28 2008シーズン

2008年10月13日 (月)

中日71勝68敗5分、いざ3位からの逆襲。

3月28日から始まった2008年の公式戦も今夜で終了。
ドラゴンズもついに144試合目を迎えました。
最終戦は、スカイマークスタジアムでの阪神とのナイトゲーム。
6日後のクライマックスシリーズで相対するだけに
前哨戦の意味合いも兼ねましたが、
豪華な投手リレーの3番手・山本昌が捕まってしまい、
3連打で2死満塁から、まさかの2者連続押し出し
代わった齊藤も押し出しで3点を奪われると、
試合間隔が空いた打線はウッズの先制打こそあったものの
つながりを欠き、その1点のみで終了。
阪神に逆転負けし、CSに弾みを付けられませんでした。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 最終戦
(12日・スカイマークスタジアム | 中日6勝17敗1分け)
31139人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神 ×
[敗] 山本昌(23試合11勝7敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
チェン、川上、山本昌、齊藤、吉見、浅尾、高橋 - 谷繁

【ゲームレビュー】
今季最終戦を飾れず
クライマックスシリーズを見据えた投手起用。
3番手・山本昌がつかまった。
6回2死満塁からプロ初の連続押し出しで逆転され、
リリーフ・齊藤押し出しで追加点を奪われた。
4回1死二塁からウッズの適時打で先制点を入れたが、
その後が続かなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
「神戸では主力でいく」のコメント通り。
ドラゴンズは、CS第1ステージを見据えたベストメンバー
イ・ビョンギュ、荒木、和田、森野、ウッズ、中村紀洋、井端、谷繁
豪華リレーとなるこの日の先発は、中6日でチェンを持ってきた。

1回、阪神先発・岩田から、
先頭のイ・ビョンギュが四球を選ぶと、
荒木が初球を弾き返して、ライト前へ。
無死一、二塁とチャンスを広げたものの、
続く和田が外へのシュートを叩きつけるも、二塁ゴロ。
4-6-3と渡ってしまい、ダブルプレーで2死三塁。
一打先制、4番・森野に期待をかけたが、
内へのシュートに合わずに、一塁ゴロ。
不安定な岩田の立ち上がりを攻め込めず、チャンスを逸す。

一方、チェンの方は、上々の立ち上がり。
MAX153キロをマークしたストレートを主体に、球威十分の投球。
1回ウラ、赤星を外へのストレートで三塁ゴロに取ると、
初の3割を目指す関本も中へのストレートでセンター正面のフライ。
さらに新井は中へのスライダーでセンターフライ。
続く2回ウラもきっちりと三者凡退に打ち取り、まさに万全
CS第1ステージでの先発に大きく弾みをつけた。

3回、なおも不安定の岩田から
先頭・チェンの代打・小池が四球を選んだものの、
イ・ビョンギュは外へのスライダーを打ち上げ、レフトフライ。
さらに続く荒木の2球目、けん制に誘い出されてしまい盗塁死。
いらぬ走塁ミスで相手を助けてしまう。

3回ウラ、ドラゴンズ2番手は、エース・川上憲伸
先発と言われていたものの、予想に反し2番手での登板。
久々のスカイマークとなったものの、問題なしの投球。
下位打線が相手とはいえ、しっかりと3人で打ち取る。

4回、先頭の和田がストレートの四球を選ぶと、
続く森野にベンチはなんと送りバントを指示。
小技が効く新4番の利点を活かし、ランナーが二塁へ進むと、
迎えた5番・ウッズが、ひと仕事!
カウント1-1からの3球目、
外へのシュートをうまく右方向へ持って行くと、
打球はライト線へ落ちるタイムリーヒット!(1-0)
技ありの一打できっちり繋いで、先制点を奪う。
なおも続く中村紀洋がレフト前ヒットを放ち、1死一、二塁。
一気に岩田を畳み込めるチャンスだったが、
井端が中へのスライダーを打ち損じてのショートフライ。
谷繁はつないで三遊間を抜くヒットで満塁としたものの、
川上が内角低目へ沈むスライダーに空振り三振。
もう一押しができずに、1点止まりに終わる。

1点のリードをもらった川上
しかし直後の4回ウラ、先頭の赤星を四球で出すと、
続く関本の初球に、二塁へスチール。
さらに関本の中飛でタッチアップで、三塁へ。
一打同点の場面でクリーンアップを迎えたものの、
ここからはエースの投球
新井を内角高目のシュートで詰まらせ、一邪飛に取ると、
天敵・金本にも厳しい攻めの末、2-2からの5球目、
真ん中低目のフォークで、空振り三振
しっかりとゼロで抑え、公式戦最後の登板を終えた。

5回ウラ、ドラゴンズ3番手は、チーム勝ち頭の山本昌
ここまでノーヒットで繋いできた投手陣
大ベテランもこれにしっかりと追随。
鳥谷を外へのストレートで二塁ゴロに取ると、
葛城も内へのストレートでボテボテの投ゴロ。
さらに矢野も強引に振らせてのレフトフライ。
きっちりと3人で抑え、危なげなしと思われた。

がしかし、続く6回ウラにまさかの乱調
先頭の平野を三塁ライナーに打ち取るも、
続く投手の岩田に、外角低目へのカーブを
うまく叩かれ、ショート右を抜けていくヒット。
この日チーム18人目にして、ついに初安打を許してしまう。
これでリズムが崩れたわけでもないだろうが、
続く赤星に外へのカーブをちょこんと当てられ、
レフト前に落とされると、関本にもセンター前に落とされヒット。
なんと3連打となって、1死満塁のピンチ。
相手を乗せないためにも、踏ん張らなければいけない場面。
迎えた新井を素早く追い込み、3球勝負。
内角高目のストレートで空振り三振に取り、2アウト。
ここまではよかったものの、続く金本の際、
コーナーギリギリを突くものの、球審と合わずに苦労。
2球目、内角低目のスクリューを取ってもらえず0-2とすると、
4球目、外角低目ギリギリのスライダーもボールの判定。
そして続くカウント1-3からの5球目、
外一杯を突くも、ストレートが外れてしまい四球
押し出しとなって、同点に追いつかれる。(1-1)

山本昌らしからぬ展開となり、本人も動揺か、
なおも2死満塁で、続く鳥谷に対しても、ボール先行。
ボール2つとファウル2つでカウント2-2とすると、
5球目、内角高目のストレートが外れ、フルカウント。
そして6球目、内角低目のストレートがこれまた外れ、四球
まさかまさかの連続押し出しで、勝ち越しを献上。(1-2)
続く葛城代打・高橋光信が告げられると、落合監督がマウンドへ。
今季最終登板で、思いも寄らぬ乱調
1イニング2/3、40球を投げ、3安打1奪三振2四球で3失点。
CSにやや不安を残して、山本昌はマウンドを降りた。

代わって4番手でマウンドは、齊藤
しかし9月20日の広島戦の再来か、
迎えた代打の代打・桧山に対し、制球定まらず、0-3。
そして4球目、外へのストレートが外れてしまい四球
なんと3者連続押し出しとなってしまい、さらなる追加点。(1-3)
タイムリーを打たれることなく、自滅しての逆転劇
粘っていた岩田に2ケタ勝利の権利をみすみす与えてしまう。

2点ビハインドとなったドラゴンズ
7回、阪神岩田からスイッチして、2番手・アッチソン
しかし先頭の谷繁に対し、ストレートの四球。
不安定な趣きを感じたが、続く齊藤の代打・立浪
四球のあとの初球を狙ったものの、打ち損じ
弱いセンターフライとなってしまい、イヤな雰囲気
さらに続くイ・ビョンギュがフルカウントからの6球目、
外角高目のストレートを叩くも、二塁寄りのゴロ。
6-4-3と渡ってしまい、画に描いたようなゲッツー
先頭打者を全く生かせず、流れが阪神の方へと傾いた。

7回ウラ、5番手・吉見が、赤星に走られながらも、
2死一、二塁のピンチを切り抜けると、
8回ウラからは、6番手として浅尾が登板。
しかしマウンドが合わないのか、制球が不安定
先頭の新井に四球を与えてしまうと、
続く金本はレフトフライに打ち取ったものの、
鳥谷に痛烈に足下を抜かれてしまい、センター前。
1死一、二塁とピンチを背負ってしまう。
ここでベンチが動き、左の高橋へとスイッチ。
そしてセンターに平田を入れるなど守備固め。
起用に応えた高橋は、代わり端のリン
外へのスライダーで投ゴロに取り、2死までにはしたものの、
続く矢野に四球を与えてしまい、2死満塁。
そして迎えた平野に、カウント1-1からの3球目、
真ん中低目のストレートを弾き返されると、
打球はライト前へと抜けていくタイムリー。(1-4)
ダメ押しといえる4点目を献上。勝負が決まってしまった。

最終回、阪神のマウンドはもちろん藤川
何とか意地を見せたいドラゴンズだったが、
中村紀洋、井端と連続三振に倒れ、あっけなく2アウト。
そして最後の打者・谷繁もカウント1-2からの4球目、
外へのストレートを叩くも、ライトフライでゲームセット
今季相性の良くなかった阪神戦
やはりそれは最後まで変わることなく、まさかの展開で逆転負け
レギュラーシーズン最終戦を白星で飾れなかったドラゴンズ
しかし落合監督「優勝の決まった後のゲーム」と話すとともに、。
山本昌以外の先発陣が上々など、これからの戦いに向けての収穫も。
18日からは、同じ阪神と戦うクライマックスシリー第1ステージ
そこでの逆襲を誓い、ひとまず144試合目を終えることとなった。


マサかの連続押し出し。レギュラーシーズン最終戦、
奇しくも相手は、
CS第1ステージでぶつかる阪神
もっか4連敗中と低調なうえ、
歴史的V逸の責任を取り、
指揮官はが辞意表明。
元気のない相手をしっかり叩いて
今後に向け、優位にしておきたかったところでしたが、
お人好しというか、盛り上げ上手というのか、
まさかの3者連続押し出しによる失点での逆転負け。
まあ相手のホームゲーム最終戦ということもありますし、
消化試合だからということもありますが、
ちょっともったいなく、残念なゲームとなりました。

ゲームを振り返ると、
やはり序盤に打線がもう一押ししたかったなと。
相手先発・岩田がいつもよりも不安定だっただけに、
攻め込めるチャンスがいくつかありましたが、
やはり間隔が空いていたこともあってか、振りが鈍い選手もいましたね。
予行練習とはいえど、もう少しイヤなイメージを与えてもよかったような。
ただ4番の森野にバントをさせるなど、采配面でいくつかの工夫も。
おそらく相手は、下柳、安藤らが先発しそう。
リリーフ陣は相変わらずなだけに、序盤に点が奪えるか
そこで打線がいかに火を噴くかに、勝負を掛かってくるでしょう。

一方、投手陣は、チェン、川上上々の出来。
さらに吉見も持ち味を発揮しましたが、
昌さんがまさかの大誤算となりましたね。
ジャッジとかみ合わなかったことも一因ではありますが、
制球に定評のある投手が、まさかの2者連続押し出しとは…。
ここまで数々の修羅場を抜けてきた大ベテラン
ただポストシーズンには強くないというデータあり。
それでも悲願達成のためには、CSは勝ち抜かないといけませんし、
何とか本番で汚名を返上してほしいものですね。
まあバランスが崩れていたのが原因のようですし、
しっかり修正さえすれば大丈夫そうですから、次回に期待
とにかく流れが大きくモノをいう超短期決戦
相手にみすみすチャンスを与え、自らの首を絞める必要は皆無。
その辺りしっかり気を引き締めて、向かってほしいところです。


ところで、この日でレギュラーシーズンが終了。
完全制覇を掲げ、シーズンに臨んだドラゴンズでしたが、
71勝68敗5分と、首位・巨人とは12ゲーム差の3位。
2位・阪神にも10ゲーム差を付けられ、
後半以降は優勝争いにさえも絡めませんでした。
しかし今季の戦いはまだ終わったわけではなく、
18日からは敵地・京セラドーム大阪に乗り込み、
2位・阪神とのクライマックスシリーズ第1ステージ
前哨戦こそ敗れはしたものの、今後の5日間で切り替え、
まず苦手チームを撃破して、その後の東京での第2ステージへ。
日本一連覇の可能性は、まだ残されています。

阪神もおそらく辞任する監督に花道を飾らせたいでしょう。
ただこちらはそんなことを考えずに、自分たちの戦いを。
そのためにはこれからの5日間、それぞれ課題に取り組み、
不安材料をできるだけ取り除き、良い状態で臨んでほしいなと。
昨季と違って、ビジターからの幕開け。
おそらく厳しい戦いとなるでしょうが、
それに勝ち抜き、ぜひとも再びの栄冠を掴んでほしい。
パ・リーグも第1ステージを3位のチームが勝ち抜きましたし、
これに続けとは言いませんが、いざ3位からの逆襲
ドラゴンズの今季最後の頑張りに期待したいと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(12日)

●チェン・ウェイン
<先発で2イニングを投げ、無安打無失点。
最初からグイグイと飛ばして、150キロ超えを連発。
この日のMAX153キロを3度も記録し、阪神打線を封じ込める。。
球場によってスピード表示の差はあるものの、
安定して速い球を投げていたのは事実>
「スピードは出てたけど、コントロールはちょっと…。
先発といっても、2イニングだから思い切りいきました。
真っすぐとスライダーのコントロールを試しました。
今日はコントロールがもう少しだった。
もっと厳しいところに投げれば抑えられる」

<今季7勝のうち、阪神と巨人から計5勝。
手応えをつかみ、CS期待の星は不安なく、本番を迎えられる>
「CS前の準備期間とすれば、心配なく順調にいっています」
中スポニッカン

●川上憲伸
<3回から2番手で登板。順調に2イニングを投げ終える。
4回、先頭の赤星に四球を許し、盗塁などで
1死三塁のピンチを作ったが、新井、金本を封じて無失点。
規定投球回数到達の夢はならず、残念がっていたが、
すぐにCSへと気持ちを切り替え>
「ストレートだけじゃなく、いろいろと投げました。
いい調整? 調整じゃないですよ。試合なんですから。
そんなこといったら阪神に失礼です。
(状態は)普通じゃないですか。次もしっかりいきたい」
憲伸の声「ペナント最終戦」、中スポニッカン

●吉見一起
<7回から登板して1イニングを1安打無失点。
収穫もあったが、セットでの投球など課題もあったようす>
「思ったところに投げられたと思います。
ただ、いろいろ課題も見えてきました。
しっかり修正していきたいです」
中スポ

●山本昌
<5回から3番手で登板。
2イニング目の6回1死から3連打で満塁とされると、
新井を三振にとりながら金本、鳥谷と連続押し出し。
05年7月以来の押し出しで、2者連続はプロ入り初の屈辱。
ふがいない結果にしょんぼり>
「ストライクが入らないようでは心もとないからね。
もう一度しっかり調整していきます」
中スポサンスポ朝日新聞

『みっともないピッチングで
レギュラーシーズンを締めくくってしまい、申し訳ありませんでした。
調子は悪くないと思っていたのですが、バランスが崩れていたようです。
CSまで約1週間、しっかり調整します。
それまでにエッセイも更新できればと思いますので、お待ちください。』

(『山本昌公式ホームページ』より引用)

●浅尾拓也
<8回に6番手で登板し、2人の走者を許したところで降板。
代わった7番手・高橋が平野に適時打を浴び、
今季7試合目で初めて、阪神戦で失点>
「先頭打者(新井)に四球を出したことがすべてだと思います」
(東京中日)


●タイロン・ウッズ
<4回1死二塁から右翼線への先制タイムリーを放つ>
「うまく打てたよ」
ニッカン

●森野将彦
<0-0のまま迎えた4回無死一塁。
初球を投前にきっちり転がし、送りバントに成功。
続くウッズの先制適時打を呼び込ぶ。
落合監督が04年に就任してから、
スタメン4番の犠打成功は今回がわずか3度目だが、事もなげ。
今年は2度の大きな故障を経験しながら、
初めて打率3割超え(.321)でシーズンを終了>
「(4番に犠打といっても)意識はないですよ。
前(4日・巨人戦の9回)もサインは出てましたから。
サインが出れば、自分はしっかりやるだけです」
中スポ

●高代野手総合チーフコーチ
<4回表無死一塁、4番・森野の犠牲バントに>
「バントはサイン。そういう4番であるということ」
中スポ

●和田一浩
<FA移籍1年目のレギュラーシーズンは打率.302で幕を閉じる。
8回1死から右中間二塁打を放ち、3打数1安打。
後半は失速したが、CSに向けて希望が見えたか>
「3割? すべてが最低です。打率も、打点(74)も」

<不満を口にしたが、
汚名返上のチャンスは残っている。気合を入れ直して>
「試行錯誤できたのはよかった。これからです」
(東京中日)


●中村紀洋
<阪神・岡田監督辞任の報に触れ、複雑な表情>
「何と言えばいいか…。ノーコメントとしかいいようがない」
ニッカン

●荒木雅博
<選手会長は、球場の正面入り口を通り抜けた直後に
ライバル球団の激震を肌で感じ取って>
「どことなくだけど
(阪神)球団の方々に元気がないような気がします」
ニッカン

◆田中監督付スコアラー
<甲子園の改装工事とオリックスのCS進出が重なって、
この日の阪神戦の舞台は神戸のスカイマークスタジアム。
元阪急選手で、92年から98年までオリックスのスコアラー、営業部員。
予想外の訪問に懐かしい表情を浮かべて>
「懐かしいねえ。この球場が一番好きだよ。
開放感があって、お客さんにとっても見やすい球場だと思うよ」

<阪神ファンが多いことに
『昔はこんなに人がいなかったんじゃないですか』と聞くと>
「昔の方がすごかったよ。
96年のときなんか、阪神の試合がガラガラだったんだから」。
(中スポ<ドラ番記者>

◆伊藤球団代表
<今季限りで横浜を退団することが決定的な中村武志氏を
来季のバッテリーコーチとして招へいする方針を固める。
全日程終了後にも正式発表される見込み>
「他球団の人のことなんで今は何も言えない」
中スポスポニチ名古屋


●落合監督
<今季レギュラーシーズン最終戦には敗れたものの、
ポストシーズンの戦いに向け、万全であることを強調>
「投げさせるやつを投げさせて、
ゲームにいかせるやつをいかせられた。
優勝が決まったあとの試合はこんなもん。
勝ち負けは関係ない。この先があるわけだから」

<CSで戦う敵将・岡田監督が辞任の意向を示したことには>
「まだちゃんと決まった話じゃないんだろ? 
決まっていないことには話しようがない。オレは何も言えん」

<総得点、チーム打率はリーグワースト。得失点差はマイナス21点。
9年ぶりにタイトルホルダーが出ず、球団史上初めて
規定投球回数をクリアした投手も出なかった。それでも貯金『3』の3位。
今後は2年連続の美酒をにらみ、決戦に備える構え。
頼もしいセリフを残してバスに乗り込み>
「あと5日間? うまいこと調整させないとな。
うまいこと調整してね。オレの頭の中では仕上がっている」
中スポスポーツ報知時事通信朝日新聞
スポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(12日)

◆フェニックス・リーグ
中日-埼玉西武
(12日・串間市総合運動公園野球場)
  210 000 030 = 6
  110 000 000 = 2
[D本] 福田
[D投] ネルソン、山井、久本、金剛
公式サイトフェニックスリーグ2008公式サイト

【ゲームレビュー】
初回、先発・ネルソンが先頭打者を四球で出すと、
1死一塁から中島2ランを打たれ、先取点を与える。
2回、無死から四球とバスターエンドランなどで
1死三塁から内野ゴロの間に追加点。ノーヒットで失点を許す。
結局、ネルソンは5イニングを投げ2安打、3失点。
フェニックス・リーグでは、安定した投球を続けている。
8回、3番手・久本原、平尾、三浦と3安打を集中され、3失点。
攻撃陣は、1回ウラ、埼玉西武先発・石井一久から
岩﨑左前打、柳田死球などで2死二、三塁から
中村一生の右飛を佐藤友亮が落球。タイムリーエラーで1点を返すと、
2回ウラ、福田が左翼にソロ本塁打を放ち、追加点。
しかし3回以降、大沼-小野寺-岡本篤志-松永と繋いだ
埼玉西武の投手陣に大きなチャンスもなく抑えられ、2-6で敗戦。
堂上剛裕はこの日も4打数3安打。
ひとり気を吐き、フェニックス・リーグ絶好調。
公式サイトより)


●福田永将
<『8番・一塁』で先発フル出場。
2回、石井一久からフェニックス・リーグ3本目のアーチを架ける。
甘いカットボールをとらえると、打球は高い弧を描いて左翼席へ>
「完ぺきな当たり。
石井さんは小さいころからテレビで見ていた投手だから、
この一発は自信になりそうです」

<今リーグでは13打数5安打で3本塁打。
持ち前の長打力を存分に発揮している。
特に成長の跡を示したのが、8日(埼玉西武戦)に右翼へ放った本塁打>
「これまでは右方向にホームランを打てなかった。
打ち方が良くなっているから、
ボールが飛ぶようになったのかもしれません」
中スポ

●マキシモ・ネルソン
<埼玉西武戦に先発し、5イニングを2安打3失点。
日本での今季最終戦を終え、きょう13日に帰名。
今後は15日にドミニカ共和国に帰国し、
23日からウインターリーグに参加する予定>
「とにかくオレは来年も日本でプレーしたいんだ」
(中スポ)

●小林2軍投手コーチ
<2軍では11試合で3セーブ、防御率0.56。
CSとは無縁だが、急成長と遂げたという大器?ネルソンについて>
「1年間の成長はチームでも指折り」
(中スポ)

●井手編成担当
<15日にドミニカ共和国に帰国するネルソンについて>
「まだ決まってはいないが、残す方向で考えている」
(中スポ)


フェニックス・リーグは、
パ・リーグの覇者・埼玉西武と串間での一戦。
日曜日ということで、1500人の観衆が集まったそうですが、
序盤、両軍点の取り合いだったものの、
4回以降は、埼玉西武の継投の前に若竜打線が沈黙。
8回に3番手・久本がダメ押しの3点を奪われ、2-6で敗れたもよう。
確かに石井一久に始まって、名だたるレオ投手陣
4番で絶好調の堂上剛裕が、3安打猛打賞と
孤軍奮闘したようですが、及ばずだったようで。

そんななか、このリーグ一塁で起用の多い
2年目の福田が、早くも3本目となる本塁打を放ち、
持ち前の長打力をアピールしたとのこと。
今季ファームでも新井の控えになることが多かった福田ですが、
この秋さらに頑張り、打力&守備力を上げ、
来季こそは『ブレーク』といってもらいたいです!

2008年10月12日 (日)

さあCS前哨戦、公式戦ラストゲームは本番モード。

ドラゴンズのレギュラーシーズンも残り1試合
今夜のスカイマークスタジアムで最終戦を迎えます。
しかしこのゲーム、単なる消化試合とはならず、
相手がCS第1ステージでぶつかることになる阪神
いわゆる前哨戦となるだけに、ドラゴンズ本番モード
投打に渡って主力が総登場の豪華ゲームとなるようです。
CSへ向かい、緊張感が漂ってきたドラゴンズの話題を。

ドラゴンズトピックス(11日)

◇落合監督
<ナゴヤドームでの全体練習で
内外野の連係プレーが行われていた時、
突然グラウンドへ足を運び、声を張り上げる。
珍しく語気を荒げ、身ぶり手ぶりの指示に
ナインは息をのみ、神妙な顔で耳を傾けた>
「練習のつもりでやるな!」

<実戦に則さないプレーをした内野陣に猛ゲキを飛ばす。
左翼からの返球を受ける中村紀洋が、
カット位置のそばでノックを待っていると>
「普通はそんなところにいないだろ。定位置から始めろ」

<中堅からの送球にマウンドまで歩きながら
カットに入った遊撃・井端と二塁・荒木にも
マウンドと二塁ベースの中間辺りにポジショニングするよう指示>
「(試合で)じっと立ってることなんてありえないだろ!
打球を追った後にマウンド近くまでは行けない。
(試合では)そこまでが目いっぱいだ」

<CS前哨戦を前にチームに喝を入れたが、報道陣に対しては>
「今日は休みだ」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇荒木雅博
<わずかな気のゆるみではあるが
『練習のための練習』を許さず、
容赦なく注文をつけた指揮官の指摘に素直に反省>
「言われると思っていました」
ニッカン

◇森野将彦
<ナゴヤドームで3日連続の練習。
淡々とした練習が続き、気が緩みそうだが内面は違う。
試合がなくても、気持ちを切ることなく、先を見る>
「気持ちを切らないことが大事でしょう。
クライマックスシリーズへ、いかに自分の気持ちを高ぶらせて臨めるか。
多少は気が抜けるところはあるかもしれないけど、
スイッチを入れたときにグッと気持ちを高ぶらせていけるようにね」
(中スポ)

◇和田一浩
<打撃練習後、ウッズとともにデラロサへの内野ノックを買って出る。
スイングチェックの一環だったが、
鋭い打球を飛ばすウッズに対し、慣れないノックに四苦八苦>
「バットを出す軌道ですね。
ボクは基本的にヘタです。センス、ないですから」
(東京中日)

◇タイロン・ウッズ
<CS第1ステージの相が阪神に決まったことに
対戦する順番は関係ない、といった風情で>
「とにかく勝つだけ」
共同通信社


◇川上憲伸
<阪神との今季最終戦での先発が予想される。
2、3イニングの登板になるとみられるが、
調整というだけではなく、結果も求める。
規定投球回数到達はほぼ不可能。もう集中するのはCSだけ>
「(第1ステージの相が阪神に決まったことに)興味がない。
CSがあるので、それなりにきちんとした形にやっておかないと。
監督、コーチが使いたくないと思わせないようにしたい」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋

◇山本昌
<レギュラーシーズン最終戦のマウンドに気を引き締める。
通算200勝を達成し、数々の最年長記録を塗り替えた
素晴らしいシーズンをしっかり締めて、自身初出場となるCSへ向かいたい>
「気持ちが高まってきたね。
(12日は)登板するかどうかは別にして、
レギュラーシーズン最後の試合だから、しっかり終わりたい」

<12日に登板すると、中5日でCSを迎えられる。
先発陣にとっては調整しやすくなったが>
「巨人? 阪神? 相手は関係ない。
相手は知っているし、あとはこっちの問題。
自分のピッチングをするだけ」
中スポスポニチ名古屋

◇チェン・ウェイン
<CS第1ステージの先発候補で阪神戦の登板もある。
ナゴヤドームでの練習後、大阪入り。
好調をキープしている様子で>
「次はいつ投げるか分からないけど、調子は問題ない。大丈夫です」
(東京中日)

◇吉見一起
<CS第1ステージの相手が阪神に決定したことについて>
「相手はどこでも同じです。頑張りたい」

<阪神戦登板については、平常心を保つ>
「投げる機会があれば、いつも通り零点に抑えられるよう頑張るだけです」
(東京中日、ニッカン

◇岩瀬仁紀
<守護神も最終戦に登板予定。
最後に登板した4日の巨人戦から
間隔が1週間も空いているため、調整登板となりそう>
「予定は未定だからね。
たぶん投げるとは思うけど、展開によるから」

<12日の最終戦が終われば、また5日間試合なし。
しかし試合のない期間でも、スイッチは切れていない>
「体よりも精神面でしょう。
気持ちの持っていき方が大事だと思う」
(中スポ)

◇森バッテリーチーフコーチ
<CSのローテーションについて説明>
「明日の登板を見れば分かるよ」
スポニチ名古屋


7日の東京ヤクルト戦から4日間空き、
いよいよ迎えるレギュラーシーズン最終戦。
阪神が2位となったことで、『CS前哨戦』となりますが、
相手の監督辞意をもらそうが、その辺りは気にせず、
1週間後に再び相対する相手に、
できるだけイヤな印象を与えてほしいものです。

実は9月30日の甲子園最終戦として組まれていたこのゲーム。
降雨中止になったことで、今夜に振り返られましたが、
逆にこの日に変更になって、ほんとラッキーだったなと。
7日の神宮が、あんなゲームで終わったうえに、
さらに10日も間隔が空いてしまっては
CSを向けて、正直たまったもんじゃない。
あくまで本番は1週間後ですが、相手の感触を掴めそうな前哨戦
今季、分が悪かった阪神相手ですが、ぜひとも勝って、
さらに乗っていけるような一戦にしてほしいと期待します。

この日のドラゴンズナインは、
前日同様、ナゴヤドームでの全体練習
野手はシートノックとフリー打撃、
投手はキャッチボールとランニングで調整。
終了後、前哨戦に向け大阪へと移動したもよう。

ところでこの練習中に、
落合監督からカミナリが落ちたようですね。
東京中日の宅配版では全面カットになっていましたが、
中スポWEBや、スポニチなどにはその様子が。
内外野の連係プレーの練習の際、
「練習のつもりでやるな!」一喝
その後中村紀洋、井端、荒木に対し、細かい守備位置にまで指示。
ぴりぴりした雰囲気に、ドーム内には緊張感が走ったそうです。


オレ流カミナリ炸裂!淡々と続いていく練習に、
気持ちが切れることもありがちですが、
このカミナリによって、
チームが再び締まったようですね。
今季阪神に大きく負け越した理由に
『守り負け』を挙げていた落合監督
1つのミスで一気に流れが変わる
超短期決戦なだけに、
できるだけそのような綻びが出ないようにしておきたい。
普段はコーチ陣に任せ、じっと見ていることの多い守備練習
さらに名手が多い内野陣に対する注文
気持ちのオン、オフも大事とはいえ、緊張感も必要。
あえて手綱を締めておくことで、CSに向けムードをより高める。
その一環と言えるような『カミナリ』に、自分的には感じました。

CS第1ステージでの先発が予想される
憲伸、昌さん、チェン、吉見が登板予定の今夜のゲーム。
スタメンに関しても、落合監督「主力でいく」というように
ここ数試合にない『本番モード』となるのではないでしょうか。
かなりの消沈モードとなっている相手は、
どう組んでくるかはわかりませんが、
ドラゴンズ的には、絶対に落としてほしくないですね。
第1ステージを占う意味での注目となるゲームに
CSモード全開で臨むであろうドラゴンズ
敵地ながら全力で戦い、CSへ向け弾みを付けてほしいです。


若竜トピックス(11日)

◆フェニックス・リーグ
湘南-中日
(11日・清武町総合運動公園野球場)
   004 100 200 = 7
 SR 000 000 101 = 2
[D本] 堂上剛裕(3ラン)、福田(2ラン)
[D投] 山内、長峰、中里、小林、平井
公式サイトフェニックスリーグ2008公式サイト

【ゲームレビュー】
先発・山内が初回から素晴らしい投球を展開。
三者三振を奪うなど気合いの入った立ち上がりをした。
2回以降も毎回三振も奪う一方、毎回先頭打者に安打を許すなど
不安な面もあったが、5イニングを投げ、5安打7奪三振無失点。
攻撃陣は、3回、湘南先発・三橋から
西川右翼線二塁打、柳田四球などで1死一、二塁とすると、
堂上剛裕が右越えの3点本塁打を放ち、先制。
なおも中村公治四球、福田右前打で1死一、二塁から
堂上直倫が左前へ適時打。この回の4点を兄弟で叩き出す。
続く4回も左前打と二盗の柳田を置き、
1死二塁から中村一生が左翼線に適時打を放ち、1点を追加。
7回にも右翼線二塁打の堂上剛裕を置き、
1死三塁から福田が左越えにダメ押しの2点本塁打
7回ウラに3番手・中里が、9回ウラに5番手・平井
1点ずつを失ったものの、7-2湘南シーレックスに勝利。
公式サイトより)


○長峰昌司
<6回に2番手で登板し、1イニングを無安打無失点。
いきなり2つの四死球でピンチを招いたものの、
後続を力のある真っすぐでねじ伏せる。
CSへの『出直し登板』で結果を残し>
「変化球でストライクを取れなかったのが課題です」
中スポ

○小林正人
<8回に4番手で登板。生命線のスライダーを軸に打者3人でピシャリ。
2つの三振を奪って、1軍で投げ続けてきた貫禄を示す。
CS出場は楽観できない状況だけに、慎重なコメントに終始>
「無失点は良かったですけど、まだまだこれからです」
中スポ

○小林聖始2軍投手コーチ
<長峰、小林を残り3試合ある今クール中に
あと1、2度登板させ、復調具合を確かめる方針>
「2人とも修正するポイントがある。
それをしっかりクリアできるかどうか」
中スポ

○山内壮馬
<フェニックスリーグ・湘南戦に先発し力強い投球。
立ち上がりの1回にいきなり3者連続三振など
5イニングを毎回の7奪三振で無失点に>
「きょうはスライダーにキレがあったし、真っすぐも良かった」

<無四球で投げきったことにも手応え。
1年間の反省を踏まえたピッチングに満足顔>
「悪かったときは無駄な四球を出していたけれど、最近はそれがない」
(中スポ)

○堂上剛裕
<3回に右翼へ先制3ランを放つなど3安打3打点の大爆発。
これでフェニックす・リーグでは4試合で打率5割、10打点。
CS出場へ『猛烈デモ』を続けている>
「今はボールがうまくさばけているし、間が取れている」
(中スポ)


○岩﨑達郎
<フェニックス・リーグ取材で初めて宮崎を訪れたドラ番記者。
すでに1週間近く滞在している選手たちに『ご当地グルメ』を聞くと>
「居酒屋で食べたんですけど、『地鶏』はやっぱりおいしいですよ」
(中スポ<ドラ番記者>

◇高江洲拓哉
<もう一つ気になっているのが『マンゴー』。
1個数千円もする高級品、『めちゃめちゃおいしい』という
リアクションを期待したが、ケロリ>
「マンゴーですか。
ボクは出身の沖縄でたくさん食べていますからね。
わざわざ宮崎で食べませんよ」
(中スポ<ドラ番記者>


前日は、予備日でゲームがなかった宮崎・フェニックスリーグ
開幕戦で当たった湘南との再戦となった清武でのゲーム。
打っては、4番・堂上剛裕が先制3ランを放つなど、この日も大当たり。
一方投げては、先発・山内が5イニング7奪三振無失点の好投。
先制、中押し、ダメ押しと理想的展開で、7-2と大勝しました。

この日の注目は、
7日の東京ヤクルト戦でともに大量失点
やり直しとして『宮崎行き』を命じられた長峰、小林の両左腕。
中継ぎとして1イニングずつ登板し、
決死の覚悟で腕を振り、ともにノーヒット無失点
CSへ向けての第一関門をまずは突破したもよう。

結果的には無安打無失点でしたが、
長峰の方は、いきなり2四球と危なっかしかったようで…。
ただ、もともと力のある投手
あと1、2度の登板があるようですが、
ポイントをきっちり修正して、戻ってきてくれればと。
それ以上に気になるのは、やはり小笠原
果たしてどういう投球をしてくれるのか、注目です。

その他の情報としては、
ドミニカ・ウインターリーグに参加している6選手は、
15日の開幕に向けて、練習に参加中。
9日に行われた練習試合では、
新井(エスコヒド)、藤井(リセー)が途中出場。
なかでも藤井は初打席で左翼線二塁打を放ち、
見事な『ドミニカ・デビュー』を飾ったもよう。

また今朝のニッカンには↓
横浜中村コーチ退団、古巣中日へ

今季限りで横浜を退団する中村武志バッテリーコーチ
「プロ入りから17年間プレーした
古巣・中日への復帰が有力視」
と報じられていますが、
もし帰ってきてくれたら、うれしいなと。
01年以来の『タケシ・リターンズ』、ちょっと楽しみにしたいと思います。

2008年10月11日 (土)

CS対戦相手決まる、落合竜第一の標的は阪神!

ようやくセ・リーグの上位の順位が確定し、
クライマックスシリーズの組み合わせが決定。
3位のドラゴンズは、18日より京セラドーム大阪で
2位・阪神と第1ステージを戦うことになりました。
そこを勝ち進み、第2ステージで1位・巨人を叩いて、
連覇のための日本シリーズ出場権を掴みたい。
この日ナインは、前日に続きナゴヤドームで練習を行いました。

ドラゴンズトピックス(10日)

◇落合監督
<クライマックスシリーズ第1ステージの相手が阪神に決定。
巨人、阪神両チームの試合結果を受けて、こうコメント>
「2008年度のセ・リーグ優勝争いには最後までからめなかったが、
敗者復活戦から日本一連覇をめざします」

<すでにV逸の現実は9月下旬に突きつけられていた。
そこから『逆襲』に目標を切り替え、牙をといできた。
あす12日はその阪神との『前哨戦』となるが、
すでに宣言している通り、ベストオーダーを組む>
「相手はどちらからでも関係ない。
だってどっちともやらなきゃ勝ち上がれないんだから。
お互いに手の内は知り尽くしているわけだから」

<この日は不振の和田に対し、1時間10分の直接指導。
指導は、和田独特の打撃フォームに及び、
自らもバットを持ち、14スイングの実演を披露。
タイミングを取るためのバットの上下運動を抑え、
左足を高く上げることをやめさせ、スムーズなスイングを求める。
ご飯を食べるポーズで和田の現状を指摘>
「(バットが)窮屈になっている。
ご飯を食べる時にそんな窮屈で食べられるか?
今日は休みだろ。だから休みに何をやったって、別にいいだろ」
中スポスポーツ報知時事通信毎日jpニッカン名タイデイリー

◇井端弘和
<CS第1ステージの相手は阪神に決まったが、
連勝での勝ち上がり以外、倒す手はないと踏む>
「いかに最初のゲームを取るかじゃないですか。
先手を取れれば、ウチに流れが来るはず。
先に取られたら、マズい流れになるし」
デイリー

◇森野将彦
<4番打者として出場するレギュラーシーズン残り1試合、
さらにクライマックスシリーズに向けて決意表明>
「これから4番で勝つ試合、負ける試合が出てくると思う。
そんなときに打てるようになりたい。
理想? 何でもできる4番かな。
つなぐところはつなぎ、決めるところは決める打者ですね」

<CSも日本シリーズも4番と落合監督は発言>
「(打順については)特に意識はない。
(目標の4番は)特にいません」

<すでに五輪出場選手の特別措置で
年間の規定打席(403打席)には到達済み。
自身初の3割打者(10日現在.324)となるが>
「興味がない。チームに迷惑をかけたから」
中スポ

◇和田一浩
<クライマックスシリーズに向け打撃改造に挑む。
全体練習終了後に落合監督が付きっきりでキャンプ並みの直接指導。
ティー打撃、ノック合わせて20分に、フリー打撃は50分間。
1時間10分で、195スイングの居残り特打。
指揮官の中断は17回に及び、自ら手本を見せるなか、
バットの出し方やタイミングの取り方などを修正。
独特のオープンスタンスは、ほぼスクエアに変更された>
「細かいことよりも、これだけズレたんだから、
思い切って違うことをやらなきゃということです。
相当悪かったですからね。矯正ということですね。
シーズン中ならドカッと変えるわけにもいかないし、
怖い部分もありますからね。
時間があるからというのもありますし。努力はしないと。
18日(のCS第1ステージ)からの本当の戦いが始まるので、
打席では不安がないようにしたい。
大丈夫と自信を持って、打席に立てるようにしたいです」

<実戦テストはあす12日の阪神戦のみ。
まずは4打数無安打なら切ってしまう打率3割を死守>
「ちょっと疲れました。でも、大丈夫。
矯正するのは難しいけど、いい形にはなったかなと思います」
(中スポ、サンスポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン

◇井上一樹
<和田が居残り特打を始める前、本塁付近から左翼に向けて、
ノックで打撃の感触を取り戻そうとしていたが、うまく飛ばない。
そこに通りがかった際、落合監督に『おまえも打ってみろ』と言われると
そのファーストスイング、鮮やかに左翼スタンドに突き刺さる。
あまりに見事な一撃に報道陣が殺到。得意満面で語る>
「コツ? そりゃトスするポイントでしょ。
まあベン(和田)にも『こうやるんだ』って言っときましたけどね」

<ただ我慢できなくなったのか、最後に『タネ』を明かして>
「ホントはね…。自分でもあんなにうまくいくとは思わなかったんだよね」
(中スポ<ドラ番記者>

◇荒木雅博
<ナゴヤドームでの練習開始時間になっても姿を見せず、
約30分遅れてグラウンドに現れると、
『寝坊です』とひと言残して落合監督のもとへ。
その後軽くノックを受け、打撃練習に汗を流す。
肩に疲労がたまりパンク寸前。ケアのため病院に足を運んだもよう>
「いろいろ行ってきました。(CS出場は)大丈夫です。
調整のやり方はある程度分かっている」
スポニチ名古屋名タイ

◇高代野手総合チーフコーチ
<12日の公式戦終了後、18日のCS初戦まで中5日。
昨年は実戦感覚を維持するためにシート打撃を行ったが>
「シートも紅白戦も今のところやる予定はない」
名タイ

◇チェン・ウェイン
<18日から始まるCS第1ステージに向けて笑顔>
「ポストシーズンを楽しみにしています」
ニッカン

◇浅尾拓也
<セットアッパー役は、『一、三塁間投球』で調整。
三塁ベース付近でコーチからのノックを受け、
一塁への送球を繰り返すことで、腕の振りや指のかかり具合を確認>
「感じがよかった」
(中スポ)

◇森バッテリーチーフコーチ
<CSの前哨戦となる12日の阪神戦。
エース・川上らを惜しげもなく登板させ、
ライバルを全力でたたきのめすことになりそう>
「うちが(12日の)阪神戦で勝てば(阪神は)相当がっくりくるだろうな」

<阪神側は精神的優位に立つために
今季の対戦データを持ち出すだろうが、意に介していない>
「序盤戦でかなり負けたのは
うちの調子が良くなかった時と阪神の勢いのいい時が重なっただけ。
今の勢いを考えれば(結果は)分かること」

<山井、朝倉といったもともと力のある投手が
宮崎でのフェニックス・リーグで調子を上げているが、煙幕を張る>
「あいつらは日本シリーズでいい」
名タイ


◇小笠原孝
<7日の東京ヤクルト戦でふがいない投球。
急きょフェニックスリーグへの参戦を命じられ、この日宮崎入り>
「修正点は自分で分かっています」
(中スポ)

◇小林正人
<小笠原、長峰、田中、樋口らとともに宮崎に到着。
日中30度近くに達する暑さに苦笑い>
「(宮崎は)暑いですね」

<CSでの登板機会に関わる『臨時試験』。語気を強めて>
「今の状態がどうこうより、結果を出すしかない。
疲れたなんて言っていられないですよ」
(中スポ)

◆田中大輔
<フェニックス・リーグ出場のために宮崎入り。
この日は1軍と一緒に練習後、空路で移動>
「上では出番がないから
下で受けてこいと(コーチに)言われました。
工夫してリードしたいですね」

<最短でも再昇格は19日、
CS第2ステージに進出すれば昇格の可能があるが>
「第2ステージで呼ばれるように準備します」
(東京中日)


◇タイロン・ウッズ
<この日、『仰天プラン』を明かす。
今年も日本一に立てたなら、愛車でパレードに参加すると約束>
「あの車(シボレー・カマロ)、本当に人気があるんだよ。
車好きのヤマモトサン(山本昌)も『いいねえ』って。
もしドラゴンズが今年も日本一になったらパレードで披露してもいい。
自慢の車だから、皆にも見てもらいたい。よし、パレードで乗る!」

<先月、派手なオレンジ色の愛車
シボレー・カマロが納車されたのだが、周囲の反響も大きかった。
チーム内で評判になっているのはもちろんのこと、
最近、車雑誌の取材まで受け、オーナーはニヤリ。
現在はさらに一部を改造中。11月までには完成する予定という>
「車と一緒の写真を撮られたよ」

<昨年は当初の帰国予定を
わざわざ遅らせてまで、日本一パレードに参加。
パレード車両として認められれば、歓喜の名古屋を走れるかもしれない。
そのためにはCS撃破、そして日本シリーズ制覇が絶対条件>
「とにかく日本一にならなきゃ。
誰でも経験できることじゃない。だからこそ日本一の称号がほしい」

<全体練習のフリー打撃では快音を連発。
CSに向けて手応えを感じている様子>
「それなりにいい感じで振れたかな」

<シーズン終盤の腰痛も最近は徐々に回復している様子>
「うまく付き合っていかなきゃいけないけど、大丈夫。状態は悪くないよ」
中スポ、東京中日)


【ドラゴンズ・今後の日程】
10月12日(日) 対 阪神(18:00・スカイマークスタジアム)

<クライマックス・セ 第1ステージ>
10月18日(土) 対 阪神(18:00・京セラドーム大阪)
10月19日(日) 対 阪神(18:00・京セラドーム大阪)
10月20日(月) 対 阪神(18:00・京セラドーム大阪)
10月21日(火) (予備日)
(先に2勝した球団が勝者とする)

<クライマックス・セ 第2ステージ>
10月22日(水) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月23日(木) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月24日(金) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月25日(土) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月26日(日) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月27日(月) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月28日(火)、29日(水) (予備日)
(1位球団・巨人にあらかじめ1勝のアドバンテージを与え、
アドバンテージを含め先に4勝した球団を勝者とする)


終盤もつれた今季セ・リーグのペナントレースもこの日決着
クライマックスシリーズの組み合わせもようやく決まり、
3位のドラゴンズは京セラドーム大阪に乗り込み、2位・阪神と。
そして勝ち上がった際は、1位・巨人と東京ドームで対戦することに。
「どちらと当たりたい?」「どちらからなら戦いやすい?」
そんな論争にもようやく終止符
日本一連覇への挑戦権を掴むためには、阪神に3戦で2勝、
巨人からは6戦で4勝しなくてはならないこととなりました。

昨夜、自分はスカパー!で2つのゲームをザッピング。
最後はハマスタでの横浜-阪神戦を見て、
その後はそのまま村田(横浜)のヒロインまで流し、
神宮の様子は見ることなく、そのままTVを消しましたが、
巨人の胴上げに関しては、昨季ほどの悔しさが沸かなかったなと。
逆にけっこうそれに冷めていたような感もありましたね。

それはやはり、ドラゴンズが低迷し、
大事なシーズン終盤の優勝争いに絡めなかったから。
9月20日の時点で「完全優勝」の可能性が消滅。
さらに8月、9月と失速してしまったことで、
こちらは、5割ギリギリで広島、東京ヤクルトとの3位争い
自らが直接優勝争いに関わって敗れたのなら、
かなりの悔しさも出てきますが、
10ゲーム以上離されている身では、正直おこがましく、
そんな話にも加わることさえできないなと…。
この日の2試合に関しても、印象に残ったのは、
神宮球場のスコアボードの映像がきれいで、
これならPVが十分にできるなぐらいに止まりました。


まあ結果は結果として受け止めて、その目はへ。
これで第1ステージは、今季苦手とした阪神が相手。
甲子園は使えず、京セラドーム大阪での対戦となりますが、
短期決戦だけにうまく流れを掴んで、一気に叩きたいですね。
その上で気になるのは、13ゲーム差をひっくり返され、
V逸した阪神サイドのモチベーション。
ここ数試合を見る限り、かなりのダメージを
喰らっているようにも見えますし、同じ2位にしては、
昨季のドラゴンズよりもテンションが低いような。
ある意味「燃え尽き症候群」の感もありますし、
できれば沈んだまま、第1ステージを迎えていただきたいところ。
ただ向こうはホームですし、阪神も阪神なりの悔しさもあるはず。
甘いことを期待せず、しっかり気を引き締めないといけないでしょう。
期せずして、あす12日はスカイマークでの阪神戦
『CS前哨戦』と言われながらも、
おそらく向こうは消化試合モードで来るのでは。
ベストで臨むドラゴンズとしては、必ず取っておきたいですね。
しっかりと結果を出して、傷心の相手に、
よりイヤな印象を植え付けたいところです。

一方、1位の巨人に関しては、こう言ったら誠に失礼なのですが、
今シーズンの直接対決で勝ち越していることや
3位を決めたゲームなどで劇勝していることもあり、
正直、それほどの怖さはないですね。
最大13ゲームをひっくり返したり、12連勝したことについては
「スゴイ」と思いはするものの、決して「強い」とは感じてませんし。
それゆえに、第1ステージさえ突破すれば、
良い勝負はできるんじゃないか。そんな風にさえ思っています。
ただそこまで行けるかということと、「4勝」しなくてはいけない。
そのためには投手をもう少し揃えておかないといけないでしょう。


オレ流下克上!昨季の戦い方や結果からも
分かる部分がありますが、
クライマックスシリーズは、
ペナントレースと違う一種独特なもの
一度リセットしてからの
新たな戦いにもなりますし、
ある意味敗者が復活し、
上位を倒すことだって十分に考えられるはず。
残念ながら、ペナントレースでは優勝争いに絡めなかったものの、
失うものはないですし、全力でぶつかってほしいですね。
そしてチャンスを活かし、ぜひとも悲願達成を。
まだ1週間先のことになるとはいえど、これからの戦い。
まずは大阪で苦手相手に、きっちりと勢いに乗り、
そして東京に乗り込んでの「メーク落とし」を願いたい。
相手が決まり、プランも練りやすくなったことでしょう。
あとはチームとして、いかに状態を上げていくことができるか。
レギュラーシーズンのラストゲームで、総仕上げ
これから先の決戦へ向け、準備を進めていってほしいです。


ところでドラゴンズのこの日の話題としては、
不振脱出のため、和田落合監督のメスが。
居残り特打での直接指導で、フォームをいくらか矯正したもよう。
「思い切って違うことをやらなくちゃ」という和田でしたが、
時期が時期だけに良い方向へ作用してくれれば。

またコメントこそなかったですが、
今朝の中スポに、中継ぎ右腕の鈴木の情報が。
右ひじの痛みを訴え、4月下旬に登録を抹消された当初、
骨折ではないと診断されましたが、回復が遅いため、
8月に再検査した際、なんと骨折していたことが判明。
9月25日に右ひじの手術を受け、骨折した個所をボルトで接合。
翌26日に退院し、現在はナゴヤ球場でのリハビリに入ったもよう。
今後は今月下旬に行われる秋季練習からネット投球を再開。
来年2月のキャンプではブルペン投球ができる見込みとのこと。

故障以降、なかなか話題に出てこなかった
スーさんでしたが、やっぱり「骨折」だったんですか。
いくらか遠回りになりましたが、きっちり治すことでしょう。
その穴は大きかったですが、その分来季に返してほしいです。

2008年10月10日 (金)

和田緩球特打でCS貢献と中田乱調復帰へ追試。

レギュラーシーズン最終戦まで間隔が空いている
ドラゴンズですが、クライマックスシリーズも見据え、
この日、ナゴヤドームで全体練習を再開。
打撃が低迷している和田はこの期間を利用して、
『緩球』による特打に励み、一心不乱に振り込んだもよう。
またフェニックス・リーグでは
CSの先発要員として期待される中田が登板。
力のあるボールもありはしたものの、
5イニング6四球4失点と乱調。追試となりそうです。

ドラゴンズトピックス(9日)

◇和田一浩
<この日、誰よりも早くグラウンドへ現れ、特打を敢行。
打撃投手を担ったコーチ陣の投げるスローボールを約30分間、
時々、立浪兼任コーチのアドバイスを受けながら、
一心不乱に打ち返す。志願の特打に思いがにじみ出る>
「昔から悪い時は緩い球を打つようにしています。
しっかり待って打てるようにするためです。何とかしたい。
最近は『打ちたい、打ちたい』となってしまっていたので。
試合がある時はなかなか(特打が)できないので今しかないと思った」

<移籍1年目のシーズン終盤は失速。
チーム最多44度のマルチ安打を誇るが、9月24日以降はなし。
打率は3割を超えているが、思い描いていた活躍ができず。
だからこそ、原点に戻っての『スローボール打ち』>
「悪くなるとシーズン中にも時々やるんです。ずれているところを直さないと」

<腰の痛みは3カ月たった今も、完治はしていない。
五体満足には程遠いが、逆転日本一へ最後の力を振り絞る>
「ここ1カ月ぐらい、状態はあまり変わってないですね」

<CSを勝ち抜くため、そして日本シリーズを制すため、
その復調はチームにとっての絶対条件となる。
もちろん自身が百も承知。勝負強い打撃の完全復活を誓って>
「シーズン終盤はチームに貢献できなかったので、
何とかCSは貢献したいですね。
相手どうこうではなく、自分の野球をシッカリやりたい。
自分たちの野球ができれば勝てる。その考え方は変わっていません。
ウチらしい野球をするだけ。それに僕も全力で臨むだけ」
中スポスポニチ名古屋ニッカンデイリー

◇タイロン・ウッズ
<全体練習を終えると、自主的に外野グラウンドを15分間ジョギング。
最近2試合はスタメンから外れているが、先を見据え本格的に再始動>
「一時は腰の状態がかなり悪かったけど、
休んだおかげで今はよくなったよ。
2年連続で日本一になりたいからね。もうひと踏ん張りだ」
(東京中日)


◇チェン・ウェイン
<CS第1ステージでの先発が予想されるが、阪神との対戦を希望。
今季は対巨人戦が防御率1.87と封じ込めているのに対し、
阪神戦は3.86。数字だけを見れば不利に見えるが>
「阪神の方が投げやすい」
スポーツ報知

◇清水昭信
<シーズン終盤、先発、中継ぎ両方で安定した働きを続け、
苦しかった投手の台所を助けた若武者。
CSで挑戦する巨人と阪神の両チームにほとんど投げていないが、
『秘密兵器』の意識はなく、目の前の相手を抑えることだけに集中>
「自分はまだ、どこが相手とか関係ないです。
言われたところでしっかり投げるだけです」
中スポ

◇森バッテリーチーフコーチ
<この日、宮崎で調整を続ける朝倉と山井について、
CS第1ステージ温存の意向を明かす>
「第1ステージに関しては先発3人とあと1、2人の投手がいればいい。
第2ステージになれば先発6人くらいいるから、その時に考えれば」

<性急な昇格は否定的な見解。
今季最終戦の12日の阪神戦で直接チェックする可能性についても>
「ない。日本シリーズまで考えている? そりゃそうだろ」
スポニチ名古屋


◇落合監督
<巨人、阪神が激しい首位争いを繰り広げていることについては
相変わらず、われ関せず。前夜(8日)の天王山を見たかと問われ>
「そのころは(東京から名古屋への)新幹線だったな。
ニュース? 見てない。
今朝(広報に)『どっちが勝ったんだ?』て聞いたんだよ。
何度も言ってるじゃん。
どっちみちどちらともやらなくちゃいけないんだからって。関係ない」

<泰然自若ではあるが、
今季借金『10』と大敗した阪神戦のスタメンについて言及。
打倒阪神のキーポイントは守備。そしてラストスパートの
原動力ともなった1番・イ・ビョンギュを継続>
「阪神には守り負けしたんだ。
だからしっかりと守ること。メンバーは一緒だ。
谷繁、タイロン(ウッズ)、荒木、井端、中村(紀洋)、
ベン(和田)、森野にビョン(イ・ビョンギュ)。
あとはその並びだけど、一番勝っている並びはどれかって考えると、
森野を4番にして、1番にビョンをおいてからだろ。
6、7番をどうするかは別にして、そうなるだろうな」
中スポニッカン


首位・巨人横浜に敗れて、マジック2で足踏み。
おそらく今夜こそ決まるんじゃないかとは思われますが、
たとえCS第1ステージで阪神が来ても、巨人が来ても、
とにかく叩かないと、先へは進めない。
そのためには、レギュラーをはじめとした主力
しっかりと働いてもらわないといけないでしょう。

そんななか、この日の全体練習が始まる前、
早出特打を敢行し、打撃フォーム修正に努めていたのが和田
他の選手の誰よりも早く、グラウンドに現れると、
午後2時前から打撃投手を務めた笘篠コーチらが投げる
スローボールを黙々と打ち込むこと、約30分。
ケージ裏で見守っていた立浪兼任コーチのアドバイスを
時折受けながら、一心不乱に振り込んでいたとのこと。

この『緩球打ち』こそ、和田が西武時代から
打撃フォームを確認する際に行ってきた調整法
春の北谷キャンプ、また今季の開幕直前でも
ひたすら緩い球を打ち込んでいましたが、
『本来の打撃』を取り戻し、不振から脱出するためには、
やはりこの方法しかない。
シーズン終盤、調子を落としてしまっただけに、
ポストシーズンでは何としても活躍し、日本一連覇貢献したい。
まとまった時間が取れるこの時期を活かし、
必死に汗を流しながら、振り込む姿には、
この先に向けての強い決意が満ちていたようです。


今朝の中スポは、またも『秘密兵器』ネタ
清水“ゲンさん”昭信の方が大きな扱いでしたが、
自分的には、やはり和田さんをプッシュしたい。
CSを勝ち抜くためには、先発を含めた
投手陣の頑張りも、もちろんなのですが、
いくらゼロに抑え込んでも、点を取らないと勝てない。
そのためには、おそらく組まれるだろうクリーンアップ
和田、森野、ウッズの3人が、いかに本来の打撃をできるか。
そこにかかってくるのではと思います。

和田の特打。開幕当初は不振でしたが、
徐々に持ち味を発揮し、
きっちりと打率3割台を
キープしてきた和田でしたが、
終盤チームが低迷してくると同様に、
その調子はやや下降線に。
さらに腰痛の影響もあってか、ここ数試合はスタメン落ち。
打率.302と3割キープが危うく、へたってしまっている状況に
本人もかなりの無念さを持っていることでしょう。
完全優勝を成し遂げるのために補強されたFA砲
それこそは逃してしまったものの、
まだチームには、日本一連覇という目標が。
そのためにぜひとも貢献してほしいところですね。
森野がようやく4番にも慣れはじめ、
大砲・ウッズ、勝負強い中村紀洋がその後に控える。
それまでの5番とは役目が違う3番とはいえど、
持ち前の打撃を見せてほしいというのが、ファンの願い。
安打、二塁打、三塁打は、ともにチームトップ
さらに長打率も高い背番号5の復調は、CSを勝ち抜くカギの1つ。
ぜひとも古巣との日本シリーズを実現させるためにも
そのバットが火を噴いてほしいなと。
ここに来て『原点』に戻った和田の復調。
まずはシーズン最終戦で、上昇気配を確認したいです。


今日の公示。(9日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録抹消】
▼中日 田中大輔捕手
公式サイト共同通信社


◇小笠原孝
<今季開幕から一度も落ちることなく、ずっと1軍。
ほとんど先発ローテーションの一角を担っていたものの、
シーズン前半で7勝しながら後半戦は低迷したのが悔しい。
ぽつりとつぶやいて苦笑い>
「1軍にいさせてもらっただけですよ。
終盤が情けないですね。せっかくチャンスをもらったのに。
最後の方で少しでも調子が上がってくれば、
よかったと思えたかもしれません」

<ただ不振から脱しようともがき、ひたすら研究、
努力していたことはチーム内でも有名だった。
結果だけでは語れない収穫。『完走』に意義はあるはず>
「今までと違うシーズンだったことは確かですね。
絶対に次につなげないと」
(中スポ<ドラ番記者>


シーズン最終戦を前に入れ替えが行われ、
今月5日に昇格したばかりの田中がわずか2試合で登録抹消。
これでCS第1ステージのベンチ入りは事実上なくなりました。

やはり雨の神宮でマスクを被った際の12失点が効いているのでしょうか。
ただスポニチによると、その田中とともに、
神宮で集中砲火を浴びた小笠原、小林、長峰の3左腕が
フェニックス・リーグが行われる宮崎へ向かったもよう。
抹消しないカタチとなるのでしょうが、田中ともどもしっかり調整し直し
ポストシーズンで貢献してくれることを願いたいところです。


若竜トピックス(9日)

◆フェニックス・リーグ
中日-東北楽天
(9日・西都原運動公園野球場)
  004 000 212 = 9
  000 320 000 = 5
[D本] なし
[D投] 中田、赤坂、山井、高江洲
公式サイト東北楽天公式フェニックスリーグ2008公式サイト

【ゲームレビュー】
3回、好投していた先発・中田が突然崩れ、
先頭・西谷尚徳に右越えの先制ソロ本塁打を許すと、
2死から中堅・中村一生失策を機に、伊志嶺四球、井野卓右安打で
2死一、二塁から横川に左越えの適時二塁打を打たれ、計4点を失う。
4回ウラ、東北楽天先発・寺田龍平から柳田、堂上剛裕の連打で
無死一、二塁とすると、中村一生が右前に反撃の適時打。
続く中川が右へ犠飛を放つと、なおも2死一、二塁から
普久原の内野安打が適時打となり、1点差に迫る。
5回ウラ、森岡振り逃げ、柳田死球で無死一、二塁から、
堂上剛裕が右翼線へ適時二塁打。4-4の同点に追いつくと、
さらに無死二、三塁から中村一生の犠飛で逆転する。
しかし7回、2番手・赤坂が捕まり、1死を取った後、
山下、伊志嶺、井野、横川に4連打を許し、逆転されると、
8回には3番手・山井が三塁失策と自らの暴投が絡み、1失点。
そして9回は、4番手・高江洲横川にダメ押しの2ランを被弾。
5回の逆転も空しく、終盤は一方的にされ、5-9で敗れる。
公式サイトより


●中田賢一
<フェニックス・リーグ、東北楽天戦で先発したが、
5イニングを投げ、4安打6四球4失点(自責1)。
113球中、ボール球が半数近い53球。
ただ、その中に力のあるボールがうなっていた>
「いいボールはあったと思います。
ただ、何球かに1球ですけど。
きょうはフォームを確認しながら投げました。まだバラバラですね。
それでも、ようやく指にボールがかかったというか、
こうすれば、というのは見えてきたと思うんです」

<苦悩したままレギュラーシーズンが終わったが、
復調への方向性は見えてきた様子。
『第5の先発』へ、悩める右腕はまだあきらめていない>
「キャッチボールでも確認していますが、
日に日によくなっていると思います。短期間で何とかしたい」
中スポ

●小林2軍投手コーチ
<5イニング4失点の中田の投球について、見守った評価は>
「追試ってとこかな。いいボールはあったよ」
中スポ

●山井大介
<8回から3番手で登板。1イニング23球を投げ、
味方の失策、自らの暴投などで1安打1失点(自責0)。
しかし直球のMAXは前回より速い145キロ。
中1日でも問題ないことを証明>
「前回よりストレートは思ったところに投げられましたね」
(中スポ)

●中村一生
<『5番・中堅』で先発フル出場。
一塁側には『パワー炸裂! 中村一生』という横断幕が張られ、
たまたま張った位置で登板機会のない選手たちが観戦。
犠飛を含む3打数1安打2打点も、痛恨の落球にションボリ>
「無回転のボールで。特守です」
(中スポ)


フェニックス・リーグは、西都での東北楽天戦
両チーム激しい打ち合いとなったこの試合、
一時は逆転したものの、2番手以降が捕まり、再逆転にダメ押し。
結局5-9と大差を付けられ、3連勝はなりませんでした。

そのゲームに先発したのが、
シーズン終盤、不調に終わってしまった中田賢一
CSでの先発要員として、チームも期待しているのですが、
相変わらずの乱調だったようですね。
立ち上がりいきなり乱れ、先頭から2者連続四球、
さらに内野安打で無死満塁のピンチを招く『劇場』ぶり
ただ後続を断ちゼロに抑えたのもまた『劇場』。
さらに3回には先頭打者に一発を浴びてしまうと、
2死から味方のエラー(一生の落球)をきっかけに、
四球を絡めた連続タイムリーを浴びてしまい、4点を献上。
ストレートのMAXこそ148キロだったものの、
制球が定まらずに痛打を食らう乱調ぶりでは、1軍復帰は微妙。
結果を残せず、ファームとしても
『追試』の評価を下すしかなかったようです。

ボール自体は力があったようですが、やはり制球が…。
今季に関しては、このまま終了となってしまうのでしょうか。
ほんと「もったいないな」としか、言いようがないですが、
ただここで終わりというわけでもないですし、
CSで使える、使えないは別としても、
今後へ向け、何とか活路を見いだしてほしいなと。
マウンド上で必死にもがき続ける背番号20
ただ本人的には「日に日によくなっている」とのこと。
この言葉を信じ、不振脱出へ期待していこうと思います。

2008年10月 9日 (木)

憲伸昌ら準備着々と朝倉好投秘密兵器へ名乗り。

巨人阪神との直接対決を制し、優勝マジック2が点灯。
いよいよセ・リーグのペナントレースも結末が見え始め、
CS第1ステージでドラゴンズと当たる相手も決まりそう。
9月29日からの関東遠征を終え、地元に戻ったドラゴンズナイン
この日は、投手・野手ともに休日ではあったものの、
川上、山本昌らはCSに向け、休日返上のトレーニングを。
また宮崎・フェニックスリーグでは、
パの王者・埼玉西武の主力を相手に復活を期す朝倉が好投。
この日のドラゴンズの話題をまとめました。

ドラゴンズトピックス(8日)

◇川上憲伸
<東京から名古屋へ移動後、
山本昌、チェンらとともに、ナゴヤ球場で休日返上の練習を行い、
ランニング、キャッチボール、ウエートトレなどで軽めの汗を流す。
前日の東京ヤクルト戦登板がなかったことで、
見えていた防御率タイトルの獲得はほぼ絶望的となったが>
「ボクが(登板日を)決めることじゃないです。
言われたところで投げるだけです」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇山本昌
<同じく、ナゴヤ球場で休日返上の練習を行う。
4日の巨人戦で体調面の不安を消し、フル回転モードに入る>
「もう大丈夫です」

<短期決戦では中4日、中5日の
ハードな起用になる可能性が高いが、請け負う覚悟>
「問題ない。今までもやっている」

<可能な限り完ぺきに仕上げたい。
場合によっては、長旅も辞さない構え。
選択肢に入れる行き先は宮崎・フェニックス・リーグ>
「イニングが足りない、長いイニングを投げたいと思ったら、
行かせてほしい、と言うかもしれない。
まだどうなるか分からないけどね。いつ投げるかにもよるし」
中スポ

◇吉見一起
<ほとんどの選手が早朝に選手宿舎を出発して、
名古屋へ帰っていくなか、午前9時を回ってから出てきて>
「みなさん早く帰ってるんですよね。
でも、ボクはそんなに早く起きられないですよ」
(中スポ<ドラ番記者>

◇田中監督付スコアラー
<この日の東京ドームでのGT決戦を
巨人担当・筒井、阪神担当・井本の他に
東京ヤクルト担当・前田、横浜担当・善村と
4人のスコアラーで試合を追いかけたことについて>
「(担当チームとの)対戦が終わって、
手が空いているから見てもらった方がいい。
担当では気付かなかった視点で
(巨人、阪神の特徴が)見つかるかもしれない」

<新しい視点の活用だけでなく、これまでの対戦も再分析>
「第1ステージはどちらがくるかは分からないし、
勝ち進めば両方対戦するのだから、データを洗い直すように言ってある」
(東京中日)

◇荒木雅博
<CS第1ステージで戦う相手を待つ立場だが、
阪神か、巨人か。どっちとやりたい?>
「今年は阪神にヤラれた気持ちがすごく強い。
だから第2ステージで6試合戦うより、3試合なら勢いで勝てるかも」
デイリー

◇井端弘和
<こちらも阪神派>
「今年の相性が悪いから、先に突破しときたいです」
デイリー

◇森バッテリーチーフコーチ
<一方、こちらは巨人派>
「巨人にアドバンテージをやったら、あの球場(東京ドーム)だからな。
阪神にアドバンテージがあった方が、戦いやすいんじゃないか」
デイリー

◇谷繁元信
<守備の要は中立派>
「どっちみち両方とやらなきゃいけないんだから一緒」
デイリー

◇落合監督
<指揮官は次なる敵について、あくまで自然体>
「3位で通過したウチに選ぶ権利なんかないよ」
デイリー


◆西川球団社長
<日本シリーズ連覇を果たしても、
V旅行を開催しない可能性を示唆。現場の意向を聞くとした上で>
「落合監督もシーズン前から
完全制覇が目標だと言っていたから、絶対に行くとは言い切れない」

<また、今オフの契約更改交渉について、連続日本一になっても
契約更改はコーチ、選手ともに軒並み年俸ダウンになりそう>
「そりゃ厳しくなる。査定はシーズンで行うもの。
クライマックスも2位通過でないだけでも減収だし、ない袖は振れません」
スポーツ報知スポニチ名古屋


同率首位に並んでいた巨人阪神の今季最終戦は、
巨人が3-1で競り勝ち、ついに最大13ゲーム差を逆転
優勝へのマジックナンバー『2』が初点灯し、
リーグ2連覇へ大きく前進したもよう。
このままいけば、10日にもセ・リーグの順位が確定し、
3位・ドラゴンズとのCS第1ステージの相手も決まりそうです。

多分にもれず、自分もG+でこの一戦を見ていましたが、
阪神の動きがあまり良くなかったですね。
ほぼベストメンバーでは臨んでいるものの、動きが硬い
そのうえ、初回、2回でゲッツーでチャンスを潰していくと、
ますます重いムードになってしまった感じが。
チャンスこそ作るものの、あと1本が出ずより後手後手。
そうしているうちにラミレスが効果的な一発を放ち、
2番手・山口がうまくイニングをまたいで踏ん張ると、最後はクルーン
ドラゴンズ戦のあと、特訓?したようで、
ストライクがまずまず入れば、巨人に勝ちが行くのは当然かも。
現状での勢いの差も感じましたし、
おそらくこのまま行っちゃいそうな気がします。

ただ野球というものは最後までわかりませんし、
ヨソさまの話は、その辺にしておいて、
12日の最終戦を残すのみとなったドラゴンズ
関東でのロードを終え、この日早朝に東京から帰名
まだ次のゲームまで日があるということで、
野手陣などは、休日となったもよう。
ただ投手陣のなかには、休日を返上した選手も。
神宮で投げられたものの、チーム事情で回避した憲伸
また中16日を経た上での登板で復調をアピールした昌さん
さらにチェン、清水昭信、吉見、浅尾らが名古屋へ移動後、
ランニング、キャッチボールなどで汗を流したそうです。


おそらく第1ステージで『阪神』が相手となれば、
この両輪が初戦、2戦目に来るんでしょうね。
敵地での登板になるとはいえ、一気に叩くためにも、
2人には調子を上げておいてもらわないといけないなと。
ただ1軍での登板機会は、あと1試合のみ。
注目されるのはスカイマークでの阪神戦、どんな感じの継投になるのか。
自分的には「憲伸-昌さん-チェン-吉見-(高橋、浅尾)-岩瀬」
憲伸が3、昌さん3、チェン、吉見各1、そして最後は1人1殺
そんな小刻みなものになってくるのではと、予想します。
ただ首脳陣と我が予想は、得てして噛み合わないですし、
まだ日もあることから、幾人かは宮崎へ派遣の可能性も。

まあどちらにしても、先発陣にとっては一発勝負の短期決戦。
勝つ抜くためにも、できるときにしっかり爪を研いでほしい。
とにかく10日後に控えた初戦を、選手各人が、
ベストな状態で迎えてもらいたいというのが願い。
しばし調整が続きますが、この期間を有効に使い、
来たるべきポストシーズンに臨んでほしいなと思います。


若竜トピックス(8日)

◆フェニックス・リーグ
埼玉西武-中日
(8日・南郷スタジアム)
  022 030 011 = 9
   010 000 101 = 3
[D本] 堂上剛裕(3ラン)、福田
[D投] 朝倉、金剛、中里
公式サイトフェニックスリーグ2008公式サイト

【ゲームレビュー】
2回、無死から堂上剛裕が四球で出塁。
続く中村一生の内野ゴロの間に二塁へ進むと、
2死二塁から堂上直倫が左翼線に二塁打を放ち先制。
なおも2死二塁から小川が左前に適時打を放ち、2点を奪う。
2回ウラ、先発・朝倉後藤にソロ本塁打を喫し、1点差になるが、
3回、西川内野安打、柳田左前打、森岡犠打で1死二、三塁から
堂上剛裕が左翼線へ適時二塁打を放ち、2点を加える。
5回、柳田、森岡の連続安打で1死一、二塁とすると、
堂上剛裕が右中間越えの3ラン本塁打を放ち、7-1と大きくリード。
さらに8回、小川の犠飛、9回、福田のソロ本塁打でダメ押し。
朝倉は7イニングを投げ5安打2失点。
課題のコントロールも四球2個と落ち着いていた。
3番手・中里は9回ウラ三浦に本塁打を喫したが、まずまずの投球。
11安打9得点と打線が頑張り、9-3の大差で勝利。
公式サイトより)


○朝倉健太
<右腕の血行障害からの復活を目指す。
フェニックス・リーグ・埼玉西武戦で先発し、
7イニングを投げ、5安打2失点(自責1)。
パ・リーグ最強打線を相手に力強い投球をやってのけ、
ポストシーズンの先発候補に名乗りを上げる>
「ホッとした、というのが1番です。
腕は何ともないし、何の不安もない。
その中で長いイニングが投げられたわけですから。
ただ、ボクは気持ちで投げる投手。
相手はいい打線、きょうは気合を入れて投げました」

<8月にグラウンドに帰ってきたが、思うように状態が上がらず。
練習試合では失点を重ね、9月には危険球退場も>
「焦っていました。何とか上がりたいって無理をしていた」

<空回りしていた9月だったが、
レギュラー・シーズンでの復帰をあきらめた瞬間、光が差した>
「フォームを見直してよくなってきました。
きょうのシュートはよかったけど、
ストレート、スライダーは指にかかっていなかった。それが次の課題ですね」
朝倉健太公式中スポ

○堂上剛裕
<『4番・右翼手』で出場。
5回の右越え3ランを含む4打数2安打5打点と活躍>
「きょうは集中していましたね。
3ラン? いい形で打てたと思います。
CS? もちろん、チャンスがあれば出たいと思っていますよ」

<相手はパ・リーグの覇者・埼玉西武>
「意識はしていました」
中スポ

○辻2軍監督
<2試合で8打数3安打6打点の堂上剛裕に目を細め>
「何でも振るんじゃなく、打てるコースを打てばいい。
いいアピールになっているよ」
中スポ

○堂上直倫
<2回2死二塁から左翼線へ先制の適時二塁打。
まだ本調子とはいかないようだが、前日に続いて2試合連続打点>
「スライダーをうまく打てたと思います。
状態? それはどうですかね。アウトの内容がよくないんですよ」

<プロ2年目の今季は初の1軍昇格を果たしたものの、
1打席だけで結果は三振。ファームでも打率.244、
5本塁打、36打点と、2年目の飛躍とはいかなかった>
「全くチームに貢献できませんでした」

<今秋の課題に打撃強化を挙げ、
今後のテーマを『自分の打撃を探すこと』に設定>
「いま自分の打撃が分からなくなっている。
(教育リーグ終了後の秋季練習では)
やらせてもらえるなら、長い時間打ち込みたい」
中スポ名タイ


フェニックス・リーグは、南郷スタジアムでの埼玉西武戦
4番に入る堂上剛裕が、3ランを含む2安打5打点と活躍。
それに引っ張られた打線が、11安打9得点と爆発。
CSに備え合宿を張っているパの王者に、9-3で大勝しました。

そのなかで最も光っていたのが、先発の朝倉
右腕の血行障害からの復活を目指していますが、
この日は、片岡、栗山、中島、後藤、中村…と並ぶ
強力な埼玉西武打線と対することもあり、かなり燃えたもよう。
2回ウラに先頭・後藤に左翼へ一発を喫し、
続く中村にも左前打を許したものの、
石井義人を宝刀・シュートで一ゴロ併殺打。
ピンチを凌ぐと、その後はMAX143キロのストレートと
自慢のシュートを駆使し、安定した投球を続け、
復帰後最多の7イニング、91球。
5安打2失点(自責1)と充実した内容で、大いにアピール。
ポストシーズンでの先発候補に名乗りを上げたようです。


健太来るのか?前日の山井に続き、
この日は朝倉
シーズンを棒に振り、
『秘密兵器』と化している投手たちが
ポストシーズンに向け、
続々と名乗りを挙げていますね。
現状での1軍先発陣は、
憲伸、昌さん、チェン、吉見と4本は確定、
しかし小笠原の調子が依然上がらず、
清水昭信は、中継ぎとしての起用もありそう。
そうなってくると、もしもCS第2ステージに進んだ場合、
どうしても投手が足りなくなってしまう。
実績のある朝倉が調子を上げ、推薦されれば、
大舞台での出番というものもないとはいえないかも。

ただCS第2ステージまでは時間もありますし、やや時期尚早の感も。
おそらく小笠原、そして同じ宮崎にいる中田ら
天秤に掛けての話となってくるのでは。
それでもようやくここに来て、ようやく上向き気配背番号14
とてもうれしいことですし、来季への希望が。
今後も宮崎でしっかり投げ込み、『先』へと繋いでほしいです。

2008年10月 8日 (水)

竜左腕陣打たれ放題、雨の神宮どしゃぶり17失点。

3位を確定し、CSに向け調整段階に入ったドラゴンズ
今季最後となる神宮での東京ヤクルトとの一戦は、
対戦成績のごとく、終始劣勢の展開に。
先発・小笠原初回失点を含む5点を奪われ、3回で降板。
7回からは救援陣も捕まり、長峰がわずか1/3イニングで5失点。
さらに小林も7点を奪われるなど、左腕陣大崩れ
一方主力を4人も休ませた打線は、竜キラー・館山の前に
小池のタイムリーによる1点に抑え込まれるありさま。
投打に精彩を欠き、今季ワーストの17失点
最後まで相性の悪さを拭えぬ大敗となってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 最終戦
(7日・明治神宮野球場 | 中日9勝13敗2分け)
11246人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ヤクルト × 17
[敗] 小笠原(26試合8勝11敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
小笠原、清水昭信、長峰、齊藤、小林 - 小田、田中

【ゲームレビュー】
今季最多失点で、東京ヤクルト最終戦に大敗
2週間ぶりに先発の小笠原簡単に失点
1回、青木に中犠飛で先制を許した。
2回には川端慎吾に3ラン。
3回にも野口にソロ本塁打を浴び、序盤で勝負が決した。
主力を休ませた打線は、
4回に小池の適時打で1点を返しただけに終わった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
試合前からが時折ぱらつくコンディション。
それも踏まえ、ウッズ、和田に続き、
この日は井端、谷繁の2人もスタメンから外れ、
3番に何と平田、6番・中堅で小池、そしてデラロサが7番・遊撃で入る。

東京ヤクルトの先発はもっか5連勝中、
ドラゴンズ戦も3連勝中という館山
立ち上がり、先頭のイ・ビョンギュがボテボテの投ゴロに倒れると、
続く荒木は外のボールを流し打ち、一塁強襲の内野安打。
しかし期待の平田が、カウント1-2からの4球目、
内角高目のストレートに詰まってしまい、ショートゴロ。
6-4-3と渡ってダブルプレー3番初打席を飾れず。

一方、ドラゴンズの先発は、
大方予想の防御率隠れ1位・川上ではなく、中12日で小笠原
この日は谷繁ではなく、久々に小田とのバッテリー。
間隔を空け、課題を修正したかが注目されたが、
1死からアンラッキーな当たりでピンチに。
先頭の福地を右飛に取ったものの、
2番に入る野口祥順に真ん中高目のストレートを叩かれると、
フラフラとライト線へと上がった当たりは、
イ・ビョンギュの頭を越え、ワンバウンドでフェンスへ。
さらにビョンがクッション処理を誤る間に、野口は一気に三塁へ。
スリーベースとなり、今回も先制点を奪われてしまうピンチ。
ここを踏ん張り、流れに乗ってほしいところだったが、
青木にフルカウントからの6球目、
真ん中高目のスライダーを叩かれ、センターへ犠牲フライ。
いとも簡単に1点を失った。(0-1)

2回、先頭・森野が内角高目のスライダーを打ち上げ、ショートフライ。
しかしこれをショート・川端慎吾が掴み損ない、エラー
相手のミスからチャンスをもらったものの、
続く中村紀洋は内へ沈むフォークに空振り三振。
さらに小池も真ん中低目のフォークに空振り三振。
そしてデラロサも遊ゴロと、竜キラーにひねられてしまう。

いつもの如く初回失点したものの、
何とか立ち直ってもらいたい小笠原
ところが2回ウラ、先頭・飯原のヒジにぶつけ、死球で出すと、
続く田中浩康にライト線へ持って行かれるツーベース。
無死二、三塁とまたもやピンチを迎えてしまう。
ここで迎えるは、表の攻撃でエラーの川端慎吾
下位打線ということもあり、凌いでほしい場面だったが、
初球、内角低目のストレートを積極的に振り抜かれると、
伸びた打球はそのままライトスタンドに飛び込む3ランホームラン。(0-4)
伏兵プロ初本塁打を許し、一気に点差は4点に広がった。

3回ウラ、依然続投の小笠原
しかし今度は先頭・野口にカウント0-1からの2球目、
内角低目のカットボールをジャストミートされると、
高々と上がった打球が、なんと左中間へ。
そのまま深いところに入ってしまい、ソロホームラン。(0-5)
プロ初本塁打のあとは、4年ぶりの今季第1号を献上。
普段本塁打を打たない打者に、2被弾を喫し5失点
これ以上はさすがに投げさせてはいられない。
今季最後ともいえる先発チャンスで、
またしても結果を残せなかった小笠原は、この回で降板となった。

5点ビハインドとなったドラゴンズ
この日も丁寧にコーナーを突く館山に苦戦していたが、
4回、2死から連打でようやくチャンス
森野が一、二塁間を抜くヒットで出ると、
中村紀洋も技ありの右打ちで続き、一、三塁。
ここで迎えた小池が初球、中に入ってきたスライダーを弾き返して、
センター左へ落とすタイムリー!(1-5)
3連打竜キラーからようやく1点を奪い取る。

4回ウラ、ドラゴンズはバッテリーを入れ替え、
2番手として清水昭信が上がると、受ける捕手も田中大輔に交代。
何とか流れを変えてほしいところだったが、
1死から川端慎吾にフルカウントから四球を与えると、
投手の館山にうまくライトへ運ばれ、2死一、二塁。
この回もピンチを背負ったものの、投手が変われば抑えられる。
続く福地を外へのフォークで二塁後方高いバウンドのゴロ。
デラロサがしっかり回り込んで、このゲーム初めてのゼロに。

5回、反撃のためにもいくらか返したいドラゴンズ
1死から清水昭信がセンター前に落とすヒットで出ると、
続くイ・ビョンギュの4球目に、館山がワイルドピッチ。
ランナーが得点圏へ進み、追加点のチャンス。
しかしビョンはフルカウントからの6球目、
中に入ったスライダーを捉えるも、ライト正面のライナー。
さらに荒木が粘ったものの、
外へのスライダーをズバッと決められ、見逃し三振
またしても封じ込められてしまうと、
続く6回もクリーンアップが三者凡退に倒れ、ゼロ。
打てそうで打てない館山に今夜も翻弄され、
結局、7イニングを最少失点で投げ抜かれてしまった。

清水昭信が自分の持ち味を発揮し、3イニングをゼロ。
4点差で迎えた7回ウラ、ドラゴンズ長峰にスイッチ。
しかし先頭・川本に粘られた末、センター前にヒットを許すと、
館山の代打・志田に四球を与えてしまい、一、二塁。
さらに福地の詰まった遊ゴロはコースよく内野安打。
代わり端を攻め込まれて、無死満塁とされてしまう。
このイニングから落ちだした雨の勢いが強くなるのと同様、
東京ヤクルト打線めった打ちを喰らってしまう長峰
続く野口にカウント1-0からの2球目、
外へのストレートを叩かれ、ライト前へのタイムリー。(1-7)
2点を追加され、サイクルヒットに王手をかけられてしまうと、
なおも無死一、三塁で、青木には、
内角高目のスライダーを打ち上げられ、ライトオーバー。
フェンス上部の金網を直撃し、大きく跳ね返ったボールが転々。
タイムリースリーベースとなってしまい、さらに二者が生還。(1-9)
アウトを1つも取れる間に、4点を奪われダメを押される。
何とか続く梶本勇介を空振り三振に取り、1死を取った長峰
ここで落合監督がマウンドへ行き、齊藤にスイッチ。
しかし齊藤も2死三塁から田中浩康
外角高目のスライダーを叩かれ、二塁左を破られるタイムリー。(1-10)
自責0ながら打たれてしまい、失点はついに2ケタに。

雨の激しさは増す一方で、ゲームはそのまま続行
8回ウラ、ドラゴンズ5番手は、左の小林
ワンポイントではなく、敗戦処理のマウンドとなったが、
雨の影響もあるのか、制球定まらず
代わり端、川本の足にぶつけ死球で出してしまうと、
木田の代打・米野に対し内へのストレートが外れ、四球。
連続四死球で無死一、二塁としてしまう。
ここで踏ん張れれば問題なかったものの、
続く福地にカウント0-1からの2球目、
真ん中に甘く入ったカーブを強振されると、
左中間スタンドへ飛び込んでしまう3ランホームラン(1-13)
死球、四球でホームランをパコーン!
雨の中見ているドラゴンズファン不快にさせる。
続く野口を遊ゴロ、さらに青木を外へのスライダーで空振り三振。
何とか2死まで取った小林だったが、ここからがまた長い。
梶本に詰まりながらも三遊間深いところへの内野安打を許すと、
飯原にもライトへ運ばれてしまい、一、二塁。
さらに田中浩康には初球、シュートを叩かれ、一、二塁間を抜くヒット。
ライト・英智からのビームでクロスプレーとなったもの、セーフ。
タイムリーヒットとなってしまい、さらに1点を奪われる。(1-14)
なおも送球の間に走者は進み、2死二、三塁。
続く川端慎吾を外へのスライダーで中飛に打ち取り、3アウト…。
…と思いきや、前進してきた小池が目測を誤り、まさかの落球
タイムリーエラーで二者が生還し、この回6点目。(1-16)
あまりのダラダラさに守備も壊れてしまったドラゴンズ
それでも投げるしかない小林は、2死二塁から
打者一巡の川本にレフト前に落とされてしまいタイムリー。(1-17)

四死球を皮切りに本塁打にヒットを重ねられ、トドメはエラー
もはや苦笑いさえも飛び出さない終盤の「5」、「7」の大量失点。
16点ビハインドの9回も、2死から中村紀洋が四球を選んだものの、
汚名返上の打席に立った小池が中飛に倒れ、ゲームセット
左腕陣が打ち込まれて、今季ワーストの17失点
大惨敗で、東京ヤクルトとの最終戦を終えることとなったドラゴンズ
今季キラーと化してしまった館山5敗目を喫するとともに、
対戦成績も9勝13敗2分けと、大きな負け越し。
来季優勝を狙うためには、ツバメ対策が必至となった。


ラストチャンス吹っ飛ぶ!レギュラーシーズン
関東最終戦ということで、
自分も神宮に参戦しましたが、
止まない雨同様に
打ち込まれる左腕リリーフ陣
一方的な今季ワースト17失点での大敗は、
びしょびしょに濡れてしまったビジユニとともに、
記憶に残っていくだろうゲームとなってしまいました。

天候も予報もよくないということで、
主力野手を4人も外し、サブ中心で臨んだゲームでしたが、
先発・小笠原が先制点を含む5点を奪われてしまったところで
ほぼゲームの方向は決まってしまったような。
その後はテンポ良く進んでいたことで、
午後9時前には終わるかな?と思っていましたが、
7回ウラからが、すごく長かったなと。
ちょうど長峰が登板したころから、雨が落ちだしたわけですが、
集中砲火を浴びていた間は、雨はずっと降りっぱなし
まさに長峰、小林にとっての涙雨というところも。
それでも最終戦ということで、込み上げる怒りも抑えつつ、
時折呆れながらも見ていましたが、
いつになっても敵の攻撃終わらずじまい
途中からは風も吹き出し、本当に寒かったですね。
それでも終わりというものは、必ず来るもので、
何とかゲームセットにたどり着いたものの、
終わったとたん雨が小やみになったのは、ウソのような本当の話。
あまりに計られた天候に、皮肉さえも感じてしまいました。

それにしても心配になってしまったのは、左腕陣ですね。
この日の落合監督のコメントに
「使えるやつと使えないやつがはっきりした」というのがありましたが、
ちょっと小笠原に関しては、よほどのことがない限り、
クライマックスシリーズでは使えなさそう。
さらに敗戦処理さえもできず、火に油を注ぐ長峰
左のワンポイントはできれど、長いイニングは無理な小林
3イニングを抑えた清水昭信には、光明がありましたが、
それ以外はちょっと無理だなと感じるとともに、今後においてやや不安も。
確かに悪天候というのもありましたが、ちょっとやられすぎ
とにかく打たれた投手は、個々でしっかり猛省
チャンスを得るためにも、課題をこなしてほしいと思います。

一方、打線に関しては、
『3番・平田』はちょっと荷が重かったかなと。
初回のチャンスでヒットでも出ていれば、
起爆剤になったかもしれませんが、ひっかけてのゲッツー
その後も館山に翻弄されてしまいましたし、
まだまだ経験不足の感が。
また「若さ」が出てしまったのは、12点を奪われた田中も同様。
打ち込まれてしまった投手たちと同じぐらい、
リードしていた捕手にも、試合を壊した責任はあるでしょう。
ただ若竜たちに関しては、こういう経験をしていくことが
未来へと繋がりますし、前向きに考えておきたい。
ただCSなどにおいては、こういう起用は考えものとなるでしょう。


関東での6試合を終え、これでレギュラーシーズンはあと1試合
12日のスカイマークでの阪神戦を残すのみとなりました。
クライマックスシリーズでも当たることになる阪神ですし、
最後の調整試合ということで、2試合休んだ主力も出場することになりそう。
ただ注目は、そのゲームがどういうシチュエーションで行われるのか。
きょう8日、首位タイで並ぶ阪神巨人の直接対決。
それによって、ペナントの行方が大方決まるとは思いますが、
それでももつれて、12日のゲームが、
阪神にとって、優勝をかけた大一番となってしまうのか。
そうなるとある意味ガチンコ、楽しみなCS前哨戦ともなりそう。
ドラゴンズ的には、もうしばらく「高み?の見物」。
まだ日もありますし、まずは旅の疲れを取ってくれればと。
そしてベストな状態で最終戦に臨み、白星で締めてほしい。
その上で来るべきポストシーズンを迎えてもらいたいと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(7日)

●小笠原孝
<約2週間ぶりの先発も3イニングを5失点。
2発を含む4長打を浴びて、11敗目を喫する。
さすがにショックを隠せず、降板後はベンチでガックリ肩を落とす>
「何もありません…」

<ポストシーズンの登板機会をかけたマウンドだったが、
本来の投球を取り戻せず、厳しい現実。
残された時間で信用を回復させたい>
「最後まで立ち上がりの課題を克服できませんでした。
チャンスをもらい続けたのに…。本当に悔しいです。
次のチャンスがあるなら修正したい。
(CSの)メンバーに入れるかどうかわかりませんが、
もしチャンスがあれば、それまでにやるべきことはたくさんあります」
(中スポ、中日新聞

●小池正晃
<4回2死一、三塁、中前にタイムリーを放つ>
「チャンスだったし、使ってもらっている間に
結果を出さなければいけない立場なので、
甘いボールを積極的にいった結果がよかったです」
(中スポ)

●平田良介
<プロ入り初の『3番』で先発出場。
だが4打席とも凡退し、試合後は厳しい表情>
「打順のことは意識しないでやりましたが、
最近打てなくなってしまっているので…」

<まだ2試合連続無安打だが、自身が不振を感じている>
「いいときのビデオを見て直したい」
(東京中日)

●清水昭信
<4回から2番手で登板し、3イニングを無得点>
「(4回に)四球で走者を出しましたが、
抑えられたので良かった。内容は良かったと思います」

<ここ4試合は中継ぎでいずれも無失点。
ロングリリーフもこなした右腕は気を引き締めて>
「ぼくはどこでも投げられるところで結果を出していくことが大事です」
(中スポ)

●森野将彦
<東京ヤクルト・館山に7回まで最少1点に抑えられ完敗。
昨季の対戦はで1勝も許さなかった投手に今季5勝目を献上。
変わった部分について、新4番はあくまで自分自身の問題ととらえる>
「ボクはそんなに『いい』とは感じていない。
自分が打ち損じている、という感じです」
中スポ

●中村紀洋
<館山の変わった部分について。
制球難だったが、課題を克服しつつあるという>
「コントロールがよくなったと思います」

<天敵とはもう今季の対戦はない。さばさばと語り>
「今年は今年、来年は来年ですよ」
中スポ

●井上一樹
<母方の祖母が逝去。
早朝に東京都内のホテルで連絡を受け
神宮球場に入ると沈痛な表情>
「急なことだったからね…。しばらく会っていなかった。
(今後については)とにかくきょうは試合を頑張って、それから考える」
ニッカン

◆西川球団社長
<神宮での東京ヤクルト戦終了後、取材に応じ、
川上らチーム内のFA選手との交渉は、シーズン終了後に行う考えを示す>
「条件提示を含め、交渉はシーズンが終わってからのこと」

<先月25日の川上との会談についても>
「先日、川上君に球団の希望を伝えました。
複数年契約とかそういうことは話してないので、下交渉ではありません。
必要な選手だから残ってくださいよと、こちらの希望を伝えただけ」
(東京中日、スポニチ名古屋


●落合監督
<野手は調整のためベストメンバーを組まなかったが、
結果は今季ワースト17失点で雨中の大惨敗。
それでも悔しがるそぶりを見せず、杞憂だと言わんばかりに>
「これで(CSで)使えるやつと
使えないやつがハッキリするんじゃないのか。
今年に関して言えば、神宮は(けが人が出るなど)鬼門だった。
ここ(森野が負傷離脱した5月14日のこと)から狂ったわけだから。
無事に終わってくれればそれでいい」

<12日の阪神戦がラストゲーム。
リーグ優勝決定戦となる可能性もあるが、
そこは本番を意識した戦いとする>
「神戸(スカイマークスタジアム)はそうはいかないよ。
(最終戦の)神戸は主力で行く。
痛んでいるやつがいる。
休ませて、調整させて、動けるようにしていかないと。
練習して、疲れを取って、実戦感覚を取り戻して…。
痛んでいるやつらもある程度、戻ってくるだろう。
どうやったって、主力でいくしかないんだから」

<防御率のタイトル獲得が有望だった川上を先発させず>
「3イニングや4イニングならともかく、
(タイトル獲得の理由だけでは)投げさせない」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(7日)

◆フェニックス・リーグ
中日-湘南
(7日・サンマリンスタジアム宮崎)
 SR 000 000 000 = 0
   006 000 01× = 7
[D本] なし
[D投] ネルソン、山井、久本、平井
公式サイトフェニックスリーグ2008公式サイト

【ゲームレビュー】
3回ウラ、1死から澤井が中前打で出塁すると、
中川が左中間へ適時二塁打を放ち先取点を挙げる。
なおも柳田右中間二塁打、堂上剛裕中越え二塁打と3連続二塁打で追加点。
続く中村一生も左前打、中村公治左越え二塁打、
そして堂上直倫も左翼線に二塁打を放ち、
打者一巡の7連打、5二塁打で一挙6点を挙げた。
先発・ネルソンは、140キロ台後半のストレートを武器に、
5イニングを8奪三振、2四球と安定した投球で無失点。
変化球の制球が良くなれば、飛躍も期待できそう。
2番手・山井も2イニングを1安打無失点の好投。
その後は久本-平井のリレーで、7-0と完封した。
公式サイトより)


○山井大介
<右ひじ痛から復帰後、初めて対外試合で登板。
フェニックス・リーグ・湘南戦で
中継ぎで2イニング1安打無失点と好投。
ポストシーズンの戦力になる可能性を見せて>
「状態は上がっていると思います。
まあ、きょうは投げられただけでもよかった。
いまは自分のできることをやって、先に進んでいきたい。
(ポストシーズンは)出番があれば頑張りたいです」

<球種は直球とスライダーだけだったが、MAXは142キロ。
まだ昨秋の状態には遠いが確実に前進>
「思ったところに半分もいかなかった」

<翌日の状態がよければ、中1日で東北楽天戦に登板する予定>
「まあ、あした目が覚めてどうかというところはあります。
それからですね。やるべきことをやっていきたいですね」
中スポ

◇中田賢一
<不振にあえいでいるが、この日2軍練習に合流。
フォームチェックに余念がなく、9日の東北楽天戦で先発する予定>
「とにかく結果を出すことだけを考えたい。必死で投げます」
(中スポ)

○上田佳範
<今季限りで引退し、2軍外野守備走塁コーチとして内定している中、
この日の湘南戦で一塁コーチとしてグラウンドに立つと、
走者にアドバイスを送るなど、コーチとしての『初陣』を飾る。
まだ正式発表はないとあって背番号は現役時代の『35』のまま>
「目の行き届かないところはあると思うけど、いろいろ勉強していきたいですね」
中スポ


秋季教育リーグの『フェニックス・リーグ』がこの日開幕。
ドラゴンズは、サンマリンスタジアム宮崎で
湘南との開幕戦を行い、7-0で大勝しました。
観衆はわずか15人。のんびりとしたスタンドだったようですが、
3回ウラに打線が一気に大爆発して、
7連打、5二塁打の猛攻で、一挙6点のビッグイニング。
投げては右ひじ痛から復帰3試合目となる山井が好投。
本調子まではいかないものの貫禄の投球で、
2イニングを1安打無失点に抑え、一歩前進したようです。
今朝の中スポでは、何と1面に載っていた山井
スタミナを付けていくことや、球の精度を高めることなどが、
完全復活への今後の課題となってきそう。

またこの日、一塁ベースコーチを務め、
走者に指示を出していたのが、今季限りで引退した上田
「2軍外野守備走塁コーチ(仮)」として初陣となったこの日、
練習でノックをするなど、早くもはつらつとした動きを見せていたそうです。
「いろいろ勉強していきたい」と意気込む新米コーチ・上田
ぜひとも玄人好みのシブい外野手を育てていただきたいなと思います。

2008年10月 7日 (火)

憲伸防御率隠れ1位と若竜ドミニカに宮崎に出発。

ドラゴンズのレギュラーシーズンも
きょうの東京ヤクルト戦と12日の阪神戦で終了。
消化試合とはいえど、18日から控えるクライマックスシリーズに向け、
しっかりと調整していくことが大切となるでしょう。
この日1軍は午前中に神宮屋内練習場で一部投手陣が練習。
一方、若竜ドミニカ・ウインターリーグ参加のため、
新井、川井ら精鋭6選手がこの日、セントレアから旅立ち。
またファーム本隊もきょう7日から宮崎県内で行われる
フェニックス・リーグに向け、出発したとのこと。
「菊地結婚していた」なども含め、この日の話題を集めました。

ドラゴンズトピックス(6日)

◇川上憲伸
<タイトル獲得の可能性が、急浮上。
あと9イニング2/3を投げれば、規定投球回に達し、
失点が『7点以内』なら、リーグ防御率1位に躍り出る。
事の重大さにチーム関係者や本人が気づき、動き始めたのは前日>
「ぼくって、あと何回で規定投球回になるんですか」

<現在、115イニング1/3で規定に届いていないが、
北京五輪派遣選手に対する特別措置により
投げさえすればタイトルは射程圏内となってくるが>
「規定投球回? 知ってますよ。
そうみたいですね。どうしましょうねえ…」

<きょう7日の東京ヤクルト戦のスポニチ先発予想。
さらに12日の阪神戦で先発登板が濃厚。
この日は神宮屋内練習場で行われた一部投手陣の練習に参加。
ランニング中心の軽めの練習に汗を流したが>
「まだ、いつ投げるか分からないんですよね。
シーズンの疲れは蓄積しているけど、前回登板の疲れはありません。
2ケタ、ぜひ勝ちたい。狙いますよ」
中スポサンスポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカンデイリー

◇小笠原孝
<きょう7日の東京ヤクルト戦・中スポ先発予想。
13日ぶりの先発、今季のラストチャンスで『復活投』を目指す。
好投を誓うとともに川上の防御率タイトルにも興味津々>
「チャンスがあるなら獲得してほしいですよね」
(東京中日)

◇山本昌
<前日5日は休日だったが、この日の練習に参加。
CSに向けての調整を再開。次登板があれば12日の阪神戦>
「日程的にはいけるけど、チェンも(川上)憲伸も投げられるからね。
(宮崎の)フェニックス・リーグもあるし、どうなるかは分からないよ」

<200勝達成後は、日本シリーズ初白星を
最大の目標に掲げているが、短期決戦は得意とはいえないだけに>
「CSに向けてしっかり投げ込んで、
ちゃんと投げられるようにしたいです」
(東京中日、ニッカン

【ドラゴンズ・残り試合の日程】
10月7日(火) 対東京ヤクルト(18:20・明治神宮野球場)
10月12日(日) 対阪神(18:00・スカイマークスタジアム)


ドラゴンズレギュラーシーズンも残り2試合。
まだCS第1ステージの相手も決まらぬ事態ですが、
しっかり準備ができる分、その利点を活かし、
残りゲームを戦ってほしいなと思います。

ところできょう7日は、公式戦としては
関東最終戦となる神宮での東京ヤクルト戦
ロードに出る前は、苦手のビジターをどう克服するかが
課題とされてしましたが、ハマスタで3連勝
そして東京ドームを1勝1敗で抜けて、3位を確保
見違えるような戦いに、『強さ』を感じましたが、
ここまで来たら、良いカタチで最後も締めて、
地元・ナゴヤへと戻ってほしいところです。

気になる先発予想は、2つに割れましたね。
大方の予想は、中5日でエース・川上憲伸
一方中スポだけは、9月24日以来登板がない小笠原
明治の先輩・後輩コンビの名前が挙がっていますが、
川上を揃って予想しているのには、
思わぬタイトル獲得の可能性が浮上したからということも。

実は、川上があと9イニング2/3を投げると、
北京五輪派遣選手に対する特別措置(19イニング免除)により
規定投球回数に到達することに。
しかもそのイニングで、失点を7点以内に抑えたならば、
現在防御率1位のルイス(広島・2.680)を抜き、2.66。
なんと最優秀防御率を獲得できることになるのだそうです。
過去、最多勝2回、最多奪三振1回、沢村賞のタイトルを
獲得している川上ですが、防御率1位というのはこれまでなし。
ルイスが4日の横浜戦で8失点と炎上したことで防御率が急上昇。
それにより、チーム関係者及び川上が気付いたのが、前日5日。
まさに降ってわいてきたものではあるものの、
悲願のタイトル獲得への大きなチャンス。
右肩の状態などを考え、できれば強行登板は避けたい首脳陣
この日12勝目を挙げ、2.682まで迫った石川(東京ヤクルト)、
またあす8日の首位直接対決に登板濃厚の内海(巨人・2.77)など
逆転1位の可能性を残す投手の動向を見ながら、
エースの登板機会を判断していくことになるようです。

5日の巨人戦を仲間と団体観戦して、
終了後、水道橋の居酒屋で『CS進出祝賀会』なるものを開催。
大いに盛り上がり、楽しかったのですが、
そのなかの雑談で出てきたのが、
和田の打率が3割を切りそうで、どうなるのか。
また昌さんは規定投球回数に届かず、
今季ドラゴンズの投手陣では、到達者がゼロになりそう。
小笠原は、惜しくも勝ち星伸びず8勝で終わってしまうのかなど。
ただエースに関しては、ここまで来たら5年連続の2ケタ勝利は、
達成してほしいなという期待こそ出たぐらい。
まさか『防御率1位』のタイトルが手中にあるというのは
正直、まったく頭になかっただけに、
今朝のスポーツ紙を見て、ちょっと驚きましたね。
さらにこうなれば、先発で長いイニングでなくても、
うまく登板をやりくりして、ぜひとも獲得してほしいなと思いました。

今夜投げるの?今季、右足内転筋の張りなどの影響で
開幕直後の1カ月は調子が上がらず、
ファーム落ちや中継ぎを経験。
しかし復帰し、
今季初勝利を挙げた5月以降は、
得意とする交流戦
うまく乗り越え、先発の柱として奮闘。
北京五輪の関係で2カ月チームを離脱したものの、
復活以降は調子も上々ですし、気がつけば防御率2.34
確かに大きく打たれた試合もあったものの、
それ以外はきっちりと抑えているんですよね。
北京で心身ともに大きなダメージを喰らうなど、
例年になく厳しいシーズンではあるものの、
最後にこういうタイトルが取れれば、報われるというもの。
さらに今後のポストシーズンに向けても、
大きな弾みが付くのではと期待したくなるのも当然でしょう。

まあチームとしては、残り試合いろんな投手を投げさせたい。
先発としても、憲伸の他にも、小笠原、吉見、
昌さん、チェン、清水昭信ら
、多くの名前が挙がります。
あとはこのチャンスを、投手陣の長である
森コーチ首脳陣がどう判断するかでしょう。
ライバルも多く、場合によっては回避の可能性もありますが、
単純計算なら、残り2試合で9イニング2/3は可能な数字。
そんななかで果たして『隠れ1位』本当の1位になってくるのか。
残りゲームでのエースの登板に大いに注目したいです。


若竜トピックス(6日)

◆菊地正法
<15日に開幕するドミニカ・ウインターリーグに
参加するため、中部国際空港発の航空機で出発。
7歳年上の有美さんと結婚していたことがこの日明らかに。
帰国するのが、12月5日で名古屋市内での挙式が同7日。
姉さん女房を喜ばせるためにも、収穫を手に帰ってくることを誓う>
「嫁さんのためにも、という思いはありますね。
せっかくのチャンスですから、何かを得て帰ってきたいですね」

<今年1月に婚姻届を提出。
知り合ったのは東邦ガス時代で知人の紹介
今回は夫人の希望で写真は『NG』だが、それでもちゃっかり自慢>
「(7歳年上ながら)彼女が若く見えて、ボクが老け顔。
だから釣り合って見えるんですよ。一緒にいて本当に楽しいです」

<挙式が12月初旬とあって夫人の負担が増えるが、背中を押された。
日本で待ってくれる新妻のためにも、無駄な時間を過ごすわけにはいかない>
「長打力がある打者に左右の変化で抑えられるようにしたいですね。
シュート、スライダーの精度を磨きたいんです。
打者との駆け引きとか、いろんなことを吸収したいですね」
中スポ

◆川井進
<2年連続2度目の『ドミニカ武者修行』に余裕の表情。
今年は選手会から要望されていた帰国期限がないだけに、
12月に実現する本物の大リーガーとの対戦を楽しみに>
「スゴイ選手は12月に来るんです。歓声が全然、違いますよ。
そういう打者を抑えたいですね」

<また新井と共に所属するエスコヒドで
住田コーチがマネジャー的な仕事をこなすことを喜び>
「(住田)ワタリさんがいれば安心です」
(中スポ、<ドラ番記者>

◆新井良太
<3年目を迎えるウインター・リーグへの派遣だが、
今回は初めて野手が参加。まずは出場を目標に
猛アピールしなければならないが、ウエスタンの首位打者は>
「不安はないです。いまはワクワクしています。
メジャーリーガーからいっぱい盗みたいですね」
(東京中日)

◆藤井淳志
<ウインターリーグ出場のためドミニカ共和国へ出発。
異国の地で『大リーグ級ボディー』を身に付けて帰ってくる決意。
楽な環境ではないことは理解しているが、それでも笑って>
「楽しみですよ」

<競争が激しく、定位置争いをするだけでも
力が付きそうだが、首脳陣の思惑はそれだけではなかった。
落合監督はドミニカ派遣を伝えた時
『おまえの体は日本人離れしているんだ。
メジャーリーガーの体の使い方をしっかり見て学んでこい』と話したという。
生かし切れていない潜在能力を引き出すことが今回の目的>
「こういうチャンスはなかなかないですから。何か少しでも得て帰ってきます」
名タイ

◆住田コンディショニングコーチ
<飛躍が期待されるドミニカ組に強力な援軍が同行。
昨季までドミニカ・ウインターリーグの
アギラスのコンディショニングコーチ。
ドミニカには2シーズン在籍、環境、言葉の面でも頼りになる存在>
「ボクにしてみたら帰るようなものですね。
向こうは雰囲気がいい。街全体が野球中心なんです」
(中スポ<ドラ番記者>

◇小林正人
<昨季、ドミニカ・ウインターリーグに参加。
『昨年の今ごろはドミニカだったね』と聞かれると>
「CSで投げたいという気持ちはありました。
でも、ドミニカへ行って、いい経験をすることができました」

<セットアッパーだったドミニカでの修行はやはり貴重。
その経験があるからこそ、今がある。
このままならCSの出場メンバーに名前を連ねることになるが>
「CSに投げられるように頑張りたいです」
(中スポ)

◇落合監督
<藤井、新井などCSメンバーに入れても
おかしくないはずの面々をドミニカに行かせることに>
「あえて行かせたんだよ。来年のことを考えてみろ。
あいつらが少しでもうまくなって帰ってきてくれれば…」
(中スポ)


◆朝倉健太
<右腕の血行障害からの復活を目指す。
この日、25選手とともに、中部国際空港発の航空機で宮崎入り。
きょう7日から宮崎で始まるフェニックス・リーグに参加し、
あす8日の埼玉西武戦で先発予定。
猛アピールすれば1軍への道が開けるが>
「チャンスがあったら(1軍に)行きたい気持ちがある」
中スポ

◆小林2軍投手コーチ
<フェニックス・リーグの主目的は若手の育成だが、
結果次第で1軍への道が開けることを説明>
「この中から上に行く選手がないことはないよ。
どんな状況にでも対応できるようにするだけだから」
中スポ

◆久本祐一
<昨オフの左ひじ故障で今季1軍登板なしに終わり、
フェニックス・リーグで結果を求める。
今季何度も痛みがぶり返した左ひじだが、もう心配なし。
ようやく納得のいく投球ができるようになり>
「もう問題ないですね。時間はかかってしまったけど、
それぐらいのけがだったと思うし仕方がない」

<リーグ参加前の最終練習となった5日、
ナゴヤ球場内のブルペンで切れのいい球を56球投げ込み>
「スピードは意識していないけど、球の切れが戻ってきましたね」

<苦しいシーズンになった中、得るものはあった。
それを来季に生かすため、完全復活を印象付ける決意>
「正直もう駄目かと思ったこともあった。
でもけがをプラスに考えようと思いました。
いろいろな人の話も聞けたし、
投球フォームについても考えることができた。
とにかく結果を出したい。フェニックス・リーグは
イースタン・リーグのチームが相手になるし、
あまり知らない打者相手でも結果を残せるように頑張りたい」
名タイ


【2008年フェニックス・リーグ 中日試合日程】
10月7日(火)H 対湘南(12:30・サンマリンスタジアム宮崎)
10月8日(水)V 対埼玉西武(12:30・南郷スタジアム)
10月9日(木)H 対東北楽天(12:30・西都原運動公園野球場)
10月11日(土)V 対湘南(12:30・清武町総合運動公園野球場)
10月12日(日)H 対埼玉西武(12:30・串間市総合運動公園野球場)
10月13日(月)V 対東京ヤクルト(12:30・生目の杜第2野球場)
10月14日(火)H 対巨人(13:00・日南市天福球場)
10月16日(木)V 対東北楽天(12:30・ひむかスタジアム)
10月17日(金)H 対東京ヤクルト(12:30・アイビースタジアム)
10月18日(土)V 対千葉ロッテ(12:30・アイビースタジアム)
10月19日(日)H 対北海道日本ハム(12:30・西都原運動公園野球場)
10月21日(火)V 対北海道日本ハム(12:30・サンマリンスタジアム宮崎)
10月22日(水)H 対千葉ロッテ(12:30・清武町総合運動公園野球場)
10月23日(木)V 対巨人(12:30・生目の杜第2野球場)
(H=ホーム、V=ビジター、10、15、20日は練習日・予備日。
NPB公式フェニックスリーグ2008公式サイトより)


【中日ドラゴンズ参加予定選手(フェニックスリーグ2008)】

<投 手>金剛、朝倉、中里、山内、山井、
       平井、ネルソン、赤坂、高江洲、久本

<捕 手>小山、清水将海、小川
<内野手>堂上直倫、中川、谷、西川、森岡、岩﨑、澤井、柳田、福田
<外野手>中村一生、中村公治、普久原、堂上剛裕
(背番号順・公式サイト、中スポ、フェニックスリーグ2008公式サイト


ウエスタン・リーグの全日程が終了後、
ナゴヤ球場でずっと練習を行っていた若竜たちですが、
この日、一部が海外への厳しい『武者修行』。
もう一方は、秋の教育リーグを戦うためにナゴヤから旅立ちました。

まずは15日に開幕する『ドミニカ・ウインターリーグ』
参加するため、飛び立ったのが精鋭6選手
川井、佐藤亮太、菊地の3投手に、前田、新井、藤井の3野手。
3年目となるドミニカですが、今回は野手も参加。
中田、高橋、長峰、吉見、小林らが歩んだきた
『活躍への登竜門』とはいえ、日本では考えられない
厳しいサバイバルとなるのは、想像つくところ。
それでもぜひともチャンスを得て、何かを掴んでもらいたいですね。
特に新井、藤井などは来季こそはぜひとも1軍に定着し、
レギュラーを脅かしてほしい存在だけに、期待は大きいところです。
また今朝の中スポで「結婚していた」ことが明らかになった菊地
今季は結局1軍に上がれなかったうえ、ファームでも炎上。
不本意なシーズンとなっただけに、
この遠征が飛躍のきっかけとなるよう、奮投してもらいたいです。
ちなみに今年からは帰国期限がないだけに、
12月に実現するメジャーリーガーとの対戦も可能とのこと。
住田コーチが同行し、川井、新井「エスコヒド」、
佐藤亮太、前田「エストレージャス」、
そして藤井、菊地「リセイ」にそれぞれ所属するもよう。

またその他のファーム26選手は、
この日、中部国際空港発の航空機で宮崎入り。
きょう7日から宮崎県内で行われる
ファームの秋季教育リーグ『フェニックス・リーグ』に参加します。
NPB、独立リーグ、また韓国KBOからのチームと、
合わせて14球団が参加して、繰り広げられる同リーグ。
ドラゴンズは、イースタン7球団との対戦に。
若手の育成が主目的とはなってはいるものの、
参加メンバーのなかには、再起をかける朝倉山井らの名前も。
それぞれが課題や目的を持って、試合に挑んでいくようですが、
猛アピールすれば、CSに向かう1軍への道が開けることも。
特に投手陣からは、昇格の可能性があるかもしれませんし、
チャンスを掴めるよう、しっかり取り組んでほしいなと思います。

2008年10月 6日 (月)

必死な巨人に完封負け、3位竜余裕の小休止。

中村紀洋の劇的な逆転弾で、巨人に勝利。
7連勝でついに3位を確定させ、
クライマックスシリーズ出場を決めたドラゴンズ
前日に続き、デーゲームで行われた
東京ドームでの巨人との今季最終戦は、
チェン-上原という両先発投手の投げ合いに。
しかし先制、中押しと本塁打で失点するチェンに対し、
要所を締める上原の前に、打線が沈黙してしまい無得点。
8回には高橋小笠原にダメ押し弾を喫すると、
最終回、クルーンから1死満塁のチャンスを作るも、
最後は代打・ウッズが併殺に倒れてしまい、完封負け
「必死な」巨人にリベンジされ、連勝は『7』でストップしました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 最終戦
(5日・東京ドーム | 中日14勝10敗)
45139人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 ×
[敗] チェン(38試合7勝6敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
チェン、高橋、浅尾 - 谷繁、小田

【ゲームレビュー】
完封負けで、連勝ストップ
打線が上原を崩せず、巨人との最終戦を白星で飾れなかった。
1回1死二塁で井端、森野が凡退。先制機を逃したのが痛かった。
チェンは直球に威力があったが、鈴木尚広阿部の一発に沈んだ。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
前日に3位を確保し、CS出場を決めたドラゴンズ
「へたっているやつは休ませる」という落合監督のコメント通り、
疲れが目立つウッズ和田をスタメンから外し、
井端、森野、中村紀洋のクリーンアップ。
6番・レフトで平田、7番・センターには小池が入る。

ドラゴンズ・チェン、巨人・上原
前週のナゴヤドームと同じ投手の先発対決。
1回、先頭のイ・ビョンギュが初球、
外角高目のストレートを叩き、センター前へ。
前進してきた鈴木尚広のグラブからボールがこぼれ、ヒットとなると、
続く荒木が初球送って、わずか2球で得点圏へ。
迎えるは、注目のクリーンアップ。
しかし井端が内へのストレートを打ち上げ、一邪飛に倒れると、
森野はフルカウントから外一杯のストレートに見逃し三振。
絶好の先制機を逃してしまう。

前回登板では8イニング無失点。
巨人戦は3勝1敗、防御率1.73と強さを見せるチェン
しかし1回ウラ、いきなり出会い頭の被弾
先頭・鈴木尚広にカウント1-0からの2球目、
真ん中高目のストレートを積極的に叩かれると、
打球は伸びて、左中間スタンドの
オレンジの間に飛び込むホームラン。(0-1)
思わぬ先頭打者本塁打を浴びてしまうと、
なおも1死から小笠原に対し、フルカウントから四球。
しかしラミレスを内へ沈むスライダーで3球三振に取ると、
続くイ・スンヨプも内2球で追い込んだあと、
外一杯のストレートで空振り三振。
ホームランのみの1点でしっかりと食い止める。

1点先行されたドラゴンズ
2回、先頭・中村紀洋がショートオーバーのヒットで出ると、
平田の詰まった遊ゴロの間に、二塁へ。
さらに小池がフルカウントからフォークを叩き、
レフト前ヒットで、1死一、三塁と同点のチャンス。
しかし谷繁がカウント2-1からの4球目、
外角低目のカットボールを右へ持って行くも二塁正面のゴロ。
4-6-3と渡ってしまい、ダブルプレー
2イニング連続でチャンスを潰し、上原を乗せてしまう。

一方、2回以降は持ち直し、自分の投球を続けるチェン
力のあるストレートで相手を差し込ませ、
詰まらせる投球は、この日も健在。
3回ウラは2死から亀井に死球を当ててしまうが、
小笠原を外角低目一杯のストレートで見逃し三振。
さらに4回ウラは、先頭・ラミレスに遊撃内野安打を許すも、
続くイ・スンヨプを注文通りに、4-6-3のゲッツーに取り2アウト。
ここまでは良かったものの、思わぬ落とし穴
迎えた阿部にファウルで6球粘られると、
外角高目に1球ボールが外れた後の8球目、
外角に構える谷繁の意図に反して、ストレートが内角低目に。
逆球をコンパクトに振り抜かれると、
高々と上がった打球は、ライトスタンド2階席へのホームラン(0-2)。
失投を逃さずモノにされ、手痛い追加点を奪われてしまう。

2点差となり反撃したいドラゴンズ
5回、1死から谷繁がレフト前ヒットで出ると、
チェンが送って、ランナーは二塁へ。
しかし続くイ・ビョンギュが、フルカウントまで持ち込んだものの、
6球目、外角低目のフォークに空振り三振。
コースを巧みに突き、制球力のよい上原の前に、
要所を凌がれてしまい、ゼロの山を重ねてしまう。

4回までわずか3安打だが、そのうち2本が本塁打のチェン
5回ウラ、先頭・寺内が意表を突くセーフティバント。
一塁の中村紀洋が掴んだものの、慌ててしまい、
ベースカバーの荒木へのトスが大きく逸れて悪送球。
ライト方向へと転がる間に、寺内は一塁を蹴って二塁へ。
さらに欲張って三塁へと突入。
しかしこれはさすがに暴走
イ・ビョンギュから森野にボールが送られ、あえなく自爆
足に揺さぶられはしたものの、後続を抑え追加点を与えず。

この自爆が流れを変えそうな感じがしたものの、
必死こいて投げ続ける上原の前に、打線がなおも沈黙
6回、2番からの好打順もフライアウト3つに仕留められると、
7回は最後の力を振り絞られてしまい、
先頭・中村紀洋が外へのフォークに空振り三振。
続く平田が外へのストレートに見逃し三振。
さらに小池も内へのフォークに空振り三振。
結局上原からは得点が奪えずに終わってしまった。

8回、巨人2番手は、豊田
代わった投手を攻めようと、ドラゴンズ代打攻勢
しかし先頭、谷繁の代打・立浪
内角ややボール気味のストレートで見逃し三振に倒れると、
続くチェンの代打・和田も外へのフォークに空振り三振
それでもイ・ビョンギュが低目のフォークをうまく拾って
センター前に運ぶヒットで出ると、
荒木の一撃は三遊間を抜けようかという当たり。
しかしこれを坂本が飛びついて止めると、6-4と渡り3アウト。
惜しくも攻め込めず、この回もゼロに終わる。

8回ウラ、ドラゴンズ3番手高橋
好投した前日同様、鈴木尚広、亀井と簡単に打ち取り2アウト。
しかし続く小笠原にフルカウントからの6球目、
外へのストレートをレフトへ持って行かれると、
そのままスタンドに飛び込んでしまうホームラン(0-3)。
ダメを押されてしまったものの、最終回にもう一波乱が。

9回、巨人3番手は、クルーン
前日KOされたクローザーが再び登場したものの、この日もボール先行
そんななか先頭の井端が、中に入ったストレートを弾き返し、
ライト前ヒットで出ると、続く森野は外へのフォークに空振り三振。
しかし前日殊勲打の中村紀洋がフルカウントから四球を選ぶと、
続く平田もファウルで粘った末に四球で、1死満塁
長打が出れば同点、一発出れば逆転というチャンスに
ベンチから出てきたのは、背番号44
この日スタメン落ちしていたウッズが代打としてコール。
大きなチャンスで絶好の代打の切り札
ところがカウント0-1からの2球目、153キロ
外角低目のストレートにバットを折ると、打球は二塁正面へ。
4-6-3と渡ってしまい、ダブルプレーでゲームセット
不安定なクローザーに辛くも逃げ切られ、完封負け
ここまで続けてきた連勝が『7』でストップしてしまったドラゴンズ
それでもあくまで見据えるのは、クライマックスシリーズ
巨人との最終戦で黒星にはなったものの、
そのなかから、いくつかの収穫を得ることとなった。


代打・タイロン撃沈…。前日にやっと3位
確保することが出来たため、
ドラゴンズにとって、
この日は実質『消化試合』。
予想していた通り、
ウッズ、和田といった主力選手が軒並み欠場。
飛車角抜きでの一戦となりましたが、
ゲームを観終えて思わずつぶやいてしまったのが、
『讀賣、必死だな』
リーグ制覇のため、これ以上の黒星が許されない巨人に対し、
もはやクライマックスシリーズでの戦いに向け、
戦力を整える段階となっているドラゴンズ
まだ順位が確定していないチームと
先を見据えることができるチームというがあることで、
3位にも関わらず、上位のチームを思わず「上から目線」で見てしまう。
ある意味逆転現象ではありますが、
そんな余裕すら感じたゲームとなりました。

ゲームを振り返ると、
打線が上原の前に沈黙させられてしまいましたね。
前回のナゴヤドームの対戦では、
荒木の値千金弾により、1-0で何とか勝つことができましたが、
今回はそれ以上の投球をされてしまい、7イニング無得点。
できれば初回、2回のチャンスをモノにできれば、
もう少し有利な展開に持って行けたと思いますが、
その辺りで得点を奪えなかったのが、痛かったかなと。
ただこちらはウッズ、和田が欠場し、本調子でない井端が今季初3番。
そうなってしまうと、やはり攻略するというのは難しいのかも?
ただCSで巨人と当たった際には、必ず当てられるだろう投手
今後さらに研究して、攻略できるようにしておきたいところです。

それでも一筋の光を放っていたのが、6番に抜擢された平田
珍しくこの日レフトでの出場となりましたが、
最終回、クルーンから粘った末にもぎ取った四球
あれは評価できるんじゃないかと。
今までの平田なら追い込まれたら、変化球を振らされ、
やられてしまうというのが、パターンでしたが、
今回しっかりボールを選んでいたのは、成長じゃないかなと。
平田にとって今季1軍に長くいられたことは、大きかったと思いますし、
こういう経験を経ることで、今後さらに伸びていってほしい。
昨季はポストシーズンで存在感を示した背番号8
今季のCSではさらに成長した姿を披露し、
チームの勝利に貢献してほしいと思います。

一方、投手陣では、先発したチェン
7イニングを投げ、5安打6奪三振3四死球で2失点。
前回投げ勝った上原に、リベンジこそされましたが、
内容的には、決して悪くはなかったんじゃないかなと。
ただ不用意な失投、さらに逆球
この辺りは注意しないといけないでしょうね。
せっかくの球威あるストレートも投げ間違うと致命傷に。
特に阿部に喰らった特大弾、あれは反省点の1つでしょう。
せっかく相手が苦手意識を持っているのですから、それを生かせる投球を。
CSでまた上原との先発対決があるかもしれませんが、
その時は、必ず投げ勝ってほしいなと期待します。


連敗こそ止まってしまったものの、
9回の粘りなどを見るからに、チームにおいては、
まだまだパワーダウンはないようですね。
対する巨人の方に、ああいう投手が抑えでいいのか?など
不安な材料が見え隠れして、大丈夫なんだろうかと疑問を抱きました。
まあドラゴンズ3位にいるということは
巨人にとっては、かなり不気味じゃないかなと思いますし、
できれば第1ステージで当たって、潰しておきたいですね。
ただその辺が決まるのは、もうちょっと先になりそう。
それを尻目にドラゴンズ的には、
残り2試合でさらに調整を進めておくことですね。
いろいろあった関東でのビジターゲームは、
あす7日の東京ヤクルト戦で、終了となります。
今季かなり苦しめられた相手ですが、最後は勝って締めておきたい。
まあ主力を休ませたり、策を試したりすることで、
ベストなメンバーとはならないでしょうが、
関東最後の試合、しっかり取ってひとまずナゴヤに戻ってほしいです。


★プレーヤーズ・ボイス(5日)

●チェン・ウェイン
<力のある速球を中心に、7回まで5安打に抑え、
失点はソロ本塁打2本の2点のみで、連打は許さず。
敗戦投手にはなったが、表情は明るく>
「2点は取られてしまいましたけど、調子は悪くなかったです。
まっすぐ、変化球ともに制球よく投げられました。
ただ、少しコースが甘くなってしまった。
しょうがない。大事なところで逆球になった。
(巨人は)怖い打線だが、内容には満足」

<この日は大一番に向けての研究と対策のマウンドでもあった。
4回、阿部に低目147キロを右翼席上段まで完ぺきにはじき返されたが>
「巨人は強いですよ。3、4、5番を抑えてもほかに打たれますから。
阿部さんは、やっぱり低めが強いですね」

<今後の課題として挙げたのがラミレスとの対決。
巨人戦に相性はいいが、ラミレスだけは19打数9安打>
「きょうもラミレスに2安打されちゃいました」

<昨季は左ひじ手術からの復活を目指して練習に明け暮れていたが、
今季は一転、主戦としてポストシーズンを迎える>
「去年と気持ちは全然、違います。楽しみです」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信毎日jpデイリー

●森野将彦
<1回2死二塁の先制機で、
外角ギリギリの直球を見逃して三振に倒れる。
巨人先発・上原の復調ぶりを素直に認めて>
「あのタマは打ってもヒットにできない。
もともといい投手だけれど、調子を上げてきた」

<4番8試合目で初めて黒星を味わう。
上原の攻略法はじゅうぶん分かっているはずなのに、
打ち崩せなかった悔しさがありあり>
「ベース板の上に投げてくるタイプの投手。
低めのフォークに手を出さないことが大切になる」
中スポ

●荒木雅博
<この日3打数無安打に終わる。
本来の手ごわい姿に戻った上原について>
「コントロールが良かった」
中スポ

●中村紀洋
<前日打ち砕いたクルーンとこの日も対戦。
9回1死一塁の場面で、四球を選ぶ。
得点には結びつかなかったが、攻撃につなげる出塁を納得>
「あれでいいんです」

<試合前にクルーンがやってきて談笑>
「『どうして打つの』と言ってたよ」

<もう一度対戦がありそうな上原については>
「次は大一番になるからね。またやりたいよ」
中スポ

●イ・ビョンギュ
<1、8回にそれぞれ中前打を放ち、マルチ安打を記録。
これで1番に入ってから、12試合連続安打となり>
「センター方向に飛んでいるのが、
好調の目安かどうかというのは分からないよ」

<10月に入ってからは好調さがさらに際立つ。
全5試合すべてマルチ安打で、24打数12安打の打率5割ちょうど。
1番の打順がよほど水に合っているとしか言いようがないが>
「最近だけじゃなくて、いつも打席に入るときは
リラックスして、気分良く打つようには心がけている」
中スポ

●井端弘和
<和田、ウッズが先発を外れた影響で、
今季初の3番に座り、9回にクルーンから右前打を放つ。
この日は先発を外れる選択肢もあったが、出場に踏み切り>
「(3番を)打つ人が休んじゃったからでしょう。
CSは連戦になるから、そのためにも
体を慣らしておかないといけないので出ました。
あとの試合は監督にお任せしますが、最後の試合(12日)は出ますよ」
(東京中日)

●和田一浩
<この日先発メンバーから外れたが、
体調に大きな問題はなく、おどけながら言う>
「お休み? それは言えませんよー」

<しかしCSのことを聞かれると、まじめな表情に戻り>
「万全に? そうですね。
まだ(レギュラーシーズンの)試合はありますが、
CSにいい形で臨まないといけないですから」

●立浪和義
<8回先頭、谷繁の代打で登場。
豊田の前に見逃し三振に倒れ、史上43人目の通算1000三振を記録。
ちなみにチーム内では谷繁、中村紀洋に次ぐ到達。
安打数(2459)と比べれば、三振の少なさは際立っているが>
「最後はストライクですか? 
コースが外れていると思いましたが…。見えてなかったです。
まあ、こんなこと言っちゃダメだけど、1000三振も立派な勲章でしょ。
ボクはホームラン打者じゃないんで、三振は少ない方がいいとは思いますが、
これも立派な勲章だと考えるようにします」
中スポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋


●落合監督
<前日にクライマックスシリーズ進出を決め、
ウッズと和田を先発から外す余裕の布陣。
散発5安打で連勝は7で止まったが、涼しい表情>
「(選手には)めいっぱいいけと言った。
めいっぱいきているから、
その上で休ませるところは休ませないといけない。
収穫を挙げるとすれば、タイロン(ウッズ)も和田も、
代打では使えないということだ。(CSは)だれを使おうかな」

<優勝争いがもつれる阪神と巨人について。
CS第1ステージでどちらとあたるかが注目されるが>
「CS? さあ、どうでしょう。
でも手の内は互いに知り尽くしているわけだから。
探りを入れるなんてことはない。
手の内も何もない。お互い何年もやってよく知っているチームだ。
阪神にしても、巨人にしても、
どっちとやるにしても、ウチは両方とやらないといけない。
(順番は)どちらでもいい。
普通は1位になって『どちらでも』となるんだけど、
ウチは3位で『どちらでも』。
阪神と巨人で勝手に決めてください。
8日に(直接対決で)思う存分戦ってくれればいいです。
こっちが決める立場じゃないから。2位のチームをさし置いて、
先に1位のチームとやるわけにはいかないんだから」
(中スポ、サンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


今日の公示。(5日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 田中大輔捕手
【同抹消】
▼中日 中田賢一投手
公式サイト共同通信社


今シーズン残り2試合ながら、選手の入れ替えがあり、
谷繁を休ませるため捕手の補充として、
田中を登録。再び捕手が3人制となりました。
9月25日に出場選手登録を抹消された以降も、
「CSでまた1軍に上がりたい」と意気込んでいた
田中でしたが、ここに来ての再昇格
このままポストシーズンも1軍に残り、
大舞台の雰囲気を経験していってほしいですね。

一方、代わって登録抹消となったのは、中田
2日の横浜戦で久々に先発したものの、
初回いきなり捕まるなど、3イニング1/3で7安打3失点KO
その後も不調から脱出するために、いろいろ調整していたようですが、
残り試合も少ないこともあり、抹消となったもよう。
結局今シーズンの成績は7勝9敗、防御率4.65に終わり、
昨季の14勝を大きく下回る成績となってしまいました。

田中が上がって、中田が下がる。
ある意味、漢字遊びにも思えたりもしますが、
今後気になるのは、その中田の処遇。
ナゴヤに残って、残留組とともに調整するのか、
それともあす7日からの宮崎とかへ行くことになるのか。
ポストシーズンでの起用法も含め、注目されるところです。

2008年10月 5日 (日)

ノリCS進出弾炸裂、凄強竜7連勝で3位確定!

敵地で横浜を3タテして、今季2度目の6連勝!
上昇気流でCSマジックを『1』としたドラゴンズ。
ところ変わってこの日から、東京ドームに乗り込み、
同率首位の巨人との今季最後の2連戦。
その初戦、投手戦のまま1-1で迎えた9回、
打線が巨人2番手・クルーンを攻め、1死二、三塁とすると、
中村紀洋がセンターバックスクリーン右に鮮やかな3ラン。
勝利を決定づけると、そのウラ、守護神・岩瀬が
1点差に詰め寄られものの何とか締めて、36セーブ目をマーク。
今季初の7連勝で、3位を確定させたドラゴンズ。
ついにクライマックスシリーズ進出を決めました!

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 23回戦
(4日・東京ドーム | 中日14勝9敗)
45124人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人
[勝] 高橋(52試合2勝1敗1S)
[S] 岩瀬(51試合3勝3敗36S)
[D本] 森野19号 中村紀洋24号3ラン
[Dバッテリー]
山本昌、高橋、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
今季初の7連勝でシーズン3位を確保し、
クライマックスシリーズ進出を決めた
9回、抑えのクルーンを攻略した。
制球難を見極めて、和田、森野が連続四球。
暴投も絡んで1死二、三塁から、
中村紀洋が中堅右へ勝ち越しの3ランを放った。
約2週間ぶりに先発した山本昌が好投し、7回まで投げきった。
2番手・高橋が2勝目。岩瀬は1点差まで詰められたが、
36セーブ目をマークした。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズの先発は、背中の張りの影響もあり、
登板間隔が中16日も空いたベテラン・山本昌。
大事な一戦での登板となったが、立ち上がり2死からピンチ。
小笠原に内へのスクリューを詰まりながらも
センター前に落とされると、
ラミレスにも外へのスクリューを
痛烈にセンターに弾き返され、連打で一、三塁。
迎えるは、今季1打席しか対戦のないイ・スンヨプ。
しかしフルカウントからの6球目、
外角低目一杯にストレートをズバッと決めると、
イ・スンヨプはピクリとも動かず、見逃し三振。
このピンチを食い止めたことが、その後の好投に繋がった。

一方、巨人先発は、対中日戦4勝1敗のグライシンガー。
初回、簡単に三者凡退に打ち取られた打線だったが、
2回、先頭はグライキラーの4番・森野。
初球、2球目と外へのボールが高低に外れ、
カウント0-2からの3球目、カットボールが甘く内角高目に。
これを逃さずに振り抜くと、高く上がった打球は
そのままライトスタンド中段へ!
8打数5安打の好相性も生きたうえ、
巨人ファンを一瞬フリーズさせたホームラン!(1-0)
4番になって初の一発で、ドラゴンズが先制した。

続く3回、2死からグライを攻め込むドラゴンズ。
イ・ビョンギュが投手の足下を抜いていくヒットで出ると、
荒木も真ん中高目のストレートを叩いて、
左中間へと落ちるヒット。ビョンが三塁まで進むと、
レフト・ラミレスの緩慢さを突いて、荒木は一気に二塁へ。
二、三塁とチャンスを広げたが、
和田が外へのカーブを右へ持って行くも、ライトフライ。
惜しくも追加点を挙げることはできず。

1点を先制してもらった山本昌。
落ち着きも取り戻し、2回、3回と三者凡退。
変化球を意識させ、ストレートに振り遅れさせるという
らしい投球をみせていたが、4回にまさかの一発。
この回先頭、小笠原に初球、真ん中低目のスクリューを
うまく押っつけられると、レフトへ上がった打球は
そのまま最前列に飛び込んでしまう同点弾に(1-1)。
小笠原自身も入るとは思わなかった東京ドームラン。
アンラッキーな一発でゲームが振り出しへと戻る。

その後は山本昌、グライシンガー両投手の投げ合いに。
緩急自在の投球で淡々と投げ込んでいく山本昌に対し、
ストレート、カットボールを中心に、内角を突く投球で
安定感を取り戻したグライシンガー。
とても点を奪えるようなムードはなく、緊迫した展開が続く。

6回、ようやく先頭打者が出たドラゴンズ。
この回先頭、イ・ビョンギュが中に入ったチェンジアップを叩き、
右中間突破のツーベースで出ると、続く荒木はバントを空振り。
何とかヒッティングへ切り替えたものの、浅いライトフライ。
ランナーを進められないと、和田の遊ゴロが進塁打となり三塁へ。
ここで先制弾の森野を迎えたが、カウント1-1からの3球目、
外角低目のチェンジアップを叩くも三遊間のゴロ。
キラー炸裂は再び起こらず、少ないチャンスを逃す。

6回を投げ終え、86球。
小笠原の一発以降はわずか1安打に抑え込んできた山本昌。
7回ウラ、1死から谷に外へのカーブを
ライト前に持って行かれ、久々にヒットを許し、
続く阿部に対しては、カウント0-3。
疲れが見え始めたようにも思えたが、
ここから踏ん張り、味な投球。
落ち着いてスライダーでストライクを1つ取ると、
続く5球目は、内へのスクリューでファウルを打たせ2-3。
そして6球目、外へのストレートを打たせてのセンターフライ。
谷繁の強気のリードが冴え、2死とすると、
さらに続く坂本の時は、相手の打ち気を逸らすように
けん制を入れたりと、実に老獪な間でペースを握らせず。
そして最後は、内角低目のスクリューで遊撃フライ。
登板間隔が空いたにも関わらず、しっかりとゲームを作り、
7イニング、103球を投げ、5安打4奪三振無四球。
勝ち星こそ付かなかったものの、
ソロ本塁打による1失点で切り抜け、後続に3位確保を託した。

8回ウラ、ドラゴンズ2番手は、高橋。
膠着した展開なだけに、投手交代がゲームを動かす危険性も。
しかしこの日の高橋は、実に淡々。
先頭のグライシンガーの代打・大道を初球、二ゴロに取ると、
続く鈴木尚広を2球目、外へのフォークでバットを折り三ゴロに。
さらに木村拓也に対しては、ファウルと見逃しで
2ストライクと追い込むと、3球勝負で空振り三振。
わずか6球であっという間に抑え、流れを変えない好投を見せた。

そして迎えた9回、巨人の方も2番手が登板。
負けられない気持ちの表れか、同点にも関わらず、
クローザーのクルーンを投入する。
迎えるは、和田、森野、ウッズのクリーンアップ。
初球、いきなり160キロを投げ込むクルーン。
しかしボールは速いが、制球が定まらない。
和田に対して1-3からストレートを叩きつけ、四球を出すと、
続くバントの構えの森野に対しては、ストライク1つ入らず、
ストレートの四球。労せずに一、二塁とランナーが進む。
そして迎えるは、一発が期待できるウッズ。
しかしこういうタイプはクルーンは与しやすいのか、
カウント2-1からの内へのストレートで空振り三振。
ウッズのバットが空を切り、1アウトを奪われてしまう。

ところが続く中村紀洋の初球で、再び展開が変化。
外角低目にフォークを投げ込むも。
ワンバウンドしてしまい、ワイルドピッチ!
ランナーがそれぞれ進み、1死二、三塁。
外野フライ1つ上がれば、勝ち越しの状況を迎える。
ここで打席を外した中村紀洋に、
ベンチから落合監督が歩み寄って、耳打ち。
「お前の持ち味を出せ。低目はゴロになるから高目を狙え」
今季初の指揮官からのアドバイスで、
気持ちが楽になった中村紀洋に対し、
切羽詰まったクルーンが投じた、カウント1-1からの3球目は
外角高めに浮いた144キロのフォーク。
力を抜いてコンパクトに振り抜くと、
打球は前進守備のセンターのはるか頭上を越え、
センターバックスクリーン右に飛び込む特大弾に!
土壇場9回に驚弾炸裂!
勝利を、そしてCS進出を決定づける3ランホームラン!(4-1)
右手を高々と突き上げてダイヤモンドを一周し、
ベンチへと戻ってきた背番号99に、落合監督も思わずニンマリ。
巨人の絶対的な守護神に今季初めて一発を浴びせKO。
勝ち越しに成功して、ゲームの流れをようやく掴んだ。

そして3点リードで迎えた9回ウラ、
ドラゴンズ3番手は、もちろん守護神・岩瀬。
先頭の小笠原を外へのストレートで空振り三振。
まずまずの調子に見えた岩瀬だったが、
続くラミレスに内へのストレートで詰まらせながら、
三塁線を抜かれてしまうツーベースを許すと、
続くイ・スンヨプに対し、外へのスライダーが抜けて四球。
一、二塁と走者を溜めてしまう。
ここで巨人ベンチが勝負をかけ、谷に代えて高橋由伸。
長打を期待しての代打策となったが、
ここは岩瀬が落ち着き、外角高目のスライダーで空振り三振。
何とか2死までこぎ着けたものの、ここで切れなかったのがやや痛恨。
続く阿部にフルカウントから、外角低目のストレートが外れ四球。
2死満塁としてしまうと、今季2安打を許している坂本に
中に入ったシュートを叩かれ、三遊間を抜くタイムリー(4-3)。
二者が生還し、1点差に迫られてしまう。
なおも2死一、二塁と、同点のピンチ。
しかし、最後の砦だけは守るのが今季の守護神。
続く越智の代打・亀井に対し、2ストライクと追い込むと、
最後は外角低目のスライダーでショート正面のゴロ。
井端ががっちり掴んで、中村紀洋に送ってゲームセット!
両軍のクローザーが得点を奪われ、
最後は若干ヒヤヒヤの展開ながら、
何とか逃げ切り、巨人を振り切ったドラゴンズ。
首位タイの巨人を破って、今季初となる7連勝!
さらにこの日の勝利で、ついに今季の3位が確定するとともに、
現状の目標としていたクライマックスシリーズ進出が決定。
とりあえずまずは1つハードルをクリアしたドラゴンズ。
3位からながら、2年連続日本一に向け、
阪神と巨人のうちどちらか2位のチームと、
18日からのCS第1ステージで対戦することとなった。


両チーム勝ち頭による緊迫した投手戦。
なかなか突破口が見いだせないまま、最終回に突入。
相手の守護神の制球が定まらず、もらったチャンスに
勝負強い男が見せた、鮮やかな決勝弾。
すでに広島が敗れたため、決まってはいたものの、
しっかり自力で勝って、CS出場権を得たドラゴンズ。
ドラマチックに7連勝を飾って、3位を確保。
とりあえず最低限の目標をクリアすることができて、
本当によかったですし、うれしかったです!

それにしても、9回のノリさんの勝ち越し3ラン。
クルーンの抜けたフォークをしっかりと捉え、
軽い感じで振り抜きましたが、
思った以上に伸びていきましたね。
ワイルドピッチで二、三塁となり、外野フライ一本でOK。
自分的にはお得意の右方向への打球で、
外野の頭を越えてくれればと思っていましたが、
お釣りが来るぐらいの好結果。
やはりその直前の落合監督からのアドバイスが、効果的だったようですね。
「低目はゴロになるから高目を狙え」というのは
もちろんわかってはいたでしょうが、
「お前の持ち味を出せ」というひと言、これが大きかったのでは。
これでかなり気持ちが楽になっていたようで、
もともと気持ちでフルスイングする男が
指揮官の言葉に意を感じて、さらにやってやろうと燃えた。
そして狙い通りに高目にフォークが浮いてきた。
得てして、こういう時には、打ち損ないがあったりもするものですが、
勝負強い男というのは、やはり違う。
センターバックスクリーン右へときっちりとぶち込み、
巨人を黙らせ、レフドラを歓喜の渦へと導いた驚弾。
入った瞬間、ホントに感動しましたし、スゴイ男だと。
そしてそういう選手が6番にいるドラゴンズ。
順位こそ3位とはいえど、現状では最も強い!
そんな風に感じながら、この日のゲームを見届けました。

中16日での復帰登板となった昌さんも、
空いた間隔を感じさせず、らしい投球を見せてくれましたし、
2番手の高橋が3人でピシャリと抑えたのが、スパイスとなった。
さらに1点差に詰め寄られた岩瀬は、
決め球こそ決まらず苦しかったものの、最後の砦だけは守った。
この1勝はおそらくCS第1ステージで当たりそうな巨人に、
大きなダメージを与えたゲームになったんじゃないかなと。

まあこの7連勝の状態が、
2週間後も続いているかといえば、そうではないと思いますし、
今後さらに調整していかないといけないでしょう。
ただ3位を確保し、日本シリーズへの挑戦権を掴んでしまえば、
この先は勝ち上がってしまった方が勝ち。
昨季、短期決戦の弱さを克服したドラゴンズなら、
きっと大きな『波乱』を巻き起こしてくれると思います。
レギュラーシーズンは、残り3試合。
おそらくスタメンも飛車角抜きになってきそう。
ただもうこの先に向け、調整してもらえば結構。
そしてファンとしては前代未聞の『3位からの日本一』。
その道程を見届けていくのを、楽しみにしています。

とりあえずは、3位確保おめでとうございます!
ただここで終わるのではなく、スタートラインに立ったのみ。
残り試合も良きものとして、良い形で2週間後の
クライマックスシリーズへ突入できるよう頑張ってほしいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(4日)

◎中村紀洋
<9回、バックスクリーン右へ決勝の24号3ランを放つ>
「(ナイスバッティングでした)ありがとうございます。
(クルーンから放った見事なホームラン。感触は)
えー、そうですね、あのう、外野フライでいいという気持ちで
打席に入ったんで、あとは、監督から、あのう、
その前にアドバイスをいただいて、
まあ、気楽に打席に入れたのがよかったと思います。
(暴投のあとの落合監督のアドバイス。
具体的にはどんなアドバイスがあったのか)
いや、まあ、自分のスイングを心がけて、あのう、
高目のボールを意識して、あのう、
自分のバッティングをしろというふうに言われたんで、
本当に、気楽に打席に立てたので、
まあ、結果が、結果も出ましたし、良かったです。
(あの大歓声に包まれながら、
気持ち良さそうにダイヤモンドを一周)
そうですね。あのう、本当にね、勝つしかないと思ってやってますんで、
あと残り試合すべて勝つつもりで、あのう、その意味でもね、
今日のホームランというのは、貴重なホームランだと思います。はい。
(これで7連勝、CS進出の3位以内が今日で決まった)
そうですね、あのう、ホッとしてます。
あとはね、あのう、クライマックスに向けてね、
やっぱり、自分の調子もね、上げていきたいと思いますし、
まあ、この流れでいきたいなと思っています」

<打球も価値も実に大きな本塁打だった>
「何とか外野フライでと思ってた。うまいこと打てました。
強いスイングで、泳がずに、うまく真芯でとらえられた」

<打席に入る前、落合監督に耳打ちされた>
「(監督からは)『おまえの持ち味を出せ。
自分の打ち方をすればいい。高めを狙え』と言われました。
(打席に入る前に)アドバイスをもらったのは
今年初めてだと思います。あのおかげで楽に打席に立てた」

<監督のアドバイスで、ふと力みが抜けた。
余計なことを思考から取り除いたら、素晴らしい結果が待っていた>
「腰の問題もあるし、負担がかからないように考えてたけど、
あの打席で忘れることができた。
低めを打ってもゴロになるだけ。高めを意識していった。
持ち味のスイングができました。
自然にバットが出た。理想の打撃。
力が抜けてバットのヘッドも走ったし。
ゴルフのドライバーみたい? そうですね」

<試合終了前に広島が敗れたため、CS出場は決まっていたが、
自分たちの力で出場権を得た。チームの勝利優先を強調>
「CSが決まってホッとした。このホームランはいい兆しになる。
この流れで入れたらいいね。
何とかチームのために。それしか考えられない」

<痛み止めの注射、コルセットの着用と、
昨年同様の腰痛対策をしているが、グラウンドに立てば弱音は吐けない。
レギュラーシーズン残り3試合も、全力で戦う>
「体がボロボロでも、勝てば、すべてが報われる。
みんなそのつもりでやってる。負けることは許されん.
(CSは)決まったけど、残り試合も全部勝つつもりでやりますよ」

<今季クルーンが初めて浴びた本塁打となり>
「ウソ! あした(5日)クルーンに怒られるかもしれないね。
いつもあいつに話し掛けられるから」
中スポサンスポ12スポーツ報知時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


○山本昌
<グライシンガーとの堂々の投げ合いで、7イニングを5安打1失点。
勝ち投手こそ後輩に譲ったが、快投とともにマウンドに帰ってきた>
「(登板間隔があき)やっぱり少し変な感じがしたね。
試合にできたのは、谷繁のリードのおかげ。勝ててよかったですよ」

<1回に2死一、三塁のピンチを招いたが、
イ・スンヨプをカウント2-3と追い込み、
最後は外角低目142キロの速球で見逃し三振。自画自賛の1球に>
「思い通りのコース。ぼくのキャリアの中でもトップクラスのボール」

<前回登板の9月17日の阪神戦後、背中の張りを訴えた。
フル稼働の『代償』は少なからずあったのだが、
無理をせずにしっかり回復させてから、中16日で先発。
103球を投げたことでブランクによるスタミナの不安もぬぐい去る>
「久しぶりだから感覚があわなくて。調子自体は良くなかった。
苦しかったけど、それでもぼちぼちは投げられた」

<昨季は出場すらできずに涙をのんだポストシーズンへ、
今季はローテの軸として胸を張って臨む。
最大の目標は日本シリーズ初勝利>
「今日でクライマックス出場が決まったからね。
日本シリーズに出るには、ここを通らなきゃいけない。
巨人と阪神を勝ち抜けば、いける。
クライマックスは阪神、巨人どっちが先になるか
わからないけど、とにかく頑張ります」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信スポニチ名古屋ニッカン

『なんとかゲームに できてホッとしています。
ひさしぶりで感触はなかったのですが。
クライマックスシリーズ出場がかかった大事な試合だったので、
チームが勝ってくれて何より。
ここまできたら個人の勝ちとか言ってる場合じゃないですからね。
それに東京ドームは、日本シリーズ出場のためには
もう1度通らなきゃいけない球場。
先になるか後になるかは分かりませんけどね。
少なくとも今季の東京ドームではいい結果も残ったので、
チャンスがあれば頑張ります。
今季のレギュラーシーズンとしては、登板があと1回あるかないか。
でもその後も続きますから、しっかり準備します』
(『山本昌公式ホームページ』より抜粋引用)

○森野将彦
<2回先頭、右翼席中段へ先制の19号ソロを放つ>
「完ぺき。(左手で)ボールを押し込めました」

<4番では7試合目にして初めての一発だが、
ここ数試合はバットが湿りがちだっただけに謙虚>
「まだまだ。4番とはいってもチームに迷惑をかけてきたからね」

<自己ベストも更新。これまでの最多本塁打は昨季の18本。
今季は2カ月以上戦列を離脱したが、
それでも出場93試合目にして『公約』を果たしクールに笑う>
「まあまあだね。『19』という数字はそんなに意識していなかったけど」

<4番に座ってから、チームは負けなしの7連勝でCSを決めた>
「まだ喜ぶのは早い。これからです」
中スポニッカン

○高橋聡文
<8回に2番手で登板。3人を6球で片付け、白星を手に。
チーム最多の52試合目。パワーピッチが中盤を支えている>
「きょうはよく球が走っていました。
これからもしっかりとつないでいきたいです」

<今季6打数1安打、打率.167に封じている小笠原について>
「少しでも甘いと打たれます。でも、怖がらずにいこう。
そう思って攻めているのがいい結果になっているのかもしれません」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<3点リードした直後の9回に登板、
北京五輪以来の対戦となるイ・スンヨプへの四球などで、
2死満塁のピンチから坂本に2点適時打を浴びたが、
続く代打・亀井を遊ゴロに退け、辛くも逃げ切り36セーブ目。
いつもはクールな守護神だが、さすがに冷や汗たらり>
「こんな状態じゃコメントのしようがないです。
シゲさん(谷繁)に『ボールそのものはいい』と言われたのですが」
(東京中日、スポニチ名古屋


◇清水昭信
<東京ドームに着いたバスから降りてきたが、少し緊張していた>
「プロになってから東京ドーム初めてなんですよ。
大学(06年の大学選手権)のときに1イニング投げているんですよ。
練習中もくるくる景色を見てました。
景色はあのときと変わってなかったですね」
(中スポ<ドラ番記者>

◇トマス・デラロサ
<ドミニカ共和国のウインターリーグに参加するため、
6日に川井、佐藤亮太、菊地、前田、新井、藤井の6選手が旅立つが、
ドミニカ出身でこのリーグを熟知している>
「子どものころ外野席からよく試合を見ていたよ。
『あそこにオレも立ちたい』って思ったものさ」

<大リーグでプレーするようになっても、
毎年冬はドミニカで白球を追いかけてきた。
それゆえ来日前から竜戦士たちのプレーぶりを目の当たりに。
一昨年は高橋、昨年は長峰、吉見と同じチームでプレー>
「低めを丁寧に突いているという印象があった。
みんなチームに貢献していたよ」

<日本から見れば、地球の裏側にあるドミニカ。
野球の質も全く異なるという>
「全然違うよ。向こうは力と力の勝負が多い。
それにレベルもすごく高い。
ゲレロ(エンゼルス)、テハダ(アストロズ)…。
大リーグの一流選手もここでプレーしているからね」

<だからこそドミニカに行く選手にエールを送る>
「向こうで得られることはたくさんある。
世界中から選手が集まり、活躍しなければ
試合に出られない厳しいリーグだけど、
競争の中で貴重な経験できるはずだ」

<自身もポストシーズンが終わり次第、
帰国してウインターリーグに身を投じる予定>
「ゆっくり休むのは引退してからでいい。
来季への準備をしっかり整える方が大切だよ」
(中スポ)


○落合監督
<今季初の7連勝でCS出場圏の3位を確保し、
2年連続日本一への挑戦権を手に。
シーズンの苦悩は、このひと言に凝縮。
2度も繰り返したところに、苦心がうかがえる>
「やっと、やっとだな。
7連勝? そんなに勝ってたのか? 知らなかった。
でも強いっていう勝ち方じゃない。
だいぶいい形にはなってきたけどな。
満足はしない。日本一になっても? しないだろうな。
何があっても満足しないよ。
シーズン144勝したら、初めて満足できるかな。
オレたちはそこを目指してるんだから」

<7月には優勝が絶望的となった失意のシーズン。
2位から日本一となった昨季の再現へと
目標を切り替えてもおかしくなかったが、
指揮官はCS不要論者として持論を曲げなかった>
「オレの頭にはリーグ制覇して、
日本一になる完全優勝ということしかない。
優勝できる力のあるチームにとって
クライマックスシリーズはいらないんだ」

<ただ、持論は曲げずともルールには従う。
今年6月1日から、タクシーの後部座席に乗り込むと
真っ先にシートベルトを締める>
「決まったことなんだから締めるのは当たり前だ。
それに締めてないとドライバーが罰則を受けるんだぞ。
運転手さんが迷惑だろう。
オレたちは決められた通りにやるしかない」

<次のステージへの扉のカギは手に入れた。
ここから先の3試合は有意義な消化試合となる。
最後まで死闘が続きそうな阪神、巨人を横目にCSだけに集中できる>
「みんな、万全で野球をやっているわけじゃない。
これでちょっとへたっているやつは休ませられるな。
優勝が懸かっていれば別だが、そうじゃないからな。
有効に? 使わないといけないだろうな」
(中スポ、サンスポスポーツ報知時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

2008年10月 4日 (土)

吉見完投初の10勝、活発竜6連勝でCSに王手!

イ・ビョンギュの2打席連発弾に守護神・岩瀬の偉業達成。
延長戦を制し逆転で5連勝、CS進出マジックを『2』としたドラゴンズ
迎えたハマスタでの今季最終戦は、投打に圧倒
打っては2回、中村紀洋の投手強襲適時打で先制すると、
5回には森野の適時打とウッズの3ランで一挙4点のビッグイニング。
今季7度目となる先発野手全員の13安打7得点を挙げると、
投げては先発・吉見が11安打を許しながら、
持ち前の粘りで、相手打線を2失点に抑えての完投
プロ初の2ケタ10勝目をマークするとともに、チームも6連勝
ついにCS進出マジックを『1』とし、3位に王手をかけました!

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 最終戦
(3日・横浜スタジアム | 中日17勝7敗)
8130人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜
[勝] 吉見(34試合10勝3敗)
[D本] ウッズ35号3ラン 谷繁2号
[Dバッテリー]
吉見 - 谷繁

【ゲームレビュー】
6連勝でCS進出マジック1
横浜最終戦を白星で飾り、
クライマックスシリーズ進出マジックを1とした
すきのない攻撃で得点を重ねた。
2回、二塁打と内野ゴロで1死三塁から中村紀洋が先制打。
3回も二塁打と荒木の二ゴロで1死三塁から和田が適時打を放った。
5回は森野の適時打とウッズの3ランで試合を決めた。
吉見は相手の拙攻にも助けられ、
今季3度目の完投で10勝目をマークした。
横浜は53年ぶりで球団ワーストに並ぶ14連敗
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
6連勝、そしてCS進出を目指すドラゴンズ
この日は、6番・三塁で中村紀洋がスタメン復帰。
さらに前日の走塁で足を痛めた井端も元気に出場。

ドラゴンズ先発は、中5日で吉見
立ち上がり、2死から内川に外へのスライダーを叩かれ、
レフトフェンス直撃のヒットを許したが、
二塁を狙った内川和田がダイレクト返球で刺し、事なきを得る。

一方、横浜先発は、予想の小林ではなく真田
初回は三者凡退に封じられたが、
2回、先頭・4番森野が外角高目のシュートをうまく叩き、
三塁線を抜いていくツーベースで出塁すると、
続くウッズの二塁ゴロで、三塁へ。
ここで迎えた中村紀洋がカウント0-1からの2球目、
内角高目のシュートを強烈なピッチャー返し。
真田のグラブを弾くと、ボールは三遊間を転々。
その間に森野が生還。気迫の内野安打で先制点を挙げる(1-0)。

1点を先行してもらった吉見
しかし直後の2回ウラ、先頭・村田を四球で出すと、
続く吉村に一、二塁間を破られ、一、二塁。
迎えるは、前回の対戦で3ランを喰らった金城
ところが横浜ベンチは、バントを指示すると、
初球、外角高目のシュートを金城がなんと空振り
谷繁から二塁へボールが送られると、
飛び出してしまった二走の村田は、
三遊間に挟まれタッチアウト(記録は走塁死)。
相手の走塁ミスに助けられた吉見
金城にセンター前に返され、1死一、二塁とされたものの、
続く相川を外へのフォークで、6-4-3のゲッツー!
大きなピンチを凌ぎ、リズムに乗ることとなった。

「ピンチのあとにチャンスあり」の言葉通り、
続く3回、先頭のイ・ビョンギュが外角低目のシュートを叩き、
センターフェンス直撃のツーベースで出ると、
荒木がバットを折りながらも二ゴロで走者を進め、三塁へ。
すると続く和田が初球、内へのシュートを弾き返し、
ライナーでレフト前に落とすタイムリー!(2-0)
ソツのない攻めを見せ、着実に得点を重ねる。

4回、2死から井端が初球、中に入ったカーブを叩き、
三塁を痛烈に抜いていくツーベースで出ると、
谷繁が勝負を避けられ四球で、一、二塁。
2回に続き吉見勝負となったが、
その吉見が初球、真ん中低目のスライダーを叩くと、
打球は伸びて、前進守備の左中間を抜けようかという方向へ。
しかしセンター・金城が必死に追いかけ、ダイビングキャッチ。
好守に阻まれ、ここでの追加点はならず。

4回ウラ、その好守で流れが変わったか?
1死から内川にセンターオーバーのツーベースを許すと、
続く村田にカウント1-3からの5球目、
逆球で中に入ったフォークを叩かれ、
レフトフェンス直撃のタイムリー。(2-1)
主軸に捕まってしまい、1点差に迫られると、
なおも吉村にフルカウントから中に入るストレートを
レフト線に落とされるツーベースで、1死二、三塁。
同点、逆転のピンチを迎えてしまった吉見
ここで迎えるは、流れを掴むきっかけとなった金城
ところが、またしても飛び出したのが、走塁ミス
初球、外角低目のフォークがワンバウンド。
谷繁が弾いてしまい、ワイルドピッチで1点……。
…と思いきや、弾いたボールが上に上がり、
それを谷繁がキャッチすると、素早く三塁へ送球、
飛び出していた三走の村田を三本間で挟んでタッチアウト
アンラッキーといえど、またしても村田
その一方でまたしても助けられた吉見
フルカウントから金城を内へ沈むスライダーで空振り三振。
失点を最小限に防ぐとともに、流れを再び引き戻した。

ピンチを凌いで、またまたチャンス
5回、先頭のイ・ビョンギュが内角高目のボール球を
引っ張り、ライト右へのツーベースで出ると、
荒木のセンターへ抜けていくヒットで一、三塁。
続く和田の当たりは、痛烈ながらも三塁正面。
村田がバックホームし、ビョンが三本間に挟まれたものの、
その間に荒木が一塁から一気に三塁を陥れる好走塁
またしてもソツなく、チャンスを広げると、
ここで横浜ベンチは、真田を諦め左の高宮を投入。
しかし、流れはすでにドラゴンズの元
迎えた森野がカウント0-1からの2球目、
外角高目のスライダーを叩くと、
一、二塁間をしぶとく抜けていくタイムリー!(3-1)
4番としての仕事を果たすと、続く5番がさらなる大仕事
代わった横浜3番手・牛田から
ウッズがフルカウントからの6球目、
内角高目に浮いたフォークを強く振り抜くと、
高々上がった打球は、レフトスタンド最上段へ!
ウッズならではという一発は、豪快な3ランホームランに(6-1)。
上位打線がつながって、一挙4点のビッグイニング。
これで横浜サイドは意気消沈。ゲームは一方的な展開となった。

5点のリードをもらった吉見
大量援護にだいぶ落ち着いたか、
直後の5回ウラも先頭の相川を内へのシュートで三塁ゴロ。
さらに石川、代打・武山と外へのストレートで連続三振。
この日2度目の三者凡退に打ち取ると、
6回にはリードで支える谷繁が、
今季最後のハマスタのレフトスタンドへ運ぶ2号ソロ(7-1)。
このダメ押し弾で安心したか、より投球は安定。
6回、7回と3人ずつで凌ぐと、
8回も2死から佐伯にツーベースを許したものの、
下園の投ゴロをしっかり掴んで3アウト。
8回を投げ終え113球の背番号19に、ベンチはもちろん続投を指示

そして9回ウラ、プロ入り初の2ケタ勝利
完投で成し遂げるべく、マウンドへ上がった吉見
先頭の藤田をショート深いゴロで仕留め、1死を奪うも、
続く吉川の代打・鈴木尚に初球、外角高目に浮いたストレートを叩かれ、
左中間スタンドへ飛び込むホームラン(7-2)。
ベテランの意地の一発で、失点を喫してしまう。
それでも続く村田を外へのストレートで二塁後方のフライに取り、2アウト。
あと1人と思いきや、ここから横浜打線に粘られ、
吉村右前打、金城中前打と連打を浴びて、一、二塁に。
最後の詰めに手こずり、プチピンチを迎えてしまうが、
やはり大きいのは、5点というリード。
マウンドに歩み寄った森コーチにゲキを入れられ、
迎えた相川に初球、中に入ったシュートを叩かれると、
打球は右方向へのライナー。
しかし二塁正面、荒木のグラブに収まりゲームセット!
勝利の瞬間、帽子を外し、頭を数回かいた吉見
再び被り直して汗をぬぐうと、谷繁に一礼。
そして勝利のハイタッチの輪に加わって、笑顔

ソツのない攻撃で加点したうえ、ウッズ、谷繁の一発攻勢。
今季7度目の先発野手全員安打で、7点を挙げると、
9回を投げ抜いた吉見が、プロ入り3年目で初の2ケタ勝利
今季最後のハマスタで3タテを成し遂げ、
今季70勝目を飾ったドラゴンズは、これで6連勝!
試合のなかった4位・広島とのゲーム差を2.5にするとともに、
クライマックスシリーズ進出マジックは、1つ減って『1』。
ここに来て、本来の「チーム力」を見せまくるドラゴンズ
ついに3位確保に、王手をかけることとなった。


今季苦手としていたビジターで連勝
さらにその勝ち方がよかったこともあり、
一気に3タテをと願っていましたが、
前夜以上にチームがまとまっての勝利
打っては、和田、森野、中村紀洋にタイムリーが出て、
ウッズがゲームを決める超特大の3ラン。
さらに投げては、先発・吉見が11安打を許したものの、
相手の拙攻と持ち前の粘りで、2失点の抑えての完投勝利
プロ初となる2ケタ勝利をマークとまさに万々歳。
なかなか減らないだろうなと思っていた
クライマックスシリーズ進出マジックもついに『1』に。
3位に関してはこれでほぼ間違いない
あとはうまくフィニッシュを迎えるのみとなりました。

この日の打線は繋がっての13安打7得点
しかし前夜までの一発のみという展開ではなく、
走者が塁をしっかり埋め、そして進めて得点を奪っていく。
ある意味『ドラゴンズらしい』と言われる
ソツのない攻撃ができたように思いました。
それを象徴していたのが、多くの『進塁打』。
2回、ツーベースで出た森野
ウッズが二塁ゴロで、三塁へ進めたのを皮切りに、
先制後にも、パスボールで二塁へ進んだ中村紀洋井端が。
さらに3回、8回にもツーベースのイ・ビョンギュ荒木がと、
記録には内野ゴロとしか残らないものの、
自らが犠牲になり、前の走者を次の塁へ進めていく。
とにかくこの日は「ランナー三塁」という状況が多く、
それが横浜投手陣を苦しめ、大量得点に繋がったじゃないかなと。
中には得点に結びつかない場面もありましたが、
久々に良い攻めをしているなと、観ていて何度も感じました。

安打を重ねて、得点を重ねることも大切ですが、
こういう意味ある凡打ができて、やってきたのがドラゴンズ
ここに来てようやくベストメンバーが揃ったこともあり、
自分たちの野球を取り戻すことができたかのような今回の攻撃
こういう攻めができるチームはやはり強いですし、
これからのポストシーズン、より上の位置にいけそうな予感も。
この調子をうまくキープして、まだ対戦が残っている
巨人、東京ヤクルト、阪神に対し攻め込んでほしい。
そうすれば今季たまった鬱憤も晴れるんじゃないか。
そんな期待を程なく抱かせてくれたこの日だったと思います。


2ケタ勝利おめでとう!一方、投手陣は先発・吉見
9回を投げきり、完投で10勝目
プロ初の2ケタ勝利、
ほんとうによかったですね。

序盤はけっこうピンチを迎え、
苦しみはしたものの、
持ち前の粘りで
最小限の失点で切り抜けると、
ビッグイニングで
援護をもらった以降は、程なく安定
前夜が総力戦ということもあり、
できれば1人で投げ抜いてくれればと思っていましたが、
それが現実となって、とてもうれしかったです。

思えばプロ3年目の今季、開幕からローテに入り、
2試合連続完封勝利を挙げるなど、
安定した内容で一気に白星を積み重ねてきた吉見
交流戦ごろには、中継ぎ陣の崩壊により
セットアッパーにも抜てきされたものの、
フル回転がたたってしまい、夏場は戦列を離脱
しかし大事な終盤に復活を果たして、この日迎えた初の2ケタ
本人にとっても、さまざまな経験をして、
より収穫があった1年だったと思いますし、
チームにおいても「吉見の10勝」というのは、大きかったでしょうね。
それを成し遂げたのは、やはりポジティブな思考
辛い時期を乗り越えられたのもそれがあったから。
希望枠で入団してきたぐらいの選手ですから、
それぐらいの力を持っているというのは、当然。
しかしそれをなかなか開花されられないというのが、プロの世界
そんななか、しっかり投げ抜き開花させた背番号19
おめでとうと祝福するとともに、
まだ続いていく今季、そして来季以降も、好投を続け、
チームにより貢献してくれることを願いたいです。


一時は3位も危ないと、かなりネガっていましたが、
吉見のごとくポジティブに考えたことが活き、
ドラゴンズも何とかクライマックスシリーズに進出できそう。
CSマジックが『1』となり、とてもうれしく思います。
ただまだまだ道の途中ですし、速度を緩めることなく、
一気に通過してほしいところでもありますね。
ハマスタを3タテで去り、次に迎えるは東京ドーム
巨人との公式戦最後の2試合は、今季最後のデーゲームとなります。
熾烈な首位争いをする巨人だけに、全力でくるでしょうが、
この日のような戦い方ができれば、それほど怖くはないはず。
さらに第1か第2かはわかりませんが、
クライマックスシリーズで当たるであろう相手なだけに
イヤなイメージをしっかり植え付けたいものですね。
とにかくこちらも3位を自力で確定させたい。
そのためには、巨人を封じてぜひとも7連勝
満を持して、昌さんが先発してくると言われる初戦。
敵地で相手を圧倒、そしてCS進出をあっさりと決めてほしいです!


☆ウィナーズ・ボイス(3日)

◎吉見一起
<11安打を浴びたが要所を締めて、9イニング2失点。
自身初の2ケタ勝利となる10勝目を今季3度目の完投で飾る>
「(ナイスピッチングでした)
ありがとうございます。
(プロ入り3年目、初めての2ケタ10勝目。気分はいかが>
いやもう、素直にうれしいです、はい。
(マウンドに上がる時どんなことを考えていたか)
いや、特に連勝とかは意識せずに、
ほんと、自分のピッチングをすることだけを心掛けてやりました。
(序盤のピンチも併殺で凌いだ。立ち上がりはどうだったか)
そうですね、まあピンチだったんですけども、
何とか、あの、味方が点を取ってくれて、
乗っていくことができました。
(中盤に一挙4点のビックイニング)
はい、もう、ほんと、あのう、
楽にというか、思い切って投げました、はい。
(久しぶりの完投勝利となったが)
そうですね、はい、あのう、うれしいです、はい。
(今シーズン、先発と中継ぎ、故障離脱も経験。
そんな中で積み重ねた2ケタ10勝目。改めていかがですか)
いや、もう、ほんと、あのう、いい経験も、
いい経験をさせてもらっているので、
あのう、はい、あのう、しっかり結果を出していきたいと
思った結果だと思います。
(ドラゴンズのCS進出マジックがついに1になった)
はい、もう、1日でも早く決めれればいいかなと思います、はい。
(ファンのみなさんに一言)
そうですね、次も投げる機会があれば、
頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いします」


「10勝は素直にうれしいです。
自分のピッチングを意識した。
出来すぎです。10も勝てるとは思っていなかった。
調子はあんまり良くなかった。
でも味方が得点を取ってくれた後は
力を抜いて思い切って投げることができた。
前回(9月27日横浜戦)の投球でつかんだ感触があった。
それが途中から出せるようになった。最少失点でしのぐことができた」

<4月6日の東京ヤクルト戦、13日の広島戦で
連続完封して以来、久々の完投勝利>
「クライマックスシリーズ進出を争っている状況で勝てたので、
春先の完投よりも、今回の完投の方がうれしい。
2点は取られましたけど、こういう時期に勝てたことも大きい」

<昨季までは2年間で通算1勝だけ。
ドラフト『希望枠』で入団した経緯からすれば
物足りない数字だったが、3年目の今季で
一気に、これまでの10倍の勝ち星を稼いだことに>
「1年目は正直言ってドラフトの順位(トップ指名)を気にしていたんです。
でも、今ではそれを考えないようにしています」

<ブレークのキッカケとなった
ドミニカ・ウインターリーグへの2年連続参加を希望したが、
それも叶うはずがなく、3年目右腕は今や欠かせない戦力>
「行けるならば今年も行きたかった」

<巨人・坂本、山口、阪神・岩田らと争う新人王にも望みを残したが>
「それは全然考えていません。
先のことは考えずに、次も投げる機会があれば頑張ります」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○タイロン・ウッズ
<5回1死一、二塁、左翼席の最上段へ運ぶ3ランを放つ>
「うまくバットの芯(しん)でとらえることができた。
変化球が来ると思ってたから待って振り切れた。
完ぺきなバッティングができたよ」

<2試合連続の特大弾で、
3連戦の長打率はちょうど10割となったが>
「数字は関係ない」
中スポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

○谷繁元信
<6回無死、会心のダメ押し弾となる
今季2号ソロを左翼スタンドにぶち込む>
「しんでとらえられた。出合い頭だよ」

<守っても、吉見の完投劇を演出。
吉見が横浜の誇る強力クリーンアップに
連打を許し始めると、すかさずカツを入れて>
「(吉見は)まだ苦手な相手の時は不安そうになる。
苦手な打者になるとそういう(不安な)感じが出ていたから」

<苦闘のシーズンを強いられた今季。
それでも絶対に弱音を吐かず、最後の力を振り絞って、
CSへ、日本シリーズへ、チームを引っ張っていく>
「残り1試合1試合、しっかりやっていくということ」
中スポスポニチ名古屋

○荒木雅博
<3回に放った二ゴロは明確な『進塁打』。本人も肯定して>
「そうですね。打ったのは内角球ですが、
外角よりも右方向に打ちやすいんです。
詰まればそっちにいきますから。
(自分の)状態が良ければライト前に打とうとするんですが…」

<5回には進塁で貢献。無死一、三塁からの和田の三ゴロ。
三塁走者・イ・ビョンギュがが三本間の挟殺で
時間を稼ぐ間に一気に三塁まで進み、森野の右前打で生還>
「一、二塁と一、三塁は守る側の気持ちになっても違います。
あそこは最初からノンストップで行くつもりでした」
(中スポ)

○中村紀洋
<2回1死三塁、投手強襲の先制内野安打。
本人が話した通り、会心の打球ではなかったが>
「得点圏にランナーがいたし、気持ちで打ちました」
(中スポ、共同通信社

○和田一浩
<3回1死三塁、左前へライナーで弾き返す適時打。
9月14日の横浜戦以来14試合ぶりのタイムリーを放つと、
初回には左前の当たりで二塁を狙った内川を
堅実な肩で捕殺するなど、守備でも貢献>
「いい場面で打てたのは久しぶりだから、
自分もうれしいし、チームにとっても良かったです」
(中スポ、共同通信社ニッカン名タイ

○森野将彦
<5回1死一、三塁、右前に適時打を放つ>
「(打球が)飛んだところがよかったです」

<試合前のフリー打撃では落合監督からの密着アドバイス。
4番に座ってからの5試合で、17打数2安打、打率.118と苦しむ>
「自分でも分かっていたし、監督の言われることも分かります。
それが分かっていて、できないのが野球の難しいところです」

<この日は2安打。打点も挙げたが、表情は浮かない>
「ここまできたら、何とかしないといけないという気持ち、それだけです。
ボクが打たないと、4番を打たせてもらっているので」
中スポ名タイ

○イ・ビョンギュ
<前日の2発5打点に続いて、この日は二塁打ショー。
3回先頭の中越え二塁打に始まり、5回、8回と
3本の安打はすべて二塁打。2日連続の猛打賞を獲得>
「状態? 今シーズンでは100%だよ」

<これで10月に入って3試合15打数8安打。
3本塁打、3二塁打で計8安打との快進撃が止まらない。
好調のわけは日本語で答えたが、自身の笑みを浮かべ>
「絶好調? ワカラナイ」
(東京中日、スポニチ名古屋

○井端弘和
<前日に右太ももを痛めたが、
この日も『7番・遊撃手』でスタメン出場。
4回2死から左翼線に二塁打を放つなど、最後まで出場して勝利に貢献。
痛みをこらえて出場を続けるつもり>
「1日1本だね。クライマックスシリーズ(出場)が決まるまで頑張らないと」
(中スポ)

◇中田賢一
<前日、3イニング1/3を投げて7安打3失点KO。
不調から脱出するために内野でノックを受ける。
遊撃や三塁の守備位置に入って、
森コーチの打つボールを捕球、一塁や二塁への送球を繰り返して>。
「1つずつ課題を修正していきたい」
ニッカン

◇山本昌
<きょう4日の巨人戦に先発予定。
この日は横浜スタジアムのブルペンで最終調整を行う。
背筋痛を抱えていたため、中16日でのマウンドとなるが>
「状態? 大丈夫ですよ」
スポーツ報知

◇チェン・ウェイン
<あす5日の巨人第2戦に先発予定。力をこめて>
「とにかく小笠原さんとラミレスに気をつけて投げたい」
スポーツ報知


○落合監督
<今季2度目の6連勝でCS出場に王手をかける。
最低ノルマ達成はほぼ間違いない状況だが先を見据えて>
「これで目鼻が立った? そういう次元の問題じゃない」
きょうは(完投の吉見が)投げ切って、
ピッチャーを休ませてくれたということだけだろ。本人も2ケタだしな」
中スポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(3日)

◆中日2軍紅白戦
(3日・ナゴヤ球場)
  000 200 0 =2
  000 100 0 =1
(7イニング制)
[本] (紅)柳田(2ラン)
[投](紅)○赤坂、金剛、樋口 (白)●山内、菊地
(中スポ)

○赤坂和幸
<ナゴヤ球場で行われた2軍紅白戦に先発し、
4イニングを投げ、2安打1失点と好投。
この日からプロ入り後初となるノーワインドアップで投球。
3回に四死球をそれぞれ1つずつ出したが、まずまずの投球を見せる>
「試合でノーワインドアップで投げるのは
高校以来でしたけど、きょうはよかったと思います」

<ルーキーイヤーの今季は1軍で1試合に登板。
ウエスタンでは5勝(7敗)をマークし、
88イニングを投げ規定投球回をクリア。来季へのきっかけを掴んだ。
今後は7日からフェニックス・リーグでの戦いに挑む>
「フェニックスではフォームを固めたい。何かつかんできたいと思います」
中スポ

●山内壮馬
<同じく紅白戦で白組の先発。
5イニングを6安打4奪三振2失点とまずまずだったが、
4回、柳田に打たれた2ランを悔やむ>
「全体的にいい球を投げられたと思うけど、
失点してしまったので…。本塁打は制球ミスでした」

<プロ初先発した9月14日の横浜戦では
試合中に森コーチに名古屋への『強制送還』を命じられる。
悔しかったが、気持ちはすぐに切り替えて>
「課題がはっきり見つかった。
落ち込んではいないし、これから頑張るだけ。
(その課題とは)投げる球の意味を考えること。
同じコースに投げるのでも、ボールでもいいとか、
攻める球だとか意味を考えて投げることを今まではしていなかった。
ただサイン通りに投げていた。
本当に悔しかった。もっと自分で考えて投げられないといけない」

<今後は7日から始まるフェニックスリーグで登板し、
秋季練習に備える。2年目に勝負を懸けるために再スタート>
「直球を磨くことですね。いい球を投げられても持続性がない。
今は22回連続で無四球だけど、もっと四球を減らせるようにしたい」
名タイ


前日に続き、行われたファームの紅白戦
紅組・赤坂白組・山内の両ドラ1ルーキーの先発対決は、
山内が4回に柳田に2ランを浴び、紅組の勝利となりました。

今朝の中スポには、高卒ルーキーながら、
充実の1年となった赤坂の話題が。
この日はプロ入り後初というノーワインドアップからの投球
それまでもセットから投げていたようですが、
より制球を安定させるために、振りかぶらないこちらを選択。
今後は試合にも取り入れていくようです。
7日からのフェニックスリーグでフォーム固めをするという赤坂
2年目も「投手で」頑張るためにも、飛躍の秋としてほしいです。

2008年10月 3日 (金)

ビョン爆発5ラン岩瀬10年50試合、逆転竜5連勝!

エースの好投と効果的な本塁打攻勢で
横浜に勝利し、CSマジック『3』にしたドラゴンズ
迎えたハマスタでの第2戦は、立ち上がりから劣勢の展開
先発・中田が3点を奪われKOされると、打線三浦の前に苦戦。
しかし終盤8回、イ・ビョンギュが起死回生の同点2ランを放つと、
延長10回には寺原から2打席連続となる逆転の3ラン!
そのリードをプロ野球史上初の10年連続50試合登板
達成した岩瀬が1点こそ奪われはしたものの守り、逆転勝ちで5連勝
CS進出マジックも『2』に減らし、ついに3位が見えてきました。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 23回戦
(2日・横浜スタジアム | 中日16勝7敗)
7765人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R
中 日
横 浜
[勝] 浅尾(42試合3勝1敗1S)
[S] 岩瀬(50試合3勝3敗35S)
[D本] ウッズ34号 
    イ・ビョンギュ15号2ラン、16号3ラン
[Dバッテリー]
中田、小林、齊藤、清水昭信、高橋、長峰、浅尾、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
延長戦を制し、連勝を5に伸ばした
10回、井端中村紀洋の安打でつくった1死一、三塁から
イ・ビョンギュが右へ勝ち越し3ランを放った。
は8回にも同点2ラン。5打点の活躍だった。
投手は総力戦7番手・浅尾が3勝目を挙げ、最後は岩瀬が締めた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
この日の横浜の先発が三浦ということで、
6番・右翼に対三浦9打数5安打井上を起用。
中村紀洋がスタメンを外れ、井端は7番のまま。

1回、先頭・イ・ビョンギュがセンターへ弾き返すヒットで出たが、
続く荒木の2球目、エンドランがかかるも空振り。
スタートを切っていたビョンが全力疾走しないまま二塁タッチアウト。
荒木もフォークに空振り三振に倒れ、チャンスに至らず。

ドラゴンズの先発は、予想された山本昌ではなく中田
中8日で久々の先発となったものの、いきなり乱調
先頭の下園にストレートの四球を与えると、藤田が初球送って二塁へ。
さらに内川に初球、ストライクを取りにいった
真ん中低目のストレートを積極的に運ばれ、
センター前へのタイムリー。(0-1)
不用意に先制を許してしまうと、
続く村田にはフルカウントからの6球目、
外へのストレートを当てられると、右方向へ伸びた打球は
そのままライトポール際へと飛び込む2ランホームランに。(0-3)
リズムが掴めぬまま、わずか10球で3点を奪われた中田
その後も吉村を空振り三振に取ったものの、
金城、相川に連打を浴び、2死一、二塁。
さらに石川にフルカウントから内へのフォークを弾き返され、レフト前へ。
三塁を回った金城を、9月のJA全農Go・Go賞(強肩賞)受賞和田
好返球で刺し、追加点こそ防ぎはしたが、
1イニングで5安打を集中され3失点。波乱の初回となった。

3点を追うことになったドラゴンズ
2回、1死からウッズが外へのボールをミートし、
二塁への内野安打で出ると、続く井上は粘ってフルカウント。
しかし9球目、内へのスライダーにバットが空を切ると、
スタートを切っていたウッズが二塁で刺され、三振ゲッツー
初回に続き、ちぐはぐな攻撃三浦を乗せてしまう。

4回、1死から元祖・三浦キラー荒木
真ん中低目のストレートをうまく払って、
左中間を抜くツーベースで出ると、和田の二ゴロで三塁へ。
4番の森野に期待がかかるが、
初球カーブにタイミングを外されてしまい、二塁ゴロ。
初回に続き、自分の打撃をさせてもらえず。

2回の2死一、二塁のピンチを切り抜け、3回は三者凡退の中田
しかし4回ウラ、先頭・石川に5球ファウルで粘られた末、
12球目、真ん中高目のストレートを弾き返され
左中間を大きく破るツーベース。
またしても得点圏に走者を背負うと、続く三浦は浅い中飛で1アウト。
ところが落合監督がマウンドへ。
これ以上の失点は許されない場面だけに、中田はここで交代。
3イニング1/3、71球を投げ、7安打2奪三振2四球で3失点。
背番号20は首脳陣の期待にまたも背き、結果を残せなかった

代わって2番手は、復帰後初登板のなる小林
横浜ベンチも動き、下園に代えて大西を起用してくる。
左キラーとの対戦となった小林だったが、
カウント1-0からの2球目、内へのストレートを叩かれると、
詰まりながらも、一塁後方へフラフラと上がるフライ。
落ちればテキサスヒットという感じだったが、
ここで荒木がスーパープレイ!
打球に向かって背走すると、最後は飛び込んで見事キャッチ!
気迫のダイビングキャッチに三塁走者は還れず、そのまま2アウト。
救われた小林は、続く藤田を真ん中低目のスライダーで空振り三振。
無死三塁を見事に切り抜け、流れをこちらに引き寄せた。

5回、ここまで散発3安打の打線が反撃の狼煙
先頭のウッズがカウント1-2からの4球目、
内角低めのストレートを軽い感じでミートすると、
芯に当たった打球は、そのまま伸びてセンターバックスクリーンに!
荒木効果が波及したか、追撃の一発で2点差に。(1-3)
しかし後続が続かず、反撃は1点のみに終わる。

続く6回は、一転してちぐはぐ
この回先頭、齊藤の代打・平田がレフト前に弾き返すヒットで出るも、
イ・ビョンギュが外へのフォークを引っかけて、投ゴロ。
ランナーが入れ替わると、続く荒木も三ゴロに倒れまたして二塁封殺。
さらに和田が外へのストレートに空振り三振。
三浦に手こずる間にゲームは進んでいき、終盤8回に。

7回を投げ終え、94球。
ドラゴンズ戦は今季2完投の三浦
8回も井端見逃し三振、谷繁打ち上げ遊飛で早くも2アウト。
またしても同じようになってしまいそうなペースだったが、
1つのプレーがまたしても流れを変えることに。
2死から登場の清水昭信の代打・中村紀洋
カウント2-1からの5球目、外角高目のストレートを弾き返すと、
強い打球のセカンドライナーに。
しかしこれを二塁・石川が弾いてしまいヒットとなると、
続くイ・ビョンギュがカウント1-1からの2球目、
ど真ん中に甘く入ってきたストレートを振り抜くと、
ライナーでセンターバックスクリーン左に飛び込む2ラン!(3-3)
チェンジと思われた当たりが一転ヒットとなり、
続く打者にこの日唯一とも言える失投
それを逃さず見事な叩いた起死回生の一発で、
ついに同点に追いついたドラゴンズ
三浦から代わった2番手・石井裕也には封じ込められたものの、
流れは十分こちらへと向かっていた。

9回、続投の石井裕也から先頭・森野が四球を選ぶが、
続くウッズは外角低目のシンカーに合わず、見送り三振。
さらに高橋の代打・デラロサは、
2ストライクからボールをしっかり見ていたものの、
7球目、外へのシンカーに手を出してしまうと、ショート正面のゴロ。
6-4-3と渡ってしまい、おあつらえ向けのゲッツー
またしても石井裕也に、恩返しを喫してしまった。

5回以降、齊藤-清水昭信-高橋と繋いできたリリーフ陣。
9回ウラは同点ということで、6番手は左腕の長峰がマウンドへ。
先頭の代打・武山、続く大西と簡単に2死を奪い、
藤田の遊ゴロでチェンジかと思いきや、
井端からの送球が逸れてしまい、ウッズの足が離れセーフ。
思わぬエラーからサヨナラのランナーを許してしまう。
そして迎えるは、首位打者の内川
それに呼応し落合監督がマウンドへ、7番手として浅尾を投入する。
長打が出れば、サヨナラのピンチ
浅尾は初球パームでストライクを取ると、
続く2球目は真ん中高目に150キロストレート
しかし内川が打ち損じたか、打球はショート正面へのゴロ。
二塁へ送られ3アウト。ゲームは同点のまま延長へと突入した。

延長10回、横浜3番手は、クローザーの寺原
しかし12連敗中のチームだけに、間隔が空き中8日
それが影響しているのか、ストレートのキレが今一つ。
そこを突いて、攻め込んでいくドラゴンズ
この回先頭の井端が、外へのストレートを弾き返し、
二塁強襲の内野安打で出塁すると、
続く谷繁はスリーバント失敗に倒れたものの、
中村紀洋が内へのストレートを詰まりながらも
センター前に落とすヒットで、1死一、三塁。
井端判断良い走塁も功を奏し、
この日初めて連打でチャンスメークをする。

ここで迎えるは、前の打席同点2ランを放ったイ・ビョンギュ
犠牲フライでも1点が入るという1死一、三塁。
その反面、ゲッツーも考えられるシチュエーション。
しかしこの場面、集中していたというビョン
空振りとファウルで2ストライクに追い込まれたものの、
くさい球をきっちり見逃し、フルカウント。
そして迎えた6球目、スライダーが内角低目やや中よりに。
これを逃さず、完ぺきにすくい上げると、
高々と舞い上がった打球は、ライトスタンド上段へ!
まさに打った瞬間と言う2打席連続弾は、
勝負を決める3ランホームランに。(6-3)
相手のエースに続き、クローザーをも打ち砕き、この日なんと5打点
思いも寄らぬビョンの大爆発で、ついに逆転に成功した。

3点リードとなった延長10回ウラ、
ドラゴンズ8番手は、もちろん守護神
この日で、ついに10年連続50試合以上登板という
前人未到の大記録を達成した岩瀬がマウンドに上がる。
メモリアルとなったマウンドだったが、
いきなり先頭の村田にストレートをセンター前に運ばれると、
続く吉村にはレフトへあわやホームランという大ファウル。
何とか二ゴロに打ち取り、二封すると、
金城もライトライナーに打ち取り、2アウト。
しかし相川に自らの足元を抜かれるヒットを許し、
一、二塁としてしまうと、
石川には中に入ったシュートを叩かれ、
三塁横を鋭く抜いていくタイムリー。(6-4)
前夜に続き、1点を奪われてしまう。
それでも勝てればいいというのが、百戦錬磨の守護神
2死一、二塁と一発サヨナラのピンチで、
寺原の代打に佐伯を迎えたものの、早々と追い込むと、
最後は外へのスライダーで空振り三振に取って、ゲームセット!
若干ヒヤヒヤながら最後は岩瀬で逃げ切り、5連勝となったドラゴンズ
神宮で広島が勝ちはしたものの、自力で減らし、
クライマックス進出マジックは『2』へ
しぶとく勝利をモノにするなど、チーム状態も上々。
そして3位確保は、ついに秒読み段階へと突入した。


ビョン様、スゲエ!3時間45分という
ロングゲームとなりましたが、
正直、8回途中までは
負けを覚悟していましたし、
三浦に完投されてしまうのではと
思っていました。
他球場の結果で広島の勝利も知っていましたし、
また1ゲーム差となってしまうと、やりにくいなと…。
そんな風なことを考えていたときに飛び出したビョンの2ラン
あれで目が覚めましたし、『勝てる!』と思いましたね。
その後石井裕也には相変わらず苦しめられたものの、
間隔が空いた寺原の調子が今イチだったのにも助けられた。
そして一、三塁のチャンスで飛び出したビョンの鮮やかな決勝3ラン!
打った瞬間「よし、行ったあ!」とまさに絶叫。
大事な場面で決められるビョン様ここぞの集中力
芯に当たると飛んでいくパワフルさに大いに驚くとともに、
逆転勝ちとなり、まさに気分は最高という感じでした。

相手が12連敗中。そろそろ勝ちそうなムードがあるなか、
先発の中田があっという間に3点を奪われたうえ、
三浦の出来が回を追うことによくなっているときたら、
これはマズイなと思っていましたが、
それにしても野球というのは、
1つのプレーで流れが変わるものなんですね。
4回1死三塁のピンチを救った荒木のダイブ。
あそこで1点奪われていたら、ゲームを持って行かれていたでしょうし、
その反対としては、8回の中村紀洋の二塁強襲打。
あれを石川が捕っていたら、おそらく終わっていたことのでは。
しかしこれが4連勝中12連敗中とのチームの差なのか。
目標があるチームないチームの差なのか。
ピンチを凌ぎ、チャンスをきっちりモノにできるのは、
ここに来てようやく出てきたドラゴンズの「底力」からではないかと。
またしても全得点が本塁打によるものにはなりましたが、
同点2ランにしても、逆転3ランにしても、
その前の打者が繋いだ結果によるものですし、
とりあえずはプラスに考えてよさそうだなとも感じました。

2回以降失点を最小限に抑えたリリーフ陣も頑張りました。
そして前人未到の10年連続50試合登板を成し遂げた
守護神・岩瀬献身ぶりにも本当に頭が下がります。
それでもとにかく現状の目標は、3位確保
たとえ総力戦になろうとも、しっかり勝って、
クライマックスシリーズ進出を決めることが大事。
チームの流れもだいぶ良くなってきましたし、
このまま一気にCSマジックを減らし、その座を掴んでほしいですね。
『2』となったことで、もう広島を意識しなくてもよさそう。
あとは自力でCSマジックを減らすことでしょう。
そのためには横浜には申し訳ないですが、3タテを希望。
そして進出に王手をかけ、東京ドームであっさりと決めてほしい。
逆転勝利でさらに勢いに乗ったであろうドラゴンズ
さらなる奮闘と、もう一踏ん張りをお願いしたいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(2日)

◎岩瀬仁紀
<延長10回に登板し、史上初の10年連続50試合登板を達成。
3安打で1失点も今季35セーブ目で記録を飾り>
「(おめでとうございます)
ありがとうございます。
(10年かけて達成した記録、どう感じるか)
そ、そうですね、まあ10年と言ったら(笑)
長く感じますけど、まあ、よくここまで来れたと思います。
(デビューの時から常に厳しい場面での登板。
この10年間を振り返って)
めいっぱいやってます。はい。
(この試合、どういう気持ちでマウンドに上がったか)
やっぱり、ここまで来たら勝たないといけないし、
えー、広島が勝ったのも知ってますから、
えー、何とか、勝てました!
(これでCS進出にぐっと近づいた)
そうですね、本当は目指すところはそこじゃないんですけど、
えー、今ある目標というか、えー、今やらなきゃはいけないのは、
何としてでもシリーズに出て、勝ち上がっていくしかないです。
(今後も厳しい戦いが続く)
そうですね、今日のような不安なピッチングでなくて、
あの、きちっとした形で終わらせたいと思います。
お、応援よろしくお願いします。
(逆転の日本一に向けて、ファンに一言)
一戦一戦、えー、必死に頑張っていきますんで、
応援の方、よろしくお願います」



<10年連続50試合以上登板のプロ野球新記録を、
自分の役割通りセーブで飾って>
「いつも勝ち試合での登板が自分の使命だと思っている。
10年? 自分でやったことだから何と言っていいかわからない。
ただ、10年と言えば長く感じる。よくここまできたなと思います
(9年連続の)秋山(登氏・元大洋)さん? 知ってます」

<優秀なだけでも、丈夫なだけでも登れない『未踏峰』。
『救援投手に必要な条件は?』と聞くと>
「マウンドには不安を持っていかないこと。
不安はあるんですよ。打たれたときは反省もします。
でも、マウンドに上がるときは守りじゃなく、攻める。
大胆にいかないと勝てません」

<酒を飲めない体質だからアルコールとは無縁。
肩甲骨の可動域が広いため、体さえできれば
投球練習なしでもマウンドに上がれるという>
「とにかく致命的なケガをしないこと。体調管理には気を配ってきた」

<それでも今シーズンは北京五輪に出場したこともあり、
体力的なきつさを感じていたという。苦悩の分だけ達成感もひとしお>
「今年は普段なら体調がよくなる時期でも上がってこなかった。
この10年間では今年が一番きつい。
でも、気持ち、体を切らさないようにやってきた。
体をどうやってもたせるか。気力をどうやってもたせるか…。
何とか体と気持ちをつないでいる」

<疲れは限界に近い。それでも今は休むわけにはいかない。
CS出場に向けラストスパートをかける>
「頑張って勝ち上がるしかない」

<生まれながらのリリーバーに最後にこう聞く。
『もう一度生まれ変わったら、リリーフ投手になりますか?』>
「なりません! ボクは向いていないと思います。
(失敗を)引きずらないタイプが一番だと思うけど、ボクは違う。
先発に? いや、野手をやりたいですね」
公式サイト中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


○イ・ビョンギュ
<8回、バックスクリーンへ起死回生の同点2ラン。
さらに延長10回には右中間へ特大の勝ち越し3ランを放つ>
「(2ランは)何とかしようと思って打席へ入った。
完ぺきなバッティングができた。
(3ランは)打ったのはカットボール。ラッキーだったよ」

<しめて2発5打点の大暴れで、まさに『独り舞台』。
ヒーローインタビューを日本新記録の
10年連続50試合登板を達成した岩瀬に譲り、試合後はおどける>
「きょうは岩瀬に聞いてよ」

<『1番』という打順が本来の力を目覚めさせる。
トップバッターに座った9月20日の広島戦以降の9試合では、
40打数15安打の打率.375と打ちまくり、11打点を稼ぎ出す。
本人は打順の変更と好結果との因果関係をはぐらかす>
「『1番』が好影響? わからない」

<昨年のCSでは第1、第2ステージともに本塁打を放ち、
日本シリーズでは打点王の活躍を見せた『ミスターオクトーバー』。
9試合連続安打に満面の笑みを見せて>
「(この時期に)集中力が高まるのは当然だよ。
まだCS出場が決まったわけじゃない。
それが今の打席での集中力につながっている。
何とかしようという強い気持ちが結果に出ている」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋名タイ

○高代野手総合チーフコーチ
<当面は一発のあるイ・ビョンギュを核弾頭に置き続ける方針>
「居心地がいいんじゃないかな。
今のイ・ビョンギュ下位打線でためた走者を『そうじ』してくれるし、
チームにとって『1番・イ・ビョンギュ』はいいね」
中スポ

○荒木雅博
<4回1死三塁、大西の飛球をスーパーキャッチし追加点を阻止。
名手が認めた超・超ファインプレー>
「ボクの中でもかなり上位に入るベストプレーです」

<打球が上がった瞬間、全力疾走を開始。そして気迫みなぎるダイブ>
「あそこはファーストも無理でしょう。
タイロン(ウッズ)、動くなっ、と思ってました。
3点差と4点差では違いますから、捕れてよかったです」

<打っても9月14日以来13試合ぶりのマルチ安打となり>
「たまには打たないとね。
ここまで来たら、しっかりやっていかないといけない」
中スポ

○井端弘和
<延長10回無死、二塁強襲の内野安打を放って出塁すると、
中村紀洋の中前に落ちるヒットで一気に三塁へ。
難しい判断を迫られるところだが、
迷わず走って勝ち越しのチャンスを広げる。
好走塁ではあったが、その代償に右足を痛めたもよう>
「あの場面、自分が出塁すれば、点が入ると思っていた。
その前の打席で、直球がくると分かっていて、手が出せなかった。
それを頭に入れて思い切って打っていった
(好走塁には)外野も少し下がっていたし、
自分としては落ちると思っていました。でも痛かった…」

<ケガから復帰して、最初の安打がチームの勝利につながり>
「勝利に貢献できたことが大きい」
(中スポ、中日新聞

○中村紀洋
<2点を追う8回2死に代打で登場。
右安打を放って出塁し、続くイ・ビョンギュの同点弾を呼ぶと、
延長10回1死二塁でも中前打。『爆弾』を抱えながらの奮闘に>
「貴重なヒットが打てました。出る以上は完全燃焼します」
(東京中日)

○タイロン・ウッズ
<3点を追う5回に反撃のノロシ。
センターバックスクリーンへ運ぶ34号ソロを放つ。
ここ2試合は無安打だったが、この日は4打数2安打>
「バットの芯でうまくとらえることができたよ」
(東京中日、サンスポ毎日jpニッカン

○中田賢一
<先発したが、またも期待を裏切る結果に。
1回、内川の適時打と村田の2ランで3点を失うと、
2回以降も立ち直れず、4回1死三塁の場面で交代。
3イニング1/3を投げ7安打3失点。チームは逆転勝ちしたが>
「チームに申し訳ありません…」

<8月25日の巨人戦で左ひざを痛めてから、本来の投球ができない。
現状のままではCSでの登板も厳しくなってきたが>
「ひざ? マウンドに立つ以上はそれをいえない。
修正するところはわかっているので、それを自分でやっていくしかない」
(中スポ、サンスポニッカン

○清水昭信
<先発で2勝を挙げているが、
先発と中継ぎの両面での活躍を誓う。
シーズン終盤を迎えただけに気合を入れて>
「与えられたところで、一生懸命投げるだけですから」
ニッカン

○浅尾拓也
<今年は中継ぎエースとして成長。
ここまで40試合以上を投げての防御率1点台は誇れる数字。
この快進撃を支える秘密はナゴヤドームにあるビデオルーム。
連日、登板した試合のあとに自分をチェックするため足を運んでいた>
「自分で納得のいく投球だったとしても、
映像で見て理想と違えば『あ、違う』って思うときもありますね。
(チェックするのは)フォームだったり、打者との間合いだったり。
本当に参考になっています。編集していただけて感謝しています」

<ルーキーだった昨年は、とにかく無失点に、
とにかく無事に登板を終えることに無我夢中だったが、
1年が過ぎ、投球そのもの以上にプロとしての意識が大きく変化。
この夜は同点の9回に登板すると、2球で勝ち投手に>
「チームが勝ってよかった」
(中スポ)

○笘篠外野守備走塁コーチ
<1回2死一、二塁から石川が左前打。
カウント2-3のため、走者は自動的にスタートする場面。
二塁走者は俊足の金城だったが、左翼の和田が本塁で刺した。
セオリーより打球方向のデータを踏まえ、わずかな可能性にかけた>
「あの場面、ベンちゃん(和田)だけは後ろに下げなかった。
石川の力量を考えて、後ろを越されることはないと判断したんだよ。
まあ、越されたり、左翼線だったら、ボクの責任だったね」

<実は同じような経験を選手時代に味わっていた。
左翼で下がろうとしたが、当時の伊原コーチの指示は『そのまま』。
結果、左前打を本塁打で刺した。西武黄金期での経験が生きている>
「肩の強い選手じゃなかったんだけどね。こういうこともあるんだなって」
(中スポ)


○落合監督
<逆転勝ちで5連勝、CSマジックを2とする。
3点差をはね返しながら、手放しで喜ぶことはなく>
「きょうは監督が下手な野球をした。
きょうは選手で勝った試合。監督が打つ手を間違えた。
どこ? 全部。きょうは1日そうだった」

<10年連続50試合以上登板の岩瀬について、最大級の賛辞を送る>
「すごいことです。この先、当分、破られることはないでしょう。
(現役を)やめるまで(50試合を続けて)いってもらいましょうか。
他の選手に代わりはいるけど、
あいつに代わるピッチャーはウチのチームにはいないから」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


記録備忘録。(2日)

岩瀬横浜23回戦(横浜)で延長10回に登板し、
史上初の10年連続50試合登板を達成。
3点リードで登場、1イニングを3安打1失点で今季35セーブ目を挙げた。
岩瀬は昨季、秋山登(大洋)が1964年につくった
9年連続50試合登板のプロ野球記録に並んでいた。
入団1年目からの記録で、初登板は99年4月2日の広島戦(ナゴヤドーム)。
通算581試合で先発は1度だけ、47勝28敗192セーブをマークしている。
9月9日には史上初の4年連続30セーブ到達も果たした。
共同通信社毎日jp


若竜トピックス(2日)

◆中日2軍紅白戦
(2日・ナゴヤ球場)
  000 000 2 =2
  000 000 0 =0
(7イニング制)
[本] なし
[投](紅)ネルソン、山井、○中里 (白)朝倉、久本、●高江洲
(中スポ)

○山井大介
<右ひじ痛で長期離脱中。
ナゴヤ球場で行われた2軍紅白戦で約半年ぶりに実戦復帰。
紅組の2番手として、5回から中継ぎ登板し、
1イニングを無安打1奪三振の無失点に抑える>
「良かったと思う。
復帰したばっかりだし、細かいことどうこうは別として、
実戦で投げられたことが良かった」

<4月17日の巨人戦を最後に戦列離脱し、同25日に抹消。
それから約半年。早期復帰を目指して取り組んだが、
症状は一向に改善されず、一進一退を繰り返してきた>
「こんなに(復帰まで)かかるとは思わなかった。
(今季は)自分の中で悔しい部分があった」

<1イニング13球の復帰登板だったが、大きな大きな第一歩。
直球の最速は147キロを計測するなど、
昨季の日本シリーズで8回パーフェクトに抑えた投球を
思い起こさせる切れ味鋭い速球も披露。
手応えをつかむと、次なる目標も掲げて>
「直球の感覚がちょっとは良かった。
半年ぶりだし、変化球の曲がりなど感覚のずれはまだあるが、
残りは少ないけど、1試合でも(1軍で)投げたい。
もしチャンスをもらえるなら投げたいです。
(良かった時の変化球の)感覚は残っている。
フェニックスリーグ(7日に宮崎で開幕の若手教育リーグ)でも
どんどん投げて、感覚を早く取り戻したい」
中スポサンスポ名タイ

◇小林2軍投手コーチ
<約半年ぶりに復帰した山井の投球を見守り、目を細める>
「もともと力のある投手。球を見ても素晴らしかった。
ほかの投手では投げられない球を投げるね」

<1軍復帰については、慎重にコメント>
「可能性がないわけではないし、
そういうモチベーションを持ってもらいたいが、冷静な目で判断しないと…。
上(1軍)がどうしても欲しいなら別だが、
今年うんぬんは考えていないし、来季いいスタートを切ろうという感じ」
名タイ

●朝倉健太
<右腕の血行障害で2軍調整中。
白組の先発として、4イニングを投げ、
3安打2奪三振1四球無失点に抑え、復調をアピール>
「1球1球いろんなことを確かめながら、
変な力みもなく投げられています。
まだあきらめたわけじゃない。
チャンスがあったら(1軍に)行きたい気持ちがある。
今は、投げた時に結果を出すことしか考えてません」
中スポ


ナゴヤ球場で行われたファームの紅白戦
2-0で紅組が勝ったようですが、
ポストシーズンの『秘密兵器』として
期待されている?山井朝倉がそれぞれ登板。
なかでも注目は右ひじ痛が癒え、約半年ぶりの実戦となった山井
中継ぎとして登板すると、わずか13球ではあったものの、
MAX147キロのストレートを始め、切れ味鋭いボールを投げ込み、
空振り三振、中飛、二ゴロと3人でピシャリと抑えたもよう。

一時はメスを入れることも考えたといわれる山井
しかしそうせずに慎重に歩みを進めて、
ようやくたどり着いたこの日の復帰登板
普通に投げられさえすれば、力のある投手だけに、
前進していることは、とてもうれしいですね。
おそらく今季に関しては、1軍復帰はないと思われますが、
来季に向け、より投球感覚を取り戻せるよう、
今後も投げ込んでいってほしいと思います。

2008年10月 2日 (木)

先発憲伸無問題、逃切竜4連勝でCSマジック3!

10月に入り、公式戦もいよいよ残り7試合
3位確保に向け、広島とし烈な争いを続けるドラゴンズは、
この日からハマスタでの横浜との3連戦。
今季苦手としているビジターゲームとなりますが、
それを意識させない投球を久々先発となったエース・川上が披露。
危なげなく6イニングを4安打無失点に抑え込むと、
打線も5回にイ・ビョンギュ、和田の本塁打で3点を援護。
終盤リリーフ陣がピンチを招いたものの、逃げ切っての4連勝
広島が大敗したため、CS進出マジックはついに『3』となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 22回戦
(1日・横浜スタジアム | 中日15勝7敗)
6296人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜
[勝] 川上(19試合9勝5敗)
[S] 岩瀬(49試合3勝3敗34S)
[D本] イ・ビョンギュ14号2ラン 和田16号
[Dバッテリー]
川上、浅尾、高橋、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
4連勝でクライマックスシリーズへの進出マジック3
川上は1回無死一、二塁のピンチを切り抜けると、
危なげない投球だった。先発としては約3カ月ぶりの白星。
7回からは継投でかわした。
打線もエースの好投に応えた。
5回、イ・ビョンギュの先制2ランと和田のソロ本塁打で
3点を入れた。横浜は6年ぶりの12連敗。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【ゲームレビュー】
9月28日に1軍再昇格を果たした井端スタメン復帰
しかし打順は、デラロサが入っていた7番にそのまま入る。

ドラゴンズの先発は、7月25日以来約2カ月ぶりとなる川上
しかし立ち上がり、いきなり先頭・下園
中へのカーブを叩かれ、一、二塁間を割られると、
続く藤田には外角高目のストレートをレフト前へ。
無死一、二塁とランナーを背負い、迎えるは、3番・内川
しかし初球、内角低目のストレートを引っかけての投ゴロ。
川上がすばやく送球し、1-4-3のダブルプレー
思惑通りの併殺で2死三塁にすると、
続く村田をカウント0-2からの3球目、
外角低目のストレートで遊ゴロに取り、無失点で切り抜ける。

横浜先発は、中8日で左腕・吉見祐治
2回、1死から5番・ウッズが四球を選び出ると、
2死から復帰初打席井端も四球で一、二塁。
さらに谷繁が内へのスライダーを詰まりながらも
センター前に落として、満塁のチャンス。
打撃に定評のある川上を迎えたが、
カウント2-2からの5球目、外一杯に見事なストレート。
これにはさすがの川上も空振り三振。先制機を逃す。

初回のピンチを切り抜けた以降、
川上は波にも乗ったか、落ち着いた投球を披露。
この日も真っ直ぐを主体に押す投球ながら、
きっちりと両サイドを突き、甘いボールもなし。
2回、3回と三者凡退に打ち取ると、
4回ウラ、1死から内川に外へのカーブを拾われ、出塁を許すも、
村田を内へのシュートでセンターフライ、
吉村を外へのフォークでショートライナーと、
相手の主軸に打撃をさせず、しっかりとゼロを重ねていく。

一方、打線は緩急を付けた吉見の投球に
今ひとつタイミングが合わず、手こずり気味
しかし5回、ようやくエースの好投に報いる時が。
この回先頭の谷繁がフルカウントからライト前に運び出ると、
続く川上がカウント1-3から送って、二塁へ。
迎えるは、3巡目に入る1番のイ・ビョンギュ
警戒しなくてはいけない場面ながら、
カウント1-0からの2球目、ストレートが甘く外角高目へ。
好きなゾーンにボールが来たビョンがスパッと叩くと、
左方向へ伸びた打球は、そのままレフトスタンドへ!
失投を逃さず叩いた2ランホームラン。(2-0)
ようやく均衡を破ると、さらに動揺した吉見を攻め込み、
2死から和田がカウント2-1からの4球目、
内へのストレートを巻き込むように振り抜いて、
左中間スタンドへ運ぶソロホームラン!(3-0)
ワンチャンスをきっちり活かし、本塁打2発で先制。
ここまで無失点を続けるエースには十分の援護となった。

3点のリードをもらった川上
しかし投球は依然として安定
5回ウラ、2死から武山にレフト前に運ばれたものの、
吉見の代打・鈴木尚を外へのフォークで三塁正面のゴロに。
続く6回はトップからの打順となったが、
下園、藤田をともにレフトフライに打ち取ると、
最後は内川を外へのストレートでライトフライ。
結局この日は、6イニング、74球を投げ、
4安打1奪三振無四球で無失点。
復帰先発ということで、ベンチも無理させないのか、
若干早めにマウンドを降りたエース
今季横浜戦では1点を奪われることなく、終えることとなった。

7回ウラ、ドラゴンズは早くも勝ちパターンのフォーメーション。
そして2番手で浅尾がマウンドに上がる。
ところが、この日は今ひとつの調子。
先頭・村田に対し、抜けたストレートが顔面付近へ。
それでもフルカウントからパームで空振り三振に取りはしたものの、
続く吉村に初球、真ん中低目のストレートをセンターへ運ばれると、
金城にも外へのストレートをセンター前へ。
連打で1死一、二塁とピンチを招いてしまう。
しかしここから浅尾が踏ん張り、
石川を内へのパームでタイミングを外し、空振り三振に取ると、
武山の代打・佐伯には外角低目のパームをうまく拾われ、
あわやセンター前に落ちるかという当たり。
しかしこれを井端が追いつき、ダイレクトキャッチ!
さすがという好捕浅尾を助け、ゼロのリレーを繋ぐ。

8回ウラ、ドラゴンズ3番手高橋
しかし1死から下園の代打・大西にぶつけてしまい死球。
嫌な感じでランナーを出してしまうと、
藤田に代打・相川のコールを受け、4番手に清水昭信を投入する。
ハマスタではリベンジ登板となる清水昭信
迎えた相川をフルカウントから内へのストレートで空振り三振に取ったものの、
続く内川にカウント2-2からの5球目、
内へのストレートを叩かれると、レフトを襲う大きな当たり。
行ったか?と思いきや、もう一伸びが足りずレフトフライに。
一瞬肝を冷やしたものの、結果的にはリベンジを果たす。

そして9回ウラ、マウンドにはもちろん守護神・岩瀬
前人未踏の10年連続50試合王手をかける49試合目の登板。
しかし先頭・村田に内へのストレートをレフト前に落とされると、
吉村にも高目のボール球を弾き返され、レフト前へ。
いきなりの連打で無死一、二塁としてしまうピンチ。
ところが続く金城をカウント2-1からの4球目、
外角高目のシュートを引っ張られるも、一塁正面のゴロに。
中村紀洋が捕ると、すばやく二塁へ送球。
井端からの返球を再び受けて、3-6-3のダブルプレー!
またしても好守によって、大きなピンチを凌ぐ。
それでもランナーは残り、2死三塁。
ここで岩瀬が若干ホッとしたのか、
続く石川に初球、外へのスライダーをバットを折られながらも
レフト前に運ばれてしまい、タイムリー。(3-1)
一矢報いられてしまい、1点を返されてしまう。
なおも2死一塁となったが、気を引き締め直した岩瀬は、
続く斉藤俊雄をシュートで遊ゴロに打ち取り、ゲームセット!

エース・川上好投とワンチャンスを活かした
打線本塁打攻勢横浜を倒し、4連勝となったドラゴンズ
この日またも大敗した4位・広島との差は2ゲームに。
6イニングを投げ、無失点の川上は、
先発投手としては、7月4日以来となる今季9勝目を。
また1点こそ失ったものの、締めた岩瀬34セーブ目をマーク。
そしてCS進出マジックもいよいよのカウントダウンの『3』。
3位がいよいよ見えてきたことに加え、井端の復帰など
その後の反攻へ向けての準備が着々と揃うこととなってきた。


先発勝利のハイタッチ!し烈な3位争いを演じるなか、
すべてビジターとなっている
7試合のなかの初戦。
前回負け越した
ハマスタでの対戦となりましたが、
先発復帰となったエースが好投。
危なげない投球で、
6イニングをゼロに抑えると、
打線は5回の1イニングだけでしたが、
相手投手の失投を逃さずに、2本の本塁打で加点。
さらにその3点をリリーフ陣が苦しみながらも
抑え込んで、大きな1勝をゲット。
広島が敗れたこともあり、クライマックス進出マジック『3』。
3位確保へだいぶ優位になってきた感が。
そして今季やりくりに苦しんできたメンバーが
ここに来てようやくベストで組めることとなり、
この先が楽しみになってきそう、そう感じたゲームとなりました。

「必ずここへ帰ってくる」
ホームを離れた広島がまさかの3連敗。
ドラゴンズも苦手のビジターでのゲームとなるだけに、
同じような苦戦を強いられてしまうかなと心配しましたが、
とりあえずは無用なものとなってよかったなと。
やはりそうならなかったのは、この投手の好投があったから。
約2カ月ぶりの先発復帰となった憲伸がナイスピッチング。
立ち上がりこそ、若干ボールが高目に浮き、
連打でピンチを招いてしまいましたが、
無死一、二塁で迎えた内川を内へ食い込むストレートで
注文通りのゲッツーに取れたことが大きかったかなと。
続く村田も無理やり打っての内野ゴロ。
ただでさえ11連敗中横浜だけに、いったん躓けば後は思いのまま
相性の良いベイ打線を完ぺきに封じ込んでの6イニング無失点
前回の復帰登板同様、力のある真っすぐが主体ではありましたが、
本人も言うように「丁寧な」投球に終始していた印象。
持ち前のガッツポーズこそなかったものの、
制球力を誇るエースがこういう投球をすれば、相手はそう打てない。
さすがの安定感を披露するとともに、
これで「憲伸は大丈夫だな」と感じさせる内容だったと思います。
球数も少なく74球と省エネのわりには、6回で降板と
その辺りは早いんじゃないかと思いましたが、
ベンチ的には「まだまだ」という印象だったのでしょうか。
ただ次回以降は、もっと長いイニングを投げられるはず。
残り6試合であと2試合ぐらいは放ってくれそうなエース
この調子をより上げて、この先のポストシーズンでも
好投してくれることを願いたいです。


一方、打線は久々のベストメンバーでのスタメン。
ただ打順的にはしばらくはこのまま行った方がよさそうですね。
本来ならイバアラの1、2番が相手に脅威かもしれませんが、
この日先制2ランを含む2安打を放ったビョンが好調。
『1番』という打順が合っているようにも思えます。
さらに井端というバッターが『7番』にいるのもコワイなあと。
井端に関してはまだ病み上がりですし、
もう少し上がってくれば、打順の組み方を変えてくるとは思われますが、
森野4番という起用と同様、しばらくはこのまま。
下位打線では谷繁も好調ですし、悪い流れもないですし、
あえて崩してにはめ込んでしまう必要はないでしょう。
とにかく今はどんな方法でも得点を奪うことが大事。
チャンスが来たら、それぞれが持ち味を発揮し、に結びつけてほしいです。


ようやく先が見えてきたという感じではあるものの、
残りまだ6試合、3位が確定するまでは、
さらに気を引き締めて、相手に向かってほしいものですね。
おそらく広島もこのまま終わらないでしょうし、
横浜の連敗もそろそろ止まりそうなムードも。
ただドラゴンズ的にはそんなことを気にせず、
一戦一戦をしっかり戦ってくれればと。
迎える第2戦、中スポ予想は中田となっていましたが、
中14日となってしまう昌さんがそろそろ出てきそうな気もします。
一方、相手はハマの番長の先発が濃厚。
今季何度か苦しめられている投手ですが、
番長キラー荒木を筆頭にきっちり叩いて、連勝でマジックを減らす。
ここに来てようやくベストで戦えそうなドラゴンズ
底力を見せ、3位確保により前進してほしいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(1日)

◎川上憲伸
<7月25日以来の先発で6イニングを4安打無失点。
力強い投球で、今季9勝目をマーク>
「(ナイスピッチングでした)ありがとうございます。
(久々の先発としてのマウンド、どんなことを考えて)
そうですね。でもあのう、普通に、あのう、久しぶりですけど、
えー、丁寧に投げることを心掛けて投げました。
(前回といい、今日といい、すばらしい投球)
そうですね。あの、たまたまだと思いますけど、はい。
(この初戦、絶対取ってやろうという気持ちを感じた)
そうですね。あのう、まず初戦を良いカタチで勝てると、
(横浜3連戦)3連勝というところも見えてくると思うので、
この1勝を、えー、集中して投げました。
(何よりエースが先発として戻ってきてくれた、これですよ)
(歓声に一礼)ありがとうございます。
そうですね。あのう、まず7月後半で
僕の先発はずっと終わってまして、
えー、オリンピックで中継ぎという役割がね、
定着したかのような感じになっていましたから(笑)
まあ、そういう意味では、あのう、久しぶりですけど、
ようやく自分のポジションに戻ってきた感じがします。
(久々の先発での白星、格別じゃないか)
そうですね。あのう、まあ良い感じで次の試合に
あのう、向かっていけると思いますね、はい。
(広島が神宮で大量リードを許しているが)
(バックスクリーン方向に振り向き)ふふふっ(笑)
そうですね。あのう、まあこういう3位という争いですけど、
僕たちに残されているのは、もう3位、
クライマックスに出るということなので、
残りの試合をしっかり勝って、クライマックスに残りたいなと思います」


<肌寒くなった10月の横浜で、ロッカー室から半袖姿で現れる。
ヒートアップした心身を風にさらして歩く>
「全身のアイシングなのよ。冷やしてるの。
2カ月ぶりぐらいの先発の割には、
まずまず試合をつくることができました。
収穫は、そういうところが大きかった。
長いイニングを丁寧に投げることをこころがけました」

<これで昨季から足かけ2年、横浜には26イニング連続無失点。
取り立てて一発対策があるワケではないようだが、圧倒的優位を保ち続け>
「たまたまじゃないですか。
あまり一発を意識してはいないと言えば、いないんですが…」

<快投だったが、完全復活へはあと一歩のよう。
球数は『74』、2カ月ぶりの先発とあって、無理はしなかった>
「5回を予定していたけど、球数が少ないので6回までいきました。
イニングをまたぐことが重要なので。
100球投げても3イニングではよくない」

<切り替えのうまさも自身の強さ。その一端として見えるのがグラブ。
一つのものにこだわる選手も多いが、ポンポンとグラブを変える。
五輪では真っ赤なグラブ。帰ってからは薄茶色っぽいものに戻したが>
「いっぱいあるから」

<5年連続7度目の2ケタ勝利に王手をかけたことには>
「10勝にこだわりはない。チームがプレーオフに行く方が大事。
しっかりとCSに向かいたいと思う」
憲伸の声「9勝目」、中スポサンスポスポーツ報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


○イ・ビョンギュ
<5回1死二塁から左翼席に先制2ランを放つ>
「川上投手がいいピッチングをしてたんで、
先制打が打てて良かったよ。自然とバットが出た」
中スポ共同通信社毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○和田一浩
<5回2死、左中間にソロ本塁打を放つ>
「何とか塁に出ようと思った結果が、たまたまホームランになりましたね」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋

○井端弘和
<右ひざの故障で約1カ月間戦列を離れていたが、
この日『7番・遊撃』で先発復帰。
7回2死一、二塁では、佐伯のライナーをジャンプして好捕。
失点を防ぐ見せ場をつくり、満足そう>
「自分にとっては普通です。
久々にしては動けた。打つ方もタイミングは合っている。
体は動いている。あとは9イニングを守る体力が課題です」

<故障直後はまともに歩けないほどの状態だったが、
段階を踏んでシーズン最終盤に間に合わせてきた。気合十分に>
「今まで試合に出ていないので、やるしかないでしょ」
(中スポ、サンスポ

○高代野手総合チーフコーチ
<実戦復帰を果たした井端について>
「動きはもう大丈夫。打つ方は実戦から離れていたから仕方ない」
サンスポ

○谷繁元信
<2回の第1打席で中前へチーム初安打を放つと、
5回には先頭打者として右前打でチャンスメーク。
ここ最近10試合の打率は.366と好調。それでも気を緩めず>
「まだクライマックスシリーズ進出が決まったわけじゃない」
(東京中日)

○浅尾拓也
<7回に2番手で登板、連打を許したものの、
150キロ超の真っすぐなどで後続をねじ伏せ、
開幕からの横浜戦での連続無失点を9試合に伸ばすも苦笑い>
「横浜戦は無失点ですね。
でも、今年2度(危険球)退場になっているのも横浜戦ですから」
(東京中日)

○岩瀬仁紀
<3点リードの9回を任されたが、1イニングを3安打1失点。
今季34セーブ目を獲得したと同時に、
前人未到の10年連続50試合登板まで、あと1と迫る。
7月20日以来12試合ぶりに失点したが、勝利という結果で十分>
「勝ってよかった。
1点取られた? まあ、思ったところには投げられているからね。
あと1試合? それで終わりじゃないから。
まだ先は続く。50試合を達成して気持ちが切れちゃいけないんだよ」
中スポ

◇トマス・デラロサ
<試合前の練習で落合監督から直接アドバイスを受ける。
指揮官が見守る中で、ティー打撃を反復。
井端が復帰してスタメンから外れたが、まじめ助っ人は必死>
「日本の野球に慣れるためにアドバイスは大事にしている」
ニッカン

◇小池正晃
<試合前の打撃練習で手にしていたバットには『男・村田』の文字>
「9月に横浜スタジアムで試合をしたときにもらったんです。
あれだけ打っているバッターですから『どんなもんか』と思って」

<自分のバットよりも50~60グラムは重く、振った感触は全く違う。
試合で使うことは考えていないが、練習の一貫として振るつもり>
「軽く振っても飛んでいくような感じです」

<ともに『松坂世代』の同級生だが>
「同い年でもあるし、(村田とは)仲良しです。
普段は野球の話はあまりしませんね」

<それでも今や本塁打王にまで成長した
村田の存在は大きな刺激に>
「フォームがどっしりしていて力強い。『しんが強い』という印象です。
彼とボクとは打者としてのタイプが違いますが、
『うまくボールにコンタクトしている』という点では参考にしたいです」
(中スポ)

◆田中大輔
<9月25日に登録抹消され、現在はナゴヤ球場で2軍選手らと練習。
ファームは7日から始まる宮崎でのフェニックスリーグに
出場するため準備を進めているが>
「今のところフェニックスリーグに出ろなど何も聞いていません」

<教育リーグで数多くマスクをかぶることも大事だが、
大舞台の雰囲気を経験することを本人は望んでいる>
「やっぱり1軍のベンチの雰囲気は全然違います。
自分にとってはすごい刺激を受ける場所。CSでまた1軍に上がりたい」

<ファーム今後紅白戦を数試合行う予定で、出場して試合勘を維持。
2軍の古久保捕手コーチが退団したことで担当コーチがいない状況だが>
「1軍の練習で言われたことや
これまで言われたことを思い出しながらやっています」

<頭には古久保コーチがチームを去る時に
言われた言葉が残っている。
『しっかりやって谷繁を追い抜けよ』
今は背中を追い続けるしかないが、
CSのような厳しい戦いを知ることが重要になる>
「今は応援するだけですから…。僕は頑張って練習します」
名タイ


◇立浪和義
<オリックス・清原の引退に中スポへ手記を寄せる>
「清原さん、長い間お疲れさまでした。
最後の勇姿を見たかったのですが、
ドラゴンズもクライマックスシリーズ出場へ向けて戦っている最中。
テレビのニュースで、その姿を目に焼き付けました。

出会いはPL学園に入学したときです。
入る前から桑田さんとのKKコンビは有名で、
ぼくたちのあこがれの的でした。
野球部に入って、まず驚いたのが清原さんの打撃練習でした。
打球がどの方向に飛んでもホームランになってしまう。
すごさをひしひしと感じたときでした。
今でもはっきり覚えている思い出があります。
入って2カ月たった6月のこと。
打撃練習をして、その日の夜です。寮で清原さんに会うと
『いいバッティングをしてる』と褒めてもらいました。
2年先輩で近づくのも恐れ多かったのに、清原さんから話をしてくれた。
一言だけでも、あこがれの人からの言葉が、すごくうれしかったです。

プロに入ってからの思い出はやはり2000本安打を達成したとき
(03年7月5日の巨人戦)に、清原さんから花束をいただいたことです。
先輩から祝福されるなんて、こんな光栄なことはありません。
プロに入ってからは何度も食事に誘っていただき、
話をする機会も増えました。

最近はけがで大変だったと思います。
そんなときでも、気を使ってくれて、
ぼくが代打専門になってやっているときに
何度も『頑張れよ』と声をかけてもらい、励みにしてきました。
今年復帰する前に電話をいただきました。
復帰することと、今年でやめる話を聞きました。
本当なら、グラウンドに立てるようなひざの状態ではないと思います。
でも『最後の試合で打ちたいんだ』と、
そのときに話してくれました。その気持ちがすごいです。

清原さんが活躍する姿は、ぼくにとって刺激になったし、
勉強にもなりました。ユニホームを脱がれるのは寂しいです。
また、指導者としてユニホームを着るときを楽しみにしています」
中スポ・立浪手記)

◆辻2軍監督
<この日引退したオリックス・清原について>
「神戸で会った時、向こうからあいさつしてきて、
気持ちが固まっているんだろうなと思った。
印象に残っていることはたくさんある。
初めてティーバッティングを見た時、すごいと思った」
時事通信


○落合監督
<4連勝で4位・広島とのゲーム差が2に広がり、
CS進出マジックは『3』に。
川上について復活途上にあることを説明>
「まだまだだろうな。丁寧に放ってるというだけ。
本当に良かったら8回、9回までいってる。
あの球数だから。足りないというのではなく、
やっとここまで放れるようになったということ。
それだけボロボロになって(五輪から)帰ってきた」

<この日から井端が戻り、開幕スタメンが揃ったが>
「まだ並びが違う。何が一番いいかは分からんが」
何が一番いいのかを考える。
まだみんな完全に動ける状態じゃない。手探りだ」

<この日引退試合を行ったオリックス・清原について>
「長い間、ご苦労さまでした。
(清原は)自分から辞められる選手だったっていうこと。
言えるのはそれだけ」
中スポ12サンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋12ニッカン

2008年10月 1日 (水)

甲子園中止、きょうから関東6試合憲伸で先陣!

予定されていた甲子園での阪神戦
降雨のため中止となり、室内練習場で調整したのち、
次戦の地・横浜へ移動となったこの日のドラゴンズ
雨の神宮で東京ヤクルトと対戦した広島が敗れ、
クライマックスシリーズ進出マジックは『5』
3位確保へ向け、着々と進みはしているものの、
やはり残り試合を自分たちで確実に勝っていくことが大事。
10月初戦となるハマスタでの横浜との3連戦。
前回対戦では相手の主軸に本塁打攻勢を喰らった投手陣ですが、
先陣を切ることになる川上を始め、真っ向勝負でいくようです。

ドラゴンズトピックス(30日)

◇山本昌
<先発予定だった阪神戦が降雨中止となり残念がる。
甲子園名物のアルプススタンドが改修されることを聞かされ、
雨の中グラウンドに出て三塁側方向を見つめて>
「投げたかったな。
まだ、ラッキーゾーンにブルペンがある時から放ってるからね」

<同じく先発予定だった阪神・下柳に
『43歳にもなって、ホント“ミスター元気”ですね。
見習いたいです』と言われ、大いに照れる。
雨に流された“アラフォー対決”にうらめしそう>
「晴れてほしかったなあ」
(東京中日、スポニチ名古屋

◇山田マネジャー
<雨で中止になり、移動が1日早まったが、
横浜の宿舎は確保されていた。天候を先読みし有事に備える>
「(週間予報で)悪いなと思った段階で動きました。
込み合う週末じゃなかったんで、ツイてました」
(中スポ<ドラ番記者>

◇高橋聡文
<山田マネジャーら球団スタッフの迅速な移動に>
「それって宿泊費もかさみますよね。
選手のコンディションを考えてくれているんですから、ありがたいです」。
(中スポ<ドラ番記者>


◇川上憲伸
<きょう1日の横浜戦での登板が予想される。
この日はチームには同行せず、ナゴヤ球場で調整し横浜へ移動。
7月25日の阪神戦以来約2カ月ぶりの先発マウンドとなるが、
穏やかな表情で話し>
「大事な試合? それは(どの試合も)みんな一緒なんでね」
中スポ

◇吉見一起
<3日の横浜第3戦の中スポ先発予想。
前回27日の対戦では4イニング4失点KO。リベンジの思いを口に>
「前回はやられましたから。
次はチームが勝つために、やり返したい」
(中スポ)

◇中田賢一
<3日の横浜第3戦のスポニチ先発予想。
村田との真っ向勝負指令について>
「当然、そこを抑えるのが大事。どの試合も落とせない」
スポニチ名古屋

◇谷繁元信
<前回の対戦で計8発打たれた村田・吉村について。
大きな当たりを打たせないように攻めていく構え>
「打たれる、打たれないにかかわらず、
今はとにかく勝てばいいんです。打たれても、最後に勝っていれば」
中スポ

◇森バッテリーチーフコーチ
<阪神戦が降雨中止となり、甲子園室内で練習を見守る。
投手陣に村田との『真っ向勝負』指令を下し>
「最初から引け腰にはならない? そりゃそうに決まっている」
スポニチ名古屋

◇岩瀬仁紀
<あと2試合登板すれば、10年連続50試合という
前人未到の記録に届くが、その肉体が無傷であるワケがない>
「この時期になって、体調がいいということはないよ」
(中スポ)

◆金本知憲(阪神)
<球界でもう一人の『鉄人』に
岩瀬の偉大な新記録について聞くと、何度も驚嘆>
「10年連続かぁ、すっげえなあ。
50試合、10年かあ。相当体が強いんやなあ。
早うメジャー行けえ、と思っとったけど、行かんかったなあ…。
オレの天敵(通算64打数7安打、打率.109)じゃけぇ」
(中スポ)


◇井端弘和
<右ひざ痛から回復し戦列復帰する予定だったが雨天中止。
甲子園の室内練習場で汗を流し『復帰即スタメン』をアピール。
中止で右ひざを『温存』できることを喜ぶより、
復帰が一日延びたことを残念がり>
「恵みの雨? そんなことはない。きょうは出るつもりでしたよ。
まあ、雨でぬかるんだ土の上でプレーするよりは良かったけど。
(試合が)先に回った方がいい」

<チームは今季敵地での試合を苦手としているが、
打率.345と抜群の成績を残している『ビジターの鬼』。
ビジターチームは試合前練習をホームチームの後に行うため、
昼すぎまでゆっくり休めることが、好結果につながっているという>
「自分にとっては、遠征に出るとかえってゆっくりできるのがいい」

<試合から約1カ月遠ざかったことによる、
コンディションへの影響は心配なさそう。
トレーニングでシャープな体をきっちり維持>
「故障して逆に体重が3キロぐらい減った。71キロしかないんだ」

<CS進出へ泣いても笑ってもラスト7試合。静かに闘志を燃やし>
「故障して試合に出られなかった分も、やるしかない」
中スポスポーツ報知

◇森野将彦
<この日、今季取得したフリーエージェント(FA)権を
行使せず、来季も中日に残留する意向を明らかに>
「権利は行使しません。
(中日で)レギュラーをつかんで、
チームをこれから担っていくという気持ちです。
愛着もあるし、好きで入った球団ですからね。それが一番大きい」

<来季『9年』の資格を満たせば
メジャー移籍も可能な『フルFA』となるが、
米球界入りの可能性も完全否定>
「メジャーには僕自身が興味を持っていない。
だからそれもないでしょう」

<今季横浜スタジアムでは打率.409、3本塁打、5打点と好相性。
出場した5試合すべてで安打を放ち、3試合で打点を挙げている。
9月24日の東京ヤクルト戦から慣れない4番打者を務めているが>
「いつもと同じように、普通にやろうと思っています」
スポーツ報知共同通信社スポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


◇落合監督
<この日の阪神戦が雨天中止となり>
「今日は(取材対応は)休み。試合がないときは休み」
ニッカン

【ドラゴンズ・残り7試合の日程】
10月1日(水) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)
10月2日(木) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)
10月3日(金) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)
10月4日(土) 対巨人(14:00・東京ドーム)
10月5日(日) 対巨人(14:00・東京ドーム)
10月7日(火) 対東京ヤクルト(18:20・明治神宮野球場)
10月12日(日) 対阪神(18:00・スカイマークスタジアム)


この日予定されていた阪神戦は、
台風と秋雨前線の影響で、14時40分に中止が決定
10月1日からリニューアル工事が始まる
甲子園での今季最後のゲームは、幻となってしまい、
代替試合は12日に神戸・スカイマークスタジアムで行われることに。
阪神にとっては地元最終戦となりそうですし、
こちら的にはできればそこまでに、3位を確定させておきたいところです。

ところで広島東京ヤクルトに大敗を喫し、
ゲーム差が1と広がるとともに、CSマジックは1つ減って『5』。
休んでいる間にも、3位への道は進んではいますが、
残り7試合でその『5』を減らし、CS出場へ突き進むには、
自らできっちりと勝っておかなくてはなりません。
そんななか、きょうからは関東に腰を据えての6試合。
手始めに迎えるは、ハマスタでの横浜戦
今季14勝7敗と大きく勝ち越している相手とはいうものの、
ハマスタ、平塚というビジターゲームでは、5勝4敗。
特に前回、9月12日からの3連戦では、
1勝2敗と負け越しているだけに、油断はできず、
気を引き締めていかなくてはならないでしょう。

気になる先発は、初戦・川上、2戦目・山本昌
そして3戦目に吉見というのが、中スポ予想。
一方のスポニチでは第3戦に中田との報も。
横浜戦の後すぐに、東京ドームで
巨人との2連戦もありますし、吉見はそちらにという予想もありそうです。

それはさておき、初戦先発はおそらく憲伸
大阪遠征には参加せず、ナゴヤ球場で調整し、
そのまま横浜へ移動したというエース
前回9月24日の東京ヤクルト戦で、
ついに北京五輪後初となる復帰登板を果たし、
力のあるストレートで押し、3イニングを無失点。
「健在ぶり」をファンにアピールしてくれましたが、
先発としての登板は、約2カ月ぶりとなりますし、
その投球ぶりが大きく注目されるところです。

今季チームが苦手としているビジター
エースの好投で気持ちよく立ち上がり、
その後の6試合に弾みを付けたいところですが、
その憲伸の前に立ちはだかりそうなのが、
内川、村田、吉村という横浜自慢の右の中軸たち
特に前回のハマスタでは、清水昭信、齊藤、山内といった面々が
村田、吉村に合わせて8発喰らってしまうありさま。
さらに前を打つ首位打者の内川が出ていたものなら、
大量点に繋がってしまうこともしばしば。
ハマスタでの横浜戦を勝ち抜くためには、
この右打者陣をいかに抑えていくかが、カギと言えるでしょう。


先発でナイスピッチングゥ~!まあ当たり前といっちゃ当たり前。
敵の中軸に打たれりゃ
そうなるのでしょうが、
かといって、逃げてばかりいてもしょうがない。
そのゲームの状況を見定めながら、
勝負するところはして、その他は流す。
そういうメリハリ
大事となってくるでしょうね。
ただ前回のハマスタでやられたのは、
比較的若い投手ばかり。
今回の先発は、憲伸、昌さんといった面々ですし、
それほど失投も多くない投手ですから、
よほどの投げ間違いさえなければ、抑えられると信じています。
とにかく3連戦の頭をきっちり取っておけば、
流れを掴むこともできるでしょうし、
そのためにも憲伸にはしっかり投げてもらいたいなと。
落とせないゲームが続くだけに、つまづきだけは許されない。
久々となる先発マウンドですが、この先を見ていくために
相手に真っ向から立ち向かい、そして好投をお願いしたい。
勝負の10月の先陣を切るエースの投球に、大いに注目したいです。

その他の情報では、こんなのも↓
中日 ウッズ退団、横浜・金城獲りへ
(デイリー)

Y!のトピックスにありましたが、
デイリーですし、どこまで信じていいのかわかりませんが、
金城という打者は決して悪くないですし、来てくれるなら歓迎。
ただFAするとも言ってませんし、あくまでも憶測のことのようです。


若竜トピックス(30日)

ドミニカ派遣6人決定
(中スポ)

今朝の中スポによると、
この秋にドミニカ共和国のウインターリーグ
派遣される第1陣の選手が判明。
投手からは、川井、佐藤亮太、菊地の左腕3人が。
また今年から派遣されることになった野手からは、
前田、新井、そして藤井の3選手が参加することになりました。

人選については、ドミニカサイドの要望と、
希望した選手との組み合わせから決められたそうですが、
既に報道されていたように、新井、藤井らが参加するんですね。
投手と違い、さらなるサバイバルが予想される野手
ぜひともチャンスを掴み、飛躍のきっかけにしてほしいです。
なお6選手今月6日に出発、参加期間は未定とのこと。

また7日から宮崎県内で開幕する
ファームの教育リーグ「フェニックス・リーグ」
故障により調整中の朝倉山井が派遣されることになったそうです。
朝倉はすでに紅白戦などで登板していますが、
山井の方もだいぶよくなってきたようですね。
ラジオなどでの情報では、先週にようやくBP登板を果たしたとのこと。
今季のほとんどを棒に振ってしまった山井ですが、
もしかしたらポストシーズンの秘密兵器となるのか?
まあそんな淡い期待を持ちながらも、
背番号29の復帰を見ていきたいなと思います。

2008年9月30日 (火)

井端残り7試合出ると森野どっぷりドラゴンズ宣言。

広島阪神に敗れ、単独3位に浮上。
CS進出マジックを『6』としたドラゴンズ
ナゴヤドームでの今季公式戦がすべて終了し、
残り7試合は、ビジターでの戦いとなります。
広島とのし烈な3位争いを制するためにも、
今季負け越しているビジターでいかに勝利を重ねられるか、
この日ナインは遠征に備え、ナゴヤドームで一部選手が練習。
その中には1カ月ぶりに復帰を果たした井端の姿も。
入念に調整し自らにGOサインを出した背番号6
きょう30日の阪神戦でのスタメン復帰が濃厚のようです。


ドラゴンズトピックス(29日)

◇井端弘和
<きょう30日の阪神戦から先発復帰する可能性が濃厚。
この日、ナゴヤドームでの指名練習に休日返上で参加。
フリー打撃などで感触を確かめ、復帰戦に備える。
練習後、実戦復帰への意欲をみなぎらせ>
「動き? 大丈夫です。
あと7試合、とにかくやるしかないですから。
もちろん、明日から出るつもりです。
もう体は何ともないんで。
明日からは頭(先発)から行きたいですね。
その準備も整ってますし。
チームがこういう状況なんで、
少しでも力になれるようにやるだけです」

<今季中の復帰が危ぶまれたが、連日のリハビリで回復。
寝返りを打つことも許されず、食事もノドを通らなかった1カ月。
精神的ストレスから、体重が約3キロも減ったという>
「動く量が少なかったんで、食べてなかった。
体重がかなり減っちゃいましたね。3キロぐらい減りました。
思いっ切り野球がしたい。今はただ、そんな心境なんです」

<中スポ『巧・井端の流儀』より、
クライマックスシリーズへ向けた決意と覚悟を語る>
「30日の阪神戦から、8日間で7試合。
そこですべてが決まります。
食うか、食われるか。ボクも出るつもりです。
決めるのは監督ですが、自分はそれだけを考えています。
今年のボクは2回もケガをしてチームに迷惑をかけました。
今、こうして戻ってきて思うこと。それは3位を死守して、
クライマックスシリーズから日本一へと上がっていく。
チームにかけた迷惑をかえすのも、そこしかないと思っています。

今、ボクの顔は『ひどいこと』になっています。
左あごからほっぺたにかけて、吹き出物がでてきています。
実はこれ、6月に故障で休んでいたときも出ていました。
原因はストレスです。
そしてそのストレスの正体は試合に出ていないことです。
ケガで休むことに対して、自分の肉体が
『拒絶反応』を起こしているんだと受け取っています。

休んでいる間、仲間の試合はほとんどテレビで見たと思います。
こっそりとナゴヤドームに来たこともあります。
1つ勝つのに苦しんでいました。でも、みんな一生懸命なんです。
手を抜いている選手なんて誰もいません。
それでも歯車が1つ狂ったら、野球ってこうなるものか…。
スポーツには相手がいる。だから勝つのは難しいんです。

仮にドラゴンズが3位争いしていなかったとしても、
ボクは試合に出ていたと思います。
1試合でも多く出る。そのための努力を惜しまない。
これはどちらも選手の義務だと思っています。
やはり野球選手に生まれてきたら、試合には出たい。
新人だろうが、ベテランだろうが、試合というのは限られます。
5000、6000は絶対に出られない。限られているからこそ絶対に出たい。

残り7試合、ボクは出ます。そして勝ちます。
日本一へ、ファンの皆さんと一緒に
階段を駆け上がっていきたいと思います」
(中スポ『巧・井端の流儀』より抜粋引用、
スポーツ報知スポニチ名古屋ニッカンデイリー

◇高代野手総合チーフコーチ
<休日返上した井端の練習を見守る。
スタメン復帰の可能性については>
「思ったより動けている。
こっちが考えているより軽傷だったんだろうな。
本人が『いける』と言っているのだから大丈夫。
試合に出るならスタメンだ」
(東京中日、ニッカン

◇井上一樹
<27日に1軍再昇格したばかりのベテランが休日返上で練習
野手は控えメンバー中心だったが、志願してフルメニューをこなす>
「オレの辞書に『休み』という文字はない」
中スポ

◇小池正晃
<同じくナゴヤドームの練習に参加。
14日の横浜戦で古巣初安打をマーク。
中日では谷繁、ウッズ、中村紀洋、和田に続く
5人目の12球団ヒット達成となったが>
「あっ、そうか。
でも交流戦があるから、そんな珍しくはないんでしょうけど」
(中スポ<ドラ番記者>


◇山本昌
<きょう30日の阪神戦の先発予想。
この日はナゴヤドームでランニング中心の軽めの練習で汗を。
200勝の次に目標に掲げた日本シリーズでの勝利に向け、
3位確保に全力を注ぐことを誓う>
「まずはそこ(日本シリーズ)に出られるように頑張ります」

<過去、日本シリーズには5試合に登板し4敗。
通算204勝の大投手なのに、シリーズでの白星がない>
「半分はずかしいと思ってます。
日本シリーズに何回も投げさせてもらって、1回も勝っていない」

<大目標へ向け、今は目の前の戦いに集中。
前回17日の阪神戦は3イニング7失点でKOされたが>
「この前の阪神戦では打たれたけど、次は頑張ります」

<先発機会は恐らくあと2回。
前回から中12日と登板が開くが、間隔は気にせず>
「しょうがないですね。まだ試合はあるし、頑張るだけ」
中スポスポニチ名古屋

◇川上憲伸
<あす1日からの横浜3連戦で、
北京五輪後では初の先発が予想される。
コンディションの不安はほとんど消えたようで完全復調を強調>
「状態? 普通です」
中スポ

◇清水昭信
<『甲子園の悪夢』の払拭に燃えている。
プロ初登板を果たした7月3日の阪神戦ではボークで失点。
苦い思いを残したが、登板すれば約3カ月ぶりのマウンド>
「あんな恥ずかしいまねはもうしません。借りを返したい」
(東京中日)

◇中田賢一
<ナゴヤドームで練習を行い、ランニングなどで汗を流す。
シーズン残り7試合はスクランブル登板も辞さない構え。
ここまで7勝止まり。残り試合でできる限りの貢献を誓い>
「今年はずっと感覚が合わないというか、
投げるときのバランスの問題だと思うんですが…。
悪いところは分かっているつもり。
それをしっかり直せるかどうかだと思っています。
どんな場面でも投げられるなら投げたい。
とにかくチームに貢献したいんです」

<先週の5試合はすべてベンチ入りして中継ぎ待機
今後も中継ぎ待機が濃厚だが、6連戦中には先発の可能性も。
役割は決まっていないが、悔しさをすべてぶつけるつもり>
「ブルペンでかなりの球数を投げて調整したし、準備はしてきました。
振り返ることはしないタイプなので、次の登板へと切り替わっています。
(川上)憲伸さんも戻ってきたし、
みんなでCSへ出られるよう頑張ります。何くそ精神で行きます」
名タイ


◇落合監督
<『機動戦士ガンダム』のファンとして知られるが、
28日、『機動戦士ガンダム00(ダブルオー)』の
プレミア試写会にビデオメッセージを寄せ、
優勝を決めるまで『見ちゃいけない』という
ガンダムを見てしまったことを告白>
「本当は見ちゃいけないんです。
シーズン中はリーグ優勝が決まるまでは
見ないように決めていたんですが……」

<10月5日放送の最新作『00』第1話を見たといい、
ナゴヤドームの監督室で作中に登場する
『ガンダムエクシア』のプラモデルを組み立てる姿も披露>
「今回は特別に先駆けて見せてもらいました。
素晴らしい出来でした。今回のダブルオーは
前作の謎が解き明かされるということで、
ファンの人はじっくりとご堪能ください」
毎日jp

【ドラゴンズ・残り7試合の日程】
9月30日(火) 対阪神(18:00・阪神甲子園球場)
10月1日(水) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)
10月2日(木) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)
10月3日(金) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)
10月4日(土) 対巨人(14:00・東京ドーム)
10月5日(日) 対巨人(14:00・東京ドーム)
10月7日(火) 対東京ヤクルト(18:20・明治神宮野球場)


↑の日程でもわかるように、残り試合はすべてビジター
しかし今季は、26勝38敗1分けと苦手としているうえ、
ネックとなってきそうなのが、あす1日からのハマスタでの3連戦
前回の対戦では、内川、村田、吉村の右3人にやられるなど、
対戦成績のわりには、苦しむことが多いうえ、
荒れるゲームも予想されますが、とにかく勝つのみ。
さらに首位を争う阪神、巨人という
2チームも警戒しなくてはならない相手。
ドラゴンズにとっては、タフなゲームが続くことと思います。

この日、ドラゴンズナインは、遠征に備え、
ピックアップメンバーがナゴヤドームで練習。
投手陣では、川上、山本昌、小笠原、中田をはじめ、
吉見、長峰、小林、齊藤、清水昭信といった面々が。
一方、野手では小田、英智、小池、平田の控え組に加え、
ベテラン・井上、さらに右ひざのケガが癒え、
27日に1軍に再登録された井端休日返上で参加。
ランニング、キャッチボールの後、
フリー打撃では、故障を感じさせない鋭いスイング。
さらに守備練習では、ショートの位置に入ると、
横の動きも交えて、軽快にノックをさばいていたようです。

それにしても、残り7試合
先が見えないサバイバルとなってきましたが、
井端の復帰は、チームにとって大きいでしょうね。
今季なかなか組めなかったベストメンバーへの最後のピース
故障した当初は、今季中の復帰は、
おそらく無理なのではと言われていましたが、
驚異的なリハビリで回復させ、地元最終戦に滑り込みセーフ
そのゲームでは出場こそありませんでしたが、
今回の休日返上練習で、いよいよ自ら復帰にGOサイン
ついに背番号6が、戦場に帰ってくることとなりそうです。


井端が帰ってきた。ひざの状態は、
本人にしかわかりませんが、
おそらく急ピッチ
仕上げてきたでしょうし、
けっして万全とは
いえないことと思います。
それでも井端本人の持つ
「出たい」という気持ち。
それは評価できるでしょうし、
後押しをしていきたいなと。
大事なペナント終盤に戦線離脱。
今季途中までほとんど休んだことのない『竜の鉄人』にとっては、
かなりのストレスとなったようですね。
テレビでチームの試合を見てはいたようですが、
自らが出られないジレンマで、吹き出物が出てしまったようですし。
「1試合でも多く出る。そのための努力を惜しまない」
常々そう考えるという井端ですが、
ただこういう日々を経たからこそ、
気持ちというものが、より強くなっているでしょうし、
それがチームへの貢献というところに繋がってくるはず。
シーズンも残りわずか、タフなゲームが続くなか、
こういう選手の「爆発力」に期待してみたい。そんな風にも思いました。

まず手始めとなる甲子園での阪神戦
ただ昨夜の阪神-広島戦もそうでしたが、
天気もこんなですし、もしも強行されたなら、
グラウンドコンディションは、けっして良くないことでしょう。
そんななかで、ムチャは承知の強行復帰
果たして定位置の『1番・遊撃』で戻ってくるのか、
それともデラロサが入っていた6、7番なのか、
その辺りも含め、帰ってくる背番号6
そして久々に「ベストメンバー」で戦えるドラゴンズ
残り7試合の動きに注目していきたいと思います。

一方、投手陣の方は、ここまで温存?されてきた
ベテランの昌さんが、中12日を経て先発に起用されそうです。
17日の3イニング7失点KOからずっと登板がなく、
何でなんだろうと思っていましたが、
昌さんのエッセイによると、この場で公にするわけにもいかない
「ちょっとした理由」があったようで…。
故障なのか、作戦からなのかは、わかりませんが、
とりあえずは、復帰となりそうな背番号34
今季を締めくくり、また目標してしている
日本シリーズ初勝利に向けても、
前進できるような投球を期待したいです。

またあすからの横浜3連戦では、憲伸が先発復帰しそう。
自分的には今回の甲子園で投げるのではと
思っていましたが、そうではなさそうで。
24日から中6、7日での登板となりそうですね。
どちらにしても、もはやしっかりと
勝ちの計算に入れているエースの登板。
復帰時同様、熱い投球での勝利を楽しみにしています。


【追 記】
9月30日(火)阪神 VS 中日 雨天中止のお知らせ 
【14時40分決定】

本日9月30日 阪神対中日戦は、
14時40分に天候不良ならびにグランド不良のため中止となりました。
本日中止分の振替試合の日程は現在のところ未定です。
※リニューアル工事の都合上、甲子園球場での開催はございません。
阪神甲子園球場公式HP


甲子園、天候不良で中止になりました。
さすがの阪神園芸も、前日からのこの天候では無理でしたね。
ところで気になるのは
「リニューアル工事の都合上、
甲子園球場での開催はございません」
の表記。
振替試合は今季苦手とした甲子園ではできないそうで、
おそらくスカイマークスタジアムでの開催となりそう。
阪神は10月8日(対巨人)9日(神宮予備日)10日(対横浜)という日程。
そうなると11日以降になるのでしょうか。今後に注目です。


◇森野将彦
<この日、中スポに来季残留の決意を独白。
12年目にしてフリーエージェント(FA)権を取得したが、
悩み抜いた末に権利の『永久凍結』を決断>
「権利を使うとしたら今年でしたね。
だからもう、考えることはないと思います。
形の上では行使せずということになるでしょうが…。
残ります。名古屋にどっぷり漬かる覚悟です」

<行使せず残留ということだが、1年待てば
メジャー移籍も可能な『残留FA』。その含みはある?>
「それはないです。なので、行使するとしたら
やはり今年だったということです」

<それなら球団に複数年契約を求めていく?>
「それはわかりません。
球団と話し合うのはシーズンが終わってからだし
(権利を使わずに)複数年か、1年契約かはそれを聞いてみないと」

<契約の形態はシーズン終了後の球団との交渉しだいだが、
その相手が『中日ドラゴンズ』のみであることは確定。
ただし、そこに至るまでのプロセスはかなり揺れたよう>
「そりゃ考えますよ。どこに行けば、自分はどうなるのか」

<やはり中日への愛着も決め手になった?>
「逆指名制は(高校生には)なかったとはいえ、
プロに入るときにボクは中日に入りたかったんです。
巨人は嫌だと言ったんです。
理由? 一番熱心に誘ってもらったからです。
そういう意味では好きで入らせてもらったチームですから」

<チーム内の存在感も年を追うごとに大きくなっている>
「ボクの中でレギュラーを競争して取ったというのは
(FAを考える上で)でかかった。
FA移籍だと、当然、用意されていますよね。
でも、それを想像してみたとき、やはりピンとこなかったんです」

<バッテリー以外、どこでも守れ、
3割&30発が見込め、30歳と若く、なおかつ年俸が安い。
しかしそんな『追い風市場』に乗ろうとはしなかった。
北京から帰国後、じっくりと考える時間をとった上での残留決着に>
「ボクは強いチームでやりたい。
この先も強いのはドラゴンズです。
そして、野球を長くもやりたい。
1軍のグラウンドに長く立って、やりたい。
そう考えたら、純粋に応援してくれるチームで…。
もちろん、その環境に甘えることなくこれからもやりたいです」

<すっきりした気持ちで最後の遠征に出られる?>
「もちろん。今はシーズンが最優先。
勝って、クライマックスシリーズに出て、日本一に。それが大切です」
中スポ


◇平井正史
<昨年、プロ14年目で初めてのFA権を取得。
この日、今オフも権利を行使せず
チームのV奪回のために出直すことを明言。
現在2軍で調整中、来季の復活にかけることを宣言>
「今年はこんな成績でもあるし、行使せずにということになるでしょう。
中日が最優先です。今年がすごくいい成績なら考えたかもしれないけど」

<球団はFA選手に対しても今季の成績をもとに査定する方針。
年俸8500万円(推定)からのダウンも予想されるが>
「最初に中日と交渉して(年俸が)ダウンということもあるでしょう。
(中日に)投げられないから、いらないといわれるかもしれない」
ニッカン


川村(横浜)、真中、度会(東京ヤクルト)など
徐々に現役引退などの報も伝わってきたこの時期。
今朝の中スポには、プロ12年目にして
国内FAの権利を取得した森野
来季以降もドラゴンズへ残留すると決断。
「永遠のドラゴンズ愛を誓う」と出ていました。
これで今季初めてFAを取得したドラゴンズの選手では、
井端、荒木に続いての残留となるとともに、
今朝のニッカンには、FA権を持続しながら、
今季不本意な成績となった平井も残留を宣言。
力のある選手が残ってくれることはとてもうれしく思います。

特に現在チームの4番を担っている森野の残留。
これはドラゴンズにとって、かなり「でかい」ですね。
アライバとともに落合野球の申し子の1人であり、
今やチームの中軸選手として欠かせぬ戦力となっている森野
そのユーティリティぶりから、もしFA宣言したなら
他球団から引く手あまたになっていただけに、
よくぞ残って下さいましたと、思わず感謝してしまいました。

まあシーズンもまだ終わっていないですし、
今は残り試合に集中してもらいたいですが、
「新4番」としても良いカタチで締めくくるとともに、
来季は春のキャンプをしっかりこなし、
クリーンアップの1人として、フルに活躍してほしい。
それはもちろんドラゴンズのユニホームを着てでのこと。
ドラゴンズの将来を背負うであろう背番号31
これからも大いに声援を送っていこうと思います!

2008年9月29日 (月)

チェン堂々荒木決勝弾、地元ラストは完封勝ち!

ナゴヤドームでの今季ラストゲームとなった巨人戦
デーゲームで同率3位の広島が勝利したこともあり、
絶対に落とせないゲームとなりましたが、
両軍無得点のまま迎えた終盤8回ウラ2死、
荒木がレフトポール際へ値千金の一発を放ち、均衡を破ると、
最後は守護神・岩瀬が3人で締めて、1-0での完封勝利
8イニング無失点と好投のチェンが7勝目をマークするとともに、
ドラゴンズも3位をキープ。地元ラスト白星で飾りました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 22回戦
(28日・ナゴヤドーム | 中日13勝9敗)
38086人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日 ×
[勝] チェン(37試合7勝5敗)
[S] 岩瀬(48試合3勝3敗33S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
チェン、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
今季の巨人戦勝ち越しを決め、地元最終戦を完封で飾った
8回2死から、荒木が左へ決勝のソロ本塁打を放った。
1回から上原チェンの投げ合い。
両投手が踏ん張って均衡が破れなかったが、
荒木が最後に上原の失投を逃さなかった。
チェンは直球に威力があった。
5回2死二塁で上原に三遊間を破られたが、
和田の本塁好送球で、失点を防いだ。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズは右ひざ靱帯損傷が癒えた井端が1軍復帰。
しかしスタメンには名を連ねず、ベンチスタート。
遊撃にはデラロサ、クリーンアップは和田、森野、ウッズと変わらず。

ドラゴンズ先発は、中5日でチェン
立ち上がり、2死を取ったものの、
続く小笠原の5球目、内角高目のストレートが右手を直撃
負傷した小笠原はベンチに下がり、そのまま退場。
代走には寺内が送られ試合再開。
動揺が心配されたが、続くラミレスを内へのストレートで3球三振。
続く2回もきっちり3人で打ち取る上々のスタートに。

一方、巨人先発は中6日で上原
2回ウラ、先頭・森野が外のフォークに合わせ、
センター前に運ぶヒットで出たものの、
続くウッズの痛烈なゴロは三塁正面、5-4-3と渡ってダブルプレー。
中村紀洋も右飛に倒れ、結果的には三者凡退。
こちらも負けじと、まずまずの立ち上がりとなる。

3回、2死から鈴木尚広にレフト前に運ばれ、初ヒットを許したチェン
続く木村拓也の4球目に二盗を許したものの、
動ずることなく、センターフライに打ち取り3アウト。
4回も先頭・寺内に詰まりながらセンター前に落とされながらも、
続くラミレスを打ち上げさせての一邪飛。
さらにイ・スンヨプの初球にスチール失敗と、
相手の拙攻にも助けられ、ゼロを重ねていく。

4回ウラ、先頭のイ・ビョンギュがフォークを上手く拾って、
ライト前ヒットを放つと、荒木が送って二塁へ。
この日初めての得点圏を迎えたが、
和田が真ん中高目のストレートを打ち上げセンターフライ。
さらに森野も内角高目のストレートを打ち損じ、
一塁ファウルフライに倒れ、3アウト。
フォークなどの変化球にキレがあるうえ、ストレートも走っている上原
ここ最近では最も良い出来だけに攻略に苦しむ。

力のあるストレートを内外角に投げ分け、
さらにスライダーなど変化球も上々。
序盤を快調に飛ばしてきたチェン
しかし5回、1死から阿部に中に入ったストレートを叩かれ、
右中間を破るツーベースを許すと、
続く坂本は外へのストレートで空振り三振に取ったものの、
上原にファウルで粘られ、やや苦戦。
そして6球ファウルされた末のカウント2-2からの10球目、
真ん中低目のストレートを叩かれると、
三遊間をしぶとく抜けて、レフト前へ。
二塁走者の阿部は、三塁を周り本塁へと突入。
しかし和田からのバックホームがワンバウンドで谷繁の元へ。
待ち構えた谷繁がしっかりタッチし、本塁憤死。
見事な好返球で先制を阻止。和田に感謝するチェン

その直後の5回ウラ、
1死から今度は中村紀洋が右中間へ持って行くツーベース。
こちらも得点圏へと走者を運ぶも、
続くデラロサが初球を打ち上げてしまい、キャッチャーフライ。
2死二塁となると、谷繁は歩かされて投手勝負。
チェンのバットに期待がかかるが、見逃し三振に倒れる。

さらに6回ウラ、2死から和田がライトフェンス直撃のツーベース。
2イニング続けて、チャンスを掴むが、
森野はここもインハイを打ち上げ、遊撃フライ。
踏ん張る上原の前に、先制点を挙げられず。

7回、焦る?巨人に拙い攻め。
先頭のラミレスがレフト前に運んだものの、
続くイ・スンヨプが初球、セーフティバント。
しかしそれが上がってしまい、サードライナー。
走者を進められないと、続くは外へのストレートを叩き、
おあつらえ向きの6-4-3のゲッツー。
きつい終盤を3人で凌ぎ、ガッツポーズも出たチェン
両投手の投げ合いは、ついに8回まで続いていく。

8回、チェンの球威は依然衰えず。
先頭・阿部を外へのストレートで空振り三振に取ると、
続く坂本もフォークに詰まって、センターフライ。
上原には代打が送られず、初球を叩いて二塁ゴロ。
下駄を預けられたという感の上原に対し、
チェンは余力を残しながらも降板。
8イニング、109球を投げ、5安打7奪三振1死球で無失点。
プロ初完封の前回登板に続き、好調をキープ
無失点イニング20に伸ばして、マウンドを降りた。

8回ウラ、気丈なムードでマウンドに上がる上原
バテたように見えながらも、ボールにはまだまだ球威が。
先頭、チェンの代打・立浪
内へのストレートに詰まり、ライトフライに倒れると、
イ・ビョンギュもストレートに押され、2アウト。
ここで迎えるは、この日ノーヒットの荒木
初球、2球目と見逃し、簡単に2ストライク。
しかし追い込まれながらも、必死に食らい付き、
ファウル、ボール、ファウルと粘った後の
カウント2-1からの6球目、この日上原が投じた103球目、
外角高目に浮いたカットボールを振り抜くと、
打球はそのままレフトポール際へ届き、飛び込むホームラン!(1-0)
8回ウラ、それも2アウト、
さらに伏兵ともいえる荒木が決めた値千金弾
これにはさすがにガックリとする上原
均衡を破った一発は、そのまま勝利へ近づく一打となった。

9回、マウンド上はもちろん守護神・岩瀬
今季48試合目の登板は、最少点差というシチュエーション。
しかし気持ちが入っている守護神は、ほぼ完ぺき
先頭・鈴木尚広をスライダーで投ゴロに打ち取ると、
続く木村拓也は二塁正面のゴロで、あと1人。
そして最後は代打・大道を遊ゴロに取り、ゲームセット!
息詰まる投手戦を制し、しぶとく勝利を奪ったドラゴンズ
ナゴヤドーム今季ラストゲームを飾って、貯金を2に。
さらに3位タイもキープして、CSマジックも1つ減らし『7』。
試合後、落合監督がファンにあいさつ。
完全制覇を成し遂げられなかったおわびをするとともに、
「このチャンスにもう一回かけたい」と日本一への決意を口に。
シーズン残り7試合、最後の意地を見せることを誓った。


3位を死守したいドラゴンズに対し、
単独首位に立ちたいという巨人
両軍ともに負けられないゲーム。
さらに両先発の出来がとてもよく、息詰まる投手戦となりましたが、
本拠地最後のゲームとあってか、踏ん張ったドラゴンズが、
土壇場8回に荒木値千金弾でケリ。
最後は岩瀬が締めて、完封勝利を飾りました。

威風堂々陳偉殷!それにしても
厳しいゲームとなりましたが、
チェン、上原の両先発が
よく投げましたね。
特にチェンに関しては、
非の打ち所のない最高の出来。
巨人に対しては、
東京ドームでのプロ初勝利
さらに札幌ドームでの
6回1死までパーフェクトなど
だいぶ自信を持っていることもあって、
立ち上がりから力のあるストレート投げ込み、
真っ向から堂々勝負を演じていましたね。
初回、小笠原にいきなり死球をぶつけてしまった
(骨折には至らずその辺りは幸い)ことで、
いくらかの動揺もあるのではと心配しましたが、
続くラミレスをきっちりと三球三振に取り、
引きずらなかったのが大きかったなと。
その後は、上原との投げ合いになりましたが、
安定感力強さでは、チェンの方が明らかに上。
もっと早く援護していたら、また展開は違っていたでしょうが、
逆に均衡が破れなかったからこそ、好投に繋がったのかも?
前回のプロ初完封に今回の好投と、
五輪後引きずっていた間のあった不調は、もう過去のもの
現状では昌さん以上に安定感があるのではと思わせる背番号21
残り試合、そしてさらにその先
この好調をキープし、より勝利に貢献できるよう頑張ってほしいです。

一方、打線の方は上原にかなり手こずりましたが、
終盤8回、荒木がよく決めてくれました。
正直、このところの荒木の調子からは、この場面に
まさかホームランが出ようとは、全く想像していませんでしたが、
粘った末に甘い変化球に食らいついての鮮やかな一発
打った瞬間「おおっ!」と叫んで、
着弾したさいには思わずバンザイ!
荒木さん、期待しないでごめんなさいと謝ってしまいました。

それにしても打った荒木も素晴らしかったですが、
上原もある意味限界にも来ていたのでは?
このゲームに関しては、小笠原が序盤
負傷退場した影響もあったのかもしれませんが、
巨人の方が、かなり浮き足だっていたなと。
中継ぎ陣が好調なら、8回に代打を送ってもよかったと思いますし、
今季スタミナ面が心配される投手を引っ張る必要があったのか?
対照的に8回を投げ終え、スパッとチェンを切り替えたドラゴンズ
その辺の違いが、勝利を分けたようにも感じました。


まあヨソのことをどうこう言ってもしかたないですし、
ドラゴンズにおいては、とにかく勝ち続けるのみ
ホームゲームを全て終えたことで、
残り7試合はビジターでの戦いとなります。
ただこのビジターゲームの勝率が悪いというのも、今季の特長。
それでもそんなことも言っていられず、
たとえ苦手だろうが、球場が狭いだろうが、
3位確保に向けて、全力を尽くしていかなければならないでしょう。
あすからは、今季最後となる6連戦
いきなり苦手の甲子園ですが、巨人さんに勝っておいて、
阪神さんにも勝っておかないと、申し訳が立たないでしょう。
秋雨前線の影響も心配され、中止も予想されますが、
この先を見る意味でも必ず勝つ。
そして残り試合のカギを握るハマスタへと向かうこと。
落合政権は今後も続いていきますが、
まだ来季を見ずに、今季残っているチャンスをしっかり掴んでほしい。
ホームの大声援はなくなりますが、ビジターの熱い声援があります。
まずは甲子園で1つ取って、勝負の10月へ進んでほしいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(28日)

○荒木雅博
<8回2死、左翼ポール際に決勝となる4号ソロを放つ。
上原の6球目、127キロの外角高目カットボールに体が反応>
「フォークの方が、頭に強くあったんですけどね。
体が自然に反応しました。会心でした。
狙う気持ちなんてさらさらなかった。
とにかく塁に出て、クリーンアップにつなぐことしか考えていなかった。
お互いに投手が良かっただけに、
できれば二塁打くらい打ちたいと思っていた」

<日本代表として北京五輪をともに戦った上原から、
7月15日以来の本塁打。派手なガッツポーズも笑顔もなく、
黙々とダイヤモンドを駆け抜ける姿が今年を物語る>
「そうですね。まだ試合が終わるまでは分からないので。
それに慣れないことなんで、どうやって喜んでいいのか分からないんで」

<今季の打率は、最近の5年で最も低い.245。
優勝争いから遠ざかり、足踏みを続けるチームと同様に、
浮上のきっかけを見いだせないでいるが、
この1発は選手会長から本拠地のファンへ向けての決意表明>
「最近なかなか打てなかったので、リセットしていかないと。
その日その日の反省はしますが、
(シーズンの)反省はしません。まだ残っていますから。
いまは自分たちが勝っていかないといけないんです。
まだ、CSがあるからそれまでしっかりやっていきたい。
もう1度、ナゴヤドームで? そうですね」
中スポ中日新聞スポーツ報知共同通信社
時事通信スポニチ名古屋ニッカン

○チェン・ウェイン
<切れのある直球と変化球を駆使し、
8イニングを5安打無失点で7勝目>
出陣前、ロッカールームのテレビで見たのは広島の戦況>
「自分も6、7回くらいまで見ていました。
昼間、広島が勝ったから、
ウチも負けられないという気持ちを持って投げました。
1点も取られたらダメなところで下半身を使って投げられた。
チームのためにも3位を守りたかった。
何とか1点も取られないように、
何とかチームのために勝てるようにと思いました」

<同率3位死守。目先の1勝としてはもちろん、
1歩先を見据えても大きな星だ。
前回登板でプロ初完封しており、これで20イニング無失点>
今季の最終戦線、先発の柱になれる男が現れた。
「調子がずっと悪かった。
(北京五輪から)帰って来てからずっと勝ち投手になれなくて、
1勝してからだいぶ良くなった。1勝したのが大きかった。
自信が戻ってきたのが一番。
しっかり下半身を使って投げられたと思う。
成長したことは何もないと思う。
でも制球力だけは本当に付いたと思っています」

<今季巨人戦は3勝1敗。好相性を保ったが>
「そんなに投げやすい感じはないです。
3、4、5番に押されている感じがある。ラミレスさんによく打たれている」

<台湾で育った自身にとって、G戦士はあこがれの対象。
日本プロ野球のテレビ中継は巨人戦が中心>
「ほとんどメジャーリーグの試合を見ていたけど、
たまに巨人の試合も見ていました。
自分が高校生のときは、巨人がすごく有名だった。
松井さんがいて、(高橋)ヨシノブさんも有名だった。
(巨人は)好きだけど、中日に入ってからは負けたくないです」
中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

○岩瀬仁紀
<9回に登板。1イニングを3人で締め33セーブ目>
「ああいう状況(1-0と息の抜けない試合展開)で
やっぱり気持ちは入りやすかったですね。
いい感じで投げられました。今年は気持ちで何とかしている」

<この夜が48試合目の登板。
史上初10年連続50試合の登板まで、あと2試合と迫り>
「今年は厳しいことを覚悟していた。でも目標にしているので」
(東京中日、サンスポ

○中村紀洋
<5回1死から右中間二塁打を放つと、7回1死からは左前打。
得点には繋がらなかったが、この日は3打数2安打。
今季11打数5安打と『上原キラー』が存在感を見せつけ>
「きょうの上原はよかった。
球もキレていたし。でも、打っていかないとね。
きょうはトラ(荒木)がよく打ってくれた」
(東京中日)

○和田一浩
<5回2死二塁から上原が左前打。
本塁を狙った阿部をワンバウンド送球で仕留める>
「もっとビシッとしたストライクを投げたかったけど…。
チームが勝ってよかったです」
(東京中日)

◇山本昌
<『第27回ドラゴンズ・クラウン賞』最優秀選手賞に選出。
この日の巨人戦終了後に表彰式が行われ、表彰状と
高級車『クラウン・ハイブリッド』が贈られる>
「この賞はファンの投票で選出される賞なので本当にうれしいです。
記録(200勝)のご褒美としてありがたくいただきます。
ぜひもう一度、ここナゴヤドームで
日本シリーズができるように、これからもがんばります」
公式サイト公式写真中スポ


◇白井オーナー
<この日、ナゴヤドームを訪れ、
続投が決まっている落合監督について、
3年を軸とした契約更新を行う考えを明らかに>
「最終的に決着はしていないが、複数年ということになるでしょうね。
3年? 本人の意向もあるだろうし…。
決定はシーズン後? そうなるでしょう」
中スポスポーツ報知共同通信社時事通信毎日jp

◇西川球団社長
<本拠地最終戦が行われたこの日、落合監督の契約年数に言及。
すでに来季以降のチームビジョンを検討しており、
その中で『3年』で基本合意に達したもよう>
「まずは(前提として)複数年。
2年から3年ということで考えている。
オーナーが『来年も頼むぞ』とおっしゃられた段階から、
その方向で話しています。
今、ドラゴンズは新旧交代の時期に差しかかっています。
新しいチームを作ることを視野に入れた場合、
やはり長期的にということになる。
後は監督の意向を聞いた上で、極力沿う形にしたい。
来週の遠征中にでも話し合う」
中スポスポーツ報知共同通信社スポニチ名古屋


○落合監督
<ナゴヤドームでの最終戦終了後にあいさつ。
リーグ優勝を逃したことをわびた上で、連続日本一への決意を口に>



「えー、本日ご来場のドラゴンズファン並びに
全国の中日ドラゴンズファンのみなさま方に、
お礼とおわびを申し上げます。
えー、今年、2008年のシーズンにあたり、
去年成しえなかったリーグ優勝っていうものを
第1目標に掲げて、今日ここまで来ましたけども、
選手はここまで満身創痍ながら、一生懸命野球をやってくれました。
バッターは1本でも多くのヒットを、
ピッチャーは1つでも多くのアウトを取ることを掲げながら、
それを勝ちに結び付けることが出来なかったっていうのは、
すべて監督の責任です。申し訳ありませんでした。
えー、シーズン中でありながらも、
私も責任の取り方っていうものを、いろいろ考えてきました。
その時に球団のオーナーが、もう一肌脱げと、
もう一回強いドラゴンズにしてくれと、ということで。
えー、私の責任の取り方っていうのは、
この5年間で作り上げたもの、それプラス、
中日ドラゴンズをもっと強い、勝てるチームにするっていうのが、
私の責任の取り方だと思っています。
えー、本年度中日ドラゴンズ主催(のゲームには)
243万人以上のお客さんが詰めかけてくれました。
全国至るところで我々に温かい声援を送っていただきました。
これを来年には無駄にしないように、
誠心誠意もう1回チームを作り直して、
みなさま方にいい報告を出来ますように頑張りたいと思います。
えー、去年からクライマックスシリーズという、
新しいシステムが出来ました。
(昨年)我々は2位でありながら、そこへ勝ち上がっていって
日本一っていうものを勝ち得ましたけども、
まだチャンスは残っています。
このチャンスもう一回かけたいと思います。
重ね重ね、本年度温かいご声援ありがとうございました」


<息詰まる投手戦を制し3連勝、貯金2とする。
本拠地今季最終戦でようやく自分たちの戦い方を取り戻し>
「(小差の試合に)がまん比べだろうね。
投手が2試合いいピッチングをしたってことじゃない? 
完投させられれば一番いいんだろうけど。
得てしてああいう点の取り方になる」

<1-0の試合がおもしろいとよく言うが>
「きょうの試合に関して言えばね。
お互いの投手がキチッと投げて、抑えて。
貧打戦じゃない。投手戦に近い。
危ないボールはお互いあるにしても。
乱打戦はおもしろいというけど、1-0もおもしろい。
チャンスを何回つぶしたって試合じゃないし。
投手含めて守りきった。お互いに」

<チェンについて>
「こういうピッチングができるんだったら、
これからもできるんじゃないの? 長所は何か思い浮かべれば。
(完封した)ヤクルト戦といい、きょうといい、これが彼の基本線。
北京から帰ったころからいえば別人。
ということは、日本の野球が合っているということだ。
台湾でもアメリカでもなく。
けっこう、そういう選手はいるよ。アメリカの選手であってもね」

<来期以降の契約については>
「西川社長とはその方向(複数年)で話はしている。
でも、まだ契約書にサインはしていない」
公式サイト『ナゴヤドーム今季最終戦・落合監督あいさつ全文』、
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋12ニッカンデイリー


今日の公示。(28日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 小林正人投手、井端弘和内野手
【同抹消】
▼中日 上田佳範外野手、岩﨑達郎内野手
(再登録は10月8日以降。公式サイト共同通信社


△井端弘和
<右ひざ靱帯損傷で2軍調整中だったが、この日出場選手登録。
試合前に落合監督と話し合った上で、いきなりの先発出場は見送ったが>
「地元ファンの前で1度はプレーしておきたかったんです。
状態はまあまあじゃないですか。ひざの動きも悪くなかった。
痛さや怖さもないので、これからチームに貢献したいですね」
中スポスポーツ報知ニッカン

◇高代野手総合チーフコーチ
<この日、ナゴヤドームの1軍に合流。
フリー打撃、軽いノックを受けた井端について>
「思ったより状態がいい。軽傷だったのだろう」
ニッカン


前夜「引退試合」を行った上田と、岩﨑に代わり、
この日小林とともに、井端が出場選手登録され、
8月29日以来、約1か月ぶりの復帰を果たしました。
試合前の打撃練習後にはフリー打撃、軽いノックを受けたという井端
ただスタメンに関しては、首脳陣と話し合いのうえ見送り
結局この日は、代打、守備固めとしても出場がありませんでした。

さすがは『竜の鉄人』。
目標として掲げていたXデーに復帰してきましたね!
今季本拠地最終戦ということもあったでしょうが、
しっかりと名を連ねてきたのは、
井端『顔』という部分もあったかもしれません。
いきなりの先発復帰は、やはりなかったですが、
それでもチームの『攻守の要』が復帰してきたのは、うれしいなと。
徐々にで構いませんから、実戦感覚を取り戻し、
3位確保、CS進出に貢献してほしいなと期待します!

2008年9月28日 (日)

和田バンザイサヨナラ押し出し四球、粘竜3位死守!

残り9試合ながらも、CS進出をめぐり、
広島と熾烈な3位争いを繰り広げているドラゴンズ
地元で残りわずかとなったナゴヤドームでの横浜戦は、
先発・吉見がいきなり4点を先行されたものの、
そのウラ、5番復帰のウッズのタイムリーで2点差に迫ると、
4回には代打・井上、イ・ビョンギュの連続長打で同点に。
以降は両軍中継ぎ陣が踏ん張ったものの、
最終9回ウラ、2死満塁のチャンスで
和田が粘った末に押し出し四球を選び、サヨナラ
しぶとく勝利をモノにして、3位を死守しました!

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 21回戦
(27日・ナゴヤドーム | 中日14勝7敗)
31541人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日 1x
[勝] 長峰(31試合2勝1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
吉見、清水昭信、高橋、浅尾、長峰 - 谷繁

【ゲームレビュー】
今季6度目のサヨナラ勝ち。打線が粘った
9回1死後、谷繁立浪の連打と四球で2死満塁とし、
和田が押し出し四球を選んだ。
1回に4点を失ったが、その直後にウッズが2点打。
4回には2死二塁から代打・井上が適時二塁打。
イ・ビョンギュの適時三塁打で同点とした。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【ゲームレビュー】
前日、今季限りの現役引退を表明した上田
3位争いのなかでの異例の『引退試合』となったが、
この日1軍に昇格し、6番・右翼でスタメン。
また腰痛で1試合欠場したウッズも復帰したが、初の5番
4番には2試合目となる森野が入った。

ドラゴンズ先発は、中5日で吉見
自身初の2ケタ勝利を目指してのマウンドとなったが、
立ち上がり、制球不安定なところを捕まり、
1死から藤田にライト前に運ばれるヒットを許すと、
続く内川に四球を与え、一、二塁。
ここで迎えるは、4番・村田
カウント0-1からの2球目、
中に入ったシュートを思い切り引っ張られると、
強いライナーでレフト線へと落ちるタイムリーツーベース。(0-1)
今季100打点目を決められ、先制を許す。
なおも二、三塁で吉村を迎えたが、
外一杯のストレートで空振り三振に取り、2アウト。
1点で止められるかと思いきや、
続く金城に初球、やや不用意に入った
内へのストレートを腕を畳み、うまく引っ張られると、
高く上がった打球は、そのままライトスタンドへ。(0-4)
まさかの3ランホームランで、一気に4点差
落とせない大事なゲーム、いきなりの大量失点となってしまった。

横浜先発は、今季中日戦1勝3敗のウッド
4点を追うことになったが、先頭イ・ビョンギュ
フルカウントから外へのストレートをうまく流し、
レフト前に運ぶと、荒木も引っ張り、ライト前へ。
無死一、二塁とチャンスで、新生クリーンアップ
しかし和田が外へのチェンジアップに空振り三振に倒れると、
4番・森野も外へのチェンジアップを引っかけ、一塁ゴロ。
ランナーそれぞれ進み、2死二、三塁で迎えるは5番・ウッズ
ドラゴンズに入って、5番に座るのは初めて。
1点でも返して、流れを戻したい場面だったが、
フルカウントからの6球目、外角高目に浮いたカーブを
やや強引に叩くと、ショートの頭を越え、
レフト前へと落ちる2点タイムリーヒット!(2-4)
5番降格に燃えたか、主砲の一打2点差に迫る。

そして大歓声のなかで登場は、6番・上田
プロ17年目、現役最後の打席となったが、
初球、外へのストレートを叩くと、大きく弾んだ投ゴロ
それでも全力疾走で一塁へ向かう上田
アウトとなり、ベンチへ戻る際、
球団からは花束が贈られ、ナインとハイタッチ。
そしてスタンドへ深々と頭を下げて、背番号35は退いた

2点差を追うドラゴンズ
3回ウラ、和田センター前ヒット、森野四球で
2死一、二塁となったが、ウッズが遊ゴロに倒れ不発。
しかし4回ウラ、さらなる反撃を。
この回先頭の中村紀洋がフルカウントから四球を選ぶと、
デラロサの遊ゴロで、ランナーが入れ替わり。
続く谷繁には送らせ、2死二塁とチャンスを広げると、
ベンチが動き、吉見に代打・井上を起用、勝負をかける
この日、上田とともに再昇格となったベテラン。
もらったチャンスを逃さず、好球必打!
初球、外角低目へのカーブを弾き返すと、
打球はセンター右を抜けていくタイムリーツーベース!(3-4)
再び流れを呼び込む快打で、1点差に詰め寄る。
なおも2死二塁と今度は、同点へのチャンス。
これに続いたのが、トップに戻ってイ・ビョンギュ
カウント2-0と追い込まれながらの3球目、
中に入ったチェンジアップを捉えると、
右中間をゴロで抜いていくタイムリースリーベース!(4-4)
連続タイムリーウッドをKO。重い空気を振り払う。

ゲームが振り出しに戻った5回、
ドラゴンズ2番手は、清水昭信
ナゴドではプロ初完投の一方で、ハマスタではKO。
因縁のある横浜との対戦となったが、
この日はナゴド、落ち着いてらしい投球に終始。
1死から内川には右方向へ持って行かれたものの、
村田を真ん中低目のスライダーで打ち損じの一邪飛。
さらに吉村に対しては、3球勝負。
2-0から外へのスライダーで見逃し三振に取ると、
続く6回も三者凡退と、2イニングを無失点
流れを渡さずにきっちりと仕事をすると、
7回からは高橋、8回からは浅尾と勝利の継投。
ともに3人で打ち取る完ぺきリレーで、ゼロを繋げる。

しかしその一方、横浜リリーフ陣も好投。
5回ウラは、2番手・真田からウッズが四球を選んだものの、
中村紀洋が初球を叩き、遊ゴロに倒れてしまうと、
6回ウラは3番手・横山の前に谷繁、代打・平田と2三振。
さらに7、8回ウラは、4番手の石井裕也が恩返しの力投。
和田、森野、ウッズと連続三振に斬られるなど、
完ぺきな投球をされてしまい、ランナーさえ出ない始末。
4-4のまま、ゲームは最終9回を迎えることに。

9回、同点ということもあり、浅尾が2イニングス目。
先頭の金城の当たりは、センターへ抜けそうだったが、
荒木が飛び込み、ダイビングキャッチ!
ピンチを凌ぐと、続く下園の二ゴロも前進してキャッチ。
バックの好捕に助けられ、順調に2アウト。
しかしここで思わぬアクシデント
迎えた相川のカウント2-2からの6球目、
内角高目に抜けたフォークが、頭部を直撃
死球となってしまうと、球審が協議の末に危険球を宣告
浅尾は今季3度目の退場となってしまい、降板することに。
土壇場で思いも寄らぬ展開となり、代わって長峰がマウンドへ。
緊急登板という流れが変わりかねない場面だったが、
ここはしっかり踏ん張った長峰
迎えた野中をフルカウントからの8球目、
外へのスライダーで投ゴロに料理。アクシデントを切り抜けた。

そして迎えた最終9回ウラ、
横浜5番手は、今季まだ無失点の山口俊
しかし相手のミスから大きなチャンスを得ることに。
1死から谷繁の投ゴロを山口が弾いてしまうと、
さらにボールを見失う間に、谷繁が一塁を駆け抜けセーフ。
内野安打となって、反撃の口火を切ると、
それに続いたのが、さらなるベテラン
長峰の代打に立浪が起用されると、
カウント2-2からの6球目、真ん中高目のストレートを叩き、
しぶとくショート左を破るレフト前ヒット。
連打で繋いで、一、二塁とサヨナラへのお膳立て
さらにイ・ビョンギュが四球を選び、1死満塁と大チャンス
ここで迎えるは、表の守備で好守連発の荒木
おそらく決められるだろうと思いきや、
カウント2-1からの6球目、外へのスライダーに見逃し三振
2死となり、やや重い空気も漂いつつも期待するは、3番・和田
この日ヒットこそ放ってはいるものの、決して好調ではない。
山口のストレートに力負けし、追い込まれはしたものの、
絶対に負けられない気持ちで、しぶとく粘る和田
2球ファウルして、ついにフルカウント。
そして再びファウルしたあとの、9球目。
山口が投じるは、外角へのストレート。
しかしそれが大きく外れてしまい、押し出し四球に!(5x-4)
選んだ瞬間、思わずガッツポーズを二度。
そしてバンザイしながら一塁へ向かった和田
その和田にナインが駆け寄り、小田が素早くヘルメットをはずすと、
他のナインが頭をペタペタ叩いて祝福。
さらに抱きついてきたビョンに投げられてしまうと、
倒れてしまい、よりもみくちゃに
それでも和田の表情は、満面の笑み
しぶとく粘ってた末に辛くももぎ取ったサヨナラで、
何とか3位を死守したドラゴンズ
広島も勝ったため、抜け出すことはできなかったものの、
クライマックス進出マジックは1つ減って『8』となった。


やったあ!!初回、両軍が得点を奪い合い、
4回に井上、ビョン
連続タイムリーで同点。
その後は、両軍の中継ぎ陣
踏ん張りあい、締まった投手戦。
なかなかチャンスへの糸口が
掴めないようにも思えましたが、
9回ウラ、若い山口を攻め、
ベテラン鮮やかな繋ぎ
そして最後は和田の執念で、
四球をもぎ取ってのサヨナラ
決して強い勝ち方ではないものの、
ここまで来れば、どんな方法でも勝ちは勝ち
ただこういうチームが一丸となれるような勝ち方は、
さらに前に進んでいくには大きかったのではないかと。
とりあえず勝ててホッとするとともに、
そんな風にも感じた今回のゲームでした。

相性の良い横浜相手だけに、絶対に落とせない一戦
しかしいきなり吉見が4点を奪われたときは、
これはまずいんじゃないかと思いましたが、
そのウラにすぐさま2点を返せたのがよかったですね。
和田、森野と3、4番が倒れたものの、
この日5番で復帰したウッズの2点タイムリー。
まさか自分が5番に下がるとは思ってはいなかったでしょうが、
多少の悔しさも晴らしてくれた一打で、反撃できたことが大きかったなと。
さらに4回に代打で登場した井上のツーベース。
2回以降立ち直ったものの、早々吉見に見切りを付け、
勝負をかけたベンチの期待に応えたタイムリー。
井上自身にとってもうれしかったと思いますし、
存在をアピールすることが出来た一打となったでしょう。
そしてさらなる値千金は、9回の立浪のヒット。
このところ調子が上がってきて、
ようやく本来の打撃ができつつある立浪ですが、
しぶとく逆方向へ運び、繋いでくれましたね。
これでサヨナラへの道がより明確となり、押し出しへと繋がった。
反撃の口火を切った谷繁の内野安打を含め、
勝負を知り尽くすベテランたち
ここにきてを発揮し始めたのは、実にうれしいこと。
残り試合でもさらに勝負強さを発揮し、
3位を確保できるよう、チームを引っ張ってほしいと願います。

一方、投手陣もよく踏ん張ってくれました。
なかでも2番手の清水昭信の無失点が大きかったですね。
同点に追いついた直後の登板で、いきなり怖いクリーンアップ
しかし物怖じせず、谷繁のミットめがけて投げてくれたなと。
まあ吉村のスライダーは逆球だったものの結果オーライ。
こういう場面できっちり仕事ができたことは、
これから先の登板にも繋がることと思います。
その清水昭信を含め、高橋、浅尾、長峰
若い力持ち味を発揮し繋いだゼロのリレー
最終的には勝利へと繋がってほんとよかったですね。
まだまだタフなゲームが続きますが、投げきってほしいです。


市民球場ラストカードということもあり、
広島も負けることはなく、同率3位は変わらず。
おそらくきょう28日の最終戦もそのまま勝つと思われます。
そうなると、ドラゴンズも絶対に負けてはいられない。
こちらもナゴヤドームでの今季公式戦ラストカード。
熾烈な首位争いをする巨人が相手となりますが、
そんな強いチームを倒して、地元での最後を飾りたい。
おそらく満員になるであろうナゴドでの大きな声援を受け、
しっかり締めて、ビジターへと旅立ってほしい
試合後の落合監督のあいさつなども含め、
最後のナゴヤドーム、注目したいと思います!

そしてこの試合を最後に、
現役生活にピリオドを打つことになった上田佳範選手
ドラゴンズでの3年間を含めた17年間、本当にお疲れ様でした
今後は後進の指導にあたられるようですが、
第二の野球人生も、ぜひとも頑張っていただきたいなと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(27日)

◎和田一浩
<9回2死満塁、サヨナラ勝ちを決める押し出し四球を選ぶ>
「(みんなが繋いで2死満塁、どんなことを考えて打席へ)
そうですね、もうとにかく、あのう、
初球から打ちに行こうと思って、あのう、
打ってランナーを帰すんだという気持ちで、あのう、
バッターボックスに入りました。
(ファウルで粘って9球目、最後ガッツポーズ出ましたね)
そうですね、やっぱり、あのう、残り試合も少ないですし、
やっぱり1勝という、あのう、重みがかなり重くなってきているんで、
えー、そういう意味でも、あのう、ピッチャーの方も
一生懸命つなぎましたし、えー、打線の方も一生懸命つないで、
あのう、たまたま僕のところで、えー、こういういい場面が
巡ってきたんで、あのう、本当にみんなに感謝したいと思います。
(カープも勝ちました。負けられない大事な一戦だった)
そうですね、あのう、まあ相手のことはあまり考えずに、
あのう、自分たちの試合を1試合1試合、あのう、
積み重ねていくことが一番大事だと思っているんで、
えー、とにかく、えー、また明日、頑張りたいと思います。
(明日が今シーズンのナゴヤドーム、ファンにメッセージを)
そうですね、あの、ほんとみんな、あのう、
一生懸命、1試合1試合戦っているんで、
えー、みなさんの声援が僕たちの力になってると思います。
えー、さらに大きな声援をよろしくお願いします」


<追い込まれながらファウルで粘り、殊勲の四球を選び>
「地味に決めましたね、地味に。
投手がつないで、打線がつないで、
たまたま僕のところでいい場面がきた。
いつも以上にどうにかしないとと思っていた。
必死でした。とにかく何とかしたかった。
あの場面では開き直るしかなかった。
これまで頭でゴチャゴチャ考えすぎていた。
落合監督にも指摘されていた。
割り切っていくしかないと思っていた。
中途半端が多かったんで思い切り振っていった。
ファウルにしかならなかったけど、いい形で振れてた。
しっかり振れているのはタイミングが合っているから。
(最後は)打って決めようと思ったけど、勝ててよかった」

<前夜は歓喜のビール掛けを特別な思いで見つめていた。
11年間在籍していた埼玉西武が独走でパ・リーグを制覇、
テレビでは苦楽をともにしたかつてのチームメートが
大はしゃぎする様子が映し出されていた>
「試合は見ていないんです。ニュースの映像ぐらい。
監督やコーチが代わったということもあるでしょうが、
プレーするのは選手。本当によく頑張ったと思います。
5位や6位になったら、誰だって悔しいはずです。
あの思いがあってみんな発奮したんじゃないですか。
西武と日本シリーズで戦いたいか? 
そんなことを考えられる状況じゃありませんよ」

<広島との激しいCS進出争いが続くが、力を込めて>
「まだ誰も諦めてない。
クライマックスシリーズというルールがある以上、
チャンスがある限り、全力を尽くすだけです。
残りは少ないし、1勝の重みは大きくなる。
僕らも必死でやるだけです。
残り8試合、勝ち続けていくしかない。
全部勝つぐらいの気持ちでいかないと」
公式ブログ中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

●立浪和義
<9回1死一塁、長峰の代打で登場。
三遊間をゴロで割る左前打を放って、チャンスを広げる>
「(カウント2-2と)追い込まれてたけど、
ヒットでつながって良かったです。いいところに飛んでくれました。
いい形で打ててラッキーでした」

<9回にみせたサヨナラ劇を振り返っって>
「執念? そうですね。いい勝ち方ができました。みんなが必死でやっている」
中スポスポニチ名古屋

●谷繁元信
<9回1死から投手強襲の内野安打で出塁。
サヨナラ勝利の突破口を開いて>
「チャンスをつくることができて良かった。
今はどんな形でも勝たないといけないですから。
こういう形があしたできるかは分からない。
でも、今はどんな形でも勝てばいいんです」
中スポ

●井上一樹
<4回2死二塁、吉見の代打で登場。
中越えにタイムリー二塁打を放つ>
「(1軍に)上がった早々でいい仕事ができました。
前でシゲさん(谷繁)がバントで送ったでしょ。
得点圏に走者がいるケースなんて、
そんなになかったし、何とか打ちたかった。
何とかしたいと思う気持ちが打たせてくれたのだと思います。
自分が戻ってきて負けるなんて嫌だから、よかったよ」

<9月突入とともに不振のため2軍落ち。
ショックはあったが、気持ちが萎えることはなかった。
2軍は現在、罰走をかけた紅白戦を展開中。
試合後、負けたチームに過酷なランニングが課せられるなか、
1人だけ免除を打診されたが、若手と同等に走った>
「オレだけ走らないわけにいかないでしょ。若い子たちが見ているんだから」
公式写真中スポサンスポ

●イ・ビョンギュ
<4回2死二塁、右中間を破る同点タイムリー三塁打。
この日は1回先頭でも左前打を放って反撃の2点を演出すると、
9回のサヨナラ劇も四球を選ぶなど、勝利の陰の立役者に>
「とりあえず追いつけてよかったよ」
公式写真、東京中日)

●タイロン・ウッズ
<腰痛による欠場から復帰し、いきなり仕事。
横浜時代の03年4月以来となる5番でスタメン出場すると、
4点を追う1回2死二、三塁から、左前へ2点適時打>
「とにかくランナーを返したかった。うまく打てたよ」
公式写真中スポ毎日jpニッカン

●長峰昌司
<浅尾の危険球退場で9回2死一塁、急きょ登板。
野中に8球粘られたが、最後は投ゴロ。
ピンチをつみ取ると、サヨナラ勝ちで今季2勝目が舞い込む>
「低めに投げることだけを意識しました。
急な登板だったが、しっかり抑えられて良かった」

<ブルペンは当然、誰も肩をつくる展開ではなく、
まさかの緊急出動で慌てても、頭はしっかり試合に入っていた>
「ブルペンでは3、4球くらい投げただけでした。
モニターでずっとゲームは見ていたので、集中はできていました」。
中スポサンスポ毎日jp

●浅尾拓也
<9回2死、相川の頭部に投球を当て、
危険球による退場処分を受ける。
今季3度目で、シーズン3度の危険球退場は史上初。
その1球以外、1イニング2/3を無失点と完ぺきだったが、
チーム大慌ての原因となった危険球に猛反省>
「申し訳ない気持ちでいっぱいです。
チームに迷惑をかけてしまって…。
危険球を3度もやってしまって、本当に情けないです」
中スポスポニチ名古屋

●高橋聡文
<7回の1イニングを3人切り、無失点リレーを繋ぐ>
「無失点でつなげて良かった。続けていきたい」
中スポ

●清水昭信
<4、5回の2イニングを無失点>
「前回のこと(先発で黒星)もあったので、
絶対に抑えてやろうと、それしか頭になかった。
それに上田さんの最後の試合だったので絶対に勝ちたかった。
ファームのとき、ずっとお世話になってきたので」
(東京中日)

●吉見一起
<先発し、1回1死一、二塁から
村田に左翼線適時二塁打を許して先制点を失うと、
2死二、三塁から金城に右越え3ラン。
被安打は1回だけだったが、4イニング4安打4失点で降板。
負け投手にはならなかったが、試合後もしょんぼり>
「もっと長い回を投げなければいけないのに。申し訳ありません」
中スポ


●上田佳範
<今季限りでの引退を表明。
3位争いをしている中では異例の引退試合に
『6番・右翼』でスタメン出場すると、
1回、試合前の「振っていく」の宣言通りに
初球を迷いなくスイングして、結果は投ゴロ。
直後に花束を贈られると、妻と2人の息子が
最後の勇姿を見守っていたスタンドに向かい、深々と頭を下げる>
「これで終わりだと思っても、打てなくて悔しい。
でも、監督に『お疲れさん』と言ってもらえた。その一言で僕の中では十分。
花束までいただいて球団に感謝してます。
(引退は)チーム事情や選手層、自分の力を考えて決めた。
まだ『終わる』という実感が全然ありませんが、今はスッキリしています。
日本一の場にいさせてもらったりとか、思い出したらきりがない。
ファンのみなさんに後押ししてもらった」

<練習開始の約2時間も前、正午すぎに球場入り。
『引退試合』だから早く来たワケではなく、
1軍にいるとき、球場入りはいつもこの時間帯だった>
「やっぱり、早く来ていないと不安なので…」

<今後については球団に残り、後進の指導にあたる予定>
「何らかの形で野球に携わりたい。監督にお任せしてます」

<会見場を去る前に一言付け加え、深々と頭を下げる>
「こんな選手を長い間取材していただいて、
皆さん本当にありがとうございました」
中スポ<ドラ番記者>12スポーツ報知共同通信社
時事通信毎日jpスポニチ名古屋


今日の公示。(27日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 井上一樹外野手、上田佳範外野手
【同抹消】
▼中日 中里篤史投手
(再登録は10月7日以降。公式サイト共同通信社

◆中日2軍紅白戦
(27日・ナゴヤ球場)
  000 001 0 =1
  000 000 0 =0
(7イニング制)
[本] なし
[投](紅)川井、金剛、久本 (白)平井、菊地、山内
(中スポ)

◆小林正人
<出場選手登録が可能になる28日を前に
ナゴヤドームで練習を行う。22日から1軍に帯同。
25日には先発投手陣にまじり、休日返上で汗を流している。
1軍復帰に意欲を示して>
「状態は普通になっています。
しっかり投げられるようにしたいです」
ニッカン

◆井端弘和
<右ひざ靱帯損傷のため2軍でリハビリ中。
この日、ナゴヤ球場で行われた紅白戦に
『1番・遊撃』で3イニング出場。
故障後初となる実戦は二ゴロ、三ゴロと
2打数無安打に終わったが、1回の守備では、
いきなり二ゴロ併殺を成立させるなど軽快な動きを披露>
「大丈夫です。ヒザの方は何の問題もありません。
ナゴヤ球場でやれることは全部やりましたから」

<1軍昇格については、首脳陣との話し合いによって決まるが、
本拠地最終戦となる28日には試合後のセレモニーなどに
参加するため、ナゴヤドームに合流する見込み>
「(今後は)まだ聞いてない。まだこっち(2軍)だと思う」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋

◆朝倉健太
<ナゴヤ球場で練習を終え、うれしそうな表情。
手にしていたのは、ファンから贈られた千羽鶴>
「これ、きれいですよね」

<右腕の血行障害が癒え、1軍復帰へ向け2軍で調整中。
今季中の復帰に意欲をみせているが>
「(紅白戦で)投げた後も何ともないですよ。順調です。
1軍に上がるかどうかは首脳陣が決めることなので
分かりませんが、戻れるようには調整しています」
(中スポ<ドラ番記者>


『引退試合』に出場のため、上田が今季初昇格。
現役最後の打席は、投ゴロとなりました。
また前日から1軍に合流した井上も同時に昇格。
代わって中里が1試合も登板のないまま、抹消となりました。
おそらく上田は1日で抹消になると思われますが、
代わって上がってくるのは、果たして誰なのか
↑の3選手が候補となってきますが、きょうの公示に注目です。

2008年9月27日 (土)

ウッズ残り9戦爆走宣言と上田現役引退を表明。

きょう27日、あす28日で
ナゴヤドームでの今季公式戦を終えるドラゴンズ
この日ナインはそれに向け、ナゴヤドームでの全体練習。
腰の張りを訴え、24日の東京ヤクルト戦に欠場した
ウッズも元気に参加し、残り9試合全戦出場を誓ったもよう。
またこの日プロ17年目のベテラン・上田佳範今季限りの引退を表明。
27日の横浜戦に先発出場、最後の晴れ姿を披露するようです。


ドラゴンズトピックス(26日)

◇タイロン・ウッズ
<腰痛で1試合欠場していたがナゴヤドームで練習を再開。
リーグ戦残り9試合、全試合出場することを誓う>
「もう大丈夫。残り9試合、全部出るよ。
腰の痛み? うーん、まだ完全によくなった、というわけじゃない。
でもチームのために頑張るよ。ベストを尽くすぜ」

<し烈を極めるCS進出争いに向けて、発奮材料はほかにもあった。
この日、ナゴヤドームの駐車場に納車された愛車。
1969年式の米国クラシックカーのシボレー・カマロ(推定2千万円)。
オレンジのボディーカラーからブラックのレザーシート、
エンジン、ホイールなど細かいパーツを含めてすべて特別仕様。
来日6年目にして初めて日本で利用する愛車を渡されると、思わずウットリ>
「2年前から注文していた車なんだ。
これ(オレンジ色)はアメリカにもないだろ。
これからはこの車で通勤するよ。
これは自分から自分へのプレゼントなんだ。
きょうからはもうタクシーじゃない。プレーオフまで乗り続ける」

<本拠地は残り2試合だけに、
このままレギュラーシーズンだけで終われば、
愛車で通勤する時間が少ない。
シーズンが終われば米国の自宅に持ち帰る予定だが>
「調子? 車と一緒さ。本拠地は残り2試合? 
いや、ポストシーズンに進出すれば違うだろ。とにかくオレは頑張るよ」
中スポスポニチ名古屋

◇和田一浩
<ここ5試合は2本塁打といえども
20打数4安打の打率2割と、打撃不振に悩む。
この日は落合監督から指導を受けて>
「タイミングの取り方とか、いろいろ教わりました。
試合でやってどうか…。簡単にいけばいいんですが」
中スポ

◆井上一樹
<今月2日に登録を抹消されていたが、この日1軍に合流。
来る出番に向けて、ベテランは虎視眈々と準備>
「場所はどこでもやるべきことはやってきたつもりです。
いまは大事な時期。チームには3位確保という目標がある。
出番があれば、少しでも勝利に貢献したいですね」

<9、10月は得意中の得意。05年の同時期は打率.314。
06年の同時期は打率.308、5本塁打、18打点と爆発。
シーズン終盤で好成績を残している理由は、そんなプロ意識にある>
「『いつでも手を抜かない』と、おれの中で決めているからね」

<打撃は好調だが、気を引き締めて>
「絶好調でも絶不調でも意識し過ぎないようにしている。
どんな役割でもチームのために働けるようにしたい」

<ナゴヤ球場で泥にまみれ、ハングリー精神を養ってきた。
若手野手が出てこない現状ではベテランの意地が頼り>
「1軍に来ると『練習用のボールが白いな』と感じる」
(東京中日、名タイ


◇吉見一起
<きょう27日の横浜戦先発が予想される。
新人王の権利もあり、ライバルも活躍中で手強いが>
「まったく気にしていません。チームが勝つことしか考えていません。
一つも落とせないくらい重要な戦いが続く。
少しでもチームの力になりたい。与えられたところで全力で投げます」
(東京中日)

◇中田賢一
<先発と救援の両方で起用される可能性が十分あるが>
「チームのために何とか働きたい。
リリーフでもどこでも、言われたところでやります。絶対に勝ちたい」
(東京中日)

◇清水昭信
<元気な若手も覚悟は十分。今後へ向けて熱く語り>
「先発でもリリーフでも、全然問題ないです。どこでもいきます」
(東京中日)

◇チェン・ウェイン
<前半戦はセットアッパーとしても活躍。頼もしい発言を>
「リリーフでも大丈夫です」
(東京中日)


◆中村一生
<4年目にして1軍にデビューし、9試合に出場して9打数3安打。
2008年は実り多い年になったが>
「走攻守すべてで貴重な経験を積むことができた」

<レベルアップが著しいのは、課題とされた打撃。
辻2軍監督の発案で、打撃練習の際にはゴムバンドを
両腕に巻いて脇が空く悪い癖を矯正。
2カ月余りの特訓の成果などで打撃が向上した>
「自分でも打撃は良くなっていると思います。
タイミングの取り方がわかってきた」

<次の目標となる1軍定着へ向け、ある試合を胸に刻み付けている。
それは8月28日の阪神戦。9回に代走で出場したものの、
次打者のバントで二塁封殺されてしまった>
「2軍なら無理にセカンドへ投げてこないタイミングだったのに、
藤川さんにはアウトにされてしまった。
『ここではギリギリのプレーをしなければダメだ』と痛感しました」

<1軍の厳しさを味わった今は、より高い意識で練習に取り組む>
「走塁練習でのリードの取り方一つとっても、
『もっと取れないか』と思うようになりました」
中スポ

◆西川球団社長
<今季FA権を取得した川上に対し、
ダウン提示を視野に入れていることを示唆>
「去年より成績が下がれば当然、それを元に査定することになる。
(川上は)もちろん残って欲しい選手。
だから昨日呼んで球団の気持ちを話しておいた。
だからといってFA選手に対する方針は変わらない。
それは去年の福留(カブスに移籍)の時もそうだった。
(具体的な条件提示の時期については)まだ分からない」
ニッカン

【ドラゴンズ・今週末の日程】
27日(土) 対横浜(18:00・ナゴヤドーム)
28日(日) 対巨人(18:00・ナゴヤドーム)


パ・リーグはこの日、埼玉西武が4年ぶりのリーグ優勝。
ペナントレースも徐々に大詰めとなるなか、
クライマックスシリーズ進出に向け、
落とせない戦いが続く3位タイのドラゴンズは、
この週末、本拠地ナゴヤドームで今季最後となる2連戦。
きょう27日が横浜と、あす28日は巨人と、
シーズン終盤らしく日替わりで対戦することになりました。
もはや対戦成績などはあまり関係なく、
とにかく一戦一戦を全力で戦い、
残り9戦で広島より1つでも白星を多く重ねることができるか。
それによって、ポストシーズンへの道が見えてくることでしょう。

埼玉西武Vがメインを締めたこの日のスポーツ紙。
ドラゴンズ記事を集めてみると、
一番目立っていたのが、主砲・ウッズ
この日、来日6年目で初となるマイカーが納車されたそうで、
いかにもアメ車といった感の
ど派手なオレンジ色のカスタムカーを報道陣に披露。
待望の愛車にすっかりご満悦の主砲は、残り9戦全試合出場を宣言
日本でのマイカー通勤を1日でも長くするために、
よりベストを尽くすことを誓っていたようです。

「カッコイイダロ?」19日の広島戦
24日の東京ヤクルト戦と、
ここに来て持病の腰痛を訴え、
欠場が増えてきたウッズ
しかし残りシーズンも
あとわずかとなりましたし、ぜひとも最後の一踏ん張りで、
チームを勝利に導いてほしいですね。
特にこの2連戦は相性の良い横浜、キラーの巨人が相手だけに、
今季最後のナゴヤドームで、大きな一発を放ってほしいところ。
森野、デラロサ、谷繁らが好調とはいえど、
主軸を組む和田、中村紀洋が調子を落としているこの9月。
こういう大事なときに力を発揮できるのが、4番というもの。
先日復帰した憲伸とともに『エースと4番』
頑張ってさえくれれば、チームに弾みが付くことでしょう。
これから乗り回す愛車同様、残り試合のバットでも快音連発
主砲「爆走ぶり」を、ファンとしては期待したいと思います。


一方、投手陣に目を向けると、
中スポ先発予想は、横浜戦が吉見で、巨人戦はチェン
先の東京ヤクルト戦で先発を回避した昌さんの状態は
依然上がってこないのか。今回も名前がありませんでした。
まあ30日からは今季最後の6連戦もありますし、
まだここは無理をさせず、調整させていく構えのようですね。
そんななかこの2連戦、さらに残り試合に向け、
先発投手陣は、いよいよスクランブル体勢に突入。
登板機会のない投手は、中継ぎとしてスタンバイ。
先発が不調のときには、すぐさま2番手として登板するなど、
ある意味『二枚腰』で必勝を期す方向を示しているそうです。

現在、先発投手として1軍にいるのは、
山本昌、小笠原、中田、吉見、チェン、清水昭信、そして川上
とくに調子の上がらない中田、小笠原など
中に入って、リリーフとして出てくるかもしれないですね。
とにかく負けられない試合が続くだけに、早い見切りも大切。
そうなると長いイニングを投げられる先発陣が多いことは、
ゲームを進めるうえで、プラスとなってくることでしょう。
まあ一番良いのは、先発-浅尾&高橋-岩瀬
スムーズに勝ちパターンにつないでくれること。
ただ何が起こるかわからないというのも、この時期の特徴。
さらに苦手の甲子園に、荒れそうな要素十分のハマスタ
次週は戦うだけに、こういう策を取るのは悪くないかも。
投手陣にとっては、タフなゲームが続いていきますが、
ぜひとも一丸となって、勝利へのリレーを繋いでもらいたいです。


◆上田佳範
<この日、今季限りでの引退を表明。
きょう27日に出場選手登録され、横浜戦に右翼で先発出場。
1打席で現役に別れを告げることに>
「いろいろ考えて引退することを決めました。
周りの人に恵まれた野球人生でした。
すべての人に感謝してもしきれない。
中日での思い出は移籍してすぐに応援団の方に
応援歌を作っていただいたこと。温かいファンの方には感謝したい」

<クライマックスシリーズ争いの真っ最中だが、
花道を準備してくれた指揮官の親心に気合を入れ>
「(3位を争っている)こういう大事な時期に
こういう舞台を用意してくれた監督には本当に感謝したい。
個人的なことのために機会を与えてくれて感謝しています。
最後の1打席はチャンスをつくるとか、勝利に貢献したいですね。
勝つための気持ちを持ってやります」
中スポサンスポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン

◇落合監督
<今季限りでの引退を表明した上田をねぎらい、
きょう27日の横浜戦でのスタメン起用を明言>
「何イニングになるかわからないが、
17年間プロで生きてきた選手だからね。最後は」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◆西川球団社長
<引退する上田の今後について、
2軍コーチとして入閣する可能性も>
「現場が評価すれば球団に残ってもらうこともある」
ニッカン


先日の2軍3コーチ退団に続き、またもストーブリーグの話題。
この日、プロ17年目のベテラン外野手の上田佳範が、
今季限りで現役を引退する意向を表明
これを受け、落合監督はきょう27日のナゴヤドーム・横浜戦で
先発出場させ、引退の花道を飾らせる意向を示しました。
この日、1軍練習に合流した上田は、
3位を争っている大事な時期にも関わらず、
舞台を用意してくれた指揮官の心遣い感謝
「勝利に貢献したい」と強い意気込みを見せたようです。

05年オフに北海道日本ハムから戦力外通告を受けると、
かつて日本ハムで共にプレーした落合監督らに呼ばれ、
その秋の沖縄キャンプでテストを受けて、合格
ドラゴンズの一員となった上田でしたが、
移籍3年目の今季は、ここまで1軍出場なし
ファームでも37試合、打率.203と、なかなか出番がなく、
もしかしたらとは思っていましたが、この日が来てしまいましたね。

一見地味ではありますが、堅実なプレー
代打、代走、守備固めとユーティリティに起用され、
昨季の日本一にも貢献してくれた上田選手
特に昨季のCS第2ステージ第3戦での好守や、
アジアシリーズ決勝戦での好走。そしてウィニングボールを掴んだ姿が、
自分的には、とても印象に残っています。
ただ戦力外通告などもあるなか、
自ら引退を決意し、最後の花道を飾れるというのは、
野球人としてはやはり幸せなのではないでしょうか。

おそらくビョンが入っていた『1番・右翼』でのスタメンが濃厚。
通算1026試合に出場、2057打数486安打、打率.236、37本塁打、192打点。
甲子園のヒーローから、プロ17年を経ての最後の晴れ舞台
今後は2軍コーチとして入閣する可能性もあるとのことですが、
『技を競う男の世界 栄光を追い求め
汗と涙で夢語れ 上田 この地で』
という応援歌を歌いながら、
背番号35最後の声援を送りたいと思います!

2008年9月26日 (金)

残り9試合直線勝負と復活昌クラウン賞受賞!

現在、広島とともに同率3位タイ
クライマックスシリーズ進出に向け、
残り9試合、ラストスパートをかけるドラゴンズ
しかし25、26日とゲームがないため、
この日の1軍は、ナゴヤドームで一部投手陣が練習。
一方野手陣は完全オフということで英気を養ったもよう。
今季最後の地元での2連戦を前にしたドラゴンズナイン
この日の話題をいくつかまとめましたので、どうぞ。


ドラゴンズトピックス(25日)

◇山本昌
<『第27回ドラゴンズ・クラウン賞』最優秀選手賞に選出され、
200勝を達成したときにも負けないくらいの
底抜けの笑顔で、吉報を受け止める>
「ファンの皆さんに直接選んでいただける賞だから、
最も大切にしている賞の一つなんです。本当に光栄だね」

<後がないという悲壮な覚悟で臨んだ今シーズン。
年齢的な衰えを指摘する声も耳に届いていた>
「そう言われても仕方ないと思っていた」

<5月の復帰以降は安定した投球でローテーションを守り、
チームが苦しんだ夏場に、破竹の7連勝をマークするなど、ここまで11勝。
8月4日の巨人戦では本拠地・ナゴヤドームの観衆の前で、
完投で200勝を達成。健在を十分すぎるほどアピールし、
現役続行への手応えをあらためて感じ取った年になった>
「いい成績? そうだね。来年、再来年につながる投球ができたよ」

<最優秀選手賞の受賞は93年以来、15年ぶり2度目。
今年は初めてハイブリッド車が賞品として贈られるが>
「そうなの? ボクは車が好きだし、
トヨタさんの車を必ず1台は持っているんです。もちろん乗りたいですよ」

<この日は、ナゴヤドームで行われた一部投手陣の練習に参加。
17日の阪神戦以降、登板が8日間ないが>
「まだそんなに(間隔は)開いてないでしょう。
疲れを取るため? そんなことないよ。普通ですよ」

<あと19イニングとなった規定投球回数については>
「なるようにしかならないからね」
中スポ

◇吉見一起
<プロ3年目にして初めて
『第27回ドラゴンズ・クラウン賞』優秀選手賞を獲得。
今年、最も活躍した若手は素直に喜びをかみしめ>
「本当ですか。うれしいです」

<だからといって、満足しているわけじゃない。
現時点での目標はCS進出、2年連続日本一に向けて活躍すること>
「やっぱり1年間活躍しないと。
今年は途中で離脱して、チームに迷惑をかけましたからね。
いまは残り試合に集中してチームに貢献していきたい」
中スポ

◇チェン・ウェイン
<この日、ナゴヤドームで一部投手陣練習に参加。
22日にプロ初完投初完封勝利を飾ったが>
「次の試合もコントロールよく投げていきたいと思います」
ニッカン

◇小笠原孝
<ナゴヤドームの一部投手陣練習で
明大の先輩・川上から熱烈指導を受ける>
「体重移動のことと、ヒジの位置が下がっていると言われました」

<ここ数試合振るわなかっただけに
お手本を示してくれる川上の言葉に必死に耳を傾けて>
「(山本)昌さんもアドバイスしてくださいましたし、
やろうとしていることが、ある程度はできた。
あとは試合でできるかどうか。
このままでは終われませんからね。いい投球を取り戻したいです」
スポニチ名古屋名タイ

◆西川球団社長
<FA権を取得している川上とこの日、名古屋市内で会談。
残留してほしいという球団の考えを伝えて、短時間で終了>
「交渉ではありません。
残ってほしいというこちらの思いを伝えただけです」

<また継続してFA権を持つ岩瀬について。
複数年契約を検討していることを明言>
「複数年は検討する。ひとつの目安は4年でしょう。
しっかり話し合っていく気持ちがある」

<さらに複数年契約の年俸についても言及>
「年俸は変動性になるでしょう。
活躍すれば上がるし、活躍できなければ下がることになる。
それが普通の形」
中スポニッカン


◇森野将彦
<中スポ『プロフェッショナルのこだわり』より。
ユーティリティの守備ぶりに注目。器用さについて聞く。
その源流はプロ入り前に培われていた>
「ポジションによって動きは違いますが、
内野は高校までで全部守ったので、特に違和感はありませんでした。
7年目(03年)で一塁を守りましたが、
高校1年の時にやってて、結構自信あったんですよ」

<逆にプロに入ってとまどいを感じたのは本職の方>
「ショートで入ったのに、ショートが一番とまどいました。
守備範囲が広くて大変だった」

<落合監督は就任した04年から、ついに外野に進出。
初めて守ったのは、8月7日の広島戦の左翼>
「外野は全くの初めてでした。
試合に出るためにはやらないといけなかったし、
守ってピッチャーに迷惑かけられないし。
最初のころは練習時間が全然足りなかったです」

<外野を守るにあたって、お手本にした選手は>
「特にいませんでした。
(英智、藤井と)うまい人がいるじゃないですか。かなわないです」

<守るときにどういうことに気をつけているか、
守備位置別のポイントを。まずは一塁>
「とにかく一塁ベースに早く入れるようにすることです」

<二塁の守備では>
「打球を捕った後にあわてないことですね」

<三塁は内野では一番多く、本職といえる場所だが>
「本職と思われてるけど、
守ってそうで、守ってないポジションなんです。
とにかく打球への反応が速くなければいけない。
捕らないといけないですから」

<遊撃は入団当初から変わらず大変な場所>
「ぼくにとっては一番守りにくい場所ですね。難しいポジションです」

<外野では右翼が一番難しいポジションという>
「場所によって、捕ってからいろんな場所に投げないといけない。
判断力が大事です。(中堅は)守備範囲が一番大事です」

<内外野をこなすため、試合では3種類のグラブ、ミットを使用。
ただ内野では二塁、三塁、遊撃については>
「使い慣れているもので守るのが
一番いいので、1種類で全部守っています。
どのグラブも特に工夫がしてあるというのはないです。
普通のグラブです」
(中スポ『プロフェッショナルのこだわり』より)

◆井端弘和
<右ひざ靱帯損傷で戦列離脱中。
2日連続でフリー打撃を敢行。107スイングで4本のサク越え。
前日以上にヒット性の打球が増えてきた。
守備練習、ベースランニングも速度などを徐々にレベルアップ>
「順調です、早く復帰できるように頑張っていきたい」
(東京中日)

今日の公示。(25日)

◆セ・リーグ
【出場選手抹消】
▼中日 田中大輔捕手
(再登録は10月5日以降。公式サイト共同通信社


この日、4位・広島が首位タイの巨人を破り、
135試合を戦い、65勝65敗5分けの勝率5割となったことで、
数字上でもまったくの五分となったドラゴンズ広島
試合数も並んだことにより、その展望はより見やすいものに。
クライマックスシリーズ進出に向けての3位争いは、
直線勝負となりそうな今後、さらに熾烈を極めてくることでしょう。

そんななか今週末は27日に横浜と、翌28日に巨人
ナゴヤドーム今季最後の公式戦を戦うドラゴンズ
この日の1軍は、川上、小笠原、山本昌、吉見、
チェン、小林
という一部投手陣のみが練習を行い、
キャッチボールやランニングなど約1時間半に渡り、汗を流したもよう。
ゲームがないことと、2日間日程が空くことで、
各スポーツ紙の方も、ドラゴンズに関しては
大きな話題もなく、コメントも比較的少なかったですね。
ただその中では、前夜復帰したエース・憲伸が、
明治の後輩・小笠原に、熱血指導を行ったことと、
その夜に球団幹部とFA前会談を持ったことが印象に残ったかなと。
あと田中が抹消された枠に、小林が入るのか、
それとも井端が呼ばれることになるのか、その辺りも気になりました。

昨季の山井、長峰、今季の吉見など、
憲伸のアドバイスというのは、効果的なようで、
けっこう若手投手陣には、大きなチカラとなっていますが、
このところどうも奮わない小笠原だけに、
ぜひとも『憲伸指導』成果が出てほしいものですね。
そしてエース自身にも、今季残りさらに頑張ってもらい、
ぜひとも2人で白星をより重ねてほしいなと。
打線にどうしても波があるため、大きな期待がしにくい状況。
できれば昌さん、吉見、中田らも含めた先発投手陣に
残り試合を踏ん張ってほしいなと願うばかりです。


またその他の話題では、
毎年ドラゴンズで最も活躍した選手に贈られる
『第27回ドラゴンズ・クラウン賞』の表彰選手が決定し、
今季の最優秀選手には、史上24人目の200勝を達成。
さらに史上最年長の2ケタ勝利を塗り替えるなど、今季11勝。
安定した投球で健在をアピールした山本昌が15年ぶり2度目の受賞。
優秀選手には和田、森野、そして吉見が選ばれました。

受賞喜びのポーズ?『昇竜賞』とともに、
ドラゴンズでは権威のあるクラウン賞
ただこちらの方は、
ファン投票をもとに選考される賞、
さらに昌さんが好きな
クルマがもらえる賞だけに
そのうれしさもひとしおではないかと思います。
チーム的にかなり低迷した今季、昌さんの活躍が、
ファンに明るい話題を提供してくれましたし、
「今季ドラゴンズで誰が一番活躍したか?」と聞かれたら、
やはり昌さんの名前が、1、2を争うほどで出てくることでしょう。
限界説を乗り越え、待望の200勝と最年長の2ケタ勝利と、
先発投手が総崩れするなか、よく踏ん張ってくれた昌さん
クラウン賞受賞、おめでとうございます!

ただ今季を振り返るのは、もうちょっと先かなと。
順位も確定してないですし、この先もあるはずですからね。
予想されていた東京ヤクルト戦で先発登板がなかっただけに、
その体調面をちょっと心配していましたが、
この日練習していたことを考えると、おそらく大丈夫そう。
あす26日の横浜戦に先発してくることと思われます。
自分的には、昌さんに今季ぜひとも
規定投球回数を達成してほしかったのですが、
残り19イニングということで、いくらか微妙。
ただ残り1、2回の登板で、ぜひとも好投してもらい、
よりそのイニングに近づいてほしいなと。
そして白星を重ね、夢の日本シリーズ初勝利へつないでほしい。
『復活の年』を良いカタチで締めるため、
大ベテランの最後の一踏ん張りに期待したいと思います。


若竜トピックス(25日)

◆中日2軍紅白戦
(25日・ナゴヤ球場)
  000 303  =6
  010 020  =3
(6イニング制)
[本] なし
[投](紅)朝倉、ネルソン (白)赤坂、樋口
(中スポ)

◆朝倉健太
<右腕血行障害のため、2軍で調整中。
ナゴヤ球場で行われた紅白戦に紅組の先発として登板。
4イニングを1安打1失点(自責0)に抑え、復活に向けて前進>
「きょうは普通に投げられたのがよかった。いい感じで投げられました」

<今後は週明けにも行われる2軍紅白戦で再び登板する予定>
「光が見えてきました」
朝倉健太公式中スポ

◆小林2軍投手コーチ
<内野ゴロの山を築いた朝倉の投球に進歩を認めて>
「(故障後)一番よかった」
中スポ


◇森バッテリーチーフコーチ
<ドミニカ共和国のウインターリーグに
今年は野手も派遣されることについて説明>
「過去2年間の投手の実績で、中日の選手は信頼を得た。
今年は野手の枠を空けてもらえるようだ」
スポーツ報知


ファームはナゴヤ球場で紅白戦が行われ、
右腕血行障害からの復帰を目指す朝倉が先発。
4イニング、56球を投げ、内野安打1本の1安打1四球1失点(自責0)。
内野ゴロが多く取るなど「らしさ」を見せ、一歩前進したもよう。
ただ残り試合等を考えると、今季中の1軍は厳しいんじゃないかと。

また中スポなどには、毎秋恒例となりつつある、
ドミニカ共和国のウインターリーグに関しての情報が。
今季は、総勢6選手が派遣される予定で、
そのなかの2、3人が野手になってくるとのこと。
まだ決定とは言えないものの、
ウエスタン首位打者の新井をはじめ、藤井、前田らの名前が。
また現地チームのHPでは「今年も川井が来る!」という報も。
その辺を中心とした若竜たちが、派遣されるようです。

投手と比べ、よりサバイバルが厳しいそうな野手
果たして若竜野手陣がその中に食い込めるのでしょうか?
ただこれまで派遣された投手たちのように、
そういった経験は、来期以降に必ず活きてくるはず。
第1陣は10月6日に、第2陣はチームの全日程終了後に
出発する予定だそうですが、『一皮むける』べく、
異国で大いにもまれ、奮闘してくれることを願います。

2008年9月25日 (木)

憲伸復帰4番森野V打、猛打竜CSマジック9点灯!

初戦快勝の一方で、2戦目はミス連発で惨敗。
1勝1敗で迎えたナゴヤドームでの東京ヤクルト第3戦。
先発・小笠原がまたしても初回失点を喫したものの、
2回無死満塁からイ・ビョンギュの適時打で同点に追いつくと、
なおも2死からこの日初4番となった森野の2点適時打で勝ち越し。
さらに3回からは、2番手で五輪後初となる川上が復帰登板。
力のこもった投球で3イニングをピシャリと抑え、
流れを呼び込むと、その後は中押し&ダメ押しと一方的に。
16安打で9点を奪う圧勝で、川上は約2カ月ぶりの8勝目。
さらに広島が敗れたために、単独3位へ浮上しました!

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 23回戦
(24日・ナゴヤドーム | 中日9勝12敗2分け)
25680人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日 ×
[勝] 川上(18試合8勝5敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
小笠原、川上、浅尾、高橋、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
2カ月ぶりに登板の2番手・川上が8勝目
勝率5割で広島と入れ替わり、3位に上がった

川上は3回から3イニングを1安打に抑える好投。
力みのない投球で流れを引き寄せた。
打線は2回、同点とした後、2死満塁から森野が右へ勝ち越しの2点打。
5回にはデラロサ、谷繁、代打・立浪の3連続適時打で3点を追加した。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
主砲・ウッズが持病の腰痛を悪化させ、すべての練習をキャンセル。
欠場となったことで空いた4番には、プロ12年目で初となる森野を起用。
3番に和田、5番・一塁で中村紀洋、6番には平田が入る。

ドラゴンズの先発は、予想された山本昌ではなく、
20日の広島戦に中継ぎで登板した小笠原
2ケタ勝利へのラストチャンスとなったが、
1回、先頭・青木をすっぽぬけボールがかすっての死球で出すと、
続く川島慶三の2球目に谷繁が一塁へけん制、
飛び出していた青木を刺す、ナイスプレー!
助けられたと思いきや、その川島慶三
一、二塁間を破られると、続く飯原の2球目にはスチール成功。
さらにカウント2-2からの6球目、
川島慶三のスタートに反応した小笠原
なんと投球を途中で止めてしまい、ボーク
相手の足を意識しすぎたか、慌てた小笠原
続く6球目、外へのスクリューを逆らわずに右へ運ばれ、
ライト前へのタイムリーヒット。(0-1)
またしても初回に、失点を喫してしまう。
なおも続く畠山を初球、ライトフライに取ったものの、
福地の2球目に、飯原がスチール成功。
再び得点圏に走者を背負ってしまうと、
カウント2-1からの内角高目に浮いたストレートを
レフト左に落とされ、タイムリーツーベース。(0-2)
足攻による速攻にはまってしまった小笠原、早くもペースを握られた。

一方、東京ヤクルトの先発は、10勝投手の石川
1回ウラ、1死から荒木が外へのシンカーを叩き、
右中間へのヒットで出ると、和田も続いて、
外へのシュートをセンター前へ落とすヒット。
1死一、三塁というチャンスで、4番・森野が初打席。
しかし力んでしまったか、カウント2-2からの5球目、
外角低目ボール球のスライダーにバットが出てしまい、空振り三振
続く中村紀洋も中へのカットボールに合わず、空振り三振と、
新4、5番が連続三振に倒れ、チャンスを掴み損なう。

2点ビハインドとなった小笠原
しかし2回、先頭・田中浩康を足に当たる?死球で出すと、
続く川本の時、またも足を意識したかカウント0-3に。
それでも1-3からの5球目、スタートした田中浩康谷繁が刺すと、
いくらか落ち着いたか、川本を内へのスライダーで三邪飛に。
さらに石川もフルカウントから見逃し三振に取り、結果3人で凌いだ。

2回ウラ、先頭・平田の当たりは高いバウンドの三塁ゴロ。
しかしサードの宮本が突っ込むもバウンド合わず、内野安打。
先頭打者が出ると、デラロサも内へのストレートを叩いて、
ライナーでレフトフェンスを直撃するヒットで無死一、三塁。
さらにここから石川の制球に乱れが生じ、
谷繁が四球を選んで、無死満塁
小笠原の打順を迎えるが、ベンチは代打に小池を投入。
まだ2回ながら早くも見切りを付け、勝負をかけると、
それが活きたか、フルカウントから1球ファウルの後の7球目、
石川が投じたスクリューが内角低目に外れてしまい、押し出し!
連続四球で、1点を取り返す。(1-2)
なおも無死満塁で迎えるは、1番のイ・ビョンギュ
狙っていたのは、四球のあとの初球
ど真ん中に入ってきたスライダーを引っ張ると、
強い打球で一、二塁間を抜いていくタイムリー!(2-2)
石川の動揺を見事に突いて、同点に追いつく。

なおも無死満塁のチャンスは続く。
しかし荒木が低目のスクリューを打ち上げてしまい、三邪飛に倒れると、
和田も初球を積極的に引っ張るも、ショートへのライナー。
あっという間に2死となり、やや重くなりそうなところで迎えるは森野
またしてもチャンスに巡ってきた4番
しかし初回よりは落ち着いている様子。
フルカウントからスライダーを叩き、左への良い当たりのファウルを2つ。
そして迎えた8球目は、一転して内へのシュート。
しかしそれにしっかり反応して引っ張ると、
打球は、一塁左を破っていく2点タイムリーヒット!(4-2)
ここで打てなかったら、流れを持って行かれる場面。
しかし森野『4番の仕事』を果たし、勝ち越しに成功!
このイニング一挙4点を奪い、石川をKOした。

3回、ドラゴンズの投手コールに、ドーム全体から大きな歓声が!
なんと2番手として、この日1軍登録されたばかりの川上を起用。
北京五輪3位決定戦以来、約1カ月ぶり、
また公式戦では7月25日以来のマウンドにエースが帰ってきた
ファームでの復帰登板もなく、ある意味ぶっつけ本番
しかしそのボールには、これまで同様の力強さが!
先頭の青木にいきなり真ん中高目に145キロを投じると、
フルカウントから内角高目のストレートを打ち上げさせてのセンターフライ。
続く川島慶三を外へのカーブで空振り三振に取ると、
さらに飯原も初球147キロ、内へのシュートで詰まらせてのショートフライ。
小笠原が苦しめられた上位打線をあっさりと三者凡退で片付ける。

続く4回もマウンドに上がる川上
この日はフライアウトが多かったエース。
若干ボールが高く感じたが、球威が勝って打撃をさせず。
この回先頭・畠山を内へのシュートで詰まらせ、中飛に取ると、
続く福地も内へのストレートで三邪飛に。
宮本には詰まりながらも三遊間後方に落とされ、
内野安打を許したものの、田中浩康をこれまた打ち上げさせての中飛に。
まさにこれがエースの存在感というものか。
その投球でそれまでの流れを一変させた川上
結局この日は3イニング31球を投げ、1安打1奪三振無四球で無失点。
ちなみに打席でもレフトフェンス直撃のヒットを放ち1安打。
投打にほぼ完ぺきと言える内容で、上々の復帰登板を終えた。

エースの快投で、すっかり流れはドラゴンズへ。
その快気祝いというわけではないが、打線がさらなる中押し
この回から登板の東京ヤクルト3番手・由規を攻め、
先頭・中村紀洋が内へのスライダーを引っ張り、
レフト左へのツーベースを放つと、平田の4球目ワイルドピッチで三塁へ。
さらに力む由規から、平田が四球を選び一、三塁とすると、
デラロサがカウントカウント2-0からの3球目、
真ん中高目のストレートを叩き、ライト前へのタイムリー!(5-2)
高卒ビッグルーキーから追加点を奪い取る。
なおも無死一、三塁から谷繁も続き、カウント1-3からの5球目、
外へのスライダーを逃さず叩き、左中間へのタイムリーヒット。(6-2)
アウト1つ取れずに、由規をKOすると、
川上の代打で登場した立浪も流れに乗り、
代わった4番手・押本の2球目、真ん中高目のストレートを
しっかり叩いてのライト前へのタイムリー!(7-2)
四球を挟んで4連打、3連続タイムリーと繋がる打線。
初戦に続き、先発野手全員安打を達成し、リードを5点に。
猛打爆発でゲームを一方的にした。

6回以降は、完全なドラゴンズの勝ちパターン。
6回、7回と3番手・浅尾が結果6人でピシャリと抑えると、
8回に4番手・高橋が2死から1点を奪われたものの、(7-3)
8回ウラに、平田、デラロサが共に猛打賞となる
連続タイムリーツーベースを放って2点を追加!(9-3)
そして最終回は、6点リードにも関わらず、
今季47試合目の登板となる守護神・岩瀬が締めてゲームセット!
約2カ月ぶりに復帰した川上の見事な力投と、
初4番・森野の決勝打を始め、16安打9得点と打線が爆発。
前夜のうっぷんをきっちり果たし、勝率を5割に戻したドラゴンズ
3位・広島巨人に敗れたため、0.5ゲーム差ながら単独3位に浮上
さらに残り9試合ながら、待望のクライマックス進出マジック『9』が点灯!
3位確保に向けたチームに、エースが待望の復帰。
それは単なる1勝以上に、大きな弾みを付けることとなった。


快勝のち惨敗で、再び4位に転落。
さらに序盤、小笠原が東京ヤクルトの足攻
翻弄されてしまい、またしても初回失点。
重苦しく、イヤなムードでしたが、
2回以降は、全く違うゲームになってしまったような感が。
満塁のチャンスで初4番・森野のタイムリーで勝ち越すと、
3回からは、2番手でエース・川上が待望の復帰登板。
それも見事な好投で、その存在感を見せつけると、
以降は一方的なドラゴンズペース
「もやもやのち爽快」という感じの勝利となりました。

エースが帰ってきた!この日のお立ち台には、
猛打賞の平田が上がりましたが、
このゲームの流れを変えたのは、
まさにエースと4番でしょう。
特に復帰登板を果たした
エース・憲伸の投球がすごかったですね。
2軍での調整登板なしで、
この日約2カ月ぶりに登録。
それまで投球練習を
控えめにしていたこともあり、
負けてる場面で出てきて、
とりあえず投げさせる。
そんな感じで復帰させると思っていたのですが、
2点リードの3回に、2番手として登板すると、
立ち上がりから力のあるストレートをビュンビュン
思っていたよりも状態がよかったことに、かなり安心するとともに、
こんな投球ができるなら、何でもっと早く出てこないんだと。
それまでちょこまかしていた東京ヤクルト打線
ほとんど打撃をさせず、ねじ伏せていく姿に、
エースとしての存在感頼もしさを改めて感じさせていただきました。
まあ憲伸本人にとっても、まだ復帰したばかり。
若干ボールが高かったですし、今後も微調整をするでしょうが、
残り9試合のうち、できれば2つは先発で放ってほしいですね。
そして必ず勝って2ケタと、チームを3位に導いてほしい。
とりあえず「お帰りエース」ということで、
これからの憲伸、さらに期待させてもらいます。

一方、打線では、プロ12年目で初の4番森野
ウッズが腰の張りを訴えたようで、この日欠場。
ただこれまで代わりに4番に入っていた
和田中村紀洋の調子が今イチなだけに、
現状最も好調な森野を入れるのは妥当というところ。
ただ自分的には、1番、3番、5番辺りが
適任と思っていたので、スタメンを見たときには、
正直「かなり苦肉の策だな」とも思いましたね。
それでも2回の2死満塁。
これを逃すと流れを持って行かれる場面で放った2点タイムリー
あれこそは「4番の仕事」だったですね。
ファンの、ベンチの期待に応えるとともに、
しっかりとチャンスで結果が出せるというのが、4番というもの。
おそらく残り試合は、ウッズが復帰してくるでしょうが、
森野にとっても、今回の「4番」で得られたことも多かったはず。
残り試合、この調子をキープして、よりチームを引っ張ってほしいです。


東京ヤクルトに結果的には2勝1敗と勝ち越し。
初戦に快勝したときに、乗れそうな気もしましたが、
それ以上の弾みがついたであろう今度こそは
ぜひとも上昇気流に乗って、CS行きのキップを掴んでほしいですね。
単独3位に浮上、さらにCS進出マジックも点灯したことで、
モチベーションも上がるのではと思われます。
そのうえで迎えるは、週末のナゴヤドームでの今季最終戦
3位以下が確定していることもあり、
クライマックスシリーズが行われないナゴヤドームですが、
今季最後の地元でのゲームを良い形でとって締めくくってほしい。
そしてそれが3位の座を掴むことに繋がっていく。
エースが復帰し、チームのムードもより上昇
ドラゴンズの残り試合、楽しみに見ていきたいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(24日)

◎平田良介
<今季初、昨年10月以来2度目の猛打賞を獲得>
「(価値ある猛打賞になった)
はい、すごい、非常にうれしいです。
(まずは1本目。このヒットでチームの流れが大きく変わった)
あっ、そうですね。まあ、ボクの当たりは
あんまりよくなかったんですけど、一生懸命走って、
森野さんがしっかり繋いでくれて、すごくうれしかったです。
(そこで一気に同点、逆転した)
はい、えー、チームの流れもだいぶよくなってきて、
すごくいいなあと思います。
(2本目、3本目のヒットはいかがでした)
えー、2本目も3本目も、
まあ、自分自身納得していない面もあるんで、
もっと意識を向上させて頑張りたいです。
(チームは昨日、嫌な負けをした。
そんななかチーム16安打。本当に良い勝ち方になった)
ああ、もう昨日のことは忘れてたんで、
な、何て言っていいのか分からないですけど、
でも、きょうはすごく打てて、で、2日間空きますけど、
まだナゴヤドームであと2試合あるんで、
いっぱい打って、声援をすごくいっぱい聞きたいです。
(広島が負けて、再び3位浮上です)
あの、広島もすごく強いんで、
あのう、広島との直接対決はもうありませんですけど、
しっかり、中日がずっと勝っていけば抜かれることはないんで、
一戦一戦思い切ってやって、勝っていきたいです。
(残り9試合、意地を見せて、私たちを喜ばせてください)
絶対、クライマックスに行きましょう、イェーイ…(笑)」


<終わってみれば3安打>
「1本目が出るときは3本出るなんて思ってもいなかったんです。
よくないフォームで…。でも、最後の打席はうまく打てたと思います。
勝利に貢献できてうれしい。クライマックスへぜひ行きたい」

<師匠の助言が見事に効いた。
この日1本目は2回先頭での三塁内野安打。
ベンチに帰ると立浪選手兼任コーチからのアドバイスが…。
そのかいあって6回2死から左前打に、8回2死二塁から左前適時打>
「バットが遠回りしていると。何とか修正しようと思いました」

<試合前で早出特打、フリー打撃を終えると、
コーチからもう一度、打撃練習するように言われた。本来ならウッズの時間>
「あれ、タイロン出ないのかなって。
だったら外野が1つ空く。何とかしようって思いました。
(打撃練習は)監督が見ている前では力みすぎて全然ダメでした」
中スポサンスポニッカン


○川上憲伸
<北京五輪から帰国後初のマウンドは、
3回から2番手として登板し、3イニングを
内野安打1本に抑え無失点。7月4日以来の8勝目を挙げる>
「久しぶりだけど、結果的によかったんじゃないですか。
投球練習ではほとんど真っすぐしか投げていない。
きょうは内角のタマに結構詰まってくれた。
いろいろなプレッシャーがあったけど、なんとかクリアできたかな」

<北京五輪から帰国したのがちょうど1カ月前の8月24日。
目先の復帰を急ぐより、右肩と精神的な疲れを癒やし、
100%のコンディションに戻すことにこだわった。
CSの出場権を争っている状況からは勇気のいる決断だったが>
「正直言うと、(帰国後は)すぐに投げられる状態でした。
でも、その後に投げられない状態になるような気がしたから。
一番肝心な時に投げられず、テレビで見るしかできないのは嫌だと思った」

<ついにエースとして姿を取り戻したが、
この『1勝』だけでは全く満足していない>
「ホッとした? ホッとするという状況じゃない。
これで安心というのはありません。
次の投球が重要になる。いっぱいいっぱいの
3位争いをしている中で、十分な力を発揮するということ。
でも、ここまで来たら、誰も万全な人なんていない。
CSを別にすれば投げても残り1、2試合。全力で行くしかないでしょ。
僕が投げることで、チームの雰囲気が盛り上がり、活気づいてくれれば。
そういう意味でも自分も頑張らないといけない」
憲伸の声「2ヶ月ぶりの登板」、中スポサンスポスポーツ報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー

○森バッテリーチーフコーチ
<川上にとって最高の復帰戦となったが、
裏では復帰プランの変更を余儀なくされる大ピンチに。
偶然の復帰舞台であることを隠さず>
「予定通りではなく、たまたまだった。
もともと昨日(23日・清水昭信)ときょう(24日・小笠原)は
投げるはずじゃないやつが投げているんだから」

<ローテーション通りならば山本昌だったが、
体調不良で急きょ前日の先発を変更。
さらに翌日になっても状態は上がらず、2日連続で先発を回避。
この回避が川上の復帰プランにも影響を及ぼした>
「いろいろ計算通りにいかなかった。
川上は2軍戦で投げる予定が雨で流れたし、(23日の)紅白戦もやめた。
本当なら下で投げて、上に来たら(北京)五輪みたいに
2回ぐらい中継ぎで投げさせるつもりだった。
復帰を焦らせるつもりはなかった」

<危機的状況の中でのマウンドに意味が付いたことを喜ぶ>
「逆転してもらった後で、気分も良く投げられただろう。
憲伸にも大きいし、チームにも大きい。
勝負どころはまだ先にあると思うし、
その試合の前に一度投げられたのは結果的に良かった」
名タイ


○森野将彦
<プロ入り初の4番に座り、
2回2死満塁の場面で、右前に勝ち越しの2点適時打>
「打ったのは、シュート。
いいバッティングじゃなかったけど、
何とかすることができて良かったです。
ほっとした? そりゃ、しますよ。
打てなかったら何を言われるか分からないですからね」

<試合前ウッズが腰痛を訴えて、すべての練習をキャンセル。
スタメン落ちは早くから予期できたが、
プロ12年間、1度も座ったことのなかった男に白羽の矢が立ち>
「うち(のチーム)らしく、
4番を言われたのは(試合直前の)シートノックの前です。
意外と言えば意外…。1打席目は性に合わず硬かったです。
普通にやろうと思ったんですけどね。どこか力が入ってたんでしょうね」

<当然といえば当然の抜てきだが、
座ってみた本人の緊張感はこれまでとまったく違ったよう。
初めての重責から解放され、本音がこぼれる>
「無事に1日が終わってよかったです。
本当に勝ってよかった。みんなのおかげです」
公式写真中スポサンスポ時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

○イ・ビョンギュ
<2回無死満塁、右前にきれい弾き返す同点適時打。
これで5試合連続安打と、打撃好調はキープ>
「打ったのは、スライダー。
何としてもランナーを返そうと思って、打席に入ったんです」
公式写真、東京中日)

○谷繁元信
<5回無死一、三塁、中前にタイムリーヒットを放つ>
「何とか1点でも多く、1点でも多く点を取りたいので」

<実は通算安打数が、現在1667安打。
あの掛布さん(雅之=元阪神・1656本)を越えた。
コツコツと20年間、打ち続けてきたからこその記録に>
「えっ、オレが掛布超えかあ。
まあ、プロに入った年齢が…。あ、それは一緒か。
じゃあ、ボクの方が長くやってるからですよ」
公式写真、中スポ<ドラ番記者>

○立浪和義
<5回無死一、三塁で、川上の代打で登場。
押本の変化球を鋭く右前に打ち返し、連夜の適時打>
「何とかヒットでつなげてよかったです。
だいぶ感じが良くなってきたので、
残り試合、チームに貢献したいですね」
公式写真、中スポ)

○トマス・デラロサ
<この日3安打2打点。新人右腕・由規には
5回、右前への適時打でプロの怖さを見せつける>
「きのうまで低い球を打っていたので、
高い球を積極的に打とうと思っていた。
これからもチームの勝利のために貢献するよ」
(東京中日、サンスポ

○小笠原孝
<先発したが、またしても『鬼門』の1回に崩れる。
1死二塁からボークで三塁進塁を許すと、飯原に右前適時打。
さらに福地にも適時打を許し2失点。これで初回失点は11度目。
20日の広島戦での中継ぎから中3日での先発も実らず>
「大事なときに、またチームに迷惑をかけてしまった…」
(東京中日、ニッカン


◇チェン・ウェイン
<台湾球界にとってプロ経験がない『海外流出組』の1人。
03年末に入団したが、中日行きを選んだことについて>
「あのとき、ボクはアメリカに行きたいという思いはありました。
でもアメリカはいろんな人種がいる。
言葉や環境など苦労すると思いました。
だから大豊さんのいる中日を選んだんだけど、間違いではなかった。
中日は育ててくれるという環境があったから」

<新日本石油ENEOSの田澤投手が米大リーグに挑戦。
日本球界はアマ選手の海外流出という新たな問題を抱えるが>
「田澤君の問題ですか? 知っています。
ボクから何も言うことはないですけど、
ボクは中日に来て、本当によかったと思います。
台湾球界? 引退する間際にプレーできたらいいですね」
(中スポ)

◇タイロン・ウッズ
<持病の腰痛を悪化させて、この日は欠場。
試合前は練習を行わずに治療に専念。
試合中はベンチで戦況を見守る>
「腰がちょっと張ってね。大事を取って休ませてもらったよ。
あした(25日)、あさって(26日)と
試合がないから休めば、大丈夫だと思う。
(レギュラーシーズンは残り9試合)出るつもりだよ」
(東京中日)


○落合監督
<3位を奪回し、CS進出マジック『9』が点灯。
中3日の先発・小笠原を2イニングで見限り、
2番手で川上を投入するなど総力戦の様相に>
「あした、あさってが休みだから、総力戦といってもな。
1人(川上)帰ってきたからできるんであって…」

<エース・川上の復帰を1カ月待ったことに>
「『痛い』と言われたら使えない。
野手ならまだ『痛い』って言っても使えるけど。
無理させるやつは決まっている。
だからそいつらが、『ダメ』って言ってきたときは長引くことになる。
からだに異常があると、防衛本能が働くだろ?
そんなときに試合に使ってもいい仕事はしない。
痛いって言った時点でダメだ。
(報道陣を見渡し)みんなも仕事したくないってときには
腹が痛いって休み届け出すだろ?
ルンルン気分の時には言わないだろ? それといっしょだよ」

<森野が4番だったことについて>
「(ただの)4番目だよ」
中スポ毎日jpスポニチ名古屋


今日の公示。(24日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 川上憲伸投手
【同抹消】
▼中日 藤井淳志外野手
(再登録は10月4日以降。公式サイト共同通信社


◆井端弘和
<右ひざ靱帯損傷で戦列を離脱中。
この日、ナゴヤ球場で故障後初となる
フリー打撃を行うとともに、守備練習を行う。
打撃では計92スイング。うち3本が左翼フェンスを越え>
「ほかにも2本『フェン直』(フェンス直撃の打球)がありましたね。
見ていないようで、自分でも(弾道を)追っていました。
違和感はなかったです。振れるから大丈夫です」

<本人は28日の本拠地最終戦に照準を合わせているが
27日に予定のファームでの紅白戦が、復帰への最終テストとなりそう>
「よくはなっています。
ただ、今シーズン中に復帰できるかは微妙。
目標にはしていますけど。
決めるのは首脳陣です。呼ばれているわけじゃなく、
現時点ではボクが出たいという目標です」
中スポニッカン


この日、約2カ月ぶりに出場選手登録された憲伸が、
周囲の心配をよそに、まさにエースといえる投球を披露。
3イニングを1安打無失点に抑え、今季8勝目をマーク。
チームの3位再浮上とCSマジック点灯の原動力となりました。

こうなると、残る「主力ピース」は、攻守の要・井端
その井端ですがこの日、故障後はじめて
屋外でのフリー打撃を敢行し、92スイングでサク越え3本。
さらに遊撃の守備位置でのノックに加え、
軽めながら一塁から三塁までのベースランニングも行うなど、
復帰へ向けて、さらにワンステップ上がったようです。
ただ肝心の復帰については、あくまで「微妙」。
中スポによると『Xデー』9.28のナゴド・巨人戦になっていますが、
果たしてそこに間に合うかは、今後の回復具合と、
紅白戦などを見た首脳陣の判断によりそうです。

2008年9月24日 (水)

打線沈黙中田背信、ミス竜単独3位掴み損なう。

チェンプロ初完封勝利に先発野手全員安打
地元に戻って、東京ヤクルトに快勝。
勝率を5割に戻し、同率3位タイに復帰したドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの第2戦。
連勝して単独3位をゲットしたいところでしたが、
この日は打って変わって、打線沈黙し7回までゼロ行進。
その一方で先発・清水昭信味方のミスが絡んで失点を許すと、
2番手で起用された中田は、4四死球で2点を失う乱調
終盤反撃したものの及ばず黒星。再び4位に転落しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 22回戦
(23日・ナゴヤドーム | 中日8勝12敗2分け)
28868人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日
[敗] 清水昭信(11試合2勝2敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
清水昭信、中田、浅尾 - 谷繁

【ゲームレビュー】
ミスが失点につながり、4位に転落
5回1死二塁から田中浩康に中前打。
中継が乱れて、先制点を許し、田中浩康も二進。
川本の適時二塁打で2点目を失った。
8回は2番手・中田独り相撲
死球が絡み、決定的な2点を奪われた。
打線は8回、代打・立浪、イ・ビョンギュの連続適時二塁打で
2点を返したが、継投にかわされた。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ先発は、大方予想の山本昌ではなく、
3試合の中継ぎを経て、中3日で先発復帰となった清水昭信
ナゴヤドームでの好相性もあって、起用されたが、
いつもの田中ではなく、打撃好調の谷繁と組むことに。

1回、先頭・青木を内へのスライダーでレフトフライに取ると、
続く川島慶三に対しては、内へのストレートで見逃し三振に。
さらに飯原も外へのスライダーで空振り三振。
2つの三振を奪い、上々の立ち上がり。

一方、東京ヤクルトの先発は、館山
今季は3勝を許している右腕だが、立ち上がりやや不安定
1死から荒木が一塁方向へプッシュバントを決めると、
打球を掴んだ一塁の畠山がベースカバーに入った田中浩康
送球するも、一二塁方向に逸れる悪送球
絶妙なバントヒットが失策を呼び、荒木は一気に二塁へと進む。
続く森野の一塁ゴロで、荒木が三塁へと進むと、
館山と相性の良いウッズは歩かされて、2死一、三塁。
ここで迎えるは、2試合連続本塁打の和田
しかしカウント1-1からの3球目、内角高目のストレートを
打ち上げてしまい、センターフライ。
相手にもらった先制のチャンスを惜しくも逃す。

先発としては初の東京ヤクルト戦登板となった清水昭信
しかしストレートを軸にした力のある投球で、相手を圧倒。
2回先頭・畠山をライト前ヒットで出すも、
続く福地を外へのフォークで6-6-3の併殺に仕留めると、
3回も危なげなく三者凡退
一方の館山も2回以降は、落ち着きを取り戻したかの投球。
早いテンポで序盤を終え、投手戦の様相を呈してきた。

4回、清水昭信がこの日初めてのピンチ。
先頭・青木に外へのフォークを当てられ、レフト前に落とされると、
川島慶三がきっちりと送って、二塁へ。
さらに飯原の深いレフトフライで、青木が三塁へタッチアップ。
何気に足を駆使され、2死三塁で迎えるは、畠山
しかしカウント2-2からの6球目、
内角低目のストレートで詰まらせての二塁ゴロ。
きっちりと凌いで、味方の先制を待つ。

4回ウラ、2巡目に入ったクリーンアップ
しかし森野が外へのチェンジアップに
タイミングを外され、センターフライに倒れると、
ウッズは外へのフォークに芯を外されてのセンターフライ。
さらに和田は低目のフォークを引っかけてしまい、遊ゴロ。
館山の前に荒木のバントヒット1本に抑え込まれてしまう。

ここまで東京ヤクルト打線を2安打に抑えている清水昭信
しかし5回、1死から宮本に落ちの甘いフォークを捉えられ、
左中間を破るツーベースを許してしまうと、
続く田中浩康にも真ん中低目のフォークを運ばれ、センター前に落ちるヒット。
ボールが落ちたのを見てからスタートした宮本は三塁へ進んだが、
ここでドラゴンズの守りにあり得ないミス
センター・森野からのショートバウンド気味の返球を
中継した荒木が弾いてしまい、ボールが一塁ファウルゾーンへ転々。
それを見た宮本にホームを陥れられ、まさかの先制点。(0-1)
記録はセンター・森野悪送球
ちょっとした油断を突かれ、やらずもがなの点を奪われる。

なおも1死二塁となって迎えるは、8番・川本
しかし動揺したか、清水昭信の制球にやや乱れ。
ボール2球のあと空振りを取ってのカウント1-2からの4球目、
シュート回転して、ど真ん中に入ったストレートを逃さず弾き返されると、
打球はセンター左を大きく抜いていくタイムリーツーベース。(0-2)
3連打エラーも絡んで、2点のリードを許す。

2点ビハインドとなったドラゴンズ
しかし館山に封じ込められ、いまだにチャンスを掴めぬ始末。
5回ウラには、デラロサの三遊間深い当たりを
川島慶三の好守に阻まれ、久々の安打を逃すと、
円陣を組んで臨んだ6回も、清水昭信の代打・小池
イ・ビョンギュと続けての内野ゴロ。
さらに荒木も外一杯のストレートに見逃し三振。
前日のチェンお返しをされているかのようなゼロ行進が続く。

7回、ドラゴンズは2番手になんと中田を起用。
これ以上失点を防ぐことと、復調を願ってマウンドとなったが、
1死から宮本に三遊間への内野安打を許すと、
続く田中浩康のピッチャー返しをダイレクトでキャッチ。
ところが飛び出した走者を刺そうと一塁へ送るも、
これが悪送球となってしまい、宮本は二塁へ。
川本を敬遠し、館山を空振り三振に取りはしたものの、
自らのミスで、いらないピンチを招いた。

6回までわずか1安打のドラゴンズ
7回ウラ、先頭・森野がセンター前に久々にヒットを放ったものの、
ウッズ打ち上げ遊フライ、さらに和田引っかけ6-4-3の併殺崩れ。
2死一塁と繋げられないながらも、館山の暴投で走者が二塁へ。
何とか中村紀洋で1点でも返したいところだったが、
カウント2-2からの7球目、外一杯のスライダーに見逃し三振
館山に踏ん張られてしまい、この回もゼロ。

8回、2イニング目となった中田だが、
先頭・青木にレフト左にツーベースを許すと、
続く川島慶三には送られ、三塁へ。
これ以上の失点は、勝敗に直結するもの。
ところがここから中田の制球が暴れだし
飯原に初球、ストレートを背中へぶつけると、
続く畠山にも同じく初球、今度は左ひじに当ててしまい死球。
なんと連続死球で、1死満塁とピンチを招いてしまう。
ここで迎えるは5番、得点圏打率.330という福地
自分で招いたピンチは、自分で凌げと期待を掛けるも、
制御が効かない中田のボールは高目に浮きまくり。
そしてカウント2-1からの6球目、
外角高目のストレートを叩きつけられると、
高いバウンドが、前進守備の中村紀洋の頭上を越えていく…。
レフトへのタイムリーツーベースとなってしまい、2点を献上。(0-4)
ベンチの期待に応えられず、独り相撲となってしまった中田
その後の2死満塁こそ凌いだものの、実に重い追加点を失った。

4点ビハインドとなってしまったドラゴンズ
8回ウラも館山の前に、デラロサが倒れ早くも1アウト。
しかし谷繁がレフト前にクリーンヒットを放つと、
続く中田の代打・立浪がカウント0-1からの2球目、
外へのシュートを逆らわずに持って行くと、レフト前へ落ちるライナー。
ところが前進してきたレフト・飯原がこれを後逸
フェンスへと転々とする間に、谷繁が一気に生還!
記録はタイムリーツーベースとなって、ようやく1点を返す。(1-4)
なおも1死二塁でイ・ビョンギュが続き、
カウント0-1からの2球目、外へのストレートを弾き返すと、
これまた左中間を深々と破るタイムリーツーベースに!(2-4)
連続適時二塁打で、これまで手こずっていた館山をKO。
なおも1死二塁というチャンスでクリーンアップを迎える。
4回の先制点を奪われる要因となった荒木、森野と続く場面。
ところが代わった東京ヤクルト2番手・松岡の前に、
荒木がフルカウントからの6球目、
内角高目一杯のストレートに手が出ず三振に倒れると、
森野もカウント2-1からの4球目、
外角低目に沈むフォークに空振り三振
やり返せずに連続三振。反撃は2点のみに終わってしまう。

そして迎えた最終回、東京ヤクルト3番手は五十嵐
ドラゴンズも4番からの好打順となったものの、
先頭・ウッズがフォークに手を出し三振に倒れると、
和田も内へのストレートに詰まらされ、三塁ゴロ。
早くも2死となったが、中村紀洋が食い下がり、
外角高目、150キロのストレートを弾き返すと、
ライトフェンスに直撃するツーベース。
何とか反撃への意地を見せ、後続へとつなぐ。
そして2死二塁となって迎えるは、デラロサ
狙い球は、おそらくストレート
追い込まれはしたものの、2球フォークを見逃し、フルカウントに。
そして迎えた7球目、五十嵐が投じるはまたしてもフォーク。
デラロサも手を出したが、バットが空を切ってゲームセット

快勝した前夜から一転。相手投手に好投されたうえに、
守備ではミスを突かれ、失点を重ねるなど
東京ヤクルト悪い内容で敗れてしまったドラゴンズ
このカード、1勝1敗と五分にされるとともに、
4年ぶりとなる東京ヤクルト戦負け越しが決定
さらに借金を再び1となり、デーゲームで引き分けた3位・広島とは、
0.5ゲーム離されての4位に転落
痛い失点でゲームを落とし「半歩後退」となってしまった。


またしてもミスが…。前夜の投打噛み合った快勝で、
今度こそクライマックスシリーズ進出へ
弾みが付くのではと、
期待していたゲームでしたし、
デーゲームで広島が引き分けていたため、
勝てば単独3位になれる
絶好のチャンスでしたが、
前夜のチェンの快投を、
やり返されてしまっての打線沈黙
おまけにちょっとした中継ミスをきっかけに
先制を許してしまうと、2番手で起用された中田が、
ベンチの意図を理解しながらも、制球乱してまたも自滅
ようやく8回に反撃し、2点こそ返したものの、
その前に失った2点が響いてしまっての敗戦。
膨らんでいた期待感を一気にしぼませ、
さらに失望させるようなゲームのように思えました。

それにしても、打線が打てませんでしたね。
館山も立ち上がりは、あまりよくなさそうだったので、
相性の良いウッズ、和田で叩ければと思いましたが、
初回のチャンスを逃してしまったのが響いたようで…。
その後は力のあるストレート、またはシュートに差し込まれ、
または変化球にタイミングをずらされての凡打の山
6回までヒットわずか2本に抑えられ、何もできずにジリジリ
相手のペースでテンポよく投げ込まれてしまったのが、痛かったです。
これで館山には、今季4敗目。
今まではカモだったといえ、今季これだけやられては…。
次回、そして来季に向けては、何とかしないといけないでしょう。

投手陣では、先発した清水昭信は良かったと思います。
普段の田中ではなく、谷繁とのコンビでしたが、
ストレートにもキレがありましたし、まずまずの出来だったのでは。
ただ味方のミスに足を引っ張られ、5回で代打を出されての交代。
これはちょっと残念でしたね。
中3日とはいえ、もうちょっと投げられたでしょうし、
確かにタイムリーを許したとはいえ、自責0での降板でしたし。
ただ次のチャンスもあるとは思うので、この調子を維持してくれればと思います。

一方、このゲームの敗因となったのが、2番手の中田
2点ビハインドの7回から登板したものの、
2イニングス目となった8回に、3四死球を与え2失点と乱調
自分どんな状況で起用されたのか、
その意味をでは理解しているようですが、
どうも体がついていかないようで…。
投球のバランスも悪く、ストライク、ボールがバラバラ
こうなると受ける谷繁もどう組み立てていいか、正直困りもの
またしても「制御不能」となってしまい、結果沈んでしまいました。
それにしても、前回の反省があまり活きているように思えましたし、
こんな状態では、大事なゲームの先発には使えないという印象も。
またしても迷路に迷いこんでしまった感のある背番号20
何とか抜けだして、復調してくれることを願います。


今シーズンもこれで、いよいよ残り10試合
いまだに一進一退を繰り返すドラゴンズですが、
残り10の中でいくらか貯金を作らないと、3位確保は難しいかも。
広島も崩れてくる気配もないですし、キツイ状況は今後も続くでしょう。
ただそれでもファンとしては、やはりCSには進出してほしいなと。
迎える第3戦、トータルでは負け越しが決まったものの、
このゲームは、必ず取って再び5割に。
そして広島にいくらかでも、プレッシャーを掛けてほしいところ。
とりあえず1試合に集中し、こつこつ戦っていくことが大事でしょう。
泣いても笑っても雌雄が決する10ゲーム
必ずや「意地」をが見せてくれると信じ、応援していきたいです。


★プレーヤーズ・ボイス(24日)

●中田賢一
<19日の広島戦から中3日で今季2度目の中継ぎ登板。
7回から2番手で登板も、4四死球などで痛恨の2失点。
試合後は絞り出すように答えるのが精いっぱい>
「もったいない? そうですね。歯がゆい? そうですね。
思ったところに(球が)いかない。
原因は力み? 全部ですね。修正しないといけないです」
(中スポ、サンスポニッカン名タイ

●森バッテリーチーフコーチ
<2イニングを2失点と復調ムードのない中田について、
中継ぎへの『降格人事』も浮上のきっかけにならず>
「勝ち試合では中継ぎとして使えないと思っていた。
ブルペンではいい球を投げているけど、
試合になるとどうなるか分からない。
良くなると思っているから中継ぎをさせている」

<シーズン最後までの中継ぎ起用を明言。
期待した投手の『裏切り』に吐き捨てるように>
「今後も中継ぎ? どこで先発させるんだ。
先発の頭数はそろっている。
広島が(3位に)決まったら先発させてやってもいい。
あいつは使い勝手がいいし、このままだ。
クライマックスシリーズで登板? (チームが)出られたら考えるよ」
名タイ

●清水昭信
<3試合ぶりに先発復帰し、6イニングを5安打2失点(自責0)。
味方の援護に恵まれず痛い2敗目>
「(5回に)宮本さんに投げた1球が悔やまれます。
もっと慎重に低めに投げるべきでした」
中スポ

●荒木雅博
<5回1死二塁から田中浩康の中前打の後、
中堅・森野からのショートバウンドの返球を
中継する際、一塁側に大きくそらし(記録は森野の失策)、
先制点を奪われたことを反省>
「送球が低くきたからボクが止めないと」
(中スポ)

●笘篠外野守備走塁コーチ
<5回1死二塁からのあり得ない守備の乱れについて>
「ランナーが止まっていたし、
(森野は)焦らなくてもいい場面だったけどね」
(中スポ)

●森野将彦
<打線が館山になすすべなく抑えられたことに>
「いい当たりがなぜか正面を突いている。
抑えられているという感覚はない」
(中スポ)

●立浪和義
<4点を追う8回1死一塁、代打で登場。
左前に弾き返すと、この当たりを左翼手・飯原が後逸したため、
二走の谷繁が一気に生還する適時二塁打に。意地を見せて>
「打ったのは、シュート。
ラッキーでした。いい形でつなげたのでよかったです」
公式写真、中スポ)

●イ・ビョンギュ
<8回1死二塁の好機で、左中間を真っ二つに破る適時二塁打。
2点差までに詰め寄る快打だったが、試合後の表情は険しく>
「打ったのは、ストレート。とにかくランナーを返せてよかった」
公式写真、東京中日)

◆チェン・ウェイン
<プロ初完投初完封での今季6勝目から一夜明け、
ナゴヤドームでランニングやキャッチボールなどで調整。
あらためて喜びをかみしめて笑顔>
「今までなかなか完投できなかったから
1人で最後まで投げ切れてうれしい。また一生懸命投げていきたい」
ニッカン

◆田中大輔
<今季先発出場6試合中、
3試合は同期の清水昭信とバッテリーを組んでいるが、
この試合は先発・清水昭信の投球を初めてベンチから見ることに。
生きた教材・谷繁の意表を突くリードにハッとさせられることも>
「ああ、なるほどなって思うこと多いです。
谷繁さんと自分とでは、経験が違いすぎます」

<いつか主戦級を実際にリードできる日を信じて、
地道に頭脳と感性をベンチで磨いていく>
「日々、勉強です」
(中スポ)

◆田村捕手コーチ
<若手の控え捕手に義務づけている『シミュレーション』について。
正捕手のマネではなく、自分なりの回答を求めている>
「もちろん『そこは絶対に内角じゃない』といった
基本はあるけど、リードに正解はない。
だから例え谷繁と違っても、その過程をどう考えているかが大事。
あとは失敗を含めた経験をして養っていくしかない」
(中スポ)


◇井端弘和
<右ひざ靱帯損傷でリハビリ中。
ナゴヤ球場の屋内練習場で故障後初めてフリー打撃を行う。
早川コーチが約10メートルの距離から投げる山なりのタマを、
感触を確かめるように76スイング。鋭い打球を連発。
きょう24日には屋外で本格的な打撃を再開する予定>
「下半身の粘りがもう少しでしたが、力を入れるところは入れました」
中スポ

●和田一浩
<WBCの時、その下でプレーした王監督の退任について>
「大変な仕事だったと思う。
寂しいものもあると思うけど、
今いるプレーヤーで盛り上げていかないといけない」
(東京中日)


●落合監督
<前日の快勝とは一転、ミス、死球からの失点。
終盤の反撃も及ばず痛い敗戦。
同率3位の広島が引き分けたため、再び4位に転落。
流れに乗れない長丁場のまか不思議をこう語る>
「これはウチだけじゃなく、どこももっている現象だろう。
きのう(7-0で圧勝)みたいな野球をやれば全部勝つし、
きょうみたいな試合をやると全部負ける。
その中で、どう拾っていくかってことだろう」

<独特の言い回しでもどかしさを表現>
「ここにきて選手がどうのこうの、そういう次元の問題じゃない。
ないものを一生懸命表現しようとしている選手もいるのに、
せっかく持っているものを表現しきれない選手がいる。
選手自身が立ち直っていくのは立ち直っていくだろうし、
立ち直ってこれないのはこのままシーズンが終わる。
そういうことじゃないか。
できないものはやらせるしかない。
頭の中身だけは見られないだけに、一番難しいところ。
我々には責任があるし、本人にもある。
それをどうやってうまく解消していくかだ。
だからみんな(マスコミ)も協力してくれって頼んでいる。
スーパースターにしてくれるなよって。
プロ野球界のスーパースターはONだけ。あとはいない」

<祭り上げている気はないが、本人はそう思う?>
「本人はそう思う。だから困る。
みんなは新聞売らないといけないし、
こっちは何とか地に足をつけてやらせようとする。
それを経験している者にはわかるんだ。
とはいえ、昔と違って持ち上げることはあっても、
けなすことはあまりないけどね。今の新聞はおとなしいから。
我々はけなされるのに慣れているから。いい時代だと思う。
今の時代じゃスーパースターは出てこないんだろうな」

<先発・清水昭信について>
「よく放った方。それだけ成長したのかな。
突っかえ棒がポキッと折れて、我にかえった。
(突っかえ棒が必要な選手は)いっぱいいる」

<我にかえってくれただけよかった?>
「こちらが手助けしてやれる部分とやれない部分があるから」

<福岡ソフトバンク・王監督が
今季限りで退任すると発表したことについて>
「長い間、お疲れさまでした。
ユニホームを脱ぐということは相当健康的にきつかったんだと思う。
これで本当の意味のスーパースターがユニホーム組から消える。
またいつか(ユニホームを)着る機会があることを願うけど。
われわれが脱ぐのとはわけが違うから。
これからは健康に気をつけて過ごしてほしい」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信朝日新聞
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


若竜トピックス(23日)

◆中日2軍紅白戦
(23日・ナゴヤ球場)
  000 010 0 =1
  031 000 0 =4
(7回打ち切り)
[本] 井上(白)
[投](紅)●佐藤充、久本 (白)○佐藤亮太、高江洲
(中スポ)

○井上一樹
<白組キャプテンに指名され『4番・右翼』で出場。
先制ソロを含む2長打を放つ活躍で勝利に貢献>
「(負けると)終わってからのランニングがきつくなるから、
みんなの尻をたたいたよ」

<2回に詰まりながらも右中間最深部へたたき込んだ一発には>
「パワーがついたかな?」
中スポ

●久本祐一
<左ひじ周囲炎からの完全復活を目指す。
紅組の2番手で6回から登板。2イニングを1安打無失点。
MAX142キロを計測し、2つの空振り三振を奪うなど
復調を感じさせる投球。今季初の1軍昇格へ意欲を見せて>
「シーズンはまだ終わっていないので、
1試合でも残っている限り上(1軍)を目指したい」
中スポ


◆古久保2軍捕手コーチ
<高橋2軍投手コーチ、音2軍外野守備走塁コーチとともに
今季限りで退団することに。4年間、若手育成にあたってきたが>
「田中もそうですが、若い捕手が育ってきています。
来季からベテランを脅かす存在になってほしい。
自分には野球しかありません。他球団から話があればいいのですが」
古久保ブログ「緊急報告。」、中スポ

◇西川球団社長
<2軍3コーチの退団について、現場主導人事であることを説明>
「人員削減ということではありません。
現場の大将(落合監督)が判断したということ」
中スポニッカン


ウエスタンの公式戦が終了し、
10月7日のフェニックス・リーグ開幕までは、
まだ日があるなか、ファームでは紅白戦が行われ、
井上キャプテン率いる白組が勝利を収めたもよう。
罰ゲームランニングを避けるため、自ら奮闘、
さらに白組ナインの尻をひっぱたたいたようです。
また阪神との練習試合が雨で流れ、
この紅白戦で投げるのではと言われていた、
エース・川上の登板もなかったもよう。

ところで早くもストーブリーグの話題が入り、
中日球団はこの日、ナゴヤドームにて、
2軍の高橋三千丈投手コーチ、音外野守備走塁コーチ、
古久保捕手コーチ
の3コーチに来季の契約を結ばないことを通告。
よって今季限りで3氏はドラゴンズ退団することになりました。

戦力外通告などともに寂しい話題ではありますが、
こういう部分でも動き始めたようですね。
特に古久保コーチは、楽しいブログによって、
親しみもありましたし、退団はとても残念な部分も。
高橋三千丈、音、古久保コーチ、お疲れ様でした。
3コーチによって指導を受けた若竜が、
いつかを咲かせてくれることを願いたいと思います。

2008年9月23日 (火)

快投チェンプロ初完封、積極竜3位タイに復帰!

広島市民球場での直接対決に負け越し、
4位に転落して、ナゴヤへ戻ってきたドラゴンズ
6連戦の2カード目は、ナゴヤドームでの東京ヤクルト3連戦。
巻き返しのための初戦、先発のチェン抜群の出来。
ストレートが切れ、立ち上がりから相手打線を圧倒すると、
打線も呼応し、2回にデラロサの2ランで先制すると、
3回荒木、森野の連続適時打を含む4連打、
さらに7回和田のダメ押し弾など、先発野手全員安打の14安打7得点。
大量の援護をもらったチェンは、そのまま9回を投げ抜き、
4安打10奪三振無四球で、プロ初完投初完封勝利をマーク。
また連勝で勝率5割に戻したドラゴンズ
広島が敗れたため、再び同率3位タイに復帰しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 21回戦
(22日・ナゴヤドーム | 中日8勝11敗2分け)
29963人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日 ×
[勝] チェン(36試合6勝5敗)
[D本] デラロサ7号2ラン 和田15号
[Dバッテリー]
チェン - 谷繁

【ゲームレビュー】
チェンがプロ初完封
勝率5割に戻し、広島に並んだ

チェンは立ち上がりからテンポがよく、威力のある直球で押した。
打たれた安打はわずか4本。10三振を奪い、三塁を踏ませなかった。
打線は先発野手全員安打
2回、デラロサが左へ先制2ラン。
3回には荒木、森野の連続適時打などで3点を加え、突き放した。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
移動日ゲームとなったが、スタメンは前日同様。
ビョン、荒木、森野、ウッズ、和田、中村紀洋、デラロサ、谷繁
この日特打を行ったという中村紀洋も名を連ねる。

ドラゴンズ先発は、中5日でチェン
この日は立ち上がりから快調
先頭・青木を外への大きなカーブで
ハーフスイングでの空振り三振に取ると、
続く川島慶三も、内へのストレートに手が出ず見逃し三振
飯原には初球、スライダーをうまくレフト前に運ばれたが、
4番・畠山を外角低目のストレートで見逃し三振
三者三振という抜群の立ち上がりを見せる。

対する東京ヤクルトの先発は、ゴンザレス
ナゴヤドームでのドラゴンズキラーとの対戦となったが、
2回ウラ、先頭・ウッズが三遊間深いところへの内野安打で出ると、
和田は中飛に倒れたものの、中村紀洋の遊ゴロの間に二塁へ。
得点圏のチャンスで迎えるは、7番・デラロサ
積極的にいこうと思っていたというデラロサ
初球、外角高目に浮いたスライダーを叩くと、大きな当たりは、
レフトポール際のスタンド前列に飛び込む2ランホームラン!(2-0)
快投を見せるチェンに、大きな先制点が入る。

この一発で勢い付いたか、その後も繋がるドラゴンズ打線
3回ウラ、先頭イ・ビョンギュが初球、真ん中低目のストレートを叩くと、
センターオーバー、フェンス直撃となるツーベース。
やや際どいタイミングながらも、二塁を落としいれると、
続く荒木も間髪入れずに初球攻撃!
外角低目のストレートを右へ持って行くと、
鋭く一塁横を抜き、ライト線へと転がるタイムリー!(3-0)
わずか2球で1点を追加する。
さらに森野の初球に、荒木が二盗を決めると、
フルカウントからの8球目、内へのストレートを弾き返して、
詰まりながらも、センター前へのタイムリー!(4-0)
二塁から荒木が最後はミットを吹き飛ばしての生還
その間に森野も二塁へと進み、さらに後続へと繋げる。
続くウッズも三遊間をしぶとく抜き、これで4連打
依然無死一、三塁で迎えるは、和田
しかし初球、外へのストレートを打つも、6-4-3と渡るダブルプレー
それでもその間に三塁走者の森野が還って、さらに1点を追加。(5-0)
続く中村紀洋の右前打も含め、
このイニング5安打を集中させ、3点を奪ったドラゴンズ
一気にゲームの主導権を握った。

5点の援護をもらったチェン
しかし4回、先頭・飯原を内角高目のストレートで空振り三振に取ると、
続く畠山にはカウント0-3となったものの、
しっかり持ち直してフルカウントからライトライナーに。
さらに福地を内へのスライダーで遊ゴロに取り、3アウト。
3回に続いて、2イニング連続の三者凡退とますます乗ってきた。

4回ウラ、下位打線からチャンスメーク
先頭・谷繁がスライダーを上手く拾って、
センター前に落ちるヒットを放つと、続くチェンが送って二塁へ。
ここで迎えるは、前のイニングに集中打の口火を切ったビョン
カウント1-3からの5球目、真ん中高目へのスライダーを
しっかりと捉えると、打球はライトの頭上を大きく越え、
フェンスまで到達するタイムリーツーベース!(6-0)
投手のリズムが良いと、やはり打線呼応するのか。
3イニング連続で得点を奪い、ゴンザレスをKOする

勝利投手の権利がかかる5回を迎えたチェン
しかしそのボールは衰えることなく、さらに快調
この回先頭の宮本を外角高目を振らせ、三振に取ると、
田中浩康も早いカウントで打ち上げさせての三塁フライ。
続く川本には粘られ、9球投げさせられたものの、
最後はスライダーでライトフライに取って、この回もゼロ
繋がると怖い東京ヤクルト打線を圧倒し、5回を終えて被安打わずかに1
さらに課題の制球も、2回田中浩康の足にかすった死球1個のみ。
まさに今季最高の出来ともいえるチェン
球数もまだ61球、プロ初の完投、完封も視界に入ってきた。

6回、ドラゴンズは早くもウッズを下げ、
センターに英智を入れるなどの守備固め
しかしチェンのスイスイ投球はなおも続き、
先頭、途中から出場の米野を初球、簡単に捕邪飛に取ると、
続く青木は3球目、内へのスライダーで詰まらせての
ショート左へのハーフライナー。
さらに川島慶三も初球、あっさりとレフトフライ。
毎回奪三振こそ止まったが、わずか5球で退ける。

6回ウラ、東京ヤクルト2番手・松井を2死から攻め、
荒木が1球も振らず、フルカウントから四球を選ぶと、
森野の右中間へ落ちるヒットで、一、三塁。
4番に入っていた英智に期待を寄せたが、
カウント2-1からの内角低目のフォークに空振り三振。
惜しくもダメを押せず、6点リードのまま終盤へ。

6回まで広島打線に、二塁さえも踏ませていないチェン
しかし7回、やや疲れも見え始めたか、
先頭の飯原にストレートをセンターに弾き返されると、
1死から福地にもライト前に運ばれ、一、二塁。
この日初めて得点圏に走者を背負ったものの、
続く宮本に初球、真ん中高目のストレートを打ち損じ。
二塁ベース寄りの遊ゴロとなり、6-4-3と渡りダブルプレー。
最大のピンチを凌いだチェンは、飛び跳ねてのガッツポーズ!

7回ウラ、東京ヤクルト3番手は、花田
しかしその代わり端、先頭の和田見事な一振り!
カウント1-2からの4球目、真ん中低目のフォークに反応。
迷わずにフルスイングすると、弾丸ライナーでレフトスタンド一直線!
この日先発野手で唯一ヒットのなかった和田
お待たせのヒットは、ダメのダメを押す大きな一発。(7-0)
先発野手全員安打を達成し、14安打7得点
こうなると残りの焦点は、チェン初完投、完封のみとなった。

8回も田中浩康、梶本、そして米野
いずれもフライアウトで打ち取り、ついに9回のマウンドに登ったチェン
しかし先頭・青木をショート内野安打で出してしまうと、
記録を意識したか、力みが目立ちはじめ、ボールがやや高目に。
それでも川島慶三を打ち損じの三塁フライに取ると、
飯原は内角低目のストレートで見逃し三振。
この日10個目、自己初となる2ケタ奪三振も達成すると、
最後は畠山を、真ん中高目のストレートで
センター後方へのフライに打ち取り、ゲームセット!

9イニング、109球を投げ、4安打10奪三振1死球で無失点。
来日5年目で初となる完投勝利を、
見事な完封で飾ったチェン・ウェイン
マウンド付近でナインとハイタッチを交わすと、
荒木選手会長からウィニングボールを手渡されて、笑顔
さらにその勝利の価値は、チームにはとても大きく、
勝率を再び5割に戻すとともに、
広島が敗れたため、同率3位タイにも復帰。
地元に戻って、ようやく投打がかみ合っての快勝は、
3位奪還へ向けて、より勢いが付きそうな白星となった。


広島との直接対決で、まさかの1勝2敗と負け越し。
4位に転落して、地元・ナゴヤへ戻ってきたドラゴンズでしたが、
やはり我が家が落ち着くのか、この日は久々に一方的な展開
打っては打線がつながり、苦手・ゴンザレスをKOすると、
投げては、チェン今季最高ともいえる投球。
力のあるストレートを右打者の内角へビシッと投げ込み、
バッタバッタと三振を奪うなど、東京ヤクルト打線圧倒
終盤若干バテもあったものの、最後まで投げきってプロ初完封を達成。
チーム的にも投打がかみ合っての快勝というカタチで、
神宮3連敗の屈辱を少しは晴らすことができ、とてもうれしかったです。

やったぜプロ初完封!それにしても、
今夜はチェンに尽きるでしょう。
プロ初完投、初完封
そして初の2ケタ奪三振
チェン投手、
本当におめでとうございます!

前回の阪神戦で五輪復帰後
初の白星を挙げたことで
吹っ切れたのかもしれませんが、
この日立ち上がりから快調でしたね。
初回先頭の青木のハーフスイングを
球審が取ってくれたのをきっかけに、
素早くリズムを掴んで、3奪三振と上々の立ち上がり。
その後も、140キロ台後半というスピード以上に
キレのあるストレートを軸に、スライダーなどの変化球を交え、
東京ヤクルト打線に対して、全くスキを与えぬ投球。
課題でもあった制球面も、無四球と安定し、
さらに早いカウントで抑え込むため、テンポも上々
その相乗効果によって、打線の大量援護ももらえるという、
まさに好循環となった今回のマウンド。
危なげなかったですし、本当に安心して観ていられました。

特に一番収穫となり、うれしかったのは、
久々に観られたイキの良いストレート
やはりチェンの売りというのは、力のある真っすぐ
ビシッとインサイドを突く投球には思わずうなりましたね。
五輪から復帰後は、これが欠けていたものの、
ようやく下半身も使え、が振れるようになってきたのか、
この日のストレートは、ここ最近では一番の力強さ
こういうボールが投げられれば、なかなか打てはしないでしょうし、
この投球を忘れずに、今後もできるだけ持続できるよう
残りシーズン、そしてこの先もやっていってほしいなと。
プロ5年目、ここまでいろいろありはしましたが、
ようやく掴むことができたプロ初完封
これを自信にして、さらに成長していってほしいと思います。


「悔しさ」改め積極打線がこの日もつながり、14安打
さらにしっかりと相手のスキも突けましたし、
いくらかはドラゴンズの野球を取り戻しつつある感も。
そして再び勝率も5割に戻し、3位タイにも復帰。
相手のモチベーションも神宮の時とは違うように見えましたし、
ここは一気に勝ち越したいものですね。
クライマックスシリーズに進出するためには、ただ勝ち続けるのみ
そのためにも、地元での残り試合すべて勝つという意気込みを。
第2戦の先発は、おそらく昌さん
このところやや勝てない印象もありますが、
とにかくチーム全体で現状「エース」を盛り上げ、貯金1単独3位を。
ドラゴンズのより一層の頑張りに期待しています!


☆ウィナーズ・ボイス(22日)

◎チェン・ウェイン
<4安打、1死球、10奪三振、三塁を踏ませぬ好投。
来日5年目で、プロ初完投初完封を挙げる>
「(初めての完封勝利、どんな気持ち)
うれしいです、はい。
(すべて投げきった)
そうですね。まあ何とか完封したいんで、はい。まあうれしいです。
(立ち上がりから奪三振ショー、今日はどこがよかったか)
やっぱりコントロールと変化球でもいいし、
やっぱち真っすぐの、先にストライクを取れるから、
まあ早くアウトを取れたいし、はい。
(四球がなかった)
そうですね。まあフォアボールが一番気になるので、
まあ何とかフォアボール出さないで、
しっかりアウト取って、それだけです、はい。
(打線がよく打って、乗っていけた)
そうですね。デラロサもけっこう打ったし、
まあ、シゲ(谷繁)さんも猛打賞だし、
まあ打席に、バッターの方は何とか点数が入るし、
まあ、自分の投げる方もいいし、はい。
(チームが3位タイに並んだ。ファンに抱負を)
ありがとうございます。
何とかクライマックスシリーズに入りたい、いきたい。
まあ、自分の力になるし、何とかみなさん
ドームで応援してくれるよう、お願いします」


「うれしいです。きょうはコントロールがよかった。
変化球、真っすぐもよかったです。
上半身が開かないように意識したことがよかったんだと思います。
上半身を開かず、下半身を使って…。
一つ一つアウトを取ることだけ考えた。
早くアウトが取れて球数が少なかったのもよかったですね。
打たせてアウトを取ろうと思った。
6、7回で疲れるんで、球数を少なくしようとした」

<見て聞いて、感じたことが生きている。
11日の巨人戦、森コーチからの指示でベンチに座って
山本昌の投球を見て勉強。先輩の背中から学んだことを生かして成長>
「マサさん(山本昌)とボクはタイプが違うけど、すごく勉強になりました。
勉強になったのはコースの重要性です。
マサさんは(右打者の)アウトコース、
ボクはインコースにいいボールがあるけど、
やっぱりコースに投げないと意味がない」

<今季6勝目、そしてプロ6勝目。
台湾出身で同い年の投手、巨人・ジャン・チェンミンの
通算勝ち星をわずか1シーズンで抜き去ったことに>
「姜建銘(ジャン・チェンミン)を抜いた? 
そんなことはあんまり意識しませんね。
お互いに日本で頑張ればいいと思っています。
いまはとにかくCSに出たい。日本一にもなりたい。
ボクはいままで何にも経験していないですから」

<台湾代表として出場した五輪だが、帰ってくると絶不調。
苦しんでいた8月末,疲れを癒し助けてくれたのは大豊飯店>
「大豊さんにはいろいろアドバイスしてもらっています。
(北京から)帰ってきてからも、大豊飯店には行きました」

<ようやく復調。チームは再び広島と同率3位に並び意欲を>
「何とか自分の力で貢献して、クライマックスシリーズにいきたい。
自分の力で勝って日本一になりたい」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○谷繁元信
<プロ初完封勝利のチェンについて。
快投の予感は、ブルペンからプンプンと漂っていた>
「来日最高の投球でしょ。ブルペンからよかったです。
それがマウンドへ行っても変わることはなかったし、
最後まで落ちることもなかった。
外の真っすぐを1本打たれたけど、
内は1球も捕らえられることはありませんでしたから。
楽しかった? うーん、というよりも
まずは絶対に勝たなきゃいけない試合だったから」
中スポ

◆大豊泰昭
<元中日選手。名古屋市で『大豊飯店』を営む親代わりは、
チェンのプロ入り初完封に大喜び>
「去年のことを考えればよくやっているよ。
今年のボクの(与えた)目標は5勝だったから、きょうで越えたね。
この前に会った時(五輪後)は、さすがに疲れもあったようで、
『リリースポイントがちょっとおかしい』と悩んでいましたね。
私はいつも『自分の足の幅、リリースポイントさえ決まれば大丈夫』と
言っています。でも完封したということは、
いいフォームで投げられたということでしょう。
まだ若いし、失敗することもある。
でも、それも含め、今は経験をたくさん積んでほしい。
体も大きくなってきたし、顔つきや会話も、
最近は随分、プロ野球選手らしくなってきたと思います。
今年も残り少ないけど、ぜひクライマックスシリーズに
出られるように頑張ってもらいたいですね」
(中スポ)


◎トマス・デラロサ
<2回2死二塁、左越えに先制2ランを放つ>
「(素晴らしい本塁打でした)
ありがとうございます。
(ホームランの感触は)
そうですね。チームの勝利のために
一試合一試合貢献していきたいと思います。
(クライマックスシリーズ目指して抱負を)
そうですね。最後の最後まで諦めずに
プレーオフに出られるように、頑張っていきたいと思います」


<ホームラン談話>
「打ったのはスライダー。
広島では打てなくて悔しかった。
今日はチェンが頑張っていたし、オレたちもやらなきゃと思った。
だから、きょうは積極的にいこうと思っていた。
神様のおかげ。いいところで打たせてもらえて本当にうれしいよ」

<前日までの広島3連戦はノーヒット。
大事な試合で結果を残せなかったことに、
きまじめな男は責任を感じていた。
もどかしさから胸の内をこう吐露したことがある>
「ドラゴンズは去年の日本一チームなんだろ? 
自分が来て弱くなったなんて思われたくない。
とにかくプレーオフには出なくちゃ」
公式写真中スポ共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○荒木雅博
<3回無死二塁、右翼線にタイムリーを放つ。
一塁線へ技ありの流し打ちで攻撃を加速させる。
続く森野の初球に二盗、今季31個目の盗塁でトップに5差に迫る>
「つなぐつもりだったけど、いいところを抜けてくれました」
公式写真、東京中日、スポニチ名古屋

○森野将彦
<3回無死二塁、中前にタイムリーを放ち、5点目をたたき出す。
6回にも右前安打を放ち、2試合連続マルチ安打>
「ランナーを進めようと思ったら、結果、ヒットになってよかったです」
公式写真、東京中日、スポニチ名古屋

○イ・ビョンギュ
<4回1死二塁、右越えにタイムリー二塁打を放つ。
打順1番に入ってから3試合連続安打と好調>
「チェンがいいピッチングをしているので、打ててよかったです」
公式写真、東京中日)

○和田一浩
<7回無死、左越えにソロ本塁打を放つ>
「自分自身、ふがいないバッティングが続いていた。
ずっと調子が良くなくても、落合監督は試合に使ってくれている。
もう調子が悪いとかいっていられない。
これを機に調子が戻ってきたらいいなと思います」
公式写真中スポ共同通信社ニッカン

○中村紀洋
<移籍後初めての早出特打を行う。
平田、藤井ら若手にまじって練習開始前に約20分間のフリー打撃。
持病の腰痛を抱えているだけに、手応えを口に>
「腰に負担のかからない、
苦しくないフォームを探すためにやりました。
感触はまあまあよかったと思う。
腰の状態は変わらないけど、痛み止めの注射は打った。
残り試合も少ないし、クライマックス・シリーズに
出るためには意地でもやる」
共同通信社ニッカン12

◇山本昌
<普段は年齢を気にすることのないベテランが
今夏『睡眠』で年を感じたという。
中田と話していた時、完全休養日の睡眠時間を聞いたところ、
10時間近く目が覚めなかったという答えが返ってきたことに>
「驚いちゃったよ。10時間以上も寝て、
一度も目が覚めなかったって言うんだから。
若いころは、ぼくもそうだった。何時間でも平気で眠れた。
だけど、最近はさすがに8時間も寝れば目が覚めるもんなあ」
(中スポ<ドラ番記者>

◇吉見一起
<チームで『エース』と呼ばれる人間は影響力が強い。
前日の広島戦で3カ月ぶりに勝利した後輩は、
勝てない間、2軍にいる間、川上のアドバイスを思い出した>
「2軍に落ちるときに川上さんから言われたことがあるんです。
『体をリセットすれば、それでいいんだ』ということを。
川上さんだけでなく、ほかの方からもそういう意味のことを言われましたけど」

<これからどうすればいいのか、
不安と迷いの中で聞いたエースの言葉。
2軍落ちを前に勇気をもらい、そう信じた。
自分のスタイルを貫き、しっかりと戦列に戻ってきた>
「体をリセットして、体さえ元の状態に
戻すことができれば、投球も元通りになる。
(投球やフォームの面は)考えないようにしました。
今年の自分のテーマが『悩まない』と言うことですから」
(中スポ)

◆川上憲伸
<北京五輪後に疲労などを訴え、2軍調整を続けてきたが、
この日ナゴヤドームで行われた試合前の1軍練習に参加。
首脳陣に現時点での状態を披露。
練習後、大勢の報道陣に囲まれると、こうかわしながらも笑顔>
「まあ、まだ(1軍に)上がったわけじゃないので」
(中スポ、名タイ

○高代野手総合チーフコーチ
<先発野手全員安打、14安打の猛攻について>
「今日のように打てれば、何もいうことはない」
ニッカン


○落合監督
<快勝で勝率を5割に戻し、広島と並ぶ3位に復帰。
来日5年目で初完投初完封のチェンを絶賛。
力のある真っすぐを内角中心に配したインサイドワークをこう評し>
「きょうに関していえば、力負けしてない。
多少の投げ間違えはあっても、ファウルになるか、フライになるか…。
珍しいんじゃないかな。あれだけインサイドを使ったのは。
それがすべてなんじゃないのか。
それに本人が気付いているのかどうか。
スポーツってわかんないもんだな。
野球もそう。1個勝ってこんなに変わるのかね。
あんだけ苦しんでたのに。今はいい。
今はいいけど、まだ打たれる怖さを知らないから。
あいつ(チェン)の場合は始まったばかりだし。
でも、今年(あまり)勝ってない投手に、ああいうのを見せてやりたい。
今、ウチの投手は打たれる怖さを
嫌っていうほど味わっているから。これがひと山越えれば…」
中スポサンスポスポーツ報知毎日jpスポニチ名古屋


若竜トピックス(22日)

新井首位打者、最高出塁率タイトル獲得 佐藤充は投手3冠
(中スポ)

この日、ウエスタン・リーグが今季の全日程を終了
福岡ソフトバンクが24年ぶりのリーグ優勝を決め、
38勝43敗7分けのドラゴンズ4位となりました。
また個人タイトルも発表され、
不動の4番・新井良太が規定打席に4不足しながらも、
首位打者(.332)と最高出塁率(.418)のタイトルを初めて獲得。
また投手陣では、佐藤充最優秀防御率(2.64)、
最多勝利(7勝=3人でタイ)、勝率1位(.636=2人でタイ)の
3部門のタイトルを掴みました。

ちなみに各選手の成績は、以下を参照のこと↓
2008年度 中日ドラゴンズ個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)
2008年度 中日ドラゴンズ 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)
2008年度 中日ドラゴンズ 個人守備成績(ウエスタン・リーグ)


規定打席に4不足という新井でしたが、
もしこの4打席を凡退したと仮定しても、
2位の(阪神)の打率.292を上回るため、
規定で首位打者に決まったもよう。

ファームで規定打席に達していたのが、
打率.267で6位の堂上剛裕だけと認識していたので、
何で新井が選ばれるんだとビックリしましたが、
こういう規定があるんですね。
ただそれはどうあれ、
新井選手、佐藤充投手おめでとうございます!
特にもはやファームでは『無敵』な存在となりつつある新井ですが、
このままファームの帝王になることなく、
来季こそは1軍へと飛躍してもらいたいなと期待します。

2008年9月22日 (月)

吉見粘ってコイ封じ、逆襲竜集中打で3タテ阻止!

投打とも覇気がなく、カープに不甲斐ない連敗
ついにリーグ制覇自力3位が消滅してしまったドラゴンズ
広島市民球場での最後のゲームとなった第3戦は、
ついに「悔しさ」を表したのか、打線が初回に集中攻撃!
広島先発・ルイスを攻め、森野、ウッズの連続タイムリーで
先制すると、和田も続いて2ランを放つなど一挙4点
その援護をもらったサンデー吉見が、粘りの投球
勢いに乗る広島打線を7回途中まで2失点に抑えると、
その後を勝ちパターンの継投で凌ぎ、直接対決3連敗を阻止
3位争いに何とか踏みとどまるとともに、
吉見が約3カ月ぶりとなる9勝目をマークしました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 最終戦
(21日・広島市民球場 | 中日13勝9敗2分け)
29960人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島
[勝] 吉見(32試合9勝3敗)
[S] 岩瀬(46試合3勝3敗32S)
[D本] 和田14号2ラン
[Dバッテリー]
吉見、高橋、浅尾、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
投打で踏ん張り、連敗を3でストップ
今季の広島最終戦を白星で飾った

1回、ルイスの立ち上がりを攻めた。
1死二塁から森野ウッズが連続適時二塁打。
さらに和田の2ランで一気に4点を入れた。
吉見は安打を許しながらも落ち着いた投球。
3カ月ぶりの勝ち星で9勝目を挙げた。
7回以降は継投でしのいだ。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
昨夜から降り続く激しい雨の影響で、
試合開始を30分ずらし、14時開始となったデーゲーム。
ドラゴンズのスタメンは、前日同様
イ・ビョンギュ、荒木、森野の1、2、3番。
しかし6番・三塁で中村紀洋が復帰。現状でのベストとなる。

その新オーダーがこの日はいきなり機能
広島先発・ルイスの立ち上がりを攻め、
1回、先頭イ・ビョンギュが外へのストレートを
レフトへ運び出塁すると、荒木が初球送って二塁へ。
先制のチャンスで迎えるは、森野
初球、ど真ん中に入ってきたスライダーを叩き、
左中間へのタイムリーツーベース。(1-0)
前日完封負けの屈辱を晴らすべく、わずか4球で先制する。
なおも積極果敢な攻撃は続き、ウッズがカウント2-2からの6球目、
外角やや中寄りに入ったスライダーを逆らわずに叩くと、
右中間へ持って行くタイムリーツーベース!(2-0)
連打で追加点を挙げると、さらに続いたのが和田
カウント1-0からの2球目、シュート回転し
内角高目に入ったストレートを弾き返すと、
レフトスタンドへ飛び込む2ランホームラン!(4-0)
まさに連手必勝、その立ち上がりのみに狙いを定め、
ファーストストライクを叩いての4長打4得点
防御率リーグトップで14勝の相手のエースをいきなり攻略した。

ドラゴンズ先発は、中7日で吉見
幸先良く4点の援護をもらったものの、
立ち上がり、いきなり得点圏に走者を。
1回ウラ、先頭の東出にレフト前ヒットを許すと、
続く天谷にセーフティー気味に送られ、二塁へ。
ここで迎えるは、前日猛打賞5打点のアレックス
しかしひるまず向かっていくと、カウント2-1からの4球目、
内へのストレートで空振り三振に。
さらに栗原も外へのフォークを引っかけさせての遊ゴロ。
相手の主軸を封じ込み、反撃機を断ち切る。

この日は、内角への投球が光った吉見
2回ウラ、先頭・嶋を内へのストレートで見逃し三振に取ると、
続くシーボルを内へのシュートで詰まらせ、レフトフライ。
さらに3回ウラも、東出を内へのストレートで二塁ゴロに取るなど、
谷繁のリードに従い、攻める姿勢を見せ、
勢いに乗るカープ打線にチャンスを与えず、ゼロを重ねる。

しかし4回ウラ、思わぬ味方のエラーからピンチ。
この回先頭、アレックスが外へのストレートを
右方向へ持って行き、ライト前へのヒット。
ところが雨でかなり濡れていた天然芝の影響か、
球足が速くなっていたゴロをライトのビョントンネル
1ヒット1エラーで二塁まで進まれてしまうと、
続く栗原を詰まらせ、浅いセンターフライに落ち取ったものの、
にカウント1-2からの4球目、
外へのストレートをレフト前に運ばれてのヒット。
ところが今度は和田が濡れた打球のバウンドが合わずにお手玉
さらに芝に足を取られる間に、
アレックスが三塁から一気にホームイン(4-1)。
気の毒な打球の連続で、1点を返される。
さらにシーボルにもフォークを拾われ、レフト前ヒット。
1死一、二塁と追加点のピンチを迎えてしまうが、
ここからは落ち着き、石原を内角高目のストレートで二塁フライ。
さらにを外へのフォークでライトフライ。
後続をしっかり打ち取り、それ以上の失点は防いだ。

1点を奪われた吉見だったが、
中盤以降は相手の拙攻にも助けられる。
5回ウラ、先頭・ルイスに初球をレフト前に運ばれると、
天谷にもセンターに返され、1死一、二塁。
得点圏で迎えるは、再びアレックス
しかしここもバッテリーはやはり内角攻め
初球、内へのシュートを投げ込むと、三塁正面のゴロ。
5-4-3と渡って、まさに狙い通りのダブルプレー
さらに続く6回ウラも、1死からにセンター前へヒットを許すも、
シーボルを内へのシュートで詰まらせ、5-4-3のゲッツー
毎回、誰かしらにヒットを許し、ランナーこそ出すものの、
要所で粘り強さを披露して、追加点だけは許さない。
らしい投球広島打線を封じ、ゲームは3点差のまま終盤へ。

6回を投げ終え78球と、完投もできそうなペースの吉見
しかし7回ウラ、1死からにレフト前ヒットを許すと、
続くルイスには代打が送られ、左の前田智徳
このコールを聞くと、落合監督がマウンドへ。
まだいけそうな感じながらも、早めの継投
2番手として、左の高橋を投入する。
しかしここでやや流れが変化
前田智徳に粘られた末、真ん中高目のストレートを
引っ張られ、ライト前に落とされると、
1死一、三塁から東出に外角高目のストレートを
左方向へ持って行かれての犠牲フライ。(4-2)
じりじりと攻め寄られ、2点差に迫られてしまう。
なおも2死一塁で天谷には代打・緒方孝市
一方ドラゴンズベンチも、高橋から右の浅尾にスイッチ。
長打が出れば、再び追いつかれてしまうピンチ。
しかしここで踏ん張ったのが、浅尾
カウント2-2からの6球目、谷繁のサインに2度首を振り、
自ら選択したのは、外へのパームボール
振らされた緒方孝市は打ち上げてしまい、センターフライ。
見事にピンチを切り抜けると、そのまま8回も続投。
クリーンアップとの対戦ながら、この日始めての三者凡退に取る好投。
2点差のまま、守護神へと勝利のバトンを繋ぐ。

9回ウラ、ドラゴンズ4番手は、岩瀬
野手陣もセンターに英智を入れるなど、勝利のフォーメーションに。
しかし先頭のシーボルにレフト前ヒットを許すと、
木村の代打・倉にも外へのシュートをセンター前に運ばれ、1死一、二塁。
勝負を諦めない姿勢を見せられたものの、
ここでドラゴンズサイド大きなプレーが!
続く赤松の引っ張った強い打球は、三遊間へ。
しかしサードに入っていた森野がこれを横っ飛びで掴むと、
走ってきた二塁走者のシーボルに直接タッチしてアウト。
まさに「命懸け」の好守で、岩瀬を助けると、
救われた岩瀬は、続く東出をシュートで詰まらせ、
二塁正面のゴロに仕留めて、ゲームセット!
初回の集中打で奪った4点を辛くも守りきり、
直接対決3連敗を食い止め、カード最終戦を飾ったドラゴンズ
広げられていたゲーム差を1に縮めるとともに、借金も再び1に。
さらに9安打を許したものの、粘りの投球
7回途中まで2失点に凌いだ先発・吉見が、約3カ月ぶりとなる9勝目をマーク。
「3位天王山」に1勝2敗と負け越し、4位に転落したものの、
広島市民球場でのラストゲームで、せめてもの意地を見せた。


不甲斐ない連敗を喫し、リーグ制覇自力3位が消滅。
普通ならモチベーションが下がってしまうゲームですが、
ナインがようやく「悔しさ」を表し、
広島に1つ返してくれたことがうれしかったですね。
まあ繋がったのが初回だけ
2回以降は9回に森野が放った1安打だけというところに
相変わらずの調子の悪さもうかがえはするものの、
相手のエースを一気に攻め込み、主軸が繋がってのビッグイニング
そして何とか踏みとどまっての連敗脱出は、
チームにとっても大きかったことと思います。

それにしても初回の集中打は、鮮やかでしたね。
弱い雨が降っているうえ、雨70%と予報も良くない。
勝つためには早い回から得点を奪うことが鉄則といえども、
ここまで集中して、ワンチャンスを生かせたのは久しぶり。
さらに1人1人が早いカウントから甘い球を狙って打ち返す。
それがこの日は徹底していたなと。
前日までは覇気もなく沈んでいた打線でしたが
ここに来て、ようやく諦めない姿勢意地を見せてくれた。
TVを見ながら思わず「こうじゃなくっちゃ」と言ってしまいましたね。
特にウッズ、和田という主軸が、ようやく仕事をしてくれたのもプラス。
チームの状態的には、広島の方が上とはいえ、
底力はまだまだこちらに分があると思いますし、
残り試合がわずかなものの、この日のような集中力
自分たちの戦いにさえ持ち込めれば、
再び3位を奪い返すことはできる。
それができそうな予感もした初回の4点だったと思います。

吉見攻めた!またこの日のヒーロー
誰かを挙げるとすれば、
やはり先発で好投した吉見でしょう。
初戦に投げてくるのではと
思っていましたが、
たっぷり間を空けて、
再び相性の良い『サンデー』に。
初戦に中田が、2戦目に川井が、
小笠原がやられたことも、
少なからず目の当たりにしてきたと思いますが、
この日はまさに、攻め込む投球に終始。
勢いある相手に臆せず向かっていき、
内角を徹底的に攻め、打球を詰まらせて、
打ち取っていたのが、印象に残りましたね。
9安打と相変わらずヒットこそ打たれてはいるものの、
要所でしっかり粘って、得点は奪わせない。
さらに制球も安定し、無四球というのもよかったですね。
復帰して3試合目の登板となった背番号19ですが、
ようやく本来の「らしさ」を取り戻してくれたなと。
残り試合、さらにその先にもまだ登板があると思いますが、
この日のような投球を続けてもらいたい。
さらにここまで来たら、ぜひ自己初となる2ケタ勝利も。
窮地を救ってくれた右腕に感謝するとともに、
必ずそれらを成し遂げてほしいと期待します。


「3位天王山」1勝2敗と負け越し、
4位という状態で、ナゴヤに戻ることとなりました。
しかしその差は、まだ1ゲーム
これ以上落とすことができなくなっている現状ではありますが、
とにかく諦めずに戦う姿勢を見せてほしいものですね。
そして今週は、今季のナゴヤドームでの最後の5試合
まずは神宮で翻弄されてしまった東京ヤクルトとの3連戦を迎えます。
ドラゴンズ相手ではいやらしさを醸し出すスワローズですが、
そんなことは気にせず、1試合1試合に集中することが大事。
とにかく現状で目指すものは、日本一連覇への挑戦権
そのためには、勝ち続けるのみということはわかっているはず。
地元に戻って、竜党の熱い声援をバックにして戦える5試合。
それを必ずやチカラにして、残された目標のために、
チーム一丸となって、全力を尽くしてほしいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(21日)

◎吉見一起
<6イニング1/3を投げ、9安打2失点。
粘り強い投球で、約3カ月ぶりの9勝目をマーク>
「(おめでとうございます)ありがとうございます。
(チームは連敗。負けられない試合だったと思うが、
どんな気持ちでマウンドへ)
そうですね、今日はもう、初回に4点取ってくれたので、
あのう、一人一人丁寧にいこうと思っていきました。
(6イニング1/3を2失点。投球を振り返って)
そうですね、まあ、7回も投げきりたかったんですけども、
まあそれは、次回の課題にしたいと思います。
(自身6月22日以来、約3カ月ぶりの白星の気持ちは)
いや、まあ、特に何もないんですけども、
はい、まあ、うれしいです、はい。
(チームとしては負けると広島との差が3ゲーム。
今日勝って1ゲームにできたのは大きいのでは)
そうですね、今日勝てたっていうことは、大きいと思います。
(チーム残り試合12試合。今後に向けてひと言)
えー、そうですね、もう、一試合も落とせないと思いますので、
まあ、一試合一試合大事に戦っていきたいと思います、はい」



<毎回のように塁上に走者を背負ったが、
ひたすら攻めに徹し、7回途中まで失策絡みの1点にしのぎ>
「(安打を打たれても得点を許さない)
僕らしい粘りだったんじゃないですか。
(1回に)4点取ってもらったので、
ランナーを出しても1点は与えてもいいという気持ちで投げた」

<試合前は心配そうに雨雲を見上げ、
半信半疑のまま、ロッカールームとベンチを行き来>
「まだ降ってますよね。
気持ちだけは切らさないようにしていた」

<日曜日としては7つ目の白星で『サンデー神話』も復活。
二けた勝利にリーチをかけたことで、
新人王レースにも再び名乗りを上げたが>
「新人王? 全然意識していませんよ。
それより、一試合一試合全力で投げるだけです」
中スポ共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


○和田一浩
<初回1死二塁から左翼席へ14号2ランを放つ>
「苦しいゲームが続いてた。
ずっと調子が悪くてチームにずっと迷惑をかけてたんで、
何とか打てて良かった」

<『悔しくないのかね。ウチの連中は…』という
前夜の落合監督の談話を新聞で読み、雪辱の念を表に出す>
「悔しいですし、悔しさは(各選手が)それぞれ持っていると思います。
きょうはそういう気持ちもありました。
とにかく気合を入れて、勝とうという気持ちでいってます」

<決して好調ではなく、試行錯誤を続けている。
前日の練習でも落合監督から打撃フォームの指導を受け>
「きのう落合監督からアドバイスをもらって…。
打ててよかった。勝つと負けるのでは大違いですからね。
まだちょっとうまく合ってないところがあるけど、いい兆しはあると思います」

<主軸一人一人の思いが重なり合い、
凝縮された4点。しかし反省も胸に刻んで>
「いい形で点を取ることができた。
その後、取れなかったのがいけない」
中スポ中日新聞サンスポスポニチ名古屋ニッカンデイリー

○森野将彦
<初回1死二塁、初球攻撃で中堅左への先制タイムリー二塁打>
「打ったのは、スライダー。
相手はいい投手。甘いところはどんどんいこうと思ってました。
1回に点が取れてよかった」

<守備固めシフトで中堅から三塁に回った
2点リードの9回1死一、二塁、赤松の打球に飛びついて好捕。
二走・シーボルをタッチアウトして、大ピンチを救う>
「命がけです。必死です」

<全打席、どんな展開でも必死に結果を求める。試合前にこんな話を>
「みんな悔しいと思っている。でもそれだけじゃプロじゃない。
どれだけ打ってもいい。打てるだけ打つ? そんな感じです。
1打席で調子を崩すこともあるし、
ボクには気を抜けるような打席はないです。
今までもなかったけど、これからはもちろんないです」
中スポ12中日新聞サンスポ時事通信ニッカン

○タイロン・ウッズ
<1回1死二塁から中堅右へタイムリー二塁打>
「バットを少し短く持って、コンパクトに打つことを心掛けた」

<普段はグリップエンドまで目いっぱい長く握る。
一つのスタイルを崩してまで、初回バットを短く持った。
これは今季初めての行動でタイムリーを放ち>
「握りが変わることはあるが、短く持ったのは初めて。
とにかくいいふうに打とうと考えて、
心持ちバットを短く握ったんだ。3つ負けるワケにはいかない」
中スポ中日新聞サンスポ毎日jpニッカン

○浅尾拓也
<7回2死一塁で3番手で登場。代打・緒方孝市を
中飛に打ち取ると、8回は三者凡退とパーフェクトリリーフ。
8月13日の試合で5点を失った屈辱を
広島市民球場最後の試合で晴らすことが出来>
「広島の勢いを止めることができて良かったです。
この前、ここで5点を取られたので、その借りを返したかった」
(東京中日)

○岩瀬仁紀
<9回、2安打を許したが、得点されることなく32セーブ目。
ストレートはMAX145キロを記録。勝利への意欲は球速に表れ>
「きょうはストレートの感じが良かった。
間隔も空いている(中4日)から、きちっと投げないとね。
ボクが最後に投げないことにはチームは勝ちませんから」

<前日までの試合はいずれも大差で敗戦。
肩をつくるまでもない悔しい一方的な試合展開に。
3戦目ようやくの出番で仕事を果たし>
「何とかつないでくれと思って見てた」
(東京中日、スポニチ名古屋

◇田中大輔
<午前中は大雨洪水警報が発令されるほどの激しい雨。
その雨空がうらめしそうを見つめる。
この日、中学時代に在籍した少年野球チームと
母校・如水館高の関係者100人を球場に招待していたが、
判断をギリギリまで待ったおかげで無事、試合も開催。
出場機会はなかったが、1軍で頑張る姿を地元でみせることができ>
「中止になって、10月にもう1回来るのは
ぼくはいいんですけど、招待したみなさんにとっては残念ですからね」
(中スポ<ドラ番記者>


○笘篠外野守備走塁コーチ
<午前中の雨で外野の芝部分は水が浮き、最後まで乾かず。
4回にバウンドを合わせ損なったイ・ビョンギュがトンネル。
さらに和田が濡れた芝に足を滑らせとり損なうなど、
外野陣につらいプレーが続き、苦笑い>
「田んぼの中でやっているような感じで、
試合前に気を付けるように言ったけど、2つもエラーが出てしまって」

<それでも大量失点につながらなかったことに胸をなで落とし>
「吉見がよく抑えてくれました」
(東京中日)

○高代野手総合チーフコーチ
<今の中日で広島市民球場に最もゆかりのある関係者。
現役最後の89年、さらに90年から98年までコーチとして
計10年間広島に在籍。感慨深げに話す>
「コーチになったのがここからだからね」

<在籍時代には野村謙二郎、緒方孝市、金本、
江藤、前田智徳らが主力として活躍。名選手に鍛え上げたが>
「育てたという思いはないよ。
彼らに勉強させられたことが多かった。
(コーチの)人数が少なくて、
それでいて選手の練習量は多かったから大変だった。
今と比べものにならないほど動いていたよ」

<広島の練習量の多さを物語る思い出として挙げたのが、
現・巨人の木村拓也。捕手から外野、そして内野へコンバート。
当然、練習には付き添い、指導した>
「涙を流して練習していた。でも、どこでも守れる選手になった。
今や巨人のセカンドで名前が出てくるんやからね」

<試合後、グラウンドに深々と礼をして、球場を後に>
「やっぱり、この球場がなくなるのは寂しいね」
(中スポ)


○落合監督
<広島先発・ルイスを初回の一気攻撃で攻略。
4点のリードを守って逃げ切り、CS進出に望みをつなぐ。
3位・広島に1差と踏みとどまり、安どの表情。
視線の先には『スミ4』を示すスコアボードが>
「ん? 初回だけじゃないか、初回。見てみろ」

<前日の敗戦でリーグ優勝の可能性が消滅。
しかし試合前には気持ちを切り替える。残る目標は連続日本一だけ>
「(優勝が)なくなったんだろ。
なくなったといっても、終わったわけじゃない。
負けたという現実はあるわけだけど、まだ試合は残っているんだ」

<広島の本拠地は来季から新球場となるため、
中日にとって、この日が広島市民球場でのラストゲーム。
球場を出る時は深々とグラウンドに深々と一礼して>
「(中日にとって)広島球場で最後のゲームに勝ってよかった。
これでもう終わりなんだろ? 1つずつ昔の球場が消えていく中で、
いろんなことがあった球場だからな。
1000打点とか、オールスターMVPとか、
いい思い出も悪い思い出もたくさんあるよ。
打ったこともある。抑えられたこともある。
勝ったことも、負けたことも…。本当にいろんなことがあった。
投手が目の前から投げてくる感じのする球場なんだよな」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(21日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 中里篤史投手
【同抹消】
▼中日 川井進投手
(再登録は10月1日以降。公式サイト共同通信社


◆川上憲伸
<疲労などのために2軍調整中。
この日、ナゴヤ球場で行われる阪神との練習試合で、
北京五輪後、初の実戦マウンド(2イニング)が
予定されていたが、雨天中止。
中止が決まると淡々。正午すぎには球場を後に>
「なるようになる? そうそう」
中スポ名タイ

◆高橋2軍投手コーチ
<登板が雨で流れた川上の直近の見通しを語り、
紅白戦での復帰登板を視野に入れる>
「しょうがない。次は(23日に予定されている)紅白戦? 
本人が『投げたい』と言えば、投げさせる可能性がある」
中スポ名タイ

◆井端弘和
<前日に故障後初のダッシュを行い、
右ひざ靱帯損傷の回復ぶりをアピール。
一夜明けたこの日は初のゴロ捕練習を行う。
自身が回復のバロメーターとして挙げていた練習を開始し>
「まだ球拾いみたいなもの」

<縦の動きに終始したが、軽快にゴロをさばく。
踏ん張りを必要とする横の動きについては>
「週明けから」
(東京中日)


前日の広島第2戦、1軍に再昇格して、
即先発に抜てきされたものの、
先制を許すなど、4回途中6安打2失点でKO
首脳陣の期待に応えることはできなかった川井が、
この日出場選手登録を抹消されました。
やはり大一番のプレッシャーがあったのでしょうか。
市民球場の登板は初めてではなかったものの、
あの歓声やムードは一種異様なものがありましたからね。
今後の先発陣の状態によって、代わりはしますが、
もしかしたら今季最後の1軍登板の可能性も。
4月16日の巨人戦でプロ初勝利を挙げて以来の2勝目は、
来季に持ち越しとなるかもしれません。

代わって1軍には、右の中継ぎとして中里を登録。
ウエスタンの終盤は、絶好調と言われていた背番号18
ぜひとも変わった姿1軍でのマウンドで披露してほしいです。

2008年9月21日 (日)

直接対決不甲斐ない連敗、惨め竜自力3位も消滅。

広島との同率3位直接対決の初戦を落とし、
ついに04年5月以来の4位転落となってしまったドラゴンズ。
クライマックスシリーズ進出のためにも
何とか悪い流れに歯止めをかけたい広島市民球場での第2戦。
しかしまたしてもカープの勢いに投打ともに圧倒される始末。
投手陣は踏ん張れず、アレックスに先制打と3ランと
5打点を許してしまうなど、15被安打10失点を浴びると、
一方、打線はここまでカモにしていた前田健太の前に
わずか4安打、屈辱のプロ初完封を喫してしまう始末。
前日に続いての完敗で、なんと自力3位も消滅してしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 23回戦
(20日・広島市民球場 | 中日12勝9敗2分け)
29632人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島 × 10
[敗] 川井(14試合1勝5敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
川井、齊藤、小笠原、長峰 - 谷繁、田中

【ゲームレビュー】
今季10度目の完封負けで3連敗し、地力3位が消えた
投打とも覇気がなかった。
川井は立ち上がり、アレックスと嶋に適時打され、2点の先制を許した。
その後も毎回先頭打者を出し、攻撃のリズムをつくれなかった。
打線は4回1死一、三塁でウッズ、和田が凡退。わずか4安打に終わった。
広島は前田健太がプロ初勝利。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

今日の公示。(20日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 川井進投手
【同抹消】
▼中日 平井正史投手
(再登録は9月30日以降。公式サイト共同通信社

【イニング経過】
04年5月以来の4位転落となってしまったドラゴンズ。
これ以上負けられないこともあり、スタメンにも工夫を。
イ・ビョンギュを1番にして、森野を3番。
また4番には前夜体調不良を訴えていたウッズが復帰。
6番・センターには平田が入る。

ドラゴンズ先発は、この日再登録即先発。
1軍では9月3日以来の登板となる左腕・川井。
しかし立ち上がり、いきなりのピンチ。
先頭・赤松に四球を与えると、東出の犠打で二塁へ。
さらにアレックスにフルカウントからの6球目、
外角低目のチェンジアップを叩かれると、
センターに返されてしまい、先制タイムリー(0-1)。
なおも続く栗原の二塁ゴロの間に、アレックスが三塁へと進むと、
嶋にカウント1-1からの3球目、
真ん中低目のストレートを叩かれると、
三遊間を抜けていくタイムリー。(0-2)
昨夜のムードそのままに、先制を許してしまう。

広島先発は、中6日で左腕の前田健太。
ドラゴンズ戦過去2試合の防御率は17.36。
前回8月31日の対戦でもKOしている相性の良い相手。
しかしこの日は、その前田健太に一苦労。
2回、先頭・ウッズが外へのストレートにセンターフライに倒れると、
続く和田は同じく外へのストレートに見逃しの3球三振。
さらに平田も外へのスライダーに遊ゴロに倒れるなど
一回り目をパーフェクトに抑え込まれてしまう。

2回ウラ、先頭・倉にレフト左へのヒットを許した川井。
しかし二塁も陥れようとすると、レフト和田からストライク返球。
楽々アウトとなって、ピンチを救われると、
2死から赤松の高いバウンドの遊ゴロを
デラロサがうまく合わせて一塁へ送球。
バックの好プレーに助けられ、三者凡退に抑える。

さらに3回ウラ、先頭・東出にセンター前ヒットを許すも、
続くアレックスを内へのストレートで5-4-3のゲッツー。
先頭打者こそ出しながらも、ゼロを重ねるうちに、
徐々にながら、反撃へのムードも高まりつつあった。

4回、2巡目に入ったドラゴンズ打線。
先頭この日1番のイ・ビョンギュがライトへ落ちるヒットを放つと、
続く荒木は際どいながらも内角高目のストレートに見逃し三振。
しかし森野がフルカウントからセンター前にヒットを放つと、
スタートを切っていたイ・ビョンギュが三塁へと進む。
1死一、三塁と繋いで、迎えるはクリーンアップ。
しかしウッズが外角低目へのストレートで追い込まれると、
2-1からの4球目、外へのスライダーにバットが空を切り三振。
さらに和田も初球、外角低目のスライダーをうまく叩くも、
打球上がらず、低いショートライナーに倒れ、3アウト。
ここまで無四球とまずまずの制球。
さらにこの日は右打者への
外角低目のボールが効果的に決まる前田健太。
大きなチャンスを逃してしまい、波に乗せてしまう。

2回、3回と落ち着き始めたかに見えた川井。
しかし4回、ボールが高く浮きはじめ、
先頭・シーボルに四球を与えてしまうと、
続く梵にも初球、大きく外への外れるボール。
何とか遊ゴロに打ち取り、ランナーを入れ替えたものの、
倉を迎えたところで、落合監督が早々とマウンドへ。
わずか3イニング1/3で川井に代えて、齊藤へとスイッチする。

しかしその齊藤がこの日は制球にひと苦労。
代わり端、倉を初球、遊ゴロに打ち取ったものの、
投手の前田健太にストレートが決まらず四球を与えてしまうと、
続く赤松に対しても、ストレートの四球。
7球連続でストライクが定まらず、満塁のピンチを迎えてしまう。
続く東出に対しても、初球真ん中低目のストレートが外れボール。
大観衆の市民球場のムードに飲み込まれたのか、
それとも失点を怖がっているのか、弱気にも見える投球の齊藤。
しかし2球目ようやくストライクが入ると、
2-2まで追い込み、最後は内へのストレートでセンターフライ。
何とかピンチを凌ぎ、マウンドを降りた。

ピンチのあとにチャンスあり。
厳しい場面が続きながらも、まだ失点は初回の2点のみ。
何とか反撃をと5回、先頭・平田がセンター前ヒットで出ると、
デラロサは外角低目のストレートに空振り三振。
しかし谷繁がフルカウントから高目のストレートを
弾き返して、センター前ヒット。
2死一、三塁となって、ドラゴンズベンチは早くもカードを切り、
齊藤の代打に立浪を起用する。
前夜、2死満塁のチャンスでは、一ゴロに倒れた立浪。
挽回の、そしてゲームの流れを変えるためもタイムリーを。
しかし初球から積極的バットを振ってきたものの、
外へのカーブを叩くと、打球はセカンド正面のゴロ。
4-6-3と渡ってしまい、まさに痛恨のダブルプレー。
ドラゴンズファンからは大きなため息。この日最大のチャンスを逃した。

5回ウラ、ドラゴンズ3番手はなんと先発ローテ投手の小笠原。
このところ結果を出せない左腕を中継ぎとして起用。
しかし自身の「立ち上がり」やはり投球は不安定。
先頭のアレックスに制球定まらず、四球を与えてしまう。
しかし続く栗原を初球、外へのスクリューで
打ち損じのセンターフライに凌ぐと、
嶋も外へのストレートで空振り三振に取り、2アウト。
シーボルにセンター前に運ばれ、一、三塁とされたものの、
梵を内角低目のストレートで空振り三振。
ランナーこそ背負ったものの、次の1点は与えずに踏ん張る。

しかし守りの時間が長いこともあるのか、リズムに乗れない攻撃陣。
ピンチを凌ぎ、トップからの好打順だった6回、
先頭、イ・ビョンギュのレフト後方の打球を
嶋に好捕されてしまうと、荒木も打ち上げセンターフライ。
さらに森野も外へのストレートを叩くも、遊ゴロ。
あっさりと三者凡退に倒れてしまう。

6回ウラ、2イニング目に入った小笠原。
しかし先頭・倉にセンター前に運ばれると、
続く前田健太に送られ、二塁へ。
さらに赤松にも中に入ったストレートでセンターに返され、
1死一、三塁とピンチを背負ってしまう。
「次の1点」の価値が大きくなってきている中盤。
何とか踏ん張ってほしいところだったが、
迎えた東出にカウント1-1からの3球目、
外へのスライダーを叩かれ、ピッチャー返し。
打球は小笠原の股間を抜けると、
グラブで弾いたか、方向が変わってしまい、
バックアップの荒木も捕れずにタイムリー(0-3)。
アンラッキーな一打で、ついに失点を許してしまう。
大きく沸く真っ赤なカープファン。
その歓声のなか一、三塁で迎えるは、初回タイムリーのアレックス。
ゲームを壊さないためにも、これ以上の失点は厳禁。
ところが警戒も入っているのか、カウント0-3としてしまうと、
4球目、なんとストレートがど真ん中へ…。
逃さずに叩かれると、高々上がった打球は
左中間スタンドに飛び込む3ランホームランに(0-6)。
犠打を挟んで4連打で一挙4点のビッグイニング。
中継ぎでも踏ん張れなかった小笠原、これでゲームの大勢は決まった。

6点ビハインドとなってしまったドラゴンズ。
しかし反撃の意味でもそろそろ点を奪ってほしい。
7回、4番からの打順に期待をかけるも、
先頭・ウッズが初球をパコーンと叩いてしまい、センターフライ。
まったく存在感を示せずに倒れると、
続く和田もこの日決まっている外への攻めで空振り三振。
さらに平田も二塁ゴロに倒れ、ゼロ。
大量リードでさらに乗ってきた前田健太に翻弄されてしまう。

7回ウラ、ドラゴンズ4番手は、やはり長峰。
ところが2死からリズムを崩し、まさかの大炎上に…。
打つ気のない投手の前田健太に四球を与えたのをきっかけに、
赤松、東出と続いてセンター前にヒットを許し、
2死満塁とされてしまうと、この日4打点のアレックスに
外へのストレートを叩かれると、ショートゴロ。
しかし打球が弱いことも幸いしたか、一塁セーフで内野安打(0-7)。
結果3連打で、もったいない追加点を奪われてしまう。
なおも2死満塁で迎えるは、4番・栗原。
ところがびびってしまっているのか、
なんと死球をぶつけてしまい、押し出し(0-8)。
こうなってしまうと、もはやイケイケ状態のカープ。
対する長峰は逆にボロボロ。
続く途中出場の天谷に初球、高目のスライダーを
弾き返されると、ダメのダメ押すセンターへの2点タイムリー(0-10)。
ついに点差が10点となり、完全なワンサイドに。
それは同時に現状での両チームの力の差のようにも思えた。

こうなるとあとの焦点は、前田健太がプロ初完封となるのか。
しかし意気消沈し覇気のないドラゴンズ打線から
それを成し遂げるのはたやすいもの。
8回、デラロサ、藤井、田中とわずか5球で倒れると、
最終回もイ・ビョンギュがチェンジアップに空振り三振。
荒木が外へのストレートを叩くも三塁ゴロ。
せめてもと森野に期待をかけるも、低目のチェンジアップを叩き、
二塁正面のゴロとなって、ゲームセット。
投げては、15安打に9四死球と踏ん張れずに10失点。
一方打線は、前日の齊藤に続き、
この日も同じ若き左腕・前田健太の前にわずか4安打。
プロ初完封を喫する大敗で、直接対決に連敗となったドラゴンズ。
3位・広島とのゲーム差が2に開いてしまい
この日敗れたことにより、自力3位の可能性が消滅。
さらにこの日、完全制覇のためのリーグ優勝の可能性も消滅
しかしこんな不甲斐ないゲームを続ける現状では、
そんなことはもはや絵空事にしか思えぬことととなった。


昨季に続いて、行ってきました広島市民球場。
前夜の黒星、そして4位転落を引きずって、
ズルズルいってしまうことを心配しながら、
三塁側の内野席から、思っていたよりも多かった
ドラゴンズファンとともに直接対決での雪辱を応援しましたが、
結果的には、前日以上のふがいない内容。
昨季観戦した前田智徳の2000本フィーバーに続き、
今季は同じ前田でも前田健太のプロ初完封。
「カープの前田」の引き立て役になるゲームを、
またも観させられると思いませんでした。

それにしてもこの2試合、ドラゴンズナインに元気がない。
確かに相手に勢いがあることもありますが、
何とかしようというものが、伝わって来ないのが寂しいですね。
特に打線では、ウッズ、和田の主砲二門。
前夜欠場しただけに、この日無事に出てきてくれたことは、
とてもうれしかったのですが、結果的にただ出てきただけ。
前田健太に完全に翻弄されてしまい、いいところなし。
一方、和田も守備ではビームが1つありましたが、
初回の見逃し三振、6回の空振り三振と
好調時と比べると、あまり振れていない印象が。
そうなってしまうと、いくら打線が繋いでもそこで切れてしまう。
勝負を知り尽くすベテランだけに戦局をある意味
見極めてしまったということもないとはいえませんが、
こういう時こそ一発などで展開を変えてほしいですよね。
現状では、17イニング無失点という寂しい現状。
調子に乗っているカープを黙らせ、
カベをぶち破るには、やはり主軸が爆発しないと。
悔しさを晴らす一打、自分的にはウッズ、和田に
それを求めたいと思っています。

一方、投手陣はやられにやられましたね、
打線がゼロ行進だとまず嘆きはしましたが、
この日に関しては、だらしない投球が守りの時間を長くし、
打者のリズムを狂わせたということもあるでしょう。
久々の先発となった川井としては、やはり立ち上がり。
大事なゲームを任されたことを意気に感じたことも
あったでしょうが、制球が不安定でしたね。
結果的にスミ2で防げたことは、それなりにプラスでしたは、
先頭打者を常に出していたことを、反省しないといけないでしょう。
一方2番手の齊藤は、なんでそんな弱気になるのかと。
強気に攻める投球がウリに投手がそんな投球でどうする。
あまりの制球のなさと弱気な投球に、今回は頭を抱えてしまいました。
そして3番手以降は、もう開いた口がふさがりません。
中継ぎで登板した小笠原には、もう少し踏ん張ってほしかったですが、
東出に股間を抜かれたタイムリーでキレてしまったかも?
今後の起用法はわかりませんが、ちょっと重症。
復調には時間がかかるようにも思えました。
一方、長峰に関してはあと1人が抑えられなかったなと。
特にやってはいけない投手への四球からというのが悪印象。
4点奪われながらも、2イニング目もいくことになったのは、
自らがそうしてしまったからこと。そう認識して猛省ほしいです。


それにしても、さあ直接対決だ!
しっかり勝ち越して、3位確保だと意気込んでいたのは、
果たしてファンだけだったのか。
そう思わせるほどの惨敗続きに、とても寂しく思えます。
ただいくら監督が嘆き、ファンが悔しがっても、
結局やるのは、選手たちですからね。
一人一人で見ていけば、悔しさは持っていると思います。
しかしそれがチーム全体の爆発力とならないのが辛いところ。
残り10数試合、おそらくこんなゲームが続くのかもしれません。

そう嘆きながらも迎える第3戦。
しかし広島の雨の確率は、なんと70%
こうなるとちょっと雨乞いでもした方がいいかも?
このまま行っても、カープの一気に3タテを喰らいそうですし、
ここはひとつブレイクというのも必要でしょう。
ただそう言いつつもうまくいかないのが、世の中。
少々の雨で強行し、ゲームが行われることになったとしたら、
ナイン個々が現状で出し切れるものをすべて出す。
そして最後の市民球場で、せめての雪辱をしてほしいなと。
とにかく今はそういうことしか言えませんが、
残りシーズン、さらなる悔いを残さぬよう、
ドラゴンズ全体として、気を締め直して戦ってくれること願います。


★プレーヤーズ・ボイス(20日)

●川井進
<この日1軍に再昇格して即、大一番の先発に抜てきされたが、
期待に応えられず、4回途中6安打2失点でKO>
「何もありません。
先頭を出さないように気をつけていた。それなのに結果的に出してしまった。
プレッシャー? それを重く感じないようにはしていたんですけど…」
中スポサンスポニッカン

●小笠原孝
<先発要員だったが、3番手として5回から登場。
5月13日以来のリリーフとなったが、6回に東出に適時打、
アレックスに3ランを許し4失点。悔しげに話し>
「見ての通りです。
(久々の中継ぎについて)影響はなかったです」
(中スポ)

●立浪和義
<2点を追う5回1死一、二塁で代打で登場。
初球攻撃は結果に繋がらず、二ゴロ併殺打に倒れる>
「あそこで打っていれば流れを変えられたのに、
チャンスをつぶして申し訳ない」

<チームは自力3位が消滅したが、3戦目の必勝を誓い>
「まだ試合は多く残っているし、チャンスはある。
勝って帰らないといけない」
(中スポ)

●和田一浩
<4回2死一、三塁のチャンスで遊直に倒れる。
2三振を喫した広島・前田健太について>
「前田健太は変化球だけでなく直球も制球がよかった。
制球がよく、両サイドにうまく決められた。
もっとアバウトな投手かと思っていたが…」

<試合前に落合監督から打撃指導を受けたが>
「いろいろとですね。左足の運びもそうですし、
右足(の体重の乗せ方)もそうです。
間が取れていないので、それができるようにです。
自分でも感じていたので」

<打率3割を超え、規定打席到達者ではチームトップだが、
前日までの段階で9月の打率は.259と不振に陥っているが、打開に必死>
「このところ調子も良くないですし。
でも、試合は続くわけですから、その中で何とかしないと。
1人1人が自分の役割を果たすしかない」
(中スポ、サンスポスポニチ名古屋

●タイロン・ウッズ
<4回1死一、三塁、空振り三振に倒れる。
今季カモにしていた前田健太にプロ初完封を献上したことに>
「きょうは彼(前田健太)がラッキーだっただけだ。
こっちの打ち損じが多かったんだ」

<前日は体調不良で欠場し、ゲーム中は宿舎で静養。
1日で定位置に戻り、気合を入れたが3打数ノーヒットに>
「体調? 大丈夫だ。(惨敗に)それも野球だ」
(中スポ)

●森野将彦
<決して打ち崩せない球ではなかったが、苦々しげに振り返り>
「前回対戦と結果が違った? 試合展開が違うからです。
印象は前回と変わらない。ボールが来ていたわけでもない。
しっかり守って、リズムよく守っていかないと勝てません。
(相手に)楽に投げられる展開にしてしまった」
(中スポ)

●イ・ビョンギュ
<今季初めて1番に入ったが不発。試合後はノーコメントを貫き>
「…」
(中スポ)

●荒木雅博
<なすすべなしの10-0の完封負けに選手会長は>
「自分に腹が立つ」
スポニチ名古屋

●谷繁元信
<今季限りの広島市民球場に対して、
特別な思いを持っている選手の一人。
広島出身で、幼いころに広島-巨人戦を観戦したのが、
初めてプロ野球選手を目の当たりにしたときだったという>
「『体が大きいなあ』と感じたことを覚えているよ」

<江の川高では中国大会で球場の土を踏みしめ、感動>
「これがあの球場か」

<プロ入り後は、広島で不思議とよくホームランを打ったが>
「たまたまだと思うけど」

<そんな思い出の球場が、来季から広島の本拠地ではなくなる。
プロ20年目の大ベテランが、ちょっぴりノスタルジックな気分に>
「これも時代の流れだよ」
(中スポ<ドラ番記者>


◇井端弘和
<右ひざ靱帯損傷からの1軍復帰を目指す。
日に日に体調は上向き、この日はナゴヤ球場で、
故障後初となる50メートルの全力ダッシュを取り入れる。
5本中最後の1本は小山を呼んで競争するなど、回復ぶりをアピール>
「チーム内で1、2番に遅い小山をバロメーターにしたんだけど、
負けてなかったんでよかった(笑い)。
初めて走ったんで、2、3本は(患部と)逆の足に
違和感があったけど、あとは大丈夫だった」

<故障してから3週間。当初一週間は完全休養に充てるなど、
早期復帰するために、あえて調整を急がない選択肢を選んだ。
これまで思いのほか調整が進まなかったことに>
「前(6月の左足故障)は筋肉だったけど、
今回は靱帯なんで、慎重にやってきた」

<28日の今季ナゴヤドーム最終戦
(巨人戦)での復帰を明確な目標に掲げ>
「9.28の最終戦を目指したい。試合に出られなくても、ベンチにはいたい」

<チームは3位・広島に連敗し、2ゲーム差。
CS進出に赤信号が点滅する危機的状態だが>
「迷惑をかけているんで、一日も早く(チームに)貢献したい気持ちです。
(野球がしたくて)毎日ストレスで胃が痛い。
このストレスを皆さんの前で、いいプレーをすることで発散したい」
中スポ


●落合監督
<3位争いのライバル・広島に投打に精彩を欠く内容で連敗。
リーグ優勝と自力3位の可能性が完全に消滅。
口調こそ冷静だったが、笑みが消え、少し青く見えた>
「しかし、悔しくないのかね。ウチの連中は…。
そういうのがにじみ出てくるプレーが1つもない。
勝つ喜びは知っているんだけど、負ける悔しさを知らないってやつだ。
ということは、野球をやる以前の問題だ」

<広島入りする前、今季の敗因を吐露していた>
「総括するわけじゃないけどな。
取っておかないといけない時に点が取れないから負けたんだ。
投手陣はこのメンバーで防御率3点台はそこそこ投げている。
まあ、決めたメンバーで負けたなら悔いはないんだけど…。
(5月に)森野がいなくなるまではある程度予想通り。
でもそれからメンバーを組めなかった。
これほどメンバーがそろわない年もない。今年はそういう年なんだ」

<『監督は悔しくないのか?』と球場を去り際に質問され即答>。
「悔しいってのがなかったら、とっくにユニホームを脱いでるよ」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

2008年9月20日 (土)

中田カープ台風に自滅、直接対決完敗竜4位転落。

ついに迎えた『3位天王山』
同率3位で並ぶドラゴンズカープの直接対決が始まりました。
広島市民球場での初戦、復帰即先発となった中田が不調。
3回に栗原に2ランを浴び、逆転を許すと、
4回にはシーボルのソロ本塁打をきっかけに、
自らの悪送球などでピンチを広げてしまい、4失点KO
一方、ウッズ体調不良で欠場した打線は、
初回に相手のミスで先制こそしたものの、結局そのスミ1のみ。
「勢い」という名のカープ台風に飲み込まれて、
完敗となってしまったドラゴンズ
勝率5割を切るともに、04年5月以来の4位転落となってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 22回戦
(19日・広島市民球場 | 中日12勝8敗2分け)
23901人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島 ×
[敗] 中田(21試合7勝9敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
中田、清水昭信、平井、長峰 - 谷繁、田中

【ゲームレビュー】
広島との同率対決に敗れ、2004年5月以来の4位転落。
投打に精彩がなく、勝率5割を割った

約1カ月ぶりに登板の中田は制球が悪く、自滅した。
3回、栗原に逆転2ラン。4回にはシーボルのソロで追加点を許し、
さらに自分のミスでピンチを広げて降板した。
打線は立ち上がりに相手のミスで1点を取っただけ。
わずか5安打に終わった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

今日の公示。(19日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 中田賢一投手
公式サイト共同通信社


【イニング経過】
この日のスタメンにまずは驚き!
「体調不良」により、試合前の練習中に球場を離れ、
宿舎に戻ったというウッズがスタメンから外れ、欠場
空いた4番・一塁には、この日先発復帰の中村紀洋が急きょ入った。

広島先発は、中6日で齊藤悠葵
石原が神宮で故障したため、とのバッテリー。
1回、1死から荒木が三塁線を抜くツーベースで出塁すると、
イ・ビョンギュの二塁ゴロの間に、三塁へ。
ここで迎えるは注目の4番・中村紀洋
先制点がほしい場面だったが、カウント1-1からの3球目、
内角高目のストレートに差し込まれての三塁ゴロ。
ところが、これをサードのシーボルが弾いてしまいエラー!
相手のミスに助けられ、先制に成功する。(1-0)

ドラゴンズ先発は、当初予想された吉見ではなく、
この日再登録され、8月25日以来の登板となった中田賢一
その立ち上がり、先頭の東出を一塁への内野安打で出すと、
続く天谷に送られ、ランナーは二塁へ。
得点圏に走者を背負い、迎えるはアレックス
ところがの2球目、内へのストレートが抜けて左腕を直撃
死球で一、二塁としてしまうと、
続く栗原の初球も内へのストレートが抜けてしまい、顔面付近へ。
内へのストレートを制御できず、苦しむ中田
何とか栗原を外へのストレートで一塁ファウルフライに取ったものの、
続くにもストレートの四球を与え、2死満塁のピンチ。
迎えるは、先制タイムリーエラーのシーボル
しかしカウント1-1からの3球目、真ん中低目のカーブで、
打ち上げさせてのセンターフライ。
三者残塁、いきなりのピンチを何とか切り抜ける。

2回ウラ、先頭のにフルカウントから四球を与えた中田
しかし続くをセンターフライに打ち取ると、
齊藤が送りバントを失敗し、投手への小フライ。
この打球を地面スレスレでワンバウンドで捕った中田
一塁へ送ると、スタートが遅れたも挟殺されてゲッツー!
頭脳プレーで、ピンチを事前に食い止める。

3回、バント失敗で動揺する齊藤を攻め、
この回先頭の森野がセンター前へ抜けていくヒットを放つと、
続く荒木の2球目に内へのチェンジアップがワンバウンド。
が弾いたのを見て、森野は判断良く二塁へスタート。
ところが落ち着いていたが素早く拾って二塁へ送球。
森野は二塁手前で刺されてしまい、走塁死。
アンラッキーながらも、ちぐはぐな攻撃となってしまう。

3回ウラ、東出、天谷と内野ゴロに取って、2アウト。
ようやく自分のペースに持ち込めたかに見えた中田だったが、
アレックスに内角高目に浮いたストレートを叩かれ、
センター前に抜けるヒットを許してしまうと、
続く栗原には初球、外への141キロストレートを
うまく持って行かれて、ライトスタンドへ。(1-2)
まさに市民球場ならではの一発に、大盛り上がりの広島ファン
逆転2ランとなってしまい、流れも一気に持って行かれることに。

1点ビハインドとなったドラゴンズ
4回、先頭の中村紀洋がフルカウントから四球を選んだが、
続く和田は外角高目のストレートを
右へ持って行くも、惜しいライトライナー。
さらに小池は外へのシュートを引っかけてしまい、二塁ゴロ。
4-6-3と渡ってしまいダブルプレー。反撃に繋がらず。

勝ち越しを許すも、点差はまだ1点
何とか切り替えたい中田だったが、
4回ウラ、この回先頭のシーボルに対し、カウント0-2とすると、
続く3球目、ストライクを取りに行ったか、ストレートが甘く中寄りに。
逃さずに叩かれると、置きに行ったボールだけに
球威もなく、打球はレフトスタンドへ一直線。(1-3)
初回のエラーを挽回するソロ本塁打。
痛恨の失投で、いともたやすく追加点を許してしまう。

これには少なからず動揺した中田
続くをフルカウントからカーブで空振り三振に取ったものの、
には低目のスライダーをレフト前に運ばれ、ヒット。
続く齊藤の送りバントは失敗して、ピッチャー正面。
ところがこれに反応し、ダッシュ良く掴んだ中田が、
焦ったか、ボールが抜けてしまい二塁へ何と悪送球
自らのミスで、一、二塁としてしまうと、
東出に対してはもやは制御が効かず、四球を与え満塁に。
これにはたまらず、落合監督がマウンドへ。
独り相撲を演じてしまい、自滅してしまった背番号20
結局この日は、3イニング1/3、70球を投げ、
5安打2奪三振、4四死球で4失点(自責3)。
大事な一戦を託されながら、
ベンチの期待に応えられず、降板となった。

代わって2番手は、17日に続き中継ぎ起用の清水昭信
何とか流れを食い止めてほしかったものの、
迎えた天谷にカウント1-1からの3球目、
真ん中高目のストレートを持って行かれ、右中間へ犠牲フライ(1-4)。
しかし後続は凌ぎ、それ以上の失点は防ぐ。

3点ビハインドとなったドラゴンズ
1点ずつでも反撃したいところだが、
5回、1死から谷繁が四球を選んだものの、
続く平田がフルカウントからの6球目、
内角高目のストレートに空振り三振に倒れると、
スタートを切っていた谷繁も二塁で刺されてしまい、三振ゲッツー
またしてもちぐはぐな拙攻でチャンスを潰すと、
さらに6回は、トップからの打順にも関わらず、三者凡退
球持ちのいいフォームで、力みなく腕を振り、
球速以上にキレのあるストレートを投げ込んでくる齊藤
タイミングを外され、自分の打撃ができないドラゴンズ打線
結局6イニングをエラーによる1点のみに抑え込まれてしまう。

6回ウラ、1死から広島ベンチは齊藤代打・喜田剛
しかし3イニング目となった清水昭信
カウント2-2からの5球目、真ん中低目のストレートを
すくい上げられると、打球はライトスタンド中段へ(1-5)。
まだ早いと思われた齊藤の降板だったが、
代わった喜田剛にまさか一発が飛び出すとは…。
ベンチの采配が的中してしまい、流れはますます広島へ。

7回、広島2番手は、右のサイドハンド・梅津
しかし齊藤に苦しんでいたドラゴンズ打線がようやく反撃
先頭の中村紀洋が四球を選ぶと、
清水昭信の代打・英智が初球を叩き、レフト前へ。
さらに谷繁が四球を選び、2死満塁とチャンス。
ここでドラゴンズベンチ勝負をかけ、
平田に代えて、切り札・立浪を投入する。
対する広島ベンチも動き、3番手にシュルツ
一発出れば、一気に同点。
それはなくとも、ここはぜひとも繋いで1点でも返してほしい。
ところが、カウント0-2からの3球目、
外角低目のストレートを叩きつけると、高いバウンドの一塁ゴロ。
栗原に腕を伸ばされキャッチされ、悔しい三者残塁に。

この日最大のチャンスを逸してしまうと、
そのウラには、ドラゴンズ3番手・平井が捕まり、
シーボル、にも連続適時二塁打を浴びてしまい、6点差に(1-7)。
これでダメを押された打線は、すっかり意気消沈し、
8回から登板の4番手・上野に完ぺきに抑え込まれ、ゲームセット
投打に精彩なく、広島に完敗してしまったドラゴンズ
再び勝率5割を切るとともに、広島に抜かれてしまい、
ついに04年5月17日以来の4位転落
今季苦手としている敵地でのゲームでまたしても黒星。
しかも点差以上に勢いの差を見せつけられたこともあり、
チームにとってはダメージが大きく残りそうなゲームとなった。


3位確保、クライマックスシリーズ進出のためには
落とせない今回の直接対決3連戦
展開を優位に進めるためにも、
初戦はぜひとも取りたかったところですが、
結局は、相手エラーでの「スミ1」だけ。
一発攻勢でひっくり返させたうえに、小刻みに加点され、
ボディーブローのようにダメージをもらう一方、
打線はまたしても赤いハンカチ王子に抑え込まれてしまう始末。
市民球場のカープファンの大声援も含め、
想像以上の勢いを見せつけられての完敗に、
思わずかなりの危機感も芽生えてしまいました。

ただこの日、自分的に一番ショックだったのは、
やはり主砲・ウッズの欠場でしたね。
スタメン発表を見たとき、一瞬エッ?と。
そしてこんな大事な一戦を迎えているにも関わらず、
またしてもベストメンバーが組めないのか…と、
正直、試合前にかなりの怒りと悔しさをがこみ上げてしまいました。
しかし、いない者は、しょうがない
あとのメンバーで頑張ってほしいと期待しましたが、
それも叶わず、残念な結果に。
落合監督「体調不良」とコメントしましたが、
またも背中の張り腰痛などが再発してしまったのでしょうか。
ただ今後不在となってしまうと、ますます戦況が苦しくなるのは確か。
できれば明日以降は、復帰してほしいところですが、
とりあえずは主砲体調回復を見守りたいと思います。

復帰飾れず…。ゲームを振り返ると、
やはり中田の乱調が痛かった。
故障が癒え、約1カ月ぶりの
復帰登板となった背番号20
おそらく第2戦に投げるのかなと
思っていましたが、
いきなり再登録即先発
起用してきましたね。
それだけベンチも期待し、
託したようですが、
力みもあったのか、いつも以上の暴れっぷり
立ち上がりの満塁のピンチを切り抜け、
3回2死ぐらいまでは、自分の投球ができつつありましたが、
アレックスにヒットを打たれたあとの栗原への2ラン
これで流れが変わってしまったかなと。
その後は、制球定まらないうえ、
ボールが甘く入ってしまったところをもっていかれ、被弾
そしてショックが尾を引き、まさかの二塁悪送球
まさに独り相撲のよる自滅となってしまった感の中田
復帰登板だからという見方もありますが、
それにしても、ショッキングな内容となってしまった今回の登板。
ただ残り試合もわずかですし、やり直しを告げられるほど、
1軍投手陣の陣容は豊富な状況ではない。
とりあえずは今回の内容を猛省し、自分の投球を取り戻せるよう、
修正してくれることを望むしかないでしょう。
次回以降の背番号20の奮起に期待したいです。


栗原の2ランにしても、シーボルのソロにしても、
いかにも市民球場らしいホームラン
それらは球場全体カープを後押ししているようにも感じました。
ただこの勢いにやられ、ズルズル転落するのだけは困ります。
第2戦は、久しぶりのデーゲームでの戦いとなりますが、
今回の結果を引きずらず、切り替えて臨んでほしいなと。
さらに先発するであろう吉見には、常にプラス思考
持ち味である低目への投球に徹してもらいたい。
また打線に関しては、物おじしなかった若者に翻弄されて、
「単独3位、キターッ!」と絶叫されて悔しくないのか。
おそらくそんなことはないはずだと思いますし、そうあってほしい。
とにかくチーム一丸となって、やり返すこと
そして再びタイに戻して、その先へと進んでくれることを願います。


★プレーヤーズ・ボイス(19日)

●中田賢一
<左ひざ痛から復帰し、8月25日以来の先発も
3イニング1/3を5安打4失点で自己最多の9敗目>
「チームに申し訳ありません」

<3回、2死を取りながら、栗原に逆転2ランを浴び>
「2死から? そうですね…。甘かった? ウーン。
もったいなかった? そうですね」

<4回、先頭のシーボルにソロ本塁打を浴びると、
1死一塁で齊藤のバント処理を誤り、二塁へ悪送球>
「焦ったわけじゃないですけど…。
(バント処理の悪送球は)今季はちょくちょくやっているので、
ちゃんと投げなきゃいけなかった。練習はきちんとしているんですが」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

●清水昭信
<2番手で4回途中から登板。
6回に代打・喜田剛にソロ本塁打を浴びる>
「あの1球が…。カウント2-2だったからボールになっても2-3。
もっとインコースの厳しいところに投げないといけなかった」
(中スポ)

●平井正史
<3番手で7回から登板したが、
シーボル、梵に連続適時二塁打。
1イニングを投げ、3被安打2失点と辛い結果となり反省>
「広島の打者が振れているとかじゃなくて、投球が全体的に高かった。
もっと低めに投げないといけなかった」
(中スポ)

●中村紀洋
<ウッズ欠場で今季初の4番を任され>
「ボク自身がびっくりしました。
(試合前の)シートノックまで何も知らなかったので。
でも、そんなこといってる場合じゃない。
いつでもいけるつもりでやる。
4番はチャンスで回ってくることが多いから、
何としても1点を取りにいくという気持ちで打っている」
(中スポ、サンスポ

●立浪和義
<7回2死満塁で代打で登場。
しかしシュルツの150キロを打ち返したゴロは、
一塁線ぎりぎりのフェア。一ゴロとなり万事休す>
「カウント0-2だったから速球を狙っていったんですが…。
チャンスだったから何とかしたかったんですが…。
切り替えて、また明日頑張ります」
(中スポ)

●荒木雅博
<今季最後の広島での3連戦。
試合前、最後となる広島市民球場に感慨深げに>
「プロ初安打、ここだったんだよなあ。
満塁本塁打も打ったことがある。最後だから頑張らないと」

<しかし試合は完敗、当事者には目的意識があるのだろうが、
少なくとも見ている側には伝わってこない負け試合に>
「試合に負けているから、元気がないように見られても仕方がない」
(中スポ、中日新聞

●谷繁元信
<広島市民球場との別れを惜しむ。
広島の本拠地は来季から新球場となるため、
プレーするのはこの3連戦が最後。感慨に浸って>
「初めてプロの試合を観たのもここだし、
高校時代に試合をしたこともある。
(本拠地移転は)仕方ないけど、オレは広島出身だからね…」
ニッカン

◆山本昌
<20年前に初めて先発のチャンスを与えられたのが広島市民球場。
通算19勝は、200勝左腕にとってビジター球場では最多勝>
「ボクにとってはすごく思い出深い球場だからね。
何といっても投げやすいマウンドだった。15年から10年くらい前までは。
マウンドって、月日がたつと変わっちゃうもんなんだよね。
でも、来年も少しでいいからここでやってくれないかなとは思います」
(中スポ<ドラ番記者>

◆浅尾拓也
<150キロキロ台の速球を投げる限られた人間だが、
もうひとつ希少な球種を持っている>
「パームがあって、良かったです」

<その珍しい球種が自身を助けている。
グイグイ押すだけではなく、ときには引く。
それを可能にするのが、120キロ台のパームボール。
完全な我流。親指と薬指の腹ではさむ>
「ボクのパームの握りはちょっと変なんですよ。
普通はこうやって握るんですけど、
(親指と小指でボールを挟み、その他3本の指で浮かす)
それだと指がつりそうになるんです」

<オリジナルの握りを編み出したのは高校生のころ。
当時は捕手だったが、ときどき投手も務めた。
雑草だからこそ生まれた独自の変化球。
それが激務をこなす今、大きな武器となっている>
「遊びながら覚えた、って感じです。
遊びでいろんな球種を試していて、
それでこのパームを投げるようになりました。
スライダーを投げるようになったのは大学から。
高校のときは曲がらなかったんです」
(中スポ)


◆タイロン・ウッズ
<試合前、いつものようにフリー打撃をしていたが
途中で打撃練習を中止するとベンチ裏のロッカーへ下がり、
決戦の直前、突然球場の隣にある宿舎へ戻り、試合を欠場。
怒気を込めて言い残すと通訳とともに外出>
「落合さんに聞いてくれ!」
ニッカン

●高代野手総合チーフコーチ
<ウッズが練習中に突然宿舎へ戻り、試合を欠場したことに>
「体調が悪いということ。明日? わからない」
ニッカン


●落合監督
<同率3位で並んでいた広島に完敗し、
04年5月17日以来、1586日ぶりの4位転落。
ウッズ欠場の理由を説明した後、
貧打について、4番不在を敗因にはせず>
「タイロン? 体調不良だよ。
でもそんなのは(敗戦と)関係ない。他にも選手はいるんだから。
先発が崩れたら? こういうゲームになるな。
順位? 別に3位になるために野球をやってるんじゃないんだから」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋12ニッカンデイリー

2008年9月19日 (金)

いざ竜鯉同率決戦、きょうから広島3位天王山。

今シーズンもいよいよ残り15試合
現在62勝62敗5分けで3位タイのドラゴンズ
きょう19日からは、いよいよ直接対決
同率で並ぶカープと敵地・広島市民球場での3連戦に臨みます。
クライマックスシリーズ進出を懸けての『3位天王山』。
この対決を制して、3位の座を完全確保してほしい。
大事な一戦を前に向けての調整を行った竜戦士の声を集めました。

ドラゴンズトピックス(18日)

◇吉見一起
<きょう19日の広島3連戦の初戦先発が濃厚。
右肩痛から復帰後の初勝利を目指す>
「次はもっと長いイニングを投げられるよう頑張りたいですね」
中スポ

◇中田賢一
<左ひざ痛から満を持しての復帰。
20日の第2戦に先発予定>
「(2軍戦での好投で)変なイメージはもうないですね。
体? 何ともないです。大丈夫です」

<復活の課題に挙げていた直球も本来の力強さが戻ってきた。
ただ最高の投球だったように思えた前回のプロアマ交流戦も
『ある球』が投げられなかったことで納得がいかなかった>
「外角低めの直球ですね。
その球を投げたいんです。あとちょっとなんですよ」

<短い言葉に巻き返しへの決意を込め>
「頑張ります」
中スポスポニチ名古屋ニッカン名タイ

◆川井進
<出場選手登録を抹消されているが、広島入り。
再登録は20日から可能だが、第3戦に先発起用される可能性が高い。
2軍には数日間しかいなかったが、微調整を行ってきたよう>
「ファームで修正? ファームにいた2、3日だけでは、修正が難しいです」
(東京中日)

◇小笠原孝
<9月に入って未勝利だが、この日『特守』を敢行。
個別に約20分間、森コーチのノックを受ける。
広島遠征にも帯同。中5日での第3戦先発もありそうなムード>
「体のキレを戻したかった。
(ノック効果を)試合で出せればいいんですけど」
(東京中日、スポニチ名古屋

◇森バッテリーチーフコーチ
<山本昌、小笠原の両ローテーション投手を広島遠征に帯同。
ナゴヤドームの投手陣練習を終え、報道陣をけむに巻き>
「知らない」
スポニチ名古屋

◇高橋聡文
<中スポ『丸ごと高橋選手』より。
以下ミニインタビュー、今季好調のワケは?>
「体が強くなったと思います。
投球フォーム的なものもありますけど、
今年は肩、ひじの状態が落ち着いてきました」

<今年はウエートトレーニングも積極的に増やしている>
「今年は太りました。
春先から比べると体重が5、6キロ増えています。
増えた分は、自分では筋肉だと思ってます」

<体のケアは>
「今年から始めた『おぎ体操』が大きいと思う。
春のキャンプで佐藤亮太君(ニックネームが『おぎ』)に
教えてもらった体操なんですが、
今年はブルペンで投げる前にいつもやってます。
肩回りとかを柔らかくするストレッチなんですけど、
これをやると肩の回りがいいんです」
(中スポ)


◇森野将彦
<打率.329、6本塁打と広島戦を得意とし、
9月は61打数25安打で打率.410と打撃好調をキープ。
3位死守を懸けた広島との直接対決を迎え、
脅威の1番打者は闘志を内に秘めて>
「どの試合も大切だし、どことやるのも一緒。
プレーする立場としては、いま相手を考える余裕はない」

<いつも同様、自然体で打席に入る心づもり。
おどけつつ、決戦の地へと乗り込んで>
「台風がきているらしいから、
ひょっとしたら勝負は最終戦へ持ち越しになるかもしれないよ」
中スポ


【ドラゴンズ・今週末の日程】
19日(金) 対広島(18:00・広島市民球場)
20日(土) 対広島(14:00・広島市民球場)
21日(日) 対広島(13:30・広島市民球場)
22日(月) 対東京ヤクルト(18:00・ナゴヤドーム)
23日(火・祝)対東京ヤクルト(18:00・ナゴヤドーム)
24日(水) 対東京ヤクルト(18:00・ナゴヤドーム)


9連戦を4勝5敗と負け越し、
3位争いを抜け出せなかったドラゴンズ
今季最後の広島市民球場での3連戦は、
クライマックスシリーズ進出に向けての大一番となりました。
引き分けの数こそ違えど、ともに62勝62敗
決して調子がよくないながらも勝率5割で踏ん張るドラゴンズ
もっか上り調子で「最後の市民球場」で夢を見たい広島
状態こそ違えど、目指しているのはAクラスの確保
直接交わるのは、これが最後となるだけに、
両チームとも勝ち越しもしくは、3タテを狙うことと思われます。

今季の対戦成績は、12勝7敗2分けドラゴンズが優位。
しかしこれが広島市民球場になると、話は別。
過去の対戦を振り返ると、以下のように↓

【今季の広島市民球場でのカープ戦寸評】
4月11日(○ 7-3)和田満塁3ランで7打点、朝倉2勝目コイに6連勝。
4月12日(● 1-3)先発小笠原2ランとソロ被弾で3失点。
4月13日(○ 7-0)先発野手全員17安打、吉見11安打打たれながらも完封。
7月8日 (● 0-3)中5日山本昌、6イニング3失点も無援。
7月9日 (● 2-3)荒木痛恨の失策、サヨナラ負けで今季2度目の4連敗。
7月10日(○ 8-7)7点先行も追いつかれ同点、9回ウッズ弾でケリ。
8月12日(○ 5-4)復帰ビョン来日初の1試合2発、たなぼた201勝目。
8月13日(● 5-11)イバノリアベックで5点も、中田ひっくり返される。
8月14日(● 0-4)好投川井6回痛恨の2ラン、打線はゼロ行進。
(9試合・4勝5敗)


4月12、13日はデーゲームで、あとはナイトゲーム。
ただ印象として残るのが、
ドラゴンズが一方的にリードしながら、
追いつかれるなり、ひっくり返されてしまう展開。
その一方で、完封負けが2試合あるなど打てないことも。
特に土のグラウンドの影響もあるのか、
野手に思わぬミスが起こるうえ、広島ファンの異様なムードなど、
地の利も十分に生かされていることもあるようです。

そういうことも踏まえながらの3連戦。
初戦ナイトゲームで、土日はデーゲーム
さらに今季苦手としているビジターゲームということで、
ドラゴンズ的にはやりにくい部分もかなりありそう。
広島市民球場でのゲームは残り9試合ということで、
おそらく週末は「最後の市民球場」を観に満員となるかも。
そんななかでいかに平常心を保ち、ゲームを進められるか。
それが今回の3連戦のカギとなってくると思われます。

注目される先発投手は、中スポ予想によると、
初戦・吉見、2戦目・中田、3戦目が川井という布陣。
その一方で、中田が初戦に来るのではないかとか、
3戦目に小笠原を中5日で持ってくるという予想も。
先週の横浜戦の初戦に先発した清水昭信は、17日に中継ぎで登板。
さらに3戦目先発の山内は降板後即強制送還で2軍落ち。
よって顔ぶれはだいぶ変わってくることでしょう。

突撃!そのなかでは、吉見、中田
両右腕に期待したいですね。
ともに故障でファーム落ちし、
復帰勝利を目指す2人。
復帰後3試合目となる吉見としては、
徐々に調子を上げてきていますし、
大事な一戦で復帰白星となれば、
本人にとっても、チームにとっては大きいこと。
持ち前の低目を突く投球で、広島打線を抑え込み、
この3連戦の先手を掴めるように導いてほしいです。

一方、おそらくきょう明日で登録されるであろう中田
ゲーム中のケガという不本意な形で降格してしまっただけに、
上がったらチームに貢献したいという気持ちは十分あるでしょう。
故障が癒え、ウエスタンの登板では今イチだったものの、
先日のプロアマ交流試合では、本来の持ち味を披露。
左ひざの不安を一掃しただけでなく、
課題だった制球力にも手応えを掴んだとのこと。
体の方も心配なさそうですし、今季これまで苦しんできた分も
一掃できるような投球を見せてほしいと思いますね。
夏場踏ん張り、実質エースとなっていた昌さん
さらにずっと先発ローテを守っていた小笠原という面々に
疲れも目立ち始めてきたこの時期。
ようやく戻ってきた若き右腕の2人に、
チームの命運もかかっていると言えるでしょう。

この日の夜、投手陣は移動した広島市内で、
昌さんの200勝祝いを兼ねた決起集会を開催したようですが、
とにかく投手陣がいかに踏ん張れるかですね。
野手陣も含め、相変わらずベストメンバーが揃わないうえ、
シーズンの疲労が見え隠れドラゴンズですが、
ぜひともここは最後の踏ん張りを見せてほしい。
そして決戦を制し、3位の座の完全確保を。
世間は東京ドームの首位攻防に目が行くでしょうが、
それより深い意味合いの『3位天王山』。大いに注目したいと思います。


ところで今朝の中スポ『丸ごと高橋選手』の中で、
高橋浅尾に顔が「ポニョ」に似ていると言われ、
わざわざ映画館にまで観に行ったとのこと。
確かに雰囲気はあったりしますね。
ただ今は筋肉で体重増ですが、オフは食べ過ぎで、
「お腹がポニョポニョ」とか言われないようにしないと(笑)。
それよりも笑ってしまったのが、佐藤亮太のニックネーム『おぎ』。
おそらく「おぎやはぎ」の小木博明さんから
来ているんでしょうが、こちらの方が似てるかも?
それにしても清水昭信「ゲンさん」といえ、
ドラゴンズナインのネーミングって、けっこう安易だなあと。


今日の公示。(18日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録抹消】
▼中日 小林正人投手
公式サイト共同通信社


◆川上憲伸
<北京五輪から帰国後の公式戦復帰が遅れているが
この日、練習先のナゴヤ球場でCS前の
レギュラーシーズンでの登板に向けて意欲を見せる>
「CS(クライマックスシリーズ)で復帰? いやいや。
CSより前にできれば1試合、何とか投げたいと思っています」

<帰国後は投球練習すらできない日が続いたが、
すでに変化球を投げられるまでに状態は回復している。
勝利が宿命づけられているエースだけに、早期復帰については言葉を濁し>
「順調? うーん。まだまだ」
憲伸の声「我慢」、中スポ

◆井端弘和
<右ひざ靱帯損傷からの戦列復帰を目指す
この日、故障から約3週間を経て、本格的なランニングを開始。
ナゴヤ球場周辺を約20分間にわたってみっちりジョギング。
室内練習場ではこれも故障後初のティー打撃を敢行>
「そろそろ上げていかないと。痛みはないし、順調です」

<今後もひざの状態を見ながらペースアップを図ることになりそう。
慎重に言葉を選びながら、復帰への意欲を口に>
「クライマックスシリーズ? 分からない。
まずはゴロを捕れるようにならないと…」

<チームは19日から広島との3連戦。熱いエールも忘れず>
「何とか勝ってほしい」
中スポ


17日の阪神戦の8回に中継ぎで登板。
1死から今岡に四球を与え、
続く金本にダメ押しの2ランを打たれた小林が、
この日登録を抹消されました。
この3連戦で、中田、川井が再昇格するため、
投手陣の枠を空けるための処置ともいえますが、
このところ、追い込みながらもボールが甘くなって、
手痛い一打を食らっていた小林だけに、ここはやり直しかなと。
しっかり修正して、次のチャンスを待ってほしいです。

また現在ファームで調整中の主力選手の情報が。
井端が故障から約3週間を経て、
ついに走り出すと共に、故障後初のティー打撃を敢行。
さらに北京五輪後、公式戦復帰が遅れている
エース・川上がようやく口を開き、マウンドへの熱い思いを語ったもよう。

この日はナゴヤ球場で、山井
力強くキャッチボールしていたという憲伸ですが、
まさに『我慢』という状態なのでしょう。
もどかしい気持ちもあるとは思いますが、
ここは、はやる気持ちを抑え、調子を整えることが大事でしょう。
井端もそうですが、ここまで来たら、とにかく焦らずしっかり治すこと
そして万全に近い状態で戻ってきてくれること。
もしそれが今シーズンが無理だとしても仕方がない。
再び力投、好守を魅せるためにも、じっくり向かってほしいです。


若竜トピックス(18日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
サーパス-中日 22回戦
(18日・あじさいスタジアム北神戸)
   001 200 000 = 3
 SU 031 101 00× = 6
[敗] 佐藤充(14試合7勝4敗)
[D本] なし
[D投] 佐藤充、金剛、久本、中里
公式サイトオリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
先発・佐藤充は2回ウラ、1死から相川に四球を許すと、
の左前先制適時打、岡田の右中間2点二塁打などで、3点を奪われる。
3回、サーパス先発・コロンカから西川が内野安打で出塁すると、
柳田が左中間に適時二塁打を放ち、反撃。
しかし直後の3回ウラに一輝の右中間適時二塁打で再び3点差とされる。
それでも続く4回、右中間三塁打の中村一生を置き、
中村公治の右中間適時二塁打で、点差を縮めると
なおも打線が繋がり、堂上剛裕の右前打で無死一、三塁から
前田の遊ゴロ併殺打の間に追加点を加え、3-4と1点差に迫る。
しかし4回ウラ、佐藤充に左越えのソロ本塁打を打たれると、
6回ウラにも、2番手・金剛に右中間へソロ本塁打を被弾。
攻撃陣は5回以降、5人を継ぎこむ
サーパスリリーフ陣を攻略できず、3-6で敗れる。
公式サイトより)


●佐藤充
<勝利数、勝率、防御率の3部門でウ・リーグトップ。
しかしこの日は精彩を欠き、4敗目(7勝)を喫す。
先発で5イニングを投げて6安打2奪三振1四球の5失点。
1軍再昇格に向け、最悪の結果となってしまい>
「ノーコメント」
中スポ

●高橋2軍投手コーチ
<精彩を欠いた佐藤充の投球に辛口評価>
「いい球と悪い球がはっきりしていた。失投も多かった」
中スポ

●西川明
<この日は5打数3安打の固め打ち。
打撃絶好調、最近10試合では.480の高打率をマークしている。
この日の3安打中2本を左腕・コロンカから、その内容に満足顔>
「左ピッチャーだったが、
ポイントを後ろに置いてうまく打つことができました」
中スポ

◇伊藤球団代表
<今秋、投手陣だけがナゴヤ球場以外の地で
キャンプを行うことが明らかに。
日程、場所共に未定だが、阿久比町など愛知県内で選定中。
ファームの選手だけでなく、1軍選手も参加させる方針>
「CSや日本シリーズに出れば話は別だけどね。
(会場)候補地に話はしてある」
(東京中日、スポーツ報知ニッカン


ウエスタン・リーグの公式戦もいよいよ残りわずか。
北神戸で行われたサーパス戦は、
序盤から点の取り合いとなったものの、先発・佐藤充の出来が今ひとつ。
せっかく味方が反撃してくれたにも関わらず、
直後のイニングで失点し、踏ん張れずに5イニングを5失点
その他も攻守にそれほど目立つところなく、3-6で敗れてしまいました。

今後のファームの日程は、
あす20日にナゴヤ球場で阪神戦(21、22日が予備日)。
その後は10月に宮崎で行われるフェニックス・リーグ
そしてさらにかなりハードになりそうな
ナゴヤ球場などでの秋季練習へと繋がっていきます。

2008年9月18日 (木)

昌大誤算3回7失点KO、谷繁追撃1号及ばず大敗。

立浪メモリアルゲームを白星で飾り、
今季最後のナゴヤドームでの阪神3連戦
1勝1敗のタイに持ちこんだドラゴンズ
何とか勝ち越して、今後へ勢いを付けたい第3戦でしたが、
中5日で先発したベテラン・山本昌がまさかの大誤算
初回、鳥谷に自身10年ぶりの満塁弾を浴びてしまうと、
その後も踏ん張れず、3イニング7失点でKO
中盤打線が反撃し、一時は3点差まで迫ったものの、
結局は及ばず、またしても阪神にカード負け越し。
勝率5割で並んで、広島との直接対決を迎えることとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 23回戦
(17日・ナゴヤドーム | 中日6勝16敗1分け)
35446人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神 11
中 日
[敗] 山本昌(21試合11勝6敗)
[D本] 谷繁1号3ラン 小池4号2ラン
[Dバッテリー]
山本昌、長峰、清水昭信、齊藤、小林、平井 -
谷繁、田中

【ゲームレビュー】
山本昌が不調で大敗
今季阪神戦で一度もカード勝ち越しができなかった

球に切れがなく、制球も甘かった。
1回、鳥谷に右へ満塁本塁打を浴びて先制を許し、
その後も立ち直れなかった。
打線は4回に谷繁の3ラン、5回に小池の2ランで
追い上げたが、失点が多すぎた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ先発は、中5日で山本昌
1回、先頭・赤星に内へのストレートを叩かれ、
センター前ヒットを許すと、平野に送られ、二塁へ。
さらに今岡に対しては、ボールが先行して四球
大事なゲームだけに慎重な投球にも思えたが、
続く金本に対しても制球定まらず、カウント0-3。
何とかフルカウントまで持ち直したものの、結局は四球
らしからぬ連続四球で、1死満塁のピンチ。
ここで迎えるは、5番・鳥谷
初球、外へのスライダーが外れたあと、
2球目、ストライクを取りにきたのか、スライダーが真ん中に。
完ぺきに捉えられると、高々と舞い上がった打球は、
そのままライトスタンドに飛び込むグランドスラムに…(0-4)
10年ぶりとなる満塁被弾で、いきなりの大量リードを許す。

続く2回、さらに捕まってしまう山本昌
先頭・矢野に内へのスクリューをセンター前に運ばれると、
続くリーソップはスリーバント失敗で空振り三振。
さらに赤星の遊ゴロでランナーが入れ替わり、2死一塁。
なんとか修正できたかに思われたが、
そうはいかなかったのがこの日の昌
続く平野にカウント1-0からの2球目、
外角高目に浮いたストレートを強振されると、
ライトオーバー、フェンス直撃のタイムリーツーベース。(0-5)
赤星の長駆生還を許してしまうとともに、
中継した荒木の悪送球で、平野が三塁へ。
ミスも重なり、追加点を奪われてしまうと、
勢いづいた阪神打線にさらに捕まり、
今岡にもカウント2-1からの4球目、内角ながら
またも高いストレートを叩かれ、レフト前へのタイムリー。(0-6)
さらに3回も関本四球、高橋光信センター前ヒットで
1死一、二塁から矢野にカウント0-2からの3球目、
ど真ん中に入ったストレートを叩かれ、
レフトオーバー、フェンス直撃のタイムリー。(0-7)
球のキレ、制球ともに悪く、まるで別人
悪いながらも修正できる術も今回においては機能せず
最後まで本来の投球を取り戻すことができず、
まさかまさかの3イニング7安打3四球7失点(自責6)。
「申し訳ない」のコメントとともに、わずか62球で轟沈してしまった。

7点ビハインドとなってしまったドラゴンズ
しかし3回ウラ、阪神先発、クリス・リーソップを攻め込み、
1死から山本昌の代打・藤井
右中間フェンス直撃のツーベースで出ると、
続く森野が四球を選び、一、二塁。
荒木の三塁ゴロで2死となってしまうが、
イ・ビョンギュがカウント1-2からの4球目、
外角低目のチェンジアップにうまく合わせて、
センター前に落とすタイムリーヒット!(1-7)
まだ回も浅いこともあり、繋ぎの攻撃でこつこつと反撃する。

4回、ドラゴンズ2番手は、長峰
前回登板では好投を見せていた左腕がこの日は不調
いきなり先頭・平野に三遊間を抜かれると、
1死から金本に初球を叩かれ、一、二塁間を抜くヒット。
一、二塁と走者を背負うと、続く鳥谷には、カウント1-1からの3球目、
真ん中低目のストレートを叩かれてしまい、
左中間を割っていくタイムリーツーベース。(1-8)
さらに1死二、三塁から関本には、
中に入ったフォークを楽々レフトへ運ばれての犠牲フライ。(1-9)
これで4イニング連続失点となり、ついに8点差
せっかく芽生えた反撃ムードに水を差す

それでも諦めないのが今夜のドラゴンズ打線
4回ウラ、1死から小池が左中間に落とすヒットで出ると、
デラロサも四球を選んで、一、二塁。
ここで迎えるは、このところ打撃上向きの谷繁
カウント1-2からの4球目、
ど真ん中に甘く入ったストレートを思い切り振り向くと、
良い角度で上がった打球は、見事に左中間スタンドへ!
今季99試合目にして、ついに飛び出した今季第1号!
まさにお待たせの一発は、再反撃へ口火となる3ランに。(4-9)
大量リードをもらいながらも踏ん張れないリーソップをKOする。

5回、ドラゴンズ3番手は、清水昭信
12日の横浜戦で先発し、今季初黒星を喫した右腕
中3日ながらも中継ぎでの起用。
しかしこの日は、ナゴヤドームということもあってか、
本来の力強いピッチングを披露。
先頭・矢野を真ん中高目のストレートで空振り三振に取ると、
江草の代打・リンには四球を与えたものの、
赤星を外へのフォークで空振り三振。
さらに平野もスライダーで詰まらせてのセンターフライ。
毎回得点の阪神打線からこの試合初のゼロを奪う。

この投球がリズムを変えたか、5回ウラさらなる反撃
ウッズ死球、和田二塁ゴロなどで迎えた2死一塁から、
この日当たっている小池が一振り。
カウント1-3からの5球目、阪神3番手・阿部の投じた
内へのストレートにうまく反応すると、
高々と上がった打球はそのままレフトスタンドへ!
「とにかく後ろにつなげる」という気持ちが
打たせた見事な2ランホームラン!(6-9)
3点差となり、本当に何が起こるかわからなくなってきた。

6回も清水昭信がそのまま続投。
好調を持続し、今岡、金本と打ち取り2アウト。
しかし鳥谷に右中間突破のスリーベースを許すと、
関本にも死球をぶつけてしまい、2死一、三塁とピンチ。
しかし葛城に対しては落ち着きを取り戻し、渾身の投球
2ストライクと追い込むと、3球目は内角高目のストレート。
ズバッと見逃し三振で、反撃気運をさらに高める。

6回ウラ、阪神4番手アッチソン
好調セットアッパーながら、何とか叩いてさらに点差を詰めたいところ。
しかし先頭・谷繁の右中間の当たりを赤星に好捕されてしまうと、
続く清水昭信の代打・英智は外へのカーブに見逃し三振。
さらに森野も外へのストレートを空振り三振に倒れてしまうと、
続く7回もクリーンアップの好打順を迎えながら、
荒木が当てただけの遊ゴロに倒れると、
イ・ビョンギュもスライダーを叩くが、二塁ゴロ。
そしてウッズが外へのストレートに手が出ず見逃し三振
ストライク先行のテンポ良い投球のアッチソンに、
積み重ねてきた勢いを完全に止められてしまった。

3点差で迎えた終盤8回、
ドラゴンズ5番手は、左の小林
ところが1死から今岡に四球を与えてしまうと、
続く金本にカウント2-2からの5球目、
甘く内に入ったカーブを持って行かれ、ライトスタンドへ。(6-11)
金本キラーが喰らってしまったまさかのダメ押し弾
これで勝負がほぼ決してしまうと、
8、9回は、5点差にも関わらず出てくる
ウィリアムス-藤川のリレーに、
いつもの如く封じられてしまい、ゲームセット。
中盤反撃して、惜しいところまで迫りはしたものの、
やはり響いたのは、序盤の大量失点
今季最後のナゴヤドームの阪神戦を落とし、
またしてもカード負け越しとなってしまったドラゴンズ
広島も敗れたため、3位タイこそキープしたものの、
勢い付けて、敵地へ乗り込むことは叶わなかった。


もっかエースで、ローテーションの軸
チーム勝ち頭の昌さんを立て、必勝を期したものの、
初回に満塁弾を喰らってしまうなど、まさかの3回7失点KO
さらに長峰も捕まってしまい、序盤でなんと8点差
このまま一方的にやられてしまうのかなと
かなり諦めムードで見ていましたが、
中盤にイ・ビョンギュ、谷繁、小池らが意地を見せ、長打攻勢で反撃。
さらに清水昭信、齊藤の踏ん張りもあったことで、
もしかしたら?という気持ちもかなり芽生えましたが、
アッチソンの好投と金本のダメ押し弾によってジ・エンド
終わって見れば、まさに今季の阪神戦での劣勢
象徴するかの黒星となってしまいました。

それにしても、今夜の昌さんはよくなかったですね。
初回、今岡に対しての四球は、
慎重に放っているのだろうなと思っていましたが、
金本に対しては明らかに制球定まらず
こりゃやばいと感じる間もなく、鳥谷にまさかのグランドスラム
その後も調子が上がらず、あれよあれよの7失点
やはり43歳には連続の中5日はキツかったのかと
思ってしまうほど、ボールがほとんど来ませんでした。
ただいつもなら投げているうちに、
いくらかの修正が効くはずなのですが、今回はそれもダメ
結果大事なゲームで、信じられない早期降板に。
この9連戦ローテの軸として、巨人、阪神
上位2チームと相対した昌さんでしたが、ともに勝てず連敗
確かに夏場飛ばしてきた疲れもあるのでしょうが、
ここにきて踏ん張れなかったのは、とても残念
ただここまで頑張ってきたのは、みんなわかっていますし、
仕方がないと思える部分もありますが…。
残り登板はあと数試合ですし、ぜひとも最後のもう一踏ん張りを。
しっかり切り替え、修正して次に臨んでほしいと思います。

お待たせシゲ1号!一方打線は、主軸以外の
ワキ役が頑張ってくれました。
特に印象に残ったのは、
ようやく飛び出した谷繁今季第1号
ワンサイドにされてしまったなかでの反撃弾は、
チームに「諦めないぞ」という
気持ちを示す一打になったと思いますし、
その後の小池の2ランや
中継ぎ陣の頑張りに繋がったと思います。
まさか9月半ばになるまで、1号が出ないとは
谷繁自身も思ってはいなかったでしょうが、
こういうシーズンも良い経験となるでしょう。
サザン効果もあって、ここに来てようやく上向き気配の背番号27
そして19日からは、最後の広島市民球場での3連戦。
思い出ある故郷の球場で「キラーぶり」を魅せてほしいです。


長いなあと感じた今回の9連戦
結局4勝5敗と勝ち越すことができませんでした。
まあ阪神戦に関しては、ある意味想定内とはいえ、
巨人を3タテし損なったのと、ベイに連敗したのは誤算でしたね。
ただ満身創痍な状況ではありながらも、
チーム全体としては、3位死守には燃えていると思います。
明日からついに『3位天王山』。
敵地・広島市民球場に乗り込んでの直接対決となります。
台風13号の影響があるようで、お天気が心配ですが、
かなりのアウェーモードのなか、ぜひとも勝ち越してほしい。
向こうには勢いがありますが、こちらには底力があるはず。
この3連戦によって、今季が決まるぐらいの意気込みで臨み、
ミスに気を付けながらも、うまく競り勝ってほしい。
そしてクライマックスシリーズ進出を当確させてほしいと願います!


★プレーヤーズ・ボイス(17日)

●山本昌
<3イニング7安打7失点とよもやの大乱調。
広島との激しい3位争いの中、試合を早々に壊し>
「申し訳ないです。
結果を考えても仕方ないんだけど、本当に…。
仕方ないでは済まされないけど、
まだ先があるので、次、頑張ります」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
朝日新聞スポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー

『一生懸命調整してきたつもりだったのですが、
何かが足りなかったのかな。
シーズン終盤の大事な試合なのに
序盤でぶち壊してしまい、申し訳ありません。
あと今季も残りわずか。今回の反省も踏まえて、
残りの登板は全部勝てるよう頑張ります。』

(『山本昌公式ホームページ』より引用)

●森バッテリーチーフコーチ
<初回1死満塁から鳥谷に満塁被弾した山本昌について>
「今岡への四球が総てだ」
スポニチ名古屋


●谷繁元信
<4回1死一、二塁、左中間へ今季1号3ランを放つ>
「打ったのは、ストレート。
大きく点差は離れたこういう状況だけど、
最後まであきらめないという気持ちと、後ろにつなげようという思いでした」

<今季332打席目で出た待望の一発に照れる>
「今ごろなんて恥ずかしいね。遅すぎるよ」

<勝利への意欲を、ベテランがプレーと言葉で示す。
試合後もそれを受ける形で続けて>
「次につながる? 試合中にもコメントを残したけど、
最後まであきらめないという姿勢をみんなが出していければいい」

<19日からは敵地で広島と3位をかけた直接対決を迎える。
同率で戦うことについて>
「ある程度予想はできた。今の状況じゃね。
変化についていかなければ…と。自分も勉強になっている。
最後の広島(市民球場)なんで、相性のいいところをみせたい」
公式写真中スポサンスポ時事通信
スポニチ名古屋ニッカン名タイ

●小池正晃
<5回2死一塁、左越えに2ランを放つ>
「点差は離れているけど、何があるか分からないので。
とにかく後ろにつなげる気持ちで、たまたまいい結果になりました。
どうなるか分からないという展開になったという意味では
打てて良かったです」

<3連戦初戦で代打本塁打、一日置いてこの日の一発。
打撃の調子が上がってきたが、悔しそうな表情>
「勝ったときに打てたらいいんですが、勝たないと打っても意味がないので。
残り試合、一戦一戦大事になるので、きっちり勝っていきたい」

<横浜高時代のチームメート、
レッドソックス・松坂が日本人歴代最多の17勝目を
マークしたばかりだが、目前の打席に集中して>
「テレビは見ていない」
小池ブログ「悔しいっv(>w<)v」、公式写真中スポサンスポニッカン

●イ・ビョンギュ
<3回2死一、二塁、中前にタイムリーを放つ>
「つなげる事を考えて打席に入ったが、
結果的にタイムリーになってよかったです」
公式写真ニッカン

●藤井淳志
<3回に代打で出場し、右中間へ二塁打。
反撃の1点目の口火となり>
「自分にできることは、与えられたチャンスで
結果を出せるように全力をつくすことだけです」
(中スポ)

●齊藤信介
<7回に4番手で登板。
矢野とアッチソンを連続三振。赤星を中飛に抑える>
「いつも必死で投げています。
きょうはスライダーのコントロールがよかった」
(東京中日)

●清水昭信
<この日は3番手として登板し、2イニングを4奪三振無失点。
DVDに映っていた異国の投手の投球に自分の目指すべき道を発見。
その投手の名は『ペドロ・マルティネス』>
「レッドソックスで投げていた全盛期のころは、
三振をバッタバッタと取っていた。
コントロールもいいし、とにかくすごい投手です」

<ヒントになったメジャーのDVDは先輩の小林が貸してくれた。
その映像を見て、投球のすごみだけでなく自分に似た部分を感じ取る>
「メジャーでは180センチぐらいの身長は決して大きくはない。
それなのにあのピッチング。
自分もピッチャーとしては小さい(175センチ)ですからね。
(DVDからは)投球フォームを参考にしたいと思っています。
リズムの良さは特に取り入れたい部分です」

<現在でも球速は140キロ台中盤と決して遅くはないが>
「まだまだ速くなると思っています」
(中スポ)

●小林正人
<8回から5番手で登板。
1死から今岡に四球を与え、金本には2ランを打たれる。
カウント2-2から甘い変化球を右翼席に運ばれ反省。2軍落ちとなる>
「追い込んだ後は、もっと厳しくいかなければいけなかった」
名タイ

◆チェン・ウェイン
<今季5勝目から一夜明けて、
ランニングや軽いキャッチボールで体をほぐす。
台湾代表で出場した北京五輪後は初めての白星。
ベテラン・山本昌から『おめでとう』と握手も求められて>
「本当に久しぶりに勝てたので、ほっとした」

<前回登板翌日の11日には1時間9分走っていた、
この日のランニング時間が気になったが>
「今回は30分です。
近藤さん(投手コーチ)、勝崎さん(トレーニングコーチ)に
30分でいいと言われました」

<普段は30分だが、5イニングKOされた前回は、
近藤コーチからスタミナ強化をアドバイスされ>
「球数も少なかった(86球)ので走りました」

<その時間1時間9分。もちろんコーチに
時間を計ってもらったのだと思ったら>
「いいえ、自分で時計を見て時間を計りました」
(中スポ<ドラ番記者>ニッカン

◇井端弘和
<右ひざ靱帯損傷でリハビリ中。
この日ナゴヤ球場で故障後初めてバットを握り、
約5分間にわたってペッパー打撃を行う。
まだ本格的なランニングを再開しておらず、
復帰には時間がかかりそうだが>
「意外と感じは良かった。ひざは問題ないです」
中スポ

◆立浪和義
<この日、来季も打撃コーチを兼任しながら
現役を続ける意思を明らかに>
「(落合監督と)話し合って、来年もやるということで決めました。
本当だったら来年やれるような成績ではないが、
やらせていただけるならということで…。
最後はチームが勝って終わりたいし、
まだまだチームに貢献できると思っているので、頑張りたい」

<励みにしているのが長嶋茂雄氏の歴代7位の記録、
2471安打を抜くこと。あと15本で並ぶが、
残り試合などを考えると今季中の達成は厳しい状況>
「長嶋さんにあと15本ですか。それも頑張ります」

<チームは本当の正念場。広島と3位で並ぶ状況で、
クライマックスシリーズ進出を争う直接対決を迎えるが>
「これからが勝負です」
中日新聞共同通信社朝日新聞スポニチ名古屋ニッカン

◆西川球団社長
<立浪が来季現役続行を明言したことについて>
「本人が希望して監督が了承しているならば
我々が言うことはない。現場のことは監督に任せている」
ニッカン


●落合監督
<山本昌の乱調が誤算。
中盤の追い上げも及ばず、勝率5割に逆戻り。
インタビュールームに現れると、10秒足らずできびすを返す>
「きょうは(話すことは)何もねえど。帰るぞ。
いいだろ? そういう日があっても」

<現役続行を明言した立浪について>
「(契約書に)サインはしていないだろ。
来年もやることは決まっている」
(中スポ、サンスポスポーツ報知時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

2008年9月17日 (水)

森野猛打チェン力投、激走立浪祝2500試合出場!

「プロ野球選手として恥ずかしい」ミスを連発
勝手に自滅しての黒星で、ついに広島
同率3位タイで並ばれてしまったドラゴンズ
やり返すべく迎えたナゴヤドームでの阪神との第2戦。
この日は実にホームチームらしいゲームを披露。
1番に戻った森野が、先制弾にダメ押しの猛打賞で
チームをけん引すると、投げては先発・チェン
走者を背負いながらも、力でねじ伏せる粘投。
さらにこの日プロ通算2500試合出場を果たした
ベテラン・立浪激走を魅せ、チームを鼓舞
効率良い攻めで快勝のドラゴンズ3位をキープしました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 22回戦
(16日・ナゴヤドーム | 中日6勝15敗1分け)
34382人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神
中 日 ×
[勝] チェン(35試合5勝5敗)
[S] 岩瀬(45試合3勝3敗31S)
[D本] 森野18号 イ・ビョンギュ13号2ラン
[Dバッテリー]
チェン、浅尾、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
効率のいい攻めで快勝 
チェンが約2カ月ぶりの5勝目を挙げた

3回2死から森野が左中間へ先制のソロ。
さらにイ・ビョンギュが右へ2ランを放った。
7回も2死から、四球と立浪の安打で一、二塁とし、
森野の2点二塁打で突き放した。
チェンは力で押す投球。4回、鳥谷に2ランを浴びたが、
その後は相手の拙攻にも助けられた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
前夜不発だったクリーンアップ。
この日はスタメンを再び元に戻し、
1番・森野、2番・荒木、そして3番はイ・ビョンギュ
中村紀洋はスタメン落ち、6番には前夜本塁打の小池が座る。

ドラゴンズ先発は、中5日でチェン
1回、先頭・赤星が初球を叩き、三塁線へのツーベース。
平野の二ゴロ進塁打で三塁へ進まれたが、
続く今岡を内へのストレートで詰まらせての二塁フライ。
金本とは勝負を避け、ストレートの四球を与えるも、
鳥谷を外角低目のストレートで見逃しの3球三振
ゼロで切り抜け、まずまずの立ち上がり。

一方阪神先発は、中5日で福原
1回ウラ、先頭・森野がセンター地面スレスレのヒットで出ると、
荒木は二塁ゴロに倒れるが、エンドランで二塁へ。
続くイ・ビョンギュは痛烈に引っ張るも二塁ライナー。
2死二塁となって迎えるは、ウッズ
しかし外角低目のスライダーに手が出ず見逃し三振
ともに初回の得点圏のチャンスは逃す。

ゲームが動いたのは、3回ウラ、
谷繁センターフライ、チェン一塁ゴロで2アウト。
しかし2廻り目に入り迎えた森野が、
初球、甘く入ってきたど真ん中のストレートを振り抜くと、
逆方向へ持って行った打球は伸びて、
左中間スタンド最前列へ飛び込むホームラン!(1-0)
3番に入った前夜は3三振と期待に応えられなかった森野
しかし恐怖の1番に戻って放った一発で、先制に成功する
なおも攻撃の手を緩めないドラゴンズ打線
続く荒木がフルカウントから外角高目のスライダーを
右へ持って行き、ライト線へ落とすツーベースで出ると、
イ・ビョンギュはカウント2-2からの7球目、
中に入ってきたスライダーを強振!
ライトスタンドへ軽々と持って行く2ランホームラン!(3-0)
組み替えた上位打線で一気に攻め込み、3点のリードを奪う。

3点のリードをもらったチェン
しかし直後の4回、阪神打線にまさかの連打を。
先頭・金本に詰まりながらも、三塁後方へ落とされ、
ツーベースを許してしまうと、
続く鳥谷にはカウント1-1からの3球目、
外角やや内寄りのストレートを弾き返されると、
弾丸ライナーが右中間スタンドへ一直線。(3-2)
2ランとなってしまい、すぐさま1点差に詰め寄られる。
さらにたたみ込まれるチェン
苦手の矢野に右中間へ弾き返されると、
関本にも引っ張られての三遊間を抜くヒット。
さらに浅井の犠打でランナーそれぞれ進み、1死二、三塁。
4連打に犠打を絡められ、一打逆転のピンチを迎えてしまう。

ところがここで阪神サイド大きなミスが。
福原に代えて、代打にはリン
カウント0-1からの2球目、中へのシュートを叩かれると、
打球は高いバウンドでの一塁ゴロ。
ゴロゴーのため、同点はやむを得ないと思いきや、
なんと三塁走者の矢野が突っ込まずに、三本間で止まったまま。
一方でスタートを切っていた二塁走者の関本はほぼ三塁手前。
ちぐはぐな走塁を見せる阪神を横目に、
打球を処理し、リンにタッチしたウッズが本塁へ送球。
まずは矢野を三本間で挟むと、三塁に戻ったと見るや、
動けぬ関本を二、三塁間で挟んでタッチアウト。
まさに流れを手放す走塁ミス
崩れかけていたチェンだったが、思わぬ相手の拙攻に救われた。

これ以降は、両軍投手が好投。
阪神は2番手・阿部が4回からの3イニングをパーフェクト。
一方、チェンもランナーこそ出すものの、要所を締める投球
5回、簡単に2死を取りながら、今岡に四球を与えると、
しかし金本を外一杯のストレートで見逃し三振に!
さらに100球を越えた7回も、赤星四球、平野バントヒットで
1死一、二塁のピンチを迎えるも、
今岡を内角高目のストレートでキャッチャーフライ。
そして金本をフルカウントから
外へのストレートをズバッと決めて、空振り三振。
中盤以降、本来の投球を取り戻しつつあったチェン
力のこもった投球で最少点差を守りきった。

その力投にようやく報いる打線
7回ウラ、阪神3番手・渡辺を2死から攻め込み、
谷繁が四球を選び出塁すると、
好投のチェンには代打が出され、
この日通算2500試合目の出場となる立浪が起用される。
これに阪神ベンチも反応し、左の江草を送るが、
メモリアルを飾ったベテラン気迫の一撃
カウント2-2からの5球目、外角低目のスライダーに食らいつくと、
打球は投手のグラブを痛烈にはじき、遊前に転がる内野安打
しぶとく繋いで、一、二塁と追加点のお膳立てをする。
そして繋ぎに感謝し、見事に応えたのが、1番・森野
カウント1-3からの5球目、真ん中低目のストレートを弾き返すと、
三塁左を鋭く抜き、レフトの左も突破する
2点タイムリーツーベース!(5-2)

二塁走者の谷繁に続いて、一塁走者の立浪も激走!
途中足をもつれながらも必死に走り、ホームに滑りこんで笑顔
2死から連打で攻め込んで、ダメを押した。

ミスタードラゴンズのメモリアルゲームを
白星で飾るべく、8回以降は正調・勝ちパターン
8回は2番手・浅尾が2死から二塁打1本許したものの、
浅井の代打・葛城を外へのフォークで空振り三振に取ると、
9回は、もちろん守護神・岩瀬
先頭の代打・高橋光信の高いバウンドの一塁ゴロを
この回から守備固めに入った中村紀洋がお手玉。
さらに赤星にセンター前に落とされ、無死一、二塁としたものの、
平野の代打・桧山、そして今岡を打ち取り、2アウト。
そして最後は、金本をフルカウントからの6球目、
外角高目のストレートで見逃し三振に斬って、ゲームセット!
先発・チェンの力投と、打線の2死からの粘り
さらに森野の猛打賞の活躍で阪神に雪辱したドラゴンズ
貯金を1に戻すとともに、3位タイの座もしっかりキープ。
マウンド上でハイタッチするナイン
いつものように真っ先に出迎えた立浪にいきな計らい。
最後を締めた岩瀬からこの日のウィニングボールが。
いいの?という顔で受け取った立浪だったが、
その表情はとてもうれしそうだった。


笑顔で生還!前夜のゲームが
とてもみっともない負け方、
さらにこの日落とすと
3位から転落する。
かなり大事な意味合い
ゲームとなりましたが、今回はしっかり
ホームチームらしいゲームをしてくれましたね。
1番に戻った森野がチームを引っ張り、見事な先制弾を放つと。
僅差で迎えた7回には、ベテランのチャンスメークに応え、
ダメを押す大きな2点タイムリー
一方、投げては先発・チェン阪神の拙攻に助けられると、
その後は尻上がりに調子を上げ、力でねじ伏せる好投
10安打を打たれながらも、失点は本塁打での2点のみ。
そして最後は、浅尾-岩瀬でしっかり締める。
鮮やかな白星で、立浪メモリアルゲームを飾ることができ、
本当によかったなと思いました。

ゲームを決めたポイントは、4回の攻撃になるのでしょうが、
2ランを含む4連打を喰らい、崩れかけていたチェン
あの走塁ミスが救ってくれましたね。
リンの打球が一塁へ飛んだとき、思わずやられたと感じましたが、、
本塁上が映ったときに、ランナーおらず、あれっ?と。
矢野が三本間にいたときは本当にラッキーだと思いました。
昨夜は再三再四のミスをしでかしたドラゴンズでしたが、
この日は逆に阪神の方に、ミスが出た
これで持ち直したチェンは、持ち直って久々の白星へ。
まさに「ありがたや」と感謝したい1プレーでした。

チェンにとっても、この1勝は大きいでしょうね。
五輪から復帰後、なかなか抜け出せなかったトンネル
ようやく這い出せるきっかけとなったのでは。
をしっかり振って、下半身を使っての投球。
この持ち味を5回以降は、かなり出せたと思いますし、
今後に向けての手応えも掴んだことでしょう。
まだまだ厳しい戦いが続きますが、背番号21に期待。
この白星をきっかけにして、さらなる好投を願いたいです。

一方、打線はわずかに6安打
それも森野、荒木、ビョンの上位打線での5本に、
代打・立浪の内野安打での1本という内容。
特に和田、デラロサなどは全く合っていませんでしたが、
当たっている打順にチャンスが巡ってきましたね。
なかでも猛打賞3打点と、森野が実に見事な活躍。
前夜3番に組み替えられ、かなり残念だったのですが、
この日再び1番に戻ったことでイキイキしたようですね。
現状では、森野を1番に置いた方が効果があるうえ、
相手チームにとっても、脅威となるのでは。
残り10数試合ですが、今後も1番打者として
大いに暴れて、チームを引っ張っていってほしいです。

またこの日は、ベテラン・立浪メモリアル
通算2500試合出場、本当におめでとうございます!
過去6人しか成し遂げてない記録だけに
実に価値があると感じますし、21年間ずっと第一線
活躍してきたからこそできた、素晴らしい記録だと思います。

それにしてもその2500試合目は、見事な激走ぶりを披露。
食らいついて投手のグラブを弾く内野安打で出ると、
御役御免かと思いきや、塁上に残る背番号3
英智、藤井、岩﨑という代走要員がいるにも関わらず、
そのまま起用されたのは、足の状態がいいこともありますが、
この一戦が絶対に落とせないということを、
チーム全体に認識させ、さらに勢いを付けるため、
あえて残したという考え方もあるのではと思いました。
続く森野のレフト線へのツーベースで一塁から一気に生還
久々の激走ぶりは、見ていてとてもうれしかったですね。
立浪本人「足がもつれた」と照れ笑いだったようですが、
まだまだやれるんだというところを見せてもらったなと。
中スポによると、来季も現役続行を決意したそうですが、
背番号3の勇姿が、来季も見ることができるのはうれしいこと
まだまだこのまま幕を引かれては困ります
今季はかなり苦しんだ打撃の状態を上げてもらい、
立浪健在というところを見せてくれるとともに、
今後もさらにその背中後輩たち鼓舞してもらいたいです。


とりあえず今季最後のナゴヤドーム阪神3連戦を
1勝1敗のタイとすることができて、うれしく思います。
こうなると、9連戦の最後をきっちりと締めてほしいところ。
広島も食らいついて離れないようですが、
こちらが負けなければ、転落することはないですからね。
おそらく第3戦は、チーム勝ち頭の昌さんの先発が濃厚。
週末の直接対決へ勢いを付けるために、しっかり勝って、
敵地・広島へと乗り込んでほしいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(16日)

◎チェン・ウェイン
<7イニング2失点の好投で7月22日以来の5勝目>
「(久しぶりの白星でしたね)
そうですね、まあ、久しぶりです。
(今日のピッチングを振り返って)
まあ、阪神タイガースに負けたくないの気持ちだけです、はい。
(もし今日敗れると3位転落のピンチ。
いつもとゲームに臨む気持ちは違ったか)
まあ、1点も取られないように、しっかり腕振って、
下半身使って、コントロールに、それだけです。はい。
(7回、金本を三振に取ったボールはすばらしかった。
あの場面はどんな気持ちで向かったのか)
あの時も、まあ、ボールでもいいし、
しっかり腕振っただけです、はい。
(ファンのみなさんにひと言)
まあ、みなさん、また応援くれて、よろしくお願いします」


「きょうは絶対阪神に負けたくなかった。
下半身を使って腕を振れたし、良かったと思う。
しっかり腕を振ってコントロール良く抑えられた」

<7回2死一、二塁、金本をカウント2-3から空振り三振。
最後は外角にズバッと142キロ。抑えていた感情を解き放つ>
「負けない、の気持ちだけです。四球でもいいから思い切り投げた」

<ポイントとして明かした助言。
それは打撃の達人・立浪が語った感想。
力強く下半身を使う。大先輩のひと言を心掛けて
マウンドに上がると、速球がグッと加速した>
「5回に入る前に立浪さんから、
投げるときの足の使い方がゆるく見える、
もうちょっと足に力を入れろと言われました。
(調子は)最初からあまり良くなかった。
7回はちょっと疲れたけど、5、6回が良かった。
5、6回くらいが一番球速出ていた」

<北京五輪後、精彩を欠いていた原因は
当初言われていた国際試合との感覚のずれではなかった。
北京から戻ると、体重が2キロ増えていたという。
微妙な変化が体の切れを奪い、下半身の粘りも失っていた>
「台湾代表にはトレーニングコーチがいなかった。
自分で走ったりして調整したけど、うまくいかなかったのかもしれない」

<中盤で再加速するための体力強化にも取り組んでいた。
前回登板でKOされた翌日、近藤コーチからアドバイスを受け、
スタミナ強化のため、外野を延々1時間9分も走った。
さらにその日はベンチで山本昌の登板も見守り、
森コーチから投球術のレクチャーも受けていた>
「投げるスタミナをつけないといけないので。
100球以上投げられるようにしないといけないから」

<手応えは試合前のブルペン投球で感じていた>
「下半身が使えるようになってきた。
やっぱり下半身が使えるといい球を投げられる」
中スポサンスポ時事通信朝日新聞
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ


◎森野将彦
<先制弾を含む3安打3打点の活躍>
「(ナイスバッティングでした)ありがとうございます。
(先制ホームランの手応えは)
まあ、入るかわかんなかったんですけど、
まあ、えー、思いっきりね、
自分のバッティングをしようと思って、打席に立ちました。
(追加点のタイムリーも大きかった)
そうですね、えー、目の前でね、
立浪さんが何とかつないでくれたんで、
僕も何とか打とうと思って、えー、必死に食らいついていきました。
(今日は絶対に負けられないという気持ちが伝わってきた)
毎試合ねえ、負けられないんですけど。
えー、もうね、勝つしかないんで、思い切りやってます、はい。
(なめられていたタイガースにガブリと)
そうですね、僕自身も、えー、阪神戦打ってなかったんで、
えー、これからもっともっと打ちたいと思います」


「きょうは立浪さんの記録の試合だって知っていたし、
必ず打つとわかっていたから、
自分に打席が回ってくると思ってました。
ボクが還したかった。必死に食らいつきました。
ベンチに戻ってからは、立浪さんに『(走らせて)すみません』と」

<3回2死には、左越えに先制のソロ本塁打>
「打ったのはストレート、うまく押し込めました。
いつもだったら狙っているんですけどね。あれは、たまたまです」

<8月30日の1番起用以降15試合で
打率.460、15打点、6本塁打の大暴れ>
「最近は確かにバットが振れています。
多分、甘い球しか打ってないと思うが、それを打てている。
結果的にミスショットがない? まあ、そうですね」

<そこには1番ならではのプラス思考が。
立ち上がりに不安を抱える先発投手心理につけ込み>
「相手投手はいきなり四球を出したくないと思っているでしょうから、
甘いボールがくるはずという意識で打席に立っています」

<故障や北京五輪で戦列を離れていた時期があったのに、
猛打賞は早くも今季9回目。また今季6度目のサイクル王手には苦笑い>
「サイクル安打? 三塁打は出ないですよ。
1、2打席目で三塁打とホームランが出なければ無理ですよ」
公式写真中スポサンスポ時事通信朝日新聞
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ


◎立浪和義
<7回2死一塁、代打で投手強襲安打を放ち
森野の2点二塁打で一塁から生還。
プロ野球史上7人目の通算2500試合出場を達成>
「(おめでとうございます)ありがとうございます。
(2500試合目がとんでもなく厳しいゲームになったが)
ええ、あのう、本当に大事な試合でね、
あの、森野がいいところで返してくれて、
勝ちゲームにしてもらったことが、何よりもうれしいです、はい。
(その森野の当たりでは一塁から激走、まだまだ若いですね)
いやあ、あのう、三塁回ったところで、少し足がもつれて、
ちょっと恥ずかしかったんですけど、今もちょっと気持ちが悪いです。
(ただこのお立ち台の上、気持ちは最高じゃないか)
いや、あのう、本当に、ナゴヤドームで、みなさんの前で、
こういう記念の試合をね、出してもらった監督にも
ほんとに感謝しております、はい。
(プロ21年目、史上7人目、過去6人しかいないという大記録)
そうですね、本当に、この体で、
これだけたくさん試合に出してもらったということは、
あのう、自分だけの力じゃなく、みなさんに支えてもらって、
ここまで試合が出れたと思っていますので、
本当に、まあ、あとどれだけ試合に出れるかわかんないですけど、
とにかく、ユニホームを脱ぐまでは、全力で頑張りたいと思います。
(まだまだ大事な試合が続きます。また、お願いしますよ)
はい、今までの分を残り試合で
しっかりと取り返せるように頑張ります!」


「次の打者は森野。ヒットで何とかつなぎたいと思った。
だいぶ足の状態は良くなっているけど、
(森野の安打で)三塁を回ったところでもつれた。
足が棒になりましたよ(笑)。恥ずかしい。
でも、こういう記念の試合を勝てたことはすごくうれしいし、
みんなに感謝の気持ちでいっぱいです」

<日本プロ野球史上7人目の通算2500試合出場。
大記録を本拠地で、しかも勝利に貢献する形で達成。
2000本安打(37人)よりはるかに少ない達成者。
太く、長い野球人生に胸を張り>
「まさかプロに入ってこんなに試合に出られるとは思ってなかった。
たくさん試合に出させてもらって感謝している。
前に6人しかいないというのはすごいことだと思う。
21年という実働年数に誇りをもっています」

<来季も現役を続行する意向であることが明らかに。
すでに球団、落合監督に意思を伝え、快諾を得ている>
「正直、迷った時期もありましたよ。
成績を残せていないし、自分が退けば、
若手にチャンスが広がるわけですから。
あれだけの声援をもらいながら応えられない自分がいる。
『何やってんねん』と腹が立つんです。
それならもう1回練習して、悔いのないシーズンを、
完全燃焼したろやないかと」

<もちろん打撃コーチ兼任の肩書は来季も継続。
後輩を指導する39歳は決意を語る>
「正直、予想以上にきつい部分はありました。
でも、若い子と一緒にやる楽しさも大きかった。
その上で、ユニホームを脱ぐまでは向上心を持ち続けたい。
勝ちに貢献できるように1試合ずつ頑張るだけです」

<負ければ4位転落の可能性もあった一戦。
CS進出だけは譲れない>
「何とかはね返して残り16試合、勝ちに貢献したい」

<地元での達成を配慮してくれた落合監督に感謝>
「監督からもそういう話を横浜でしていただきました。
記録のことも知っていてもらって、
配慮していただいて…。本当にありがたいです」
中スポ中日新聞時事通信朝日新聞
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


○イ・ビョンギュ
<3回2死二塁、右越えに2点本塁打を放つ>
「打ったのは、フォーク。
ランナー二塁で2ストライクと追い込まれたので、
ストライクゾーンを広くして待っていた。うまく打てたよ」

<9月に入ってから調子を落とし、無安打が7試合。
12試合ぶりとなる本塁打は復調への良いきっかけになるかも>
「打てるときもあれば、打てないときもあるけれど、
今のコンディションはまずまずだ」
公式写真、東京中日)

○浅尾拓也
<3点リードの8回から2番手で登板。
2死から関本に右中間二塁打を許すも、
その後の代打・葛城を三振に仕留めてピンチを切り抜け>
「(7回に)3点リードになったんで楽にはなりましたね。
ただ、最近2死からよく打たれるんで。反省点です」
(東京中日)

○岩瀬仁紀
<9回、味方のエラーなどで迎えた2死一、三塁。
一発出れば追いつかれるという場面で、
主砲・金本を外角一杯の直球で見逃し三振。ホッと胸をなで下ろして>
「ボール自体が走っていた」

<立浪の2500試合出場を祝うセーブにもなり笑う>
「きょうは負けるわけにはいかなかった」
(中スポ)

○荒木雅博
<3回に右翼線に二塁打を放ったが、走塁の際に右足を痛める。
トレーナーが駆け寄ったが、試合終了まで出場。
今後の出場への強い意欲をにじませ>
「あしたになってみないとわからないですが、大丈夫だと思います」
(東京中日)

○中村紀洋
<前日に続いて2試合連続でスタメンから外れる。
慢性的な腰痛は9月に入って深刻な状態。
ついに前日の試合前、名古屋市内の病院で痛み止めの注射を>
「うまく押し込めなくなった。
腰の影響が相当あるなって。ずっと我慢していたんやけど…。
これじゃアカンって。だから今年始めて痛み止めの注射を打ったよ」

<何をするにしても痛い状態になって数カ月。
それでも痛み止めを打たなかったのにはワケがある>
「だって効かなくなったら意味がないからね。
だからギリギリまで我慢していた」

<ポストシーズンを戦っても残り30試合弱。
これからは痛み止めの注射とともに歩んでいくことになるが、
ただ1ついえることは、その目は死んでいない>
「(スタメンで)使うのかどうかを決めるのは監督ですよ。
でもいざ使うとなったときにベストの状態にするのは選手の役目。
結果が出るように準備をするだけです」
(中スポ)

◇清水昭信
<『源さん』のニックネームがすっかり定着しているが、
早くも次なるあだ名が生まれている。名付け親はベテランの山本昌。
練習中などに呼ばれているのは『ファルコン』。その由来を説明>
「話せば長くなるんですが…」

<大学ジャパンに選ばれた2年前、
アニメ・シティーハンターの登場人物・『海坊主』に
似ているという理由で、そう呼ばれていたのを知った山本昌が、
それではあんまりだと、同一人物のニックネームになっている
『ファルコン』と名付けたのが経緯らしい。
イメージはピッタリだが、本人は苦笑い>
「どうなんですかね」
(中スポ<ドラ番記者>

◆山内壮馬
<14日の横浜戦でプロ初先発しながら、
相手の4番・村田に2被弾。試合中に名古屋に強制送還される。
この日ナゴヤ球場で練習を再開。
わずか4イニングでの2軍降格となったことを反省>
「交代した後に『帰れ』と言われました。
厳しく内角を突こうと思ったんですが、ストライクになってしまった。
自分の足りないところがわかりました」
ニッカン

◆小林2軍投手コーチ
<川上がナゴヤ球場の屋内練習場で五輪後初の打撃投手を務め、
井上、中村一生、西川に対し、直球のみで計50球を投げ込む。
7割程度の力ながら、ヒット性の当りは6本のみ。
川上は投球後ノーコメントだったが、投球を見て上々の評価>
「真っすぐの力は戻ってきている。
次は変化球を交えて投げるとか、もう1つ、2つ段階を経る必要がある」
(中スポ)


◆加藤コミッショナー(NPB・日本プロ野球組織)
<この日ナゴヤドームの視察に訪れ、試合前に落合監督と会談。
球団首脳は同席せず、1時間ほど両者だけで話し合いを。
来年3月のWBC監督の人選を一任されているが>
「そういう趣旨の話じゃない。
あくまで今回の目的は球場視察で、雑談をさせて頂いた。
落合監督も私も秋田県で同郷。
試合前に邪魔しない方がいいんですけど、
落合監督がまあまあと言うので長めに話をさせていただいた。
時間の許す限り懇談しました。落合監督は野球が好きですね」

<中日については高い評価を>
「いい選手が育っている。中田、浅尾、高橋…」

<一方、WBCの日本代表監督の選考期限については、
今月中がメドになりそう。人選が進んでいることを示唆し>
「WBCの監督については意見の吸い上げをしているところ。
私なりに早くしたい。どの辺かは分からないが、
いたずらに引っ張るのがよくないのは承知しています。
有識者の意見をもらうことは大事。その途中。
どの程度か? 比率では表せないが始めていることは事実です」
(東京中日、スポーツ報知時事通信スポニチ名古屋


○落合監督
<2死から全得点を挙げて阪神に雪辱、貯金1としたが>
「お互いに野球が下手。人間のやることなんだけど。
考えられないことがお互いに多すぎますな。
そんなに状況判断は難しいかね。
プロ野球選手を何年もやってて。
それがすんなりいかない要因なんだろうね」

<阪神は走塁ミスがあったが、中日は?>
「何で(9回無死から)高橋光信のファーストゴロで
(一塁の中村紀洋が)頭から突っ込まないといけないの。
赤星、平野じゃないで。おそらく野球界で一番足の遅いヤツやで。
オレ、使っていたから分かるけど。
右打者であそこまで振られて走れるか? 
待って取って自分でベース踏んだって、
まだ三間(さんげん)前にいるよ。
一間(いっけん)って分かるか? 1.8(メートル)か。
三間で5.4メートル? そのぐらい前でアウトだ。何でエラーしちゃうの。
おかげで岩瀬が40球(実際は27球)も投げちゃった。
中村がどうのこうのじゃなくて、もうちょっと状況判断してくれないと。
前もってこういうものが起きたら、
こう動けばいいというのが分からないと、野球にならなくなる。
こういうのが尾を引くんだ。
阪神も尾を引くよ。これ。ウチよりは少ないだけ。
だからこの位置にいる。ウチはもっと尾を引いている。
ある1つのプレーからガタガタになる。それが今年の現状。
もうちょっと野球を頭で考えてくれないと。
1から教えなきゃダメなのかな。
見ていてそう思わない? 不思議なプレーが多いだろ、今年。
人間のやることだけど。みんなに迷惑をかける。
ただ1つ言えることは、本人らは一生懸命やってること、それは分かる。
否定しないけど、ただ、もうちょっと頭を使って野球をやらないと」

<試合前にNPBの加藤コミッショナーと会談したことについて>
「聞きたいことは分かっているが、雑談しただけ」

<立浪の出場試合が『2498』で乗り込んできた横浜遠征。
ドラ番記者を呼び、気配りと要望を>
「タツ(立浪)の2500試合は素晴らしい記録だ。
できれば名古屋でやらせたいと思っているんだ。
中スポは1面でいかなきゃダメだぞ。それくらい価値のある記録なんだから」

<そういえば、しみじみとこんな話も。
厳密には岩瀬は2度の五輪で外れている。オレ流フル参戦は立浪ただ1人>
「オレが就任して5年。
1度も2軍にいってないのはタツと岩瀬だけだな」
(中スポ、サンスポ時事通信朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


記録備忘録。(16日)

立浪が阪神22回戦(ナゴヤドーム)の7回に代打で出場。
プロ野球7人目の通算2500試合出場を達成した。
初出場は1988年4月8日の横浜大洋1回戦(ナゴヤ球場)に2番遊撃手で。
プロ21年目で到達した節目での打席は、投手強襲の内野安打を記録した。
出場試合数のプロ野球記録は、
南海などで活躍した野村克也(現・東北楽天監督)の3017試合で、
セ・リーグ最多は王貞治(現・福岡ソフトバンク監督)の2831試合。
共同通信社時事通信

2008年9月16日 (火)

自滅竜空回ってミス続出、ついにコイに並ばれた。

いよいよ残り18試合となった今シーズン。
Aクラスを確保し、CS進出を目指す3位・ドラゴンズは、
地元・ナゴヤドームに戻って首位・阪神との3連戦。
その初戦、2番・藤井、3番・森野など
オーダーを組み替え臨んだものの、先発・小笠原が不調。
阪神打線に捉えられてしまい、5回まで7点を奪われると、
期待の打線は、空回りしてしまってのミスが続出
チャンスで2度の走塁ミス、さらに併殺も4度記録しては
正直勝てるどころではなく、大敗で勝率5割に逆戻り。
ついに広島同率3位で並ばれることとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 21回戦
(15日・ナゴヤドーム | 中日5勝15敗1分け)
38212人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神
中 日
[敗] 小笠原(23試合8勝10敗)
[D本] 小池3号2ラン
[Dバッテリー]
小笠原、長峰、小林 - 谷繁、田中

【ゲームレビュー】
ミスに次ぐミスで自滅
3回は二塁打で出たデラロサ
小笠原のバント空振りで飛び出して刺された。
4回の守備では藤井と交錯したイ・ビョンギュ
野口の安打を後逸し、一気に三塁まで進まれた。
さらに5回無死二塁でデラロサは中前打を放ったが、
三塁を回りかけた走者のイ・ビョンギュ
笘篠三塁コーチが触れたとされ、野球規則7.09(h)の
「肉体的に援助した」としてイ・ビョンギュがアウトになった。
4併殺を喫するなど攻守にふがいない内容で、
ついに広島に同率で3位に並ばれた。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
オーダーを組み替えたドラゴンズ
荒木を7月25日以来の1番に戻し、2番にはこの日再昇格の藤井
好調・森野を3番に据え、ウッズ、和田というクリーンアップ。
横浜戦無安打のイ・ビョンギュを6番。
移動日ゲームとあって、中村紀洋は欠場となった。

ドラゴンズ先発は、中5日で小笠原
1回、いきなり先頭・赤星を二塁内野安打で出したが、
平野を左中間のフライ。今岡を空振り三振。
しかし金本に対しては外のカーブが抜けて四球。
2死一、二塁で鳥谷を迎えたが、内角高目のストレートで
打ち上げさせ三塁フライ。課題の初回をゼロで乗り越える。

しかし2回、先頭・高橋光信にカウント1-0からの2球目、
真ん中低目のカーブを狙い打ちされると、
センターバックスクリーンに持って行かれるホームラン(0-1)
光信に対して今季2本目の被弾で、先制を許す。
なおも1死から野口を四球で出し、岩田に送られたものの、
赤星を見逃し三振に取り、追加点は防ぐ。

阪神先発は、中5日で岩田
2回ウラ、先頭・ウッズが四球を選び出塁するも、
和田は徹底した内攻めの末にライトフライ。
さらにイ・ビョンギュが外へのスライダーに泳がされ二塁ゴロ。
4-6-3と渡ってしまい、ダブルプレー。
新オーダー機能せず、上々の立ち上がりを許してしまう。

3回、上位打線につかまる小笠原
先頭・平野に高目に浮いたカーブを叩かれ、レフト前ヒット。
またしてもイニングの先頭打者を出してしまうと、
続く今岡には外へのスクリューをちょこんと当てられ、ライト前。
スタートを切っていた一走の平野は一気に三塁を陥れる。
無死一、三塁となって迎えるは、4番・金本
カウント2-1からの5球目、内へのストレートを振り抜かれると、
一、二塁間を抜けていくかという強烈なゴロ。
荒木が飛び込み好捕したものの、足が勝って一塁セーフ。
タイムリー内野安打となってしまい、追加点を奪われる。(0-2)

2点ビハインドとなったドラゴンズ
3回ウラ、先頭・デラロサがレフト線へのツーベースで出ると、
さらに谷繁が足先に当たる死球で、無死一、二塁とチャンス。
しかしここで手痛いミスが…。
続く小笠原はバントの構え。
初球見逃してボール。2球目見逃しでストライクで、
1-1となったあとの3球目は、ど真ん中のストレート。
ところが小笠原がバントを空振りしてしまうと、
二走のデラロサが飛び出してしまい、二、三塁間に挟まれて憤死
またしてもやってしまったデラロサ岩田を助けてしまう。
それでも、続く4球目にバントを決め、
2死二塁とすると、続く荒木選手会長の一打
カウント0-2からの3球目、外へのシュートを叩くと、
左中間へと落とすタイムリーツーベース!(1-2)
デラロサ、小笠原のミスをいくらかカバーし、1点を返す。

4回、先頭・野口が右中間をゴロで抜けていくかという当たり。
しかし打球を追うセンター・藤井ライト・ビョン
なんと交錯してしまい、これを後逸
(記録は野口の単打とイ・ビョンギュのエラー)。
珍しい「ゴロのお見合い」で一気に三塁まで進まれてしまう。
続く岩田を見逃し三振に取った小笠原だったが、
赤星には初球、真ん中低目のスクリューをうまく払われ、
レフト前へ落ちてしまうタイムリー。(1-3)
この回も失点を許してしまうと、
1死二塁から迎えた今岡に、カウント2-2からの5球目、
外角高目、ボール気味のストレートを叩かれると、
レフトスタンドに飛び込んでしまう2ランホームラン。(1-5)
味方のミスをカバーするどころか、さらに傷口を広げてしまう。

4回ウラの攻撃中、ベンチで長い時間、
谷繁と話を交わしていた小笠原
いくらか修正が施されるかと期待したものの、
それどころか、さらに捉えられてしまうありさま。
5回、1死から高橋光信に外角高目のストレートを持って行かれ、
ライトフェンス直撃のツーベースを許すと、
続くバルディリスには粘られた末に四球を与え、1死一、二塁。
そして野口には、カウント1-1からの3球目、
今度は高目に甘く入ったスライダーを弾き返され、
左中間突破の2点タイムリーツーベース。(1-7)
精彩を欠き、ヒットを重ねられること11本
結局小笠原はこのイニングを投げ終えて、降板。
111球を投げ、11安打6奪三振3四球で7失点(自責6)。
大事な一戦で結果を出せなかった左腕の表情は、
まさに「申し訳ない」という悲壮感が満ちていた。

6点ビハインドとなってしまったドラゴンズ
しかしややバテ始めてきた岩田を捉え、
先頭・イ・ビョンギュがしぶとくレフト線へ運ぶツーベースで出ると、
デラロサも中に入ったスライダーを弾き返し、センター前に落ちるヒット。
ところがここで信じられないミスが!
当初は腕を回していた三塁コーチャーの笘篠コーチ
慌ててイ・ビョンギュを止めたものの、勢い余ってオーバーラン。
何とか止まり三塁へは戻ったものの、ここで阪神ベンチがアピール。
審判団の協議の結果、三塁走者のビョンアウトを宣告。
三塁塁審の笠原審判によると、
イ・ビョンギュ笘篠三塁ベースコーチが接触し、
『走者の三塁帰塁を肉体的に援助した』と見なしたとのこと。
またしても起きてしまった走塁ミス
無死一、三塁が一転、1死一塁とチャンスがしぼんでしまう。

それでも2死後、小笠原の代打・小池の初球、
ワイルドピッチでデラロサが二塁へと進むと、
カウント1-2からの4球目、ど真ん中のストレートを弾き返し、
レフトスタンド最前列に放り込む2ランホームラン。(3-7)
劣勢でも諦めない見事な一発だったものの、
悔やまれるは、もっとランナーが溜まっていてほしかった…。

6回、ドラゴンズ2番手は、長峰
捕手も田中となり、バッテリーが入れ替わったが、
この長峰がこの日は好投
いきなりクリーンアップとの対戦となったが、
今岡を内へのストレートで遊飛に取ると、
金本も外へのスライダーで空振り三振。
さらに鳥谷をシュートでレフトフライに取り、三者凡退
ピリッとしなかった小笠原とは対照的な投球を披露する。

そのリズムに乗ったか、
6回ウラ、先頭・藤井が三遊間をしぶとく抜いていくヒットを放つと、
森野もど真ん中のストレートをセンター返し。
無死一、三塁と反撃への足がかりを作り、岩田をKOする。
ところがここで機能しなかったのが主砲・ウッズ
代わった阪神2番手・アッチソンの初球、
外へのスライダーを打ちにいくと、バットをへし折られての遊ゴロ。
6-4-3と渡ってしまい、最悪のダブルプレー
その間に藤井が還り、1点こそ入ったものの意気消沈。(4-7)

続く和田が二塁ゴロに倒れ、1点止まりに終わってしまうと、
7回も続投のアッチソンの前に、
イ・ビョンギュがレフト前ヒットで出たものの、田中が1-6-3のゲッツー。
さらに8回以降は、ウィリアムス-藤川のおなじみリレー前に
いつもの如く沈黙してしまい、そのままゲームセット
攻守にミスを連発し、自滅したうえ、
4併殺を喫するなど攻守にふがいない内容で、
またもや阪神に苦汁を飲まされたドラゴンズ
これで昨季に続きナゴヤドームでの阪神戦負け越しが決定。
さらにこの日勝った広島に、ついに61勝61敗と
まったくの同率3位で並ばれてしまうことに。
しかしこの日のようなゲーム内容では、
そのままあっさり交わされてしまう恐れも出てきた。


触れてナイツ!ビジターでの連敗を止めて、
移動日なしで臨んだ
7月末以来の
地元・ナゴヤドームでの阪神戦
しかし相変わらず、
どちらのホームかわからず、
まさに「ヘビに睨まれたカエル」状態
さらに気負いすぎなのか、空回りが目立つ上に、
考えられないプレーまで披露してしまう始末。
内弁慶だと揶揄されていたチームにも関わらず、
ホームの利などはあったんもんじゃなかったこの日のゲーム。
ほんと見ていて、みっともなかったですし、
「申し訳ない」と謝っていただきたいなと思えるぐらい、
ドラゴンズにとっては寂しい内容になってしまいました。

それにしても、阪神ドラゴンズ戦になると元気ですね。
「サヨナラでないと勝てない」、「1カードで数点しか取れない」
そんなことを風のウワサで聞いていたので、
今回こそは雪辱できるだろうと思っていましたが、繋がるのなんのって。
それもこれも先発した小笠原が踏ん張れなかったからですが、
11安打で7失点は、いくら何でもやられすぎじゃないかと。
ただ残り試合も少ないですし、他に持ち駒があるわけでもない。
そしてここまでローテをずっと守り続けてきた左腕
正直、今の状態では2ケタ勝利達成は厳しそうですが、
できるだけ本来の姿を思い出し、次こそは雪辱を願いたいです。

また打線は、新オーダーが機能せず。
恐怖の1番になりそうだった森野を3番に据えて、
新たなクリーンアップで臨みましたが、それも空回り
ハマスタそのままの勢いで阪神にぶつかってほしかったですが、
この変更もある意味、効果なしに終わってしまったかなと。
さらに再三の走塁ミス
5回のデラロサのは、やるかなと思っていたら案の定。
ただあれはバントを空振りした小笠原もいけない。
一方、6回のビョン笘篠コーチのは、
TVのVTRで見る限りは、触れてないように見えましたが、
審判がああ言うから仕方ないですね。
ただそう思わせてしまうほど、落ち着きがなかったのも事実
4回のゴロのお見合いも、藤井が深追いしすぎ。
何をそんなに慌てているんだと。
なぜか阪神相手では、気負ってしまうところが目立ちますが、
もはや阪神とは見据えているは違うのですから、
1つ1つのプレーにできるだけ集中し、
堅実にプレーしてくれることを願いたいものです。


ついに広島に追いつかれ、3位で並ばれてしまいました。
その下の東京ヤクルトとの差は、5ゲームありますし、
現状でのライバルは、このチームに絞られましたね。
週末に敵地で最後の直接対決がありますが、
そこまでにできるだけ、優位な状況を揃えておきたいところ。
ただこの日のゲームを見る限り、阪神とはしんどくなりそう。
それでも諦めないで、前を見てプレーしてもらいたいなと。
一生懸命やっているのは、見ていて理解しています。
ただ反省すべき点は反省し、詰めかけた地元ファンを
これ以上ガッカリさせないよう、9連戦の残りあと2戦
もう一度気を引き締め直して戦ってほしいと願います。


★プレーヤーズ・ボイス(15日)

●小笠原孝
<5イニングで被安打11、今季ワーストの7失点。
ついに2ケタとなる10敗目を喫す>
「全体的に球が高かった。
こんな時期に迷惑をかけてチームの皆さんに本当に申し訳ないです。
ファンの皆さんにも本当に申し訳ないです」

<かつての同僚・高橋光信にカモにされている。
1歳年上で入団も1年違い。同じように下積み時代が
長かっただけに気が合う仲間でもあるが、
この日の3打数2安打1本塁打を含めて
今季はこれで7打数5安打2本塁打4打点>
「高橋光信? よく打たれていますね。
まあ、いつものことですが、打たれる球は高いんです」
中スポ時事通信名タイ

●トマス・デラロサ
<3回無死一、二塁、犠打を狙った打者・小笠原の空振りに
飛び出してしまい憤死。己を責めて>
「悪いのはボク。転がったところで三塁にいかなきゃいけないのに…。
岩田を助けてしまった。次はちゃんとやらないと」
中スポサンスポニッカン

●笘篠外野守備走塁コーチ
<5回無死二塁、デラロサの中前打で
二走・イ・ビョンギュが三塁を回ったところで
ストップをかけたプレーが『肉体的援助』と判断され>
「まったく触っていません。誤審です」
中スポサンスポ

●イ・ビョンギュ
<5回無死二塁、デラロサの中前打の時、
笘篠コーチと接触したとの判定でアウトになったが>
「笘篠さんは触れていない。テレビを見たらわかると思う」
中スポ

●小池正晃
<5回2死二塁、代打で左越えに3号2ランを放つ>
「こすった感じでしたけど、よく飛んでくれました。
点差はあっても、1点でも返しておけば
後半わからないですからね。ホームランは出来過ぎですけど」

<最近は途中出場がほとんどだが、
ナゴヤドームでは連日、若手とともに早出特打に参加。
しっかりとタイミングが取れるよう打ち込んでいる。努力が報われての一撃に>
「試合には負けてしまいましたけど、
早い回に追い上げられたという意味ではいいところで打てたと思います」
公式写真中スポ

●荒木雅博
<3回2死二塁、左中間にタイムリー二塁打を放つ>
「得点圏にランナーがいたので、
何としてもかえそうと思っていました」

<この日は23試合ぶりに1番に復帰したが、
試合前、打率2割5分台に低迷している自分をこう話す>
「まだ打席で迷いがある。
『次はまっすぐかな』『いや、カーブかな』という感じで。
何とかして、その迷いをなくしたい。
腹をくくって思い切りやるしかないですね」
公式写真、東京中日、ニッカン

●田中大輔
<前日の横浜戦、先発した山内が試合中に名古屋に帰らされた。
バッテリーを組んだ女房役として、責任を感じていた>
「ぼくだって。ああなっておかしくなかったはず。
次やったらぼくなんだと思いました」

<ボール球を投げるはずが制球ミスでストライクゾーンへ。
だが、自分のリードにも反省点はあると感じている。
特に村田には2本の本塁打とも内角球を要求して打たれた>
「内角へ外す球を要求しました。
ただ、その球をカットしているのに
ぼくが気付いて、リードを変えるべきでした。
(山内と試合前に)打ち合わせはしたんですが、
(結果は)うまくいきませんでした。この3連戦は勉強になりました」

<いつもなら試合中や、試合翌日には
コンビを組んだ投手と、検証することにしているが、
今回は思いも寄らない形で山内が球場を離れたため、
2人の反省会はできなかった。
「次に失敗したら落とされると思って頑張らないといけないです」
(中スポ)


●落合監督
<ミス連発で再び貯金が無くなり、広島に並ばれる>
「単なる自滅じゃないのか。
野球にはいろんなことがあるけども。
けども、考えられないことが多い。
あり得ないことが多すぎる。野球になってない」

<選手は日々、反省していると思うが>
「どうだろ。そこまで頭回らないんじゃないか。
みんな一生懸命やっているよ。
でもプロは一生懸命やるのが仕事じゃない。
結果を残すのが仕事なんだ。アマじゃないんだから。
生活をかけてやっているわけだから。そういう集団。
できなければ下にいってもらうしかない。
でもその責任が誰にあるのかって言えば監督。
監督が(メンバー表に)名前を書かないと選手は出られないんだから」

<阪神戦の借金『10』について>
「阪神の栄養剤になっちゃいけないな。
ウチも栄養剤にした時期はあったけども。
何年か前の(低迷期の)阪神を見てるようなもんだ。
まあ、選手は明日も出られると思っているか
わからないけど、多少メンバーは変わるかもな。

なぜ? ひと言でいえば力がない。
やるべきことができていない。
そして時間をかけてやれるようにするしかない。
今からでも遅くはない。そう手が打てるメンバーじゃないけどね。
残り10何試合しかないわけだから。
意識付け? 何の意識をうながすの? 
考えられないことが多すぎる。それしか言いようがない。
練習でできないことを試合でやろうとしてもできるはずない。
おろそかにしているとは思わないけど。
プロ野球選手としては恥ずかしいのが多すぎる」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ


今日の公示。(15日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 藤井淳志外野手
【同抹消】
▼中日 山内壮馬投手
公式サイト共同通信社


△藤井淳志
<この日、出場選手登録され『2番・中堅』で先発出場。
8回の第3打席に左前打を放ち、4打数1安打をマーク>
「1本出てほっとしました。
ウエスタンでの打撃の調子が良かったので、それを出していきたい。
1軍の投手との対戦はまた違ってくるけど、頑張りたいです」
(中スポ)

◆中田賢一
<この日、21日ぶりに1軍に合流。
出場選手登録はされなかったが、
ナゴヤドームでキャッチボールやランニングを行う。
満を持してチームに復帰、短い言葉に決意を込めて>
「出番があれば、がんばります」
ニッカン


前日の横浜戦に先発し、村田、吉村に3被本塁打。
首脳陣の逆鱗に触れ、試合中に強制送還された山内に代わり、
この日、ウエスタンで打撃好調の藤井
約1カ月半ぶりに1軍へ再登録されました。
期待も大きく、さっそく『2番・中堅』でスタメンに抜擢された藤井
ところが気負いすぎたか、4回に野口の右中間への打球を
ライトのイ・ビョンギュと互いに譲らず交錯。
後逸してしまい、三塁まで進塁を許してしまいました。
しかし打撃では、6回に岩田からしぶとくレフト前へ運び、
好調ぶりの一端を披露。
ライバルになりそうな小池にも代打本塁打が出ましたし、
あくまでも中村紀洋腰の状態次第ですが、
今後の外野及び右の代打を巡る争いにも注目したいですね。

2008年9月15日 (月)

森野脅威の場外弾、5回怒濤の猛攻竜連敗脱出!

終盤8回ウラ、まさかの逆転被弾
脅威の横浜クリーンアップに屈してしまい、3連敗
再び勝率5割と尻に火が点いてしまったドラゴンズ
カード3連戦3連敗を阻止すべく迎えたハマスタでの第3戦
序盤は一発合戦で追いつ追われつの展開だったものの、
1点を追う5回、相手失策四球でチャンスを掴むと、
デラロサ、谷繁、そして森野の適時二塁打などで
一挙5点を奪う怒濤のビッグイニング
一気に試合を決めて連敗を3でストップ。5割も死守しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 20回戦
(14日・横浜スタジアム | 中日13勝7敗)
16913人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜
[勝] 平井(35試合1勝1敗)
[D本] ウッズ33号 森野17号
[Dバッテリー]
山内、平井、齊藤、高橋、浅尾、岩瀬 - 田中、谷繁

【ゲームレビュー】
一挙に大量点を奪い、連敗を3で止めた
1点を追う5回、敵失で同点とし、
さらにデラロサの勝ち越し二塁打、代打・平田の中犠飛、
代打・谷繁の中越え適時二塁打などで
一気に5点を入れて、試合をひっくり返した。
立ち上がりから本塁打を打ち合う荒れた展開だったが、
5回以降は継投に持ち込み、最後は岩瀬が抑えた。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
横浜先発は、中6日で大社1巡目ルーキー・小林太志
レフトには今季初1軍の下園辰哉が入る。

1回、先頭・森野がフルカウントから四球を選ぶと、
荒木、イ・ビョンギュとともにレフトフライに倒れ、2アウト。
しかしウッズに対しては力んだか、四球で2死一、二塁。
迎えた和田がフルカウントからの9球目、
内角低目のストレートを
しぶとくセンター前に持って行くタイムリー!先制に成功する。(1-0)

なおも続く中村紀洋に対しても、外へのストレートが外れ四球。
2死満塁でデラロサを迎えたが、外へのスライダーに三塁ゴロ。
3四球に1安打を絡めたものの、1点のみに終わる。

ドラゴンズ先発は、この日1軍再昇格。
プロ4試合目で初先発となる大社1巡目ルーキーの山内壮馬
2年目の田中との若いバッテリーで臨んだが、
立ち上がり、石川、仁志と内野ゴロに取ったものの、
3番・もっか打率.380内川に、内角高目のシュートを叩かれ、
三遊間深いところへの内野安打、出塁を許してしまう。
ここで迎えるは昨夜のヒーロー、4番・村田
初先発のルーキーにとっては、キツイ場面となったが、
カウント1-2からの4球目、ストレートがシュート回転し、
内角高目に入ったところを捉えられると、
やや詰まりながらも打球はライナーでセンターへ一直線。
そのままバックスクリーン下へ飛び込むホームラン。(1-2)
力で運ばれた2試合連続の一発で、ゲームをひっくり返される。

2回、先頭・田中が一、二塁間を抜くヒットで出ると、
続く山内のバントは、ピッチャー正面。
3-6-4と渡ってダブルプレーと思いきや、送球が逸れ一塁セーフ。
しかし駆け抜けた山内がファウルゾーンへと抜けず、
二塁へ走るそぶりを見せてしまったため、仁志にタッチされアウト。
1人で2つのミスをしてしまい、チャンスを潰したかに見えたが、
森野ライト前、荒木遊撃内野安打で、2死一、二塁。
同点のチャンスを作るも、イ・ビョンギュ
初球、内へのストレートを打ち上げてしまい、捕邪飛。
初回、2回で早くも残塁が5を数えてしまう。

それでも3回、制球が不安定な小林から主砲の一発
0-3からフルカウントに戻されうえの6球目、
インハイに構える武山に対し、ボールは真ん中高目へ!
ウッズが強く叩くと、高々上がった打球は
そのまま左中間スタンドへ飛び込むホームラン!(2-2)
4番の一発に対しては、こちらも4番の一発を。
前夜の場外弾に続く2戦連発弾で、同点に追いつく
なおも和田が四球を選び、出塁したが、
続く中村紀洋が外角低目のスライダーを引っかけ、6-6-3のゲッツー
せっかくの反撃ムードが潰えてしまう。

4回、さらなる強烈な一発が飛び出す。
下位打線の田中、山内と簡単に倒れて、2アウト。
ところが、森野がカウント0-2からの3球目、
内へのストレートをきっちり振り抜くと、
まさに高速弾丸ライナーという打球は、ライト方向一直線!
固まってしまったライトスタンド上段に入ると思われたが、
打球はその上をも越えていき、何と場外へ!
推定飛距離145メートルとなった実に見事な場外アーチ!
これがまさに森野ならではという一発は、
強烈なインパクトを場内に植え付け、再び勝ち越す。(3-2)

2回、3回は落ち着いたか、ともに三者凡退に取った山内
しかし再びリードをもらった4回ウラ、
先頭・内川を外へのスライダーでレフトフライに取ったものの、
続く村田に対し、再びの痛恨…。
カウント1-1からの3球目、田中の構えたミットは内角。
しかし力んでしまったか、ストレートが甘くやや真ん中に。
モノの見事に振り抜かれると、打球はライナーで左中間スタンドへ。
またしても捉えられてしまい、前日から何と3打席連続のホームラン
止まらない村田のアーチで再び同点に追いつかれる。(3-3)
少なからず動揺しているルーキーにさらなる追い打ちが。
続く吉村に対し、カウント0-1からの2球目、
シュートを投じるも、得意の真ん中低目へ。
見事にすくい上げられると、高々と上がった打球は、
右中間スタンドに持って行かれるアベックアーチに。(3-4)
この日浴びた4安打のうち、3安打がホームラン
しかも最悪無理に勝負しなくてもいいという
指示があった主軸に打たれてしまってのもの。
バックの好守もあって、後続を何とか抑えたものの、
結局山内は4イニング、63球を投げ、
4安打3奪三振無四球4失点で降板
そのまま試合中に球場を後にし、
ナゴヤへ強制送還となってしまうなど、
実にほろ苦すぎる初先発マウンドとなった。

再びゲームをひっくり返されたドラゴンズ
5回、横浜は不調の先発・小林を下げて、2番手に牛田を投入。
しかしゲームというのは何が起こるかわからないもの。
その代わり端、イ・ビョンギュの痛烈な投ゴロが
その牛田左すねを直撃!
何とかボールを拾ったものの、焦ったか一塁へ悪送球
エラーとなってイ・ビョンギュはそのまま二塁へと陥れる。
一旦治療のためベンチへ下がる牛田だったが、
そのまま降板となり、緊急登板で3番手・横山がマウンドへ。

思わぬアクシデントでもらった無死二塁。
続くウッズは三塁ゴロに倒れたものの、
和田がフルカウントから四球を選び、1死一、二塁に。
ここで迎えるは、前の打席に併殺の中村紀洋
一番イヤなパターンは、当然内野ゴロでのゲッツー
ところが予感が的中してしまい、
初球、真ん中低目のストレートを引っかけると、
まさにおあつらえ向きとも言える遊ゴロが…。
しかしここで横浜サイド再びのミス
強い打球を処理しようとした石川だったが、
バウンドが合わずになんと後逸
その間にイ・ビョンギュがホームイン!(4-4)
併殺が一転、またしてもエラーで再び同点へと追いつく。

これで流れは一気にドラゴンズサイドへ!
なおも1死一、二塁で、デラロサがカウント2-2からの5球目、
外へのフォークを叩くと、強い打球が三塁の頭を越え
レフト線へと転がるタイムリーツーベース。(5-4)
このイニング初めてのヒットで、1点を加えると、
続く田中代打・平田が送られると、
初球、内角高目のストレートをセンターに打ち上げ犠牲フライ。(6-4)
さらにイケイケの状態で迎えるは、山内の代打・谷繁
フルカウントからの7球目、内へのストレートを弾き返すと、
打球は前進守備のセンターの頭を越え、フェンス直撃!
タイムリーツーベースとなって、さらに1点を追加。(7-4)
そしてトドメは、前の打席場外弾を放った森野
カウント1-1からの3球目、外へのフォークをしっかり拾って、
右中間を大きく破るタイムリーツーベース!(8-4)
相手のミスを絡め、打者9人一挙5点のビッグイニング
一気に勝負を決めてしまった。

4点リードになったものの、イニングはまだ中盤5回
しかしここからドラゴンズリリーフ陣が踏ん張りを。
5回ウラ、2番手で登板は、平井
初戦では村田、吉村に被弾を許したものの、この日はまずまず。
1死から横山の代打・佐伯にライトオーバー、
フェンス直撃のツーベースを許すも、
後続をきっちり凌いで、反撃への流れを断つと、
6回ウラは、3番手で前夜黒星齊藤が登板。
またしてもクリーンアップとの対戦となったが、
臆せずに先頭の内川を遊ゴロに取ると、
村田には粘られた末に四球を選ばれるも、防御のうち。
続く吉村を一邪飛に取り、仕事をさせずに乗り切ると、
金城にはライト前に運ばれ、ややもたついたものの、
下園をスライダーで二塁ゴロにとり、きっちり前夜のリベンジ
そして7回以降は、高橋-浅尾と勝ちパターンで繋ぐと、
最終回は、4点差にも関わらず、守護神・岩瀬を投入。
先頭・金城の三塁ゴロをデラロサが弾き、出してしまったものの、
以降はいつもの岩瀬らしい投球に。
下園の代打・大西を外角低目のスライダーで空振り三振に取ると、
続く武山はシュートで二塁ゴロで2アウト。
そして最後は、真田の代打・斉藤俊雄
粘られながらもフルカウントからの10球目、
内へのスライダーで空振り三振に取って、ゲームセット!
相手のミスに乗じて一気に勝ち越して、連敗を3でストップしたドラゴンズ
カード3連戦3連敗借金生活転落を逃れるとともに、
このところ続いていたビジターでの連敗も6でストップ。
4位・広島が勝ったため、ゲーム差は1と変わらずも、
悪い流れを何とか食い止め、ナゴヤへ戻ることとなった。


このゲーム、ハマスタのレフトスタンド
仲間と団体観戦をしていたのですが、
5回の怒濤の猛攻の時は、
レフドラほんとにスゴかったですね。
石川のエラーで同点に追いついた以降は、
まさに高速チャンステーマがノンストップ!
デラロサのタイムリーに、平田の犠牲フライ。
そして谷繁、森野の連続タイムリーツーベースと
いつになっても止まらない攻撃に、最後はついに酸欠状態に。
荒木が打席に立つ頃には、正直もういいでしょうと言う感じでした。

まあそれはさておき、
とりあえずカード3連戦3連敗
阻止することができて、まずはよかったなと。
立ち上がり、先発の両ルーキーがともに不安定で、
一発打てば、相手に打たれるという花火大会
まさにグダグダという展開で、このまま行ってしまうと、
かなりのロングゲームになるんじゃないかと思っていましたが、
5回の相手のミスに助けられましたね。
牛田石川にはとても気の毒ですが、
あのアクシデントとエラーがなかったら、
そのまま流れは横浜サイドのままだったかもしれない。
ただそういうミスをきっちりとモノに出来たドラゴンズの執念
とにかくこの日の打線は、絶対に負けられないという
気持ちが強く出ていましたし、それが結実して、
連敗阻止に繋がったのではないかと感じました。

森野振り抜く!特にそのなかでは猛打賞を放ち、
お立ち台に上がった森野
4回のライトへの場外弾は、
ほんとにスゴかったなあと。
内へのストレートを
振り抜いての弾丸ライナー
打った瞬間は切れるんじゃないかと
心配でしたが、その不安はなかったですね。
ライトスタンドがフリーズしてしまったのを見て、
ホームランを確信しましたが、まさか場外まで飛んでいくとは…。
ああいう打球、現状のドラゴンズ打線で打てるのは、
おそらく森野だけでしょう。それぐらい見事な場外弾でした。
そしてこの日は、右前安打、本塁打、そして右中間二塁打
あと三塁打が1本出れば、サイクルヒット達成でしたが、
まあハマスタではちょっと出にくいでしょうし、仕方ないかなと。
ただここに来て、恐怖の1番・森野のさらなる上昇
これはチームにとってはうれしいことですね
本人も話していましたが、ナゴヤに戻っての阪神戦
そして週末の広島との直接対決でも、
ぜひともリードオフマンとして、打線を引っ張り、
勝利に貢献してほしいと思います。


このまま3タテされてしまうのだけが怖かっただけに、
1つとは言いながらも、雪辱できたのはよかったです。
そして長い9連戦、最後のカードは、
地元・ナゴヤドームに戻っての首位・阪神との3連戦。
今季思いっきりカモにされている阪神ですが、
最近はやっとこ勝っているようで、決して状態は良くなさそうですし、
これまでやられている分もやり返せるチャンスでしょう。
広島に追い抜かれないためも、できれば勝ち越しを期待したいなと。
おそらく先発は、小笠原-チェン-山本昌となりそう。
左腕トリオでをうまく寝かせて、そして広島との直接対決へ繋ぎたい。
しんどいゲームになりそうですが、
地元最後の阪神戦で、せめてものの意地を見せてほしいです!


☆ウィナーズ・ボイス(14日)

◎森野将彦
<推定飛距離145メートルの特大場外アーチに
ダメ押し二塁打を含む3安打猛打賞>
「(連敗で迎えた大切な試合、大きな勝利になった)
そうですね、そう簡単に3連敗できないですし、
えー、絶対に勝ちたかったんで、
いい結果が残せてよかったと思います。
(ファンは本当に心配した。その中での3安打)
そうですね、もう、打つしかないんでね。
えー、思い切って、いきました、はい。
(二転三転する試合、その中で大きなホームランがまず出た)
そうですね、まあ、思いっきりね、
真っすぐ待って、振っただけです、はい。
(どこまで飛んでいきました?)
もうね、手応え十分だったんで、はい。
まあ、場外まで行ってね、よかったです、はい。
(そして試合を決定付けるツーベース)
そうですね、昨日もあと1点というところで、
えー、点が入らなかったんで、
絶対に1点を取るという気持ちで打席に立ちました。
(この勝利でまた再びチームに波を呼び起こす?)
そうですね、えー、とにかくね。
明日もう一回気を引き締め直して、絶対に勝ちたいと思います。
(明日から首位・阪神との戦い、
そして週末は広島と。大切な6連戦ですね)
そうですね、もう、とにかくね。勝つしかないんで、
目の前の試合に全力を尽くして頑張りたいと思います。
(あと一本出ればまたサイクルというところだった)
いや、ボクには三塁打がないんで。
ええ、別にそんな気にしてなかったですけど。
(これからも乗っていってください)
そうですね、どんどん打ちたいと思います、はい」


<4回2死、横浜・小林の144キロ直球を振り抜くと
打球は弧を描くことなく右翼スタンドを越えた。
前夜のウッズの『場外弾』に続く驚弾に>
「ホームランは思い切り振り抜けました。
場外? ハイ。見ていました。手応えはよかった」

<インパクトが場外弾なら自己評価は3本目。
5回2死二塁から、鮮やかに右中間を破る適時二塁打>
「3本目が1番大きい。3点差と4点差は違います。
3点差なら向こうは何とかなるって思いますからね」

<北京五輪での経験が生きている。
打率.111、報われず、いい思い出はなかったが>
「いい経験にはなったと思う」。

<この日で年間自己最多タイとなる
今季8度目の猛打賞を獲得したが、何と5回が『サイクル安打リーチ』。
あと三塁打でサイクル安打となったが、8回は一ゴロに倒れ>
「ボクには三塁打はないです。ここは狭いから。
それよりも(15日からの阪神、広島との)6連戦で
どんどん打っていかないと」
中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋

○トマス・デラロサ
<5回1死一、二塁、左翼線へ勝ち越し適時打を放つ>
「勝ち越しのランナーを返そうという気持ちで打席に立ちました。
せっかくもらったチャンスだったから絶対に決めようと。
変化球を打ってやろうと思っていたよ。
これからも勝つ。そしてプレーオフに出る!」
中スポ毎日jpニッカン

○谷繁元信
<先発マスクを田中に譲ったが、5回2死二塁に代打で登場。
中越えに適時二塁打し、貴重な追加点を挙げると、
ウラの守りからマスクをかぶり、強力打線を5イニング無失点>
「チャンスでの代打だったから、
何とかランナーをかえしたかったんです」
(東京中日、サンスポ

○中村紀洋
<1点を追う5回1死一、二塁、
最悪の遊ゴロ併殺打かと思われたが、
遊撃手が後逸して同点に追いつく>
「魂の打球や。捕る直前でバウンドしたと思う。
今はどんな結果であれ、勝つことが大事」
中スポ

○タイロン・ウッズ
<3回、左中間へ2試合連続の33号ソロ本塁打。
打った瞬間に本塁打と分かる会心の当たりに>
「いつも通り、強く打つことを心がけた。いい感触だったよ」
(東京中日、サンスポ

○小池正晃
<古巣・横浜から16打席目にして初安打を放つ。
代打で出た7回に右前打、9回にも中前打。
『恩返し』を済ませ、これで1つ肩から荷が下りる>
「ようやくですね。チームも勝ったし、
自分もしばらく結果が出ていなかったからよけいにうれしいです。
ホッとしました。雨で流された時(8月21日)は
『もう今年は打てないかも…』って覚悟しましたから」
小池ブログ「やっと打てたぁー!!」、東京中日、<ドラ番記者>

○平井正史
<5回から2番手で登板。
1イニングを無失点で今季35試合目で初勝利。
ベテランの好投が試合の流れを変えた形となったが>
「上位に回さないようにと思った。
流れを止めた? それは(中軸を抑えた)齊藤と浅尾ですよ。
(内川、村田、吉村の)3、4、5番を抑えたんですから」
(中スポ、サンスポ

○齊藤信介
<3番手で登板し、6回1イニングを無失点に抑える。
1死から村田と『再戦』すると熱さの中に冷たさも保ち、
8球かけ、フルカウントからの145キロで歩かせる。
攻めの結果であって、逃げの四球ではなかった>
「村田さんは一発がある人。
際どいところをついて、中には入らないように…。
あそこで一発を打たれると3点差になってしまいます。
だから四球でも仕方ない。そう思って投げました。
0点に抑えられてよかったです」

<1日前の自分が投げきれなかった『1球』を、この日は投げきり>
「きのうは谷繁さんがボール球を要求しているのに
ボクが投げきれなかったんです」
中スポニッカン

○岩瀬仁紀
<4点リードの9回、セーブのつかない場面で登板。
2三振を奪い、逃げ切る>
「セーブ? そんなこと言ってる場合じゃないですから」
スポニチ名古屋

○山内壮馬
<この日出場選手登録され、プロ初先発。
4イニング4失点で降板すると、2軍落ちを通告され、
試合中に名古屋へ新幹線で強制送還の指令。
広報にコメントを残して、横浜スタジアムを後に>
「クリーンアップに対するインコースのボール球を、
もっと投げられるようにならないといけないです」
中スポ共同通信社

○森バッテリーチーフコーチ
<バッテリーミーティングでは絶好調の村田には
『四球OK』の指示が出ていたにもかかわらず、
2打席連続でとらえられた山内について、バッサリ>
「技術がないんだから仕方ないだろ」
スポニチ名古屋

○和田一浩
<13日に起こるといわれた東海地震。
心配していたが、結局名古屋にいたままで何も起こらなかった>
「家族を東京(にある自宅)に『避難』させようと考えたけどね」

<高校時代まで岐阜、大学時代を仙台で過ごしたが>
「小さいときから東海大地震が起こると言われたけど、
高校時代まで地震の経験がなかった。
大学のときの方がよっぽど地震があったよ」
(中スポ<ドラ番記者>

◇吉見一起
<前日横浜戦は6回途中5安打2失点。
勝利投手の権利を得たが、チームが逆転負けして9勝目が消滅。
一夜明けて、次回登板での白星を誓う>
「昨日は制球重視だったけど、スピードも出ていた。
悪くはなかったと思うので、次で頑張ります」
ニッカン


○落合監督
<序盤の乱打戦を制して連敗を3で止める。5回の得点に>
「0点が5点になった。うちもよくあることだけど」

<村田と吉村に3被弾の先発・山内について。
試合中に名古屋に帰らせたことを明かし>
「2番手以降は抑えたけどな。
同じバッターに打たれ過ぎ。歩かせろって言ったのに。
試合途中に名古屋へ帰らせたよ。
技術がない。だれ以来だ。名古屋へ返したのは。
野口以来(現・巨人、04年8月7日の広島戦に先発。
1/3イニング5失点でKOされ、広島から名古屋へ帰し2軍行き)か。
探したっていないよ。あいつ(山内)は今ごろもう電車に乗ってるだろう。
ストライク放るなって。ボールを投げろって言ってるのに。
フォアボールでいいんだから」
中スポ12サンスポ共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(14日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 山内壮馬投手
【同抹消】
▼中日 澤井道久内野手
公式サイト共同通信社

入れ替えがあり、この日先発予定の山内が昇格。
代わって先日緊急昇格したばかりの澤井が抹消されました。
ただ澤井はこの日ハマスタでの1軍練習に参加。
試合前の打撃練習も普通にやっていました。
一方山内の方は、ベンチの逆鱗に触れたか、
4イニング4失点で降板すると、異例の即強制送還
まさか抹消された選手よりも先に戻ることになるとは、
山内本人も思わなかったでしょうね…。


若竜トピックス(14日)

◆プロ・アマ交流試合
中日-三菱重工名古屋
(14日・ナゴヤ球場)
  000 000 520 =7
  D 321 002 01× =9
[D本] 中川、新井
[D投] 川井、樋口、久本
日本野球連盟公式HP

【得点経過】
1回ウラ、1死満塁から井上遊ゴロ併殺崩れで先制(D 1-0 三)
なおも2死一、三塁から、中村公治が左前適時打(D 2-0 三)
さらに2死一、二塁から、柳田が左翼線適時二塁打(D 3-0 三)
2回ウラ、先頭・中川が左越えにソロ本塁打(D 4-0 三)
2死一、二塁から井上が右前適時打(D 5-0 三)
3回ウラ、2死二塁から藤井が中越えの適時三塁打(D 6-0 三)
6回ウラ、1死二、三塁から代打・福田が右前2点適時打(D 8-0 三)
7回、無死満塁から佐藤康平の右犠飛(D 8-1 三)
なおも1死一、三塁から西崎純司が遊撃内野安打(D 8-2 三)
さらに1死一、二塁から寺田保幸が中前適時打(D 8-3 三)
2死二、三塁から三森大輔が中前へ2点適時打(D 8-5 三)
8回、無死二塁から東忠克が右中間適時二塁打(D 8-6 三)
なおも2死二塁から西崎の中前適時打で1点差(D 8-7 三)
8回ウラ、新井が左越え本塁打でダメを押す(D 9-7 三)


○中川裕貴
<昨オフの右肩手術から8月初旬に実戦復帰。
この日プロ・アマ交流試合の三菱重工名古屋戦に
『9番・遊撃』で約2年ぶりの先発出場。
2回、左翼に復帰初安打となるソロ本塁打を放つ>
「ストレートを狙って行こうと思っていましたが、スライダーに合いました。
手応えは十分です。本当に気持ち良かったです。
早くヒットを打ちたかった。ああやってホームランを打ててよかった」

<一方で、初回、先頭打者の遊撃へのゴロを
ファンブルして失策を記録したことを反省>
「ホッとしてますけど、いきなりエラーをして迷惑をかけてしまった」

<ただそれも戦いの場に立てればこそのこと>
「もっと試合に出て、お世話になったトレーナー、
トレーニングコーチ、病院の先生のためにどんどん打ちたい」
公式ファーム中スポ

○川井進
<10日に出場選手登録抹消後、初登板。
先発で3回まで無安打に抑えるなど、
5イニングを投げ2安打無失点も内容に不満そう>
「きょうはカウントを有利にできなかった。
右打者の外があまく入ってしまったので、きっちり投げないといけない」
(中スポ)


◆高橋2軍投手コーチ
<川上がナゴヤ球場のブルペンで3度目の本格的な投球練習。
この日はストレートのみを66球、
30球すぎからはほぼ全力に近いボールを投げ込む。
川上のブルペン投球を見守って>
「(前回はシュート回転していたが)徐々によくなっている」
中スポ


前日に続いてのプロ・アマ交流試合
ナゴヤ球場での三菱重工名古屋(愛知)戦は9-7で辛勝。
序盤までに大きくリードし、6回終了時では8-0でしたが、
終盤以降、樋口、久本の中継ぎ陣が捕まってしまい、
8回表が終わった時点では、8-7とついに1点差。
しかしそのウラ、4番・新井がソロ本塁打を放ち、
ダメを押し、何とか逃げ切りました。

ところでこのゲームで、06年のフェニックス・リーグ以来、
約2年ぶりとなるスタメン出場を果たしたのが、
右肩痛を克服した、高卒5年目内野手の中川
「9番・遊撃」で出場すると、復帰5打席目となった2回ウラ、
三菱重工名古屋先発の中根慎一郎の初球・スライダーを振り切ると、
左翼ネットに突き刺す本塁打を放ったもよう。
ようやく飛び出した復帰初安打を本塁打で飾った背番号32
この日は3打数1安打1打点で、三振もエラーもあったようですが、
改めて野球が出来る喜びを感じていたようです。
また6回1死二、三塁から井上の代打で出場。
ライト前に2点タイムリーを放ったのが、高卒2年目内野手・福田
何と3カ月ぶりのヒットだったとのこと。

ともに公式戦ではなかなか出場のチャンスは少ないものの、
こういう機会でもヒットが出ればうれしいことですね。
今後は、10月のフェニックス・リーグ
または秋季練習などでアピールして、来季に繋げてほしいです。

2008年9月14日 (日)

ウッズ場外弾実らずまたしても悲弾、竜5割逆戻り。

落合政権5年目にして「最低の試合」で完敗。
5連勝のあと、2連敗となってしまったドラゴンズ
雪辱を期すべく迎えたハマスタでの第2戦
1点ビハインドの3回、ウッズ場外3ランで逆転に成功。
さらに5回に相手のミスから1点を追加したものの、
8回2死から4番手・齊藤が捕まり、内川に適時二塁打。
さらに村田にも2ランを喰らってしまい、痛恨の逆転負け
逃げ切れずに3連敗で、再び5割へ逆戻りとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 19回戦
(13日・横浜スタジアム | 中日12勝7敗)
18586人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜 ×
[敗] 齊藤(11試合1勝1敗)
[D本] ウッズ32号3ラン
[Dバッテリー]
吉見、浅尾、高橋、齊藤 - 谷繁

【ゲームレビュー】
継投失敗で逆転負けし、勝率5割に逆戻り
村田の一発で決められた。
8回、1死二塁で登板した4番手・齊藤が2死を取った後、
内川に適時二塁打で1点差とされ、
村田に中堅左へ逆転の2ランを浴びた。
打線はウッズが3回、場外へ逆転3ラン。
5回にも1点を追加したが、相手のミスにつけ込めなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
横浜先発は、中6日で桑原謙太朗
1回、1死からこの日31歳誕生日荒木が四球を選ぶが、
イ・ビョンギュが初球打ち上げ、キャッチャーフライ。
ウッズは真ん中高目のスライダーに空振り三振に倒れる。

ドラゴンズ先発は、中5日で吉見
1回ウラ、2死から内川にフォークを叩かれ、
三遊間を抜くヒットを許すも、
しかし村田を外へのスライダーで空振り三振。上々の立ち上がり。

しかし2回ウラ、先頭・吉村にカウント1-3からの5球目、
中に甘く入ったスライダーを叩かれると、
良い角度で上がっていった飛球は、
何とレフトの照明塔を直撃し、上段へと落ちるホームラン。(0-1)
前夜のバックスクリーン直撃弾に続いての一発で先制を許す。

3回、ドラゴンズ打線がすぐさま反撃。
先頭・森野が初球を積極的に叩き、ライト前に落とすヒットで出ると、
続く荒木はストレートの四球を選び、無死一、二塁。
さらにイ・ビョンギュが初球送って、1死二、三塁。
ここで迎えるは、4番・ウッズ
初球、内へのストレートを完ぺきに捉えると、
高々と上がった打球は、センターバックスクリーン左側、
フェンス上方の看板を越え、そのまま場外へ!
推定飛距離なんと150メートルという場外弾は、
チームにとっても大きな逆転の3ランに。(3-1)

一発には一発でやりかえし、吉村のさらに上を行くインパクトを残した。

なおも攻撃の手を緩めないドラゴンズ
動揺する桑原謙太朗から和田が四球を選ぶと、
続く中村紀洋の3球目に、和田が二塁へスタート。
さらにそのボールがワイルドピッチとなって、そのまま三塁へ。
(記録は和田今季初盗塁と暴投)
相手のミスも重なって、チャンスを広げる。
しかしこの後、アンラッキーなプレーが、
続く4球目、中村紀洋の当たりは三塁線へのゴロ。
ところが飛んだコースが悪く、捕った村田が、
飛び出していた和田に直接タッチすると、
そのまま一塁へ送球し、なんとダブルプレーに。
チャンスが一転してチェンジ。
ここで追加点を奪えなかったことが痛かった。

2点のリードをもらった吉見
しかし3回ウラ、桑原謙太朗、石井琢朗に対しボールが先行。
谷繁がマウンドへ行き、気合を入れ直すと
落ち着いたか、このイニングを3人でキッチリ切る。

その後は落ち着いた投球を見せる吉見
4回ウラ、内川を真ん中高目のストレートでライトフライに取ると、
続く村田をフルカウントから内角低目のシュートでズバッと見逃し三振。
さらに吉村も内角高目のスライダーでタイミングを外しての空振り三振。
コワいクリーンアップをきっちり取って、流れに乗る。

そんな吉見に再び打線の援護。
5回、制球乱れる桑原謙太朗から、
先頭・森野がフルカウントから四球を選ぶと、
荒木へはボールが抜けて、死球となり無死一、二塁。
さらにイ・ビョンギュが三塁線へバントを決めて、二、三塁。
3回と同じシチュエーションで、ウッズを迎える。
2打席連続の場外弾を期待するドラゴンズファン
しかしカウント2-1からの4球目、
ど真ん中に入ったスライダーを打ち損じての一邪飛
惜しくも幻と消えたが、続く和田の4球目にバッテリーミス
外角低目へのチェンジアップを叩きつけてしまい、
相川が止められずにワイルドピッチ。
労せずに追加点をゲットする。(4-1)

なおも和田が四球を選び、2死一、三塁とチャンスは続くが、
中村紀洋がカウント1-0からの2球目、
外角低目のスライダーを打ち上げ、ショート後方へのフライ。
四球、四球、犠打、暴投とノーヒットで1点を追加したものの、
それ以上には至らず、やや消化不良の感も。

5回を投げ終え、87球の吉見
久々の9勝目の権利ももらい、さらに長いイニングを。
しかし6回ウラ、先頭の石井琢朗
高いバウンドのショート内野安打を許すと、
続く仁志の2球目には、二塁へスチール。
衰えぬベテランの足に揺さぶられると、
仁志には粘られつつも、外へのフォークで空振り三振。
しかし続く内川に初球、中に入ったフォークを
弾き返されると、打球は伸びてセンターオーバー。
タイムリーツーベースとなってしまう。(4-2)
ここで落合監督がマウンドへ。
村田への指示を送るのかと思いきや、投手交代
まだ6回にも関わらず、2番手に早くも浅尾を投入する。
相手は、村田、吉村という一発のある打者だけに
勝負どころと見たベンチの早期起用
これにきっちりと応えたのが、浅尾
村田を内へのストレートで詰まらせ、ライトフライに取ると、
吉村に対しては、2球で追い込むと、
3球目、外角高目のスライダーで見逃しの三振。
見事に踏ん張って、傾きそうな流れを食い止めた。

次の1点でほぼ勝負が決しそう。
しかしここからチャンスを掴めないドラゴンズ打線
6回から登板の2番手・山口に完ぺきに抑え込まれると、
8回も3番手・真田の前に1死から英智が内野安打で出るも、
デラロサがシュートを引っかけ、6-4-3のゲッツー
ダメが押せないまま、ゲームは終盤8回ウラへ。

6回途中から登板の浅尾が7回も抑え、
8回ウラからは、3番手で高橋
勝ちパターンの継投となったが、
先頭、真田の代打・石川に三遊間への内野安打を許すと、
続く石井琢朗にはセーフティ気味に送られ二塁へ。
仁志を迎えたところで、ベンチが動き、右投手にスイッチ。
しかし浅尾をすでに使っているため、好調の齊藤が起用される。
この日4連投となった齊藤だが、持ち前の気迫の投球。
仁志を内へのシュートで三塁ゴロに取り、2アウト。
守護神・岩瀬へとあと1人というところまでもって来たが、
続く内川にカウント1-2からの4球目、
内へのシュートを叩かれると、打球は三塁線を抜き、
レフト線へと転がっていくタイムリーツーベース。(4-3)
「次の1点」横浜へと入ってしまう。

なおも迎えるは、4番・村田
この日は2三振に右飛とノーヒットながら、コワイ相手
さらに一塁も空いている。とはいうもののまずは勝負
2球目、真ん中に甘いスライダーが入るも見逃されホッと。
さらに3球目以降は、定石通りに外攻めで追い込み、
迎えたフルカウントからの6球目。
四球でもOKという谷繁のサインは、外角へのスライダー。
ところが四球を怖がった齊藤のボールは、
腕の振りが鈍ったか、それよりも甘くやや中寄りへ。
逃さずに振り抜かれてしまうと、
高々と上がった打球は、バックスクリーン左へ…。
まさに4番の一振りといえる逆転の2ランホームラン。(4-5)
打たれた瞬間、マウンド上に片膝を付く齊藤
前夜同様に投手に若さが出てしまい、継投に失敗
ついにゲームをひっくり返されてしまった。

9回、横浜4番手・クローザーの寺原
2死から攻め込み、森野の遊撃失策と、
荒木のセンター前で一、二塁と粘りこそ見せたものの、
最後はイ・ビョンギュがレフトライナーに倒れ、ゲームセット。
勝ちパターンを繋いでの継投ながら、
またしても一発に屈し、横浜まさかの連敗となったドラゴンズ
5連勝した後の3連敗となってしまい、勝率5割に逆戻り。
4位・広島が敗れ、1ゲーム差こそキープしたものの、
ここに来ての連敗は、まさに後味の悪いものとなった。


齊藤ああ無情。2点リードで迎えた8回ウラ、
前の2イニングを浅尾がナイスピッチング。
そのまま勝ちパターンを繋いで、
何とか最後は岩瀬
逃げ切ってほしいと願っていましたが、
さすがはもつれるハマスタと、
脅威の横浜クリーンアップ
高橋が代わってしまったところで、
やや手詰まりの感も否めませんでしたが、
抜てきされた齊藤に頑張ってくれと期待したものの、
村田に対し、フルカウントからスライダーが甘く真ん中へ。
投じた瞬間、思わず「甘い!」と叫んだものの後の祭り。
前夜に続き、またしても男弾にやられてしまい、
とても悔しい結末となったこの日のゲームでした。

振り返ると、ウッズの見事な場外弾
逆転には成功したものの、それ以降に
今ひとつ攻め込めなかったのが、逆転負けに繋がったかなと。
特に3ランが出た直後、四球で出た和田が好走塁。
三塁まで進んだところはよかったものの、その直後の三塁ゲッツー
さらに5回、3回と同じく1死二、三塁という状況を
迎えたにも関わらず、奪ったのは暴投での1点のみ。
さらに6回から登板の口に完全に抑え込まれ、
ダメを押す展開に持って行けなかったのも痛かった。
リードこそはしているものの、
何となく「劣勢」に感じたのはそのせいかも。
結果的に浅尾を早めに投入することになり、
その後の投手起用のパターンも狂った。
そして8回の逆転劇へと繋がったのかなとも感じました。

それにしても、スゴイのが横浜のクリーンアップ
特に内川モンスターぶりが恐ろしいなと。
この日も猛打賞でついに打率が.380に。
できれば勝負を避けたいなとも思うのですが、
ただこの打者と勝負しないと、村田、吉村と一発のある打者が控える。
ナゴドと違って、狭いハマスタだけに
やはり内川と相対しないといけないんでしょうね。
ただ怖がってばかりいてもしょうがない。
前夜の清水昭信、そしてこの日の齊藤
若い投手が捕まってしまいましたが、これを経験として活かしてほしい。
さらに今後においては、時にはうまく勝負を避けたりしながら、
できるだけ相手のペースに持ち込ませずに、凌ぐこと。
そうしないと、ハマスタでは横浜に勝つことはできないでしょう。


ここに来ての連敗は、ほんと痛いですね。
広島がサヨナラ負けしたことで、1ゲーム差はそのままですが、
負け方のダメージとしては、こちらの方が大きいかなと。
ただこのまま3タテを喰らってしまっては、
せっかくの5連勝が全くのムダになってしまう。
とにかくここで食い止め、ナゴヤに戻ってほしいですね。
迎える第3戦、先発はプロ初先発の山内が濃厚。
若い投手だけに心配な部分もありますが、
とにかく自分の持ち味を発揮してくれればと。
そして打線はさらなる援護をこのルーキーにしてあげてほしい。
このままズルズルいかず、5割を死守してくれよと節に願います。


★プレーヤーズ・ボイス(13日)

●齊藤信介
<8回1死二塁から4番手で登板。
内川に適時二塁打、村田には逆転2ランを許す。
プロ初黒星を喫し、ガックリと肩を落とし>
「ボクの実力不足です。
あの場面(8回2死二塁から村田)は
(フルカウントからの)スライダーをボールにしなければいけなかった。
リリーフなので1点も取られちゃいけないのに…。力不足です」

<この夜は初めてリードした場面で
マウンドに上がったが、悔しい結果に>
「しっかり腕を振ろうと思ったんですが…」
(東京中日、サンスポ朝日新聞

●谷繁元信
<8回2死、フルカウントから村田に浴びた逆転弾。
ラストボールを悔いとともに振り返り>
「ボクは(前2球と同じ)ボールでいいと思って
要求しているけど、齊藤は『三振を取りにいきました』と…。
意思の疎通をしっかりやるべきでした」
中スポ

●吉見一起
<復帰2戦目は、5イニング1/3を2失点で降板>
「6回を投げきれなかったことが本当に悔やまれます…。
6回を投げきっていたら違う展開になっていたと思う。
でも前回よりよかった。
慌てず、攻めの投球ができたので、次につなげたいです」

<前回登板、7日の同じ横浜戦では、黒星こそ逃れたものの
主軸の3連続適時打と村田の一発に泣いた。
同じ過ちだけはしないと誓ってのこの夜のマウンド。
内川には2安打、吉村にもソロ一発を浴びたが、一度も連打を許さず>
「連打だけはされないように意識した」
中スポサンスポ朝日新聞

●タイロン・ウッズ
<3回、バックスクリーン左の場外に消える特大の32号3ランを放つ。
推定飛距離は150メートル表示された一発に満足げ>
「打ったのは、ストレート。
完ぺき。最高の手応えだったよ。
3ランだし、チームが勝つためのホームランになりそうだったから、
そのときはうれしかったよ」

<横浜スタジアムは場外弾を見られる数少ない球場。
06年8月3日には今回とは反対のスコアボードの右、
球場外の横浜公園の木に直接当てた一発を放っている>
「場外へ飛んでいったのは知ってたよ。最初じゃないからね。
横浜時代はけっこう打っていたんだよ」

<試合前、スタンドのファンからうれしい差し入れがあった。
スーパーのレジ袋いっぱいに入った大好物の炭酸飲料。
東京遠征の時には、自ら宿舎の売店に寄ってまとめ買いするほど、
その飲料が大好き。もらってすぐに1本飲み干した>
「うれしかった。打ったのはたまたまだったけど、
もらってそれに応えることができた」

<それでも勝利にはつながらず、残念がる>
「あの打席まで。負けたからね」

<これで5試合連続安打、調子が上向いてきたのは間違いない。
楽しみながらも、チームの勝利に貢献して、
クライマックスシリーズ出場を目指す思いは強い>
「毎日野球を楽しんでやってるよ。打ったときも、打てないときもね」
中スポサンスポ時事通信朝日新聞スポニチ名古屋ニッカン

●和田一浩
<逆転した直後の3回1死から四球で出塁すると、
中村紀洋の打席で二塁にスタートし、今季初盗塁。
完ぺきにモーションを盗んでいた上に、
暴投も加わって、一気に三塁まで進塁>
「サイン通りですよ。モーションも大きかったからね」

<これで11年連続で盗塁を記録。惜敗にも前を向いて>
「あしたも頑張ります」
(東京中日)

●高代野手総合チーフコーチ
<和田の今季初盗塁について>
「トラ(荒木)が出塁しているときと比べて
(投手の)モーションが大きかった。
和田は決して足は遅くない。
(西武にいた)去年だって7盗塁しているんだから」

<昨季はリーグ1位の83盗塁を記録したが
今年は一転、ここまで49盗塁。
チームの総得点が低迷していることに
少なからず影響したかもしれない>
「もっと和田や森野あたりに走らせられたら、よかったんだけれど」
(中スポ)

●荒木雅博
<31歳の誕生日を迎えて気持ちを新たに。
高代コーチらに『おめでとう』と祝福されて、
左翼席の中日ファンからはバースデーソングが。
笑顔でジョークを飛ばして>
「早いもんで荒木雅博も31歳です。
31歳になった感想は、疲れが抜けにくい年齢になったということかな。
悔いのないように頑張ります」

<誕生日は1安打3四死球。5回に美技を披露するなど
気を吐いたが、祝い星だけが手に入らず>
「試合に勝たないと…」
(中スポ、ニッカン

●森野将彦
<プロ12年目にして初の3割打者になるチャンス。
それでも無関心を装い>
「この先、けがをするかもしれないですからね。
3割は意識していません。
とにかく勝ちたい、チームのために打ちたいということです」

<あえて目標と口にしないのは『2度の離脱』があるから。
いまできることはCS進出に向け、打って打って打ちまくること>
「故障でいなかったときに迷惑かけましたからね。
復帰してこれからというときに五輪。
今年は迷惑をかけているという思いが強いんです」
(中スポ)

◆山内壮馬
<12日から1軍に合流したが、14日の第3戦に先発濃厚。
この日はキャッチボール、ダッシュと通常メニューをこなす。
1軍では中継ぎで3試合も、先発は初めてになる>
「(8月3日の出場選手登録抹消時は)
次投げると(右肩痛で)駄目になるかなという状態だったので、
(休んで)今は問題ありません。
1軍に上がって投げる機会があれば頑張りたいです」
(東京中日)


●落合監督
<序盤のリードを守りきれず、
終盤で救援陣が捕まり3連敗。再び勝率5割に逆戻り>
「見ての通りのゲーム。わかりやすいだろ? 
どうやって8回まで守るかっていうゲームだった」

<8回、一塁が空いた場面で村田と勝負した場面も、
村田を歩かせて次の吉村と勝負という手もあったが、
非常に歯切れの悪い言葉だが、そこに苦しみもうかがえる>
「しょうがない。打たれる時はある。
吉村なら確実に抑えられるかっていえば、そうでもないんだけど…。
結果論で言っちゃいかんけど、確率からいえば
どっちかというと考える余地はあるんじゃないかな」
中スポサンスポ時事通信朝日新聞
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(13日)

◆プロ・アマ交流試合
中日-Honda鈴鹿
(13日・ナゴヤ球場)
 ホ 000 000 000 =0
  D 210 020 00× =5
[D本] 藤井
[D投] 中田、高江洲、赤坂
日本野球連盟公式HP

【得点経過】
1回ウラ、2死二、三塁、堂上剛裕遊撃内野安打(D 1-0 ホ)
さらに2死一、三塁から中村一生右前適時打(D 2-0 ホ)
2回ウラ、2死から藤井中越えにソロ本塁打(D 3-0 ホ)
5回ウラ、1死二塁から代打・柳田が右越え適時三塁打(D 4-0 ホ)
なおも1死三塁から新井の中犠飛で追加点。(D 5-0 ホ)
先発・中田は5イニングを2安打7奪三振無四球無失点。
6回以降、高江洲-赤坂と繋ぎ、5-0で完封勝利。


○中田賢一
<左ひざを負傷し、2軍調整中。
プロ・アマ交流戦のHonda鈴鹿戦に先発。
5イニングを2安打7三振無四球の無失点。
非の打ちどころがない投球で完全復調をアピール。
自分の評価に厳しいが、この日の投球には納得顔>
「全体的にすごくよかった」

<前回登板時でカウントを悪くした投球を反省・
投手有利なカウントにすることをテーマにしたマウンドで、
打者18人中10人に初球ストライク。
全体でも59球中43球がストライクだった>
「コントロールに気を付けて投げました。
どんどんストライクを先行していこう、と。
今日の(投げた)感覚として、(状態を)もう少し上へ上げられそう。
前回より少しだけ段階上がったかな。いつになくいい形で投げられました」

<1軍復帰登板を視界に入れて>
「全体的にバランスよかった。でもまだまだです。
上(1軍)のゲームでしっかり投げてかないと…」
公式ファーム中スポ

○小林2軍投手コーチ
<この日の投球で中田の1軍復帰の準備は整ったと判断>
「ボールも安定してた。
左ひざの方も不安は払しょくできたんじゃないかな。
もう大丈夫だと思うよ。後は上(1軍)の指示待ちだね」
中スポ

○藤井淳志
<2回のバックスクリーン左への特大本塁打を含む
4打数2安打1打点と、この日も打撃が好調。
ウ・リーグではここ2試合で
8打席連続出塁を記録するなど、打ち出の小づち状態>
「力をあまり入れなかったですが、良く飛びました。あの打ち方ですよね。
調子いい時に無意識にできていたことが、
2軍でいろいろ試しながらやっているうちに、意識してできるようになった。
準備がしっかりできるようになったし、相手との距離もうまく取れるようになった」
公式ファーム、中スポ)


今週末はナゴヤ球場でプロ・アマ交流試合を行うファーム
その初戦、11月の社会人日本選手権に出場が決まっている
Honda鈴鹿(三重)との一戦は、5-0で完封勝ちを収めました。

その一戦に先発したのが、
左ひざを負傷して2軍調整中の中田賢一
実戦復帰2戦目のマウンドとなりましたが、
5イニング、59球を投げ、2安打7奪三振の無失点。
直球もMAX148キロを計測し、フォークなど変化球のキレも良好。
さらにストライク先行で無四球という『良馬』ぶり
本人も納得の好投で、完全復調をアピールしたもよう。

ひょっとしたら、きょう14日の横浜第3戦
1軍に復帰してくるのではと思っていましたが、
ブルペン投球の調子などが良くなく、
未だにナゴヤでの調整が続いていた背番号20
ただこの日の様子からすると、そろそろという感じでしょうか。
CS進出へ正念場を迎えている1軍だけに、
『暴れ馬』の復調は、うれしい限り!
来週末の広島3連戦あたりを楽しみにしたいところです。

2008年9月13日 (土)

清水昭信男弾に屈す、散々竜移動日ゲーム完敗。

山本昌が痛恨の被弾、後続も捕まってしまい、
連勝が5でストップしてしまったドラゴンズ
この日からは、9連戦の2カード目。
横浜スタジアムでのベイスターズとの3連戦。
その初戦、前回の対戦でプロ初完投勝利した清水昭信
先発に立てたものの、2回に連続適時打で先制を許すと、
5回には村田に痛恨の2ランを浴び、4失点で降板。
その後も一発攻勢で加点する横浜に対し、
打線は10安打を放ったものの、捕逸によるわずか1点のみ
移動日ゲームは攻守に精彩を欠き、見事な完敗となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 18回戦
(12日・横浜スタジアム | 中日12勝6敗)
10474人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜 ×
[敗] 清水昭信(8試合2勝1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
清水昭信、小林、齊藤、平井、長峰 - 田中、小田

【ゲームレビュー】
横浜の一発攻勢に沈み、連敗
1点差の5回、清水昭信が無死二塁から
村田に左へ2ランを浴び、突き放された。
6回には小林代打・鈴木尚に今季初アーチを許し、
7回には平井村田、吉村に連続ソロを打たれた。
打線は1回1死満塁で和田が遊ゴロ併殺打。
4回に相手バッテリーミスで1点を返しただけ。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
1回、横浜先発・ウッドの立ち上がりを突き、
先頭・森野が外へのボールにちょこんと当てるヒットで出ると、
荒木も続き、二塁ベース寄りの内野安打で無死一、二塁。
さらにイ・ビョンギュの二ゴロでそれぞれ進塁すると、
ウッズが敬遠気味の四球で、1死満塁と先制のチャンス。
しかし和田が初球、真ん中高目のストレートを
積極的に叩くも、ボテボテの遊ゴロ。
6-4-3と渡ってしまい、ダブルプレー。
大きなチャンスで1点も奪えず、ウッドを乗せてしまう。

ドラゴンズ先発は、中5日で清水昭信
前回登板では横浜相手プロ初完投勝利をマーク。
今回も同じ田中とのバッテリーで臨んだが、
立ち上がり、1死から石井琢朗にライト前に落ちるヒットを許すと、
続く内川にも外へのストレートをライト前へ。
さらに村田に対しては、尻に死球をぶつけてしまい、満塁。
表のウッド同様いきなりのピンチを迎えたが、
吉村を外角高目のスライダーで空振り三振に取ると、
続く佐伯もフルカウントから内への150キロストレートで空振り三振。
でねじ伏せ、最初のピンチをゼロで凌ぐ。

しかし2回ウラ、再び捕まる清水昭信
先頭・金城に外へのフォークをライト前に運ばれると、
1死からウッドが送って、2死二塁。
ここで迎えるは、トップにかえって石川
初球、外角低目のフォークを弾き返されると、
打球はセンター前へのタイムリーヒット。(0-1)
積極的に振ってくる横浜に先制を許すと、
なおも2死二塁から、石井琢朗にはこれまた初球、
甘い外へのストレートをライト前へと運ばれるタイムリー。(0-2)
力みもあってか、ボールが高目に浮くところを叩かれ、2点を失った。

4回、先頭のウッズが初球、内へのストレートを叩き、
三塁線を抜いていくツーベースで出ると、
和田は初球、中へのカーブを打ち損じて一塁フライ。
しかし中村紀洋が痛烈にセンターへ抜いていくヒットで繋ぎ、1死一、三塁。
続くデラロサの初球に横浜バッテリーミス
外角低目のスライダーを捕手の武山が捕り損なってパスボール
労せず得点を奪い、1点差に詰め寄る。(1-2)
なおも1死二塁と、同点へのチャンスは続くが、
デラロサが内へのスライダーに空振り三振に倒れると、
続く田中は敬遠されて、2死一、二塁。
投手の清水昭信との勝負となったが、
2球目、内角高目のストレートを打ち上げてしまい、三塁フライ。
パスボールでの1点のみで、あと一押しができず。

4回ウラ、清水昭信の制球がやや乱れ、
先頭・金城に死球を与えると、続く武山に送られ二塁へ。
ウッドを三振に取ったものの、
石川には慎重になったか、四球を与え2死一、二塁。
続く石井琢朗に外へのストレートを叩かれると、
あわや左中間をぬけるかという当たり。
しかしセンター・森野が背走し、最後は腕を伸ばしてキャッチ。
ファインプレーによって、清水昭信が救われる。

5回、2死からイ・ビョンギュが四球を選ぶと、
続くウッズの2球目に、ウッドがワイルドピッチ。
労せず二塁へと進むと、カウント1-3からの5球目、
内へのストレートを弾き返し、一、二塁間を抜けていくヒット。
イ・ビョンギュが三塁を回り、一気に本塁を突くも、
ライト・吉村の好返球と武山のブロックの前にタッチアウト
憤死してしまい、ここも得点を奪えなかったドラゴンズ
対するウッドは拳を強く握ってのガッツポーズ。

決して調子が良くないながらも踏ん張る清水昭信
しかし5回ウラ、先頭・内川に初球、ライト線に落とされ、ツーベースを許すと、
続く村田に対しては、勝負を避け気味か、カウント0-3に。
しかし外へのストレート2球でストライクを取り、
フルカウントまで戻したものの、
6球目、勝負球のスライダーが甘く内角中寄りに…。
スライダー狙いの村田に逃さずフルスイングされると、
完ぺきに捉えられた打球は、なんとレフト上段へ!(1-4)
「ごちそうさま」の談話のごとく、
貫禄の違いを見せつけれた2ランホームラン
バッテリーの若さが出てしまい、手痛い追加点を奪われた。

3点ビハインドとなったドラゴンズ
ますます乗るウッドの前に、和田、中村紀洋と内野ゴロで早々2アウト。
しかしデラロサが中に入ったスライダーを叩き、左中間へのツーベース。
反撃への糸口を掴み、田中には代打・平田が送られたが、
ここで痛すぎる走塁ミスが発生。
カウント0-1からの2球目に、ウッドが二塁へけん制。
しかし逆をつかれたデラロサは戻れずにタッチアウト。
ガックリと凹んでしまい、orz状態デラロサ
再三の拙攻を重ねてきたが、これが決め手にとなり、
ゲームの流れが完全に横浜へと傾いた。

6回ウラ、いったんマウンドに上がった清水昭信
しかしウッドの代打に左の鈴木尚が告げられると、
森コーチがボールを持ってマウンドへ。
左キラーの小林へとスイッチする。
ところが昨日の今日でショックが癒えなかったか、
小林がカウント2-1と追い込みながら、痛恨の失投。
4球目、スライダーがまさかのど真ん中に。
完ぺきに振り抜かれると、打球はライトスタンド一直線。(1-5)
鈴木尚に今季初アーチを献上。さらに点差が広がった。

7回、横浜2番手・牛田から、
先頭・小田があわやホームランかいう
レフトフェンス直撃のヒットで出塁すると、
1死から森野の二塁フライを石川が落球したものの、
スタートが遅れた小田が二封され、走者が入れ替わる。
それでも荒木が外へのフォークをレフト前に運び、2死一、二塁。
イ・ビョンギュを迎えたところで、横浜ベンチが動き、3番手・横山にスイッチ。
同じ右のフォークボールピッチャーが出てきて、
攻略のチャンスもあるかと思われたが、カウント2-1からの4球目、
外角低目のフォークにビョンのバットが空を切り、三振。
ドラゴンズにとっては、これがこの日最後のチャンスとなった。

8回、4番手・平井が捕まってしまい、
代わり端、村田にカウント1-1からの3球目、
内へのフォークを詰まりながらもレフトへ運ばれると、
パワーが勝ってしまい、最前列へ飛び込むホームラン。(1-6)
2打席連続の一発を浴び、ダメを押されると、
続く吉村にはカウント1-1からの3球目、
外へのフォークを真っすぐ弾き返され、
センターバックスクリーンへ一直線。(1-7)
二者連続の本塁打でトドメを刺され、まさに万事休す。
投げてはベイ打線一発攻勢に屈し、4本塁打で7失点。
一方打っては10安打を放つも、
得点はパスボールでの1点だけという拙攻
投打に精彩を欠いて、前週3タテした横浜見事な完敗
貯金が再び1となり、4位・広島との差も1ゲームに縮まった。


ゲンさん、やられた…。前夜の巨人戦で連勝が5でストップ。
移動日ゲームとなったこの日、
相手は前週3タテした横浜
今回もと臨んだものの、
そうはうまくいかないのが野球。
相手のホームで
見事にやり返されて、
投打にいいところなしの完敗
あまりの展開に
呆れかえってしまい、久々に
「早く終わんねーかな」と思ってしまいました。

振り返れば、初回の1死満塁で1点も入らなかったことで
このゲームの流れは、ほぼ決まってしまったような。
それにしても打線がここぞで繋がりませんでしたね。
これまでカモにしてきたウッドに封じ込まれ、
得点は相手バッテリーミスからのわずか1点のみ。
さらに5回にはビョンが果敢に本塁へ突くも憤死。
続く6回にも、デラロサがまたもやってしもたの走塁ミス。
相手をこう何度も助けてしまっては、
自分らのペースに持ち込むことは不可能でしょう。
まあミスに関しては、反省しないといけないですが、
とりあえずはこの悪い流れを引きずらないことが大事。
ガツンとやられましたし、切り替えにはちょうど良いかも。
気を引き締め直して、次戦以降臨んでほしいところです。

一方投手陣は、先発・清水昭信
5イニング、83球を投げ、8安打4奪三振3四球で4失点。
2回に初球を連続して突かれ、2点を先制されると、
5回には、村田にまさに狙い打ちの2ランを被弾。
前週プロ初完投を果たした横浜打線に、
モノの見事にリベンジされてしまいました。
まあこれに関しては、ある意味想定内のこと。
やはり相手もプロですし、2週連続で勝てるほど甘くはないもの。
打者にも前回の残像があるでしょうし、当然研究もしてくる。
その上で前回に比べ、ボールが来てなければ、
打たれてしまうのは、致し方ないところ。
まあ田中も含め、今回の黒星が勉強になってくれればいいなあと。
反省できる部分はしっかり反省して、
次回は自分の持ち味を発揮しての好投を願います。


5連勝のあと、2連敗
まさか連勝疲れということはないでしょうね。
せっかく3位争いから抜け出せるかと思いきや、
広島がピタリと付いてくるのが、困りもの。
ハマスタでは3連敗となり、甲子園、神宮と、
ここ最近ビジターでなかなか勝てないようですが、
そうは言われても、ここは1つ取って貯金を死守してもらわないと。
第2戦の先発は、中5日で吉見が濃厚。
3連休の初日でもありますし、昨夜よりはレフドラも埋まるでしょう。
その声援を力に変えて、「内弁慶」と揶揄されないよう雪辱を期待します!


★プレーヤーズ・ボイス(12日)

●清水昭信
<5イニングを8安打4失点、プロ初黒星を喫する>
「ボールはまあまあだったと思います。でもコントロールが…。
低めを意識したんですが、そこにいかなくて…。
修正できなかったのが悔しいです。
やりづらさ? うーん、相手も研究してくるのは分かっていました。
でも自分の問題なんです」

<痛恨の1球が5回無死二塁で村田の2ラン。
フルカウントからのスライダーを完ぺきに左翼席まで運ばれ>
「村田さんの一発が悔いが残ります。
ワンバウンドのボール球でもよかったのに…。
何であんなところに入ったんだろう」
中スポ共同通信社時事通信毎日jpニッカン

●小林正人
<2番手として登板した6回、代打・鈴木尚に
右翼スタンドへ一発を突き刺される。
左打者に本塁打を浴びるのは、昨年4月1日の東京ヤクルト戦で
青木に許して以来。痛い追加点に肩を落とす>
「カウント2-1だったので、もう少し外してもよかったのですが…」
(東京中日)

●平井正史
<7回から登板。村田、吉村に連続本塁打を許す。
フォークが甘くなっての連弾にガッカリ>
「落ちなかった。2発目も同じところに投げてしまった。
ボールになるように投げないといけないのに」
(東京中日)

●和田一浩
<前夜は3打数3安打だったが、この日は一転4打数無安打。
1回1死満塁の好機では遊ゴロに倒れるなど、ウッド攻略に失敗。
主軸としての責任を果たせず、申し訳なさそう>
「(球の)軌道とかは分かっていたが、自分のミス…。
積極的にいかないといけないので、打っていったのですが…。
タイミングが取れませんでした」
(東京中日、サンスポ

●タイロン・ウッズ
<2安打を放ち、ただ1人ホームを踏む。
今季3勝とカモにし、主力のほとんどは
打ち込んでいたウッドに白星を献上したことに>
「そうすごい投手ではないんだよ。
外国人に特有のムービングボール、特にシュートだね。
自分は常にどう攻められるか考えて打席に入っている。
みんなもいつもはやっているんだよ。
でも、きょうだけはそれができていなかったのかもしれないな」
中スポ

●英智
<9回に代打で登場し、左前打を放つ。
3日に1軍復帰してから、初めての安打となったが、
チームが負けたことで、あまり喜ぶことはできず>
「勝ったときに打てれば良かったんですけどね。
1本打てたのは良かったです」
中スポ

●平田良介
<6回に代打で登場したが、何もしないままに打席が終わる。
カウント0-1のとき、二走・デラロサがけん制で刺されてチェンジ。
代わって小田が守備に入ったため、記録なしに>
「アレッという感じでした」
(東京中日)

●高代野手総合チーフコーチ
<打線の拙攻に、まゆをひそめ>
「1回の満塁だけじゃない。
6回2死二塁でのデラロサのけん制死だよ。
代打に平田を起用しているのに…。
リードが大きいから刺されるぞ、とあれほど注意したのに」
スポニチ名古屋デイリー


◆齊藤信介
<試合前、高松一高の大先輩・中西太氏の元へ駆け寄り>
「あいさつしました。お会いするのは2回目ですかね。
偉大な先輩です。中西さんが高校の先輩であることは、
高校にいたときから知っていました」

<高松一高出身のプロ野球選手は
他にもいるが、最近では自分しかいない>
「後輩が県大会で優勝(06年秋)してますけど、
盛んというほどではないですね。
ぼくらのときは1日7時間授業があったから、
野球をやってる暇なんてなかったですよ」

<この日は6回2死から登板し、内川を三ゴロ。
首脳陣、大先輩の期待に応えるために1軍で結果を出していく>
「中西さんから『これからもずっと見てるからな』と
言われてうれしかったです」
(中スポ)

◇中西太
<高松一高の後輩・齊藤とケージ裏でしばらく会話。
途中では横手投げのジェスチャーも交え>
「ここ2、3試合、彼の登板を見ていたから、
気づいたことをアドバイスしてあげたんだよ。
きのう(11日・巨人戦)はラミレスにいいスライダー投げてたね。
齊藤は孫みたいな年やもんね。
高松一高を出た野球選手は少ないから頑張ってほしいね」
(中スポ)

◆岩﨑達郎
<試合前の遊撃守備で落合監督の指導を受ける。
ノックで6-4-3の併殺プレーを練習中に、
背後に立った落合監督から足の運び方を何度もアドバイスされ>
「僕の場合、ゴロを回り込んでとりにいく癖があった。
監督に『もっと直線的に動くように』と言われました」
ニッカン

◆山内壮馬
<この日1軍に再合流。
14日の横浜戦でのプロ初先発が予想される。
一時は右肩の不調を訴えていたが>
「今はもう大丈夫です」
(東京中日)

◆中田賢一
<14日の横浜戦先発も考えられたが、名古屋に残留。
今週2度目のブルペンに入ったが、不満げ>
「まだまだです。直球が思ったように投げられていない」
名タイ

◆高橋2軍投手コーチ
<この日、ナゴヤ球場で2度目のブルペン投球。
捕手を座らせカーブを交えて60球を投げ込んだ川上について。
川上自身は無言だったが、表情は明るく近日中にも復帰しそう>
「カーブはベース板にきていないし、真っすぐはシュート回転している。
(復調は)まだまだってところじゃないですか。
ちょっとはピッチが上がってきている。あとは本人次第」

<11日のサーパス戦で復帰後3試合目の先発マウンドに立ったが、
2回途中で危険球退場した朝倉について>
「感覚のずれが相当なようだ。時間がかかりそう」
(中スポ、ニッカン名タイ

●森バッテリーチーフコーチ
<川上、朝倉、中田の3人の名前の頭文字を取って
苦悩の表情を浮かべる>
「『3K』がいないから、今いるメンバーで頑張らないと」
名タイ


●落合監督
<投手陣が横浜の一発攻勢に沈み、連敗。
4位・広島とのゲーム差は再び1になる。
3時間10分の完敗劇。試合後のコメントがすべて>
「きょうの試合は最悪だったな。
(就任)5年目にして最悪。見てりゃわかるだろ」

<5イニング4失点KOの先発・清水昭信について。
ジョーク交じりに皮肉を口にした後、『メッセージ』を>
「だから持ち上げるなと言ったじゃないか。
(マスコミが)その気にさせるから。お願いしたのに。
そう簡単には勝てないよ。
村田の2ラン? それ以前の問題。己を分析しないと。
いい勉強にするか、これで沈んでいくかは自分次第だよ」
中スポ12共同通信社毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

2008年9月12日 (金)

山本昌痛恨の逆球、残念竜2カード連続3タテならず。

打線が繋がり大爆発、今季最多の11得点
巨人を連破し、5連勝と上昇気配のドラゴンズ
2カード連続3タテを目指すべく迎えた、
ナゴヤドームでの巨人との第3戦。
14勝のグライシンガーと、11勝の山本昌という
両軍勝ち頭の投げ合いは、
同点で迎えた7回に、山本昌阿部に痛恨の被弾。
勝ち越しを許してしまうと、8回、1死満塁とチャンスを作るも、
打線があと一歩攻めきれずに悔しい敗戦
連勝が5で止まってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 21回戦
(11日・ナゴヤドーム | 中日12勝9敗)
33348人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日
[敗] 山本昌(20試合11勝5敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
山本昌、齊藤、小林、平井 - 谷繁

【ゲームレビュー】
山本昌が終盤に痛い一発を浴びた
同点に追いついた直後の7回無死一塁から、
阿部に右へ勝ち越し2ランを許した。
8回には四球からピンチを招き、3番手・小林
高橋由伸に適時二塁打され、追加点を奪われた。
打線は5回と9回を除いて毎回先頭打者が安打で出塁。
8回は1死満塁の好機を逸した。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ先発は、中5日で山本昌
今季巨人戦負けなしのベテランに6連勝を託す。

1回、今季初一番のに初球、真ん中高目のストレートを
積極的に叩かれ、左中間へのツーベース。
いきなり出鼻をくじかれると、
続く木村拓也に四球を与えて一、二塁。
さらに小笠原の一塁ゴロが進塁打となり、1死二、三塁。
ここで迎えるは、4番・ラミレス
カウント1-1からの3球目、
内へのストレートを取ってもらえなかった山本昌
それでも4球目、真ん中低目のスクリューでボテボテの三塁ゴロ。
打ち取ったかに見えたが、高いバウンドが影響。
捕った中村紀洋はバックホームも出来ず、
一塁へ送球するも、間に合わず内野安打に。
アンラッキーな一打で、先制を許す。(0-1)
なおも1死一、二塁と走者を背負う山本昌
しかし高橋由伸を外へのスライダーで1-6-3のダブルプレー。
にしては不安定だったが、1失点のみで食い止める。

巨人先発は、ハーラートップ14勝のグライシンガー
1回ウラ、先頭・森野が初球、真ん中高目のカットボールを
積極的に叩いて、ライト前に落とすヒット。
続く荒木が送って二塁と、同点のチャンス。
表の巨人と同じような攻めを見せたが、
イ・ビョンギュは内へのストレートに詰まり三塁フライ。
ウッズも外へのチェンジアップを引っかけ三塁ゴロに倒れる。

2回、先頭・坂本を四球で出した山本昌
しかし続く阿部を外へのストレートで6-4-3のダブルプレー
まさにおあつらえ向きの一打でピンチを未然に防ぐと、
4回も先頭・小笠原にライト前に持って行かれるも、
続くラミレスを初球、真ん中低目のスクリューで5-4-3のゲッツー
好調ではないものの、粘りの投球でゼロを重ねていく。

一方打線は、毎回のように先頭打者が出塁するも、
要所を締められてしまい、得点に結びつかぬありさま。
2回ウラ、2死一、三塁とチャンスを作るも、
山本昌が当てただけの三塁ゴロに倒れてしまうと、
続く3回ウラは、1死三塁でビョンが遊飛、ウッズが三振。
さらに4回ウラも、2死一塁で谷繁がセンターフライ。
グライシンガーの術中にまんまとはまって、ゼロ行進。
さすがは両軍勝ち頭の投げ合い。
ある意味ガマン比べの展開で、ゲームは中盤へと進む。

5回ウラはこの日初めて三者凡退に取られたドラゴンズ
しかし6回ウラ、先頭のイ・ビョンギュ
外のチェンジアップを弾き返し、一、二塁間を抜くヒットで出ると、
続くウッズが初球、外へのカットボールを
バットを折りながらも、ライト線へと落とすヒット。
ビョンは三塁へと進み、一打同点のチャンス。
ここで迎えるは、この日2安打の和田
最低限でも1点は望める場面。
期待に応えカウント2-1からの4球目、内へのストレートを叩くと、
左中間へ飛距離十分の犠牲フライ。(1-1)
6回にして、ようやく同点に追いつく。

得点が入ったことで、動き始めたゲーム。
6回を終え、77球という山本昌
しかし7回、先頭・坂本に外へのスクリューを
ライト前に落とされ、出塁を許すと、
続く阿部のカウント1-2からの4球目にまさかの逆球
ストレートが谷繁の構える外角ではなく、甘く真ん中低目に…。
思い切りすくい上げられると、打った瞬間という打球は、
高々と上がり、そのままライト上段へ飛び込む2ランホームラン。(1-3)
打球を見送ると、思わず天を仰ぎガックリ山本昌
持ち味の制球が乱れてしまい、勝ち越しを許すこととなった。

2点ビハインドとなったドラゴンズ
それでも諦めずにグライシンガーを攻め込み、
7回ウラ、先頭・谷繁が三塁のグラブを弾くツーベースで出ると、
山本昌はそのまま打席へ向かい、送りバントで三塁へ。
ここで迎えるは、この日2安打の森野
初球、外角高目のストレートをきっちり弾き返すと、
レフトへの犠牲フライ。(2-3)
しぶとく点差を詰めて、相手にプレッシャーを掛ける。

7回の打席にも立ったことで、山本昌はそのまま続投
しかしもはや精根尽きたか、8回、1死を取ったものの、
続く小笠原には制球が定まらずに、ストレートの四球。
ここで落合監督がマウンドへ向かい、投手交代。
結局この日は、7イニング1/3、ちょうど100球を投げ、
8安打4奪三振3四球で3失点(結果4失点)。
粘りを見せたベテランだったが、やはり阿部の一発が痛かった

代わって2番手で登板は、前夜プロ初勝利の齊藤
1死一塁でラミレスを迎え、初球スライダーが
甘く入ったものの、打ち損じてくれてのレフトフライ。
何とか2死まで持ち込むと、、左の高橋由伸を迎えるということで、
ベンチが動き、3番手・小林にスイッチ。
今季まだノーヒットと相性の良い左キラーに、
この場を託したが、この日の出来が今ひとつ
3球目に、小笠原の代走・鈴木尚広に二盗を許すと、
続く4球目、スライダーが浮いたところを叩かれてしまい、
右中間を大きく割っていくタイムリーツーベース。(2-4)
想定外の失点を喫したことで、流れが巨人へ傾いた。

8回ウラ、100球を越えたグライシンガーだがそのまま続投。
しかし先頭、イ・ビョンギュが低目のチェンジアップを叩き、
センター前に持って行くヒットを放つと、
ウッズは遊飛に倒れたものの、
和田が外角高目のチェンジアップに詰まりながらも、
しぶとくライト線へと落とすツーべース。
技を超越した一打で、1死二、三塁と同点へのお膳立てをする。
ここで巨人ベンチグライシンガーを諦め、継投策に。
しかしセットアッパーを挟まず、
そのままクローザーのクルーンに直結。勝負を懸けてくる。

ところが中7日と間隔が空いていたからか、
クルーンの制球定まらず、
中村紀洋がストレートの四球を選び、1死満塁
大チャンス到来で、今度はドラゴンズベンチが勝負をかけ、
代打の切り札・立浪を投入。
早々2ストライクと追い込まれてしまったものの、
そこからストレート、フォークに食らいつき、粘る立浪
何とか繋いでもらいたいところだったが、
カウント2-1からの8球目、
外角低目に154キロストレートがズバッと
バットが出ずに、見逃し三振に倒れてしまうと、
続く谷繁も153キロストレートに詰まり、一塁ファウルフライ。
クルーンのパワーピッチに封じ込まれ、万事休すのドラゴンズ
またぎとなった最終回も、2死から荒木が四球を選んだものの、
イ・ビョンギュが外へのフォークに空振り三振に倒れ、ゲームセット
終盤の反撃及ばず、6連勝を逃したドラゴンズ
粘りを見せていた山本昌は、今季巨人戦初黒星となる5敗目
またこの日勝った4位・広島とのゲーム差が、若干詰まって2ゲームに。
天敵にまたしてもやられ、2カード連続の3タテはとなった。


2カード連続3タテをもくろみ、ローテの軸である
昌さんを立てて、臨んだ一戦でしたが、
終盤7回、その昌さん阿部痛恨の被弾
その後、グライシンガーを攻め込みはしたものの、
反撃及ばすに、連勝ストップ
まあ巨人もこれ以上は負けられないでしょうし、
こちらもそろそろ負けどきではあったものの、
実際に負けてしまうと、やはり悔しいですね。
毎回のように走者を出し、畳み込めそうな気がしながらも、
グライシンガーの緩急ついた投球の前に、残塁の山
得点もタイムリーではなく、犠牲フライ2つによるものでしたし、
またしても「天敵」に抑え込まれてしまったなと。
序盤のチャンスをひとつでも活かせれば、
もっと楽な展開にできたかと思うと、残念な気もしました。

痛恨…。粘投及ばず、
巨人戦今季初黒星となった昌さん
今回の登板に関しては、
あの1球でしょうね。
立ち上がりから、
苦しい投球となりましたが、
それでも凌いで、
スミ1で抑えていた。
ようやく同点に追いついてもらった
直後の7回、さあこれからというときに、
制球が乱れてしまい、
やってはいけない一発での失点
昌さん自身にとっても、まさに悔いが残る1球となったでしょう。
ただとりあえずは反省材料として、次に繋げることですね。
おそらくクライマックスシリーズに進出できれば、
今季3勝1敗の巨人戦での登板は考えられるでしょう。
その時にしっかりとリベンジできるよう、調整してほしい。
たかが1つの負けでは、粘投のベテランを誰も責めません。
今回は惜しくも「連勝ストッパー」となってしまいましたが、
次、そして今後の勝負どころでは、好投を見せてほしいです。


それにしても、連勝を伸ばすというのはやはり難しいなと。
ただここで止まってしまい、これからまた黒星続きというのは
ぜひとも避けてもらいたいですね。
9連戦の2カード目は、ハマスタへ移動しての横浜との3連戦。
前週の対戦では、3タテを喰らわせはしたものの、
あくまで油断は禁物
きっちりとチャンスを活かし、白星を重ねてほしい。
先発予想は、清水昭信-吉見
そしてもう1人(中スポ予想は中田)という感じでしょうか?
もしかしたら第3戦雨かもしれませんが、
お得意さまのベイ相手にしっかりと稼いでもらいたいもの。
その初戦、移動日ゲームとなりますが、
しっかりと気持ちを切り替えて、
再び連勝への足がかりとしてほしいと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(11日)

●山本昌
<7イニング1/3を投げ、8安打4失点。
7回無死一塁、阿部に痛恨の決勝2ランを被弾。
今季、対巨人戦初黒星で12勝目を逃す>
「ホームランと最後まで投げきれなかったことに悔いが残ります…。
よく粘れた? きょうは調子よくなかったし、そうかもしれないね。
でも、あそこでホームランを打たれちゃ…。悔いが残ります。
あのホームランはアカンね。逆球になってしまった。
せっかく同点にしてもらった直後だったのに。
あの回(8回)までせっかくいったんだから。
また気を取り直して、次ですね。頑張ります」
公式写真中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

『阿部君への失投ですべてが終わりましたね。
連勝を止めてしまって申し訳ない。
ただ、投げる感触は悪くないので
また次に向けてしっかり調整します。』

(『山本昌公式ホームページ』より引用)

●都スコアラー
<調子が悪くても、試合をしっかりとつくれる
山本昌の『修正術』について>
「彼独特のチェックポイントがあって、
それを調整すれば試合中でも修正してしまうんだ。
いろいろポイントはあるようだが、
この前の巨人戦(8月24日、東京ドーム)で完投した時は
『バランスが崩れていたからそれを直したら良くなった』と言っていたよ。
もともと調子の波は少ない投手。中4日、5日と変わっても平気。
いつも勝てるわけじゃない。
悪くても修正がしっかりできているから
ちょっと負けても心配することはない」
名タイ


●小林正人
<8回途中から登板したが、最初の打者・高橋由伸に
右中間適時二塁打を浴び、4点目を許す。
これまでは7打数無安打と封じていたが、初被安打が痛い一打に>
「もっと際どくいって良かったんじゃないかということは
森(バッテリーチーフコーチ)さんにも言われました。
盗塁されて一塁が空いていましたから
(四球でもいいと)割り切って投げるべきでした。
あそこで割り切って投げられませんでした。
スリーボールにしたくない気持ちの方が大きかった。
この経験を次に生かして頑張りたいです」
(中スポ、名タイ

●立浪和義
<8回1死満塁、代打で登場して見逃し三振に倒れる。
最後の8球目、見送った外角低目ギリギリの154キロはストライク。
最大の逆転チャンスを逃し、試合後も悔しがる>
「その前のファウルした外の真っすぐを
何とか(フェアゾーンに)入れないといけなかった。
あそこは真っすぐ1本で腹くくっていかなアカンけど…。
大事なところで三振はアカン」
中スポ

●和田一浩
<6回無死一、三塁、左翼に同点犠飛を放つ>
「1点ビハインドだったので
最低でも三塁ランナーをかえしたいという気持ちが、
あのような結果になったと思います」

<これまで9打数1安打と苦手としていた
グライシンガーからこの日は3安打と1犠飛で1打点>
「(グライシンガーとの)対戦成績が悪いのは知っていました。
でも、きょうはいつもより(ボールが)切れていなかったんじゃないですかね。
前に対戦したときとはイメージが違った。まあ、楽にはなりましたね。
自分にとってはいい結果が出たが、
チームの調子がよかったので何とか勝ちたかった」
公式写真中スポサンスポニッカン

●森野将彦
<この日の対グライシンガーは3打数2安打1犠飛。
打率.625というお得意さまの『攻略法』の一端を披露>
「とにかく早いカウントからいかないと打てない。
(カウント2-2からの3回の)二塁打はたまたま」
中スポ

●イ・ビョンギュ
<この日2安打で13打数5安打。
グライシンガーとの相性の良さを継続>
「たまたまだと思うよ」
中スポ

●谷繁元信
<試合前、黙々とバント練習に取り組む。
前日の巨人戦でバント安打を決めた
森野とすれ違うとライバル心をメラメラ>
「負けてられない」
ニッカン

●齊藤信介
<前日の巨人戦でプロ初勝利。
試合後から次々とお祝いが殺到。うれしい悲鳴を上げる>
「メールが50通くらいきました」

<しかも律儀にすべてに返信したという。
笑いながらも、ちょっと悔しがり>
「清水(昭信)には80通もきたらしいですからね。勝てなかったですね」
(東京中日)

◆チェン・ウェイン
<北京五輪から復帰して3試合に先発し、未勝利ともがく。
この日は黙々とランニングで体力強化を>
「1試合、1試合、よくはなっているけど、
同じではいけないので何かやっていかないといけない」

<五輪では調子が悪かったが、
本来の能力をメジャーのスカウト陣は評価。
その資質の高さは北京のネット裏でホットな話題になっていたという。
小さいことからメジャー指向が強く、評判はうれしいことだが>
「自分なんか、全然ダメです。
今は中日でやることしか考えられないです」

<契約更改はオフの作業だが、
来年も中日で投げる自分の姿を見ている>
「やっと1軍で投げられようになったばかり。
今は1軍で投げるのが楽しいです。
まだ先発としての調整がちゃんとできていないし、
今年しっかりやって、そして来年、1年間先発として
しっかり投げられるようになりたい」
(中スポ)

◆中田賢一
<現在、2軍調整中。
一躍、時の人となった女子ソフトボールの上野由岐子投手。
中日と交流が深く、金メダルを喜ぶ関係者は多かったがその1人>
「上野さん、すごいですよね」

<この男、ソフトボールにはちょっとうるさい。
元ソフトボーラー。小学生の5、6年のときは投手だった>
「キャンプでも見ました。
あのスピードで変化球も投げるんですよね。
スライダーとか、どうやって投げるんですかね…」

<同い年で同じ福岡県出身。
上野さんは少年ソフトボールチームに所属し、有名な投手だったという>
「(対戦したことは)ないです」

<それでも野球選手は負けず嫌い>
「ボクもけっこう球は速かったんですよ。その地区では」
(中スポ<ドラ番記者>

◆井端弘和
<右ひざじん帯損傷でリハビリ中。
前日に続いてキャッチボール、ウエートトレで汗を流す。
足を引きずりながらも表情は明るく>
「(報道陣から)見えているのはこれだけですけど、
陰でいろんなことをやっているんですよ」
(東京中日)


●落合監督
<打線つながらず5連勝でストップ。
連敗も、連勝も山本昌で止まったが>
「嫌なこと思い出さすな。
ああいうこと(昨年、連勝ストッパーとコメント)言っちゃいけないんだな。
でも、きょうの出来からすれば、よくあそこまで抑えた方じゃないか」

<7回、無死二塁で山本昌をそのまま打席に向かわせ、
送らせて、森野の左犠飛で1点。
走者の有無にもかかわらず、そのままだったのか>
「そのまま。(自分が描いた)展開通りにはきてるんだけどな。
向こうの後ろ(救援陣)を考えながら、1点(差)にしとけば…」

<キラー小林が高橋由伸に初被安打>
「相手だって考える。ど真ん中だろ?
その辺が幼いというのか(ストライクを)欲しがらなきゃいいのに。
必死になり過ぎて周りが見えていない。
(塁を埋めて)次のこと考えりゃいいのにな。
いいじゃん。四球でも。そしたらピッチャー交代だ」

<当事者はなかなか難しい>
「そうなって初めて一人前なのかな。周りが見えてきて。
だからって歩かせてばかりもいられないし。
次にいったやつが抑えるとも限らないし。
何でも突っかかっていっても無理だ。
そこまで考える余裕はまだ(小林には)ないってことでしょう。
なかなか、そうはならないんだろうけど。
いいじゃん。これを次に生かせば」

<グライシンガーに今季4敗目を喫したが、こう不敵に笑う>
「グライシンガー? 苦手意識は持ってない。あれに関しては。
負けてはいるけど、楽なピッチャーだと思うけどな。オレが打席に入ったら」
中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ


若竜トピックス(11日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-サーパス 21回戦
(11日・ナゴヤ球場)
 SU 000 120 100 = 4
   101 101 01× = 5
[勝] 金剛(21試合2勝1敗3S)
[S] 中里(15試合1勝2敗3S)
[D本] 井上1号 西川3号
[D投] 朝倉、菊地、久本、金剛、中里
公式サイトオリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
1回ウラ、サーパス先発・小林の立ち上がりを攻め、
澤井中前打、藤井、新井が連続四球で1死満塁とすると、
中村公治が右へ犠飛を打ち上げ、先制する。
先発・朝倉は初回を三者凡退に抑えたが、
2回、2死一、三塁から横山の頭部に死球をぶつけ、危険球退場
満塁のピンチを2番手・菊地が絶ち、無失点に抑える。
3回ウラ、澤井四球と藤井中前打で放ち1死一、二塁。
続く新井の三塁ゴロを一塁手・岡田が落球、相手ミスで追加点。
4回、菊地相川に左越えにソロ本塁打を打たれるが、
そのウラ、柳田左前打、前田死球などで1死一、二塁から
澤井が左翼線に適時打を放ち、点差を広げる。
しかし5回、2死一、二塁から一輝に右へ適時二塁打を浴び、
1点差に迫られると、なおも2死二、三塁から
古木の初球に菊地が暴投。3-3の同点に追いつかれる。
6回ウラ、サーパス2番手・仁藤拓馬から
代打・井上勝ち越し本塁打を放ち、再びリードを奪ったものの、
7回、4番手・金剛山崎浩司に中前適時打を許し、再び同点。
しかし8回ウラ、サーパス4番手・コロンカから
先頭・西川が右翼席へ本塁打を放ち、5-4と勝ち越すと、
最後は、絶好調の中里が3人で締め、シーソーゲームに決着。
公式サイトより)


○朝倉健太
<右腕の血行障害から1軍復帰を目指す。
ウエスタン・サーパス戦に先発したが、
2回に頭部死球を与えた危険球によって退場。
サーパス・横山に対しての6球目、
抜けた140キロのシュートが、そのまま頭部に直撃してしまい>
「きょうは行けるところまで行こうと思っていたので、残念です」
朝倉健太公式中スポ

○西川明
<7回の守備から途中出場。
同点で迎えた8回、右翼席へ決勝ソロ本塁打を放つ>
「追い込まれていたので粘りを出して、
簡単に三振しないように意識しました。
感触は完ぺきに近い感じ。しっかり振っているから、
その結果がホームランにつながったと思います」
中スポ


ナゴヤ球場でのサーパス3連戦の3戦目は、
中盤以降、1点を争うシーソーゲームの展開に。
6回に代打・井上の本塁打で勝ち越したものの、7回に再び同点に。
しかし8回先頭、途中登場の西川が、
ライトスタンドへソロ本塁打を放ち、勝負を決めました。

ところでこの日の先発は、
右腕血行障害からの復帰後3戦目の登板となった朝倉
しかしまずまずの立ち上がりを見せていた2回に、
2死一、三塁から横山に対し、抜けたシュートが頭部を直撃
危険球を宣告され、わずか37球、1イニング2/3で退場になったもよう。
本人的には長いイニングを投げたかったようですが、
まあ調子的には悪くなかったようですし、次回に期待しましょう。
その他の投手陣では、緊急登板となった菊地が好投。
さらに1点差の最終回を締めた5番手・中里絶好調
おなじみ古久保コーチによると
「球威、コントロールとも全開バリバリや(笑)」とのこと。
ぜひそのままの調子を1軍の舞台で見たいものです。

2008年9月11日 (木)

谷繁久々打点に気合齊藤プロ1勝、強竜5連勝キター!

ワンチャンスをモノにして、巨人に逆転勝ち。
9連戦の初戦を飾り、連勝を4に伸ばしたドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの第2戦。
先発・チェンの乱調などで同点で迎えた6回、
2番手・齊藤信介気迫こもった投球でピシャリと抑えて、
流れを引き戻すと、それ以降は打線が大爆発
6回ウラに谷繁の2点適時打で勝ち越しに成功すると、
7回には5安打集中で一挙4点を奪ってダメ押し。
今季最多の11得点で、今季3度目の5連勝となったドラゴンズ
貢献した齊藤が3年目でのプロ初勝利をマークしました!

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 20回戦
(10日・ナゴヤドーム | 中日12勝8敗)
33563人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日 × 11
[勝] 齊藤(8試合1勝)
[D本] ウッズ31号
[Dバッテリー]
チェン、齊藤、高橋、浅尾、長峰、平井 - 谷繁、小田

【ゲームレビュー】
今季最多得点で巨人を寄せ付けず、5連勝
1回、森野のバント安打をきっかけに
ウッズ、和田、中村紀洋が3連続適時打。
同点の6回は1死二、三塁から谷繁が左へ勝ち越しの2点打を放ち、
7回には5長短打を絡めて大量4点を奪った。
6回に登板の3年目の齊藤プロ初勝利を飾った。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ先発は、中5日でチェン
1回、先頭・鈴木尚広を四球を出すと、続く木村拓也に送られ、二塁へ。
さらに小笠原にも四球を与えてしまい、1死一、二塁とすると、
4番・ラミレスに内へのストレートを叩かれ、
ショート横を抜かれるタイムリー。(0-1)
リリースポイント定まらず、ボールにばらつきのあるチェン
いきなり先制点を奪われる。

対する巨人先発は、左腕・金刃
1回ウラ、先頭・森野がいきなり意表を突く攻め
初球見逃した後の2球目に、セーフティバントを敢行!
三塁方向へ転がすと、そのまま切れずに一塁セーフ。
敵も味方も驚いた絶妙なバントヒットで出塁すると、
続く荒木の4球目には、ランエンドヒットのサインで二塁へスタート
荒木が空振りしたため、決まりはしなかったものの、
見事に今季初盗塁を決める。
さらに荒木の遊ゴロ進塁打で、三塁へ進むと、
1死から4番・ウッズがカウント0-1からの2球目、
中に入ったスライダーを引っ張り、
ライナーでレフトへ運ぶタイムリー!(1-1)
思いもよらぬ『1番・森野』の足に揺さぶられた金刃
その動揺を突いて、すかさず同点に追いつく。
なおも2死一塁で迎えるは、和田
フルカウントからの7球目、内角低目のスライダーを
うまくバットに乗せると、あわやホームランかという打球は、
レフトフェンスの一番上に当たり、跳ね返る。
その間に一塁走者のウッズが一気に生還。
見事なタイムリーツーベースで、逆転に成功する。(2-1)
さらに続くは、中村紀洋
カウント0-1からの2球目、真ん中高目のストレートを弾き返すと、
レフト前に落ちるタイムリー!
レフトからのバックホームもクロスプレーに至らず、1点追加!(3-1)
主軸の3連続タイムリーでゲームを一気にひっくり返した。

2回ウラ、続投の金刃から先頭・谷繁がレフトへ大きな飛球。
今季初ホームランかと思われたが、オーバーまであと20センチ
レフトフェンス上段に当たるツーベースに終わる。

3回、2死から小笠原にレフト前ヒットを許したチェン
続くラミレスのボテボテの三塁ゴロも内野安打となり、一、二塁に。
ここで迎えるは、5番・高橋由伸
一発が出れば逆転というピンチだったが、
内、外、内へのストレートで、2-1と追い込むと、
4球目、外角高目へ142キロストレートをズバッと
見逃し三振で凌ぎ、ようやくリズムに乗ってきた。

3回ウラ、早くも金刃を諦め、巨人2番手は東野
しかしその代わり端、ウッズが初球、
真ん中高目のカーブをジャストミート!
高々上がった打球は、そのままセンターバックスクリーンへ!
まさにウッズならではといえるパワーアーチ。(4-1)
リードをさらに広げ、このままドラゴンズペースかに思われた。

ところがチェンの調子が不安定
4回、レフト線へのツーベースで出した坂本に三盗を決められると、
寺内に詰まりながらもライト前に落とされ、タイムリー。(4-2)
さらに勝利投手の権利がかかった5回には、
鈴木尚広、木村拓也に連打を浴び、一、三塁とされると、
続く小笠原を一ゴロに取ったものの、ラミレスに対し死球。
1死満塁として、再び迎えた高橋由伸に対しても、
スライダーが決まらず、フルカウントとすると、
6球目、真ん中高目のスライダーを弾き返されてしまい、
ライト前へのタイムリー。1点差に迫られる。(4-3)
さらに制球が定まらなくなるチェン
続く坂本を初球、捕邪飛に取って2死満塁とはしたものの、
阿部にはスライダーを見切られてしまい、四球。(4-4)
押し出しとなってしまい、ついに同点に。
五輪前の調子に戻すと話していたチェンだったが、
まだまだ本来の出来からは程遠し
結局この日は、5イニング86球を投げ、
8安打5奪三振4四死球で4失点。勝ち星を逃し降板した。

同点に追いつかれてしまったドラゴンズ
5回ウラ、東野の前に荒木、イ・ビョンギュ、ウッズと三者連続三振。
すっかり流れは巨人へと傾きつつあったが、
そんな中で見事な投球をしたのが、6回から登板の齊藤
先頭の東野の代打・加藤をセンターフライに打ち取ると、
続く鈴木尚広をフルカウントから外角高目のスライダーで空振り三振に。
ここでガッツポーズし、大きく吠えた齊藤
勢いに乗って、木村拓也も外へのシュートで
二塁正面のゴロに切って取り、あっという間に三者凡退
気合がこもった小気味よい投球で、流れを一気に引き戻す

齊藤の投球に刺激されたか、打線が再び活気づき、
そのウラ、巨人3番手・越智を攻め、
先頭の和田が四球を選ぶと、中村紀洋は三振に倒れたものの、
デラロサが外へのストレートを見事に捉えて、
痛烈な打球でライト線へと運ぶツーベース。
1死二、三塁とチャンスを広げて迎えるは、谷繁
ここ1カ月打点がないなど、打撃低調の背番号27だったが、
1打席目の感触が残っていたか、カウント0-1からの2球目、
外角低目のスライダーを弾き返すと、
レフト前へと運ぶ、タイムリーヒットに!(6-4)
和田に続いて、二塁からデラロサも一気に生還。
ベテランの久々の打点で、再び勝ち越しに成功する。

これで流れを完全に掴んだドラゴンズ
以降はそれまでの競り合いがウソのように、
巨人の中継ぎ陣めった打ち
7回ウラ、4番手・山口を攻め、
森野の中前打と荒木の犠打で1死二塁とすると、
イ・ビョンギュ右中間を大きく破るタイムリースリーベース。(7-4)
さらにウッズ三振、和田四球で2死一、三塁から、
中村紀洋ライト前へ運ぶタイムリー!(8-4)
塁上で思わず笑顔の一打で、ほぼダメを押すと
デラロサ、谷繁連続タイムリーで、ついに2ケタ得点に。(10-4)
さらに8回ウラ、5番手・の乱調で1死満塁とチャンスをもらうと、
和田の打ち損じの二塁ゴロの間に、1点を追加。(11-4)
終わって見れば、打線が14安打と爆発。
今季最多の11得点を奪ったドラゴンズ
巨人に連破し、今季3度目となる5連勝に。
またこの白星の立役者、6回に見事な投球をした2番手・齊藤
3年目にして、待望のプロ初勝利をマーク!
ここに来て地力を発揮し、勢いを加速しつつある強竜
激しい3位争いから抜け出せそうなムードとなってきた。


プロ初勝利キター!初回、失点したものの、
そのウラ、主軸
3連続タイムリーで逆転。
さらに3回にウッズ
バックスクリーン弾が出たときは
一方的になるのではと思いましたが、
チェンの乱調で、4-4の同点に。
それでも新たな若竜・齊藤の快投
流れを引き戻すと、
その後は、まさにやりたい放題の大爆発
終わってみれば、今季最多の11得点で大勝。
巨人にある意味引導を渡してしまったようですが、
ドラゴンズ的には、大きな1勝となったことと思います。

振り返れば、いろいろポイントがありますが、
中でも印象に残ったのは、初回先頭の森野セーフティバント
1点を先制され、やや重くなりそうなムードのなか、
敵も味方も驚くような、超意表を突いたバントヒット
ここ最近の森野の充実度を示すとともに、
完全に金刃の出鼻をくじきましたね。
何をしでかすか、わからないというイメージと
大きな動揺を相手に与えた一方で、チームには勢いを。
ウッズ、ノリべんのタイムリーへと繋がった初回の逆転劇。
そのきっかけとなった見事な攻めだったと思います。

また6回のデラロサのライト線へのツーベース、これも高価値
やや流れが巨人へ行きそうな上に、
その回から登板してきたのが、前夜やられた越智
そんな状況下で飛び出した繋ぎの右打ち
打球が痛烈だったことがさらによく、打線に勢いを与えましたし、
続く谷繁の決勝タイムリーへと見事に繋がった一打でした。
さらにそのタイムリーを放った谷繁
わき腹痛などの影響もあり、思うように動けなかった今シーズン。
本塁打ゼロというのが、それを象徴していますが、
ここに来て、ようやく上昇してきたような感が。
「エロティカ・セブン効果」もあったようですが、
やはりこの選手が元気だと打線が繋がります
もちろん本業の守備でも、見事なリードで勝利に貢献。
お立ち台も久々だったでしょうが、もちろん「忘れられては」いません。
これからさらに調子を上げ、次は今季初本塁打を見たいです。

一方投手陣では、やはり2番手の齊藤でしょう。
プロ初勝利、おめでとうございます!
やや劣勢になりつつあるなか、流れを引き戻した三者凡退
本当に見事なピッチングだったと思います。
とにかく思い切って腕を振ることが持ち味。
気持ちを全面に出す投球は、はまると気持ちいいですね。
今季はケガなどもあり、途中離脱しましたが、
この初勝利でさらに乗ってくるのでは。
これからも気合の投球でピンチを凌ぎ、よりチームに貢献してほしいです。

正直、こういうカタチで巨人を連破するとは思いませんでした。
ただこうなったからには、ぜひとも地元で3タテして、
今季最多タイとなる6連勝へと繋げてほしい。
相手は最後の砦・グライシンガーを投入してくるでしょうが、
こちらだって、現状エース昌さんが登板予定。
この連勝は、昌さんの投打の活躍から始まったものですし、
チーム全体で勢いに乗ってきたなか、
ベテランの好投でさらにそれを伸ばしていってほしい。
ようやく「らしい戦い」ができるようになってきたドラゴンズ
さらなる連勝更新を楽しみにしたいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(10日)

◎谷繁元信
<決勝タイムリーを含む3安打の活躍>
「(4-4で迎えた6回1死二、三塁、どんな気持ちで打席へ)
いや、あのうね、最近、最近ていうか、
ここ1カ月ぐらい、打点もなく、
そのうちお客、ファンの方に忘れられるんじゃないかなと思いながら、
まあ、何とか打ちたいなと思って、はい。
(貴重な1本になった)
はい、あのう、やっと、こう打てたなという、はい。よかったです。
(7回にも追加点となる適時打、あの場面は)
まあ、あのう、もう勢いで、はい。
振ったら飛んでいきました。はい。
(これでチームは5連勝。
9月に入ってナゴヤドームで一回も負けてません)
はい、そうですね、あのう、ファンの声援が、
こう、ものすごく、こう、打てない自分にもね、
いつも声かけてもらっているんで、
何とか僕は打ちたいなと思って、いつもやってます。
(ファンに熱いメッセージを)
あのう、まあ、1戦1戦とにかく、
まあ、僕のスタイルというのは、そういうスタイルなんで、
えー、それを貫いて、最後は、えー、みんな笑顔で、
シーズンオフを迎えられるように頑張ります」


<6回、勝ち越し2点タイムリー談話>
「打ったのは、スライダー。
ランナーをかえせてよかった、やっといいところで打てました」

<7月21日の広島戦以来、95打席ぶりの打点に胸をなで下ろし>
「最近、ここ1カ月ほど打点がなくて、
ファンの方に忘れられるんじゃないかと思いながらやってました。
何とか打ちたいと思っていた。やっと打てました。よかった」

<速球とフォークが武器の巨人・越智。でも頭にはスライダーがあった。
前日対戦したさい、スライダーを見送って四球を選んでいる>
「スライダーが頭のどこかにあった。
フォークはないなと思いながら。
この(タイムリーの)感覚を忘れそうになっていました」

<打点のなかったこの1カ月半について。
振り返るよりも、前向きな姿をみせる>
「いろいろモヤモヤしたものはありますけど、
自分の中で処理していかないといけないんで。
まだまだ頑張りたいと思うから。
故障の影響は今年、終わったときに考えてみたい」

<マスクをかぶっては若手投手を引っ張る。
5回に同点に追いつかれ、なお2死満塁のピンチを、
チェン得意の直球でしのぐと、6回は齊藤、
7回には高橋をリードし、いずれも三者凡退。齊藤、高橋について>
「場数を踏んで、どっしりとしてきた」

<今季は腰痛離脱などもあって規定打席すら到達していない。
そんな中、ちょっとした心境の変化があった。
この試合から打席に入る際のテーマ曲をサザンオールスターズの
『エロティカ・セブン』に変更すると、即効力は絶大。
サザン世代がそろった取材陣の顔を見て笑い>
「みんな分かった? この顔触れを見たら気付くか。
理由? 何もないけど、なんか変えたいなと思った。
サザンの波がボクに呼びかけたのかな。
そろそろかなと思って曲を変えたら本当に波というか。
打席に入る時に口ずさんで入ったよ。
ファンなんで。今、車のなかでガンガン聞いている。
サザンの曲がかかったら、お客さんもノッていけるでしょ」
公式ブログ公式写真中スポサンスポスポーツ報知
時事通信朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

○田村捕手コーチ
<つながりを欠いていた打線を活発にする『谷繁効果』を期待>
「確かに投手陣の不調もあったし
リードのことなど考えることはたくさんある。
でも打席に立てば打者なんだから。
やっぱりこうやって8番が打つと打線がつながって大量得点になる。
これで彼(谷繁)も乗ればチームも乗れる」
名タイ


◎齊藤信介
<2番手で1イニングを無失点に抑え、3年目でのプロ初勝利を挙げる>
「(初勝利、今どんな気持ちか)
あ、あのう、うれしいという一言だけです、はい。
(そして初めてのお立ち台)
そうですね、それもうれしいという一言だけです。はい。
(苦しい場面でのリリーフとなったが、
どんな気持ちでマウンドに上がったのか)
いや、もう、僕の場合は、腕をしっかり、
思い切って振るということだけを考えて、
あとはもう、谷繁さんに任せて、
しっかり腕を振っていこうと思ってマウンドに上がりました。
(三振を取った場面では吠えていた。気合が入っていた)
いや、たまたまガッツポーズが出てしまったんですけども、
まあ気持ちを前面に出せるように頑張って投げたいと思います。
(この初勝利の喜び、一番伝えたいのは)
そうですね、やっぱり、まあ、自、あのう、えー、
去年、あのちょっと、他界したオヤジに一番報告したいと思います。
(同僚が、初勝利、初セーブ、初完投。刺激になったのでは)
そうですね、自分も何とか続きたいという気持ちがあったんですけど、
まずはまあ、しっかりマウンドに、1軍のマウンドに立って、
しっかり腕を振るってことだけを考えてやってきました。
(ファンにメッセージを)
これからもしっかり、自分が出る場面があったら、
しっかり腕を振っていきたいと思うので、応援よろしくお願いします」


<白星を受けた本人は『たまたま』と照れる>
「1イニング投げて、たまたま。
とりあえず腕を振っていくだけっすから。ボクは」

<悪い流れにもへこたれない気迫の持ち主だ。
鈴木尚広を見逃し三振に仕留めたとき、何やらほえた。
これが自身のスタイル。気持ちが入ると出てしまう>
「たまたまあそこは出てしまったというか、気持ちを前面に出していった」

<NTT西日本時代はトレードマークだった『雄たけび投法』。
プロ入り後は2軍生活が続き、控え気味だったが>
「(アマチュア時代は)いまの10倍やっていた。
気持ちを前面に押し出して、しっかり腕を振らなければ打たれますからね。
これからはもっと(ガッツポーズが)出るような投球をしたいですね」

<1軍でチャンスをつかみかけた6月、
試合中のバント処理で左ひざを痛めた。
つらいリハビリ生活でも強い気持ちを持ち続け、この日につなげる>
「悔しかったですけど
『また1軍で投げるんだ』と思ってやってきました」

<今季、この試合を前に登板した7試合はすべてチームが敗れている。
勝利を呼ぶガッツポーズがようやく1軍のマウンドで実現>
「(落合)監督に握手してもらえて、うれしかったです。
入団発表の時以来ですね」

<ウイニングボールは昨年他界した父の仏前にささげるという>
「オヤジの仏壇に飾っておきます。
一番(感謝したいの)は、オヤジにっていう思いがある」
中スポ共同通信社時事通信ニッカン名タイ

○森野将彦
<1回先頭で、三塁線に絶妙のバント安打を決める。
記者席で目を疑い、スタンドがたまげ、落合監督でさえも仰天。
そして、一塁で勝ち誇った男がいる>
「そりゃ驚くでしょう。(決まった)ボクが一番驚いているんですから。
いつひらめいた? 初球からやろうかなとは思ったんですが、
甘い球がきたらもったいないなと。
(最終的には)投手が振りかぶったときですかね。
とにかく三塁手がいつも以上に後ろに下がっていた。
だから転がれば絶対にセーフだなとは思ったんです。
すきがあれば、いつでも狙っている。
これからもすきがあればやっていきたい」
中スポ中日新聞サンスポ

○都スコアラー
<森野のセーフティーバントについて>
「記憶にない」
中日新聞

○タイロン・ウッズ
<初回、レフト前へ同点タイムリー>
「とにかくランナーをかえしたかったので集中していたよ」

<3回にはバックスクリーン奥深くに突き刺さる特大の31号。
怪力を見せつけて、自画自賛>
「あのホームランは自分でも完ぺきだと思う」
公式写真中スポスポニチ名古屋ニッカン

○和田一浩
<初回、あと数センチでスタンドインの
左翼フェンス直撃適時二塁打を放つ>
「きのうの試合(4打数無安打)では貢献できなかったので、
きょうは絶対頑張ると決めて球場(ドーム)に来ました。
1打席目で結果がでてよかったです」
公式写真、東京中日、スポニチ名古屋

○中村紀洋
<7回2死一、三塁から4点差とするダメ押し適時打>
「最低限の仕事ができた」

<1回には、2死二塁から左前に適時打>
「和田さんが打てば、楽に打席に入れる」

<これでチームトップの得点圏打率を.373に伸ばし>
「得点圏で打つかどうかが勝敗を左右するからね」
(東京中日、スポニチ名古屋

○イ・ビョンギュ
<7回1死二塁、右中間を深々と破る適時打。
これが今季初の三塁打となり、巨人にとどめを刺す>
「その前に2回もチャンスで打てなかったので、
絶対にランナーをかえせるように打とうと思って打席に立ちました。
絶対に走者をかえしたかったんです」
公式写真、東京中日)

○チェン・ウェイン
<先発し、5イニングまでに4失点。
制球に苦しみ、8安打で4四死球。
同点のところで降板し、また五輪後初勝利を逃す>
「今日はバランスは悪くなかったが、コントロールがあまり良くなかった」
(東京中日、サンスポ


◇清水昭信
<プロ初先発から2連勝中。
ブレークの背景には、1つのアドバイスが。
助言したのは、名城大の先輩に当たる外野手の英智>
「投球のときに踏み出した左足が開いてしまうことに悩んでいました。
そのとき、英智さんから『体が開くなら最初から開いていればいい』と
教わりました。そういう考え方もあるのかと驚きましたね」

<英智は同じ大学の先輩という以上に頼りになる存在。
体の使い方からピッチングのことまで
普段なら言われないこともズバッと指摘してくれる>
「『変化球を投げるときはもっと腕を振った方がいい』とか
本当にありがたいですよ」

<今、こうしたアドバイスをノートに書き留め続けている。
昔を振り返って、しみじみと語る>
「大学のときに講演に来ていただいたことはありましたが、
まともに話をしたことはなかった。
とにかく『すごい人』だと思っていました」
(中スポ)

○英智
<清水昭信に対するアドバイスについて>
「野手の目線から思ったことを言うようにしています。
ほかの投手よりも思い入れがあるし、良くなってほしいと思っています。
あいつ(清水昭信)は変わりましたよ。後ろで守っていても、安心感がある」
(中スポ)


○落合監督
<4カ月ぶりの2ケタにして、今季最多の11得点。
今季2度目の5連勝で節目の60勝目に到達し、満面の笑み>
「4カ月ぶりか。そんなになかったのか…。
でもきょうは齊藤でしょ。
あの展開、一番流れが向こうにいってるところで3人で帰ってきた。
あれで流れがこっちに来た。
だから勝ち星が齊藤のところにいったんだ。
チェンもよくあそこで(同点までで)
終わらせてきたというのもあるにしても。
それにしてもオリンピックから帰ってきて悪いな。
悩み? 悩むピッチャーじゃない。
何を悩むんだ。(それだけの)経験がないのに。
ボールは一級品。でもまだそんなピッチャーじゃない。
いい経験していると思えばいいんじゃないのか。
同点で収めてきたのを、収穫としないといけないのかもしれない」

<初回先頭・森野の意表を突くバント安打に>
「森野のセーフティー? 初めて見ました!
本当は(走者を)かえすタイプなんだけどな。
自分が塁に出て、じゃなく。
荒木を1番に置くと、今度は2番がいなくなる。
井端が帰ってきたら考える。それまでは森野でいくしかない」

<主軸にそろって打点がつき、故障者や、不振で
かみ合わなかった打線がようやくつながり>
「きょうみたいにみんながグラウンドを走り回らないと野球にならないよ」
中スポ12中日新聞共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ


今日の公示。(10日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 澤井道久内野手
【同抹消】
▼中日 川井進投手
(再登録は20日以降。公式サイト共同通信社


◆川上憲伸
<五輪出場後、疲労などで公式戦復帰が大幅に遅れている。
この日、ナゴヤ球場のブルペンで本格的な投球練習を再開。
立ち投げを開始すると途中から捕手を中腰に。
さらに井上が打席に立って、最後の約10球は捕手を座らせる。
直球を計71球投げ>
「まだ全力ではないです」
(中スポ)

◆井上一樹
<川上のブルペン投球のさいに打席に立ち>
「(川上にしては)まずまずなんじゃないかな。
ほかのピッチャーとは全然スジ(球筋)が違うから」
(中スポ)

◆井端弘和
<右ひざ靭帯損傷で戦列離脱中。
この日、ナゴヤ球場隣の屋内練習場で練習を再開。
8月29日以降は初となる練習で、キャッチボール、
筋力&歩行トレーニングを行ない、再スタートを切る>
「きょうは手応えがありました。
動きだしにしては手応えがあった。
動かせば動くんだな、と。(これまでは)固まってたけど」

<右ひざにはコルセットをつけていたが、
回復は予測以上に早いようで、今季中の復帰に意欲を語る>
「早く戻りたいとは思っています。一試合でも出られるように…」

<メドに定めた1カ月先の戦列復帰は、
とても無理なように映ったが、意を決して宣言>
「10月4日の巨人戦から、ラスト3試合に出るつもりです。
クライマックスシリーズもありますから、その辺から出ておかないと。
今度やったら選手寿命にかかわるかもしれないですけど、
これが僕のやり方なんで」
(中スポ、デイリー


入れ替えがあり、ファームで打撃好調の澤井が1軍に昇格。
ウエスタン・サーパス戦に出場後、急きょ合流すると、
ナイトゲームの巨人戦では、8回に浅尾の代打で登場。四球を選びました。

また今朝の中スポ紙面には、
疲労などで復帰が大幅に遅れている川上
右ひざのケガでリハビリ中の井端の近況が。
憲伸については、ついに投球を開始したもよう。
立ち投げ-中腰、そして最後は座らせての流れだったようですが、
状態としてはまだ一歩階段が上がった程度とのこと。
依然として、実戦復帰へのメドは立っていないようです。


若竜トピックス(10日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-サーパス 20回戦
(10日・ナゴヤ球場)
 SU 001 010 000 = 2
   041 010 10× = 7
[勝] 佐藤亮太(10試合4勝4敗)
[D本] なし
[D投] 佐藤亮太、ネルソン、菊地
公式サイトオリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
2回ウラ、サーパス先発・オルティズから、
新井、中村一生、さらに平田と3連続右前打で
無死満塁とすると、柳田の中前適時打で2点を先制。
さらに2死一、三塁から藤井遊ゴロ失策と
オルティズのボークで追加点。計4点を奪う。
3回、先発・佐藤亮太が投手のオルティズ
左越えのソロ本塁打を浴びるが、
そのウラ、2死二塁から平田が左前に適時打を放ち、5-1。
5回、一輝の中前適時打など3安打を集中され1点を失うが、
そのウラ藤井、新井の連打で1死一、三塁から、
サーパス2番手・康介のワイルドピッチで追加点。
7回ウラには、藤井の中前打と二盗で1死二塁とすると、
新井が右翼線にダメ押しの適時打を放ち、7-2
6回以降は、ネルソン-菊地が無失点に抑えて、勝利した。
公式サイトより)


○藤井淳志
<ウエスタン・サーパス戦に『3番・右翼手』で
先発フル出場。4打数4安打2盗塁と大暴れ>
「追い込まれてからヒットを打てたことが収穫です。
きょうは内容がある試合でした。
これまでいろいろ試して失敗もあったけど、
やっと1つこれだというのが見つかった」

<降格後初となる猛打賞で、打率は.304まで一気に上昇。
2軍落ちしてから約1カ月。『打撃&走塁』で復調を印象づけ>
「(課題の打撃で結果が出た?)
総合的に力が付いていることをアピールしていきたいですね」
中スポ

○佐藤亮太
<先発し、5イニングを7安打2失点>
「あまり、感じは良くなかったですが、
結果が出ていますから…良いです」
公式ファーム

ナゴヤ球場でのウエスタン・サーパス3連戦の2戦目は、
2回にドラゴンズ打線が鮮やかな攻撃を見せ、
柳田のタイムリーなど4連打を連ねて、2点を先制すると、
相手エラーにボークとミスを絡ませて、2点を追加。
一挙4点のビッグイニングを作り、流れをがっちりと掴むと、
その後もそつなく得点を重ね、7-2で勝利しました。

この日13安打と活発だった打線のなかで、
4安打と大爆発だったのが、3番・藤井
追い込まれながらもしっかり狙い球を絞り、
右方向へのヒットでチャンスメークをした背番号4
これだという手応えを感じ取れたのが、収穫だったようです。
2軍落ちしてから約1カ月、再昇格に向けて
さらなるアピールを期待したいところですね。

2008年9月10日 (水)

集中竜繋がり逆転4連勝、岩瀬4年連続30S達成!

横浜を3タテして貯金1に戻した3位・ドラゴンズ
シーズンもいよいよ大詰めに差し掛かり、
この日からは、よりハードな9連戦を迎えることに。
最初のカードは、ナゴヤドームで2位・巨人との3連戦。
その初戦、1点ビハインドの8回無死二塁から
荒木がライトへ鮮やかなタイムリーを放ち、同点に追いつくと、
なおも1死三塁からウッズが左中間へのタイムリー二塁打。
繋ぎの野球で一気に勝ち越すと、守護神・岩瀬
キッチリ締めて、史上初の4年連続の30セーブを達成。
見事な逆転勝ち巨人を撃破、久々となる4連勝を飾りました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 19回戦
(9日・ナゴヤドーム | 中日11勝8敗)
32987人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日 ×
[勝] 浅尾(32試合2勝1敗1S)
[S] 岩瀬(43試合3勝3敗30S)
[D本] 森野16号
[Dバッテリー]
小笠原、高橋、浅尾、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
打線が粘り、逆転勝ちで4連勝
8回、巨人の3番手・豊田を攻略した。
先頭・森野が左へ二塁打。荒木が一塁線を破る適時打で同点とし、
イ・ビョンギュが送りバントで1死二塁。
ウッズが左中間へ勝ち越しの適時二塁打を放って、
試合をひっくり返した。
8回途中から登板の3番手・浅尾が2勝目。
最後は岩瀬が締めて、史上初の4年連続30セーブをマークした。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ先発は、予想通り中5日で小笠原孝
しかし相変わらず不安定な立ち上がりを突かれ、
先頭・鈴木尚広に、一、二塁間を抜かれると、
木村拓也に送られ二塁へ。
続く小笠原道大にフルカウントから
外へのスライダーが決まらず、四球を与えると、
ラミレスは内角低目のストレートで三球三振に取ったものの、
に対して制球乱れ、再び四球で2死満塁。
続く二岡に初球、高目に浮いたスクリューを叩かれると、
弱いながらもセンターへ抜けていくかという当たり。
ショートのデラロサが回り込んで、一塁へ送るも、
その送球が乱れたうえ、ウッズが捕れずに後逸。
記録はショート内野安打とデラロサの悪送球。
守備の乱れから二者生還。先制を許す。(0-2)

その後も落ち着かず、調子が上がらない小笠原孝
3回、先頭の小笠原道大にフルカウントからライト前へ運ばれると、
ラミレスにも初球、右方向へ弾き返され、無死一、二塁。
しかしここから巨人が続けての拙攻
送りバントを2球失敗したが、
内へのストレートでレフトフライに倒れると、
続く二岡はフルカウントからの7球目、
真ん中低目のストレートで見送り三振に。
さらにランエンドヒットでスタートしていた
小笠原道大が盗塁失敗となり、三塁手前でタッチアウト。
三振ゲッツーに助けられ、ピンチを凌いだ小笠原孝
その後は徐々にリズムに乗り、調子を上げてくる。

巨人先発は、中5日で上原
初回、2回とゼロに抑え込まれたものの、
3回ウラ、1死から小笠原孝が粘った末に三振に倒れると、
続く森野がフルカウントからの6球目、
ど真ん中に入ってきたストレートを真っすぐに弾き返すと、
打球は伸びてセンターバックスクリーン下へ!
鮮やかな一発で、1点差に迫ったドラゴンズ。(1-2)
さらに荒木が続き、ライト前に落とすと、
イ・ビョンギュの3球目に、スチール成功
しかしビョンは当てただけの二塁ゴロ。1点止まりに終わる。

5回、1死から小笠原道大に初球、
外へのカーブを叩かれ、センター前へのヒット。
またも走者を背負った小笠原孝だったが、
続くラミレスの三塁線への当たりに、中村紀洋が好反応。
掴んで素早く二塁へ送ると、5-4-3のダブルプレー!
バックの好守と谷繁の苦心のリードにも助けられ、
2回以降はゼロを重ねていく。

流れが徐々にドラゴンズに傾きつつあるなか、
5回ウラ、スタミナ不足の上原を攻め込み、
1死から谷繁が四球を選ぶと、続く小笠原孝にはバントのサイン。
しかし打球が何と空いた三遊間へと転がり、絶妙なバントヒット
一、二塁と走者を溜めると、森野の右飛で2死一、三塁に。
ここで迎えるは、2番・荒木
ややアップアップの上原を攻略できるチャンスだったが、
カウント2-2からの7球目、ど真ん中のストレートに
バットが出ずに見逃し三振。凌がれてしまい勝ち投手の権利を許す。

6回ウラ、巨人2番手は、越智
上原降板で流れが変わるかと思いきや、
その越智が上原以上の見事な投球を披露。
球威のあるストレートと落差のあるフォークの前に
ドラゴンズ打線は、翻弄される始末。
ウッズ、和田が低目のフォークに連続三振に倒れると、
続く7回ウラも、中村紀洋、デラロサ
そして小笠原の代打・平田も三振に倒れ、反撃の活路を見いだせず。

8回、ドラゴンズ2番手は、高橋
先頭の木村拓也に外へのフォークをチョコンと当てられ、
ライト前に落とされると、続く小笠原道大には
外へのスライダーをすくい上げられるも、レフトフライ。
すでに木村拓也は二塁を回っていたが、
中継のデラロサがもたついたため、ゲッツーを取れず。
さらに3番手・浅尾にスイッチし、ラミレスを三塁ゴロに取るも、
中村紀洋がややボールを握り損ない、5-4-3を完成できず。
守備の乱れからの綻びが心配だったものの、
浅尾が踏ん張り、谷の代打・亀井
内へのパームボールで一塁フライに取り、3アウト。
1点差のまま、ゲームは終盤8回ウラに。

8回ウラ、巨人3番手はセットアッパーの豊田
しかし先頭・森野がカウント2-2から
真ん中に甘く入ってきたストレートを弾き返し、
レフトフェンス直撃のツーベースで出ると、
続く荒木ベンチは、強攻・右打ちのサイン。
これに応えて、荒木が甘い外角高目をきっちり叩くと、
鋭い打球が一塁線を抜いていき、同点のタイムリーに!(2-2)
連打で一気に流れを変えると、続くイ・ビョンギュが送って1死三塁。
勝ち越しのチャンスで迎えるは、4番・ウッズ
「フォークボールを待っていた」という主砲は、
ストレートを見送り、フォークのみ対してスイング。
そして迎えたフルカウントからの6球目、
それまでよりも落ちが甘く、真ん中に入ったフォーク
きっちりとミートすると、打球はライナーで左中間を大きく突破!
三塁から荒木が生還、勝ち越しのタイムリーツーベース!(3-2)
繋ぎの野球でワンチャンスをモノにして、
土壇場8回、逆転に成功したドラゴンズ
最終回のマウンドには、今季43試合目となる守護神が。

9回、ドラゴンズ4番手は、岩瀬
久々の僅差での登板となった守護神
先頭の二岡に対し、ややボールが上ずっていたものの、
フルカウントから外角高目のストレートで空振り三振に取ると、
続く阿部をシュートで遊ゴロに打ち取り、2アウト。
坂本にはスライダーを叩かれ、右中間へのヒットを許したものの、
この回から守備固めの英智が強肩で進塁を抑制
ここで巨人ベンチは、左キラーの代打・大道を投入。
それでもまだまだ守護神の許容範囲。
初球ボールになったことで、
谷繁がマウンドに行き、声を掛けると、
続く2球目、外へのシュートを叩かせての二塁ゴロ。
荒木ががっちり掴み一塁へ送られ、ゲームセット!

先制こそ許したものの、スミ2のままで抑え込み、
終盤8回に鮮やかな集中打で逆転し、
そのまま逃げ切り、勝利を掴んだドラゴンズ
6月27日以来となる今季3度目の4連勝をマークするとともに、
4位・広島とのゲーム差をさらに広げて、3ゲームに。
また8回のピンチを凌いだ浅尾2試合連続の白星
さらに守護神・岩瀬が、史上初となる4年連続30セーブの偉業を達成。
3タテの流れそのままに、地元で巨人も撃破。
9連戦の初戦を良いカタチで取ることとなった。


タイロン様のお戻りだあ!9月のヤマ場ともいえる
この日からの9連戦。
その初戦、立ち上がり
守りの乱れから
先制を許してしまったものの、
徐々に流れを引き戻し、
終盤、相手投手の乱調
キッチリ突いての逆転勝利。
その展開も、繋いで主砲で返すという理想的なもの。
荒木の鮮やかな右打ちと、
ウッズの4番のお仕事は、本当に見事だったなと。
巨人拙攻と継投ミスにも助けられはしたものの、
ようやく本来のドラゴンズらしさを感じることができたこの1勝
チームにとっても、大きかったのではと思います。

この日のお立ち台には、勝ち越し打のウッズが立ちましたが、
殊勲者の1人として、森野も挙げたいですね。
丁寧には放ってはいるものの、やや小手先で投げているような上原
それでも一回り目はゼロに押さえ込まれてしまいましたが、
3回に放った反撃のバックスクリーン弾。あれが大きかったですね。
その表の攻撃で、巨人がバントで送れずチャンスを潰していただけに、
直後の攻めで、1点でも返せたことは、
ゲームを進めていくうえで、価値があったと思います。
さらに8回先頭で、豊田から放ったツーベース。
6、7回と越智に完ぺきに抑え込まれ、
やや重たい空気が流れていた中で飛び出したレフトオーバー
これで流れが変わったうえに、「イケるかも?」という予感を
チームにもたらす見事な一打となりました。

さらにその森野の一打に続いた荒木のタイムリー。
進塁打をいう気持ちで右へ持っていったようですが、
一塁線を抜いていく打球には、気持ちが入っていましたね。
苦しかった北京の経験が、こういう場面で活きたのでしょう。
同じ五輪戦士森野と連ねる1、2番。
残り試合もより一層繋がってもらい、勝利に貢献してほしいです。

一方、投手陣は、先発・小笠原孝が7イニングを4失点。
制球が定まらず、またも失点してしまった立ち上がり
腕も振れず、球威もないなど悪すぎて
この先どうなるかと、かなり心配でしたが、
途中からは持ち直してきましたね。
相手の三振ゲッツーなどにも助けられましたが、
谷繁のリードに中盤以降、ようやく応えられようになった。
自らの投球のリズムを取り戻せたことで安定し、結局はスミ2のみ
あと一押しされていたら、おそらくやられていたでしょうし、
まだまだもがいているという印象こそ残ったものの、
中盤のような投球ができれば、
あと2つの白星はきっと重ねられるのでは。
完全には修正はできなかったものの、
ある程度の手応えは得たと思われる背番号43
次回こそは先制を許さず、より良い投球を期待します。

そして守護神・岩瀬史上初の4年連続30セーブ
偉業達成、おめでとうございます!
今季は勤続疲労もあってか、時に精彩を欠くこともありましたが、
そんななかでもきっちりと結果を出すのは、さすがだなと。
その鉄腕ぶりにはいつもながら頭が下がります。
北京の疲労も徐々に取れてきているようにも思えますが、
こうなるとやはり成し遂げてほしいのが、
前人未到となる「10年連続50試合登板」。
残り23試合で7試合ですから、
決して無理な数字ではないでしょうが、
そのためには、チームが勝っていることが大事。
今後も厳しい戦いが続きますが、
やはり最後は岩瀬に締めてもらいたい。
偉業がさらに続いていくことを、今後も願いたいと思います。


巨人との初戦を取って、久々の4連勝!
さらに4位以降との差も広がって、うれしさ格別ですね。
チーム状態も上向いていますし、ここをうまくキープして、
これまでやられた分をたくさん返してほしいなと。
第2戦の先発は、チェンが濃厚ですが、
やや不安定なだけに、打線には早めの援護を。
さらに流れを巨人に奪われることなく、連勝を積み上げてほしい。
ハードな9連戦はまだ始まったばかりですが、
ぜひともビッグウィークに繋がるよう、頑張ってもらいたいです。


☆ウィナーズ・ボイス(9日)

◎タイロン・ウッズ
<8回、左中間へ決勝の適時二塁打>
「(ナイスバッティングでした)
(日本語で)アリガトウゴザイマシタ。
(チャンスの場面、どんな気持ちで打席に入ったのか)
とにかくあの打席、強く打つことを心がけていました。
そして(カウント)2-3だったんですけども、
フォークボールを待っていました。
うまくフォークボールが来まして、
うまくバットに当てることができました。
(左中間に打球が抜けるときの気持ちは)
抜けたときはうれしかったですね。
1打席、2打席目、少しストライクゾーンが
ちょっと自分では広いと思ったんですけども、
でもあの打球が抜けてくれて、
チームが勝ったことで、とてもうれしいです。
(暑くて苦しい夏場に、隣にいる通訳の桂川さんと一緒に
よく走っていましたね。その成果が出たのでは)
そうですね、ノボルサン(桂川通訳)と一緒に走りました。
体調がすごく良くなりまして、
えー、とにかくチームが勝ててよかったです。
(これでドラゴンズは4連勝。
これからもどんな活躍を見せてくれるか)
そうですね、あまり自分自身にプレッシャーをかけたくないんですけど、
とにかくチームが勝てるように、プレーオフに行けるように頑張ります。
(最後にファンにメッセージを)
みなさん、勝つために応援に来て力を貸してください。
プレーオフに行きましょう!」


<タイムリー談話>
「打ったのは、フォーク。
フォークを待っててうまく当てることができた。
あの打席はフォークしか頭になかった。
ほかの球で勝負されたら打てなかったね。
ランナーをかえしたい一心だった。
初球から待ってたのはもちろんだよ。
(豊田は)いつもフォーク(ボール)だからな。
相手がどうアウトにしてくるか考えたらそうだろう。
打てているのは調子がいいとかではない。
プランを立てて打席にいるからなんだ」

<猛暑続きだった7、8月、グラウンドを走り続け、
『きつい』とはっきり言いながら、落合監督のノックを受け続けた。
ノック直後は話す気力もないほど疲れていたが、
8、9月の成績は打率.320と、効果はてきめん。今振り返り>
「体調がすごく良くなった。
どこ? 体全体だね。フットワークが良くなった」

<チームの3位死守に全力で立ち向かう>
「大事な試合が続いている。
まずはプレーオフに出られるように頑張るだけだ」
中スポ公式写真サンスポ時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

○森野将彦
<8回無死、左翼フェンス直撃の二塁打を放つ。
もう少しで同点弾という一打が、押せ押せムードをつくり上げる。
チャンスメークが勝利に直結し、満足そうに笑う>
「あと少しでホームラン? それはいいですよ。
それより、1番らしい仕事ができました」

<3回には、北京五輪で日本代表のチームメートだった
上原からバックスクリーンへ16号ソロ。
この日も2本の長打で存在感をまざまざと見せつけ>
「打ったのは、ストレート。
センター返しを心がけて打ちました。いい打撃ができた」

<ピタリとはまった『1番・森野』の連日の活躍で
チームは息を吹き返し、上昇気流に乗ったが>
「まだまだ気は抜けません」
中スポ公式写真ニッカン

○荒木雅博
<8回無死二塁、右翼線へ同点適時打を放つ>
「打ったのは、ストレート。
とにかくランナーを送りたかった、たまたまいい所へいきました」

<極度のプレッシャーを強いられた北京五輪。
急性胃炎にも至った大舞台での経験が、
いろいろなところでプラスになっている>
「やっぱりプラスになります。自分の中で財産になると思います。
(五輪前と打席に入る気持ちが)変わったわけじゃないですけどね」

<3回には二盗に成功し、5年連続となる30盗塁を記録。
自らが持つ球団記録を更新して>
「30は目標にしていた数字ですからね。これからももっと走っていきたい」

<FA権取得も残留を宣言。13年間在籍したチーム愛を強調>
「ここまで育ててくれたのは中日球団ですから。
他球団の話を聞きたいというのはありますが、
権利を行使するつもりはありません」
中スポ公式写真サンスポスポニチ名古屋名タイ

◇伊藤球団代表
<荒木の中日残留宣言を伝え聞いて喜ぶ>
「まだ話していないけど、それはうれしいことだね」
スポニチ名古屋

○小笠原孝
<7イニングを投げ、7安打4奪三振2失点。
1回に2失点と先制を許したが、2回以降は走者を出しても
無失点に抑える粘りの投球で黒星を逃れる。
課題は立ち上がりと自覚して工夫して練習をしているだけに、
チームの逆転勝ちにも笑顔は控えめ>
「きょうも先制点を与えてしまいました。それが反省点です。
いろいろ試しているのにダメ。何とかしたいんですが」
公式写真、東京中日、サンスポ

○浅尾拓也
<1点リードされた展開の8回1死一塁から3番手で登板。
ラミレスを三ゴロ、代打・亀井を一飛に退けると、
そのウラ味方が逆転。2試合連続で勝利投手となる>
「最近(練習などで)やってきたことが
結果につながってよかったです。
これからも持続していけるようにしたいです」
(東京中日)


○岩瀬仁紀
<9回を締めて、今季30回目のセーブをマーク。
05年から数えて4年連続30セーブは日本球界初の快挙>
「久しぶりに緊張感のある場面だったので、
気持ちをしっかり持って投げました。
とりあえずホッとしましたね。
1つの目安として最低50試合(登板)と30セーブは
ある程度、意識している数字ですから。クリアできたのはよかった。
4年連続? ずっとケガなくやれているのも、
こういう数字につながっているのかな。
ケガなく頑張っているからできたんだと思う」

<4試合で3敗、防御率11.57。
プライドが粉々になった北京五輪について、言い訳をしていない。
帰国後、五輪の映像はまったく見ていないという。
言い訳をしてもいい試合はあったはずだが、すでに前を向いている>
「期待されている以上、打たれる方が悪いんだよ。
過去のことを引きずっても仕方ない」

<残り23試合。先には10年連続50試合登板、
4年連続40セーブという前人未到の記録が待っている>
「疲れはだれしもある。
まだ踏ん張らないといけないと思っている」

<この日までの通算574試合で防御率2.01。
決して折れない、サビつかないハートがある限り、鉄腕であり続ける>
「まだ頑張らないといけないからね。
これからが大事と思っているので、しっかり投げられるように調整したい」
中スポスポーツ報知時事通信朝日新聞
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

○森バッテリーチーフコーチ
<かつてセーブ王に輝いた経験を持つが、
ケアや調整など数字に表れない日々の努力を含めて、岩瀬を称える>
「大したモンだ」

<北京五輪帰国後、4試合登板で
3イニング1/3を無失点と完ぺきに抑えている
岩瀬の立ち直りの早さについて>
「五輪前も後も変わっていない」
スポニチ名古屋

○平田良介
<1点を追う7回2死一塁で代打で登場。
一発逆転の場面にドームは盛り上がったが、
越智の速球に手が出ず見逃し三振。2打席連発はならず。
本塁打を決めた夜同様、昼間の2軍戦に出場してからの参戦。
しかし『ダブルヘッダー効果』はなく苦笑い>
「さすがに疲れましたね」
(東京中日)

○中村紀洋
<五輪後初対戦となった巨人先発・上原について>
「上原? 今までよりはずいぶんよかったですよ。
真っすぐも、フォークの抜け方も。
ただ、飛ばしていた分だけバテたんでしょうね」
(中スポ)

○トマス・デラロサ
<今季11勝4敗の山本昌。
このベテランが投げる試合は進行が速く、好守も多い。
さらにタイミングよく援護点も入るが、
その因果関係のヒントがこの言葉に隠されている>
「あの日(5日)、山本昌の投球はすばらしかった。
『最初からストライク』が多く、すごく守りやすかった。
だからいい守備ができたし、いい攻撃につながったと思う。
時には負けるのも野球だけど、
神宮では守る時間が長く、正直つらかった」
(中スポ)

◇吉見一起
<約2カ月ぶりの先発マウンドに上がった7日、
6イニング4失点と勝敗はつかなかったが、
この日、右肩の不安が一掃されたことを明かす>
「登板後が心配だったんですが、
今も痛みがないのでほっとしています。
次にチャンスをもらえたら勝ちたいです」
ニッカン


○落合監督
<終盤の逆転で6月27日以来、今季3度目の4連勝。
自ら切り出して>
「久々ですか。こういう勝ち方は」

<8回は犠打ではなく強攻で追いついた>
「あそこは打たせます。
(荒木なら)普通に打ってもセカンドゴロは打てる。
普通に打って一塁線を抜けていった。
オリンピックに行ったのはプラスになったんじゃないかな。
今まで以上に。一発勝負だから。
あそこは送らせるのは簡単。
どっちが(相手にとって)嫌なのか。オレなら守りづらい。
向こう(巨人)は(バントと)決めきっていたんじゃないか。
ここは絶対に送ってくると、先入観をもっていたと思う」

<結果は吉に>
「送らせてサードにいって、
右に打たせてサードにいって1点取れていたか、それはわからん。
(そこまで)そういうゲームにしてないわけだから」

<追いついたら一転、犠打>
「同点になってビョン(イ・ビョンギュ)。
何の迷いもなかった。選手もそう思っている」

<3回表、無死一、二塁からの谷はバント失敗のあと、強攻でアウト>
「逆に谷で送られるのが(守備側には)一番嫌なケースだった。
ずっと同じ事ことを言ってるな。守れなければ負ける。
バント失敗したら負ける。エラーしたら負ける…」

<五輪後最多の100球を放り、5回で降板した巨人・上原。
凡打しながらも手こずらせたことが継投のスキを作り出した>
「上原を5回で引きずり降ろしたのは正解だったな。
あのコントロールのいいピッチャーが100球放ったか。
後ろ(救援陣)がいるとはいっても、きついわな」

<先発・小笠原孝について>
「みんな小笠原のときは
点を取ってないって言うけど、余分な2点だった。
0-0でいってくれれば、点を取ってくれる可能性も高くなるんだ。
確かに取ってない、取ってないんだけど…。
初回に(点を)取られるのはわかっている。
(立ち上がりではなく)『1回』がダメなら、
誰か1イニングだけ投げさせて、2回から放らせたら
抑えるかもしれないな。というところまで考えちゃうよ。
本人はいろいろ工夫してるんだろうけど。
もがき苦しんでるところだろうな。

古い話だけど、
昔のマサ(山本昌)は1回から3回までピタッと抑えてた。
今中(慎二氏)は悪かったけど、マサの立ち上がりはよかった。
こんなに立ち上がりのいいピッチャーは珍しいってくらいに。
ブルペンで投げりゃいいってもんじゃないだろうから、
そういう話を聞いてみるのもいいかもしれない」
中スポ共同通信社毎日jp名タイ


記録備忘録。(9日)

岩瀬が9日、巨人19回戦(ナゴヤドーム)でセーブを挙げ、
史上初の4年連続30セーブを達成した。
1点リードの9回に登板し、無得点に抑えた。
これまでは岩瀬のほか、
2001-03年に高津臣吾(ヤクルト)と小林雅英(千葉ロッテ)が
3年連続で30セーブ以上をマークしたのが最高だった。
岩瀬は昨季、自らのプロ野球記録を更新する
3年連続40セーブを達成している。
中スポ共同通信社時事通信


若竜トピックス(9日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-サーパス 19回戦
(9日・ナゴヤ球場)
 SU 002 021 000 = 5
   300 010 000 = 4
[敗] 久本(9試合2敗1S)
[D本] なし
[D投] 佐藤充、久本、金剛、中里
公式サイトオリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
1回ウラ、先頭・澤井が左前打で出たが、飛び出して走塁死。
しかし続く岩﨑が内野安打で出塁すると、藤井が左中間へ先制三塁打。
なおも1死三塁から新井の犠飛で追加点を挙げると、
2死三塁から平田が右前適時打を放ち、この回合計3点を挙げる。
先発・佐藤充は、2回に2死満塁のピンチを凌いだが、
3回、先頭・柴田に中越えのソロ本塁打を浴びると、
さらに由田の左中間二塁打と一輝の右飛で1死三塁。
続く古木に中犠飛を喫し、1点差に迫られる。
なおも5回、一輝右翼線二塁打、古木内野安打で1死一、三塁から
木元に中前に適時打を浴び、3-3の同点に追いつかれると、
2死一、二塁から岡田の右前適時打で勝ち越される。
5回、堂上剛裕四球とけん制悪送球で1死三塁から
澤井が左前に適時打を放ち、再び4-4の同点に追いついたが、
6回、2番手・久本が捕まり、柴田、由田に四球を与えると、
2度の暴投柴田の生還を許し、勝ち越し点。
打線は6回以降もチャンスを作ったが、決定打が出ず4-5で敗れる。
公式サイトより)


●佐藤充
<ウエスタン・サーパス戦に先発し、
5イニングを10安打4失点>
「高目に浮いてしまいました」
公式ファーム

●中里篤史
<3日に出場選手登録抹消後、初登板。
8回から4番手で登板し、MAX149キロを計測するなど
2イニングを1安打3奪三振無失点に抑える>
「1イニング目から感じはよかった。
これまで上(1軍)でやってきたことを下でも継続してやっていきたい。
早く上に行けるように頑張りたい」
中スポ

●澤井道久
<6日の福岡ソフトバンク戦の4安打に続き、
この日も3安打を放ち、打撃好調をアピール。
しかし試合後は3安打よりも見逃し三振2つを反省>
「振り方が良くなってきたのでいい当たりで抜けたり、
詰まってもヒットになるようになってきた」
中スポ


残り試合もわずかになったウエスタン・リーグ
今週のファームは、この日からナゴヤ球場でサーパスと3連戦。
週末には同じくナゴヤ球場で、ホンダ鈴鹿(13日)、
三菱重工名古屋(14日)とプロ・アマ交流戦が組まれています。

そのサーパス3連戦の初戦は、
初回、藤井の先制三塁打、新井の犠飛、
平田の適時打で、一挙3点を奪ったものの、
中盤に先発・佐藤充が捕まり、勝ち越しを許すと、
同点に追いついた直後の6回、2番手・久本が乱調。
再び逆転を許し、4-5で敗れてしまいました。
そのなかでは、4番手として登板の中里が収穫。
制球難などで3日に1軍登録を抹消されたものの、
この日はボールに力があるなど、持ち味を発揮した投球。
ストレートのMAXも149キロをマーク、2回をピシャリと抑えたもよう。

もともと期待が大きな中里ではありますが、
球威とともに、制球が果たしてどうなのかなと。
平井、齊藤辺りとの比較になってくると思いますが、
再昇格できるよう、調子をキープしてほしいです。

2008年9月 9日 (火)

昌頼む試練の9連戦開始とFA荒木中日残留宣言。

平田の劇的サヨナラ弾などで、横浜を3タテ
一時はマイナス2まで抱えた借金を返済したドラゴンズ
きょう9日からは、今月最大のヤマ場ともいえる9連戦が開始。
しんどい日程が続くものの、いかに踏ん張り、
3位を死守し、クライマックスシリーズへと繋いでいくか。
この日ナインは、ナゴヤドームで投手陣と野手指名組による調整。
9連戦の軸となるのは、現状ローテの柱といえる山本昌
そのほか、この日のドラゴンズの声を集めました。

ドラゴンズトピックス(8日)

◇山本昌
<今やエースとしてフル回転している大ベテラン。
予想では中5日で11日の巨人第3戦に登板し、
さらに中5日置いて17日の阪神戦で投げることに。
ベテランにしては異例の中5日が4度続くことになるが、平然としたもの>
「中4日も5日も昔からやっている。問題ない」

<今季4試合で負けなしの3勝と巨人を完全に抑え込んでいる。
8月に先発した2試合でいずれも1失点完投勝利をマーク>
「相性がいい? そんなことはないけどね。まあ、任せられたら頑張るよ」

<次回の登板で白星を挙げれば、また一つ球史に名前を刻む。
史上2人目の『40代での12勝』。もっともそんな記録へのこだわりはない。
その視線はCS、日本シリーズを見据えている>
「ここまで来たら頑張るだけ。
数字のことより、今はチームのこと。クライマックスだね。
昨年の日本一には貢献できなかった。日本シリーズで投げたい」
中スポスポニチ名古屋

◇小笠原孝
<きょう9日からの巨人3連戦に先陣を任されそう。
前回登板では制球に苦しみ、5回途中6失点KO。
その課題をどう修正するかがカギとなる>
「考えすぎないように。
若手も(山本)マサさんも頑張ってるんで。
自分だけ駄目なので頑張らなければいけない。
何が原因で、どうすればいいかというのは自分でも分かっています」

<チームで唯一、開幕から先発ローテを守り続けている。
シーズンを通してローテを守った経験がなく、未知の世界。
体力的に苦しい時期に入ってきたが>
「正直なところ疲れはあります」

<ここまで自己最多の8勝(9敗)を挙げているが
交流戦後は1勝5敗と大きく負け越している。
このまま沈んでいくわけにはいかない。
シーズン終了までローテを守り抜くつもり>
「ここ2、3試合は7、8月のころより良くなっていると思う。
疲れはあるけど、そんなことは言っていられない。
もうゴールも見えていますからね」

<好調な巨人打線との対戦だが、自分との闘いを強調>
「相手がどうこうではない。自分の投球ができるかどうか」
ベテランや若手の活躍は刺激になります」
(中スポ、スポニチ名古屋名タイ

◇チェン・ウェイン
<北京五輪後勝ち星がないが、この日は遠投で調整。
森バッテリーチーフコーチが見守る中、
三塁の位置から一塁まで下半身を意識しながら投げ>
「森さんに相談して下半身の使い方などを注意してもらった。
遠投をやって、これまでよりはいい感じになりました。
五輪から帰ってきて最初の試合はよくなかったけど、
前回はよかった。五輪前のいい状態に近づいている。
五輪前のイメージで投げたい」
(東京中日、スポニチ名古屋ニッカン

◇吉見一起
<前日の復帰登板で6イニング4失点(自責3)。
この日はナゴヤドームで軽めの調整。
次回登板に向けて不安がないことを強調>
「右肩? 張りはあるけど痛みはないです。
投げた翌日というのはボクも心配でしたけど大丈夫ですね」
(東京中日)


◇平田良介
<劇的な代打サヨナラ弾となるプロ1号を放った
横浜戦から一夜明け、ナゴヤドームで行われた練習に参加。
お祝いの電話、メールが殺到したそうだが、そう快な笑顔を見せて>
「3時半まで飯食ってました。それでも7時間は寝ましたよ」

<打席に入る際に流していたテーマ曲を変更する計画を明かす。
安室奈美恵のベストアルバム
『BEST FICTION』の中の1曲をテーマ曲にしたいとか>
「安室奈美恵にしたいんです。
初めて聴いた時からいいなあ…と思っていて。
これを聴いたから、ホームランが打てたのかもしれません」

<巨人戦でここまで17打数6安打(打率.353)の好成績。
この日は練習後に荷物をまとめて車に乗り込み
巨人、横浜、阪神と続く9連戦での活躍を誓う>
「明日(10日)から3試合、毎日2軍の試合に出ます。
12連戦ですね。1本出たんでまた次も」
中スポスポニチ名古屋

【ドラゴンズ・9連戦の日程】
 9日(火) 対巨人(18:00・ナゴヤドーム)
10日(水) 対巨人(18:00・ナゴヤドーム)
11日(木) 対巨人(18:00・ナゴヤドーム)
12日(金) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)
13日(土) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)
14日(日) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)
15日(月・祝)対阪神(18:00・ナゴヤドーム)
16日(火) 対阪神(18:00・ナゴヤドーム)
17日(水) 対阪神(18:00・ナゴヤドーム)


↑で見るように、
今週末は3連休となるため、9連戦という日程に。
しかも相手は、巨人、阪神という上位チームとの対戦。
その間に前回3タテした横浜戦も組まれていますが、
ビジターですし、足をすくわれないようくれぐれも注意。
夏の疲れが出てくるこの時期、ベテランどころが多い
ドラゴンズナインにとっては、厳しい戦いともいえるでしょう。

ほぼ4位で並ぶ広島、東京ヤクルトとは、現在2ゲーム差
即Bクラス陥落という可能性はないものの、
最初のカードが、首位を猛追している巨人なだけに、
3タテというのは、正直厳しいんじゃないかと。
それでも地元での対戦ですし、できるだけ優位に進め、
せめてもの意地を見せてもらいたいです。

翌週の阪神戦のことなどは頭から外し、
とりあえずは、今回の巨人3連戦
中スポ予想は、ともに中5日小笠原-チェン-山本昌
現状では中田、川上、佐藤充などの再昇格も考えにくいこともあり、
おそらくこの順番でほぼ確定じゃないかと思われます。

目指せ日シリ!その中でやはり
頼らざるを得ないのが、
ベテランの昌さん
巨人第3戦の先発が
予想されますが、
もはや『ローテの軸』となっていますし、
まずはここでひとつ、
勝ちを計算させてもらいたいなと。
前回は6イニング2/3と
やや早めの降板となりましたが、
それも中5日での
今回の巨人戦を見込んでのもの。
今季巨人戦は3勝負けなしと、抜群の相性を誇りますし、
暦は秋に入ったものの、動きは8月とほぼ変わらぬ様子。
その視線はポストシーズンを見据えているようですし、
キツイのは確かでしょうが、ぜひともその左腕
チームを引っ張っていってもらいたい。
巨人戦の次は、再び中5日で阪神戦と、
43歳にはいささかハードなノルマが課されるようですが、
ぜひとも「らしい投球」で相手を抑え込み、喜ばせてほしいです。

一方、初戦、2戦目も左腕が登板する予定。
ただ小笠原、チェンとともに前回の神宮では苦汁を飲まされました。
なかでも小笠原は、課題である制球面が
ほとんど修正されずに捕まってしまうありさま。
小笠原道大、ラミレスと打撃陣が好調な巨人相手なだけに
ちょっとでも甘く入ると、やられてしまう可能性も大。
まずは立ち上がりに気を付けながら、丁寧に放ってほしいなと。
またチェンは、力のあるストレートをいかに投げこめるか。
「下半身が使えず、腕も振れない」という状態だったようですが、
ビシッと決まれば、相手を封じ込められるだけに、
五輪前の投球をいかに取り戻せるかがカギに。
遠投効果が出て、球威が増すことを期待しています。


◇荒木雅博
<すでに取得済みのフリーエージェント(FA)権を行使せず、
来季以降も残留する決意を固める。
この日、チームへの愛着心を激白。
約5カ月で結論を出した表情は、まさに秋晴れ>
「心の中は決まっています。中日に残ります。
たぶん権利は行使せずにということになるんでしょうが、
別に来年以降にどうのこうの(凍結する)というわけではないですよ」

<13年かけて取得した一流の証明書。
権利を取得してからは、他球団のユニホームを着ている
もう1人の『荒木』を想像したりもした>
「九州の男なら、1度はソフトバンクのことも考えますよ。
でも、やっぱり違うでしょ。
残留の理由? それがよくわからないんですよ(笑)。
中日で野球をやりたいから…。それくらいしかないんですよね」

<つまりは、中日が好き。それ以外にはない。
早々の『残竜宣言』は球団にも大朗報>
「完全優勝する! と言って臨んだシーズンが
今、こうじゃないですか。みんな納得していません。
このチームで勝ちたい。そう思ってみんなが戦っているんです」
中スポ

◇森バッテリーチーフコーチ
<今秋キャンプを投手と野手を分離して行うプランが浮上。
野手は当初の予定通りにナゴヤ球場で行うが、
投手はかつて中日2軍が本拠地とした
愛知県知多郡阿久比町が有力候補地に。
故障者続出の投手陣にハードな練習を科して、
来季以降を見据えようというもの。
人選も若手中心ではなく、1軍投手を参加させる方針>
「今年の秋季キャンプは徹底的に鍛えるつもり」
スポニチ名古屋


9月に入ったこともあり、
そろそろ来季に向けての話題もちらほらと。
今朝の中スポには、FA荒木『残竜宣言』が。
井端のときは1面トップに来ましたが、
さすがに今回は相撲に負けたか?3面に。
それでも来季も『アライバコンビ』が継続されることが
確定したことを、まずはとてもうれしく思います。

荒木のコメントを読んで、意外に思ったのが、
その選択肢に「福岡ソフトバンク」が挙がっていたこと。
和田さんではないですが、故郷でのプレーというものが、
プレーヤーにとっては、モチベーションの1つになるんだなと。
サッカー選手でも「最後は故郷で」という話を聞きますが、
荒木自身にとっても「九州」というのは大切なもの。そんな風に感じましたね。
ただ故郷・熊本を離れて13年。
お世話になっているナゴヤ、そしてドラゴンズ
これからもそこで野球をやっていきたい。
さらに選手会長として臨んだ今季、
チームも自身も不本意な成績なだけに
「このままじゃ終われない」という部分も。
そういうことを含めての残留ではないかと思います。

とりあえず残留とはなりましたが、
まあオフの交渉次第でどうなるのか。
昨季の交渉ではかなり怒りを抑えていましたしね。
ただドラゴンズファンが見たいのは、やはり「ドラゴンズの荒木」。
来季もチームの中心として、先頭を走ってほしい。
またさらなるアライバ芸術プレーを魅せてほしい。
そしてそれ以上に、まずは残りシーズン、
内野の要とチームを引っ張ってもらい、
深まっていく秋の戦いに、より貢献してほしいと願います。

2008年9月 8日 (月)

劇的代打サヨナラ弾、プロ初本塁打平田が決めた!

2年目の清水昭信が力投し、プロ初完投
投打がかみ合い連勝、勝率を再び5割に戻したドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの横浜との第3戦。
4-4の同点で迎えた9回ウラ、代打で登場した3年目の平田が大仕事。
横浜5番手・横山の変化球を弾き返し、右中間席へ放った
プロ初本塁打が勝負を決めるサヨナラアーチに!
若竜の劇的弾で、サヨナラ勝ちのドラゴンズ
今季初となる同一カード3連戦3連勝を飾りました!

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 17回戦
(7日・ナゴヤドーム | 中日12勝5敗)
32996人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日 1x
[勝] 浅尾(31試合1勝1敗1S)
[D本] 平田1号
[Dバッテリー]
吉見、高橋、浅尾 - 谷繁

【ゲームレビュー】
9回、代打・平田が右中間へプロ初本塁打を放ち、
今季5度目のサヨナラ勝ち。3連勝で勝ち越しを1とした

劣勢の展開でも打線が粘った。
4回にデラロサの犠飛で1点差とし、5回にはイ・ビョンギュが同点打。
再度勝ち越された後の6回には、四球からチャンスをつくり、
立浪の内野ゴロの間に同点とした。
8回途中から登板の3番手・浅尾今季初勝利を挙げた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズは右肩関節炎が癒え、7月20日以来の吉見
一方、横浜は中6日でルーキーの小林太志が先発。
ともに上々の立ち上がりを見せる。

3回ウラ、先頭の谷繁が内角低目のストレートを引っ張り、
レフト左へのツーベースで出ると、吉見は初球送って二塁へ。
続く森野がフルカウントから四球を選ぶと、
荒木も力みが見える小林から、ストレートの四球。
1死満塁のチャンスで迎えるは、イ・ビョンギュ
カウント2-2からの6球目、
内角低目のチェンジアップをすくいあげると
打球は伸びて、レフト後方へ抜けそうな当たり。
佐伯が背走して好捕も、犠牲フライには十分。(1-0)
続くウッズが三塁正面のゴロに倒れたものの、最低限の1点は奪う。

先制してもらった吉見だったが、
4回、先頭・石川に4球目、セーフティーバントを仕掛けられると、
絶妙な打球が二塁方向へ転がり、内野安打に。
意表を突く攻めでこの日初めて走者を出されると、
続く仁志にきっちり送られ、二塁へ。
ここで迎えるは、首位打者の内川
2ストライクと追い込みながら、2-1からの4球目、
内へのシュートを詰まりながらも
センター前へ運ばれてしまい、タイムリー。(1-1)
すぐさま同点に追いつかれてしまうと、
続く村田にも3球ファウルで粘られた末の2-2からの8球目、
真ん中の落ちないフォークを完ぺきに捉えられ、
左中間突破のタイムリーツーベース。(1-2)
それまでの投球とは一変、一気に勝ち越される
なおも続く吉村には、カウント0-1からの2球目、
内角低目へワンバウンドしそうなシュートを
叩かれると打球は三遊間を抜けていくタイムリー。(1-3)
リズムを崩され、3連続タイムリーを浴びた吉見
カード3戦目で初めて、横浜にペースを握られた。

2点ビハインドとなったドラゴンズ
4回ウラ、先頭・和田が真ん中高目のストレートを
強烈に引っ張り、レフト左へのツーベースで出ると、
続く中村紀洋のライトフライでタッチアップして三塁へ。
さらにこの3連戦当たっているデラロサ
真ん中低目のチェンジアップを叩くと、
レフトへ打ち上げての犠牲フライ。(2-3)
点差を1点に詰めると、続く谷繁のときに小林にアクシデント。
4球目を投じたあと、左足の付け根に張りを訴え
ベンチ裏へ下がると、そのまま降板となった。

5回ウラ、横浜は緊急登板の牛田がそのまま続投。
しかし2死から乱れ、荒木がストレートの四球を選ぶと、
続くイ・ビョンギュの2球目にすかさず盗塁成功
さらにカウント1-3からの5球目、真ん中低目のフォークを叩くと、
三遊間を抜いていくタイムリー!(3-3)
相手のミスにつけ込んで絵に描いたように、同点に追いつく。
なおも代わった3番手・小山田からウッズがストレートの四球。
2死一、二塁とチャンスで和田を迎えるも、
真ん中高目のシンカーに遊ゴロ。惜しくも勝ち越しはならず。

同点に追いついてもらった吉見
しかし直後の6回、やってはいけない失点を。
2死から迎えるは、4番・村田
2球ボールとカウントを悪くし、
1球ファウルのあとの4球目、スライダーが甘く真ん中に…。
見逃さずに振り抜かれると、高い放物線を描いて
そのままレフトスタンド上段へ。
再び勝ち越しを許す痛恨のホームラン。(4-3)
防げた得点を与えてしまった吉見
結局この日は6イニング、90球を投げ、
5安打8奪三振で4失点(自責3)。復活勝利はお預けとなった。

再び1点ビハインドのドラゴンズだが、粘りを見せ、
続投の小山田から先頭の中村紀洋が四球を選ぶと、
続くデラロサが初球、送って二塁へ。
さらに谷繁がセンター前に弾き返して、1死一、三塁。
ここで吉見の代打には、立浪を起用。
一方の横浜も左の石井裕也を投入、ドーム内は歓声とどよめきが交互。
ミスタードラゴンズVSサイレントK。
注目すべき対決となったが、結果勝ったのは好調の立浪
カウント0-1からの2球目、外へのスライダーを引っ張ると、
二塁後方へのゴロ。仁志が掴み二塁へ送り、
4-6-3と渡ったものの、一塁セーフ。
内野ゴロの間にしぶとく同点に追いつく。(4-4)
なおも2死一塁で森野を迎えたが、カウント2-2から
外一杯のストレートに見逃し三振に倒れ、続けなかった。

同点以降は、リリーフ陣の投げ合いに。
ドラゴンズは7回から高橋
そして8回途中から浅尾に繋ぎゼロに抑えると、
横浜石井裕也がそのまま続投。
6月までいた古巣の本拠地で力強い投球を披露。
7回ウラは、荒木、ウッズが力のあるストレートに押され、
ともにフライアウトに倒れると、続く8回ウラは、
中村紀洋が外へのストレートに三球三振。
さらにデラロサも内への144キロに手が出ず三振。
強烈な恩返しをされてしまい、ゲームは同点のまま9回に。

9回、3番手・浅尾がそのまま続投。
しかしいきなり村田に外へのストレートを
右方向へ持って行かれ、ライト線に落ちるツーベース。
勝ち越しの走者を背負ってしまうと、
続く吉村に対し、横浜ベンチはバントを指示。
ところが吉村は2球目、内へのストレートを当てるも、
一塁方向へ上げてしまい、送りバント失敗
ランナーを進められないと、ここから浅尾が踏ん張りを見せ、
続く大西を外へのパームボールで空振り三振。
さらに金城武山という2つの選択肢こそあったものの、
バッテリーは、金城との勝負を選択。
結果カウント1-2からまたもパームで打ち上げさての三塁フライ。
無死二塁の大きなピンチを凌いで、味方のサヨナラを待つことに。

9回ウラ、好投の石井裕也からバトンを継いだのは横山
先頭の谷繁がピッチャー返し。横山の足に当たったものの、
遊撃の石川がバックアップして、1アウト。
ドラゴンズ的には、ややアンラッキーとなったが、
続く浅尾の代打で、平田が登場。
サヨナラに持って行くためにも、何とか塁に出てほしい
しかしこの日の親子ゲーム3ランを放っていた
背番号8が、ここで値千金の大仕事!
カウント0-1からの2球目、
中に入ってきたカットボールを弾き返すと、
右中間への打球はぐんぐんと伸びていき、そのままスタンド最前列へ!
プロ3年目でついに飛び出した初本塁打は、
ゲームを決めるサヨナラホームランに!!(5x-4)

フェンス直撃かと思い、一塁まで全力で走っていた平田は、
一塁を回ると、両手を大きく広げて笑顔!
さらに興奮気味に塁を周り、三塁コーチャーの笘篠コーチ
跳び上がりながら両手でタッチすると、
ナインが待ち構える本塁に飛び込むようにホームイン!
諸先輩方におなじみの手荒い祝福を受けたあと、
本塁ベース付近で『師匠』立浪とがっちりと抱擁
劇的な幕切れで今季初の同一カード3連勝を成し遂げたドラゴンズ
9回のピンチを凌いだ浅尾今季初白星
またこれで再び貯金を『1』に戻すとともに、
4位以降に2ゲームの差を付けることとなった。


やったあ、初ホームラン!4-4のまま迎えた最終9回ウラ
前の攻撃で横浜
大きなチャンスを逃し、
流れがややドラゴンズの方に
傾いてはいましたが、
代打で登場した3年目の若竜・平田
待望のプロ初アーチ
それが見事なサヨナラ弾となって、劇的な3連勝
右中間スタンドに飛び込んだ瞬間は、
「やったー!」と思わず叫んでしまいましたね。

高校時代はスラッガーだったものの、1軍では本塁打がゼロ
正直この場面、平田に一発などは全く望んでませんでしたし、
頭のなかにはそういう展開はありませんでした。
ただ親子ゲームで3ランを放っていた感触が残っていたのか、
それともゲーム中の立浪のアドバイスが効いたのか。
狙って打った一発は、見事なホームランに
平田自身も待ちに待っていた一発だったのでしょう。
塁を回る間も生還してからも、さらにお立ち台でも興奮しっぱなし
まさにこの長かった1日の出来事が、平田のプロ人生において、
大きな1ページとなったことでしょうね。
平田選手、本当におめでとう、そしてよくやった!

それにしても、このサヨナラ弾。
チームにとっても、大きな一発となりましたね。
この日は、前日までとは違いやや劣勢の展開
それでもしぶとく追いつきこそしたものの、
相変わらずあと一押しができずに、ズルズルと。
さらに石井裕也には強烈な恩返しもされてしまい、
ヒットもなかなか出ないような状況。
けっこう重たいムードとなっていただけに、
それらをも救った平田の一振り、まさに感謝だったと思いました。

一方投手陣は、先発・吉見が久々の登板。
3回までは力のあるストレートを軸にして、
横浜打線を封じ込み、パーフェクトと上々でしたが、
先制してもらったうえで、2廻り目に入ると、
追い込んだ後の決め球が若干甘くなってしまったような。
さらに6回には村田に対し、もったいない一発
結局1点ビハインドで降板し、味方が同点に追いついたため、
勝ち負けはつかずでしたが、
とりあえずは右肩に不安がなさそうなのは、収穫でしょう。
スタミナについては、今後さらに投げていくうちに
自然とついてきそうな感じがしますし、実戦勘も同様。
一時は「今季絶望」とされながらも戻ってきた背番号19
おそらく次回もハマスタで登板があるでしょう。
今回の投球を修正し、久々の勝ち星を手にしてほしいです。


神宮での悪夢を地元に戻って一掃
ここに来ての同一カード3連勝は、弾みが付きますね。
そしてあす9日からは、9月の大きなヤマ場
よりハードとなる9連戦が待ち構えています。
そして最初のカードは、首位を猛追している2位・巨人
しかし地元でのゲームですし、勝ち越している相手。
厳しい展開も予想されますが、できれば優位に進めてほしいところ。
ただチーム状態も一時よりはだいぶ上向いてきましたし、
清水昭信、平田のような投打に若い力が出てきたこともあり、
決してがけっぷちということでもないはず。
相手も落とせないでしょうが、こちらも負けられない
試練の9連戦、できるだけ白星を掴めるよう、
ドラゴンズナインの踏ん張りに期待したいと思います!


☆プレーヤーズ・ボイス(7日)

◎平田良介
<9回1死、代打で登場。
右中間にプロ3年目で公式戦初本塁打となるサヨナラ弾。
チームに今季初の同一カード3連勝をもたらす>
「(初めてのプロでの本塁打、
それがサヨナラ。どんな感触だったか)
いや、打った瞬間に行ったかと思ったんですけど、
でも、あのう、午前中にも、あの、親子の試合がありまして、
ウエスタンのほうの試合も出てまして、
えーと、もう12時間以上ナゴヤドームにいるんですけど、
えー、とにかく打ててよかったです。
(大歓声、大拍手を受けていますが、どんな気持ち?)
あのう、やっぱり大勢のみなさんに、
応援していただいているんだなっていうのをと
すごく感じ取れる人の数だと思います。
(9回、サヨナラしかないというところ、
どんな気持ちでバッターボックスに入ったのか)
あのう、立浪さんに『もう代打ランナーおらんかったら、
ホームラン狙っていけよ』って言われたんで、
もう、ホームラン狙っていきました。
(いろんな人に握手、声をかけられてましたが、どんな言葉が)
あ…『ナイスバッティング』とか
『おまえ、1日2本じゃん』とか、いろいろ言われましたね(笑)。
まあすごいうれしいです(笑)。
(これでチームは再び貯金生活、
それから、今シーズン初の同一カード3連勝)
あの、もう、すごいうれしいですし、
ボク自身も交流戦明けからしか、上に上がれてなかったんで、
あのう、初めて今知ったんですけど、
そういう大事なところに、
の舞台に立てたことがすごいうれしいです。
(高校時代からホームランバッター、プロとしてはようやく第一歩)
そうですね、あのう、監督…本人からは言われてないんですけど、
神宮とかでも、大事なところで代打出させてもらって、
結果出せてなかったんで、『もうそろそろ出るやろ』と
いうことは話されていたみたいです(苦笑)。
(ファンに最後にメッセージを)
えー、中日ドラゴンズは今年もクライマックスシリーズに出て、
で、リーグ優勝して、日本シリーズも優勝して、
最後まで野球しますんで、応援よろしくお願いします」


「打った瞬間、行ったと思いました。
でもフェン直(フェンス直撃)だったら
怒られると思って、全力で走りました。
それに完ぺきやのに(スタンド)ぎりぎりやったし。まだまだです。
すんごい、うれしいです。
昨年の日本シリーズの決勝犠飛よりうれしかった」

<『師匠』のひと言が大きく効いた。
この夜は代打での途中出場に備え、
時々ベンチ裏でバットを振りながら出番を待っていたが、
立浪兼任コーチから『センターに打てる球が来たら狙え。
ホームランじゃないなら三振でいいんだから』と耳打ちされ>
「えっ、本当にいいんですか?」

<思わず聞き返しても、立浪は笑いながらうなずく。
このひと言で肩の力が抜けた>
「素振りルームで立浪さんに言われたんです。
代打で出て、走者がいなかったから(本塁打を)狙っていけよ、
その代わりバックスクリーンだぞ。と。
本当にその通りになっちゃいました。
今まで狙う場合は、引っ張って変に力みが入っていたんです。
でも立浪さんに『バックスクリーン狙いで』って
言われたことでリラックスできました。
言われなかったら、引っ張っていたかも。立浪さんの一言で楽になりました」

<実はこの日2本目のアーチだった。
この日の昼間に出場したウエスタン・福岡ソフトバンク戦で
右中間スタンドに逆転3ランをぶち込み>
「昼に出場した2軍戦でも本塁打を打っていたので、
いいイメージで打席に立てた」

<起床したのは午前5時。
ベンチではウッズにひまわりの種をもらい、
バリバリ噛んで眠気を吹き飛ばした。
次打者の森野から『早く帰りたいやろ。終わらせろ』と一発指令。
眠気もプロ1号で吹っ飛ばして>
「(1日2試合に出て)せきは出るし、正直、試合中は少し眠くなるし…。
眠くてタイロン(ウッズ)からヒマワリの種をもらっていました」

<初めて1軍に定着した3年目の今季。
こつこつと安打を重ねても、大阪桐蔭高時代に
70発を記録した本塁打とは縁がなかった。
バットを振り続けた成果が、シーズン終盤でようやく実り>
「高校までと違い、生活を懸けたプロは1球ずつが必死。
簡単にホームランは打てない。
何で打てへんのやろと考えたこともあった」

<それだけ本塁打が出ずに
じれったい思いをしたのにはある理由がある。
それは大好きな漫画『ドカベン・スーパースターズ編』の作中で
自身が現実よりも先に本塁打を放っていたから>
「(同い年の)高江洲と
『現実よりも漫画の方が先に打ってもうたな』とか話していたんです。
負けられませんからね。良かったです」

<大好きな漫画の中にいる『自分超え』を果たすために
今後、本塁打を打ち続けることを誓う>
「なるべく早く次の本塁打を打ちたいっすね。
1打席でも多く打席に立ちたい。次の目標はそこですね」

<価値ある一打に、思わず満面の笑みがこぼれる>
「(本塁打は)早く欲しかった。
大事なところで打ててうれしい。
でも、これをいいきっかけにしたい。
自分の本当のプロ野球生活が始まるんかなと思います。
長かったですけど、自分ひとりの力で
来れたわけではないので。皆さんに感謝してます」

<記念球の捜索は試合後すぐにはじまり、
あっさりと手にすることができたが、このボールの行方は>
「実家に甲子園の時のホームランボールとか、
中学時代の記念のボールを50個ぐらい飾っている棚があるんです。
そこに入れようと思っています」

<プロに入ってから収めたのは、2軍の初ヒット、初本塁打。
そして1軍での初ヒットの3球。今月末にも実家へ持参する>
「その後しばらくなかったんで、よかった」
公式ブログ中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー

○立浪和義兼任コーチ
<まな弟子・平田の劇弾に、真っ先に反応。
『狙ってこい』と送りだしたのは、もちろん気休めではない。
周囲は『立浪組』と呼ぶホームゲームでの
早出特打は、もはやドームの新名物。
門下生の大仕事だけに誰よりも早く迎えてやりたかった>
「予感があったから言ったんですよね。
(その後見ていたら)1球目の見逃し方に雰囲気ありましたよ。
逆方向への一発ですからね。
1軍で結果を残すことで、自信をつけてくれればいいです」

<打撃の師匠としてでなく、ドラゴンズの先輩としての姿も。
1点を追う6回、1死一、三塁から二ゴロを放ち、同点に戻すと、
2死一塁で森野の5球目にスチールを敢行。
結果は見逃し三振となったが、ボール球なら間違いなくセーフ。
幻の二盗を振り返り>
「本当はもっと早く(若いカウントで)走ろうと思っていたんです。
完全にノーマークでしたから。
足の状態も良かったし、最近タイムを計ったらよかったんですよ」
(中スポ)

○浅尾拓也
<8回途中から3番手で登板。
自らつくった9回のピンチも切り抜け、今季初勝利を挙げる>
「いい形で勝つことができて良かったです。
9回はちょっと良くなかったですが」

<9回先頭の村田に右翼線二塁打を許したが、
続く吉村のバントを決めさせることなく一飛に。
内角高めの直球で失敗を誘い、後続も抑えて>
「あれで楽になりました。
簡単にバントさせないようにしようと考えて投げました」

<貴重な右の中継ぎだが、8月に入ってから突然打ち込まれることも。
配球を捕手任せにすることなく、自分で考えるように、
谷繁からアドバイスも受け取り組んでいる>
「打たれたりすることで、考えながら投げることができています。
自分が投げようと思っているボールと
(谷繁のサインと)合ってきているんです。
打者に球種を絞らせないようにして、投球の幅が広がってきた。
去年に比べたら粘れるようになってきたと思います」
中スポサンスポ名タイ

○吉見一起
<1カ月半ぶりに1軍登板。いきなり強烈な印象を残す。
初回先頭・石川への7球目、MAXの148キロをたたき出すと、
最後は147キロの快速球で空振り三振>
「最初は力を入れていきました。
スピード表示を見たら147キロとか出てたので、
これは飛ばし過ぎだな、と思って、
その後からはコントロール重視でいきました」

<球速こそ抑えたものの、3回までは5奪三振のパーフェクト。
右肩関節炎からの復帰登板だが、不安など少しも感じさせず>
「今日は不安と緊張の中での投球でした」

<失点も、自分なりに消化できるもの>
「以前だったら四球が絡んでの失点が多かったけど、
今日は四球もなかったし、攻めていっての3失点だった。
反省すべきところは反省していきたいけど、ある程度は納得できています」

<それでも反省は6回の村田に浴びた一発。
直前独り言で禁じたが、直後スライダーが真ん中に入り、やられた>
「ホームランだけはダメだ、と、口に出して言ったんです。
慣れないことをしてはいけませんね」

<2軍での1カ月半、考え続け、
あのときと今の自分の違いを細かく分析し、修正し。
また1軍ではなかなかできなかった体力面の強化にも力を入れ>
「とにかく良かったときの状態に
戻すことを考えてずっとやっていました。
ランニングとウエートトレーニングはけっこうできました」

<この日の結果は6イニング4失点。復帰星は飾れなかったが>
「4点目は防げる失点だったので、もったいなかった。
反省して、次回、チャンスをもらえたらやり返したいです」。
中スポ共同通信社毎日jpスポニチ名古屋

○イ・ビョンギュ
<3回1死満塁で先制の左犠飛。4試合ぶりの打点をマークすると、
1点を追う5回2死二塁で同点となる左前適時打を放ち、この日2打点>
「(犠飛は)打ったのは、チェンジアップ。
とにかくランナーを返せてよかった。最低限の仕事ができました。
(5回の)タイムリーでいったんは同点に追いつくこともできたし良かった」
(東京中日、ニッカン

◇清水昭信
<プロ初完投勝利を挙げた前日の横浜戦で再三送りバントを失敗。
この日、ナゴヤドームでバントの特訓を受ける。
『達人』の川相コーチから身ぶり手ぶりで指導され>
「やりやすくなりました」
ニッカン


○落合監督
<今季初の同一カード3連勝で再び貯金『1』とする。
平田の歓喜弾を見届けると、3年前の夏に思いをはせる。
報道陣にくぎを刺したその顔は、ほんの少し笑っていた>
「プロ初打席でホームランってのもすごいけど、
初めてのホームランがサヨナラってのもちょっとかっこよすぎないか? 
まあ、きょうは平田君を書いといて。でもスーパースターにはするなよ!」

<平田獲得の経緯を振り返り>
「坊やがねえ…。高校生のときに
あっち(右方向)に打てたから、無理して獲ったんだ。
スカウトは別(の選手)だったけど、強引にいったんだ。
1年、2年遊ばしてもこいつならと思った。
引っ張りばかりなら疑問符がつくけどな。
あれが持ち味。あっちに長いのを打てるのは大成するんだ。
とはいえ…これから、これから。まだリハビリだ。
2年かかってるんだ。体力がない。
(打ったから)スタメンで使ってって
思うかもしれないけど、まだそこまでいってない」

<試合のポイントについて>
「勝たせてくれたのは吉村(9回無死二塁からのバント失敗)だ。
野球って、そういう流れだろ? 
エラーがからむか、バント失敗がからむか、四球か…。
成るべくして成っている感じじゃないのかな」

<先発・吉見について>
「ストライクさえほしがらなけりゃ。村田のホームラン。
ホームラン打者にあれだけきれいなホームランを
打たれるってことは、投げ間違いと言うしかない。
本人は勝ちたい、勝ちたいだろうけど、そう簡単にはいかないよ。
改善しないと勝手に沈んでいくことになる。
まあ、投げられるようになっただけめっけもん、というところか」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋12ニッカン


今日の公示。(7日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 吉見一起投手
【同抹消】
▼中日 堂上剛裕外野手
公式サイト共同通信社

▼堂上剛裕
<吉見と入れ替わりで2軍に降格。
5日に昇格も、1軍滞在2日間で2軍へ逆戻り。
この日はナゴヤ球場で練習。気合を入れて>
「難しいかもしれませんが、
(再昇格可能な最短の)10日間で1軍に戻ることを目指して頑張ります」
(中スポ)


右肩関節炎が癒え、前日から1軍に合流していた吉見が昇格。
この日のゲームに先発し、6イニングを5安打4失点。
勝利こそ飾れなかったものの、段階を踏んできたこともあり、
まずまずの投球で、1軍復帰を果たしました。
一方、代わって抹消されたのが、野手の堂上剛裕
5日に今季初昇格し、即スタメンだった兄リンでしたが、
残念ながら、2打数無安打1四球とアピールに至らず。
9連戦を迎えるにあたり、投手を増やす事情もあり、
わずか2日で再びファーム落ちとなりました。
この日はナゴドでの親子ゲームに参加せず、ナゴヤ球場で練習した剛裕
厳しい結果になりましたが、腐らず頑張ってほしいです。


若竜トピックス(7日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-福岡ソフトバンク 21回戦
(7日・ナゴヤドーム)
  000 101 100 = 3
  000 302 00× = 5
[勝] 山内(15試合2勝3敗1S)
[S] ネルソン(9試合3S)
[D本] 平田4号3ラン
[D投] 山内、中田、ネルソン
公式サイト

【ゲームレビュー】
先発・山内は3回まで福岡ソフトバンク打線をパーフェクト。
しかし4回、先頭・福田に内野安打で出塁を許すと、
1死後、小斉右前打で1死一、三塁。
さらにレストビッチの内野ゴロの間に先制点を与える。
4回ウラ、福岡ソフトバンク先発・大場から
岩﨑が中前打を放つと、藤井が四球を選び無死一、二塁。
新井、中村公治と連続内野飛で2死となり、
チャンスを潰したかに見えたが、
6番・平田右中間最前列へ3ランを打ち込み、逆転
6回、柴原に右へソロ本塁打を打たれ、1点差に迫られるが、
そのウラ、相手二塁手・吉川の連続失策で追加点。
なおも無死三塁から小川が右前へ適時打を放ち、5-2とする。
7回、この回から登板の2番手・中田が、
レストビッチ四球と中西三塁失策で、1死一、二塁。
さらに自らの暴投で二塁から生還を許してしまい、1失点。
ボーンヘッドもあり、ムダな点を与えてしまうが、
最終回、3番手・ネルソンが三者凡退に抑え、試合終了。
5-3で、福岡ソフトバンクに連勝!
公式サイトより)


○中田賢一
<左ひざを痛めて出場選手登録を抹消中。
ウエスタン・福岡ソフトバンク戦に7回から2番手で登板。
負傷退場した8月25日の巨人戦以来となる実戦は、
2イニングを投げ、1安打2四球。
暴投で1失点(自責0)と今イチの内容に終わる>
「まっすぐで早めのストライクが取れず、
変化球に切り替えたんですが、うまくいきませんでしたね。
足はボチボチ。体は、まあ大丈夫です」

<9日から1軍は9連戦に突入する。
1人でも多く先発投手を確保したい台所事情を考えれば、
復帰戦はそう遠くなさそうだが>
「次? まだ何も言われていないのでわかりません。
実戦形式だとうまいこといかなかった。
まだまだやらなきゃいけないことがある」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋

○山内壮馬
<先発で6イニングを3安打2失点で2勝目。
毎回の9三振を奪う力投で、1軍再昇格をアピール>
「今日は腕が振れていたし、四球がなかったのが収穫です。
(先発初白星は)うれしいです」

<この日はMAX144キロの速球に加え、
切れのあるスライダーで福岡ソフトバンク打線を圧倒。
本来のテンポのある投球を披露したが、
6回2死から柴原にソロ本塁打を許し、反省も忘れず>
「次は余分なホームランを打たれないようにしたい」
中スポ

○小林2軍投手コーチ
<力投し先発初白星を挙げた山内を評価>
「よかった。(右肩痛で)離脱する前
(8月7日ウ・リーグ広島戦、9イニング1失点の完投)に近い投球内容」
中スポ

○岩﨑達郎
<2番・遊撃で出場し、4打数2安打4盗塁。
この日使っていた黄土色のグラブには井端の名前が刺繍してあったが>
「井端さんのグラブです。
04年のモデルで、立浪さんからいただきました。
いただいたのは、ついこの前です」

<左手にはめた瞬間、その素晴らしさが伝わってきた>
「これは違うなと思った。形もそうですけど、ゴロも捕りやすい。
手にした感触が良くて、使いやすいんですよ」

<使い込んで、さらに磨きがかかった名手のグラブ。
それにほれ込み、すぐに試合用に使うことに決めた。
当の井端と入れ替わったため、使用することを連絡していないが>
「井端さんが使っていたから、
余計使いやすさを感じるのかもしれません。
井端さんのように守備がうまくなりたい」
(中スポ)


今季最後となったナゴヤドームでの親子ゲーム
午前10時20分からのウエスタン・福岡ソフトバンク戦は、
投打かみ合う好ゲームとなり、5-3で勝利。
今季ウエスタン優勝チームに地元で連勝となりました。
先発したルーキー・山内が安定した投球を見せ、
6イニングを3安打9奪三振2失点。
プロ2勝目ながら、先発として初白星をマークしました。
また先月27日の巨人戦で左足を負傷。
登録を抹消されファームで調整中の中田が、実戦復帰。
2番手で7回から登板して、2イニングで4三振を奪う一方、
1安打2四球1暴投で1失点(自責点0)と、ある意味「らしさ」も発揮。
体調面での不安はなさそうなものの、
本格的な復帰まではまだまだ課題もありそうです。

一方野手陣は、1軍から平田岩﨑が参加。
朝5時起きというキツいスケジュールながらも、
1軍首脳陣がネット裏から見守るなか、
岩﨑2安打4盗塁と「足」を魅せると、
平田は、4回2死一、二塁から右中間へ逆転の3ラン!
この一発で好感触を掴んだことが、
ナイトゲームでの見事なサヨナラ弾へ繋がったようです。

2008年9月 7日 (日)

清水昭信初完投、ノリべん鮮やか快勝竜5割復帰!

大ベテラン・山本昌の投げて打っての活躍と
デラロサの見事な働きで連敗を止めたドラゴンズ。
借金を1に戻して迎えたナゴヤドームでの横浜との第2戦。
初回、打線が鮮やかな先制攻撃を見せ、
和田の適時打、中村紀洋の2ランなどで4点を先制すると、
大量援護をもらったプロ2戦目の先発の清水昭信が好投。
最後まで重い直球と変化球を低目に集め、
横浜打線を9回5安打1失点に封じ、うれしいプロ初完投勝利!
久々の連勝となったドラゴンズ、勝率を5割に戻しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 16回戦
(6日・ナゴヤドーム | 中日11勝5敗)
36970人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日 ×
[勝] 清水昭信(7試合2勝)
[D本] 中村紀洋23号2ラン デラロサ6号
[Dバッテリー]
清水昭信 - 田中

【ゲームレビュー】
清水昭信がプロ初完投。投打がかみ合い勝率を5割に戻した
清水昭信はストライク先行でテンポのいい投球。
6回2死一、二塁から村田に適時打を許し、
1点を失ったが、2勝目を挙げた。
1回の先制攻撃が効いた。和田が中堅左へ先制の2点二塁打。
中村紀洋が2ランで続き、大量4点を入れ、
4回にはデラロサのソロで突き放した。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズは、中村紀洋がスタメンに復帰。
先発は中5日で前回プロ初勝利の清水昭信。
捕手も前回同様、同期の田中とのバッテリーに。

1回ウラ、横浜先発・桑原謙太朗から
先頭・森野が詰まりながらも二塁内野安打で出ると、
続く荒木が送って、二塁へ。
さらにウッズが二塁深いところへの内野安打で1死一、三塁のチャンス。
迎えた和田が初球、外角低目のスライダーを弾き返し、
センターへと抜けていくタイムリー!(2-0)
幸先良く先制すると、なおも2死二塁から
中村紀洋がカウント1-2からの4球目、
ど真ん中のストレートを右へ持って行くと、
そのままライトスタンドへ飛び込む2ランホームラン!(4-0)
久々の『ノリべんそろい踏み』で畳み込んでの一挙4点。
前回同様、打線の大量援護で清水昭信をもり立てる。

4点リードをもらった清水昭信。
2回、先頭の村田にいきなり四球を与えたものの。
続く吉村を内角高目のストレートで当てただけの一塁ゴロ。
さらに佐伯を外へのフォークで空振り三振。
金城も外へのストレートで三振に取り、きっちり切り抜ける。

3回も2死から石川に四球を与えるも、
仁志を外へのスライダーで空振り三振。
4回、先頭の内川に中に入ったスライダーを
センター前に運ばれ、この日初ヒットを許し、
続く村田にボールが先行するも、内へのフォークでセンターフライ。
さらに吉村を外へのフォークで6-4-3のダブルプレー。
時折ボールが先行するも低目を突く投球で序盤を無失点に抑える。

そんな清水昭信にさらなる追加点。
4回ウラ、先頭のデラロサがカウント1-0からの2球目、
内角高目のカーブを叩くと、高々上がった打球は
レフトポール際へと落ちるホームラン!(5-0)
2試合連続の一発で5点目を追加。さらに流れはドラゴンズへ。

5回も三者凡退に切り抜け、2勝目の権利を手にした清水昭信。
しかし6回、この日初めてともいえるピンチ。
1死から石川にセンター前にヒットを許すと、
続く仁志を二塁ライナーに取ったものの、
内川の4球目に、石川に走られ、ランナー二塁。
さらに内川に四球を与え、2死一、二塁にして迎えるは、村田。
この日村田に対しては、やや逃げ気味の清水昭信。
点差こそあるものの、ここを抑えればさらに勝利に近づく。
しかしカウント1-2からの4球目、
中に入ったフォークをレフト前に運ばれるタイムリー。(5-1)
1点を奪われ、完封は消える。
それでも気を取り直し、続く吉村を内へのストレートで遊ゴロ。
それ以上の追加点を与えず、きっちり凌ぐ。

6回ウラ、横浜4番手・小山田の制球がやや不安定。
1死からデラロサが四球を選ぶと、
続く田中に対してもストレートの四球で、一、二塁。
清水昭信は送れず、見送りの三振に倒れたものの、
この日2安打の森野がここでひと仕事。
カウント1-1からの3球目、外角低目のシンカーを叩くと、
ライト前へのタイムリーヒット!(6-1)
ホームがクロスプレーとなるもデラロサが生還し、
再びリードを5点へと広げる。

6回のピンチを切り抜けた清水昭信。
この後の注目は、そのまま完投するか否か。
やや危なくなった8回、先頭の代打・鈴木尚が
真ん中低目のストレートを叩くと、
打球はセンター後方へ抜けそうな当たり。
しかしこの回から入っていた英智が
見事に背走し最後はグラブを伸ばして好捕。
バックの援護に助けられると、2死から仁志に
センター前ヒットを許すも、内川を遊ゴロに取りゼロ。
こうなると、残りあと3人。
最終回もマウンドに上がった清水昭信。
先頭・村田を外へのスライダーで
ハーフスイングでの三振に打ち取ると、
吉村も詰まった打球でのレフトフライであと1人。
続く佐伯にライト右に運ばれ、ヒットを許したものの、
最後は金城を外へのフォークで二塁ゴロに仕留め、ゲームセット!
132球、9イニングを投げ抜き、
5安打8奪三振3四球で1失点と見事な投球を見せた
清水昭信がプロ初となる完投で2勝目をマーク。
チームも横浜に連勝し、勝利5割に見事に復帰!
勝利の瞬間をプロ入り初めてマウンド上で笑顔で迎えた清水昭信。
この日のヒーローは、そのまま2度目となるお立ち台へと上がった。


このところ連敗こそあるものの、連勝がなかったドラゴンズ。
さらにこの日の先発が、先発2戦目の清水昭信ということで
どのような展開になるのか、若干不安な部分がありましたが、
初回の鮮やかな先制攻撃によって、一気にペースを握ったことで、
久々に気持ちよく最後まで見ていられましたね。
やはり打線がしっかり爆発し、投手がきっちり抑えれば、
自然とナイスゲームになるんだなと。
勝利5割にすんなりと戻ることができて本当によかったです。

立ち上がりの4点は、
先日も落合監督が言っていた「こういう攻撃」。
ドラゴンズらしい攻めが出た先制点だったと思います。
まあ桑原謙太朗の出来が良くなかったこともありますが、
きっかけとなった森野の内野安打も二塁の仁志が判断を誤ってものの。
ミスとまでは言いませんが、前夜の流れを引き継ぎましたね。
さらに塁を埋めて、一、三塁としてから
このところチャンスで当たってなかった和田の初球攻撃。
積極的に叩いた一打は、実に見事でした。
さらにそれに続いたのが、腰に不安を抱える中村紀洋。
注射を打っての出場のようですが、右へ持っていた2ラン。
久々の『ノリべんそろい踏み』での4点は、
清水昭信にとっては、まさに頼もしく、
そしてとても大きなチカラになったことでしょう。

その清水昭信でしたが、安定していましたね。
4点をもらった直後、いきなり村田に四球を与えましたが、
後続をしっかりと抑えて、見事なゼロ行進。
横浜打線にとっては初モノ的なところもありましたが、
それ以上に投球が力強く、テンポもよい投球。
同期・田中とのコンビネーションも抜群で
ペースを相手に握らせないところがよかったです。
6回以降、若干ペースが落ちたところがありましたが、
それでも大きく崩れることは皆無。
7回辺りで下がるかなと思いましたが、そのまま投げ続け、
9イニング132球で、プロ初となる完投勝利。
この2試合の快投は、チームにとっても大きいですし、
本人にとっても、自信となったことでしょう。
落合監督はやや辛口評価ですが、次回もしっかり投げて、
層の薄い先発陣をさらに支えてほしいです。


とりあえずは、勝率5割に戻せたことが一番。
広島が敗れ、2ゲームと差が広がりましたが、
東京ヤクルトは高卒ルーキーのプロ初勝利でまだ1.5差。
ただゲーム差は気にせず、一戦一戦しっかり戦い、
まずは再び貯金を作ることですね。
連勝で久々に迎える第3戦。
おそらく先発は、昇格即登板となりそうな『サンデー吉見』。
前半戦頑張った若き右腕を後押しして、楽な展開で投げさせてほしい。
打線も上昇ムードですし、おそらくそれができるはず。
地元で3タテして、より3位の座を固めてほしいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(6日)

◎清水昭信
<9回5安打1失点に抑え、プロ初の完投で今季2勝目を挙げる>
「(ナイスピッチングでした)
ありがとうございました。
(全部自分一人で投げきった、どんな気分?)
気持ちよかったです、はい。
(最後の最後、マウンド上で笑顔があった)
あ、そうですか?(苦笑)
(自分では意識してなかった?)
意識してなかったです、はい。
(打線の大きな援護もあったが、
自分ではどんなところを心がけたのか)
打線をすごく、はい、あのう(スコアボードを見て)
楽に、はい、なったんで、ピッチングで見せようと思って、
低目低目を心がけてやってきました。
(低目低目の投球で、気がつけばヒット5本、すべてシングル)
そうですね、たまたまよかったです、はい。
(前回勝利と今回の完投勝利、同期入団の田中との息もぴったり)
そうですね、よくプライベートでも遊んでるんで、よかったです。
(今日の試合の中では、その田中とは、
どんなことを話しながら、完投までたどり着いたのか)
いや、ファームと一緒のように、
気持ちで投げようということで、頑張っていきました。
(投球のテンポがいい)
そうですか、やっぱり打線もよかったので、
テンポよく投げることができました。
(これでチームも勝率5割に戻った。
大事なゲームが続いていくが、どんな投球を見せてくれるか)
今まで通りに、やっぱ、低目低目に突いて、
テンポよく行っていきたいと思います、はい。
(頼りになる『ゲンさん』をファンにアピールした。
ファンのみなさんに応えてください)
きょうは本当にありがとうございました。
また、次も頑張るのでよろしくお願いします」

<プロ初となる完投勝利を挙げて>
「完投はファームでもしたことがなかったので、すごくうれしい。
意識してませんでしたが、気持ちいいです」

<前回にプロ初勝利をマークして真価が問われた登板。
見事な投球を披露し、と安堵の表情>
「きょう勝たないとこの前の1勝が消えてしまう。
自分にプレッシャーをかけて臨んだ」

<山本昌から『どうしたら低めに球がいくか』の
アドバイスを受け、テンポ良く投球を低目に集める。
8回を終えて状態を聞かれると、続投を志願>
「まだいけます」

<チームに約半月ぶりの連勝をもたらし、
勝率5割復帰に貢献もまだ夢心地>
「2回連続でお立ち台なんて」

<エース・川上ら三本柱を欠く中、
CS進出に向けてチームの救世主となった右腕。さらなる活躍を誓い>
「いい投手がたくさんいるのでチャンスをものにしたい」
サンスポスポーツ報知時事通信ニッカン

○田中大輔
<2試合連続でコンビを組んだ清水昭信について>
「前回より良かった。
スプリットも良かったし、組み立てやすかった」
サンスポ

○和田一浩
<1回2死一、三塁、先制の適時二塁打を放つ>
「打ったのはスライダー。
今までチャンスで打てなかった。
先制のチャンスだったので、
何としてもランナーを返そうと思いました」
公式写真中日新聞サンスポ時事通信毎日jpニッカン

○中村紀洋
<1回2死二塁、右越えに23号2ラン。8月17日以来の一発に>
「打ったのは、ストレート。
若い投手(清水昭信)が投げているので、
早いうちに点を取って、楽に投げさせたかった」

<持病の腰痛が悪化し、
痛み止めの注射を打ちながらのプレーが続くが、
低迷するチームの浮上のために必死>
「勝たないと意味がない。腰のことは言っていられない」
公式写真中日新聞共同通信社毎日jpニッカン

○トマス・デラロサ
<4回、左越えに2試合連続の6号本塁打>
「甘い球がきたら思いきって振っていく、
積極的に行っているからいい結果が出ているんじゃないかな」
公式写真


◆吉見一起
<この日、1軍に合流。ナゴヤドームで
キャッチボール、ランニングなど投手メニューを消化。
7日にも再登録される見込み>
「もう不安はない」
ニッカン


●落合監督
<8月19日以来の連勝で勝率を5割に戻す。
プロ初完投の清水昭信について>
「また頑張ってくれたな。
まだどういう評価をしていいかわからない。まだ2試合目だし。
内容は悪くない。でも持ち上げるなよ。
簡単にローテーションには入れない」
サンスポスポーツ報知毎日jp

2008年9月 6日 (土)

昌投げて打って11勝、デラも活躍連敗止めた!

神宮でまさかの3タテを喰らい、
借金を背負って、地元・ナゴヤに戻ってきたドラゴンズ。
4位・東京ヤクルトに0.5ゲームと迫られ、Bクラス転落の危機。
そんななかで迎えたナゴヤドームでの横浜との3連戦。
その初戦、2回にデラロサが先制の2ランを放つと、
4回にはデラロサ、山本昌と2本の適時打、
さらに森野の2ランで4点を奪い、一気に主導権。
投げては先発・山本昌が9安打を浴びながら、要所を締めて、
7回途中まで1失点と好投。11勝目を挙げると共に、
チームの連敗を3でストップ。3位をしっかり守りました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 15回戦
(5日・ナゴヤドーム | 中日10勝5敗)
30978人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日 ×
[勝] 山本昌(19試合11勝4敗)
[D本] デラロサ5号2ラン 森野15号2ラン
[Dバッテリー]
山本昌、浅尾、高橋、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
山本昌が打たれながらも踏ん張り、連敗を3で止めた
2点リードの4回、相手のまずい走塁に助けられて
無死二、三塁のピンチで中軸を抑え、無失点で切り抜けた。
7回途中1失点で降板。その後は継投で抑えた。
打線は2回、デラロサが左へ2ラン。
4回にはデラロサと山本昌の適時二塁打で追加点を挙げ、
さらに森野の2ランが飛び出した。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
連敗阻止と3位死守すべく、先発にはローテの軸・山本昌。
注目のスタメンは荒木は二塁、遊撃にはデラロサといつも通り。
移動日ゲームに弱い中村紀洋が先発から外れ、
『6番・右翼』で今季初昇格の堂上剛裕が起用される。

2回ウラ、1死から今季初打席となった
堂上剛裕がフルカウントから四球を選ぶと、
続くデラロサがカウント0-1からの2球目、
真ん中高目のストレートをジャストミート!
まさに打った瞬間という打球は、
レフトスタンドへ飛び込む2ランホームラン!(2-0)
神宮では精彩を欠いたデラロサ、
しっかり切り替え、積極打法で山本昌に先制点をプレゼント。

3回ウラ、先頭・森野がストレートの四球で出ると、
荒木がきっちり送って二塁へ。
さらにイ・ビョンギュの投ゴロの間に三塁へ進むも、
ウッズが外へのカーブにスイング取られ、三振に倒れる。

コースを投げ分ける投球で、
3回まで内川のヒット1本に抑えていた山本昌。
しかし4回、先頭の仁志にレフト線へのツーベースを許すと、
続く内川には外へのスクリューを右へ運ばれ、
ライト右へと落ちるツーベース。
しかしスタートが遅れたか、二走・仁志はなぜか三塁でストップ。
それでも無死二、三塁とピンチで、4番・村田。
踏ん張りどころとなったが、カウント2-2からの6球目、
内角低目のストレートを叩くと、ショート深めのゴロ。
1失点は覚悟したものの、ここで横浜サイドにまずい走塁。
一塁へ送るだろうという頭もあったか、
三走・仁志のスタートが悪く、逆に好判断をしたデラロサから
バックホームされると、仁志は三本間に挟まれタッチアウト。
さらに挟殺プレーがあったにも関わらず、
二塁走者の内川は三塁に進まず、そのまま。
相手の度重なる走塁ミスに救われた山本昌。
なおも1死一、二塁と走者を背負いながらも、きっちり切り替え、
吉村を内へのスライダーで、キャッチャーファウルフライ。
さらに大西を初球、外へのカーブでライトフライに取って3アウト。
大きなピンチを見事に凌ぎ、無失点で切り抜けた。

4回ウラ、先頭・和田が三遊間を抜くヒットで出ると、
続く堂上剛裕はライトフェンスギリギリのフライに倒れ、1アウト。
しかしここでデラロサがさらなるグッジョブ。
フルカウントからの6球目、中に甘く入った
チェンジアップを叩くと、三塁線を抜いていく長打コース。
和田が激走し、一塁から長駆ホームイン!
この日3打点目となるタイムリーツーベースで1点を加える(3-0)
なおも2死二塁で迎えるは、山本昌。
ボールが高く浮くなど制球定まらない
ウッドの緩い球はまさに打ちごろ。
4球ファウルで粘ったカウント2-2からの8球目、
真ん中低め、99キロのスローカーブを狙い打つと、
打球は前進守備の右中間を大きく破っていくツーベース!
今季2本目のヒットがタイムリーとなり、自らを楽にする(4-0)
さらに走塁疲れ?のベテランを、続く森野が優しく援護。
カウント1-2からの4球目、中に甘く入った
チェンジアップを振り抜くと、打球はライトスタンドへ!
2試合連続となるホームランで、点差は一気に6点に。(6-0)
ウッドをKOし、完全に流れはドラゴンズへ傾く。

6点の援護をもらった山本昌。
直後の5回、先頭・金城にセンター前ヒットを許すも
続く相川を初球、外へのスクリューで、1-6-3のゲッツー。
注文通りに凌ぎはしたものの、
本人的には「調子は良くなかった」この日。
確かにヒットを連ねられることも多く、
6回には、内川、村田に連打などで、2死一、二塁から
大西に内角低目のカーブをうまく捉えられ、
レフト左へのタイムリーツーベース。(6-1)
気がつけば、4回以降2安打以上を浴び、6回までで何と8安打。
それでも大量援護にも守られ、1失点のみ。
7回、1死から山口の代打・野中に右中間へ二塁打を許すも、
続く石川を外へのスライダーで
三塁ゴロに取ると、落合監督がマウンドへ。
結局この日は、6イニング2/3、99球を投げ、
9安打3奪三振無四球で1失点。
次回、中5日での巨人戦をにらんだか、
早期降板となったが、ベンチへ向かう際には、
スタンドからの大きな拍手に包まれた。

代わって2番手で登板は、勝ちパターンの浅尾。
代わり端・仁志にフルカウントから四球を与え、
2死一、二塁としたものの、
続く猛打賞の内川を初球、真ん中低目のフォークで遊ゴロに料理。
ピンチを凌ぐと、続く8回は村田を外へのスライダーで
タイミングを外し、三球三振に取るなどきっちり三者凡退。
そして9回は3番手・高橋が2人を抑えると、
あと1人というところで、登板間隔が空いている岩瀬を投入。
真田の代打・武山にヒットを許したものの、
最後は石川を外へのストレートで遊ゴロに仕留め、ゲームセット!
効果的な集中打で、チームの連敗を3で止めたドラゴンズ。
要所を締める投球で6回2/3を1失点の山本昌が、
通算204勝となる今季11勝目をマーク。
さらに借金も減らし再び1とするとともに、
4位・広島とは1ゲーム、5位転落の東京ヤクルトとの差は1.5に。
地元に戻っての9月初勝利で、敗れると
Bクラス転落という危機をまずは乗り越えた。


神宮で5位・東京ヤクルトにまさかの3タテ。
どちらが上位かわからないぐらいに翻弄され、
チームの状態の悪さを明るさまにしていたドラゴンズでしたが、
地元に戻って迎えた横浜戦。
良いカタチで取ることができてよかったですね。
最悪負ければ、ついにBクラス転落かという危機だっただけに
ナインも奮起したのではと思いましたし、
やはりに頼りになるのは大ベテラン。そう感じる勝利でした。

振り返ると、打者ではデラロサが頑張りましたね。
2回に久々の本塁打となる先制の2ランを放ちましたが、
この日のデラロサは攻守にかなり奮起していたなあと。
神宮では今ひとつ精彩に欠け、途中交代。
あげくには荒木が5年ぶりにショートを守るということもありましたが、
これが本人にとっては、ある意味ショッキングだったのでは。
「考えすぎずに、思い切っていこう」と
切り替えて臨んだこの日のゲームだったようですが、
第1打席でいきなり良い効果が出たのは大きかったでしょうね。
これで乗ったか、4回には守備で好判断。
無死二、三塁で村田の遊ゴロを深い位置で掴みながらも
バックホームして、三本間に挟んでタッチアウト。
相手に流れが行きかねない場面を阻止すると、
そのウラの第2打席では、甘いチェンジアップを見逃さず
積極打法で、大量点への足がかり。
7回の満塁のチャンスは逃してしまったものの、
この日は結局、3打数2安打3打点。
チームの危機とともに、自身の危機をも救った背番号57。
井端の欠場が続くだけに、この選手の力もやはり必要。
今後も前向きにプレーして、チームに貢献してほしいです。

一方、こちらもこの日の勝利の立役者。
9安打を浴びたものの、要所を締め7回途中1失点、
連敗ストッパーとなってくれた昌さん。
8月月間MVPが、9月最初の登板でもきっちり投げてくれましたね。
神宮では、佐藤充、小笠原、チェンと先発投手陣が
軒並み捕まってしまい、大量失点を喰らっていましたが、
さすがは現状・ローテの軸。
悪いながらも、しっかり投げてくれたと思います。

ポイントとなったのは、やはり4回。
まああれは相手が横浜で本当に助かったなと。
前日までの東京ヤクルトだったら、
間違いなく一気に畳み込まれていたかも?
それでも結果的にあの場面をゼロに抑えられたのは、
やはり他の投手とは違う、大ベテランならではの
経験がモノを言ったからではないでしょうか。
3位争いが混沌としているなか、厳しい戦いが続く9月。
ここを抜け出すためにも、今後も昌さんには頼らせてもらいたいなと。
次回はおそらく中5日で、地元での巨人戦。
さらなる白星を重ねられるよう、頑張ってほしいです。
またこの日は、打つ方でも2年ぶりの打点をマーク。
いつもの三遊間抜きではなく、右中間に打球が飛んでいったのには
驚きでしたが、あのタイムリーも大きかったですね。
次回はぜひとも一発も期待したいなと思いました。


まあそれがさておき、とりあえず初戦を取りました。
相変わらず1.5ゲーム差のなかに、3チームがいる状況ですが、
ドラゴンズ的に大事なのは、まずは勝率5割に戻すこと。
この日の勝利で、再び前を向きましたし、
得意の横浜戦できっちり連勝してもらいたいですね。
おそらく先発は、前回初勝利を挙げた源さん・清水昭信が濃厚。
あの日の好投再びといってほしいところ。
さらに打線も一夜限りで終わらずに援護して、
より一層、3位を死守してもらいたいなと期待します!


☆ウィナーズ・ボイス(5日)

◎トマス・デラロサ
<来日初の1試合3打点で、連敗ストップに貢献>
「(ナイスバッティングでした)ありがとうございます。
(先制2ランと適時二塁打、3打点の活躍)
そうですね。今日はあのう、最初から
あまり考えすぎないように、思い切っていこうと思っていました。
(神宮では3試合ノーヒットだったんが、
何か新幹線の中でいいことでもあったか)
いえ、何もなかったんですけど、
野球っていうのは難しいなものですから、
最後まで最後まであきらめずに頑張らないといけないです。
(4回無死二、三塁で良い守備があった)
そうですね、グラウンドの中で何が起こるのかわからないので、
最初から準備しないと、何でもできるように。
(ハツラツプレーを見せて下さい)OK、ありがとうございます」

「3打点はうれしい。
きょうはあまり考え過ぎず積極的にいこうと思っていた」

<4回、適時二塁打談話>
「打ったのは、チェンジアップ。
甘い球がきたら、思いきり振ろうと思ってました」
公式写真サンスポ時事通信毎日jpニッカン


◎山本昌
<7回途中まで9安打されながら
要所を締める投球で1失点。今季11勝目を挙げる>
「(ナイスピッチングでした)ありがとうございます。
(それにしても夏場本当に強い、これで11勝目)
ええ、あのう、ね、本当に、あの、チームもね、
負けてましたし、あのう、いいピッチングができてよかったです。
(3連敗のチームのムードは、感じていたか)
いや、まあね、負けてましたけど、みんな一生懸命頑張ってますし、
えー、まあ、ボクも今日も調子はあまり良くなかったですけども、
えー、一生懸命投げました、はい。
(苦しんだ去年と白星が重なる今年、何が一番違うのか)
うーん、ボクも良くわからないんですけど、
ね、調子もそんな悪くないですし、えー、勝ち運もありますんで、
えー、これからもあのう、頑張っていきたいと思います。
(CS進出が危うくなっていますが、大丈夫ですよね)
いえ、もう、あのう、みんなね、
気合入ってますんで、頑張っていきたいと思います。
(ファンに力強いひと言を)
えー、また次も頑張りますんで、よろしくお願いします!」

<9安打を浴びながら、6回の1点でしのぎ、
前半に6点を奪った打線に感謝>
「きょうは苦しかったけど、4回を無失点で抑えられたのが大きい。
調子は良くなかったが、早めの援護で助かった。
点差があったので大胆にストライクを取っていけた。
接戦だったら苦しかったかもしれない。
調子は悪くても、変化球はうまくコントロールできた」

<打っても4回にウッドの変化球を
右中間へはじき返す適時二塁打。報道陣の笑いを誘い>
「2ベースはすごい久しぶり。あれで疲れました」
公式写真中日新聞サンスポ時事通信毎日jp


『調子はメロメロでしたが、
唯一変化球がまあまあだったので何とかなりました。
4回無死二、三塁の村田君の遊ゴロでは「ホーム」と叫んだら
デラロサがいいバックホームを投げてくれて助かりました。
そのデラロサの2ランなどで早々と援護をもらったのも幸運でした。
破れかぶれで投げていたところもあったので、
競ってたらどうなっていたか分からなかった。
とにかくチームの連敗も止まり、
ボクも連敗せずに勝ちがついてよかったです。
ボク自身の二塁打は10年ぶりだったそうで、これまたよかったです。』
(『山本昌公式ホームページ』より引用)


○森野将彦
<4回2死二塁、右越えに15号2ラン>
「打ったのは、チェンジアップ。
高いボールを打とうと思ってました、完璧なバッティングができました」
公式写真サンスポ


●青山三塁ベースコーチ(横浜)
<4回、内川の右翼線二塁打で、
二塁走者の仁志がなぜか三塁でストップ。
さらに村田の遊ゴロで三本間に挟まれてアウト>
「タッチアップでと仁志は判断したのだろう。
あのショートゴロも相手が一塁へ投げる守備隊形だった。
痛かったけど仕方ない」
時事通信


○落合監督
<山本昌の好投と、久々の集中打で
連敗を3で止め、単独3位をキープ。
辛口を交えながらも、ベテラン左腕への厚い信頼を口に>
「(連敗を)止めるのはマサ(山本昌)しかいないだろ。
去年全部連勝を止めたんだから」

<4回無死二、三塁の場面でデラロサが
村田の遊ゴロを本塁へ送球する好判断で失点を防いだことに>
「同点までは覚悟していた。
まさかホームに放るとは…。あそこは井端でもできない」

<効果的な2本塁打に>
「今年はこういう戦い方が一番。
みんな、足の状態が悪い。万全ならいろんなものを付け加えられる」
中日新聞サンスポ12時事通信毎日jp

2008年9月 5日 (金)

足攻ツバメにまさかの3タテ、弱竜Bクラス転落危機。

2試合続けての『魔の5回』。
投手陣が踏ん張りきれず大量失点を喫し、まさかの連敗
落合政権5年目で初となる
後半戦借金1となってしまったドラゴンズ
このまま沈んでしまうのか、それとも逆襲をかけるのか、
注目された神宮での東京ヤクルトとの第3戦。
しかしこの日も序盤からペースを握られ、先制を許すと、
中盤はにかき回され、まさに翻弄されまくり
最終回に森野、ウッズの本塁打で完封こそ逃れたものの、あとの祭り
今季2度目となる同一カード3連敗で、4位に0.5差と詰め寄られ、
Aクラスの座も、もはや風前の灯火となってきました。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 20回戦
(4日・明治神宮野球場 | 中日7勝11敗2分け)
14047人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ヤクルト ×
[敗] チェン(33試合4勝5敗)
[D本] 森野14号 ウッズ30号2ラン
[Dバッテリー]
チェン、齊藤、浅尾、高橋 - 谷繁、田中

【ゲームレビュー】
粘りなく東京ヤクルト戦同一カード3連敗
チェンは粘りがなかった。
3回、福川に先制ソロ。
さらに青木の右越え適時二塁打と飯原の適時打で追加点を許した。
4回にも1点を失い、5回、先頭・飯原に四球を出して降板した。
打線は反撃が遅すぎた。
9回、森野のソロ本塁打とウッズの2ランで
3点を返したが、そこまでだった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
腰に不安を抱える中村紀洋も6番・三塁でスタメン復帰。
現状でのベストメンバーで臨む第3戦。
1回、東京ヤクルト先発・ダグラスから
荒木がライト線へフライを放つと、福地が追いつきながらも
落としてしまいエラー。その間に荒木は二塁へ到達。
しかし続くイ・ビョンギュが内へのストレートに空振り三振。
ウッズも内角低目のストレートを打ち上げ二塁フライに倒れる。

2回、先頭・和田が内角高目のストレートをピッチャー返し。
マウンド上で跳ね上がった打球を
ショート・川島慶三が捕るもお手玉してしまい、内野安打に。
先頭打者が出たものの、続く中村紀洋
内へのツーシームに詰まってしまい、遊飛に倒れると、
デラロサも初球、内へのストレートに差し込まれ二塁フライ。
さらに谷繁もライトフライに倒れ、この回もゼロ。

ドラゴンズ先発は、中6日でチェン
若干球が高いものの球威で勝り、初回、2回と無失点。
しかし3回、先頭・福川にフルカウントからの6球目、
真ん中高目のストレートを振り抜かれると、
打球はライナーでレフトスタンドへ飛び込むホームラン。(0-1)
完ぺきに捉えられ、先制を許してしまう。
気を取り直し、続くダグラスを2ストライクと追い込むも、
ここでライト側の照明の一部が消えてしまうアクシデント。
球場付近一帯が停電のため、球場に供給されている
電圧が一時的に下がったらしく、復旧作業のため試合を一時中断
その間、ドアラつば九郎らがスタンドを盛り上げる。

14分後、ゲームは再開。
ダグラスは空振り三振に倒れたものの、
続く福地がカウント0-1からの2球目、
三塁方向へ絶妙なセーフティーバント。
中村紀洋が前進し、一塁へ送るも、
その送球が福地のヘルメットに当たってしまい内野安打。
足を駆使されそうなイヤな走者を出してしまう。
案の定、続く宮本の時に再三ランエンドヒットを仕掛けられ、
結果的には二ゴロとなったが、福地は二塁へ。
ここで止めて置かなくてはいけないチェン
しかし青木にカウント1-1からの3球目、
内へのストレートを思い切り引っ張られると、
前進守備のライトの頭上を越えていくタイムリーツーベース。(0-2)
福地が生還し、1点を追加されると、
続く畠山に粘られた末の11球目、高目が外れて四球
そして飯原には内へのストレートでバットを折りながらも、
二塁の頭上を破られてしまい、タイムリーヒット。(0-3)
好調の東京ヤクルト打線に畳み込まれて3失点
早くもペースを握られた。

3点ビハインドとなったドラゴンズ
4回、先頭のイ・ビョンギュがストレートの四球で出るも、
続くウッズが外へ沈むチェンジアップに空振り三振。
さらに和田の6球目に、イ・ビョンギュがスタート。
和田も呼応しど真ん中のストレートを叩いたが、
詰まった打球は、ショート後方へのフライに。
当然イ・ビョンギュは戻ることができず、ダブルプレー
流れが良い相手に対し、ドラゴンズ拙攻が際立ってしまう。

そのウラ、敵をあざ笑うかのような足攻め
先頭・川島慶三が外へのフォークを拾い、ライト前ヒットで出ると、
続く福川の2球目に、ランエンドヒット。
川島慶三がスタートすると、福川の打球は詰まりながらも、
フラフラとレフト線に落ちてしまうヒット。
一旦二塁へ止まりかけた川島慶三は、レフトの動きを見て一気に三塁へ
積極的に次の塁を狙う走塁で、無死一、三塁とされると、
続くダグラスを三振に取り、1アウト。
さらに福地を内へのストレートでバットをへし折り、緩い打球の三塁ゴロ。
ところがゴロゴーの指示で川島慶三が果敢に本塁へ突入。
中村紀洋がバックホームするも、間に合わずにセーフ。
(記録は、三塁のフィルダースチョイス)
まさにクセ者という川島慶三の足にかき回され、追加点を許す。(0-4)

さらに東京ヤクルトの足攻めは、5回も続く。
初戦、2戦目と2試合連続で大量失点をした『魔の5回』。
すでに4点のビハインドのうえ、これ以上の失点は厳禁。
しかし調子の上がらないチェンは、
先頭・飯原にフルカウントから四球を与えてしまうと、
ここで落合監督がマウンドへ。
投手をチェンから齊藤にスイッチすると同時に、
捕手も田中大輔に代え、バッテリーごと入れ替える。

ところが、さらに続いていくイヤらしい攻め
迎えた田中浩康の2球目、飯原に二盗を決められると、
続く3球目に送りバントで三塁へ。
さらに川島慶三の3球目、バッテリーがスクイズを警戒しウエストすると、
次の4球目に逆にスクイズを敢行(結果はファウル)。
齊藤が踏ん張れず、フルカウントから四球を与えると、
続く福川の2球目に、今度は川島慶三が二塁へスタート。
三走の本塁突入を警戒する田中大輔は二塁へ投げられず、1死二、三塁。
そしてフルカウントからの7球目、外へのストレートを
センターへ運ばれてしまい、犠牲フライ。(0-5)
四球-盗塁-犠打-四球-盗塁-犠飛ノーヒットでの失点。
まさにやりたい放題東京ヤクルトに翻弄されまくるドラゴンズ
ゲームの行方は、ほとんどここで決した。

5点ビハインドとなったドラゴンズ
しかし内へのツーシーム、外へのシンカー、
さらに動くストレートを駆使して、
強気に攻めてくるダグラスの投球の前に三者凡退の山。
2回の和田の内野安打1本に抑えられ、まさになすすべもない状態。
結局ダグラスに8回まで1安打無失点に抑え込まれてしまう。

7回ウラ、敗戦濃厚のドラゴンズ守備位置を変更。
しかしそのコールを聞き、若干のどよめきも。
投手に浅尾、中堅に英智が入るところまで通常ながら、
森野が中堅から二塁へと回ると、
デラロサが下がり、ショートには何と荒木が入ることに。
03年9月以来5年ぶり、落合政権では初となる『ショート・荒木』。
直接ゴロをさばくことはなかったが、
これからの「何か」を示唆するような起用となった。

そのまま完封負けかと思われた9回、
東京ヤクルト2番手・木田を攻め、遅まきながら反撃開始
先頭の代打・立浪は遊飛に倒れたものの、
続く森野が、カウント2-2からの5球目、
真ん中高目のストレートを叩くと、打球は左中間スタンドへ!
一矢報いるホームランで、完封を阻止すると(1-5)
続く荒木が空振り三振に倒れたものの、
イ・ビョンギュはフルカウントから四球を選び、一塁へ。
そしてウッズが、カウント0-2からの3球目、
甘く入ってきたストレートを完ぺきに捉えると、
こちらも左中間スタンドへと飛び込む2ランホームラン!(3-5)
6年連続の30本塁打達成で、あれよあれよで2点差に。
さすがにヤバイと思った東京ヤクルト
木田を下げて、クローザーのイム・チャンヨンを投入。
それでもここに来て、流れはドラゴンズ
和田が初球、ストレートを狙い打って一、二塁間を抜くヒット。
2死一塁として、よもやの期待を抱いたものの、
高橋の代打・平田はカウント1-1からの3球目、
外へのスライダーを打ち上げてしまい、
三塁ファウルフライに倒れ、ゲームセット
最終的には2点差に詰め寄ったものの、振り切られてしまったドラゴンズ
敵地・神宮で5位・東京ヤクルトまさかの3タテを喰らい、
借金もまた1つ増えてしまい『2』に。
さらに広島に代わって、4位に浮上することとなった
東京ヤクルトとのゲーム差は、ついに0.5ゲームに接近。
3位争いはより混沌とし、Bクラス転落の危機はさらに深まった。


まさにこんな感じ。 最後の最後で
3点を奪ったものの、
これはあくまでも「木田劇場」で、
レフトスタンドへのファンサービス
正直、森野の一発が
出たときなどは、
ちっともうれしくなかったですね。

3-5というスコア以上に、
差を付けられた『完敗』。
それにしても、
東京ヤクルト点の取り方がうまいなと。
相手の嫌がる野球をいうのは、こういう風にやるんだと、
まさに教えられた感があったゲームでした。
を絡ませ、常に次の塁を積極的に狙う攻撃。
さらに何をしてくるのかという不安
相手投手に抱かせ、打者に集中させないうえ、
塁を埋めると、今度は打者が粘って、球数を投げさせるうえ、
たとえ良くない当たりでも、しぶとく繋いで得点を奪っていく。
特に4回のボテボテのゴロながらの本塁突入
さらに5回にノーヒットでのダメ押し点など、
奪われた方に得点以上のダメージを与えるいやらしさ。
自分たちの持ち味をきっちり把握し、
選手個々がやるべきことをきっちりと遂行している東京ヤクルト
本当にどちらが上位なのか、わからなくなるこの3連戦でした。

これで5連勝となり、まさに絶好調の東京ヤクルト
ドラゴンズにとっては、相手の歯車ががっちりと噛み合うときに、
当たってしまったという不運もありましたが、
それにしても、相手の思うようにやられすぎ
「向こうの芝生は良く見える」ということもあったりもしますが、
そう思わせるほどに、相手を引き立てるドラゴンズを見ると、
チーム状態の悪さをより一層感じてしましたし、
この先、本当に大丈夫なのかという不安もかなりよぎりました。

これで4位とついに0.5ゲーム差となってしまい、
もはや3位の座も風前の灯火の様相。
ただ地元に戻れることで、いくらかの切り替えが出来るのでは。
くしくも相手は今季大きく勝ち越している横浜
阪神に約3タテすなど、いくらか好調のようですが、
「足攻め」もないですし、少しは落ち着いて戦えることと思います。
借金生活からなるべく早く脱してはほしいですが、
現状のチームを見る限り、かなり厳しい状況ですし、
今回の3連戦に関しては、
「絶対に勝て、3タテ必須だ」とかは言いませんし、言えません。
まあできることなら勝ってくれればいいなあと思う程度で、
とりあえずここは見守っていきたいなと。
チームの方向性を見失っている現状。
モチベーションの低下も心配されますが、
まずは一人一人が持ち場をしっかり遂行することで、
自分らのやるべき野球を思い出し、そこから活路を見いだしてほしい。
その上で連敗を止めてくれればいいですね。
とにかく地元に戻って、やり直し
そしてその歩みを再び前に進められるよう、頑張ってほしいです。


★プレーヤーズ・ボイス(4日)

●チェン・ウェイン
<4イニング0/3を投げ、6安打5失点で今季5敗目>
「きょうは逆球が多く、自分のピッチングが全然できませんでした」

<北京五輪から帰国後、2試合連続で
不本意な内容が続いているが、
自分に言い聞かせるように、努めて前を向き>
「前回よりはスピードも出ている。
打たれたヒットも本当にいい当たりは1、2本しかない」
(中スポ、サンスポニッカン

●タイロン・ウッズ
<9回2死一塁、木田から左中間に2ラン本塁打を放つ。
しかし豪快弾にも主砲には笑みはなく>
「今日はダグラスがよかった。
最後もダグラスのままだったら打てなかったかもしれないが、
ピッチャーが代わってくれたから打てた」

<03年の来日以来、横浜時代を含めて
外国人史上最多となる6年連続の30本塁打には、少しだけニヤリ>
「6年続けて打てたのはうれしいが、勝利に貢献したかった。
長く続けていることは誇りに思ってる。続けることが大事だから。
でも、チームが勝つことが大事なんだ。
自分の本塁打は関係ない。チームが勝たなければ意味がない」
(東京中日、サンスポスポーツ報知時事通信スポニチ名古屋

●森野将彦
<完敗ムードの9回1死、左中間に14号ソロ本塁打を放つ>
「一人一人がやっていかないと。意地を見せないといけない。
チーム状態が悪い? 状態が悪いとか、
打てないとかそんなことは言っていられない」
(東京中日、ニッカン

●荒木雅博
<7回、03年9月27日の阪神戦以来、
5年ぶりの遊撃の守備位置に就く。
チームの非常事態になり振り構わない姿勢>
「(監督が)突然『やれ』と。でも違和感はなかったです。
肩づくりのために普段からノックを受けたり練習してますからね。
今はこういう状況なので皆でやりくりするしかない。
『やれ』と言われればどこでもやりますよ」
中スポスポニチ名古屋

●和田一浩
<ダグラスから唯一の安打を放つ>
「前回対戦したときと違ってコントロールが良かった。安定していた。
それでも、ボクも含めて打っていかないといけないんですけど…」

<Bクラス転落の危機に厳しい表情>
「いまは難しいが、1人ひとりが自分の仕事をこなすしかない」
(東京中日、サンスポ

●笘篠外野守備走塁コーチ
<3回2死二塁、青木の右越え適時二塁打について。
直前に前進守備を指示し、裏目に出たことを証言>
「(イ・ビョンギュの)守備は定位置よりやや前を指示しました」
中スポ

●ドアラ
<日本一のマスコットの座を懸けた
つば九郎の3番勝負は、2勝1敗でまさかの完敗。
相手の策略にはまったとはいえ、
大方の予想を裏切る敗北にとガックリ。筆談で>
「チームもボクも敗れて残念。また今度来たい」
中スポ

●岩﨑達郎
<試合前、高代野手総合チーフコーチのマンツーマン指導を受ける。
遊撃の位置に入って、6-4-3のダブルプレーを練習。
高代コーチが披露した手本をじっくり観察して反復>
「併殺を狙う時に、送球に気がいって、
グラブが動いていると言われました。しっかり練習したい」
ニッカン

◆小池正晃
<チームは5割ラインを行き来しているが、
この苦境を逆に『楽しんでいる』選手がいる>
「これまでの『9月』とはまるで違いますね。
いい意味の緊張感があります」

<近年低迷している横浜では優勝争いを全く経験できなかった。
だから、ポストシーズンを巡る白熱の戦いは初めての経験となる>
「選手として、本当にいい経験になります」

<そんな自身にとって、頼もしい『コーチ』となっているのが、
かつて同じ横浜でプレーしていた谷繁。
グラウンド外でも食事を共にして助言してもらうことも>
「横浜時代のボクの打撃をよく知っているので、
今でもフォームを見てもらうことがあるんです」

<最近、谷繁からこうアドバイスされた>
「振ることを怖がらず、振っていった方がいい。小さくまとまるな」

<激しい外野の定位置争いにも自然体を貫き、
あこがれの日本シリーズを目指す>
「この世界が競争が当たり前。
周りのことより、自分のプレーに徹するしかない」
(中スポ)

◇吉見一起
<7日の横浜戦にも先発復帰することが有力となる。
この日はナゴヤ球場で2軍の全体練習で参加、臨戦態勢を整える>
「いつ呼ばれてもいいようにスタンバイはしています。
2軍戦ですけど、前回は自分が思ったように投げられました。
いい感じできていると思います」

<右肩の不安もなく、万全の状態。
MAX149キロをマークするなど、好調時の投球にほぼ近づき、
不調時に気になっていたフォームのバランスなども
離脱している間に修正>
「力が入りすぎていたというのもありました。
キャンプから課題としてやってきたことなんで、とにかく力まないことです。
微調整はできました。あとは気持ちです」

<今季大ブレークした1軍での成績は、8勝3敗で防御率は3.16>
「プラス思考でいく気持ちだけで投げてきた結果だったと思う。
調子が悪くなって2軍に来たけど
何かを変えたこともないし、これからも変えない。
試合で投げられるなら1試合1試合大切に投げていくだけです」
中スポ名タイ

◇井端弘和
<右ひざじん帯損傷で戦列離中。
故障後初めてナゴヤ球場に姿を見せたが、
約30分間の滞在。練習再開はまだ先のよう>
「治療?といっても、そっとしておくくらいしか今はできないので…。
きょうはトレーナーに(患部を)見せにきただけですよ」
(中スポ)


●落合監督
<9回の反撃も遅く、今季2度目の同一カード3連敗。
4位に浮上した東京ヤクルトに0.5ゲーム差に迫られる。
真っ先に発したコメントが、すべてを集約>
「こういう野球をやられちゃいかんわな。
ウチの野球は今年はある意味、こんなもんだろうな。
そういうメンバーでやっているわけだから。
そうは動けないメンバーでね。でも、動きが悪いのは確かだな」

<二塁の荒木を遊撃で起用したことについて、
どうやらただの代役としての起用ではなさそう>
「荒木? 前に(遊撃を)やってただろ。
あいつ以外に誰がいるんだ。荒木しかいないだろ。
来年もそうなっている(井端と入れ替える)可能性は十分にある。
もう一段階、上の野球をやろうと思えばな」
中スポ12サンスポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

2008年9月 4日 (木)

怒濤の4連続代打及ばず、落合中日ついに借金1。

今季ワーストの12失点を許し、東京ヤクルトに大敗。
またまたまた貯金がゼロになってしまったドラゴンズ
借金生活突入だけは阻止すべく迎えた神宮での第2戦。
しかし前夜同様に投手陣が『魔の5回』に捕まってしまい一挙6失点
それでも打線が6回、怒濤の4連打などで反撃したものの及ばず。
東京ヤクルトの継投陣に振り切られ、このカード連敗
落合政権5年目で初となる後半戦借金1となってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 19回戦
(3日・明治神宮野球場 | 中日7勝10敗2分け)
14078人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ヤクルト ×
[敗] 小笠原(21試合8勝9敗)
[D本] イ・ビョンギュ12号
[Dバッテリー]
小笠原、齊藤、平井、小林、川井 - 谷繁、田中

【ゲームレビュー】
投打に精彩がなく連敗
勝率5割からの転落は、昨年5月以来となった

この日も1イニングで大量失点した。
5回、小笠原飯原に左へ勝ち越しの3ランを許し、川島慶三に適時三塁打。
代わった齊藤福川に2ランを浴びて計6失点し、試合が決まった。
打線は1回、2四球でつくった無死一、二塁を生かせなかった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
腰に不安を抱える中村紀洋が2試合連続のスタメン落ち。
打順は、小池デラロサの6、7番を入れ替える。

東京ヤクルト先発は、中6日で館山
その立ち上がり、先頭・森野がフルカウントから四球を選ぶと、
続く荒木も粘った末に10球目を選び、連続四球
前日同様に1、2番が出塁し、先制のチャンス。
しかしイ・ビョンギュがカウント2-2からの5球目、
外角高目のストレートを持って行くも、フェンスギリギリのレフトフライ。
さらにウッズもフルカウントから
中へのフォークを打ち上げ、ライトフライ。
森野がタッチアップで三塁へ進み、
2死一、三塁で和田を迎えたが、カウント0-1からの2球目、
内角高目に食い込んできたストレートに詰まってしまい、
二塁への力のないフライ
せっかくのお膳立てにも関わらず、
主軸が相次いで倒れ、ゲームの流れを掴み損なう

ドラゴンズ先発は、こちらも中6日の小笠原
立ち上がりに課題を抱えている投手だが、
1回ウラ、先頭・福地にライト線に落とされツーベースで出すと、
宮本にもショート深い内野安打を許し、一、二塁。
続く青木を外へのスライダーで遊ゴロ。
6-4-3と渡ったものの、一塁セーフで1死一、三塁。
しかし4番・畠山にカウント0-1からの2球目、
中へのストレートでバットをへし折りながら、
ライトへ運ばれてしまい、犠牲フライ。(0-1)
さすがは打撃好調・東京ヤクルト4番の差が出て先制を許す。

2回ウラ、1死から川島慶三に四球を与えてしまうと、
続く福川にカーブを上手く合わせられ、一、二塁間を抜くヒット。
さらに館山に初球送られ、2死二、三塁。
またしても得点圏に走者を背負った小笠原
しかし福地に対して、カウント2-0からの4球目、
外一杯、厳しいコースに力のあるストレート。
ビシッと見逃し三振で、ピンチを凌ぐ。

1点を追うドラゴンズ、3回までは何だかんだで
ノーヒットに抑え込まれたが、4回一発から反撃開始
この回先頭、イ・ビョンギュが、カウント1-2からの4球目、
真ん中高目に浮いたストレートをジャストミート!
まさに打った瞬間という打球は、そのまま右中間スタンドへ!
豪快なホームランをたたき込み、同点に追いつく。(1-1)
なおも館山を攻め込み、
続くウッズがバットの先ながら、センター前に落とすヒットを放つと、
和田もストレートの四球を選び、
無死一、二塁と今度は、勝ち越しのチャンス。
ところが、ここからの攻撃が痛かった。
小池が初球、打球をしっかり殺したバントをしたものの、
落ちた場所が悪く、キャッチャー正面。
素早く三塁に送られ、失敗に終わってしまうと、
1死一、二塁から、デラロサが初球、
真ん中低目のストレートを叩くも、ショートへのゴロ。
6-4-3と渡ってしまい、ダブルプレー…。
追いついたところまではよかったものの、
その先のチャンスをモノに出来ず、重苦しい空気が流れてしまう。

同点にしてもらった小笠原だが、ここもピリッとせず、
4回ウラ、先頭・飯原に詰まりながらも
レフト前に落とされると、続く田中浩康が送って二塁へ。
川島慶三を右飛に取って、2アウトとして、
続く福川は敬遠して、投手の館山との勝負を選択。
ところが投げ急いでいるのか、制球定まらない小笠原
フルカウントから中へのスクリューがベース手前でワンバウンド。
館山四球を与えてしまい、2死満塁のピンチに。
ここで迎えるは2回に続き、またも福地
追加点を許すと、流れが相手に行きそうな場面。
しかしカウント0-1からの2球目、力んだ福地が、
真ん中高目のスクリューを打ち損じての二塁フライ。
自ら作ったピンチを何とか凌いで、踏ん張る

そして5回ウラ、粘投を見せていた小笠原がついに失点。
1死から青木にしぶとくセンター前に落とされると、
を警戒しすぎるのか、制球にまたも乱れが生じてしまい、
畠山にカウント1-3から四球を与えて、一、二塁。
またしても踏ん張りどころを迎えたが、
飯原に初球、内角低目へのスライダーを積極的に叩かれると、
低いライナーがそのままレフトスタンドへ。(1-4)
甘く入ったところを叩かれ、献上してしまったまさかの3ラン
ショックを受けたか、続く田中浩康四球を与えると、
川島慶三にも2球目、高目に浮いたスクリューを
弾き返され、左中間突破のスリーベース。(1-5)
点差が4点と開いたところで、小笠原はKO
4イニング0/3、86球を投げ、7安打2奪三振でなんと5四球
踏ん張り切れずに、『魔の5回』で沈んだ。

代わって2番手は、この日再昇格を果たした齊藤
6月以来の1軍マウンドとなったが、制球がやや不安定
迎えた福川にカウント0-2としてしまうと、
3球目、ストレートが甘く真ん中高目へ。
逃さずに思い切り引っ張られると、
打球は切れずにそのままレフトポールを直撃…。(1-7)
2ランホームランとなってしまい、さらに広がる点差
前夜に続いての5回の大量6失点
あっという間に試合が東京ヤクルトに傾いた。

6点ビハインドとなったが、負ければ借金生活
このままでは終われないドラゴンズ打線意地を見せる。
6回、先頭の荒木がフルカウントからストレートを叩き、
ライト前に落とすヒットで出ると、
イ・ビョンギュの遊ゴロが進塁打となり、二塁へ。
続くウッズが初球、中に入ってきたフォークをきっちり弾き返すと、
センターへ抜けていくタイムリーヒット!(2-7)
反撃の口火を切る1点を返すと、和田も続いて、
初球、内へのシュートを積極的に叩き、レフト前へ落とすヒット。
一、二塁と走者が溜まったところで、
代打にこの日先発を外れていた中村紀洋を起用!
期待に応え、ノリも続き、初球スライダーを叩くと、
これまたレフト前に落とすヒット。
主軸が繋ぎに繋いで、1死満塁と大きな反撃のチャンス
ここでドラゴンズベンチはさらなる代打策。
デラロサに代え、2人目に切り札・立浪を投入。
一方の東京ヤクルトは、館山がそのまま続投。
「自分も繋ごうと思って打席に入った」という立浪
カウント2-1からの4球目、外角低目に沈むフォークをうまく拾うと、
打球はセンター前へと落ちるタイムリー!(3-7)
まさに「意地の4連打」で、2点目を返して点差は4点に
立浪には代走・岩﨑が送られ、なおも1死満塁とチャンスは続く。

ここで東京ヤクルトベンチ館山を諦め、押本にスイッチ。
さらなる代打攻勢をかけるドラゴンズは、谷繁に代えて森岡
ところが慣れない若竜には荷が重すぎたか、
それとも投手交代で流れが変わってしまったのか、
森岡はカウント2-1からの4球目、
真ん中高目のストレートを打ち上げてしまい、浅いライトフライ。
三走・和田が動けず、2死満塁となってしまうと、
4番手となった齊藤の代打・平田は、カウント2-2からの6球目、
外角低目、150キロのストレートに空振り三振に。
怒濤の4連続代打攻勢も実らず、反撃は2点止まりで終了。

7回以降東京ヤクルトの勝ちパターン、
松岡-五十嵐というリレーにゼロに封じ込められると、
最終回は、4点差にも関わらずクローザーのイム・チャンヨン
それでも川井の代打・英智が大きな中飛を放ったり、
森野がセンター前に弾き返すヒットで出たものの、
最後は荒木が遊ゴロに倒れてしまい、ゲームセット
前夜の悪夢そのままに、5回に大量失点を喰らってしまったドラゴンズ
ここまで4度踏ん張ってきた貯金ゼロでのゲーム、
今季5回目にして、ついに落としてしまい、
落合政権では初となる、後半戦での借金生活突入となった。


怒濤の代打攻勢には、いくらかの意地が見えたものの、
その前の『魔の5回』に喰らった6点が響きましたね。
投手陣が踏ん張れない悪いパターン
この日も出てしまい、5位・東京ヤクルトに連敗
ついに借金生活突入となってしまいました。

ゲームを振り返ると、やはり5回、
小笠原が四球も絡んだ一、二塁から
飯原に3ランを打たれるなど6失点KOされたのが一番ですが、
それ以上に響いたのが、攻撃陣の拙攻でしょう。
初回、立ち上がり不安定だった館山から
1、2番が連続四球で出たにも関わらず、
ウッズ、和田が打ち上げてしまい、相次いで凡退
さらに4回、ビョンの会心弾で同点に追いつき、
今度はそのウッズ、和田が繋ぎ、ここからと言うときに
小池バント失敗デラロサ初球ゲッツーで勝ち越せず。
相手も同じように拙攻続きだったため、
4回までは悪いなりにも投手戦でしたが、
小笠原が崩れる前に、それなりに得点を挙げておいてほしかった。
その辺りが『魔の5回』にも繋がったのではないかと思います。

とにかく繋ぐんだ。ただ敗れはしたものの、
救いといえるのは、
ズルズルいかずに、
いくらかの反撃ができたこと。
結果的には、
2点しか入らなかったものの、
6回の怒濤の4連打には、
久々に見ていてワクワクしましたね。
ウッズが、和田が、ノリが、そして立浪が、
一発狙いでなく、単打で繋いでいく
積極的に好球を打っていく狙いが見えましたし、
チーム全体から「何とかしたい」という気迫を十分に感じたなと。
ただいかんせん点差が開きすぎていたこと。
さらにそこでも出てしまったのが層の薄さ
投手が押本に代わってしまったのもありましたが、
6年目・森岡、3年目・平田という若竜たちが、
絶好機で起用されるも、相次いで凡退
まあ「経験の差」というものもあるとは思いますが、
これを糧にして、次があれば、
その時こそは何とか食らいついてほしいなと思います。

それにしても、勢いの差を見せつけられての連敗。
4位・広島が敗れたため、1ゲーム差はそのままですが、、
5位・東京ヤクルトにも1.5ゲーム差と詰め寄られてしまいました。
再三追いつき、さらに1点差にまで迫ったという粘りの広島
このところの打線爆発で4連勝と、
一気に再浮上してきた東京ヤクルトと比べ、
ドラゴンズが現状最も勢いがないのは、明らかでしょう。

ただこのまま「しようがない」で済ますのでは…。
確かにチームはまさにジリ貧状態
よくこんなメンバーで戦っているなとも思いますが、
このままズルズル沈んでいくのを見ていくのは、悔しさこの上ないもの。
借金生活には入ってしまったものの、まだたったの『1』。
とにかく今は踏ん張って、この苦境を乗り越えることですね。
この日の6回のように諦めない姿勢で、相手に向かってほしいです。
とりあえずは最低限、敵地での3タテだけは絶対に阻止
まずは投手陣が踏ん張り『魔の5回』からの脱却、
そして打線が奮起して、必ず1つやり返す
再び勝率5割に戻し、地元で出直してほしいところです。


★プレーヤーズ・ボイス(3日)

●小笠原孝
<4イニング1/3回を投げ6失点で今季9敗目>
「余計な四球が多すぎて、守りのリズムを悪くしてしまいました」

<前回8月27日の阪神戦、6回に突如2四球を許して降板。
反省して向かったマウンドだったが、1週間で修正できず>
「甲子園と一緒? そうですね。修正できなかった」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信ニッカン名タイ

●谷繁元信
<強力な投手陣を支えることで、強いチームを導いてきたが、
苦しそうな表情をのぞかせて声を落として>
「チームがこういう状態になって、
自分自身、どこに問題があるのか、
きちんと掘り下げて考えなくてはいけない」
中日新聞

●イ・ビョンギュ
<4回先頭、右中間スタンドへ一時同点弾を放つ。
8月28日・阪神戦以来となる12号ソロに自画自賛>
「完ぺきにしっかり打てました」

<これで連続試合安打は『13』に伸び、この間の打率は.375。
2割そこそこだった打率は、2割5分近くにまで急上昇>
「連続安打は意識していないけど、コンディション自体はいいね」

<過熱する3位争いで完全復活したバットが大いに頼りになりそう>
「当然、そこだけは絶対に出たいんだ」
中スポニッカン

●立浪和義
<1点を返し、なおも続いた6回1死満塁の絶好機で中前へ。
7月21日の広島戦以来となる適時打を決め、反撃気運を高める>
「皆がつないでくれたチャンス。
自分もつなごうという気持ちで打席に立ちました」

<勝利への執念を燃やしたが、敗戦後は厳しい表情>
「踏ん張り時」
(東京中日)

●タイロン・ウッズ
<6回、1死二塁から中前へ適時打>
「打ったのは、スライダー。
点差が開いていたが、とにかくランナーをかえそうと思い、
集中して打席に入った」
(東京中日)

●和田一浩
<1回2死一、三塁の先制機で凡退>
「立ち上がりに点が取れなかったのが痛かった」
サンスポ

●岩﨑達郎
<7回、川島慶三のセンターへ抜けそうな打球を
ぎりぎり追いついた荒木からグラブトス。
しかし受けたボールが手につかず、一塁に投げられず。
『アライバ』ならではの妙技を実現できずに悔しがる>
「予測はしていました。
でも、(トスの勢いに)差し込まれました。決めたかったですね…」
(中スポ<ドラ番記者>

●田中大輔
<先週2試合で先発マスクを被り、2勝。
また8月31日にプロ初安打、前日2日には途中出場で2安打を放つ。
試合前『とにかくバットをしっかり振っておけよ』という
東洋大の大先輩・達川光男氏の助言を胸にバットを振り続ける>
「自分の初ヒットとか、打撃の記録のことはあまり気にしていない。
とにかく、試合に勝ちたい。勝ちにつながれば何でもいいんです」
(中スポ)


◇中原スカウト
<8月31日の広島戦で2年目の清水昭信が初先発初勝利。
記念すべき勝ち星に、現在、都市対抗野球開催中の
東京ドームに集結しているスカウト達も一様にうれしそう>
「あいつね(勝った直後に)電話くれたんですけど、
よっぽどうれしかったんでしょうね。すごい声が上ずっちゃって」
(中スポ<ドラ番記者>

◇中田賢一
<左ひざを痛め、2軍調整中。
2日続けてブルペンで投球練習。順調な回復をアピール。
この日は捕手を座らせての30球を含む計85球を投げ込み>
「立ち投げで調子が良かったので(捕手を)座らせました。
左ひざは問題ないです。違和感も何もない。
思っていたよりもいい感じで投げられました。
間隔を空けたにしては良かった。
昇格? それはコーチが決めること。
僕はどんどん(状態を)上げていかないといけないので。
今の段階ではいい形で投げられていると思います。
けがをしてしまったのはしょうがない。先を見て頑張ります」
(中スポ、名タイ

◇高橋2軍投手コーチ
<2日連続のブルペン投球をした中田について、
まずは2軍で実戦復帰してからの1軍昇格を示唆>
「肩やひじの故障じゃないし、脚も問題なさそう。
今後については上(1軍)とも相談しなければいけないが、
実戦で投げた後の脚の状態も知りいし、
2軍で実戦登板をしてからの方がいいと思う」
名タイ


●落合監督
<前日に続く投手陣の大量失点で連敗。
ついに昨年5月2日以来の借金生活に突入。
折り返し後に借金を背負うのは就任5年目で初めて>
「そりゃしようがないじゃないか。それが現実。
数字が物語っているんだから。
このメンバーで戦ってきて、このメンバーで勝って、
いまはこのメンバーで負けている。今年に限って言えばな。
入れ替え? 簡単に若返りっていうけど、
選手には生活がかかっているんだ」

<ここから先の戦いこそが正念場。
もちろん2軍との入れ替えは頻繁に行っているが。
戦いの中心となる面々は、これから先も変わらない>
「ファームの現状を見てみろ。
(打率)トップを打っているのでも2割7分くらいだ。
あとは2割5分をみんな切っている。それで使えるか? 
ファームで悪けりゃ、上では使えない。そんな世界じゃないんだ」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信
朝日新聞スポニチ名古屋ニッカン


今日の公示。(3日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 英智外野手、齊藤信介投手
【同抹消】
▼中日 佐藤充投手、中里篤史投手
公式サイト共同通信社

●齊藤信介
<左ひざを痛めて2軍落ちした6月9日以来となる1軍再昇格。
2番手として復帰登板も、福川にいきなり2ラン。
結果は2/3イニングを1失点だったが、ホロ苦の復帰に>
「自分のコントロールミスです…」
(東京中日)

●英智
<7月19日以来、46日ぶりに1軍再昇格>
「久しぶりだから緊張しているけど、
やるべきことは決まっている。
自分が試合に出る時の役割をイメージして準備したい」

<代打で出場した9回、
もう少しでバックスクリーンへ飛び込むという
特大中飛を放つ。イム・チャンヨンをヒヤリとさせたが>
「打撃の内容? まあ良かった。
でもいい当たりのアウトより詰まったヒットのほうがいいです」
(中スポ、ニッカン


前日の東京ヤクルト初戦に先発して自滅した佐藤充
さらに3番手で登板して炎上した中里の2投手が
この日、出場選手登録を抹消され、
代わって中継ぎ補充として、左ひざのケガが癒えた齊藤
さらに外野の控えとして、英智が7月19日以来、
約1カ月半ぶりとなる1軍復帰を果たしました。

佐藤充については、監督降格を示唆していましたし、
中里については、あの内容では「やり直し」は仕方ないところ。
しっかり修正して、次のチャンスを掴みましょう。

2008年9月 3日 (水)

佐藤充突如自滅7失点、火だるま竜9月初戦落とす。

残り試合も30試合となり、
今季のペナントレースもいよいよ佳境
3位を死守したいドラゴンズにとっても、大事な時期に。
そんななか迎える9月最初のカードは、
5位・東京ヤクルトとの神宮での3連戦。
その初戦、森野、荒木の連打で幸先良く先制したものの、
先発・佐藤充が踏ん張れず、勝ち越しを許してしまう始末。
さらに5回、突如の乱調佐藤充がKOされると、
救援陣も踏ん張れず、打者11人攻撃で一挙6失点。
結局今季ワーストの12失点を喫しての大敗となり、
またもや勝率5割に逆戻りとなってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 18回戦
(2日・明治神宮野球場 | 中日7勝9敗2分け)
12521人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ヤクルト × 12
[敗] 佐藤充(8試合1勝4敗)
[D本] 和田13号 ウッズ29号 森野13号3ラン
[Dバッテリー]
佐藤充、小林、中里、長峰 - 谷繁、田中

【ゲームレビュー】
投手陣が総崩れで大敗、勝率5割に逆戻り
佐藤充は1回、同点とされた後、畠山に勝ち越しの一発。
4回には川島慶三に勝ち越しの2点打を許した。
5回は2四球と安打で無死満塁として降板し、
リリーフ陣も抑えきれず大量失点した。
打線は4回、和田が7月20日以来の本塁打で
同点に追いついたが、ここまでだった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズは持病の腰痛が悪化した中村紀洋が欠場。
森野がこの日も1番で三塁に入り、6番にデラロサ
また7番・中堅には小池が起用される。

1回、東京ヤクルト先発・ゴンザレスを攻め、
いきなり先頭の森野が中に入るストレートを叩き、
右中間を破るツーベースで出塁すると、
続く荒木が初球、外角高目のストレートを積極的に右打ち!
ライト前に落とすヒットで、二走の森野は一旦三塁で止まるが、
ライトがもたついているのを見て、一気に本塁へと生還!(1-0)
1、2番の積極的な攻撃で、わずか4球で先制する。
なおも無死一塁で迎えるは、クリーンアップ。
ところがイ・ビョンギュが内へのストレートに空振り三振に倒れると、
ウッズもスライダーにタイミングが合わず空振り三振。
和田の2球目に荒木が盗塁を決め、2死二塁としたものの、
外へと逃げるスライダーに空振り三振に倒れ、3アウト。
三者連続三振で、ゴンザレスを立ち直らせてしまう、

ドラゴンズ先発は、中6日で佐藤充
相性の良い東京ヤクルト戦で、2勝目を狙いたい。
しかし立ち上がり、先頭の福地に外へのフォークを
うまく運ばれ、左中間へのツーベースを許すと、
続く宮本に初球、外角低目、ややボール球のスライダーを
これまたうまくミートされて、一、二塁間を抜くヒット。
連打で無死一、三塁と、表の攻撃とような展開でのピンチ。
何とか続く青木を外へのストレートで
二塁ベース寄りの遊ゴロ。
6-6-3の併殺には取ったものの、その間に三走・福地が生還。
あっという間に同点に追いつかれる。(1-1)
ここで止めておけばよかったものの、
続く畠山にカウント0-1からの2球目、
中に甘く入ったスライダーを叩かれると、
バットの先ながらも打球は伸びて、左中間スタンドへ。(1-2)
せっかくの先制点をもらいながら、すぐさま逆転を許す

2回、3回とランナーこそ出すものの、無得点。
しかし4回、先頭の和田が初球、外角低目のスライダーを捉えると、
低い弾道のライナーが伸びて、そのままスタンドイン!
初回の得点圏で空振り三振に倒れた悔しさを
7月20日以来の本塁打で晴らし、再び同点に追いつく。(2-2)

しかし直後の4回ウラ、連打を浴びる佐藤充
先頭の畠山にフルカウントからライトフェンス直撃のヒットを許すと、
続く飯原にはバットの先ながら、左中間へ運ばれ一、二塁。
さらに田中浩康に送られ、1死二、三塁とピンチ。
迎えた川島慶三に対し、初球ストレートが甘くど真ん中に…。
きっちりとセンター前に返されると、二者が生還するタイムリー(2-4)
またも援護をもらった直後に踏ん張れず失点
佐藤充が再び勝ち越しを許してしまう。

2点ビハインドとなったドラゴンズ
5回、先頭・森野がフルカウントから四球を選び出るも、
荒木の右打ちは詰まってしまい、二塁正面のゴロ。
二封され、ランナーが入れ替わると、
イ・ビョンギュは外角高目のつり球に空振り三振に倒れたが、
ウッズが外へのストレートを右へ持って行くヒットで
チャンスを広げ、2死一、三塁。
ここで迎えるは、前の打席本塁打の和田
しかしスライダー狙いの和田に対し、ストレート勝負のゴンザレス
追い込まれたあと、カウント2-1からの4球目、
ゴンザレスが投じたのは、外角一杯へのストレート。
ボールと判断、見送った和田に、主審の判定はストライク。
見逃し三振に倒れてしまい、本塁打のリベンジを許す。

5回ウラ、この回先頭は投手のゴンザレス
ところが佐藤充の制球が突如定まらなくなり、
カウント1-3から四球で出してしまうと、
続く福地に対しても、ストレートの四球で一、二塁。
さらにバントの構えの宮本に対しても
ボールを重ね、カウントを苦しくしまうと、
5球目、外へのストレートをセンター返しされ、無死満塁に。
あまりの乱調ぶり落合監督がマウンドへ。
4イニング0/3、64球を投げ、8安打1奪三振2四球。
満塁の走者を残したまま、佐藤充は降板となった。

青木を迎えるということで、2番手で登板は左の小林
しかし2ストライクと追い込みながら、4球ファウルで粘られると、
2-2となったあとの9球目、内に放ったシュートが
曲がりすぎて、青木のヒジを直撃
押し出しの死球となってしまい、追加点を許す。(2-5)
なおも満塁とピンチで登板となったのが、3番手・中里
しかし代わり端、畠山を外へのカットボールで
一塁正面のゴロに取ったものの、ウッズが間に合わない本塁へ送球。
フィルダーズチョイスとなってしまい、さらに1点。(2-6)
これで完全に流れは東京ヤクルトぺースに。
中里は続く飯原に初球、外寄りのストレートを弾き返されると、
打球は前進守備の右中間を大きくやぶるスリーベース。
満塁の走者を一掃させる長打を浴びてしまうと、(2-9)
次の田中浩康にはストレートの四球を許し、無死一、三塁。
そして川島慶三にはカウント2-1からの5球目、
外へのカーブを合わされてのライトへの犠牲フライ。(2-10)
ついに2ケタに得点を乗せられてしまうと、
なおも中里の火だるま状態は続いてしまい、
打者一巡したゴンザレスに詰まりながらもライト前に運ばれると、
続く福地の初球、ストレートが大きく抜けて、バックネットを直撃する大暴投
結局この回、打者11人、ヒットはわずか3本ながら、
四球や野選などミスで自滅しての大量6失点
ビッグイニングを作られてしまい、勝負は決してしまった

8点ビハインドともはや意気消沈のドラゴンズ
それでも8回、東京ヤクルト2番手・木田から
ウッズバックスクリーンへ本塁打を放つが、(3-10)
取ったら取られてしまうのが、このゲーム。
そのウラ、6回以降まずまずの投球を見せていた4番手・長峰
この日先発野手で唯一ヒットのなかった青木に
外のスライダーをジャストミートされ右中間への2ラン。(3-12)
9点差となってしまった最終回、
平田、田中大輔と若竜が連打で作ったチャンスに、
森野が東京ヤクルト3番手・五十嵐のフォークをうまくさばいて、
ライトスタンドへ持っていく今季初のスリーラン。(6-12)
多少は明日への希望を抱かせてくれたものの、
それに浮かれるなと言わんが如く、
荒木、イ・ビョンギュ連続三振に倒れ、ゲームセット
投手陣が踏ん張れず、今季ワーストの12失点となったドラゴンズ
東京ヤクルトに7月28日以来の本拠地勝利を許すとともに、
ドラゴンズキラーゴンザレスに、2年ぶりとなる白星を献上
さらに貯金はまたまたまたゼロとなり、4位・広島には1ゲーム差。
9月初戦のゲームで大敗
今月も引き続き、厳しい戦いを強いられることとなった。


9月最初のゲームは、まさかまさかの12失点での大敗
初回いきなり、森野、荒木の連打で
幸先良く先制したところまではよかったものの、
クリーンアップが三者連続三振に倒れ、流れが途切れてしまうと、
そのウラに佐藤充が同じような攻撃で捕まったうえ、
あっという間に勝ち越しを許す始末。
そして5回には、突如の乱調で無死満塁で降板すると、
それを継いだ小林、中里が止められないうえに炎上
2ケタ失点となった時点で、このゲームは終わってしまいました。

振り返ると、このゲームに関しては、
やはり先発の佐藤充が踏ん張れなかったことに尽きますね。
制球が甘く、ボールが真ん中に入ってしまううえ、
決め球となるフォーク、スライダーのキレも今ひとつ。
せっかく初回に先制してもらっても、
立ち上がりから捕まってしまい、勝ち越されてしまうと、
4回にも和田の一発で同点に追いついてもらいながら、
連打をきっかけに再び勝ち越しを許すありさま。
さらに5回は急に腕が振れなくなって、さらなる制球難
投手への四球をきっかけに、満塁にしてしまいKO
まさに「自滅」といった内容で、またも2勝目はお預けに。
ただそれまでの登板とは明らかに違うやられ方なだけに、
もしかしたら、次回先発は危ういものとなるかも。
まあそれは首脳陣が決めることですし、本人としては、
まずはこの日の内容を反省し、修正することが望まれるでしょう。

またその佐藤充を継いだ投手が、さらに火だるま
小林青木カット攻撃にやや慌てたのでしょうか?
ただあの場面、ぶつけてしまうのはいけないですね。
さらに中里においては「いつもの中里」。
ストレートも走らず、制球もおぼつかないとなれば、
これ以上の場面での出番は正直厳しいかも。猛省を促します。

打線に関しては、中村紀洋の腰の状態が
どのぐらい良くなるのかが心配ですが、
打者個々に置いては、それぞれ安打も出ていますし、
それほど状態は悪くないのではと思います。
あとは繋がるか、繋がらないかの差。
これで貯金ゼロでのゲームは、今季5度目となりますが、
投手陣が安定しない現状では、打って勝つしかないでしょう。
しっかりと奮起して、明日からのゲームに臨んでほしいです。


それにしても東京ヤクルトのここぞの集中力
日曜の新聞では「あきらめムード」と出ていたにも関わらず、
何のことはない、この3試合で9、17、12と合計38得点。
広島だけをターゲットにしていればと思っていましたが、
まだまだそうはいかないようで、全く困ったものだなと
ただこのままではズルズルといきかねませんし、
まずは連敗をせぬように、流れをこちらに引き戻すこと。
貯金ゼロのゲームは、もはや慣れっことはいえど、
そろそろ止められなくなる可能性もないとはいえませんからね。
とにかく無様に負けてしまうのだけは、カンベン。
しっかりと踏みとどまって、今回も借金生活突入を阻止してほしいです。


★プレーヤーズ・ボイス(2日)

●佐藤充
<味方の援護をもらった直後の失点を繰り返し、
5回には先頭・ゴンザレスへの四球などで
無死満塁のピンチを招いて降板。
今季ワーストの7失点で痛い4敗目を喫する>
「言い訳できません。全部、自分の責任です。
(四球は)はっきりとした原因はわからないんですが…」

<これで3連敗、ローテ降格の危機に立たされ>
「点をもらった後に失点したり、あんな形で降板したり…。
やるべきことができていない。考えすぎている。
本当に情けないし、申し訳ないです。次はこんなことがないようにしたい」
中スポ共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

●谷繁元信
<守備の要も苦々しげに『危険人物』2人の名を挙げ>
「宮本、青木の2人は抑えているんですよね。
福地を出して、機動力をからませられて、飯原に打たれている。
それはわかっているんです。何とかしようとは思っているんですが…」
(中スポ)

●長峰昌司
<6回から登板し、3イニング目に突入した8回、
1死一塁から青木に2ランを浴びる。
3イニング54球の力投だったが、もったいない1球に>
「3イニングを0点に抑えれば、次もまたチャンスがもらえるでしょうから、
何とか抑えたかったんですが…。左打者だし、もったいなかった」
(東京中日)

●森野将彦
<大差がついていた9回1死一、二塁で
右翼席へ3点本塁打を放つ。完ぺきなアーチに>
「うまく打てた。(きょう負けたとしても)
明日(3日)は絶対に勝たないといけない試合になる。
いい形で終わりたいから」

<今季13本目にして初めての3ランに苦笑>
「だから負けたんじゃないですか」

<3試合連続で座っている『1番』の打順にも違和感はない>
「これまでにやったことがない打順でもない。
(井端の離脱で)長くなりそうだしね」

<左足ふくらはぎを肉離れした5月14日以来の神宮に>
「あのときのことは考えました。
でも、怖がっていても仕方ないですから」
(中スポ、サンスポ

●タイロン・ウッズ
<8点ビハインドの8回、バックスクリーンへ29号ソロ。
焼け石に水の一発に主砲はつぶやく>
「チームを勝たせられなかったのは残念だ。
チームが勝つ試合で打ちたかった」

<来日以来6年連続の30本塁打にはリーチをかけたが>
「今はいい状態だ。本塁打タイトル? それは関係ない。
ただ、チームが勝つためにできるだけたくさんのホームランが打ちたい。
打てるよう頑張る。それだけだ」
(東京中日、スポニチ名古屋

●和田一浩
<4回、一時は同点に追いつく13号ソロを左翼席へ。
7月20日以来44日ぶり。低目の難しいカーブを、
体勢を前のめりにしながらスタンドまで運び>
「1回のチャンスで打てなかったので何とか打ちたかった。
最高の結果になりました。
練習のときに監督から『ああいうボールも
手を出していかないといけない』と言われていた。
それができたかなとは思うけど、それ以外が…」

<安打はこの1本だけ。完調にはほど遠いよう>
「状態はいまひとつどころか、2つ、3つぐらい」
(中スポ、サンスポ

●荒木雅博
<1回無死二塁から右前に先制タイムリーを放つ>
「ランナーを進めようと思ったら、いい結果につながりました」
(中スポ、ニッカン

●田中大輔
<6回から途中出場。7回先頭の場面で中前打を放つと、
9回1死一塁では右前打。プロ入り初のマルチ安打をマーク>
「しぶとく打ててよかったです。
(9回は)真っすぐに絞って打てました」
中スポ

◆中村紀洋
<この日の東京ヤクルト戦を欠場。持病の腰痛が悪化したもよう>
「いままでガマンしてやってきたが、限界になった。
(3日は)出場するつもりです」
(東京中日、サンスポ

◆浅尾拓也
<早ければ今週中にも夢のリレーが実現する。
清水昭信が先発し、自分が繋ぎ、岩瀬が締める。
東海地区出身、夢の地元選手リレーを狙っている>
「いつか2人で投げて岩瀬さんにつなげたらいいなって、
(清水昭信と)話していたんです。できるかもしれないですね。
当時(愛知大学リーグ時代)もライバルだし、いまでもライバルです。
でも清水(昭信)さんが勝つとうれしいです。
本当によかったです。これからも2人で頑張りたいんですよ」

<夢のリレーのため、自分を磨く必要がある>
「まだよかったり悪かったりですからね。
真っすぐを磨かないといけないんです」
(中スポ)

◆岩瀬仁紀
<年々、中日における愛知大学リーグ出身の割合が増えている。
夢のリレーの最後を務める愛知大出身の守護神も気合を入れて>
「後輩がこうやって活躍するのはうれしいですよ。
刺激にもなる。負けられないってね」
(中スポ)


●落合監督
<先発全員の15安打を浴び、今季ワーストの12失点で大敗。
またまたまた貯金がなくなる。先発・佐藤充について>
「どうしちゃったんだろうな。
急にストライクが入らなくなるんだから。
まあ、そういうこともあるんだろうけど、
どこかで1つアウトを取ってくれていたら、また違ったんだろうけど…。
いい状態というのはそうは続かない。
そこを何とか乗り切れば、ローテーションに
キチッと入ってくるんだろうけど。まだそこまでじゃない。
いいピッチングをしてるときに勝たせてあげられれば
また違うんだろうけど。うまく使わないと。
我慢が続かないってことなんだろうな。
次? わかりません。ファームに(昇格可能な)ピッチャーはいます」
(中スポ、共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


今日の公示。(2日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 森岡良介内野手
【同抹消】
▼中日 井上一樹外野手
(再登録は12日以降。公式サイト共同通信社

△森岡良介
<井上に代わって、この日1軍に昇格。
神宮での試合前には遊撃、二塁のポジションでノックを受ける。
井端が右ひざじん帯損傷で不在なだけにチャンスとも言えるが>
「出番があれば頑張りたいです」
ニッカン


野手の入れ替えがあり、
左の内野手・森岡が6月20日以来、今季2度目の昇格。
代わってこのところ調子を落としていた
ベテラン・井上が登録抹消されました。
左の代打として、さらに井端の穴を埋める1人としての
活躍を期待されての昇格。
さっそくこの日、9回先頭小池の代打で登場しましたが、
五十嵐の外へのフォークに遊ゴロに倒れ、今季初安打は飾れませんでした。


ドラゴンズトピックス(2日)

◇山本昌
<史上最年長の43歳で、8度目の月間MVPを受賞。
遠征中のチームを離れて調整しているナゴヤ球場で会見。
1999年4月度以来、9年ぶりの栄誉を喜ぶ>
「まさかこの歳で、こういう本当に久しぶりですしね。うれしいです」

<8月は5試合に先発し、リーグ最多の4勝(1敗)をマーク。
2度の完投も記録し、防御率も1.80と安定。
4日の巨人戦で通算200勝を達成した後も勝ち星を重ね、
24日の巨人戦では最年長での2けた勝利を飾る。8月を振り返り>
「200勝を達成して、逆にしっかりしないといけないと思った。
周りの人から達成感で気抜けしないかなんてということを
心配されてましたけども、自分としてはそういうことは、
全く考えませんでしたので、良い方に行ってよかったです。
気を引き締めて上手に投げられた。
打線もよく打ってくれたし、4つもまとめて勝てたのはありがたい」

<これまでの最年長記録は41歳8カ月。大幅な更新に>
「必死でやってきただけ。
春先から頑張ってきたので結果が出て良かった。。
試合に勝てば『最年長』記録は自然に付いてきた。
ただ最年長というのは球界の後輩たちの励みになればと思います。
トレーニングの進化で野球選手の寿命は延びてきてますから。
いろいろな面でレベルが上がっている。
調整方法、体のケア、野球の技術もすごく進んできている。
ボクだけが化け物ってことはないですよ(笑)。
レベルがもっと上がればこの先、記録が抜かれる日がきっと来ますよ。
どんどん更新する選手が出てくると思っているし、
それが普通になる時期がくる可能性もあるでしょう」

<力を維持する秘訣を聞かれると>
「小さいことは気にしないこと」

<9年4カ月ぶりの月間MVP。
8度目の受賞は、川上に再び並ぶリーグトップでもある>
「先々月でしたか。
(川上)憲伸に『抜いときました』って話されたんでね。
またすぐに並べたのはうれしいですよ」

<シーズン終盤に向けて>
「9月は大詰めになるし、あと数試合力を出したい。
これからもひとつでも多く(勝利を)積み重ねていきたい。
まだクライマックスシリーズ出場の可能性があるので、
みんなそろってチームを勝たせたい。
クライマックスシリーズには絶対進出しないといけない。
任された試合を勝てるよう頑張っていきたい」

<なお勝ち星を積み上げる若さと強さ。日本の同世代にひと言>
「ボクを励みにしてくれるのだとしたら、ありがたいことです。
信念も持って頑張れば、どんなことでもできる。
何でもいい。何かに熱中して、頑張ってもらいたいですね」
公式サイト公式写真中スポ中日新聞スポーツ報知共同通信社
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ、東海)

『もう縁がないかと思っていましたが、
8月の月間MVPをいただきました。9年ぶりだそうです。
巡り合わせがよく、登板回もそこそここなしたので、
数字的には十分胸を張れるものでしたが、
それよりもこの受賞について、若い選手が
「40歳を超えても頑張れるんだ」と
思ってくれるきっかけになれば、なおうれしいですね。
8月だけがよかったと言われないよう、今月もがんばります』

(『山本昌公式ホームページ』より引用)


セ・リーグ8月度の日本生命・月間最優秀選手賞(月間MVP)
この日発表され、投手部門で我らが山本昌が、
99年4月度に選ばれて以来9年ぶり、8度目の受賞となりました。
8月は5試合に先発登板し、2つの完投勝利を含む
4勝1敗リーグ月間最多勝、さらに防御率も1.80と安定。
中4日で先発をこなすなど、実質ローテの軸として、
北京五輪出場で川上、岩瀬らを欠いた投手陣を引っ張りました。
それだけでなく、8月4日にはプロ通算200勝を達成するとともに、
また24日には史上最年長での2ケタ勝利もマーク。
今回の月間MVPもこれまでの41歳8カ月(大野豊氏)を抜き、
さらに『最年長』コレクションを増やすこととなりました。

43歳、さらなる勲章!昌さん、月間MVP
おめでとうございます!!

安藤(阪神)、三浦(横浜)など
ライバルの動向も
気にはしていましたが、
月間最多の4勝に加え、
通算200勝に2ケタ勝利なら、
まさに文句なしとも言えるでしょう。
「まさかこのトシで」と驚いていた
昌さんですが、現状はまさにローテの軸
残り試合も少なくはなってきましたが、
まだまだやってもらわないと。
残念ながら連勝は7で止まりましたが、チームのCS進出のためにも、
ベテランのさらなる奮投に期待したいと思います。
最後に一言。昌さん、あなたはやはり偉大なる『化け物』ですよ!


若竜トピックス(2日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
広島-中日 22回戦
(2日・広島東洋カープ由宇練習場)
  010 000 010 = 2
  301 001 01× = 6
[敗] 佐藤亮太(9試合3勝4敗)
[D本] なし
[D投] 佐藤亮太、山内、齊藤、久本
公式サイト広島東洋カープ

【ゲームレビュー】
先発・佐藤亮太が初回、1死から井生に右中間突破の三塁打を許すと、
続く廣瀬に初球を叩かれ、左越えの適時二塁打、
さらに松山にも右前打を喫し、3連打で1失点。
なおも田中に四球を与え、1死満塁のピンチとすると、
末永に中越えの2点二塁打を打たれ、合計3点を先制される。
2回、西川が中前打で出塁すると、2死三塁から
佐藤亮太が初球を叩き、左中間突破の三塁打を放ち、1点を返す。
しかし3回ウラ、2死から田中、末永、鞘師の3連打で追加点。
結局佐藤亮太はこの回で降板。3イニングを投げ8安打4失点。
4回から登板の2番手・山内が3イニングス目となる6回に捕まり、
2死一、二塁から松山に右前適時打を許し、1失点。
8回にも4番手・久本松山の二塁打を足がかりに1点を失う。
攻撃陣は、8回に広島3番手・から新井、堂上剛裕、西川
3連打で1点を返したものの、2死満塁で代打・柳田が空振り三振。
9回も4番手・マルテ中村一生が6-4-3の併殺に倒れ試合終了。
序盤の失点が響き、2-6で敗れる。
公式サイトより)


●山内壮馬
<右肩痛から復帰後2戦目は、4回から2番手で登板。
3イニングを投げ、5安打1失点にまとめる。
抜ける球がなく制球も安定、無四球だったことが収穫>
「(6回に3安打で)1点は取られはしたけど、
フォアボールがなかったことが今日はよかったと思います」
中スポ

◆中田賢一
<左ひざを痛め、登録抹消中。
負傷後初めて投球練習を行う。
中日屋内練習場のブルペンで、捕手を立たせたままで45球>
「しっかり指に掛かっていたし、いい感じで投げられました。
不安もないし、これからどんどん投げていきたいです」
中スポ


由宇でのウエスタン・広島戦は、
この日、25歳の誕生日を迎えた先発・佐藤亮太
立ちあがりから捕まってしまい、序盤3回で4失点。
前回のナゴドの対戦では完投勝利を挙げた相手に
リベンジされてしまい、バースデー勝利はなりませんでした。

ところで秋の恒例となっているファームの秋季教育リーグ。
10月7日から23日までに宮崎県内で開催される
『フェニックス・リーグ』の概要がこの日発表されました。
ウ・イ12球団のほか、昨年から参加している四国・九州IL選抜
さらに3年連続での参加となる韓国・ドゥサン・ベアーズ
加えた14チームで、各14試合ずつ行われる予定です。
>ちなみに試合日程は、こちらから
九州・宮崎近郊のファンは、ぜひとも次代の若竜にチェックを!

2008年9月 2日 (火)

取りこぼし厳禁下位6連戦と憲伸復帰まだ遠く。

今年も何だかんだで3分の2が終わり、9月に入りました。
夏休み最後の3位攻防を2勝1敗と勝ち越したドラゴンズ
9月最初の1週間は、東京ヤクルト、横浜という
下位チームとの対戦で幕を開けます。
3位を死守するためにも、できるだけ勝っておきたいこの6連戦
前日となったこの日は、先発投手陣がナゴヤドームで練習。
終了後、2日からの神宮3連戦に向け、東京へと移動したもよう。
WBCの監督問題はいろいろと紛糾しているようですが、
それはよそにお任せして、ドラゴンズ一辺倒の話題を。

ドラゴンズトピックス(1日)

◇佐藤充
<きょう2日、東京ヤクルトとの初戦先発が予想されるが、
先発ローテーション落ちの危機感を募らせて>
「下からも突き上げられているのでプレッシャーありますよ。
清水(昭信)も1勝しましたから。
(今季勝ち星で)並ばれてしまいました。
吉見も(2軍戦で)好投しているようだし、
やばいプレッシャーを感じています。
勝っていればいいですけど、負けていますから」

<内容は二の次。とにかくチームの白星だけを考える>
「五輪から帰ってきた主力(青木、宮本)に気をつけたい。
結果にこだわります。チームが勝てるように投げる。それだけです」
中スポスポニチ名古屋

◇小笠原孝
<東京ヤクルトとの第2戦先発が予想される
前回8月27日の阪神戦で自己最多を更新する8勝目。
2ケタ勝利まであと2勝と迫ってきたが>
「ずっと目標にしています」

<次戦に向けて>
「それは考えずに、1戦1戦投げていくだけです。
課題はこれまでと同じです。
立ち上がりと、長いイニングを投げられるようにすること」
中スポ

◇チェン・ウェイン
<4日の東京ヤクルト第3戦に先発予定。
北京五輪台湾代表が国際試合ならではの
調整の難しさがあったことを明かす>
「最初のオランダ戦は良かったんです。
『次はカナダ戦だ』と、言われて調整していたんですけど、
カナダ戦の前に『韓国戦も行けるか? 米国戦も…』とか、
そんな話になり、難しかった。そこから感覚がずっとおかしいです」

<28日の阪神戦で中7日で先発したが、
結果は6回途中4失点と今ひとつ。
北京で感覚のズレを感じ、それが今も修正できない>
「投げてみないと、どうか分からないけど、感覚がちょっと…。
スピードも出てないけど、それよりバランスが大事なので、
バランスを良くして投げたい」

<また指先に違和感が残った。
原因は五輪で使っていた国際球の感覚。
一般的に日本で使う球とは縫い目の高さ、
革の質などの違いが指摘されるが、さらにデリケート>
「国際球は縫い目が太くて指が掛けやすかった。
日本の球は細くて、その感覚のずれが大きい。
どっちが投げやすいとか、ではないんですけど。
日本の球から国際球はすぐに慣れたけど、
逆になったら感覚がまだ戻らないんです」

<ストライクゾーンの違いなどもあるが、
投手の生命線である微妙な感覚が戻ってきていないことを口に>
「そっち(ストライクゾーン)よりも指先の感覚が」

<前回登板後、次の登板に向けてしっかりと調整してきた>
「もう練習では問題ない。あとは試合で投げてどうか。
全部言い訳にはできませんから。次はしっかりやってきます」
(中スポ、名タイ

◇清水昭信
<前日の広島戦でプロ初先発初勝利をマーク。
快投から一夜明けたこの日はナゴヤドームでの練習に参加。
キャッチボールやランニングなど約1時間、汗を流す。
前夜からこの日にかけてはお祝いが殺到、うれしい悲鳴を上げる>
「お祝いのメールがけっこう来ました。
メールはやばいっす。80件くらい来てました。
電話も、殺到です。忙しいです。
うれしいです。次も一生懸命投げたい」
中スポニッカン

◇落合監督
<残り30試合で、首位・阪神との12.5差を
逆転する大逆転劇実現への強い決意を示す>
「なんであきらめるんだ。まだ終わっちゃいないだろ。
何が起こるか分からないのが野球。まだチャンスはあるさ」

<ウッズの復調が、指揮官の心を折れさせない一番の要因。
最近10試合で打率.429、5本塁打、9打点>
「今まではタイロン(ウッズ)が苦しんでたから、
選手個人が自分の役割以上の仕事をしようとしてた。
それじゃチームが機能しないわな。
でも、これでタイロンにつなげば、という流れになる」
デイリー

【ドラゴンズ・今週の日程】
2日(火) 対東京ヤクルト(18:20・明治神宮野球場)
3日(水) 対東京ヤクルト(18:20・明治神宮野球場)
4日(木) 対東京ヤクルト(18:20・明治神宮野球場)
5日(金) 対横浜(18:00・ナゴヤドーム)
6日(土) 対横浜(18:00・ナゴヤドーム)
7日(日) 対横浜(18:00・ナゴヤドーム)


北京五輪ブレイクを終え、いきなりの8連戦。
巨人、阪神と上位チームとの戦いを経て、
1ゲーム差に迫られた広島との3位攻防も、
若干危なっかしくはあったものの、
谷間先発の清水昭信が好投し、なんとか勝ち越し
岩瀬、荒木、森野、和田らが復帰を果たしたものの、
井端が右ひざじん帯を痛め、登録抹消。
またもやベストメンバーが揃わぬ状況となり、
9月に入っても厳しい戦いが続くでしょうが、
できるだけ白星を重ね、3位はキープしてもらいたいところです。

5位・6位という下位チームとの対戦となる今週の6連戦。
週の頭は、3.5ゲーム差で追ってくる
東京ヤクルトと敵地・神宮で3連戦を戦います。
8月のナゴヤドームでは2試合連続完封負けを喰らってしまうなど
あれよあれよで、やられてしまい、
いつの間にか、対戦成績も7勝8敗2分け
負け越している今季の東京ヤクルト戦
しかし広島に比べると、相手のモチベーションもやや低下傾向。
対戦成績を五分以上にすることを最低限とし、
なるべくならば、勝ち越さないといけないでしょう。

気になる先発投手ですが、中スポ予想では、
初戦が佐藤充、2戦目が小笠原
そして3戦目はチェンとなっています。
佐藤充、小笠原というと、今季打線の援護がない投手の双璧。
8月のナゴヤドームもこの2人が好投したにも関わらず、
打線が沈黙して、ゼロ行進が続いてしまうありさま。
今回こそは、ぜひとも打線が早い段階で援護して、
2人にリベンジをさせてあげたいところでしょう。

特に初戦濃厚の佐藤充が、かなり気合が入っているようですね。
8月7日の松山で復活星を挙げたものの、
それ以降は安定こそしているものの、勝利に結びつかない背番号16
その一方で後輩の突き上げも感じているようで、
まさに尻に火がついている状況とのこと。
今回は「結果にこだわる」と意気込みも熱いようです。

に関しては、もっと投球のリズムを良くすることでしょうね。
粘りの投球が持ち味で、それは悪いことではないですが、
どうしても守りの時間が長くなってしまい、攻撃陣でうまく乗りきれない。
好投しながら援護がないのは、そんな傾向が多く見受けられるからでしょう。
先発ローテにしがみついている状態の佐藤充にとっては、
まずはゲームを作ることも大切ではありますが、
いくらか信頼度も上がってきていますし、
そろそろ次へのステップへと進んでほしい。
東京ヤクルト戦は3試合に登板し、防御率も2.20とまずまずですし、
まずはテンポよく抑えて、味方の攻撃につなげていく。
その辺に気を付けての好投に期待したいと思います。


◆中田賢一
<左ひざ負傷で出場選手登録抹消中も回復が順調。
最短となる6日の横浜戦から復帰、即先発という可能性も見えてきた。
この日はナゴヤ球場で2軍の残留組と一緒に練習。
まったく手加減なく、ほかの選手と同じフルメニューをこなす>
「これからはもう、どんどん上げていきます」

<一時は負傷が長引くことも懸念されたが、軽傷で済んだもよう>
「痛めた次の日から、もう痛みはなくなったんです。
動きをセーブしている? いえ、痛くないので、
練習できてしまう、というか、普通にできています」
中スポ

◆川上憲伸
<この日はナゴヤ球場で2軍の練習に参加したが、
軽く体を動かした程度で切り上げる。
復帰が遅れている理由について沈黙を貫き>
「ノーコメント。何も話せない」

<エースの離脱が長引けばチームにとっては痛手。
早くマウンドに立ちたい気持ちをぐっと抑え、
チームメートにエールを送る>
「試合はテレビで見ています。
31日は清水昭信がプロ初勝利? 頑張っていますね」
中スポ

◆高橋2軍投手コーチ
<いまだに本格的な投球練習を再開できず、
公式戦復帰が大幅に遅れている川上について。
深刻な故障ではなく、大事を取っての『休養』であることを示唆>
「疲労がたまっているのはあるだろう。
あとは本人にしかわからない。調整も任せている」
中スポニッカン


一方、今朝の中スポに大きく出ていたのが、
ケータイでファン交流の『ドラゴンズSNS』もそうですが、
北京五輪で慣れない中継ぎとしてフル回転。
その影響で、右肩などに疲労が蓄積してしまい、
いまだに1軍に合流できない状態が続くエース・川上について。
どうやらその復帰が大幅に遅れる可能性が出てきたそうです。

「ハッキリと力の差を感じた」という北京から帰国後、
29日にナゴヤ球場で、本格的に再始動した憲伸でしたが、
背中の張りなどもあり、一向にペースが上がらず、
その内容も試合に向けての調整とは程遠いとのこと。
さらにこの日も、ウオーミングアップを終えると、
一人黙々と外野のポール間をランニングに終始。
練習の最後に山井との短い距離で軽くキャッチボールをしたのみで、
ほとんどボールを握らなかったというエース
当初の予想では先週末のナゴヤドーム、もしくは今回の神宮辺りで、
『先発』として復帰があるのではと思われていましたが、
東京遠征にも同行せず、週末の横浜戦での復帰も事実上難しいとのこと。
来週のナゴヤドーム・巨人戦ぐらいで「復活」となってきそうです。

エース復帰はいつに…。あまり言いたくもないですが、
自分らの想像以上
憲伸無様ジャパン
ぶっ壊されてしまったようですね。
大事を取っての『休養』と言われていますは、
本人がノーコメントなうえ、
高橋コーチのコメントもいくらか意味深に聞こえますし…。
まあ「本人にしかわからない」という疲労なだけに、
まずはコンディションをしっかり整えての復帰を。
ファンとしては、それのみを待ち望みたいと思います。


若竜トピックス(1日)

◆齊藤信介
<6月6日の北海道日本ハム戦で左ひざじん帯を損傷。
約2カ月のリハビリを経て、先日2軍戦でカムバック。
左ひざを痛めた後、しばらくは
投球練習はもちろん走ることもできなかったが、
その間、一日2時間はナゴヤ球場のトレーニング室にこもり、
数種類の器具と格闘する日々、徹底的に体を鍛え抜いた>
「ひざの周りの筋肉を鍛えることを含めて、
下半身の筋力トレーニングに重点を置いていた」

<その成果は、復帰初戦で現れた。
6日の四国・九州IL選抜との交流戦では、
速球は140キロ台中盤を計測。
故障前をしのぐような球威に手応えを感じて>
「パワーアップした? それはあります。
下半身ががっしりしましたから」

<現在の1軍リリーフ陣は決して万全とはいえない。
交流戦で『プチブレーク』した中継ぎ右腕に
再昇格のチャンスは大いにある>
「やっと投げられたので、ここから調子を上げていきたい。
何とか1軍に上がっていい投球をしたい」
中スポスポニチ名古屋


9月に入り、ウエスタンの公式戦も残りわずか、
今週のファームは、きょう2日に由宇で広島と1試合。
週中で練習試合なども予定されているようですが、
公式戦としては、週末に豊田、そしてナゴドで、
福岡ソフトバンクとの2連戦が組まれています。

そんななかの話題としては、左ひざの故障が癒え、
先日復帰登板を果たした齊藤
ここに来て、ペースがだいぶ上がってきているようです。
中スポだけでなく、スポニチ名古屋にも出ていたことで、
ある意味1軍復帰も見えてきているのでしょうか?
6月の交流戦では、気迫の投球を魅せてくれた背番号38ですが、
連投の浅尾にバテがきて、中里、平井の調子が今イチと、
右の中継ぎ陣は手薄なだけに、そのチャンスは大いにあるのでは。
ただ中田、吉見らも近々復帰が濃厚ですし、
いくらかの兼ね合いもあるかもしれませんが、
とりあえずはさらに投げ込み、状態をより上向かせてほしいです。

2008年9月 1日 (月)

清水昭信お見事プロ初勝利、ウッズ鯉倒2発5打点!

ミスなども絡み、3位攻防の2戦目を落として、
またも貯金が0となったドラゴンズ
1ゲーム差に迫られたナゴヤドームでの広島との3戦目。
大事な一戦の先発に、プロ2年目の清水昭信を抜擢起用。
しかしベンチの期待に応え、予想以上の力投を披露すると、
初先発右腕を援護すべく、打線が序盤から久々に大爆発
初回森野の二塁打を皮切りに、ウッズの先制弾などで先制すると、
続く2回にも再びウッズがタイムリーを放ち、大量5点のリード。
さらに2点差に迫られた終盤、ウッズ、森野と本塁打で鮮やかなダメ押し。
7イニングを5安打3失点に抑えた清水昭信
うれしいプロ初勝利を飾りました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 21回戦
(31日・ナゴヤドーム | 中日12勝7敗2分け)
35243人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日 ×
[勝] 清水昭信(6試合1勝)
[D本] ウッズ27号2ラン、28号 森野12号
[Dバッテリー]
清水昭信、小林、高橋、平井 - 田中、谷繁

【ゲームレビュー】
2年目の清水昭信がプロ初先発初勝利
今季広島戦の勝ち越しを決めた

直球で押す力のこもった投球で、4回まで無安打に抑えた。
7回に1点を失い、さらに2死二、三塁として降板。
その後は継投でかわした。
打線は先制攻撃が効いた。
1回、イ・ビョンギュが先制打、ウッズが左中間へ2ラン。
2回にもウッズが2点打、7回には貴重なソロ本塁打を放った。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ローテの谷間となり、注目されていたこの日のドラゴンズの先発。
しかし大方予想の中4日で佐藤充ではなく、
先日再昇格した2年目右腕の清水昭信プロ初先発
同期の田中と組み、若いバッテリーで臨んだ。

ランナーなしでもノーワインドアップからの投球。
1回、先頭・東出を真ん中低目のフォークで中飛に取ると、
緊張した表情が多少和らぎ、続く篠田の代打・天谷
中へのフォークで二塁正面のゴロ。
さらにアレックスを内角高目のストレートでボテボテの遊ゴロ。
多少ボールが上ずったものの、三者凡退と上々の立ち上がり。

一方、広島先発は今季5勝の20歳・前田健太
その立ち上がり、この日も1番の森野が積極的に初球攻撃!
外へのストレートを叩き、レフト左へのツーベースで出鼻をくじくと、
続く荒木の三ゴロが進塁打となって、三塁へ。
そして迎えるは、好調、3番のイ・ビョンギュ
カウント1-2からの4球目、内角高目のストレートを叩きつけると、
高く弾んだバウンドが前進守備の一塁の頭上で越えていき、
ライト前へと転がるラッキーなタイムリー!(1-0)
わずか9球で先制すると、なおも1死一塁で迎えるは4番・ウッズ
リズムを掴めない前田健太のカウント1-3からの5球目、
ど真ん中に入ってきたカーブを逃さずに叩くと、
打った瞬間という打球は
左中間スタンドへ飛び込む2ランホームラン(3-0)
上位打線が繋がり、若い先発を大いに援護する。

なおも続く2回ウラ、1死から森野が内へのカーブを叩き、
詰まりながらもセンター前に落とすと、
荒木も続き、外へのスライダーをライト前へ。
さらにイ・ビョンギュがフルカウントから四球を選び、1死満塁
ここで迎えるは、再びウッズ
カウント1-0からの2球目、今度は内へのストレートを
弾き返して、センター前への2点タイムリー!(5-0)
打点が少ないと言われ続ける主砲、この日は早くも4打点

5点の大量援護をもらった清水昭信
立ち上がりこそ、力も入りボールが高かったが、
2回、1死からシーボルを外角低目のストレートで
見逃し三振に取った以降、徐々に低目に集まりだし、
球威のあるストレートを主体に、
キレのあるスライダー、フォークを交え、広島打線を翻弄
3回、先頭・を外へのストレートで見逃し三振に取ると、
続く前田健太の代打・喜田剛を高目のつり球で空振り三振。
さらに東出も外へのフォークでボテボテの二ゴロ。
三者凡退に打ち取り、自分のリズムを掴み出す。
続く4回も栗原に外へのストレートを右に持って行かれるも、
イ・ビョンギュがフェンスギリギリでキャッチ。
4イニングを終え、何と1四球のみのノーヒットに抑える。

もしかしたら…?という期待も出てきた5回、
先頭・に三遊間を割られ、この日初めてヒットを許すと、
1死から石原にもレフト前に運ばれ、一、二塁と初の得点圏
しかし動ずることなく、を外角低目のスライダーで空振り三振に取ると、
青木高広の代打・小窪を外へのストレートでズバッと見逃し三振。
田中とのコンビネーションも冴え、プロ初勝利の権利を得る。

好投を続ける清水昭信にさらなる中押しをしたい打線。
3回以降は広島の継投に抑え込まれていたものの、
6回、広島3番手・上野を攻め、ようやく追加点のチャンス。
1死から田中がカウント1-0からの2球目、
真ん中高目に浮いたスライダーを弾き返し、
ライト前に落ちる待望のプロ初安打を放つと、
2死から森野がしぶとくセンター前に運ぶヒットで、一、二塁。
さらに荒木も中に入るカーブを叩き、センター前へ。
2死満塁で迎えるは、先制打のイ・ビョンギュ
しかしフルカウントから外へのシュートに空振り三振。
惜しくもモノに出来ずに、5点差のまま。

6回を投げ終え、86球。
球数的には完封勝利も見えてきた清水昭信
7回、先頭・栗原をライトフライに取り、1アウト。
しかし続くの二塁ベース寄りの打球を処理した
荒木のジャンピングスローが逸れて、内野安打に。
これでややリズムが乱れたか、
続くシーボルに三塁線を抜かれるツーベースを許し、1死二、三塁。
森コーチがマウンドへ行き、ゲキを入れるが、
続く石原にカウント2-0からの3球目、
外へのスライダーをうまくミートされ、センター前へ抜けるタイムリー。(5-1)
連打を許し、ついに失点を喫してしまう。
なおも1死一、三塁とピンチが続く清水昭信だったが、
続くを外へのスライダーで三塁ゴロ。
捕った中村紀洋がバックホームし、三走のシーボルを三本間に挟み挟殺。
2死二、三塁となったところで、広島ベンチは上野に切り札・前田智徳
一方、ドラゴンズベンチも動き、清水昭信はここでお役ご免。
6イニング2/3、103球を投げ、5安打1四球6奪三振1失点。
マウンドに来た落合監督に笑顔で「ご苦労」と言われると、
ホッとしたか、こちらも笑顔でベンチに下がった。

代わってマウンドに上がったのは、左の小林
前夜の17球勝負に続いてのマウンドとなったが、制球が今ひとつ。
そこを逃さない前田智徳、カウント2-1からの5球目、
外角高目に浮いたストレートをレフト前に運ばれ2点タイムリー。(5-3)
清水昭信の失点が1から3に増えるとともに、若干嫌なムードが漂う。

7回ウラ、そんなムードを一掃したのが主砲の一発
この回から登板の広島4番手・岸本から
先頭・ウッズがカウント2-2からの5球目、
内角低目のストレートを振り向くと、快音とともに
打球はライナーでセンターバックスクリーン下へ一直線!
初球内へのストレートでのけぞらされ、ムッとしていた主砲の
怒り、そして会心の一撃で、貴重な追加点を挙げると(6-3)
なおも続く8回ウラには、広島5番手・青木勇人から
森野がフルカウントからの7球目、
内角低目のカットボールを振り抜き、
良い角度でライトスタンドへ飛び込むソロ本塁打!(7-3)。
ダメ押しの二発で、リードを4点にし勝利を決定づけたドラゴンズ
8回は高橋、そして9回は平井へと繋いで、ゲームセット!

14安打7得点と打線が爆発し、大事な一戦に勝利
3位攻防3連戦を2勝1敗で勝ち越し、貯金を再び1に戻したドラゴンズ
後半戦初のカード勝ち越しとともに、
対広島戦の5年連続勝ち越しが決定。
さらに7回途中まで3失点と好投し、
谷間を救った清水昭信うれしいプロ初勝利をゲット!
8月最後の日曜日、ナゴヤドームに詰めかけた
たくさんのドラゴンズファンを大いに喜ばせる快勝となった。


北京五輪で主力が抜けたり、
3試合連続完封負けを喫してしまうなど、
苦しい戦いが続いた8月でしたが、
最後の31日、良いカタチで締めくくることができてよかったですね。
3位攻防にふさわしく?初戦、2戦目は1点差を争う総力戦でしたが、
この日は序盤から一方的にペースを握り、楽に見られる展開
やはり「やるべき人」がきっちりやれば、
自然と勝利に近づくんだなと改めて感じたこのゲームでした。

まあ「やるべき人」の話は、後に回すとして、
とにもかくにも、この日一番のヒーローは、
プロ初先発で初勝利を挙げた清水昭信でしょう。
再昇格してから出番がなく、
まだまだ力不足という認識なのかと思っていたら、
ローテの谷間となったこの日に何とプロ初先発
マウンドに上がる表情は、ハタから見ても堅く、
果たして大丈夫かな?と一抹の不安もよぎりましたが、
そんなことを思ったことが恥ずかしいぐらい、
見事な投球を見せてくれましたね。

立ち上がりこそ、ボールが高かったものの、
中盤以降は、力のあるストレートを低目に集めたうえ、
外一杯に制球よく決めるなど、まさに堂々とした投球
スライダー、フォークもキレがあり、
相手打線をテンポ良く抑える姿は、とても頼もしかったですね。
まあ打線が序盤から爆発し、大量の援護をくれたことも大きかったですが、
粘りのある広島打線だけに、決してセーフティーリードでもない5点。
しかしこの日の清水昭信の投球なら、
大きな間違いさえなければ、ある程度のところまで行けそう。
そのぐらい安定していたではないかと思います。
たださすがに1軍での初先発ということもあり、
100球に近づいた7回は少しバテもありましたね。
それでも大事な一戦で、臆することなく
力を発揮できたその投球は、まさに満点もの

ゲンさん、初勝利おめでとう!これまで同期の浅尾らのカゲに
隠れはしていたものの、
しっかりとファームで実績を積み、
掴んだチャンスをモノにした背番号64
川上、中田、朝倉らが抜ける
先発投手陣において、
こういう右投手の台頭は、とてもうれしいことですね。
お立ち台では、かなりたどたどしかったですが、
このプロ初勝利を自信として、
次のチャンスでも力投を披露してほしいです。


その清水昭信を大きく援護したのが、序盤に5点を奪った打線。
特にこの日、主砲・ウッズが2本塁打を含む3安打5打点の大爆発。
今季打点が少ないと揶揄されるウッズでしたが、
この日、前を打つ森野、荒木、イ・ビョンギュ
それぞれ当たっていたため、自然と塁上に走者を置いての打席。
せめてタイムリー1本ぐらいはと
期待していましたが、それ以上の働きを
初回、一気にペースを掴むことに繋がった先制2ランに、
ゲームの流れを決定付ける2回の2点タイムリー
さらに2点差に迫られ、嫌なムードが漂うなかで
バックスクリーン下に放った7回のダメ押しソロ
特にこの一発を放ったときのスイングは、実に見事だったなと。
これこそが今季忘れていた主砲のフルスイング
まさに「完全復活」を思わせてくれた一撃、とてもうれしかったです。

さらに五輪で調子を完全に落としてしまった森野
落合指導のかいあって、この日なんと4安打
続く2番の荒木も猛打賞をマークするなど、上位打線が繋がりました。
やはり上位で走者を溜めて、チャンスメークしてくれれば、
ウッズの打点も増えるでしょうし、勝利に近づく可能性も大
やはり勝つためには「やるべき人」がきっちりと仕事をすること。
森野、荒木、イ・ビョンギュ、ウッズ、和田、中村紀洋…。
名前だけみると実に迫力ありますが、
この選手たちが、いかに揃ってその力を発揮できるか。
疲れもあるでしょうが、3位死守、貯金増加のためには
やってもらわないといけない人ばかりですからね。
残り30数試合でできるだけ打ち続け、
チームの浮上に貢献してもらいたいところです。

後半戦初のカード勝ち越しで締め、
8月を9勝10敗1分けで終えることとなりました。
そして迎えるは、シーズン順位決定のヤマ場ともいえる9月
中盤には9連戦が控えるなど、日程はよりハードになります。
決してベストメンバーが組めないドラゴンズではありますが、
できるだけ白星を重ね、高い順位に上ってほしいもの。
そのためには、あす2日からの6連戦
神宮で東京ヤクルトと、さらにナゴヤに戻って、
横浜という下位チームと戦うこの1週間で
いかに多く白星をゲットできるかが、最初のカギとなるでしょう。
前週の巨人-阪神-広島という相手よりは楽ではありますが、
より手綱を締めて、臨んでほしいところですね。。
徐々にヤマ場を迎えてくるであろう9月のペナントレース
その最初の戦いに挑むドラゴンズに、さらに注目していきたいです。


☆ウィナーズ・ボイス(31日)

◎タイロン・ウッズ
<2本塁打を含む5打点の活躍で勝利に貢献>
「(1本目、初回1点を取ってなおもチャンス。
どんなことを考えてバッターボックスへ)
まあ、とりあえず1回ですね。はじめの打席は、
とにかく点を入れたいと思いました。
それでカーブが来ましたので、うまく打つことができました。
(2本目ですが、3点を取られて嫌なムードの中での一発。感触は)
あの打席は集中していました。
ホームランを狙ったわけじゃなかったですけども、うまく打てました。
(これで4試合で4本塁打、完全復活と考えていいか)
そう願いたいですね。とにかくチームが勝つことだけを考えています。
ホームランを狙っているわけじゃないんですけども、
チームが勝ってよかったと思います。
(ちびっ子のファンの皆さんにメッセージを)
えー、今日で夏休みが終わると思います。
明日からは学校が始まると思いますから、しっかりと勉強して、
そのあとは両親と一緒にナゴヤドームにいらして、
応援してください。お願いします!」


<暑い季節に4番打者として、当たり前のことができていなかったが、
打って、打って、打ちまくり、4打数3安打の一挙5打点>
「1回の本塁打は打ったのはカーブ。うまく打てたよ。
2回は満塁だったので走者をかえすことを心掛けた。
あの場面は犠飛でもいいと思っていた。うまく打てたと思う。
チャンスに弱かった? いままで自分自身にプレッシャーをかけていたんだ」

<7回、センターバックスクリーンへダメ押しの28号。
ここ4試合で4本塁打と復活に満足そう>
「完ぺきなバッティングができたよ。チームが勝って良かったよ」
公式写真中スポ中日新聞共同通信社
時事通信毎日jpニッカンデイリー


◎清水昭信
<6イニング2/3を投げ、5安打3失点。
うれしいプロ初先発初勝利を挙げる>
「(まずはこの初勝利の味を教えて下さい)
よかったです、はい。
(初先発、どんな気持ちでマウンドへ)
そうですね、今日は両親も見に来ているんで、
いいところを見せようかなと思って頑張りました。
(1回表、3者凡退での立ち上がり)
良く低目に投げれたなあと思います、はい。
(そして1回、2回と5点の援護、気持ちが少し楽になったか)
そうですね、すごく楽になって、テンポよく投げることができました。
(4回まではノーヒット、すごいなと思ったか)
そうですね、ちょっと出来過ぎかなと思いながら投げてました、はい。
(7回途中までで1失点での降板。
マウンドを降りるときに笑顔があったが)
や、ちょっとホッ…としたのが、…はい、ありました。
(試合終了までどんな気分でこの試合を見ていたか)
や…んんん…勝ってくれって…、それだけ思っていました。
(チームにとっては負けると借金生活。
プレッシャーは大きくなかったか)
んんん…、そうでもなかったです。大丈夫です、はい。
(ウィニングボールは誰に渡すか)
両親に渡します。
(夏休み最終日、ちびっ子ファンにぜひメッセージを)
えーっ…と、…また応援よろしくお願いします(苦笑)」


<先発談話>
「立ち上がり緊張しました。
でも最初のアウトをとって、少し気持ちが楽になりました。
とにかく先頭打者を出さないことを意識して、
一人一人丁寧に投げることを心がけました」

<自分でも、現実の感覚が得られない>
「夢のような感じです。
目に映る景色が、実感がないというか。夢のような景色でした。
今までに悔しく感じたことも、帳消しにできる。
味は…、ちょっと難しいです」

<初完投は逃したものの、文句なしの力投>
「(先発を言い渡された)きのうはすごく緊張して
ドキドキしたけど、球場に入ったら普通にできました。
点を取ってもらったことで楽になり、テンポよく投げられた」

<5回、先頭の嶋に左前打を打たれ、
1死後、石原にも左前打を浴びて1死一、二塁。
この日初めてのピンチにも、動じることはなく>
「低めに投げられていたので、打たれても焦りはなかった。
全部投げようと思ってました」

<今年のウエスタンでの成績は、5勝4敗、防御率3.69。
2軍でも目立つ成績を残しているワケではなかったが、
チーム最高の数字は90イニング1/3という投球回数。
とにかく頑丈。肩、ひじの故障はほとんどない>
「それが取りえなので」

<200勝左腕の教えも生きていた。
昨オフ、鳥取市内の『ワールドウィング』で
一緒に自主トレをしていた山本昌と、食事に同席する機会が。
遠めに眺めていた憧れの選手からようやく、
貴重な飯の種まで話してもらえるようになり>
「たくさん話をしていただきました。ものすごく勉強になった。
そんな風に考えているのか、と」

<高校卒業後、浪人生活も経験した苦労人。
この日は偶然、先発を言われる前から両親を招待していたという>
「今まで何不自由なく育ててくれた。
恩返しは活躍することだと思ってやってきた。
今日1勝できて、少しは親孝行ができて良かった」

<初めてのお立ち台も経験。
素朴な受け答えに、客席からは暖かい笑いと拍手が起こった>
「しゃべる方じゃないので苦手」
公式写真中スポ中日新聞サンスポ12時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

○田中監督付スコアラー
<清水昭信の投球について分析>
「スピンが効いて良いストレートを投げてたよ。全般によかった」
公式ブログ

◆山内壮馬
<清水昭信の大学時代からの後輩が、
初先発を応援にナゴヤドームへ駆けつけ、
プロ初勝利を自分のことのように喜ぶ>
「名城大のときからの先輩ですからね。
めちゃめちゃうれしかった。こんなピッチングをするとは思わなかった」

<慕っている先輩の快投に勇気をもらい発奮>
「励みになりました」
(東京中日)

●東出輝裕(広島)
<この日4打数無安打に抑え込まれた清水昭信について、
一つ一つのボールが威力抜群だったという>
「球速表示以上に速く見える配球だった。
右打者には曲がりの大きなスライダー、左打者にはスプリットなど、
いい変化球でカウントを稼がれて、
その後に速球がズドンと来る。速く感じた。
でも、実際ボールに力があった。今日は打つのは難しかった」
(中スポ<ドラ番記者>


○森野将彦
<8回、右越えに12号ソロを放つなど、この日4安打と大暴れ。
第1打席の初球、超攻撃的な打撃で
左翼線二塁打を放つと、2回と6回には中前打で早々と猛打賞>
「これまではどこかに迷いがあった。
だからきょうは積極的にいかなければいけないと思っていた。
思い切って、開き直っていった」

<極め付きは8回の第5打席。
大歓声の右翼席へ五輪後では初となる本塁打を打ち込む。
プレッシャーから解き放たれ、完全に本来の打撃を取り戻す>
「打ったのはカットボール、勝手に体が反応しました。
楽に、気持ちに余裕を持って打席に立てた」

<この日の試合前、落合監督から打撃の手ほどきを受け、
守備練習でも直接ノックをされた。
バットを構える位置などを修正されるなど、指揮官の檄に一発回答>
「『いいときと悪いときの差が大きいから、形を直せ』と言われた。
自分でも悪い形は分かっている。
結果が出たから、いい方向にいっているということでしょう。
急には良くならないにしても、これでいい方向に向かっていけばいい」

<本当は北京五輪の疲れが残っている>
「体重が減りすぎていた。
もうちょっとコンディションを整えないといけない」
公式写真中スポ共同通信社

○イ・ビョンギュ
<1回1死三塁からワンバウンドで
前進守備の一塁手の頭上を越す先制適時打。
これで3試合連続の適時打となり、本塁打を含めると
4試合連続で打点をマーク。11試合連続安打と好調もキープ>
「打ったのは、ストレート。
(高く弾んで内野の頭を越す打球に)ラッキーでした。
若い投手が投げているし、先に点を取ってあげたかったんです。
先制点が取れてよかった」
(東京中日、中日新聞毎日jp

○田中大輔
<6回1死から右前にプロ初安打を放つ。
昨年から数えてプロ13打席目で
ついにスコアボードに『H』のランプをともして>
「やっとですね。
あの打席は打ったからかもしれないけど、リラックスして打てた。
今日は守備で6回まで0点に抑えられていたので、
気持ちが楽になった面もある。
点差もあったし、リードもうまくいっていた。
接戦だったら違っていたと思います。
これからも粘り強い打撃を心掛けていきたい」

<2試合ぶりのスタメンは、2軍でもコンビを組む
清水昭信との同期入団バッテリー。
試合前の打ち合わせ通りに配球を組み立てて、
プロ初勝利を演出。仲良く清水昭信の車に乗り込み>
「2軍でやってきたことをそのまま出そう(と話した)。
(清水昭信は)ブルペンでは球が浮いていたけど、試合では違った。
(投球時の)テークバックが小さいし、
直球が重いから打者が差し込まれていた。
すごく落ち着いてましたね。本当によかったです」

<実は、大雨の被害に遭っていた。
ナゴヤ球場に置いてあった道具一式がずぶぬれになってしまい、
このままでは使えないと、メーカー側は急きょ夕方に
新しい一式を届けたが、何とかぬれた道具を試合に間に合わせ>
「使い慣れたものが良かったので、
ナゴヤドームのサウナで急いで乾かした。本当に良かったです」
中スポ<ドラ番記者>中日新聞名タイ

○荒木雅博
<北京五輪から帰国後初めての3安打。
右に1本、中堅に2本と鋭い打球をかえして>
「少しずつああいうヒットが増えてくれば、調子も上がってると思います」
(東京中日)

◇浅尾拓也
<前日の試合で指から流血したが、普段通りのキャッチボール。
登板中に右手親指外側にツメが引っかかり、出血。
しかし投球には影響のない場所らしく、傷を気にすることはなかった。
それでも4連投で疲労が溜まり、ランニングだけは1人別メニュー>
「自分には良くあることなんです。もう全然問題ないです」
(東京中日)

◇山本昌
<前日の広島戦では自身の送りバントのミスなどもあって
7月から続けていた連勝が7でストップ。
この日の試合前、バント練習場に入ると黙々と練習>
「オレってあんなに下手だったかなあ」
ニッカン

◇岩﨑達郎
<30日の朝、2軍遠征先の豊橋からナゴヤドームに突如招集。
25日に出場選手登録を抹消されたばかりで、
普通なら規定で10日間は再登録できない。
当の本人も昇格の可能性があるとは思っていなかった>
「『練習に来い』というからドームへ来ました。
何のため? ボクにはわかりません」

<ところがその日のベンチ入りメンバーに自分の名前が。
北京五輪の『補充選手』に指定されていたため、
特例としての昇格が認められた。予想外の返り咲きに苦笑い>
「『補充選手』という制度自体、知りませんでした。ツキがありますね」

<8月は5試合連続でスタメン起用され、
着実に首脳陣の信頼を得つつある一方で、
冷静に足元を見つめることも忘れてはいない。
立浪兼任コーチのアドバイスもあり、
課題の打力アップへ、体づくりに余念がない>
「ボクは野球選手としては線が細い。
もっと体を大きくしてパワーをつけたい」
(中スポ)

◇西川球団社長
<第2回WBCの日本代表監督について、
日本シリーズ優勝監督が務めるべきとの球団案を
きょう1日の実行委員会で提案することを明言。
白井オーナーとも話し合った上で球団としての意見を統一し>
「今年の日本シリーズの優勝監督が
来年のWBCの監督をやるべきだと明日の実行委員会で提案します。
何のルールもなく恣意的に決めるのはおかしいでしょう。
世界大会があるたびに、同じような話し合いを繰り返すなら、
決まりごとを作った方がいい」

<シーズン開幕前に現場トップが不在という状況にはなるが>
「それは仕方ない。選手を選ばれても影響はある」

<仮にこの提案が採用され、もしチームが今季日本一となれば
自動的に落合監督がWBC監督ということになる。
落合監督はすでに打診を受けて、固辞した経緯があるが>
「説得しますよ。今日落合監督とも話したが
『そういうルールが決まれば従う』と言っていた」

<現在、WBC監督には北京五輪で代表を率いた
星野監督が候補に挙がっているが、あらためて持論を展開>
「私は星野ではダメだと言っているわけではない。
だが、なぜ星野なのかという理由が必要でしょう。
それに代表の監督は現役監督じゃなくていいのかなとも思う」
スポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン名タイ


○落合監督
<プロ初先発初勝利の清水昭信に目を細め>
「あらら、ゲンちゃん(清水昭信のニックネーム。
=パチンコキャラクター『大工の源さん』に似ていることから)
よく放ったね。よくあそこまでもったな。
もつとは思ってなかった。期待はしてたけどね。
期待しつつ、あそこまで…。
でもへたしたらプロ初先発でノーヒットノーラン、
完封してくれるかとも思ったけど、そんな甘くはなかったな。

スターティングメンバーに名前を書いて送り出したら、
みんなに期待するんだ。しないのは誰もいない。
それに応えてくれりゃ次のチャンスもあるし、
応えてくれなけりゃ入れ替えもしないといけない。
(清水昭信は)期待以上の仕事をきょうはしてくれた。
だから次に投げるときに、また期待して名前を書くよ、オレは。
不安があったらあそこに名前は書けません」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(31日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-阪神 20回戦
(31日・ナゴヤ球場)
  000 000 001 = 1
  000 000 101x = 2
[勝] 金剛(19試合1勝1敗3S)
[D本] なし
[D投] 吉見、齊藤、ネルソン、金剛
公式サイト

【ゲームレビュー】
ドラゴンズ先発・吉見、阪神先発・リーソップ
両投手の投げ合いで前半を無得点で終わる。
均衡が破れたのは、7回ウラ、
の左前打と中村一生犠打で1死二塁から、
新井が左前に適時打を放ち、ついに先制
このまま逃げ切りを思われた9回、3番手・ネルソンが、
前田忠節、庄田隆弘の連打で無死一、三塁とピンチを作ると、
高橋勇丞の三塁ゴロを堂上直倫がファンブル。
打者はアウトにしたが、三走の生還を許し、同点にされる。
9回ウラ、再びが左前打で出塁すると、
中村一生の送りバントが内野安打となり、無死一、二塁。
一打サヨナラのチャンスで、新井が内角のスライダーを
左中間に持って行き、サヨナラタイムリー
新井が全打点を挙げる大活躍で、2-1で勝利。
公式サイトより)


○吉見一起
<右肩関節炎から2軍で調整中。
ウ・リーグの阪神戦に復帰後3戦目で初の先発登板。
7イニングを4安打1奪三振1四球の無失点に抑える>
「満足のいく内容でした。
内角のコントロールが微妙ですが、
もう、大丈夫です。体も元気です」

<立ち上がりから快調に飛ばし、
ストレートは常時140キロ台後半を記録。
また21アウト中、11アウトをゴロで打たせて取る>
「(テーマは)ゴロを打たせることと、球数を少なくすること」

<ここ2試合で課題に掲げていた変化球も自ら合格点を与え>
「大体思ったところに投げられた」

<1軍は連戦が続く正念場の9月を迎えるが>
「(1軍に)呼ばれたら、
与えられたところでしっかり投げるだけです。
気持ちだけ。気持ちが一番。
いいように、いいように考えて投げていきたい」
公式ファーム中スポ

○小林2軍投手コーチ
<吉見の1軍復帰に向けてゴーサインを出す>
「大丈夫。課題だった変化球も改善された。
1軍? 肩の不安もなくなったし、OKだと思うよ」
中スポ

○新井良太
<先制の適時打&サヨナラ適時二塁打と4番の活躍。
左中間へのサヨナラ適時二塁打を振り返り>
「2本ともまずまずの当たりです。
(9回は)打てのサインだったので、思い切って行きました。
上がりすぎたかなと思ったけど、前進守備だったから越えてくれた。
勝てて良かったです。結果がでました」

<それでも喜びもそこそこに、気を引き締め直して>
「今日だけじゃなくて、
続けて結果を残せるようにしていきたいですね」
公式ファーム中スポ


福岡ソフトバンクが、24年ぶり6度目の
ウエスタン・リーグ優勝を決めたこの日、
4位・ドラゴンズは、ナゴヤ球場で阪神との一戦。
先発投手の投げ合いで、6回までは両軍無得点。
7回に1死二塁から新井が均衡を破るタイムリーを放つと、
1-1の同点で迎えた最終9回ウラ、
無死一、二塁のチャンスで登場するは、再び新井
阪神4番手・玉置の内角スライダーを弾き返し、
左中間突破のサヨナラタイムリー!
先制&サヨナラと、決めるところは決める。
まさに『4番のお仕事』で、勝利を収めました。

ところでこの日の先発は、実戦登板3試合目となった吉見
前々回、前回と様子を見ながらの登板でしたが、
今回は先発として、好調時さながらの投球を披露。
力のあるストレートとキレの良い変化球を駆使して、
危なげない内容で、阪神打線を7イニング4安打無失点。
肩の方も問題ないようで、夏休み最後となった日曜日に、
ついに『サンデー吉見』から、全開宣言が出たもよう。
この日、清水昭信が快投を見せてくれたものの、
現状1軍の先発陣は、右投手は他に佐藤充だけ。
問題さえなければ、次のサンデーには、
吉見1軍復帰を果たすかもしれませんね。

2008年8月31日 (日)

昌痛恨夏連勝7で止まる、3位攻防竜鯉再び1差に。

負傷退場となった井端の代役・デラロサ
値千金のタイムリーなどで、3位攻防初戦を取ったドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの第2戦。
もっか7連勝中のローテの軸・山本昌を立てて、
連勝を目論んだものの、相手先発・齊藤悠葵に抑え込まれ、
劣勢の展開に。中盤、終盤と反撃し1点差まで迫ったものの、
あと一歩届かず。連勝ならずまたもや貯金がなくなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 20回戦
(30日・ナゴヤドーム | 中日11勝7敗2分け)
38103人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日 ×
[敗] 山本昌(18試合10勝4敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
山本昌、浅尾、小林、中里 - 谷繁、小田

【ゲームレビュー】
7連勝中の山本昌が崩れた
8月の負け越しが決まり、2カ月連続の負け越しで勝率5割に逆戻り

山本昌は1回、アレックスに中堅右へ先制の2ラン。
6回には先頭・赤松への四球がきっかけで、
併殺崩れの間に痛い1点を追加された。
打線は粘り負け。6回、和田の適時打などで2点を返したが、
なお無死一、二塁のチャンスを生かせなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
右ひざじん帯損傷のため、井端登録抹消
空いた1番には森野が入り、7番・ショートでデラロサ
和田が5番に復帰し、中村紀洋は6番に。

ドラゴンズ先発は、中5日で山本昌
もっか7連勝中、8月月間5勝を目指すローテの軸を立てたが、
その立ち上がり、1死から赤松に中に入ったスクリューを叩かれ、
三塁線を抜いていくツーベースを許すと、
続くアレックスにはカウント1-1からの3球目、
甘い外角低目のスクリューを痛打され、右中間フェンスオーバー。
思った以上に伸びた打球が2ランとなってしまい、先制を許す。(0-2)

一方、広島先発は今季1軍初登板の3年目左腕・齊藤悠葵
初対決ではないながらも、実質初モノ同様
球威のあるストレートとスライダーを低目に集める投球に
一回り目は、デラロサの詰まりながらのライト前1本に抑え込まれる。

それでも4回ウラ、先頭・荒木が外へのストレートを引っ張り、
レフト前へのクリーンヒットで出ると、
イ・ビョンギュの二塁ゴロが進塁打となり、二塁へ。
さらにウッズが四球を選び、1死一、二塁とのチャンス。
しかし和田が打ち損じの一塁ファウルフライ。
中村紀洋は大きな打球ながらも右中間へのフライに倒れる。

続く5回ウラ、勝ち投手を意識したか、
制球を乱す齊藤から再びチャンス。
先頭のデラロサがストレートの四球で出塁すると、
谷繁は際どい外角のストレートを見送り、連続四球。
労せず無死一、二塁と走者を溜めたものの、ここからミスが。
続く山本昌には、当然送りバントのサイン。
しかしバントの達人でもある大ベテランが決められず、
2球ファウルし失敗してしまうと、
再びバントの構えでの3球目、外へのスライダーを見送りボール。
ところが焦ったか、二塁走者のデラロサ
大きく飛び出してしまい、タッチアウト
走塁ミスで大事なランナーが刺されてしまったものの、
続く4球目、内へのスライダーがワンバウンド。
ワイルドピッチとなって、谷繁が二塁へ。
再び得点圏には進んだものの、山本昌はフルカウントから遊ゴロ。
さらに森野は外角低目のスライダーを見逃してしまい三振。決定機を逃す

大きなチャンスを自らのミスで逸したショックか、
6回、山本昌が先頭・赤松に対してストレートの四球を与えてしまうと、
続く小窪の犠打とアレックスの詰まりながらの中前打で1死一、三塁。
ここで迎えるは、4番・栗原
相性が良くない相手ながら、この日はここまでノーヒット。
しかしカウント1-1からの3球目、
外角低目へのスクリューを叩きつけられ、高いバウンドの遊ゴロ。
ダブルプレーを狙い、6-4-3とボールが渡ったものの、
バウンドが高かった分一塁セーフ。その間に三走・赤松が生還。(0-3)
抜群の制球を誇る山本昌にとって、悔やまれる先頭四球
1点奪われたショックも出たか、続くにレフト前ヒット。
さらに2死一、二塁からシーボルにもレフト前に運ばれたものの、
前進してきたレフト・和田が見事なバックホーム
ワンバウンドでのストライク返球で、二走の栗原を刺しタッチアウト。
何とか追加点こそ阻んだものの、点差は3点に広がる。

3点差を追うドラゴンズ
しかし6回ウラ、この回から登板の2番手・岸本を攻め、
先頭・荒木がセンター前ヒットで出ると、
イ・ビョンギュも続いて、カウント0-1からの2球目、
中に入ってきたストレートを弾き返すと、打球は左中間フェンスを直撃!
大きく跳ね返る間に、荒木が激走し、一塁から長駆ホームイン!
タイムリーツーベースで1点を返し、岸本をKOする。(1-3)
なおも代わった3番手・青木勇人からウッズが四球を選び、
無死一、二塁とチャンスを広げると、
和田が初球、外へのストレートを弾き返し、
二塁横を鋭く抜けていくタイムリーヒット!(2-3)
主軸が繋がり、一気に1点差に迫る。
なおも無死一、二塁が続き、押せ押せムード
ところが中村紀洋は内へのシュートに詰まりセンターフライ。
さらにデラロサも抜けたスライダーに空振り三振。
そして谷繁はカウント2-2からの5球目、
内角高目のストレートにハーフスイングを取られ、三振
判定に悔しがる谷繁、無死からのあと一押しができず2点止まり

7回、88球の山本昌はそのまま続投。
しかし先頭・石原に三遊間を抜くヒットを許すと、続くに送られ、二塁へ。
さらに青木勇人の代打・緒方孝市に四球を与え、1死一、二塁。
しかしここから踏ん張る大ベテラン
赤松を外へのスクリューで右飛に取ると、
小窪への4球目、低目のストレートで空振りに。
ここで今度は広島サイド走塁ミスが!
二塁走者の石原の離塁が大きいことに気づいた
谷繁が素早く二塁へ送球すると、
ボールが三塁へ送られ、ベース手前でタッチアウト
谷繁好判断に助けられ、ピンチを切り抜けた山本昌
結局この日は、7イニング106球を投げ、
7安打3奪三振2四球で3失点。
残念ながら、自身初という月間5勝となった。

7回ウラ、広島4番手・梅津から
森野が三塁線を抜いていくツーベースを放つと、
続く荒木の遊ゴロが進塁打となり、2死三塁に。
同点のチャンスで前の打席適時打のイ・ビョンギュを迎えたが、
中へのスライダーに二塁正面のゴロに倒れる。

8回、ドラゴンズ2番手は、浅尾
しかしこの日で4連投。疲れからか球威、制球ともに精彩なし
先頭、小窪の代打・東出にセンター前ヒットを許すと、
続くアレックスにも右方向へ弾き返され、一、三塁。
さらに栗原に四球を与え、無死満塁と大ピンチ。
1死も取れない悪さに、ベンチは3番手・小林へとスイッチする。
迎えるは、好調の5番・
ところが小林の代わり端の制球も悪く、
逆球で0-2とすると、3球目も抜けてしまい、カウント0-3に。
ストレート四球で押し出しという場面も頭をよぎったが、
4球目、置きに行ったスライダーでストライクを取ると、
5球目も外へのスライダーでフルカウントに。
ここから小林がめったに見られない鍔迫り合い
小林が仕留められないのか、が決められないのか、
なんとファウルが11球も続いてしまう始末。
そして迎えた17球目小林が投じたのは、
ここまで投げていなかった内角低目のストレート
が自信を持って見送ったものの、判定はストライク
気迫のこもった一球で見逃し三振、ようやく1死を取る。
熱投?の小林はワンポイントでお役ご免。
シーボルを迎えたところで、ドラゴンズ4番手・中里にスイッチ。
対する広島ベンチも動き、代打に切り札・前田智徳
厳しい場面での登板となった中里だったが、
ストレート2球で追い込むと、3球目投じるは外へのフォーク。
落ちはしなかったものの、うまくチェンジアップ気味に決まると、
前田智徳のバットが出ずに、見逃し三振
強打者を三球三振に打ち取って、無死満塁が2死満塁へ。
このまま次も打ち取って、流れを引き戻したい。
ところがホッとしたのか、中里は続く石原に対してカウント0-3
突如の乱調に、押し出しが再び頭をよぎるも今度は的中
4球目、外へのストレートが指にひっかかりワンバウンド。
押し出し四球となってしまい、手痛い1点を献上。(2-4)
評価が上がりそうだったものの、自らでフイにする。

2点を追う8回ウラ、広島5番手・ブラウワーから
先頭・ウッズがレフト前ヒットで出ると、
和田は初球を打ち上げてしまい、二塁ファウルフライ。
しかし中村紀洋がライト前に落ちるヒットで、一、三塁とすると、
デラロサは外へのストレートを叩くも二塁へのゴロ。
ところが4-6-3と渡ったものの、足が勝って一塁セーフ
併殺崩れの間ながら、再び点差は1点に。(3-4)
なおも2死一塁で、谷繁に代わって代打・平田
何とか繋ぐ一打をと期待も、外のストレートに
バットが出ずに、見送りの三球三振で万事休す。
9回は、クローザー・永川のキレのよい
フォークに手も足も出ずに三者凡退でゲームセット
終盤1点差に迫ったものの、広島に振り切られたドラゴンズ
連勝ならず貯金がゼロとなるとともに、ゲーム差は再び1に。
さらに広島先発・齊藤に2季ぶりの勝利を献上した一方、
7月15日から続いていた山本昌の連勝が7でストップ
井端抹消ショックが響いた打線が、
ベテランを援護できず、3位攻防1勝1敗のタイとなった。


デラ下手こいたァ!初戦同様、1点を争う
ゲームにはなったものの、
結局は追いつき
追い越すことが出来ずに黒星
7連勝中と好調の
昌さんが先発でしたし、
初回の2ランだけだったら、
すぐにひっくり返せるだろうぐらいに思っていましたが、
うまくいかないのが、今季のドラゴンズ
今季初登板の「赤いハンカチ王子」を攻め込めず、
5回まで反撃できなかったのが、ゲームを苦しい展開にしたなと。
ある意味初モノ同様ですし、一回り目は仕方ないにしても、
4回、5回はけっこう攻め込めるチャンスが…。
なかでも5回ウラ、連続四球で相手がバタバタするなか、
バントの名手である昌さんが続けてバント失敗したうえ、
デラロサの離塁が大きくアウトになるボーンヘッド
ミス連発で助けてしまったことが響き、
結局最後までゲームの流れを掴めなかったですね。
齊藤が代わってくれた6回に、2点こそ返したものの、
さらにもう一押し出来ないのも、今季の風潮。
連勝すれば、3位をある程度固められるにも関わらず、
タイにされてしまい、ペナントを盛り上げてしまう一種の「人の良さ」。
そんなモノはできればいらないのですが、
そうなってしまうところが、辛いなと感じた一戦でした。

まあ終わってしまっったものは、仕方ないですし、
右ひざじん帯損傷という重傷を負った井端
長期離脱となってしまいそう。
再び打線、そしてチームの再編成が必要となってくるでしょう。
ただ、その前にまずは眼下の一試合
この3戦目は必ず取って、勝ち越してもらわないといけません。
8月も8勝10敗1分けとなり、7月に続いての
月間負け越しが決まってしまいましたが、
夏休み最後のゲームとなるだけに、しっかり勝って、
地元のドラゴンズファンを喜ばせて、9月へ繋げてほしい。
「動きが悪いな、何人か。休ませないといかんかな」
コメントした落合監督が打線をどう組み替えるのかにも注目しながら、
とにかく3戦目、必勝を期すべく応援したいと思います!


★プレーヤーズ・ボイス(30日)

●山本昌
<7イニング3失点と粘りながら、
打線の援護がなく、7月8日以来の4敗目。
自身の連勝が7で止まったが、サバサバとした表情を浮かべ>
「連勝が止まったのは仕方ないよね。
ピッチング内容? まあまあ。結果的にあそこだね」

<3点目を許すきっかけとなった6回の先頭打者の四球を反省。
持ち味である制球力が乱れての失点に、肩を落とし>
「6回だね。先頭打者への四球が悔やまれます。申し訳ないです…」

<5回無死一、二塁での打席で、サインは送りバント。
だが2球続けてファウル。これには言葉が続かず>
「あのファウルしたのがね…」

<200勝をはさんでの『連勝』は一段落したが、
短い言葉で意気込みを表して>
「次も頑張ります」
公式写真中スポスポーツ報知共同通信社
時事通信スポニチ名古屋ニッカン

『6回の1失点がダメでしたね。
先頭を歩かせたボクのミスです。
その前の攻撃でもボクが2球目までに
バントを決めていれば点が入ったと思うし、
2失点で踏ん張っていれば勝てたと思うので、本当に申し訳ない。
連勝も止まってしまいましたが、
また気持ちを新たにして次の登板に備えます。
エッセイのネタもため込んで、次の勝利のときにはたっぷりお届けします』

(『山本昌公式ホームページ』より引用)

●森バッテリーチーフコーチ
<7イニング3失点の山本昌の粘投に納得顔>
「こんな日もあるよ」
スポニチ名古屋

●和田一浩
<6回無死一、二塁、中前にタイムリーを放つ。
前日に体調不良から復帰したばかりだが
定位置の『5番』で復帰初打点を挙げ>
「勢いがついていたので、
何とかヒットでつないでいけたらと思っていたら、いい結果になりました」

<守りでも6回2死一、二塁、シーボルの左前安打を捕ると
確実に本塁へワンバウンドのストライク返球。
二塁走者・栗原を悠々とアウトに。
バットでも、返球でもらしさが出て来たが>
「まあ、どうですかね…、何とも言えないですね。
ごまかしながらやっているところもあるんでね…」

<この日の試合前、落合監督から体調を確認され、
『フルでいけるか?元(の打順)に戻すぞ』の問いに笑顔で即答>
「大丈夫です。いけます」

<体調不良で6試合欠場し、静養していた間は
テレビ中継でチームメートの戦いを応援。
映像で見て、イメージで自分を重ね合わせていたが>
「テレビで見ていると、できそうに思えるんですけどね。
実際に自分がやるとなると、なかなか難しいです」

<らしさは一部見せたが、試合に負けた悔しさが強い>
「大事なところで打てないところもあった。
やっぱり先発ピッチャーを打ち崩さないといけないです。
1勝1敗ですから、あしたですね。何とかあした、勝ちたい」
中スポスポニチ名古屋

●イ・ビョンギュ
<3点を追う6回無死一塁で中堅手の頭上を襲う適時二塁打を放つ。
一塁から一気に生還した荒木の激走にビックリ。これで10試合連続安打>
「しっかり打てました。それにしても荒木がよく走ってくれたよ」
公式写真、東京中日、ニッカン

●トマス・デラロサ
<5回無死一、二塁、打者・山本昌の時に
二塁走者で飛び出してしまい、二、三塁間でタッチアウト>
「とっさに(あの1球に)反応してしまった。
悪いことをしてしまった。野球は難しいよ…」

<最近、日本での『先輩』であるウッズにあるひと言を。
そのひと言で悩み、いらだっていた主砲に少しずつ変化が>
「タイロン、少し考えすぎじゃないのかな。
タイロン・ウッズは、これまで5年間も日本で
すごい実績をつくってきた選手じゃないか。
そんなすごい選手が、いちいち審判のことなんか気にするなよ。
もっと自分の力を信じてみたら」
(中スポ)

◆チェン・ウェイン
<北京五輪台湾代表に初訪問の北京で言葉が通じたかと聞くと、
料理の味付けも違和感なかったという>
「それが無事に通じたんですよ。困ること、なかったです」

<過去に遠征で訪れたカナダやキューバでは、
街を歩く時間もあったそうだが>
「今回はまったくなかったです。
ホント、どこにも行く時間がなかったから」
(中スポ<ドラ番記者>

◆西川球団社長
<来年3月に開催される第2回WBCの日本代表監督について、
ナゴヤドームで報道陣の取材に応じる。
あす9月1日の実行委員会で強く提言することも明言>
「誰が監督に適任かを話す前に明確なルール作りをすべきだ。
ガラス張りの選考をしないといけない。
恣意(しい)的に選ばれては困る。
中日としては、日本シリーズで勝ったチームの監督が
やるのがいいと考えている」
毎日jpスポニチ名古屋


●落合監督
<広島との接戦を落とし、貯金『0』に逆戻り。
再び1ゲーム差に迫られ、選手の入れ替えを示唆>
「それにしても動き悪いな。
誰とは言わないけど若干、何人か…。
休ませなきゃいけないかな。考えます」

<時期的には休ませていられないが>
「時期とかそういうことは考えてない。
ふぬけ状態ってやつかな。らしくない」

<今季初登板の齊藤を打てず>
「プロ初登板じゃないんだから、初物じゃない。
バント失敗? まあ、そういうことなんだろうな」

<投手を打ちあぐねるのは>
「記憶力の問題かな。野球選手は記憶力が悪いのはダメ。
世の中にいっぱいいるよ。何秒前のことをすぐ忘れるのが。
大打者はみんないい。いい投手もな。
名を残した人に聞いてみな。
どの打席でどうだったか。オレもほとんど知っているよ」
(中スポ、サンスポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


今日の公示。(30日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 岩﨑達郎内野手
【同抹消】
▼中日 井端弘和内野手
(再登録は9月9日以降。公式サイト共同通信社

▼井端弘和
<精密検査の結果、右ひざじん帯損傷であることが判明。
トレーナーとも相談の上、3日間の自宅静養が決まったが、
戦列復帰は早くても10月初旬になる見込み>
「(走者と交錯したのではなく)一歩目からプチッという音が聞こえました。
少しでも早く試合に出たいですが、今は歩けません」
中スポ

△岩﨑達郎
<この日、井端に代わって出場選手登録される。
抹消された25日を合わせて6日しかたっていないが、
北京五輪日本代表・荒木の登録に伴う抹消だったため
特例が適用されて登録が可能に。
試合前は内野ノックなどを受けて汗を流して>
「少しでもチームの勝ちに貢献できるようになりたい」
ニッカン

◇落合監督
<長期離脱が確実になった
遊撃・井端の代役にあらためてデラロサを指名>
「ショート? パパ(デラロサ)しかいないだろう。
岩﨑はセカンドの選手。内野手が1人いないんだから仕方ない。
また内野手が1人足りなくなったということだ」
中スポニッカン


29日の広島戦、3回の守備中、
盗塁で二塁ベースカバーに入った際に
右ひざで痛め、そのまま退場となった井端
この日、出場選手登録を抹消されましたが、
その症状が既報の通り、じん帯損傷の大ケガであることが判明。
詳細は明らかになっていないものの、復帰は早くても10月初旬
回復具合によっては今季中に復帰できない可能性も出てきたもよう。
もともとは25日の巨人戦の1回、左中間突破の三塁打で
本塁突入した際に捕手・加藤のブロックで痛めていた個所だそうですが、
29日にベースカバーに入った際に悪化させてしまった右ひざ
とりあえずこの日内野手の補充として、岩﨑が再昇格。
空いたショートの穴は、デラロサを中心に埋めていくようです。

それにしても、今季は主力のケガに泣かされるドラゴンズ
最後の最後までベストで戦えることはないようですね。
ある意味チームの『厄年』となってしまったのかも?
それはさておき、心配なのは井端
全治約1カ月で実戦復帰は、早くても10月初旬とは
言われてますが、昨季の福留(現・カブス)のように、
おそらくシーズン中に復帰できないんじゃないでしょうか。
『竜の鉄人』なだけに、少しでも状態が良くなれば、
戻るとか言い出しかねませんが、来季以降のことも考えて、
負傷個所を完治させることに集中してほしいですね。
攻守の要だけに欠けるのは、痛いことこの上ないですが、
焦らずに、治療、リハビリに全力を傾けること。
そして再び背番号6の勇姿が見られることを願います。

2008年8月30日 (土)

代役デラロサ大殊勲、競勝竜3位攻防初戦取る!

阪神にサヨナラ負けで再び貯金がゼロとなり、
3位・ドラゴンズにとってはまさに正念場
迎える8月最後のカードは、地元・ナゴヤドームで
1ゲーム差に迫る4位・広島との直接対決3連戦
その初戦、ウッズのソロと相手失策で先制したものの、
同点、勝ち越し、再同点と競り合いの展開に。
しかし8回ウラ、2死一、二塁のチャンスを掴むと、
井端負傷退場により途中から出場の
デラロサが、殊勲の決勝タイムリー!
最後は岩瀬が締めて、3位攻防に先勝しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 19回戦
(29日・ナゴヤドーム | 中日11勝6敗2分け)
36377人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日 ×
[勝] 高橋(38試合1勝1敗1S)
[S] 岩瀬(41試合3勝3敗29S)
[D本] ウッズ26号
[Dバッテリー]
川井、浅尾、平井、高橋、岩瀬 - 田中、小田

【ゲームレビュー】
デラロサが決勝打を放ち競り勝った
8回、2四球などで2死一、二塁とし、途中出場のデラロサ
勝ち越しの中前適時打。広島を突き放した。
7回、イ・ビョンギュの適時打で勝ち越した。
中継ぎが踏ん張れず同点に追いつかれたが、打線が粘った。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
負けたら広島に並ばれてしまうだけに落とせない一戦
脱水症状で前日のゲームを欠場した荒木が2番に復帰。
さらに体調不良だった和田も『7番・左翼』で
6試合ぶりに先発メンバーに名を連ねる。
先発バッテリーは、中8日の川井とこの日再昇格した田中
谷繁は欠場、試合中はずっと落合監督の横で戦況を見守る。

2回、2死から石原に一、二塁間を抜くヒットを許すと、
続くにも高目に浮いたチェンジアップをライト前へ。
一、二塁と走者を背負うが、
小窪を初球カーブで遊ゴロに取り、ピンチを凌ぐ。

2回ウラ、先頭・ウッズ広島先発・篠田純平の3球目、
内角低目のスライダーを軽くすくい上げると、
打球は伸びて、そのままレフトスタンドへ!
2試合連続のホームランで、ドラゴンズが先制する。(1-0)
さらに1死後、森野が四球を選ぶと、
続く和田の当たりは、高いバウンドの三塁ゴロ。
しかし併殺を狙ったサード・小窪の二塁への送球が高く、
東出が捕れず悪送球に。(記録は内野安打とエラー)
労せず1死一、三塁として、迎えるは8番・田中
カウント2-1からの4球目、外角低目のストレートに合わせると、
打球は一塁・栗原のミットを弾く痛烈な当たりに。
記録は失策となり、プロ初安打とはならなかったが、
三塁から森野を招き入れ、1点を追加。(2-0)
なおも2死から井端が四球を選び、満塁とチャンスを広げたが、
荒木が打ち損じての遊ゴロ。惜しくもビッグイニングにはならず。

幸先良く2点の援護をもらった川井
しかし3回、バックにまさかのアクシデント!
1死から東出に三塁方向へバントヒットを許すと、
続く赤松の4球目に東出がスタート。
スチール成功となったが、二塁ベースカバーに入り、
田中からの送球を捕球しようとした井端が、その際に右ひざを負傷
立ち上がれない井端は、そのまま担架で運ばれ退場。
代わってショートにはデラロサが入る。

3回ウラ、先頭イ・ビョンギュが初球高目のカーブを叩き、
センター前ヒットで出ると、ウッズも四球を選び無死一、二塁。
しかしバントの名手・中村紀洋が2球失敗したうえ、
空振り三振に倒れてしまうと、続く森野も外へのスライダーを
引っかけてしまい、6-4-3のダブルプレー。チャンスを潰す。

5回、ここまでアウト全てが内野ゴロという川井
この回先頭・小窪も初球、内へのストレートで遊ゴロに取り、
この日13個目の内野ゴロを奪ったが、
続く投手の篠田は外へのストレートで空振り三振。
内野ゴロ以外では、初めてのアウトとなる。

5回ウラ、先頭・デラロサがセンターに落ちるヒットで出塁すると、
荒木の犠打と、イ・ビョンギュの進塁打で三塁へ。
続くウッズは勝負を避けられ、ストレートの四球。
2死一、三塁で迎えるは、中村紀洋
しかし外へのチェンジアップを叩くも
高いバウンドの遊ゴロに倒れ、追加点を挙げられず。

5回まで広島打線を3安打無失点に抑えていた川井
しかし6回、先頭・赤松に内へのストレートを叩かれ、
三塁線を抜くツーベースを許すと、
続くアレックスには詰まりながらもショート後方へ落とされ、無死一、三塁に。
久々の2勝目のために、ここは踏ん張らなければならない場面だったが、
続く栗原に初球、ど真ん中に入ったチェンジアップを弾き返され、
センター前へのタイムリーを喫してしまうと、(2-1)
にも外寄り高目に甘く入ったスライダーを逃さず叩かれ、
左中間へ落ちるタイムリー。(2-2)
これまで内野ゴロの山を築き上げてきたが、まさかの4連打で同点に。
落合監督がマウンドへ出向くと、川井は降板。
結局この日は、5イニング0/3、99球を投げ、
7安打1奪三振1四球で2失点。
またも「5回戦ボーイ」からの脱却ならず、2勝目はお預けとなった。

代わって2番手で登板したのは、浅尾
いきなり石原に犠打を決められ、1死二、三塁とされたが、
ここから見事なピッチングを披露!
迎えたを2ストライクと追い込むと、パームボールで空振り三振。
さらに小窪もパームで同じように追い込むと、
最後は低目のフォークを振らせ、2者連続三球三振!
同期の田中のリードも冴え、一打勝ち越しのピンチを凌ぐ

同点のまま迎えた7回ウラ、
この回から登板の広島2番手・シュルツを攻め、
1死からデラロサが四球を選ぶと、続く荒木は遊ゴロで二封に。
しかしイ・ビョンギュの初球に、荒木が二盗に成功。
自らの足でミスを帳消しにすると、
イ・ビョンギュもそれに続き、カウント2-2からの5球目、
外へのストレートをうまく流すと、
三塁線ギリギリを抜いていくタイムリーツーベース!(3-2)
荒木が生還し、勝ち越したドラゴンズ
さらに続くウッズ敬遠で、一、二塁とするも、
中村紀洋が外へのストレートを見逃し、三球三振。
3回、5回に続き、この日は背番号99完全にブレーキとなる。

8回、ドラゴンズ3番手は、平井
久々の勝ちパターンでの登板となったが、出来が今イチ。
先頭・アレックスに外へのカットボールをレフト前へ運ばれると、
栗原を中へのカットボールで詰まらせたものの、
下がっていた森野が間に合わず、センター前へ落ちるヒット。
連打を許し、無死一、二塁と同点、逆転のピンチに。
左のを迎えたことで、ベンチが動き4番手は、高橋
しかし連投の疲れもあってか、代わり端はボールに力なし。
にあわや本塁打という右飛を浴びてしまうと、
一、三塁から石原には、カウント0-1からの2球目、
内角低目のストレートを右へ運ばれ、
前進守備の一、二塁間を抜いていくタイムリー。(3-3)
粘る広島に、再び同点に追いつかれてしまう。
なおも1死一、二塁とピンチが続いたが、
ここから高橋が踏ん張りを見せ、
を中へのフォークで空振り三振に打ち取ると、
木村の代打・緒方孝市をど真ん中のストレートで空振り三振。
力勝負で抑え込み、勝ち越しだけは許さず。

再び同点となって迎えた8回ウラ、
どうしても負けられないドラゴンズ打線は、
広島3番手、ジム・ブラウワーからチャンスを作り、
1死から和田が四球を選び出塁すると、続く田中が送って二塁へ。
さらに守りやすくするためか、
高橋の代打・立浪が敬遠されて一、二塁に。
勝ち越しの大きなチャンスで迎えるは、
途中出場ながらこの日は、ヒットと四球と
2打席連続で出塁しているデラロサ
前で立浪が敬遠され、チャンスで巡ってきた場面。
「打ってやろう」という気持ちが強くなっていた57番が、
カウント2-2からの5球目、外へのスライダーに食らい付くと、
バットの先ながら、打球はしぶとくセンター前へ!
二走の和田が病み上がりにも関わらず激走
一気に本塁を陥れ、土壇場で再びの勝ち越し!
井端の代役が放った、勝負を決めるタイムリー!(4-3)
再び一歩前に出ると、ゲームはいよいよ最終回に。

9回、マウンドに上がるは、守護神・岩瀬
田中に代わった小田とのバッテリーとなったが、
代わり端先頭・喜田剛
外角低目のスライダーを弾き返され、ライト右へのツーベース。
いきなり得点圏に走者を背負ってしまうが、
続く東出のバントは高く上がって三塁フライ。
この失敗に助けられると、ここからはいつもの岩瀬に。
赤松を内角高目のストレートで投ゴロに取ると、
アレックスには内へのストレートを叩かれるが、
浅いライトフライとなって、ゲームセット!
終盤粘る広島を辛くも振り切り、3位攻防初戦を制したドラゴンズ
ゲーム差を再び2とするとともに、勝率5割を死守
勝ち投手は、約1年ぶりとなる4番手・高橋に付くと共に、
最後を締めた岩瀬が今季29セーブ目をマーク。
そしてお立ち台には、殊勲の一打を放ったデラロサが初めて上がった。


デラすげえがや!ドラゴンズとしては
絶対に落とせない一戦
前夜の甲子園とは逆に、
広島に粘られ、
リードしては追いつかれる
イヤな展開にはなったものの、
最後は地力の差を見せ、
何とか振り切れましたね。
8回に同点に追いつかれたときには、
これはまずいなとも
思いましたが、
そのウラ、デラロサの気迫の一打に和田の激走。
「負けられない」という気持ちが入った勝ち越し劇は、
本当に見事だったと思います。

まあ本来ならば、もっと楽に勝てたような展開。
ウッズの先制弾と相手ミスで2点を奪ったあとの満塁や、
3回、5回と再三、三塁にまで走者を進めながらも
ゼロに終わってしまうなど、相変わらずあと一押しができない始末。
さらに攻守の要でもある井端がゲーム途中で負傷退場。
またしてもベストメンバーで臨めなくなり、
流れ的にはいつ広島へと傾いてもおかしくなかったですが、
そんななか土壇場で勝負を決めたのが、
その井端の代役で出てきたデラロサ
レギュラーではない選手が、もらったチャンスを生かし奮闘。
そして大事な場面で、食らいついての決勝タイムリー
ゲームを決めてくれたことがとてもうれしかったですし、
こういう「がむしゃら」な一打で勝利を掴めれば、
チームがより盛り上がっていくのも確か。
負けていたら、3位に並ばれていただけにまさに値千金
チームの窮地を救ってくれた一打に感謝、感謝でした。

またこの日、良い働きをしたのが、
再昇格即スタメンマスクとなった2年目捕手の田中
大事な一戦でのスタメン抜てきに重圧もあったでしょうが、
ファームで組んでいた川井、さらに同期の浅尾
良い感じでリードしてくれました。
惜しくも中盤に同点に追いつかれてはしまいましたが、
1軍ではおそらく最も長いイニング、マスクを被り、
結果的にもチームが勝ったことで、収穫も多かったのでは。
大事な一戦でのマスクは、良い勉強にもなったでしょうし、
この経験を今後に向けさらに活かしてほしいところ。
打撃に関しては、第1打席の一塁強襲の当たり
プロ初安打にならなかったのが、とても残念でしたが、
まあ次のチャンスではしっかりクリーンヒットで、
『H』のランプを点してほしいと思います。

久しぶりの地元でのゲームで、3位攻防に先勝!
ひとつ取ったことで、優位に進めていけることと思います。
ただちょっとでも気を抜くと、つけ込んでくるのが広島
油断せずにここは連勝で、さらにゲーム差を広げてほしい。
打線に関しては、荒木和田も何とか戻ってきて、
とりあえずは「いつもの姿」を見せてくれましたし、
松葉杖を付き、病院へ向かったという井端心配ではありますが、
本来の力を駆使し、気持ちを込めて戦えば絶対に負けないはず。
夏休み最後の3連戦、一気の連勝
すんなりと勝ち越しを決めてほしいと願います。


☆ウィナーズ・ボイス(29日)

◎トマス・デラロサ
<8回2死一、二塁から中前に殊勲の決勝適時打>
「(おめでとうございます)
(日本語で)アリガトウゴザイマス。
(井端選手のアクシデントもあり、突然出番が。
試合に入ったときの気持ちは)
イバタサンがちょっとケガをしまして、残念だったんですけど、
それをまあ自分のチャンスとして、そうチームが勝てるように
一生懸命やろうと思いました。
(タイムリーを放った場面、打席にどういうふうに向かったか)
えー、(前の)立浪選手に勝負しなくて、
自分にチャンスが回ってきたで、来まして、
ここでよし打ってやろうという気持ちで、
バッターボックスに立ちました。
(3位を争うカープとの大きな試合、
この勝利はチームにとっても大きいと思うが)
そうですね、井端選手とか和田選手が
ちょっと試合に出られないこともありましたけど、
とにかく勝つために、チームが勝つために頑張ってやりました。
(明日以降の戦いに向けての決意を)
レッツゴー、ドラゴーネス!(Let's go Dragons! の意)」


<同点の8回、ブラウワーのスライダーを中前にはじき返す。
03年パイレーツ傘下の3A時代の恩師・
ブラウン監督の裏をかく、値千金の決勝打に>
「あそこはスライダーしかないと思っていた。
ブラウンとはアメリカで一緒にやっていたことがある。
僕がストレートに強いのを知っているから
向こうの監督が『あいつはまっすぐに強い』って
投手にも言っているだろうと思った。
だから、スライダーを連投してくると考えていたし、それだけを狙ったんだ。
チームが勝つことに貢献するのが自分の役割だけど、
お立ち台はその証し。緊張したし、うれしかった」

<交流戦や北京五輪期間中は
スタメン出場が増えたが、その後はチャンスが激減。
数少ない限られた中で結果を出さなければ
いけない立場となると、はやる気持ちや体が空回り>
「何とか自分の力を見せなければ、と。
自分の野球人生の中で、ここまでがむしゃらになったことは
なかったかもしれないよ」

<悩めるデラロサを助けたのは、今の『ボス』。
先日、食事で居合わせた落合監督に掛られた言葉を
心に留めてから、気が楽になった>
「そんなに思い詰めて張り切らなくていい。
自分を信じて、持っているものを出してくれたらいいんだ(と言われた)」

<『いつでも試合に出られる準備をしておくこと』という
立浪兼任コーチの教えを守り、すんなりと試合に入っていった。
試合後、感謝の言葉を口に>
「準備はしていた。立浪さんのおかげ。
立浪さんにはいつも励ましてもらっている」

<突然の出番だったがチームの勝利に貢献し満足げ。
井端の状態次第で今後の出番は増えそう。
試合後の会見では終始笑顔だったが、最後に表情を引き締め>
「出番が増える? そうなると良いね。
これからも与えられたチャンスで仕事するだけさ。
そういうチャンスがあればどんどんやりたい。
またチームの勝利に貢献できるように頑張るよ。
日本はいい投手がたくさんいる。少しでも慣れるようにしていきたい」

<ちょっとした『夢』がある。
その夢を今オフに実現させるかもしれない。
生まれ故郷のドミニカ共和国の首都・サントドミンゴに
1件しかない日本食のすし屋。おすしが大好物だが、
これまで入れなかった高級店に家族を招待したい>
「いつもは外を車で通って見るだけ。
このオフこそお客として、家族を連れて行きたいんだ。
だから、もっと頑張らなきゃ」
中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

○タイロン・ウッズ
<2回、左越えに先制の26号ソロ本塁打を放つ。
広島先発・篠田のスライダーをコンパクトに叩き、。
6月6、7日に打って以来、2カ月ぶりの2戦連発に>
「打ったのはスライダー。芯じゃなかったけど、うまく打てたよ」

<今週はジメジメとした湿度の高い中での戦いが続き、
体調維持が難しくなりがちだが、主砲はニンマリ。
故郷を思わせる湿度が体を軽くするという>
「体調はいいよ。湿度が高いのはオレは歓迎。
汗をかくのが好きだから。だってフロリダの気候みたいだろ」
公式写真中スポニッカン

○田中大輔
<6月以来の1軍復帰を果たし、今季4試合目の出場。
プロ3試合目のスタメンマスクでつかんだ
『初勝利』にホッとした表情を浮かべ>
「いやあ、本当に勝ってよかったです。
ボクには勝ち運がないのかと思っていましたから」

<前日夜に1軍昇格を知らされ、体のケアに努める。
スタメン通達はこの日早朝。古久保捕手コーチから
『(1軍で)スタメンらしいぞ。しっかりやってこい』とげきを飛ばされ>
「ひょっとしてスタメンかも」

<1軍昇格即スタメンに抜てきされ、リベンジに燃えていた。
見せ場は同点に追いつかれた6回1死二、三塁。
同級生・浅尾からの依頼に応え、パームボールを多用。
直球を狙う広島打線の打ち気をそらし、ピンチを切り抜ける>
「あそこは外野フライも打たれたくないから、パームでいこうと思いました。
浅尾がいいところに投げてくれましたね」

<1点リードを追いつかれた8回1死一、二塁の場面でも
高橋の直球を信じて、強気のリードで連続三振>
「直球が伸びていたんで。本当によかったです」

<前回の出場は佐藤充と組んだ6月6日の北海道日本ハム戦。
5回2死までリードしながら逆転負けを喫した。
苦しい場面もあったが、リード面で成長した姿をみせて>
「前より落ち着いてできたと思います。
前回スタメンだった時はあのときは逃げる配球でした。悔しくて悔しくて…。
だからきょうは勇気を出して攻めようと思っていました。
何回か1軍に呼んでもらっているので
場の雰囲気に慣れたというのが落ち着いてできた要因だと思います」

<今季は1軍経験を積み重ねている。
その中で先発ゲームで勝利という大事な一歩を踏み出せた>
「勝利の輪に加われたことがすごくうれしかった。
これからもチャンスはあると思うし、もっと勝ち試合を経験していきたい」
中スポ名タイ

○浅尾拓也
<6回無死一、二塁から2番手で登板。
ピンチを切り抜ける好リリーフ。
登板すると、同級生の捕手・田中にある配球を依頼>
「最近は真っすぐを狙われている。
真っすぐを速く見せるリードをしてほしい」

<1死二、三塁から梵をパームボールで空振り三振。
代打・森笠にもパーム、パーム、フォークで3球三振。
20球中14球が変化球という好リードに感謝>
「最近ずっと結果が出てなかったので、結果が欲しかった。
今まで打たれた理由を考え、それができたかなと思う。
(田中を)信頼して投げました。
おかげでイメージを変えられたかなと思います」
中スポサンスポ時事通信

○川井進
<先発し5回までは3安打無失点も、
6回に突然崩れ、4連打で同点に追いつかれKO降板>
「半分を越えてからの、もうひと踏ん張りがなかったですね…」
公式写真、中スポ)

○荒木雅博
<7回2死一塁、イ・ビョンギュの初球に今季27個目の盗塁を決める。
適時二塁打を引き出した見事な走りに>
「絶対にいこう。そう決めていました」

<前日は『急性胃炎』のため病欠。
病院に駆け込み『人生で初めて」の胃カメラをのんだ。
『世界』で戦うことの意味を、痛みで知って>
「でも、思い出したんです。
WBCから帰ってきた孝介(福留=カブス)も
胃が痛いって言ってたなって。
あいつが痛くなるんですから、誰だってなるんですよ」

<今季の広島戦では5度走ってすべて成功。
正念場の試合の勝負どころで、ベンチが走らせたくなるのももっとも>
「広島戦でよく走っているのは偶然だと思いますよ。
出る以上は痛いなんて言いません」
中スポ

○岩瀬仁紀
<1点リードの9回から5番手で登板。
先頭の喜田剛を二塁打で出したものの、後続3人をピシャリ。
ナゴヤドームでは7月20日以来となる今季29セーブ目をマーク。
帰国後はきっちり2連続セーブで4年連続30セーブにあと1に>
「自分の仕事をやっていくだけです。チームが勝てて良かったです」
(東京中日、スポニチ名古屋

◇佐藤充
<今月7日、松山で2年ぶりの白星を挙げる。
深夜お祝いの電話の中の1本にカブス・福留からの国際電話も。
お礼を言って、電話を切った直後考えた>
「あれ? 向こうは今、何時なんだろう…」

<時差を計算するとシカゴは7日の早朝。
カブスは試合がない日だったが、福留は早朝から
中日の試合結果を詳しく知っていた。
時差を感じさせないうれしい『祝電』に>
「その日のうちに電話がかかってくるとは…。
インターネットとかでチェックしてくれたんですかね。
気にかけてくれて、本当にありがたいです」

<今は先発要員としてチャンスをもらっている。
福留と細かい話まではしかなったようだが、
感謝しながら胸に刻んだ言葉がある。
『しがみついてでも、がんばれよ』。短い言葉に刺激を受け>
「先発で使ってもらえるなんて、
こんなチャンスめったに巡ってこないですから。
このチャンスにしがみついて、しっかりつかまないといけないです」
(中スポ)

◇西川球団社長
<豪雨対策の緊急会議がナゴヤドームで開かれ、
ナゴヤドームと球団の関係者らが試合開催の是非を話し合う。
中日の練習中に会議を行い、予定通り試合を行うことを決定>
「試合のキャンセルも考えたが、開催することにしました。
グラウンドには影響がなく、試合を行うことに支障がないと確認した。
あとはお客さんは安全に帰られるように万全の注意を払う、ということです」
(東京中日、ニッカン

○井端弘和
<3回の守備で、東出の二盗を阻止しようとした
田中の送球を受けた際に、二塁ベース付近で右ひざをついて転倒。
右ひざの痛みを訴え、そのまま担架で運ばれ退場。
松葉づえをついて名古屋市内の病院へ直行。
診察の結果、右ヒザじん帯を痛めたもよう。
3日間の安静が義務づけられ、きょう広島戦は欠場する>
「一歩目で動いた瞬間にブチッて音がした。
なるべく早く戻りたいけど、しばらく様子を見てみないと分からないですね。
クライマックスシリーズには間に合わせたいんですけど」
(東京中日、スポニチ名古屋デイリー


○落合監督
<接戦を制して、何とか単独3位をキープ。
殊勲打のデラロサについて>
「わかりません。まだつかみどころがない。
ただ、必死は必死ではあるわな。
タイロン(ウッズ)がいる。
ビョン(イ・ビョンギュ)がいて、チェンがいる。
投手が足りないってなればネルソン。
誰が(2軍に)落ちるって1人しかいない。
安心して野球やれる立場ではない。
まあ、その分よく練習する。まじめな子だからね」

<戦いぶりに言及>
「やっと野球らしくなってきたか。きのう(28日)あたりから。
まあ、お互いにこういうゲームにしたのはバントの失敗だ。
お互いにな(3回に中村紀洋が、9回に東出がそれぞれ失敗)。
タイロンにはやらせないよ。でもほか(の選手)にはある。
(とはいえ中村紀洋は)初めてか失敗は。
あいつは移動日ゲームはダメだな。(今後起用法を)考えなきゃいけない」

<来年3月開催の第2回WBCの
日本代表監督就任を打診され断っていたことがこの日判明。
続投が決定している来季のペナントを最優先させるために固辞。
試合前、WBC監督の打診を受けたのかとの問いに>
「やりません。私はやりません」
(中スポ、サンスポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン12


今日の公示。(29日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 清水昭信投手、田中大輔捕手
【同抹消】
▼中日 清水将海捕手、中村一生外野手
(再登録は9月8日以降。公式サイト共同通信社


△清水昭信
<約1カ月半ぶりに1軍に復帰。
2軍では先発ローテの一角に定着して好投を披露。
成長した姿を見せようと気合いを入れ>
「やってやろうという感じですね」
(中スポ)


この日入れ替えがあり、若竜2選手が昇格。
中田、樋口が抹消されたことで、やや右腕不足となった投手陣。
この危機により、ファームでは先発ローテに入り、
奮投している清水昭信今季2度目の招集がかかりました。
7月の初昇格では5試合に登板。
ある意味「プロの洗礼」を受けた背番号64でしたが、
今回の再昇格で成長した姿を披露できるでしょうか。
できれば田中とのコンビでその登板を見てみたいですね。

2008年8月29日 (金)

再三の粘り及ばずサヨナラ負け、薄層竜再度貯金0。

守護神・岩瀬北京ショックを払拭する好投で締め、
敵地・甲子園での戦いを1勝1敗のタイにしたドラゴンズ
迎えた阪神との第3戦は、1点を競り合う展開に。
3回、イ・ビョンギュの3ランで逆転すると、
そのウラ、先発・チェン金本に3ランを浴び再逆転。
その後も同点、逆転、再同点で迎えた最終9回ウラ、
6番手・高橋リンに犠飛を打たれ、今季5度目のサヨナラ負け
再三の粘りを見せたが及ばず、貯金が再びゼロとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 20回戦
(28日・阪神甲子園球場 | 中日5勝14敗1分け)
43522人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神 1x
[敗] 高橋(37試合1敗1S)
[D本] イ・ビョンギュ11号3ラン ウッズ25号
[Dバッテリー]
チェン、平井、小林、浅尾、中里、高橋 - 谷繁

【ゲームレビュー】
今季5度目のサヨナラ負け
9回に登板の高橋が1死一、三塁からリンにサヨナラ中犠飛を許した。
1点を競り合う展開。6回、ウッズが同点ソロを放ったが、
7回2死一、三塁のピンチでマウンドに上がった浅尾が、
関本に勝ち越し打を浴びた、9回は抑えの藤川から
中村紀洋が適時打したが、同点止まりだった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
体調不良で名古屋に残る和田に続き、
この日は荒木も試合前の練習で脱水症状を訴え欠場
2番に中村紀洋を入れ、森野を5番・二塁で起用。
6番・中堅に平田、7番・左翼に井上というスタメン。

1回、阪神先発・杉山を攻め、先頭・井端が四球を選び出塁。
続く2番・中村紀洋は空振り三振に倒れたが、
イ・ビョンギュが真ん中高目のシュートを叩き、ライト前ヒット。
1死一、三塁と先制のチャンスで迎えるは、4番・ウッズ
しかしフルカウントから粘ったものの、9球目、
内角高目のストレートに空振り三振
続く森野も外角低目のストレートに手が出ず見逃し三振に倒れ、
犠牲フライもタイムリーも打てず、先制機を逃す

ドラゴンズ先発は、北京五輪から復帰後初登板となるチェン
しかし1回ウラ、先頭・赤星にレフト前ヒットを許すと、
続く平野に初球送られ、二塁へ。
さらに鳥谷の一ゴロで三塁へ進み、迎えるは4番・金本
2ストライクと追い込んだものの、外へのボールが2球外れた5球目、
外へのスライダーを拾われると、フラフラと上がった打球が
レフト前方へと落ちてしまうタイムリー。(1-0)
51打点のウッズ87打点の金本の差が出て、先制点を喫する。

3回、1死から井端の当たりは地を這うような遊ゴロ。
しかし鳥谷がファンブルしてしまいエラー。
これでリズムを崩したか、制球が定まらなくなった杉山から
中村紀洋がストレートの四球を選び、一、二塁に。
ここで迎えるは、好調のイ・ビョンギュ
フルカウントから2球ファウルで粘った末の8球目、
真ん中低目のスライダーを積極的に振り抜くと、
打球は伸びて、右中間スタンドに飛び込む3ラン!(3-1)
チャンスを生かし、一気にゲームをひっくり返す。

ところがこのリードを守れないチェン
直後の3回ウラ、先頭の赤星に四球を与えると、
ベンチから森コーチがマウンドへ行き、カツを入れる。
が、そのかいなく、続く平野の捕手前の犠打は
この日二塁の森野ベースカバーが遅れてしまい、内野安打に。
鳥谷の二ゴロで1死一、三塁となり、迎えるはまたも金本
満塁策という手もあったが、ここは勝負
しかしチェンのボールがまたも甘く入り、
カウント1-3からの5球目、外へのスライダーを振り抜かれると、
高々上がった打球は浜風もないため、そのままライトスタンドへ。(3-4)
やったらやり返されてしまった再逆転の3ランホームラン
掴もうとしていた流れ相手に再び掴まれてしまう。

しかしこのままで終わらなかったのが、この日のドラゴンズ
6回、先頭・この日2三振と全く合っていないウッズが、
カウント2-2からの5球目、内へのシュートを振り抜くと、
まさに打った瞬間の打球は、そのままレフトスタンドへ!(4-4)
4番が意地を見せての一発同点に追いつくと、
動揺した杉山を攻め、すかさず森野が初球をレフト前へ。
さらに平田が送って、1死二塁と今度は勝ち越しのチャンス。
ところが井上が初球、内へのカットボールを打ち上げ三塁フライ。
あっけなく2死となってしまうと、
続く谷繁激しく降る雨のなか粘ってフルカウント。
しかし7球目、真ん中低目のカットボールを叩くもレフトライナー。
惜しくも前に出ることはできず。

6回ウラ、追いついてもらったチェンだったが、
疲れも出てきたか、先頭・関本に四球を与えてしまうと、
続く高橋光信は詰まらせての二塁フライ。
ここで迎えるは、相性悪くこの日も2安打を許した矢野
それを察したか、ドラゴンズベンチが動き、平井にスイッチ。
その矢野には初球犠打を決められ、
2死二塁となると、杉山代打・葛城
ここでベンチが再び動き、3番手で小林を送ると、
阪神ベンチは、代打の代打・バリディリス
そのバルディリスを敬遠し、小林は左の赤星との勝負を選択。
初球、中に入ったスライダーを弾き返されるも、
途中からセンターに入った小池がバックしてキャッチ。
ベンチワークの応酬は、ドラゴンズに軍配が上がる。

7回、阪神2番手・渡辺から井端がセンター前ヒット。
続く中村紀洋が空振り三振に倒れると、
阪神ベンチが動き、左の江草にスイッチ。
しかしイ・ビョンギュ左対左を苦にせず、
外へのフォークをレフト前に運び、一、三塁と繋ぐ。
そして迎えるは、前の打席本塁打のウッズ
願わくば2打席連続、そうでなければタイムリーを期待。
ところがカウント2-2からの5球目、
外へのストレートを叩くも、二塁ゴロ
阪神リリーフ陣に踏ん張られ、またしても前に出られず。

7回ウラ、左打者が続くこともあり小林が続投。
先頭の平野に無意味な四球を与えてしまうが、
続く鳥谷のバント失敗の捕邪飛に助けられると、
金本をスライダーで遊ゴロに打ち取り、2死一塁に。
しかしリンにセンター前に落とされてしまい、
一、三塁としてしまったところで、落合監督がマウンドへ。
関本を迎え、右の浅尾にスイッチ。
何とか踏ん張りたいところだったが、
カウント0-1からの2球目、内角高目のストレートを叩かれると、
詰まりながらもしぶとく落ちるタイムリー。(4-5)
得点圏打率4割超の勝負強さにやられてしまう。

8回、4番手・ウィリアムスに手玉に取られると、
9回は、もちろんクローザーの藤川がマウンドへ。
しかし復帰登板となった藤川を攻め込み、粘りを見せるドラゴンズ
先頭、小池の代打・立浪が追い込まれながらも、
真ん中低目154キロを叩き、一、二塁間を鋭く抜けるヒットで出ると、
続く井端のバントは投手正面。二封されてしまったものの、
中村紀洋の2球目、外へのフォークがワンバウンド。
ワイルドピッチで労せず二塁へと進み、同点のチャンス。
そしてフルカウントからの6球目、
真ん中低目への落ちないフォークを逃さず弾き返すと、
打球はセンター前へ抜けていくタイムリー!
土壇場9回に藤川から1点を奪い、再び同点へ追いつく。(5-5)
なおも勢い上がる中、迎えるはこの日猛打賞のイ・ビョンギュ
ところが初球、内へのストレートにどん詰まりの投ゴロ。
1-6-3の併殺となってしまい、逆転の機運はあえなくしぼむ。

同点で迎えた9回ウラ、ドラゴンズ6番手高橋聡文
きっちり切って、延長戦へと繋ぎたいところだったが、
先頭・平野に外のストレートをレフト前に落とされると、
続く鳥谷が初球、送って二塁へ。
迎えるは、この日4打点の金本
歩かすという手もあったが、ベンチ高橋聡文勝負を選択
3球目、内への厳しいボールでのけぞらせるなど
攻めの投球をみせた高橋聡文だったが、
やや辛い判定のあとのフルカウントからの6球目、
外角低目のストレートを叩かれ、一、二塁間を抜いていくヒット。
1死一、三塁と、一打サヨナラのピンチに登場するは、5番・リン
打線も粘って同点に追いついた。
ならばここは、高橋聡文の踏ん張りに期待。
ところがカウント1-2からの4球目、
真ん中低目のストレートを強振されると、打球はセンターへ。
やや浅かったものの、犠牲フライとなってしまい、
三走の俊足・平野がホームを踏みサヨナラ。(5-6x)
再三同点に追いつく粘りを見せたものの、力尽き、
今季5度目のサヨナラ負けを喫してしまったドラゴンズ
このカード1勝2敗と負け越すと共に、再び貯金が0に。
さらに4位・広島にも1ゲーム差に迫られたうえで、
週末の直接対決3連戦を迎えることとなった。


嗚呼、サヨナラ…。惜しいところまでいきながらも、
やはり地力の差
出てしまったか、
9回サヨナラ負け。
確かに悔しいことは
悔しいのですが、その一方で
この日に関してはよくやったなと。
総力戦のうえ、黒星とはなりましたが、
終盤粘って同点に追いつけたことは
評価できるんじゃないかなと感じました。

今季ここまでの甲子園での戦いなら、
一度ひっくり返されてしまうと、
そのままズルズルいってしまうのが、定番でしたが、
6回、ウッズの意地の一発で同点に追いつくと、
9回にも代打・立浪の一撃から相手のミスを絡めて、
中村紀洋のタイムリーで、再度同点に。
できればもう一歩前に出られればよかったとも思いますが、
ベンチ入りメンバーに名前を連ねておきながら、
実際の球場に主力選手2人もいないというなかで、
良く粘って戦ってくれたんじゃないかと思いました。

投手陣は必死の継投で踏ん張っていたと思います。
先発・チェンの調子が今イチで序盤はダラダラだったものの、
連投となった小林、浅尾、高橋
イニングの先頭打者を出してしまったり、
完ぺきに抑える事こそできなかったものの、責められないですね。
さらにこの日は中里もまずまずの投球を披露。
まだまだ連戦が続きますし、投手陣の台所もかなり厳しいですが、
今後もそれぞれの味を出して、できるだけ踏ん張ってほしいです。

一方打線は、荒木が欠場し今季3度目の『イバノリ』。
ただ中村紀洋の状態はあまりよくなさそうな感も。
最終回のタイムリーこそ見事でしたが、
その他の打席は精彩に欠けていましたし、ちょっと心配ですね。
ウッズも同様な感じですし、和田もいつ復帰してくるのか…。
まあ一番好調なのが、イ・ビョンギュという現状、
そのビョンも絡め、上位で点が取れるようやっていってほしいです。

できることなら、勝って地元での直接対決を迎えたかったですが、
惜しくもサヨナラ負けとなってしまい残念
しかしこの日見せた「粘り」「あと一押し」さえできれば、
借金生活Bクラス転落も、防ぐことはできるはず。
途中経過を見据えるのではなく、直接叩ける4位・広島との3連戦。
中スポでは昌さんが中4日で初戦に投げそうなことも出ていましたが、
とにかくいるメンバーの総力を結集し、全力で向かってほしい。
リーグ的には甲子園での首位攻防に目が行きそうですが、
ドラゴンズ的にはまさに正念場となりそうな8月最後のカード。
まずは初戦しっかり取って、戦いを優位に進めてほしいです!


★プレーヤーズ・ボイス(28日)

●高橋聡文
<同点の9回ウラ、6番手で登板。
1死一、三塁からリンにサヨナラ中犠飛を打たれ、今季初黒星>
「いい球は投げられたんですが…」

<1死二塁の場面で金本を迎え、歩かせる手もあったが>
「金本さんは勝負でした。
それよりも先頭打者を出したのがもったいなかった」

<2日続けての好投はならなかったが、前日の岩瀬復帰は朗報。
戻ってきた岩瀬がまだ元気を完全に取り戻していないことを
感じてはいるが、正直な思いを口に>
「岩瀬さんがいてくれるという安心感はやはりありました。
いるのと、いないのとでは、プレッシャーのかかり方が全然違いますね」
中スポ時事通信ニッカン

●イ・ビョンギュ
<3回1死一、二塁、右中間席へ逆転の11号3ランを放つ>
「2ストライクと追い込まれていたから、
ボールぎみでも積極的に打っていこうと思っていた。うまく打てたよ」

<驚異の復調ぶり。この日で8試合連続安打を記録したが、
うち3度が3安打。ここ10試合では打率.357という頼もしさ。
ぶっきらぼうにこう答えたが>
「前半戦との違い? 特にないよ。普通にやっているだけ」
(中スポ、ニッカン

●タイロン・ウッズ
<6回、同点に追いつく25号ソロ本塁打を放つ>
「(バットの)芯でとらえることができたから、あそこまで飛んだ」

<だがこの日は球審の判定に不満も…>
「ストライクゾーンが広すぎる」
(東京中日)

●立浪和義
<9回、代打で藤川を攻略してチャンスメーク。
先頭打者として狙って打ち返した内角速球は
球場のスピードガン表示が何と154キロ>
「打席にあまり立っていないですから速く感じました。
開き直っていったのが良かった。
フォークが来たら仕方がないと思っていた。
(速球もフォークも)どっちも追いかけていたら打てませんから…」
(東京中日)

●森野将彦
<荒木欠場で急きょ今季初めて二塁に入ったが、
ぶっつけ本番の状態で守らざるをえなく、
送りバントの一塁へのベースカバーに遅れたり、
併殺を取れなかった場面が失点につながる>
「(語気を強めて)何をいわせたいんですか。仕方ないです」
共同通信社スポニチ名古屋

●チェン・ウェイン
<北京五輪に台湾代表として出場。
7月28日以来1カ月ぶりの公式戦登板となったが、
金本に先制打と3ランを献上しての5イニング1/3を4失点。
復帰登板を白星で飾れず、最後まで反省の弁を繰り返す>
「疲れは全然、なかったです」

<体調面の問題はなかったようだが、
ストライクゾーンなど五輪との状況の違いを過剰意識した様子>
「自分で考えすぎてしまって
ストライクゾーンがせまくなった。感覚が良くなかった。
ストライクを早くとりたくて、腕が振れないし、ボールも走らない。
打たれて当然の投球だった」
(東京中日、朝日新聞スポニチ名古屋

●浅尾拓也
<7回に4番手で登板し、関本に勝ち越し打を許したが、
前日の岩瀬復帰は何よりの朗報に>
「岩瀬さんが後ろにいてくれるだけで、安心感は全然違います。
マウンドに立てば抑えようというのはいつもと一緒なんですが、
岩瀬さんにつなげられるように抑えようと考えます。
でも、岩瀬さんに頼ってばっかりじゃダメなんですけどね」
(中スポ)

◆荒木雅博
<試合前の練習中にめまいと胃部不快感などの
体調不良を起こしてこの日の阪神戦を欠場。
五輪期間中から胃の不調を訴えていたうえ、
帰国後の疲労も重なり、脱水症状となったもよう。
しばらく球場内で静養したが、
首脳陣、トレーナーとも協議の上で欠場を決めると、
試合開始前には球場を出て、大阪府内の病院で精密検査と点滴治療。
29日以降の出場は検査の結果と、状態を見て決める>
「疲れ? ちょっとね。
寝れば大丈夫だと思うんですけど、こういうのは初めてなんで。
ノックを受けている時にふらっとした。
少し休めばいけるかなとは思ったんですが、無理でした。
試合を休むのは残念ですが…」
中スポサンスポ時事通信デイリー

◆小笠原孝
<27日の阪神戦で今季8勝目。
70日ぶりの白星から一夜明け、
目標にしている初の2ケタ勝利の早期達成を誓う>
「あと2勝です。とりあえず目標なので、そこまではいきたいですね」
ニッカン

◆中田賢一
<27日に出場選手登録を抹消されたが、
この日はナゴヤ球場で治療とウエートトレを行う。
10日間で1軍に復帰する意気込みをみせて>
「(左ひざは)大丈夫です。
自分の中では痛いという感覚はないし、
大したことはないと思っています」

<登録を抹消されたが、首脳陣の判断での抹消だったよう>
「自分で希望して抹消してもらったのではない。
大事を取って? そうじゃないですか。
10日で戻る? そうなるように頑張ります」

<最後まで軽症を強調してナゴヤ球場を後に>
「本当に大丈夫なんですよ」
(東京中日、名タイ


●落合監督
<9回に1点差を追いつく粘りを見せたが、
最後はサヨナラ負けで、勝率5割に逆戻り。
サヨナラにつながった9回1死二塁の金本勝負について、
短く振り返って、バスへと消える>
「(9回の)金本? あそこは勝負。
塁を埋める? それはない。あそこは勝負だよ。
金本を打ち取っていたら? 『たられば』は言っちゃダメ。
それを言いだしたら全部勝っちゃう。
よく追いついた? まあ、勝負のポイントは別のところにあるんだろうけど」
中スポ時事通信朝日新聞スポニチ名古屋ニッカンデイリー

2008年8月28日 (木)

復帰守護神岩瀬が締めた、悪夢払拭竜5割死守!

約1カ月ぶりの阪神戦で今月4度目の完封負け。
またしても甲子園で勝てず、再び貯金が0となったドラゴンズ
迎えた第2戦、拙攻続きだった打線が5回にようやく繋がり、
荒木の2点適時打で先制すると、8回には押し出し暴投で貴重な追加点。
そのリードを守るべく、9回に登板したのが守護神・岩瀬
悪夢となった北京から帰国後初の登板となりましたが、
渾身の投球で1イニングをピシャリ。チームの借金突入を防ぐと共に
自らのショックを払拭する久々のセーブをマークしました。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 19回戦
(27日・阪神甲子園球場 | 中日5勝13敗1分け)
43521人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神
[勝] 小笠原(20試合8勝8敗)
[S] 岩瀬(40試合3勝3敗28S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
小笠原、小林、浅尾、高橋、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
小笠原が約2カ月ぶりの勝ち星
小笠原は5回に1点を返され、6回1死一、二塁で降板。
2番手・小林が満塁のピンチで、リンを投ゴロ併殺打で切り抜けた。
9回は岩瀬が3人で抑えた。
打線は5回、荒木の2点打で先制。
8回には押し出しと暴投で2点を追加し、突き放した。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ・小笠原、阪神・ボーグルソンの先発。
この日は小田ではなく、谷繁とのバッテリーとなった小笠原
1回ウラ、先頭・赤星を外へのスライダーで空振り三振に取ると、
続く平野をカーブで遊ゴロ。そして鳥谷をスライダーで遊飛に取り、
課題である立ち上がりを三者凡退で切り抜ける。

2回、先頭・ウッズが外へのストレートを叩きライト前ヒット。
さらに森野も初球、チェンジアップをライト前に運び、復帰初安打
1死一、三塁と先制のチャンスも、
小池が真ん中高目のシュートを叩き、遊ゴロ。
鳥谷がダイブで好捕し6-4-3。この日最初の併殺で機を逸す。

3回、先頭・谷繁が右中間を抜くツーベースを放つと、
バント失敗の小笠原は打ちに行くも二塁ゴロ。
しかし井端がストレートの四球を選び、1死一、二塁。
再びチャンスが訪れたものの、荒木が打ち上げ二塁フライ。
イ・ビョンギュもカーブを打たされ遊ゴロに倒れる。

3回ウラ、先頭・高橋光信に一、二塁間を抜かれたが、
続く矢野が初球を叩き、4-6-3のゲッツー

4回、1死から中村紀洋がセンター前に運ぶヒットで出るが、
続く森野はフルカウントから外へのストレートを空振り三振。
さらにスタートを切っていた中村紀洋も二塁タッチアウト。
三振ゲッツーとなってしまい、3イニング連続でチャンスを潰す。

4回ウラ、2死から鳥谷が初球、意表を突く三塁バントヒット。
さらに金本にもフルカウントから一、二塁間を抜かれ、
一、三塁のピンチを背負うが、リンを外へのスライダーで
二塁正面のゴロに取り、しっかりと切り抜ける。

5回、先頭・小池が三塁を抜いていくツーベースで出ると、
谷繁はストレートの四球を選び、一、二塁。
さらに小笠原が初球送って、二、三塁とすると、
制球が定まらなくなったボーグルソンから
井端も四球を選んで、1死満塁に。
毎回のように逃しながら、またも巡ってきた4度目の先制チャンス
ここで五輪戦士・荒木ひと仕事!
カウント1-1からの3球目、外へのストレートを叩き、
右中間へ持って行く2点タイムリーヒット!
ようやくチャンスをモノにして、ドラゴンズが先制。(2-0)
なおも1死一、三塁で迎えるは、イ・ビョンギュ
しかし代わった2番手・江草の初球、
外へのスライダーを引っかけてしまい、二塁ゴロ。
4-6-3と渡ってしまい、わずか1球でチャンスがしぼんでしまう。

5回ウラ、ようやく援護をもらった小笠原だったが、
なぜかバタつき、先頭・関本にセンター前に運ばれると、
続く高橋光信の初球、スクリューをワイルドピッチ。
労せず二塁へと進まれると、動揺したまま、
光信に3球目、内角高目のストレートを思い切り引っ張られると、
レフト線へのタイムリーツーベース!(2-1)
すぐさま1点差に迫られてしまう。
なおも無死二塁と傷口が広がりそうなピンチ。
しかしここで阪神側ありがたいミス
迎えた矢野は初球、手堅くバントを試みるも小フライに。
谷繁が掴み素早く二塁へ送ると、大きく飛び出していた
代走・葛城も帰塁できずに二塁フォースアウト。
矢野2打席連続のゲッツー小笠原は助けられる。

しかし6回ウラ、制球が定まらなくなってきた小笠原
先頭・赤星に四球を与えると、続く平野の犠打を処理するも、
一塁へやや危なっかしい投球。
さらに鳥谷にも四球を与えてしまい、1死一、二塁。
ここで落合監督がマウンドへ。
小笠原を諦め、金本キラー・小林を投入する。
ところが流れはやや阪神なのか、
金本を内へのストレートで詰まらせたものの、レフトへのポテンヒットに。
1死満塁とピンチを広げてしまった小林だったが、
落ち着いて続くリンを2球目、外へのストレートで詰まらせ投ゴロ。
素早く掴み本塁へ送ると、1-2-3のダブルプレー
またしても併殺でピンチを凌ぎ、見事な火消しぶり!

8回、阪神4番手は、おなじみ久保田
しかしこの日は調子が今ひとつ
そこを攻め込み、先頭・井端がフルカウントからライト前に落とすと、
続く荒木が送って二塁へ。さらにイ・ビョンギュも続き、
バットを折りながらもライト前ヒットで、1死一、三塁とすると、
ウッズは勝負を避けられ、ストレートの四球で満塁に。
このおいしい場面で登場するのは、満塁男中村紀洋
ところがカウント2-1からの4球目、
高目のフォークに手が出ず、見逃し三振
やや意気消沈となったものの、なおも2死満塁で森野
復帰後初タイムリーをと願っていたら、
久保田の方が勝手に乱れてくれて、カウント0-3に。
さらに4球目、外角高目150キロが外れてしまい四球
押し出しとなって、労せず追加点をゲット。(3-1)
なおも満塁で迎えるは、小池
ところがここで再び久保田おいしい演出
4球目、外角低目のスライダーが大きく外れ、矢野が後逸。
ワイルドピッチとなって、代走・中村一生が生還。(4-1)
ノーヒットで2点をもらい、うれしいダメを押す

8回ウラ、ドラゴンズ4番手・高橋が続投。
しかし先頭・赤星に四球を与えると、平野の二ゴロで二塁へ。
迎えるはクリーンアップだったが、落ち着いて対処
鳥谷を外へのストレートで左飛に取ると、
金本も同じくストレートで左飛で、スリーアウト。
3点リードのまま、迎えた最終回。
いよいよあの投手が復活へのマウンドへと向かう。

9回ウラ、ドラゴンズ5番手は、岩瀬
あの悪夢の五輪準決勝から中4日、
そして日本では7月29日以来約1カ月ぶりの登板。
まだ心身の疲労が癒えてはいないなか、
我らが守護神は再出発への渾身の投球を披露。
先頭・リンに対し宝刀・スライダーを連投。
4球目、レフトへのファウルフライを中村一生が落球し、
イヤな予感を若干醸し出したものの、
動ずることなく、5球目外へのスライダーで
バットをへし折り、サードライナーに取ると、
続く関本を初球143キロ、内へのストレートで詰まらせて、遊ゴロ。
そして最後は、代打・バルディリスを真ん中低目のスライダーで
センターフライに仕留めて、ゲームセット!
帰ってきた守護神が1イニングをピシャリと締めて、
連敗と、借金生活突入を食い止めたドラゴンズ
今季甲子園2勝目を挙げるとともに、
小笠原が6月18日以来、約2カ月半ぶりとなる8勝目をマーク。
また再び4位・広島とのゲーム差を2とし、阪神のマジックを消滅させた。


序盤は再三のチャンスを生かせず、拙攻続き
もし負けていたら、叩けそうな要素がたくさんありながらも、
相手投手の乱調とミスにも助けられての逃げ切り勝利。
まさに「久保田さまさま」といったところでしたね。
ボーグルソンが投げる時ぐらいしか、
勝ち目がない現状なだけに、しっかり取れたのは大きいなと。
さらに勝ったことで借金生活を免れたことも、もちろんですが、
それ以上にうれしかったのは、やはり守護神の復帰登板
3点リードの9回に、5番手として上がった岩瀬
まだまだ疲労も残るなか、それを吹っ切る投球で3人でピシャリ。
リスタートを果たせたことが、本当によかったなと思いました。

ドラゴンズは間違えない。北京五輪では本来の力
発揮できずに悪夢の連続
敗北の責任を一身に
背負うような姿も見せましたが、
ドラゴンズに戻って、
持ち場であるクローザーに戻って、
しっかりと自分の仕事を成し遂げることができた。
ちょっとやそっとじゃ消えないキズにはなってしまったものの、
チームの勝利に貢献することによって、少しずつそのキズを癒していく。
今回の三者凡退でのセーブがそのきっかけとなってくれればいいですね。
あの五輪での打たれ方は確かに尋常ではなかったですし、
できれば思い出したくもないでしょうが、
決してドラゴンズドラゴンズファンも責めることはないはず。
それよりも現状は、心身の「疲れ」を取って、
できるだけ早く本来の守護神の投球を取り戻してもらうこと。
こちらの方を誰もが願っていると思います。
北京ショックを払拭し、再び歩み出した守護神
これからも変わらずに応援していきたいです。


岩瀬の復帰登板がもっとも印象に残りましたが、
ゲームとしては、投手陣が踏ん張りましたね。
なかなか点の取れないドラゴンズ
付き合ってというわけでもないでしょうが、
阪神打線拙攻を連発してくれたことには助けられました。
特に5回ウラの高橋光信のタイムリーツーベースが出た後の
矢野のバント失敗ゲッツー、あれがとても大きかったですね。
小笠原がフラついてきていただけに、あそこで繋がれていたら
そのまま流れを持って行かれていたかも。
さらに6回ウラの1死満塁を凌いだ小林の投球もお見事。
代わり端、金本にアンラッキーなポテンを許し、
このままずるずる行きそうだったものの、
前夜のヒーロー・リンを詰まらせて投手正面のゴロ。
ホームゲッツーを完成させたときは、
見ていた自分も、思わずガッツポーズが出ました。

何とか勝率5割で踏みとどまっての貯金1
このまま勝てないのではと思われた甲子園で1つ返せてよかったですね。
阪神にとっては、たとえここでマジックが消えようとも
痛くもかゆくもないでしょうが、こちらはですから。
こうなれば週末の3位確保3連戦に良い流れで臨むためにも
ぜひとも連勝といきたいものですね。
相手はおそらく10勝投手の下柳が来そうですが、
1、2番を筆頭に打線でうまくチャンスを作ってほしい。
そしてチェンもしくは川井であろう先発を援護し、
敵地での勝ち越しに繋げてほしいと期待したいです!


☆ウィナーズ・ボイス(27日)

◎荒木雅博
<5回1死満塁から先制の2点適時打を放つ>
「(ナイスバッティングでした)ありがとうございました。
(快打の手応えは)うん、気持ちいい感じでした、はい。
(ドラゴンズのメンバーが元に戻り、これから最後の戦いがあるが)
そうですね、まだ、あのう、まだまだ諦めていませんから。
しっかりとした試合をやって、また追い上げていきたいと思います。
(五輪から戻ってきて、連日の活躍。
モードの切り替えが済んでいるように見えるが)
そうですね、そう落ち込んでられないので。
あのう、しっかりとまた切り替えて、
チームでしっかりやっていきたいと思います。
(残り30数試合、どういう戦いを見せてくれるか)
あのう、今まで、なかなか乗って来れなかったんですけども、
これから、あのう、本当1つ1つのプレイを大切にして、
しっかりとして、あのう、なるべく阪神を追い詰めれるように、
本当に頑張っていきたいと思います」


<タイムリー談話>
「(先発の)小笠原さんが頑張っていたので、
何とか先に点を取りたかった。
前の打席(3回1死一、二塁・二飛)で凡退していたので、
犠飛でもいいから意地でも打ちたかった」

<ここ3試合のチーム全9得点のうち、
6点が自らの打点という勝負強さ。もちろん疲れていないワケはない>
「元気? 元気じゃないっすよ」

<疲れはピークで試合前には泣き言も>
「胃が痛むんです」

<だがグラウンドに出れば軽快な守りを披露。
辛くても、辛いなんて言っていられないのがこの世界>
「あと1カ月半で終わってしまいますからね。
どんな試合も負けられない。まだまだ必死でやらないと」

<昨季は先発で6度対戦し、
2勝を献上したボーグルソンにも初めて土をつけた>
「久しぶりの対戦だったけどストレートが速かったですよ」
中スポサンスポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○岩瀬仁紀
<3点リードの9回に登板。
疲労や精神的ショックを感じさせない投球で
1イニングを3人でピシャリと抑え、
復帰初戦を1カ月ぶりのセーブで飾る>
「復帰といっても、ずっと野球をやってたわけだし、
別にどこから復帰というのか…。
ただ(登板の心境は)普段とは違いましたね。
しっかり自分を持って投げた」

<甲子園は異様な雰囲気。
マウンドへ向かうとき、スタンドの阪神ファンから
拍手と普段以上のヤジが起きたが、ひるまない。
リンの飛球を中村一生が落球(記録はファウル)。
北京の悪夢をほうふつさせたが、動ずることなく>
「特に気にすることなかった。(時には)あることなので。
自分の状態はあんなものじゃないですかね」

<北京へ応援に来たスタンドのファンからは
強烈なやじを浴びせられた。
人間の生死にかかわる、表現するのもはばかられる
ひどい言葉まで浴びせられたという。一言ポツリと>
「そんなこと言われてもね」

<中日首脳陣は休養も認める方針だったが拒んだ。
体はもちろん、精神的な疲れも想像以上だろうが、
26日の合流後は普段通りの調整を行い、弱音は吐かなかった>
「準備はできてます」

<3人を抑えた瞬間、安堵感はいつもと違ったかと聞かれると>
「ウン、安堵というか、これからやっていかなきゃいけないから。
休んでいて気持ちが切り替わるもんじゃないし、
ゲームがある以上は休まない。
なければ休むけど、試合がある以上はやる。
自分が変わったとは思っていない。やるべきことはやってきた。
疲れ? 投げながら解消していきたい」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
朝日新聞スポニチ名古屋ニッカンデイリー

○森バッテリーチーフコーチ
<マウンド上で尻を叩き、岩瀬を送り出す。
北京での岩瀬の失敗をきっちり分析して修正>
「国際球は重いから、岩瀬はフォームを崩していた。
右肩が入りすぎてた。
後は気持ちの問題。本人が一番ホッとしただろう」
スポニチ名古屋

○小林正人
<6回1死一、二塁から2番手で登板。
金本に左前へのポテンヒットで満塁にはしたものの、
リンをストレートで投ゴロ併殺に仕留め、ピンチを0に抑える>
「落ち着いていたわけでもないんですが、とにかく抑えるしかなかったんで」

<今季の対左打者の被打率は.196。4割近い右打者と比べ歴然>
「自分では右も左も関係なく投げているんですが…」

<左を仕留めなくては1軍での居場所がなくなる。
その原点は昨オフドミニカ・ウィンターリーグ。
デビュー戦で左打者にサヨナラ弾を浴びたが、打者の年齢を聞き仰天>
「44歳だったんですよ!
左に打たれてちゃいけない。ホントにそう思いました。
とにかく狙ったところに投げられるように…」
(中スポ)

○小笠原孝
<記録上は5イニング1/3を5安打1失点で
自身の連敗を4で止める70日ぶりの今季8勝目。
それでも悔しい降板に何度も『情けない』という言葉を口に>
「もっとイニングを投げなければいけないのに、情けないの一言。
あの回(6回)、急に腕が振れなくなって…。
本当に情けない。きょうは本当に野手の皆さんに感謝です。
何が原因かを突き止めて、2度とこんなことが起こらないようにしたい」
中スポサンスポ朝日新聞

○高橋聡文
<1点リードの7回2死一塁から4番手で登板すると
1イニング1/3を無安打無失点。好救援で守護神・岩瀬につなぐ。
8月は6試合で無失点、1セーブ4ホールドと安定>
「8回は点差もあったから1アウトずつと思ってました」
中スポ

○浅尾拓也
<逆転サヨナラ負け以後、初となる登板は1点リードの7回。
2死とした後、矢野に中前打を許して降板。
繋いだ高橋が無失点で乗り切り、サヨナラの悪夢を払拭>
「頭に(サヨナラ負けが)残っていた。
カウントが3ボールになったあとの腕の振りがまだ良くなかった。
でも絶対に点だけは取られたくなかった」
中スポ

○森野将彦
<チーム復帰初安打と初打点をマーク。
2回1死一塁から右前安打で一、三塁にチャンスを広げると、
8回1死満塁では久保田から押しだし四球。渋い働きだったが>
「まだまだこのくらいでは落ち着かないですよ」
(東京中日)

◇佐藤充
<前日の阪神戦は好投したが、味方の援護なく今季3敗目。
4回の2ランに泣いた形だが、次回登板での勝利を誓う>
「もっとリズムよく投げていれば、味方も攻撃しやすいと思う。
次は抑えることに加えて、その部分も意識して投げていきたい」
ニッカン

○中村一生
<26日早朝、東京から甲子園に向かう阪神ナインと遭遇。
その中に大切な国際武道大の先輩。元中日の高橋光信がいた>
「1軍にいて顔を合わすのは初めてですからね。
うれしかったです。『打ってるじゃん』って言われました。
ちょっとだけ話ができましたね」

<プロ入り後は頼りになる存在。いまは尊敬する存在。
光信先輩はあらゆる面での『師匠』となった>
「本当にお世話になりました。打撃のことも含めて。
印象の残っているのは礼儀ですね。
あいさつの仕方とか。ありがたかったです」

<だからチームは変わっても連絡は取り続けた。
今月3日のプロ初安打の時も真っ先に電話した>
「『グライシンガーから打ったんならスゴイ』って。
そういわれて実感がわいたというか、うれしくなりました。
これからも先輩と同じグラウンドに立てるよう頑張っていきたいですね」
(中スポ)

●高橋光信(阪神)
<この日も適時打を含む2安打と阪神で欠かせない存在。
母校の後輩・中村一生についてこう話す>
「一生は入団したときからセンスはあった。
ただ(頭角を現す)タイミングがなかっただけ。お互い頑張りたいですね」
(中スポ)


○落合監督
<連敗を2で止め、借金生活転落のピンチを脱す。
荒木の先制打にも今季初の借金を免れたことにも一切触れず、
復帰登板の岩瀬をねぎらい、改めて全幅の信頼を寄せる>
「ちゃんとした使い方をすればちゃんと抑えられるんだ。
勝ちパターンでいく投手はそういう使い方をしないと。
長年うちの屋台骨を背負ってきたんだから。
選手には行く場所(持ち場)というものがある」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


今日の公示。(27日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 岩瀬仁紀投手、チェン・ウェイン投手
【同抹消】
▼中日 中田賢一投手、樋口賢投手
(再登録は9月6日以降。公式サイト共同通信社

◇森バッテリーチーフコーチ
<北京五輪では不調で3試合で負け投手となり、
ショックが計り知れない岩瀬を出場選手登録したことに>
「本人が投げたいというから登録した」

<代わって今季2度目の抹消となった
中田について、今後の見通しを示し>
「本人が痛いというからしょうがない。
復帰? 2週間ぐらいかかるんじゃないの」
サンスポニッカン


投手の入れ替えがあり、
北京五輪に出場した岩瀬チェンをこの日1軍登録。
ダメージによる心身の疲れが心配された岩瀬でしたが、
↑の通り、9回に登板し1イニングをピシャリ。
見事に復帰登板を果たしました。
またチェンはベンチ入りメンバーには入っていたものの登板はなし。
おそらく今週中にも先発で復帰が濃厚でしょう。

代わって登録を抹消されたのが、この2投手
まずは24日にプロ初昇格を果たしながら、
結局登板なしに終わった高卒ルーキー・樋口
残念ですが、1軍で直に培った体験を今後に生かしてほしいですね。

一方、心配なのがローテ投手の中田
25日の巨人戦で本塁のカバーに入ろうとして転倒し、左足を痛めて降板。
その翌日は「大丈夫です」と話していたものの、実はダメだったようで…。
チーム方針によって詳細は明らかにされないものの、
負傷した左足首が原因と見られるとのこと。
不調で2軍落ちした7月2日に続き、
今季2度目の抹消となった中田ですが、
9月は連戦が続くこともあり、チームにとっては痛いなと。
まずはケガを治してもらうことが先決ですが、
早い復帰を待ち望むしかないでしょう。
1人戻ると、1人減りと、いつになっても
ベストメンバーで臨めない厳しい状況が続きますが、
何とかうまくやりくりしてほしいところです、


若竜トピックス(27日)

◆交流試合
中日-四国・九州アイランドリーグ選抜
(27日・ナゴヤ球場)
  000 100 301=
  022 010 10×=
[D本] 堂上直倫
[D投] 赤坂、朝倉、金剛、ネルソン
(中スポ、四国・九州アイランドリーグ公式HP

【ゲームレビュー】
先日に続き、この日も立ち上がりから打線が活発。
2回ウラ、1死から堂上直倫が左越えに本塁打を放つと、
藤井四球と二盗、さらに岩﨑の三ゴロ失策で2点を先制。
続く3回ウラ堂上直倫の中犠飛などで2点を奪い、序盤大量4点のリード。
しかし4回、先発・赤坂YAMASHIN(高知)に
右前適時打を許し、1点を失ったが、
5回ウラ、代打・英智死球と二盗などで2死三塁から
堂上直倫の左前適時打で、1点を加えて5-1とする。
6回から、朝倉が約2カ月ぶりとなる実戦復帰登板
しかし7回、真輝(高知)左適時二塁打、
西村悟(福岡)右越え適時二塁打など4連打で3点を失い、5-4と1点差。
しかし7回ウラ、1死三塁から小川の右犠飛で1点を追加すると、
9回、4番手・ネルソンが1死一、三塁から暴投で失点し、
1点差にまで詰め寄られたが、結局6-5で辛くも逃げ切り、
四国・九州アイランドリーグ選抜連勝
公式ファームより)


○朝倉健太
<右腕の血行障害で戦列離脱中。
四国・九州アイランドリーグ選抜との交流試合に
2番手として6回から登板し、約2カ月ぶりに実戦復帰。、
2イニングを投げ、4安打2四球3失点ながら
病気を克服しての復帰初戦にホッとした表情>
「(実戦で)投げられて良かった」

<ただ思い切り腕を振った。
MAX146キロをマークした直球や得意のシュートなど
喜びをかみしめながら、45球を投げ込み>
「結果は考えてなかった。
全球種を投げられたし、そういう意味でも良かった。
野球に必要な技術的なことはこれからだけど、
ようやくスタートラインに立てた。
(血行障害は)完全に治ったので、
ここから状態を上げていきたいです。それしか考えてないです」
朝倉健太公式中スポ名タイ

○赤坂和幸
<ウエスタンでここ2試合、大量失点で連敗していたが、
この日は先発で5イニングを投げ、6安打されながら
2奪三振2四球で1失点。粘りの投球を見せ復調気配>
「悪くはなかった。
いいボールも何球かあったし、いい感覚もあったので、
練習で取り戻せるように頑張りたいです」
中スポ

○堂上直倫
<2回の先制ソロ本塁打を含め、3打数2安打3打点の活躍。
調子上向きの手応えに、表情は明るく>
「打ったのはストレートです。
(本塁打は)うまく回転できました。完璧に打てました。
切れるかな(ファール)と思いましたが、良く入りました。
最近、球もよく見えてきたし、
バットがいい感じで出るようになってきました」
中スポ公式ファーム

○辻2軍監督
<2試合戦った四国・九州IL選抜について>
「今日は打たれました。打者のスイングが昨日より鋭く感じました。
特に3、4番(真輝、西村悟)の力強い振りが印象に残りました。
また先発の福田投手(香川)は、ストレートやスライダー等
いいボールを投げていました。(四国・九州)ILの選手が
今後NPBで通用する選手になるには、強い気持ちを持つことが必要です。
信念を持ち目標に向かって頑張ってほしいと思います」
四国・九州アイランドリーグ公式HP


前日に続き、ナゴヤ球場で行われた
四国・九州アイランドリーグ選抜との交流試合
序盤、堂上直倫の本塁打などで4点のリードを奪ったものの、
中盤徐々に詰め寄られ、後半は1点を争う展開に。
それでも相手守備の細かいミスなどを突きながら、
逆転を許さず6-5で連勝。NPBの意地を見せる形となりました。

そのなかで注目は、右腕の血行障害が癒え、
この日約2カ月ぶりに実戦復帰登板を果たした朝倉
6回から2番手で登板し、2イニングを4安打3失点。
2イニング目に4連打を浴び、3点取られるなど、
ブランクを感じさせる投球もあったりしたものの、
朝倉本人としては「無事に投げられた事にすごい満足」とのこと。
まずは不安をぬぐい去ったことで一歩前進。
完全復調へ向け、今後も登板を重ねていくそうです。

2008年8月27日 (水)

森野復帰も精彩なく、貧打逆戻り竜再び貯金0。

ドラゴンズ8月最後の8連戦
その2カード目は甲子園での首位・阪神との3連戦。
今季1勝7敗と圧倒的に苦手としている甲子園
約1カ月ぶりの対戦となりましたが、
4回に先発・佐藤充が先制2ランを浴びてしまうと、
それを追う打線は、代表組の森野が6番・左翼で
先発復帰を果たしたものの、相手先発・岩田の前に沈黙。
わずか5安打に抑え込まれ、今月4度目の完封負け
またしても甲子園で勝てず、再び貯金がなくなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 18回戦
(26日・阪神甲子園球場 | 中日4勝13敗1分け)
43523人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神 ×
[敗] 佐藤充(7試合1勝3敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
佐藤充、長峰 - 谷繁、清水将海

【ゲームレビュー】
今季9度目の完封負けで勝率5割
投打に精彩を欠いた。佐藤充は一発に泣いた。
4回、内野安打の走者を一塁に置き、リンに右へ先制の2ラン。
8回には2番手・長峰金本にダメ押しの2点二塁打を浴びた。
打線はイ・ビョンギュの3安打を含めて5安打と元気がなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズは五輪代表組の森野が復帰し、
6番・左翼でスタメン出場。和田はこの日も欠場。
ドラゴンズ先発は、中9日で佐藤充
初回、先頭・赤星を四球で出すと、
続く平野の初球、完ぺきにスチールを決められ二塁へ。
さらに平野の一ゴロで三塁へ進まれたが、
鳥谷を外へのフォークで一塁ゴロ。
ランナーを釘付けとすると、
金本のセンターに抜けそうな当たりを
荒木がスライディングし追いつき、逆シングルでキャッチ。
二塁ゴロに仕留め、先制機を封じる。

阪神先発は、左腕・岩田
4回、先頭のイ・ビョンギュはレフトへの当たり。
金本が前進するもグラブの土手に当て落とす。
記録はヒットとなり、出塁すると、
1死から中村紀洋が痛烈に三遊間を抜くヒットを放ち、
スタートを切っていたイ・ビョンギュは三塁へ。
1死一、三塁の先制のチャンスで迎えるは、この日復帰の森野
「お帰り弾」を期待したものの、カウント2-1からの4球目、
外角低目のスライダーにハーフスイングを取られ三振
さらに小池もフルカウントから
内角低目のスライダーを打ち上げ、左飛に倒れ機を逃す

若干雨も落ちてきた4回ウラ、
先頭・金本の当たりは一、二塁間へのゴロ。
ウッズが逆シングルで好捕し、ベースカバーの佐藤充へ。
しかしそのカバーがやや遅れ、金本の足が勝りセーフ。
不本意な内野安打で出塁を許すと、
続くリンの対する初球、内角高目のストレートを
ジャストミートされると、打球はライトポール際へ。
本来なら浜風に押し戻されるものの、この日はそれがなし
そのままスタンドに飛び込んでしまう2ランホームラン。(0-2)
ベースカバーの遅れに甘い失投。
防げたミスが重なってしまい、佐藤充が先制を許す。

しかしまだ点差はたった2点
取り返せるはずのドラゴンズ打線だったが、
この日は岩田の強気の投球の前に沈黙
特に右打者が内への投球にやられてしまったうえ、
変化球にタイミングが合わず、手こずる始末。
猛打賞イ・ビョンギュ以外は、封じ込められてしまう。

それでも7回、疲れも出てきたか、
制球が乱れる岩田を攻め、1死から小池が死球で出ると、
谷繁の代打・デラロサも四球を選び、一、二塁とチャンス。
ところが佐藤充の代打・平田は初球、内へのストレートに
中途半端なスイングで、ボテボテの二塁ゴロ。
それでも走者がそれぞれ進塁し、2死二、三塁。
迎えるは、前夜好調だった井端
しかしカウント1-2からの4球目、
内角高目のストレートに差し込まれての三塁フライ。
ノーヒットで得たチャンスも活かせず、ゼロが点ってしまう。

8回ウラ、2イニング目となったドラゴンズ2番手・長峰
7回ウラは五輪から復帰の矢野を空振り三振に取るなど、
三者凡退に抑えたものの、この回は左打者に捕まる始末。
1死から平野死球で出してしまうと、
続く鳥谷にもライト前に運ばれ、一、二塁。
さらに金本にはカウント1-0からの2球目、
外角高目のストレートを振り抜かれると、
左中間を深々と破る2点タイムリーツーベース。(0-4)
決定的なダメを押されてしまうと、
貧打線には、もはや返すチカラなどはなく、
9回は阪神3番手・ウィリアムスに抑え込まれ、ゲームセット
1カ月ぶりとなった阪神相手に
今月4度目となる完封負けを喫してしまったドラゴンズ
またしても甲子園で勝てず、マジック消化を1つ後押し。
さらにこれで52勝52敗5分けと、再び貯金が『0』となってしまい、
4位・広島にも1ゲーム差と迫られることとなった。


約1カ月ぶりとなった阪神戦
さらに1カ月ぶりとなった敵地・甲子園
今季1勝7敗と完全に苦手としている球場で、
またしても苦渋を味わうことになってしまうとは…。
まあ今季に関しては、もはや慣れっことはいえど
やはりキツいものがありますね。

ただこのゲームに関しては、
何となくあっという間にやられてしまった感が。
この日の試合時間は、わずか2時間43分
前夜の巨人戦が4時間越えのうえ、
その内容も白熱したこともあった反動か、
さらに移動日ゲームだったということもあったか、
この日はやけに淡々と進んでいたような。
それでもわずかなミスにつけ込んでしたたかに点を奪う
それができる阪神とできないドラゴンズ
今季何度も味わっているその差にまたもやられてしまいました。

防げたミス。先発の佐藤充に関しては、
まずまずの投球だったと思います。
ただ悔やまれるは、
4回のベースカバー遅れ
直後の初球被弾
充本人のコメントにもありますが、
防げたミスでしたね。
またしても打線の援護がなく、
辛いところもあるのですが、
反省すべきところは反省し、
次回に臨んでほしいです。

一方、打線は森野がやはり「お疲れ気味」のようですね。
いきなり3番に据えず、6番に置いたところに
首脳陣のそういう判断が伺えましたが、
五輪合流前の好調時と比べて、精彩のなさが顕著。
おそらくまだリセットできていないからだと思いますが、
できるだけ状態を上げていってもらい、
再びクリーンアップに戻ってくれればと思います。


北京五輪から戻ってきた新井貴浩疲労骨折が判明。
相手がせっかくハンディを与えてくれるにも関わらず、
相変わらずの銀行ぶりを見せてしまい、とても悔しいですね。
まあ相手にとっての久々の本拠地ゲームでしたし、
今回はサービスということで無理矢理理解はしますが、
できれば連敗は避けておきたいところですね。
そのためには、1にも2にも打線の奮起でしょう。
再びゼロ行進を重ねてしまうのは、本当にカンベン。
特に貯金もゼロになってしまいましたから、
必ず勝って、借金生活だけは絶対に防ぐこと。
とにかく相手に「イヤ」と思われるゲームを
たまには敵地でやってほしいなと。
そんなことを期待しながら、今回は締めたいと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(26日)

●佐藤充
<援護がないまま6イニング5安打2失点で降板。今季3敗目。
4回、一塁ベースカバーに失敗し内野安打で出塁させた直後、
気持ちを切り替える間もなく浴びた痛恨の先制2ラン。
試合後は反省ばかりを口にして>
「ベースカバーでアウトにできるところを
ミスし(次打者の)初球で打たれた。
いつも(ウッズからの)送球が速いから、待って捕ろうと思ったんです。
それが…。その後(の林の本塁打)も防げるミスです。
低めでゲッツーに取ろうと
初球の入り方は大事なのに、打たれてしまった…。
引っかけて当ててはいけないと思って(内角高めに)投げたら、
相手が待っているところに投げてしまった。
2つとも防げるミスだったと思う。もったいないです」

<7日の東京ヤクルト戦で約2年ぶりの勝利を飾って以来、
好調は持続しているが、援護がないが、あえて自分を責める>
「守りの時間が長いとよくないんです。
リズムよく抑えて、攻撃につなげないと。
きょうもそういうところは反省点です。反省して次にいかしたいと思う」
中スポサンスポ朝日新聞ニッカン名タイ

●長峰昌司
<2番手として登板。7回は3者凡退と完ぺきだったが、
2イニング目の8回、1死を取ったが平野に死球を当てた後、
鳥谷、金本の3、4番に連打を許して2失点。ダメ押し点を献上>
「高めに浮いてしまったし、カウントを悪くしてしまった。
打たれても仕方ないです。次、チャンスがあればしっかり投げたい」
(東京中日)

●森野将彦
<『6番・左翼』でスタメン復帰したが、
4回1死一、三塁の先制機に
ハーフスイングで三振するなど、4打数無安打。
守備でも打球を全力で追わず安打を許す場面もあり、
まだ五輪での敗戦を引きずっているよう。試合後寂しげな表情で>
「あそこの三振がすべてです」

<7月29日以来、ほぼ1カ月ぶりの中日での試合。
復帰戦。スッと入れたかと聞かれると>
「そこまでどうこうというのはありませんでした。
フル出場も特にブランクはなかった。いつも通りです」

<試合に出ることに違和感はなかったが、
それよりも、4打数無安打という結果を気にして>
「力み? そういう意識はしてない。変に考えずやりました。
あとは自分次第です。ここからどうするかです」

<五輪での成績は18打数2安打、打率.111。
チームを離れる前の好調ぶりを考えると、まさかの不振に>
「(五輪の影響かは)何とも言えない。
結果が出てないから、修正しなきゃいけないです」
中スポサンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン

●荒木雅博
<森野と同様に無安打に終わったが、反攻を誓い>
「五輪の疲れ? そういう中でヒットを打っていかないと
いけないのが、出ている人間の務め。大丈夫です」
ニッカン

●イ・ビョンギュ
<他の打者が封じ込められた岩田から3打数3安打。
チームの全5安打のうち3本を一人で打つ。
左対左ながら全く苦にせず、中前、左前、右前と打ち分け>
「試合に入ってしまえば左投手とか関係ない。
意識することなくプレーできた」
(東京中日)


◆中田賢一
<25日の巨人戦で左足を痛めて途中降板。
チームを離れて帰名し、ナゴヤ球場に姿を見せたものの、
練習は行わず。病院には行かず次回に向けて調整する>
「あしたから練習できると思います。もう痛くないですね。
一瞬、ヤバイかなって思ったけど、うまく転んだのがよかった。
次回? 影響はないと思います」
(東京中日)

◆小林正人
<19日の横浜戦でプロ初セーブをマーク。
チームメートの計らいでその試合のウイニングボールを受け取る。
リリーフ専門にとっては貴重な1球、
一昨年のプロ初勝利のボールも持っている>
「あまり見ることはないんですけどね」

<一応記念のボールは集めているが、もらい損なった1球も。
昨秋ドミニカ共和国のウインターリーグで2勝を挙げたが>
「ドミニカのウイニングボールがないんですよね」
(中スポ<ドラ番記者>

◆中里篤史
<昨オフに結婚し、今年家族のありがたみを感じている。
新妻の春菜さんは体調を気遣い、献立を工夫してくれるという>
「栄養バランスを考えて食事をつくってくれるのでありがたいです。
本とか読んで、勉強しているようです。
遠征だと脂っこいものが多くなってしまうけど、
家に帰って『あっさりしたものが食べたい』と言うとすぐにつくってくれます。
1人だったときは外食ばかり。
自分でつくっても一品だけ。バランスは悪かったと思う」

<自分の体調を顧みると変化に気付く>
「疲れるほど試合で投げていないですけど…。
でも、夏バテとかなかったです。故障とかではなく、
体調という面では今までで一番いいと思う」

<体の手入れでもアシストがある。
春菜さんは学生時代に医学療法士になるための勉強をしていたそうで、
ノウハウを持った上でマッサージをしてくれる>
「体のことについて話をすることはあまりないですけど、
腰が張ってきたりすると、たまにもんでもらいます」

<調子も少しずつ上向き、最近3試合は
失策の走者1人を出した以外は2イニングをパーフェクト。
現状ではまだ首脳陣の信頼を勝ち得ていないが>
「まだまだです。もっと、もっと、もっとです」
(中スポ)


●落合監督
<今季9度目の完封負けで貯金もゼロに>
「カバちゃん(佐藤充)の時は点が取れないなあ」

<振り返ったのは4回の失点。
リンの先制2ランではなく、その前の金本の時のプレー>
「あれはセーフだったか? 
(セーフと聞かされ)そうか。競争に負けたか。
踏んではいるんだろ? それならしょうがない」

<これで阪神に今季13敗目。
昨年まではそういう得点は中日があげるものだったし、
そういう失点は阪神がしていたのでは?>
「ウチのやってきた野球を? だからこういう成績なんじゃん。
ウチが去年までやってきた野球をあっちにやられている。
阪神も(昨年まで)嫌というほどこういう目にあったんだから。
ウチは丸裸にされているんだ」

<もちろん、そういう包囲網をかいくぐらねば、
勝利にはたどり着けず、言い訳にするつもりはない>
「それが(自分たちの)仕事。われわれにはまだあしたがある」
中スポ共同通信社時事通信朝日新聞
スポニチ名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(26日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 森野将彦内野手
【同抹消】
▼中日 西川明内野手
公式サイト共同通信社


◆岩瀬仁紀
<北京五輪に参加していたが、
この日チームに合流し、甲子園球場で練習を行う。
試合前は通常の練習メニューをこなして汗を流す。
出場選手登録はされておらず、状態を見ながら復帰を決める>
「気持ちの切り替えというか、目の前にゲームがあるからね。
疲れ? 休んでいても一緒だから体を動かしたい。
投げられる状態にあるということです。
(登録時期は)首脳陣が決めると思います」
(中スポ、スポニチ名古屋ニッカン

◆森バッテリーチーフコーチ
<当初は29日の広島戦からの予定だったが、
この日1軍合流し、投手陣の練習に参加した岩瀬について>
「皆と一緒にやりたいと言ったんで」
スポニチ名古屋


昨日の荒木に続き、この日森野が出場選手登録され、
『6番・左翼』で先発出場を果たしたものの、
4打数無安打とやや精彩を欠きました。
一方、投手組では守護神・岩瀬がこの日1軍に合流
出場選手登録はされなかったものの、
当初の予定よりも早く戻ってきました。
スポニチには「ちょっぴりやつれ気味」と書かれていましたが、
精神面のリセットが出来次第、登録もされることになるでしょう。

一方、川上は「疲労性による体の張りで休養中」(中スポ)とのこと。
大阪遠征にも参加せず、名古屋の方にいるようです。
また、この日の阪神戦も欠場した和田
中スポによると、名古屋市内の病院で
体調不良による検査を受けたもよう。
こう欠場が続くと、抹消もありそうでちょっと心配です。


若竜トピックス(26日)

◆交流試合
中日-四国・九州アイランドリーグ選抜
(26日・ナゴヤ球場)
  000 100 000=
  300 300 00×=
[D本] なし
[D投] 山内、久本、齊藤、菊地、高江洲
(中スポ、四国・九州アイランドリーグ公式HP

【ゲームレビュー】
打線が初回から火を噴き、澤井が遊撃内野安打で出塁すると、
1死二塁から藤井が左前へ先制適時打。
さらに2死後も堂上剛裕、中村公治が連続適時打を放ち、3得点。
4回に2番手・久本が1死満塁から国本和俊(香川)の
押し出し四球で1点を失ったが、
4回ウラ、三塁線二塁打の堂上直倫を置き、
柳田の左越え2点適時三塁打と澤井の左犠飛で、この回も3得点。
序盤のリードを5投手で1失点のみに抑え、6-1で快勝。
公式ファームより)


○山内壮馬
<右肩痛から実戦復帰し、
四国・九州アイランドリーグ選抜との交流試合で先発。
3イニングを投げ、無安打2四球無失点と好投。
ストレートのMAXも144キロをマーク>
「絶好調まではいってないけど、
(右肩を痛める)前よりは真っすぐがよかったと思います」

<故障再発防止のために、練習前に肩回りのストレッチ、
トレーニングを約30分間行うように。次回登板への課題を口にして>
「投げ終えた感じでは肩はたぶん大丈夫です。
きょうは抜ける球があったので、
そういう球を少なくしないといけないです。
今後は直球の制球力を上げていきたい」
中スポ名タイ

○齊藤信介
<左ひざの靭帯損傷で戦列を離れていたが、
約2カ月半ぶりに実戦登板。
5回から3番手で1イニングを無失点に抑える>
「練習でバント処理、ベースカバーが問題なかったので。
やっと復帰できました」
(中スポ)

○柳田殖生
<4回の左越え2点適時三塁打を含む2安打2打点の活躍>
「練習からコンパクトに振るようにして結果につながってよかった」
(中スポ)

○堂上剛裕
<初回の右中間フェンス直撃の適時二塁打など
2安打1打点で勝利に導く>
「(二塁打は)風がなかったら
(スタンドの)中段くらいはいったと思います。完ぺきな当たりでした」
(中スポ)

○辻2軍監督
<対戦した四国・九州IL選抜について>
「今日の試合では、(四国・九州)ILの打者は
スイングスピードが物足りない印象を受けました。
また投手は細かいコントロールを身につけることが
必要だと感じました。今後さらに上のレベルで野球をするためには、
自分の長所を磨き、それをアピールしてほしいと思います」
四国・九州アイランドリーグ公式HP

◆朝倉健太
<右腕の血行障害で戦列離脱中。
きょう27日の四国・九州IL選抜との交流戦で実戦復帰。
予定は2イニングで、この日はブルペン投球で感触を確かめ>
「状態はいいです。
打者に投げてみてどうかというところですね」
(中スポ)


昨年7月以来となる四国・九州アイランドリーグとの
交流試合2連戦の初戦が、ナゴヤ球場で行われ、
ドラゴンズが初回からのリードを守り、6-1で快勝しました。
右肩痛からの復帰登板となったルーキー・山内
先発して、3回をノーヒット投球を見せると、
3番手では、こちらも久々、6月6日のセ・パ交流戦で
左ひざを負傷して以来の復帰となった齊藤が登板。
ストレートのMAXも145キロをマークし、
2カ月半ぶりの実戦復帰を喜んでいたようです。
さらにきょう27日の第2戦では、朝倉が登板の予定。
右腕陣が復活に向け、徐々に前進しているようです。

2008年8月26日 (火)

荒木復帰即先発4打点も、浅尾痛恨サヨナラ負け。

初戦を取って迎えた東京ドームでの巨人との第2戦。
北京五輪を終え、前夜帰国したばかりの日本代表・荒木
『2番・二塁』として、1軍復帰即スタメンで出場
疲れもあるなか、5回の満塁のチャンスで
走者一掃の3点タイムリーを放つなど、4打点の活躍を見せましたが、
序盤好投していた先発・中田が中盤捕まり差を詰められると、
2点リードで迎えた9回、「抑え」浅尾が踏ん張れず。
今季4度目のサヨナラ負けを喫することとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 18回戦
(25日・東京ドーム | 中日10勝8敗)
44439人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 3x
[敗] 浅尾(24試合1敗1S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
中田、平井、高橋、小林、浅尾 - 谷繁

【ゲームレビュー】
今季4度目のサヨナラ負け
2点のリードを守りきれなかった。
浅尾が9回に1点差とされ、さらに2死満塁から
古城にサヨナラ2点二塁打を浴びた。
4点リードをもらった中田が6回、3点返されて降板。これが響いた。
打線は五輪から戻ったばかりの荒木
先制3点二塁打を放つなど、疲れを感じさせなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズは、前日北京五輪を終えて
帰国したばかりの荒木『2番・二塁』で復帰即スタメン。
また和田がこの日も欠場。6番・左翼には中村一生が入る。
初回、巨人先発・高橋尚成から
先頭・井端がフルカウントからの6球目、
外角高目のストレートを振り抜くと、打球はセンターオーバー。
フェンスを直撃する間に、井端は素早く二塁を回ると、
そのまま三塁、さらに本塁へと果敢に突入。
しかし8-6-2と渡った中継とブロックに遭い、
本塁タッチアウト。(記録は三塁打と走塁死)
続く復帰初打席の荒木は、フルカウントからシンカーを叩くも遊ゴロ。

ゲームが動いたのは、5回。
先頭・中村一生が四球を選んで出ると、小池が送って二塁へ。
さらに谷繁もよく見て四球で、1死一、二塁。
続く中田のバントは捕手正面、三封されて2死一、二塁となったが、
井端が粘った末にカーブを叩き、遊撃内野安打で満塁のチャンス。
ここで荒木が初球、真ん中低目のスライダーを振り抜くと、
打球は伸びて左中間フェンスを直撃!
走者一掃の3点タイムリーツーベースとなり、ついに先制!(3-0)
なおも2死三塁から、イ・ビョンギュがカウント2-2からの5球目、
外角低目のスライダーをうまくミートし、三遊間を抜くタイムリー!(4-0)
打線が繋がり、中田に大きな援護点をプレゼント。

5回ウラ、4点のリードを意識したのか、
それまで好投を続けていた中田のリズムに変化が。
先頭の古城にフルカウントからセンター前に運ばれると、
続く加藤をフォークで空振り三振に取ったものの、
坂本の4球目にワイルドピッチで二塁へ。
さらに坂本にも三遊間を抜くヒットを許すと、
高橋尚成の代打・二岡にも死球を与え、1死満塁のピンチ。
しかし鈴木尚広を内角高目のストレートで空振り三振に取ると、
続く木村拓也の代打・亀井に粘られながらも
9球目、最後は内へのフォークで空振り三振。
この日冴えていたフォークでピンチを切り抜ける。

ところが6回ウラ、再びピンチの中田
先頭・小笠原にライト前に落ちるヒットを許すと、
ラミレスは外へのフォークで空振り三振に取ったものの、
高橋由伸にフルカウントから内へのフォークが決まらず四球。
1死一、二塁と走者を溜めてしまい迎えるは、古城
2ストライクまで追い込みながらも、2-2からの5球目、
内角低目のスライダーを拾われると、
打球はライト線を抜けていくタイムリーツーベース。(4-1)
ついに失点を許してしまった中田
続く加藤の代打・大道をフォークで空振り三振に取り、
2死二、三塁としたものの、坂本に2球目、
外へのストレートを弾き返され、センター前へタイムリー(4-3)
二者が生還し、1点差に詰め寄られる。
さらにここで思わぬアクシデント
坂本の一打で本塁ベースカバーに入ろうとした中田が、
アンツーカーに足を引っかけ、躓き転倒
左脚を痛めてしまい、このまま降板することに。
代わって上がったのは、緊急登板といえばこの人・平井
迎えた二岡の当たりは、左中間への大きな飛球。
しかしレフトに入った平田が必死に追いかけランニングキャッチ!
好守を魅せて、アクシデントを乗り越える。

7回、巨人2番手・越智から
井端、イ・ビョンギュが四球を選び、2死一、二塁としたものの、
この日2安打のウッズが外へのフォークに空振り三振。

7回ウラ、ドラゴンズ3番手は、高橋聡文
しかし亀井にレフト前、小笠原に一、二塁間と
連打を浴びて、1死一、三塁とピンチ。
それでもラミレスを内角高目のストレートで詰まらせ、
二塁フライで2死まで持ち込むと、ベンチが動き小林にスイッチ。
迎えた高橋由伸を外へのストレートで遊ゴロに取り、3アウト。
必死の継投で、最少のリードを守る。

8回、巨人3番手・豊田から先頭・中村紀洋
三塁送球エラーで出塁すると、続く中村一生にはバントのサイン。
しかし2球目、打ち上げてしまい投手への小フライ。
これを豊田が落球したものの、冷静に拾い直し一塁をアウトにすると、
飛び出した中村紀洋も一、二塁間で挟殺されてダブルプレー。
さらに小林の代打・井上も空振り三振で、ダメを押せず。

それでも9回、巨人4番手・山口を攻め、
先頭・谷繁が左中間を抜いていくツーベースを放つと、
平田のバントが内野安打となり、無死一、三塁とチャンス。
続く井端が外へのチェンジアップを叩き、前進守備の二塁ゴロ。
バックホームされ、三走の谷繁が三本間に挟殺されたものの、
その間にランナーがそれぞれ進み、1死二、三塁
ここで迎えるは、この日3打点の荒木
カウント0-1からの2球目、外へのチェンジアップを叩くと遊ゴロ。
しかし三走の平田が、絶妙なスタートを切っていたため、
坂本は本塁へ送球できず、そのまま一塁へ。
その間に生還し、ダメ押しともいえる1点を追加する。(5-3)

9回ウラ、マウンドは2イニング目となる5番手・浅尾
しかし先頭・二岡に初球、高目のストレートをセンター前に運ばれると、
続く山口の代打・谷にも外角低目のストレートを
右へ持って行かれ、無死一、二塁。
続く亀井は送るかと思いきや、巨人ベンチ強行策
これが功を奏してしまい、カウント1-1からの3球目、
内角低目のストレートを引っ張られると、
ライト線へのタイムリーツーベース。(5-4)
再び1点差に迫られてしまう。
なおも無死二、三塁で、クリーンアップを迎える大ピンチ。
一塁が空いていることで小笠原は敬遠。
この日無安打のラミレスとの勝負を選択。
3球目、フォークがワンバウンドになるなど、
変化球が決まらず、自らを苦しめる浅尾
それでもカウント2-1からの5球目、中に入ったストレートを
ラミレスが打ち損じて、三塁正面のゴロ。
デラロサがバックホームし、5-2-3のゲッツー完成。
何とかあと1人にまでたどり着いた浅尾
しかし続く高橋由伸に対しても、制球定まらずカウント0-2。
結局谷繁が立ちあがり、再び満塁策を敷き、
迎えるは、前の打席タイムリーを放った古城
もはやアップアップの浅尾に対し、初球2球目と冷静に見送る古城
そしてカウント0-2からの3球目、
内角やや中よりに入った146キロストレートを振り抜かれると、
打球は伸びて、右中間フェンスを直撃。
2点タイムリーツーベースとなって、サヨナラ。(5-6x)
勝利まであと1人としながらも、逃げ切れず
今季4度目のサヨナラ負けを喰らったドラゴンズ
4時間ゲームを終えた後に残ったのは、疲れのみだった。


9回に平田が好走塁を魅せダメを押し、
そのウラ、満塁のピンチをホームゲッツーで退け、
2アウトまで持ってきたので、
このまま逃げ切れるだろうと思っていましたが、
あと一歩の詰めを怠る結果となってしまいましたね。
五輪から戻ってきて、疲れのあるなか奮闘した荒木のためにも、
ぜひとも勝ってほしかったですが、うまくいかず残念に思いました。

それにしても、投手が一枚足りないという結果に。
立ち上がりからストレートとフォークを駆使し、
好投していた中田が4点のリードをもらってからは、
勝ちを意識したのか、リズムを崩してしまい、
詰め寄られたうえに、自ら躓きアクシデントで降板
これが後々に大きく響いてしまいましたね。
緊急登板として平井を使ってしまったうえに、
高橋、小林を1イニング早く登板と
後の投手を前倒しさせることとなったうえ、
変化球が浮いてしまうなど決して調子のよくない浅尾
2イニング使わなくてはいけないはめに。
必死の継投でやりくりはしてみたものの、
やはり台所事情の苦しさを感じぜるを得ませんました。
それにしても9回2死で高橋由伸、古城と左打者が続く場面。
控えとして残っていた投手は、川井、長峰、中里、樋口
左の長峰辺りを使ってもよかったとは思いますが、
1点差に詰め寄られたことで、
ベンチには延長戦も頭にあったのでしょうか。
それよりも「抑え」としての浅尾踏ん張りに懸けたものの、
結果的には勝利には結びつかず、とても残念でした。

荒木が戻ってきた!一方打線は、北京五輪から
前夜帰国したばかりにも関わらず、
即スタメン出場を果たし、
先制3点適時打など4打点を稼いだ荒木
久々にドラゴンズのユニホーム
着た背番号2でしたが、
やはりジャパンよりも
こちらの方が似合っているなと。
さらに心身両面の疲れがあるにも関わらず、
攻守に安定している点はさすがだなと。
まあ今回の北京五輪、芳しい結果が挙げられず、
悔しい部分は当然あるにせよ、厳しい国際舞台を経験したことは、
野球人として、今後の大きな財産となっていることと思います。
「切り替える」ための即出場でしたが、復帰初戦はプラスに作用。
大阪へ移動するなど、さらに疲れも増すことでしょうが、
明日からの阪神戦でも、より動いて勝利に貢献してほしいです。


ある意味、勝てたゲームを落としたことで、
巨人との2連戦は、1勝1敗のタイに。
しかし一時のどん底に比べると、チーム状態はだいぶ良くなっています。
2試合欠場した和田や、おそらく26日に復帰するであろう森野
加わってくれば、チームとしてはより本来の姿となってくるはず。
26日からは、8連戦の2カード目となる阪神との3連戦。
今季苦手としている敵地・甲子園での戦いとなりますが、
ぜひとも「意地」を見せて、一泡も二泡も吹かせてほしい。
やや天候も気になるところですが、これ以上は負けてほしくない。
まずは初戦取って勢いに乗ってほしいです!


★プレーヤーズ・ボイス(25日)

●荒木雅博
<北京五輪日本代表が帰国2日目のこの日、
定位置の『2番・二塁』でスタメン復帰し、
5回2死満塁で走者一掃二塁打を放つなど4打点と活躍>
「(先発の)中田が頑張っていたから何とか点を取ってやりたかった」

<疲れも屈辱も胸に押し込め、
再スタートを切ったが、勝利目前でのサヨナラ負け。
当然、笑顔はなく、疲労感をにじませる>
「こういう形で負けてしまったことが本当に残念です。
きょうは疲れましたね…。
こういう形で負けたからという疲れじゃない。
試合中からしんどいな、と思っていた。
でも(代表組が)みんな出ると思っていたから…」

<24日に帰国し、さっそくこの夜のスタメン復帰を志願>
「『疲れている』って言っても、一昨日まで試合やって、
昨日はやっていないわけですから。体は大丈夫です」

<帰国即合流のため、実はバットは2本しか残っていなかった>
「バットが折れたら交代ですね」

<初めて経験した五輪は、敵国だけでなく、
金メダル獲得の重圧との闘いだった。
プレッシャーに苦しめられ、体重は2キロ以上減っていた>
「毎日、胃痛でしたね」

<メダルを逃した屈辱は、忘れたくも忘れることはない。
だからと言って、いつまでも引きずるわけにはいかない>
「簡単に気持ちを切り替えられる人は良いけど、その中でやるしかない。
(五輪の経験が)自分のプラスになればいいな、と思っています」
中スポスポーツ報知時事通信スポニチ名古屋ニッカン

●浅尾拓也
<8回から登板したが、9回2点のリードを守れず、
4長短打を浴び、逆転サヨナラ負けを喫す>
「自分が全部悪いんです。力不足です。
9回になって変化球でストライクが取れず真っすぐを狙われた」
中スポサンスポ時事通信

●中田賢一
<6回2死二、三塁で坂本に中前2点適時打を許し、
本塁へバックアップへ向かったとき、
アンツーカーに右足を引っかけ、つまずいて転倒。
そのときに左脚を痛め、そのまま降板。
試合後ロッカールームから出てきた際、けがは問題ないことを強調>
「歩けますし、大丈夫です。アイシングをしていました。
どこかは言えませんけど、腫れもないです。病院も行く予定はありません」

<左ひざを痛めたとみられ、
試合後は歩いていたとはいえ、少し引きずる様子も。
そのまま1軍で調整するかどうかは、26日の様子を見てから>
「次(の登板も)もいけると思いますけど、状態を見てですね。
大阪へ行くかはまだちょっと分かりません」

<11奪三振と素晴らしい立ち上がりだったが、
5回から急に制球が乱れだして、6回に3失点。
良さを持続できないことを反省>
「どの球もストライクを取れたから、うまく組み立てることができました。
前半は調子が良かったが、それを維持できなかった。
少しずつ悪くなりました。それを直していかないといけないです」
中スポ毎日jp

●平井正史
<中田のアクシデントによる降板を受けて、
6回2死一塁で緊急登板したが、二岡を左飛に抑え傷口を広げず>
「1度は肩をつくっていた。
『行け』と言われればどんな場面でも投げますよ」
(東京中日)

●イ・ビョンギュ
<5回、先制した直後の2死二塁で、
たたみかけるように左前適時打を放つ。
これで5試合連続打点。試合中に広報を通じて>
「何とか食らいつこうと思った。結果的にいい打撃ができた」

<最近5試合では打率.364、6打点と好調をキープ。
しかし試合後は多くを語らず>
「きょうは負けたからノーコメント」
(東京中日)

●井端弘和
<北京五輪女子レスリング55キロ級の金メダリスト、
吉田沙保里選手から優勝報告を受け、冗談を交えて祝福。
応援しているレスリングの女王の偉業を、わが事のように喜び>
「メダル? もらっちゃったよ」

<1回、左中間フェンス直撃の大飛球。
クッションをもたつくのを見て、一気に本塁を狙ったが惜しくも憤死。
その後の打席でも本塁打性の大ファウルを連発と好調を維持>
「きょうはよく振れていました」
中スポ

◇吉田沙保里(綜合警備保障)
<レスリング女子55キロ級で五輪連覇。
この日、東京ドームでの巨人-中日戦のTV中継にゲスト出演。
試合前、交流のある井端に金メダル獲得を報告。
憧れの人と会うとあって、この日は女性らしいワンピース姿で照れ笑い>
「きょうは『キメて』きちゃいました」

<試合前練習の合間に勝ち取った金メダルを
井端に披露し、満面の笑顔を見せる>
「井端さんはメダルを首にぶら下げて
『大きい。重いね』と言っていました。
『すごいですね、おめでとうございます』と言ってもらった。
すごくうれしかったです。
今度焼き肉に連れていってもらえるので楽しみです」
中スポサンスポニッカン

◆和田一浩
<体調不良により、2試合連続の欠場。
前日は練習もせず、試合前に帰ったが、
この日は試合前の準備運動とキャッチボールには参加も>
「具合はよくなってきています。
試合に出るかは状態を見ながらですね」
(東京中日)


●落合監督
<2点のリードを守れずに、逆転サヨナラ負け。
悠然と足を進めながらも、振り返ったのは
浅尾でも打線でもなく、先発・中田のこと>
「中田は4回までは良かったが…。
なんで4点もらったら変わっちゃうのかねえ。
それまでは久々にいい立ち姿、投げっぷりだった。
よかったよ。今年初めてじゃないのかな。4回まではな」
中スポニッカン


今日の公示。(25日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 荒木雅博内野手
【同抹消】
▼中日 岩﨑達郎内野手
公式サイト共同通信社


◆チェン・ウェイン
<北京五輪台湾代表が、この日1軍に合流。
台湾のエースとして2試合に先発したが、
20日のカナダ戦では日本では味わえない経験をしたという>
「真っすぐでバットを折ってもパワーでヒットにされた。
しかも左打者ばかりに打たれた。
これまではこういうことはなかったし、
『アジアとの違い』を感じました。
真っすぐで押すだけではダメ。
これからは変化球でうまく『抜く』投球も身に付けていかないと」

<同年代の選手が中心となったチームで存在感を示す。
仲が良かった選手らは高校を卒業後に米国へ渡り、
日本でプレーする選手で代表選出されたのは1人だけだったが>
「高校の同級生とか年齢が近い選手が多くて、楽しかった。
日本でもしっかりやれるということを見せたかった」

<来年3月にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)があるが>
「(代表)監督が代わるし、
自分も次のシーズンのことを考えなければいけない。
まだ(WBCに)出るかは分からない。
投手陣は北京五輪のメンバーが中心になると思う。
こういう舞台はなかなかないし、またみんなで
五輪での悔しい思いを晴らしたい気持ちもある」

<その前にやるべきことは分かっている>
「残りのシーズンが大事。まだ優勝をあきらめていないし、
クライマックスシリーズだってある。しっかり成績を残したい」
(中スポ、名タイ

◆森野将彦
<首脳陣に長距離移動の疲労などを考慮され、
試合復帰を26日の阪神戦へ先延ばし>
「明日からということになりました。
体はすぐにでも試合に出られる状態です。
それより、気持ちを整理したい。
もう一度『やってやる』という気持ちにしたいんです」

<極限の緊張状態で戦った初めての五輪。
連戦で疲弊しきったうえに、打率は1割台に低迷。
胸のなかにうっせきした悔しさは並大抵ではなく、
中日での戦いへリセットするため、一日だけ時間がほしかった>
「普段なら張りそうもないところが張った。体中ですよ」
(中スポ、ニッカン

◆森バッテリーチーフコーチ
<日本代表の5敗中3敗を記録し、
精神的なショックは大きい守護神・岩瀬について、
楽な展開で登板させることを示唆>
「抑え? 勝手に後ろと決めるな」
スポニチ名古屋

◆落合監督
<五輪出場組のうち、練習には参加せず
東京から名古屋へと移動した岩瀬と川上について。
川上は先発、岩瀬はクローザーとして合流させる方針>
「ウチに来たら、ウチの使い方をするよ。気分も変わるだろうしな」
(東京中日)


前日の24日に帰国した五輪代表組のうち、
ドラゴンズでは、荒木がこの日1軍登録即先発出場。
3点適時二塁打を放つなど、5打数1安打4打点の活躍を魅せました。
一方、森野は、試合前のチームの練習に参加。
三塁の位置に入って、落合ノックを受けたりしましたが、
疲労などを考慮され、合流即出場は見合わせました。
それでもきょう26日の阪神戦には出場する予定。
また岩瀬、川上の投手コンビは、
東京から名古屋へ戻り、この日は体のケアに当てたもよう。
ともにまずは「疲れ」を取ることが優先。
週末のナゴヤドーム・広島3連戦での復帰が濃厚のようです。

2008年8月25日 (月)

昌圧巻2安打完投、最年長2ケタ&対G40勝達成!

北京五輪も閉幕し、日本のプロ野球はこの日再開
東京ドームでのドラゴンズ巨人との2連戦の初戦は、
先発したベテラン・山本昌巨人打線圧倒
わずか2安打1失点に封じ込める見事な投球を披露すると、
打線は、初回ウッズの先制2ランを口火に、
3回中村紀洋の適時打、4回小池のバックスクリーン弾で
天敵である巨人先発・グライシンガーをKO。
さらに最終回にも一挙5点のビッグイニングと大量援護。
そのまま9回を投げきった山本昌が今季10勝、通算203勝目を挙げ、
史上最年長となる2ケタ勝利を達成しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 17回戦
(24日・東京ドーム | 中日10勝7敗)
45198人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人
[勝] 山本昌(17試合10勝3敗)
[D本] ウッズ24号2ラン 小池2号
[Dバッテリー]
山本昌 - 谷繁

【ゲームレビュー】
山本昌が完投で10勝目
43歳での二けた勝利は史上最年長
巨人打線をわずか2安打に抑えた。
1回、小笠原にソロ本塁打を浴びたが、
その後は8回に二塁打を打たれただけ。まったく寄せ付けなかった。
打線は1回にウッズが先制の2ラン。
3回には2死一、二塁から中村紀洋の適時打で追加点を挙げ、
4回には小池がバックスクリーンへソロアーチを放ち、突き放した。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
巨人先発は、中日戦3勝負けなしのグライシンガー
体調不良のため和田が欠場。
2番にプロ初スタメン西川を起用し、
イ・ビョンギュ、ウッズ、中村紀洋のクリーンアップ、
そしてレフト・井上、センター・小池と並ぶ布陣。
1回、2死からイ・ビョンギュが投手強襲の内野安打で出ると、
続くウッズがカウント1-2からの4球目、
真ん中高目のストレートを叩くと、
打ち損じの当たりながらも高々と上がった打球は
そのままライトスタンドに飛び込み、大きく跳ねる2ラン
フェンス直撃と思ったウッズは一旦に二塁に止まったが、
判定を確認するとそのまま本塁へ。(2-0)
主砲東京ドーム本塁打で先制に成功する。

ドラゴンズ先発は、中6日で山本昌
もっか6連勝中、さらに巨人戦も2連勝中大ベテラン
いきなり2点の援護をもらったが、
2死から迎えた小笠原にフルカウントから粘られた8球目、
真ん中高目に入ったストレートを左中間に運ばれるホームラン。(2-1)
すぐさま1点を返されてしまったが、
ラミレスをスクリューで二塁ゴロに取り、後続は断つ。

3回、先頭・井端が外へのカットボールを流し打ち、
レフト前へのヒットで出ると、続く西川がきっちり送って二塁へ。
続くイ・ビョンギュは外へ沈むチェンジアップに空振り三振。
しかしウッズが内へのストレートを見極め、四球で一、二塁。
ここで中村紀洋がカウント1-1からの3球目、
外よりのチェンジアップを狙い打ち、三遊間を抜くタイムリー!(3-1)
勝負強さを見せて、追加点を挙げる。

さらに4回、先頭・小池がカウント0-1からの2球目、
外から中に入ったストレートを弾き返すと、
打球はそのまま一直線にセンターバックスクリーンへ!
見事なセンター返しの一発で、さらに1点を追加。(4-1)
今季中日戦防御率1.61のグライシンガー実質KO

3点のリードをもらった山本昌
立ち上がりこそ、若干ボールが浮いたりしたものの、
その後ベテランらしくきっちりと修正
「途中でタイミングをつかむ」と、以降は、
力のあるストレートとキレのある変化球。
さらに谷繁の巧みなリードでコーナーをキッチリと投げ分け、
巨人打線に全く的を絞らせない圧巻の投球
球数も少なく、5回までわずか60球
スタミナも全く衰えない省エネぶり
初回の一発以降、ノーヒットに封じ込める。

特に見事だったのは、6回ウラ。
先頭・坂本を外へのストレート、
實松を内角低目のストレートを振らせ、連続三振に取ると、
鈴木尚広に対しては、スクリューを振らせ、
2ストライクと追い込むと、最後は内角低目へズバッとストレート
見逃しの3球三振に取り、三者連続三振と手玉に。

しかし続く7回ウラ、若干のピンチが。
1死から小笠原の当たりは平凡な一塁ゴロ。
ウッズが掴み、ベースカバーに入った山本昌にトス。
ところが一塁ベースを意識したか、山本昌が掴み損ないエラー
自らのミスで、この日初めて塁上に走者を置くことに。
セットポジションからの投球となったものの、
ここは、落ち着いて投げ込むベテラン
ラミレスに対して、再三外に攻めたあとの5球目、
一転して内角高目のストレートでレフトフライに打ち取ると、
続くを外へのスクリューでセンターフライに取り、3アウト。
8回ウラにも1死から大道に中に入ったカーブをレフト線に運ばれ、
この日2安打目となるツーベースを許したものの、
動揺せずに、坂本を低目のスクリューでレフトフライ。
さらに實松を外へのストレートで3球三振。
下位打線には格の違いを見せつけ、さらにゼロを重ねる。

5回以降、巨人2番手・東野に抑え込まれていたドラゴンズ打線
しかし9回、代わった3番手・藤田を攻め、
先頭の谷繁が当たり損ないながら、
ラッキーな三塁内野安打で出ると、
続く山本昌の送りバントは、ピッチャー前へ。
すぐさま藤田は二塁へ送球するも、
焦って握り損なったか、ボールが右方向へ大きく逸れたうえ、
走り込んできた谷繁に当たってしまうと、今度は逆方向へ。
そのまま谷繁が三塁へ進み、一、三塁とチャンスを広げると、
井端が2球目、内へのストレートを弾き返し、
前進守備のショートの下を抜いていくタイムリー!(5-1)
久々の得点となる1点を返すと、
西川の代打・立浪の当たりはボテボテながら、
コース良く三遊間深いところへの内野安打
再び無死満塁となり、迎えたイ・ビョンギュ
カウント2-1からの5球目、外へのスライダーをうまく叩いて、
右中間への2点タイムリーツーベース!(7-1)
さらにトドメは、2死二、三塁で迎えた中村一生
途中出場で迎えたこの日の初打席、
初球、内へのスライダーを積極的に弾き返すと、
レフト線へと転がる2点タイムリーツーベース!(9-1)
相手のミスに運も絡めという、ドラゴンズらしい攻め
久しぶりに披露し、一挙5点を奪うビッグイニング!

大量8点のリードとなった山本昌は、当然9回もマウンドへ。
先頭・鈴木尚広を初球、ライトライナーに取ると、
寺内はストレートを打ち上げさせ、レフトフライ。
そして最後は、小笠原を真ん中低目のスライダーで
詰まらせてのライトフライでゲームセット!
付けいるスキをほとんど与えなかった104球
200勝達成した巨人相手2試合連続の完投を成し遂げた山本昌
この勝利で、自身2年ぶり、さらに史上最年長となる
2ケタ勝利となる10勝目をマークするとともに、
対巨人戦は、歴代3位となる通算40勝目
さらに43歳の完投勝利も史上最年長と、
8月4勝目となった左腕は、まさに投げる記録更新ラッシュに。
そしてお立ち台で歓声を受けるその背中は、
さらに頼もしく見えるものとなった。


お見事43歳2ケタ!大事な8月最後の8連戦の初戦
久々とも言える快勝でしたね。
投げては、ベテラン・昌さん
巨人打線を圧倒。
打っては主砲・ウッズの一発を口火に、
小刻みに加点して、
天敵・グライシンガーをKO
さらに最終回には、
相手のミスを絡めたうえに
繋がってのビッグイニング
「申し訳ないジャパン」のゲームを見てたまっていた
うっぷんを見事に晴らしてくれたナイスゲームとなりました。

それにしても、昌さんナイスピッチング
立ち上がり、小笠原に一発浴びたときは少々不安でしたが、
淡々と5回までわずか1安打に抑えた以降は、
まさに相手を掌に乗せたかというような内容。
谷繁のリードも冴えて、全く的を絞らせない投球には
思わずスゴイと感心してしまいましたね。
特に、6回、鈴木尚広への内へのストレート。
さらに完全に見下していた8回の實松に対しての外角ストレート。
手玉に取りまくる姿を見て、やはり昌さん本格派の投手なんだなと
改めてその投球の力強さに唸ってしまいました。

これでノルマとしていた2年ぶりの2ケタ勝利を一気にクリア。
まさにこの世の春ならぬ「この世の夏」を突き進む昌さん
何と言っても8月チーム6勝のうち、
4勝を稼いでしまうその底力たるや、
まさに恐るべしといった様相でしょう。
おそらく中5か中6日で、週末の広島戦でも登板があるでしょう。
この夏をより良きものにするためにも、
もう1つ勝って、しっかり締めくくってほしいと思います。

一方、打線は天敵であるグライシンガーを早期KO。
相手が乗る前に叩いたウッズ一発が効きましたね。
スタンド最前列で跳ねかえる「東京ドームラン」ではありましたが、
出鼻をくじいたことで、流れを引き寄せられた。
やはり東京ドーム大好き主砲、もう1試合お願いしたいです。
さらにダメのダメを押すタイムリーを放った中村一生
この日ノー感じだった井上に代わって、
途中からレフトの守備に入っていましたが、
アピールしなくてはいけない場面で、積極的に初球を叩きプロ初打点
プロ初スタメンの西川とともに、結果を出せたことは大きいですね。
代表組が戻ると野手陣も再びサバイバルとなりますが、
ぜひこの調子をキープし続けてほしいです。


まずは初戦を取ったことで、8連戦を幸先良くスタート。
巨人を負かしたことで、首位チームのマジックを
再び点けてしまったことがやや悔しくは思いますが、
4位・広島とのゲーム差も3となって、まずヨシと。
できればこの流れに乗り、巨人に連勝して、
今季苦手としている甲子園へと乗り込みたいものですね。
おそらく先発は、佐藤充が濃厚ですが、
昌さんの快投に続いてもらい、白星を掴んでほしい。
そして打線は相手のスキを突く、本来のドラゴンズ野球を。
一進一退ではなく、ここは一気の2タテしてもらい、
巨人相手ドラゴンズの意地というものを魅せてほしいと期待します。


☆ウィナーズ・ボイス(24日)

◎山本昌
<2安打無四球1失点、今季2度目の完投で、
史上最年長43歳0カ月で2ケタ勝利を達成。
自らが持つ完投勝利の最年長記録も更新>
「(おめでとうございます)
あっ、ありがとうございます。
(それにしても2安打、振り返ってどうか)
いや、あのう、出足にね、ホームラン打たれて、
えー、どうかなと思ったんですけど、
えー、まあ途中ちょっと、あの、タイミングつかんで、
えー、そのタイミングを崩さないように、はい。
本当に(谷繁の)好リードと、打線の援護で、はい。
いいピッチングができました。
(完投ですけど、まだ投げられそうですね)
いやいや、もう疲れました、はい。
(若い選手でもバテる夏場に7連勝。何かコツはあるのか)
いやいや、もう、あのう、ここしか稼ぎどころがないので、
えー、まあ、一生懸命練習してきましたんでね、
いい方に行ってます、はい。
(プロ野球史上最年長の2ケタ勝利となったが)
ええ、あのう、何か、あんまりね、
年のことは気にせず頑張っているんですけども、
あのう、ね、そういうのも付いてきますけど、
まあ、どんどん頑張っていきたいと思います。はい。
(これで203勝、堀内(恒夫)さんと並び、
江夏(豊)さんまであと3つ)
いや、あのう、僕は、小さいころ堀内さんのファンだったので、
えー、うれしいです、はい。
(次に向けて)
ええ、あのう、いい感じで来ていますんで、
次も頑張りたいと思います、はい。
(ぜひ堀内越えを次の試合で)はい、頑張ります」


<立ち上がりの1回こそ小笠原にソロ弾を許したが、
ベテランらしく即座に修正。ストライク先行、
着実に捕手の要求通りに投げる制球力で巨人を寄せつけない>
「最初はボールがしっくり来なくて
フワフワした感じだったけど、途中でタイミングをつかんだ。
それをくずさないように投げました。
ボールは高かったけど、コースは間違わなかったからね。
最後は気持ちよかったですね」

<自身がいつも心に留めている言葉がある。
150キロの剛速球は投げられないが、
その分、投球のメカニズムを徹底的に研究してきた>
「野球は握力より学力」

<自身と同じく最年長記録を次々と塗り替えてきた
横浜・工藤との違いをこう表現。多くの投手と違い、
より体に近い肩甲骨から始動するため
肩、ひじにかかる負荷が少ないという>
「工藤さんより僕の方が力のいらない投げ方をしている」

<4日の巨人戦で通算200勝を達成。
次の目標を2ケタに定め、足踏みすることなく10勝に到達。
今、球界で最も乗っている左腕は
早くも次戦を見据え、チームバスに乗り込む>
「夏は調子がいい。いいリズムを崩さないようにしたい。
ここでほっとしないよう、次はどんどん貯金を増やしていきたい。
去年は8つ借金しているから、借りを返さないと。
最年長? 年齢のことは気にせず頑張っているけど、
そういうのが出てくるね。最多勝? それはないない」
中スポサンスポ12スポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

『あと3回ぐらい投げられるんじゃないかと
周囲からは言われましたが、実際には結構いっぱいいっぱいでした。
調子自体は自分でも信じられないくらいいい状態が続いていて、
ちょっと高めに抜ける球もありましたが、
谷繁君もうまくリードしてくれたので気分よく投げられました。
とはいえまだまだ先は長く、日本シリーズまで考えると
2カ月以上はあるので、この調子を維持できるよう頑張ります。』

山本昌公式ホームページより引用)

◇小笠原孝
<酷暑の中、力を発揮する山本昌に舌を巻く>
「夏に強い人はよく食べる。山本さんを見ていると分かる」
サンスポ

○森バッテリーチーフコーチ
<9回に5点を挙げるなど、山本昌が投げる時は打線が好調>
「マサのリズムがいいから打ってくれるんだ」
スポニチ名古屋


○タイロン・ウッズ
<1回2死一塁、詰まりながらも右翼席に運ぶ24号2ラン。
力技の一発ににんまりして>
「ポップフライだった。
打ち損じだったけれど、何とか入ってくれて良かったよ。
芯(しん)には当たったんだけど、入ったのはパワーだね。
東京ドームだから入ったよ」

<先制弾で元気が出た打線は、
前半から小刻みに点を奪い、終わってみれば13安打9得点。
天敵・グライシンガーをKOして、ようやく白星をもぎ取った。
火付け役になったことに笑顔をみせて>
「確かに、打ってやろうというみんなの気持ちが高まったね」

<この日は佐々木球審の判定にも納得。
落ち着いて打席に入って、
投球を待つことができていい結果につながった>
「きょうは審判がよく見てくれた。
ちゃんとストライク、ボールを取ってくれたので、
打席でしっかりボールを見ることができた」
中スポ共同通信社毎日jpスポニチ名古屋

○中村一生
<途中出場でプロ初打点を挙げる。
9回2死二、三塁でダメ押しとなる2点二塁打。
藤田のスライダーを左翼線へはじき返し、
プロ4年目、2本目の安打が初タイムリーとなり>
「小岩から両親が来てたので、打ててよかった」

<五輪組が帰国し立場が危ういだけに、浮かれてはいられない>
「必死です。僕には1打席が大事なので」
中スポ

○中村紀洋
<3回にグライシンガーから左前適時打>
「山本さんが投げていたので、
何とか早い回に追加点を取って楽にしたかったんです」
(東京中日、スポニチ名古屋

○小池正晃
<4回先頭、グライシンガーの直球をフルスイング。
2号ソロをバックスクリーンに突き刺す。7月6日以来の一撃に>
「先頭打者だったので、甘い球は積極的に、
まずは塁に出ることを心がけていきました」
中スポ

○井端弘和
<3回の先頭でグライシンガーから左前打。自画自賛の一打に>
「変化球攻めが多かったから、それを狙った。うまく打てた」

<9回は無死一、三塁で藤田から、
詰まりながらも前進守備を抜く中前適時打。こちらは苦笑で>
「いい当たりなら正面。詰まったのが良かった」

<阪神に優勝マジックが『30』で
再々点灯したことにはネバー・ギブ・アップ宣言>
「まだ分からないよ。残り7試合に全勝すれば」
中スポ

○西川明
<『2番・二塁』で、プロ初の先発出場を果たす。
無死一塁で回ってきた3回の打席で送りバントを決め仕事。
それでも安打が出なかったことを残念がり>
「(先発は)初めてだったけど、落ち着いてできました。
できれば1本欲しかったですね」
中スポ

○イ・ビョンギュ
<北京五輪韓国代表の金メダルを祝福。
自身は代表メンバーから漏れたが、
母国が23日の決勝でキューバを破って優勝したことについて>
「うれしいね。テレビ中継を見ることはできなかったけど、
1次リーグからすごく強かったし、素晴らしいチームだった」

<代表入りの可能性もあったが、選出時期に
ケガや不振が重なって呼ばれることはなかったが、
選ばれなかったことを気にしていない>
「けがをしていたとかそういうんじゃなくて、
オリンピックにはそのときベストの選手が出るべきなんだ」

<今回の韓国代表は若い選手が多かった>
「(昨年12月の)アジア予選に出たときとだいぶ変わっているよね。
若い選手が育ってきて以前とは違うチームになった。
強いチームになったと思う」

<代表チームに刺激を受けたかと聞かれ>
「メダルを取るために、みんながやらなくてはならないことを
しっかりやっていた。兵役免除のこともあったから良かったと思う。
ぼくもやらなければならないことをしっかりとやっている」

<この日は9回無死満塁で
右中間へ2点適時二塁打を放ち、試合を決定的に>
「ノーアウトで点差もあったから、楽に打席に入れた。
ボール球で体勢は崩れたけど、うまく打つことができた」
(中スポ、ニッカン

◇和田一浩
<24日の巨人戦を欠場。
先週の横浜戦から体調不良を訴えていたためで、
一旦はチームとともに球場入りしたものの、練習は行わずに引き上げる。
ただ快方に向かっており、25日の試合は当日の様子を見て出場を決定する>
「試合に出られないのは自分でも情けないですが、
先を見なければいけない部分もありますので…」
(東京中日、サンスポ


◆チェン・ウェイン
<北京五輪に台湾代表として出場。
この日、中日屋内練習場で再始動。
ランニング、キャッチボール、ゴロ捕など
一通りのメニューを消化し汗を流す。25日にも1軍に合流予定>
「(23日は)しっかりと休みました。
まだちょっと体の疲れはあるけど、
(体を)動かせば、すぐに(疲れが)取れるから大丈夫です。
クライマックスシリーズとかもあるし、
気持ちを切り替えて、チームのために頑張りたい」
(東京中日、名タイ

◆岩瀬仁紀
<北京五輪で4位に終わった野球日本代表がこの日帰国。
千葉・成田市内のホテルで日本代表の解散式後、
川上、荒木、森野の代表組とともに、東京都内のチーム宿舎へ入る。
五輪では4試合、計4イニング2/3を投げて10失点で3敗、防御率11.57。
悔しさは簡単に忘れることはできないが、
短い言葉に、チームのクローザーとしての決意を表す>
「切り替え? そうだね…。
また切り替えてやらないといけない」

<心身両面で『疲れ』が残っている。
早ければ、25日の巨人戦から出場が可能になるが>
「これからの予定はわかりません。
コンディション? 正直言って自分でもよくわからないんだ」
中スポニッカン

◆川上憲伸
<北京五輪では慣れない中継ぎでチーム最多の5試合に登板。
4試合は無失点で切り抜けたが、
23日の3位決定戦では4失点して敗戦投手に。
奮闘しただけに、じっくり疲れを取ることが先決となりそう>
「次の登板がどうなるかわからない。
今後の予定はチーム(中日)に帰ってから、
首脳陣と話し合って決めることになると思います」
(東京中日、ニッカン

◆荒木雅博
<北京五輪では6試合でスタメン出場。
守備では再三美技を披露し、3位決定戦では先制本塁打。
攻守に活躍したが、金メダルを逃がしたことを悔しがる>
「期待に応えられなくて残念です」

<来年はWBCが開催されるが>
「チャンスがあればやり返したい」
(東京中日)


○落合監督
<安定感抜群の投球で巨人打線を手玉に取った
山本昌について、記者の背中をなでながら独特の表現で
苦しみから解放されたゆえの勝ちっぷりを説明>
「だから言ったじゃん。
ここ(背中)から荷物を降ろしたんだって。
重い荷物を降ろしたらスイスイいくだろ? 
ノラリクラリと、楽に投げている。
力入れるところは入れて、抜くとこは抜いて。
前は勝ちたい、勝ちたい(が先にあった)。
今は勝たなくていいと思っているんだよ。
(いい意味で)遊びながらな。
ないものを出そうとするから苦しむんだ。
(自分に)備わってないものは出せないんだから」

<打者・落合はそんな重圧を自由に操っていたのか>
「付き合ってた時代と
『こんなはずじゃない、こんなはずじゃない』って
時代があったな。両方経験しているから言えるんじゃないか」

<北京五輪に参戦していた荒木、森野の野手組が
きょう25日からチームに合流することになったが、
1軍選手登録するかどうかは、言葉を濁して>
「顔を見てから」
(中スポ、スポーツ報知時事通信毎日jpスポニチ名古屋


今日の公示。(24日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 樋口賢投手
公式サイト共同通信社

先日からの既報通り、公式戦再開のこの日、
高卒ルーキーの樋口が出場選手登録され、プロ初昇格を果たしました。
この日、中継ぎとしてベンチ入りメンバーに顔を連ねたものの、
昌さんが完投勝利となったため、1軍初戦は出番なし
きょう25日の巨人戦は、久々に地上波で中継があるだけに
出番があればいいなあとは思いますが、果たして?
できれば勝っている場面で出てきてほしいですね。


若竜トピックス(24日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
サーパス-中日 18回戦
(24日・あじさいスタジアム北神戸)
   000 200 000 = 2
 SU 020 050 03× = 10
[敗] 佐藤亮太(8試合3勝3敗)
[S] ネルソン(6試合2S)
[D本] 新井9号2ラン
[D投] 佐藤亮太、金剛、吉見
公式サイトオリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
先発・佐藤亮太が2回ウラ、1死から相川に四球を許すと、
続く牧田に左越えの2ランを喫し、先制される。
4回に打線が反撃、森岡が左翼線に二塁打を放つと、
1死から新井が左越えに同点の2ランを放つ。
しかし5回ウラ、佐藤亮太が無死から連続7安打を打たれ5失点
8回ウラ、3番手・吉見相川中前打、代打・岡田四球で無死一、二塁。
何とか2死まで漕ぎ着けたものの、辻、大引に連続二塁打を浴び、3失点。
打線は5回以降、オルティズ-ヤング-コロンカ
外国人投手リレーに無安打に抑えられてしまい、2-10で大敗。
公式サイトより)


●吉見一起
<右肩関節炎からの復活を目指し、2軍調整中。
ウエスタン・サーパス戦で復帰後2戦目の登板。
中継ぎで3イニングを3安打、1四球で3失点>
「前回登板時よりもコントロールが良くて、球も走っていた」

<ただ3イニング目の8回に
2本の長打を浴びるなど3安打を集められての3失点に>
「あとはランナーを出してからの投球を気にして、
バランスのいい投球をしていきたい」

<再昇格へはまだ時間がかかりそうだが、次回登板の活躍を誓い>
「まだまだですね。納得がいかない部分がある。
そろそろ結果を出さないといけないと思っています」
中スポ名タイ

●小林2軍投手コーチ
<吉見の2度の実戦登板を見守り>
「(故障した)右肩のダメージはもうない。
1試合目より2試合目というふうに
ステップはしっかりと踏んでいるが、
1軍で活躍していた時のことを考えると
もう少し(状態を)上げてほしいところが2、3個所ぐらいある。
もうちょっとというところ。まだどの時期で上げられるかは分からない。
新人王の権利もあるし、早く1軍に上げたいが…」
名タイ

◆山内壮馬
<右肩痛を訴えていたが、26日にナゴヤ球場で行われる
四国・九州アイランドリーグ選抜交流戦で先発復帰する。
この日は右肩痛を訴えてから初めて本格的にブルペン入り>
「全然痛みはないし、もう大丈夫です。いい感じですよ」

<右肩にずっと違和感があったが、14日に痛みを訴えて離脱>
「結果的に早く言って良かった。
あのままならもっと大変なことになっている。早めに復帰できたと思う」

<右肩は今季春先にも痛めただけに慎重を期した。
ストレッチの種類を増やしたり、インナーマッスルも鍛えている>
「またけがをしたら駄目ですから。
僕はゆっくりやりますよ。慌ててもしょうがないですから」
名タイ


前日に続き、北神戸でのナイトゲームで行われた
ウエスタン・サーパス戦は、2-10で大敗。
2-2の同点で迎えた中盤5回に先発・佐藤亮太炎上
7連打を喰らうなどで1イニング5失点でKOされました。
さらに3番手で故障からの復帰を目指す吉見が登板。
実戦2戦目となりましたが、前回登板よりは制球力が向上。
その辺に関しては、復調への手応えを掴んだようですが、
3イニングス目に連続二塁打を許すなどで3失点。
次なる課題は、走者を背負ってからの投球になるようです。

2008年8月24日 (日)

投げる記録更新昌2ケタに挑む、晩夏8連戦開始。

申し訳ないジャパンが獲得したのは、屈辱の『黒メダル』。
これ以上ない残念な結果で、北京五輪の野球が終了。
日本のプロ野球は両リーグともきょう24日から再開します。
セ・リーグ3位のドラゴンズは、東京ドームで巨人と対戦。
以降31日まで阪神、広島を相手に8連戦という日程になっています。
8月末の大事な連戦を前にした竜戦士の話題を集めました。

ドラゴンズトピックス(23日)

◇山本昌
<きょう24日の巨人戦初戦先発が予想される。
この日は神宮球場の室内球技場で体を動かし、普段通りに調整。
今季10勝目を挙げれば、史上最高齢の43歳での
2ケタ勝利達成となるが、淡々とした口調で強い決意を表す>
「『43歳』という年齢はあまり意識しないけど、
10勝は先発投手として当然だと思っているから。
コンディション? 変わらない。いいよ。夏の暑さは関係ない」

<勝てば対巨人戦単独3位となる40勝目>
「巨人から40勝目? そうなのか。それはすごいね。
上には金田さん(正一・65勝)と平松さん(政次・51勝)でしょ。
でも、そんなのは意識しない。気にしないで頑張るだけ」

<さらにもう一つの『新記録』も視野に入ってくる。
それは「史上最高齢での月間MVP」。
大野豊の41歳8か月を抜く最年長記録となるが、
受け流しつつ、色気をのぞかせニヤリ>
「月間MVP? そういうのを意識したら投げられないよ。
でもほかに3勝している投手はいるの?」

<北京準決勝・韓国戦で勝ち越し2ランを喫した岩瀬に続き、
3位決定戦のアメリカ戦でも川上が4失点で敗戦投手に。
代表に12球団最多の4選手を送り出しながら、
最悪の結果に終わってガックリ>
「残念で仕方ないです」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋12ニッカン


◇佐藤充
<あす25日の巨人第2戦が予想される。
神宮室内練習場のブルペンで投球練習し、大粒の汗を滴らせる>
「調子はずっと悪くないですよ」

<8月は2度の先発で計3失点と好調を維持。
今季巨人戦での登板がないが、調整は順調の様子>
「相手はどこでも変わりません。自分の投球を心掛けたい。
積極的に投げるだけ。攻めていきます」

<24日には北京五輪で離脱していた川上と岩瀬が帰国する。
1軍生き残りも賭けて、大切なマウンドに臨む>
「打たれたら2軍に落とされてしまうかもしれない。
自分の今後もかかっている」
(東京中日、スポニチ名古屋

◇樋口賢
<1軍に合流して2日目の高卒ルーキーは苦笑い>
「なかなか慣れません」
ニッカン


◇タイロン・ウッズ
<今季中日戦3戦3勝の巨人・グライシンガー。
チームにとっての天敵をカモにしているのが主砲。
9打数3安打の打率.333。しかしブラックジョークで苦笑い>
「グライシンガー? 打つのは簡単ではないよ。
ま、今年はオレにとってはすべての投手が難しいけどね。フフッ…」

<最も突破口を開いてくれそうだが、対戦する場所も大好き。
5月11日以来、久々となる東京ドーム。今季も20打数6安打の打率3割>
「東京ドームの相性? 
それは明日のゲームが終わってから言うことにするよ。
打って勝てれば、いい球場、ってことになる。
でも、打てずに負ければ、良くない球場になってしまうからね」

<調子も上向いているよう。
最近3試合は13打数6安打で。打率.462。
幻となった21日の横浜戦でも2打数2安打だった>
「ついてない。今年のオレを象徴しているよ。フフッ…」
中スポ

◇イ・ビョンギュ
<元祖・グライシンガーもツメを研ぐ。
巨人に移籍した今季も6打数2安打の打率.333と好相性。
特に警戒する点もないようで、いいイメージは持ち続けている>
「今年は対戦が少ないでしょ。だからあまりよく分からない」
(東京中日)

◇和田一浩
<グラウンドでのアップを突然中止。
落合監督に呼ばれたようで、屋内練習場の一室へ。
監督と話をした後、すぐにタクシーに乗って帰る。
帰宅指令が出た様子だが、24日の巨人戦出場は問題ないよう>
「休養? そうですね。明日は出ます」
(東京中日)


◇立浪和義
<野球日本代表が3位決定戦でアメリカに逆転負け。
4位となり、2大会連続の銅メダルは成らなかったことに>
「残念です。選手たちは大変な中で一生懸命やっていたと思う」
(東京中日)

◇谷繁元信
<野球日本代表が3位決定戦に敗れメダルを逃したことに>
「残念です。(3位決定戦は)同点に追いつかれて
苦しくなったのかもしれません」
(東京中日)

◇中村紀洋
<この日、中日の練習が行われた神宮室内で、
日本代表が4位に終わった結果を残念がり、
メダルを逃した日本代表の選手たちを気遣う>
「残念です。(選手の)心身が心配だけど、
みんなあきらめてやってたわけじゃないし、
頑張ったんだから落ち込まないでほしい」

<自身も00年シドニー、04年アテネ五輪に出場。
常に重圧を背負う戦いを2度も経験したからこそ、
北京で戦った選手たちへの思いは強い>
「(いつも)試合が終わったら、何もする気がなくなるんですよ。
バスの中でグッタリとして」

<心身ともに疲れた選手たちは、
帰国後すぐにチームに戻って、シーズン終盤を戦うことになるが、
気持ちを切り替えられるか心配。
必要以上に責任を感じることなく、
元気に帰ってきてくれることを願っている>
「試合に入っていくには、選手それぞれのモチベーションが大事だと思います。
(前回は)ぼくはスッと入っていくことができた」

<五輪前、五輪では守り勝つことが大事であると話していたが、
今回、テレビ観戦で日本代表を応援しながら、そのことを実感。
自らの経験も交えて、一発勝負の怖さを話す>
「短期決戦はちょっとしたことで流れが変わってしまう。
オリンピックは本当にそうでした」
中スポ

◇近藤投手コーチ
<岩瀬に続き川上も苦渋。
チーム合流後の状態が心配されるが>
「気持ちを切り替えてやってくれると思う」
中スポ


【ドラゴンズ・今週の日程】
24日(日) 対巨人(18:00・東京ドーム)
25日(月) 対巨人(18:00・東京ドーム)
26日(火) 対阪神(18:00・阪神甲子園球場)
27日(水) 対阪神(18:00・阪神甲子園球場)
28日(木) 対阪神(18:00・阪神甲子園球場)
29日(金) 対広島(18:00・広島市民球場)
30日(土) 対広島(18:00・広島市民球場)
31日(日) 対広島(18:00・広島市民球場)


この日、ドラゴンズナインは、
東京・神宮球場の室内球技場などで、
きょう24日からの巨人戦に備えて、約2時間の練習を。
野手陣はランニングやフリー打撃やノック、
投手陣はキャッチボールなどで汗を流したもよう。
17日間に渡った北京五輪もきょう24日ついに閉幕
スポーツの祭典は終わったものの、
プロ野球はペナントレースがこれからがいよいよ佳境。
ドラゴンズにとっては、苦しい夏の戦いが続いてきましたが、
この日から迎える8連戦が、ある意味そのピーク。
巨人、阪神、広島と当たる相手がライバル揃いなだけに
その勝敗が今後の順位決定に大きく影響してくると思われます。
きょう24日、野球日本代表が帰国しますが、
他球団の選手以上にダメージを負った
4選手心身両面の疲れなどは、やはり心配。
数日間はリフレッシュ期間となりそうですが、
それでもなるべく早いチームへの復帰を望みたいところです。

それはさておき、今夜から8連戦がスタート。
その先陣を切るのが、我らがベテラン・山本昌
試練の8月、実質投手陣の軸となって、
フル回転でを支えたのは、この43歳
代表組不在の間にチームが挙げた5勝のうち、
3勝を稼いでいるのですから、本当に頭が下がる思い。
もっか6連勝中でチームトップの9勝とマサに絶好調ですが、
再開初戦の先発勝利で、さらに勢いを与えてほしいものです。

この背中に記録が付いてくる。その昌さんですが、
今回勝てば、
様々な記録更新
繋がってくるようですね。
まずは、本人もノルマとしている
2年ぶりの「2ケタ勝利」。
もちろん43歳では
誰も成し遂げてない偉業
ただあと1勝ですし、
これがクリアできなければ、
正直、来季の契約も危なくなる。
まあそんなことは
決してないと思いますが、
できれば立ち止まらずに
一気にクリアしてほしいです。

また巨人戦で白星を挙げれば、
「G戦通算40勝目」になるもよう。
これは村山実氏を抜いて、単独3位になるそうですね。
偶然にも上位2人は名前に「マサ」が付く人
おそらく昌さんも含め、ベスト3はマサ揃いとなるでしょう。
200勝を達成した縁起の良い相手
今回も封じこめて、こちらの大台も突破してほしい。
ただ東京ドームでの登板は、背中を痛め、
突如降板したあの今季初登板以来。
そういう嫌な思い出もついでに払拭してもらいたいところです。

さらに10勝目をマークすれば、8月負けなしの4勝目
そうなると憲伸に並んで、リーグトップタイとなる
8度目の「月間MVP」も見えてくるのではと思われます。
月間MVPの史上最年長記録は、大野豊氏の41歳8カ月
そういうことでの記録更新もかかっていますね。
現在、投手でMVP候補として挙がっているのは、
こちらを見る限り、9投手がいますが、
先発ではトップともいえる負けなしの3勝に、防御率も1.50
さらに「200勝」を達成したというインパクトもありますし、
おそらく同等程度の成績なら獲れるような気がします。
ただそれを成し遂げるには、あくまでも今回、
そしてもう1回ありそうな8月の登板で
きっちり勝利を収めることが重要となるでしょう。

200勝という重いプレッシャーを乗り越えてからは、
実にイキイキした投球で自分らしさを発揮している背番号34
今後も投げるたびに記録が付いてきそうですが、
まずは今回の再開初戦、巨人相手に
ドラゴンズが死んでいないところを証明するためにも、
これまで同様の味のある好投を願いたいところ。
そしてその先にある様々な栄誉をゲットしてほしいと期待します!


若竜トピックス(23日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
サーパス-中日 17回戦
(23日・あじさいスタジアム北神戸)
   000 310 210 = 7
 SU 030 002 01× = 3
(降雨コールドゲーム)
[勝] 清水昭信(23試合5勝4敗1S)
[S] ネルソン(6試合2S)
[D本] 森岡2号2ラン
[D投] 清水昭信、金剛、ネルソン
公式サイトオリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
2回ウラ、先発・清水昭信が先頭・相川に左翼へ先制本塁打。
さらに木元中越え二塁打、右中間突破三塁打と
連打を喰らうと、平下にも左犠飛を許し、この回計3失点
しかし4回、澤井中前打、森岡左前打で1死一、二塁。
3番・堂上直倫は三振に倒れたが、
新井が右翼線突破の二塁打を放ち、1点を返すと、
堂上剛裕四球で1死満塁から、英智が中前に適時打を放ち同点。
さらに5回、2死一塁から堂上直倫が左中間へ勝ち越し二塁打を放つ。
3回以降立ち直った清水昭信だったが、
6回ウラ、1死から相川右中間二塁打、木元二塁内野安打、
四球で1死満塁としてしまうと、平下押し出し四球を与え同点。
さらにに三塁適時打を浴び、4-5と勝ち越される。
7回、1死後、が左前打で出ると、
森岡左越えの2ランを放ち、6-5と勝ち越す。
続く8回も藤井の左中間三塁打で追加点を挙げたが、
そのウラ、2番手・金剛が1死から柴田、辻に連続二塁打を喫し1点差に。
しかし9回表終了時に雨が激しくなり降雨コールドゲーム7-6で勝利した。
公式サイトより)


○清水昭信
<ウエスタン・サーパス戦に先発し、
6イニングを投げ、8安打3四球5失点。
しかし打線の援護を受け今季5勝目をマーク>
「今日はいい時と悪い時がはっきりしていた。
無駄な四球から(6回に)失点してしまい課題を残してしまった」
中スポ


ウエスタンでは珍しい、北神戸でのナイトゲーム
30分遅れで、18時からの試合開始で、
7回終了時には花火も上がったようですが、
終盤、点の取り合いとなったゲームは、
最終回、雨にも助けられコールドゲームで勝利。
6イニング5失点と調子に波のあった先発・清水昭信でしたが、
打線の援護もあって、今月リーグトップタイの3勝目をマーク。
打線では2番・森岡逆転2ランを放つなど5打数2安打。
また打順が3番に上がった堂上直倫もタイムリー。
さらに巻き返してほしい英智も4打数2安打2打点、気を吐きました。

2008年8月23日 (土)

チェン再来日と樋口1軍練習合流、休日竜の話題。

北京五輪もいよいよクライマックス。
日本のプロ野球も22、23日と五輪野球準決勝
3位決定戦があるため、公式戦はブレイクに。
この日ドラゴンズナインは、投手陣若手野手を中心に
東京・神宮室内球技場で練習を行ったもよう。
野球日本代表残念な結果となりましたが、
それを省いた「ドラゴンズの話題のみ」をまとめました。


ドラゴンズトピックス(22日)

◆チェン・ウェイン
<北京五輪に台湾代表として出場。
この日、中部国際空港便で台湾から日本へ戻る。
北京での激闘を終えてわずか2日後。
早くも中日での戦いに目を向け、熱っぽく思いを口に>
「これからが大切。
リリーフであれ、先発であれとにかく頑張ります」

<台湾のエースとして臨んだ北京五輪では、
13日のオランダ戦では開幕投手を務め、
7イニングをゼロ封して勝利に貢献>
「自分の投球ができた」

<しかし20日のカナダ戦では4回途中4失点KO。
決勝トーナメント進出を逃し、唇をかみしめる>
「今回が(正式競技として野球が五輪種目にある)
ラストチャンスだと思っていたから、
最低でも決勝トーナメントには
行きたかったんですが…。悔しいです。
(それでも)いつもと雰囲気が違ったし
(中継ぎで1試合しか登板できなかったアテネ五輪とは違い)
先発を2試合もできた。楽しかった」

<好投をしたことで、米大リーグ球団から
注目されたが、意に介さない>
「僕はまだ日本で何もできていない。
まだまだ日本でやっていきたい」

<中日への合流を急ぐため、
現在も北京に残っているチームを離れて
21日にいったん台湾へ戻り、この日、日本へ『とんぼ返り』>
「疲れています。移動時間が長くて大変でした」

<五輪では先発日以外も中継ぎ待機していたらしく、
きょう23日は体を休め、24日からナゴヤ球場で再始動。
今月末にも1軍に再合流する予定。
今季ここまで4勝4敗の左腕に期待が懸かる>
「疲れがまだある。
五輪期間中も、知人からチームの結果は
『チーム状態がよくない。投手が大変だ』と聞いていた。
優勝のために気持ちを入れ直したい。
優勝のために投げたいし、チームに貢献できるよう頑張りたい」
中スポ名タイ


◇浅尾拓也
<24日から8連戦が待っていて、救援陣には大きな正念場。
8連戦フル回転できるように、球数を減らして抑えることを誓う>
「連投、連投となったときは
球数が少ない方が負担が軽くなるので。
この間は、それがうまくできたと思います」

<この間とは、17日の東京ヤクルト戦。
8回から2イニング、打者6人をパーフェクト。
奪三振は1つだけながら、球数はわずか14。
打たせて取る省エネ投球が、意図しながらできた>
「相手も初球から狙ってくるでしょうから、
初球から厳しいコースを攻めていこうと思って投げました。
それがあの試合はいい方に出ました」

<一つヒントを得て、ヤマ場を前にフル回転宣言>
「8連戦、がんばって投げます」

<前回登板・19日の横浜戦では
危険球退場という失敗もあったが、心配無用>
「調子は悪くないです」
中スポ

◇山本昌
<練習の合間にワンセグで日本代表のゲームを見入り、
日本代表の準決勝敗退を我がことのように残念がる。
結果の出せなかった同僚・岩瀬を気遣い>
「残念やね。マジで悔しいね。
マンちゃん(岩瀬のニックネーム)、今回は体調が悪かったのかなあ」

<金メダルはならなかったものの、
選手たちの健闘をたたえ、3位決定戦の勝利を願う>
「でも、頑張ったんだから、堂々と日本に帰ってきてほしいね。
まだ銅メダルがあるから」

<クライマックスシリーズ進出へは
岩瀬の復調が不可欠。ベテラン左腕も頭を抱えて>
「どうやって迎えようか…」
(東京中日、スポニチ名古屋

◇田村バッテリーコーチ
<北京五輪の準決勝・韓国戦で
決勝2ランを浴びるなど大会3敗目の岩瀬について、
帰国後のペナントレース復帰を危惧>
「精神的ショックが大きいんじゃないかな。
帰ってきて、やれるか心配だ」

<神宮室内での練習中も、
テレビ観戦する報道陣に何度も聞くなど気にかけ>
「どうなってる?」
スポニチ名古屋


◇落合監督
<北京五輪日本代表組の帰国後の起用について、
合流可能な25日・巨人戦の出場を
コンディション次第で見合わせる方針を示す>
「ボロボロになって戻ってくる選手もいるだろうから
(出場は)体調を見てから決めるしかない」
ニッカン


今朝の東京中日スポーツの1面は、
宅配4版が「星野金消えた『すべてはオレの責任』」
一方、駅売り5版は、
「奇跡だ朝原ラストラン、400メートルリレー銅!!!!」
夜に4人のサムライ歴史の扉を開けたことで、
とりあえず朝には明るい見出しができてよかったですね(苦笑)


それはさておき、この日のドラゴンズ情報
まあ休日ということで、簡単にまとめておきますが、
まずは北京五輪に台湾代表として参加していたチェン
この日中部国際空港着の便で台北から再来日しました。
北京五輪では2試合に先発し、1勝0敗、防御率2.61の成績。
しかし投げたゲームはともにチームが白星、
ある意味、ラッキーボーイ的な存在となったようです。

初戦の勝利はスポーツ紙などに載っていたので、
「チェン、よく頑張っているなあ」と喜んだのですが、
五輪ではもう一試合、投げていたんですね。
申し訳ないですが、KOされた方は知りませんでした。
残念ながら台湾は予選敗退となったことで、
ひと足先に再来日となりましたが、
自信になった部分とともに、やはり疲れも残っているでしょう。
まあまだ23歳と若いとはいえ、まずはきっちり疲れを取って
再び1軍へと戻ってきてほしいですね。
そして今後はその力ドラゴンズのために注いでほしい。
早ければ、26日からの甲子園での3連戦で出番もありそうなチェン
ぜひとも国際舞台を経験した自信を胸に
佳境を迎えているペナントレースでも頑張ってほしいです。


◆樋口賢
<高校生ドラフト3巡目ルーキーが
この日から1軍練習に合流。
初めての1軍に、練習の流れが分からず右往左往>
「全然、分かんないっす…。
まだ雰囲気がよくわからないので…。
皆さんにあいさつして回らないと…」

<2軍では主にリリーフで16試合に投げ、
1勝0敗、防御率7.91と結果が出ていない。
調子を上げてきたとはいえ、大抜てきには違いないが>
「上がれると思っていませんでしたが、
チャンスがあればがんばります。
やれることを頑張るだけ。アピールしたい」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン

◇西川明
<神宮室内球技場で練習後、危機感をあらわに。
20日のプロ1号で何とか踏みとどまったが、
当落線上にいるという自覚はもっている>
「次、落とされるならぼくだから頑張りたいです」
(東京中日)

◇岩﨑達郎
<その西川と同じ二塁を守っているが、
16日にプロ初安打を放ってから、2本目がまだ出ない>
「(西川)明と争うと思います。
守りはできていると思うんで、打つ方で結果がほしい」
(東京中日)

◇中村一生
<ここが勝負とばかり、気合を入れている>
「出たところでしっかりアピールしないといけないです。
バッティングの調子はいいと思うので、
それを出したい。自信を持ってやりたい」
(東京中日)

◇高代野手総合チーフコーチ
<荒木、森野の合流について、
様子を見てからという考えを示す>
「(荒木、森野が)どんな状態で帰ってくるか分からんからな」

<大幅に選手を入れ替えた3日から1軍で頑張る岩﨑、中村一生、
勝負強さを発揮した西川。若手のサバイバルについて>
「最後の追い込み? そうだね」
(東京中日)


ドラゴンズ本隊としての話題としては、
先日の若竜トピックスでも触れましたが、
高校生ドラフト3巡目ルーキーの樋口が、
この日初めて1軍の練習に合流!
神宮屋内練習場での練習に緊張の面持ちで参加し、
自身の母親と1歳違いの昌さんなどと一緒に
ランニング、キャッチボールなどを行ったもよう。

パパと走ろう?勝手が分からず
苦労していた樋口ですが、
実はファームで決して
数字が良かったわけではないんですよね。
ウエスタンでは、
主に中継ぎで16試合に登板、
19イニング1/3を投げ、
1勝0敗。防御率7.91。
ここまではコーチと
投球フォーム修正
終始してきたようですが、
先日20日の2軍戦でプロ初勝利を挙げたことが、
アピールとなり、今回のチャンスを掴んだもよう。

投手陣は来週中にもベストメンバーになるため、
チャンスは掴んだものの、その後どうなるはチカラ次第
しかし赤坂、山内に続く今季3人目となるルーキーの1軍昇格ですし、
ぜひとも良いデビューを踏んでもらいたいですね。
森コーチからも『ダルビッシュ』の愛称で
呼ばれている?という背番号58
巨人戦から中継ぎで待機する予定ですが、
どんな状況でベールを脱ぐのか、これも注目したいです。


また若手野手にとっては、この8連戦が
1軍残留のサバイバルの最終段階となってきそう。
ちなみに現在の出場登録選手27名は、↓の通り。

☆中日ドラゴンズ出場登録選手(8月22日現在)

【投 手】
佐藤充、川井、中里、中田、平井、
山本昌、浅尾、小笠原、高橋、長峰、小林

【捕 手】
谷繁、小田、清水将海
【内野手】
立浪、井端、西川、ウッズ、岩﨑、デラロサ、中村紀洋
【外野手】
和田、イ・ビョンギュ、平田、井上、小池、中村一生


STなりの勝手な予想で、
太字が1軍残留、細字がボーダーとしましたが、
川上、岩瀬、チェン、荒木、森野に、樋口
そうなると5選手は、確実に落ちることとなります。
首脳陣の考えは読めないので、違った結果にもなりそうですが、
どちらにしても、8連戦の前半が勝負
若竜たちの踏ん張りとアピール、
それが巨人戦での勝利に繋がってくれればと思います。


セが追加日程発表
共同通信社時事通信

10月3日(金) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)

最後に、21日の横浜戦が雨天ノーゲームとなったため、
その代替試合が、予備日となっていた10月3日
組まれることがこの日発表されました。
これにより、10月1日からの横浜戦は、3連戦となり、
9月30日から10月5日までは、6連戦という日程に変わりました。

2008年8月22日 (金)

和田会心2ランも幻に、ハマスタ雷雨ノーゲーム。

ベイ打線に集中打を浴びるとともにハマの番長に完敗。
主役が踊らず、連勝を逃してしまったドラゴンズ
迎えた横浜スタジアムでのベイスターズとの第3戦は
悪天候が予想されるなかの開催でしたが、
試合中に降り出したを伴って強くなり、
結局4回表終了後、降雨ノーゲームに。
和田が会心の一発を放ったものの、惜しくもとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 15回戦
(21日・横浜スタジアム | 中日9勝5敗)
1時間29分 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日          
横 浜            
(4回表終了後 降雨ノーゲーム)
[D本] 和田13号2ラン
[Dバッテリー]
小笠原 - 小田

【ゲームレビュー】
試合途中に雨強まりノーゲーム
4回表終了後に雨が強まりノーゲームとなった。
横浜ウィリアムス中日小笠原が先発し、
横浜が4-3でリードしていた。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ先発は、中5日で小笠原
この日も小田とのバッテリーとなったが、
1回ウラ、1死から仁志に外へのストレートを叩かれ、
センター前へ抜けていくヒット。
続く内川には中に入ったカーブをセンターへ持って行かれたが、
この日スタメンの小池がジャンピングキャッチ。
好守に救われ、2死としたものの、
その後制球が乱れ、吉村、佐伯と連続四球で満塁のピンチ。
迎えた大西に、カウント2-2からの5球目、
外角高目のストレートを逆らわずに弾き返されると、
一塁線を抜けていく2点タイムリーツーベース。(0-2)
またもや初回に失点してしまうと、
なおも二、三塁から相川にはカウント1-1からの3球目、
内へのスライダーを思い切り引っ張られ、レフト方向へ。
低い弾道でフェンスを直撃する2点タイムリーツーベース。(0-4)
立ち上がりに不安のある小笠原
悪いクセが飛び出し、いきなり4点を奪われた。

4点ビハインドとなったドラゴンズ
しかし横浜先発デーブ・ウィリアムスも不安定。
2回、先頭・ウッズが外へのストレートをライト前に持って行くと、
続く和田がカウント1-0からの2球目、
真ん中高目に甘く入ったストレートを逃さずフルスイング
打球は弾丸ライナーでレフトスタンド一直線!
見事な2ランホームランとなり、すぐさま2点差に。(2-4)
前夜ブレーキだった主役たちが繋がって、流れを引き戻す。


打線の反撃で、差を2点に詰めてもらった小笠原
しかし2回ウラ、ウィリアムスの中前打と石川の犠打で、1死二塁。
初回に続き、得点圏に走者を背負ったものの、
ここは落ち着き、仁志を遊ゴロに取ると、
内川もフルカウントから高目のストレートで二塁ゴロに。
雨風が強くなるなか、粘りの投球で追加点を凌ぐ。

3回、2巡目に入ったドラゴンズ打線
初モノのウィリアムスをようやく捉え始め、
先頭の井端が粘ってフルカウントから四球を選ぶと、
続く小池が粘った末、外へのチェンジアップを叩いて、
ショート右を抜いていくヒット。
待望の古巣初安打で繋ぎ、無死一、三塁とすると、
中村紀洋が内角低目へのカーブを
うまくすくい上げ、レフトへの犠牲フライ。(3-4)
1点差に迫ると、続くウッズが内へのカーブをきっちりセンター返し。
ワンバウンドで落ちるヒットで1死一、二塁とすると、
和田の一塁ゴロで、ランナーそれぞれ進塁。
2死二、三塁と勝ち越しのチャンスでイ・ビョンギュ
しかし真ん中低めのストレートを引っ張るも、二塁正面のゴロ。
惜しくも同点までは追いつけず…。

3回ウラ、さらに雨足が強まるとともに、
雷鳴が大きくとどろくなかでのマウンドとなった小笠原
しかし先頭の吉村に一、二塁間を破られると、
すぐさま佐伯が初球、送って二塁へ。
得点圏に走者を置いて迎えるは、
初回に適時打を許してしまった大西、相川
ところがここは落ち着いていた小笠原の勝ち。
大西を外角低目のスクリューでライトフライに取ると、
相川をフルカウントからスクリューで二塁ゴロに打ち取り、3アウト。
きっちりとお返しをして、味方の反撃を待つ。

4回、不安定だったウィリアムスを諦め、
横浜ベンチは、2番手として牛田を投入。
しかし先頭・デラロサが、外へのフォークを
きっちり見送り四球を選ぶと、小田が送って二塁へ。
ゲームが成立してしまう5回まで、とりあえずは同点に追いつきたい。
しかし小笠原は打ち上げてしまい、浅いセンターフライ。
さらに井端も外へのストレートに空振り三振。
惜しくも決定機を逃してしまったドラゴンズ
そのウラ、さらに雷雨が強くなったことで、
19時29分、審判団がゲームを一時中断
34分間待ったものの、回復の見込みが立たず、
20時03分、降雨ノーゲームに。
和田の一発は無効となり、幻の本塁打に。
そして今回の横浜2連戦は、1勝1敗のタイに終わった。


ドアラにへそはあるのかな?仕事を終え、
帰宅しようとした18時すぎ
空がアッという間に真っ暗となり、
その後厳しい雷雨
前がほとんど見えないなか、
こりゃハマスタ
ダメだろうなと思いながら、
車を走らせていましたが、
横浜地方も予報通り、19時すぎに雨が降ってきたようですね。
それでもゲームを成立させようと進めはしたものの、
結局4回途中、降雨ノーゲーム
ナインのみなさんも、観客のみなさんも
雨風に濡れる悪天候のなか、ほんとお疲れ様でした。

立ち上がりいつもの如く、
小笠原が4失点したときは、
思わず「すぐに中止になってしまえ!」
叫んだりもしたものでしたが、直後の2回の和田さんの一発。
弾丸ライナーでレフトスタンドへ持って行った当たりは
久々に会心のスイングでしたね。
その前、ヒットで出ていたウッズとともに、
前夜打てなかった悔しさを晴らす一打となったと思います。

その後、3回には、小池に古巣初安打も飛び出したうえで
ノリさんの犠牲フライで3-4と1点差
徐々にながら流れも来ていたので、
このままいけば、多少はもつれはするものの、
総力戦の末にひっくり返せそうなムードでしたが、
残念ながら、雷雨が収まらずに水入り
しかしゲームを全く行わずに中止となって、
前夜の完敗を引きずるよりも、ゲームを出来たことで
いくらか吹っ切れた選手も多いはず。
変則日程のため、2日間ブレイクとなりますが、
良いイメージを取り戻して、月末の8連戦を迎えてほしいです。

そして五輪の準決勝、決勝(もしくは3位決定戦)が終わると、
ようやく代表組の5選手が戻ってきます。
25日からは東京ドームでの2連戦なので、成田から直接合流してくるかも?
ただ歴戦の疲れもあるでしょうし、すぐに機能できるとは思いませんが、
チームにとっては、強力な援軍となってくれるのは、確か。
8連戦の序盤は巨人、阪神と上位チームとの対戦となりますし、
なるべく早くチームを再編成し、できれば一泡吹かせてほしい。
そして秋に向けて、さらなる一踏ん張りを。
とりあえずは、野球日本代表の頑張りを
TVで応援しながら、来るべき8連戦を待ちたいと思います。


▽プレーヤーズ・ボイス(21日)

◇和田一浩
<4点を追う2回無死一塁、
ウィリアムスの真ん中高め直球を左翼席へ2ラン>
「久々にちゃんと打てましたね。
初対戦なので速い球に合わせていったら、いい結果につながりました。
ボクはホームランバッターではないけど、
いいスイングができたと思います。今後につながる? そうですね」

<実に21試合ぶり、82打席ぶりのアーチとなったが、
ノーゲームとなり苦笑い。初体験の『幻のアーチ』に>
「こればっかりは仕方ない。もちろん、生まれて初めてです。
まあ、いいんじゃないですか。
こういうこともありますよ。これもいい思い出でしょう。
残念ですけど、(ノーゲームになった)あの時点で
チームは負けていましたからね。
まあ、チームとして負けなかったからラッキーと思えばいい」

<1点差となった3回1死一、二塁では一ゴロ。反省も忘れず>
「あそこで打てれば」

<アテネ五輪で日本代表。
ホテルで過ごしている遠征時などテレビ観戦できるが>
「見ますよ。野球以外も。
やっぱり日の丸を背負って戦っている選手を応援したくなりますからね」
中スポ<ドラ番記者>スポーツ報知
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

◇小笠原孝
<先発して、3イニングを5安打2四球4失点。
雨で記録は消えても、反省の弁が口をついて出る>
「ホッとしてはいけないですけど…。
反省すべきところは反省しないといけない」

<試合開始前から天候が怪しいことは知っていた。
ペース配分などは意識せず、自分の投球にだけ専念>
「それは気にせずに投げました」

<初回、制球に苦しんでいきなり4失点。
2回以降はと立ち直り、走者を出しながらも
低めに集めて内野ゴロでピンチを脱出>
「開き直れた」

<最近3試合、初回の失点が続いているが>
「初回に点を取られることの繰り返し。
同じことを繰り返さないようにしようと
やっているんですが、なかなかうまくいかないですね。
次回も、また課題は同じです。次はもっと注意します」

<白星こそないものの、安定はしている。
開幕時の先発ローテ陣で唯一、一度も戦列を離れていない>
「調子自体は悪くないです。そこ(立ち上がり)だけですね」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇タイロン・ウッズ
<前夜は2度の好機に凡退。敗戦の責任から
この夜は2打席連続安打の好スタートを切ったが、
雨で帳消しになり、ブツブツ>
「まったくついてないよ。打ったらこれだ。
今年のオレを象徴しているかな」
(中スポ)

◇トマス・デラロサ
<15日の東京ヤクルト戦以来、
5試合ぶりに『7番・二塁』でスタメン出場。
久しぶりに訪れた汚名返上のチャンスに燃えたが、
それもわずかに4回で終了。雨天に水を差され苦笑い>
「天気には勝てない。残念だけど仕方ないね。また頑張るよ」
(東京中日)

◇西川明
<前夜の横浜戦、9回にプロ初本塁打。
観客の心遣いと両球団関係者らの計らいで、
ホームランボールはきっちり手元に届いた。
瀬戸際に立たされての打席だったが、
それでも冷静に初球を打ち砕くイメージを頭の中で描き>
「自分のデータを見て、初球の打率が高いことは知っていました。
ヤマを張ったりしますし、じっくり見るよりは
積極的に打った方がいいタイプかもしれません。
ただ、調子が悪いとやっぱり体が反応しなくて
(ストライクでも)見てしまうことが多いですね」
中スポ

◇平田良介
<盛り上がっている北京五輪について>
「よく見ていますね。勉強になることもあるし。
それにいろんな競技を見るのも楽しい。
印象に残っているのはフェンシングですね。
見たことがなかったですからね」
(中スポ<ドラ番記者>

◇井端弘和
<22日、日テレ『ズームインSUPER』にVTRで出演。
レスリング女子55キロ級で金メダルを獲得した
吉田沙保里選手を祝福し、サイン入りバットをプレゼント>
「尊敬しています」

<女性としては?という質問には苦笑いした後
意味深なコメントでスタジオを沸かせる>
「何が起きるか分かりませんから」
ニッカン


◇落合監督
<1点ビハインドで降雨ノーゲーム。
『想定外』の展開に淡々とした表情で球場を後に>
「天気予報はまったく見てなかった。
この時期に雨が降るとはさらさら思ってなかったから…」

<多分に漏れず、五輪フリーク。
日本代表選手に関係なく注目している様子>
「よく見るのは陸上や水泳かな。
一番速いヤツが勝つのは分かりやすいし、面白い。
オリンピックは見るものだ。(ちなみに)野球は見ないよ」
(中スポ、<ドラ番記者>スポーツ報知ニッカン


今日の公示。(21日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録抹消】
▼中日 金剛弘樹投手
公式サイト共同通信社


前夜の横浜第2戦に5回途中、2番手で登板。
相手の勢いを止められず、2/3イニングを投げ、
5安打3失点と炎上した金剛が、この日登録を抹消されました。

まあ、あの投球内容では致し方ないところでしょう。
それがなかったとしても、週明けには
川上、岩瀬、チェンの再登録が濃厚ですし、
少々、時期が早くなったということかもしれません。
良いボールを持っていながら、力を出し切れない背番号0
しっかりファームでやり直してもらい、次のチャンスを掴みましょう。


若竜トピックス(21日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
福岡ソフトバンク-中日 19回戦
(21日・雁の巣球場)
  010 200 000 = 3
  000 312 02× = 8
[敗] 赤坂(19試合4勝6敗1S)
[D本] なし
[D投] 赤坂、菊地、高江洲
公式サイト

【ゲームレビュー】
2回表、福岡ソフトバンク先発・大場を攻め、
先頭・堂上剛裕が中前打で出塁。
英智の二ゴロで走者が入れ替わるが、英智が盗塁に成功。
さらに堂上直倫ストレートの四球で1死一、二塁とチャンス。
前田は三振に倒れたが、9番・藤井が左翼線へ適時打を放ち先制
4回、英智中前打で無死一塁から、堂上直倫が右中間へ適時二塁打。
なおも前田犠打で三塁へ進むと、澤井の中前適時打で3-0とする。
3回まで要所を締めていた先発・赤坂だったが、
4回ウラに捕まり、先頭・小斉に右へ二塁打を許すと、
続く吉本にも中前二塁打と、連打であっさりと失点。
なおも1死後、中村晃四球、荒川死球で1死満塁としてしまうと、
福田に左翼へ2点適時打を打たれ、同点に追いつかれる。
5回ウラ、レストビッチの二塁打で1死二塁から、
吉本に左翼へ適時二塁打を打たれ、3-4と勝ち越されると、
続く6回ウラ、福田中前打と二盗、森本中前打で
1死一、三塁から井手の左犠飛で、1点追加。
さらに2死一塁からレストビッチに左翼へ二塁打を浴び、この回2失点。
責任を果たせなかった赤坂は、5イニング2/3を投げ11安打6失点で降板。
8回ウラ、3番手・高江洲が先頭・福田に中越えの三塁打を許すと、
続くリー・トゥーシェンに左中間へ2ランを浴び、ダメ押し。
攻撃陣は勝ち越された5回以降、散発の3安打に抑えられ逆転負け
公式サイトより)


●赤坂和幸
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦に先発し、
5イニング2/3を投げ、11安打6失点で6敗目>
「ボール球で打ち取ろうとした球が、
ストライクゾーンに入って打たれてしまった。
ボールが真ん中に集まりすぎたことと、
高めにいってしまったことが反省点です」
中スポ


前日に続き、雁の巣での福岡ソフトバンク戦
序盤、打線が先制して3点のリードを奪ったものの、
先発のルーキー・赤坂がまたも突然の乱調
3回までは2安打無失点と好投したものの、
4回以降捕まってしまい、9安打を浴び毎回の計6失点
先発としての責任を果たせず、6回途中で降板となりました。
前回登板の阪神戦では、クイックを意識しすぎて、
フォームが乱れてしまった赤坂でしたが、今回もピリッとせず。
やはり『カベ』に当たってしまったのでしょうか。
6月終盤以降、ファームのローテに入り、投げてきた背番号54ですが、
ここにきて疲れも出てきているのかもしれませんね。
まあここが踏ん張りどころですし、頑張って乗り越えてほしいです!

2008年8月21日 (木)

西川プロ1号も主軸ブレーキ、ハマの番長に完敗。

リリーフ陣が踏ん張り、逃げ切っての連勝
も味方し、ようやく上昇気流のドラゴンズ
前夜の平塚から横浜スタジアムに場所を移して
行われたベイスターズとの第2戦。
序盤ゴロの山を築いていたドラゴンズ先発・川井が、
5回突如乱れ、集中打でKOされてしまうと、
代わった金剛も火に油を注いでしまいこの回一挙7失点。
一方打線は、2、3番が繋がるものの、
4、5番がブレーキとなり、チャンスを生かせぬ始末。
最終回に西川がうれしいプロ初本塁打を放ったものの、
目立った反撃はそれだけ。横浜先発・三浦
最後まで捉えきれずに、またしても完投を許しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 14回戦
(20日・横浜スタジアム | 中日9勝5敗)
14868人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜 ×
[敗] 川井(11試合1勝4敗)
[D本] 西川1号2ラン
[Dバッテリー]
川井、金剛、長峰、中里 - 谷繁、清水将海

【ゲームレビュー】
投打にいいところがなかった
川井は5回、相川に先制の一発を浴びて崩れた。
1死後、3連打で1点を失い降板。
2番手・金剛も抑えきれず、失策なども絡んで一気に計7点を奪われた。
打線は4回無死一、二塁の先制機にウッズ、和田が連続三振。
9回に西川プロ初本塁打を放ったが、反撃が遅かった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ・川井、横浜・三浦の先発。
4回、先頭・井上がライト前ヒットで出ると、
中村紀洋も痛烈に一塁横を抜いて、無死一、二塁。
この日最初のチャンスとなったが、
ウッズが外角低目のスライダーに空振り三振。
和田も外へのカーブにスイングを取られ三振。
さらにイ・ビョンギュも外へのフォークにセンターフライ。
丁寧な投球の三浦の前に相次いで倒れ、好機を逃す。

4回ウラ、緩いカーブとカット気味に入るストレートで
ゴロの山を築き、ここまで1安打と上々投球の川井
しかし1死から内川に内へのストレートを叩かれ、
三遊間を抜かれるヒットを許すと、
続く吉村にも内へのストレートを引っ張られ、レフト左へツーベース。
二、三塁と得点圏に走者を背負ったが、
金城を内角高目のストレートでバットをへし折り三ゴロ。
三本間で内川を挟殺し、2死二、三塁とすると、
大西を中へのスライダーで詰まらせ遊ゴロ。
若干捉えられ始めたものの、何とかピンチを凌ぐ。

5回、1死から谷繁が三遊間を抜くヒット。
川井が送るが、打球が強すぎて投手正面。
三浦が二塁へ送球し、バントは失敗に。
これでゲームの流れが若干横浜の方に傾く。


5回ウラ、先頭・相川にカウント0-2からの3球目、
ストライクを取りに行った外角高目のストレートを弾き返されると、
打球は伸びて、センターバックスクリーンを直撃!
失投を叩かれてしまい、先制を許す。(0-1)
続く石井琢朗を二塁ゴロに取ったものの、
動揺が大きいのか、川井の制球が甘くなり出し、
投手の三浦に真ん中高目に浮いたスライダーを叩かれ、
レフトオーバーのツーベースを許すと、
石川には真ん中低目のストレートをレフトに運ばれ、一、三塁。
森コーチがマウンドに行き、間を置いたものの、
仁志に内角ながら高目に浮いたのストレートを
詰まりながらもライト前に落とされタイムリー。(0-2)
立ち直る間もなく3連打を浴び、崩れてしまった川井
4イニング1/3、65球を投げ、
7安打1奪三振無四死球で4失点でマウンドを降りた。

代わって2番手で上がったのは、金剛
ところがこの金剛のボールがさらに甘く、火に油を注いでしまう始末。
1死一、三塁で迎えた内川に真ん中高目に入った
スライダーを叩かれ、三遊間を抜くタイムリー。(0-3)
すぐさま失点すると、続く吉村には
ど真ん中のストレートをライトへ持って行かれ、
フェンス直撃の2点タイムリーツーベース。(0-5)
カバーに入ったイ・ビョンギュの悪送球で三塁へ進まれると、
続く金城は二塁ゴロでようやく2アウト。
しかし大西に外へのスライダーをレフト前へ返されると(0-6)
打者一巡した相川には、外へのストレートをライト前へ。
そして2死一、三塁から石井琢朗にもストレートを叩かれ、
一塁間を抜かれてしまうタイムリー。(0-7)
突如活発化したベイ打線に集中砲火を浴びたこのイニング。
打者11人に9安打を重ねられ、大量7失点
これでゲームの大勢は決まってしまった。


7点ビハインドとなったドラゴンズ
それでも6回、三浦を攻め反撃。
先頭・井上が初球、内へのスライダーを叩き、
ライト右へのツーベースで出ると、
中村紀洋も続き、高目のストレートをセンター後方へ!
フェンス直撃となったが、当たりが良すぎたのか、
なぜか二塁走者の井上がホームに帰れず、一、三塁。
それでも追撃のチャンスに迎えるは、4、5番
しかしここでもブレーキとなってしまう両主砲
ウッズが4球目、内角高目のストレートを打ち損じ、
一邪飛に倒れると、和田も初球を打ち上げてしまい捕邪飛。
外野フライ1本も打てず、このまま終わりかと思いきや、
イ・ビョンギュが一矢報いて、ライトへのタイムリー!(1-7)
ようやく1点を返すと、なおも2死一、三塁から、
岩﨑の代打・立浪の当てただけの遊ゴロで、相手二遊間が連係ミス。
仁志のベースカバーが遅れ、二封できぬ間に、
三塁走者の中村紀洋がホームイン。(2-7)
相手がばたつく間にさらに得点を重ねたいところだったが、
2死一、二塁から谷繁が初球打ち上げ、ライトフライ。
反撃機運はここで潰えてしまった。

その後は再び落ち着いた三浦を打てず、ゼロ行進。
しかし最終回、1死から中里の代打・平田
高目に浮いたカーブを叩き、センター前に運ぶと、
続く途中から二塁に入っていた西川が、
初球、内へのストレートを振り抜くと、
ライトポール左へ放り込む2ランホームラン。(4-7)
見事なプロ入り初本塁打が飛び出し、3点差
完投目前の三浦に意地を見せ、
もしかしたらのムードも漂わせたものの、反撃はここまで。
この日精彩ない井端が空振り三振に倒れ、2死となると、
井上が猛打賞となるレフト前ヒットで出たものの、
最後は中村紀洋が三塁ゴロに倒れ、ゲームセット。
序盤は投手戦ながら、やはり響くは、1イニング7失点
打線も4、5番がブレーキとなってしまい、好機で機能せず。
浜松での対戦に続き、またしてもハマの番長にやられ、
2試合続けての完投負けを喫することとなった。


打線が繋がりだし、連勝したことで
ようやく波に乗るのでは期待しましたが、
またしても相手エースにやられる始末。
確かに中盤の7失点は痛かったですが、
落合監督のコメントにもあるように
「周りがいくら打っても主役が打たないと」でしょうね。
この日は2番・井上3番・中村紀洋が好調。
再三繋いでチャンスメークしたものの、
ウッズ、和田三浦の投球にタイミングが合わず相次いで凡退。
特に4回に得点が入ったなら、その後崩れたのは、
川井ではなく、三浦だったかもしれないなと。
それにしても浜松に続いて、この日も完投を許すとは…。
天敵である荒木が不在ということも
相手を楽に投げさせたかもしれませんが、それにしてもやられすぎ
次回は叩けるよう、対策を練らないといけないでしょう。

西川クン残った!そんな中では、
若竜・西川がうれしいプロ初本塁打
三浦が気を抜いていた
わけではないですが、
うまくポーンと捉えて、
良い角度で飛んでいきましたね。
再昇格はしたものの、なかなか結果を出せず、
西川本人危機感を感じていたでしょうが、
この一発がきっと良いアピールとなったのでは。
数少ない左打者ですし、これを自信にして
次のチャンスでも良い当たりをかっ飛ばしてほしいものです。

一方投手陣は、先発・川井が5回途中でKO。
一回り目はボールを低目に集めたうえに、
右打者の内をしっかりと攻め、ゴロの山を築きましたが、
多少でもボールが高くなるとやられてしまいますね。
4回こそ何とか凌いだものの、5回、相川に一発を浴びたあとは
気持ちを切り替えられずに、連打を浴びるありさま。
やはり制球が生命線の投手だけに、
一発浴びても動揺せず投げ続けることが今後への課題でしょう。

さらに2番手で登板した金剛
こちらはまさにどうしちゃったの?という状態。
球種関係なくすべてが甘くなり、連打を浴びてしまう始末。
ビッグイニングの引き立て役となってしまいました。
まあ相手が乗ってしまった後の登板だっただけに
仕方ない部分もあったりもしますが、
おそらくファーム「やり直し」ということになるでしょうね。


連勝で一気に勝ち越してほしかったですが、
そううまくいかないのが、今季のドラゴンズ
うまく切り替えて、第3戦こそは勝ってほしいですね。
22、23日と再び日程が空くため、総力戦も可能。
とにかくベンチ入りしたすべてのメンバーをうまく利用し、
下位チームに3カード連続負け越しだけは避けたい。
特にこの日打てなかった人たちが奮起して、
おそらく先発の小笠原
ぜひとも勝ちを付けてくれることを願います。


★プレーヤーズ・ボイス(20日)

●川井進
<序盤好投も5回に突然崩れ、4失点で4敗目。
先制弾のショックが尾を引いたことを認める>
「勝てるかどうかなんて考えず、ピッチングするだけだったんですが。
ホームランを打たれた後、1アウト取ったのにうまく切り替えられなかった。
勝負どころで逆球になってしまいました…。
疲れはなかったです。(意識の変化については)どうですかね…」

<あと一歩が届かないものの、立ち上がりは安定している。
安定感を生むために心掛けているのはムダな四球を出さないこと。
前回、今回と計9イニング2/3で無四球を持続>
「それは持ち味なので。
一番やっちゃいけないのが四球での自滅なので。
ムダな四球は失点につながる。自分の持ち味は四球を出さないところ」
中スポサンスポ毎日jpニッカン名タイ

●金剛弘樹
<2点差の5回1死一、三塁から登板すると、
勢いを止められず、2/3イニングを5安打3失点で
横浜のビッグイニングを演出。試合後は反省しきり>
「あそこで思った通りに投げられないのが今の自分の力のなさ。
この前のとき(14日・広島戦)と同じことをしてしまいました。
どうにかしないといけない」
(東京中日、ニッカン

●森バッテリーチーフコーチ
<炎上した金剛に厳しい表情>
「金剛? コントロールがないな」
ニッカン


●西川明
<9回1死一塁、三浦から右越えに1号2ラン。
初球137キロの直球に迷うことなくバットを強振。
右翼スタンドにプロ1号を突き刺し、一瞬だけ敵地を黙らせる>
「打ったのは、内角ストレート。初球を狙ってました。
その前は代打で出たのに初球を簡単に見逃して三振してましたから…。
とにかく本塁打を狙える時は
思い切り振っていこうと、意気込んでいました。
1号? 誰から打ってもうれしいですが(三浦からで)思い出になります」

<昨季は1軍未出場のプロ2年目。
現在は同期の岩﨑に守備で負けている格好でも、
めげずに持ち前のパンチ力でアピール>
「まだ守備では全然、信頼を得ていませんから。
せめて打撃で、という思いはあります」
中スポサンスポスポニチ名古屋

●井上一樹
<2試合連続で2番に起用され、4回に右前打、
6回に右翼線二塁打、9回にも左翼線二塁打と
しぶとい打撃で、3安打猛打賞>
「2番だからそういう打撃をしようという意識はないんですよね。
しっかりと自分の打撃をしよう。
そして、これは何番でも同じですが、
タコり(無安打で終わり)たくない、1本打とう。そう思ってやっています」
(中スポ)

●イ・ビョンギュ
<7点を追う6回2死一、三塁から右前適時打を放ち、意地を見せる>
「打ったのはストレートです。
(カウントが)2-3だったので、ストレートを狙っていました」
(東京中日)

●平田良介
<5点を追う9回1死から代打で出場して、中前打。
その後西川の2ランで3点差に詰め寄る。
7月29日の横浜戦以来の安打に安堵の表情>
「(8月13日以来)久々の打席でしたからね。
最初の球がすごく速く感じましたね。
でも、またこれで代打で使ってもらえると思うので頑張りたいです」
(東京中日)

●和田一浩
<好機に凡退し、三浦の前に無安打>
「両サイドをうまく使われた。4、5番が仕事をしないとこうなる」
サンスポ

◆浅尾拓也
<危険球退場から一夜明け、試合前の練習で
横浜・内川に駆け寄って頭を下げる。謝罪を受け入れてもらい>
「すみませんでしたと言いました。
内川さんは心の広い方だと思いました」
ニッカン

◆トマス・デラロサ
<普段は超まじめな紳士。
先日、ナゴヤ球場での練習に大慌てでやって来た。
その少し前、ナゴヤドームに着いたのだが>
「ロッカー室のカギは開いてないし、
グラウンドでは知らない人たちがイベントをやっているし…。
一体どうなってるんだ?」

<ナゴヤ『球場』と『ドーム』を勘違い。
大急ぎで移動して、練習開始の約2分前にグラウンドへ>
「間に合ったよ」
(中スポ<ドラ番記者>

●タイロン・ウッズ
<ぎりぎりセーフでホッとしたデラロサにピシャリ>
「いや、遅刻だ。ジャパニーズ・タイムは10分前だからな」
(中スポ<ドラ番記者>

●中村紀洋
<今夏・北大阪大会のベスト4まで進んだ。
箕面東高を率いる長谷監督は母校・渋谷高の元監督。
いまも強いきずなで結ばれている>
「惜しかったな。
あそこで勝っていれば甲子園に行けたかもしれへんな。
そうなったら差し入れするって監督と約束していたんだよ。
母校でも何でもないけどね」

<かつては怖い監督と教え子だったが、
いまでは励まし、励まされる間柄になった。
昨年のこと、長谷監督が厳しい姿勢で
部員と向き合っていると聞き、こう言ったという>
「そんなことしていたら、葬式に出るのはボクくらいですよ」

<今年1月に再会したとき、恩師はこう言ったという。
『オレは甲子園に行く。おまえは3割30本打てる。その力はあるよ』
センバツに向けた秋には、自分が約束を果たしたことを報告したい>
「夏の甲子園は行けなかったけど、
秋に向けて猛練習しているんやないかな。
何かすごい1年生がおるらしいから。
『第2の中村紀洋をつくる』って張り切っていたよ」
中スポ


●落合監督
<5回の1イニング7失点が響き、追い上げも及ばず完敗。
三浦に11安打を浴びせながら崩せなかった打線について>
「ピッチャーはあんなもんだろう。
周りがいくら打っても主役(4、5番)が打たなきゃダメだ」

<現在の打順編成のポイントは明らかに2番。
だがそこに『つなぎ』は求めていない。
小技ではなく打撃で繋いでくれればいいという考え>
「(決めるのは)難しくはないよ。
誰でいっても足を使えるわけじゃないから。
それなら、打っていってという方がいいだろ?」

<2軍降格が見えかけた瀬戸際でプロ1号。
打力をアピールした西川を評価>
「最後の1打席で落とそうと思ってたヤツが
ホームラン打っちゃった。
(7回の)あの三振を見たら落とそうと思うだろ。
でもあのホームランを見たら落とせない。
ああやって首の皮1枚で残るヤツいるんだよな。
最後に残るのはこういうヤツだ。
そういうのが戦力になる、将来的にな」

<北京五輪台湾代表チェンの合流を見越して、
選手の入れ替えを検討し始める>
「オリンピック組が帰ってくるじゃないか」
中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(20日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
福岡ソフトバンク-中日 18回戦
(20日・雁の巣球場)
  202 000 000 = 4
  210 000 000 = 3
[勝] 樋口(16試合1勝)
[S] ネルソン(5試合1S)
[D本] なし
[D投] 吉見、久本、樋口、ネルソン
公式サイト

【ゲームレビュー】
初回、澤井中前打と高橋徹のけん制悪送球、
さらに犠打で1死三塁から、森岡が左前へ適時打を放ち、先制
なおも続く新井の左前打で一、二塁から
堂上剛裕が中前適時打を放ち、2点目を追加。
そのウラ、実戦復帰登板先発・吉見
いきなり先頭・福田秀平に右越えの二塁打を打たれると、
続く中村晃の二塁ゴロで三進。
迎えた3番・ケガから復帰の多村に左前に適時打。
1点を奪われると、さらに1死一塁から
レストビッチの三ゴロを堂上直倫がファンブル。
失策で1死一、二塁とピンチを広げると、
小斉に右前適時打を許し、同点に追いつかれる。
2回ウラ、先頭・荒川に中安打を許した吉見
藤井翼二ゴロ、福田遊ゴロと内野ゴロ2つに打ち取ったが、
2死三塁から中村に二塁内野安打を許し、勝ち越される。
3回、新井左前打、堂上直倫投前内野安打などで
2死一、二塁から田中が左翼線に二塁打を放ち、4-3と逆転。
4回以降チャンスに適時打が出ず、追加点が挙げられなかったものの、
リリーフ陣が無失点に抑え、逃げ切り勝利
先発・吉見は3イニングを投げ、6安打1奪三振で3失点。
3イニングを投げ、1安打2四球無失点の3番手・樋口初勝利をマーク。
公式サイトより)


○吉見一起
<右肩関節炎で戦列離脱中。
ウエスタン・福岡ソフトバンク戦で、約1カ月ぶりの実戦復帰。
先発で3イニングを投げ、6安打で3失点。
無四球ながら55球。球数の多さが現状を示している>
「コントロールにばらつきがあり、今日は全体的に良くなかった。
今後の練習で修正していきたい」
中スポ

○小林2軍投手コーチ
<約1カ月ぶりの実戦復帰の吉見の今後の課題を指摘>
「実戦から遠ざかっていたのでコントロールが良くなかった。
落ちるボールも良くなかったので、練習で精度を上げていってほしい」
(中スポ)


前日は雨天中止となった雁の巣での
ウエスタン・福岡ソフトバンク戦
リーグ制覇までマジック5という天敵に対し、
序盤、打線が繋がって先制。その後一度ひっくり返されたものの、
3回に田中の2点タイムリーが飛び出し、4-3と再逆転。
最少点差を、久本-樋口-ネルソンが無失点リレーで守りました。

この一戦で注目されたのが、この投手の実戦復帰
右肩関節炎で戦列離脱していた吉見
先発でマウンドに上がり、3回を6安打2失点。
登板前から制球面にいくらかの不安があった吉見でしたが、
やはり久々の実戦、その辺りが出てしまったようですね。
ただ心配された右肩の方は順調な回復ぶりをアピール。
本人安堵の表情を浮かべていたようです。
今後は登板を重ね、早ければ月内復帰を目指すという吉見
頼りになる投手が、もうじき戻ってきそうなムードです。
また2番手として、久本が登板し、1イニングを1安打無失点。
こちらは1軍復帰にがまだまだのようですが、
待ち望んでいた実戦復帰ですし、うれしいです。

さらに今朝の古久保コーチによると、
朝食会場で「1軍行って来ます」って、
樋口が挨拶に寄ってきました。
とのこと。
このゲームでプロ初勝利を挙げた高卒ルーキー・樋口賢
いよいよ初のチャンスを得ることになるかもしれません!

2008年8月20日 (水)

緊急登板平井小林踏ん張った、中田久々先発星!

6月下旬以来、久々に関東に登場したドラゴンズ
平塚球場で行われた横浜との3連戦の初戦。
アリ地獄から抜け出した打線が繋がり、
初回に中村紀洋、5回には和田イ・ビョンギュ
そして7回には再び和田が適時打を放ち、2点のリードを奪ったものの、
8回、浅尾の危険球退場など1イニング3死球というドタバタに。
しかし緊急登板した平井、そして小林
粘るベイ打線を振り切って、辛くも勝利。
走者を背負っても要所を締め、7イニング2失点と好投の中田が、
先発投手としては、約2カ月ぶりとなる白星をマークしました。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 13回戦
(19日・平塚球場 | 中日9勝4敗)
10453人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜
[勝] 中田(19試合7勝8敗)
[S] 小林(33試合2敗1S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
中田、高橋、浅尾、平井、小林 - 谷繁

【ゲームレビュー】
中田が先発で約2カ月ぶりに勝ち星
走者を背負っても要所を締めた投球だった。
5回1死一、三塁から野選で1点を失ったが、
その後の一、二塁を封じた。
9回1死から登板の小林プロ初セーブ
打線は中軸に当たりが出た。
1回に中村紀洋が先制打。5回には和田、イ・ビョンギュ
連続適時打で勝ち越し。7回には和田の適時打で追加点を入れた。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ・中田、横浜・ウッドの先発。
1回、先頭・井端が三塁線へセーフティバントを決めると、
2番・井上が高目に浮いたチェンジアップを叩き、
右中間を破るツーベース。
無死二、三塁のチャンスで中村紀洋
フルカウントからの6球目、内角低目のフォークを
うまくすくって、レフト前へのタイムリー!(1-0)
3連打で先制するも、本塁を狙った二走の井上はタッチアウト。
それでも和田が四球で2死一、二塁と依然チャンス。
しかしイ・ビョンギュは内角低目のカーブに空振り三振。
1点のみに終わったものの、打線が繋がり幸先良し

3回、先頭の井上が四球を選び出塁したが、
続く中村紀洋は低めの動くボールに空振り三振。
さらにウッズの初球に井上がけん制で刺されてしまい、2アウト。
その後にウッズが三遊間を抜く…とややちぐはぐ。

初回、2回とまずまずの立ち上がりの中田
しかし3回ウラ、先頭の藤田にフルカウントからの7球目、
内角低目のストレートをうまく振り抜かれると、
低いライナーでそのままライトポール際に飛び込む本塁打。(1-1)
両翼91メートル、地方球場ならではの一発同点に追いつかれる。
続く相川にも詰まりながら二中間に落とされた中田
しかしウッドをスリーバント失敗。
石川を中飛、さらに仁志のときには盗塁失敗と、
相手の拙攻にも助けられ、追加点は防ぐ。

5回、1死から井上が四球で出ると、
中村紀洋は打ち上げてしまい、中飛で2アウト。
しかしこの日39歳バースデーウッズ
三遊間を破るヒットで一、二塁と繋ぐと、
和田がカウント1-1からの3球目、
中に入ったストレートをはじき返して、
センターへと抜けていくタイムリー!(2-1)
なおも2死一、二塁でイ・ビョンギュが間髪入れずに
初球、中へのチェンジアップを思い切り引っ張ると、
強い打球で一、二塁間を抜くヒット!
ウッズが三塁を蹴り、本塁へ突入。
ややアウトのタイミングながら、返球が逸れ生還!(3-1)
中軸の連打勝ち越しに成功する。


2点をもらった中田、勝利を意識したのか、
直後の5回ウラ、先頭・大西を二塁内野安打で出すと、
藤田にもストレートをセンターへ返され、一、三塁。
続く相川を外へのフォークで空振り三振に取り、
迎えるは、ウッドの代打・鈴木尚
カウント1-1からの3球目、真ん中低目のスライダーを
引っ張られるも、弱い当たりの一塁ゴロ。
しかしウッズのバックホームが間に合わずセーフ。
フィルダースチョイスとなってしまい、1点差に。(3-2)
なおも1死一、二塁と同点のピンチ。
しかし続く石川を外角高目のストレートで三塁ゴロ。
捕った中村紀洋がベースを踏んで一塁へ。
5-5-3のダブルプレーとなって、何とか1失点で食い止める。

6回ウラ、1死から内川にストレートの四球を与えると、
続く吉村は高目のつり球で空振り三振。
さらに金城を内へのカーブでボテボテの投ゴロ。
中田が好フィールディングを見せ、
一塁へ送球するもウッズがポロリ。
チェンジにはならず、2死一、二塁とピンチに。
迎えるは、中日戦では何げに渋い働きをする大西
しかし5球目、外へのフォークがワンバウンド。
谷繁が弾いてしまい、ボールは一塁方向へ。
一瞬ワイルドピッチで進塁かと思いきや、谷繁がすかさず止めると、
一走の金城、二走の内川がともに塁間に飛び出したまま。
谷繁が追い込み、素早く三塁へ送球。
二三塁間で内川を挟み込んで、タッチアウト。
相手ミスラッキーが重なり、この回もピンチを凌ぐ。

7回、再び中軸が繋がりチャンスメーク。
1死から横浜4番手・小山田を攻め、
中村紀洋が遊撃のグラブを大きく弾くヒットで出ると、
ウッズも詰まりながらもライトへ落とし、一、三塁。
ここで再び迎えるは、和田
カウント1-2からの4球目、内角低目のストレートを
ライトへ弾き返して、2打席連続のタイムリー!(4-2)
再びリードを2点として、踏ん張る中田を援護。

この1点で再び気合が入った中田
7回ウラは100球を越えたにも関わらず、見事な投球を披露。
先頭の大西を外へのフォークで二塁ゴロ。
続く藤田を147キロストレートで空振り三振。
さらに相川をキレのあるフォークで空振り三振。
8回にそのまま打席に入り、ライト線へ落とすヒット。
食らいついての打撃で、塁に出ると、
井端の遊ゴロがイレギュラーで失策となり、
センターへ転がる間に三塁へ激走するなど、
続投を思わせながらも、ベンチは打たせてからの交代に。
結局7イニング、121球を投げ、5安打6奪三振1四球で2失点。
久々の勝ち投手の権利を持って降板となった。


8回ウラ、ドラゴンズ2番手は、高橋
先頭の代打の代打・呉本にいきなり死球を与えたものの、
続く石川を初球、内へのストレートで4-6-3のゲッツー。
これですんなり3人で切ると思いきや、
仁志を迎えたところで落合監督がマウンドへ。
右打者が続くことから、高橋から浅尾へスパッとスイッチ。

しかしここからゲームが思いも寄らぬ展開に…。
仁志に2球目、150キロストレートをレフト前に運ばれた浅尾
続く内川への初球、内へのストレートが抜けてしまい、
避けた頭部に直撃!そのまま危険球と宣告され、退場処分に。
浅尾をまたぎで、そのまま9回も投げさせようとしたベンチは大誤算
慌てて4番手として平井を送るも、
その平井が代わり端、吉村の内角を攻めるも死球
このイニング3つ目の死球で、2死満塁と同点・逆転の大ピンチ。
しかしここから平井がセットアッパーとしての『経験』を披露。
迎えた金城をカウント1-0からの2球目、
内角高目のストレートで一塁ゴロに。
強い打球が胸を直撃し、ウッズが弾いたものの、
何とか拾い直し、そのままベースを踏んで3アウト。
いくらかドタバタしたものの、何とかゼロで切り抜ける。

9回ウラ、平井がそのままマウンドへ。
先頭・大西を外へのストレートで空振り三振に取るも、
藤田に二塁内野安打を許し、1死一塁。
相川のところで、横浜ベンチが動いて代打・佐伯
左打者が出てきたことで、ドラゴンズ小林にスイッチ。
ところが前の回のドタバタで、ゲームの流れ横浜なのか、
佐伯の外へのスライダーを当てただけの当たりが、
突っ込んできた小池の前に落ちるポテンヒットに。
1死一、二塁と、ピンチを背負うこととなった小林
しかしここからまさに気合の投球
横山の代打・武山を外一杯のシュートで見逃し三振に取ると、
最後は、石川をフルカウントからの6球目、
内へのスライダーで詰まらせ、遊飛でゲームセット!

終盤多少もたついたものの、逃げ切っての連勝ドラゴンズ
7イニング2失点と好投の中田が6月15日以来となる
先発投手としての白星で、今季7勝目
さらに勝利の瞬間、ヨッシャーと吠えて
グラブを叩いた小林がプロ6年目で初セーブをマーク。
ドラゴンズとしては、豊橋、松山、そして平塚と
地方球場でのゲームは引き分けを挟んで3連勝となった。


途中までは楽な展開で、7回を終えた時には
このまま逃げ切れるだろうと、勝利を確信していましたが、
相変わらずもつれてしまうのが、このカード。
1イニング3死球という思わぬ展開になったときには
正直こりゃまずいなと思いましたが、良く凌ぎきりましたね。
特に緊急登板となった平井、さらに最終回を投げ抜いた小林
この2人の踏ん張りには、ほんと頭が下がりました。

8回ウラ、高橋が2死まで取り、浅尾にスイッチ。
確かに仁志、内川、吉村右打者が続く場面。
しかしこのまま高橋で行ってもよかったんじゃないかと。
ただ浅尾がまさかぶつけてしまい退場になるとは思いませんし、
としては、間違ってはいないでしょうが、
この交代が結果的には混乱を招く要因となってしまいました。

緊急事態は任せろ!それにしても、あの場面、
平井がいてくれて、本当によかったなと。
7月1日以来という久々の1軍マウンド
さらにアクシデントによる緊急事態
大した準備もできず、
いきなり迎えた吉村に死球を与え満塁。
しかしそこで落ち着いたのか、
続く金城に対する投球はお見事
力のあるストレートで一塁ゴロに凌げたのは、
まさに長年修羅場を抜けてきた経験。それが活きていたなと。
抑えてくれたことで浅尾が救われ、中田には白星が。
今季は不調で満足いく働きができていない平井ですが、
戻ってきていきなりのグッジョブはポイント高かったです。
今後はどのような起用となっていくかはわかりませんが、
さらにベテランならではの味、見せてほしいなと思います。

また最終回のピンチ、小林が踏ん張ってくれました。
打ち取ったと思っていた佐伯の当たりがポテンヒットとなり、
ややガックリもしていましたが、さらに気を締め直して
後続をしっかり断ちきり、プロ初セーブ
武山へのシュート、石川へのストレートには気持ちが入っていましたね。
仕事柄、セーブがつくことは至ってまれですが、
こういう場面を凌げたことは大きな財産となったはず。
今後も左キラーとして、気の入った投球で抑え込んでほしいです。


中軸がようやく元気を取り戻し、打線が繋がっての連勝
一時のアリ地獄は抜け出したようで、よかったですね。
上位チームお盆休みを終えたようで、
広島、東京ヤクルトとのゲーム差も、1つ開きました。
中田も久々に勝てましたし、これでチームも上向くでしょう。
第2戦からは、ところ変わってハマスタでのゲームに。
相変わらずもつれる展開も予想されますが、
この日のように、投打ともに一丸となり、
ぜひともカード勝ち越しを狙っていってほしいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(19日)

◎中田賢一
<7イニングを投げ、5安打2失点で今季7勝目。
先発としては6月15日・オリックス戦以来となる白星を手に>
「(おめでとうございます)ありがとうございます。
(8回、9回はどんな思いで見ていたか)
いやあもう、味方を信じて
絶対抑えてくれると思って見てました。はい。
(久々に先発としての勝利)
そうですね。ちょっと時間がかかってしまったんですけど。
そうですね、久々ですね。はい。
(どんなことに注意してマウンドへ)
いやあもう、何ですかね。ひとりひとり一生懸命に抑えるって
そのことしか考えてなかったですね。
もうあのう、ペース配分考えずに
どんどん飛ばしていこうという気持ちで投げました。はい。
(今日は何がよかったか)
そうですねえ、いいとこあんまりなかったんですけど、
まあ運もあったと思います。はい。
(運だけではないと思いますが)
そーうですね…。いやあ、まだまだです。はい。
これからまたしっかりやっていきたいと思います。はい。
(久々の勝利の味は)
うーん、そうですね。ちょっとチームにとっては
変なピッチングばかりしてたんで、
これからまた1つ1つ積み上げていきたいなと思います。
(しっかり噛みしめ、連勝へと変えていきたい)
そうですね。そうなるように一生懸命やっていきたいと思います。はい。
(ファンに向けて)
えー、残り試合少ないですけど、一戦一戦必死になって
投げていきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします」


<直球中心に追い込み、変化球で打ち取る投球で
横浜打線を抑えたが、内容には満足はしてない様子>
「ただ点をやりたくなかっただけ。
調子はよくなかったけど、
何とかフラフラながらも運もあって抑えられたと思います」

<5点リードから逆転を許した前回13日の広島戦。
その翌日には試合前の練習に最後まで残って球拾い。
さらに試合ではベンチ入りして落合監督の隣に座り、
ボソッ、ボソッ、指揮官の言葉に必死に耳を傾けた>
「僕はそんなに落ち込んでいないですよ。
落ち込んでいる暇はないですから。
(監督との会話の)内容は言えません。
心構え? そんな感じです。参考になりました。
(監督の教えが)生きたと思います」
中スポ共同通信社時事通信毎日jpニッカン

○平井正史
<8回2死一、二塁、浅尾の危険球退場を受け緊急登板。
突然の登板にもかからわず、見事な火消しを見せる>
「投げてたわけないじゃないですか。
ブルペンで5球投げただけ。
ボールは高くてやばいと思ったんですけど、
ストライクが入ったからよかった。
まあ、時間はなかったけど免疫があったんでね」

<今季は不振で2軍暮らしが続いてきたが、前を向いて>
「でもまだ1試合ですから」
中スポスポーツ報知

○小林正人
<2点リードの9回1死一塁で登板すると、
代打・佐伯には不運なポテンヒットを許したが、
以降を三振、遊飛に打ち取り、プロ初セーブをマーク>
「準備はしていました。
変なことを考えず、しっかり抑えることだけを考えました」
中スポ

○浅尾拓也
<8回2死から3番手で登板。
仁志に左前打された直後、内川への初球が頭へ。
今季2度目の危険球退場となり、試合後は猛反省>
「内角の厳しいところに投げようと思ったけど、失敗しました。
内川さんに申し訳ないことをしました。
リリーフ投手にも迷惑をかけて、申し訳ありませんでした」
(中スポ、サンスポ


○中村紀洋
<1回無死二、三塁から左前へ先制適時打。
間髪入れない3連打で先制点を挙げ>
「得点圏にランナーがいたので、何とか早い回に点を取って
(中田)賢一を楽にさせたかった」
(中スポ、毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○和田一浩
<5回に中前へ勝ち越し打、7回にダメ押し右前適時打>
「必死で食らいついただけ。でも、もう脱出です。
最近ずっと得点圏で打てていなかったので、
勝ち越さないといけない場面だったから、いいところで打てて良かった」

<今季の地方球場での打率は.353と好成績。
その秘密はシューズの使い分け。グラウンドの硬さによって
アップシューズを使い分け、天然芝用も1種類だけではない>
「体調を整えるのに、できることはすべてやっておきたい」

<西武から移籍して1年目、
シーズンの2/3を過ごし、感じていることがある。
それは球団トレーナーの充実。
ひざ、腰などを立て続けに痛めて、満身創痍で戦っているが、
欠場はわずか2試合。陰で支えるトレーナー陣に感謝>
「トレーナーの人数も多いですし、
(マッサージの)時間も長くやってもらえますね。
それに、こういうふうにやってくださいと
お願いしたことをしっかりやってくれる。ありがたいです」
(中スポ、毎日jpスポニチ名古屋名タイ

○イ・ビョンギュ
<5回、和田の適時打で勝ち越した直後、
右前へ適時打。リードを2点に広げる>
「(甘いチェンジアップを)狙ってました」
(東京中日)

○井上一樹
<94年8月10日以来、何と14年ぶりという
『2番』でスタメン出場も、完ぺきに繋ぎ役をこなす。
1回無死一塁から右中間へ二塁打。先制のお膳立てをすると、
第2、第3打席は四球で出塁。2度の得点機に絡み>
「ノリが2番を打つぐらいだから、何があっても驚かないよ」
(東京中日)

○タイロン・ウッズ
<2点リードの8回裏2死満塁、
金城の一塁線への強い打球を右胸に当てながら止め、
体を張ってピンチを断つ>
「あれは最高に痛かった。銃で撃たれたかと思った。
顔でなくてよかったけど、痛い。心臓に当たらなくてよかったよ」

<自らの39歳バースデーを祝う猛打賞でつなぎ役。
3回に左前打を放つと、5回2死一塁、7回1死一塁でも
単打でチャンスを広げ、いずれも和田の適時打を呼ぶ>
「3本のヒットはどれもラッキーなだけ。
まあ誕生日だからね。
ワイフは名古屋に残っているから、
自分で祝うことができてよかったのかな」

<来日中のシェリル夫人から
誕生日プレゼントの高級時計はいただき済み。
この日朝、電話で祝福コールも受けた。
本塁打数が伸びない悩みを心配してくれる夫人の後押しに応えて>
「もっともっと打って勝利に貢献したい」
中スポスポニチ名古屋

◇立浪和義
<ウッズ同様、この日39歳のバースデーを迎える。
試合前の内野ノックに参加。三塁の位置に入って
はつらつとした動きを見せる。
代打の切り札は気持ちよさそうに汗を拭って>
「(誕生日といっても)めでたくも何ともないからね。
ノック? まあ、少しずつでも体を動かさないと。ケガをしないためにもね」
(中スポ、ニッカン


◆佐藤亮太
<國學院大で7学年先輩にあたる
千葉ロッテ・渡辺俊介の活躍を喜んでいる。
自己最多タイの6連勝で11勝目を挙げていた先輩について>
「今年はホントに調子がいいみたいですね」

<同じ大学のOBとして、ちょくちょく連絡を取り合う間柄>
「そういえば、この前も電話があったんです。
『長野でうまいそば屋はどこだ』って」

<千葉ロッテが今月初めに長野遠征に出掛けたときに
案内を頼まれたという>
「そういえば野球の話は全然しませんでしたね」

<自身は2軍で好調を維持。
17日にはウエスタンで2年ぶりの完投勝利を挙げた>
「完投できたことは自信になります」
(中スポ<ドラ番記者>


○落合監督
<継投に入った8回、3番手・浅尾が危険球退場。
予想外の展開となったが、それでも逃げ切った勝利に苦笑い>
「思うようにいかないのが野球だよ。
それにしても予期せぬことが起こったよなあ。
あれ(危険球)は本当に予期せぬ出来事だった。
(リリーフが)よくもったと思えばいいんじゃないか。
人選? オレはピッチャーのことはわからん。
(森)コーチとブルペンで決めたんじゃないか」

<今季限りの現役引退を改めて表明した
オリックス・清原にねぎらいの言葉を贈る>
「この世界には自分から辞められる人間と、
戦力外としてユニホームを脱がされる人間がいる。
(清原は)前者だったということ。
自分で決めたんだから、周囲がとやかく言ったり、
評価はできない。ただ『お疲れさま』と。
いつかは監督として戻ってくるだろう」
中スポスポーツ報知毎日jpニッカン

2008年8月19日 (火)

ドラゴンズ久々の関東登場、ベイ叩いて波に乗れ。

前節の東京ヤクルト戦でようやくアリ地獄を脱出
イニング無得点連敗を止めたドラゴンズ
きょうからは6月28日以来、久々となる関東遠征
平塚、横浜でベイスターズとの3連戦を迎えます。
前日となったこの日は、初戦の平塚球場で約1時間半の練習を。
北京五輪がクライマックスへと進んでいくなか、
やや地味に載っていたこの日のドラゴンズの話題を。

ドラゴンズトピックス(18日)

◇中田賢一
<きょう19日、平塚での横浜初戦の先発予想。
プロ入り4年間で地方球場負けなし、2勝1セーブという運がある。
本人に好相性の意識はないというが>
「そうなんですか。そんな印象はなかったですけどね」

<名古屋からの移動後、平塚球場でリリーフ陣とともに練習。
マウンドでノックも受け、感触はしっかり事前にチェック。
独特の形状の地方のマウンドも平気だった>
「ここは(名古屋に比べて)涼しいですね。
マウンドが低い? そんなに気にならなかったです」

<救援で白星をつかんだ7月20日から約1カ月間も勝っておらず、
先発での勝利は、6月15日から約2カ月も遠ざかっている>
「一生懸命やるだけです。それだけ、です」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇川井進
<あす20日の横浜戦での先発予想。
この日はナゴヤ球場で調整。ブルペンで約50球を投げ込む。
前回登板の広島戦では5イニング1/3で3失点(自責2)の好投を披露>
「四球がなかったのはよかったと思う。
いままで通りの投球をしていきたいですね」
中スポ

◇平田良介
<母校の大阪桐蔭高が夏の甲子園全国制覇。
優勝の瞬間は横浜戦に向かうための新幹線の車中。
ギリギリまで寮の自室で応援して出発>
「自分たち(高3時はベスト4)のときに
できなかったことを成し遂げたわけですからね。すごくうれしい。
大会前に(西谷)監督に連絡したときは、
打たないチームと言っていたのに…」

<大会前にはTシャツを差し入れしたが思案>
「何かお祝いしたい。何がいいかな」
(東京中日)

◇中村紀洋
<17日の東京ヤクルト戦の7回に
右翼スタンドへ本塁打して、安打量産へ手応えを掴む。
技ありの一発は飛距離115メートル。
両翼91メートルの平塚球場なら軽く入る計算。
地方球場からのスタートを心待ちにして>
「ナゴヤドームでは右方向へ打っても、(広いから)なかなか入らない。
(本塁打は)いいバッティングができた。
(地方なら)あのバッティングなら入ると思う」

<今季、地方球場の鬼と化している。
地方で今季8試合に出場し7本塁打12打点、打率4割を誇る。
また横浜戦でも今季7本塁打12打点の打率.405と好成績。
エース・三浦は2戦目の先発が予想されるが、攻略を狙う>
「向こうのエースも出てくるから打ち崩したい。
やっぱり勝ちたいからね。波に乗っていきたい」
中スポ


【ドラゴンズ・今週の日程】
19日(火) 対横浜(18:00・平塚球場)
20日(水) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)
21日(木) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)


おそらく中スポ、東京中日だからこそ載っているであろう。
そんな感のあったこの日の3連戦展望記事。
よって内容はそれほど濃くもない『地方球場の鬼』ネタでした。

ドラゴンズナインはこの日、ナゴヤから平塚に移動して
平塚球場でダッシュ、ランニング、キャッチボールなどの練習を。
慣れない地方球場だけに、投手陣全員が最後にマウンド上で
ノックを受け、グラウンドの状態を確認したそうです。
今週は五輪野球準決勝・決勝があるため、比較的緩やかな日程。
ナゴヤを離れ、平塚-横浜-東京ドーム-甲子園という
遠征が続いていきますが、8月最後の8連戦を前に
今回の横浜遠征でしっかりと波に乗ってほしいところです。

横浜3連戦の気になる先発は、初戦は順当に中5日で中田
さらに2戦目・川井、3戦目・小笠原というのが中スポ予想。
川井、小笠原ともに連敗中ではありますが、
前回登板でも好投していましたし、
状態としては、決して悪くなさそう。
今度こそは勝利をと気合を入れて、踏ん張ってくれると思います。

後ろに映るは浅尾くん。その一方でカギを握るのは、
初戦先発の中田
今朝の中スポでは
『地方球場の鬼』と出ていましたが、
よく見ると、わずか5つの球場で
6試合の登板。
昨季この平塚で
雨のなか登板した朝倉
今季も旭川で勝った
元祖・地方球場の鬼昌さんに比べたら、
大したことないんじゃないかというような感じですが、
ただプロ初完投の秋田・こまちスタジアム、
またプロ唯一のセーブとなった岐阜での登板は、
ともに印象に残っていますね。
特に岐阜でのリリーフ登板での投球は、かなりしびれれた記憶が。

代表で抜けている憲伸の穴を埋めるべく、
この8月、踏ん張ってもらいたい中田でしたが、
3連敗と今ひとつ結果がついてこないという現状。
さらに前回の広島戦では、序盤に5点のリードをもらいながら、
守りきれずにひっくり返されてしまうありさま。
あの逆転劇がチームに悪影響を及ぼし、
その後の4連敗に繋がったといっても過言ではなかったと思います。

ただ横浜戦に関しては
今季防御率0点台と相性も良さそうですし、
も味方に付けて、何とかベイ打線を封じ込み、
約2カ月ぶりの先発としての白星を掴んでほしいものですね。
現状では昌さん大車輪の活躍を見せていますが、
に向けての戦いでは、やはり背番号20の存在が必要不可欠。
ぜひともプチ・地方球場の鬼ぶりを披露し、
完全復調へと繋げていってほしいと思います。


一方、打者版『地方球場の鬼』は、
17日の東京ヤクルト戦でダメ押しの一発を放ったノリさん
確かにいわれる通りかもしれませんし、
ホームラン連発という印象が強いですね。
特に横浜と前回対戦した豊橋での3本塁打
あれはまさに「ノリさまさま」の大活躍でした。
本人も安打量産へ手応えを掴んでいるうえ、
対横浜戦は地方球場同様に4割超の打率のようですし、
37イニング連続無得点というアリ地獄から
ようやく抜けだした打線をより前進させるためにも
打線の中心で、引っ張っていってほしいですね。
移動日ゲームでは欠場したように、
持病の腰の状態も心配となってくる季節ですが、
ぜひとも地方球場で、渾身のフルスイング
そして大きな花火をたくさん打ち上げてもらいたいなと思います。

現状のセ・リーグでは一番強いと思われる
4位・広島とのゲーム差は、わずか『1』。
首位・阪神を3タテしてきた横浜相手となりますが、
とにかく3位、そして5割ラインを死守して、
週末・週明けの巨人、阪神戦へと繋げてほしい。
選手一人一人が気を引き締め、この3連戦ぜひ勝ち越しを期待します。


若竜トピックス(18日)

◆吉見一起
<右肩関節炎で戦列離脱中。
きょう19日のウエスタン・福岡ソフトバンク戦で復帰登板の予定。
ナゴヤ球場でキャッチボールやダッシュなどの調整後、福岡入り>
「肩の不安はほとんどないです。
今はキャッチボールは気分よくできているし、
そういう時は試合でもうまく投げられた。
先発? それは分からないです。
ストライクが入るのかっていう不安はあるけど、状態はいいです。
あとは実戦でストライクが入るかどうかをしっかり確認したい。
1軍ではカウントを悪くして崩れることが多かったので、
それを修正したい。自分の投球をしたい」
(東京中日、スポニチ名古屋ニッカン

◆谷哲也
<いま最も伸び盛りの若竜。
現在、2軍では2番打者として活躍中。
とにかく打撃が絶好調。規定打席には達していないが、
打率.344、4本塁打、16打点はチームトップクラス。
さらにここ10試合は33打数14安打の打率.424を誇っている。
急成長のウラに何があるのか、すると意外な答えが>
「技術的には社会人のときと何も変わっていないと思うんです。
ただ、考え方は社会人のときとガラリと変えました」

<春季キャンプではライバルはあらゆる面で自分上回っていた>
「かなわないって。試合にも出られないって思いました」

<そんなときお手本になったのが井端。
注目したのはヒットではなく凡打。
すべての凡打に意味があることに気付いた>
「10回やって3回しか打てないなら、
残りの7回を意味のある凡打にしようと思ったんです。
社会人までは結果ばかり求めていた。
進塁打、バント、できることをやろうと思ったんです」
(東京中日)

◆堂上剛裕
<今季は1軍出場選手登録が1度もないが、
初の兄弟そろっての1軍昇格に向けてアピールするつもり。
球宴期間中に1軍の練習に呼ばれたが、昇格したのは弟だけ。
2軍の練習に戻って黙々とバットを振る>
「兄弟で1軍? 意識していません。でも頑張ります」

<2軍で試行錯誤が続いているが、
それでも手応えをつかみつつある>
「自分の中では良くなっている感覚がある」
名タイ

◆堂上直倫
<2年目で初の1軍を経験して充実した表情。
3日の巨人戦、代打で迎えたプロ初打席は空振り三振に終わったが>
「次は打てると思います」

<2打席目のチャンスをもらえず、10日に2軍落ち。
だが17日にナゴヤドームで行われたウエスタン・広島戦で
決勝3ランを放つなど1軍の経験が生きている>
「たまたまです」
名タイ


ファームは、きょう19、あす20日(予備日21日)と
雁の巣で福岡ソフトバンクとの2連戦。
そのなかでの注目は、約1カ月ぶりに
実戦登板が予定されている吉見でしょう。
ブルペン投球、シート打撃登板と、
先週は着実に復帰への階段を上ってきた背番号19
2軍戦ながらも再びマウンドに立つと聞くと、うれしいですね。
やはり吉見がいるといないでは、
今後の投手陣には影響大ですし、早い復帰が望まれるところ。
ただくれぐれも慎重に調整を進めていってほしいなと。
まずは2~3回という短いイニングになるうえ、
今後も数試合登板することになるそうですが、
とにかく自分の納得いく投球ができることが先決。
そして首脳陣の推薦を得て、1軍復帰へと繋げてほしいと思います。

2008年8月18日 (月)

竜打線目覚めた2発5得点、力投昌2ケタに王手!

3試合連続完封負けを喫し、34イニング無得点
アリ地獄にはまり、4連敗貯金0となったドラゴンズ
ついに4位に1ゲーム差に迫られる危機のなか
迎えたナゴヤドームでの東京ヤクルトとの第3戦。
中4日で先発した山本昌が序盤から攻めの投球で、
東京ヤクルト打線を1失点に抑えると、
ベテランの力投に奮起したか、打線がようやくお目覚め
4回イ・ビョンギュが適時打を放ち、38イニングス目にして、
待望の得点を挙げると、5回にはウッズが勝ち越しの3ラン。
さらに7回に中村紀洋がダメを押すなど、11安打5得点。
連敗を4で止め借金阻止。山本昌はチームトップの9勝目となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 17回戦
(17日・ナゴヤドーム | 中日7勝8敗2分け)
37283人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日 ×
[勝] 山本昌(16試合9勝3敗)
[D本] ウッズ23号3ラン 中村紀洋22号
[Dバッテリー]
山本昌、浅尾 - 谷繁

【ゲームレビュー】
山本昌が踏ん張って逆転勝ち
3回2死からゴンザレスに二塁打され、
福地の適時三塁打で先制を許したが、その後は抑えた。
チームトップの9勝目
打線は4回、イ・ビョンギュの同点打で38イニングぶりに得点
5回は2死後につくったチャンスでウッズが勝ち越し3ランを放った。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
東京ヤクルト先発は、約2年ぶりの登板となるゴンザレス
打線を大幅に組み替えたドラゴンズ
2番に小池を入れ、中村紀洋、ウッズ、和田のクリーンアップ、
さらに6番・ライトでイ・ビョンギュ岩﨑は7番・二塁に。

1回ウラ、井端初球を打って二塁ゴロ。
小池内へのストレートにスイング取られ三振。
中村紀洋外へのストレートに空振り三振。
かつて苦手としていたゴンザレスに上々の立ち上がりを許す。

ドラゴンズ先発は、なんと中4日山本昌
2回、1死から田中浩康にレフト前ヒットを許すが、
続く川島慶三の4球目、エンドランがかかるも、
川島慶三が空振り、スタートを切っていた田中浩康
谷繁が刺して2死。川島慶三も二ゴロに倒れ結果3人で抑える。

3回、簡単に2死を取った山本昌
しかし投手のゴンザレスを追い込みながら、
3球目、外へ投げたカーブを当てられてしまい、
打球は三塁線を抜いていくツーベースを許すと、
続く福地にカウント1-1からの3球目、
高目へ甘く入ったストレートを叩かれ、
右中間を破っていくタイムリースリーベース
失投を叩かれ、もったいない失点で先制される。(0-1)
なおも動揺からか、山本昌は続く志田にカウント0-3。
しかしフルカウントまで持ち直すと、
低目のストレートを打ち上げさせての二塁フライ。
何とか踏ん張り、最少失点で切り抜ける。

3回ウラ、1死から山本昌が自らやり返して、
外へのストレートを叩き、三塁線を破る今季初ヒット
しかし井端が高目のストレートを打ち上げてしまい、一塁ファウルフライ。
さらに小池は外へのスライダーにボテボテの捕ゴロ。
相変わらず重いムードが打線を覆い、ゼロ行進が続く。


しかし4回ウラ、ようやくトンネル脱出の兆し。
先頭の中村紀洋はショート正面のゴロに倒れたものの、
ウッズが外へのストレートを叩き、一、二塁間を抜くヒット。
さらに和田がフルカウントから詰まりながらも
センター前へ落とすヒットを放つと、
スタートを切っていた一塁走者のウッズが一気に三塁へ。
主軸が繋がり、ついに得点できそうなムード
ここで迎えるは意外性の男、6番イ・ビョンギュ
カウント0-1からの2球目、内角低目のストレートを叩くと、
詰まりながらもセンター前へ落ちるタイムリーヒット!
38イニングス目にして、ついにスコアボードに『1』の文字が。
重い扉が開き、ナゴヤドームのスタンドが大きく沸く。(1-1)
なおも1死一、三塁と、今度は勝ち越しのチャンス。
しかし岩﨑は外へのスライダーを振ってしまい、三振。
さらに谷繁も遊ゴロに倒れ、惜しくも勝ち越せず。
それでもようやく点が入ったことで、チームの流れが変化した。

同点に追いついたもらった山本昌
5回、野口を遊ゴロ、福川を二ゴロと簡単に2アウト。
さらに先制のきっかけを作ったゴンザレスを迎えるも
今回は気を抜かず、内へのストレートで空振り三振。
きっちり切り抜け、良い流れをそのままキープ。

5回ウラ、ゴンザレスの前に、山本昌遊ゴロ、
井端手が出ず見逃し三振と、あっという間に2アウト。
しかし小池が外へのストレートをはじき返し、
センター前へクリーンヒットを放つと、
中村紀洋も続いて、しぶとく一二塁間を抜くヒットで一、三塁。
またも打線が繋がり、チャンスを作ると、
ここでウッズが久々となる花火!
カウント2-0からの3球目、内へのシュートをうまく腕を畳み、
はじき返すと、打球はグングンと伸びていき、
センターバックスクリーン左へと飛び込む3ランに!(4-1)
7試合、30打席ぶりに飛び出した主砲の一発
先制の口火の一打に続き、流れを完全に引き寄せる3ラン
苦手・ゴンザレスをKOし、連敗ストップがかなり見えてきた。

3点の援護をもらった山本昌
その後も中4日をもろともしない落ち着いた投球を続けていたが、
6回、福地の右中間フェンス直撃のツーベースと、
飯原四球で1死一、二塁とピンチ。
しかしここからはしっかりと踏ん張り、
畠山を詰まらせての浅いライトフライ。
さらに田中浩康には外へのカーブを叩かれ、
やや大きな当たりだったものの、
ライトのイ・ビョンギュが下がって追いついてキャッチ。
チームの連敗阻止と、自身9勝目に向かって突き進む。

6回ウラ、東京ヤクルト2番手・西崎聡を攻め、
2死二、三塁のチャンスを作るも逃したドラゴンズ
しかし7回ウラに、ダメを押す一発が。
1死から迎えるは、前の打席、ヒットを放った中村紀洋
この回から登板の東京ヤクルト3番手・花田から
カウント2-2からの6球目、外へのフォークをしっかり叩くと、
打球はお得意の右方向へ伸びていき、そのままスタンド最前列へ!
ウッズに続く、中村紀洋も放ったこの日2本目の花火。(5-1)
これで勝利をほぼ決定づけると、山本昌は7回をゼロに抑えお役ご免。
さらに8回からは、2番手で登板の浅尾
2イニングを打者6人でピシャリと締めて、ゲームセット

ようやく打線が目覚め、38イニングぶりに得点すると、
その流れで二発を含む5点を奪い、東京ヤクルトに快勝。
連敗を4で止め、今季50勝目をマークしたドラゴンズ
勝利の原動力となったのは、やはり山本昌
7イニング、114球を投げ、5安打6奪三振2四球で1失点。
見事な力投で、6連勝で今季9勝目をマークすると、
さらに通算でも202勝目を飾り、ターゲットとしていた
2年ぶりの2ケタ勝利がいよいよ見えてくることとなった。


夏休みの旅行から帰ってきて
4日ぶりに見る「動くドラゴンズ」。
この数戦、川井、小笠原、佐藤充と3投手を援護できずに
34イニング無得点と、打線がどん底な状態だけに、
多少不安な気持ちで、試合開始を迎えましたが、
中盤以降は、久々に安心して見ていられる勝ちパターン
連敗をストップできて、ホントによかったです。

マササン、カッタネ!負ければ借金生活突入という
危機のなかで、
その原動力となったのは、
ベテランの力投
やはり中4日で先発し
9勝目を挙げた昌さんでしょう。
先発投手が5人しかいないなか、
果たして誰を持ってくるのかと思っていましたが、
現状最も安定している「最後の砦」を起用してきましたね。
43歳となって初の中4日でしたが、さすがは連勝中の投手
さらにこれまで培ってきた経験も手伝って、立ち上がりから上々。
特に力のあるストレートで相手を封じ込んでいったところに、
「連敗を止めるんだ」という意気込みを強く感じました。
3回にちょっとした気の緩みから
先制を許してしまったのは、もったいなかったですが、
それでもストレートとカーブを主体に巧みな投球術で、7イニングを1失点。
さらに得点には繋がらなかったものの、
自らも今季初ヒットを放ち、もがき続ける打線を鼓舞
投打に頑張るベテランの背中を見て、
オレたちもと、野手陣奮起したのではないかと。

そして4回、38イニング目にして待望の1点が。
2死からのウッズのライト前がきっかけとなり、
和田、イ・ビョンギュと繋がっての3連打でしたが、
特に後者2人の詰まりながらのヒット
ここまでの苦しさをよく表していたように見えましたね。
一発でぽーんと飛び出すのではなく、
とにかく点を奪うんだという気持ちで運び、
センター前に落とした感のあるヒット。
地面に落ちたときは本当にうれしかったですし、
これでトンネルを抜けだし、前へと進めるんじゃないか。
そんな風にも感じた価値ある当たりだったと思います。
案の定流れが変わり、こういうムードになれば、
爆発できるのがこのドラゴンズ打線
1点を奪った以降は、今までもがいた分も十分に鬱憤返し
5回にはウッズ3ランを放ち、ゲームの行方をほぼ決めると、
7回にはノリさんも得意の右へのダメ押し弾
簡単に一邪飛を上げたり、見逃し三振をしていた井端
若干の乗り遅れを感じる面もありますが、
3、4、5、6番クリーンアップが目覚めて奪ったこの日の5点
安打も8月初の2ケタとなる11本をマークしましたし、
これをきっかけに上昇への糸口を何とか掴んでほしいなと。
一夜限りの爆発でなく、連日続いていくよう、
良い流れをキープしていってほしいところです。


広島、東京ヤクルトとの6連戦で、2勝4敗
思わぬつまづきによる2カード連続の負け越しで、
すっかり3位集団の一員となってしまいましたが、
打線がようやくお盆休みを終えそうですし、
次の1週間はもう少し楽な戦いになってくると良いですね。
19日からは久々に関東に遠征しての横浜3連戦
相手は首位を3タテしていることもあり、波に乗っているでしょうが、
お目覚め打線で、ぜひとも粉砕してほしいところ。
代表組が抜けての最後の3試合になってきそうですが、
できるだけチーム全体で状態を上げ、巻き返しを期待。
そして3位確保貯金シリーズにしていってもらいたいです!


☆ウィナーズ・ボイス(17日)

◎タイロン・ウッズ
<5回、左中間への勝ち越し23号3ラン>
「(5回、大きなチャンスで打席が回ってきたが)
そうですね。なかなか打てなかったですけども、
とにかくあの場面、いつもと同じように、強く打つことを心がけました。
最近、ちょっと負けていましたけど、
これを機会に勝っていきたいと思っています。
(あの一発で自身もチームの雰囲気も変わっていけそう)
そうですね。これでチームもですね、もっともっと勝てるように、
自分も打てるようにしていきたいと思っています。
(日本ではホームランを花火に例えられますが、
たくさんのお客さんに大きな花火を見せて下さい)
私も本当の花火を見てみたいと思いますけど、
まあそれは別として、ホームランをもっともっと打って、
チームが勝てるように、頑張っていきたいと思っています」


<ホームラン談話>
「打ったのはシュート、とにかくランナーを返そうと思った。
芯じゃなかったけどスタンドインできてよかったよ」

<7試合ぶり一発は7試合ぶりの打点にもなったが、
忘れかけていた会心の当たりに苦笑い>
「最近、ヒットも本塁打を打ってなかったので気にはしていた。
あまりに長いこと打ってなかったから、
芯で捕らえたかどうかもわからない。
最近バットの芯で打ってなかったので、感覚がよく分からなかったよ」

<4回、イ・ビョンギュの同点適時打の直前に、一気に三塁へ好走塁>
「4番としてずっと責任を感じていた。
だから、得点チャンスを少しでも増やそうと必死に走ったよ」

<『0』を止めるだけでは意味がない>
「とにかく球を強く打つことを意識したよ。
でも、まだ1試合。これからも打ち続けたい」
公式写真中スポサンスポ時事通信毎日jp名タイ

◎山本昌
<安定感ある投球で7イニングを5安打1失点。
中4日でチームトップの9勝目を飾る>
「(中4日での登板でしたが、どんな思いでマウンドへ)
ええ、あのう、ね、ちょっと、あのう、
チーム負けてましたけども、
えー、自分のピッチングをすればね、今日は、あのう、
援護点があると思って頑張りました、はい。
(ピッチング自体はどうでした)
まあそんなによくなかったんですけども、
まあ、あのう、ね、えー、好リードにも助けられて、
えー、先頭バッターの方をね、上手に切れたのが、
今日は良かったかなと思いますけど。
(連勝街道がまだ続いていて、6連勝です)
ええ、あのう、ほんとに、あのう、
僕が投げる時は、本当に援護点が多くて、
いい流れでね、投げれてますんで、
えー、続けるように頑張ります、はい。
(しかも25年目で2ケタ勝利も見えてきた)
ええ、もうね、ローテーションで投げてる最低限の目標がね、
2ケタなんで、ぜひ頑張っていきたいと思います。
(ファンにひとつ応えて下さい)
ええ、あのう、これからも頑張っていきますんで、
よろしくお願いします、はい」


<先発談話>
「調子は普通でした。
先に得点を取られましたけど、追いついて逆転してくれましたし、
いい展開で投げられてよかったです」

<連敗、貧打…。いろんな負の要素を抱えてのマウンド。
中4日という強行軍を意気に感じ、飛ばした>
「絶対に負けられない気持ちもありましたけど、
中4日で指名してもらったワケだから、
調子も悪くないのでいけるところまでいこう、と」

<今季2度目となる中4日での先発。
疲労が残っていてもおかしくないが、まるで影響を感じさせず>
「疲れ? 大丈夫。こういう時に勝ててよかった。
中4日だろうが、関係ないよ。
若いころ、よくやってたから。慣れっこですよ、こんなの」

<これで6連勝。8月に限れば、
チームの全4勝のうち3勝という頼りぶり>
「いいときはしっかり投げて、貢献できるように。
勝てないときもあるわけだからね」

<あと1勝すれば42歳で11勝をマークした横浜・工藤を抜き、
史上最年長での2ケタ勝利に到達するが、あくまで通過点。
4日に200勝を達成したが、失速どころか勢いは増すばかり>
「記録? それはこれから常について回るんで。
今はいい流れにあるので頑張っていきたい。
200勝しても自分の中では何も変わらない。
まだシーズン中ということもありますしね。
2ケタは最低目標ですから。工藤さんもまだ頑張るでしょう」
公式写真中スポサンスポスポーツ報知
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

『中4日は前回広島戦に投げる前に
決まっていました、ここだけの話(笑)。
でも若いころ何度もやっていて調整方法は分かっていますし、
体力的には厳しいけど勝ってるときは
どんどん投げられるほうがいいので、
チャンスと思ってマウンドに立ちました。
打線はちょっと点が取れていませでしたが、
きょうは打ってくれるだろうと信じていましたし。
今日の勝ちはチームにもボクにも
大きな1勝になったのではないかと思います。』

山本昌公式ホームページより引用)

○長谷部捕手コーチ
<ブルペンで悪ければ悪いほど
結果を出すという山本昌について>
「マサさんはブルペンでの直球が
遅ければ遅いほど試合での調子がいい。
(ほかの投手なら)ブルペンで良くないと本番は悪い」
名タイ

○森バッテリーチーフコーチ
<今季9勝のうち、6勝は直前の試合でチームが黒星。
チーム状況が悪いほど燃える山本昌について>
「みんなが悪いとマサは良くなるんだ。
責任感というか何というか…。
昨年がいい例。みんな良かったのに勝てなかっただろう。
ことしの春先もそうだった。次は中3日だな」
名タイ

○イ・ビョンギュ
<4回1死一、三塁、中前に落ちる同点タイムリーを放つ。
38イニングぶりの得点にナゴヤドームが大いにわき>
「打ったのはストレート。
一、三塁だったので、最低でも外野フライを打とうと思って
打席に臨んだら、運良くヒットになりました!」
公式写真中スポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○中村紀洋
<7回1死、技ありの右打ちで、
右翼スタンド最前列へダメ押しの22号ソロを放り込む>
「いやな雰囲気だったので、何とか今日は勝たないと。
雰囲気を変えるためにうまく打てました」

<5回には1死一塁で右前打を放ち、
一、三塁にしてウッズの3ランを呼ぶ。役目を果たせてにこやか>
「走者が三塁にいた方がウッズも楽に打てるからね。3番の仕事ができました」
公式写真中スポ

○浅尾拓也
<8回から登板して、2イニングをピシャリ。
16、17日と連投で無失点。13日の広島戦で
5点を失ったことが尾を引いていたが、自信を取り戻してきた>
「自信をちょっとなくしてたところでしたが、
抑えられてだいぶ安心できるようになりました。
これからも出る試合は全力で頑張ります」
中スポ

◇高橋聡文
<16日の五輪野球、日本が韓国に敗れ、岩瀬が敗戦投手。
一夜明け、韓国戦の話になると複雑そうな表情を見せる>
「中継を見ることはできなかったんですけど、
韓国に負けたっことは知っています。
岩瀬さんが打たれた結果になって残念です。
(日本代表の)結果はもちろん気になりますよ」

<岩瀬にはとにかく頑張ってほしい思いがある。
13日、自身の携帯電話が鳴り、発信先は岩瀬>
「(画面に岩瀬の)電話番号が出たんで、
(驚いて)北京からですか?と聞いたら、『そうだよ』って」

<国際電話に驚くと、次に感激。
12日にプロ初セーブを挙げたことへのお祝いコールだった>
「結果を気にしてくれているなんて、うれしかったですよ」

<岩瀬不在の間、これからもストッパー起用もありうる>
「これからもああいうところで登板があるかもしれないし、
結果を出せるようにしたいです」
(中スポ)


○落合監督
<10試合ぶりの2ケタ安打で連敗を4でストップ。
前夜とは一転、終了後3分後には会見開始。38イニングぶりの得点に>
「こんなもんなんだ。
3、4、5、6番が打てば点が入るんだよ。
打たないから点が入らないんだ。

相手の投手に気分よくマウンドで放られてたら、
打者は何ともならん。それは自分らが悪いんだ。
投手に考えさせないと。
野球の頭ってのがある。勉強とは別。
漢字が読めなくても、そっちがよければ
野球選手は大成するものなんだ。

いくら言っても、整理がつかないやつは
つかないし、つくやつはつく。
何日も、何十試合も継続してやれるか。
そこでレギュラーとレギュラーじゃないやつの差がつくと思う。
これから良い方向へ変わっていけるか? わからん。
(選手個々が)どういう考えをもっているのか、だな。
あれじゃいけないのか? 
一、二塁間があいていたら右に押っつければいいじゃん。
(自分が)やれることをやれば打てる。
やれないことをやろうとしたら、今回みたいにドツボにはまる。

(でも選手は)別のことを考えてるんだろうな。
打者ってそんなもんなんだろうな。
でも自分らがやろうとしていることが
いい結果が出ているか、悪い結果が出ているのか。
その整理ができなければ今回みたいになる。
監督の話を聞いてれば、理解してればな。
難しくない。難しいことをやっているけど、
難しく考えたら野球って前に進まない。
シンプルに考えてやらないといけないんだ」
中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋


若竜トピックス(17日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-広島 21回戦
(17日・ナゴヤドーム)
  000 001 001 = 2
  000 013 00× = 4
[勝] 佐藤亮太(7試合3勝2敗)
[D本] 堂上直倫5号3ラン
[D投] 佐藤亮太
公式サイト広島東洋カープ

【ゲームレビュー】
ドラゴンズ・佐藤亮太広島・齊藤の投げ合いで
序盤は淡々とゲームが進んでいたが、
5回ウラ、堂上直倫一塁失策、田中左前打、佐藤亮太犠打で1死二、三塁。
西川の二ゴロで堂上直倫が憤死したものの、西川二盗で2死二、三塁。
迎えたの遊ゴロをがファンブルし、相手ミスで先制点を挙げる。
6回、それまで無安打投球の佐藤亮太が捕まり、
先頭・に二塁打を打たれると、松本犠打で1死三塁。
廣瀬に左翼へ犠飛を打ち上げられ、1-1の同点とされる。
しかし6回ウラ、再び齊藤を攻め込み、
平田四球、代打・堂上剛裕左前打などで1死一、二塁から
堂上直倫が左翼スタンドへ勝ち越し3ラン
これが決勝打となり、佐藤亮太が9イニングを投げ抜き完投勝利
公式サイトより)


○堂上直倫
<ナゴヤドームで行われたウエスタン・広島戦で
6回1死一、二塁から勝ち越しの決勝3ランを放つ。
ナゴヤドームでのアーチは前回の親子ゲーム、
7月23日の阪神戦で放った満塁弾に続いて2本目。
広島先発・齊藤の内角真っすぐをライナーで左翼席に突き刺す>
「きょうはたまたまです。
前の打席まで内容がよくなかったので、まだまだです。
今日は調子がいい時に比べるとボールが見えていなかった。
1球目に空振りしたチェンジアップがきたら打てなかったと思う。
打てたのはたまたま。でもチャンスで打てたのでよかったです。
中スポニッカン

○佐藤亮太
<完投で3勝目も5四死球を反省しきり。
5回までは味方の好守にも助けられながらノーヒット投球。
終盤に疲れが見えたものの、4安打2失点に抑える>
「低めに集める自分の投球はそれなりにできたと思います。
ただ、先頭打者を四死球で出したり、リズムを悪くしたのが課題です」
中スポ

○小林2軍投手コーチ
<完投勝利の佐藤亮太に手厳しく>
「結果的に4安打。5四死球はいただけない。
1軍だったら攻略される」
中スポ


◆朝倉健太
<右腕の血行障害で戦列離脱中。
この日、ナゴヤ球場での練習でフリー打撃に登板。
離脱後初となる本格的な打者への投球だったが、
上田、中川、福田に対して計38球を投げ、安打性は2本だけ。
スライダーの精度が悪かったものの、速球とシュートは力強く、
バットを折る場面も。制球を今後の課題に挙げて>
「前回(14日のフリー登板)よりは良かったです。
前回より今回、今回より次と、徐々に良くしていきたい。
もうちょっと、ストライクを取るところは
しっかり取れるようにしていきたい」
中スポ


7月23日の阪神戦以来となった
今季3度目のナゴヤドームでの親子ゲーム
午前10時20分開始のウエスタン・広島戦は、
前半は両軍先発投手による投げ合いとなりましたが、
1-1の同点で迎えた6回、1死一、二塁からのチャンスで
前回の親子ゲームでも満塁弾を放った堂上直倫
レフトスタンドへ放り込む鮮やかな勝ち越し3ラン!
このリードを先発・佐藤亮太が守り、完投勝利をマークしました。

平田と代打で登場の兄・剛裕が繋いで作ったチャンスを逃さず、
本塁打でモノにしたところに、運の強さを感じますね。
結局この日は、本塁打のみの3打数1安打3打点でしたが、
こういうゲームで打てるのは、まずヨシでしょう。
これで昨季の4本を上回る5号となった直倫
今季2本目を放ったナゴドのグラウンドに
1軍選手として再び立てるよう、攻守に鍛錬していってほしいです。

その他では、西川、中村一生、平田といった
1軍登録中の若竜もスタメンに名を連ねたものの、3人ともにノーヒット
両軍投手がよかったこともありますが、活発ではなかったようです。

2008年8月17日 (日)

ゼロ病打線深刻化、竜3戦連続完封負けで貯金0。

本塁が遠くはるかかなたといったような泥沼打線
2試合連続の完封負けで、連続無失点イニングが
『25』に伸びてしまったドラゴンズ
苦境を打破すべく、迎えたナゴドでの東京ヤクルトとの第2戦。
しかしこの日もチャンスを作り、得点圏に走者を進めるも、
本塁だけが踏めないという拙攻の連続
先発・佐藤充が力投していたものの、援護できず見殺しに。
結局この日も9つのゼロを重ね、3試合連続の完封負け
4連敗となってしまい、ついに貯金もなくなってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 16回戦
(16日・ナゴヤドーム | 中日6勝8敗2分け)
38190人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日
[敗] 佐藤充(6試合1勝2敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
佐藤充、浅尾、高橋 - 谷繁

【ゲームレビュー】
97年8月以来の3試合連続完封負け
今季3度目の4連敗で勝利5割となり、勝ち越しがなくなった

打線が不振。1回1死一、二塁からウッズ、和田が凡退。
3回は先頭・岩﨑が二塁打を放ったが、
和田が併殺打に倒れるなど中軸が打てなかった。
佐藤充は7回に息切れ。先頭打者に四球を出してピンチを招き、
2死満塁から代打・ユウイチに決勝の2点打を許した。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ先発は、中8日で佐藤充
初回、先頭・福地がセンター前ヒットで出ると、
川島慶三がきっちり送って、二塁へ。
続く飯原は遊ゴロに倒れ、2死となったが、
4番・畠山がフォークをはじき返し、センター前へのヒット。
俊足・福地はもちろん本塁へ突入。
しかしクロスプレーは谷繁のブロックが勝りアウト。
先制のピンチを食い止める。

東京ヤクルトの先発は、元広島で7月入団、
この日登録され、即先発となったショーン・ダグラス
その立ち上がり、先頭・井端が腰付近に死球を喰らうと、
続く岩﨑は送りバントを失敗、送れなかったものの、
イ・ビョンギュが四球を選び、一、二塁。
さらにウッズの三塁ゴロで、2死二、三塁とし、
先制及び、久々の得点のチャンス。
しかし和田が初球、内角高目のストレートを叩くも、
詰まってしまい、センターフライ。
チャンスを活かせずにまたしてもゼロから始まる。

2回ウラ、先頭・中村紀洋が遊ゴロ悪送球で出ると、
井上も続き、センター前へのヒット。
無死一、三塁と再び得点のチャンスを作るも、
谷繁が外へのスライダーに空振り三振。
佐藤充の遊ゴロでは中村紀洋が三本間に挟まれ、タッチアウト。
さらに井端は内角低目のストレートに二塁ゴロ。
初回に続き、拙攻で得点機を逃す。

3回ウラ、先頭・岩﨑が左中間へ
プロ初安打となるツーベースを放ち、出塁すると、
1死からウッズが四球を選び、一、二塁。
ここで迎えるは、初回好機で凡退の和田
しかしカウント0-1からの2球目、
内角低目のストレートを引っ張るも、三塁正面のゴロ。
5-4-3と渡ってしまい、ダブルプレー。
またしても倒れ、今夜も泥沼の状況に。

4回ウラ、2死から谷繁がライトオーバーのツーベース。
しかし佐藤充がスライダーに空振り三振。
4イニング連続で得点圏に走者を運ぶも、無得点
すっかりダグラスを助けてしまうと、5回はついに三者凡退

6回、1死からダグラスの代打・斉藤がライトへツーベース。
初回以降久々に走者を出した佐藤充
続く福地の二塁ゴロで三塁まで進められるも、
川島慶三を右飛に打ち取り、3アウト。
ストレート、スライダーを丁寧に投げ分け、無失点を続ける佐藤充
しかし深刻な打線はこの先発を援護できない

6回ウラ、東京ヤクルト2番手押本
その代わり端、ウッズがライト前ヒットで出たが、
続く和田が打ち上げてしまい、ライトフライ。
さらに中村紀洋が初球、低目のストレートを引っ張るも、
三塁正面のゴロ。5-4-3と渡りゲッツーとなってしまう。


7回、ついにゲームが動き出し、
佐藤充が先頭・飯原ストレートの四球を与えてしまうと、
続く畠山の三遊間を破るヒットで、一、二塁。
武内が送って、1死二、三塁とされてしまうと、
田中浩康は初球、内へのストレートを引っ張り三塁ゴロ。
三本間に飯原を挟んでアウトにしたものの、依然2死二、三塁。
ガイエルとは勝負を避け、満塁策を取ったドラゴンズに対し、
東京ヤクルトベンチは、川本に代打・ユウイチ
しかしカウント1-0からの2球目、内へのスライダーを叩かれると、
詰まりながらもライト前方へ落ちてしまうタイムリー。(0-2)
ついに均衡が破れてしまったが、得点したのは、
後半チャンスも作れなくなったドラゴンズを尻目に、
この日もワンチャンスを活かした東京ヤクルトだった。

2点ビハインドとなったドラゴンズ
まずは1点から返して行きたいところだったが、
ここから東京ヤクルトは勝利の方程式。
7回ウラ、3番手・松岡の前に3人で切られると、
8回ウラは、4番手・五十嵐も同様。
さらに最終回は、クローザーのイム・チャンヨン
ウッズ空振り三振、和田二塁ゴロと手玉に取られると、
2死から中村紀洋が、外角高目のストレートを
右に持って行く大きな当たり。
せめて無得点だけでも食い止めたいところだったが、
ライト・福地にフェンス際で掴まれてしまい、ゲームセット
この日も本塁が遠い展開となってしまったドラゴンズは、
97年以来という屈辱の3試合連続完封負け
さらに無得点イニングも伸びてしまい、34に。
そして貯金もゼロとなってしまい、
同率4位に浮上した東京ヤクルトとのゲーム差は1となった。


充にも援護なし。この日も中盤までゼロ行進
しかも不安定な
ダグラスを再三攻めながら、
本塁だけが
どうしても踏めない状況。
ガマンの投球を続けてきた
佐藤充を援護できず、3試合連続の完封負け
明るい話題といったら、岩﨑プロ初安打ぐらい。
さすがにどうにかならないかよと、
文句の1つも言いたくなりましたね。
初回に一気に攻め込めれば、また展開が違ったようですが、
この日は、頼みの和田再三のブレーキに。
確か『8月男』という触れ込みもあったような背番号5ですが、
調子自体は決して良くなさそう。
さらに「何とかしたい」という気持ちが、力みへ繋がってしまうのでしょうか。
しかもそういう選手和田だけでなく、打線全体がそんな感じ。
もともと責任感が強い選手の多いドラゴンズだけに
そうなってしまうのも仕方ない部分もあるかもしれません。

ただそう言ってもいられないというのも、現状
ついにチームの貯金がなくなってしまい、
同率で4位に並んだ広島、東京ヤクルトとのゲーム差は
『1』となり、5位転落の危機さえも出てきてしまいました。
低迷しても「貯金0までは許す」と言っていた落合監督
そろそろ手を打って来そうな気もしますが、
ただ指揮官が笛吹けど、踊るのはあくまで選手ですし。
やはり1人1人が降りかかる苦境をいかに打開できるかとなってくるでしょう。
「もっと気楽に」「チャンスを楽しめ」
外野からはいろいろなことを言えますが、伝わらないのも事実
ただ止まない雨はないでしょうし、そろそろ夜も明けそうな気も。
できれば結果を意識しすぎず、思い切りボールを叩いてほしい。
あくまでも希望的な観測ではありますが、
そうやっていけば、誰かしらからは良い結果が生まれると信じています。

世間で言うお盆休みは、17日で終了。
ドラゴンズ夏休みもそろそろピリオドを打ってほしい。
そして3万人以上詰めかけたドラゴンズファン
これ以上ため息をつかせない攻撃を期待したい。
久々の得点、連敗ストップ、さらに借金阻止と
様々な重圧もありそうな第3戦ですが、
何とか奮起し、今度こそは白星を掴んでほしいです!


★プレーヤーズ・ボイス(16日)

●佐藤充
<7イニング5安打2失点と及第点の内容ながら、
打線の援護がなく、今季2敗目。
最も悔やんだのは、点を取られた7回、
先頭の飯原にストレートの四球を与えたこと>
「フォアボールがすべてでしたね。
そのあと打たれたとかそういうのはありますけど、
先頭打者を出したのがすべてです。自分のミスなので申し訳ないです」

<初回2死二塁のピンチを切り抜けると、
2回以降、中盤までは東京ヤクルトの攻撃を寄せ付けない好投。
谷繁とも確認しながら投げ方を工夫。
テンポ良く、落ち着いたマウンドに終始していた>
「初回、フォークを狙ってきてたので、
どうしようかと考えて、2回からうまくできました。
前回(7日)、久しぶりに勝ちがついて、今回が大事。
内容のあるピッチングをしようと思って投げました。
ひとつ勝って、気持ちが落ち着いた部分はあります」

<前回より、今回の方が内容は上だったが黒星。
ため息交じりに飯原への四球を再び悔やみ>
「でも、もったいないなあ」

<負けはしたが2試合続けての好投。次回登板へ巻き返しを誓い>
「ひとつひとつアウトを取っていく基本的な部分を怠らずに頑張ります」
中スポサンスポニッカン

●岩﨑達郎
<2試合連続『2番・二塁』でスタメン出場。
3回の2打席目に左中間への二塁打をマーク。
得点には繋がらなかったが、立浪から記念球を渡され>
「感激しました。
最初の打席(1回無死一塁)でバントを失敗したので、
せめて守りで取り返そうと気持ちを切り替えたのが
よかったかもしれません。ヒットはうれしいですけど、
出るからには勝ちたい。明日は勝ちます」

<手にしたボールについては>
「実家に送るか、自分の部屋に飾るか…。考えておきます」
(東京中日)

●浅尾拓也
<13日の広島戦では集中打を浴びたが、
この日は1イニングを2奪三振無失点に抑え、復調をアピール。
ひとまずは前回の悪いイメージを払拭できたことに満足そう>
「キャッチボールのときから指のかかりを意識していました。
きょうは真っすぐのキレも変化球も前回よりは良くなったと思います」
(東京中日)

●井端弘和
<自身のファンのでもある
レスリング女子・吉田沙保里選手が金メダル。
ナゴヤドームでの試合後、我が事のように喜び>
「すごいですよ。
こうやって世界のトップを維持しているわけですから。
おめでとうございます」
(東京中日)

◆山本昌
<4日の巨人戦で通算200勝を達成。
この日、日本プロ野球名球会の記念ブレザーが贈呈される。
ヤクルト戦の試合前に金田正一会長と高木守道氏から着せられ、
粋な演出に照れくさそうだったが、歓声に応える>
「まさか、グラウンドで着させてもらえるとは思わなかった。
同じ背番号34の金田さんから着せてもらってうれしい。
これからは毎日が勝負。
(名球会の)名に恥じないように頑張りたいです」

<同じ背番号34だった金田会長の
400勝を目指すかと水を向けられると苦笑い>
「倍の苦労をするのは無理」

<『無事これ名馬なり』を自でいく男。
そのための秘訣の1つに『鈍感力』を挙げ>
「たぶんオレって鈍感なんだよ。
嫌なこととか疲れとかに対して。
だから、ただでは転ばないというか、
悪いことでもいい方に変えられたのかもしれない」
(中スポ、サンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

◇金田正一会長(日本プロ野球名球会)
<山本昌に名球会ブレザーを授与して激励>
「40歳を越えて達成したのは尊い。感動する。
200勝投手はこれからも出てきますよ。気持ちさえあれば。
山本昌だって42歳になって達成したんだから。
まだこれからですよ。250勝までいくんじゃないか。
山本昌君には47、8歳まで頑張ってほしい。
まだ4、5年はできるだろ。300勝を目指してほしい」
(中スポ、サンスポスポニチ名古屋ニッカン


●落合監督
<97年8月以来、11年ぶりとなる3試合連続完封負け。
34イニング連続無得点で4連敗。ついに貯金もゼロに。
会見ルームに入ってきたのは、試合終了から実に37分も経過した後。
その間に行ったのは、野手を集めての緊急ミーティング。
すいぶん時間をかけていたが>
「たまにはいいじゃん。遅くなっても。
何試合連続で完封されてもいいじゃん。
いろんな記録作ったらいいんじゃないの?
記録は? あと10(イニング)もあるのか。じゃ、点数取るわ。
ちょうど5割か。いいじゃん。
あした(17日)から開幕だと思ってやれば。
投げ出すわけにはいかないんだから。
あり地獄というか、底無し沼に入ったようなもんだ。
連鎖反応。『自分が何とかしないと』。それはわかる。
でも冷静に物事を考えたら、答えは簡単に見つかると思う。
そこに(選手が気付くことを)期待するしかない」

<会場の雰囲気に>
「お通夜みたいだな。
ベンチは? ベンチはそういうことじゃないんじゃない。
ただ、こういう経験をしたことある連中がいないだけにな。
恐らく借金20か30くらいある感じでいるんじゃないか。
負け癖がついていないから。
ついているチームっていうのは、
勝っててもえらく負けてる感じになるもんだ。
その気持ちはわかる。打者も何回も3割打ってるやつが
2割8分くらいになると、1本も打ってないような気がする。
人間って、そういう生き物なんだ。
まあ、こうなる可能性がなかったわけじゃない。
どうピッチャーを野手が助けてやるかだな。
(佐藤充が)投げられるってわかっただけでもめっけものだ」

<5回にはついに円陣を招集し、
積極性の見られない打線にゲキを飛ばしたが、
皮肉にも5回以降はわずか1安打>
「1人1球、1試合(全員が初球を打って)27球で終わってもいいんだ!」

<試合後、緊急ミーティングを開き、
失意の選手たちに発破をかける>
「5割ちょうど。ここから開幕するつもりでやれ
それぞれに役割があるし、持ち味もある。それを出していけ」
中スポサンスポ時事通信朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


今日の公示。(16日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 平井正史投手
【同抹消】
▼中日 マキシモ・ネルソン投手
公式サイト共同通信社

△平井正史
<不調のため2軍落ちしていたが、45日ぶりに1軍復帰。
日焼けした顔で試合前練習を消化>
「手探りだけど体調は万全です」
ニッカン


3日以来となる投手の入れ替えがあり、
ベテラン・平井が約1カ月半ぶりとなる1軍復帰。
代わってネルソンの登録が抹消されました。

ストレートのMAXが自称160キロ
まさに「秘密兵器」の触れ込みのもと、先月15日に1軍に昇格。
もっぱら劣勢の9回に登板していたネルソン君でしたが、
1軍での通算成績は、6試合に登板、打者29人に対し、
9安打6奪三振4四球で2失点の、防御率3.00。
しかし15日の東京ヤクルト戦では、
代わり端、代打・ガイエルにライトへのツーベースを許すと、
福川、武内に対しては一度もバットを振ることもなく、
ストレートでの連続四球を与える大乱調
無死満塁としてしまい、即降板となってしまいました。
明るいキャラで親しまれていましたが、
チーム状態が良くないなか、このような内容ではキツいかも…。
今後そして来季に向け、どのようにしていくかはわかりませんが、
これが見納めにならないよう、しっかり修正してほしいです。


若竜トピックス(16日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-広島 20回戦
(16日・ナゴヤ球場)
  000 000 032 = 5
  211 211 00× = 8
[勝] 清水昭信(22試合4勝4敗1S)
[D本] 清水昭信1号2ラン
[D投] 清水昭信、菊池
公式サイト広島東洋カープ

【ゲームレビュー】
先発・清水昭信は、立ち上がり、四球で出塁を許したが
前田の盗塁阻止などもあり三者凡退に抑える。
1回ウラ、西川右前打、中村一生四球などで1死一、二塁から、
新井の2球目にダブルスチール。見事に決め二、三塁とすると、
新井が左前へ適時打を放ち、先制する。
2回ウラ、2死一塁から清水昭信が左中間に適時打を放ち、
自ら追加点を稼ぐと、3回ウラには遊内野安打と悪送球、
さらに今井の暴投などで1死三塁から、新井の右犠飛で1点追加。
さらに4回ウラ、左越え二塁打を放った堂上剛裕を置き、
2死二塁から清水昭信が中越えの2点本塁打を放ち、6-0。
5回ウラには1死一、三塁から新井の左前適時打、
6回ウラは1死二塁から、西川の右中間適時三塁打と
毎回得点で、8-0と大量リードを奪う。
7回まで無得点の清水昭信は、ボールが浮きはじめた8回に
1死満塁から代打・鞘師の一ゴロの間と、
松本の右越え2点二塁打で、3失点してこの回で降板。
最終回、2番手・菊地田中彰の右前適時打など3安打を集中され、
2点を失ったが、前半の大量点に守られ、8-5と逃げ切る。
投打で大活躍の清水昭信は2打数2安打3打点。
またこの日25歳の誕生日の新井は、3打数2安打4打点で自らを祝った。
公式サイトより)


○清水昭信
<ウエスタン・広島戦で先発し、
投打にわたる活躍で4勝目(4敗)をマーク。
まずは『副業』の打撃で観客の度肝を抜く。
4回2死二塁から、今井の137キロ速球を
中堅バックスクリーン左の最深部ネットに
ライナーで突き刺すプロ入り第1号2ラン。
投球には厳しかったが、打撃の話にはニコニコ>
「完ぺきでした。今までで一番いい当たりでした。
超気持ちいいですね。第一打席(二塁打)と
同じところに当たりました。
スカッとしました。投げるより気持ちよかった」

<『本業』もさえ、8イニングを5安打3失点に抑える好投。
テンポよく、低めを丁寧につく投球で凡打の山を築き>
「ピッチングですか? まあまあですかね。
スライダーも決まりました。ストレートもまずまずです。
ゴロを打たせる意識で投げました。
1イニング1イニングって感じで、これを継続していきたいですね」
公式ファーム中スポ

○新井良太
<先制の2点適時打を含む3打数2安打4打点の活躍。
自らの25歳の誕生日に花を添える>
「自分のスイングができました。調子良いですよ。
でも、これを継続しないと意味がないので」
公式ファーム、中スポ)


ここ3日間はゲームのなかったファーム
週末は地元に広島を迎えての2連戦。
ナゴヤ球場での初戦は、序盤からドラゴンズ打線が活発。
重盗など足を絡め先制点を奪うと、
以降6回まで毎回得点で、8点の大量リード。
しかし終盤疲れも出たか、連打を連ねられ2イニングで
5点を奪われたものの、何とか逃げ切り勝利を収めました。

1軍に登録されている西川、中村一生、平田ら
スタメン出場していたようですが、
何と11安打8得点と、ゼロ地獄にはまっている1軍とは、
打って変わって活発な打線。ほんとうらやましい限りですね。
その中でヒーローとなったのは、清水昭信
先発投手ながら、この日は見事なバッティングを披露。
2回の第1打席、粘った末に中堅左を破る適時二塁打を放つと、
続く4回の第2打席には、同じ速球を振り抜き、
センターバックスクリーン左へぶち込むプロ初アーチ!
まるで憲伸か?赤坂か?といったような2打数2安打3打点。
プチ・スラッガーぶりを発揮して、自らを援護したもよう。
さらに本来のピッチングの方も、制球よく低めに集め、
広島打線を7回まで内野安打1本に抑え込む好投
バテもきたか、8回に3点を失ったものの、
そこまでは、ほぼ完ぺきな内容だったとのこと。
思わぬセンスを発揮した『源さん』のワンマンショーとなりました。

なお、きょう17日は、今季3度目の親子ゲーム
10時20分からナゴヤドームで同じカードが開催されます。

2008年8月16日 (土)

嗚呼空回り竜打線、2試合連続完封負けで3連敗。

完封負けを喫し、広島に負け越してしまったドラゴンズ
この日からは地元・ナゴヤドームに戻っての東京ヤクルト3連戦。
前週の松山では1勝1分けと勝ち越しただけに
ここでチームの立て直しをと願うも、前夜以上に打線が空回り
得点圏に走者を送りはしたものの、あと1本が出ないゼロ行進
ちぐはぐな攻撃でスミ1で踏ん張っていた
小笠原を援護できず、2試合連続の完封負けに。
ついにBクラスまで1ゲーム差となってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 15回戦
(15日・ナゴヤドーム | 中日6勝7敗2分け)
37525人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日
[敗] 小笠原(19試合7勝8敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
小笠原、ネルソン、中里 - 小田

【ゲームレビュー】
2002年5月以来の2試合連続完封負けで3連敗
チャンスで1本が出なかった。
1回2死一、二塁、4回1死二、三塁、5回1死三塁を
ことごとくつぶし、走塁ミスもあった。
小笠原は立ち上がり、簡単に1点を失った。
味方の反撃を待ったが、
8回、畠山に2点三塁打されるなど力尽きた。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ・小笠原、東京ヤクルト・館山の先発。
初回、先頭・福地に詰まりながらも三塁線を破られ、
ツーベースを許すと、続く志田の犠打で1死三塁。
迎えた飯原に外への変化球をライトへ犠牲フライ。
いとも簡単に先制を許してしまう。(0-1)

1回ウラ、先頭・井端が初球を叩きセンター前ヒットを放つと、
続く岩﨑の初球にエンドラン。遊ゴロとなるも1死二塁。
イ・ビョンギュの一塁ゴロで三塁へ進み、
さらにウッズがストレートの四球で、2死一、三塁とチャンスも
和田がフルカウントから三塁正面のゴロに倒れ、同点機を逃す。

4回ウラ、先頭・ウッズがバットの先ながらライト前ヒット。
続く和田は空振り三振に倒れたものの、
井上のライト右へのツーベースで1死二、三塁。
しかしデラロサは内へのシュートにバットを折られ、遊ゴロ。
さらに小田も内へのフォークに詰まって三塁ゴロ。チャンスを活かせず。

5回ウラ、先頭の小笠原が外角球を鮮やかに流し打ち、
レフト線のツーベースで自ら口火を切ると、
井端の二塁ゴロで、小笠原は三塁へ。
今度こそと願ったものの、岩﨑が内へのフォークに詰まって三塁ゴロ。
小笠原が釘付けになってしまうと、イ・ビョンギュも痛烈ながら二塁ゴロ。
決して調子のよくない館山にまたしても粘られてしまう。

6回、先頭・福地に四球を与えると、続く志田の犠打で二塁へ。
さらに飯原の中飛で三塁へ進まれるも、
畠山を外角低目への変化球で二塁ゴロ。
2回以降は制球も安定し、立ち直った感の小笠原
得点圏に置いても落ち着いて後続を断ち、味方の反撃を待つ

6回ウラ、1死から和田が初球を叩き、ライト前ヒット。
続く井上の2球目に、館山が一塁へけん制。
しかし一塁・畠山がこれをこぼしてしまい後逸。
その間に和田が二塁を狙うも、素早い返球で二塁アウト
結果走塁死となってしまうと、
井上の空振り三振に倒れてしまい、ここもゼロ

7回、1死から川島慶三にセンター前ヒットを許した小笠原
続く野口にもフルカウントから四球を選ばれ、一、二塁。
しかしここが打順が幸い、福川を低目へのストレートで
二塁フライに打ち取ると、館山も空振り三振に取って3アウト。
粘りの投球で、スミ1のみで踏ん張る。

7回ウラ、先頭・デラロサが初球を叩き、レフト左へのヒット。
ワンバウンドでフェンスに達する間に、果敢に二塁を狙う。
しかしクッションボールを的確に処理した飯原が二塁へ好返球。
タッチアウトになってしまい、またしても走塁ミス
それでも2死から小笠原がこの日2本目となる中前打。
投打に孤軍奮闘も、井端が外へのストレートを見逃し三振。
ヒットこそ出るも、本塁が遠い展開。最少点差のまま終盤へ。

8回、1死から志田にカーブをセンター前に運ばれると、
続く飯原に三遊間を破られ、一、二塁とピンチ。
展開的に次の1点を奪われると、勝負が決まる大事な場面。
しかし畠山にカウント1-2からの4球目、大きなカーブを叩かれると、
打球は右中間を真っ二つに割るタイムリーツーベース。(0-3)
援護のない打線についに辛抱が切れたか、小笠原
続く田中浩康にも初球を叩かれ、左中間への犠牲フライでさらに1点。(0-4)
なかなか1点が取れないドラゴンズを尻目に、
少ないチャンスを活かし、ダメを押した東京ヤクルト
こうなってしまうと、打線には取り返す力はなく、
8回以降、五十嵐-イム・チャンヨンのリレーにかわされ、ゲームセット
06年5月以来となる2試合連続の完封負けとなり、3連敗。
4位・広島1ゲーム差に迫られることとなった。


前夜の広島戦でミスなどがあったことで、
多少打線を入れ替えるのではないかと思い、
この日のスタメンをチェックしたところ、
『2番・二塁』のところに、岩﨑の文字。
ようやく若竜を抜てきか?と思い、続きを見ると、
前夜まで二塁だったデラロサもスタメンに名を連ねている。
あれっ?と思い、よく確かめると、
何と2番に座っていた中村紀洋スタメン落ち
移動日なしでのゲームのため、腰を考慮しての欠場だそうですが、
打線のこういう状態のなか、主力が欠けるとは…。
ゲーム開始前からイヤな予感がしてしました。

その予感はある意味的中
ただここまでゼロ行進が続いてしまうとは。
これで序盤に5点を奪った広島との初戦以降、なんと25イニング無失点
2試合連続の完封負けと、ほんと本塁が遠くなってしまいましたね。
ただ全く打てないというわけでもなく、この日も8安打
ただ毎回のように走者を出しながら、決定打のみが出ず、
チャンスを作り、ランナーを三塁まで進めるも、
外野フライ一つも打てずに、潰しまくってしまう始末。
さらに何とかしようと次の塁を狙うも憤死してしまうなど
ある意味焦りも見え出すなど、すっかり空回りの状態。
おそらく一つ歯車がかみ合えば、
流れが変わっていくのではとも思えたりもするのですが、
その起爆剤がいつ出るのかは、微妙
できるだけ早いトンネル脱出を願いたいものです。

孤軍奮闘報われず。その影響を受け、
粘りの投球を見せたものの
援護なく8イニング6失点で
黒星となった小笠原
この日は自ら何と2安打を放つなど
いつも以上の孤軍奮闘
ただ悔やまれるは、
自身も言うように
初回の失点でしょう。
小笠原の立ち上がりが
今イチなのは、デフォルトではありますが、
いとも簡単に奪われたのが痛かったですね。
その後は落ち着き、8回に力尽きるまで、
スミ1に抑えることができる力があるのですから、
これ以上言うのは酷だとわかってはいつつも、
初回をしっかり抑えることにも重きを置いてほしいです。


50勝目前で3連敗
さらに4位・広島と1ゲーム、5位・東京ヤクルトと2ゲームと
すっかり「3位争い」というくくりの中に入ってしまったうえ、
下2つに追い込まれてしまいという苦しい状況
現状のチーム状態を比べると、ちょっとヤバイかもしれません。
ただここで試されるのが、チームとしての底力
「意地」というものを見せてもらいたいところですね。
とにかく連敗を止めるためにも、まずは1点を奪うこと。
できればスカッとできる一発で決めてほしいですが、高望みでしょうか?
まあもがき続けるのを見るのは
今季かなり慣れっことはいえど、やはりこれ以上はカンベン。
連敗無得点イニングを止めるべく、何とか踏ん張ってほしいです。


★プレーヤーズ・ボイス(15日)

●小笠原孝
<8イニングを6安打4失点で今季8敗目。
文字通りの孤軍奮闘、137球の熱投と執念のマルチ安打は
非情な結末にしかならず。それでも自分を責める>
「初回、立ち上がりの先頭(打者の出塁)ですね。それが反省点です。
また同じことをしてしまって。次も同じ課題です」

<最近登板した5試合は、いずれもチームが3点以上を取っていない。
長く勝てない現実に対する複雑な思いは、自分の中だけに止め>
「また、頑張るだけです」
中スポサンスポ

●岩﨑達郎
<『2番・二塁手』でプロ初スタメン出場。
しかし4打数無安打で結果を残せず>
「『まさか』のスタメンでしたが、結果を気にせず、
思い切ってやろうと決めていた。いい経験になりました」

<『師匠』井端と二遊間コンビを組めたことに思いをはせる>
「試合では一緒に練習したグアムでのこととか
いろいろ思い出しました。
松山(守備固めで出場した7日の東京ヤクルト戦)では
2人で併殺も取れたし、きょうは初めて、
試合の最初から最後まで一緒にやれた。本当にうれしかった」

<試合中に師匠から注意を受けることも
褒められることもなかったが、試合中に言われたことを
実現できなかったことが悔しがる。
5回の第3打席。1死三塁の同点機で三ゴロに終わり>
「5回の攻撃前に井端さんが
『(点を取りに)いくぞ』って僕に言ってきたんです。
ヤマを張っていたシュートがきたけど、思った以上に曲がってきた。
悔しいですね。井端さんにも言われていたし、あそこで打っていれば…。
試合後に立浪さんが『ああいう厳しい球をファウルにしていれば
必ず甘い球がくるから』とアドバイスをもらいました」

<守備では5本のゴロは無難にさばいてアピールに成功も
8回、畠山の三塁打の際に三塁へ送球しなかったことについて>
「投げても間に合わないと思った。
ベンチで高代野手総合チーフコーチから
『セーフになってもいいから投げた方がいい』と言われました。
こういう経験をちゃんと生かさないと意味がない。もっと頑張ります」
中スポサンスポ名タイ

●トマス・デラロサ
<前日の広島戦で失策するなど不安定。
この日の試合前、特守を行う>
「(高代)コーチに球の正面に入るように言われた。
注意されている点は理解している。
グラブだけで取りにいかないようにしないと。
二塁手? 大丈夫だ。不安はない」
(中スポ、ニッカン

●高代野手総合チーフコーチ
<試合前練習の開始直後にデラロサの特守を行い、
二塁の守備位置まで駆け寄って身振り手振りで熱血指導>
「キャンプの時から彼(デラロサ)には
ずっと言っているけど、足を動かさなきゃダメだ」

<得点機にあと1本出ず、チグハグな攻撃に嘆き節>
「入らんなあ」
(中スポ、スポニチ名古屋ニッカン

◆中村紀洋
<今季初めて試合に出場せず。
持病の腰痛に対する監督の配慮に感謝しつつ、
16日の出場に意欲を燃やす>
「何も聞いてなかったけど、休養にしてくれたのはありがたいです。
あした(16日)出られるチャンスがあるなら、それに応じて準備をしたい」
(東京中日)


◇吉見一起
<右肩関節炎からの復帰を目指す。
この日ナゴヤ球場で行われた2軍練習で、
故障後初めてとなる実戦形式の打撃練習に登板。
打者10人に対して2安打2四球、
3者連続三振を奪うなど速球はMAX145キロをマーク。
球数は44球、ブルペンと合わせると故障後最多の63球を投げ>
「最初にしては思ったように投げられたと思います。
左バッターの外にしっかり投げられたことがよかった」
中スポ

◇小林2軍投手コーチ
<打撃練習に登板した吉見の投球を見守る。
19日からのウエスタン・福岡ソフトバンク2連戦で
実戦復帰することがこの日決まり>
「思った以上によかった。
力のあるボールを投げていたのでゲームでも投げられる」
中スポ

◇久本祐一
<左ひじ周囲炎のため、戦列離脱中。
吉見とともに実戦形式の打撃練習に登板。
打者14人に計41球を投げ、2安打1四球に抑える>
「自分の思った感じで投げられました。
ストレートはよかったので、あとは変化球ですね」
(東京中日)


●落合監督
<02年5月以来となる2試合連続の完封負けで3連敗。
連続無得点イニングは『25』に伸び、
落合監督就任後の5季でワースト記録更新。
苦笑いで会見ルームに入ると、最初に報道陣に逆取材>
「ちなみに2試合連続完封って(自身が就任以来)初めてか?。
いろいろなことがあるな、今年は。
(点が)入らなきゃこんなもんだろ。さあ、あしたは誰を使おうか」

<きょうは岩﨑だった>
「2番? 適性はあると思う。適性は。
経験? そんなことない。
腰が悪いやつ(中村紀洋)がいるから、
移動日ゲームに1日休ませただけ。
あした(16日)はスタメンで使うよ。
(岩﨑が)守れるだろってメドはついたのはいい」

<とどめを刺された8回の3失点。
右中間を割った畠山の打球に、岩﨑はカットに入り受けると、
ボールを持ったまま走ったが、これが『プレーを切る』行為>
「(岩﨑は)しでかしちゃいけないことをしたな。
それを自分でわかるかどうか。スッと流すかどうか。
野球っていうのはプレーを切っちゃいけないんだ。
彼にとって、どうこの経験を表していくか。
それに気が付けばいいセカンドになれる。
もともとがセカンドらしいから」

<得点できない現状に>
「(どちらも4番から始まり、下位に回った)4回のチャンスが
6回に来てくれてりゃ簡単に動けた(代打攻勢)んじゃないかな。
そういう流れでしょ。まあ、誰がいい、悪いじゃなく。
でもプロ野球選手が流れに翻弄されているようじゃ、
一人前になれないんだけどな」
中スポサンスポスポーツ報知共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

2008年8月15日 (金)

先発川井に援護なし沈黙竜打線完封喫し連敗。

5点のリードを守れず、目下の敵・広島
大逆転負けを喫してしまったドラゴンズ
1勝1敗で迎えた広島市民球場でのカープとの第3戦は、
打って変わって、川井-大竹という先発投手の投げ合いに。
しかし中盤6回川井が捕まり、2ランなどを浴びて、
均衡を破られてしまうと、振るわない打線は、
結局大竹の前に、散発3安打に抑えこまれてしまう始末。
今季6度目の完封負けを喫し、カード負け越しとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 18回戦
(14日・広島市民球場 | 中日10勝6敗2分け)
26207人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島 ×
[敗] 川井(10試合1勝3敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
川井、金剛、ネルソン - 谷繁、清水将海

【ゲームレビュー】
今季6度目の完封負け
打線が低調。1回無死二塁で中軸が凡退し、先制機を逃した。
結局、わずか3安打で三塁も踏めなかった。
川井は約2カ月半ぶりの先発。
5回までは広島の大竹と互角に投げ合ったが、
6回、赤松に先制の2ランを許し、踏ん張りきれなかった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ・川井、広島・大竹の先発。
1回、先頭・井端が叩きつける内野安打で出るも、
この日も2番の中村紀洋は空振り三振。
井端が盗塁を決め、二塁には進んだが、
イ・ビョンギュ空振り三振、ウッズ遊ゴロで先制機を逃す。

3回ウラ、小窪右前打、大竹犠打で1死二塁。
この日始めて得点圏に走者を背負った川井
しかし東出を外角高目のストレートで中飛。
赤松を内へのストレートで投ゴロに打ち取り、ピンチを凌ぐ。

4回、クリーンアップからの打順も
イ・ビョンギュ二塁ゴロ。ウッズ3球三振。
和田は中前打で出るも、井上が真ん中へのシュートに遊ゴロ。
これ以降ドラゴンズ打線無安打に終わる。


5回までは2安打無失点と上々、
大竹投手戦を演じていた川井
しかし6回ウラ、1死から東出を二塁内野安打で出すと、
続く赤松にカウント0-2からの3球目、
ストレートを左中間へ運ばれる2ランホームラン(0-2)
ついに均衡を破られてしまう。
ショックを受けたか、なおも続くアレックスにライト前、
栗原にもレフトへヒットを浴び、連打で一、二塁。
さらにの二塁ゴロをデラロサがファンブルしてしまい、満塁。
ここでドラゴンズベンチは、川井から金剛へスイッチ。
しかしシーボルにセンターへ犠牲フライを許し追加点(0-3)
踏ん張りきれなかった川井にミスも絡んで、やらずもがなの点を失う。

7回ウラ、2死から東出の当たりはライト前へ。
しかし井上がファンブルしてしまい、二塁へ進めてしまうと、
またも赤松にフルカウントからセンターへタイムリー。(0-4)
大竹の調子を考えると、ダメを押された感のドラゴンズ
8回は立浪、小池と代打策を敷くも凡退。
最終回は2死からイ・ビョンギュが四球で出るも、
ウッズが遊ゴロに倒れてしまい、ゲームセット
散発3安打で、大竹に今季初完封を許して連敗
このカード1勝2敗に終わり、ゲーム差は2と縮まってしまった。


この日の五輪野球予選は、降雨の影響もあり、
試合開始が1時間遅れで21時から
まさかそれに合わせたわけではないでしょうが、
18時から始まったゲームは、2時間47分で終了。
乱打戦となった前夜より1時間も短いゲームとなりました。

川井よ、次だ。こちらはある意味、
ローテの谷間
一方向こうは
エースが投げてくるということで、
開始前から苦戦
予想されていましたが、
約2カ月半ぶりの
1軍先発となった川井
5回までわずか2安打無失点と、
踏ん張ってくれましたね。
ゲームの途中経過を
ケータイで追うたびに、0が重なっていき、
よくやっているじゃないかと、喜んでいたのですが、
6回に一気に捕まってしまい、2ランを含む4連打でKO
結局この日は、5イニング1/3、84球を投げ、
6安打3奪三振無四球3失点(自責2)という内容でしたが、
一概に川井だけを責めるのは、酷なんじゃないかなと。

今回に関しては、打線があまりにも貧打でしたから。
この日のヒットは、初回、3回の井端と、
4回の和田だけで三塁さえも踏ませてもらえない始末。
「良い大竹」のストレートとスライダーの
コンビネーションにすっかりやられてしまった感が。
前夜のような先制攻撃があれば、
また展開ももう少し違っていたはずですし、
もしかしたら今季2勝目が付いていたかも。
まあ6回の投球は、反省しなくてはいけない面も多いでしょうが、
おそらく次のチャンスを得たことと思います。
これで初勝利以降、3連敗となった背番号17ですが、
次はぜひともチーム全体白星といってほしいです。

さらにこの日は守りの差も出たようで…。
今季初完投の大竹小窪、シーボルなどの好守に助けられたもよう。
その一方でデラロサが弾いてしまい、失点につながるドラゴンズ
さらに連携ミスなどもあったようで、
「荒木不在の影響」と書かれてしまうありさま。
ある程度、予想はしていたものの、あまり見たくない文字ですね。
この日の終盤、デラロサが引っ込められ、岩﨑が出場したようですが、
こうなれば、岩﨑を頭から使ってみるのも手かなと。
まだ打てるデラロサの方がコワイのは確かですが、
ちょっと目先の方向を変えてみてもと、ちょっと思いました。


4位との差を広げたかったところでしたが、
結局は1歩縮められてしまい、とても残念
ただひとまず地元に戻ってきますし、
ナゴヤドームでの戦いで巻き返してほしいですね。
広島を1ゲーム差で追う東京ヤクルトとの3連戦になりますが、
いくら5位といえども、楽に勝てそうな相手でないのも確か。
先発は、小笠原、佐藤充あと1人となりそう。
その中でも初戦先発の小笠原がまずは踏ん張ることでしょう。
とにかく「しょうがない」ゲームを続け、
ズルズルと負け越すことのないよう、
ドラゴンズナインより一層の奮起を期待したいところです。


★プレーヤーズ・ボイス(14日)

●川井進
<約2カ月半ぶりの先発で、
中盤まで投手戦を演じながら、
6回に赤松に痛恨の2ランを浴びるなど3失点。
勝負どころでの失敗を悔やみ>
「一塁ランナー(東出)の足を気にして
カウントを悪くした結果、甘い球になってしまった。
最後はストライクを取りにいってしまった。
あのホームランは…。悔いが残る? そうですね」

<4月16日の巨人戦でプロ初勝利を飾って以降、
これで6度先発して勝ち星なし。
約2カ月ぶりの1軍マウンドでも2勝目はかなわず>
「勝つのは難しいです」

<結果はともかく、投球内容には収穫が。
変化球をコーナーへ散らし、好調の広島打線を幻惑。
5回まで2安打無四球で『0』を並べた完ぺきな投球を披露>
「ストライク先行で、うまいこと投げられた」

<先発ローテーションの一角を守るために
遠い遠い『2勝目』を力で奪い取るしかない>
「いつチャンスがもらえるか分からない。
与えられた場面でやるだけ。理屈抜きで、やるしかない」
中スポ中日新聞サンスポニッカン

●トマス・デラロサ
<拙い守備を連発し、失点のきっかけを作る。
同点の6回1死、東出の二遊間への打球を弾いて、
中前打にしてしまうと、その後も嶋の当たりで失策を記録。
続くシーボルの犠飛の際は本塁返球のカットに入ることも忘れる。
好投の川井の足を引っ張ってしまった結果にしょんぼり。
8回の守備から交代させられ、手痛いミスに泣く>
「ベストは尽くしたが…。
自分が位置を間違っていた。井端に注意されたし悪いことをした。
彼(川井)が一生懸命投げていたのに
申し訳ないことをしてしまった。次は打って返したい」
(東京中日、サンスポニッカン

●井端弘和
<わずか3安打に終わった攻撃陣のなかで孤軍奮闘。
1回、内野手の頭を越す大きなバウンドの内野安打で出塁すると、
8個目の盗塁となる二盗に成功。3回にも右前打を放ち、
ただ1人のマルチ安打にも言葉少な>
「勝たなければ」

<中継に入るべき位置におらず、二走の三進を許すなど
初歩的なミスも目立つデラロサについて>。
「コミュニケーションとかじゃない。それ以前の問題」
(中スポ、サンスポ

●中村紀洋
<2試合連続で『2番』に入ったが、この夜は不発。
大竹の前に4打数ノーヒットに終わり>
「きょうの大竹はよかった。制球がよかった。
(いい当たりがすべて野手の正面を突き)
もっと打球が上がればよかったんだけど」
(東京中日)

◆浅尾拓也
<試合前にグラブトスの練習を行う。
前日の8回無死満塁からスクイズをとって、
本塁にグラブトスしたが、ボールがそれて野選に。
近藤コーチのマンツーマン指導を受けて、動作を反復>
「アウトをとれる場面もあったのに自分の責任。しっかりやっていきたい」

<眠ろうとしても眠れなかった前夜、必死で目をつむって朝を迎えた>
「きのうは無理やり寝ました。引きずっても仕方ないですから。
先輩からは試合での悔しさは試合でしか晴らせないといわれてますからね」

<リリーフとして迎えた2年目、痛感したことは>
「1球の怖さ」

<落合監督は将来先発投手として育てていくつもりだが、
自身には特に希望はなさそう。とにかく今年は日々勉強>
「先発? いや、いまは目の前のことで精いっぱいなんで…。
そこまで考えられないですね」
(中スポ、ニッカン

◆中田賢一
<前日に5イニング6失点KO。
この日の試合中、ベンチで落合監督の横に座って、
戦況を見守る。内容については口にしなかったが>
「座れと言われた? まあ、そんな感じです。
試合前にちょっと話をしてそのまま…。ためになる話をしてもらいました」
中スポ

◇朝倉健太
<右腕の血行障害から2軍調整中。
この日、ナゴヤ球場で行われた2軍全体練習で
故障後初めて打撃投手を務め、小川、小山に対して10分間の投げ込み。
マウンドからではなく、グラウンドにプレートを置いての
登板だったため、制球が定まらず納得がいかなかった様子。
一歩前進も、完全復調にはまだまだ時間を要しそう>
「きょうはただ投げられただけです。
まだ、ゲーム(実戦)に向けてやらなければいけないことが
いっぱいあるんで。投球練習で調整していきたい」
(東京中日、名タイ

◇高橋2軍投手コーチ
<朝倉の打撃投手を見守り納得顔>
「順調にきているよ。
練習できなかった約3週間のブランクで
体力面でどうかと思っていたけど、シーズン中の離脱だし、
もともと体力のある選手だから心配はしていない」

<今後については>
「もうちょっと投げ込みをしてほしいかなという感じ。
あと1度シート打撃に投げて
問題がなければ(来週の)遠征に連れていく。
あとは実戦で調整していけばいい。それだけの選手だから。
個人的には9月にばんばん投げられると思っている」
名タイ

◇森野将彦
<この日、国内移籍を可能とする
フリーエージェント(FA)権を取得。
現在、北京五輪に参加中。大会に集中しており、
FA権について考える余裕はないという>
「それ(FA権)どころではないです」
中スポ


●落合監督
<今季6度目の完封負けだが、
1人の投手に抑えられたのは今季初。
散発3安打で、大竹の前になすすべなく敗れ>
「何と言っていいのかな。
打てると思って組んだ打線が打てないんだからしようがない。
そんなに守れるチームじゃないんだから。
デラロサは(二塁は)素人だから。もともとショートの子だ」

<川井については、次回も先発で起用することを示唆>
「(川井は)前より良くなっている。チャンスはある」

<浅尾を『ポスト岩瀬』の1人として考えているのか。
指揮官の答えは『ノー』。抑えの適性はありそうだが、
あくまで先発として育成するという>
「浅尾? 浅尾は将来的には先発させるよ。
いまは人がいないから後ろをやっているだけ」
中スポ12中日新聞サンスポスポニチ名古屋毎日jpニッカン

2008年8月14日 (木)

イバノリアベック弾も空砲、5点リード守れず大敗。

復帰したイ・ビョンギュの4打点などで再開初戦を快勝。
引き分けを挟んで3連勝となったドラゴンズ
この勢いでさらに3位を固めたいところ。
迎えた広島市民球場でのカープとの第2戦、
打線を繋げるため、中村紀洋2番に起用するという苦肉の策を。
それが功を奏したか、井端先頭打者弾
中村紀洋の2ランなどで、序盤に5点のリードを奪いながら、
先発・中田が捕まってしまい、それを守れぬ始末。
5回に逆転弾を浴びKOされると、8回には頼みの浅尾が大量失点。
終わってみれば6点差の大敗となり、4連勝を逃しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 17回戦
(13日・広島市民球場 | 中日10勝5敗2分け)
26263人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島 × 11
[敗] 中田(18試合6勝8敗)
[D本] 井端5号 中村紀洋21号2ラン
[Dバッテリー]
中田、長峰、金剛、浅尾、小林、中里 - 谷繁、小田

【ゲームレビュー】
5点差をひっくり返されて大敗
中田が勝負どころで力負けした。
3回2死一、三塁から3連続適時打を許して1点差とされ、
5回は2死からに安打。シーボルに左へ逆転2ランを浴びた。
打線は中村紀洋2番に入れる苦策。
序盤に大量リードしたが、3回無死一、三塁の好機を逸したのが痛かった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ・中田、広島・牧野塁の先発。
1回、先頭・井端が初球を叩き、
左越えに先頭打者本塁打を放ち先制(1-0)
2番・中村紀洋四球、ウッズレフトへの二塁打で
1死二、三塁から和田の一塁ゴロの間に1点(2-0)
さらに2死三塁から井上中前適時打で追加点(3-0)

2回、四球の中田を一塁に置き、中村紀洋左越えに2ラン(5-0)
2回ウラ、右前打、シーボル右二塁打で
1死二、三塁から石原のライト犠牲フライで1点を返される(5-1)

3回、和田ライトへの二塁打、井上ベース当たる内野安打で
無死一、三塁とチャンスを作るも、
デラロサの三ゴロで三走の和田が挟殺されると、
その間に三塁を陥れようとした井上もアウト。大きなチャンスを逃す。

3回ウラ、東出、天谷と叩きつける内野安打を許すと、
2死一、三塁から栗原に右前適時打を許すと、(5-2)
続くにも右前適時打(5-3) 
さらにシーボルにも左前へと3連続適時打で1点差に迫られる(5-4)

5回ウラ、2死からに中前打を許すと、
シーボルに左越えの2ランを浴び、ついに逆転される(5-6)
中田は5イニング、10安打6失点でKO。

6回、1死から中田の代打・平田、中村紀洋
四球を選び、一、二塁と同点のチャンス。
しかしイ・ビョンギュシュルツの150キロに空振り三振。

7回、1死から和田が当たり損ないの三塁内野安打で出るも、
続く井上の左飛で和田がアウトになってしまい併殺。

7回ウラ、アレックス左前打、栗原四球などで1死一、三塁。
しかし長峰から代わった3番手・金剛
シーボルをフォークで併殺に捕り、ピンチを凌ぐ。

8回ウラ、この回から登板の4番手・浅尾が捕まり、
石原右前打、代打・前田智徳四球、
さらに木村の犠打を浅尾失策し、無死満塁。
ここで東出にスクイズを決められ、1点を失うと(5-7)
なおも満塁から赤松の中前へ2点適時打(5-9)
さらに1死二、三塁から栗原にライトへ
2点適時二塁打を浴び、浅尾がKO(5-11)
この回一挙5点を奪われ、ダメを押されたドラゴンズ
引き分けを挟んでの連勝は、3でストップした。


中田リード守れず…。お盆休みに入りまして、
恒例のサマーモードとなった我がST
今季の旅先は、
インターネット環境が悪く、
LANも使えず、今や貴重な
ダイヤルアップ接続のみという状況。
辛うじてケータイなどで
ゲームの状況を追いましたが、
初回、2回といい感じで加点し、
大量5点をリードしたものの、
ほんと広島市民球場では
セーフティリードというものがないようですね。
先発した中田ここぞでの制球も甘かったようですが、
5点を守りきれないというのは、先発としてはやはり痛いかなと。
さらに8回には頼みの浅尾もミスが絡んで炎上
投手陣不安な面が見られた感のゲームとなりました。
ただ救いなのは、6点差の大敗で終わったこと。
まあ接戦で敗れるよりは、切り替えるにはいいかも。
第3戦の先発は、久々の1軍登板となる川井が濃厚のようですが、
打線の援護はもちろんのことですが、
投手陣ももらった得点をしっかり守り切ってほしいなと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(13日)

●中田賢一
<5点リードを守れず、5イニング6失点でKO>
「見ての通りです。
こんな投球をしてしまって、コメントのしようがありません。
味方がテンポよく点を取ってくれたので、いい形でどんどんいきたかった。
うまく投げることができませんでした」
中スポサンスポスポニチ名古屋

●浅尾拓也
<1点を追う8回から登板。
7月6日の巨人戦以来、12試合ぶりに失点を記録。
無死一、二塁で木村の送りバントをお手玉したのが、
不運の始まりで、5点を失い厳しい表情>
「(お手玉は)あせりました。気持ちが入りすぎました。
状態は悪くなかったけど、一つ一つ(課題を)やっていかないといけないです」
(東京中日)

●井端弘和
<8年ぶりに先頭打者本塁打を記録。
牧野の初球ストレートを左翼スタンドへ運ぶ5号ソロ>
「打ったのは、ストレート。
初球から積極的にいこうと思いました」

<先頭打者本塁打は00年10月9日の広島戦(広島)で
黒田(現・ドジャース)から打って以来で初球は初。
打線を勢いづける一発だったが、試合に敗れがっかり>
「この前もここで打ったのは何となく覚えていました」
中スポサンスポスポニチ名古屋ニッカン

●中村紀洋
<プロ通算1698試合目にして初の『2番』で出場。
1回に四球を選んで2点目のホームを踏むと、
2回2死一塁では左越えに21号2ラン>
「体が自然に反応した。打った瞬間入ると思った」

<ほかにも2度四球を選び、5打席中4度も出塁。
本来の豪快なフルスイングと『つなぎ役』をきっちり両立。
完ぺきに役割を果たし、納得の表情で語る。
「2番は『生涯初』だよ。
4度出塁? 今日は2番の役割は果たせたんじゃないですか。
打順に応じた打撃をするだけで違和感はない。
ボクのバントがうまいということでしょう」
中スポサンスポニッカン

●和田一浩
<1回に一ゴロで打点を挙げると、
以降は3打席連続安打を放って気を吐くが、
活躍が勝利に直結しなかったことを悔しがる>
「昨日勝っていたから、きょうは連勝したかった。
この球場は狭いから、すんなりとはいかないですね」
中スポ

●井上一樹
<1回に3点目となる中前適時打を放つなど4打数2安打。
3回無死一、三塁から一塁走者として走塁ミスを犯す
ミスに泣いた試合後はションボリ、肩を落とす>
「(適時打は)三塁走者を絶対に返す気持ちでいきました」
(東京中日)

●高代野手総合チーフコーチ
<広島打線には硬いグラウンドを利用され、
高いバウンドで何度も内野の頭を越されたことに>
「利用すりゃいいんだけど。硬すぎて内野手が計算できない」
スポニチ名古屋

◆高橋聡文
<前日の広島戦でプロ初セーブ。
日本代表で北京に滞在中の守護神・岩瀬から
電話で祝福されて、気持ちを新たに>
「岩瀬さんから電話をもらいました。『やっとだな』と言われました」
ニッカン

◆佐藤充
<7日の東京ヤクルト戦で2年ぶりの勝利を挙げた後、
坂戸西高時代の熊沢監督から電話があった>
「たくさん連絡はありましたが、高校のときの監督さんと、
中学のときの監督、コーチからの連絡はうれしかったです。
お世話になった人ですからね。
(07年は1勝もできなかったが、年末年始に)会ったとき、
勝てなかったことは特に言われなかったですね。
今思えば、監督がそっとしておいてあげようと
思ってくれてたんでしょうね。監督の気持ちが分かった気がします。
向こう(埼玉県)に住んでいる友達とか、
知人からたくさん連絡がありました。
みんなどうやって試合を見ていたんだろうって思いましたよ。
次も頑張らないといけません」
(中スポ)

◇吉見一起
<右肩関節炎のため出場選手登録を抹消中。
ナゴヤ球場のブルペンで2日連続となる投球練習を行う。
前日(12日)は捕手を立たせたままだったが、
この日は故障後初めて捕手を座らせて21球を投げ>
「きのう投げて(肩の)張りもなかったし、痛みもなかった。
変な違和感はないし、もう大丈夫ですよ」

<周囲からは『焦らずゆっくりやれ』と
言われているが、早めに仕上げていくつもりだ
「僕はそんな立場じゃないし、もう問題ない」

<前半戦はMVP級の活躍をみせたがペースダウン。
徐々に相手打者に球をとらえられるように。
原因は今でも分からないが、
再び投げられる喜びと闘争心はなえていない>
「打たれていた時もいい場面で使ってもらえたし、楽しかった。
早く試合で投げたいんです。
今年から変えたことなんて何もないんです。
ただ考えをプラス思考にしただけ。
今も変えることはないし、また気持ちも新たに
プラス思考でいけば結果が出てくれると信じています」

<今季8勝3敗、新人王の可能性も残る
3年目右腕は1軍復帰へ全力で突き進む>
「これからは打撃投手、変化球を交えての
投球練習になってくると思います。
まだめどとかを立てているわけではないけど、
今週中には仕上げるつもりでやっていきたい」
中スポ名タイ

◇小林2軍投手コーチ
<吉見のブルペン投球を見守り>
「ここまで順調、順調」
中スポ


●落合監督
<2回まで大量5点リードを奪いながらの逆転負け。
冷静に受け止め、いつもの淡々とした口調で>
「(中日らしくない試合に)しょうがない。
何が起きてもおかしくないのが野球。
それ(ミス)をやったら負けるということ」

<走塁ミス、守備のミスが響いた>
「ひとつのプレーで流れが変わる。
それでも力の差があればひっくり返せるんだろうけど、
いまはその力はない。でもいい経験をしているんじゃないかな」

<中田については>
「そんないい思いばかりさせてくれないよ」

<中村紀洋の2番は試行錯誤の中での起用?>
「一番の適任じゃないか」
中スポ12サンスポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

2008年8月13日 (水)

帰ってきたイ・ビョンギュ、驚きの2発4打点!

4日間の五輪ブレイクを終え、セ・リーグの公式戦が再開
3位・ドラゴンズは、広島市民球場で4位・カープとの直接対決。
その初戦、序盤4点を奪ったものの、
じりじりと迫る広島に終盤8回追いつかれてしまい同点に。
しかし9回2死から再昇格即スタメンのイ・ビョンギュ
この日2本目となる勝ち越し本塁打を放つと、
最後は高橋がピシャリと締めて、ゲームセット。
8イニングを投げた山本昌が、43歳初勝利となる今季8勝目。
さらに通算勝ち星を「201」へと伸ばしました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 16回戦
(12日・広島市民球場 | 中日10勝4敗2分け)
24898人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島
[勝] 山本昌(15試合8勝3敗)
[S] 高橋(32試合1S)
[D本] イ・ビョンギュ9号3ラン、10号
[Dバッテリー]
山本昌、高橋 - 谷繁

【ゲームレビュー】
引き分けを挟んで3連勝
9回にイ・ビョンギュが右へ決勝のソロ本塁打を放った。
3回にも先制3ラン4打点の活躍だった。
山本昌はリードした直後の4回、自分のミスなどで失点。
8回には2死から栗原に同点ソロを浴びたが、
5連勝でチームトップに並ぶ8勝目を挙げた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
広島先発は、中日戦プロ初登板の前田健太
初回、1死からこの日2番のデラロサが四球で出塁。
続く3番で昇格即スタメン復帰イ・ビョンギュ
初球、内へのストレートに詰まって遊飛に倒れたものの、
ウッズも四球を選び、2死一、二塁。
しかし和田が外角高目ストレートをはじき返すも投ライナー。
惜しくも先制のチャンスを逃す。

2回、一死から7番・井上が外のカーブをうまく捉え、
三遊間を抜くヒットで出たが、谷繁が初球を叩き遊ゴロ。
6-4-3と渡ってダブルプレー。

3回、先頭の山本昌がフルカウントから四球を選ぶと、
なおも制球が定まらない前田健太から
井端もストレートの四球を選び、無死一、二塁。
続くデラロサは、内へのストレートを見逃し三振。
送らず強行が裏目に出て1死となり、迎えるはイ・ビョンギュ
初球、内角高目のチェンジアップを気のないスイングで空振り。
さらに2球目のチェンジアップも見逃した後の3球目、
内角低目のカットボールを逃さずフルスイングすると、
まさに目の覚めるような一撃がライト中段へ!
1軍復帰2打席目で飛び出した見事な3ランホームラン
思いも寄らなかった一発で先制に成功する(3-0)

続くウッズは空振り三振に倒れたものの、
動揺した前田健太は、和田、中村紀洋に連続四球。
2死一、二塁となったところで、広島ベンチ岸本にスイッチ。
しかし好調・井上がその代わり端、
初球、外角高目のストレートを狙い打ち。
打球は三塁線を抜くタイムリーツーベース。(4-0)
相手投手の乱れを突いて、ビッグイニングを作るも
この球場では4点がセーフティリードにはならず…。


初回、2回と良い感じで投げ込んでいた山本昌
しかし4点リードをもらった直後の3回ウラ、
1死から迎えた石原に追い込みながら3球目、
真ん中低目に甘く入ったストレートを積極的に叩かれると、
低いライナーがセンターバックスクリーン右へ飛び込むホームラン。(4-1)
この日の初被安打が一発となり、1点を返されると、
続く岸本の代打・上村和裕にもセンター前に運ばれるヒット。
さらに東出には三塁線への絶妙なバントヒットを
決められてしまい、1死一、二塁。
若干イヤなムードとなりかけたところで、落合監督がマウンドへ。
山本昌に声をかけ、間を置いたものの、
落ち着くどころか、さらに浮き足だってしまう始末。
続く小窪の投ゴロを掴むと、併殺を焦ってしまったか、
二塁へとんでもない悪送球
ベースカバーの井端も捕れず、センターへと抜ける間にもう1点
自らのミスが重なり、2点差に迫られてしまう。(4-2)
しかしさすがは、200勝投手
1死一、二塁からアレックスを初球、内へのストレートで
詰まらせての二塁フライに打ち取ると、
続く4番・栗原にはカウント2-2からの5球目、
内角低目、143キロのストレートで空振り三振
悪い流れを何とか食い止め、これ以上の失点は防ぐ。


5回、広島3番手・上野を攻め、
先頭のウッズが鋭い打球でレフト線を抜くヒットで出ると、
和田も初球をレフト前に落とし、一、二塁。
さらに中村紀洋が初球、きっちり犠打を決めると、
井上は勝負を避けられ、敬遠で1死満塁
市民球場キラー・谷繁に期待がかかったが、
カウント2-1からの5球目、外へのストレートに空振り三振。
続く山本昌も二塁ゴロに倒れ、大きな中押し機を逃す。

5回ウラ先頭、上野の代打・赤松の当たりはレフトへのライナー。
しかし照明が目に入ったか、和田がグラブに当てるも捕れずにポロリ。
エラーで二塁にまで進まれてしまうと、続く東出が送って三塁へ。
踏ん張りたい山本昌だったが、小窪に初球、
内へのストレートをいとも簡単に持って行かれると
飛距離十分の犠牲フライとなり、ついに1点差に。(4-3)

何とかダメを押して突き放したいドラゴンズ
しかし梅津-シュルツと繋いだ広島リリーフ陣に
抑え込まれてしまい、6、7、8回と三者凡退
その一方で山本昌も粘りの投球を続け、
最少点差のまま、いよいよゲームは終盤へ。


7イニングを投げ、88球の山本昌
球数こそまずまずではあるものの、徐々に疲れも見え始め。
それでも小窪、アレックスと当たりこそ良いものの、
ともに内野手の正面を突くライナーで2アウト。
ここはきっちり3人で切って、反撃に繋げたいところだったが、
続く栗原の初球に痛恨の失投
甘く真ん中低目へ入ったスクリューを
逃さずに叩かれると、打球は左中間スタンドへ一直線
土壇場に飛び出してしまった同点ホームラン。(4-4)
4点のリードがついになくなり、振り出しへ。
これには若干気持ちが切れたか、
続くにもライト前ヒットを許した山本昌
しかしシーボルを右飛に取って、同点で食い止める。

9回、広島6番手は無失点セットアッパーの横山
ドラゴンズは先頭からの好打順も、井端が二塁ゴロ。
さらにデラロサもセンター正面のフライに倒れ2アウト。
少なからず延長戦が頭をよぎった時に、再び衝撃の一発
イ・ビョンギュが、カウント0-1からの2球目、
外よりのフォークを思い切り振り抜くと、
舞い上がった打球は、そのままライトスタンドへ。(5-4)
この日2本目となるアーチは、値千金の勝ち越し弾に!
ベンチに戻って、歓喜のタッチを交わしたビョンは、
最後に山本昌の肩をもみもみ。
8回を投げ終え降板となった43歳に、今季8勝目の権利をプレゼント。

9回ウラ、ドラゴンズ2番手は、高橋
リードはたった1点という厳しい場面での登板となったが、
先頭の天谷に対して、フルカウントとしたものの、
外へのストレートで空振り三振に取ると、
落ち着いたか、続く石原を高目のストレートでセンターフライ。
そして最後は代打・倉を初球、遊ゴロに仕留めてゲームセット!
この日1軍に復帰したイ・ビョンギュ2発4打点の活躍で
食い下がる広島を辛くも振り切ったドラゴンズ
直接対決に先勝するとともに、これで引き分けを挟んで3連勝
さらに8イニング、105球を投げ
6安打4奪三振1四球、4失点(自責2)の山本昌は、
43歳最初のマウンドを白星で飾り、8勝目を。
また9回を締めた高橋は、プロ入り初セーブをマークした。


4点を奪うビッグイニングを作りながら、
ジリジリと迫られたうえに、土壇場についに同点
何点奪ってもセーフティリードとならない
市民球場らしいゲームとなりましたが、
最後の最後で効果的な一発が飛び出し、
昌さんじゃないですが、ほんとラッキーだったなと。

ビョン様にビックリ!それにしても
この日一番驚かされたのは、
やはりイ・ビョンギュ
この日再昇格を果たしたビョンが、
いきなり3番、しかもセンター
起用されたのにも驚きましたが、
その時よぎった一抹の不安を
一気に吹き飛ばす2発4打点の大爆発。
ともに狙い打って、ライトに持って行ったパワフルな当たりに、
これまでは考えられないような変身の一端を感じました。

前日のコメントなどでも
様子にあまり変化はなかったものの、
この日はひざ下までストッキングを見せる
クラシックスタイルで登場。
最初見たときは、「韓国のイチロー」だからって
服装まで意識しなくても…と思わず苦笑してしまいましたが、
3回の3ランが出ると、その評価も一変。
もしかしたらこのスタイルは、
強い決意の現れだったんじゃないかと思えたりも。

その後の2打席は凡退したものの、
同点に追いつかれた直後、
9回2死からの第5打席では、値千金の勝ち越し弾
この一撃は8回に同点弾を浴びた昌さんを始め、
悪い流れに陥りそうだったチームを救いましたね。
まさに思いも寄らない当たりの連続でしたが、
この2発をきっかけに、今後さらに調子を上げてくれればと。
またこれまでは信頼とは縁がなかったビョンでしたが、
ちょっと期待をかけてみても面白いな。
そう思わせるようなこの日の活躍となったと思います。

予想外の復活劇となったビョンですが、
これが単なる一過性のものなのか、それと持続していくのか。
それは明日以降のゲームを見ないと分かりませんが、
これまで見られなかった積極的な姿勢が出ていたのは良かったですね。
今後も攻める気持ちを忘れず、打席に向かい、
チームに貢献できるようやっていってほしいです。


五輪ブレイクの再開初戦をしっかり取り、
広島とも4ゲームと差を広げられて、まずはよかったです。
さらに東京での上位のつぶし合いでは、
首位・阪神が敗れたことで、差も多少縮まりました。
まあ上のことはもう少し迫ったら気にすればよいことであり、
とりあえずは目下の敵をしっかり叩くことが先決。
そのためにも連勝して、カード勝ち越しを決めてもらいたい。
第2戦は、おそらく中田が先発となってくるでしょう。
登板間隔がやや開いてはいるものの、今夜の昌さんを見習い、
なるべく長いイニングを放ってほしいですね。
そして打線に援護してもらい、久々の先発としての勝ち星を。
おそらく明日からは世間は日本代表の方に注目がいくでしょうが、
ドラゴンズはそのスキを突き、しっかり上昇気流に乗ってほしいです。


☆ウィナーズ・ボイス(12日)

◎イ・ビョンギュ
<『3番・中堅』で7月3日以来の先発出場。
3回に先制の3ラン、9回には勝ち越しのソロ本塁打を放つ>
「(おめでとうございました)ありがとうございます。
(決勝ホームラン、打った球種は)
フォークボールだったんですけども、
横山選手がフォークをたくさん投げると
聞いていましたので、狙っていました。
(打った瞬間の手応えは)
打った瞬間にホームランっていう実感はありました。
(力投の山本昌を救った)
マサさんがですね、一所懸命投げてくれている中で、
打者がもっと奮発しなければいけないと
思っていたんですけども、こうして打ててよかったです。
(1本目のホームランの手応えは)
1本目の狙い通りの球が来ましたんで、
打った瞬間にホームランだと思いました。
(登録されて即2本のホームラン。乗っていけるんじゃないか)
2軍でも一生懸命やってきましたし、ケガもないですし、
新しく1軍のなかに上がってきてですね、
チームメートもたくさん助けてくれてますんで、
いい結果が出てよかったです。
(明日以降も頑張って下さい)
一生懸命頑張ります。ありがとうございました」


<3回、3ランホームラン談話>
「打ったのは、カットボール。
前の打席でインコースを攻められていたので、インコースを狙っていた。
狙った球をしっかりと打つことができた」

<6月初旬にはスライディングで右手親指を痛め戦列を離脱。
右手のけがと不調が重なり、2軍暮らしを強いられると、
北京五輪に出場する森野が抜けても、すぐに声が掛からず。
全員がそろう中で3番を任されていた開幕当初とは、
明らかに違い、自らの価値を試される場となった>
「思うようにバットを握れなかった。
親指の痛みは思った以上に打撃に影響を与えていた。
けがさえ治ればオレはやれる。そう思っていたよ。
今までは全力でプレーできなかった。今はどこも悪くない。
これからも一生懸命プレーしてチームに貢献したい」

<厄払いと気分転換のためにユニホームのズボンの裾を短くし、
ストッキングをヒザ下まで出すクラシックスタイルに。
そしていきなりの結果。ベンチを出る瞬間、また笑って>
「気持ちはいつも一緒。全力で頑張る」
中スポ中日新聞共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

○山本昌
<8イニング6安打4失点で今季8勝目、通算201勝目を挙げる。
8回に同点本塁打を浴びて反省していたが、幸運な白星に苦笑い>
「最後の(栗原への)ホームランはいかんね。
アンラッキーだと思ったら、ラッキーだった」

<4日に200勝を挙げ、中7日でのマウンド。
気を引き締めて、強い決意で臨んだ>
「200勝して気が緩んだと思われたくなかったんで。
自分のエラーもあったけど、最後に勝てて良かった」

<実際、お祝いムードに浸る時間はほとんどなく、
達成翌日の5日はいつも通り練習、
休日明けの7日からは、再び今回へ向けた調整。
封印している大好きなラジコンもまだ手にしていない>
「いろいろ忙しかったから」

<3回は自らの二塁悪送球、5回は和田の落球で1点ずつ失った。
やらなくてもいい2点。しかしズルズルと崩れていくことがなかった>
「自分のエラーで1点取られたし、
あそこでもう一回気持ちを切り替えて頑張った」

<11日に43回目の誕生日を迎えて、直後の白星>
「誕生日? 移動日だったから何もなかった。特に関係ないよ」

<先日雑談していると突然、井端が
今回の日本代表から漏れたことを話題にして>
「どうして井端が選ばれなかったかなあ…。
中日勢ばかり選んだら悪いって星野監督が思ったんだろうね。
ぼくなら入れる。だって知る限り、あいつは世界一のショートだもん。
井端が守っている時に『あっ』って振り返ると
センターへ抜けそうな当たりに難なく追いついている。
でもほかの人だと同じ当たりが
普通のヒットになっていることが多いんだよ」
中スポ<ドラ番記者>中日新聞サンスポ
スポニチ名古屋ニッカンデイリー

『ほんとラッキーでした。
悪送球も2アウトからホームラン打たれたのもみっともない限りで、
勝てない投球だったと思いますが、勝たせてもらって。
ただきょうは200勝して気が抜けたと
言われたくなかったので、結構必死でした。
前回に続いて長いイニングを投げられたので、また次も頑張ります。
それから誕生日を祝うメッセージもたくさんありがとうございました。』

山本昌公式ホームページより引用)


○高橋聡文
<1点を勝ち越した直後の9回に2番手として登板。
天谷、石原、代打・倉の打者3人をピシャリと封じて、
プロ7年目でうれしいプロ初セーブをマーク。
今後も同じような場面での登板が予想されるが、気を引き締め>
「うれしい。次もいい場面で投げさせてもらえるよう、がんばる。
与えられた仕事をしっかりこなしたい」
中スポサンスポ

○井上一樹
<3回、先制した後の2死一、二塁のチャンスで、
三塁線をしぶとく破る適時二塁打を放つ>
「いいところを抜けてくれたし、いい場面で打つことができた」

<狭い広島市民球場を引き合いに出して>
「ここでは点を取れるときに取っておかないといけないから」
中スポ

○和田一浩
<5回、先頭の代打・赤松が放った左中間への打球に
追いついたかに見えたが、グラブへ当てて落球。
失点に繋がった珍しい失策に、試合後は反省しきり>
「言い訳できない単純なミス。勝敗を左右するようなエラーでした」
中スポ

○トマス・デラロサ
<初めて2番に起用されたが、2三振を喫するなど4打数ノーヒット。
8月に入って2本塁打を放つなど打撃好調なだけに不発を残念がる>
「2番を特に意識したわけではない。
いつもと同じような気持ちで臨んだけど、
監督の期待に応えられなくて残念だ」
(東京中日)

◇中村一生
<山本昌が200勝を達成した日、プロ初スタメンでフル出場。
ライトでウイニングボールを掴む。大記録を決めた幸運を初々しく喜び>
「最後は『飛んでこい』って思っていましたよ」

<3日に1軍に初昇格。その当日にプロ初打席で
左翼へ二塁打を放つと、翌4日にはスタメン出場。
以降もライトの守備固めで起用され、働き場を得ている>
「今はバットが振れている。とにかく必死にやるしかない」

<昨年は2軍でも打率.188と低迷。
オフには同期で自由枠入団の樋口でさえ戦力外になった>
「結果が出ず、つらかった。
自分も3年間で一度も上がっていない。危機感を感じた」

<『クビ』を覚悟して臨んだ今季、オフから目の色を変えた。
年末年始も体を動かし続け、背水の決意で野球に打ち込む>
「練習できるスペースを見つけてはバットを振った。休みなしです。
(シーズンに入ってからは)試合後などに連日特打をさせてもらえた。
おかげで打ち込む機会が格段に増えた」

<気持ちの入った努力は実を結び、成長を実感。
8月に入ってついに念願の1軍切符を手に入れた>
「打席でのタイミングの取り方を工夫した。
打撃は昨年とは全然違う」
(中スポ)


○落合監督
<8回に同点本塁打を浴びながら、
味方の逆転で勝利した山本昌について勢いを勝因にあげ>
「199(勝)で止まっていたら、きょうは勝っていなかったな。
200勝ったから、勝ちがついたんだろうな。
あれで勝っちゃうんだから、勝ち運があるんだろう。今年に関しては。
まあやらずもがなの2点だな。
本当なら最後まで行かせるのが1番なんだけど」

<最後は浅尾ではなく高橋>
「どっちに転ぶか分からない試合展開だったからな」
(中スポ、サンスポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


今日の公示。(12日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 イ・ビョンギュ外野手、西川明内野手
公式サイト共同通信社


△西川明
<4月24日以来の1軍昇格を果たす。
試合前練習ではノックやフリー打撃に汗を流して>
「出番は代打になると思うので、チャンスをしっかりものにしたい。
役割として三振することは許されないと思うので、打席で粘っていきたい」
ニッカン

『昇格テスト』で打撃をアピール。
10日の2軍戦後、1軍練習に合流した西川と、
翌11日に合流したイ・ビョンギュが、
既報通り、空いた2枠にそのまま昇格となりました。
『3番・中堅』で即スタメン出場して、
2発4打点と爆発したビョンのことは、で触れましたが、
この日出場のなかった西川も同様にアピールできるでしょうか。
数少ない左打者だけに、出られたチャンスを活かしてほしいです。


若竜トピックス(12日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
阪神-中日 19回戦
(12日・阪神鳴尾浜球場)
  102 000 000 = 3
  013 003 00× = 7
[敗] 赤坂(18試合4勝5敗1S)
[D本] なし
[D投] 赤坂、清水昭信、樋口、平井
公式サイト

【ゲームレビュー】
初回、阪神先発・金村曉から藤井死球、犠打で1死二塁。
3番・森岡が左前へ適時打を放ち、あっさりと先制したが、
2回ウラ、先発・赤坂が1死から秀太に四球を与えると、
突如制球を乱し、山田中前打、高橋勇丞四球で満塁。
続く清水押し出し四球を与え、同点に追い付かれる。
3回、先頭・森岡が左中間へ二塁打を放つと、
新井が続き中越えに勝ち越し二塁打。
さらに堂上剛裕の一ゴロ進塁打で三塁へと進むと、
2死から中村公治が中前に適時打を放ち、3-1と追加点。
しかしそのウラ、赤坂が再び捕まり、
右前打と二盗、大和四球で一、二塁とされると、
重盗を決められてしまい、無死二、三塁。
迎えた野中に右へ2点適時二塁打を浴び、再び同点にされると、
フォードにも左前適時打を打たれ、逆転を許す。
6回ウラ、代打・大城、坂の連打で1死一、三塁としたところで赤坂降板。
代わった2番手・清水昭信が暴投で1点を奪われると、
大和に右前適時打、さらにフォード三ゴロの間にそれぞれ失点。
攻撃陣は3回以降、上園-久保田-太陽-能見という
阪神リリーフ陣を攻める事が出来ず、3-7で敗れる。
5イニング1/3を投げ、8四球7失点の赤坂不調が気になった。
公式サイトより)


●赤坂和幸
<ウエスタン・阪神戦で先発したが、
5イニング1/3を投げ、7安打3奪三振8四死球7失点と大荒れ。
2回1死から秀太に四球を与えてから突然おかしくなり、
明らかにボールと思われる球が続出。いただけない8四死球に>
「突然、ストライクが入らなくなるんですよ。原因は分かりません」
中スポ

●高橋2軍投手コーチ
<走者を背負うとクイックで投げようと意識しすぎて
フォームがバラバラになる赤坂について>
「クイックを考えすぎパニックになる。
これを何とかしないといけない」
中スポ

●辻2軍監督
<重盗を含む5盗塁におかんむり>
「クイックができるまで、ずっと練習しとけ」
中スポ


◆吉見一起
<右肩関節炎で戦列離脱中。
ナゴヤ球場での2軍残留組練習で、
7月21日の出場選手登録抹消後初のブルペン入り。
捕手を立たせたまま26球の投球練習を行う>
「ようやく投げることができましたね。
(投球フォームの)体の切り替えがうまくできた。
まだ、ばらつきはあったけど、右肩は問題ないです。
投げた後の違和感も痛みもありませんし、
明日もブルペンに入ろうと思います。これから上げていかないと」
中スポニッカン

◆小林2軍投手コーチ
<吉見のブルペン投球を見守り、
今月中にも実戦復帰する見通しを明らかに>
「詳しいことは(1軍の)森コーチに指示を仰いでからだが、
今月末の2軍戦で短いイニングを投げることが目標。
(朝倉)健太はケガとは違うから我々の及ばないこともある。
吉見の方が早いと思う。投げ始めればポンポンといくだろう」
ニッカン


今週は比較的緩やかな日程となっているファーム
ある意味ぽつんと1試合のみ組まれている
鳴尾浜でのウエスタン・阪神戦
1軍の中日キラー・金村曉から、
初回あっさりと先制点を奪ったものの、
先発・赤坂が2回途中から突如乱調
走者を背負うと、クイックを意識するあまり、
ファームを崩してしまい、制球を乱す悪循環。
結局この日、8つの四死球を与えるなどで7失点。
まさに『パニック』ともいえる投球となってしまったもよう。

ここまでルーキーイヤーを順調に過ごし、
ステップアップしていた赤坂でしたが、
ある意味カベに当たったのかもしれませんね。
ただプロの投手としては、クイックというものは不可欠。
しっかり課題をクリアして、次回はビシッといってほしいです。

2008年8月12日 (火)

43歳昌次の標的は2ケタ、3位固め鯉燕6連戦。

4日間の五輪ブレイクを終え、きょう12日から
セ・リーグの公式戦が再開されます。
もっか3位のドラゴンズにとっては、
五輪代表組を欠くなかで初めて迎える6連戦ですが、
Aクラスを確保するためには叩いておきたい
広島、東京ヤクルトが相手だけに、大事なゲームとなってきそう。
まず迎えるは、広島市民球場でのカープ3連戦
中田、山本昌と現状での左右の柱を立てて、連勝を狙います。

ドラゴンズトピックス(11日)

◇山本昌
<大記録達成後初めての登板は13日の広島第2戦となる予定。
この日43歳の誕生日を迎えたが、いつも通りに
ナゴヤドームの外野グラウンドでキャッチボールや
ランニングをして体を動かし、先発の準備を整え>
「一区切り? そんな考えはないよ。
200勝を達成して気持ちが楽になったということもない。
次の登板で頑張るだけです」

<次なるターゲットは、自身2年ぶり10度目となる『10勝』。
史上最年長でのシーズン2ケタ勝利を目標に掲げ>
「それが最低ライン。今はそれしか考えていない」

<200勝を飾ってから1週間。
試合日程に余裕があったこともあり、
『封印』している趣味のラジコンを
気分転換に楽しむことも考えたが、結局はできなかった。
苦笑しつつも、野球に集中する気持ちは揺らいでいない>
「いろいろ忙しかったからね」
中スポスポーツ報知

◇中田賢一
<きょう12日の広島3連戦初戦で先発する見通し。
この日はナゴヤドームでランニングなどに汗を流し、登板に備える。
4連勝中の相手をストップするべく全力投球を誓う>
「(ベストメンバーでも)いつもと同じで、
自分がやることには変わりないです。
うまく長い回を投げられるようにしたいです」

<自身は2連敗中だが、1軍復帰後3試合は
5、7、8と徐々にイニング数を伸ばしており、復調に手応え。
長いイニングを投げてチームを勝利に導くことが、課せられた責任>
「チームが勝つことですね。内容とともに結果も大事です」

<連日の五輪テレビ中継を観戦している。
同学年で五輪2連覇を達成した水泳・北島康介を引き合いに>
「いろいろな競技の人の言葉を聞いています。
どういうことをしているのか、勉強になるところがありますね。
(北島選手は)普段の練習に自信を持ってやっていたんじゃないですか。
ボクたちも練習通りの力が出せるかが大事。勉強になりました」

<7月初めに2軍行きとなり前向きに物事を考えるようにしてから、
投球内容も上向いてきた。内容だけでなく今度こそ結果を出す>
「投げ終わって、もし負けても次につながるように。
変にここがダメだったと思わず考えてやっています」
中スポスポニチ名古屋


【ドラゴンズ・今週の日程】
12日(火) 対広島(18:00・広島市民球場)
13日(水) 対広島(18:00・広島市民球場)
14日(木) 対広島(18:00・広島市民球場)
15日(金) 対東京ヤクルト(18:00・ナゴヤドーム)
16日(土) 対東京ヤクルト(18:00・ナゴヤドーム)
17日(日) 対東京ヤクルト(18:00・ナゴヤドーム)


スポーツ各紙からドラゴンズのコメントを集めてみましたが、
五輪ムードでいっぱいなだけに実に少ないもの。
そんななかでも最も大きく乗っていたのは、
この日、43歳のバースデーを迎えた昌さんでした。
感動の偉業達成から1週間が経ち、祝賀ムードもひとまず沈静化
43歳としての初登板は、あす13日の広島第2戦が濃厚ですが、
昌さん自身はいたって普通
次なるターゲットである2年ぶりの2ケタ達成に向け、
すっかり意識を切り替えているようです。

おどける43歳。今後も投げるごとに
様々な最年長記録
更新していきそうな昌さんですが、
あくまでも1勝1勝の積み重ねから。
ローテ投手としてやっていくうえでは、
当たり前のことですが、
その当たり前をこなせるかが、
投手としての長寿のカギになりそう。
もっか4連勝中と、
チーム一の安定感を誇っていますが、
現状、投手陣の層が薄いだけに、
できるだけ長いイニングを放ってもらいたいものですね。
ただ2試合連続完投というのは無理でしょうし、
キツい暑さを誇る広島市民球場での登板となりますが、
体は熱く汗かきながら、クールコイ打線を抑えてもらいたい。
そしてすんなりと、43歳初勝利の201勝をと願いたいです。

また初戦が中田、3戦目が川井というのが中スポ先発予想
初戦の中田はまず間違いないとして、
3戦目には、小笠原の線も浮かびますが、
得意の東京ヤクルト戦での起用がいたって濃厚かも?
どちらにしても第3戦は、思わぬ投手の先発もありそうです。


◆イ・ビョンギュ
<この日、ナゴヤドームで行われた1軍練習に合流。
久しぶりにチームメートと再会し笑顔を見せる。
落合監督の見守る中、フリー打撃を行った後、広島入り。
置かれた立場は厳しく、正念場を迎えているが>
「(状態は)ファームと一緒だよ。
どこにいっても一生懸命プレーするだけ。
不振の原因? ゲーム中に小さいケガをするなど
思うようにプレーできないことかな。(いまは)どこも悪くない」
中スポニッカン名タイ

◇高代野手総合チーフコーチ
<再昇格濃厚のイ・ビョンギュについて、復帰即スタメンを明言>
「控えとしてここへ来たわけではない。
テストをするとかのレベルの選手じゃない」

<それでも期待はしているが、信頼はしていない。
正念場を迎えているイ・ビョンギュの立場について説明>
「イ・ビョンギュ? 気持ちの問題だよ。
本人がそれをどう考えているのか。
いいものは持っているのに…。覇気を出してほしい。
ファンのやじがすごいことも分かっているだろうし、
契約は来年まであるそうだけど、
あいつの野球人生はこのままで終わっていいのかということ。
『契約は来年もあるから来年頑張ります』では困る」
中スポ名タイ

◇西川球団社長
<来日2年目のイ・ビョンギュについて断言>
「彼とは3年契約だから。当然、来季もプレーしてもらうでしょう」

<来季も戦力として計算する方針を示し>
「これからやってくれると思っている。
それくらいの力は持っているんだから」

<成績が上向かなければ、シーズンの大半を2軍で過ごす、
事実上の戦力外となる可能性も示唆>
「契約があるので解除はできないが、
もし現場が使えないと判断すればずっと2軍にいてもらうだけ」
ニッカン名タイ

◇中村一生
<3日の巨人戦でプロ初安打を放つと、
1軍の試合がない間の2軍戦ではホームラン。
1軍生き残りを懸けて、アピールに燃えている>
「今は体が動いている。必死にやるしかない」
(中スポ)

◇谷繁元信
<北京五輪で水泳の北島康介が金メダルを獲得。
感動のレースを見届けると、叫びながら大喜びでグラウンド入り>
「北島康介、ヤッター」

<打率.213と不振にあえぐが、この日早出特打を敢行。
落合監督からの身振り手振りの指導も受けながら約30分打ち込む>
「特打? あんまり聞かないで。意味はないから。
監督から? いろいろとね」
(東京中日、<ドラ番記者>

◇ドアラ
<中スポ<ドアラのつぶやき>より>
「そうそう、ナゴヤドーム前のショッピングセンターに、
なんと『ドアラ神社』なるものがオープンしたそうです。
ご神体は、ボクの大切な一部分とか。
忙しくてまだ参拝していないんだけど、
ドームに観戦に来る方は、そこでチームの必勝祈願と、
(16日に乗り込んでくる)つば九郎にも勝てるよう、お祈りしてきてくださいね」
中スポ


一方、野手陣での注目は、
約1カ月ぶりに1軍練習に合流したイ・ビョンギュ
故障と不振などを理由にファーム落ちしたビョンですが、
ウエスタンでの成績も、打率.204と不調。
しかし先日の『入れ替えテスト』となった
ウエスタン・サーパス戦では、代打で2点適時打を放つなど、
好調ぶりを認められ、今回の再昇格に。
ただ「満を持して」というようなムードでもなく、
首脳陣の信頼も決して高いようには思えない現状のようです。

そんななか首脳陣ビョンに求めているのは『覇気』。
もともとモッサリした動きで、気持ちが前に出ないタイプ。
その辺りを常々歯がゆく思っていたのでしょうね。
「戦う姿勢」がない者が、1軍にいても悪影響
そういう姿勢がプレーにどうしても見えてこなかったことも
なかなか1軍に上がってこられなかった理由の1つにあるようです。


ファームでは遠征先でナインを焼肉をごちそう。
その次の日に若竜打線が爆発したという話題ぐらいで、
このところある意味、鳴りを潜めていたビョン様ですが、
ようやく掴めたチャンスだけに、
ぜひともモノにしてほしいところですね。
幸い今回の復帰カードとなりそうな
広島、東京ヤクルト戦はともに相性が良いそうで、
その辺も追い風となってくれればいいのですが。
ただ松山で3番に起用された井上が結果を残したり、
先日昇格した中村一生が猛アピール中、
さらに平田、小池など、外野陣はサバイバルという現状だけに
おそらく今回は即スタメン復帰とはいかないでしょう。

まあビョン本人のコメントを読む限りでは
上積みされた部分や、変わった部分などは見られませんが、
それならば本人のいう「一生懸命」以上のプレー
結果を残し、再び信頼を積み上げてほしいなと。
そして昨季のCSなどで見せたガッツポーズなど、
気迫がない選手ではないだけに、ここぞでの奮起を期待。
ある意味真価を問われる今回の再昇格
背番号7がどのように起用され、結果で出せるか、
この6連戦の注目の1つにしていきたいと思います。


追加試合日程のお知らせ
(セ・リーグ公式)

セ・リーグはこの日、9月25日以降の試合日程を発表しました。
ちなみにドラゴンズのゲームは、以下の通り↓

【ドラゴンズ・2008年度選手権試合追加日程】
9/27(土) 対横浜(18:00・ナゴヤドーム)
9/28(日) 対巨人(18:00・ナゴヤドーム)
9/30(火) 対阪神(18:00・阪神甲子園球場)
10/1(水) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)
10/2(木) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)
10/3(金) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)=追加
10/4(土) 対巨人(14:00・東京ドーム)
10/5(日) 対巨人(14:00・東京ドーム)
10/7(火) 対東京ヤクルト(18:20・明治神宮野球場)


これまでの発表では、関東は9月14日のハマスタが
最後となっていましたが、10月に5試合も追加されましたね。
まあこの先も中止などで日程が変わってきそうですし、
この時期にペナントレースがどうなっているかわかりませんが、
ぜひとも消化試合になってなければいいなと。
自分としては、毎年行っている神宮の最終戦
平日ですが、これだけは必ず観戦したいなと思っています。

2008年8月11日 (月)

猛暑ナゴ球で練習再開、直倫抹消ビョンら合流へ。

残暑お見舞い申し上げます。
暦では7日が立秋でしたが、まだまだ暑い毎日が続きますね。
それはさておき、前日まで五輪ブレイクだった
ドラゴンズの1軍本隊が練習を再開
15時から猛暑のナゴヤ球場で練習を行ったもよう。
その他ファームのゲームなど、この日の話題を。

ドラゴンズトピックス(10日)

◇和田一浩
<この日、ナゴヤ球場で打撃練習などを行い、
12日からの広島戦に備える。
少々『夏バテ気味』の打線に活を入れるべく、
静かに気合をみなぎらせている>
「投手が頑張っている。しっかり援護してあげたい」

<通算180試合で打率.324と8月に残してきた数字が心強い。
当の本人も『夏は得意』という意識があるのだろう。事も無げに>
「8月の打率が高い? でも、そんなものですか」

<もともと夏が特別好きなわけではないが、
だからこそ、体調管理には人一倍気を使っている>
「やっぱりしんどいですからね。
夏は睡眠が大切。最低でも8時間は寝るようにしています」

<今年の8月は北京五輪の期間に当たる。
アテネ五輪で奮闘、日本代表の背負うプレッシャーは痛いほど分かる>
「ペナントレースとは全く別物の試合になる」

<オールスターでは西武の後輩で
初めて代表に選出されたG.G.佐藤と話し込み、エールを送る>
「頑張れって激励したんです」

<五輪組が離脱してからの4試合での総得点は11と、
一試合平均は3点に満たない。『夏男』の大爆発に期待>
「自分の役割をしっかりと果たしたい」
中スポ

◇高橋聡文
<前日の五輪強化試合で主軸を完ぺきに封じる。
その快投を振り返り>
「このところ調子はあまり良くはなかったんですけど、
きのう(9日)は良かったです。ああいう感じで投げられれば」

<岩瀬が不在の8月、暫定抑えの浅尾に加え、
パワフルなセットアッパーが必要。役回りにこだわりはない>
「行けと言われたところならどこでもいきます」
(中スポ)

◇タイロン・ウッズ
<この日もまた落合ノックの犠牲者となる。
練習前から戦々恐々していたが、やはり指揮官に指名されると、
炎天下のグラウンドでデラロサとともに
約10分間、熱いノックを受け、ヘトヘトに>
「右に振られ、左に振られ、そしてスローイング…。
あのノックは死にそうになるよ。オチアイサン、デンジャラス…」
中スポ


◇落合監督
<五輪フリークぶりを披露し、
日本選手団に『オレ流エール』を送る>
「オリンピックは見るものだよ。
見るのは柔道、陸上、水泳かな。
陸上なら千五百メートルや三千メートルがおもしろいんだ」

<前日にメダルを逃して6位だった重量挙げの
三宅宏実選手らについてひとこと>
「メダルを逃したといっても世界で6位だぞ。
胸を張って帰ればいいんだ。
メダル、メダルとみんな言うけど、出るだけでもすごいことなんだよ」

<ちなみに野球については興味がないようす>
「見ないよ」

<ベンチで報道陣と和やかに話していたが
守備練習でミスを連発した小田に怒り爆発>
「何やってんだ。ここからよく見えるんだよ」

<最初は冗談交じりだった指揮官だが
ホームベースへ悪送球を繰り返すのを見て態度は一変。
グラウンドに突如、怒鳴り声を響かせる。
雷を落とされ青ざめた小田は練習に集中。何とか抹消を免れたが>
「何回(ミスを)繰り返すんだ。(出場選手登録を)抹消するぞ」
(東京中日、名タイ


パ・リーグはこの日から公式戦が再開されましたが、
セ・リーグは五輪強化試合の影響もあり、12日から
2日間の休みを終えた1軍ナイン練習を再開
しかしその練習はナゴヤドームが使えないということもあり、
ウエスタンのゲームを終えたばかりのナゴヤ球場で行われたようです。
猛暑が続くなか、打撃に守備に汗を流していたようですが、
まあドームばかりでなく、たまには屋外でやるのもいいかも。
さらにあす12日からは広島市民球場での3連戦。
ナイトゲームとはいえ、うだるような暑さのなかとなるはずですし、
同じような状況下で動いておくのも、プラスだろうと思います。
先日の松山ではかなりお疲れモードで、
やや精彩を欠いたところも見られましたが、
この2日間のブレイクで休養できただろうと考えたいところ。
さらに明日からは8月最初の6連戦が組まれていますが、
特に主軸のなかでは、この日も落合ノックで振られていたウッズと、
今朝の中スポには「8月に強い」と出ていた和田
この2人には大きな期待を寄せておきたいですね。
先日の落合監督のコメントにもありましたが、
やはりやらなきゃいけないのは、『1、3、4、5番』。
代表組が抜けてはじめて迎える6連戦。
層の薄い投手陣を補うべく、主軸の大爆発を願いたい。
そしてしっかり役割を果たし、チームの浮上に貢献してほしいです。


今日の公示。(10日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録抹消】
▼中日 堂上直倫内野手
(再登録は8月20日以降。公式サイト共同通信社

▼堂上直倫
<この日出場選手登録を抹消される。
3日に初の1軍昇格を果たし、3試合に出場。
1週間の1軍生活を振り返って>
「まだ力が足りないです。
でも1軍の雰囲気を味わえただけでもいい経験になりました」
(東京中日)

◆西川明
<4月末に2軍落ちして以来、久々に1軍の練習に合流。
チームに少ない左の好打者タイプ。
打撃センスを生かしてチャンスをうかがう>
「最近は一、二塁間を抜くような自分の持ち味の打撃ができている」
(東京中日)

◆イ・ビョンギュ
<この日のサーパス戦の8回無死二、三塁、
代打で決勝の中前2点適時打を放ち、
視察した1軍首脳陣が11日から合流させることを決める。
7月5日から2軍暮らしが続いていただけに力をこめて>
「もし1軍にいけば頑張りたい。
とにかく結果を残すだけです」
スポーツ報知ニッカン

◇高代野手総合チーフコーチ
<サーパス戦後のナゴヤ球場での1軍練習に
昇格候補のイ・ビョンギュが欠席したことについて、
同じく参加の西川を引き合いに実績を考慮して免除したと説明>
「一緒にしたらかわいそう」

<きょう11日のナゴヤドームでの練習に
イ・ビョンギュが合流することを明かす>
「(昇格の)第1候補だよ。明日? 来るだろう」
スポニチ名古屋ニッカン


公式戦こそありませんでしたが、
8日の中村公治に続き、この日堂上直倫
1軍の出場選手登録を抹消されました。
3日に2年目で初の1軍昇格を果たし、その日に待望のプロ初打席
空振り三振に倒れたものの、その後2試合に守備固めで出場。
今後の登場も楽しみにしていましたが、
この2日間のナゴヤ球場で行われたウエスタン・サーパス戦
ある意味『入れ替えテスト』の様相を呈したなか、
この日も「7番・三塁」でスタメン出場したものの、
2回、6回と前の打者がお膳立てしての
1死二、三塁のチャンスで、2度とも三振に倒れるなど無安打。
かなり力んでいたにしろ、結果を残せなかったということで、
試合後の1軍練習には参加したものの、2軍行きとなったようです。

ルーキーイヤーは上がれなかった1軍
期間はわずか1週間ではありながらも、
初打席あり、昌さんの大偉業ありと、様々な経験もありましたし、
実際に1軍の打席に立ったことで、新たな課題も見つかったのでは。
まあこれで終わりというわけでもないですし、
これからを見据え、自分の課題をクリアしてほしい。
そしてより大きくなった背番号1を再び見たいです。


これにより「2枠」空いた1軍野手陣ですが、
スポーツ各紙によると、その枠に
この日のウエスタンで適時打を放ったイ・ビョンギュ
西川が昇格してくるのではという予想が。
ただ新井も13日に再登録できますし、果たしてどうなるのか。
今後のサバイバルにも注目したいと思います。


若竜トピックス(10日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-サーパス 16回戦
(10日・ナゴヤ球場)
 SU 010 020 000 = 3
   003 000 03× = 6
[勝] 中里(13試合1勝2敗2S)
[D本] 新井8号3ラン
[D投] 佐藤亮太、金剛、中里
公式サイトオリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
2回表、先発・佐藤亮太に左翼へ2ランを喫し先制を許す。
2点ビハインドの3回ウラ、左前打、中村一生四球で
1死一、二塁から新井が中堅左に豪快な3ランを放ち逆転。
しかし5回、佐藤亮太が1死から岡田に左前打を許すと、
に右中間突破の適時二塁打を浴び、同点に追いつかれる。
粘りの投球を見せた佐藤亮太だが、6イニング9安打3失点で降板。
同点のまま迎えた8回ウラ、新井右前打、平田四球、
さらに中村公治の代打、イ・ビョンギュの初球にヤングが暴投。
無死二、三塁とチャンスが広がると、
イ・ビョンギュが中前に2点適時打を放ち、勝ち越しに成功。
さらに堂上直倫の代打・西川も右前に適時打でダメ押し。
8回から登板の3番手・中里が9回も抑え、6-3サーパスに勝利。
公式サイトより)


○新井良太
<サーパス戦に4番・一塁手でスタメン出場。
3回に左中間へ逆転の8号3ランを放つなど、
3打数3安打3打点の活躍でチームを勝利に導く。
1週間3本塁打で、ウ・リーグトップタイの8本塁打となり>
「久しぶりの良いバッティングが出来ました。
スライダーをうまく打てました。
ちょっと泳ぎましたけど、変化球でしたから、あの方が飛びます。
ちゃんと自分のスイングができるようにと心がけて、
それがいい結果につながりました」

<前日はセ・リーグ選抜の一員として、五輪強化試合に出場。
代打で登場して三振という結果はともかく、
他球団の主力打者と話をすることができた。有意義な体験に>
「(横浜の)内川さんや(広島の)栗原さんに話を聞きました。
タイミングの取り方とかです。
話は立浪(兼任コーチ)さんに言われていることと一緒でした」

<最短で再昇格は13日。ウエスタンでそれができても、
1軍でなかなかできないのがもどかしい>
「10日間で戻るというより、しっかりやるべきことをやって、
呼ばれたら行けるようにしたい。
しっかりと強い気持ちで打つ中で、ボール球は見送れるようにしたい」
公式ファーム中スポ

○佐藤亮太
<中4日で先発して、6イニングを9安打4奪三振1四球の3失点。
打たれながらも要所を締める粘りの投球を見せ、
ゲームをつくったが、開口一番、反省が口をつき>
「打たれすぎです。もっと低めの意識を持ってやらないと。
何とか粘れたので、最低限の仕事はできたと思う。
次は辛抱強く低めに投げるようにしたい」
中スポ

○中里篤史
<2軍戦に登板し、8回からの2イニングを1安打無四球無失点。
9回は2者連続空振り三振でゲームを締め、MAXは145キロを計測も>
「まだまだです。スピードも切れも、もっと上げていきたい」

<調子は今ひとつだったようが、収穫も>
「上(1軍)で取り組んでいることがゲームでできたのはよかった」
中スポ

◆朝倉健太
<右腕の血行障害から、2軍で調整中。
ナゴヤ球場で行われた2軍戦前の練習で、故障後初のブルペン入り。
捕手を座らせてストレートだけを30球投げ込み>
「最初なんで、投げられただけで良かったです。
(右腕に)変な感じもなかったですし」

<ブルペンキャッチャーに『ナイスボール!!』と声を掛けられると
ちゃめっ気たっぷりのスマイルも見せるなど、体調の良さをうかがわせて>
「そんなお世辞言わないでくださいよ。本気にしちゃうじゃないですか」

<まずは2軍戦登板へ。早期の実戦復帰も視野に>
「これから(ペースを)上げていくだけですね。
8月中の実戦復帰? (血行障害の)
症状さえ出なければ大丈夫だと思います」
中スポ


酷暑のなか行われてきたナゴヤ球場でのファーム6連戦
その最終戦となるサーパスの第3戦が行われ、6-3で快勝。
終了後に1軍が練習することもあり、
午前11時からのゲームでしたが、
先発・佐藤亮太粘投に、4番・新井逆転弾
さらにビョン、西川による勝ち越し、ダメ押し。
そして最後は中里が三振締めと、
結果的にはナイスゲームとなったもよう。

絵になる男。そのなかで目立ったのは、
3打数3安打1四球と
全打席出塁の大活躍を果たした
4番・新井でしょうか。
6日、8日、そして10日と
隔日ながらも1週間で3本塁打
ほんとファームでは
『無敵状態』となっていますね。
ただ新井に関しては、やはり
「ファームでそれができて、
1軍でなかなかできない」

このカベをいかに突破できるかでしょう。
東京での強化試合では、岩瀬の前に空振り三振に倒れたものの、
他球団の主力打者と打撃談義を交わすなど収穫もあったはず。
将来の主砲候補だけに、より力を付けての再昇格を期待します。

2008年8月10日 (日)

代表強化試合、憲伸炎上1死も取れず9失点KO。

前日に続き、北京五輪の野球日本代表
東京ドームで強化試合を行いましたが、
セ・リーグ選抜2-11で惨敗。
4回に中継ぎ陣が炎上し、1イニング10点を奪われる始末。
しかし打たれた投手が何とビックリ、我らがエース・川上憲伸
それも2連発を含む7連打を浴び、一死も取れずに9失点KO
あまりの大乱調に本番への不安を残してしまいました。
そのほかナゴヤ球場では首脳陣視察のサバイバル2軍戦が。
遅くなりましたが、この日の竜情報をまとめておきます。


ドラゴンズトピックス・代表編(9日)

◆日本代表強化試合 第2戦
セ・リーグ選抜-日本代表
(9日・東京ドーム)
  100 0 00 100 = 2
 000 1010 00× = 11
[敗] 川上
[J本] 村田
[Jバッテリー] 和田、川上、田中、藤川、岩瀬、上原 - 阿部、里崎
全日本野球会議オフィシャルサイトNPB公式サイト

【ゲームレビュー】
先発の和田は3回を無失点と好投したが、
2番手の川上は2本塁打を含む7安打を浴び、
1アウトも取れずに9失点で降板。
3番手の田中も2回を6安打2失点と安定感を欠いた。
打線も元気がなかった。1回に失策絡みで先制したが、
その後は連打がなく、7回に村田のソロ本塁打で加点しただけ。
日本代表は10日に北京入り。
13日に1次リーグの初戦で強豪・キューバと対戦する。
中日新聞時事通信


●川上憲伸
<4回、2番手としてマウンドに上がったが、
四球を挟み7連打を許し、1死も取れないまま9失点(自責5)でKO。
自嘲気味に苦笑いするしかなく、言葉を絞り出すのがやっと>
「一死も取れず、こういう形で降板するのは
野球人生で初めてかもしれません。
こういう大切な試合でやってしまうなんて」

<強化試合とはいえ『自己最悪』を更新し、
13日に始まる本番に向けて不安たっぷりの結果に。
険しい顔つきで復調を誓い>
「自分では現状を厳しく考えています。危機感を持ってやらないと。
(空いた登板)間隔の問題ではない。
明日から北京ですけど、向こうに行って本番までに
何とかしなくちゃいけない。不安でいっぱいです」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋

●岩瀬仁紀
<7回から5番手で2試合の連投も1イニングを無失点。
先頭打者に1安打を喫したものの、後続は断ち貫禄をみせる>
「投げることはできます。
あとは本番。どれだけ腹をくくっていけるか。
どれだけ腕を振って投げられるかですね。
特別なことはない。本番でやれるよう、万全というか、
やれることをやるだけです」
中スポサンスポニッカン

●荒木雅博
<途中から右翼に入り、9回の打席では三ゴロ。
2試合とも無安打も上昇への兆しを口に>
「自分のなかでは、合宿の前半よりも雰囲気が良くなってきた」

<外野の守備も無難。チームメートから位置取りに関して>
「前すぎると言われた」
(中スポ)

●森野将彦
<5回、代走で登場して三塁の守備に就くと、
8回の打席では中堅への大飛球を放つ。
惜しくもフェンス手前で失速したが>
「(前日から)2打席しか立てませんでしたけど、
調子はまあまあです。(北京へ向けて)必死で頑張ってきます」
(中スポ)


○高橋聡文
<右肩痛の吉見に代わってセ・リーグ選抜で出場。
6回の1イニングを3人でピシャリ。
新井貴浩を真っすぐで見逃し三振に仕留めると、
稲葉は二ゴロ、G.G.佐藤は投ゴロ。
日本代表の強力打線を力で抑え込み、自信を付ける>
「シーズン中と同じような気持ちで投げました」
(東京中日)

○平田良介
<5回の守備から途中出場すると、直後の打席で
田中の145キロを右前へ。『マー君撃ち』を果たしニッコリ>
「田中とは高校選抜でチームメートでした。打ててよかった」
(東京中日)

◇西川球団社長
<巨人・滝鼻オーナー、阪神・坂井オーナーらとともに
東京ドームへ日本代表を激励に訪れる>
「(中日の選手が)4人も選ばれて名誉なことです。頑張ってほしい」
(東京中日)


前夜のパ・リーグ選抜との強化試合では勝ちはしたものの、
先発陣が締まらず、やや消化不良気味日本代表
しかしこの日はさらに輪をかける投手陣の惨状
それも自信を持って送りだそうとした
ドラゴンズのエース・川上憲伸大炎上してしまうとは…。
1つのミスがきっかけとはいえ、野球の怖さを味わうこととなりました。

3回を無失点と完ぺきに近い投球を見せた
日本代表先発・和田を継いで、
1点リードの4回から2番手で登板した憲伸
実力、経験とも申し分ないジャパン投手陣の柱
本番では先発に中継ぎにと期待されている背番号11でしたが、
その憲伸を襲ったのが、1つの悪送球
先頭・平野(阪神)が2球目に右方向へセフティーバント。
何でもないゴロでしたが、二塁の西岡の送球が乱れてエラー。
一塁・新井が捕れずに、二塁へと進めてしまいます。

いきなり得点圏に走者を背負った憲伸
しかしこの日は球威、制球とも本来の出来には程遠いもの。
直前合宿に入って、先発から中継ぎの調整に変更し、
ブルペンに1回しか入っていない状態だったそうで、
ジャパン首脳陣も不安があったようですが、それが的中?
続く内川(横浜)に初球、中に甘く入ったストレートを
ライト線へ持って行かれ、同点のタイムリーツーベースを許すと(1-1)
続く栗原(広島)には初球、フォークが甘く中に。
高々と打ち上げられると、レフト中段に飛び込む2ラン(1-3)。
リズムを掴む間もなく、わずか2球逆転を許してしまいます。

なおも悪夢のような光景は続き、
続く鳥谷(阪神)にフルカウントからの8球目、
外角低目のストレートを持って行かれ、レフトへのソロ
二者連続で被弾してしまうと(1-4)
吉村(横浜)には外へのカーブが外れてしまい、四球。
ここで大野投手コーチがマウンドへ。
通常の公式戦ならとっくにKOというところも
調整の意味合いもあり、投げることも必要。
しかしこうなってしまうと、憲伸いつもの憲伸ではなく、
続く金城(横浜)にもカウント1-3からの5球目、
外角高目のカットボールをセンター前に落とされると、
亀井(巨人)にも三遊間を破られてしまい、無死満塁。
そして石原(広島)にもフルカウントからの6球目、
中に入ったシュートを叩かれ、レフト前へのタイムリー。(1-5)
これで1四球を挟んでなんと6連打
アウト1つ奪えないサンドバッグ状態
これにトドメを刺したのは、この回9人目の打者・東出(広島)。
カウント2-1からの4球目、外へのフォークを叩き、
詰まりながらもセンター前に落とすタイムリーヒット。(1-6)
交代をためらっていたベンチもこれにはさすがに動き、
大野コーチが2度目のマウンドで、田中にスイッチ。
アウト1つ奪えない0/3イニング、34球を投げ、7安打1四球。
さらに代わった田中も捕まり、この回2打席目の栗原
右中間突破の走者一掃ツーベースを浴びたことで、
失点は自己ワーストの『9』に(自責点は5)。

北京での大一番に向かうジャパンの投手陣の
柱となるべき憲伸がまさかまさかの大炎上
イニング終了後、スコアボードに点ったのは『10』の文字。
これには猛者揃いの日本代表もさすがに意気消沈か?
その後もセ・リーグ投手陣見事な好投も重なり、
村田のソロ本塁打による1点しか奪えずに、2-11で惨敗。
先発、中継ぎと投手陣が不安を残したうえ、
打線も精彩を欠き、元気もないという状態。
まさにチーム全体で様々な課題を抱えたまま、
決戦の地・北京へ向かうこととなりました。


この日は出先のTVで、ずっと五輪の柔道を見ていて、
家に戻ってから、録画していた強化試合を見たのですが、
まさかこんな展開となってしまうとは…。
まるでオールスターゲームでの成瀬(千葉ロッテ)のよう。
連続被弾ぐらいまでは仕方ないと思いましたが、
それ以上は本当に目も当てられませんでしたね。
自分的にはセ・リーグ選抜には、全力で頑張ってもらい、
日本代表を叩いて、気を引き締めさせてほしい
それでも憲伸だけはしっかり抑えて、
北京に向かってくれればと思っていましたが、
まさか憲伸を叩かれて、10点を奪われてしまったのは予想外。
しかもドラゴンズのメンバーがその10点に
1人も絡んでいないというのも、ある意味皮肉にも感じました。

大丈夫?ぺ金。振り返ると、
やはり憲伸も人の子。
気持ちが乗っていないと、
一気に叩かれるんですね。
ジャパンの首脳陣
どのような調整をさせたのかは
分かりませんが、
見るからにボールが甘く不安定
きっかけは西岡のエラーなのは
明らかですが、
通常の憲伸なら、
たったそれだけでは崩れないはず。
ただ今回に関しては、立ち直ることさえ出来なかった。
慣れないであろう国際球の影響もあったのか、
バッテリーを組んだ阿部との呼吸が合わなかったのか。
いろいろな理由が推測されるでしょうが、
自分としてはその1つに、日本代表というチームが、
まだチームとして出来上がっていないからなのではと。
ピンチになっても、何となく遠慮がちにも見えた内野陣
本番になれば違うだろうとか、誰かが言っていましたが、
このような状態のチームでは、まだまだヤバイかなと。
まあまだ動き出してわずか1週間
さらに大量点を取られたからそう感じたのかもしれませんが、
憲伸のこの日の投球が、それを象徴
何となく乗り切れない部分が、画面からは見られました。

ただ下を向いている場合でもなく、3日後には初戦が控える。
最初の登板がいつで、どんな場面かはわかりませんが、
まず憲伸にはしっかりと切り替え、そして立て直してもらいたい。
この日の屈辱を力にして、持ち前の気持ちを大きく出す投球。
そのうえでフル回転を願いたいですね。
そして日本代表としては、プレーヤー1人1人のより一層の全力プレー
「北京では、今日のようなぶざまな試合はしません!」
指揮官は叫んでいましたが、やるのはあくまでも選手
ベストな面々で向かうからには、しっかりと結果を出してくれればと。

どのような戦いが待っているかはわかりませんが、
まずは決戦の地での奮闘を期待させてもらいます。
厳しい戦いになるは確かでしょうが、最後の最後には、
日本で戦況を見守るファンを喜ばせてほしいですね。
そして川上、岩瀬、荒木、森野には特に頑張れと。
あくまでもドラゴンズがメインではありますが、
日の丸竜戦士の頑張り、こちらもTVで応援したいと思います。


若竜トピックス(9日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-サーパス 15回戦
(9日・ナゴヤ球場)
 SU 000 020 003 = 5
   000 100 210 = 4
[敗] 菊地(34試合5敗1S)
[D本] 中村一生3号
[D投] 川井、ネルソン、平井、菊地
公式サイトオリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
4回ウラ、イ・ビョンギュの一塁失策と好走塁などで
1死三塁から西川が右前に適時打を放ち先制
先発・川井は、立ち上がりから球数が多く苦しい投球だったが、
相手の拙攻にも助けられ、4回まで無失点に抑える。
しかし援護点をもらった5回、無死から森山に安打を許すと、
2死から一輝、小瀬連続四球を与え満塁。
後藤の代打・古木に中前2点適時打を浴び、逆転される。
1点ビハインドの7回ウラ、西川三塁内野安打、
堂上直倫右前打、さらに田中犠打で1死二、三塁とすると、
ネルソンの代打・谷が左越えに二塁打を放ち、3-2逆転する。
8回ウラ、先頭・中村一生が左越えの本塁打を放ち追加点。
しかし9回、4番手・菊地が打ち込まれ、
遊ゴロ失策で出塁を許すと、代打・大引に中越え、
代打・横山徹也に一塁線突破と連続二塁打で同点にされると、
1死後、小瀬に右前に適時打を打たれ、再逆転
9回ウラは、大久保勝信に三者凡退に抑えられ、4-5で敗れる。
公式サイトより)


●中村一生
<8回の第4打席、内角変化球に体がクルリと回転。
打球は手応え以上に伸びて左翼フェンスの向こう側へ。
7月3日の福岡ソフトバンク戦以来となる3号ソロは
自信を深める一発となり>
「うまく打てた? そうですね。
(打ったのは)シュートが抜けたのだと思います。
追い込まれていたんで右方向を意識していたんですが、
内角のボールに体がうまく反応してくれました。
積極的に打っていく事を考えてます」

<3日の1軍昇格以降、立浪兼任コーチから指導されたのが
『打つときに左肩の開きが早くなっている』ということ。
徹底的に意識して練習すると、この日は3打数2安打。
成長が結果となって表れた>
「その効果があったのかもしれませんね。
体が開かなかったから、あそこまで飛んだのかもしれない。
タイミングが最近はずっと取れているんで、
ボール球も振らなくなっていると思う。
いまは1軍にいるといっても油断しているとすぐに落とされる。
とにかくどんな試合でも結果がほしい」
公式ファーム中スポ

●川井進
<先発で5イニングを投げ、6安打2失点>
「2点に抑えられたからまずまず、結果良しです。
変化球はストライクが入りますが
右打者の内角が上手く投げられなかったです。暑さにバテマシタ」

<4回まで無失点に抑えていたが、5回に2四球が絡んで失点。
テストの意味合いもある中で投げたが、反省しきり>
「四球を出しちゃいけなかったです…。
ストレートの四球を出してしまったのがいけなかった。
四球が少ないのが自分の持ち味なのに」

<気になるのが1軍での先発機会。
本人は首をかしげていたが、来週の先発抜てきは有力>
「どうですかね…。どうなるか分からないです。
(チャンスが巡ってくれば)もっと腕を振っていきたい」
公式ファーム中スポ

●岩﨑達郎
<この日の2軍戦に『2番・遊撃』でスタメン出場したが、
自慢の守備で2失策と精彩を欠き、試合後は浮かない表情>
「あしたはしっかりやりたいです」
中スポ

●堂上直倫
<『7番・三塁』でスタメン出場したが、
4打数1安打も納得できないようす>
「ストレートを待っているときにうまく変化球に対応できない。
しっかり練習したいですね」
中スポ

●谷哲也
<7回にネルソンの代打で登場。
一時は逆転となる2点二塁打を放ち、1軍昇格をアピール>
「調子が良いです。
真ん中高目のカットボールだと思います。上手く打てました。
いいピッチャーから打てたのでよかったと思います」

<これで7月29日の福岡ソフトバンク戦から7試合連続安打。
この間の打撃成績は打率.550と打ちまくっている>
「変化球に対応ができているのが今はいいと思います。
でも守備をもっと磨かないといけないです」
公式ファーム中スポ

●マキシモ・ネルソン
<1軍登録されているものの、
後半戦は一度も登板がないため調整登板。
2イニングを無安打3奪三振無失点と好投。
ストレートのMAXも154キロをマーク>
「今は調整が十分ではないけど、
完全な状態で投げられるようになれば、もうちょっと球は速くなると思う」

<この日は速球だけでなく、変化球も多投。
テクニックを磨くことにも力を入れている>
「いつも森さん(バッテリーチーフコーチ)から
変化球でストライクを取ることも大事だ、と言われている。
スライダーとカーブを多く投げた」
(中スポ)

●平井正史
<8回から3番手でマウンドに登り、
1イニング打者3人をピシャリ。
2試合連続で1イニングをパーフェクトに抑えたが、
本調子ではないよう>
「(抑えたのは)たまたまです。
まだ自分の思ったように投げられてないです。もう少しだと思います」
(中スポ)


◇山本昌
<試合終了直後、中田とともにグラウンドに現れ、
スタンドはあっという間に『おめでとう』の歓声に包まれる。
さっそうと手を振って応えたが、粋な計らい?
屋内練習場でアップを済ませ、キャッチボールのために
試合が終わるのを待ったが、しびれをきらしての行動のよう>
「仕方がないよ。9回から待機していたのに、
9回ウラまでいってしまったからね」

<先発調整の都合で中田とともに休日返上。
200勝直後は祝福の嵐だったが、落ち着いてきた様子>
「(周囲も)もう普通だよ」
(東京中日)

◇中田賢一
<山本昌とともに休日返上で練習。
2軍戦終了後のナゴヤ球場でキャッチボール、
ランニングなどをみっちりと行う>
「(先発の)軸になれるように頑張らないといけない」
(東京中日)


ジャパンに興味がないドラゴンズファンは、
こちらの方が大いに注目だったでしょう。
灼熱のナゴヤ球場で行われたウエスタン・サーパス戦
先制、逆転、再逆転となったゲームは、
7回に代打で登場したルーキー・谷がタイムリーを放つと、
続く8回には、1軍から駆り出された中村一生
ダメ押しとなるソロ本塁打を放ち、4-2と2点リード。
しかし最終回、このところ不調の4番手・菊地
失策をきっかけに捕まってしまい、まさかの逆転負け
試合終了後に練習をしようとしていた昌さん中田
しびれを切らさせる結果となってしまいました。

この日は1軍は休日ということで、
川井、ネルソン、中村一生、岩﨑、堂上直倫といった
1軍に登録されている5選手が出場。
さらに1軍から森、高代の投打のチーフコーチが
視察に訪れるなど、入れ替えテストといった様相に。
1軍生き残り、そして1軍昇格へ向けて、
若竜たちの大いなるアピールの場となりましたが、
総力を結集した?中スポのイチオシは、
8回にレフトへソロ本塁打を放った中村一生
1軍では立浪兼任コーチからもアドバイスをもらい猛練習。
その効果も出ての一発だったようです。
また代打で登場し、タイムリーを放ったもアピール。
その一方で、岩﨑、堂上直倫といった面々は
やや精彩に欠いたようで、きょう10日に奮起を期待します。

一方、投手陣では昇格後、登板のなかった
左腕・川井が先発し、5イニングを2失点。
しかし立ち上がりからややもたついたうえ、
失点した5回のきっかけが四球だったことに反省しきり。
先発陣が少ないことで、次回の1軍登板はあるにせよ、
やや納得のいかない投球となってしまったようです。
また2番手としては、このところ登板がなかったネルソンが登場。
いろいろやらかすネルソン君でしたが、この日はまずまずだったようですね。
ちなみにストレートのMAXは、154キロだったとのこと。
暑さも本番ですし、そろそろ160キロオーバーの片鱗が伺えるかも?
まあ球速よりも、しっかりとした投球術を身につけてほしいです。


ところで今朝の中スポ<ドラ番記者>
久しぶりに、我らが渡邉球団職員の記事が!
暑さのなか悩まされているようですが、以下にコメント↓

◆渡辺スコアラー
<猛烈な暑さに、動作解析チームが悩まされ、
ビデオカメラを手に困った顔。
日よけのない、灼熱のナゴヤ球場のスタンドで
ビデオカメラ使っていたところ、
あまりの暑さで動かなくなってしまったそう>
「2台も壊れちゃった…」

<しかし先日の2軍戦前、銀色の小箱を手に。
段ボールか、アルミホイルかの素材で
もろに手作りと分かるカメラ用の日よけボックスを>
「つくったよ」

<ところがせっかく自慢げだったのに、試合が終わるとしょんぼり。
その後、カメラには日よけのタオルが乗せられている>
「みんなに『そんなの小学生でもつくれる』って言われたよ。
1時間もかけてつくったのに…」

(中スポ<ドラ番記者>


暑さのなかだと、ケータイがダメになっちゃったと
言う話はよく耳にしますが、ビデオカメラ
しかも2台もダメにしてしまうとは…。
酷暑の続くナゴヤ球場、
ネット裏もまさに「鉄板」のようなんですね。
ただせっかく機転を利かせたのに
「そんなの小学生でもつくれる」とは…。
しょんぼりする渡邉球団職員に同情したくなりました(笑
まだまだ猛暑は続きますが、タオルひっかけ頑張って下さい!

2008年8月 9日 (土)

北京五輪ブレイク、代表強化試合ライト荒木ビーム。

2008年8月8日、8の字がが並ぶ末広がりの日
アジア3度目の夏季大会開催となる北京五輪がついに開幕。
24日までの17日間、五輪モードで大いに盛り上がりそうですね。
それはさておき、日程上4日間ゲームがないドラゴンズは、
遠征先の松山から名古屋に戻り、2日間の休日となったもよう。
そんななか東京では野球日本代表の強化試合が行われ、
猛暑のナゴヤ球場では、若竜たちサーパス戦
東京中日5面扱いながら、この日のドラゴンズの話題をまとめます。

ドラゴンズトピックス(8日)

◇浅尾拓也
<7日の東京ヤクルト戦で
9回1イニングを抑えてプロ初セーブを記録。
初経験の抑え役をどう受け止めているのか、以下一問一答。
抑えの仕事をする場面で登板したのは初経験?>
「去年のフレッシュオールスターで
9回に登板してセーブがつきましたが、それ以来ですね」

<どんな気持ちだった>
「投げ始めは普段と変わらなかったですけど、
ランナーを出して(武内、ユウイチに連打され、1死一、二塁)
まずいと思ったら、尋常じゃないほど汗が出てきました。
腕にスーッと流れてきたんです。これまであんなことはなかった」

<あの場面で谷繁がマウンドに来た>
「怒られるかと思ったら、おまえが納得した球を投げて、
打たれたらしようがないと言われました。
そんなふうに考えればいいのかと思って、気持ちを切り替えられました。
谷繁さんがいい方へ、いい方へとぼくを導いてくれました」

<直後に川端慎吾を併殺打に打ち取ってゲームセット>
「点を取られるとまずい場面でしたから、ほっとしました」

<9回に登板する心の準備は?>
「右打者が続く場面なら出ると思って、
ずっと準備していたので、大丈夫でした」

<6日の東京ヤクルト初戦ではセーブがつかない
同点の8回から2イニングを投げ、無失点に抑えた>
「負けている時から肩はつくっていました。いく準備はできていました」

<絶対に相手に点を許したくない場面が出番。
ベンチの信頼は厚いが>
「最近はよく打たれてますけどね。
頑張らなければいけないところですから」

<五輪期間に抑えをしてもらうという話は聞いていた?>
「そんな話もありました。
でも、変わらずいつものようにいけばいいというような話を、
森さん(バッテリーチーフコーチ)、近藤さん(投手コーチ)には
アドバイスしてもらいました」

<岩瀬からは>
「今回、特にはありませんが、
岩瀬さんにはいつも心構えは聞いています。
ブルペンや食事のときにアドバイスをもらっています」

<抑えの心構えも>
「(抑えは)どれだけ内容が悪くても勝てばいいと話してくれました。
ぼくは内容ばかり気にするので、
抑えなら割り切らないといけないんだなと思いました」

<中継ぎは内容、抑えは1点差でも勝つことが大事>
「そうですね。中継ぎとはまた違うところがあります。
普段から感じていましたが、投げてみて、
岩瀬さんは強い人だな。すごいと感じました」

<岩瀬のいない間は守護神になりそうだが>
「岩瀬さんの代わりはできないと思っています。
自分が強く意識しているのは、どんな展開でも行く準備をすることと、
きちんと抑えることです。(高橋)聡文さんや長峰もいるし、
ぼくはやれることをやって抑えられるようにしたい」

<今季は右肩の故障から始まり
実は万全ではない状態で1軍に昇格したが、結果を残している。
今季同じような役割を担った吉見が
右肩関節炎で離脱しただけに心配だが意に介していない>
「体は大丈夫です。
右肩のケアはしっかりしているつもりです。チャンスですから」
中スポ名タイ

◇山本昌
<来季の現役続行に意欲を示している。
今季中4日で1度、中5日で3度先発して、成績は2勝1敗。
中6日ではローテを維持できない今季のチームを支えている>
「中4日、55日での登板は(川上)憲伸よりも多いよね。
そう考えるとまだやれる」

<年齢による衰えを感じていないわけではないが、
体調管理で体力を維持しながら経験でカバー>
「若いころはたくさん眠れたけど、最近は目が覚めちゃう。
『中田が10時間寝た』なんて話を聞くと、うらやましいよ」
名タイ


ドラゴンズの1軍本隊は、
松山での東京ヤクルト2連戦を終え、この日帰名。
8日、9日の2日間は、チームとしては休日となるそうです。
お疲れモードの選手も多いですし、休息してほしいですね。
そんななか、今朝の中スポには
先日プロ初セーブをマークした浅尾のインタビューが。
とりあえず「暫定守護神」として、
高橋、長峰、小林らともに、岩瀬の穴を埋めていくようですが、
ラスト1イニング限定というカタチは取らずに、
打順の兼ね合いで左が多ければ、左腕の高橋を、
また右打者が続く場面なら浅尾といった使われ方になってきそうです。

このところの浅尾の安定感は実にめざましいゆえに
今後の起用はより厳しい場面での登板となってきそうですが、
抑えの先輩でもある岩瀬からも
いろいろと心構えなどを聞いているようですね。
投球内容も気にはなるでしょうが、
たとえ打たれたとしても、最終的には勝てばいい
それにはまず自分の力を存分に出すことが大事となるでしょう。
結果はどうであれ、今回の守護神修行は、
浅尾自身の今後に大いにプラスとなってくるのは確か。
自分の力と捕手のリードを信じて向かっていく
そしてチームに貢献しながら、多くのことを学んでほしいです。


今日の公示。(8日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録抹消】
▼中日 中村公治外野手
公式サイト共同通信社

◇堂上直倫
<チームは2日間休日だが、中村一生、岩﨑らとともに、
9、10日のウエスタン・サーパス戦に出場することに。
昇格後、1打席(三振)しか立っていないだけに
大事な2試合となってくるが>
「いま状態はよくはないんですよ。
ファームでしっかり練習していきたいですね」
(東京中日)


この日、中村公治が出場選手登録を抹消されました。
一緒に上がった中村一生、堂上直倫と比べても、
あの見逃し三振は、やはりインパクト大だったかも。
特に外野陣はサバイバルとなっているだけに、
わずか1打席ながらも、厳しい結果に繋がってしまったようです。
ただ入れ替えはこれで終わりではなく、
今週末のサーパスとの2連戦には、投手では川井
野手では、岩﨑、中村一生、堂上直倫らが合流。
1軍首脳陣が視察する中での『入れ替えテスト』になるという話も。
まだまだ北京五輪ははじまったばかりですし、
これから先も、サバイバルが続いていきそうです。


ドラゴンズトピックス・代表編(8日)

◆日本代表強化試合 第1戦
日本代表-パ・リーグ選抜
(8日・東京ドーム)
 011 011 000 = 4
  001 140 00× = 6
[勝] 涌井
[J本] 里崎
[Jバッテリー] ダルビッシュ、涌井、杉内、藤川、岩瀬、上原 - 里崎、矢野
全日本野球会議オフィシャルサイトNPB公式サイト

【ゲームレビュー】
日本代表は2点を追う3回に里崎がソロ本塁打。
4回には2死からの3連打で1点を追加した。
5回には、中島、青木の連続適時打など
5安打を集中して一挙4点を奪った。
投手陣は6投手が調整登板
先発・ダルビッシュが3回を4安打2失点。涌井、杉内も失点を許した。
中スポ

○岩瀬仁紀
<藤川の後を受けて8回から登板。
1安打を許したが1イニングを13球で無失点に抑える。
喜びも高ぶりもなく、登板を冷静に振り返り>
「すんなり今日みたいに(回の)頭からいければね。
久しぶりにしてはまあまあでした。
ボールが若干高いのは直したい。ミスをしないようにしたいですね」

<縫い目が高い国際球の感触を、実戦で確かめられたことが収穫>
「(五輪使用球は)指のかかりが良くて、スライダーもいい球がいく。
はまる時とはまらない時がある。外れたときの差が大きい」

<7月は7イニング2/3を投げ、被安打15本。
五輪への焦りを感じながら投げ続けた>
「何とかしないと」

<7月29日・横浜戦以来10日ぶりのマウンドに>
「体も肩も休めたので、いい感じになってきている。
1つでもアウトを多く取って、後ろを楽させたい」
中スポサンスポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン

○荒木雅博
<4回に稲葉の代走で途中出場。5回から5イニング右翼に入る。
9回、今江が放った特大のライナーを全速力で追走。
フェンス際で絶妙のタイミングでジャンプし、グラブの先に収める。
捕って当然という顔で好プレーを振り返り>
「真正面にきたのでちょっとびっくりしました。
まあ、あれは普通のプレーですよ」

<5回、1死一、二塁から大松の右前打を猛ダッシュでキャッチすると、
『レーザービーム』でホームへダイレクト返球。
二塁走者の塩川を三塁でストップさせる強肩も披露。
二塁が本職で、右翼は不慣れなポジションだが、好感触を得て>
「違和感はありますよ。守っていても景色が全然違います。
北京に行くまでに(外野は)一度やっておきたかった。
思ったよりも『スッ』と試合に入ることができた」
中スポスポニチ名古屋

○森野将彦
<7回に代打で出場も、三瀬の前に空振り三振>
「久しぶりの実戦で試合感覚がもう少し。
五輪本番までに上げていかないといけない」
(東京中日)

◆平田良介
<セ・リーグ選抜の1人として、
きょう9日の五輪日本代表との強化試合に出場予定。
この日、高橋とともに松山から東京入り>
「出る機会があれば思いっきりやりたいですね。
絶対にいい経験になると思うんですよ」

<チームは2日間休日だが、
強化試合の翌日も2軍戦に出場予定>
「いろいろ勉強します」
中スポ


北京五輪が開幕したこの日、
東京ドームでは、野球日本代表の強化試合が行われ、
6-4と逆転でパ・リーグ選抜を下したもよう。
CSで中継があったので、その一戦を見ていましたが、
一言でいうと、『しまりのない試合』。
特に投手陣においては、「大丈夫かよ?」
何度もツッコミたくなってしまいましたね。
まああくまで壮行試合ですし、
ネット裏には他国のスコアラーも。
ここでベストに持ってくる必要もなく、
本番で力を発揮してくれればいいのですが、
あまりの状態の悪さに、ほんと苦笑いの連続でした。

そんななかドラゴンズ陣は、岩瀬、荒木、森野が登場。
まずは8回から5番手で登板した岩瀬
先頭の栗山(埼玉西武)に高目のスライダーを叩かれ、
センター前ヒットを許してしまいますが、
続く塩川(東北楽天)をシュートで二塁ゴロに取ると、
一塁からの好送球で、三塁を狙った栗山がタッチアウト。
ダブルプレーで2死とすると、最後は一輝(オリックス)を
内へのスライダーで差し込ませての三塁ゴロ。
まあいつもの岩瀬と言う感じで結果3人で抑え、
クローザーの上原へと繋ぎました。

荒木ビーム炸裂!また稲葉の代走で、
4回途中から出場の荒木
阿部のレフト前タイムリーで
同点のホームを踏みましたが、
この日目立ったのは、守りでしたね。
01年9月1日以来
7年ぶりというライトに就くと、
3つも打球が飛んできた5回には、
大松(千葉ロッテ)の右前打で
本塁へ見事なビームを披露
二塁走者の塩川
本塁突入を阻止すると、
9回には今江(千葉ロッテ)の
フェンス手前の飛球をジャンプ一番好捕
代表では初めての外野守備ながら、美技を連発し、
見事なスーパーサブぶりを発揮しました。
ただ打撃の方は今ひとつ。
連打でつながっていた5回ウラ、1死一塁で打席に入ると、
甲藤(福岡ソフトバンク)の高目のボール球を空振り三振。
さらに7回ウラ、1死一塁での第2打席は、
三瀬(福岡ソフトバンク)の
2球目を右に持って行くも、ライトファウルフライ。
こちらは役割通り?に無安打で終わりました。

そして7回ウラ、G.G.佐藤の代打で登場した森野
ぜひとも目立ってくれと期待しましたが、
三瀬の内角低目のストレートに空振り三振
今イチだったジャパンのムードに多分に漏れずの感が。

ちなみにきょう9日は、セ・リーグ選抜と対戦する日本代表
ドラゴンズからは、清水将海、高橋、新井、平田
4選手がセ・リーグ選抜として出場します。
おそらく登板があるであろう憲伸との対戦が楽しみです。


若竜トピックス(8日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-サーパス 14回戦
(8日・ナゴヤ球場)
 SU 002 000 000 = 2
   010 100 20× = 4
[勝] 清水昭信(20試合3勝4敗1S)
[S] 平井(5試合1勝1S)
[D本] 新井7号
[D投] 清水昭信、平井
公式サイトオリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
2回ウラ、5番・イ・ビョンギュ右前打、柳田左前打で
1死一、二塁から堂上剛裕が一塁ゴロ。
しかし一塁・木元の二塁への送球が柳田の背中に当たりエラー。
その間にイ・ビョンギュが生還し、先制
3回、先発・清水昭信が2死三塁から古木に中越え2ランを喫し逆転される。
しかし4回ウラ、新井が中越えの同点本塁打を放つと、
7回ウラ、サーパス2番手・康介を攻め、
谷、藤井の連続四球と新井の一邪飛でタッチアップし、2死二、三塁。
ここでイ・ビョンギュが左越えの2点二塁打を放ち、勝ち越す。
清水昭信は、4回以降2安打無失点で8回まで投げると、
最終回は平井が三者凡退で締め、4-2で勝利。
公式サイトより)

○新井良太
<ウエスタン・サーパス戦に『4番・一塁』で先発出場.
4回に貴重な同点ソロを中越えに放つ>
「自分のスイング、フルスイングができました。
打ったのはストレートです」

<3日に登録抹消されてから2軍戦で3試合で計2発と、
ここにきて持ち前のパンチ力のある打撃を披露>
「もっと確率をよくしないと。
維持できるようにならないと駄目です」

<試合後は9日の北京五輪日本代表の強化試合に
セ・リーグ選抜に選ばれているため東京に向かう>
「主力選手ばかりなので、盗めるところは盗んで
貪欲にいきたいと思います」
中スポ

○イ・ビョンギュ
<『5番・左翼』で7月30日・福岡ソフトバンク戦以来の出場。
4打数3安打2打点と活躍し、復調をアピール。
同点で迎えた7回2死二、三塁で、
左中間へ勝ち越しの決勝2点適時二塁打を放つ>
「状態はずっと同じです。とにかく一生懸命頑張るしかない」
中スポ

○清水昭信
<5日の広島戦で中継ぎ登板後、中2日で先発し、
プロ入り後最多の8イニングを投げ6安打2失点と好投。
4月30日の広島戦以来、今季3勝目を挙げる>
「(3回の)古木さんのホームランは球が高かったけど、
それ以外は低めにいってよかったと思う」
中スポ


◆朝倉健太
<右腕の血行障害により戦列離脱中。
この日ナゴヤ球場で離脱後初となる本格的な遠投を開始。
約80メートルの距離で、力を入れた投球を投げ返し明るい表情>
「問題はなかった。徐々に徐々にやっていきます」
中スポ

◆吉見一起
<右肩関節炎のため7月21日に登録抹消。
以降リハビリと練習を続けてきたが、
この日離脱後最長距離となる本格的な遠投を行い好感触>
「(右肩に)変な感じはなかったし、
これからは(ペースを)上げていかないといけません。
(今月)2日くらいまではちょっと引っかかるところが
あったけど、今日はなかったです」
中スポ


ファームには、オリンピックブレイクはなく、
ナゴヤ球場では、この日からサーパスとの3連戦。
2敗1分けだった前日までの広島戦とは打って変わり、
この日は投打ともまずまず噛み合い、8月初勝利を挙げました。
先発した清水昭信が、8イニングを投げ6安打2失点と好投。
猛暑のなか自己最長のイニングを投げ抜き、久々の3勝目
立ち上がりこそ制球に苦しんだものの、
4回以降は、3イニング連続三者凡退など5イニング無失点。
赤坂、山内といったルーキーに負けじと頑張りましたね。

また打線では4番・新井がこの日も一発。
サーパス先発・近藤のストレートを
豪快にバックスクリーン左横に。
ファームでは変わらぬ「強さ」を見せつけたもよう。
さらにイ・ビョンギュが、8月初出場。
『5番・左翼』でスタメン出場を果たすと、3安打2打点を活躍。
とくに7回2死二、三塁のチャンスで、
勝ち越し2点タイムリーを放つなど、復調をアピールしました。
本来ならこの8月に1軍にいなくてはいけない背番号7
ただ「状態はずっと同じです」では、まだまだかも。
同じ以上になるように状態を上げてもらいたいですね。

2008年8月 8日 (金)

辛抱結実佐藤充、うれしい2年ぶりの白星!

悪天候のなか、若いリリーフ陣が踏ん張り、
延長12回ドローに持ち込んだドラゴンズ
松山・坊っちゃんスタジアムでの東京ヤクルトとの第2戦は、
前夜同様1点を争う投手戦の展開に。
先発・佐藤充粘りに粘った投球
初回の1失点のみに凌ぐと、中盤ようやく打線が援護。
6回、3番起用の井上が起死回生の同点打を放つと、
続く7回には、デラロサが値千金の勝ち越し弾
そして8回途中まで踏ん張った佐藤充約2年ぶりの白星が。
不調に苦しんでいた右腕がようやく長いトンネルを抜けました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 14回戦
(7日・松山坊っちゃんスタジアム | 中日6勝6敗2分け)
11045人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ヤクルト
[勝] 佐藤充(5試合1勝1敗)
[S] 浅尾(19試合1S)
[D本] デラロサ4号
[Dバッテリー]
佐藤充、小林、浅尾 - 谷繁

【ゲームレビュー】
佐藤充が2年ぶりの勝ち星
佐藤充は1回、簡単に先制されたが、その後は粘りの投球
得点圏に走者を背負う場面を、何度もしのぎ切った。
井上3番起用が当たった。
6回2死二塁から右越え同点二塁打。
7回にデラロサの勝ち越し本塁打が飛び出した。
9回を抑えた浅尾プロ入り初セーブ
競り合いを制し、引き分け2を挟む
東京ヤクルト戦の連敗を3で止めた。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ先発は、中8日で佐藤充
立ち上がり、1死から川島慶三に落ちないフォークを
引っ張られ、三塁線を破るツーベースを許すと、
続く好調・飯原にカウント2-0からの3球目、
外へのスライダーを右へ持って行かれ、
一、二塁間を抜くタイムリー。
いとも簡単に先制点を奪われる。(0-1)

東京ヤクルトの先発は、館山
2回、先頭・ウッズの当たりはショート左へのゴロ。
しかしボールがイレギュラーし、センター前へ。
久々に2試合連続ヒットとなったウッズが出たが、
続く和田がシュートに詰まって、6-4-3のゲッツー
この日6番に下がった中村紀洋は打ち上げ、レフトフライ。
館山の前に、序盤は完全に抑え込まれる。

2回ウラ、田中浩康の一、二塁間深いゴロに
デラロサが追いついたものの、弾いてしまいエラー。
先頭打者を出してしまうと、
武内にもセンター前に運ばれ、無死一、二塁。
続く福川は外へのフォークで空振り三振に取るも、
館山の犠打で、2死二、三塁と追加点のピンチ。
しかし福地を低目のストレートで二ゴロに打ち取り、何とか凌ぐ。

3回ウラ、先頭・川島慶三を空振り三振に取ったが、
続く飯原にセンターへ返されると、畠山の3球目に二盗。
またも得点圏に走者を背負う佐藤充
それでも畠山を外へ落ちるフォークで空振り三振
ガイエルには内へのストレートを決めて、見逃し三振
中軸2人を連続三振で抑え込み、追加点を与えず。

4回ウラ、田中浩康の中前打と福川の中前打、
さらに館山の犠打で、2死二、三塁。
2回ウラと同じような展開でピンチを迎えたが、
再び相対した福地を外へのストレートで高いバウンドの遊ゴロ。
との争いは井端の素早いフィールディングで防ぐ。

5回、ドラゴンズがこの試合初めての得点圏。
ウッズのレフト前に、中村紀洋の三遊間突破のヒットで、
1死一、二塁と、同点のチャンス。
しかしデラロサは外へのスライダーを打ち上げ、
一塁後方へのファウルフライ。
ウッズがタッチアップして、2死一、三塁となるも、
谷繁が初球シュートに詰まってしまい、同じくファウルフライ。
約2カ月勝っていない館山に勝利投手の権利を献上。

5回ウラ、佐藤充がこの試合初めて三者凡退に取ると、
6回ようやくその粘投に応え出したか、打線が2死から反撃。
小池が初球のフォークを狙い打ちして、
三塁線へ抜くツーベースで出ると、
続くこの日3番に上がった井上鮮やかな一振り
2ストライクと追い込まれた後の3球目、
真ん中高目に甘く入ったストレートを振り抜くと、
打球はライトの頭を越え、ワンバウンドでフェンス直撃!
その間に小池が三塁を回り、一気に生還。
ベテランの起死回生のタイムリーで、同点に追いつく。(1-1)
なおも続くウッズの4球目に、館山がワイルドピッチ。
ランナーは三塁へと進み、今度を勝ち越しのチャンス。
2安打のウッズとは勝負を避け、2死一、三塁で和田勝負
この日は館山のシュートに翻弄されている和田
大きなチャンスで一打を期待も、今度は内へのストレートで
打ち損じてしまい、三塁ファウルフライ。
相変わらずあと一押しができず、同点止まりに終わる。

6回ウラ、同点に追いついてもらった佐藤充
何とか踏ん張りたいところだったが、
いきなり先頭のガイエルに四球を与えると、
続く田中浩康の犠打で、二塁へ。
相変わらず得点圏に走者を背負うが、ここから再び粘り
迎えた武内に初球、高目のストレートを左へ運ばれたものの、
和田がバックし、フェンス手前でキャッチ。
ここで二塁走者のガイエルが果敢に三塁へとタッチアップ
しかしどう見ても暴走でアウトのタイミング。
案の定、和田から中村紀洋へ返球されると、
やや逸れてはいたものの、三塁タッチアウトでゲッツー。
このミスで流れがドラゴンズへ傾き、その次の回値千金の一発が。

7回、先頭の中村紀洋がフルカウントから
外へのスライダーに空振り三振に倒れたものの、
続くデラロサが、大きな仕事を。
カウント1-1からの3球目、中に入ったスライダーを強振すると、
良い角度で上がった打球は、そのまま伸びていき、
なんとレフトスタンドへ飛び込むホームラン!
4日の巨人戦以来の一発は、値千金の勝ち越し弾に。(2-1)
その直前、投球練習を始めていた佐藤充も大きくバンザイ。
この一発で、2年ぶりとなる白星が見えてきた。

7回ウラ、福川を二塁ゴロ、代打・斉藤を遊ゴロと
バックの好守にも助けられ、流れもよくなった佐藤充
しかし2死から福地に四球を与えてしまい、
続く川島慶三の2球目に、福地がスタートを切ると、
谷繁が二塁へストライク送球。
もっか盗塁王の福地を刺して、スリーアウト。
2年ぶりの白星まで、いよいよあと6人に。

8回ウラもマウンドに上がる佐藤充
先頭の川島慶三を二塁ゴロに取ったが、
飯原に二塁左を抜かれ、センター前ヒット。
さらに畠山の右打ちはデラロサが追いついたものの、
2死二塁と、一打同点のピンチ。
左のガイエルを迎えるというところで、
落合監督がマウンドへ向かい、小林へとスイッチ。
完投こそ逃したものの、7イニング2/3、131球を投げ、
7安打5奪三振2四球で1失点の佐藤充
あとはリリーフ陣に自らの白星を託した。
小林にスイッチしたことで、東京ヤクルトベンチも動き、
左キラーの代打・志田を投入。
しかし小林は臆せず2球目、
十八番のスライダーで二塁ライナーで料理。
二夜連続の1人1殺、しっかりと仕事をやり遂げる。

9回ウラ、ドラゴンズ3番手は、連投となった浅尾
しかし1死から武内にレフト前、代打・ユウイチにセンター前と
連打を浴びて、一、二塁と同点、サヨナラのピンチ
ここで東京ヤクルトベンチは、押本に代打・川端慎吾
一方、ドラゴンズ側谷繁、井端がばたつく浅尾に声を掛け間を置く。
そして迎えた勝負だったが、わずか1球で終了。
外角低目のストレートを叩かれ、
打球こそ強かったものの、ショート・井端へのゴロ。
6-4-3と渡るお誂え向きのゲッツーとなり、ゲームセット。
前夜に続く厳しいゲームながら、しっかり白星を掴んだドラゴンズ
東京ヤクルト戦の連敗3で止めるとともに、
佐藤充には06年8月13日以来となる2年ぶりとなる白星が。
さらに9回を締めた浅尾プロ初セーブをマーク。
四国の地でどん底まで落ちていた背番号16がようやく復活した。


久々のウィニングボール。延長12回ドローとなった
初戦同様、
なかなか得点が奪えない
厳しいゲームとなりましたが、
少ないチャンスを活かし、
何とか白星
掴めてよかったですね。
そのなかでは、
今季4試合目の先発にして
佐藤充が、2年ぶりに勝てたことが大きかったなと。
この2年間、自分の思うような投球ができず、
かなり辛い思いもしてきた佐藤充でしたが、
それでも「復活」するために、必死に取り組んできたことが、
時間こそかかったものの、この日ようやく実を結んだ
決してそのプロセスは平坦ではなかったですが、
待ちに待っていただけに、この勝利とてもうれしく思いました。

毎回のように走者を出しては得点圏に運ばれてしまう展開。
立ち上がりはリズム等も含め、決して良くはなかったですが、
そこからしっかり粘って、スミ1以上の失点を許さなかった。
その点に関しては、大きく評価できるのでは。
ヒットこそ打たれ、走者こそ背負ってはいたものの、
要所ではボールがしっかりと決まっていましたし、
前回同様にスライダー、フォークのキレはまずまず。
もっと早く打線が援護してさえいれば、
その投球内容は違っていたでしょうが、
勝つことの難しさをとことんまで分からせるつもりなのか、
勝利の女神は、辛抱辛抱を重ねさせる展開に。
それでも踏ん張って投げ抜けたことが、やはり佐藤充の成長
そのご褒美として、白星がもらえたのではないかと思いました。

お立ち台で「勝てば次につながる」と話していましたが、
前回の好投では次のチャンスをもらえたことと同様に
今回の勝利で、再び先発として登板もあることでしょう。
しかしここでホッとすることはあっても、決して満足はしないこと。
立ち止まらずに、続けて勝っていくことが大事。
もともと5試合連続完投勝ちを含む9勝を挙げるなど
決して力のない投手ではない背番号16
本来のスタイルを取り戻したうえに、
この2年間の辛抱で投手としても、さらに成長したはず。
これからもらしい投球でチームに貢献。
そして白星を重ねていってくれることを願います。

また9回1イニングを2安打1失点で抑えた浅尾
新聞を見て驚きましたが、プロ初セーブだったんですね。
スコア表をみると確かに「19試合1S」。
ホールドこそ5試合あるのですが、それまではまっさらだったとは。
修羅場をくぐり、セーブが付くことでが付くでしょうし、
この先も守護神の穴を出来る限り埋めてもらいたい。
その上で数字が重ねられれば、さらに自信となると思います。


苦手になりつつあった東京ヤクルトをしっかり叩き、
引き分けを挟んだ連敗を止められてよかったですね。
打線の状態がよくないなか、
粘って勝利を掴んだことは大きいと思います。
この流れで突き進んでほしいと思うと、こういうときにゲームなし
8、9日は北京五輪日本代表の強化試合のため、
両リーグとも試合がなく、リーグ戦は12日から再開となります。
まあ野手のなかでは、疲れやケガなどで
動きがよくない選手もいますし、ここで休息もいいでしょう。
ただ週が明けたら、広島、東京ヤクルトとの6連戦。
迫ってくる目下の敵をさらに叩いてもらいたい。
そのための準備期間として、4日間の休みを有効利用してほしいです。


☆ウィナーズ・ボイス(7日)

◎佐藤充
<粘りの投球で7イニング2/3を7安打1失点。
06年8月13日阪神戦以来、2年ぶりの白星を挙げる>
「(お疲れ様でした)どうもありがとうございます。
(今季初勝利、そして実に2年ぶりとなる
白星を手にした感想はいかがでしょうか?)
そうですね。ほんとうに、あのう、
勝てたのが久しぶりだったんで。
まあ試合中は一生懸命投げるだけだったんで、
そんな余裕はなかったんですけど、あのう、何ていうんですか、
本当に、今はうれしいの一言だけですね。
(この1勝には、苦しかった去年の思い、
たくさん含まれているんじゃないか)
そうですね。本当に、あのう、ドン底味わいまして、
何もできないところから、あのう、
よくここまで戻ってこれたなと思います。
(序盤は非常に粘り強い投球、マウンドでどんなこと?)
そうですね。そんなに、あのう、
ビシビシ抑えられるタイプじゃないと思っているので、
ランナー出しても粘り強く抑えていこうということだけしか
考えてなかったんで、まあ、それがあの、結果的にね、
最初の1点だけということで、
粘りのピッチングがね、できたなと思います。
(試合中盤、自分のテンポを取り戻していったか?)
そうですね。後半はちょっとテンポよく
投げられるようになったんで、あのう、まあ、その、
リズムもよかったんで、点数もね、
取ってもらえたのかなと思いますけど。
(今日は試合途中、レフトスタンドの後方に虹も見えました。
2年ぶりの勝利を祝うかのようなきれいな虹、ご覧になったか?)
そうですね。多分明るいうちだったと思うんで、
全く余裕がないピッチングだったんで、
そこまで気が回らなかったんですけど。
まあ、あのう、そういう時にいいピッチングができてよかったです。
(ファンのみなさんにメッセージを)
えー、そうですね。あのう、こういう、あのう、
1つ1つのピッチングが、あのう、自分の自信にもなりますし、
えー、勝てればね、どんどん次にもつながっていくとも思うんで、
またチームのためにも勝てるように頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました」


<初回に1点を失い、ほぼ毎回走者を出したが、
要所で力のある直球で押し、8回途中まで追加点を許さず>
「粘り強く投げられた。後半はテンポもよかった」

<飛躍した06年は8月を前に8連勝、
9勝目を飾ったときは誰もが2ケタ投手の誕生を予感したが、
その年を3連敗で終えると、昨年はわずか1試合の登板。
やれるという自信、焦りが力みとなって勝つための投球を忘れさせた>
「おかしい、おかしいって思っていました。
自然と力が入るようになっていたんです」

<そして今年、2度の転機が自身を変えた。
3月、リハビリ中で同い年の山井が軽く投げているのに、
速球がミットに吸い込まれるのを見て>
「これだなって。それまでは、いい球を、いい球をって力んでいたんです」

<2度目は6月の今季初先発。
わずか4球目で右足がつって5回途中でKO>
「情けなかったんです。極度の緊張ですよ。
でも慣れていけば、とも思った」

<この日で今季4度目の先発となったが>
「慣れたというか、何度もチャンスをもらってやっと応えられた」

<先発投手が不足する中で、復活を遂げ力強く宣言>
「結果が出ていなくても、
続けて投げさせてもらえたことが自信になった。
結果がついてきたことで自信になる。次もこういう投球をしたい」

<昨年オフ、CBC・占部沙矢香アナと結婚。
結婚後、初めて手にするウイニングボールについては>
「ウイニングボールですか? 
苦労をかけている奥さんに持って行きたいですね。
結構つらい思いをさせていると思うんで。
やっと勝てたっていい報告ができます」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

◇占部沙也香 さん
(佐藤充の妻・CBCアナウンサー)
<2年ぶりの勝利あめでとうございます>
「ありがとうございます。
つらい時期が続いても、自分をしっかり持っていて
頑張っていたので、尊敬していたし、
報われて、本当に良かったと思います」

<勝利の瞬間は>
「テレビで見ていて、やっぱり泣けました。
プロ初勝利(05年9月)の時を思い出しました。
甲子園でヒーローインタビューを受ける後ろ姿を
スタンドから見た時と同じ気持ちになりました」

<去年と違う様子はありましたか>
「去年は思うようにいかなくて悩んでいたような
感じがありましたが、今年は調子がいいようで、
やってやるという気持ちがあったみたいです。
ただ家では、あまり野球の話を持ち込まないので、
なおさら大変だったとは思います」

<連絡が来たら、どんな言葉を>
「お疲れさまでした、と。
初勝利も、今回も長かったけど、辛抱したかいがありました」
(中スポより)


○トマス・デラロサ
<7回、左翼席へ勝ち越し本塁打を放つ>
「打ったのはストレート。神様のおかげです」

<ヒーローは試合後、声を弾ませ、
帰りのバスまでハイテンションだった>
「グッドタイム、グッドタイミング!
勝利に貢献するために打つだけだ」

<とにかく活躍すればみんなに感謝する。
起用してくれる首脳陣や、サポートしてくれる周囲にお礼を>
「みんなのおかげで、いいところで打ててうれしい」

<五輪組の離脱で、荒木のいない二塁を守る。
やることはひたすら練習。汗を流すことが、上達の道と信じ切り>
「いいコーチがいるし、一生懸命練習をやれてる。うまくなりたい」

<五輪で再び巡ってきた先発出場。
このチャンスは大事に生かしていく>
「先発でまた出ることができて、
チャンスを何回もくれることに感謝している。
日本の野球にも慣れてきた」
中スポサンスポスポニチ名古屋ニッカン

○井上一樹
<今季初めて3番に起用され、期待に応える。
1点を追う6回2死二塁、右中間へ同点二塁打>
「ああいう場面でなかなか点が取れなかったので、
とにかく何とかしようと思った」

<同点劇の伏線は前の打席にあった>
「内角で見逃し三振に倒れたでしょ?
だから配球としては(内角の3球勝負が)あるかなと。
もちろん追い込まれていたから、
それだけにしぼっていたわけではないけれど。
最高の結果ではありますよね。
これから先、どう打線を組んでいくかはわかりませんが、
準備だけはしておきたい。3でも6でも7でも、
結果を残していかなきゃいけないですから」
(中スポ、サンスポ毎日jpデイリー

○浅尾拓也
<9回1死一、二塁をしのぎ、プロ初セーブをマーク>
「危なかったっす。
(佐藤)充さんの2年ぶりの勝利っていうのは
わかっていたんで、いつもより緊張した。
2軍で苦しんでいるのも知っていますし、一緒にやってきた先輩ですから」

<プロ初セーブについては>
「きょうはセーブがつく場面でしたけど、
(セーブが付く場面で)投げられたのはいい経験。
これからもそういう場面で投げさせてもらえるようがんばります」
中スポサンスポ時事通信

○タイロン・ウッズ
<2回に中前打、5回に左前打を放ち、3打数2安打。
7月20日の阪神戦以来、12試合ぶりにマルチ安打を記録>
「ラッキーだった。
目をつぶってバットを振ったらヒットになったよ」
中スポ

◇平田良介
<母校・大阪桐蔭高の初戦圧勝にうれしそう。
仕切り直しの一戦での16得点には
テレビ中継を見ながら驚いていたという>
「テレビで見てました。
この前、監督(西谷監督)に電話をしたら、
今年は打てないと聞いたのに、すごいですね」

<さらに西谷監督に05年の夏の準々決勝・
東北戦でのエピソードを持ち出されたという>
「選手がみんな寝違いしたら、
ホームラン3本打つんちゃうと言ってました。
それって、ぼくのことですよ。それなら27点取ってしまいますよ」

<大会前には自分の名前が入ったTシャツの差し入れもしたという>
「僕たち(準優勝)を超えてほしいです」
(中スポ<ドラ番記者>ニッカン


○落合監督
<逆転で東京ヤクルトから6試合ぶりに白星。
前日は延長12回引き分けと苦しい試合が続き>
「昔の(テレビドラマの)『おしん』みたいな野球だったな、この2日間は」

<前夜は打線の大改造をほのめかしたが、
結果は3、6番を入れ替えたのみだった>
「たまたまな。たまたまそうなったんだ」

<2年ぶりの勝利の佐藤充について、
06年の9勝とこの日の勝利を合わせてねぎらう>
「カバちゃん(佐藤充のニックネーム)、10勝するのに2年かかったな」
中スポサンスポ毎日jpニッカン


若竜トピックス(7日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-広島 19回戦
(7日・ナゴヤ球場)
  000 010 000 = 1
  100 000 000 = 1
(規定により引き分け)
[D本] なし
[D投] 山内
公式サイト広島東洋カープ

【ゲームレビュー】
初回、四球で出塁した澤井が送り、
藤井の中前打で、澤井が本塁を狙ったがタッチアウト。
送球の間に藤井が二塁に進むと、新井が右前に適時打を放ち先制
先発・山内は4回まで2安打無失点。
しかし5回に無死から山本芳彦に遊撃内野安打を許すと、
2死二塁から松本の二塁内野安打で
一塁への送球が逸れる間に生還を許し、同点にされる。
制球重視で、変化球のキレが良かった山内は、
6回以降も集中力を切らさず、9イニングを8安打1失点と好投
攻撃陣は、初回以降もチャンスは作るが、
適時打が出ず無得点に抑えられ、規約により9回引き分け
公式サイトより)


△山内壮馬
<ウエスタン・広島戦でプロ入り初完投を記録。
引き分けで勝利投手にこそなれなかったが、
9イニングを8安打6奪三振3四死球1失点。
得点圏に走者を背負ってもリズムを崩さず131球の粘投>
「プロに入ってから(完投)したい気持ちはずっとあった。
それが、いい結果でよかった。
疲れもなかったし、集中力も最後まで切れなかった。
こういう粘りのピッチングをこれからもしていきたい」

<ストレートの球速を控えめに制球重視。
変化球も良く、特に要所で投げるチェンジアップが有効的。
ピンチを背負いながらも粘れたのは
相手打者に狙い球を絞らせなかったから>
「今日は、9回投げるつもりで省エネピッチングです。
コントロールを考えて投げました。
チェンジアップが良く決まってくれたので楽でした。
このピッチングですよね」

<3日に出場選手登録を抹消された際、
森コーチからは、スライダーを生かすために
真っすぐを練習してこいと言われたという。宿題クリアにも満足げ>
「きょうのテーマはストレートを内角に投げ込むことでした。
ストレートを多く使えたし、インコースをつくこともできた。
チェンジアップも効果的に使えたし、投球の幅が広がった。
いろいろなボールを決め球にしていきたい。
早く1軍に上がって、チームの力になれるように頑張りたいと思います」
公式ファーム中スポ名タイ

△小林2軍投手コーチ
<酷暑の中、プロ入り初完投を記録した山内を高く評価>
「良く投げた。
インコースの重要性を再認識できた登板になったと思う。
内容は90点から95点。
投げきったことでワンステップアップしたと思うよ」
中スポ

◆久本祐一
<左ひじ周囲炎のため戦列離脱中。
この日の試合前練習で打撃投手を務める。
5月21日の実戦以来、約2カ月ぶりとなる打者への投球。
ストレートを主体に47球を投げ込み>
「ストレートに関しては問題なく投げられた。
変化球とかはこれから、まだまだやることはいっぱいあるので。
きょうは一歩、前進しただけです」
中スポ


グラウンド内の温度が軽く40℃を超えたという
酷暑のナゴヤ球場で行われたウエスタン・広島戦
1-1のドローに終わりましたが、先発したルーキー・山内が好投。
ストレートのコントロールに気を付けるとともに、
スライダー、チェンジアップと変化球のキレがよく、
走者こそ出すものの、要所で慌てずピンチを凌ぐ好投。
プロ初となる9イニングを8安打1失点で投げ抜いたもよう。
打線の援護がなく、勝ち投手にはなれなかったものの、
前半戦ラストでの1軍経験が活きているようですね。
今後は先発としての起用も濃厚のようで、
課題をクリアし好調をキープできれば、1軍再昇格も見えてきそうです。

また今朝の中スポ・ファーム情報には、
左ひじ周囲炎で戦列離脱中の久本の話題が。
BP登板を果たし、約2カ月ぶりに打者に対して、
ストレートのみながら、47球を放ったとのこと。
この久本をはじめ、山井、鈴木など、
この辺りを欠いているのが、やはり痛いですよね。
復帰の可能性はまだ不明ですが、完治に向け頑張ってほしいです。

2008年8月 7日 (木)

竜投粘りの継投、松山泥んこ総力戦12回ドロー。

四国・松山坊っちゃんスタジアムでの
目下の敵・東京ヤクルトとの初戦は、
中盤まで小笠原-石川の両先発投手の粘り合い。
しかし2点ビハインドの7回、不振のウッズが一発を放つと、
続く8回、土砂降りのなか何とか繋いで同点に。
ところがその後のチャンスを生かせず延長に入ると、
両軍リリーフ陣が踏ん張り、2-2のままゲームセット。
結局4時間を超えた総力戦は12回ドローとなってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 13回戦
(6日・松山坊っちゃんスタジアム| 中日5勝6敗2分け)
12521人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R
中日 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0
ヤクルト 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
(延長12回規定により引き分け)
[D本] ウッズ22号
[Dバッテリー]
小笠原、浅尾、高橋、長峰、金剛、小林 - 谷繁、小田

【ゲームレビュー】
攻撃に決め手を欠き今季5度目の引き分け
1回2死三塁でウッズが三振し、先制機を逃した。
2点を追いかける展開。
7回、ウッズがソロ本塁打し、8回には小池の適時打で
同点としたが、その後が続かなかった。
小笠原は約3週間ぶりの登板。
8回からは若手5投手の継投で凌いだ。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
1回、東京ヤクルト先発・石川を攻め、
井端レフト前ヒットと小池犠打で1死二塁。
中村紀洋の右飛で三塁へ進むも、
ウッズが内角高目のストレートに空振り三振。絶好の先制機を逃す

ドラゴンズ先発は、7月19日以来の公式戦となる小笠原
1回ウラ、福地左前打、川島慶三犠打で1死二塁から
3番・飯原に真ん中低目のチェンジアップを上手く叩かれ、
三塁線を破るタイムリーツーベース。
アンラッキーな一打で先制を許す(0-1)

2回ウラ、野口祥順左前打、石川犠打で2死二塁。
再び得点圏に走者を背負う小笠原
しかし続く福地の3球目に、野口が三塁へスタート。
谷繁が好送球で刺し、スリーアウト。
これで小笠原がようやくリズムを掴む。

5回、先頭・井上が一、二塁間を抜き、
ようやくチーム2本目のヒットを放つが、
続くデラロサが内角球に詰まって、平凡なレフトフライ。
さらに谷繁が初球を叩き、ピッチャー返しも
石川に掴まれ、1-6-3のダブルプレー
絶妙な制球の石川の前にスイスイと封じ込まれてしまう。

5回ウラ、1死から石川遊撃内野安打、
福地右前打と、連打を浴び一、二塁。
続く川島慶三は、強い当たりのショートゴロ。
しかし打球がイレギュラーして、井端右肩を直撃
それでも素手で拾って、二封こそするも、
治療中断後の2死一、三塁から、
続く飯原に初球、内へのスライダーを積極的に叩かれ、
三遊間を鋭く抜かれるタイムリー。
ゲーム中盤、手痛い追加点を失う(0-2)

6回までわずか2安打のドラゴンズ打線
しかし7回、ようやく反撃の狼煙
先頭・ウッズがカウント2-2からの5球目、
内角低目のストレートをジャストミートすると、
打球はライナーでセンターバックスクリーンに飛び込む本塁打!
7月20日以来、31打席ぶりの安打が飛び出し、1点を返す(1-2)
なおも和田が初球を叩き、鮮やかなセンター返し。
一気にたたみかけるムードを作ると、
デラロサの4球目に石川がワイルドピッチし、2死二塁。
ここでベンチが動き、谷繁の代打に中村公治
今季初打席となる若竜に同点への期待をかけるも、
カウント2-1からの4球目、内角低目にズバッとストレート。
中村公治がピクリともせず、見逃し三振…。
最後の最後で石川に踏ん張られてしまう。

7回ウラ、そのまま続投の小笠原
小田とのバッテリーとなったが、
いきなり先頭の福川にセンターにはじき返されヒット
石川の代打・志田の犠打で二塁へ進むと、
川島慶三の2球目、けん制の際にボークを宣告される。
2死三塁となるが、川島慶三を内へのストレートで詰まらせ中飛。
結局小笠原はこの回で降板。
7イニング、107球を投げ、7安打1奪三振1四球で2失点。

8回、東京ヤクルト2番手は、セットアッパーの押本
先頭、小笠原代打・立浪が外のストレートを叩くと、
打球はレフトへと伸びていくライナーに。
ところが照明が目に入ったか、飯原が目測を誤り後逸
ツーベースとなって、同点のチャンスを掴む。
続く井端が土砂降りの雨のなか、右への進塁打。
立浪の代走・岩﨑が三塁へ進むと、
迎えた小池が初球、内へのストレートを積極的に叩き、
詰まった打球ながらも、ライト前に落ちるタイムリー!
土壇場8回、ついに同点に追いつく(2-2)
なおも1死一塁で迎えるは、中村紀洋
しかし外へのストレートを叩くも、二塁ライナー。
飛び出した小池が戻れずダブルプレー。同点止まりとなる。

8回ウラ、ドラゴンズ2番手浅尾
雨が降り続くなかでの登板。
いきなり先頭・飯原に初球を叩かれ、レフト前に運ばれるも、
続く畠山のピッチャー返しをナイスキャッチ!
素早く一塁へ送ると、飛び出した飯原戻れずゲッツー。
しかし続くガイエルにフルカウントから四球を与えると、
田中浩康にしぶとくライト前に運ばれ、2死一、二塁。
さらにウィルソンの代打・武内にストレートを引っ張られ、
前進守備のライト前に落ちるヒット。
二塁走者のガイエルが本塁へ突っ込むも、
ライト・井上がスリーバウンドで好返球
受けた小田がファンブルし、ボールは掴めていなかったものの、
しっかりブロックしていたため、ガイエルの足はホームに付かず。
神宮ではガイエルにタックルされた小田、ここはきっちりリベンジ

9回ウラ、浅尾がそのまま続投。
雷鳴がとどろくなか、1死から志田にライト前ヒットを許すと、
続く川端慎吾の犠打で、2死二塁に。
サヨナラのピンチで迎えるは、川島敬三
しかし真ん中低目のスライダーで打ち上げさせての遊撃フライ。
両軍あと一押しができぬまま、ゲームは延長戦へ。

延長10回、東京ヤクルト4番手は、松岡
先頭のデラロサは三邪飛に倒れたが、
小田がストレートを引っ張り、レフト左へのヒット。
浅尾の代打・平田が送って、2死二塁。
ここで迎えた井端がフルカウントからの7球目、
中へのフォークを引っ張ると、三遊間を抜くヒット。
もちろん小田は三塁を回って、果敢に本塁へと突入。
しかしレフト・飯原からは余裕のストライク返球
最後は尻でブロックされてしまい、楽々本塁タッチアウト
これがドラゴンズ最後のチャンスとなってしまう。

延長10回ウラ、ドラゴンズ3番手は、高橋
先頭・飯原に遊撃内野安打を許すと、
犠打と進塁打で2死三塁。
サヨナラのピンチを背負ったものの、
田中浩康実質敬遠で、左対左で武内との対戦を選択。
しかしここは高橋の球威が勝り、
外角低めのストレートで空振り三振と、しっかり火消し。
その後は、長峰-金剛-小林と繋いだが、
それぞれが起用に応え、きっちりと仕事
4時間23分に渡った総力戦は、延長12回ドローに終わった。


どっしゃ降りの雨のなか。かなり蒸し暑い
屋外でのナイトゲーム。
さらに不安定な天候で、
時には土砂降りになるなど、
悪いコンディションのなか、
劣勢を追いつき
なんとかドロー
一言で振り返れば、
『両軍決め手を欠き』という展開でしたが、
ドラゴンズにとっては、この引き分けは
どちらかというと、勝ちに近い引き分けとなったのでは。
初回、2死三塁の先制機を逃したことでリズムに乗れず、
石川には完全に抑え込まれてしまいましたが、
終盤その石川から得点を奪ってからは、形勢一気に立て直し
同点に追いつけたこともよかったですし、
小笠原を継いだリリーフ陣が悪条件のなかで、
きっちりとゼロのリレーを繋いでくれた。
守護神・岩瀬がいないという状況のなかで、
若い投手たちが起用に応え、踏ん張ってくれたことは
今後の戦いにおいては、プラスになるのではと感じました。

先発した小笠原は、立ち上がりこそ
地方球場ならではのアンラッキーな打球もあり、失点しましたが、
その後は粘りの投球で、7イニングを2失点。
公式戦ではだいぶ間隔が空きましたが、この投球なら大丈夫
夏場の先発ローテを支えてくれると思います。
また同点になった直後に登板した2番手・浅尾
この日はやや連打を浴びるなど、不安定でしたが、
何とか要所を凌いで、2イニングを無失点。
ピッチャー返しをしっかり掴み、併殺にするなど好守も披露。
おそらくあすも出番があるかもしれませんが、
暑い夏場、何とか踏ん張って乗り越えてほしいです。


それにしても阪神と同様、
東京ヤクルトにも勝てないですね。
これで7月以降は、2敗2分けと白星なし。
ドローになったことで、ゲーム差は3のままですが、
このままではいけないですし、早めの雪辱を期待。
そのためにはやはり、一にも二にも攻撃陣の奮起でしょう。
ようやく主砲・ウッズに当たりが出たことで
最悪の状況こそ回避したようですが、
どうもつながりませんし、あと一本が出ない状況。
これを打破していかないと、ツバメ退治は厳しいなと。
次週も再びナゴヤドームで相対しますし、
なんとか第2戦でひとつ勝っておかないといけないでしょう。
蒸し暑いなかでの延長12回ドローということで、
体力もかなり消耗したと思われますが、
これが終わると、4日間ゲームもありませんし、
ここは総力振り絞って、東京ヤクルトを叩いてほしい。
厳しい暑さはいぜん続きますが、快勝でスッキリさせてほしいです!


☆プレーヤーズ・ボイス(6日)

△小笠原孝
<7イニングを投げ、7安打2失点。
1、5回と点を取られたが、持ち味の粘り強さを発揮>
「まずまず粘り強く投げられたと思います。
先頭打者に気を付けたが、それを出してしまったのが反省点。
立ち上がりは気を付けないといけないと思いましたけど、
点を取られてしまって、まだ課題はたくさんありますね。
(状態は)良くなってきているのだと思います」

<7月19日以来の公式戦登板だったが、
その間に吉見の代役で出場したオールスター第1戦で登板。
大舞台で緊張することなく、自分の持ち味を出して自信をつけた>
「ぎりぎり楽しめたという感じです」

<先発ローテの1人として、
川上がいない先発陣を支える気持ちが強まっている>
「しっかり頑張らないといけません。それに、もう後半ですからね」
中スポサンスポ

△浅尾拓也
<8回から2番手で登板。
8回2死一、二塁、9回2死二塁とピンチを凌ぎきる>
「緊張はしませんでした。
いつもと同じ感じでは入れたんですが…。
結果はともかく、ちょっと簡単にいきすぎたことが反省です。
9回? 井端さんに『気持ちで行け』と言われました。
切り替えていきます」
中スポスポニチ名古屋

△小林正人
<延長12回2死から6番手で登板。
ユウイチが遊ゴロに打ち取り、試合を締めくくる>
「(代打・ユウイチがでてきたら)行くぞと言われていました。
岩瀬さんがいないからダメだとは言われたくないんで。
みんなでつなげたのはよかったと思います」
中スポ

△タイロン・ウッズ
<7回先頭で、バックスクリーンに本塁打を放つ。
31打席ぶりの安打に胸をなで下ろして>
「打ったのはストレート。
三振しないよう強くボールをたたくことを心がけた。
やっと出たね。ホッとしたよ」

<この日も練習前、桂川通訳とともに黙々とひた走る。
走ることで無心になろうとした結果がこの日のアーチとなった>
「いままでこれほど苦しいシーズンはない。
原因? 考えすぎだよ。パニック? そうかもしれない。
とにかくアウトサイドのストライクゾーンが分からないんだ。
オレはボールだと思っても審判はストライクだと言う。これでは…」

<来日自己ワーストを更新していた連続打席無安打は
30でストップさせたが、この日の安打はこの1本だけ>
「本塁打もいいけど、ヒットがほしいね。
続けてヒットを打ちたいんだ。
勝利につながるように打っていきたいんだ」
中スポサンスポスポーツ報知ニッカン

△小池正晃
<8回1死三塁から右前へ運ぶ適時打を放つ。
ご機嫌そうに打席を振り返り>
「打ったのはストレート。
その前までヒットが出ていなかったので、
せっかくつくったチャンスを何とかしたかった。
まず同点。外野フライでもいいぐらいの
半分開き直った気持ちで開き直って、
打席に入ったのがいい結果として出たのかな?」
(東京中日、ニッカン

△立浪和義
<8回に代打で同点の口火となる左中間二塁打>
「打ったのはストレート。飛んだコースがよかった」

<これで通算2452安打とし、歴代8位タイに>
「記録のことはあまり意識していません。
今は前半戦打てなかったので、
それを取り返すつもりで打席に入っていますから。
これから打っていきたいです」
東京中日サンスポ共同通信社スポニチ名古屋

△井上一樹
<8回ウラ、2死一、二塁から武内の右前打で慎重に送球。
3バウンドとなったが、ピタリ本塁上にかえし失点を防ぐ>
「(雨で)ぬれていたから、まずはしっかり捕りにいきました。
次はボールもぬれているから、すっぽ抜けるくらいなら、
ゴロになってでもコントロールのいい球を投げようと思ったんです」
(東京中日)

△トマス・デラロサ
<報道陣にいつもあいさつするが、この日の試合前もグータッチ。
見ていた川相コーチに『知り合いがいっぱいいるんだね』と聞かれると>
「そう。おれはいっぱい友達がいるんだ」
(東京中日)

△平田良介
<甲子園で母校・大阪桐蔭高が1回戦を戦ったが、
幸先良く3点を先取したものの、降雨ノーゲームに。
報道陣から聞かされると、後輩たちの落胆ぶりを思いやり>
「エエッ! 本当ですか。もったいないですよね」
(東京中日)


◆朝倉健太
<右腕の血行障害でリハビリ中。
母校・東邦高の05年センバツ以来となる甲子園勝利に笑顔>
「テレビで見ていました。打つことはハンパなくすごい。
1戦ごと完全燃焼してくれればOBとしては言うことはないです」
中スポ

◇山田喜久夫打撃投手
<中日の東邦高OBで、89年センバツの優勝投手。
遠征中の松山市内の宿舎でテレビ観戦して>
「よく打つね(19安打15得点)。
東邦では久々じゃないかな。こんなに打つのは。
相手の投手はいいボールを投げていたけど、
みんなバットがよく振れているよ」
中スポ

◇中田賢一
<3日の巨人戦で8イニング4失点で負け投手に。
プロ入り4年目で6勝7敗と初めて負け数が先行>
「2軍に落ちた時に比べれば状態、
精神的な面も良くなっていると思います。
勝ちがつかないというのはあまり気にしないようにしていますし…」

<2軍降格前は悪いイメージしかなかった>
「投げ終わった後もかなり落ち込んでいましたね。
今も勝てていないけど、そういう思いはなくなりました」

<落ち込んでばかりはいられない。
いいイメージを頭に植え付けようと奮闘中>
「体がそれでいうことを聞いてくれますから。
毎年良くない時期はある。
それでも勝ち星がついたのが昨年で、今年はそうじゃなかった。
本当に悔しい思いをしたので取り返したい気持ちは強いです」

<次回登板は12日の広島戦か。勝って自身も上昇気流に乗る>
「納得のいく球も増えてきたし、
とにかく次は大丈夫だと思ってやっています。
頑張りますよ。負けるのは嫌ですから」
名タイ


△落合監督
<決め手を欠き、今季5度目の引き分け。
浅尾、高橋、長峰、金剛、小林の5人による継投で
8回以降の5イニングを無失点。そこを素直に評価>
「これも野球。若いピッチャーが抑えてくれた。上出来だよ。
いい経験してくれればいい。
あれで誰かに負けがついていたら、何にもならないところだ」

<しかし打線についてはスタメン変更も示唆>
「あした(7日)のスタメン、どうするかな。
これだけ動きが悪けりゃ考えないと。
どこか変えなきゃいかないかもわからないな。
どこ(を変える)かはわからないけど。一晩考えるわ」
中スポサンスポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(6日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-広島 18回戦
(6日・ナゴヤ球場)
  110 000 012 = 5
  210 100 000 = 4
[敗] 菊地(33試合4敗1S)
[D本] 新井6号2ラン
[D投] 赤坂、菊地
公式サイト広島東洋カープ

【ゲームレビュー】
先発・赤坂は初回、松本を遊撃失策で出塁させると
末永の時にボーク、松山の初球に暴投と
ノーヒットで先取点を与えてしまう。
そのウラ、広島先発・長谷川からが四球で出塁すると、
2死後、4番・新井が左中間に逆転2ランを放つ。
しかし2回、2死から中東中前打、白濱左翼線二塁打と
連打で同点に追いつかれたが、
そのウラ、右中間二塁打の小川を置き、
赤坂が自ら左越えの二塁打を放ち、3-2と勝ち越す。
さらに4回ウラ、1死2塁から西川の中前適時打で追加点。
立ち直った赤坂は、3回以降を無失点に抑えていたが、
8回、松山中前打と代走・安部の盗塁で1死2塁としてしまうと、
田中彰に三塁線を破られ、1点差に追い付かれる。
赤坂はこの回で降板。8イニングを8安打3失点(自責2)。
9回、2番手・菊地が打ち込まれ、上村右前打と犠打で
1死2塁とされると、松本に右越え適時二塁打を浴び、4-4の同点。
さらに続くに左前適時打を打たれ、逆転を許す。
9回ウラは4番手・マルテの前に三者凡退に抑えられ、逆転負け
公式サイトより)


●赤坂和幸
<ウエスタン・広島戦に先発して、
粘りの投球で8イニングを8安打奪7三振2四球3失点(自責2)。
球数もプロ入り後最多の138球を投げ>
「ストレートが走らず調子が良くなかったけど、
ゲームをつくれたことが良かった。
クイック(モーション)とか細かいところが今後の課題です。
次の登板に向けて直していきたいと思います」
中スポ

●小林2軍投手コーチ
<悪条件のなか、先発の役割は果たした赤坂を評価>
「雨といい、調子の悪い中で8回を3失点、自責2だから。
この数字が示しているようにいいと思う。
試合中に(クイックモーションで投げる時の)
スタンスの幅を広げるように指示を出したけど、それもできた。
なかなか修正できないけど、潜在能力の高さを見せてくれた」
(中スポ)

●新井良太
<3日に1軍出場選手登録を抹消。
4番・一塁で6号2ラン含む4打数2安打2打点と活躍。
左中間最深部ネットへ突き刺す豪快な一撃にも気を引き締め>
「(打ったのは)低目の球でした。
手応えは有りましたが、まずまずのあたりです。
今日だけじゃ駄目です。明日も続けられるようにしたい。
また一から、確固たるものをつくっていきたい」
公式ファーム中スポ


試合開始前から、雷鳴がとどろき、
強い雨が降る悪条件のなかで行われた
ナゴヤ球場でのウエスタン・広島戦
ルーキーの赤坂が先発し、小川との浦学バッテリーで臨みましたが、
立ち上がり、雨の影響もあったかリズムに乗れず、
味方のミスと自らのミス、さらに2回も連打でと2失点。
しかし降格後初となる新井の2ランと
赤坂自らの勝ち越しタイムリーで流れに乗ると、
中盤以降は立ち直り、粘りの投球で8イニングを8安打3失点。
9回に菊地が捕まり、白星こそ付かなかったものの、
自己最多の球数を投げ、先発投手としての役割は果たしたようです。

フレッシュオールスターでは今イチだった赤坂ですが、
悪天候のなか、頑張って投げていたようですね。
さらに久々にバットでも「らしさ」を発揮。
通算打率もいまだ5割をキープしています。
まだ走者を出したさいの投球等に課題がある赤坂ですが
今後も日々成長を期待したいところです。
なお小川、赤坂の母校である南埼玉代表・浦和学院高
きょう7日の甲子園の第4試合で、小山の母校・横浜高と対戦予定です。

2008年8月 6日 (水)

山本昌200勝から一夜明けと松山で目下の敵を叩け。

前日4日に通算200勝を達成した山本昌
一夜明けたこの日もフィーバーは収まらず、
周囲からのお祝いムードに包まれたもよう。
一方、ドラゴンズ本隊は、きょう6日からは
松山・坊っちゃんスタジアム東京ヤクルトとの2連戦。
目下の敵だけに叩いておきたいところですが、
先発には、ローテ定着を狙う2人の投手が起用されそうです。


◇山本昌
<通算200勝達成から一夜明けたこの日、
調整のためにナゴヤ球場を訪れる>
「実感はわいたけど、(余韻に浸るのは)きょうで終わり。
次に向けて調整していきたい」

<次なるターゲットを見据えて
「今後? 二けた勝って引退するという人はいないでしょ。
日本シリーズでも勝ちたいね。
(球団新記録は)211勝? いまは頭にはないけど
(やりたい気持ちが)ないことはないね」

<前夜はTV局の収録が終わると深夜2時半に帰宅。
その後、電話やメールの返信に追われ>
「いろいろ考えて眠れなかった」

<午前8時、近くのコンビニで新聞全紙を購入し、偉業を実感。
約1時間半の睡眠をとって午前10時に起床。
練習に向かったが、ナゴヤ球場でも祝福の電話が鳴りやまず>
「携帯のバッテリーが10本ぐらい欲しい。
心地よい疲れだよ。こんな日があってもいいね」

<今オフ、優勝旅行で訪れた99年以来となる
恩師の故・アイク生原氏の墓前を訪れるという>
「オフにはウイニングボールを持ってロスに行こうと思っているよ」

<2年連続で休止しているラジコン大会
『山・山杯』の復活は微妙のよう>
「(来年に向けて)しっかり準備をしないといけないからね。
それができればやるけど。
(200勝達成の)記念の大会はやってくれるみたい」

<偉業達成で唯一表情を曇らせたのがテレビ中継。
中継した東海テレビには
計200件余りの抗議や問い合わせがあったという>
「9回1死で終わったらしいね。クレームが殺到したんじゃないの。
延長できればよかったんだろうけどね」
中スポニッカン


◇近藤営業部長
<この日から記念グッズが発売されたが、
計600枚の限定200勝達成Tシャツが38分で完売するなど、
人気の高さを見せる。ホクホク顔で人気を分析>
「みんなが待っていたというのもあるし、
マサくんの人柄もあるんでしょうね」
中スポ

◇伊藤球団代表
<球団も新たな記録に向けてバックアップする姿勢>
「球団新記録? やれるものならやらせてあげたい。
目標があるというのはいいこと。
活躍してくれるなら、年齢にはこだわらないよ。
一生投げてもらって構わない。
それにいまはウチの柱じゃないか。
本人がやりたいというなら球団はバックアップしていきますよ」
中スポニッカン

◇落合監督
<山本昌の前夜の完投劇を振り返り、あらためて最大級の賛辞を贈る>
「7回ぐらいだったかな。本人は代えてくれって感じだったけど。
同点で8回にチャンスでも、代打を送るつもりもなかった。
今後200勝は出ない。最後の投手じゃないか。大したもんだ」
スポニチ名古屋


4日の巨人戦で史上最年長の完投で今季7勝目
プロ野球史上24人目となる通算200勝を達成した昌さん
多くの人々に感動を与えてくれた偉業達成でしたが、
一夜明けたこの日、新聞などを見て
ようやく本人も実感がわいた様子。
それでも周囲の200勝フィーバーは、依然加熱したまま。
この日発売された200勝達成Tシャツ
徹夜組を含め、250名がドラゴンズショップに殺到。
わずか38分で完売するなど記念グッズが激売れしているうえ、
球団事務所や昌さんの自宅にも記念の花などが。
さらに昌さんが練習に訪れたナゴヤ球場でも
祝福の電話が鳴りやまず、多くの応対に追われていたようです。


色紙にも「200勝」。チームも、ファンも
待ちに待った200勝達成
この日はゲームが
なかったこともあり、
多くの方が、
その余韻に浸ったことでしょう。
まあ次回登板は、
おそらく13日か14日
市民球場での広島戦
それまでは「おめでとうムード」
包まれたまま、
日々過ごしていくことだろうと思われます。
ただ前夜のお立ち台でも話していましたが、
昌さん自身はすでにを見据えているようですね。
これだけは達成したいという、2年ぶりの2ケタ勝利
さらにチームが浮上してくれば、日本シリーズでの初勝利
そして来季以降も現役続行となれば、杉下茂氏が持つ
球団記録の『211勝』もターゲットの1つとなってきそう。

現在4連勝中、チーム一の安定感を保つ昌さん
現状の調子で後半戦も乗り越えていけるなら、
あと3勝である2ケタ勝利はおそらく可能でしょう。
ただ「211勝越え」となってくると、話は別
おそらく来季も投げてくれるだろうとは思いますが、
さらに鍛錬していかないと、難しい数字ではありますね。
それでもこれまで同様の弛まぬ努力
続けられさえすれば、きっと可能となるのでは。
できれば昌さんには今後はあまり数字を意識せずに、
投げ込んでいってほしいという思いもあったりもするのですが、
ただ目標があることで、モチベーションが上がるのも確か。
まあまずは2ケタを成し遂げて、次へと進むこと
そして近い将来、ぜひともドラゴンズ
新たなレコードホルダーとなってくれればと願うのみ。
次に向けて走り出す昌さん、さらに応援していきたいです。


ドラゴンズトピックス(5日)

◇佐藤充
<きょう6日の東京ヤクルト第1戦の先発が予想される。
6イニングを投げた7月29日の横浜戦で、手応えをつかんだ様子>
「この間の登板で、手応えがありました。あとは結果です」

<前日は山本昌の200勝の場に立ち会えた。
大先輩の努力する姿にあらためて感動し、それに続くつもり>
「刺激になりました。コツコツやっているのを知っています。
ぼくもいい感じがあるので、それを出せれば」

<五輪期間中は試合数が少ないものの、
川上が抜けたため、先発陣が足りない>
「何も聞いていませんが、登板があれば頑張ります」
中スポ

◇川井進
<7日の東京ヤクルト第2戦の先発が予想される。
2カ月の2軍暮らしをして、3日に1軍再昇格。
2軍でつかんだものを1軍で披露。浮上を狙う>
「ファームできっかけはつかんできたつもりです。
攻め方とコントロールですね。
チャンスなんで機会があったら頑張りたい」
中スポ

◇中村紀洋
<主力野手は松山移動後に休養が与えられたが、
坊っちゃんスタジアムでの練習に参加。打撃練習をこなす>
「ひまやし、部屋にいても仕方ないから、
バットを振って汗を流したかった」
(東京中日)


◇落合監督
<ティー打撃でスイングのたびバットがすっぽ抜ける
ネルソンの様子を見て、関係者に指示を出す>
「手の大きさに合った(グリップの)太いバットを作っておけ。
来年先発してるかも分からないんだから」

<五輪代表組の離脱で若手選手が多くなったことについて>
「日替わりで使うよ。
(外野は)和田以外は競争だろ。
みんな(一緒に)出すわけにはいかない」
(東京中日)


【ドラゴンズ・今週の日程】
6日(水) 対東京ヤクルト(18:20・松山中央公園野球場)
7日(木) 対東京ヤクルト(18:20・松山中央公園野球場)


ドラゴンズ本隊は、この日は移動日
ナゴヤから愛媛・松山に移動後、
東京ヤクルト2連戦が行われる坊っちゃんスタジアム
投手陣を中心に練習を行ったもよう。
主力野手陣には休養を与えられたようですが、
ノリさん井端は自主参加し、汗を流していたそうです。

現在2位・巨人と3.5ゲーム差のドラゴンズ
しかしその下に、それよりも多少差が詰まった3ゲーム差
4位・東京ヤクルトが迫ってきています。
今回は2連戦のため、ここでひっくり返されるということは
ないですが、7月のナゴヤドームでは2敗1分けと苦戦した相手。
坊っちゃんスタジアムでは、02年以降3連敗中と、
やや相性こそよくないものの、借りだけは返しておきたいところ。

気になる先発予想は、初戦が佐藤充で、2戦目が川井
ただ今後、試合間隔も空きますし、
小笠原の線もないとはいえないでしょう。
川上、チェンが抜けたことで、先発ローテは苦しい状況。
できればこの2人には、定着を望みたいなあと。
特に佐藤充においては、前半戦の最後の登板で、
まずまずの投球を見せてくれましたし、今度こそ復活の白星を期待したい。
また1軍では2カ月ぶりの登板となりそうな川井
久々のチャンスを無駄にせず、結果を出してほしいですね。
昌さんの200勝による流れそのままに、
四国の地で、目下の敵をぜひとも叩いてほしいところです。


その他の情報では、
9日に東京ドームで行われる野球日本代表強化試合の
セ・リーグ選抜に選ばれていた吉見右肩故障のため辞退
代わって高橋が出場することになりました。
また7月の「JA全農Go・Go賞」セ・リーグ部門を英智が受賞
7月度は『好捕賞』ということで、
7月4日のナゴド・巨人戦、9回1死一、三塁の場面で、
の右飛をスライディングキャッチ
この好捕が評価されての選出となったようです。
現在、ファーム落ちしている英智ですが、
走攻守にキレを増しての1軍復帰、大いにお待ちいたしております。


若竜トピックス(5日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-広島 17回戦
(5日・ナゴヤ球場)
  000 010 101 = 3
  001 000 000 = 1
[敗] 佐藤亮太(5試合2勝2敗)
[D本] なし
[D投] 佐藤亮太、清水昭信、平井
公式サイト広島東洋カープ

【ゲームレビュー】
打線は3回ウラ、広島2番手・篠田から
藤井の左中間二塁打と三盗で
1死三塁のチャンスを作ると、の中犠飛で先制。
先発・佐藤亮太はカーブの制球が良く、立ち上がりから好投
しかし5回2死から松本の右中間三塁打と
廣瀬の遊ゴロ失策で、1-1の同点に追いつかれると、
7回、松本に四球と二盗を許し、2死二塁。
迎えた廣瀬に左翼線二塁打を浴び、勝ち越しを許す。
佐藤亮太はこの回で降板。7イニングを7安打2失点(自責1)。
9回、3番手・平井が連打を浴び、代打・中谷中前打、
代走・安部二盗で1死二塁から、の中前適時打でダメ押し。
攻撃陣は追いつくチャンスが再三あったものの、
タイムリーが出ず、10安打でわずか1点。1-3で敗れる。
公式サイトより)


●佐藤亮太
<ウエスタン・広島戦に先発し、
7イニングを投げ7安打2奪三振2四球2失点(自責1)。
負け投手にはなったが、各イニングの先頭打者を
すべて打ち取るなど、前回登板時の課題をクリア>
「前回(7月30日・福岡ソフトバンク戦)より、ずっと良かったです。
カーブ、スライダーのコントロールが良く
ヒットを打たれても連打される感じが無かったです。
ストレートのキレや、スピードに関してはよくなってきている。
だいたい自分の思い通りのところに投げられるようになりました。
なんとなくピッチングが解かった感じです」

<1軍再昇格への次なる課題を掲げて>
「ランナーを出しながらも抑えるのが自分のスタイル。
ケースを考えながら、もう少し余裕を持って投げられるようにしていきたい。
1軍で経験させてもらってやれる自信もある程度出てきた。
これを1軍のマウンドで出さないといけない。
チャンスはあると思ってやっています。
1軍で投げられるまで、しっかり結果を残し続けたい。
結果を出して、チャンスをつかんでいきたい」
公式ファーム中スポ名タイ

●小林2軍投手コーチ
<着実にステップアップを続ける佐藤亮太に期待を寄せ>
「メンタルの部分もしっかりしてきた。
亮太の中で何かが変わりつつあるのかな。
ワンランク上のレベルに足をかけた感じ。これからが楽しみ」
中スポ

●中川裕貴
<昨年オフに右肩を手術し、
リハビリに努めていたが約2年ぶりに実戦復帰。
6回上田の代打で登場し、見逃し三振に倒れたが>
「(結果は)むちゃくちゃ悔しい。
でも、今までやってくれたトレーナーさんや、
病院の先生には本当に感謝しています。
これからはがむしゃらにやって、何とか結果を出して、
早く1軍に出ることを目標に頑張りたい。
それが恩返しになると思うので」
(中スポ)

◆山内壮馬
<3日まで1軍に入っていたルーキーも
残りの1軍先発枠を争い、7日に先発予定。
チャンスを生かすよう結果を残すつもり>
「しっかりとした成績を残して1軍で先発をやりたい」
名タイ


ファームの後半戦は、ナゴヤ球場での6連戦で再開。
その初戦となったウエスタン・広島戦
ナゴヤは熱中症スレスレの37℃ですか、猛暑が厳しいですねえ。
それはさておき、ゲームは先発した佐藤亮太
前回の課題であった制球力向上をきっちりとクリア。
7安打を浴びながらも、本来の打たせて取る投球を披露し、
7イニングを投げ、2失点(自責1)と好投。
1軍再昇格に向け、ステップアップをアピールしたもよう。

一方野手陣は、好機を作るもタイムリーが出ないありさま。
W中村、岩﨑などこれまでのレギュラーが
一気に1軍に昇格した影響もあったのか、
10安打こそ放つも、得点は犠飛での1点のみ
そのなかで明るい話題は、5年目内野手の中川
ようやくリハビリを終え、2年ぶりの実戦復帰を果たしたもよう。
代打で出場し、見逃し三振に倒れたようですが、
再びスタートラインに立てたことに感謝の様子。
お世話になったみなさんのためにも、さらなる巻き返し期待します。

2008年8月 5日 (火)

おめでとう山本昌200勝、大いなる金字塔に到達!

2008年8月4日、ナゴヤドーム
ついにこの瞬間が訪れることとなりました。
現役25年目、悲願達成に王手をかけていた
ドラゴンズのベテラン左腕・山本昌が、
この日の巨人戦に先発登板し、9回を4安打1失点で完投勝利
プロ野球史上24人目となる通算200勝を達成しました!

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 16回戦
(4日・ナゴヤドーム | 中日9勝7敗)
38333人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日 ×
[勝] 山本昌(14試合7勝3敗)
[D本] デラロサ3号 井端4号
[Dバッテリー]
山本昌 - 谷繁

【ゲームレビュー】
山本昌が通算200勝
山本昌が、通算200勝を昨年4月以来の完投で飾った。
大記録達成にふさわしく、緩急をつけた丁寧な投球だった。
1回、小笠原の犠飛で先制を許し、2回は1死三塁のピンチ。
フルカウントから鶴岡がスクイズを空振りし、
三塁走者もタッチアウトとなって無失点で切り抜け、リズムをつかんだ。
打線は山本昌の粘りにこたえた。
3回に中村紀洋が勝ち越し打。5回に井端のソロ本塁打など
集中打で3点を奪い、試合を決めた。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ・山本昌、巨人・木佐貫の先発。
1回、鈴木尚広が左翼線に二塁打。
寺内二塁ゴロが進塁打となり、1死三塁から
小笠原が左翼に犠牲フライを打ち上げ、1点先取(0-1)

2回、の中前打、二岡犠打で1死二塁。
鶴岡の4球目にが三盗。1死三塁。
鶴岡がフルカウントから内角低めのスライダーを空振り。
スクイズ失敗、飛び出した三走・は三本間に挟まれタッチアウト。

2回ウラ、2死からデラロサ
真ん中低めのストレートを叩き中越えに同点ソロ(1-1)

3回ウラ、1死から井端左翼線二塁打、小池四球で
1死一、二塁から中村紀洋が真ん中低めのフォークを叩き、
左翼にタイムリーヒット。2-1と勝ち越す(2-1)

5回ウラ、先頭・井端が外よりのストレートを叩き、
左翼にソロ本塁打を放ち、木佐貫をKO(3-1)
代わった2番手・西村健太朗から小池が左翼線に二塁打。
中村紀洋の遊ゴロで三塁へ進むと、ウッズ四球で1死一、三塁。
和田が外角低目のスライダーを上手く払って右翼にタイムリー(4-1)
中村一生は遊ゴロに倒れたが、2死二、三塁でデラロサの打席の時、
西村健太朗ボークを犯し、三走・ウッズが生還(5-1)

6回、木村拓也、鈴木尚広、寺内といずれも遊ゴロに料理。

7回、小笠原を外へのストレートで空振り三振。
2死からに左前打を許すも、二岡をストレートで空振り三振。

8回、鶴岡の代打・大道を中堅フライ。
越智の代打・加治前を宝刀・スクリューで空振り三振。
木村拓也を二塁ゴロに打ち取り、いよいよあと1イニング

8回ウラ、2死一、二塁で山本昌がそのまま打席へ。
投ゴロに倒れ、無安打に終わるも最終回のマウンドへ。

9回、鈴木尚広は投ゴロ。寺内の代打・高橋由伸
中堅に落ちるヒットを放つも、小笠原は二塁ゴロ。
走者入れ替わって2死一塁。
最後はラミレスを外へのスクリューで右翼フライに打ち取り、試合終了

胴上げだあ!127球を投げ、
4安打7奪三振1四球で1失点。
今季初、さらに史上最年長での完投
今季7勝目を挙げた山本昌
史上24人目となる通算200勝を達成!
駆け寄ってきたナインからは祝福の胴上げ
さらにベンチに戻ると、
落合監督からは左手で後頭部をペチン!手荒な祝福を受けた。


中日球団創設9000試合目を迎えたこの日、
地元・ナゴヤドームで先発した山本昌
初回に1点こそ失ったものの、
2回の1死三塁のピンチをスクイズ失敗
併殺に凌いだあとは、リズムにも乗り、まさに安定
130キロ後半のストレートに、スローカーブ、
さらに宝刀・スクリューにスライダーを織り交ぜ、
丁寧にコーナーを突く本来の投球に終始します。

そんな好投に応えるべく、味方打線も援護
2回にデラロサが重いムードを振り払う同点弾を放つと、
3回には必ず打ちたいと語っていた中村紀洋
三遊間を破る勝ち越しタイムリー。
さらに5回には、貴重な中押しとなった
井端の一発に、和田の技ありの一打。
「とにかく山本さんに勝ってもらいたい」
それを合い言葉に、チームが一丸となってつながり加えた3点。
リードが4点に広がった以降は、ドラゴンズペースとなり、
あとは偉業達成の瞬間を刻一刻と待つのみ。
そして今季最長イニングとなる8回を投げ終え、
最終回のマウンドにも上がった背番号34
1球ストライクが決まるごとに、
スタンドからは地鳴りのような大歓声
そんなムードのなか、高橋由伸にセンター前に落とされたり、
併殺が決まらなかったりと、すんなりこそいかなかったものの、
最後の打者・ラミレスをスクリューで打ち取ると、
帽子と赤いグラブを両手に掲げ、バンザイ。
そして立浪を先頭に駆け寄ってきたナイン全員
マウンド付近でハイタッチを交わした後、
一、二塁間の位置に移動し、なんと胴上げを敢行!
照れながらも、4度宙に舞った大きな体。
チームメートも、ファンも待っていたまさに歓喜の瞬間
大ベテランのその瞳には、思わず来るものもあったようです。


昌さん200勝おめでとう!あらためて、山本昌投手
いや、ここSTでは
『昌さん』と呼んでいるので
いつも通りに、
昌さん、通算200勝達成、
本当におめでとうございます!


ドラゴンズ
を応援して、
今年で22年目になりますが、
そこにはずっと昌さんの姿がありました。
88年のプロ初勝利から積み重ねること20年
常にドラゴンズ先発ローテの一員として、
チームを支えてきた背番号34
小松、今中、野口、川上というエースのカゲに隠れ、
地味ではあったものの、安定感はチーム随一。
時代が流れても、当たり前のようにドラゴンズにいて、
ナゴヤドームのマウンドに立っていた昌さん
しかしそこには、徹底した身体のケア
向上心に溢れた弛まぬ努力。そしてさまざま人との出会い
そういうものが『山本昌』という投手を作り上げ、
そして積み重ねた200勝なんだなと感じました。

若いときの昌さんも素晴らしいものがありましたが、
自分的には「ベテラン」と呼ばれるようになってからの
昌さんにとても味を感じましたね。
いくら年齢がいっているとはいえ、若い者には負けない
時には思わぬ若さが出てしまい、ムキになってKOされることもある。
それでいてベテランだぞと大きく出ないところも昌さんらしさ
こういう人柄もまた、昌さんの魅力となっているんでしょうね。

06年には史上最年長で
ノーヒットノーランを達成し、200勝まであと9つ。
しかし昨季は、まさかの低迷となってしまい、わずか2勝
このまま昌さんは終わってしまうのか。
これで引退となってしまうのか。正直かなり心配しましたが、
キャンプこそ2軍スタートした今季、きっちりと巻き返して
故障明け以降は、チームの先発陣が揺らぐなか、
ここぞとばかりの安定感を見せ、200勝へ一気に王手
そしてこの日、今季初めて完投しての偉業達成
自分のここ数年の悲願であった
「ドラゴンズの日本一」「昌さんの200勝達成」。
それがともに現実となって、本当にうれしかった。
そしてドラゴンズファン、昌さんファンであって、
本当によかったなと思えたゲームとなりました。

もみくちゃにされるのを見て、
胴上げを見て、そしてお立ち台
しかしそこでの一言がまた昌さんらしいかなと。
『次もまたがんばって、2ケタ勝つように』
さすが昌さん、そうこなくっちゃ。
金字塔に到達こそしたものの、まだまだ通過点
「2ケタ」という言葉で前を見据えたところがまず良いですし、
これからも昌さんの投球を見られるというのもまたうれしい。
ずっと目指してきた200勝を成し遂げ、
さらなる極みへと進んでいくであろう昌さん
その投球が今後どうなっていくのか。
これからの背番号34も、さらに楽しみにしたいです。

最後に、やはりもう一度。
昌さん、200勝おめでとう。そして感動をありがとう。
次は201勝、202勝。そして2年ぶりの2ケタ勝利
ぜひとも成し遂げてくれるよう、残りシーズンも頑張ってください。
そして自分らもそんな昌さんをしっかり応援していきます!


☆ウィナーズ・ボイス(4日)

◎山本昌
<4安打1失点完投で今季7勝目を挙げ、
42歳11カ月の史上最年長で史上24人目の通算200勝を達成>
「(優勝した時にも負けない地鳴りのような声援、いかがですか?)
いやあ、ほんとに、あのう、ありがたいですね。
もう、こんな、あのう、雰囲気で投げれるのは、
そういうそうそう、ないのでね、感激しました、はい。
(打線の援護もあって、何か山本さんのためにチーム一丸)
ええ、ほんとに、あのう、先制点取られましたけど、
えー、すぐに取り返してくれてね、えー、追加点取ってくれて、
えー、いい試合展開だったです。
(王手がかかった今夜のゲーム、
どんな思いでマウンドへ。緊張感は?)
ええ、あのう、まあもちろん緊張感はありましたけども、
こうやってね、たくさんのファンの方が見にしてくれて、
えー、期待に応えたいなと、もう今日はもうそれだけです、はい。
(最後、今日はまたより以上疲れる格好だったんですが、
何と4安打、通算77度目の完投です)
えーっ(笑)、なんか、なんかね、まだ、
あのう、でも、中盤からは、あのう、
ね、この点差なら完投しないといけないなとは思っていました、はい。
(今日は投げ抜こうと)
そうですね、はい。
(そして、全選手が、特に立浪さんが一番最初にやってきて、
胴上げされましたね。感触はいかが?)
いや、あのう、(自分の体が)重いんじゃないかなと思ってね。
恥ずかしかったんですけども(笑)。でも、気持ちよかったです、はい。
(この重いかもしれない大きな、そして頑丈な
体を生んでくださった両親の前で、いい親孝行ができました?)
ええ、そうですね。今日スタンドに来ていますんで、
はい、本当によかったです。
(一言いかがですか)
いやいや、あのう、ありがとうございました。
(今日決めてやろうという気持ちは?)
そうですね、あのう、まあ、投げる試合は全部、
もちろん勝ちたいと思ってやっていますけども、
でも、こんなに上手くいくとは思わなかったです、はい。
(初登板が3年目、初勝利は5年目。
こつこつ、こつこつ四半世紀をかけて、積み上げた200勝。
道のりの長さは振り返っていかがでしょう?)
いやあ、もう、あのう、
まだね、こう現役で投げている幸せというのをね、
えー、感じてますし、何かまだ、ちょっと実感がなくて、はい。
何か試合に勝った、あのう、うれしさみたいな感じで、
えー、ビックリしているというか、何かキョトンとしてますけどね、はい。
(いろんな方にお礼の言葉を言いたいのだと思うんですけど、
おそらく天国から高木さん、アイクさん、見ていたと思いますよ)
そうですね、あのう、ね、今日はきっと
地上に来てたんじゃないかなと思います、はい。
(何か力をくれた、そんな感じがあったんですか?)
ええ、あのう、今日は、あのう、ちゃんとお参りしてきましたんで、
きっと力をくれたんだと思います。
(1勝目とノーヒットノーラン、
それくらいしかウイニングボールは持っていないそうですが、
この200勝のボールはどうしましょう?)
うーん、これは持っておかないといけないですけど、
えー、ありますかね? さっきの騒ぎでちょっと…。
あ、あるそうです。大丈夫です、取っておきます、はい。
(この200という数字。ドラゴンズでは
あの杉下茂さん以来半世紀ぶりの記録です。いかがでしょう?)
いや、あのう、すごいなあという風に思いますしね。
あのう、よくぞ自分がここまで来れたかなという、
そういう風に思いますんで、えー、まあ、
よくがんばったなというのはありますね、はい。
(一番苦しかったこと、そして一番うれしかったこと、
今思い出すこと教えて下さい)
いやあ、あのう、いっぱいありますけども、
でもほんとに今日は、あのう、うれしいです、はい。
(それでは観客のみなさまに一言お願いします)
ええ、あのう、ほんとに、あのう、
次もまたがんばって、2ケタ勝つように。
えー、今日のこの勝ちはね、まあ、今日で終わりにして、
次また勝ちたいと思います。また、応援してください」



<試合後の記者会見で喜びを語る。
以下一問一答、うっすらと涙が>
「恥ずかしいんで泣かないようにしてきたけど、
胴上げのときはウルッと来た」

<誰に報告したい>
「アイク(生原)さん、(スカウトの)高木(時夫)さん
(いずれも故人)に早く報告したい。
野球の基本を教えてもらい、常に頭に置いてやってきた。
これまで助けてくれた皆さんに報告したいけど、
やっぱりアイクさんかな。早く墓前に報告したい」

<史上24人目という快挙に>
「大した素質もなく入ってきたぼくを、周りの方々のご指導で
よくここまでのピッチャーにしていただいたと思う。
できないかもしれないと思ったときもあったが、よくここまで来られたなと思う」

<努力のたまものであるのでは>
「野球に対してはうそをつかない。そう思ってやってきた。
サボったら成績に跳ね返ってくるんだと」

<努力する上で意識したことは>
「常に進化していこうという気持ち。
年々レベルは上がっているし、それに対応するために
新しいことをしたり、上手な調整を考えたことでは」

<天賦の才には恵まれなかったが、
たゆまぬ努力と出会いが偉業を生んだ>
「今中がいて、野口がいて、川上がいた。
自分は軸じゃなかったけど、
奇跡が奇跡を呼んでこういう成績になった」

<投球の自己採点は>
「ゲーム展開から1人で投げきろうと6、7回くらいから思った」

<最年長完投に>
「そうなの? 両親に強い体としつこい性格をもらったのが一番。
携わってくれた方々のおかげだと思う」

<今後の目標は>
「個人的には2ケタ勝つこと。今季は絶対2ケタ勝ちたい。
それと(未勝利の日本)シリーズで勝ちたい」

<王手一発で決めようという意識は>
「舞台が整っていたといったら変だけど、
新聞を見て球団創設9000試合と知り、節目の試合で、
巨人戦で、ナゴヤドーム。ぜひここでいきたいなという意識はあった」

<ここまで長かったか>
「去年のことを思うと、やっぱり…。
でもやっちゃえば『何だ』という感じ」

<無理かも、と思ったことは>
「去年、調整に失敗した時は、苦労したし、
長らく勝てないときは、このまま駄目なら
『仕方ないかな』と思っている時もあった。
でも、今この場で話せているのでよかった」

<落合監督は引退の時期は任せると>
「まだ何も考えていないが、文句のない成績を残して、
堂々と(現役)続行宣言できたらいいなと思う」
公式サイト中スポ独占手記中日新聞
サンスポ123スポーツ報知時事通信123朝日新聞
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー

『周囲のみんなに支えてもらって
ここまできたボクの野球人生の象徴のようなゲームでした。
まるで優勝決定のようなスタンドの雰囲気にも助けてもらい、
無事200勝に達することができました。
チームメートに胴上げまでしてもらったのはやめろってことかな(笑)。
冗談はさておき、本当にありがとうございました。
場内一周で、巨人ファンの方にも祝福していただき、喜びもひとしおです。
明日、明後日ぐらいまではこの騒ぎも続くと思いますが、
それからはすぐ次の登板に気持ちを切り替えて頑張ります。』

山本昌公式ホームページより引用、
エッセイ『路傍の一球』第146話 ただただ感謝)


○トマス・デラロサ
<2回にバックスクリーン左に同点の3号本塁打を放つ>
「ホームランは神様が与えてくれた。
尊敬を持って接している山本さんの素晴らしい試合を見られてうれしい」
(東京中日、ニッカン

○井端弘和
<1点リードの5回、左翼席に4号ソロ>
「山本さんとは縁があります。
(06年9月の)ノーヒットノーランのときも打てたから、
きょうも打てるかなという感じがしたんです」

<入団した98年、山本昌はすでに投手陣の柱。当時を振り返って>
「同じ神奈川県出身で、入る前からスーパースター。
迷惑をかけずに守ろうと思った」

<今や日本を代表する守備も山本昌の投球に学んだという>
「投げる前からここに(打球が)きそうだなと教えてくれたピッチャーです」
(東京中日、毎日jp

○谷繁元信
<『8番・捕手』でスタメン出場。
前日の7回の守備で走者鈴木尚広の本塁突入をブロックした際に
負傷退場も、この日は左手にサポーターを巻いてのフリー打撃。
痛みを感じさせない力強いスイングで快音を響かせ>
「大丈夫、大丈夫」
ニッカン


【竜戦士・山本昌200勝お祝いコメント】

◇立浪和義
「ボクにとってもうれしいことです。
最後は思わずマウンドに行ってしまいました。
ずっと一緒にやってきた先輩ですからね。
それほどうれしかった。去年も苦しんでいましたしね。
それに200勝というのは現在の野球では難しい。
重みがあることなんです。本当によかった。
巨人相手にナゴヤドームという最高の舞台で達成できたのは、
頑張ってきたご褒美でしょう」
(中スポ、サンスポ名タイ

◇井上一樹
「43歳にしてあれほど緊張感を隠しきれず、
人目をはばかって喜んだり、悩んだりする人はいないと思う。
ある意味、本当にピュアな人です。
いまも昔もピッチングスタイルは変わっていない。
素晴らしい200勝だと思います」
(中スポ)

◇谷繁元信
「横浜時代から対戦していましたが、
中日では一緒にやってきた投手。すごい投手だと思います。
きょうの投球は普段通り。
回を追うごとにボールが良くなっていた。
あの年にして本当にすごいです」
(中スポ、サンスポ名タイ

◇中村紀洋
「記念の日にタイムリーを打てて良かった。
去年は苦しまれていたし、野手はみんな援護したい気持ちが強かった。
今年中に絶対達成してほしいと思っていました。
でもこれで終わりじゃないですからね。これからも後押ししていきたい」
サンスポ名タイ

◇和田一浩
「リーチがかかっての試合だし、
余計に点を取らないといけないという気持ちはあった。
僕が子どものころにスタンドから応援していた投手。
それだけ長くやられているのだからすごいです。
山本さんは打たれても抑えても普通にしている。
プロフェッショナルだなと思う」
サンスポ名タイ

◇井端弘和
「山本さんには守りのイロハを教えてもらった。
制球がいいから、こういう球種だとこういう球が来ると教えてもらった」
サンスポ名タイ

◇森野将彦
「同じ神奈川県出身ということもあって、
僕が入団したときに最初にあいさつしたのが山本さんでした。
同県人としてかわいがってくれて本当に感謝しています。
200勝はぼくにとってもすごくうれしいです。
その瞬間にいられなかったのが残念だし、試合で打てないのが寂しいです。
山本さんのようなすごい人と、
一緒にプレーできることがぼくにとっての自慢です」
(中スポ)

◇川上憲伸
「一番良かった時期のあと、苦しいときも見てきたので
自分のことのようにうれしいです」
(中スポ<ドラ番記者>

◇岩瀬仁紀
「最後はボクが投げたかったなあ。
ずっとそうしたいって思っていましたからね。
ボクにとって山本さんは特別な人なんです。
プロ入り前に知人の紹介で鳥取のスポーツジムに行ったんですが、
そのときいたのが山本さん。
トレーニング方法を含めてプロのイロハを教わった。
だからこの200勝は本当にうれしいです。おめでとうございます」
(中スポ)

◇森バッテリーチーフコーチ
<プロ入り後の最速が143キロという直球が
山本昌を息の長い野球選手にしたと見解>
「球が遅かったことがすべてだと思う。
昔から速球派だった投手が技巧派に転身するのは
やろうと思っても実際はできないんだ。
ただマサの場合は最初から球が遅いことでどうするかを考え、
制球力を磨いて打ち取る投球を覚えたことが今をつくった」
名タイ


◇落合監督
<200勝投手へのオレ流の祝福。
9回まで起用したことについて、
昨年の日本シリーズ第5戦のことを引き合いに出し>
「個人記録だから代えられません! 
日本シリーズとは違います。
日本シリーズはチームの記録。きょうのは本人の記録です」

<若かりしころの山本昌を、しみじみと語る>
「今ユニホームを着ている中で、
オレとウーやん(宇野コーチ)くらいか。
あいつ(山本昌)の初勝利から知っているのは。
体のでかい、球の走らないピッチャーだった。
(初勝利からの)いきさつも知っているしな。
アメリカで野球やってたかもしれない。
まあ、日本にいても役に立てないかもしれないのを
(米国に)5人くらい残したんだ。
帰ってくれば整理対象だったはず。そう聞いている」

<恩人は>
「それをここまでにしたのはアイク生原だ。
あの人がいなかったら、今の山本昌はない。
もちろん本人の節制と努力もあるだろうが、
マサを再生したのはアイク。
ルーキーリーグのオールスターに出て、向こうのチームがとりにきた。
そこから呼んで、日本で使ったんだ」

<スクリューボールについて>
「そのころのドジャースにはバレンズエラがいたから。
スクリューであそこまで勝ったピッチャーだろ。
体の大きいのが、何か覚えればと。
真っすぐのスピードは今と変わらないもん。
腕の高さはもっと上からきてただろうけど、
当時はスクリューなんてお目にかかれない。
134、5キロが打者には140、50に見えたんだろ。
まあ(自分は)その生き証人みたいなもんだ。
本当はクビ(寸前)だったんだから、大したもの。
人間どこで運が開けるか。わからないっていう見本だろ」

<さらなる活躍に期待して>
「だからといって、これで安心してもらっちゃ困る。
目標は200じゃない。どうやって野球人生を終えるか。
200勝が墓場にならないようにな。
最終的には本人の決断だ。
本人が『やる』って言えば、この成績だから来年もいるだろうし、
『やめる』っていえば(それはそれで)本人が決めること。
この世界はユニホームを脱ごうと思って脱げる選手と、
脱がされる選手がいるが、彼は自分で脱げる選手。
やるって言うのなら、この先いくつ積み上げていくかだ。
あえて言う。ユニホームを着ている間はな。
重たい荷物を降ろしたから、
今まで以上に枯れたピッチングをしてくれるだろ。期待しましょう」
中スポスポーツ報知共同通信社時事通信毎日jp


【山本昌200勝お祝いコメント・その2】

◆山﨑武司(東北楽天)
<中日時代から山本昌と親交が深い。
3歳年上の先輩の偉業をたたえて>
「試合が終わっておめでとうとメールしといたよ。
オレもマサ(山本昌)さんも挫折との戦いだったけど、
見事に乗り越えてローテ守って…。強い人だよね。
去年2勝しかできんかったときは、ヘコんでたな。
『今年ダメならもう200勝できん』って言ってた。
でも、オレは今年の交流戦で対戦したとき、
この球ならできると確信した。
また一緒に来年もプレーできたらいいね。
よく食うし、よく飲むけど、先発前の自己管理は徹底している。
その辺のメリハリがつけられる人。
2人で飯食って静かに分かち合いたいね」
(中スポ、共同通信社スポニチ

◆中村武志バッテリーコーチ(横浜)
<山本昌より1年遅く捕手として中日に入団。
バッテリーを組んで、苦楽をともに>
「今は本人が一番ほっとしているんじゃないかな。
1試合1試合の積み重ねで達成した粘りのある200勝。
地元名古屋のファンの前で達成できて、しかも相手が巨人。
僕と山本さんは名古屋の巨人戦で育てられた2人なので
何か特別な星の下に生まれたような運を感じます。
この200勝で安心せず、さらに球界を盛り上げてほしいです」
(中スポ、サンスポ時事通信毎日jp

◆渡辺監督(埼玉西武)
<山本昌とプロ同期>
「オフによくゴルフをしに行く仲。
『やったね、昌』という感じ。同期の誇りです。
この2、3年は、勝てずに苦しんでいただけに苦労が報われてうれしい」
サンスポ時事通信毎日jp

◆小宮山悟(千葉ロッテ)
<同じ1965年生まれの現役>
「おめでとう。200勝に近づいてから
相当苦しい時期もあったかと思う。
それを乗り越えての達成だけに、喜びもひとしおだと思うし、
自分のことのようにうれしいです」
サンスポ時事通信毎日jpスポニチ

◆工藤公康(横浜)
「いままでつらいことや苦しいことが
あっただろうけど、報われた1勝だと思う。
『今日は今日で、2けた勝利を目指す』という
インタビューの最後の一言がチームを第一に考える
(山本)昌投手らしく印象的だった。
また一緒に投げ合う日が来るのを楽しみに、オレも頑張ります」
サンスポ時事通信毎日jp

◆江藤智(埼玉西武)
<山本昌から最多の18本塁打、33打点>
「自分のことのようにうれしいです。
巨人には強いのでやってくれると思っていました。
体が強いし、並々ならぬ努力があったから、
金字塔を打ち立てられたんだと思います」
(ニッカン)

◆金本知憲(阪神)
「あのフォームだし、あのガタイだから威圧感もあった。
慣れるのに苦労したよ。
スクリューは最初の頃は投げてなかった。
真っすぐ、カーブ、スライダーだけ。
ある年に中村武志さん(現・横浜バッテリーコーチ)と食事したとき、
『本人はぶつけるのが嫌だからと言ってたけど、
左打者にもスクリューを使おう。
そうしないと抑えられないと言った』という話を聞いた。
それでオレと松井(秀喜・ヤンキース)のときに
使うようになって、勝ちだしたと思う」
スポニチ、デイリー)

◆岡田監督(阪神)
「何回も対戦してるからなあ。今中と左2人でなあ。
アメリカ(留学)から帰ってきて変わった。
セットを胸の前でするのははじめやろう。
あれでボールが速くなるいうてな。
スクリューボールいうよりスライダーがよかったなあ」
(デイリー)

◆野村監督(東北楽天)
「大したものだ。彼こそタフガイ。
巨人相手じゃ、それこそすごい。
体調管理もちゃんとやっているのでしょう。
やっぱり投手は制球力ですよ」
サンスポ

◆原監督(巨人)
<山本昌に完敗し、200勝目を献上>
「2回は何とか2点目を取ろうと、
積極的に動いたが、裏目に出てしまった。
今日は昌だね。彼は野球人としても人間としても
非常に立派だし。偉大な投手だね。
見事なピッチングをされました」
巨人公式、東京中日、サンスポ時事通信


◆今中慎二
<90年代に山本昌との二枚看板で活躍>
「打者一人一人、丁寧に投げる。走者を出しても粘る。
投手として当たり前のことだが、なかなかできるもんじゃない。
でも、どんなときでも、それができたのが山本さんだった。
投げること、抑えることへの執着心には、いつも感心させられた。
このスタイルは今も変わっていないと思う。
200勝で終わりじゃない。1年でも長く投げてほしいですね」
(中スポ)

◆小松辰雄
<背番号34の先輩>
「入団してきたころは正直、何年持つかな…と思ったけど、
米国留学を機に大変身。逆にこちらが、人間って、
ちょっとしたキッカケで、こう変わるもんだと教えてもらった。
コーチ時代も、パイプ役として随分、助けてもらった。
まさか、成績で抜かれるとは思わなかったけど、
200勝だからね。大したもんだ」
(中スポ)

◆高木守道
<ドラゴンズOB会長。元ドラゴンズ監督>
「マサが入団したとき、私は2軍監督。
体は細かったが、タフだった。
その丈夫さが、200勝につながったんだろうね。
1軍の監督時代も、今中とともに
左のエースとして良く投げてくれた。
まだ余力がありそうだし、
これからもまだまだ頑張ってもらいたいね」
(中スポ)

◆杉下茂
<中日で200勝達成>
「僕以外に中日から200勝投手が出ていなかった。
200勝するような投手は中日ではおまえで終わりだから、
一日も早くと4年くらい前からはっぱをかけていた。
こんなにうれしいことはない。
私は33歳で引退したが、42歳まで、
しかも第一線で投げているのはすごいことだ。
25年というのは考えられない。
体を鍛え普段の努力のたまものだと思う。
元気に若い選手に負けずに練習している姿には頭が下がる。
マサ(山本昌)だったらまだまだ相当できると思う。おめでとう 」
サンスポ朝日新聞スポニチ

◆武豊
<山本昌と親交のある騎手>
「(39歳の)ボクより年上のスポーツ選手が少なくなったし、
マサさんといる時は後輩の居心地の良さを味わってます。
『200勝達成の時は応援に行きます』と約束したんですが、
お祝いの電話をします」
スポニチ

◆祖父江店長(「ラジコン天国名古屋店」)
<山本昌が趣味で通う名古屋市のラジコン店長。
同じ40代の快挙を喜び>
「勇気をもらえる」

<普段ならシーズン中も週1回は来店していたのに、
この3カ月間は姿を見せていない。それを『決意』ととらえ>
「仲間でラジコンカーの記念大会を開きたい。
思う存分楽しんでほしい。来店を今から心待ちにしている」
中日新聞

◆小山裕史
<山本昌が毎年オフに通う鳥取のスポーツジム
『ワールドウィング』で代表を務める。
山本昌の200勝を支えた要素の一つについて振り返り>
「野球をやっていて知っている、と思っていて
知らなかったことの多さ、それに出会ったこと。
マサくんが最高の友であるがゆえに、
ここまでご一緒させていただきました」
(中スポ)

◆山本秀明 さん
<山本昌の弟、日大藤沢高野球部監督>
「入団当初から見ていますが、
とても200勝するとは思いませんでした。
勝てない時期から、こんなにパッと立ち直るとは。
自分の兄ながらすごいと思います」

<時には兄と技術論も交わすが、
その姿勢に人並み以上の努力を感じるという>
「プロ野球選手に知り合いはいますが、
たいてい感覚で、例えば擬音を使って話してきます。
でも兄は、理屈でものをいいます。
ワールドウィングで学んだのかもしれません。
可動域とか、腕、股関節をこう使わないといけないとか、
誰にでも通じるアドバイスをしてくれます」
(中スポ、朝日新聞

◆山本巧 さん
<山本昌の父親、スタンドで見守り200勝達成を祝福。
息子の晴れ姿にと感激の面持ち>
「本当によく頑張ってくれた。
完投で勝ってくれたのが本当にうれしい。
去年の調子だとだめだと思い、今年も3つ勝って
また2カ月勝てなくて、だめかと。
この日が来たことが本当にうれしい。
今までお世話になった人に感謝しています。
いい指導者にめぐまれたこと。
体が丈夫だったこと。そして運が強かったからできたんでしょう。
誰も入団した時に200勝するなんて思っていなかった。奇跡中の奇跡だよ。
今まで支えてくれたみなさんにお礼を言いたい」
中スポサンスポ時事通信、スポニチ、ニッカン

◆山本幸子 さん
<山本昌の母親、記録達成を感慨深そう>
「ここまで来られると思っていなかった」

<プロ入りから25年間、登板日には
必ず幸運を呼ぶという四つ葉のクローバーを摘んできた。
この日も神奈川の実家を出発する前に探したが
見つからず。それでも記録を達成>
「199勝の時も見つからなかったから」
サンスポ時事通信ニッカン


◆星野仙一 氏(北京五輪日本代表監督)
<元中日監督、合宿先の宿舎で
本人からの報告を電話で受け、喜びもひとしお>
「おめでとう。ホンマにようやったな。
でもこれで終わりじゃない。これからが大事や。
(今季は)2ケタ勝たなあかん。けがには注意して頑張れよ」

<電話を切った後>
「こっちが泣きそうになる。これが師弟関係なんや。
こういうのがうれしいんや」

<鉄拳でしごいた弟子の快挙に感慨深げ>
「若い選手に『オレはこんなことで監督に殴られた』と
話しているのを聞いてうれしかった。
殴られたことが自慢なんやね。そんな関係って、そうはないやろ」

<試合後すぐに報告してきてくれたまな弟子に笑みが広がり>
「大したもんだ。マサの一番いいところは体が丈夫なところ。
丈夫だから200勝できたんだな。
第一印象で残ってるのは浜松のブルペン。ボールが遅くてね。
投げ込みをやらせた時、30球ぐらい投げたところで
私は『全力で投げんか!』と言ったんだよ。
するとマサの返事は『これが全力です…』。
防音の影響もあってか、まったくミットの音が響かない。
なんだこのピッチャーは? と思った。
そのころ、マサは整理(解雇)対象選手に片足を突っ込んでいたが、
私が『体がでかいから(チームに)残せ』と言ったことを覚えとるよ。
そのマサが200勝だもん。
みんな成長してオレの給料をスイスイ抜いてきやがって(笑)。

アイクとの出会いがよかったんだな。
88年にベロビーチ(キャンプ)に行った時、
アイクに『残していく』と言ったんだよ。
何とか知られないようにしたんだけど、最後は知られてな。
マサが泣くんだよ、私の前で。
私たちが日本に帰る時に
空港に見送りに来た時にもワンワン泣いていたな。
いまの奥さんと付き合い始めたころだったのかな。
心細かったんだろうな。でもあの時があるから今がある。

アイクからはいい報告が来た。
1Aのオールスターに選ばれたという連絡に続いて、
メジャーからオファーが来たという。
私は『行かせたらいいじゃないですか』と言った。
中山球団社長(当時)が『日本に帰したい』と言うんで従ったが、
その通りにしていたら野茂より前にメジャーリーガーになっていた。
日本に帰ってきた彼は、見違えるようなボールを
投げるようになっていたので驚いた。
球がベルトの上に絶対いかない別の投手に変わってた。
そこから日本で5勝したんだ。アイクの指導のおかげだよ。
人ってのは出会いによって人生が変わるもんだ。

マサは今、42歳か。自分が(88年に)優勝した年齢じゃないか。
その年齢で現役として投げているのだから、すごい。
しかも、ローテをきっちり守ってる。
チームに迷惑はかけちゃいかんが、やれるまでやったらいい。
現役が神様なんだから、この世界は」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信朝日新聞ニッカンデイリー


記録備忘録。(4日)

山本昌が巨人16回戦(ナゴド)で
今季7勝目を挙げ、通算200勝をマーク
プロ野球24人目。初勝利は1988年8月30日、
広島18回戦(ナゴヤ球場)での救援勝利。
中日選手では1957年の杉下茂以来51年ぶり2人目で、
いずれも生え抜きでの到達。
42歳11カ月での達成は04年工藤公康(巨人・現横浜)の
41歳3カ月を更新する最年長記録
実働23年目は工藤と並ぶスロー到達のタイ記録だが、
山本昌は入団1、2年目の1軍登板がない
『プロ入り25年目』で、こちらは最も遅い。
また今季初の完投勝利は、若林忠志(毎日)が
1950年11月12日の近鉄戦で完封でマークした
42歳8カ月を更新する史上最年長記録となった。
年間20勝を未経験で200勝は、工藤に続く2人目。
共同通信社時事通信スポニチ名古屋
☆200勝の詳細→山本昌公式ホームページ

2008年8月 4日 (月)

粘投中田足と1球に屈す、改造竜後半黒星スタート。

ペナントレースは、8月に入り後半戦がスタート。
北京五輪出場のため、5選手がチームを離れ、
さらに厳しい戦いが予想される3位・ドラゴンズは、
地元・ナゴヤドームで2位・巨人との2連戦。
その初戦、先発に起用された中田
粘りの投球で6回まで1点に凌いできたものの、
7回に鈴木尚広の足と小笠原の2ランで勝ち越されると、
打線も終盤反撃を仕掛けたものの、9回の併殺間の1点のみで終了。
反攻を期して臨んだ後半初戦は、黒星となってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 16回戦
(3日・ナゴヤドーム | 中日8勝7敗)
38343人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日
[敗] 中田(17試合6勝7敗)
[D本] 中村紀洋20号
[Dバッテリー]
中田、長峰、中里、小林 - 谷繁、小田

【ゲームレビュー】
投打とも振るわず、後半戦を黒星スタート
中盤まで粘っていた先発・中田は、1-1の7回につかまった。
1死から鈴木尚広、木村拓也の連打で1点を勝ち越され、
続く小笠原に右越え2ランを浴びた。
打線は1回に中村紀洋がソロを放ったが、以降はつながりを欠いた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


北京五輪代表により、
川上、岩瀬、荒木、森野、チェン5選手が離脱。
この日ファームから7選手を昇格させるとともに、
二塁にはデラロサ、外野には平田、井上
そしてウッズを4番に復帰させ、組み替えたメンバーでしたが、
惜しくも最初の試合を飾ることはできませんでした。

通算200勝がかかる山本昌の登板も予想されましたが、
エース不在時の軸として期待がかかる中田
後半戦の開幕投手に起用。
しかし立ち上がりは、投球がかなり暴れていましたね。

初回、先頭の鈴木尚広が高いバウンドの三塁ゴロ。
しかし捕った中村紀洋の一塁への送球が逸れ、内野安打。
木村拓也に送られ、二塁へ進められると、
続く小笠原の初球、右腕に死球をぶつけてしまう中田
1死一、二塁として迎えたラミレスにファウルで粘られた末、
外へのフォークを叩かれ、三遊間を抜くタイムリー。
落ち着かぬ間に先制を許します。
なおも暴れる中田は、続く高橋由伸に対してもかする死球で満塁に。
一打出てしまえば、一気に向こうへ傾きそうな流れ。
一体どうなってしまうことかと思いましたが、
ここからうまく踏ん張れましたね。
迎えた二岡を内角高めのストレートで空振り三振に取ると、
さらに坂本もストレートで追い込んだ末に
最後は落差のあるフォークで、空振り三振に。
ストレートが走っていたことが幸いし、ピンチを断ち切ります。

そのウラに中村紀洋が左中間に本塁打を叩き込み、
ゲームを振り出しに戻してくれたものの、
相変わらず制球が不安定。
球数も多く、再びピンチを背負う中田
2回、先頭の鶴岡に中に入ったカーブを叩かれ、
右中間を抜くツーベースを許すと、
グライシンガーが送って、1死三塁に。
続く鈴木尚広をフォークで一ゴロに取り、2死としたものの、
木村拓也へのフォークが右のつま先に当たってしまい死球。
この日3つ目の死球で、2死一、三塁と走者を溜めて、
小笠原を迎えてしまいます。
打席を迎える前に、落合監督がマウンドへ来て助言。
それを受けたこともあったか、力勝負を挑む中田
対する小笠原もフルスイングでストレートを打ち返すも
打球は前に飛ばずファウルの連続。
そして迎えたカウント2-2からの8球目、
外角低目のフォークを素直に叩かれると、
ピッチャー返しの打球は、ライナーでそのままセンターへ…。
と思いきや、二塁ベース後方に井端の姿が。
ややショートバウンドで掴むと、自らベースを踏んでスリーアウト。
抜けていたら一気に追加点という場面。
見事なポジショニングにも助けられ、ゼロに凌ぎます。

さらに3回も、ピンチを迎えた中田
1死から高橋由伸に散々見られたうえで
フルカウントからレフト線へのツーベースを許すと、
続く二岡にも四球を与えてしまい、一、二塁。
しかしここは、打順に助けられたか、
坂本に対し、これまで決まらなかったカーブを振らせ、
空振り三振に取ると、続く鶴岡をフォークで三塁ゴロに仕留めゼロ
二度あることは三度あったものの、
何とか粘って、初回の1失点のみに凌いだ中田
ようやくこれでエンジンが掛かってきたのか、
それ以降は打って変わって、テンポの良い投球に。
巨人打線を4、5、6回と手際よく三者凡退に抑えていきます。

調子が上がってきた中田を援護してほしい。
しかし味方打線が、巨人先発のグライシンガーに沈黙し、
完ぺきに抑え込まれてしまうありさま。
外のストレートとカットボールを中心に
制球よく投げ込む前に翻弄されてしまい、
ほとんど自分たちの打撃をさせてもらえず。
初回の中村紀洋の一発以降、ヒットは和田の内野安打1本のみ。
ようやく6回ウラに、1死から井端が外へのストレートを
はじき返して、ショートオーバーのヒットで出たものの、
中村紀洋が外へ逃げるカットボールを振らされ三振。
粘る中田を援護できないまま、ゲームは終盤へと進みます。


6回を投げ、ちょうど100球中田
しかしスタミナ面は心配なく、まだまだボールには力が
ところが7回、1死から鈴木尚広
外へのスライダーをうまく流され、
レフト線へのツーベースを許してしまうと、
続く木村拓也は内へのストレートで詰まらせ、
前進守備のレフト・和田の前に落ちるヒット。
一、三塁となってしまうのかと思いきや、
なんと二塁走者の鈴木尚広が迷わず三塁を蹴り、本塁へ突入
当然のごとく和田からバックホームされると、
タイミング的には、ほとんどアウト。
ところが返球のバウンド悪く、ボールを抱えてしまった
谷繁のタッチがわずかに遅れる間に、
鈴木尚広の足がホームに入ってしまいセーフ
暴走一転、一瞬のスキを突いた好走となってしまい、
ついに1点を奪われてしまいます。

谷繁のカバーに入り、これを見ていた中田
足を絡められるというカタチでの失点に
少なからず動揺してしまったのか、
続く小笠原に対し、不用意なボールが…。
初球フォークで空振りさせた2球目、
144キロストレートが甘く真ん中高目へ。
これを見逃すはずのない小笠原
完ぺきにとらえられ、フルスイングされると、
弾丸ライナーで右中間スタンドへ飛び込む2ランに。
1点の失点ならまだしも、この日の味方打線を見る限り、
もはや勝負ありと思わせた感のこの被弾
結局この日は8回、132球を投げ、8安打8奪三振4四死球で4失点。
粘りの投球を見せはしたものの、
ここぞのところでボールが甘く入ってしまった中田
託された後半戦の開幕を白星で飾ることができませんでした。


立ち上がりはボールが暴れまくったうえ、
球数も多く、テンポも最悪
いったいこのゲームはどうなってしまうのかと
心配していた中田でしたが、何とか凌いで中盤まで1失点。
何度も得点圏に走者を背負ったものの、
持ち味であるストレートが走っていたことが救いでしたね。
2回の小笠原との力勝負は見応えありましたし、
あわやホームランかというポール際の当たりもありましたが、
結果的には遊ゴロに凌いで、得点を与えず。
井端が掴んだときは、何であんなところにいるのかと
そのポジショニングに唸るとともに
「良く凌いだぞ」と思わず手を叩いてしまいました。

その後、回を追う事に立ち直ってきたことで、
このまま勝たせてあげたいと思っていましたが、
やはり7回の失点には、不用意さが重なりましたね。
鈴木尚広和田のポジショニングを見て、ボールが落ちると確信。
迷わずに本塁を陥れたようですが、
あそこで刺せなかったのが痛かったですね。
これで少なからずショックを受けた中田
切り替える間もなく、小笠原にガツンとやられ終了
確かに甘く入ったとはいえども、やはり悔やまれるは「足攻」。
初回の1点もそうでしたが、この日は足にやられた感が。
おそらく本塁には来ないだろうと、
安心していたスキも突かれたと思います。
中田に関しては、本人も言っていましたが
「勝負どころの1球」ですね。
せっかくの力のあるストレートであっても、
少しでも甘く入れば、相手の強打者にやられてしまう。
大事な場面でいかに投げ分けられるかでしょうね。
その辺をしっかり修正し、次回登板に向けてほしいと思います。


一方、打線に関しては、
中軸が打てたか打てなかったかの差。
たしかに中村紀洋が初回に一発返したものの、
それ以外は完全に翻弄されてしまいましたからね。
特に悔しかったのが、最終回。
巨人2番手のクルーンから、代打・立浪四球、
代走・岩﨑二盗、そして中村紀洋が内角球をコンパクトに叩き、
ライト前に落とすヒットで、無死一、三塁
一気に畳み込めそうな場面で、4番・ウッズ
初球、真ん中低めのスライダーを叩き、あっけなく6-4-3のゲッツー
1点こそ入ったものの、これでは士気もへったくれもないかも。
あげくに続く和田も外のフォークに三球三振に倒れ、ゲームセット。

組み替えた打線に関しては、すぐに機能しないのは仕方がないところ。
ただこういう時こそ、クリーンアップが先頭に立ち、仕事をしないと。
中村一生がプロ初打席でツーベースを放ったり、
堂上直倫が同じく初打席に立つなど、新しい息吹こそ感じたものの、
やはり打線は、残された主力選手が中心になって機能するもの。
まあ初日こそ躓いてしまったものの、
その辺を肝に銘じて、今後の戦いに臨んでほしいなと思いました。


後半戦最初のゲームは、残念ながら黒星スタートに。
いつの間にか貯金が『10』となった巨人とのゲーム差は、
4.5ゲームと開いてしまいましたが、
少しでも詰めるためにも、次のゲームは必ず取りたいですね。
さらに第2戦は、とても大事なゲーム。
通算200勝を懸けて昌さんが、運命の登板を果たします。
自分の勝利よりもチームの勝利を最優先と考える昌さんですが、
ここは自ら得意の巨人を倒し、悲願の偉業へ。
そして中日球団通算9000試合目を白星で飾ってもらいたい。
地元・ナゴドの、そして全国のドラゴンズファン熱い声援
この日は背番号34に集中されるでしょう。
ぜひともそれに応えてくれる快投を期待。
そして鮮やかにメモリアルデーを飾ってほしいと願っています!


★プレーヤーズ・ボイス(3日)

●中田賢一
<先発で8イニングを投げ、8安打4失点で7敗目。
7回の3連打の打たれた球が甘くなったことを反省>
「防がなくてはいけないところ、勝負どころで、
もう少しボール球をうまく使えればよかったのですが。
もう少し細かい出し入れができないといけないですね。
完全に勝負にいったのが甘くなってしまいました」

<初回に1点を失い、2回までに3与死球を記録したが>
「(死球は)腕を振って思い切り投げました。
逃げる気持ちはなく、引っかかり気味にいってしまいました。
(中盤は)うまく立て直せたかなと思います。
大胆にいくところ、慎重にいくところとありますが、
慎重にいきすぎて力が抜けたボールは投げたくなかった」
中スポ中日新聞共同通信社ニッカン

●中村紀洋
<初回に左中間へ同点本塁打を放つ。
7月29日横浜戦の第3打席から『3打席連続本塁打』となったが>
「打ったのはストレート、勝たなあかん。勝つしかない」

<昨年1年間で放った数と同じ20本を
この時期に早々クリアも事も無げに言う>
「20本? 通過点です」

<試合がなかった4日間が絶好の休息に。
オールスターゲーム期間はじっくり体を休め、髪を軽く刈り上げた。
心身ともにリフレッシュして後半戦を迎え>
「(痛めていた左脚)内転筋は完治したよ。腰がちょっと痛いけどね」

<9回にもチャンスを広げる右前打で孤軍奮闘。
打点はチーム単独トップの57打点に伸びたが>
「打たないとチームが勝たないから」

<試合後は山本昌の先発が予想される
翌4日のカードに早くも気持ちを切り替え>
「頑張ります。あした」
公式写真ブログ、中スポ、共同通信社ニッカン名タイ

●タイロン・ウッズ
<4番・一塁でスタメン復帰も、
9回無死一、三塁で遊併殺に倒れるなど4打数無安打。
それでも2回1死三塁で鈴木尚広の一ゴロをおさえ、
必死にタッチにいくなど、守備では良い動きも>
「しっかり守れたことは、自分でもうれしかった。
オチアイさん(落合監督)に鍛えてもらったおかげだ」
(中スポ)

●小林正人
<この日1軍に再昇格。9回1死満塁で登板すると、
高橋由伸に対しスライダーを続けて、計算通りの遊ゴロ併殺。
わずか2球で大ピンチを切り抜けて>
「きょうはいいコースに投げられた。2軍でリフレッシュできた」
(東京中日)

●森バッテリーチーフコーチ
<今季の巨人戦のイニング別失点で7回が計16失点。
7回が勝負の分岐点となっていることに>
「巡り合わせでクリーンアップに打席が回ることが多い回。
先発が疲れているか、リリーフに代わったばかりという苦しい場面も多い。
『7回だけは気を付けろ』と口を酸っぱくして言っているんだが…」
名タイ


●落合監督
<後半戦黒星スタート。先発・中田について>
「まあまあじゃないのかな。
あとはストライクがほしいときにはストライクを、
完全にボールでいいときにはちゃんとボール球を放れるか。
それがストライクになるとやられる。
これからだろ。ボールそのものはそんなに悪くない。
どうやって1試合つなげていくか。
みんなストライクでも、ボールでもいけない。
これからの中田に要求されるのはそこだろう」

<打線については>
「1、3、4、5(番)だ。こいつらが頑張らなきゃ勝てん。
周りは(1軍に)どうしがみついていこうかという、その近辺の選手。
点を取るなら1、3、4、5番」

<4番に復帰したウッズについて>
「タイロン? そりゃ戻すさ。
そのために4日間、キチッと練習させたんだから。
ファーストゴロ、ちゃんと捕ってたじゃないか。
今までだったら動かなかったやつが、動いてたじゃないか。
それと打つ、打たないは別。
ヒット打ったからいい、打たなかったら悪いってわけじゃない。
状態は前より悪くない。
振ろうという気が見えた。その気があれば十分だ。
無駄な4日間ではなかった」

<若手については>
「ここに立たなきゃスタートにならない。結果を求めるな。
ファームから推薦があって、ゲームに呼ばれて、出られる。
ファームは野球選手じゃない。
オレらが認めるのは1軍のチームにきて、出られて初めてプロ野球選手。
(彼らは)やっとスタート台に立ったという認識でいい。
それもオリンピックのおかげ。チャンスをもらえたわけだから。
戦い姿勢があれば認めるよ。
それがないと、ベテランだろうと若手だろうと認めない。
野球をやろうという姿勢がない者は
ベテランでも若手でも明日はここにいない。

だからといって、それで打てるほど簡単な世界じゃない。
(中村)一生は打った。それも彼のもった運。
堂上(直倫)は三振したけどそこからが始まり。
(短期間で)打ったから、打てなかったからでは評価しない。
まだ、いちいち評価するなよ」
(中スポ、中日新聞共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ


今日の公示。(3日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 中里篤史投手、川井進投手、小林正人投手、
      堂上直倫内野手、岩﨑達郎内野手、
      中村一生外野手、中村公治外野手

【同抹消】
▼中日 岩瀬仁紀投手、チェン投手、山内壮馬投手、
      新井良太内野手、荒木雅博内野手、
      森野将彦内野手、藤井淳志外野手

(再登録は8月13日以降。公式サイト共同通信社


△中村一生
<8回、ライトの守りから4年目でプロ初出場。
そのウラに回ってきた打席でグライシンガーの
カーブを引っ張り左翼線へ二塁打を放つ>
「バットの先でしたが、ヒットが出て良かった。
試合前のシートノックでは緊張していましたけど、
ベンチで声を出しているうちに緊張がほぐれた。
打席には平常心で入ることができた」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋

△堂上直倫
<8回1死二塁、中田の代打でプロ初打席。
グライシンガーの初球142キロを思い切りよく振ってファウル。
結果的にはカウント2-1から外角ボール気味の
カットボールを振って空振り三振に倒れたが>
「甘い初球を打ち損じて、最後はボール球に手を出してしまった。
すごい歓声で気合が入ったけど、期待に応えられなくて悔しい」

<2年目でのプロ初昇格。
『緊張はしていません』と言いながら、
試合前にスタンドに投げるサインボールの日付を書くさいに
神経が太いのか細いのかわからぬ返答を>
「きょうは7月の3日でしたっけ?」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋

△岩崎達郎
<前夜、山形で行われたフレッシュオールスターに出場。
この日は午前8時に新幹線に乗って、陸路で名古屋まで移動。
午後2時の練習開始直前にナゴヤドームに到着。
両脇に大きな荷物を抱え、『強行軍』で1軍に合流し>
「やっとつきました。頑張ります」
ニッカン

◆堂上剛裕
<今季初めて1軍の練習に参加。
落合監督の見守る前での昇格テストで全力プレーを披露。
結果的に弟・直倫との同時昇格はならなかったが>
「全集中しました。出し切りました」
(東京中日)


北京五輪組が離脱するに伴い、
大幅の入れ替えを敢行することとなったドラゴンズ
岩瀬、チェン、荒木、森野の五輪組に加え、
藤井山内が再調整で登録を抹消
空いた6枠を、小林、川井、中里の投手3人、
中村公治、中村一生、岩﨑、堂上直倫の野手4人に加え、
さらにこの日ナゴヤ球場から堂上剛裕も招集。
計8人という前代未聞のサバイバルとなりましたが、
熟考の結果、前日候補となっていた7選手がすべて昇格
代わって、新井が新たに2軍落ちとなり、
堂上剛裕に関しては、今回は見送りとなりました。

そのなかで、4年目の中村一生と、
2年目の堂上直倫にとっては、待望のプロ初昇格
大きなチャンスをモノにすることとなりましたが、
このゲームの8回にはプロ初出場も果たすことに。

まずは井上に代わって、ライトの守備についた中村一生
2死からグライシンガーのフライを処理すると、
そのウラ先頭で回ってきたプロ初打席
初球、外角低めのカーブを見逃すと、
2球目、外へのカットボールをしっかりとスイング
さらに3球目高めのカット、5球目低めのチェンジアップ、
そして6球目、内へのストレートをファウルし、
粘った末のカウント2-2からの7球目、
真ん中高目に甘く入ったカーブを思い切り叩くと、
打球はライナーでレフトへワンバウンド。
ラミレスの頭を越える間に、打った一生は素早く二塁へ。
うれしいプロ初安打は、左越えのツーベースとなりました。

さらにこれに続けとばかり、
中田の代打で起用されたのが、堂上直倫
その名前がコールされると、ドームからはスゴい大歓声が!
ドラゴンズファンの熱い期待を背に受けて、打席に入った背番号1
初球、外角高めのストレートに思い切りスイング。
一塁側方向へのファウルとなると、
2球目は、外へのカットボールを叩き、三塁へ高いバウンドのファウル。
3球目、外へのカットボールを見送るも、
4球目も再び同じコースへの逃げるカットボール。
これには手を出してしまった直倫
バットが空を切り、プロ初打席は空振り三振に終わりました。


4年目・一生初安打!公式写真ブログによると、
初ヒットの記念ボールは
川相コーチが確保し、
中村一生に届けられたようですが、
緊張するのが当たり前のなか、
甘いボールを見逃さず、
しっかり打てたこと
とても大きかったですね。
毎年期待されながらも、
なかなか1軍に上がれなかった一生ですが、
ようやく放ったプロ初安打
本当におめでとうございます!
この日ともに出場した堂上直倫
さらに昇格した中村公治、岩﨑らともに
これからのドラゴンズを支えてほしい若竜の1人。
まだ1軍選手としては、飛び出したばかりですが、
これで終わらずに、次のチャンスも
しっかり生かせるよう、今後も頑張ってほしいと思います。


ドラゴンズトピックス(3日)

◇井端弘和
<この日、フリーエージェント(FA)資格の
取得条件を満たしたが、権利を今オフに行使せず、
来季も中日でプレーする意向を明らかに>
「シーズン前から決めてました。中日に残留します。
もともと残留するつもりでした。
これからも変わることはないと思います。
行使もしません。FAには興味がないし、
移籍しないんだから、行使する意味もないでしょう」
(中スポ、スポーツ報知共同通信社時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

◆伊藤球団代表
<FA権を行使せず、中日残留を表明した井端について>
「残留表明ですか。
シーズン終了までに1度、話をするつもりです」
スポニチ名古屋


その他の話題としては、
前日の中スポでも1面で大きく報じられていましたが、
この日、従来の取得年数(9年)も満たし、
フリーエージェント(FA)権を取得した井端が会見。
初めて取得したFAの権利を行使せず
ドラゴンズに残留する意向を正式に表明しました。

ドラゴンズひと筋、今季11年目となる井端
「ボクは中日ドラゴンズで
育ててもらったことを誇りに思っています」
と話したように、
球団への愛着を持っていてくれることは、
ファンとしてもとてもうれしいですね。
またこれからもドラゴンズのユニホームを着ての
井端のプレーが見られるというのも、とてもうれしいこと。
今後もチームの要として、攻守に活躍してくれることを願います。


また昨夜の公式ブログの記事を見て、初めて知ったのですが、
「ドアラブログ」としても有名な公式ブログ
ナゴヤ球場でのファームのレポートを
中心とする公式ファーム情報に続き、
ドラゴンズ公式の第3のブログが誕生!その名も↓

Dragons 中日ドラゴンズ-公式写真ブログ

この公式写真ブログ
「選手の姿をもっと見たい」という意見をもとに
オフィシャルカメラマンが記事を作成されるそうで、
ナゴヤドームでの試合写真を中心に
選手の様子を伝えてくれるとのことです。
記念すべき第1戦こそ、黒星となりましたが、
いかにも「公式」といった感のフォトが載っていましたね。
特に自分としては、井端が二塁を踏み、
ヒョイと飛び越えたフォトがよかったなあと。
お忙しい中での更新でしょうが、
今後もナイスなフォトを期待しています。
詳しくは、→のサイドバーのリンクか、こちらからどうぞ!

2008年8月 3日 (日)

フレッシュオールスターと中日08と後半戦今夜開幕。

プロ野球の新鋭選手による
『プロ野球フレッシュオールスターゲーム2008』が、
山形蔵王タカミヤホテルズスタジアムで行われ、
辻監督率いるウエスタン・リーグ選抜は、3-8で黒星。
ドラゴンズからは5選手が出場。
スタメンで出場した岩﨑が2安打1打点を挙げたものの、
5番手で登板した赤坂は一発を浴びてしまいました。
一方、ペナントレースは今夜から後半戦
地元・ナゴヤドームでの巨人との2連戦から再開しますが、
五輪代表組の穴をいかに埋められるに注目です。


若竜トピックス(2日)

◆フレッシュオールスターゲーム2008
イ・リーグ選抜-ウ・リーグ選抜
(2日・山形蔵王タカミヤホテルズスタジアム)
  000 110 100 =
  131 120 00× =
[敗] 鶴
[ウ投] 鶴、高橋徹、小林、今井、赤坂、石川、梶本、清水昭信
[ウ本] 吉良1号
NPB公式

【ゲームレビュー】
イースタン・リーグ選抜が圧勝した
1回に聖澤(東北楽天)が右前打した後、二盗、三盗を決め、
上田(東京ヤクルト)の犠飛で先制。
2回2死一、二塁からは(埼玉西武)の左越え3ランで加点。
その後も中井(巨人)の右中間2点本塁打など、前半で大量8点を奪った。
先発した唐川(千葉ロッテ)は2回を2安打無失点だった。
ウ選抜は4回に吉良(サーパス)が右越えソロ本塁打するなどしたが、
前半の失点が響いた。通算成績はイ選抜15勝25敗5分け
(セとパによる対戦の05、06年は除く)。
最優秀選手には3点本塁打を含む2安打を放った
イ選抜の(埼玉西武)が選ばれ、賞金100万円を獲得した。
共同通信社ニッカン式スコア


●岩﨑達郎
<ウエスタン・リーグ選抜の『2番・遊撃』で先発出場。
1回、高めの141キロ直球をコンパクトに振り抜き、
ライナーがセンター前に運ぶヒットを放つ>
「球速以上にタマが速いという感じはあった。
ファーストストライクから思い切って振ったのがいい結果につながった」

<出塁後は唐川のモーションのスキを付いて三盗にも成功。
試合前に対抗心を燃やしていたスーパールーキーに対し、
打撃と足でプロの先輩の『技』を見せつけて、会心の笑み>
「1軍で活躍している投手。何とか唐川から1本打ちたいんです。
(唐川は)年下ですから。何とか意地を見せられた」

<『唐川撃ち』で勢いに乗ると、3回の第2打席では
二塁ベースに打球が当たるラッキーな内野安打。
5回1死三塁ではライトへきっちり犠飛を打ち上げるなど
2安打1打点の大暴れ>
「途中までは賞が取れると思っていました」

<昨年9月に同球場で行われたファーム日本選手権で
1安打を放って日本一に貢献。験がいい山形で活躍を予感>
「ここは相性がいい。すんなり試合に入ることができそうです」

<きょう3日には1軍に合流予定。
日本代表の荒木が離脱している今、大きなチャンスがめぐってきそう>
「いい感じで後半戦のスタートが切れました」
中スポ

●清水昭信
<8回の1イニングを1安打無失点に抑える
意地の投球をみせ、満足げな表情>
「それまでの投手が結構打たれていたので
『おれが食い止めてやる』という気で投げました。
フォークやスプリットも低めに決まっていたし、
自分の中では100万円ぐらい。
これを後半戦に生かしていきたいです」
(東京中日)

●赤坂和幸
<5回に全ウの5番手として登板も
1イニングを1被本塁打を含む3安打1四球で2失点と炎上>
「ストレートで抑えるのは難しいですね。
いい勉強になりました」
(東京中日)

●谷哲也
<6回の守備から登場も、初打席で三振に倒れ>
「真っすぐを狙っていたのに、
変化球が来てしまった。しょうがないですね」
(東京中日)

●田中大輔
<同じく6回の守備から登場も、
キャッチャーフライを落球して失策。肩を落として>
「落としてピンチにしてしまった。話にならないです」
(東京中日)

●辻監督
<ウエスタン・リーグ選抜を率いたが、敗れる>
「イースタンの方が球威がある投手が多い。
安打はうちの方が多かったけど…。
フレッシュオールスターは自分も出場したけど、いい思い出になる」
時事通信


荒木がMVPを獲得するなど、
竜戦士がかなり目立っていた1軍のオールスターゲームと比べ、
今回のフレッシュオールスターは、若竜たちにとって、
ややほろ苦という感が否めないゲームとなってしまいましたね。

ただそのなかで、イキイキしていたように感じたのは、
ポストアライバの期待がかかる2年目の岩﨑でした。
ドラゴンズ勢で唯一、ウ選抜の2番としてスタメン出場を果たすと、
初回、注目のルーキー・唐川侑己(千葉ロッテ)といきなりの対戦。
「何とか唐川から1本打ちたいんです」の意気込みのごとく、
カウント1-0からの2球目、高目のストレートを
積極的にはじき返し、センター前ヒット!
さらに長谷川(福岡ソフトバンク)の遊ゴロエラーの間に二塁へ進むと、
続く4番・岡田(サーパス)の初球に、三塁へスタート
長谷川とともにダブルスチール唐川を揺さぶり、
結びつきはしなかったものの、チャンスメイクを果たしました。

さらに3回の第2打席では、
イ選抜2番手・片山博視(東北楽天)の初球を
叩きつけると、センターへ抜けるかという当たり。
しかしそれが二塁ベースに当たって、方向が変わる内野安打
ラッキーながらもマルチ安打を早々決めると、
5回1死三塁のチャンスでは、
イ選抜4番手・木村文和(埼玉西武)のストレートを
ライトへ運んで、きっちり犠牲フライ
2安打1打点と、ゲーム前半はまずまずの働きを見せ、
本人も途中まで表彰を確信していた様子。
しかしゲーム後半は7回に、
イ選抜5番手・大嶺(千葉ロッテ)のストレートに空振り三振
そして最終回は、こちらも注目の由規(東京ヤクルト)の
ストレートを叩きつけるも、三塁ゴロ
惜しくも50万円の優秀選手賞にも届きませんでした。


弾みを付けて1軍へ!このところファームの二遊間では、
ルーキーのの方が
注目を浴びていましたが、
大きな舞台で岩﨑
バットと足を披露しましたね。
特に年下といえど、
1軍ですでに5勝を挙げている唐川
さらに1軍でも登板のある片山からヒットを打てたことは
後半戦に向けての大きな弾みとなったことと思います。
春季キャンプから五輪で抜けるであろう
アライバの穴を埋める1人として、猛練習を積んできましたが、
いよいよその8月が、現実の目の前にやってきました。
オールスターブレイク中の1軍練習には参加できなかったものの、
中スポなどでも「1軍合流」の報もあるなど、
大きなチャンスが待っていそうな感じですね。
まだまだ粗い部分もあったりしますが、
ぜひともこのチャンスを活かせるよう頑張ってほしい。
勝負ともいえる8月に挑む背番号46の動きに注目したいです。


その他の若竜を振り返ると、
5回に、ウ選抜5番手としてルーキー・赤坂がマウンドへ。
しかしストレート主体という球宴独特の流れと、
相変わらずコントロールに四苦八苦してしまい、
いきなり先頭の上田剛史(東京ヤクルト)に四球を与えると、
続くイ選抜の4番、同い年の中井大介(巨人)に
四球の後の初球、甘く入ったストレートを弾かれ、右中間スタンドへ
その後もヒット2本を連ねられるなど、3安打2失点と炎上。
同期のスターに負けないアピールを期待しましたが、残念でした。

また6回からショートに入った同じくルーキーの
こちらは好調な打撃が見たかったのですが、
8回の初打席でイ選抜6番手・東野峻(巨人)の変化球に空振り三振。
ただああいう場面での変化球にはそりゃねーよと言う感じ。
また同じく6回からマスクの田中は、
3イニングを無失点には抑えたものの、
7回に2死から伊志嶺忠(東北楽天)のキャッチャーフライを落球
エラーが記録されるなど、やっちゃいけないことをやっちゃいました。
そして8回ウラから、清水昭信が全ウしんがりでマウンドへ。
代わり端、先頭の聖澤に粘られた末にレフト前に運ばれ、
さらに村田和哉(北海道日本ハム)の3球目に
聖澤にスチールを決められたものの、後続を凌ぎ1イニング無失点。
同期の田中とのバッテリーも功を奏したのか、
本人的には「100万円ぐらい」の投球だったようです。
辻監督も言っていましたが、
「いい思い出になる」というフレッシュオールスター
この経験を活かし、一人でも1軍へ上れるよう、
さらなる努力を続けてほしいです。


ドラゴンズトピックス(2日)

◇山本昌
<あす4日の巨人第2戦での先発が予想される。
本拠地での大記録達成に期待がかかるが、泰然自若を保ちながら>
「盛り上がり? 意識はいつもと変わらないですね。
落ち着いてやるだけです。
投げる機会があれば頑張ります。
個人的なことよりも、チームが勝てるようなピッチングをしたいです。
チームの勝利がまず、先。その中で自分に勝ちがつけばいい」

<先発が予想される4日は、球団創設9000試合目となる一戦。
節目の試合を飾ることは何かと多い。
さらに巨人戦は現役最多の28勝を挙げており、苦手のイメージはない。
平静ながらも、記録達成に言葉には力強さが増してきた>
「巨人? 意識はないですけどね。
200勝? ここまできたら、落ち着かないので、
早く決めたいという気持ちはありますよ。けど、こればっかりはね。
状態? 前半戦の最後の状態ならいいですね。体調は万全です」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン

◆杉下茂
<通算200勝まであと1勝に迫った山本昌の記録達成を
大勢のファンとともにを楽しみにしている。
中日では自身(215勝)以来となる大台到達に期待を寄せて>
「1日も早く達成してほしい」

<今年の春季キャンプでも臨時コーチを務めるなど、
ずっと山本昌を見守ってきた。42歳で現役を続ける左腕に対し>
「山本君は自分の体力を何とか維持しようとして
一生懸命努力した結果がここまできた。
中日で200勝は杉下だけじゃないと言わせるため、ぜひ200勝してほしい」
時事通信


◇中田賢一
<きょう3日、巨人第1戦に先発するとみられる。
後半戦の『開幕投手』の指名を受け、
川上不在の間、先発ローテの軸になれるように活躍を誓う>
「軸になるように頑張らないといけないですね。
ここ2回の登板はいい感じで投げられました」

<不振のため2軍で調整し、復活してから2試合続けての好投。
でも、本人に確実な手応えはない>
「思っているような投球ができてきた。
何も考えず、自信を持って腕を振れたら打ち取れる確率が上がった。
まだ2回ですからね。これを、3回、4回、5回と続けていきたいです」

<守護神・岩瀬が抜け、投手陣の負担が大きくなりそうだが、
少しでも長く投げて、リリーフ陣を助ける>
「1イニングでも多く投げたい。
降りろと言われるまで、しがみついてでもマウンドに登っていたいです。
夏場でもばてたりしないんで、スタミナは大丈夫です」
中スポスポニチ名古屋


一方、今夜のナゴヤドームでの巨人との2連戦から
後半戦をスタートさせるドラゴンズ
この日ナインはそれに備え、
ナゴヤドームで約3時間の調整を行ったようですが、
後半戦まず一番の注目は、
通算200勝を懸けてマウンドに上がる昌さん
「落ち着かないので、早く決めたい」とコメントしていましたが、
こうなれば、周囲のムードも盛り上がっていますし、
一気に決めてほしいですね。
過去100勝、150勝と節目の勝利は、
王手をかけてから一発で決めてきたという昌さん
スポニチ名古屋のみ、今夜先発としていましたが、
おそらくあす4日の登板じゃないかと思っています。
もっか3連勝中、その皮切りになった得意の巨人を倒し、
ぜひとも地元での悲願達成といってほしい。
それこそが反攻を期すチームの弾みとなってくるはず。
11日には43歳を迎える大ベテランの快投
しかと目に焼き付けたいなと思います。


◆堂上直倫
<1日の練習から1軍練習に合流したが、
3日の試合前練習にも参加することが決まり、
合格すれば初の1軍昇格となる>
「昇格かどうかはまだ何も言われていませんが、
3日の練習にも来るように言われました。上がれるとうれしいです」
フォーム、打撃の考え方を学び、7月になってようやく結果が出てきました。
1軍に上がれたらガムシャラにやりたい」
(中スポ、スポニチ名古屋

◆中村公治
<昇格チャンスが回ってきたことに>
「調子も良くなってきたし、上がれるといいですね。
何とか1軍に上がってアピールしたいんです」
(中スポ)

◆中村一生
<1軍昇格へと気合を入れて>
「今、一番調子がいいんです。
1軍に上がって先発で出られるチャンスもあるかもしれませんし」
(中スポ)


◇中村紀洋
<森野の離脱で3番打者の最有力候補だが、
本人は打順より、勝つことにどん欲>
「やることは一緒ですから。チャンスで回って打てればいいです」

<オールスターで活躍したウッズも先発出場する可能性が高い。
中村紀洋、ウッズ、和田のクリーンアップは
交流戦終盤でうまく機能していた>
「つながるような形になればいいですね。打たないと勝てないし」
(東京中日)

◇立浪和義
<PL学園高の先輩、オリックス・清原が
今季限りで現役生活に終止符を打つ覚悟であることを明言。
清原の後半戦にかける決意を数日前に電話で
聞いていたことを告白。祈るような口調で話し>
「ずっとひざが悪くて試合に出ていなかったけど、
『見切り発車でやるわ』と言っていた。
ぼくがどうこう言う問題ではないけど、
とにかく無事にがんばってほしい。打ってほしいですね」
(東京中日)

◆朝倉健太
<右腕の血行障害で戦列離脱中。
故障後初となる屋外での練習を行う。
ナゴヤ球場で早川コーチを相手に約10分間、
5割程度の力でキャッチボール。
故障後最長となる50メートルの距離で投げ>
「気にせず投げられているので、
距離を伸ばして徐々にペースを上げていきたいです」
(東京中日)


◇井端弘和
<きょう3日にフリーエージェント(FA)権を取得するが、
オフを待たずに残留宣言。決断への真相を激白>
「この記事をみなさんがお読みになるころには、
ボクはフリーエージェント(FA)の権利を取得しています。
厳密には午後5時までに出場選手登録を
抹消することができるのですが、
この通り元気でいますのでそれはないと思います。
権利を取得したということをお話しする前に、
ファンのみなさんにボクなりに出した結論をお伝えします。

残留です。来季もドラゴンズでプレーします。
おそらくは権利を行使せずに、という形で
球団と契約させてもらうつもりでいます。
理由? ボクは中日ドラゴンズで
育ててもらったことを誇りに思っていますし、
名古屋のファンに育ててもらったと思っているからです。

FAとは? ボクは野球選手の
『成績表』みたいなもんだととらえています。
ただし小学生、中学生は必ずもらえますが、
野球選手はこの権利を取らないともらえないんです。
望めば(宣言すれば)、
自分がどう評価されているのかがわかる。
でも、現実には成績表をもらって、評価を知って、
それだけってわけにはいかないですよね。
そりゃボクも選手ですから、高く評価されたいし、
それを聞いてみたい思いはあります。
かといって、聞くためだけに手を挙げるのは…。
さっき書いたように、気持ちは固まっているわけですから。

今にして思えば、FA権を得るまでになれた『バネ』が99年、
そして『原点』となったのが00年だと思います。
2年目の99年。チームが優勝した99年。
ボクは1軍の試合に1度も出ていません。元気だったのに、です。
ほかの連中が次々と上(1軍)に呼ばれるのを見て、
正直『ヤバい』と思いました。
そのオフ、同期がクビを切られました。2年で、です。
『来年も同じようなら、次はオレだ』。真剣にそう思いました。

ボクたちを切るのなんて、簡単なことです。
でも、そう思ったら次の年は逆に気持ちは楽になったんです。
『悔いのない1年に』。だからなにをやってもきついとは思わなかった。
その代わり、ケガをしないようにとか、セーブしてとかは一切なし。
ダメでも1年。体が壊れても1年。
それなら、とことんやってやろうと。
守備固め中心でしたから、誰がケガしてもいいように
休みはすべて返上でやりました。

今にして、ですよ。今にして思えば
99年に1度でも1軍へ上がっていたらどうなんだろう。
上がらなかった分だけ、悔しさがあった。
その方がよかったかなとも思ったりします。
クビを覚悟したところから
(00年には)100試合近く出ることができました。
01年にはレギュラーでフル出場。まずはそこに満足していました。
結果にこだわったのは02年からです。

こうした過程は、すべてドラゴンズと
名古屋のファンに育ててもらったからだと思っています。
だから、井端弘和はドラゴンズに残ります。
ちょうど3日からは後半戦も始まります。
苦しい戦いですが、全力で巻き返そうと思っています。
これからもご声援、よろしくお願いします。
中スポ・井端の流儀『巧』より引用)


また岩瀬、荒木、森野、チェン
北京五輪出場のため、きょう3日にも登録抹消
さらにこの日の練習後、藤井、山内に2軍行きが通達され、
6つ空くことになった1軍の選手枠
そこに食い込むべくサバイバルが続いているようですが、
そのなかでは、中里、川井、小林3投手の昇格が濃厚のよう。
一方、野手陣は、最終テストとなる
きょう3日の試合前練習に、参加が決定した
堂上直倫、中村公治、中村一生に加え、
フレッシュオールスターに出場していた岩﨑も合流。
この4人のなかで、3人が昇格するようです。
大量入れ替えとなりますが、若竜にとっては
待ちに待ったこれとないチャンスですからね。頑張ってほしいなと。

代表5選手が抜ける8月の約3週間の戦い
ペナントレースの行方に影響をどう与えるかは
やってみなければわかりませんが、
厳しい戦いになるのは否めないところ。
それでもチームが一丸となり、その穴を埋めるとともに
それぞれが全力を尽くして、白星を重ねていってほしい。
まさにチームの体力を試されるともいえる8月
ドラゴンズの『底力』を楽しみにしたいと思います。

2008年8月 2日 (土)

オールスターゲーム第2戦と中日2008。

横浜スタジアムで行われた
『マツダオールスターゲーム2008』の第2戦。
初戦と打って変わって、スタメンに顔を揃えた
ドラゴンズの選手たちが、セ・リーグの猛打ショーに貢献。
3回に井端の適時二塁打で同点に追いつくと、
4回には満塁のチャンスで荒木が左越えの大きな2点二塁打。
さらに5回にはウッズの本塁打を皮切りに荒木が再び適時打と、
打者一巡の猛攻でゲームを決め、11-6で大勝。
そしてMVPは周囲の予想を覆し3安打3打点の荒木がゲット。
選手それぞれが上昇の兆しを掴みながら、
後半戦に、北京五輪にと、入って行けそうな気配です。

◇マツダオールスターゲーム2008
全セントラル-全パシフィック 第2戦
(1日・横浜スタジアム | 全セ1勝1敗)
27433人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
パシフィック
セントラル × 11
[勝] 石川(1試合1勝)
[セ本] ウッズ1号
[セバッテリー]
川上、石川、館山、久保田、寺原、クルーン、藤川
- 阿部、石原、矢野

【ゲームレビュー】
全セが19安打で打ち勝った。
1点を追う3回に井端の左中間二塁打で追い付き、失策で勝ち越した。
4回には荒木の左安打で2点を加え、五回にはウッズの本塁打など
7長短打を集めて大量6点を奪った。
全パ大松(千葉ロッテ)が2打席連続本塁打を放ったが、投手陣が崩れた。
五輪代表の田中将大(東北楽天)は1回無失点と好投したが、
成瀬(千葉ロッテ)は2回8失点と打ち込まれた。
今年は1勝1敗で、通算成績は全セの68勝74敗8分け。
最優秀選手(MVP)には3安打3打点の荒木が選ばれた。
中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


◇荒木雅博
<『9番・二塁』で先発して、3安打3打点。
中日球団史上10度目の球宴MVPに選ばれる。
本人も驚くMVPに謙虚に頭を下げ、照れ笑いを浮かべ>
「僕ですいません。
びっくりしたけど、初めてなので正直うれしい。
こういうのは僕の『ポジション』じゃないんですけどね。
賞金300万円の使い道? 本当にどうしましょうか。
実感がわかない。最初のチャンスで交代すると思っていたぐらい。
守りさえしっかりやっておけば、きょうはいいと思っていた。
自分は強烈なホームランを打てるわけでもないので
MVPなんて想像もしなかった。
(4安打の)内川選手(横浜)がMVPだと思っていた」

<最初の見せ場は、1点リードで迎えた4回の2打席目。
1死満塁の好機で成瀬(千葉ロッテ)の初球を
左中間へはじき返して2点適時打>
「ゲッツーだけは打たないように。
前の打席(中飛)で詰まったんで、
詰まらないように直球1本に絞っていた」

<そして全セが打者11人の攻撃でたたみかけた5回。
1死一、二塁の場面で再び成瀬から適時二塁打>
「併殺打を打たなければ次は青木(東京ヤクルト)もいる」

<最後の打席は、武田久(北海道日本ハム)の初球を
積極的に狙って右前へ運んだ。
普段着の打撃を貫いた先に、最高の『ご褒美』が待っていた>
「ホームランを打てる打者じゃない。
こつこつ積み重ねていくしかないですから」

<9回には慣れない一塁の守備につき、最後の打者は遊ゴロ。
苦笑しながらウイニングボールを藤川(阪神)へ手渡し>
「単に人数合わせですよ。外野のグラブを使いました」

<表彰式後には落合監督に
『おめでとう、何か置いていけ』と冷やかされたが笑って>
「何も置いていきませんよ」

<7月中旬には五輪に向け外野用グラブを新調。
黙々と打撃マシンのボールを受けて、形を整えた>
「外野の守備に慣れるには時間がかかる。
代表合宿にいっても居残り練習。
結局チームにいても代表にいっても同じなんだよね」

<オールスターが終わり、
北京五輪日本代表としての大仕事が待っている。
MVPに浮かれることなく、気持ちは既に五輪へと向かい>
「北京五輪でも自分に求められるのはきょうとは別。
代表で求められるのは守備、走塁。そっちの方だと思う。
でも、何があるか分からないから…。
何かあった時には打てればいいし、調子は上がっていると思う。
きょう打てたことで『上がっている』という感触を
つかんで五輪に入っていけそうです。
これから気を引き締め直して、北京で必死に頑張っていきたい。
しっかり力を出して金メダルを取って帰ってきたい」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
朝日新聞毎日jp12スポニチ名古屋ニッカン


<MVPインタビューから一部抜粋>
「(4回1死満塁でナイスバッティングでした)
前の打席で詰まってましたんで、
ちゃんと詰まらないように直っすぐ一本狙って振れました。
(下位打線が非常に活気づいてチームを盛り上げた)
そうですね。あの、内川選手がMVPだと思っていたんで、
ちょっとビックリしてます。
(まあ素晴らしい賞ですから。初めての受賞はいかがですか)
正直、うれしいですね。はい。
(今、横浜の夜風が気持ちいいんじゃないですか)
気持ちいいですね(苦笑)
(賞金どうしますか?)
使います。
(どう使いますか?)
今から決めます。
(大きな戦いがこれから待っているが)
何とか金メダルを取って帰ってきたいと思います。
応援のほど、よろしくお願いします」

(TBS、テレ朝、フジテレビ739より)


前夜の初戦は、スタメンに1人も名を連ねなかった
ドラゴンズナインでしたが、この日は、
地元開催でもないにも関わらず以下のような状況に↓

1(中)青木(東京ヤクルト)2(遊)井端
3(一)ウッズ、4(DH)ラミレス(巨人)、
5(左)和田、6(三)村田(横浜)7(右)内川(横浜)、
8(捕)阿部(巨人)9(二)荒木、P(投)川上


なんと10人中、なんと5人がドラゴンズ
ハマスタにホームの白のユニホームで立つ違和感こそありながら、
竜戦士が躍動する姿は、とてもうれしいものがありました。
ただ試合開始の時点では、この中でまさかあの選手
それもバットで大活躍し、MVPを獲るなんて想像は付きませんでしたが…。
その選手とは、『9番・二塁』で出場した荒木
この日を最後に五輪日本代表に合流する
世界ナンバーワンセカンドが、この大舞台で魅せてくれました。

第1打席こそ3回先頭、杉内(福岡ソフトバンク)の
真ん中低目のストレートに詰まってしまい、センターフライでしたが、
続く4回ウラ、この回から登板の成瀬(千葉ロッテ)の乱調を突き、
和田の中前打、内川(横浜)の中前打、
さらに代打・新井(阪神)の右前打で、1死満塁のチャンス。
ある意味おいしい場面となった第2打席で、
持ち味の積極果敢な打撃が爆発。
真っ直ぐ狙いで臨んだ初球、真ん中低目に甘く入ってきた
ストレートをジャストミートすると、
レフトへ大きく伸びた打球はあわや満塁弾という当たりに。
フェンスを直撃するタイムリーツーベースとなり、二者生還
シーズン中でもめったに見られない会心の打撃を披露します。

続く第3打席は、5回ウラ。
先頭・ウッズ球宴初アーチを口火に、成瀬をさらにめった打ち!
和田の左中間フェンス直撃の二塁打などで、無死二、三塁から
村田の風に舞った二塁フライを西岡(千葉ロッテ)が捕れずに
1点を加えると、内川も続きレフト前にタイムリー。
続く石原(広島)が倒れたものの、1死一、二塁の場面。
もはやイケイケの状態ながらも、カウント2-2からの6球目、
真ん中低目のチェンジアップに体勢を崩されながらも捉えると、
打球はまたレフトオーバー、タイムリーツーベースとなって、9-4
打者11人で一挙6点を奪った全セの猛打ショーに大きく貢献しました。

さらに回ってきた第4打席は、7回先頭。
全パ5番手・武田久(北海道日本ハム)の代わり端、
初球内へのストレートを叩き、ライト前へと落とすヒット
「きょうは打撃ではなく、守りで(目立ちたい)」
思っていたはずの荒木が、なんと4打数3安打3打点!
最終9回には、何と一塁の守備に就くなど、
ユーティリティーな面も評価されたのか、
地元開催で4安打を放った内川じゃないかという
周囲の予想を大きく覆し、自身もちろん初めて、
さらにドラゴンズでは00年の山﨑(現・東北楽天)以来となる
オールスター最優秀選手(MVP)をゲット!
お立ち台では、謙遜しやや控えめな態度だったものの、
代表合流前にして、これ以上ない弾みを付けたカタチとなりました。


荒木じゃないみたい!9番・二塁という
やや地味なポジションにも関わらず、
この日は同じく下位の内川とともに、
猛威を奮った荒木
特に2本のタイムリーは、
うまく打っているなあ
その振りに思わず感心してしまいましたね。
確かに下手な小細工をせず、力と力の勝負になるオールスター
さらに相手の成瀬「これで日本代表なのか?」
心配してしまうぐらい、打ち込まれてはいたものの、
持ち前の積極的な打撃をここぞで披露できたのはポイントアップ
「守備と足」というのが主な役割と言われている
ジャパンでもこういう打撃をしていけば、
またひと味違った活躍をしてくれるのではと。
まあシーズン以上の打撃をここで見てしまったのは、
やや複雑な感じでもありますが、
ぜひとも北京では森野とともにジャパンに大きく貢献してほしい。
そして再びチームに戻ってきたときも同様。
大舞台で上昇気流に乗った背番号2の健闘を今後も期待したいです!


◇タイロン・ウッズ
<『3番・一塁』で先発出場。
5回無死、成瀬(千葉ロッテ)のストレートをジャストミート。
右翼席へ球宴で初となる本塁打を放つ>
「日本の球宴で初めて打ったので思い出に残る。
いつも狙っていたが、ようやく打てた。
いい感じだった。ライト方向へ打てたのも良かった。
3日にはシーズンが始まるし、
あんなふうにバッティングができたらいいね」

<8回にも左前打を放ち2試合で7打数3安打。
力勝負の球宴とはいえ、2日連続で結果が出たのは自信になる>
「きっかけをつかんだ? 多分そうだ。
この2日間はとても面白かった。
ドラゴンズの選手もみんな活躍したし、いいオールスターになったよ」
中スポサンスポニッカン

◇井端弘和
<横浜の隣・川崎市出身が故郷に錦を飾る。
1点を追う3回に左翼フェンス直撃の同点適時打を放ち>
「地元(神奈川)で活躍できて良かったです。
もう1本打ってりゃぼくに(MVPが)なびいてたかもしれません」

<4回の打席で凡退して、そのまま交代。
初回には堀越高の後輩である岩隈(東北楽天)と対決。
左飛に終わったが、対戦を喜び>
「かわいい後輩です」
中スポニッカン

◇和田一浩
<『5番・左翼』で先発出場。
4回に中前打、5回には左中間二塁打を放つ。
フル出場で5打数2安打、笑顔で後半戦の活躍を誓って>
「いい活躍? いや、まあ普通です。
セ・リーグで初めてのオールスターでいい2日間でした。
これを弾みに後半戦はガン! といきたいですね」
中スポ

◇川上憲伸
<セ・リーグの先発として、2イニングを1失点。
2回、松中にバックスクリーン弾を浴びたが>
「ホームランバッターらしい、バッティングでやられましたね。
あそこまで飛ばされると気持ちいいですね」

<打たれた真ん中低め直球の球速はこの日最高の148キロ。
2イニング32球のうち、30球が直球。力強い投球を披露し>
「決めてたわけじゃないんですけど、
ほか(の変化球)を投げちゃいけない雰囲気がありました」

<試合前には、パフォーマンス宣言>
「余裕があれば、物まねをしたい」

<その言葉通り、2回リックの初球に、
元ロッテ・村田兆治氏の現役時代をほうふつとさせる
『マサカリ投法』を披露。すっぽ抜けてボールになったが
ちゃめっ気たっぷりの笑顔で振り返り>
「マサカリ投法? 一番目立つでしょ。
ほかのは(練習したが)いまいち。
野茂さん(トルネード投法)もやってみたけど窮屈だったから」

<いよいよ2日から日本代表合宿が始まる。
日本代表のため、金メダルのため、気持ちを切り替え>
「これからどんどん、気持ちを入れて頑張ります。
チーム一丸となって、壊れてもいいくらいの気持ちで
戦っていきたいと思います。
起用法もボクの方からどうこう言うことじゃないです。
言われたところでやります」
憲伸の声「オールスター第2戦先発」、
中スポサンスポスポニチ名古屋毎日jp


結果的には、荒木MVPを獲りましたが、
この日もドラゴンズの野手陣いい働きをしましたね。
まず目立ったのは、「2番・遊撃」ご当地選手の井端
第1打席は、母校の後輩・岩隈(東北楽天)との対戦。
まるでスラッガーのような大振りでレフトフライ。
これには苦笑いでしたが、3回の第2打席では
1死二塁から杉内の外角低目のストレートを振り抜くと、
会心の当たりはレフトオーバー、同点タイムリーツーベース
第3打席は遊ゴロに倒れたものの、3打数1安打1打点。
守備も堅実で、「故郷に錦」を飾れたことと思います。

また「3番・一塁」で出場のウッズ
久々のスタメンで8回途中まで出場しましたが、
球宴3回目の出場で、ようやくうれしい初アーチが出ましたね。
4回、タイムリーツーベースの井端を置いた
第2打席は、高いバウンドの二塁ゴロ。
これを片岡(埼玉西武)がバウンド合わずに後逸。
タイムリーエラーとなって、勝ち越しの立役者となりましたが、
5-4と1点リードとなった5回先頭の第3打席、
2ストライクと追い込まれながらも、粘った末の7球目
外へのストレートを右方向へ持って行くと、
打球は弾丸ライナーでライトスタンドへ飛び込むホームラン!
シーズンでもしばらくアーチが出ないうえに、スタメン落ち。
さらに体のキレを取り戻すべく、試行錯誤している主砲
しかしこの一発で後半戦に向け、良い状態で迎えられそう。
おそらく3番辺りで復帰しそうな予感がしますが、
チームの浮沈のカギを握るだけに、
この感じをキープしながら、後半戦を迎えてほしいです。

さらに「5番・左翼」でスタメンの和田
こちらも前日同様、カゲでお祭り男ぶりを発揮。
第1打席は岩隈に、さらに第4打席は田中将大にと
東北楽天の投手陣には抑えられましたが、
4回の第2打席は成瀬の初球をはじき返してセンターへ。
さらに5回は同じく成瀬の外へのチェンジアップを捉え、
左中間フェンス直撃のツーベースを放つなど、
主にチャンスメイクとしての活躍で、5打数2安打
初めてのセ・リーグでのオールスターを楽しんだもよう。
和田さん本人のコメントにもありましたが、
後半戦はさらに「ガン!」といって下さいよ!


そして最後は、投手陣からエース・憲伸を。
全セの先発として2イニング32球を投げ、1安打1奪三振の1失点。
その1安打は、2回、松中(福岡ソフトバンク)に
内角低目、148キロのストレートをうまく叩かれ、
センターバックスクリーンへの一発を喰らいましたが、
こういうお祭りならでは力勝負で、
打たれた本人もすっきりするような当たり。

もちろん憲伸もしかと承知で、すぐさま切り替えると
続くパの首位打者・中島(埼玉西武)を
外へのストレートできっちりと空振り三振に取るなど安定。
さらに続くリック(東北楽天)の初球には、
なんとお得意?のモノマネパフォーマンスを披露。
この日の演題は、村田兆治氏の『マサカリ投法』。

まさかのマサカリ。何の前置きもなく、
いきなりおかしなフォームとなったため、
思わず一瞬、
何が起こったんだ?と思いましたが、
憲伸ならではの茶目っ気だったんですね。
この日しょっぱい中継ぶり
終始したTBSテレビの実況では、
まるで触れずじまいでしたが、
こういうことができるというのも、エースたるもの。

これを終えるといよいよ『代表モード』となり、
さらに今朝の中スポによると、抑えもやらされそうな雰囲気。
ただそれほど期待されているのは、憲伸だからこそ。
「壊れてもいいくらいの気持ちで戦っていきたい」
抱負を語っていましたが、ドラゴンズ的には
壊れずに帰ってきてくださいと願いながら、健闘を祈ります。


ドラゴンズトピックス(1日)

◆堂上直倫
<ナゴヤドームで再開した1軍の練習に、今季初めて合流。
先輩とともに『昇格テスト』を受けることになり>
「去年も参加したけどダメだったんで、
今年は残りたいという気持ちはあります。
力は入りましたが普通にやれました」

<7月23日・ナゴヤドームでのウ・リーグ阪神戦では
初の満塁本塁打を放つなど最近は打撃好調>
「先月は調子がよかったので。とにかく普通にできれば」
中スポ

◆中村公治
<堂上直倫、森岡、中村一生とともに1軍練習に参加。
ウエスタンで8本塁打、虎視眈々と軍の座を狙う>
「調子はまずまずです」
スポニチ名古屋

◆川井進
<6月2日以来、2カ月ぶりとなる1軍練習に参加。
小林とともに左腕2人が昇格候補として合流。
先発タイプだけにエース川上が抜ける8月はチャンス拡大>
「とにかく頑張るだけです」
(東京中日)

◆中里篤史
<右肩痛で戦列を離れた5月5日以来、
約3カ月ぶりとなる1軍練習に参加。
立場はまだ2軍ながら、昇格候補の1人として呼ばれ>
「だいぶ自分のイメージ通りのボールが
投げられるようになってきました。体は何の問題もないです」
(東京中日)

◇高代野手総合チーフコーチ
<再開した1軍の練習に、2軍から7人が合流したことに>
「7人で争って、上に上がってきてもらいたい。
この2日間で判断するつもり」
スポニチ名古屋

◇藤井淳志
<1軍の若手野手にも大きなチャンスが訪れる。
後半戦の開幕とともに森野の不在で出番が増えそう>
「まずは自分の結果を出していかないと」
(東京中日)

◇平田良介
<同じくチャンスに意気込む>
「与えられた場面で結果を残していきたい」
(東京中日)

◇山内壮馬
<7月21日に初昇格したばかりだが、緊張感を漂わせ>
「2軍に落とされないように、チャンスをもらったときに
しっかりと結果を出さないといけません」
(東京中日)

◇山本昌
<あす3日の巨人戦へ向けて汗を流す。
この日はナゴヤドームでウオームアップの後、ランニング、
遠投、投内連携やフリー打撃もこなし、快挙達成へ準備は万端>
「(7月30日は)リラックスできた。
部屋でボーッとしてたから。200勝?まだまだ」
スポニチ名古屋


◆赤坂和幸
<谷、清水昭信、岩﨑、田中とともに
きょう2日の『フレッシュオールスターゲーム2008』に出場予定。
山内の辞退で急きょ出場が決まったが、意気込みを話す>
「出たかったので、本当にうれしいです。
出るからには賞を狙っていきます。
MVPを取って、賞金で両親に何か贈りたい」
(東京中日)


オールスターゲームが行われるなか、
ドラゴンズのチーム本隊は、2日間のブレイクを終え、
ナゴヤドームで後半戦へ向けての練習を再開しました。
そのなかに、前日にも触れたファーム組からなんと7選手
野手は公治、一生W中村に、森岡、堂上直倫の4人。
一方、投手陣は、川井、小林の両左腕に加え、
開幕当初はセットアッパー候補だった中里の3人。
北京五輪代表の5人が抜けたことによる
大きなチャンスを掴むべく、若い力をアピールしたようです。

高代コーチによると、1軍合流即昇格というわけではなく、
2日間のお試し合流のなかで振るいをかける。そんな構えのようですね。
おそらくきょう2日の練習には、落合監督も顔を出しそう。
そんななか、現在1軍ボーダーの選手と、
今回候補となった7人との「サバイバル」が見られそうな感が。
チャンスを掴み、飛び出してくる選手の出現を待つとともに、
そのうえで迎える後半戦の開幕に注目したいところです。

2008年8月 1日 (金)

オールスターゲーム第1戦と中日2008。

2008年のプロ野球夢の球宴、
『マツダオールスターゲーム2008』。
第1戦は、京セラドーム大阪で行われ、
土壇場9回に1点差をひっくり返されたセ・リーグ
5-4でパ・リーグサヨナラ負け
05年の第1戦からの連勝が6で止まることとなりました。
ドラゴンズからは小笠原、ウッズ、和田ら5選手が出場。
7回に代打で登場した和田が一時は勝ち越しとなる
タイムリーを放ちましたが、惜しくも賞には届かず。
地味ながら目立っていた竜戦士の球宴をまとめておきます。

◇マツダオールスターゲーム2008
全パシフィック-全セントラル 第1戦
(31日・京セラドーム大阪 | 全セ1敗)
33618人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
セントラル
パシフィック 2x
[敗] 久保田(1試合1敗)
[セ本] 金本1号
[セバッテリー]
高橋、小笠原、下柳、大竹、藤川、久保田
- 阿部、矢野、石原

【ゲームレビュー】
全パは1点を追う9回、リック(東北楽天)の右越え二塁打と
西岡(千葉ロッテ)の右前打で一、三塁とし、
代打の松中(福岡ソフトバンク)が右前に同点適時打。
さらに、山﨑武司(東北楽天)が右越えに安打を放ち決着した。
全セは2回に金本(阪神)の右越え本塁打で先制し、
7回には3点を挙げて一度は逆転したが、最後で久保田(阪神)がつかまった。
最優秀選手(MVP)には代打でサヨナラ安打を放った山﨑武司が選ばれた。
通算成績は全パの74勝67敗8分け。
中日新聞時事通信ニッカン式スコア


◇和田一浩
<同点の7回2死二塁の場面、矢野(阪神)の代打で登場。
初球狙いで、一時は勝ち越しとなる右前適時打を放つ。
公式戦ではどんなに活躍しても冷静にプレーする男が、
うれしさのあまり、思わず二塁ベース上で両手を広げ
笑顔で『セーフ』のジェスチャーを>
「シーズン中はなかなかできないんでね。
ホームランを狙ってたけど、差し込まれて…。
たまたまです。いいところで使ってもらえたので良かったです。
帆足(埼玉西武)は今年の交流戦で対戦して、球筋は分かってました。
真っすぐを狙ってました」

<4回目のオールスターだが、
中日に移籍し、68人目となる両リーグ出場に>
「パ・リーグからセ・リーグに変わって、
チームの雰囲気もまた違います。
ベンチの顔触れも違うので、新鮮な気持ちでプレーできた」

<試合前、今年から採用された濃い緑色の
練習用ユニホームのデザインに納得いかない様子で苦笑い>
「おかしいでしょ。この色は『いけてない』」
中スポ<ドラ番記者>中日新聞スポニチ名古屋


<勝ち越しタイムリーインタビューから>
「(ナイスバッティングでした)ありがとうございます。
(塁上で笑ってましたが)
いや、ホームラン狙っていったんですけど、
あの、かなり差し込まれたんで(笑)、
汚いヒットになりましたけども、はい。
(MVPの可能性も出てきたが)
いえいえ、あのう大先輩の金本(阪神)さんに
持っていってもらうのが、一番丸く収まるかなと思いますけど、はい(笑)。
(上下関係しっかりしてますね)
大学(東北福祉大)の大先輩なんで。
(これで持っていったら何言われるかわからない)
そうですね。ボク的には金本さんに獲ってもらえたら、
一番ありがたいことかなと思います。
(表向きなことは別として、本当はほしいですよね)
(慌てて)いやいや、そんなことはないッスよ。本当に。はい。
(両リーグからのオールスター出場、雰囲気は違うか)
そうですね。やっぱりベンチにいるメンバーも全然違うんで、
そういう意味ではすごく新鮮な気持ちで今日は来れました。はい。
(ゲストの古田敦也氏に『何着ても似合うね』と言われ)
いえいえ、あのう、そんなことはないと思いますけど。
(『意外と中日のユニホームが絵になっている』風なことを言われ)
ああ本当ですか、ありがとうございます。
(もう1本打てば、MVPの可能性が)
あのう、代わりましたんで、はい。
(オールスターには強く、これで15打数7安打)
あのう、多分たいしたことないと思うんですけど、
ちょこちょこカゲの方で打っているだけなんで(笑)。
(見事なヒットでした)ありがとうございました」
(BSフジより)

◇タイロン・ウッズ
<4回の守備から登場。
7回の初打席で二塁手のすぐ右をゴロで破り、
打球が右中間へ転々とするのを見て一気に二塁へ。快足を披露して>
「いい感じで打てた。うまく力をためて打つことができた。
打球を見て二塁へ行けると思った。アグレッシブな走塁ができたよ」

<試合前、この日落合監督に引っ張られてノックを受けた。
オールスターでも例外ではなく、
いつものように、右へ左へ打球を追いかける。
久しぶりに出た安打が、復調のきっかけになれば>
「ヒットを打てたし、エキサイティングなゲームだった。
第2戦はリベンジしたいね」
中スポ

◇井端弘和
<和田の勝ち越し打の直後の7回2死二塁で
坂本(巨人)の代打で登場も、遊ゴロでチャンスを生かせず苦笑い>
「きょうは仕方ない」

<第2戦は自身の地元・神奈川での試合。故郷での奮闘を誓う>
「明日は『2番・ショート』で先発する予定です。頑張りますよ」
(東京中日)


ファン投票選出ゼロということで、
セ・リーグのスタメンに唯一名を連ねなかったドラゴンズ
しかしゲーム終盤は、かなり盛り上げてくれました。
セ・リーグ的にはもっとも盛り上がった感のあった7回の勝ち越し劇
その口火を切ったのが、4回の守備から出場の主砲・ウッズ
この日初めて回ってきた打席で、
全パ3番手・帆足(埼玉西武)の3球目、
内へのストレートを叩くと、二塁右を強い打球で抜くヒット。
一塁を回ったとたんスピードを上げ、一気に二塁を陥れた主砲
果敢な走塁で、反撃ムードを煽ります。
このところチームではスタメン落ちをしていたウッズですが、
体のキレがだいぶ良くなってきたようですね。
続くラミレス(巨人)の右前打では
一気に本塁を突く構えも見せましたが、
三塁コーチのクルーン(巨人)がすっとぼけて、指示を出さず。
これにはウッズも思わず文句を言っていたようです。

続く金本(阪神)のレフト線へのポテン適時打で、1点差。
なおも無死一、二塁のチャンスに
村田(横浜)が4-6-3の併殺に倒れたものの、
内川(横浜)の三塁ゴロを『五輪シフト』で三塁に入っていた
中島(埼玉西武)が悪送球し、三走のラミレスが生還し3-3と同点、
さらに2死二塁という勝ち越しのチャンスで、
矢野の代打として登場したのが、我らが和田さん
初めてのセ・リーグからの出場でしたが、
実は通算15打数7安打の『お祭り男』という和田
押せ押せの空気のなか、初球、中に入ってきたストレートを
弾き返すと、ライト前にワンバウンドで落ちるタイムリー!
内川が二塁から生還して、4-3と勝ち越し
送球の間に二塁へ到達すると、塁上で大きくセーフのジェスチャー。
ここまで地味だったドラゴンズブルーのユニホーム
京セラドームで大きく目立った瞬間でした。


「セ~フ(^^)」なかなかドラゴンズの選手
出てこないので、
けっこう流しながら
見ていたのですが、終盤7回。
ウッズ、和田の活躍で
一気にヒートアップしましたね。
勝ち越しタイムリーですし、
一振りでMVPも頂きか?
期待しましたが、
残念ながらそれは叶わなかったようで…。
それでも全国ネットの中継で、
ヘルメットこそ被ってはいたものの、
和田さんがあんなに笑顔で長くインタビューに
答えていたのは、とてもうれしかったですね。
ウッズともどもこの活躍が第2戦、そして後半戦へと
結びついてくれれば、なおヨシでしょう。

ただ一つひっかかったのは、この攻撃。
常に阪神のチャンステーマが響くなかでのもの。
普段イヤな思いしかないキイロい人たちの
「わっしょい、わっしょい」の歓声のなか、
和田井端が応援されていたのには、
球宴らしいなと思う反面、やや複雑な気分でした…。


◇小笠原孝
<3回から全セ2番手で登板し、2イニングを無失点。
4安打を浴びながらもシーズン同様の粘投で凌ぎきる。
ホッとしたような笑顔で初体験のオールスターを振り返り>
「『ぎりぎり楽しめた』という感じです。何とかゼロに抑えられてよかった」

<監督推薦で選出されていた吉見が右肩痛で出場辞退。
あこがれていた切符は突然舞い込んできたが>
「ものすごくうれしかった。吉見の分まで投げようと思いました。
ボクはあんまりタマが速くないですが、
オールスターでは力勝負がしたいですね」

<意気込み通り、あえて直球を多投してピンチを招いたが、
しかし本来の硬軟織り交ぜた投球で正念場を締めて>
「シーズンでは絶対ない」

<ベンチでは他球団の選手との交流を楽しんだ。
同じ左腕の石川(東京ヤクルト)や下柳(阪神)とは
ピッチングについて熱く語り合った>
「調整法やトレーニング方法について教えてもらおうと思っているんです」
中スポ

◇荒木雅博
<7回ウラの守備から出場。
1点リードの8回無死一塁の場面で投前バントしたが、
一走・青木が二封され、手堅い作戦?は失敗。
公式戦さながらの戦術に驚くともに、指揮官の意図に納得顔>
「ビックリしました。
まさかあそこでバントするとは思わなかった。
ここ(球宴)で出るかって感じでした。
失敗は反省しないと。北京では決めますよ」

<オールスターの試合前着ていた、
リーグのイメージカラーに合わせた
『緑』の練習限定のユニホームの反応は複雑>
「ボクは緑が似合わないんだよね」
(東京中日、<ドラ番記者>サンスポスポーツ報知スポニチ名古屋

◇落合コーチ(全セントラル)
<1点リードの八回無死一塁で、
打つ気満々で打席に向かった荒木にバントを指示。
オレ流の『毒』も込めつつ、五輪への協力姿勢を表し>
「ウチの選手じゃなかったら
口が裂けてもバントとは言わないけどな。
(荒木は)どうせ北京にいったって、守りにバントか代走なんだろ。
あの役割しかないんだから、今から練習しとかないと。
スタメンで使われるか? アイツは世界ナンバーワンのセカンド。
オレならスタメンだけど、使う人は別だから」
(東京中日、サンスポスポニチ名古屋


◇川上憲伸
<第2戦のセ・リーグ先発予定。
この日の試合前は、五輪代表で一緒にプレーする
阪神・藤川、ロッテ・成瀬、日本ハム・稲葉と談笑。
練習は同僚の小笠原とキャッチボールをして、登板に備える。
今年から採用された、濃い緑色の練習用ユニホームに>
「オールスターという感じはありますね」

<予告先発ながら公表前に公言>
「あした登板しますよ」
中スポスポニチ名古屋


この日、出場したドラゴンズの選手は、5名。
そのなかで一番最初に出てきたのが、
全セ2番手としてマウンドに上がった小笠原
出場辞退した吉見に代わって、10年目で初の球宴。
それにも関わらず、中継では登板してすぐに
ダルビッシュ(北海道日本ハム)のインタビューが。
これには思わず「また地味な役回りかよ」と苦笑いしてしまいました。

代わり端、先頭の日高(オリックス)に
ストレートをセンターに返されたものの、
森本(北海道日本ハム)を外へのスライダーで見逃し三振。
アウト1つ取りますが、続く川﨑(福岡ソフトバンク)に
外へのストレートをセンターに運ばれると、
稲葉(北海道日本ハム)にこれまたストレートをセンター前へ。
二塁を回った川﨑がオーバーランし、2死一、三塁となりますが、
迎えるは、もっかパの本塁打王のローズ(オリックス)。
連打も浴びているし、引き立て役になるなよと、
ドキドキ気分で見ていましたが、ここはきっちりしていましたね。
低めのストレートで2球連続ファウルを打たせて追い込むと、
最後は外への緩いカーブでボテボテの投ゴロに打ち取り、ゼロに。
これぞ小笠原という投球に思わず手を叩きました。

続投となった2イニング目、4回先頭のG.G.佐藤
レフト左へヒットを浴びたものの、
二塁を欲張ったG.G.がタッチアウト。
ピンチを防ぐと、それ以降は落ち着いたもの。
続く小久保(福岡ソフトバンク)をライトフライ。
さらに中村(埼玉西武)を遊ゴロに取り、3人でピシャリ。
ランナーこそ出しながらも、最後はきっちりと凌ぎ、
2イニング、27球を投げ、4安打1奪三振無失点。
らしさ全開で、オールスターゲームを満喫したようです。

前半戦終盤、登板がなくケガでもしたか?と思いましたが、
この日の投球を見る限りは、問題なし
後半戦はローテの中心で踏ん張り、2ケタ乗せてほしいです。


また1点リードで迎えた8回、
先頭の青木(東京ヤクルト)がストレートの四球で出ると、
続く荒木がなんとバントの構え。
これにはドームのスタンドもどよめいたようで、
1球見逃し、2球目投前に決めたものの、あまりにも正面
帆足がすばやく二塁へ送り、送りバントは失敗に。
思わず頭を抱えましたが、どうやらこのサイン、
コーチとして参加していた落合監督から出されたようで…。
五輪を見据えての作戦でしたが、うまくいかず。
さらに1死二塁から続くウッズが引っ張ってしまい、三塁ゴロ。
5-4-3と渡って、ダブルプレー。
これにはシーズン時の拙攻を思い出さずにいられませんでした。

ところで前日、来季の続投が決まった落合監督
この日はベンチでゆったりとした感が。
ゲーム中は、日本代表キャプテンの宮本(東京ヤクルト)と
けっこう長い時間、話をしていたようですが、
どんな話題だったんでしょうか、気になりました。
さらに9回1死一、三塁となったところで、
シーズンさながらのように自らマウンドへ。
「ホームなのかゲッツーなのか」シフトを確認したそうですが、
そこでのアドバイスも実らず、全セはサヨナラ負けとなりました。

なお第2戦は、横浜スタジアムで開催。
この日出場のなかったエース・憲伸が先発する予定です。
「普段やらない場面」でのガッツポースに注目しましょう。


ドラゴンズトピックス(31日)

◇山本昌
<ナゴヤ球場で中田とともに自主トレを行う。
金字塔を目前に控えているベテラン左腕はあえて休日返上。
王手をかけている200勝を一発で決めてみせる決意>
「中田と2人だけの秘密だったから、誰もいないと思ったのになあ。
きょうはキャッチボールをしておきたかった。
賢一(中田)も練習するだろうと思って
声を掛けたんだけど、一緒にできて良かったよ」

<調整は順調。自身3連勝中のいい流れを
キープするために休日を返上。
次回登板での偉業達成に手応えを感じている>
「前半戦をいい形で終われたし、
今年はオールスター休みが短いからね。
そのままの調子でいけると思うよ」

<今後の活躍は200勝だけにとどまらない。
エース・川上らが北京五輪のため抜ける後半戦は
先発の大黒柱としての期待が懸かる>
「(五輪中は)先発より中継ぎが大変だよね。
点差が開いた試合とかは、
いままでより長めに投げることもあるだろうね。
少しでも長く投げたいというのはある」
中スポ名タイ

◇中田賢一
<山本昌のパートナーを務め、
一緒にランニングとキャッチボールに汗を流し、
大ベテランがロッカーへ引き揚げてからもランニングを追加>
「2日も休んでいられませんから。
練習しようと思っていたところに
山本さんから声を掛けていただいて。良かったです」

<前半戦は2軍降格を経験するなど
不本意な結果に終わっただけに、後半戦に懸ける思いは強い>
「こんなもんじゃない、と思っています。
これまでの分を取り返したい」
中スポ


例年よりも若干短いオールスターブレイク
この日ドラゴンズは、1、2軍ともに休日だったようですが、
ブレイク明けの巨人戦で先発登板が予定される
昌さん中田休日返上でナゴヤ球場へ。
ランニングとキャッチボールに汗を流していたとのこと。
とくに200勝まで王手をかけている昌さん
周囲のカウントダウンも、がぜん熱を帯びているようですが、
すんなりと地元・ナゴドで決められればいいですね。
3日になるのか、4日なのか登板日はわかりませんが、
後半戦初っぱな一気のクリアで、チームを勢いに乗せてほしいなと。

またきょう1日からはチーム練習が再開するそうですが、
ファームからかなりの選手が1軍練習に合流するもよう。
投手陣では、川井、中里、小林
野手陣では、中村公治、森岡、そして堂上直倫の名前が。
「10人くらい(1軍から)抜けるかもわからんぞ」
前日語っていた落合監督
そのなかで若竜がどのぐらいチャンスを掴めるかにも注目です!

2008年7月31日 (木)

オーナー要請に快諾、落合監督来季続投決定。

首位から13ゲーム差の3位
ペナントレースの前半戦を終えたドラゴンズ
この日、落合監督白井オーナーの元を訪れ、
恒例となる前半戦終了の報告を行いましたが、
その席で今年で契約が切れる落合監督
白井オーナー「来年も頼む」続投を要請
異例ともいえる早期の要請でありながらも
「断る理由はない」と、落合監督もその場で快諾
これにより、2009年のシーズンも落合監督
ドラゴンズの指揮を執ることが決定しました。


ドラゴンズトピックス(30日)

◇白井オーナー
<名古屋市内で行われた前半戦終了の報告の席で
落合監督に来季の続投を要請。監督が受諾したことを明かす。
以下一問一答、現在のチームについて落合監督からの話は>
「故障者続出で、極めて困難なチーム運営をしているという話だった」

<オーナーの思いは>
「誠に残念だけれども、
(故障者続出という)事情があったものだからやむを得ない」

<阪神と大きな差がついた>
「非常に負けてるように見えるけど、
負けたような気がしない負け方をしている。
(試合の)最後に負けたとか、負けたはずなかったけどなという感じ。
選手の立場からすると、負けるはずなかったのにと(考え)、
ショックは大きくないはず。意気は衰えておらんよ」

<北京五輪で選手が抜ける>
「故障者続出にかかわらず、北京五輪で5人が抜ける。
選手をどう配置するか難しい。
苦しんでいる最中と(監督は)言っていた。
後半戦も厳しい状況が続くが頑張ってほしい。
しっかり頼むぞということで話をした」

<今年で契約が切れる>
「来年も頼むぞと言いました」

<続投要請か>
「そう。契約期間? そういう話はない。
来年へ補強や運営について、
こういう種類の人がほしいとかの話になる。
来年のことを前提にしないと、そういう話(続投要請)はしない」

<監督は快諾したのか>
「そりゃそうだ」

<補強ポイントは>
「具体的にあるけど、明確さはないから、ここで言う話ではない」

<話はどういう順番だったか>
「最初は五輪で選手が取られて大変だねという話から始まった」

<続投について>
「今までの実績もある(4年間で日本一1回、リーグ優勝2回)。
今季で契約が終わるけれども、
前から(来年も)やってもらうと腹の中で決めていた。
(本当は)今言うことじゃないけど、
チーム内にガタが来ているし、どうやって残り50試合戦うのか、
そうなるとどうしても来季に踏み込まざるを得ない。来年も頼むぞと言った」

<手腕について>
「運営の仕方がいい。
並みの人には運営できないほど、今は大変。
出ている選手も目いっぱいで、無理している選手もいる。
それで五輪で5人抜けると、実に大変。
どうやってしのいでいくか、監督、コーチは頭が痛い。
そういう状況でやれる人は、この人しかいない。
チームを作り直すには、落合監督の力に頼るしかないということだ」
公式サイト中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知共同通信社
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


◇西川球団社長
<落合監督の来季続投について>
「白井オーナーが、大島名誉オーナーとも話し合われて、
続投を決められた。契約条件についてはこれからの話です」

<契約年数については複数年を示唆>
「単年だったら行き当たりばったりになる。
最低でも2年か、3年はやってもらわないと」
(東京中日、スポニチ名古屋ニッカン


◇落合監督
<名古屋市内で白井オーナーに
前半戦終了のオーナー報告を行った際、続投要請を受けて受諾。
1時間45分間の会談を終え、帰り際、晴れやかな顔で
来季を見据えながら後半戦の巻き返しを誓う。
以下一問一答、オーナーから続投要請があった>
「ありました。受けました。ハイ。来年もやります」

<オーナーは腹の中で決めていたと発言していたが>
「(来季の去就について)ゴチャゴチャされるでしょ、みんな(報道陣)に。
だから早めにオーナーが手を打ってくれた」

<要請されたら>
「要請されたものを断る理由はない。
だから快くまた来年もやります。強いチームにします」

<年数の話は?>
「まだそれは。現時点の話ではない」

<残り試合は勝つことと同時に選手の育成も目的?>
「育成まではいかないな。
メンバーがいないわけじゃないから。
経験させるということはある。
育成というのは勝負を捨てるということになるから。
戦えるメンバーでいって、若い選手に経験させることはある」

<大量5人が抜ける五輪期間も、
ピンチでありながら世代交代へのチャンス>
「(主力の穴は)1人でやってたところを
1人でまかなえるわけじゃないからな。10人くらい抜けるかもわからんぞ」

<後半戦の目標はリーグ制覇と日本一?>
「可能性がある限りは、とことん戦わないといけないだろ。
この世界、あきらめたら負けだからな」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知共同通信社
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


揺るがぬ信頼。毎年この時期恒例の
オーナー報告でありながらも、
今季は首位に大きく
水を空けられての3位
正直あまり明るい話が
出てこないのではないかと思いましたが、
なんとそこで出てきたのが落合監督への『来季続投要請』。
とりあえずはホッとするとともに、
改めて白井オーナー落合監督に対する、
揺るぎない信頼というものを感じたという今回の会談でした。

これまでは成績が良くとも、
なかなか去就の話が出てこなかった会談でしたが、
今年はいともあっさりと続投が決定
ここはオーナーの親心というところなのでしょうか。

「来季もやってもらうということは前から腹の中で決めていた」
「チームががたついているから、どうしても
来季の補強にまで踏み込んで話をしていかなければいけない」
「これまでの実績と現在のチーム運営の仕方から考え、
今後チームをつくり直すには落合監督に頼るしかない」


主力に故障者が続出している今季、
苦しいチーム状況のなか、なんとか貯金2で折り返した前半戦。
完全制覇を掲げながらのこの成績に、当然不満もありながらも
窮地を理解を示したうえで、これからの残り50試合
そして来年を踏まえた今後のチームづくり
実績を築き上げてきた落合監督託した
早目に来季続投を決めることで、周囲の雑音を取り除いたり、
チーム内の求心力の低下を防ぐ狙いも、もちろんあるでしょうが、
やはりこれまでの両者の信頼関係があってこそじゃないかと。

「要請されたものを断る理由はない。
だから快くまた来年もやります。強いチームにします」


何の迷いもなく、続投を受諾した報告後、
そう語った落合監督が、笑顔だったのは、
満足な成績を上げられないにも関わらず、
オーナーが「来季」を用意してくれた。
そして厚い信頼のもと、再び背中を押してくれた。
それを意気に感じたからじゃないかという風に受取りました。


3年契約、2年契約、そして今回の契約延長。
来季はチーム最長タイの6シーズン目に入る落合政権ですが、
課題が山積みであるのは、確かでしょうね。
そのなかでも一番目に付くのは『主力の高齢化』。
先日森野が30歳になったことで、レギュラーがほぼ30代に。
これでは近い将来、チームに必ず歪みが出てくる。
いや、すでに出てきている部分もある。
ここまでレギュラーを固めることでチームを作ってきた
落合監督ですが、ドラゴンズの将来を考えていくうえでは、
『若手育成』さらに『世代交代』というのが、
今後への命題として挙がってくることでしょう。

そういう意味では、主力5選手が五輪で抜かれてしまう後半戦
どのように選手起用をしてくるかに、楽しみな部分も。
1軍の中堅どころに位置する選手にケガ人が多いため、
使える若手との実力の差は大きいながらも、
来季も見据えたうえでの戦い方なら、
そういう抜擢や登用もしやすくなるのでは。
さらに04年のようにチームをフルに使っての起用
より競争意欲を煽り、チームを活性化することだってできるはず。
現状3位でクライマックスシリーズ出場もやや危ういなか、
眼前の勝利ももちろん譲れはしませんが、
監督自身意識を変えての「勝つこと」「育てること」の併用。
これができればドラゴンズは、もっと強くなる。
そしてそれこそがオーナーが期待している『立て直す力』。
「強いチームにします」と意欲を語ったからには、
現役時代からお得意の有言実行で成し遂げてほしい。
今季もまだ残っていますが、もちろん来季も変わらずに
落合監督率いるドラゴンズを、見守っていきたいと思います。

そしてまずは後半戦、残り50試合をいかに戦うか。
球団トップに背中を押され、パワーを得た落合中日
「可能性がある限りは戦う」の意気込みのもと、
いかに逆襲できるか、新たな8月の戦いに注目です。


◇タイロン・ウッズ
<今季の球宴のテーマはリフレッシュ。
今年から始まった選手間投票によって選ばれたが、
阪神・新井の状態次第ではスタメンもあるよう>
「ビールでも飲んで、かき氷を食べながらリフレッシュするよ。
まあ出たらファンが喜んでくれるような力強い打撃をしたいね」
(中スポ)

◇森バッテリーチーフコーチ
<絶対的な守護神・岩瀬が
北京五輪出場のためチームを離れるが>
「抑えを固定することはしない。
2人(浅尾、高橋)で交代でやっていこうと考えている。
先発は何とかなるが、抑えだけはいなくなるのが痛い。
気持ちの切り替えがしっかりできる。この2人なら大丈夫だと思う」

<具体的な起用方法について。
勝ち試合でフル回転の働きが求められそう>
「打順の巡り合わせや前日のイニング数などを考慮する」
名タイ

◇浅尾拓也
<高橋とともにダブルストッパーを務めることが確定的になり>
「チャンスだと思っています。
(1軍に)合流した時よりもいい球を
投げられていると思うので期待に応えたい」
名タイ

◇高橋聡文
<岩瀬の穴埋めにやる気をのぞかせる>
「与えられた場所でしっかりやることしか考えていない」
名タイ

◇落合監督
<イチローの3000本安打達成の反応は冷ややか。
というのも『日米通算』が引っ掛かる>
「これは話題であり、記録とは違う。せいぜい参考記録。
それにメジャーとは足し算しても、
韓国や台湾の記録とは足さないじゃないか。
もちろんイチローの打撃技術がすばらしいという話とは別ものだよ」
(東京中日)


その他の話題としては、
ドアラ「激写!!名古屋デート」とかもありましたが、
それはさておき、きょう31日は京セラドーム大阪、
あす8月1日は、横浜スタジアムで
『マツダオールスターゲーム2008』が開催されます。
ドラゴンズからは、落合監督がコーチとして、
さらに川上、小笠原、ウッズ、荒木、井端、
そして和田と6選手が出場予定。
憲伸荒木はこれが終わると、五輪日本代表に合流します。
そのなかでは、前半戦ラスト4試合連続でスタメン落ちとなったウッズ
代打で出場も3三振と精彩なかった主砲ですが、
コメントを読む限り、ここではかなり気楽なようですね。
後半戦への浮上のきっかけをこの球宴で掴めればと願います。


若竜トピックス(30日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
福岡ソフトバンク-中日 17回戦
(30日・雁の巣球場)
  001 130 201 = 8
  200 000 000 = 4
[勝] 佐藤亮太(4試合2勝1敗)
[D本] 中村公治7号、8号2ラン、谷4号
[D投] 佐藤亮太、清水昭信、平井、中里
公式サイト

【ゲームレビュー】
先発・佐藤亮太は立ち上がり、2死から捕まり、
仲澤左前打、レストビッチ中越え適時二塁打、
さらに長谷川右越え適時二塁打と、3連打で2点を先制される。
一方、打線は3回、ホークス先発・森福から
堂上直倫が左前打を放つと、が左中間に適時二塁打を放ち、1点差。
続く4回、中村公治が左翼へソロ本塁打を放ち同点に追いつく。
さらに5回、1死から岩﨑が左前打で出塁すると、
の三塁キャンバスに当たる二塁打で、一気に生還。
勝ち越しに成功すると、2死三塁から中村公治
この日2本目となる本塁打を左翼へ放ち、5-2とリードを広げる。
7回、ホークス3番手・大場翔太から、岩﨑、谷の連打、
さらに暴投と中村一生四球などで1死満塁。
中村公治は三振に倒れたものの、
イ・ビョンギュが中前に運ぶポテン適時打を放ち、2点を追加。
9回にもが左翼へダメ押しの本塁打を放ち、8-2と6点差。
そのウラに4番手・中里本間に右翼への2ランを浴び、
その後も城所、荒川と連打を許したものの、何とか抑えて勝利。
佐藤亮太粘りの投球で、6イニング1/3を9安打2失点、。
さらに2番手・清水昭信は7回1死一、二塁のピンチを併殺で凌ぐと、
8回に登板した3番手・平井は三者凡退に抑え、責任を果たした。
公式サイトより)


○佐藤亮太
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦に先発し、
6イニング1/3を投げ、9安打2奪三振2四球2失点。
しかし2勝目には目もくれず、次なる課題を掲げる>
「ストレートを意図したところに投げるのを課題として
取り組んできたけど、うまく投げることができなかった」

<粘りは見せたが、意図通りに投げる制球力を欠き、
打たせて取る投球ができなかったことを反省>
「変化球でカウントをうまく取れているので、
ストレートの精度を上げる練習に取り組んでいきたい」。
中スポ


雨天中止などによる振り替えで組まれた
雁の巣での福岡ソフトバンク3連戦の3戦目
打線が好調で、16安打8得点と爆発。
特に4番に座る中村公治2打席連続本塁打を含む
3安打3打点と猛威を振るえば、それを上回ったのがルーキー・谷
3回の適時打を皮切りに、5回にはベースに当たるラッキー打
さらに7回も連打でチャンスのお膳立てをすると、
9回にはホークス5番手・小椋からレフトへぶち込むホームラン!
この日は、5打数4安打1本塁打の3打点
守備がまだまだとはいえ、おそるべき打撃ぶりを見せています!
投げては先発・佐藤亮太が7回途中まで
9安打を浴びながらも粘りの投球で2失点。
制球にやや課題を持ちながらも、まずまずの好投だったとのこと。

なおこれでオールスターブレイクとなるファーム
後半戦は8月5日から地元・ナゴヤ球場での
広島、サーパスとの6連戦から再開する予定です。

2008年7月30日 (水)

中日46勝44敗4分、サヨナラ勝ちで3位ターン!

3月28日に開幕したペナントレース。
前半戦もいよいよ最後のゲームとなりました。
豊橋市民球場での横浜との2戦目。
前夜の浜松では投打に精彩なく完敗のドラゴンズ
この日敗れると貯金がゼロとなってしまう危機でしたが、
狭い球場ならではの一発が飛び交うシーソーゲームの展開に。
それでも8回ウラ、中村紀洋のこの日3発目で同点に追いつくと、
9回ウラ、五輪代表でこの日を最後にチームを離れる
森野が2死二塁から置き土産となるサヨナラ打
劇的に前半戦を締めくくり、貯金23位ターンとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 12回戦
(29日・豊橋市民球場 | 中日8勝4敗)
12218人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日 1x
[勝] 岩瀬(39試合3勝3敗27S)
[D本] 中村紀洋17号2ラン、18号、19号
[Dバッテリー]
佐藤充、高橋、浅尾、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
サヨナラ勝ちで前半戦を締めくくり、3位で折り返し
9回、1死二塁から代打・ウッズが空振り三振。
2死二塁で森野が左中間へサヨナラ打を放った。
常に劣勢の展開だったが、中村紀洋本塁打3発で押し返した。
2回には右へ逆転の2ラン。6回にも右へ同点ソロ。
8回にはバックスクリーンへ同点ソロを打ち込んだ。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


4-4の同点で迎えた9回ウラ、
2イニング目となる横浜のクローザー・寺原から
この回先頭の平田がセンター前に運ぶヒットで出ると、
続く井端がしっかりと二塁へ送って、サヨナラのお膳立て。
荒木を迎えたところで、ドラゴンズベンチが動き、
この日もスタメンを外れていたウッズを代打に起用。
ボルテージ最高潮のなか、意気込んで打席に入った主砲
しかし打ち気にはやってしまい、外へのスライダーに空振り三振
スタンドからはややため息が漏れたものの、依然2死二塁とチャンス。
そして迎えるは、北京五輪日本代表森野将彦
前の打席に古巣初対戦となった石井裕也から
ライト前にヒットを放つなどこの日1安打。
さらに前夜にはバースデーアーチを放ったものの、
この日を最後にチームを離れるだけに、
置き土産として、ここはきっちりと決めておきたい。
その気持ちが乗り移ったか、カウント1-2からの4球目、
内角低目のストレートをはじき返すと、
弾丸ライナーが前進守備の左中間を大きく突破し、
そのままフェンス上の金網を直撃するタイムリー!
二塁走者の平田が生還して、今季4度目のサヨナラ勝ち!
殊勲の一打を放った森野は、一塁を周るとガッツポーズ。
さらに振り返ると、そこにはおなじみ祝福要員小田が。
デラロサ、清水将海、藤井、立浪らにもみくちゃにされると、
その後は中村紀洋、谷繁らにユニホームをだされるは、
ケリを入れられるはと、手荒い祝福の連続
そしてベンチに戻り、落合監督と握手を交わすと、
頭をぽーんと小突いた監督の表情にもまた笑顔
まさに劇的な勝利で、前半戦ラストを飾ることとなりました。


カンベンしてくださいよォ。 敗れれば、ついに貯金が
なくなってしまうというピンチ
さらに前夜の敗れ方が悪かったので、
どうなることかと、
心配していましたが、
豊橋のドラゴンズファンの熱気に押され、
土壇場ながらも勝利を掴んだサヨナラゲーム
とりあえずは、いいカタチ
前半戦を終えることが出来てよかったなと思いました。

どちらかというリードされていた展開が多かったですが、
その都度その都度押し戻してくれたのが、中村紀洋
この日は大爆発し、自身4度目となる1試合3本塁打で4打点。
サヨナラのヒーローこそ森野に譲ったものの、
このゲームを作ったのは、まさにノリさんだったと思いましたね。
まあ両翼93メートルとけっして広くはない豊橋市民球場。
さらに右から左へ強い風も吹いていましたが、
ノリさんの3発は、そんな風とは全く関係ない当たり。
1点先制された2回ウラ、四球の和田を置いての1本目は、
横浜先発・小林の中に入ったチェンジアップを捉え、右中間への逆転2ラン
さらに再び1点ビハインドの6回先頭では、同じく小林から
外へヤマを張って、ストレートをしっかり右へ。
切れそうな感もありましたが、ポールの内側に落ちる同点弾
そしてまたもや1点ビハインドの8回ウラ、
この回からマウンドの横浜5番手・寺原の代わり端、
内へのシュートを振り抜くと、
きれいな放物線を描いた打球は、センターバックボードを直撃。
ノリさん本人「狙っていた」と話し、
2度あることは3度あると言う言葉はあれど、
あそこまで鮮やかに決めてしまうとは…。
左足内転筋を痛めるなど、決してコンディションはよくなく、
前夜は落合ノックの影響もあってか、精彩がなかったものの、
ここぞでの試合では、しっかり仕事をしてくれる背番号99
この日に関しては、まさにノリさまさまさまと感謝しっぱなしでした。


一方、投手陣は、再登録即先発佐藤充
今季1軍登板では最長となる6イニングを投げ、
5安打7奪三振無死球で3失点。
立ち上がりやや力んだものの、初回を4-6-3の併殺で切り抜け、
2回に振り逃げをきっかけに犠牲フライで1点を先制されたものの、
しっかり粘って投げ込んでいましたね。
4回に村田に風に乗せられ、同点弾を浴びたのは減点ですが、
その後も崩れず、続く吉村からなんと5者連続奪三振
特に落差のあるフォークボールが力を発揮。
2度目の同点に追いついたところでマウンドを降りたため、
勝ち星こそ付きませんでしたが、まずまずの出来と言えたでしょう。
この好投でひとまずは、次回先発のチャンスもゲット。
川上、チェンに続き、吉見も故障で離脱してしまう8月
この調子で、手薄な先発陣を支えてほしいと願います。

また2番手以降は勝ちパターンの継投
7回から登板の2番手・高橋ビグビー
ストレートを風に乗せられ、勝ち越されたのは痛かったですが、
そのあと井端トンネルなどで、2死三塁となったピンチで、
やや早めのリリーフとなった3番手・浅尾が、踏ん張りましたね。
迎えたのが、中日戦けっこう打っている大西だっただけに心配でしたが、
力のあるストレートで一塁ゴロに仕留めて、見事な火消し
続く8回も内川、村田をフォークで連続三振
つけいるスキを与えなかったことが、その後の反撃に繋がりました。
岩瀬が抜ける8月、より厳しい場面の登板も予想されますが、
チャンスと思い、ぜひとも踏ん張ってもらいたいところです。


2年連続、そして完全制覇での
日本一を掲げて臨んだ今季のドラゴンズ
4月こそ驚異的な投手力で勝ち抜いたものの、
5月の声を聞き、森野、谷繁、イ・ビョンギュ、井端、
和田
中村紀洋と、主力野手陣に続々と故障が発生
さらに盤石だったはずの投手陣も、
鈴木、山井が故障で、中田、朝倉が不調で離脱。
それでも交流戦こそ苦しみながらも、5割で通過したものの、
ケガ人も復帰しはじめ、反撃を仕掛けたかったこの7月
首位・阪神との9試合を2勝7敗と大きく負け越すなど、
9勝15敗1分けという、まさかの大失速
首位とは13ゲーム、2位・巨人とも3.5ゲームの3位
前半戦を折り返すこととなりました。

この前半戦、一言でいうと
『こんなはずじゃなかった…』
それに尽きるんじゃないかと思いますね。
まあ前年の日本一の反動もあったかもれませんが、
それにしてもケガ人が多すぎ。
さらに自分たちの戦い方を忘れたかという拙いプレーが続出。
投打の歯車が噛み合わず、落としてしまうゲームも多く、
そろそろ浮上するのではないかという期待も、
幾度となくはかなくは消える日々。
悔しい思いをしながら、ナインファン
少なからずそう感じたことと思います。

それでも今シーズンの戦いはまだ続きます。
エース守護神、切り込み隊長に、
ユーティリティプレーヤーの強打者を欠いて臨む後半戦
苦しい展開となってくるのは、十分に想像が付きます。
しかしこの日のサヨナラ劇のように、
何度も突き放されながらも、食らいつき勝利をもぎ取る
そういうゲームができれば、苦境もいくらか打破できるのでは。
かなりゲーム差も離されてしまい、逆転Vは困難とはいえど、
3位狙いというのはくれぐれもゴメン。
そういう意気込みでは、掴めるものも掴み損なうことが関の山。
あくまで勝負を捨てずに、一戦一戦を全力で臨み、
選手それぞれが自らの持ち場で働き、勝利を積み重ねていくこと。
残り50試合、ドラゴンズナインのさらなる奮起を期待します。

きょう30日からは、しばしのオールスターブレーク
例年と違い、それほど長くはないですが、
後半戦はいきなり昌さん『200勝フィーバー』からスタートします。
いいカタチでスタートを切って、ベテランの偉業を祝福。
そして苦しい8月を乗り越えられるよう、
それぞれが準備を進めてほしいと期待したいです。


☆ウィナーズ・ボイス(29日)

○森野将彦
<9回2死二塁から左越えにサヨナラ打を放つ。
五輪代表としてチームを離れる前の最後の試合を勝利で飾り>
「チームが勝ってよかった。
(横浜の)外野が前にいましたからね。
打った瞬間、越えたなって。
あの場面は勝負してくると思った。
直球待ち? そんなことはないんですが、
甘い球がきたら積極的にいこうと思っていました」

<五輪代表に決まってからラストゲームまでの11試合で
42打数16安打3本塁打9打点の打率.381。その自己評価は>
「打つ方はよかったけど、守る方で迷惑をかけましたからね。
(五輪から)帰ってきたら、しっかりやって貢献したい。
打てて良かった。気持ちよく五輪へ行けるね? そうですね」
中スポサンスポ時事通信スポニチ名古屋名タイ

○中村紀洋
<7年ぶり4回目の1試合3本塁打を放つなど、4打数4安打4打点。
負ければ貯金がなくなる窮地に立たされても
チームを奮い立たせようと、思いを込めた3本に>
「チームの勝敗を、5割にするわけにはいかなかった。
勝たないと。絶対に勝たなあかんから」

<2回に放った逆転2ランは、
追い込まれてからチェンジアップをとらえ>
「うまく右方向へ打てました」

<6回は失敗を恐れず積極的に1-3から打って出て、
右翼ポール際へ運ぶ>
「打ったのは直球。ホームランを狙っていた。狙い通り」

<1点を追う8回にはバックスクリーンへ豪快に突き刺す>
「3本目はシュート。狙ってました。勝たなあかんからね」

<追い詰められても冷静に見極め、
気持ちを一点に集中し、狙って結果を出した>
「そういうときは何でもかんでも来たボールを打つわけじゃない。
これというボールが来ないと打てない。打てるボールを狙わないと。
本塁打が打てたというより、そういう場面で打てたことが一番。
負けているところで打てたのが良かったんや」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー

○平田良介
<7回途中から守備で出場すると、まずは7回先頭で左前打。
さらに9回先頭の場面では中前打を放ち、サヨナラの本塁を踏む。
サヨナラ勝利の陰のヒーローとなり>
「(いい仕事ができて)よかったです。
きょうは集中して打つことができたと思います」
(中スポ、サンスポ

○浅尾拓也
<1点ビハインドの7回途中に3番手で登板すると、
1イニング1/3を打者4人でピシャリ。
完ぺきなリリーフで逆転のおぜん立てを整え>
「そうですね。きょうはいい投球ができました。
きょうは真っすぐが良かった。力で押そうと思った」

<セットアッパーに昇格した後の成績は
8試合、12イニングを投げて無失点と抜群の安定感。
リリーフの柱に急成長したが、身近にいる『お手本』は岩瀬。
球界を代表するクローザーの姿勢を参考に意識も変わった>
「練習のときからコーナーコーナーにきちんと投げ分けている。
昨年は『ただ投げるだけ』だった。
今年は『腕を振って変化球を投げよう』とか、
考えながら投げられるようになった」

<岩瀬が北京五輪で離脱する8月、
抑えの座を引き継ぐとみられるが>
「岩瀬さんの穴は一人じゃ埋まりません。みんなで埋めていきたい」
中スポ

○佐藤充
<20日ぶりの先発で6イニングを5安打7奪三振3失点。
勝ち星こそ付かなかったが、今季最長イニングを投げ>
「立ち上がりに空回りしてしまいましたが、
途中から腕も振れて、最低限やるべきことは
少しずつでもできたかなと思います」
(東京中日、サンスポ

○岩瀬仁紀
<9回に4番手で登板。3人で抑え3勝目を挙げる。
五輪前最後の登板で、自ら有終の美を飾り>
「これで気持ちの整理をして(五輪に)いくことができますよ」

<ここから先は、ユニホームを着替えて『日本の岩瀬』となるが>
「自分の後? それは気になりません。
チームの結果は気になりますけどね。
必ずやってくれる。そう信じてボクは北京に行ってきます」
中スポサンスポ

○荒木雅博
<これが五輪前の最終戦。
9回の好機で今季初めて代打が送られたが>
「疲れましたね。
でも、最後にチームが勝ててよかったです」
(東京中日)

●石井裕也(横浜)
<古巣中日相手に初登板。
1点リードの7回、2死二塁でマウンドに上がったが、
森野に右前打を許し、打者1人で降板>
「追い込んでから(スライダーが)甘く入った。悔しいです」
(東京中日)

○和田一浩
<試合前の練習にストッキングを上げるクラシックスタイルで登場。
球宴前最後の試合だけに気合を入れたのかという質問にニヤリと笑い>
「井端もやっていたのでマネしました。気分的にも違いますしね」
ニッカン


○落合監督
<貯金2で前半戦を終えて>
「別に総括しなくてもいいんだろ」
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ


ドラゴンズトピックス(29日)

今日の公示。(29日)
◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 佐藤充投手
公式サイト共同通信社

オールスターゲーム 出場選手変更

【出場辞退選手】
▽中日ドラゴンズ 投手 吉見一起 (右肩関節炎のため)
【補充選手】
▽中日ドラゴンズ 投手  小笠原孝 初出場
NPB公式サイト


◆吉見一起
<右肩関節炎と診断され、
この日『マツダオールスターゲーム2008』の出場を辞退。
当面はノースローで炎症が治まるのを待ち、治療を最優先する>
「ぜひとも球宴に出たいと思っていたんですが、
無理をして出るわけにもいかず、辞退させていただきました。
もちろん1日も早く1軍に戻るつもりですが、焦らず、じっくりと治します。
バランスボールなどを使って体のバランスを修正することをやっています。
早く1軍で投げられるようにがんばりたい」
(東京中日、ニッカン

◇小笠原孝
<吉見の代替選手として球宴に出場することに。
10年目の初出場に満面の笑みを浮かべて>
「光栄なことですからね。
素直にうれしいですけど、恥をかかないようにやってきます」
(中スポ)

◇落合監督
<右肩痛を訴え、球宴を辞退した吉見に心配顔>
「肩が痛いのに投げさせられないだろ。
吉見は(球宴)辞退だ。これで10日間は出られないわけだけど、
10試合外れても(1軍に)戻って来れないだろう。
今年ずっと投げられないかもわからないぞ」
(東京中日、スポニチ名古屋ニッカン


オールスターゲーム運営委員会がこの日、出場選手の変更を発表。
監督推薦で初出場の予定だった吉見が右肩痛のため、出場辞退
その代替選手として小笠原が出場することになりました。
突然の「吉見故障」の報に驚きましたが、
中スポによると、21日に出場選手登録を抹消された吉見
その前後で右肩に異常を訴えたようで、28日に2度目の精密検査。
その結果「右肩関節炎」と診断され、辞退申請となったとのこと。

医師の診断では「炎症は軽度」となっていますが、
落合監督も長期離脱を示唆するコメントを出していますし、心配ですね。
規定により、オールスター終了後の公式戦10試合
終了するまで登録できないということで、8月半ばまでの離脱は確実。
ただそれ以降も離脱となってしまうと、
チームにとって大きな痛手となってきそう。
それでも前半戦、吉見の活躍はめざましかったですし、
まずは治療などに専念。そしてしっかり治してほしいですね。
そして再び1軍に戻ってきての快投を願います。

また代役ながら、10年目にして初の球宴出場となる小笠原
この5連戦で先発してくると思いましたが、結局登板なし。
もしかして故障かも?と勘ぐりましたが、
球宴に出られるぐらいですから、考え違いだったかもしれませんね。
まあせっかくの晴れ舞台ですし、憲伸先輩と一緒に頑張って下さい。


若竜トピックス(29日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
福岡ソフトバンク-中日 16回戦
(29日・雁の巣球場)
  001 100 200 = 4
  000 010 60× = 7
[敗] 赤坂(14試合4勝4敗1S)
[D本] 堂上剛裕3号
[D投] 赤坂、小林、清水昭信、菊地
公式サイト

【ゲームレビュー】
3回、福岡ソフトバンク先発・大田原を攻め、
前田左越え二塁打と岩﨑進塁打で1死三塁から、の左犠飛で先制。
さらに4回、右中間二塁打の堂上剛裕を二塁に置き、
堂上直倫が左中間へ適時二塁打。兄弟連打で追加点を挙げる。
先発・赤坂は4回まで3安打無失点と好投したが、
5回ウラに本間、小斉の連打と犠打、さらに江川四球で
1死満塁から、福田秀平の二ゴロの間に失点してしまい、1点差。
しかし7回、堂上剛裕が右越えにソロ本塁打を放つと、
1死後、前田、岩﨑の連打からの左翼線適時二塁打で1点を加え4-1
ところが7回ウラに赤坂が突然崩れ、
本間死球、小斉右翼線二塁打で無死二、三塁から
山崎の遊撃内野安打で失点すると、
福田に四球を与えてしまい、1死満塁。
代わった2番手・小林明石を三振に取り、2死としたが、
金子に左前へ2点適時打を許してしまい、4-4の同点
さらに城所にも右前適時打を浴び、4-5と逆転されると、
代わった3番手・清水昭信の暴投で2死二、三塁から
レストビッチにダメ押しの右中間2点適時二塁打を喰らい、4-7
この回の大量失点が響き、福岡ソフトバンクに敗れる。
公式サイトより)


●赤坂和幸
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦に先発し、
6イニング1/3を投げ、7安打4四死球の5失点。
7回に2点目を許すと、さらに1死満塁のピンチを招き降板。
負け投手となり、月間3勝目とはならず>
「前半は調子もよくストレートも走っていたけど、後半はバテてしまった。
7回に先頭打者に無意味なデッドボールを与えてしまったことと、
ランナーをためて降板してしまったことが反省点です」
中スポ

●小林2軍投手コーチ
<粘りの投球をしながら、KOされた赤坂について>
「7回は少し気の緩みがあったと思う。
全体的にはいいピッチング。次に期待したい」
中スポ


フレッシュオールスター 出場選手変更

【出場辞退選手】
▽中日ドラゴンズ 投 手 山内壮馬 (チーム事情の為)
▽中日ドラゴンズ 外野手 平田良介 (チーム事情の為)
【補充選手】
▽中日ドラゴンズ 投手 赤坂和幸 背番号54
▽中日ドラゴンズ 捕手 田中大輔 背番号22
NPB公式サイト


雁の巣での福岡ソフトバンク3連戦の2戦目、
中盤に堂上兄弟連打で得点を加えるなど、
立ち上がりからドラゴンズペースで進んでいたものの、
粘りの投球を続けていた先発・赤坂が、
バテもきたか、7回に捕まってしまいノックアウト。
さらに代わった小林、清水昭信も揃って炎上。
一挙6点を奪われ、逆転負けとなってしまいました。

ところでオールスター同様、
フレッシュオールスターゲームも出場選手が変更に。
ただこちらは故障ではなく「チーム事情の為」。
平田山内の後半戦1軍スタートがこれで確定しました。

2008年7月29日 (火)

チェン空回りワースト5失点、疲労竜ベイに完敗。

前半戦もいよいよ残り1カード2試合
前夜ようやく甲子園での連敗を止めたドラゴンズ
浜松、豊橋と地方球場での横浜との2連戦。
その初戦、中5日で先発したチェンの調子が今ひとつ。
3回に自らのミスも絡み先制を許してしまうと、
その後も踏ん張れず、自己ワーストの5失点で降板。
一方打線は、横浜先発・三浦に翻弄される始末。
終盤、この日30歳の誕生日を迎えた森野
井上に本塁打こそ出たものの、三浦に完投勝利を献上。
またしても乗り切れず、最下位チームに完敗しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 11回戦
(28日・浜松球場 | 中日7勝4敗)
13367人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日
[敗] チェン(31試合4勝4敗)
[D本] 森野11号 井上1号
[Dバッテリー]
チェン、山内、長峰、ネルソン - 谷繁、清水将海

【ゲームレビュー】
投打にいいところなく大敗
チェンは自分のミスから崩れた。
3回無死一塁から三浦の送りバントを野選。
ピンチが広がり、仁志、内川の連続適時打の後、
吉村にも適時打を許した。
5回にも内川に適時二塁打されるなどし、主導権を握られた。
打線三浦の丁寧な投球に攻め手を欠いた。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


聞くところによると、最近ドラゴンズは、
主催の地方球場ゲームに強いらしく、
昨年7月から、豊橋、富山、金沢、福井、
さらに今季も岐阜、金沢、富山となんと7連勝中だったんですね。
ただ浜松に関しては、昨季も東北楽天戦でまさかのエラーで黒星。
そして今季も恥ずかしいゲームになってしまったようで…。
ゲームの経過を淡々と振り返ると↓

ドラゴンズ・チェン、横浜・三浦大輔の先発。
1回ウラ、1死から『三浦キラー』荒木が右前打を放つも、
この日30歳の誕生日森野は打ち上げ、ライトフライ。
4番・和田は止めたバットの投ゴロに倒れる。

2回、村田四球、吉村右前打、
さらにビグビー二ゴロ進塁打で、1死二、三塁。
続くジェイジェイには高々と打ち上げられ、レフトフライ。
村田がタッチアップでスタートするも、
レフト・和田がダイレクトで好返球
ワンバウンドで谷繁の構えるミットに到達し、本塁タッチアウト
べんちゃんビームチェンは救われ、ピンチを凌ぐ。

しかし3回、その守りからミスが。
先頭・相川が引っ張り、三塁へのゴロ。
ところが森野の足が付いていかず、抜かれてしまうと、
続く三浦の投前の犠打を捌いたチェンが思い切って、二塁へ送球。
タイミングこそアウトだったものの、
送球が逸れてしまい二塁セーフ。(記録は犠打野選
これでリズムを崩してしまったチェン
続く大西にキッチリ送られ、1死二、三塁とされると、
仁志に外へのストレートをライト前に落とされタイムリー(0-1)
さらに内川には内へのストレートを
鈍いながらもレフトへ落とされタイムリー(0-2)
なおも2死から吉村に真ん中高目のつり球を叩かれ、もう1点(0-3)
一、三塁というシチュエーションを何度も作られ、
ストレートをことごとくはじき返されたチェン
プロ初先発の思い出の地で、自ら崩れ3点を失った。

3回ウラ、1死から迎えるは、そのチェン
4球目、中に入ってきたストレートを打ち返すと、
打球はレフトの頭上を越えていくツーベース
気持ちがはやったか、チェン暴走
二塁をまわり、果敢に三塁を狙ったもののあえなく憤死
悔しがるチェンをよそに、やはりベンチは苦笑い
そのあと井端遊撃内野安打、荒木四球で繋がっただけに。
二塁で止まっていれば…と、台湾風味タラレバ炒め

4回ウラは、4番からの好打順。
しかしこの日は三浦の前に、ノリべんコンビ今ひとつ
先頭の和田が真ん中低目のストレートを打ち損じ、右飛に倒れると、
フルスイング連発の中村紀洋はファウルを繰り返すも
最後は真ん中ワンバウンドのフォークを空振り三振。
さらに6番・井上がカーブに泳いで、ショートフライ。
ここまで感じがよかったのはイバアラだけ。
後の打者は三浦の丁寧な投球に翻弄されてしまう。

5回、上位に捕まり、1死二塁と再びピンチのチェン
迎えた内川に真ん中低目のフォークをすくい上げられると
前進守備のレフトの頭上を越えていくタイムリーツーベース(0-4)
手痛い追加点を奪われると、さらに続く村田にも
内へのストレートを引っ張られ、レフト前ヒット。
繋がれてしまい、またも一、三塁とされてしまうと、
吉村に低目のストレートをきっちりライトへ運ばれ、犠牲フライ(0-5)
ストレートのキレ、制球、そしてリズムとすべて今一つチェン
結局92球を投げ、8安打3奪三振1四球で5失点
前半戦最後の登板を白星で飾れず、この回でマウンドを降りた。


前半で5点のビハインド。
さらに好投の三浦にを手こずり続けるドラゴンズ打線
それでも6回ウラ、先頭・井端が投手の股間を抜くヒットで出ると、
荒木も痛烈に一塁手のミットを弾くヒット。
無死一、三塁でクリーンアップへと繋ぎ、反撃開始。
ところが森野が外へのカーブを右へ持って行くも、一塁正面のゴロ。
飛び出していた井端が三本間で挟まれ、殺されると、
なおも1死一、二塁で迎えた和田が、
外へのストレートを叩くも二塁正面のゴロ。
4-6-3と渡ってしまい、ダブルプレー
思わず首をかしげる和田
しかしこの拙攻で勝負の行方は、ほぼ決まった感が。

7回、2番手で登板の山内はボールが先行。
1死三塁から内川にスライダーを叩かれ、
センター前へのタイムリーを許すと(0-6)
そのウラ、途中出場の清水将海
初球カーブを思い切り引っ張ってのタイムリーツーベース。
ようやく1点を返し、完封を免れたものの(1-6)
それでも8回、3番手・長峰が下位打線に捕まってしまい、
大西に右中間を大きく割られる2点タイムリーツーベース(1-8)
そのウラ、森野がライトスタンドへ飛び込む
バースデーアーチを放ち、浜松のファンを盛り上げるも(2-8)
9回には4番手・ネルソン村田にレフトフェンス直撃の
タイムリーツーベースを浴びてしまい、ダメのダメ押し(2-9)
そして最終回、完投を目指す三浦
先頭・井上が今季1号をライトへぶち込み、
意地を見せたものの。もはや後の祭り(3-9)
最後は清水将海、平田と連続三振に倒れて、ゲームセット
打線がつながり、着実に得点を重ねた横浜を尻目に
またしても波に乗りきれず、投打に精彩を欠いたドラゴンズ
足かけ2年間の地方球場での連勝は、7で止まることとなった。


欲張りすぎマシタ。ゲームのポイントとしては、
チェンベイ打線
捕まってしまったことと、
野手陣の拙攻というところでしょうか。
チェンに関しては、
良い言葉なら「空回り」
悪い言葉で言えば「自滅」という感じでしたね。
2回連続の中5日となってしまいましたが、
粘った前回に比べたら、ストレートの制球が今ひとつ甘かったような。
さらに本来の自分のペースで投げられていなかった印象でしたし、
リズムを崩す原因となったバント処理ミス、さらに暴走も含めて、
ある意味チェン「若さ」が出てしまったようですね。
ただそれでもこの前半戦、先発に中継ぎにと
チェンは本当に頑張ってくれたこともありますし、
まあ今回に関しては、とりあえず仕方ないかなと。
これでチームを離れ、8月は北京でそのチカラを発揮することになりますが、
しっかり「経験」を積んで、再びチームへと戻ってきてもらいたい。
そしてシーズン終盤へと繋げてほしいと願います。

一方、打線は繋がっての得点は、清水将海のタイムリーだけ。
終盤にホームランがちらほら出たものの、焼け石に水。
三浦の丁寧な投球の前に、脱帽というところになりました。
特にノリべんコンビが完ぺきに翻弄され、
機能しなかったことが攻撃力を大きく低下させましたね。
まあこの暑さですし、シーズンの疲労もピークでしょう。
今回はこういう日もありますで済ませますが、連日はカンベンです。


またしても波に乗れず、最下位チーム完敗
しかし前半戦最後となる第2戦はきっちり締めて終わらせたいですね。
荒木、森野が離脱するため、ベストメンバーの布陣もしばらくお預け
だからこそ良いカタチで繋がっての白星を期待したい。
さらに北京へ向かう守護神・岩瀬
地元ファンの後押しで送り出してあげたいところ。
そのためには勝ちパターンにして、登板できる展開にしないと。
苦しかった前半戦でしたが、最後の最後こそは快勝希望
そして気持ちよく締められるよう、頑張ってほしいと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(28日)

●チェン・ウェイン
<北京五輪前のラスト登板は5イニング8安打5失点で今季4敗目。
台湾代表左腕がプロ初先発を果たした思い出の地・浜松で沈み>
「五輪に行く前に勝ちたかったんですが…。
勝ちたくて逆に体が重くなった。
今日はバランスもスピードも悪くなかった。
でもストライクがとれなくて、なかなかうまくいかなかった。
(3回の)野選はバランスを崩した? そうですね。
(4回の)走塁ミスは欲張った? そうですね。ボクのミスですね。
自分のミスだから、しょうがない。
きょうは勝負どころでコースが甘くなってしまった。
五輪から帰ったら、自分のピッチングができるようにしたい。
次回は取り返したい」
中スポおおさか報知共同通信社時事通信
スポニチ名古屋ニッカン名タイ

●谷繁元信
<3回無死一塁で三浦の犠打でチェンに二塁送球を指示。
犠打野選となり、ピンチを広げてしまったことに>
「タイミングはアウト。もったいなかった」
スポニチ名古屋名タイ

●森野将彦
<8回2死から右翼席中段へ
自ら30歳のバースデーを祝う11号本塁打を放つ>
「完ぺきなバッティングができました」

<自画自賛の当たりだったが、試合に敗れたため、
『バースデー・アーチ』となったことについては言葉少な>
「特に言うことはありませんけど…」

<プロ12年目の30歳といえば、文句なしにベテランの域。
けれども成長を続けている男に「熟練」の文字は似合わない>
「のびしろ? もちろん、まだまだあると思っていますよ」
中スポスポニチ名古屋

●井上一樹
<9回、右翼席中段に1年ぶりの1号ソロ本塁打を放つ。
遅ればせながらの今季1号に>
「久しぶりなんでね。
行ったとは思ったけど、感触も忘れちゃってましたよ」

<相手が三浦というのはうなずける話。
この2年で10打数6安打の番長キラー。『合うのか?』と聞けば>
「そんなことないんです」

<8月は森野が抜け、外野の枠が1つ空く。
小池、平田と中堅・右翼を奪い合うことになるが>
「これからも割り切っていくしかないですよ」
中スポサンスポ

●清水将海
<6回の守備から出場し、打撃で活躍。
6点を追う7回に左翼線適時二塁打を放ち、この日チーム初打点>
「どんな球でもストライクゾーンに来たら、
初球からいこうと思っていました」
(東京中日)

●荒木雅博
<1、6回に右前打を放ち、6試合ぶりにマルチ安打を記録。
今季もこれで6打数3安打と三浦キラーぶりを発揮も>
「2本ともいい当たりでした。
負けたらしょうがないです。あした頑張ります」
(東京中日)

●和田一浩
<2回、ジェイジェイの飛球を捕ると、本塁へダイレクト返球。
『おじさんレーザービーム』で三走・村田を見事に刺すも、
6回1死一、二塁で二ゴロ併殺打に倒れたことを悔やむ>
「それはそれとして、チャンスで打てなかったのが」

<完投された横浜・三浦についての印象は>
「スピードは感じなかったが、丁寧に投げてきました」
(東京中日、サンスポ

●山内壮馬
<6回から2番手で登板し、2イニングを2安打1四球1失点。
6回は2三振を奪い、三者凡退に打ち取ったが、
内川に適時打を浴びた7回の投球内容を反省>
「6回はいい感じでいけましたが、
7回はコントロールが甘くなってしまいました」
(東京中日)

●新井良太
<浜松在住の駒大野球部前監督・太田誠氏の訪問を受け懇談。
『体が大きくなったな』と声をかけられ、緊張の面持ち>
「監督(太田氏)にお会いするのは1年半ぶりくらいになります。
監督の前ではいつでも緊張します」
(中スポ)

●平田良介
<8月9日に行われる北京五輪日本代表の強化試合の
相手となるセ・リーグ選抜のメンバーに
吉見、清水将海、新井とともに選出され、意気込む>
「一流の選手たちとプレーができるのが光栄です。
恥ずかしくないプレーをしたい」
(東京中日)


◆小田幸平
<26日の甲子園の三塁ベンチ前で
準備運動しながら、川上と10分以上話し込む。
一夜明けての反省会について>
「内容は企業秘密だよ。
ああやって、じっくり話し合えるのはいいことだよね。
憲伸(川上)さんは経験のある人だから、
いろいろ教えてもらえるしね。
(一夜明けてという利点は)その日に話をするよりは、
1日たっていれば、お互い冷静になっているから、
本音を言いやすいでしょう。それが大事なんです。
お互いの意見を出し合うんです。あそこはどうすればいいとか」
(中スポ)


●落合監督
<投打に精彩を欠き、最下位の横浜に完敗。
6回無死一、三塁を逃すなど拙攻続き>
「乗り切れないって言うのかねえ。
その局面、局面で自分たちがもうちょっと、
頭を整理していかなきゃいけないんじゃないの。
整理ができていない。その部分だけだと思う」

<この日試合前練習では井端、森野、ウッズ、
中村紀洋に向けて雨中のオレ流ノックを敢行。
左足内転筋痛の中村紀洋は両手でバツをつくって
ノックを辞退しようとしたが三塁の位置につかせて打球を浴びせる>
「(ノックをするか)決めるのはオレだぞ。
(出場選手登録を)抹消するぞ」
(中スポ、共同通信社時事通信毎日jpニッカン名タイ


若竜トピックス(28日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
福岡ソフトバンク-中日 15回戦
(28日・雁の巣球場)
  100 100 000 1 = 3
  000 000 011 0 = 2
[勝] 平井(2試合1勝)
[S] 中里(11試合2敗2S)
[D本] 中村公治6号
[D投] 川井、小林、清水昭信、平井、中里
公式サイト

【ゲームレビュー】
初回、福岡ソフトバンク先発・スタンドリッジから
岩﨑左翼線二塁打と犠打で、1死三塁とすると、
森岡が右前へ適時打を放ち、先制
4回、柳田の中前打と中村一生の四球で2死一、二塁から
堂上直倫が中前に適時打を放ち、追加点を挙げる。
先発・川井は立ち上がりからスライダー、カーブの制球が良く、
危なげない投球で7イニングを4安打無失点。
しかし8回ウラ、2番手・小林金子に四球と盗塁を許し2死二塁で降板。
代わった3番手・清水昭信レストビッチに四球を与え、2死一、二塁。
次打者・吉川を三ゴロに抑えたが、堂上直倫がこれをトンネル
タイムリーエラーとなってしまい、1点を返される。
さらに9回ウラ、4番手・平井が捕まり、
先頭・江川に左中間二塁打を許すと、犠打と代打・小斉の左犠飛で同点
さらに明石左中間三塁打と金子、城所の連続四球で2死満塁。
一打サヨナラのピンチを招くも、中村晃を遊ゴロに凌ぎ、延長戦へ。
延長10回、ホークス5番手・川頭秀人から
この日2安打の中村公治が、左翼へ勝ち越しのソロ本塁打
そのウラを5番手・中里が抑えて、3-2で勝利。
公式サイトより)


○川井進
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦に先発。
7イニングを4安打2奪三振3四死球無失点に抑え、復調をアピール>
「調子はあまりよくなかったが、
先頭打者を塁に出さないことを心掛けて、
それができたので抑えることができたと思います」
中スポ

○小林2軍投手コーチ
<復調への足掛かりをつかんだ川井の投球を評価>
「7イニングを無失点に抑えたという結果は評価できる。
あとは無駄な四死球を出さないように心掛ければ、
8月に(1軍再昇格の)チャンスがあると思う」
中スポ

ファーム7月最後のカードは、雁の巣での福岡ソフトバンク戦
終盤追いつかれながら、延長戦の末、
4番・中村公治の決勝弾で制したようですが、
その中でこのところ2連敗と調子を落としていた先発・川井復調
立ち上がりこそ、ヒットと2つの四球で
2死満塁のピンチを作ったものの、そこを凌ぐと本来の粘りの投球
走者こそ出しながら得点までに結びつけず、7イニングを無失点。
基本に立ち返ったことで、再浮上へのきっかけを掴んだようです。

エース・川上チェンが抜ける8月の1軍先発陣
何とか間に合った中田と、200勝まであと1の昌さん
確定として、残る3~4枚が今ひとつ不確定
今夜の1軍先発予想の小笠原に何もなければ、1枚は確実なのですが、
残りを埋めるべく、放牧中の吉見、ファーム再調整のW佐藤
そして川井辺りにも加わってきてもらいたいところ。
チャンスはすぐそこにあるものの、あとは掴めるかどうか。
さらに調子を上げ、名乗りを上げてほしいものです。

2008年7月28日 (月)

山本昌甲子園で勝った、ついに200勝へ王手!

拙攻拙守とまるで良いところなし。
敵地・甲子園ではついに7連敗。さらに阪神に早くも
今季のカード勝ち越しを決められてしまったドラゴンズ
前半戦最後の対戦で何とか一矢報いておきたいところ。
迎えた第3戦、中5日で先発したベテラン・山本昌
味方のミスをきっかけに先制こそ許したものの、
5イニングを4安打1失点(自責0)に抑える粘投
一方打線は6回、相手のミスをきっかけに繋いで繋いで大逆転
6点を奪うビッグイニングで一気に勝ち越すと、
多少は詰め寄られるも、最後は守護神・岩瀬が締めて勝利。
甲子園で今季初勝利を挙げ、チームの連敗を3で止めるとともに、
山本昌はこれで通算199勝目
ついに悲願の200勝に王手をかけることとなりました!

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 17回戦
(27日・阪神甲子園球場 | 中日4勝12敗1分け)
43526人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神
[勝] 山本昌(14試合6勝3敗)
[S] 岩瀬(38試合2勝3敗27S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
山本昌、高橋、浅尾、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
山本昌が踏ん張り、打線が応えて逆転勝ち。
通算200勝へ王手をかけた

4回、井端の失策がきっかけで
2死一、二塁から鳥谷に先制打を許したが、
気持ちのこもった投球で味方の反撃を呼び込んだ。
打線は6回、相手のミスにつけ込んで集中打で6点
無死一、二塁で和田が右中間へ逆転の2点三塁打。
中村紀洋も適時打で続き、2死満塁から井端の3点三塁打が飛び出した。
阪神渡辺が大誤算だった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズ・山本昌、阪神・金村曉の先発。
両投手ともに順調な立ち上がりで序盤3イニングを無失点。
しかし4回、思わぬアクシデントを境にゲームが動き出します。

1死から迎えるは、この日も4番の和田
しかしカウント2-2からの6球目、
突如ナイター照明の一部が消えてしまい、和田がタイムを。
どうやら送電線への落雷が影響し、照明機材が不良
復旧作業のため、ゲームがいったん中断することに。
そして13分後、再開した1球目のスライダーを
和田が叩くと、三塁線を抜いていくツーベース。
金村曉キラーが先制への口火を切ると、
中村紀洋も続いて、中に入ったストレートを右へ運び一、三塁。
大きなチャンスで迎えるは、6番スタメンの井上
ところが相変わらず「あと1本」が出ないドラゴンズ
カウント2-1からの4球目、外へのシュートを叩くと、
二塁ベース寄りへのショートゴロ。
掴んだ鳥谷がそのままベースを踏んで、一塁へ。
6-6-3と渡る最悪のダブルプレーでチャンスを逸します。

さらに飛び出したのが、前夜を引きずるかの守りのミスが。
それも思いも寄らぬ選手から…。
4回ウラ、先頭の平野の当たりは平凡なショートゴロ。
ところが井端のグラブの網にボールがひっかかかったようで、
送球のさい、ボールが手に付かずお手玉
名手らしからぬエラーイヤな予感が漂います。
さらに続く新井には詰まりながらもセンターに落とされ、
無死一、二塁と繋がれてしまった山本昌
それでも金本を内角低目へのストレートで見逃し三振に斬ると、
さらに関本を外へのストレートでライトフライ。
コワイ打者を続けて打ち取り、2死まで持ってきますが、
鳥谷にカウント1-2からの4球目、
外へのスライダーを叩かれてしまい、一、二塁間を破るタイムリー。
またもミスがきっかけとなる失点で、先制を許したドラゴンズ
それでもここで踏ん張ったのが、さすがはベテラン
なおも2死一、二塁から続く矢野
この日よかった外角低目のストレートを2球続けて
あっという間に追い込むと、3球目もそのまま
外へのストレートで空振り三振に。
畳み込まれず1失点で踏ん張ったことが、その後に繋がりました。


踏ん張るベテランの粘投に何とか報いたい。
それがようやく結実したのが、6回。
継投策の阪神は、この回から2番手に渡辺を持ってきますが、
先頭の荒木がカウント1-1から
外へのスライダーを叩くと、二塁へのゴロ。
ところがこれを関本がファンブルしてしまい、エラー
阪神きっての名手のエラーがきっかけとなり、
流れが徐々にドラゴンズへと傾きはじめます。
さらに投球に精彩を欠く渡辺から
続く森野が粘った末に、チェンジアップをうまくセンターへ運ぶと、
スタートを切っていた荒木は一気に三塁へ。
エンドランが決まり、無死一、三塁として迎えるは、和田
お得意の金村曉こそ下がってしまったものの、
ここで何とかするのが4番のお仕事
それにきっちり応えた、カウント1-0からの2球目、
真ん中高目に甘く入ったストレートを積極的に叩くと、
打球は右中間を大きく破っていくタイムリー!
荒木が、そして森野が生還して、2-1と一気に勝ち越し。
これまで散々やられてきたミスに乗じての得点
ゲームをひっくり返します。

さらにこの流れに乗ったのが、中村紀洋
ややショック気味の渡辺の投じた2球目、
シュート回転した内角低目のストレートを叩きつけると、
高く弾んだ打球は、三塁の頭を越えていくタイムリーツーベースに。
打ち損じが転じたラッキーヒットながら、
クリーンアップの3連打で1点を追加します。
なおも無死二塁から、続く井上は内へのスライダーに
キャッチャーフライに倒れるも、
小池がセンター前に抜けるヒットで出ると、
続く谷繁もフルカウントから低目をきっちり選んで四球。
1死満塁で山本昌というところでベンチが動き、
代打に、この日もベンチスタートのウッズを起用。
切り札の主砲を送り込み、勝負をかけてきます。
前夜も代打で三振と低調続く主砲ですが、
ここで一打を放ち、ゲームの行方を決めてほしい。
ところが早々2ストライクと追い込まれると、
6球目、この日最も決まっていた外角高目のスライダーを見逃し三振
絶好機に不発に終わってしまい、2死満塁に。
それでもここで最も気合が入っているはずの男。
トップに戻って井端に打順が回ります。
前のイニング、自らのエラーが痛恨の先制点に。
満塁という大きなチャンスでやり返し、何とか取り返したい
その気迫が勝ったか、カウント1-1からの3球目、
外角高目に抜けたチェンジアップを完ぺきに叩くと、
高く上がった打球は左中間の真ん真ん中を大きく突破!
中村紀洋が、小池が、そして一塁から谷繁も生還。
走者一掃となるタイムリースリーベースで、6-1と大きくリード。
虎の勝ちパターンの1人・渡辺を一気に攻略してのビッグイニング。
そして山本昌199勝目の権利もプレゼントします。


5点の大量リードとなったドラゴンズ
その後は楽にいけそうに思えましたが、
さすがに相手は、首位・阪神
さらに『山本昌の199勝目』がかかる大事なマウンド。
リリーフ陣にもやや重圧がかかったようで…。
6回ウラから2番手には、高橋
しかしこの日の投球は、コースがやや甘め
いきなり平野に一、二塁間を破られると、
新井は外へのストレートで空振り三振に取ったものの、
金本にも一、二塁間を破られてしまい、1死一、二塁。
さらに2日連続お立ち台の関本には、カウント1-3からの5球目、
四球を避けたいか、ストレートがど真ん中に。
これを逃さず捉えられると、打球は左中間へ一直線。
3ランホームランとなってしまい、6-4と2点差。
せっかくの楽勝モードが一気に冷や汗へと持ち込まれます。

それでも2点差になったことで投球に締まりが。
2死後、矢野のレフトオーバーのツーベースを浴びた高橋でしたが、
バルディリスを落ち着いて、内で詰まらせ三塁ゴロに取ると、
7回、8回と今やセットアッパーの浅尾が2安打こそ打たれたものゼロに。
そして最終回は、1週間ぶりの登板となる守護神・岩瀬
その一週間前、めった打ちを喰らった阪神打線にきっちりリベンジ
1死から赤星にレフトへ流され、走者こそ出すものの、
リーソップの代打・高橋光信を真ん中低目のシュートで空振り三振
そして最後は平野を外のスライダーで二塁ゴロに取り、ゲームセット。
相手のミスに乗じて、打線が繋がり一気に逆転
ようやく今季甲子園での連敗を7で止めたドラゴンズ
ここまでやられ続けたに一矢報いることに成功。
また大量点に守られた山本昌は、3連勝で今季6勝目。
そして通算で199勝とし、2年越しのカウントダウンは、
いよいよあと『1』。ついに王手が掛かりました。


ようやくここまで来た。ついに199勝目、
昌さん王手がかかりましたね!
元祖・『地方球場の鬼』だけに、
あすの浜松で
投げるのかなと思いきや、
チーム事情もあってか、
中5日でのマウンド。
それが功を奏し、
今季これまで散々
悔しい思いをさせられた
阪神相手
勝ち星を稼いでくれることになり、
勝った瞬間は、ほんとにとてもうれしかったです。
昌さん自身としては、そんなに調子がよくなかったようですが、
それでも今夜は、コントロールがよかったですね。
特に右打者の外角へのストレートが圧巻。
自称・本格派ながら、こういうところにきっちり投げ分けられるのは、
やはり長年の経験が成せる業なのでしょう。
特に金本、矢野をストレートで三振にとったボールがお見事でした。

これでついにあと『1』となり、注目はXデーがいつになるのか?
順当に行けば、オールスターブレイクをはさみ、
再開2戦目となる8月4日のナゴヤドーム・巨人戦が有力。
Gキラーでもありますし、地元・ナゴヤできっちりと決めてくれそう。
とにかく本人チームも、そしてファンも願う『200勝』。
ここまで来たら、しっかりと成し遂げてくれることを祈ります。

チーム的には、この日もミスがあったものの、
中盤全体でうまくまとまって、その分も取り返してくれました。
若干阪神の反撃にも遭いはしたものの、
ようやく甲子園で一矢報いるましたし、
これで少しでも虎アレルギーが治まれば。
まだまだ課題も多いながらも、前半戦は残り2試合
もちろん全力で戦い、いいカタチで締めてもらいたいですね。
カード代わって移動日なしで、浜松・豊橋と屋外球場での横浜戦
依然暑いなかでの戦いとなりますが、
当たり前のプレーで、きっちりと守りきること
そしてラスト2つ、連勝を期待したいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(27日)

◎山本昌
<通算199勝目となる今季6勝目を飾り、200勝へ王手>
「(おめでとうございます)ありがとうございます。
(チームが苦しい連敗の中、どんな思いで)
ええ、あのう、昨日までね、
あのうちょっと悪いムードあったんでね。
何とかこう打破したいなという、
えー、一生懸命飛ばしていきました、ハイ。
(飛ばしていく中で、一番気をつけたことは)
まあ、あの、月並みなんですけど、
ほんとにね、先頭バッターをね、出さないようにとか、
えー、とにかく点を取られてもね、
えー、1人1人取っていくというふうに考えていました、ハイ。
(そのかいあって味方が大逆転)
そうですね。あの、えー、先制されちゃって、あれだったんですけども、
まああのう、まだね、投げれましたけど、
まあ、ああいうね、チャンスで回ってきてしまいましたんで。
まあでも本当にとりあえず勝ってよかったと思います、ハイ…」

(NHK BS1はここまで。スカイ・A sports+は全面カット)

<4回は、2死から鳥谷に適時打を浴びて先制を許したが、
続く矢野を速球で3球三振に仕留め、自ら合格点>
「調子は悪かったが、何とか勝てた。ほっとしているよ。
もうひとつしっくりこなかった。
あまり調子がよくなかったから、余計にていねいにいこうと。
チームが悪いムードだったんで何とかそれを打破しようとね。
点を取られたことで、開き直って投げることができた。
最少失点で切り抜けられた」

<6点を奪った6回に代打を送られ、結局5イニング1失点。
わずか73球での降板にちょっぴり不満をこぼしたが>
「調子は良くなかったけど、まだ投げられたしねえ。
点を取ってもらっているから仕方ないけど」

<栄誉を手にするために
好きなラジコンを封印し野球に集中。
酒も控えめにし、体調管理に努めている>
「キャンプから一生懸命に練習したことがよかった。
それに趣味のラジコンも我慢したのが…。
何かをやろうと思ったら何かを我慢しないとだめでしょ。
40歳を過ぎて、飲み過ぎると次の日に残るから」

<また今年の正月、実家に帰り、
日大藤沢高時代のビデオを見て驚きの声を>
「20何年ぶりに見たけど、ひどいフォームだった。
よく神奈川県選抜に入ったなと思ったね。
フォームもバラバラ。今の子の方がずっと上。
よくナンバーワンと言われたものだね」

<現役生活も25年目となり、
後輩投手までもが先にグラウンドを去るようになった。
自らはどのような心境で身を引くのか>
「この間も野茂(英雄)君が引退してね。
自分もそう先はないだろうし、『悔いはあります』と言う言葉に共感したよ。
いつか辞める日はくるけど、満足して終わることはないでしょう。
でも、ここまでへこたれずやってきた。
努力しようというのは昔からありました」

<これで通算200勝まで、残り1勝。
次回登板予定は、球宴明け8月3、4日の本拠地で巨人戦。
まずはチームの勝利、ここへきても200勝の意気込みは口にせず>
「(200勝目については)何も考えていないし、
個人のことに集中している場合じゃない。
個人の記録はいいので、後半戦も(チームのために)頑張りたい。
とにかくひとつ勝つことが大変なんでね。
1試合、1試合頑張ってやるだけです」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


『4回のピンチを
最少失点で切り抜けられたのが大きかったですね。
本当はいつも助けてもらっている井端君のエラーから始まっているので、
カッコよく無失点で終わりたかったのですが…。
井端君も6回の攻撃で満塁一掃打を打ってくれたし、
あとで「すみません」なんて言ってくれたけど、
本当はこっちが「申し訳ない」って言わなきゃいけないくらい。
特にあの3点は、ボクの代打のタイロンが
三振に終わったところだけに大きかったです。
区切りまではあと1勝になって、とりあえず球宴でひと段落しますが、
できるだけ速やかに通過できるよう体調管理をしっかりして頑張ります』

山本昌公式ホームページより引用)

○谷繁元信
<川上も中田も打たれた阪神打線を
5イニング自責点0(1失点)に抑えた山本昌だが>
「最近の中では調子が悪かった」
名タイ


○和田一浩
<6回無死一、三塁で右中間に逆転の2点三塁打>
「チャンスだったので、
ここは何が何でもという気持ちでいきました。
一般的にはボールでも自分には打てるタマ。
(山本)昌さんが頑張って投げていたからね。
(最近)打線が点を取っていなかったので。
投手を楽にさせてあげないと。
同じ失敗を繰り返すわけにはいかない。
昌さんだけじゃなく、投手のために打ちたかった」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

○中村紀洋
<6回無死三塁から左翼線へ幸運な適時二塁打を放つ。
この日の試合前、炎天下のなかハードな特守。
高代コーチ、落合監督から計10分余り厳しいノックを受けた>
「打ったのはシュート。ラッキーです」
中日新聞ニッカン

○宇野打撃コーチ
<試合前の練習で、和田、中村紀洋が
ともにフリー打撃をあえて行わなかったことに>
「この暑さで疲れがたまっている。
レギュラーだから自己管理もできる」
中スポ

○井端弘和
<6回2死満塁から左中間に走者一掃の3点三塁打>
「エラーしたので、絶対に取り返そうと思っていた」

<外角高めの変化球を迷いなくフルスイング>
「ボールだったかもしれない」

<4回の守りで平野の遊ゴロを捕球して一塁へ投げる際、お手玉。
痛い失策で、先制点を許すきっかけをつくってしまい>
「ボールがグラブの網に引っ掛かった。
あの1点が気にかかっていた。絶対取り返そうと思っていた」

<ついに敵地甲子園で虎を打ち倒し、大反攻を高らかに宣言>
「甲子園初勝利でしょ。これで流れが変わるんじゃない。
これからですよ。(06年にナゴヤドームでの中日戦で記録した)
阪神の連敗は10でしょ。
それほど負けているわけじゃないですから」
中スポ中日新聞サンスポニッカン名タイ

○浅尾拓也
<2点差に迫られた7回から2イニングを凌ぐ。
2安打されたが、失点は許さず王子も胸をなで下ろす>
「(山本昌の白星がからみ)プレッシャーはかかったけど、
2点差あったので焦りはなかったです。
マサ(山本昌)さんにはキャッチボールをやってもらい
『球の回転が悪いぞ』とかアドバイスをもらって
助けてもらってますから、恩返しじゃないけど
役に立ててほっとしています。とにかく勝ててよかった」
(東京中日、名タイ

○高橋聡文
<5点リードとなった直後の6回、2番手で登板も炎上。
関本に3ランを浴び、2点差まで詰め寄られる>
「今日はコースが甘め、甘めにいってしまった。
もっとしっかりコースに投げないといけません」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<9回を締めたが、いつも以上に気合が入っていたのには理由が>
「自分に危機感をもってマウンドに上がりましたから」

<前回20日の阪神戦はめった打ちに遭ったが、この日雪辱も>
「スッとした? いえ、まだまだ…」
(東京中日)

○タイロン・ウッズ
<6回1死満塁の絶好機で打席に入ったが、
カウント2-2から見逃し三振に倒れる。
2日続けて代打で三振。慣れない代打稼業に>
「代打が難しいワケじゃない。難しいのはアンパイアのジャッジだ」
(東京中日)

○森野将彦
<この日は6回無死一塁から走者・荒木と
エンドランを決め、6点猛攻のお膳立て。
左ふくらはぎの肉離れから戦列復帰してから、
かれこれ1カ月以上も休日がないが>
「そうですね。完全な休み、というのはないですね。
治療は毎日やっています。
やらないより、やっておいた方がいいでしょう」

<外れていた五輪日本代表候補に急転選出。
事前連絡はなかったという。寝耳に水の状態だったが>
「複雑でした。チームのこと、ファンのことを考えると。
ケガが治ったらすぐに五輪でチームを離れる、
というのもどうかと思うし。でも身近な人の話を聞くと、
五輪に出てほしいという声もあったし。断れるものでもないですけど。
(復帰当初は)9月はしっかり活躍したいと考えていた」
(中スポ)

◇山田喜久夫打撃投手
<26日に高校野球西愛知大会を制した東邦高の甲子園出場を喜ぶ。
89年には左腕エースとして、センバツ準優勝に導いた>
「東邦のユニホームを甲子園で見られるのは、
OBとしてもうれしい。一つでも多く勝ってほしいね。
ここ(甲子園)にはいろんなドラマがあるからね」
(東京中日)


○落合監督
<通算200勝にあと1勝の
山本昌について、初めてバックアップ宣言。
『ついに…』と問い掛けるのを制して>
「やっとここまで来たな。ケガしなけりゃ今年中にいくだろ。
ここまで来たら何としても勝たせないと。
どんなこと(使い方)をしてでもやらせないとな。
人の勝ち星を奪ってでもな。
そんな簡単に考えるな。1カ月以上勝てなかったじゃないか。
そこから3つ(白星を)続けたけどな。
去年なら勝ってないんじゃないか? 
今年勝てなきゃ来年はないわけだし。
人間、どこが土俵際かわかるだろ。甘い考えを捨てたんじゃないか。
どこかで考え方が変わったんじゃないか。
オレは『勝てるときに勝っておけ』って言ったけど、
あいつは(意味が)わからなかったんだと思う」
中スポ中日新聞スポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋名タイ

2008年7月27日 (日)

中田好投も守り負け、新スタメン実らず虎に負け越し。

敵地・甲子園で今季負けっ放しの6連敗
まさに虎の引き立て役状態となっているドラゴンズ
これ以上は屈辱の上塗りをされなくないと、
この日ベンチがついに動き、アライバを入れかえ、
ウッズを外し、4番に和田とスタメンを組み替えました。
しかしその効果は見られそうで、見えないありさま。
序盤、再三のチャンスにあと1本が出ず潰してしまうと、
投げては先発の中田が好投したものの、
森野の後逸に、小池・和田の交錯と守備の乱れ
足を引っ張られてしまい、またも阪神に完敗。
早くも今季のカード負け越しが決まってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 16回戦
(26日・阪神甲子園球場 | 中日3勝12敗1分け)
43528人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神 ×
[敗] 中田(16試合6勝6敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
中田、高橋 - 谷繁

【ゲームレビュー】
完封負けで今季阪神戦の負け越しが決まった
4回2死まで一人の走者も許さなかった中田が、味方の失策から崩れた。
新井の三ゴロを森野がはじき2死一塁。
金本の四球などで一、二塁となり、関本に左中間へ2点三塁打を浴びた。
打線は1、2番を入れ替え、ウッズを外したが、
序盤のチャンスを生かせなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


この日の落合監督は試合前練習でも
打撃指導にノックと精力的に動いていたそうですが、
さらに「動き」を大きく示したのが、この日のスタメン

1(遊)井端 2(二)荒木 3(三)森野
4(左)和田 5(一)中村紀洋 6(中)小池
7(右)平田 8(捕)谷繁 9(投)中田

アライバを入れ替え、ウッズを下げるなど大きく変更
さらにこの日の先発投手は、大方予想の小笠原ではなく中田
アクションを起こして、沈むチームの起爆剤にしたい。
その目論みは、序盤成功したかに思えましたが…。

阪神の先発は、中7日で下柳
この日は強い西日を避けるために、サングラス姿での登板。
そのサングラス男の立ち上がりを攻め立て、
1番・井端が二塁内野安打で出塁すると、
2番・荒木が2球目にエンドラン。
きっちりと右方向、一、二塁間を抜くヒットで
無死一、三塁として、幸先良くチャンスを作ります。
しかし続く森野が真ん中低目のスライダーに
空振り三振に倒れると、ここでサングラスを外した下柳
これでヘンシンされてしまったか、
続く和田は外へのフォークに三塁ゴロ。
バックホームで、ゴロゴーの井端が本塁でブロックされると、
2死一、二塁から中村紀洋は内へのフォークに空振り三振。
ノリべんコンビが機能せず、先制機を逃します。

しかしまだ本来の調子でなさそうな下柳
続く2回、先頭・小池が三塁を痛烈に抜いていくツーベースで出ると、
平田も続いて、詰まりながらもセンター前。
さらに谷繁が四球を選び、無死満塁と
今後こそ!ともいえるビッグチャンスを迎えます。
ところがここでもあと一押しができないありさま。
中田が外へのシュートに空振り三振に倒れると、
続く井端は粘った末に中に入ったシュートを引っ張ると、
当たりこそよかったものの、前進守備の三塁正面。
5-2-3の併殺となってしまい、モノにすることが出来ず。
さらに3回も2死から和田がセンターオーバーのツーベースで出ながら、
中村紀洋が外へのシュートを叩き、弱い遊ゴロ。
再三チャンスを作りながら、拙攻の連続。
下柳を助けに助けたうえ、立ち直らせてしまいます。


一方、ドラゴンズ先発・中田は上々の立ち上がり。
力のあるストレートを軸に、スライダー、フォークを交え
阪神打線を一回り目は、パーフェクト
久々の先発登板ながら、落ち着いた投球を見せます。
ところが、中田がスキを与えなくとも、
思わぬ部分から突け入るスキを与えてしまい、ピンチに。
4回ウラ、先頭・赤星の高いバウンドの一ゴロを
この日一塁の中村紀洋が上手く処理すると、
続く平野の二塁右への打球は、荒木が好捕。
バックの好守で嫌な1、2番を出さずに、早々2アウト。
ところが褒めた直後に、まさかのエラー
この日スタメン復帰の3番・新井の当たりは平凡な三塁ゴロ。
ところが久々の三塁スタメンの森野
これを弾いてしまい、後逸
手痛いエラーからこの日初めて走者を出してしまうと、
続く金本の3球目、内角低目のスライダーがワンバウンド。
これを谷繁が捕り損なって、ワイルドピッチ。
さらに金本もストレートの四球で歩かせてしまい、
ノーヒットで一、二塁のピンチを迎えてしまいます。

ここで登場は、前夜のヒーロー・関本
この日初めてのピンチを迎えた中田としても、
何とかここをゼロで切り抜け、味方の援護を待ちたい。
ところが、カウント2-2からの6球目、
真ん中低目に入ったスライダーをすくい上げられると、
打球は左中間へと伸びていく大きな当たり。
センターは、守備範囲の広い小池
何とか追いついたかに見えましたが、ここで三たび守備の乱れが!

小池とともに打球を追ってきたレフト・和田
落下点付近で交錯してしまい、捕れずに後逸
フェンス際まで打球が転がる間に、
新井に続き、金本までもが生還…。
大観衆の甲子園の歓声に声をかき消されたとはいえ、
連携ミスから失ってしまった痛恨の2点
このイニング、打たれたヒットはその二塁打の1本のみ
ミスの連鎖をものの見事に生かされてしまい、
再三掴み損なっていたゲームの流れ
みすみす渡すこととなってしまいました。


それでも点差はわずかに2点
反撃すれば追いつけないことはないながら、
この日のドラゴンズ打線は、ここぞでつながらない醜い状態
5回、1死から井端が投手の足下を抜いていくヒットで出たものの、
続く荒木が外へのシュートを引っかけ、4-6-3のゲッツー。
見事なぐらいに下柳翻弄されてしまうと、
6回、7回と走者を背負いながら
何とか踏ん張ってきた中田を援護できずにゼロの山
8回、阪神3番手・ウィリアムスを攻め、
1死から井端がレフト線へのツーベース、
さらに森野は四球が四球を選び、一、二塁としたものの、
頼みの和田が内への151キロに力負けして、二塁ゴロ。
最終回には藤川に対して、代打攻勢。
2死から2番手の井上がレフト線に落とし意地を見せるも、
この日スタメン落ちの代打・ウッズ
148キロストレートに空振り三振に倒れ、ゲームセット
ある意味したたかにワンチャンスを活かされ、
ゲームを決められてしまったドラゴンズ
7イニング、107球を投げ、4安打5奪三振2四球2失点(自責0)
好投の中田を援護できずに、今季5度目の完封負け
甲子園での今季連敗を「7」に伸ばすとともに、
今季の阪神戦の対戦成績は、3勝12敗1分けに。
まだ前半戦ながら、早々とカード負け越しが決まってしまいました。


あらららら…。得点が入ったのが、
4回ウラの2点だけ。
それもそのイニング、
ヒットはわずか1本のみ。
それまでに5安打を放ちながら、
なかなか点を奪えないドラゴンズ
あざ笑うかのように、
一瞬のスキを上手く突いて、
あっさりと得点する阪神
毎度毎度のことながら、今回も守り負け
またもや力の差を感じることとなった連敗でした。

まあミスした方が負けるというのは、
もはや口が酸っぱくなるほど言っているので、
今回はあえて追求しませんが、
それにしても何でこうやることが、裏目裏目となってしまうのか。
せっかくアクションを起こしたのにも関わらず、
機能した部分といえば、3安打を放った1番・井端のみ。
それ以外はチャンスを潰すは、ミスはするは…。
まあ組み替え初日ですし、すぐに結果を出せというのは酷ですが、
自分たちで足を引っ張り合っていては、勝てるものも勝てない
ただいくつかは光明もありましたし、
意を決して動かしたのですから、もうしばらくは様子見で。
そして打線が良いカタチで繋がってくれることを願います。

ただ前夜に比べ、悔しさが薄れたのは、
先発・中田好投があったからかも。
復帰後、満を持しての先発で7イニング2失点。
4回ウラこそ、味方の拙守に足を引っ張られたものの、
テンポ、リズムもよく、まずまずの投球内容だったのでは。
四球もわずか2つと、それほど暴れていませんでしたし、
中盤以降、ランナーをいくらか背負いましたが、
そこをしっかり粘って、ゼロに凌げたのもプラス。
ツキこそありませんでしたが、
前半戦最後の最後で、結果を出してくれたことで、
これでエースが抜ける8月、となってやってくれそうな予感。
何とか間に合って、とりあえずホッとしました。


またしても阪神に負けてしまい、早くもカード負け越し
もはやここまでくれば、全部負けてくれてもかまいません。
8月は阪神戦はわずかに1カードのみ。
そこに執着していても仕方ないですし、
それ以外のチームに勝つために、しっかりとチームを作っていくこと。
その辺りに焦点を合わせていった方がいいでしょう。
気がつけば、2位・巨人とは3.5ゲーム差。
これを詰めるために、前半戦残り3試合を全力で。
第3戦の阪神先発は、前回打ち込んだ金村曉が有力。
新スタメンのカギとなるノリべんコンビの奮起を期待します!


★プレーヤーズ・ボイス(26日)

●中田賢一
<1軍復帰後初先発で7イニングを4安打2失点(自責0)。
しかし打線の援護に恵まれず6敗目。敗戦後自分を責めて>
「ぼくの中では、先発投手は勝たないといけない。
どんなにいいかたちのピッチングをしていても、
勝てなければ自分も納得できないし、チームも勝てない。
どんなかたちであっても勝てれば、
どんな変なピッチングでもそれがいいピッチングになるので」

<4回2死一、二塁、関本に左中間を割られ、
先制の2点を奪われたが、悔やんだのはその一つ前の局面>
「金本さんへの四球がタイムリーの2点につながって、
結果として出ているので、あの回をもっとしっかり投げたかったです。
勝負にいっての四球だったので…。
2球続けてボールにして、そこまでもっていってしまったのは自分。
何とかあの場面は金本さんで切りたかった」

<本人にとっては不満ばかりの黒星だが、
これから先の戦いを見れば、収穫のある敗戦>
「一個一個のボール自体は良くはなっていると思う。
それをゲームで出せなければ意味がないです」
中スポサンスポ時事通信ニッカン

●森バッテリーチーフコーチ
<本来の姿を取り戻した中田を高評価>
「いつもブルペンではよかった。
ブルペン通りの力が出ていたんじゃないか」
ニッカン


●小池正晃
<4回、関本の左中間への高い当たりに
追いつきそうだったが、左翼・和田と交錯。
打球はフェンスまで転がり、痛恨の2点三塁打となり>
「観客の声援で声が届かなかった。
互いにいっぱいのプレー。譲り合うのだけはやめようと思った」
共同通信社ニッカン

●和田一浩
<4回、関本の左中間への高い当たりで
中堅・小池と落下点付近で交錯。2点三塁打としてしまい唇をかむ>
「最後の最後で2人とも引いてしまった。
(引くくらいなら)ぶつかってでも捕らないといけなかったんです」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋ニッカン

●森野将彦
<今季初めて三塁でスタメン出場。
4回2死から新井のゴロをはじく。まっすぐ前を見つめ>
「イレギュラー? していません。普通の打球でした。
初回の三振と言い…。情けない。それしか言いようがない」
中スポニッカン

●高代野手総合チーフコーチ
<守備の乱れに>
「ミスで負けた。
森野は故障から復帰してから、動きに切れが乏しい」
サンスポ


●井上一樹
<9回2死で代打で起用されると、
藤川から左翼線へ技ありの二塁打を放つ。
キラーぶりを発揮したが、控えめなコメント>
「あのホームラン(06年)の印象が強いようだけど、
実は打っていない打席が多い」
(東京中日)

●タイロン・ウッズ
<不振が理由で移籍後初めてのスタメン落ち。
それでも試合前には、打撃練習中に
落合監督からアドバイスを受け、さらにノックも。
その後は外野でランニング。体の切れを取り戻すために、
ミニキャンプのように体を動かした>
「(監督には)上から下にバットを出すように、
打席でのスタンスは足を平行にするように言われた。ノックはタフだった」

<9回2死二塁に代打で三振。悔しそうに球場を去る>
「あの場面で三振を狙うやつはいない。
三振するために打席に立っているわけじゃない。同点にしたかった。
(スタメン4番を外れたことは)監督に聞いてくれ」
中スポ時事通信

●井端弘和
<今季初めて『1番』で出場し、3安打も厳しい表情>
「(みんなが)塁に出て、チャンスでかえすしかない」
中スポスポニチ名古屋

●荒木雅博
<今季初めて『2番』で出場。
初回に井端が二塁内野安打で出塁すると、
うまく右へ打ってヒットエンドランを成功させる>
「(2番に)とまどいはなかったです。
今のボクの状態では…。取り戻すしかありません」

<国際野球連盟(IBAF)が、タイブレーク制の導入を決定。
無死一、二塁から。延長11回については、打順も何番からでもOK。
北京五輪でも適用される見通しだが>
「とりあえず(延長11回は)9、1番を走者にして、
2番で送ってということになるんでしょうか」
中スポ<ドラ番記者>スポニチ名古屋

●高橋聡文
<2点差の8回、赤星、平野、新井の3人を
いずれも内野ゴロに仕留め、役割を果たす>
「3人で終わらせられたのがよかった」

<今季28試合に登板し、防御率1.67と抜群の安定感。
最近は接戦での出番が急増しているが、
昨季までは1年間通じて働けない年が続いていた。
危機感を持ち、今季取り入れたのが体幹トレーニング。
特に腹筋を集中的に鍛えることを日課にしている>
「腹筋を鍛えれば球速アップにつながると聞いた。
毎日100~200回? もっとやっていると思いますよ」

<効果は体の成長に。現在の体重は88キロ。
昨年の同時期よりも2~3キロ程度は重い。
さらに球速も常時140キロ台後半をマーク>
「そう(トレーニングの効果が出ていると)思いたいですね」
(中スポ)

●三木トレーニングコーチ
<夏バテせずに調子を上げてきた高橋について>
「昨年までは『言われたことをやる』という感じがあったけど、
今は自分から積極的にトレーニングするようになった。
意識が変わってきている」
(中スポ)


●落合監督
<序盤の数度のチャンスを逃し、今季5度目の完封負け。
今季の阪神戦の負け越しが決定し、自嘲気味に>
「野球っておもしろいな。野球っておもしろいよ。
(走者を三塁まで進めた)1、2回で
1本の内野ゴロを打てないと、こういう展開になる。
それはこの5年間ずっと解消されていないことだ。
ミス? 自分らがどういう野球をやって勝ってきたか思い出さないと。
理由? 何かがあるんだろうな。その辺の意識を変えないと」
中スポ12共同通信社時事通信毎日jp
スポニチ名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(26日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録抹消】
▼中日 川上憲伸投手
公式サイト共同通信社

▼川上憲伸
<この日、甲子園で練習を行う。
前日阪神戦に先発して5イニング6失点でKO。
その後、試合途中で球場を去ったことについて問われ>
「うーん。
体調不良か? 体調不良なんて言っていられない」
ニッカン


自身の前半戦ラスト登板を終えたエース・川上
この日、出場選手登録を抹消されました。
前夜は降板後、ナインよりも一足早く球場を後にした憲伸でしたが、
どうやら体調不良ではなかったようですね。
痛恨の満塁被弾でしたが、まあ気持ちを切り替えて、
オールスター北京五輪の方を頑張ってください。


若竜トピックス(26日)

◆プロ・アマ交流試合
中日-ヤマハ
(26日・ナゴヤ球場)
 ヤ 100 003 010 =5
  D 000 002 301x =6
[D本] なし
[D投] 赤坂、小林、菊地、高江洲、樋口
日本野球連盟公式HP

【得点経過】
1回、小粥勇輝が左中間へ先頭打者本塁打(D 0-1 ヤ)
6回、1死一、二塁からマガリャエス・チアゴが左越え3ラン(D 0-4 ヤ)
6回ウラ、2死一、三塁から前田三塁線突破2点適時打(D 2-4 ヤ)
7回ウラ、1死二、三塁から中村一生右翼線同点適時打(D 4-4 ヤ)
さらに1死三塁から柳田の三ゴロの間に勝ち越し(D 5-4 ヤ)
8回、2死一、二塁から鳥谷司左前適時打で同点(D 5-5 ヤ)
9回ウラ、代打・澤井四球、代打・英智遊ゴロで二封。
中村一生の時に英智が二盗。中村一生が敬遠され1死一、二塁。
さらに前田四球で1死満塁から、岩﨑も四球で押し出し。
1イニング4四球でサヨナラ勝ち(D 6x-5 ヤ)

○赤坂和幸
<プロ・アマ交流戦のヤマハ戦に先発。
ヤマハ・小粥に許した先頭打者本塁打を猛省>
「カウントを悪くしてしまった自分の責任。
正直むちゃくちゃ悔しいですけど、いい勉強になりました」

<フルカウントから甘く入ったスライダーを運ばれたことに>
「1回の先頭打者から変化球で攻めていけるように、
変化球の精度を上げていきたいです」
中スポ

○中村公治
<3番・左翼で先発出場。
第1打席では右翼フェンス直撃の三塁打。
6回2死満塁では右中間最深部への大飛球を放つなど、
好調のバロメーターとする右方向への好打が出始め、気合を込める>
「練習から右方向を意識しているけど、しっかり振り抜けるようになった。
これからは結果を出していくだけ。一生懸命やるだけです」
中スポ


ファームは、今月2戦目のプロ・アマ交流試合
ナゴヤ球場でヤマハ(静岡)と戦いましたが、
序盤、いきなり先発・赤坂が先頭打者本塁打を浴びると、
中盤には4番手・高江洲が3ランを打たれ、0-4とビハインド。
しかし後半はドラゴンズ打線が奮起し、7回ウラに勝ち越すと、
5-5で迎えた最終回、相手投手の制球難にも助けられ、
押し出しでのサヨナラ。かろうじて勝利を収めました。

ちなみに先発して2イニングを投げ、
1安打1奪三振1失点の赤坂
先頭打者本塁打には猛省したようですが、
母校の浦和学院高が南埼玉大会を制し、
3年連続の甲子園となりました。おめでとう!

2008年7月26日 (土)

甲子園返り討ち劇場、助演賞は満塁被弾の憲伸。

前半戦もいよいよ残り5試合となったドラゴンズ
この週末は今月3度目となる首位・阪神との3連戦。
前回の甲子園での対戦では屈辱の3タテを喰らったものの、
後半戦に繋げるためにも、ここは必ずリベンジを。
迎えた初戦、この登板を最後にチームを離れる
エース・川上憲伸を立て、必勝態勢で臨みましたが、
初回、森野の大暴投などで先制を許すと、
その後落ち着いたはずの川上が、5回2死満塁から
関本にまさかの満塁弾を浴びてしまい万事休す。
またも虎の引き立て役となったドラゴンズ
甲子園では、今季負けっ放しの6連敗となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 15回戦
(25日・阪神甲子園球場 | 中日3勝11敗1分け)
43525人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神 ×
[敗] 川上(17試合7勝5敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
川上、山内、金剛 - 小田、清水将海

【ゲームレビュー】
エース・川上が6失点で完敗
川上は1回、味方の失策で1点を失った後、
2死三塁で関本に中前適時打。
5回には平野の意表を突くバントが内野安打となって
チャンスを広げられ、2死満塁から関本に左へ満塁本塁打を浴びた。
打線は4回1死一、三塁でウッズが併殺打に倒れるなど、
いいところがなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズ先発は、中6日で川上
1回ウラ、先頭・赤星が内へのストレートを
窮屈に叩くと、ボテボテの二塁ゴロ。
荒木が素手で掴み、一塁へ送るも逸れてしまい内野安打
続く平野はバントの構え。一走・赤星を警戒する川上
しかし4球目、エンドランに転じるも二塁ベース寄りのゴロ。
荒木が捕って井端にグラブトス。
ゲッツーも取れそうな感じだったが、
井端の送球がやや逸れて、ランナーが入れ替わる。
俊足の平野を気にしつつ、鳥谷に投じたカウント1-1からの3球目、
外角高目のシュートを引っ張られると、一、二塁間を抜いていくヒット。
一走の平野は二塁をけって、三塁へ。
やや暴走気味な平野を見て、ライトの森野も三塁へダイレクト返球。
ところがその送球が大きく逸れてしまい、
カメラマン席に飛び込んでしまう大暴投に…。
そのまま平野が三塁から生還。守りのミスから先制点を許す。(0-1)
続く金本の二塁ゴロで、鳥谷が三塁へ進むと、
追加点のピンチで迎えるは、好調の5番・関本
外角攻めで追い込んだカウント2-2からの7球目、
初めて内角に投じたシュートを叩かれると、
詰まりながらもショートの頭を越えていくタイムリー。(0-2)
リズムに乗る前に味方に足を引っ張られ、川上2点を失った。

一方、阪神先発・安藤は、まさに完ぺき
前回のナゴヤドームでの対戦の時と打って変わって、
立ち上がりからストライクが先行
テンポよく低目に集める投球にドラゴンズ打線は手が出ず。
一回り目をパーフェクトに抑え込まれる始末。
ところが4回、1死から井端が外角高目に浮いたストレートを
はじき返して、右中間へ運ぶと、
スピードを緩めず、果敢に二塁を陥れる好走塁
チーム初安打が二塁打となり、反撃の口火をきると、
続く森野は内へのフォークを当て、進塁打気味の一塁ゴロ。
しかし一塁・葛城とベースカバーの安藤の呼吸が合わず、悪送球
相手のミスから1死一、三塁とチャンスを広げる。
そして迎えるは、3試合連続ノーヒットのウッズ
主砲の一打で反撃をと期待したものの、
わずか2球で2ストライクに追い込まれると、
1球ボールを挟んだ、カウント2-1からの4球目、
外角低目のフォークを引っかけ、三塁ゴロ。
5-4-3と渡ってしまい、痛恨のゲッツー
この日最も安藤を崩せそうだったチャンスを潰して、
せっかくの流れを阪神に引き戻してしまう。


2回以降は、本来の投球を取り戻し0を重ねていた川上
しかし5回ウラ、再び上位打線に捕まってしまうことに。
1死から赤星に外へのシュートを当てられると、
飛んだところがよく、三遊間への内野安打
再び一塁に赤星を置き、警戒すると
ここで平野が意表を突くセフティーバント。
あざ笑うかのように川上の横を抜けていくと、
荒木がバックアップするも間に合わず一塁セーフ。
絶妙なバントヒットとなってしまい、一、二塁とピンチに。
続く鳥谷を外へのシュートで引っかけさせて、一ゴロとしたものの、
2死二、三塁で迎えるは、天敵・金本
前の打席は外角高目147キロのストレートで空振り三振。
しかし一塁が空いている状況に加え、
さらにここまでの相性を考え、出した答えは勝負せず
ストレートの四球で、2死満塁とし関本勝負を選択。

初回に内へのシュートでタイムリーこそ打たれたものの、
前の打席は同じシュートで詰まらせての遊ゴロ。
そうなると、勝負球は内へのボールか。
ゲームも中盤に入り、次の1点でゲームの行方は決まってしまう。
それを十分承知のバッテリーは、まず外角攻め
初球低目ストレート、2球目はカットと
あっという間に追い込み、2ストライク。
しかしこの後、2球外へと外れてしまい、カウント2-2。
そして1球内へのフォークをファウルされると、
6球目、外へのカットボールが見送られて、フルカウント。
逆に追い込まれてしまった川上は、なおも外角攻め。
しかしこれに食らいつき、2球ファウルで粘る関本
そして迎えた9球目、小田の構えたミットは外角高目
ところが力んでしまったか、
川上の投じたストレートは、それと全然違う内角高目へ。
これに反応した関本、うまくひじを畳んで振り抜くと、
打球は伸びていき、そのままレフトポール際へ…。
この状況で飛び出した。まさかまさかのグランドスラム。(0-6)
打球を追った川上は、ぼう然、その後に悔しげな表情。
一方で歓喜に沸く一塁ベンチと、甲子園のぐるり360度
一挙に4点が加わってしまったことで、まさに勝負ありの感。

すっかり意気消沈のドラゴンズ
ますます打線が淡泊になってしまうありさま。
それでも8回に、小池の三塁線を抜くツーベースと、
途中出場の清水将海のセンターへのタイムリー。(1-6)
1点を返し、何とか完封負けこそ免れたものの、
そのウラ、3番手・金剛が捕まり、
関本の三塁横抜くツーベースと葛城のセンター前ポテンで
無死一、三塁から矢野にダメ押しのセンター犠牲フライ。(1-7)
9回も続投の安藤5安打完投を許してしまい、ゲームセット。
まさに『虎の引き立て役』といえる試合内容で、
またも守り負けてしまったドラゴンズ
これで新装・甲子園でのゲームは、6戦全敗とまさに泥沼。
このままで行くと、再び3タテも喰らいかねない状況も。
リベンジをと目論み、挑んだ甲子園での初戦は、
それもエースの満塁被弾という最悪の結果で終わった。


「阪神ファンのみなさん、今宵の甲子園劇場、
喜んでいただけましたでしょうか?」
といった試合内容。
打線が完ぺきに封じ込まれ、エースが満塁弾を献上。
優勝マジック減らしを完全にアシストしてしまうありさまに、
怒りを通り越して、呆れかえったこの日でした。

悔しいッス!まさかあの状況で、
満塁ホームランが、
それもチームの大黒柱である
エースが喰らってしまうとは…。
自分が想像できるなかでは、
かなり最悪の部類に入るであろうこの展開。
関本にぶっ叩かれ、打球がレフトポール際に飛び込んだときには、
あまりの悲惨さに、思わず口あんぐりでした。

それにしても、ほんと阪神には勝てないなと。
これで3勝11敗1分けと、もはやカモのカモ状態。
ただ今季はこういう星の巡り合わせだと思って、
この先も見ていくしかないんでしょうね。
広島と戦うときは、あれだけ相手のスキを突けるのに、
意識しすぎてしまうのか、相変わらず硬くなってしまい、
おかしなプレーが次々と飛び出してしまうありさま。
初回の森野の大暴投など、普段ではお目にかかれませんし、
関本に打たれた満塁弾にしても、憲伸の失投
ここぞというところで踏ん張れず、
どんどん攻め込まれてしまう今季の阪神戦
先週何とか連敗を止めたことで新展開を期待しましたが、
結局は連敗中と何の変化もありませんでした。


たらればさえもなく、淡々と負けゲームが進む展開。
こうなると、もはや苦笑いするしかなく、
あす明後日も同じようなゲームになりそうな予感も?
ただそれでも見守りはしますが、
せめてもう少し元気が出るような、
そして今後に希望を抱けるようなゲームにしてほしいなと。
誰こうとは言わず、ナイン全員にそうお願いしたいところです。
早々と7月の月間負け越しも決まり、状況は厳しいですが、
とりあえずは切り替えて、雪辱の白星お待ちしております。


★プレーヤーズ・ボイス(25日)

●川上憲伸
<今季最短タイの5イニング7安打6失点(自責4)でKO。
広報を通じコメントを残し、試合中に球場を去る>
「きょうは特に何もありません」
憲伸の声「前半戦最後の登板」、中スポ
共同通信社毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

●小田幸平
<満塁弾を浴びた川上をかばう>
「関本にあれだけ(ファウルで)粘られたら仕方がない。
こん身の力で投げているのだから、
(内角に)抜けたと言っても、逆球は仕方がない。
あれはあれでいい、とボクは思う」
中スポサンスポ時事通信スポニチ名古屋

●山内壮馬
<6回から2番手でプロ入り2度目の登板。
6回は3者連続三振。7回には赤星に左前打されたが、
金本に対して、真っ向からストレートで勝負。
高めに浮き上がるような149キロで空振り三振に取るなど、
2イニングで5奪三振無失点の好投>
「三振を狙いにいって取れた。
今日は真っすぐが良かった。
高さより、コースだけを間違えないようにと思って投げた。
スライダーは切れてました」

<シーズン前から照準を夏場に合わせていた。
チームが求める先発陣の『新しい力』に力強く名乗りを上げ>
「なかなか1軍に上がれないかもしれない。
でも、オリンピックの時期ぐらいには何とか力になりたいんです」

<1軍では初体験となった敵地・甲子園にビビりながら>
「あの雰囲気はヤバイです。
ものすごい人の数だし、それが全部阪神ファンでしょ…。
自分、ドームでしか投げたことなかったんですよ。
最初はどうなることかと思いました。
2イニング目からは落ち着いて投げられました」
中スポ<ドラ番記者>サンスポスポニチ名古屋名タイ

●森バッテリーチーフコーチ
<2イニングで5奪三振無失点の山内を高く評価。
今後の先発起用さえも示唆して>
「少しはリラックスしてたんじゃないか。
ガチガチだった前の登板より良かった。
これからは投球回数を増やして、打席にも立たせないといけない」

<5イニング6失点の川上については皮肉たっぷりに>
「調子が悪い? それは(北京)五輪で見たら分かるだろう」
中スポスポニチ名古屋名タイ

●清水将海
<6回の守備から途中出場。
8回無死二塁から中前適時打を放ち、今季初打点。
守ってもルーキー・山内をうまくリードし、
2イニング無失点と自信を付けさせる>
「打ったのは、シュート。
初球からどんどんいこうと思って打席に立ちました」
(東京中日)

●井上一樹
<この日、37歳の誕生日を迎える。
甲子園で、若手とともに早出特打などを
積極的にこなすベテランはまだまだ元気>
「オレはベテランだけどベテラン扱いされない。
それをプラスにとらえている。
若いやつには負けないという気持ちが大事でしょう」

<6回、小田に代わる代打で登場し右前打。
バースデー安打を決め、仕事を果たす>
「この日が打たせてくれたね」
(東京中日、ニッカン

●タイロン・ウッズ
<4回1死一、三塁で三ゴロ併殺打。
7回は無死一塁で空振り三振と好機にブレーキ役となる。
ストライクゾーンの広さを嘆き>
「安藤のコントロールが良かったというより、
ストライクゾーンが広くて、いい球を待ちたかったけど、
そんなわけにはいかなかった」
(中スポ)

●荒木雅博
<8回の打席で遊ゴロ併殺に倒れた直後、ベンチの指示で交代。
ウラから二塁にはデラロサが入り、開幕から
チーム唯一続いていたフルイニング出場が途絶える>
「結果が出せないのだから仕方がないです」
(東京中日)

●高代野手総合チーフコーチ
<7回1死一塁の場面で突然ベンチに下げた中村紀洋について>
「故障ではない」
ニッカン

◆谷繁元信
<9試合連続で先発マスクを被っていたが、スタメンを外れる。
広島戦で自打球を左足首付近に当てて痛めたため、
大事を取ったと見られる。試合前に病院で検査を受け、
チームから約1時間遅れて球場入りも、軽傷を強調>
「大丈夫。心配ない」
(東京中日)


●中村紀洋
<千葉ロッテ・今江が、自身の守備の映像が収められた
DVDを見て研究していると聞いて、喜ぶ>
「プロの選手にも自分の守備が認められているということですからね。
(映像を)見てくれているというのはうれしい」
(中スポ)

●森野将彦
<北京五輪野球日本代表の背番号がこの日発表され、
アジア予選時の「29」からおなじみの『31』に変わり意欲を。
(中日勢は、川上が『11』岩瀬が『13』荒木は「17」→『2』)>
「変わりましたね。(変わったから)
特にこれといったことはありませんが、頑張ります」
中スポ


◆朝倉健太
<右腕の血行障害で戦列離脱中。
この日屋内練習場で故障後初となるキャッチボールを再開。
住田コーチを相手に約25メートルの距離で30球程度、
感覚を確かめながら投げる>
「3週間近くも投げてなかったので…。
症状が出なかったのでよかったです」
中スポ


●落合監督
<エースが打たれ、打線は5安打1得点。
完敗で今季甲子園での阪神戦は6戦全敗>
「点を取るのも野球だけど、守るのも野球。
その両方が崩れたら、勝つのは至難の業だ。
本丸を守るのに、城壁が崩れてはなんぼでも攻め込まれる一方だ。
どうにもならん。やることはいっぱいある。
空回り? この期に及んで空回りなんてないだろう。
これから考えないと…。すべてにおいて守り負け。
どこがどうじゃない。あした考える」
中スポサンスポ時事通信朝日新聞
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

2008年7月25日 (金)

虎を倒して暑気払い、ドラゴンズ前半最後の5連戦。

7月もいよいよ下旬となり、オールスター前のラスト5連戦に。
ドラゴンズは、週末に甲子園で阪神との3連戦。
そのまま週明け、ホームゲームながら浜松・豊橋
地方球場で横浜との2連戦で前半を締めくくります。
そのなかではやはり敵地に乗り込む阪神戦
この7月、6試合戦いながらコテンパンにやられている
阪神にひとつでもやり返し、マジック減らしを食い止められるか。
前半最後の勝負に挑む竜戦士のコメントを集めました。

ドラゴンズトピックス(24日)

◇川上憲伸
<きょう25日の阪神第1戦の先発予想。
ナゴヤドームでランニング、キャッチボールと
軽めの調整を行ったエースは、
静かなる闘志を見せながら、いつも通りケムに巻く>
「まだ投げるか分からないでしょ。投げないかもしれない」

<北京五輪代表でチームを離れる前の最後の登板。
いい形で締めくくれば、五輪にも勢いが付くが、
あっさり、そしてキッパリと言い切る>
「オリンピック、オリンピックってよく言いますけど、
こっちはまだ考えていないです。
考えているのはチームのためだけ? そりゃそうです」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇中田賢一
<27日の阪神第3戦の先発予想。
1軍復帰後では初の先発を務める予定だが、
降格のきっかけとなった甲子園で今度は完全復活をアピール>
「どこの球場でも変わりませんが、
1イニング1イニングを全力で抑えるつもりです。
状態はいい? そうですね。あとは試合で自分の投球をするだけ。
とにかくチームが勝つことを目指します。
そうすれば自分の勝ち星もついてくる」

<復調の手応えを、まずはチームの勝利に還元することが大目標。
阪神は腰痛の新井が復帰する可能性があるが、対策にも余念がない>
「中軸の前にランナーをためないためにも、
そこで打線を断ち切ることが大切です」

<8月の北京五輪で先発陣からエース・川上が離脱。
右腕の血行障害でリハビリ中の朝倉の復帰も当分は難しい。
シーズン後半では大車輪の働きが期待されるが>
「川上さんがいなくなるからといって登板機会が増えるわけではない。
目の前の試合に一つずつ集中したい」
中スポ

◇山本昌
<197勝目を挙げた直後から発売された
限定のカウントダウンTシャツが、ネットオークションに流出中。
定価3150円の商品が1万円以上に高騰していることを聞いて>
「1万円までいっているの? それはちょっとびっくりするな。
とにかく投げる試合で勝てるように頑張ります」
おおさか報知


◇森野将彦
<レギュラー級が軒並み休養する中、ナゴヤドームに出現。
グラウンドには姿を見せなかったが>
「風呂に入りに来ただけ」

<前日の試合途中には左足を気にするしぐさを
見せていただけにマッサージも施したもようだが、リフレッシュは完了>
「足? 何ともない。疲れも大丈夫」
スポニチ名古屋

◇小池正晃
<五輪中、森野の穴を埋める有力候補。
阪神戦から始まる最後の5連戦が、アピールの場に>
「アピール? そうですね。
でも、あまり気張ってもいけないので、
自分のできることをしっかりやります」
中スポ

◇藤井淳志
<再び混戦の時が訪れ、定位置獲りのチャンス到来となるが>
「考えすぎず、自分の出た時に一生懸命やるだけです」
中スポ

◇平田良介
<外野戦争に必死さをにじませ>
「今は外野のレベルが高いですからね。
そういう中で(競争が)できることにやりがいを感じています」
中スポ

◇井上一樹
<外野戦争にベテランも黙っていない。
この日も若手に交じってナゴヤドームで練習。汗を流す>
「どんな場面であっても、
集中力を高めてチームに貢献できる仕事をしたい」
(東京中日)

◇高代野手総合チーフコーチ
<五輪で離脱する森野の代役について>
「いい者を優先的に使っていく」
東京中日


◇中村紀洋
<中スポ『プロフェッショナルのこだわり』より。
ゴールデングラブ賞を6回受賞している守備について>
「守備の方が好き。
バッティングは打てば打つほどダメになることがあるけど、
守備はやればやるほどうまくなる」

<三塁守備はいかに打球に反応できるが一番重要と話す>
「インパクトの瞬間に動けるかが大事です。
セカンドやショートと違って、サードは
事前に打球が飛んでくるコースを予測できないんです。
ボールがバットに当たってから動く練習をしないといけません。
(足の位置については)ぼくは足が遅いから一歩目が大事で、
どういう形がいいか考えながらやっています。
下半身がぶれないようにすることが大事です」

<守備がうまいのは、徹底的に練習に取り組んだから。
土のグラウンドで不規則になる打球を捕ることで上達。
そのとき参考にしたのは真喜志康永(現・日ハムコーチ)の動き。
片手で捕る逆シングルなども見て学ぶことが出来たという>
「ゴロは何でも正面に入って腰を割って両手で捕ると
教わってきたけど、真喜志さんは違っていた。
次の動作をスムーズにするために、臨機応変に対応していた。
でも、ぼくが指導者になったら、基本的には正面で捕れと教えますよ。
応用は基本がしっかりできていてできるものなんです。
足を動かすようにしないとダメです。基本は大事です」

<ゴロを捕る際、普通はグラブで打球を掴むが、
グラブの捕球面に打球を当て、その反動も使って
さっと右手にボールを収めて送球するということも>
「両サイドに飛んできた打球はつかみますけど、
高いバウンドや、正面のゴロはグラブに当てる感覚です」

<送球について。捕って投げるまでのわずかな間に>
「ボールの縫い目に指がかかるように、握りを変えています。
どんな態勢でも投げないとダメですし、送球を捕る相手が
グラブを構えているところに投げないといけないから」

<さらに両サイドの打球については、送球するときの球種がある>
「左サイドの打球ならスライダー、右サイドならシュートを投げます。
(体が流れている態勢でのストレートは)
引っ掛かるといけないし、抜けるも嫌だから」

<難しいゴロになると、送球する相手を見ずに投げることもある>
「逆シングルでつかんだときなどは、
ここに投げれば捕手が捕れるという感覚で投げることもあります」

<グラブもこだわりが。試行錯誤しながら、
今の形は10年ほど前にできあがった。
『当てる』感覚で捕るためには大きくて深いグラブは合わない>
「三塁手用のグラブと比べると、
小さくて、捕球部分が浅いですね。ショートが使うような形です」

<親指と小指の部分を1センチぐらい短いのは、
逆シングルで捕るときに、捕り損ねを防ぐ効果がある>
「その部分が長いと当たることがある」
(中スポ『プロフェッショナルのこだわり』より抜粋)

◇井端弘和
<セ・リーグの灯は消さない。
やられたら、やり返す。阪神戦残り10試合の全勝を宣言>
「このままいったら格好悪いでしょ。
同じ相手に何度もヤラれるのもどうかと思うし。
とにかく阪神戦だけじゃなくて、
残り試合、全部勝つぐらいの気持ちでいかなきゃ、
このゲーム差は詰まらない。
まずは甲子園で3つ勝つ。すべてはそこから」

<仮に3タテしても、自力優勝の可能性は復活しないが>
「でも、差が縮まれば追われる側は焦るもんですよ。
それにチャンスは必ず来ると思ってますし」
デイリー


【ドラゴンズ・今週末の日程】
25日(金) 対阪神(18:00・阪神甲子園球場)
26日(土) 対阪神(18:00・阪神甲子園球場)
27日(日) 対阪神(18:00・阪神甲子園球場)
28日(月) 対横浜(18:00・浜松球場)
29日(火) 対横浜(18:00・豊橋市民球場)


現在、優勝マジック45が点灯する首位・阪神とは12ゲーム差
2位・巨人とは1.5ゲーム差の3位に位置するドラゴンズ
屈辱の3タテを喰らった以来の甲子園となる今回の3連戦。
前週のナゴドでようやく対戦成績の連敗を
止めることはできたものの、依然劣勢なのは否めない現状。
それでもオールアウェーの敵地で、せめてもの意地を見せ、
前半最後の勝負を勝ち抜いていってもらいたいものです。

気になる先発ローテーションとしては、
初戦から、川上、小笠原、そして中田
中でも前半戦が終わると、北京五輪に参加するため、
チームから離脱することとなるエース・憲伸にとっては、
今回が前半戦のラスト登板となりますし、
ここはビシッと気合を込めた投球を期待したいです。

ラストを決める!開幕当初はもたついた
憲伸でしたが、
5月以降はローテに復帰。
エースとしてチームを支え、
得意とする6月には月間MVP。
7月は3試合に登板し、1勝1敗と
勝ち星こそ伸びませんが、防御率は1.96と安定。
さらに今季阪神戦初登板となった前回は、
金本に手痛い一発を浴びたものの、8イニングを10奪三振1失点。
決して調子は悪くないだけに、今回も期待できそう。
ドームではなく、猛暑の甲子園となる部分がやや心配ですが、
ひとまず離れることになるチームを奮い立たせる好投を。
そして全力投球で虎を倒して、自身の前半戦を
良いカタチで締めてくれることを願います。

また第3戦の先発となる中田
今月最初の甲子園では、四球を連発して4回途中KO。
『虎キラー』と称されてきた姿は見る影もなく、
あまりの内容の悪さに、試合後ファームへ降格
それに同調してしまったわけではないものの、
チームもまさかの3タテを喰らったあげくに急降下。
失速のきっかけを作った1人と言われても仕方ない部分も。
しかし約2週間の再調整を経た前回20日のナゴヤドーム、
中継ぎで復帰登板を果たすと、阪神相手に5イニングを好投
そして今回、満を持しての先発復帰を果たすこととなりました。

前回は最終回こそややぐずついたものの、
久々に中田らしい快投が見られたと思います。
ただこれで『復活』というには、まだ早い
この先発マウンドで、因縁の阪神相手に
しっかりとした投球ができるかで、本物かどうかがわかるでしょうね。
憲伸が離脱する8月に先発の柱として期待されているだけに
それを背番号20がどう理解し、どう答を出してくれるのか。
それが今回の登板に掛かってくるとも言えるでしょう。
満を持しての登板で、まずは力のこもった投球を。
その辺りを今回の3連戦の楽しみの1つとしたいです。


一方、野手陣ではライト・森野レフト・和田が好調。
その森野が抜けてしまう8月、
ライト、センターと、2つのポジションで
再び定位置争いが火ぶたをきってきそうです。
現状では、1軍に小池、平田、藤井、そして井上が、
またファーム落ちしていますが、実績ある英智イ・ビョンギュ
さらに若竜組では、堂上剛裕、中村公治、中村一生
その辺りまでが、その候補となってくるのではと思われます。
首脳陣「いい者を優先的に使っていく」ということで
決して固定はしないような構え。
そうなってくると、暑い期間で自分をいかにアピールできるか。
それが競争を勝ち抜く要素となってくるでしょうね。
現状なら2番をこなせて守備範囲が広い小池
ここぞのところで不思議な力を発揮する平田が有利。
ただ井端を2番に据えるなら、がある藤井を1番でもいいですし、
また打線が沈みがちとなれば、ライトに井上を。
そんな様相になってくると自分としては予想しますが、
ただ勝負同様、何が起こるかわかりませんからね。
チャンスを掴む選手の台頭、それこそがチームの望むところ。
それが出るか出ないかで、浮上具合も変わってくるでしょうし、
ぜひとも出てきてほしいところです。


今日の公示。(24日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録抹消】
▼中日 佐藤亮太投手
公式サイト共同通信社

今日の公示。(25日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 金剛弘樹投手
公式サイト共同通信社


◇金剛弘樹
<この日、5月17日以来となる1軍に招集される。
出場選手登録を抹消された佐藤亮太に代わって、きょう25日に登録>
「前回2軍に落とされたときと同じ失敗を繰り返さないようにしたい」
中スポ

◆谷哲也
<大学・社会人ドラフト3巡目ルーキーは
2軍戦で打率.318と打撃好調。1軍入りも見えてきた>
「試合に出て慣れてきました。打撃? 調子いいです」

<同期入団の山内、赤坂が先に1軍を経験。
昇格の日を心待ちにしている>
「チャンスがあればぜひ、1軍でプレーしたい」
スポニチ名古屋


その他の話題としては、前日の広島戦に先発し、
「あと1球」から捕まってしまい、KOされた佐藤亮太
球宴期間前は登板がないということもあり、
この日、出場選手登録を抹消されました。
再登録は8月3日以降となりますが、
一球の重みを理解しながら、しっかり調整してほしいですね。

一方ファームは週末はプロ・アマ交流試合でヤマハと対戦。
週明けは雁の巣で福岡ソフトバンクとの3連戦が組まれています。
今朝のスポニチ名古屋では、ルーキーのの話題がありましたが、
打撃は元気ながら、守備などにまだ課題もありそう。
通常ならこの時期『体験1軍』などもあったりするのですが、
今年に関しては、8月の方がチャンスがありそう。
昇格を心待ちにしながら、さらなる全力プレーを願います。

2008年7月24日 (木)

白星寸前佐藤亮太1球に泣く、山内ほろ苦初登板。

相手のミスを突き、逆転しての3連勝
投打もかみ合いだし、ようやく上向き気配ドラゴンズ
7月最後のナゴヤドームとなった広島との3戦目。
相手先発の制球不安定なところを攻め、5回まで1点のリード
しかし先発・佐藤亮太が勝利投手の権利まで
あと1球としながら、そこから捕まりまさかの逆転3ラン
代わってプロ初登板を果たした山内壮馬も踏ん張れず、
連続適時打を浴びて、突き放されるありさま。
7連敗中の広島に敗れ、連勝は3でストップしてしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 15回戦
(23日・ナゴヤドーム | 中日9勝4敗2分け)
35781人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日
[敗] 佐藤亮太(4試合1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
佐藤亮太、山内、長峰、ネルソン - 谷繁、小田

【ゲームレビュー】
逆転負けで連勝ストップ 若い投手が踏ん張れなかった
佐藤亮太が1点リードの5回につかまった。
2死二塁からアレックスに四球。栗原に左へ逆転の3ランを浴びた。
さらに安打を許して降板。2番手・山内も四球の後、
連続適時打を許し、一挙5点を失った。
打線は制球が不安定なコズロースキーをつかまえきれなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズ・佐藤亮太、広島・コズロースキーの先発。
ただ序盤の両者の投球内容を見る限り、
とてもじゃないですが、コズロースキーには勝ち目がなかったはず。
それでも勝ってしまうというのが、野球の怖さかなと。

先制したのは、ドラゴンズ
中4日で先発のコズロースキーの立ち上がりを攻め、
先頭・荒木がショート内野安打で出ると、
続く井端の初球にコズロースキーが一塁へけん制悪送球
二塁へ進み、さらに果敢に三塁も狙った荒木は憤死したものの、
制球不安定なコズロースキーから井端が四球を選ぶと、
続く森野の6球目にスチール成功。
さらに森野の遊ゴロで三塁へと進むと、
ウッズの初球、内角低目へのストレートがワンバウンド。
ワイルドピッチとなってしまい、井端が生還。
前夜に続き広島ミスによるアシストで、1点を奪います。

幸先良く、援護点をもらった佐藤亮太
2回は2死からヒットと死球で一、二塁としたものの、
コズロースキーを外へのスライダーで空振り三振。
何とかピンチを切り抜けたものの、
続く3回、東出のセンター前ヒットとスチールで無死二塁。
しかし赤松を外へのカーブで遊ゴロ。
アレックスも外へのスライダーを引っ張らせ、
三塁ゴロと、走者を釘付けに。
それでも4番・栗原にカウント1-2からの4球目、
外角高目に浮いたストレートを叩かれ、
右中間フェンス直撃のタイムリーヒット。
低目が生命線である投手が高目に放ってしまった1球。
踏ん張れずに、同点に追いつかれてしまいます。

それでもゲームの主導権を握っているのは、ドラゴンズ
3回ウラ、上位打線がコズロースキーを揺さぶりチャンス。
1死から荒木が四球を選ぶと、足を高く上げ、
クイックが出来ないコズロースキースキを突き、
井端の2球目に、荒木二盗を成功させると、
続く3球目にはすかさず三塁へスチール
捕手も送球もせず、まさにフリーパスといった状況で
労せず得点圏へと走者を進めます。
さらに井端も1-3から四球を選び、一、三塁。
ここで迎えるは、絶好調3番・森野
カウント2-1からの4球目、
中に入ったカーブに軽く合わせて、ライト前へのタイムリー
申し訳ないくらい簡単に勝ち越しに成功します。
なおも1死一、二塁とチャンスのドラゴンズ
ここで一気にコズロースキーを攻め込みたいところ。
しかしウッズがカウント2-2からの5球目、
内へのカーブに空振り三振に倒れてしまうと、
続く和田は右ひざをかする死球で、2死満塁としたものの、
中村紀洋が力んでしまったか、
初球、真ん中低目のストレートを打ち損じての三塁ゴロ。
このチャンスで1点しか奪えなかったことが、
後々へと響いてしまいます。


再び1点リードをもらった佐藤亮太
4回は下位打線をこの試合初めて三者凡退に取ると、
続く勝利投手の権利がかかる5回、
1死から東出にヒットと盗塁を許してしまったものの、
赤松をフルカウントから外へのボール球で空振り三振。
何とか2死まで漕ぎ着けて、プロ初勝利まであと1人
そして迎えたアレックスをカウント2-1からの5球目、
外角低目のスライダーで空振り三振に取り、スリーアウト。
小さくガッツポーズをして、意気揚々とベンチへと向かいます…

…が、しかしここで「ちょっと待った」が。
実は三振ではなく、ファウルチップを
ワンバウンドで捕ったということで、ファウルの判定に変化。
カウント2-1からゲームが再開されることに。
気持ちが切れてしまったか、
佐藤亮太は制球が定まらず、3球続けてボールで四球
2死一、二塁として迎えるは、前の打席タイムリーの栗原
仕切り直しとはなったものの、ここを踏ん張って、
自らの力でプロ初勝利の権利を掴みたい。
しかし追い込みながらも、カウント2-1からの4球目、
内角低目のスライダーをうまくすくい上げられると、
打球は低い弾道でそのままレフトスタンドへ…。
まさかまさかの逆転3ランホームラン。
踏ん張りきれなかった佐藤亮太は、ぼう然の表情。
白星寸前での一発にショックを受けたか、
続くにも三遊間を抜かれたところで、落合監督がマウンドへ。
結局4イニング2/3、90球を投げ、7安打3奪三振2四死球で4失点。
若い投手ゆえの詰めの甘さを露呈してしまい、
プロ初勝利はまたもお預けとなってしまいました。


2点ビハインドの5回2死一塁。
ここで2番手としてマウンドに上がったのが、
先日1軍登録された大・社ドラフト1巡目の山内壮馬
地元出身、期待のルーキーがこの場面でデビューを果たすことに。
ただ、TV画面からでもわかるぐらい
表情はこわばり、かなりの緊張ぶり。
最初に迎えた石原に対し、
得意のスライダーを3球続けるも外れてしまい、0-3。
さらに真っすぐも高く浮き、ストレートの四球を与えてしまうと、
続くシーボルには3球目、甘く入ったスライダーを叩かれ、
センター前へと抜けていくタイムリー
さらに一、二塁から、同じルーキーの小窪にも
内へのストレートを右方向へ持って行かれての連続タイムリー
打者一巡となった広島打線に捕まってしまい、2点を奪われた山内
ある意味新人らしいといえばそれまでですが、
ほろ苦いデビュー登板となってしまいました。

勝利モードが一転、一挙5点を奪われ、3-6
しかしコズロースキーがそのまま続投。
まだまだチャンスがありそうな気配もあった5回ウラ、
再び上位打線が反撃を仕掛けます。
1死から井端がセンターへ持って行くヒットで出ると、
続く森野がカウント1-1からの3球目、
内角中寄りのストレートをしっかり叩くと、
打球は左中間を抜けていくタイムリーツーベース!
絶好調のバットがまたも火を噴き、4-6
2点差と詰めより、反撃チャンスを広げます。
しかしこの日は、4、5、6番ブレーキか。
続くウッズは四球を選び、一、二塁としたものの、
和田が外角低目のカーブを引っかけ、三塁ゴロ。
さらに中村紀洋はカウント2-2からの5球目、
外へのストレートを見逃しての三振。
またもあと一押しできず、1点しか奪えなかったドラゴンズ
実質勝負はここで決まってしまい、
7回に、3番手・長峰石原にライト前タイムリーを許すと、
8回には4番手・ネルソンがこの日当たっていた
東出にセンター前に運ばれてしまい、ダメ押し。
その一方で打線は、6回以降、
上野-梅津-永川と繋いだ広島リリーフ陣に
和田のヒット1本に抑え込まれてしまい、ゲームセット。
3タテを目論んだうえ、チャンスもいくつかありながらも
勝利をたぐり寄せられなかったドラゴンズ
久々の連勝は『3』でストップしてしまいました。


あと1球だったのに…。野球を見ているうえで、
ありがちとはいえ、
あと1人、それもあと1球からの悪夢
それにしても勝利の神様は
惨いことをしてくれる。
5回2死からの逆転劇
目の当たりにして、そんな風に感じました。
確かに佐藤亮太のここぞでの
詰めの甘さが出てしまったのが原因。
ピンチを凌いだにも関わらず、判定が変わったことで、
気持ちが切れたかどうかはわかりませんが、
やはりあそこでアレックスを切れずに
四球を与えてしまったのが痛かった。
1軍で勝利を掴むには早く、もう一段上に上がらないとダメ。
そのための試練を与えてくれたのではないかと。
試合後にはファーム落ちも決まったようですが、
降板後は、谷繁がすぐ横に座り、
再三再四アドバイスをしていたようですし、
今回学んだことをにして、再び下でやり直し
そして自分に不足しているものをしっかり補って、
次のチャンスではすんなりと5イニングを通過してほしい。
チームとしては、痛い星を落としたことになりましたが、
背番号50のこれからのさらなる成長、期待したいところです。

また2番手で、プロ初登板となった山内
こちらはある程度『想定内』の範囲だったかなと。
得意球であるスライダーが全く決まらず、
かなりの緊張ぶりが伺えましたし、
勢い付いていた広島打線を抑えるのは、初登板ではキツかったかも?
それでも2イニングス目は多少は落ち着いたようで三者凡退
とりあえずは甲子園遠征にも帯同するそうですが、
まだまだ1軍レベルではなさそうな感も。
次回の登板はどうなるかわかりませんが、
期待のルーキー、今後も長い目で見ていきましょう。

一方、打線は散発5安打での3得点。
相変わらず森野が絶好調なのは、うれしい限り。
それでも言葉は悪いかもしれませんが、
あんな投手をいとも楽にKOできないでどーする!という感が。
あれだけ四球をたくさんもらい、盗塁はフリーパス
なのにここぞで踏ん張られ、わずか1点ずつしか取れないありさま。
こんな時もあるとはいえ、3連勝中、
さらに勢いに乗らなければいけない時に、またもや停滞
勝てた試合を落としたようで、少々不満が募りました。
ダラダラ気味の広島と違い、次は手強い首位のチームが相手。
悔しさを胸に、きっちりとした戦いで雪辱を期待したいです。


本当は3タテして、意気揚々と甲子園
乗り込みたかったところですが、
惜しくも一時停止ドラゴンズ
移動日を経て、25日からは前半戦最後となる5連戦
まずは週末、三たび阪神と激突します。
しかし一週間前とはチームの状態もだいぶ違うはず。
ドラゴンズが敗れたことでマジックが1つ減ったようですが、
何とか週末の甲子園では踏ん張って、少しでも停滞させてほしいですね。
アウェーの状況ですし、重い戦いには変わりないでしょうが、
ここまで散々やられてきた雪辱を、ぜひとも敵地で晴らすこと。
ただできるだけ気負わず、挑戦者の気持ちでぶつかってほしいですね。
その先陣となってくるのが、エース・川上憲伸
北京五輪前としては、おそらく最後の登板となるエース
ぜひとも置き土産として、トラからの白星を期待したいところです。


★プレーヤーズ・ボイス(23日)

●佐藤亮太
<5回2死二塁、アレックスを空振り三振に打ち取るも、
ファウルと判定され、そこから四球。
続く栗原に逆転3ランを浴び、あと1死のところでプロ初勝利を逃す。
試合後は、2軍降格を通告されて>
「審判が右手を挙げたので三振と思った。
(判定を)確認した上でガッツポーズしたんですが…。
自分の中では切り替えたつもりだったけど…。
勝負どころでああいう形になってしまった。
チームがいい流れできていたのに
逆転を許してい申し訳ない気持ちでいっぱいです。
(3ランの直前の)四球が1番問題です。
勝負どころで意図したボールを投げられるかどうか。
ジャッジはジャッジ。あれで慌てたことはありませんが、
結果的に四球を出してしまったことが、
ああいう結果を招いてしまったんです。
詰めの甘さが流れを変えてしまいました。
下(2軍)でも一球、一球意味のあるボールを投げていきます」
中スポ共同通信社毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

◆杉永球審
<5回2死二塁。空振りの判定がファウルに覆ったことに>
「(アレックスからは)何も言われていません。
バットに当たったのは分かっていましたが、
最初はノーバウンドで捕球したと思ったんです。
でも『あ、違う、違う』と思い直して(判定を変えた)。
(バットと地面と)2回音は聞こえていましたから」
中スポ

●谷繁元信
<ジャッジ変更後も佐藤亮太に動揺はなかったと言い切る>
「(背中越しなので)審判の右手が挙がったのは見ていませんが、
(佐藤)亮太はあの球のあとも低めに投げようとはしていました」
中スポ

●山内壮馬
<大学・社会人ドラフト1巡目ルーキーがプロ初登板。
逆転された後の5回2死一塁でマウンドに上がると
制球が定まらず四球でピンチを広げ、連続適時打を浴び、
1回1/3を2安打1失点。ほろ苦い内容に反省>
「緊張しました。『(登板が)あるかもしれないぞ』と
言われていたから、準備はしていましたけど。
(走者を背負って)クイックから入る展開で、投げ急いでしまいました。
初登板とはいえ、あそこは抑えなければいけなかった場面だった」

<それでも6回はスライダーが決まって
三者凡退に打ち取り、実力の片りんも>
「きょうの反省点をこれからの課題にして頑張りたい」
中スポサンスポ時事通信毎日jp

●マキシモ・ネルソン
<8回から4番手で登板。
今季3試合目で来日初失点。試合後に関係者を通じて>
「1点取られたのは悪かった」

<しかし報道陣の質問には耳を貸さず>
「今日は話したくない」
名タイ

●森バッテリーチーフコーチ
<逆転3ランを喫した佐藤亮太について、猛省と成長を促す。
球宴期間中は登板機会がないため、2軍で再調整させることを示唆>
「(2軍に)落とす。
アイツ(佐藤亮太)の経験のなさが出た。
(栗原の)本塁打じゃない。その前のアレックスへの四球が悪い。
今後どう生かすかが大事だ。
10日過ぎたら上げないといけないだろうがな」

<3度目の1軍戦登板で失点したネルソンについて評価>
「クイック(モーション)とか変化球を覚えろなど、
言ってきたことはきっちりやっている。頑張っているんじゃないか」

<ただし口からその後に出たのは『調教』できない嘆き節>
「あいつは『はい』って言えばいいと思っている。
注意しても『はい』って言うから大丈夫だと思ったら、
全く分かっていない。3回は同じことを言わないと…」

<直球を安打されることには>
「何でか分からないが、投球練習で変化球ばかり投げているんだ。
あいつの投球の中心は直球なのに、
直球の感触を確かめずに本番で投げるからいきなり打たれるんだ。
向こうだって直球がくると思って振ってくるんだから。
それでも一発で仕留められる直球をすぐに投げられないと。
そういう話をすれば『はい』って言うのになあ。
けん制のサインを出しているのに、見ていない。
3回目でやっと気付いてけん制してくれたよ。
これからドミニカみたいに暑くなるし、もっとやってくれるだろう。
そんなやつにも頼らなければいけない状況なんだよ」
サンスポスポニチ名古屋ニッカン名タイ


●森野将彦
<チーム全体で5安打しか放てなかった中で、
4打数2安打2打点と孤軍奮闘。
3回1死一、三塁はカーブをうまく右前にはじき返し
一時は勝ち越しとなるタイムリー>
「何とかついていきました」

<5回1死一塁からは、自画自賛の左中間越え適時二塁打>
「ストレートをうまく打てました」

<この広島3連戦では13打数8安打6打点。
異次元の打ちっぷりで絶好調をキープしている>
「まあ打線は打てるときもあれば、打てないときもあるよ」

<20日の阪神戦からは4試合連続ライトで先発出場。
違いを乗り越え、無難にこなしてしまうのが万能選手ならでは>
「センターからライトになっても負担が軽くなるわけはない。
どこを守っても一緒だよ」

<五輪で離脱するまで残り5試合>
「大事なのは次の阪神戦です。3連勝? 当然そのつもりです」
中スポスポニチ名古屋

●井端弘和
<1回1死から四球で出塁すると、二盗に成功。
左足痛から復帰後初盗塁を決め、
その後、相手の暴投などで先制の本塁を踏む>
「もう大丈夫ですよ」
(中スポ)


◆山本昌
<通算197勝目を挙げた15日の巨人戦の夜。
チームとともに札幌に移動すると、騎手の武豊とプチ祝勝会。
競馬の話、野球の話に花を咲かせ、
途中で合流した中村紀洋らと大いに盛り上がった>
「武くんはいい友達だよね。
あの日はたまたま北海道に来ていたから一緒になったけど、
いろんな話をしたよ。武くんは野球がすごく好きだから」

<日本のトップに君臨する3000勝ジョッキーとの付き合いは
10年以上になるという。体格も含めて大きく違うが、
勝負の世界に生きるだけに刺激しあえる仲に>
「刺激? まあそうだね。向こうのほうが全然上だけどね。
(武くんの)期待に応えられるように頑張りたいね」
(中スポ)


●落合監督
<先発の佐藤亮太が踏ん張れず、連勝は3でストップ。
前日まで7連敗の広島に完敗、語気を強めて>
「きょうも何もありません。何があるの」
(中スポ、サンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋


若竜トピックス(23日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-阪神 18回戦
(23日・ナゴヤドーム)
  000 000 000 = 0
  000 021 41× = 8
[勝] 佐藤充(12試合7勝3敗)
[D本] 平田3号 堂上直倫4号満塁
[D投] 佐藤充
公式サイト

【ゲームレビュー】
ゲーム序盤は、出塁こそするが適時打が出ず重苦しい展開。
4回ウラ、平田中越え二塁打、堂上剛裕一ゴロ進塁打で1死3塁。
しかし田中が空振り三振、佐藤充が二ゴロで得点できず。
5回ウラ、西川四球、藤井死球などで1死一、二塁から
新井が左越えに2点適時二塁打を放ち、先制。
6回ウラ、平田が右中間にソロ本塁打を放ち、追加点。
7回ウラ、藤井左ポテン安打と盗塁、新井四球、
さらに平田敬遠などで1死満塁から
堂上直倫が左翼席中段へ豪快に満塁本塁打を放つ。
8回ウラにも中村一生の右前適時打で1点を加え、大量8点
先発・佐藤充は立ち上がりから素晴らしい投球を披露。
ストレートが走り、初回からの4連続を含む5三振を奪う。
中盤はやや球威が落ちたものの、外角の制球良く、
阪神打線に付け入るスキを与えず、3試合連続の完封
公式サイトより)


○佐藤充
<ナゴヤドームでのウエスタン・阪神戦に先発。
9イニングを投げ6安打10奪三振の好投で完封勝利。
19日に2軍降格後となってから初先発でいきなり好結果を出す>
「最初から飛ばしました。
上手くタメる事が出来て指に良くかかりました。
しっかりと腕が振れました。
自分のやろうとしていることができてきました。
今日みたいなピッチングが出来れば
一軍でも自信を持って投げられると思います。自信が付きました」
公式ファーム中スポ

○小林2軍投手コーチ
<2軍ではこれで3試合連続完封の佐藤充を評価>
「上(1軍)でもきょうのような投球をしてほしい。
五輪期間中の昇格候補の一人に挙がる」
中スポ

○堂上直倫
<『7番・三塁』で先発出場。
7回1死満塁から阪神・清原の初球スライダーを強振。
広いナゴヤドームの左翼席中段へ飛び込む豪快な満塁本塁打>
「直球待ちでスライダーに反応しました。
打った瞬間入ると思った。
バットが振れているということだと思う」

<ドームでの一発は、愛工大名電高2年夏に
愛知大会決勝で放って以来、約3年ぶり>
「プロに入ってからここではあまり打てていないですから。
気持ちいい? そうですね」

<暑い季節を迎えて調子が急上昇。
7月だけなら打率.310、3本塁打。
かつては甲子園で大活躍を見せた夏に、ブレークの兆し>
「とにかくバットが振れています」
中スポニッカン


年に数度のナゴヤドームでの『親子ゲーム』。
午前10時20分試合開始と早起きこそしなくてはいけませんが、
連日猛暑のナゴヤ球場に比べれば、涼しいもの
新井、平田、藤井ら1軍組も参加したゲームは、8-0と圧勝。
19日に2軍降格後となってから初先発となった佐藤充
立ち上がりから気迫の投球を見せ、9イニングを6安打完封
ファーム登板では3試合連続完封と「帝王」ぶりを見せたもよう。
御前試合になったようですし、
夏場での再昇格へ十分なアピールとなったようですが、
その反面、何で1軍ではこういう投球ができないのか?
けっこう疑問だったりもするのですが、
まあどちらにしても、投手陣がキツくなる8月
調子をキープして再び上がってきてほしいです。

一方、打線で目立ったのは、何と言っても堂上直倫
このところ打撃が上向き、スタメンにも
名を連ねるようになりましたが、この日も好調ぶりを披露、
7回1死二、三塁から平田が敬遠された直後の打席、
初球スライダーを強振すると、
まさに打った瞬間という打球が左中間スタンドへ!
見事なグランドスラムを放ち、勝利を決定づけました。
4番常時起用の英才教育だったルーキーイヤーと違い、
実力で上がってきた今季の背番号1
今後さらに力を付け、夏場に初の1軍となってくればいいですね。

2008年7月23日 (水)

ミスに乗じて大逆転、好調森野竜を引っ張り3連勝!

投打のベテランの頑張りで広島に快勝。
久々にナイスゲームを飾ったドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの第2戦。
先発・チェンが初回に不安定なところを突かれ、
先制を許したものの、3回に相手のスキを突き、
連続失策森野の適時打で勝ち越すと、
和田、中村紀洋も続いて一挙5点のビッグイニング
2回以降踏ん張ったチェンに4勝目を
プレゼントするとともに、チームも久々の3連勝となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 14回戦
(22日・ナゴヤドーム | 中日9勝3敗2分け)
34742人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日 ×
[勝] チェン(30試合4勝3敗)
[D本] 森野10号
[Dバッテリー]
チェン、高橋、浅尾、長峰 - 谷繁、清水将海

【ゲームレビュー】
相手のすきをつく攻めで3連勝
3回、一気に畳み掛けた。1死後、谷繁の四球がきっかけ。
送りバントで2死二塁から、敵失で同点とした。
さらに一、三塁から森野が勝ち越し打を放ち、
満塁のチャンスで和田の2点二塁打、中村紀洋が適時打。計5点を奪った。
チェンは立ち上がりに1点を失ったが、その後は踏ん張って4勝目
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


5月28日以来の先発となった大島崇行
100キロに満たないスローカーブに幻惑され、
初回、2回と翻弄されていたドラゴンズ打線でしたが、
3回に相手の自滅も絡め、一気に捕まえましたね。
繋がる打線によるビッグイニングは、
見ていてとても楽しかったですが…。

初回、ドラゴンズ先発・チェンが不安定。
2つの四球と安打で1死満塁から
5番・緒方孝市の遊ゴロの間に1点を奪われましたが、
3回ウラ、ドラゴンズ1つの四球からチャンスを。

先頭の小池が二塁ゴロに倒れた1死、
谷繁がフルカウントから四球を選ぶと、
続くチェン右打席に入り、投手正面ながら犠打を決め、二塁へ。
同点のチャンスで迎えるは、トップに戻って荒木
初回の打席で11球粘った荒木でしたが、
ここも粘ってフルカウントからの6球目、
中に入ってきたカーブをピッチャー返し。
捕りに行ったショート・小窪が弾いてしまうと、打球はセンター前へ。
タイムリーエラーとなって、1-1の同点に追いつくと、
さらにセンター・赤松からのバックホームが逸れる間に
荒木は激走して、一気に三塁へ。
ショート、センターのダブルエラーによるノーヒットでの得点
ゲームの流れがドラゴンズへと大きく傾き出します。

これでペースを乱した大島から
続く井端が四球を選び、2死一、二塁と勝ち越しのチャンス。
ここで迎えるは、3番・森野
前夜猛打賞の好調男が、浮足立つ広島ナイン
大きなダメージを与える一打を放ちます。
カウント1-1からの3球目、
ど真ん中に入ってきたストレートをはじき返すと、
打球はライナーでセンターへと抜けていくタイムリー!
この回初めて出たヒットで2-1と勝ち越しに成功すると、
なおも一気にたたみかけるドラゴンズ
続くウッズが四球を選び、2死満塁とすると、
5番・和田主軸のお仕事!
大きな満振りをかましたあとの2球目、
内へのストレートを引きつけ叩くと、
打球は詰まりながらもレフト左へと落ちるタイムリーツーベース!
二者が生還し、4-1とリードを広げて大島をKO
さらに代わった2番手・森跳二から
中村紀洋がフルカウントからの6球目、
外へのスライダーを叩くと、三遊間深い位置へのゴロ。
ところがこれを小窪がまたもこぼしてしまい、タイムリー内野安打に。
ドタバタぶりを繰り返すコイをものの見事に飲み込み、
打者11人で3安打を放ち、一挙5点のビッグイニング!

その後も5回に森野が2試合連続の一発となる10号を
豪快にセンターバックスクリーンに叩き込み、中押しをすると、
7回には中村紀洋がセンターへダメ押しといえる犠牲フライ。
投げては6回で降板したチェンの後を、
高橋-浅尾-長峰が無失点リレーで繋いでゲームセット。
前夜に続き力の差を見せつけ、広島に連勝。
2戦目にして、早々とカード勝ち越しを決めました。


この日一番のオドロキ!それにしても3回ウラの
打者一巡の猛攻
本塁打もないのに、
3安打5点が入ったのは、
2つのエラー4つの四球が絡んだから。
敵将のブラウン監督
コメントのなかにあった
『エラーと四死球は影響し合う。
流れやリズムを大切にしないと』

これがこのゲームを象徴したかなと。
確かにドラゴンズ先発チェン
結果的には6イニングを投げ、3安打1失点でしたが、
そんなに良かった訳でもないですし、四球も4つも出している。
しかし回を追うごとにリズムがよくなってきたことで、
毎回走者を出しながらも何とか粘って、白星を掴むことができた。
この日登板した広島投手陣のあまりのテンポの悪さを見て、
投手の投球がいかに野手にリズムを与えるか。
そしてやはりミスをした方が負けるというのが、鉄則ということを再確認。
久々の3連勝でうれしいことはうれしいのですが、
週末の甲子園でまたも硬くなってしまい、ミスをしてしまわぬよう
「人の振り見て我が振り直せ」でもないですが、
これを教訓として、この先も気を引き締めてプレーしてもらいたい。
快勝に浮かれそうになる一方で、
そんなことがゲーム後半は頭をよぎっていました。


まあそれはさておき、
ナゴドではすっかりお得意様となった
広島相手に連勝して、今月初の3連勝
しかし甲子園では首位・阪神が勝利したことで
ついに優勝マジック『46』が点灯してしまいました。
マジックの対象は、ドラゴンズだそうで、
今後虎ファンの方々にも勝負を注目してもらえるのは
ある意味ありがたいことですが、
そう簡単にマジックを減らさせるのもシャクですし、
どうせならまた消させてみるのも面白いかも?
そのためにはドラゴンズが一戦一戦勝っていくこと。
まずは調子が良くない広島を一気に3タテにして勢いを付ける
そして週末の敵地での3連戦へと臨むこと。
3戦目の先発投手は、誰だかわかりませんが、
絶好調・森野を中心に打線がつながっての援護を。
そして7月最後のナゴドのファンに勝利を運んでもらいたいです!


☆ウィナーズ・ボイス(22日)

◎チェン・ウェイン
<4四球を与えながら、6イニング3安打1失点と粘って4勝目>
「(中5日でのマウンド。どんな気持ちでマウンドへ)
だいぶ疲れます(笑)
(中5日ではちょっと疲れが取れませんでしたかね)
そうですね。まあ、調整に、まあ、うまくいかないし、
まあ、頑張ります。ハイ。
(粘りのピッチングで6回を1失点)
まあ、今日も調子もあんまりよくないし、
まあ、でも、まあ、野手に合わせて、自分のコースコースに投げて、
結局、フォアボールもけっこう多いなのですけど、
まあ、(それなりに)しっかり抑えられたと思います。
(打線がたくさん点を取ってくれて、元気も出た)
そうですね。まあ、1点入ってからも、
まあ安心できるし、まあ、安心して投げられたますけど、ハイ。
(五輪で森野さんに投げたいですか)
でも、あんまり、投げたくないですけど(笑)
(五輪に向けての抱負)まあ、頑張ります。
(次回の登板に向けて一言)
まあ、みなさん、応援してお願いします」


<来日5年目で初体験のナゴヤドームでのお立ち台に苦笑い。
スタンドからヤジまで飛んだ『小声デビュー』の真相がコレ>
「緊張してしまって…。
それに日本語がちゃんとしゃべれるかどうかも不安だったんです。
日本語があまり上手じゃないから大きな声で喋れなかった。
本当、緊張しましたよ」

<明らかに調子は悪かったが、
決して弱気にはならず、マウンドでは攻め続けた。
3安打4四球だったが、1度も『痛打』は許さず>
「きょうは調子がよくなかった。走者が出るとセットも不安でした。
でも、内角は攻めようと思っていました」

<1点ビハインドの3回無死二塁の守備。
投前バントを処理した際、一塁カバー荒木への送球が右へ逸れ、
体を張ってアウトにした荒木は打者走者と接触。
右ひざを痛めてしまい、責任を感じた>
「大丈夫ですか、大丈夫ですかと聞きました」

<そのウラ1死一塁、右打者用のヘルメットを被り右打席へ。
高校時代以来の右打席で3球目をころがし、
プロ入り後初めて送りバントを決める>
「ずっとうまくなかったので、きょうは何とか決めたかった」

<登録上は左打者だが、前日にちょっとした伏線があった。
コーチに『右打席』を願い出て、
川相コーチの前で左右両打席のバントを披露>
「左打席ではボールがよく見えないんです。
だから右でやってみようと思いました。
感触? どちらもうまくできそうもありません…」

<8月1日から合流する台湾代表での背番号は
いまの『21』と決めている。左ひじ痛から復活した番号であり、
中日の代表としての番号。もう1つ、特別な思いがある>
「樋口さんの番号をつけたかった。運があるんです」

<台湾代表でチームを離れるまで先発機会は残り1試合>
「勝ちたいですね。とにかく勝つために頑張ります」
公式ブログ中スポサンスポ時事通信毎日jpニッカン

○樋口1軍サブマネジャー
<昨年オフに戦力外通告された背番号『21』の前任者。
チェンが自身が着けていた背番号を選んだことに>
「故障で苦しんだ番号だから、
どうなるかと思ったけど、活躍してくれてうれしいですね。
(9歳年下のチェンに慕われ)本当にかわいいやつなんですよ」
中スポ

○川相内野守備走塁コーチ
<世界記録保持者の名人から見たチェンの右打席バントは>
「左の方が転がせそうな気がしたけどね。
でも、きょうみたいに決めれば得点のチャンスも広がる。
意識をもってやってくれればいいです」
(中スポ)


◎森野将彦
<2試合連続で本塁打を含む3安打猛打賞>
「(ナイスバッティングでした)
ありがとうございまーす。
(昨日も今日も3安打、絶好調なんじゃないんですか)
そうですね。はい。
えー、バットよく振れていると思ってます、はい。
(バックスクリーンへのホームランの感触は)
いや、完ぺきでした、ハイ。
(チームが3連勝。いい流れになってきましたね)
はい、そうですね。まだね、3連勝ですけど、
まだまだ、もっともっとね、勝っていきたいと思ってます。
(五輪出場のチェン投手のピッチングを後ろから見て)
そうですねえ。まあ、あんまり立ちたくないんですけど、
チェンのね打席ではね。えー、でもね、いいピッチャーなので、
まあとりあえず、ドラゴンズにね、何て言うんですか、
勝ちをもっともっと運んでほしいと思います。
(ファンに力強いメッセージを)
えー、そうですね。えー、とりあえずね、
オールスターまでにナゴヤドームでやるのもね、
もう試合もないんで、えー、とにかくね、
もっともっといい姿を見せれるように、明日も頑張りたいと思います」


<3回、敵失で同点に追いついた後の2死一、三塁。
勝ち越しのタイムリーをライナーで中前へ>
「あそこでチャンスを手放してしまうと、
流れが向こうに行きかねない状況だった。
センターへ打っていこうと思って、いい感じで打てました。
凡退してると、逆にあそこでチャンスを手放してましたね。
いい打撃ができた。打ててよかった」

<5回は豪快にバックスクリーンへ特大10号ソロ。
3年連続の2ケタ弾に>
「今日のは良かったですね。完ぺきでした。
センター方向のホームランは最近なかったですからね。
あんなに飛ぶことは(めったに)ないでしょう」

<復帰後15試合で打率.356、12打点とまさに絶好調。
ところがお立ち台を降りると発言をちょっと修正>
「もうちょっといいときがあるんですよ。感覚でそういうのがあるんです」

<1軍に復帰した7月初め、
上半身にたくましい筋肉をつけ、大きくなって帰ってきた。
左ふくらはぎの肉離れで下半身が使えず、
上半身しか鍛えられなかったからこそのたまものだが>
「大きくなった? そうでしょー。
1カ月、下はトレーニングができなかったですからね。
(上と下の)バランス悪いですけどね」

<好調さの要因は五輪出場にある。
高校の同級生で引退した井上康生さんのものという
イメージだった五輪。北京への道が絶たれ、
現役引退を発表した時は寂しかった>
「僕にとって五輪はアマチュアのもの。
出るなんて思ってもいなかったし
『康生が出てメダルを目指す』場所としか思っていなかった。
今回もそう思っていた。逆になったけど…」

<一方で五輪の意義を知ったのも
旧友の存在があったからこそ。連絡を取ったが>
「世間話程度です。だって種目も違うし
『五輪が…』とかの話は特にしていないですよ」

<代表に逆転選出され迷ったが、背中を押したのは家族。
また快く送り出してくれるチームのために
できる限りのことをやろうと心に決めた>
「(選出当初は)辞退も浮かんだ。
(両親、妻、子どもが皆)『おめでとう』って
すごく喜んでくれた。それで自分で決めましたね」

<あと6試合でチームを離れるが、
さらにチームの勝利に貢献することを誓い>
「もう、ナゴヤドームの試合も1つしかないですし、
もっといい姿を見せたい。思い切ってやりたい」

<首位・阪神にこの日、優勝マジック『46』が点灯したが>
「ついてしまったものは仕方ない。自分たちが悪いのだから。
(この時期の点灯は)ぼくらが頑張れなかったというのもありますから。
マジックを減らさせないようにプレッシャーをかけていきたい。
今、差は開いているけれど、まだ何が起こるか分からない。
いつか、消えるかもしれないし。
(中日は)勝っていくだけ。勝っていけばプレッシャーもかけられる。
(北京五輪代表で外れるまでの)あと6試合、
全力でやりたい。もっともっとやろうと思ってます」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋名タイ

○和田一浩
<3回2死満塁で、左翼線へ2点二塁打を放ち、
ふらふらの先発・大島を完全にKO>
「2アウトから、みんながつないだ状況だったので、
何としてもランナーをかえすつもりでいきました」

<手応えのいい勝ち方に声も明るく>
「いい感じで勝っていけるといいです」
中スポ中日新聞サンスポニッカン

○中村紀洋
<3回2死二、三塁で遊撃左へ適時内野安打>
「ラッキーだったけど、ランナーをかえせて良かった」

<7回には1死二、三塁でダメ押しの中犠飛。
夏休みを利用してやってきた家族の前でいい姿をみせられ>
「最低限の仕事ができました」
中スポ中日新聞

○荒木雅博
<3回無死二塁から赤松のバントを処理したチェンの送球が逸れると、
一塁のカバーに入った自身と打者走者が交錯し、右ひざを強打>
「大丈夫です。たいしたことはなかった。いつもと同じです」

<その後立ち上がってプレーを続行。
3回2死二塁、二遊間への強いゴロで一塁に猛然と走ると、
中堅から本塁返球される間に二塁を陥れ、
返球が悪送球となり一塁ベンチに飛び込んだことで三塁まで進む>
「常に先の塁を狙っているので、いけると思ったからいったまでです」
(東京中日、ニッカン

○高橋聡文
<7回から3番手で登板。MAX147キロをマークし、
松本を遊飛、東出を遊ゴロに打ち取ると
最後は赤松をフォークボールで空振り三振に仕留める>
「最近はフォークが良くなっています」
名タイ

○浅尾拓也
<8回から3番手で登板。ストレートのMAX150キロ。
2安打を許したが直球勝負を貫いて1イニングを無失点>
「ストレートはいい感じで投げられています。
でも真っすぐだけでは駄目。変化球の切れが悪いので修正したい。
抑え? まだ想像できないですね。
岩瀬さんの穴は1人では埋められません。
みんなでやっていくしかないと思います」
名タイ

◇佐藤亮太
<スタンドにいた子どもがウッズにサインをもらうために
投げたボールがベンチから出てきた自身の額を直撃。
『危ないよ』の声を聞き、見上げたところにボールが落ちてきた。
額を手で押さえながら、顔をしかめて>
「大丈夫です。でもやっぱり痛いです」
(中スポ)

○森バッテリーチーフコーチ
<ライバル阪神にマジックが点灯。首脳陣の歯切れは悪く>
「相手のことを気にしている時じゃない」
スポニチ名古屋


○落合監督
<相手のミスに乗じて打線がつながり、3連勝。
阪神に優勝マジック『46』が点灯。
就任以来、他球団のマジック点灯を見せられるのは
3度目もわれ関せず。涼しい顔で球場を後に>
「今日は何もないだろ。何もないもん。何もない。
阪神にマジック? ああ、そう。
別にいいんじゃない? まったく関係ない」

<そのまま帰ろうとするところ、チェンについて聞かれ>
「良くなかった。今年1番悪かったんじゃないか」
(東京中日、毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(22日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-阪神 17回戦
(22日・ナゴヤ球場)
  211 130 000 = 8
  004 110 000 = 6
[敗] 川井(10試合5勝2敗)
[D本] なし
[D投] 平井、川井、高江洲、中里
公式サイト

【ゲームレビュー】
ファームで調整中の平井が先発。
初回、1死から大和に右翼線へ二塁打を打たれると、
2死後、桜井、藤原の連続三塁打で2失点。
記録は三塁打だが右翼・堂上剛裕拙守が原因。
続く2回、2死から杉山を四球で出塁させると、
に左中間へ適時三塁打を許し、追加点。
結局平井は2イニングを投げ、4安打1奪三振1四球3失点で降板。
3回、2番手の川井が1死から桜井、藤原に連続安打で二、三塁。
続く山田の二塁ゴロを西川が野選。1点を失う。
3回ウラ、阪神先発・杉山に沈黙していた打線に火がつき、
西川、岩﨑の連打で無死一、二塁から、
中村公治が左中間へ2点適時二塁打。
さらに堂上剛裕の一ゴロで三進すると、
続く柳田は遊ゴロ。本塁送球も野選となって、3点目。
なおも中村一生が左中間二塁打を放ち、1死二、三塁とすると、
堂上直倫の遊ゴロの間に1点を加え、4-4の同点に追いつく。
4回、先頭・小宮山に右中間三塁打を打たれると、
続く杉山の三ゴロの間に勝ち越しを許す。
しかし4回ウラ、内野安打と進塁打で二進した岩﨑を置き、
堂上剛裕が左前へ適時打を放ち、再び同点。
それでも5回、桜井左前打で1死1塁から藤原に左へ2ラン。
その後も山田二遊間安打と盗塁、小宮山左前適時打と、この回3失点。
結局3イニングを投げた川井、7安打5失点と内容がなかった。
5回ウラ、堂上直倫、小川の連打でチャンスを作り、
1死一、三塁から前田の二塁への打球をが失策、1点を返すが、
その後は前半活発だった打線が阪神のリリーフ陣を打てず苦しい展開。
最終回、2死から谷、堂上直倫の連打で一、二塁と
スタンドも沸いたが、あと1本が出ず、6-8で敗れ3連敗
公式サイトより)


●平井正史
<不調のため2軍で調整中。
ウエスタン・阪神戦に先発して、
2イニングを4安打1奪三振1四球で3失点。
約20日ぶりとなる実戦登板は
結果よりも自らの現状把握に重点を置き、
投球フォームやバランスに注意を払うことに終始>
「上に(1軍に)いた時よりも(投げる)形はよくなっていると思う。
きょうは形を意識しながら投げました。
全力で投げられる状態だけど、力を入れると形が崩れてしまうので」

<復調へ前進していることをアピールして>
「不調で2軍に落ちているわけだから、
今度1軍に上がるときは万全でいきたい。いい方向に向かうようにしたい」
中スポ

●堂上直倫
<7番・三塁で5打数3安打1打点の活躍。
スタメン起用に結果で応え、猛打賞にも気を引き締め直す>
「今は内野手争いが厳しいんで、
結果出してアピールしていかないといけないので、
結果が出てよかったです。
1打席1打席、集中してやっていきたいです」
(中スポ)

●中里篤史
<8回から4番手で登板。
2イニングを1安打1奪三振の無失点に抑える好投。
速球のMAXは149キロを計測するなど、調子が上向き>
「イメージしたことができてきている。
ボールを投げてる感覚もよくなって、だいぶ思ってた投球になってきました。
これから状態を上げて、アピールしていかないと。それだけですね」
(中スポ)


ナゴヤ球場でのウエスタン・阪神戦は、
序盤から点を取り合う展開に。
2、1、1と小刻みに失点していたドラゴンズ
3回ウラに反撃、中村公治の2点適時打などの連打と
相手のミスも絡めて、4-4の同点に追いついたものの、
5-5で迎えた5回に2番手・川井炎上
この日当たっている桜井、藤原に捕まるなどして3失点。
ストレートのキレ、コントロールも甘い投球で、
ゲームの行方を決められてしまいました。

ところでこの日、ファームで調整中の平井
先発で2日以来となる実戦登板
しかし味方の拙守などもあって、
結果は2イニング、40球を投げ、4安打3失点。
それでも抹消前よりはだいぶ状態もよくなっているとのこと。
8月にはぜひとも戻ってほしい投手の1人
さらに状態を上げての復帰を期待します。

猛暑が続くナゴヤ球場での連戦でしたが、
きょう23日は、年に何度かの『親子ゲーム』。
涼しいナゴヤドームですし、御前試合にもなってきそう。
6連戦の最後、ぜひとも力を振り絞りアピールしてほしいです。

2008年7月22日 (火)

山本昌快笑198勝目、谷繁立浪効果適時打で連勝!

大勝が一転ヒヤヒヤの辛勝に一矢報いたドラゴンズ
引き続きナゴヤドームに5位・広島を迎えての3連戦。
その初戦、先発・山本昌安定した投球
緩急を付けたボールを低目に集め、広島打線を翻弄。
三塁を踏ませず、6イニングを無失点に抑えると、
相手のミスで2点を先行した打線は、
6回、不振の谷繁、代打・立浪に連続タイムリー。
その後も効果的に得点を加え、8-0と完勝。
198勝目を挙げた山本昌、ついに悲願まであと2となりました!

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 13回戦
(21日・ナゴヤドーム | 中日8勝3敗2分け)
34891人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日 ×
[勝] 山本昌(12試合5勝3敗)
[D本] 森野9号
[Dバッテリー]
山本昌、浅尾、高橋、ネルソン - 谷繁、小田

【ゲームレビュー】
山本昌が緩急を付けた投球で相手を翻弄、
200勝まであと2勝とした

立ち上がりから危なげなかった。
6回2死後、安打と四球で一、二塁としたが、を左飛。
この回で降板したが、三塁を踏ませなかった。
相手のミスで2点を先行。
6回には谷繁の適時打、代打・立浪の2点二塁打などで
4点を挙げ、突き放した。広島は6連敗。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


前日は5点リードを1点差まで詰め寄られての辛勝
それでも阪神戦の連敗を止められたことが
チームにはプラスに作用
5連敗中というカープ状態の悪さにも助けられましたが、
久しぶりに投打がかみ合ったゲーム。
一方的な展開に、楽な気分で観ていられました。

このゲームを作ったのは、やはり先発の昌さんでしょう。
中5日での先発マウンド、前回に続いての谷繁とのコンビでしたが、
立ち上がり、先頭の東出を外へのスライダーで空振り三振に取ると、
続く赤松を内へのストレートで詰まらせライトフライ。
さらにアレックスを低目のスライダーで同じく右飛と
三者凡退で打ち取り、上々のスタートを切ります。

そのウラ、味方が1点を先制。
早々援護をもらった2回、先頭の栗原にレフト前に、
さらに2死から石原に一、二塁間を抜かれますが、
小窪を初球、中へのカーブで打ち上げさせセンターフライ。
続く3回は東出を内へのスクリューで空振り三振。
さらに赤松を外へのカーブで空振り三振など三者凡退
通算42勝という得意のカープ相手とはいえ、安定した投球。
落ち着いたマウンドさばきに状態の良さが伺えました。

この日は、制球よくストライクが取れたことに加え、
外へのカーブが効果的に決まったことが大きかったかなと。
ストレートと宝刀・スクリュー、スライダーにカーブを絡め、
広島打線のタイミングを外す老練な投球は、
相手の早打ちにも助けられ、5回までゼロを重ねます。

ただ中盤はやや疲れも見え始めたようで。
この日唯一のピンチといえたのが、6回。
東出、赤松とわずか2球で2死にしながら、
アレックスに外へのカーブをレフト前に運ばれ、
悔しがる表情を見せると、続く栗原には警戒したか、
ストレートの四球を与え、一、二塁。
2点差だけに、一発でも食らえば、
せっかくの勝利の権利が水の泡
しかし、ここを救ったのがこの日良かったカーブ
迎えたに対し、初球カーブでカウントを稼いだうえ、
1-1からの3球目も外角低目にカーブ。
うまく当てられ、レフト後方に持って行かれるも、
和田がやや危なっかしい感じながらも直進バックでキャッチ
一瞬ヒヤッとしながら、好捕にホッとした表情
そのウラに代打が送られた際、味方が3点を加え白星確定
結局この日は、6イニング80球を投げ、
4安打5奪三振1四球で無失点。
連勝で通算198勝となる今季5勝目を挙げた昌さん
いよいよ大台までのマジックが『2』となりました。

ついにあと『2』だ!今回のような投球が
できていれば、
そのまま一気に行きそうな感じですね。
大好きなに加え、
自身の43歳の誕生日も来ますし、
この先さらにモチベーション
上がってきそう。
あと『2』ということで、
周囲のカウントダウンも
より熱を帯びてきそうですが、
ぜひとも早期達成を期待。
そしてこの日のお立ち台のような笑顔を見せてほしいです。


一方、打線広島先発・大竹の乱調を突き、
立ち上がり、荒木初球を叩き、三遊間を抜くと、
続く井端初球、きっちり送って二塁へ。
さらに森野初球、真ん中低目にフォークがワンバウンド。
これを弾いてしまった石原が、三塁方向に転がった
ボールを掴んですぐさま三塁へ送球。
しかしそれが悪送球となってしまい、荒木が難なくホームイン!
バッテリーのダブルエラーで、わずか3球で先制
前夜までの阪神と比べ、広島粗さ加減
早くも感じることができましたし、これは良い方向へ進みそう。
ただその後、森野、ウッズが連続四球で出たにも関わらず、
和田が初球、スライダーを引っかけての6-4-3のゲッツー
あれはかなりもったいなかったなと。
さらに2回ウラも谷繁が同じく6-4-3で倒れてしまいゼロ。
相手に合わせてしまうプレーの連続に多少モヤモヤも感じました。

それでもやはり広島の方が状態がよくない
3回ウラ、2死から井端の三塁ゴロをシーボルが悪送球。
またも相手のミスからチャンスをもらうと、
森野が繋ぎ、センター前へはじき返して一、三塁。
続くウッズの当たりは三塁正面へのゴロながら、
シーボルがこれを弾いてしまったうえ、
送球がワンテンポ遅れてしまい、一塁セーフ。
その間に井端が生還して、2-0。
シーボルひとり相撲に呆れるとともに
これで流れはドラゴンズペースとなったなと。

その後は大竹に踏ん張られましたが、
好投している昌さんにぜひとも援護を。
その追加点が、不振で苦しむベテランバットから飛び出しました。
6回ウラ、先頭の和田が高目のカーブを叩き、
センター前ヒットで出ると、中村紀洋がきっちり送り二塁へ。
続く小池が三遊間を抜くも、和田のスタートが遅れ1死一、三塁。
ここで迎えるは、31打席ノーヒット谷繁
第1打席は併殺ながら、第2打席は惜しい当たりの中飛。
ヒットが出ない選手特有の運のなさがあったものの、
味方が繋いでくれたチャンスで、トンネル脱出を。
何とかしたいという谷繁気迫大竹の投球を勝ったか、
カウント2-1からの4球目、内へのシュートを振り抜くと、
打球は詰まりながらも、左中間へと落ちるタイムリー。
32打席ぶりの一打で、値千金の3点目
ようやく出た渋い一打に、スタンドベンチも大いに沸きます。

この谷繁の一打でおそらく気持ちが楽になったのが、
続く山本昌の代打で登場の立浪
ガックリときた大竹からカウント1-2からの4球目、
外角低目のストレートをはじき返すと、
前進守備の右中間を大きく破っていく2点タイムリーツーベース!
『ミスターツーベース』と呼ばれる立浪らしさ
久々に出たといえる一打で、5-0として大竹をKO。
この連打で一気に勢いに乗った打線は、さらに追加点。
続く荒木が代わった2番手・岸本から
ライト前にタイムリーを放ち、6-0とすると、
7回ウラには、3番手・梅津から森野がライトへホームラン。
さらに8回ウラには、この日4安打となった荒木を二塁において、
森野がこちらも猛打賞となるライト前へのタイムリーで、8-0!
まさに投打噛み合う理想的な展開広島に圧勝
モヤモヤ続く地元ファンを多いに喜ばせる結果となりました。


まさに「言うことなし」という感のゲーム。
こんなに楽な気分で見られたのは、ほんといつ以来かなと。
ただそれが思い出せないぐらい、
このところは苦しい戦いの連続でした。
これで今季ナゴヤドームの広島戦は、負けなしの5勝2分け
まあ阪神に似たようなことをやられているので、
そんなには誇れはしませんが、とり合えずは勝てるところには勝つ
首位と2位がつぶし合っているこのスキ
しっかり立て直して、チーム状態を上げたいですね。
3連休も終わり、再びウィークデーでの戦いとなりますが、
投打のベテランの活躍に乗って、さらに白星を重ねたいところ。
落としてはいけない試合を落とし続けた7月のドラゴンズですが、
広島をお得意として、まずはカード勝ち越しを決めたい。
そしてこのまましっかり連勝持続を期待します。


☆ウィナーズ・ボイス(21日)

◎山本昌
<6イニングを4安打1四球無失点で5勝目をマーク。
悲願の200勝に、あと2と迫る>
「(中5日でのマウンド、どんなところがよかったか)
ええあのう、そんなにね、
(調子は)いいって訳じゃなかったんですけど、
えー、まあ、えー、ストライクが先行しましたんで、
そこがよかったと思います、ハイ。
(6イニング中得点圏に3度も、失点するような雰囲気なし。
マウンドではどんなことを考えていたか)
やはり、あのう、ねえ、ピンチはピンチなんで、
えー、とにかく1人1人ね、アウトを取っていこうと思いまして、
えー、上手にいきました。ハイ。
(6回の打線の集中打。好投が呼び込んだ)
ねえ、ほんとに、あのう、たくさん点を取ってもらってね、
えー、後半は、あのう、楽しくゲームを見学させてもらいました。ハイ。
(自身2連勝、そして通算198勝目、
大目標まであと2つというところまで迫ったが)
ええ、あのう、ほんとにね、あのう、
去年からね、苦しみましたけど、
えー、今シーズン中にね、しっかりと頑張りたいと思います。ハイ。
(ファンのみなさんにメッセージを)
ええ、あのう、これからもね、
一生懸命頑張りますので、応援してください」


「コントロールだけ何とか(しよう)と思って投げました。
ストライク先行でいけたのが良かった。
1人1人アウトに取ることを考えていた。
(5回まで)僅差だったし、踏ん張れてよかった。
いいところで立浪が打ってくれて…。
ボクが打席に立っていたら、ああはいかなかった(笑)。
降板後、楽しくゲームを見せてもらえた。
最後は楽に応援させてもらいましたよ」

<立ち上がりから調子は今イチだったが、丁寧にコーナーに集めた。
この日は代名詞のスクリューボールよりもスローカーブが有効。
6回2死一、二塁で嶋を外角低めへのカーブで左飛に>
「調子はあまり良くなかったけど、コントロールはまずまず。
谷繁の判断で、いいリードをしてもらいました。
カーブを勝負球に使うようになったのは谷繁が来てからなんです」

<196勝目を挙げてから、6試合連続の足踏みが続いたが、
ここに来て2連勝と波に乗る。中5日となった今回は
休養日をあえて設けず、入念なマッサージなどを受け、
有意義なインターバルを過ごした>
「前回久しぶりに勝ちがついて、
今日まで気分よく調整出来たというのはありますね」

<5回にはストライク、ボールの微妙な判定に
抗議した落合監督が終えると、そのままマウンドへ直行。
驚いたが、判定によって自分のストライクゾーンを
変えるなという絶妙なアドバイスに頭を下げる>
「監督が来られるとは思わなかった。
『そのまま(何も)変えずに行け』と言われました」

<6回でお役御免となったが、口ぶりは余裕すら感じされ>
「きょうはあまり疲れを感じなかった。
もう1回くらい投げるつもりでいたけど」

<自らも認める『夏男』。
03年には8月に4勝を挙げたこともある>
「夏場は昔からいいので。ドームだったけど非常に暑くて良かった。
暑い季節の方が好き。暑い時のほうが調子が上がってくる。
一生懸命調整して、これからもっと調子が上がるようにしたい」

<『史上初』の快挙を目指す。通算200勝投手は23人いるが
いずれも3年目までには初勝利をあげている。
自身の初白星はプロ5年目。到達すれば最も遅咲きの金字塔に。
ずいぶん前だが、しみじみとこう語ったことがある>
「生まれ変わって、もう1度プロ野球人生をやり直したとして、
また勝てるという自信はホントにない。
松坂(レッドソックス)や松井秀喜(ヤンキース)、
清原(オリックス)なんかは
たぶん何回リセットしてもすごい選手になれるんだよ」

<今まで記録に無関心を装い続けたベテランが、
高らかに宣言できるところに手応えをうかがわせる>
「本当に去年から苦しみましたけど、
今シーズン中にしっかり頑張りたいです。
あと2つ? あまり意識してもしょうがないですから。
投げた試合でチームが勝つように投げたい。
一生懸命投げてそんな中で勝ち星がつけばいいです」
公式ブログ中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


『久しぶりにドラゴンズらしい試合運びになって、
ボクも少しは貢献できたと思いホッとしています。
調子はいいほうではなかったのですが、
谷繁君がうまくカーブを使わせてくれて、
ストライクが先行したのがよかったですね。
立浪君をはじめ打線もいい感じで点を取ってくれて。
200勝まであと2つとなりましたが、
こんなふうにスーッと過ぎていくといいですね。』

山本昌公式ホームページより引用)


○森バッテリーチーフコーチ
<山本昌の完ぺきな投球を手放しで喜び>
「チームがうまくいかない状態の中で
これだけの投球ができるんだから大したもんだ」
名タイ

○都スコアラー
<バックネット裏のスコアラー陣が山本昌のボールに驚く>
「何年かぶりに縦に落ちるカーブを投げていた。
調子がいいのだろう。あれは打てない。
次もあのカーブを投げられるなら大丈夫だと思う」
名タイ


○谷繁元信
<山本昌を攻守でアシスト。
打っては6回1死一、三塁に3点目の中前適時打。
そのまま次打者の立浪のダメ押し打のおぜん立てにもなった。
守っては山本昌の快投を引き出す絶妙配球。
ベテランの渋い働きが光る>
「みんながつないでくれたチャンスで、
みんなの気持ちが後押ししてくれて、やっと打てました。
(山本)マサさんが頑張っていたし、よかったです」
(中スポ、共同通信社時事通信毎日jp

○立浪和義
<6回1死一、二塁に、山本昌の代打で登場。
右中間を破る2点二塁打で約1カ月ぶりに打点を挙げ>
「打てるボールをいこうと思った。
今年はチャンスで一度も打ててないんで、
来た球は何でも打ってやろうと考えていました。
最近はちょこちょこヒットが出だしてたんで思い切っていきましたね。
今まで迷惑をかけていますから…。
これから先もあるし、挽回したいんです」

<ここ4試合で3安打と調子は上昇中
200勝を目前にしている山本昌とは、
現在のチーム内で最も長く一緒にやってきた>
「(198勝目に)ちょっとでも貢献できてよかった。
山本さんもあと2勝ですから、
少しでも貢献できるようにがんばっていきたいですね」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋ニッカン

○森野将彦
<7回先頭、右中間に飛び込む9号本塁打を放つと、
8回2死二塁からこの日3本目の安打となる右前適時打。
3安打1本塁打2打点の活躍で広島を粉砕>
「(本塁打は)甘い球がきたのでしっかり打てました。
(3安打は)毎試合、毎試合、打とうとは思っているんですが、
固め打ちが多いですね」

<ここ10試合の成績は40打数16安打のジャスト4割。
状態がいいそのワケをと説明>
「(1軍に)上がってきたときは走る量が足りなかったけど、
いまは走れるようになって体のキレが出てきた。
もっともっと打っていきたいですね」

<8回からは今季初の一塁守備に。
股関節に張りがある中村紀洋をベンチに下げるために急きょ守ったが、
北京五輪では故障中の阪神・新井に代わって守る可能性がある>
「違和感はあるけど、ミットはもっていますからね」
中スポサンスポニッカン名タイ

○荒木雅博
<対戦打率.349という好相性の広島投手陣から
6回のダメ押しタイムリーを含む今季2度目の1試合4安打>
「とにかくあしたも打って、乗っていきたいです。
あしたも同じくらい打ちたい。
打てなければ乗っていけませんからね。
あと7試合ですからね。少しでもチーム状態を良くしたい
ちょっとでもチームへの不安をなくして(北京五輪に)行きたい」
(東京中日、サンスポ名タイ

○高橋聡文
<打順1番から始まる8回から登板。
アレックス、栗原の右打者に連打されたものの、
左の東出、嶋らを抑えて、無失点リレーをつなぐ>
「零点に抑えられて良かったです」
(中スポ)

○小田幸平
<左ひざを痛めて離脱していたが、復帰後初出場。
9回から途中出場し、1イニングマスクをかぶる>
「もう大丈夫です」
(中スポ)

○浅尾拓也
<7回の1イニングを1安打無失点。
通算防御率0.51は今のリリーフ陣では一番の安定感。
右手の指先をチェック、中指のマメの硬さの具合を調べると>
「こっちも、もうすっかり硬くなってきましたね」

<右肩痛で出遅れた2年目の今季、6月7日に1軍初昇格。
ようやく1軍に上がった。でも調子が上がらない。
悩んでいたあるとき、近藤投手コーチと話し、
一緒に指先をチェックすると、人さし指にはマメがあるが中指はなかった>
「本当は中指と人さし指の両方にマメができないといけないんです。
でも、そのときの自分はそうじゃなかった。
指にしっかりボールがかかっていない、ということの表れだったんです。
人さし指にばかり引っ掛かっているから、
シュート回転するし、すっぽ抜けたりするんです」

<以後、指先の神経をとがらせるようになった。
中指にしっかりボールを掛ける感覚を
意識して続けるうち、中指にもマメができてきた>
「最近はボール回転が良くなりました。
抜け球もなくなってきました。
以前は、球速は出ていても打者の手元で
球がタレて(勢いを失って)ました。
映像で以前の自分の投球を見ても、それが分かるほどでした」
(中スポ)


○落合監督
<5月26日以来の完封勝ちで連勝。
言うことなしの勝利にわずか5秒で会見場を去る>
「きょうは何もありません」
毎日jpニッカン


今日の公示。(21日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 山内壮馬投手
【同抹消】
▼中日 吉見一起投手
公式サイト共同通信社

△山内壮馬
<今年の大学・社会人ドラフト1巡目ルーキーが
この日、吉見に代わって初めて1軍登録された。
ナゴヤドームでキャッチボールなどで汗を流して>
「出番があればとにかく頑張ります」
(東京中日、ニッカン


前日の阪神戦に先発し、4回途中KO
落合監督「放牧させる」ことを示唆した吉見に代わって、
この日大・社ドラフト1巡目ルーキーの山内壮馬1軍初昇格を果たしました。
前日の夜に昇格の一報を聞いたという山内
実はこの日のウエスタン・阪神戦での先発予定だったとのこと。
しかし右投手が不足することで予定変更。
思わぬカタチながら初1軍をゲットしました。
ファームでの成績は、12試合に登板して1勝3敗1S、防御率5.23。
この日は8点リードの9回辺りに出てくるかなとも思いましたが、
出てきたのは、なんとネルソン君でした。
地元出身で期待の1巡目ルーキーだけに
果たして本人が希望する先発なのか、それとも右の中継ぎか、
おそらくナゴヤドームで登場するであろう
山内の1軍デビュー登板、まずは楽しみにしたいです。


若竜トピックス(21日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-阪神 16回戦
(21日・ナゴヤ球場)
  102 000 040 = 7
  001 200 001 = 4
[敗] 菊地(31試合3敗1S)
[D本] 堂上直倫3号
[D投] 小林、清水昭信、菊地、樋口
公式サイト

【ゲームレビュー】
先発・小林は初回に先頭・に四球を与えると、
犠打、三塁・の失策で1死一、三塁から、
4番・今岡に中犠飛を打たれ、先制点を奪われる。
3回には桜井に左翼へ2ランを喫した小林はこの回で降板。
打線は3回ウラ、小林の代打・西川岩﨑の連続安打などで、
1死二、三塁から中村公治が中犠飛を放ち、1点を返すと、
続く4回ウラ、堂上剛裕四球と柳田左翼線二塁打で
1死二、三塁から田中が左越え2点二塁打を放ち、同点に追いつく。
2番手・清水昭信が踏ん張り、4回以降をゼロに抑えたが、
8回、3番手・菊地が、大和、坂、清水誉の3連続適時打など
5安打を集中されてしまい、4失点
5回以降、阪神の中継ぎ陣の前に沈黙していた打線は、
9回ウラに上田の代打・堂上直倫が左翼へソロ本塁打を放つも、
8回の大量失点が響き、4-7で敗れる。
公式サイトより)


●清水昭信
<4回から2番手として登板して
4イニングを2安打5奪三振2四球で無失点に抑える好投。
ゲーム中盤を引き締める>
「無駄な四球が少なかったし、ストライク先行がよかった。
スライダーで抜けるボールがあったけど、
フォークやスプリットでは思い切り腕も振れました」

<2軍降格後に、真っ先に課題に掲げていた
制球力と変化球の精度向上へ一歩前進>
「まだまだ、課題はいっぱい。
コントロール、フォーム、技術面いろいろありますけど、
一つずつクリアしていきたい」
中スポ

●堂上直倫
<4点ビハインドの9回ウラ、1死から上田の代打で登場。
能見から今季第3号のソロ本塁打を左翼へたたき込む。
真ん中低目のチェンジアップをうまくとらえた本塁打に笑顔>
「能見さんからヒットを打ったことがなかった。
変化球でいつもやられていたので、打ててうれしいです。
結果が出ていないので、これをきっかけにしていきたいですね」
(中スポ)


◆朝倉健太
<右手の血行障害で戦列離脱中。
この日退院後初めてナゴヤ球場に姿を見せ、トレーニングを再開。
トレーニング室、トレーナー室で基本的な運動を行っただけで
屋外でのランニングやキャッチボールなどは一切行わなかった。
今後については当分は患部のケアになることを示唆>
「しばらくは治療だけ。
今後もナゴヤ球場で練習するつもりです。
キャッチボールはまだいつからやるかは決まっていません。
投げたり走ったりはまだできない。リハビリになると思う」
(中スポ、共同通信社ニッカン


36℃の炎天下のなかで行われた
ナゴヤ球場でのウエスタン・阪神戦
序盤3点のリードを追いつかれたドラゴンズは、
終盤8回に3番手・菊地が捕まってしまい、5安打4失点。
残念ながら4-7で敗れてしまいました。

連休などの日程上、今回6連戦となっていますが、
投手陣のやりくりが、かなり苦しいようですね。
当初のローテなら山内の順番だったようですが、
急きょ1軍に呼ばれたこともあり、この日先発したのは、
1軍では左の中継ぎとして起用されてきた小林
3イニングを投げ、6安打3失点(自責2)だったようですが、
さらにその小林をリリーフしたのが、
先発して中2日の清水昭信に3連投の菊地
ケガ人が多いことが影響しているようですが、
これだけの厳しい暑さですし、正直かなりキツいでしょうね。
そんななか、清水昭信が踏ん張り、
4イニングを無失点としっかり締めたもよう。
先日のサーパス戦ではスライダーがすっぽ抜け、
大量失点しましたが、今回はだいぶ修正ができたもよう。
先日までの1軍登板でもらった課題
1つ1つクリアして、今後の成長へ繋げてほしいです。

2008年7月21日 (月)

ウッズノリべん花火競演も一転冷や汗連敗脱出!

ふがいない戦いを続け、対阪神戦6連敗と、
歯車の逆回転が止まらない状態のドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの第3戦。
敗れれば、阪神優勝マジックが点灯する一戦でしたが、
ドラゴンズナインが発奮し、和田、中村紀洋
そしてウッズ本塁打攻勢で相手先発・金村曉を粉砕。
しかし5点リードの最終回、2番手で復帰した中田がピンチを招き、
岩瀬に救援を仰ぐと、その守護神がまさかの炎上
3連続適時打で4点を失い、さらに2死満塁と大ピンチ。
何とか凌いだものの、冷や汗たっぷりの連敗脱出となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 14回戦
(20日・ナゴヤドーム | 中日3勝10敗1分け)
38330人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神
中 日 ×
[勝] 中田(15試合6勝5敗)
[S] 岩瀬(37試合2勝3敗26S)
[D本] 和田11号、12号 中村紀洋16号3ラン
    ウッズ21号
[Dバッテリー]
吉見、中田、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
本塁打攻勢と継投で逃げ切り、阪神戦の連敗を6で止めた
2回、和田のソロで先制。さらに相手のミスで1点を加え、
3回には中村紀洋が右へ3ラン。2点を返された後の5回には、
ウッズ和田の連続ソロアーチが飛び出した。
吉見は4回途中、2点を失ったところで降板。
2番手・中田は9回1死満塁として岩瀬がリリーフ。
1点差まで詰め寄られたが、しのいだ。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズ・吉見、阪神・金村曉の先発で始まった一戦。
対阪神戦の連敗を止めるには、
まだあまり阪神色に染まっていないであろう
金村曉を叩ければと思っていましたが、
初回、井端が左中間を抜いていくスリーベースを放ちながら、
森野、ウッズがフォークに凡退してしまい、チャンスを生かせず。
さすが日ハム時代から「中日キラー」金村曉
ほのかな期待はもろくも崩れるのではと思いましたが、
ドラゴンズにいた「金村曉キラー」が、
そのイヤなムードを払拭してくれました。

2回ウラ先頭で迎えるは、5番・和田
積極的な打撃でウリの和田に対し、
初球、内角やや中よりにストレートが。
これを思いっきり強振すると、左方向へ伸びた打球は、
そのままレフトポール上部に直撃するホームランに!
西武時代に得意としていた
「キラー」の一発で先制点を奪います。
さらにリズムが狂わせた金村曉を攻め、
続く中村紀洋が四球、小池が初球を叩き右中間突破のツーベース。
さらに谷繁も四球を選び、無死満塁のチャンス。
投手の吉見に打順が回るも、ここで相手のミス
森コーチから再三耳打ちされた吉見が、
初球、中に入ってきたカットボールを強振すると、
打球は前進守備の二塁正面のゴロ。
思わず4-2-3のホームゲッツーが頭をよぎりましたが、
平野からの送球を捕手の野口がこぼしてしまいエラー
三塁走者の中村紀洋が生還し、1点を追加します。
これで試合のペースが握れそうなムードでしたが、
続く荒木はフォークをひっかけ三塁正面ゴロで本封。
さらに井端が同じくフォークを叩き、ショートゴロ。
6-4-3と渡ってしまい、ダブルプレーで3アウト。
せっかくの無死満塁で1点しか取れないところに
つながりの悪さを依然引きづっている感がありました。

しかしそのモヤモヤ感は、続く3回ウラで払拭。
先頭の森野が四球を選ぶと、
ウッズが中に甘く入ったフォークをはじき返してレフト前へ。
和田のライトフライで森野がタッチアップし、
1死一、三塁と3イニング連続で迎える得点圏のチャンス。
ここで大きな仕事をしたのが、中村紀洋
外角低目のボールを3球見逃したカウント1-2からの4球目、
ストレートが前の3球より甘く高く入ってきたところを逃さず、
右へ持って行くと、ライトポールの内側に飛び込む3ランホームラン!
ノリべんコンビアーチ競演で、5-0
強い阪神から奪った前半での大量リードに、
少しは気が楽になった一方、まだ5点では…という不安も。


案の定、直後の4回、
中6日と間隔を空けたこともあり、
それまですいすいと投げ込んでいた吉見が、
逆に点差を意識してしまったか、突如の乱調
1死一塁から金本に対して、ストレートの四球を与えると、
関本にもフルカウントから四球となり、1死満塁。
森コーチがマウンドへいき、間を取ったものの、
相性の良くない葛城に、外角高目のフォークを
ライト前に落とされ、2点タイムリー
3点差に迫られたことで、落合監督がすぐさまマウンドへ。
早々と吉見に見切りを付け、2番手として、
前日1軍に再登録された中田賢一を起用します。

この日の先発とも言われていた中田
果たしてどれだけ復調しているのかが注目でしたが、
1死一、三塁で迎えたフォードに対し、
初球、2球目とボールが高目に抜けてしまい、やや不安げ
それでも3球目、外へのスライダーでストライクを取ると、
落ち着いたのか、フォードをフォークで空振り三振。
さらに野口も初球、外へのスライダーで三塁ゴロに打ちとり3アウト。
見事な火消しぶりを披露して見せます。

続く5回も金村曉平野を三振に取った中田
虎キラー復活への兆しを見せる背番号20にうれしい援護点が。
5回ウラ、1死から4番・ウッズ初球をガツン!
外角高目のカットボールを叩くと、独特の右への飛球。
そのままライトスタンドへ飛び込むホームラン。
主砲久々の一発で中押しすると、
これにすぐさま続いたのが、またも和田
カウント0-1からの2球目、真ん中低目のフォークを
体勢を崩しながらもうまく拾い、そのままレフトスタンドへ!
まさに和田らしいスイングでの一発で、7-2
ウッズ、和田のアベックアーチで金村曉をKO
同時にゲームの流れを完全に掴んだように思えました。

5点の援護をもらった中田は、その後快調。
この日は持ち前の暴れ馬は若干の抑え気味
スライダーでストライクが取れたことが大きく、
カウントを悪くすることも少ないため、四球もゼロ
その一方でストレートもしっかり走っているため、安定感も上々。
6回には葛城を外へのストレートで空振りの三振。
さらに7回は平野をフォークで空振り三振。
そして8回には金本を外角高目のストレートで、
さらに代打・桧山を外へのフォークで空振り三振と、8奪三振
ヒットで走者を出すものの、ピンチにまでせず、
8回までゼロを重ね、復調ぶりを十分にアピールします。


一方のドラゴンズ打線は6回以降無得点。
7-2と5点差で最終回のマウンドにはそのまま中田
スッキリ終わって、対阪神戦連敗脱出。
そういうシナリオを頭に描いていましたが、
そうならないのが、最近のドラゴンズ
きっかけはそれまで2三振のフォード
カウント1-0からの2球目、外へのカーブをレフト前に運ばれると、
続く野口は一塁へのファウルフライで1アウト。
しかしバルディリスにスライダーをセンター前に落とされると、
若干雲行きがおかしくなってきた中田
赤星にもストレートをセンター返しで、満塁とされてしまいます。
久々の勝利を意識したのか、やや乱れる中田
しかしここで落合監督がマウンドへ。
スパッと守護神・岩瀬へとスイッチします。
ところがこの交代が、さらなるヒヤヒヤ劇場へ…。

初戦、最終回に捕まってしまい敗戦投手
そのリベンジでもあった岩瀬でしたが、
準備不足だったのか、気持ちが乗らないのか、
この日はボールのキレがかなり良くない様子。
さらに「わっしょい」の相手の勢いにも飲まれたか、
平野の代打・高橋光信に内へのストレートを
レフト前に落とされ、タイムリー
1点を失うと、続く鳥谷には外角低目のスライダーを
うまくバットに当てられ、レフト線に落ちる2点タイムリー
連打で2点差に迫られてしまうと、
なおも二、三塁から金本に中に入ったスライダーを叩かれ、
一、二塁間を抜いていくタイムリー
ついに7-6と1点差にまで迫られてしまいます。
続く関本を内へのストレートで詰まらせ、2死としたものの、
とても勝っているムードではないドラゴンズ
さらに代打・矢野にもレフト前に運ばれ、2死満塁。
一打逆転の大ピンチを迎えてしまいます。
これで負けたら、歯車がさらに逆回転してしまう。
守護神の底力で何とか止めてくれと願いましたが、
最後の最後でようやく安堵の時を。
この回2打席目となったフォードをカウント1-1からの3球目、
内角低目のスライダーで詰まらせ三塁ゴロ。
森野がそのまま三塁ベースを踏んで、ゲームセット。
本塁打攻勢が一転、最終回にまさかの逆襲を受けての辛勝
対阪神戦連敗を6で止めるとともに、
5イニングを投げ、7安打8奪三振無四球で
3失点の中田には久々の6勝目が。
さらにドタバタながら何とか凌いだ岩瀬は、
阪神からの今季初セーブでプロ2人目の
1シーズン11球団からのセーブをマーク。
記録達成の一方で、落合監督の表情はやや苦笑い
出迎えた岩瀬の腰を軽く叩くと、ベンチ裏へと下がっていきました。


おつかれさん。前半の楽勝ムードが一転し、
最後は冷や汗ものの辛勝
阪神さんにもたまには
悔しい思いを胸に、
帰って頂きたかったのに、
見せ場を作られたうえ、
逆に自信を持って帰られてしまった。
「敗れても阪神強し」という印象の試合に
なってしまったのは残念だなと。
ただとりあえずは、ようやく連敗を止められたことを喜びましょう。

この日は打線が奮起しましたね。
前日の落合監督「一人前撤回宣言」が効いたのか、
初回の井端の激走三塁打を皮切りに、
和田の先制ポール弾、中村紀洋の右方向への3ラン。
さらにウッズ、和田のアベックアーチと、
ナゴヤドームではめったにない4本塁打と爆発しました。
このところなかなか繋がずに低迷気味な打線
一発だけじゃないかよというご意見はありますが、
効果的な一発はやっぱり歓迎ですし、
とりあえず主軸の調子が上向きなのは、良い兆候
再びホームで迎える広島戦で好調をより維持してくれればと。

一方の投手陣は、吉見にまたも弱気の虫が出てしまったようで、
せっかく5点のリードをもらいながらも守れず4回途中KO
試合後、落合監督からも「放牧」の指示が出たようです。
ここまで頑張ってきましたが、一度リセットするしかないでしょう。
しっかり切り替えての再昇格を期待します。
その吉見に続いて出てきた中田
こちらはまずまずの復帰登板となったのでは。
ただあそこまで投げられたのなら、9回まできっちり締めてほしかった。
それでも阪神サイドには「虎キラー復調」
多少は感じされられましたし、次回の甲子園でも登板がありそう。
今回はリリーフでしたが、次回は先発での登板
そこで同じような投球ができれば、本物となってくるでしょう。

まあいろいろありましたが、
ようやく阪神にも勝てましたし、5割転落も阻止しました。
マジック点灯は、直接対決で丁々発止してくれれば。
その一方でこちらはしっかり広島相手に立て直しを。
東京ヤクルトに3タテを喰らい、5連敗中のカープですから、
市民球場の時よりは状態もよくなさそう
ここはしっかりペースを握り、リベンジを期待。
同時におそらく3連戦で登板があるであろう昌さん
さらなるカウントダウンにも期待したいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(20日)

◎和田一浩
<2回、左翼ポール最上部に当てる11号先制弾。
5回にも左越えに技ありの12号ソロと2本塁打で大活躍>
「(第1打席の本塁打、初球から狙っていたのか)
そうですね。あのう、初球からどんどん行くのが
僕のスタイルだと思っているんで、
甘い球が来たらどんどん行こうと思っていました。
(ポールに直撃する当たり。走りながらどんな事を考えたいたか)
そうですね。ちょっと微妙な所だなあと思ってたんですけど、
まあ、何とかフェアになってくれと思いながら走ってました。
(あの一撃が大量得点の呼び水になった)
そうですね。あのう、初回、三塁から点が取れなかったんで、
ちょっとイヤなムードだったんですけども、
何とか塁に出ることを考えたら、たまたまああいう結果になりました。
(2本目の12号。思い切り引っ張って2球目を叩いた)
そうですね。甘い球が来たらどんどん行こうと思って、
結果がたまたまああいう結果になったんじゃないかなと思います。
(直前にウッズが本塁打、意識はしたか)
いや、あのう、ホームランバッターではないと思っているんで、
あのう、強く打つことだけ考えて振りました。
(この本塁打もチームに大きな勢いを与えた)
そうですね。あのう、みんなそれぞれ何とかしようと、
えー、もがいているんで、えー、これからどんどんどんどん
いい結果が出てくるんじゃないかなと思ってます。
(ファンにメッセージを)
そうですね。あのう、いつもいつも本当に
大きな声援をありがとうございます。
えー、明日も、皆様の期待の応えられるように、
えー、打ちたいと思いますんで、また応援よろしくお願いします」


<ホームラン談話。2回左翼ポール直撃の先制弾に>
「切れるか心配だったけど、ボールが粘ってくれましたね。
阪神にずっとやられていたんで、何とかしようと思っていました。
積極的に打てているときは調子がいいとき。
甘い球が来たら、どんどんいこうと思っていた」

<5回1死からは文句なしの一発が左翼スタンドへ>
「打った瞬間、いったと思ったね」

<実は西武にいた昨年まで10打数6安打の金村曉キラー>
「悪いイメージはなかったね。前回よりも悪かったでしょ」

<チームのムードを変える豪快弾に>
「同じチームにずっとやられるというのは悔しい。
このムードを何とか脱したかった。
たまたまいい結果になっただけ。
最後はヒヤヒヤ? 勝ったからあまり気にせずに行ければね」
公式ブログ中スポ共同通信社
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

◎タイロン・ウッズ
<5回1死から右中間席へ運ぶ21号を含む、4打数2安打1本塁打。
6月22日の千葉ロッテ戦以来、約1カ月ぶりの本拠地での一発に>
「(和田、中村紀洋が本塁打、それを意識したか)
そうですね。あのう、そんなに意識はしなかったです。
とにかく強く打って、自分でもホームランを打ちたいと思いました。
(だんだんと調子が上向きに?)
そうですね。そうであればいいと思います。
シーズンはまだまだ長いですから、
今日をきっかけに上がっていければいいと思ってます。
(明日からはナゴヤドームで広島と3連戦)
明日も全力を尽くします。そして勝利に貢献したいと思います。
みなさん、応援よろしくお願いします」


<絶望的な14ゲーム差をつけられた前夜の試合後、
落合監督に呼び出され、ワンポイントアドバイス。
そしてこの日は試合前に35分間のランニングに
特打、特守と、早出練習をひと通りこなす。
大汗をかいて、体のキレも出て特大弾につなげた>
「落合監督から試合前に守備練習をしなさい。
もっと走って、下半身を動かしなさいと言われたんでね。
(早出が)効いたね。いままでポイントが前だった。
だからライト方向に打とうと思って引きつけて打てたよ。
(ライト方向へ)打つ練習をしてきたから。自分らしい一発だった
早出の効果? 結果が出たし、これからも続けていくよ」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

○中村紀洋
<2点リードの3回1死一、三塁、右翼ポール際に3ランを放つ>
「よく切れなかったね。負けられないからね。
きょうは意地でも勝たないかんと思って打ちましたよ」

<チームの思いを代弁して、力強く語る>
「ゲーム差はあるけど、まだまだ。これからやで」
中スポ中日新聞スポニチ名古屋ニッカン

○岩瀬仁紀
<阪神から今季初セーブを挙げ、
史上2人目となる1シーズン11球団セーブを達成。
5点リードの9回一死満塁から登板したが、
3連打を浴びて4点を返され、なおも2死満塁のピンチ。
フォードを何とか三ゴロに仕留めたが、汗だくの顔に笑みはなく>
「記録のことよりもチームが勝ってよかった。
(今後は)頭を整理して、自信を持ってマウンドに立ちたい」
(東京中日、中日新聞スポーツ報知サンスポ時事通信

○中田賢一
<4回、吉見の降板を受け、1死一、三塁から登板。
フォードを空振り三振、野口を三ゴロに打ち取って
ピンチを切り抜け、8回までは危なげない投球を披露。
しかし9回に3安打を浴び、一死満塁となった場面で交代。
6月15日以来の6勝目にも笑みはなく>
「どんどん攻めていくピッチングができたと思います。
ただ最後にあんな場面を作って納得はいっていません。
最後までしっかり投げ切れたら良かったのですが。
シンプルに、積極的にストライクを取りにいこう、
どんどん大胆にいこうと思って投げました」

<この日はストライクも取れるし、テンポも速かった。
どうして、こんなに変わったのか? それは考え方の変化>
「2軍に落ちて、自分を見つめ直しました。
これまでは投げ終わってからのモヤモヤ感があったんです。
納得いく球で打たれたらいいんですが、
打たれても不完全燃焼でした。
そのためにはしっかりした球を投げる。
細かいことをやってもしょうがない。
腕を振る、それが僕のスタイル。
それをマウンドで出そうと考え方を変えました」

<まずは、投げ方の修正は必要だった。
昨年と今年の投球フォームが録画されたDVDを見て
修正点を見つけ、さらに考えを実践するために、
2軍戦では、ストライクゾーンで勝負しようと意識して投げた>
「うまいこと利用しようと思いました。
早く1軍に上がらないと考えましたし、のびのびとやろうとも思いました」

<2軍での生活は実質15日間。
勝てなかった自分をリセットして、リフレッシュして1軍に帰ってきた>
「1度落ちて悔しい思いをしました。それはゲームでしか返せません」
中スポ中日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○吉見一起
<3回まで1安打と立ち上がりは好調だったが、
4回1死一塁から連続四球、さらに葛城に
右前2点適時打を許し、交代を告げられる>
「5点を取ってもらったのに、先発として
責任の回を投げきれなかったので申し訳ないです」
(中スポ)

◇井上一樹
<夏休み期間のイベントで
開門前にスタンドで練習を見ていたファンに
グッズをねだられこう聞くと、汗でビッショリぬれた
リストバンドをベンチの前からスタンドに投げ入れる>
「ぬれていてもいい?」
(中スポ)


○落合監督
<5点リードの9回、中田に代えて岩瀬を投入するも
1点差に迫られる冷や汗の勝利で、阪神戦の連敗を6で止める。
苦笑いで会見場にやってきて>
「見ていた人にはおもしろかっただろうね。
やってる人はそうでもない。
まあ、だいたいああいう(追い上げられる)
終わり方になると思ってたけどな。途中から」

<この3連戦で2度登板し、計8本の安打を打たれた岩瀬。
しかし指揮官は一切の不安を口にせず>
「いい勝ち方じゃないか。
勝ったってことじゃなく、
これまであまりにもだれかにおんぶに抱っこが多すぎた。
人間のやることだから、もうちょっと…。
あいつらに楽させてやらないとな。
あいつ(岩瀬)は何年続けて50試合放ってると思ってるんだよ。
岩瀬が出りゃ大丈夫ってみんな思っているけど、
そろそろ楽させてやらないと。
もうちょっと楽なところで放らせてやらないと」

<中田については>
「(大事なのは)次のときだろうね。
先発でいくときにどういう投球をするかだ。
あそこで打たれても、よほど打たれない限り
あいつに負けはつかない。勝ちはあっても。
最初からハンディキャップもらっていってるわけだから。
まあ(登板した4回も、9回も)きょうは
フォードで始まって、フォードで終わったということだ」

<こういう登板は想定済み?>
「あり得るけど、本当は別のこと考えてた。
こういう展開になったから…。
しかし1人帰ってきたと思ったら、1人(吉見)病んじゃった。
放牧(2軍再調整)させりゃいいだろう。このままだと立ち直れない。
いいんだろ? ファームの選手がオールスターに出ても。
規約では問題ないだろ? 
ウチはオールスターに行くのはファームの選手ばかりだな。
オリンピックに行くんだから、全部(前半戦最後の)
横浜戦が終わったら(1軍から)外す。
川上、岩瀬に、森野、荒木、チェン。5人外せばいいんだろ?」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知共同通信社
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(20日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 小田幸平捕手
【同抹消】
▼中日 小林正人投手
公式サイト共同通信社

△小田幸平
<左ひざを痛めて2軍調整中だったが1軍に合流。
約1カ月ぶりに1軍選手とともにナゴヤドームで汗を流し>
「故障? もう大丈夫です。
(2軍の)ナゴヤ球場に比べれば(ドームは)涼しい。楽勝です」
ニッカン


このところ投手陣が打ち込まれると、
ガックリする谷繁の姿がよく映っていて、
こういうときにODAがいればなあ…と思っていたら、
この日、約1カ月ぶりにその小田が再登録されました。
代わって抹消されたのが、左腕の小林となったため、
再び1軍は『捕手3人制』になるようです。
ところでこの日、CSでの中継で映った小田
ほんのり日焼けして、本来の白さが消えていました。
ただそれを観たというおなじみ古久保コーチ
「なんか、酔っぱらいのおっちゃんみたいやったわ(笑)」
確かに黒いというよりは、真っ赤と言う感じが
ぴったりですが、そりゃないッスよ(笑)


若竜トピックス(20日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
サーパス-中日 13回戦
(20日・あじさいスタジアム北神戸)
   000 000 004 = 4
 SU 000 002 102x = 5
[敗] 中里(9試合2敗1S)
[D本] 岩﨑2号 中村公治5号2ラン
[D投] 金剛、菊地、中里
公式サイトオリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
先発・金剛が5回までを2安打無失点に抑える好投で
責任を果たすが、6回から登板の2番手・菊地が乱調。
先頭打者に四球を許すと犠打野選で無死一、二塁。
続く濱中に左越え適時二塁打を打たれ先制されると、
2死二、三塁から岡田押し出し四球を与え、追加点。
続く7回ウラには2死から木元に三塁打を許すと、
濱中に左翼へ適時打を浴びもう1点。
結局菊地は2イニングを投げ、5安打3失点で降板した。
代わって8回ウラから3番手で中里が登板。
簡単に三者凡退に抑えた好投が打線を奮い立たせたのか、打線が奮起
9回、サーパス4番手・岸田から先頭の岩﨑が左越えに本塁打を放つと、
森岡四球、イ・ビョンギュ右前打で無死一、二塁。
続く堂上剛裕は二塁ゴロ。4-6-3の併殺と思われたが、
併殺を焦った遊撃・柴田が一塁悪送球。森岡が生還し1点差に。
さらに1死一塁から中村公治が中越えの2ランを放ち、4-3と逆転に成功
9回ウラ、中里が続投。逃げ切りかと思われたが、
先頭の代打・吉良に右前打を許すと、1死後、
途中出場の裕次郎に右中間への適時三塁打を打たれ、4-4の同点。
なおも濱中四球で1死一、三塁から古木に右前へ運ばれサヨナラ負け
公式サイトより)


●堂上剛裕
<5番・右翼で先発出場し4打数2安打。
サーパス3連戦で11打数6安打と打ちまくっている。
また守備でも7回2死一、二塁からの右前打を好ダッシュして捕球、
矢のような球を本塁に送球してタッチアウト>
「とにかく思い切って振ろうとしています」
中スポ

●中村公治
<6番・左翼と復帰後初のスタメンで結果を出す。
9回1死一塁から、一時は逆転となる5号2ランを放ち>
「体が突っ込まないように
注意してコンパクトに振ることができました」
中スポ

●高柳2軍打撃コーチ
<好調な堂上剛裕、中村公治の打撃に目を細め>
「堂上剛裕はインパクトまで速くさせています。
(中村)公治はだいぶ振りが速くなってきたが、まだまだですよ」
中スポ

●金剛弘樹
<珍しく先発登板。5イニング、58球を投げて
2安打1奪三振無失点。先発ということもあり、力をセーブ。
チェンジアップ、フォークもよくコントロールされていた>
「力まずうまく投げれました」
(中スポ)


◆山内壮馬
<ルーキーの初めてとなる父への贈り物は、何と高級車。
契約金の一部を使ってプレゼント。
気苦労をかけた父に対する感謝の気持ちがぎっしり詰まっている>
「父にプレゼントを買ってあげたんです。
これまでは『父の日? 何それ』っていう感じだったんですけどね。
父は結構心配性で、自分がけがをしていると気にしているみたいです。
『もうほっておいてくれ』と言っているんですよ」
(中スポ<ドラ番記者>


北神戸でのサーパス3連戦の3戦目。
序盤はサーパスの外国人投手、ヤング、コロンカらの前に
散発5安打だった打線が、最終回に一気に爆発
岩﨑の本塁打で口火を切り、相手のミスも絡み1点差に迫ると、
この日復帰後初スタメンとなった中村公治が逆転の2ランホームラン!
このままクローザー・中里で逃げ切りたかったものの、
2イニング目となった中里がこの回乱調
2長短打でひっくり返されたうえ、四球を与えると、
最後は古木にタイムリーを浴び、サヨナラ負けとなりました。
ところでこの日の先発は、なんと金剛
昨季まではファームの守護神でしたが、ケガなどもあり現在は中里
よって珍しい先発登板となりましたが、
力まず投げて、5イニングを2安打無失点。
今後はどうなるかわかりませんが、ひょっとしたら…?

2008年7月20日 (日)

小笠原痛恨の初球2被弾、沈下竜泥沼虎戦6連敗。

川上-岩瀬の五輪代表リレーで繋ぎながらも
接戦を落とし、対阪神5連敗となったドラゴンズ
梅雨も明け、夏休み最初の土曜日のナゴヤドームに詰めかけた
地元ファンの前で是が非でも連敗だけは止めたいところ。
迎えた第2戦、打線が初回、和田の適時打で1点を先制したものの、
3回に先発・小笠原が際どい判定から捕まり、3ランを浴び逆転。
5回、アライバの連打からウッズの適時打で反撃したものの、
直後の6回、元同僚・高橋光信に2ランを喫してしまい、万事休す。
手痛い2発に屈して対阪神戦6連敗と、事態はさらに泥沼化しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 13回戦
(19日・ナゴヤドーム | 中日2勝10敗1分け)
38299人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神
中 日
[敗] 小笠原(17試合7勝7敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
小笠原、長峰、ネルソン - 谷繁

【ゲームレビュー】
小笠原が本塁打2発に沈み、対阪神6連敗
1点リードの3回、四球と安打で1死一、三塁とされ、
鳥谷に右へ逆転3ラン。
1点差に追い上げられた6回には、2死一塁から
高橋光信に中堅左へ2ラン。いずれも初球を運ばれた。
打線は1回に和田が先制打。5回にウッズが適時打を放ったが、
その後のチャンスが生かせなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


今季ここまで阪神戦は、2勝9敗1分け
さらに5連敗中と、トラアレルギーは深刻化。
悪い流れを何としても、止めておきたいところでしたが、
ところどころで手痛い一発を浴びてしまっての完敗。
選手起用も含め、やることなすことうまくいく阪神に対し、
どうも歯車は狂いっぱなしのドラゴンズ
この日のゲームの落とし方を見ると、
今季の阪神戦に関しては、残念ながら、
このまま行ってしまいそうな感じがしました。

ゲームを振り返ると、
立ち上がり不安定な阪神先発・安藤を攻め、
初回、2死から森野、ウッズ連続四球の後、
和田が中に入った落ちないフォークを叩き、レフト前への先制タイムリー
さらに中村紀洋が繋いで、三遊間を破るヒットで満塁のチャンス。
ビッグイニングの期待を抱いたものの、
平田が外のボール球に手を出してしまい、空振り三振。
1点のみで終わり安藤を助けてしまったのは、痛かったかなと。

一方のドラゴンズ先発・小笠原はまずまずの立ち上がり。
初回、赤星に代わって1番で起用の平野
初球を叩かれ、三塁下を抜くヒットを許したものの、
2死二塁から金本を力のあるストレートで空振り三振。
続く2回も6番・高橋光信にフルカウントから
四球を選ばれたものの、後続を抑えゼロ。
しかし3回1死からの平野に対してのいくつかの際どい判定
これはちょっと厳しかったですね。
カウント2-1からの6球目に投じた内角低目のカーブ。
ハーフスイングを取ってもらえず、2-2としてしまうと、
1球ファウルのあとの8球目、
内角一杯のストレートをまたも取ってもらえず、
フルカウントとしてしまい、結果四球
これに動揺して、リズムを崩した小笠原は、
続く関本初球を詰まりながらセンター前に落とされると、
さらに鳥谷にも同じく初球、ど真ん中に入った
ストレートを強振され、ライトスタンドへ運ばれる3ラン
初球の入り方が甘すぎたといえば、それまでですが、
その前の判定が流れを変えたのは、確かだったと思います。

それ以降は落ち着きを取り戻し、
5回に粘られた平野の尻に死球を与えた以外は、
しっかり阪神打線を抑え込んでいた小笠原
その一方で、5回ウラに味方がようやく反撃
荒木のセンター返しに、井端の一、二塁間を抜くヒット。
久々のアライバコンビの連打でチャンスを掴むと、
1死からウッズがしぶとく三遊間を抜くタイムリー
2-3としたものの、続く和田が内へのシュートを叩いてしまい、
三塁線へのゴロに倒れ、ここも1点止まり
ビハインドの展開ですし、これ以上の失点は厳禁。
それにも関わらずその直後の6回、
1死から金本をストレートの四球で出すと、
続くフォードを二塁ファウルフライに打ち取ったものの、
迎えた高橋光信に対しての初球、ストレートが甘く真ん中低目へ。
積極的に捉えられると、高々と上がった打球は
そのまま左中間スタンドに飛び込む2ランホームラン
じっくり見てくるタイプの光信ながらも、
またしても初球に投じてしまった甘いボール
これはあまりにも小笠原不用意だったんじゃないかと。
この日2発目の被弾で、2-7となってしまい万事休す
敵を喜ばせ、味方を意気消沈される一発となってしまいました。

ところでこの日、気になったのはやはり初球
鳥谷の3ラン、高橋光信の2ランに続き、
2番手・長峰が8回先頭の関本に叩かれたのも、初球
さらにフォードの右中間突破のタイムリー二塁打のあと、
代打・桧山に外角高目のスライダーを叩かれタイムリー。
トドメの7点目を失いますが、それも初球
とにかく好球必打で積極的な阪神打線
バッテリーはもう少し初球の入り方を気をつけるべきじゃないかと。
相手は勢いもありますし、とにかくスキを見せてしまったらやられる
今後は注意して向かっていってほしいところです。


嗚呼バッテリー…。それにしても、
これで対阪神戦6連敗
ナゴヤドームでの対戦でも
3連敗で2勝5敗1分け
完全に分が悪くなってしまいました。
せっかくの3連休、
このまま重いムードのまま
過ごしたくないですね。
残念ながら現状での阪神との力の差はかなりありますし、
1ゲーム差で迫ってきてしまった4位・東京ヤクルト
足音の方がかなり近くに聞こえるのは確か。
ただこのままファンを失望させたまま、沈み続けるのは困ります。
何とか選手1人1人が踏ん張って、歯止めをかける。
そしてこの悪い現状を打破するしかないでしょう。
3回ウラに森野がフルカウントから8球ファウルで粘って、
14球目に四球を選びましたが、そういう必死さもその1つ。
これだけ負ければムードは良くない
さらに責任感もあってどうしても硬くなってしまう。
ただそんななかでも、大切なのは全力で戦うこと
そうすれば勝負は生き物。ふとしたことで歯車がかみあうかも?
難しいながらも、おそらく立ち直ってくれるであろうドラゴンズ
ファンとしてはそう信じて、この先も見守っていきたいなと。
阪神3連戦はもう1試合ありますが、とにかくここは踏ん張ろう
その一言で締めておきます。


★プレーヤーズ・ボイス(19日)

●小笠原孝
<6イニングを投げ、4安打5失点で今季7敗目。
毎回の7三振を奪いながら、要所を抑えることができず>
「せっかく点を取ってもらった次の回に打たれて…。
ホームランを打たれたのが本当に申し訳ないです。
あそこまで飛ばされたんだから、自分の投球が甘かったんです。
もっと外を狙っていたのに。
こんなに大勢のお客さんが入ってくれたのに。
何よりもその方たちに対して申し訳なく思います」
中スポサンスポ時事通信毎日jpニッカン

●和田一浩
<初回2死一、二塁から左前へ運ぶ先制適時打>
「大事な先制機だったので、
何とかしてランナーを返そうという気持ちでいきました。
ああいう形がもっと出ればいい。一人一人が頑張っていくしかない」

<しかし5回2死一、三塁の場面で三ゴロに倒れ>
「初回は良かったんですがねえ…。
力みはないです。みんな何とかしなきゃと思ってやっています。
粘ったり、(打てる球を)狙っていくことも大事。
一人一人が積極的にいくことが大事だと思います。
初回のような攻撃がほかの回でもできてくるようになるといいんですが」
中スポサンスポニッカン

●タイロン・ウッズ
<5回1死一、二塁から左前へ適時打を放つ。
なかなか波に乗りきれないのは自覚しているが、
4番打者として何が必要なのかは分かっている>
「きょうのヒットはいいヒットだったと思う。
でも、チーム状態を良くするには、
ぼくらがもっと打って、点を取ってあげないといけない」
中スポ

●森野将彦
<3回1死、カウント2-3から8球連続ファウルで粘って、
14球目で四球を選ぶ。安藤のスタミナを消耗させ>
「甘い球がこなかったんです。
ファウルになったのは結果的なところもあります。
消耗? それはあるかもしれません」
中スポ

●荒木雅博
<5回1死から中前打で出塁。
井端と連打でウッズの適時打を呼ぶ>
「塁に出れば返してくれるので、とにかく頑張ります」
(東京中日)

●長峰昌司
<7回から2番手で登板。2イニング目の8回、
2死一塁までこぎ着けながら、フォード、桧山に連打を喰らい2失点>
「もったいなかった。低めにしっかり投げないと打たれます」
(東京中日)

●マキシモ・ネルソン
<5点差の9回に来日初登板。
1安打1四球で2人の走者を許したものの、
MAX151キロの速球主体で1イニングを無失点デビュー>
「きょうの感触はまあまあ。投げた感じはすごくよかった。
調子が上がればもっとスピードはでるはずだ」

<4万人近い大観衆の中でマウンドを踏みしめ>
「こんな大勢の観客の前で投げられたことがうれしかった。
これからもチャンスをもらえるように、『ゼロ』に抑えていきたい」
中スポサンスポニッカン


●落合監督
<首位・阪神に力の差を見せ付けられ完敗で再び貯金1に。
いつもよりたっぷり時間を割いて、インタビュールームに言葉を残す>
「こんなに苦しんでいるのは初めて? 
かもしれないな。それが(低迷の)一番(の理由)なんじゃないか。
こんなはずはない、こんなはずはじゃないって。
でもな、勝負事って歯車が1つ狂ったら逆回転するんだ」

<歯車が逆回転すれば>
「それがどこからくるか、探し出せばいいだけだ。
個々の力は今までより落ちているわけだから、
こうなってくるのは仕方ない。
原因はいろいろある。
ヨソの球団も毎年ウチにだけいい思いはさせてくれない。
ターゲットにされるし、必死こいて調べてくるんだ。
(それに対して)本当の意味で力を備えていれば
問題ないんだろうけど、雰囲気に左右されがちなのが今の選手。
プロ野球界を見渡して、われ関せずで行けるのは
金本(阪神)と小笠原(巨人)だけじゃないのかな。
昔のにおいを残している選手は。
残念ながらウチにはまだ育ってなかったっていうことだ。

本当の意味で、プロ野球でメシを食っていけるということ。
後々名が残る選手。昔はそういう選手ばかりだった。
本当の力があってスターになるのはいい。
(そういう選手は)プライドをかけていくから。
でもウチの選手は発展途上。いいものはもっているんだよ。
ただ、一本立ちしたと認めるのは早かったかなと。
それはこっちの責任だ。いい選手をいっぱい抱えているんだよ。
でも一人前として扱うのには半年早すぎたのかもしれない」

<手助けはできるのか>
「やるのは選手なんだ。
いくらこっちが説明しても、自分らで立ち直ってくれないと。
それがプロ野球」

<故障者も多く>
「昨年の疲れを引きずってるのかな。
昨年の11月まで野球をやって、普段は休んでいる時期だから。
いろんなところに故障が出てきているというのはある。
まあ、何でメシを食っているかをもう一回考えてくれればいい。
お客さんにもこんな寂しい野球を見せているのは初めて。
でも今年1年で終わるわけじゃない。
こっちは見て、待っているしか仕方ない。
それでできなけりゃいくらでも入れ替える。
(といっても2軍に人材が)見当たらないんだけどね」

<首位・阪神とは今季最大の14ゲーム差。
だが決して諦める言葉を口にするつもりはない>
「まだ終わったわけじゃない。こっから何連勝するかわからんぞ」
(中スポ、共同通信社時事通信毎日jp
スポニチ名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(19日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 藤井淳志外野手、中田賢一投手
【同抹消】
▼中日 英智外野手、佐藤充投手
公式サイト共同通信社

△藤井淳志
<英智に代わって、19日ぶりに1軍に再昇格>
「自分の与えられた仕事をきっちりやりたい」
ニッカン

△中田賢一
<佐藤充に代わって18日ぶりに再登録される。
17日から1軍の練習に合流していたが、
姿を見るのとともに、愛車を見たのはもっと久々。
交流戦直前には、すでにナゴヤドームへはタクシー通勤していた>
「結構(時間が)かかりましたね。
いったん戻ってきたんですが、
バッテリーが上がって、また修理に出してました」

<約2カ月ぶりに愛車を運転しての球場入りに>
「出掛けようと思ったときに車があるというのはいいですね」

<それまではずっとタクシーだった。不自由じゃなかったか>
「不便じゃなかったですよ。
名古屋ではそんなに出歩くときもないですし」
(中スポ<ドラ番記者>

▼英智
<開幕から1軍でプレーしてきたが、
今季初めて出場選手登録を抹消され、
ナゴヤ球場で2軍の残留組に合流。打撃練習などに汗を流す>
「プレーする場所がナゴヤドームから
ナゴヤ球場に変わっただけ。野球をすることには変わりない」
(中スポ)

「そろそろ入れ替えることを考えなきゃいけないな」
前夜の試合後にそう示唆していた落合監督
この日、投手と外野手の入れ替えを敢行。
前日のゲームの9回1死一塁から和田の中前打で
三塁にいけなかった英智に代わって、
ファームで打撃好調の藤井を再登録。
さらに17日から1軍練習に合流していた中田を登録し、
代わって、佐藤充が抹消されました。
昨夜のCS中継では、中田がいかにも第3戦の先発のように
話していたのが気になりましたが、
ローテ通りにいけば、中6日で吉見のはず。
せっかく先発に戻し復調させたい吉見をまたもズラすのか?
今夜の先発投手が注目されるところです。


若竜トピックス(19日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
サーパス-中日 12回戦
(19日・あじさいスタジアム北神戸)
   010 212 010 = 7
 SU 001 000 001 = 2
[勝] 赤坂(15試合4勝3敗1S)
[D本] なし
[D投] 赤坂
公式サイトオリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
2回、堂上剛裕が左翼線にポテン二塁打を放つと、
柳田が中前適時打を放ち、連打で先制点を挙げる。
4回、柳田左翼線二塁打、中村一生が中前打で繋ぐと、
堂上直倫が左前打を放ち、3連打で追加点。
なおも2死一、三塁からが左前適時打でこの回2点目。
5回、堂上剛裕が左中間二塁打で出塁すると、
1死後中村一生が中前適時打。
さらに6回、谷、森岡の連打などで2死一、三塁から、
堂上剛裕が右越え2点二塁打を放ち、ダメ押し。
8回にもイ・ビョンギュが中前に適時打を放つなど、15安打7得点。
先発・赤坂は、3回2死から連続四球で一、二塁とすると、
相川に詰まりながらも左翼線に落とされ1失点。
さらに最終回、の適時内野安打で1点を返されたが、
9イニング、137球を投げ、4安打5奪三振5四球2失点(自責1)。
完投勝利を収め、今季3勝目を挙げた。
公式サイトより)


○赤坂和幸
<ウエスタン・サーパス戦で
堂々たる投球を見せ、4安打2失点で完投勝利。
しかし1点リードの3回、3球で2死を取ったが、
連続四球から相川に同点打を許したことを反省>
「突然、ストライクが入らなくなった。
捕手の田中さんに突っ込んでいると注意され直りました。
フォームを安定させたいと思います」

<この日は一生忘れることのない試合になった。
あこがれの人と向き合う『夢』の対戦に>
「前日の夜から楽しみでワクワクしていた」

<その相手とは故障で2軍にいるサーパス・清原。
02年の巨人-広島戦を家族揃って見に行ったとき心を奪われた>
「バックネット裏で見ていたボクの目の前で、
清原さんがセンターオーバーのサヨナラヒットを打った。
あの場面は今でも目に焼き付いています」

<2回の初対決。打席に立った清原を見て胸が高鳴った>
「ふところが大きくて吸い込まれそうだった。
清原さんのときだけ緊張感が違った。目を合わせないようにした」

<新人らしく大打者へ全力で向かっていくと決め、
速球主体で追い込むと、最後も外角低目の真っすぐで空振り三振に>
「思い切り投げたし、清原さんもフルスイングしてくれた。
これまでの野球人生でも指折りの瞬間でした」

<次打席で四球を出したものの、
第3打席で6球真っすぐを続けて再び空振り三振。
最後の打席は遊ゴロ。TVで追いかけていた人を3打席無安打に>
「あの清原さんからストレートで空振りを取れた。
今後への大きな自信になります」

<5月末に1軍に昇格したときは1週間で再び2軍落ちしたが、
現状でがプロとしての地力を付けた実感がある>
「今はあのときとは絶対違う」
中スポ

○高橋2軍投手コーチ
<完封勝利の赤坂の成長に目を細め>
「この暑さの中、よく投げたと思う。
四球に課題を残すがこの完投勝ちで、
ますます、自信を深めていってほしい」
中スポ

○谷哲也
<4打数3安打1打点1犠打と、
2番の仕事をキッチリとこなし勝利に貢献。
初回の第1打席は10球目を左翼線二塁打。
4打席目は先頭打者で四球と、とにかく選球眼がいい>
「状況に応じたバッティングを心掛けています」
中スポ

◆平井正史
<不調で2軍調整中。
2日の登録抹消以降では初めてとなる打撃投手を務め、
ナゴヤ球場で英智と小川を相手に真っすぐだけで約50球。
打撃投手の直後にはブルペンで約20球を追加>
「感じはまあまあ。肩やひじは問題ない。
あとはフォームのバランスをよくしたい」
中スポ


前日は降雨コールド負けだった
北神戸でのウエスタン・サーパス戦
しかしこの日は、投打ともかみ合い7-2で勝利。
先発したルーキー・赤坂が好投し、
4安打5奪三振5四球で2失点(自責1)。
2回には強気の投球で、清原を空振り三振。
さらに濱中、岡田という強打者に力負けせず三者凡退に。
3回に突如制球を乱し、同点に追いつかれたものの、
打線の援護もあり、暑い中9イニング137球を投げ抜いたもよう。
昨夏の今ごろは甲子園を目指していた背番号54
ルーキーイヤー、着実にステップアップしているようです。
一方打線はルーキー・谷が4打数3安打1打点と絶好調。
何とか塁に出ようとする姿勢がとのこと。
また堂上剛裕が3二塁打で2打点と調子が上がってきましたよ。

2008年7月19日 (土)

憲伸岩瀬代表リレーも、痛恨竜これで虎戦5連敗。

北海道シリーズで巨人に連勝し、
勢いを取り戻し始めた3位・ドラゴンズ
地元・ナゴヤに戻り、迎えるは首位・阪神との3連戦。
12ゲーム差と遙か彼方に離されてはいるものの、
直接対決で叩き、何とか差を詰めたいところ。
その初戦、中盤まで川上下柳の見事な投げ合い。
6回に森野の適時打で先制したものの、
直後の7回、川上金本に一発を浴びてしまい同点。
そして迎えた9回、守護神・岩瀬を投入も
4安打を重ねられてしまい、勝ち越し点を献上
痛い敗戦を喫し、これで対阪神戦5連敗となってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 12回戦
(18日・ナゴヤドーム | 中日2勝9敗1分け)
37994人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神
中 日
[敗] 岩瀬(36試合2勝3敗25S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
川上、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
逆転負けで対阪神5連敗 投打ともに力負けした
9回、岩瀬が決勝点を許した。
先頭・鳥谷の安打をきっかけに1死満塁から
矢野に三遊間を破られた。
川上は先制点をもらった直後の7回、
金本に一発。1点を守れなかった。
打線は、6回1死一、三塁から森野が適時打。
さらに一、二塁としたが、ウッズが併殺打で追加点を逸した。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


首位攻防と意気込んだ今月初旬の甲子園3連敗
そこから急降下して開いてしまうこと、12ゲーム
しかし北海道シリーズで、巨人に良いカタチで連勝。
今回は違うというところをトラにも見せたいところでしたが、
どうも構えてしまうのか、
今回も重苦しいムードになってしまったようで…。

ドラゴンズの先発は、中6日でエース・川上憲伸
意外にも阪神戦は、今季初先発
しかし立ち上がりから快調でしたね。
力のあるストレートを軸に、宝刀・カットボールは少なめ。
それでもカーブ、フォーク、シュートを駆使し、
4回には金本、葛城、そして関本と三者連続三振と
まさに攻め込む投球で、阪神打線を圧倒
対する阪神先発は、今季中日戦2勝の下柳
こちらは相変わらず、制球良く打たせて取る投球。
ドラゴンズ打線は今回も翻弄され、二塁さえも踏めない始末。
5回まで川上がわずか2安打、下柳が3安打でともに無失点
前半はまさにがっぷり四つの投手戦となりました。

ゲームがようやく動き始めたのが、中盤6回。
表の攻撃で三振ゲッツーに取り、
流れを掴みつつあったドラゴンズ
そのウラ、1死から荒木の当たりはショートゴロ。
しかし鳥谷の送球が逸れてしまい、一塁セーフ。
悪送球となり、ミスからチャンスを掴みます。
続く井端がファウルで粘った末に右方向に運んで、一、三塁。
ここで迎えるは、3番・森野
ボール2球からカウントを戻され、2-2からの4球目。
併殺狙いの内へのシュートに食らい付くと、
バットを折りながら放った打球は、詰まりながらも
ショート・鳥谷の頭上を越え、センター前に落ちるタイムリー!
さすがは日本代表。ここぞで勝負強さを発揮した一打で、
ドラゴンズがついに均衡を破ります。
なおも、1死一、二塁で迎えるは、4番・ウッズ
森野に続き、繋いでペースを完全に掴みたい。
しかしフルカウントからの6球目、
外角高目のストレートを打ち損じ、ショート正面のゴロ。
6-4-3と渡ってしまい、ダブルプレー。
わずか1点に食い止められてしまったことが後に響きました。

1点ながらようやく援護をもらった川上
6回を投げ、球数は89球。
味方が苦しみながら掴んだ1点を守りきって、
何とか勝利に結び付けてほしい。
ところが直後の7回、それも先頭打者にガツン。
その打者とは、4番・金本
カウント0-1からの2球目、
若干甘くなった外のストレートを叩かれると、
ライナーで右中間スタンド最前列へ飛び込むホームラン
6回までの投球とは違い、抑えたいという気持ちと、
やはり疲れも出たか、ボールはやや甘めに。
ここぞの場面で喰らってしまった痛恨の一発
あっという間に1-1と、ゲームは再び振り出しに。
結局川上は、次の8回を投げきり降板。
123球、6安打10奪三振1四球の1失点ながら、またも白星付かず
対する阪神下柳からウィリアムスと繋いで、1-1のまま。
延長戦も視野に入れながら、最終9回に入ります。


川上を継いだドラゴンズ2番手は、守護神・岩瀬
同点ながら回は終盤。
サヨナラ勝ちも見越し、一番良い投手を出してきましたが、
今季3試合目の阪神戦となった守護神出来が今ひとつ
先頭の鳥谷に内へのシュートを流され、レフト前に運ばれると、
続く金本は外へのストレートで空振り三振で1アウト。
しかし葛城の代打・高橋光信
真ん中高目のシュートをしぶとくライト前に落とされると、
続く関本にも中に入ったスライダーを叩かれ、三遊間を抜かれるヒット。
連打で繋がれてしまい、満塁のピンチを迎えます。
ここで登場は、7番・矢野
日本代表同士の対戦となりましたが、
先にカウント2-1と追い込んだのは、岩瀬
しかし1球ボールのあと、2-2からの5球目。
宝刀・スライダーが内角やや高目に。
これにしぶとく食らい付いた矢野
何とか内野ゴロを願いながら、それは叶わず、
打球は前進守備の三遊間を抜けていくタイムリー
通常よりも甘いボールが多いところをつけ込まれ、
ヒット4本を連ねられてしまった守護神
まさかの決勝点を献上してしまい、1-2に。

その失点のダメージはやはり大きく、
そのウラ、打線が阪神3番手・クローザーの藤川を攻め、
ウッズの四球と和田のセンター前で、1死一、二塁としたものの、
続く中村紀洋が外へのフォークを打ち上げてしまい、センターフライ。
代走・英智がタッチアップして、2死一、三塁。
何とか同点、勝ち越しに望みをかけますが、
平田の代打・立浪はカウント2-1からの5球目、
内へのストレートを打ち損じ、ボテボテの投ゴロでゲームセット。
川上-岩瀬五輪代表リレーで接戦を落としてしまったドラゴンズ
これで阪神戦は5連敗となり、ゲーム差も13に。
どうも直接対決になると勝てないドラゴンズ
トラアレルギーは依然としてに居座ってしまうようです。


岩瀬でも止められず…。良い流れでナゴヤに戻り、
甲子園の雪辱を。
意気込んで臨んだものの、
またも跳ね返されてしまう
巨人に勝てても、
阪神にはどうも勝てない。
1点を先制したことで、
何とか踏ん張れるかなと期待しましたが、
直後にエースが相手の4番に一発を浴び、
最終回には守護神が捕まってしまうありさま。
特に下柳、金本、矢野『不惑前後トリオ』
やられてしまったことが、よりストレスを溜める結果となりました。

それにしても、ほんと阪神には勝てませんね。
これで対戦成績は、2勝9敗1分け
直接対決で叩かないと、差が縮められないにも関わらず、
その直接で負け続けてしまう悪循環
これまで打たれていた新井が故障し、
遠征から離れていることが、プラスになってほしかったですが、
うまくいかずに、またもや連敗阻止ならず。
打線がつながらず、もがくドラゴンズに対し、
しぶとくボールに喰らいつき、ヒットにしてしまう阪神
土壇場でその差が出てしまったように感じました。

このままなら本当にやられ続けてしまいそう
ため息ばかりが出てきますが、
あまり愚痴っていてもしかたないですし、
とにかく奮起を待つしかないでしょうね。
何とか2戦目はやり返して、まずは虎戦の連敗を食い止める
チーム全体として、その1点に集中してほしい。
投手も打者もしっかり粘ってチャンスを決してムダにせず、
何でもいいからとにかく勝利をもぎ取ってほしいです。


★プレーヤーズ・ボイス(18日)

●岩瀬仁紀
<9回に3連打を含む4安打で決勝点を奪われ、まさかの黒星>
「やられたらしょうがない。
今日は投げミスがいつもより多かった」

<苦しいチーム状況の中では、守護神のセーブも伸び悩む。
黒星も3つ目。決して不調に陥っているワケではないが>
「どこかおかしい? 結果が結果だから、
そう(不調と)見られてもしかたがない。切り替えていきます」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
スポニチ名古屋ニッカン名タイ

●川上憲伸
<阪神戦で今季初の先発。8イニング10回奪三振も、
先制してもらった直後の7回、同点弾を浴びる>
「1点を守れなかった自分がふがいないです。
せっかく点を取ってもらった次の回に。それにつきます。
悔やまれる? まあ、そうなんですけど。
それだけで責められるのもどうかなと思う。
コントロールが良かった? いや、そんなことないです。
調子は良くなかったですが、
その中でいいピッチングができるようにしました」
憲伸の声「余裕すら感じたタイガース」、
中スポサンスポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

●森バッテリーチーフコーチ
<先発した川上の力投報われず、逆襲に失敗。
本来の強さが戻りきらない苦しいチーム事情を漏らす>
「川上が投げた試合で勝てないと勢いに乗れないな。
川上は頑張っているよ」
名タイ

●森野将彦
<6回1死一、三塁から先制タイムリー。
バットを折りながら中前にポトリと落とし>
「気持ちで(遊撃の後方に)落としましたよ。
あの場面は気持ちです。それしかない。
下柳? 最近は打てるようになってきていますからね」

<ここ5試合で22打数10安打と好調。
ヒーローになり損ねた日の丸戦士は前を向いて>
「とにかくあしたまた、気持ちを切り替えてやるしかないですよ」

<北京五輪の日本代表に選出され、この日あらためて記者会見。
けがで約2カ月間戦列を離れただけに、笑顔はほとんど見せず>
「突然のことでびっくりしました。
けがから復帰して、チームで少ししか
試合に出ていない状況で素直には喜べない。
予選で戦ったメンバーで、代表に選ばれなかった選手もいますので、
その人たちの分も頑張りたいと思います。
金メダルを目標に、それ以外は考えない」
公式サイト中スポサンスポ毎日jpニッカン

●立浪和義
<9回2死一、三塁の場面、平田の代打で登場。
藤川の徹底した内角、力攻めに屈し、投ゴロに倒れる>
「(2球で)追い込まれたんで、
全部が1、2、3ではないにしても真っすぐに合わせてはいました。
力でやられました。(4球目の)ファウルが…。
あの球を(フェアゾーンの)中に入れなあかんかったです」
中スポ

●井端弘和
<6回1死、敵失で出塁した荒木を一塁に置き、
鋭い右前打を放つなど打線が苦戦した下柳から2安打>
「勝たなきゃ、仕方ないです」
(中スポ)

◆トマス・デラロサ
<北京五輪で荒木が戦列を離れる8月、ポストを埋める筆頭候補。
すでに井端の故障時は遊撃を守ったが、今回は二塁。
試合前、打撃練習以外のほとんどの時間を一、二塁間で過ごし>
「荒木が(日本代表として、北京)五輪に行くと聞いた。
自分にできることは、彼の不在中にチームを助けること。
決して簡単なことじゃない。でも努力して、挑戦したいと考えている」

<もともとの『本職』は遊撃手。
交流戦中は三塁に入ることが増えたが、
まだ出場機会のない二塁手はどうなのか>
「去年は二塁手を40試合くらい守った。
今春のキャンプでも練習したし、慣れれば問題はないと信じている」

<今後は細かい動きを意識しながら、
体が自然に反応するよう準備したいという。
自分のノックが終わっても居残り、井端の動きをチェック。
時々、送球を受けながらイメージをふくらませる>
「学べるものはすべて吸収しておかないと」
中スポ

◆西川球団社長
<右手の血行障害を治療するため、
愛知県内の病院に入院していた朝倉がこの日退院したことに>
「先週の土曜日(12日)に治療をして、
血の流れが良くなり、順調に回復していると聞いている」
(東京中日、朝倉健太公式


●落合監督
<9回に岩瀬が打たれて、痛い敗戦。
阪神戦は5連敗となり、再び自力優勝が消滅>
「見どころは9回だけだったな。お互いに。
お客さんは9回だけ見てりゃ、おもしろかったっていう試合。
1本出たか、出ないの差? でも、だいぶ疲れてますな、皆さん。
ウチの選手だけじゃないよ。みなさんだ」

<それでもあと残り60試合。
野手陣で何らかの手を打つ構え>
「まだ『60』(試合)もあるのか。
そろそろ(布陣を)入れ替えることを考えなきゃいけないな。
いないのばっかりだから」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


若竜トピックス(18日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
サーパス-中日 11回戦
(18日・あじさいスタジアム北神戸)
   210 01      = 4
 SU 000 50x      = 5
(5回ウラ無死降雨コールドゲーム)
[敗] 清水昭信(14試合2勝4敗1S)
[D本] 森岡1号
[D投] 清水昭信、菊地
公式サイトオリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
初回、サーパス先発・山崎正貴を攻め、
藤井中越え二塁打、四球で無死一、三塁から
森岡が右前適時打を放ち、先制すると、
イ・ビョンギュ死球で無死満塁から堂上剛裕右犠飛で追加点。
2回、小田、藤井の連続四球で2死一、二塁から
が中前に適時打を放ち3点目。
先発・清水昭信は3回まで2安打無失点に抑えたが、
4回ウラ、先頭・古木にソロ本塁打。
続く清原、木元を連続三振に取ったが、
さらに2死から岡田右前二塁打、横山四球で
一、二塁から柴田に左前適時打。さらに濱中四球で2死満塁から
由田に走者一掃の右中間三塁打を打たれ、一挙5失点
5回、森岡の左越えソロ本塁打で、4-5と1点差に詰め寄ったが、
そのウラ、清水昭信古木、清原に連打を浴び、無死二、三塁で降板。
代わった菊地が1球投げた所で雨が強くなり、コールドゲーム
公式サイトより)


●清水昭信
<ウエスタン・サーパス戦に先発。
4回、サーパス打線に捕まって、5失点。
速球のキレ、制球は良かったが、問題はスライダー。
ことごとくすっぽ抜け、投球が組み立てられず厳しい表情>
「スライダーのコントロールが課題です」
(東京中日)

●森岡良介
<『3番・二塁手』で先発出場。
ソロ本塁打を含む3打数2安打2打点と活躍。
左打席で体を開かずに放った一発は、今季1号となり>
「バッティングの調子は良いと思います。
ステップを小さくしてから腰の回転がスムーズになりました。
この調子で打っていきたいと思います」
中スポ

●高柳2軍打撃コーチ
<2安打2打点と振れてきた森岡を褒め>
「前へ突っ込まなくなった。
ステップを小さくしたことで振りがシャープになった。
調子はいいですよ」
中スポ


予備日に組み込まれた北神戸でのサーパス戦
試合途中が強くなり、5回途中コールドで敗れました。
序盤、打撃好調の森岡の先制打などで3点をリードしたものの、
先発・清水昭信が4回に2死から捕まってしまい、一挙5失点。
3回までは無失点。4回も先頭の古木に一発を浴びたものの、
清原、木元という実績のある打者を、
二者連続三振に取ったあとの大量失点
まさに『アウト3つ取るまで、何があるか解からない』。
野球のコワさを改めて感じるゲームとなったようです。

2008年7月18日 (金)

川上岩瀬荒木森野、北京五輪日本代表竜から4人。

北京五輪に出場する野球日本代表
最終メンバー24人がこの日、東京都内で発表され、
ドラゴンズからは、川上、岩瀬、荒木、森野
12球団で最多の4人が選出されました。
選ばれた4選手は、日の丸を背負う重圧をかみしめるように
五輪への抱負を口に。その中でも候補から外れながら、
急きょ代表入りが決まった森野は慌ただしい一日に。
ジャパン入りが決まった4選手のコメントなどをまとめておきます。


◇森野将彦
<一度は候補から外れながら、急きょ日本代表入りが決定。
複雑な胸の内を明かしながらも、決意を新たに。
招集までの残り試合での活躍を誓い>
「(最終候補から漏れ)突然の選出で驚きましたが、
選ばれたからには日本のための力になれるように
覚悟を決めてやるしかない。それしかないです。
ただやっぱり(気持ちは)複雑ですよ。
(また)チームに迷惑がかかりますから。
気持ちが晴れないところはある。
今年は本当に(けがで)迷惑をかけているんで。
だから(離れるまでの)残り試合、
全部打って全部活躍して、全部勝つ。目いっぱいやりたいです」

<この日は、遠征先の札幌から慌ただしく東京へ移動。
メディカルチェックや代表ユニホームの採寸に臨むなど、
五輪派遣のための手続きを行い、
チームとは5時間遅れの午後6時半に名古屋に>
「疲れました」

<魅力は内外野をこなせて、かつ打力もあること。
それが分かった上で金メダルの奪取も誓う>
「金? やるからには取りたい。
守備だけとか打撃だけとかではなく、すべてで貢献したい。
打つこと、守ること、ボクの持っているものをすべて出したい。
新井(阪神)の代役? それで選ばれているようなもんですからね。
今年一塁は守っていないけど、練習はしますよ」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

◇川上憲伸
<北京五輪に出場する野球日本代表の最終メンバーに選出され、
はっきりと北京にかける決意を表明>
「選んでいただいて本当に光栄に思っています。
目標はとにかく金メダル。
予選から選んでいただいて、
日本に貢献したいという一心でこれまでやってきた。
本選も一生懸命やるだけです」

<日本を代表する右腕とはいえ、これが初五輪。
数々の修羅場を踏んできた男であっても、
一抹の不安がないわけではない>
「予選よりもプレッシャーがかかるんでしょうね」

<明大の先輩で恩師の星野監督に大車輪の活躍を約束>
「プロになった時の監督ですから、違和感ないですね。
(監督の)勢いに勇気をもらっています。
肋骨(ろっこつ)骨折しても出る? その辺が強い人ですよね。
ぼくも、少々骨折しても投げたいと思います」

<昨年末予選はセットアッパー的な存在として活躍したが、
11日間で9試合の過密日程。10投手で乗り切る方針のため、
フル回転指令が出る可能性もあり、自分の役割も見えてくる>
「先発、中継ぎ、抑えはないと思うんですよね。
どちらにしても、うしろにつなぐための役割があると思うので、
うしろに繋ぐピッチャーのためにですね、
自分の出来る限りのことはやりたいと思います。
一生懸命やればなんとか金メダルを獲れそうだと思いますけど。
これで(五輪野球が北京で)最後にならないよう、
ぼくらが盛り上げて、野球がどれだけ重要か世界にアピールしたい」

<北京入りに備えてチームを離れるまで、あと2週間。
ローテ通りなら、予想される先発登板はあと2回。
いずれも首位を走る阪神と激突することになりそう>
「まだ『五輪のために』というドキドキ感はない。
残っている試合を全力で戦うだけです」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋、NHK)

◇岩瀬仁紀
<アテネに続いて2大会連続選出に神妙な面持ちながら>
「前回のアテネのときのように、
またあの重圧がかかるんだなと想像できます。
野球が正式種目になってから金メダルがない。
オリンピックが、今年野球が最後なんで、
金メダルを獲りたい気持ちが強いです。
目標は言わなくてもいいぐらい、金メダルをね、
獲って帰れるように頑張ってきたいと思います」

<こう語れる経験も、代表では期待されるはず。
投手では最年長。何げない言葉に説得力がある>
「そうは思わずにやっていきたいですけどね。
どんなときでも自分のピッチングをしっかりやりたいです。
いい報告ができるようにがんばります」。
中スポ中日新聞サンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋、NHK)

◇荒木雅博
<俊足で内外野を守れることも評価され、日本代表入り。
五輪まで3週間、外野の守備練習にも取り組む構え>
「ワクワク、ドキドキ。どっちもありますね。
高校時代から全日本というものに縁がありませんでしたから。
すごいところにまず選んでもらったなという気持ちでとても光栄です。
うれしいと思う半面、やっぱりそれだけの責任もありますし、
しっかりと頑張ってきたいと思います。
守備位置や打順などに関係なく、
与えられた場所で仕事をしっかりできることが一番ですから。
そこをしっかりと頭に入れてやりたいと思います。
何となく頭で想像しながら、イメージトレーニングを積んでいきたいです」
中スポ中日新聞サンスポスポニチ名古屋、NHK)

◇チェン・ウェイン
<台湾代表として北京五輪に出場するが、日本代表に警戒心。
ナゴヤドームで練習したこの日、メンバーを見渡して表情を引き締める>
「村田(横浜)さん、新井(阪神)さん、
川﨑(福岡ソフトバンク)さんに打たれているんですよね。
それと足の速い選手が多い。内野安打が多そうですね。
早く投げないとセーフ(内野安打)になってしまう。守備も堅い」

<日本戦で登板すれば森野、荒木ら同僚との対決になるが>
「森野さんは長打力がある。荒木さんは足が速い。
でもいつも通りにコースに投げることを意識します」
中スポサンスポ


◆和田一浩
<アテネ五輪に出場し、昨年12月のアジア予選で
五輪切符をもたらしたが、最終メンバーから漏れ無念の表情>
「アテネの悔しさがあるので選ばれなかったのは残念です」

<悔しい気持ちはあるが、あえて封印>
「仕方ないと思うよ。だって最強の24人なわけだから。
選考についてはボクがどうこう言うことはない。
選ばれれば、それにこしたことはなかったですけど。
自分のことをやるだけだよ」
(中スポ、スポーツ報知

◆西川球団社長
<日本代表に4人、さらに台湾代表でチェンと
チームから5人離脱するが、もちろん全面協力の方針は不変。
代表選手の期間中に査定については、アテネの前例を踏襲。
前半戦の成績を平均化して数値化し、貢献度を評価していく方向>
「落合監督がずっと言っているように
残っているメンバーでやるだけです」
(東京中日)

◆高代野手総合チーフコーチ
<森野の代表選出に本音がちらり>
「(森野は)けがをしていただけ。覚悟はしていた。
いろいろ(なポジションを)守れるし、打てるしバントもうまい。
全日本でも一番貴重な存在だからね。
現実だから受け止めないと仕方がない」

<代表選手の正式発表を受け、チームも動き出す。
この日、ナゴヤドームの練習では
デラロサが、セカンドに入って守備練習を行う。
願うのは若手の急成長という『五輪特需』>
「二塁はデラロサ? そうなる。
若い連中に期待? もちろん、もちろん。
平田なんかは順調に伸びてきているしね
森野の位置には、小池や平田らが頑張るしかない」
ニッカン名タイ

◆森バッテリーチーフコーチ
<守護神とエースが抜ける投手陣について、険しい表情で>
「もともと考えていた2人だな。
いるメンバーでやらなきゃいけないことに変わりはない。
残っている人間でやるしかないだろ」

<浅尾、高橋がセットアッパーとして成長。
緊迫した場面などでの登板を積み、
さらに一皮むけてほしいと考えている>
「チャンスなんだからな」
ニッカン名タイ


前日に東京都内でスタッフ会議を開いた日本代表のスタッフ。
6月の最終候補39選手に、森野、帆足(埼玉西武)を加えた
41選手の中から絞り込み作業を行ったうえで選出された24選手
内訳は投手10人、捕手3人、野手11人(内野手7、外野手4)。
最終候補に6人が名を連ねていたドラゴンズからは、
エース・川上、守護神・岩瀬、リードオフマンの荒木
そしてユーティリティプレーヤーの森野4選手
吉見、井端、そして和田の3選手は外れることとなりました。

>北京五輪野球日本代表のメンバー24選手は、こちらから↓
『北京五輪 日本代表チーム』
(全日本野球会議(野球日本代表)オフィシャルサイト)


アライワで金メダル。代表発表の記者会見が
TVでやっていたこともあり、
その様子などを
ずっと見ていましたが、
自分としてはまず始めに驚いたのが、
井端の名前がなかったこと。
ただ何で選ばれないんだというよりも、
代表が選べないぐらい、足の状態がよくないんだなと
今後のシーズンにおいてのプレーに、
やや不安を感じてしまいました。
さらにアテネ五輪&最終予選の戦士であった和田さん
こちらは佐藤隆彦(G.G.佐藤)辺りとカブってしまったのか?
それとも腰の状態をジャパンが考慮してくれたか、
その辺はわかりませんが、とりあえず8月残留が決定。
本人的には残念でしょうが、切り替えてチームに専念
打線を引っ張ってもらいたいところです。
ただクスリの注意書きのように
「野球競技開始直前の監督会議(8月12日)までに
故障者が出た場合には、5名まで選手の交代が可能」
という文面も。
今回その補欠選手は発表されませんでしたが、
井端和田も、何となくその辺で引っ掛かっていそうな気がします。


メンバー24人の名前を見て、
見る人それぞれいろんな考えがあるでしょう。
まあ日本代表は、ドラゴンズではないですし、
その辺りについては、他のひとに任せて、
少数精鋭のメンバーだけにおそらくそれぞれの役割が多様化しそう。
憲伸は、本来の先発の他に中継ぎ起用ということもありますし、
岩瀬は、最後の前のセットアッパーの可能性。
荒木においては、代走や最近ほとんどない外野の守備固め
同じく森野も今季それほど守っていない一塁
場合によってはやらなくてはならなくなるでしょう。
いろいろタイヘンな部分もありますが、
選ばれたからには、日の丸の誇りをしっかり背負い、
自分の持てる力をフルに発揮して、頑張ってもらいたいです。


一方、チーム的にはエースと守護神
盗塁王に3番打者を引き抜かれてしまったうえ、
さらに台湾代表でチェンも離脱が決定。
主力5人を欠いた状態で五輪期間中の最大14試合を戦うことになり、
正直うれしいかといったら、複雑な気分と答えます。
特に森野を持って行かれるのが、一番痛いかなと。
ただそれはシーズン前からすでに覚悟のうえのこと。
井端が抜けると見込んで、獲ったデラロサ
それまでやっていなかった二塁を守れるのかにも注目したいですが、
ダメなら岩﨑など若手を使ってもいいですし、
また荒木に外野の守備練習をさせるのなら、
招集前の実戦で二塁に誰かを入れ、ともに試してみるのも方法。
まあ首脳陣がおそらくいろいろな方法でやりくりするでしょう。
さらに岩瀬が抜ける「抑え」の部分でも、
高橋、浅尾、長峰、鈴木らにチャンスが。
1人で補えというのは無理。まあ何人かでうまくやってほしいです。

1球団多数の招集は、初めての経験ということもあり、
何が起こるかわからないとされる8月
ただ代表組が招集されるまでの7月に、残り11試合
そのなかには阪神戦がなんと6試合もあります。
チームメートに安心して送り出してもらえるよう、
まずはドラゴンズの一員として、
全力を尽くし、チームを勝利に導いてほしい。
そして8月に入って、きっちりと日の丸モードへ。
代表を背負っていくであろう4人の竜戦士
北京の舞台で頑張る姿を、TVで応援したいと思います。

なお最終メンバーは、8月2日から代表合宿に入り、
8月8日午後6時にはパ・リーグ選抜
翌9日午後2時にはセ・リーグ選抜(原監督)と
いずれも東京ドームで強化試合を行った上で、
8月10日に北京入りする予定です。


ドラゴンズトピックス(17日)

◇小池正晃
<移動日の17日、遠征先札幌から名古屋に戻り、
ナゴヤドームで行われた練習に参加。
ランニング、フリー打撃などで汗を流す。
北京五輪期間中は主力5人がチームを離れるが>
「チャンスだと思うのでがんばりたい」

<以下中スポ『丸ごと小池選手』より。
移籍して約1カ月。加入前と加入後で
チームへのイメージに違いはあるか>
「対戦相手だったときはいつも負けているイメージだった。
特に投手がよく、守備が堅いという感覚があった。
いざ入ってみると、打者もよく打ちますね」

<だいぶチームになじんだように見える>
「今の1軍の野手でボクより年下なのは新井と平田だけ。
それなのに、先輩方もみんな親切に声をかけてくれる。やりやすいです」

<中日では何をセールスポイントにしていくのか>
「バントや守備をアピールできるとは思っているし、
その面ではここまで順調だと思います。
あとは『いかに打てるか』。
打てれば試合に使ってもらえる機会が増える」

<平田らと激しい外野の定位置争いが続いている>
「結果が出ていないときにいかに我慢するかが大切だと思っています。
出たり出なかったりという状況は、横浜で経験しているので大丈夫です」
(中スポ、ニッカン

◇和田一浩
<今季阪神戦で安定した成績を残している。
猛打賞を2度マークするなど打率.356と高打率>
「プレッシャーを感じる場面でも気負わないことですね。
僕の場合はいつも通りの打撃を心掛けた方がいい結果が出やすい」
名タイ

◇荒木雅博
<1番打者の出塁が鍵を握る。
今季阪神戦の成績は今ひとつだが、3連戦で先発が予想される
下柳、安藤とは昨季対戦打率5割と相性がいい>
「1回でも多く塁に出られるようにしたい」
名タイ

◆中田賢一
<不振で2軍降格中だが、ナゴヤドームでの1軍練習に合流。
キャッチボール、ランニングなどで汗を流す。
18日から6連戦だけに復帰登板の可能性もありそう>
「前よりはよくなっていると思います。
いままでカウントを悪くしていたんで、
(2軍戦では)ストライクゾーンでどんどん勝負することを心がけてきました」
中スポ

今日の公示。(17日)
◆コミッショナー
【自由契約選手】
▼中日 ラファエル・クルス
共同通信社


【ドラゴンズ・今週の日程】
18日(金) 対阪神(18:00・ナゴヤドーム)
19日(土) 対阪神(18:00・ナゴヤドーム)
20日(日) 対阪神(18:00・ナゴヤドーム)
21日(月・祝)対広島(18:00・ナゴヤドーム)
22日(火) 対広島(18:00・ナゴヤドーム)
23日(水) 対広島(18:00・ナゴヤドーム)


ほんとは野球日本代表よりも、
地元・ナゴヤドームでの6連戦に向けての
展望的な記事にしたかったのですが、
スポーツ紙でのコメント等もほとんどなく、
貧弱になりそうなので、ここは簡単に
まず迎える週末の阪神3連戦の先発投手は、
初戦が、エース・川上、2戦目が前回好投の小笠原
そして第3戦は、先発に復帰した吉見が予定されています。
今季は2勝8敗1分けとかなり分が悪い阪神戦。
ただ先日の甲子園GW中のリベンジはぜひとも成し遂げてほしい。

またこの日、ファームで調整していた中田が1軍に合流。
投手陣の層が薄いですし、先発に限らず、
もしかしたら6連戦のどこかで起用があるかもしれません。
五輪期間には復活してほしい背番号20の動向に注目です。

2008年7月17日 (木)

チェン快投に応えた、集中竜8回2死からの大反撃!

打線が奮起し、山本昌に約2カ月ぶりの197勝目
2位・巨人との北海道シリーズ初戦を制し、
その白星を浮上へのきっかけとしたいドラゴンズ
迎えた札幌ドームでの第2戦は、立ち上がりから見事な投手戦
しかし6回途中までパーフェクトに抑えていたチェンが、
連打と自らの暴投で先制を許し、ゲームが動くと、
内海に抑えられていた打線が終盤8回それも2死から大反撃
代わった上原を一気に攻め込み、和田、中村紀洋
そして平田と3連続適時二塁打で、5点を奪い逆転勝ち
巨人に連勝し、6カードぶりとなる勝ち越しを決めました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 14回戦
(16日・札幌ドーム | 中日8勝6敗)
32399人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人
[勝] チェン(29試合3勝3敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
チェン、浅尾、高橋 - 谷繁

【ゲームレビュー】
集中打で逆転勝ち
8回、代打・立浪が安打。
バント失敗などで2死となったが、そこから粘った
森野は四球。ここで代わった上原から
ウッズが四球を選んで満塁とし、和田の2点二塁打で逆転。
さらに中村紀洋、平田の連続適時二塁打で5点を入れた。
チェンは6回1死までパーフェクト
暴投で1点を失ったが、5月4日以来の3勝目
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


旭川で快勝し、気分よく札幌へ移動。
そして迎えた2位・巨人との北海道シリーズ第2戦。
ドラゴンズ先発は、中9日で対巨人戦防御率1.10のチェン
対する巨人の先発は今季中日戦0勝4敗、防御率7.06の内海
数字だけ見ると、これはいただきとも思えましたが、
予想に反し、序盤から両投手の投げ合いとなりました。

その中でも見事だったのは、チェンでしたね。
あえてローテをずらしてまで、相性の良い巨人戦に起用。
そのベンチの思惑に、しっかり応えた感のある投球。
立ち上がりから力のあるストレートと
フォーク、スライダーの変化球の組み合わせ。
さらに力みもなく制球も上々と、状態としては文句なし
テンポ良く投げ込み、巨人打線を手玉に取ること5イニング
気がつけば、打者15人に対し走者1人出さないパーフェクト
徐々にながら『完全』への期待が高まってくることに。

TV中継の画面にも
「中日・チェン パーフェクト継続中」の文字。
達成する可能性はともかく、どこまで完全が続いていくのか、
期待に胸ふくらませながら迎えた6回ウラ、ゲームに動きが
先頭の鶴岡をフルカウントから
内へのスライダーで見送り三振に抑えたチェン
しかし続く古城にカウント2-1からの4球目、
外角高目のストレートを左方向へ運ばれると、
打球は左へどんどん流れ、レフト線に落ちるツーベース。
この日17人目の打者に安打を許し、
惜しくもパーフェクトは途切れてしまいます。

1死二塁と初のランナーを背負い、
この試合初めてセットポジションでの投球となったチェン
しかし続く投手の内海にも、中に入ったストレートを当てられ、
レフト前に落ちるヒットとなって、1死一、三塁。
そして迎えるは、トップに戻って高橋由伸
何とか切り替えてほしいチェンでしたが、やはり動揺か?
初球、外へのシュートがベース手前でワンバウンド。
これを谷繁が後逸してしまい、ワイルドピッチ
まさかのバッテリーエラーで、
チェンが先に得点を奪われてしまいます。
さらにセットでの投球でバランスが崩れたか、
高橋由伸に四球を与えてしまい、1死一、二塁。
ここでようやく森コーチがマウンドへ。
ワンテンポ遅いながらもを取ると、ようやく落ち着いたか。
続く木村拓也の代打・大道を内へのストレートで
バットをへし折り、6-4-3のダブルプレー
何とか1点のみで食い止めたチェン
続く7回ウラは疲れも出て、やや制球が乱れたものの、
相手の主軸を三者凡退に。
結局この日は、自己最長の7イニング
99球を投げ、2安打7奪三振1四球で1失点。
期待以上の力を発揮し、さすがは五輪台湾代表
言えるような見事な投球を披露してくれました。


そのチェンの好投にぜひとも応えてほしい打線
しかし巨人先発・内海の前に、
序盤から走者こそ出すものの、あと一押しが出来ずの展開。
2回は、先頭のウッズが出たものの、
和田が外へのチェンジアップを引っかけてしまい、6-4-3のゲッツー
さらに4回は、ウッズ四球、和田ライト前ヒットと
2死からチャンスを広げたものの、
中村紀洋が外へのストレートを打ち損じての投ゴロ
そして5回は、先頭の平田が三遊間を抜くヒットで出たものの、
続く谷繁、チェンがバントを失敗し、ランナーを送れずと、
自らチャンスを潰してしまい、内海に踏ん張られてしまう始末。
そうする間にゲームはすっかり終盤
しかし8回、ようやく反撃への突破口を開きます。
この回先頭は、好投したチェンに代わる立浪
今季わずか3安打の立浪ですが、カウント0-2からの3球目、
中に入ってきたストレートをはじき返し、左中間へ。
久々のヒットで口火を切ると、代走には英智を起用。
点差はわずか1点。ぜひとも走者を進めてほしいところ。
しかし焦ったわけでもないながら、ミスが連鎖
続く荒木バントを失敗。打ち上げてしまい捕邪飛に。
さらに井端が右打ちを仕掛けるも、二塁正面のゴロ。
ともにランナーを進められず、2死一塁となってしまいます。


しかしここからゲームの流れが一気に変化
きっかけとなったのが、続く森野の初球。
外角高目へのストレートは、際どいながらもボールの判定。
これでリズムが崩れたか、内海のボールが抜け出し四球
一、二塁とチャンスが広がり、クリーンアップに繋がります。
この日ウッズに対し、2四球とやや投げにくそうにしている内海
さらに対戦打率5割強の和田、中村紀洋を迎えたことで、
巨人ベンチが動いて、継投策に。
注目された2番手には、セットアッパーの上原を起用してきます。
ところがこの上原起用ドラゴンズにとっては『吉』
一方の巨人にとっては、大誤算となったようで…。

その上原でしたが、力みもあってか制球が今ひとつ
ウッズに対し、フォークが全く決まらずワンバウンド。
カウント0-3となると、1球ファウルしたものの、
フォークを見極められての連続四球
思わぬところから満塁となり、同点、勝ち越しへのチャンス。
そして迎えるは、この日1安打の和田
動揺している上原に対し、積極的な姿勢の和田
こうなってしまえば、展開的にこちらが有利
ぜひとも決めてほしいところでしたが、背番号5がきっちりと回答
カウント1-1からの3球目、外へのストレートを
右方向へ持って行くと、打球は伸びてライトオーバー!
タイムリーツーベースとなって、二者が生還
終盤8回、2-1とついにゲームをひっくり返します。
なおも2死二、三塁として迎えるは、中村紀洋
ある意味アップアップの上原に対し、
ここで出たのが『ノリべん』相乗効果
4回の打席の悔しさも一気に晴らすとばかり、
カウント1-0からの2球目、
真ん中低目のストレートをきっちり捉えると、
良い角度で上がっていった打球は、左中間大きく越えるタイムリー。
ウッズ、和田と生還するツーベースとなって、4-1
二塁に達した中村紀洋は拳を突き上げ、ガッツポーズ
上原をKOし、流れを一気にドラゴンズへと傾けます。
これにさらにダメを押したのが、7番・平田
代わった3番手・越智のカウント2-2からの5球目、
真ん中高目のストレートを右方向へ持って行くと、
打球はどんどん右へと流れ、高橋由伸が追うも追いつかず、
ライト線ギリギリへと落ちるタイムリーツーベース。
終盤8回、それも2死からの3者連続タイムリーツーベース一挙5点
見事な集中力で、ゲームをひっくり返したドラゴンズ
4点リードとなった残り2イニングを若手セットアッパーでの継投。
8回ウラ、2番手・浅尾がわずか6球で簡単に抑えこむと、
最終回は点差に加え、この先の五輪期間を見込んだ起用の高橋聡文
先頭の代打・加治前にヒットを打たれたものの、
球威で圧倒し、高橋由伸、代打・阿部をフライアウトに。
そして最後は小笠原を外へのスライダーで、
二塁ライナーに打ち取り、ゲームセット。

投げてはチェンの快投で、巨人打線を圧倒
打っては終盤、怒濤の集中力内海、上原を粉砕
連敗中にはなかった展開で逆転勝ちをおさめ、
旭川に続いて、今季の北海道シリーズを2連勝
同時に交流戦後初の連勝となり、6カードぶりの勝ち越し
北の大地で息を吹き返し、新たに勢いを付けたドラゴンズ
地元での首位・阪神とのリベンジマッチへと臨むこととなりました。


新たなGキラー誕生!待ちに待っていた連勝
それも北の大地
4連勝中の2位・巨人相手
成し遂げられるとは、
とてもうれしい限り。
ノリべんコンビ
連続二塁打が出たときには、
思わずTVの前で大きく唸ってしまいました。
完全ペースで好投していたチェンが、
先に捕まってしまい失点。
さらに内海の調子も
まずまずだったですし、
連敗中の時ならすっかり意気消沈となってしまうシーンでしたが、
ほぼベストメンバーになった現状の打線なら、ひっくり返せる。
ノリさんのコメントにもありましたが、
8回の粘りなどは、まさにドラゴンズの『底力』。
相手のスキにつけ込んでの怒濤の集中打に、
その一端を見たような感じがしました。
一戦勝っただけではダメ。勢いに乗るには連勝すること
そう思ってはいましたが、一発攻勢とかではなく、
連打での逆転という良い勝ち方で達成できてよかったなと。
バント失敗など細かいミスはありはしたものの、まず勝つことがクスリ
打線が繋がりはじめ、先発投手にも勝ちが付きはじめた。
3年前の再現でもないですが、この北の大地での連勝を、
今後の戦いにぜひとも繋げてほしいです。


良い流れそのままに進んでほしいところでしたが、
残念ながら今回の北海道シリーズは、2連戦で終了。
移動日を挟み、週末からは地元・ナゴヤドームで
阪神、広島との6連戦を迎えます。
交流戦後、甲子園、広島市民では悔しい思いをさせられただけに
その分もしっかりとリベンジしてもらいたい。
徐々に強さを取り戻しつつある現状なら
だいぶ期待できそうですし、できるだけやり返してさらなる上昇を!
ようやく浮上気配のドラゴンズ
これからの逆襲を楽しみにしていきたいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(16日)

◎チェン・ウェイン
<自己最長の7イニングを2安打1失点に抑え、
5月4日の阪神戦以来となる今季3勝目。
先発としては記念のプロ初勝利を手に入れ>
「(見事なピッチングでした)ありがとうございます。
(7回までわずか2安打。自分では)
まあ、いいピッチングじゃないですかね、ハイ。
(途中まではパーフェクトかというペース)
いや、そこまでは考えてないんですけど、
まあ1球ずつにしっかり投げて、しっかり抑えて、
それだけです、ハイ。
(先発では初めての白星)
そうですね、まあ、気持ちいいだけです、ハイ(笑)
(五輪台湾代表に選ばれた。大きなアピールにつながる)
そうですね、まあ、頑張ります。
(これからの抱負)
まあ、開幕の時は、もう自分でずーっと先発になりたいんで、
それがまあ、昨年からずーっとリハビリなんで、
まあ、あまりそこまで長いイニングは投げれない、
まあ、ずっと中継ぎで投げてて、それからもう頑張って、
体力つけて、それから先発に戻って、まあ頑張るしかないんで、ハイ。
(ほんとにナイスピッチングでした)ありがとうございます」


<中9日でのマウンドに>
「しっかりとコースに投げることを心掛けた。
パーフェクト?意識していなかったです。だいぶ疲れました」

<6回に連打を浴び、さらに暴投で失点と乱れたが、
何とか1点で踏みとどまり>
「いい投球ができてうれしい。チームに貢献できた。
(初安打を喫しても)しっかり抑えようとしか考えていなかった」

<今季途中から吉見とともに中継ぎの柱として貢献。
あくまで目標は先発入りだが、気持ちを切り替え>
「開幕から先発をやりたかったんですが、
リハビリ明けで長いイニングを投げられなかった。
今は練習で体力がついた。
中継ぎで経験を積んで、来年は先発で活躍したい」

<14日には2大会連続で五輪の台湾代表にも選出された。
アテネ大会では2イニングの登板しかなかったが
北京では中心投手として臨むことになる>
「(アテネでは)あまり投げられなかったから、
次はしっかり投げたい。
日本とキューバを倒し、そして金メダルを取りたい」

<台湾代表に合流するのは8月1日の予定。
それまでにあと2試合程度は先発の機会がめぐってきそう。
チームを再浮上させてから旅立つことを約束>
「勝つことにこだわりたい。チームの貯金をもっと増やします」
中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○和田一浩
<8回2死満塁から逆転の右越え2点適時二塁打を放つ>
「チェンがいい投球をしていたのに、
それまでは点が取れなかったので取り返したかった。
(上原が)抑えにこようとする
いい投手だとはわかっていましたけど、
ストレートもフォークもある場面。
来た球はストライクだったら何でも打とうと思っていました。
お互いに負けられない状況で結果が出てよかった」
中スポ共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○中村紀洋
<8回2死二、三塁、左中間を真っ二つに破る2点適時二塁打>
「これがドラゴンズの底力です。
あの打席が勝負どころだった。
自分は前のチャンスで打てなかった…。
(4回2死一、二塁の好機に投ゴロ)
とにかく勝つしかないから。そう思って集中しました。
北海道に来るまでのチームの不調は
過去のこととして流して、無心でいこうとしただけ」
中スポサンスポスポニチ名古屋ニッカン

○平田良介
<『7番・右翼』で2試合ぶりにスタメン出場。
3点リードした8回2死二塁にダメ押しの一打。
代わったばかりの越智から右翼線への適時二塁打を放ち>
「とにかく次につなげようと必死に打ちました」
(中スポ)

○立浪和義
<8回先頭、チェンの代打で登場し、中前打。
6月27日に1号ソロを放って以来
9打席ぶりの快音で逆転のノロシを上げる>
「たまには打ちますよ。
何でもいいから(塁に)出たかった。
あそこは四球を出したくない場面だからね。積極的にいったよ」

<実は内海キラー。今季は1打数無安打だったが、
昨季は2打数2安打5打点。昨季同様の仕事ができた>
「去年は去年だけどね。嫌なイメージはなかったよ」

<まだまだ物足りないが、北の大地で飲んだ
『良薬』で上昇気流に乗る可能性は十分にある>
「打つことが1番の薬になるんでね。これからも頑張りますよ」
(中スポ、サンスポスポニチ名古屋

○浅尾拓也
<逆転した直後の8回から登板すると、
MAX150キロの直球を主体に3人斬り。連投の疲れを感じさせず>
「(連投は)大丈夫ですよ。
期待されているのが分かるので、
その期待に応えられるように頑張りたいです」
(東京中日)

○高橋聡文
<4点リードの9回に登板すると、
先頭の加地前にこそ中前打を許したが、
高橋由伸、代打・阿部、小笠原と続く大砲トリオをピシャリ>
「ヒットはいいかなと。一発を気をつけて投げました」
(東京中日)

○谷繁元信
<6回1死、古城に左翼線に返され完全の夢が潰えたチェン。
直後間を取らなかったことについて>
「あれが7回、8回まで進んでいたら、マウンドに行きましたね。
まだ6回、球の勢いもあったし、心配していなかった」
(中スポ)

○タイロン・ウッズ
<友人の突然の死に衝撃を受ける。
15日に41歳の若さで亡くなった横浜打撃投手の
石田文樹さんとは、横浜時代に仲良くしていた間柄>
「いい友達だった。本当にショックだし、寂しくて仕方ない」
(東京中日)


◇山本昌
<通算197勝目から一夜明けてクールダウンを行う。
試合前に軽いランニングとキャッチボールで汗を流して>
「安堵感はそんなにないよ」
ニッカン

◇佐藤充
<あの日の悔しさを忘れたことはない。
復活勝利に近づいた6月6日の北海道日本ハム戦。
あとアウト1つで勝利投手の権利を手にするところが、
守りきれずKO。しかし問題はその場面ではなかった>
「あのときは本当に情けなかったですね。腹立たしかったです」

<異変が生じたのは1回先頭・紺田への4球目。
試合開始からわずか1分で右ふくらはぎがつった状態になり、
平静を装い投げ続けたが、5回の途中で限界を迎えた>
「右足がけれないから上体だけで投げる。
そうなると球が浮き出すんです。
(原因は)わかりません。おそらく極度の緊張状態だからだったと思います」

<その後先発で1試合、中継ぎで1試合登板。
白星は手に届いていないが、アクシデントも襲っていない。
悔しさは白星でしか解消しない>
「自分の中で余裕が出てきているからだと思います。
まあ、そんな悠長なことを言える立場でもないんですけどね。
もう1回、先発のチャンスがもらえるように結果を残すしかないんです」
(中スポ)

○森野将彦
<故障のため、6月発表の最終候補リストから外れていたが
土壇場で五輪日本代表の有力候補に再浮上。驚きの表情で>
「そんなことが『ありなのか』という感じです。知らなかった」

<故障で約2カ月間試合に出場できず
『チームに迷惑をかけた』という思いが強いだけに、
候補入りを単純に喜べないという思いもあるよう>
「活躍してみんなに送りだしてほしかったという気持ちはあります。
素直に喜べない、複雑な心境です」
(中スポ)


○落合監督
<逆転勝ちし、6カードぶりの勝ち越し。
就任後、北海道での巨人戦は7連勝。
北海道でまたまた巨人を連破。これがきっかけに?>
「ウチはそういうチーム。
(北海道という)場所もあるし、(巨人の)ユニフォームもある。
こういうときは、何かきっかけというのがあるものなんだ」

<監督の頭の中ではこれがきっかけに?>
「それはオレじゃないだろ。選手だろ」
(中スポ、共同通信社毎日jpスポニチ名古屋


若竜トピックス(16日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-福岡ソフトバンク 14回戦
(16日・ナゴヤ球場)
  011 002 090 = 13
  000 000 011 = 2
[敗] 川井(9試合5勝1敗)
[D本] 藤井5号
[D投] 川井、高江洲、樋口、金剛
公式サイト

【ゲームレビュー】
先発・川井が2回、2死二塁から荒川雄太
左前へ適時打を打たれ、先制されると、
続く3回1死から小斉の左前適時打など3連打で追加点を許す。
さらに6回、暑さで疲れが見え始めた川井が、
小斉を中前打で出すと、続く吉川に左翼へ運ばれる2点本塁打。
結局川井はこの回で降板。6イニングを投げ10安打4失点。
4点差で迎えた8回、前の回から登板の2番手・高江洲が捕まり、
先頭・本間を二塁内野安打で出すと、続く小斉に中越え2点本塁打。
さらに吉川にも左翼へ2打席連続となる本塁打を浴び、0-7
その後も吉本左翼二塁打、中村四球で無死一、二塁とすると、
荒川に左中間突破の2点二塁打を許し、高江洲は1死も取れず5失点でKO。
代わった3番手・樋口も火のついたホークス打線を止められず、
2死から仲澤に四球を与えると、リー・トゥーシェンに左前適時打、
小斉には右へ2打席連続となる3点本塁打を浴び、4失点。
打者12人の猛攻で大量9点を奪われ、ゲームを決められた。
打線は、ホークス先発・パウエルの前に7回まで5安打無失点。
得点圏に走者が行くものの、チャンスで低目の変化球を打てず苦しむ。
8回ウラ、代わった2番手・馬原から藤井が左翼にソロ本塁打。
完封負けを免れると、9回ウラ、3番手・山村から
岩﨑中前打、堂上直倫左翼二塁打などで、1死二、三塁。
続く小川の一ゴロの間に1点を返すも、反撃はここまで。
良い事なしの完敗に終わる。
公式サイトより)


●川井進
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦に先発したが、
6イニングを10安打3奪三振で4失点で今季初黒星。
先頭打者の出塁を3度許すなど課題を残し>
「ポテンヒットが多かったように、
いいボールも何球かあったと思いますけど、
きょうは先頭打者への投球がすべて。
攻め方の反省も含めて、
とにかく先頭打者を出さない投球をしていかないと」
中スポ

●堂上剛裕
<打撃不振から、先の由宇遠征には同行せず
名古屋に残留して徹底的な打ち込みを敢行。
この日4試合ぶりにスタメン復帰し、4打数2安打と結果を出す>
「今までは練習の成果ばかりを求め過ぎてたけど、
きょうは2ストライクと追い込まれてからでも打てるという、
変な自信みたいなものが打席で出ました。
追い込まれても、当てにいくんじゃなくて、
積極的にしっかり振れる気持ちになれた。
この安打を(上昇の)きっかけにしたい」
中スポ

●藤井淳志
<8回、馬原から左翼への豪快な本塁打を放つなど、
4打数2安打1打点。つながりを欠く打線のなかで、
一矢報いる働きをみせ、1軍再昇格をアピール>
「実績のあるピッチャーだったので、より意識を高めて打席に入った。
常に1軍を意識してプレーしている。
今は1軍でやっていくための力をつけるための時間と考えてやっています」
中スポ


連日暑い中行われているナゴヤ球場での
ウエスタン・福岡ソフトバンク2連戦の2戦目。
序盤はそれほど点差がなかったものの、
バテが見えてきた中盤以降は、投手陣が続々と炎上
6回、今季ここまで無敗の先発・川井
育成選手の吉川に2ランを浴び、差を4点に広げられると、
終盤8回には、高江洲小斉、吉川
連続本塁打を含む5連打を浴び、5失点
1死も取れずにKOされると、代わった樋口も3ランを含む4失点
1イニング9点を奪われてしまい、なんと0-13
8回の藤井の一発などで、2点こそ返したものの、
相変わらずホークスには分が悪く、大敗を喫してしまいました。

個々を見ると、藤井、堂上剛裕、堂上直倫、
さらにがともに2安打を放つなど、チーム合計9安打。
ただ相手投手の術中にはまってしまい、チャンスが多くありながら、
タイムリーが出ないというのは、1軍も2軍も同じようです。

2008年7月16日 (水)

山本昌旭川で197勝、中日球団通算4500勝達成!

リーグ戦再開後3勝10敗1分けと低空飛行のドラゴンズ
この日から2位・巨人と北海道での直接対決。
その初戦、旭川スタルヒン球場でのデーゲームは
久々に打線が奮起し、15安打7得点と爆発。
荒木先頭打者本塁打で華々しく幕を開けると
4回に森野、ウッズの連続タイムリーなどで3点を追加。
さらに1点差に迫られた6回には森野が中押しの一発。
そして9回には中村紀洋のバックスクリーン弾でダメ押し。
投げては先発・山本昌が2発を浴びたものの、要所を締める投球。
大量得点の打線の援護もあり、6イニングを4失点。
約2カ月ぶりの白星を掴み、200勝へあと3としました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 13回戦
(15日・旭川スタルヒン球場 | 中日7勝6敗)
17289人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人
[勝] 山本昌(11試合4勝3敗)
[S] 岩瀬(35試合2勝2敗25S)
[D本] 荒木3号 森野8号 中村紀洋15号
[Dバッテリー]
山本昌、浅尾、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
山本昌が粘投。約2カ月ぶりの勝ち星で通算197勝とした
チームの連敗もストップ。球団通算4500勝をマークした。
4回、阿部に3ランを許して1点差。
点を取ったら取られるパターンだったが、
その後、2死二塁で高橋由伸を見逃し三振にとり、悪い流れを断った。
打線も常に先手を取った。1点差の六回、
森野の左中間ソロ本塁打で突き放した。巨人は連勝が4で止まった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


旭川花咲スポーツ公園硬式野球場
(スタルヒン球場)で13時半開始のデーゲーム。
北海道とはいえ、とにかく日差しが強く炎天下
ドーム慣れした選手たちには厳しい環境でしたが、
やはり北の大地でのリフレッシュ効果もあったのか、
この日のナインにはそれまでの重苦しいムードはありませんでした。

それを振り払ったのは、やはり先頭打者本塁打でしょうか。
巨人先発・木佐貫から、初回荒木いきなりガツン!
カウント1-0からの2球目、外へのストレートを振り抜くと、
打球はライナーでそのままレフトスタンドへ!
週末の東京ヤクルト3連戦ではブレーキとなっていた
選手会長がいきなり放った自身3本目の先頭打者アーチ。
木佐貫の出鼻をくじくと共に、
チームに勢いづけるにはもってこいの一打となりました。

それに続けと、さらに繋がっていく打線。
1死から森野が三遊間を抜くヒットででると、
ウッズもバットを完全に折りながらも三塁横を破るヒット。
躊躇なく森野が三塁を陥れ、一、三塁とチャンスを広げると、
和田に対しては警戒したか、ストレートの四球。
1死満塁で迎えるは、6番に戻った中村紀洋
カウント0-1からの2球目、中に入ったストレートを
高々と打ち上げ、レフトへの犠牲フライ
立ち上がりから制球の甘い木佐貫を攻め込み、2点を先制します。

しかしそのウラ、山本昌がすぐさま1点を返されます。
中6日での先発マウンドの立ち上がり、
先頭の高橋由伸に初球、ど真ん中に入ったカーブを叩かれると、
打球は伸びて何とセンターバックスクリーンへ。
なんとセ・リーグでは30年ぶりとなる両チーム先頭打者本塁打
わずか1球で失点してしまった山本昌でしたが、
続く木村拓也にストレートを捉えられながらも右直にとると、
7月ともに打率4割越えの小笠原、ラミレスを打ち取り、
本塁打の1点のみに食い止めます。

1点差に迫られたものの、この日のドラゴンズ打線はまずまず。
依然制球に苦しみ、リズムが掴めない木佐貫を攻め、
2回は、2死から荒木、井端の連打で一、二塁とすると、
3回にも和田、小池のヒット、さらに谷繁の四球で2死満塁。
後続が続かず、追加点こそ挙げられませんでしたが、
4回、ようやく上位打線がつながり、ビッグイニングを!
先頭の荒木が口火を切り、スライダーをセンター前にはじき返すと、
井端はスライダーを思い切り引っ張り、レフト線へのツーベース。
連打で無死二、三塁として、木佐貫をKOすると、
代わった2番手・山口から好調・森野が粘った末にガツン
カウント2-2からの7球目、中に入ったスライダーを
振り抜くと、打球はセンターオーバー、
フェンス直撃の2点タイムリーツーベース!
本格的に調子が上がってきた森野の一撃、4-1とします。
さらにウッズも積極的に初球、内へのスライダーを叩き、
強い打球で三塁を抜いていくタイムリーで、1点追加。
5-1となり、ゲームを一方的にしたかと思われました。


ところがそううまくいかないのが、最近のドラゴンズ
3回に上位打線を封じ込んだ山本昌でしたが、
味方の大量援護に少し色気が出たか?
4回ウラ、先頭のラミレスに2ストライクから
詰まりながらもライト前に落とされると、
にも追い込みながら、センター前に繋がれ、無死一、三塁。
ここで迎えるは、前の打席左飛の阿部
しかしカウント0-1からの2球目、
内角高目のスライダーを完ぺきに捉えられてしまうと、
まさに打った瞬間という打球は、そのままライトスタンド一直線
3ランホームランとなってしまい、あっという間に5-4と1点差。
それまではいつも通りの投球ながら、
やはり2カ月勝てない投手焦りがここで出てしまいます。
さらに続く坂本の当たりはセンターへ抜けそうでしたが、
ここは井端が滑り込みながら追いつき、好捕
ようやく1死を取りますが、古城には外のカーブを叩かれ、
三塁戦を抜いていくツーベース。
ヒット1本出れば、一気に同点という大ピンチ
しかしここから山本昌が踏ん張ります。
続く投手の山口を外へのストレートで空振り三振に取ると、
初回先頭打者本塁打の高橋由伸には
ストレート一本で徹底した外角低目攻め。
そしてフルカウントからの6球目、
137キロストレートを外角低目にビシッと決めて見逃し三振
追いつかれずに、食い止められたことが、
崩れずに久々の勝利へと繋がる結果となりました。


取ったら取られるというやや悪い展開の前半でしたが、
中盤以降は、徐々にドラゴンズ良い時の流れに。
そのきっかけとなったのが、この一発
4回途中からは山口に抑え込まれていた打線でしたが、
6回、1死から迎えた森野見事な一振り。
カウント1-1からの3球目、中に甘く入ったストレートを
逆方向へ持って行くと、そのまま伸びて左中間スタンドへ!
この日3安打目となった当たりは、貴重な中押し弾に。
6-4とリードを広げ、そのウラを投げ終え降板した
山本昌にとっても、これ以上ない援護点となりました。

7回からは2番手・浅尾が落ち着いた投球。
2イニングを打者6人でピシャリと抑え、
相手の勢いを完全に止めてしまうと、
8回には三塁打が出れば、サイクルヒットだった森野
レフト前ヒットで、惜しくも記録達成ならず。
そして9回は、ここまでヒットがなかった中村紀洋
巨人4番手・東野からセンターバックスクリーンへ運ぶダメ押し弾
7-4と3点差として、守護神・岩瀬が締めてゲームセット!
北の大地で打線が奮起し、15安打7得点
投げては6イニングを4失点に封じた山本昌
約2カ月ぶりの白星となる4勝目
200勝へのカウントダウンもついに秒読みの『3』に。
そして中日球団はこの日の勝利で、球団通算4500勝を達成!
普段来ない土地で掴んだ大きなメモリアル
単なる1勝以上に価値があるうえ、
浮上へのきっかけになりそうな白星となりました。


ついにあと『3』。一時、1点差に追いつかれたときは
思わずまたかよと思いましたが、
そこから踏ん張り、
そして中押し、ダメ押し。
久々に投打がかみ合って、
ドラゴンズらしい快勝
北の大地でのデーゲームは、
もやもやとしていた気分を
スッキリさせてくれる勝利となりました。

勝因はいろいろあるでしょうが、
打つ方では、やはり荒木森野
ともに猛打賞の活躍でしたが、
改めて感じたのは、荒木が出ることにより、
打線が勢い付き、繋がっていくのだということ。
リーグ戦再開以降、攻守に今ひとつ精彩を欠く選手会長
しかしリードオフマンが塁に出ないと、チャンスは生まれてこない。
特にこの日は、いきなりの先頭打者本塁打
この一発でベンチ内が大きく沸いたといいますし、
重苦しい流れを一振りで吹き飛ばしてくれたんだなと。
この日は内角を攻められなかったことも大きかったですが、
「これで吹っ切れたらいい」荒木自身もコメント。
北の大地が選手会長不振解消に繋がることを願いたいです。

また森野に関しては完全復調といっても良いのでは。
2試合連続でサイクルヒットを逃しはしたものの、
だいぶ振りもよくなってきましたし、打球も強くなりました。
8月以降、ウッズ、中村紀洋らとともに
チームを支えてもらわないといけない存在。
得意の巨人戦ですし、より頑張ってもらい勝利に貢献してほしいです。


一方、投手陣では昌さんが6イニングを7安打6失点。
今季初となる正捕手・谷繁とのバッテリー。
どんな感じになるのかなと注目しましたが、
だいぶ内角を使い、詰まらせていた印象。
制球も悪くはなかったですし、さすがは地方球場の鬼
初登板の旭川でもしっかり対応しているなと。
高橋由伸の先頭打者本塁打は出会い頭でしたが、
4回の連打からの3ランは正直、かなりのヒヤヒヤもの
勝利を意識してしまったかは定かではないですが、
あの回の失点に関しては褒められるモノじゃなかったです。
ただ相手のキーマンである小笠原に仕事をさせませんでしたし、
しっかり6イニングを放ってくれましたし、勝ててよかった
いよいよ200勝まで、あと3勝
さらに周囲は騒ぎ出しますが、得意という「暑い夏」での達成を期待。
さらにベテランの味を出していってほしいです。


3年ぶりの巨人との北海道シリーズでまずは先勝
中日球団通算4500勝という節目も飾ることができたこの1勝が
低迷するチーム浮上のきっかけになってほしい。
一つ勝って、それから連敗というのが、
ここ最近のパターンだけに、まずはそれを打破する連勝を。
良いムードで臨めそうな札幌ドームでの第2戦。
和田さんも戻って、ほぼベストメンバーにもなりましたし、
しっかり4501勝目を掴んで、ナゴヤへ戻ってきてほしいです!


☆ウィナーズ・ボイス(15日)

◎森野将彦
<本塁打を含む4安打3打点の大活躍>
「(よく打ちましたね)
はい、できすぎですね、はい。
(特に1点差に迫られた後の本塁打が大きかった)
そうですね。まあ序盤で点取っていい形になったんですけどね。
もう1点と思って、まあ、思いっきり振って、はい。
追加点が取れたのが大きかったですね。
(旭川でのゲームがいいきっかけに)
そうですね。あのうケガして1軍に呼んでもらったんですけど、
あんまりね、その、チーム状況もよくなかったですし、
自分自身も打てなかったんでね。迷惑かけてたんで。
何とか打ちたいと思って。まあきょうはいい一日でした、はい。
(山本昌に197勝目をプレゼント)
そうですね。もうね、何回も何回も、
僕もエラーとかして、足を引っ張ったんでね。
何とか山本さんの試合でたくさん打てるようにねって
思っていたんで、打ててよかったです。
(今日の勝利で中日球団は4500勝を達成。この記録については)
まあ、ちょっとね。数字が大きすぎて僕にはわからないんですけど、
1つ1つね、積み上げてきた先輩方とかいたんで、
まあ今の記録があると思うんでね。
その中で僕も活躍できてよかったと思います。
(明日は札幌ドーム、明日に向けて一言)
まだね、ジャイアンツとは、ゲーム差があるんですけど、
1つでも縮められるように、
明日も勝てるように頑張りたいと思います、はい」


<最初の打席で左前打を放つと、1点差で迎えた
4回無死二、三塁、センターフェンス直撃の2点適時二塁打>
「何とかランナーをかえしたかった」

<6回は、左腕山口の甘い直球を逃さず左翼席へソロアーチ>
「追加点がほしい場面で、うまく打てました」

<あとは三塁打を放てば『サイクルヒット』を達成できたが、
8回の最後の打席は左前打。2試合連続の『準サイクル』に苦笑い>
「サイクルヒット? 無理です。
だからこれまでやっている人が少ないんでしょ」

<一方で自信を取り戻しきれないでいた打撃には、
いよいよ完全復調を宣言>
「これでダメだといったらバチがあたる」
中スポ共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


○山本昌
<6イニングを投げ、7安打4失点。
5月21日以来の白星となる今季4勝目、通算197勝目を挙げる。
初回にソロ、4回に3ランを浴びたが、味方の援護に恐縮しきり>
「きょうで(球団)4500勝なの? 
もうちょっと楽に勝たないといけなかったね。
あの(4回の)3ランがなければよかったんだけど…。
大量点を取ってもらったのに、接戦にしてしまって、
申し訳ないし、残念です」

<4回2死二塁。初回に先頭打者弾を浴びた高橋由伸を、
フルカウントから外角低めにこん身の直球で見逃し三振>
「気持ちで投げたっていうのでもないけどね」

<三者凡退に抑えた5回。2死一塁の場面で
坂本をけん制で刺した6回を振り返り>
「ラスト2イニングがあるから行けた(勝てた)んでしょうね。
とにかくチームが勝ててよかったよ」
中スポ中日新聞スポーツ報知共同通信社
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

『本当ならこれだけ早く援護をもらったら
もっと楽勝にならないといけないんでしょうね。
ただ接戦にはなってしまいましたが、
大勢の方の声援と、チームメートの助けがあって勝てました。
ありがとうございました。
チームとしても上との差を詰めていかなければならないので、
このムードがいい方向につながればと思います。
勝利球場のコレクションがまた1つ増えたのもうれしいですね。
明日には勝利のエッセイを更新しようと思います。』

山本昌公式ホームページより引用)

○谷繁元信
<1点差になった4回2死二塁で高橋由伸の場面では
カウント1-3から外角直球を2球投げ込んで見逃し三振。場面を振り返り>
「結果的に最高の形になった」
中スポ


○荒木雅博
<初回、左翼席に先頭打者本塁打を放つ>
「ずっと(バットが)振れていなかったので
これで吹っ切れればいいなと思います」

<自身3本目の先頭打者アーチ。
記憶通り、すべてが巨人戦で、すべての試合に勝っている>
「前が工藤さんでしょ。その前が河原さん。
全部、巨人戦なんですよね」

<2、4回にも中前打を放ち、8度目の猛打賞をマーク。
リードオフマンに少し笑顔が戻り>
「これで吹っ切りたい。少しバットを余して持っています。
打ったのに考えすぎなところがあったので、今度こそ…。
きょうの3本で乗っていきたいです」

<9回最後の打者・大道の二塁後方への小飛球は
ジャンプしてつかみ捕り、山本昌の197勝目に貢献>
「ウイニングボールはマサさんにあげました」
中スポサンスポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン

○中村紀洋
<9回にダメ押しの15号をバックスクリーンに叩き込む>
「勝利に近づく一打になりました。
何と言っても山本さんを勝たせなあかんからね。
何とかもう1点を、と思って打ちにいった」
(東京中日、サンスポ

○タイロン・ウッズ
<5月25日の福岡ソフトバンク戦以来の猛打賞。
4回には山口から左前適時打と内容も濃かった>
「走者が二塁にいたから、とにかくホームへかえそうと
思って打席に入ったんだ。スライダーをうまく打てたと思う」
(東京中日)

○浅尾拓也
<7回から2番手で登板。2イニング無失点の好救援>
「山本さんに勝ってもらいたいと、いつも以上に気合が入った。
いつも力は入りますけど、山本さんが投げていたので余計にですね。
抑えられてよかったと思います」

<いきなり先頭・古城の当たりが強襲。
はじいてヒヤリとしたが、三塁側に転がった打球を
中村紀洋が好カバー。味方の好守にも救われた>
「助かりました」
中スポサンスポ

○岩瀬仁紀
<3点リードの9回に登板。
谷、阿部を連続で空振り三振。坂本には安打を許したものの、
最後は代打・大道を二飛に仕留め、無難に試合を締めくくる>
「きょうはタマが走っていた。
山本さんに勝ちをつけたいという気持ちはもちろんあった。
それにチームが(引き分けを挟んで)連敗中だったからね」

<来たことがない、と言い張っていた旭川スタルヒン球場。
しかし99年6月12日の横浜戦。2番手で登板して1イニング無失点>
「エッ? 本当? この球場で投げているの? 全然、記憶にない。
まあ、新人だったから、緊張していて覚えていないのかも」
(東京中日、<ドラ番記者>

○和田一浩
<腰痛で欠場していたが、3試合ぶりのスタメンでフル出場。
初回には四球で得点をアシストし、3回には鋭い左前打を放つ。
疲労がたまる人工芝なのが心配だが、力強く出場宣言>
「怖さはありましたが、大丈夫です。
あした? 1試合だけなんてかっこわるい。もちろん出るつもりです」
(東京中日)


◇平田良介
<6月27日の横浜戦。9回2死二塁から代打で送られ適時打。
それまでの流れでは新井の可能性が高かったが、
投手がサイドハンドの加藤になったことであえて指名。
この一打で息を吹き返し、先発出場の試合でヒットを放つように>
「9番に回ってきたんで、一応の準備をしていました。
新井さんかぼくなのかな、と。
あれで生き残れました。打てなければ2軍と思っていましたから。
ぼくが言うのも変ですけど、さすが監督ですね」
(中スポ)

○新井良太
<7回2死、山本昌の代打で登場も三振に終わる。
代打枠を平田と争い、切磋琢磨している>
「(平田に)負けてられませんから」
(中スポ)


○落合監督
<打線の奮起で連敗脱出。ようやく山本昌が>
「マサ? マサのことはいいやん。
まだ早い。今日、200勝ったわけじゃないんだから」

<浅尾がよくつないだ>
「それがどうこうじゃなく、あのメンバーならね。
ウチが出直すときはなんかわからないが、
北海道なんだよな。そして、巨人が相手なんだ」

<3試合足踏みが続いたが、球団通算4500勝を達成。
記念の白星について、少しだけ表情をゆるめ>
「4番目? ああ、そう。長いことやってるんだ」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


記録備忘録。(15日)

中日が15日の巨人13回戦(旭川)に7-4で勝ち、
今季40勝目を挙げ、前身の名古屋時代も含め球団通算4500勝を達成。
巨人、阪神、オリックス(阪急時代など含む)に次ぎ
プロ野球では4球団目で、通算成績は4500勝4190敗296分け
初勝利は「名古屋」時代の1936年4月29日大東京戦(甲子園)で記録。
共同通信社時事通信

▼15日の巨人-中日13回戦(旭川)で、
中日の1番・荒木巨人の1番・高橋由伸が、
それぞれ1回に先頭打者本塁打を打った。
両チーム1回先頭打者本塁打は、
セ・リーグでは1978年6月7日の阪神-中日戦以来、
(阪神・中村勝広、中日・高木守道)30年ぶり5度目
パ・リーグを含めると通算11度目。
共同通信社時事通信毎日jp


今日の公示。(15日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 ネルソン投手
公式サイト共同通信社

前日登録抹消された清水昭信に代わって、
既報通り、ネルソンがこの日、出場選手登録されました。
現役最長身の204センチを誇るネルソン君
いきなりデビューかと思いましたが、
ゲーム展開が展開なだけに、この日はお預けとなりました。


若竜トピックス(15日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-福岡ソフトバンク 13回戦
(15日・ナゴヤ球場)
  000 101 200 = 4
  000 000 101 = 2
[敗] 山内(12試合1勝3敗1S)
[D本] なし
[D投] 山内、金剛、菊地、中里
公式サイト

【ゲームレビュー】
先発・山内は序盤3イニングを2安打無四球無失点と危なげない投球。
しかし4回に先頭・本間に中前打を許すと、
江川四球、さらに自らのボークなどで2死二、三塁。
ここで加藤領健に右前へ適時打を打たれ、先制点を与える。
さらに6回には、無死二塁から本間に中前適時打を許し、
あっさりと追加点。山内は6イニングを6安打2失点で降板。
7回、2番手・金剛が加藤中前打、リー・トゥーシェン犠打で
1死二塁から高橋徹の代打・田上に左翼へ2ランを浴び、0-4
打線は、6回までホークス先発・高橋徹に2安打無得点。
しかし。4点ビハインドの7回ウラ、代わった2番手・森福から
中村一生が右翼線三塁打を放つと、堂上直倫の遊ゴロの間に1点を返す。
続く8回ウラは先頭の代打・堂上剛裕が右前打を放つも、
が二ゴロ併殺、森岡が三振に倒れてしまい、無得点。
9回ウラ、ホークス4番手・星野から
藤井左翼線二塁打、イ・ビョンギュ右飛で1死三塁として、
中村一生の左犠飛で2点差に迫るが、反撃は及ばず2-4で敗れる。
公式サイトより)

●山内壮馬
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦に先発。
6イニングを6安打2失点に抑え、まずまずの投球を披露>
「けっこう、指にかかっていて、
自分で思った所に投げられました。
負けてしまったけど、調子は良くなってきているので、
次は結果を残せるようにしたいと思います」

<降板後、打線を応援していたが>
「何とか逆転してくれんかなー…。これで1勝3敗ですよ。お願い」

<この日、父・章生さんがプロ入り後初めて
ネット裏から投球を見守る。降板後に観戦を知り>
「クラッシュしなくてよかったです」
公式ファーム中スポ名タイ

●小林2軍投手コーチ
<先発し、6イニング2失点の山内について期待>
「先発の仕事ができたのでまずまず。
ここ2試合のような投球が続けば、
オリンピックとかもあるので(1軍昇格の)候補に挙がる」
中スポ名タイ

●小田幸平
<左ひざを痛め戦列離脱中。
ウエスタン・福岡ソフトバンク戦にスタメン出場。
6月21日以来、24日ぶりに実戦復帰を果たす。
初回から6回までマスクをかぶり、2打席で無安打も>
「何も不安なくできました。
リハビリを一生懸命やってきたので、
こうやって試合に出られてうれしいです」
中スポ


ファームは、ナゴヤ球場での福岡ソフトバンク3連戦
その初戦、球場は連日の36℃越え
そのせいなのかはわかりませんが、打線が振るわず。
先発・山内が6イニングを6安打4奪三振1四球と
まずまずの投球をしたものの、援護なく2-4で敗れました。
今回は制球よく、四球もわずかに1つ
ストレートも常に140kキロ越えと
徐々にながら、安定感も出てきたという山内
ただまたもボークを犯したようで。その辺はいけませんね。
今後はさらに投球を安定させて、
手薄な1軍昇格へアピールしてくれればと思います。

またこの日、左ひざのケガでファームで調整中の、
小田が24日ぶりに実戦復帰を果たしたもよう。
スタメンで6回までマスクをかぶり、回復ぶりをアピール。
おなじみ古久保コーチ「もう大丈夫でしょう」とのこと。
どうやら昌さんの200勝には間に合いそうでよかったです!

2008年7月15日 (火)

北海道シリーズ直前情報と監督推薦で竜3選手。

下位チームにも負け越すなど、依然として
チーム状態が上がってこない3位・ドラゴンズ
きょう15日からは初戦旭川、2戦目札幌ドームと
2位・巨人との北海道シリーズ2連戦
2.5ゲーム差で追う目上の敵と戦うこととなりますが、
北の大地でリフレッシュし、浮上の手がかりを掴んでほしいところ。
またこの日、マツダオールスターゲーム監督推薦選手が発表され、
ドラゴンズからは和田、川上、吉見の3選手が選出されました。
初戦は13時30分開始ということもあり、手短に情報を紹介。


ドラゴンズトピックス(14日)

◇山本昌
<旭川スタルヒン球場での巨人初戦に先発予定。
名古屋から空路で移動してきた疲れを見せることなく、
入念な投球練習を行ってスタンバイ>
「今はこういう状況なんでね…。とにかくがんばりますよ。
地方? 最近は投げることが多いので大丈夫です」
中スポ

◇チェン・ウェイン
<札幌ドームでの巨人第2戦に先発予定。
前回6日から先発に復帰。あえて登板間隔を中9日と開け、
最強の刺客として、再び巨人戦の先発マウンドへ>
「特に下半身と制球を意識しながら投げたいです。
平常心で投げられるようがんばります」
中スポ

◇浅尾拓也
<名古屋から旭川へ移動する飛行機内が激しく乱高下。
快適とは程遠かった約2時間のフライトにうんざりした表情。
プロ入りまで飛行機にほとんど乗ったことがなかったという>
「まだ飛行機には慣れないですよ。嫌ですね。
まあ、あれくらいの揺れなら何とか耐えられましたけど」
(中スポ<ドラ番記者>


◇高代野手総合チーフコーチ
<打撃、守備練習はもちろん、キャッチボールもなし。
全員がランニングで汗を流しリフレッシュの野手陣について>
「まあ、当初は休日の予定だったんだけどね。
打たなくてもいいから、軽くでも体をほぐしておこうということです」
中スポ

◇中村紀洋
<練習に参加し、天然芝の上で体を動かす。
左足内転筋はいつ爆発してもおかしくないが>
「痛いところが簡単に治るわけじゃないけど、
痛いなんて言ってる場合でもないでしょ」
中スポ

◇森野将彦
<ランニングで汗を流しリフレッシュ。再出発に備え短く答える>
「ここから全部の試合が大切です」
中スポ

◇井上一樹
<好相性の旭川で爆発を誓う。
99年6月の横浜戦では3打数3安打2打点2四球と全打席出塁>
「旭川にはいいイメージがある。また打てたらいい」
(東京中日)

◇和田一浩
<腰痛で2試合欠場中したが、
ランニング、フリー打撃を再開するなど、状態は回復。
きょう15日の巨人戦でのスタメン復帰を志願>
「15日の巨人戦から復帰? そのつもりですよ。
だいぶよくなっている。痛み? ないですよ」

<首位・阪神と大きく離され、2位・巨人とも2.5ゲーム差。
『G倒』に欠かせない男は追撃に気合を入れ直す>
「個人個人ができることをやっていくしかない。
みんなが普通にやればチームは上がっていく」
中スポスポニチ名古屋


【ドラゴンズ・今週の日程】
15日(火) 対巨人(18:00・旭川市花咲スポーツ公園硬式野球場)
16日(水) 対巨人(18:00・札幌ドーム)


昨季はなかった巨人との北海道シリーズ
3年前には札幌ドームで連勝し、追撃に弾みを付けるなど
良いイメージもある舞台ではありますが、
低迷する現状のチームの起爆剤になってくれるでしょうか。

気になる先発は、初戦の旭川が
中6日で『地方球場の鬼』山本昌
そして第2戦の札幌は、13日の先発が予想されながらも、
防御率1.10と巨人との好相性を買われ、
中9日とあえて間隔を空けたチェンが登板する予定。
ともに左腕が選ばれたのは、やはり小笠原封じからでしょうね。
今季12試合の中日戦成績が、打率.353、6本塁打、12打点と
もはや『竜の天敵』ともいえる小笠原道大
もちろん4番・ラミレスもコワイことは確かながらも
相手を乗せないためには、この天敵をいかに黙らせるか。
G倒への最大の近道でありますし、
それを重視した今回の起用と言えるでしょう。

ともに空路移動の疲れを見せることなく、
それぞれ入念な投球練習を行ってスタンバイ
歴戦の巨人キラーが久々の白星で、
再び200勝へのカウントダウンを復活させることができるか。
またこの日、五輪台湾代表にも選ばれた若き左腕
得意の巨人相手に快投を見せ、自ら祝うことができるか。
崩壊気味の投手陣のなか、先発がどれだけ踏ん張れるかが
チーム再浮上のカギを握ります。
北の大地での奮投を、ぜひとも期待したいところです。


走れ、走れ!一方、野手陣は旭川入り後、
遠征に参加した選手全員が
スタルヒン球場へ。
しかし打撃、守備練習はもちろん、
キャッチボールさえもなし。
何と短パン、ジャージーなど
自由な姿で天然芝の上を走り、汗を流したもよう。
どうやら発案者は落合監督だったようで、
前日に全選手に通達されたれっきとした『練習』。
それでもなかなか自分らの野球ができずに、
もがく選手達にとっては、ある種のリフレッシュになったかもしれません。

腰痛のため、週末欠場した和田スタメン復帰が濃厚。
厳しい状況のなか、ぜひとも心機一転のリスタートを。
週末の阪神戦を良いカタチで迎えるために、
昨季の日本一メンバーの底力に期待したい。
追撃のきっかけとするためにも、ぜひとも勝ってもらいたいです。


今日の公示。(14日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録抹消】
▼中日 清水昭信投手
公式サイト共同通信社


◆マキシモ・ネルソン
<清水昭信に代わり、来日初めて1軍昇格する見通し。
不気味な自信を見せながら、デビューを待ちきれない様子>
「コンディションはグッドだ。初めての遠征に来て楽しみ」

<課題とされたクイックモーションについても改善に手応え>
「ファームでは毎日1時間くらいはクイックの練習していた。
十分に進歩しているよ。日本野球にも慣れたぜ。
おれのフォークボールはいいボールだ。
チェンジアップもスライダーもあるぜ」

<他球団戦力は分析済みと強調。
普段から遠征には携帯型ゲーム機を持参。
野球ゲームで相手の選手の名前を覚えるなど、日本に慣れるために必死>
「PSPで日本人選手のことは知っている。巨人のことも熟知している」

<だが今月2勝9敗と大不振に陥っている
自軍の現実に関しては無知!?>
「中日の調子が悪い? ノー。グッド」

<今季、ウエスタンでは3試合登板で4イニング無失点と上昇気配。
自慢の快速球を披露するときがようやくやってきた>
「チャンスだし頑張るよ。結果を出したいね」
(東京中日、スポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン

◇森バッテリーチーフコーチ
<実戦経験の少ないネルソンの1軍初昇格を明言>
「何もなければ明日、登録する。
投げるボールがいいのはわかっていた。ただ投球以外を見てなかった。
2軍の試合にも投げているし、使えるだろう」
ニッカン


この日、中継ぎ右腕の清水昭信が出場選手登録を抹消。
代わって登録されるのは、なんとネルソンのようです。
前カードの東京ヤクルト戦から1軍に合流したネルソン
そのカードでの昇格はなかったですが、
北海道遠征にも同行したということは、可能性も大。
展開次第では北の大地2メートル右腕が立つかもしれません。

そのネルソンですが、気になるのは実戦登板の少なさ。
ウエスタンでの成績は、わずか3試合だけ。
合計4イニングを投げ、5安打無失点で防御率0.00。
シーズン途中はいるのかいないのか
その所在さえわからずの状態でしたし、成績はさることながら、
課題であるクイックセットでの投球ができるようになっているのか。
その辺りが、昇格してのポイントとなるでしょう。
ただそれ以上に低迷したチームのムードをもり上げるべく
底抜けに陽気な『寝損』君が必要なのかも。
まあ正直あまり期待はしませんが、
まずは楽なシーンで投げさせて、ヘンシンぶりを見たいです。


◇和田一浩
<監督推薦で3年ぶり4度目のオールスター出場が決定。
西武から移籍1年目で選出。球宴への意気込みを語る>
「セ・リーグ、パ・リーグは関係なく、
この舞台に選ばれたことがとても光栄なことです。
小さいころからオールスターは特別な目で見ていた。
そういう舞台に立てることは幸せ。
スタメンでの出場はないかもしれませんが、いいプレーを見せたいです」

<対戦相手に指名したのは今季復活した東北楽天・岩隈>
「楽天の岩隈くんと対戦したい。
1年間ずっと打てない年があってね(03年に19打数無安打)。
今年も(交流戦で)対戦できなかったから対戦したい。
思い切って振ることをファンは喜んでくれると思うので、
結果を気にせずフルスイングできたらいい」

<2度目のMVPを狙いますか?の質問に>
「無理です(笑)」
公式サイト中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋

◇川上憲伸
<監督推薦で2年ぶり6度目のオールスター出場。
エースが望むのは、かつての大先輩の東北楽天・山﨑武司との対戦>
「素晴らしいバッターばかりですけど、
その中でも山﨑武司さんと一度、オールスターで対戦してみたいですね。
ホームランを打たれるか、三振か、それぐらいの気持ちで投げたいです」

<公式戦では05年6月8日に一度対戦し、4打数2安打2三振。
シーズン中とひと味違った力勝負が見られそう>
「気持ちもそうですけど、普段できないこと、
まっすぐだけでいったりだとか、
半分ピッチャーも楽しみながらできる舞台。
普段にない野球が見られると思う」

<もちろん十八番も約束>
「ガッツポーズなんかは、
こんな場面でするかな…と思われるようなところでやってみたい。
投手でMVPは無理だが、オールスターでも気合を入れて
全力でいってる、というところを見せたい」
公式サイト中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋

◇吉見一起
<監督推薦でオールスター初出場が決定。
夢見心地で吉報を受け止め、満面の笑顔で語る>
「出たいなとは思っていましたけど、
実際に選ばれるとは思っていなかった。
選ばれたと聞いた時は『マジで…?』と思いました」

<これまでにチームトップの8勝(3敗)を挙げ、防御率3.06。
堂々たる成績で勝ち取った初めての夢舞台に>
「結果を恐れず、どれだけ打たれようが攻めていきたい。
逃げのピッチングはせずに、攻めのピッチングを見せたいです。
(ファンに)『こんなピッチャーもいるんだな』と思わせたいですね」
公式サイト中スポサンスポ毎日jpスポニチ名古屋


◇チェン・ウェイン
<この日北京五輪台湾代表に正式に選ばれる。
アテネ五輪にも出場したが、登板はなし>
「名誉なことなので、選ばれればいいなと思っていました。
精いっぱい、がんばってきます」
(東京中日、時事通信


プロ野球のマツダオールスターゲーム運営委員会は
この日、オールスター戦に出場する監督推薦選手を発表。
これでファン投票と選手間投票による選出メンバーを合わせた
セ、パ両リーグ各28選手の全陣容が決まりました。
>詳しくはこちらから↓
マツダオールスターゲーム2008 出場者

その監督推薦で、ドラゴンズから和田、川上、吉見が選出。
選手間投票によって選ばれたウッズ、荒木、井端も含め、
球団別では最多となる6選手が出場することになりました。
6選手、本当におめでとうございます!
チーム全体としてはあまり良くはないものの、
やはりリーグを代表して、選出されるのはうれしいこと。
これを励みに今後さらに調子を上げてほしいものですね。

ただそれ以上に気になるのが、
17日に発表される北京五輪野球日本代表の最終メンバー。
この日は台湾韓国の北京五輪代表が発表され、
チェン台湾代表として正式に選出され、8月離脱が決定。
その一方でイ・ビョンギュ韓国代表から外れました
球宴後はジャパンに合流し、
そのまま北京へ旅立つことになりそうな球宴戦士たち
球宴には選ばれなかった岩瀬も含め、
何人が抜けてしまうのか、数日後の最終発表に注目です。


若竜トピックス(14日)

◆堂上直倫
<『強打の内野手』という看板で入団して2年目、
必死に試行錯誤を繰り返している。
苦しんではいるが、落ち込んではいない>
「いまですか。ダメですよ。フォームが固まらないんです。
守備では自信が持てるようになってきたんで、
あとは自分の持ち味を出さないといけないんですが…」

<今年の球宴には同い年で
巨人が外れ1巡目で指名した坂本がファン選出で出場するが>
「新聞で見ていますよ。いまに見ていろ? そうですね。
ちょっと時間はかかると思いますが」
中スポ

◆中田賢一
<現在2軍調整中。この日はナゴヤ球場でランニングなど。
まもなく強力な『相棒』が復帰。春先にエンジントラブルなどの
故障で修理に出した愛車が間もなく返ってくるという>
「今は最終調整らしい。もう少しで戻ってくる」

<愛車の乱調は深刻。持ち主の投球同様、
いきなり防犯用アラームが鳴りだすなどし、
最後はエンジンのかかりも悪くなる『暴れ車』に>
「言うことを聞かなかった」

<自分だけの空間となる車内で過ごす時間は大切。
好きな音楽を聴いたりして気持ちをリラックスさせて
球場入りしてきたが、修理中はタクシーなどを利用>
「そういう時間は大事ですね」

<現在、ナゴヤ球場へは家が近く、
同じく2軍調整が続く鈴木の車に同乗させてもらっている>
「それはそれで楽しいですよ。
スーさん(鈴木)は朝から話したいことがあるらしいですから」

<一方で愛車の『戦列復帰』を待ちわびて>
「早く戻ってきてほしいですよ」

<自身の復調には手応えを感じ始めている>
「真っすぐが良くなってきた」
名タイ

◆西川球団社長
<朝倉の出場登録抹消の原因が血行障害であることを明かし>
「いい方向に進んでいると聞いている」

<6日の巨人戦前に右手の異常を首脳陣に訴えて登録抹消。
以降名古屋市内の病院で入院し、血行障害の治療を受けたとみられる。
現在も入院を続けているが、治療は成功したという>
「医師の診断では(退院すれば)
軽いキャッチボール程度なら再開できるだろうということだった」
ニッカン


きょう15日から地元・ナゴヤ球場で
福岡ソフトバンクとの2連戦を行うファーム
連日ナゴヤはかなりの猛暑となっているようですが、
炎天下のなか、ぜひとも結果を残してほしいですね。
今朝の中スポには、堂上直倫の話題が載っていた一方で、
ニッカンには、右手の異常を首脳陣に訴えて
6日に登録を抹消された朝倉の続報が。
どうやら抹消の原因は「右手の血行障害」とのこと。
その後の入院治療で良い方向へ進んではいるそうですが、
今後の経過によっては、時間がかかるかも。
エース・憲伸が五輪で抜けるとさらに弱体化する先発陣だけに
復帰が望まれるところですが、くれぐれも慎重に。

2008年7月14日 (月)

悲惨デー吉見先発7失点KO、負越竜ついに貯金1。

決め手に欠いて、延長12回ドロー。
地元に戻っても流れに乗れないドラゴンズ
1敗1分けで迎えたナゴヤドームでの第3戦
その先発に起用されたのは、なんとセットアッパーの吉見
約2カ月ぶりの先発となった右腕を、立ち上がり打線が援護
3点を奪い、盛り上げようとしましたが、
中2日での登板は疲れもあったか、本来の球威、制球を欠き、
直後の2回、東京ヤクルト打線に集中打を浴び7失点KO
代わった佐藤充も勢いを止められず、よもやの大逆転負け
5位の東京ヤクルトにも負け越し、リーグ戦再開後3勝10敗1分け
どん底状態にもがく竜の日々はなおも続いていくようです。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 12回戦
(13日・ナゴヤドーム | 中日5勝6敗1分け)
38116人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト 10
中 日
[敗] 吉見(28試合8勝3敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
吉見、佐藤充、佐藤亮太、長峰、清水昭信、
小林、高橋 - 谷繁、清水将海

【ゲームレビュー】
4カード連続で負け越し
中日は大敗。4カード連続で負け越した。
吉見の先発起用が裏目に出た。
3点を先制した直後の2回、1点を返された後、
1死満塁から福地に逆転の3点二塁打を浴びるなどしてKO。
リリーフの佐藤充も打たれ、この回一挙8点を失って試合を壊した。
打線は3回以降もチャンスをつくりながら、
得点に結び付けられなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


てっきりチェンで来るものとばかり思っていたので、
「吉見先発」と聞いて、思わずビックリ。
巨人戦で満塁被弾を喰らった以降、中継ぎで失敗続き
本来の先発に戻って、リフレッシュ効果をと
期待した面もあったでのしょうが、
そうはうまくいかないのが、現状のドラゴンズ
想定内では最悪の結果を招いてしまったような気も…。
得点経過のみを振り返っておくと↓

東京ヤクルトの先発は、中6日で増渕竜義
その立ち上がり、先頭の荒木が死球で出ると、
井端の三ゴロはエンドランがかかっていて、荒木は二塁へ。
続く森野がフルカウントからの7球目、
外角やや中寄りに入ってきたストレートをはじき返すと、
打球は伸びて、センターオーバーフェンス直撃!
タイムリーとなって、荒木が生還すると、
森野も一気に三塁を陥れ、最後はヘッドスライディング!
きょうは違うぞというところを見せる一打で鮮やかに先制。(1-0)
さらに続くは、4番・ウッズ
カウント0-1からの2球目、中に入ってきたストレートをジャストミート
大きな当たりはレフトオーパー、フェンスに当たるタイムリー。
ウッズも巨体を揺らして二塁を陥れる好走塁。(2-0)
中村紀洋も続き、レフト前に運び、1死一、三塁とすると、
6番スタメンの平田が大きな一撃。
外角高目のスライダーを高々と打ち上げ、左中間への犠牲フライ。(3-0)
いきなりの死球でリズムを掴み損ね、
ボールが甘い増渕を攻め込み、一気に3点。
約2カ月ぶり先発の吉見大きな援護点をプレゼント。


ところが、その吉見が増渕同様不安定
初回は1安打浴びながら、ゼロに抑えはしたものの、
2回は、球威、キレともに今ひとつの感が。
先頭の田中浩康に左中間へはじき返され、ツーベースを許すと、
続く飯原には、カウント2-1からの4球目、
内へのシュートを叩かれ、センター前へのタイムリー。(3-1)
あっさりと1点を返されてしまうと、ここからが悪夢の始まり
続くウィルソンに外へのスライダーをレフトに運ばれると、
福川に対しては、ストライクが入らずカウント0-2。
谷繁がマウンドに行き、ゲキを入れるも、
その後はに揺さぶられ、結局フルカウントから四球。
無死満塁と大きなピンチを迎えることに。

続く投手の増渕を空振り三振に取り、ようやく1死
しかし福地に初球、外角低目のフォークを拾われると、
打球は右中間を大きく破るタイムリーツーベース。(3-4)
走者一掃、ゲームを一気にひっくり返されると、
ショックの吉見は、もはやアップアップの状態。
続く宮本に制球定まらず、ストレートの四球で1死一、二塁。
しかしここでマウンドに行ったのは、森コーチ
回も早いうえ、まだ1点差。
ここで止めておけばとベンチの期待はまたも裏目
青木にカウント1-2からの4球目、
高目に浮いたストレートをはじき返され、
広く開いた三遊間を抜いていくタイムリーヒット。(3-5)
わずか1イニング1/3、43球、
6安打1奪三振2四球で7失点(自責6)
サンデーならぬ、悲惨デーとなった吉見はここで降板。
中2日だったとはいえ、本来には程遠い出来
奇襲先発チームにとっても、吉見にとっても大失敗に終わる。

代わって2番手で登板は、先発要員の佐藤充
9日の広島戦以来、中4日でのマウンドは中継ぎでの起用。
代わり端、畠山を外へ沈むフォークで
空振り三振とここまではよかったものの、
続く田中浩康の初球、外へのスライダーがワンバウンド、
これを谷繁が逸らしてしまいパスボール
2死二、三塁としてしまうと、
それ以降はツバメの勢い火に油を注ぐありさま。
田中浩康にカウント2-2からの6球目、
外一杯スライダーに喰らいつかれ、右へ持って行かれると、
ライト前へしぶとく落ちる2点タイムリー。(3-7)
なおも飯原にはカウント2-2からの6球目、
内へのストレートを、詰まりながらもセンターへ落とされもう1点。(3-8)
このイニング、打者12人による7安打8失点
せっかく盛り上がっていたナゴヤドームは凍り付き
水を打ったように、一気に静まることとなった。


5点ビハインドとなったドラゴンズ
しかしイニングは、まだ2回ウラ。
大量点をもらって、落ち着くかと思われた
増渕の制球が依然として定まらず、反撃のチャンス。
2死から荒木がストレートの四球を選ぶと、
続く井端もカウント1-3から連続の四球。
労せず一、二塁として迎えるは、先制打の森野
セオリー通り四球の後の初球、
真ん中低目のシンカーを思い切り引っ張ると、
痛烈な打球はライト右を襲うタイムリー!(4-8)
さらに続くウッズが四球を選び、2死満塁。
大量点への大きなチャンスで迎えるは、『満塁男』中村紀洋
満塁弾が出れば、一気に8-8の同点
それでなくてもタイムリーで繋いでくれれば。
大きな期待を寄せたものの、カウント1-1からの3球目、
外へのシンカーを打ち損じてしまい、一塁前へのゴロ。
わずか1点返しただけに終わったドラゴンズ
流れを掴めず、以降はビハインドの状態に。

その後両軍ともに無得点。
4点差で迎えた7回、ドラゴンズ5番手は、清水昭信
ところがその清水昭信の制球が今ひとつ。
抜けるボールも多く、1死から飯原死球を与えると、
続くウィルソンには詰まりながらもライトへ運ばれ、一、三塁。
さらに福川に対し、内を攻めるも腹に当たる死球
1死満塁となったところで、吉川には代打・ユウイチ
左の代打が出てきたこともあり、
ドラゴンズベンチ清水昭信を諦め、小林にスイッチ。
しかし東京ヤクルトも動き、代打の代打で川島慶三
ある意味クセ者の川島慶三に対し、
ここは警戒にしなくてはいけない小林
しかしカウント1-2からの4球目、
真ん中高目に入ったスライダーを叩かれると、
打球は詰まりながらもセンター前に落ちるタイムリー。(4-10)
ダメ押しとなる2点を失うと、貧打のドラゴンズには
返す力は残っておらず、結局このままゲームセット
5位の東京ヤクルトにも2敗1分けと負け越したドラゴンズ
2位・巨人とのゲーム差は、2.5差に広がった。


疲れは言い訳にしたくない…。7月6日巨人戦、1イニング
6安打1四球で5失点
7月9日広島戦、1イニング
1安打2四球で1失点
7月10日広島戦、1イニング
5安打1四球で3失点
わずか1週間で
これだけ捕まってしまった吉見
一番のクスリは「休養」
分かっていながらも使わなくてはならないチーム事情
今季2戦2勝と最も相性の良い東京ヤクルト相手
先発で起用するというのは、分からないでもないですが、
やはり超過労の右腕を起用したのは、裏目だったなと。
マウンドに上がった瞬間、まるで朝倉のように汗びっしょり。
尋常ではない汗の量に、ある意味不安を感じましたが、
2イニングス目にそれが目の前の現実に…。

立ち上がりからボールにキレがないうえ、
高目に、そして中に入るなど制球が定まらない始末。
こうなってしまうと一つのスキであっという間に捕まってしまう。
あまりの悲惨さに、何度も目を覆ってしまいました。
先発で5連勝、そして交流戦ではセットアッパー、
開幕からフル回転し、今季28試合目という背番号19
実質定着1年目の右腕だけに、その疲れは顕著
吉見本人指揮官も不調を「疲れ」のせいにはしませんが、
こうなってしまった以上は、一度リフレッシュ期間を与えたほうが。
ケガだ不調だで、他の投手を欠いているとはいえ、
ここまで酷使してしまっては、潰れたも同然。
一からの立て直しが必要な吉見
今後は再び先発で起用していくようですが、
できればもっと大事に使ってもらいたいとは思います。


それにしても、ほんと投打がちぐはぐですね。
珍しく序盤に打線が繋がり、3点を先制したなと思ったら、
先発を含め、投手陣が捕まってしまう始末。
その一方で中継ぎ陣が踏ん張り、ゲームを落ちつかせたら、
今度は打線がつながらないという悪循環
井端の調子が上がってきて、
森野があわやサイクルという復帰後初の猛打賞
この3連戦、散々内角を攻められ詰まらされた荒木以外は、
それなりにヒットこそ出ながら詰め寄れない現状。
まさに手を打ちたくとも、手の打ちようがないという感じ。
それでも指揮官「そう簡単には代えられない」と言っていますし、
もはや今季はこのレギュラーと心中という形になるのでしょうね。
勝てそうで勝てず、負けそうで負けるドラゴンズですが、
それでもファンとしては、何とか突破口を見いだし、
底を抜け出すことを願うしかないでしょう。

4位・広島に1勝2敗、5位・東京ヤクルトに2敗1分け
リーグ戦再開後、これでカードが一巡しましたが、
ほんといいところなく、ただただ失速するばかり。
貯金も減って、ついに『1』となってしまいました。
何とかここでくさびを打ってほしいと思いつつも、
そんな時に限って、次週頭は旭川、札幌で2位・巨人と、
そして週末は、ナゴヤドームで首位・阪神との3連戦という
上位チームと当たってしまう悪循環
数週間前ならば、多少の白星を計算できましたが、
今のチーム状況を考えると、負け越し濃厚
さらに最悪全敗?という姿も、おぼろげながらに…。
ただここでネガティブになっていても仕方ありません。
札幌ドームの巨人戦はいいイメージもありますし、
できればここでひとつ何かを掴み、地元に戻ってきてほしい。
苦しい状況は続きますが、前だけは向いて戦うこと
順位うんぬんよりも、いかに自分らの戦い方を取り戻せるようになるか。
次週の戦いはその辺に注目しながら、応援していきたいと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(13日)

●吉見一起
<5月16日の横浜戦以来の先発マウンドは、
2回に5被安打2与四球の乱調で7点を失い、
1死しか取れずにKO。本来の球威、制球を欠き、
直球も変化球もはじきかえされ>
「(初回に)3点を取ってもらったのに申し訳ないです。
(2回は)ストライクを取りにいったところを狙われてしまいました」

<不振の原因を自ら分析>
「スライダーと、外の真っすぐでストライクが取れません。
それで、ストライクを取りにいこうとすると打たれる。
最近そんな感じです。でも、疲れは言い訳にしたくない…」

<皮肉なことにチームと自分自身の不振が重なってしまっている。
前向きさは忘れていないが、結果に表れないのがつらい>
「打たれたらどうしようとかは考えてませんが、
ランナーを出したらそう思われるのは仕方ないです」

<落合監督は次回も先発起用を示唆。気を引き締め>
「落ちると思っていましたから良かったです。
期待に応えられるように頑張るしかない」
中スポサンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン

●森バッテリーチーフコーチ
<勢いを失い『負ける怖さ』を覚えてしまった吉見について>
「勝っている時は勢いがあって
怖いもの知らずで投げてきたが、
今は投げている時の表情が全く違うだろ。
本人も先発をやりたいと言っていたし、きっかけになればと思ったが…。
一回に3点を取ってもらい中継ぎのように守りに入ってしまった」
名タイ

●佐藤充
<前カードの広島戦で先発し、中4日での救援登板。
吉見が炎上した2回に急きょマウンドに登ったが、
直後に2安打を浴びて3人の生還を許す>
「疲れはなかったけど、気持ちの強さが足りなかった」
中スポ

●佐藤亮太
<前カードの広島第3戦での先発から中2日で救援登板。
3番手で2イニングを無失点。口元を引き締め>
「どんな役割だろうと抑えるしかない」
中スポ


●森野将彦
<1回1死二塁、中越えに先制の適時三塁打を放ち、
三塁へヘッドスライディング>
「思い切っていきました。
(力強いスイングだったが)
自分ではまだまだシックリいかないところはある」

<8点取られた直後の2回2死一、二塁では、
右翼線へタイムリー二塁打を放ち、4点差まで詰める>
「こういう試合展開になったら、打つしかないと思う。
あと2点取っていれば(試合展開が)違ったんでしょうけど…。
向こうに先に点を取られてしまった」

<4回にも二塁内野安打で出塁し、復帰後初の3安打猛打賞。
本塁打が出ればサイクル安打だったが、残り2打席は凡退>
「(サイクル安打は)狙ってない。
(右飛に終わった6回は)謙虚にいったら
ホームランボールが来てしまいました。狙えば良かったかも…。
がっつかないといけないのに、謙虚にいったのがいけなかった」

<肉離れした左ふくらはぎのケアなど、
体の手入れは毎日の仕事となっている。
チームの悪い流れを止められないもどかしさに>
「何とかして止めたいと思っているけど、止められない」
中スポスポニチ名古屋

●タイロン・ウッズ
<1回1死三塁、左中間フェンス直撃の二塁打を放つ。
犠飛狙いが長打を生み出すなど、
不振の主砲が徐々に当たりを取り戻している>
「とにかく外野まで飛ばそうと強くたたくことを心掛けていた」
(東京中日)

●平田良介
<今季初の6番でスタメン出場して猛アピール。
1回の特大犠飛を含め3打数1安打1打点>
「初回はいい打撃ができたと思います。
いまは調子がいい。6番? 打順は関係ないです。
1打席1打席集中することだけを考えています。
ボクは毎試合、毎試合が大事なんですよ」

<チームの勝利も大切だが、まず1軍で生き残ることが優先。
試合前は石嶺コーチの教えを守って打撃練習に取り組んでいる>
「まだ体が突っ込むクセがある。それを意識して練習しています」
中スポ

●和田一浩
<腰痛のため、2試合連続の欠場となったが、
前日は取りやめた試合前の練習を行うなど、痛み自体は和らいでいるよう>
「昨日よりは状態はいい。大事を取った? そうですね。
あさって(15日・巨人戦)から出られるようにしたい」
中スポ

◆マキシモ・ネルソン
<11日から1軍に初合流。昇格のチャンスをうかがっている>
「1軍はやっぱり緊張感が違うね」

<快速右腕の触れ込みで入団も課題は山積み。
長い2軍暮らしを余儀なくされたが、大きな助けと
なっていたのが、同じドミニカ出身のクルスだった>
「彼(クルス)とは大の仲良し。
気付いたことをたくさんアドバイスしてもらった。
日本の選手はみんな練習量が豊富で一生懸命。
その環境に自分も合わせなければダメだということを教わった」

<助言を糧にステップアップ。
ようやく1軍合流までこぎ着けたが、その当日にクルスの契約解除。
ショックを受けたものの、確固たる覚悟を据え付けた>
「彼は素晴らしい人間だったから、悔しいし、寂しい。
一日も早く1軍に上がりたい気持ちが強くなった」
(中スポ)


●落合監督
<今季初の4カード連続負け越し。第一声は前日と同じ>
「何にもない。何かあるか」

<7失点の乱調で降板した吉見について>
「吉見? 吉見がどうした。
(疲れが不調の原因かと聞かれ)
疲れ? すぐに疲れと言うな。
疲れるならいつでも休ませてやるよ。
そんなもの野球選手が疲れるなんて決まってるじゃないか。
それは言い訳。おまえらそうやって(原因を)探してやるなよ。
これが仕事なんだから。いい思いばっかりさせてくれないよ。過保護」

<中継ぎから役割を代えて復調を期待した?>
「ない。先発に戻しただけ。先発いないもん。
誰かいる? 誰か先発にいけば先発だけどな」

<吉見を2軍で休ませるという考えは>
「それはないんじゃない。
何の得がある? ある? 
いままでみんなにチヤホヤされたんだから。
打たれたらボロカスに言われる。
そこからはい上がってこないと、いっぱしの選手になれない。
そういう世界だよ」

<次回も先発?>
「先発いないもん、(次も)先発だよ。
まあ(中継ぎに)しわ寄せがくるだけのこと。
いないメンバーがいるんだから。
それで疲れたと言ったら終わりだよ。
そうやってカネを稼いでいくんだ。
ただ、あまりにも出足がよすぎたからそう思うだけであって。
(1軍に定着して)1年目のピッチャーだよ。
すぐスーパースターにしてくれるなよ。
だから落ち込むのも大きいんだ。
昔からいうように、5年やって初めて一人前の選手。
昔の人はいいこと言った。
昔は5年やって初めて給料が上がっていく。昔の経営者はそうだった」

<いまの中日は>
「5年やってきたメンバーで、
同じメンバーでやって去年勝って今年負けている。
それでいちいち代えていられないだろ。
自分たちで何とかするしか、しようがない。
周りは勝手に何で負けるんだ、入れ替えだというかもしれないけど、
こいつらで4年戦ってきて、いまの数字がある。
こんなに悪いからといって、すぐ勝手に代えられるか。
入れ替えればいいというけど、
ファームで数字を残せないようなヤツはダメ。絶対上げない」
中スポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


若竜トピックス(13日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
広島-中日 16回戦
(13日・廿日市市佐伯総合スポーツ公園野球場)
  203 210 903 = 20
  050 000 002 = 7
[勝] 赤坂(14試合3勝3敗1S)
[D本] 藤井4号3ラン
[D投] 赤坂、中里、樋口
公式サイト広島東洋カープ

【ゲームレビュー】
初回、西川二塁内野安打、左前打、藤井犠打で
1死二、三塁からイ・ビョンギュの右翼線2点二塁打で先制
2回ウラ、先発・赤坂尾形佳紀四球と右越え二塁打で
無死二、三塁とされると、鈴木の右犠飛で1失点。
さらに上村左前同点適時打、阿部勝ち越し中前打、
そして末永中越え二塁打など、この回4安打を集中され5点を失う。
3点ビハインドの3回、藤井、イ・ビョンギュ連続四球、
中村一生中前打で無死満塁。
堂上直倫は右飛に倒れたが、柳田の中犠飛で1点を返すと、
田中四球で2死満塁から、赤坂が自ら中前へ2点適時打を放ち同点に
続く4回、藤井右中間勝ち越し三塁打イ・ビョンギュの犠飛で7-5
さらに5回にも、田中右安打、赤坂犠打、代打・中村公治死球、
遊撃失策などで1死満塁から藤井の右犠飛で追加点。
7回、岩﨑四球、森岡右前打で一、三塁から藤井が左前適時打。
さらに中村一生四球で1死満塁から堂上直倫、柳田、田中の連続適時打。
なおも赤坂、岩﨑押し出し四球、森岡右中間適時二塁打など
打者一巡13人攻撃で大量9点。ビッグイニングを作り17-5
9回にも藤井の3ランで、今季最多の20得点をマーク。
先発・赤坂は7イニングを投げきり、7安打4四球5失点。
9回に3番手・樋口喜田剛、井生に連続本塁打を浴びたが、20-7で大勝。
公式サイトより)

○赤坂和幸
<ウエスタン・広島戦で先発し、
7イニングを投げ、7安打4四死球で5失点。
2回に5安打1四球で5点を奪われたが、
3回以降の5イニングは無失点。
制球に苦しみながらも、打線の大量援護を受け3勝目を手に>
「調子が悪く、腕が振れていなかった。
みなさんに助けてもらって申し訳なく思います。
次回はしっかりと投げたいと思います」
中スポ


前日はサヨナラ負けとなったウエスタン・広島戦
その第3戦は、広島県廿日市市の
佐伯総合スポーツ公園野球場で行われ、
前日わずか3安打だったドラゴンズ打線真夏の大爆発?
なんと18安打を放ち、今季最多の20得点と大勝しました。
前日の試合後、イ・ビョンギュが自腹で若竜たちを
焼き肉に連れて行ったという話がありましたが、
まさに『焼き肉パワー効果』と言う感じでしょうか?
そのなかでも3番・藤井はなんと4打数3安打7打点と大活躍。
さらに幹事のビョンも先制打に犠飛と3打数1安打3打点。
落合監督は昨日の試合後、
「ファームで数字を残していない選手は絶対に上げない」
コメントしていましたが、藤井などは上げてみたいですよね。

2008年7月13日 (日)

小笠原粘投復活も、淡泊竜決め手欠き12回ドロー。

地元に戻っての初戦を落として、ついに3位転落
おまけに和田、中村紀洋が故障で途中交代
まさに泣きっ面に蜂状態ドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの東京ヤクルトとの第2戦。
スタメンから今季初めて和田の名前が消えた打線は
元気なく、立ち上がりから貧打の山
8回に森野の適時打で何とか同点には追いついたものの、
相変わらずあと一押しができないありさま。
8イニング1失点の小笠原を始め、踏ん張った投手陣を
最後まで援護できず、延長12回ドローとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 11回戦
(12日・ナゴヤドーム | 中日5勝5敗1分け)
38091人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R
ヤクルト 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0
中日 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0
(延長12回規定により引き分け)
[D本] なし
[Dバッテリー]
小笠原、岩瀬、高橋、浅尾、長峰 - 清水将海

【ゲームレビュー】
攻守に決めて欠き、今季4度目の引き分け
小笠原は3回2死をとってからの四球をきっかけに
一、二塁とし、青木に先制打を許した。
打線はチャンスをつくりながら館山を攻略できず。
8回、代わったばかりの押本から
井端の二塁打と森野の適時打で同点にしただけ。
続くウッズの併殺打で勢いがしぼんだ。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


途中までは淡々としたテンポで、ゲームが進み、
このまま終わってしまうのではとも思いましたが、
何とか終盤追いつき、延長戦へ。
再三押されながらも凌ぎ、打線の奮起を待ちましたが、
最後の最後まで淡泊だった印象が…。
とりあえず3時間49分のドローを振り返ると↓


腰痛の影響で、和田今季初の欠場
内転筋痛が心配された中村紀洋は、5番・三塁で元気に出場。
6番・ライトに井上、7番・センターで小池
そして先発は、予想通り中6日で小笠原孝
1回、いきなり先頭の福地にカーブをレフトに運ばれた小笠原
しかし続く宮本を外へのスクリューで、
引っかけさせての6-4-3のゲッツー
課題といえる立ち上がりを何とか乗り越える。

1回ウラ、東京ヤクルト先発・館山から
森野が四球を選ぶと、ウッズが続きセンター前へ抜けるヒット。
2死一、二塁で迎えるは、5番に入った中村紀洋
しかし内へのシュートに詰まり、ショート正面のライナー。

3回、簡単に2死を取った小笠原
しかし福地にボールをじっくり見られ、四球を与えると、
続く宮本の2球目に盗塁を許してしまい、ランナー二塁。
さらに宮本にも四球を与えてしまい、一、二塁のピンチ。
迎えた青木にカウント1-0からの2球目、
外角低目のスライダーをうまく拾われ、
レフト線に落ちるタイムリー。(1-1)
四球、四球、タイムリーと、悪いカタチ先制を許す。

3回ウラ、2死から井端が四球で出たが、
森野の3球目、逆をつかれけん制タッチアウト

5回ウラ、先頭の井上がストレートの四球を選ぶも、
小池、清水将海がともに初球を打ち上げ、外野フライ。
しかし続く小笠原が初球をきれいにはじき返すセンター前ヒット
今季初安打で、自ら一、二塁とチャンスメイクしたものの、
荒木は内角高目のシュートに詰まってしまい、二塁フライ。
ここも得点できず。

6回、1死から青木に左中間へのツーベースを浴び、
久々に得点圏に走者を背負った小笠原
しかし4番・畠山を初球、スクリューで遊ゴロに取ると、
続く田中浩康もフルカウントから
真ん中高目のストレートでショート正面のゴロ。
中盤からリズムを掴み、本来の投球ができている小笠原
しっかりとピンチを凌ぎ、味方の反撃を待つ。

6回ウラ、2死からウッズがセンター前ヒットを放つと、
中村紀洋はシフトの逆を突く左前打で続き、2死一、三塁とチャンス。
しかし井上がカウント2-2からの6球目、
内へのストレートを打ち上げてしまい、レフトフライでゼロ

7回ウラ、1死から清水将海が外へのスライダーを叩くと、
投手の足下を抜けていくセンター前ヒット
待望の今季初安打で出塁すると、小笠原が送って二塁へ。
迎えるは、5回のチャンスに凡退した荒木
しかしここもやや淡泊。カウント0-2からの3球目、
中へのストレートを打ち上げ、力のないライトフライ。
館山の投球に翻弄され、打線がつながらずここも無得点

8回、ベンチで森コーチにゲキを入れられ、続投となった小笠原
今季最長タイとなったイニングは、
1死から福地に詰まりながらもレフト前に落とされたものの、
宮本を内角低目のストレートで三球三振に取り、2アウト。
しかし続く青木の2球目に福地に走られ、2死二塁。
ここで落合監督がマウンドへ行き、青木敬遠を指示。
一、二塁と塁を埋めて、4番・畠山との勝負。
踏ん張りどころとなった小笠原
しかし再三ファウルで粘られた末のフルカウントからの9球目、
外角高目のスクリューで投ゴロに仕留め、スリーアウト!
自らしっかりゴロを捌いた小笠原は、この回を投げ終え降板。
8イニング、122球を投げ、5安打5奪三振3四球で1失点。
3回の失点は減点ものとはいえ、それ以降は粘りの力投
久々に「先発としての仕事」を果たせたことは、
苦しい投手陣のなかで、大きな収穫となった。


8回ウラ、好投の小笠原に何とか報いたい。
その気持ちがようやく反撃に結びつき、
この回から登板の東京ヤクルト2番手・押本を攻め、
先頭の井端が外へのストレートを叩いての左中間へのヒット。
しかし井端は最初からツーベース狙い。
一塁を駆け抜けると速度を緩めず、そのまま二塁へ。
痛い足気合でカバーし、同点への風穴を開ける。
これを意気に感じ、続いたのが森野
初球、外角高目のくそボールを強引に叩くと、
打球はセンターへと抜けていくタイムリー!
それまで気が入ってなかった打線が、
あっという間の連打で、いとも簡単に同点に。(1-1)
小笠原「負け」を消すとともに、次に目指すは勝ち越し

ところがそこに冷や水をぶっかけたのがウッズ
ばたつく押本のカウント2-2からの5球目、
ど真ん中のストレートを打ち損じ、6-4-3のゲッツー。
あっという間に2死走者なしに思わずガックリ…。
それでも中村紀洋が繋ぎ、レフト前ヒットで出たものの、
井上が外へのフォークを引っかけ遊ゴロ。
新旧選手会長がこの日はブレーキ

9回、ドラゴンズ2番手は、守護神・岩瀬
先頭の田中浩康に初球、決め打ちでセンター前へ運ばれると、
さらに川島慶三に送られ、1死二塁。
ウィルソンの代打・小野公誠を内角球で遊飛に仕留め、
続く福川の代打・飯原は警戒して敬遠で、2死一、二塁。
しかし続く武内に対しては、格の違いを見せた守護神
カウント2-0から外へのスライダーでライトフライ。
きっちり0で凌ぎ、味方のサヨナラ劇へ望みを託す。

9回ウラ、東京ヤクルト3番手・五十嵐から
清水将海この日2本目のヒットをレフト前に放つと、
続く英智が送って、2死二塁とサヨナラのお膳立て。
しかし荒木がここでもブレーキ。
カウント1-2からの4球目、フォークを打ち上げレフトフライ。
勝ち抜けずに、ゲームは延長戦へと突入。

延長10回、ドラゴンズ3番手は、高橋
しかしこの日好調の福地にレフト前にはじき返されると、
宮本にはきっちり送られ、1死二塁。
青木に対しては注意を払い、8回に続いてここも敬遠
1死一、二塁となって、迎えるは途中出場の川本
ここでドラゴンズベンチは、高橋から浅尾にスイッチ。
快速球で抑え込むことを期待されたが、
このところ調子が良い浅尾は期待に応え、好投
力む川本に初球、外へのスライダーでひっかけさせ、遊ゴロ。
注文通りの6-4-3のダブルプレー。
わずか1球で反撃を断った良い流れ。
何とかつなげたかったものの、10回ウラは三者凡退に。

延長11回ウラ、東京ヤクルト5番手イム・チャンヨン
相手のクローザーを討ってのサヨナラを期待。
しかし先頭の中村紀洋は真ん中低目のストレートに遊ゴロ。
浅尾の代打・立浪は、フルカウントから
ストレートを内角低目ひざ元に決められ、見逃し三振。
さらに小池は完全に翻弄されての空振り三振。
投手陣の好投に、報いることができないまま最終12回へ。

延長12回、ドラゴンズ5番手は、長峰
しかしこの日もプチ劇場を。
1死から武内に左中間突破のツーベースを許すと、
福地にも真ん中低目のスライダーを合わされ、
センター前に落ちるヒットで、一、三塁。
さらに宮本の2球目、福地にこの日3個目の盗塁を
決められてしまい、二、三塁。
一打出れば、一気に2点を失う大ピンチ。
ところがここから踏ん張ったのが、長峰
宮本に内へのストレートを引っかけさせての三塁ゴロ。
森野が素早く掴んでバックホームし、清水将海が好ブロック。
何とか追加点を阻止すると、青木に対しては当然満塁策
3打席連続敬遠ながらも、ここは勝負に徹するのみ。
そして迎えるは、10回に続いての川本
押し出しでもダメなケースながら、いきなりカウント0-2。
ヒヤヒヤさせた長峰だったが、とにかく必死の直球勝負。
そしてフルカウントからの7球目は、真ん中内よりのストレート。
しかし球威が勝り、川本は打ち上げ一塁フライ。
何とか凌ぎ、この日の負けはなくなったドラゴンズ
サヨナラを期待したものの、最後は荒木が遊ゴロに倒れゲームセット。
見事な投手戦というか、決め手に欠ける貧打戦というか、
判断しかねるゲームは、延長12回規定によりドロー
またも勝ちきれないドラゴンズ、2位とのゲーム差は1.5差に開いた。


まさかの3打席連続敬遠。こう振り返ると、
投手陣は踏ん張ったと思いますね。
久々に「先発」としての
仕事を果たした小笠原
この好投を糧に、
次回こそは白星を掴んでほしいですし、
浅尾、長峰の若竜コンビが延長のピンチを良く凌いでくれました。
吉見をまた出してくるんじゃないかと心配しましたが、
この2人が踏ん張ったことで出番なし。これにも少しホッと。

一方、打線の方はかなりの淡泊ぎみ
相手先発の館山に翻弄されて、詰まった打球の山。
ファーストストライクを狙っていたのかもしれませんが、
それにしても打者1人1人に、気迫が見えてこないのが気に掛かりました。
唯一得点出来た8回は、井端、森野ともに
何とかしてやろうという気持ちが見えてよかったのですが、
それ以外はほんとにただ打っているだけだったような。
実際は違うのかもしれませんが、
状態が悪いときはそう見えてしまうもの?
単なる危惧に終わってもらえるよう、第3戦は奮起を期待します。

5位・東京ヤクルトとも互角の試合を演じてしまうドラゴンズ
これでまたしてもカード勝ち越しがなくなりました。
そして迎える第3戦、おそらく先発は中6日でチェンという予想。
低迷している打線ですが、早めに援護してあげてほしいですね。
そしてきょうこそは勝って、地元でチーム通算4500勝を。
重苦しいムードを何とか打破し、次週へ弾みを付けてほしいです。


★プレーヤーズ・ボイス(12日)

△小笠原孝
<今季最長タイの8イニングを投げきって5安打1失点。
再三のピンチや味方の貧打にも心が折れず122球の熱投>
「立ち上がりが課題だった。
とにかく最初のイニングを抑えることを考えていた。
今回は低めに変化球を投げられた。
先頭打者を出した後にゲッツーを取れたのが良かった」

<3度続けての失敗は命取りになりかねない状況。
危機感が好投の原動力になった>
「先発投手が勝てない? それどころじゃない。
勝ち星とかボクの場合はそんなことを言っている場合じゃない。
自分の役割を果たすために必死でした。
長いイニングを投げれば中継ぎの負担が少なくなる。
何とか抑えて後ろに回そうと思っていた
8回投げられたのは中継ぎのピッチャーに
迷惑をかけなかったので、それはよかった」

<バットでは5回2死一塁で中前に安打を放つ。
06年6月29日以来、実に51打席ぶりの安打に>
「(きょうは)ヒットを打ったのが一番うれしいです。
打撃に関しては8人で攻めるのと9人で攻めるのとでは違いますから。
簡単なことではありませんが、これからもしっかりやっていきたいと思います」
中スポサンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン

△浅尾拓也
<10回1死一、三塁のピンチで登板すると、
川本をスライダー1球で遊ゴロ併殺打に。
次の11回は2奪三振の3人切りとパーフェクトリリーフ。
持ち前の快速球だけでなくスライダーなど変化球も効果的に>
「最近はブルペンで変化球ばかり練習しています。
もっとしっかりコースに投げられるようにしたい」
(東京中日)

△長峰昌司
<延長12回2死一、三塁の場面、
押し出しリスクを背負ってまで3番・青木を敬遠。
次の川本にはカウント1-3となったが、最後は一飛に打ち取る>
「押し出しをするくらいならヒットを打たれた方がいい」
中スポ

△岩瀬仁紀
<セーブのつかない9回に登場。
先頭打者に安打を許したものの、後続を封じる。
チームの低調が続き、セーブのつく機会も少ないが>
「ガマン、ガマン。
ピッチャーはやるべきことをやっていくしかない。
その中でチームが何とか勝っていければいいですね」
(東京中日)

△清水将海
<得点圏で青木を徹底して避け、
中盤以降無失点。好リードに安堵>
「ピッチャーがよく投げてくれました。
敬遠はベンチの指示に従っただけですが、結果的に抑えられて良かった」

<バットでは今季初ヒット。
今季通算15打席目だった7回の第3打席に中前安打。
難産の末の1本が出ると、9回にも左前安打>
「今年は打てないかな…と、思ってました。
こんなにホッとするとは思いませんでした」
中スポ

△森野将彦
<8回無死二塁から中前適時打で唯一の得点をたたき出す>
「走者を進めようと思ったら、たまたま安打になった」

<復帰7試合目での初適時打にも
喜びは微塵もなく、自身の現状にも不満をぶつけ>
「素人じゃないんで、ヒットを打ったからと
いうんじゃなくて、勝たなきゃいけない。
本当はもっと打たなきゃいけないんですけどね」
中スポサンスポスポニチ名古屋

△井端弘和
<8回、先頭で左中間二塁打。
微妙なタイミングながら躊躇することなく
一塁ベースをけり、好走塁で二塁打に>
「点が入らないより、入った方がいいから思い切っていきました」
中スポ

△中村紀洋
<左足内転筋の痛みをおしてフル出場。
6回に左翼線二塁打、8回には左前打。勝つことへの意欲を口にし>
「(二塁打は)頑張って走った。
痛いけど、出るからには懸命にやらないかん。勝たないかんからね」
中スポ

△荒木雅博
<得点圏に走者を置いて3度打席に立ちながら、6打数無安打。
厳しい顔つきでひと言だけ言い、足早に球場を去る>
「問題? いろいろありますけど頑張ります」
共同通信社毎日jpスポニチ名古屋

△高代野手総合チーフコーチ
<5回、7回、9回と荒木がことごとく凡退。決め手を欠く試合に>
「あそこで得点パターンにつながればな…。
重苦しい? 誰が見ても重苦しいよ」
スポニチ名古屋

△井上一樹
<6回2死二、三塁のチャンスに左飛に倒れ、3打数無安打>
「答えがあれば教えてほしいな。
みんな一生懸命やっているんですが…。切り替えるしかないです」
ニッカン

◇新井良太
<このカードの練習から本職の一塁のほかに外野も始め。
首脳陣に志願し、追加の外野ノックを受けさせてもらっている。
地道な努力でプロ3年目にして『大砲の体』は完成。
足りないものは分かっている。自分の腕をさすりながら>
「これ(技術)がないんです」
(中スポ)

◇和田一浩
<この日の東京ヤクルト戦を今季初めて欠場。
前日の試合中に腰を痛めたためで、
この日は練習も参加せず、試合はベンチで見守る。
表情は明るめ。来週の北海道遠征への参加に意欲>
「よくなってきているので、いけるときにいつでもいきます。
飛行機移動? それは問題なく大丈夫だと思います」
(中スポ、サンスポ


△落合監督
<決め手を欠き、今季4度目の引き分け。
吐き捨てるように話すと、わずか10秒足らずで会見場を後に>
「もう帰るぞ。何にもない。
負けなかった? 何もねえよ、きょうなんか。
何があるんだ。こんな試合で!」
中スポ共同通信社時事通信毎日jp
スポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(12日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
広島-中日 15回戦
(12日・広島東洋カープ由宇練習場)
  000 001 100 = 2
  000 110 001x = 3
[敗] 菊地(27試合2敗1S)
[D本] 前田2号
[D投] 中田、菊地、樋口
公式サイト広島東洋カープ

【ゲームレビュー】
ドラゴンズ・中田、広島・宮﨑の投げ合いで3回まで無得点。
均衡が破れたのは4回ウラ、松山遊撃内野安打、
喜田剛右越え二塁打で1死二、三塁から丸佳浩に先制の右犠飛。
5回ウラ、白濱四球、宮﨑犠打などで
2死三塁から一塁手・柳田の失策で追加点を許す。
5回まで無安打に抑えられていた打線は、
6回、前田が左翼へソロ本塁打を放つと
7回には藤井左前打、中村一生遊撃内野安打、宮﨑の暴投で
1死二、三塁から森岡の一ゴロの間に2-2の同点に追いつく。
先発・中田は8イニングを投げ、5安打5奪三振3四球2失点(自責1)。
9回ウラ、2番手・菊地が1死からに四球を与え途中交代。
代わった3番手・樋口鞘師に犠打を決められ、2死二塁から
白濱の代打・山内敬太に左翼線二塁打を打たれサヨナラ負け
公式サイトより)


●中田賢一
<不調から2日に出場選手登録を抹消され、2軍調整中。
ウエスタン・広島戦に先発し、8イニングを投げ、
5安打5奪三振3四球2失点(自責1)。
127球を要した投球数を反省しつつも
復調への光明を見いだし、次への課題を掲げる>
「課題であった球数を減らすことが今回もできなかった。
ボール自体はよかったので、球数を減らすことと、
もっと指にかかったいいボールを投げていけるようにしていきたい」

<降格当初の悩みは相当に深く言葉に力はなかったが、
一心不乱に走り込み、練習に取り組み、この日に臨んだ>
「これまでの感じをすべて取っ払って、
いいときのビデオを見ながら一からやり直していきたい。
やることはいっぱいあるけど…」
中スポ

●小林2軍投手コーチ
<先発登板の中田にまずまずの評価>
「ストレートはスピードも出ていてよかった。
変化球が安定していないので球数が多くなった。
あとは変化球の精度を上げてほしい」
中スポ


◆鈴木義広
<右ひじ痛で戦列離脱中。
ナゴヤ球場で行われた残留組練習で6日以来となる打撃投手。
小田、小川、堂上剛裕を相手に50球を投げ込み、
状態が確実に良化していることをアピール>
「前よりは良くなっています。
投げていて右ひじに圧迫感が来るのが遅くなっている」

<ただまだ右ひじに痛みはあるそうで
実戦復帰までには多少時間を要する可能性を示唆>
「連投できるまでには、
もう少し時間がかかるかもしれません」
(中スポ)


前日に続いての由宇でのウエスタン・広島戦
2-2のまま迎えた最終回、3番手・樋口が2死二塁から
山内壮馬の名城大の同期で育成選手山内敬太
左翼線に二塁打を打たれ、サヨナラ負けを喫しました。

その一戦に先発したのは、不調によりファームに降格。
復調へ向け、再調整中の中田賢一
立ち上がり3回までは、走者を背負いながらも無失点。
しかし、4回犠飛で1点を失うと、続く5回は
四球で出した走者を味方の失策で返してしまうなどでもう1点。
結局8イニングを投げ、5安打5奪三振3四球2失点。
それでもストレートのMAXが150キロを計測するなど、
復調へ向けてまずまずの投球内容を披露したようです。

変化球の制球面や、やや多い球数など
今後への課題もまだまだありそうですが、
先発としての最低限の仕事はできているようですね。
「一からやり直していきたい」という中田だけに、
まだまだ「時間」も掛かりそうですが、
憲伸が抜ける8月までには、
必ず1軍へ戻ってくれることを臨みます。

またこの日4番・右翼でスタメンのイ・ビョンギュ
投ゴロ、左飛、二塁ゴロと3打数無安打と通常モード?
しかし試合後は、前日の約束を守り、
選手全員を連れて、焼き肉へいったとのこと。
古久保コーチによると、翌朝の宿舎内は
かなりのニンニク臭だったようですよ。やれやれ…。

2008年7月12日 (土)

ノリべん故障退場、手負竜エース力尽き3位転落。

苦しみながらも延長戦を制し、
ようやく連敗をストップした2位・ドラゴンズ
移動日なしで地元・ナゴヤドームに戻り、
この日からは5位・東京ヤクルトを迎えての3連戦。
その初戦、先発に5連勝中のエース・川上憲伸
立てたものの、調子的には今ひとつ。
3回、投手への安打をきっかけに先制を許すと、
終盤8回力尽き、2死満塁から痛恨の勝ち越し打
打線は7回に英智の適時打などで同点に追いついたものの、
和田、中村紀洋が試合途中で退場するなど手負いの状態に。
連勝ならずに初戦を落とし、3位転落となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 10回戦
(11日・ナゴヤドーム | 中日5勝5敗)
34570人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日
[敗] 川上(15試合7勝4敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
川上、清水昭信 - 谷繁

【ゲームレビュー】
川上が踏ん張りきれず、3位転落
立ち上がりから制球に苦しみ、点の取られ方が悪かった。
3回は石川の安打をきっかけに2点を先制された。
同点とした直後の8回は先頭・畠山に安打。
四球などで2死満塁から、代打・飯原に勝ち越し2点打を許した。
打線は7回、英智の適時打などで同点としたが、継投にかわされた。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


何とか連敗を止め、地元に戻り、
さあエースで連勝するぞと、気合を入れ直して臨んだものの、
試合途中で、主軸である和田中村紀洋
身体の異常を訴え、それぞれ退場
せっかく井端森野が戻ってきたのに、今度はノリべんコンビが…。
ゲーム内容が今イチ不完全燃焼だったこともあり、
今後を考えると、やや不安になってしまったこの日のゲームでした。

ノリべんピンチ…。その2人の気になる状態ですが、
いつものごとく、
チームの方針もあり、
詳細は明らかになっていないものの、
高代コーチによると、
和田は持病の
中村紀洋左脚内転筋
痛みが出たもよう。
ともに12日の試合出場は、当日の様子を見て判断するそうですが、
特にノリさんは苦痛の表情でしたし、内転筋となるとかなり心配ですね。
また和田さんの方もベテランですし、いくら本人は「出る」と言っても、
少しは様子を見た方がいいかもしれません。
まあ残念ながらチームの状態がこんな感じですし、
今日明日で勝負が決することもないですから、休養も勧めたいところ。
ノリさんの代わりには、デラロサ森野
和田さんのところには、井上、英智、小池らを入れて急場は凌ぐ。
まあここまで踏ん張ってきた主軸ですし、
抜けるのはとても痛いですが、
いるメンバーで頑張ってもらうしかないでしょう。


ゲームの方を振り返ると、先発の川上憲伸
この日はストレートにあまりキレがないような感じでした。
ただ序盤カーブを多用し、それを補っていた感が。
緩急を生かして、ゼロを重ねていましたが、
3回、いきなり投手の石川に低目のストレートを叩かれ、
前進守備の左中間を抜けていくツーベースを許すと、
リズムを崩したか、福地に死球、宮本犠打で1死二、三塁。
力んだ青木は抑えたものの、4番・畠山にカウント0-2から
ストライクを取りに来たシュートをはじき返され、
センター前への2点タイムリー。4試合ぶりに失点を喫します。
ただその後は調子が良くないながらも、粘りの投球
7回ウラ、英智の詰まりながらライト前に落とすタイムリーなどで、
味方がようやく同点には追いついてくれたものの、
久々となる8イニング目は、やはり疲れもありましたね。

先頭の畠山にライト前、田中浩康が送って二塁へ。
続く川島慶三を迎え、いきなりのカウント0-3。
フルカウントに戻したものの、カーブを見送られ四球で出すと、
ウィルソン・バルデスには初球をセンター返しで1死満塁。
100球も越えていましたし、抜け球も多し。
それでも代わりの投手はいませんし、踏ん張ることを願うのみ。
続く福川の代打・ユウイチを一塁ゴロに取り、本塁封殺。
何とか2死まで辿りついたものの、
松岡の代打・飯原に対してのカウント2-1からの4球目、
バッテリーが選択したのが、外へのカーブ
しかし悔やまれるは、これが甘く浮いて入ってしまったこと。
食らいつかれ、引っ張られると、
強い打球がサード・森野のグラブを弾き、レフト前へ。
土壇場8回に力尽きて、手痛すぎる2失点
ここまでの5連勝、さらにナゴヤドーム7連勝という
連勝のたぐいがストップすることとなってしまいました。

結局この日は8イニング、125球、
11安打を打たれ、2奪三振、4四死球で4失点の憲伸
この数字を見ただけでも、どれだけ状態が悪いかはわかりますが、
ただこの日に関しては、8イニング投げてくれたことを評価
前夜までの3連戦でリリーフ陣に疲れがあるなか、
休ませられたことで、ヨシとしたいなと。
もちろん勝ちを見込んではいたものの、そううまくはいかないもの。
まあこの悔しさ次週の阪神戦で晴らしてほしいと期待します。


自力優勝が再び消滅したうえ、
ゲーム差なしの巨人に抜かれ、ついに2位から転落
ただゲーム差がほとんどないですから、ここは気にせず、
一戦一戦コツコツと戦ってくれればと思います。
週末は再びデーゲームとなりますが、
もしノリべんが欠場となれば、控え野手陣にはチャンス。
これを生かして、ぜひとも活躍してほしいものですね。
また2戦目先発予定の小笠原の奮起に期待。
苦手のデーゲーム登板ですが、今度こそはそれを払拭する投球を。
苦しい状態はいぜん続きますが、チーム全体で何とか踏ん張って、
負け越しだけはしないよう、頑張ってもらいたいです。


★プレーヤーズ・ボイス(11日)

●川上憲伸
<8イニングを投げ、11安打4失点で4敗目。
2死から4失点し、自身の連勝は5でストップ>
「試合を壊してしまった感じで残念です…。
(8回の飯原には)うまく打たれました。
粘った? (点を)取られたら仕方ないです。
調子はあまり良くなかったんじゃないですか」
憲伸の声「次は必ず・・・」、中スポサンスポ
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


●和田一浩
<持病の腰に痛みが出て、3回の守備から退く。
試合後、軽症を強調したが表情は暗い>
「大事ではない。自分から申し出た。
(痛めた)場所とかは勘弁してください。
病院には行っていません。たいしたことはないと思う」

<12日の東京ヤクルト戦の出場について>
「あした球場に来てからになると思います」
中スポ共同通信社時事通信デイリー

●中村紀洋
<古傷の左足内転筋の痛みが悪化し、8回の守備から退く。
12日以降については強行出場を示唆>
「前から痛かった。
監督が決めることですが、ボクは出るつもりです」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋デイリー

●英智
<県岐阜商高の先輩・和田に代わり3回の守備から出場。
7回1死三塁から右前適時打を放つ>
「先輩の代わりに出たんですから、いつも以上の集中力がありました」
中スポスポニチ名古屋

●森野将彦
<三塁の守備に入った8回、
飯原のライナーでの打球にタイミングよくジャンプしたが、
ボールはグラブの先に当たって外野へ飛んで決勝打に。
あと数センチ、悔しい表情で振り返り>
「しようがないですよねえ」

<復帰後、三塁の守備は2試合目>
「まだそんなに守ってないけど、準備はしていますから」
中スポ

●清水昭信
<9回に2番手で今季4試合目の登板。
四球と安打の打者を出しながらも、無失点に抑え結果には満足>
「少しずつ慣れてきました」

<しかし内容の話になると反省ばかり。宮本への四球を悔やむ>
「先頭打者を出してはいけません。
フォアボールは出しちゃダメです。
タダでランナーを出すようなものだし、点につながりやすい」
(東京中日)


◆マキシモ・ネルソン
<開幕から2軍スタートだった助っ人右腕が1軍に合流。
初めてのナゴヤドームでランニングなどを行った後に
投球練習を行うためにベンチ裏へ。報道陣には通訳を通して>
「練習が終わってから」
ニッカン名タイ

●森バッテリーチーフコーチ
<試合前にネルソンのブルペン投球をチェック。
早期1軍登録し、登板することも示唆>
「ネルソン? 今日久しぶりに見させてもらったよ。
いろいろ課題はあると思うが、チャンスはある。
どこかで投げさせても面白い。若手同様に戦力として考えている」
名タイ

●宇野打撃コーチ
<6月16日からナゴヤ球場でリハビリ組の
打撃指導を担当していたが、谷繁、井端、森野の
1軍復帰に伴い特別任務が終了。この日1軍に合流。
ケガ人が戻ってひと安心と考えるところだが、反応は違った>
「けが人が戻って活躍するのは、普通のことだし気にしてないよ。
それよりも、若い選手たちがもっと頑張って
(1軍に)上がってこれるようにならないとね」

<リハビリ組の指導の他に、若手野手を見ることも任務に。
五輪期間中の若手の頑張りに期待している>
「オリンピック? そうだね。
若いやつらが上がってきて、やってくれるといい」

<素質のある若手は揃っているが、
それを本人たちが生かし切れていないのも事実>
「伸び悩んでいる選手もいるから、ちょっと見てあげた。
普段なかなか見られない若い選手の
練習を見られたし、貴重な時間だったよ」
(中スポ)


●落合監督
<和田、中村紀洋が途中交代。さらなる故障者に>
「あしたは分からん。
ゲームにいけるのか、いけないのか何とも言えない。
逆に若いやつらが使いやすくなると思えば、何とでもなる。
いないわけじゃない。いるメンバーでやるよ。下からくることはない」

<4月5日以来の3位転落。もどかしさは>
「もっと悲惨なことはなんぼでも見てきている。
今日(の敗戦)は、それに比べりゃかわいいもんだ。
そんなに世の中うまくいかない。
長いことやってりゃな。いろんな経験をする。
(選手も)一番いい経験してるんじゃないのか?
コッツン、コッツンやられりゃいいんだ。
そこからはい上がったやつだけがグラウンドに出てこられる」

<7月に入って2勝8敗、貯金が2となり>
「前にも言ったけど、貯金ゼロまでは…。
まだ2つもあるんじゃないか。そうなって初めて…。
本人らが一番「何で?何で?」って思ってるだろ。
(昨年)11月まで野球やってたツケが。
そう思えばいいんじゃないのか。
そう簡単に疲れは抜けない。
ケガ人が多いのは多少は(そこに原因が)あるんじゃないのかな。
和田? あのままいったらパンクする。
パンクさせたら1カ月、2カ月かかるんだ。
(交代することで休養が)何試合かで済むのなら、若いのがいけばいい。
これで元気なのはトラ(荒木)だけか?」
中スポ12サンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(11日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
広島-中日 14回戦
(11日・広島東洋カープ由宇練習場)
  021 010 012 = 7
  000 200 000 = 2
[勝] 山内(11試合1勝2敗1S)
[D本] 谷3号 中村公治4号2ラン
[D投] 川井、高江洲、菊地、山内、中里
公式サイト広島東洋カープ

【ゲームレビュー】
先発・川井は初回2死満塁のピンチを抑えたが、
2回ウラ、代打・甲斐の打球を体に当て、2イニングで降板。
打線は2回、広島先発・中村憲を攻め、
イ・ビョンギュ左前打、中村一生右前打、堂上直倫四球で、
無死満塁から福田の二ゴロの間にが生還して先制。
さらに田中四球で1死満塁から、川井スクイズで追加点。
3回、広島2番手・小島心二郎からが左翼に本塁打
5回、左前打、藤井三ゴロ失策出塁で
1死一、三塁からイ・ビョンギュ左犠飛で追加点。
8回、堂上直倫、山内の連打と田中四球で
2死満塁から途中出場の柳田が四球を選び、押し出し
そして9回、左前打の藤井を置き、
の代打・中村公治が左翼へダメ押しの2ラン
投手陣は2番手・高江洲が、2イニングス目の4回に
山本芳彦の適時打など3連打を浴び、1失点でKO。
代わった3番手・菊地も代打・井生に左前適時打を浴び失点。
6回から登板の4番手・山内が3イニングを1安打無失点。
最後は中里が締め、7-2で勝利。山内はプロ入り初白星をマーク。
公式サイトより)


○山内壮馬
<ウエスタン・広島戦に6回から4番手で中継ぎ登板。
3イニングを1安打2奪三振の無失点に抑え、プロ入り初勝利。
今季11試合目の登板でつかんだうれしい初勝利にも
手放しでは喜ばず、短めのコメントを残しただけ>
「今度は先発で勝利できるように頑張っていきたいです」
中スポ

○谷哲也
<3回に今季3号ソロ本塁打を含む
5打数2安打1打点の活躍。チームの勝利に貢献>
「ホームランは、ランナーがいなかったので
塁に出ることだけ考えて打った結果です。
バッティングは調子がいいので、
あとは守備の方で頑張っていきたいです」
中スポ


◆井手編成担当
<戦力外とし、ウエーバー公示の手続きを取ったクルスについて>
「状態が良くないし、今季中の復帰は無理だろうということで、
きょう(ウエーバーの)手続きをしました。
本人は現役続行を望んでいる」
(東京中日、スポニチ名古屋ニッカン


今週末のファームは、由宇で2試合、
佐伯総合スポーツ公園野球場で1試合と広島との3連戦。
その初戦、途中1点差に迫られたものの、
本塁打2本を含む11安打で7得点を上げたドラゴンズが、
10安打放ちながらも2得点、10残塁の広島に勝利。
6回から中継ぎで登板したルーキー・山内が好投。
制球良くスライダー、カーブを決め、3イニングを1安打無失点。
11試合目の登板でプロ初勝利をマークしました。

そのゲームの9回、1死一塁から
イ・ビョンギュの代打に登場し、
レフトスタンドへ4号2ランを放ったのが、中村公治
おなじみ古久保コーチによると、
実はこの打席「ホームラン打ったら焼き肉」
ビョンハム約束していたとのこと。
その約束を見事に果たしたハムでしたが、
しかし話がどう転んだのか、
結局は選手全員を連れて行くハメになり、
試合終了後、ビョンは店に予約をしていたそうです。
「若手に、バッティングのアドバイスをしたり、
積極的に動いてましたよ」
という話のこの日のビョン
自身も4番・右翼で先発して、3打数2安打1打点に1盗塁
なんかファームでかなりイキイキ?しているようですよ。


また中日球団はこの日、今季は右ひじ痛で出遅れ、
1軍での登板がなかったラファエル・クルスについて、
契約を解除し、ウエーバー公示の手続きを取った発表
昨季は17試合に登板、1勝3敗、防御率2.66の成績を残し、
今季もセットアッパー候補として期待された助っ人右腕が、
シーズン半ばでドラゴンズのユニホームを脱ぐこととなりました。

現状、右の中継ぎ不足に悩むドラゴンズ投手陣
このクルス不在も響きましたね。
それにしてもそういう季節になってきたんですね。
助っ人だけに、昨季のバレンタイン、グラセスキ同様、
見切りも早かったようです。
近日中にもドミニカ共和国に帰国、本人は現役続行を希望とのこと。
どっしりとした体格で大きなお尻(ケツ)の特徴の
「アヒル」くん、とりあえずお疲れ様でした。

2008年7月11日 (金)

苦闘竜やっと勝てた、延長ウッズ弾で連敗脱出!

痛恨のエラーで同点に追いつかれたうえ、サヨナラ負け。
まさにどん底の4連敗自力優勝の可能性が消滅したドラゴンズ
しかし2位死守のためにも3タテだけは免れたいところ。
迎えた広島市民球場でのカープとの第3戦。
雪辱に燃えるアライバの奮闘などで序盤大量7点のリード。
ところが中盤、リリーフ陣広島打線の勢いに
飲み込まれてしまい、7回にはついに追いつかれてしまう始末。
そのまま延長戦へと突入しましたが、
11回、不調のウッズが右中間席へ勝負を決める20号本塁打
何とか乱戦を制し、連敗を4で止めることができました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 12回戦
(10日・広島市民球場 | 中日7勝3敗2分け)
13393人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 R
中日 1 3 1 2 0 0 0 0 0 0 1
広島 0 0 0 1 1 3 2 0 0 0 0
[勝] 長峰(12試合1勝1敗)
[S] 岩瀬(33試合2勝2敗24S)
[D本] 和田10号 ウッズ20号
[Dバッテリー]
佐藤亮太、吉見、高橋、浅尾、長峰、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
延長戦を制し、連敗を4で止めた
11回、ウッズが右中間へソロ本塁打を放ち、
決勝点を挙げ、最後は岩瀬が締めくくった。
打線が積極的な攻撃で序盤に7点のリードを奪ったが、
投手陣が踏ん張れず苦しい展開となった。
10回に登板の5番手・長峰4年ぶりの勝ち星を挙げた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


久々の延長戦、さらに4時間28分というロングゲーム。
序盤は完全にドラゴンズ、ところが中盤は一気にカープと、
流れが大きく左右に傾いたこの一戦。
両軍合わせて30安打の乱戦イニング経過で振り返ると↓

広島の先発は、長谷川
初回、先頭荒木がライト前ヒットで出ると、
続く井端の初球にスタートし、二盗に成功。
さらに井端がカウント2-2からの5球目、
真ん中低目のフォークをセンター前に運ぶタイムリー!
久々のアライバ連係で先制点をたたき出します。(1-0)

2回、2死から谷繁がセンター前ヒット。
佐藤亮太が四球を選び、一、二塁とすると、
荒木が初球、中に入ったフォークを叩き、
左中間突破の2点タイムリーツーベース!(3-0)
送球の間に三塁へと進むと、井端が続き、
中に入ったストレートをセンター前へのタイムリー!(4-0)
投手への四球も絡め、またも1、2番で追加点。

3回、先頭ウッズが打ち損じの右飛に倒れたが、
続く和田が初球、中に入った甘いストレートを強振!
打球は伸びて、右中間席へ飛び込むホームラン(5-0)
8年連続となる2ケタ本塁打をマークし、長谷川をKO。

4回、広島2番手・大島崇行から
谷繁の中前打と佐藤亮太の犠打で、1死二塁。
ここで迎えるは、この日止まらないアライバ
荒木が内へのストレートを叩き、三遊間を抜くと、
一、三塁から井端が真ん中高目のストレートを得意の右打ち!
ライト線へと落ちるタイムリーで、早くも3安打3打点(6-0)
なおも続く森野スクイズをファウルしたものの、四球を選び、
1死満塁とすると、ウッズ遊ゴロの間にもう1点。(7-0)
上位打線がひさびさに活気づき、前半4回で、大量7点のリード
楽勝で連敗脱出と、やや余裕のムードが漂ったものの、
その考えは甘かったようで…。

4回ウラ、制球に苦しみながらも
要所は抑えてきたドラゴンズ先発佐藤亮太
しかしこの回先頭のシーボルに死球を与えると、
続くにもセンター前に運ばれ、無死一、三塁。
さらにには真ん中低目のストレートを
センターへと持って行かれ、犠牲フライ。(7-1)
1点を返されると、2死からは投手の大島
フルカウントから何とファウルで6球も粘られ四苦八苦
続く5回ウラには、赤松に外角高目のストレートを
振り抜かれてのセンターバックスクリーン左への本塁打(7-2)
それでも大量点に守られて、5安打1奪三振2四死球の2失点。
プロ初勝利の権利を持って、この回で降板となった。


ところがここから次第に流れが広島へ。
6回、ドラゴンズ2番手は、吉見
このところ捕まることが多く、何とか立ち直ってほしい1人。
しかし疲れもあってか、球威、制球ともに今ひとつ
先頭のシーボルに初球、中に入ったスライダーを
レフトスタンド中段へと持って行かれ、反撃の狼煙を上げられると(7-3)
にフォークを中前打、にはストレートを中前打、
さらに石原には真ん中低目のスライダーを叩かれて、三遊間を抜くヒット。
3連打で無死満塁のピンチで迎えるは、大島の代打・緒方孝市
2-2からの6球目、何とか外角へのフォークで、
6-6-3のゲッツーに取ったものの、その間に1点追加。(7-4)
ここで止めたいところでしたが、2死三塁から
東出に真ん中低目のストレートをセンター前へ運ばれタイムリー。(7-5)
さらに赤松には死球を与えてしまうなど、
1イニングで5安打3失点と、反撃に火を注いでしまった吉見
2点差にも関わらず、市民球場はかなり異様なムードに。

突き放して、引導を渡したいドラゴンズ
7回、広島3番手・上野を攻め、
和田のライト線へのツーベースと小池の代打・井上敬遠。
さらに谷繁が四球を選び、2死満塁とチャンス。
ところが吉見の代打・立浪は、
一塁ゴロに倒れゼロ、流れをたぐり寄せられず。

7回ウラ、ドラゴンズ3番手は、前夜好投の高橋
ところが先頭・栗原に初球、レフト前ヒットを許すと、
続くシーボルは三ゴロに取ったものの、
に外角高目のストレートを叩かれ、レフト前に落ちるヒット。
さらにこれを和田後逸してしまい、一走の栗原が生還。(7-6)
広島の勢いに飲み込まれてしまったドラゴンズナイン
続くにもセンター前にはじき返され、一、三塁としてしまうと、
石原には外へのストレートを叩きつけられ、二塁ゴロ。
ところがこれを荒木が大きく弾いてしまい、ついに7-7の同点
1イニング2失策、またも守備の乱れから崩れてしまい、
しかも一、二塁と今度は一打逆転となってしまう大ピンチ
しかし高橋が何とか踏ん張り、上野の代打・前田智徳を二塁フライ。
東出を初球、レフトフライに打ち取り、勝ち越しだけは阻止


終盤で振り出しに戻ってしまったこの乱戦
なんとか反撃したいドラゴンズ打線
しかし8回、井端のレフトへの本塁打性の当たりは。
フェンスギリギリで天谷がジャンピングキャッチ。
なけなしの1点を損してしまうと、
延長戦に突入した10回には、広島5番手・永川を攻め、
荒木、井端の連打で、2死一、二塁とチャンス。
ところが森野が打ち上げてしまい、レフトフライ。
流れはやはり広島なのか、あと一押しができないありさま。
その一方で、8回から登板のドラゴンズ4番手・浅尾が好投。
勢いある広島打線を2イニングを無安打3奪三振。
踏ん張れない中継ぎ陣のなかで、異彩を放つ投球を。

そして迎えた延長10回ウラ、
またもミスから大きなピンチが。
好投の浅尾を継いだ5番手は、連投となった長峰
簡単に2死を取ったまではよかったものの、
東出にセンター前ヒットを許すと、
続く赤松への2球目の前に、一塁へけん制球。
ところがそのボールがとんでもない高投
ウッズが捕れず、ボールはファウルグラウンドを転々。
その間に、東出は二塁を回って三塁へ。
信じられない悪送球に、連続サヨナラの悪夢もよぎるなか、
冷や汗びっしょりの長峰が投じた2球目は、真ん中高目のストレート。
しかし赤松は打ち上げてしまい、センターフライ。
何とか凌いだドラゴンズ、そして延長11回、待望の得点が。

広島6番手は、初戦にも登板したシュルツ
この回先頭は、この日5打数1安打の4番・ウッズ
もはや勝負を決めるのには、一発しかない。
しかしここまで不振の主砲だけに期待は難しい。
この最後の打席を終えたら、おそらく守備固めが入るだろう。
そんな予想を裏切って、ウッズ大きなお仕事
カウント1-0からの2球目、真ん中低目のスライダーを
右へと持っていくと、そのまま右中間へ飛び込むホームラン(8-7)
ようやく出た20号本塁打は、値千金の勝ち越し弾に!
主砲の一振りでリードを奪うと、流れがようやくドラゴンズへ。
続く和田が遊ゴロ悪送球で出塁すると、
中村紀洋が初球でキッチリ送って、三塁へ。
英智のスクイズは外されてしまい、追加点こそ奪えなかったものの、
連敗中には使えず、大きく間隔が空いてしまった
守護神・岩瀬の出番がついに到来。

延長11回ウラ、中5日で岩瀬がマウンドへ。
守るバックも中堅に平田、三塁に森野、一塁に中村紀洋とほぼ完ぺき。
先頭打者にに初球、2球目とボールが先行したものの、
それ以外は危なげのなかったこの日の岩瀬
アレックスを外へのシュートで遊ゴロに取ると、
続く栗原を外角低目のシュートで、遊ゴロ。
さらにシーボルにもシュートを叩かせると、打球は三たびショートへ。
ショートバウンドながら井端が軽快に処理して、一塁へ送球しゲームセット!
7点リードを追いつかれながらも、
延長戦で何とか振り切ったドラゴンズ
苦しみながらも白星を掴み、連敗を4でストップ。
しかし戦い抜いたナインの表情は、笑顔というより苦笑
それでもようやく勝てたという安堵感は、それぞれにあったようです。


勝ったよ~(^0^)まさに『負けのデパート』という
感のあった今回の 4連敗
序盤大量失点にはじまって、
終盤満塁被弾に、完封負け。
さらに追いつかれてのサヨナラ負けと
様々なバリエーションで負け続けてきたドラゴンズ
これに「7点差をひっくり返されての大逆転負け」という
新たなフロアが加わってしまったら、たまったもんじゃない!
それでも延長10回、長峰が一塁へ大きく悪送球したときは
正直終わった…と覚悟しまいました。

それにしても序盤にアライバが久々につながり、
7-0と楽勝ムードだったのにも関わらず、
中盤まさかの追撃を受けたうえに同点に追いつかれるとは…。
またもエラーが飛び出すなど決してチーム状態はよくない
はっきり言って後半は負けムード。
そんななか何とか踏ん張って、結果白星を掴めたことが大きい。
内容うんぬんを抜きにして、
とりあえず勝てたことがとてもうれしかったです。
今後もなかなかうまくはいかないでしょうが、
これをひとつの糸口としてもらいたいところ。
まだまだAクラス争いは、混沌としそうですが、
底力に関しては決して負けないのが、ドラゴンズ
トンネルからうまく抜けだし、浮上してくれることを願います。

移動日なし、週末はナゴヤドームで東京ヤクルトとの3連戦。
巨人、広島よりは多少落ちるであろうスワローズですが、
決して甘く見てはいけないのは、最近の戦いで十分承知
さらに初戦先発するであろうエース・憲伸には、
ぜひとも1人で投げ抜くぐらいの意気込みで放ってほしい。
1つ勝てただけでは、チーム状態は上向かない。
これに弾みをつけるのが、好調なエースのお仕事
広島の援護にもほのかに期待しながら、
地元でさらに立て直してほしいところです。


☆ウィナーズ・ボイス(10日)

◎タイロン・ウッズ
<延長11回、右中間席へ決勝の20号本塁打>
「(ナイスバッティングでした)
(日本語で)アリガトウゴザイマシタ。
(延長11回、どんな気持ちで打席に入ったか)
そうですね、とにかく強く打とうと思っていまして、
運良くうまく打てました。はい。
(不調もあったが、貴重なところで良い一発)
そうですね、ボクもそうですし、
チームの状態も良くありませんでした。
これをきっかけに連敗をストップして、
また勝っていきたいと思っています。
(チームも連敗脱出。これからの戦いに向けて)
そうですね。とにかく勝つですね。
1試合11試合勝つと心がけて、とにかく連勝して、
ぜひともクライマックスシリーズにいきたいと思っています。
(ファンに向けてメッセージ)
そうですね。優勝できるようにがんばりますので、
みなさんもぜひ応援引き続きお願いします」



<ホームラン談話>
「とにかく強く打とうと思っていたんだ。
打ったのはフォーク。うまく打てたよ」

<連敗地獄で苦しんできたが、
この日は少しだけ心地よい疲れに>
「ハードなゲームだったよ。毎日がハードだけどね。
チームも自分も、このところ調子がよくなかったから。
連敗ストップ? これがキッカケになればいいね」

<どんな時でもプラス思考だが、弱音をはくのは守備のこと。
試合前練習中、突然ノックバットを握った落合監督のノックを受ける。
キャンプさながらに左右に振られること5分間。
無言のゲキを肌で受け取り、2回に石原の飛球をお手玉しながら、
5回には東出の邪飛を夢中でキャッチ>
「何年も野球をやってても、やっぱり緊張することはあるよ
『エラーしたら、またオチアイサンに怒られる』ってね。
(片手で捕りにいっていいと言われても)不安なんだろうね。
無意識に両手で丁寧にいこうとして失敗するんだよ」

<時には二塁ベース寄りへ巨体を大きく揺さぶるノックは
5分ほどで終了したが、汗だくになってロッカールームへ>
「(落合監督へ)サンキュー、アリガトウ」

<首位・阪神の背中は遠くにあるが、
気持ちは今も変わらず、黙々と仕事をこなす>
「あきらめるとか、あきらめないとか、そういうことではない。
とにかく気を緩めることなく、1試合1試合勝利を目指して戦っていく。
これまでどおり、そうやっていくしかないんだ」
中スポサンスポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー

○長峰昌司
<延長10回に5番手で登板。1イニングを1安打無失点に抑え、
今季初勝利をゲット。04年8月29日以来、実に4年ぶりの勝利に>
「いやあ、1度はどうなることかと思ったけど、
ゼロに抑えられてよかった。
4年ぶりの勝利? 勝ち越し点が入るまで気づきませんでした。
まあ、チームが勝ったのがよかったです。
調子は悪くなかったし、やれることはやれたと思います。
うれしい。ホントにうれしい」

<簡単に2死までこぎつけたが、東出に中前打を許すと、
直後のけん制はとんでもない悪送球。一気に三塁まで進まれ>
「手が滑った? 分かんないんです。やっちゃいました」

<前日スルリと逃げた白星が翌日になって転がり込んできた。
前日に35球を投げての連投で疲れがないわけがないが>
「これからもしっかり抑えたい」
中スポサンスポスポニチ名古屋

○佐藤亮太
<今季初先発は大量リードにも守られ、5イニングを5安打2失点。
後続が打ち込まれて、プロ初勝利は惜しくも消えたが>
「最初から何回いくとか考えないで、
打者1人1人を抑えるという意識を持っていきました。
課題もたくさんありましたが、
最低限の仕事はできたんじゃないかと思います」
(東京中日、サンスポ

○岩瀬仁紀
<1点を勝ち越した延長11回に満を持して登板。
主軸3人をピシャリと抑え、10試合ぶりの24セーブ目をマーク>
「自分しかいない。
そう言い聞かせながら必死に投げた。気持ちだけで投げた。
連敗中に自分の出番がなかったことは仕方ない。
みんな全力で戦った結果だから。
今はチームがこういう状況だから、
どんな形であれしっかり勝っていかないと。勝ててよかったです。
これからが本当の勝負。今日がきっかけになればいい」

<日本代表として参戦する北京五輪までの1カ月間、
フル稼働することを誓い、気合を入れ直す>
「出番があればそこで自分の仕事をするしかないよね。
五輪? まあ選ばれるかは分からないけど、
それまではしっかり投げていきたいね」
(東京中日、中日新聞

○吉見一起
<5点リードの6回に登板。先頭・シーボルの一発に始まった
4連打で3点を失い、防御率は2.42となりリーグ3位へ後退。
これで3試合連続失点、勝利に救われたが肩を落とす>
「『四球だけは出したくない』と力が入りすぎたのかもしれません。
次までに修正したいと思います」
(東京中日)

○森バッテリーチーフコーチ
<不振やケガによる離脱が続く先発陣のコマ不足は明白。
しわ寄せを受ける救援陣は火の車。救援陣の疲労の蓄積を認め>
「(救援陣は)疲れているどころじゃないよ。
(11回は)勝ち越さなくても岩瀬で行くと決めていた。
相手打線は3番から始まる好調な主軸。
岩瀬以外に一体、誰が抑えられるのか」
中日新聞サンスポ

○荒木雅博
<2回二死一、二塁で左中間へ走者一掃の2点二塁打>
「追加点のチャンスだったし、気持ちで打ちました。
きょうは絶対勝たないと。気持ちです」

<7回に高いバウンドの浅いゴロを失策して、同点になったが>
「勝ちたかった。積極的にゲッツーを取りにいこうと思った」

<苦しみながらも試合を制して、ベンチへ戻るとようやく笑顔。
今季初、通算19度目の1試合4安打を放ったが>
「それよりとにかく勝ててよかったです。
もう、放心状態。流れを変えようと、何とかしたかった」

<前夜は8回に同点タイムリーエラーを犯し涙したが、
この日は帰りのバスへゆっくり歩を進め、何度も口に>
「取り返したかった。ホッとした。
明日も、やらないといけないですね」
中スポ、東京中日、時事通信スポニチ名古屋

○井端弘和
<初回無死二塁、中前へ先制適時打>
「ノーサインだったから、ヒット狙いでした。
ランナーを進めようと思っていました。ヒットはたまたまですよ」

<2回2死三塁から中前適時打>
「ピッチャー返しを心がけました」

<この日は4安打3打点を記録。
試合後、勝利の感想は話さなかったが、ほっとした表情が喜びを>
「足がパンパンですよ。とにかく疲れました」

<今後はつかみ損ねたリーグ優勝への執念が試されるが>
「首位と差が開いたけど、これを逆転できたら楽しいかなと思う」
中スポ、東京中日、時事通信ニッカン

○和田一浩
<3回に右中間へ10号ソロ本塁打。
8年連続の2ケタ本塁打をマーク>
「打ったのはストレートです。
1打席目に打ち損じていた(中飛)ので、
絶対に一発で仕留めるつもりでいきました」

<しかし好機での凡退や7回の後逸エラーなどを反省>
「ただ、その後がね…。反省しながらやっていきたいと思います」
(東京中日、共同通信社毎日jp

○中村紀洋
<連日気温が30度を超えるなか、汗だくで試合前の練習。
暑さを我慢しながら、体調管理に気を配る>
「暑いけど、汗をかけるし、
たまには外の球場で体を動かすのもいいですよ」
(東京中日)

○森野将彦
<広島市民球場独特のつらい暑さをこう表現>
「いやらしい暑さです。カラッとした暑さだったら
体の表面から汗が出る感じだけど、ここはそうじゃない。
ジワーッと内臓から汗が出てくる感じ」
(中スポ<ドラ番記者>

◇小林正人
<練習中、吉見とともに突然外野フェンス沿いに猛ダッシュ。
強烈な日差しのなか、約200メートルの距離を2度全力疾走。
意味深な珍行動だったが、理由については口ごもり>
「まあ、それは…」
(中スポ)

◇佐藤充
<前日の広島戦で先発し、
3イニング2/3を投げて7安打1失点で降板
次回登板での今季初白星を誓う>
「全体的にボールが高かった。
久しぶりで力んでコントロールが甘くなって、打たれた部分もあった。
次は低めをついて、もっと粘っていきたい」
ニッカン

◆中田賢一
<12日のウエスタン・広島戦に降格後初めて先発する予定。
この日はブルペンで変化球を交え、56球を投げ込む>
「全然いい球がいかない。
たまにいい真っすぐが投げられることもあるので、
確率を上げないと。試合ではバランスを重視して投げたい」
名タイ


○落合監督
<延長戦の末にかろうじて広島を振り切り、
2位を死守するとともに自力優勝を復活させる。
最大7点差を追いつかれての辛勝に>
「勝つのは難しい? そりゃあ、そうだよ。でも負けるのは簡単だ。
こういう展開になるんじゃないかと予想はしてたよ。
だから(4回の)7点目を森野のスクイズで
取りにいった(結果はファウル)んじゃないか」

<勝ち越した延長11回、なおも1死三塁から
英智にスクイズを命じたが、外されて空振り。
外されるとわかっていてなぜ?>
「2回目のスクイズは、オレ(が敵の監督)なら4球とも外す。
(命じたのは)岩瀬は2点差より1点差の方がいいんだもん。
こういうゲーム展開での岩瀬の投げっぷりを見たら
2点差になるのは嫌だった」
中スポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

2008年7月10日 (木)

嗚呼痛恨の失策、無惨竜サヨナラ負けで自力V消滅。

井端が先発復帰を果たしたものの
打線がかみ合わず、完封負けで3連敗
4位・広島にも勝てず、もがき苦しむドラゴンズ
広島市民球場での第2戦は、序盤に2点を先取して、
今夜こそ連敗脱出の気配を漂わせましたが、
終盤8回、痛恨のエラーで同点に追いつかれると
その勢いのままに9回サヨナラ負けを喫し、今季2度目の4連敗。
これで首位とは13ゲーム差。今季77試合目にして
ついに自力優勝の可能性が消滅してしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 11回戦
(9日・広島市民球場 | 中日6勝3敗2分け)
13258人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島 1x
[敗] 小林(27試合2敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
佐藤充、長峰、高橋、吉見、小林 - 谷繁

【ゲームレビュー】
今季3度目のサヨナラ負けで4連敗
自力優勝の可能性が消滅した

9回、5番手・小林が1死二塁から天谷にサヨナラ打を許した。
6月6日以来の先発となった佐藤充は4回途中で降板。
必死の継投を試みたが、8回に吉見がピンチをつくり、
荒木の失策で同点とされた。
打線は4回、併殺打の間に2点目を入れた後、
9回に四球の走者を一人出しただけに終わった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


首位・阪神3位・巨人との一戦が雨天中止。
この間にぜひとも連敗を止めて、
流れを引き戻したいところでしたが、
ドラゴンズ勝ち方をどうやら忘れてしまったようで…。

ドラゴンズ・佐藤充、広島・青木高広の先発。
2回、ウッズ四球、和田センター前ヒット、
中村紀洋は6-4-3の併殺に倒れたものの、2死三塁から、
この日7番スタメンの小池が、カウント1-3からの5球目、
中に甘く入ってきたストレートを弾き返し、レフト前へのタイムリー
前夜完封を喰らった打線が先制に成功すると、
さらに4回、ウッズ四球、和田左中間へのツーベース。
2回同様の展開に加え、中村紀洋も四球を選び、無死満塁。
小池が外のカーブを引っかけてしまい、
5-4-3のゲッツーとなったものの、
その間に三塁走者のウッズが生還し、もう1点。
不安定な青木高広を攻め、偶数回に2点を奪います。

しかし立ち上がりから再三走者を出しながらも
相手の走塁ミス粘りの投球で凌いできた佐藤充
4回ウラ、先頭の栗原に初球、
中に入ったスライダーを完ぺきに捉えられ、
レフトスタンドへ持って行かれるホームラン
2-1と1点差に迫られながらも、その後は両軍のリリーフ陣が好投。
ドラゴンズは、この日再昇格の長峰-高橋へと。
一方の広島は、岸本-上野と繋ぎ、ともにゼロの山。
特にドラゴンズ打線は、6回、岸本の前に
ウッズ、和田、中村紀洋のクリーンアップが三者三振など、
完ぺきに抑え込まれたのが痛かった。
それでも1点リードということで、8回ウラからは
勝ちパターンのセットアッパー・吉見へと繋ぎます。


6日の悪夢の満塁被弾以来の登板となった吉見
先頭のアレックスに外へのスライダーを叩かれ、
センター前ヒットを許すと、広島ベンチは代走に天谷
しかし吉見には余裕がなかったのか、
俊足の天谷を一塁に置きながら、けん制のそぶりもなし。
案の定、続く栗原の4球目にスチールを決められると、
栗原の遊ゴロでもスタートを切り、そのまま三塁へ。
積極果敢?な走塁の前に、1死三塁とされてしまいます。

しかしここは防御率リーグ1位の吉見
続くシーボルを初球、内へのストレートで
バットをへし折り、投手への小フライ。
しっかり流れを引き戻し、2死三塁に。
この日2安打と当たっているを迎えたところで、
落合監督がマウンドに歩みより、バッテリーに指示。
歩かせて、当たっていないと相対するというのも
選択肢にはあったものの、そのままとの勝負を選択。
そしてカウント1-1からの3球目、
外へのシュートを引っかけさせ、一二塁間への力ないのゴロ
吉見が何とかピンチを凌いだかに見えました。

ところが緩いゴロながら、
このときの一、二塁手の動きやや不自然
一塁のウッズが捕球を荒木に任せてしまい、
早々とベース寄りに動いてしまった一方、
ウッズが捕ると思った二塁の荒木は反応がやや遅れ気味。
慌ててグラブを差し出すも、バウンドが合わずに
はじいてしまい、痛恨のタイムリーエラー。
その間に天谷が生還、2-2の同点に追いつかれてしまいます。

土壇場で「名手・荒木」がまさかの失策。
決して荒木ひとりが悪い訳ではないながらも、
このプレーで相手が勢いづいてしまったのは、紛れもない事実
案の定9回は、もっか18試合連続無失点という
広島4番手・横山ウッズ、和田、小池
オール三振に倒れ、打線が意気消沈してしまうと、
そのウラ、岩瀬ではなく、5番手でマウンドの小林が捕まり、
東出のレフト前ヒットと、赤松の犠打で1死二塁から、
8回に足を見せた天谷に今度はバットでやられ、
外へのカーブをセンター前に運ばれ、サヨナラヒット…。
自らが墓穴を掘って、みすみす相手に白星を献上
完封負けの次はサヨナラ負けと、負の連鎖は治まらず、
広島勢いの差をまざまざと見せつけられたドラゴンズ
これで巨人とはゲーム差なしで、広島とも1ゲーム差。
そして首位・阪神とは、はるかかなたの13ゲーム
ついに今季77試合目で、自力Vの可能性が消滅することとなりました。


前を向け、選手会長!通常の状態のドラゴンズなら、
逃げ切れたゲーム。
序盤の再三のチャンス
もう少し点を取れていればとか、
「たられば」もいくらかあったりはしますが、
現状でのベストメンバーを揃え、
若い中継ぎ陣が踏ん張り、
ゲームを作ってきたにも関わらず、惨いサヨナラ負け
さすがに今回は、かける言葉も見つからないありさまでしたね。

まあまだ展開次第では、自力優勝は復活します。
さらに残りまだ67試合もあったりします。
ただ現状はそんなことは頭に入れず、
しっかりと自分らの足場を固めることが大事。
そうしないと、広島どころか、
その下にも足をすくわれることになるでしょう。
1つ勝つことがいかに難しいものか、
まさかこの時期に、こんな思いをして
味わうとは思いませんでしたが、これも現実なのでしょう。
それでも選手個々に悔しさがないなんてことはないはず。
だったらその悔しさをバネに変えて、3タテだけは阻止。
1つ1つのプレーを丁寧にして、がむしゃらにボールに食らいつき、
そしてどんなカタチでいいから、まずは1つ勝つ
ただそれだけに全力を傾けていってほしいと願うのみです。


★プレーヤーズ・ボイス(9日)

●荒木雅博
<8回2死三塁から嶋のゴロをタイムリーエラー。
試合後はベンチ最前列に座り込んでうなだれ、目は真っ赤。
高代コーチに肩を叩かれてもタオルで目を押さえ、
敗戦の責任を一人で背負うかのように何を聞かれても黙ったまま>
「…」
中スポスポニチ名古屋

●タイロン・ウッズ
<8回2死三塁、嶋の一、二塁間への打球を
一瞬捕球するそぶりを見せながら、
打球に背を向け一塁ベースカバーへ>
「何とも言えない。ただベストは尽くしているんだ」

<この日はベンチの助言でボールを見極め、2四球を選ぶ>
「本当は試合中に相手投手のデータなどを
言われるのは好きじゃないんだ。
打撃のタイミングをくるわせるきっかけになるからね。
でも、そんなことは言ってられない。連敗を止めなきゃいけない」
中スポ

●高代野手総合チーフコーチ
<8回2死、嶋の一、二塁間のゴロについて。
タイムリーエラーとなった荒木をかばう>
「荒木は100%で行ってるから、捕っても投げられない。
誰が悪いって言うんじゃないけど、可能性としてはファーストがね。
ウッズの打球? 誰が見てもそうだろう。
いくら荒木が超人的な守備範囲をしているといったって、
あそこまでは無理だ」
中スポスポニチ名古屋名タイ


●小林正人
<同点の9回から5番手で登板。
1死二塁から天谷に左中間へサヨナラ打を浴び、2敗目を喫す。
痛恨のサヨナラ負けに帰りのバスまでうなだれたまま>
「(打たれたのは)カーブです。
不運な面? そうじゃないです。
気持ちを切り替えて? そうですね。次、頑張ります」
(東京中日、朝日新聞スポニチ名古屋ニッカン

●吉見一起
<1点リードの8回に4番手で登板。
先頭のアレックスに中前打を許しながらも
主軸を抑え、2死までこぎつけたが、
味方の適時失策で同点に追いつかれ、反省しきり>
「アレックスに簡単にストライクを取りにいったのが悪かったと思います…」
中スポ

●佐藤充
<今季2度目の先発も7安打を浴び、4回途中降板>
「先発としての責任を果たしきれなかったので、申し訳ないです。
気持ちを入れて投げたのですが。
もう少し低めに投げ切れれば勝負になると思うのですが…。
そこを今後の課題にしたいと思います」
中スポサンスポ朝日新聞ニッカン

●森バッテリーチーフコーチ
<制球が甘く、毎回安打を許すピンチの連続。
結局3イニング2/3で降板した先発・佐藤充について>
「あれ以上は無理だろ」
ニッカン

●長峰昌司
<4回2死一、二塁のピンチで2番手として登板。
そのヤマ場を乗り越えると5、6回も零封。
2イニング1/3を1安打無失点と、敗戦のなかで光る投球>
「せっかくああいう場面で使ってもらっているのだから、
しっかり腕を振って、自信を持っていきました。
緊張はしましたけど、チャンスだから思い切っていきました」

<素質を持て余す6年目の大型左腕。
今季その目にまぶしく映ったのが同級生の吉見。
ともに先発候補に名前を挙げられながら、立場が急変したのは今シーズン。
ブレークした吉見との違いはみなぎる『自信』>
「去年までは同じような立場だった。
(今季の吉見は)しぐさから何から変わった」

<同級生から学んだ、いい意味で相手を見下ろして投げること>
「今日ぐらいしっかり抑えられれば…」
中スポ名タイ

●小池正晃
<移籍後初の7番打者で出場すると、
2回2死三塁から左前に先制適時打を放つ>
「せっかくのチャンスですから。
自分たちのリズムにしたかった。先制できてよかったです」

<プロ入り3年目の01年、横浜・宜野湾キャンプで
当時評論家だった落合監督から打撃指導を受ける。
あれから7年、トレードという形で訪れた恩返しのチャンスに燃える>
「あのとき教えてもらったのはボクの中ではすごく大きいことでした。
感謝しています。恩返し? そうですね。
覚えているのは『バッティングは力じゃない』という言葉ですね。
『上からしっかりたたけ』ともよくいわれた。すごくうれしかったですね」
(中スポ、ニッカン

●和田一浩
<2回は中前打、4回は左中間二塁打を放ち、
先制点と2点目のアシスト役を十分に果たしたが、
6、9回の打席はいずれも空振り三振。サヨナラ負けに厳しい表情>
「うまくつなぐことはできたけど、その後凡退してしまったので…」

<チームはこの日の敗戦で自力優勝が消滅した。
でも、シーズンは中間点を過ぎたばかり。残り試合が数多いことを強調>
「みんな何とかしようと思ってやっています。
まだ残り試合はたくさんありますから。
あきらめることなく、たくさんある残り試合を一生懸命頑張るだけです」
中スポ


◆平田良介
<広島、甲子園、神宮など、
夏場いったいどの屋外球場が一番暑いのか聞いてみると…>
「ボクが感じた一番暑い球場は藤井寺
(かつて大阪近鉄の本拠地だった藤井寺球場)ですね。
だってベンチからグラウンドを見たら、
外野フェンスまで一面蜃気楼なんですよ。
でも(大阪府大会の)ベスト8くらいから使う球場でしたから。
藤井寺を目指していたけど嫌でしたね」

<ちなみにプロ入り後は>
「北神戸(サーパスの本拠地)は暑いんです」
(中スポ<ドラ番記者>

◆佐藤亮太
<広島第3戦の先発予想。先発すれば今季初。
昨年4月7日横浜戦以来、プロ2度目の先発となる>
「(今季初登板の6日は)もっと緊張するかと思ったけど、
けっこうスッとゲームに入っていけました。
ああいう感じで投げられればいいと思います」
(東京中日)


●落合監督
<投打に元気なく4連敗で、自力優勝の可能性が消滅。
サヨナラ負けにも努めて平静に現状を受け止め>
「計算外のこと? それが起こるのが野球。
自力V消滅? いいんじゃないか。それが現実なんだもん。
でも、最後までやるしかないんだ。
こいつら(選手たち)がこんなに苦しんでるのは初めてだろ?
自分らでもう一度頭の中を整理していかないといけない。
打つときは打って、守るときは守って。
頭の中で守備と打撃を切り離さないと」

<選手たちが打つときに守りを引きずり、
守りのときに打てないことを引きずっているように映るか>
「中にはな。そういう選手もいる。全員が全員ではないけれど」

<広島に完封負けした前夜、
今季初の緊急全員ミーティングを招集。全員がそろうと冷静に鋭く>
「この中で優勝できないと思っているやつはいないだろうな?」

<チームの目標を再確認した上で今後の戦いに話を向け>
「慢心するな」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(9日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 長峰昌司投手
【同抹消】
▼中日 小川将俊捕手
公式サイト共同通信社

△長峰昌司
<捕手の小川に代わって再登録された。
6月22日以来17日ぶりに1軍に合流して>
「出番があれば、低めをていねいにつきたい。
その上で1球1球しっかり腕を振っていきたい。
次のチャンスがもらえるような投球をしたい」
ニッカン


緊急事態である投手陣、
この日ファームから新たに長峰を補充。
代わって、捕手の小川が登録を抹消されました。
これまでこだわってきた?捕手3人制を解除してまでの投手補充
ぜひともこのなかから救世主が出てきてほしいもの。
その長峰、この日の先発も予想されましたが、
4回途中、佐藤充を継ぎ2番手で登板。
代打の代打・小窪を内角球で詰まらせ二飛とピンチを凌ぐと、
5回、6回とわずかヒット1本に抑える好投
バタついていたゲームを落ち着かせ、
今後につながる投球を見せてくれました。


若竜トピックス(9日)

◆プロ・アマ交流試合
中日-名古屋ウェルネススポーツカレッジ・
愛知ベースボール倶楽部混合チーム

(9日・ナゴヤ球場)
 名 010 010 000 =2
  D 001 020 20× =5
[D本] なし
[D投] 樋口、金剛、高江洲、ネルソン
日本野球連盟公式HP

【得点経過】
2回1死二、三塁、兵頭遊ゴロの間(0-1)
3回ウラ無死二塁、前田中前適時打(1-1)
5回2死三塁、大橋左中間適時打(1-2)
5回ウラ1死一塁、岩﨑右へ適時三塁打(2-2)
同じく1死三塁、藤井右犠飛(3-2)
7回ウラ2死一塁、岩﨑左中間フェンス直撃適時二塁打(4-2)
同じく2死二塁、藤井左中間適時二塁打(5-2)


○金剛弘樹
<右ひざ靱帯痛が癒え、約1カ月ぶりの実戦マウンド。
2番手で5回から中継ぎ登板し、2イニングを3安打1四球で1失点>
「(右ひざの)痛みはほぼないですけど、
多少、怖さがあって、100%腕を振ることができなかった。
フィールディングや細かいコントロールが課題です」

<今後は万全の状態づくりに集中していく>
「2、3週間もかかるとは言わないですけど、
ここで慌てて再発したら意味がないので、
最後の調整をしっかりやっていきたい」
中スポ

○中村公治
<右手を痛めていたが、約2カ月ぶりの実戦復帰。
結果は3打数無安打1四球だったが、
守備ではカットマンまでの全力返球を含め、
6度の守備機会を無難にこなすなど復調をアピール。
故障個所に問題がなかったことに安堵し>
「欲を言えば1本(安打が)欲しかったですけど、
打つ方も、投げる方も痛みは無かった。
頑張って2カ月分をすぐに取り戻したい。
結果を出して、(1軍へ)はい上がります」
中スポ


今週前半は、ウエスタンの公式戦のないファーム
この日は、5月のベーブルース杯以来のプロ・アマ交流戦
名古屋ウェルネススポーツカレッジ愛知ベースボール倶楽部
混合チームとのゲームがナゴヤ球場で行われ、5-2で勝利しました。
そのゲームでともにケガのため、戦線離脱していた
金剛中村公治がともに実戦復帰
金剛は制球面なども含め、今後も慎重のようですが、
ハム遅れた分を取り戻すため、より気合を入れていたとのこと。
暑い夏場に『黒い男』の活躍を期待したいですね。
なお今後のプロ・アマ交流戦は、
7月26日にナゴヤ球場でヤマハとの一戦が予定されています。

2008年7月 9日 (水)

井端復帰も効果なく泥沼竜コイに完封負けで3連敗。

7月に入って、1勝5敗と大失速
3位・巨人に0.5ゲーム差に迫られてしまったドラゴンズ
週明け6連戦最初のカードは、4位・広島との3連戦。
その初戦、故障が癒えた井端がついにスタメンに復帰。
いよいよ役者が揃い、勝利への期待感が高まったものの、
再三のチャンスにあと一押しが出来ず、まさかの0封
一方投げては先発・山本昌が勝負どころで踏ん張れずに3失点。
湿った打線の援護はなく、またも200勝に足踏み
今季お得意としていた広島にも敗れ、3連敗となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 10回戦
(8日・広島市民球場 | 中日6勝2敗2分け)
11913人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島 ×
[敗] 山本昌(10試合3勝3敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
山本昌、浅尾、清水昭信 - 清水将海、谷繁

【ゲームレビュー】
投打に精彩なく、今季4度目の完封負けで3連敗
山本昌は粘りきれなかった。
5回、先頭・に死球。石原に左中間を破る適時二塁打を
浴びて追加点を許した。さらに赤松にも適時二塁打された。
打線は3回2死満塁の好機を逸するなど、主軸に元気がなかった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


ちょうど2カ月ぶりとなった広島戦
今季6勝1敗2分けと大きく勝ち越しているお得意さま相手に
何とか調子を上げていきたいところでしたが、元気なく完封負け
もはや苦笑いを通り越して、悲しくなってしまいました

ドラゴンズの先発は、中5日で山本昌
W佐藤の先発予想を裏切り、大ベテランが初戦に登板。
苦しい流れを変えるべく好投を期待しましたが、
立ち上がり、1死から赤松に真ん中低目のスクリューを叩かれ、
左中間突破のツーベースを許してしまうと、
続くアレックスには内へのストレートをレフト前へ。
一、三塁として迎えるは、4番・栗原
カウント1-1からの3球目、外へ落ちてこそ効果ありの
スクリューが中に入ってしまったところを叩きつけられると、
打球は高いバウンドで三塁の頭を越えるタイムリーヒット
ボールが甘いところを続けて叩かれ、
いきなりの3連打で先制を許してしまいます。
さらに一、二塁から続くシーボルにも
真ん中低目のスクリューを叩かれ、レフト前へのヒット。
しかしここで野手陣が見事な連携、7-6-2とボールが渡り、
三塁を回ったアレックス清水将海がブロックしてタッチアウト。
相手の走塁ミスにも助けられたとはいえ、
4連打を浴びながらも、わずか1点で食い止められたのは
山本昌にとっても、チームにとっても大きかったなと。

一方、広島の先発は、今季中日戦3試合で2敗の大竹
ところがこの日は立ち上がりからストレートが抜群。
初回、あっという間に三者凡退に抑えられると、
2回もウッズ捕邪飛、和田ボテボテの遊ゴロと早くも2アウト。
しかし中村紀洋が外へのストレートを叩き、三遊間を抜くと、
続く『7番・遊撃』で6月15日以来のスタメン復帰となった井端が、
フルカウントから外へのストレートを得意の右打ち。
ライト前へ持って行っての復帰初安打で一、三塁。
同点へのチャンスメイクをしたものの、清水将海が遊ゴロに倒れ3アウト。
ここは打順の巡りが悪く、ちょっと残念。

しかし続く3回もまたしても2死からチャンス。
2番・小池が内へのストレートをライト前に運ぶと、
続く森野は警戒されたか、ストレートの四球。
さらにセットでの制球が定まらない大竹から、
ウッズも四球を選び、満塁のチャンス。
「今度こそ」の期待感が高まります。
しかし和田はカウント1-0からの2球目、
外角低目のストレートを引っかけてしまい、二塁ゴロ。
相手の制球難でチャンスをもらうも、三者残塁
続く4回も1死から井端が三塁横抜くヒットで出たものの、
清水将海がフォークに手を出し、6-4-3のゲッツー
打線が全くかみ合わず、大竹を踏ん張らせてしまいます。


2回以降はテンポ良く三者凡退に打ち取り、
立ち直った感に思えた山本昌でしたが、
中盤5回先頭のに対し、2球目内への緩いスライダーが
右足スパイク付近に当たってしまい、死球
もったいない感じで先頭打者をを出してしまうと、
切り替える間もなく、続く石原にカウント0-1からの2球目、
スクリューが真ん中高目に浮いてしまったところを
叩かれると、強い打球が左中間へ。
和田が捕り損ない抜けてしまうと、一塁走者のが長駆生還。
タイムリーツーベースとなり、手痛い追加点を奪われます。
続く大竹はスリーバント失敗、東出も一塁ゴロで2死三塁。
ところが赤松にカウント2-1からの4球目、
中に入ったスライダーを引っ張られ、
三塁線を鋭く抜いていくタイムリーツーベース。
味方打線が湿るなか、3点目を奪われてしまった山本昌
結局この日は、6イニング69球を投げ、8安打3奪三振1死球で3失点。

ホント、申し訳ない。やはり勝負どころで
変化球が甘くなってしまったのが、
痛打に繋がった一因だったような。
さらにストレートのキレも
今イチで、緩急も付けられず。
先発陣がこういう状態のなか、
ベテランの踏ん張りに期待しましたが、残念。
ただ打線の援護があれば、おそらく結果は違っていたのでは。
投打がかみ合わないチームの状態が
そのまま反映されてしまったマウンドとなりました。


3点ビハインドとなってしまったドラゴンズ
何とか1点でも奪って、流れを変えたいところでしたが、
その後もその1点さえも取れないありさま。
7回、バテてきた大竹をようやく捕まえ、
1死から代打・井上の四球と荒木のセンター前ヒットで一、二塁。
上位打線にチャンスが巡ってきましたが、
ここからは広島の継投策にやられた感じ。
小池を迎えたところで、2番手・梅津にスイッチ。
ドラゴンズベンチも代打の切り札・立浪を投入したものの、
外へのストレートを打ち上げてしまい、レフトファウルフライ。
さらに3番手・マイク・シュルツと相対した森野
外へのストレートを左に流すも、三塁へのゴロ。
そのまま三塁ベースを踏まれ、この回もゼロ
8回は横山、9回は永川に思う存分の投球をされてしまい、
今季4度目の完封負けを喫することとなってしまいました。

ようやく復帰してきた井端が気を吐き、
2安打を放ったことは、とてもうれしく、
今後に繋がっていくなという予感はしましたが、
前日特打を行ったウッズを中心にクリーンアップがノーヒット
ほんと今はチーム的には『どん底』の状態なんだなと
週を明けても感じさせる結果となってしまいました。


泥沼から抜け出せずに3連敗ドラゴンズ
その一方で首位・阪神の勢いは止まらず。
このままなら近いうちに自力優勝が消滅してしまいそう。
現状としては、歯がゆい日々が続きそうですが、
今はガマンして、が差すのを待つしかないかなと。
ただこのまま絶対に終わるはずはない。
そう信じて応援していくしかないでしょう。
第2戦の先発は、おそらく佐藤充
リベンジの舞台になりますが、とにかく思い切り投げ込んでほしい。
そして打線はこういう投手こそ、しっかり援護してあげないと。
とにかく1つ勝つことがチームにとっては一番の特効薬
チーム状態はよくないですが、決してネガティブにならず、
選手各自が開き直って、活路を見いだしてくれることを願います。


★プレーヤーズ・ボイス(8日)

●山本昌
<6イニングを8安打3失点で3敗目。
5月21日に通算196勝目を挙げてから、これで6試合足踏み。
先頭打者への死球が追加点につながり>
「5回が痛かった? まあ…。
点がもったいなかった。そこに尽きます。
調子は悪くなかったけれど、
チームがこんな状態だから、自分が頑張らなければいけないのに。
何とかしないといけないと思ったけど、先に点を取られたらいけない」
中スポ中日新聞共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

『こういうときこそピッチャーが頑張らなきゃと思い、
マウンドに上がったのですが。先に取られてはダメですね。
ホント、申し訳ない。また調整し直します。』

山本昌公式ホームページより引用)


●井端弘和
<左足の故障で戦列を離れていたが、
『7番・遊撃』で6月15日の以来のスタメン復帰。
2回2死一塁の初打席で右前打を決めると、
続く4回1死でも左前打。復帰戦でいきなりのマルチ安打を記録>
「さすがに疲れました。
でも、試合前と試合後で(体の)感覚が変わらない。
それが何よりですね。足はもう大丈夫だと思います。
2安打したって負けたらしょうがない。勝たなきゃ意味ないです。
でも(打撃の)状態は悪くないですね。
最後まで出れたし、打つ方も守りも大丈夫。ホッとしました」

<守っても、軽快な動きでバックアップ。
足への負担が軽いとされる土のグラウンドで躍動>
「さすがに最初(1回、先頭・東出)のゴロにはドキッとしたけど。
まあ、動けましたね。この次は勝てるようにしたい」
中スポサンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン

●立浪和義
<7回1死一、二塁の好機に小池の代打に登場。
梅津の6球目139キロを左邪飛に倒れ、苦悶の表情>
「打ったのはシュート気味の真っすぐでした。
あの球というより、その前のストライクを
仕留めなあかんかったです。煮え切らないですね」
中スポ

●和田一浩
<広島戦ではチーム最多の13打点もこの日は沈黙。
3回2死満塁で二ゴロに倒れるなど、4打数無安打。
広島バッテリーから徹底的に難しいコースを突かれ>
「厳しく攻められるのは分かっていること。
厳しいなかでも打っていかないといけない」
(東京中日)

●石嶺打撃コーチ
<適時打の出ない打線について>
「1本出れば変わってくる。今は打ってくれるのを願うしかない」
サンスポ

●新井良太
<試合前の一塁側ベンチのすぐ前で
立浪兼任コーチによるロングティー打撃の指導を受けていると、
東出ら仲のいい広島選手から声をかけられ、
苦笑いしながらも、必死に打撃練習に汗を流す>
「へたくそは練習するしかないので」
(中スポ)

●荒木雅博
<3日の阪神戦の8回にセーフティーバントを試み、
一塁へヘッドスライディング。そのダメージが大きく、
思い切りプレーできない状態に陥っているという>
「まだ体全体が痛い。全身に(痛み止めの)注射を打ちたいくらい」

<阪神戦後の4試合は19打数2安打の打率.154。
体が思うように動かない>
「バットが振れない」

<守備にも影響し、ダイビングキャッチに不安を感じている>
「できればあまり飛び込みたくない」
名タイ

●清水将海
<6月末の労使交渉で資格年数が『8年』に短縮されたため、
この日フリーエージェント(FA)権を取得。
プロ12年目、国内移籍のみだが、寝耳に水の知らせにびっくり>
「エッ、そうなんですか!
まったく考えたこともなかったです。長くやれた証だとは思いますが」

<この日は中5日で先発マスク。初回に好ブロックで
失点を防ぐなど奮闘したが、勝利を呼ぶことはできず>
「(山本昌について)五回に制球が少し乱れた。
蒸し暑さの中、疲れが出たのかもしれない」
(東京中日、中日新聞

●浅尾拓也
<7回に2番手で登板。2安打を許すも無失点に抑える。
試合前、メタボ気味のドラ番記者に突っ込みを入れながら>
「体重分けてほしいですよ」

<食べてもなかなか体重が増えないという。
理想は筋肉をもっとつけて、その分の体重増を歓迎>
「増やしたいというほどでもないんですけど、
いい球を投げるために、がっちりした体にしたいんです。
下半身もですけど、まずは上半身ですね」
(中スポ<ドラ番記者>

●井上一樹
<蒸し暑さの中で行われる練習で、どこか気持ちよさそうな男が1人。
もうすぐ37歳になるベテランは汗をダラダラ流しながら語る>
「いい汗が出るわ。これで出んったら、体おかしいわ」

<夏日となった5日、ナゴヤドームの屋外走路を走る。
昨夏は何人かの選手が走ったが、今夏の解禁第1号に>
「家を出るときに『暑っ』と、感じたんだよね。
だから今日、解禁しようと思ってね…。
もともと太りにくい、というか体重が落ちてしまう。
夏場は特に体重が落ちやすい。
水分ばかりとってしまって、メシが食えなくなるんだよね。
球場入りから、ゲームを終えて球場を出るまで、
いつも体重が2.5キロくらい落ちてる。
やっぱり暑い中で汗をかかないとね」
(中スポ)

◆中田賢一
<不振でファーム調整中。
ナゴヤ球場の屋内練習場で投げ込みを敢行。
フォームを確認しながら、82球を投げ込む>
「(不調は)フォームの問題ですね。
いいボールと悪いボールがはっきりしている。
いいボールを多くしていかないと。
でも原因はわかっています。
いろんな人に見てもらって修正していきたいですね。
(今後については)投げ込んで修正したい」
(東京中日)


●高代野手総合チーフコーチ
<井端が戦列に戻り、役者はほぼそろったが
それでも結果は惨めな零敗>
「1人が帰ってきたからといって、すべて良くなるわけはない」
サンスポ

●落合監督
<今季4度目の完封負けで、4度目の3連敗。
首位・阪神とのゲーム差は今季最大の12.5に広がり>
「5回に踏ん張れれば? それを言うなら初回だろう。
いつも言っているように、(味方が)ゼロならゼロで。
10点取ってくれりゃ9点までに抑えりゃいいんだ。
酷かもしれないけど、そういうこと。
それが頭(先発)にいく投手の宿命だ」

<打線がそれに引っ張られたか? という質問に>
「山本昌の投球が影響? 
そんなのに引っ張られるようなら野手も困るだろう。
(投打が)お互いに助け合っていかなきゃいけないんだ」
中スポ中日新聞サンスポスポニチ名古屋ニッカン名タイ

2008年7月 8日 (火)

W佐藤先発危機救えとアライバ選手間投票で球宴。

首位・阪神に3タテを喰らったうえに、
3位・巨人にも負け越し、0.5ゲーム差に迫られるなど、
7月に入って、大失速2位・ドラゴンズ
きょう8日からは、広島市民球場でのカープとの3連戦。
この日、ナインは投手陣と控え野手を中心に
ナゴヤドームで約2時間の練習を行った後、広島へ移動。
先発陣が手薄となり、Bクラス転落もささやかれるなか、
なんとか奮起し、反撃への足がかりを掴んでほしいところ。
一方、この日『マツダオールスターゲーム2008』
ファン投票最終結果などが発表され、ドラゴンズからは
今季から導入された「選手間投票」3選手が選出されました。


ドラゴンズトピックス(7日)

◇佐藤亮太
<きょう8日の広島との第1戦、今季初先発が予想される>
「チャンスだと思います。
いつも『シーズン初登板』というのはもう終わりにしないと。
(登板予定は)まだ何も言われてませんが、
どこで投げても打者一人一人を抑えていくだけです」

<広島戦への思い入れは強い
新人イヤーの最終戦、プロ初登板が広島市民球場での広島戦。
1イニングで3安打されながら無失点だった>
「2006年10月16日ですね。何とか無失点に抑えました」
中スポ

◇佐藤充
<きょう8日の広島との第1戦、ニッカン先発予想>
「チャンスがあれば生かしたいです。
去年の悪かったイメージを変えないといけないですからね。
もう逆戻りはいやなので、結果を出して
2回、3回と続けて投げられるようにしていきたい」

<広島の印象については苦笑い。
過去2試合2イニング4失点と5イニング7失点と、ともにKO>
「印象はかなり悪いです。2試合投げて、2試合打たれたと思う」
中スポニッカン

◇チェン・ウェイン
<前日の巨人戦で左足がつり、6回途中で降板。
この日は元気に投手陣の練習に参加。今後への影響はなさそう>
「張りはありますけど、痛くはないです。足は大丈夫です。
先発でも中継ぎでもいいから、チームに貢献していきたい。
先発もリリーフも両方できるようになりたい」
(東京中日、ニッカン

◇森バッテリーチーフコーチ
<ナゴヤドームでの練習中、
報道陣と談笑していた時、通り掛かった吉見を呼び止め、
6日の巨人戦の7回、小笠原に逆転満塁本塁打を
浴びるまでの気持ちの変化を質問>
「こっちへ来て座れ。記者会見だ」

<吉見を尋問したうえで、見解を示す>
「あれが7回と8回の違い。
(打たれた回が8回ならば)その回を抑えようと必死で抑えていた」

<先のことを考えず好投してきた吉見の良さが
消えたことを嘆き、セットアッパー心得破棄を勧める>
「(考えが)セットアッパーになってしまったんだ」

<チーム状態と五輪の関係から、吉見の先発復帰プランが浮上>
「吉見は先発させる。巨人戦(15日・旭川、16日・札幌ドーム)で
チェンと先発させても面白いだろう」
名タイ

◇吉見一起
<森コーチに尋問され、巨人戦での気持ちの変化を説明。
連打を浴びたことでパニックになり、
四球、満塁弾につながったという>
「考え過ぎました。どうしようと考えていた。
これからは欲を出さずにやっていきたい」
名タイ


◇タイロン・ウッズ
<ナゴヤドームでの若手中心の練習に休日返上で参加。
志願のランニング、特打、特守を敢行。
1時間で300球のマシン打撃に汗を流す>
「今のおれに休みは必要ない。
体調は問題ないし、力強さもある。
汗をかきたかったんだ。体調管理というところだよ。
きょうはとにかく打ち込みたかったんだ。
交流戦はいい感じで打てていたのに、
セ・リーグが再開するまでの4日間のオフで
自分の打つタイミングが完全にわからなくなった。
その間、投球をあまり見てなかったから、
ヒットポイントがずれてしまったんだ。
おれは連戦のほうがいいんだ。
ただ最近は特にストレートのタイミングが取れてなかったんだ。
それを取り戻すために、速い球をたくさん打っておきたかったんだ。
速い球で自分のタイミングを取るのがスタイル。
実戦になると変化球が多くなって狂わされるから、
今日中にこの練習をしておこうと思ったんだ。
(修正ポイントは)左足の踏み込みが甘かった。
感触? よくなっているよ」

<首位・阪神と11.5ゲーム差を付けられ、3位・巨人と0.5差。
逆転優勝に望みをつなぐためにも主砲の爆発力はかかせない>
「とにかく今は1戦必勝だ。
目の前の試合をとにかく勝つことが大事。
たとえオレが本塁打を打っても1人では勝てない。
みんなで頑張らないとな。
他のチームのことに惑わされず、
自分たちの投打がかみ合う野球をやらなきゃいけない。
今は投手と打者の歯車が合っていない。
でもうまくかみ合えば、オレたちは強いんだ」
(中スポ、スポニチ名古屋ニッカン名タイ

◇森野将彦
<1軍復帰後、即2試合連続スタメン出場。
グラウンドには姿を見せず、ナゴヤドームで患部のケアに専念。
治療後は元気な様子で広島へと向かい>
「さすがに2試合やった疲れはありますけど。
明日からも大丈夫ですよ」
(東京中日)

◇高代野手総合チーフコーチ
<1軍昇格後、2試合欠場の井端の気になる復帰戦について>
「まだわからない。
出られるから1軍に上げている。
(広島3連戦は)土のグラウンドだから、いけるんじゃないか」
中スポスポニチ名古屋


【ドラゴンズ・今週の日程】
8日 (火) 対広島(18:00・広島市民球場)
9日 (水) 対広島(18:00・広島市民球場)
10日(木) 対広島(18:00・広島市民球場)
11日(金) 対東京ヤクルト(18:00・ナゴヤドーム)
12日(土) 対東京ヤクルト(15:00・ナゴヤドーム)
13日(日) 対東京ヤクルト(14:00・ナゴヤドーム)


一週間前までの突撃モードや、今いずこ。
首位・阪神に敵地で3連敗したうえに、
3位・巨人には最初の1つこそ取ったものの、完敗に大逆転負け。
井端、森野が復帰したものの、今ひとつ盛り上がらないうえ、
先発投手陣崩壊寸前となってしまうありさま。
それでも選手もファンも気持ちだけは切らさず、
逆転優勝へ望みをかけ、一戦一戦頑張ってほしいところです。

さて今週の6連戦は、下位チームとの対戦。
まずは広島市民球場に乗り込み、4位・広島と。
週末は地元に戻り、5位・東京ヤクルトという日程。
いくら貯金がない下位が相手とはいえ、
広島とのゲーム差は、わずかに『3』。
まかり間違って3連敗すれば、Bクラス転落の危機さえある状況。
今季6勝1敗2分けとお得意にしているカープとはいえ、
決してなめてかからぬよう、一戦必勝を願いたいです。

その広島3連戦、気になる先発投手は、
初戦が佐藤亮太、2戦目が佐藤充
そして3戦目は山本昌というのが中スポの予想
前週の阪神戦が、中田-山本昌-朝倉
これだけ様変わりしただけでも
先発陣が、いかに手薄になってしまったかがわかります。
不調により中田が、体調不良により朝倉がともに抹消。
残っている昌さん、小笠原も勝ち星が稼げず、
現在好調なのは、エース・憲伸のみという先発陣。
しかし若手にとってはチャンス以外の何者でもありません。
投の責任者・森コーチ若手の先発登用を示唆。
手始めに今回起用されるW佐藤の他にも、
チェン、清水昭信、高橋、さらに吉見までもがその候補に。
現状で最もほしいのが、ゲームを作れる先発投手
そのなかでもW佐藤が、そうなってくれればと。

大事な初戦のマウンドに上がりそうな佐藤亮太
6日の巨人戦で今季初登板を果たしましたが、
1イニングながらも、武器であるスローカーブを駆使し、三者凡退。
どちらかというと技巧派タイプだけに、低めへの制球に注意を。
一方、佐藤充に関しては、ようやく巡ってきたリベンジのチャンス。
6月6日の今季初先発では、5回あと1人で捕まってしまい降板。
即降格後、ファームでしっかり実績を積んでの再昇格。
広島との過去の相性はよくないものの、
今度こその思いを胸に、好投でアピールしてほしい。
まずは「抜擢」というカタチながらも、結果さえ出せば、
そのままローテ入りというチャンスもありえる状況。
ともにチームの勝利に貢献し、救世主となってくれればうれしいです。


一方、野手陣では主砲・ウッズが異例の休日返上。
早朝9時からナゴヤドームに来て、30分間のランニングをこなすと、
その後はデラロサと交互でマシン相手のフリー打撃を開始。
タイミングを取り戻すために、速球を一心不乱に打ち続けること1時間。
最後は左足の踏み出しの角度を入念にチェックし、
その後も一塁の守備位置で15分間の特守を追加するなど、
不振打開に、主砲はひたすら汗を流したようです。

阪神の金本、巨人のラミレスなど好調チームは、
なんだかんだで4番打者が打って、引っ張っています。
そうなると、ドラゴンズではやはりウッズ
この日オールスターゲームでの選手間投票で、
セの一塁手部門で選出されるなど、
やはり相手にとってはコワい存在なのは、確か。
一度爆発さえすれば、他の選手への相乗効果もあるはずですし、
リーグ戦再開後、下がってしまった調子を取り戻すべく、
主砲の特打効果、即発揮となることを願いたいです。

またウッズとともに、野手陣のカギを握るのが、
1軍に昇格こそしたものの、2試合連続欠場となった井端
この日は、ナゴヤドームのベンチ裏で
故障していた左足の治療などを行ったようですが、
早いスタメン復帰が望まれるところですね。
中スポでは、きょう8日からの広島3連戦には
「出場する可能性がある」とやや遠回しの表現でしたが、
負担が少ない土のグラウンドですし、そろそろ出場しそうな感じ。
投手が苦しいときに、声をかけるなど、
井端ならではの仕事で、まずはチームに貢献してくれれば。
といいつつ、いればそれ以上の期待もしてしまいます。
現状欠けているベストメンバーへの最後のピース
井端の本格復帰が、チームの流れを変えてくれると信じています。


◇荒木雅博
<『マツダオールスターゲーム2008』に、
今年から始まった全支配下選手による選手間投票で選出される。
際立った成績を残しているわけではなく、照れ笑い>
「選手間投票でいつも一緒にやっている人たちに
選ばれたのは光栄です。自信になる。
そんなにすごい成績を残していないのにね。
(オールスターゲームは)シーズン中とは違う試合になる。
前回出場した時、打撃が詰まった当たりだったので、
今回はいい当たりを見せたいです」
公式サイト中スポ共同通信社時事通信毎日jp

◇井端弘和
<同じく選手間投票で選出される。
左太もも痛から復帰したばかりだが、
『プロ』から実力を認められたことを素直に喜ぶ>
「ケガがあったにもかかわらず選んでもらえてうれしい。
地元(出身地の神奈川・横浜スタジアム)で
オールスターに出られる機会はそうない。
オールスターならではのプレーを見せられたら。
打つ方はあまり期待できないので、
できれば守りで見せたいですね」
公式サイト中スポ共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋

◇タイロン・ウッズ
<同じく選手間投票で球宴出場が決定。
突然の朗報に感激、勝負にこだわる姿勢を示し>
「グレート! 選手の人に選んでもらえるなんて光栄だよ。
選手間投票という、他の選手が
自分を選んでくれたことは、とても光栄なこと。
球宴で自分のできる限りのことはしたい。
もちろんホームランも狙いたいが、
とにかくチーム(セ・リーグ)が勝つようにしたい。
勝負事は勝つことにこだわらないと。
そのためにはピンチヒッターでも何でもやる」
公式サイト、東京中日、時事通信毎日jpスポニチ名古屋


今月31日(京セラドーム大阪)と
8月1日(横浜スタジアム)に行われる
『マツダオールスターゲーム2008』
ファン投票最終結果と今季初めて導入された
選手間投票の結果がこの日発表され、
ドラゴンズからは、その選手間投票
荒木、井端、ウッズの3選手が選出されました。
おめでとうございます!

>ちなみに最終結果は、こちらから↓
マツダオールスターゲーム2008 ファン投票結果
マツダオールスターゲーム2008 選手間投票結果


選手の皆さん、ありがとう!『ファン選出ゼロは中日のみ』という
失礼な見出しもあったようですが、
自分的にはこのところの失速
オールスターなんて、
正直どっちでもいい気持ちでもあります。
それでも人気投票ではなく、1、2軍の支配下選手809人による
選手間投票アライバコンビウッズが選ばれたのは、うれしい限り。
まさに『選手のなかの選手』ということで、
ファンとしてもちょっと鼻高々になりました。
5度目の井端を筆頭に、3度目のウッズに、2度目の荒木
ただ選ばれたからには、球宴前までに
もう少し数字アップといってもらいたいところではありますが。

なお監督推薦選手を含む全陣容の発表は14日
オールセントラルを率いる原監督(巨人)が
ドラゴンズの誰を推してくれるかにも注目です。

2008年7月 7日 (月)

吉見茫然よもやの5失点、沈没竜巨人にも負け越す。

初戦エースが力投し、連敗を止めたものの、
2戦目は先発投手がいきなり捕まっての完敗
1勝1敗のタイで迎えたナゴヤドームでの巨人との3戦目。
中2日で緊急先発となったチェンが中盤まで0に抑える好投。
打線も谷繁の適時打で先制、小池の移籍初本塁打で中押しと、
優位に進めていたものの、7回2番手・吉見
2死から捕まってしまい、満塁本塁打を含むよもやの5失点
阪神に続いて巨人にも負け越し、3位転落の危機を迎えました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 12回戦
(6日・ナゴヤドーム | 中日6勝6敗)
38319人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日
[敗] 吉見(25試合8勝2敗)
[D本] 小池1号
[Dバッテリー]
チェン、吉見、小林、佐藤亮太、浅尾 - 谷繁

【ゲームレビュー】
継投失敗で逆転負け
6回途中から登板の吉見が打たれた。
7回2死一、三塁から高橋由伸に右前適時打を許し、1点差。
岩舘に四球で満塁とし、小笠原に逆転の満塁アーチを浴びた。
約2カ月半ぶりに先発のチェンが好投。
打線も相手ミスにつけ込み、谷繁の2点二塁打などで
先行したが、投手が踏ん張れなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


まずは先発投手の名前を見て驚きましたね。
巨人の先発はこの日再登録された木佐貫
こちらは予想通りでしたが、ドラゴンズは、
大方予想の佐藤亮太でも、この日登録された佐藤充でもなく、
なんとここまで中継ぎで起用されてきたチェン
それも阪神第3戦から、中2日でのマウンド。
先発としては、4月24日以来今季3度目となりましたが、
このことがまさに投手陣危機的状況だということを
物語っているように思えました。

そのチェンですが、今季対巨人戦の防御率0.84
その数字通りに立ち上がりから良い感じでしたね。
いきなり先頭の高橋由伸に一、二塁間を抜かれたものの、
岩舘を内へのストレートで空振り三振に取ると、
続く小笠原も外一杯のストレートで連続三振。
ラミレスにはバットを折りながらもレフトへ落とされますが、
落ち着いてをセンターフライに打ち取り、
初回をゼロでしっかりと乗り切ります。

2回、3回と危なげなく三者凡退に抑えて、上々の調子。
しかしリリーフでは突入することはない4イニング目でややバテが
2死からに粘られ、四球を与えると、
続く阿部にはセンター前に落とされ、一、二塁。
寺内崇幸に対してもボール先行とピンチを迎えましたが、
何とか低目のストレートで空振り三振。
疲れもあるなか踏ん張って、味方の援護を待ちます。


一方、木佐貫の前に初回、2回と走者を出しながらも
得点に結び付けられなかったドラゴンズ打線
しかし4回ウラ、先頭のウッズが三遊間を抜くヒットで出ると、
和田は外へのフォークに空振り三振に倒れたものの、
中村紀洋のあわや併殺の当たりを二塁・岩舘トンネル
ミスが転じて、一、三塁と先制のチャンスを迎えます。
続くデラロサはセンターフライに倒れてしまい、2アウト。
しかし谷繁がカウント1-2からの4球目、
中に入った落ちないフォークを捉えると、
打球はレフトの頭上を越えていくタイムリーツーベース!
復帰後初打点となる一打で均衡を破り、
好投を続けるチェンにようやく応えます。

続く5回ウラ、さらにうれしい中押しが。
1死から迎えるは、この日2番・ライトスタメンの小池
カウント2-2からフォークをカットし、5球続けてのファウル。
そして粘った末の10球目、
真ん中低目に来た待望のストレートを狙い打ち!
しっかりと振り抜くと、打球は伸びて、
そのままセンターバックスクリーン左へ飛び込むホームラン!
ついに出た移籍第1号は、大きな中押しとなり、
リードを3点へと広げると、続く6回の守備ではファインプレー。
岩舘のフラフラと上がった飛球を
その小池がひたすら突っ込んで、ランニングキャッチ!
さらに小笠原のレフトへの当たりも和田が一直線に追いかけ好捕。
6イニング目に入ったチェンをもり立てるなど
ここまでは、一方的なドラゴンズペースでした…。


ところがこの一打から雲行きがやや怪しく。
6回2死から迎えたラミレスに初球、外へのスライダーを叩かれると、
打球は伸びて、センターバックスクリーンに飛び込むホームラン
3-1と1点差に詰め寄られると、
ここで打たれたチェンによもやのアクシデント
どうやら左足がつってしまったようで、そのまま降板することに。
代わって2番手として登板したのが、吉見
通常の出番よりもやや早い登板にはなりましたが、
おそらく7回辺りからの予定だったのでしょう。
を二塁フライに打ち取り、ここは1失点に食い止めます。

チェンのアクシデントがあったものの、
勝ちパターンの吉見が出てきて、まずは安心。
続投となった7回も、先頭の阿部を遊ゴロ、
寺内の代打・古城をレフトフライ。
簡単にと死を取りはしましたが、ここからよもやの展開に…。

続く坂本に浮いたフォークをセンター前に運ばれると、
木佐貫の代打・清水にはこれまた外角高目のフォークをライト前に。
ボールがやや高く、変化球が決まらなくなってきた吉見
一、三塁から、高橋由伸にもカウント1-1からの3球目、
真ん中高目のストレートを叩かれ、ライト前へのタイムリー。
3連打で1点差に迫られてしまいます。
若干の異変を感じながらも、2死なうえ相手は格下の岩舘
ところがその岩舘に対し、外へのボールが決まらない吉見
2球ボールのあと、谷繁もマウンドにいきますが、
やや動揺気味なだけに耳に入らず、
ストレートの四球で、満塁としてしまいます。
そして迎えるは、この日3打数無安打の小笠原
通常ならここで左対左、セットアッパーのチェン投入というところ。
ところが、この日はチェンはすでに降板している。
さらに小林、高橋、佐藤亮太という左投手が
ベンチ入りしながらも、吉見と比べると信頼が置けない。
ここまでフル回転の防御率リーグトップの右腕を信じて、
ベンチは動かず、そのまま続投を指示します。

2死を取っているとはいえ、下位打線にまさかの3連打で失点。
さらに動揺してストレートの四球を与えた直後にコワイ打者
自分でなくても「嫌な予感」はしたのでは?
その予感は残念ながら的中、それも想定した中での最悪の結果
初球、フォークが落ちずに高めに浮いたところをとらえられると、
放物線を描いた打球は、そのままライトスタンドへ
持って行かれるまさかのグランドスラム…。

この回一挙5点、よもやの大逆転を喫したドラゴンズ
打たれた吉見だけでなく、チーム全体がこれで意気消沈
吉見ラミレス、谷にも連打を浴びて、そのままKO
さらに9回にはここまで無失点を続けていた浅尾
鈴木尚広のセンター犠牲フライでついに失点。
なんとか反撃してほしい打線も、
上原-豊田-クルーンというリレーの前になすすべなし。
一方的な勝ちムードをひっくり返され、
かなりショックが残る痛恨の逆転負け
阪神の3タテに続き、巨人にも1勝2敗と負け越し。
ついに3位との差が、0.5ゲーム差と迫る
危機的状況に追い込まれることとなりました。


(゜◇゜)ガーン。緊急登板ながら
チェンが踏ん張り、
先制、中押しと来て、
外野手の好捕の連続。
やや飛ばされてきたなと思いつつも、
ドラゴンズペースと思えただけに、
ラミレスの一発にもそれほどの動揺はありませんでした。
ところがまさに「悪夢」といえるであろう7回2死からの連打。
打たれた吉見危険信号を発していましたが、
それに取って代われる投手が、この日はいなかった。
先発だけでなく、いかに投手陣危機的であるのか。
この日の継投を見て、それを十分に感じることとなりました。

それにしても、現状で勝てる投手は5連勝中の憲伸だけ。
昌さんも勝ちまでもっていけず、小笠原は序盤KO続き。
さらに中田に続いて、この日朝倉が体調不良?で登録抹消
開幕直後の好調・投手王国は、今いずこ。
まさに壊滅寸前となってしまいました。
8月にはその憲伸代表に引き抜かれますし、不安は深刻化。
もはや首位だ、3位だとかも言ってもいられず、
とにかく投手陣立て直すことが急務となってくるでしょうね。
それでも戦いは続いていきます。
ここは森コーチの腕の見せどころでしょうし、
充、亮太W佐藤をはじめ、チャンスをもらった選手は
ぜひとも期待に応える奮投を見せてほしい。
さらに残った不調の投手も、ここまで支えてきた意地を。
とにかく踏ん張って、この危機を乗り越えてくれることを願います。


故障者が戻ってきて、さあこれから『7月反攻』。
そう臨んで迎えた最初の6連戦に、まさかの1勝5敗
6.5だった首位とのゲーム差は、11.5となりました。
この失速ぶり、全く思いもしませんでしたし、
未だに自分としては、信じられませんね。
ただこうなってしまったからには、この状況を理解したうえで
チーム全体で、次へ対応していかなくてはいけないでしょう。
とりあえずは切り替えて、8日からの広島戦に臨んでほしい。
この状況では、3位転落もやむを得ないかもしれませんが、
このまま終わってしまうドラゴンズでは絶対に困る。
「日本一チーム」の意地を見せ、ぜひとも這い上がってほしい。
たとえ離されても、気持ちだけは決して切らさず、
この先々のゲームを戦ってくれることを望みたいです。


★プレーヤーズ・ボイス(6日)

●チェン・ウェイン
<約2カ月半ぶりに先発登板。急な先発起用となったが>
「先発はきょう言われました。
急なことだったので戸惑いはありました。
チームが連敗しないことだけを考えた。
最初はいけると思いました。中継ぎと同じように
1イニング、1イニング抑えようと思って投げました」

<力でねじ伏せ、5回まで3安打7奪三振無失点、
異変が起こったのは6回1死、小笠原を左飛に打ち取ったが、
その3球目に左足がつっていた。次のラミレスに本塁打を浴び降板>
「体力的には全然平気でした。
先発は久しぶりで、そんなに長いイニングは投げてなかったのですが…。
ただ、(6回)小笠原さんの3球目に足がつってしまった。
ストレッチをしても良くならなかったし、ボールも良くならなかった」
中スポ共同通信社時事通信

●小池正晃
<5回1死からセンターバックスクリーン左に運ぶ本塁打。
移籍後10試合、38打席目に飛び出した
中日での初アーチは、飛距離130メートルの特大弾に。
一発の喜びを静かにかみしめ>
「横浜スタジアムと違って(ナゴヤ)ドームは広い。
ホームランは本当にうれしいし、
センター返しを意識していたし、その結果が本塁打になったのもよかった」

<木佐貫とは横浜に在籍していた06年に
一度だけ対戦し、3打数3安打>
「あの時のイメージが残っていました」

<追い込まれてから変化球を5球連続ファウルで粘り、
甘い直球を誘ってジャストミート>
「いつかは真っすぐがくると思っていた」

<前日にシニアの2年先輩にあたる森野が1軍に復帰。
この日初めて外野での『タッグ』が実現>
「何か不思議な感じがしました。
まさか同じチームでセンターとライトを守るとは思ってもいなかった」

<その一方で、移籍後初めてスタメン落ちするなど
森野の復帰を発奮材料にも変えていた>
「結果を常に残していかないと。それには打つしかない」
中スポスポニチ名古屋

●谷繁元信
<4回2死一、二塁、左越えの先制2点二塁打を放つ。
打点を挙げるのは5月18日横浜戦以来>
「どうしても先に点を欲しかったし、何とかして流れをつくりたかった」
(東京中日、ニッカン

●佐藤亮太
<3点ビハインドの8回に4番手で今季初登板。
1イニングを三者凡退に抑え、ホッとした様子>
「緊張しましたが、3人で抑えられてよかった」

<中田、朝倉の相次ぐ2軍落ちで、
場合によっては先発のチャンスが巡ってきそう>
「どんな役割でも対応できるようにしたい」
(東京中日)

●中村紀洋
<森野の復帰により『5番・和田、6番・中村紀洋』の
“ノリべん”コンビが復活。開幕当初は機能しなかったが>
「今は和田さんがかえしたら、自分が次につなげる。
逆に和田さんが凡退したら、自分がおこぼれをもらう。
そんな考えでやっています。
並んでいることで相手の投手も嫌でしょうし」

<この日は2人で1安打に終わったが>
「調子は悪くないんでね。いい形で打っていきたい」
(中スポ)

◆平田良介
<4日の巨人戦で内海から2点二塁打を放ち、
試合後の取材で、内海とは『初対決』と言っていたが、
実は昨年のCSという大一番で対戦し、安打まで放っていた。
あまりの『天然』ぶりに>
「あったらしいっすね。自分でもびっくりです」

<前日はプロでは1、2軍通じて初めての2番で先発>
「野球人生で初めてっす。間違いないっす」
(中スポ<ドラ番記者>

●森バッテリーチーフコーチ
<この日朝倉も抹消されるなど、苦しい台所事情について>
「朝倉が抹消になり、中田がああいう状態(2軍落ち)なのだから、
若い投手を先発させていくしかない。
両佐藤(充、亮太)もな。長峰もそうだし、浅尾、(高橋)聡文も…。
こういう状況なら若い選手は誰にも皆チャンスがある。
チェンもこれから先発はあるし、吉見だって(先発の可能性が)ある。
欲しいのは先発完投型だ」
(東京中日、スポニチ名古屋ニッカン名タイ


●落合監督
<2番手・吉見が打ち込まれ、最悪の逆転負け。
首位阪神とのゲーム差は今季最大の11.5に>
「吉見がいって打たれたら仕方ない。
ここまでのあいつ(吉見)の投げっぷりを見りゃ、
とやかく言いやしないよ。なんぼ勝っているんだ。
逆によかったんじゃないか? そんなに野球は甘いもんじゃない。
たまにボッコンボコンに打たれてば成長する。それが早い時期でよかった」

<先発・チェンは>
「中2日だろ? よくあそこまでもったんじゃないのか。
あいつ(チェン)に7回、8回まで1人で投げ切れっていうのは、今は酷。
それよりあの姿を見て、今休んでいる連中が何と思うかだな」

<朝倉は2軍へ>
「きょうも1人抹消したけど、自分らのポジションがなくなる。
そういうこと。この世界はそういう世界なんだから。
チェンと吉見に関しては、1試合打たれたから、
抑えたからって評価が変わるわけじゃない」

<チームのピンチは若手のチャンス>
「そいつらが思った以上の仕事をすれば、
上がってくるやつはいなくなる。
故障は仕方ないよ。生身の人間がやることだから。
でも精神的につぶれるやつはオレにはどうしようもない」
中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


今日の公示。(6日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 佐藤充投手
【同抹消】
▼中日 朝倉健太投手
公式サイト共同通信社


▼朝倉健太
<この日、出場選手登録を抹消。
試合前にキャッチボールを途中で切り上げ、
チームの方針から故障の詳細は一切語らなかったが、
練習での動きからは肩、ひじ以外の体調不良と見られる>
「詳しいことは言えません。
投球に支障? それは聞かないでください。
10日間で? わかりません」
中スポ

◆森バッテリーチーフコーチ
<出場選手登録を外れた朝倉について>
「今日になってやっぱり投げられないと言い出した。
時間がかかるかもしれない」
サンスポ


チェンの緊急先発もサプライズでしたが、こちらにもビックリ
先日の阪神戦で先発し、5イニングを1失点。
復活の兆しを示していた朝倉がなんと登録抹消
代わって前日から1軍に合流していた佐藤充が登録されました。
いつもの如く詳細は明らかにはなりませんが、
肩やひじ以外の『体調不良』とのこと(ニッカンは「右手に異常」)。
どちらにしてもこれは先発陣が崩壊しつつある
ドラゴンズにとっては大きな打撃。早い回復と復帰を望みます。


若竜トピックス(6日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
阪神-中日 15回戦
(6日・阪神甲子園球場)
  000 000 000 = 0
  100 120 00× = 4
[敗] 山内(10試合2敗1S)
[D投] 山内、高江洲、樋口、ネルソン
公式サイト

【ゲームレビュー】
先発・山内が1回ウラ、先頭・を一塁内野安打で出すと、
桜井四球、今岡遊ゴロ失策で1死満塁のピンチ、
続く5番・庄田隆弘に中へ犠飛を打たれ先制点を与える。
4回ウラ、庄田隆弘右翼線二塁打と犠打で1死三塁から、
野原の二塁ゴロで森岡が本塁へ送球するも間に合わず野選で追加点。
5回ウラ、1死後平野二塁内野安打、桜井左翼への二塁打
中村一生が後逸)、今岡左翼線二塁打と3連打から2失点。
山内はこのイニングを投げ終え降板。5安打2四球4失点(自責3)。
攻撃陣は、6回2死までパーフェクト
6回に代打・上田、8回に柳田、9回にと3四球を選んだだけ。
阪神先発・若竹竜士ノーヒットノーランを喫した。
公式サイトより)


●山内壮馬
<ウエスタン・阪神戦に先発。
5イニングを投げて5安打3奪三振2四球4失点(自責3)。
MAX150キロとストレートの球速が増したが>
「球は速くなったが、右打者の内角へ投げれない。
これをマスターするのが課題です」
中スポ

●小林2軍投手コーチ
<山内が着実に進歩していることを認め>
「外角のスライダー、カットで逃げたがるので、
練習でストレートを多めに投げさせた。
今後は右打者の内角のコントロールを付け
ピッチングの幅を広げてほしい」
中スポ

●前田章宏
<出場機会がなくベンチで一部始終を見守ったが、
阪神・若竹の前に無安打に抑えられ目を丸く>
「小、中、高を通じてもノーヒットノーランを
経験するなんて初めてですよ。驚きました」
(中スポ<ドラ番記者>

●高江洲拓哉
<この日中継ぎで登板。ノーヒットノーランを振り返り>
「途中までは『完全試合をやられるんじゃないか』と
心配する声が出ていたくらいです」
(中スポ<ドラ番記者>


◆鈴木義広
<右ひじ痛で戦列離脱中。
ナゴヤ球場の残留組練習で故障後初めて打撃投手を務める。
イ・ビョンギュら4人にストレートを計32球投げ>
「まだまだ指に掛かっていないけど、
思ったよりも感じはよかった。
これから不安なく力を入れて投げていけると思う。
(今後は)まず練習でシート打撃登板をして、連投もこなして…。
2軍戦は1試合投げたらすぐに1軍に上がるような気持ちで投げたい」
(東京中日、スポニチ名古屋


甲子園でのウエスタン・阪神3連戦の3戦目
1週間の遠征の疲れも出たのか、貧打がさらに加速を増し、
この日は阪神先発・若竹の前に6回途中までパーフェクト。
山内の代打・上田が出塁し、なんとかそれこそ阻止したものの、
その後もヒット1本出ず、結果9イニング115球、
5奪三振3四球で「ノーヒットノーラン」を喫してしまいました。
それにしても今季の甲子園は、ほんと中日には合わないのか?
1軍は3タテ喰らい、2軍はノーヒットノーラン
この先も一種のアレルギーとなってしまいそうで、
現状、ほんとあのグラウンドを見るのもヤな感じですよ。
ただ若竜たちはこの屈辱を忘れず、次回こそはやり返して叩きましょう。

2008年7月 6日 (日)

小笠原小笠原弾で速攻KO、森野復帰勝利飾れず。

エース・川上の気迫の力投で連敗を止めたドラゴンズ
この日、故障のため2軍で調整していた井端森野が1軍復帰。
さっそく森野は『3番・中堅』でスタメン出場となりました。
その復帰祝いを含め、連勝を狙ったナゴドでの巨人との第2戦。
しかし先発・小笠原孝が初回からいきなり捕まる大乱調
打者一巡の猛攻を浴び、大量4点を奪われると、
味方が反撃した直後の2回に再び2点を奪われ早々とKO
打線は先発野手全員安打の11安打を放ちながら、
スミ2に終わってしまう拙攻。どうも波に乗れないようです。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 11回戦
(5日・ナゴヤドーム | 中日6勝5敗)
38332人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日
[敗] 小笠原(15試合7勝6敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
小笠原、清水昭信、浅尾、高橋、小林 -
谷繁、小川

【ゲームレビュー】
小笠原孝の乱調で完敗
小笠原孝は1回、巨人の小笠原道大に先制二塁打を浴びるなど、
5本の長短打を含む打者一巡の攻撃を許して4失点
味方が2点を返した直後の2回にも小笠原道大
2点本塁打を打たれて追加点を許した。
打線は先発野手が全員安打を放ちながら、
11残塁の拙攻で反撃の機会を逸した。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


地元・ナゴヤドームに戻って、立て直しの1勝
さらにこの日は、故障明けの井端、森野がついに合流。
さっそく森野は『3番・中堅』で起用され、
主軸は森野、ウッズ、和田、中村紀洋という並びに。
久々の重量打線で得点力アップを望みましたが…。
得点経過のみを振り返ると↓

ドラゴンズの先発は、中6日で小笠原孝
立ち上がり、先頭の鈴木尚広
詰まりながらもライト前に落とされると、
続く木村拓也の4球目にスチールを決められ、二塁へ。
さらに木村拓也には右へ持って行かれ、無死一、三塁。
迎えた小笠原道大に、フルカウントから
外よりやや甘く入ったスライダーを叩かれ、
ライト線への先制タイムリーツーベース(0-1)。

続くラミレスは初球をひっかけ三塁ゴロで本封。
ようやくアウト1つ取ったものの、に四球を与え再び満塁。
迎えた阿部に四球のあとの初球、
外より甘く入ったストレートを叩かれ、
左中間突破の2点タイムリーツーベース(0-3)。
さらに1死二、三塁から岩舘がカーブを打ち上げ、センターフライ。
ところが打球の方向が災いしてしまい、
突っ込んできた森野及ばず、タイムリーポテンヒット。
打ち取った当たりでさらに失点(0-4)。
結局打者一巡。長短5安打を浴び、4失点。
デーゲーム連敗中小笠原孝が、15時開始のゲームに登板。
一抹の不安は、やはり現実のものに…。

4点ビハインドとなった1回ウラ、
しかし巨人先発・高橋尚成の立ち上がりも落ち着かず。
先頭・荒木がライトへ落とすヒットを放つと、
この日2番・ライトでスタメン起用の平田の当たりは二遊間へ。
ところが二塁の木村拓也が捕れず、センターへ抜けるヒット。
無死一、三塁で迎えるは、復帰初打席森野
初球、レフトへ大きなファウル。
3球見逃し、カウント2-2からの5球目、
外角低目のスライダーを叩くと、二塁へのゴロ。
二塁へと送られる間に、三走の荒木が生還。
内野ゴロながら、復帰初打点をマーク(1-4)
さらにウッズがカウント0-3からセンターへ運び一、二塁。
和田は打ち上げ、レフトフライに倒れるも、
6番・中村紀洋が、カウント2-1からの4球目、
内角低目のスライダーをうまく払い、
鋭い打球でレフト線を襲うタイムリーツーベース(2-4)
巨人に負けじと、こちらも4安打で2点。
すぐさま反撃し、乱打戦の様相を呈す。

ところが、この反撃ムードが一瞬にして水の泡に。
2回、1死から木村拓也に初球を叩かれ、センター前に運ばれると、
続く小笠原道大にカウント0-1からの2球目、
真ん中高目に甘く入ったストレートを豪快に振り抜かれると、
打球はライナーでそのままライトスタンドへ。
失投をモノの見事に運ばれてしまった痛恨の2ラン(2-6)。
これで流れが一気に巨人ペースへ。
立ち直れなかった小笠原孝は、
この回を投げ終えると、代打を出され実質KO
2イニング、52球、7安打0奪三振1四球で6失点。
前回以上の乱調で、期待を裏切ることに。

3回、ドラゴンズ2番手は、1軍2試合目の清水昭信
先頭の阿部に外へのフォークを叩かれると、
打球は、センター後方への当たり。
しかし背走した森野が追いつけずに頭を抜かれ、ツーベース。
続く岩舘はグリップエンドに当たる捕ゴロ。
結果的には送るカタチとなり、1死三塁。
ここで迎えるは、前の打席スクイズを失敗した坂本
しかし初球、内へのシュートを思い切りセンター返し。
タイムリーヒットとなってしまい、2-7。

その後は両チームとも、ヒットこそ放つものの、
浅尾-高橋聡文-小林と繋いだドラゴンズ投手陣は得点を与えず。
一方、ドラゴンズ打線森野、谷繁が2安打放つなど、
まんべんなくヒットこそ出ていたものの、点には結びつかず。
序盤の大量失点が響いてしまい、巨人に完敗
首位・阪神とのゲーム差は、ついに2ケタの10.5となった。


前日の明大の先輩・憲伸の力投に続けと、
小笠原孝には期待をかけていたんですが、
落ち着く間もなく、4点、2点と奪われてしまう始末。
持ち前のストレートと変化球の緩急、
低め低めへとついて行く制球力。
そんなものなど発揮するまえにドカンドカンとやられてしまい、
正直投球どころではなくなってしまいました。

ただ悔やまれるのは、初回の4失点ではなく、
2回に小笠原道大に持って行かれた2ランの方ですね。
せっかく味方に2点を返してもらい、
展開が右往左往しているときだっただけに、
ぜひとも踏ん張ってほしかった。
投げた瞬間に「いかん!」と思ったボールは
モノの見事にライトスタンドへ。
この瞬間にゲームは終わってしまった気がしました。

またしてもデーゲームでは力を発揮する前に捕まり、
早いイニングでマウンドを降りている背番号43
復調を願うのはもちろんのことですが、
普通に中6日で次回登板となれば、再びデーゲーム
果たしてオーソドックスにそのまま起用されるのかに疑問も。
それともイニングが短かったということで、その前の広島戦なのか。
やや迷走気味の小笠原孝
次回どう使ってくるのか、ちょっと注目したいです。


待望の1軍復帰!一方野手陣では、
やはり復帰即スタメン森野ですね。
ファームでの実戦テストへ経たとはいえ、
いきなり『3番』で起用してくるとは
思いませんでした。
ただ初回のチャンスで、
内野ゴロながらも、
しっかり初打点を稼ぎ、
3回先頭の第2打席では四球で出塁。
さらに5回の第3打席では
外へのストレートをうまく流して
レフト線へのツーベースと復帰初安打をマークすると、
9回の第5打席ではショート深いところへ内野安打。
結局この日は、4打数2安打1四球で1打点。
復帰初戦としては、まずまずの結果となったのではないかと思います。

阪神追撃のためには欠かせないキーマンの1人。
もう少し時間がかかると言われていましたが、
とりあえず戦列に戻ってきてくれて、とてもうれしかったですね。
ただまだまだ実戦のブランクもあるでしょうし、
この日の守備なども含め、課題は残っていると思います。
それでも森野がいることは、やはりチームにとって大きい。
復帰効果即発揮で勝利とはなりませんでしたが、
ゲームを経ていく中でしっかりと調子を戻してほしいです。


勢い続かず、連勝とはなりませんでしたが、
ここはしっかり巨人に勝ち越し、
差を詰められないようにしないといけませんね。
1勝1敗のタイで迎える第3戦、
中スポ予想は、今季初先発の佐藤亮太になっていますが、
とりあえず立ち上がりをうまく乗り越えてくれればと。
そして打線はヒットは出ていますから、しっかり先発投手を援護。
うまく得点に絡めるよう、ここぞでの一打を期待。
投打をうまくかみ合わせ、必ず勝利を掴むこと。
地元でファンをガッカリさせない熱いプレーを期待したいです。


★プレーヤーズ・ボイス(5日)

●小笠原孝
<先発で2イニングを投げ、7安打6失点で今季最短KO>
「マウンドに立ったときは、きょうはいけるかなと思ったけど、
ランナーを出してからリズムを崩してしまった」

<先頭の鈴木尚広に右前安打を打たれると
すぐさま二盗を決められ、足でプレッシャーをかけられたが>
「それだけではないです。修正しないといけないです。
打たれたということは甘かったということでしょう。チームに申し訳ないです」
中スポサンスポスポニチ名古屋ニッカン

●森野将彦
<左ふくらはぎ肉離れで2軍で調整していたが、
約1カ月半ぶりに1軍に復帰し『3番・中堅』で先発出場。
5回に二塁打、9回には内野安打を放つなど4打数2安打1打点>
「出るからには全力でやるだけですから、思い切ってやった。
体の方はもう大丈夫だと思います。
これからも、とにかくケガしないよう心がけます。
(いきなりの2安打に)バッティングはね。
2軍でも打席に立ってますから、そう違和感はなかった。
これを続けていくのが大事」

<一方、守備面では阿部の打球の目測を誤り
二塁打にするなど実戦の勘が戻り切らない様子。
試合にも敗れ表情はさえず>
「試合に出られてよかったですが、まだまだです。
特に守備での勘がまだまだ足りないですね…。
(2回の)阿部の打球(中越え二塁打)はボクのミスです。
打球に対する感覚が鈍っている。反応が悪い。
まだ勘が実戦不足を感じました。
試合に出ることで慣れていかないと」
中スポ共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

●高代野手総合チーフコーチ
<この日の森野の動きに合格サイン>
「あれだけできれば問題ないでしょう」
中スポスポニチ名古屋

●中村紀洋
<1回2死一、二塁から左翼線を破る適時二塁打>
「チャンスで回ってきたので、確実に点を取りにいきました」

<森野の復帰で3番から6番に下がったが、打点量産を誓い>
「6番になって得点圏に走者を置いて回ってくる機会が増えそう。
頑張りますよ」
(中スポ、スポニチ名古屋ニッカン

●浅尾拓也
<3番手で登板し、走者を背負いながら2イニングを無失点。
これで昇格後7試合すべてで失点していない>
「この前の甲子園あたりから、
落ち着いて投げられるようになりました。
いい意味で慣れてきたんだと思います」
(東京中日)

●谷繁元信
<8回無死一塁から盗塁を仕掛けてきた古城を
完ぺきな送球でアウトに仕留め、強肩復活をアピール。
これまで20個連続で盗塁を許しており、約2カ月ぶりの阻止に>
「これまで走られっぱなしだった。
まともに投げられるようになって、これでやっと勝負ができる」
(東京中日)

●トマス・デラロサ
<球場入りは少し妙なイントネーションのあいさつから始まる。
見よう見まねの日本語を駆使したあいさつは目立つが>
「選手だろうと、記者たちだろうと、
あいさつするのは気持ちいいからね。大事だよ」

<来日しておよそ半年。文化や習慣にも
慣れてきた日本で最も感銘を受けたことに>
「きっちりとした上下関係。
目上の人に対して尊敬の念を持って接している。
ドミニカでは若いやつの礼儀がなっていない。
その点、日本は素晴らしい。若い選手は礼儀正しい。
こちらも尊敬を込めて目上の選手に話しかければ、きちっと教えてくれる」

<その結果は顕著。6月21日以降は9試合で打率.438。
上下関係をうまく利用して、日本野球への適応力を早めている>
「日本の投手にもだいぶ慣れてきた」

<井端の1軍復帰で当面は控えに回りそうだが、
8月には再び重要な役割を担う>
「チャンスを逃さないように、じっくり『そのとき』を待ちたい」
(中スポ)

◆佐藤亮太
<巨人との第3戦の先発予想。
2日に1軍に昇格。1軍の緊張感にも少し慣れたよう>
「だいぶ1軍の空気に慣れてきました。
この緊張感を保ったまま、投げる機会があれば頑張りたい」
(東京中日)


●落合監督
<先発の序盤KOで、森野、井端の復帰効果もなく完敗。
首位・阪神とのゲーム差は今季最大の10.5に広がる。
打ち合いの展開に持ち込めなかったことを敗因に挙げ>
「こういうゲームは10点勝負に持ち込めるようじゃなきゃダメだ。
7-2で終わるようじゃダメなんだよ。
1点差のゲームのしかたは知っているわけだから。
先にやられたら追っ掛けて、10点、11点、12点の勝負にしなきゃ。
そりゃ向こうも点数やりたくないのはわかるけど。
そうなって初めて本物じゃないか」

<11安打を放ちながら2得点。打線の不振を嘆き>
「(打線は)ずっと底を走っているんだから、いいんじゃないか? 
ずっと海底に沈んだまんま。そのうち浮上してくるだろ」

<復帰した森野を心配しながらも、信頼を寄せる>
「森野復帰は収穫? そう考えればいいんじゃないか。
いつプッツンするか分からないけどな。場所が場所だけに。
でも、考えてやるだろ。体の手入れをやるだろ。
(ふくらはぎ故障は)クセになるもんじゃない。
(現役時代に)経験があるだけにな。
オレは(最初に痛めてから)10何年やってた。
一回も(再発が)出ずに。
その代わり、予防と用心もしっかりとやった。
(森野も)最善の手を尽くしてやるでしょう」
中スポ12共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋12ニッカン12


今日の公示。(5日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 井端弘和内野手、森野将彦内野手
【同抹消】
▼中日 岩﨑達郎内野手、イ・ビョンギュ外野手
公式サイト共同通信社

△井端弘和
<この日、19日ぶりに再登録され1軍に合流。
ベンチ入りしていたが、試合には出場せず>
「ファームで試合に出ていたから、試合前から足が張っていた。
ただ代打の準備はしていました。明日はいくと思います」
(ニッカン)

◆井手編成担当
<北京五輪韓国代表候補に入っているイ・ビョンギュ。
4日には韓国野球委員会関係者が球団事務所を訪れ、
協力を依頼したが、イの派遣を了承する方針>
「ウチは最初から五輪に協力することを表明している。
スタンスは変わらない」
ニッカン


この日、満を持して井端森野が出場選手登録。
森野は『3番・中堅手』で53日ぶりの1軍復帰を果たしました。
一方井端はベンチには入っていたものの、代打でも出番なし
思わず「見切り発車」での昇格なのかとも思えましたが、
2軍戦での出場により「足が張っていたから」とのこと。
各紙ともに「きょう6日はスタメン出場の見込み」と出ていましたが、
この日平田が入っていた『2番』での復帰はあるのでしょうか?

一方、代わって抹消されたのが、岩﨑イ・ビョンギュ
なかでも今月1日に出場選手登録されたばかりのビョン
しかし攻守に精彩を欠き、再び抹消となりました。
この日の甲子園でのウエスタン・阪神戦
岩﨑は途中から出場したようですが、ビョンの姿はなし。
おそらくナゴヤの残留組と「再調整」をすることになるのでしょう。
ちなみに再登録は15日以降とのこと。
また今朝の中スポによると、
ファームから佐藤充1軍に合流したとの報が。
崩壊気味の先発陣の力になってほしいですね。


若竜トピックス(5日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
阪神-中日 14回戦
(5日・阪神甲子園球場)
  000 100 000 = 1
  100 001 01× = 3
[敗] 赤坂(13試合2勝3敗1S)
[D投] 赤坂、菊地
公式サイト

【ゲームレビュー】
1回ウラ、先発・赤坂が連続四球で1死一、二塁のピンチ。
今岡を中飛に打ち取ったが、庄田隆弘に中前に運ばれ先制を許す。
続く桜井にも左前へ打たれたが、7-5-2と連係し追加点を阻む。
4回、柳田四球、森岡右前打などで1死一、二塁から
中村一生が左前へ適時打を放ち、1-1の同点
6回ウラ、踏ん張っていた赤坂庄田隆弘の二塁打などで
1死三塁から山田に内野安打を許し、勝ち越し点を与える。
8回ウラ、2番手・菊地が四球、犠打で1死二塁とすると
三塁・の失策でダメ押しの3点目。打線の援護なく1-3で敗れる。
打線は投手の赤坂2安打を放ったが、
野手では森岡、中村一生が単打を放っただけだった。
公式サイトより)


●赤坂和幸
<ウエスタン・阪神戦に先発し、6イニングで5安打5四球2失点。
MAX145キロを計測し、球威は文句なしだったが、
ボールが先行する荒れ気味の投球に猛反省>
「コントロールが悪過ぎました。
特に変化球が駄目でした。これが今後の課題です。
採点すると、きょうは(100点満点で)10点です」
中スポ

●小林2軍投手コーチ
<制球に苦しんだ赤坂について>
「コントロールに難はあったが、
最速145キロが出たのは良かった。
今後やることはいっぱいある。
セット、クイックなど試合の中でいろいろ勉強させたい」
中スポ


CSでも中継があった甲子園でのウエスタン・阪神戦
井端、森野が1軍に合流したため、
再び通常のファームのメンバーでのスタメンに。
しかし前日と打って変わって、
石川俊介-玉置-能見のリレーの前にわずか4安打1得点。
そのうち2安打は、投手の赤坂が放ったもの。
6回以降はノーヒットに抑えられてしまい、
久々に見た動くファームは、やや貧打が目立ちました。

その赤坂ですが、先発で6イニングを投げ、5安打2失点。
ただ5四球と、ボールがかなり暴れていたもよう。
それでもストレートはもMAX145キロと、まずまずの球威。
変化球の制球、走者を出してからの対応など、
まだまだ課題は多いながらも、今後が楽しみな存在かなと。
それにしても、赤坂のバッティング、
初めて見ましたが、やはりスゴいんですね。
特に2打席目の右中間突破の二塁打は、打者顔負け
本業は投げることですが、かなり魅力に感じました!

2008年7月 5日 (土)

エース憲伸気迫の10奪三振、不死竜連敗ストップ!

甲子園でまさかの3タテを喰らい、ついに9.5ゲーム差
完全制覇に向け、追い込まれてしまったドラゴンズ
それでも諦めずに戦っていかなくてはいけません。
地元・ナゴヤドームに戻って迎えた3位・巨人との3連戦。
その初戦、川上憲伸気迫のこもった投球で、
巨人打線を完ぺきに抑え込み、毎回の10奪三振
一方、エースの力投に応えたい打線は、
6回、和田、平田の適時打でようやく均衡を破ると、
8回には再び和田がレフトへ弾丸のダメ押しアーチ。
最終回、岩瀬が粘る巨人に捕まってしまい2失点と、
若干ヒヤッとしたものの、何とか連敗を4でストップ。
立て直しへの第一歩を踏み出しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 10回戦
(4日・ナゴヤドーム | 中日6勝4敗)
38132人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日 ×
[勝] 川上(14試合7勝3敗)
[D本] 和田9号
[Dバッテリー]
川上、吉見、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
エースの奮投で連敗を止めた
川上は立ち上がりから、力の入った投球。
6回までに毎回の10奪三振を奪うなど、
走者を出しても危なげなかった。
打線は投手の踏ん張りにこたえた。
6回、連続四球でつくった1死一、二塁から
和田が左へ均衡を破る適時二塁打。
さらに2死二、三塁から平田の2点二塁打で貴重な追加点を入れた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


敵地・甲子園でまさかの3タテを喰らってしまい、
ゲーム差は、まさにデッドラインともいえる9.5ゲーム差
トラの尻尾も見えなくなり、ファンナイン
少なからずショックを抱えたまま、迎えた地元での3連戦。
その初戦、最後やや手こずったものの、
何とか勝てて、本当によかったですね。
その立役者となったのは、何といってもエース!
今夜は憲伸見事な投球に尽きるといえるでしょう。

中5日で甲子園での3戦目でも投げられはしたものの、
首脳陣はあえてそうせず、きちっと中6日を空け、
昨季から5連勝中と相性の良いナゴヤドームで起用。
その間にチームは今季初の4連敗と、最悪の状態に。
ここはエースの好投でぜひとも止めてもらいたい。
そんな期待を背負ってのマウンドでしたが、
立ち上がりから気合十分で、それに応えてくれました。

初回いきなり先頭の高橋由伸
真ん中低目のフォークで空振り三振に取ると、
続く木村拓也は内へのカーブで空振り三振。
小笠原には外へのフォークをライトへ運ばれたものの、
ラミレスを内へのカーブで一塁フライ。
変化球がやや多いながらも、無難に切り抜けると、
2回以降は、力のあるストレートを主体とした投球。
1死から古城を外一杯の146キロで空振り三振に取ると、
続く鈴木尚広には外角低目一杯に決め、手を出させず。
さらに3回も内海、高橋由伸とストレートで連続空振り三振。
とにかくこの日は球威、コントロールが抜群。
球審のワイドなゾーンも味方したものの、
それ以上にボールに気持ちがこもっていたかなと。
巨人打線を翻弄し、けっして的を絞らせず、
まさに圧倒といえる投球で三振の山を築いていきます。

唯一のピンチといえたのが、続く4回。
力が入ったか、このイニングはボールがやや甘め
先頭の木村拓也にフルカウントから四球を与えてしまうと、
続く小笠原には初球を叩かれ、ライト前へ。
無死一、二塁で、4B・ラミレスを迎えてしまいます。
しかしとにかく今夜は「勝たなくてはいけない」マウンド。
ここで憲伸がさらにギアを入れたようですね。
ラミレスを低目一杯のストレートで見逃し三振に打ち取ると、
続く阿部を初球フォークでライトフライ。
タッチアップで三塁に進められたものの、
動ずることなく、古城宝刀・外カットで空振り三振にて料理。
後続を断ちゼロにしのぐと、ガッツポーズが飛び出します。

さらに続く奪三振ショー
5回は坂本にファウルで粘られながらも、
最後は外へのストレートで空振り三振に取ると。
6回は、今季ここまで6打数6安打とカモにされていた
小笠原を追い込み、外へのカットボールで空振り三振。
思わず吠えたエース、ついに奪三振が10個と2ケタに乗りました。


そんなエースの投球にぜひとも応えてほしい打線
この日は、不振のイ・ビョンギュをついに外し、
2番・ライト小池、6番にデラロサを上げ、
7番・センターで6月14日以来のスタメンとなる平田を起用。
それでも序盤はやや重苦しいムードだったかなと。
それほど良くもない巨人先発・内海から
初回、4回、そして5回と得点圏に走者を進めながらも
あと一押しができない相変わらずの状態が続きます。

それでも憲伸があれだけの投球をしている。
さらに今夜はとにかく「勝ちたい」。
ナインの気迫がようやく実を結んだのが、6回ウラ。
相性の悪いクリーンアップを迎えた内海の力みもありましたが、
1死から中村紀洋が2打席連続となる四球を選ぶと、
前の打席併殺打のウッズもここは見極め、連続四球
一、二塁となって、迎えるは前夜猛打賞の和田
この日も第1打席は好捕に阻まれたセンターライナー
さらに第2打席も外のチェンジアップを
引っ張ってのレフト左へのツーベースとまずまずの内容。
ここで「何とかしよう」と打席に向かった背番号5
気持ちが実を結び、初球、高目のつり球を
見事にはじき返すと、打球はレフトオーバー、
フェンスを直撃する見事なタイムリーツーベース!
気迫の一打でようやく均衡を破ることとなりました。

なおも1死二、三塁とチャンスに、続くデラロサ
外へのチェンジアップに空振り三振に倒れたものの、
迎えた平田外野争い生き残りをアピールする一打を。
カウント1-2からの4球目、外へのチェンジアップに
食らいつくと、打球は右中間に落ちるタイムリーツーベース!
ウッズ、和田と二者が生還し、3-0と大きくリード。
我慢比べを演じていたエース待望の援護点をプレゼントします。

3点をもらい、7回のマウンドに上がった憲伸
毎回奪三振の期待もかかるなか、
先頭のラミレスにセンター前に運ばれたものの、
続く阿部の二塁横を鋭く抜ける当たりを
荒木が飛びつき、ダイビングキャッチ!
グラブトスをショート・デラロサが掴み損ない、
併殺こそ取れなかったものの、この好守エースのさらなる力に。
古城を初球内へのストレートで詰まらせ、遊飛に取ると、
続く鈴木尚広の当たりは、一、二塁間への深いゴロ。
ところがここで再び荒木好プレー
右への打球にきっちり追いつくと、一塁にしっかり送ってスリーアウト。
エースの好投に、バックが好守で応え、ゼロに凌ぐ。
まさに理想的な守りとなった7回を投げ終えた憲伸
しかし毎回奪三振が途切れたこともあり、余力を残しながらもここで降板

これがエースの投球だ!結局この日は、
7イニング、102球を投げ、
3安打10奪三振1四球で無失点
6月月間MVPのチカラそのままの
好投をしてくれましたが、
それ以上に感じたのが
『エース』としての抜群の存在感
勝ちたいとき、勝ってほしいとき、
勝たなくてはいけないときに
チームを勇気づける投球ができるというのは、さすがの一言
改めて「川上憲伸ここにあり」と感じさせくれたこの日の投球でした。

8回ウラ、巨人4番手・野間口から
和田が中に入ってきたスライダーを叩いて、
ライナーでレフトスタンドへ持って行く11試合ぶりの9号
まさにダメ押しといえた一発で、4-0と一方的にしましたが、
9回、調整登板となった守護神・岩瀬が思わぬ乱調
1死一塁からラミレスにレフトオーバーの
タイムリーツーベースを浴び、1点を失うと、
さらに1死一、三塁から代打・大道にライト前に落とされ、もう1点。
単なる汗か、冷や汗かはわかりませんが、
尋常ではない量の汗守護神から流れていましたが、
まあ間隔も空いていましたし、その辺は仕方ないかなと。
最後は坂本を高いバウンドの三ゴロに打ち取り、ゲームセット。
簡単に勝てせてもらえないところは、最近の悪い流れか。
思わぬ手こずりには一瞬ヒヤッとしてしまいました。


いろいろありながらも、地元で何とか立て直しの第一歩
1つ勝てたことが、今後への良いクスリとなってくれると思います。
とにかく今は順位どうこうよりも、
目の前の一戦を必死に取っていく。
この日の憲伸の力投、和田、平田の気合の一打のように
「勝つこと」だけを考え、プレーに集中できれば、
流れも良い方向へと向かっていくと信じています。
そして週末土日は、再びデーゲームでの2連戦。
2戦目の先発予想がデーゲーム苦手小笠原だけにやや心配。
ただ屋外と違い、屋根付きのナゴドだけに何とか踏ん張ってほしい。
さらにファームで調整していた井端、森野の復帰の可能性も。
いきなりスタメンなのか、それならどのように組んでくるのか。
いろいろ注目の一戦となりそうですが、必ず勝って、
ベストメンバーでのリスタートとしてほしいところです!


☆ウィナーズ・ボイス(4日)

◎和田一浩
<6回、左翼フェンス直撃の先制適時二塁打。
さらに8回には左翼席へ運ぶダメ押しの9号本塁打>
「(良いところで一本出ました)
そうですね。あのう、ちょっと均衡が破れない状態だったんで、
あのう、そういう意味で先制となるヒットが打ててよかったと思ってます。
(苦しい4連敗中、どんな気持ちで)
そうですね、あのうホームに帰ってきましたし、
そういう意味では流れが変わるんじゃないかという気持ちと
あとファンの皆さまの大きな声援があったんで、
そういう意味では雰囲気もガラッと変わって、試合をすることができました。
(38000人を越え、超満員)
そうですね、あのう本当にありがたいことだと思っています。
(4点目となった本塁打、結果的には効いた一発)
あのう、まあ一打席一打席集中した結果が良い結果になったと思っています。
(ファンに向けて一言)
えー、そうですね。目の前の一戦を全力で戦っていきたいと思います。
ファンの皆さまの気持ちが必要だと思ってますんで、
またこのドームに足を運んでください。応援よろしくお願いします」


<6回、タイムリー談話>
「チャンスで回ってきたので、
何とかしようという気持ちがヒットになったと思います。
ボールと言えばボールだったかもしれないですね。
でも、ここで受けに回っては絶対にダメだと。
真っすぐだろうと、変化球だろうと、ストライク周辺ならいこうと思っていました。
それまで重い雰囲気だったし、このまま終盤に進んだらもっと重くなるなと。
誰かが行かなきゃ、というところだったんで、打てて良かったです。
(8回の)ホームランは集中できた結果です」

<これで2夜連続の猛打賞と好調。チームの連敗も4で止まり>
「阪神戦? 3つ負けて、皆で悔しい思いをしたんでね。
名古屋に帰ってきてチームとしても吹っ切れたんじゃないですか。
これで勢いづいてくれれば」
中スポ共同通信社時事通信毎日jp
スポニチ名古屋ニッカン名タイ


◎平田良介
<6回、右中間へ2点タイムリー二塁打>
「(ナイスバッティングでした)ありがとうございます。
(1点だけでは嫌な場面、どういう思いで打席に)
えー、チームも連敗してたんで、
えー、とにかく追加点いっぱい取って、
今日は勝ちたいなと思いました。
(打球が抜けた瞬間は)『よっしゃ!』って感じでしたよ。
(横浜戦に続き、良いところで打ちますね)
いや、やっぱファンのみなさんが応援してくれてるから、
ああいうところで打ててると思うんで、
これからも応援よろしくお願いします。
(久々のスタメン、思うところも)
はい、あのう、久しぶりのスタメンだったんで、
守備とかもいろいろ不安もいっぱいあったんですけど、
とにかく自分のできることを思い切ってやろうと思って頑張りました。
(ファンに向けて一言)
えー、首位と点差は離れてますけど、
え?ちゃう?何? ゲーム差は離れてますけど(笑)
頑張って抜いて、優勝したいと思いますんで、頑張ります」


<タイムリー談話>
「勝ちたい気持ちが出た一打だと思います」

<森野と井端がもうすぐ復帰する。
当落線上の1人に自分がいるという自覚。その思いが居直りを>
「先輩たちがそろそろ帰ってくると新聞で読みました。
今のうちにしっかりとアピールしないと、生き残れない。
内海さん? 初めてです。
(6月に)2軍の交流戦で金刃さんと対戦して2本打ったんです。
左投手だし、スライダーとチェンジアップを使うから
そのときのイメージを…。
だから(内海にも)同じ感じでいこうとプラスに考えました。
変化球を待っていた」

<5日の先発予想も左腕・高橋尚成。
当然、次へとつながったと信じたい>
「きのうだけかって言われないようにがんばります」

<初めてのお立ち台。お立ち台から見える景色の感想は>
「見てませんでした(笑)
しゃべりは あれでよかったですか?」
公式ブログ中スポ<ドラ番記者>サンスポ毎日jpニッカン


○川上憲伸
<力感あふれる直球と切れ味鋭い変化球を織り交ぜた投球で
10個の三振を奪い、7イニングを3安打無失点>
「連敗中だったから、ただ勝ちたい一心でした。
飛ばした? うーん。1番打者からホームランバッター
(高橋由伸)だったんで、必死でしたよ。
相手も内海君なんで、そう簡単に点は与えてはいけないと思っていました」

<4回無死一、二塁のピンチには
ラミレスを追い込んでから、一度ボールと判定された
低めの直球をほぼ同じ高さに再び投げ込み、見逃し三振に>
「ポイントは4回。ラミレスを三振に取れたのが大きかったですね。
とにかく三振を取りにいった。
直前の直球は際どい球? そうですね。
最後は変化球だと乗っていけないというか、気持ちで逃げてしまう。
谷繁さんももう一回同じサインを出してくれたから。
(古城へのカットボールは)きょうはここぞというときに
カットボールを使えたと思う」

<巨人戦は4月3日、まさかの3連発を浴びて以来の
マウンドだったが、個人的な感情は捨て>
「借りを返したい? そんな意識はなかった。
あのときは限界がきていて打たれたんです。仕方ないと思っています」

<天敵との勝負にもこだわらなかった小笠原には
この日も2安打を許したことで、昨年から7打数連続安打に>
「合うんでしょうね。負けは認めていますけど、
いかに点をやらないか考えました」

<さらに完封ペースながら7回を終えて降板にも>
「完封? 興味ないです。あとの投手もそろっている。
チームが勝つことが優先です」

<気がつけば6月14日のオリックス戦から
連続無失点も21イニング2/3に伸ばして>
「無失点? 少しだけ意識してます」

<本来の力を発揮できずにいる先発投手陣。危機感を募らせ>
「周囲から投手王国と言われてるけど、
誰がどう見ても先発陣が良くないと思っていた。
連敗を止めるという意識と同時に、
この先を考えても、(先発陣の)誰かが頑張らないといけない。
こういう時に先頭を切っていかないと」

<うなずく報道陣の様子を見るとジョークを飛ばし、爆笑を誘う>
「まあ勝ったから、かっこいいことが言えるんですけど」
憲伸の声「7勝目」、中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー

○森バッテリーチーフコーチ
<ここ4試合、100球前後でマウンドを降りている川上について>
「8、9回も投げてほしいところだが、無理はさせられない。
(先の)阪神戦でも無理をさせれば登板させられたが、
まだそんな時期じゃない。
(7月)後半に阪神戦で2試合投げられる。
登板間隔を変えたりしたくない。
しっかり調整してやってくれればいい」
名タイ

○荒木雅博
<好守でチームの勝利に貢献。
7回無死一塁で阿部の二遊間を抜けそうな打球を
横っ跳びで捕球すると、二塁カバーのデラロサへグラブトスして二封。
さらに2死から鈴木尚広の一、二塁間のゴロを捕球しランニングスロー>
「自分のやるべきことを精いっぱいやっただけです」
(東京中日、サンスポスポニチ名古屋

○英智
<9回から右翼の守備につき、好プレーを披露。
1死一、三塁で代打・谷の右翼線よりの浅い飛球を
スライディングキャッチ。
すぐさま体勢を立て直して本塁へ送球。三塁走者の生還を許さず>
「いいプレーができたと思います。
みんな勝たなきゃいけないという気持ちでやっています」
(東京中日)

○吉見一起
<8回に2番手で登板。1イニングを三者凡退に抑える。
プロに入って初の3連投となったが>
「変わりなく投げることができました。
下位打線でも、1人も出さないことをテーマにしました。
久しぶりに3人で抑えられてよかった」

<岩瀬につなく勝ちパターンで必要な存在>
「行けと言われれば行きます」
(東京中日)

○岩瀬仁紀
<6月27日以来、1週間ぶりに登板。
セーブがつかない4点リードの9回に登場。
ラミレス、大道に適時打を許して2点を失ったが、
最後は坂本を三ゴロに打ち取り、ホッとした表情で>
「勝てて良かった。1週間ぶり? 久々に汗をかけたね」

<これからの登板に意欲を見せて>
「この時期は汗をかくためにも、あまり間隔は空けたくないね」
(中スポ、時事通信名タイ

○立浪和義兼任コーチ
<全体練習前に若手選手に打撃指導。
新井、平田、岩﨑らの早出特打を見守り、
新井にはロングティーのボールを自らトスし、模範スイングも>
「みんな頑張って早く出てきているんでね」
ニッカン

◇西川球団社長
<この日、ナゴヤドームでの鳴り物による応援が再開。
右翼席からトランペットなどによる応援歌が流れたことに>
「これは球団が関知することではないので、何ともいえないです」
ニッカン


○落合監督
<エースの好投で連敗を4でストップ>
「こういうの(連敗)を止めるのはエースしかいない。
(他の)誰が止めるの。連勝を止めるのもエースかもしれない。
そういう宿命だ。あとはクリーンアップが止めるか4番が止めるか」

<9回は…>
「本当は(4点差で)岩瀬じゃないんだけどな。
中6日。投げさせてないから…。
あれが3点差ならすんなりいくんだろうけど。そこが難しいところ」

<打線は一部手を打った>
「なんか打ったか? 
平田? 何を期待しているんだ。
内海だから? そう。内海だからだよ!
知らない者同士の方がいいだろう。
ウチも知らない投手を打ってない。それと一緒。
ただ前に上がってきたときよりは状態がいいのは確か」

<辛勝に>
「苦しんで勝つ方が、すんなり勝つよりいい。
どれだけ大変かわかってくれれば、皆、必死こいてやってくれるだろ」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(4日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
阪神-中日 13回戦
(4日・阪神甲子園球場)
  000 003 000 = 3
  010 000 010 = 1
[勝] 長峰(6試合2勝1敗)
[S] 中里(5試合1敗1S)
[D本] なし
[D投] 長峰、中里
公式サイト

【ゲームレビュー】
先発・長峰が2回、2死2塁から
野原に左中間に適時打を打たれ先取点を与える。
1点リードされた6回、井端の左前打と盗塁、
さらに捕手・清水誉の悪送球で三塁に進むと、
森野は二ゴロに倒れたが、堂上剛裕四球で1死一、三塁。
ここで柳田が左前に適時打を放ち、同点に追いつくと、
続くも中前へ、さらに前田の代打・上田も中前にと、
3者連続適時打で3点を挙げ、一気に勝ち越す。
長峰は3回以降踏ん張り、8イニングを投げ6安打6奪三振1失点。
最後は中里が凌いで、3-1で勝利し、6月28日から4連勝
井端は3番・遊撃で4打数1安打、7回の打席まで出場。
森野は4番・中堅でフル出場。3打数1安打1四球の成績。
公式サイトより)


○長峰昌司
<ウエスタン・阪神戦で先発。
8イニングを投げて6安打6奪三振1四球1失点と好投。
この日は140キロ超えのストレートが多く、
スライダーに鋭いキレ。力で抑え込む場面も多々あり>
「セットからノーワインドアップにして球が速くなりました。
指によく引っ掛かります。
きょうは配球の甘さもあったので、次は配球も良く考えて投げます」
中スポ

○小林2軍投手コーチ
<フォームを変えて好投の長峰について>
「ひじを少し上げてボールが良くなった。
確かに収穫はあったが、
打たれなくてもいい安打が3本ぐらいあった」
中スポ

○森野将彦
<故障以来約2カ月ぶりとなるフル出場。
右翼線へ強烈な二塁打を放つ一方で、
守備でも左中間、右中間へ何度も全力疾走>
「フル出場は目安だった。
全部のプレーを全力でやれている。故障の恐怖? それは全くない」

<ユーティリティー選手ならではの一抹の不安ものぞかせていたが、
センターの守りと打撃に関してはOKサイン>
「あとはできれば内野(三塁)の守備を2軍でやっておきたいぐらいですが、
呼ばれればいつでもいける」
中スポニッカン

○井端弘和
<6回、自らの判断で盗塁を試みると、
故障以前と同じようなトップスピードで悠々成功。
7回の攻撃でベンチへ退くまで打席では4打数1安打、
守備でも随所に好プレーを披露。回復具合に自信たっぷり>
「(盗塁は)どんなもんかと思って走ってみた。
2軍戦ではフル出場にこだわっていない。
足は張っているけど、ファームで試合で出ているわけだから
いつでも1軍でプレーはできる」
中スポニッカン

○辻2軍監督
<井端と森野の状態に太鼓判を押す>
「森野はもう大丈夫だし、
井端も盗塁であれだけ走れれば、できると思う」
ニッカン

◇高代野手総合チーフコーチ
<故障の不安がほとんど消えた井端と森野の昇格を決める>
「良い方向にいっていると聞いている」
中スポ


◆小田幸平
<左ひざを痛め、6月22日に出場選手登録を抹消。
この日、ナゴヤ球場で行われた2軍残留組の練習で、
故障後初のフリー打撃を行う。左ひざの状態について>
「打つ方はもう大丈夫」

<6割程度だが、すでにランニングも再開しており>
「順調に回復しています」
中スポ


今週末は、甲子園球場で
阪神とのウエスタン3連戦を行うファーム
1軍が3タテを喰らった因縁の地で行われた初戦
先発・長峰が先制を許したものの、
中盤6回に井端のヒットと盗塁をきっかけに
3者連続タイムリーを浴びせ、一気に勝ち越しに成功。
3-1で勝利し、痛めつけられた『兄貴』の仇を取ってくれました。

この一戦を1軍復帰への『最終テスト』としたのが井端森野
フル出場というのがテーマでしたが、井端は7回途中で交代。
それでも4打数1安打1盗塁。
盗塁ができるぐらいですから痛めた足は問題なさそうですね。
一方、森野はしっかりとセンターでフル出場
守備で全力疾走するなど、こちらも復帰にGOサイン
それでも「できれば内野守備を試したい」
森野ならではの不安もあったようです。
今朝の中スポによると「2人は4日夜に名古屋へ帰った」とのこと。
満を持しての1軍復帰濃厚、いよいよベストメンバーが揃いそうですよ!

2008年7月 4日 (金)

甲子園ああ無情、悪夢竜トラにまさかの3タテ。

今季無傷の吉見でも止められず、サヨナラ負けで
連敗となってしまった甲子園での竜虎直接対決
これ以上絶対に負けられないドラゴンズでしたが、
この日の先発は、大方予想の川上ではなく朝倉を起用。
その朝倉が5イニング1失点と粘投して、
中継ぎ陣も踏ん張ったものの、終盤8回チェン
不運な連打で勝ち越しを許してしまい、またもジ・エンド
阪神3タテを喰らい、ゲームはついに9.5差となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 11回戦
(3日・阪神甲子園球場 | 中日2勝8敗1分け)
41796人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神 ×
[敗] チェン(27試合2勝3敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
朝倉、高橋、吉見、チェン、清水昭信 - 谷繁

【ゲームレビュー】
投打がかみ合わず今季初の4連敗
打線に精彩がなかった。
3回、荒木の安打と敵失などで2死三塁から
小池の適時打で同点にしただけ。チャンスもつくれなかった。
投手は相手打線に粘り負け。
8回から登板のチェンが、1死二、三塁から矢野に決勝の2点打を許した。
阪神に昨年7月以来の同一カード3連敗を喫し、
ゲーム差が最大の9.5に広がった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


大方予想のエース・川上憲伸ではなく、
リーグ戦再開後初登板、さらに先発としては、
5月29日以来となる朝倉健太を起用。
素直には来ないだろうなとは思っていましたが、
なるほど、ここで朝倉を持ってくるんだ。
目先の一勝を取ることが大事ながらも、
まだまだ先を考えているんだなと、少しだけ感心してしまいしました。

それはさておき、久々の1軍先発となった朝倉
立ち上がりから汗でユニホームがびっしょりでしたが、
いきなり先頭の赤星に初球レフト前に運ばれ、犠打で二塁へ。
さらに新井にフルカウントからの6球目、
真ん中低目のストレートをライトへ落とされタイムリー。
1点こそ失ってしまいましたが、
そこで止められたのがよかったですね。
2死からリンの打ち取った二塁ゴロを荒木トンネル
一、三塁とピンチを背負ってしまったものの、
鳥谷を外へのシュートで投ゴロに取れたことで、
落ち着けたように思えました。

2回以降は、毎回ヒットを打たれ、
得点圏にランナーこそ背負うものの、
変化球がここぞで決まり、ピンチを凌ぐ投球。
3回ウラは、関本、新井とスライダーで
二者連続三振に取りながらも、
金本、リンに連打されてしまい、一、三塁。
さらに鳥谷には初球、内へのストレートを叩かれると、
打球は右中間を抜けようかという一打。
しかし必死に背走したセンター・小池が最後は
腕を思い切り伸ばし、スーパーキャッチ!
表の攻撃で同点タイムリーを放った背番号30が、
今度は守備で朝倉を助け、波に乗せます。
4回以降は、が降るなかでの登板となりましたが、
要所はしっかりと凌ぎつづけ、
5回はクリーンアップをこの日初の三者凡退
7安打こそ浴びながらも、ゲームを作った朝倉
5イニング、82球での降板は意外にも思えましたが、
久々の先発ということもあったか、
もしくはボロが出ないうちにというか、ベンチに考えがあるのでしょう。
それでも中田が抜けてしまったなかで、朝倉の復調は大きい。
最低限ながらも次回への手応えは掴んだと思えた投球でした。

6回以降は、両チームともに継投策に。
2番手の高橋が好調を維持し、きっちりと三者凡退に取ると、
7回から3番手は、前夜今季初黒星を喫した吉見
いきなり苦杯を飲まされた代打・葛城との再対決となったのは
ある意味イヤミとも思えましたが、
その葛城をカウント2-2から外へのストレートで二塁正面のゴロ。
きっちりリベンジできたことで吹っ切れたでしょう。
その後も、雨がさらに強くなるなか、
上位打線にヒット1本浴びながらも、
最後は新井をライトフライに取り、ゼロで繋ぎます。


終盤8回表で迎えたときに、
が一気に強くなり、ついにゲームが一時中断
1-1でしたし、このままドローで終わらせてくれても
よかったかなとも思えましたが、
そうさせなかったのが、この日の勝利の女神でしたね。
さらに7分経っての再開後は
徐々にながら、阪神の方目配せしていたような。
まず最初にそう感じたプレーが、
1死からの荒木のセーフティーバント。
相手のスキをうまく突き、さらに焦った渡辺が、
ファンブルしたにも関わらず、ボールを拾うとそのままグラブトスで一塁へ。
荒木も懸命のヘッドスライディングを敢行するも及ばずアウト。
何であそこで落ち着いてグラブトスができるんだと、思わず唖然

さらに運のなさは、そのウラの攻撃にも及び、
4番手で登板したチェンが、先頭の金本こそ
外へのストレートで空振り三振に打ち取ったものの、
続くリンの一塁ゴロがウッズの手前でまさかのイレギュラー
さらに鳥谷の当たりも叩きつけた一塁ゴロ。
ところがこれが高く弾んでしまい、ウッズの頭上を越え、
ライト線へと転がるツーベースとなってしまい、1死二、三塁。
そして極めつけは、勝負となった矢野の打球。
初球、力のある内角高目ストレート。
バットをへし折り、打ち取ったかに思えましたが、
それが前進守備の三遊間を越え、レフト前に落ちてしまう。
二者が生還してしまい、ついに均衡敗れ、1-3
結果3連打で失ったこの2点に関しては、それを強烈に感じました。

ただその後は、弁解できないかなと。
この3連戦で目立ったミスからの失点
動揺したチェンが続く藤本の送りバントを一塁へ悪送球
荒木がうまくベースカバーしていたため、傷口は浅かったものの、
ここで代わり、プロ入り初登板となった清水昭信
アウト1つ取った後に、赤星に四球を与え満塁としてしまうと、
関本の初球にボークを取られてしまい、痛恨の4点目
相手のクローザーを迎える直前での3失点
「守れなさ」をまたも披露してしまい、
トラまさかの3タテを喰らうこととなりました。


健太、復調の兆し。6.5ゲーム差で迎え、
3タテを目論んだ直接対決3連戦
終わってみれば、
初戦は力の差を見せつけられ完敗
2戦目は、粘りはしたものの
押し切れず、土壇場サヨナラ負け
そして3戦目「貧打」
ツキのなさで、3タテと。
ついに『9.5』ゲーム差となってしまい、
捕まえるべきトラの姿が、全く見えなくなってしまいました。
これで今季甲子園では、勝ち星なしの5連敗
「1度もボクの出番がないようだと、終わりです」
3連戦前に岩瀬がコメントしていましたが、
まさか本当にそうなるとは思いもしませんでした。
この日も、朝倉の粘投、小池の好守、荒木の必死のカバー、
さらに最終回2死からの和田、ビョンの意地の連打など
選手たちも必死にはやっているのでしょうが、
いかんせん結果に結びつかず、ここにきての4連敗
焦りもあるのか、何となくチーム全体のベクトルが、
違う方向へ行っているようにも感じます。

ただまだシーズンは、半分が終わったばかり。
ゲーム差はついてしまったものの、
まだまだ諦めてはいけないでしょう。
現状では阪神とは差があるかもしれない。
しかし白星はどこから掴んでも、1勝は1勝
そして最終的には一番多いところがトップになるのですから。
今一番コワイのが、このままズルズルと後退してしまうこと。
3位・巨人とのゲーム差は、1.5
まさか『2位争い』というフレーズが、
今後出てほしくないですし、ぜひともそれは避けてもらいたい。
ナゴヤドームに戻っての初戦、
まずは中6日でエースが登板します。
6月月間MVPのお力で、仕切り直しの1勝を。
そして『ドラゴンズ、まだまだ死なず』
チーム一丸となって、地元ファンに見せてほしい。
トラの尻尾が再び見えるようになるための立て直し
その第一歩として、良い結果を期待したいなと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(3日)

●チェン・ウェイン
<10試合連続で無失点を続けていたが、
8回、不運な3連打などで決勝点を献上。今季3敗目。
打ち取ったはずの打球を次々と安打にされ>
「投げたコースが甘かったです…」

<最後は藤本の送りバントを一塁へ大暴投。
失点のショックがありありの様子で振り返る>
「一塁がどこにあるのが一瞬見失った」

<プライベートで仲のいい阪神・リンと
前日の7回に1軍で初対決して、初球を左前に運ばれ苦笑い>
「2軍では1度対戦していましたが1軍ではなかった。うれしかった。
(対戦は)短かったですね。
でもリンさんに打たれたのなら仕方ない。
昨日の夜に電話して『最近、調子いいですね』と言うと、
(リンからは)『ナイスピッチング』と声を掛けられました」

<ともにアテネ五輪に台湾代表として出場した間柄。
8月の北京五輪でも有力な代表候補だが>
「北京に行くかどうか、最終的な判断は
お互いの球団の意見も聞いてという話はしました。
その上で、『一緒に出たいですね』と言いました。
まだわからないけど、もし2人で北京に行って活躍できたらいいと思います」

<この日再び巡ってきた対戦で不運な当たりとはいえ
再び安打を許し、それをきっかけに痛すぎる点を失った。
一緒に『金』を目指すのも一つの夢だが『宿題』もできた>
「リンさんとはまた対戦したい。次こそは抑えます」
中スポサンスポスポニチ名古屋ニッカン

●朝倉健太
<5月29日以来の先発で、5イニングを7安打1失点。
勝ち負けはつかなかったが、次につながる投球>
「(粘り強く)自分の持ち味は出せたと思います。
全体的に悪くなかった。自分の最低限の仕事はできたと思います」

<初回はわずか8球で新井に先制適時打を許したが>
「出ばなをくじかれたけど、気にはならなかった」

<5イニングで交代を告げられたが>
「行けと言われればまだいけました」

<甲子園の阪神戦は昨年9月14日以来。
因縁のマウンドで粘り強く投げて無四球。悪癖の克服に前進>
「(敵地の雰囲気は)別に気にならなかった」

<約1カ月のファーム調整を経たローテの軸が、
復調へのきっかけを掴む。次回登板を見据えて>
「これからチームに貢献できるように頑張りたい。
次は長いイニングを投げて、白星ですね」
朝倉健太公式中スポサンスポ
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

●森バッテリーチーフコーチ
<5イニングで82球。
朝倉を続投させる手はあったが、意味深発言>
「いろいろあるんだ」

<自分たちがやれる野球をできずに、悔しさをかみ殺す>
「昨年うちができたことを向こうにやられて、こっちはできていない」
名タイ12

●清水昭信
<8回1死一、二塁のピンチの場面でプロ初登板。
2死満塁から関本への投球時にサインを2度のぞき込んで
ボークを宣告され、三塁走者の生還を許す。
ほろ苦デビューも、ストレートのMAXは149キロをマーク>
「ボール自体はまずまずです」
(東京中日)

●吉見一起
<同点の7回に3番手で登板すると、先頭打者は代打・葛城。
前夜サヨナラ打を許した相手を二ゴロに取るなど
1イニングを1安打無失点。気持ちを切り替え結果を残す>
「やられた分はしっかり返さないと。
葛城さんから始まったんで、
同じ失敗は繰り返さないと思って投げました」
(東京中日)

●小池正晃
<3回2死三塁、中前にはじき返す同点タイムリー>
「あの場面は有利なカウント(1-3)だったので、
甘い球は積極的にいこうと思っていました。
思い切っていきました。ボクみたいな立場は
結果を出していかないといけないですから、必死です」

<守備でも3回2死一、二塁から鳥谷の
右中間のライナーをスーパーキャッチ>
「いっぱいいっぱいでしたね」

<勝利には結びつかなかったが、役割は果たしている。
3試合連続安打だが、浮かれた様子はない>
「自分の結果が出て、チームも勝ってほしいんです」
(東京中日、ニッカン名タイ

●和田一浩
<今季7度目の猛打賞で1人気を吐いたが、
いずれも走者がない場面、後続も続かず得点に絡めず>
「それ(猛打賞)はそれとして、
きょうは打線が投手を援護できなかったからね。
打線がいまがんばらないといけない。
まだまだ。本拠地に帰るので切り替えたい。
あしたからは何とかしたい」
(中スポ、サンスポ毎日jp

●トマス・デラロサ
<前夜の4打数4安打1本塁打の大爆発から一転。
この日は変化球攻めにあい、4打数無安打4三振と散々>
「これも野球だよ。
(先発・金村曉について)変化球が決まっていた」

<意外なところで元同僚対決が実現。
阪神・アッチソンとは昨季3カ月間、3Aフレズノでプレー。
日本で再会したときはお互いに驚いたという>
「そうなんだよ。3Aで一緒だったのが長かったかな。
アッチソンは夏以降にメジャーに上がったからね。
でもまさか日本でプレーするとは思わなかったね」

<ちなみに1日の対決は2打数2安打1打点で圧勝>
「神様に感謝するよ。だってアッチソンはいい投手だからね」
(東京中日、<ドラ番記者>

●荒木雅博
<8回の打席ではプッシュバントで一塁にヘッドスライディング。
守備ではチェンの一塁悪送球を俊敏にバックアップと
3連戦で野選に2失策の一方で、闘志あるプレーを披露>
「やることをやるしかない。もう、5年もやってきてるんですから。
カバーでも全力疾走でも、できることをやっていくしかないんです。みんなでね」
中スポ毎日jpスポニチ名古屋名タイ


●落合監督
<敵地での首位決戦で今季初の同一カード3連敗>
「ツキがどうのという試合じゃない。
勝ったり、負けたりじゃなく、
頭をカツーンとやられる方が目が覚めるのが早いんじゃないか。
これで目が覚めなきゃ選手を入れ替えるまで」

<シーズンの折り返しで、
阪神とのゲーム差が今季最大の『9.5』まで広がり>
「折り返し? もう折り返しか。そんなに戦ったか。早いな。
でも9.5(差)は関係ない。やりようはいくらでもある。
まず自分とこがしっかり立ち直ることが先決。
相手がどうこうは関係ないんだ」

<8回の荒木のプレーに>
「顔色を変えて一塁に頭から飛び込んだやつがいる。
あれができる間はあいつは大丈夫だ。
(ほかの選手に)その姿がなくなったら手を打つ。
今も手を打たなきゃいけないところは何カ所かあるんだけどね。
まあみんな(報道陣)から(選手に)メッセージを送っといてくれよ」
中スポサンスポ時事通信毎日jp
スポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


若竜トピックス(3日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
福岡ソフトバンク-中日 12回戦
(3日・雁の巣球場)
  011 102 013 = 9
  100 000 000 = 1
[勝] 川井(7試合5勝)
[D本] 中村一生2号 堂上直倫2号3ラン
[D投] 川井、中里、山内
公式サイト

【ゲームレビュー】
先発・川井が1回ウラ、2死満塁から
小斉に右へ適時打を打たれ、先制を許したが、
2回、ホークス先発・パウエルを攻め、
堂上剛裕右前打、柳田犠打、右前打で1死一、三塁から
中村一生が中堅へ犠飛を打ち上げ、すぐに追いつく。
3回、藤井、森岡の連打と井端四球で無死満塁から
森野の二塁併殺打の間に勝ち越しに成功
4回、中村一生が左越え本塁打を放ち、追加点を挙げる。
6回、森野四球、堂上剛裕左中間二塁打で無死二、三塁から
柳田の中前適時ポテン打で、2点を追加。
さらに8回は2死から柳田、谷の連打で二、三塁から高橋徹の暴投で1点。
9回には藤井、森岡の連打で1死一、二塁から
途中出場の堂上直倫が左翼へ3ランを放ち、9-1と大量リード。
川井は7イニングを投げ、7安打1失点。
8回を中里、9回を山内がともに三者凡退に抑え、福岡ソフトバンクに2連勝
公式サイトより)


○井端弘和
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦に
1日の復帰戦と同じく『3番・遊撃』で先発出場。
痛めていた左太ももに問題はなく、戦列復帰へゴーサインを出す>
「もう大丈夫ですよ。守備でもあれだけ動ければ問題ないでしょう。
あれだけやれて、それで何も(患部に異常が)出ないのだから。
いつ呼ばれても大丈夫です」
中スポ

○森野将彦
<同じくウエスタン・福岡ソフトバンク戦に
『4番・中堅』でスタメン出場。こちらも準備OKを明言>
「(痛めていた左ふくらはぎは)問題ないです。
全く違和感なく(プレー)できていたし。
あとはボクが決められることではないけど、
いつでも(1軍で)出られる準備はできたと思います」
中スポ

◆高代野手総合チーフコーチ
<体はいつでも1軍復帰できる状態にまで
仕上がった井端&森野について>
「フルイニング出て、完全に不安をなくしてからでいい。
2人とも(故障が)足だけにな」
中スポ


○堂上直倫
<7回守備から途中出場。
9回1死一、二塁から左翼席へ豪快な3ランを放つ。
5月21日以来の福岡ソフトバンク戦以来約1カ月半ぶりの2号。
久々のアーチストらしいきれいな放物線に笑顔>
「何かがあったから良かったです」

<結果はたまたまと言うが、漫然と振った訳ではなく、
スイングのなかに『何か』があったという>
「考え方をちょっと変えたんです。
体が開いて打ちにいっていたので、
センターから右方向に打つ意識で振ったんです。
ああいう(左翼への)打球にはなりましたけど、意識は右でした」
中スポ


前日はグラウンドコンディション不良のため
中止となった雁の巣でのウエスタン・福岡ソフトバンク戦
中村一生、堂上直倫に一発が飛び出すなど
打線が爆発し、なんと14安打9得点
藤井の猛打賞を筆頭に、森岡、堂上剛裕、柳田
そしてルーキー・谷がそれぞれマルチ安打と
今季ここまで苦手だった福岡ソフトバンクに対し、
若竜たちが効果的に暴れまくったようです。
こういう流れが「1軍にも」と思わずうらやましくなりますね。

一方、投げては先発・川井
7イニングを投げ、7安打4奪三振3四球1失点と好投
立ち上がりに連打と四球をきっかけに1点を失ったものの、
それ以降は奇数回に走者を溜めるも、得点は許さず。
これでファームでは負けなしの5勝、防御率1.80吉見ばりの成績。、
佐藤充に負けじと、1軍復帰へアピールしました。

さらに実戦復帰2戦目となった井端森野
前回同様にスタメンで登場し、井端は中前打、四球、遊ゴロ。
森野は三振、二ゴロ併殺打、四球、中飛という結果。
ともに故障個所には問題なく、ついに復帰へGOサイン
きょう4日のウエスタン・阪神戦にフル出場。
『最終テスト』をこなした上で、
早ければあす5日にも1軍合流となりそうです!

2008年7月 3日 (木)

吉見悔しい今季初黒星、竜サヨナラ負けで8.5差に。

甲子園球場での首位・阪神との直接対決第2戦
初戦、ゲーム差通りのチカラの差を見せつけられ
完敗したドラゴンズでしたが、同点のまま終盤へ。
しかし土壇場9回ウラ、無敗のセットアッパー・吉見
代打・葛城に痛恨のサヨナラ打を浴びて、今季初黒星
今季3度目の3連敗となったドラゴンズ
ゲーム差はついに今季最大タイの『8.5』まで開きました。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 10回戦
(2日・阪神甲子園球場 | 中日2勝7敗1分け)
41953人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神 1x
[敗] 吉見(22試合8勝1敗)
[D本] デラロサ2号
[Dバッテリー]
山本昌、浅尾、チェン、吉見 - 清水将海、谷繁

【ゲームレビュー】
サヨナラ負けで3連敗
直接対決で連敗し、阪神とのゲーム差が最多タイの8.5になった。
9回、吉見が打たれた。失策で走者を出し、
2死一塁から、代打・葛城に右越え二塁打を浴びた。
吉見今季初黒星
序盤からリードを許し追いかける苦しい展開。
打線はチャンスで主軸が凡退して、得点に結び付けられなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズ・山本昌、阪神・岩田稔
両左腕の先発で始まった直接対決第2戦
1回ウラ、2死三塁から金本がライト前へ先制タイムリー。
2回ウラ、2死二塁から関本のセンター前タイムリーで0-2。
しかし3回にデラロサレフト前、清水将海粘って四球、
山本昌がうまく送って、1死二、三塁から
荒木が詰まりながらもセンター前に落とす同点の2点タイムリー。
ところがそのウラ、2死一、三塁から岩田の一、二塁間のゴロを
荒木がバウンド合わず弾いてしまうタイムリーエラー。
再び1点リードを許したものの、
6回に阪神2番手・江草からデラロサがレフトへ同点ソロ。
それ以降は、ドラゴンズチェン-吉見のリレー。
対する阪神久保田-ウィリアムス-藤川のJFK。
まさに総力戦の様相で終盤を迎えることとなりました。

そして迎えた9回ウラ、
表の攻撃で2死一、三塁としたものの、
和田が外のストレートを打ち上げてしまい、ライトフライ。
絶好のチャンスを逃してしまったドラゴンズとしては、
何とか延長戦へと持ち込みたいところ
その意味もあって、岩瀬を温存し吉見がそのままマウンドへ。
しかし、またもや守りのミスが飛び出す始末。

先頭のリンが初球を叩くと、強い打球が一塁前へ。
ところがウッズがこれを弾いてしまい、痛恨のエラー
サヨナラの走者を出してしまいます。
続く鳥谷は送らずに二塁ゴロ。
4-6と送られ、ランナーが入れ替わり1死一塁。
ここから阪神ベンチは、代打策
まずは「神様」といわれているらしいベテラン・桧山
前のイニングは力みからか、多少バタバタしていた吉見でしたが、
ここは低目にボールを集め、カウント2-1。
しかし4球目、中に入ったストレートを完ぺきに捉えられると、
サヨナラアーチか?とも言えた大飛球が、ライトへ。
ところがこの日の甲子園は、強い浜風
フェンス前で失速した打球をイ・ビョンギュがキャッチ。
さすがは勝利の申し子吉見は救われ、2死にこぎ着けます。

それでも阪神ベンチはさらに代打をもう一枚。
バルディリスに代わって、葛城を起用。
ここまでリン、鳥谷、桧山、そして葛城
そこまで続くのかという左打者攻撃を浴びる吉見
ボール先行で0-2となったものの、何とか持ち直して、
ファウル2球のあとで迎えたフルカウントからの7球目、
スライダーがそれまでよりも若干高く浮いてしまいます。
それを思い切り引っ張られると、再びライト方向へ。
ライナーになった分、打球が失速せずに
背走したイ・ビョンギュの頭を越えてしまうと、
そのままワンバウンドでフェンスに到達。
タイムリーツーベースとなってしまい、痛恨のサヨナラ負け…。
TVの画面には、歓喜に沸く阪神ナインの向こうで
ボウ然と立ち尽くした吉見の姿が映し出されました。


吉見投入するも…。圧倒的にやられてしまった
初戦に比べ、
序盤はリードされるも
何とか追いつくという展開。
しかし最後に力尽き
チェン-吉見という
勝ちパターンを駆使しながらの
サヨナラ負け
単なる負け以上に、ダメージ的には
大きな一敗となってしまいました。
ただ自分的には、吉見で負けたのなら仕方ないという部分も。
ここまで先発中継ぎに必死に踏ん張ってきた背番号19
出来からしたら、通常よりも良くないように見えましたが、
左打者があれだけ続いたにも関わらず、
岩瀬を注ぎ込まずに「信頼」されて送られている右腕。
今回に関しては、打った方がうまかったと思いますし、
こういう打者がベンチに残っていた阪神との選手層の差。
そこに敗れたのかなとも感じました。

それでもサヨナラにつながったのが、やはりミス
ウッズの一塁での動きの悪さがここに来て目立ちますね。
名手・荒木も、守備に定評のあるデラロサにもミスがあったこの日。
誰もがしたくてするわけではないですが、
「ミスした方が負ける」というのはこういう展開での鉄則。
堅守を誇っていたドラゴンズがこんなところから
突破口を開かれてしまうのは、情けない。
打てないのなら、せめて守りはしっかりやらないと。
特に主砲高代コーチにお願いしてノックを受けてほしいです。


一方、打線では、7番・デラロサが気を吐きましたね。
来日初という4打数4安打1打点
守備では2回に新井の三遊間のゴロを
蹴ってしまうミスがありましたが、
バット的には、現状では打線で一番当たっているのでは。
2回、4回と三遊間を抜いていくヒットを放つと、
6回には江草のスライダーを捉え、レフトスタンドへ。
さらに8回にはウィリアムスの149キロストレートを
ライト前へ運んだうえ、谷繁の中前打に好走塁して三塁へ。
ようやく日本の投手に慣れてきたのか、
ボールをしっかりミートできるようになりましたね。
まじめに野球に取り組み、全力プレーも魅力。
この7番打者をどう生かしていくのかも、
今後勝利へのひとつのカギとなりそうです。

その反面、主軸ややブレーキになったのが痛かった。
特に2-2に追いついた直後の3回、
タイムリーを放った荒木二盗に成功。
続く小池が四球を選び、続く中村紀洋の初球に三盗にも成功。
これで岩田を叩けるとおもった矢先の6-4-3のゲッツー…。
さらに5回、荒木、小池の連打と暴投で
1死二、三塁のチャンスで、中村紀洋が粘ったものの空振り三振。
さらにウッズ四球で、満塁から和田が惜しいレフトライナー。
9回の2死一、二塁も含め、あと一押しさえできていれば。
こういう悪い流れを断ち切るのは、やはり主軸の役目
ぜひとも第3戦は、自らのバットでチームを引っ張ってほしいものです。


直接対決で一気に差を詰めたい。
その目論みもろくも崩れ
ゲーム差は今季最大タイの『8.5』となってしまいました。
現状ゲーム運び選手層の差においては、
正直、阪神の強さを認めなければいけないでしょうし、
ドラゴンズ的には、我慢の日々となっているのも確か。
それでもここで3タテを喰らうのは、いくら何でも…。
せめて一矢報いて、ナゴヤへ戻ってもらいたい。
おそらく阪神の先発は、金村曉が来るでしょう。
ここまでの相性は良くないですが、相手は移籍初登板
おそらく緊張もするでしょうし、ぜひともガツンと叩いておきたい。
一方ドラゴンズの先発は、中5日の川上憲伸か、
リーグ戦再開後まだ投げていない朝倉
待望の6月月間MVPを受賞したエースを立てて、
必死に勝ちを取りにいくかは、定かではないですが、
もしも憲伸なら、しっかり投げてチームの窮地を救ってほしい。
このまま引導を渡されることだけは避けたい。
まだまだ7月も始まったばかり、
今夜こそは9回ウラに守護神・岩瀬のコールを聞かせてほしいです。


★プレーヤーズ・ボイス(2日)

●吉見一起
<8回から4番手で登板。
9回2死一塁から葛城に右越え打を打たれてサヨナラ負け。
開幕から無傷の連勝が『8』でストップ>
「(打たれたのは)スライダー。
何といえばいいんでしょうか…。悔しいです。
ずっと抑えるのは無理とはわかっているんですが、
きょうは1点もやれない場面。だから言い訳はできません」
中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

●トマス・デラロサ
<6回、左翼へ一時は試合を振り出しに戻す2号ソロ>
「打ったのは、スライダー。
とにかく積極的にいこうと思って打席に入りました。
先発で出ているせっかくのチャンスだから、結果を残せるようにしないと」

<来日初の4安打と気を吐き、6試合連続安打と上り調子>
「連続安打はあまり意識してないです。
打席に立ったら、積極的に打つようにしている。
とにかくベストを尽くすしかありません。
グラウンドに出たら一生懸命やるだけ。
守備でも打撃でも自分のやれることをやるだけ。とにかく頑張ります」
中スポ共同通信社毎日jp

●チェン・ウェイン
<6回から3番手で登板。2イニングをゼロに抑え役割を果たす。
これで10試合連続で無失点と存在感を示し>
「次の投手につなぐことを考えてしっかり投げられた。
新井さんと金本さんは意識していました」
(東京中日)

●浅尾拓也
<今季初の連投となったが、1イニングを3人でピシャリ>
「きょうは考えながら投げられました。余裕があった」

<昨季途中から悩まされている右肩の状態にも自信>
「アイシングなどのケアをしっかりしているので、連投でも問題ありません」
(東京中日)

●山本昌
<6月17日以来、中14日の先発マウンドは
4イニングを9安打3失点(自責2)。
敗戦投手じゃなくても、試合後は誰よりもうなだれ>
「もっとしっかり投げないと…。
大事な阪神戦? うーん。気持ちは入っていたけど結果がこれでは…。
中14日の影響? それは関係ないよ」
中スポスポニチ名古屋ニッカン名タイ

『バランスを少し崩してしまい、
みっともないピッチングになってしまいました。
なんとかチームには勝ってほしいと思いましたが、それもかなわず。
残り半分のペナントレース、
まだまだ山場を迎えられるよう頑張っていきます。』

山本昌公式ホームページより引用)

●森バッテリーチーフコーチ
<今季何度もチームを救ってきた吉見が登板しても、
今の中日の悪い流れは止められなかったことに>
「これがつきがあるチームとないチームの差なのかもしれない」

<粘ったが最後に力尽きた中継ぎ陣。
打線の援護がなかったことに唇をかむ>
「粘っても点を取ってくれない」

<1回から3回まで毎回失点の山本昌には厳しく>
「せっかく味方が3回に点を取ってくれたのに
そのウラに取られてしまってはな」
名タイ12

●荒木雅博
<3回1死二、三塁、中前にポトリと落ちる同点適時打>
「いいところに落ちてくれました」

<しかしそのウラ、2死一、三塁で
岩田の一、二塁間の緩いゴロをまさかのファンブル。
チェンジのはずが、勝ち越しとなる3点目を献上>
「バウンドを合わせ損なったボクのミスです」

<3回の打席では2盗塁も決めていたが、がっくり。
守備で山本昌の足を引っ張ってしまったことを反省しきり>
「そのことはいいです」
(東京中日、ニッカン

●高代野手総合チーフコーチ
<3回、二死一、三塁で荒木がファンブル。
9回は先頭のの一ゴロをウッズがはじくなど
前夜に続き、失策で墓穴を掘ったことに>
「荒木のは、あいつだから(打球に)追い付けた。
最後のは何も言うことはない。
やりたくてやってるんじゃないけど…」
時事通信スポニチ名古屋


◆川上憲伸
<6月の月間最優秀選手(月間MVP)賞・投手賞を受賞。
山本昌、松井秀喜を抜き去るリーグ史上最多の8度目。
3勝無敗、防御率1.05で狙い通りに公約を果たし>
「(2006年5月以来の受賞に)
案外取っていなかったんだなという感じ。
6月は獲りたいなと思っていたんです。
理由? 誕生月というとウソっぽいですが、
そういうのもありましたよ(笑)。
過去、6月はたぶん獲ってなかったと思います。
確か5月末ころだったと思いますが、
山本さんに『オレと並んで最多らしいぞ』と聞いたんです。
それから1つ抜けたいなと思ってました。
追い抜けてよかった。正直それが一番うれしい。
4勝してないと厳しいと思って、
防御率にはこだわって投げていました。
こういう賞をとることは励みになる」

<6月の登板を振り返り>
「自分で投げていても思い通りのピッチングができた。
力で投げ切った充実した月だった。
投手陣の状態が良くない中、引っ張ることができて満足している」

<チームは独走する阪神を追いかける状況だが>
「目標はもう1つ、今年中にこの賞をいただくことです。
今後はタイガースとの差を少しでも縮められるよう頑張ります」
憲伸の声「6月月間MVP」、中スポ
中日新聞共同通信社スポニチ名古屋ニッカン

◆森野将彦
<出場予定だったウエスタン・福岡ソフトバンク戦が
降雨の影響で中止。1軍復帰のメドについて>
「まず明日のゲームに出てから」
中スポ

◆井端弘和
<試運転開けとなったこの日、左足に異常は見られず、
福岡市のソフトバンク屋内練習場で2軍組と同じメニューをこなす>
「(1軍復帰のメドについて)まだまだです」
中スポ


●落合監督
<3連敗で阪神との差は再び8.5ゲームに開く。
それでも語調に変化はなく>
「あらためて野球のイロハを教わった1日だった。
どうやったら勝てる、どうやったら負けるのか、をね。
でも、それを選手に伝えるのは難しい。
どうやったら点数を取れるのか。
選手は難しく考えているんだろうな。
オレたちは年を取って経験があるから
物事を簡単に考えられるんだけど。それを理解していくしかない。
(こちらが)させなきゃいけないんだけどな。
今はまだ行ったり来たり、パラパラしてるだけだ。
中日らしい野球ができない? どうやって解消していくか。
多少時間がかかるだろうな。
(故障している)メンバーが戻ったら解消されるんじゃないのか」
中スポサンスポ時事通信毎日jp
スポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


今日の公示。(2日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 佐藤亮太投手、清水昭信投手
【同抹消】
▼中日 中田賢一投手、平井正史投手
公式サイト共同通信社


△清水昭信
<うれしいプロ初の1軍昇格を果たす。
この日2軍の遠征地・福岡から甲子園に移動して1軍に合流>
「ものすごく緊張しています。
でも出番があれば、頑張りたい。任された場面を抑えたいです」

<2年目の24歳、先発陣の一角を担いチャレンジが始まる>
「これからです。まだまだこれからなんです」
(中スポ、ニッカン

△佐藤亮太
<清水昭信とともに、今季初の1軍登録。
3日の2軍戦に先発する予定だったが、うれしい昇格となり>
「せっかくのチャンスですからね。何とか生かしたいです。
状態はいいので、あとは気持ちの問題だと思います」

<沖縄キャンプ中の2月、読谷球場でが思わずもらした言葉。
『あの試合』とは昨年4月7日の横浜戦。
プロ初先発したものの3回途中5失点でKO>
「昨年のあの試合ですか…、
あそこが野球選手としての
『最大のチャンス』だったのかもしれませんね。
次はあんな投球はしません」
(東京中日、<ドラ番記者>

▼平井正史
<25試合に登板し、防御率5.21で出場選手登録抹消>
「今のままではチームに迷惑をかけてしまいます。
状態を上げて、少しでも早く1軍に戻れるようにしたいです」
(東京中日)

▼中田賢一
<この日、2年ぶりに出場選手登録を抹消される。
午前中に大阪から名古屋に向かい、ナゴヤ球場で練習>
「練習でできても、試合になると
ストライクをとりたいところでとれない。
フォームのバランスも崩していると思うので、
自分でいろいろ考えながら少しでも早く取り戻したいです」
(東京中日)

◇落合監督
<この日、中田の出場選手登録を抹消。
中田の現状を説明するのと同時に、熱い期待を口に>
「抹消だよ。今の状態じゃ、上では投げさせられない。
少し頭を冷やして、自分で考えてやってくるだろう。
でも、1つ言えるのはあいつが立ち直らなきゃ、どうしようもないんだ」
(東京中日)


この日投手陣の入れ替えがあり、
前日の阪神戦でともに打ち込まれた
中田平井が出場選手登録を抹消
中田にとっては、2年ぶりのファーム降格となりました。

5月辺りから調子が落ち込み、
持ち前の球威が影を潜めたうえに、際だってきた制球難
そんななかでもローテで使い続けながら、
復調を待っていた首脳陣でしたが、ここに来てついに決断
ファームでの「やり直し」を命じたようです。
これ以上起用し続けても、不調の上塗りになるだけでしたし、
ここで一度下に落とすのは、中田本人にとっても、
チームにとってもよかったのでは。
ただ落合監督のコメントでもあるように、
背番号20の復調が、チーム上昇への条件の1つなだけに
何とかはい上がってくれることを願いたいところです。

代わってこの日昇格したのが、
先発左腕候補の3年目・佐藤亮太と、
ファームで先発及び中継ぎで起用されていた2年目右腕の清水昭信
ちなみに佐藤亮太は、2軍3試合で1勝1敗、防御率3.00。
清水昭信は13試合登板で2勝3敗1セーブ、防御率3.45となっています。
とくに清水昭信にとっては、うれしいプロ入り初の1軍昇格!
この日合流しましたが、初々しい戸惑いもあったようですね。
「ものすごく緊張しています」
その気持ちはすごくよくわかりますが、
もしも1軍初登板のチャンスが来たら、
できるだけ落ち着いて、投げ込んでほしいですね。

2008年7月 2日 (水)

中田四球でまた自滅、竜虎直接対決初戦完敗。

首位・阪神を6.5ゲーム差で追う2位・ドラゴンズ
7月最初のカードはその阪神と敵地・甲子園での3連戦。
今月9試合ある直接対決で、開いた差を詰めたいところでしたが、
その初戦、先発・中田が相変わらずピリッとせずに
自ら四球でピンチを広げてしまい、4回途中KO。
5回に主軸の連打で同点には追いついたものの、
あと一押しができぬまま、そのウラに勝ち越しを許すと、
リリーフ陣が踏ん張れず、さらにダメ押し。
約2カ月ぶりの対戦でゲーム差通りの差を見せつけられ、
大事な初戦を落とすこととなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 9回戦
(1日・阪神甲子園球場 | 中日2勝6敗1分け)
41449人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神 ×
[敗] 小林(24試合1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
中田、小林、浅尾、平井、高橋 - 谷繁、清水将海

【ゲームレビュー】
ミスにつけ込まれて完敗
同点の5回1死二、三塁から、藤本の二ゴロを荒木が本塁へ送球。
野選となり勝ち越し点を許した。
さらに一、三塁から代打・葛城の中犠飛で追加点。
6回には金本の2ランなどで決定的な3点を奪われた。
序盤の失点はいずれもミス絡み
中田は四球から崩れ、4回途中で降板した。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


ともに中8日となったドラゴンズ・中田賢一
阪神・アッチソンの先発で始まった直接対決初戦。
中盤以降は「トラの引き立て役」となってしまい、
久々に振り返るのもイヤなゲームとなりました。
それでも淡々と、得点経過のみを記しておくと↓


2回、和田四球、デラロサの3球目にボークで二塁へ。
デラロサ仕切り直しの3球目、外へのスライダーを
センターへ持って行くタイムリーで先制!(1-0)

3回ウラ、赤星遊撃内野安打、新井、金本連続四球。
2死満塁からリンの一塁ゴロを下がって捕ろうとした
ウッズが弾いてしまいタイムリーエラー(1-1)

4回ウラ、藤本四球、赤星打撃妨害出塁、関本四球で
2死満塁から新井が真ん中低目のフォークに食らいつき、
デラロサのグラブを弾く2点タイムリー(1-3)
中田は3イニング2/3、95球、5安打2奪三振4四球3失点でKO。

5回、荒木ストレートの四球、小池レフトへのヒット、
さらに中村紀洋ライト前ヒットで、無死満塁から
ウッズが初球、外角高目のスライダーを力まず軽打。
二塁横を抜いていく同点の2点タイムリー!(3-3)
アッチソンをKOし、なおも無死一、二塁。
しかし2番手・渡辺を攻めきれず、
和田が内角高目のストレートに一塁ファウルフライ。
イ・ビョンギュは同じく内のストレートにバットが出ず、見逃し三振
デラロサは勝負を避けられ、ストレートの四球で
2死満塁となったものの、谷繁打ち上げレフトフライで三者残塁

5回ウラ、2番手・小林がそのまま続投も、
リンセンター前ヒット、鳥谷四球で無死一、二塁。
3番手・浅尾に代わるも、矢野犠打で1死二、三塁。
続く藤本が147キロストレートを弾きかえすと、
打球は中前へ抜けようかという当たり。
荒木が懸命に止め、本塁へ送球するも間に合わず
野手選択で勝ち越し点を許す(3-4)
さらに続く代打・葛城にセンターへ運ばれ犠牲フライ(3-5)

6回ウラ、4番手・平井火だるま
先頭・関本にセンター左に落ちるヒットを許すと、
新井に真ん中低目のフォークを強振されて、
センターオーバー、フェンスラバー最上段直撃の
タイムリースリーベース(3-6)
この日猛打賞という一打でダメを押されると、
トドメは金本に中に入ったカットボールを強引に引っ張られ、
低いライナーでライトポール際へ持って行かれる2ラン(3-8)

7回以降は調整登板&ファンサービスのJFKの前に
走者こそ出すものの、抑え込まれてしまい初戦完敗
首位とのゲーム差は『7.5』に。


先発投手がともに締まらないピッチング
大事な直接対決の初戦ということもあり、
慎重にいかなくてはいけない。
そういう気持ちもないとはいえなかったでしょうが、
それにしても、そんなに失点したいのかと、
何度も思わせるかのようなストレスのたまる投球の連続。
3回、4回と守備のミスによる失点ではありましたが、
中田テンポの悪さもミスの一因となったのでは。
ああ四球ばかり続くと、正直守る方もダレてしまう
集中力を欠いてしまったのも、わからないでもなかったです。

出直しだ…。この日も制球が定まらず、
自らピンチを広げてしまった中田
得意の阪神戦
復調へのきっかけを
掴んでほしかったですが、
そうはならずに、
不調の上塗り
なってしまいました。
登板すればするほど、内容の悪さが目立ち、
もはや本来の投球を忘れてしまったような背番号20
「ついに壁に突き当たったようだ」とも記されていましたが、
おそらくそうなのかもしれませんね。
いっそのこと、しばらく登板間隔を空けるなり、
ファームに落とすなりして、リフレッシュさせた方が良いのでしょうが、
朝倉の時と違い、首脳陣はそうはさせないようで。
ただ大事な直接対決では、現状では投げさせられないでしょう。
とにかく当たってしまった「カベ」は自らで突き破るしかない。
復調のきっかけを掴み、なんとかはい上がってほしい。
「虎キラーは見る影もない」との文字はとても寂しいというもの。
首位追撃のためにも中田の復調、次回以降の登板に期待します。


一方、打線は、10安打放ちながら11残塁。
阪神も同じ安打数ではありながら、
タイムリーなしでの得点もありましたし、
その辺りが点差となって、出てしまったようですね。
ただ悔やまれるのは、やはり同点に追いついた5回の攻め
小池、中村紀洋、さらにウッズの3連打で、なおも無死一、二塁。
ここであと一押しが出来なかったのが痛かったですね。
一打出ていれば、流れを掴めそうだった場面。
強攻で行きましたが、阪神の勝ちパターンの中継ぎ、
渡辺亮に踏ん張られてしまいました。
ただそのなかでもチカラが抜けたのが、
この日スタメン復帰したイ・ビョンギュ見逃し三振
カウント2-1からの内角高目ギリギリのストレート。
「ボールだと思って」見切ったというものの、
やはり振らなきゃ何も始まらないから。
これが流れを阪神へ持って行かれる一端となったと感じました。

またこのゲームで阪神との差を感じたのが、集中力
がむしゃらという訳ではないですが、
阪神打線が打者それぞれがボールに対して、
「食らいついていく」という印象が強かったですね。
4回の新井の遊撃強襲安打、
5回の藤本の二塁へのゴロなどがその良い例。
気持ちが入っていれば、結果が良い方へ傾いていく。
それに対して、ドラゴンズの選手は単に当てているだけだったような。
負けているから、淡泊にも見えたのかもしれませんが、
大事な一戦ですし、もっと泥臭くやらないと。
こちらは追いかけていく方ですし、どん欲に攻めこまないと。
2戦目以降はさらに集中して、臨んでほしいところです。


7月初戦で、ライバルに手痛い大敗でのスタート。
約2カ月ぶりに当たった阪神はやはり手強く、
7.5というゲーム差通りのチカラの差を見せつけられてしまいました。
ただスゴイねえと感心していてばかりではいけない。
このままズルズルいかないために、2戦目はしっかり取ること
今朝の東京中日には
「森野&井端、あすにも緊急召集」の見出しも。
これまで抜けていたなか、6連勝もしてきたのに、
こんな風に書かれてしまっては、チームとしては情けない。
とりあえずは、いるメンバーがしっかり奮起してやり返す
そして先発予想である昌さん朝倉は少なくともゲームを作ってほしい。
危険水域に足を踏み入れないためにも、必勝を願いたいです。


★プレーヤーズ・ボイス(1日)

●中田賢一
<4回途中、3失点で降板。
得意にしていた阪神戦も立ち直るきっかけにはできず>
「すべてが悪かった。流れを作れなくて申し訳ありません」

<半ば自滅気味のKO劇。
3、4回に与えた計4四球が3失点すべてに直結>
「(右打者からみて外角に)引っ掛かるタマが多すぎました。
全部引っかけるような球になっていたので、
修正しようとしたんだけど……。
力み? そういうことではないと思うんですが…。
コントロールもテンポも悪かった。
テンポが悪いからエラーが出たと思う。
いろいろ考えながらやっているんですが…。なかなかうまくいきませんね」
中スポ共同通信社毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー

●森バッテリーチーフコーチ
<4回途中降板の中田について2軍降格を示唆>
「(胸をさして)ここの問題。ゆっくりしてもらうよ」
サンスポ名タイ


●小林正人
<2番手で4回途中から登板。
5回にリン、鳥谷と塁に出して降板。
代わった浅尾が抑えきれず失点2。今季初黒星となる>
「せっかく同点に追いついてもらったのに…」
(東京中日)

●平井正史
<6回から4番手で登板し、3失点>
「全部悪い。(原因が)分かっていれば、直せるんだけど…」
サンスポニッカン

●和田一浩
<5回無死一、二塁、渡辺にオール速球で一邪飛に取られ>
「あのとき(4月)の対戦よりは、球の切れはなかったと思います。
でも、それ以上にボクの状態が悪かったんです」
(中スポ)

●イ・ビョンギュ
<約3週間ぶりに『6番・右翼手』で先発出場。
5回1死一、二塁で1度もバットを振れず見逃し三振>
「(最後は)ボールだと思ったから振らなかった」

<3打席凡退が続いたが、7回に中前打を放つ。
痛めていた個所への心配はなく、プレーに全く支障なし>
「すんなり試合に入れたというか、
どこでやっても一生懸命やるのは変わらないです」
(中スポ、共同通信社

●荒木雅博
<5回1死二、三塁、藤本の二遊間の当たりを好捕したが
間に合わない本塁へ投げ、野選で決勝点献上>
「投げる前に谷繁さんが一塁を指してるのは見えたけど、
体が止まらなかった。完全な判断ミスです」
時事通信スポニチ名古屋ニッカン名タイ

●谷繁元信
<4回2死一塁で赤星がファウルを放ったときに
ミットが当たってしまい、打撃妨害出塁を取られる(記録は失策)>
「いつ以来かなあ」

<打撃では4回に右前で復帰後初安打。
8回にも右前打を放ったが、敗戦を悔やみ>
「ヒットのことはね。試合に勝てば良かったんだけど」
(東京中日)

●タイロン・ウッズ
<5回無死満塁、一時同点とする右前2点適時打>
「あのときはとにかく集中していたよ。
打ったのはスライダーだと思う。
走者をかえすことだけを考えていたね」

<62打数24安打74打点、8本塁打で、打率.387。
来日した03年からの『満塁』での通算打撃成績に>
「満塁で好成績? それを言われると打てなくなるからね。
とにかく勝つしかないよ」
中スポ

●トマス・デラロサ
<2回2死二塁から先制の中前適時打。
4回にも左前打を放つなど、これで5試合連続安打に>
「センター方向に打ち返す気持ちで打った」
(東京中日)

●浅尾拓也
<本来のボールを取り戻すべく、自ら遠投に取り組む>
「誰の指示というわけではありません。
自分からお願いして、遠投をときどきやっています。
投げるときに、指のかかりが悪いなと思ったらやるようにしています。
指へのかかりがあったり、なかったりで、
ちゃんとかかっているというのがないんです。
スピードは出てても、球が行ってないんですよ。
大学(日本福祉大)のころはしっかりかかっていたんですけどね。
(リハビリ後、投球練習を再開して)投げ出してからは、
少しでも指にかかるように投げないと思ってやってるんです。
遠投しながら、どこで離せばいいか、
リリースポイントのコツが少しずつつかめるようになってきました」

<この日、3番手で登板。
藤本の初球には153キロ。球速は戻ったが>
「スピードより切れです」
(中スポ)

◆小笠原孝
<甲子園での練習でバント特訓を行う。
今季のバント成功率6割。通常練習の後、
打撃ケージ近くに居残って、何度もボールを転がし>
「ぼくは下手ですから、練習をやらないといけません」

<ビジター球場で投手陣がバント練習をするのは珍しいが、
それは川相コーチの存在が大きい>
「練習でいいバントをすると、川相さんはそのたびに褒めてくれます。
だから、練習のやりがいがありますね。
悪いときは、具体的にポイントを言ってくれるから分かりやすいです。
アドバイスを吸収していけば、うまくなれると思ってやっています」
(中スポ、ニッカン

◆川相内野守備走塁コーチ
<向上心を持つ小笠原の姿勢を歓迎>
「練習するのは自分のためだからね。
ビジターでは練習用のマシンがないからだけど、
それでも練習に来て感覚を持っておくのはいいこと。
それで成功したら、やって良かったということにもなるしね」
(中スポ)


●落合監督

<首位・阪神に完敗。ゲーム差は7.5に。
先発・中田が乱調で4回途中降板>
「中田? あんなもんでしょ。
復調の兆し? ある部分はあるし、ない部分はない。
言ってできるなら、とっくにできてる。
悪い方(結果)が出てくれた方が逆に甘い考えを捨てられるでしょ」
中スポ共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋名タイデイリー


若竜トピックス(1日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
福岡ソフトバンク-中日 11回戦
(1日・雁の巣球場)
  000 000 210 = 3
  000 000 000 = 0
[勝] 佐藤充(11試合6勝3敗)
[D本] 藤井3号
[D投] 佐藤充
公式サイト

【ゲームレビュー】
前半は両チーム得点なく投手戦
均衡が破れたのは7回、先頭森野が左前打で出塁。
続く堂上剛裕の二塁ゴロをリー・トゥーシェンが後逸。
無死一、三塁のチャンスで柳田が左越えの適時二塁打で先制。
さらに1死二、三塁から堂上直倫の投ゴロの間に追加点が入る。
8回には藤井がホークス2番手・山村から左へソロ本塁打
先発・佐藤充は2回ウラに1死二、三塁のピンチを作ったが、
吉川を三振、髙谷を中飛で切り抜けると
3回以降は出塁こそ許すも粘りの投球で得点を許さず。
8回ウラにも連打で1死一、二塁のピンチを招いたが。
落ち着いた投球で井手を遊ゴロ併殺に。
9回ウラも1死から吉川に二塁打を打たれたが、得点を許さず。
6月24日・阪神戦に続いて、2試合連続完封勝利をマーク。
実戦復帰の井端は3番・遊撃で5回まで出場して2打数1安打
同じ森野は4番・中堅で6回まで出場。3打数1安打だった。
公式サイトより)


○井端弘和
<左太もも痛のためファームで調整中。
ウエスタン・福岡ソフトバンク戦に『3番・遊撃手』で先発出場。
6月15日以来16日ぶりの実戦で2打数1安打をマーク>
「違和感はまったくなかった。野球のことに関しては問題ないです」

<4回ウラの守備までで交代。試運転を終え、
見えてきたのは自分なりの復帰への『合格ライン』>
「きょうは4回しか出なかったので、
あしたから徐々にイニングを増やしたいです。
まだ自分で意識しながら動いているところがある。
意識して抑えているところが。無意識で動けるようになればいい」
中スポ共同通信社ニッカン

○森野将彦
<左ふくらはぎ肉離れで戦列離脱中。
この日『4番・中堅手』で実戦復帰し、3打数1安打。
7回先頭、速球を左前に転がし復帰初安打をマーク>
「形が自分の中では満足できないです」

<守備では前方へのダッシュを見せた好捕を含め、
3つの中飛をキャッチ。課題を口にしたが、
完ぺきではなくても、難なく生きた打球に反応>
「ちょっと動きが重たいですね。
もうちょっとスッキリ動けるようにならないと」

<7回の安打で代走を送られ、交代。
痛めていた左ふくらはぎの異常はなく>
「もう少し(試合に)出れば何とかなるかなと思います。
やっと野球ができるようになりました。まず第一歩です」
中スポ共同通信社ニッカン

◇落合監督
<井端と森野がそろって実戦復帰。ともに1安打を記録したことに>
「知らない」
ニッカン

◆福留孝介(カブス)
<シカゴ在住・海の向こうのドラゴンズファン。
中日の情報のチェックに余念がなく、詳しいこと、うるさいこと…>
「森野は時間をしっかりかけないと。再発しやすいところだから…。
シゲさん(谷繁)も無理しなきゃいいんですけど。
みんな責任感が強いからねえ」
(中スポ<ドラ番記者>

◆ドアラ
<東京・新宿の『SPORTS CAFE 6』でのイベントで筆談トーク。
仲良しの森野について1軍復帰へエールを送ったかと思ったら、
訳の分からない回答でファンを笑わせる>
「遊び相手がいないから早く帰ってこい。
アイツは鼻が伸びている。オレの方がイケメンだ」
(東京中日)


○佐藤充
<9安打を打たれたものの、四球は1個だけ。
6奪三振とねじ伏せ、2試合連続となる完封勝利を収める。
これで6勝、防御率2.24、3完封とウエスタンの投手部門三冠>
「決め球が甘かった。
決めたいところで決められればもっと投球は楽になる。
調子を崩さないまま、そのあたりを詰めていきたいです」
中スポ

○藤井淳志
<前日に出場選手登録抹消され、『1番・右翼』で先発出場。
8回先頭、山村の初球の速球をジャストミート。
左翼席へ運ぶソロ本塁打を放つなど、2安打と結果を出す>
「認めてもらえるようにしっかり力をつけたいです」
中スポ


雁の巣でのウエスタン・福岡ソフトバンク3連戦の初戦。
中盤まで0-0の投手戦だったものの、
7回、相手のエラーも絡み、
無死一、三塁から柳田が先制の二塁打など2点を奪い、
さらに8回には、藤井がソロ本塁打を放ってダメ押し。
投げては先発・佐藤充が、粘りの投球。
ランナーこそ出しながらも要所を凌ぎ、2試合連続完封勝利
続けて結果を残し、1軍再昇格へ大きくアピールしました。


その一戦ですが、ファンとしての注目は、
この選手たちの実戦復帰
ともに故障で調整中の井端森野がそろって先発出場。
『3番・遊撃』井端は、4回の第2打席で
ホークス先発・岩嵜のスライダーをいとも簡単に左前へ。
『4番・中堅』の森野は7回先頭でストレートを叩き、
先制のお膳立てとなる技ありの左前打。
途中交代こそしたものの、井端にとっては16日ぶり、
森野に至っては48日ぶりとなった実戦で、
ブランクを感じさせないプレーを披露したもよう。

通常ならなかなかなじめないものですが、さすが一流
しっかりと1安打を放ち、結果を残すのはお見事ですね。
ともに感触も良さそうで、まずはひと安心。
ただ周囲も「今週中に1軍復帰」と煽ってきそうですが、
くれぐれも自身の復帰ラインにはぶれがないよう。
焦らず慎重に今後も調整していってもらいたいです。

2008年7月 1日 (火)

7月突入竜虎決戦第1Rとビョン登録と悪魔ドアラ。

今季も開幕から3カ月が経ち、7月に入りました
首位・阪神を6.5ゲーム差で追う2位のドラゴンズは、
敵地・甲子園でその阪神との3連戦でスタート。
7月に3カード計9試合組まれている竜虎対決の結果如何で
今季のペナントの行方はほぼ決まってしまうでしょう。
最初の3連戦に備えたナインはこの日、甲子園球場などで練習。
故障が癒え、この日1軍に再登録されたイ・ビョンギュを始め、
負けられない戦いに挑む竜戦士のいくつかの話題を集めました。

今日の公示。(30日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 イ・ビョンギュ外野手
【同抹消】
▼中日 藤井淳志外野手
公式サイト共同通信社


△イ・ビョンギュ
<右手親指痛と左肩痛で6月10日から戦列を離れていたが
この日、出場選手登録され、1軍に合流。
甲子園球場での練習に参加し、問題ないところをアピール>
「右手も左肩も大丈夫だ。2軍でゲームに出られたからね。
1軍の選手が活躍しているから、少しでも貢献できるようにしたい」

<黒子役に徹してでも、勝利に貢献する意気込み>
「競争? 競争というよりも、チームの勝利に貢献すること。
とにかくチームに貢献できるように、控えでも後ろから支えていきたい」

<阪神戦の通算打率は.192、1本塁打。
それでも5月4日では延長10回、
藤川から左翼ポール際にサヨナラ弾を放っている>
「球児? フフッ」
中スポスポニチ名古屋

◇高代野手総合チーフコーチ
<フリー打撃でサク越え連発のイ・ビョンギュに
太鼓判を押すも、右翼の枠も競争になる可能性を示す>
「もう(けがは)問題ない。異常なしと監督に報告する。
先発は監督が決めることだからね。競争になる? それはそうです」
中スポスポニチ名古屋


右手親指、左肩を痛め出場選手登録を抹消。
その後故障が癒え、先週末に2軍戦で実戦復帰を果たした
イ・ビョンギュがこの日、藤井に代わって1軍に再登録
さっそく甲子園球場での1軍練習に合流すると、
フリー打撃でサク越えを連発するなど、
首脳陣回復ぶりをアピールしたもよう。

28日のウエスタン・サーパス戦では、2打数1安打1打点。
守備でも打球にチャージをかけ、カットマンに好返球など
故障個所がともに問題ないところを見せていましたが、
一部では次の福岡遠征にも同行させるという発言もありましたし、
まさか即昇格になるとは思いもしなかったので、ちょっとビックリ
ただケガさえなければ、当初からの構想でも、
レギュラーの1人として考えられていた選手。
貴重な左打者でもありますし、
いつまで下に置いていてもという考えが、
首脳陣のなかには、あったのかもしれません。

それでもこの戦線離脱中に外野定位置争いも変化。
ライトでは、交流戦中から代わりに入った井上が好調。
得意の打撃でアピールし、6番打者として大きな活躍を。
さらにセンターでは、移籍してきた小池
守備範囲の広さと得意の犠打を披露し、2番としても定着。
それぞれが持ち味を生かしている現状では、
さすがのビョン様も即レギュラーで復帰とはいかないでしょう。
しかしそれをもしっかり肌で感じている背番号7
たとえ控えに回ったとしても
「とにかくチームに貢献できるように、
後ろから支えていきたい」
と前向きな発言。
あくまで勝利のために、力を発揮したい意気込みを示しました。


ケガの影響もあってか、離脱直前はかなり精彩を欠いていたビョン
しかしパワーなどはチームにおいてもトップクラスですし、
ボールをよく見て、好調時の打撃を取り戻してくれれば。
さらに阪神戦、甲子園は決して相性は良くないものの、
GW中の藤川からのサヨナラ弾など『意外性の一打』を期待したい。
まずは帰ってきたビョン自身やる気
どんな塩梅になっているのかを、この目で確認したいと思います。


ドラゴンズトピックス(30日)

◇中田賢一
<きょう1日の阪神戦初戦先発が予想される。
直接対決9試合の大事な“第1戦”を任されるが、静かに決意を>
「今は『結果を出したい』という気持ちが強いんです」

<前回登板の6月22日・千葉ロッテ戦。
2回に一挙5点を奪われ、マウンドを引きずり降ろされた>
「立ち上がりの感触は、特に悪いという感じはしなかったんですけど…」

<先日、落合監督と岩瀬に不振脱出法のアドバイスを受けたばかり。
それを実践して勝利をつかみにいく>
「考えすぎじゃないかということを言われた」

<通算9勝4敗と、もともと阪神戦の相性はいい。、
4月22日にはプロ初の完封勝利も挙げている相手>
「相手は関係ない。自分の投球をするだけ。
今は相手のことを考えるより、自分の投球に集中したい」
中スポスポニチ名古屋

◇山本昌
<2日の第2戦先発が予想される。
今年リニューアルされた新甲子園での練習で感触を確かめ>
「投げる機会があったら頑張る。
新しくなった甲子園は初めてだからね。
新しくなったと言ってもマウンドは変わらないからね。
ファールゾーンが広くなったくらいか。
首位との差を縮めたい? そりゃそうでしょ」
(中スポ、スポニチ名古屋

◇川上憲伸
<阪神第3戦の中スポ先発予想。
この日は和田、岩瀬、吉見、荒木、井端らと
東京都内の国立スポーツ科学センターで
メディカルチェック、身体測定などを受け>
「いよいよ? まだそんな感じはしないですね」
(中スポ)

◇吉見一起
<五輪代表候補追加選出され、
メディカルチェックなどに参加。代表クラスの中で恐縮>
「今日はとても緊張しましたね」
(中スポ)


◇和田一浩
<7月は首位・阪神と9試合。全勝を誓い>
「7月はすごく重要ですよね。
阪神戦が9試合? そうですね。
まあ、切羽詰まることはないと思うけど、
(阪神戦では)1つも落とせないという気持ちでやりますよ」

<今季の対阪神は32打数12安打3打点の打率.375。
しかも8試合中7試合で安打をマークしている>
「相性がいい? あんまり意識はしていないですけどね。
打っているというイメージもない。
岩田、アッチソン? そうだね。
まあ、2度目(アッチソンは3度目)だからね。
そういう意味でイメージはできているし、やりやすいと思う」

<この日は早朝から同僚の五輪候補選手らとともに
国立スポーツ科学センターでのメディカルチェックなどに参加。
北京に向けての準備を整えたが、頭の中は『虎退治』しかない>
「北京五輪? それは選ばれてからですよ。
いまは目の前のことだけ。自分のベストを尽くしていきたいですね」
中スポ

◇平田良介
<2年ぶりに甲子園での1軍公式戦を経験する>
「1年目に代打で出ました(06年8月29日、結果は三振)」

<今年は2度目。リニューアル甲子園を経験するために、
3月13日の無観客試合に出場。2打数無安打2四球>
「下柳さんと対戦しました(四球)よね。
むきゃんかく、むきゃんきゃく、あれ?」

<やはり甲子園がよく似合う。
この3連戦は大阪市内に住む家族が応援に来る予定もあるという>
「甲子園で野球をやれるのはうれしいです。
高校野球のときのいいイメージがありますから」
(中スポ<ドラ番記者>

◇新井良太
<阪神3連戦で対戦する金村暁対策として、
平田、岩﨑とともに講師役に指名される。
6月26日のウエスタンで金村曉と対戦。中前安打した>
「(金村曉は)球種も多彩だし、低めに集まる。
何か話せるように整理しておきます」
スポーツ報知


◇落合監督
<1日からの首位・阪神戦を前に逆転優勝への自信を見せる。
現在は6.5ゲーム差をつけられているが>
「60何試合かを消化しての差だろ。
残り試合(75試合)の数の方が多いんだぜ。
普通に考えりゃ、それだけ残りがあるんだから、逆転できるだろ。
なんかオレ、間違ったこと言ってるか?」

<改めて開幕当初の目標を強調して>
「オレの頭にはリーグ優勝して、
日本一になる完全優勝ということしかないよ。
クライマックスシリーズなんていらないよ。
優勝できる力のあるチームにとって
クライマックスシリーズはいらないな。
あれがあることで余計な考えをしてしまうこともある。
うちの選手はみんな『優勝しかない』と思っているだろうけど、
人間だから心のどこかで考えちゃうものなんだ。
3位でいいというチームもあるだろうな。
でも、そんなことありえないだろう!」

<谷繁に続きイ・ビョンギュも、この日1軍に合流。
今月中には当初のレギュラー8人を揃えることができるという確信も>
「知ってるか? ウチはケガ人がたくさん出た時ほど成績がいいのを。
今年もたくさん出たな。もっと出てもいいぐらいだよ。
ケガしているやつももうすぐ帰ってくるだろう。順番にな。
試合に出られるようになったら言ってくるだろう。
もうすぐみんな戻ってくるよ。
今はその時にだれを(2軍に)落とすかで悩んでいるんだ」
ニッカンデイリー


【ドラゴンズ・今週の日程】
1日(火) 対阪神(18:00・阪神甲子園球場)
2日(水) 対阪神(18:00・阪神甲子園球場)
3日(木) 対阪神(18:00・阪神甲子園球場)
4日(金) 対巨人(18:00・ナゴヤドーム)
5日(土) 対巨人(15:00・ナゴヤドーム)
6日(日) 対巨人(14:00・ナゴヤドーム)


完全制覇のために、必ずモノにしたい竜虎決戦
その第1ラウンドとなる甲子園での3連戦。
気になる先発投手は、初戦・中田、第2戦・山本昌、
そして第3戦は、中5日で川上憲伸というのが、大方の予想。
ハマスタでの横浜との第3戦が流れたことで、
朝倉も使えるという状況ですが、
歴戦を通じて『虎キラー』として名高い3人を
直接ぶつけるというカタチを取ってきそうです。
甲子園での3連戦を終えると、
週末には3位・巨人との3連戦も控えていますが、
この7月は、阪神戦を重視するのは当然。
そうなるとこういう並びとなるのも、肯けるところでもあります。

そんななか注目されるのは、
やはり初戦先発予想の中田でしょうね。
この日はランニングと遠投を中心に調整したそうですが、
これまでの実績からすれば、「中田だし、まずは1つ」
言ってもおかしくないところでしたが、
今季に関しては、それが当てはまらないのが辛い。
特に5月5日のナゴドでの被連打はかなりの衝撃でしたし、
それ以降、投球が安定せずなかなか勝ち星を掴めていない
背番号20の様子を見ると、正直不安の方が大きいです。

それでもチームとしても、全勝するくらいの
意気込みで挑まなくてはいけない直接対決
そこで結果が出せれば、二倍三倍の特効薬にもなりそうな感も。
その一方でダメなら降格も免れないと言えるでしょう。
中田で取れれば、昌さん、憲伸と弾みがつくのも確か。
とにかく最初の登板で敵に「やはり中田だ」と思わせたいところ。
そのためにはマウンドに上がったら、無心でトラ打線に向かう
そして腕をしっかり振って、球威ある真っすぐを投げ込むこと。
落合監督岩瀬も待ち望む『暴れ馬』の復調
月も変わりましたし、まずは初戦の投球で
「結果」を残し、勢いに乗ってほしいです。


若竜トピックス(30日)

◆森野将彦
<左ふくらはぎ肉離れで戦列離脱中。
きょう1日のウエスタン・福岡ソフトバンク戦にDH出場予定。
実戦復帰前日、ウオーミングアップを終えると、
打撃練習などは行わずマッサージなどに
時間を費やし、練習後自信満々で福岡入り>
「もう怖さもないからいく。
大丈夫だから試合に出るんです。もう守備もできますからね」
(東京中日、スポニチ名古屋名タイ

◆井端弘和
<中スポ『巧・井端の流儀』より。
ファンに衝撃を与えた竜の鉄人の故障離脱。
今はいかに早く1軍に戻るか。そのための治療の日々を少し紹介>
「ナゴヤ球場では練習の前後に、
電気治療とトレーナーさんからマッサージをしてもらっています。
でも、決められていたことだけしていては、早期復帰はできません。
それこそ自分の過去の経験と知識を総動員して、
あらゆる治療を試みているんです。
整体、おきゅうに気功、酸素カプセル…。
毎日プランを立ててやっています。
そうそう。この前はおきゅうの火でやげどしちゃいました(笑)。
もちろん軽くですが。効くとか効かないとかいいますが
『やらないよりやる方がいい』が井端の流儀。
もちろん日ごろからお世話になっている先生ですから、
適当にやっているわけではありませんが。
自分でもすごく治りが早いなと思っていますし、
先生方もびっくりしていますよ。
夜の10時までは何らかの治療に充てるようにしているんです。

中日の試合を久しぶりにテレビで見ています。
何せ登録抹消は4年半ぶりのことですからね。
焦っているわけではないですが
『オレの守るところはないし、打つ打順もない。
ベンチスタートからじゃないかな』と思っているんです。
それは悔しい。だからというわけじゃんですが、
ボクは痛みに対して独特の考え方を持っているんです。
『痛いと思うから痛い。マヒさせりゃ痛くない』。これです。
先ほどの治療行脚の話とは矛盾するかもしれませんが、
ボクは痛めた個所を自分で無理やり動かして、
しびれさせるというのも治療法?なんです。

体も小さい。ホームランを軽々と打てるわけでもない。
そんなボクはそうやって、自分の“職場”を守ってきました。
野球選手はチームメートといえども、スキを見せたらやられます。
ファンの皆さん。もう少しだけ待ってください。
まずは2軍の試合に出て、必ず帰ります。
そのときの皆さんの声援が、井端弘和にとって
最後の、そして最高の“治療薬”ですから」
(中スポ『巧・井端の流儀』第5回「離脱の真相」より抜粋引用)


今週のファームは、地元・ナゴヤ球場を離れロードでの6連戦。
まずは雁の巣で、福岡ソフトバンクとの3連戦に臨みます。
そのホークス戦で実戦復帰を果たしそうなのが、森野
この日遠征メンバーとともに福岡へ移動。
足の状態も万全でまず初戦は、DHとしての出場が濃厚。
また左足痛でリハビリ中の井端も、雁の巣3連戦に参戦。
まず下の試合に数戦出ることで状態を確かめ、
1軍でもフルに出られるよう、段階を経てという青写真のようです。

それにしても今季、1勝8敗1分け
なかなか勝てないウエスタン・福岡ソフトバンク戦
そんななかこの2人が助っ人?で入ってくるのは、心強い限り。
ぜひとも「活躍」という朗報をファンとしては待ちたいです。


ちなみに現時点までの情報によると、
対福岡ソフトバンク初戦、森野、井端ともにスタメン
それも3番・遊撃で井端、4番・中堅で森野とともに守備につき、
5番・DHには、堂上剛裕が入っているようです。


ドアラトピックス(30日)

◇ドアラ
<この日、名古屋市中区の中日スポーツ総局を訪れ、
自らの気ままな温泉旅行を記した『ドアラの九州旅日記』のPRを。
ところが『悪魔ドアラ』は調子に乗って、総局をジャック。
さらに得意の筆談も披露。中日スポーツの印象は>
「人が多くてビックリ」

<最近の人気をどう思うか。調子に乗っているのではないか>
「ウソみたい。調子に乗っちゃうね」

<彼女はいるのか>
「忙しくそんな余裕ない」

<北京五輪は興味あるか、谷亮子とか北島康介とか>
「(腕を突き上げたあと)がんばって。
世界新、出せるといいね、水着すごいから」

<野球に関しては星野ジャパンの金メダルに太鼓判。
だがそれ以上に関心があるのは、やっぱりドラゴンズ。
心が穏やかになったかのように、それまでの激しい動きがぴたりと止>
「まだ前半戦。全然、気にしなす!
シーズンは、まだまだこれから」

<当初の目的『ドアラの九州旅日記』について>
「温泉はいい湯だったし、面白い旅だった。
こういう企画をもっと増やしてほしい」

<PRを終えて、最後は>
「中スポ、いつも読んでる。
明日も記事になるから3日連続。
それにつぶやき(連載中の『ドアラのつぶやき』)もあったしね」
中スポ


今朝の中スポ、東京中日ともに1面は、このお方
中スポHP内の特設サイトで公開中の
『ドアラの九州旅日記』のPRのため、
中日スポーツ総局を訪れたドアラ先生の様子が、
得意の筆談とともに大きく出ていました。

大事な竜虎決戦の第1ラウンドを迎えるのに、
こんなにゆるい話題が1面でいいのか??とも思いましたが、
それぐらいの気持ちで、ファンもいた方が、
よい結果が転がり込んでくるのかもしれませんしね。

悪魔ドアラ見参!それにしても公式サイトや、
公式ブログのフォトにありましたが、
この日のドアラ先生衣装が強烈!
なんとあのキモカワフェイスに
ヘビメタのようなくま取り
さらに炎のマントを翻し、
CDマークの代わりに『獄』の文字
まるで“悪魔ドアラ”といういでだち。
思わず新キャラか?と、
ビックリしたとともに、
メークで顔は変えられるんだなと、
思わず頷いてしまいました。
DVDのタイロケでもいろいろあったようですが、
ドアラ旋風、夏に向けまだまだ続いていくような感じです。

2008年6月30日 (月)

ハマスタ中止悲喜こもごもと森野回復実戦復帰へ。

29日に横浜スタジアムで行われる予定だった
ベイスターズとの第3戦は、11時に雨天中止が決定
降り続ける雨にナインの反応は悲喜こもごもだったもよう。
9勝8敗で6月を終えることとなったドラゴンズ
週明け7月からは敵地甲子園での首位・阪神との直接対決で
幕を開けることとなりますが、ナゴヤからは明るい話題
故障で離脱していた森野実戦復帰が濃厚となったようです。


ドラゴンズトピックス(29日)

◇小池正晃
<29日の横浜戦の雨天中止を残念がる。
移籍後古巣との初めての3連戦も、前日までは7打数無安打。
初安打を狙っていただけに>
「残念です。でも同一リーグなのでこれで終わるわけじゃない」

<気持ちを切り替えるように
横浜スタジアムの室内練習場で打撃練習。
凱旋安打を逃した悔しさを、7月1日からの首位阪神戦にぶつける>
「阪神戦は1つでも多く勝ってゲーム差を縮めたい。
阪神は先発もいいし抑えもいい。先に点を取られたら厳しい。
意識するピッチャー? そんな余裕ありません」
ニッカン

◇和田一浩
<雨天中止があまりうれしくない様子。
試合をすることで実戦感覚を取り戻したかっただけに
雨空を恨めしそうに見上げ>
「6連戦の中での中止だったらありがたいんだけどね。
これでまた2日試合が空いてしまうからね」

<この日は室内練習場でフリー打撃。
左足を大きく後ろに置いていた独特の構えを
両足をスクエアにするなどの『新フォーム』の習得に必死の形相>
「監督からアドバイスをいただきました。
動きのムダを省け、ということです。
自分のモノにするのには時間がかかるだろうけど。
もっと打ちたいですからね」

<36歳のベテランは常に前を見据えている>
「1年でも長くプレーしたいから。
年をとったらいつかは考えないといけない時が来る。ちょうどそんな時期」
中スポスポニチ名古屋

◇岩﨑達郎
<プロ2年目の若竜は雨天中止にがっくり。
神奈川県出身だけに横浜スタジアムでの出場を待望したが>
「『凱旋デビュー』とはいきませんでしたね。
楽しみにはしていたんですけど」
(東京中日)

◇タイロン・ウッズ
<雨天中止を喜び、練習を終えるとウエートトレを追加。
阪神戦を控え、体調管理に余念がない>
「ジム、ジム。これからジムに行ってくる!
体が重く感じる時期だったし、ちょうどよかった」
(東京中日)

◇谷繁元信
<左わき腹痛から復帰まもなく、恵みの雨になった様子。
まだ完治という段階ではないようで、苦笑いも>
「恵みの雨? そうだね。
足と違って息をするだけでも痛む個所。
息をしないというのが一番なんだけどね」

<ただ7月1日からの阪神戦に関しては>
「大丈夫だと思うよ」
(東京中日)

◇落合監督
<前日好リリーフの高橋に逆取材>
「あれ、まだ(1軍に)いたのか?
(ビグビーを仕留めた142キロ)あれは何を投げたんだ?」

<打者の近くで沈んだ直球に>
「あれはいいボールだったよなあ」

<国を代表して戦う五輪選手に全面支援を確約。
球団から専属として溝際トレーナーを北京に派遣。
シーズン終盤戦を見据え『代表組』の体調を徹底管理する狙い>
「問題にはならないよな? トレーナーを向こうにやろうと思っている。
選手というのはトレーニング方法はわかっているけど、
体の手入れとなると慣れた人間じゃないと触らせたくないもんだ。
となると、誰がいいのか…。
この選手をいつも診ているのはこのトレーナー…。
というふうに考えていけばな。
本当はチーフ(トレーナー)がいいんだろうけど、そうはいかないから」

<あくまで中日のトレーナーとしての派遣であると強調。
球場外で選手をサポート。コンディションを逐一チームに報告する>
「例えばチェン(台湾代表候補)や
ビョン(イ・ビョンギュ、韓国代表候補)がトレーナーの部屋にいって
マッサージを受けることだってできるんだろ? 
トレーナーの費用は球団が出すんだから。
(選手は)球団の宝なんだからな」
(東京中日、ニッカン

◇溝際トレーナー
<北京へ『特命トレーナー』として派遣される予定。
昨年台湾で行われたアジア最終予選でも中日勢をサポートしている>
「まだはっきりとはわからないですが、
(落合)監督からはチェンやビョンも見てやってくれと言われています」
ニッカン


◇新井良太
<次戦は首位・阪神との3連戦。
念願の『兄弟対決』が目の前に迫ってきた>
「兄貴(貴裕)の阪神のユニホーム姿を見るのは初めてですからね。
特別? そうですね。ボクも頑張らないと。
できることで貢献したい。まあ、いろんな意味でやりますよ」

<出番といえば代打か守備固めになるだろうが、
武器は打撃や守備だけではなく『声』も。
昨年の広島戦では自然と兄貴がヤジ将軍の標的になっていた>
「向こうのベンチが反応してくれましたね。
声を出すのもボクのできることというか、
汚い言葉じゃなくて、ボクなりに言葉をチョイスして言っています。
ちょっとでもチームが盛り上がればと思っていますね」

<ちなみにリニューアル甲子園は、昨季よりも相手ベンチに近づいた>
「そうらしいですね。楽しみです」
(中スポ)

◇岩瀬仁紀
<すでに今季10球団からセーブをあげ
史上2人目の『11球団セーブ』に挑む。
最後の標的は、7月1日から戦う宿敵・阪神>
「11球団? そうなんですか。
今まではロッテ戦が邪魔してましたもんねえ。
阪神? そうか。ほとんど投げていないですからね」

<阪神戦はといえば、今季は2勝5敗1分け。
勝ってもセーブのつく展開に持ち込めていないのが現状。
だが7月には9試合も竜虎決戦が組まれている>
「そういう記録には興味はないですよ。
でも、投げた試合は必ず抑えたいし、ボクが抑えればチームは勝つ。
この9試合で1度もボクの出番がないようだと、今年のウチは終わりです」
中スポ


活発化した梅雨前線の影響で関東地方では、
前日の夜から降り出した、明けても勢いがおさまらず、
ハマスタでも午前11時に雨天中止が決定
ドラゴンズナインは室内練習場などで練習を行ったもよう。
せっかくの日曜日、神宮、千葉マリンなど
屋外の球場では、少々の雨でも決行するパターンが多いものの、
開始後の予報もよくなかったですし、
さすがのハマスタでも強行しませんでしたね。
打撃の好調の和田や、古巣との対戦となった小池などは
ゲームを行いたかったようですが、
故障明けで状態がまだ思わしくない谷繁などには恵みの雨となった様子。
「高見の見物」となった秋田で阪神が敗れたことでゲーム差は「6.5」。
打線がやや湿っていましたし、今回に関しては、
雨天中止をプラスとしてもよかったのではと思いました。

明けてあすからは、7月に突入。
いきなり敵地・甲子園で首位・阪神との3連戦で幕を開けます。
7連勝と勢いを持って、乗り込むのもよかったですが、
惜しくもそれはかなわず、一息ついてからの関西上陸
それでもこの7月に、9試合ある竜虎決戦
いかに白星を稼ぐか、それが浮上へのカギを握るでしょう。
貯金が21もある阪神にとっては、今回3タテを喰らったとしても、
正直それほど痛くも感じないと思われますが、
ドラゴンズにとっては、その一戦一戦が大事。
特にアウェー6試合で勝ち越せれば、大きいでしょうね。
五輪を前により首位に近づき、戦いを優位に進めておきたい。
その一方で、岩瀬のコメントにもあるように
「この9試合で1度もボクの出番がないようだと、
今年のウチは終わりです」
危機感を持つのも大切。
今季のペナントを大きく左右するであろう7月の竜虎決戦
まず最初の3連戦に関しては、
先発投手予想なども含め、明日見ていこうと思います。


◆森野将彦
<左ふくらはぎ肉離れで戦列離脱中。
この日はナゴヤ球場に隣接する屋内練習場で、
2軍の選手たちと同じ基本メニューを力強くこなす>
「もう問題なく動けます」

<次のステップは実戦復帰。
7月1日のウエスタン・福岡ソフトバンク戦に出場することに。
パ・リーグ主催試合のため指名打者があるのも好都合だ。
ほぼ全快を宣言したが、まずは慎重にDHでの出場が濃厚>
「守備もできますよ。もう大丈夫です」

<実戦で打席に立ち、走り、問題がなければ次は守備に。
その次が1軍復帰だ。気になるその時期。
しかし完全にチームスタッフの定めた方針に従う考え>
「試合に出るようになれば、もうボクが決めることではない。
ボクが上がりたいと言っても、
上からダメだと言われれば上がれないですし。
(自身の復帰目標についても)まったくないです。
目標と言うなら、試合に出ること。それしかない」

<当初の予想を覆すほど順調な回復。
ランニング再開までは約1カ月間かかったが
そこからは本人も驚くスピード>
「ここ2週間が思っていた以上に早かったですね」
中スポ

◇高代野手総合チーフコーチ
<近日中にも森野、イ・ビョンギュら故障者が
1軍復帰するにあたり、外野レギュラー枠の競争を予告>
「誰かが必ず出られるとは限らない。
いいヤツを使っていくことになると思う」
中スポ

◇小池正晃
<トレード移籍してきて、最近は中堅を守っているが、
森野が戻ってきた場合には出場できる確証がない。争うことを当然覚悟>
「やるべきことをやらないと、自分の立場が厳しくなる。
ぼくはどんどんアピールしないといけないですからね」
中スポニッカン

◆金剛弘樹
<右ひざの靱帯を痛め、別メニュー調整中。
屋内練習場のブルペンで故障後初の捕手を座らせての投球練習。
立ち投げ20球のあと、捕手を座らせ30球。7月上旬の実戦復帰に向け>
「ここまで順調にきているので、ここから徐々に状態を上げていきたい」
(東京中日)

◆鈴木義広
<右ひじ痛で戦列離脱中。
ブルペンで早川コーチを捕手役に、約50球の投球。
打者に対しての投球はまだできないが、状態を見ながら練習を続ける>
「今日はアウトコースとインコース、
狙ったコーナーに1球で投げられた」
(東京中日)


今朝の中スポは、この記事がトップに!
左ふくらはぎ肉離れで戦列を離れている森野
明日からのウエスタン・福岡ソフトバンク戦実戦復帰
まずはDHでの出場になるそうですが、
状態次第では守備、走塁なども試運転
7月上旬の1軍復帰に向けて、よりピッチを上げていくようです。

週末の名タイなどでも
「(左足痛の)井端よりも森野の方が早い。
直線的なダッシュも問題ないし、振る方も100%」

と言われていた森野
いよいよ実戦復帰にGOサインが出たようですね。
ここへ来ての驚異的な回復に目を見張る一方で、
ぜひとも戻ってきてほしい選手の1人なだけに、
うれしさもかなり上昇してきました。

帰ってくるぞ!この日も屋内練習場で、
ファームのメンバーとともに、
ランニング、内野ノック、
フリー打撃などを軽快にこなし、
汗を流していたという森野
「もう問題なく動けます」とコメントしていますし、
後は実戦特有の動きにいかに対応できるかというところでしょうか。
約1カ月半ぶりの実戦ですし、まあいきなり好結果とはいかずとも
これぞという働きで、さらに回復をアピールしてほしいですね。
荒木、井端、和田らが抜けそうな五輪期間には、
打線を支えてくれる存在になってほしいだけに、
できるだけ完ぺきに仕上げての復帰をファンとしては望みたい。
目標としていた「試合に出ること」
いよいよ目前となった背番号31
復帰への課程をより楽しみにしたいところです。


ドアラトピックス(29日)

今朝、たまたま気付いたのですが、
中スポWEBの右のサイドバーに、こんなのが↓
企画特集 『ドアラの九州旅日記』 毎週更新!

「ナゴヤドームを後にして、いざ九州へ! 
さて、どんな珍道中になるかな?」
とのこと。
企画が中スポで、協賛がJR東海。
それにしてもいつの間にかに、九州北部を旅していたとは…。

ちなみに↓がその予告編とのこと。
「あなたのブログにドアラを貼って楽しもう!」
あったので、貼っておきます。
今年の上半期、選手以上に忙しかったことで、
「約7キロ」という激やせという情報も出たドアラ先生
くれぐれも無理なさらずに、ゆる~くいってほしいです。

2008年6月29日 (日)

拙攻で竜ストップ、連勝もノリ本塁打不敗神話も。

切り札・立浪の今季初本塁打など代打陣の活躍で
リーグ戦再開初戦を飾り、6連勝ドラゴンズ
迎えたハマスタでの横浜との第2戦。
予想の難しかった先発に左腕の小笠原を持ってきましたが、
その小笠原が不調。いきなり初回に2発を浴び先制を許すと、
3回には四球-盗塁-適時打とあっという間に追加点
一方打線は、再三攻め込みながらも決定打が出ない拙攻
6回に『本塁打不敗神話』を続けている中村紀洋
一発が飛び出しましたが、結果的にはその1点のみ。
横浜の継投に阻まれ、連勝不敗神話もストップしました。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 10回戦
(28日・横浜スタジアム | 中日7勝3敗)
20318人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜
[敗] 小笠原(14試合7勝5敗)
[D本] 中村紀洋14号
[Dバッテリー]
小笠原、浅尾、チェン、平井、高橋 -
清水将海、谷繁

【ゲームレビュー】
連勝ストップ 小笠原が踏ん張れなかった
1回、仁志内川に連続ソロ本塁打を浴び、先制を許した。
3回には2死から仁志に四球。二盗された後、
内川に右中間を破る適時二塁打で、追加点を奪われた。
打線は中村紀洋の一発だけ。つながりを欠いた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


交流戦明けの2戦目、それぞれ間隔が空いていることもあり、
この日のドラゴンズ先発投手に誰が起用されるのかを
当てることは、正直難しかったのでは。
中スポ予想は、中5日で中田を挙げていましたが、
その中田でも、朝倉でも、ましてや山本昌でもなく、
中9日で、小笠原がマウンドに上がることとなりました。

しかしその小笠原が立ち上がりからいきなり失点を。
前日復帰した谷繁ではなく、清水将海とのバッテリー。
先頭の大西を二塁フライに打ち取ったものの、
2番・仁志にカウント2-1と追い込みながら、
4球目、内角やや中寄りのストレートを叩かれると、
レフトスタンドへ持って行かれるホームラン
まだエンジンがかかっていないところを突かれ、先制を許します。
しかしこの1点で止めておけば、よかったものの、
続く内川にこれまたカウント2-1と追い込みながらも、
ファウルとボール2つでフルカウント。
そして7球目、中に入ったスライダーを引っ張られると、
打球はまたしもレフトスタンドへ飛び込むホームラン
低目を突けず、浮いたところを叩かれる二者連続弾。
立ち上がりの悪さは織込み済みの小笠原とはいえ、
相手を勢いに乗せてしまうイヤな失点をしてしまいます。

そんな小笠原でしたが、
全体的にこの日はボールのキレが今ひとつ。
相手先発の那須野が暴れすぎていたため、
制球に関してはこちらがよさげにも見えましたが、
高目に浮くボールもけっこう多く、調子的には良くなさそう。
2回ウラは下位打線を三者凡退に打ち取ったものの、
3回ウラにまたも同じ相手にまんまとやられてしまいます。

先頭の那須野を二ゴロ、大西をレフトフライに打ち取り2アウト。
しかし前の打席本塁打の仁志に対しては、
意識したようで、いきなりボール3つ。
そしてカウント1-3から四球で歩かせてしまいます。
それでもここまではバッテリーも計算済み。
ところがその次はさすがに読めなかった。
続く内川の初球、何と仁志がスタート。
ノーマークのバッテリーのスキを突き、二盗に成功
今季ここまでチーム合わせてわずか15盗塁のベイスターズ
しかも36歳のベテランに走られてしまいます。
想定外の足攻に動揺もあったか、続く2球目、
内川に中に入ったスクリューをうまく右に運ばれると、
右中間を大きく破るタイムリーツーベースで痛恨の3点目

デーゲームは苦手?自己ベストをさらに更新すべく
上がったマウンドでしたが、
仁志内川の2人に
やられたカタチとなってしまい、
4イニング、63球を投げ、
6安打1奪三振1四球で3失点で降板。
初回、味方が先制のチャンスを逃し、
流れ的には向こう
行っていたこともありますが、
立ち上がりの2発はやはり痛かったかなと。
修正して、次回登板予定の巨人戦には臨んでほしいところです。


一方、打線はその初回の攻撃を始め、拙攻が目立ちましたね。
横浜先発・那須野の立ち上がりを攻め、
荒木の二塁内野安打と今季20個目となるスチール。
さらに中村紀洋が四球を選び、1死一、二塁。
ところがウッズは当たりこそ良かったものの、ライト正面のライナー。
さらに和田がフルカウントから内角に沈むチェンジアップを振らされ、三振
一気に叩いておけばと、悔やまれる場面となりました。

さらに続く2回、下位打線が繋がりチャンスメイク。
先頭の井上が初球を叩き、左中間突破のツーベース。
反撃の口火を切ると、続くデラロサは変化球を見極め四球。
清水将海がきっちり送って、1死二、三塁としたものの、
ここは打線の巡り合わせが悪かった。
小笠原が外へのスライダーに空振り三振に倒れると、
期待をかけた荒木も、内へのストレートに詰まり一塁ゴロ。
ギリギリのところで那須野に踏ん張られ、ここも点を奪えません。

3、4、5回と良くも悪くもない那須野に抑え込まれ、
ようやく反撃開始となったのは6回。
口火となったのは、先頭の中村紀洋
カウント1-1からの3球目、外角ややシュート回転したストレートを捉え、
お得意の右方向へ持って行くと、伸びてそのままライトスタンドへ!
見事な一発を放ち、1点を返します。
この一発によって浮上してくるのが、
中村紀洋本塁打を放った試合は15連勝中という『不敗神話』。
2点ビハインドと劣勢ながら、これはある意味勝利への兆し?
それに導かれるかのように、那須野が崩れ、
続くウッズに対して、内へのボールが決まらずに四球。
さらに那須野に代わった2番手・吉原道臣から
和田が初球を叩き、一、二塁間を抜くヒット。
無死一、二塁として、この日1安打ずつの井上、デラロサに繋ぎます。

流れ的にはこちらに傾きつつあるチャンス。
ぜひともここはモノにしたい。
しかし前日も踏ん張られてしまったうえ、
この日も落ち着いていたのがこの吉原
暴れすぎの那須野に比べ、制球も球威もあるこの2番手の前に、
送らずに強攻となった井上が、2-0からの3球目、
真ん中高目のつり球を打ち上げてしまい、二塁フライ。
さらにデラロサが初球、外へのカットボールを引っかけ、
おあつらえ向きの6-4-3のダブルプレー
ここで流れが断ち切れてしまったのが、正直痛かったですね。
その後も8回から登場したクローザーの寺原を攻め、
中村紀洋和田のヒットで2死一、二塁としたものの、
ここでも井上がカウント0-1からの2球目、
152キロ、外へのストレートを叩くも三塁ゴロとブレーキ
再三チャンスを作りながらも、決定打が出ないありさま。
ここぞで繋がりを欠いてしまった打線。
せっかくの『不敗神話』15でストップすることとなりました。


相手にうまい具合に点を取られ、
こちらはあと一本が出ずに悔しさ重ねる拙攻
連勝も『6』で止まられてしまったうえに、
横浜今季20勝目を献上してしまいまう始末。
しかもナイトゲームで阪神が勝利し、ゲーム差は『7』に。
詰めるのにはとても苦労するのに、
広げられるのはどうしてこう簡単なのかと。
こうなるとやはり週明けの直接対決で叩くしか
首位追撃の方法はないのかもしれません。
その前に迎える第3戦、ここでしっかり勝ち越すことが大事!
しかし29日のハマスタは、こういう天気
開始後の予報が良くないですし、おそらく中止となるのでは。
(しかも中スポ先発予想は『雨男』昌さん
そんな中でもしゲームが強行されるなら、
取りこぼさぬよう、気を引き締めて戦ってほしい。
そして週明け、7月最初の戦いへと繋いでいく。
勢いではなく、しっかり内容も備えた勝利を期待しています。


★プレーヤーズ・ボイス(28日)

●小笠原孝
<初回に本塁打2本を浴びるなど
4イニングを6安打3失点で今季5敗目>
「もったいない? そうですね。
状態? 悪くても悪いなりに抑えないといけないのに…」

<3回には2死から仁志に四球を与えて
二盗を決められ、内川に適時二塁打を浴びた>
「仁志への四球?(前の打席を)意識したのかもしれません。
意識していなかったと言ったら、うそになる。
チームが連勝中だということは、特に意識していなかった。
調子が悪いときでも、抑えなくてはいけない」

<今季のデーゲーム5試合の登板で1勝3敗、防御率5.73。
ナイトゲーム時の6勝2敗、防御率2.15とはあまりに対照的>
「デーゲームで不振? そうですか。
ちょっと(原因は)分かりませんね。
どこかに原因があるのかもしれないけど」
中スポ中日新聞共同通信社時事通信毎日jp

●清水将海
<小笠原とコンビを組んだが、1回の連発を悔やむ。
移籍後5度目の先発マスクだが、これが初黒星>
「内川にやられました。
もうちょっとうまく配球できたのに…。もったいないことをしました」
(東京中日)

●中村紀洋
<6回先頭で右中間へソロ本塁打。
リーグ戦再開後、初の安打が一発となったが、
落合監督のアドバイスの効果を強調>
「打ったのは、シュート。
これまで監督にアドバイスをもらっている通り、
打席で何も考えず、球に逆らわずに打てました。
具体的に? それは企業秘密なんでね、詳しいことは言えないけど、
『難しく考えず、シンプルに打て』というようなことです。
打席の中でいろんなことを考えずにやれ、と
口酸っぱく言われているので、うまく打ててよかったです」

<8回の4打席目も外角ストレートを
センター右へ鋭いライナーのヒット>
「ええ感じでした」

<今季これまでの13本のアーチは、いずれも勝ち試合で放ったが、
この日は勝利に結び付かず。『不敗神話』が16試合目で崩れ>
「まあ、しゃあないですよ。
ピッチャーも野手も一生懸命やった結果ですから。こういう日もあります。
また明日ですよ、明日。打たないわけにはイカンから。
気持ちを切り替えて、どんどんいいところで打ちたい」
中スポ中日新聞共同通信社スポニチ名古屋ニッカン

●チェン・ウェイン
<7回に3番手で登板。先頭・相川への2球目に
152キロをたたき出すなど、5球が150キロオーバー。
一昨年の手術前の自己最速を更新したことになったが>
「自分では速くなったと感じるわけじゃないですけど、
下半身を使って投げられるようにはなりました。
これは手術したからだと思うし、
手術(の決断)は正解だったと今は言えます。
体力面も、前とは比べものにならないです」
中スポ

●谷繁元信
<7回から途中出場。チェンのボールを受け、
スピードガンの数字に『ウソ』がないことを証言>
「指にかかったときのチェンは、速い球がきますよ。
それにあいつの球は質がいいんです。
それを一発で仕留められる打者は、そうはいないと思います。
注文? いいボールの割合を増やすことと、
腕をしっかりと振った上で、
今のような球を投げてくれればいいんです」
中スポ

●浅尾拓也
<2番手で登板して2イニングをパーフェクト。
速球は150キロを2度叩きだし、140キロ台後半を連発>
「今まではいい結果を出そう、いい結果を出そうと、
力が入りすぎていた部分がありました。
ムダな力が取れた方がいいボールがいく、
ということをブルペンで投げていて感じました」

<嫌なイメージも克服。
前回17日の登板では最初の打者の頭部に死球を当て、
危険球退場。それ以来の登板の不安感を快投で打ち消す>
「スピードのことを考える以前に、
前回ああいう形で終わってしまっていたので、
久しぶりに投げるような感覚で不安がありました」
(東京中日)

●高橋聡文
<8回1死一、二塁で、5番手として登板。
ビグビーと吉村を連続空振り三振に仕留め、無失点。
11日以来、17日ぶりのマウンドで140キロ台後半を連発>
「久しぶりでしたけど、落ち着いて投げられました」
(東京中日)

●荒木雅博
<1回先頭の第1打席、二塁内野安打で出塁すると、
1死後、二盗に成功し、今季20個目の盗塁をマーク。
69試合目での一区切り到達、自己最多タイとなりそうなペースに>
「けっこう早い方ですね」

<もっとも最後の打者となった試合後は渋い顔>
「最後の打席が…」
(東京中日)


◆岩﨑達郎
<交流戦最終戦の22日・千葉ロッテ戦の試合後、
ベンチで立浪兼任コーチとの数十秒の短い反省会。
そこで聞いた立浪の話が、身に染みた>
「試合中の準備についての話をしてもらいました」

<その日は代打で起用されバント失敗だったが>
「あのとき、自分では代走だと思っていました。
だから代走の準備しかしていなかった。でも、代打でした。
立浪さんからは代走だけではなく、
両方準備しておけという話をしてもらいました」

<リーグ戦再開となって2試合。三塁側ベンチでは、
首脳陣の集まるエリアに最も近いところに座っているが>
「あれは意味はないんです。
あそこしか空いていなかったから座ってるだけなんです」

<まだ出番はなく、ずっとベンチにいたが意識は違う>
「いろいろと考えながら試合を見ていました」
(中スポ)


●落合監督
<交流戦終盤からの連勝は6でストップ>
「攻撃の形はつくった? つくってない。間違えた。
歩のない将棋は負け将棋。
勝負ごとは一手でも間違えたら勝てない。簡単なことだ。
どこ? さあ、どこでしょう」

<初回の連発は?>
「そんなのあったっけ? 遠い過去のような気がする。
1つのズレが1つのズレでは済まなくなる」

<連勝の勢いを持ってしても、そのズレは修正できない?>
「ウチは(連勝の)勢いで野球をやってない。理詰めでやっているんだ。
勢いでやれるんだったら全部勝つし、
勢いがないと勝てないんだったら、何十敗もしているよ」
(中スポ、中日新聞サンスポ時事通信毎日jpニッカン


若竜トピックス(28日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-サーパス 10回戦
(28日・ナゴヤ球場)
 SU 000 000 100 = 1
   200 100 00× = 3
[勝] 赤坂(12試合2勝2敗1S)
[S] 清水昭信(13試合2勝3敗1S)
[D本] なし
[D投] 赤坂、菊地、清水昭信
公式サイトオリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
1回ウラ、柳田右中間三塁打と森岡四球で1死一、三塁から
4番・堂上剛裕の右前適時打とイ・ビョンギュの左犠飛で、2点を先制。
4回ウラ、先頭の堂上剛裕が右越え三塁打。
イ・ビョンギュは三邪飛に倒れたが、中村一生の強い三ゴロを
三塁・木元がファンブル。その間に堂上剛裕が生還し追加点。
先発・赤坂は、3回までノーヒット。
4回以降も四球、ヒットなどで出塁を許すが、
キレのあるストレートで詰まらせ、力でねじ伏せる投球を展開。
7回、2死一塁から代打・牧田の左翼線適時二塁打で1点を失うが、
8回以降、菊地-清水昭信と繋ぎ、3-1で逃げ切り勝利。
7イニングを5安打1失点の赤坂は、2勝目をマークした。
公式サイトより)


○イ・ビョンギュ
<右手親指と左肩痛で戦列離脱中。
サーパス戦に『5番・右翼』でフル出場し、実戦復帰。
2打数1安打1打点の活躍で復調をアピール>
「指も大丈夫です。体もバッティングの調子も良いです。
準備はできている。ゲームにどんどん出ますよ」

<初回1死一、三塁、復帰初打席を迎えると
ヤングの速球に力負けすることなく、左翼へライナーで運ぶ犠飛。
6回の第6打席では同じく速球を事もなげに右前にクリーンヒット。
格の違いを見せ万全をうかがわせる>
「打つほうは大丈夫。何の問題もないよ」

<守備でも3回、右前打に鋭くチャージをかけると、
カットに入った福田に矢のような返球。左肩の不安も払拭>
「守備も大丈夫。実戦ではベストの状態を出せるよ」
公式ファーム中スポ

○辻2軍監督
<現段階では1軍チーム事情との兼ね合いもあり、
イ・ビョンギュの即昇格は難しいとの見解を示す>
「雁の巣(7月1日からの2軍福岡ソフトバンク戦)に
連れて行こうと思っているけど…」
中スポ

○赤坂和幸
<3試合目の先発登板で、プロ入り自己最長となる
7イニングを投げ、5安打2奪三振3四球1失点。2勝目をマーク>
「ストレートは指に良くかかりました。
変化球は駄目です。良いのもあったですが、
高目に浮きコントロールが付きませんでした。
今日は75点くらいですか。
あまり調子は良くなかったけど、
試合をつくれたことが自信になりました」
公式ファーム、東京中日)

○堂上剛裕
<昨日の練習後『明日は打ちますよ』宣言どおり
初回の先制タイムリーを含む、2安打>
「チョット、タイミングが良くなりました。
2打席目の三塁打は良く飛びました」
公式ファーム


今週末のファームは、ナゴヤ球場でサーパスとの2連戦。
その初戦、3試合目の先発となったルーキー・赤坂好投
変化球の制球は今ひとつだったものの、ストレートに力が。
4回以降は得点圏に走者を背負うものの、要所を締めて、
自己最長となる7イニングを1失点。今季2勝目をマークしました。
調子は良くなかったようですが、ゲームをつくり、
長いイニングを投げられたことは、本人的には自信になったとのこと。
この先も2軍ローテに入るのか、中継ぎに戻るかは不明ですが、
さらに調子を上げ、再びチャンスを掴んでほしいですね。
ちなみにもう1つの注目である打撃の方は、2打数無安打でした。

また右手親指と左肩痛で戦列離脱中の
イ・ビョンギュが、このサーパス戦で実戦復帰。
さっそく『5番・右翼』でスタメンに名を連ねると、
初回1死一、三塁のチャンスで、レフトへ犠牲フライ。
さらに6回にもライト前ヒットを放つなど、2打数1安打1打点
守備でも3回、2死一、二塁から小瀬の当たりにチャージすると、
カットマンに素早く好返球。二走の本塁突入を自重させるなど、
最初の『実戦テスト』で、攻守にまずまずの結果を残したもよう。

今朝の中スポでは「打撃OK、守りもOK!!」
なっていましたし、ケガの方はほぼ癒えたようですね。
ただファームを含め首脳陣の考えは、
次の雁の巣遠征にも参加させるような方向。
「上がる気満々だった」で締められていたビョン様ですが、
もう1カード結果を出して、満場一致での復帰といきましょう!

2008年6月28日 (土)

立浪平田代打の一振りで再開、竜競り勝ち6連勝!

セ・パ交流戦を終え、今夜からリーグ戦が再開!
セ・リーグ2位の中日ドラゴンズは、
最下位・横浜とハマスタでの3連戦からのリスタート。
その初戦、両先発が踏ん張り0-0の投手戦。
しかし8回先頭の代打・立浪今季第1号を放ち、
均衡を破ると、9回には同じく代打・平田がタイムリー。
その2点を吉見-岩瀬と繋いで凌ぎ、今季初の6連勝
粘りの投球を見せた川上に6勝目が付きました。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 9回戦
(27日・横浜スタジアム | 中日7勝2敗)
12381人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜
[勝] 川上(13試合6勝3敗)
[S] 岩瀬(31試合2勝2敗23S)
[D本] 立浪1号
[Dバッテリー]
川上、吉見、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
エースの踏ん張りとベテランの一振りで6連勝
8回、無失点に抑えた川上代打・立浪
右へ今季初本塁打を放ち、均衡を破った。
9回には代打・平田の適時打で1点を追加した。
川上は立ち上がりから走者を背負ったが、落ち着いた投球で6勝目。
吉見-岩瀬とつなぎ反撃をかわした。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


先発・川上憲伸が走者こそ出すものの、
要所はしっかりと凌ぐ粘りの投球で、7イニングを無失点。
一方、打線は横浜先発・小林太志に手こずり、7回を終えわずか3安打。
0-0の投手戦のまま迎えた終盤8回、
均衡を破ったのは、代打・立浪一振りでした。

7回1死一、二塁のピンチで金城、仁志を外野フライ。
力のあるストレートを軸に踏ん張ってきた川上
球数もちょうど100球ということもあり、
当然続投だろうと思っていましたが、中5日ということもあってか、
8回先頭での打席、ベンチは代打・立浪を起用。
なかなか得点が奪えない打線、切り札を投入し、
勝負を賭けたように思えましたが、今季の立浪の数字では…。
初球、2球目とボールになって、カウント0-2。
正直、これは四球で出られる。
代走は誰かな?程度に思っていました。
ところが1球ストライクのあとのカウント1-2からの4球目、
内角やや高目に入ってきたストレートを思い切り振り抜くと、
打った瞬間という打球が、ライトスタンドへ!
久々に立浪らしい会心の一打は、貴重な先制本塁打に。
ここまで苦しんできた兼任コーチにようやく出た今季3本目のヒット。
本人は元より、チーム全体でも待っていた一打だけに
ゲームの流れを変えるのには、十分な一撃となりました。

その1点を8回ウラ、2番手・吉見
2死二、三塁とピンチを迎えながらも
代打・佐伯を低目のフォークで二ゴロに打ち取り、
何とか守ると、続く9回には再び代打策が的中
横浜3番手・加藤を攻め、英智のレフト前ヒットと
デラロサの犠打で1死二塁のチャンス。
続く谷繁が浅いライトフライに倒れ、2死となったものの、
吉見の代打には、平田を起用。
まだ新井、藤井らが残っていたなか指名された背番号8
犠牲フライで1点という場面とは違い、いささかの不安も。
しかしそれをしぶとい当たりで振り払ってくれました。
カウント1-0からの2球目、真ん中低目のスライダーを
詰まりながらもセンターへ運ぶと、
その詰まり具合が幸いしてか、ポトリと落ちるタイムリー!
俊足の英智が二塁から生還し、貴重なダメ押し点
最終回に守護神・岩瀬が代わり端、代打・大西
内への甘いスライダーをジャストミートされ、
1点を奪われたことを考えると、結果的には価値ある追加点に。
師匠・立浪に続いた弟子の一打、とても大きかったです。

これからも頑張れ、立浪さん!それにしても、完封していた川上
代えて切り札・立浪
9回、あと1点ほしい場面で代打・平田
ともすれば逆パターンの起用
考えられながらも、
それぞれをその場面で使った
ベンチの采配がはまったかなと。
主軸が抑えられてしまったなか、手堅く2点を奪えたのは、
その辺りがうまくいったからだと感じました。


その他としては、この横浜戦を迎えるにあたり、
チェックしたかった点が、2つ
まずは、電撃移籍から10日余り。
リーグ戦再開後の相手がいきなり古巣・横浜となった小池
この日も『2番・中堅』で起用されましたが、攻守に見せ場が。
初回の第1打席、カウント2-2からの6球目、
真ん中低目のストレートを引っ張ると、打球は三遊間へのゴロ。
これを三塁・村田が弾いてしまい慌てて一塁へ送るも、
猛然と走りこんだ小池、最後は一塁へヘッドスライディング!
結果は三塁エラーとなったものの、気迫で塁をもぎ取りました。
さらに評価が高かったのが、自慢の守備
そのウラの攻撃、四球と犠打などで2死二塁から、
4番・村田川上の真ん中低目のカットボールを
うまく払って、センター前に運ぶヒット。
二塁走者の金城が三塁を回ると、掴んだ小池が見事な好返球
カットマンなしでワンバウンドで谷繁の元へ届き、そのままタッチアウト。
先制の芽を摘む好プレー川上を助けると、
1点差に迫られた9回ウラにも好守再び!
大西の一発の直後に迎えた新沼が、岩瀬の外へのシュートを
うまく拾うと打球は、センター前へと落ちそうな当たり。
しかし猛然と突っ込むと、地面スレスレですくい上げキャッチ!
正直この日調子的には今イチだった岩瀬
ここでヒットが出ていたらズルズルといきかねなかった場面。
思い切りの良いプレーエースに続き、守護神も助けた背番号30
バットでは貢献できなかったものの、
古巣・ベイスターズファンも唸らせるプレーとなりました。

もう1人は5月20日以来のスタメンマスクとなった谷繁
久々の1軍出場となったものの、リードに安定感がありましたね。
憲伸も信頼して放っていましたし、慣れたリーグ戦からの復帰というのも、
やはり良かったのかもしれません。
ただ7回、1死一塁から小林の送りバントは捕手前の高いバウンドに。
これを判断良く二塁へ送球したまでは良かったですが、
送球がショート寄りに逸れてしまい、二塁セーフ
記録が悪送球となってしまい、一、二塁とピンチを広げるなど、
送球面ではまだ本調子とは言えない面も。
それでもまだ復帰初日扇の要が戻ってきたことを素直に喜びたいなと。
おそらく本人的にも納得したでしょうし、さらに調子を上げてくるはず。
しっかり抜けた分を取り返してくれることを期待します。


交流戦から続いていた連勝も、6に伸び、
ゲームのなかった首位・阪神とのゲーム差も6と詰まりました。
正直、厳しい再開初戦となりましたが、
良いカタチで取ることができて、本当に良かったですね。
こうなれば続けて取って、一気にカード勝ち越しを。
週末は、14時からのデーゲームとなる2連戦ですが、
日曜日の天気が微妙なだけに、ここは取りこぼさぬようにしたい。
そのためにはやはり先発投手の踏ん張りが重要。
中スポ予想中田のようですが、
これからのチームのカギを握る1人である背番号20
先日の助言を生かし、交流戦時の不調を払拭する好投を魅せてほしいです。


☆ウィナーズ・ボイス(27日)

◎立浪和義
<8回先頭、川上の代打で登場。
右翼席へ今季1号本塁打を放つ>
(今季第1号が貴重な決勝点、感触は)
いやもう、あのう、あんまり今年
いい当たりをしたことがなかったんで、
まあ、自分でもびっくりしてます、ハイ。
(どんな意識で打席に臨んだ)
もちろん、あのう、先頭(打者)だったんで、
何とか塁に出ようと、もうそれだけで。
まあ、カウントが(1-2と)良くなったんで、
とにかく思い切って行こうと、振ったのが、
まあたまたまホームランになったと、ハイ。
(両先発が頑張り0-0。ベンチではどんな意識で)
いや、もう、あのう、(川上)憲伸ががんばってたんで、
何とか1点取ってあげたいなと思ったんで、
まあ、いいところでいいホームランが出て、
またその後(9回に)ね、若い平田もいいところで打ってくれましたし、
今日は非常に久しぶりにいい一日でした。ハイ。
(決して満足できている状況ではないながらもすごい歓声。
ファンの声がどういう風に聞こえているのか)
あのう、本当に、いつもね、全然打てないのに、
本当にたくさんの声援を頂いているんで、
気持ちはいつも挽回しようという気持ちでがんばってますんで、
あのう、これから何とか、返していけるように
頑張っていきたいと思います。
(交流戦を5割で乗り切るなどチーム全体の雰囲気は)
あのう、連勝してますしね、非常にいいですし。
今日は、後半の、後半っていうか、セ・リーグに戻った試合で、
はじめの試合で、こういう風にね、
いいスタートを切れたということは、
チームも自分自身も非常にいいスタートを切れましたんで、
これからが本当に、本当の勝負だと思ってるんで、
何とか自分自身も結果を出して、何とか阪神をね、
追い上げていきたいと思います。
(これで6連勝。改めての意気込みをファンに)
あのう、今まで本当に迷惑をかけた分、
何とか必死に返していきたいと思います。
またご声援よろしくお願いします。頑張ります



<ホームラン談話>
「狙ったわけではない。先頭打者だったんで
何とか塁に出ようと思っていたけど、
カウントがよくなったから思い切っていきました。
久しぶりにいい仕事ができた。
たまたま本塁打になったけど、結果が出るとやっぱりうれしいね」

<打撃コーチ兼任となった今季、精力的に若手を指導する一方、
選手としてはここまでわずか2安打、2打点ともがいていた>
「あれだけ打てなかったら苦しかった。
ずっと置いてもらっていたのに、打てなかった。
薬となるのは、試合で打つことしかない。
正直なところ、ぼくにとっては
今日が本当の開幕みたいなものですよ。
残りの試合は全部出るというくらいの気持ちで臨みたい。
交流戦明けから頑張らなければと思っていたので、
初めから結果が出て良かった。
いままで迷惑をかけっぱなしだったからね。
これから少しでも貢献していきたい。阪神を追い上げていきたいね」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


○平田良介
<9回、吉見の代打で中前へ適時打。
交流戦最終戦から2試合連続打点となり>
「思い切って振ったからヒットになってくれた。
立浪さんの教えを守った結果ですね。
(加藤の)スライダーを待ってたんですが、
思ったより内角にきた分だけ詰まりました。
それで(中前に)落ちてくれたんだと思います。
これでちょっとは(1軍に)生き残れた。
財布をなくしたりしたが、やっと運が向いてきた」
(中スポ、サンスポ名タイ

○小池正晃
<1回2死二塁、村田の中前打を素早く処理して
本塁へストライク返球。二塁走者・金城の生還を阻止>
「前の方で守っていましたし、チャンスがあればと。
先制点を与えるのと与えないのでは全然、違いますからね。
谷繁さんにショートバウンドをうまく捕っていただきました」

<9回にも中前への難しい打球を素早くダッシュして好捕。
かつての本拠地横浜スタジアムでの大暴れに>
「うまくとれました。これを続けていくことが大事だと思います」

<突然のトレード移籍となっての初対戦。
自分の精神状態に興味を持って挑んだが>
「思っていたよりも普通にプレーできました。
やっぱり知らないピッチャーが多いからですかね」
中スポサンスポニッカン

○川上憲伸
<7イニングを6安打7奪三振無失点。粘りの投球でで6勝目>
「今日の野球に関しては、状態は悪かったけど、
やっていることには悪いところはなかった。
交流戦明けの最初の試合を、何とかゲームをつくることができて、
調子は良くなかったのですが、
その中で粘り強く投げられたことは良かったと思います」

<初回先頭の金城をいきなり四球で歩かせるなど、
四球は3回までに敬遠1つを含めて3個。
抜群の制球力を誇るエースにしては珍しい立ち上がり>
「(スコアが)0-0でいっていれば
慎重になるし、いつも大胆にはいけない。
調子が悪いのなら慎重にもなる。四球は仕方がない」
憲伸の声「後半戦初戦」、中スポスポーツ報知
共同通信社時事通信スポニチ名古屋名タイ

○谷繁元信
<5月20日以来の先発マスクに>
「ゲームの感覚としては違和感なくやれた」

<8回2死二、三塁、代打・佐伯の場面について>
「あそこは(バッテリーもベンチも)勝負しかなかった。
代打が出てくることもある程度は予想通りでした」

<低めからボールゾーンに落ちるフォークで二ゴロに打ち取り、
打ち取った瞬間は、吉見と揃ってガッツポーズ>
「(前の打者の)吉村あたりから力のある球を
投げ込んできていたから、何とかなるなとは思っていたんです」

<7回には今季初失策。体調は100%ではないだろうが>
「打てない、守れないじゃ迷惑をかけるところだった。
これからしっかりやりますよ」
(中スポ、サンスポ

○吉見一起
<8回から2番手で登板。2死二、三塁と
ピンチは招いたが、攻めの姿勢で切り抜け価値あるホールド>
「先頭打者を出してしまったのがいけなかったですが、
0点で抑えられたのはよかった。
逃げることなく立ち向かえたのが大きかったと思います」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<2点リードで迎えた9回に登板。
先頭の代打・大西にいきなりソロ本塁打を許したが、
最後は首位打者の内川をニゴロに退けて1点差を死守>
「気持ちを切り替えて投げていくしないですからね。
この1勝は大きいと思います」
(中スポ)

○荒木雅博
<21日の千葉ロッテ戦で通算1000安打を達成。
この快挙に最も『貢献』した人は誰か、というクイズを自ら出題>
「誰から一番ヒットを打っているか調べてもらったんだよね。
誰だと思う? 絶対にわかるって」

<ドラ番記者とほぼ同時に答えを口に>
「三浦!」
(横浜・三浦との通算成績は81打数38安打、打率.469)
(中スポ<ドラ番記者>


◇中田賢一
<横浜にトレードで移籍した石井裕也と再会。
同じ04年のドラフトで入団し、プライベートでも親交が深かった。
1軍で登板する石井裕を見てうれしそう>
「石井さんには随分とお世話になりました。
移籍する時には横浜で会うのが楽しみですね、と話していたんです」
ニッカン

◇清水将海
<捕手にとって受難の年の今季、最初の犠牲となった男。
3月末、実戦調整に出向いた2軍戦で右手親指を骨折>
「けがだけは、と思っていたところだったので。
ぼく自身、本当にショックでした」

<患部も治り、6月半ばに1軍に合流した>
「こうやって(1軍に)帰ってこられてよかったです。
けがしていた手も大丈夫ですし」
(中スポ)

◆井端弘和
<左足故障で出場選手登録抹消中。
この日ナゴヤ球場でノック、フリー打撃を再開。
ごく軽めではあったが、スパイクを履き順調な回復ぶり>
「けがしてからそれほど日にちはたってないから、
懐かしいって感じはしないですね。違和感はなかったし。
打ったり守ったりは大丈夫。あとは全力疾走できるかどうかです。
(回復度は現状では)70%くらい」

<7月1日のウエスタン・福岡ソフトバンク戦で実戦復帰予定。
さらに目標に近いが、1軍復帰についても言及>
「頭(初戦)からとは言わないけど、
(4日からの)巨人戦のどこかで
(1軍に)戻れればいいなと思っています」
(中スポ、名タイ

◆宇野打撃コーチ
<井端の早期復帰に警鐘を鳴らす>
「本人次第だが、まだ早いと思う。
驚異的な回復はしている。
(1日からの)ソフトバンク戦から出るつもりらしいけど、
まだダッシュも(ウオーミング)アップにも参加できていない。
守備は細かい動きがあるし…。
(4日からのウ・リーグ)阪神戦(甲子園)からでいいと思う。
焦る必要はないんだから。
井端よりも(左ふくらはぎ肉離れの)森野の方が早い。
直線的なダッシュも問題ないし、振る方も100%。
こちらはソフトバンク戦からDH(指名打者)で出るでしょう」
名タイ

◆イ・ビョンギュ
<右手親指痛で戦列離脱中。
きょう28日のウエスタン・サーパス戦で実戦復帰することに。
この日、10日の登録抹消後初めてチーム本体の練習に参加>
「出たら頑張ります」
中スポ

◆辻2軍監督
<イ・ビョンギュの実戦復帰について>
「明日(28日)から使う。
打順は決めていないけど、当然、先発です」
中スポ


○落合監督
<今季初の6連勝。切り札・立浪を回の先頭で起用>
「あそこは先頭打者だろ。
出れば3、4、5番が何とかしてくれるだろ。
クリーンアップがいるんだからおぜん立てしないとな。
(立浪の一打に)やっと出たな、ようやく。遅いぐらいだ。
役者がそろった? 全然そろってないじゃねえか。
それで勝ってるんだからいいんじゃないか」

<先発が試合をつくっている>
「つくっても負けたら何にもならない。
9点取られても10-9で勝てばいい。野球ってそういう競技。
味方が点を取ってくれないときは0点に抑えりゃ負けはない。
(2-1の)きょうはその象微のゲームだ」
(中スポ、中日新聞サンスポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

2008年6月27日 (金)

小池横浜恩返し対決に意欲、リーグ戦今夜再開。

交流戦後、4日間のブレイクを終え、
いよいよプロ野球は、きょう27日からリーグ戦が再開します。
現在、首位・阪神を6.5ゲーム差で追う2位・ドラゴンズ
横浜スタジアムでベイスターズとの3連戦でリスタート。
交流戦を5連勝で締めくくった勢いそのままに
最下位チームを叩き、週明けの直接対決につなげたいところ。
くしくも再開カードが古巣との初対戦となる小池
さらに1軍登録され先発マスクでの復帰が濃厚の谷繁など、
この日のドラゴンズナインの様子を集めました。


ドラゴンズトピックス(26日)

◇小池正晃
<リーグ戦再開の初カードがいきなり古巣相手の3連戦。
横浜との直接対決を控え、気持ちを高ぶらせる>
「(横浜を)意識しない方がおかしいでしょう。
10年間もやってきたところですから。
でも、試合が始まってしまえば関係ないと思います。
チームが勝つために、何をするべきか考えるだけですから」

<今季は開幕からずっと2軍暮らし。
1軍の動向はもちろん気になっていたが、
テレビで横浜の試合を見ることはあまりなかったという>
「見ると、また悔しい気持ちになってしまうので…。
でもこんなに(横浜が)苦戦するとは思いませんでした」

<それでもやりづらいという気持ちは起きない。
横浜の先発ローテーションは新戦力が大勢を占めていて、
中日の選手以上にイメージがないという。
今後、ミーティングなどでの研究を要するが>
「ピッチャーは知らない選手が多いんですよね。
知らないからこそ、完全に敵チームと思ってやれます。
逆に三浦さん(26日現在で1軍登録抹消中)とかに来られると、
変な感じがするでしょうから」

<古巣とは決別したが、選手達への思いは変わらず。
特に同じ横浜高から横浜入りした石川雄洋は弟分の存在>
「後輩なのでね。今も時々、電話はしていますよ」

<新天地に早く溶け込むためにコーチなどから
『名古屋めし』を薦める声が出ているが、ウエルカムの姿勢>
「(横浜時代の名古屋遠征で)
名古屋めしを食べる機会は、あまりなかった。
おいしい食べ物がいっぱいあると聞いています」

<しばらくは外食中心。交流戦後の休みを利用して
名古屋市内にマンションを借りたが、単身生活の予定>
「家族を呼ぶかどうかは、まだ決めていません」

<移籍後2試合で4打数2安打4打点。自然体を強調し>
「これほどいい形で滑りだせるとは思っていなかった。
横浜が相手だと意識はするだろうけど、
何も考えないで来たボールを打つだけ。3連勝しますよ」
中スポ中日新聞スポーツ報知スポニチ名古屋名タイデイリー

◆石井裕也(横浜)
<小池と交換で横浜のユニホームを着た左腕。
今月15日まで在籍した中日相手の快投での『恩返し』を誓う>
「チームメートに会えるのが楽しみ。
でも自分は敵なのでチームが負けないようにする」

<中日打線については>
「すごいバッターばかり。先頭バッターを塁に出すと、
ヒットエンドランもあるので気をつけないと」

<対戦したい打者に挙げたのは、主砲・ウッズ>
「タイロン(ウッズ)とは一番仲が良かったし、
グラウンドでいろんな話をした。
すごいホームランバッターだけど、気合を入れて三振に打ち取りたい」

<移籍後、両親や兄妹との実家暮らしも再開。
生活環境も落ち着き、力が発揮できる状況が整った>
「落合監督やお世話になった人に良いピッチングを見せたい」
(東京中日)


◇和田一浩
<交流戦チームトップの打率.344をマーク。
セ・リーグ球団との戦いでも好調を持続する決意。
2日間あった休日は家族と遊園地に行って楽しんだという>
「セの投手の特徴はだいたいわかってきました。
普通にいけると思います」
中スポ

◇川上憲伸
<リーグ再開の横浜初戦に先発が濃厚。
ランニング中心の練習に汗を流し、早々に敵地へ向かう。
前回登板では守備で左ヒザがカクッときたが、一笑に付し>
「投げられたんで、大丈夫です」
スポニチ名古屋

◇吉見一起
<現在セットアッパーを務めているチームの『勝ち頭』。
場合によっては連投に次ぐ連投も予想されるが、
タフな起用にもきっちり応える覚悟>
「阪神に追いつけるように
(首脳陣に)言われればどこでもやります。
わがままを言える立場じゃない。
使ってくれるところで一戦一戦きっちり投げるだけです」

<中継ぎへ配置転換された当初は、
疲れが抜けきらないまま次の登板を迎えていたが>
「先発した夜は興奮して朝の4、5時まで寝られなかった。
中継ぎで登板した夜も同じだったから、
しばらくは睡眠時間が少なかった。
今では帰ったらすぐに寝ています。
夜の12時くらいにはふとんに入っていますね」

<交流戦明けからは再び先発役に戻る可能性もあるが、
難しいユーティリティー役にも不安はなさそう>
「先発をやれと言われても、そう調整の仕方が変わるわけではない」

<試合がない日が4日間続き、リフレッシュはバッチリ>
「こんなに試合がないのは久しぶり。体が軽く感じます」
中スポニッカン

◇森バッテリーチーフコーチ
<首位・阪神とは9試合、
3位巨人とは5試合ある7月日程について。
7月にある程度詰め寄りたい考えを示す>
「阪神と3試合しかないなら照準を合わせやすいが、そうじゃない。
うちは上ばかりも見ていられない。
阪神に勝っても巨人に負ければ意味がないんだから。
8月は五輪でどうなるか分からん。
たくさん選手を取られるかもしれない」
名タイ

◇朝倉健太
<22日の交流戦最終戦で1軍復帰を果たす。
今季は開幕から3勝と好スタートを切ったように思えたが>
「開幕から調子が良くなかったんです。
それでも3勝を挙げさせてもらった。
野手の方やリリーフ投手に助けてもらい、
悪いなりに勝てた、という感じでした。
それはそれで良かったと思うんですけど、調子は良くないままでした」

<勝利した3試合は最長で6イニング1/3。
本来の長い回を投げるスタイルではなかった>
「自分に勝ちはついていても、
たまたまだ、と自分の中で思っていました。
だから、修正しないと、修正しないと…と、ずっと考えていました。
修正のためにいろいろと練習もしました。
そうするうちにどんどんおかしくなっていって、
勝ちがつかなくなってしまって、
あれ? あれ?と思っているうちに、ファームに行け、と言われました」

<5月30日に出場選手登録抹消。不調による2軍落ちは約3年ぶり>
「ファームでの練習はいい機会になったと思います。
自分の中で、迷いというか、煮え切らないものがあったんです。
調子自体、いい状態でマウンドに上がることが
できていなかったのですが、精神的にもそうだった。
結果として勝っていても、これじゃダメだ、これじゃダメだ…、と
迷いの方向に走っていた。そこでファームに行き、
もう1回、見つめ直すことができました」

<2軍での約3週間、いろいろと変わったところが>
「まずは精神面ですね。
マウンドに上がった以上は
とりあえずバッターと勝負する、ということ。
たとえ自分の中でモヤモヤしたものがあったとしても、
それを持ってマウンドには上がらない。
バッターと勝負をする、ということ」

<宝刀・シュートの調子は?>
「シュート、シュート…というふうに、
シュートにばかり考えが偏らないように練習してきました。
シュートのほかにも真っすぐとスライダーと
フォークボールがあるのなら、
そこでカウントを取れるようにしよう…と。
それができれば、より一層シュートが生きるんじゃないかと、
自分の中で思ったんです。
(2軍戦でも)1、2試合目は
スライダーとフォークを多く使ってくださいと
(捕手に配球を)お願いして投げました。
3試合目はシュートも含めてトータルで抑えにいきました。
コーチとも相談しました。(2軍投手コーチの)高橋さんと
小林さんに相談しながら、投球フォームもちょっと違うな…と
思っているところがあったので、修正しました」

<1軍復帰登板だった22日の千葉ロッテ戦は
リリーフで4イニングを無失点に抑えた>
「ああいう感じで抑えていければいいですね。
ここまでチームに迷惑ばかりかけてきたので、
セ・リーグ再開となるここからは、
しっかりと自信を持って投げていきたいです」

<7月は首位・阪神と9試合あり、カード的にヤマ場。
日程的にも6連戦ばかりできつい。
先発が長いイニングを投げれば、チームは助かる>
「スタミナはある方だと思うので、
体力的には長いイニングは投げられると思う。
ただその前に、ゲームをしっかりつくって、
チームに勝ちを持って来られるような投球をすることが
大事なので、まずそこです。
そして1軍にずっといられるようにしたい。
もう二度と2軍に落ちないようにしたいです」
中スポ

【ドラゴンズ・今週末の日程】
27日(金) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)
28日(土) 対横浜(14:00・横浜スタジアム)
29日(日) 対横浜(14:00・横浜スタジアム)


この日ドラゴンズナインは、
ナゴヤドームで約2時間にわたっての全体練習を行い、
終了後、遠征先の横浜へ移動し、
リーグ再開となる横浜3連戦に備えたもよう。

今回の3連戦、いろいろな見どころがあるでしょうが、
そのなかでも最も注目されるのは、新戦力の小池正晃
移籍後初出場となった先週末の千葉ロッテ戦では、
『2番・中堅』として、4打数2安打4打点の大活躍。
新天地で鮮烈なデビューを飾り、
ドラゴンズファンの心を見事に掴みました。

それから4日間のブレイクが明け、きょうからリーグ戦が再開
しかもその初戦の相手が縁あってか、いきなり古巣・横浜
今季は一度も1軍に上がれなかったものの、
10年間在籍し、つい10日ほど前までチームメートだった仲間が相手。
やはりやりずらさというのも、お互いあるのでは。
それでも切り替えてやっていかなくてはならないのが、プロ
最初は仕方ないにしても、できるだけ叩いておきたいですね。
ただ今回の3連戦、横浜の先発投手として予想されているのが、
小林太志、那須野、桑原謙太朗という若手ばかり。
4年目の那須野は別にしても、小林、桑原謙太朗はルーキー。
「知らないからこそ、完全に敵チームと思ってやれる」という
小池にとっては、逆に格好の良い相手となってきそうです。


魅せろ、恩返し!あの和田でさえ、
意識して力んでしまったという
古巣との初戦。
今まで受けることのなかった
ハマスタの三塁側からの
声援
を力に変えて、
良い場面での『恩返し』を期待したいですね。
さらに交換トレードになった石井裕也との対戦も注目したいところ。
おそらく引き続いての『2番』スタメン起用が濃厚。
慣れ親しんだヨコハマで、「小池は元気です」というところを
ベイスターズファンにもアピールしてもらいたい。
週明けの阪神との直接対決に向けても落とせないこの3連戦。
連勝を伸ばすべく、新戦力の渋い活躍を楽しみにしています!


今日の公示。(26日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 谷繁元信捕手
【同抹消】
▼中日 田中大輔捕手
公式サイト共同通信社


◇谷繁元信
<この日出場選手登録され、1軍の全体練習に合流。
フリー打撃などの通常メニューをこなし、明るい表情>
「準備はしましたよ。
痛み? もう大丈夫ですよ。
下(2軍)で2試合、出てきましたから。
試合に出れたんだから、大丈夫です。
徐々に良くなっている。徐々に、徐々にですよ」
中スポ中日新聞共同通信社スポニチ名古屋ニッカン

◇高代野手総合チーフコーチ
<守備の要・谷繁の復帰を歓迎>
「経験も豊富だし、いるのといないのでは大きく違うからな。
先発?そうなると思う」
スポニチ名古屋


24、25日のウエスタン・阪神戦
先発マスクをかぶり、順調な回復ぶりをアピールしていた谷繁
1軍首脳陣も復帰にGOサインを出したようで、
この日田中に代わって、12日ぶりに出場選手登録され、
1軍での練習に合流しました。
ナゴドでの全体練習でもタップリ汗を流した背番号27
スポーツ各紙のコメントなどを読んでいても、
「明るい表情」「笑顔いっぱい」などと、
前回の再登録時と違い、自信にあふれているようですね。
まだ怖い部分もないとはいえませんが、
まあきょうの横浜初戦、先発マスクで間違いないでしょう。
小池とともに、注目されるであろう竜の扇の要
首位追撃のためにも、リードで貢献してもらいたいです。


若竜トピックス(26日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
阪神-中日 12回戦
(26日・阪神鳴尾浜球場)
  000 000 003 = 3
  002 002 01× = 5
[敗] 佐藤亮太(3試合1勝1敗)
[D本] なし
[D投] 佐藤亮太、山内、清水昭信
公式サイト

【ゲームレビュー】
先発・佐藤亮太は3回ウラ、先頭狩野
セフティーバントで出塁を許すと、
2死から浅井に右中間二塁打、リンに右前打と連打で2失点。
6回ウラ、2番手・山内リン、フォードの連打と葛城四球で
無死満塁からバルディリスに中前適時打を浴び、追加点を与える。
なおも続く秀太の初球にボークも犯し、この回2失点。
8回ウラ、3番手・清水昭信狩野にソロ本塁打を打たれ失点した。
打線は、8回まで金村曉-橋本健太郎-太陽の前に散発5安打。
しかし9回に反撃し、澤井の二盗と石川の暴投などで
1死三塁から代打・中村一生の三塁内野安打で1点を返すと、
さらに相手失策で1死一、二塁から代打・柳田が左翼線へ適時二塁打。
なおも2死二、三塁から森岡の3球目に能見の暴投があり、
3点目を追加したが、最後は森岡が空振り三振に倒れゲームセット。
公式サイトより)


●山内壮馬
ウエスタン・阪神戦で2番手として登板も
2イニングを4安打1奪三振2四球2失点と不調。
決め球のスライダーが打たれるなど、課題を数多く残す>
「どうしても体が突っ込んでしまう。
自分の思うように投げられない。早くフォームを修正したい」
中スポ

●高橋2軍投手コーチ
<フォームが良くなく、突っ込んで投げる山内について>
「肩を痛めたせいではないと思うが、
頭が突っ込んで投げている。これが直れば春先の調子に戻る」
中スポ

●森岡良介
<『3番・二塁手』で技ありの2安打。
2打席目は金村暁のフォークを片手でうまくすくって中前打。
4打席目は太陽のスライダーをうまく軸回転して右へ運び>
「バッティングの調子は良い」
中スポ

●平田良介
<堂上直倫との仲良しぶりについて理由を尋ねると>
「(堂上)直倫が『打撃の話をしましょうよ』って言ってきたんです」

<自身は1軍で立浪兼任コーチらに教えを受けているが、
どうやらその内容を尋ねていたらしい>
「僕と直倫はバットが外側から出るところが似ているんです。
だから『内側から出すように』って教えました」
(中スポ<ドラ番記者>


鳴尾浜でのウエスタン・阪神との3戦目、
1軍練習に合流した谷繁が離れたものの、
新井、藤井、岩﨑、平田らはそのままスタメン出場したもよう。
しかしそのメンバーが揃いながらも、
おそらく1軍に上がってくるであろう金村曉
阪神投手陣の前に、8回まで散発5安打無得点。
9回に相手ミスと澤井、中村一生、柳田と代打陣の活躍で
3点を返したものの、反撃及ばず連敗となってしまいました。

今朝の中スポでは、ルーキー・山内の話題が。
この日2番手で登板したものの、2イニング目の6回に捕まって、
連打に四球にタイムリーにボークと、独り相撲気味の2失点。
降板後は前に突っ込んでしまうというフォームなどを反省。
今後の課題としていくようです。
フレッシュオールスターには選出されたものの、
チカラ的にはまだまだという背番号26
地元出身で期待も大きいですが、しっかり精進していきましょう。

2008年6月26日 (木)

ドラゴンズ全体練習再開、悩める中田に落合助言。

27日のリーグ戦再開まで、あと2日。
2日間のオフを終えたドラゴンズナインがこの日全体練習を再開
ナゴヤドームで約2時間に渡って、汗を流したもよう。
そんななか、交流戦でわずか1勝と、
なかなか不振を抜け出せない中田
落合監督が異例の約10分間の直接アドバイス
後半には守護神・岩瀬も交え、いろいろ助言を与えたもよう。
そのほか主砲・ウッズウエスタンの話題などを紹介します。


ドラゴンズトピックス(25日)

◇中田賢一
<ナゴヤドームでの練習中に落合監督に呼び止められ、
約10分間話を聞く。監督からのアドバイスについて>
「(監督から)いろいろと話していただきました。
技術的なこともあるし気持ちの面も含めて。
精神面のことや、考え方ですね。
考えすぎじゃないかとか、
シンプルに考えればいいようなことを言われました」

<2人で話した後には、岩瀬も交えて3人で話す>
「岩瀬さんには、打たれたときにも話をしてもらいました。
悩みをマウンドに持って行ってもしようがない。
誰もが通る道だからと言われました。
(監督から)経験のあるピッチャーに話を聞くのも手だと言われました。
あとはそれらを自分でどう解釈するかですね」

<今の状態について>
「いいのか悪いのか分からない」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン名タイ

◇森バッテリーチーフコーチ
<中田の2軍再調整プランについて>
「(22日の千葉ロッテ戦の立ち上がりは)今季最高だった。
それでも2回にあんな投球をする。
(朝倉)健太、中田の2人を(同時に2軍へ)落とせないから、
健太が良くて中田がこのままなら、
中田を2軍に落とすことも当然考えている」
名タイ


◇川上憲伸
<リーグ再開初戦、27日・横浜戦に先発予想。
現在の状況について具体的には話さなかったが、
21日の千葉ロッテ戦の打球処理で右足をくじいたことに>
「足は大丈夫ですよ」
中スポ

◇タイロン・ウッズ
<来日から6年連続20本塁打まであと1本の主砲。
中日在籍4年連続20本塁打は歴代2位タイ。
3日ぶりにユニホームに身を包み、不敵に笑う>
「20本? 最低限の目標というか、
オレは球宴前までに25本は打ちたいと思っているんだ。
横浜がストライクを投げてくれれば打つ自信はあるよ。
もちろん勝つために本塁打を打ちたいんだ」

<2日間の休日は『らしい過ごし方』で満喫。
前々日が6時間、前日が4時間も
名古屋市内のスポーツジムにこもって
筋力トレーニングをしていたという>
「リフレッシュ? したよ。トレーニングジムでね。
人それぞれリフレッシュの仕方が違うだろ。
オレの場合はウエートトレーニングなんだ」

<6.5ゲーム差の首位・阪神追撃に向け>
「阪神とは離されているけど、いい野球をして勝っていきたい。
オレ自身はリラックスして集中して打っていきたいね」

<この日、米国からシェリル夫人と愛犬・ヌードルが来日。
練習後、ナゴヤドームを後にして>
「今から迎えにいくよ」
中スポニッカン

◇荒木雅博
<今季チームで唯一、全試合フルイニング出場中。
自身初めて『魔の交流戦』を乗り越え、今後の記録の継続を誓う>
「休養十分です。休みが2日あるとだいぶ違いますね。
実は交流戦でフルイニング出たのは初めてなんですよね」

<この日のフリー打撃で快音を響かせ>
「ちょっと休みましたから
バッティングも良くなっているんじゃないですかね」

<あす27日の横浜戦から同一リーグ戦が再開
鉄人への道を走るために気合を入れ直して>
「これからが未知の世界ですね」
名タイ

◇井上一樹
<全体練習後、約20分の居残り特打を敢行。
交流戦打率.349と好調だったベテランが黙々と打ち込む>
「打撃投手が余っているということだったし、
ちょっと気になるところがあったからね」
(東京中日)

◇小池正晃
<移籍後2試合で活躍していきなりヒーロー。
この日居残り特打で汗を流し、意図を説明>
「ボクの場合、引っ張りすぎるとよくない。
センターから右方向に意識して打ちました」

<2日間の休日は新居の手続きなど奔走し苦笑い>
「とりあえず名古屋の家は決めましたが、
まだバタバタしています」
(中スポ)


2日間のオフを終えた1軍選手たちが、
この日、ナゴヤドームに終結。
リーグ戦に向けての全体練習を再開
約2時間にわたって、ランニングやフリー打撃、
守備練習に汗を流し、居残り特打なども行われたようですが、
その練習中、落合監督中田を呼び寄せ、
なんと『オレ流講義』を敢行。
投手に関しては、ほとんど森コーチにお任せの監督ですが、
本来の投球を取り戻せず、もがく中田に対し異例の約10分。
主にメンタル面での内容で、直接アドバイスを与えたもよう。
さらに後半には、百戦錬磨の守護神・岩瀬もその輪の中に。
「悩みをマウンドに持って行っても仕方ない」など
岩瀬からも含蓄あるアドバイスを受けた中田
首位・阪神を追撃するためには、エース・川上とともに
両輪となってチームを引っ張っていかなくてはいけない存在だけに
「誰もが通る道」ながらも、そこをいかに抜け出せるか。
あとは自身が「どう解釈するか」に懸かりながらも、
この時期ならではの助言に、感謝をしていたようです。


オレ流助言の効果は…?現役時代から
絶妙なタイミングでマウンドへ行き、
投手にアドバイスを
与えていた落合監督
それが今回も
出たような気がしましたね。
中田に与えた助言は、
やはり精神的なもの。
「もっとシンプルに考えろ」「経験のある投手に話を聞け」。
どちらかというと完ぺき主義のうえ、頑固とも思える中田
シーズン中からおそらく耳を貸さないであろうことも
こういう時期なら、吸収できるのではないか。
球威、キレこそありながら何かが足らず、
「暴れきれず」にKOされてしまっていた今シーズン。
守護神からの助言も含め、これらがきっかけにして、
今後の戦いへの糸口を掴んでほしいものですね。

今季は五輪の関係で、オールスターゲーム
7月末に組まれていることもあり、
7月は、5連戦、6連戦が軒並み続く過密日程
さらにそのなかで、首位・阪神との直接対決が
なんとナゴドで3、甲子園で6と、9試合も組まれています。
その首位とのゲーム差は、現在6.5
差を詰めるためには、3度の直接対決でいかに叩けるか。
週末に6試合あるということで、
おそらくエース・憲伸を中心とした
先発ローテが組まれることになるでしょう。
しかし憲伸ひとりでは足らず、まだまだコマが必要。
そうなると真っ先に挙げられてくるのが『虎キラー』。
5月5日には初回まさかの7失点など、めった打ちを喰らったものの、
これまでの実績も含め、キラー中田の起用は効果大。
ただカギとなってくるのは、そのキラーぶりを発揮できるか。
チーム全体としても、背番号20復調が重要となるでしょう。

次回先発登板は、週末の横浜3連戦なのか、
それとも週明けの甲子園での直接対決となるのか。
その辺はまだ未定ながらも、久々にコンビを組むであろう
正捕手・谷繁とともに、ぜひともまずは再起の白星を。
それが良い薬となり、より上昇へのきっかけを掴んでほしい。
絶妙な『オレ流』メスが施された中田の次回登板に注目したいです。


若竜トピックス(25日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
阪神-中日 11回戦
(25日・阪神鳴尾浜球場)
  010 000 100 = 2
  010 010 01× = 3
[敗] 中里(3試合1敗)
[D本] 西川2号
[D投] 川井、中里
公式サイト

【ゲームレビュー】
2回、新井右前打と平田中前打などで1死一、三塁。
続く谷繁の初球に阪神先発・杉山暴投。相手のミスで1点先制。
先発・川井は初回、1死一、三塁のピンチを併殺で切り抜けたが、
2回ウラ、桜井に左中間に二塁打を打たれると、
自らの暴投と庄田隆弘四球で無死一、三塁と再びピンチ。
次打者・山田真介の遊ゴロの間に失点し、同点に追いつかれる。
5回ウラ、の右前打と狩野二塁内野安打などで
2死一、三塁から今岡の三ゴロを柳田がトンネル。
痛い失策で勝ち越し点を与える。
1点差で迎えた7回、代打・西川が右翼へ本塁打を放ち、同点。
しかし8回ウラ、2番手・中里藤原死球と庄田隆弘右前打などで
1死一、三塁から山田に右へ犠飛。
カットプレーのミスもあり決勝点となり、2-3で敗れる。
公式サイトより)

●川井進
<ウエスタン・阪神戦で先発し、6イニングを7安打2失点。
しかし持ち味のカット気味に動く直球が、この日は動かず猛反省>
「今日は緩いカーブも多投し、緩急の練習をした。
しかし、基本となる真っスラがうまく変化しなかった。
すべての球のコントロールがなかった」
中スポ

●高橋2軍投手コーチ
<追い込んでから厳しいコースに投げれていない川井に>
「1軍に上がったころのようなコントロールを身に付けてほしい」
中スポ

●谷繁元信
<前日に続き『7番・捕手』で先発出場。
6回までマスクを被り、攻守に軽快な動き。
あす27日の横浜戦での1軍復帰が確実に>
「状態が良かったら
(出場イニングを)長くしてみようと思っていたんだ」

<唯一の気掛かりは、この日も大和と山田に走られ、
2日間で3つの盗塁を許したこと>
「(送球は)問題ない。大丈夫。
試合ができる感触はつかめたし、
いつ1軍に呼ばれてもいい状態になったと思っている」
(中スポ)

●西川明
<7回、川井の代打で登場。ライトヘ同点弾を放つ。
阿部の内角速球を完ぺきにとらえた当たりは、
打った瞬間にホームランとわかる豪快な一撃>
「ツーアウトだったので当てにいく打撃はしたくなかった。
ボールが先行していたから
ストライクを取りにくると思っていた」
(中スポ)


◆井端弘和
<左足痛で戦線離脱中。
この日はナゴヤ球場で故障後初のティー打撃を敢行。
その後打席に立って、ルーキー・赤坂の投球で目慣らし>
「どんなもんかなと思って。痛かったらやらないよ。
順調です。大丈夫ですよ」
(東京中日)


前日に続き、鳴尾浜でのウエスタン・阪神戦
7回に代打・西川の本塁打で同点に追いついたものの、
8回ウラ、2番手・中里が先頭打者の死球をきっかけに
犠牲フライを許し、勝ち越し点を献上。
失点もエラーなどのミス絡み
さらに攻撃面でもバント失敗などもあったようで、
おなじみ古久保コーチ「腹立つわぁ~(怒)!」とのこと。

そんななか、前日に続いての先発出場。
さらに1イニング増の6回までマスクを被った谷繁
遊ゴロ、遊飛、遊ゴロで、3打数無安打に終わったものの、
動き的にはよかったようですね。
盗塁を2つ許したことに若干の不安があるものの、
本人的にも「いつ1軍に呼ばれてもいい」と復帰にGOサイン
きょう26日にも1軍に合流することになりそうです。
あすのハマスタでの熱き「シゲシゲファイト」期待してますよ!

2008年6月25日 (水)

谷繁ファーム実戦復帰で好感触と竜故障者組続報。

前日既報の通り、この日行われたウエスタン・阪神戦
左わき腹痛再発で調整していた谷繁が先発出場。
先制適時打に好リードと約8年ぶりの2軍戦で上々の動きを披露。
本人も「違和感なくやれた」好感触を得て、
リーグ戦再開となる27日での1軍復帰がより濃厚となりました。
また1軍は2日連続で休みながら、故障者組がナゴヤ球場で練習。
けがが癒え、実戦復帰間近のイ・ビョンギュを始めとしたコメントも。


若竜トピックス(24日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
阪神-中日 10回戦
(24日・阪神鳴尾浜球場)
  010 002 000 = 3
  000 000 000 = 0
[勝] 佐藤充(10試合5勝3敗)
[D本] なし
[D投] 佐藤充
公式サイト

【ゲームレビュー】
2回、堂上剛裕右前打、平田中前打で1死一、二塁から、
7番・谷繁が右前へ適時打と、見事な3連打で先制する。
6回、1死から岩﨑四球と藤井左翼線二塁打、
さらに新井が歩かされて、満塁のチャンスで
堂上剛裕の投ゴロをボーグルソンが本塁へ悪送球。
相手エラーで追加点を挙げる。
先発・佐藤充は、初回、2四球で2死一、二塁のピンチを招いたが、
5番・庄田隆弘を二ゴロに打ち取り無失点。
その後はピンチらしいピンチもなく落ち着いた投球に終始。
特に外角へのスライダーの制球が良く、効果的に決まった。
結局117球を投げ、3安打1奪三振2四球の省エネ完封勝利
公式サイトより)


○谷繁元信
<左わき腹痛再発でファームリハビリ中。
ウエスタン・阪神戦に『7番・捕手』でスタメン出場。
1打数1安打1打点と上々の実戦復帰を果たす。
本番モードの真剣なまなざしで自信を口に>
「感触? まあ良かったよ。
違和感なくやれたし、試合に出る用意が出来つつあるということ」

<2回1死一、二塁のチャンスで迎えた第1打席。
ボーグルソンの外角直球を、右翼線へはじき返す先制適時打。
5月20日)以来となる実戦安打に、塁上で会心の笑顔>
「結果はどうでもいいんだけど、打った感じは良かった」

<マスクをかぶっても存在感は抜群だった。
先発・佐藤充を巧みなリードでけん引。
初回、桜井に盗塁を許す場面こそあったものの、
送球のバックアップにも精力的に走り回る>
「守備でも問題はない。大丈夫です」

<00年以来8年ぶりの2軍戦。くしくもその年は
横浜の2軍が『湘南シーレックス』に改名された年>
「そう。あれは湘南の年だったね。中日移籍は02年? そうか」

<きょう25日の阪神第2戦が
正真正銘の最終テストになる見込み>
「まあ、明日(25日)の朝、起きて大丈夫なら試合に出ます。
あさって起きて良ければその次、ということでしょう」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン

○佐藤充
<先発し、阪神打線を3安打1奪三振2四球で完封。
立ち上がりは制球が甘く、先行きが心配されたが、
2回からは見事に立ち直る。結果を出したが、より貪欲な姿勢>
「タメが甘く手投げになっていた。
右ヒザに土がつくといいんですが、練習通りにできませんでした」
中スポ

○高橋2軍投手コーチ
<3安打完封と好投の佐藤充に満足顔>
「立ち上がりは慎重になりボールを置きに行ったが、
2回からはストライクが先行した。スライダーも良かったね」
中スポ

○藤井淳志
<実戦感覚を磨くためにウエスタン・阪神戦に出場。
『3番・中堅』で先発出場し、攻守に好プレー>
「試合に出ることでしかできないこともあるし、
いい形で交流戦明けの試合に入っていけそうです。
(中スポ)


1軍は4日間の空白があるものの、
ウエスタンのリーグ戦は日程通りにゲームが行われ、
この日から迎えるは、鳴尾浜での阪神との3連戦。
通常なら扱いがそれほど大きくないはずのファームですが、
今朝の中スポでは、1面に来ることに。
それはやはり左わき腹痛再発により、
ファームで調整していた正捕手・谷繁
実戦復帰試合となったためでしょう。

前日、ナゴヤ球場での練習に参加。
そこでもこの日の出場をほのめかせていた谷繁でしたが、
予告通りに『7番・捕手』でのスタメンマスク。
2回1死一、二塁とチャンスで迎えた第1打席、
阪神先発・ボーグルソンの外への直球を逆らわずに、
お得意の右へと持って行き、ライト線への先制適時打
復活の狼煙を上げると、第2打席はきっちり四球を選ぶなど
格の違いを見せつけ、1打数1安打1打点。
一方、守備では、初回2死一塁から桜井に走られ、
二塁へ送球するも、全力ではなくワンバウンド。
やや慎重なところを見せたものの、リード面は相変わらず抜群
立ち上がり、ややバタついた佐藤充を巧みにリードし、
2回以降はストライク先行の投球に変え、
完封への足がかりを作るなど、さすがという存在感を披露。
5回で代打が送られ、途中交代となったものの、
故障の影響をほとんど感じさせないプレーを披露したうえ、
谷繁本人「試合に出る準備が整ってきた」好感触のコメント。
きょう25日も最終テストは続行ながら、
27日からのリーグ戦再開時には、『竜の扇の要』
1軍に帰ってくることが濃厚となりそうです。


全快間近!前回の復帰戦が
ああいう感じとなったので、
また再発してしまったら…と
若干の不安もありましたが、
さすがは谷繁
きっちり仕上げているようで、
上々の実戦復帰となって良かったですね。
初回の二塁送球もおそらく慎重になったということでしょうし、
まずは攻守に動けたことで、前進としても良いでしょう。
小田も離脱してしまったことで、
正捕手の復帰は切望されていましたが、
おそらく何もなければ、そのまま1軍合流となりそう。
あと若干気になるところは、約1カ月空いてしまったことで、
フルイニング通してマスクを被るというスタミナ面など。
まあその辺は1軍首脳陣が考慮して、うまく起用してくれるはず。
とりあえず復帰へ大きく近づくこととなった背番号27
くれぐれも無理することのないよう、さらに調子を上げてほしいです。


またこの日先発し、3安打完封佐藤充
ようやく掴んだ1軍登板だった6日の北海道日本ハム戦
「あと1人」まで行きながら、勝利を逃した背番号16
即ファーム落ちとなりましたが、その影響も感じさせず、
今回はしっかり結果を出したようですね。
この日は立ち上がりこそ、2四球など制球が不安定だったものの、
動くストレートに、内へのシュート、
そして外へのスライダーが効果的だったとのこと。
現状、1軍の先発陣川上、小笠原、山本昌、中田、朝倉
ローテ5人はほぼ確定ながら、セットアッパーとしても
力を発揮している吉見、チェンはしばらくそのまま使いたいところ。
そうなると残りの1枠がどうしても必要。
そこに食い込むべくチカラは、この投手にはあるはず。
次のチャンスを掴むためにも、さらなる好投を期待します。

さらに実戦感覚を掴むため、1軍から派遣された若竜たち
この日は2番・遊撃で岩﨑、3番・中堅で藤井
4番・一塁で新井、6番・左翼で平田
それぞれ先発出場しましたが、
そのなかでは良い動きを見せたのが、藤井
初回、2番・大和の左中間へのライナーを
長駆ランニングキャッチし、足を生かした好守を見せると、
打撃では6回にボーグルソンから三塁線を突破する二塁打。
しっかり4番につなげ、決勝点へと結びつけました。


ドラゴンズトピックス(24日)

◆イ・ビョンギュ
<左肩、右手親指痛で戦列を離脱中。
この日、故障後初となるフリー打撃を再開。
打撃投手を務めた菊地、樋口の速球を右翼スタンドに運ぶなど、
69スイングで6本のサク越え。痛烈な打球も披露して>
「打ってみて、親指は問題なかったね。違和感もなかったよ。
肩はだいぶよくなっているかな。
ファームの試合ならすぐ出場できる状態だよ。
しっかり治療と練習をして早くゲームに出られるようにしたい。
ファームの試合でゲームの感覚を取り戻したい」

<今後は28、29日のウエスタン・サーパス戦から
実戦復帰して、1軍昇格へのテストを行うことに。
ただ離脱の間、1軍では代役の井上が好調をキープ。
さらに小池が横浜から移籍加入し、外野のライバルが増。
『昇格テスト』で答えを出すことが求められるが>
「小池加入の焦り? それはないよ。
ほかの選手が調子がよくてチームが勝つのはいいことだと思う。
それよりも自分が一生懸命やって、
チームに貢献できるようになることが大事だよ」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇宇野打撃コーチ
<主力故障者を担当。イ・ビョンギュの昇格に条件をつける>
「1軍に上がるにはサーパス戦で結果を出さないと。
結果は監督が判断することだけど
(負傷が)治れば上に上がるということはない。
井端や森野とは状況が違う」

<左ふくらはぎを痛め、2軍調整中の森野を指導。
守備面で不安を残す森野を代打で起用する案を披露>
「最初は代打で出るという手もある。
森野がベンチに控えていたら相手チームは嫌だろう」
ニッカン名タイ

◆森野将彦
<左ふくらはぎ肉離れでリハビリ中。
菊地、樋口を相手に屋外フリー打撃を行うと、
故障後初の守備練習を再開。戦列復帰に向けて前進>
「打撃は問題ないんですが、
特に守備の時にまだ踏み出すのが怖いなと思うことがある。
まだ1歩目が少し怖いですね。
足そのものには問題がないけど、『またやるんじゃないか』って。
全力で走れていませんから、当然、実戦はそれからになると思います」

<代打での復帰については>
「守備だけじゃなく走塁でもまだ不安があるので
今の段階では無理ですね」
中スポニッカン名タイ

◆井端弘和
<左足を痛めてリハビリ中。
この日は軽いジョギング、エアロバイクなど順調にステップアップ。
2軍戦復帰を7月1日の福岡ソフトバンク戦に設定>
「日に日によくなっていると思う。
7月1日? そうですね。1日くらいからは2軍の試合に出たい。
目標を設定していかないとだめですから。
まあ、復帰できるかは微妙だけど。最低でもその週には復帰したい」
(中スポ、ニッカン


◇トマス・デラロサ
<この日は練習休みだったが、長男とともに
バットをかついでナゴヤ球場に登場。
親子揃って練習に汗を流し、心身ともにリフレッシュ>
「久しぶりに楽しくゆっくり過ごせたよ」
(東京中日)

◇英智
<休日だったが、ナゴヤ球場で汗を流す。
屋内練習場でランニングとマシン打撃>
「休み? そうです。休みですよ」
(東京中日)

◇小川将俊
<同じくナゴヤ球場に登場。マシン打撃を行い>
「2日も休んでいられないですからね。練習しないと」
(東京中日)

◇田中大輔
<母校・東洋大学が大学選手権を制したニュースを
素直には喜べず。複雑な表情を浮かべながら>
「すごいですね。でもボクがいなくなって強くなったような…。
ボクのときは(リーグ戦で)2位が最高でしたから」

<飛躍が期待された2年目だったが、
自分は思ったような活躍はできていない>
「後輩の捕手(大野奨太)はプロ注目なんですよね。
プロでも桧山さん(阪神)、永井(楽天)、
大場(ソフトバンク)が頑張っている。
ボクも忘れられないようにしないと」
(中スポ<ドラ番記者>


◇吉見一起
<中スポ『竜・交流戦からの報告書』より。
交流戦と同時に中継ぎに回り、12試合に登板。
3勝6ホールド、防御率0.88。特にピンチで強さを発揮>
「自分の1球で先発の勝ちが消えたり、
抑えたら岩瀬さんにつなげられたりする場面が多かった。
勝敗に直結するので、(当初は)いやなところはあった。
途中からやりがいを感じて投げられるようになった」
(中スポ)

◇チェン・ウェイン
<交流戦9試合に登板して、与四球は2。
リリーフながら、攻めの投球で結果を残す>
「先頭打者や、2死からの四球は失点につながりやすい。
同じランナーを出すにしても、安打より四球の方が
失点になりやすいイメージがある。球数も多くなる」
(中スポ)


前日に続き、1軍選手練習休み
きょう25日からナゴヤドームで再開するようですが、
英智、小川、田中などは、やはり休んでいられないのか、
それぞれに個人練習で汗を流していたようです。

その一方で、ナゴヤ球場では故障者組
復帰に向けて、ぞくぞくと前進しています。
鳴尾浜で実戦復帰を果たした谷繁に続く存在となってきそうなのは、
右手親指を痛めていたイ・ビョンギュ
左肩、右手親指と度重なる負傷で戦線離脱となりましたが、
だいぶ癒えたようで、この日フリー打撃を再開。
マシンではなく、打撃投手のボールを叩いてのサク越え6本。
7月頭での1軍復帰に向けて、GOサインが出そうです。
それでもご多分に漏れず、即1軍というのではなく、
この選手もあくまで段階を踏んでからとなってきそう。
週末、ナゴヤ球場で組まれている
ウエスタン・サーパス戦がその「昇格テスト」となるもよう。
シーズン当初のような、控え組がまるでダメというような状態なら、
即1軍実戦復帰となってきそうですが、
現状、外野陣は「代役陣」がそれぞれチカラを発揮
同じ左打者の井上が交流戦で高打率を上げれば、
終盤に横浜から移籍してきた小池が、昇格即大活躍。
さすがのビョン様も、少しはやってもらわないと、
戻ってきてもベンチということになってきそう。
まあそれよりもまずは、完全な状態に体を戻すことが重要。
今朝の中スポでは「困ったときに李炳圭」となっていましたが、
本人が困ったちゃんにならないよう、今後もしっかり調整し、
復帰後は外野手の定位置争いに加わってほしいものです。


その他では、森野が故障後初の守備練習。
しかしまだ「1歩目の怖さ」もあり、慎重の感が否めず。
また左足痛の井端は軽いランニングを再開。
実戦復帰を「7月1日」に設定はしたものの、やや微妙のようです。

2008年6月24日 (火)

谷繁井端ら復帰へ向けてと1軍休みも若竜練習。

約1カ月間に渡ったセ・パ交流戦が終了。
12勝12敗の7位に終わったドラゴンズですが、
1軍の主力陣には、2日間のオフが与えられたもよう。
一方で、若手故障者は、この日もナゴヤ球場で練習。
2軍戦で最終テストを行う谷繁ら選手たちのコメントを紹介します。


ドラゴンズトピックス(23日)

◆谷繁元信
<左わき腹痛でファーム調整中。
24、25日のウエスタン・阪神戦で実戦復帰することに。
完全復活を目指しての最終テストの機会を設け>
「鳴尾浜(24日・阪神戦)に行くよ。
明日、大丈夫かどうか、きちんとチェックしたいからね。
まず、野球ができるかどうか。すべての動きを確かめたい。
先発? そのつもりです。
(27日の)横浜から復帰するつもりでやっている」

<今月11日に一度は1軍復帰したが、再発で14日に抹消。
1軍復帰を急ぎすぎた反省が頭にある>
「ソフトバンク戦の時はまだ早かった」

<2軍の公式戦に出場するのは、横浜時代の00年に
故障で2軍落ちした際に2試合出場して以来、8年ぶり。
中日移籍後は初めての出来事>
「その時もけがから復帰するために、
ファームの試合に出たような気がするなあ」

<肝心の左わき腹の状態は確実に上向いている。
この日もナゴヤ球場の屋内練習場でフリー打撃を行い、
若手と一緒に下半身の強化トレーニングもこなす>
「状態? だいぶよくなってきましたよ。
(ソフトバンク戦のときと比べて)きょうは全然違う」

<与えられた2試合を焦らず有効に使い、
徐々に肉体を本番モードへ持っていく>
「打撃、守備とも不安はある。前回のことがあるんで慎重にやりたい。
コーチと相談してどれくらい出るか決めたい。
フル出場? それはない」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン

◆小田幸平
<守備中のブロックで左ひざを痛め、22日に登録抹消。
この日、名古屋市内の病院で精密検査を受ける。
詳細は不明だが、靱帯断裂は免れたもよう。
足を引きずりながら、厳しい表情で話す>
「できるだけ早く帰ってきます。
でも、ブロックしたことには後悔していません」
(東京中日)

◆森野将彦
<左ふくらはぎを痛め、戦線離脱中。
屋内練習場でのフリー打撃で力強い打球を飛ばしていたが>
「まだまだです。バッティングはそんなに甘いものじゃないですよ。
今日はメニュー的に変わっていないけど、また明日からです。
できることをやっていきます」
(東京中日)

◆鈴木義広
<右ひじを痛めて戦列離脱中。
2度目の投球練習を行い、ブルペンで捕手を立たせ60球>
「一昨日(21日)に投げたときよりも怖さがなくなっている。
腕は振れていたと思う」

<今後は捕手を座らせての投球、
打者相手の登板というプロセスを踏む予定>
「このペースで2日に1回投げていって、うまくはまれば、
あと1週間くらいで打者に対して投げられるようになるかもしれない」
(東京中日)


◆井端弘和
<左足を痛めて戦列を離脱中。
この日、離脱後初めて屋外で練習を開始。
リハビリ中の中川とキャッチボールを行い、
約10分間。感触を確かめるように投げ、汗を流す>
「足が使えるようになるまで肩を休ませるわけにはいかないので。
肩は問題ないです。トレーニングはずっとやっていますが、
あとは走れるかどうか、です」

<ナゴヤ球場で治療と動ける範囲のトレーニングに集中。
離脱からちょうど1週間。ようやく屋外に出られた>
「明日(24日)かあさってには走ることができると思います。
走れるようにならないとメドは立てられない。
走ってみたら、(メドが)分かるんじゃないですかね」

<復帰へのポイントとなるのは、走った際の左足の感触。
今後のスケジュールは走った後の足の状態を見て決めるが、
2軍戦で調整した上で万全の復帰、という考えを示す>
「守るのと打つのは大丈夫です。
(今後は)段階を踏んでいきます。
いきなり上(1軍の試合)でやるわけにはいかない。
下(2軍)のゲームに出ますよ」
中スポスポニチ名古屋


故障者続出となった今季の交流戦。
最後は代役たちが頑張ったことで、5連勝での締めとなりましたが、
本格的にリーグ戦再開となれば、やはり迫力不足は否めないもの。
そんななか、ナゴヤ球場でリハビリを行っている選手たちの
コメントが続々と入ってきています。

それらを総合すると、1軍復帰に向けての可能性としては、

谷繁>イ・ビョンギュ>井端>小田、鈴木、森野

といった感じでしょうか。

その中で最も復帰を切望する谷繁
状態がだいぶ上がってきたようで、
きょう24日からのウエスタン・阪神戦(鳴尾浜)で
ついに実戦復帰を果たすようです。
14日に出場選手登録を再抹消されて以来、
慎重にリハビリを進めてきた谷繁でしたが、ようやくGOサイン
それでもぶっつけ本番で失敗した前回も踏まえ、
今回は一旦2軍ながらも実戦に出場して、
試合に出られる体に戻っているかを判断。
結果をきっちり見極めた上で、より万全の状態で
1軍復帰というプロセスを踏んでいくようです。

今度こそ復帰?一度出てきたものの、
わずか1試合での再抹消。
「わき腹」は痛みが再発する
危険性の高い場所ということで、
今回は、しっかりと回復具合
見極めてほしいものですね。
ただ小田も抹消となったことで、
捕手陣がある意味、火の車になっているのも事実。
できれば27日のリーグ戦再開とともに、
1軍に戻ってきてくれれば、一番ではありますが。
決めるのは本人及び、結果を聞いた首脳陣の判断によるもの。
谷繁にとってファームのゲームは、約8年ぶりになるそうですが、
本人の口ぶりもだい明るそうですし、行けそうなムードも。
まあまずはすんなり実戦復帰できることを願っています。


一方、左足を痛め戦線を離脱した井端が、
この日、久々のユニホーム姿。
ナゴヤ球場でキャッチボールを行うなど、
復帰に向けて、練習を再開したそうです。
抹消後はナゴヤ球場での治療とトレーニングなどで、
痛めた個所の回復を待っていたようですが、
ここに来てようやく動きだした背番号6
今後の焦点は、きょう24日から再開するというランニング
「走れるか」によって、復帰がより現実味を帯びてきそうです。
それでも谷繁同様に、ぶっつけ本番ではなく、
ファームの試合出場とこちらも段階を踏んできそう。
最短で登録可能であった横浜遠征には間に合わなくとも、
7月頭の阪神、巨人と続く6連戦辺りでの復帰を描いているようです。
2番と遊撃の代役こそいるものの、やはりこの選手の穴は大きい。
ただくれぐれも無理だけは禁物。
キーマンの復帰を首をちょっと長くして待ちたいと思います。


その他では、右手親指を痛めて
戦線を離脱しているイ・ビョンギュ
こちらは指の腫れが引いてきたようで、
早ければ週末の横浜戦にも1軍合流予定のこと。
ビョンは段階を踏まないのか?とやや疑問も感じますが、
小池という新戦力の台頭、さらに交流戦の打率.349の井上
ライバルが目立ち始めている最近の外野陣
復帰後、定位置競いに参入してくるのかにも注目です。


◇新井良太
<藤井、平田、岩﨑とともナゴヤ球場で練習。
その後大阪入りし、きょう24日からの
ウエスタン・阪神戦に出場する予定>
「下手な選手は練習するしかありません」
(東京中日)

◇藤井淳志
<ナゴヤ球場で練習。夕方に大阪入りした若手の1人>
「休んでる場合じゃないから」
スポニチ名古屋

◇平田良介
<ナゴヤ球場での練習に参加。フリー打撃や守備練習に汗を流す。
練習後はウエスタン・阪神戦に向けて移動>
「こっちでしっかり実戦経験を積んでくるつもりです。
いい練習になると思います」
(東京中日、ニッカン

◇岩﨑達郎
<前日の千葉ロッテ戦、代打としてレギュラーシーズン初出場。
しかし8回無死一、二塁でバント失敗と苦い結果に。
この日の屋内練習場。マシン相手に15分間もずっとバントを繰り返し>
「自分の生きる道は分かったので。
もう同じ失敗をしないように、しっかり練習と準備をします」
(中スポ<ドラ番記者>

◇高代野手総合チーフコーチ
<1軍にいる藤井、新井ら若手を
24日からのウエスタンに出場させることを示唆>
「2軍戦に出場させる」
スポニチ名古屋


◇高橋聡文
<1軍投手陣も完全休養日だったが、小林とともに休日返上。
フル回転に備え、休養より練習を選択>
「ボクに休んでいる余裕はありません」
(東京中日)

◇チェン・ウェイン
<休日を利用し、家族孝行。
22日に来日した父親らを連れ、名古屋市内を観光。
夜は『大豊飯店』で食事をし、今季の活躍を報告>
「ボクが1軍にいるときでよかったです」
(東京中日)

◇中村紀洋
<中スポ『竜・交流戦からの報告書』より。
交流戦では11試合、3番打者を務め、安打した試合は7戦全勝>
「3番はやりがいのある打順ですよ。
もちろん、決めるときは決めないといけないけど、
先頭打者なら簡単に打ってはいけないと思うし、
無死二塁とかだったら最低でも三塁に進塁させようと考える。
とにかくタイロン(ウッズ)に
気持ちよく打ってもらえる状況を、と思っているよ。
まあ、森野が帰ってくるまでだと思うけどね」
(中スポ)

◇和田一浩
<12球団最下位のチーム打率.240のなかで
打率.344とチームトップの成績。現在11試合連続安打中>
「リーグ戦とそう変わらなかったね。
対戦していた強み? それは関係なかったと思う」
(中スポ)

◇森バッテリーチーフコーチ
<交流戦時中継ぎで好投した吉見の処遇に頭を悩ませている>
「吉見がもう1人いればいいんだけどなあ。
いい形を崩したくない。
吉見はタイトル(獲得)も懸かってくる。
防御率で、ほかの投手が落ちてきているし、
あいつの場合は新人王もある。でもな…。
今のところ先発起用に関しては3通りぐらい頭にある。
(5人を中5日で回すプランもあるが)それはなあ」

<もともと吉見とチェンのセットアッパー『修業』は、
岩瀬が抜ける北京五輪時を想定したもの。
それが2人とも代表候補に残るほど急成長してしまった>
「代表が決まるまで待つこともできない。
いずれにしても(中継ぎは)誰かまた育てないといけない。
高橋、平井。あとは2軍の誰かだな」
名タイ


リーグ戦再開まで4日間の空白があるなか、
1軍の主力選手には、23、24日と
2日間のオフが与えられたそうで、
チェンなどは、親孝行ができたようです。
しかし1軍ボーダーの若竜たちは、休日返上
ナゴヤ球場でのファームの練習に合流し、
汗を流すと、夕方には遠征先の大阪へと移動。
1軍首脳陣からの指示もあり、新井、藤井、岩﨑、平田
きょう24日からウエスタン・阪神戦に出場するそうです。

リーグ戦が再開すると、再編されるのは投手陣だけでなく、
野手陣も復帰してくる選手も多く、入れ替え必至となるでしょう。
そうなればターゲットとなるのは、もちろん若竜たち
「休んでる場合じゃないから」というのも無理はないはず。
この試合の結果などもおそらく1軍首脳陣に報告されるでしょう。
できるだけアピールして、再開後も1軍にしがみついてほしいです。


◇山内壮馬
<清水昭信、谷、岩﨑、平田とともに
フレッシュオールスターの出場候補選手に選出される。
FAG出場を格好のアピールの場にする意欲>
「これまでの試合ではあまり結果を出していません。
オールスターでは何とかいい投球をしたいですね」

<順風満帆とは言えない1年目のシーズン。
右肩痛から復帰しても本調子とは遠く、
17日のウエスタン・福岡ソフトバンク戦では
2/3イニングで自責点8という屈辱も味わった>
「満足いく投球は全然できていない」

<だからこそ全国が注目する大舞台に懸ける気持ちは強い>
「オールスターと言えば、小中学生のときに
そういうものに出た記憶があります」
中スポ

◇平田良介
<フレッシュオールスター出場を大喜び>
「マジですか? 出たかったんです」

<試合が行われる山形は、昨秋のファーム日本選手権で
本塁打を打って、日本シリーズの大抜擢に繋げた思い出の地>
「また打ちたいですね」
(東京中日)


最後に、今季は8月2日18時から、
山形蔵王タカミヤホテルズスタジアムで開催される
『フレッシュオールスターゲーム2008』の出場候補42選手が発表され、
ドラゴンズからは、大・社ドラフト1巡目ルーキーの山内をはじめ、
清水昭信、谷、岩﨑、平田の5選手が選出されました。
ちなみにウエスタン・リーグ選抜は、辻2軍監督が率います。

詳しい選出選手は、こちらを見てもらうとして、
昨季は、浅尾、田中、堂上直倫、堂上剛裕が出場した若手の登竜門
なるほどという顔ぶれですが、
やや話題性で選んだところもありそうな。
同じルーキーでも、山内よりも赤坂の方が
実績を積んでいますし、選ばれてもおかしくない気もしましたが。
ただ山内がこれからの1カ月間で、
それに恥じない成績を挙げてくれれば、言うことなし。
まだまだ変更などもありますが、ぜひとも目立って
1軍への足がかりとしてもらいたいところです。

2008年5月19日 (月)

和田決めたサヨナラ打、苦闘竜3カードぶり勝ち越し!

守護神・岩瀬が5失点とよもやの炎上
勝利寸前で勝ちゲームをするりと逃したドラゴンズ
1勝1敗で迎えた交流戦前最後のリーグ戦。
ナゴヤドームでの横浜との第3戦は、
7回に打者10人の猛攻5点を奪い、勝ち越したものの、
8回に中継ぎ陣が捕まり、5-5の同点に。
9回に登板した岩瀬が前日の汚名返上で三者凡退に取ると、
そのウラ2死一、三塁から和田が期待に応えるサヨナラ打!
今季2度目のサヨナラで、3カードぶりの勝ち越しを決めました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 8回戦
(18日・ナゴヤドーム | 中日6勝2敗)
35955人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日 1x
[勝] 岩瀬(18試合1勝1敗12S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
中田、平井、チェン、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
和田の殊勲打で今季2度目のサヨナラ勝ち。
3カードぶりに勝ち越した

9回、先頭・荒木が中前打。井端の送りバントなどで
2死一、三塁として、和田が中前へはじき返した。
先発・中田をはじめ、投手陣は不調。
7回、一気に5点を奪って逆転したが、
8回にチェンが同点3ランを浴び、試合をもつれさせた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


このゲームを終えると、リーグ戦は一時中断
それだけにぜひとも勝って締めくくりたいところ。
中6日で中田が先発したゲームを振り返ると↓

1回、中田が先頭大西にいきなり四球。
仁志送りバント、内川二ゴロで、2死三塁。
しかし村田を外角低目のフォークで空振り三振。
立ち上がりのピンチをまずは切り抜ける。

2回、先頭ビグビーにセンター前ヒットを許すと、
吉村の当たりはセンター前方へのフライ。
平田が突っ込んで捕り、一塁へ送球するも
帰塁したビグビーに当たってしまい、二塁へ進まれる。
(記録は中飛と平田のエラー
続く石井琢朗を内角高目のストレートで空振り三振。
しかし鶴岡にカウント2-1からの4球目、
外角低目のスライダーをセンターに返されてのタイムリー。(0-1)
平田からの本塁返球が逸れたこともあり、先制を許す。

3回、仁志レフト前、内川ライト前と
連打を浴び、1死一、三塁とピンチの中田
しかし村田が初球、中に入ったスライダーを打ち損じ一邪飛。
何とかひとつ切り抜けたものの、
続くビグビーに内角ベルトの高さのストレートを
右中間に運ばれてのタイムリーツーベース。(0-2)
ボールが高く浮き、低目に決まらない中田追加点を奪われる。

5回、先頭大西に外へのストレートを狙い打ちされ、
右中間オーバーのツーベースを許す中田
しかし外角低目のスライダーで、
仁志を空振り三振、内川をセンターフライで
続けて打ち取り、進塁を許さず。
そして迎えるは、4番・村田
意識もあったか、制球乱れいきなり0-3としてしまうと、
何とか外へのスライダーでフルカウントに戻す。
そして7球目、中へのフォークをひっかけさせ、三塁ゴロ。
ところがボテボテすぎて、一塁へ間に合わずに内野安打
そのままなら一、三塁となってしまうところだったものの、
ゴロを捕った中村紀洋が後ろに振り向くと、
なんと三塁走者の大西がオーバーラン!
すぐさま三塁ベースカバーの井端に送って、タッチアウト!
三遊間の好判断中田のピンチを救う。

好守も出ただけに、ここで流れを変えたいところ。
5回ウラ、先頭中村紀洋がレフト前へクリーンヒット。
反撃への足がかりへと期待するも、
続く平田が2球目、チェンジアップを叩き三遊間へのゴロ。
村田にうまく捕まれると、5-4-3と渡ってしまいダブルプレー
続く6回ウラも、内野ゴロ3つに取られてしまいゼロ。
横浜先発・ウッドの術中にはまってしまい、
6回までわずか2安打、無得点に抑え込まれてしまう。


2点ビハインドで迎えた終盤7回ウラ、
しかし疲れが出始めたか、ウッドの投球に乱れが。
そこを突いて、先頭イ・ビョンギュが三遊間を破るヒットで出ると、
ウッズも続き、初球をレフト線へ持って行くツーベース。
連打で無死二、三塁として迎えるは、5番・和田
カウント0-2からの3球目、
外角やや中よりのチェンジアップを叩くと、
右中間を大きく破っていくタイムリーツーベース!
二者が生還、主軸の3連打で一気に同点に追い付く。(2-2)
なおも続く中村紀洋四球で一、二塁とし、ウッドをKO。
代わった2番手・吉見祐治と対した平田は、
送れずに空振り三振に倒れたが、
続く谷繁が、カウント1-1からの3球目、
外角高目、浮いたストレートを右方向へ持って行くと、
打球は、ライト線へと落ちるタイムリーツーベース!(3-2)
ついに勝ち越しに成功すると、
中田の代打・立浪もきっちり四球を選び、1死満塁
ここで荒木がねらいすましての見事な一振り!
初球、真ん中高目のストレートを振り抜くと、
打球はレフト左へと落ちる2点タイムリーツーベース!(5-2)
前夜の9回のお返しとばかり、打者10人で5安打5得点
一気呵成の猛攻でゲームをひっくり返す。

8回、ドラゴンズ2番手は、平井
3人でキッチリ斬って、最終回の岩瀬に繋ぎたい。
しかしその平井の調子の方が今ひとつ。
1死から内川にカットボールをライト前に落とされると、
続く村田に追い込みながらも四球を与えてしまい、一、二塁。
ここでドラゴンズベンチは、チェンにスイッチ。
左のビグビーを一塁線へのゴロに取り、2アウト。
ところが、続く吉村に外角高目のストレートを叩かれると、
打球は伸びて右中間へ。
初戦同様のホームランとなって、一気に同点。(5-5)
またもリリーフ陣が踏ん張れず、一振りで追い付かれる。

8回ウラ、横浜3番手・ヒューズから
先頭ウッズが三塁ライン上にピタリと止まる内野安打で出ると、
和田も低いライナーでセンター前に運び、一、二塁。
さらに中村紀洋がきっちり送って、1死二、三塁。
チェンには代打が送られ、井上が登場。
しかし一塁がら空きのため、敬遠されてしまう。
満塁のチャンスで迎えるは、前の打席二塁打の谷繁
ところが初球、中に入ったチェンジアップを打ち損じ
二塁フライに倒れてしまい、2アウト。
続いて打席に入るのは、途中出場の英智
今季6打席目、待望の初安打を決めてほしい!
しかしカウント2-2からの5球目、真ん中に沈む
チェンジアップにバットが空を切り、三振
満塁のチャンスを生かせず、ゲームは最終回へ。


9回、ドラゴンズ4番手は、もちろん守護神・岩瀬
前日、2点のリードを守れずまさかの大炎上
それを払拭すべく上ったマウンド。
先頭は昨日同様、代打・下窪
しかしファウルで粘られながらも、6球目、
真ん中低目の宝刀・スライダーで遊ゴロに取ると、
続くヒューズの代打・相川をスライダーで空振り三振。
そして大西も真ん中低目のスライダーで
センターフライに仕留めて、3アウト。
さすがは百戦錬磨の守護神、きっちり切り替え
前日の悪夢を全く引きずらずの3人斬り
本来の投球で、最終回ウラの攻撃へ望みを繋ぐ。

そして9回ウラ、横浜4番手は寺原ではなく、横山
延長戦を見据え、クローザーを温存した横浜ベンチ
しかしここでケリをつけたいドラゴンズ
先頭荒木がフォークをはじき返し、センター前に運ぶと、
続く井端がしっかり二塁へ送り、一打サヨナラのお膳立て。
ところが続くイ・ビョンギュは、
内角高目のストレートに詰まってしまい二塁ゴロ。
その間に荒木は三塁へ。
そして迎えるは、4番・ウッズ、5番・和田
しかし横浜ベンチウッズを敬遠して、和田との勝負を選択。
勝負強い男に絶好の好機が回ってくることに。

1死一、三塁。外野フライでもサヨナラの場面。
燃える場面ながら、背番号5はいたって冷静
相手バッテリーのじらしにも負けず、
自分のペースで打席に入ると、フォークをキッチリ見極め、
そして迎えたカウント1-2からの4球目、
外角低目のストレートをきっちりはじき返すと、
打球はセンターへと抜けていくサヨナラヒット!(6x-5)
抜けるのを確認した和田は、普段見せないガッツポーズ。
さらに一塁を踏み、川相コーチとハイタッチを交わすと、
小田、ビョン、デラロサ速攻駆けつけ軍団を筆頭に
チームメートからの祝福を続々受けて、もみくちゃに!
自身5度目ながら、憧れのユニホームを着て、
初めて放ったサヨナラヒット
持ち前の勝負強さを発揮した和田の一打で、
何とか3カードぶりに勝ち越しを決めたドラゴンズ
苦しみながらも白星で、リーグ戦を一区切り。
24勝16敗3分けの貯金8、首位・阪神とは
3.5ゲーム差の2位で締め、交流戦へと向かうこととなった。


やはり1番乗りはODA!それまで手こずったウッド
ラッキーセブンに
打者一巡の猛攻で攻略。
一挙5点を奪って、3点のリード。
さらに平井、チェンという
現状での勝ちパターンでの
セットアッパーを注ぎ込んだにも関わらず、
前日同様、ベイ打線の粘りの前に同点
さらに8回の満塁のチャンスを潰してしまい、
重苦しいムードとなりましたが、さすがはFA砲!
和田がいいところで打ってくれて、とてもうれしかったです。
1死三塁でウッズ、和田と回ってきたところで
横浜ベンチウッズを敬遠して、和田との勝負を選択。
7回のツーベースに、8回のラッキーなライン上の一打。
なんとなくを持っていたウッズを避けたように思えましたが、
自分的には和田の方が、コワかったですね。
大矢監督の指示で相川が立ち上がったとき、
思わず「イケる!」と、ほくそ笑んでしまいました。
そんな中、ファンの期待に応えてくれた和田
これで打点がチームトップ、リーグ2位タイの32
自身としてはまだまだ本調子ではないといいながらも
上昇気流に乗って、戦い慣れたパ・リーグとの交流戦へ!
ぜひともこの勝負強さを持続して、
チームをさらに引っ張ってほしいです。

一方、投手陣では、9回に登板した岩瀬
3点リードを奪いましたが、たとえ点差が離れていても
出てくるだろうとは思っていましたが、まさか同点で登板とは…。
いきなり代打・下窪と前日と同じ先頭打者でしたが、
この日は、宝刀・スライダーを駆使。
さらに気持ちも十分こもった投球でよせつけずの三者凡退
さすが守護神、まずはひと安心というところ。
さらに今季初勝利となったのも良かったですね。
「1勝」1敗12セーブ、「敗」で始まるよりはよっぽど良いなと思いました。


苦しみながらも、サヨナラ勝ち
同一リーグの戦いに一区切りを付けましたが、
簡単に勝てるゲームをこれだけもたつくのは、
やはりチーム状態がよくないからでしょう。
投手陣疲れが来ている現状だけに、
野手陣にできるだけ頑張ってもらわないといけないですね。
持ちつ持たれつというのが、あくまでチームなのですが、
投打のバランスをうまく保ち、乗りきってほしいです。
そして週明けからは、4年目を迎えるセ・パ交流戦がスタート。
初戦はいきなり仙台に乗り込んで、
Kスタ宮城で内弁慶東北楽天と戦うことになります。
お天気の方がやや心配ですが、うまく立ち上がって、
良いムードで戦っていってくれることを期待します!


☆ウィナーズ・ボイス(18日)

◎和田一浩
<9回2死一、三塁、中前へサヨナラ打を放つ>
「(大歓声は届きましたか)
そうですね。あのう、すごく期待されてる打席だったんで、
えー、いい結果が出て、よかったと思っています。
(前のウッズ選手が敬遠され、どんな気持ちで打席に)
いやああの、冷静に、あんまり気合も入れすぎずに、
冷静になれるように、それを心掛けてバッターボックスに入りました。
(サヨナラ打の前、随分と相手が間合いを。気になったたか)
そうですね。ちょっと長かったんで、
何回も(打席を)外したりして、
自分のペースで入れるように心掛けてました。
(打球の方向は見ていましたか)
そうですね。一応見てましたけど、
あのう打った瞬間、ああ抜けたなって感じはあったんで、
ヒットになったなと思いました。
(抜けた瞬間の気持ちは)
そうですね。ちょっとね、最近ピッチャーが苦しんでたんで、
あのうバッターの方で頑張らんといけないなという気持ちが、
強かったんで、そういう意味で今日の試合は
勝ててよかったと思っています。
(小田選手らみんなにもみくちゃにされたが)
そうですね。たまにはこういうのも、いいかなと思いました。
(ナゴヤに来て、ドラゴンズのユニホームを着ての
初のサヨナラ打、改めてどんな味ですか)
そうですね。やっぱりこのユニホームで打つっていうことは、
僕にとって喜びですし、またファンの方が喜んでくれることが
僕の喜びでもあるんで、そういう意味では
今日は最高の形で終わることができてよかったと思っています。
(交流戦前の最後の戦いでサヨナラ勝ち、良い形になった)
そうですね。あのうちょっと明日から…、あさってからですかね。
交流戦が始まるんで、ぜひこの交流戦を機会に
もっともっと勝っていけるようにしたいと思います。
(満員のお客さんにメッセージを)
そうですね。いつもあのう、大きな声で応援してもらって、
本当にありがたいと思っています。
えー、みなさんの声援が今日打たせてくれたと思いますんで、
これからも声援よろしくお願いします」


<一塁に到達する直前、珍しくガッツポーズを繰り出した>
「久しぶりのサヨナラですしね。
普段は(何もせず)一直線に(走る)というか、普通にやるのがベスト。
(気持ちの)浮き沈みを出さないように、冷静に行こうと思ったけど…。
(久しぶりのサヨナラで)思わず出ました。今日ぐらいはいいかな」

<サヨナラ安打を放ったのは、自身5度目。
04年6月29日の大阪近鉄戦に放って以来、実に4年ぶり>
「最後、決めるところで打てたのは気持ちいいです。
サヨナラ安打は2年ぶりくらいじゃないですか? 
4年ぶりですか。そういう意識はなかったですね」

<余計なことは考えなかった>
「打った瞬間に抜けたという感触があった。
僕は気合が入りすぎると力が入るんで、
ああいう場面では頭をクリアにしていくと心がけていました」

<この日5打数3安打で8試合ぶりの猛打賞。
打率は.308、打点はチームトップの32に。
ただ、好調という言葉は出てこない>
「いろいろチェックポイントがあって。
1本、2本で絶好調かと言われたらそうじゃないけど、
打てればいうことはないです」

<開幕から約1カ月半。交流戦前の一区切りがついたが、
4月は打率2割台前半と苦しんだ時もあった>
「4月は迷惑かけましたし、1試合でも貢献できれば。
知らないうちに力が入っていた。
迷いはなかったんですが、勝手に崩れていました」

<そんな時に助けてくれたのが、落合監督と立浪>
「(アドバイスとして)いつも声をかけてくれるので、
スランプがそんなに長くならないのかなと思います」

<勝利への流れをつかまえられないまま。
波に乗れないチームの状況を冷静に見極め>
「投打がかみ合うのは難しい。
4月は投手に打線が助けられた。
今日の試合は打者が頑張るしかない。
7回でもバント失敗があったが、谷繁さんが適時打を打った。
サヨナラの場面で僕が打てなくても、誰かが打つ。これがチーム。
今、投手陣が調子を落としてるけど、
打線が打てば、そのうち投手も調子を取り戻してくる」

<お立ち台でスタンドに向かって手を振る。
この日は家族が観戦。長男、次男に合図した>
「手をたたいていましたけど、まだ小さいですから、
試合の意味が分かってるか分からないです。
サヨナラゲームの意味も分かってないでしょう」

<20日からはいよいよ交流戦が始まる。
チームは19日に仙台入りするため試合後東京へ。
古巣パ・リーグとの対戦での活躍を誓う>
「他の選手よりパの投手のことは自分がよく知ってるから。
知っている投手が多いので多少やりやすさはある。
エース級との対戦が楽しみ。
クマ(東北楽天・岩隈)や西武だったら西口さんとやりたい。
ぜひ、これを機にどんどん打ちたい」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ


○岩瀬仁紀
<同点の9回に登板すると、3人でピシャリ。
そのウラの和田のサヨナラ打で、今季初勝利を手に>
「きのうああいう形で点を取られたので、
きょうは絶対に抑えようという気持ちでいった」

<前日の試合では今季初、自己ワーストの1イニング5失点。
百戦錬磨の左腕も悔しさのあまり、布団に入ってから
午前4時頃まで寝付けなかったという>
「いつもなら(打たれても)寝るんですが、
きのうは寝られなかった。さすがにこたえましたね。
布団には入ったんだけど…」

<前日は40球を投げていたが>
「たしかに普段は投げない球数でしたけど、
コンディションどうこうじゃなく、抑えなければいけなかった。
やられた後は難しいですけど、強い気持ちを持って
(マウンドに)上がらないと。そう思ってやっています」
中スポサンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー

○谷繁元信
<7回1死一、二塁、ライト線へ勝ち越し適時二塁打>
「何とか、何とか、何とかしたかった。執念で打った。
中田は途中から良くなってきていたから。点を取ってやりたかった」
中スポ

○荒木雅博
<7回1死満塁、左翼線へ2点適時二塁打>
「最近積極的な打撃ができていなかった。
ボール気味のタマだったけど思い切っていった」
中スポ

○中田賢一
<7イニングを投げ、7安打2失点。
だけどモヤモヤは晴れず、表情も微妙にくもる>
「調子は良くなかったのですが、
今日はとにかく目の前のバッターに対して、
最初からペース配分なんか考えずにどんどんいきました。
まだ納得はしていないし、やることはたくさんあります」

<尻上がりに球威が増し、持ち味が少し顔をのぞかせたが>
「んん…、まだまだですけどね」
中スポニッカン名タイ

○チェン・ウェイン
<8回2死二、三塁、吉村に痛恨の同点3ランを浴びる>
「あの場面で一番やってはいけないことをしてしまった。
一塁が空いていたし、次は左の石井(琢朗)さんだったので
最悪四球という投球でも良かった。本塁打と長打だけはいけないのに…」
(東京中日)

○英智
<代走から守備につくと、同点の8回2死満塁で打席が。
打てばほぼ間違いなくお立ち台も、結果は空振り三振>
「仕方ないです」
(東京中日)

○井端弘和
<連続試合安打が『』でストップ。
無安打とはいえ、9回のサヨナラを犠打できっちりお膳立て>
「きょうは燃料切れです。
(記録は)いつかは途切れるものですから。
でもチームは勝ったし、リセットできたのはよかった」
(東京中日、ニッカン

○澤井道久
<前日、今季初めて出場選手登録。
5種類のグラブと一緒に1軍に上がってきた。
内野用2種、内野練習用2種、そして外野用>
「サード用のグラブもあります。だけど最近は使わないです」

<本職の二塁、次は三塁、最後に外野へ向かいノックを受ける。
離脱した森野により近い、便利な男として白羽の矢が立てられた。
外野は望んで始めたワケではなかったが、チャンスを広げた>
「チーム事情からです。試合に出るためなら…」
(東京中日)

○桂川渉外部兼通訳
<ウッズの通訳は遠征先では朝から一緒にジムへ通い、
ウエートトレーニング。そんな日々の成果もあり、
腕が、昨年より太くなっている>
「遠征のときはいつも一緒にトレーニングをやってますからね」

<今では筋トレが共通の趣味。
試合のない休日も、2人で名古屋・金山にあるジムへ行くという>
「今年はオフの日でも、よくジムに行ってるんです。
長いときは6時間くらいいますよ」
(中スポ<ドラ番記者>


○落合監督
<今季2度目のサヨナラ勝ちという派手な結末にも>。
「勝ち方とすると最悪だな。
勝って文句言っちゃいけないんだろうけど、こういう展開は。
ファンからすればサヨナラは年に何度かしかないんだろうけどね。
もし勝ち負けに判定があるとしたら、最悪の勝ち方じゃないかな。
中田に勝ちがついて、岩瀬にセーブがついて、
5-2で逃げ切るのが一番いいんだろうけど、そう簡単にはいかない」

<前日の救援失敗を引きずらず、
きっちりお返しをした岩瀬について>
「岩瀬? ごくごく普通に。あれが彼の仕事。
ちゃんと1日で修正してきたよ。そこの心配はしていない」

<尻上がりに球威が増した中田の終盤を評価>
「6回から145、6(キロ)放れるんなら、最初から放ってくれたらなあ。
6、7回と、一番良かったんじゃないか。
あれが最初からいけるようになれば本物じゃないか。
まあ、まだ時間はかかりそうだ。今年1年ずっと見守りましょう」
中スポ12中日新聞サンスポ時事通信12
朝日新聞スポニチ名古屋ニッカン12名タイ


今日の公示。(18日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 高橋聡文投手
【同抹消】
▼中日 新井良太内野手
公式サイト共同通信社


ここ数日頻繁にある選手の入れ替え
この日、中継ぎ左腕の高橋
10日間の抹消期間を経て、最短で再登録
代わって、新井がわずか3日で抹消されることとなりました。
小林の調子がやや下降、チェンも一発を浴びるなど
リリーフ左腕が登板過多もあり、やや不安定なだけに、
1枚でも多くということでしょうか。
また新井は、前日に昇格した澤井
天秤に掛けられの抹消の可能性が強そう。
手薄な控え野手陣ですが、現状首脳陣で必要としているのは、
打てる選手よりも、多くを守れる選手
17日のゲームで代打で登場して、高卒ルーキー・佐藤3球三振
続く荒木が中前打、井端が本塁打となったことで、
レギュラーとの力の差が浮き彫りに。
そういう面での印象の悪さもあったのかもしれません。
なお新井はすでに由宇へ移動。18日のウエスタン・広島戦
8回2死一塁から西川の代打で登場、一邪飛に倒れたとのこと。
今回は運の強さもあっての昇格でしたが、
次回は自信を持って上がれるよう、再調整を期待します。


若竜トピックス(18日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
広島-中日 10回戦
(18日・広島東洋カープ由宇練習場)
  000 000 001 = 1
  020 000 00× = 2
[敗] 赤坂(8試合2敗1S)
[D本] なし
[D投] 赤坂、菊地、石井、齊藤
公式サイト広島東洋カープ

【ゲームレビュー】
公式戦初先発の赤坂が2回ウラ、松山四球、中前打で
無死一、二塁から中谷に右中間2点三塁打を打たれ、先制を許す。
それでも5イニングを投げ、3安打2失点と立派な内容だった。
6回以降は菊地、石井、齊藤の救援陣が無安打無失点に抑えた。
攻撃陣は、広島投手陣の小刻みの投手リレーに翻弄され、
8回まで無得点に抑えられていたが、
9回、1死から4番・堂上剛裕中前打、上野の暴投などで
1死三塁から中村一生の内野ゴロの間に1点。
しかしその1点を取るのが、精一杯だった。
公式サイトより)


●赤坂和幸
<ウエスタン・広島戦でプロ初先発。
5イニングを投げ、打者18人に対して
3安打4奪三振3四球で2失点。
黒星となったが、先発投手の役割をきっちりと果たして>
「初めての先発だったけど思ったほど緊張しなかった。
2回に点を取られてから開き直って投げました。
良いところと悪いところがはっきりしていたので、
今後の課題にしていきたい」
中スポ


由宇でのウエスタン・広島3連戦の3戦目。
高校生ドラフト1巡目ルーキーの
赤坂プロ公式戦初先発
5イニングを投げ、3安打2失点と堂々の投球を見せたもよう。
キャンプで出遅れ、プロ初登板をはじめ、
これまでの7試合すべてリリーフとして、
投げてきましたが、この日ようやくの先発登板
2回に四球と中前打で無死一、二塁から、
中谷にカウント0-2からの3球目を叩かれ、
センター右をライナーで抜ける2点タイムリー三塁打。
先制を許したものの、開き直ったのが幸い。
無死3塁のピンチも踏ん張って、その後も追加点を与えず。
結局プロ入り後自己最長となる、5イニング72球を投げ、
先発投手としての役割をきっちりと果たしたとのこと。
右肩の不安もなくなり、着実にステップアップしている背番号54
さらに経験を積み「プロの投手」として成長してほしいです。

一方打線は、最終回に1点返し意地をみせたものの、
前日と打って変わって、広島投手陣に抑え込まれてしまうありさま。
広島先発・相澤の前に、初回2死から
3番・藤井が左中間二塁打で出るも、4番・堂上剛裕が三邪飛。
続く2回も、堂上直倫中前打、福田左前打で一、二塁のチャンスに
田中が6-4-3のダブルプレーに倒れ、ゼロ。
さらに5回1死一塁でも田中が1-6-3と2つ目の併殺。
女房役は好投の投手陣をこの日は援護できませんでした。

2008年5月18日 (日)

守護神岩瀬よもやの炎上5失点、暗転竜痛い黒星。

吉見の好投と終盤の鮮やかな攻撃で
東京での悪い流れをまずは払拭した感のドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの横浜との第2戦。
デーゲームでの戦いは、終盤展開が二転三転
井端、イ・ビョンギュ、ウッズの一発攻勢で
追いすがる横浜にダメを押したと思いきや、
最終回、守護神・岩瀬がよもやの大乱調
四球をきっかけに、5連打を含む6安打を浴びなんと5失点
大炎上で逃げ切れず、痛い黒星を喫しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 7回戦
(17日・ナゴヤドーム | 中日5勝2敗)
37415人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜 10
中 日
[敗] 岩瀬(17試合1敗12S)
[D本] 井端3号2ラン イ・ビョンギュ8号 
    ウッズ9号
[Dバッテリー]
川井、朝倉、チェン、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
岩瀬が抑え失敗。逆転負けした
9回、先頭の代打・下窪への四球がきっかけとなり、
一死満塁から仁志、内川に連続適時打で同点。
さらに満塁で、村田に左中間を破る走者一掃二塁打で3点を勝ち越された。
試合は終盤にもつれた。
同点の6回に井端が左へ勝ち越し2ラン。
イ・ビョンギュもソロアーチで続き、
8回にはウッズがソロ本塁打を放ったが、投手陣が踏ん張れなかった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


後半ゲームが動きに動き、
ドラゴンズ16安打、横浜15安打
今季リーグ最多となる31安打の乱打戦に。
先発・川井が粘っていたのが、遠き過去のようなゲーム。
得点経過を中心に振り返ると↓


ドラゴンズ先発は、中7日で川井
1回、1死から仁志が一、二塁間を破るヒット。
2死から、村田の打球は詰まったライトフライも、
前進してきたイ・ビョンギュがグラブに当たるも捕れずに落球
その間に仁志が生還。先制タイムリーツーベースに。(0-1)

横浜先発は、昨季まで広島にいた小山田保裕
2回ウラ、ウッズライトフェンス直撃ヒットと
中村紀洋のセンター前などで2死一、二塁。
しかし谷繁遊ゴロに倒れ、悔しがる。

3回ウラ、2死から井端レフト前ヒットで出ると、
イ・ビョンギュの初球、すかさず二塁へスチール。
ビョンも四球を選び、一、二塁として迎えるはウッズ
カウント0-1からの2球目、内へのシュートを引っ張ると、
レフト前へのタイムリーヒット!(1-1)
5月初の主砲タイムリーでの打点で同点となる。

4回ウラ、中村紀洋センター前、平田送りバント、
川井投手強襲内野安打で2死一、二塁。
しかし荒木外へのスライダーに空振り三振。勝ち越せず。

5回ウラ、先頭井端ライト前ヒットで出ると、
イ・ビョンギュの初球、またもスチール。今度は頭から
そして1死後、ウッズがカウント1-1からの3球目、
外角高目のストレートを右へ持って行くと、
ライトオーバーフェンス直撃のタイムリーツーベース!(2-1)
3回と同じような攻めで、勝ち越しに成功。
さらに和田も続き、三遊間を抜くヒットで小山田をKO。
1死一、三塁として、代わった川村から
中村紀洋がセンターへ打ち上げ、犠牲フライ!(3-1)
続く平田も三遊間を抜き、今季初ヒット
井端が出て主砲が返し、ノリが加点。
理想的な攻撃で勝ち越し、突き放すと
良いムードのなか、和田1000試合出場を達成、花束をもらう。


6回、2点のリードをもらった川井
しかし大西にレフト線へのツーベースを許すと、
続く仁志に初球、真ん中高目に入ったカーブを狙い打ちされ、
一塁線を抜けていくタイムリーツーベース。(3-2)
さらに内川の初球、逆球でチェンジアップが外へ。
パスボールとなって、三塁へ進まれると、
内川は一塁方向への高いバウンドのゴロ
一塁へ送られる間に仁志が生還して、同点。(3-3)
援護をもらった直後のイニングに連打を浴びて、失点
リードを守りきれなかった川井
結局、この日は6イニング93球を投げ、
6安打5奪三振無四球3失点(自責2)でマウンドを降りた。

6回ウラ、横浜3番手はルーキー左腕・佐藤祥万
先頭川井の代打・新井は内へのストレートに空振り三振も、
荒木がカーブをセンター前へ運ぶと、
続く井端が初球、真ん中低目のストレートを叩くと、
良い感じで上がった打球はそのままレフトスタンドへ!
再びリードを奪う、勝ち越し2ランホームラン。(5-3)
会心の当たりに一塁を回ると右手を挙げる井端
さらにイ・ビョンギュがこれに続き、
カウント2-1からの4球目、真ん中高目のストレートを
はじき返すと、打球は伸びてセンターバックスクリーン左へ!
これはプレミア、井端・ビョンのアベック本塁打。(6-3)
一発攻勢で、追いすがるベイを突き放すと、
この回で降板した川井には、2勝目の権利が再浮上。

7回からドラゴンズは、2番手に朝倉を送り、
今季初のリリーフながら、1イニングを危なげなく三者凡退
しかし2イニング目に捕まってしまい。
8回、1死から大西に対し、なんとストレートの四球
これでリズムを崩したか、続く仁志
レフト前に運ばれ、一、二塁とされると、
内川には中に入ったシュートをセンターへはじき返されタイムリー。(6-4)
連打で1点を失うと、続く村田にもカウント2-1からの5球目、
外へのストレートを同じくセンター前に運ばれる連続タイムリー。(6-5)
突如乱れて、3連打の朝倉はここで降板
うつむき、首をひねりながらベンチへと戻る。
朝倉に代わって3番手は、左腕のチェン
1点リードでの1死一、二塁からの登板となったが、
ビグビーを内へのストレートでバットをへし折り、二塁ゴロに取ると、
続く吉村に対しては、真ん中低目148キロのストレート!
見事三球三振に斬って取り、見事な火消しぶりを披露。

8回ウラ、横浜5番手は、横山
ストレートが走る横山に連続本塁打の井端、イ・ビョンギュが連続三振。
しかしここで主砲・ウッズが、大きな一振り!
カウント1-1からの3球目、外へのストレートを叩くと、
打球はセンターバックスクリーン下へ一直線!
この日ここまで3安打の4打席目は、ホームランに。(7-5)
追いすがるベイを再び突き放す、ダメ押しの一発に思えた。


2点リードで迎えた9回、ドラゴンズは盤石の布陣。
三塁にデラロサ中村紀洋は一塁へ。
またライトに英智を入れ、マウンドに守護神・岩瀬
ところが、立ち上がりやや状態悪し
先頭の石井琢朗の代打・下窪に対し、
ボールが先行してしまい、なんとストレートの四球
続く相川は粘られながらも、外角一杯のストレートで三振に取るも、
金城の当たりは、二遊間へのゴロ。
捕った荒木が併殺狙いで二塁へ送球するも、
三塁方向へ逸れ二塁セーフ。内野安打となってしまう。
リズムに乗りきれない岩瀬
続く大西に低目のシュートをライト前に落とされ、
1死満塁としてしまうと、この日猛打賞の仁志
追い込みながら、4球ファウルで粘られた末の7球目、
内角高目のストレートを叩かれ、レフト前に落ちるタイムリー。
よもやの3連打で今季初めて得点を奪われる。(7-6)
ここで森コーチがマウンドへ。いったん間を空けたものの、
続く内川の二塁への当たりを荒木が弾いてしまい、内野安打
2点目も奪われ、ついに同点に追い付かれる。(7-7)

なおも1死満塁で迎えるは、4番・村田
これ以上の失点は許されない守護神、
空振り、ファウルで2-0と追い込んだものの、
相手の押せ押せムードのなか、投げ込んだ2-2からの7球目、
真ん中低目への甘いスライダーに合わせられると、
ライナーでの打球は大きく左中間を突破。
大西が、仁志が、そして一塁走者の内川までもが生還。
走者一掃の3点タイムリーツーベース。(7-10)
悪夢のような5連打で、リードをひっくり返された守護神は呆然…。
結局この回打者10人に6安打を浴び、5失点と炎上。
突き放しても、決して屈しないベイ打線の驚異的な粘りの前に、
完全な勝ちゲームを粉砕されてしまったドラゴンズ
信じられない大逆転負けを喫し、
首位・阪神とのゲーム差は今季最多となる4.5ゲームと開いた。


悪夢の展開。8回2死の場面でチェン
見事なストレートで
吉村を見逃しの三球三振。
さらにそのウラ、ウッズ
バックスクリーン弾が飛び出し、
これはもらったと思いましたが、
予想だにしなかった守護神の大炎上
昨季も7月16日、同じナゴヤドームでありましたが、
めったに見ることのない、よもやの5連打、5失点
中田、憲伸ら先発陣のめった打ちは今季見慣れてはいたものの、
開幕からここまでずっと無失点だった守護神までもが
追随してしまうとは、本当に思いも寄りませんでした。

チャートを見ると、宝刀・スライダーよりも
ストレートが多い配球で、甘く入ったところを叩かれましたが、
根底にあるのは、やはり先頭打者へのストレートの四球
8回に1点差に迫られた朝倉も失点のきっかけは、四球
再三走者を出し、決して良かったとはいえないながらも
川井が踏ん張ってこれたのは、やはり無四球だったから。
そりゃ守護神もやはり人の子
そう毎回うまくいくとは限りませんし、
状態もそんなに良くなかったと思いますが、
不用意な四球で相手にスキを与えてはいけない。
まあ炎上も初めてではないですし、まずは引きずらないこと
しっかり切り替え、次戦の登板に向かってほしいです。


一方、打線は今季初という投手も含めた先発全員安打
絶好調の井端の5打数3安打1本塁打3打点を筆頭に
ウッズが2本の適時打を含む5打数4安打1本塁打3打点。
さらに和田5打数2安打、中村紀洋4打数2安打1打点と
主軸がほとんど打っての16安打7得点
ただこれだけ打ったにも関わらず、
負けてしまったのは、本当に信じられませんが、
この調子をなるべくはキープしてほしいですね。
水モノだけに、翌日パタッと引いてしまう恐れもありますが、
何とかそのままで交流戦を迎えてほしいです。


本当に思いも寄らぬ逆転負けとなりましたが、
守護神がやられたのなら、仕方ないでしょうね。
そう割り切って、ナインには第3戦を迎えてほしいところ。
おそらく先発は、中6日で中田でしょう。
暴れ方を忘れ、今イチ不安定な背番号20ですが、
良い投球を取り戻し、前回KOの屈辱をはらしてほしい。
そしてチーム全体でも、しっかりこのゲームに勝って、
良いカタチでとりあえずはリーグ戦を締めること
3カード連続負け越しだけは、何としてでも阻止を願います。


★プレーヤーズ・ボイス(17日)

●岩瀬仁紀
<2点リードの9回に4番手で登板。
打者10人に対し5連打を含む6安打を浴び
自己ワーストタイの5失点で今季初黒星。
逆転負けに表情はこわばり、言葉少な>
「最初の四球がいただけなかった。
準備はいつも通りにしていた。
ストレート? いつも通りでした。
打たれたから甘いと言えば甘いかもしれないけど、
とくにいつもと違うことはなかった。
ボールは高かった? うーん。球自体はいっていたと思う」

<毎年春先は調子が上がらなかったが、
今季は安定、開幕から連続無失点を続けてきた>
「昨季終了間際に球を離すポイントが良くなった」

<5失点は昨年7月16日・東京ヤクルト戦
(ナゴヤドーム)に並ぶ自己ワースト失点となったが>
「切り替えます」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信
朝日新聞スポニチ名古屋ニッカンデイリー

●朝倉健太
<今季初のリリーフ登板で、1イニング1/3を2失点>
「また同じことを繰り返してしまいました…」

<8回1死後、大西をストレートの四球で歩かせた直後、
3連打で2失点。1点差まで詰め寄られ、チェンの救援を仰ぐ>
「あの四球がいけなかった。
間を抜かれるゴロのヒットならいいんですが…」

<今季は四球から崩れるパターンが目立つ。何度も四球を反省して>
「ボール自体は良くなっていると思うけど、
やっぱりあのノー感じの四球がいけません」
中スポ

●井端弘和
<6回1死一塁で左翼スタンドへ運ぶ3号2ラン>
「クリーンアップが当たってるんで、
チャンスを広げようと思ったら、たまたまいっちゃいました。
ちょっと泳いだくらいです。狙ってません。
良く飛んだのは、下がしっかりしているからだと思います」

<この日は5打数3安打。2試合連続の猛打賞を記録し、
連続試合安打も自己記録の15に更新。上昇のきっかけになったのは>
「立浪(兼任コーチ)さんに言われて、
フリー打撃の時に1、2メートル少し前に出て打っています。
反応がすごく良くなったんじゃないかと思います。
前へ出たことで実戦と変わらない感じになります。
連続安打? 関係ない。毎日、打つつもりでやっていますから」

<3、5回の安打でいずれも二盗を鮮やかに決めたが>
「これまで走る場面がなかっただけです。
きのう(16日)盗塁して、『まだ2つ』と監督に言われました。
そろそろ(ペースを)上げていかないと」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋ニッカン

●タイロン・ウッズ
<3回2死一、二塁、左前に同点適時打。
28試合、120打席ぶりに適時打による打点を挙げる>
「とにかくランナーを返したかったのでよかったよ」

<この日は打つわ打つわの今季初の4安打3打点!
5回にも勝ち越しの右翼越え適時二塁打を放つと、
8回には中堅バックスクリーンに突き刺さる豪快な9号ソロ>
「(8回の)ホームランはストレート。
5回のタイムリーは球種は分からない。集中できてるからね。
本当に久しぶりだからうれしいよ。ずっと気になっていたから。
やっと打席で集中できるようになってきた。
ミスショットがなくなってきたよ。
これまで『変化球が多いからタイミングをくるわされた』って
思ってたけど、『変化球攻めも仕方ない』と割り切るようにした」

<4番の務めを果たしたが、衝撃的な逆転負けには苦笑い>
「こんなこともあるのがベースボールだ。また明日、やり返すさ」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

●イ・ビョンギュ
<6回、井端の2ランの直後、
左越えに2者連続アーチとなる豪快なアーチを架ける>
「打ったのは、ストレート。ホームランになってうれしいね」
(東京中日)

●川井進
<まさかの逆転劇で約1カ月ぶりの2勝目も幻に。
味方が2点勝ち越した直後の6回に
同点に追い付かれたことを最後まで悔しがる>
「点を取ってもらった後、すぐに取られたのがいけなかった」
(東京中日)

●チェン・ウェイン
<1点差に迫られた8回1死一、二塁のピンチで登板。
ビグビーのバットを折って二ゴロ。吉村は直球で見逃し三振に>
「チームが負けてしまったので…。この経験をまた次に生かします」
(東京中日)

●平田良介
<前日に続き、7番・中堅でスタメン出場。
5回の第3打席、川村から左前へ今季初安打を放つ>
「何とか出た、という感じです。
結果を出さないと使ってもらえない立場なので」

<第2打席ではキッチリ送りバントを決め>
「緊張しました」
(東京中日)

●中村紀洋
<5回に中犠飛で1打点を挙げ、勝利が決まりかけたが、
土壇場でひっくり返され、打点での『不敗神話』が崩れ去ったが>
「こういう日もある。神話? そんなのどうでもええ」

<試合前の打撃練習中、横浜・大西が駆け寄ってきた。
大阪近鉄在籍の03、04年とオリックスの06年の3年間チームメイト>
「(大西は)最近調子いいな。
(自分の)打ち方をまねしているみたいや」

<そして迎えた師弟対決。第1、2打席で連続安打を放つと、
第3打席ではセンターへ犠飛。先輩の貫禄を見せる>
「最低限の仕事ができた」
(中スポ)

●谷繁元信
<ナゴヤドームで流れる打席前のテーマソング。
今年に入って昨年までの曲と今年からの曲が併用されているが>
「ああ、あれね。迷っていたんだけど、新しい方にしたよ」

<新しい曲の曲名は『Hips Don't Lie』
(Shakire Featuring Wyclef jean)。 ちなみに変更した理由は>
「いい曲だから。
しかし、つまらないこと聞くね。でも聞くのが仕事か」
(中スポ<ドラ番記者>


●落合監督
<先発全員の16安打で7点を取ったが、まさかの逆転負け。
首位阪神とのゲーム差は今季最大の4.5に開く。
会見場に現れた姿にショックの色はなく、あくまで冷静>
「年に1、2度はこういうこともあるよ。
岩瀬で守れなくて負けたのならショックでも何でもない。
なんら尾を引くゲームじゃないよ。
自分で立ち直るはず。誰のことも心配していない。
人間のやることだからすべてうまくいくはずはないよ」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信朝日新聞
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


記録備忘録。(17日)

和田が横浜7回戦(ナゴヤドーム)に5番左翼で先発出場し、
プロ野球427人目の通算1000試合出場を達成した。
初出場は西武時代の97年4月30日の近鉄5回戦(大阪ドーム)に代打で。
時事通信


今日の公示。(17日)

◆セ・リーグ公示
【出場選手登録】
△中日 澤井道久内野手
【同抹消】
▼中日 金剛弘樹投手
(公式サイト、共同通信社


前日の平田に続き、この日は内野手で、
スイッチヒッターの澤井が今季初めて、1軍に昇格しました。
ファームでは主に1番・二塁を任され、打率.273、1本塁打、6打点。
しかし合流後の1軍では外野も練習していたとのこと。
もありますし、その辺から動きを見せてほしいです。
代わって、右の中継ぎ・金剛が登録抹消。
7試合に登板、合計8イニングを投げ、防御率5.63。
昨季よりは長かった1軍生活でしたが、
もらったであろう課題をしっかり修正し再昇格を期待します。


若竜トピックス(17日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
広島-中日 9回戦
(17日・広島東洋カープ由宇練習場)
  000 120 103 = 7
  000 000 000 = 0
[勝] 佐藤充(7試合3勝2敗)
[D本] なし
[D投] 佐藤充
公式サイト広島東洋カープ

【ゲームレビュー】
先発・佐藤充が立ち上がりから素晴らしい投球を展開。
MAX144キロのストレート。両サイドにしっかり投げ分ける
球威、制球ともに申し分ない内容だった。
5回まで広島打線をパーフェクト。6回に初安打を打たれたが、
慌てる事なくその後も安定し、無四球3安打完封で今季3勝目を挙げた。
攻撃陣は4回、1死から4番・上田の左前打などで2死二塁から
6番・堂上直倫の左前適時打で先制。
5回2死から岩﨑の左前適時打で追加点を挙げると、
堂上剛裕左前打、上田左適時打と続いて、点差を広げた。
7回、中村一生の左中間への適時打で1点を加えると、
9回、堂上直倫の左前適時打と、福田の左中間三塁打で
大量得点を上げ、ダメを押した。
公式サイトより)


○佐藤充
<ウエスタン・広島戦に先発し、無四球完封勝利。
広島打線を3安打に抑え、球数も97球と省エネだった>
「前回登板(11日・阪神戦、6イニング9安打4失点)の
反省を生かして勝負にいくことができた。
コントロールがよく、自分の思い通りの投球ができた」
中スポ

○小林2軍投手コーチ
<無四球完封の佐藤充を評価>
「シュート回転の球がなくなり、外のコントロールがよかった。
フォーク、カーブを初球から投げて、
今までと違う投球ができたと思う」
中スポ


前日に続いての由宇でのウエスタン・広島戦
この日の主役は何と言っても、先発した佐藤充
広島打線を相手に、95球を投げ、
散発の3安打6奪三振無四球で無失点。
文句なしの投球で、今季初の完封勝利をマークしました。
課題の立ち上がりを丁寧に投じ、0で抜けると、
その後も終始、自分の投球に徹していたという背番号16
ストレートの球威、フォーク、カーブ、スライダーのキレ、
また制球もよく、広島打線を5回までパーフェクト。
6回2死からに代打・井生に初安打を許すも、
慌てず後続をきると、その後も安定した投球を披露したもよう。

おなじみ古久保語録によると、
「佐藤充ナイスピッチング! 今季1番の出来。
田中のリードも冴えとった。良かったでぇ~!」
とのこと。
思えば一昨年の交流戦でブレークした佐藤充
あれから2年、いよいよ真価を発揮し、
「カバちゃんの季節」到来となってくるのか、楽しみです。

2008年5月17日 (土)

吉見復調無傷で5勝、ビョン5打点ベイ倒満塁弾!

エースが初回に大乱調、おまけに相手の足攻にやられ、
2カード連続負け越しを喫してしまったドラゴンズ
地元・ナゴヤドームに戻っての横浜との3連戦の初戦。
完ぺきな投球をしていた先発・吉見が一発を浴び、
同点に追い付かれるも、終盤打線がようやく繋がり、
7回、和田の右越え三塁打で勝ち越すと、
8回には2死からの連打で作ったチャンスで
イ・ビョンギュが見事なグランドスラム
投打の歯車がようやくかみ合い、地元で快勝となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 6回戦
(16日・ナゴヤドーム | 中日5勝1敗)
30814人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日 ×
[勝] 吉見(8試合5勝)
[D本] 中村紀洋9号 イ・ビョンギュ7号満塁
[Dバッテリー]
吉見、小林、平井、長峰 - 谷繁、小田

【ゲームレビュー】
吉見がチームトップの5勝目をマークした
6回まで2安打に抑えていた吉見が7回、
吉村に右中間へ同点2ランを浴びてもつれた。
直後の7回、2死からウッズが四球。
和田が右翼フェンス直撃の適時三塁打を放ち、決勝点。
8回にはイ・ビョンギュ満塁本塁打で突き放した。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


森野の故障離脱に、先発陣の乱調、
さらに2カード連続負け越しとやや重いムード。
それらを振り払うべく、地元での熱戦に期待も、
前半は好機を逸しまくる展開でした。
イニング経過を振り返ると↓


横浜先発は、ルーキーの小林太志
1回ウラ、井端センター前ヒットで出ると、
イ・ビョンギュの初球にすかさず二盗成功。
しかしビョンは真ん中低目のチェンジアップに空振り三振。
ウッズ外へのスライダー叩くも一ゴロ。先制機を逃す。

3回ウラ、1死から荒木センター前に落とすヒット。
続く井端の初球の前に、なんと5度に渡る一塁けん制。
しかしそれでも初球に二塁へスタート!
警戒をかいくぐる今季10個目の盗塁を見事に決める。
なおも井端死球で、一、二塁とチャンス。
しかしイ・ビョンギュ、内角高目のストレートを叩くも
4-6-3と併殺網に引っかかる。

4回ウラ、2死から中村紀洋外へのカーブを引っかけ、
ボテボテの三塁ゴロ。しかし全力疾走が生きて内野安打に。
続く平田も四球を選び、一、二塁。
しかし谷繁外へのストレートに空振り三振。
この日3度目の得点圏のランナーも活かせず。

4回まで打者12人をパーフェクト
前回の反省をしっかり活かし、安定した投球を続ける吉見
5回、村田スライダーを打ち上げ、三塁フライ。
ビグビー外へのフォークに空振り三振と2アウト。
しかし吉村にカウント0-3から、ストライクを取りにいった
高目のストレートを叩かれ、レフトオーバーのツーベース
惜しくもパーフェクトを阻止されてしまう。

5回ウラ、打線が2死からつながりを。
小林にずっとタイミングが合っていた井端
外へのスライダーを捉え、右中間突破のツーベースで出ると、
続くイ・ビョンギュは、カウント1-1からの3球目、
外角高目のチェンジアップを素直にピッチャー返し!
足もとを抜いた打球は、センターへと抜けていくタイムリー!(1-0)
5イニング目にして均衡を破り、ドラゴンズが先制する。
なおもウッズが外へのスライダーを軽打してのセンター前。
2死一、三塁と追加点のチャンスで迎えるは、和田
しかしカウント2-1からの4球目、
外一杯低目のストレートを見逃しての三振
顔をしかめて、思わず天を見上げる和田


1点リードをもらった吉見
しかし6回、2死から大西にセンター前に運ばれると、
続く仁志の2球目、二塁スチール成功。
走者に無警戒吉見、クイックがやや甘くなってしまう。
前の回に続き、得点圏に走者を背負うが、
仁志の当たりは伸びはしたものの、センターへのライナー。
動じることなく、順調にゼロを重ねていく。

6回ウラ、先頭中村紀洋援護の一振り
初球カーブを振らされ、2球目カーブを見送る。
そして3球目、さらにカーブが甘くど真ん中に。
逃さずに振り抜くと、打球がレフト中段へ一直線!(2-0)
3球続けざまにくれば、いくらなんでも…。
貫禄ともいえる一発で、リードを2点に広げ小林をKO


ここまで78球、7イニングス目に入った吉見
先頭内川にストレートをセンター前に運ばれるも、
続く村田を内へのシュートで詰まらせ、5-4-3のダブルプレー。
あっさり2死を取ったものの、
続くビグビーに粘られた末、ライト前ヒットを許してしまう。
そして迎えるは、完全を阻まれた吉村
注意しなくてはいけないながらも、カウント0-2からの3球目、
外やや高目のストレートをはじき返されると、
打球は伸びて、右中間スタンドへ飛び込むホームラン。(2-2)
好投報われず、一振りで同点に追い付かれてしまった吉見
結局この日は、7イニング97球を投げ、
5安打5奪三振無四球で2失点。
投球内容は前回と比べ、格段によかったものの、
一発への警戒が次回への課題となった。

ゲームが振り出しに戻った7回ウラ、
横浜2番手、トラビス・ヒューズの前に、
井端イ・ビョンギュと倒れ2アウト。
しかしウッズがよく見て四球を選ぶと、
この日2打数2三振の和田が、雪辱の一振り
カウント1-2からの4球目、外へのストレートを捉えると、
右方向へ大きく伸びて、ライトフェンスの一番上を直撃!
クッションボールが大きく跳ね返る感に、
一塁走者のウッズも全力疾走して、一気に生還
前の打席の悔しさを晴らす見事なタイムリースリーベース!(3-2)
取られたら取り返すの展開で、再び一歩前に出る。

8回、2番手・小林が代打の代打・下窪
センター前ヒットを許すと、追い付き追い越せの横浜ベンチは、
ヒューズの代打にはこの日1軍復帰の相川
ここでドラゴンズベンチも動き、平井にスイッチ。
相川をスリーバント失敗に取ったものの、
大西にセンター前に運ばれてしまい、1死一、二塁。
得点圏に走者を背負い、踏ん張りどころとなった平井
迎えた仁志に初球、真ん中高目のカットボールを叩かれるも、
強い当たりながら打球は三塁・中村紀洋の正面!
捕ってすぐさま二塁へ送ると、5-4-3のダブルプレー!
中日戦打率.550の仁志、この日はブレーキとなった。


8回ウラ、横浜3番手は、三橋
平田三ゴロ、谷繁ライトライナーとわずか2球で2アウト。
続く平井の代打・井上も外へのフォークに
投ゴロに倒れるかと思いきや、三橋が掴めず弾いてしまうと、
バックアップの仁志も同じく弾き、内野安打
このラッキーヒットを皮切りに、打線が繋がり一気に攻め込む。
荒木がスライダーを弾き返し、センター前に運ぶと、
井端も続き、一、二塁間を抜いて、満塁とチャンス!
ここで迎えるは、イ・ビョンギュ
押せ押せのムードのなか、カウント1-2からの4球目、
真ん中内寄りのスライダーを振り抜くと、
打球は伸びて、ライトスタンドへ飛び込むホームラン!(7-2)
まさに値千金といえるダメ押しのグランドスラム!
代走・新井、荒木、井端と3人のランナー、
そして次打者のウッズに迎えられるビョン
最後の最後で3番の仕事をして、勝利を決定づけた。

4点リードとなったことで、ドラゴンズ4番手は長峰
小田とのバッテリーとなったが、
やや準備不足か、内川、吉村にヒットを打たれると、
藤田の2球目にワイルドピッチで2死二、三塁ともたつきを。
しかし最後は内へのストレートで詰まらせて三塁ゴロでゲームセット!
一度は追い付かれるも、再び突き放したうえにダメ押し
粘りを見せて、しっかり勝利を掴んだドラゴンズ
投げては7イニング2失点の吉見が負けなしの5勝目
前回の反省を生かし、2度目の中5日で真価を発揮。
今季サンデー以外での初の白星となった。


スゴイぞ5打点!中5日の先発となった吉見
サンデー登板同様の
持ち味を発揮し、
前半見事にパーフェクト。
その一方で打線がチャンスを逃しまくり、
重いムードとなっていましたが、
一度は同点に追い付かれながらも、
後半は横浜投手陣を
じわじわと攻め込んだうえで、
最後は、ビョンの見事なグランドスラム
正直もっと楽には勝てたゲームでしたが、
苦しみながらもまずは1つ、
地元で勝てたことを素直に喜びたいですね。

それにしても、この日は2死からのチャンスが多々。
4点を奪った8回も、わずか2球で2死を取られた後の連打。
簡単にはあきらめず、次に繋いでチャンスを広げる。
あくまで井上のラッキーな内野安打がきっかけとなりましたが、
アライバの連打にはそういう気持ちが見えましたし、
最初の2打席こそ、ふがいなかったビョン
先制タイムリーの時と同様に、好球を逃さず叩いた一発
実に価値があったと思います。
主軸なうえ、チャンスに強い左打者森野
戦線を離脱してしまったことで、
打線に穴が空いてしまった感もありますが、
まずは残った者でしっかりとカバーする。
お立ち台でビョンも話していましたが、
「森野の分も」という気持ちは、ナインそれぞれにあるのではと思います。
戦力ダウンは否めませんが、ここはしっかり一致団結し、
このピンチを乗り越えてもらいたいところです。


また今季2度目の中5日登板となった吉見
前回登板の巨人戦とは打って変わって、良かったですね。
途中まではパーフェクトも?という
淡い期待をも抱かせるような見事な投球を披露してくれました。
初球からストライクを狙っていったという前回と違って
「ボールで入っても」という余裕もあったようで、
スライダーを中心に変化球がいい感じで決まっていました。
やや捉えられ始めた終盤、吉村に一発を浴び、
同点には追い付かれてしまいましたが、強運維持で味方が勝ち越し。
時にあるこのようなポカを減らしていけば、
今後、さらに投球が安定していくと思われます。
これで交流戦でも先発ローテに入ってくるでしょう。
あまり投げているイメージがないパ・リーグ相手ですが、
持ち前の低目への投球を駆使し、がむしゃらに向かってほしいです。


2カード連続負け越しとなった東京遠征。
チーム状態も低下している悪い流れのなか、
今回の勝利は、価値があるものと思います。
そしてさらに勢いを付けるためにも、ここは連勝したいところ。
週末は再びデーゲームとなりますが、
お得意様となりつつある横浜にぜひとも勝ち越して、
次週からの交流戦へと繋げてもらいたいです!


☆ウィナーズ・ボイス(16日)

◎イ・ビョンギュ
<均衡を破る適時打とダメ押しの満塁本塁打の大活躍>
「(5回の先制適時打について)
その前の打席、2回チャンスがあったんんですけども、
チャンスを生かせなかった(三振と併殺打)もんですから、
3度目は必ず生かしたいと思って、打席に入りました。
(あれでグッと流れを呼んだ)
森野選手がケガでいないもんですから、
何とか自分の力で何とかしたいと思っていました。
(8回の満塁本塁打について)
1点差で勝っていましたし、後に岩瀬選手はいるもんですから、
楽な気持ちで打席に入れたんですけども、
しっかり打てて、結果的にホームランが打てました。
(来日2本目の満塁弾、今年は勝負強いですね)
いいチャンスでけっこう自分に回ってくるものですから。
しかし自分もしっかり打てている感じもありますし、
これからもこういうチャンスでしっかり打てていこうと思います。
(最後にファンにメッセージを)
交流戦まで横浜戦が2試合余った(残して)んですけども、
しっかりそれに2つとも勝てるように頑張ってですね、
また交流戦に入ったら、新しいチームとやるということで、
また新しい気持ちで頑張りたいと思います。
(日本語であいさつを)…頑張ります」


「打ったのはチェンジアップ。
前の打席に2回もチャンスで凡退していたので打ててよかった。
まっすぐを待っていたけど、甘いチェンジアップに自然に体が反応した。
僕は球種をしぼって打つタイプではなく、視野に入ってきた球を打つ。
ホームランは狙い球ではないが視野に入る高さだったので打てた。
状態がいい証拠だと思っています」

<森野の戦線離脱もあって、一時は離れていた3番に復帰。
先発メンバーでは唯一の左打者だが、役割を認識している>
「気にしない。左右は関係なく
自分は与えられた打順で仕事するだけ。
今は荒木、井端をかえすこと。次につなげるヒットを打ちたい」

<14日の東京ヤクルト戦では
右中間への当たりをダイビング好捕。
ピンチを救った代償に左肩を強打。人知れず痛みとも戦っていた>
「大丈夫、(試合には)出られます」
中スポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

○和田一浩
<7回2死一塁、右翼フェンス直撃の適時三塁打>
「打ったのはストレート。
その前の打席で、チャンスに情けない見逃し(三振)をしたので、
何とかしたかった。絶対に打つという気持ちで打席に入った」

<あと30センチ上ならフェンスを越えてただろう当たりに>
「まだまだなんですけどね。
それでもあの打席はうまく振れましたね。
外の球に逆らわず強く打てたので良かったと思います。
1本出たからといって(調子が)よくなったわけではない。
(復調へは)もうちょっとだけどね。
緩い球を打ったり、調整が必要だと思う。
相手投手がいいとかそれよりも自分の形で打てていないから」

<今カードを終えれば、次週から交流戦。
昨季まで慣れ親しんだパ球団との対戦となるが>
「交流戦? まずは目の前の試合を一戦一戦大事に戦っていくだけ」
(中スポ、時事通信スポニチ名古屋名タイ

○中村紀洋
<6回、左越えの9号本塁打を放つ>
「打ったのは、カーブです。
前の打席の内野安打が生きたね。
普通だったらアウトになるのにヒットになって…。
気持ち的に楽になった。カーブにうまく反応できたよ。
(3球続けてのカーブは)予想していなかった」

<これで本塁打を放った試合は8戦全勝。
打点を挙げれば16戦で14勝2分け。
試合後、不敗記録について聞かれるとちゃめっ気たっぷりに>
「打点を挙げれば無敗? それはすごいやん。
でもあんまり言うたらアカンで。
(相手が)打たせんようにマークされるから」

<ナゴヤドームに向かう愛車の画面には
自身のヒットばかりを集めたDVDが流れている。
今年のTV中継から編集したもの。笑顔でシートに身をうずめ>
「作ってもらってね。
いいイメージを持って野球ができるから。
打率は関係ない、いいところで打ってなんぼ。これからも頑張ります」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

○吉見一起
<7イニング2失点の好投でリーグトップに並ぶ5勝目>
しかし喜びどころか、反省の弁が真っ先に口をついて出た>
「吉村には直前の打席でもカウント0-3から二塁打を打たれていた。
ああいう打者は厳しく行け、と
森(バッテリーチーフコーチ)さんから言われてたんですが…。
(7回の2ランは)打たれるべくして打たれてしまった。
吉村よりも(直前に右前打を許した)ビグビーを抑えないといけなかった。
本塁打だけは打たれてはいけない場面だった。これからの課題です」

<直後の攻撃では相手の拙守がらみで勝ち越し。
味方にも敵にも助けられた5勝目に照れ笑い>
「もっと楽に投げないといけないんですが」

<5回2死までは打者14人をパーフェクト
スライダーとシュートを巧みに織り交ぜ、
『意識して』ボールから入る頭脳的な配球もさえた>
「ここのところファーストストライクを打たれるケースが多かった。
早いカウントで打たれていたから、ボールから入ってもいい。
同じ配球なら打たれたかもしれない」

<前回登板(10日・巨人戦)では
7安打で4点を失い、4イニングしか持たずに降板。
危機感を感じ、ロードでの中5日で、
微妙に乱れたフォームをきっちり修正>
「上体が突っ込み、力んであごが上がっていた。
僕は投げている最中は夢中で気がつかないものなんです。
同じ投球をしたら2軍に落とされる。ぶざまな投球はできない。
きょうダメなら(2軍に)落とされると思って、
自分にプレッシャーをかけて5日間を過ごした。
キャンプ中にやったことを思い出し、
力を抜いてリラックスして投げることを意識した」

<気がつけば5勝目。自身が一番驚いている>
「そこ(5勝)まで考えていなかったし、
開幕前からここまで目標を立てていなかった。
開幕ローテも考えてなかった。
出来過ぎというか、どう評価していいのか、わかりません」
先のことは考えず、チームのために投げる。
一つでも勝ちに貢献できるようにしたい」

<日曜以外の曜日(金曜)に挙げた初の白星となったが>
「日曜日? それはもう考えてないです。
そういうのは意識しないです。足をすくわれないようにしないと」
中スポ共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○佐藤スコアラー(横浜担当)
<中日戦に強い吉村について、
終盤への強さを知った上で『序盤』の重みを説く>
「あそこ(7回)はたしかに一発は避けねばいけないところです。
ただ、吉村はその試合の中で打席がつながっていく打者なんです。
きょうでいえば、前の打席に打たれたこと。
あれで『自分には内(内角)はないな』と
ねらっていかれた部分はあると思います」
(中スポ)

○井端弘和
<4打数3安打と6試合ぶりの猛打賞を記録。
これで連続試合安打は自己新の14となる>
「3本ともいい感じで打てました。
(記録は)特に意識していないけど、この調子を続けていきたい」

<打率を.310まで上げ、中村紀を抑えてチームトップになった>
「トップ? そんな話はまだまだ(先)ですよ」
中スポ

○井上一樹
<ナゴヤドームでは必ず行われる控え野手の早出特打。
この日は名古屋へ戻って来た日にも関わらず行われたが>
「ぼくはこれまで見たことない」

<この日、控え野手は自発的に早出特打に参加しようと、
それぞれ早く東京を後にしてナゴヤドームへやってきた>
「暗黙の了解ですね」
(中スポ)

○前田章宏
<井上らとともに早出特打に参加。別に強制ではないが>
「早出は何も聞いていなかったですけど、
みんな早く帰るというので、ぼくも一緒に早く帰ってきました」
(中スポ)

○立浪和義兼任コーチ
<控え野手陣の早出特打について、
ナゴヤドームでナイトゲームであれば例外はない>
「(ナゴヤドームでの)デーゲーム以外は(早出特打を)やります」
(中スポ)

◇高橋聡文
<この日1軍に再合流。ナゴヤドームでの練習に参加して
キャッチボールやランニングで汗を流す。
再登録は18日以降に可能になるだけに険しい表情>
「まだ練習にきただけですから」
ニッカン

○平田良介
<藤井に代わって1軍に昇格。
2軍遠征地の山口・由宇から急きょ駆けつけ>
「移動で疲れました。
まさかこの時期に1軍に上がれると思っていませんでした。
チャンスだと思うので頑張ります」

<いきなり7番・中堅で先発出場。結果は3打数無安打>
「久々の1軍で、1打席目(一邪飛)は緊張しました。
ボール球を振ってしまいました。
2打席目からは落ち着いてできました。
守備もきちんとできたと思います。きょうは大変でした」
(中スポ)

今日の公示。(16日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 平田良介外野手
【同抹消】
▼中日 藤井淳志外野手
公式サイト共同通信社


若竜トピックス(16日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
広島-中日 8回戦
(16日・広島東洋カープ由宇練習場)
  010 000 000 =1
  001 000 10× =2
[敗] 清水昭信(7試合2勝3敗)
[D本] なし
[D投] 清水昭信、浅尾
公式サイト広島東洋カープ

【ゲームレビュー】
初回、広島先発・中村憲から先頭・澤井
左翼線二塁打で出塁したが、後続が抑えられ無得点。
2回、先頭・堂上直倫が左翼線二塁打で出ると、
続く中村一生が左翼線二塁打で続き、先取点を上げる。
先発・清水昭信は3回ウラ、鈴木二塁打、上村の犠打で
1死三塁から代打・尾形佳紀に右前に右前適時打を喫し同点にされる。
5回、安打と暴投と相手失策で、1死二、三塁のチャンスを掴むが、
岩﨑、堂上剛裕が凡退し得点できず。
清水昭信は失点した3回を除いては、安定した投球。
6回まで1失点に抑えるが、7回ウラ、末永
カーブを上手くすくい上げられ、右越えの勝ち越し本塁打を浴びる。
攻撃陣は、チャンスに適時打が出ず1点のみ。
好投の清水昭信を助ける事が出来なかった。
公式サイトより)


●清水昭信
<ウエスタン・広島戦に先発し、
7イニングを4安打4奪三振1四球で2失点の好投も
打線の援護に恵まれず、今季3敗目。
敗れはしたが、今後につながる大きな収穫を手に>
「低めにコントロールできたし、テンポ良く投げることもできた。
今までで一番いい出来だったと思います」
中スポ

●小林2軍投手コーチ
<自身最長となる7イニングを投げた清水昭信を高評価>
「87球と球数も少なく、長いイニングを投げることができた。
先発に回って一番良かったんじゃないかな。
次につながる投球ができたと思うよ」
中スポ


今週末は、由宇での広島3連戦となるファーム
この日昇格した平田が、朝イチでナゴヤへとんぼ帰り
入れ替えに藤井が、東京から遠路、由宇にやって来たもよう。
ゲームは、1-2で敗れたものの、先発した清水昭信が好投。
制球、テンポともに上々。安定した投球を見せ、
自己最長となる7イニング2失点。
援護なく黒星こそ付いたものの、納得できる投球内容だったとのこと。
ところできょうの古久保コーチからのお言葉は↓
「新井、平田がおらへんし、福ちゃん、一生チャンスやで!
気合い入れて頑張らんかぃ(^_^)/頼むでぇ(--;)」

5番に上がった堂上直倫も含め、頑張ってほしいです!

2008年5月16日 (金)

憲伸大乱調いきなり5失点、足攻アトムズに負け越し。

1勝1敗で迎えた神宮での東京ヤクルトとの第3戦。
チームを勢いに乗せるべく、先発に起用された
エース・川上憲伸が初回、自らのミスも絡み先制を許すと
リズムにも乗れぬまま、打者11人に6安打5失点の大乱調
一方、故障で抹消された森野を欠いた打線は
2回、6回に反撃したものの、チカラ及ばず。
その後もにかき回され続けたドラゴンズ
アトムズにまさかの負け越しとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 9回戦
(14日・明治神宮野球場 | 中日5勝4敗)
14243人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ヤクルト ×
[敗] 川上(7試合2勝2敗)
[D本] ウッズ8号
[Dバッテリー]
川上、長峰、平井、金剛、小林 - 谷繁

【ゲームレビュー】
川上が1回に大量失点でカード負け越し
立ち上がりで自滅した。
先頭・川島慶三に二塁打され、送りバントの処理を
判断ミスなどし、二、三塁から田中浩康に中前へ先制の2点打。
さらに味方の失策や四球なども絡み、
打者11人の攻撃で計6安打を浴び、5点を失った。
打線は6回、和田の2点打などで追い上げたが、及ばなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


左ふくらはぎの故障により、森野が出場選手登録を抹消
3番にイ・ビョンギュ、7番・センターに藤井というスタメン。
そして先発は、中6日でエース・川上憲伸
「森野ショック」を振り払う好投を期待したものの…。
イニング経過で振り返ると↓

1回ウラ、先頭川島慶三に三塁線を抜くツーベースを許すと、
続く福地は、三塁方向への送りバント。
しかし掴んだ川上が三塁へ送るも、送球がやや逸れセーフ。
(記録は犠打とフィルダースチョイス
さらに続く田中浩康の4球目に、福地が二塁へスチール。
足を絡められ、いきなり無死二、三塁のピンチ。
そしてカウント2-2からの5球目、
外へのフォークをコンパクトに打ち返されると、
前進守備の二遊間を抜けて、センター前へ2点タイムリー。
(記録はヒットとセンター・藤井の送球エラー)
フィルダースチョイスでリズムを崩した川上
リズムを掴めぬままに先制を許す。(0-2)

なおも無死二塁で迎えるは、4番・ガイエル
初球、真ん中高目に入ったカットボールを叩かれると
ライト前に落ちるタイムリー。(0-3)
3点目を許してしまうと、宮本がいやらしく初球きっちり送りバント。
ようやく1死をもらえたものの、6番・ユウイチ
フルカウントからの6球目、2球続けたカーブを打たれ、
一、二塁間を抜いていくヒットで一、三塁。
続く畠山を外へのストレートで見逃し三振。
ようやく落ち着いたかと思いきや、
衣川にファウル4球目粘られたあとの7球目、
高目に浮いたストレートをはじき返され、
ライト線へと落ちるタイムリー。(0-4)
流れを断ち切れず、さらに失点を重ねる。
さらに制球が定まらない川上は、
投手の館山四球を与えてしまい、2死満塁。
打者一巡となって迎えた川島慶三
カウント1-1からの3球目、
外角高目のストレートを叩かれ、
一、二塁間を破るタイムリーヒット。(0-5)
打者11人、6安打の猛攻を受け、炎上した川上
登板前まで16イニング無失点を続けていたエースが
いきなり5点を失う波乱の展開となった。

2回、東京ヤクルト先発・館山から
先頭・ウッズがカウント1-2からの4球目、
真ん中高目のスライダーを完ぺきに捉えると、
左中間スタンド中段へ飛び込む特大のホームラン!(1-5)
エースの大乱調に唖然としていたレフトスタンドが
反撃の一発にようやく盛り上がる。

5点を奪われながらも、続投の川上
2回ウラ、1死からガイエルの当たりは、
三塁後方への高く上がったフライ。
追った中村紀洋が手を挙げ、捕る意志表示。
ところが捕れずに落としてしまうエラー
その間にガイエルは、二塁へ。
続く宮本の二ゴロ進塁打で三塁へ進まれるも、
ユウイチを真ん中144キロストレートで空振り三振。
ここは凌ぎ、追加点を許さず。

3回ウラも、下位打線を三者凡退。
ようやく立ち直ったかに見えた川上
しかし4回ウラ、再び上位打線に捕まるありさま。
先頭川島慶三にセンター前に運ばれると、
続く福地がきっちり送って、二塁へ。
迎えるは、3番・田中浩康
これ以上の失点は防ぎたかったところだったが、
カウント2-2からの5球目、真ん中低目のカーブを
うまく拾われ、しぶとくセンター前に落ちるタイムリー。
本塁クロスプレーとなったものの、
谷繁がボールをこぼしてしまい、追加点。(1-6)
結局最後まで自分の投球が出来ずじまい川上
5イニング、95球を投げ、
8安打5奪三振1四球で6失点(自責5)でマウンドを降りた。

5回まで館山の前にウッズの2安打のみと
抑え込まれていたドラゴンズ打線
6回、先頭川上の代打・井上が真ん中低目のフォークを
うまく拾って、センター前にヒットを放つと、
荒木も内角低目のフォークをちょこんと合わせ、
セカンドオーバーのヒットで続く。
さらに井端も詰まりながらもセンター前へ。
3連打で無死満塁として、迎えるはクリーンアップ。
しかしイ・ビョンギュが初球、
外へのフォークを引っかけてしまい、二塁ゴロ。
一塁へ送られる間に、井上が生還。(2-6)
なんとか1点を返して迎えるは、ウッズ
この日館山に一番合っている主砲の一発に期待。
しかしカウント1-1からの3球目、
内へのストレートを打ち上げるも、浅いセンターフライ
三塁走者は荒木だったものの、動けずじまい。
チャンスをモノにできなさそうなイヤな空気も流れたものの、
ここで和田勝負強さを発揮!
カウント0-1からの2球目、中に入ったフォークを叩き、
センター前へとしぶとく落とすタイムリー!
荒木、井端と生還し、この回合わせて3点。(4-6)
2点差と迫り、ゲームはわからなくなってきた。

川上降板後は、長峰-平井が追加点を与えず、
2点差の迎えた8回、東京ヤクルト3番手・押本から
イ・ビョンギュが四球を選び、2死一塁。
続くウッズのこの日2発目に期待も、カウント2-2からの5球目、
外角高目のストレートに空振り三振。踏ん張られてしまう。

8回ウラ、ドラゴンズ4番手は、金剛
しかし先頭ユウイチに一塁ベース直撃の内野安打を許すと、
続く城石の2球目に、代走・飯原がスチール。
さらに城石の犠打と、福川の四球で1死一、二塁。
ここで押本代打・武内のコール。
ドラゴンズは、左の小林にスイッチすると、
東京ヤクルトは、代打の代打・宮出
前日同様のかけひきのすえ、迎えた勝負だったが、
カウント1-1からの3球目、
外へのストレートを流し打ちされ、ライト前へ。
まさにダメを押されるタイムリーを浴び、3点差。(4-7)
さらに続く川島慶三の2球目、
小林が背中を大きく通過するワイルドピッチ
二、三塁としてしまうと、
その川島慶三は、高いバウンドの二塁ゴロ。
荒木が素早くバックホームするも、福川の足が一瞬早くホームイン。
(記録はフィルダースチョイス)(4-8)
東京ヤクルト足を絡めた攻撃にかきまわされ、
ダメのダメを押されてしまったドラゴンズ
最終回は、クローザー、イム・チャンヨンの前に、
和田、中村紀洋、そして代打・立浪と倒れ、ゲームセット
このヤクルトアトムズとの3連戦、1勝2敗としてしまい、
2カード連続の負け越しを喫することとなった。


悪夢になる前にやられた。連敗を脱出し、さあこれから。
エースの好投で
チームに勢いを!
そんな思惑もあっての、
中6日での神宮起用。
しかし思いも寄らぬ
初回一気の大乱調
だからナゴヤドーム
投げさせればいいのにと、
打ち込まれる憲伸を見ながら、
思わずぼやいてしまいました。

調子云々いう前に、いきなりの二塁打と
フィルダースチョイスで、無死二、三塁。
決まれば流れに乗れるものの、リスクも高い三塁送球
結果的には、これが原因で憲伸はリズムに乗れませんでした。
さらにこの日は、制球が今ひとつ。
高目に浮いたストレートを痛打されての失点の連続。
それでも4点ぐらいに止めてくれたなら、反撃できそうでしたが、
投手に四球を与えてしまい、満塁にしたうえでの5点目
これを失ったことで、勝負は決まってしまったように感じました。
ふがいない登板になってしまったものの、
ただ今回に関しては、相手の勢いにもやられてしまった感も。
自分の投球をしたうえで、打たれたのなら、
これはまずいとなってきますが、そうではなさそうなので…。
次回からは、得意としている交流戦での登板。
まずは切り替え、次回は汚名返上を期待します。


一方、打線は6回に和田の2点タイムリーが出ましたが、
無死満塁でクリーンアップでしたから、
もっと点が取れてもよかったんじゃないかなと。
特に館山に最も合っていたウッズの浅いセンターフライが痛かった。
ただあっさりやられずに、4点取れたことでヨシとしないと。
やはりエースが打ち込まれた初回の5失点
ナインもガッカリしたでしょうし、これが最後まで響いたと思います。


森野ショックを払拭できず、2カード連続の負け越し
首位にも今季最大タイの3.5ゲームと差を広げられ、
やや暗いムードでナゴヤへと戻ることとなりました。
そして週末、セ・パ交流戦前最後のカードは横浜との3連戦。
おそらく先発は、川井、吉見、中田となってきそう。
さらにこの日、7番・センターには藤井でしたが、
緊張もあったか、攻守に精彩を欠いた感も。
この辺の戦力整備も必要となってくることでしょう。
投打に立て直しも必要となるチーム状況
それでも勝ちながら、上げていけることを望みます!


★プレーヤーズ・ボイス(15日)

●川上憲伸
<制球が安定せず、5イニング8安打6失点で2敗目>
「初回から、自分の気持ちを冷静に保つようにと思って
投げていたのですが、フィルダースチョイス、
コントロールミスをうまくつかれて、
どんどん点を取られてしまって、
自分もふがいない気持ちでいっぱいです」

<いいリズムに乗る前に打たれたか?と聞かれ>
「そうですね。
セットでのグラブの位置が少し離していた? はい。
チームのこれからというときに大量点を与えてしまって、
ものすごく反省しています」
憲伸の声「1回裏」、中スポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

●谷繁元信
<初回大量失点の川上について>
「球威にしても、悪くはなかったよ。相手もプロなんで…。
甘い球? それにしてもなあ…。
(カットボールやシュートなど狙い球が)徹底しているね」
サンスポ名タイ

●タイロン・ウッズ
<2回、左翼スタンドへ8号ソロ本塁打。
5月5本目、チームトップタイとなる2戦連続の1発に>
「完ぺきにとらえることができたよ。
スライダーを狙っていたんだ。
いままでずっとスライダーで攻められていたからね」

<この日は4打数2安打1本塁打で、ここ5試合では打率.350。
戦列を離れた森野の抜けた穴を主砲がカバーする>
「森野がいなくなって痛いよ。
でもケガはつき物。早く帰ってきてほしいけど、
いるメンバーで頑張らないといけないんだ。
本塁打を量産? そうなるといいね」
(中スポ、スポニチ名古屋ニッカン

●和田一浩
<6回2死二、三塁、中前へはじき返す適時打。
5試合ぶりに打点を挙げて>
「チームが負けている状況で何とかしたいと思った」

<5月に入って好調が続いていたが、
最近4試合では16打数2安打で9三振と小さなスランプ>
「最近はダメだった」

<打開策として試合前、レギュラー組から離れて
1人室内練習場へ入ると、山なりの投球を
約20~30分かけてじっくり打ち込んだ>
「メーン球場だと1人1人の打撃の時間が短い。
結果が出ていなかったし、チェックポイントがいくつかあるので、
屋内で時間をもらって打ちたかった」

<特打の成果は早速結果で示したが>
「まだまだですけどね。1本ぐらいでは満足できません。
簡単には修正できないから」
中スポ名タイ

●井上一樹
<6回、川上の代打で登場。低めの変化球を
拾いすくい上げるように中前に運ぶ。今季2本目の安打に>
「1本、2本と出たから、すぐに3本と続いたらいいね」
(東京中日)

●井端弘和
<6回無死一、二塁から中前打。
これで13試合連続安打となり、自己記録に並んだが>
「自己タイ記録? でも勝たないと意味がないからね。
一時期の勢いはなくなったけど、我慢していればまた上がってくる」
(東京中日)

●藤井淳志
<7番・中堅で今季初スタメンもほろ苦の結果。
3打数無安打、自慢の守備でも本塁へ悪送球するなど散々>
「緊張はしなかったですけどね。悔しい? そうですね」
(東京中日)

◆山本昌
<この日は神宮球場で軽いランニングなどの調整。
通算3000投球回について、球団史上初という名誉にはうれしそう>
「全然、知らなかった。
試合中もあと何回というのはわからなかった。
まあ長くやっていればこういうこともあるよ」
ニッカン

◆トマス・デラロサ
<10日の巨人戦で来日初アーチとなる代打同点弾。
試合には敗れたが、翌日の中スポと東京中日の1面を飾る。
周囲の厚意によりその新聞を多く手に入れることができ、
感激が倍増。数え切れないほど『サンキュー』を繰り返して>
「そう、本当にうれしかった。1部は大切に保管して家宝にします」
(中スポ<ドラ番記者>


●落合監督
<阪神との差は、今季最大タイの3.5ゲームに>
「何もない。
(川上の乱調は)これで終わりにしてほしい。
本人の問題だ。やるのは選手だから」

<一方でエースへの変わらぬ信頼を示し>
「長いシーズン、軸になるでしょう。今後に期待したい。
2試合よかったというのは事実だ」
(中スポ、サンスポ毎日jpスポニチ名古屋名タイ


今日の公示。(15日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 新井良太内野手
【同抹消】
▼中日 森野将彦内野手
公式サイト共同通信社


▼森野将彦
<前日の東京ヤクルト戦の3回、中堅守備で
打球を追っている最中に左足ふくらはぎを痛め交代。
この日に出場選手登録を抹消され、午前中の新幹線で
名古屋へ帰り、市内の病院で再検査を受ける>
「1日も早く治るように…。今はそれしか言えません」
中スポ

△新井良太
<森野に代わり、幸運な形での今季初の1軍昇格。
チームメートからも『ラッキーだったな。オイ』冷やかされ>
「準備はできています。状態はすごくいい」

<チームに合流したのは前日の午前中。
中村紀が右手に投球を受けたことによる緊急招集。
結果的に合流当日の1軍昇格はなく
試合中、ベンチ裏ロッカールームのモニターで観戦>
「久しぶりに1軍の雰囲気を味わうことができて、
それだけでも勉強になる。
あとは『自然の流れに任せよう』と思っていました」

<それでも運だけで昇格を勝ち取ったわけではない。
ウエスタンではチームトップの4本塁打、17打点をマーク>
「今年はプラス思考でプレーできるようになった。
打撃でもうまく『間合い』が取れている」

<この日は、長峰の代打で遊ゴロに終わる。
当面出番は代打に限られるだろうが、その一振りに集中する>
「こういう機会を生かすも殺すも自分次第ですから。
兄(阪神・新井貴浩)に負けないように? そうですね。頑張ります」
(中スポ)

◆落合監督
<左ふくらはぎを肉離れした森野の
戦列復帰の見通しを語り、長期離脱が確定>
「7月まではかかるだろうな。
まずしっかり治して、そこから3、4試合、
あるいは1週間くらいファームで試合に出て…。
恐怖感をなくさないといけない」

<復帰を焦れば慢性化するケースがあるが、
自らの体験談も引き合いに出し、正しく対処すれば、
今後の野球人生に悪影響は及ぼさないとの考えを示す>
「クセになることはない。
そういう選手には必ず何か原因がある」

<何事もなければ、名古屋へ戻る今週末には
再び2軍へ戻っていたはずの新井については苦笑い>
「(ひとまず東京で)練習させて
帰らせりゃあいいと言っていたんだ。
中村(紀洋)の代役で呼んだのにな。
そういう意味でツキがあるのかもしれない」
中スポ


前日の試合中に左足を痛めて途中退場した森野
既報の通り、この日出場選手登録を抹消されました。
代わって前日から1軍練習に合流していた
新井今季初昇格となりました。

左ふくらはぎの肉離れという診断とのことで、
復帰は7月以降となるのが濃厚。
今後はナゴヤ球場でリハビリに専念するという森野
足の筋肉の故障ですし、しばらく時間がかかりそうですが、
くれぐれも今春の骨折の時のような突貫作業にならないように。
また離脱となってしまい本人的には悔しいでしょうが、
焦らずしっかり治しての復帰を、ファンとしては願っています。

2008年5月15日 (木)

昌祝195勝&3000投球回、奮起竜連敗止めた!

攻守に精彩を欠き、ふがいない内容
今季初の3連敗を喫してしまったドラゴンズ
迎えた神宮での東京ヤクルトとの第2戦。
しかし連敗を阻止すべく、ナインが奮起
先発・山本昌が丁寧な投球で相手打線を封じ込めると、
途中森野故障退場というアクシデントがありながらも、
ウッズ、イ・ビョンギュ、中村紀洋の本塁打で着実に加点。
最後は岩瀬が締めくくって、連敗を3でストップ。
この日、3000投球回を達成した山本昌
200勝まであと『5』となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 8回戦
(14日・明治神宮野球場 | 中日5勝3敗)
11180人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ヤクルト
[勝] 山本昌(3試合2勝)
[S] 岩瀬(16試合12S)
[D本] ウッズ7号 イ・ビョンギュ6号 
    中村紀洋8号
[Dバッテリー]
山本昌、平井、チェン、岩瀬 - 小田、谷繁

【ゲームレビュー】
山本昌の好投で連敗ストップ
3000投球回の記録達成を勝ち星で飾った。
立ち上がりから持ち味の制球がさえた。
走者を背負えば、打たせて取る投球。
6回2死三塁から暴投で1点を失い降板したが、
その後は継投で逃げ切った。
打線は4回、暴投で先制した後、6回にウッズ
7回にイ・ビョンギュ、9回に中村紀洋がソロ本塁打。
効果的に加点した。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


前日よりは幾分緩やかなものの肌寒い神宮
しかし前夜の二の舞の内容だけは避けたいところ。
イニング経過で振り返ると↓

東京ヤクルト先発は、中7日でリオス
1回、先頭荒木が外のスライダーに空振り三振に倒れると、
井端内へ沈むシュートに見逃し三振。
森野は一、二塁間を破って出るものの、
ウッズが粘るも最後は外へのスライダーに空振り三振。
アウトはすべて三振と、上々の滑り出しを許す。

ドラゴンズ先発は、中6日でベテラン・山本昌
1回ウラ、先頭川島慶三を外へのストレートで空振り三振。
続く福地は三塁方向へセーフティバントを試みるも、
中村紀洋が軽快なグラブさばきと素早い送球で処理。
前夜の死球を感じさせない動きをみせる。

2回ウラ、先頭ガイエルを中へのスクリューで空振り三振。
続く宮本も外角低目のストレートで三球三振。
畠山にはセンター前ヒットを許すも、
志田を外角低目のストレートで空振り三振。
リオスに負けじと、こちらも快調な立ち上がり。

3回、先頭山本昌が四球を選ぶも、
荒木が送りバント失敗で二封をされるも、
続く井端の4球目に荒木が二塁へスチール。
さらに井端の遊ゴロ進塁打で三塁に進むも、
森野が高目のスライダーを打って遊ゴロ。先制機を逃す。


3回ウラ、2死から思わぬアクシデント
川島慶三が真ん中低目をすくい上げ、
センター前に落ちるヒットで出塁。
しかしその打球を追って、
前進してきた森野の動きが明らかに不自然
ボールを拾い、返球すると同時にその場に倒れると、
その後は立ち上がることはできず、担架で運ばれ退場
代わって藤井がセンターに入る。

場内騒然のなか、続く福地の4球目に
川島慶三がスタートすると、福地の打球は右方向。
荒木が二塁ベースカバーに入ったことで
大きく空いた一、二塁間を抜けていくヒットとなり、
エンドラン成功。一、三塁とされてしまう。
さらに田中浩康への2球目、今度は福地がスタート。
ところがここで捕手の小田好判断
二塁に投げると見せかけながら、
三塁走者の川島慶三が飛び出しているのを見逃さず、
素早くボールを三塁へ送って、タッチアウト!
頭脳プレーで、女房役山本昌のピンチを救う。

4回、ピンチの後にチャンスあり。
先頭ウッズがライトフェンス上の金網に当たる
大きなツーベースヒットで出ると、
中村紀洋の一ゴロ進塁打で三塁へ。
ここで迎えるは、イ・ビョンギュ
カウント1-1からの3球目、
内角低目のスライダーを放るも、ワイルドピッチ
思わぬバッテリーエラーで、労せず先制。(1-0)


1点のリードをもらった山本昌
4回ウラ、1死からガイエルに四球を与えるも、
続く宮本を外へのスクリューで投ゴロ。
痛烈ながらもしっかり捕って二塁に送り、1-6-3のダブルプレー
さらに相手が円陣を組んだ5回ウラ、
先頭畠山にカーブを左中間へ運ばれるも、
続く志田が策なく初球、外へのスクリューを叩き二塁ゴロ。
捕った荒木が走者にタッチし、ここも4-4-3のダブルプレー
相手の拙攻にも助けられ、195勝目への権利を掴む。

そんな山本昌主砲からの大きなアシスト。
6回、1死からウッズが初球、内角高めのスライダーを叩くと、
打った瞬間という打球が大きな弧を描いてレフトスタンドへ!
見事な一発でリードを2点に広げる。(2-0)

ここまで74球、6イニングス目を迎えた山本昌
先頭川島慶三にフルカウントから、ど真ん中のスクリューを
センターに運ばれると、福地に送られ二塁へ。
さらに続く田中浩康は、一塁右への鋭い打球。
しかしウッズが飛びつき止めて、一塁ゴロ。
一発に続き好守山本昌を援護する。
その間に走者は三塁へ進むと、ここで落合監督がマウンドへ。
ガイエルに対して注意せよなどのアドバイスを送るも、
これで逆に力が入ってしまったのか、
初球、内角低目のスクリューが大きくワンバウンド!
思いもよらぬワイルドピッチで1点を与えてしまう。(2-1)
さらに動揺したか、そのガイエルのヒジに死球。
これにはさすがに見かねたか、ベンチが動きすぐさま交代
結局この日は、5イニング2/3、90球を投げ、
6安打5奪三振2四死球で1失点。
前回同様の持ち味は出しながらも、やや恥ずかしい結末。
さらにこのゲームで史上26人目の3000投球回を達成。
ベンチに戻る途中で花束が渡されるも、苦笑いとなった。


7回、1点差に迫られたドラゴンズが追撃。
先頭・イ・ビョンギュが、カウント1-1からの3球目、
外よりのカットボールを叩くと、
逆方向への打球は伸びて、左中間スタンドへ!(3-1)
レフドラからの『ビョン様ァ~』の声に応える中押しのソロ
再びリードを2点に広げる。

7回ウラ、山本昌をリリーフした平井が続投。
しかし1死から志田の代打・斉藤のレフト線への当たりを
和田がスライディングキャッチを試みるも
グラブからボールがこぼれてしまい、ツーベース。
続く衣川の一ゴロ進塁打で、三塁へ進まれ、
リオスの代打には、左のユウイチ
ここでドラゴンズベンチかけひきを。
マウンドへ行った落合監督平井らにアドバイスを与え、
一端ベンチへ下がりかけるも、再び戻る。
そしてマウンド上からベンチの森コーチへ指示。
続投継投か迷った末に、チェンへスイッチ。
左投手がでてきたことで、東京ヤクルト
ユウイチに代えて、代打の代打・右の宮出
2死三塁でゲームが再開すると、カウント1-0からの2球目、
内角高目のストレートを宮出が叩くと、
打球は右中間へ落ちようかという当たり。
しかしこれをイ・ビョンギュが地面すれすれでダイビングキャッチ!
スーパープレーでピンチを救い、勝利がかなり近づいた。

8回ウラ、田中浩康に右中間へツーベースを浴びるも、
続くガイエルを外角低目のストレートで空振り三振。
チェンが好投し、さらに流れを引き寄せると、
9回、東京ヤクルト3番手・高井から
この回先頭・中村紀洋が、フルカウントからの6球目、
真ん中に甘く入ってきたカーブを捉え、
左中間スタンドへ持っていくホームラン!(4-1)
まさにダメ押しの一発で勝負を決定づけると、
9回ウラ、4番手は守護神・岩瀬
この日はやや制球が不安定。
先頭宮本にライト線に落とされ、ヒットを許し、
さらに1死から飯原の当たりは、三遊間を抜けそうなゴロ。
しかしデラロサ捕れずも、後ろの井端が追い付き、二塁へ送球。
懸命に足を伸ばした荒木が掴み、フォースアウトであと1人。
これで落ち着いたか岩瀬衣川を外へのシュートで
高いバウンドの二塁ゴロに仕留めて、ゲームセット!

鮮やかな一発攻勢で効果的に加点。
投げてはベテラン・山本昌味のある投球と、
久々にチームがまとまり、連敗を3でストップ
そして山本昌には、今季2勝目、通算195勝目となる白星が!
神宮での勝利は、03年8月27日以来という背番号34
「一試合一試合、自分の任せられた試合を頑張る」
悲願達成にはあくまで無心を強調。いつもの笑顔で声援に応えた。


3000イニング投げました!前夜と同じ4-1という
スコアになりましたが、
まずは昨夜の雪辱
果たしたというところでしょうか。
気温的にはあまり変化は
なかったですが、
選手たちの動き
だいぶ違っていたと感じました。
先発した昌さんが6回途中まで投げ、1失点。
立ち上がりから飛ばしていたようですが、
時折140キロオーバーもあるなど、
前回以上にストレートが走っていた様子。
さらに走者をためてからは、持ち味の打たせて取る投球
相手の拙攻にも助けられましたが、
併殺で切り抜けられたのは大きかったです。
ここ数試合、先発陣不出来が続いていましたが、
さすがはベテラン、実に締まった好投を魅せてくれたなと。
ただ6回のガイエルの場面は、やや力んでしまったようで。
監督から指示を受け、注意したにも関わらず、ボールはあらぬ方向へ…。
おまけに動揺したか、ぶつけてしまいそのまま降板。
3000イニングという長いキャリアがありながら、
そういう部分でパニクってしまうのも、昌さんらしさなのかも。
それはさておき、これで両目が開き、
いよいよ200勝まで、あと5勝
ただ次回から、やや苦手としている?交流戦
先発として登板するのでしょうが、意識せずに
自分の投球1勝1勝を積み上げてほしいと思います。


一方、野手陣は効果的な一発攻勢
中押し、ダメ押しと良い場面で出たのは大きかったです。
ただこの日に関しては、攻撃よりも守り
特に3回ウラ、小田好判断が光りました。
森野負傷退場という思わぬアクシデントの直後、
あざ笑うかのようにエンドランを決められ、2死一、三塁。
さらに田中浩康の時に、二走の福地がスタート。
二塁へ送球するかと思いきやフェイクをかけて、三塁へ送球。
飛び出していた川島慶三を刺したワンプレー。
ピンチを迎えていた昌さんを助けるとともに、
重いムードのチームの流れを変えました。
さらに前日イージーミスを犯したウッズも6回ウラ、痛烈なゴロを好捕。
また点を奪われてはいけない7回2死三塁で
代打・宮出の右中間への飛球を地面すれすれでダイブしたビョン
またレフトへのファウルフライを
ブルペンのマウンド付近まで追って掴んだ井端など
野手陣それぞれが前夜のふがいなさを反省し、
しっかりと気を込めてプレーしていたのが印象的。
昌さんを継いだ平井-チェン-岩瀬を助けたと思います。

ところで3回ウラの守備で、
川島慶三の飛球を追おうとした際に
故障してしまった森野ですが、
中スポなどによると、左ふくらはぎ肉離れの可能性が濃厚。
この日は、松葉づえをついて試合中に
トレーナーとともに球場を去り、きょう15日に抹消
ナゴヤに戻って治療を受けるようですが、
肉離れとなるとちょっと時間がかかるかもしれませんね。
3番を打つ主軸の打者、またどこでも守れる
ユーティリティープレーヤーの離脱は、かなり痛いですし、
本人同様、ファンとしてもショックな出来事でした。
ただやってしまったものは、仕方ない。
今後はおそらく3番にビョンを戻し、
守備の穴は1軍なら同じ左の井上英智、藤井らを起用。
もしくはこの日1軍に合流したという新井
ファームのレギュラー外野手の中村公治堂上剛裕、平田ら
埋めていくことが予想されます。
ただ落合監督森野の離脱にも動じず、
「それだけのメンバーはいる」とあくまで強気。
チームにとっては痛いですが、他の選手はチャンスと思い、
ここで各々のチカラを発揮して、チームに貢献してほしいです。


きょうからは気温も上がり、おそらく神宮もナイトゲーム日和に。
昌さんにまた白星が付いたということで、
森野ショックはあれど、選手も上向きになるでしょう。
こうなると、第3戦は憲伸で連勝し、弾みをつけたい。
ただ川井という線もありますし、その辺の起用には注目。
レギュラーを1人ケガで欠くこととなりますが、
ぜひともここは決起して、勝ってナゴヤへ戻ってほしいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(14日)

◎山本昌
<5イニング2/3を6安打1失点。今季2勝目通算195勝目をマーク。
また史上26人目、球団史上初の3000投球回も達成>
「(どんな思いで今日のマウンドへ)
いやあまあ、あのちょっとね、
チームの方も負けていましたし、
えーまあ、目一杯飛ばしていこうということで、はい。
(投球を振り返って)
いやああの、最後しっかり投げ切って終わりたかったんですけども、
えー、もうちょいですね。はい。
(気をつけていたところは)
いやもう、ほんとに、目一杯投げる、だけです。はい。
(3000投球回達成を勝利で飾った)
ねえあのう、長くやってますんでね。
そういうことはありますけど、
まあほんとチームが勝ってよかったです。はい。
(打線も3発飛び出し、心強かった)
そうですね。あのうすごく効果的に点を取っていただいて、
えーまあ、本当にホッとしてます。はい。
(195勝目、今シーズン中の200勝達成について)
えーあのう、まあそういうこともありますけども、
あまり考えずにね。一試合一試合、自分の任せられた試合をね、
頑張っていきたいと思います。はい。
(ファンに向けてメッセージを)
本当に次も頑張るんで、また応援してください」


<球団史上初の金字塔・3000投球回を達成も
失点したイニング途中、ぴったり3000回で降板したことが
唯一の心残り。まるで若手のように反省して>
「シッカリと投げ抜いて終わりにしたかったですね。
できればもう少しアウトを取ってから、代わりたかった。
もったいない点のやり方だったし。
本当ならあの回を最後まで投げ切りたかった。
そのへんがまだ信頼されていない証拠。
もっともっと頑張らなきゃいけないです」

<序盤から躍動感ある投球で相手を圧倒。
直球の球速が『大台』の140キロを超えていたが>
「スピードガンが壊れているんでしょ。
まあ最初から飛ばしていこうと思っていた」

<プロ初登板を果たしたのも神宮であり、
初めての奪三振も、初完投初完封勝利も神宮だったが>
「これからも1試合ずつ自分の投球を頑張りたい」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
スポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


『きょうもチームのみんなに助けてもらいました。
3回に足で揺さぶられたところで冷静に三塁走者を刺した小田君。
タイロン、ビョンギュの本塁打にも守備にも助けられましたし、
みんなが勝たせようとしてくれているのをひしひしと感じます。
ボク自身としては内容には納得できないところもあります。
特に6回の暴投、死球といった結果以上に
ガイエルに対する投げっぷりが
ベンチに不安を感じさせてしまうのだと思います。
きょうは90球でしたが、少しずつでも信頼を取り戻し、
せめて100球以上、7回ぐらいまで
投げられるようにしなければと思います。』

山本昌公式ホームページより引用)

○森バッテリーチーフコーチ
<チームの危機を救ったベテラン・山本昌を褒め>
「若いのが駄目になったら
ベテランがやってくれるんだ。頼もしいよ」

<実は前回の好投後、出場選手登録を抹消する予定だったという>
「うまく(登録抹消後、再登録されるまでの)10日間を使いたい(から)」

<3000投球回を達成した山本昌の『経験』は大きな武器。
今後のV争いのキーマンにも挙げ>
「9月にはマサの経験が必要になってくる」
スポニチ名古屋名タイ

○小田幸平
<3回2死一、三塁、田中浩康の2球目、一走・福地が走ると、
モーションに入る瞬間、体の向きを変え三塁に送球。
冷静な判断で、頭からかえる三走・川島慶三を刺す>
「ヤクルトベンチを見たら
『(二塁へ)投げたらいけ』みたいなしぐさがあったんです。
(味方ベンチからは)『気を付けろよ』と言われましたし。
出ていたら(三塁に)いこう。そう思っていました」
中スポ

○タイロン・ウッズ
<6回、左翼へ7号ソロ本塁打を放つ。
山本昌の援護を果たせたことに納得顔>
「打ったのはスライダー。
そんなに感触は良くなかったが、追加点が欲しかった場面。
ボールをよく見て打つことを考えた。
(山本)マサさんは素晴らしい人。
200勝のためにもきょうは勝ってほしかった。
どうしても200勝してほしいんだよ。それまで打ち続けるだけさ」

<12日に米国から来日したシェリル夫人が何よりの『特効薬』に。
妻とのリラックスした時間がプレーにも好影響を与えた>
「時差ぼけがあるからまだ一緒に出掛けてはいないけどね。
でも、妻が来てくれたことは本当に有り難いんだ」

<この日の本塁打で5月4本目。
ようやく復調してきたかにみえるが>
「それはまだよく分からないんだ」
中スポサンスポ毎日jp名タイ

○イ・ビョンギュ
<7回、左中間へ6号ソロ本塁打>
「ホームランは楽な気持ちで入った結果。
1点差に追い上げられていたので、集中して打席に入った。
真っすぐを狙っていたけど、うまく打つことができた」

<7回2死三塁のピンチで宮出の右中間への当たりを
地面すれすれでダイビングキャッチ。美技で失点を防ぐ>
「追いかける途中で照明が目に入った。
うまく打球に合わせてキャッチできてよかったよ」
中スポスポニチ名古屋

○中村紀洋
<前日右手甲付近に投球を受け、
球場へ出発する前に具合を尋ねると顔をしかめ>
「痛み? あるに決まってるやろ。でも、大丈夫」

<それでも元気に『6番・三塁』で先発出場。
9回先頭の場面で左中間へダメ押しのソロ本塁打>
「(山本)昌さんが投げていたんでね。
完ぺきだった。うまくボールがバットに乗ってくれたね。
痛み? 対応しないとね。
試合に出る以上は痛みは忘れて思い切りやるだけ」
(東京中日、<ドラ番記者>共同通信社時事通信スポニチ名古屋

○井端弘和
<8回先頭で中前打。これで12試合連続安打となって、
連続試合安打の自己最多記録まであと1と迫る>
「3三振なのに何を聞くの。
12試合連続安打? まあ、1本出たことは大きいと思う」
(東京中日)

○平井正史
<6回2死一塁から2番手で登板。1イニングを無失点>
「(状態は)まだまだだけど、開幕のときよりよくなっている」
(東京中日)

○チェン・ウェイン
<7回2死三塁から1イニング1/3を無失点>
「きょうは下半身と打者に向かっていくことを意識しました」
(東京中日)

○岩瀬仁紀
<9回を無失点に抑え、12セーブ目をマーク。
これで自己最高となっている開幕からの無失点を16試合に更新>
「(山本)昌さんの勝ちを消さないようにと思って投げました。
無失点? いけるところまで行きたいね。
まあ、次は先頭打者をきっちり抑えたいね」
(東京中日)

◇新井良太
<今シーズン初めて1軍に合流。
午前中に東京に移動してチーム練習に参加。
1軍登録はされなかったが、打撃練習などで汗を流す>
「まだ登録されるかどうかわかりませんが、頑張ります」
ニッカン

○近藤投手コーチ
<投手コーチとしてユニホームに身を包み6年目。
ブルペン担当として投手王国を支えるうえで欠かせない存在だが>
「いまの仕事は難しいよ。
あまり(選手の肩を)つくらせすぎてはいけないけど、
準備が遅れてもいけない。でもやりがいはあるね」

<もう1つ、譲れないこだわりがあるという>
「選手を故障させるのが嫌なんだよ。
ボクの中ではそれが大きい。今年も何人か故障してしまったけど、
何とか防ぎたいと思っているよ」

<ブルペンでは常にマウンドの後方にいるが、
1カ所に止まらず、見る角度も選手によって変える。
コーチ生活で学んだ自己流のチェック法>
「スカウトしていた経験が生きているのかもしれないね。
いっぱい投手を見てきたから。
できることをやっていこうと思っている」

<自身以来となる高卒ルーキーデビュー3連勝の
千葉ロッテ・唐川について>
「いい投げ方をしているね」
(中スポ)

○森野将彦
<3回、左足を痛めて負傷退場。担架で運ばれ、
病院へ向かうタクシーへ乗る間際にこうつぶやき、
事態の深刻さを伺わせる>
「やばい…。やばい」

<東京都内の検査を終え、都内の宿舎に松葉づえ姿で戻ってきた。
出場選手登録を抹消され、きょう15日に名古屋に戻る予定>
「(故障個所は)ふくらはぎです。見ての通りの状態なので…」
ニッカン名タイ


○落合監督
<守備で左足を痛めて、森野が途中退場。
左ふくらはぎの肉離れと見られ、登録抹消が濃厚。
攻守に大事な存在の森野の離脱は確かに痛いが、
戦いにおいては心配はしていない>
「きょう何試合(目)だ。39(試合)しかもたなかったか。
40にして(スタメンが)変わるぞ。
もたなかった? そうだよ。
144試合同じメンバーでいきたかった。
修正? そう。頭を悩ませることはない。
それだけのメンバーはいる。元気なもので野球をやる。
(代役は)藤井? それはあした(15日)考える。
センターをやるやつは限られているから」
中スポサンスポ共同通信社スポニチ名古屋ニッカン名タイ


記録備忘録。(14日)

山本昌が東京ヤクルト8回戦(神宮)で、
プロ26人目の通算3000投球回を達成した。
先発して6回に田中浩康を一ゴロに抑えて2死目を奪って到達。
初登板した1986年10月16日のヤクルト26回戦で、
池山を三振に仕留めたのが初アウト。
時事通信毎日jp


若竜トピックス(14日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-福岡ソフトバンク 5回戦
(13日・ナゴヤ球場)
  200 021 000 = 5
  000 010 010 = 2
[敗] 久本(5試合1敗1S)
[D本] 岩﨑1号 中村公治3号
[D投] 久本、赤坂、高橋、高江洲、菊地
公式サイト

【ゲームレビュー】
初回、先発・久本が2死二、三塁から
荒金に先制の左前適時打を打たれ、2点を失う。
その後、球威が無いものの、変化球を上手く使い、
3イニングを無失点に抑えたが、
5回表、先頭・岩嵜翔にヒットを許すと
明石四球、金子犠打で1死二、三塁のピンチ。
城所二ゴロで2死を取ったものの、
吉本に左前適時打を打たれ、1失点。
久本はこの回を投げ終え、7安打4失点で降板。
攻撃陣は、1回ウラ、1死二、三塁のチャンスに
4番・中村公治三振、5番・柳田中飛で無得点。
2回ウラにも得点圏に走者を進めるが適時打が出ず。
5回ウラ、岩﨑達郎が左越えにソロ本塁打を放ち、1-4
しかし6回、2番手・赤坂が1死満塁から押し出し四球。
8回ウラ、中村公治が左中間にソロ本塁打を放つも、
前半の失点が大きく響き、2-5で敗れ、対福岡ソフトバンク戦5連敗
公式サイトより)


●久本祐一
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦で今季公式戦初先発。
5イニングを投げ、7安打2奪三振2四球4失点。
投球にらしさは見られずも、故障個所の回復ぶりには表情を緩め>
「イニングを増すごとに(左ひじの)張りが少しずつ出てきたけど、
ベ杯(5日の社会人野球のベーブルース杯)で
5イニング投げた時の張りとは違った。
焦っても仕方がない。ドッシリと構えてやっていきたい。
投げていく中で反省点をしっかり見詰めて、
(自分の)いいところが出せるようにしていきたい」
中スポ

●岩﨑達郎
<プロ入り初本塁打を含む4打数3安打の固め打ち。
打ちあぐねる打線の中で、ひとり気を吐く。
謙遜気味に初本塁打を振り返って>
「快心、快心です。
チョット、タイミングの取り方を代えたら打てました。
強く打つことだけを心掛けました。
その結果がホームランになっただけです」
公式ファーム中スポ

●中村公治
<8回、左中間にソロ本塁打を放つも
それより初回1死二、三塁のチャンスに三振をした事を悔やむ>
「初回が問題です」
公式ファーム


ナゴヤ球場でのウエスタン・福岡ソフトバンク戦
昨夜から早朝にかけ雨がふり、グラウンド状態が
心配されたものの、何とか無事に行われたもよう。
左ひじ周囲炎からの復調を目指す久本今季初先発
球数を気にしながら、先頭を打ち取ることに
集中するというテーマを掲げていたものの、
球のキレ、制球、テンポなどすべてが今一つ
初回に2点を奪われ、先制を許すと、
5回にも投手のヒットと四球をきっかけに2失点。
らしい投球は最後まで見せられなかったものの、
投げ終えた後の左ひじの張り具合は良化したとのこと。
先発、中継ぎとこなせるユーティリティー左腕
完全復調までは、かなりの時間がかかりそうです。

一方、打線は、開幕から4番を張っていた新井
この日、1軍から召集され東京へ移動。
代わって前日まで5番の中村公治が務めたものの、
初回1死二、三塁のチャンスで
福岡ソフトバンク先発・高卒ルーキーの岩嵜翔に空振り三振。
8回にソロ本塁打を放ち一矢は報いたものの、
アピールのチャンスを逃してしまい、悔やんでいたもよう。

この2連戦も連敗し、福岡ソフトバンク戦今季5連敗
これにはさすがに古久保コーチもおかんむり。
「来週又対戦やから、
今までの借りを、利子つけて返したれ(^_^)/」

ブログ上ながら、ミッションを出しておりました。

2008年5月14日 (水)

寒い神宮で精彩欠く、拙攻竜今季初の3連敗。

セ・パ交流戦もいよいよ間近、
交流戦前の最後の6連戦を迎えたドラゴンズ
神宮での東京ヤクルトとの3連戦の初戦。
気温13℃というなかでのナイトゲームとなりましたが、
寒さもあってか、選手の動きが今ひとつ
先発朝倉が突如崩れ、ミスも絡んで逆転を許すと、
打線は11安打を放ちながらも、わずか1点拙攻
投打の歯車まるでかみ合わず、今季初の3連敗を喫しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 7回戦
(13日・明治神宮野球場 | 中日4勝3敗)
10815人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ヤクルト ×
[敗] 朝倉(7試合3勝3敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
朝倉、小笠原 - 谷繁

【ゲームレビュー】
逆転負けで今季初の3連敗
朝倉がふがいなかった。
1点をリードした直後の4回、二塁打と四球で
無死一、二塁から暴投で二、三塁とピンチを広げた。
ガイエルの三塁後方への詰まった当たりが
逆転の2点三塁打となり、さらに内野ゴロでもう1点を奪われた。
打線は11安打を放ちながら、4回に3連打で挙げた1点だけ。
チャンスであと1本が出なかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


この日の東京の気温は、なんと13℃
冷たい強風3月下旬の寒さのなか行われたゲーム。
イニング経過を振り返ると↓

東京ヤクルトの先発は、中8日の川島亮
この日プロ初の一軍、さらにスタメンマスクとなった
2年目捕手の衣川篤史とのバッテリー。
2回、2死から中村紀洋が三遊間抜くヒットで出ると、
7番イ・ビョンギュも外へのフォークを流し打ってのレフト前。
一、三塁とチャンスを広げるも、谷繁遊ゴロに倒れ二者残塁。

ドラゴンズ先発は中6日で朝倉
2回ウラ、先頭宮本に内角低目のストレートを
ライト前に持って行かれるも、
続く5月初スタメンの6番・リグスをフルカウントから
真ん中高目のスライダーで打ち損じの遊ゴロ。
6-4-3と渡ってダブルプレー、まずまずの立ち上がり。

3回、1死から荒木がセンター前ヒットで出ると、
フルカウントからの井端の当たりは三塁ゴロ。
一塁へ送られる間に、荒木が素早く二塁を蹴って三塁へ。
三塁ベースカバーの宮本のタッチをかいくぐり
セーフのタイミングも、スライディングが勢い余ってオーバーラン
再び宮本にタッチされてしまい、スリーアウト。
落合監督が、打球を処理した川島慶三の走塁妨害として、
抗議するも覆らず。結果的にダブルプレー

3回ウラ、先頭の衣川に四球を与えた朝倉
しかし川島亮の送りバントが捕手正面。
谷繁が二塁に送球して、封殺すると、
続く川島慶三はシュートで高いバウンドの遊ゴロ。
井端自らベースを踏んで、6-6-3のダブルプレー
相手の拙攻にも救われ、無失点。


4回、2死から和田が外へのスライダーを
はじき返して、センター前ヒットで出ると、
中村紀洋も続き、外角低目スライダーを技ありの右方向
一、二塁で迎えるは、イ・ビョンギュ
2球目、外角低目のフォークをピッチャー返し!
強い打球でセンターへと抜けていくタイムリーヒット!(1-0)
センターから三塁へ送られ、中村紀洋タッチアウト。
それでもノリべんビョンの3連打で1点を先制。

4回ウラ、1点リードをもらった朝倉
しかし先頭福地に外角高目のストレートを
左中間へ運ばれてのツーベースで出すと、
続く田中浩康四球を与えてしまい、無死一、二塁。
さらに続くガイエルの初球、内へのフォークがワンバウンド。
ワイルドピッチで二、三塁とピンチを広げる。
さらにカウント0-2からの3球目、
内角高目のカーブを叩かれると、
三塁後方へフラフラと上がった打球が、レフト線へポトリ
バウンドが変わって、ファウルグラウンドを転がる間に、二者が生還。
結果的には三塁へのタイムリーツーベース(1-2)
アンラッキーな当たりながらも、逆転を許してしまう。
なおも続く宮本の一ゴロの間に、ガイエルが三塁へ進むと、
続くリグスの当たりは、高いバウンドの二塁ゴロ
本塁は間に合わないと判断した荒木は一塁へ送球するも、
ウッズの足が一塁ベースから離れていて
慌てて踏むも、リグスの足が勝ってセーフ。(記録はウッズのエラー
凡ミスも絡み、追加点を奪われる。(1-3)
さらに続く武内はショート正面のライナー。
しかし飛び出した一走を刺そうと、
捕った井端が一塁へ送球するもこれがなんと悪送球
(記録は井端のエラー
らしからぬ拙守を連発してしまうドラゴンズ
これもやはり朝倉の投球のリズムの悪さからなのか。
結局この日は、4イニングを投げ、3安打3四球で3失点。
ふがいない内容で、またも神宮で勝てずに終わる。


5回、2点を追うドラゴンズ
先頭谷繁が左中間突破のツーベースで出ると、
続く朝倉の代打・井上の当たりはレフトポール際へ。
打球はどんどん切れ、ファウルかと思われたが、
飯原がフェンスギリギリでジャンピングキャッチ。
相手の好守に阻まれながらも
井端の中前打で2死一、三塁とチャンスを広げ、
迎えるは、1試合で3番復帰森野
フルカウントからの6球目、外角高目のストレートを叩くと、
打球は痛烈なピッチャー返し!
ところが川島亮の左ふくらはぎ付近に当たった打球は
大きく跳ね上がって、なんとショート・宮本の正面へ…。
素早く一塁へ送られてしまい、スリーアウト。
相手に味方しているのか、ここもチャンスを生かせず、
川島亮に勝利投手の権利を与えてしまう。

6回、東京ヤクルト2番手・松岡を攻め、
1死から和田は、らしい弾道の右中間へのライナー。
しかしこれを福地が俊足飛ばし、ランニングキャッチ。
惜しい当たりを逃すと、続く中村紀洋はセンター返し。
松岡が捕れずに、抜けようかという当たりを
二塁・田中浩康が素早くバックアップ。
相手の堅守にチャンス掴めず、ゲームは終盤へ。

7回、1死から谷繁がレフト左のヒットで出ると、
小笠原の送りバントで二塁へ。
そろそろ得点を入れて、追撃したいところ。
しかし荒木が初球、外へのスライダーを引っかけてしまい遊ゴロ。
あっけなくチャンスを潰してしまう。

8回、東京ヤクルト3番手・押本から
先頭井端が一、二塁間を抜くヒットで出るも、
続く森野の高いバウンドの一塁ゴロを
一塁・武内が見事なミットさばきで掴み、二塁へ送球。
3-6-1と渡ってしまい、ダブルプレー
相手よりも多くヒットを放ちながらも、
毎回のようにチャンスを逃しまくる拙攻
2点差を縮められずにイライラが募る。

8回ウラ、5回から登板し好投を続ける小笠原
この回も淡々と2死を取ったものの、
福地にフルカウントからセンター前に運ばれてしまうと、
続く田中浩康の2球目にスチールを決められ、二塁へ。
さらにカウント2-2からの5球目、
内へのストレートをコンパクトに叩かれると、
レフト前への浅い当たり。
和田が懸命にバックホームも、福地の足が勝りセーフ。
ダメ押しのタイムリーで、ほぼ勝負が決する。(1-4)

最終回、東京ヤクルトはクローザーのイム・チャンヨン
先頭和田はスライダー攻めで空振り三振。
続く中村紀洋は150キロオーバーのストレートに
必死に食らいつき、粘りを見せるも、
フルカウントからの9球目、内へのストレートに
手を出すと、ボールが右腕に当たる死球
しかし球審はスイングした後に
ボールが当たったと空振り三振のジャッジ。
落合監督が激しく抗議するも、結局は判定は覆らず2アウト。
続くイ・ビョンギュが初球をうまくライトへ運び、
今シーズン初の猛打賞をマークするも、
最後は谷繁が投ゴロに打ち取られ、ゲームセット
投げては、朝倉が責任の5イニングを持たず降板。
打っては、11安打を放ちながら、わずか1点の拙攻。
おまけに守りのミスを連発するなど精彩を欠き、今季初の3連敗
気温同様に「お寒いゲーム」となった。


オレ流激高!ナイトゲームには
最も適さない天候のなか、
観衆が10000人
越えたにもかかわらず、
観に行ったドラゴンズファンには
気の毒なゲーム
なってしまったなと。
鬼門突破を目指した
先発・朝倉でしたが、
立ち上がりこそまずまずだったものの、
4回に突如、制球が乱れてしまい四球に暴投
防げることを自ら率先してやってしまっては、
流れが向こうにいってしまうのは当たり前。
2点タイムリーは相手にツキがあったとは思いますが、
その前に失点するシチュエーションにしてしまったのが、
今回のKOにつながってしまったなと感じました。
次週からのセ・パ交流戦では先発投手は4枚に。
吉見、中田に続き、今イチの出来となった朝倉
しっかり踏ん張らないとその座は危なくなるかもしれません。


一方、打線は再三走者を出しながらもあと1本が出ず。
再び森野を3番に上げ「休日返上効果」に期待しましたが、
5回のピッチャー返しが抜けていたらと、
思わず「たられば」が出てしまいましたね。
さらに主砲・ウッズも攻守にまるで精彩なし
まあ寒くて集中できない部分もあったでしょうが、
調子に関しては、相変わらずといったところ。
良かった点といえば、11試合連続安打の井端と、
今季初の猛打賞というイ・ビョンギュ
あとは谷繁に当たりが戻ってきたかなという程度。
9回、右腕にボールが当たったノリさんの状態が心配ですが、
やはり打線を活気付けるには、主軸の奮起が必要でしょう。


お寒いゲームで今季初の3連敗
「明るい兆し」がほとんどない内容でしたが、
かろうじて救いは、首位・阪神も敗れたこと。
この状態で離されては元も高もないだけに、その辺はよかったなと。
ただ第2戦も天候は決して良くなく、寒いなかのゲームとなりそう。
それでもこの日好守を連発したアトムズのように、
ホットなプレーをできるだけ見せてほしいところ。
先発はおそらく昌さんだけに、プレッシャーも味方にして、
チーム一丸白星を掴めるよう、踏ん張ってほしいです。


★プレーヤーズ・ボイス(13日)

●朝倉健太
<制球が悪く、味方の失策も絡み4イニング3失点でKO>
「何も言うことはありません。
あの四球が余計でした。4回? そうですね…。
低めを意識した球? そうですね…」

<神宮球場ではまたも勝てず、9試合勝ち星なしの7連敗。
さらに今シーズンの3敗はすべて東京ヤクルト戦。
相性の悪さもあるのだろうが、過剰な意識は否定>
「投げる場所は関係ないでしょう」
朝倉健太公式中スポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

●森バッテリーチーフコーチ
<5回から登板した小笠原が4イニング1失点と好投。
朝倉の中継ぎへの降格も示唆>
「小笠原と比べれば、どっちがいいか分かるだろ」

<5月になって先発した投手に白星がついたのは、
川上(2勝)と山本昌の3度だけ。
連敗中はチームの形に持ち込めていないが>
「(中継ぎの)ほかの投手がしっかり投げているじゃないか」
(東京中日、サンスポニッカン名タイ

●小笠原孝
<5回から2番手で登板し、4イニングを1失点。
7回まで完全も8回に2死二塁から田中浩康に適時打を浴びる>
「(中前打の福地に)簡単に盗塁を許したのがいけなかった」

<それでも7回まではコーナーを丁寧について素晴らしい投球>
「いい感覚を取り戻してきました」
(東京中日、サンスポ

●イ・ビョンギュ
<4回2死一、二塁、中前へ先制適時打>
「打ったのは、フォーク。
タイムリーになって、先制点を挙げられたのは良かった」

<敗色濃厚の9回2死、イム・チャンヨンの直球に
力負けせずに右前へ。今季初の猛打賞をマーク>
「打ったのはタマタマだけど、あそこで1本出たのには価値がある」

<この日再び7番に降格となったが>
「いつも言っている通り、打順は気にしない。
どこを打とうと自分の打撃をするだけ」

<そんな中での爆発だったが>
「打てるときもあれば打てないときもある」
(中スポ、ニッカン

●井端弘和
<11試合連続安打を放ち、今季初の打率3割に浮上。
打率.3028で打撃10傑入りにも、素直には喜べず>
「3割? それはいいよ。きょうはエラーしたからね。
あれは正真正銘のエラーだから」

<4回1死一塁から武内の遊直をさばいて
帰塁する一塁走者を刺そうとするも悪送球。
失点にはつながらなかったが、試合後は反省しきり>
「目の前に審判がいて…。普通に投げていれば当たっていた」
中スポ

●森野将彦
<5回2死一、三塁、中前へ抜けようかという痛烈な打球が
川島亮の脚に当たって、遊撃手の正面へ。
結局、遊ゴロに倒れ、気持ちを切り替える>
「アウトはアウトだから…。仕方がない。
早くチームが勝てるようにしたい」

<東京ヤクルト・村中とは『兄弟弟子』の対決に。
ともに恩師は村中秀人監督(東海大相模-東海大甲府)>
「毎年オフに教え子で監督を囲むコンペがあって、
(村中)恭兵と初めて会ったのもそこでしたね」
<ドラ番記者>サンスポ名タイ

●中村紀洋
<9回1死からイム・チャンヨンの投じた球が、
バットを振りに行った右腕に直撃。
試合後、病院に直行して治療を受けたが>
「明日は様子を見て出場するか決める」

<今回の東京遠征には防寒用の上着を持ってこず、
試合前、上着を着ていた和田をうらめしげに見ながら>
「いいですねえ。ジャンパーを持ってくればよかった」
(東京中日、スポニチ名古屋

◆トマス・デラロサ
<試合前、内野スタンドのファンに激励される。
『頑張って…』との声援に応えるも続きは『…ウッズさん』。
それでも笑顔を崩さない心優しき男>
「アリガトウ」
(東京中日)

◆前田章宏
<試合中、出番がくるまでの間、ブルペンへ向かう。
この日も試合途中からブルペンに向かい、
チェン、平井らの投球練習の相手を務める>
「ブルペンにいるときは、
なるべくみんなの球を捕ろうと思っています。
球を捕って(リリーフ陣の)その日の調子を知りたいんです。
(リリーフ陣は)試合に出て行くから、調子を知りたいです」

<もう1つ、投手それぞれに合わせた捕り方を学ぶことができる>
「こう構えてくれた方がいいということを、アドバイスされることもあります。
理解しているつもりでいますが、その確認もできます」

<昇格前、2軍の古久保捕手コーチから
『死ぬ気でやってこい』と励まされてきた>
「がむしゃらに、一生懸命やることを心がけてやっていきます」
(中スポ)

◆中田賢一
<この日、休日返上で練習に参加。
神宮球場の外野フェンス沿いにランニングを行う。
最近2試合連続でKOされているだけに>
「あんなピッチングで休めるわけがありません」
ニッカン

●高代野手総合チーフコーチ
<拙攻と守乱には悔しそうに話し、前を向く>
「らしくない、らしくないね。
切り替えていかないと。こういうこともあるんだから」
名タイ


●落合監督
<攻守ともにらしからぬ試合運びで、今季初の3連敗。
鬼門の神宮で7連敗の朝倉について>
「球場の相性は分からない。本人に聞いて」

<好機をつくりながらあと1本が出ない打線に>
「11本打って1点しか取れないのはベンチの責任だ。
誰がどうということじゃない」

<9回には中村紀洋の三振の判定をめぐって
球審に激しく抗議する場面も。内容は心の中に封じ込め>
「ジャッジのことはみんな(報道陣)に細かく言うつもりはない。
(判定に)納得したから戻ってきたんだよ。
納得しなきゃ帰ってこない。じゃなきゃ退場にすればいいんだ。
自分で帰ってきたんだから別にいいじゃん」
中スポサンスポ時事通信毎日jp
スポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


若竜トピックス(13日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-福岡ソフトバンク 4回戦
(13日・ナゴヤ球場)
  200 000 002 = 4
  021 000 000 = 3
[敗] 高橋(1試合1敗)
[D本] なし
[D投] 樋口、菊地、赤坂、石井、浅尾、高橋
公式サイト

【ゲームレビュー】
先発・樋口が初回、本多の右安打と二盗などで1死三塁から
城所に右翼線への三塁打を打たれ、先取点を奪われると、
吉本ストレートの四球の後、江川の遊ゴロの間に追加点を許す。
2回ウラ、福岡ソフトバンク先発・高橋徹から
新井、中村公治連続四球などで1死一、三塁とすると、
7番・堂上直倫が左中間に同点の適時二塁打
続く3回ウラ、左中間二塁打の柳田を置き1死三塁から、
新井が中前へ適時打を放ち、3-2と勝ち越す。
4回以降、菊地-赤坂-石井-浅尾の細かなリレーで
無失点に抑え、このまま逃げ切るかと思われたが、
9回から登板の6番手・高橋が、1死後、
本多中前打、金子圭輔遊ゴロ失策で一、二塁とすると、
城所の代打・荒金に中前に適時打を打たれ同点
さらに1死一、三塁から吉本に左へ勝ち越し適時打を浴び、3-4
9回ウラ、ソフトバンク3番手・高橋秀聡
平田、堂上直倫、代打・西川と三者凡退に抑えられ敗れる。
公式サイトより)


●堂上直倫
<福岡ソフトバンク戦に『7番・三塁』で先発出場。
2回に左中間を割る同点2点適時二塁打を放つ>
「うまく打てたと思います」

<この日は4打数1安打に終わったが、状態は上向いている>
「体(左肩)が開かずにボールの見極めができているので、
この調子を続けていきたいです」

<ドラフト同期生である巨人・坂本が1軍でブレーク。
焦りがないわけはないだろうが>
「テレビで見ていて、スゴいな…と。
自分はやるべきことをしっかりやって、とにかく打って結果を出したい」
中スポ

●樋口賢
<先発し、4イニングを投げ、2失点。
被安打は2も7四死球とコントロールに苦しむ>
「最悪です。ヒットは少なかったですが、
抑える所も抑えられたんですが、コントロールが…。
体重が前に乗らないし、体がフアフアするし?
バントのケースでストライクが取れないし、
投手には四球を出すし、散々です。練習します」
公式ファーム

●浅尾拓也
<今季3試合目の登板。1イニングを三者凡退に抑える>
「前回(5/11)に投げたときより良かったです。
前回は最悪でした。腕もだいぶ振れるようになって来ています。
徐々にペースが上がっていると思います」
公式ファーム


◆ラファエル・クルス
<オープン戦で右ひじを痛めてファームで調整中。
この日、ナゴヤ球場で故障後初めて投球練習。
2カ月ぶりに捕手を立たせたままで25球を投げ好感触>
「痛みはない」
中スポ


お寒い東京と打って変わって、
この日最高気温23.8℃まで上がったというナゴヤ
ファームは地元・ナゴヤ球場にウエスタン首位の
福岡ソフトバンクを迎えての2連戦の初戦。
両軍先発投手の制球が定まらず、
序盤に点の取り合いとなったものの、
4回以降はお互いに決め手がなく、無得点。
しかし1点リードで迎えた9回、
先日1軍から降格し、ウエスタン初登板となった高橋が、
アンラッキーな当たりもありながらも、踏ん張れずに
連続適時打で勝ち越しを許し、逆転負け
このカードは、未だ白星なしの4連敗となりました。

先発をしたルーキー・樋口は、
3イニング0/3を投げ、2安打2失点ながら
四死球がなんと『7』と与えすぎ。
特に2回は、2死を取りながらも、
投手の高橋徹にストレートの四球を与えると、
本多に四球、金子に死球で満塁のピンチ。
なんとか城所を高めのボール球で三振に取って、
凌ぎはしたものの、かなりの制球難
「樋口、四球はあかんでぇ。
2安打で、7四死球? 9安打と一緒やん(*_*)
チャンスもらってるんやから、相手に向かっていかんかぃ。」

と、古久保コーチもややお怒りのご様子となりました。

2008年5月13日 (火)

交流戦前朝倉昌で連敗阻止とDJドアラCDデビュー!

今季初の9連戦を終えたドラゴンズ
きょうからセ・パ交流戦前の最後の6連戦を迎えます。
まずは神宮球場での東京ヤクルトとの3連戦。
先発が予想される朝倉、山本昌が短めに意欲を。
また9連戦で打撃が下降気味の森野が休日返上でランニング。
さらに森野と仲のよいあのお方がなんとCDデビュー決定と、
この日のドラゴンズの話題をまとめてどうぞ。

ドラゴンズトピックス(12日)

◇朝倉健太
<きょう13日東京ヤクルトとの初戦先発予想。
この日は神宮室内練習場での練習に参加、
ランニング中心で体を動かし>
「状態は良くなっています。継続してやっていきたいです。
普段通りの投球ができれば」

<ツバメキラーと呼ばれつつも、敵地・神宮球場では
05年4月5日の白星が最後に目下、神宮球場6連敗中。
4月25日の登板では、8回に逆転を許して敗戦投手に>
「(リードのまま)最後までいきたかった。
自分ではまったく気にしてないんですが…。
とにかく自分のピッチングをするだけ」

<ここ2試合は白星こそないものの8イニング2失点、
7イニング1失点と好投。しかも被本塁打ゼロと手応えも>
「シュートが良くなってきた」
(中スポ、スポニチ名古屋ニッカン名タイ

◇山本昌
<14日の対東京ヤクルト第2戦の先発が予想される。
この日は神宮に隣接する室内練習場とグラウンドで調整。
あと6勝と近づいた200勝、周囲の声は大きくなっていくが
自分のことよりもチームの躍進へベストピッチを誓う>
「200勝? それはもう、関係ないです。意識しないよ」

<あくまで先発投手の仕事に集中して、
より長い回数、そして完投。語った決意は短く、簡潔>
「まあ、頑張ります」
中スポ

◇チェン・ウェイン
<中継ぎでの起用が続いているが、本人も仕事に意欲を>
「中継ぎだと、点を取られると
次にチャンスをもらえなくなるので、いつでも抑えないといけない」

<安定感がもうひとつなのは課題だが、
中継ぎの考え方ができるようになってきた>
「連投でも、調子が良くないときでも、
その中でどうやって相手バッターを抑えるかを
やっていかないといけないです」
中スポ

◇小林正人
<リリーフ陣で1人だけ休日を返上。
室内球技場の隣のグラウンドで中田、吉見、川井とともに
森コーチのノックを延々と受け、汗だくに>
「ああいうプレー(11日・二塁へ送球ミス)を
してしまうと自分が苦しくなる。
(送球の)ステップをしっかりできるようにしておかないといけない」
(東京中日)


◇岩瀬仁紀
<中スポ『プロフェッショナルのこだわり』より。
伝家の宝刀・スライダーについて>
「切る投げ方じゃないんです。
でも、どうやって投げ方を説明したらいいか
分からないんですよねえ。感覚的なものだから。
そのときの調子や場面とかで、球の握りや投げ方は変えますよ。
もちろん、それによって変化の仕方も違ってきます」

<登板のときの肩の仕上げ方は>
「少しでも(登板前の)球数は少なくしておくのがいいし、
でもそれで(登板して)良くないといけないし、
その辺は考えながらやっています。
球数が少なくても肩ができる、そういう体にはなっていますね。
2、3球で肩ができて(マウンドへ)行くこともある。
先発は次の登板までに間が空くから、
それに合わせて調整するけど、(リリーフは)そうはいかないから、
調整は考えて工夫しています」

<入団から9年連続50試合登板というタフネスぶりの源は
それは下半身をしっかり使って投げられることにあった>
「下半身は(投球の)土台になるものだから、
鍛えておかないといけない。
年間を通して、あれだけ投げられるのも、
下半身が(しっかりしていることが)大事だから。
ピッチングで大事なもの? 何だろう。体重のかけ方かな。
本当はもっと足を上げたいんです。
でもあれ以上上げるとフォームのバランスを崩しちゃう。
(高く上がっているように見えるが)それほどじゃない」
中スポ


◇森野将彦
<主力野手が体を休める中、休日返上トレを敢行。
打撃練習には参加せず、屋外の芝生の上を約30分間黙々と走る>
「気分転換です。体をほぐすことが目的。
ちょっと疲れてきているから体を動かしたかった。
ちょっと疲れはあるけど大丈夫です。それより寒い」

<慣れたはずの3番に昇格した9連戦で
29打数5安打の打率.172と失速し、前日には開幕と同じ7番に。
下半身強化は不振脱出への近道でもあった>
「打撃の状態? 悪いですね。
ずっと(調子が)いいわけじゃないからね。
センスがないんですよ」
中スポスポニチ名古屋名タイ

◇石嶺打撃コーチ
<打撃の調子が下降気味の森野だが、心配せずにジョークも交え>
「これまでいい状態がずっと続いていたから。
それでも3割近くは打ってる。
センスはあるけど生かしきれていないだけ。
あいつ(森野)ならまたすぐに調子が上がるよ」
スポニチ名古屋名タイ

◇前田章宏
<神宮球場に隣接する屋内練習場でフリー打撃を行う。
11日の今季初打席では遊撃の好守に阻まれ、プロ初安打はお預け>
「しょうがないです。次にチャンスがあったら、
ヒットを打てるように頑張りたい」
ニッカン

◇タイロン・ウッズ
<この日、自宅のある米国からシェリル夫人が来日。
今回は家の事情で1週間の滞在となるが、
悩める主砲の前に絶妙のタイミングで現れることに>
「次に来る時は(シーズン)最後までいるって言うから、しっかりやらなきゃ」
(東京中日)

◇井端弘和
<この日33歳の誕生日。都内の宿舎で終日静養に努める。
10試合連続安打と上昇モードに突入したウラには屈辱の一言が。
23打席連続無安打で迎えた4月26日のヤクルト戦。
8回の最終打席で中前打を放ち、二塁に進むと、
年下の田中浩康から浴びせられた言葉が、ハートに火をつけた>
「『20何打席ヒットが出ない気分って、どんな感じなんですか?』って。
プロに入って初めてっていうぐらい、あの時は悔しかった。
あの瞬間、絶対コイツを追い抜いてやるって思いましたもん。
今に見とけって感じですね」
デイリー


【ドラゴンズ・今週の日程】
13日(火) 対東京ヤクルト(18:20・明治神宮野球場)
14日(水) 対東京ヤクルト(18:20・明治神宮野球場)
15日(木) 対東京ヤクルト(18:20・明治神宮野球場)
16日(金) 対横浜(18:00・ナゴヤドーム)
17日(土) 対横浜(15:00・ナゴヤドーム)
18日(日) 対横浜(14:00・ナゴヤドーム)


吉見が、中田が打ち込まれ東京ドームで巨人に連敗
イヤな負け方で9連戦を終えることとなりましたが、
チームにとってはここが踏ん張りどころですし、
まずは切り替えて、きょうからの6連戦に臨んでほしいなと。
その6試合、まずは神宮でヤクルトアトムズと、
そして週末は、ナゴヤドームで横浜と相対しますが、
初戦戦う上で気になってくるのが、お天気
>ちなみに神宮球場の天気は、こちら
台風2号の影響で、雨がパラパラと降っていますが、
おそらくゲームは行われそう。
ただ冷たい強風気温がやや心配。
雨で中断となった前回対戦のときよりも、
肌寒いスタジアムとなってきそうです。

ところで3連戦の先発投手ですが、
初戦朝倉、2戦目・山本昌は、ほぼ確定。
ただ第3戦、中6日なら川上となってきますが、
中スポ予想では、小笠原の名前が挙がっていました。
この日は先発投手陣と、ピックアップ野手陣が、
神宮の室内球技場及び隣接のグラウンドで練習を行いましたが、
先発が予想される朝倉、山本昌ともに、
決意については短く、簡潔
ツバメキラーながらここ3年、なぜか神宮では勝っていない朝倉
前回の登板で復活を果たし194勝目を挙げた山本昌
ともに調子は上昇気配。久々の神宮勝利で鬼門突破
またカウントダウン継続の195勝目が見どころとなってきそう。

ただそれ以上に本人たちが目指すところは、
あくまでもチームが勝つこと
開幕から踏ん張ってきていた投手陣が
ここに来て、やや疲れが目立ってきているだけに
ぜひとも上り調子であるこの2人の好投が必須。
できるだけ自分の投球で、長いイニングを放ってもらい、
こだわりの守護神・岩瀬へのリレーを。
そして連敗を良い形で止め、チームに弾みをつけてほしいところです。


また打線としては、9連戦での3番、4番でしょうか。
ノリべんコンビが破竹の活躍を魅せていただけに
精彩を欠いた2人の主軸がより際だった感がありました。
この日、森野は主力野手でただ1人、休日返上
練習が始まると、屋外の芝生の上をひたすら黙々と
ランニングをしていたようですが、その姿勢はヨシですね。
やはり主軸として働いてほしい選手だけに、
できるだけ不振の期間短く、そして早い復調が臨まれます。
東京ヤクルト戦は、7番のままなのか、
3番に再び戻されるのかはわかりませんが、
決意を込めた背番号31の奮起に、期待したいです。


◇ドアラ
<クラブ風の『DJドアラ』としてCDデビューが決定。
この日は、愛知県甚目寺町のスタジオでジャケット撮影>
「さて、このたび『DJドアラ』としてCDをリリースすることになりました。
落合監督の『オレ流クラシック』次ぐメジャーデビューです。
すごいでしょ。踊りが変なボクだからオファーがあったって? 
プンプン。まっいいか(落ち込んでます)。
CDづくりにはホントに企画の段階から意見を出してるんですよ。
最初は子どもっぽいアレンジだったから、
大人も楽しめるようにと注文もつけちゃいました。
こだわりは『おおきなくりのきのしたで』。
ナゴヤドームでは3回に、大人も子どもも踊れるように
『YMCA』をかけてるんです。
そういうのが日本の曲でもできないかなあ、と
ずっと考えてたんですよ。よし、ついでにやっちゃえって。
現在、アレンジが進んでるところなんですが、
みんなノリノリで体を動かせてもらえればうれしいなあ。
スベルと痛いから、みなさん、応援してくださいね。
発表会は本物のクラブでやってほしいけど、
これは身の程知らずですか?」
公式ブログ、中スポ『ドアラのつぶやき』より抜粋、MSN産経

◆南プロデューサー(キングレコード)
<05年『オレ流クラシック』、06年『昇竜魂』に続く
ドラゴンズ企画第3弾。撮影にも立ち会い>
「マスコットがCDを出すのはおそらく初めて。
(実際は阪神・トラッキー、千葉ロッテ・COOLがデビュー済み)
踊りが変なドアラがダンスミュージックをやったら
面白いかなと思ったのがきっかけです。
きょうの撮影ではドアラの底知れぬ才能を
目の当たりにしました。ヒットの予感大です」
中スポ


今朝の中スポ1面は、昌さんでしたが、
東京中日は、何とこちらの話題がデカデカでしたね。
なんとドアラ先生が通算2度目?の1面トップを果たしました。
今月26日に初の公式写真集
『ドアラ☆チック』が発売となるドアラですが、
公式ブログによると、翌27日になんと名古屋能楽堂・能舞台
『ドアラ☆ショウ ~ドアラ夢舞台~』なる
発売記念イベントが行われるとのこと。
さらにこれはステップアップと言っていいのか、
7月にはなんとCDメジャーデビューと合いなりました!

中スポによると、CDデビューする「DJドアラ」
そのタイトルは『ドアラのテーマ』
5曲入りミニアルバムとして、
7月23日にキングレコードから発売予定。(1400円)
アレンジを変えた4つの「ドアラのテーマ」に、
ボーナストラックとして「おおきなくりのきのしたで」。
先生自らイメージづくりの段階から参画し、
特に「おおきなくりのきのしたで」はたっての希望での採用。
踊れるノリのアレンジになるそうです。


今度はCD♪「DJドアラ」ということですから、
おそらく本人は
唄っていないようですが、
未だ人気とどまるところ知らず、
という感じですね。
どうせならDVDを付けて発売すれば、
もっと売れそうな気もしますが、
まあDVD企画は
別のところで進行しているような感じも。

交流戦でもブレイクのきっかけとなった西武ドームを始め、
Kスタ宮城、札幌ドーム、千葉マリン、ヤフードームと、
パ・リーグ本拠地行脚を行うというドアラ
今月に入って、4キロもやせたらしいですが、
あまり働きすぎない程度に、ガンバッテもらいたいです!

2008年5月12日 (月)

26歳誕生日中田またも乱調、9連戦を5割で終了。

1勝1敗で迎えた東京ドームでの巨人との第3戦。
26歳のバースデー登板となった中田がまたも乱調
初回、自らのミスも絡み先制を許すと、
井端の適時打など味方に勝ち越してもらいながらも、
リードを守れず同点に追い付かれてしまうありさま。
その後も巨人の若手に連打を浴びるなど6回途中6失点KO
一方打線も中盤以降抑え込まれ、巨人に連敗。
今季初の9連戦は4勝4敗1分けで終えることとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 9回戦
(11日・東京ドーム | 中日5勝4敗)
39632人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 ×
[敗] 中田(7試合4勝3敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
中田、小林、金剛、長峰 - 谷繁、前田

【ゲームレビュー】
今季4度目の連敗
巨人戦は3カード目で初めて負け越した

中田が踏ん張れなかった。
5回、隠善の安打をきっかけに、2死二塁から亀井に右へ同点二塁打。
6回は先頭・小笠原に勝ち越しソロを許した。
さらに四球から崩れて隠善、脇谷に連続適時打を浴びた。
打線は3回、暴投で同点とし、井端の中前2点打で勝ち越したが、
その後が続かなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


前回登板の阪神戦では、まさかの3イニング9失点。
その雪辱も含め、6連勝中の巨人戦に臨んだ中田でしたが…。
あまり気分は乗らぬも、通常通りにイニング経過を振り返ると↓

1回ウラ、先頭亀井を外へのカーブで投ゴロ。
しかし打球を中田が捕れず、足下を抜けショート内野安打。
さらに続く坂本の初球、中田が一塁へけん制するも
走者の亀井に当たる悪送球
ファウルグラウンドを転々とする間に、亀井は三塁へ。
自らのミスでピンチを広げてしまうと、
坂本にはフルカウントからの7球目、
真ん中高目に浮いたスライダーを
センターへ持って行かれての犠牲フライ。(0-1)
リズムに乗る前にひとり相撲で先制を許す。

巨人先発は、中5日でグライシンガー
2回、ウッズがショート内野安打で出ると、
和田がストレートを打ち上げ、センターフライ。
さらに中村紀洋の三遊間へのゴロを坂本が飛びつき好捕。
6-4-3のダブルプレーとなり、チャンスを広げられず。

3回、先頭この日7番に下がった森野
二塁横抜くヒットで出ると、谷繁四球で一、二塁。
さらに中田が送って、1死二、三塁とすると、
グライシンガーの制球に乱れが生じ、
荒木の3球目、ストレートがなんと大きくすっぽ抜け!
ワイルドピッチとなり、三塁走者の森野が生還。(1-1)
思いも寄らぬカタチで同点に追い付く。
なおも荒木が四球を選び、一、三塁とすると、
続く井端の2球目に荒木がスチール成功。
再び二、三塁として迎えたカウント1-2からの4球目、
外角低目のチェンジアップをうまく拾うと、
打球はセンター前に落ちる2点タイムリーヒット!(3-1)
グライシンガーの一瞬の乱れを突いて、ゲームをひっくり返す。

3回ウラ、2点のリードをもらった中田
先頭脇谷を高目のストレートで空振り三振。
続くグライシンガーも外へのストレートで見送り三振。
さらに亀井を低目のストレートで詰まらせ三塁ファウルフライ
ストレートが走り出し、落ち着きを取り戻したかに見えたが。

4回ウラ、2死からラミレスに、
カウント1-0からの2球目、外へ抜けたフォークを叩かれ、
ライトスタンドへ持って行かれるホームラン。(3-2)
続く阿部にも内へのスライダーをライト線へのツーベース。
変化球にキレのない中田、やはり調子はよくなさそう。

5回ウラ、先頭この日プロ初スタメン、
育成選手上がりの隠善智也にライト前に運ばれるも
脇谷一邪飛、グライシンガースリーバント失敗で2アウト。
しかし亀井の2球目、隠善にスチール成功を許すと、
4球目、内角高目のストレートを引っ張られ、
ライトフェンス直撃のタイムリーツーベース。(3-3)
若手にかき回された中田同点に追い付かれる。

6回、先頭3番昇格のイ・ビョンギュ
内へのチェンジアップに全く合わず、空振り三振に倒れると、
ウッズもチェンジアップにボテボテの遊ゴロ。
さらに和田も外角低目のカーブに三球三振。
尻上がりに調子を上げるグライシンガーの前に
クリーンアップも何も出来ずに三者凡退。


6回ウラ、先頭は、ここまで無安打の小笠原
しかしカウント0-1からの2球目、
真ん中低目のカーブをすくい上げられると、
高々と上がった打球はそのまま右中間スタンドへ。(3-4)
ついに巨人に勝ち越しを許してしまうと、
落合監督がマウンドへ行き、中田へ長々とアドバイス。
逆転を許したところで降板という手もあったが、
9連戦の最後だけに中継ぎ陣も疲労困憊。
中田に下駄を預けたベンチはそのまま続投を指示。
しかし動揺もあるのか、腕を振り出した中田の制球は荒れまくり
続くラミレスの初球、外へのスライダーが大きくワンバウンドすると、
2球目のストレートも外にはずれ、谷繁も捕れず。
結局すっぽぬけの四球を出すと、
続く阿部をフォークで空振り三振にとったものの
それがワイルドピッチとなってしまい、ラミレスは二塁へ。
もはや制御不能気味になってきた中田
続くゴンザレスに詰まりながらもセンターに落とされ、
1死一、三塁としてしまうと、続く隠善に5球目、
内角高目のスライダーを基本のピッチャー返し。
中田が捕れず、センターへ抜けていくタイムリー。(3-5)
さらに続く脇谷にも外角高目のストレートを叩かれ、
三遊間を抜けていく連続タイムリー。(3-6)
巨人の若手に甘くなった棒球を次々打ち込まれる中田
結局この日は、5イニング2/3、115球を投げ、
9安打8奪三振1四球で6失点(自責5)。
2戦連続で期待に背く投球で、ゲームをぶち壊し、
26歳のバースデー登板は、残念な結果に終わった。

7回ウラ、続投となった2番手・小林
1死一塁から阿部の投ゴロを掴み、併殺狙いで二塁へ送るも
そのボールが逸れてしまい、井端が掴めずエラー
ミスを犯したまま、マウンドを3番手・金剛に譲ると、
その金剛火に油を注がれてしまう始末。
ゴンザレスに外角高目のスライダーを
センターに弾き返されタイムリーを許すと、(3-7)
続く隠善にも高目のチェンジアップをライト線へ
運ばれてしまう痛恨の2点タイムリーツーベース。(3-9)
続く脇谷はレフトフライで2アウトとするも、
グライシンガーの代打・清水にフォークがワンバウンドして四球。
2死一、二塁とピンチを広げると、落合監督がマウンドへ。
バッテリーをまるごと代えて、長峰-前田に。
諦めモードとなったドラゴンズ、ここで勝負は決してしまい、
1勝2敗で今季巨人戦初のカード負け越しとなった。


やってしまった26歳。3回に相手投手の
制球の乱れを突いて、
勝ち越したところまでは
よかったのですが、
初の誕生日登板となった
中田が最後まで
リズムに乗ることができず、
2試合連続の乱調
トラに続いて、巨人に対しても連勝がストップ。
相変わらずボールに本来のキレがなく、
甘くなったところを、巨人の若手に次々と打ち込まれてしまう始末。
もっと暴れろ落合監督から言われても、
暴れるというか、単に乱れているだけ。
気持ちのこもっていない投球に、今後への不安も感じました。

中田本人もかなり悩んでいる様子ですし、
この状態がしばらくは続いて行きそうな気がしますね。
できれば少し登板間隔を空けてあげたらとも思いますが、
ローテーションの軸の1人でもありますし、
それが許されない立場でもあるのも、確か。
次回はそんな心配を振り払える投球を見せられるのか。
問題点をできるだけ修正し、締まった投球を期待します。

またここまで15試合連続無失点を続けていた小林
自らの悪送球も絡んだこともあり、ついに2失点(自責1)。
防御率も0.00から0.84となりました。
前夜も不安定でしたが、連戦の疲れもかなりあるでしょうね。
このところワンポイントというよりも
またぎなど長いイニングでの起用も目立つ背番号69
ただそれだけベンチに期待をされている現状、
1日休みとなりますし、切り替えてリベンジしてほしいです。


勝ち越しを見込んでいた巨人戦まさかの連敗
首位・阪神とのゲーム差も2.5ゲームとなり
再び背中が遠くなってしまった感が。
また3日から続いたゴールデンウィークの9連戦は、
4勝4敗1分けの勝率5割で終えることとなりました。
一方的にやられた感の阪神戦
打線が奮起し、左右の軸が復活を果たした広島戦
その流れで初戦を制したものの、先発に若干陰りの巨人戦
最後に連敗したことで、あまりムードも良くなく、
できればナゴヤに帰って出直しとなってくれればベターでしたが、
東京滞在は続き、火曜日から神宮でのヤクルトアトムズ戦
交流戦前の最後の2カードとなってきますが、
まずは1日休んで、できるだけリフレッシュ
「明るい兆しが見えない」というムードを変えるべく
週明け、再び反撃開始といってもらいたいです。


★プレーヤーズ・ボイス(11日)

●中田賢一
<5イニング2/3を投げて、9安打6失点でKO。
プロ4年目で初めての誕生日登板で今季3敗目を喫す>
「何もありません。
自分のミス。制球というより浮いた球が多かった。
球威はあった? そうですね。
ただコントロールとか、球威とか、
それだけの問題とは一概にはいえないです」

<4回以降の失点については制球ミスを悔やむ>
「前回のことを引っ張ってもいけないし、考えずに投げました。
打たれたのは全部高かったです。
低めに集めようと思ったのですが、ボールがいかなかった。
(4回の)ラミレスにはワンバウンドのつもりが…」

<6回無死から小笠原に勝ち越しソロを打たれた直後、
マウンド上で落合監督から話を受けたが>
「今後につなげなければならないことを言われました」

<この日は自身26回目の誕生日、そして母の日。
白星を自分に母・涼子さんにプレゼントするはずだったが、
その夢は残念ながらかなわなかった>
「(母に)今年はまだ何をプレゼントするか決めてないんです」

<今は試練のときだが、自分に言い聞かせるように>
「意思と違うところにいったボールもあった。
今の気持ちを長々と引っ張ってもしょうがない…。
切り替えをうまくやりたい」
中スポ12共同通信社時事通信毎日jp
スポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー

●谷繁元信
<6回途中KOの中田について>
「自分のイメージする球が投げられてないんじゃないかな。
あとは自分で何とかしなくちゃ…」

<試合後、帰りのバスまで歩くと、強気な姿勢を崩すことはなく>
「(巨人は)今日で打ち崩したと思ったら大間違いだから」
スポニチ名古屋名タイ

●森バッテリーチーフコーチ
<投球以外の基本的なことができなかった中田を指摘>
「基本的なことができないからだ。
本塁打? そういうことじゃない。
打たれることはおれの知ったことではない。
ただゴロをとるとか、暴投しないとか、やれることをしっかりやれ。
ピッチャーゴロを捕れない、悪送球はする。
練習してることをやれなきゃ。ダメだな」
スポニチ名古屋ニッカン名タイ

●小林正人
<2番手で登板した6回のピンチは切り抜けたが、
7回に阿部の投ゴロを二塁へ悪送球。痛いプレーで
ピンチを広げ降板。後を託した金剛が打たれ、
チーム最多となる16試合目で今季初失点>
「(二塁への送球は)投げ急いだ。
しっかりやっておけばゲッツーだったのに…」
(東京中日)

●井端弘和
<3回1死二、三塁から中前へ運ぶ2点タイムリー>
「打ったのは、チェンジアップ。
荒木が(二塁へ)走ってくれたので、
余計なことを考えずに気楽に打てました」

<5月に入ってからの全10試合、連続安打を継続中。
打率.297と3割も目前。完全に好調の波に乗ってきた>
「オレが走れていない(今季まだ1盗塁)から、まだまだです」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

●タイロン・ウッズ
<グライシンガーからチーム唯一のマルチ安打。
しぶとくチャンスメークも相手の好投を認めるしかなく>
「オレ自身は彼(グライシンガー)との勝負に勝ったが、
きょうの彼の投球はよかったと思う。
速球と思ったらチェンジアップ、
逆にチェンジアップと思ったら速球、
といった具合でバランスをうまく崩された」
(東京中日)

●荒木雅博
<3回1死一、三塁から、今季8個目の盗塁を決める>
「完ぺきでした」

<攻撃全体ではグライシンガーを序盤で攻略できなかったことを反省>
「最初は悪かった。悪いうちにしっかり点を取っておかないといけなかった」
(東京中日)

●森野将彦
<最近3試合で1安打と低迷し、7番に降格。
試合前には落合監督に直接指導を受け、
3回の初打席で反撃の口火を切る中前打こそ放ったが>
「まだまだ。自分の打撃をしっかりしなければ」
中スポ

●長峰昌司
<今月5日に1軍に昇格。川上、朝倉らに同行した
サイパンでの自主トレでの収穫は大きかった>
「今年、サイパンに行って、本当によかったと思っています。
ケンシン(川上)さんにいろいろ教わったことで勉強になりましたからね。
結果的に恩返し? そうですね。
(参加したのは)今年が勝負の年だと思っていたんで。
フォーム的なことも教えてもらいました。
ボクの場合、投げるときにグラブを上げるクセがあって、
バランスが崩れる。そういうところを指摘してもらいました」
(中スポ)

◆川上憲伸
<朝倉、小笠原、長峰に前田と、自らを含めた
サイパン自主トレ組が1軍に揃って顔をそろえたことに>
「サイパン組が5人? 
まあ、みんな働く年齢というのもありますからね。
長峰? ボクは何もしていませんよ」
(中スポ)

◆吉見一起
<登板翌日のクールダウンで外野フェンスを黙々とランニング。
上体が前に突っ込んでボールが浮いたことを反省点に挙げて>
「次はしっかりと修正して、頑張りたいです」
ニッカン


●落合監督
<今季初の巨人戦カード負け越しとなった大敗に>
「9連戦で4勝4敗1分なら御の字だろう。
きょうは中田次第だった。
中田から(抑えの)岩瀬につなぐしかなかった。
だから中田がつかまればこういう試合になる。
(チームに)明るい兆しが見えないな」

<中田が2試合連続で炎上したが>
「4つ勝っている投手だぞ」

<6回無死、小笠原に勝ち越しソロを打たれた直後、
マウンドで中田に向かって諭すように話していたが>
「鉄は熱いうちに打て? いや、何にもしていないよ」

<きょうのボールは暴れていたか?>
「まだ暴れていない。でもそのうち暴れ出すだろうよ。
もうちょっと待とうよ。中田はローテーション投手。自分で解決するよ」
中スポ共同通信社時事通信毎日jp
スポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


若竜トピックス(11日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
阪神-中日 6回戦
(11日・阪神鳴尾浜球場)
  000 200 003 = 5
  300 001 032x = 6
[敗] 赤坂(5試合1敗1S)
[D本] 新井4号 中村公治2号
[D投] 佐藤充、菊地、浅尾、赤坂
公式サイト

【ゲームレビュー】
先発・佐藤充は立ち上がり2死から四球を挟み、
3安打を集中されてしまい3点を失う。
4回、新井、中村公治連続本塁打で2点を奪い、2-3と1点差。
さらに5回も2死満塁のチャンスを作ったが、あと一本が出ず無失点。
2回以降、走者を背負いながら粘りの投球をしてきた佐藤充
6回ウラ、1死二塁から高橋光信に適時打を浴び、点差を広げられる。
9回、代打西川右中間二塁打、代打柳田死球で
1死一、二塁から堂上剛裕が左翼線へ適時二塁打を放つと、
2死一、三塁から中村公治左中間適時打で、5-4と勝ち越し。
しかし9回ウラ、4番手・赤坂が先頭・秀太に右前打を許すと
1死後、庄田隆弘に中越えの2点本塁打を打たれ、5-6でサヨナラ負け
公式サイトより)

●浅尾拓也
<ウエスタン・阪神戦で3番手として今季初登板。
1イニング2/3を投げて、無安打1奪三振1四球無失点。
試合前に『150キロぐらいでますよ』と話していたが、
緊張したのか、MAX139キロとスピード不足に渋い表情>
「140キロにも満たない速さにびっくりしました」

<昨年よりテークバックが小さくなったため、
上半身と下半身がバラバラ。本人も課題を理解して>
「テークバックがうまくいかなかった」
中スポ

●高橋2軍投手コーチ
<復帰登板を果たした浅尾の課題について>
「スピードだね。上と下のタイミングが合わないと…」
中スポ


前日は雨天中止となった鳴尾浜でのウエスタン・阪神戦
先発・佐藤充が立ち上がりにリズムに乗れず、
四球に連打で3失点と捕まったものの、
2点ビハインドの9回に堂上剛裕、中村公治の適時打で勝ち越し。
しかし最終回、前のゲームでプロ初セーブを挙げた赤坂
庄田隆弘に逆転2ランを浴び、サヨナラ負けとなりました。
しかし打線、特に3番・堂上剛裕、4番・新井、
5番・中村公治
のクリーンアップが好調
「活発になってきたよ(^-^)/」古久保コーチもちょっと安心。

ところでベーブルース杯最終日に実戦復帰を果たした
浅尾がこの日、3番手でウエスタン初登板
1イニング2/3を無安打無失点に抑えたものの、
持ち前のストレートの球速が上がらず、なんとMAX139キロ
復帰登板では150キロも出していただけに、
かなりのダウンに浅尾本人ガッカリだったようですが、
課題は上半身と下半身がバラバラのフォームにあるもよう。
肩に負担がかからないという新フォーム
まだまだ確立には時間がかかりそうです。

2008年5月11日 (日)

デラロサ弾など粘り及ばず、惜敗竜連勝ストップ。

ノリべんコンビの活躍などで逆転勝ちして、
首位・阪神に1ゲーム差と迫ったドラゴンズ
迎えた東京ドームでの巨人との第2戦。
今季初のサタデー登板となった吉見が打たれ、
序盤に4点のビハインドを背負ったものの、
ウッズの2ラン、デラロサ来日初本塁打などで同点に。
しかしもう一押しが出来ず、ひっくり返すまでには至らず。
8回、6番手・チェンが勝ち越し打を許し、
粘り及ばず、連勝は3でストップしてしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 8回戦
(10日・東京ドーム | 中日5勝3敗)
43894人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 ×
[敗] チェン(12試合2勝2敗)
[D本] ウッズ6号2ラン デラロサ1号
[Dバッテリー]
吉見、長峰、金剛、小林、平井、チェン - 谷繁

【ゲームレビュー】
継投失敗、連勝は3で止まった
8回にチェンが打たれた。
亀井の四球から犠打と進塁打で2死三塁とされ、
ラミレスの左前適時打で勝ち越しを許した。
先発・吉見が四球で崩れて4失点。
6回にウッズの2ランで追い上げ、
8回にデラロサの来日初本塁打で追い上げたが、
ひっくり返すことはできなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

首位・阪神が雨天中止ということで
さらに差を詰めるチャンスではありましたが…。
ゲームをイニング経過で振り返ると↓

巨人先発は、中5日で野間口
1回、荒木内へのストレートをセンターフライ。
井端ストレートに詰まってレフトフライ。
森野内角高目のつり球に二塁フライ。
立ち上がりから飛ばし気味野間口の前に三者凡退。

ドラゴンズ先発は、今季4勝負けなし、防御率1.10の吉見
中5日で今季初の土曜日の登板となったが、
立ち上がり、先頭亀井を外へのストレートで二塁ゴロ。
しかし続く坂本に、カウント1-0からの2球目、
内へのストレートを腕をたたんで、うまく振り抜かれると
打球は左中間スタンドへ飛び込むホームラン。(0-1)
巨人戦公式戦初登板となった吉見、いきなり先制弾を浴びる。

2回ウラ、下位打線に捕まる吉見
1死からゴンザレスに四球を与えると、
続くにはセンター前に落とされ、一、二塁。
迎えるは、8番・脇谷
カウント1-0からの2球目、フォークが落ちずに
真ん中高目に入ったところを叩かれ、
左中間を大きく割るタイムリーツーベース。(0-2)
いつもの安定感が見られず、四球から失点。

3回ウラ、坂本、小笠原を連続三振。
ようやく落ち着いたかにみえた吉見
しかしラミレスに初球、外のスライダーを叩かれ、
一、二塁間を抜かれると、続く阿部の4球目、
パームボールがワンバウンドし、ワイルドピッチ。
何とかフルカウントから遊ゴロに取り、
ピンチを凌ぐも、苦しい投球が続く。

4回ウラ、また2死からピンチの吉見
脇谷に対し、フルカウントから四球。
さらに野間口の高いバウンドの投ゴロを弾いてしまい、内野安打
一、二塁となり、トップに戻って亀井
しかしカウント0-1からの2球目、再びフォークが落ちずに真ん中高目。
逃さずに叩かれると、打球は右中間を突破。
脇谷に続き、投手の野間口までも全力疾走で生還。
よもやの2点タイムリースリーベース。(0-4)
全体的にボールが高目に上ずる制球難。
さらにフォークが落ちないなど本来の投球が出来ずじまい。
結局この日は、4イニング71球を投げ、
7安打4奪三振2四球で4失点で降板の吉見
サンデーでないことも影響したか、防御率も1.80と跳ね上がった。


5回、ここまでわずか1安打に抑え込まれていた
野間口をようやく攻め込むドラゴンズ打線
先頭和田が詰まりながらもショート後方へ落とすと、
中村紀洋も続き、ストレートをセンター前へ。
さらにイ・ビョンギュも外へのフォークを叩き、
一、二塁間を抜くヒットで、無死満塁とチャンスメイク。
ここで迎えるは、満塁男・谷繁
カウント2-1からの4球目、内へのスライダーを
右に持って行くと、やや浅めのライトフライ。
それでも和田が何とか三塁から生還して、
最低限の犠牲フライで、ようやく1点。(1-4)
なおも1死一、三塁となり、吉見に代打。
登場するは前夜に続き早い出番立浪
ところがカウント1-2からの4球目、
外より149キロのストレートを引っ張るも、二塁正面のゴロ。
4-6-3と渡ってしまう最悪のダブルプレー
一瞬にして、追撃のチャンスが消える。

5回ウラ、ドラゴンズ2番手は、長峰
先頭の小笠原を外へのストレートで見逃し三振に取るも、
ラミレスに低目をすくい上げられ、左中間へのツーベース。
さらに阿部の二ゴロ進塁打とゴンザレスの四球で一、三塁とピンチ。
それでもを内へのストレートで二塁フライ。何とか凌ぐ

6回、続投ながらバテが顕著野間口
そこを攻め込み、1死から井端が四球を選ぶと、
森野の遊ゴロ進塁打で、二塁へ。
迎えるは、今イチ調子が上がってこないウッズ
初球、内へのストレートを打ち損じてファウル。
ややもったいないなと感じたものの、
カウント1-1からの3球目、抜けたフォークが何と真ん中高目に。
これを逃さず、しっかり反応すると、
打球は伸びて、レフトスタンド上段へ!
ここまで眠っていた主砲に、7試合ぶりの一発
自身今季東京ドーム第1号となる2ランホームラン!(3-4)
1点差に迫り、ゲームの行方がわからなくなる。

6回ウラ、続投の長峰が先頭脇谷に一、二塁間を抜かれると、
続く野間口の代打・村田善則に送られ二塁へ。
さらに亀井の尻に死球をぶつけてしまい、一、二塁。
ここでドラゴンズベンチ金剛にスイッチ。
これが功を奏し、坂本を一塁ファウルフライに打ち取ると、
さらに小笠原には、キラー・小林を投入。
外へのシュートで空振り三振にとり、1点差のまま。

しかし7回ウラ、続投となった小林
1死から阿部に初球をレフト前に運ばれると、
ゴンザレスにも右中間に持って行かれ、一、三塁とピンチ。
何とかを浅いセンターフライに打ち取るも、
脇谷にスライダーが外れてしまい、四球。
2死満塁となって、西村健太朗の代打には、木村拓也
左右どちらも対応できるスイッチヒッターに対し、
ドラゴンズベンチは、右の平井を投入。
これに応えた平井、最後は真ん中高目のストレート。
つり球を振らせての3球三振。ここぞの貫禄を魅せる。


8回、巨人3番手は左の山口鉄也
この回先頭は、平井に代わる代打のデラロサ
左投手ということで指名を受けた背番号57だったが、
ここで思いも寄らぬ当たりが!
初球ボールの後の2球目、ストライクを取りに来た
ど真ん中のストレートをジャストミートすると、
打った瞬間という打球は、レフトスタンド一直線!
まさにアンビリバボーの来日初本塁打で、ついに同点。(4-4)
ゲームの流れを一気にドラゴンズへと傾ける。
ここまで来たら、狙うは一気に勝ち越し。
動揺する山口を攻め、荒木がフルカウントから四球を選ぶと、
井端の犠打と森野の二ゴロ進塁打で、三塁へ。
ここで迎えるは、前の打席本塁打のウッズ
通常の主砲なら、ここで大きな当たりがでる場面。
しかしカウント1-2からの4球目、
真ん中高目のスライダーを叩くとショート深いゴロ。
何とか内野安打をと願うも、坂本が大遠投しスリーアウト。
あと一押しが出来ず、惜しくも同点止まり。

8回ウラ、ドラゴンズ6番手は、チェン
しかしいきなり先頭亀井四球を与えてしまうと、
続く坂本の犠打と、小笠原のボテボテの二ゴロで三塁へ。
表の攻撃と同じ状況で迎えるは、この日2安打1併殺のラミレス
不調の阿部との勝負という線もあったが、バッテリーは勝負を選択。
力勝負にいったという初球は、内角低目へストレート。
しかしこれを狙っていたというラミレスに叩かれると、
打球は三遊間を抜けていくタイムリー。(5-4)
4番の打撃に明暗が分かれ、勝ち越しを許す。

9回、巨人はクローザーのクルーンを投入。
先頭の和田が150キロオーバーの攻めの末、
フォークに空振り三振に取られると、
中村紀洋は外角攻めの末、同じくフォークにバットが回り2アウト。
万事休すと思いきや、ここで意外性の粘り
イ・ビョンギュが内へのフォークに合わせ、ライト前に運ぶと、
谷繁も初球外へのスライダーをセンター前に落とし、
一、三塁と同点のチャンス。
ここで登場するは、チェンの代打・井上
前夜にラッキーな今季初安打を放った井上
再びのラッキーに期待するも、カウント2-1と追い込まれると、
最後は内へのフォークに空振り三振で、ゲームセット
終盤の粘り及ばず、接戦を落としたドラゴンズ
連勝は3で止まり、ゲーム差は再び1.5ゲームに。
それでも試合後の落合監督はさばさば。
「こうやってねちっこくやっていけば」前向きに評価した。


ついに出た〔*´で`〕弾!サタデー登板となった吉見
本来のチカラを出し切れずに、
4イニングで降板。
4点のビハインドのうえ、
5回の無死満塁のチャンスで
1点止まりに終わったときは、
正直負けも覚悟しましたが、
好調打線が一発攻勢
追い付いたときは
すごくうれしかったですね。
6回のウッズの今季東京ドーム初アーチでヨシと感じ、
長峰、金剛、小林、平井と中継ぎ陣が踏ん張ったうえ、
8回に飛び出した代打・デラロサミラクルな同点弾
オープン戦でも東京ドームで一発を放ったデラロサ
ウッズ軍団の一員だけに、やはりこの球場がスキなのかなと。
これで俄然、ムードは俄然ヒートアップ
一気に攻め込んでほしいと期待しましたが、そこまででした。
ただ再び1点ビハインドとなった9回、
2死からクルーンの変化球を叩き、バタバタさせたことは評価できますし、
そのまま単に負けるよりは、よっぽど収穫あり
打線も決して沈んでいませんし、明日への希望も見えました。

まあ投手陣においては、巨人戦初登板の吉見
低目への制球が持ち味なのに、この日は高目に浮いて不安定
おまけにフォークがほとんど落ちなかったのも痛かった。
さらに主軸は抑えているにも関わらず、
打たれたのが、坂本、脇谷、野間口、亀井といった脇役ばかり。
その辺の集中力も欠けていたのかなと感じましたが、
まあ負けも付かなかったですし、修正して今後に繋げてくれれば。
ただ今回は、今季初の中5日
それが影響があったのかどうかはわかりませんが、
今後はできればサンデーに戻してほしいなと。


首位へ0.5ゲーム差と詰め寄れるチャンスでしたが、
惜しくも流れてしまい、残念
しかしチーム状態は、それほどの悪さは感じられませんでした。
1勝1敗で迎える第3戦、おそらく先発は中田でしょう。
前回登板ではなんと屈辱的な連打を喰らっての初回7失点
中5日の調整期間でどれだけ修正できたかに注目ですが、
奇しくも5月11日は、中田自身26歳のバースデー
9連戦のラスト、みんなで祝えるようなうれしい好投を期待します!


★プレーヤーズ・ボイス(10日)

●チェン・ウェイン
<8回に登板。決勝点を奪われ2敗目。
連投の影響を問われても、言い訳はせず>
「先頭打者(亀井)への四球がいけなかった。
今日の一番の問題だった」

<5月に入って9試合中6度目の登板となったが>
「連投の疲れ? 続いていてもしっかり抑えていかないといけない」

<前日は自己最速を3キロ上回る151キロを記録。
試合前、今後の目標に向けてMAX153キロの実現を誓う>
「(9日は)中1日空いていたから、
調子が良かったのかも。うれしいです。
中田さんと同じぐらいのスピードを出したいです」
(東京中日、共同通信社時事通信スポニチ名古屋ニッカン

●谷繁元信
<決勝打を喫したチェンをかばう>
「ラミレスのところは勝負にいったんだから仕方ない。
あそこは打たれるか、抑えるかの力の勝負。
(ラミレスが振ってくると読んだ上で)1球勝負にいきました。
打たれた以上、いいボールだったとは
いえないんでしょうが、力で負けたということ。
でも、それよりも先頭の四球でしょう。
チェンがいつも一番苦しむところなんで」

<打撃では5回無死満塁、右翼へ犠牲フライ>
「最低限のことはできました」
(中スポ、スポニチ名古屋ニッカン

●吉見一起
<の4イニング7安打4失点でKO。
今季初めて責任投球回の5イニングも持たずにマウンドを降りる>
「チームの連勝に乗っていけず、くやしい気持ちでいっぱいです。
下位打線にあれだけてこずると大量失点につながるので、
下位打線をしっかり抑えなくてはいけないです…」

<いつもと違い、持ち味の低めに集める投球ができず>
「投げ急いで突っ込んでいってしまった。
体が突っ込んで行くのが早いので、
ボールが全部(狙いより)上にいった。
全体的に甘くなってしまった。
(東京ドームの)マウンドのことは関係ないです。
自分の悪いときの傾向として
突っ込むことがあるので、次までに修正したい」

<背負っていた黒星は8回にナインが消したが、雪辱を誓う>
「やられた分はキッチリやり返すように、しっかり調整していきたい」
中スポ時事通信スポニチ名古屋

●トマス・デラロサ
<8回、平井の代打で登場。
左翼席中段へ来日1号となる見事な同点弾を放つ>
「打った瞬間いったと思った。
完ぺきなバッティングができたよ。
塁に出よう、強く振ろうと思っていただけで、
ホームランは狙っていなかったけど、打つことができてうれしい」

<メジャー49試合出場の経験を持つが、謙虚な姿勢を貫いてきた。
練習ではウッズや立浪など周囲のアドバイスに真剣に耳を傾ける>
「日本でプレーすれば自分のレベルが上がると聞いた。
日本で経験のある選手の意見を聞くことは当たり前。
私は日本でルーキーだからだ」

<この日もコーチ陣のアドバイスに頭に入れて打席に立った>
「一番速い球に合わせて、
ストレートに振り遅れないようにとコーチからアドバイスされた。
やってきたことの成果が出た。よかった」

<遠征先では午前中にウエートトレに励む
ウッズに同行して、肉体を強化。
自分の流儀に固執せずに、日本に柔軟に対応している>
「ウッズが鍛えているのに、私に必要ないはずがない」

<開幕に合わせ、ドミニカから夫人と息子を呼んだ。
息子のマルコくんは同じ遊撃手、この日は名古屋の自宅でTV観戦>
「これで家族も喜んでくれると思う。
(息子も)ホームランを喜んでくれてると思う。
(私と)同じようになってくれれば」

<まじめに日本の野球に取り組む姿勢が結果となって表れ>
「日本の野球に慣れたかどうかを言うのは、まだ早いけど頑張りたい。
ただ今日は負けて残念だったから、明日は勝てるようにに活躍したい」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

●宇野打撃コーチ
<デラロサの姿勢を評価。来日初のアーチを喜ぶ>
「ようやく打ってくれた。
みんなより早く来て、まじめに周りの言うことを聞いて
練習するし、これからもっと打ってくれるよ」
中スポ

●タイロン・ウッズ
<6回2死二塁から左翼席上段へ7試合ぶりの6号2ラン>
「うまく変化球に対応できたよ。
チームが勝つために打つだけ。
手応え十分。タイミングさえ合えば」

<仲の良いデラロサの初本塁打にも大喜び>
「自分のことのようにうれしい」

<デラロサの同点弾が出た直後の8回2死三塁。
決勝打になるはずの一打は、あと一歩のところで阻まれた>
「打った時は絶対にヒットだと思ったよ。
あいつらは一体どこを守っていたんだ? 
あのショート(坂本)のプレーにはやられたね。
デラロサが打ったから、きょうは本当に勝ちたかった。
打撃の感触? うーん、まだだね。
ホームランは打ったけど、それ以外はダメ。
やるべきことはたくさんあるよ。
まだ、真っすぐに対して自分のタイミングが取れてない。
遅れてしまうケースが多いんだ…」
中スポ<ドラ番記者>共同通信社毎日jpスポニチ名古屋

●井上一樹
<1点を追う9回2死一、三塁の場面で代打で登場したが、
クルーンのフォークに空振り三振。悔しさをかみ殺し>
「(2球目ファウルの156キロ直球を)仕留めたかった? 
うーん、結果的にそうなるのかな」

<今季初安打を放った前夜は、
立浪と中村紀洋から食事に招待され、
初安打祝いで焼き肉をごちそうになったという>
「いつもより焼き肉がおいしかった。その気持ちわかるでしょう」
中スポ

●小林正人
<1イニングを無失点に抑えて
開幕から15試合無失点としたが、試合後は反省しきり。
2イニング目となった7回は2死満塁のピンチを招き降板>
「(7回2死一、三塁から)脇谷の四球がもったいなかった。
慎重にいきすぎましたね」
(東京中日)


●落合監督
<4点差を追いついたが最後はチェンが打たれ
4連勝を逃す。それでも敗戦の悔しさは全く感じられず>
「予想通り、4点だったら追っかけられると思っている。
こんなもんでしょ。この敗戦のショック? 何もない!
こうやってねちっこくやっていけばいいんじゃないか。
ウチは5点だって6点だってなんぼでも追っかけられる。
この前(5日の阪神戦)みたいに9点だときついけどな。
このメンバーなら。そういうメンバー組んでるもん」

<8回、ラミレス敬遠の選択肢は?>
「あそこは力勝負。
だってオレ、ベンチを出なかったでしょ。
させないならオレが(マウンドへ)出て行ってるよ。
打たれたらしょうがない。
(巨人は)あれだけのメンバーを組んでいるんだから。
(勝負する)理由がなければ、ベンチにオレがいる必要はない。
君たちには言っても分からないよ。それに明かす必要もないでしょ」

<味方が同点に追いつき黒星つかずの先発・吉見に>
「人間のやることだから。
でも不思議な子だな。負けがつかない。そのうち勝つだろ」
中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

2008年5月10日 (土)

ノリべん猛爆巨人粉砕、逆転竜3連勝で貯金10!

エース・川上の完全復活に立浪の今季初安打など
良いムードで広島に勝ち越し、東京に乗り込んだドラゴンズ
迎えた東京ドームでの3位・巨人との3連戦の初戦。
先発・川井がアクシデントも絡み、先制を許したものの、
4回に和田中村紀洋の連続適時打で同点に追い付くと、
勝ち越された直後の5回に再びこの2人を中心に猛爆!
適時打と2ランで一挙4点を奪い、逆転に成功。
投げては2番手・小笠原から最後の岩瀬まで左腕のリレー
巨人打線を抑え込み3連勝。貯金を今季最多の10としました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 7回戦
(9日・東京ドーム | 中日5勝2敗)
39538人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人
[勝] 小笠原(7試合4勝2敗)
[S] 岩瀬(15試合11S)
[D本] 中村紀洋7号2ラン
[Dバッテリー]
川井、小笠原、小林、チェン、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
中軸の活躍で逆転勝ちし、3連勝
3カードぶりに初戦を勝利で飾った

和田中村紀洋が3打点ずつマークした。
1点を追う5回、1死二、三塁から
ウッズが空振り三振したが、和田が左中間へ逆転の2点打。
中村紀洋が左へ2点本塁打し、リードを広げた。
2人は4回にも連続適時打を放った。
4回から登板の小笠原が、
2発を浴びたものの打線の援護で4勝目。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


ゴールデンウィーク9連戦の
最後のカードとなる東京ドームでの巨人戦
その初戦、イニング経過で振り返ると↓

巨人先発は、今季中日戦0勝2敗、防御率6.55の内海
阿部を休ませ、今季初スタメンマスクの加藤健とのバッテリー。
1回、先頭荒木ストレートをレフト前へ。
レフト・ラミレスがもたつく間に二塁へ進み、ツーベース。
井端の二ゴロ進塁打で、三塁へ進むが、
森野内へのスライダーに一塁正面のゴロ。
続くウッズも中のストレートを打ち損じ、一塁ゴロ。
先制のチャンスを逃し、序盤イヤな流れの要因に。

ドラゴンズ先発は、中8日で左腕の川井
1回ウラ、簡単に2死を取ったもの、
小笠原道大には逆らわずレフト前に落とされ、ヒットを許し、
ラミレスには真ん中高目の甘いスライダーを
ライトフェンス際まで持って行かれ一瞬ひやり。

2回ウラ、1死からにセンター前ヒット。
続く木村拓也ライト線へのツーベースと連打を浴び二、三塁。
しかし加藤の迎える前、川井にアクシデント(どうやら鼻血)。
いったんベンチに下がって治療を受け、再度マウンドへ。
ところが、その影響もあったか。
加藤への初球、内へのスライダーがワンバウンド。
ワイルドピッチとなってしまい、先制を許すと(0-1)
カウント1-1からの3球目、中に入ったカーブを強振され、
右中間へのタイムリーツーベース。(0-2)
森野のグラブがさわるも捕れず、今季初安打初打点を献上。

3回ウラも続投の川井、アクシデントの影響も少なく2アウト。
続くラミレスの当たりは三塁への高いライナー。
しかし中村紀洋がこれをジャンプ一番!好守で援護する。


まずまずの投球をする内海を捉えられない打線。
しかし4回、主軸の連打で捕まえる。
1死から森野がきっちりとセンター前に運ぶと、
ウッズが中に甘く入ったチェンジアップを叩き、
ライナーでレフトオーバーフェンス直撃のヒットで続く。
一、三塁のチャンスで迎えるは、5月好調の和田
カウント2-2からの6球目、外よりのカーブを捉えると、
三遊間を破っていくタイムリーヒット!(1-2)
3連打で1点を返すと、これに続くは中村紀洋
カウント2-2からの5球目、内角低目のストレートをすくい上げ、
レフトオーバーフェンス直撃のタイムリー!(2-2)
ノリべんの連続タイムリーで、同点に追い付く。
なおも1死一、三塁とチャンスが続き、
イ・ビョンギュは空振り三振に倒れるも、
谷繁勝負を避けられ四球で、2死満塁!
川井がいったんバッターボックスへ向かうも、
落合監督がベンチから出て指さすは、背番号3
4回で早くも代打の切り札・立浪投入、勝負をかける。
前夜に初安打が飛び出し、気をよくしている立浪
今度は今季初タイムリーを期待。
しかしフルカウントからの6球目、
外角低目のスライダーに見逃し三振
内海に踏ん張られてしまい、惜しくも同点止まり

4回ウラ、ドラゴンズは2番手に先発要員の小笠原孝
今季2試合目の中継ぎ登板となったが、
2死から木村拓也にカウント1-2からの4球目、
外角高目のストレートをジャストミートされると、
打球は右へ伸びていき、最前列へスタンドイン!
打った本人も驚きの今季初ホームラン。(2-3)
不用意に高目に浮いてしまった小笠原孝
東京ドームホームランで、勝ち越しを許す。

5回、1番からの攻撃で内海を攻め込み、
荒木がセンター前ヒットで出ると、
井端は引っ張り、三遊間を破るヒットで一、二塁。
さらに3番・森野の送りバントでそれぞれ進み、
1死二、三塁でクリーンアップを迎える。
ところが打ち気に走ったウッズ
4球目、内へのスライダーを打ち損じファウルとすると、
5球目、外角低目のチェンジアップに手を出し、空振り三振
決められず悔しい凡退に倒れ、2アウトも、
ここで迎えるは、現状最も当たっている和田
好調さもあってか、ウッズが倒れた外へのチェンジアップにも
食らいついて2球ファウルにするなど粘ったなか
カウント2-2からの7球目、真ん中低目のスライダーに
体勢を低くしながら食らいつくと、
打球はショート右を抜け、レフト前に達するタイムリー!
荒木、井端が一気に生還し、ついに勝ち越し!(4-3)
なおも2死一塁のチャンスで中村紀洋がひと仕事!
内海の動揺を逃さず、カウント1-1からの3球目、
ヒットにするのは難しい内へのストレートに
見事に対応、うまく振り抜くと、
打球はドラゴンズファンが埋まるレフトスタンドへ一直線!
鮮やかな2ランホームランとなって、この回一挙4点。(6-3)
4回に続く『ノリべん』の連打で、内海をKO

6回、1死一塁から遊ゴロで出た荒木が、
続く井端の中前打でいったん二塁でスピードも緩めるも、
中堅・谷の動きを見て、一気に三塁を陥れる好走塁!
森野の四球で満塁となったものの、
ウッズフルカウントから外へのストレートに見逃し三振。
得点にはつながらなかったものの、巨人を揺さぶる。

6回ウラ、3イニングス目に入った小笠原孝
しかし先頭の小笠原道大にいきなりの一発。
カウント1-2からの4球目、内へのシュートをガツン。
ライトスタンドへライナーへ運ばれ、2点差に。(6-4)
それ以外は抑えたものの、この日2本目の被弾。
狭い球場での投球に対策が必要。

7回ウラ、先頭木村拓也を一塁ゴロ、
続く加藤を三塁ゴロと抑え、2死を取った小笠原孝
しかし越智の代打に清水が起用されると、
落合監督は、すかさず同じ左腕の小林にスイッチ。
左対左の対戦となったが、キラーはこの日も健在。
2球目、中へのストレートで叩きつけての二塁ゴロ。
ワンポイントできっちり仕事をして、自身の無失点を続ける。

8回、巨人4番手・栂野を攻め、
先頭小林の代打・井上に待望の今季初安打
カウント1-1からの3球目、内へのスライダーを引っ張ると、
打球は一塁ベースを直撃!
大きくはねる間に、井上は一気に二塁へ。
前夜の立浪に続くベテランの開幕にベンチは沸く。
続く荒木が送り、代走・藤井が三塁へ進むと、
井端がカウント2-2からの5球目、高目に浮いたスライダーを
逃さずにセンター前へ落とすタイムリー!(7-4)
再びリードを3点として、ダメを押す

9回ウラ、3点差ということもあり
ドラゴンズ5番手は、守護神・岩瀬
しかし先頭ラミレスにセンター前に運ばれると、
続くゴンザレスにも詰まりながらセンターに落とされ、
いきなり無死一、三塁とピンチ。
の2球目に一走の小坂が盗塁し、二、三塁に。
それでもここから踏ん張れるのが、岩瀬
に粘られるも外へのシュートで詰まらせ、投ゴロ。
さらに木村拓也初球内へのスライダーでショートフライ。
何とか2死まで持ってくると、巨人ベンチ
加藤の代打に、今夜の切り札・阿部
コワイ打者ではあるものの、一塁が空いていることもあり、
落合監督は当然のごとく、敬遠を指示。
2死満塁となり、一発出ればサヨナラのピンチ。
しかし持ち駒を使い切った感の巨人
この場面で代打に、鈴木尚広
2球目、中へのシュートを強振されたものの、
打球は、二塁・荒木への正面のライナーでゲームセット
最後の最後でヒヤッとしたものの、
0に抑えた岩瀬はふーっと大きく一息。

序盤に先制を許したものの、
好調打線がそれをもろともせずに、
内海を見事に捕まえKOするなど、この日も15安打7得点
投げては、すべてサウスポーのリレー巨人を翻弄。
2番手で登板の小笠原孝が久々の巨人戦白星をゲット。
ここ数日の良い流れそのままに、巨人を叩き3連勝!
また貯金を今季最多、初の2ケタとなる10とするとともに、
今季初の連敗を喫した阪神との差は、ついに1ゲーム
連休中にはかなり遠くに感じたトラの背中が、
思わぬカタチで見えてくることとなった。


和田ならでは。投打噛み合った
良い勝ち方をしてきた
ナゴヤドームの流れそのままに
東京に乗り込んで
ほしかったのですが、
それが今回の当日移動に
関しては、うまくいったようで。
序盤苦戦したものの、
中盤で一気に勝ち越し
こちらのペースのままに、3連勝を飾れたのはうれしいですね。

その原動力は、やはりこの日も『ノリべん』。
4回、森野、ウッズの連打でのチャンスから
和田がしぶとい打撃で三遊間を破ると、
中村紀洋もすかざず追随して、一気に同点
さらに1点ビハインドとなってしまった5回も、
ウッズが三振に倒れ、イヤな流れのなか、
和田がそれを帳消しとする2点タイムリーを放つと、
中村紀洋がここも続いて、カモの内海
引導を渡す見事な2ランホームラン
ともに好調な時でないとおそらく打てないような当たりでしたが、
タイロンのためにも打たなければいけない」
強い気持ちを持って臨んだ5番・和田責任感
さらにその和田が安打を放ったことで
逆に「楽に打席に立てた」という6番・中村紀洋
ともに5月好調の5、6番の見事といえる相乗効果
この日も脱帽させてもらいました。
まあ巨人の捕手が阿部でなく、加藤だったことや、
内海が勝手に力んでしまったこともありますが、
数日前までは沈んでいた打線が、一気に上向きになったのは、
やはりこの2人の活躍が大きいかなと思います。

それでもノリべんコンビだけでは、点は入らない。
その前に塁を埋めて、プレッシャーをかけてくれた
アライバコンビの復調や、四球にバントなど
3番なのにも関わらず、地味な役割を果たした森野
そして不調でありながらもやはりコワいウッズの存在感に、
7番イ・ビョンギュ、8番・谷繁の意外性。
最近の連勝は、選手それぞれが自分の仕事
しっかり果たしていることが大きいですし、
チームがまとまっているところに、強さを感じます。
時にはインパクトのある一発も必要とはいえども、
こういう攻撃こそがドラゴンズらしさ
この調子をできるだけキープして、
敵地で相手を圧倒し続けてほしいところです。


東京に乗り込んでも流れ変わらず、3連勝
阪神とのゲーム差も縮まり、首位も見えてきました。
ただそれは気にせず、あくまで自分たちの戦い方を。
チームのムードもかなり良さそうですし、
迷いも見られる巨人を相手にせずに、連勝を伸ばしてほしい。
おそらく第2戦は、サンデーならぬサタデー吉見
安定した投球を披露して、一気に勝ち越しを決めてほしいです。


☆ウィナーズ・ボイス(9日)

◎中村紀洋
<5回の2ラン本塁打を含む3打点をマーク>
「(今日も良い打撃ができましたね)
いやあ、ありがとうございます。
(4回の同点適時打について)
えー、そうですね。まああのう、
前でね、和田さんが打ってくれたので、
楽に打席に立ちましたね、はい。
(立ち上がりに先制されイヤな流れだったが)
そうですね。あのやっぱり、和田さんがきっちり打って、
後続いて打てたのが、良かったと思います。
(5回の2ラン本塁打について)
そうですね。まあその打席もね、前に和田さんが
打っていただいたんで、まあ気楽に打席に入ったんで。
まあ調子はまあまあいいんで、
まあ明日も勝てるように頑張ります。
(インコース低目、難しいボールに見えたが)
そうですね。もう1回打てというのは、
なかなか難しい球だと思いますね。
(打った感覚は)
もう完ぺきですね。完ぺきです。
(どういう打撃で)いやあ、まあね。
ボールを素直に打つことができましたね。はい。
(それにしてもこのところ打線がつながっている)
そうですね。まあ、この調子で明日からも勝ちたいと思います。
(明日も期待しています)ありがとうございます」


<本塁打した試合、チームは今季6連勝。
さらに打点を挙げると今季12勝2分けと不敗神話も続行>
「ミスショットせず打てている。
いいバッターが多いのでチャンスも増えてくる。
自分はその場面に集中して打つだけ。
(不敗神話に)そうなんや。すごいね。
でも書かんといてください。マークが厳しくなるから。
でもそんなんは全然意識してない。
チャンスで集中して打席に立ってるだけやから。
(本塁打も)うまく腕をたたんで軸回転で打つことができた」
中スポ中日新聞サンスポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ


○和田一浩
<5回2死二、三塁で、逆転の2点適時打>
「狙ったのではなく、追い込まれていたので打っただけ。
(4番の)タイロン(ウッズ)が
ああいうかたち(三振)で倒れたので、
タイロンのために打たなければいけないという気持ちが強かった。
結果が出て良かった」

<4回にも適時打を放って3試合連続打点。
この日は4安打と大当たり。好調の波を認めるも気合を入れ直し>
「調子? そんなにいい状態ではないんだけど。4安打はたまたま。
5回のタイムリーは崩されたけど、粘れました。
いい状態でゲームに入れていると思います。
崩されながらも、何とか粘れているという感じ」

<今季通算打点は、中村紀洋とチームトップタイで並ぶ26>
「まだ始まったばかりだから。
前の打者が出塁してくれた状況で多く打たせてもらっているおかげ」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○井端弘和
<8回1死三塁から貴重な追加点となる中前適時打など
今季3度目となる猛打賞で勝利に貢献。
10試合ぶりの猛打賞に手応えをつかみ>
「それよりいいところで打てたのが良かった。
それと5回のレフト前も良かったね。
最近はライト前ばかり。しっかり打つことができたからね」
(中スポ)

○井上一樹
<8回先頭で代打で登場すると、振り抜いた打球が
一塁ベースを直撃。大きく跳ねて二塁打に。
今季7打席目での初安打にさらに気合を入れる
「やっと出たね。ベンチに戻ったら、
みんなが喜んでくれて本当にうれしかった。
これからもどんどん打ちたい」
(東京中日)


○川井進
<2回1死二、三塁のピンチを招いたところで
突然三塁側ベンチへ戻る。原因は鼻血。
約5分間の治療の後、マウンドに戻ったが、
続く加藤への初球に暴投で先制点献上。
さらに適時二塁打され、結局3イニング2失点で降板>
「力不足。中継ぎの方に申し訳ないです。
(3回で降板したのは)残念ですが、仕方ないです。
2回のハプニング? それは…。別にどうということはないです。
治療? そんな感じです」
(東京中日、共同通信社スポニチ名古屋ニッカン

○小笠原孝
<4月20日の横浜戦以来の今季2回目の中継ぎ登板。
4回から登板し、3イニング2/3を2失点で4勝目。
しかし勝利がついたことよりも、2発を浴びたことを悔しがる>
「前後を抑えたといっても、ホームランを打たれたのはいけないです」

<4回表に味方にチャンスが巡ってきたこともあって、
早い回からの登板になったが>
「準備はしていました。
きょう試合前にブルペンで中継ぎで出番があることを言われました」

<制球に気を付けて丁寧に投げていたが、やはり気は晴れず>
「前回から課題を持ってやってきたけど、いくら狭い球場といっても、
2発打たれたことを次への課題にしていかないといけないです」
中スポサンスポ名タイ

○小林正人
<7回2死から登場すると、代打・清水を二塁ゴロ。
これで開幕から14試合連続無失点。笑顔を浮かべ>
「(左から左の継投だが)準備はできていました。
初球にストライクが取れたのが良かった。
(二ゴロは)シュートがちょっと甘くなったけど、打ちとれてよかったです」
(東京中日)

○岩瀬仁紀
<3点リードの9回からマウンドへ。
いきなり連打などで無死二、三塁とされたが、
結局1人の生還も許さず。それでもさすがに、
この夜の激戦に大きく息を吐く>
「勝って良かった…。
(走者を背負ってから)落ち着いたというより、開き直った。
やっぱり1アウトを取るまでは、ね」

<今季11セーブ目を挙げるとともに、
自己新となる15試合連続無失点をマーク>
「記録は全然、気にしていない。
ただ(無失点は)励みになっている。
行けるところまで行ってやろう、という気持ちはある」

<時には苦戦を強いられることも分かっている>
「でも、そこで抑えてお金をもらっているわけだから」
中スポ


○谷繁元信
<先発・川井から小笠原-小林-チェンを挟んで
最後は守護神・岩瀬。左投手5人の継投に女房役もビックリ>
「そういやそうですね」
スポニチ名古屋

○森バッテリーチーフコーチ
<左投手5人継投に、してやったりの表情>
「うまくはまっただろう。
早めに勝負を懸けた時のために先発陣を中継ぎ待機させているんだ。
まだ、長峰もいたんだ。あした(10日)もやったろか?
川井の球数も少なく(38球)終わったんだから、
川井を明日使うことだってできるんだから」
スポニチ名古屋名タイ

○チェン・ウェイン
<8回から登板し、2死から小笠原を
見逃し三振に仕留め、左の拳を握りしめる。
常に淡々と投げていたスタイルとは違う
珍しいガッツポーズ、実は『川上流』だった>
「ガッツポーズは珍しい? そうですね。
ケンシン(川上)さんの影響があるかもしれません。
リリーフで投げているのを見て参考になったというか、
感じるものがあったんです」
(中スポ)

◇川上憲伸
<前日の広島戦で2勝目をマークも、
1度もガッツポーズをすることがなかったが>
「先発の場合、ガッツポーズの『やり逃げ』ができないんですよ。
次の打席でも対戦するから。だから最後くらいしかできない。
でも中継ぎは違いますからね」

<チェンが参考にしていることを説明すると笑う>
「そうですか。あのとき(中継ぎ登板時)は
余裕がなくて、必死にやっていただけなんですけどね。
悪いことはできないですね」
(中スポ)

◇長峰昌司
<試合前タレントの磯山さやかに『お久しぶりです!』と声をかけて談笑。
茨城・鉾田南中学の先輩でたまにメールのやりとりもするという>
「(磯山さんは)僕の先輩ですからね。ちゃんと敬語で話していますよ」
ニッカン


○落合監督
<同点の4回2死満塁に、川井に代えて、
切り札・立浪を早くも送り出したが>
「あそこは勝負をかけていいところ。
多少早いかなという気がしないでもないけど、
その後、おぜん立てすることができないかも分からないんだから。
代打は投手のところしか使わないから。
9連戦といっても、きのう(8日)は川上と長峰しか使っていない。
(4回以降に)使う投手はいるんだ」

<9回2死二、三塁、代打・阿部を敬遠について>
「向こうは野手がいないやん。
2点は取られていいんだ。3点取られなきゃ。
一番いい選択肢は阿部との勝負を避けること。
(満塁でも)岩瀬なら大間違いはしない。
でも阿部だと間違いがなくても、この球場なら分からないから」

<貯金は今季最多の10。阪神に1ゲーム差に詰め寄った>
「今までがピッチャーに負担を掛けすぎてた。
そろそろ打ち出すころだろ。野球ってそういうもんだもん」
(中スポ、毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


若竜トピックス(9日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
阪神-中日 5回戦
(9日・阪神鳴尾浜球場)
  023 300 000 =8
  013 000 030 =7
[勝] 石井(1試合1勝)
[S] 赤坂(4試合1S)
[D本] 新井3号 中村公治1号 堂上剛裕2号2ラン
[D投] 清水昭信、石井、菊地、赤坂
公式サイト

【ゲームレビュー】
2回表、先頭の4番・新井が阪神先発・から
左越えにソロ本塁打を放つと、中村公治も続き、
右越えに本塁打を放ち、2点を先制。
先発・清水昭信は2回ウラ、高橋光信二塁打などで
1死三塁から、清水誉にレフト線へ適時二塁打を打たれ1失点。
3回、1死二塁から3番・堂上剛裕が右中間に2ランを放つと、
2死二塁から平田の左前適時打で、さらに1点追加して5-1
しかし3回ウラ、清水昭信が再び捕まり、
大和の右前適時打とフォードの左越え2ランで3失点。
その後無死一、二塁のピンチを何とか凌いだもののこの回で降板。
4回、田中四球、代打西川右前打などで
1死一、三塁から岩﨑が左越えに適時二塁打を放ち、6-4
さらに堂上剛裕敬遠で2死一、二塁から
新井が左翼線2点二塁打を放ち、8-4と再びリードを広げる。
2番手・石井が好投するなどその後は膠着状態が続いたが、
8回ウラ、3番手・菊地が2イニング目に突如乱れ、
連続四球をきっかけに、野原に左中間2点二塁打、
さらに庄田隆弘に中前適時打を浴びるなど3失点。
1点差まで詰め寄られるが、最終9回ウラ、
4番手・赤坂がビシッと3人で締め初セーブ。8-7で乱打戦を制した。
公式サイトより)


○石井裕也
<ウエスタン・阪神戦で今季公式戦初登板。
2番手として3イニングを投げ、3安打3奪三振の無失点も反省>
「点は与えなかったが、もう少し指先に掛からないと駄目です」
中スポ

○高橋2軍投手コーチ
<今季公式戦初登板の石井に一応合格点を与え>
「完ぺきとは言えないが、3イニング投げられただけでも収穫だ」
中スポ

○中村公治
<今季1号ソロを含む3安打と大当たり。
いつもなら振り遅れる真ん中高目直球を右翼へ本塁打。
残りの2安打も打球が速かったが>
「上体が突っ込まないように練習で打ち込みました」
(中スポ)


岐阜でのベーブルース杯争奪大会西濃運輸が優勝)も終わって、
再びウエスタンの公式戦に戻ったファームですが、
今週末は、鳴尾浜での阪神との3連戦。
その初戦、思わぬ乱打戦となったものの、8-7で辛勝。
最後はルーキー・赤坂が1イニングを3人で締め、
プロ初セーブをマークしました。

そんななか、肩を痛めるなどで出遅れていた石井が、
ベーブルース杯での復帰に続き、公式戦に今季初登板
4点リードの4回から2番手でのマウンドでしたが、
力まず丁寧に低めをつく投球で、3イニングを無失点。
荒れたゲームを締め直し、復調の兆しを披露しました。
また打線は序盤に爆発し、新井、中村公治のアベック弾に加え、
堂上剛裕に2ランと、クリーンアップにそれぞれ一発が。
特に中村公治は猛打賞の大当たり。打ち込みの成果が出たようです。

2008年5月 9日 (金)

憲伸安定8回0封立浪待望初安打、竜20勝到達!

延長12回ドロー山本昌復活劇と来て、
1勝1分けで迎えたナゴヤドームでの広島との第3戦。
ドラゴンズが立ち上がりから一気に攻め込み、
和田の2試合連続適時打などで4点を先制すると、
先発・川上憲伸広島打線を全く寄せ付けない好投
さらに中盤にイ・ビョンギュの2ランと
中村紀洋のタイムリーできっちりと中押しダメ押し。
投打かみ合った快勝で、今季20勝に到達しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 9回戦
(8日・ナゴヤドーム | 中日6勝1敗2分け)
30865人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日 ×
[勝] 川上(6試合2勝1敗)
[D本] イ・ビョンギュ5号2ラン
[Dバッテリー]
川上、長峰 - 谷繁

【ゲームレビュー】
投打がかみ合って快勝 20勝に到達した
川上は安定感のある投球。
8回まで5安打に抑え2勝目を挙げた。
打線は1回に速攻。安打に四球が絡んで一死満塁とし、
和田が右中間への先制2点打。2死二、三塁から、
イ・ビョンギュの2点打で計4点を奪った。
6回にはの2点本塁打でダメを押した。
広島は引き分けを挟んで3連敗。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

このところ停滞気味でしたが、
前夜の勝利で投打にようやく流れも戻ってきた感が。
この日の先発は、川井の線もありましたが、
きっちりローテーション通りに中6日で川上憲伸でした。
イニング経過で追っていくと↓

打線を組み替えてきた広島
1番に天谷を戻し、3番にはアレックス
そして5番に7試合ぶりスタメンとなる前田智徳を起用。
1回、天谷外のカットボールで空振り三振。
東出内への直球で詰まらせ二塁ゴロ。
アレックス初球外へのカーブでボテボテの遊ゴロ。
ボールが来ている川上上々の立ち上がり。

広島先発は、中継ぎ登板から中3日の宮﨑
しかし立ち上がり、不安定なところを突き、
1死から井端がライト前に持って行くと、
続く森野の初球、今季初盗塁となる二盗に成功。
さらに森野がファウルで粘って四球を選ぶと、
ウッズに対しては、高目にボールが浮き連続四球
1死満塁となって迎えるは、前夜のヒーロー・和田
カウント1-1からの3球目、真ん中高目のストレートを
十分に引き付けはじき返すと、らしい打球で
センター前に抜けていく2点タイムリーヒット!(2-0)
打率を今季初めて3割に乗せる一打で先制。
さら一、二塁から中村紀洋の当たりは、大きなセンターフライ。
二塁走者のウッズがタッチアップで三塁に進むとともに、
警戒しない広島の甘い守備を突き、
なんと一塁走者の和田に二塁を陥れるナイスラン!
これが得点に繋がり、7番・イ・ビョンギュ
カウント1-1からの3球目、真ん中低目のフォークを
逆らわず左へ持って行ってのタイムリー!(4-0)
ウッズ、和田と生還し、エース大量4点をプレゼント。


4点の援護をもらった川上
2回、栗原真ん中高目のカットボールでセンターフライ。
前田智徳外へのフォークで遊ゴロ。
さらにシーボルは内へのシュートで詰まらせ三者凡退。
続く3回も、先頭石原フォークで遊ゴロ、
は外へのカットボールで一塁ファウルフライ。
さらに宮﨑を外のカーブで空振り三振。
全く危なげなく、1巡目をきっちりパーフェクト

4回、1死から東出に初球、外角高目のストレートを
積極的に叩かれ、この日初めてヒットを許すも、
慌てることなく、アレックスを粘られながらも空振り三振。
栗原も初球内へのストレートで三塁ゴロと料理。

続く5回も先頭前田智徳にうまくライトに落とされるも、
シーボルを外角低目へのカットボールで、
石原には粘られたものの10球目、低目のストレートで連続三振
さらに6回には、天谷のセフティーバントにきっちり反応。
捕ってすぐさまサイドスローでアウトにするなど、
自慢のフィールディングまで披露。
真っすぐが走り、カットボール、カーブと変化球にキレ。
また中盤に入っても、自分のペースで投げ込み、
時折ヒットでランナーを出すも、それを苦にしない投球。
今季初勝利を挙げた前回登板を上回る
安定した出来に、広島打線もなすすべなし。


2回以降は、宮﨑に抑え込まれたドラゴンズ打線
6回ウラ、広島2番手・広池の代わり端を攻め、
先頭中村紀洋がレフト前ヒットで出ると、
続くイ・ビョンギュが、カウント0-1からの2球目、
内へのストレートをジャストミート!
まさに打った瞬間、高く上がった打球は、
そのままライトスタンド最前列へ飛び込む2ラン。(6-0)
初回のタイムリーに続き、この一発でこの日4打点ビョン
復調を思わせる打撃で、好投を続けるエース大きな中押し

7回ウラ、続投の広池をさらに攻め、
先頭ウッズが久々のマルチとなるライト前を放ち、お役ご免。
代走・藤井和田の三ゴロ進塁打で二塁へ進むと、
このチャンスに中村紀洋が一振り。
カウント1-2からの4球目、中に入った低目のストレートを
きっちりとセンターに返すタイムリーヒット!(7-0)
和田に負けじとチーム打点王
しっかり1打点をゲットし、ダメのダメを押す。

7点のリードとなった川上
8回、若干疲れが見えてきたか、
石原、梵に連打を浴びて、初めて得点圏に走者。
それでもここから点を与えないのが、この日のエース
広池の代打・森笠を外へのフォークで二塁ゴロ。
荒木が走ってくる一走にタッチし、一塁へ送球しダブルプレー。
さらに2死三塁で迎えた天谷には打撃をさせず、
最後は内へ沈むカーブで空振り三振に切り、スリーアウト。
8イニング、117球を投げ、5安打9奪三振無四球で無失点
2年ぶりの完封、完投も視野に入ったものの、
あえて続投せず、指示通りにマウンドを降りる。


8回ウラ、広島3番手・梅津から、
先頭谷繁がライト前ヒットを放つと、川上の代打に切り札・立浪
ここまで開幕から19打席ノーヒット
しかしカウント1-2からの4球目、131キロ
外角低目のストレートをはじき返すと、
打球はセンター前へ弾んでいくヒット!
20打席目にして、ようやく飛び出した今季初安打
代走・井上が送られ、場内の割れるような歓声のなか、
ベンチに戻った立浪にナインからはハイタッチの嵐
さらにコーチ、そして落合監督とも握手した
背番号3の表情は、これ以上ないようなうれしい笑みが。
ファンが、チームが待ち望んだ一打がようやく実現。
勝利確実のなか、さらなる盛り上がりとなった。

最終回、2番手で登板は長峰
この日昇格した前田章宏とのバッテリーも、
きっちり三者凡退に取って、ゲームセット
投げては、エースが8イニング無失点の好投。
打っては、打線がつながっての先制に中押しダメ押し、
そしてミスタードラゴンズに待望の初安打と
まさに良いことずくめの快勝で、今季20勝目に到達。
広島に2勝1分けとしっかり勝ち越し、
良いカタチで東京遠征へと向かうこととなった。


エース文句なし!前夜の快勝も
うれしかったですが、
この日はそれを以上に
内容の良いゲーム
落合監督「何も言うことがない」
と言っていましたが、
エースがきっちり投げて、
チャンスで中軸がキッチリ打つ。
序盤から一方的なペースでゲームを進めていたこともあり、
久々に楽な気持ちで見られたゲームでした。

先発した憲伸は、まさに文句なしの投球
初勝利を挙げた前回以上に落ち着いていましたし、
本人は嫌がるかもしれませんが、まさに復活というところ。
やはり柱となるべき投手がきっちり投げてくれれば、
ゲームがきっちり締まるというもの。
次回の登板は神宮かナゴヤかはわかりませんが、
この安定感をしっかり維持して、勝ち星を重ねてもらいたいです。


一方、打線は、変わらず『ノリべん』でしたね。
特に和田がここに来て一気に上昇気流!
ドラゴンズの一員として、開幕から1カ月経ちましたし、
ようやく体も通常通りに動き始めたというところでしょうか。
前日の好捕に続いて、この日は相手のスキをついた好走塁
もちろん本業の打撃でも走者をきっちりと返す任務を遂行。
やはりチャンスに強いというところがいいですね。
同じく好調キープの6番・中村紀洋との
打点王争いも、今後とても楽しみになってきました。

またやや低調だった4番・ウッズもこの日2安打。
きっかけは珍しい内野安打でしたが、とりあえずはヨシ。
次戦からは好きな東京ドームですし、トンネル脱出となっていけば。
さらに7番に降格したイ・ビョンギュがタイムリーに2ラン。
そんなに調子が良くないはずなのに、
4打点を挙げてしまうということは、7番という打順もありますが、
おそらく上向き気配となってきているんでしょうね。
ナゴヤドームでは今イチだったこの2人がつながれば、
打線がようやく全面開通となるだけに
東京ドームでの爆発に期待したいところです。

そして立浪に20打席目にして、待望の今季初安打
これに関しては、ようやく出てホッとしましたね。
開幕して約1カ月もヒットがないというのは、
おそらくこれまでのキャリアでもあまり例がないことでしょうが、
苦しみながらも1本出たことで、流れが変わっていくかも。
この一打が今後の野手陣の活力になってくることを期待します。


ゴールデンウィークのナゴヤドームでの6連戦。
3勝2敗1分けと結果的には良いカタチで締められました。
この上昇気流で向かうは、東京ドーム
9連戦の締めは、巨人との3連戦となります。
当日移動とあって、金曜日の初戦は正直あまり期待できませんが、
持てるだけのチカラで、巨人に攻め込んでほしい。
先発投手は誰か読めませんが、相手にペースを握らせない好投を。
敵地で連勝を伸ばし、目指すは今季初の貯金10
疲れのピークとなってきますが、頑張ってもらいたいです!


☆ウィナーズ・ボイス(8日)

◎川上憲伸
<8イニングを5安打9奪三振で無失点、今季2勝目>
「(まさにエースのピッチング)
ありがとうございます。
(初回に4点の援護をもらい、1巡目は完ぺき)
いや、そうですね。あのう
ここ最近では一番良かったような気がします。
(完投、完封も見たかった気もしますが)
うーん、そうですね。あの、まあできればしたかったですけど、
まあ限界も近かったし、ハハハ(笑)。
(今日は何が良かった?)
今日はあの、自分の、何というんですか、
リズムを作っていた、野手のみなさんですね。
特にビョンさん(イ・ビョンギュ)がいいところで
ホームランを打ってくれたりとかしてですね。
リズムに乗っていくことができましたね。
(復活、もう完ぺきといっていいですね)
そうですね。あのう、まあ復活と言いましてもね、あの
ずっといなかった訳でもないですから、はい(笑)。
(交流戦に良い形で入りたいですね)
そうですね。とにかくもうあの目先の1勝というものを
大切にしてですね、僕のピッチングができるように
次の試合も頑張っていきたいと思います。
(ファンのみなさんに向けて)
そうですね。あの、1週間また明日から遠征に出ますけど、
えーなるべく連勝してですね、全勝できるように
そして帰ってきたいと思います。今日はありがとうございました」


<涼しげな表情を変えず、きれいにアウトの山を織りなしていく。
MAX144キロの直球と多彩な変化球を駆使して投げ込む>
「今日はいろいろ試行錯誤しながら、です。
力を入れてもボールが行ってなかったということもあるし。
全体的なイメージではそれほど悪くはなかった」

<いきなり1回に4点の大量援護をもらったが>
「問題はこういう点差(大差)ではないときに
感じよく緩急を使って投げられるか」

<唯一のピンチだった8回無死一、二塁も
代打・森笠を低めの丁寧なフォークで二ゴロ併殺に打ち取る>
「(一塁走者・梵の)足は速いし、
ゲッツーは無理だと思ったけど、最高の形になった」

<06年6月6日の千葉ロッテ戦以来の
完封勝利も視野に入ったが、8イニング117球での交代に納得>
「できればしたかったですけど、
限界にもちょっと近かったし、スタミナもなかったですよ」

<先発に復帰してからは2試合で
計15イニング無失点を継続中。防御率は2.48まで回復>
「無失点は続けていきたい」

<前夜、山本昌が約1年ぶりに
白星を手にした試合をテレビ観戦。
気分良くこの日のマウンドに上がっていた>
「自分のことのように、うれしかった。
今のチームで、ずっと一緒にやってきたのは
山本昌さんくらいですからね。本当にうれしかったですよ。
ただの1勝じゃないですからね。
(通算)200勝が懸かっているんです。何倍もの価値があると思います。
僕が言うのもおかしいですけど
昌さんが勝てなかったのは運がなかっただけだったと思う。
これで流れが良くなるんじゃないでしょうか」

<本人には違和感があるそうだが、完全復活。
言葉の中にエースのプライドをのぞかせ>
「『復活』と言うと、1年間くらい
何もやってないみたいじゃないですか。
(前回勝った)次の日の新聞に
『ケンシン、復活』とか書いてあったけど、
僕的にはそんな感じはないんですけど…。
とにかく目先の1勝を大切にしていきます」
憲伸の声「2勝目」、中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信スポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー

○森バッテリーチーフコーチ
<より気持ちが前面に押し出される巨人戦を、
あえて回避させることで川上の復調を促す>
「本来、エースはあすの試合(9日・巨人戦)で投げるものだ。
ただ、自分のペースで投げられるならということで、きょう投げさせたんだ」
スポニチ名古屋


◎イ・ビョンギュ
<5号2ランを含む2安打4打点の活躍>
「(非常に効果的な4打点)
ケンシン(川上選手)が投げているということで、
何とか勝利につながる活躍をしたいと思っていたんですけども、
その通りに結果が出せてよかったです。
(完全に復調ですね)
調子も悪かったんですけど、ちょっとビデオとかを見てですね、
研究して、その結果が良い結果につながったかなと思います。
(来日2度目の最多タイの4打点)
打点を挙げることは良いことですから、
いつも勝利に貢献できるように頑張りたいと思います。
(最後にファンに向けて一言)
ずっと応援を続けていただければ、
必ず最後に良い結果が出ると思いますので、応援よろしくお願いします」


<自信のある口調で6回の本塁打を振り返り>
「点差もあったので、楽な気持ちで打席に入れた。
初球はボールで、2球目はストライクを取ってくると思って、
ストレートを待っていたら来た」

<初回2死二、三塁でも左前へ2点適時打>
「三遊間が空いていて、いいところに打球が飛んだ。
フォークが落ちきらずに、それを打てて
いいコースにいったという感じだった」

<サヨナラ本塁打を放っても波に乗れず、7番に降格。
たまらずスタッフが用意した好調時と不調時のビデオを見比べ修正>
「良い時と悪い時のビデオを見て研究し、いい結果につながった。
結構差があった。悪いときは外の球を無理に引っ張ったり、
コース通りに打てていなかった」

<2試合連続のマルチ安打で調子は上がってきた>
「3番に戻る? 打順は気にしてないから」
(東京中日、サンスポ毎日jp


○和田一浩
<初回1死満塁で中前へ先制2点適時打>
「先制のチャンスだったので、仕事ができてよかったです」

<さらに続く中村紀洋の中飛で、判断良く二塁を陥れる好走塁>
「ショートの動きを見るとこちらを気にしてないようだったので。
ああいう走塁は当たり前のこと」

<これで開幕からの満塁での成績は驚異の6打数4安打。
実に11の打点を稼ぎ出している>
「チャンスでは自分らしい打撃ができるときと
できないときがあるんですけどね。
良いタイミングで打てているだけ。
満塁で打つ? 打順の巡り合もありますし、タマタマです。
いつも満塁で打てたらいいですけどね」

<西武時代から5番が定位置、勝負強さはこだわりのポイント>
「クリーンアップはランナーをかえす打順ですから。
自分は走者がいるところでいかに打つかが大事。
(昨年は)内容はひどかった。何とか取り返したいという思いがある」

<5月に入って7試合で打率4割をマーク。
またこの日の2打点で打点はチームトップタイの23。
開幕から14打席ノーヒットだったことがウソのよう>
「5月に入って毎試合安打? それは気にならない。
いつも4月は良くない。理由が分からないんです。
いつも必死でやっていますし、
同じようにやっているんですけどね。
慣れ? それは関係ない。
今の状態が悪くないことは確かですね」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

○立浪和義
<8回無死一塁の場面に川上の代打で登場。
20打席目でようやく中前に今季初安打>
「どんな形でも1本出て良かったです。ホッとしました。
これまでも気持ちだけは前を向いていこうと打席に入っていたんですが。
グラウンドにくるときは切り替えようとはしていましたが、正直きつかった。
さすがに凡打のたびに暗くなっていましたよね。
これだけ打てなかったら、普通は上(1軍)に置いてくれない。
なかなか結果が出なかったので長かったけど、
これから挽回できるように頑張ります。
今度はいいところで打ちます。取り返していかないとね」
中スポスポーツ報知時事通信スポニチ名古屋

○中村紀洋
<7回1死二塁から中前にタイムリー。
この日2安打1打点、打率.315、23打点は堂々チーム二冠>
「あすにつながる1本でした。でも数字どうこうはまだまだですよ」

<開幕から無安打だった立浪をそっと支えていた男。
打撃練習、ベンチから立浪の出番を見て『感想』を伝え続けた>
「もうすぐ2500本打とうかという人ですから、
ボクが言うのもおこがましいんですが。
気付いたことを言わせてもらっていました」

<大差の試合の1本なのに、ベンチが盛り上がり、
スタンドも沸いた立浪の存在感をあますところなく説明>
「それが立浪さんなんです」
中スポ

○井端弘和
<右前打で出た1回、すかさず二盗に成功。
今季初盗塁で先制攻撃をけん引>
「今までなかなか走れなかったですが、これからはガンガンいきます」
(東京中日)

○タイロン・ウッズ
<5、7回に安打を放ち、1日以来のマルチ安打。
ところが本人は不満顔>
「ヒットは出たけど、まだダメ。これが続いていかないと」

<試合前は落合監督から打つときに右足が早く動くので
残すように指導されたが、復調に手応えを感じ>
「できてきたら良くなる。もうすぐだよ」
(東京中日)

○トマス・デラロサ
<8回から三塁の守備につく。4月6日以来今季3試合目>
「久しぶりだったけど、点差があったし、緊張しなかった。
普段通り守れた。ボールは飛んでこなかったけどね」
(東京中日)

○森野将彦
<試合前の練習中、キャッチャーミットを着けると、
座って投球練習。さらにスローイング練習も開始。
捕手姿もなかなかさまになっていたが尻込み>
「キャッチャー? 無理無理。危ない、危ない」
(中スポ)

○井上一樹
<試合前の早出特打で立浪と少し視点を変えた話を>
「タツさん(立浪)との話? 
ああ、あれは利き目の話をしてたんだよ。
利き目はどっちかな?って。
重要だよ。ボールを見なきゃいけない目だからね。
(左打者だと)右目で見ていたら、
打つときに前のめりになってしまう。
左目で見ていると体が早く開いてしまう。
両方の目できちんと見ることが大事なんだけどね。
おれは左、立浪さんは右だった」
(中スポ)

○落合監督
<投打がかみ合い快勝し、今季最多の貯金9。
会見ルームにて笑顔で>
「きょうは何もありません。
ノーコメントということではなく、
何も言うことはないというゲームでした!見ての通りです」

<7点リードの8回、立浪を今季20度目の代打で起用。
先日語った『選手が音を上げるまで使う』は、
レギュラー野手8人だけなのかの問いに返答>
「ウチのチームに欠かせない選手は外さない。立浪? そうだ」
中スポスポーツ報知時事通信毎日jpスポニチ名古屋名タイ


今日の公示。(8日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 前田章宏捕手
【同抹消】
▼中日 高橋聡文投手
公式サイト共同通信社

△前田章宏
<高橋に代わって今季初めて1軍登録。
ナゴヤドームでの練習に合流。気合を入れて>
「チャンスがあれば、頑張りたいと思います」

<8回に谷繁の代走で登場すると、9回にはマスク。
1軍でのマスクは06年10月16日・広島戦以来16試合目。
広島の攻撃を無得点に抑え、守りきったことにホッとする>
「久々で緊張しました。
点差はあったけど、勝つことに必死でした。
勝つところにいられて良かったです」
(東京中日、ニッカン


このところ頻繁にある選手の入れ替え
この日は、中継ぎ左腕の高橋が抹消され、
代わって7年目の捕手・前田が今季初めて昇格。
8回に谷繁の代走で登場すると、
点差の開いていた9回には2シーズンぶりのマスクも。
これまで前田をファームで見てきた古久保コーチ
「後は、試合でヘマせんように祈るだけ(>_<)
しっかり、頑張れよ(^^)/」
 と試合前は多少は心配。

そして大阪に移動した試合後
「即出場かぁ(^^)
そのままキャッチャー!ヨシヨシ(^^)」
とお喜びのこと。

前日に同じ捕手の小川が抹消され、捕手2人制となるのかと
思いましたが、やはり基本は『3人制』だったようで。
それでも今春のキャンプでは田中とともに北谷組だった前田
さらにウエスタンでは8試合の出場ながら
12打数5安打の打率.417と打撃が好調。
ようやく立浪に安打が出た控え野手陣にとっては、
もしかしたら貴重な代打戦力となるかもしれません。

2008年5月 8日 (木)

帰ってきたぞ山本昌、快投復活うれしい194勝目!

広島との初戦、拙攻の連続で延長12回引き分けと
今ひとつスッキリしない試合を続けるドラゴンズ
大型連休も終わり、ナイトゲームとなった第2戦。
この日1軍に再登録、即先発となった山本昌
立ち上がりから素晴らしい投球を披露。
打線も援護し、和田、中村紀洋の連続適時打で先制すると、
終盤には集中打でダメのダメを押し、今季最多タイの10得点
6イニングをわずか2安打無失点に封じた42歳ベテラン
約1年ぶりの白星となる194勝目をゲットしました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 8回戦
(7日・ナゴヤドーム | 中日5勝1敗2分け)
27658人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日 × 10
[勝] 山本昌(2試合1勝)
[D本] なし
[Dバッテリー]
山本昌、チェン、平井、金剛 - 小田、谷繁

【ゲームレビュー】
山本昌が昨年5月13日以来、1年ぶりの勝利
通算200勝まで、あと6勝とした

立ち上がりから攻めの投球に徹した。
1回は3者連続三振。6回、四球と安打で1死一、三塁の
ピンチをつくったが、後続を断ってマウンドを譲った。
打線も援護した。
3回2死満塁から、和田が中前へ2点適時打。
続く中村紀洋も中前適時打で計3点を先取。
6回には森野の二塁打で2点、8回には5点を奪って勝負を決めた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

5月に入り、1軍練習には合流していた山本昌
ようやく迎えた今季2度目の先発マウンド
イニング経過で振り返ると↓

1回、先頭赤松を内角低目のストレートで見逃し三振に取ると、
東出に対しては内角低目に。さらに天谷にも内角へ
宝刀・スクリューボールを投げ込み、空振り三振。
なんと3者連続三振と最高の立ち上がり。

1回ウラ、広島先発・大竹の不安定な立ち上がりを突き、
井端、ウッズが四球を選び、2死一、二塁。
しかし和田真ん中低目のシュートを叩くも二塁正面のゴロ。
先制のチャンスをこの日も逃す。

2回ウラ、2死から小田が2球目を叩き三塁への打球。
ところが主審がファウル、三塁塁審がフェアと判定の食い違い。
ブラウン監督抗議するも、結局ファウルで打ち直し。
しかしボール球を叩いてしまい、センターフライ。

2回もすんなり三者凡退の山本昌
3回、先頭石原に初球、中に入ったカーブを叩かれると、
レフトフェンスにワンバウンドで当たるヒット。
しかしクッションボールを和田が素手で掴むと、
そのまま二塁へストライク返球!
二塁を狙った石原がタッチアウトとなりチャンス消滅。
見事な好守でベテランをもり立てる。


3回ウラ、1死から荒木が三塁内野安打で出ると、
続く井端の2球目に二塁へスタート。
微妙なタイミングながらも、スチールを決め、
その井端の二ゴロ進塁打で三塁へ。
ここから大竹の制球が大きく乱れ、
森野、ウッズと連続四球で、1死満塁。
チャンスで迎えるは、5番・和田
前回対決で満塁弾を放つなど好相性の大竹
カウント0-1からの2球目、中に入ったカットボールを叩き、
センター前へ抜けていく2点タイムリー!(2-0)
好守に続き、バットでも山本昌を援護し先制。
なおも一、二塁で迎えるは、この日も6番・中村紀洋
和田に続けとばかり、カウント2-0からの3球目、
外角高目に抜けたフォークを弾き返して、
センターへのタイムリーツーベース!(3-0)
重苦しいムードを一気に取っ払う連打で、大竹をKO

4回、3点のリードをもらった山本昌
注目の2廻り目に入るも、赤松を外へのスクリューで二塁フライ。
東出を外へのスライダーで空振り三振。
さらに天谷も初球、内へのストレートであっさり投ゴロ。
気迫を持続し、小気味よい快投は続く。

4回ウラ、広島2番手・大島崇行を攻め、
山本昌遊ゴロエラー、荒木四球、
井端遊ゴロ進塁打で、1死二、三塁と再びチャンス。
しかし森野二塁正面のゴロでランナー進めず、
さらにウッズも外へのチェンジアップを引っかけ、三塁ゴロ。
主軸が凡退し追加点ならない、前日の名残

4イニングを投げ、なんと39球
見事な省エネ投球を続ける山本昌
勝利投手の権利がかかる5回を迎えたが、ここもストライク先行。
先頭栗原を137キロ、真ん中高目のストレートで空振り三振に取ると、
アレックスはスクリューでライトフライ。
さらにシーボルを外へのカーブでピッチャーゴロ。
いったん弾いたものの、落ち着いて拾い直して、一塁へ。
まさに完ぺきな投球で、5イニングを投げ終える。

しかしその山本昌にこの日初めてのピンチ。
6回、1死からやや制球乱れ、に四球を与えると、
大島の代打・小窪に初球、外への甘いスクリューを
センター前に落とされるビギナーズラックで一、三塁。
課題のセットポジションでの投球を強いられたが、
ここでも落ち着き払う振る舞いの山本昌
赤松をスクリューで浅い二塁フライに取ると、
東出の代打・緒方孝市を同じく外へのスクリューで、
伸びのないライトフライに打ち取り、スリーアウト
結局この日は、6イニング68球を投げ、
2安打5奪三振1四球で無失点。
勝てなかったときのバタつき感もまったくなく、
まさに「往年の投球」広島打線を翻弄。
194勝目を掴むに値する内容で、マウンドを後続へ譲る。


6回ウラ、その山本昌にさらにうれしい援護点
広島3番手・を攻め、1死から荒木がセンター前に運ぶと、
井端も積極的に初球をライト前に運び、一、二塁。
ここで迎えるは、3番・森野
拙攻打破のために繋がってほしい場面。
期待に応え、カウント1-2からの4球目、
中に甘く入ったストレートを弾き返すと、
レフトフェンス直撃のタイムリーツーベース!
荒木、井端がこぞって生還。
上位打線の見事な3連打で中押しに成功。(5-0)

7回、ドラゴンズ2番手は、チェン
さらにウッズが下がって、早くも守備固め体勢に。
しかし連投の疲れもあったか、チェンが捕まり、
天谷の中前打とアレックスのライト線ツーベースで1死一、三塁。
続くシーボルはストレートでバットを2本へし折った末に
タイミングを外し、外へのカーブで空振り三振に取るも、
石原に四球を与え、2死満塁にしてしまうと、
に対して、カウント2-0と追い込みながら、
3球目、中に入ったフォークをレフト左に運ばれ
2点タイムリーツーベース。(5-2)
続く小窪を内へのストレートで遊ゴロに打ち取るも。
失投のフォークなど変化球の制球に課題が残る。

7回ウラ、中村紀洋左前打とイ・ビョンギュの送りバント、
さらに小田の代打・立浪四球で1死一、二塁。
しかしチェンの代打・谷繁
外へのスライダーを叩くもバットの先。
1-6-3のゲッツーでチャンスを潰す。

8回、ドラゴンズ3番手は、平井
1死から林の代打・喜田剛の当たりはライト前方へのフライ。
しかしイ・ビョンギュが突っ込みランニングキャッチ!
好捕に思わず犬のように舌を出しながら照れ笑いのビョン

8回ウラ、ドラゴンズ、ダメのダメを押す猛攻
広島4番手・岸本から先頭・荒木がレフト前ヒットを放つと、
続く井端は遊ゴロながら荒木の足が勝り、フィルダースチョイス。
さらに森野が四球を選び、無死満塁と大きなチャンス。
しかし途中から4番に入っていた英智
ストレートに力負けしてしまい、遊ゴロで本塁封殺。
若干イヤなムードがしたものの、
これを振り払ったのが、和田
カウント2-2からの6球目、外角低目のストレートを叩くと、
打球は伸びてライトオーバー、2点タイムリーツーベース!(7-2)
この日4打点となる勝負強さを発揮すると、
これに再び続くは中村紀洋
カウント2-2からの7球目、
中に入ったフォークをはじき返しての
センターフェンス直撃の2点タイムリーツーベース!(9-2)
『ノリべん』そろい踏みのどさくさに紛れイ・ビョンギュも1本。
カウント2-0からの3球目、内へのストレートをセンター返し!
ダメのダメを押すタイムリーで10点目。(10-2)
見事に繋がり、あとは勝利の瞬間を待つだけに。

9回、点差が開いたためドラゴンズ4番手は、金剛
2死二塁から石原にライト線へ
タイムリーツーベースを浴びてしまい、(10-3)
若干のもたつきこそありながら、
最後は梵を外角低目のカーブを空振り三振に仕留め、ゲームセット!
前夜の拙攻をとりあえずは振り払った12安打10得点
この援護にも守られた山本昌には、
昨年5月13日・巨人戦以来の通算194勝目が!
そしてお立ち台に上がった背番号34には、フラッシュの嵐。
本人もファンも待ち望んだうれしい白星がようやく実現。
あと6勝となった200勝へのカウントダウンが始まった。


This is Masa!ゴールデンウィークも終わり、
超満員だったナゴヤドームのスタンドも
かなりの空席が目立ちましたが、
こういうゲームをやってくれれば、
きっと前日までのお客さん
喜んでいただろうなと
そう思わせるような投打噛み合った快勝だったと思います。

とにもかくにも、真っ先に挙げるのは、
やはり6イニング無失点、ベテラン・昌さんの快投でしょう。
今季初登板となった4月2日の巨人戦、
わずか2イニングで背中の張りを訴え降板。
その後登録を抹消され、再起を期したものの、
1軍先発陣の好調もあって、上に全く呼ばれる気配なし
しかししっかり下でじっくりと調整していたことと、
このチャンスを逃してはいけないという必死な思い
それがかなり飛ばし気味だった立ち上がりから
しっかり出ていたと思います。
いきなりの3者連続三振には驚きましたが、
この日はストレートに力があるうえに、
スクリュー、スライダーなど変化球のキレもヨシ。
さらに常にストライク先行、
コーナーを、低めを丁寧に付く制球力もまずまず。
そして気迫がしっかりとこもっていた投球は
全くと言って良いほど、危なげなかったですね。
コンビを組んだ小田のリードも上々。
広島打線もファーストストライクを狙うことぐらいしか、
攻略方法が見つからないほど、相手を翻弄していました。

懸念されていた味方の援護も、3回に3点も入り、
さらに6回のピンチで、開幕前の課題であったセットでの投球。
しかし大きな崩れもなく、宝刀・スクリューで圧倒。
まさに一昨年、さらに往年の投球を披露してくれた昌さん
待ち望んだ1年ぶりの白星に本人も「ホッとした」ようですが、
自分らの想像のさらに上を行った見事な投球に
『山本昌まだまだ死なず』を十二分に感じさせてくれました。
これで次回も先発チャンスはあると思いますが、
ここまでとはいわずとも、安定した投球を継続できるかがカギ。
再び歩み出すこととなったカウントダウンロード
持ち味を発揮し、さらに進んでいってもらいたいです。


一方、打線は立ち上がりはこれまで同様、
重圧もあってか、硬い部分もありましたが、
3回の和田、中村紀洋の連続タイムリーが大きかったですね。
前日までストレスがたまるシーンが多かったですが、
広島投手陣制球難にも助けられての見事な先取点。
終盤の上位打線の3連打による中押しや、
再びノリべん競演となったダメ押し連続タイムリー
「もっと苦しめ!」指揮官のゲキも効果があったか、
連休明けいきなり、見事な繋がりを魅せてくれたと思います。
あとは心配なのは、4番に座る主砲だけ
この日もバットの先の一打など、一人蚊帳の外ウッズ
一発が一番の特効薬なのでしょうが、
まずはしっかりミートすること。
何とかみんなに追いつき、東京に乗り込んでほしいです。


もやもやしたまま終わったゴールデンウィーク。
しかし明けた初日に見事な昌さんの復活劇
おまけに和田地元初お立ち台など、うれしさの連続でした。
ただこれが一夜限りにならないよう、まずは広島に勝ち越しを。
おそらく第3戦の先発は、川井じゃないかと。
中スポには中6日で川上と出ていましたが、
エースは東京で巨人にリベンジするのではと見ていますが。
どちらにしても、しっかり勝って収穫を得ることで、
地元での連戦を締めくくってほしいいところです。


☆ウィナーズ・ボイス(7日)

◎山本昌
<6イニングを2安打無失点で、今季初白星。
通算194勝目をマーク>
「あっ、ありがとうございます。
(今どんな気分ですか)
いやあほんとホッとしているというかね。
えー何とか試合になって良かったなと。
開幕でね、ああいう風なケガしましたんでね、
本当によかったです。はい。
(3者連続三振のスタート、ボールが速かった)
まあ気合だけ入ってましたんで。
まあ、まあまあでした。はい。
(いけるところまで飛ばそうと)
そうですね。本当に周りのピッチャーも調子いいですしね。
またチームの状態もね、いいですし、
ムード壊さないように頑張りました。はい。
(1カ月ぶりの1軍マウンド、この1カ月間の気持ちは)
いや本当に早くね、故障治して
少しでも早くと思ってましたけど、えー周りも調子がいいんでね。
えーじっくりチャンス待ってました。はい。
(1年ぶりの勝利、この1年間を振り返ると)
えーまああのう、ね、いろいろありますけど、
えーまあこうやってね。勝てれば何か
チームに帰ってきたなって感じですね。はい。
(200勝へのカウントダウン)
ええ、あの頑張っていきたいと思います。はい」


<42歳の大ベテランが計算を度外視して飛ばしに飛ばした。
立ち上がりの直球中心の投球は強い決意の表れ>
「ほっとしているというか…。とにかく飛ばした。
周りの投手も調子がいいので、だめなら代わってもらうだけ。
どんどんストライクを取って、
いけるところまでいこうと、気合を入れて投げた」

<唯一のピンチにも動じず。
6回1死一、三塁と走者を背負ったが、落ち着きが勝った>
「流れからして勝てると思った」

<1カ月ぶりの1軍マウンドで、6イニング2安打無失点。
68球の完ぺきな投球に心底、安堵の表情を浮かべ>
「もうちょっと余力があったけどね。
でも、(交代で)正直ホッとしました。
こういう結果になって良かった」

<仕切り直しの『開幕戦』で、限界説など吹き飛ばし>
「そう言われるのは仕方ない。
ただ投手陣が調子がいい中で、
登板機会を作って下さったことに感謝しています。
自分のことよりチームの勝利に貢献できたことが大きい」

<ただの1勝以上に重みのあった194個目の白星。
それでも努めて喜びを抑え、謙虚な姿勢を貫く>
「まだ一つ勝っただけ。
こういう投球を続けて、もう少し長いイニングを
任せてもらえる信頼感を勝ち取りたい。
200勝? それは自分の中ではもういいよ。
それよりもチームの勝利に貢献したい」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


『めちゃくちゃうれしいです。
ずいぶんチームを離れているような気がして、
やっっと帰ってきたかな、長かったなあという感じです。
その間、ファンのみなさんがすごく気にしてくれているのが
いろんなところへ行ったり、中日スポーツを読んだりして分かって、
なんとかそういう方々の期待に応えようと思っていました。
もっとも、次が大事。もうちょっと長いイニングを
投げられるよう頑張っていきます。
やっと、エッセイも更新できますね。』

山本昌公式ホームページより引用)


○小田幸平
<今季4試合目の先発マスクで山本昌を好リード。
3連続三振の立ち上がりには苦笑いしたが>
「最初から飛ばしてください、とお願いしていた。
3者三振はさすがに飛ばし過ぎかなと思ったけど。
サインに首を振ることもなく、
しつこいくらいに低めを突くことができた。
いろいろな変化球を使えるので、楽しくリードできた」

<好リードの根底にあったのは昨季の雪辱。
昨季山本昌が先発した18試合のうち8試合で先発マスク。
トータルでは2勝4敗だったが、2勝目以後、
4試合で3敗と負け続けたままシーズンが終わった>
「リベンジしかなかった」

<事前の打ち合わせで、
原点にだけ焦点を合わせることを確認>
「去年のこととか、200勝のこととか、
そういうことではなく、とにかく目の前のものを取りにいく。
そういう話を2人でした」

<ベテランに何度も低めを意識させ、
勝つために、嫌がられることもいとわなかった>
「しつこく『低め』と言った。ウザがるくらいに。
マサさんはウザかったかもしれないけど、
意思の疎通ができてよかった。
1回も首を振られなかったのでよかった。
マサ(山本昌)さんに勝ちがついたことが一番です」
中スポ中日新聞

○森バッテリーチーフコーチ
<6回まで68球の完封ペースだったが
山本昌と話し合って交代を決める>
「しばらく勝っていないという不安もあっただろうし、
前の回から球が高めに浮きだしたというのもあった。
もし(山本)昌が1点取られて2点差になってから出ていく中継ぎもきつい。
そういう話をしたら昌も同じようなことを言ってきた。
小田が持ち味を引き出した。昌の好投が
最近打たれていた若手にとっていい刺激になっただろう」
名タイ


◎和田一浩
<先制打を含む2安打4打点の活躍>
「(重苦しいムードのなか、大きな先制タイムリー)
そうですね、ちょっと最近ストレスがたまる試合が
多かったと思うんで、あの何とか打ててよかったと思います。
(満塁弾を放った得意の大竹投手から)
1打席目(二ゴロ)にあのちょっと抑えられたんで、あの
2回目はそういう訳にいかないんで、
えー何とかいい方向に飛んでくれてよかったと思います。
(最近バットが好調、いよいよ存在感をアピール)
このまま上がってきたらいいかなと思っていますけども、はい。
(地元初のお立ち台の気分は)
そうですね。すごく長かったんで、
あの、チームにも迷惑かけてましたし、
これからどんどん取り返せるように頑張っていきたいと思います。
(山本昌投手の先発の日だったが)
そうですね。あの前回、ああいう形で降板という形になってたんで、
いいスタートを切ってもらいたいなという気持ちで、
1点でも多く取ろうと思っていました。
(これからもたくさん打って先発投手を助けてください)
はい、頑張ります」


<3回、タイムリー談話>
「打ったのは、ストレート。
1打席目は初球から見て失敗(二ゴロ)したから積極的にいこうと思った
最近はストレスのたまるゲームが多かったし、
先発投手に迷惑をかけたから。
かなりプレッシャーがかかったのですが、結果が出てよかったです」

<県岐阜商高時代からテレビで見ていた
7歳上の山本昌が1年ぶりの白星を目指して先発。
左翼の守備位置からでも刺激になり>
「山本さんが去年から苦しんでいたのは知っていました。
初回からすごく飛ばしていて
きょうは勝つんだというのが背中を見て伝わってきた。
早く点を取らないといけないと思った。
だから、何としても打ちたかったんです」

<12年目のプロ生活で培ったプレッシャーへの対処法がある>
「感情を表に出さないで、いつもと同じようにプレーする。
自分は感情が表に出やすいから
プレッシャーがかかる場面では冷静になるよう心掛けています」

<8回には右越えの2点適時二塁打。
チャンスで金縛り状態だった打線を救う>
「野手はみんな何とかしたいと思っている。
これがきっかけになって
チームにタイムリーが増えれば活気が出てくると思う」

<この日が初めての本拠地でのお立ち台。
開幕当初の不振を挽回、打率も.299まで上昇>
「お立ち台? ようやくそういう活躍ができたね。
これからいままでの分を取り返したい。
何とかいいところで1本打っていきたい」
中スポ共同通信社時事通信毎日jpニッカン名タイ

○中村紀洋
<2試合連続となる今季3度目の猛打賞で3打点。
この日の3打点で今季22打点となり、打点リーグ2位タイに浮上>
「とにかくきょうは山本さんにどうしても勝ってほしかった。
それしか考えていなかった。だから勝ってよかったよ。
打点はたまたま。そういう巡り合わせの時に回ってきているだけ。
調子?良くも悪くもない」
中スポスポニチ名古屋

○森野将彦
<6回1死一、二塁で左翼フェンス直撃の2点二塁打>
「打ったのはストレート。
チャンスで打たないといけないので打てて良かったです」
中スポ

○荒木雅博
<4打数3安打と4月6日以来3回目の猛打賞をマーク。
3回には今季7個目の盗塁(二盗)を成功させる>
「良かったです。まだまだこれから頑張っていきたいです」
(東京中日)

○イ・ビョンギュ
<8回1死二塁から中前適時打を放ち、3試合ぶりの打点。
また8試合ぶりのマルチ安打に手応えを感じる>
「打ったのはストレート。
久しぶりにタイムリーが打ててうれしい。
きょうのヒットをきっかけに良くなりそうです」
(東京中日)

○チェン・ウェイン
<この日は7回に2番手として登板し2失点。
北京五輪の台湾代表チームに選出されることが確実に。
04年のアテネ五輪に続く選出に、本人も意欲的>
「球団と(後見役の)大豊さんにお任せしていますが、
選ばれたら頑張りたいですし、自分としては出たい気持ちがあります」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋

◆井手編成担当
<中華民国棒球協会の林宗成秘書長の訪問を受け、
チェンの台湾代表1次候補選出を快諾する旨を伝える>
「球団としては協力する」
スポニチ名古屋

◆西川球団社長
<この日、ナゴヤドームを訪れた林宗成秘書長と会談。
チェンが現時点で候補選手に入っていることの説明と、
本大会での協力を要請を受け、出場を認めることを伝える>
「(台湾出身選手が所属する)関係各球団に
あいさつに回っているということでした。
選ばれたときには協力しますよ。
本人にとっては名誉なことですから」
中スポスポーツ報知

◇吉見一起
<川上、朝倉、中田とともに早出で打撃練習を行う。
約20分にわたってバットを握り、フリー打撃では右打ちを繰り返す。
今季17打数ノーヒットで打率0割>
「打撃は得意ではないんです。だから練習しないと」
ニッカン

◇岩瀬仁紀
<出身地である愛知県西尾市から
『西尾市ふるさと大使』に任命される。
任期は3年間の予定、同市の大使第1号となり>
「西尾のPRに役立てばうれしいです」
公式サイト、中スポ)

◆鈴木義広
<右ひじ故障で2軍調整中。早期復帰へ意欲>
「(故障の程度は)重くはない。
(キャッチボールも)ぼちぼち始めます。
そんなに長くはかからないと思います」
(東京中日)


○落合監督
<今季2度目の2ケタ得点で大勝。
自嘲気味に笑いながら、打線を語る>
「あまりにお寒いからジャンパーを着てたよ。
3回ウラから着たら3点入った。
1年中ずっと着てなきゃダメか? 真夏でも着てやるしかないか。
それで点数取ってくれるなら、真夏でも着てやるよ」

<山本昌については>
「マサ? 本人に聞いてくれ。
1年ぶりにしゃべるんだろうから、十分に聞いてやってくれ」
(中スポ、時事通信毎日jpニッカン


今日の公示。(7日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 山本昌投手
【同抹消】
▼中日 小川将俊捕手
公式サイト共同通信社


△山本昌
<この日、小川に代わり1カ月ぶりに1軍に昇格。
即先発のマウンドに上がったが、試合前は控えめに話す>
「チャンスがあれば頑張る」
共同通信社

◇高代野手総合チーフコーチ
<山本昌の昇格にともない、小川が2軍行き。
控え野手が1人減って6人になったことについて>
「野手のやりくりは大丈夫」
(中スポ)

◇立浪和義
<この日、代打で四球で出塁。
いつもなら代走が登場するが、一塁走者として残る。
野手が1人減ったことについて
投手陣に負担がかかることへの責任を感じ>
「控えの野手が打ってないからね。
(投手を)助けないと。頑張ります」
(中スポ)

◇井上一樹
<投手陣も野手陣も苦しい時だが>
「与えられたところをしっかりやるしかない。
こういう言い方は変かもしれないけど、助け合わないといけない」
(中スポ)

この日、昌さんが1軍に再登録されたことで、
代わって、第3捕手立浪の代走担当小川
出場選手登録を抹消されました。
これで1軍の投手は、12球団で一番多い14人体制に。
その一方で控え野手は、1人減って6人。
前日、レギュラー陣にゲキを飛ばした落合監督でしたが、
やはり下から野手の戦力補充はしませんでした。
さらに寂しい野手陣容となりますが、
とりあえずは6人で踏ん張り、42打数2安打(7日まで)で
打率.048代打成績を向上されるよう、頑張ってほしいです。

2008年5月 7日 (水)

速攻のち拙攻オンパレード、竜今季3度目のドロー。

地元での首位・阪神との直接対決に
1勝2敗と負け越してしまったドラゴンズ
気持ちを切り替えて臨むは4位・広島との3連戦。
その初戦、ゴールデンウィーク最終日のナゴヤドームに
詰めかけた大観衆の前で繰り広げられたのは、
両チームによる拙攻のオンパレード
初回にともに速攻で1点を入れてからは本塁が遠きものとなり、
開幕戦以来のこのカード2度目、ドラゴンズにとっては
今季3度目の延長12回引き分けとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 7回戦
(6日・ナゴヤドーム | 中日4勝1敗2分け)
37668人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R
広島 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
中日 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
(延長12回規定により引き分け)
[D本] なし
[Dバッテリー]
朝倉、チェン、岩瀬、平井、小林、長峰 - 谷繁

【ゲームレビュー】
決めて欠き3度目の引き分け
中日は今季3度目の引き分け。攻撃が決めてを欠いた。
ウッズイ・ビョンギュブレーキになった。
4回無死一、二塁でウッズが遊ゴロ併殺打。
7回無死一、三塁ではが遊飛に倒れた。
その後スクイズ失敗などでチャンスをつぶした。
10回以降も毎回走者を出したが、得点につながらなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

初回、先制点が入ったのが、試合開始直後の15時3分
そのウラ、ドラゴンズが同点に追い付いたのが、15時13分
その後、ずーっと0行進で、終わったのが19時35分
4時間35分に渡った良い意味では総力戦、
悪い意味では拙攻戦を振り返ると↓

ドラゴンズ先発は、4月25日以来中10日となった朝倉
1回、先頭赤松の2球目、内へのスライダーが抜けて死球。
2番・東出が送って二塁へ進めると、
この日3番抜てきの天谷が、カウント0-2からの3球目、
中に入ったシュートを逆らわずレフト前に落とすタイムリー(0-1)
わずか6球、広島の速攻に先制点を許す。

広島先発は、中4日でコルビー・ルイス
ボーク3つのあの開幕戦以来のナゴヤドームでの登板。
1回ウラ、先頭荒木外へのストレートをライト線に落とすと、
アレックスがクッション処理を誤る間に三塁へ到達。
今季初のスリーベースヒットで同点のチャンス!
セットポジションとなって、やや制球が不安定のルイス
そこを付き、井端フルカウントからの6球目、
真ん中高目のストレートを右へ打ち上げると、
打球は伸びて大きな犠牲フライに。
アレックス返球せず、荒木ゆっくりと生還し同点。(1-1)
続く森野が四球を選ぶも、ウッズ1-4-3のゲッツー。

2回、2死から小窪哲也にセンター前に運ばれるも
続くルイスをしっかり空振り三振。朝倉立ち直りの兆し。

3回、1死から東出一、二塁間を割るヒット。
しかし天谷、栗原と打ち上げ、ランナーを進められず。

4回、2死から朝倉の制球にばらつき。
石原、小窪に連続四球も、ルイス二ゴロで救われる。

4回ウラ、先頭井端がセンター前ヒットで出ると。
森野も続き、4球ファウルのあとライト前で無死一、二塁。
しかしウッズが初球、外角高目の甘いスライダーを
ひっかけてしまい、6-4-3と2打席連続のゲッツー
和田も打ち損じの中飛に倒れ、主軸でチャンスを潰す。

5回、1死から東出外のシュートをライト前。
しかしこちらもクリーンアップが不発。
天谷シュートに遊ゴロで二塁封殺、
栗原初球内へのシュートでバットをへし折っての三塁ゴロ。
毎回ランナーを出しながら、粘りの投球朝倉

5回ウラ、先頭中村紀洋センター前ヒットも
イ・ビョンギュ内へのストレートにどん詰まりの遊ゴロ。
谷繁が三遊間を抜き、朝倉が送り、2死二、三塁。
しかし荒木は外角低目スライダーを打ち上げ二塁フライ。
ルイスに踏ん張られてしまい、ここもゼロ。

6回、先頭アレックスセンター前、シーボルライト前と
連打で無死一、二塁とされた朝倉
送らせずに強攻した石原を内角高目のシュートで
空振り三振に取るも、小窪にライト前に運ばれ1死満塁。
しかしルイスを本塁前の捕ゴロに取ると、
赤松も初球シュートで三塁ゴロ。
相手の拙攻にも助けられ、この日最大のピンチを切り抜ける。

7回、先頭東出ストレートの四球も、
続く天谷バントを空振り、結局送れずライトフライ。
しかし栗原の2球目、朝倉外へ叩きつけワイルドピッチ。
結果バントと同じ1死二塁としてしまうが、
不振の栗原外へのスライダーに泳ぎ三塁ゴロ。
さらにアレックスも打ち上げてのセンターフライ。
結局すべてのイニングで走者を出しながら、
初回の1点のみに凌いだ朝倉
7イニング102球を投げ、7安打3奪三振4四死球の1失点。
4四死球は反省点ながら、中10日も苦にしない粘投を見せた。


7回ウラ、先頭和田バットの先ながら
二塁後方に落とすヒットで出ると、
中村紀洋も続き、外角高目のスライダーをうまくレフト前へ。
エンドランが成功し、無死一、三塁と絶好のチャンス!
しかしイ・ビョンギュが初球、内へのスライダーを
打ち上げてしまい、遊撃フライ。
さらに続く谷繁の時に、カウント1-3からスクイズ敢行
ところが真ん中高目に入ったスライダーを
チームきってのバントの名手・谷繁なんと空振り
スタートを切っていた三走・和田が三本間に挟まれタッチアウト
それでも挟殺プレーの間に中村紀洋が三塁へ進み、
谷繁も四球を選んで2死一、三塁。
ここで朝倉に代打が送られ、立浪登場
しかし初球、内角高目ストレートを打ち損じ、三塁フライ
打ちそうなムードを醸し出していない立浪、これで18打席ノーヒット
またも勝ち越しのチャンスを逃し、0行進は続く。

8回、ドラゴンズ2番手は、チェン
いきなり先頭のシーボルに三遊間を抜かれ、
石原の犠打で代走・木村昇吾が二塁へ。
しかしここでチェンのストレートがうなり、
小窪を内角高目の142キロでファウルチップでの三振に。
さらにルイスの代打・緒方孝市
カウント2-2からの5球目、内角高目にズバッと決めて空振り三振
続く9回はこの日初めての三者凡退に打ち取りGJ

9回ウラ、2イニング目となる広島2番手・横山を攻め、
和田四球と中村紀洋センター前ヒットで
1死一、二塁とサヨナラのチャンス。
ここで広島ベンチは3番手に左腕・コズロースキー
迎えるは2日前のサヨナラ男、イ・ビョンギュ
この日ブレーキもここで名誉挽回を。
しかし期待に背き、フルカウントからの8球目、
内角高目のストレートを打ち上げ、浅いレフトファウルフライ。
さらに継投、4番手・の真ん中低目のスライダーを
谷繁が詰まってしまい、ショートゴロ。
両軍スミ1以降は決めてなく、延長戦へと突入。


延長10回、ドラゴンズ3番手は守護神・岩瀬
1死からアレックスにボテボテの遊撃内野安打を許すも
木村の代打・を内へのクロスファイヤーで見逃し三振。
石原を初球、シュートでライトフライ。全く問題なし

10回ウラ、広島5番手・岸本を2死から攻め、
井端のレフト前ヒットと森野の四球で一、二塁。
ここで迎えるは、再三チャンスを潰しているウッズ
なんとかこちらも汚名返上を願いたいところも
代わった6番手・永川がフォークを連投。
そしてカウント2-1からの4球目もやはり内角低目にフォーク。
バットが空を切ってしまい、空振り三振
この日5打数無安打2併殺2三振と大ブレーキの主砲
どうにもならない悔しさのあまり、唇をとがらせる。

11回ウラ、先頭和田がセンター前に弾き返し、代走に藤井
再びサヨナラのお膳立てをするも、この日は永川が抜群。
猛打賞の中村紀洋が初球、真ん中ストレートを
打ち上げてしまい、センターフライ。
イ・ビョンギュもフォークに全く合わず空振り三振。
さらに谷繁外のフォークを引っかけ、三塁ゴロ。
ついにゲームは最終12回の攻防に。

12回、ドラゴンズ5番手は、小林
東出、天谷とキッチリ打ち取り、6番手・長峰にスイッチすると、
長峰栗原にセンター前に運ばれ、多少もたつくも
アレックスを最後は内角低目のスライダーで空振り三振。
これでとりあえず、ドラゴンズの負けはなくなる。

12回ウラ、広島7番手は、梅津
先頭、長峰の代打・小川は粘るも見逃し三振
しかし荒木が右中間へはじき返すヒットで出塁。
願ってもないサヨナラのランナーだったが、
続く井端のカウント1-3からの5球目、
梅津にリードの逆を付かれてしまい、けん制タッチアウト
最後の最後でまさに痛恨の走塁ミス
それでも井端が四球を選び出塁するも、森野が右飛に倒れゲームセット
ドラゴンズ6人広島7人と両軍合わせて、
13人の投手を繰り出し、凌ぎきった総力戦というより
ドラゴンズ11安打11残塁2併殺広島10安打13残塁
まさに拙攻戦の印象が強かった4時間35分
開幕戦に続き、このカード2度目の延長12回ドローとなった。


名手・谷繁決められず…。ゴールデンウィークの
最後の最後に
こんな重苦しいゲーム
見せられるとは
思っていませんでした。
ゲーム前半は、広島の拙攻
かなり助けられましたが、
ドラゴンズも付き合いがいいのか、
しっかりと追随
どちらかというと、
終盤はこちらの方がチャンスが多く、
いつでも決められるような
状況だっただけに
後味の悪いこのドローは、
負けに近いもののように感じました。

それにしてもこの日、同じ打順のところに
何度もチャンスが回ってきながら、そこで大ブレーキ
1、2、3番が出てお膳立てをするも、4番でおじゃん。
5番が出て、6番が続くと7、8番でぽしゃる。
シーズンのなかの1試合といえば、それまでなのですが、
それにしても同じ打者が潰し過ぎじゃないかと。
さすがの落合監督もかなりのお怒りだったようですし、
何とかこの詰まり具合が取れるよう、
選手個々でしっかり打撃に取り組んでもらいたいものですね。
さらに今後ストレスのたまるようなゲームは、
できるだけ避けてもらいたいもの。
まあ好きでやっているわけでもないでしょうが、
次戦から再び始まるナイトゲーム解消を目指してほしいです。


直接対決での悔しさを晴らすことはできないうえ、
首位・阪神とのゲーム差は3と広がりましたが、
まあ現状のチーム状態がこういうことだけに
ちょっと我慢しなくてはいけないかもしれませんね。
ただ打線の方は少しずつ繋がりつつあるのも確か。
この日朝倉が粘投したこともあり、
崩れつつあった先発陣もなんとか落ち着いたようにも感じました。
あとはスッキリした勝利を掴めれば、再び流れるのでは。
迎える第2戦、先発投手は順当なら川井となりますが、
果たして素直にそのようになるのか。
それとも意外な投手の登板となるのか。
どちらにしても、できるだけチャンスは逃さない。
そして重苦しい展開は、2日連続はカンベン。
9連戦の半ばで疲れもあるでしょうが、
できるだけぼやかせない、締まったゲーム展開を期待します。


★プレーヤーズ・ボイス(6日)

△荒木雅博
<延長12回1死から右前打で出塁も、
カウント1-3から梅津に逆をつかれ、まさかのけん制死>
「二塁にいきたかったです。
その前に何度も(盗塁の)チャンスがあったんですが、
いけなかったボクの負けです。
けん制球は相手がうまかったですね」

<直後のテレビモニターには、
怒張した顔が映されていたが、屈辱をかみしめ>
「(自分に)悔しかったから」
中スポ名タイ

△谷繁元信
<7回1死一、三塁。カウント1-3から
今季初のスクイズ指令もバットにボールは当たらず失敗。
三塁走者・和田が挟殺となり、ぼうぜん>
「穴に入りたい。何とも言いようがないです。
次に(サインが)出たら頑張ります」
中スポ名タイ

△立浪和義
<7回、スクイズ失敗の直後の2死一、三塁、
歓声のなりやまない初球を積極的に打ったが、三飛。
今季18打席目、ファンが待ち望む初安打はまたも持ち越しに>
「ああいうところで使ってもらっているので、何とか1本打ちたかった」
(東京中日)

△イ・ビョンギュ
<この日、今季初めて7番に降格。
4度走者を置くチャンスがありながら5打数無安打2三振>
「今日は全く良くなかった」
ニッカン

△井端弘和
<1回無死三塁から右翼後方にきっちりと同点犠飛>
「同点に追いついてよかったです」
(東京中日、ニッカン

△中村紀洋
<20試合ぶりの6番に昇格し、チーム1人の3安打猛打賞。
ルイスからきっちり2安打を放ち、チャンスメーク>
「たまたまヒットコースに飛んだだけです。
(ルイスは)いいピッチャーですね」
(東京中日)


△朝倉健太
<ローテーションを変更し中10日で先発。
毎回走者を許しながらも7イニングを1失点>
「良く粘れたと思うし、シュートのキレが戻ってきた。
自分の最低限の仕事はできたと思う。
だいぶ調子が上がってきました。自分なりに抑えることができた。
(下半身の使い方などを)体が覚えてきた」

<勝ち星こそつかなかったものの、
昨季から6連勝中の広島戦の『不敗神話』も継続>
「相性? それは気にしていません。
それよりも、きょうのような投球を続けていきたい」
朝倉健太公式中スポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン

△チェン・ウェイン
<2番手で8回からの2イニングを1安打無失点>
「いまは自信を持って投げています。抑えられてよかった」
中スポ

△岩瀬仁紀
<延長10回、3番手で登板。1イニングを抑え>
「抑えないと負けるからね。状態はいいよ」
中スポ

△平井正史
<4番手で登板、延長11回の1イニングを3人で抑える>
「まだ納得できる状態ではないけど、
自分の仕事ができてよかったです」
中スポ

△小林正人
<延長12回、5番手で登板し、左2人を抑える。
勝利には結びつかなかったが、役割を果たし胸を張る>
「自分の仕事はできましたね」

<好調の阪神・平野は東海大の1年先輩。
今季3打数無安打と完ぺきに抑えているがその理由は>
「先輩なので特に打たれたくないですね」

<打たれたくないのは慕っているからこそ>
「オフの自主トレで大学に行ったときも会ってますし、
食事にいったりしています。いろんな話をしてもらった」
中スポ<ドラ番記者>

△長峰昌司
<延長12回2死から、左の小林をリリーフし右打者と対戦。
栗原に中前打を許すが、アレックスにはスライダーで空振り三振。
アンカーをしっかり努め、スコアボードに0を並べる>
「一発がある打者なんで、とにかく低めを意識して投げました。
左から左? 準備はしていたんで。とにかく必死でした。
投げさせてもらえる試合でアピールしないといけないですからね」
中スポ

△小川将俊
<延長12回の先頭で4年ぶりに打席に立つ。
しかし結果は見逃し三振。悔しさをむき出しにしてうめく>
「何が何でも塁に出たかった…。
初球は狙っていた球がきたんですがタイミングが合わなかった。
最後の一球は遠くに見えた」
(東京中日)

◇中田賢一
<練習開始前、中堅フェンス前で投手陣の緊急ミーティング。
しかしその輪から1人、途中から血の気がうせて正座を>
「ちょっと貧血になって、それでそのまま座っていたんです」

<正座をして、森コーチの言葉を正面から受ける。
練習後も上がらずに試合をベンチから見守る>
「先発投手として長いイニングをしっかり投げるには
何がベストなのか、もう一度よく考えなければいけません」
(中スポ)


△落合監督
<打線がつながらず、今季3度目の延長12回引き分け。
得点を止めている『関所を通る手形』はまだ…>
「関所? そんな簡単に手形なんか出てこない。
そんなに簡単だったら苦労しない。苦労しなきゃ。
もっと苦しめ! 選手が音(ね)を上げたら代えてやる。
それまで使い続けるよ。
監督が音を上げることはない。
選手が音を上げたらいつでも代えてやる。
(選手は)これしかいないし、代わりはいないんだから。
残念ながら下(2軍)にもこれっていうのはいないみたい。
谷繁だけは疲れさせられない役どころだから
休ませることはあるけど」
中スポ共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ


若竜トピックス(6日)

◆第62回JABAベーブルース杯争奪大会
予選リーグ 第14試合(再試合)
中日-NOMOベースボールクラブ
(6日・岐阜県営長良川球場)
 N 200 010 000 =3
 D 030 003 50× =11
[D本] なし
[D投] 樋口、浅尾、石井、菊地、赤坂
日本野球連盟公式HPNOMO Baseball Club

【ゲームレビュー】
初回、先発・樋口本郷の適時二塁打など
3安打を集中され、2点を先制される。
2回ウラ、堂上剛裕、平田の連続四球などで2死一、三塁から
堂上直倫の三塁エラーと田中の左前適時打で同点に追いつくと、
さらに澤井の左前適時打で、3-2と逆転。
5回、2番手・浅尾が2死一塁から平松陽介
右翼線適時二塁打を浴び、3-3の同点に追いつかれるが、
6回ウラ、平田の中前打と盗塁、中村一生左前打、
堂上直倫四球で無死満塁から、田中が右前へ2点適時打。
続く澤井の遊ゴロ併殺打の間に1点を追加し、6-3と勝ち越し。
7回ウラにも堂上直倫の左前適時打、田中押し出し四球、
岩﨑右中間3点適時三塁打など4安打を集め、一挙5得点。
11-3でNOMOベースボールクラブに大勝
公式ファームより)


○浅尾拓也
<ベーブルース杯・NOMOベースボールクラブ戦で、
約3カ月ぶりに実戦復帰。5回から2番手で登板して、
2イニングを1安打4奪三振2四球で1失点。
MAX150キロを2度記録するなど、復活をアピール>
「今日はスピードにはこだわらなかったんですけど、
思ったより球がいって(キレて)ました。
(右肩の)痛み無く投げられたことが、何よりの収穫です」

<沖縄春季キャンプ中の実戦復帰後、右肩痛が再発。
以後、肩に負担のかからない新投球フォームを試行錯誤し、
打撃投手を務められるまでになったのは、つい3日前だった>
「肩は大丈夫です。今日は変化球が悪かったです。
高目に浮く球が多く全然だめです。
変化球はまだまだですけど、フォームに慣れてくれば大丈夫です。
ストレートは(このフォームで)まだ(スピードも)上がると思います。
試合に投げられた事には満足してますが、どんどん試合に投げて
ピッチングの精度を上げて行くしかないですね」
公式ファーム中スポ

○樋口賢
<先発し、4イニング投げ2失点も不満顔>
「調子はあまり良くなかったです。
変化球でストライクが取れた所が良かったです」
公式ファーム

○田中大輔
<2回に左前同点適時打、6回に右前勝ち越し2点適時打と、
2打数2安打3打点の活躍を見せ、打撃には納得顔>
「(5日はナゴヤ球場)残留で打ち込む時間があって、
それで(打撃の)いい形を思い出しました。
若いピッチャー(先発は新人の樋口)が投げていたので、
絶対に点を取りたいと思って打ちました。
バットを折りながらしぶとく打ったでしょう。今日はチームに貢献できた」

<3失点されたリード面については>
「1イニングでも長くピッチャーを投げさせられるような、
そういうリードをしていきたいです」
公式ファーム中スポ

○谷哲也
<ベーブルース杯で、新鮮な気持ちでプレー。
昨季は日立製作所の選手。今とは逆にプロの胸を借りる立場だった>
「何とかプロにひと泡吹かせてやろうと、そんな気持ちでしたね」

<大会でチームは格下の社会人相手に苦戦し、
中日2軍は予選リーグで敗退したが>
「社会人の方が1試合1試合に懸ける気持ちが
強いという面は確かにあります。
こっちは普段のプロを相手にしている試合に比べて
モチベーションが上がりきらなかった」
(中スポ<ドラ番記者>


すでに予選リーグ敗退が決まっている
岐阜・長良川球場でのベーブルース杯争奪大会
この日は、前日の降雨コールドとなった
NOMOベースボールクラブとの再試合が行われ、
終盤打線が爆発して、11-3と大勝しました。

岩﨑、石井と故障などで戦列を離れていた若竜たちが
この大会で徐々に実戦復帰を果たしていますが、
この日のNOMOクラブ戦では、右肩痛で出遅れていた
2年目右腕の浅尾が、約3カ月ぶりに復帰!
5回から2番手で登板して、2イニングを1安打1失点。
注目されるストレートの球速も随時140キロ台後半、
さらにMAXとしても、なんと150キロをマーク。
右肩に負担のかからない新投球フォームを習得し、
心配された肩の方もまずは「大丈夫です」とのこと。
試合に投げられたことで、手応えをつかんだ背番号41
今後はさらに投球の精度を上げていく構えのようです。

ボールが高めに浮くなどの制球面や
変化球の出来などまだまだの面もあったようですが、
まずは浅尾実戦復帰を果たせたことがうれしいですね。
今後も肩のコンディションと相談してやっていくようですが、
現状の1軍中継ぎ投手陣にバテがきそうな夏場
ぜひともそのチカラを発揮してもらいたい投手の1人。
ようやく2年目のシーズンを迎えた浅尾
復活ロードを歩んでいく今後を楽しみにしたいです。

2008年5月 6日 (火)

中田まさかの大乱調、虎キラー悪夢の初回7失点。

相手の勝利の方程式を攻略して、
1勝1敗のタイに持ち込んだナゴヤドームでの竜虎対決
迎えた第3戦、ドラゴンズは満を持して、
虎キラー中田賢一を中5日で先発起用。
しかしその中田まさかの大乱調
初回先頭から連打を浴び続け、6安打1四球で7失点と炎上
さらに3回にも点を失い、9安打9失点でKO
打線は1回と7回に2点ずつ返したものの、初回の失点がすべて。
地元でまたも苦杯をなめることとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 8回戦
(5日・ナゴヤドーム | 中日2勝5敗1分け)
38219人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神 10
中 日
[敗] 中田(6試合4勝2敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
中田、長峰、金剛、高橋 - 谷繁、小田

【ゲームレビュー】
今季最多の2ケタ失点で大敗し、7カードぶりに負け越した
中田が試合を壊した。1回、新井に先制打を許すと、
3連続適時打など打者10人攻撃で計7失点
3回にも押し出しなどで2点を失った。
打線は1回に和田が2点三塁打。7回に2点を返すだけにとどまった。
これで阪神戦は3カード続けて勝ち越せなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


藤川、久保田を攻略し、サヨナラ勝ち。
その勢いを持って臨んだ竜虎直接対決第3戦
ところが1回表の攻撃が28分にも及ぶとは…。
こどもの日が『虎どもの日』となってしまったゲーム。
イニング経過を振り返ると↓

ドラゴンズ先発は、今季初の中5日、中田賢一
1回、先頭赤星にいきなり三塁線抜くツーベース。
続く平野の叩きつけての投ゴロを中田が捕るも、
足が勝って内野安打で無死一、三塁。
新井ファウルで粘った末のカウント2-2からの8球目、
中に入った落ちないフォークを振り抜かれ、
ショートオーバー、左中間へのタイムリー。
いきなりの3連打で、阪神に先制を許す。(0-1)
続く金本中田制球定まらず、ストレートが高目に外れ四球
無死満塁から迎えるは、5番・葛城
カウント1-2からの4球目、外のストレートを叩きつけられると、
打球はサードの頭を越えていく2点タイムリー(0-3)
アウトを1つも取れずに3失点。たまらず森コーチもマウンドへ。

なおも無死一、二塁から鳥谷カウント2-1からの5球目、
真ん中低目のストレートをすくい上げられ、
ライトフェンス直撃のタイムリーツーベース(0-4)
さらに矢野にはカウント0-2からの3球目、
ど真ん中に入ったスライダーを引っ張られると、
犠牲フライかと思われた打球が、レフトフェンスを直撃
大きく跳ね返る間に、二者が生還。
まさかの2点タイムリースリーベース(0-6)
打者7人に対して、いまだ1つもアウトを取れない中田
ようやく8番・関本をセンターフライに取るも、
犠牲フライとなってしまい、さらに1失点。(0-7)
杉山空振り三振、赤星二ゴロで何とかチェンジとなるも、
打者10人6安打1四球で、スコアボードには『7』の文字
制球定まらず、ストライクを捕りに行った所を狙われた中田
怒濤の集中攻撃を喰らい、顔はイヤな汗でびっしょり。

大量7点の援護をもらった阪神先発は、中7日で杉山
1回ウラ、1死から井端初球を叩き、
センター前ヒットで出ると、ワイルドピッチで二塁へ。
さらに森野も四球を選び、一、二塁と反撃のチャンス。
ウッズ打ち上げ、浅いセンターフライで2アウト。
しかし続く和田がフルカウントからの6球目、
中に入ってきたスライダーを捉えると、打球は伸びて、
センターフェンス直撃の2点タイムリースリーベース!(2-7)
なおも2死三塁で昨日のヒーロー、イ・ビョンギュ
しかし外へのストレートに空振り三振で反撃ここまで

9連戦のまだ3戦目、初回7失点も続投となった中田
2回は、内野ゴロ3つと立ち直る気配を見せたものの、
3回、先頭葛城に中に入ったフォークを叩きセンター前。
鳥谷が続いて内へのスライダーをうまく引っ張られると、
ライト右へのツーベースで、無死二、三塁。
さらに矢野に初球、外に浮いたスライダーを強振され、
そのままセンターへ抜けていくタイムリー。
3連打を浴び、再び失点(2-8)
それでも関本遊飛、杉山スリーバント失敗で、
なんとか2死一、三塁までで持ってきた中田
しかし赤星に対し、スライダーが高目に浮き四球
2死満塁で迎えるは、平野
ところがもはやボールがおぼつかない中田
カウント1-3から内角低目へのストレートが外れて、連続の四球
押し出しとなってしまい、もはやひとり相撲(2-9)
前回対戦でのプロ初完封から一転。
3イニングでなんと93球も放り、9安打2奪三振3四球で9失点。
まさかの大乱調で、ゲームを完全にぶち壊した


4回、ドラゴンズ2番手はこの日昇格の長峰
先頭の金本を内へのストレートで窮屈な二塁ゴロに取ると、
葛城に対しては内角高目のストレート、
さらに鳥谷も初球、真ん中高目のストレートで
同じく二塁ゴロに打ち取る上々の投球
乱調・中田の後ということもあり、殊の外際立った

4回ウラ、和田初球を叩き、レフト前ヒットで出るが、
イ・ビョンギュ中村紀洋が倒れて、2アウト。
谷繁が一塁横抜くヒットで、一、二塁とするも、
長峰の代打・井上、初球中へのカーブを打ち損じ、
高く上がるもライトフライ。今季初安打はお授け

5回から、ドラゴンズ3番手は金剛
ようやく1軍に慣れたか、この日はまずまずの投球。
しかし3イニング目となった7回、
2死から矢野にレフト線へのツーベースを許すと、
関本への2球目、フォークがワンバウンドしてワイルドピッチ。
さらにここで動揺したか、続く3球目、
真ん中高目に浮いたカーブを痛打されて、
センター前へのタイムリー。(2-10)
まさにもったいない失点で、チームは今季初の2ケタ失点に。


7回ウラ、ドラゴンズの攻撃に今後への光明
2死から荒木がライト前ヒットで出ると、
井端が初球、外のスライダーをお得意の右方向!
右中間深くまで及ぶ間に、荒木が一塁から一気に生還。
久々のアライバ連携でのタイムリーツーベース。(3-10)
さらに続く森野の2球目、杉山が右ふくらはぎがつってしまい降板。
緊急登板の阪神2番手・能見からフルカウントからの6球目、
真ん中高目へのスライダーをうまくはじき返すと、
右中間を大きく破るタイムリーツーベース!(4-10)
3戦目にしてようやく飛び出した、3番昇格初安打
なおも2死二塁で4番・ウッズを迎えるが、
外へのストレートを叩くもバットの先。
高く上がるもライトフライ。あと一押しが出来ず。

8回からドラゴンズ4番手は、高橋
小田とのバッテリーとなったが、この日は動きにキレ
8回には赤星、平野連続三振に取ると、
9回にも1死から鳥谷のピッチャー返しの打球を
スパイクの先で見事にトラップ、すぐさま拾って投ゴロに。
さらに本塁打が出ればサイクルヒットの矢野
外角低目のスライダーで空振り三振。初戦の借りを返す。

9回ウラ、続投の能見に対し、代打攻勢。
しかし1番手・英智外のチェンジアップに3球三振。
2番手・藤井前に弾き返すもセンターフライ。
そして最後は荒木が空振り三振に倒れゲームセット
初回の大量失点が最後まで響いての大敗
このカード1勝2敗となり、7カードぶりの負け越しに。
そして阪神とのゲーム差は、再び2.5ゲームと広がった。


暴れ馬まさかの苦杯。初戦の大敗ムードを
振り払ってのサヨナラ勝ち。
上昇ムードで臨んだはずの第3戦。
さらにこの日の先発が、
ナゴヤドーム得意で
虎キラーの中田とくれば、
まさに勝利は
『鉄板』だろうと思いましたが、
蓋を開け、わずか数分
流れは一気に虎ペース
信じられない中田の大乱調に驚くばかりでした。

すんなり初回を抜けてくれればよかったものの、
この2戦全く当たっていなかった先頭の赤星
ツーベースで出してしまったのが、悪夢の前兆に。
平野の当たりはアンラッキーでしたが、
要注意だった3番・新井にやられたのが痛かった。
あのタイムリーで流れは阪神へ。
このカード得点には必ず絡んできた新井だけに
次回対戦までには対策が必要となってくるでしょう。

さらにこの日の中田は、すべてがダメというありさま。
フォーク、スライダーなど変化球が決まらず、ストレート頼り。
しかもそのストレートが甘く中に入ってしまう悪循環
積極的に振ってきた阪神打線の勢いにも
負けてしまった印象もありますが、
リズムに乗る前に、あれよあれよで叩かれてしまった感も。
ただ初回の7失点は、いくらか同情の余地があれど、
3連打に押しだしの3回、あれはひどかったなと。
荒れ球が持ち味である中田なのに、本人は制球に固執する。
ところがその制球が全く定まらないうえ、
ストレートの球威も完全に死んだまま
持ち味をまったく出せない状態の背番号20では、
いくら相性の良くない虎打線でも打たれてしまうのは当たり前。
せっかくこのところ調子も上がってきたにも関わらず、
今回は期待を裏切り、かなり残念な結果に終わりましたが、
ここは切り替えて、しっかり修正して次回登板に臨んでほしい。
まさにしてやったりの阪神の某打撃コーチ氏は
「次も打って、もう縦じまのユニホームを見たくないと思わせたい」
とおっしゃっておりますが、7月以降当たるであろう再戦では
それをきっちり返り討ちにする投球を見せてほしいと思います。


一方、打線は三塁打を放つなど和田の2安打と
7回の上位打線の3連打ぐらいでしょうか。
阪神先発・杉山もそれほど調子が良くなかっただけに、
もう少し反撃が出来、追い詰められた感も。
ただアンラッキーな当たりもいくつかありましたし、
さすがに初回いきなりの7点ビハインドでは、
仕方ないかなと思える部分も多々。
それでもようやく3番・森野にヒットが出たのが今後に光明
これを弾みにしっかり切り替え、残り6連戦へ臨んでほしいです。


首位奪取を意気込んで臨んだ
ゴールデンウィーク、地元での直接対決は、
スッキリすることなく、終えることとなりました。
しかし連戦はまだ続きますし、引きずらないことですね。
きょう6日からは、引き続きナゴヤドームでの広島戦
切り替える意味では、ナイトゲームがよかったですが、
残念ながら振替休日とあって、またも15時からのデーゲーム
先発は、阪神戦を避けた朝倉が中10日となるのが濃厚ですが、
イヤなムードを振り払うためにも、快投を期待したい。
さらにチーム一丸となり、とにかく勝利に固執すること。
まずは初戦をしっかり取って、再び上昇気流となってほしいです。


★プレーヤーズ・ボイス(5日)

●中田賢一
<初回6安打を集中され、自己ワーストの1イニング7失点。
結局、3イニング9安打3四球9失点の大乱調でKO>
「内外に投げ分けられなかった。
高めに浮いて、真ん中に集まってしまった。
(1回は)自分なりに整理して向かっていったが…。
チームに申し訳ないです。
こういうゲームは中継ぎの人というか、
それ以上にチーム全体に迷惑をかけますから…。
(初回平野の投ゴロは)一発で投げていればアウトでした。
1つのプレーの大きさを思い知らされました」
中スポサンスポ時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋デイリー

●谷繁元信
<3イニング9失点の中田に首を傾げて>
「力でねじ伏せるタイプなのに、ことしはいまいち。
本人が違う風に考えてるのかな」
スポーツ報知


●和田一浩
<1回、中堅フェンスを直撃する走者一掃の三塁打>
「いきなり苦しい展開だったけど、
これだけお客さんが入ってくれてたし…。何とかしたかった。
少しこすった感じだったけど。
こういう状況だったので走者をかえせて良かった」

<移籍初の三塁打、そして開幕から31試合目にして、
チームで初めての三塁打となった>
「(三塁打は)毎年、打ってますよ。
(今季チーム初は)それは知らなかった」

<こどもの日に合わせ、ナゴヤドームには
妻と2人の息子を招いていたが、勝利を贈れず悔しがる>
「2安打を見せられた? やっぱり勝たないと寂しいね」
(中スポ、朝日新聞スポニチ名古屋

●森野将彦
<7回2死二塁、ライナーで右中間を割る適時二塁打。
3番昇格後、待望の初安打&初打点をマーク>
「自分のバッティングをしました。
結果が出ていないこともあったし…」

<新3番に起用された3試合、12打席ノーヒット。
相手の攻め方も変わり、ボール球を多く使われ警戒される>
「やっぱり甘い球が少ない。
カウント2-3になっているケースが多いけど、
これまでだったらそこ(フルカウント)にいく前に
打っていることが多かった」

<大差の終盤とあって大勢に影響はなかったが>
「これからはもっと早い回に
ああいう攻撃をしないといけないですね」
中スポ

●井端弘和
<7回2死一塁、右中間へ3点目をたたき出す二塁打。
4月20日の横浜戦以来の打点を記録>
「あのままやられっぱなしで終わるわけにもいかないでしょ」

<8回2死一塁では金本のゴロに跳び、二塁に転送して封殺>
「若いピッチャー(高橋)が投げている。1点でも少なくしたいと思って…」
中スポ朝日新聞

●金剛弘樹
<3番手で登板し、入団以来最長の3イニングを1失点>
「今季3試合目の登板でだいぶ周りが見えるようになってきた。
落ち着いて投げられました」

<同じ救援左腕の中里が登録を抹消。
今後は登板機会が増えることも予想されるが意気込む>
「自分でも、チャンスだと思っている。
こういう試合展開で、しっかり投げて、
チームに必要とされる投手になりたい」
(東京中日)

●高橋聡文
<8回から4番手で登板し、根性の『トラップ』。
9回、鳥谷のゴロを左足で撃墜、
転がったボールをすぐさま拾って一塁へ>
「もちろん、狙ってです。
あれを抜かせるわけにはいきませんからね。
痛み? 大丈夫です」
(東京中日)

●荒木雅博
<3回、葛城の二遊間よりの強いゴロに飛び込む>
「正直、7点差を追いつくのは難しいことですし、
あの打球も捕るのは無理かなとも思いました。
でも、中田はいつもがんばって投げている。
それにファンの人は安くはないチケットを買って、
見に来てくれているわけですよね。
せめて、いつも全力のプレーを見せたい。そう思っています」
中スポ


●中村紀洋
<試合前の練習で長女・郷香ちゃんとともに親子ノック。
打球を次々と上手にキャッチする娘の様子をにこやかに見つめ>
「(娘は)野球に興味あるから。
きょうはスペシャル。特打も一緒にしたよ。
こういうのは初めてです」

<年に一度のこどもの日も結果はノーヒットに終わる>
「仕方ない」
(中スポ)

●井上一樹
<カブス・福留が4番に座り5打数3安打2打点。
見事な活躍を古巣の仲間は冷静に受け止め>
「4番は日本でもやっていたからね。
これくらいはやるんじゃないかな。
(メジャーとの差について)差はないのかもしれないね」
(中スポ<ドラ番記者>


●落合監督
<会見ルームにて>
「今日こそ話すことないな」

<と言いながら、中田について>
「人間のやることだから。今日はまるっきりダメ。
まだまだ。まだそんな投手じゃない。
真っすぐって分かっていて、空振りを取れる投手。
そういうボールがこないと中に集まるとやられる。
(そういうボールが)どこで戻ってくるか。
野球選手が陥りやすいケース。
だから暴れろって(言っている)。
暴れる投手はユニホームを脱ぐまで暴れないといけない。
どこかでイメージチェンジっていうのには、早すぎる。
力が落ちてから。それまで暴れっぱなしでいかないと。
(その考え方は一般には)分からないだろうなあ。経験した者でないと。
(制球重視で)小さくまとまる? それとも違う。
本人は小さくまとめようと思っているわけじゃない。
2年目の鈴木もそうだった。苦労していただろ。
あ、この子勘違いしているなって思ったもん。
中田も(同じことが)今年来たってことだろ。
どこかで戻ると思うけど、それで初めて分かる。
時間かかってもいいんだ。(中田は)いまいくつだ?
(25歳と聞いて)オレがプロに入った年(ロッテ入団)だ。
それから20年頑張れる」
中スポサンスポ時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(5日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 長峰昌司投手
【同抹消】
▼中日 中里篤史投手
公式サイト共同通信社

△長峰昌司
<中里に代わって1軍に昇格し、4回に登板
金本、葛城、鳥谷の左打者をすべて二ゴロに打ち取る>
「思ったより落ち着いて投げられました。
これからも投げる試合はしっかり抑えたいです」
(東京中日)


投手陣の入れ替えがあり、左腕の長峰を登録。
代わって中継ぎ右腕の中里が抹消されました。
ファームでの好投が認められての今季初昇格
大差のゲーム展開とあって、4回から中田をリリーフ。
ウエスタンでの先発登板から中3日にも関わらず、
金本からの左打者3人を内へのストレートで
すべて二ゴロに打ち取る好投。
首脳陣に復活をアピールしました。
現在左の中継ぎは、小林、高橋がともに好調。
今後はしばらく中継ぎなのか、
それともチェン、川井と同じポジションに回るのか。
「昌さんはどうしたの?」という話はおいといて、
まずは上々の今季初登板を果たした長峰の今後に注目です。


若竜トピックス(5日)

◆第62回JABAベーブルース杯争奪大会
予選リーグ 第14試合
中日-NOMOベースボールクラブ
(5日・岐阜県営長良川球場)
 N 000 300     =3
 D 100 32      =6
(6回ウラ途中、降雨ノーゲーム=再試合)
[D本] 平田
[D投] 久本、赤坂
日本野球連盟公式HPNOMO Baseball Club

【ゲームレビュー】
1回ウラ、2死一塁から新井が左翼線に二塁打を放ち先制。
4回、先発・久本が2死満塁から本郷剛士
3点適時三塁打を打たれ、1-3とリードされる。
4回ウラ、平田の右翼へのソロ本塁打で1点差とすると、
堂上直倫、小山の連打、の中越え二塁打で4-3と逆転。
5回ウラ、無死二塁から中村一生の左翼線適時二塁打、
さらに平田中前打で無死一、三塁から
堂上直倫の遊ゴロ併殺打の間に1点を加え、
6-3とリードを広げたが、6回ウラの集中豪雨には勝てなかった。
公式ファームより)


◆新井良太
<降雨ノーゲームとなった試合に『4番・DH』で出場。
先制適時二塁打を含む3本の二塁打を放ち、1打点。
活躍を見せ、1軍昇格へ向け強烈にアピール>
「調子がいいです。
(1回は)コンパクトに振り抜けましたし、
次の打席はバットの先でしたけど思い切って振れました。
力を抜いてタイミングが早く取れています」

<他チームの試合結果により、
決勝トーナメント進出を2年連続で逃すことが決定。
アマである社会人に今回もやられたが、悔しさをにじませ>
「結果は真摯(しんし)に受け止めないといけないです。
明日(6日の再試合)も、きょうみたいに打てるように頑張ります」
中スポ

◆久本祐一
<先発し、5イニングを投げ3失点。
4回以外のイニングは無失点に抑え、復調の兆しをみせる>
「前回より良かったです。
ストレートは徐々に戻って来ていると思いますが、
変化球がもう少し切れないとダメです。焦らず頑張ります」

<実戦復帰してから数えて5試合目での先発に>
「やっと1つ段階が上がりました。
ゆったりとしたフォームで、
しっかりと腕を振ることができました」
公式ファーム、中スポ)

◆柳田殖生
<NOMOべースボールクラブ出身。
古巣を相手に戦ったが、結果は4打数無安打。
プロ入りして3年目を迎えているが、
クラブのメンバーがほぼ一新されていることから、
知っている選手はいなかった>
「やりづらさはなかった。力んじゃいました。
明日(6日)仕切り直しです(苦笑)」
(中スポ)


岐阜・長良川球場でのベーブルース杯争奪大会
予選リーグA組で2試合を終え、1敗1分けのドラゴンズ
第3戦は、柳田の古巣・NOMOベースボールクラブ(大阪)と対戦。
試合開始から小雨模様だったものの、
ゲーム中盤にドラゴンズが集中打で逆転。
さらに6-3とリードして迎えた6回ウラの攻撃中にが激しくなり、
大会規定によりノーゲーム=再試合となりました。

実戦復帰後、初の先発登板となった久本
あまり内容は良くないながらも、5イニングを3失点。
また好調、4番・DHの新井が3本の二塁打で1打点。
7番・平田が逆転の口火を切る本塁打を含む3打数2安打。
さらに久々スタメンマスクの9番・小山が猛打賞となったものの、
ゲームが成立してない(7イニングで成立)ため、全て参考記録
きょう6日に再試合が行われるものの、
仮に勝った場合(1勝1敗1分)でも、予選リーグA組1位の
NTT東日本(2勝1敗)の成績を上回れないため、
結果を待たずして、7日の決勝トーナメント進出の可能性は消滅
2年連続の予選リーグ敗退が決まってしまいました。
残念ですが、最後はしっかり勝って締めてもらいましょう。

2008年5月 5日 (月)

イ・ビョンギュまさかのサヨナラ弾、虎継投攻略!

首位・阪神と地元での直接対決初戦に、
今季ワースト9失点と完敗を喫したドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの第2戦。
先発のサンデー吉見が7イニング2失点と粘ったものの、
打線が再三再四チャンスを潰す拙攻で援護できず。
それでも終盤8回、久保田を叩き同点に追い付くと、
延長10回、抑えの切り札・藤川から、
イ・ビョンギュが何と来日初のサヨナラ本塁打!
まさに劇的な幕切れで勝利をモノにしました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 7回戦
(4日・ナゴヤドーム | 中日2勝4敗1分け)
38185人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R
阪神
中日 1x
[勝] チェン(8試合2勝1敗)
[D本] イ・ビョンギュ4号
[Dバッテリー]
吉見、小林、岩瀬、チェン - 谷繁

【ゲームレビュー】
今季初のサヨナラ勝ち
2-2の延長10回、阪神の抑えの切り札・藤川
2死をとられたが、イ・ビョンギュが左翼へソロ本塁打を放った。
7回までは得点圏に4度走者を進めながら、
点に結び付けられなかった。
8回、ウッズ和田の連打などで1死二、三塁とし、
中村紀洋の同点2点二塁打で流れを変えた。
10回に登板のチェンが2勝目を挙げた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


ゴールデンウィークのナゴヤドームはこの日も超満員
前日のようなふがいないゲームを見せてほしくなかったですが、
中盤までは前日以上に歯がゆい展開に。

ドラゴンズ先発、中6日、4連勝中のサンデー吉見
1回、2死から新井に内へのシュートをレフト前に運ばれるも
金本を外のフォークで一塁ゴロ。上々の立ち上がりを見せる。

阪神先発は、吉見と同じ3年目左腕・岩田稔
2回ウラ、和田左中間突破二塁打、中村紀洋レフト前で
2死一、三塁も谷繁初球内へのスライダーに詰まり遊飛。

3回ウラ、1死から荒木外フォークをうまく捉えレフト前、
井端外シュートを叩き一、二塁間で一、二塁とチャンス。
しかし森野打ち上げ二塁インフィールドフライ。
ウッズ内へのスライダーに詰まって二塁フライ。
下位、主軸と2度のチャンスを生かせず。

4回、平野レフト左へのツーベース、
新井外ストレート合わせて右方向と、連打で無死一、三塁。
金本に初球、外より高めに浮いたフォークを叩かれピッチャー返し
吉見が足下を抜かれ、センター前へのタイムリーヒット(0-1)
後続は凌いだものの、苦投の岩田より先に点を失う。

4回ウラ、和田初球真ん中高目スライダーを叩き、
独特の打球でセンターオーバーのツーベース
イ・ビョンギュの一塁ゴロで三塁へ進むが、
中村紀洋引っ張り痛烈なライナーも鳥谷好捕で2アウト。
谷繁勝負避けられ敬遠。吉見空振り三振で、3度目もゼロ。

5回ウラ、井端ライト前ヒット、森野フルカウント四球、
さらにウッズストレート四球で1死満塁最大のチャンス
ここで迎えるは2本の二塁打を放っている和田
しかし力んだか、甘いスライダーを打ち損じ遊撃フライ。
さらにイ・ビョンギュ外スライダーに一塁ゴロ。
毎回のように得点圏に走者を背負いながら、
4度のチャンスすべて潰し吉見ではなく岩田を助けてしまう。

4回の1点以外は、安定した投球を続ける吉見
しかし7回、先頭鳥谷にカウント1-2からの4球目、
内角低目のスライダーを捉えられ、打球はライトスタンドへ。
心配していたホームランにより、追加点を奪われる。(0-2)
結局この日は、7イニング98球を投げ、
6安打4奪三振無四球で2失点。
丁寧な投球に終始し、粘りながらも援護なし
悔やまれるは4回の金本の適時打、防御率は1.10に。

7回ウラ、阪神2番手・渡辺の前に、上位打線三者凡退。
完ぺきな投球に、やや敗戦ムードも漂い始める。


8回、ドラゴンズ2番手は、小林
対左での起用となったが、しっかりと仕事
赤星、平野と外へのスライダーで連続空振り三振。
続く新井にはセンター前に運ばれるも、
お得意様・金本を内へのシュートで空振り三振
好投で味方の反撃に望みを繋げる。

8回ウラ、阪神3番手は久保田
前回の対戦では延長4イニングとやられた相手ながら、
今回は積極的な打撃でチャンスメイク。
先頭・ウッズが右方向、ライト前に運ぶと、
和田右中間突破ツーベースで無死二、三塁。
しかしイ・ビョンギュが内角高目落ちないフォークに空振り三振
ブレーキがかかりそうな嫌なムードを、中村紀洋が振り払う!
カウント1-1からの3球目、外角高目146キロストレートを捉えると、
強い打球がセンターフェンスにダイレクト!
その間にウッズ、和田が還る同点タイムリーツーベース!(2-2)
なおも1死二塁とチャンスで迎えるは、谷繁
勝ち越せば、一気に逃げ切れるチャンス、
外へのストレートを右方向も、惜しくも一塁正面のライナー。
ところが二走・中村紀洋飛び出していて、戻れずダブルプレー
それでも5度目のチャンスをようやく生かし、久保田を攻略
土壇場8回に、ゲームを振り出しへ戻す。

9回、ドラゴンズ3番手は守護神・岩瀬
しかしこの日も万全。きっちり三者凡退でサヨナラへ望みを。

9回ウラ、阪神4番手は藤川ではなく、江草
しかし先頭岩瀬の代打・デラロサがよく見て四球
続く荒木が犠打で送り、さらに井端の二ゴロ進塁打で、
代走・藤井がそれぞれ進み、2死三塁とサヨナラのチャンス。
ここで迎えるは、3番・森野
ここまで無安打だが、3番起用にそろそろ応えたい。
しかしスライダー2球で追い込まれると
最後は6球目、外角低目のスライダーに手を出し、ショートゴロ
サヨナラ逃し、今季2試合目延長戦に突入。


延長10回、ドラゴンズ4番手は、チェン
先頭の関本に甘いスライダーを叩かれるも、
サード・中村紀洋が反応して、好捕。
これで落ち着いたチェンは後続を抑えきっちり三者凡退。
リリーフ陣の0のリレーをしっかり繋ぐ。

延長10回ウラ、阪神5番手は、クローザーの藤川
中3日と間隔が若干空きながらも、調子はまずまずのよう。
先頭・ウッズが149キロストレートに3球三振に倒れると、
和田は当たりこそよかったもののセンターフライで早々2アウト
迎えるはこの日4打数無安打2三振イ・ビョンギュ
初球、外へのカーブを見逃しボールも
2球目、3球目とストレートであっという間に2ストライク
そして迎えた4球目、藤川が投じたのが、外へのフォーク
しかしこのボールを狙っていたというイ・ビョンギュ
逆らわずに叩くと、打球は左方向へそのまま伸びて、
レフトポール際、スタンドぎりぎりに飛び込む一発に!
ここまで良いとこなしのイ・ビョンギュから飛び出した、
来日初のサヨナラホームラン!(3x-2)
まさに想定外、それでも値千金の一撃に
イ・ビョンギュは一塁を回ると、両腕を上げてガッツポーズ!
さらに三塁を回ると、ヘルメットをく放り投げ、
喜びのナインの輪に、飛び込むようにしてホームイン!

劣勢の展開ながら、終盤一気に追い付くと、
そのままの流れで相手の抑えの切り札を攻略!
うまいゲーム運びこそできない反省点はありながらも、
とりあえず屈辱の連敗を阻止
劇的な幕切れで、1勝1敗のタイに。
そしてゲーム差も再び縮めて、1.5となった。


ビョン様ジャンピングホームイン!初戦、自慢の投手陣が打ち込まれ、
怒りがこみ上げる程の大敗
そしてこの2戦目が、
打線による再三再四の拙攻
前日以上のストレスがたまる展開のうえ、
先発のサンデー吉見にも土が付いてしまう…。
7回ウラ、渡辺に上位打線が三者凡退に抑えられたときは
正直、連敗も覚悟してしまいました。
しかしその後はゲームを振り出しに戻すと、
延長で、強敵・藤川を攻略してのサヨナラ勝ち。
結果的にスッキリする勝ち方となって、とてもうれしいです。
しかもそれを決めたのが、前日6番に降格したうえに
この日もかなりのブレーキとなっていたビョン
延長10回ウラの攻撃も、ウッズがストレートにやられ、
和田の良い当たりが捕られてしまう。
三者凡退で11回に突入だと、
ほとんどのドラゴンズファン同様に思っていました。

しかしカウント2-1からのボールが外へのフォーク。
おそらくストレートなら三振だったかもしれませんが、
狙い通りのボールが来た上に、しっかり捉えられた
ここまでうまく当てられず、空振りもしくは凡打を
続けていらビョンでしたが、ミートしたのは大きかったなと。
しっかり捉えれば、飛ばす力は、ウッズに続き
チームトップクラスというビョンだけに
逆方向ながらうまく持っていったなと感心するとともに、
衝撃的な幕切れに思わず笑ってしまいました。

開幕時こそよかったものの、徐々に低空飛行
5月の声を聞くと共に、6番に降格
さらにこのところの不振で、本人的にも
かなりの危機感があったようですが、
この一発が少しでも再浮上へのきっかけとなってくれれば。
打線で数少ない左打者、さらに打線がつながるための
重要なキーパーソンとなっているビョン
とりあえず今日に関しては、よく打ってくれました
そして大爆発でなくてもいいので、
適度な爆発を今後もお願いしたいです。


一方、投手陣はこの日は奮起
特にリリーフ陣の踏ん張りが流れを呼びました。
8回の1イニングを無失点に抑え、
ゲームをまだ諦めていないことを示した小林をはじめ、
岩瀬-チェンと左腕陣が安定した投球を披露。
ひとつでも反撃されていたら、再び流れが行ってしまうだけに、
ゼロで繋げてくれたことに価値あり。
さらに先発、中継ぎとこなしているため、
なかなか勝ち星が付かないチェン2勝目が付いたことも、
今後への励みとなるのではと思います。


苦しみながらもこれで1勝1敗のタイに。
この3連戦を終えると、次の阪神との対戦は。
セ・パ交流戦後の7月になるとのこと。
相手に嫌な印象を植え続けるためにも、
第3戦はしっかり取っておきたいところですね。
そのためには、先発が濃厚の虎キラー・中田に期待。
特に初戦、2戦目と当たっている新井には注意ですね。
さすがジャパンの4番ということもあり、ある意味金本よりもコワイ相手。
その新井平野に注意しながら、全体を抑え込んでほしい。
そして打線では、3番に入ってからブレーキ気味の森野
打順は変われど、チャンスは変わらずやってくる
できれば6番の時同様に、もっと気負わずに
打席に臨んでくれれば、きっと好結果に繋がるでしょう。
こどもの日である5月5日、
ドラゴンズファンの子供たちを喜ばす、
良いゲーム、そしてうれしい結末を楽しみにしたいです!


☆ウィナーズ・ボイス(4日)

◎イ・ビョンギュ
<延長10回、左翼席に運ぶ来日初のサヨナラ本塁打>
「(ファンの大歓声にこたえてください)
ずっといいところで打てなかったんですけども、
最後に良い姿を見せられて、とてもうれしいです
(藤川からの一発、どんな気持ちで打席へ?)
藤川選手にはなかなか打てなかったんですけども、
みんなの勝ちたいという気持ちと、何とかして勝ちたいという
気持ちが伝わってですね、こういう結果になったと思います。
(改めて打撃を振り返って)
はっきりとどういうふうに打ったか覚えてないんですけども、
結果的にホームランになってものすごくうれしいです。
(大丈夫、ファンのみなさんが覚えています)
本当に感謝しています。ちょっと成績が悪いんですけども、
明日からの自分の力にファンの声がですね、なると思います。
(中日のユニホームを着て初のサヨナラ打に)
サヨナラ打をしっかり打ちたいと思っていたんですけども、
こういうファンのみなさんの前で打てて、すごく光栄に思います。
(GW中のファンに向けて)
ゴールデンウィークを楽しく過ごしてですね、
これからも野球場の方で良い姿を見せられるよう、
頑張りたいと思います。
(最後に日本語で一言)
いっしょうけ、かんばります!(一生懸命頑張ります!)」



<ナインが待ち受ける決勝のホームへ
小躍りしながら戻ってきたヒーローは、
歓喜の輪の中で押し倒されてもみくちゃ>
「だれ? 背中をバシバシたたいたの。本当に痛いよ」

<試合後の会見でも興奮冷めやらぬ様子>
「どんな打撃をしたのか、何が何だか自分でも記憶にない。
フォークだったことは確かだけど…。
最後にいい当たりが出てよかったです!
それまでチャンスで打てなかったから、
とにかく最後くらいは何とか次の打者につなげようと…。
それがホームランになるなんて」

<藤川にあっという間に追い込まれたが、
だからこそ集中できた。そこへ狙い通りのボール>
「(次は)フォークの可能性が高いと思った。
(三振を奪いに)フォークで来るはず。目線を高めに上げた。
甘く入ってきたのでしっかり打った」

<前日から打順も3番から6番に降格。
不振の原因を探り、センター返しの打撃を心掛け始めたばかり>
「開いて打つところがあった。
開いて打つからバットの先に当たることが多い。
体が開かないよう、センター返しを強く意識した」

<この日も4打席すべて得点圏に走者を置きながら還せず、
10回の打席に入る前、頭をよぎったのは>
「『これで打てなかったら、また2軍落ちか』って覚悟した」

<汚名返上の一発は、
復調への何よりの良薬となったはず。声を弾ませ>
「この結果をいい方向につなげたい」

<来日中のユ・ジェヒ夫人と2人の子どもたちは、
名古屋市内の自宅テレビで観戦>
「きょうはテレビで見ていてくれたと思う」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


○中村紀洋
<8回1死二、三塁、久保田から中越えフェンス直撃の同点二塁打>
「負けたくなかったので、何とかしたかった。
気持ちで打ちました。ああいうところで
打てるのと打てないのでは大きな違いがある」

<打ったのは146キロのストレート。力の勝負は望むところ>
「彼(久保田)の一番いい球を打ち返した。力と力の勝負です。
次にまた対戦するときはどうなるか分からないですよ」

<連休中、兵庫県芦屋市から家族がやって来ていて
この日はスタンドで夫人と3人の愛娘が観戦。
帰りの車で『よく打ったね』と褒められ照れ笑い>
「あした(5日)はこどもの日だから、また打ちたいね」
中スポ中日新聞スポーツ報知スポニチ名古屋名タイ

○吉見一起
<今季初めて先制点を許し、7回まで投げて2失点。
味方の反撃で負けは消えたが、反省を忘れず>
「負けなくて良かったです。
先頭打者を抑えることは、できたと思うが、
先に相手に点を与えてしまったことが悔やまれます」

<先制点は4回無死一、三塁の場面。
金本にフォークをはじき返され、自分の足元を抜ける中前打>
「(4回の)あの点は防ぐことができた。
ピッチャーゴロだったと思う。あれは捕らないと。
自分がしっかり打球を捕って
あそこを0点で抑えておけば、流れも変わった」

<無死一、二塁とピンチが続いたが、後続を完ぺきに封じ>
「3連打で点を取られたけど、
3連打だったら次は4連打を防ごうと、
気持ちをバッターに集中するという感じでした」

<白星につなげる粘投だったが>
「ボク自身は負けです」

<個人としても『負けた』相手がいる。阪神先発の岩田>
「いつもはゲームに勝つこと、
自分が勝利に貢献することだけを考えるけど、
きょうはそれだけじゃなかった。
岩田さんより先に点を与えないように、
先にマウンドを降りないようにと思っていた。
いい緊張感で投げられた」

<岩田とは大阪市内のジムで知り合った仲。
高校時代、同じ治療院に通っていた。学年は吉見が一つ下ながら慕う存在>
「(岩田さんは)親友というか先輩です。
今でも時間が合えばご飯を食べに行ったり、
親しくさせてもらっています」
中スポ中日新聞共同通信社毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○小林正人
<8回から2番手登板し、新井には中前打を許したが、
赤星、平野、金本の左打者3人をいずれも空振り三振に打ち取る>
「逆球もありましたが、抑えられてよかったです。
(3日に今季初安打を許した)金本さんも抑えられました。
連戦ですが、毎日投げるつもりで頑張ります」
中スポ

○岩瀬仁紀
<追いついた直後の9回に3番手で登板。
3者凡退で切り抜け、バトンをつなぐ>
「同点になったらいくぞと言われていました。
みんな調子がいいんで、引っ張ってもらっていますよ」
(東京中日)

○チェン・ウェイン
<延長10回に4番手で登板して3人斬り。
イ・ビョンギュ劇弾で2勝目をゲット>
「きょうはストレート、変化球どちらもいい感じで投げられました。
キチンと自分の仕事ができてよかったです」。
中スポ

○和田一浩
<珍しい二塁打3本による『猛打賞』。
大当たりだったが、5回1死満塁で遊飛に倒れた打席を悔しがる>
「ただ、大事なところがね。一番大事なところがね…。
最後(延長10回・中飛)もボール1つ内に入って先っぽでした」
(東京中日、スポニチ名古屋

◇小田幸平
<3日のウエスタン・阪神戦で1年8カ月ぶりに
実戦復帰を果たしたオリックス・清原の姿をTVで見て>
「清原さんが走れたのがよかった。
打つのは気にしてなかったけど。(復帰まで)結構我慢してたと思う」

<自身も試合で痛い思いをした。
今季初めて先発マスクをかぶった25日の東京ヤクルト戦、
本塁のクロスプレーでガイエルに体当たりされ、
実はかなり痛く、左脇腹は打撲によるあざができるほど>
「(4月29日の横浜戦は痛みが取れず)きつかった」

<あれから1週間がたつが>
「大丈夫。清原イズムやから」
(中スポ)


○落合監督
<阪神自慢の救援陣を攻略し劇的勝利にも、
2ケタ残塁の攻撃にあえて苦言を呈す>
「誰か(流れを)関所で止めてんだろ。
誰か通れるように手形を渡してくれよ。
『重し』は取れた? どうかね。形は作れるんだろうけど。
もっと簡単に考えていいんだろうけどな。
これで本当に打線がよかったら、あの回(8回)にひっくり返している。
それを10回に行くってことは、何かあるんだろう。
形としてはあそこでサヨナラホームランになっているけど。
久保田、藤川を打って相手にダメージがあるかどうかは
別にして、(相手の)先発をつぶさないと。
そのチャンスはあったわけだから。そしたらこういう展開になってない。
このメンバーでいくしかない。
代わりにいけってのがいないんだから、自分らで解決するしかない。
もがき苦しんで、一つずつ勝ちを拾っていけば、その後パーッと花開くだろ」
(中スポ、中日新聞サンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(4日)

◆第62回JABAベーブルース杯争奪大会
予選リーグ 第8試合
中日-NTT東日本
(4日・岐阜県営長良川球場)
 NT 020 201 000 =5
 D 000 000 000 =0
[D本] なし
[D投] 高江洲、ネルソン、石井、樋口
日本野球連盟公式HP、中スポ)

【ゲームレビュー】
先発・高江洲は2回、二塁打、暴投、四球で
無死一、三塁から中前適時打で先制されると、
さらに犠打処理ミスで無死満塁から、犠飛で追加点を与える。
4回には梶本将文に2点本塁打を浴び、4イニング4失点で降板。
2番手・ネルソンも、6回に2死二塁から右中間適時打で1失点。
3番手・石井、4番手・樋口は無失点に抑えた。
攻撃陣は、5回に無死満塁のチャンスもあったが
内野ゴロ、併殺打を打たされ無得点。
NTT東日本の投手陣を打てず完封された。
公式ファームより)


●石井裕也
<ベーブルース杯・NTT東日本戦で約2カ月ぶりに実戦復帰。
7回に3番手で登板し、1イニングを無失点に抑える>
「久しぶりに試合で投げられることができてうれしいです」

<今季は春季キャンプで左肩に違和感を覚え、
3月に入ってからは体調不良などもあり調子が上がらなかったが>
「体はもう大丈夫です。
風邪、けがをしないように気を付けたい。
下(2軍)で結果を残して、1軍に上がれるように頑張ります」
中スポ

●小林2軍投手コーチ
<復調の兆しを感じさせる投球を披露した石井について>
「高めにいく球が少なかったのが収穫」
中スポ

○仁村薫コーチ(NTT東日本)
<昨季まで中日のコーチだったが、
今季からNTT東日本の総合的なコーチとして就任。
試合前にはほとんどの中日選手、関係者があいさつに>
「(中日の)選手の元気な姿が見られたのでよかった。
(都市対抗までに)1試合でも多くゲームをこなしたいので、
明日も勝って決勝トーナメントにいきたい」
(東京中日)


前日に続き、岐阜でのベーブルース杯争奪大会。
予選リーグA組のドラゴンズの第2戦の相手は、NTT東日本(東京)。
しかし先発・高江洲が序盤に捕まり4イニングを4失点。
一方打線は、先発・新人右腕の大竹飛鳥をはじめとした
NTT東日本投手陣の前にわずか4安打無得点と散々。
結局0-5で完封負けを喫してしまいました。

そんななか前日の岩﨑に続き、この日はあの投手実戦復帰
4年目左腕の石井が、3月13日以来2カ月ぶりのマウンドに。
7回から3番手で登板しましたが、いきなり2者連続三振に取ると、
3人目の打者も遊ゴロに仕留め、1イニングを3人でピシャリ。
キャンプでは肩の違和感で出遅れたうえ、体調不良などで、
その存在が掴めなかった背番号30でしたが、
球威、制球とも安定していたそうで、まずはこれでひと安心
今後どのように起用されるかはわかりませんが、
1軍昇格に向け、しっかり巻き返してもらいたいです。

なおきょう5日の第3戦は、
柳田の古巣・NOMOベースボールクラブ戦。
現在1敗1分けのドラゴンズ、その可能性は薄いながら、
果たして決勝リーグへ進出できるのでしょうか?

2008年5月 4日 (日)

小笠原まさかの乱調6失点、打線組替実らず大敗。

ゴールデンウィーク・ドーム9連戦の初戦は
地元・ナゴヤドームでの首位・阪神との直接対決
しかし中6日で先発した小笠原が立ち上がりから乱調
初回に一挙3点を先制されると、それ以降も
阪神打線に打ち込まれてしまい、4イニング6失点でKO。
一方、攻撃力アップのため、森野を今季初めて
3番に入れるなど打順を入れ替えた打線でしたが、
まったく振るわず、ウッズの本塁打での1点のみ。
今季ワーストの9失点で、大敗を喫してしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 6回戦
(3日・ナゴヤドーム | 中日1勝4敗1分け)
38237人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神
中 日
[敗] 小笠原(6試合3勝2敗)
[D本] ウッズ5号
[Dバッテリー]
小笠原、中里、金剛、小林、高橋 - 谷繁、小川

【ゲームレビュー】
今季最多失点で大敗 先発・小笠原が打ち込まれた
小笠原は球威がなかった。
1回1死一塁から、新井に左中間へ先制の2ラン。
3回には1死一、三塁から今岡に中犠飛で追加点を許し、
4回は平野に、決定的な右3点本塁打を浴びた。
打線はウッズの2試合連続ソロで1点を返しただけ。
森野を3番に入れて組み替えたが、機能しなかった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


ゴールデンウィークの4連休の初日とあって、
ナゴヤドームには38237人の観客が詰めかけたものの、
そのうちの大多数であろうドラゴンズファン
幾度もガッカリさせた、お恥ずかしいゲーム展開。
それでもいつものごとく、イニング経過を振り返ると↓

ドラゴンズ先発は、中6日のローテ通りに小笠原
1回、赤星を真ん中高目ストレートで空振り三振。
しかし平野にセンターに運ばれると、
続く新井にはカウント2-1からの4球目、
内角高目のストレートをうまく捉えられてしまい、
レフトスタンド最前列に飛び込む2ランホームラン(0-2)
この一発にややショックの小笠原
今季防御率1.75の左腕が、いきなり2点を奪われる。

阪神先発は、予想通り安藤
ドラゴンズは、得点力不足解消を狙い、
3番に森野、6番にイ・ビョンギュと打順を入れ替える。
1回ウラ、先頭荒木センター前にクリーンヒット。
しかし井端ランエンドヒットも打ち上げてセンターフライ。
3番・森野の三ゴロ進塁打で荒木が二塁へ進むも、
ウッズが真ん中高目のフォークに空振り三振。
安藤の立ち上がりを攻め込めず、無得点。

2回ウラ、6番・イ・ビョンギュ四球で1死一塁。
しかし中村紀洋がカウント2-2からの5球目、
ファウルチップで空振り三振
ミットに当たって、打撃妨害だと、
矢野に、主審に抗議するも判定覆らず。
続く谷繁ファウルで粘るもセンターフライに倒れ、3アウト。

3回、平野内へのストレートを詰まりながらもセンター前、
新井外角高目のストレートを痛烈にはじき返してライト前。
初回に続き、2、3番に連打を浴びる小笠原
金本の二ゴロ進塁打で、1死一、三塁とするも、
今岡に初球、外へのスクリューを簡単に持って行かれ、
センターへの大きな犠牲フライ(0-3)
続く鳥谷にも外角中よりのストレートを
ジャストミートされてセンター前で2死一、二塁。
ここで落合監督がマウンドへ。
ここまで7安打3失点の小笠原
しかしまだ序盤、しかも9連戦の初戦
長いアドバイスを与え、続投で矢野との勝負。
それに応え、フルカウントからの6球目、
内角低目に沈むスライダーで空振り三振
追加点を防ぎ、何とか最少失点で食い止める。
3回ウラ、先頭の小笠原はそのまま打席へ。
しかしこれが結果的には裏目に出てしまう。

4回、1死から投手の安藤
高目に浮いたスライダーをレフト前に落とされると、
赤星には初球、中に入ったカーブを待たれてセンター前。
連打で一、二塁となり、谷繁がマウンドへ行きアドバイス。
そして迎えるは、この日2安打と合っている平野
しかし制球が定まらない小笠原
カウント0-3から1球待たれた後の5球目、
内に入った甘いストレートを強く叩かれると、
まさに打った瞬間という打球がそのままライトポール際へ…。
小兵・平野に喰らったまさかの3ランホームラン(0-6)
毎回のように打ち込まれ、結果6失点と炎上。
持ち味の粘りの投球をするには、
あまりにもボールに球威、制球ともになし
結局この日は4イニング83球を投げ、
10安打4安打1四球で6失点。
先発投手の最低限を果たせず、防御率も3.30に。


4回ウラ、1死から迎えるは、4番・ウッズ
3球見逃した後のカウント1-2からの4球目、
失投気味の外角高目のスライダーをジャストミートすると、
打球は大きく伸びて、センターバックスクリーンへ!
2試合連発となる5号ソロホームラン(1-6)
反撃の口火を切ると、和田も続き二塁内野安打で繋ぐ。
しかしイ・ビョンギュがカウント2-0からの3球目、
内角高目のボール球に手を出し、4-6-3のゲッツー
来かけた流れを再び阪神へと戻してしまう。

5回、ドラゴンズ2番手には2週間ぶり登板の中里
簡単に2死を取ったものの、
関本に外へのカットボールが外れ、四球
すんなり三者凡退を取れなかったことで、いささか減点

6回、ドラゴンズ3番手は、金剛
しかし1死から平野にこの日4安打目となる中前打。
さらに平野の二盗と金本四球で2死一、二塁。
今岡を高いバウンドの遊ゴロに取り、
ピンチを凌ぐも、今ひとつシャキッとせず。
続投となった7回も先頭鳥谷にストレートの四球を与えると、
矢野の遊ゴロ進塁打と、鳥谷の三盗。
さらに関本にも四球で、1死一、三塁とピンチ。
しかしマウンドに行った谷繁厳しいゲキが効いたか、
続くバントの構えの安藤を空振り三振。
さらに赤星も見逃し三振に取り、、何とか無失点。
それでも、流れを引き戻すには程遠い内容
今シーズンナゴヤドーム初登板は、苦い投球に終わる。

ラッキーセブンの7回ウラ、期待の5番からの打順も
和田初球緩いカーブを打ち上げ、センターフライ。
イ・ビョンギュ外へのフォークに空振り三振。
中村紀洋外へのフォークに見逃しの3球三振。
安藤に翻弄されてしまい、敗色がより濃厚に。


8回ウラ、ここまで104球と完投ペースの安藤
谷繁右飛、小林の代打・立浪三ゴロで2アウト。
しかし疲れの見え始めた安藤から
荒木が外へのストレートをセンター前に弾き返すと、
井端も粘ってフルカウントからセンター返し。
さらに森野が四球を選び、2死満塁とこの日最大のチャンス!
ここで迎えるは、この日本塁打を放っているウッズ
このままやられっぱなしで終われない。
かなり観客も帰ってしまったものの、スタンドはヒートアップ
しかし外へのストレート2球で追い込まれると、
最後は真ん中低目に落ちるフォークにバットが動き、
スイングを取られてしまい、3球三振
満塁のチャンスを逃したウッズ、その場で脱帽し、思わず苦笑い…。

9回、ドラゴンズ高橋-小川のバッテリーに。
しかし今イチ制球定まらず、ボールが来ない高橋
さらに3年ぶりの1軍マスクとなる小川の影響もあったか、
先頭鳥谷に遊撃内野安打を許すと、
矢野右前打、関本中前打と3連打で無死満塁
安藤には代打が送られ、育成上がりで前日支配下登録。
そしてこの日1軍登録のアーロム・バルディリス
ところがドタバタの高橋はカウント0-1からの2球目、
内角高目のストレートが手にかすってしまい、押し出し死球
来日初打点を思わぬカタチで献上。(1-7)
何とか続く赤星を内へのストレートで空振り三振。
平野の二塁ゴロで本塁封殺と、2死までこぎ着けたものの、
続く新井の打球はセンターへ抜けそうなゴロ。
それでも荒木が飛びつき、止めはしたものの、
二塁へのトスが、大きく逸れてしまい転々…。
その間に二者が生還(記録は内野安打荒木の悪送球)
ダメ押しの3点を奪われてしまう。(1-9)

9回ウラ、阪神2番手は江草
しかし和田、イ・ビョンギュと連続空振り三振で2アウト。
さらに中村紀洋も外へのフォークに見逃し三振
中村紀洋はこの日屈辱の4打席4三振に終わり、ゲームセット。
自慢の投手陣が続々打ち込まれ、今季ワーストの9失点
その一方で組み替えた打線が全く振るわず、わずか1得点
ライバル・阪神に大敗のドラゴンズ
直接対決初戦を落とし、ゲーム差は再び2.5差と開いた。


やられタカシ。エース4番の活躍で
5月初戦を飾り、
さあこれからだと意気込んで
臨んだ9連戦の初戦が、
まさかこんな大敗となるとは
思いませんでしたね。
ローテを崩さずに、
ベンチの期待を背負いつつ
今季初の阪神戦登板となった
小笠原がまさかの乱調。
もともと立ち上がりには
難のある小笠原ですが、
この日はストレートの走りが今イチということもあり、
初回からかなり狙われ、叩かれていた印象が。
しかも新井にうまくレフトに運ばれたあの一発はショックだったかも。
ただその後は粘って、何とか3回を投げ切れたものの、
続投となった4回に連打から再び一発を喰らい炎上
やはり3回に打席が回ってきたときに
降板していた方が、傷は浅かったかも。
ただ連戦の初戦の先発投手は、悪いなりにも投げなくてはいけない。
今回は最低限の仕事も果たせはしなかったものの、
長いシーズン、今後もっと厳しい状況
登板したときに挽回してくれれば。
できるだけ中継ぎを使いたくない9連戦の初戦に
一気に4人も使ってしまったのは、誤算でしたが、
その分吉見らにできるだけ踏ん張ってもらうしかないでしょう。
次戦以降は、投手少なめにいきたいところです。


一方打線は、得点力アップという狙いもあって、
チーム三冠王の森野3番に上げてはみたものの、
初戦いきなりは、機能しなかったですね。
相手先発・安藤の好投と内を攻め込む矢野のリードに
やられた面もありますが、8回ウラにはやや理想的な繋がりも。
結果的にはウッズが三振し、満塁のチャンスを逸しましたが、
何とかアライバが復調し、森野、ウッズが返すという
パターンが浸透するよう、今後打線がつながってくれれば。
6番に下がることとなったイ・ビョンギュの調子が心配ですが、
この組み替えが効果を発揮するよう、明日は奮起してほしいです。


一昨年までは阪神にとって
「鬼門」だったはずのナゴヤドームでしたが
この日4安打3打点でお立ち台に立った平野を筆頭に、
先制本塁打を含む3安打3打点の新井
さらに8イニング1失点、ナゴヤドーム4連勝となった安藤と
ナゴヤドームアレルギーのない選手に軒並みやられてしまい、
もはや「鬼門」はすっかり過去の話となったのかも。

ただあくまでこちらがホームチーム
そんな悠長なことを言っている場合ではありません。
3タテを喰らわせる野望は消えてしまったものの、
今後の対戦を優位に進めていくためにも、
野手陣はしっかり切り替えて、第2戦へと臨んでもらいたい。
そして阪神戦初登板、同時に5月初登板となる
サンデー吉見をしっかりと援護して、大敗の雪辱を。
おそらく大観衆となるであろうドームのファンを
ガッカリさせないプレーを期待したいところです。


★プレーヤーズ・ボイス(3日)

●小笠原孝
<制球が甘く、4イニング10安打6失点で早々と降板。
9連戦の初戦、できるだけ投手を温存したい
チーム事情も気にして、肩を落とす>
「期待を裏切ってしまいました。
中継ぎの皆さんに対して、本当に申し訳ないことをした。
それがすべてです。プレッシャーは感じていなかったつもり。
(先制弾は)入るとは思わなかった? 
うーん…、どうでしょう。やはり球が高かったと思います」
中スポ中日新聞時事通信毎日jpニッカン

●森バッテリーチーフコーチ
<小笠原の奇襲先発を否定>
「予定通りだ」
スポニチ名古屋


●タイロン・ウッズ
<4回、2戦連発となる中越えバックスクリーン弾を放つ。
空砲となったが、悩める主砲にとっては今季初の2戦連発>
「打ったのは、フォーク。完ぺきにとらえることができたよ」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

●森野将彦
<今季初めて3番に座ったが、3打数無安打1四球。
久々の3番に座った感触を>
「ボクを塁に出さないように(相手バッテリーも)
やってくるところもあるでしょうけどね。
6番のときとは少し違うところもある。
だけど、甘い球も来るんだから、
その甘い球を逃さないようにしていきたい」

<この日は阪神先発・安藤に脱帽>
「フォークがいいところにきていた。
楽に投げさせてしまったところもありますけど、
今日は打つボールがなかった」
中スポ共同通信社ニッカン

●中村紀洋
<2回の打席で空振り三振に倒れたが、その判定に抗議。
落合監督もベンチから出てきて抗議したが、判定は変わらず>
「打撃妨害と思ったんです。
(キャッチャー)ミットに当たったけど、(球審に)ファウルチップと言われた。
ミットには当たったけど、バットは(ボールに)当たってない」
(東京中日)

●荒木雅博
<チーム唯一のマルチ安打と元気。これで2試合連続だが、
敗戦後は、安藤に好投を許したことを反省>
「ゲーム展開もあるし、早い回に
点を取れれば良かったんですが…。
もっと(調子を)上げていきたいし、この1試合を引きずらないようにしたい」
(東京中日)

●宇野打撃コーチ
<1勝6敗と分が悪い安藤に雪辱を期す>
「(安藤は)特に変わったところはないが、
強いて言えばフォークボールが多いかなという感じだった。
次は打たないとね」
中スポ

●高代野手総合チーフコーチ
<得点はウッズの本塁打の1点だけで
チームは計11三振にも、意外にサバサバした様子>
「こんなこともあるよ。あした、あした」
スポニチ名古屋

●和田一浩
<前半で大量リードを許し、安藤を楽にしたことを反省>
「打線が打って何とかしなきゃいけないんですけどね」

<4日連続となるデーゲームも苦にしない>
「特に調整しにくいことはないですよ。きちんと寝ていますから」

<8時間の睡眠を心掛けている。
これはナイターでもデーゲームのときでも変わらない>
「デーゲームで早く起きなければいけないときは、
その分、夜早く寝ています。
デーゲームでも、目覚まし時計がなくてもきちんと起きられますね。
パ・リーグでやっていましたから慣れています」
中スポ

●中里篤史
<4月19日の横浜戦以来、11試合ぶりに登板。
2番手として5回の1イニングを1四球2奪三振無失点>
「試合で投げたのは2週間ぶりですけど、
その間、ブルペンなどで取り組んできたこと
(投球フォーム修正など)はできていたと思います」
(東京中日)

●小林正人
<8回に4番手で登板。金本キラーが
今季4度目の対決で安打を許す。変化球を右前に運ばれ>
「ちょっと高かったですね。
次は抑えられるよう、またがんばります」
(東京中日)

●谷繁元信
<6回に平野に二盗、7回には鳥谷に三盗を決められる。
今季阪神戦の盗塁はオール成功の8個。
投手の内訳で見ると、チェン3、川井2、金剛2など
明らかに今季の新戦力が集中して狙われているが>
「どうしても経験が浅いと投げるのに精いっぱいになる。
やはりローテーションでやっている投手は走られていないわけですから。
投げるだけじゃないことを、走られていくことで知ってくれればいいんです」
(中スポ)

●小川将俊
<9回表の守備から登場。
1軍戦でマスクをかぶるのは、04年10月7日以来約3年ぶり。
高橋とコンビを組んだが、3点を失って肩を落とす>
「残念です。もっとうまくリードしたかった。
次はうまくリードして抑えられるように頑張ります」
(東京中日)


●落合監督
<今季ワースト9失点の完敗にもさばさば>
「年に何回かあるうちの1回。
長いシーズン、こういう日は必ずある。
今までなかったのが不思議なくらいだ。
だからこういうゲームになっても別に驚きはしないよ。
(先発がKOされるのも)誰にだってあることだ。
そんないい思いばかりさせてくれない。
毎日これじゃ困るけどな。
きょう(この敗戦から)何を学び、成長していってくれるかだよ。
そこで何を得てくれるか、次にどう生かしてくれるかだ。
逆にこういう日があってシャキッとしてくれれば、
それでいいんじゃない。これぐらいでいいか?」
(中スポ、中日新聞共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(3日)

◆第62回JABAベーブルース杯争奪大会
予選リーグ 第5試合
三菱自動車岡崎-中日
(3日・岐阜県営長良川球場)
 D 300 200 100 = 6
 三 210 000 201 = 6
(予選9回打ち切り)
[D本] 新井
[D投] 佐藤充、菊地、赤坂
日本野球連盟公式HP、中スポ)

【ゲームレビュー】
序盤から荒れ模様の展開。初回に3点先制したが、
そのウラ先発・佐藤充がいきなりの3連打などで2失点。
2回にも長谷川達也にソロ本塁打を浴びて、3-3の同点。
4回に捕逸、岩﨑の適時打などで2点を奪い勝ち越すと、
7回にも新井のソロ本塁打で、6-3とリード。
逃げ切りかと思われたが、7回ウラ2死二、三塁から2点適時打。
さらに9回に3番手・赤坂が2死から死球と適時二塁打で
同点に追いつかれ、6-6の引き分け。
佐藤充は序盤は高めに球が浮き打ち込まれたが、
3回以降は低目に球が集まり好投
疲れが見えた7回に2点を失ったが、7イニングを投げ5失点。
公式ファームより)


△佐藤充
<先発し、7イニングを8安打5失点ながらも、
3回以降の4イニングの投球に今後につながる手応えを>
「最初から状態は悪くなかった。
前半は力んだところがあったけど、
3回からはあえてボール球を使うなど
配球も変えて、リズムに乗れました。
失点はしたが、球の切れは良かったと思う、
指の掛かりも良かったし収穫がありました」

<立ち上がりは、少々のボール球なら
構わずに踏み込んで振ってくる社会人の積極性にてこずる>
「自分の思っていること(投球)とうまくかみ合わなかった」

<7回に無駄な死球から2点を失うなど反省材料もあったが>
「しっかり腕も振れて、勝負できる状態です。
次(2軍戦)は自分のゾーンで、しっかりできると思います」
公式ファーム中スポ

△堂上直倫
<9番・三塁で先発出場。
3打数3安打の固め打ちで今季初の猛打賞>
「ベーブルース杯では、これまであまりチャンスを
もらえてない人が出させてもらえるので、
ここでしっかりと結果を残して、
2軍戦でも使ってもらえるようにアピールしていきたいです」
(中スポ)


今年で3年連続参加となった社会人野球の
第62回JABAベーブルース杯争奪大会
予選リーグA組のドラゴンズのファームは、
初戦、三菱自動車岡崎(愛知)と岐阜・長良川球場で対戦。
中盤までリードを奪っていたものの、
最終回2死から追い付かれてしまい、
6-6で、9回打ち切りの引き分けとなりました。

先発した佐藤充が7イニングを投げ5失点。
立ち上がりは球が高かったうえに、
社会人チームの積極的な攻めにやられ、3失点
しかし中盤以降は配球を変えたことで、
自分の投球ペースに持ち込み、4イニング無失点。
疲れが来た7回に再び捕まり、失点したものの、
「しっかり腕も振れて、勝負できる状態」
今後の公式戦への手応えを感じていたもよう。

また野手陣では、2年目の堂上直倫が今季初の猛打賞
盗塁も決めるなど、もらったチャンスでアピール。
また同じ2年目・福田も一塁手としてフル出場を果たしたもよう。
さらにこの日、足の故障で戦列を離れていた岩﨑復帰
タイムリーも含む5打数2安打1打点、盗塁も決めたとのこと。
多少の時間はかかりましたが、
期待のホープ実戦復帰、今後が楽しみです。

2008年5月 3日 (土)

きょうからドーム9連戦、まずは地元で直接対決。

5月の4連休に入り、ゴールデンウィークも本格化。
ドラゴンズはきょうから、ナゴヤ、東京というドーム球場
今シーズン初となる9連戦を迎えます。
その最初のカードとなるのが、首位・阪神との直接対決。
この日、ナゴヤドームでは投手陣が練習を行いましたが、
9連戦の先発ローテは若干の変更もあるようです。
その投手陣のコメントを中心に、この日の話題を。

ドラゴンズトピックス(2日)

◇朝倉健太
<きょう3日の対阪神初戦のスポニチ先発予想。
『虎退治』に自信をのぞかせ>
「阪神? 自分のピッチングをすれば。
特に変わったことはありません。
チームが勝つことが一番です。
練習の感じを出せればいいと思います。
だいぶ感触はいいです。調子は上がってます」
(東京中日、スポニチ名古屋

◇小笠原孝
<きょう3日の対阪神初戦の中スポ先発予想。
阪神打線については、特に意識はしない>
「普通です」

<前回は粘りの投球で7イニング無失点。
ただ他の先発陣が投球回を伸ばしており、
1イニングでも長いイニングを投げるつもり>
「前の試合(4月26日・東京ヤクルト戦)で
先頭打者を出し過ぎたので気を付けたい。
投手陣が好調なので、自分だけ乗り遅れないようについていきたい」
中スポスポニチ名古屋

◇吉見一起
<5連勝を目指しての『サンデー』登板が濃厚。
阪神戦はルーキー時代の06年10月12日以来。
成長ぶりも見せつけたいところ>
「阪神戦で投げるのなら、しっかりやらないといけないです。
打線がいい印象があります。
一度でも失敗したら2軍に落とされる覚悟。1球もムダにはできない」

<先発である以上、長いイニングを投げるのは当然。
開幕直後の中継ぎ体験を振り返って>
「ブルペンの電話が鳴るたびに、
ぼくが投げるのかなという緊張感がありました」
中スポスポニチ名古屋

◇中田賢一
<5日の阪神戦第3戦の中スポ先発予想。
ナゴヤドームでの阪神戦となれば負けなしの7連勝中>
「前回(4月30日・横浜戦)はストレートがよかった。
プロに入ってからでも一番良かったんじゃないかと思うくらいです。
次も同じように投げたい」
中スポ

◇岩瀬仁紀
<9連戦にも平然、連投ぐらいではビクともしない>
「自分の仕事をしっかりするだけですから。
連戦といっても関係ない」
(東京中日)


【ドラゴンズ・9連戦の日程】
3日(土・祝) 対阪神(15:00・ナゴヤドーム)
4日(日・祝) 対阪神(15:00・ナゴヤドーム)
5日(月・祝) 対阪神(14:00・ナゴヤドーム)
6日(火・祝) 対広島(15:00・ナゴヤドーム)
7日 (水)  対広島(18:00・ナゴヤドーム)
8日 (木)  対広島(18:00・ナゴヤドーム)
9日 (金)  対巨人(18:00・東京ドーム)
10日(土) 対巨人(18:00・東京ドーム)
11日(日) 対巨人(18:00・東京ドーム)


通常は週末3連戦の初戦となる金曜日ですが、
セ・リーグは4連休を加味して、日程を変更。
よってきょう3日から11日まで休みなしの9連戦が組まれました。
さらにドラゴンズは、そのうち6試合をナゴヤドーム
3試合を東京ドームと、すべて屋内球場でのゲームに。
よって、流れるということもないため、
中継ぎ陣にとっては、ハードなスケジュールとなりそうです。


その9連戦の最初のカードとなるのは、
なんと1.5ゲーム差で追う首位・阪神との3連戦。
ここまで阪神とは、火曜日から木曜日で
2カード戦いましたが、今回は初の週末開催
両チームともにこれまでとは、違う投手が登板することになるでしょう。
気になるドラゴンズの先発投手ですが、
スポニチは、オーソドックスに
朝倉、小笠原、吉見をすべて中7日での登板と予想。
一方の中スポは、ローテ間隔を崩さないようにと
朝倉を相性の良い6日の広島戦に回し、
小笠原、吉見を中6日で、さらに虎キラーの中田
中5日で起用してくるのではと予想しました。

2週間前の金曜日、横浜戦が雨で流れた際、
先発予定だった朝倉をそのまま土曜日にスライドさせ、
日曜日は、サンデー吉見をそのまま先発。
土曜先発予定だった小笠原を、
中継ぎ起用というカタチを取りましたが、
今回は、大事な直接対決ということもありますし、
できるだけ安定した投球ができる投手が望ましい。
さらに9連戦の頭のカードということもあり、
今後を考えると、中継ぎ陣には負担をかけられない。
そのためには長いイニングを投げられる投手、
吉見、中田といった人選には、頷けるところがあったりします。

ただ今季も自分の予想を大いに外しまくっている
ドラゴンズベンチだけに、果たして今回どんな手を使ってくるのか。
それでもチーム防御率1.85という数字ですし、
誰が出てきても、そこそこしっかり投げてくれると思います。
ここまで1勝3敗1分けと負け越している阪神相手ですが、
地元ファンの声援にも乗って、ぜひとも一気の首位奪取を。
必勝ローテで臨む先発陣の頑張りに期待したいと思います。


◇川上憲伸
<前日1日に今季初勝利を挙げており、明るい表情。
この日はナゴヤドームでランニングなどを行う。
初勝利のボールを闘病の少年にプレゼントする約束をしており>
「ようやく渡せる? それが一番うれしい」
ニッカン

◇山本昌
<この日ナゴヤドームで行われた1軍投手陣の練習に合流。
川上らと一緒にランニングやキャッチボールに汗を流す>
「練習は2軍のメニューと一緒だから変わりはない。
故障? もう全然大丈夫だよ。
投げてみないと分からない部分はあるけど体調は大丈夫」

<当面は1軍と一緒に練習を行い、昇格のチャンスを待つ>
「若手がみんないい投球をしている。
出場選手登録されるか分からないけれど、
チャンスを与えられれば、しっかり投げられるように頑張りたいです」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋名タイ

◇森バッテリーチーフコーチ
<ナゴヤドームでの投手練習に合流した山本昌について、
リベンジのチャンスを与える構え>
「今さら見なくてもマサ(山本昌)の力は分かってる。
1軍でも先発の役割を果たす力はある」
スポーツ報知スポニチ名古屋


◆井手編成担当
<チェンの北京五輪台湾代表招集について説明。
現時点で選出承諾との報道を否定>
「代表候補に選びたいので
連休明けにあいさつに伺います、との文書が届いただけ」

<球団としては、チェンの五輪出場に最終決定を下しておらず>
「今後の交渉ごとになる」
スポニチ名古屋


その他の投手の情報としては、ファームで調整中の
ベテラン・山本昌がこの日、ナゴヤドームでの1軍練習に合流
先発組にまじってランニング中心のメニューで汗を流したもよう。

あれっ?昌がいる。今季初登板の巨人戦
背中の張りを訴え降板し
その後登録抹消
実戦復帰後は、
ウエスタンのゲームに2試合先発。
まずまずの投球を経て、
今回の合流となりましたが、
現状は、枠に空きがないこともあり、
しばらくは帯同してチャンスを待つことになりそう。
ただ一部では「勝負どころで中継ぎ起用の可能性も」
示唆されるなど、憲伸の復帰時のような陽動作戦となってくるかも。
ただ昌さん自体の調子はよさそうなので、
まずはしっかり調整し、リベンジの舞台を迎えてほしいです。


◇森野将彦
<ここまで野手では貢献度ナンバーワン。
打率.333、7本塁打、18打点はいずれもチームトップ。
データから最も際立つのは、積極性。
初球から3球目までの打率は.462にも及ぶ>
「相手が甘い球を投げてくるかどうかにもよりますが、
積極的なのが自分のスタイル。
2ストライクでいい打率が残せないのは当たり前ですから」

<次に挙げられるのは、第1打席での集中力。
イニング別で1~3回での打率は.464>
「タマタマじゃないですか。
最初の打席は誰だって打ちたいという気持ちが強い。
打てば乗っていけます。特に気持ちが入っていると
いうことはあるかもしれません」

<対右投手に対する打率.382も今季の特徴>
「左が苦手という意識はないんですけど」

<一番の不安といえば、故障で沖縄キャンプを
途中リタイアしたことによる体力面だが>
「今のところ感じていない。
毎試合、毎打席、気持ちを入れて、入りたい」
中スポ

◇中村紀洋
<移籍後初のCMに出演することが明らかに。
海苔で有名な浜乙女のラジオCMに7日から登場。
お茶漬け海苔の宣伝で『神がかったおいしさ』篇、
『くせになっちゃう味』篇などパターンは4種類。
すべて20秒で3月中旬に収録が行われたが>
「いい仕上がり? 普通かな」
(東京中日)


野手陣は、主力が休みだったようで大きな話題はなし。
ここまで阪神戦は、アッチソン、下柳、福原という
先発投手陣と相対してきましたが、
今回は安藤、岩田、杉山と対戦投手が変わります。
しかし安藤に対してはナゴヤドームで連敗中。
出鼻をくじかれないためにも、早めの先制を。
特にチーム三冠王森野のバットに期待したいところです。

またファームは、きょうから岐阜・長良川球場での
社会人野球の「第62回・JABAベーブルース杯争奪大会」に参加。
きょう3日は三菱自動車岡崎と、4日はNTT東日本と、
そして5日は、柳田の古巣・NOMOベースボールクラブ
総当たりの予選リーグを戦います。
そんななか、古久保コーチのブログによると、
「内紛騒動」で謹慎処分を受けていた森岡
ナゴヤ球場でのファームの練習に合流
「元気に頑張っていました」とのこと。
05年のベーブルース杯では首位打者になるなど、
アマチュア相手には、強烈な力を発揮する森岡だけに
今回の復帰はとてもうれしい限り。
様々な思いもあるでしょうが、グラウンドで結果を出し、
チームの勝利に貢献するプレーを今後も期待したいところです。

2008年5月 2日 (金)

久しぶりの勝ち星、川上憲伸1カ月遅れの開幕!

貯金7の2位で3、4月を終えたドラゴンズ
1勝1敗で迎えたナゴヤドームでの横浜との第3戦。
先発には4月3日以来となるエース・川上憲伸が。
3連発被弾、故障登録抹消、中継ぎ登板を経て、
ついに先発復帰となったマウンドでしたが、
立ち上がりから実に落ち着きある投球を披露。
中盤まで味方の援護がなかったものの、
主砲・ウッズの久しぶりの一発で均衡を破ると、
最後は守護神・岩瀬がヒヤヒヤながらもピンチを凌ぎ、
5月初戦、エースが待望の今季初勝利をマークしました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 5回戦
(1日・ナゴヤドーム | 中日4勝1敗)
31847人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日 ×
[勝] 川上(5試合1勝1敗)
[S] 岩瀬(12試合10S)
[D本] ウッズ4号
[Dバッテリー]
川上、チェン、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
川上が今季初勝利、2カード連続で勝ち越し
川上は立ち上がりから、安定感のある投球。
7回まで投げて2安打に抑え、三塁を踏ませない好投だった。
エースの踏ん張りに打線がこたえた。
6回、先頭のウッズが左へソロ本塁打を放って、均衡を破った。
1死後、森野が中前打。中村紀洋が右中間を破る二塁打。
森野が一気に生還し、貴重な2点目を挙げた。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


前回登板が4月24日の阪神戦で延長1イニング。
それから中6日でついに迎えた先発マウンド
こちらもスタメン復帰の谷繁とのバッテリー。
イニング経過を振り返ると↓

1回、仁志外角低目緩いカーブで空振り三振。
石井琢朗内カットボールで三塁フライ。
金城に初球死球も、4番・村田には
外角低目のカットボールを振らせて三振。

2回、1死から小関の当たりは痛烈なピッチャー返し。
しかし川上がライナーをクールに処理する好捕
続く吉村には追い込みながらも四球を与えるも、
鶴岡を初球、きっちり二塁ゴロ。
久々の先発マウンドは、ゆったりとした立ち上がりに。

横浜先発は、中6日で左腕・那須野
2回ウラ、和田右中間突破ツーベースと
森野二ゴロ進塁打で1死三塁と先制のチャンス。
しかし中村紀洋真ん中低目チェンジアップを
打ち上げてしまい、一塁ファウルフライ。
谷繁初球内角高目のストレートを引っ張るも三塁ゴロ。
ライブビジョンのリプレーを見て、悔しがる谷繁

3回ウラ、1死から荒木センター前クリーンヒット。
続く井端の3球目に二塁へスタートし、
捕手からの送球が逸れると、一気に三塁へ。
(記録は二塁盗塁と捕手の悪送球)
しかし井端真ん中高目ストレートに空振り三振。
イ・ビョンギュ内角高目に詰まって二直。
ここもチャンスを生かせず、那須野を助けてしまう。

4回、1死から村田外へのストレートを右方向へ。
イ・ビョンギュジャンプするもその上を越え、
ライトフェンス直撃のツーベース。
この日初めて得点圏に走者を背負うも、
続く内川外へのカットを叩くも、ショート正面のライナー。
井端掴むと飛び出していた村田にタッチしてゲッツー!
初ヒットを許すも、ピンチを微塵に防ぐ。

4回ウラ、ウッズ詰まりながらもセンター前。
続く和田の三ゴロで二塁へ進むも、
森野の遊ゴロにスタートしてしまい三塁タッチアウト。前夜に続く走塁ミス
続く中村紀洋四球で2死一、二塁も
谷繁内へのストレートを打ち損じのセンターフライ。
得点圏打率4割越えの谷繁、2度目のチャンスも生かせず。

いつもの闘志を潜め、淡々と投げ込む感の川上
5回、1死から吉村を真ん中シュートで空振り、
鶴岡を内へのストレートで連続三振に取ると、
6回、那須野左前打、仁志犠打で1死二塁とされるも、
石井琢朗を内角高目のカットボールで空振り三振。
金城も外へのフォークでレフトライナー。
ピンチも動じることなく、6イニング無失点。味方の援護を待つ。


6回ウラ、先頭・ウッズが初球、外から中に甘く入った
チェンジアップを見逃さずにはじき返すと、
打球は低い弾道で左中間フェンスをギリギリオーバー!
黒いラバー部分に飛び込むホームラン
14試合、62打席ぶりとなる4号ソロ。
お久しぶりの一発にも無表情のウッズだったが、
ベンチに戻ると、ようやく笑顔。(1-0)
緊張の糸がほつれた那須野をさらに攻め込み、
1死から森野が外へのストレートをセンター前に運ぶと、
さらに中村紀洋がカウント0-1からの2球目、
内へのシュートをきっちりと右方向。
右中間を大きく破っていくタイムリーツーベース!
森野が一気に一塁から生還。
均衡が破れ、川上にようやく援護点(2-0)

7回、リードをもらった川上が、先頭・村田にいきなり四球。
続く内川の叩きつけての三塁ゴロを
中村紀洋バウンド合わせて掴むと一塁へランニングスロー!
好守川上を助けるも、続く小関の右飛で村田は三塁へ。
さらに吉村に死球を与えてしまい、2死一、三塁。
この日最大のピンチの川上森コーチ駆け寄る。
追撃のチャンスに横浜ベンチは、鶴岡に代打・鈴木尚
しかし初球、142キロ外へのストレートでショートゴロ
6-4と渡って、この回もゼロに凌いだ川上からは
この日初めてとなるガッツポーズが!
結局7イニング93球を投げ、2安打7奪三振4四死球で無失点。
今季初勝利の権利を持って、マウンドを降りる。

8回、ドラゴンズ2番手は先発も予想されたチェン
しかしこの日は変化球の制球が今ひとつ。
1死から仁志に高目に浮いたスライダーをレフトに運ばれると、
石井琢朗には内へのストレートをセンターに落とされ連打。
さらに金城にはフルカウントから内へのスライダーが外れ四球。
1死満塁としてしまうと、村田に真ん中低目ストレートを
詰まりながらもレフト線へ持っていかれ犠牲フライ
土壇場8回に1点差に詰め寄られる。(2-1)
なおも2死一、二塁とピンチを背負うチェン
しかし内川をカウント2-2からの6球目、
内へのストレートで詰まらせ、一塁ファウルフライ。
何とか最少失点に止め、守護神・岩瀬へと繋ぐ。

8回ウラ、横浜3番手・横山を攻め、
森野のライト線ツーベースと中村紀洋敬遠で2死一、二塁。
しかし谷繁のレフトへの大きな飛球を
レフト・小関が懸命に下がって見事にキャッチ。
ダメを押せずに1点差のまま、最終9回へ。

9回、ドラゴンズ3番手はもちろん岩瀬
先頭、小関の代打・大西の当たりはセンター寄りの二塁ゴロ。
掴んだ荒木井端にグラブトスするも、勢い強く
井端が捕り損なってしまい、内野安打にしてしまうと、
途中出場の新沼にも内へのスライダーを
うまくセンターへ運ばれ、1死一、二塁のピンチ。
続く横山の代打・佐伯を一塁ゴロに取り、あと1人としたものの
ここで落合監督が出てきて、仁志への敬遠を指示。
2死満塁として、左の石井琢朗との勝負に。

長打が出れば一気に逆転、同時にエースの初勝利も消える。
大きなヤマ場に投げ勝ったのはやはり守護神
カウント2-1からの5球目、外角高目のスライダーで遊ゴロ。
井端が掴み二塁へ送ると、際どいタイミングながら、
何とかフォースアウトとなって、ゲームセット!
ヒヤヒヤながらもゲームを締めた岩瀬はホッと一息。
さらに勝利のハイタッチをベンチ前で
待ちかまえる川上の表情にもようやく笑顔が。
昨年9月27日の阪神戦以来となる通算104勝目をようやくゲット。
1カ月遅れながら、自身の「開幕」を迎えることとなった。


帰ってきたガッツポーズ!中盤まで0-0の均衡が
なかなか破れない投手戦
序盤から、再三チャンスを掴みながら、
逃していたドラゴンズだっただけに、
今季のエースには
援護もないのかとも
思われましたが、
6回に主砲の久々の一発からようやくゲームが動き、
少ない援護ながらも、何とか継投で凌いで辛勝
5月初戦、ここまで苦しんでいた憲伸にようやくながらも、
今季初白星が付いたことは、本当によかったと思います。

それにしても、今夜の憲伸
通常とは違う一面を見せたマウンドでしたね。
本来熱投が持ち味であるはずのエース
この日は立ち上がりから、かなりのゆったりモード
ストレートとカットボール、カーブといった変化球を
両サイド、さらに低目にひたすら丁寧に投げ込み続ける。
とにかくはやる気持ちを抑え、ひたすら制球重視。
まさに「淡々」と投げ込んでいた7イニング。
低めへの制球で好結果を出している吉見、川井の影響や
中継ぎでの登板経験も活きているようで、
終始失投もほとんどなく、まさに危なげなし
イメージチェンジというほどでもないでしょうが、
とにかくチームの、そして自身の勝利を掴みたいという決意が、
十分に伝わってきた今回の投球でした。

遅ればせながら、ようやく1つ勝ったことで、
ここまで苦闘の連続だったエースも波に乗ってくれることと思います。
開幕から好調、現在チーム防御率1.85の投手陣。
しかしここにとなるべき背番号11復活したことで、
さらに強固となっていくのでは。
首位追撃に向け、自らの好投でさらに引っ張ってほしいです。



一方、打線は序盤、再三のチャンスを潰しまくりましたが、
主砲の一発が流れを変えてくれましたね。
前の打席までは走塁ミスを犯すなど
今イチの動きを見せていたウッズでしたが、
1本出たことで多少はスッキリしたことでしょう。
4月はもたもたしたものの、5月に一気に挽回を。
そしてクローゼットにしまいこんだ
カウントダウンボードをさらにめくれることを期待したいです。
また2点目の中村紀洋の右中間へのタイムリーも効きましたね。
4月快調の原動力となった下位打線の爆発。
5月になっても、変わらず続けていってほしいと思います。


首位・阪神がようやく負け越し、ゲーム差が1.5と縮まった状況で、
週末のナゴヤドームでの直接対決を迎えます。
前回の対戦では1勝1敗1分けと五分でしたが、
投げる投手も違いますし、今度は優位に運べそうな感じも。
この対戦でできるだけ差を詰めて、結果的には抜けだしたいですね。
またこの阪神戦から今季初となる9連戦を迎えます。
すべてドーム球場だけに、中止も臨めず、
コンディション的にもキツくなりますが、
何とか勝ち越すことと、これを終えたころには、
首位に立っていられるよう、今後の戦いを続けてほしいです!


☆ウィナーズ・ボイス(1日)

◎タイロン・ウッズ
<14試合ぶりのアーチとなる先制4号本塁打>
「(実に62打席、14試合ぶり久々の一発に)
いやあ、ようやく安心しましたね。
なかなかピッチャーが打てる球を投げてくれなかったんですけど、
今日はミスピッチをしてくれまして、ようやく打つことができました。
(この一発でもういけるでしょう)
そうですね。そう願いたいです。
これからもっともっとホームランを打っていきたいと思っています。
(エースが好投、思いのこもった一発では)
そうですね。川上投手はすばらしいピッチングをしました。
そのピッチングに報いるために一発打てて、とてもよかったです。
(あさってからは阪神との直接対決、それに向けての抱負を)
阪神戦に向けて、3連勝したいと思います。
みなさんも全員で応援よろしくお願いします!」



<6回、ホームラン談話>
「久しぶりのホームランだな。気分いいね。
打った瞬間? ダブル(二塁打)だと思って懸命に走ったよ。
入って? そりゃ安心したよ。
いままでの野球人生でこれほど(本塁打を)
打てなかったことはなかった。だから安心したんだ」

<8回の打席も高々と打ち上げ、2打席連続かと思われたが、
フェンス前で失速して右飛。それでも好感触を口にして>
「ミスはしたが、いい感じだった。
これからもっともっとホームランを打っていきたい」

<開幕前には年間50本塁打を目標に掲げ、
本塁打を打つたびに50から1枚ずつめくっていく
日めくりカレンダー状のものを自作したが。
3枚しかめくることができずクローゼットにしまい込んでいた>
「不振なので、縁起が悪いと思ってね。
だからクローゼットにしまったんだ。
これから? しばらくしまったまま様子をみるよ」

<06年は8本、昨季は11本のアーチを架けている
5月男は月間MVPを目標に掲げて活躍を誓う>
「毎年だんだん調子が上がっていくからね。
今の成績は気にしていないよ。
5月はいいスタートを切れた。今月はオレの月にしたい。
どんどんホームランを打って、川上と2人で月間MVPを取りたいね」
中スポ共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ


◎川上憲伸
<約1カ月ぶりの先発で安定した投球。
7イニング2安打7奪三振で無失点。今季初勝利を飾る>
「(今シーズン初勝利を掴みましたね)
そうですね。かなり久しぶりのような気がします。
(久しぶりの先発、どんな思いでマウンドへ)
そうですね。前はまあ中継ぎで投げさせていただきまして、
まあそれでいろいろ、あの、思いというかね、
中継ぎの辛さだったりとか、そういうものを感じながらですね、
今日マウンドに立つことができました。
(7回わずか2安打と安定、何が良かったですか)
そうですね、何がいいっていうのは
まあ自分でも、まあよくはわからないですけど、
とにかく先に点をあげないということだけ意識して、
投げたことが良かったと思います。
(最後まで周りの選手たちが凌ぎきった)
そうですね、粘っていれば打線の方も
いつかは点を取ってくれると思ってましたし、
あの本当に今日は全員で勝ったという、あのそうですね、
素晴らしい1勝だと思います。
(1勝しましたし、さあ巻き返しです)
そうですね、またあさってからですね、
連勝が続けられるように、チーム一丸となって頑張りたいと思います!」



<7イニング2安打無失点。
久々の先発だったため93球でマウンドを救援陣に託したが>
「正直、やっぱりスタミナないな、と感じました。
長かった? それはあまり感じなかった。
信じるしかない。自分の仕事はしたし、
あとは任せて、託しているので、冷や冷やはしなかった」

<3者連続本塁打を浴びた4月3日以来の先発登板。
いつもは闘志を表に出すが、この日は冷静さが目に付いた>
「シーズンの最後になってライバルとの対戦になれば
アドレナリンも出るだろうけど(今日は)違うスタイル。
あまり力まず、コントロールを意識した。
きょうは丁寧にいくこと、気持ちを抑えて投げることを考えました。
落ち着いて投げることができたのが収穫」

<12球団の開幕投手で唯一勝ち星がなく、
さらに右足の張りを訴え、出場選手登録を抹消。
苦悩の日々が続いたが、無駄にはしなかった。
開幕以来、しっくりいかなかったフォームを修正。
最終的にモノにはできなかったそうだが>
「(抹消中も)いろいろやっていた。フォーム的なものです。
うまくいかなかったけど、要領よく利用しないと。
ボクが唯一プライドを持てるところ、というか…、要領の良さですね」

<2試合のリリーフ登板も糧に。
縁遠かったブルペンでの日々、感謝の思いも込めて投げる>
「(中継ぎ陣の)つらさというか、
自分が普段助けてもらっている状況とかを感じ、
過程としてすごく役立ったと思う」

<不在の間、若手の吉見や川井が台頭し、
先発枠争いが激しくなっているが、それを歓迎>
「枠(に空き)がないのはチームが強い証拠」

<今季1勝目のウイニングボールを
白血病と闘う渡辺隼大(はやた)君に贈ることを約束。
遅くなったが、約束を守れたことがうれしい>
「ウイニングボール? これだけは気になってたんです。
実を言うと、これだけだった。
休んでいる期間もすごくこれが気にかかって、何とかせないかん、と。
僕のためでなく、その子のために
何とか勝ち取りたい、という気持ちだった」
憲伸の声「1勝」、中スポサンスポスポーツ報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー

○森バッテリーチーフコーチ
<帰ってきたエースに対して月間MVP奪取を指令>
「3日の阪神戦で投げさせることも考えたが、
月も替わるし、そこで投げさせようと思った。
これで5月は5回投げられる。
1人だけ遅れてきたんだから、月間MVPを取るぐらいやってくれないとな」
名タイ


○中村紀洋
<6回1死一塁、右中間を破る適時二塁打。
2球目、内角に食い込むシュートを打ち返し>
「(狙っていたのは)スライダーだった。
詰まらずにうまく打てた。
憲伸(川上)を何とか勝たせてあげたかった。
打ち方としては理想的でしたね。
あれを引っ張っていたら? ゴロになっていたと思います」

<直後の7回、守りでも自画自賛の美技。
無死一塁、内川の弱いゴロが目の前に。
二塁は間に合わないと見るや、一塁を見ずに送球しアウトに>
「あれ、(一塁を)見たら間に合わないんですよ」
(東京中日、サンスポ毎日jp

○荒木雅博
<9回先頭、代打・大西の二遊間へのゴロを好捕しグラブトス。
遊撃・井端がキャッチし一塁送球でアウトにしたかったが、
トスが大きく、井端が捕れずに内野安打となる>
「グラブトスが強すぎましたね。アドレナリンが出過ぎました。
まあ、うまくいってもギリギリでしょうけど」
(東京中日)

○岩瀬仁紀
<9回のマウンドを任されるも、代打・大西、
新沼の安打などで2死満塁のピンチ。
石井琢朗を遊ゴロに仕留め、無傷の10セーブ目>
「ボールは走っていたので、もうちょっと慎重にいかないと…。
でも、結果はよかったんで。結果がすべて。勝てばいいんです。
ただ、憲伸に勝ちがついたことは、チームにとって大きいと思います」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇川井進
<『バント世界一』の川相コーチの指導を受けて
朝倉、小笠原、吉見とともにバント練習を行う。
犠打の成功は自分の投球を楽にする可能性があるだけに>
「バントは苦手、ダメです。
得意じゃないので特訓しておかないと」

<これまで3度の先発では十二分にその役割を果たし大躍進。
好投の大きな要因に挙げられるのが独特のスローカーブ。
130キロ台の速球との緩急が抜群。23日の阪神戦では10奪三振>
「こんなに三振を取ったことは大学(大東文化大)や
社会人(日本通運)でも記憶にない。
カーブは打たれる気がしなかった」

<伝家の宝刀との付き合いは小学生のころから。
20年近く同じタマを磨き続けてきた>
「誰に教わったわけでもありません。自分で握りを工夫しました。
(究極のイメージは)今中さんがボクの中では理想です。
あの細い体で直球と遅いカーブで巧みに緩急をつけていた。
ボクも昔は今よりもっと体が細かったから、似ていると思っていた」
(中スポ、ニッカン


○落合監督
<9回2死満塁のピンチをしのぎ、1点差で逃げ切る。
エースが抑え、4番が打ち…という展開に>
「何もない。エースと4番じゃないよ。
それより監督がもうちょっとうまい野球をやらないと…。
それがこういう結果だよ。きょうの…」
(中スポ、時事通信毎日jp


若竜トピックス(1日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-広島 7回戦
(1日・ナゴヤ球場)
  010 000 000 =1
  100 000 000 =1
(規定により引き分け)
[D本] なし
[D投] 長峰、菊地
公式サイト広島東洋カープ

【ゲームレビュー】
初回、広島先発・篠田純平を攻め、
2死から柳田が初球を叩き、中前打で出塁すると、
新井が左翼線に二塁打。柳田が一気に生還、1点を先制。
先発・長峰は2回、1死から大須賀に右中間を破る三塁打を打たれると
続く上村に詰まりながらも右前に運ばれ、同点
しかし3回以降は低目に球が集まりだし、変化球の制球も良好。
完全に立ち直り、この日は8回を投げ6安打1失点の好投
攻撃陣は、篠田の前に2回以降は4安打無得点。
両チームともにチャンスらしいチャンスを作れず、1-1の引き分け。
長峰の好投も報われなかった。
公式サイトより)


△長峰昌司
<ウエスタン・広島戦に先発し、
8イニングを投げて、6安打1奪三振1四球1失点>
「状態はすごくいいです。
中4日でも、問題なく投げられました。
前回(26日・サーパス戦)のほうがボールは良かったです。
今日はスピードは無かったですが
コントロールが良かったので球数も少なくて済みました。
ランナーを出しても低めに投げて粘れたのが良かったです。
あとは細かい部分を調整して、この調子を継続していくだけです」
公式ファーム中スポ

△新井良太
<1回2死一塁から内角のカーブを叩き、
左翼線へ痛烈なタイムリー二塁打。
この日、唯一となる貴重な打点をたたき出す>
「調子良いですよ、フォームが良くなって固まってきました。
最近は凡打でも内容がいいんです。
自分のスイングができているし、
打席で主導権が持てていることが結果にも出ていると思います」
公式ファーム中スポ


ナゴヤ球場でのウエスタン・広島戦
ドラゴンズ・長峰広島・篠田の先発左腕が好投。
両軍ともにチャンスらしいチャンスを作れず、
1-1のまま、9回規定によりドローとなりました。
前回登板、8イニングを放ったサーパス戦から
中4日でのマウンドとなった長峰でしたが、
立ち上がりピンチを背負ったうえ、
2回、上村に同点タイムリーを浴び、1点を失ったものの、
3回以降は立ち直り、、持ち味の緩急を付けた投球で、
今回も8イニングを1失点に抑える好投
故障の影響など全く感じさせず、スタミナ面も問題なし。
2試合続けての安定した内容で、
1軍昇格に向け、完全復調をアピールしたようです。
あす3日からは、岐阜・長良川球場での
「ベーブルース杯」となりますが、先発投手が少ない現状。
もしかしたら三たび中4日で、6日に登板となってくるかも。

一方、打線では4番・新井先制タイムリー
公式ファームブログによると、ナゴヤ球場では
「若い女性のファンからおば様ファンまで」と幅広い人気を誇る新井
フォームが固まり、自分のスイングができているそうですが、
ぜひとも好調キープして、5月中の昇格となってほしいところ。

またこの日「2番・遊撃」でスタメン出場の
ルーキー・ナゴヤ球場初ヒットを放ったとのこと。
6回ウラ、レフト線への当たりだったようですが、
ハリキリすぎたか?暴走し、二塁でタッチアウト…。
スタメン定着に向けては、落ち着きあるプレーが望まれますね。

2008年5月 1日 (木)

竜打線ハマってしまったゴロの山、ベイ戦初黒星。

中田の見事な投球と一気の集中打で投打ともに圧倒。
和田凱旋岐阜での横浜との初戦を制したドラゴンズ
ところをナゴヤドームに移し、迎えた第2戦は、
前半打線が横浜先発・ウッドに翻弄され内野ゴロの山
しかし中盤にワンチャンスをモノにして、同点に追い付くも、
平井、高橋の中継ぎ陣が捕まってしまい、勝ち越しを許すと、
打線が最後まで奮わぬままに終了。横浜今季初黒星を喫しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 4回戦
(30日・ナゴヤドーム | 中日3勝1敗)
30366人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日
[敗] 平井(9試合1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
川井、平井、高橋、金剛 - 小田、谷繁

【ゲームレビュー】
継投失敗、連勝は3で止まった
同点の7回に登板した2番手・平井が打たれた。
2死から、金城に中前打。村田に勝ち越しの
左中間適時二塁打を許し、決勝点を奪われた。
打線は6回、荒木、井端の四球などで
1死一、二塁からイ・ビョンギュが左中間へ2点二塁打し同点。
さらに敵失などで2死一、三塁としたが、森野が遊飛に倒れた。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


4月最後となったこの日のナイトゲーム。
イニング経過で追っていくと↓

ドラゴンズ先発は、順当に中6日で川井
谷繁体調回復せず、今夜もスタメンマスクは小田
1回、仁志詰まりながらも右中間に落とすヒット。
野中初球バント失敗捕邪飛も金城左前打で一、二塁。
村田内へのストレートに詰まって二塁後方フライで2アウト。
しかし内川にカウント2-1からの4球目、
真ん中低目のチェンジアップを押っつけられ、
右に持って行かれると、前進していたイ・ビョンギュ抜かれ
右中間突破の2点タイムリーツーベース(2-0)
ややボールが甘い川井、先制を許す。

横浜先発は、中4日で今季勝ち星なしのウッド
しかしこの日はムービングボールが効果を発揮。
1回ウラ、荒木遊ゴロ、井端ボテボテ遊ゴロ
イ・ビョンギュ外角低目に沈むボールに空振り三振。

2回、大西四球、吉村ボテボテ三塁内野安打、
鶴岡犠打で1死二、三塁と再びピンチを背負う川井
しかしウッドを初球、内へのストレートでショート正面のゴロ。
仁志も内への攻めで高いバウンドの三塁ゴロで凌ぐ。

2回ウラ、ウッズ遊ゴロ、和田三ゴロ、森野二ゴロ。
3回ウラ、中村紀洋遊ゴロ、小田三ゴロ、川井遊ゴロ。
4回ウラ、荒木三ゴロ、井端右飛、イ・ビョンギュ二ゴロ。
ウッドにタイミングを外され、
捉えきれないドラゴンズ打線は、内野ゴロの山

4回、2死一、二塁のピンチを切り抜けた川井
5回、仁志に三遊間を抜くヒット許すも、
野中を3-6-3の併殺。金城を内へのスローカーブで空振り三振。
中盤から内への制球も定まり、落ち着きを取り戻し、
横浜打線をスミ2のみに抑え込む。


5回ウラ、打者12人パーフェクトに抑えられていた打線。
先頭ウッズがフルカウントからの7球目、
真ん中低目のストレートを捉え、左中間を抜けていくツーベース。
ウッドからようやくチーム初安打を放ち、反撃開始
和田初球セフティー気味にバントを試みるもファウル。
4球目真ん中低目のチェンジアップを捉え、
独特の伸びのある飛球で深いセンターフライも、
二走・ウッズがハーフウェイまで出ていたため、
タッチアップできず。思わず頭をかくウッズ
それでも森野が外へのチェンジアップを捉え、
ライトに落とすヒットで1死一、三塁。
しかし中村紀洋が内へのストレートを叩くも、高いバウンドの三塁ゴロ。
ウッズ突っ込むもやや緩慢な走塁。5-2と送られタッチアウト。
それでもチャンスは続き、2死一、二塁。
ここでベンチが動き、小田の代打に井上一樹
今季ナゴド初打席もカウント2-2からの5球目、
ズバッときた真ん中高目のストレートに
固まってしまい、手が出ずの見逃し三振
惜しいチャンスを逃し、ウッドに今季初勝利の権利を献上。


6回、小田に代わって谷繁がマスクをかぶる。
村田ボテボテ三塁内野安打、内川三ゴロ進塁打で1死二塁。
大西空振り三振で、2死とするも、
吉村とは勝負を避け敬遠。さらに鶴岡も歩かせ、
ベンチ指示で満塁策を取り、ウッドとの勝負を選択。
それが功を奏し、外へのスライダーで空振り三振。
川井はこの回を投げ終え、マウンドを降りる。
6イニング、95球を投げ7安打4奪三振4四球で2失点。
悔やまれるは立ち上がりの制球の甘さ。

6回ウラ、続投のウッドから荒木が選んで四球。
3度けん制されながらも、井端の3球目に二盗成功。
ウッド動揺したか、ストライクが入らず連続四球
もらったチャンスで、1死一、二塁に。
ここで横浜ベンチが動き、ピッチャー交代。
左のワンポイント、マットホワイトを起用もこれが裏目
イ・ビョンギュがカウント1-0からの2球目、
内に入ったストレートを積極的に叩くと
打球は左中間を大きく抜いていくタイムリーツーベース!
荒木、井端と生還し、ゲームは振り出しに。(2-2)
川井の負けとウッドの今季初勝利がわずか2球で消える。
なおも1死二塁と勝ち越しのチャンス。
しかし3番手・木塚のスライダーにウッズ空振り三振。
続く和田もシンカーを引っかけ、二塁ゴロ。
…と思いきや、二塁・仁志がこぼしてしまい、エラー
2死一、三塁となって、迎えるは6番・森野
横浜ベンチも動き、4番手・川村にスイッチ。
現状もっとも当たっている打者に回ってきたチャンス。
しかし初球、真ん中高目のストレートを打ち損じてのショートフライ
つり球に手を出してしまい、惜しくも同点止まり

7回、ドラゴンズ2番手は、平井
仁志左飛、石井琢朗二ゴロと簡単に2死をとったものの、
金城に内角低目のストレートを叩かれ、センター前ヒット。
さらに村田に対し、カウント1-1から
ストレートをファウルした後の2-1からの4球目、
真ん中低目のフォークを引っ張られると、
打球は左中間突破のタイムリーツーベース(2-3)
決め球狙い打ちの一打に、平井が勝ち越しを許す。

7回ウラ、続投の川村の前に
中村紀洋見逃し三振、谷繁二ゴロ。
平井の代打、今季初打席藤井ひっかけ三ゴロと三者凡退。

8回、ドラゴンズ3番手は、高橋
先頭大西を高いバウンドの遊ゴロに取るも、
続くこの日2安打1四球の吉村に、
カウント1-1からの3球目、中に入ったスライダーを
合わせられると。打球はレフトポールを直撃
貴重な追加点となる本塁打を浴びてしまう。(2-4)

8回ウラ、横浜5番手・横山が乱調。
荒木、井端連続四球と6回の再現となるも
イ・ビョンギュ外へのフォークをひっかけ、6-4-3のゲッツー。
2死三塁でウッズも、カウント2-1からの4球目、
外一杯のストレートに見逃し三振。
悔しいウッズ、バットを投げつける。

9回、ドラゴンズ4番手は、今季初登板・金剛
先頭の金城にセンター前に運ばれるも、後続をしのぐ。

9回ウラ、横浜6番手は抑え転向の寺原
しかし2死から中村紀洋が内へのスライダーを
強振して、レフト前ヒットを放つと、
谷繁も151キロストレートをしぶとくセンターへ運び、
一、二塁と同点へのチャンスを作り出し、望みをつなぐ。
そしてここで登場は、代打の切り札・立浪
しかし初球、150キロ外角へのストレートに押され、
力のないレフトフライに倒れ、ゲームセット
終盤中継ぎが捕まる競り負けで、横浜戦今季初黒星
立浪ノーヒットのまま4月を終える。


嗚呼、4月無安打…。序盤は、動くボールに
内野ゴロの山
横浜先発・ウッドには、
ナゴヤドームのマウンドが
とてもフィットしていたようで、
4回までパーフェクト
前半かなり苦しみましたが、
6回ウラ、相手の継投ミスにも助けられ、一気に同点。
なおも2死一、三塁となって迎えるは森野
今季まで出ていないスリーランを期待したものの、
この日誕生日の川村のつり球に手を出し、1球でアウト。
あれで流れが止まってしまったなと感じました。

それにしても前回、ハマスタでは攻略したウッドでしたが、
この日は完全に翻弄されてしまいましたね。
今後もナゴヤドームで登板してきそうな感じですし、
次回に向けて対策を立てないといけないでしょう。

またこの日浮き彫りになったのが代打陣の不振
この日は井上、デラロサ、藤井立浪が登場。
しかしどれもこれもが今イチの結果に。
レギュラーが固定されている今季、
打席に立つチャンスが少ないというのもありますが、
ここぞの場面で持ち味を出せないのは、辛いですね。
特にまさかの4月ノーヒットに終わった切り札・立浪
1本出れば上向くであろうものの、その1本が出ない。
月が変わって、ツキも変わるとなってくれることを願います。


一方、先発・川井は、6イニングを2失点。
先発投手としての仕事は果たしたものの、
立ち上がりは、球が来ていなかった印象が。
さらに制球がやや甘いところを叩かれてしまいました。
この日のスタメンマスクが通常の谷繁ではなく
小田ということもあり、これまでの登板とは
若干、配球の違いもあったかもしれませんが、
緩いボールで勝負する投手だけに、やはり制球が生命線
低め低めに制球できなかったのが、失点に繋がったかなと。
ただピンチを凌ぎぬいた中盤以降は、
制球も安定し、本来の投球を取り戻していましたから、
今回の反省点を修正し、次回は白星を掴めればと願います。

中継ぎ陣については、ともに悔やまれる1球
高橋のスライダーはちょっと甘く入りましたね。
一方、平井のフォークに関しては、打った村田の方がうまかったかも。
点を失ったのは痛いですが、こんな日もあるさということで
しっかり切り替えて、次戦に臨んでほしいところです。


3、4月の27試合を16勝9敗2分け
貯金を7とし、首位・阪神と2.5ゲーム差の2位で終えたドラゴンズ
まずまず勝ち星を拾っているかなとも思いますが、
その上にまだ1球団あるのがイヤですね。
5月にはすぐさま首位攻防もありますし、ここで奪いとりたいところです。

今季好調の原動力となったのは、間違いなく投手陣
何と言ってもチーム防御率が、ダントツの1.88
エース・川上、ベテラン・山本昌が離脱し、
さらに山井、鈴木を故障で欠いてしまっているなか、
4勝負けなしの吉見を筆頭に川井、チェンなど若い先発陣が、
さらに小林、岩瀬といったリリーフ陣も
安定しての見事な成果だと思います。
まあこの先ずっと1点台というのは困難かもしれませんが、
投手陣一丸となって、できるだけ好調を維持してほしいです。


1勝1敗のタイとなった横浜戦
5月最初のゲームとなる第3戦、先発は果たして誰なのか?
中スポはエース・川上憲伸の先発復帰を予想。
また順調に中6日ならチェンも考えられますし、
2日が休みとなるため、中5日で朝倉の前倒しもありそうです。
誰が行くにしても、しっかりベイ退治を願いたいところ。
また打線では、主砲・ウッズ立浪の奮起に期待。
ともにベテランながらチームに欠かせない存在。
5月の声を聞くとともに、心機一転の滑り出しを期待します。
どちらにしても、まずはしっかり横浜に勝ち越すこと。
そして週末からの地元での首位攻防に向かってもらいたいです。


★プレーヤーズ・ボイス(30日)

●平井正史
<同点とした直後の7回、2番手で登板。
2死一塁から村田に左中間適時二塁打を許し決勝点献上。
低めに落ちるフォークをうまく打ち返されてしまい>
「(いいコースに)落ちても打たれたら同じ。しようがないです。
打たれた自分が悪い。あした頑張ります」
(中スポ、共同通信社時事通信スポニチ名古屋ニッカン名タイ

●高橋聡文
<8回、吉村に左翼ポール際にダメ押し弾を運ばれ肩を落とす>
「スライダーが甘くなってしまいました。
もっと低めに投げれば良かった。
(失投は)あれだけだったのでもったいなかった。
登板間隔? 関係ないです」

<今季は無失点が続いていたが、8試合目で初失点>
「これから任された回をゼロに抑えるしかない」
(中スポ、スポニチ名古屋ニッカン名タイ

●森バッテリーチーフコーチ
<好調だった中継ぎ陣が崩れての敗戦。質問を遮り>
「何もない。救援陣の疲れ? あったら本人が言ってくるだろ」
スポニチ名古屋


●川井進
<6イニング2失点も報われずも、2点を許した初回を反省>
「立ち上がりが良くなかった…。
先頭打者を抑えられなかったのと、
タイムリーヒットを打たれた1球が悔やまれます」

<今季3度目の先発。1軍先発の難しさも味わう>
「完ぺきに打たれたというのは内川への1球だけだったので…。
調整不足ではないけど、ブルペンでもうちょっと投げておけばよかった」

<調子はいまひとつ。それでも粘れるのが今の強み>
「ピンチはあったけど、これ以上の失点は防ごうと思っていました。
自分の中では真っすぐが良くなかった。
もっと低めに投げられれば内野フライになったり、
内野ゴロになったりしていたと思う」

<最大の武器は右打者の内角に食い込むカット気味の速球。
ただ、その武器に頼れないときの対処法も
昨秋に参加したドミニカ共和国のウインターリーグで学んでいる>
「(ドミニカでは)遅い球はけっこう投げていました。
向こうのバッターはパワーがあって真っすぐ系をどんどん振ってきます。
相手が待っているところに速球ばかりでは打たれてしまうので」

<勝てなかったとはいえ、先発としての責任は果たし>
「自信を持って投げようと思ってやってます。
これまでもやってきたことですけど、
阪神戦、巨人戦で抑えられたことも自信になっているから、
ここでも投げられたのだと思います。
またチャンスをもらえれば頑張りたい」
中スポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン

●イ・ビョンギュ
<6回無死一、二塁、左越えに同点2点二塁打を放つ>
「打ったのは、ストレート。
自分の後ろにいいバッターが続くので、
何とかつなげようと思って打席に入った。いい結果が出てよかった」
(東京中日、スポニチ名古屋ニッカン

●立浪和義
<9回2死一、二塁で、高橋の代打で登場。
初球150キロの速球に押され、左飛に倒れる。
またも期待に応えられず、無安打のまま4月を終え>
「積極的にいっても、結果が出ないとね。また頑張ります」
(東京中日、共同通信社ニッカン名タイ

●井上一樹
<5回に小田の代打で今季ナゴヤドーム初登場。
2死一、二塁の場面で期待されたが、見逃し三振に倒れ>
「ウッドの球が(左右に)揺れることは意識していたけど、
(最後は)ズバッときた。用心の気持ちがあれば。
固まってしまった自分がアーッと思う。
手を出せば何が起こるか分からないのに
(バットを)振れなかったことが情けない」
(東京中日、名タイ

●和田一浩
<5回無死二塁の場面で何と初球をバント。
結果はファウルとなったが>
「自分で勝手にやりました。
送ろうという意識ではなく、自分も生きようとしたんです。
警戒していないなと思えたので…」

<ウッドにひねられ三ゴロ、中飛と2打席凡退>
「的を絞らせてくれなかった。
打たされた感じです。低めに集まっていた印象がある」
中スポニッカン

●タイロン・ウッズ
<横浜先発・ウッドの揺れるボールに首をかしげ>
「すごいボールじゃないんだけど…」
中スポ

●荒木雅博
<ウッドに2つの内野ゴロを献上し反省>
「うーん、難しい投手ですよね。
引っ張ってしまうと、きょうのような結果になってしまう。
やっぱり逆方向への意識を持たないといけないと思います」
中スポ

●石嶺打撃コーチ
<ウッドに6回途中まで、打線がわずか2安打。
実に12個の内野ゴロを喫したが、前回対戦の残像が落とし穴に>
「前(19日の初対戦では4イニング5得点)は打っているし、
『大した球じゃない』と思ってしまうと自然と引っ張りにいってしまう。
その結果、ゴロが多くなってしまったね」
中スポ


●森野将彦
<29日の試合前練習の時、打撃練習をしている最中に
立浪が藤井を呼んで、ケージの横で打撃を見させる。
ステップで足を上げて、タイミングを取って、軸回転で打つ。
自身の今の打撃技術を認められことを知らされ>
「今、状態がいいからだと思います。
悪い時のを見ても、参考にならないですからね」

<今季の打撃力向上に打撃談義を挙げる>
「前から意見の交換はしています。
ぼくはこう考えるけど、どう?という感じで。
相手の話も聞いて、いいところを吸収できる」
(中スポ)


●落合監督
<中継ぎ陣が崩れ、打線も終盤の好機を生かせず。
横浜戦初黒星で連勝も3でストップ、
今季最短の7秒、一方的にしゃべって会見を打ち切り>
「何にもねぇよ。帰っていいか。
帰るよ。何もなし。ないときゃ、何にもないだろ」
中スポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(30日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-広島 6回戦
(30日・ナゴヤ球場)
  100 002 001 =4
  203 000 10× =6
[勝] 清水昭信(5試合2勝2敗)
[S] 久本(4試合1S)
[D本] なし
[D投] 清水昭信、樋口、菊地、齊藤、久本
公式サイト広島東洋カープ

【ゲームレビュー】
先発・清水昭信が初回、投手強襲安打、松本犠打、
さらに森笠四球で2死一、二塁から、
5番・末永に中前適時打を許し、あっさり先制される。
そのウラ、1死から2番・澤井が左前打で出塁し、
続く柳田が左中間突破の長打を放つも、前の走者・澤井
三塁ベース上で止まっているのに気付かず、柳田が突っ込み暴走
走塁ミスで二、三塁間の挟殺プレーになったが、
送球を受けた広島の捕手・上村の判断が遅れ、
柳田を二塁ベースに追い込みながら悪送球。その間に澤井が生還し同点。
さらに1死三塁から新井が右犠飛を放ち、2-1と勝ち越す。
3回ウラ、新井の左翼線二塁打、堂上剛裕四球などで
2死一、二塁から中村公治、平田が連続適時打を放ち、3点を追加。
清水昭信は100球を越え、5イニング4安打1失点で降板。
6回から登板の2番手・樋口中谷、鞘師の連打などで
2死二、三塁から、に一塁線、松本に一、二塁間と
ともに一塁手・新井のミットをはじく安打で2失点。
7回ウラ、3番手・マルテから澤井の安打とボークで無死二塁。
さらに柳田が送り、1死三塁から新井の犠飛で、6-3。
3点リードの9回、4番手・齊藤梵、松本に連打を浴び、
無死一、二塁とピンチを作るも、山本芳彦を6-4-3の併殺打で2死。
しかし続く森笠に三遊間を破る適時打を浴びて、2点差に。
なおも2死一塁となり、5番手・久本にスイッチ。
久本は代打・廣瀬を四球で出したが、上村を三振に抑えゲームセット。
6-4広島から今季2勝目を挙げる。
公式サイトより)


○清水昭信
<ウエスタン・広島戦に先発し、5イニングを投げ、
4安打4四死球4奪三振1失点。今季2勝目をマーク>
「ゴロを打たせるために、低めを意識して投げていることが
結果につながっていると思います。
若干、高くなるところもあったけど、修正できたことが良かったです」

<今季は、2軍の先発ローテをしっかりと守り結果も残している。
掲げる目標もだんだんローテ投手らしくなり>
「スライダーでストライクが取れたら
もっと(ピッチングが)楽になる。抜ける球をゼロにしたい。
今日は、あまり良く無かったです。次回を見ていてください」
公式ファーム中スポ

○菊地正法
<7回から3番手で登板。
3者連続三振に抑えるなど、2イニングをパーフェクト。
上昇への手応えに、満足そうな表情を浮かべ>
「これまでは投げる前に力が入りすぎて、猫背になっていたので、
きょうは意識して胸を張るようにしたら、いいボールが投げられました。
左打者の内側にシュートを決められたことも収穫です」
中スポ


ナゴヤ球場でのウエスタン・広島戦
前日は完封負けを喫したドラゴンズ打線でしたが、この日は奮起
1点ビハインドの初回、柳田が前方不注意の暴走をかますも、
相手の挟殺プレーのミスで同点に追いつくと、
新井の右犠飛で勝ち越しに成功。
さらに3回ウラにも、中村公治、平田が連続タイムリー。
この日2安打の澤井、2犠飛の新井とともに、
徐々に当たりが戻ってきているようです。

一方、投手陣は先発・清水昭信
ボール先行ながらも、粘りの投球を披露。
まるで昨夜の横浜・ウッドのように、
15アウトのうち、10がゴロアウトだったのこと。
再三訪れたピンチも、丁寧に低めをついて、
初回の最少失点に切り抜けたもよう。
現在ファームのローテの一員である清水昭信ですが、
課題は、長いイニングを投げるスタミナのようです。
また3番手で登板の左腕・菊地が好投。
7回には三者連続三振を奪うなど、2イニングをパーフェクト、
ボールに本来のキレが戻ってきているようで、
古久保コーチ「次の登板に期待がもてるわ(^^)/」とのことでした。

2008年4月30日 (水)

中田抜群8回無四球4勝目、打線一気岐阜で勝利!

首位を2.5ゲーム差で追う2位・ドラゴンズ
4月最後は地元に6位・横浜を迎えての3連戦。
その初戦は年に一度の公式戦でもある
岐阜メモリアルセンター・長良川球場で行われました。
和田の凱旋試合となった一戦は、2回に打線がつながり
中村紀洋の2ランなどで一挙4点を奪うと、
投げては先発・中田が持ち前の球威に加え、
この日は抜群の制球力を披露し、8イニングを1失点。
完投こそ逃したものの、岩瀬が締めて3連勝となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 3回戦
(29日・岐阜県営長良川球場 | 中日3勝)
15982人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日
[勝] 中田(5試合4勝1敗)
[S] 岩瀬(11試合9S)
[D本] 中村紀洋6号2ラン
[Dバッテリー]
中田、岩瀬 - 小田

【ゲームレビュー】
投打で横浜を圧倒して3連勝
2回、一気に試合を決めた。
先頭・ウッズが二塁打。和田の安打で一、三塁とし、
森野の左犠飛で先制。中村紀洋は左へ2点本塁打した。
さらに2死走者なしから中田が二塁打。
荒木の中前打でもう1点追加した。
中田は失策絡みで1点を失ったが、相手につけいるすきを
与えない投球で4勝目。9回は岩瀬が抑えた。
横浜はまたも連勝できなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


岐阜では年に一度の公式戦とあって、
スタンドはかなりの盛り上がりとなっていましたね。
時折紙テープや紙吹雪を投げ込み、注意はされていたものの、
ホームゲームでのジェット風船などある意味新鮮でした。
ドラゴンズが、中田-小田谷繁は風邪による体調不良)、
横浜土肥-鶴岡相川は左上半身打撲)と、
ともに通常と捕手が違うスタメンバッテリー。
それがどう影響するのか注目でしたが、イニング経過で振り返ると↓

1回、仁志真ん中高目のカーブを叩き、
レフト左へのツーベースで1死二塁。
しかし金城内角低目に沈むカーブで空振り三振。
村田フルカウントから外へのフォークに当てただけの二塁ゴロ。
走者を出したもののすんなり切り抜ける。

1回ウラ、荒木右中間への当たりも金城好捕。
井端外一杯のスライダーに見逃し三振。
イ・ビョンギュ外角低目スライダー空振り三振。
土肥も上々の立ち上がり。

2回ウラ、ウッズ初球中に入った甘いカーブを叩き
左中間フェンス直撃のツーベース。
地元凱旋和田カウント0-2から真ん中高目チェンジアップを叩き、
痛烈なライナーでレフト前に落とすヒットで無死一、三塁。
森野フルカウントから外へのストレートを流し打ち。
レフト線への犠牲フライで最低限の仕事。(1-0)
1死一塁で中村紀洋の3球目にランエンドヒットも空振り
しかし続くカウント2-1からの4球目、
内角低目のストレートにうまく反応。
思い切りすくい上げると打球はレフトスタンド一直線!
中段に飛び込む2ランで大きな追加点。(3-0)
小田初球遊ゴロで2死ランナーなしも
中田内角高目のストレートを叩き、左中間突破。
ツーベースを放ち、自らチャンスメイク。
荒木が応え、フルカウントからの6球目、
真ん中低目のチェンジアップをセンターへはじき返すタイムリー!
中田疾走二塁から生還。この回一挙4点土肥をKO。(4-0)

3回、4点の援護をもらった中田
鶴岡二直。土肥の代打・石川内へのストレートで空振り三振。
石井琢朗フルカウントから
外角高目ストレートで空振り三振で三者凡退。
自ら打っていることもあり、俄然リズムに乗ってくる。

3回ウラ、横浜2番手・桑原謙太朗を攻め、
2死から和田四球、森野ライト線ツーベース。
さらに中村紀洋敬遠で満塁のチャンス。
しかし小田初球真ん中高目スライダーを
打ち上げてしまい、一塁フライ。
やや荷が重く、追加点はお預け。

4回、金城初球サイン違いで小田捕れず主審の腕直撃
2球目一、二塁間を抜くヒットで出塁も
村田初球ストレート打ち損じの一塁フライ。
内川外へのフォークで遊ゴロ。
横浜打線を繋がせず、危なげない投球が続く。


6回、1死から石井琢朗の当たりは二塁ゴロ。
しかしバウンドが合わなかったか、荒木トンネル(失策)。
続く仁志も右打ちで二塁横を抜き一、二塁。
金城を打ち損じの三塁ファウルフライに取るも、
村田に内内と攻めてフルカウントからの6球目、
外角高目のストレートを逆らわず右に持って行かれてしまい、
一、二塁間突破のタイムリー(4-1)
エラーをきっかけにやらずもがなの1点を失う。

6イニングを投げ終え90球と、球数まずまずの中田
7回に入っても、球威衰えず。
小関内角ストレートに詰まって三塁フライ。
吉村内へのストレートでズバッと3球三振。
鶴岡147キロストレートで二塁ゴロ。
荒木弾くが間に合って、三者凡退。

3回2死以降ノーヒットのドラゴンズ
7回ウラ、2死から井端がセンター前ヒット。
しかしイ・ビョンギュはセンター正面のライナー。
当たりは良かったものの惜しくも正面
2回以降は沈黙し、中押しダメ押し出来ず

8回、中田が見事な三振ショー
先頭代打・鈴木尚にフォーク4球連投。
最後も真ん中低目のフォークで空振り三振
石井琢朗には相反して、ストレート攻め。
ウラをかいて外へのストレートで3球の見逃し三振
仁志に初球を叩かれ、唯一の猛打賞を許すも
金城に対して最後は外角低目、伸びのあるストレートを
ズバッと投げ込み、手が出ずの見逃し三振!
三者連続三振で締めて、この日は8イニング、
113球を投げ、5安打9奪三振無四球1失点(自責0)。
非の打ち所がない見事な投球でマウンドを降りる。

9回、3点差ということもあり守護神・岩瀬
2死から小関の代打・大西宏明
バットを折りながらもレフトへ落とされるも、
最後は吉村を内角高目のスライダーで
捕邪飛に打ち取り、ゲームセット
投打で横浜を圧倒しての3連勝
今季2度目のスタメンマスクの小田が好リード。
完投こそ逃したものの、中田は今季4勝目、
そして岩瀬も9セーブ目をマーク。
岐阜でのお立ち台はいつものごとく?なし


脱・暴れ馬。理想的な試合運びで
横浜を退けましたが、
やはり光ったのは、
8イニング1失点の中田
とにかくこの日は、
落ち着いた投球
昨季の絶好調時
思い出させるような安定感でした。
初回をすんなり乗り越えたことが
ある意味意外だったのですが、その後も丁寧な投球を披露。
「暴れ馬」の異名を持つ背番号20ですが、
荒れ球がほとんどなかったうえに、なんと無四球
持ち味のストレートの球威が抜群なうえ
さらにスライダー、カーブ、フォークなど
変化球もきっちり低めに集め、横浜打線を圧倒。
フルカウントもいくらかあったものの、
相手の積極的な攻めにも助けられ、球数も少なくテンポも上々。
通常あまりない小田とのコンビも、
時折り首を振ることもありながらも、まずまずの出来。
中田本人「理想に近い投球」というぐらいですから、
そうなかなか打てるモンじゃないだろうと。
エラー絡みで1点を失ったうえ、完投も逃しましたが、
まさに今シーズンでは一番の安定感。
最後まで実に安心して見ていられました。
4月は常に火曜日を任され、巨人、阪神という
ライバルとの対戦が多いながらも、4勝1敗
一時の悩んでいた底から抜け出したと思われますし、
5月以降も安定した投球でチームを引っ張ってほしいです。


一方、打線一気の集中打でしたね。
昨季は3勝を献上してしまった左腕・土肥が相手ですし、
このところの貧打で攻め込めないイメージもありましたが、
相手の突然の乱調も手伝って、見事にKO
連打に犠飛、そして一発。さらに二塁打からタイムリー。
流れるようなビッグイニングは、久々に打線がつながった感が。
その中でも大きかったのが、中村紀洋のレフトへの2ラン!
内角へのストレートを上手く腕をたたんですくい上げる。
本人は「二度と同じ打ち方はできません」
言ってはいたものの、実に巧さを感じたスイング。
まさに打った瞬間というアーチは、
実に見事な一振りだったと思います。

またこの日が『凱旋試合』となった和田
左安打、四球、三塁ゴロ、空振り三振の3打数1安打1四球
一発こそ放てなかったものの、第1打席のヒットは
まさに和田ならではという打球でレフト前へ。
地元公式戦初ヒットに岐阜のファンも喜んだことでしょう。

横浜に対して、今季負けなし
さらに今季4度目の3連勝で、この日敗れた
首位・阪神とのゲーム差は1.5に縮まりました。
週末には再び直接対決がありますが、
その前までにできるだけを詰めておきたいですね。
第2戦はナゴヤドームに戻っての一戦。
おそらく先発は、左腕・川井となるでしょう。
好調を維持したままに、さらに状態を上げていく。
そして白星でしっかり4月を締められるよう、健闘を期待します!


☆ウィナーズ・ボイス(29日)

○中田賢一
<8イニングを5安打無四球1失点(自責0)に抑えて4勝目。
普段は投球に辛口の点数を付ける男がこの日ばかりは満足そう>
「きょうは真っすぐがよかったし、球威もコントロールも良かった。
今季一番? そうですね。自分の理想に近い投球で
コントロールも、ラインが見えてコースに投げ分けられました。
久々に感覚のいい投球ができた」

<3点差の9回は岩瀬にマウンドを譲ったものの
球数はいつもからすれば少なめの113球>
「余力はありました。投げられましたよ」

<8イニングで四死球は驚きの『0』。
無四球完投すれば、こちらもプロ入り初だったが>
「そうでしたね。知っていました」
中スポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

○小田幸平
<25日に続く今季2回目の先発マスク。
体調不良の谷繁に代わって急きょの出場も
中田をうまくリードして勝利を導く>
「(今季)ずっと(中田の投球を)ベンチで見ていたからね。
うまくリードするのが自分の仕事。
谷繁さんがいないときに勝てて良かった」
(中スポ、名タイ


○中村紀洋
<2回1死一塁から左翼席へ6号2ラン。
8試合ぶりの一発で勝利に貢献>
「(打ったのは)真っすぐでした。
追い込まれて変化球を待っていたけど、
(直球に)うまく反応できたね。うまく打てました。
もう二度と同じ打ち方はできないかも」

<かつては構えが大きく、豪快すぎるフルスイングが
持ち味だったが、最近は打席でひざをほとんど曲げずに立つ。
試行錯誤してきた打撃フォームが完ぺきな打球を生み出し>
「左ヒザを曲げたら腰に影響あるからね。もう曲げない」
中スポ共同通信社時事通信スポニチ名古屋名タイ

○森野将彦
<2回無死一、三塁から、先制の左犠飛>
「打ったのはストレート。
とりあえず、最低限の仕事はできました」
スポニチ名古屋ニッカン

○和田一浩
<地元岐阜での試合を勝利で飾り>
「緊張はしなかったですね。歓声もよく聞こえました。
できればもうちょっと活躍したかったですけどね。
でも、チームが勝ったことが何よりですよ」

<2回無死二塁から先制機を演出する左前打。
生まれ故郷の岐阜で打った『凱旋打』に>
「(レフトに)取られるかと思ったけど」

<結局、この日は3打数1安打だったが、
公式戦初の凱旋試合は見事な勝利。笑顔でバスに乗り込み>
「本当、勝ってよかったですよ」
中スポ時事通信スポニチ名古屋

○荒木雅博
<2回2死二塁から中前適時打を放ち、横浜にとどめを刺す>
「1打席目にいい感触で打ててた(中飛)ので、
何とかヒットを打ちたかった」
(東京中日)

○岩瀬仁紀
<9回の1イニングをゼロに抑え、9セーブ目を挙げる。
これで開幕から11試合連続で無失点>
「ゼロに抑えられてよかったよ。
いい感じで投げられているので、続けていきたいね」
スポニチ名古屋

○英智
<岐阜市出身、9回からセンターの守備固めで出場。
隣でレフトを守った和田とともに勝利の喜びを分かち合う。
県岐阜商高の先輩・和田の打球への反応について感心>
「和田さんの守りは動きに無駄がないですね。
打球にすぐに反応して、最短距離で(捕球態勢に)入っています。
ぼくは、まだあそこまでいきません。
(和田と)一緒に守れるのはうれしいです」
(中スポ)

◇川上憲伸
<岐阜遠征に帯同せず、ナゴヤ球場で朝倉らと調整。
室内練習場ブルペンで49球。時には周囲を笑わせ>
「軽く? 全力で投げられませんわ」

<次回登板について先発も明言されているが>
「いつでも行けます。中継ぎでも先発でも」
スポニチ名古屋


○落合監督
<今季4度目の3連勝で、貯金を今季最多の8に。
8イニング1失点の先発・中田について>
「中田は今年の中では一番よかったんじゃないか」

<8回まで球数は少なかったが>
「3点差なら岩瀬だよ」

<自ら切り出して>
「きょうの収穫は小田幸平。
あいつが(スタメンで)いって勝ったのは久々じゃないか」
(中スポ、時事通信スポニチ名古屋


若竜トピックス(29日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-広島 5回戦
(29日・ナゴヤ球場)
  000 200 001 =3
  000 000 000 =0
[敗] 山本昌(2試合2敗)
[D本] なし
[D投] 山本昌、赤坂、高江洲
公式サイト広島東洋カープ

【ゲームレビュー】
先発・山本昌は4回、森笠中前打、山本芳彦犠打、
森笠三盗、上村四球で1死一、三塁から
鞘師に左翼線二塁打を打たれ、2点を奪われる。
結局この日は6イニングを投げ、3安打5奪三振2失点。
2番手・赤坂は先頭・鈴木将光を二塁内野安打で
出塁させたが後続を断ち、1イニングを無失点。
3番手・高江洲が2イニング目の9回、
2死から代打・末永を四球で出塁させると、
代打・中谷に左前、にも三遊間を破られ今季初失点
攻撃陣は、広島先発・大島に8回まで3安打無失点に抑えられ、
9回に登板の2番手、マイク・シュルツも攻略できず、0-3で完封される。
公式サイトより)


●山本昌
<ウエスタン・広島戦に中6日で先発。
6イニングを投げ3安打2四球5三振の2失点>
「点は取られたけど、調子の方は上がってきています。
だいぶ感覚はつかめてきているし、
それなりの投球ができたと思います」

<今回は100球以上を予定し、6イニングで111球。
イニング数、球数ともに増えたが>
「体の悪いところはないので大丈夫です。
前回より良くなっていると思う。後は集中力、集中して投げるだけ。
上(1軍)のピッチャーはみんな調子がいいので
空きはないですけど、しっかり調整して頑張りたいと思います」
公式ファーム中スポ


『2度目の2軍戦登板です。
ナゴヤ球場でのウエスタン・広島戦に投げました。
前回よりも1イニング多い6回を2失点。
内容的にも前回よりよくなっていると感じています。
体ももうなんともないですし。
1軍の投手が調子いいので簡単には
お呼びが掛からないかと思いますが、
それならそれでファームのローテーションで
きっちり投げて、時を待ちます。
投げ込んでいってよくなっていくタイプなので、頑張りますよ。』

山本昌公式ホームページより引用)


週末は第62回JABAベーブルース杯争奪大会に出場するため、
ゴールデンウィーク中の唯一の公式戦となる
ウエスタン・広島3連戦の初戦。
この日のナゴヤ球場はお天気もよく、
今季最多の4274人が詰めかけたようですが、
今季13勝6敗1分けの強さを誇る広島の前に
完封負けを喫してしまいました。

22日の福岡ソフトバンク戦で実戦復帰を果たした
山本昌が中6日で先発し、6イニングを2失点。
梵、松本、廣瀬、森笠と相手スタメンの名前だけ見れば
1軍ともいえるメンバーが相手ということもあり、
燃えた部分もあったのかもしれませんが、
初回1死二塁、3回2死三塁と得点圏に走者を背負うも無失点。
しかし4回、走者に揺さぶられ、1死一、三塁から
鞘師に内角に甘く入ったストレートを叩かれてしまい、
レフト線へ2点タイムリー二塁打
それでもコーナーを丁寧につく投球は健在で、
まずまずの投球を見せていたようです。
テーマとしていた100球オーバーもしっかりこなしたうえ
前回登板より内容も調子もよくなっていることもあり、
昌さん自身も、手応えを感じている様子。
1軍で投げる準備が出来てはいるものの、現状投手陣が好調のため、
しばらくファームのローテで投げ続け、を待つようです。

一方、打線は広島先発・大島粘りの投球の前に無得点。
2回ウラ、先頭の新井がレフト線二塁打を放つも、
1死後、平田の遊ゴロで三塁へ向かうもタッチアウト。
さらに4回ウラ、新井四球と堂上直倫投手内野安打で
2死一、二塁のチャンスに田中が遊ゴロ。
5回ウラには1死から澤井が右前打で出るも、柳田三振と盗塁死で0。
6回以降も緩い変化球を上手く操る大島の前にノーヒット。
最後はMAX148キロの2メートル右腕・シュルツに締められ、
2個目のセーブを献上してしまいました。

2008年4月29日 (火)

和田狙え故郷岐阜凱旋弾とドアラ☆チック発売決定。

神宮で東京ヤクルトに2勝1敗と勝ち越したドラゴンズ
この日のナインは東京から名古屋駅に戻ると
そのままバスで岐阜へと移動。
長良川球場で控え野手と中継ぎ投手陣が練習を行い、
29日に行われるナイトゲームに備えました。
ところで岐阜といえば、今季から加入した和田一浩
プロ12年目で初めて迎える故郷での公式戦
しかも憧れだった中日の選手として堂々の凱旋に。
その和田がメモリアルゲームを前に、抱負を口にしました。

ドラゴンズトピックス(28日)

◇和田一浩
<29日に岐阜・長良川球場で行われる横浜戦は、
プロ12年目にして初の故郷での公式戦。
あこがれだったチームのユニホームを着ての
『凱旋試合』に努めて冷静に抱負を口に>
「まずはチームが勝つことが第一。その上で結果を出せればいい」

<長良川球場では過去にオープン戦で3試合プレー。
最初は西武時代の99年3月6日の中日戦。
捕手としてマスクをかぶり、ルーキーだった
松坂大輔(現・レッドソックス)の『プロ初勝利』をアシスト>
「そう、(松坂)大輔の初勝利が長良川でしたね」

<2度目は04年3月12日の巨人戦。
そして今年3月10日、中日へ移籍して迎えた
埼玉西武戦では2安打1打点の大活躍>
「声援がうれしかった。
オープン戦と違って公式戦では1試合1試合が勝負。
活躍できれば最高」

<意外な事実も一つ。アマチュアを通じても
長良川球場で本塁打を放ったことがない>
「当時は長良川球場が改修工事中で、
あまり試合をした記憶がない。
長良川で一発がない? それでも狙うということはない。
普段の打撃を心掛けます」

<最近5試合で8安打と打撃は上昇カーブ>
「調子は上がってきている。同じように打てたらいいです」

<両親や親類、知人、県岐阜商時代のチームメートらが
大挙して球場へ応援に駆けつけるが自然体を強調>
「地元だと特別意識しないように」
中スポサンスポスポニチ名古屋

◇英智
<和田と同じく岐阜出身。
29日の横浜戦は地元での試合になるが自然体。
県岐阜商高の大先輩を立てて>
「岐阜だからといって特別に力が入るということはない。
明日は和田さんのパワーを思い知ることになるでしょう」
(東京中日)

◇井上一樹
<長良川球場で行われた一部野手の練習に参加。
神宮では室内だったが、屋外で打撃、守備練習に励み>
「やっぱり外で体を動かせるのはいいね」

<代打で今季初打席の26日は中飛に倒れたが、
手応えも掴み、初安打に意欲を燃やす>
「感触は悪くなかった。早く1本打ちたいね」
(東京中日)


【ドラゴンズ・今週の日程】
4月29日(祝) 対横浜
(18:00・岐阜メモリアルセンター・長良川球場)
4月30日(水) 対横浜(18:00・ナゴヤドーム)
5月1日 (木) 対横浜(18:00・ナゴヤドーム)


ゴールデンウィークは、地元・ナゴヤドーム
腰を据えて戦うことができるドラゴンズですが、
その前にもう1試合、地方球場での一戦が。
年の一度の岐阜メモリアルセンター・長良川球場
横浜との一戦が控えています。
過去は広島相手に負け続けるといった、
あまり相性のよくない長良川球場でしたが、00年以降は4勝2敗
昨季は雨で流れたものの、だいぶ盛り返してきています。

その長良川球場でメモリアルな一戦を迎えるのが、和田一浩
岐阜市出身で、県岐阜商高出身の和田にとって、
プロ入り12年目にして初めての地元での公式戦
しかも憧れのドラゴンズのユニホームを着て
実現する文字通りの『凱旋試合』。
その一戦を前に抱負を口にしましたが、
「まずはチームが勝つこと。その上で結果を」
その口ぶりはいたって冷静、そして自然体でした。


すでに竜戦士の一員しては、
3月10日のオープン戦で凱旋
そのときの第1打席には、鋭いライナーをレフト線へ!
先制のタイムリー二塁打を放ち、移籍後初長打・初打点をマーク。
さらに4打席目にもヒットを放つなど2安打1打点。
詰めかけた観客からは、異例のスタンディングオベーションもあり、
「地元の声援はうれしい」と笑っていたのが印象的でした。
しかしそれはあくまでリハーサル
今回はれっきとした公式戦での舞台。
スタンドにはおそらく両親や親類、
さらに多くの知人も駆け付けることでしょう。
そんななか期待したいのが、やはり『故郷凱旋弾』。
過去、岐阜では本塁打0なのですが、
地元の温かい声援にバックに、スタンドにアーチを架ける。
ただでさえ熱いファンが集結する岐阜だけに
それが実現したさいには、大盛り上がりになること間違いなし!
本格的にゴールデンウィークに突入した4月29日
この日をメモリアルデーにできるよう
凱旋した背番号5のプレーに注目したいと思います。


◇中田賢一
<29日の横浜第1戦の先発予想。
この日はナゴヤ球場で調整を行う。
目指すは完投勝利、先発投手の理想を思い新たに語る>
「できるだけ長いイニングを、と考えています。
これまでもずっと考えていることですけど、
投げるからには完投したい、という思いはあります」

<前回登板の阪神戦ではプロ初完封勝利。
小首をかしげるが、球速は確実に戻ってきている>
「それほど『良くなった』という感じはしないんですけどね」

<完投に向けて課題を挙げる一方で、深刻さはない>
「球数を少なくしていかないと。
この間も130球でしたからね。ファウルが多いので…」

<試合終盤も落ちない球威。その秘訣のひとつは独特の握り
ボールの握りは一般的なそれよりもかなり深い>
「よく『握力がなくなった』という話を聞きますけど、
自分はその感覚が分からないんです。
握力がなくなる、という経験がないので。
そんなに握力は強い方ではないんですけど」

<岐阜はプロ初セーブを挙げた縁のある球場。
12球団の本拠地以外の地方球場では06、07年に計5試合登板。
白星は秋田での巨人戦の1つだけだが、黒星はない>
「地方はこれまでも何度も投げているから、特に気にはならないです」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇川井進
<30日のナゴヤドームでの第2戦に先発予想。
この日はナゴヤ球場で練習。前回登板は7イニング2失点。
黒星は喫したものの、特に光ったのが大きなスローカーブ>
「有効だったと思います」
(中スポ)

◇森バッテリーチーフコーチ
<23日に1軍復帰し、23、24日と
リリーフで連投した川上の先発復帰を明言><