスも?
ただ本格的に仕上げていくのは、きょう25日から。
本人も「来てなかったことにしといて」と言っていますし、
きょうのところは「山本昌のような人」
ナゴヤ球場にいたというくらいにしておきましょう。


◇森野将彦
<実戦感覚を取り戻すために出場予定だった
25、26日のウエスタン広島戦の出場を取りやめる。
フル出場したオープン戦3試合の状態が
自分でも驚くほど良かったため>
「自分のスイングができています。
違和感がないんです。感覚のズレもない。
凡打は、凡打になるべくしてなっているし、
(ヒットを)打っているときは甘い球を、
打つべくして打っている。
『あれ、これで何で凡打?』というようなズレもないんです」

<ケガは完治。体調面も3試合フル出場で好転>
「以前は体が重い感じがあったのに、体が切れてきた」

<きょう25日からはナゴヤドームで1軍組と最終調整を行う>
「1回は打ち込みをやりたいと思っていますけど、
毎年やっていることですからね」
中スポ


◆井上一樹
<前日に2軍降格を通告され、この日から2軍に合流。
ナゴヤ球場室内練習場で汗を流し、練習後由宇へ移動>
「ウチのレギュラーが固定されているから、
代走、守備固めなど、控えの役割が決まっている。
オープン戦がもうひとつだったから。
今年はいつになく体調もよかったし、
開幕にこだわってきたんだけど。仕方ない。
西川は結果を残したけど、オレは残せなかった」

<2年連続の2軍スタートがほぼ確実に。
しかし勝負の世界にいるからこそ当然の結果と受け止める>
「ガチッとした当たりがいる。
それが今のオレに求められている。
呼ばれた時に万全でいれるよう準備しておく」
(東京中日、スポニチ名古屋

◆柳田殖生
<今年は一塁、三塁、遊撃も守れる特徴を武器に
1軍を目指したが、惜しくも枠から外れた>
「これまで1軍にいられてよかったです。
『サブとしてどこでも守れるように!』って
言われていたし、とにかく守備のことに集中していました。
この経験は絶対に無駄にならないと思います」
(東京中日)

◆平田良介
<ナゴヤ球場屋内練習場で行われた2軍の練習に参加。
オープン戦は打率.182、1本塁打という結果だったが>
「数字の通りです。
いろんな部分で自分の課題がわかった。
結果を残したいという焦りもあったかもしれませんが、
それ以上に1軍の投手に崩されて、自分の打撃ができなかった」

<森野が左手骨折から復帰して
センターのポジションを奪われた格好だが>
「ベンチから見ていても、森野さんは完ぺきです。
だからこうなるのは仕方ない」

<ナゴヤでの2軍戦では2試合ともにスタメン出場。
ただ2試合で7打数1安打は物足りない数字>
「(打撃の調子の)悪い時からは脱した」

<25、26日の2軍戦に同行が決まり、開幕1軍は厳しくなったが>
「遠征へ行ってきます。自分の課題は分かってます。
とにかく結果ですね。
2軍戦だからとか関係なく、結果を求めてきます。
残念ですけど、また1軍に呼び戻されるように頑張るしかない」
中スポスポニチ名古屋名タイ


ファームはきょう25日、あす26日と
山口・由宇でのウエスタン・広島戦
この日、ナゴヤ球場で練習を終えた後、
ゲームに備え、遠征に旅立ったようですが、
そのなかに森野将彦の姿は、なし。
先週19日に実戦復帰を果たし、
週末のオープン戦ラスト3試合にフル出場。
さらに実戦感覚を取り戻すために、
今回の遠征にも参加する予定でしたが、
オープン戦での状態が、本人も驚くほど良好
1軍首脳陣との話し合いの結果、遠征を取り止め、
きょうからのナゴヤドームでの
1軍練習への参加に変更したようです。

オープン戦3試合で、12打数4安打1打点。
復帰1週間で驚くべき結果を残しましたが、
正直ライバルとはその差歴然という感じでしたからね。
すぐさま3番を打てってこともないでしょうし、
細かい連係プレーの確認などをする方が大事でしょう。
開幕1軍、さらにスタメン出場も
確実となった感のある背番号31
ある意味強行出場という部分もありますが、
残り3日でさらに状態を上げ、
ブランクをできるだけ埋めてもらいたいです。


一方、その森野が開幕スタメンOKとなったことで、
前日までの1軍オープン戦に参加していた
井上、柳田、平田、上田、中村公治といった面々が
この日からファームの練習に合流。
終了後、由宇遠征に向かったことで、
開幕2軍スタートがほぼ確実となりました。
きょう25日に開幕戦に出場できる28選手の名簿
NPBに提出され、あす辺りに公示されますが、
谷繁、ウッズ、荒木、中村紀洋、井端、
和田、森野、イ・ビョンギュ
という
8人のレギュラーのほか、野手陣としては、
立浪、英智、小田、藤井、デラロサ、そして西川
さらにスポニチ名古屋によると、
捕手3人制として、右手親指骨折の清水将海に代わり、
小川が昇格したという話もあったりしますが、
野手14~15人はこの面々でほぼ決まりとなりそうです。


ハイペースで復帰してきた森野の状態次第で、
野手の控えの陣容が変化すると見られていましたが、
結果を残せなかった井上はともかく、
ここまでの期間、アピールしてきた平田
2軍スタートになってしまったのが、ちょっと残念ですね。
やはり1軍でスタメンに出続けて、結果を出し続けること。
それが焦りに繋がったかもしれません。
ただこれはあくまでも開幕メンバーからの漏れ。
この先、ファームで再び結果を出しさえすれば、
右の代打も今イチ手薄の感もありますし、
再び呼ばれる可能性も高いといえるでしょう。
気持ちを切り替え、前向きに臨んでほしいです。

またスーパーサブを目指して食らいついていた
柳田もこの1軍生活がきっといい経験となったはず。
ただ守備に集中したこともあったでしょうが、
27打数2安打の打率.074がちょっと寂しかったなと。
経験を生かし、次は打撃を向上させてほしいと思います。


勝ち抜いたことで選ばれ、1軍で戦って行く者、
気持ちを切らさず、ファームで巻き返しを計る者。
ボーダー上の選手の選別は、ときに悲喜こもごもですが、
今シーズンは夏場に北京五輪もありますし、
期間中の抜けた主力の穴をどう埋めるかと言うことも、
完全制覇へのカギの1つとなるのは確か。
主力だけでは勝ち抜けない今季、
チーム全体のさらなる底上げのためにも
各選手それぞれの課題に取り組み、
より一層の精進を期待したいところです。


◆赤坂和幸
<高校生ドラフト1巡目ルーキーが
きょう25日、2軍のフリー打撃に登板予定>
「プロの打者に対して初めて投げるので、
すごく楽しみです」
(中スポ)

◆長峰昌司
<ナゴヤ球場の屋内練習場でブルペン入り。
キャンプ中に右肩を脱臼し、2軍で調整を続けてきたが、
この日負傷後初めて変化球も試投するなど70球>
「もうできない練習はなくなった。
徐々にペースを上げていきたい」
ニッカン

◆久本祐一
<左腕の前腕部分を痛め、開幕アウト。
この日はブルペン入りし、捕手を立たせたまま軽めの投球>
「開幕1軍を逃してしまったのは痛いですが、
少しでも早く復帰できるように努力します。
まだ本格的な投球練習も始めていないし、
今後は投げ込みもやっていきたい。まだ時間がかかると思う。
(復帰の目標は)4月の終わりか5月初め」
中スポ

◆浅尾拓也
<同じく屋内練習場での2軍練習に参加。
3月初旬になっても右肩に違和感が残ったためペースダウン。
現状は強めのキャッチボール程度で、投球練習は行っていない>
「遠投をやって、それでも肩に違和感が出なければ
投球練習を再開したいと思っています。
復帰のメドはまだ立てられないですが、
できるだけ早く試合で投げられるようになりたい」
中スポ

◆ラファエル・クルス
<ナゴヤ球場の屋内練習場でリハビリを行ったが、
右ひじ故障中から約2週間経過しているにもかかわらず
メニューはランニングなどの陸上トレーニングのみ。
ボールを使った練習は行わず、沈んだ表情>
「キャッチボールはまだできない」
ニッカン


1軍が完全休養日だったこともあり、
ドラ番マスコミのネタも、ごくわずか
そんななか故障者の現在の状況が出ていたので、
回復具合の良さそうな順番にコメントを並べてみました。

ざっとみて一番戻ってきてほしいのが、久本
先発もロングも中継ぎもできる
ユーティリティー投手なだけに、
チームとしても早い復帰が望まれるところでしょうね。
さらにやや不安視されるリリーフ陣
夏場に守護神を引き抜かれる可能性もあるだけに、
浅尾クルスというところの復帰も待ち遠しいかなと。

まあ1シーズン144試合は、長いですし、
今季はあくまで「調子のよい選手」
適材適所で使っていく傾向もある様子。
とにかく現状としては、しっかりケガを治し、
万全になるよう、やっていってほしいと思います。


◇伊巻沙由梨 さん(チアドラゴンズ2008リーダー)
<今年のダンスについて>
「いつもはかわいらしいけど、
ひもを使った時はかっこよくなります。
去年よりもダンスのレベルを上げて、
全員で華やかなパフォーマンスをしたい。
今年も日本シリーズで踊りたいですね」
公式サイト、中スポ、ニッカン


その他のドラゴンズの話題としては、
チアドラゴンズの2008年のメンバーが
23日の試合後に記者発表され、
同時に今年の衣装も披露されたもよう。
2008年メンバーは114人の中から合格した13人
+OGで構成されるブルーマックス4名の計17名
コスチュームには、通常のイメージカラーである
白とピンクに加え、昨季の日本一を記念してゴールドも配色。
腰に巻いたゴールドのベルト(ひも)を取り外し、
振り回すという新たなダンスもあるそうです。
ちなみにお披露目は、28日のナゴド開幕戦から。
今年も1シーズン、めいっぱい頑張ってください!

2008年3月24日 (月)

朝倉中田不安残す最終登板、竜オープン戦終了。

オープン戦最終戦は、前日に続き、
ナゴヤドームでの東京ヤクルト戦
開幕ローテ確実の朝倉中田が最終登板。
しかしともに打ち込まれ、失点するなど
開幕に向け、やや不安を残す投球内容となりました。
一方、打線は東京ヤクルト新外国人投手に苦戦。
1-5と敗れたものの、オープン戦2位の成績で開幕を迎えます。

◇オープン戦
中日-東京ヤクルト
(23日・ナゴヤドーム)
36491人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日
[敗] 朝倉(3試合1敗)
[D本]なし
[Dバッテリー]
朝倉、中田、中里、小林、平井、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
リリーフ陣が安定してきた中日は、先発投手陣に課題を残した。
朝倉が3イニング2失点、中田が3イニング3失点と、不安定な投球内容。
東京ヤクルトは新外国人・リオスが5イニングを2安打無失点。
変化球の制球が良く、シーズンに向け万全の仕上がりを見せた。
青木は2試合連続2安打と調子を上げてきた。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


◇朝倉健太
<オープン戦最後の東京ヤクルト戦に先発。
しかし2回に2つの暴投などで
3イニングを2安打5奪三振1四球2失点。
低めへ投げた球が次々とワンバウンドになる乱調に反省>
「低めを意識しすぎてしまった。
全体的にもあんまりよくなかった。
今日は4回か3回の予定だったけど、
3回で交代したのは状態がダメということでしょう。
(投球の)バランスに問題がありました」

<マウンドを降りるとすぐにブルペンへ直行。
43球を投げ込み。試合と合わせて、
計94球の投球で課題と収穫を手に>
「シュートを投げるときにひじが下がる癖があるので、
腕を高く上げて投げたら、逆にバランスを崩した。
修正して元に戻したらいい感じで投げられました」
中スポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン

◇中田賢一
<4回から2番手で登板も、
3イニングを7安打5奪三振1四球3失点。
速球の威力不足を反省点に挙げ>
「(球の)勢いが足りないですね。
キレ、ノビがもうひとつ足りない。
コントロールが微妙な上に、球が走ってないとこうなるとわかった。
甘いコースの直球が(前に)打ち返されていた。
ファウルにできたり、空振りを取れる
真っすぐがあまりにも少なかった。
もう少し打者の手元で伸びていく球を投げないと。
そうすれば多少甘い球でもファウルにできる。
もう一段階切れのある球を投げないといけない」

<前回登板の16日も6イニング4失点とイマイチの内容。
オープン戦4試合で防御率は4.20となったが>
「この結果を踏まえて、いくつか直さなくては
いけない点があるのでそれをやっていきたい」

<本来の速球を取り戻すため、
開幕までの1週間で本格的に投げ込むことを明言>
「(調整は)任されているので
(開幕までに)投げ込んで解決していきます。
(開幕まで)スピードを取り戻します。
やることはたくさんある。
今さら焦っても仕方ありませんが、しっかり考えて直します。
気持ちの切り替えは早い方なんで」
中スポスポーツ報知時事通信スポニチ名古屋ニッカン名タイ

◇田中監督付スコアラー
<エース・川上と並んで先発の柱として
期待されている中田と朝倉の投球にため息>
「中田も朝倉もねえ…。困ったものだ」
名タイ

◇谷繁元信
<シーズン中でなかったことに救いを見いだし>
「2人(朝倉、中田)とも
もうちょっとでしょ、すべてにおいて。
まあ先に課題が出てよかったんじゃないか。
この時期にこういう(悪い)状態になったことは良かった。
本人も悪いことに気付くはず」
ニッカン名タイ


招待客も含め、36491人もの観客が詰めかけた
この日のナゴヤドームの東京ヤクルト戦
開幕ローテ4本柱のうち、朝倉中田が登板。
しかしその投球内容は思いも寄らぬものに。

先発した朝倉は、宝刀・シュートの制球に
苦労してボール先行の投球。
2回、先頭の4番・リグスに四球を与えると、
1死後、宮本のときにワイルドピッチで二塁へ。
さらにその宮本には、カウント0-1から
ストレートをライト線へ弾き返されての二塁打で、
先制点を許してしまうと、続く福地の中飛で三塁へ。
ところが福川を迎えたところで、再び朝倉ワイルドピッチ
同じイニングで2つ目の暴投で2点目を献上してしまいます。
当初は4イニングを放る予定の朝倉でしたが、
結局、内容の悪さに1イニング短縮
さらに降板後は、すぐさまブルペンへ直行
フォームを修正することで感覚を取り戻したようです。

その朝倉を次いで、
4回からマウンドに上がったのが、中田
ところがストレートの球威を欠くうえに、
制球も甘く、こちらも今イチピリッとしない内容に。
立ち上がりの4回、青木のショート内野安打と
ガイエルのライト前ヒットで1死一、三塁。
迎えた宮本には変化球を流されてしまい、右中間へのタイムリー。
連打で1点を失ってしまうと、
6回にも青木、リグスの連打から
宮本に代わって途中出場の川端慎吾
レフトへのタイムリー二塁打。
さらに福地にもセンターへタイムリーを浴び、2失点
三振こそ5つ奪ったものの、7安打3失点と散々
最終登板は、開幕に向け後味の悪いものとなってしまいました。


健太も球の誤り?この日もCSで
中継がなかったため、
ケータイの
ドラゴンズ情報などで、
オープン戦の途中経過を
追っていましたが、
いきなり目についたのが
朝倉の2暴投」。
中田の暴投ならつゆ知らず、
なんで朝倉が、
しかも1イニングに
2つもと思いましたが、
フォームを少し変えて投げていたんですね。
シュートを放る際にひじが下がるクセがあるので、
腕を高く上げて投げたという今回の登板。
ところがそれによって、逆にバランスを崩してしまい制球難に。
登板後のブルペンでもとのフォームに戻したことにより、
再び好感触を得たようなので、
今回は今イチでしたが、開幕ではおそらく大丈夫
4月以降は、おそらく週末ローテの方に回りそうな朝倉
バタバタ感をできれば減らし、本来の投球を願いたいです。

一方、それ以上に心配なのは、中田ですね。
オープン戦4試合に登板したものの、
結果的にも、手応え的にもずっと今イチの感が。
球が走っていなかったようで打ち込まれてしまう現状。
修正点がしっかり見つかった朝倉に対し、
中田の方が掴めない問題点が多いかも。
ただ気持ちの切り替えはできたとしても、
あとは投げ込みでどの程度修正できるのか。
憲伸とともにGTローテに入り、立ち向かうであろう4月。
持ち前の球威をそれまでに取り戻してほしいところです。

まあこの時点で完ぺきで、いざ開幕というのも
けっして悪いことではないですが、
いくつかの課題を潰して迎える方が、逆にいいかも。
今季もともに2ケタ勝利を挙げてほしい朝倉中田
しっかり修正して、シーズンを迎えてもらいたいと思います。


◇中里篤史
<7回から3番手で登板。打者2人をピシャリ>
「いいイメージでこのオープン戦を終わりたかった。
そういう意味でもきょうはよかった。
自分らしさはアピールできたと思います。
7回? 先発がよければ
平井さん、岩瀬さんとつなぐんでしょうね。
自分は自分の仕事をしていくだけです」

<これでオープン戦7試合無失点。
プロ8年目で初となる初の開幕ベンチ入りを確実にし>
「変化球に課題があります。
いつ投げろと言われてもいいように準備しています」
中スポニッカン

◇小林正人
<7回2死からワンポイント登板。
青木をスライダーで右飛に仕留める。
開幕1軍を勝ち取れば2年連続となるが>
「まだどうなるか分かりませんが、
やるべきことはやりました。
開幕? そこから始まるわけですからね」
(中スポ)

◇平井正史
<8回から5番手で登板。
2死から安打、四球を許したものの無失点。
昨年までの岡本の役割を担うことになるが、
試合後は反省ばかりを口にして>
「まだ納得していない。あんなものでは満足できない」
中スポ

◇岩瀬仁紀
<最終回に登場して3人でぴしゃり。
課題はまだ自分なりに持っているようだが>
「(新球で)初めて空振りがとれました、初めてだ。
きっちり仕上がったように見えるなら、ま、いいでしょ。
オープン戦とシーズンは全くの別物。
仕上がっているように見えても、
状態は開幕してからじゃないとわからないよ。
オープン戦のことは気にせず、気持ちを切り替えて臨みたい」
中スポ時事通信ニッカン

◇森バッテリーチーフコーチ
<ローテの軸になる朝倉、中田の投球におカンムリ>
「(今日の)内容は重要だよ」

<また中里、平井の中継ぎについてはこう説明>
「中継ぎ? いいとは思わないよ」
中スポニッカン


先発陣は今イチの出来でしたが、
今朝の東京中日の1面にも大きく出ているように、
7回以降の中継ぎ陣はよかったようですね。
ストレートを駆使し、2人をピシャリと抑えた中里に、
ワンポイントのお仕事だった小林
さらにランナーこそ出しながら0に凌いだ平井に、
最後は開幕へほぼ完ぺき仕様守護神・岩瀬
しっかりと3人で締め、最終登板を終えたようです。

ポスト岡本が取りざたされる今季の中継ぎ陣
とりあえずは、中里-平井-岩瀬というカタチで
スタートとなるのでしょうか。
そこに鈴木小林、高橋らも加わりそうですが、
ただどうも絶対的な信頼というところまではいきませんね。
平井はまだしも、中里においては
1軍での登板経験も多くなく、不安の方が大。
まあ登板をこなしていくことで、そういう部分も
少しずつ埋まっていくのではないかとも思いますが、
しばらくはヒヤヒヤしながら見ることになりそうな予感。
とにかくある程度落ち着くまでは、
調子の良い投手で回して、0に抑え、
なんとか最終回の守護神・岩瀬に繋ぐこと。
先発ローテとともにまだ確定とはいえない中継ぎ陣
12球団一のチーム防御率2.03という
オープン戦の好調をできるだけキープできるよう、
シーズンでもやっていってほしいです。


◇中村紀洋
<2回1死、リオスの速球を叩き、
右翼の頭上を襲うパワフルな二塁打を放つ。
苦戦してうたリオスから唯一の長打を放ち>
「たまたまです。(リオスは)いいピッチャーですね」

<オープン戦を終え、打率は.406。
断トツのハイアベレージだ。あっさりとしたもの
「(打率は)全然気にしてない。
オープン戦だから打率は関係ないよ」

<堅実にステップアップしながら、キャンプ、オープン戦と完走>
「あとは体調を崩さず、
開幕を万全な状態で迎えられるかが勝負ですね。
万全で(開幕戦に)臨めるように集中したい。
やり残してきたこと(オープン戦での課題消化)も今日で終わり。
あとはどれだけ100パーセントに近い状態で
開幕を迎えられるかです」
中スポスポニチ名古屋ニッカン名タイ

◇森野将彦
<復帰3戦目は、7番・中堅-三塁でフル出場。
9回イム・チャンヨンから左中間二塁打を放つ>
「(ブランクの影響で)
ボールが見えないかなと思ったけど、
自分のスイングができている」
ニッカン

◇イ・ビョンギュ
<6回、吉川から右前へ適時打を放つも、
リオスに四球と三振、イム・チャンヨンには
左飛に抑えられ『韓国球界出身対決』に完敗>
「リオスもイム・チャンヨンもすばらしいピッチャーです」
(東京中日)

◇和田一浩
<2打席封じられたリオスの力量を認め>
「シュート系の球でした。
(イム・チャンヨンも)横から見ていただけですが、
速いのはわかりました。
打つのは難しい。でも何とかします」
(東京中日)

◇高代野手総合チーフコーチ
<ともに封じられたリオスとイム・チャンヨンについて
対策への手応えを口に>
「どちらもいい投手だね。
ただ、見るのと見ないのでは大きな違いがあるよ。
1回当たったのは大きい。どんなものかわかったから」
(東京中日、ニッカン


◇井端弘和
<左足のアキレス腱付近の違和感を訴え、
前日に続いて試合前の打撃練習のみで、
ゲームも欠場も、大事をとっての措置であることを強調>
「きょうは(試合を)やる気満々だったんですけど
(首脳陣に)止められました。
ちゃんと守備練習もやれるし、大丈夫だと思います」
(中スポ、ニッカンデイリー

◇井上一樹
<7回、小林の代打で登場も遊ゴロに倒れ、打率.154と低迷。
きょう24日から2軍に合流することが決定。
2年連続の開幕スタートが濃厚となったが、巻き返しを期す>
「オープン戦で結果を出せなかったわけだから、仕方ない。
体調はいいので、少しでも早く
呼んでもらえるようにがんばるだけです」
(中スポ)

◇落合監督
<10勝6敗1分、勝率.625の戦績で
オープン戦を2位で終えたが、総括はなし>
「まだ何が起こるかわからないだろ」
スポニチ名古屋ニッカン


一方、野手陣はこのところ続いていた
2ケタ安打も途絶え、6安打1得点とやや沈黙。
東京ヤクルト先発のダニエル・リオスから、
立ち上がりの1回ウラ、先頭の荒木が右前打を放ち、
久々に初回からランナーを溜めたものの、
3番、イ・ビョンギュのときに、荒木けん制タッチアウト
イ・ビョンギュは四球を選び、再びランナーを出しますが、
6年ぶりの顔合わせとなったウッズがカウント2-2から
内角高目のストレートに空振り三振

これでリオスを乗せてしまったか、
2回ウラも1死から中村紀洋がライトへの二塁打で
出塁したものの、後続をたたれてしまい無得点。
さらに3回ウラは、内野ゴロ3つであっさり終わると、
4回もイ・ビョンギュ、ウッズが連続三振。
続く和田も遊ゴロと、クリーンアップが抑え込まれてしまう始末。
MAX145キロ、常時140キロ台のストレートと
シンカー、フォーク、チェンジアップという
変化球のコンビネーションのリオスにひねられた感のドラゴンズ
6回ウラに、代わった2番手・吉川から
イ・ビョンギュのライトへのタイムリーで1点を返したものの、
8回ウラには、同じく新外国人セットアッパー、
イム・チャンヨン(林昌勇)のMAX152キロに抑え込まれる始末。
初モノを見ることができたという収穫こそあれど、
韓国球界から加わったという東京ヤクルト
新外国人2投手には、苦労させられるかもしれません。


前日の終盤猛打爆発に比べて、
この日はやけに大人しい打線となってしまいましたが、
リオス、イム・チャンヨンといった新戦力を
この目で見られたことでヨシとしておきましょうか。
それにしても東京ヤクルトは、
毎年なかなかの外国人選手を見つけてきますね。
ただそう感心していいのは、あくまで開幕前まで。
シーズンに入れば、しっかりとリベンジしてもらわないと。

ただ打線に関しては、オープン戦隠れ首位打者
ノリさんをはじめ、イ・ビョンギュ、和田が3割越え。
さらに不振が続いていた荒木に当たりが戻り、
この日は2三振でしたが、ウッズの調子も上向きのよう。
そして森野がギリギリで間に合ったのもうれしい限り。
ラスト2試合欠場、さらに各紙で痛めた部位が違う?
井端足の状態が心配ですが、
鉄人だけに開幕戦には間に合わせてくるでしょう。

10勝6敗1分けという戦績で
12球団中2位で終えた今季のオープン戦。
『投高打低』の傾向がかなり強いですが、
ほぼベストの布陣で臨める打線も、
シーズンに入れば、奮起すると思います。
さらに3番に誰を入れるかはまだ分かりませんが、
残りの期間でしっかり調整し、できるだけベストのカタチを。
そして完全制覇へ好スタートを切ってほしいところです!


若竜トピックス(23日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-サーパス 2回戦
(23日・ナゴヤ球場)
 SU 000 003 000 =3
   030 300 00× =6
[勝] 川井(1試合1勝)
[S] 鈴木(1試合1S)
[D本] 澤井1号2ラン
[D投] 川井、山井、鈴木
公式サイトオリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
2回ウラ、無死から平田が中前打で出塁。
中村一生の左翼線三塁打で先取点。
1死後、森岡の左中間二塁打で追加点。
2死後、澤井の左越二塁打で3得点を上げる。
4回ウラ、中村一生が右中間三塁打で出塁。
清水将海のラッキーなヒットでチャンスを広げる。
無死一、三塁から森岡の犠飛で追加点。
2死三塁から澤井が左越2ランを放ちリードを広げる。

先発の川井は5回まで4安打無失点に抑えていたが、
6回に連打、四球で無死満塁のピンチをつくり、
1死後、犠飛と二塁打で3点を奪われた。
2番手・山井は2イニング無失点に抑えた。
3番手・鈴木は制球に苦しみ、連続四球などでピンチを招いたが、
何とか後続を抑え、6-3で逃げ切り今季初勝利
公式サイトより)


○山井大介
<下半身の強い張りを訴えて2軍調整中。
7回から2番手で登板し、2イニングを無失点。
21日ぶりに実戦のマウンドに立ち>
「投げられたことが一番ですが、全体的に良くなかった」

<直球のMAXは144キロを記録。
スライダー、フォークも投げたが、課題は制球。
7回にはボールが先行したこともあり>
「すべてに関して気持ちのいい球は投げてないです。
もう一つ、タメが出来ないかな? チョット突っ込みすぎかな。
もっと投げ込まないといけません」

<開幕ローテは無理でも、
4月半ばの早期復帰には意欲をみせて>
「今から開幕というのはちょっと…。
とりあえず、早く呼ばれるようにしたいです。
もうちょっと早く投げられると思ったんですけど」

<次回登板ではイニング数も増やしていきたいという。
「長いイニングを投げていくと感じをつかめると思う。
投げられる状態にありますよ。
(下半身は)大丈夫です。
投げた後の不安を感じることもありません。
あとは精度を上げて投げるだけです」
公式ファーム中スポニッカン

○川井進
<先発で6イニングを投げ、7安打3失点>
「立ち上がりは高目に浮いてしまったですが、
3回ころからコントロールが出来るようになりました」

<6回、無死満塁から岡田に犠飛、
古木には追い込みながら中越え2点三塁打を浴び>
「チョット力みました。
真ん中高めにいってしまいました。
ボール球にしなければいけなかったのに…」
公式ファーム中スポ

○鈴木義広
<登板機会をつくるために、
サーパス戦の9回に3番手で登板。
いきなり連続四球で無死一、二塁の
ピンチになったが、後続を打ち取り無失点>
「ボールを引っかいて投げていました。
試合後、ブルペンで修正できたので大丈夫です」

<昨年は2軍スタートだったが、今年は1軍が濃厚>
「いつも春先は良くないですが、去年よりは悪くないです」
中スポ


○中村一生
<6番・右翼で先発出場。
先制タイムリー三塁打など3打数2安打1打点。
三塁打2本とこの日は大当たり>
「快心の当たりでした。
調子は良いです。ステップを小さくして、
ボールを上から叩くようにしてます。
よく振り抜けるようになりました」
公式ファーム

○澤井道久
<4回に左翼ネット中段に突き刺さる1号2ラン。
2回には左中間へ適時二塁打と
いずれも右打席で放ち、2安打3打点の活躍>
「絶好調です。
ボールが見えるし、タイミングがうまく取れます。
本塁打は狙ってました。ストレートを思いっきり叩こうと。
(本塁打は)いい当たりでした。
右打席はいいポイントで打てているので、
左打席でも打てるように調整していきたいです」
公式ファーム中スポ

○平田良介
<開幕中堅を狙っていたが2軍スタート濃厚に。
サーパス戦で3打数1安打の成績を残した後、
ナゴヤドームで荷物整理。
25日からファームの広島遠征に参加することに>
「何とかアピールしたいです」
ニッカン


ナゴヤ球場でのサーパスとの開幕第2戦。
ドラゴンズは前半の大量得点を守って、
終盤少々バタバタしたものの、6-3で逃げ切り
今季ファーム初勝利を挙げました!

そのゲームの7回から2番手で
復帰登板を果たしたのが、調整中だった山井
MAXの144キロのストレートをはじめ、
スライダー、フォークも駆使し、2イニングを2安打無失点。
制球にこそ納得がいかなかったものの、
久々の登板を無事に終えられたようです。
開幕には完全に間に合わないものの、1軍復帰へ一歩前進
次回登板は、週末の福岡ソフトバンク戦(雁の巣)での先発が濃厚。
そこで順調にいけば、4月中旬には復帰可能となるそうです。

また前日の吉見に続き、
開幕ローテ候補の川井と、中継ぎ有力の鈴木
1軍から派遣されて、それぞれ登板。
先発の川井は、5回まで安定していたものの、
6回に無死満塁のピンチを背負い、
6番・岡田にレフトへ犠牲フライ。
さらに続く古木を追い込みながら、中に甘く入ったボールを
叩かれての中越え2点タイムリー三塁打。
最後の詰めが甘く、一挙3点を失ってしまいました。

また最終回1イニングを放った鈴木は、代わり端が不安定
登板するなり連続四球を与えてしまい、無死一、二塁。
しかしさすがは1軍。続く一輝の代打・小瀬浩之を左飛に取ると、
柴田もシュートで三ゴロ併殺打に打ち取り、ゲームセット。
結果0で凌いだものの、やや劇場化したマウンドでした。


一方、打線はサーパス先発・康介を攻めて、
2回ウラに3本のタイムリー長打などで、3点を奪うと、
4回ウラに澤井の2ラン、森岡の犠飛などで3点追加。
2度の集中打で勝負をほぼ決めてしまいました。

そのなかで注目は、2打席連続三塁打中村一生
ここまであまり打っているイメージのない一生ですが、
この日はかなり振れていたようですね。
ただ古久保コーチのブログには、
『忘れてたけど、一生もたまには、ナイスバッティング(^^ゞ』
と書かれてしまう始末。
しっかり覚えてもらえるよう、また頑張りましょう。

ところで前日の小田に代わって、
この日スタメンマスクを被っていた清水将海が、
8回の守備で右手親指を痛め、途中退場。
検査を受けた結果、右手親指の骨折が判明。
戦線離脱となってしまいました。
小田と1軍の『第2捕手』を争っていただけに、とても残念
しっかり治しての復帰を待ちたいと思います。

2008年3月23日 (日)

和田1号西川満塁弾終盤爆発で大勝と若竜開幕。

ナゴヤドームでの東京ヤクルトとのオープン戦は
終盤にドラゴンズ打線が爆発して、11-2と大勝。
若竜・西川に人生初の満塁弾が飛び出し、和田にも移籍1号が。
また不振に悩む荒木も2安打3打点と復調の兆しを見せました。
投手陣は開幕投手大本命川上憲伸が最終登板。
一発こそ浴びましたが、想定内の課題ととらえたもよう。
そのほかウエスタンリーグ開幕などこの日の話題を。

◇オープン戦
中日-東京ヤクルト
(22日・ナゴヤドーム)
22561人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日 11
[勝] 小笠原(3試合1勝)
[D本]西川1号満塁 和田1号
[Dバッテリー]
川上、小笠原、中里、高橋 - 谷繁、清水将海

【ゲームレビュー】
中日荒木が2安打3打点と当たりが出てきた。
2年目の西川が満塁本塁打を放ち、開幕1軍へアピール。
川上リグスに2ランを許し4回2失点。
東京ヤクルトは中継ぎ候補の木田
8回に2連続本塁打を浴びるなど7失点と崩れた。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


◇和田一浩
<8回ウラ、左翼スタンド中段に
中日移籍後では初めての本塁打をたたき込む。
オープン戦10試合、34打席目での待望弾にも>
「どさくさ紛れのホームランですから!。
ホームランどうこうは関係ないですね。
いい結果というだけで、開幕を迎えるにあたって
『何でもこい!』(という状態)ではないです。
間違いなくこういう攻めになるんだろうなという
イメージはできています」

<試行錯誤の日々は続き、まだ開幕までに
クリアしなければならない課題があるという。
この日も5回、チャンスで力ない右飛に倒れた後、
ベンチに帰るなり、落合監督から打撃指導を受ける>
「きょうも変化球に対してタイミングがよくない。
かなり崩されている。
足にしっかりと体重が乗っていなくて、
ボールに動かされていたんです。
(タイミングが)合っていなかった。
変化球への対応がよくなかったんです」

<崩そうとする敵に対して、崩されない自分をつくる。
残り5日間でやるべきことも心得ている>
「きょうはいっぱい変化球を投げてもらえて
いい練習になりました。やることはたくさんあります。
(開幕までに)しっかりした形で打てるように、
もう1度、基本に戻って緩い球を打とうかと思っています。
まだやることがある。早く直していきたい」
中スポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン


◇西川明
<8回2死満塁、英智の代打で登場すると
粘ってフルカウントから木田の直球を豪快に右翼席へ。
びっくり仰天の満塁弾をかっ飛ばす>
「100%まっすぐと読んで振り抜きました。
真しんでとらえたので感触はなかったですね…。
すぐに打球を追ったんですけど、照明で目がやられました」

<昨年は1軍未出場。2軍の公式戦でも
1本しかなかった本塁打に首をかしげる>
「満塁弾? 人生初じゃないですか。記憶にない」

<人生初かもしれない当たりの先に開幕1軍が見えた>
「一軍での生き残りをかけて戦っている中で、
自分としてはいいアピールになったと思います」
(中スポ、サンスポ

◇荒木雅博
<6回2死二塁、対外試合で
実に25打席ぶりの安打となる適時三塁打を放つ。
復活の伏線は5回無死一、三塁のチャンスで
外角のスライダーを逆らわずにライトへ打ち上げた犠飛>
「あの打席で少し感触がつかめました」

<安打が出ない間は、不安を感じていた>
「いつも4、5月に打てなくて悩むけど、
ちょっと早くきてしまいました」

<開幕が目前に迫る中でついに2安打3打点の大暴れ>
「打てなかったころに比べれば、打撃は上向いている」

<守備は相変わらずの鉄壁。
2回、宮本の二遊間へのゴロを飛び付きキャッチ。
素速い送球でアウトに仕留める>
「足がよく動いている」

<28日の広島との開幕戦へ向けて、
選手会長の言葉に覇気がみなぎる>
「疲れ? そんなこと言っている場合じゃない」
中スポ

◇タイロン・ウッズ
<5回1死満塁で中前へはじき返す2点逆転打。
4試合連続となる適時打を決め>
「とにかくボールを強くたたくことを心がけた。
チームのために走者もかえしたいと思ったよ」
(中スポ)

◇立浪和義
<8回1死一、三塁のチャンスに中里の代打で登場。
木田のチェンジアップを技ありの右前適時打。
これでオープン戦は16打数7安打3打点、打率.438を記録>
「勝負はこれからです!」
(中スポ、ニッカン

◇森野将彦
<オープン戦に復帰して2試合目、7番・中堅で先発出場。
6回リグスが放った浅い中飛に猛然と突っ込みダイブ。
左のグラブを地面にこすり付けるように打球をもぎ取る。
骨折した部分を危険にさらす可能性のあるプレーに>
「左手? 大丈夫ですよ」
(東京中日)

◇清水将海
<9回の1イニングだけマスク。
谷繁に代わって高橋とバッテリーを組む。
2番手捕手争いが佳境を迎え>
「いつ試合に出ても対応できるよう、
準備だけはしっかりしておくつもりです」
(東京中日)

◇井端弘和
<アキレス腱に違和感を訴え、
東京ヤクルト戦を欠場。しかし症状は軽く>
「何でもないです。明日(23日)はたぶん出ると思う」
ニッカン

◇高代野手総合チーフコーチ
<試合前の打撃練習は行ったが、
シートノックは不参加、試合を欠場した井端について>
「アキレス腱に違和感があるということで休ませた。
公式戦なら出られる状態だろうし、大事をとったということ」
ニッカン


アキレス腱に違和感を訴え、
大事を取り、ゲームを欠場した井端を除き、
ほぼベストメンバーで臨んだこの日の打線。
4回までは0に抑えられていましたが、
5回ウラ、東京ヤクルト2番手・押本を攻め、
谷繁がセンター前ヒットで出ると、
続く小笠原の送りバントを
サード・川島慶三が二塁へ大きく悪送球。
無死一、三塁から荒木がライトへ犠牲フライ。
1点を返すと、柳田四球、イ・ビョンギュ右前打で
1死満塁と一打勝ち越しのチャンス。
ここで主砲・ウッズ4番のお仕事。
フルカウントから外へのストレートをミート。
センターへはじき返す逆転2点タイムリー!
細かく繋げて3-2と勝ち越しに成功しました。

続く6回ウラ、荒木の25打席ぶりのヒットとなる
右中間突破のタイムリー三塁打で1点を加えると、
8回ウラには、ヤクルト4番手・木田を火だるまに。
1死からこの日も7番の森野の左翼へ二塁打、
続く谷繁のライト前で、二、三塁とすると、
中里の代打・立浪がチェンジアップをとらえての
技ありのライト前タイムリー
さらに荒木も続いて、センター前へのタイムリー
6-2とリードを広げると、
続く柳田は一ゴロで2死となるものの、
イ・ビョンギュが四球を選び、2死満塁。
このチャンスで英智に代わって、
送られたのが、2年目の若竜・西川

満塁という大きなチャンス。
ここで一打が出れば、開幕1軍も大きく近づくところ。
粘って迎えたフルカウントからの7球目、
内へのストレートを引っ張ると、
打球は伸びて、ライトスタンドへ!
なんと自身1軍初アーチは、
野球人生初というグランドスラムに。
ダメ押しの一仕事で開幕1軍へ大きく近づきました。

10-2と勝負が決まったものの、
このアーチに続いたのが、和田
直後の初球、やや甘く入ったカーブを逃さずはじき返すと、
高々と舞い上がった打球は、レフトスタンド中段へ。
まさにファンが待ちに待った『移籍第1号』。
この日も変化球攻めに逢うなど、数字こそ残しながらも、
自分の納得いく打撃ができていなかったという和田
5回のチャンスで浅いライトフライに倒れた際には
ベンチに戻るとすぐに落合監督直接指導が。
「足に体重が乗っていない」ところをすぐさま修正
しっかり結果に結び付けるのが、ベテランの技
結局この回一挙7点を奪い、11-2
13安打を放ったドラゴンズ打線
開幕に向け、ようやく上向いてきたようです。


西川クンにビックリ!関東地区では中継がなく、
ネットで6回途中まで
スコアを追っていましたが、
終わってみれば、
これはビックリ!
11-2の大勝となっているとは…。
特に強いインパクトだったのが、
代打・西川の満塁弾!
想定外の一打に、
これはアピール大になるぞ、
そしてキャンプからの
成果が出て良かったなと
思わずうれしくなってしまいましたね。
ルーキーイヤーの昨季も開幕1軍を争う存在でしたが、
今季はウエスタンが開幕しても、1軍帯同を続けている。
その中でもらったチャンスをしっかり生かすことができた。
こうなってくると、この先よほどの大きなミスさえなければ、
初の開幕1軍も見えてくるかもしれません。
ただデラロサというライバルもいるうえ、
あくまでもボーダーラインの位置にいる背番号40
これは自信として、きょうの最終戦でもさらにアピール。
有力マークを「確定」になるよう繋げてほしいです。


またアベックアーチとなった和田中日移籍第1号
こちらはようやく出たかなと。
ここ数年のオープン戦は本塁打がなかったようですが、
やはり主軸を張る選手一発というのは、
ファンとしては見たいもの。
ドラゴンズ入りしてからは、どちらかという
詰まりながら落ちる打球という印象が強かっただけに、
甘いカーブといえども、レフト中段まで
持って行けたところは、スゴいなと感じました。
ただ和田自身にとっては、
あくまでたまたまだったようで…。
この日も打席後、落合監督でベンチ内で
打撃指導を受けるなど、決して万全ではない様子。
ただそれでもその日のうちに一発を放ち、すぐさま修正
そして結果を残すところはやはり違うなと思えました。
シーズンに入っても、相手が崩しに来るのは、
承知済みという和田
新天地での開幕まであと5日。
打ち込みなどで自分のカタチをもう一度確認。
そして来るべき開幕を迎えてほしいです。


そのほかでは、不振を極めていた荒木
2安打3打点をマークし、ようやくお目覚め
復調への手応えも掴んだようで、ホッとしたのでは。
また1軍復帰2戦目となった森野も4打数2安打。
5回にはリグスの中前の打球に猛然と突っ込み、最後はダイブ!
グラブを付けた左手首を
不自然に打ったようにも見えましたが、本人は大丈夫とのこと。
ただ見ている方としては、角度的には少々ヒヤリも。
再発だけは本当にカンベン、無理しない程度で突っ込みましょう。

またこの日、試合内のベンチで
和田に対し、直接指導をしたという落合監督
キャンプインから一向に着ようとしていなかった
日本一仕様のグラウンドコートにようやくを通しました。
何かゲンでも担いでいたのでしょうか。


◇川上憲伸
<東京ヤクルト戦に先発して、4イニング5安打2失点。
オープン戦最終登板で想定内の課題が見えた>
「今日は力んでいる部分があった。
もう少し体全体で投げられれば、
まあベストだったと思うんですけど、
今日はちょっと上体で投げてしまったなっていう、
まあその辺を今後調整して、
しっかり修正していきたいなと思います」

<被安打も多く、4回には宝刀・カットボールを
リグスに右翼席に運ばれたが>
「自分としてはショックの残る試合。
ゲームで絶対使うカットボールを打たれたので課題ができた。
いい方に考えれば、(変化を)もっと
スライダー気味にした方がいいのか、とか、
もっと低めに投げないといけないとか、
課題が見つかったのは良かった。
シーズンに向けて心配ごとがあった方がいいかなと思う」

<この日は直球とシュートを軸に組み立てた。
オープン戦で初めて解禁したシュートについて>
「シュートだけはこれまで投げていなかったので、
最後に投げておきたいと思った。
右打者を打ち取った当たりはほとんどシュートだった。
(感触は)いい感じだった。収穫というとその辺ですかね」

<エースの視界に入っているのは28日の開幕戦。
4年連続の開幕投手が有力なことについて問われると>
「ファンのみなさんもそのように感じてられると思いますが、
ボクもそういう感じでいければいいと思います。
でも、こればっかりは監督さんやコーチの方が決めることなので、
自分は言われたところ(試合)でしっかり投げられるようにしたい。
(体調面は)計算通り、まではいってないですけど、
悪くはないと思います。
(登板間隔が)早くても遅くても合わせられると思う」
憲伸の声「最後のオープン戦登板」、中スポ、
スポーツ報知時事通信スポニチ名古屋ニッカン、日テレ)


◇小笠原孝
<2番手で登板、3イニング1/3を1安打無失点。
開幕への最終登板を充実の表情で終え>
「最後かどうかはわからないですけど。
あとはブルペンはもちろんですが、
ゲームの中でも修正できるようにしていきたいです」
(中スポ)

◇中里篤史
<3番手で登板し2/3イニングを無失点>
「きょうは結果より、先頭打者に
ストレートの四球を与えてしまったことがすべて。
力んでしまった」
(東京中日)

◇高橋聡文
<9回1イニングを2安打3奪三振>
「真っすぐで空振りが取れるように
なってきたので、それが収穫です」
(東京中日)


残り2試合となったオープン戦。
地元でのゲームということもあり、
いよいよ開幕ローテを担う主戦投手
最終登板の場となっていくようです。
この日登板したのが、川上憲伸小笠原
そうなるときょう23日は、
おそらく朝倉中田が登板することになるのでしょう。

球団史上3人目の4年連続、
そして球団単独トップとなる6度目の開幕投手
濃厚と言われる川上がこの日の先発。
立ち上がり、川島慶三、青木とヒット2本を浴び、
ランナーを三塁へと進めてしまいますが、
主軸のリグス、ガイエルと後続を断ち、無失点。
その後は、MAX145キロのストレートと
オープン戦初試投となったシュートを中心の組み立てで、
2回、3回と三者凡退できっちり。
ところが4回、先頭の青木にセンター前に運ばれると、
リグスに、135キロ、外角高めに浮いたカットボールを
ライトスタンドまで持って行かれての先制2ラン
伝家の宝刀を打たれたことに、
少なからずショックを受けはしたものの、
続くガイエルを2打席連続の三振、
さらに宮本をシュートでバットをへし折り、
ピッチャーライナーに打ち取るなど、
後続は凌いで、予定通りの最終登板を終了。

結局この日は、4回、63球を投げ、
5安打3奪三振無四球で2失点。
テーマとしていたシュートには収穫を得たものの、
エースとしては、宝刀・カットボール
ホームランにされたことにはやや不満げ
それでも課題ができたと前向きにとらえ、
今後はバランスの取れた投球を心掛けていくとのこと。
さらに報道陣からの開幕投手は?との問いかけには、
「ファンの皆さんも感じているだろうし、
そうなればいい」
と答えるなど、大役への意欲も十分。
ほかの投手の登板間隔からみると、やはりエース本命中の本命
おそらく次回登板は、中5日での開幕・広島戦となってくることでしょう。


一発こそ浴びてしまいましたが、
憲伸においては、まずまずだったのではないでしょうか。
少し力んだうえ、上体だけで投げてしまったこともあり、
普段の躍動感ある投球ではなかったようですが、
まあストレートもMAX145キロと来ているようですし、
あと5日できっちりと仕上げてくれると思います。
一発病がややコワイ部分もあったもりしますが、
大事な節目で頼るは、やはりこのエース
完ぺきな状態で開幕を迎えるよりは
心配な部分をしっかり消して迎える方が、
良い結果につながるのではと思ったりもしますし。

開幕戦を終えたとしても、
次はおそらく中5日で巨人戦
さらに中6日で阪神、巨人、阪神と続く日程。
シーズン序盤からかなりきついゲームでの登板が
続きそうなエースですが、
しっかり投げてチームを白星に導いてもらいたいです。


若竜トピックス(22日)

◆ウエスタン・リーグ開幕戦
中日-サーパス 1回戦
(22日・ナゴヤ球場)
 SU 000 100 000 1 =2
   010 000 000 0 =1
[敗] 金剛(1試合1敗)
[D本] 新井1号
[D投] 吉見、菊地、金剛
公式サイトオリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
2回ウラ、新井がカウント1-1から
左越ソロ本塁打を放って先取点を上げる。
先発・吉見は3回まで0点に抑えていたが、
4回1死から連続長打され、1点を奪われる。
その後は、無失点に抑え、6回1失点で降板。
攻撃陣は3回以降、サーパスの投手陣から
点が取れず、1対1のまま延長戦に入った。
延長10回、3番手・金剛がサーパスの5番・一輝
左越ソロ本塁打を打たれ勝ち越される。
10回ウラ、2死一、二塁のチャンスを作ったが、
代打・福田が三振に倒れゲームセット。2-1で初戦を落とす
公式サイトより)


●吉見一起
<ウエスタン・リーグ開幕戦の
サーパス戦に先発して6回6安打1失点>
「あまり良く無かったです。
コントロールが悪かったです。
シュートが切れていたから何とか抑えられました」

<3年目で初の開幕1軍に向け、手応えをつかむ>
「開幕が目標だったのは確かなのでうれしい。
上では先発、中継ぎ、何でも投げますよ。登録されたらですが。
どこの役割でも結果を残すことが大事です。
先発、中継ぎだからといって、
スタイルを変えることはないし、自分の投球ができればいいです」

<昨年は未勝利。1軍にいるためなら、
どうこう言っていられない。必死さを強調>
「シーズンに入っても調子が落ちることなくやりたい。
がむしゃらに行くだけです」
公式ファーム中スポニッカン

●菊地正法
<2番手で2イニングを投げ、3安打1四球の内容に不満顔>
「スライダーが高目に浮きました。シュートは良いのですが」
公式ファーム

●新井良太
<4番・一塁で先発出場。
シーズンの第1打席で、いきなり左翼へ先制弾。
幸先の良いスタートを切る>
「打ったのは、シュートです。
詰まったけど…良く飛びました。
良かったです。気持ちだけ強く持つことを意識して、
今までやってきたことを信じて打席に入りました。
体の回転で打つことを心掛けてやってきましたけど、
うまく打てたと思います。
絶好調です。とにかく、食らいついていくだけです。打ちますよ」
公式ファーム中スポ

●澤井道久
<シーズン初打席の中前打を含む、5打数2安打。
打撃上昇への手応えをつかんだよう>
「(開幕)2、3日前にようやく感じが良くなってきた。
最初に1本出たのはうれしいですね。
まだまだこれからですけど、
やっと思ってるところにバットが出るようになってきました」
中スポ

●小田幸平
<ウエスタン・リーグ開幕戦でマスクをかぶる>
「1軍の投手が投げるからじゃなくて、
きょうは自分のために(2軍へ)来ています。
出場機会が増えたし、これを決して無駄にしたくはないですね」

<この日は3打数2安打。盗塁も刺し、
開幕ローテも見込まれる吉見を好リード>
「自分としてはよかったと思っています」
(東京中日)


2008年度のウエスタン・リーグがこの日開幕
前年ファーム日本一ドラゴンズは、
本拠地・ナゴヤ球場にサーパスを迎えたものの、
ゲームは1-1のまま迎えた延長10回2死から、
3番手、ファームの守護神・金剛
一輝に決勝のソロ本塁打を浴びてしまい、
開幕戦を白星で飾ることができませんでした。

この日の先発は、1軍先発ローテが濃厚の吉見
開幕に向けての調整登板となりましたが、
抑えたいという気持ちがはやったか、
やや制球に甘い部分があったものの、
MAX145キロの速球とスライダー、シュート
チェンジアップを組み合わせての投球。
4回に平下にライトへの三塁打、
一輝にライトへの同点適時二塁打を浴びて1点を失い、
オープン戦を含めての無失点
18イニング0/3でストップしたものの、
この日6イニングを投げ、6安打6奪三振2四球で1失点。
まずまずの好投で、開幕ローテの座をほぼ確実にしました。

森コーチによると
「頭(先発)も中(リリーフ)もいける」という吉見
どういう配置になるかはわかりませんが、
シーズンに入っても、しっかり自分のスタイルで
がむしゃらに投げ込んでもらいたいです。


一方、野手陣からは開幕4番スタメンの新井
なんと2回の第1打席、サーパス先発・香月の投じた
139キロの内角高目のシュートを振り抜くと、
打球は高々と舞い上がり、そのまま左翼ネットへ。
開幕戦の初打席で、幸先良いシーズン1号を放ちました。
6回ウラにもセンターへヒットを放ち、
この日は4打数2安打1打点とアピール。
現在、打撃の調子がよさそうですし、
ぜひとも早めに1軍キップをゲットして、
1軍での初ホームランも期待したいところです。

2008年3月22日 (土)

帰ってきた森野早速攻守で存在感と昌5回2失点。

オープン戦もいよいよ残り3試合
ドラゴンズは、地元・ナゴヤドームで
1週間後の開幕カードであたる広島との対戦。
この日キャンプ途中から左手第3中手骨骨折により
チームを離れていた森野将彦が1軍に合流。
いきなりスタメン『7番・中堅』に起用されると、
打っては6回の満塁のチャンスで同点タイムリー
守っては中堅、三塁、一塁の3つを無難にこなすなど、
さっそくその存在感を見せつけたもよう。
そのほか先発ローテ生き残りに挑む
ベテラン・山本昌の様子など、このゲームをまとめました。

◇オープン戦
中日-広島
(21日・ナゴヤドーム)
17372人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日 ×
[勝] チェン(3試合1勝)
[D本] なし
[Dバッテリー]
山本昌、チェン - 谷繁

【ゲームレビュー】
中日は左手甲骨折から復帰し、
オープン戦初出場の森野が6回に適時打を放った。
振りもシャープで守備もそつなくこなし、
開幕には間に合いそうだ。
先発のベテラン・山本昌は5回2失点、
2番手・チェンが4イニングを無失点に抑えた。
広島は先発した19歳の前田健太
5イニング1/3を2失点でローテーション入りを決定的にした。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


◇森野将彦
<左手第3中手骨骨折が癒え、今季オープン戦初出場。
『7番・中堅』で先発出場すると
第3打席の6回1死満塁、快気祝いの右前同点適時打を放つ>
「あの打席はみんながつないでつくってくれたチャンスだった。
絶対打ちたいなと思いました。
どんづまりでしたけど、手のことなんて考えていなかった。
痛みもなかった。ケガのことを気にせずプレーできました」

<守備でも先発の中堅から三塁、一塁と
3つのポジションを次々とこなし、全快をアピール>
「(初戦で3つは)自分でもびっくりしましたよ。疲れました」

<2月中旬に骨折が判明した時点では
開幕が絶望視されていたが、驚異的な回復で、
開幕スタメンへの階段を一気に駆け上った>
「もう左手は全く問題ない。大丈夫です。
ケガした時は間に合いそうなんだけど、
開幕に間に合わないんだろうなという気持ちの方が強かったですね。
早く試合に出たいという気持ちだけだった。
久しぶりなので緊張しました。
まさかこんなに早く復帰できるとは。
結果どうこうより試合に出られて、本当によかった。
もうケガのことは全然考えずにプレーしているので、
もう思い切りやってます」

<開幕まであと1週間。あとは実戦感覚を取り戻すのみ。
オープン戦あと2試合に加え、2軍戦出場も考えるという>
「まだ理想の打ち方はできていない。
もう少し試合に出ればだいぶ良くなる。
自分の理想の打撃ができるようにしたい。
試合慣れしていないので、ストライク、ボールの
見極めが課題だが、不安なく開幕を迎えたい。
とにかくがむしゃらにやってですね。
まあいつもの年のようにね、オープン戦で結果出して、
その守備位置を奪い取って、試合に出たいと思っています」
中スポサンスポ時事通信朝日新聞
スポニチ名古屋ニッカン、CBC)

◇高代野手総合チーフコーチ
<復帰戦でいきなり適時打を放った森野について、
目を細めながら『開幕スタメン当確』を明言した。
「開幕? 出るよ。
使わなきゃ、きょう(の試合に)出さないよ。
どこか別の場所でキャンプをしてきた感じだね」
サンスポ朝日新聞社スポニチ名古屋ニッカン


◇タイロン・ウッズ
<6回1死二塁。火の出るような打球を
中前に転がし、3戦連続となる適時打>
「今はすごくボールがよく見えているんだ。
開幕? イエス。準備はできているぜ」
中スポ

◇中村紀洋
<2回に前田健太の変化球をうまくとらえて右前打、
6回には青木勇人から左前打を放ち、2安打をマーク。
試合後はローテ入りが確実視される前田健太に対し>
「いい投手でしたね。
恐らくシーズンで対戦することになるだろうし、
第3戦(30日の先発)かもしれんね。
でも1本出たんで、余裕をもってシーズンを戦えますよ。
きょう見られてよかった」
中スポニッカン

◇和田一浩
<この日は5番・左翼で初めてフル出場。
6回に青木勇人からチャンスを広げる左前打で4打数1安打>
「シーズン中にとっておきたいようなヒットだったね」

<先発・前田健太には2三振と倒れたが>
「感覚的に(という意味で)見ることができてよかった。
第3戦の可能性があるわけですからね」
中スポニッカン

◇英智
<途中出場の7回、岸本から左前打。
待望の初ヒットが飛び出したが、
6回の初打席で決めた犠打を無邪気に喜ぶ>
「打てたことはよかったです。
でもヒットよりバントを決められたことの方がうれしいですね」
(中スポ)

◇立浪和義
<6回2死満塁で中村公治の代打で登場。
広島3番手・佐竹から決勝の押し出しの四球を選ぶ>
「本番みたいないい場面で使ってもらえたんで、
気合も入りましたよ」
(東京中日)

◇平田良介
<森野の戦列復帰に伴い、この日はスタメン落ち。
途中から代走で出場も、8回2死一、三塁の好機で空振り三振。
首脳陣の方針で22、23日のウエスタンに出場することに>
「とりあえず、あしたとあさっては出てこいと言われた。
下に落ちたのかは、分からないけど
出場機会が増えるわけですから、アピールしたい。
しっかり結果を出してきたいと思います」
(東京中日、スポニチ名古屋


◇荒木雅博選手会長
<試合前の午前9時、ナゴヤドーム前矢田駅で
ドラゴンズトレイン、ドラゴンズロードの
オープニングセレモニーに出席。
目玉である車内放送と駅構内の放送の音声がお披露目され>
「(収録時に)失敗しなかったんですけど、
自分の滑舌の悪さにびっくりした。こんなに(滑舌が)悪いとは…」
(東京中日、ニッカン


開幕カードで対戦する広島相手のデーゲーム。
この日の注目はなんといっても、
左手第3中手骨骨折が癒え1軍へ合流。
今季オープン戦初出場となった森野
いきなり『7番・中堅』でスタメン起用されると、
第1打席は広島先発・前田健太の前に三振。
第2打席は、レフトへのフライと凡退したものの、
ウッズのセンター前タイムリーで1点差に迫り、
さらに和田、中村紀洋と連続左前打でつないだ
6回1死満塁で迎えた第3打席、カウント2-2から
広島2番手・青木勇人の投じた135キロ、
内へのストレートをフルスイングすると、
打球は詰まりながらもライト前へと落ちるヒット!
タイムリーとなって、2-2の同点に。
快気祝いを自らのバットで飾ってほしいと、
みんなが繋いでくれたチャンスを活かし、
いきなり復帰初戦で、初安打初打点をマークしました。

さらに森野といえば、7つの守備位置を守れる
ユーティリティーぶりがウリですが、
この日は早くも3つのポジションに。
特に今季主に任されるであろうセンターでは、
5回、アレックスの自らの背後を襲う飛球を
一直線に落下地点に到着して、キャッチ。
さらに8回には本職の三塁に入って、
同じくアレックスのゴロをさばくと、
最終回には守備固めの一塁へ。
それぞれをそつなくこなしたもよう。

復帰初戦でいきなりのフル出場
それでもブランクを感じさせない動きを見せ、
攻守に存在感を示した森野に対し、
首脳陣も開幕スタメン起用を即決。
オープン戦残り2試合と、次週のウエスタンのゲームで
実戦感覚を取り戻させることで、最終調整
そして3.28のセンターの守備位置には、
おそらく背番号31が就くことになっていくようです。


帰ってきたぞ!キャンプ初日に
落合監督が語った
「ポジションは8つ埋まっています」
その最後のピースであった森野
開幕まで1週間前でようやく復帰し、
なんとか間に合うことになって、
本当によかったですね。
勝負強い打撃
守備での万能ぶり
さらに今やチームの
中心選手の1人ともいえる森野だけに、
戻ってきたことがチームにおいて
大いにプラスとなるのでは。
それにしても、いきなりスタメンフル出場
さらに3つのポジションに就かせるというのは
正直思ってもいなかったですが、
ただチームがそれだけ
森野あてにしているということを十分に感じさせました。
まあ骨折していた左手は
テーピングこそを施しているものの、おそらく大丈夫
あとは実戦感覚試合勘など、
ゲームをやっていくうえで掴めてくる部分に比重が。
全快となるには、正直時間がかかるでしょうが、
きっと復調してくることと思います。
まずは帰ってきてくれたことを素直に喜びたいです!


一方、森野が復帰したことで
今季のベストオーダーが並んだこの日のスタメン。
しかし5回まで広島先発、2年目右腕の前田健太
わずか2安打無失点とかなり打ちあぐんだようで…。
ただバテもきた6回につかまえて、一気に集中打
先頭・井端の右前打を皮切りに、英智が送って、
ウッズがセンター前に鋭い打球のタイムリー。
さらに代わった2番手・青木勇人から
和田、中村紀洋、そして森野と4連打!
谷繁は三ゴロに倒れ、2死満塁となったものの、
代打・立浪が貫禄の押し出し四球で、3-2と逆転。
ワンチャンスをきっちりモノにはしましたが、
ある意味コイの若きエース候補自信も持たせたかも?
おそらく開幕3連戦で登板してきそうな投手だけに、
この日の対戦経験をプラスにして、
本番ではしっかりと打ち崩してもらいたいなと思います。


◇山本昌
<先発でオープン戦最後の登板。
結果的に5イニング2失点でまとめたが、
2回1死三塁から下位打線に3連打を浴びて
2点を失うなど課題も残す>
「きょう投げるというのは聞いていたけど
先発かどうかは知らなかった。
球場で5回までと言われて。先発とは思わなかった…。
課題を挙げたらきりがないんですけども、
あとは気持ちとかで(調子を良い)
そういうもので持って行かないといけない部分があります。
一応体が元気で(オープン戦)最終登板が
終えられたってことはよかったと思います。
球数的にもいい調整。
(先発なら)あと20球は投げなければいけないからね。
(課題は)セットからの投球ですね。
ブルペンでも練習していてよくなっているのに、試合になると…。
(指に)引っ掛かったり、逆球になったり、うまくいきませんね。
もっと精度を上げていきたい」

<これでオープン戦4試合で防御率4.15。
今後はブルペンでの投げ込みなどで
改善を試みて開幕に備える予定>
「もっと質のいいボールを投げないとだめ。
ボールの質が良ければ詰まらせることができたと思う。
毎年やり残しは必ずある。
まだ時間はあるのでもう一回調整していきたい。
投球は形になってきている。残るは精度を高めていけば。
次がどんな形になるかわからないけど、ぼくは待つ身だから。
(登板日を)通達されれば、それに向かってやっていきたい。
幸い体調は近年まれに見るくらいいいんで」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン名タイ、NHK)

『何とか責任の5回を投げられたという感じです。
ブルペンではかなりよくなっているのですが、
まだゲーム用の制球ができていない部分があります。
もしかしたら公式戦登板前にもう一度、
どこかで調整登板するかもしれませんが、
いつ本番がきてもいいようにしっかり調整しておきます』
(山本昌公式HP「山本昌広ニュース」より抜粋引用)

◇チェン・ウェイン
<6回から2番手で登板し、4イニングを2安打無失点。
MAX145キロの直球を主体に猛アピール>
「きょうはいい感じで投げられた。
今日の感触がオープン戦で1番よかったですね。
阪神戦(13日)のときが悪かったんで、よかったです。
開幕ローテ? 分からない。
ボクは自分の調整に専念することだけです。
自分としては先発で頑張りたい」
(東京中日、ニッカン

◆ブラウン監督(広島)
<印象に残ったチェンについて>
「去年までいなかった投手だし、
初めて見せてもらって、いい投手だと思った」

<中日については>
「去年と変わっていない印象を受けた。
打順もほとんど同じだし…」
(東京中日)

◇森バッテリーチーフコーチ
<先発候補8人全員1軍入りする可能性を示唆>
「オープン戦が終わってから(先発を)決めるよ。
でも、結果次第では8人が1軍ということだってある。
中継ぎということもあるし、相手によって変えるかもしれない」

<この日の山本昌については>
「2回に打たれたけど3回以降が重要だった。
もう1点取られればどうなったかわからない。
だが先発として5イニング2失点で
ゲームを作ったことは、オレは評価している。
現時点では(先発)枠に残っている。
どこで投げるかは相手によるが、1度はチャンスがある」
(中スポ、スポニチ名古屋ニッカン名タイ


一方、先発ローテに向けての
ラストサバイバルが続いている投手陣
この日の先発は、スライド登板のチェンではなく、
復活を期すベテランの山本昌でした。
この日の朝に先発を通告され、
オープン戦4度目の登板となった昌さんでしたが、
初回はきっちりと三者凡退に取ったものの、
続く2回、先頭の4番・栗原にレフトに二塁打を浴び、
走者を背負い、セットポジションからの投球になると、
制球、球威、キレとすべてが悪くなってしまう始末。

自分の思い描くコースと異なり、
ボールが浮いたり、逆球となったり。
1死三塁から6番、スコット・シーボル
レフト線へのツーベースを浴び、先制を許すと、
続くにレフト前、山﨑にセンター前タイムリーと一気に3連打
さらに1死一、二塁からは、投手の前田健太のときに
ワイルドピッチで走者を進めてしまうと、
その前田健太にも鋭い打球のピッチャーライナーを。
何とかこの回を2点で食い止め、
3、4回は再び三者凡退と立ち直りはしたものの、
5回に再び2安打を浴びてピンチを招くなど、
走者を置いたときとそれ以外での投球内容の差
ある意味課題不安を残した昌さん
結局この日は5回、89球を投げ、6安打1奪三振無四球で2失点。
最後のアピールの場でまずまずの投球こそしたものの、
当確サインを点すまでにはいきませんでした。

これに対し、6回から2番手で登板したのがチェン
20日の先発が流れ、スライドとなったものの、
この日は、ストレートを主体に上々の投球。
6回10安打5失点と炎上した13日の阪神戦の反省を生かし、
この日は下半身を意識するなど、フォームに工夫も。
6回に前田智徳への四球とシーボルへの左前打で
ランナーを溜めるも、続くを三塁併殺に取ると、
7回以降は広島打線を寄せ付けず、わずか1安打のみと好投
結局この日は、4イニングを投げ2安打1奪三振1四球で無失点。
最終テストで前回の汚名返上を果たしました。


5回2失点で、オープン戦通算防御率4.15の昌さん
一方、4回無失点オープン戦通算防御率1.50のチェン
数字だけ見ると、チェンの方がよさげにも思えますが、
5失点と炎上した阪神との練習試合
数字が入っていないので、判定は難しいところ。
あと2試合残るオープン戦、さらにウエスタンでも
何人かは調整登板させるでしょうし、
森コーチその座を決めるのに苦労するかもしれません。

それでも山井、久本が出遅れている現状ですし、
順当なら先発5番手は結果を出している吉見
6番手は、実績と期待度で昌さんとなりそうな気が。
2巡目になると崩れてしまう川井と、
スタミナが不安視され、調子に波のあるチェンは、
この2人が崩れた際のロングリリーフもできる
中継ぎとして配置されるのでは。
あとは好不調とカード、球場などの相性で
入れ替えこそありそうですが、
このようなカタチで開幕に入っていくと思われます。

まあチーム的にも、ファン的にも
昌さんには開幕ローテに入ってほしいと願いたいですが、
やはり課題となっているセットポジションでの投球。
ここが万全にならないと、もう一押しができないなと。
さらにボールの質ももう少し上げないといけないでしょう。
ベテランだけに本番になれば、
経験と気持ちで補える部分もありますが、
その座が安泰ではない今季は、
シーズン序盤でどの程度白星を拾うことができるかですし、
味方打者との兼ね合いもありますが、
自分の投球がいかにできるかにかかります。
現状では「後は待つ身」昌さんですが、
桜咲いた際はナイスピッチングをお願いしたいところです。


若竜トピックス(21日)

◇岩﨑達郎
<開幕を翌日に控えたこの日、
ナゴヤ球場での全体練習でチームメートとともに汗を流す。
ポスト井端と期待される2年目の内野手
開幕は2軍スタートだが、北京五輪期間は、
招集される可能性が高い井端に代わって
遊撃のポジションを任せられることが十分にありそう>
「チャンスだと思っています。
けがをしないように、いつ呼ばれてもいいように
準備をしておきたいです」
中スポ

◇辻2軍監督
<昨季、就任1年目でファームを日本一に導く。
もちろん目指すのは連覇。開幕を前に抱負を語る>
「選手の競争意識が昨年以上に強いと思う。
レベルも上がっているから楽しみ」

<荒木、井端に続く内野手を育てることが急務となるが>
「万が一のときもそうだけど、
2年後3年後のことを考えてやっていく」
中スポ

◇吉見一起
<きょう22日のウエスタン開幕サーパス戦で登板予定。
20日のパ開幕戦で初の開幕投手で勝利を飾った
トヨタ自動車の1年先輩、オリックス・金子に刺激を受ける>
「やっぱり金子さんはすごい。
また教えてくださいって言いました。本当、刺激になりますよ」
(東京中日)

◇山内壮馬(大・社ドラフト1巡目)
<この日、ナゴヤ球場で練習を行う。
開幕2軍スタートが確実となったが>
「1軍には入れなかったですが、
1軍で投げられたことで何をやればいいのかがわかりました」
ニッカン


いよいよきょう22日から、ウエスタン・リーグが開幕。
昨年リーグを制し、ファーム日本一に輝いた
ドラゴンズは、本拠地・ナゴヤ球場に
サーパスを迎えての2連戦でシーズンの幕を切ります。
チームとしての目標は、ファーム日本一連覇ですが、
今季は北京五輪の期間、1軍の主力が抜ける可能性が高く、
その際にその部分を補う若竜をいかに養成できるかに注目。
さらに「ポスト谷繁」という捕手の育成も重要となるでしょう。

ところで昨日の公式ファーム情報では、
こんな選手が出るんだよ的にフォトが配置されていて、
思わず笑ってしまいましたが、
ちなみにきょう22日のサーパス戦の
スターティングメンバーは以下の通り↓

1(二)澤井 2(遊)岩﨑 3(左)中村公治
4(一)新井 5(右)堂上剛裕 6(中)平田
7(三)森岡 8(捕)小田 9(投)吉見


なにげに1軍から小田が派遣されているのがツボですが、
若竜ファンにはたまらない面々かも。
今季はここから何人の選手が1軍への足がかりを掴めるか、
88試合、9月中旬までのロングランとなりますが、
とにかく持てる力を発揮し、戦ってほしいです!

なおきょう22日、あす23日とナゴヤ球場に訪れた
先着1000名様に「お菓子のプレゼント」があるとのこと。
「昨年ファーム日本一になったお礼と
感謝の気持ちを込めて」
ということですが、
選手たちが詰めたかどうかは定かではありません(笑

2008年3月21日 (金)

開幕まであと1週間、ナゴドラストサバイバル。

一足早くパ・リーグがこの日開幕。
セ・リーグもあと1週間でペナントレースの火ぶたをきります。
神宮球場での東京ヤクルトとのオープン戦が
降雨中止となったドラゴンズナインは、
球場と隣接する室内球技場での練習。
きょうからは、最後の仕上げとなるナゴヤドームでの3連戦。
そこにあの森野将彦合流を果たすようです。

ドラゴンズトピックス(20日)

◇チェン・ウェイン
<20日の東京ヤクルト戦に先発するはずだった。
中止決定後、神宮球場の室内球技場ブルペンで54球。
実戦さながらの腕を振った力投に>
「雨だから仕方ないですね。
調子はだいぶいい。真っすぐも走っています」

<スライドで登板するとみられるきょう21日の広島戦。
1点も与えないという決意で『ラストチャンス』に懸ける>
「次の登板? あるかどうかわからないです…。
何も言われていません。
雨で予定が変わってもコンディションに問題はありません。
ゼロに抑えます」
中スポニッカン

◇山本昌
<きょう21日の広島戦が『最終テスト』となる見通し。
この日はナゴヤ球場の屋内練習場で
ブルペンに入り、普段通り登板に備える>
「あとは結果? そうだね。自分のピッチングをしたい」
中スポ


◇前田スコアラー
<今年から東京ヤクルトの担当に。
新しくなった神宮球場の特徴を説明>
「人工芝が長くなって、ボールが転がりにくくなりました。
そのためか、バントを多用する小技が多いですね。
打球(の勢い)が、かなり死にますね。
あと、これまでなら外野にゴロで抜けそうな
安打性の当たりが、内野ゴロになることもあります。
(外野は)フェンスに当たる打球の跳ね方で
三塁打とかでてくると思います。
打球の跳ね方も変わっているので
頭に入れておいた方がいいと思う」
(中スポ、名タイ

◇英智
<広くなった神宮球場の外野について>
「昨年までなら、守備位置から
フェンスまでの距離が短かったので、
打球によっては追わずに跳ね返りを待っていました」

<排水のため、外野は奥に行くにしたがい、
緩やかな下りになっているのも特徴。
対策が開幕後に持ち越されたことを残念がり>
「追いかけると視線が下がっていく感じでした。
それもチェックしたかったんですけどね」
(中スポ、名タイ

◇荒木雅博
<人工芝がリニューアルされた
神宮球場のグラウンドについて>
「(公式戦の)試合前の練習でチェックします」
名タイ

◇川相内野守備走塁コーチ
<人工芝などをチェックする機会を失い、
ぶっつけ本番で公式戦に臨むことに表情を曇らせ>
「できればやりたかったけど、しょうがない。
公式戦の試合前練習などで対応するしかない」
名タイ

【ドラゴンズ・今週末のオープン戦日程】
21日(金)対広島(15:00・ナゴヤドーム)
22日(土)対東京ヤクルト(14:00・ナゴヤドーム)
23日(日)対東京ヤクルト(14:00・ナゴヤドーム)

前日からの冷たい雨が降り続き、
午前9時10分、東京ヤクルト戦の降雨中止が決定。
ドラゴンズナインは球場に隣接する
室内球技場で練習を行ったもよう。
この日の先発予定だったチェンはブルペンで54球。
先発ローテ入りに向け、最後のアピールをする予定でしたが、
惜しくもチャンスを失ったカタチに。
おそらくきょう21日の広島戦
スライド登板があるかもしれませんが、
同じ左腕候補の昌さんの方がイニングが長くなりそうです。

憲伸、中田、朝倉、小笠原ほぼ決定
下半身の張りで出遅れ、ファームで調整中の山井の枠には、
今オープン戦15イニングス無失点の吉見が入るのが濃厚
18日の巨人戦で踏みとどまった川井とともに、
残り1つの枠を争うことになるチェン昌さん
オープン戦最後となるマウンドで
いかにベンチの信頼を得られる投球ができるか。
4本柱が最後の調整をするであろう週末と違い、
きょうの広島戦は先発サバイバルの最終回答となってきそう。
この2投手の投球に注目したいところです。


またこの日の中止で、ドラゴンズナインは、
新装された神宮球場体験することが出来ませんでした。
芝が長くなって、ボールが転がりにくくなるなど
体感することで得られることもあったのにと思うと、残念
シーズン最初の神宮は、4月25日からの3連戦。
ぶっつけ本番となりますが、対応できることを願いたいです。


◇森野将彦
<きょう21日の広島戦からの1軍合流を決定。
開幕戦出場が確実となり、意気込みを力強く断言>
「大丈夫です。あと5試合ありますから。
1軍が3試合。ファームで2試合。5試合あれば、問題ないです」

<ケガした左手自体は完治しているという>
「手はまったく問題ないんです。
「ずっと練習できているし、打つこと自体に不安はないんです」
中スポ

◇高代野手総合チーフコーチ
<開幕スタメン出場が可能かどうかの
テストを行うため、森野を合流させる方針>
「下(2軍)からもいい報告が来ている。もうすぐだと思うよ」
ニッカン


◇平田良介
<立浪からのマンツーマン指導を受け、気合を入れ直す>
「下半身をしっかりすることと、上半身をうまくつかって
ボールを前でさばくということを教わりましたね。
これから大事です」
中スポニッカン

◇立浪和義兼任コーチ
<通常の打撃練習を終えた後、
まな弟子・平田に約20分のマンツーマン指導>
「調子が悪くなって打てないときもある。
でも、そういうときも打たないと
レギュラーは取れない。いまが大事だよ」

<身ぶり手ぶりでレクチャーした後、
自らが行っている『高速ティー打撃』を。
スタンスを広く取ったまま、体重移動しながら
10球連続でトスされたボールを素早く打つもの。
強靱な下半身と安定したフォームが
求められる練習方法の意図を説明>
「平田は下半身がフラフラして
トップの位置も変なところになっていた。
この練習はそれを直す二重の効果がある。
連続ティーをやれば効果がある。
もっと早くやらせれておけばよかったよ。
(平田は)結果を出してレギュラーを取らないといけない選手。
今日から毎日この練習を10セットやれと言いました」
中スポニッカン


◇荒木雅博
<練習試合、オープン戦を通じて16打席連続ノーヒット。
不振にあえぐ胸中を吐露>
「ボクはそんなに打つ打者じゃないですよ。
不安? すごく不安ですよ。やっぱり1本ほしい…」

<この日は神宮室内練習場でフリー打撃に取り組んだが、
打撃投手の球に詰まってファウルを連発。
連日の落合教室のアドバイスも生かせていない>
「悩む時期がいつもより早く来たと思えば…。
名古屋に帰って1本ほしい。1本出れば…」
スポニチ名古屋

◇タイロン・ウッズ
<開幕直前の特打を志願。今後タイミングさえ合えば、
ナゴヤドームで打ち込みを行いたい構え>
「シーズンに向けて、だいぶ調子は上がってきている。
ただ、もう少し打ち込みたい気持ちもある。
いつもそうだけど、ファストボール(直球)をしっかり打って
自分の形を整えたいんだ。
オープン戦は、特に若い投手だったりすると、
結果を求めて打者を抑えにかかるから、
どうしても変化球が多くなる。
でも、オレは真っすぐを打ち込むことで調整していくタイプ。
この方法で練習しておけば、
開幕してからは変化球にもうまく対応できるんだ。
(打ち込みが)できるかどうかはわからないけど、
開幕までにやるべきことはやっておきたい」
中スポ

◇和田一浩
<開幕を万全の態勢で臨むため、
オープン戦残り3試合のフルイニング出場を宣言>
「(3試合)全部、フルイニング出ることになると思います。
一度体を張らせておきたいので」

<オープン戦でのフル出場は実質2試合。
それでも調整には不安はない>
「技術的に最終チェックするところはないです」
(中スポ)

◇中村紀洋
<黒のサングラスをかけ室内練習場へ登場>
「ついにやられました」

<実は、花粉症で目が真っ赤。
ここ2年は一度も症状が出なかったが、
今回の関東遠征で発症。練習後は足早に東京を後に>
「飲み薬も目薬もドーピングで引っかかるから」
スポニチ名古屋

◇トマス・デラロサ
<19日の横浜戦で三ゴロを処理した際の送球で
右脇腹を痛め、この日は別メニュー調整に。
フリー打撃を大事をとって回避。それでも軽症をアピール>
「そう大したことじゃない。大丈夫だと思う」
(東京中日)

◇高代野手総合チーフコーチ
<デラロサの右脇腹痛について>
「守備の時にやったらしいね。そんなに大したことじゃないよ」
中スポ

◇井端弘和
<今季のテーマにシーズン無失策の誓いを立てる>
「今年はね、いや今年こそはね、
ノーエラーでシーズンを乗り切りたいんですよ。
できる自信があるし、そのための体づくりを整えてきたんで。
4月さえ乗り切れば、大丈夫だと思う」
デイリー


野手陣の話題からは、やはりこの選手
左手第3中手骨骨折のため
ファームで調整を続けてきた森野
きょう21日の広島戦から1軍に合流することが決定。
森野本人にも通達されたもよう。
この日、森野の処遇について首脳陣が協議した結果、
きょう21日からのオープン戦3試合、
さらに25、26日のウエスタン・広島戦(由宇)で
実戦調整させ、その結果いかんによって、
来週の28日のリーグ開幕戦へ出場させるか判断するそうです。

この男が帰ってくる!驚異的な回復力を見せ、
一気に浮上してきた森野
ケガした左手が完治したのは
うれしいのですが、
心配されるのが、
実戦ならではの試合勘スタミナ
特に今季主に任されるのが、センターだけに
下半身などの調整不足も懸念されてきそうです。

それでも現状のスタメンでは、
左打者がイ・ビョンギュただ1人。
できればもう1人でもほしかっただけに
勝負強い森野の復帰は望まれていたところ。
当初は絶望と言われていただけに、
何とかとはいえ、間に合ってくれれば、
チームにとっては大きいかも。
ただ1軍合流とはいえども、いきなり3番はなさそう。
おそらく7番あたりで慣らしていって、
今後、現在好調のイ・ビョンギュらの調子次第で
入れ替えてくるのではと思われます。
まああくまでこれはプランであって、
実際に森野がどの程度まで動けるようになっているかがカギ。
まずはオープン戦3試合で、アピールして、
さらにその座を確実にしていってほしいと思います。


一方、森野早期復帰プラン
正直尻に火がついてきたのが、平田
沖縄キャンプ後半からブレークし、
オープン戦でもほとんどのゲームで
スタメン出場を果たしている背番号8ですが、
ここ3試合では9打数1安打、
オープン戦通算打率でも.186と低空飛行。
さらに19日の横浜戦では、落球にバントミスと
冴えないプレーが目についてきています。
あれだけのアピールをしてきながら、
このままでいくと開幕1軍さえも危なくなってきた平田
しかしこの日、師匠・立浪兼任コーチが熱血指導。
自らが手本となったうえ、トスを上げての
高速ティー打撃で復調への手助けをしたようです。

まさに平田にとっては、この3試合が
開幕1軍へに向け、正念場となってきそう。
あくまで森野の状態次第なのですが、
それ以上に自ら結果を出すことで、1軍切符をゲットしてほしい。
師匠からのアドバイスを会得して、
残り3試合で生き残ることができるか。
先発ローテ同様、もうひとつの開幕サバイバル
森野、平田らの争いを楽しみにしていきたいです。


そのほかでは、主力選手も総仕上げの時期に突入。
どちらかというと不調の部類に入る荒木
復調のきっかけとなる「ヒット1本」を懇願。
またウッズは復調のため、開幕までに
直球中心に打ち込みを行いたいそうです。
またここまで絶好調だったノリさん
なんと花粉症にかかってしまったもよう。
せっかくケガなどもなかったのに、なんでこの時期に…。
まあ残り1週間で落ち着いてくれればと思います。


1行ドラゴンズ。(20日)

ウエスタン教育リーグ中日-福岡ソフトバンク雨天中止(中スポ)
山井2軍開幕戦で実戦復帰「実戦での中で感覚を取り戻す」(中スポ)
中里ハム藤井と対面「背番号18のユニのコレクターだそうで」(ドラ番
ドラゴンズトレイン2008運行開始、荒木が車内放送も(中日新聞


◆山井大介
<下半身の張りから2軍で調整中。
22日開幕のウエスタン・サーパス2連戦で実戦復帰する。
この日は屋内練習場で101球の投げ込みを行う>
「もう(下半身の不安は)大丈夫です。実戦で投げます。
練習ですべて100%できていない段階なので、
投げてみないと分からない部分はあるけど、
実戦で投げていく中で感覚を取り戻していきたい」
(中スポ)


森野がスタメン出場、さらに山井が先発と
ある意味豪華になりそうだったナゴヤ球場の
教育リーグ・福岡ソフトバンク戦は、
当初の予報通りに、雨天中止となったもよう。
しかしこの日もブルペンで投球練習を行った山井は、
週末のウエスタン開幕2連戦で実戦復帰となるようです。

またきょう21日から11月末まで
名古屋市営地下鉄名城線、名港線
ドラゴンズの選手らの写真をあしらった電車
『ドラゴンズ・トレイン2008』が運行するそうです。
1編成(6両)でほぼ毎日運行予定というドラゴンズトレイン
名古屋市交通局によると、
3年目となる今年は、なんと荒木選手会長
車内放送で乗車マナーの向上を呼び掛けるとのこと。
プロ野球選手としては初めての試みとなるそうですが、
今季はナゴヤドーム前矢田駅のホームや電車のなかで、
思わぬ「つぶやきボイス」が聞けることとなりそうです。

またナゴヤドーム前矢田駅からドームへの通路では
今年も『ドラゴンズ・ロード2008』が展開されるとのこと。
日本一の写真なども展示されるようで、こちらも楽しみですね!

2008年3月20日 (木)

山内初先発も反省とノリ待望1号と森野実戦復帰!

日替わり関東3連戦の2戦目は、ハマスタでの横浜戦
大・社ドラフト1巡目の山内壮馬1軍初先発
3回2/3を1失点に抑えたものの、
4四死球と制球面に課題を残しました。
また4番に入った中村紀洋に待望のオープン戦第1号が。
さらに左手第三中手骨骨折からの復帰を目指す森野
教育リーグに実戦出場。2点タイムリーを放つなど
この日の話題をまとめましたのでどうぞ。

◇オープン戦
横浜-中日
(19日・横浜スタジアム)
6232人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜
[勝] 山内(2試合1勝)
[D本] 谷繁1号 中村紀洋1号
[Dバッテリー]
山内、岩瀬、平井、高橋、鈴木 - 谷繁、清水将海、小田

【ゲームレビュー】
中日は主力が本塁打2発。投打の歯車がかみ合って快勝した。
2回無死一塁から谷繁が左翼席へ先制の2点本塁打。
4回には中村紀洋が左越えにソロ本塁打で1点を追加した。
7回には相手のミスにつけこみ、
清水将海の2点二塁打などで3点を加えた。
新人・山内が先発。制球に苦しんだが、拙攻に助けられて1失点
4回途中からリリーフした岩瀬らは、1人の走者も許さなかった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


◇山内壮馬(大・社ドラフト1巡目)
<横浜とのオープン戦でプロ初先発。
3回2/3を投げ2安打1失点(自責0)。
だが4四死球と制球が定まらず反省しきり>
「きょうの昼ごろに先発と言われましたが、
きょうはちょっとリズムが良くなくて、
まっすぐが浮いていたし、コントロールが悪く、
フォアボールも3つ出しちゃったし、
先頭バッターも出してしまったんで、
ちょっとリズムが良くなかったです。
調子が悪いなりの投球をしなきゃダメなのに…。
今できることはやったが、全然納得できません。
1軍? 手応えありません」

<オープン戦とはいえ、
プロの1軍で初めて踏みしめた真っさらなマウンド>
「そんなに特別な意識はなかった。
ほかの球場より固いと感じた」

<初回1死一、三塁で昨季のセ本塁打王・村田と対戦。
カウント1-0からの2球目、145キロ直球が直撃>
「2球続けて内角高めのサインが出たから
『1球目より、いいボールを投げないと』と思ったら浮いてしまった」

<1死満塁で佐伯のバットをへし折り、一ゴロ併殺打に。
この日はカットボールを多投。
2回2死一、二塁で石井琢朗を遊ゴロに、
3回無死一塁は村田を二ゴロ併殺打に仕留めて自信を深めた>
「カット(ボール)は学生の時からゴロを打たせるボールでした。
プロでもそれができているので手応えを感じています」

<しかしカットボールに頼り過ぎた
テンポが悪い投球に自己採点は厳しく>
「指の掛かり具合が納得いっていない。
ボールが先行してストライクが取れるカットが多くなってしまった」

<チームでは初々しいルーキー。
試合前には後方でストレッチをしていると
コーチに一番前に出るように指示された>
「大学のときは4年生が列の先頭でした。
プロでは逆になるので、慣れないですね」

<本当の意味でプロになじむのはこれから>
「ちょっと納得いかなかったんで、
どうなるかわかんないですけど、
まあ(1軍に)呼ばれたときに
しっかり抑えられるようにしっかり調整しておきたいです」
中スポスポーツ報知時事通信
スポニチ名古屋ニッカン名タイ、CBC、テレ東)

◇森バッテリーチーフコーチ
<山内に一定の評価をしつつも、
次回は2軍戦で登板させる方針を明らかに>
「よく抑えたという見方もできる。
(開幕)1軍? オープン戦での登板機会はもうないだろう。
次のチャンス? 大事な2軍戦力なんだからあるわけないだろう」
中スポスポニチ名古屋名タイ


◇岩瀬仁紀
<2番手で4回2死から登板。
志願してイニングをまたぎ、
5回までの1イニング1/3を打者4人でピシャリ>
「状態は上がってきています。
修正できた? そうですね。
制球よくいい球を投げられました。
やっとですね。状態は戻ってきました」

<前回登板・15日の北海道日本ハム戦では
1回2安打2失点。中3日で本来の状態に戻した>
「前回は(状態が)> 悪いのは分かっていたから、
その中でどれくらい投げられるかと思っていた。
この時期は、悪いときのことも知っておいた方がいいんです。
いい時、悪い時にどんな投球ができるか。
今しか確かめられないですから。前回は悪すぎました」

<今後は21日からのナゴヤドーム3連戦に
もう1度、登板して開幕を迎える予定>
「これで開幕しても
何とかなるんじゃないかという状態ですね」
(中スポ、サンスポスポーツ報知時事通信スポニチ名古屋ニッカン

◆田畑スコアラー(巨人)
<例年通り守護神・岩瀬を赤丸チェック>
「制球力が違う。今年も手強い」
スポニチ名古屋


◇高橋聡文
<7回途中から4番手で登板し、1回1/3をパーフェクト。
自己最高タイのMAX151キロで横浜打線をねじ伏せる>
「151キロ? 知っています。
(計時を見て)オイって。
きょうは腕が振れていた。
もうちょっとコントロールをつけたいですけどね」

<キャンプは1軍スタートも第4クールで降格>
「あのときは投げ方が分からなくなっていたんです。
でも2軍で修正できたと思う」
(東京中日)

◇鈴木義広
<9回から5番手で登板し、3人でピシャリ。
1回2/3、5失点だった前回登板の汚名を返上も>
「結果はよかったけど、
左打者のシュートとか、内容はよくなかったですね」
中スポ


キャンプ後の教育リーグ、オープン戦で好投
今回の関東遠征に招集されたルーキーの山内
オープン戦2度目のマウンドは、
1軍戦では初の先発登板となりました。
ここで結果を残せば、開幕1軍も見えてくるという
大きなチャンスでしたが、立ち上がりから制球が不安定
1死から石井琢朗に四球を与えると、続く吉村に右前打。
さらに4番・村田の背中に当ててしまい、死球。
いきなり1死満塁のピンチを背負ってしまいます。
しかし「腕縮こまって(ストライクを)
入れに来ることだけはやめろよ。
バッターに当てても、オレが守ってやるから」
という谷繁の言葉に落ち着いたか。
迎えた5番・佐伯を内へのカットボールで一塁ゴロ。
3-2-4と送球が渡ってのダブルプレー
得意のカットボールで何とか初回のピンチを凌ぎました。

続く2回ウラは、1死から
内川の良い当たりのライナーを
センター・平田が背走し、グラブに当てるも落球
失策となり二塁に走者を背負うと、
続く鶴岡にスライダーをライトへ運ばれ、1失点(自責0)。
さらに3回ウラも先頭の吉村
いきなり四球を与えてしまう始末。
天候の関係もあり、3回2/3で交代となりましたが、
55球、2安打1失点というまずまずの内容にも関わらず、
やはり目立ってしまったのが、4つの四死球
投げ終えた山内は、やや浮かない表情。
自分の投球ができなかったことを悔しがり、
反省ばかりが口をついていたようです。


実戦で評価が上がり、掴んだチャンス
ぜひとも好投を期待しましたが、
思い通りの投球ができなかったようですね。
もともとの課題であった制球難
久しぶりに顔を出してしまったようで。
この日のストレートのMAXが145キロ
さらにこの日2併殺に取ったカットボールなど
良いところもいくらかあったものの、
内容的にはピリッとせず、
自分の後に投げたリリーフ陣と比べると差は歴然
任されると思われた中継ぎのポジションでは、
ボール先行四球は厳禁。
森コーチ「登板機会はもうないだろう」と話していますし、
残念ながら開幕は2軍スタートで迎えそうです。
まあこの悔しさをにしっかり修正して、
次のチャンスを向けて、浮上してもらいたいですね。


一方、ルーキー・山内を救援して、
2番手で見事な投球を見せたのが、守護神・岩瀬
雨の予報もあったことで、登板順が逆となり、
珍しい4回2死からのマウンドとなりましたが、
迎えた鶴岡を142キロ、外角へのストレートで空振り三振。
さらに「イニングまたぎ」のテストで上った5回も、
相川、仁志をあっさりと三塁ゴロ。
続く石井琢朗には内へのシュートで
バットをへし折っての投ゴロに取り、三者凡退。
前回登板の北海道日本ハム戦では、
2本の二塁打を打たれるなど2失点と、
やや不安を残していたものの、
中3日でしっかり修正して、それを解消
守護神は良い状態を取り戻し、
開幕に向け、万全に仕上げてきているようです。


さらにこの日は、おそらくシーズンでの
勝ちパターンで上がる投手がぞくぞく登板。
そのなかで今季初の1軍マウンドとなった高橋
キャンプ途中「投げ方がわからなくなり」ファーム落ち。
その後、しっかりフォームを見直した上での復帰となりましたが、
この日は、ストレートの球威が抜群。
140キロ台後半の速球で押して、2死を取ると、
代打・ジェイジェイには、自己MAXの151キロ
さらに最後も150キロのストレートで空振り三振。
持ち前の剛速球が復活したことで、
開幕1軍に滑り込みセーフとなるようです。

同じ中継ぎ左腕でも小林、菊池とは
タイプが違うだけに、この時期での
高橋の復帰はチーム的にはうれしいですね。
「花の命は短し」という感のある高橋の調子ですが、
今季はぜひとも長く保てるよう願いたいところ。
フルシーズン躍動できるよう期待しています。


◇中村紀洋
<4番・一塁で先発出場。
4回、土肥から左翼席へ今季初アーチ>
「ようやくボールが上がってくれました。
内角球に反応して強くたたくことができた。
フェンスに当たるかなと思ったけど、よく入ってくれました。
結果が出てホッとしてます」

<この日2安打で、チームの主力打者では打率トップ>
「好調? 何ででしょうね。
結果は関係なく、自分で課題を考えながらやっている。
テーマを持ってゲームをやっていくなかで、
それができているからこそ安定した率が残せているんだと思う」

<今季は首脳陣の助言を得ながら、
手首や腰などのけがの原因となる
上半身に頼りがちな打撃を見直している>
「下半身に意識の重点を置いた打撃を続けていきたい」

<腰のケアは欠かせないが、今年の体調は上々。
いつ開幕してもよさそうだが、気を引き締め>
「続けて試合に出ているから、
いい張りが(体に)きてます。
まだまだですよ。あと残り4試合あるので、
残りの実戦で悔いを残さないようにしっかり準備をして、
いいかたちで開幕を迎えたいです」
中スポ中日新聞スポニチ名古屋ニッカン

◇石嶺打撃コーチ
<中村紀洋の胸中を推し量り>
「実績を持つ打者だからこそ、
開幕前には不安や不満もあるのだろう。
あとは本人が納得できるかどうかの感覚の問題」
中日新聞


◇谷繁元信
<5番・捕手で先発出場して、気を吐く。
2回無死一塁で、土肥の直球を左翼へ運ぶ先制2ラン>
「追い込まれてたので直球狙いとか考えてなかった。
手ごたえというよりうまく打てたという感じだった」

<捕手としてもチームを引っ張り>
「もう開幕だから、実戦に応じた配球をしている」
(中スポ、サンスポニッカン

◇西川明
<2番・二塁でスタメン出場。
初回、土肥のスライダーを左前へ流し打つと、
7回には右翼線へ鋭くはじき返す二塁打。
長短2安打を放ち、開幕1軍を大きくアピール>
「状態は悪くない。
オープン戦の最後まで気を抜かずにプレーしたい」
中スポ

◇英智
<7番・DHでオープン戦初のスタメン出場。
結果は3打数無安打1四球だったが手応えを掴む。
8回の第4打席では9球ファウルで粘った>
「だいぶ投手とのタイミングが取れるようになってきました」
(東京中日)

◇荒木雅博
<オープン戦通算40打数5安打の打率.125。
試合前に落合監督から実演を交えて約40分の指導を受ける>
「下半身に粘りがないから、
悪いフォームで打ってるのは分かってたんです。
でも監督にいいタイミングで声を掛けてもらったんで、
キッカケをつかめたような気がします」

<初の欠場となった試合中は、
室内練習場で立浪の指導を仰ぎながら、黙々と打ち込む>
「よくなる感じはつかめました」
デイリー

◇高代野手総合チーフコーチ
<横浜とのオープン戦後、
ロッカーで約20分の緊急ミーティング。
首脳陣から若手にゲキが飛んだその内容を説明>
「全員が全員じゃないけど、覇気がない。
生き残りをかけているわけだから戦う姿勢を見せないと。
特に若い選手は手綱を締めて頑張らないと」
ニッカン


天候がやや肌寒いうえ、
雨天中止を見越したものと考えていいのか、
荒木、ウッズ、和田、イ・ビョンギュなどの
主力野手がそろって欠場。
この日のスタメンは前日とは打って変わって
↓の通り、若手主体のオーダーとなりました。

1(右)藤井 2(二)西川 3(遊)井端
4(一)中村紀洋 5(捕)谷繁 6(三)デラロサ
7(DH)英智 8(左)上田 9(中)平田


若手にとっては『最終テスト』の様相でしたが、
やはり目立ってしまったのが、
4番・一塁でスタメン出場の中村紀洋
2打数2安打1打点とバットが火を噴いたもよう。
初回、横浜先発・土肥から二塁へ内野安打を放つと、
4回先頭の第2打席では、慎重にボールを選び、
迎えたフルカウントからの6球目、
甘く入ったスライダーを振り抜くと、
打球は失速せず、ライナーでレフトスタンドへ!
10試合、25打席目で
ようやく飛び出したオープン戦第1号
今オープン戦打撃好調ながら、
ここまで本塁打がなかっただけに、
「ようやくボールが上がった」とホッとした様子。
結局、この日の2安打で
オープン戦通算打率は.429とハイアベレージ。
そのうえ待望の一発が出たことで
打撃に手応えを感じている背番号99
約1週間後の開幕を万全なカタチで迎えられそうです。


お待たせ弾。井端、中村紀洋そして谷繁
思いもよらぬクリーンアップでしたが、
そのなかで2人が一発
放って目立ってしまうが、
いかにもドラゴンズらしいかなと。
ただここまで打撃好調ながら、
一発がなかったノリさん
ようやく第1号が出たのは
とてもうれしい限り。
右方向への当たりはけっこう見ましたが、
持ち味の1つでもある豪快なアーチ
この日は弾丸ライナーでしたが、
軽く持って行ったようにも感じました。
しっかりケアもしているようで、
あれだけ不安要素だった腰の具合も悪くはなさそう。
できればこの流れで開幕なら一番なのですが。
ナゴヤでのオープン戦でしっかり仕上げ、
さらに完ぺきな状態で開幕を迎えてほしいです。


そのほかの選手では、
この日5番スタメンの谷繁が先制2ラン。
シーズンに向け、扇の要のバットも上向きのようです。
また2年目で初の開幕1軍を目指す西川
初回は流し打ち、そして7回は引っ張りでの2安打
昨季はこの時期に息切れの感がありましたが、
成長した今季はこのまま一気にいきそうな気配です。

その一方で、11安打を放ちながらも
エンドラン失敗やバント失敗など細かいミスもあったようで。
ゲーム後の緊急ミーティングでは、
生き残りをかけた若竜たちを中心に
首脳陣からゲキも飛んでいたようです。
残り少ないオープン戦、サバイバルも終盤。
しっかり覇気あるプレーを見せてほしいですね。


若竜トピックス(19日)

◆ウエスタン教育リーグ(プロ・アマ交流試合)
中日-JR東海
(19日・ナゴヤ球場)
  JR 000  =0
   003  =3
(3回終了降雨ノーゲーム)
[D本] なし
[D投] 佐藤亮太
(中スポ)

◇森野将彦
<JR東海とのプロ・アマ交流戦で実戦復帰。
3番・DHで先発出場し、3回1死満塁の2打席目に
右中間へ2点二塁打を放ち、上々のスタート>
「いい当たりでした。
去年の(シーズンの)最後のほうは
打ってなかったのでうれしいです。
久しぶりっすね。あそこで打てたっていうことが良かった。
(打席にも)そこまで違和感なく、すんなり入れました。
出たからには初球から行こうと思った。
まさかこんなに早く(試合に)出られるとは…。
やっと野球をやれたという感じ。
バットも振れたし良かったと思う。
う~ん、タイムリーより1打席目の甘い球をファールしたが悔しい」

<実戦で2打席に立ち、順調な回復ぶりをアピール>
「不安はなかったし、手は100%大丈夫です。
これだけ雨が降っている中で痛くなかったから大丈夫。
感触は、何も心配ない感じ。
一日も早く1軍に戻りたい。
開幕? 出られるんじゃないですか」

<今後について、開幕スタメン出場への意欲を見せ>
「試合に出た以上は次、次とやっていきたい。
時間もあまりないですし、ゆっくりとしていられない。
1軍の試合にはこだわっていない。
下(2軍)でもたくさん試合に出られれば。
あとは1軍選手との連係だけ。
そこは頭で考えながらやって
開幕の試合に出られるように準備していくつもりです」
公式ファーム中スポ共同通信社スポニチ名古屋ニッカン名タイ

◇辻2軍監督
<急きょこの日の朝になって森野に試合出場を打診>
「きのう(18日)山井の球をあれだけ打っていたし、
本人が大丈夫と言っているので大丈夫。
今後については分からないけど
当然(1軍うんぬんの)そういう話になってくる。
すぐ明日(20日)ということじゃない。
(21日からナゴヤ)ドームで3つあるからね。
そこでどうなるかでしょう」
中スポ名タイ

◇高代野手総合チーフコーチ
<実戦復帰した森野について>
「報告は聞いている。今後については状況を見てから。
実戦を積んでOKなら、監督が決めると思う。
あした痛くなることだってあるから、
ここまで我慢したから慎重にいかないと」
中スポニッカン

◇佐藤亮太
<JR東海とのプロ・アマ交流試合で先発。
3イニングを無安打3奪三振の無失点に抑える好投。
ストライク先行で、打たせて取る投球が光る>
「テンポよく投げられたし、
腕をしっかり振ることができました。
これを続けていきたいですね」
中スポ


この日のウエスタン教育リーグは、
JR東海とのプロ・アマ交流試合。
強い雨が降りしきるナゴヤ球場で強行されましたが、
そのゲームに『3番・DH』で先発出場したのが、
左手第三中手骨骨折からの復帰を目指す森野
当初は、20日の教育リーグ・福岡ソフトバンク戦で
実戦復帰を果たす予定でしたが、
中止の可能性が高いと2軍首脳陣が判断。
本人も志願し、急きょ試合出場が決まったもよう。

今季初打席となる初回の第1打席は、1死三塁のチャンス。
積極的に打ちにいったものの、2-1からの4球目、
内角高目のストレートを打っての浅い右飛
しかしこれで落ち着き、リラックスしたという森野
3回1死満塁と、再びチャンスで迎えた第2打席。
カウント2-1からの4球目、
JR東海先発・川野慎也の外角低目のストレートを
右中間に弾き返し、鋭い打球で
抜けていく2点タイムリーツーベース!
実戦復帰初戦で結果を残し、手の状態も大丈夫
代走が送られ、ベンチに戻る時の表情は、
野球をやれる喜びで、笑顔となっていたようです。


今週に入ってピッチが上がってきた感のあった森野
ついに実戦復帰を果たしましたね。
まさかプロ・アマ交流戦に登場とは思いませんでしたが、
はやる気持ちを抑えられなかったかもしれません。
気になる手の方も100%大丈夫なようですし、
このペースでいけば、一気に21日のナゴヤドームに
姿を見せる可能性もかなり高いのでは?
まあ実戦感覚を掴むまで、
少々時間がかかると思われますし、
開幕スタメンまではわかりませんが、
おそらく4月には、1軍に必ずいそうな気配。
順調に回復してきましたし、
あとはくれぐれも慎重に、歩を進めてくれればと願います。

なおゲームは「やれる所までやろう」の強行でしたが、
3回を終えたところで、グラウンドがぐちゃぐちゃに。
降雨ノーゲームとなってしまいました。


STよもやま話。(20日)

自分も見に行く予定だった、きょう20日のオープン戦、
神宮での東京ヤクルト戦は、9:10に「雨天中止」が決定。
ドラゴンズナインは、ナゴヤへ戻る一方、
いよいよきょうからパ・リーグが開幕します。

開幕戦のカードは、以下の通り↓
(カードをクリックすると、ニッカン式スコアにリンクします)

埼玉西武-オリックス(西武ドーム)
福岡ソフトバンク-東北楽天(ヤフードーム)
北海道日本ハム-千葉ロッテ(札幌ドーム)

交流戦24試合を含めた144試合制で優勝を決め、
上位3球団が「クライマックス・シリーズ」により
日本シリーズ出場権を争います。

ところで開幕ということで、恒例の順位予想を。
ちなみに昨季は2位の千葉ロッテしか当たりませんでした。
これだけ見事に外すのが、まさにパ・リーグ音痴のSTならでは。
それでも懲りずに行ってしまう
今季のパ・リーグ順位予想は、以下の通りです↓

優勝:千葉ロッテマリーンズ
2位:福岡ソフトバンクホークス
3位:北海道日本ハムファイターズ
4位:埼玉西武ライオンズ
5位:東北楽天ゴールデンイーグルス
6位:オリックス・バファローズ

これまでの4年間はずっと福岡ソフトバンク
優勝に挙げていましたが、今季は千葉ロッテ
抑えが総入れ替えながらも、
選手層も厚いと思いすし、総合的に見て強そう。
ただ日本シリーズではできれば当たりたくないなと。
2位は、けが人も多い福岡ソフトバンク
ここは捕手がしっかりすることがカギでしょうね。
できれば王監督のラストイヤーを飾ってほしいですが。
北海道日本ハムは、昨季のパの覇者だけに強いことは確か
ただ昨季のような快進撃があるかどうかや、監督の采配に疑問も。
埼玉西武の順位は二の次。岡本真也には頑張ってほしい!
東北楽天は、3位争いを脅かす存在になってくれれば。
そしてオリックスは目立たないですが、
もしかしたら台風の目になりそうな気もします。

どちらにしても今季は混戦と言われるパ・リーグ
一足先に盛り上がってほしいですね。

2008年3月19日 (水)

吉見川井譲らぬローテ争いとビョンG倒猛打賞。

セ・リーグ開幕まで10日を切り、
開幕までのカウントダウンも始まりました。
ドラゴンズは、この日から仕上げといえる6連戦
その初戦となった東京ドームでの巨人戦には、
開幕1軍へのボーダーラインにいる投手がぞくぞく登板。
特に先発ローテの座を争う川井吉見
ともに3イニングを無失点と譲らぬ好投を見せました。

◇オープン戦
巨人-中日
(18日・東京ドーム)
33076人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人
[勝] 川井(4試合2勝1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
川井、吉見、菊地、小林、中里 - 谷繁、清水将海

【ゲームレビュー】
中日イ・ビョンギュが3安打2打点、
ウッズも2安打1打点と中軸に当たりが出た。
先発入りを争う川井吉見はともに3回1安打無失点。
巨人は3安打で相変わらず打線に当たりがない。
救援の豊田、越智、山口は1回無失点だった。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


◇吉見一起
<4回から2番手で登板、押していく強気の投球で
3イニングを内野安打1本に抑え、無失点>
「腕を振っていった」

<5回、2死を簡単に取った後、
9番の星をストレートの四球で歩かせてしまい>
「(マウンドへ歩み寄った谷繁からは)
悪い四球の与え方だと言われました。
自分でも『やってしもうた』と思った」

<しかし続く高橋由伸を
力のある144キロ内角高めの真っすぐで、
ねじ伏せての空振り三振。会心の笑顔を浮かべ>
「ホームランの可能性もありました。
でも攻めるんだと思って力いっぱい投げました。
開き直って、目いっぱい投げました」

<星へ与えた四球以外、投球内容に全くスキはなし。
巨人に対しては5日も含めて8イニング無失点>
「巨人打線はすごいと思いますが、
シーズンで対戦する相手ですし、
少しでも嫌なイメージを与えたいと思っていた」

<オープン戦3試合のトータルでも
15イニングを投げて驚異の無失点。
開幕1軍どころか、ローテ入りまでしっかりと視界にとらえ>
「無失点? たまたまです。気にしていませんよ。
ここまで打たれたことも、抑えたこともあったけど、
色々な場面で投げられたことがよかった」
中スポスポーツ報知時事通信スポニチ名古屋ニッカン

◇川井進
<先発して3回を1安打無失点。
開幕ローテ争いに生き残る>
「前回はちょっと点を取られたので、
修正しながら投げた。今回はうまくいった」

<前回の埼玉西武戦では5回8安打4失点。
痛みの中にも糧があった>
「(中村の)本塁打の次の打席を打ち取った。
そのときに感じたことがあった」

<右打者への内角攻めを意識しすぎたことに気付く>
「内角ばかりではいけない。
外を意識させておいて内角、とか、
内を見せておいて外角、とか。
やっぱり両サイドを考えて配球していかないと、
打順の2巡目からは抑えられない」

<この日は配球を考え直し>
「左打者の内角への直球とか、
コンビネーションを考えながら、
コース、コースを意識して投げた。
左バッターのインコースを突けるようになった」

<場数を踏み、4年目で見えてきた開幕1軍に>
「アピールはできた。
そこまで先のことは全然考えてないけど、
いつでも投げられる準備はしておきたい」
(東京中日、時事通信スポニチ名古屋

◇菊地正法
<7回からの2イニングを1安打無失点と好投。
しかし8回先頭、高橋由伸の中前打を反省>
「高橋由伸さんに打たれてしまった。
(対)左を意識したけど、
初球を簡単に投げて打たれたのはいけなかった」

<左の中継ぎとして、開幕1軍へアピール続行>
「結果オーライのところがあるけど、
2イニングを零点に抑えられたのはよかった」
(中スポ)


◇森バッテリーチーフコーチ
<試合後、当落線上の選手たちが
最高の結果を出したことにうれしい悲鳴>
「1軍(主力)投手と全員入れ替えるか?」

<吉見の先発ローテ入りは答えを保留>
「まあこっちにも事情がある。
3イニングしか投げていない。まだ先がある」
ニッカン


小笠原、イ・スンヨプなども復帰しはじめ、
クリーンアップに強力な打者が並んだ巨人打線
しかしそれに臆せずに向かっていったのが、
この日のドラゴンズ投手陣
川井、吉見、菊地、小林、そして中里
開幕1軍に向け、最後のサバイバルの中にいる5投手が
最強?打線を相手にそれぞれが力を発揮、
完封リレーでの快勝となりました。

そのなかでも開幕先発ローテーション入りを争う
川井吉見がともに好投。
先発した川井は、前回打ち込まれた反省を生かし、
この日は、両サイドを意識した投球。
初回、小笠原を内へのストレートでズバッと見送り三振に取ると、
続く2回ウラは、この日復帰のイ・スンヨプ
外へのストレートでバットをへし折っての遊ゴロ。
さらに3回ウラは、先頭の坂本に一、二塁間を破られ、
2死から高橋由伸、谷に連続四球と
満塁のピンチを背負ってしまいましたが、
再び小笠原を外へのスライダーで見逃し三振
外への変化球の精度には、やや欠けていたものの、
結局3イニングを投げ、1安打無失点。
最終テストで結果を出し、
先発サバイバルに踏みとどまりました。

一方、それ以上に強いインパクト
残したのが、2番手で登板となった吉見
オープン戦ここまで12イニングス無失点
現状ではチームで最も安定している右腕は、
今回も強い気持ちでの投球を披露。
4回ウラ、先頭のイ・スンヨプ
内へのスライダーで三塁フライに取ると、
続くラミレスも外角低めのストレートで空振り三振。
強者ぞろいの主軸に臆せず、三者凡退に打ち取ると、
5回ウラは2死からにストレートの四球を与えてしまったものの、
続く高橋由伸に対し、最後は144キロ、
気迫の内角高目ストレートで見事な空振り三振!
さらに6回も、小笠原に内野安打を許しながらも
古城、ラミレスと後続を凌いで、
こちらも3イニングを1安打無失点。
それでも投球内容にほとんどスキがなく、巨人打線を圧倒
「がむしゃら」魂を発揮し、攻めの投球を展開した吉見
巨人戦8イニングス無失点に加え、
オープン戦3試合でも15イニングス無失点
シーズンで対戦するであろうライバル
「嫌なイメージを与える」という目的も達成させ、
最終テストでも変わらぬ安定感を見せたことで、
開幕ローテ入りに当確ランプを点すともに、
開幕2カード目の巨人戦での先発登板も
もしかしたら見えてくるかもしれません。


開幕を前にして最後となった巨人戦
両軍ともに主戦投手には投げさせず、若手主体の継投。
やはり手の内を見せずというカタチになりましたが、
投手力においては、ドラゴンズの方が明らかに上。
貧打の巨人打線にも助けられたものの、
この時期での完封リレーは、
首脳陣に好印象を与えたのではないかと思いました。

先発の川井は、1回り目はまずまずの投球。
しかし課題の2回り目でやや制球に乱れが。
特に決め球の外への変化球がなかなか決まりませんでしたね。
前回4失点の反省を生かし、コースはしっかり付いているものの、
大事なところで低くなりすぎてしまう。
この1球さえ決まれば、もっと楽に抑えられたのではと
思ったりもしましたが、まあ相手も強力打線ですし…。
ただ本調子ではないながらも、左の小笠原から
2つの三振を奪えたことは収穫だったのではと思います。
とりあえず「踏みとどまった」カタチの川井
果たして先発になるのか、ロング兼務の中継ぎとなるのか
起用法は首脳陣の判断次第ですが、
次のチャンスでも同じような投球ができることを期待します。


開幕ローテ当確!一方2番手の吉見は、文句なし
これだけの内容で
投げられれば十分ですし、
おそらくローテ入り
決まりなのではないでしょうか。
へのストレートの四球が、
明らかにおかしかったですが、
谷繁にゲキを入れられたあとの
高橋由伸への
最後のストレートは見事でした。
昨季までとは違い、少々のことで動揺しない
それが投球にもしっかりと出ている感じですね。
昌さん、チェンとライバルの最終テストがあるため、
まだ当確ランプは灯らない部分もありますが、
現状ではやはり吉見一番近いのではないかと思います。
良いイメージを持ったまま、開幕を迎えてほしいです。


なお7回からは3番手・菊地が、
2イニングを1安打無失点で、汚名返上
そして最終回は、小林-中里であっさりと3人締め。
昨日の記事で登板があるのではと期待していた
大・社ドラフト1巡目の山内壮馬は、
試合前の練習中に急きょブルペン入りしたものの、
予定変更となって、この日は結局登板なし
きょう20日の横浜戦先発に起用されているようです。


◇イ・ビョンギュ
<2本の二塁打を含む3安打2打点と大当たり>
「コース通りに逆らわないように打ったら
たまたま左方向へ強い当たりが出た。
コースに逆らわない打撃を意識しているから、そうなっている。
調子がいい時はセンター方向に打球が飛ぶ。
1年経験して見える部分もある。
ボールの見極め? 去年よりはできていると思う。
ずっと意識してきたことでもあるし。
打撃練習中に『力が入り過ぎている』と
監督から指摘され、力を抜いてスイングしたのが良かった。
少し体が重いと感じていたから、
軽く打とうと心がけたのが
結果的にいい方に出たかもしれないね」

<4回にはウッズの左前打で二塁から
一気に先制のホームを踏む好走塁も見せ>
「迷ったけど、(ラミレスの)守備が
センター寄りだったので行けると思った」

<昨季、打率.202と抑えられた巨人相手に
今オープン戦では5打数4安打。
ライバルたちに警戒心を抱かせ、不敵な笑みを>
「巨人戦は苦手? 去年ほど意識はしていないよ。
去年のことはもう意識していない。
新しいシーズンが始まるわけだからね。
去年よりはボールがよく見えている。
このまま、ケガなくシーズンを通して出られれば、
今年は結果もついてくると思う」

<好調さはピークではない。これからが最終調整>
「(打つときの)タイミングがまだ少しずれている。
開幕までに完ぺきにしたい」

<試合前は韓国代表として北京五輪出場に貢献した
巨人イ・スンヨプと談笑。素直な気持ちで労をねぎらう>
「台湾はどうだった。体は大丈夫か。
(五輪出場)おめでとう」
中スポ12サンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ


◇石嶺打撃コーチ
<2年目の進化を見せるイ・ビョンギュを分析>
「慣れもあるし、下半身の強さが使えている。
何とか今年は…という思いがあるんだろう」
スポニチ名古屋

◇タイロン・ウッズ
<4回の先制タイムリーなど2安打1打点。
これで2試合連続安打となり>
「変化球でけっこう攻められた。
今年もそういうかたちになると思うけど、辛抱強く待ちたい」

<変化球攻めにも冷静に対処。開幕に向け視界良好>
「開幕? まだOKとはいえないが、
あとはもう少し打席で生きたボールが見られれば大丈夫だよ」
(東京中日、ニッカン

◇和田一浩
<8回、バーンサイドの外角球に食らいついて中前打。
2試合連続となるヒットを放つ>
「まあバットが振れる状態にはあるので」
ニッカン

◇藤井淳志
<8回、ウッズの代走で登場。
二遊間をゴロで抜ける和田の中前打で、一気に三塁へ。
走塁中に迷ってスピードを緩めたことは反省していたが>
「ライナーじゃなかったので、行けるなと判断しました」
中スポ

◇笘篠外野守備走塁コーチ
<イ・ビョンギュと藤井の走塁について>
「イ・ビョンギュの走塁は、
(打球が)ラミレスの正面をついたのではなく、
ちょっと右にずれたので行けるかと思って手を回しました。
あの打球なら(左翼が)谷でも回したかもしれません。
藤井の走塁は、行けると思った彼の判断です」
(東京中日)


一方、野手陣はこの日7安打中、
6安打が3、4、5番のクリーンアップからのもの。
さらに巨人外野陣の拙守にも助けられたうえ、
を生かした攻めで、4点を奪いました。
そのなかで、3安打2打点と大活躍だったのが、
この日も3番でスタメンのイ・ビョンギュ
初回、巨人先発・門倉に追い込まれながらも
フルカウントから中に入ったストレートを叩き、
三遊間を抜くヒットで出塁すると、
4回の第2打席は、またもフルカウントから
内へのストレートをうまく押し込み、
レフトフェンス直撃のチャンスメイクのツーベース
続くウッズのレフトへのヒットでは、
ワンバウンドの打球を弾くラミレスの守備位置を
把握しながら、二塁から一気にホームを突くという
好走塁で、先制のホームインも。

さらに立浪の代打・西川の右前打と荒木の犠打、
そして井端の四球で、1死一、二塁と
ランナーが溜まった場面で登場の5回の第3打席。
カウント1-2から外へのストレートを叩くと、
左中間に高く上がった打球は、再びレフトオーバー!
フェンス直撃の2点タイムリーツーベース
3本ともボールをしっかりと見た上に
ストレートを逆らわずに左方向へ持っていった一撃。
苦手だった巨人相手に、
猛打賞進化をアピールするとともに、
打率も.333と大きく上昇カーブ。
森野不在のための「臨時3番」だったはずが、
今や堂々としたクリーンアップの一員に。
このままいくと10日後も「3番」に座っていそうなムードです。


ここまで低調でそろそろエンジンの回転
上げていってほしいドラゴンズ打線ですが、
イ・ビョンギュは、今春ほんと元気ですね。
まあ2打席目の二塁打は、ラミレスの拙守という部分が
大きかったりもしますが、その後しっかり走ったのがヨシ。
試合前に落合監督から「力が入りすぎているぞ」
アドバイスをもらったのが好結果に繋がったようですが、
今季はしっかりとボールを見ているのが大きいですね。
そして外角球に対応できるようになり、打球もかなり強くなっている。
日本野球に慣れてきた2年目、
ついに真価を発揮できそうな予感がしたりします。
ただあくまでもこれがシーズンに入っても続くのかがカギ。
くれぐれも「春の珍事」にならぬよう、
しっかり調子を整え、開幕を迎えてほしいですね。


またこの日光った1人が、見事な走塁を見せた藤井
8回、2安打目をセンターに運んだウッズ代走で登場。
続く和田のセンター前に落ちる当たりに
躊躇することなくスピードを上げ、一気に三塁へ!
レフト・ラミレス、センター・谷弱点をしっかり突く走塁。
こういうところがドラゴンズらしさ
吉見同様、相手に「嫌なイメージ」を与えられたことでしょう。


1行ドラゴンズ。(18日)

森野フリー打撃で山井と対決、教育リーグ志願出場も示唆(中スポ)
山井2軍では初のBP「4月には戻れるようにしていきたい」(中スポ)
2軍はナゴヤ球場で練習。守備では細かな所までチェック(公式ファーム
ナゴヤ練習メンバーだけで決起集会です(^^)v(古久保健二ブログ
テーマ10秒打ち切りも『男流-第四章-』は区切り良し(ドラ番記者
クライマックスシリーズ日程発表、セは第2ステージ6連戦(毎日jp
中日ドラゴンズ公式サイトリニューアルしました!(公式サイト


◆森野将彦
<中日屋内練習場でのフリー打撃で
同じく2軍調整中の山井と対決。
順調な回復ぶりをみせ、明るく全快宣言も>
「想像したとおりできました。
もう大丈夫です。(骨折個所も)痛くないし、OKでしょう」

<実戦復帰について。
あす20日のウエスタン教育リーグ・
ソフトバンク戦への志願出場を示唆>
「明日(辻監督と)話し合いますけど、20日には出られると思います」
(中スポ、名タイ

◆山井大介
<下半身の張りから2軍で調整中。
この日、2軍では初の打撃投手を務める。
変化球を交えながら、ほぼ全力で
61球を投げ込み、回復ぶりをアピール>
「(2日の北海道日本ハム戦以来)
バッターに対して投げるのは初めて。
ほぼ全力で投げられたし、感じもよかった。
(下半身の)影響もなかったです」

<調整は急ピッチ、復帰への手応えをつかみ意欲的>
「試合になると力が入るから、
投げてみないとわからない部分はあるが、
4、5日後には(実戦で)投げたい」

<復帰プランについても前向きに語る>
「日に日に良くなっている感じがする。下半身の不安もない。
あとは試合になってより力が入ると体がどうなるかと
(投球)フォームのバランスのずれを直したい。
4月には(1軍に)戻れるようにしていきたい」
(中スポ、名タイ

◇高橋2軍投手コーチ
<山井の復帰へ太鼓判を押す>
「大丈夫だろう。あれだけ投げられるんだから」
名タイ


遠征から帰ってきたファームは、ナゴヤ球場で練習。
ウエスタンの公式戦開幕を22日に控え、
ムード的にはかなり緊迫感があったようです。

ところできょう19日は、JR東海とのプロ・アマ交流試合。
3回終了降雨ノーゲームとなったようですが、
なんと森野「3番・DH」でスタメン出場したもよう。
公式ファーム情報に様子が出ていますが、
試合前のシートノックもセンターの位置で受けていたそうで…。
かなりピッチを上げてきただけに、このままいくと、
ひょっとしたらひょっとするかもしれません?

2008年3月18日 (火)

関東ナゴヤで総仕上げ、オープン戦ラストウィーク。

開幕までいよいよあと10日
オープン戦も残り6試合となりました。
ドラゴンズナインはこの日、札幌から東京へ移動。
その後、中日新聞東京本社主催の激励会に出席したもよう。
きょうからは巨人、横浜、東京ヤクルトという
関東のセ・リーグチームと日替わりで対戦。
開幕1軍へ向け、文字通り最終テスト
なりそうな投手がぞくぞくと登板しそうです。

ドラゴンズトピックス(17日)

◇山内壮馬(大・社ドラフト1巡目)
<きょう18日の巨人戦にリリーフ登板予定。
この日はナゴヤ球場での練習後に東京へ移動。
テスト直前の受験生のように少し不安げに苦笑い>
「いつ投げるかは分からないですけど、
次に投げるとき、ボロボロだったら
開幕1軍なんて無理なんでしょうね」

<テストの舞台として巨人戦はこの上ない。
ファンだったころの気持ちに戻って熱く語る>
「巨人戦かどうかは分かりませんけど…。
やっぱ、敵チームの中で巨人が一番キライです。
阪神はそうでもないんですよ。
特に松井さん(現・ヤンキース)がいたころの
巨人が本当にキライでした。
いいところで必ず打つし、くっそぉーって…」

<逆転開幕1軍を狙っての登板となるが>
「調子いいですよ。
カットボールなら打たれる気がしません。
キャンプの疲れもないし、登板が楽しみです。
チャンスはモノにしたい。
チェンジアップでいきましょうか」
中スポスポニチ名古屋

◇吉見一起
<きょう18日の巨人戦の先発予想。
相手はベストメンバーを組む強力打線。
しかし意識をせずに打線を封じる>
「シーズンに入れば相手はベストメンバーですから。
どこを相手にして投げるにしても、あまり考えない」

<オープン戦では12イニングス無失点を継続中。
自身の好調について分析>
「すべての球でストライクが取れていますし、
気持ちの問題が大きいですね。
あまり結果を気にしないようにしています。
結果が良ければ、それはそれでいいけど、
今は打たれたら仕方ないと思って投げている。
結果を気にせずに自分の投球ができればいいと思っています」

<意識するのは結果より内容>
「いつ投げるかは言えませんが、
ゴロを打たせて取ることを考えたい。
間を抜けてヒットになっても、その後を抑えればいい。
ゼロには抑えているけど、完ぺきに抑えているわけではない。
ノラリクラリと抑えているので、いろいろと経験はできています」
中スポニッカン

◇川井進
<あす19日の横浜戦の登板が予想される。
前回登板は5回8安打4失点。背水登板となるが>
「前回は『内角を攻めないといけない』と意識しすぎて、
ストライクゾーンをうまく使えなかった。
次は外角や内角を有効に使いながら投球したい。
本塁打を2本打たれたけど、
その中で課題が見つかり、収穫もあった。
今回も結果は大事だけど、収穫を得ることが大事だと思う。
2巡目だと攻め方を工夫しないと打たれる。
でも自分の投球がきっちりできれば抑えられる自信も出てきた。
打たせる投球で結果を出したい」
(中スポ、名タイ

◇チェン・ウェイン
<この日はナゴヤ球場で練習。
次回登板は20日・東京ヤクルト戦が予想される>
「ボールのいい、悪いではなく、
バッターを抑えることを考えたい。
谷繁さんからも『バッターを抑えろ』と、言われました。
そこを考えながらやりたい」

<前回は6回10安打5失点。
甲子園のマウンドが合わなかった>
「下が軟らかくて、マウンドの傾斜も低い。
すごく投げにくかったけど、これもいい経験になった」

<さらにTVで見てきた猛虎打線を過剰に意識し>
「どう抑えようかと考えすぎた。
途中から相手とか何も考えずに腕を振ることを意識したら
リラックスして投げることができた。次もそうしたい」
(中スポ、名タイ

◇谷繁元信
<バッテリーの共同作業も最終局面に。
強調したのが『打たれるメリット』>
「あまり抑えすぎるのも逆にこわい。
ただ、打たれたことをどう生かすか。
もちろんボク自身も。
残り6試合は本番と同じように行かなきゃいけません」
(中スポ)

【ドラゴンズ・今週のオープン戦日程】
18日(火)対巨人(18:00・東京ドーム)
19日(水)対横浜(13:00・横浜スタジアム)
20日(木・祝)対東京ヤクルト(13:00・神宮球場)
21日(金)対広島(15:00・ナゴヤドーム)
22日(土)対東京ヤクルト(14:00・ナゴヤドーム)
23日(日)対東京ヤクルト(14:00・ナゴヤドーム)

前日に札幌での北海道日本ハム戦を終え、
この日東京へ移動となったドラゴンズナイン
その一方で、ナゴヤから移動してきた選手たちも。
上田、森岡、鈴木、川井、吉見らとともに
この日、東京遠征中の1軍に合流したのが、
大・社ドラフト1巡目の山内壮馬でした。

沖縄キャンプでそれほどの評価を受けていなかったものの、
実戦に入って、評価を上げてきたルーキー右腕
1軍オープン戦初登板となった
11日の埼玉西武戦では変化球を主体に1回を無安打。
さらに15日の教育リーグ・阪神戦
ストレートも織り交ぜての1回1安打無失点と
文句なしの快進撃を続けています。
そんな山内に再び、1軍からの招集が。
「もう1度、1軍に呼ぶ。
次はもっと厳しい場面で投げさせたい」

森コーチが話していたとおり、
次におそらく相対するのは、強力と言われる巨人打線
ほぼベストに近いメンバーで臨むと見られ、
ここで好結果を残せば、一気に開幕1軍も。
最終テストとしては文句なしの
シチュエーションが用意されそうです。

そんな登板を前に山内は少々不安げな表情。
それでもやはり沸々とわき上がるのが、生粋の竜党魂
「敵チームの中で巨人が一番キライ」と話し、
早くも闘志がメラメラに。
それをゲームでぶつけられれば、
思いも寄らぬインパクトを起こしてくれるかも?
おそらく中継ぎでの短いイニングでしょうが、
きょうの東京ドームの見所の1つとなってきそうです。


今朝の中スポなどでは、岩瀬を除いた
中継ぎ陣の枠は『6』と予想されています。
おそらく平井、鈴木が入るのは確実。
また中里も大きく崩れさえしなければ、
名前を連ねてくるのでは。
さらに左腕で小林、菊地、高橋辺りが入ってきそう。
久本、浅尾、クルスは開幕には間に合わない公算が強く、
それでも多少空いているのが現状となっています。
なかなか揃わずに、唯一不安な部分でもある中継ぎ陣
そこにこのルーキーが新風を吹かせることができるか。
あくまでも巨人相手結果を出せるか次第ですが、
まずは当たって砕けろぐらいの気持ちで
自分の持ち球をビビらず投げ込めれば…。
ぜひともG倒で開幕1軍のキップゲットを期待します。


開幕ローテキップ下さい。そのほかこの関東遠征は、
先発ローテ争いにおいても
最終テストとなりそう。
きょう18日が吉見
19日が川井
そして20日がチェンという
先発予想となっています。
残りのナゴヤドームでの3試合では、
川上、中田、朝倉など
主戦投手の登板が予想されるため、
次の登板が文字通り最後となるのでは。
山井がおそらく開幕には間に合わないため、
空いている枠は、現状『2』。
最も近い吉見はさらにその座を確実にし、
前回登板で打ち込まれた川井、チェン
チャンスと考え、しっかりと挽回してほしいところです。


◇井端弘和
<戦列に戻った15、16日の北海道日本ハム戦にフル出場。
竜の鉄人はオープン戦最後の6連戦に向けて>
「6試合とも9回まで全部出るつもりです」

<きょう18日の巨人戦からは
シーズンに即した野球をする腹づもり>
「自分が重点的に力を入れるところはないです。
これからは流れです。試合の流れをつかんでいきます。
1回から9回まで考えていきたい。
これまでは、個人で(自分のために)
こうやろうというのはあったけど、これからは流れです」

<現在、花粉症に悩まされてはいるが、
野球をする頭はフレッシュな状態にする>
「頭がボーッとしてます」
中スポ

◇和田一浩
<オープン戦ラスト6試合はセ球団との対戦だが、
あくまでマイペース調整を続けるつもり>
「いろんな投手の球筋をじっくり見たい。
結果は気にしません」

<問題は生まれて初めて悩まされた花粉症。
15日はボールがよく見えないからと欠場したが>
「100の状態になるか分からないけど。
キャンプの疲れはとれました」
スポニチ名古屋


◇落合監督
<中日新聞東京本社での激励会に出席。
200人近い関係者の熱気を肌で感じ、いつになく冗舌>
「昨年は十数秒で終えましたが、
これだけ多くの方に集まっていただき、
そういうわけにはいきません。
2月1日に言ったレギュラー8人を中心に
野球をやることになる。主力がよく動いてくれている。
勝つときもあれば、負けが続いて大丈夫かと
心配されるときもあるでしょう。
ハラハラドキドキもさせますが、
最後にはセ・リーグのペナントを持って帰ります。
クライマックス、日本シリーズのフラッグも持ち帰るようにします」

<シーズンインへの準備も最終段階にきた>
「キャンプ、オープン戦とここまで順調にきています。
でも、一番難しいのが、これからの10日間。
最終的にペナントのカップを持ち帰ってきます。
負けたら終わりの高校野球精神で
1年間、選手に野球をやらせたいと思っています」

<2月1日、沖縄・北谷球場のセンターポールには
日本一のチャンピオンフラッグが翻っていた>
「風になびいているのを見て、
日本一っていいもんだなあと思った。
来年のキャンプも同じフラッグを掲げないといけないと思った」
(中スポ、ニッカン

◆加藤良典くん(小学4年生・愛知県東郷町)
<28日の開幕・広島戦(ナゴド)の始球式に見事当選。
4595通の応募の中からこの日、落合監督が抽選し選出。
学校から帰宅して当選を聞かされ抱負を>
「びっくりしました。うれしいです。
一生懸命投げたいと思います」
公式サイト中スポスポニチ名古屋


一方、野手陣もおそらくベストメンバーが組まれるでしょう。
この6試合は、阪神を除くセ・リーグ4球団との対戦。
ペナントレースでもちろん当たる相手だけに、
敵の様子を探りながら、チームとしても
一連の流れ、そして完成度
高めていく段階といえるではないかと思います。
ただキャンプからの疲れのピークという選手もいますし、
おそらく猛打爆発という感じにはならないような。
それでも経験ある面々も多いですし、
これからの10日間で良い状態に近づけてさえくれれば。
まさに「総仕上げ」となりそうな今週のオープン戦。
できればナゴヤドームでのラスト3試合では、
ファンに手応えを掴ませてくれるような勝利を期待したいです。

2008年3月17日 (月)

中田反省変化球捉えられての6回10安打4失点。

前日に続いての北海道日本ハムとのオープン戦は、
舞台を札幌ドームに移して、ナイトゲームで行われました。
前日欠場の和田も加わったベストメンバーで臨んだ
ドラゴンズ打線でしたが、北海道日本ハム
中継ぎ投手リレーの前に10安打でわずか2点。
一方、先発した中田は、ストレートの球速こそあるものの、
スライダー、フォークが勝負どころで甘く入ってしまい、
6回を投げ10安打4失点。やや課題を残す結果となりました。

◇オープン戦
北海道日本ハム-中日
(16日・札幌ドーム)
14834人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
日本ハム ×
[敗] 中田(3試合1勝1敗)
[D本]なし
[Dバッテリー]
中田、山本昌、平井 - 谷繁、小田、清水将海

【ゲームレビュー】
北海道日本ハム葉が3安打と好調を持続。
中継ぎ陣でつないだ投手リレーは、
武田久が2回を投げて1失点ながら
5安打を浴び、ぴりっとしなかった。
中日中田は6回を4失点。
本来の球威は戻ってきたが、変化球の細かい制球が課題。
共同通信社ニッカン


◇中田賢一
<先発したが、6回10安打4失点と不安を残す。
10本のうち7本が高く浮いた変化球を打たれたもの。
フォーク、スライダーの制球を課題にあげ>
「納得いくいい球は何球かあったんですが…。
勝負球が甘く入ってしまいました。
変化球を待たれている感じもあったので、
サインに首を振ることも必要だった」

<さらに不満だったのは中盤以降。
4回には田中、稲葉の連続適時打など4安打を浴び3失点>
「コース、高さ、ともにいいボールも打たれた。
追い込んでからのヒットはもったいない。
やはり打者の内角をもっと攻めないと
右にも左にも、いい内角ストレートがなかった。
外のいいコースに投げても当てられる。
投げて修正していくしかないですから」

<それでも142キロ止まりだった直球は、
この試合ではMAX148キロを記録。
2回1死、金子誠に対し、外角いっぱいにズバリと決め、
球速、制球ともに最高のボールで、見逃しの3球三振に>
「悪いタマも多かったけれど、あのタマは良かった。
前回より腕が振れるようになってきて、
良くなっているという感触があります。
(短期間での球速アップの理由は)
ボクはもともとスピードが出る方ですから。
いい球もあったのでそれを増やしていきたい」

<開幕まで予想される登板はあと1度、気を引き締めて>
「次は結果にも内容にもこだわる。
結果も内容も良くなっていきたい」
中スポ共同通信社時事通信スポニチ名古屋ニッカン

◇谷繁元信
<中田の投球に厳しいまなざしを送る>
「あいつのタマはまだまだこんなもんじゃない」
中スポ


◇山本昌
<2番手として、7回に1イニングだけ登板。
稲葉、小谷野に二塁打を打たれ、1点を失ったものの、
コーナーに丁寧に投げ分けるなど、まずまずの投球を披露>
腕は振れてきたし、変化球は狙ったところへ行ったけど。
真っすぐのコントロールが悪かった。
最初(稲葉)に(カウント)2-3にしたのが良くなかった」

<手応えも感じ、次の登板に明るさも見いだす>
「変化球は良かったし、だんだん良くなってきた。
腕が振れてきた」
(東京中日、スポニチ名古屋ニッカン

『思いのほか、腕の振りが早くなってきて、
それが逆に下半身とのバランスのずれを生んだようです。
直球のコントロールがダメでしたが、
変化球はかなりよくなったと思います。
公式戦モードの体に近づきつつあるというのが実感です。
次は長いイニングを投げることになると思いますし、
しっかり結果を残し、開幕からローテーションで
投げられるように頑張ります』

(山本昌公式HP「山本昌広ニュース」より抜粋引用)

◇森バッテリーチーフコーチ
<次回登板まで間隔が空くことによる
山本昌の1イニング登板について>
「いろいろ勉強しなくちゃいけないこともあるだろう」
ニッカン


昨秋の日本シリーズ以来となる
札幌ドームでの先発となった中田
しかし立ち上がりからやや制球が不安定
ストライクとボールがはっきりとしているうえ、
勝負どころの変化球のキレが今ひとつ。
先頭の森本にカウント1-3から低めに外れ
四球を与えると、続く田中に送られ二塁へ。
さらに稲葉にはカウント2-2から中に甘く入ったフォーク
しぶとくセンター前へ運ばれ、一、三塁。
続くスレッジは見逃し三振で、2死としたものの、
小谷野には、外へのスライダー
押っつけられてのセンター前へのタイムリー。
甘い変化球を狙われてしまい、先制を許します。

2回ウラは、金子誠を外への見事なストレートで
見逃し3球三振に取るなど、落ち着いたかに見えましたが、
3回ウラには再び上位打線に捉えられてしまう始末。
田中に低めのストレートを
ジャストミートされ、ライト前に運ばれると、
2死から小谷野に再び甘く入った変化球を右へ。

さらに4回ウラには、連続の初球狙い
高橋の投前内野安打と稲田の犠打で
1死二塁とランナーを背負うと、
金子誠に初球ストレートを叩かれ、
足下を抜くセンター前タイムリーを浴びると、
1死一、三塁から続く森本には、
初球の変化球を泳ぎながらも運ばれ、
センターへの大きな犠牲フライ。
さらに2死一塁から田中を2-1と追い込みながら、
外角低目のスライダー
最後は左手一本で運ばれてしまっての
ライトオーバーのタイムリーツーベース。
そして稲葉には、初球外角高めのスライダー
狙い打ちされてのレフトへの犠牲フライ。

北海道日本ハム上位打線に捕まり、
この回一挙3点を失ってしまった中田
結局この日は、6回103球を投げ、
10安打5奪三振2四死球で4失点。
ストレートのMAXこそ148キロをマークしたものの、
被安打10のうち、7本が変化球を打たれたもの。
追い込んでからの制球を今後の課題に挙げるとともに
開幕に向け「結果も内容も良くなっていきたい」と話し、
修正への意欲を示していたようです。


その中田を継いで、7回から2番手で
マウンドに上がったのが、山本昌
10日の岐阜以来、中5日での登板となりましたが、
先頭で迎えた稲葉にフルカウントから
外へのストレートを捉えられ、
左中間へのツーベースを許すと、
1死から小谷野に初球、中に入ったストレートを叩かれ、
ダメ押しとなる右中間オーバーのタイムリーツーベース。
結局この日は1イニング限定の登板ながら、
2本の二塁打を浴びてしまい1失点。
それでも「腕が振れてきた」という収穫も得たというベテラン
こちらは開幕ローテ入りに向け、次回へ望みを繋いだようです。


森本の好守ではじまり、
好守で終わったこの日のオープン戦
さすがは昨季のパの王者・北海道日本ハム
監督こそ代わったものの、
攻め方的にはそれほど変わっていない。
そんな片りんが伺えた相手ペースのゲームでした。

首かしげるナカケン。オープン戦3試合目の登板と
なった中田でしたが、
この日は球数もかなり多く、
昨季とそれほど変わらぬ出来。
特に打ち込まれたというよりも、
相手に「捉えられていた」という
イメージが強く、
しかも打たれていた球速の
ほとんどが、120~130キロ
いかに変化球が狙われていたかが
わかるようなこの日の投球でした。
前回からの課題であったストレートの球速アップ
この日のMAXが148キロだったようにクリアされましたが、
その一方で決め球が決まらないという
違った要素の課題が浮き彫りに。
三振も5つ奪っていますし、相手打線が
機能していたからと済ましてもいいのですが、
やはり中田にはもう1ランク上の投球を望みたいところ。
次回登板予定は、22日の東京ヤクルト戦。
今回の投球をしっかりとにして、
最終調整では納得がいく投球ができるよう、修正を期待します。


一方、昌さんの方は、
東京で投げるのかとも思いましたが、
札幌での1イニング登板となりました。
こちらの課題は、逆にストレートの制球でしょう。
まあ稲葉小谷野もこの日ある意味ノっていたので、
止めるのが難しかったかもしれません。
ただ代打・坪井を内へのスクリューで空振り三振に取るなど
後続を凌げたことはヨシじゃないかなと。
次回は再び長いイニングとなりそうですが、
しっかり結果を出して、開幕ローテを決めてほしいです。


◇和田一浩
<5試合ぶりに実戦に復帰。中前打を2本放つ>
「試合に出られたのは良かったですね。
普通に(バットが)振れて良かった。
シーズンに向けて、あとは実戦で
慣らしていかないといけませんから」

<守っても堅実さを披露。
4回2死二塁で、稲葉の左前適時打をすばやく処理し、
本塁へストライクの好返球。間一髪セーフとなったが>
「あれはアウトにしないと。
開幕までにはもっと強いボールを投げられるようにします」

<札幌での試合に大喜び。
スギ花粉がまだ飛散しておらず体調ばっちり。
充血もかゆみもない目を関係者に見せニッコリ>
「目がきのうまでと全然違うでしょ?」

<6回には右越適時二塁打のウッズに続いて
中前打し、WW砲初めての揃い踏みとなったが>
「2人とも結果は気にしてないから」

<開幕まで残り6試合。
いよいよ新天地での開幕が近づいてきたが>
「まあ、大丈夫かなと。
結果は気にしてない。調子は上がっているかな。
(バットを)振れる状態にはなってきた、という感じですね」
中スポ共同通信社時事通信スポニチ名古屋ニッカン


◇タイロン・ウッズ
<6回2死二塁で、右翼フェンス下部を
直撃する適時二塁打を放つ>
「外角の球を逆らわずにうまく打てたよ」

<3試合、11打席ぶりの安打だが気にしていない。
打率は.143と低いが前向き>
「ヒットが出ていなくても感じは悪くなかったからね。
きょうは4打席とも自分としてはいい感じだった。
ずっとボールは見ることができているからね」
中スポニッカン

◇井上一樹
<試合途中、デラロサの代打からDHに入る。
7回に左前打、9回に中前打を放ち、2打数2安打を記録。
しかし喜ぶことなく、今後へ気を引き締め>
「2安打だけど、当たりは完全じゃない。
これからも感触を上げていきたい」
(東京中日)

◇英智
<7回途中、谷繁の代走から中堅の守備に。
8回2死満塁、長打なら同点の場面で
172日ぶりの打席に入り、6球目を投ゴロ。
それでも全力で一塁に走る>
「意外に不細工じゃなかったですね。
ボールをよく見られたし。簡単に終わるんじゃなく、
しぶとく、相手に嫌な感じを与えるのが大切ですから。
(172日ぶりの打席は)楽しかったです。
打席は野手にとって一番楽しいところですからね。
あの感覚を味わえるのは…」
中スポ

◇トマス・デラロサ
<前日にオープン戦第1号。
試合前、ウッズと立浪に打撃指導を受けていたが、
この日は指導役に落合監督も参入。
フリー打撃で徹底マークでの助言を受ける>
「いろんな人にアドバイスをもらえて光栄だよ。
しっかり消化していきたい」
(中スポ)

◇平田良介
<試合前、球団関係者に礼をして回る。
札幌に移動したときに機内に忘れ物をしたため>
「携帯電話です。忘れたというよりは、
機内に落としてしまったんです。
でも、気付いたのが到着ゲートを出た後で
戻れなかったんです」
(中スポ)

◇荒木雅博
<11打席連続無安打の表情はさえず>
「いくらオープン戦とはいえ気にしますよ。
正直言って、今はかなり疲れがきてますね。
疲れが目にまできてる。
開幕までにこれを取るのが、いつもと同じ調整になりますけど」
(中スポ、スポニチ名古屋

◇石嶺打撃コーチ
<オープン戦12試合目で初の2ケタ10安打に>
「やっと? 分かってるよ」
スポニチ名古屋


一方、オープン戦のチーム打率が.211と、
12球団最低となっているドラゴンズ打線
この日は、前日花粉症のため欠場した和田も復帰し、
ほぼベストメンバーを組んだものの、
坂元-建山-宮西-武田久-MICHEALという
先発抜きのリリーフ投手リレーの前に
オープン戦初の2ケタ10安打を放ちながらも、わずかに2得点
5回まで1安打無得点に
抑えられるところなどは、相変わらずの調子。
上昇気配こそありながらも、
まだまだ活発というにはほど遠そうです。

そのなかでは、岐阜でのオープン戦以来、
5試合ぶりのスタメン復帰となった和田
第1打席は、北海道日本ハム先発・坂元
内へのストレートに手が出ず3球三振。
4回の第2打席は、2番手・建山から
フルカウントから四球を選んだものの、
6回、ウッズのライトフェンス直撃の
タイムリー二塁打の直後に迎えた第3打席では、
3番手・宮西からライトへ大きなファウルのあと、
中に入って来たストレートをバットを折りながらセンター前に。
さらに8回の第4打席でも4番手・武田久の投じた
内角高目を詰まりながらもセンター前へポテンヒット
らしい安打で復帰戦をマルチ安打で飾るとともに、
開幕に向け、さらにピッチを上げてきたようです。


前日の東京ドームに姿を見せながら、
何で出てこないんだと思っていたら、
重度の花粉症だったようで…。
花粉症が発症しない札幌でのゲームには
とても喜んでいたようですが、
そのようななかでも渋く2安打を決めるのは、さすがだなと。
この日は、主砲・ウッズも11打席ぶりにヒットを放ちましたし、
3番・イ・ビョンギュも地味ながらも2安打
さらに中村紀洋も凡退ながら良い当たりもありましたし、
主軸に当たりが出始めたのは、今後へ朗報じゃないかと。
まあ毎年、チーム打率が良くないオープン戦ですが、
みんば開幕にしっかりと照準を合わせてくれるでしょう。
特に主軸のポイントとなりそうなのは、背番号5
花粉がビシバシ舞う横浜と神宮のゲームは
出場が微妙かもしれませんが、自らのペースで進み、
新天地での開幕を迎えてくれることを期待しています。


またこの日は、2つのストレートの四球での
2回2死一、二塁をはじめとして、
ウッズ、和田連打のあとの6回2死一、三塁。
谷繁、代打・井上の連打などでの7回1死二、三塁。
さらに英智今季初打席を迎えた8回2死満塁。
そして井上の中前打と内野ゴロ2つで進めた9回2死三塁。
特に後半は、多くのチャンスがありながらも、あと一本が出なかったなと。
まあまだオープン戦ですし、相手投手の粘りもありますが、
できれば一本ほしかったと感じました。

さらに打線でやや心配なのが、
チームの調子がよかったときは、
出塁してすぐさま二盗と、足でチャンスメークをしていた荒木
調子がピタッと止まってしまったようですが、
本人いわく「今はキャンプなどの疲れのピーク」。
毎年恒例のようですし、あくまで照準は開幕ですからね。
疲れをしっかり取って、4月にピークということで、
しばらくは長い目で見守ろうかなとも思います。


若竜トピックス(16日)

◆ウエスタン教育リーグ
阪神-中日
(16日・阪神鳴尾浜球場)
 D 001 001 000 =2
 T 300 000 001 =4
(特別ルールにより9回ウラまで実施)
[敗] 朝倉
[D本] なし
[D投] 朝倉、清水昭信、齊藤
(中スポ)

◇朝倉健太
<鳴尾浜での教育リーグ・阪神戦に派遣されて先発。
初回いきなり4安打2四球3失点という乱調となったが>
「(初回は)投げ急いでいました。
向こうがガンガン打ってきているところに
乗っかってしまっていた。そこを修正しました」

<2回以降はすぐ軌道修正。
今春最長の6イニングを8安打3失点。
2回以降はアウト15個のうち10個を内野ゴロに>
「ゴロアウトが多かったのはよかった」

<初回に49球も要したものの、
らしい投球が息を吹き返すと、2回以降はわずか65球。
球数も114球を投げ、スタミナ面の不安要素もなくなった>
「長いイニングを投げられたのが良かった。
久しぶりに長いイニングを投げたけど、何も問題なかった」

<新球の『速いスライダー』も完全習得の域に。
今回は普通に、球種の一つとして配球にちりばめた>
「けっこう、多く投げましたね」
朝倉健太公式中スポ

◇上田佳範
<教育リーグ・阪神戦に3番・中堅で先発出場。
3回、追撃の右前適時打など3打数2安打。
15日も二塁打を放ち、2日間で6打数3安打も謙そん>
「たまたまですよ」

<中堅の守備では大飛球を背走しての好捕も。
出場機会を求めての2軍戦派遣で、週明けから1軍に再合流する>
「自分にできること、準備だけはしっかりやっておかないと」
中スポ


◇吉見一起
<18日の巨人とのオープン戦に先発予定。
重量打線を相手に0行進でアピールする>
「相手打者のことは気にしないで、がむしゃらに投げたい」

<この日、ナゴヤ球場のブルペンで投球練習。
変化球を交えて約50球を投げる。巨人戦を前に>
「プラス思考で自分のピッチングをすることに集中したい」

<向かっていくだけでなく頭を使って抑える考え>
「(今年のオープン戦は)無心で投げることができている。
(次は)意図を持ったボールを投げるようにしたい」

<先発ローテを約束されていた山井が故障で再調整中。
目標の開幕ローテ入りが近づいているが>
「考えないようにしている」
名タイ

◆森野将彦
<22日のウエスタン・リーグ開幕戦
(対サーパス・ナゴヤ球場)出場に意欲を示す>
「問題なければ、その辺ですかね」

<この日はナゴヤ球場で内外野で
ノックを受けた後、フリー打撃を行う。
驚異的な回復力で着々と練習の段階を進め>
「痛みは全くない。
こんなに早く治るとは思っていなかった」

<医師からは無理をしないように
言われているそうだが、試合を見据えて>
「投手の生きた球を打っていない。あとは実戦感覚」
名タイ


こちらも前日に続き、
鳴尾浜でのウエスタン教育リーグ・阪神戦
前日の小笠原に続き、この日も、
開幕ローテ4本柱の1人・朝倉が調整先発を。
しかし立ち上がり、阪神打線に捕まってしまい、
かなりのバタバタ状態に。
先頭の大城のヒットと二盗。
さらに秀太の一塁ゴロで1死三塁とされると、
野原将志にセンターへのタイムリー。
さらに1死一塁からは、4番・高橋光信にレフトへ2ラン
続く庄田隆弘は三塁フライに打ち取るも、
育成外国人・バルディリスの内野安打と
田中慎太朗、清水誉の連続四球で満塁のピンチ。
何とか前田忠節を遊ゴロに打ち取ったものの、
初回だけで球数がなんと49球
投げ急いでしまっての4安打2四球3失点
思いもよらぬ初回となってしまいました。

しかしようやく落ち着いたか、
2回以降は、本来の朝倉らしい投球に修正。
内野ゴロ10個など、らしさを発揮して4安打無四球無失点。
目的でもある今季最長の6イニング114球を投げた朝倉
ゲーム中に修正できるところが
やはり1軍のローテ投手たるところ。
悪いながらも開幕に向け、しっかりとステップを踏んだようです。


普段見せないボークなどもあったようで、
かなりのバタバタぶりだったようですね。
本人曰く「教育リーグをなめていたからではなく
まったく緊張感がない状態でマウンドに登ってしまったから」
とのこと。
生で見ていないので分かりませんが、
おそらく朝倉の顔やユニホームからは、春にも関わらず、
大量の汗がこぼれ落ちていたのではないかと思います。
元・同僚の光ちゃんにも一発を浴びる
気前のいいところを見せてしまいましたし…。
ただまあこれも開幕前でよかったかなと。
2回からは本来の投球もできたようですし、
次回の1軍登板でしっかり最終段階を踏めれば。
開幕カードはナゴヤドームでの広島戦。
開幕投手はおそらく憲伸でしょうが、
コイキラーの朝倉でもしっかり1勝の計算は入っています。
本番ではドタバタとならぬよう、
宝刀・シュートをはじめ、武器をしっかり磨いてほしいです。

なおゲームは、2-4でこの日は黒星
得点シーンは、3回2死一、二塁から
3番・上田のライトオーバーのタイムリーツーベースと、
6回2死一、三塁から田中大輔のセンター前タイムリー。
さらに5番・中村公治が3打数2安打と、
相変わらずいい感じとなっています。

2008年3月16日 (日)

憲伸開幕へ仕上がり上々とデラロサ完封阻む3ラン。

開幕まであと2週間を切り、
いよいよ実戦モードに入ってきたドラゴンズ
東京ドームでの北海道日本ハム戦は、
最終回にデラロサ来日初アーチ
1点差にまで詰め寄るも、3-4で黒星。
しかし開幕投手大本命のエース・川上憲伸
7回を投げ、6安打2失点で順調ぶりをアピール。
今季初のロングイニングにも球威は衰えませんでした。

◇オープン戦
北海道日本ハム-中日
(15日・東京ドーム)
16783人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
日本ハム ×
[敗] 川上(3試合1勝2敗)
[D本]デラロサ1号3ラン
[Dバッテリー]
川上、岩瀬 - 谷繁、小田

【ゲームレビュー】
北海道日本ハムは先発のスウィーニーが5回を無失点。
高卒新人でオープン戦初登板の豊島明好
落ち着いた投球で、1回を無安打に切り抜けた。
中日は新外国人のデラロサが9回に3点本塁打。
抑えの岩瀬は1回を2失点だった。
共同通信社ニッカン式スコア


◇川上憲伸
日本ハムとのオープン戦に先発して
今オープン戦最長の7イニングを6安打6奪三振2失点>
「(投球は)悪くないと思いますね。
いつシーズンに入ってもオッケーです。
収穫は長いイニングを投げられたこと。
これだけ投げられたので、自分ではホッとしています」

<速球はMAXが145キロ、
常時142キロ超と最後までスピードが落ちることなく、
宝刀カットボールの切れも十分。
要所で使ったスローカーブも、有効的に打者をほんろう>
「毎回143~144キロ? 
スピードが常時一定だったっていうのは、
自分にとって重要ですね。
ずっと同じ速さなのは大事なことなんですよ。
シーズン中だとなかなか難しいんですけど、
そう投げられたのはよかったです。
フォークはちょっと高かったけど、よく動いてくれた。
長いイニングを投げられたし、
腕の振りなども悪くなかったです」

<3回に稲田のソロ本塁打、
6回に稲葉のタイムリーでの2失点も納得ずく>
「正直、シーズン中であれば
ああいう投球はしないという場面もあった。
どこかにオープン戦という気持ちはありましたね」

<昨年は腰痛に悩まされ、
調整が思うように進まない時期もあったが、
今年は故障には細心の注意を払いながら
投球練習に打ち込んできた>
「去年はいろいろあって
シーズンのスタートをうまく切れなかったけど、
今年は大丈夫だと思っています」

<間隔を考えれば、オープン戦登板は残り1試合。
ここまで順調な仕上がりを見せ、4年連続の開幕投手が
濃厚だが、大役については言葉を濁しつつ>
「いつ投げるか? こっちが聞きたいくらい。
でも自分であそこ(開幕日)かなとイメージしてはいます。
シーズンに入ってもOKというか、それぐらいの状態ですね
自分ではいつと言われてもいいように準備しています。
あとはもう少していねいに自分の状態を育てていきたい」
憲伸の声「開幕まであと2週間」、
中スポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン

◇岩瀬仁紀
<8回に登板し、2本の二塁打を浴びるなど2失点。
オープン戦3試合目で初の失点にも、本人は冷静>
「(打たれた)原因はわかっています。
シーズンじゃなくてよかったですよ。
悪いところは分かっているので
次の登板までに修正していきます。
制球というより、体の使い方とかですね」
中スポ共同通信社ニッカン


この日が東京ドームでのデーゲーム、
翌日が札幌ドームでのナイトゲーム。
やや変則的になった北海道日本ハムとの2連戦。
その初戦で先発し、オープン戦3度目の登板を
果たしたのが、エース・川上憲伸
前回登板の9日の東北楽天戦でも好投を見せましたが、
この日もまさに危なげない投球。
初回、先頭の森本を外へのフォークで3球三振に取ると
田中、稲葉を力ない二飛、右飛に打ち取るスタート。
2回ウラも、4番・DH高橋を内へのストレートで、
続く小谷野を外へのストレートで連続見送り三振。
糸井にはセンター前に運ばれたものの、
続く鶴岡の時にスタートした糸井谷繁が刺し、
結果三者凡退。上々の立ち上がりを見せます。

しかし3回ウラ、1死から稲田
内角高めに浮いたストレートを
ライトスタンドに持って行かれ、先制されると、
6回、森本に足下を抜かれるセンター前、
田中が送って、稲葉にカウント0-2から
内角低目をねらい打ちされての、一塁横を抜くタイムリー。
打線の援護が全くなく、北海道日本ハムそつない攻め
再び失点を許したものの、それでもエース気迫の投球
続く高橋の高いバウンドの投ゴロを
素手で掴んで、一塁へ放りアウトにすると、
2死二塁から小谷野を外へのカーブで
三振に打ち取り、追加点を与えず。
さらに球数が少ないからか、7回も続投
そのイニングでは最近では見られなかった
ワインドアップからの投球も。
結局この日は、今春オープン戦最長となる
7回90球を投げ、6安打6奪三振無四球2失点。
敗戦投手となったものの、納得のいったマウンド。
MAX145、常時140キロ半ばという安定のストレートに
宝刀・カットボール、スローカーブのキレもヨシ。
開幕投手の大本命は、仕上がり上々。
「いつシーズンに入ってもOK」という状態に
しっかりと持ってきているようです。


一方、シーズンのごとく川上をリリーフし、
8回からマウンドに上がったのが、守護神・岩瀬
しかしこちらは本来の出来からは遠く、バタバタとした登板に。
いきなり先頭の金子誠に二塁打を浴びると、
森本の送りバントの処理を誤り、
三塁へ投げるも、間に合わずにフィルダースチョイス
無死一、三塁から、田中に粘られたすえに、
レフトへ運ばれての犠牲フライで1点を失うと、
1死一塁から稲葉に外のボールを叩かれての
センターオーバー、フェンス直撃のタイムリーツーベース。
らしい投球がほとんどなかった登板は、
1イニングを2安打無四球2失点。
しかし「悪いところは分かっている」と話した守護神
修正して開幕までには万全にしていくそうです。


エース本番モード。結果的には
7回2失点で敗戦投手
しかし内容としては、
この日の憲伸の投球
よかったと思いましたね。
スコアボードでの表示でも
144キロという表示を
けっこう見たうえ、
それが最後まで
続いていましたし、
3回の稲田の一発の
1球はかなり甘かったですが、
シーズン中ではそういう油断も減ることでしょう。
6回の森本、田中、稲葉の3人での失点が
少々不満な部分もあったりもしますが、
きっちり仕上げてきていますし、開幕に向けては上々でしょう。
次回は21日のナゴヤドーム・広島戦で投げ、
中6日で3.28を迎えることとなりそう。
本番に向けて、気持ちが乗ってきているエース
このままの状態で進んでくれればいいでしょう。

また守護神については、
らしくないうえ、ほんとキレがなかったですね。
自らの野選も絡んでいることもありますが、
簡単打たれている点も多かった印象でしたね。
特に稲葉の適時二塁打はいらなかったなと。
まあこれがシーズンならまずいところですが、
しっかり修正してくれるでしょう。
この時期なら、たとえ打たれても上々ですよ。


◇トマス・デラロサ
<9回2死一、二塁で完封負けを阻止する1号3ランを放つ>
「打ったのは、チェンジアップ。
打った瞬間、入るとは思わなかったんだけどね。
自分はホームランバッターじゃないので、
強いライナーの打球を狙うように心がけている。
ホームランは狙っていないが、いい当たりが出て良かった」

<連日ウッズ、立浪らから打撃指導を受け
オープン戦4試合連続安打と調子が上向いてきた>
「おかげでボールが見えてきた」
スポーツ報知時事通信スポニチ名古屋ニッカン

◇高代野手総合チーフコーチ
<この日代打で登場し、
三塁の守備についたデラロサについて>
「シーズン中も同じ起用? そうなるだろうね」
ニッカン

◇タイロン・ウッズ
<連日、デラロサに手取り足取りの打撃指導。
本塁打を我が事のように喜ぶ>
「ハッピーだ」

<リピートして伝えている極意は、
緩い変化球は軸足に体重を残して打法で対処すること>
「軸足に体重を乗せて前に突っ込まないように。
日本の投手は外角のストレートのコントロールがすばらしい。
その球は逆らわず、右方向に打つんだ。
そしてステイバック。これを忘れるな。
何と言ってもブレーキングボールが多いからな」
(中スポ、スポニチ名古屋


◇中村紀洋
<2回は左翼の左へポトリと落ち、
4回は右翼の右へライナーで運ぶ安打。
チーム唯一のマルチ安打を記録して気を吐く>
「好調? まだまだ。
(左へ右へ)球に逆らわず打ててますね。
ボールに逆らわずに打つことだけ考えてる。バットがうまく出た。
ずっと取り組んでいることがうまくできてる」

<岐阜からの地方3試合にチームへ帯同せず
ナゴヤ球場で打ち込み。それまでも好調だったが、
さらにいい感触をつかむためのいい時間になった>
「(取り組んでることの)確認のために打ち込んでた。
名古屋で打てて良かった」

<この日はフリー打撃で落合監督から指導を受け>
「ちょっとアドバイスしてもらった。三冠王の…」

<気になる腰の状態は、
十分にケアをしており、今のところ不安はない>
「まあまあですね」

<開幕へ向け、チームは本格的な実戦モード。
さらに気を引き締めて>
「開幕へ向けて調子をどんどん上げていかないとね」

<帰りのバスに乗る間際、現在の打撃成績を聞くと>
「今、13打数7安打でしょ。
良すぎるねえ。開幕まで置いときたいくらいですね」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇西川明
<主力に混じって、9番・DHでスタメン出場。
3回無死一塁の初打席ではサイン通りに犠打を決め、
5回には力強い中前打。初の開幕1軍へ向け猛アピール>
「首脳陣から『結果を気にせず思い切っていけ』と
言われているのがいい方に出ています。
バントも本当は初球で決めたかったけど、
成功させられてよかったです。
ここまで来たら、という思いです」
(東京中日)

◇英智
<7回ウラから左翼に入り、2イニング守った>
「チームに戻ってすぐに出られたのがうれしい。
最初、バッターの打球と、自分の動きが
うまくシンクロしなくて心配したけど、
途中で感覚が戻ってこれで大丈夫と思いました」

<守備は実戦感覚を取り戻したが、
9回は代打を送られたため、打撃は持ち越し。
打てなかったことは気にしていなかった>
「貢献できるだけでいいです」
(中スポ)

◇和田一浩
<この日からベンチ入りしたが最後まで出番なし。
重度の花粉症が目に支障をきたしたため、大事を取ったよう。
16日の出場は当日の様子を見て決める>
「きょうは見学です。
まあ、なんていうことはないんですよ。
出ようと思えば出られる状態ではあるんですけどね。
心配しなくていいですよ。
明日? 大丈夫だと思います」
(中スポ、ニッカン

◇平田良介
<試合前、漫画家の水島新司氏が来訪。
山田太郎と『夢はでっかく三冠王』のメッセージが
添えられた直筆色紙をプレゼント。激励も受け感激>
「びっくりですよ。
だって水島先生にお会いするのも初めてなんですから。
もちろん、いただく約束なんかしていませんよ」
(東京中日)


一方、主力も復帰して、開幕へ向け、
本格的な実戦モードに入らなくてはいけない打線
この日のスタメンは、花粉症?の和田を除いては
ほぼベストメンバーの布陣を敷きましたが、
相変わらずお寒い「貧打モード」が充満。
ヒットはわずかに6本。
デラロサの一発以外は単打ばかり、
井端がバット2本折られるなど、
相手先発のスウィーニーの出来がよく、
さらに宮西尚生、豊島明好といった
聞いたこともない新人にも抑え込まれる始末。
3回に西川バントのサインが出るなど、
本格化初日になったものの、まだまだという印象が。

ただその中でよかったと思えたのは、
最終回に起死回生の3ランを放ったデラロサ
7回に井上の代打で登場し(右飛)
そのまま三塁の守備につきましたが、
4点ビハインドの最終回、
先頭・イ・ビョンギュの中前打と
ウッズの結果バントのような一塁ゴロ、
さらに英智の代打・立浪を選んでの四球。
期待の若竜・平田が空振り三振に倒れ、
万事休すと思われた2死一、二塁。
北海道日本ハム5番手・金澤健人
中に入ってきたチェンジアップを叩くと、
打球は伸びて、左中間スタンドへ!
待望の来日初アーチとなった3ランに、
鳴り物なしの関東レフドラも大喜び。
チームの完封負けを阻むとともに、
背番号57の新外国人にとっては、
開幕1軍も大きくたぐりよせる一発となりました。


淡々とした早いペースで、ゲームが進み、
打線については、ほとんど手応えもないまま
終えそうになりましたが、最後の最後での一発。
良いものを魅せてもらったという感じでしたね。
軸足に体重をしっかり残し対応しての3ランには、
打ったデラロサよりも、連日打撃指導をしていた
ウッズ立浪兼任コーチの方がすごい喜びよう
その笑顔を見て、本当によかったなと感じました。

当初は堅実な守備に注目され、
8月五輪期間の井端の穴埋めにと期待されていましたが、
ここへきて、開幕1軍の可能性も浮上。
クルスが故障してしまい、ネルソンは要学習段階。
ウッズ、イ・ビョンギュ、チェンに次ぐ、
4番手の外国人として、野手15人枠に入ってきそうですね。
三塁の守備固め、右の代打として、
もしかしたら08年型新・スーパーサブとしても使えそう。
今後も「ウッズ先生」の教えを耳に、
さらに日本の野球に慣れてもらいたいです。


一方、そのウッズ先生は、内容悪く4打数ノーヒット。
守備でも4回には稲葉の一塁ゴロを弾いてエラー。
さらに8回にも同じ稲葉に狙い打ちされる始末。
逆にデラロサから守備を学んでほしいですよね。

そのほかでは5番・三塁スタメンの中村紀洋
2安打と変わらぬ好調ぶりを発揮。
2回の第1打席のレフトへ落ちるヒットは
ラッキーな面も感じたりもしましたが、
4回のライト前ヒットは見事な当たり。
これでオープン戦は13打数7安打の打率.538となり、
現状の主軸ではもっとも頼りになりそう。
ノリさん本人も言っていますが、
ほんと「開幕まで置いときたいくらい」です。


若竜トピックス(15日)

◆ウエスタン教育リーグ
阪神-中日
(15日・阪神鳴尾浜球場)
 D 000 200 003 =5
 T 010 300 000 =4
[勝] 高橋 [S] 金剛
[D本] なし
[D投] 小笠原、山内、高橋、金剛
(中スポ)

◇小笠原孝
<鳴尾浜での教育リーグ・阪神戦で先発し、
今春最長の6イニングを投げ、4回までに4失点。
最多投球数の103球にも、中だるみを反省して>
「5回、6回と投球は良くなったと思う。
それに立ち上がりも良かった。
ただ、真ん中(のイニング)ですね。
そのあたりが課題になってくると思います」

<5、6回の2イニングは1安打無失点。
右打者の内角を鋭く突き、大和のバットをへし折る場面も>
「そこ(内角球)は、自分でもいい点だったと思う」
中スポ

◇山内壮馬(大・社ドラフト1巡目)
<7回に2番手で救援登板し、
1イニング1安打1死球無失点。
鋭く曲がるカットボールだけでなく、速球も威力十分だった>
「きょうはカット、カット(の投球)ではなく、
ストレートで三振も取れたし、ボール自体は良かったと思う」
中スポ


ファームは鳴尾浜での教育リーグ・阪神戦
1軍先発ローテ濃厚の小笠原が調整登板。
立ち上がりこそよかったものの、
2回ウラ、高橋光信の四球をきっかけに、
庄田隆弘、育成選手のアーロム・バルディリス
連打を浴びて、1点を失うと、
4回も庄田に2ラン、バルディリスにソロと
連続被弾を浴びてしまい、3失点。
今季最長の6回を投げたものの、
やや微妙な投球だったもよう。
ただ右打者の懐を攻める投球は順調。
開幕へ着実にステップを踏んでいるそうです。
一方、2番手でルーキーの山内が登板。
こちらは秀太のバットをへし折り、
野原将志から三振も奪うなど、ストレートがよく、
1イニングを1安打1死球無失点。
好投で1軍オープン戦再登板のチャンスもありそう。

なおゲームは、2-4で迎えた9回、
中村公治の二塁打と堂上剛裕の右前打で
無死一、三塁から、福田中前タイムリーで1点差に迫ると、
捕逸など1死二、三塁から、前田左前同点タイムリー
さらに1死一、三塁から森岡の三塁ゴロの間に勝ち越し
最後は金剛が1イニングを締め、逆転勝ちをおさめました。

2008年3月15日 (土)

開幕まであと2週間、東上竜東京札幌でハム戦。

3月もいよいよ半ばとなり、
オープン戦も終盤に入ってきました。
ドラゴンズナインはこの日は、移動日
投手陣と故障者がナゴヤ球場で、
そして前日に東京入りした若手野手は
神宮の室内練習場で練習を行ったもよう。
この週末は東京・札幌での北海道日本ハムとの2連戦。
いよいよベストメンバーでの実戦段階となりそうです。

ドラゴンズトピックス(14日)

◇川上憲伸
<きょう15日の北海道日本ハム戦に先発予定。
この日はナゴヤ球場屋内練習場で調整したあと、東京入り>
「つぎのテーマ? うーん、特にないんですよね。
いつものように投げるだけです。
順調? そうですね。いまのところは…」

<前回登板ではほぼパーフェクトの4回1安打無失点。
残るオープン戦登板は、あと2回>
「あとはスタミナ? そうですね。
回数を投げないといけないですね。
まあ、悪いところが出れば修正したいですね」
中スポニッカン

◇山本昌
<きょう15日、北海道日本ハム戦に登板予定。
この日は、ナゴヤ球場屋内練習場でランニング、
キャッチボールなどで汗を流し
終了後、スーツ姿で遠征先の東京へと向かう>
「よくなってきたよ。
実戦で投げてみないとわからない部分もあるけどね。
次? まあ楽しみにしていてくださいよ。
僕も楽しみにしているんです」
ニッカン

◇中田賢一
<16日・北海道日本ハム戦(札幌ドーム)の先発予想。
開幕まで2週間に迫り気持ちを切り替える>
「もう開幕も近いので」

<前回登板では4回無失点。
不満が残る投球だったが深刻には考えていないという>
「球威は例年、この時期には安定しないんです。
開幕にはしっかりとした直球が投げられると
思っています。次は大丈夫でしょう。
直球を多めに投げながら変化球も交えて
全体としてまとまった投球をしたい」
中スポ

◇山内壮馬(大・社ドラフト1巡目)
<中3日できょう15日の教育リーグ・阪神戦、
中2日で18日の巨人とのオープン戦に登板予定>
「チャンスなので結果を出して1軍に残りたい」

<ポジションは希望していた先発ではなく中継ぎ。
苦笑したがスタミナには自信を持っている>
「(登板前に)ブルペンで肩をつくるところも含めると
結構な球数になるから大変ですね。
連投したのは大学の4年間で1度」

<首脳陣は重量巨人打線を相手に
どんな投球をみせるかに注目しているが>
「強気に攻める投球スタイルが自分の売り」
名タイ

【ドラゴンズ・週末のオープン戦日程】
15日(土)対北海道日本ハム(13:00・東京ドーム)
16日(日)対北海道日本ハム(18:00・札幌ドーム)

1軍メンバーのほとんどが
前日の甲子園での練習試合のあと
東京に入り、この日は休日。
一方、投手陣と残留組はナゴヤ球場で調整を行い、
そのなかでエース・川上憲伸山本昌
終了後、東京へ向かったようです。

同じ北海道日本ハムの主催ながらも
東京でのデーゲーム、札幌でのナイトゲームという
若干タイトな日程となっていますが、
初戦の東京ドームで先発予定なのが、川上
中5日でオープン戦3度目の登板を迎えます。
順番的には、中田小笠原の登板が先でしたが、
中田があす16日の札幌へ、
そして小笠原がきょう15日ながら
鳴尾浜での教育リーグ・阪神戦での先発に変更。
今朝の中スポにもありましたが、
これはいよいよ開幕に向けての組み替えと見られ、
同時に開幕投手の可能性が
高くなったことを示していると言えるでしょう。

やっぱ開幕でしょ。それでも憲伸自身
「つぎのテーマ?
うーん、特にないんですよね」
とニヤリ。
前回登板の東北楽天戦では
安定感のある投球を披露。
調整も順調に進んでいるようで、
あとはスタミナ面のみ。
きょう15日、そして21日
(ナゴド・広島戦)での
最終調整を経て、
開幕を迎えることとなりそう。
開幕に投げた以降、巨人、阪神という強豪に
4月は相対することになってきそうなエース
しっかりと調整を進めてほしいですね。

またこの日は昌さんも東京入り。
前回登板から中4日ということもあり、
短いイニングでの登板がある予定とのこと。
このところ川井、チェンとライバルが軒並み後退。
東京中日の1面のローテ予想では、
すでに開幕3戦目の先発に名を連ねていましたが、
しっかり結果を残して、その座を固めてほしいです。


◇英智
<この日、神宮外苑での練習に合流。
試合出場がいよいよ全面解禁となり、
オープン戦初打席にも近いうちに立ちそう>
「試合に出られるかどうかは分かりません。
こうして合流させてもらいましたが、
ボクは守ること、走ることが大事な選手なので」

<これまでは極端にセーブされていた。
オープン戦は8、9日に1イニングずつ中堅を守っただけ。
本人は打つ気満々だが、打席はなかった>
「打席に立って、生きたボールを見たいというのはあります」

<5日ぶりの1軍練習で迫力に押されたようだが、
こちらも鋭いスイングを連発>
「(周りで打つ)みんなのスイングが力強いと思いました」
中スポ

◇井上一樹
<休日を返上して、
神宮室内で行われた練習に若手とともに参加。
フリー打撃20分間、ティー打撃、
マシン打撃にも熱心に取り組む>
「人数が少ない(6人)って聞いたから。
体を動かしておきたかったんで」

<キャンプやオープン戦での疲れについて
自らの頑丈さと鈍感さを告白>
「疲れ? あるのか、ないのか分からない。
体が頑丈だからね。
だから、鈍感で少しぐらいの痛みは感じないんだよ。
痛いと思ったときはひどいことになってる。
普通の人なら入院するくらい」
(中スポ、スポニチ名古屋

◇高代野手総合チーフコーチ
<この日は和田、英智、井端が合流。
これからは主力の仕上げの場になる>
「みんな合流したよ。
あした(15日)からベストメンバーで戦うことになる。
(これからの試合は)主力が中心になると思うよ」

<本番をにらんだ実戦段階に進むということは
サインプレーなども増やしていくことに。
ここまで犠打は0、ベンチからサインが出ることもなかったが>
「監督が決めることだから、どうなるかは分からないけど、
これからそういう場面(バント)は出てくるだろう」
(中スポ)


一方、野手陣は13日の谷繁、中村紀洋に続き、
この日は和田、井端、英智らも合流。
週末の北海道日本ハム2連戦以降は、
セ・リーグチームとの対戦にとなることもあり、
いよいよベストメンバーで最終調整に入るようです。
ここまではなかったサインプレーなども
入ってくるでしょうし、フル出場する選手も増えてきそう。
若手のアピールの場は減りますが、
少ないチャンスで魅せてくれることを期待しています。

さらに主力といえば、ここまで首脳陣の意向もあって、
かなり温存されていた感のある英智がいよいよ解禁
おそらくこの2連戦で初打席にも立ちそう。
ようやく背番号24が見られるようでこちらもうれしいです!


◇山井大介
<下半身の張りを訴え、調整が遅れていたが、
ナゴヤ球場屋内練習場のブルペンで本格投球を再開。
捕手の小川を座らせて50球、12日ぶりの投球に笑みを>
「(マウンドの)傾斜がどうかなって思ったんですけど、
違和感はなかったですね。順調です。
きょうの感じはよかったです。問題ないですね。
ただ、まだ実戦で打者に投げたわけではないので
わからない部分が多いです。」

<チームの方針で情報は一切公表されない。
この日も故障個所については>
「それは言えません」

<2日の北海道日本ハム戦以来、
実戦から遠ざかっているが、性急な調整は否定>
「次? 決まってない。
開幕? それはわかりません。
僕はこっち(2軍)の人間ですから。
まずはこっちで投げて(1軍に)呼んでもらわないと。
間に合わせたいという思いはあるけど、
無理をしてても、とは思わないですね」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇高橋2軍投手コーチ
<故障で出遅れ、遠征に帯同しない山井について、
まず教育リーグで登板段階を踏ませる見込み>
「いきなり上(1軍)というわけにはいかないんじゃないか」
ニッカン

◇森野将彦
<左手第三中手骨の骨折からの復帰を目指し調整中。
この日もフリー打撃で快音を連発。
しかし慎重な姿勢を崩さない>
「痛みについては良くなってるが、再発が一番怖い。
開幕は目指しますけど(ケガを)再発させないことが大事」

<今後の調整について、実戦復帰の前に
プロの投手の生きた球を打つプランを明かす>
「まだ、そこ(実戦復帰の日程)まで考えていないです。
まず(プロの)投手の球を打たせてもらってから。
打ったと言ってもまだ2日目。
キャンプでいえばまだ第1クールが終わったくらい。
打撃練習ももっとしっかりやらないといけない。
段階を踏んでやっていきます。
オープン戦? 出られるかどうかなんてわかりませんよ」
(中スポ、スポニチ名古屋ニッカン

◇宇野打撃コーチ
<森野のフリー打撃スタートを見届け、1軍合流に太鼓判>
「監督が決めることだけど、昨日のあのバッティングなら
名古屋に帰ったころから出れるんじゃないかな」
スポニチ名古屋

◇高代野手総合チーフコーチ
<森野の復帰を心待ちにしているが>
「21日に試合に出れるなら
開幕は大丈夫じゃないかな。焦らせることはないけど」
スポニチ名古屋


一方、この日先発投手陣とともに練習を行った
故障者の情報もいくつか入ってきています。
まずは2日の北海道日本ハム戦で先発した以降、
下半身の張りを訴え、別メニュー調整を続けていた山井
この日ブルペンで本格的な投球練習を再開。
捕手を座らせ50球、マウンドの感覚を確かめていたもよう。
ニッカンで「右足内転筋の違和感」とされている
故障個所についてもはっきりとは公表されてはいませんが、
とりあえずは回復は順調とのこと。
実戦登板も少ないこともあってか、
ファームでの登板も予定されているようですが、
開幕については、あくまで急がない方針
もしかしたら、開幕ローテから外れる公算も高そうです。

そして前日に続き、この日もフリー打撃で快音を放った森野
スポニチ名古屋では「21日に1軍復帰」と出ていましたが、
本人的には正直、状態はついてよくわからないよう。
毎日鏡を見ても太っているかわからないのと同じ。
そんなニュアンスで話していたそうです。
今後の調整については、実戦復帰の前に
プロの投手の生きたボールを打つプランを明かした森野
昨季の中村紀洋のような「脅威の回復力をみせたる」
大事といえば大事ですが、現状では平田も奮闘していますし、
そんなに早急といかなくてもいいのでは。
キャンプも満足に行えなかったですし、
手は回復しても、他の部分に負担が行きそうな気配も。
くれぐれも慎重に、復活してきてくれればと。

また右肩脱臼の長峰も回復は順調。
同級生の吉見の活躍については、うれしくもありながら、
やはり悔しい部分もあるそうですが、森コーチからは
「今できることと、今しかできないことをやれ」との指令も。
シーズン序盤はファームで調整し、しっかり準備。
そして6月以降の1軍復帰を目指していくようです。

2008年3月14日 (金)

新装甲子園無観客練習試合、竜投大炎上で大敗。

ドラゴンズはこの日、新装となった甲子園球場
阪神との練習試合に臨みました。
無観客で行われたゲームは先発・チェン
6回を投げたものの、なんと10安打5失点と炎上。
さらに2番手・鈴木も2イニング目に連打を浴び5失点。
1-10と打たれまくりの大敗となってしまったようです。
その他森野フリー打撃再開などこの日の話題を。

◇無観客練習試合
阪神-中日
(13日・阪神甲子園球場)
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神 × 10
[敗] チェン
[D本] なし
[Dバッテリー]
チェン、鈴木、小林 - 谷繁、清水将海

◇チェン・ウェイン
<オープン戦3度目の先発は、
6イニングを投げ、毎回の10安打5失点と炎上>
「調子は悪くなかったけど
最初は力が入りすぎて、球が全部高めに抜けてしまった。
高めは打たれますね。
力が入ると高めにいって、ストライクも入らなかった。
3回までは手首に力が入りすぎてボールが高めに行った。
でも4回からは『力を抜こう』、
『ワンバウンドでもいいから腕を振ろう』と
思って投げたら低めに行って抑えられました」

<結果だけなら散々だが、途中からの『軌道修正』には成功。
意識を切り替えた4回以降は、スピードも制球力も
徐々にアップし、何とか無失点で切り抜けた>
「さすがに最後は疲れましたけどね。
次のチャンスがあるよう必死に投げました。
途中から低めに球がいってよかったです」

<新戦力の新井やフォードには感心しきり>
「スイングが速い! パワーある!」
中スポサンスポ共同通信社スポニチ名古屋ニッカン名タイ


◇鈴木義広
<セットアッパー候補が大炎上。
7回は3者凡退に抑えたものの、8回は5本の長短打を浴び5失点。
1回2/3と予定の2イニングを投げきることができず反省>
「こんなに打たれたこと? 記憶にありません。
オープン戦とはいえ抑えなければならなかった。交代は仕方ない」

<打たれたとはいえ、自信は失っていない>
「一つ一つのタマはそう悪くない。
打者の狙い球を投げてしまっただけ」
(中スポ)

◇谷繁元信
<大量失点も正捕手には『収穫』があったよう。
3安打の新外国人・フォードをマスク越しに解剖>
「(打たれてもいいという)配球をすることはあります。
きょうでいえば、あの外国人(フォード)。
どんなところを打つのか、どんなスイングをするのか、
見ないより見ることができたのはよかった。
(印象は)そこそこ対応できる打者」

<ただ打たれようとも思っていなかったはず。
炎上したチェンと鈴木の投球を振り返り苦言も>
「チェンにしても鈴木にしても、
ただ投げているだけ、のように感じました。
いい球だった、悪い球だったというのは
ブルペンでやればいいこと。
(マウンドでは)打者をどう抑えるか考えていかないと」
(中スポ)


内野エリアの座席改良など
オフに行われていた第1期工事がほぼ終了。
センバツでお披露目となる新装・甲子園球場
それを前にして行われた阪神との一戦は、
オープン戦ではなく、無観客での練習試合となりました。

そのゲームに先発したのが、
先発ローテ6番手を狙うチェン・ウェイン
しかしこの日は、立ち上がりから
ボールが高めに浮くなど、力み気味
初回こそ結果的に三者凡退に抑えたものの、
2回ウラ、先頭の4番・新井にセンター前に運ばれると、
5番、新外国人のルー・フォードにも
内へのスライダーを叩かれ、レフト線へのツーベース。
さらに続く鳥谷に四球を与え、無死満塁としてしまうと、
矢野に外角高めを押っつけられ、ライトへ先制の犠牲フライ。
さらに桜井のライト線へのタイムリーツーベースと、
2死満塁から坂克彦のセンター前タイムリーで、この回3失点
さらに続く3回も四球とフォードの二塁打などで
2死二、三塁から、矢野に外へのストレートを捉えられ、
右中間フェンス直撃の2点タイムリーツーベース。
序盤は手首が硬くなってしまい、
ボールが高く浮いてしまうというチェン
この日はカーブ、スライダーという
変化球の善し悪しがハッキリしていたうえに
制球定まらず、浮いた球を痛打され続け、
序盤3回で5点のビハインドを背負うこととなりました。

あまりの炎上ぶりに森コーチからは、
3回を投げ終えたところで、降板指令が出たようですが、
納得のいかないチェンは、続投を志願。
「ワンバウンドでもいいから腕を振ろう」
意識を切り替えた4回以降は、
だいぶ硬さが取れてきたこともあり、球速も制球力も徐々にアップ。
以降のイニングを無失点に凌ぎ、持ち直したものの、
それでも毎回安打の6回10安打5失点は、
前日の川井に続く、大きな後退
先発6番手の争いは、吉見山本昌に絞られそうなムードです。


やれやれ…。おそらく登板するだろうなと
思っていましたが、
期待の左腕
阪神相手
ぶつけてきましたね。
同じリーグのライバルですし、
ここで結果が出れば、
一歩前進
期待をしてみたものの、
まさかの炎上での6回5失点。
序盤、ストレートが
甘く高く浮いてしまううえ、
変化球が軒並み決まらないと、
ほぼ打ち頃のボールばかりとなってしまうのでしょう。
新戦力のフォードに長打を浴び、
おなじみ中日キラーの矢野にも3打点を献上。
前回登板の千葉ロッテ戦のときと同様、
失点した以降、修正できた点は収穫でしたが、
こう良いイニング悪いイニング
はっきりしてしまうと、1軍相手の先発では、
ちょっと難しいかもしれませんね。
それでも113球を投げ抜くスタミナも付いていますし、
「もう1回」がもしかしたらあるかもしれません。
現状での課題は、やはり立ち上がり
できるだけ修正して、少なくなったチャンスで
再び結果を出してもらいたいところです。


一方、2番手で7回から登板したのが、
中継ぎの一員としての期待がかかる鈴木
ところがこちらも、思わぬ大炎上
7回は今岡を内角低目のストレートで
三振に打ち取るなど、三者凡退に打ち取ったものの、
「またぎ」となった8回に捕まってしまい、連打を。
いきなり先頭のフォードにセンター前に運ばれると、
続く鳥谷にもライト前で無死一、二塁。
ここで途中出場の野口に甘く入ったストレートを叩かれ、
左中間突破の2点タイムリーツーベースを許すと、
藤原の三ゴロ野選などでさらに1点。
そしてとどめは2死一、二塁からの
の右中間突破の2点タイムリースリーベース。
結局この回5安打を集中され、信じられない5失点
予定の2イニングを投げきれずに降板となってしまいました。


まあセットアッパーの位置に入れば、
2イニングということは稀かもしれませんが、
もともとロングもこなせる鈴木なうえに、
自らも好きと言っていた甲子園での大炎上。
思わず目を覆いたくなりましたね。
ただここで打たれてもしっかりシーズン挽回してくれれば。
谷繁も相手がどんなところを打ってくるのかを
経験することでシーズンに活かせると話していましたが、
それでもやはり5失点はちょっと…。
救いはボール自体が悪くなかったところ。
まあ今回はホームチームの新装披露
花を持たせたということで、
次はしっかり抑えてくれればと思います。


◇イ・ビョンギュ
<阪神との練習試合に
3番・DHで先発し、3打数2安打1打点と気を吐く。
5回に右中間にタイムリー二塁打を放つなど、
苦手相手の前哨戦で見事なマルチ安打をマーク>
「タイムリー? (0ストライク)2ボールだったからね。
直球を狙って、その通りに直球がきたから、うまく打つことができたよ。
今年は体の近くまでボールを引き寄せて打つことを心掛けてるんだ。
去年は打ちにいき過ぎて、体が前のめりになることが多かったから。
体がうまく反応できるようになった。
まあ、ここまでは順調にきている。これを続けていきたいね。
あとはこの好調さを維持できるように努力するだけ」

<初回の第1打席でも左腕・下柳から中前打>
「下柳? あれは遊ゴロ。ラッキーだったよ」

<昨季、阪神との対戦打率は最も悪い.184。
それでも今季はしっかり対応できることを証明>
「阪神に苦手意識? 特にそんなのないよ。
(相手は)関係ないよ」

<母国・韓国代表が12日に北京五輪出場を決め>
「よかった」

<だが最終予選メンバーから外されてから
頭には『五輪』の2文字はない>
「自分はまずドラゴンズを優先している。
代表に入っているわけでもないですから」
中スポスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー

◇高代野手総合チーフコーチ
<2年目の今季にかけているイの変身ぶりを認め>
「今年は目の色が違う。
昨年の雪辱を晴らしたいというのが強いんじゃないか」
ニッカン


◇トマス・デラロサ
<2番・遊撃で先発フル出場。
初回1死一塁の守備では、荒木の送球を受け、
体勢を崩しながらスナップスローで一塁転送し併殺を完成。
5回には遊撃内野安打で出塁するなど、攻守でアピール>
「調子が上がってきている。守備もトライすることを考えている」
ニッカン

◇西川明
<途中出場で打撃をアピール。
7回、金村大裕の直球をライナーで右前打。
9回の中飛も当たりは凄かったが>
「プレーに余裕が出てきた。いいスイングができました」
(中スポ)

◇荒木雅博
<新装となった甲子園にも動じず>
「別に影響ないですよ。
内野が近くなっていいんじゃないですか」
ニッカン

◇中村紀洋
<4番に入り、三塁と一塁を守ったが、
新装となった甲子園はまったく意に介していない>
「そんなに変わらん。
(内野席が)緑になって、ボールが見やすくなった。
(ファウルゾーンがせまくなり)ファウルが多くなるので、
ファウルボールでファンが危ないね。
お客さんはグラブを持って応援しなあかんかな」
スポニチ名古屋ニッカン


◇落合監督
<初めてリニューアルされた甲子園に足を踏み入れる。
試合前、球場を見渡し、ベンチに腰をかけた。
『欠陥ベンチ』の感想を問われると、
まったく動じることなく淡々と答えて>
「何も言うことはないよ。こっちが何か言うことじゃない。
こういう球場があって、こういうベンチがある。
だったらそこでやるんだよ。
落ちたら危ない? 落ちればいいじゃねえか。
ベンチにいるみんなが落ちないように助けるよ。
例えばナゴヤドームのことなら、
どうしようかと考えるけど、こっちはビジターなんだから」

<試合後、帰りのバスへ向かう途中、
阪神の球団関係者の『何か問題ありましたか?』との声に>
「何もないですよ。あとはそっちでやってください」
ニッカン


◆森野将彦
<左手第三中手骨の骨折のため、調整中。
この日ナゴヤ球場で故障後初となるフリー打撃を再開。
西打撃投手がほぼ全力で投げたボールを打ち返し、
50スイング中6本のサク越えを披露するなど、快音を連発。
予想以上のケガの回復を実感、素直に喜ぶ>
「形どうこうより、(この段階で)打てたことがよかった。
今まで1カ月間(屋外で)打ってなかったので、気分がいいですね。
(故障個所に)衝撃もなかったですし。
最初はもっと緩い球を打つつもりだったけど。
怖さもなく打ててることが進歩です。
(ケガの回復の早さを)1番自分が驚いてますよ。
まあそんなね、打てればいいかなと思って打ったものが、
思ったよりも打てましたし」

<また一歩、確実に段階を上がったが
今後については、これまで通り慎重な姿勢を崩さない>
「(打撃の)形が悪かったんで
まだまだ振り込まないといけないし、
やらなきゃいけないことはいっぱいある。
このまますべて順調にいくとは思っていない。
できることを目いっぱいやって、
あとはどうなるかって、それだけですね」
中スポ、CBC)

◇宇野打撃コーチ
<森野の打撃をケージの後ろで見守り、感嘆の声を>
「やっぱりお前は天才だ」
中スポ

◇早川育成コーチ
<フリー打撃後、森野のノッカーを務め>
「(ノックの目的は)キャンプで出遅れているので、
足腰を強化するためと、打撃では使わない
下半身の筋肉を鍛え、野球ができる体をつくる練習」
中スポ


主軸のウッズ、和田に加え、井端ら
参加しなかった甲子園での無観客練習試合
この日は、3番・DHでイ・ビョンギュ
4番には三塁で中村紀洋を起用。
そして5番・中堅で平田というクリーンアップに。
しかし下柳を始めとした阪神投手陣の前にわずか1点。
貧打モードが相変わらず続いているようです。

その中でチームでただ1人、
マルチ安打で気を吐いたのが、イ・ビョンギュ
初回2死の第1打席では下柳からセンター前に運ぶと、
続く2打席目は、外角一辺倒の変化球で
3球三振に倒れたものの、
5回1死一、三塁のチャンスでは、
阪神2番手・玉置隆の内へのストレートをジャストミートすると、
痛烈なライナーが右中間を襲うタイムリーツーベース
この日チーム唯一の打点を稼ぐとともに、
昨季打率.162と苦手としていた甲子園で、
リニューアルしたところをアピールしたようです。


地方3連戦には参加していたウッズ
抜けていたこともあり、迫力に欠ける打線ですが、
またもイ・ビョンギュがタイムリー。
今季はしっかり弾き返しての当たりが多いですが、
現状では順調にキャンプの成果が出ているのでしょうね。
2打席目の三振などは相変わらずのようですが、
このオープン戦、走者を溜めた打席で、
結果を残しているところがかなり目立つのは、
やはり昨季の屈辱をバネにして、
今季は「やってやる」という気持ちが
心の中にあるからではないかと思います。

この日、ナゴヤ球場では、
「天才森野」(英智談)が故障後初となる
屋外でのフリー打撃を行ったようですが、
守備練習がボチボチという現状では、
間に合わない可能性もかなり高いでしょう。
そうなるとイ・ビョンギュが、
このまま3番に座り続けることになるかも。
まあ数字は残している上、主力で数少ない左打者ですし、
今後もできるだけ打ち損じを減らし、
その分ヒットを増やしてくれればいいなと。
着実に日本野球に適応してきているうえに、
今季は大化けの予感もありそうな背番号7
ここがピークでなく、2週間後がベストとなるよう、
これからのゲームでも存在をアピールしてほしいです。


そのほかの野手では、
9番・ライトでフル出場の藤井が1安打1四球。
特に左前打となった第2打席の当たりについては、
しっかり振り切れたことに充実感を感じている様子。
それでも7回のライトへのライナーの当たりは、
チャージしてきたライト・葛城にうまく処理されたうえ、
微妙な打球に一塁走者・上田のスタートが遅れ、二塁封殺。
まさかの「ライトゴロ」となってしまい、
本人的にはヒット1本損したことに、ややガッカリだったようです。


1-10での大敗となりましたが、開幕前の前哨戦を終え、
今季の阪神の様子がおそらくインプットされたことでしょう。
4月8日の甲子園開幕が奇しくもドラゴンズ戦となるだけに、
今後はスコアラーなどのレポートで特徴を掴み、
多くの虎ファンで埋まるであろう
シーズン本番では、しっかりやっつけてほしいなと。
きょうの反省を生かし、つなげてほしいと思います。
ちなみにドラゴンズナインは試合後、東京に移動。
あす15日からの関東・札幌遠征に備えました。


若竜トピックス(13日)

◆ウエスタン教育リーグ
広島-中日
(13日・広島東洋カープ由宇練習場)
 D 020 010 200 =5
 C 010 001 100 =3
[勝] 佐藤充
[D本] なし
[D投] 佐藤充、石井、樋口
広島東洋カープ

◇樋口賢(高校生ドラフト3巡目)
<8回から3番手で登板。
2回を1奪三振無失点。6人斬りのパーフェクトに抑える>
「前回(9日・東海理化戦)の投球では崩れてしまいましたけど、
きょうはブルペンの投球練習で投げるポイントをつかむことができました。
自分のいいときに近い投球ができました」
中スポ

◇佐藤充
<先発で6回を投げ、8安打を打たれながら、
粘りの投球でゲームをつくる。
大量失点を許さなかったことに、わずかながらの収穫を>
「ランナーを出しても要所を抑えることができた。
これからも、こういう粘りは大事にしていきたいですね」
中スポ


山口・由宇での
ウエスタン教育リーグ・広島戦は、5-3で勝利。
2回、無死一塁で6番DH・福田
広島先発・齊藤悠葵から左中間突破のタイムリー二塁打。
さらに1死三塁から8番・堂上直倫
センター前タイムリーで、2点を先制すると、
5回、1死一、三塁から岩﨑の右犠飛で1点追加。
先発・佐藤充がランナーを出しながらも
何とか踏ん張り、2回の山本翔のタイムリー二塁打と、
6回の山本芳彦の左前タイムリーの
2点にとどめる粘りの投球を見せると、
7回、広島2番手・相澤寿聡を攻め、
澤井の四球と岩﨑の犠打で1死二塁から、
3番・中村公治の中越えタイムリー三塁打、
さらに4番・新井の中前タイムリーという連打で
2点を加え、流れを掴むと
8、9回は、3番手で登板の準地元出身、
高卒ルーキーの樋口パーフェクトに。
前回の反省点を生かした投球で、ゲームを締めたようです。

11安打3点という広島の拙攻にも助けられたものの、
佐藤充がどうにか踏ん張ったようですね。
さらに広島・尾道商高出身の樋口は、準地元での登板。
先日の岡崎での山内ではないですが、
良い投球を見せられて、よかったのではと思います。

2008年3月13日 (木)

連勝ストップも平田1軍初アーチでアピール。

連日続くお膝元地方球場でのオープン戦。
3戦目の浜松球場での埼玉西武戦は、2-6で黒星に。
引き分けを挟んだ連勝は、5でストップとなりました。
先発・川井が2巡目以降に捕まってしまい、5回を8安打4失点。
開幕先発ローテーション争いから一歩後退となったもよう。
一方、打線も振るわず、5回までわずか1安打。
相も変わらぬ貧打モードでしたが、
敗色濃厚の最終回、平田がまたアピールしました。

◇オープン戦
中日-埼玉西武
(12日・浜松球場)
6086人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
埼玉西武
中 日
[敗] 川井(3試合1勝1敗)
[D本]平田1号
[Dバッテリー]
川井、平井、菊地、小林、中里 - 小田、小川

【ゲームレビュー】
中日は打線が振るわなかった。
5回まで埼玉西武の先発キニーに、わずか1安打に抑えられた。
6回、四球をきっかけにデラロサの適時打で1点。
9回、平田のソロ本塁打で1点を返しただけ。
初先発の川井は3回、G.G.佐藤に先制のソロ本塁打を浴びて、
投球が単調になり、5回を4失点と課題が残った。
中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


◇川井進
<オープン戦初先発も5回8安打4失点と崩れる。
G.G.佐藤と中村に本塁打を浴びるなどで4点を失い、
開幕ローテーション争いから一歩後退>
「(被本塁打は)内角に食い込むはずの真っすぐが、
いずれも甘くなってしまった。
最初の1発を打たれて、動揺というか、
どうやって打者を打ちとるか、珍しくマウンド上で考えてしまった。
初回はよかったけど、打者1巡したあとで
打たれ出したのは、反省しないといけない」

<先発の座を争う吉見、チェン、山本昌らに
大きく遅れをとったが、収穫もあった>
「ただ、後半の方ではインコースを使って、
外のチェンジアップというのができた。
次は外角のチェンジアップを有効に使っていきたい。
周囲は気にせずに自分なりの投球をやっていきたい。
次にチャンスがあればですけどね」
(東京中日、サンスポ時事通信ニッカン


◇平井正史
<オープン戦3試合目の登板で1イニングを3者凡退。
自己評価は辛口だが、安定感はあった>
「追い込んでからが甘かったですけどね。これからですよ。
江藤さんの最後は抜けたフォーク」

<リリーフ陣では守護神・岩瀬に次いで、
2番目の32歳には背中で引っ張る自覚がある>
「(右ひじ故障で)クルスがいなくなったといっても、
ボクが2イニング投げることはない。やることは一緒。
ただ、いまいる人間でカバーしたいとは思っていますよ」

<思えば1月は移籍した岡本真也と伊豆で自主トレ。
岡本の社会人時代のツテを利用して各施設を転々としたが、
頼っていた1歳年上の先輩はもういない>
「あのときは楽しかった」

<この日のMAXは141キロと、全盛時からいえば物足りないが>
「まだ体ができていないというのもあるけど、
直球はスピードだけじゃないですよ」
中スポ

◇中里篤史
<9回に登板し、1イニングを3者凡退で切り抜ける。
3人とも直球で左飛、中飛、中飛といずれも飛球に仕留め>
「真っすぐが指にかかっていた。
(相手打者に不利な)風が結構あったので、
フライが上がるような気がしていた。
これまで投げた中できょうが一番よかった」

<前日の埼玉西武戦に続き、初の連投。
それも全く苦にすることなく、投げ終え>
「試合前に肩が軽すぎると感じていたので、
遠投で肩を少し重くしました。
連投はオープン戦で1度やりたいと思っていたし、
相手がきのう(11日)と同じですから。
オープン戦で同じ相手に2日続けて投げられる機会はそうない。
肩の状態もいいので投げられてよかった」

<過去3試合ですべて直球で勝負してきたが、
この日3人目の栗山の初球にカットボールを。
登板4試合、47球目にして初めての変化球だったが>
「(カットボールは)試したかった。
今までにも変化球のサインは出ていたんですけど、投げなかった。
やっぱり僕には真っすぐしかないんです」。
中スポ中日新聞ニッカン名タイ

◆ラファエル・クルス
<10日の福岡ソフトバンク戦で右ひじ痛を訴えて降板。
精密検査を受けた結果、右ひじ靱帯損傷であることが判明。
復帰まで最低でも2カ月を要する見込みで、開幕絶望。
この日はナゴヤ球場でリハビリを開始>
「早く治したい」
中スポ


この日の先発は、オープン戦3試合目で
初先発となった左腕・川井
ここ2試合、山本昌、吉見と結果を残しているだけに
開幕6番手の座に向けては、続いてほしいところでしたが、
立ち上がりこそテーマにする
内角への速球を多投し、3人ずつ取っていたものの、
3回、先頭のG.G.佐藤にレフトへ先制弾を浴びると、
やや考え込んでしまったのか、
勝負どころで微妙なコントロールが乱れてしまう始末。
2巡目に入った4回には、1死からブラゼルに中安打の後、
続く中村にはレフトへ運ばれ、2ラン。
さらに続く5回も佐藤友亮にタイムリーを浴び、1失点。
終盤、チェンジアップを内外に投げ分けられた
収穫こそあったものの、結局この日は、
5回77球、8安打2奪三振1四球で4失点。
他の投手が結果を出し続けるなか、6番手の争いからは
大きく遅れを取るカタチとなってしまったようです。


ハイレベルな先発ローテ争い
ここでの「5回4失点」
やはり後退となってしまいそうな感が。
課題としている内への投球を今回も心がけてはいたものの、
勝負どころでの制球が今イチだったようで2本の被弾。
やはり大きな当たりがある選手に対し、
甘いところに入るのは厳禁、反省しないといけません。
さらに2巡目以降、一気に打たれたのも気になります。
短いイニングのリリーフと違い、
先発としての目安は、最低限5イニング
そこまでいかにゲームを作れるかですからね。
まあまだオープン戦ということもあるうえ、
収穫もいくらかあったようですが、
立場的にはやや厳しくなったのも現実。
「打たれた中でも勉強できた」ことを役立てられる
リベンジのチャンスが来ることを願っておきたいです。


その他の投手では、2番手・平井
江藤を空振り三振、G.G.佐藤を二飛、
細川を空振り三振と1イニングを3人でピシャリ。
ただ結果だけ見ると、まずまずのようですが、
20球とやや球数が多く、フォークが抜け気味だったのを
本人的には、反省点に挙げていたようです。

さらに3番手の菊地は、
打ち込まれての1回イニング4安打2失点。
先頭打者を三振に取ったものの、
そのあと上位打線に捕まって一気に4連打
川井同様イメージ的には、厳しいものになりそうですね。

一方、最終回に登板した5番手・中里
こちらは、打者3人をフライ3つ、わずか6球で料理。
前日の岡崎では内容が良くなかったものの、
指にボールが掛かっていたことで、ストレートも生き、
さらにカットボールも、このオープン戦初めて使用。
納得の投球で、オープン戦初の連投を無事に終えました。

まあ連投できたことは、収穫といっていいのですが、
まだまだ制球が不安定な面など、
使うにはコワい部分も多々あったりするのがこの投手
ただ結果的には4試合4イニング無失点ですし、
クルスが右ひじ靱帯損傷で開幕が絶望的。
チーム的にも、うまく開幕まで合わせてほしいと
願いたい部分もあるのではないでしょうか。
大きな期待を背負うであろう背番号18
今後の登板でもストレートを磨くとともに、
この調子を持続できるよう、やっていってほしいです。


◇平田良介
<9回、右越えにオープン戦第1号を放つ
オープン戦ながら3年目で1軍初アーチに会心の笑み>
「真っすぐを待って打ちにいきました。
打った瞬間、入ると思いました。
(フェンスを越えたのは)いいことだと思います。
けっこう飛んだんじゃないですか。やっとですね」

<森野の故障もあり、
今季はオープン戦全10試合に先発出場中。
ライバルの状況、起用法を見る限り、
開幕スタメンも現実味を帯びてきたが>
「結果は今でも気になっています。
やはりエラー(で出塁する)よりヒットがいい。結果が大事です。
チャンスですから。本気でレギュラーを取りたい。
そのつもりでやってます」

<ただ、同じ大阪桐蔭高出身で何かと比較される
北海道日本ハム・中田翔に話が及ぶと
オープン戦初打席で本塁打を放った後輩を持ち上げ>
「中田に? もう、負けてますよ」
中スポ、中日新聞、サンスポ時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


◇トマス・デラロサ
<2番・遊撃で3試合連続の先発フル出場。
オープン戦初タイムリーとマルチ安打でアピール。
6回1死二塁から中前へのタイムリーを放つと、
8回先頭の場面では右前打。打撃でも力を見せ始め>
「調子は上がっているよ。
使ってくれる落合監督には感謝しているんだ」

<同じ外国人のクルスが故障離脱中で、
4人まで出場選手登録が許される外国人枠入りが濃厚に>
「(登録の)ルールは知っている。
どんな形でもいいから自分は1軍でプレーしたい。
ポジションはどこでもいいからゲームに出たい。
開幕から1軍でプレーできるよう、必死に頑張っていきたい」
(東京中日、共同通信社スポニチ名古屋ニッカン

◇タイロン・ウッズ
<4番・一塁で先発出場も、3打数無安打に苦笑い>
「きょうは(気温が低くて)寒かったなあ」
ニッカン


◇荒木雅博
<試合前に落合監督に志願して、
今オープン戦2度目のフル出場。4打数1安打1盗塁を記録。
オープン戦4盗塁目となった初回の快走について聞くと>
「そのことなら何も言うことはないですよ」

<今季オープン戦、ここまでの全試合に出場している。
それは定評のある守備である改良を加えるため>
「守備位置を1メートルほど下げている」

<歩数にして2歩分下げることで守備エリアの拡大を図るが、
右肩の不安がなくなったからこそ、思い切って位置を下げられた>
「守備範囲を広げたい。
体の状態がいいし、足が動くからやってみようと思ったんです。
何より肩の調子がいいのが一番の理由。
(下がってみると、ホームから)遠いです」

<ある程度の手応えを感じているが、問題は土のグラウンド。
後ろに守る方が左右のエリアは広がるが、
内野が土だと敵の二塁手の守備位置付近が荒れ
イレギュラーのリスクが伴う。フル出場を志願した理由はここに>
「土のグラウンドは全部出ておきたいです。
土と人工芝ではボールの跳ね方が違うから。
(打球の)バウンドがどう変わるか分からない。歩幅が合わない。
あしたの甲子園(阪神との練習試合)も、(フル出場)ですね。
バウンドを合わせられるようにしておきたいんで」

<打撃面もこの日まで27打数5安打と
打率1割台(.185)で心配されるが、問題にしていない>
「今はキャンプの疲れが出ているところ」
中スポニッカン名タイ

◇落合監督
<試合前、報道陣との雑談で、荒木に最大級の賛辞を>
「あの守備範囲は驚異的だ。
チーム(内)だけじゃなく、日本球界で最高のセカンドじゃないか。
ショートなら何人かいるだろうけど、
セカンドであれだけ動けるのは過去にもいないと思う。
(自分が入団する前の)はるか昔は知らないけどね」
中スポ


一方、打線の方は、相変わらずの貧打
初回、先頭の荒木がライト前ヒットを放ち、
すぐさま二盗を決めたものの、
続くデラロサ、イ・ビョンギュ、ウッズという
外国人選手が軒並み倒れ、チャンスを生かせずに終わると、
その後は埼玉西武先発、マシュー・ケニーの前に
5回まで平田の三塁エラー出塁のみに抑え込まれるありさま。
6回に1死二塁からデラロサのセンター前タイムリーで
ようやく1点を返したものの、7回ウラには、
平田、井上、そして小川と3連打を重ねたものの、
代走・森岡が本塁タッチアウトになるなどで得点できず。
主力が抜けているとはいえ、終盤まで
やや物足りないムードが漂っていたもよう。

しかし最終回、この選手風穴を開ける一発を。
1死から迎えるは、6番スタメンの平田
埼玉西武3番手・グラマンから
カウント1-2からの4球目、142キロ、
外角高めのストレートにうまく反応すると、
低い弾道で伸びた打球は、そのままライトスタンドへ!
プロ3年目で待望となる1軍での初アーチは、
同時に低迷打線のなかでの大きなアピールに。
さらにこの日は、7回の第3打席でも
右方向へのヒットを放つなど、2安打2打点をマーク。
ここにきて3試合連続安打と、
再び上昇気流に乗ってきた背番号8
一時は消えかかった開幕スタメンも、
一層現実味を帯びてきそうです。


待望の第1号!オープン戦とはいえ、
プロ3年目で初となる
1軍でのアーチ
デラロサ
初のタイムリーを放ったものの、
他には目立ったところが
なかった打線で、
大きなアピールとなる一撃。
やはり今季の平田は、
何かやってくれますね。
ナゴヤに戻ってきて、
やや下降線にも感じましたが、
しっかり持ち味の
右方向への打撃もできていますし、
地方球場3連戦でだいぶ調子を取り戻したようで。
さらにセンターの守備でも、好返球もあったようですし、
開幕スタメンセンターの道も
おぼろげながら開けてきそうな感じです。

ただ開幕までには時間もありますし、
このまま行くかもわかりませんが、
それでも「ふざけるなよ、神様!」とか言っている
高校の後輩とは違い、しっかりも味方に付けていますし、
今後もどん欲に結果を求めていってくれればと。
高齢化レギュラーに風穴を開けてくれそうな
19歳(23日で20歳)の奮闘に、さらに注目したいです。


ドラゴンズトピックス(12日)

◇中村紀洋
<きょう13日の阪神との練習試合(甲子園)から実戦復帰。
最近3試合は井端、谷繁ら主力とともにナゴヤ球場に残留。
ミニキャンプを打ち上げ、開幕へ再スパート。
昨季打率.353の甲子園男は、新しくなった球場が気になる様子>
「グラウンドも少し違った感じがするのかな。
どう変わったのか、気にはなりますよね。
(甲子園では)打っている気はします」
(東京中日)

◆森野将彦
<左手第3中手骨骨折で離脱中。
ナゴヤ球場で2軍とともに練習、一塁と三塁の守備位置で
ノックを受け、屋内で打撃練習なども行う>
「とにかく今できることを頑張るしかない」
ニッカン


きょう13日は新装された甲子園球場
阪神との無観客練習試合が行われる予定。
開幕に備え、ベストに近いオーダーを組む方針に伴い、
地方球場3連戦に不参加でナゴヤで打ち込んでいた
井端、中村紀洋、谷繁らも復帰となるようです。
ところでこの日の甲子園では
阪神-巨人の練習試合が行われたようですが、
ホームの阪神側からは、落差があるベンチ危険を指摘する声も。
ビジターとはいえ、シーズン前に
その辺も確認しておいた方がいいでしょうね。

2008年3月12日 (水)

吉見0封開幕前進と山内壮馬オープン戦初登板!

オープン戦恒例であるお膝元地方球場3連戦
その2戦目となった愛知・岡崎市民球場での埼玉西武戦
先発・吉見が7回を無失点に抑える好投を見せ、
開幕先発ローテ入りへ大きく前進しました。
また大・社ドラフト1巡目の山内壮馬
オープン戦初登板を果たし、変化球主体の投球で、
1イニングを見事に三者凡退。
堂々たる投球で、上々の評価を得たようです。

◇オープン戦
中日-埼玉西武
(11日・岡崎市民球場)
5380人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
埼玉西武
中 日 ×
[勝] 吉見(2試合2勝)
[S] 中里(3試合2S)
[D本]ウッズ2号2ラン
[Dバッテリー]
吉見、山内、中里 - 清水将海、小川

【ゲームレビュー】
中日は巧みな試合運びで、引き分けを挟んで5連勝。
4回一死二塁からウッズの2点本塁打で先制。
8回には藤井の四球をきっかけに機動力を生かし、
1死三塁からデラロサの内野ゴロ(野選)の間に追加点を挙げた。
先発・吉見は6回まで三塁を踏ませない安定した投球。
7回に2死三塁としたが、無失点で切り抜けた。
中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


◇吉見一起
<埼玉西武戦で先発し、7イニングを5安打無失点と好投>
「長いイニング投げたいと思って(球場に)きたので、
そのへんはしっかり7回投げれたのは良かったですし、
球数も少なかったというか、
前回より少なかったので良かったと思います。

(前回の投球を踏まえて心掛けは)
まあ打たれるのはしょうがないというか、
打たれるか抑えるかなので、それは気にしてないですけども、
まあフライのヒットとか、間抜けるゴロのヒット以外は、
自分の失投と思ってやってるんで、
ゴロのヒットはもう仕方ないという感じでやっています。

(投球に手応えは掴んだか)
いや、手応えとか、そんなの別にないですけど、
まあ前回と同じような感じで
のらりくらり7回投げれたかなと思います。

(がむしゃらさを感じるが)
前回も言ったんですけど、結果を気にしすぎては、
自分のスタイルは出せないので、もう本当結果気にせず、
がむしゃらにいっています。はい。

(ローテ入りに前進?)
いや、でもほかのピッチャーの方も結果残しているので、
まあ先発入るとか、そういうローテーション
目指しているとかももちろんですけど、
あまり気にせず、もう1日1日しっかり
自分の投球ができるようにしていきたいです。

(前回はシュートが、今回はスライダーが良かったが)
そうですね。あのうきょうシュートはあんまり投げてないんで。
あまりこれは言えないですけど、
まあそうですね、しっかり自分で考えて、
意図のあるボールが投げれたかなと思います」


<初回、いきなり2安打を浴びて1死一、二塁。
1年前の3月14日の小牧では4回9安打8失点と炎上。
2軍落ち。その悪夢が脳裏をよぎったが>
「またかと思いました…。
でも結果を気にしすぎると自分の投球ができない。
打たれたら仕方ない、腕を振ってプラス思考で投げようと思った
うまく気持ちを切り替えられました。『そんなの関係ない!』って」

<豊富な球種を思い通りに操り、
持ち味の制球力をフルに発揮>
「すべての球種を思ったところに投げられた。
勝負どころですべてのボールがいいところに投げられた。
自分は三振を取るタイプではないので、
ゴロのヒットは気にしない。
ゴロを打たせるのが自分のスタイル。
球数も少なかったし、良かった」

<社会人時代の先輩であるオリックス・金子から
前夜授かったの助言を忠実に守った結果、
ストライク先行の投球ができて前回より球数が激減>
「(金子さんからは)最初から120%の気持ちで行けと。
前は抑えてもカウント2-2とか2-3が多かったので…。
初球は120%で投げました」

<じわじわと近づくシーズンの開幕。
戦いに向けた準備に身を置く立場を自覚。
昨年の失敗を、しつこいぐらい記憶に留めているが>
「勝負のときに、しっかりと思ったところに投げられた。
これが昨年とは違うところ。
(昨年は)いいところを見せようとして裏目に出た。
結果を気にしすぎて、自分のスタイルを出せなくなった。
当たり前のことなんだけど、気持ちの問題。
やっぱり気持ちが大切なんですね」
中スポ中日新聞共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン、東海)

◇森バッテリーチーフコーチ
<7回0封で、また結果を残した吉見に
『開幕1軍内定』は出したが、先発ローテ入りは保留>
「抑えているんだから自信にはなる。
結果を出している。(先発の)6番目に入っても、
外れてもロング(リリーフ)で待機できる。1軍はあると思うよ」、
スポニチ名古屋ニッカン


残りわずか1枠という開幕先発ローテーション。
その座を目指す吉見がオープン戦2度目の登板。
先発して、埼玉西武打線を、
7回まで5安打4奪三振2四球で無失点。
2試合連続の好投を見せ、存在を大いにアピールしたもよう。

立ち上がり、片岡中島にヒットを浴びて、
1死一、二塁のピンチを背負ったものの、
迎えた4番・江藤を内へのストレートで見逃し三振。
さらに続く中村を遊ゴロに打ち取り、切り抜けると、
2回以降は、時折得点圏にランナーを背負いながらも、
連打を一度も許さない安定した投球。
MAX146キロのストレートに
スライダー、パームボールという
変化球を思い通りに操れたうえに、
低めにボールを集める制球力もまずまず。
さらに今季のテーマでもある「がむしゃらさ」に加え
この日は社会人時代の先輩・金子(オリックス)からの
「初球から全力投球」という助言も忠実に実行。
気持ちもしっかり入れての投球で、
自分のスタイルであるゴロアウトを積み重ね、7回を0に。
これでオープン戦の連続無失点イニングを
『12』に伸ばした背番号19
それは同時に開幕6番手の座に向けても
大きく前進と言わしめるものとなったようです。


がむしゃら魂。前日の岐阜では、
ベテランの昌さん
「らしさ」を取り戻し、
5回を2失点。
これで優位に立つのでは
ないかなと思いきや、
この日は、吉見
見事な投球内容で7回無失点。
先発6番手においては、
「一歩リード」
認めざるをえない。
それぐらいの投球だったようですね。
前回登板の巨人戦では、右打者へのシュート
バットをへし折る攻めの投球を見せてくれましたが、
今回の登板では、そのシュートをあえて封印
それでも開幕まで10日を切っている埼玉西武打線
散発5安打無失点に抑えてしまうのですから、
いかに充実した投球だったのかが伺えます。

今季ここまでの登板で、吉見の成長を感じるのは
やはり「気持ち」の面じゃないかなと。
どちらかというとマイナス思考だった吉見
「ちょっとぐらいのヒットなら仕方ない」
プラス思考に切り替え、思い切り投げ込んでいる。
もともとその投球には定評があり、
希望枠で入団してきた投手だけに
気持ちが充実していれば、このぐらいの好投ができるのだなと、
そう改めて感じさせてくれた今回の7回無失点でした。

ただ他のチームなら当然
「開幕ローテ確定」となるところですが、
そうはいかないのが、今季のドラゴンズ投手陣
何と言ってもここまでのチーム防御率が、1.11
かなりのハイレベルになっていますからね。
次回はおそらく横浜、神宮といった関東の球場で
再び長いイニングを任されることになるでしょう。
わずかでも結果が出なければ
振るい落とされるサバイバルが続きますが、
しっかりと自分の投球を貫き、その座を射止めてほしいです。


◇山内壮馬(大・社ドラフト1巡目)
<8回から2番手でオープン戦初登板。
1イニングを3者凡退で抑えて、上々のデビュー>
「お客さんの数といい、1軍の雰囲気は違うと感じた。
でもマウンドに上がったら景色は一緒だった。
意外と落ち着いていけましたね。
バッターだけ、しっかり対戦できるように、
思い切っていこうと思ってました。
気持ちよく投げられました。
逃げて四球を出すような
情けないピッチングはしたくなかったのでよかった」

<地元出身のルーキーが記念のマウンドを踏んだのは、
くしくも実家のある豊田市と隣接する岡崎の地だった>
「高校(杜若高)時代に投げたことがある球場。懐かしかった。
(地元で投げられたことには)うれしいですね」

<急きょ決まったオープン戦デビュー。
並の新人なら緊張で硬くなってもおかしくないところだが>
「前の晩から楽しみで仕方がなかった」

<真っすぐは2球だけで最速は141キロ止まり。
代わりに変化球をコーナーへ集めた>
「四球を出さず、腕を振ることを考えた」

<現状の中継ぎ陣は手薄な状態。
本格的な中継ぎ登板となると名城大1、2年時以来。
調整方法などは先発の時と変わってくるが
経験しながら差を埋めていくつもり>
「出られるところでやりたい。
中継ぎにも慣れていかないといけないし、
いろんなことを想定してやらないと。
中継ぎの調整とかは人に聞くよりも自分で経験しないといけない」

<一気に開幕1軍も視野に入ったが>
「開幕1軍になれたらうれしいけど、まだ1回を抑えただけですから。
今は与えられたところでしっかりやる。
もっと長いイニングを投げられるようになっていきたい」
中スポサンスポ時事通信毎日jp
スポニチ名古屋ニッカン名タイ、CBC)


◇荒木雅博
<山内登板の8回、3つの二塁ゴロを処理。
ベンチに下がる際、山内に声を掛けからかう>
「(登板前に)しっかり守ったるとは言ったけど、
何も3つもオレのところに打たせなくてもいいだろ」
中スポ毎日jpニッカン

◆中島裕之(埼玉西武)
<山内と対戦して、二ゴロに倒れる。
社交辞令も交えながら、山内をこう評して>
「(真っすぐが)少しカット気味でしたが、勢いがある。
いい球がきていたと思いますよ」
(東京中日)

◇森バッテリーチーフコーチ
<満点デビューの山内に再度の登板チャンスを明言>
「あれだけカットボールでストライクが取れれば十分だ。
今のチーム事情から言えば、
右の中継ぎとして入り込む余地はある。
もう一度1軍に呼ぶ。次はもっと厳しい場面で投げさせる。
(落合)監督も見たい見たいだろうからな」」

<右ひじのじん帯損傷で
全治約3週間と診断されたクルスについて>
「今、チームにいない人間のことは考えていない!
投手は他にもいる」
中スポサンスポ時事通信毎日jp
スポニチ名古屋ニッカン12名タイ


◇中里篤史
<3点リードの9回1イニングを無失点。
いきなり中越え二塁打と四球で
無死一、二塁のピンチを招いたが、自慢のストレートで押して、
後続の3人を中飛、遊飛、補邪飛と仕留め、2セーブ目。
オープン戦は3試合で未だ無失点と、結果は残している>
「調子はよかったですね。
フライでアウトが取れたのもよかった。あとちょっとですね。
打者がポップフライを打つような直球で攻めたい」
(東京中日、ニッカン

◇菊地正法
<都市対抗や社会人選手権などの予選のほとんどが
行われる。岡崎市民球場は東海地区社会人選手にとって『聖地』。
久々に足を踏み入れた東邦ガス出身の左腕も感慨深げ>
「ずっとここで投げていましたね。投げやすい球場でしたね」

<富士宮東高を卒業してからの2年間は三菱自動車岡崎に在籍。
この日は登板機会もなかったが、懐かしい思い出に浸る>
「(かつての同僚は)キャンプ中なんですよ」
<ドラ番記者>


ぽかぽか陽気のなか行われた
岡崎市民球場でのデーゲーム。
好投した吉見を8回からリリーフして、
この日、オープン戦初登板を果たしたのが、
大学・社会人ドラフト1巡目の山内壮馬
6日の教育リーグ・サーパス戦で4回完全。
その投球が評価され、急きょ決まったデビューでしたが、
埼玉西武の上位打線に対し、
持ち前の強心臓で堂々たる投球を披露。

先頭の片岡から初球、外へのカットボール
見送りのストライクを奪うと、
続く2球目もカットボールを連投。
3球目のチェンジアップは外れたものの、
カウント2-1からの4球目、再び外へのカットボール
二塁ゴロに打ち取って、最初のアウトを取ると、
続く赤田に対しても、変化球主体の投球。
初球、外へのカットボールで空振りを奪い、
2球目はスライダーで三塁側へファウル。
そして3球目はチェンジアップで落としての二塁ゴロ。
さらに3番・中島には一転して、真っすぐを使用。
初球、内角低めのカットボールはファウルされ、
2球目は高めにストレートが抜けたものの、
カウント1-1からの3球目は、この日MAXの143キロ。
内へのストレートで詰まらせ、
二塁ゴロに仕留めてのスリーアウト。

多彩な変化球を駆使して1イニングを三者凡退
スタンドからは母親も見守るなか、
高校時代に登板したことのある思い出の岡崎
上々のデビューを果たしたルーキー
わずか10球ながら、その評価を一気に上げたようです。


出身地の豊田に近い、岡崎での登板。
さらに1軍オープン戦初登板ということで、
緊張してもおかしくはないところですが、さすがは強心臓。
本番に強いところを見せてくれましたね。
ストレートよりも変化球に自信を持っている投手だけに
どんな感じで投げ込んでくるかと思いましたが、
小川のリードは、変化球が主体。
自信のあるボールを思い切って投げ込めたことが
今回の好投に繋がったのではと思いますし、
やはりキャンプから変えたというノーワインドアップ
この効果が山内を成長させているのでしょう。

デビュー戦としても、上々の出来。
森コーチもその投球を評価し、次のチャンスも示唆。
本人が目指す先発の座は、難しいでしょうが、
現状で空いている右の中継ぎの座。
タイプこそ違いますが、昨季の浅尾のように
今後も一気に存在をアピールすることができれば、
キャンプ中には想像が付かなかった「開幕1軍」
ひょっとしたら見えてくるかもしれません。

あくまでデビュー戦。あくまで1イニング。
課題もまだまだありますが、やはり可能性を持つルーキー
次回の登板は、厳しい場所になるらしいですが、
持ち味が発揮できることを期待したいです。


◇タイロン・ウッズ
<4回1死二塁から西口から左翼スタンドへ運ぶ
オープン戦2号となる先制2ランを放つ>
「風に助けられたね。ラッキーだと思う。
でも、徐々によくなっているのは確かだよ。
ボールも見えるようになってきた。
毎日少しずつ良い感じになっている。
開幕までにもっと良くなっているよ」

<ちなみに4日の『第1号』の相手も同じ西口>
「いい投手から打てたね。
彼(西口)もシーズンに向けて
色々確認しているところなんだろう。
オレもそうだ。毎日少しずつ向上していくことが大事なんだ。
開幕までに調子を上げるよ。
いろんな投手を見て慣れていきたいね」

<試合前には新外国人のデラロサにケージ裏で打撃教室。
身ぶり手ぶりもあれば、地面にバットで何やら書く場面も…。
自分以上に後輩を気にする頼もしい兄貴分の一面をみせ>
「タイミングの取り方とか気付いたことを言ったんだ。
彼(デラロサ)は1年目だからね」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇立浪和義
<5番・DHとして初めてスタメン出場し、2安打を放つ。
代打やウッズとの交代で出場してきたが、
この日は最多の3打席に立った>
「これから(オープン戦も)後半にさしかかっていく中で、
(打席に)立たせてもらっていることはありがたいことですね。
立たせてもらえる打席は大切にしたいです。
いろんな投手のいろんな球を見ておきたいから」

<オープン戦7試合で10打数5安打2打点。
打率5割に到達する順調な仕上がりに上機嫌>
「5割? ワッハッハッハ。
どっちもシーズン中にほしいようなヒットでしたね」

<シーズン中と同様にチャンスで打席に立つと、
きっちり安打を放ち、期待に応えている>
「シーズンと同じでいい場面で
打席に立たせてもらっているし、同じように結果も求めている」

<肩書は変わっても『代打の切り札』は健在。
さらに周囲に目を配る余裕も。
近づいてきた報道陣に笑いながら>
「僕じゃなくて他の人にも注目してあげてください。公平にね」
(中スポ、スポニチ名古屋ニッカン名タイ

◇藤井淳志
<9番・左翼で先発フル出場。
四球で出塁した8回、二盗に成功。
デラロサの一塁ゴロで三塁から本塁を陥れる。
しかし直前の球で盗めなかったことを反省>
「(本塁への)スタートはまずまずでしたが、
理想は盗塁を一発で走りたかったです」
(中スポ)

◇トマス・デラロサ
<2番・遊撃で出場し、好守を連発。
2回1死からセンター前に抜けそうな当たりをキャッチすると、
3回2死からはボテボテのゴロを素早い送球でアウトに>
「守備は高代(野手総合チーフコーチ)さんや
川相(内野守備走塁コーチ)さんに
教わって、レベルアップしていると思う。
日本の打者は左打者でも遊撃に鋭い打球を打つ。
徐々に対応しているよ」
(東京中日)


3-0で完封勝利を収めたこの日のゲーム。
先制は、4回1死二塁。
4番・一塁でスタメンを果たした主砲・ウッズの一発でした。
埼玉西武先発・西口の高めストレートを振り抜くと、
高々と上がった打球は、風にも乗って、
そのままレフトポール際へ。
一週間前と同じ西口からのオープン戦第2号
18打数3安打の打率.167と数字こそは低調ながら、
自身にとっては、上昇気流を感じる一発となったようです。

またこの日は、井端、中村紀洋に加え、
和田、谷繁らもナゴヤ残留組となったことで、
5番・DHでベテラン・立浪がスタメン出場。
ここまでは代打での1、2打席だったものの、
この日は、今オープン戦最多の3打席
しかも2、4回と西口のスライダーを叩き、2打席連続の中前打。
今や公式戦ではまず見られないマルチ安打をマークし、
岡崎のファンを喜ばせていたようです。
もっか打率5割と絶好調の兼任コーチ
「絶好のお手本」を見て、若竜も学ばないといけないですね。

ちなみにこの日の勝利で、
ドラゴンズは、引き分けをはさんで5連勝!
埼玉西武を抜いて、オープン戦首位に立ちました。
まあシーズンとは直結しない「オープン戦首位」ですが、
響き的には、悪いものではないですね(笑


若竜トピックス(11日)

◆ウエスタン教育リーグ
中日-阪神
(11日・ナゴヤ球場)
  211 000 000 =4
 D 000 010 000 =1
[敗] ネルソン
[D本] なし
[D投] ネルソン、齊藤、清水昭信、金剛、高橋
公式ファーム


◇マキシモ・ネルソン
<ウエスタン教育リーグ・阪神戦で来日初先発も
3イニングを投げ、5安打2四球4失点と打ち込まれる>
「スピードは出ていたが
肝心のコントロールがよくなかった。
1軍のオープン戦でも走られたから、
クイックモーションをもっと練習しないといけない。
コントロールがまだまだ。焦らずに練習を続ける」
中スポニッカン

◇新井良太
<教育リーグ4試合にすべて『4番』で先発出場。
9回に橋本健太郎から中越え二塁打を放つなど2安打。
4回は上園から中前打を放ち、打率.412と好調をキープ>
「(二塁打は)詰まっていたけどうまく押し込めました。
ボールがよく見えています。
ボールへの入り方もいいので、これを継続していきたい」
中スポ


◆森野将彦
<左手第3中手骨骨折からの復帰を目指して2軍で調整中。
この日はナゴヤ球場で山なりの遅い球を打ち返す練習を開始。
開幕復帰の目標を掲げるも、急アクセルを踏もうとは考えていない>
「(強い球を打つには)まだまだ難しいです。
ピッチャーのボールを打たないと野球はできないですから」

<10メートル弱離れたところから、
早川コーチが投げる山なりの球を打つ。
故障の影響はみられず、両手で力強くバットを振り抜いたが、
そこまでの感触はないという>
「ティー打撃のボールを上から投げてもらってる感じです。
タイミングを取ってる感じです。
段階は上がってないです。フルスイングじゃないですよ。
8、9分? そこまでいってないかな」

<着実に前進しているが、まだステップはたくさんある>
「無理しないよう、負担がかからないように」
中スポニッカン


ナゴヤ球場での教育リーグ・阪神戦は、
序盤の失点が響き、1-4で黒星。
その敗因となったのが、来日初先発のネルソン乱調
立ち上がりからストレートが高めに浮くなど、
制球が乱れ、1死二、三塁のピンチ。
ここで迎えた阪神4番・高橋光信
フルカウントから高めのストレートを
ライト前に運ばれ、先制2点タイムリーを許すと、
続く2回も先頭打者の四球をきっかけに、
三塁へ進まれたうえ、大城祐二にタイムリーを浴びる始末。
しかもその大城には初回、2回と2盗塁を許すなど、
課題であるクイックの問題も露呈。
結局この日は、3イニングを投げ5安打2四球4失点。
来日MAXの149キロをマークしながら、まだまだ課題山積み。
寝損くんはしばらく時間がかかりそうな気配です。

2008年3月11日 (火)

山本昌らしさ戻ってきたと和田岐阜凱旋タイムリー。

岐阜・長良川球場でのオープン戦、
福岡ソフトバンクとのゲームは、3-3で9回規定によりドロー。
今季オープン戦初先発となった山本昌が5回を2失点。
本塁打2本を浴びたものの、制球よく丁寧な投球。
開幕6番手に向け、少しらしさを取り戻してきました。
一方、地元・岐阜市出身で『凱旋試合』となった和田
5番・レフトで先発出場を果たすと、
初回のタイムリーを含む2安打1打点
大きな声援を受け、故郷に錦を飾る一戦となったようです。

◇オープン戦
中日-福岡ソフトバンク
(10日・岐阜県営長良川球場)
7836人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ソフトバンク
中 日
(9回規定により引き分け)
[D本] なし
[Dバッテリー]
山本昌、菊地、鈴木、クルス、小林 - 谷繁、小田

【ゲームレビュー】
中日はオープン戦初先発の山本昌が5回を投げて2失点。
2本塁打されたが、制球は安定していた。
福岡ソフトバンクホールトンは3回3失点といまひとつ。
3番手の大隣が5回を1安打に抑えた。
3年目の松田は2号ソロなど2安打。
共同通信社ニッカン式スコア


◇山本昌
<オープン戦初先発で、5イニングを4安打無四球2失点。
開幕ローテ入りに向けて、まずまずの内容も淡々と自己評価>
「本来の予定は3、4回くらいだったけど
球数が少なかったので投げさせてもらいました。
序盤の球数が少なかった。60球くらい投げたかったから。
もっともっとこう、(コントロールの)精度を
上げていかなきゃいけないところもあるし。
それでも回数を投げられたので良かったかなという、はい。
四球で崩れることもなかったし、
ランナーをためることはなかったんで、
点は取られたけどまずまずだと思う」

<03年3月12日の西武戦(刈谷)以来、
5年ぶりとなるオープン戦での地方球場登板に>
「雨で中止になるかと思ったけど、
沖縄と同じくらい暖かくなってよかったね」

<例年なら、あまり結果を意識せずに
内容を重視する時期だが、試合をつくることに集中>
「どういう感じでゲームにしていくかを考えながら投げた」

<3回に松田に、5回にレストビッチに
それぞれ左越えソロを浴びたことについて>
「松田には上手に運ばれてビックリしたけど
2本目の本塁打は防げた。直球の制球力を磨かないと。
もう1つボールへの力の入れ具合を何とかすれば、防げたと思う。
あれをヒットに抑えておけば、楽な投球ができたのに。
今後はフェンスを越えないボールを投げないといけない」

<先発の座をめぐり、若手のライバルとの争いは
開幕直前まで続きそう。次回登板を見据え>
「満点よりは(むしろ)いいかな。
また気を引き締めて調整していきたい。
キャンプはたくさんね、
一番たくさんストレートを投げているんですけども、
またもうひと皮むけてほしいなという感じですね。
とりあえず体の方は元気があるなというのはありますんで、
あとは本当に調子を上げていって、
安定感のあるピッチングができるようになればと思っています。
次(のチャンス)があったら、頑張りますよ」
中スポスポーツ報知毎日jpスポニチ名古屋
ニッカン名タイデイリー、CBC、メ~テレ)

『朝、雨が降っていたので中止かとも思いましたが、
突然晴れてなんとか試合はできました。
当初は3、4回という予定で上がったのですが、
球数が少なかったこともあって5回まで。
まだ真っすぐが、いきたいところで
ストライクにならない部分がありますが、
変化球がよくなってきて四球もなかったので
ギリギリ及第点というところでしょうか。
次のチャンスもあるでしょうから、頑張っていきたいですね』

(山本昌公式HP『山本昌広ニュース』より抜粋引用)

◇谷繁元信
<バッテリーを組んだ山本昌については好感触>
「らしさが少し出たかなという感じ」
(中スポ、スポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン名タイ

◇森バッテリーチーフコーチ
<山本昌が先発争いに踏みとどまったことを示唆>
「2被弾? この時期に悲観するような内容じゃない」
スポニチ名古屋ニッカン


オープン戦2度目の登板は、先発でのマウンド。
しかし「特権なし」ということで、
5年ぶりとなる屋外地方球場での登板に。
しかし元祖『地方球場の鬼』はそんなことは
もろともせずに、持ち前の丁寧にコーナーを突く投球。
立ち上がり、川﨑、仲澤を内野ゴロに取ると、
続く柴原も内角高目のボール球で空振り三振。
2回も4番・松中に対し、ストレートで内へ突いたうえ、
スライダーで打ち上げさせてのショートフライ。
さらに江川、井手正太郎と三塁ゴロに仕留めて、三者凡退。
低めにボールをしっかり集め、内野ゴロなど打たせて取る投球
テンポもよく久々に「昌らしさ」が出た序盤となりました。

3回以降も大きく崩れることもなく、
1死から、地元・岐阜出身の松田
若干中に入った外角低めストレートを
うまくレフトスタンドに持っていかれ、
この日の初被安打がソロ本塁打となったものの、
4回1死一塁には、またも松中をフルカウントから
外へのスライダーで見事な空振り三振ゲッツー締め
直球、スライダー、スクリューを駆使し、
福岡ソフトバンク打線をわずか2安打、さらに無四球と
安定した投球で、予定の4イニングを投げ終えました。

ところが4回44球とやや球数が少なかったこともあり、
志願の続投となった5回に、若干の詰めの甘さが。
2死を取った後、マイケル・レストビッチに対し、
カウント2-2から谷繁の内への構えよりも
高めのストレートが若干、中に入ったところを捉えられると
打球は伸びて、そのままレフトスタンドへ。
さらに続く松田に一、二塁間を抜かれるなど動揺も。
それでも田上の遊ゴロをデラロサが好捕して二封。
結局この日は、5回66球、4安打2奪三振2四球2失点。
無失点だった前日までの先発4本柱に比べると、
数字こそやや見劣りこそするものの、
ベテランらしい持ち味をしっかりと発揮。
次のチャンスにつなげる好投となったようです。


順番だからということで、
地方球場での登板までは意識しませんでしたが、
久々に昌さんらしい投球が見られましたね。
二発こそ浴びたものの、これはオープン戦でのお約束
ランナーを出した場面が少なかったこともありますが、
まさに『昌ペース』という感じの5イニング。
テンポもよかったことで、もたつき感もなかったですし、
まずまずの投球だったのではと思います。

ただうまく持っていかれたとはいえ、
ストレートの球威にやや疑問を感じたのも確か。
ベテランだから球威がこの程度となってくれば、
逆に制球の精度をさらに上げていかないと。
ドラゴンズファンなら誰もが待つ昌さんの200勝
それを成し遂げるには、必ずローテに入らないといけない。
まだまだ続く競争は続き、
さらなるハードルを越えなければなりませんが、
経験という武器で、しっかり飛び越えてほしい。
次回の登板は、18日の巨人戦が濃厚。
狭い東京ドームでいかに持ち味を出せるか、
踏ん張るベテランにさらに注目していきましょう。


◇ラファエル・クルス
<9回から登板も、無死一塁で代打・小斉に
初球(暴投)を投げた直後に右ひじに異常を訴え交代。
ゆっくりとした足取りでベンチに戻り、
試合後は、険しい表情で口数も少なく>
「場所? ウーン…。大丈夫。次の登板? 分からない」
中スポ共同通信社ニッカン

◇鈴木義広
<3番手で登板、2イニングを無失点。
明石から見逃し三振を奪うなど順調な仕上がりを見せ>
「打者を相手にしたピッチングができつつあります。
あとは開幕までに走者を置いた状況で登板できれば…」
(中スポ)

◇小林正人
<同点の9回無死二塁、クルスの後を引き継いで好投。
小斉にはスリーバントバント失敗を誘い、
1死から井手、城所と封じ込み、無失点で切り抜ける>
「いつでもいけるように準備はしていましたが
びっくりしました。でもしっかり投げられてよかった」
(中スポ)


2番手以降は、菊地-鈴木-クルス-小林というリレーに。
菊地は6回2死二塁から松中に内へ置きにいったストレートを
うまく叩かれ、ライト線への同点適時打を浴び1点献上
やはり左打者を抑えることが大事だけに、課題を残しました。
一方、3番手の鈴木は、安定していましたね。
レストビッチに四球を与えたのは反省ですが、
松田に対し、内角を攻め、投手へのハーフライナー。
さらに8回も明石健志に内へのストレートで見逃し三振。
このぐらいは投げてほしい投手ですが、順調です。

心配なのが、最終回に登板したクルス
先頭の松中にフルカウントからレフト前に運ばれると、
続く江川の代打・小斉祐輔の初球、
フォークが大きく外角に抜けてしまう大暴投
しかも投げた後、右腕をダラリと下げて顔をしかめるクルス
チームメートらが駆け寄り、腕を伸ばしたりしたものの、
結局、ゆっくりとした足取りでそのまま降板となりました。

中スポなどによると、右ひじの張りだそうですが、
個所が個所だけに、もしかしたら時間がかかるかも。
まだ誰が入るかわからない中継ぎ陣のなかでも、
有力候補となっているだけに、離脱となると痛いものとなりそう。
できれば軽症となってくれればいいと願いたいです。

そのクルスを継ぎ、無死二塁からの
スクランブル登板となったのが、左腕の小林
こちらは急きょながら、よく踏ん張ってくれましたね。
いきなり迎えた小斉をスリーバント失敗に取ると、
続く井手、城所を連続飛球で見事な火消し
城所の中飛は平田が芝に足を取られ、ふらつくなど
やや危なっかしかったですが、良く捕りました。


◇和田一浩
<岐阜でのオープン戦・福岡ソフトバンク戦に
『5番・左翼』でオープン戦初めてフル出場。
初回2死一、三塁から左翼線先制適時二塁打を放ち
『移籍後初長打・初打点』をマーク>
「いい感じで振れました。
徐々にですね。だいぶ振れるようになってきています」

<9回1死で迎えた第4打席では
大隣から初のマルチ安打となる中前打を放つ。
岐阜市出身、地元ファンからひときわ大きな歓声で迎えられ>
「(地元の声援を受けて)うれしいですね」

<長良川球場での試合は、04年3月以来4年ぶり。
前夜は、県岐商野球部時代の同級生と食事にでかけた>
「思ったよりも懐かしくなかったですね。
ちょくちょく帰ってきて会っているんです。
でも(長良川球場で)試合をやったことは
ほとんど記憶にないんです。ここではあまり打ってない」

<オープン戦で結果を求めない考えだが、打率も.294にアップ。
開幕に照準を合わせている打撃の仕上がりも順調のよう。
きょう11日からの埼玉西武2連戦は休養するが>
「バッティングはぼちぼちだが、悪くないと思う。
きょう4打席立てたことは、たくさん出場して
試合勘をつかむという意味でいいことです」
中スポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

◇高代野手総合チーフコーチ
<『5番・和田』がはまってきたことについて>
「打線につながりが出てうれしい」
ニッカン


◇谷繁元信
<8番・捕手で先発出場。
4回に右前へオープン戦14打席目の初安打を放つ>
「まあ出ないよりは1本出た方がいいけど、
まあよかったなというぐらい。記事になるほどのことじゃないよ」

<埼玉西武2連戦には帯同せずにナゴヤ球場で練習予定>
「練習で打ち込みますよ」
(中スポ、サンスポニッカン

◇平田良介
<6番・中堅で先発出場。
初回2死二、三塁のチャンスに
ホールトンの初球を迷いなく右前へ弾き返し、
2点適時打。2試合連続打点をマーク>
「ちゃんと打ててよかったです。
だいぶ(感覚が)戻ってきましたね。最後の打席も悪くなかった」

<もっとも本人は同点の最終回、1死一塁の打席で
いい当たりながら投ゴロに倒れたのが悔しかったよう>
「あそこで打てないと…。1本だけではダメです」

<16打席連続無安打と不調にあえいだ時もあったが
地道な成果を強調>
「キッカケ? 何もない。練習をするだけです」
(中スポ、スポニチ名古屋ニッカン

◇トマス・デラロサ
<2番・遊撃で先発フル出場。
6回1死一塁、柴原の三遊間へのゴロを逆シングルでさばき、
振り向きざま一塁にジャンピングスロー。アウトにする好守を>
「まだまだ調子を上げていける。もっともっと良くなると思うよ」
ニッカン


◆英智
<井端、中村紀洋らとナゴヤ球場残留組。
屋内での打撃練習後、ブルペンへ。
投球練習をする清水昭信、チェンの打席に立つ。
生きた球に目を慣らす貴重な機会に>
「ナゴヤドームでは投手の練習時間と
なかなかタイミング合わないですから。
今日はいい練習をさせてもらいました」
(中スポ)


井端、中村紀洋、英智らがナゴヤに残留。
2番・遊撃にデラロサ、6番に平田を上げ、
7番・三塁で森岡を起用したこの日のドラゴンズ打線
注目は、やはり岐阜出身の和田一浩
ドラゴンズのユニホームを着ての地元凱旋
5番・左翼で今季初のフル出場を果たしました。

長良川球場では、あまり打った印象がないという
和田でしたが、なんと初回からド派手な一撃を。
福岡ソフトバンク先発・D.J.ホールトンから
デラロサの遊撃内野安打とイ・ビョンギュ
左中間フェンス直撃のツーベースなどで、2死一、三塁。
先制のチャンスに登場すると、カウント2-1から
外角高め、135キロのストレートを強振!
痛烈なライナーが三塁・松田の頭の上を越え、
そのままレフト線へと転がる先制タイムリーツーベース!
地元・岐阜での凱旋初打席で、
移籍初タイムリー、初長打、そして初打点をマーク。
また5番打者としての役割もしっかりと果たしました。

さらに3-3の同点で迎えた9回の第4打席、
5回から登板し、打線が打ちあぐんでいた
ソフトバンク3番手・大隣憲司から
中前打を放って、初のマルチ安打も記録。
故郷のファンから一際大きな歓声で迎えられた
凱旋試合は、背番号5にとってとてもうれしく、
さらに手応えあるゲームとなったようです。


凱旋タイムリー!県岐阜商高、
さらにドラゴンズ
大先輩でもある
高木守道OB会長
始球式ではじまったゲーム。
まさに和田
地元お披露目試合ということで、
「主役」の活躍を期待していましたが、
第1打席からいきなり鋭いタイムリーでしたね。
ライナーであっという間にサードオーバー、
その打球の強さから、
かなり振れてきているなということを
感じる先制シーンとなりました。
まだまだヒットと凡打での打席の内容に差もありますが、
ここまでは順調に来ているのではないでしょうか。
さらにこの日は、ウッズ凡退のあとで稼いだ打点。
シーズンでもウッズが勝負を避けられたさい、
和田の打席いかんで、ゲームが動くことも多くなると思います。
今後もチームの中軸の『5番打者』として、
この日のように勝負強さを見せてもらいたい。
きょうからの古巣との2連戦には帯同せず、
ナゴヤ打ち込み組に加わるようですが、
さらに調子を上げ、開幕に合わせてほしいところです。


そのほかの野手陣では、和田の先制打のあと、
2死二、三塁のチャンスに登場した6番・平田が、
ライトに落ちる2点タイムリーツーベース
初球、外へのカーブを積極的に叩くと、
突っ込んでスライディングキャッチを試みた
ライト・井手が落球しての一打となったものの、ヒットはヒット。
2試合連続のタイムリーでトンネル脱出
改めてアピールするカタチとなりました。

さらに4回2死からソフトバンク2番手・森福允彦
外のストレートをライト線に落とし、
オープン戦初安打をマークしたのが、谷繁
14打席目だったということですが、本人も言うように
「記事になるほどのことじゃない」かもしれません(笑

またこの日、井端の代わりに
2番・遊撃でフル出場を果たしたデラロサ
6回、柴原の三遊間へのゴロを逆シングルでさばき、
反転して一塁へのジャンピングスロー。
外国人選手らしい味のある好守を見せてくれました。
サードではエラーも目立ちましたが、
やはり本職の方はうまいですね。
岩﨑も頑張っていますが、守備では一枚上手かもしれません。


若竜トピックス(10日)

◇山内壮馬(大・社ドラフト1巡目)
<きょう11日の埼玉西武戦でオープン戦デビューの予定。
遠征メンバーに名前が入っており、救援登板する可能性も>
「自分はいつの試合で投げるか分かりませんが、
投げる機会があれば前回のようなピッチングができればいいと思う。
調子はずっといいです」

<2軍戦ながら初の公式の試合登板となった
6日の教育リーグ・サーパス戦では4回パーフェクト>
「(この間の登板は)投げていて自分ではない感じでした。
低目にはボールが集まるし、投げようと思った所に
投げられたし、良かったです」

<登板で何かをつかんだか>
「上を向いて投げてましたが、
顎を締めて投げるようにしたら、
顔の前でボールが離れていくような感じです。
今までと違った感覚です。
このフォームを固めて良い結果を出したいです」
公式ファーム中スポ

◆赤坂和幸(高校生ドラフト1巡目)
右肩の張りでキャンプ序盤から投球を控えてきたが、
ようやく解禁となり、約1カ月ぶりに投球練習を再開。
9日から捕手を立たせたままの投球を始める>
「自分は焦らずにやります」
<ドラ番記者>


ナゴヤ球場での教育リーグ・阪神戦は、
グランドコンディション不良のため、早々と中止が決定。
この日は、ナゴヤ球場での練習となったもよう。
そのなかでは、6日のサーパス戦で
4回パーフェクトという衝撃デビューを果たした
大・社ドラフト1巡目ルーキーの山内
なんときょう11日の岡崎での埼玉西武戦で、
1軍オープン戦デビューを果たすようです。
短いイニングでのリリーフ登板が濃厚のようですが、
出身の愛知県豊田市からも近いという岡崎での登板。
和田同様、凱旋登板の一面もあったりしますが、
今回も制球に注意して、驚かせてくれる投球を期待したいです。

2008年3月10日 (月)

川上朝倉岩瀬も繋いだ竜投2試合連続完封リレー!

ナゴヤドームでの東北楽天とのオープン戦は、
開幕投手候補の川上、朝倉がともに4回を無失点。
さらに最終回は守護神・岩瀬に繋ぎ、
2試合連続の完封リレーを完成させたもよう。
特に先発のエース・川上は、ほぼ完ぺき。
前回登板とは見違えるような気合の入った投球を披露。
『神様フォーク』も試投し、手応えを得たようです。

◇オープン戦
中日-東北楽天
(9日・ナゴヤドーム)
28679人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
東北楽天
中 日 ×
[勝] 川上(2試合1勝1敗)
[S] 岩瀬(2試合1S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
川上、朝倉、岩瀬 - 谷繁、小田

【ゲームレビュー】
中日川上が4回を投げて1安打無失点と
ほぼ完ぺきな投球。内外角への制球がさえた。
開幕先発出場を目指す平田が適時打を含む2安打を放った。
東北楽天朝井が6回を4安打1失点の内容で、
先発枠入りに向け前進した。
共同通信社ニッカン式スコア


◇川上憲伸
<東北楽天とのオープン戦で先発し、
4イニングを1安打無四球と完ぺきに封じる>
「これを試して、とかではなく、
打たれたくない気持ちと、躍動感、とかを意識して投げた。
自分では投げていて悪くないと思いました。
チームメートとか周りからも
『きょうは気持ちが出ていたんじゃないか』と言われた。
そのへんは良かったと思う。
前回(4日、2回3失点の埼玉西武戦)より内容が良かった。
でも、楽天打線が球を散らす前に早打ちしてくれた」

<『神様フォーク』も威力抜群。
この日は持ち球として使い、
4回、鉄平と山﨑武司から空振り三振を奪う>
「山﨑さんの時はフォークで三振をとりたいと思って投げた。
多投したというよりは、投げるべきところで投げた。
試しているのではなく、相手がいい打者で、
やっぱりこう三振取りたいだとか、
いい形で打ち取りたいっていうのがあると、
やっぱこう試す意識よりも、打ち取りたいという意識で
フォークを投げたのは間違いないです」

<鉄平を空振り三振に仕留めた場面は>
「高かったけど抜けてくれた。
あれが理想。あんな投げ方をできればいい」

<特に手応えをつかんだのはその軌道。
シンカー気味に変化して左打者の外角に逃げる。
シンカー気味に落ちるのは、
カットボールと同じ腕の振りができているからだという>
「スライダー気味に巻き込むよりも
(左打者の)外に逃げていったほうがいい。
僕は基本的に腕の振りは内から外なので」

<最有力とみられる開幕投手については>
「開幕投手? それは僕が決めることじゃないから。
監督やコーチがいろいろ考えて決めること。
僕は言われたところで投げるだけです。
(オープン戦登板は)残り2試合でしょう。
できるだけ不安材料を残さないようにですね、
試合を終えたいなと思います」
憲伸の声「オープン戦初先発」、中スポ共同通信社
時事通信スポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー、メ~テレ)

◆吉年スコアラー(広島)
<開幕で当たる広島007も神様フォークを警戒>
「やっかいですね。
シュート気味に沈む軌道だから
特に左バッターはやっかいでしょう。
内に入ってくる球(カットボール)を意識しながら、
外に逃げて落ちる球も考えないといけないですから。
追い込まれたら(打てなくても)仕方がないですね」
(東京中日)

◆上野スコアラー(巨人)
<試合を観戦、川上のフォークについて>
「対左の場合、川上選手は内側に曲がる変化球が多かった。
外に逃げるフォークは警戒したい」
ニッカン

◆野村監督(東北楽天)
<期待の新人・長谷部を故障で失い投手不足に悩む。
川上については、うらやましそうに>
「やっぱり格が違うわ。いい投手だなあ」
朝日新聞


◇朝倉健太
<5回から登板して4イニング無失点。
3安打、1四球を許したものの、
要所はシュートで2併殺に仕留め、持ち味の粘り強さも発揮>
「紙一重ですけどね。
自分の中で思い描いていた通りに
ゲッツーが取れたので、そういうところは良かった。
今後はストレートをもう少し磨いていきたい」

<56球の中で新球・カットボールを5球投げて、威力を確認。
意図的に多投した8回は3人でピシャリ。
シーズンでも継続して投げる考えを示す>
「4、5球投げた。(今後も)継続です」
朝倉健太公式中スポニッカン

◇小田幸平
<前回登板では1球しか投げさせなかった
朝倉のカットボールに太鼓判>
「いいよ、完ぺきだった」
ニッカン

◇岩瀬仁紀
<9回を3人で抑え、完封リレーを締めくくる。
わずか12球、3人に内野ゴロ。
予定通りのマウンドとはいえ、今季初セーブを記録>
「(収穫は)最後に投げられたってことですかね。
やはり1日のリズムとかもありますから。
今からやりたいことは別にない。
右打者へのインサイドの球に
若干、苦しみましたけど(課題は)そのくらいかな。
甘くいくよりはましなんだけど、
そこを含めて総合的に精度を上げていけばいいかなと」
(中スポ、ニッカン


オープン戦2度目の登板となった川上憲伸
前回は3番手でしたが、この日は先発での登板。
定位置に戻ったからというわけではないですが、
この日は、東北楽天打線に対し、
4回をわずか1安打無失点という圧巻の内容。
立ち上がり、先頭の鉄平を投ゴロに取ると、
続く聖澤諒を外への変化球で見送り三振。
さらに草野の投ゴロを好捕し、リズムに乗ると、
2回はリックに対し、内へのシュートで3球三振。
さらに3回も塩川を当たり損ねの一塁ゴロなど、
下位打線を三者凡退に打ち取ると、
4回は、習得を目指す『神様フォーク』を多く試投。
先頭の鉄平から131キロフォークで三振を奪うと、
聖澤には右前に運ばれ、初安打を浴びたものの、
続く草野の遊ゴロを井端が横っ飛びで好捕し、二封。
味方の好守にも助けられ、2死一塁から迎えるは、
4番、昨季のパ・リーグ二冠王の山﨑武司
「フォークで三振をとりたい」と思ったエースは、
第1打席での対戦に続き、ここでも決め球に。
そしてカウント2-2から投じたフォークは、
内角にシンカー気味に沈んで、見事な空振り三振

この日は、MAX144キロという球威に加え、
低めにボールを集めるなど、制球力も絶妙。
さらに「躍動感や気持ちを意識する」ことを
テーマとしていたこともあって、
シーズンさながらの気迫のこもった投球。
まさに格の違いをうかがわせたうえ、
前回の課題をクリアしての順調な仕上がりぶりを披露。
有力視される4年連続、自身6度目の開幕投手へ向け、
エースはその座をさらに万全にしたようです。


躍動するエース!打たれたヒットわずか1本
さらに無四球で
二塁をも踏ませない。
まさに「危なげない」という
内容だったようですね。
前回の埼玉西武戦では
今イチでしたが、
さすがはエース、
しっかり修正してくれたなと。
特に「神様フォーク」のキレもよく、
4回、山﨑武司への1球は、
いい感じで落ちていました。
さらにうれしいのは、
投球に気迫がこもっていたこと。
しっかり気持ちを込めて、腕を振れば
エースの投球はやはり違う、そう思ったこの日の登板でした。
これで次回は、中5日で東京ドームなのか、
それとも中6日で札幌となるのか、その登板日でも
『3.28』が見えてくるのではと思います。


その憲伸に続いて、5回から2番手で登板したのが、
もう一人の開幕有力候補である朝倉
4イニングを投げ、3安打1奪三振1四球で無失点。
立ち上がり、先頭のフェルナンデスに左前打を浴びるも、
続くリックをシュートで5-4-3の併殺に取ると、
その後も安打こそ打たれるものの、要所を凌ぐ投球。
さらにこの日の4イニングス目には、
登板前から予告していた
カットボール最終テストを行い、5球試投。
1死から磯部をその新球で空振り三振に取ると、
さらに続く塩川にも投げ込んで、
遊飛に仕留めるなど上々の出来。
受けた小田からも太鼓判をもらったことで、
朝倉本人もカットボールの継続使用を示唆。
次回の登板でもさらに調整をすすめていくようです。

さらにこの「完封リレー」をしっかりと
締めくくったのが、守護神・岩瀬
前回は年に一度の先発でしたが、
この日の出番はもちろん最終回
それでもこの日も投球は、安定したもの。
遊ゴロ、三ゴロ、三ゴロと内野ゴロで仕留め、ゲームセット。
定位置で自分のリズムを取り戻したようです。

前日の中田-小笠原-平井に続き、
この日も憲伸-朝倉-岩瀬と繋いだ0のリレー
6日の千葉ロッテ戦の4回にチェンが失点して以来、
なんと3試合、23イニングス無失点で、
チーム防御率は12球団断トツの1.00
まさに投手陣が盤石の仕上がりを見せています。
開幕までに取っておきたいところですが、
きょうからの岐阜、岡崎、浜松の地方3連戦では、
先発6番手を巡る争いが再開します。
その初戦となる岐阜での福岡ソフトバンク戦の先発は、昌さん
ぜひとも流れを止めないことを願いたいところですが…。


◇平田良介
<7番・中堅で先発し、2安打1打点をマーク。
ここ4試合安打が出ていなかったが、
オープン戦初のマルチ安打で開幕スタメンへ再アピール>
「久しぶりのヒットだったんでよかったです。
(3打席目のタイムリーは)バットの先っぽでしたけどね。
1本出て気楽になったというか、小さくならずに打てたと思う」

<好成績を残した沖縄から一転して名古屋に帰ってからはサッパリ。
打てなくてもスタメンで使い続けられ、重圧を感じていた>
「焦り? ありましたね。
打てるときがあれば打てないときもありますけど
焦りはあります。打てなければスタメンを外されますからね。
(スタメンで)出してもらっていたんで、余計に不安でした」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋ニッカン名タイ


◇中村紀洋
<7回先頭の場面で左翼フェンス直撃の二塁打。
これでオープン戦5試合で10打数5安打の打率5割をマーク。
今後は腰を考慮し、バス移動のある3試合はナゴヤで調整。
13日の練習試合・阪神戦から復帰する予定>
「いい感じで振れているね」
(中スポ)

◇荒木雅博
<初回に四球で出塁し、井端の3球目に二盗に成功。
捕手・藤井が送球すらできない完ぺきなスタートで
オープン戦3個目の盗塁をマーク。続くイの二ゴロの間に生還し>
「盗塁は効果的なところで走ることが大事。
疲れはたまってきていますが、足はよく動いています」
(中スポ、ニッカン


一方、野手陣はまるで前日のVTRのような先制攻撃。
初回、先頭の荒木が四球を選ぶと、
続く井端の3球目に完ぺきなスタートで盗塁成功。
フルカウントから井端がセンター前に運び、
無死一、三塁とチャンスを作ると、
この日もまた3番、イ・ビョンギュ
カウント2-1から二塁正面へのゴロ。
しかし送球のテンポが遅れたこともあり、併殺崩れ
その間に三塁走者の荒木が生還して、1点を先取しました。
この2連戦、先制の口火となっていたのが、荒木の盗塁。
オープン戦では3度試み、すべて成功
かなり高い成功率となっています。
見事な走塁で、チームを引っ張る切り込み隊長
まさに「先取会長」と言いたいぐらいの出来ですね。


さらにダメ押しの2点目は、この選手のバットから。
ナゴヤに戻ってきてからは、ノーヒットの7番・平田
5回の第2打席で東北楽天先発・朝井から
詰まりながらも二塁後方に落とし、16打席ぶりのヒット
それで吹っ切れたか、
7回、中村紀洋のレフトへの二塁打で掴んだ
無死二塁のチャンスから、東北楽天2番手・小山
スライダーをレフト前に弾き返すタイムリー!
久しぶりにマルチ安打をマークした背番号8
やっと苦境から脱出し、安堵の表情を浮かべていたようです。


あれだけ沖縄でアピールしながら、ナゴヤでは急停止
少なくともプレッシャーというものもあったでしょう。
ただそれであがくのではなく、落合監督、石嶺コーチ
そして立浪兼任コーチらのアドバイスに耳を傾け、
下半身の「タメ」をしっかり実践できたことが、久々のヒットに。
これで吹っ切れれば、センターのスタメンの見通しも
再び明るくなってくるのでは、ないでしょうか。
トンネルを抜け、再び走りだした平田
きょうからの地方3連戦がある意味、
開幕スタメン獲りへの大きなヤマ場になってきそう。
1日1本、いいところで打って、
さらなるアピールを続けてほしいところです。


若竜トピックス(9日)

◆ウエスタン教育リーグ(プロ・アマ交流試合)
中日-東海理化
(9日・ナゴヤ球場)
  000 010 200 =3
  D 101 000 000 =2
[敗] 樋口
[D本] なし
[D投] 佐藤亮太、石井、樋口、高江洲
公式ファーム


◇岩﨑達郎
<東海理化戦に2番・遊撃で出場し、3安打2盗塁の大暴れ。
初回には1死一、二塁からノーサインで三盗を仕掛け、
焦った捕手の悪送球を誘って先制のホームを踏む>
「何度か投手を見ているうちにクセがわかった」

<一方、遊撃内野安打を1本許したことが不満なようで>
「あれは判断が遅れての防げる内野安打。エラーと一緒です」
(中スポ)

◇樋口賢(高校生ドラフト3巡目)
<6回から3番手で登板も
2イニングで2安打2四球2失点とほろ苦いデビューに。
プロの実戦マウンドで初めて表情を曇らせ>
「今日は、ぜんぜん駄目でした。
ストライク取るのがやっとです。
最悪です。調子が悪いなりに投げなきゃダメなのに、できなかった。
調子にバラツキがあるので何とか、安定するようにしたいです」

<試合後は高橋投手コーチと
マンツーマンでクイックやけん制を入念に確認。
悔しいデビューを成長の礎にすると誓い>
「もう一度気持ちを入れ直したい」
(中スポ、公式ファーム

◆平塚監督(東海理化)
<2軍とはいえプロの中日に
逆転勝ちを収め、手放しで喜ぶ>
「この勝利は自信になります」

<東海理化から中日入りし、
この試合5打数1安打の澤井についてはニヤリ>
「手心を加えてくれたんでしょう」
<ドラ番記者>


◆森野将彦
<左手第3中手骨を骨折のため別メニュー調整中。
この日ナゴヤ球場で約3週間ぶりにティー打撃を再開。
約15分間で80球、スイングの感触を確かめるように
黙々とボールを打つ。順調な『試運転』に手応えを得て>
「痛み? だいぶいいです。
大丈夫です。思い切って振れている」

<開幕まであと2週間余り、出場に意欲的だが、
静止しているボールを打つティー打撃と、
140キロの投球を打つ実戦では手への衝撃がまるで違う。
左手の回復具合をみながら段階的に打撃を本格化させる考えだ>
「まだ振ったというだけ。一つ一つやってくしかない。
実戦は『いける』と思ったときに自分から言います
開幕までに試合に出られる状態にしたい」
中スポスポニチ名古屋ニッカン


ファームの今季ナゴヤ球場第1戦は、
東海理化とのプロ・アマ交流試合。
しかしまずまずの内容ながら
細かなミスが出て、2-3で逆転負けとなったようです。

そのなかで注目は、3番手で登板し、
ナゴヤ球場実戦デビューを飾った高卒ルーキー・樋口
キャンプでの練習試合などでは
快投を続けていたものの、この日は調子が今ひとつ
ストレートのキレが悪いうえ、制球も乱れ2四球。
さらにモーションのスキを突かれ、2盗塁を許すなど、
アマチュア相手ながらも、ほろ苦い登板となったようです。

まあ初戦から完ぺきというのもおかしいですし、
課題が見つかった方が今後のためになると思います。
さっそく試合後、高橋コーチにマンツーマン指導を
受けたようで、次回は挽回となるか楽しみです。


その他の投手陣では、先発・佐藤亮太
変化球の制球が良く、4回2安打無失点と好投。
また読谷ではあまり目立つことのなかった
石井が2番手で登板を果たしたもよう。

一方野手陣では、ポスト井端候補の岩﨑が大暴れ!
初回の三盗が相手捕手の悪送球を誘い、先制のホームを踏むと、
さらに3回も、中村公治の中越え二塁打で
俊足とばして、一塁から一気に生還。
さらにバットでも中安、中安、左安と5打数3安打猛打賞。
出場機会を増やすためのファーム帯同ながら
しっかりとアピールを重ねているようです。

2008年3月 9日 (日)

中田小笠原無失点も手応えは、竜オープン戦3連勝!

ナゴヤドームでの東北楽天2連戦の初戦は、
ドラゴンズ先発・中田、2番手・小笠原が好投。
ともに4イニングを無失点と結果的には好投したものの、
内容的にはかたや満足、かたや不満となったようです。
一方、野手陣では外国人選手に結果が。
3番、イ・ビョンギュが2打点を挙げ、
デラロサには待望のオープン戦初安打が。
さらにあの選手がついに初出場を果たすなど、
2-0で完封勝ちしたこの日のゲームをまとめました。

◇オープン戦
中日-東北楽天
(8日・ナゴヤドーム)
27872人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
東北楽天
中 日 ×
[勝] 中田(2試合1勝)
[S] 平井(2試合1S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
中田、小笠原、平井 - 谷繁、清水将海

【ゲームレビュー】
中日中田が4回を投げ無失点だったが
ボールが先行し、球速も物足りなかった。
新外国人のデラロサが2安打を放った。
東北楽天は先発入りを目指す永井が5回を3安打2失点。
立ち上がりに課題を残したものの、2回以降は立ち直った。
共同通信社ニッカン式スコア


◇中田賢一
<東北楽天とのオープン戦で先発し、
4イニングを2安打無失点に抑える。
それでも結果以上に内容を重視しているだけに、納得できず>
「(4回0点という結果に)そうですね。
ちょっと内容が良くなかったんで、何とも言えないですね。

(内容がもうひとつ?)そうですね。はい。
いやもう、ヒット打たれてるのも、
ボール先行したあとの甘い真っすぐですし。
そういうところですね。
全体的にちょっとまとまらなかったというのがありますね。

(ボール自体は)きょうはもうちょっと投げれれば
良かったなと思うんですけど、
まあこれから良くなってくるとは思いますけど。
全体的に良くはなかったんですけど、
たまにその1、2球いい球がいってたんで、
その球をこれからどんどん増やしていきたいと思います。

(4回、走者を出しながら抑えたが)
そうですね。いいことではないんですけど、
まあ粘りはできたかなと思いますけど。
(それは今年も健在)そうですね、
そういう考えではやってはいるんで。

(次回に向けての課題は)
全体的にもうちょっとうまく
まとまりたいなという部分もあるんですけど、
どんどんどんどんその球の球速も
上げていきたいと思いますけどね。

(球速はもうちょっと上げていきたい?)
そうですね。まあ指のかかりとかは
そこそこ良かったんですけど、
まだもう完全ではないなという部分があるんで、
しっかりそのだんだんだんだん持っていけるようにしたいですね」

<打者15人に対し3ボールが6度あったがと無四球>
「しっかり狙って大事にいった」

<それでも納得のいかない様子。
速球はMAX142キロだったが、130キロ台も目立ち、
試合中、何度かスピードガンを確認しては首をかしげた>
「ボール先行でしたし、スピードも一定ではなかった。
ぼくの場合、真っすぐは常時140キロ以上でないと…。
全体的にもうひとつですね。
球威もそうだし、カウントを悪くする場面が多すぎです。
そこを改善していかないとダメです」

<交代後はブルペンに直行して40球の投げ込みを敢行>
「もっと指にかかって
もう少し『ドーン』という感じのボールが投げたいんです。
カーブもワンバウンドだしスライダーも確率が良くない。
終わってからのブルペンではそれを意識して投げました」

<最大の武器である速球だけを投げ続けたことで、
手応えをつかんだもよう。ブルペン投球後は笑顔ものぞく>
「試合後は少しよかったです。
真っすぐがよくなってこそ、変化球もよくなりますから。
スタミナは大丈夫ですから、
次は7、8回くらい投げるつもりでいます」
中スポ共同通信社毎日jpスポニチ名古屋デイリー、CBC)


◇小笠原孝
<2番手で5回から登板。
危なげない投球で、4イニングを3安打無失点>
「ゼロに抑えられて良かったです。
腕も良く振れました。
沖縄(2日)の時よりもバラツキがなく、
右打者の厳しいところに投げることができました」

<次の登板はさらに長いイニングを投げることになるが>
「スタミナは不安ありません」

<それでも次への課題も忘れない>
「まだばらついているので、それを減らしていくことです。
4イニング目(8回)は球が浮き始めたので、それを修正したい」
(中スポ、スポニチ名古屋

◇平井正史
<9回1イニング無失点で零封リレーを締める。
失策の走者を出したものの、4人を無安打無四球。
2三振を奪う好投だったが、辛口評価>
「結果だけ見れば良かったけど、
内容は良くはなかった。
問題点? コントロールとキレですね」
(中スポ)


オープン戦にもかかわらず、
27872人という多くの観衆が詰めかけた
この日のナゴヤドーム
東北楽天との2連戦の初戦は
先発ローテが確定している中田小笠原
ともに4回を投げ、無失点に抑える好投。
9回は中継ぎの柱を期待される平井が締め、
完封リレーを完成させたもよう。

しかし結果こそ無失点だったものの、
投げた本人の手応えは、それぞれだったようで。
まずは納得がいかない表情だったのが、中田
先発し、4イニングを2安打1奪三振1死球無失点。
立ち上がりにボールが先行したものの、
直球とフォークが低めに決まりだし、要所を締める投球。
高須の中前打と草野の死球で
ピンチとなった4回無死一、二塁の場面でも、
4番・フェルナンデスを139キロ直球で空振り三振。
続く5番・山﨑武司を変化球で左飛。
さらに礒部をフォークで空振り三振に。
走者を出してもしっかり凌ぐ、
ある意味らしい粘りの投球を見せましたが、
それでも完ぺき主義背番号20にとっては不満の内容。
降板後はブルペンに直行し、40球の投げ込みを敢行。
コメントも反省ばかりが口をついたようです。


中田捕れない。立ち上がりから
制球にばらつきがあり、
相対した打者15人中、
5人が2-3のフルカウントに。
さらに4回で70球と
やや球数が多いことに加え、
この日のストレートのMAXが142キロ止まり。
これでは中田が納得いかないというのもわかりますね。
「制球難」=「球数が多い」となってしまうのが中田
これではある意味、昨季と同じようになってしまいます。
キャンプ終了後、ブルペンでも調子がよくなく、
今ひとつ収穫を掴みきっていないようですが、
それでも結果的には、わずか2安打無失点ですからね。
まあ開幕に向けては順調とも思えますし、
それほどこだわりすぎなくても良いのでは。
開幕まで20日を切り、おそらく登板機会もあと2回ぐらい。
制球にこだわることももちろんなのですが、
自らの武器であるストレートの球威と球速
その辺にこだわって、次回は調整を進めてほしいです。


一方、同じ無失点でも満足な表情だったのが、小笠原
2番手で登板し、4イニングを3安打2奪三振無四球無失点。
立ち上がりの5回1死一塁で、を一ゴロ併殺に仕留めると、
続く6回もヒット1本浴びたものの、
フェルナンデスを遊ゴロに仕留めて、無失点。
特に右打者の内へのストレートが絶品だったようで、
前回登板での反省点もしっかりと修正。
この日掲げていたテーマ「0の投球」
成し遂げたことに納得だったようです。

4イニングス目にボールが若干抜けたようで、
その辺を次回の課題にするようですが、
左のエースもしっかりと仕上げてきているようで
まずはひと安心といったところ。
ローテの一員として、さらに信頼を得るために、
今後も結果を積み上げてほしいです。


その他の投手陣の話題としては、
下半身の張りのため、別メニュー調整だった山井
この日のナゴヤドームでの全体練習に参加。
30メートルほどの距離でキャッチボールを行ったとのこと。
回復は順調で、開幕にもおそらく間に合いそうです。


◇英智
<1軍選手では大トリでオープン戦初出場。
9回1イニング、センターを守る>
「正直、緊張したけどゲームに出られてよかった。
守備の感触はまだまだです。
打球は飛んでこなかったけど、
感覚的には悪かったかな。違和感というか…」

<ケガがあったワケではないが、
昨年9月以後、実戦から遠ざかっており、
過去も故障が多かったことで、温存の配慮のよう>
「監督からは(出場する前に)
お前またむちゃするなよと言われています。
守れて、走れればいいと」

<開幕センターのさらなる競争激化は必至。
虎視たんたんとレギュラーの座を狙う>
「自分は開幕戦に出られればいい」
中スポニッカン

◇高代野手総合チーフコーチ
<164日ぶりの実戦復帰を果たした英智について>
「満を持しての復帰? そういうこと」
ニッカン


◇藤井淳志
<6日の千葉ロッテ戦で頭部に死球を受けて退場も
イに代わって7回の右翼守備から途中出場。
8回には打席に立ち、一塁失策で出塁も果たし>
「死球の影響はないです。
帽子をかぶる時に頭が腫(は)れていて、
ちょっときついくらいです」
ニッカン

◇平田良介
<7番・中堅で先発出場も、遊飛、空振り三振、投ゴロ。
東北楽天投手陣に翻ろうされ、3打数無安打で
9回の守備は英智と交代させられた。
ここ14打席ヒットが出ておらず危機感はありあり>
「もうやばいです。外されます。でも、がんばります」
ニッカン


2-0で完封勝利となったゲームですが、
少ないチャンスを生かしてと言う展開だったので、
野手陣としては、やや印象薄しの感が。
それでも、自分的にもっとも目を引いたのが、
ついに実戦復帰を果たしたこの選手でした。

昨季終盤、天王山となった巨人戦
右足太もも裏を肉離れして戦線離脱。
その後、再起を目指していた英智が、
このゲームの9回、センターの守備として登場。
主力では大トリとなるナゴヤ顔見せを果たしました。
守備機会こそなかったものの、1イニング守り、
そのまま勝利のハイタッチの列に加わった背番号24
これまでなかなか出場機会がなかったために、
故障か?と思われましたが、
首脳陣によると、はやる気持ちを抑える意味での「温存」。
そして満を持しての復帰となったようです。


平田を筆頭とする若い選手が、
開幕センターに向け、アピールを続けていますが、
やはりこの選手本命にならないと。
6日の頭部に死球を受け、退場となった藤井
無事にこの日、途中出場を果たしたこととともに、
自分にとってはうれしい出来事となりました。


◇荒木雅博
<初回無死一塁、打者井端の時二盗を決める>
「盗塁? きょうは一番悪かったですけどね。
足が動いてくれなかったので」

<実は昨季終盤のV争いあたりから、
盗塁成功率は驚くほど跳ね上がっている。
ここ16回で13連続を含む15回成功、
脅威の成功率を自己分析>
「技術的なことより、体調面ですね。
足が動くようになったことが大きいと思います」

<今季は個数と合わせた『2冠』を目指す>
「個数と同じくらい、成功率にはこだわっていますから。
走るからには全部決める。そういうつもりでやっています」
中スポ

◇イ・ビョンギュ
<初回無死一、三塁で遊ゴロの間にまず1打点。
3回2死二塁でも左前適時打を放ち、
この日のチーム全打点をたたき出す。
このところオープン戦は3番に定着しているが>
「(3番については)カントク、カントク」
(中スポ)

◇トマス・デラロサ
<5回の2打席目に中前にポトリと落ちる来日初安打。
8回にも左前打とマルチ安打で開幕1軍入りを猛アピール。
オープン戦16打席目での初安打に、ホッとした表情を浮かべ>
「野球は打つことが仕事だから
(無安打は)ずっと気になっていた。
打ててよかったよ。キャンプの疲れも取れてきたしね」
(中スポ、スポニチ名古屋

◇タイロン・ウッズ
<打席に向かおうとするデラロサに
ベンチから落合監督は助言しようと近づいたが、
その際しゃしゃり出てきて、デラロサにこう耳打ちを>
「いいか、この人は三冠王を3回も獲得した
すごい監督なんだ。ちゃんと言うことを聞け」

<試合後、デラロサともに居残り特打を敢行。
この日初ヒットを決めたデラロサを評価して>
「あいつはきっと成功する。なぜなら聞く耳を持っているから」
(中スポ、<ドラ番記者>

◇落合監督
<デラロサを指導するウッズの
あまりの白熱ぶりに鋭い突っ込みを入れ>
「デラロサの指導もいいけど、自分の打撃のことも考えろよ」
<ドラ番記者>

◇高代野手総合チーフコーチ
<イ・ビョンギュの3番起用について>
「オーダーを決めるのは監督だけど、
それだけイがいいということ」

<開幕1軍プランも検討されるデラロサに太鼓判を>
「1本出て、これから出るよ」
(中スポ、スポニチ名古屋

◇立浪和義
<8回無死一塁で柳田の代打で登場。
左前打を放ち、オープン戦5打数3安打>
「今日みたいなヒットはシーズン中だとうれしいですね。
オープン戦だからというのではなく、集中している。
シーズンに入っても打てるように、今から工夫している」
(東京中日、共同通信社


ゲームは、初回、東北楽天先発
永井の不安定なところをつき、
先頭の荒木が四球で出塁すると、
続く井端の4球目に二塁へスタートし盗塁成功
さらに永井の暴投と井端の四球で無死一、三塁から
3番、イ・ビョンギュの遊ゴロ併殺崩れの間に先制。
3回ウラには、左中間への二塁打の井端を置き、
再びイ・ビョンギュが三遊間を割るタイムリー。
この日チームの全打点を放った「3番・ビョン」。
想定外の活躍を続けているようです。

また外国人選手つながりでは、
ここまでのオープン戦無安打ながら
それでも9番で起用され続けているデラロサ
この日待望のオープン戦初安打が!
5回の第2打席目、永井からセンター前に落とすヒットを放つと
続く8回の第3打席には、4番手・青山のカーブをレフト前へ。
9回には三塁でエラーもあったようですが、
ようやく出たヒットにうれしいそうだったとのこと。


ところできょうのナゴヤドームの一戦を終えると、
チームは岐阜、岡崎、浜松という地方での開催。
そうなると昨季もありましたが、
主力選手の幾人かはナゴヤ残留となりそう。
それが濃厚なのが、中村紀洋
この日は無安打で打率が.571となりましたが、
地方3連戦には帯同せずに打ち込みを行うようです。

その他では、藤井にもしも?ということで
この日1軍に合流していた中村一生と、
キャンプからずっと北谷組だった捕手の前田がファームへ。
大きな荷物を持って、ナゴドを後にしたそうです。

2008年3月 8日 (土)

朝倉カット最終回答と中田ら登板地元楽天2連戦。

ドラゴンズナインは、この日午前11時から
ナゴヤ球場で投手陣を中心に練習を行いました。
この週末はナゴヤドームで東北楽天との2連戦。
オープン戦2度目の登板となる
朝倉、中田、小笠原らが登板する予定。
それぞれがテーマを持ってマウンドに上がるようです。

ドラゴンズトピックス(7日)

◇朝倉健太
<9日に登板予定の東北楽天戦で、
新球・カットボールの最終テストを行うことを明らかに。
ナゴヤ球場での練習後に次回登板のテーマについて>
「次は結果も大事ですけど、
ボクがやりたいことをキャッチャーに伝えようと思っています。
カットボール? そうです。もうちょっと投げたいんです。
でも、使えないならやめるしかないですね。
もうそんなに時間に余裕はないんですよ」
中スポニッカン

◇小田幸平
<2日の朝倉登板時にマスクを被る。
カットボールは投げたが、全15球中1球だけ。
2イニング目の先頭・小谷野への初球に投げてボール。
その後はサインを出さなかった>
「あの日は(投球の)バランスを
崩しそうだったから1球でやめた。
あれを使うと(得意の)シュートが悪くなりそうな気がした。
他のボールに影響が出そうな感じだった。
(カットボールは)ブルペンではいい球なんですよ」
中スポニッカン


◇中田賢一
<きょう8日の東北楽天戦の先発予想。
しかしブルペンではなく、他の投手が引き上げた
外野で捕手を座らせ投げ込んでいた>
「ブルペンでの調子がちょっと悪いので…。
いろいろ確認しながら投げました。
考えすぎかも。完ぺき主義でしょうか?」

<ナゴヤドームでの初陣を控え、少しだけ悩んでいる。
2日のオープン戦初登板後、調子が低迷。
ブルペンで不満の投球が続いているという>
「調子いいのか悪いのか分からない。
疲れ? それもあるかもしれませんけど…。どうでしょうね」

<オープン戦初登板では2回を投げ、
無安打2四球、4奪三振という内容だったが>
「狙った所からタマがちょっとずれて打ち損じしてくれました。
次はきっちりコントロールしたい」

<今回の登板では、
調子が悪いなら悪いなりの投球に徹する構えを>
「まっすぐ主体にはなると思いますが、
もちろん変化球も投げていきます。
内容と結果、どっちも追い求めていきたい」
中スポスポニチ名古屋

◇小笠原孝
<きょう8日の東北楽天戦に登板予定。
前回登板では2回4安打2失点だっただけに>
「テーマ? ゼロで抑えることですね。
去年は去年で終わっている。挑戦する身ですよ。
結果を出せるように自分の投球をしたい」
(中スポ)

◇平井正史
<屋内練習場でブルペン投球を行う。
スライダーなど変化球を交えて68球を投げ込む、
最後は両足を開いて低い姿勢からボールを投げて>
「きょうはカットボールがよかった。
体重移動やバランス重視を気にして投げました。
結構疲れましたね」
(中スポ、ニッカン

◇久本祐一
<2月23日の練習試合・東北楽天戦後は
別メニュー調整を続けていたが、
キャンプ後初めて本格的なキャッチボールを行う。
負傷個所が左前腕だったことを明かした上で>
「無理しないで休んで良かった。
そのうち投球練習もできると思う。
あせりすぎてはいけないけど、開幕1軍は狙いたい」

<左前腕部の張りの原因の一つは、
今季新しく武器になるはずのチェンジアップだった>
「これまで投げたことがなかった球なので
腕に負担をかけてしまった」

<ドミニカ・ウインターリーグに参加して覚えた新球。
武者修行の最大の収穫に挙げていただけに思わぬ誤算に。
練習継続か断念かで悩んでいる>
「また同じことをやってしまったら意味がない。
時間があれば(チェンジアップの)握り方を
替えるとか試してみたいんですが
故障個所のケアをして我慢しながら
投げ続けるかもしれない。でも駄目なら…」
ニッカン名タイ


【ドラゴンズ・今週のオープン戦日程】

8日(土)対東北楽天(14:00・ナゴヤドーム)
9日(日)対東北楽天(14:00・ナゴヤドーム)
10日(月)対福岡ソフトバンク(13:00・岐阜)
11日(火)対埼玉西武(13:00・岡崎)
12日(水)対埼玉西武(13:00・浜松)
13日(木)対阪神(無観客練習試合,13:00・甲子園)


今週は5+1試合の実戦を行うドラゴンズですが、
まずは週末は、地元・ナゴヤドームでの東北楽天との2連戦。
きょう8日は、中田が先発し、小笠原も登板。
そしてあす9日は、朝倉が登板する予定となっています。

そのなかで朝倉が、今回の登板テーマについて
「やりたいことを捕手に伝えようと思っている」と発言。
それは習得に励んでいる新球・カットボールの試投。
被打率の悪い左打者対策と、
さらなるレベルアップのために、
スライダーよりも球速があるボールとして、
北谷のブルペンで練習を重ねてきたのが、
自称「ちっちゃいスライダー」カット
しかし初登板となった2日の北海道日本ハム戦では、
受けた小田「他のボールに影響が出そうな感じ」
判断され、投じたのはわずかに1球のみ
新球を投じることによって、微妙にフォームを崩す、
さらに宝刀・シュートやフォークなどにも
影響を与えかねない可能性があるとも示唆。
開幕までまだ3週間あるとはいえ、
それだけに力を注いでいくわけにはいかない。
だからこその今回を『新球最終テスト』と定めた朝倉
「使えないならやめるしかない」と語るともに、
登板での試投でその成否を見極めて、
今季の持ち球としていくか、最終結論を出すようです。


何を話しているのでしょうか?もはや朝倉の代名詞とも
いえるシュート
この宝刀によって
右打者は十分牛耳れるのに対し、
スライダーとフォークぐらい
しかなかった左打者対策にと、
練習してきたのがカットボール
できれば『採用』
なってもらいたいところですが、
フォームのバランスや他のボールが台無しになっては
本当に元もこうもないですからね。
前回の登板ではやはりシュートが光り、完ぺきな内容。
ただ本人的には、カットが試投できず不満だったよう。
まだまだ試すことも十分にできるあすのゲームで
捕手が谷繁になるのか、小田になるのかわかりませんが、
その意見も踏まえ、使えるのかを判断してもらいたい。
そしてダメなら仕方ないですが、それでもしっかり調整し、
もしかしたらの『開幕』に合わせてほしいなと。
今季地元初登板となる背番号14の投球には注目です。


またきょう8日にもローテ濃厚の投手が登板予定。
まずは、このところブルペンで
調子が上がらず、やや悩み気味中田
今回は「悪いなりの投球」をテーマとしました。
おそらく投げ込んだキャンプの
疲れが来てるからと思いますが、
なんといっても中田『完ぺき主義』ですからね。
求めているものが高いのでしょうが、
制球など毎回取り組まなくてはいけない課題は、同じ。
考えすぎずに自分の投球を心がけてもらいたいです。

一方、前回はやや力みもあってか、
2回を4安打2失点とやや荒れた小笠原
こちらのテーマは『0の投球』。
実戦2戦目となることですし、
打者に対する感覚も取り戻し始めていると思います。
「挑戦する身ですよ」というのは良い心がけ。
左の柱として、順調な投球ぶりを見せてほしいところです。

さらにキャンプ終盤、左肩故障か?と言われ、
別メニュー調整となっていた久本がキャッチボールを再開。
約60球、久々にスパイクを履いて、
強いボールを投げていたようですが、
実は左肩故障ではなく、左前腕部張りがあったもよう。
その原因の1つとなったのが、取り組んできたチェンジアップ
開幕を前に、使用に関してはいったん白紙に戻され、
今後は様子を見ながら、握りなどを若干変えていくか、
または我慢しながら投げ続けるか、それとも断念か、
苦渋の選択を迫られていきそうです。


◇平田良介
<先発出場死守へ巻き返しを図る。
目標は最低1日1安打。量産して再アピールすることを決意>
「とにかく1本ほしいです。
できれば、これから毎試合ヒットを打ちたい」

<6日の千葉ロッテ戦では、
8回にダメ押しの中犠飛を放ったが不満げ>
「今年、どうしてもレギュラーを取りたい。
結果も内容も欲しい。
だから犠飛では…。高望みしています」

<名古屋に戻ってからは、3試合連続無安打と快音なし。
たった3試合でも開幕1軍へのプレッシャーがかかる>
「『打てるときもあれば、打てないときもある』
とみんな言ってくれます。
でも、ぼくは焦ってます。
スタメンを外されないようにしないといけないです」

<絶好調だった沖縄にはなかった花粉症にも悩まされている。
この日の練習でも鼻声だったが、それを言い訳にしない>
「苦しいですけど、それで集中力が切れることはありません。
目薬と点鼻薬をもらったから大丈夫です」

<練習を終え、ロッカー室に戻ろうとしていたがモジモジ。
その理由は隣を歩いていた中田にお願いがあったから>
「中田さん、あのー、サインほしいんですが」

<実は母・博美さんからのお願い。
中田と川上のファンで、希望に応えるため、
モジモジしながら勇気を振り絞って?お願いした。
やりとりしているところへ、朝倉も通りかかったが>
「朝倉さんには、また今度いただきます」
中スポ<ドラ番記者>スポニチ名古屋ニッカン

◇中田賢一
<モジモジする平田に突っ込みながらサインを>
「そんな小さい声でこそこそ言わなくてもいいのに」
<ドラ番記者>


◆森野将彦
<左手第3中指骨を骨折してリハビリ中。
この日故障後初のノックを受け、順調な回復をアピール。
早川コーチがバットで打ったボールをキャッチして一塁に送球。
これまでは手で投げたゴロを捕球していただけに>
「捕っても痛くない。
野球をやれない期間が長かったので、
やっと野球らしい練習ができるようになってきたのがうれしい。
初ノック? かなりの前進でしょう。
よくなっていますね。順調ですよ」

<あくまで28日の開幕戦を目標に掲げている。
その上で9日にもバットを握る考えを示した。
「20日ごろまで練習してだめならしかたないと思う。
できるかどうかの判断は自分の感覚を大事にしたい。
軽く投げてもらったりしても痛みはない。
ただ、ギプスしてたんで
手や指の細かい筋肉の動きに不安がある。
ボクはまだレギュラーを追う立場の人間だから…。
(平田、藤井ら若手の台頭を)意識しない」

<段階を踏んでクリアしていけば開幕戦に出場できる計算。
一昨年のオープン戦で右手小指を骨折した経験を基に現状を分析>
「(06年のけがの時は)骨がくっついても
痛みが残っていて練習が思うようにできなかった。
間に合うか微妙ですけど
小指を骨折した時のことを考えるといけるんじゃないか」
(中スポ、スポニチ名古屋ニッカン名タイ

◇高代野手総合チーフコーチ
<リハビリ中の森野について慎重。
焦る気持ちに待ったをかけたい考えを明かす>
「本人は開幕に間に合わせようという
気持ちはあるだろうが、無理しても意味がない。
実戦感覚? 完治させることが大事。
まずはけがを治してから、ボールを打ってからだ」
スポニチ名古屋ニッカン


一方、野手陣は疲れを取る意味もあってか、
若竜精鋭による指名練習のみ。
平田、森岡、西川らが練習に励んでいたもよう。
ところで、沖縄での実戦では絶好調。
一気にスタメンの座を掴み、ナゴヤドームでも
主力とともにその名を連ねている平田ですが、
実はナゴドの3試合では、まだ無安打
犠飛による1打点こそあったものの、
本人的にはかなりの危機感もあるようです。
死球退場こそあったものの、
巨人戦では打撃をアピールした藤井
さらに急ピッチで開幕に向け、調整をすすめる森野
そのほか軒並みならぶライバルに打ち勝つため、
背番号8「毎試合安打」を目標に定めたとのこと。

実績不利な平田にとっては、
ヒット増産がアピールには必要となってくるでしょう。
ただもう1つのライバルとして『花粉症』も。
ナゴドでの2連戦の後は、岐阜、岡崎、浜松と
屋外でのゲームが続いていきます。
新たな敵とはうまくつきあい、1日1本を目指してほしいです。


若竜トピックス(7日)

◆ウエスタン・春季教育リーグ
サーパス-中日
(7日・神戸サブ球場)
   000 001 000 =1
 SU 100 021 00× =4
[敗] 佐藤充
[D本] なし
[D投] 佐藤充、高橋、齊藤
オリックス・バファローズ公式


◇新井良太
<教育リーグ・サーパス戦で3安打を放ちアピール。
オリックスの先発ローテ有力な金子からの3安打。
厳しい内角攻めにバットを折りながら中前に落とした>
「詰まったけど、自分としてはいい打撃だったと思う。
悪い打ち方をすればサードゴロになってしまう」

<キャンプは1軍組で迎えたが、第4クールからは2軍へ。
調子が上がらずに試行錯誤したが、ようやく打撃は上向き>
「守備も含めて、自分には課題がある。
流されることなく、自分のやるべきことをしっかりやっていきたい」
中スポ

◇佐藤充
<教育リーグ・サーパス戦に先発。
安打は5本浴びたが、5三振を奪い無四球。
手応えありの5回3失点(自責2)に>
「自分としては前回のゲーム
(2月20日の韓国・サムスン戦)よりも内容は良かったと思います。
去年の自分から急に良くなることはない。
段階を踏んで良くなっていけばいい。
今日はまた課題が見つかったので、次回はクリアできるようにしたい」
中スポ


◆樋口賢(高校生ドラフト3巡目)
<あす9日の社会人・東海理化戦に登板することに。
実戦初登板の韓国SK戦では1回を無安打無失点。
登板後に左太もも裏に張りを訴えていたが心配なさそう>
「次はひじを高く上げて、しっかりボールに指をかけたい」
中スポ


ウエスタン教育リーグは、
前日同様、神戸サブでのサーパス戦
ゲームは初回、先発・佐藤充が捕まり、
吉良俊則、田中彰の連打で1点を失うと、
5回には岩﨑の遊ゴロエラーなどで、無死一、三塁から
柴田亮輔のライトオーバータイムリー三塁打で2失点。
6回に堂上剛裕の右前適時打で1点を返すも、
そのウラに2番手・高橋田中に一発を浴び、1-4。
その後はサーパス2番手・ルーキー小林賢司の前に
3イニング打者10人が無安打となり、逃げ切られてしまったもよう。

そのなかで、この日も3安打を放ったのが、4番・新井
それもサーパスの1軍、オリックスの
開幕投手候補である金子千尋からのヒット3本。
前日の3安打6打点に続き、打棒はこの日も爆発でした。
守備がどれだけうまくなっているかも気になりますが、
現状では1軍の一塁は、決してうまくない上田
やや危なっかしい柳田ということで、
6日の千葉ロッテ戦では中村紀洋が守っていました。
ファームもナゴヤへ戻ってきましたし、
この好成績が1軍復帰への便りとなるでしょうか。
またそのほかでは、その前を打つ中村公治も3打数2安打。
さらに下からのアピールを続けてもらいたいところです。

2008年3月 7日 (金)

満塁男ノリ健在と代打立浪決勝打で竜逆転勝利!

ナゴヤドームでの日替わり相手のオープン戦。
3試合目のこの日は、千葉ロッテマリーンズ戦。
序盤、抑え込まれていた打線が終盤に爆発して
6-2と見事な逆転勝利をおさめたもよう。
この日の打のヒーローは6回満塁で同点打を放った中村紀洋
3打数2安打2打点をマークし、3試合で打率8割
調整の順調さを大きくアピールしました。
一方投手陣は、先発6番手を争うチェン川井が登板。
ともに長いイニングを放ったようですが…。

◇オープン戦
中日-千葉ロッテ
(6日・ナゴヤドーム)
11217人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
千葉ロッテ
中 日 ×
[勝] 川井(2試合1勝)
[D本] なし
[Dバッテリー]
チェン、川井 - 谷繁、小田

【ゲームレビュー】
中日中村紀洋が技ありの打撃を見せた。
外角球に逆らわない右への2安打で好調ぶりを示した。
5回2失点のチェンは走者を背負っての制球が乱れた。
千葉ロッテは開幕投手候補の小林宏之
低めに球を集め、5回を2安打無失点と好投した。
共同通信社ニッカン式スコア


◇中村紀洋
<千葉ロッテ戦に『6番・一塁』で先発出場。
2点を追う6回2死満塁で登場すると、
右前に技ありの2点適時打をはじき返して同点に。
本番さながらの勝負強さを見せつけ>
「ああいうのを積み重ねていかないとね。
ここまでは順調。タイミングがうまく取れていると思います」

<言わずと知れた『満塁男』。
昨季まで公式戦の満塁機での通算打率は.326。
通算14本の満塁弾を放ち、プロ野球記録まであと1本>
「(満塁弾記録は)チャンスがあれば何とか…。
今年の目標にして頑張りたいですね。
でも今日はあそこで打たん方がよかったでしょ。
カウントされないからね。シーズンで打てば」

<テスト生からスタートした昨年の今ごろは
一軍出場を目指し必死のアピールを続けていた。
主軸となった今は余裕を持って、打席で持ち味を発揮している>
「去年はそういうの(本塁打)もあったけど、今は必要ない」

<5回の打席でも先発・小林宏之から右前打をマーク。
この日の打線は小林宏之にわずか2安打と
苦しんだが、そのうちの1安打を放つ>
「いい投手だから、あそこで打つのと打たないのとでは違ってくる」

<初回に見逃し三振で今オープン戦で初めてアウトになったが、
3試合で7打席5打数4安打2四球2打点。打率8割と早くも絶好調>
「8割? 結果が出てるんで順調だけど、
シーズンにとっておきたいぐらいですね」

<好調の要因は春季キャンプからの取り組みにある>
「見た目で変わっているやろ?
キャンプで取り組んできたことがうまくいっている。
タイミングがうまく取れているから鋭い打球が出ている。
今はまだ試行錯誤の段階だけど
開幕まで、まだ何日かあるので
今の形をしっかり自分のものにしないとね」

<このオープン戦から専用の応援歌が用意されたが>
「え!そうなんですか? 気がつかなかった。
打席では集中しているから、聞こえないものなんですよ。
今度、聞いてみます」
中スポ、東京中日、サンスポスポーツ報知
時事通信スポニチ名古屋ニッカン名タイ


4回まで千葉ロッテの開幕投手候補、
小林宏之の前、和田のわずか1安打に抑えられ、
2点ビハインドだったドラゴンズでしたが、
小林宏之降板後の2番手以降を攻め、6回ウラに同点。
見事な同点打を放ったのが、中村紀洋でした。

2死からイ・ビョンギュの鋭いセンター前ヒットと
ウッズの四球、さらに途中出場の藤井の四球で
2死満塁と、絶好のチャンス。
ここで『満塁男』が健在をアピール!
千葉ロッテ4番手・中郷大樹から
カウント2-1と追い込まれたものの、
外角高めのスライダーを逆らわず、右へ持っていくと、
打球はライト線への見事な同点タイムリー
技ありの一打で勝負強さを証明するとともに、
この日は5回の第2打席にも、
小林宏之から右前打を放つなど2安打2打点をマーク。
ここまでのオープン戦の3試合では、
打率8割と早くも絶好調の背番号99
「シーズンにとっておきたいぐらい」と冗談を交えながらも、
タイミングの取り方などの課題に取り組んでいた
キャンプの成果が出ていることに手応えを感じている様子。
それでもまだまだ試行錯誤の段階で、
開幕までには「今の形をしっかり自分のものにしたい」と意欲を。
絶好調のまま開幕ダッシュといけば、
通算満塁本塁打の記録更新も夢ではないかもしれません。


神主ノリさん。この日のゲームは
CS中継がなかったため、
動く映像を見ていませんが、
この3連戦、中村紀洋
打撃がかなりよさそうですね。
満塁男の面目躍如と
いえる同点タイムリー。
今季自分的には、
ノリさんに多く打点を
稼いでもらうなど
『勝負強さ』を求めているので、
その期待に早くも応える一打となりました。
さらに好調を感じるのは、お得意の右打ちが出ている点。
無理にフルスイングすることなく、
ボールに逆らわずに、弾き返すバッティング。
まさにチームプレーともいえる一打に、
すっかりチームにとけ込んでいる感も伺えます。
シーズンでの定位置は、おそらく『6番』。
それでもこの位置でぜひとも怖い男となってほしい。
キャンプでの課題をさらに自分のものとし、
できるだけ最高の状態でスタートを切ってくれればと思います。


◇立浪和義
<8回無死三塁、前田の代打で登場。
中前へ決勝適時打を放ち、オープン戦2打点目をマーク。
切り札の真骨頂を見せつけた>
「オープン戦どうこうじゃなく、結果を求めていきました。
シーズンと同じ気持ちでやっていますから。
どうやったら結果が出るかを日々考えながらやってるんで。
去年は重要なところで打たせてもらったので、
今年もまずその座を獲得しないと。
ベンチにもチームメートにも、
出たときは何とかしてくれるんじゃないかという
期待をもってくれるようにしなければならないですから。
そういう信頼って大事ですからね」

<自身の適時打のあと、さらに3点を追加。
柳田が食らい付いて四球を奪い、伸び盛りの平田が中犠飛。
代打の充実感もあったが、兼任コーチとしての満足感も>
「12球団一ということは、世界一です。
それだけ振っている。しんどいのもわかります。
でも、レギュラーを絶対に抜く。
そういう気持ちをもってやってもらいたいんです」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカンデイリー


◇西川明
<同点で迎えた8回の初打席で
先頭打者として、右翼線を抜けていく三塁打を放つ。
三塁にはヘッドスライディングをし、
続く立浪の適時打で勝ち越しのホームを踏む>
「カウント0-2となったので、まっすぐを狙ってました。
先っぽでしたけど、飛んでくれたところがよかったですね」
(中スポ、ニッカン

◇平田良介
<8回無死満塁の第4打席でセンターへ犠牲フライ。
3試合ぶりの打点を挙げ、仕事を果たし>
「ここ2試合、ヒットが出てなかったんで
代えられるんじゃないかと思っていました。いい流れに戻したい」
スポニチ名古屋ニッカン

◇井上一樹
<途中出場の7回、オープン戦10打席目でうれしい初安打。
千葉ロッテ・神田から右翼フェンス直撃の快打をマーク>
「これまでは球を見ることが目的だったから
結果は気にしていなかったけど、
さすがに自分だけ(打率が)0というのは気になり始めていた。
きょうは最初から『数字を出す』と決めていたからよかった」
(東京中日)

◇和田一浩
<2回の第1打席でつまりながら右前に運び、
オープン戦2本目のヒットを放つ。
謙そんしたが、体を開かずに打つ課題をクリア
「ただの振り遅れだし、あんまりね」

<あくまで照準を28日の開幕戦をあわせ
マイペースを貫くが、明るい表情>
「バットが振れるようになってきました」
ニッカン

◇高代野手総合チーフコーチ
<8回無死一塁の打席で頭部に死球を受け、
途中退場した藤井について>
「意識はあった。大丈夫だろう」
ニッカン


2-2の同点で迎えた8回ウラ、
千葉ロッテの不安定な中継ぎ陣を攻め、一気に勝ち越し。
その貴重な勝ち越し打を放ったのが、ベテラン・立浪
この回先頭の西川が千葉ロッテ5番手・神田義英から
ライト線へのスリーベースで口火を切ると、
大歓声のなか、DH・前田代打で登場!
カウント0-2からの3球目、ストライクを取りに来た
スライダーに反応し、迷わずバットを出すと、
打球は前進守備の内野の間を抜け、センター前へ
西川が生還して、勝ち越し成功。
オープン戦2打点目をマークするとともに、
切り札健在を大いにアピールしてくれました。

さらにこの一打をきっかけに、
このキャンプ自らが指導した若竜たちが続々奮起。
続く藤井は、代わった6番手・伊藤義弘
ストレートを頭部に受け、死球退場となりましたが、
危険球退場でさらに代わった7番手・根本朋久から
柳田が四球を奪い、再び満塁とすると、
平田が3試合ぶりの打点となるセンターへの犠牲フライ。
さらに途中出場の小田がレフトへのタイムリー。
そしてこの日9番・三塁フル出場のデラロサ
センターへ犠牲フライを放つなど、この回一挙4点
自らの背中にしっかりと続いた若竜たち
兼任コーチとしての満足感もあったかも。
それでも選手として常に本番モード背番号3
試合後も最後まで球場に残り、
ウエートトレに汗を流していたようです。


『出たときは何とかしてくれるんじゃないかという
期待をもってくれるようにしなければならない』

まさに代打の切り札・立浪に対して求める
期待と信頼を表すコメントではないかと思います。
このキャンプ、兼任コーチとしての面が
取り上げられることが多かったですが、
実戦に入るとやはり『一選手』としてよりが入る。
そしてその集中力がここまでの好調に
繋がっているのではないかと思います。
兼任コーチになったからこそ、
より結果を残さなくてはいけない。
そしてそれができるミスタードラゴンズだからこそ
首脳陣チームメイトがより信頼を寄せていく。
一打でファンを沸かせることができる希有な存在。
開幕に向け、さらに状態を上げてくれればと思います。

ところで、先ほども触れましたが、
8回の打席で、千葉ロッテのルーキー・伊藤から
頭部に死球を受け、退場した藤井
ヘルメットが割れ、その破片が飛び散るなど、かなりのダメージ。
その場に倒れ込み、担架で退場したようですが、
病院の検査の結果は、幸い異常なしとのこと。
それでも8日以降の試合出場は様子を見て判断するそうです。


◇チェン・ウェイン
<先発し、5回を3安打2失点。
途中制球を乱しながらも、最低限の目標だった
先発投手の責任投球回を投げアピール。
登板後、心地よい疲れに顔がほころぶ>
「2006年に左ひじを手術してから、
こんなに長いイニングを投げたのは初めてでした。
長いイニングを投げることができて良かった。
もっと投げられるくらいの余力もあります」

<リハビリに明け暮れた昨季、
1年間ひたすら走り込み、先発としての土台を地道に養っていた>
「ひじを故障する前より、今の方がスタミナがある」

<1、2、5回はいずれも3人で仕留めたが、
失点した回は球が高めに浮き、4回は押し出しを含む3四死球>
「下半身を使って、コントロールすることが
課題だったけど。3回と4回はダメでした」

<それでも肝心の球威が全く衰えなかった>
「真っすぐは大丈夫だという手応えがあります」

<本拠地・ナゴヤドームのマウンドを踏んだのも、
05年以来実に3年ぶりだったが>
「久しぶりで緊張した。気持ち良かった」

<セットポジションになると
下半身を使った投げ方ができないなど
今後の修正点が見つかったが>
「次はもっと長いイニングを投げたい」
中スポスポニチ名古屋ニッカン名タイ

◇三木トレーニングコーチ
<下半身強化に取り組んだチェンについて>
「手術したことで集中的に基礎トレーニングができた。
けがの功名だね」
名タイ


◇川井進
<2番手として6回から登板し、4回を1安打無失点。
オープン戦の無失点イニング記録を『7』に伸ばしたが、
9回2死からの南への四球に反省しきり>
「0点で抑えられたことには満足しています。
ただ最後に四球を出したことがよくなかったですね。
できることをしっかりやるだけ」
(中スポ、毎日jp

◇森バッテリーチーフコーチ
<そろって好投したチェン、川井に高評価>
「2人とも1軍に残ろうと必死にやってるんじゃないか」
ニッカン


一方、投手陣は先発6番手を争う左腕の2投手が登板。
先発・チェン術後最長となる5回を投げ、3安打2失点。
さらに2番手で登板した川井も4回を投げ、1安打無失点。
ともに持ち味を発揮し、ローテ生き残りをアピールしたようです。

この日のチェンに関しては、
やはり5回を投げられたことが収穫のよう。
しかし内容としては、1、2回三者凡退と
立ち上がりこそよかったものの、
3、4回に下半身が全く使えず、制球難に。
3回には高めに浮いたストレートを田中雅彦に叩かれ、
レフトへ先制タイムリーを浴びると、
続く4回には竹原四球、オーディズ左前打、
さらに里崎死球で満塁から、1死後
神戸拓光に押し出し四球と、荒れ模様
5回には西岡を外へのストレートでズバッと
空振り三振に取るなど立ち直りを見せたものの、
ランナーをおいての投球に、課題も見せていたようです。

他の投手なら制球難による失点は
いかがなものかとなるのでしょうが、
ここまで長いイニングを投げていないチェンですし、
オープン戦ということで及第点ということなのでしょう。
ただ課題はやはり制球難、そして下半身を使った投球。
ストレートはまずまずでしたし、
次の登板ではその辺を修正してもらいたいですね。


一方、川井は大いに持ち味を発揮したのでは。
ドミニカのウィンターリーグで学んだ
ツーシームを自分のものにするとともに、
うまくボールを低めに集めていたうえ、
打者の内角をしっかりと突く投球ができていたもよう。
変化球主体の投球ですが、このまま安定していれば、
さらにチャンスをもらえる可能性も大いにあることでしょう。
ここまできたら開幕1軍、掴んでほしいところです。


1行ドラゴンズ。(6日)

ドラ1山内4回6奪三振完全デビュー「今日は良かったっす」(中スポ
2番手清水昭信名城大リレー完成「今日はスプリットが良かった」(中スポ)
4番新井満塁弾など2安打6打点「満塁弾は体が反応しました」(中スポ)
4日西武戦、井上山田種田椎木90年入団組が集まって談笑(ドラ番記者
森野長峰近況紹介、森野「もう少しで軽く打撃が出来そう」(公式ファーム


◆ウエスタン・春季教育リーグ
サーパス-中日
(6日・神戸サブ球場)
   002 050 002 =9
 SU 000 000 000 =0
[勝] 山内
[D本] 新井(満塁)
[D投] 山内、清水昭信、佐藤亮太、高江洲、金剛
オリックス・バファローズ公式


◇山内壮馬(大・社ドラフト1巡目)
<教育リーグ・サーパス戦に先発し、4回をパーフェクト。
毎回の6奪三振という快投を演じ、圧巻の『デビュー』を飾る>
「今日は良かったっす。自分のペースで投げられました」

<キャンプ中の実戦では、制球難であっぷあっぷ。
それから11日後、デビュー戦はまるで別人だった>
「ノーワインドアップにしたから、だと思います。
振りかぶらないようにしたんです。
もともと自分はストレートを低め低めに
投げられるような投手じゃなかった。
それがノーワインドアップにしてから低めにいくようになった」

<小林コーチからの助言を受け、
ワインドアップをやめたことで、左足を踏み出す際、
あごが大きく上に向く悪癖を大幅に修正することができた>
「今でもあごは上がるけど、以前ほど上がらなくなった。
そのおかげでボールを少し前で離せるようになった。
離す位置は少しの差なんですけど、
それで随分低めにいくようになった」

<プロの水にも、少しはなじんだよう。
目標にしてきた開幕1軍へアピールした投球に>
「まだ全然、慣れてないです。
(でも)最近は少し自分のペースで投げられるようになってきた。
開幕1軍? 自分にはまだ課題がありますけど、
チャンスがあれば狙いたい」
中スポ

◇清水昭信
<名城大の1学年後輩の山内のあとを受け、5回から登板。
2イニング完全で、パーフェクトを6イニングまでつないだ>
「今日はスプリット(SFF)が良かった。
良かったのはスプリットだけ、でしたけど」
(中スポ)

◇新井良太
<4番に入り、満塁弾など6打点と大爆発。
3回に左翼線へ先制の2点適時二塁打。
さらに5回無死満塁では左翼への一発。復調をアピール>
「スライダーを狙っていたわけではありませんが、
体が反応しました。うまく打てたと思います」
(中スポ)

◆長峰昌司
<右肩脱臼で沖縄キャンプを途中離脱。
回復は順調、ナゴヤ球場で走り込む>
「肩も回るし、痛みも無いです。
チョット怖い感じはありますけど、
そろそろ立ち投げでもと思ってます」
公式ファーム


2試合連続で中止だったウエスタン・春季教育リーグ
ようやくこの日、初戦を迎えることとなりました。
そのサーパス戦に先発し、見事な快投を見せたのが、
大・社ドラフト1巡目のルーキー・山内壮馬
2軍戦ながらプロ初の公式戦登板となりましたが、
4回、打者12人をなんとパーフェクト!
6奪三振に、6個の内野ゴロという内容で、
ストレート、スライダー、チェンジアップを決め球に、
カットボール、カーブを交え、持ち味を発揮。
さらに課題だった制球難も、キャンプ中に変えた
ノーワインドアップ投法により、一気に安定。
まさに圧巻の『プロ・デビュー戦』となったようです。


今朝の中スポ、東京中日の1面が
1軍を差し置いて、なんと山内
キャンプ中は正直、目立たなかったルーキーが
実戦で大いなるチカラの一端を発揮。
開幕1軍まではどうかなと思いますが、
面白い存在になってくればいいなと思いますね。
今後はさらに投球を安定させて、
ぜひとも1軍に呼ばれるよう、やっていってほしい。
「時間をかけて育てていく」方針のルーキーですが、
思わぬ成長も楽しみにしていきたいです。


なおゲームは、投打に渡ってまさに圧倒
3回、澤井の左中間二塁打と中村公治四球で
一、三塁から、新井が粘った末の11球目を
レフトへ運び、タイムリー二塁打で2点を先制。
さらに5回無死満塁で再び新井がレフトスタンドへ満塁弾
この回、一挙5点を挙げて、勝負を決めたもよう。

この日、4番に座った新井はなんと6打点!
大いに起用に応えてくれはしたものの、
ただタイムリー二塁打の後、けん制でアウト。
さらに次の打席では、グランドスラムとかなりの浮き沈みが。
相変わらずいろんな意味で、忙しい男ですね。

2008年3月 6日 (木)

吉見粘投ビョン初補殺?オープン戦巨人に先勝!

ナゴヤドーム今季オープン戦第2戦は、
おそらく今季もリーグ優勝を争うであろう巨人が相手。
地元2戦目で早くもぶつかったライバルに対し、
先発した3年目の吉見が粘りの好投。
7安打浴びながらも要所を締めての5回無失点
先発6番手の座に向け、大いにアピールとなりました。
また野手では、イ・ビョンギュが攻守に大活躍。
打っては先制タイムリーなど2打数2安打、
守っては来日初補殺を魅せるなど、
2年目の「変身ぶり」を披露したようです。

◇オープン戦
中日-巨人
(5日・ナゴヤドーム)
14831人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日 ×
[勝] 吉見(1試合1勝)
[S] 鈴木(2試合1S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
吉見、菊地、ネルソン、鈴木 - 谷繁、清水将海

【ゲームレビュー】
中日は先発の一角を狙う吉見が5回無失点。
7安打を許しながらも要所を締めた。
打線では井端、イ・ビョンギュがともに
オープン戦初安打を含む2安打を放った。
巨人高橋尚成が3回1失点。
打線は11安打したが、適時打が出なかった。
共同通信社ニッカン式スコア


◇吉見一起
<巨人とのオープン戦に先発し、5イニングを無失点。
毎回の7安打を許しながらも、得意のシュートなどで
バット4本をへし折る力投を見せる>
「ここという場面でシュートにキレがあった。
ちゃんと変化してくれました。
まあヒットはたくさん打たれましたけれども、
自分らしい投球はできたかなと思います。
ヒットは少ない方がいいですけれども、
打たれても怯えることなく、
向かっていくんだという気持ちでいきました。
結果を気にせず本当がむしゃらに
いくって事だけを心掛けていきました。
0点に抑えたっていうことは自信もなりましたし、
次も同じようなかたちでいけるようにしていきたいです」

<もともと持ち球の一つだったシュートに、
今季は微妙な調整を施している>
「以前は普通に投げるという感覚。
それを人さし指で押し込むような意識に変えた。
球速は多少落ちたと思いますが、
代わりにコントロールしやすくなった」

<成果も出たが同時に課題も見つかった。
縦の変化球・フォークボールが抜けてしまっていた>
「きょうは全然駄目だった。
でも(捕手の)谷繁さんはサインを出し続けていた。
僕はスライダーの投手。
だからスライダーを(打者に)待たれていることがある」

<昨オフのドミニカ共和国留学で生まれ変わった。
最大の収穫は、激しい競争社会で
目の当たりにしたハングリー精神。
サバイバルを体感し、刺激を受けた>
「今思えば収穫は向こうの人が
『野球で生き残るんだ』と必死になっていた姿を見て
自分の考えをあらためたこと。
外国人選手は手を抜くようなイメージもあったけど、
みんな一塁まで全力疾走。必死にアピールしていた」

<昨季も先発候補に挙がりながら
5試合(0勝1敗)の登板にとどまったが、
先発6番手のイスは無心でつかみ取る>
「去年はチャンスはあったけど考えすぎて失敗した。
(巨人打線は)豪華なメンバーでしたね。
去年なら打たれたらどうしようと考えてしまったけど、
今は『抑えたら自信になる』と思って投げている。
プラスになることしか考えていない。
開幕に合わすとかじゃなくて、本当毎日毎日が勝負なので、
もう先のことを考えずにとばしていきたいと思います」
中スポスポーツ報知時事通信毎日jp
スポニチ名古屋ニッカン名タイ、NHK、CBC、東海)

◇谷繁元信
<吉見を生かす方法として縦の変化球の細かい精度を求める。
落ちる球があるかないかでは、
投球の組み立てが大きく変わってくるはず>
「吉見は打たせて取るタイプ。
フォークをどう生かすかであいつは決まってくると思うから」
名タイ


◇菊地正法
<6回から2番手として登板。
3イニングを投げ、3安打無失点。
走者を背負っても、気迫の投球で切り抜ける>
「しっかり低めに投げられなかったけど、
ゼロに抑えられたのは収穫。
このままゼロを続けて開幕を1軍で迎えたい」
ニッカン

◇鈴木義広
<9回無死満塁でネルソンを救援。
代わりばなの代打・古城には死球で押し出しとしたが、
後続は断ち切る。偶然とはいえ本番モードの登板で収穫>
「準備はしていました。
シーズン中も考えられるケースだし、
1人ずつアウトを取れてよかったです」
(東京中日)

◇森バッテリーチーフコーチ
<最大のライバルとなる巨人を抑えた吉見に合格点をつけ>
「打たれたのは仕方ない。
ゼロに抑えたことは評価できる。
結果を出すということは大事なことなんだ」

<9回に登板、1死も取れずに降板したネルソンについて>
「こんなもん。これ以上は期待しない」
中スポスポニチ名古屋ニッカン12


本拠地・ナゴヤドームでの今季2試合目で、
早くもぶつかったライバル・巨人との一戦。
先発した吉見が、5回を投げ7安打無四球2奪三振無失点。
追い込んでからの勝負球が決まらず、
毎回走者を背負う苦しい投球ながらも、
要所をしっかりと締めて、やや欠けた感の巨人打線を0封。
先発ローテ入りに向け、アピールしました。

低めへの制球と、スライダーを中心とした
多彩な変化球が持ち味の吉見ですが、
この日冴えたのは、要所で投じた内角へのシュート
立ち上がり、2死三塁のピンチで
4番・ラミレスのバットをへし折り、
投ゴロに仕留めたのを皮切りに、
この日は、強気の攻めでその威力を発揮。
先頭打者を出した4回1死一塁の場面でも、
小田嶋正邦に対して、シュートで4-6-3の併殺に。
さらに続く5回1死二塁で迎えた脇谷に対しては、
低めのシュートでバットを折っての投ゴロに打ち取り、
ランナーを二塁へ釘付け。
5回先頭の村田善則(直球で)も含め、
5イニングの登板でバットをへし折った数や、4本
やや荒れながらも無四球だったことも幸い。
今季微調整したことで切れ味を増したシュートが、
先発6番手の座を射止める大きな武器となりそうです。


キャンプ中から評価が高かったものの、
当初は、教育リーグでの登板が予定されていた吉見
4日のゲームが雨で中止になったことで
急きょ迎えた今回の登板でしたが、
見事に存在感をアピールしましたね。
毎回のようにランナーは出すものの
要所を凌いで、気がつけば5回を無失点
やや迫力の欠ける感の巨人打線に、
7安打も浴びていたにも関わらず、
しっかりと0に抑えていたのは、
やはり内へのシュートに威力があったからでしょう。
これまでどちらかというと
スライダー、パーム、チェンジアップのイメージだった
吉見に攻められるシュートが加わるのは大きいですね。
さらにこの日は、投球に気持ちも入っていたようで、
連打を浴びようとも、昨季のように
すぐにパニクって慌てる様子もなく、
堂々と打者に相対していたのには、成長も感じました。

すでに5つが決まっている先発ローテのイス。
CS中継では、山井が故障?とも若干触れていましたが
それでもおそらく間に合いますし、空くのは1つだけ
チェン、川井、昌さん、久本など
左投手のライバルがひしめいていますが、
ぜひとも出てきてほしい投手の1人。
今回の粘投を自信にして、これからの登板も
「がむしゃら」に投げ抜いてほしいです。


その他の投手では、吉見を継いだ2番手の菊地
登板直後の6回、いきなり先頭の高橋由伸
センター前に運ばれたうえ、連携ミスなどで、
1死二、三塁のピンチを背負いますが、
木村拓也をショート正面のゴロに取り、
三塁走者を三本間で挟んでアウト、
さらに坂本勇人を外への変化球で
空振り三振に取り、何とかピンチを凌ぐと、
7回は1死からヒット1本浴びたものの、脇谷を6-4-3の併殺に。
そして8回は、下位打線を三者凡退と、
この日は、3イニングを3安打1奪三振無失点。
球速が速くないため、地味には感じるものの、
しっかりと0の投球でアピールを続けました。


さらにこのまま完封勝ちかと思えた最終回、
与四球と見送り三塁内野安打、
そしてデラロサの二塁への悪送球で、
無死満塁という大ピンチからの登板となったのが、鈴木
いきなり代打・古城に死球を与え、押し出し。
さらに1死から寺内崇幸にレフトに運ばれ、犠牲フライ。
2点を失ったものの、最後は矢野を初球、
二塁へのハーフライナーで締めて、初セーブをマーク。
無死満塁というキツイ場面を断ち切ったのは収穫ですが、
いきなりの死球は、やはりペケ。
セットアッパー候補でもありますし、
できるだけ劇場は避けてもらいたいなと思います。

またネルソンに関しては、
毎度毎度なので、もういいでしょう(苦笑
ただせっかく打ち取った三塁ゴロが
デラロサの悪送球でピンチとなってしまったのは、
少々カワイソウだったような気もします。


◇イ・ビョンギュ
<2試合連続して『3番・右翼』で先発出場。
3回2死二塁で右前に痛烈な先制適時打を放つと
6回にも中前打、この日は2打数2安打1四球1打点>
「(3回の適時打は)何とかランナーをかえそうと
集中して打席に入ったところでいい結果が出た。
真っすぐを待っていたけど、うまくカーブに対応できた。
結果的にうまくいったと思うよ」

<見せ場は打席だけではなく、右翼で好守を披露。
3回2死二塁のピンチでラミレスの右前打を
すかさずバックホームして、二走・高橋由伸を本塁でアウトに。
来日初の補殺に苦笑を浮かべた>
「補殺? 満足な送球じゃないけどね。
ベンチの(守備位置の)指示が良かっただけ。
守備位置をコーチに指示されていたおかげ」

<今季の奮闘にはわけがある。
昨年は北京五輪予選の韓国代表に選ばれながら、
不振が目立って今年は外された。
プライドは傷つけられたが、逆に闘志に火がついた>
「もう五輪はいい。
これからはドラゴンズのためだけに全力でやる」

<キャンプでは変化球の多い日本野球に
より対応できるよう打撃フォームを改良。これが功を奏している>
「いい状態をつくれるよう努力しています」
中スポサンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン

◇高代野手総合チーフコーチ
<ベンチの指示とは他ならぬ落合監督の指示だった>
「ラミレスに対して吉見のシュート。
詰まって右前に転がる確率が高いという監督の判断」
<ドラ番記者>


◇井端弘和
<今オープン戦初のフル出場で2安打1盗塁。
初回1回1死、左前へオープン戦初安打を放つと、
続くイ・ビョンギュへの初球で抜群のスタート。
捕手からの送球がややそれたこともあり、二塁を陥れる>
「初球の盗塁? いや、2球目じゃなかったっけ。
まだまだ。まだ足が前に動いていかないね。
徐々に調子を上げていきます」

<昨年は巨人戦で走りまくった。
6度の盗塁を試みて、いずれも成功。
高橋尚成に対しては3度試みて、すべて成功している>
「今年はアウトになるんじゃないかな。
そんなにうまくはいきませんよ」
中スポスポニチ名古屋

◇和田一浩
<ライバル球団として戦う巨人戦を初体験も
三邪飛、三振とこの日は2打数無安打>
「巨人戦? まあ、オープン戦だからね。
高橋尚成? もうイメージできている投手」
(中スポ)

◇立浪和義
<8回の第2打席、クルーンに3球三振を喫し>
「(クルーンは)いいボールを投げていた。
カーブも投げているようだし、目先を変えているのでしょう。
実際に打席に立ててよかった」
サンスポ

◇清水将海
<7回にロッテ時代の同僚・藤田から左前打を放つ>
「(藤田が)ニヤッと笑っていましたよ。
ずっと受けていたんで、変な感じでした。
まあ(バットに)当たってくれたんでしょう」
(東京中日)

◇藤井淳志
<6回表の守備から途中出場。
6回2死二、三塁の好機で、右中間突破の2点三塁打を放つ。
巨人の新外国人・バーンサイドの
外角高めの直球をはじき返して、自画自賛>
「去年までなら打てなかった球だと思います。
ファウルにしかならなかったでしょうね。下半身で粘れた」

<左わきが開くという悪癖。
しかしキャンプ中、意識を集中しても閉じてくれなかった
左わきが、ふとしたきっかけで閉じるようになった>
「下半身を意識しながら振っていたら、
いつの間にかよくなっていたんです。
キャンプで手応えをつかめた部分だったので
(実戦でも実行できて)よかったです」

<落合監督と立浪兼任コーチから最も指導された男。
沖縄での1カ月、昨春に匹敵する量の
バットを振ったが、最後までグラウンドに立っていた>
「やり遂げられたのが自信になりました。でもこれからです」
中スポニッカン


一方、野手でこの日最も光ったのは、イ・ビョンギュ
前日同様『3番・ライト』でスタメン出場を果たすと、
3回、2死二塁での守備では、ラミレスの一、二塁間を抜くヒットを
すばやく捕球すると、本塁へ見事なバックホーム
ワンバウンドで谷繁に達すると、二塁走者・高橋由伸の生還を阻止!
ピンチを凌ぐ『来日初補殺』を記録しました。

さらにその勢いに乗ったか、そのウラ、
レフトフェンス直撃の二塁打で出た荒木を置いて、
2死二塁から、巨人先発・高橋尚成の初球、
高めのやや甘い変化球を強く振り抜くと、
打球は、ライト前への見事な先制タイムリー
オープン戦2戦目での初安打で、見事に初打点をマークしました。
さらに続く6回の第3打席には、ライト前ヒットの井端を一塁に置き、
巨人の新外国人左腕、エイドリアン・バーンサイドの投じた
138キロ、外角高めストレートをジャストミート。
強い当たりはショートオーバー、センター前へのヒット。
無死一、二塁として、さらにチャンスを広げる一打に。
初回のストレートの四球も含め、
この日は3打席すべて出塁の、2打数2安打1打点
攻守に良いところを魅せ、2年目の変身ぶりを伺わせました。


やればできるじゃん!前日の『3番・ライト』では、
正直、昨季とあまり変わらない
動きだったビョンでしたが、
この日は一転、
攻守で良い働きでしたね。
3回の捕殺については、
良い位置に守っていたなと。
さらにストライク送球も
ムダがなかったですし、
来日初補殺というのには、
ちょっと驚きでしたが、
(参考:2007年守備成績
そんなに真剣にバックホームという印象もなかったですしね。
今回の初補殺で「なめるとこうなってしまうよ」ということを
他球団にアピールできたのではないかなと。
自分的にライト・イは推しているので、今後も魅せてほしいです。

また2安打に関しては、好きなコースだったかもしれませんが、
打った瞬間の音がとても良かった。
ということはしっかりとミートできている証拠。
打球も強かったですし、こういう打撃ができれば。
ビョンが打つと思わず言ってしまう
『オオッ!?』という言葉を今季は多く言わせてほしいです。


その他の野手では、
2番・井端が今オープン戦初のフル出場
カモにしている高橋尚成から初回、詰まりながらも
レフト前に落とすと、続くの初球にスチール。
6回にはバーンサイドから初球を叩き、
狙い打ちでのライト前へのクリーンヒット。
また8回には今季から巨人の抑えとなるクルーンから
ファウルでしっかり粘っての四球を選ぶなど
シーズンさながらの動きで、状態の良さを感じさせました。

また若竜は、連続安打が前日止まった平田はやや小休止。
その代わりにアピールしたのが、ライバルの藤井
6回ウラ、井端イ・ビョンギュの連打とボークで
無死二、三塁と、追加点のチャンス。
ウッズの代打・立浪は惜しい当たりの二塁ライナー、
続くデラロサは浅いセンターフライに倒れ、
ややチャンスを潰しかけたところで、見事な一打を。
2球目、顔付近の投球を倒れながら避けると、
粘って迎えたフルカウントから、
バーンサイドの外角高目のストレートをガツン!
打球は伸びて、前進守備の右中間を大きく越え、
フェンスに達する2点タイムリースリーベース!
キャンプで、落合監督立浪兼任コーチから
徹底的に打撃指導を受けていた背番号4
左わきが開く悪癖を克服、打撃でもやれるところを
アピールした実に貴重な一打となりました。
ベンチ入りしながら、なぜか実戦に出てこない英智
もっか売り出し中の平田とともに、
センター争い、さらに白熱していけばうれしいですね。


1行ドラゴンズ。(5日)

白井オーナー激励会で日本一連覇プラス打倒巨人を厳命(中スポ)
落合監督「攻め続けられればゴールテープは切れます」(スポニチ名
森野送球練習で汗「バット握るのは回復の感触を得てから」(東京中日)
山内6日教育リーグ登板予定「リズムよく自分の投球ができれば」(東京中日)
4月中旬発売予定『燃えよドラゴンズ!2008』歌うはマツケン中スポ


◇白井オーナー
<名古屋市内のホテルで行われた
中日ドラゴンズ後援会主催の激励会であいさつ。
壇上で『打倒・巨人』をした上での日本一を厳命>
「(リーグ制覇、クライマックスシリーズ制覇、
日本シリーズ制覇の)3冠、3冠というが、私の願いは少し違う。
去年、巨人とは12勝12敗のタイ。
皆さんは完全Vを期待されるでしょうが、
私はさらに巨人軍に勝ち越して日本一になってほしい。
巨人に勝つことが最大のポイントだ。
巨人が打倒中日を目標に
いろんな手をうってくるなら、中日は打倒巨人だ」
(中スポ、ニッカン

◇落合監督
<白井オーナーに続いて、壇上であいさつ。
チームを横綱に例えて、自信をみなぎらせる>
「5年前や去年より数段、選手の力はついている。
横綱相撲という言葉があるが、
昔の横綱相撲というのは
『どこからでもかかってこい』と
相手を受けて最後は力でねじ伏せる相撲だった。
でもいまの横綱は受け身ではなく攻める。
攻めて攻めて攻め負けないのが横綱の相撲。
(中日も)ねじ伏せるからかかってきなさいという野球はできない。
ウチはまだ横綱相撲ができるチームじゃない。
しかしがむしゃらに攻める気持ちを持ち、
攻め続けられれば最後には最初にゴールテープを切れる。
その覚悟で1年間戦い抜きます。
シーズン中に1、2回は『本当に大丈夫か』という思いを
味わうかもしれませんが、われわれを信じて見守ってください」

<また、1軍構想はほぼ固まっていることを明かした上で
若手のさらなる台頭に期待を寄せる>
「(1軍登録)28人で1シーズンを乗り切れる保証はない。
(キャンプでは)個々が今どうするべきか、
これからどう開幕を迎えるか
それぞれがテーマを持ってやってくれていた。
去年と比べても確実に力は上がっている。
あとはうまくなっているという自覚を持ってやってくれればいい」
(中スポ、共同通信社スポニチ名古屋ニッカン名タイ


◇山内壮馬(大・社ドラフト1巡目)
<きょう6日の教育リーグ・サーパス戦に先発予定。
この日はナゴヤ球場でブルペン入りし22球の最終調整>
「リズムよく、自分の投球ができればいい。
変えたばかりのノーワインドアップの感触を確かめたい」
(東京中日)


その他の話題としては、
この日のオープン戦後、
名古屋市内のホテルで激励会が開かれ、
中部財界人約350人と選手ら約40人が出席。
白井オーナー落合監督が壇上であいさつ。
監督は日本一連覇を目指すチームを
大相撲の横綱に例え、受け身ではなく
がむしゃらに攻める気持ちを持ち続けることで
一番最初にゴールテープを切ることを誓っていたもよう。
最近は本場所を見ていないのでよくわかりませんが、
その横綱相撲とは、朝青龍流なのでしょうか、
それとも白鵬流なのでしょうか。

また前日に続き、教育リーグ・福岡ソフトバンク戦
この日もグラウンド状態不良により中止に。
若竜たちはそのまま神戸へと移動したようです。

2008年3月 5日 (水)

和田初安打ウッズ一発先発岩瀬も本拠地初戦黒星。

地元・ナゴヤドームでの
今季オープン初戦を迎えたドラゴンズ
相手は和田の古巣でもある埼玉西武ライオンズ
今季地元初お目見えということで、
ほぼベストなスタメンを組み、
挑んだドラゴンズでしたが、3-4と1点差で黒星に。
それでも『5番・レフト』中日デビューを果たした
和田がさっそく名刺代わりの安打を披露。
その他、主砲・ウッズ今季第1号
岩瀬-山本昌-川上の豪華リレーとなった一戦をまとめました。

◇オープン戦
中日-埼玉西武
(4日・ナゴヤドーム)
14428人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
埼玉西武
中 日
[敗] 川上(1試合1敗)
[D本]ウッズ1号2ラン
[Dバッテリー]
岩瀬、山本昌、川上、平井、クルス、小林、中里 - 谷繁、小田

【ゲームレビュー】
埼玉西武は外野の定位置獲得を目指す
松坂健太が3安打2打点とアピール。
西口は直球が走らず、3回を投げ3安打2失点だった。
中日はオープン戦初出場のウッズがいきなり2ラン。
川上は2回を4安打3失点と制球がやや甘かった。
共同通信社ニッカン式スコアTBSラジオ


◇和田一浩
<本拠地ナゴヤドームで古巣西武と対戦し、
『5番・左翼』でオープン戦初出場。
2回、先頭打者で西口から中前打を放つ。
3打数1安打で途中交代も最高のスタートに>
「(オープン戦初戦を振り返り)
そうですね。まあ微妙かなと思いますけど。
まあ3打席立ちましたし、
ボール(打球)は飛んでこなかったんですけども、
まあこれから始まるなという感じで、
まあ良いスタートが切れたかなと思います。

(新本拠地について)
まあまだオープン戦ということなんで、どうですかね。
そこまでの緊張感というか、そういうのもなかったんで、
これといって特別ないんですけども。
やっぱり開幕してきたときというのは、
自分自身も気持ちも変わりますし、
うーん、そういう意味でも、いろいろな意味でも、
やっぱり開幕してからが、本拠地という意味で、
気持ちが入ってくると思います。

(キャンプの成果は出たか)いやまだどうですかね、。
あくまでもこう、まだオープン戦は練習の段階と思ってるんで、
まあ今の打席の中でも感覚を掴んでいく上での
練習と思いますんで、徐々にという気持ちですかね。

(西口との対戦は)そうですね。
なかなかこうユニホームが変わって、
こう対戦することがなかったんで、そういう意味でこう
良い対戦というか、個人的には面白かったというか、
良かったんじゃないかと思ってますけどね。
(中前打は)そうですね。
自分でも打てると思ってなかったんですけどね。
ちょっと甘い球だったんで、
まあたまたま打てたかなと思いますけど。

(今後に向けて)そうですね、
やっぱりベストの状態で開幕を迎えたいと思ってるんで、
どんどん試合のなかで打席に立って
感覚というのを早く取り戻していきたいなと思いますけど」

<試合前は埼玉西武ナインの『あいさつ攻め』に。
中でも真っ先にあいさつされた
同い年の西口とは笑顔で話し込んでいた>
「西武時代はよく一緒にメシを食べに行った仲なんです。
お互い頑張ろうと話しました。
こういう対戦ができるのもこれからの楽しみの一つです。
交流戦? 登板のタイミングが合えばまた対戦できますね」

<5回の第3打席には、長田と対戦。
カウント1-1から速球1本に絞って、
3球連続して変化球をファウル。結局三ゴロに倒れたが収獲を>
「直球を待ちながら変化球に対応してファウルで粘れた。
今のこの状態でよくバットに当たってくれた。
キャンプで打つ量を多くした分、違和感なくバットが振れている」

<沖縄キャンプでは35歳にして中日流の猛練習を経験
福留の穴埋めを期待する周囲の声も冷静にとらえている>
「打つ量が多かったおかげでいい感じでバットが振れている。
今までより間違いなく注目されているし、
プレッシャーもかかってくる。
でもボクのやることは変わらない。普段通りにプレーするだけです」
中スポスポーツ報知時事通信
スポニチ名古屋ニッカン名タイ、J SPORTS)

◆西口文也(埼玉西武)
<オープン戦初登板で3イニングを2失点。
2回には昨年まで一緒にプレーした和田に安打を許し、
攻守交代ですれ違うと、からかわれ苦笑い>
「すれ違う時に(球が)遅いよと言われた。
おれの球速が遅いんだったら打つなって(笑)」
(中スポ、東京中日)


◇タイロン・ウッズ
<3回、西口の内角直球を仕留め、
左中間スタンドに1号2ランを放つ>
「初戦から打ててラッキー。
よくボールを見て、オレの仕事ができた。
タイミングをうまく取れるようにと思って打席に入った。
ラッキーだ。続けたいね。
今年は辛抱強くすること、ボールをよく見ることが課題。
ああいうふうに勝負してくれたら打てるんだよ」

<沖縄・北谷キャンプ最終日。
右腕に力こぶをつくって誇らしげに話す>
「昨年より体重が3キロ増えて103キロ。
でも、全部マッスル(筋肉)なんだ。
たくさんホームランを打てるだろう。投手が勝負してくれればね」

<キャンプ終盤に寝違えて首筋を痛める。
この日の試合前にも左の首筋を押さえ
顔をゆがめていたが、影響を感じさせない>
「寝違えた。針もアイシングもやったんだけど…」

<最高のスタートを振り返り>
「初戦だったし、ファンの前で気持ちが入っていたよ。
開幕までに100パーセントにしたい」
(中スポ、サンスポスポーツ報知スポニチ名古屋


◇立浪和義
<今春オープン戦の初出場は代打。
7回、ウッズの代打で登場し、左中間へ適時打を放つ>
「レギュラーならこの時期は調整段階だけど、
いまはそうも言っていられない。とにかく集中していたよ」

<オープン戦初出場初安打は『兼任コーチ』として
若手のお手本になる初安打でもあった>
「結果が出るとうれしい。
出してもらった打席は全部ヒットを打つつもりでやるよ」

<オープン戦前、落合監督にお願いを。
オープン戦といえども代打として試合に臨んでいる>
「1日1打席ください」
中スポニッカン

◇中村紀洋
<『6番・三塁』でスタメン出場。
第1打席に左中間フェンス直撃の二塁打、
第2打席にも右前打を放ち、マルチ安打をマーク>
「取り組んでいることがきょうはできてた。
このままいきたいね。
まだ、調子どうこういう問題じゃない。
キャンプから実践していたことができてる」
(中スポ)

◇荒木雅博
<初回、四球で出塁し二盗を決め、
捕手・細川の悪送球まで誘発して一気に三塁を陥れる>
「失敗してもいい時期なので、
これからもチャレンジしていきます」
(中スポ)


本拠地ナゴヤドームで迎えた初のオープン戦。
ドラゴンズのユニホームを着てのデビュー戦が
いきなり昨季までの古巣・埼玉西武相手。
和田にとってはこれ以上ない舞台でしたが、
2回先頭で迎えた第1打席で、
いきなり名刺代わりの初安打を放ちました。

マウンドには昨季までの同僚で同い年の先発・西口
カウント2-2から、130キロ、
外角やや中寄りのストレートを弾き返すと、
打球はショートの横を抜けるセンター前ヒット
スタンドの地元ファンから拍手を送られ、
一塁ベース上で平尾に祝福されると、
はにかみながらも、顔をほころばせたもよう。

続く3回の第2打席では、それに敬意を表したか?
カウント2-2から西口の前に見逃し三振と倒れたものの、
5回の第3打席では、2番手・長田秀一郎
直球に的を絞り、3球連続変化球をファウルと粘り腰も。
結局三ゴロに倒れ、この日は3打数1安打で途中交代。
それでも地元デビュー戦としてはまずまずの出来。
まだ感覚は戻っていないというものの、
高い打撃技術の一端を、お披露目できたようです。


中日の和田です!「たまたまですけど、
打てて良かったです」

謙遜していた和田でしたが、
ある意味大事な
新本拠地デビュー戦
正直、西口の調子が
今ひとつだった
部分もありましたが、
まずは1本出たことがよかったかなと。
やはり実績あるベテランということで、
打席に立つ雰囲気には、一種独特な風格も。
まだオープン戦ということで、
それほどの緊張感もなかったようですが、
とりあえずは『新・背番号5』の元気な姿を
披露してもらえたことで、ファンとしては満足しました。
今後は「どんどん打席に立って投手との距離をつかみ」
ベストな状態で開幕を迎えたいという和田
レフトの守備を含め、しっかりと調子を上げてほしいです。


またこの日、オープン戦初出場で
同じく最高の滑り出しを見せたのが
4番・DHでスタメン出場した主砲・ウッズ
初回、2死三塁で迎えた第1打席は、
外のボールを打ち上げてしまい、
一塁ファウルフライに倒れましたが、
3回ウラ、粘って四球を選んだ井端を一塁に置き、
迎えたこの日の第2打席、カウント1-2からの4球目、
西口の投じた真ん中内寄り高め、
やや抜けた感のあったストレートを叩くと、
高々と上がった打球は、そのまま左中間スタンド中段へ!
地元初戦で早くも見せた、大きな逆転2ラン
主砲健在を初戦からアピールしてくれました。


まさにフリー打撃という感のあった軽々とした一発。
初戦からいいものを見せてもらったなと。
オフのトレーニングの効果もあって、
例年よりも状態がよさそうな主砲ですが、
キャンプ途中では寝違いによる首痛もあったようで。
それでもあの一撃を見れば、まあ大丈夫かなと。
今季のテーマは
「辛抱強くすること、ボールをよく見ること」というウッズ
今後もまだまだ打ち込むと思いますが、
良い流れで開幕を迎えてくれたらと思います。


その他の野手で光っていたのが、
6番・三塁でスタメン出場の中村紀洋
2回の第1打席は、外角低めのストレートを捉え、
左中間フェンス上段直撃のツーベースを放つと、
4回の第2打席はお得意の右方向
二塁横を抜いていくヒットで、この日は2打数2安打。
3回の守備で片岡の三塁ゴロをバウンドが合わず
こぼす場面(エラー)もありましたが、
しっかり打球は捉えていましたし、まずはOKでしょう。

また7回2死二塁で、DH・ウッズ代打で登場は、
今季21年目のシーズンを迎えた立浪
左腕・三井との対戦となりましたが、
追い込まれながらも、しっかりボールを見て迎えた
フルカウントからの6球目、中に入ったカットボールを
弾き返しての左中間へのタイムリー
まさに左を苦にしない職人業
兼任コーチとして、しっかりとお手本を見せつけた感じ。
総じてこの日、ベテランが元気。
キャンプでの順調な仕上がりを披露していたようです。


一方、若竜では、やはり売り出し中の平田
レギュラーに混じり、『7番・中堅』でスタメン出場。
無死二、三塁で迎えた2回の第1打席の
二塁への痛烈なライナーが、惜しかったものの、
その後は、四球、遊ゴロ、四球ということでノーヒット
連続試合安打こそ止まってしまったものの、
しかし守備面でこの日は、アピール。
7回1死三塁の場面で、佐藤友亮のセンター正面の
ライナーを掴むと本塁へ見事な好返球
三塁走者を抑制させる見事な動きを披露しました。


◇岩瀬仁紀
<オープン戦では3年連続となる先発登板。
1イニングを12球で圧巻の3者凡退に抑える>
「まあ内容はともかく、いい結果で終わりました。
(投球に関しては)現時点ではけっこう投げれましたね。

(公式戦では経験することのない先発マウンドに)
ここ3、4年まっさらなマウンドに立たせてもらってるんで、
その部分で気持ちよかったですけど。

(疲れとか)そういったのも感じず、ここまで来てますけどね。
このまま行ければいいかなと思っています。
(ボールのキレは)
まだ本来のキレからいったらまだまだですけど、
もうちょっとボールのキレとか体のキレを
開幕まで上げていけばいいかなと思ってますけど」

<この日のMAXは140キロで、1奪三振。
しかし本人には、ちょっぴり不満も。
習得中のSFFを佐藤友亮へ1球投げたが、
残念ながら『決め球』にはならず>
「あんな簡単に見切られているようではね。
きょうの時点ではペケですよ。
新球の狙い? それはちょっと言えませんね。
内証にしたいんですけどね。
落ちる落ちないではなく、感覚としては違うものを求めている。
まあ、もうちょっと投げていきますよ」
中スポサンスポ時事通信
スポニチ名古屋ニッカン名タイ、J SPORTS)


◇山本昌
<2回から2番手で登板。
オープン戦初登板を2回1安打1失点で終えた>
「(登板を振り返って)
まあいいところもありましたし、悪いところもありましたし、
まあそういうもんかなというような感じです。
(今回のテーマは)とにかくキャンプでやってきたことを
まあどこまで出すか、現時点での調整具合を
確かめるという意味で投げましたけど。

(今までちょっと違う初登板)そうですね。
まあ力が入って四球もありましたけども、
全体的にはまあまあ今の段階ではこれくらいかなという感じですけど。

(次回登板に向けて)
やっぱり打者が立つとね、違いますのでブルペンとね。
そう言う意味でもっとこう野球の基本的な投げるんだとか、
そういうことをもう1回チェックからやっていけば。
体の方はね、元気なんで、その辺がポイントかなと思いますけど。
(ここまでは順調?)順調というよりもまあ、
何とかキャンプを乗り切ってね、やってきましたんで、
開幕までに調整をしっかりできるように
もう1回キャンプやっているような感じでね、
仕上げていきたいなと思います」

<MAX136キロを計測するなどと手応えも>
「セット(ポジション)のコントロールが甘かったので、
そのあたりを修正したい。次回に生かしたいです。
腕は振れている。これから細かいところをやっていければ」
(東京中日、サンスポ共同通信社スポニチ名古屋ニッカン

『四球から点を取られたところは反省ですが、
いいボールも結構あって、
現状では75点といったところでしょうか。
久しぶりの試合で思い出したのは、
実戦のマウンドではあれやこれやと
やらなきゃいけないことがたくさんあること。
今後は狙ったときにストライクをとり、狙ったときに打ち取る、
といった部分で調整を重ねていきたいと思います』

山本昌公式ホームページより抜粋引用)


◇川上憲伸
<3番手で4回から登板し、2回3失点(自責0)。
オープン戦初登板で初黒星を喫し、次回登板へ課題を挙げる>
「(初登板を振り返り)
そうですね。まああのう、多少の緊張感と
まああと全体的に点は取られましたけど、
いろいろ反省点が見つかってよかったと思います。

(今回のテーマは)
とにかく腕を振っていこうという、そうですね。
いろいろボールのコントロールじゃなく
気持ちのコントロールよりも、
ちょっと(打者へ)向かっていくというものを
出していこうという気持ちではいきましたけど、
結果的にはちょっと打たれるということは、
消極的になってしまったからかなという感じがしました。

(新たな試みについて)
詳しいことはまあそれはコメント上、
言いたくないというか、言えないことですが、
それなりに試しました。
(開幕に向けて)そうですね、
やっぱりこうランナー出しても粘り抜く、
とにかく野球をするというか、ピッチャーらしく
点を与えないという野球を目指していきたいと思います」

<この日のラストボールに『神様フォーク』を試投。
フラフラと上がった打球は、遊撃ファウルフライに。
沖縄で磨いた08年版は、少しずつ自分のボールになりつつある>
「手応えは打者と対して初めて感じるものですが、
(フォークを)投げたのは
最後の1球だけだったので何とも言えないですね。
マスターしたい、モノにしたいけど、
(フォークとは)投げ方が違うから
それでカットボールの精度が悪くなるかもしれない。
なかなかフォークもカットもシュートも完ぺきな投手はいないんで…。
ほかの球がおろそかになったらいけないんで、
あくまでも二の次です。投げられればいい。
(でも)せっかくだからもう1つレベルアップしたいとも思っています。
オープン戦は試していけるいい機会だから、次は多めにとなるでしょう。
次はランナーを出しても点を与えないこと。
どんどん勝負するばかりじゃなく、駆け引きもしていく」
憲伸の声「オープン戦初登板」、中スポ
サンスポスポニチ名古屋ニッカン名タイ

◆岡本真也(埼玉西武)
<FA和田のの補償選手として埼玉西武へ移籍。
8回、場内にコールされると
古巣・ナゴヤドームのスタンドから大歓声が。
はじめは恐縮気味での登板だったという>
「知った顔ばかりだったので微妙…」

<だが、昨年まで慣れ親しんだマウンド。
落ちるスライダーなどで2回を無失点。
貫録のオープン戦初登板にほっとした表情>
「点を取られなくてよかった」
スポーツ報知


地元オープン戦初戦の目玉のひとつが、
守護神・岩瀬の年に一度の先発登板
この日も「まっさらなマウンド」に上がりましたが、
相変わらず何となく違和感があったのは、自分だけでしょうか。
ただ投球に関しては、問題なしの良好な出来。
先頭の片岡を初球、138キロの内へのボールで
バットをへし折っての三塁ゴロに取ると、
続く佐藤友亮を宝刀・スライダーで同じく三塁ゴロ。
さらに栗山にはカウント2-2から140キロ、
外一杯のストレートできっちりと見逃し三振。
予定の1イニングを3人でピシャリ。
本人的には佐藤友亮に投じたSFFが決まらなかったことに
やや不満こそあったものの、ほぼ上々の試運転で、
恒例の先発登板を終えることとなりました。


「現時点では満足。
あとはボールのキレ、体のキレを上げていければいい」

登板後、話していた岩瀬でしたが、
初登板にしては、上々の出来
見ていてほとんど不安は見つかりませんでした。
オフが短かったことで疲労など、
コンディションの面で心配されていますが、
きっと我らが守護神は、しっかり合わせてくれるでしょう。
今後は、指定席の抑えでの調整になるでしょうが、
守護神に関しては、大きな問題はなさそうです。


一方、この守護神を継いだのが、
山本昌-川上憲伸の豪華なリレー。
しかしともにややほろ苦い登板となった感が。
2番手でマウンドに上がった昌さんは、
2回こそG.G.佐藤をスライダーでタイミングを外しての
三振など、三者凡退に打ち取ったものの、
3回にやや力んだか、先頭の平尾四球を与えたことが仇に。
続く細川の投ゴロで二塁に進まれると、
9番・松坂健太に泳ぎながらもセンターに運ばれるタイムリー。
その後も中村紀洋のエラーで、1死一、二塁とされ、、
佐藤友亮を詰まらせての遊ゴロで
6-4-3の併殺に仕留め、ピンチを凌いだものの、
結局、この日は2回を投げ、1安打1奪三振1四球で1失点。
シーズン並みのMAX136キロに手応えを感じつつ、
適時打を浴びたことには、反省を口にしていたもよう。

また3番手で4回から登板したエース・憲伸
4回は栗山、中島の3、4番から連続三振を奪うなど、
三者凡退と上々だったものの、
2イニングス目の5回に捕まって、なんと4安打3失点。
無死一塁から平尾の弱い二塁ゴロで
4-6-3の併殺と思いきや、なんと一塁・上田
ボールをグラブに入れられずに弾いてしまい、エラー
これでリズムを崩したか、ややボールが甘くなり、
細川には中に入ったストレートを弾き返され、
センターオーバーの二塁打。
1死二、三塁から松坂には、ライトへ同点の犠牲フライ。
さらに片岡に真ん中高めに抜けたボールを叩かれ、
右中間へのタイムリー二塁打を浴び、逆転を許すと、
佐藤友亮にもシュート回転したストレートを叩かれ、
これまた右中間を破るタイムリー三塁打。
シーズンでは考えられない連打を食らうはめとなり、
オープン戦初登板は、残念ながら黒星を喫することに。
それでもエラー絡みとあって、自責点は0
調整最優先ということもあり、ある意味納得のマウンド。
むしろ反省点が見つかってよかったと捉え、
今後は「ランナーを出しても点を与えない投球」
課題にして、調整を続けていくようです。


昌さんに関しては、先頭打者への四球と、
ランナーを置いてからのセットでの制球が課題でしょうか。
投球から必死さが伝わるものの、結果が伴わないには
やや歯がゆさを感じましたが、状態的にはだいぶ良さそう。
おそらく次回は落ち着いた投球をしてくれるのでは。
そのためにも気を引き締め、今後も調整してほしいなと期待します。
一方、憲伸に関しては、キャンプの疲れが出たのでしょうか。
特に連打を浴びたところは、甘い球連発の感が。
フォーク、フォークと周りはうるさいですが、
次回はその辺の試運転もしながら、全体的にもう少し締めた投球を。
ただ心配はほとんどしなくてよさそうな気もします。


その他の投手は、6番手で8回を三者凡退に抑えた小林が好投。
前回登板の北谷での失敗をしっかり返してくれたよう。
一方、セットアッパー候補のクルス中里が今ひとつ。
ともに「劇場」で何とか凌ぎ、0には抑えながらも、
クルスは自慢の速球をいとも簡単に弾き返され、
中里は、力みもあってかシュート回転や抜け球が多く、不安定。
対戦相手となって、2回を締めた岡本真也と比べると、
まだまだその差は歴然かなと感じたりもしました。


1行ドラゴンズ。(4日)

左手第3中手骨骨折森野練習再開「開幕より前に戻りたい」(中スポ
右肩脱臼長峰もナゴヤ球場で送球練習を再開(東京中日)
荒木小田ら『龍神社』で必勝祈願「今年はリーグも勝って」(ニッカン
吉見雨天中止で1軍に再合流「なんかご飯食べに行っただけ」(中スポ)
佐藤充教育リーグ登板予定「しっかり腕を振れるようにしたい」(中スポ)
CS第2ステージ優勝チーム1勝アドバンテージの4戦先勝6戦制に(中スポ
五輪期間外国人枠1増実行委で合意、選手会との交渉で正式決定(中スポ
今が旬のドアラのスナップ写真をフォトギャラリーにUP(公式ファンクラブ


◇森野将彦
<左手第3中手骨の骨折でリハビリ中。
前日3日に、患部を固定していたギプスが外れ、
この日からナゴヤ球場で屋外での練習を再開。
まだ患部の痛みが少しあるため、キャッチボールは送球のみ。
ゴロ捕では、投げられた緩いゴロを捕って三塁から一塁へ送球>
「やっと気持ちを新たに野球ができる。
練習では思ったよりも力が入った。
痛みは残ってます。
でも、左手の握力が15キロから55キロまで復活したんで」

<ギプスも当初は2月27日に外れる予定だった。
それでも時間をかけたのは早期復帰への準備だった>
「ギプスをしたままでも(手を)動かせる状態だったし、
無理して外しても、というのがあった。
結果的に早く外していたらここまで力が戻ってなかったと思う」

<次のステップへは1週間と考えている>
「1週間でどれだけできるようになるか、
病院へ行って結果を見てからです。
下半身を鍛えて、動ける準備をしてるので、
バットを持てたらすべてできるようにします」

<開幕まで3週間と少しだが、
間に合わせたい強い思いを口に。
心配を取り除こうと、連日2時間以上トレーニング室に
こもって鍛え、バットを振れる日を待っている>
「開幕どころか、その前までに間に合わせようと思っています。
今は骨がくっつきかけている状態。
3月20日ごろには100%になるはず。
今日の状態なら自分の中では
開幕までに出られる状態になると考えている。
そのために下半身を鍛えてきたんです」

<実戦不足を補うため、ウエスタンリーグ出場も視野に。
可能性がある限り、28日の公式戦開幕を目指していく決意>
「(首脳陣に)実戦感覚が戻ってないと言われれば、
下(ファーム)でやるし、
いきなり上(1軍のオープン戦で)という
気持ちはありません。出られるところでやれれば…。
もう1度痛めると開幕に間に合わない。
ただ実戦感覚の問題もあるから、
ちょっとの痛みはつきものと割り切って、ペースは上げていきたい」
中スポサンスポスポニチ名古屋ニッカン名タイ


◇荒木雅博選手会長
<小田、高代コーチ、西川球団社長、井手編成担当らとともに
名古屋市内のナゴヤドーム近くにある六所神社で必勝祈願>
「去年は53年ぶりの日本一になったけど、リーグ優勝は逃した。
今年はリーグも勝って、日本一になれるように頑張りたい」
ニッカン

◇吉見一起
<先発予定だった教育リーグ、
福岡ソフトバンク戦が降雨中止になると、
すぐさま名古屋へ移動し、1軍に再合流
きょう5日の巨人戦での先発登板がありそう>
「なんか(福岡には)
ご飯食べに行っただけみたいになりましたね」
(中スポ)

◇佐藤充
<5日に行われる教育リーグ・福岡ソフトバンク戦の先発予想。
福岡のソフトバンク屋内練習場で軽めの投球練習を行う>
「しっかり腕を振れるようにしたい。いいアピールになれば…」
(中スポ)


◇伊藤球団代表
<この日開かれた実行委員会で、
北京五輪期間中に限り、日本を問わず
代表選手に3人以上派遣した球団は
外国人枠を1枠増やす救済処置を提案。
阪神など一部球団の反対こそあったが、ほぼ賛同を得て
16日の選手会との労使交渉で打診することに>
「ウチは提案させてもらった。
ただ最終結論じゃない。選手会との兼ね合いもあるから…。
16日の話し合いではかつてからです」
中スポ


その他の話題としては、
中指の骨の甲のところにある骨である
『左手第3中手骨』を骨折し、リハビリ中の森野
この日、ギプスが取れたことで
左手にグラブをつけての練習を再開。
まだ患部の痛みが少しあるため、
衝撃を与えないような練習内容だったようですが、
森野本人は、今後かなりの調整遅れを挽回して、
3.28の開幕戦出場に向け「間に合わせたい」と、
強い意欲を見せたようです。


今後は7日に再検査し、GOサインが出れば
軽めの打撃練習を再開予定だそうですが、
正直、あまり焦って進めてほしくはないですね。
ただこの日のオープン戦のスタメンなどを見ると、
3番に左のイ・ビョンギュを入れていたことで、
森野早期復帰の線もあると、首脳陣は考えているような気も。
この日のイ・ビョンギュの出来を見ると、
正直相変わらずで、とてもじゃないですが3番は…。
できれば、代わりの選手にがんばってもらい
ゆっくり治させるぐらいに、安心させてほしいところなのですが。
果たして間に合わせるのか、今後の状況を見守っていきたいと思います。

2008年3月 4日 (火)

中日和田、古巣相手に本拠地オープン戦デビュー。

沖縄キャンプを終えたドラゴンズ
この日、落合監督をはじめとする1軍の選手たちは
キャンプ地・沖縄から地元・名古屋に戻ったもよう。
そしてきょう4日からはナゴヤドームでのオープン戦がスタート。
初戦となる埼玉西武戦には主力選手もぞくそく登場の予定。
そのなかでも『5番・左翼』本拠地デビューを果たすのが、
西武からFA移籍した新戦力の和田一浩
いきなり古巣相手ながら気負いはなし、
さらにキャンプに続いての異例のお願いもあったようです。

ドラゴンズトピックス(3日)

◇和田一浩
<きょう4日の埼玉西武戦からオープン戦出場の予定。
『5番・左翼』でのスタメンが濃厚だが、
本拠地での実戦デビューを控えても力みは感じられず>
「地元の皆さんに中日のユニホーム姿を見ていただければ。
ヒット? 約束はできないけど、全力で頑張りますよ」

<高まる注目をあえてシャットアウト。
キャンプ直前に続くお願い第2弾を要望>
「結果は求めません。
オープン戦はオープン戦ですから。
たぶん打たないと思いますよ。
オープン戦の結果は気にしないでほしい。
あくまで勝負は公式戦だからね。
練習の一環だと考えているからね。
変化球への対応とか、やりたいこともある。
だから本当に結果はついてこないよ。
目標はあくまで開幕。開幕に間に合わせればいいんです」

<オープン戦もあくまで練習。
西武時代の11年間は通算打率が.227。
それでもシーズンに入れば3割を打ち、首位打者も獲得した>
「オープン戦でも特別なことはしませんよ。
キャンプと一緒です。
あとは投手との距離感をつかんでいきたい。
あまり(打率を)計算しないでください。
実戦勘を取り戻しながら。
開幕がパより1週間遅いんで、じっくりやります」

<対外試合出場初戦がいきなり古巣相手だが>
「(オープン戦の初戦が)
地元だから、古巣だからって特別な意識はないね。
しっかり調整していきたいね」

<それでも相手の先発が
同い年の西口だと聞いて声を弾ませる>
「紅白戦でしか当たったことないから、それは楽しみです」
中スポスポニチ名古屋ニッカン


沖縄からこの日地元に戻ったドラゴンズナイン
きょう4日から埼玉西武、巨人、千葉ロッテと3連戦。
さらに1日置いて、週末は東北楽天との2連戦と
本拠地・ナゴヤドームでの5試合を迎えます。
その初戦となるナイトゲームでの埼玉西武戦
おそらく今季地元初顔見せということもあり、
荒木、井端をはじめ、中村紀洋、ウッズ、
イ・ビョンギュ
、そして谷繁など
主力野手がぞくぞくスタメンに名を連ねることでしょう。
そのなかで『5番・レフト』でのスタメン出場が
予想されるのが、FA移籍の新戦力・和田
ドラゴンズ新背番号5がいよいよオープン戦デビュー。
それも場所は地元・ナゴヤドーム、
相手は古巣・埼玉西武と、まさに格好の舞台となりそうです。

実は前日の2日にチーム本隊より
ひと足早く沖縄を後にして、
この日は東京都内の自宅で
家族団らんで英気を養ったという和田
しかしキャンプに続き、報道陣には新たな要望を。
気になるその内容とは
『オープン戦の結果は気にしないでほしい』
あくまでもオープン戦は、オープン戦
結果が出ようが、出まいがシーズンとは直結しない。
それよりもこの約1カ月の準備期間
変化球への対応や実戦勘を取り戻すなど、
やりたいことをやっていくのが大事。
勝負をかけるシーズンのためには、
いかにこの時期をより有効利用できるか。
照準は、あくまで開幕の3月28日
そこにベストの状態をもっていきため、
新戦力のヒット、ホームランを見たい
地元ファンの期待をあえてシャットアウト。
実績あるベテランはキャンプ同様、
本番に向けて、マイペースを貫く構えのようです。


注目ピカイチ!いよいよ地元・ナゴヤドームでの
オープン戦が今夜スタート!
その初戦がいきなり
FAでも因縁となった埼玉西武戦
人的補償で移籍した
岡本真也ドラゴンズ打線との
対戦があるかどうかにも
注目が集まりますが、やはり見てみたいのはこの選手
地元デビューとなる和田でしょうね。
スタメンでおそらく2打席程度立つのでしょうが、
ぜひともド派手なデビューをと、勝手に思っていましたが、
「打たないと思います」和田発言を聞き、ややトーンダウン。
まあ動く姿が見られればいいかなと、少々方向転換をしてみました。

まあキャンプでも「サク越えは数えないで」とか
言っていましたし、これもある意味和田流
実績あるベテランですから、
オープン戦どうこうは関係ないとは思いますが、
まだ時間はありますし、しっかりと自分のペース
この時期なりの調整を進めてくれればいいでしょう。
ただ独特ともいえる打撃技術にはぜひ注目したいところ。
良い当たりや大きな一発は、シーズンに取っておくとして、
まずは『ドラゴンズの和田』がどんな感じなのか、
興味深く見ていきたいとは思っています。


◇岩瀬仁紀
<きょう4日のナゴヤドーム・埼玉西武戦に先発予定。
3年連続でオープン戦本拠地開幕投手を務める>
「たまにはまっさらなマウンドをかみ締めて投げたいからね。
ドームだけど、ナイターだから遅くなると寒くなるんで。
いつも(試合終了の)午後9時とか10時まで待っている。
たまには(先発で)早く帰ってみたい」

<年1回、この日限りの先発となる守護神は、
予定の1イニングを結果は気にせず投げるつもり>
「(登板については)投げるだけです。
まだ何かを準備をするような段階じゃない。
課題は今のところないです。
投げながら悪いところが見つかって、
それをどう直していこうかということになる」

<すでに最初の修正点は予想できている。
まっさらなマウンドで投げられる喜びを
味わいながら、修正点を見つけていく>
「キャンプで疲れているけど、そういう中で投げるから、
投げるときに体重移動ができてないとかはあると思う」

<昨年は12月の北京五輪アジア予選までプレー。
例年より1カ月半ほどオフが短かったが>
「オフが短かかったから
オープン戦はペースを考えてやっていきたい。
疲れ対策? 休みをとることです」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇森バッテリーチーフコーチ
<自ら志願しオープン戦先発を務める岩瀬について>
「年に1回だから」
スポニチ名古屋


◇川上憲伸
<きょう4日の埼玉西武戦で、オープン戦初登板の予定。
3年連続で『先発・岩瀬』の後を受けるが
事前にテーマを決めず、臨機応変な投球を目指す>
「けがなく予定のイニングを投げたい。
特に前もっての課題はないです。
マウンドに立って、打者に向かったときに、
こう投げようとか、思い付いたことをやっていきたい。
自分なりの課題を持って1戦1戦取り組んでいく」

<沖縄キャンプでは杉下茂氏のアドバイスを受け
フォークの落差が大きくなったが>
「まだ手ごたえはわからないけど、
変化球を試せるものは試していきたい。
まだ、フォークは自分では
そんなに変わってないとは思うんですけど。
だんだんと調子は上がってきたので良かったと思う」
中スポニッカン


オープン戦地元開幕となるこの日、
投手陣は、年に1度の『恒例イベント』が。
守護神・岩瀬エース・川上憲伸
豪華逆リレーが今年もやはり実現するそうです。
実はこの2人が地元初戦で登板するのは4年連続
さらに先発・岩瀬、2番手・憲伸の順では、3年連続になるとのこと。

ただ恒例ということもあってか、
『先発・岩瀬』は特に意識や気負いもなく、
登板については「投げるだけ」と。
まだ何かを準備をするような段階でもなく、
課題も今のところなしということで、
実戦で投げながら悪い部分を見つけ、修正していく考えのようです。

一方、2番手の憲伸は早くも本番想定モード。
相手打者に合わせて、課題を作って投げていく構え。
改良した投球フォームの完成と、
さらに習得を目指すフォークも試投するとのこと。
開幕に向け、あくまで1戦1戦ケガなく取り組んでいくそうです。

2日の北谷での北海道日本ハム戦では、
先発ローテの一角の朝倉、中田がともに好投。
エース守護神も同じく順調ぶりを
地元ファンにアピールしてほしいですね。


◇平田良介
<キャンプ地・沖縄からこの日名古屋に戻る。
昨年はウエスタン教育リーグに出場してから帰ったが、
今年は1軍組として堂々の名古屋直行、顔をほころばせて>
「やっと名古屋へ帰ってきました」

<紅白戦、練習試合も含め実戦8試合連続安打中。
開幕スタメンも見えてきたが、唯一の不安は花粉>
「ぼく花粉症だから、いっぱい飛んでるのはいやですね。
(症状が)ひどくなるんです」

<それでも今年は開幕1軍の夢を追いかけながら
オープン戦に出場できる。残り16戦の全試合出場を希望>
「僕はシーズン中に連戦の疲れとかを経験したことがない。
それを経験するためにも結果を出し続けて
全部出れたらうれしいです。アピールできるときにします」
(中スポ、ニッカン

◇岩﨑達郎
<1軍野手ながら教育リーグ出場組に。
この日2軍とともに福岡に移動、
教育リーグ・福岡ソフトバンク戦に先発出場の予定。
1軍は井端、デラロサが遊撃で出場するだけに、
2軍で実戦を積むことになるが、気合を入れ>
「頑張ります」
(中スポ)

◇吉見一起
<ウエスタン教育リーグ初戦の
福岡ソフトバンク戦に先発登板の予定。
この日2軍に合流、那覇空港から福岡に移動>
「結果を気にせず、キャンプでやってきたことを出していきたい」
(中スポ)

◇辻2軍監督
<岩﨑の教育リーグ帯同について説明>
「試合に出してくれと(1軍から)言われている」
(中スポ)

◇高代野手総合チーフコーチ
<岩﨑に1試合でも多く実戦経験を積ませる構え>
「岩﨑はゲームに出したいから」

<また2軍で実戦登板させる吉見について>
「上(1軍)で投げなければならない投手が多いから」
スポニチ名古屋


一方、ファーム組は、きょう4日から
ウエスタン春季教育リーグが開幕することもあり、
4、5日の福岡ソフトバンク戦(雁の巣)、
6、7日のサーパス戦(神戸サブ)を経て、
7日にナゴヤに帰ってくるとのこと。

実戦8試合連続安打中と絶好調の平田は、
チーム本隊とともに堂々、帰名する一方、
内野の成長株・岩﨑と、先発6番手候補の吉見は、
教育リーグ参加のためこの日、福岡へ。
ともに多くの実戦経験を積ませることが目的のようで、
決してファーム落ちということではないもよう。
きょう4日は雨で中止になったようですが、
しっかりと首脳陣の期待に応え、再合流を期待します。

また、新外国人のネルソンは、
通訳が足りないため1軍に帯同とのこと。
そんな理由でか?とも思いますが、
森コーチに怒られながら、まずはクイックがんばりましょう!


1行ドラゴンズ。(4日)

竜ナイン本隊キャンプ地沖縄からナゴヤに到着「かなり寒いね」(ニッカン
落合監督も疲れ気味「今日は休み、たまには休ませてくれよ」(ニッカン
イ・ビョンギュ左投手変化球克服に向けた挑戦を本格スタート(名タイ
新人研修会山内長谷部に刺激「頑張ろうという思いが強くなった」(中スポ
伊藤代表4日の実行委員会で五輪期間中の外国人枠増を提案(ニッカン
元中日三澤ホワイトソックスマイナーキャンプにテスト生として参加(日刊
北谷では「おそらくドアラのグッズが一番売れたと思いますよ」(ドラ番記者
ドラゴンズ主催オープン戦のマスコット出演はふたりずつ公式ブログ
3.28ペナント開幕戦始球式の投球者を一般募集、要項を発表(公式HP


◇ラファエル・クルス
<キャンプ地・沖縄から中部国際空港に到着>
「(名古屋は)かなり寒いね。
沖縄は暖かくてよかった。体調管理に気をつけたい」
ニッカン

◇落合監督
<1軍選手、スタッフとともにこの日、
キャンプ地・沖縄から名古屋へ戻る。
1カ月に及ぶハードなキャンプを終え、指揮官は疲れ気味>
「きょうは休み。たまには休ませてくれよ」
ニッカン

◇山内壮馬(大・社ドラフト1巡目)
<東京都内のホテルで開かれた
プロ野球『新人選手研修会』に出席。
高校の同級生だった東北楽天・長谷部と再会。
大きな刺激を受け、将来の1軍での大活躍を誓う>
「自分なりに頑張ろうという思いが強くなりました」

<ライバルは、2日のオープン戦に初登板し
5イニングを1安打無失点。ひとまずは素直に持ち上げ>
「あいつ(長谷部)は調子がいいみたい。ボクもうれしいですよ。
今までずっと一緒にやってきたから、あいつは特別。
試合の結果も気になります」

<キャンプ中も週に一度は連絡を取り合うことも>
「『休日は何をしている?』とか、たわいもない話です」

<日本一の中日では1軍で登板機会を得ることすら
容易ではないが、焦りはない>
「あいつとはチーム状況が全然違いますから。
長谷部に負けたくないこと? 選手寿命ですかね」
中スポ

◆長谷部康平(東北楽天)
<新人選手研修会で山内と顔を合わせると、
うれしそうにじゃれ合い、笑いながら言う>
「(山内は)『フォームを変えて良くなった』と
言っていますけど、そういうのは試合で結果を出してから言わないと」
中スポ


その他の話題としては、東京都内のホテルで
プロ野球の「新人選手研修会」
この日行われ、育成選手を含む86人が参加。
各界の講師を招き、「アンチドーピング運動」、
「暴力団の実態と手口」など5講座を学んだもよう。
ただ新人たちに最も好評だったのは、
岩本勉氏の講演だったようですが。

ところで今朝の中スポなどで
『○○ッス』は品格がないから直さないと、
指導されたというような記事が出ていましたが、
山内、赤坂、樋口辺りもあてはまりそうですね。
ただ今でも我がエースが、自分のHPの日記で
『どうも、憲伸ッス』と言ったりもしていますが…。
まあいいのか悪いのかは別として、
インタビューでは徐々に直していけばいいでしょうね。

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