28 2008シーズン

2008年10月13日 (月)

中日71勝68敗5分、いざ3位からの逆襲。

3月28日から始まった2008年の公式戦も今夜で終了。
ドラゴンズもついに144試合目を迎えました。
最終戦は、スカイマークスタジアムでの阪神とのナイトゲーム。
6日後のクライマックスシリーズで相対するだけに
前哨戦の意味合いも兼ねましたが、
豪華な投手リレーの3番手・山本昌が捕まってしまい、
3連打で2死満塁から、まさかの2者連続押し出し
代わった齊藤も押し出しで3点を奪われると、
試合間隔が空いた打線はウッズの先制打こそあったものの
つながりを欠き、その1点のみで終了。
阪神に逆転負けし、CSに弾みを付けられませんでした。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 最終戦
(12日・スカイマークスタジアム | 中日6勝17敗1分け)
31139人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神 ×
[敗] 山本昌(23試合11勝7敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
チェン、川上、山本昌、齊藤、吉見、浅尾、高橋 - 谷繁

【ゲームレビュー】
今季最終戦を飾れず
クライマックスシリーズを見据えた投手起用。
3番手・山本昌がつかまった。
6回2死満塁からプロ初の連続押し出しで逆転され、
リリーフ・齊藤押し出しで追加点を奪われた。
4回1死二塁からウッズの適時打で先制点を入れたが、
その後が続かなかった。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
「神戸では主力でいく」のコメント通り。
ドラゴンズは、CS第1ステージを見据えたベストメンバー
イ・ビョンギュ、荒木、和田、森野、ウッズ、中村紀洋、井端、谷繁
豪華リレーとなるこの日の先発は、中6日でチェンを持ってきた。

1回、阪神先発・岩田から、
先頭のイ・ビョンギュが四球を選ぶと、
荒木が初球を弾き返して、ライト前へ。
無死一、二塁とチャンスを広げたものの、
続く和田が外へのシュートを叩きつけるも、二塁ゴロ。
4-6-3と渡ってしまい、ダブルプレーで2死三塁。
一打先制、4番・森野に期待をかけたが、
内へのシュートに合わずに、一塁ゴロ。
不安定な岩田の立ち上がりを攻め込めず、チャンスを逸す。

一方、チェンの方は、上々の立ち上がり。
MAX153キロをマークしたストレートを主体に、球威十分の投球。
1回ウラ、赤星を外へのストレートで三塁ゴロに取ると、
初の3割を目指す関本も中へのストレートでセンター正面のフライ。
さらに新井は中へのスライダーでセンターフライ。
続く2回ウラもきっちりと三者凡退に打ち取り、まさに万全
CS第1ステージでの先発に大きく弾みをつけた。

3回、なおも不安定の岩田から
先頭・チェンの代打・小池が四球を選んだものの、
イ・ビョンギュは外へのスライダーを打ち上げ、レフトフライ。
さらに続く荒木の2球目、けん制に誘い出されてしまい盗塁死。
いらぬ走塁ミスで相手を助けてしまう。

3回ウラ、ドラゴンズ2番手は、エース・川上憲伸
先発と言われていたものの、予想に反し2番手での登板。
久々のスカイマークとなったものの、問題なしの投球。
下位打線が相手とはいえ、しっかりと3人で打ち取る。

4回、先頭の和田がストレートの四球を選ぶと、
続く森野にベンチはなんと送りバントを指示。
小技が効く新4番の利点を活かし、ランナーが二塁へ進むと、
迎えた5番・ウッズが、ひと仕事!
カウント1-1からの3球目、
外へのシュートをうまく右方向へ持って行くと、
打球はライト線へ落ちるタイムリーヒット!(1-0)
技ありの一打できっちり繋いで、先制点を奪う。
なおも続く中村紀洋がレフト前ヒットを放ち、1死一、二塁。
一気に岩田を畳み込めるチャンスだったが、
井端が中へのスライダーを打ち損じてのショートフライ。
谷繁はつないで三遊間を抜くヒットで満塁としたものの、
川上が内角低目へ沈むスライダーに空振り三振。
もう一押しができずに、1点止まりに終わる。

1点のリードをもらった川上
しかし直後の4回ウラ、先頭の赤星を四球で出すと、
続く関本の初球に、二塁へスチール。
さらに関本の中飛でタッチアップで、三塁へ。
一打同点の場面でクリーンアップを迎えたものの、
ここからはエースの投球
新井を内角高目のシュートで詰まらせ、一邪飛に取ると、
天敵・金本にも厳しい攻めの末、2-2からの5球目、
真ん中低目のフォークで、空振り三振
しっかりとゼロで抑え、公式戦最後の登板を終えた。

5回ウラ、ドラゴンズ3番手は、チーム勝ち頭の山本昌
ここまでノーヒットで繋いできた投手陣
大ベテランもこれにしっかりと追随。
鳥谷を外へのストレートで二塁ゴロに取ると、
葛城も内へのストレートでボテボテの投ゴロ。
さらに矢野も強引に振らせてのレフトフライ。
きっちりと3人で抑え、危なげなしと思われた。

がしかし、続く6回ウラにまさかの乱調
先頭の平野を三塁ライナーに打ち取るも、
続く投手の岩田に、外角低目へのカーブを
うまく叩かれ、ショート右を抜けていくヒット。
この日チーム18人目にして、ついに初安打を許してしまう。
これでリズムが崩れたわけでもないだろうが、
続く赤星に外へのカーブをちょこんと当てられ、
レフト前に落とされると、関本にもセンター前に落とされヒット。
なんと3連打となって、1死満塁のピンチ。
相手を乗せないためにも、踏ん張らなければいけない場面。
迎えた新井を素早く追い込み、3球勝負。
内角高目のストレートで空振り三振に取り、2アウト。
ここまではよかったものの、続く金本の際、
コーナーギリギリを突くものの、球審と合わずに苦労。
2球目、内角低目のスクリューを取ってもらえず0-2とすると、
4球目、外角低目ギリギリのスライダーもボールの判定。
そして続くカウント1-3からの5球目、
外一杯を突くも、ストレートが外れてしまい四球
押し出しとなって、同点に追いつかれる。(1-1)

山本昌らしからぬ展開となり、本人も動揺か、
なおも2死満塁で、続く鳥谷に対しても、ボール先行。
ボール2つとファウル2つでカウント2-2とすると、
5球目、内角高目のストレートが外れ、フルカウント。
そして6球目、内角低目のストレートがこれまた外れ、四球
まさかまさかの連続押し出しで、勝ち越しを献上。(1-2)
続く葛城代打・高橋光信が告げられると、落合監督がマウンドへ。
今季最終登板で、思いも寄らぬ乱調
1イニング2/3、40球を投げ、3安打1奪三振2四球で3失点。
CSにやや不安を残して、山本昌はマウンドを降りた。

代わって4番手でマウンドは、齊藤
しかし9月20日の広島戦の再来か、
迎えた代打の代打・桧山に対し、制球定まらず、0-3。
そして4球目、外へのストレートが外れてしまい四球
なんと3者連続押し出しとなってしまい、さらなる追加点。(1-3)
タイムリーを打たれることなく、自滅しての逆転劇
粘っていた岩田に2ケタ勝利の権利をみすみす与えてしまう。

2点ビハインドとなったドラゴンズ
7回、阪神岩田からスイッチして、2番手・アッチソン
しかし先頭の谷繁に対し、ストレートの四球。
不安定な趣きを感じたが、続く齊藤の代打・立浪
四球のあとの初球を狙ったものの、打ち損じ
弱いセンターフライとなってしまい、イヤな雰囲気
さらに続くイ・ビョンギュがフルカウントからの6球目、
外角高目のストレートを叩くも、二塁寄りのゴロ。
6-4-3と渡ってしまい、画に描いたようなゲッツー
先頭打者を全く生かせず、流れが阪神の方へと傾いた。

7回ウラ、5番手・吉見が、赤星に走られながらも、
2死一、二塁のピンチを切り抜けると、
8回ウラからは、6番手として浅尾が登板。
しかしマウンドが合わないのか、制球が不安定
先頭の新井に四球を与えてしまうと、
続く金本はレフトフライに打ち取ったものの、
鳥谷に痛烈に足下を抜かれてしまい、センター前。
1死一、二塁とピンチを背負ってしまう。
ここでベンチが動き、左の高橋へとスイッチ。
そしてセンターに平田を入れるなど守備固め。
起用に応えた高橋は、代わり端のリン
外へのスライダーで投ゴロに取り、2死までにはしたものの、
続く矢野に四球を与えてしまい、2死満塁。
そして迎えた平野に、カウント1-1からの3球目、
真ん中低目のストレートを弾き返されると、
打球はライト前へと抜けていくタイムリー。(1-4)
ダメ押しといえる4点目を献上。勝負が決まってしまった。

最終回、阪神のマウンドはもちろん藤川
何とか意地を見せたいドラゴンズだったが、
中村紀洋、井端と連続三振に倒れ、あっけなく2アウト。
そして最後の打者・谷繁もカウント1-2からの4球目、
外へのストレートを叩くも、ライトフライでゲームセット
今季相性の良くなかった阪神戦
やはりそれは最後まで変わることなく、まさかの展開で逆転負け
レギュラーシーズン最終戦を白星で飾れなかったドラゴンズ
しかし落合監督「優勝の決まった後のゲーム」と話すとともに、。
山本昌以外の先発陣が上々など、これからの戦いに向けての収穫も。
18日からは、同じ阪神と戦うクライマックスシリー第1ステージ
そこでの逆襲を誓い、ひとまず144試合目を終えることとなった。


マサかの連続押し出し。レギュラーシーズン最終戦、
奇しくも相手は、
CS第1ステージでぶつかる阪神
もっか4連敗中と低調なうえ、
歴史的V逸の責任を取り、
指揮官はが辞意表明。
元気のない相手をしっかり叩いて
今後に向け、優位にしておきたかったところでしたが、
お人好しというか、盛り上げ上手というのか、
まさかの3者連続押し出しによる失点での逆転負け。
まあ相手のホームゲーム最終戦ということもありますし、
消化試合だからということもありますが、
ちょっともったいなく、残念なゲームとなりました。

ゲームを振り返ると、
やはり序盤に打線がもう一押ししたかったなと。
相手先発・岩田がいつもよりも不安定だっただけに、
攻め込めるチャンスがいくつかありましたが、
やはり間隔が空いていたこともあってか、振りが鈍い選手もいましたね。
予行練習とはいえど、もう少しイヤなイメージを与えてもよかったような。
ただ4番の森野にバントをさせるなど、采配面でいくつかの工夫も。
おそらく相手は、下柳、安藤らが先発しそう。
リリーフ陣は相変わらずなだけに、序盤に点が奪えるか
そこで打線がいかに火を噴くかに、勝負を掛かってくるでしょう。

一方、投手陣は、チェン、川上上々の出来。
さらに吉見も持ち味を発揮しましたが、
昌さんがまさかの大誤算となりましたね。
ジャッジとかみ合わなかったことも一因ではありますが、
制球に定評のある投手が、まさかの2者連続押し出しとは…。
ここまで数々の修羅場を抜けてきた大ベテラン
ただポストシーズンには強くないというデータあり。
それでも悲願達成のためには、CSは勝ち抜かないといけませんし、
何とか本番で汚名を返上してほしいものですね。
まあバランスが崩れていたのが原因のようですし、
しっかり修正さえすれば大丈夫そうですから、次回に期待
とにかく流れが大きくモノをいう超短期決戦
相手にみすみすチャンスを与え、自らの首を絞める必要は皆無。
その辺りしっかり気を引き締めて、向かってほしいところです。


ところで、この日でレギュラーシーズンが終了。
完全制覇を掲げ、シーズンに臨んだドラゴンズでしたが、
71勝68敗5分と、首位・巨人とは12ゲーム差の3位。
2位・阪神にも10ゲーム差を付けられ、
後半以降は優勝争いにさえも絡めませんでした。
しかし今季の戦いはまだ終わったわけではなく、
18日からは敵地・京セラドーム大阪に乗り込み、
2位・阪神とのクライマックスシリーズ第1ステージ
前哨戦こそ敗れはしたものの、今後の5日間で切り替え、
まず苦手チームを撃破して、その後の東京での第2ステージへ。
日本一連覇の可能性は、まだ残されています。

阪神もおそらく辞任する監督に花道を飾らせたいでしょう。
ただこちらはそんなことを考えずに、自分たちの戦いを。
そのためにはこれからの5日間、それぞれ課題に取り組み、
不安材料をできるだけ取り除き、良い状態で臨んでほしいなと。
昨季と違って、ビジターからの幕開け。
おそらく厳しい戦いとなるでしょうが、
それに勝ち抜き、ぜひとも再びの栄冠を掴んでほしい。
パ・リーグも第1ステージを3位のチームが勝ち抜きましたし、
これに続けとは言いませんが、いざ3位からの逆襲
ドラゴンズの今季最後の頑張りに期待したいと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(12日)

●チェン・ウェイン
<先発で2イニングを投げ、無安打無失点。
最初からグイグイと飛ばして、150キロ超えを連発。
この日のMAX153キロを3度も記録し、阪神打線を封じ込める。。
球場によってスピード表示の差はあるものの、
安定して速い球を投げていたのは事実>
「スピードは出てたけど、コントロールはちょっと…。
先発といっても、2イニングだから思い切りいきました。
真っすぐとスライダーのコントロールを試しました。
今日はコントロールがもう少しだった。
もっと厳しいところに投げれば抑えられる」

<今季7勝のうち、阪神と巨人から計5勝。
手応えをつかみ、CS期待の星は不安なく、本番を迎えられる>
「CS前の準備期間とすれば、心配なく順調にいっています」
中スポニッカン

●川上憲伸
<3回から2番手で登板。順調に2イニングを投げ終える。
4回、先頭の赤星に四球を許し、盗塁などで
1死三塁のピンチを作ったが、新井、金本を封じて無失点。
規定投球回数到達の夢はならず、残念がっていたが、
すぐにCSへと気持ちを切り替え>
「ストレートだけじゃなく、いろいろと投げました。
いい調整? 調整じゃないですよ。試合なんですから。
そんなこといったら阪神に失礼です。
(状態は)普通じゃないですか。次もしっかりいきたい」
憲伸の声「ペナント最終戦」、中スポニッカン

●吉見一起
<7回から登板して1イニングを1安打無失点。
収穫もあったが、セットでの投球など課題もあったようす>
「思ったところに投げられたと思います。
ただ、いろいろ課題も見えてきました。
しっかり修正していきたいです」
中スポ

●山本昌
<5回から3番手で登板。
2イニング目の6回1死から3連打で満塁とされると、
新井を三振にとりながら金本、鳥谷と連続押し出し。
05年7月以来の押し出しで、2者連続はプロ入り初の屈辱。
ふがいない結果にしょんぼり>
「ストライクが入らないようでは心もとないからね。
もう一度しっかり調整していきます」
中スポサンスポ朝日新聞

『みっともないピッチングで
レギュラーシーズンを締めくくってしまい、申し訳ありませんでした。
調子は悪くないと思っていたのですが、バランスが崩れていたようです。
CSまで約1週間、しっかり調整します。
それまでにエッセイも更新できればと思いますので、お待ちください。』

(『山本昌公式ホームページ』より引用)

●浅尾拓也
<8回に6番手で登板し、2人の走者を許したところで降板。
代わった7番手・高橋が平野に適時打を浴び、
今季7試合目で初めて、阪神戦で失点>
「先頭打者(新井)に四球を出したことがすべてだと思います」
(東京中日)


●タイロン・ウッズ
<4回1死二塁から右翼線への先制タイムリーを放つ>
「うまく打てたよ」
ニッカン

●森野将彦
<0-0のまま迎えた4回無死一塁。
初球を投前にきっちり転がし、送りバントに成功。
続くウッズの先制適時打を呼び込ぶ。
落合監督が04年に就任してから、
スタメン4番の犠打成功は今回がわずか3度目だが、事もなげ。
今年は2度の大きな故障を経験しながら、
初めて打率3割超え(.321)でシーズンを終了>
「(4番に犠打といっても)意識はないですよ。
前(4日・巨人戦の9回)もサインは出てましたから。
サインが出れば、自分はしっかりやるだけです」
中スポ

●高代野手総合チーフコーチ
<4回表無死一塁、4番・森野の犠牲バントに>
「バントはサイン。そういう4番であるということ」
中スポ

●和田一浩
<FA移籍1年目のレギュラーシーズンは打率.302で幕を閉じる。
8回1死から右中間二塁打を放ち、3打数1安打。
後半は失速したが、CSに向けて希望が見えたか>
「3割? すべてが最低です。打率も、打点(74)も」

<不満を口にしたが、
汚名返上のチャンスは残っている。気合を入れ直して>
「試行錯誤できたのはよかった。これからです」
(東京中日)


●中村紀洋
<阪神・岡田監督辞任の報に触れ、複雑な表情>
「何と言えばいいか…。ノーコメントとしかいいようがない」
ニッカン

●荒木雅博
<選手会長は、球場の正面入り口を通り抜けた直後に
ライバル球団の激震を肌で感じ取って>
「どことなくだけど
(阪神)球団の方々に元気がないような気がします」
ニッカン

◆田中監督付スコアラー
<甲子園の改装工事とオリックスのCS進出が重なって、
この日の阪神戦の舞台は神戸のスカイマークスタジアム。
元阪急選手で、92年から98年までオリックスのスコアラー、営業部員。
予想外の訪問に懐かしい表情を浮かべて>
「懐かしいねえ。この球場が一番好きだよ。
開放感があって、お客さんにとっても見やすい球場だと思うよ」

<阪神ファンが多いことに
『昔はこんなに人がいなかったんじゃないですか』と聞くと>
「昔の方がすごかったよ。
96年のときなんか、阪神の試合がガラガラだったんだから」。
(中スポ<ドラ番記者>

◆伊藤球団代表
<今季限りで横浜を退団することが決定的な中村武志氏を
来季のバッテリーコーチとして招へいする方針を固める。
全日程終了後にも正式発表される見込み>
「他球団の人のことなんで今は何も言えない」
中スポスポニチ名古屋


●落合監督
<今季レギュラーシーズン最終戦には敗れたものの、
ポストシーズンの戦いに向け、万全であることを強調>
「投げさせるやつを投げさせて、
ゲームにいかせるやつをいかせられた。
優勝が決まったあとの試合はこんなもん。
勝ち負けは関係ない。この先があるわけだから」

<CSで戦う敵将・岡田監督が辞任の意向を示したことには>
「まだちゃんと決まった話じゃないんだろ? 
決まっていないことには話しようがない。オレは何も言えん」

<総得点、チーム打率はリーグワースト。得失点差はマイナス21点。
9年ぶりにタイトルホルダーが出ず、球団史上初めて
規定投球回数をクリアした投手も出なかった。それでも貯金『3』の3位。
今後は2年連続の美酒をにらみ、決戦に備える構え。
頼もしいセリフを残してバスに乗り込み>
「あと5日間? うまいこと調整させないとな。
うまいこと調整してね。オレの頭の中では仕上がっている」
中スポスポーツ報知時事通信朝日新聞
スポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(12日)

◆フェニックス・リーグ
中日-埼玉西武
(12日・串間市総合運動公園野球場)
  210 000 030 = 6
  110 000 000 = 2
[D本] 福田
[D投] ネルソン、山井、久本、金剛
公式サイトフェニックスリーグ2008公式サイト

【ゲームレビュー】
初回、先発・ネルソンが先頭打者を四球で出すと、
1死一塁から中島2ランを打たれ、先取点を与える。
2回、無死から四球とバスターエンドランなどで
1死三塁から内野ゴロの間に追加点。ノーヒットで失点を許す。
結局、ネルソンは5イニングを投げ2安打、3失点。
フェニックス・リーグでは、安定した投球を続けている。
8回、3番手・久本原、平尾、三浦と3安打を集中され、3失点。
攻撃陣は、1回ウラ、埼玉西武先発・石井一久から
岩﨑左前打、柳田死球などで2死二、三塁から
中村一生の右飛を佐藤友亮が落球。タイムリーエラーで1点を返すと、
2回ウラ、福田が左翼にソロ本塁打を放ち、追加点。
しかし3回以降、大沼-小野寺-岡本篤志-松永と繋いだ
埼玉西武の投手陣に大きなチャンスもなく抑えられ、2-6で敗戦。
堂上剛裕はこの日も4打数3安打。
ひとり気を吐き、フェニックス・リーグ絶好調。
公式サイトより)


●福田永将
<『8番・一塁』で先発フル出場。
2回、石井一久からフェニックス・リーグ3本目のアーチを架ける。
甘いカットボールをとらえると、打球は高い弧を描いて左翼席へ>
「完ぺきな当たり。
石井さんは小さいころからテレビで見ていた投手だから、
この一発は自信になりそうです」

<今リーグでは13打数5安打で3本塁打。
持ち前の長打力を存分に発揮している。
特に成長の跡を示したのが、8日(埼玉西武戦)に右翼へ放った本塁打>
「これまでは右方向にホームランを打てなかった。
打ち方が良くなっているから、
ボールが飛ぶようになったのかもしれません」
中スポ

●マキシモ・ネルソン
<埼玉西武戦に先発し、5イニングを2安打3失点。
日本での今季最終戦を終え、きょう13日に帰名。
今後は15日にドミニカ共和国に帰国し、
23日からウインターリーグに参加する予定>
「とにかくオレは来年も日本でプレーしたいんだ」
(中スポ)

●小林2軍投手コーチ
<2軍では11試合で3セーブ、防御率0.56。
CSとは無縁だが、急成長と遂げたという大器?ネルソンについて>
「1年間の成長はチームでも指折り」
(中スポ)

●井手編成担当
<15日にドミニカ共和国に帰国するネルソンについて>
「まだ決まってはいないが、残す方向で考えている」
(中スポ)


フェニックス・リーグは、
パ・リーグの覇者・埼玉西武と串間での一戦。
日曜日ということで、1500人の観衆が集まったそうですが、
序盤、両軍点の取り合いだったものの、
4回以降は、埼玉西武の継投の前に若竜打線が沈黙。
8回に3番手・久本がダメ押しの3点を奪われ、2-6で敗れたもよう。
確かに石井一久に始まって、名だたるレオ投手陣
4番で絶好調の堂上剛裕が、3安打猛打賞と
孤軍奮闘したようですが、及ばずだったようで。

そんななか、このリーグ一塁で起用の多い
2年目の福田が、早くも3本目となる本塁打を放ち、
持ち前の長打力をアピールしたとのこと。
今季ファームでも新井の控えになることが多かった福田ですが、
この秋さらに頑張り、打力&守備力を上げ、
来季こそは『ブレーク』といってもらいたいです!

2008年10月12日 (日)

さあCS前哨戦、公式戦ラストゲームは本番モード。

ドラゴンズのレギュラーシーズンも残り1試合
今夜のスカイマークスタジアムで最終戦を迎えます。
しかしこのゲーム、単なる消化試合とはならず、
相手がCS第1ステージでぶつかることになる阪神
いわゆる前哨戦となるだけに、ドラゴンズ本番モード
投打に渡って主力が総登場の豪華ゲームとなるようです。
CSへ向かい、緊張感が漂ってきたドラゴンズの話題を。

ドラゴンズトピックス(11日)

◇落合監督
<ナゴヤドームでの全体練習で
内外野の連係プレーが行われていた時、
突然グラウンドへ足を運び、声を張り上げる。
珍しく語気を荒げ、身ぶり手ぶりの指示に
ナインは息をのみ、神妙な顔で耳を傾けた>
「練習のつもりでやるな!」

<実戦に則さないプレーをした内野陣に猛ゲキを飛ばす。
左翼からの返球を受ける中村紀洋が、
カット位置のそばでノックを待っていると>
「普通はそんなところにいないだろ。定位置から始めろ」

<中堅からの送球にマウンドまで歩きながら
カットに入った遊撃・井端と二塁・荒木にも
マウンドと二塁ベースの中間辺りにポジショニングするよう指示>
「(試合で)じっと立ってることなんてありえないだろ!
打球を追った後にマウンド近くまでは行けない。
(試合では)そこまでが目いっぱいだ」

<CS前哨戦を前にチームに喝を入れたが、報道陣に対しては>
「今日は休みだ」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇荒木雅博
<わずかな気のゆるみではあるが
『練習のための練習』を許さず、
容赦なく注文をつけた指揮官の指摘に素直に反省>
「言われると思っていました」
ニッカン

◇森野将彦
<ナゴヤドームで3日連続の練習。
淡々とした練習が続き、気が緩みそうだが内面は違う。
試合がなくても、気持ちを切ることなく、先を見る>
「気持ちを切らないことが大事でしょう。
クライマックスシリーズへ、いかに自分の気持ちを高ぶらせて臨めるか。
多少は気が抜けるところはあるかもしれないけど、
スイッチを入れたときにグッと気持ちを高ぶらせていけるようにね」
(中スポ)

◇和田一浩
<打撃練習後、ウッズとともにデラロサへの内野ノックを買って出る。
スイングチェックの一環だったが、
鋭い打球を飛ばすウッズに対し、慣れないノックに四苦八苦>
「バットを出す軌道ですね。
ボクは基本的にヘタです。センス、ないですから」
(東京中日)

◇タイロン・ウッズ
<CS第1ステージの相が阪神に決まったことに
対戦する順番は関係ない、といった風情で>
「とにかく勝つだけ」
共同通信社


◇川上憲伸
<阪神との今季最終戦での先発が予想される。
2、3イニングの登板になるとみられるが、
調整というだけではなく、結果も求める。
規定投球回数到達はほぼ不可能。もう集中するのはCSだけ>
「(第1ステージの相が阪神に決まったことに)興味がない。
CSがあるので、それなりにきちんとした形にやっておかないと。
監督、コーチが使いたくないと思わせないようにしたい」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋

◇山本昌
<レギュラーシーズン最終戦のマウンドに気を引き締める。
通算200勝を達成し、数々の最年長記録を塗り替えた
素晴らしいシーズンをしっかり締めて、自身初出場となるCSへ向かいたい>
「気持ちが高まってきたね。
(12日は)登板するかどうかは別にして、
レギュラーシーズン最後の試合だから、しっかり終わりたい」

<12日に登板すると、中5日でCSを迎えられる。
先発陣にとっては調整しやすくなったが>
「巨人? 阪神? 相手は関係ない。
相手は知っているし、あとはこっちの問題。
自分のピッチングをするだけ」
中スポスポニチ名古屋

◇チェン・ウェイン
<CS第1ステージの先発候補で阪神戦の登板もある。
ナゴヤドームでの練習後、大阪入り。
好調をキープしている様子で>
「次はいつ投げるか分からないけど、調子は問題ない。大丈夫です」
(東京中日)

◇吉見一起
<CS第1ステージの相手が阪神に決定したことについて>
「相手はどこでも同じです。頑張りたい」

<阪神戦登板については、平常心を保つ>
「投げる機会があれば、いつも通り零点に抑えられるよう頑張るだけです」
(東京中日、ニッカン

◇岩瀬仁紀
<守護神も最終戦に登板予定。
最後に登板した4日の巨人戦から
間隔が1週間も空いているため、調整登板となりそう>
「予定は未定だからね。
たぶん投げるとは思うけど、展開によるから」

<12日の最終戦が終われば、また5日間試合なし。
しかし試合のない期間でも、スイッチは切れていない>
「体よりも精神面でしょう。
気持ちの持っていき方が大事だと思う」
(中スポ)

◇森バッテリーチーフコーチ
<CSのローテーションについて説明>
「明日の登板を見れば分かるよ」
スポニチ名古屋


7日の東京ヤクルト戦から4日間空き、
いよいよ迎えるレギュラーシーズン最終戦。
阪神が2位となったことで、『CS前哨戦』となりますが、
相手の監督辞意をもらそうが、その辺りは気にせず、
1週間後に再び相対する相手に、
できるだけイヤな印象を与えてほしいものです。

実は9月30日の甲子園最終戦として組まれていたこのゲーム。
降雨中止になったことで、今夜に振り返られましたが、
逆にこの日に変更になって、ほんとラッキーだったなと。
7日の神宮が、あんなゲームで終わったうえに、
さらに10日も間隔が空いてしまっては
CSを向けて、正直たまったもんじゃない。
あくまで本番は1週間後ですが、相手の感触を掴めそうな前哨戦
今季、分が悪かった阪神相手ですが、ぜひとも勝って、
さらに乗っていけるような一戦にしてほしいと期待します。

この日のドラゴンズナインは、
前日同様、ナゴヤドームでの全体練習
野手はシートノックとフリー打撃、
投手はキャッチボールとランニングで調整。
終了後、前哨戦に向け大阪へと移動したもよう。

ところでこの練習中に、
落合監督からカミナリが落ちたようですね。
東京中日の宅配版では全面カットになっていましたが、
中スポWEBや、スポニチなどにはその様子が。
内外野の連係プレーの練習の際、
「練習のつもりでやるな!」一喝
その後中村紀洋、井端、荒木に対し、細かい守備位置にまで指示。
ぴりぴりした雰囲気に、ドーム内には緊張感が走ったそうです。


オレ流カミナリ炸裂!淡々と続いていく練習に、
気持ちが切れることもありがちですが、
このカミナリによって、
チームが再び締まったようですね。
今季阪神に大きく負け越した理由に
『守り負け』を挙げていた落合監督
1つのミスで一気に流れが変わる
超短期決戦なだけに、
できるだけそのような綻びが出ないようにしておきたい。
普段はコーチ陣に任せ、じっと見ていることの多い守備練習
さらに名手が多い内野陣に対する注文
気持ちのオン、オフも大事とはいえ、緊張感も必要。
あえて手綱を締めておくことで、CSに向けムードをより高める。
その一環と言えるような『カミナリ』に、自分的には感じました。

CS第1ステージでの先発が予想される
憲伸、昌さん、チェン、吉見が登板予定の今夜のゲーム。
スタメンに関しても、落合監督「主力でいく」というように
ここ数試合にない『本番モード』となるのではないでしょうか。
かなりの消沈モードとなっている相手は、
どう組んでくるかはわかりませんが、
ドラゴンズ的には、絶対に落としてほしくないですね。
第1ステージを占う意味での注目となるゲームに
CSモード全開で臨むであろうドラゴンズ
敵地ながら全力で戦い、CSへ向け弾みを付けてほしいです。


若竜トピックス(11日)

◆フェニックス・リーグ
湘南-中日
(11日・清武町総合運動公園野球場)
   004 100 200 = 7
 SR 000 000 101 = 2
[D本] 堂上剛裕(3ラン)、福田(2ラン)
[D投] 山内、長峰、中里、小林、平井
公式サイトフェニックスリーグ2008公式サイト

【ゲームレビュー】
先発・山内が初回から素晴らしい投球を展開。
三者三振を奪うなど気合いの入った立ち上がりをした。
2回以降も毎回三振も奪う一方、毎回先頭打者に安打を許すなど
不安な面もあったが、5イニングを投げ、5安打7奪三振無失点。
攻撃陣は、3回、湘南先発・三橋から
西川右翼線二塁打、柳田四球などで1死一、二塁とすると、
堂上剛裕が右越えの3点本塁打を放ち、先制。
なおも中村公治四球、福田右前打で1死一、二塁から
堂上直倫が左前へ適時打。この回の4点を兄弟で叩き出す。
続く4回も左前打と二盗の柳田を置き、
1死二塁から中村一生が左翼線に適時打を放ち、1点を追加。
7回にも右翼線二塁打の堂上剛裕を置き、
1死三塁から福田が左越えにダメ押しの2点本塁打
7回ウラに3番手・中里が、9回ウラに5番手・平井
1点ずつを失ったものの、7-2湘南シーレックスに勝利。
公式サイトより)


○長峰昌司
<6回に2番手で登板し、1イニングを無安打無失点。
いきなり2つの四死球でピンチを招いたものの、
後続を力のある真っすぐでねじ伏せる。
CSへの『出直し登板』で結果を残し>
「変化球でストライクを取れなかったのが課題です」
中スポ

○小林正人
<8回に4番手で登板。生命線のスライダーを軸に打者3人でピシャリ。
2つの三振を奪って、1軍で投げ続けてきた貫禄を示す。
CS出場は楽観できない状況だけに、慎重なコメントに終始>
「無失点は良かったですけど、まだまだこれからです」
中スポ

○小林聖始2軍投手コーチ
<長峰、小林を残り3試合ある今クール中に
あと1、2度登板させ、復調具合を確かめる方針>
「2人とも修正するポイントがある。
それをしっかりクリアできるかどうか」
中スポ

○山内壮馬
<フェニックスリーグ・湘南戦に先発し力強い投球。
立ち上がりの1回にいきなり3者連続三振など
5イニングを毎回の7奪三振で無失点に>
「きょうはスライダーにキレがあったし、真っすぐも良かった」

<無四球で投げきったことにも手応え。
1年間の反省を踏まえたピッチングに満足顔>
「悪かったときは無駄な四球を出していたけれど、最近はそれがない」
(中スポ)

○堂上剛裕
<3回に右翼へ先制3ランを放つなど3安打3打点の大爆発。
これでフェニックす・リーグでは4試合で打率5割、10打点。
CS出場へ『猛烈デモ』を続けている>
「今はボールがうまくさばけているし、間が取れている」
(中スポ)


○岩﨑達郎
<フェニックス・リーグ取材で初めて宮崎を訪れたドラ番記者。
すでに1週間近く滞在している選手たちに『ご当地グルメ』を聞くと>
「居酒屋で食べたんですけど、『地鶏』はやっぱりおいしいですよ」
(中スポ<ドラ番記者>

◇高江洲拓哉
<もう一つ気になっているのが『マンゴー』。
1個数千円もする高級品、『めちゃめちゃおいしい』という
リアクションを期待したが、ケロリ>
「マンゴーですか。
ボクは出身の沖縄でたくさん食べていますからね。
わざわざ宮崎で食べませんよ」
(中スポ<ドラ番記者>


前日は、予備日でゲームがなかった宮崎・フェニックスリーグ
開幕戦で当たった湘南との再戦となった清武でのゲーム。
打っては、4番・堂上剛裕が先制3ランを放つなど、この日も大当たり。
一方投げては、先発・山内が5イニング7奪三振無失点の好投。
先制、中押し、ダメ押しと理想的展開で、7-2と大勝しました。

この日の注目は、
7日の東京ヤクルト戦でともに大量失点
やり直しとして『宮崎行き』を命じられた長峰、小林の両左腕。
中継ぎとして1イニングずつ登板し、
決死の覚悟で腕を振り、ともにノーヒット無失点
CSへ向けての第一関門をまずは突破したもよう。

結果的には無安打無失点でしたが、
長峰の方は、いきなり2四球と危なっかしかったようで…。
ただ、もともと力のある投手
あと1、2度の登板があるようですが、
ポイントをきっちり修正して、戻ってきてくれればと。
それ以上に気になるのは、やはり小笠原
果たしてどういう投球をしてくれるのか、注目です。

その他の情報としては、
ドミニカ・ウインターリーグに参加している6選手は、
15日の開幕に向けて、練習に参加中。
9日に行われた練習試合では、
新井(エスコヒド)、藤井(リセー)が途中出場。
なかでも藤井は初打席で左翼線二塁打を放ち、
見事な『ドミニカ・デビュー』を飾ったもよう。

また今朝のニッカンには↓
横浜中村コーチ退団、古巣中日へ

今季限りで横浜を退団する中村武志バッテリーコーチ
「プロ入りから17年間プレーした
古巣・中日への復帰が有力視」
と報じられていますが、
もし帰ってきてくれたら、うれしいなと。
01年以来の『タケシ・リターンズ』、ちょっと楽しみにしたいと思います。

2008年10月11日 (土)

CS対戦相手決まる、落合竜第一の標的は阪神!

ようやくセ・リーグの上位の順位が確定し、
クライマックスシリーズの組み合わせが決定。
3位のドラゴンズは、18日より京セラドーム大阪で
2位・阪神と第1ステージを戦うことになりました。
そこを勝ち進み、第2ステージで1位・巨人を叩いて、
連覇のための日本シリーズ出場権を掴みたい。
この日ナインは、前日に続きナゴヤドームで練習を行いました。

ドラゴンズトピックス(10日)

◇落合監督
<クライマックスシリーズ第1ステージの相手が阪神に決定。
巨人、阪神両チームの試合結果を受けて、こうコメント>
「2008年度のセ・リーグ優勝争いには最後までからめなかったが、
敗者復活戦から日本一連覇をめざします」

<すでにV逸の現実は9月下旬に突きつけられていた。
そこから『逆襲』に目標を切り替え、牙をといできた。
あす12日はその阪神との『前哨戦』となるが、
すでに宣言している通り、ベストオーダーを組む>
「相手はどちらからでも関係ない。
だってどっちともやらなきゃ勝ち上がれないんだから。
お互いに手の内は知り尽くしているわけだから」

<この日は不振の和田に対し、1時間10分の直接指導。
指導は、和田独特の打撃フォームに及び、
自らもバットを持ち、14スイングの実演を披露。
タイミングを取るためのバットの上下運動を抑え、
左足を高く上げることをやめさせ、スムーズなスイングを求める。
ご飯を食べるポーズで和田の現状を指摘>
「(バットが)窮屈になっている。
ご飯を食べる時にそんな窮屈で食べられるか?
今日は休みだろ。だから休みに何をやったって、別にいいだろ」
中スポスポーツ報知時事通信毎日jpニッカン名タイデイリー

◇井端弘和
<CS第1ステージの相手は阪神に決まったが、
連勝での勝ち上がり以外、倒す手はないと踏む>
「いかに最初のゲームを取るかじゃないですか。
先手を取れれば、ウチに流れが来るはず。
先に取られたら、マズい流れになるし」
デイリー

◇森野将彦
<4番打者として出場するレギュラーシーズン残り1試合、
さらにクライマックスシリーズに向けて決意表明>
「これから4番で勝つ試合、負ける試合が出てくると思う。
そんなときに打てるようになりたい。
理想? 何でもできる4番かな。
つなぐところはつなぎ、決めるところは決める打者ですね」

<CSも日本シリーズも4番と落合監督は発言>
「(打順については)特に意識はない。
(目標の4番は)特にいません」

<すでに五輪出場選手の特別措置で
年間の規定打席(403打席)には到達済み。
自身初の3割打者(10日現在.324)となるが>
「興味がない。チームに迷惑をかけたから」
中スポ

◇和田一浩
<クライマックスシリーズに向け打撃改造に挑む。
全体練習終了後に落合監督が付きっきりでキャンプ並みの直接指導。
ティー打撃、ノック合わせて20分に、フリー打撃は50分間。
1時間10分で、195スイングの居残り特打。
指揮官の中断は17回に及び、自ら手本を見せるなか、
バットの出し方やタイミングの取り方などを修正。
独特のオープンスタンスは、ほぼスクエアに変更された>
「細かいことよりも、これだけズレたんだから、
思い切って違うことをやらなきゃということです。
相当悪かったですからね。矯正ということですね。
シーズン中ならドカッと変えるわけにもいかないし、
怖い部分もありますからね。
時間があるからというのもありますし。努力はしないと。
18日(のCS第1ステージ)からの本当の戦いが始まるので、
打席では不安がないようにしたい。
大丈夫と自信を持って、打席に立てるようにしたいです」

<実戦テストはあす12日の阪神戦のみ。
まずは4打数無安打なら切ってしまう打率3割を死守>
「ちょっと疲れました。でも、大丈夫。
矯正するのは難しいけど、いい形にはなったかなと思います」
(中スポ、サンスポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン

◇井上一樹
<和田が居残り特打を始める前、本塁付近から左翼に向けて、
ノックで打撃の感触を取り戻そうとしていたが、うまく飛ばない。
そこに通りがかった際、落合監督に『おまえも打ってみろ』と言われると
そのファーストスイング、鮮やかに左翼スタンドに突き刺さる。
あまりに見事な一撃に報道陣が殺到。得意満面で語る>
「コツ? そりゃトスするポイントでしょ。
まあベン(和田)にも『こうやるんだ』って言っときましたけどね」

<ただ我慢できなくなったのか、最後に『タネ』を明かして>
「ホントはね…。自分でもあんなにうまくいくとは思わなかったんだよね」
(中スポ<ドラ番記者>

◇荒木雅博
<ナゴヤドームでの練習開始時間になっても姿を見せず、
約30分遅れてグラウンドに現れると、
『寝坊です』とひと言残して落合監督のもとへ。
その後軽くノックを受け、打撃練習に汗を流す。
肩に疲労がたまりパンク寸前。ケアのため病院に足を運んだもよう>
「いろいろ行ってきました。(CS出場は)大丈夫です。
調整のやり方はある程度分かっている」
スポニチ名古屋名タイ

◇高代野手総合チーフコーチ
<12日の公式戦終了後、18日のCS初戦まで中5日。
昨年は実戦感覚を維持するためにシート打撃を行ったが>
「シートも紅白戦も今のところやる予定はない」
名タイ

◇チェン・ウェイン
<18日から始まるCS第1ステージに向けて笑顔>
「ポストシーズンを楽しみにしています」
ニッカン

◇浅尾拓也
<セットアッパー役は、『一、三塁間投球』で調整。
三塁ベース付近でコーチからのノックを受け、
一塁への送球を繰り返すことで、腕の振りや指のかかり具合を確認>
「感じがよかった」
(中スポ)

◇森バッテリーチーフコーチ
<CSの前哨戦となる12日の阪神戦。
エース・川上らを惜しげもなく登板させ、
ライバルを全力でたたきのめすことになりそう>
「うちが(12日の)阪神戦で勝てば(阪神は)相当がっくりくるだろうな」

<阪神側は精神的優位に立つために
今季の対戦データを持ち出すだろうが、意に介していない>
「序盤戦でかなり負けたのは
うちの調子が良くなかった時と阪神の勢いのいい時が重なっただけ。
今の勢いを考えれば(結果は)分かること」

<山井、朝倉といったもともと力のある投手が
宮崎でのフェニックス・リーグで調子を上げているが、煙幕を張る>
「あいつらは日本シリーズでいい」
名タイ


◇小笠原孝
<7日の東京ヤクルト戦でふがいない投球。
急きょフェニックスリーグへの参戦を命じられ、この日宮崎入り>
「修正点は自分で分かっています」
(中スポ)

◇小林正人
<小笠原、長峰、田中、樋口らとともに宮崎に到着。
日中30度近くに達する暑さに苦笑い>
「(宮崎は)暑いですね」

<CSでの登板機会に関わる『臨時試験』。語気を強めて>
「今の状態がどうこうより、結果を出すしかない。
疲れたなんて言っていられないですよ」
(中スポ)

◆田中大輔
<フェニックス・リーグ出場のために宮崎入り。
この日は1軍と一緒に練習後、空路で移動>
「上では出番がないから
下で受けてこいと(コーチに)言われました。
工夫してリードしたいですね」

<最短でも再昇格は19日、
CS第2ステージに進出すれば昇格の可能があるが>
「第2ステージで呼ばれるように準備します」
(東京中日)


◇タイロン・ウッズ
<この日、『仰天プラン』を明かす。
今年も日本一に立てたなら、愛車でパレードに参加すると約束>
「あの車(シボレー・カマロ)、本当に人気があるんだよ。
車好きのヤマモトサン(山本昌)も『いいねえ』って。
もしドラゴンズが今年も日本一になったらパレードで披露してもいい。
自慢の車だから、皆にも見てもらいたい。よし、パレードで乗る!」

<先月、派手なオレンジ色の愛車
シボレー・カマロが納車されたのだが、周囲の反響も大きかった。
チーム内で評判になっているのはもちろんのこと、
最近、車雑誌の取材まで受け、オーナーはニヤリ。
現在はさらに一部を改造中。11月までには完成する予定という>
「車と一緒の写真を撮られたよ」

<昨年は当初の帰国予定を
わざわざ遅らせてまで、日本一パレードに参加。
パレード車両として認められれば、歓喜の名古屋を走れるかもしれない。
そのためにはCS撃破、そして日本シリーズ制覇が絶対条件>
「とにかく日本一にならなきゃ。
誰でも経験できることじゃない。だからこそ日本一の称号がほしい」

<全体練習のフリー打撃では快音を連発。
CSに向けて手応えを感じている様子>
「それなりにいい感じで振れたかな」

<シーズン終盤の腰痛も最近は徐々に回復している様子>
「うまく付き合っていかなきゃいけないけど、大丈夫。状態は悪くないよ」
中スポ、東京中日)


【ドラゴンズ・今後の日程】
10月12日(日) 対 阪神(18:00・スカイマークスタジアム)

<クライマックス・セ 第1ステージ>
10月18日(土) 対 阪神(18:00・京セラドーム大阪)
10月19日(日) 対 阪神(18:00・京セラドーム大阪)
10月20日(月) 対 阪神(18:00・京セラドーム大阪)
10月21日(火) (予備日)
(先に2勝した球団が勝者とする)

<クライマックス・セ 第2ステージ>
10月22日(水) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月23日(木) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月24日(金) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月25日(土) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月26日(日) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月27日(月) 巨人 対 第1ステージ勝者(18:00・東京ドーム)
10月28日(火)、29日(水) (予備日)
(1位球団・巨人にあらかじめ1勝のアドバンテージを与え、
アドバンテージを含め先に4勝した球団を勝者とする)


終盤もつれた今季セ・リーグのペナントレースもこの日決着
クライマックスシリーズの組み合わせもようやく決まり、
3位のドラゴンズは京セラドーム大阪に乗り込み、2位・阪神と。
そして勝ち上がった際は、1位・巨人と東京ドームで対戦することに。
「どちらと当たりたい?」「どちらからなら戦いやすい?」
そんな論争にもようやく終止符
日本一連覇への挑戦権を掴むためには、阪神に3戦で2勝、
巨人からは6戦で4勝しなくてはならないこととなりました。

昨夜、自分はスカパー!で2つのゲームをザッピング。
最後はハマスタでの横浜-阪神戦を見て、
その後はそのまま村田(横浜)のヒロインまで流し、
神宮の様子は見ることなく、そのままTVを消しましたが、
巨人の胴上げに関しては、昨季ほどの悔しさが沸かなかったなと。
逆にけっこうそれに冷めていたような感もありましたね。

それはやはり、ドラゴンズが低迷し、
大事なシーズン終盤の優勝争いに絡めなかったから。
9月20日の時点で「完全優勝」の可能性が消滅。
さらに8月、9月と失速してしまったことで、
こちらは、5割ギリギリで広島、東京ヤクルトとの3位争い
自らが直接優勝争いに関わって敗れたのなら、
かなりの悔しさも出てきますが、
10ゲーム以上離されている身では、正直おこがましく、
そんな話にも加わることさえできないなと…。
この日の2試合に関しても、印象に残ったのは、
神宮球場のスコアボードの映像がきれいで、
これならPVが十分にできるなぐらいに止まりました。


まあ結果は結果として受け止めて、その目はへ。
これで第1ステージは、今季苦手とした阪神が相手。
甲子園は使えず、京セラドーム大阪での対戦となりますが、
短期決戦だけにうまく流れを掴んで、一気に叩きたいですね。
その上で気になるのは、13ゲーム差をひっくり返され、
V逸した阪神サイドのモチベーション。
ここ数試合を見る限り、かなりのダメージを
喰らっているようにも見えますし、同じ2位にしては、
昨季のドラゴンズよりもテンションが低いような。
ある意味「燃え尽き症候群」の感もありますし、
できれば沈んだまま、第1ステージを迎えていただきたいところ。
ただ向こうはホームですし、阪神も阪神なりの悔しさもあるはず。
甘いことを期待せず、しっかり気を引き締めないといけないでしょう。
期せずして、あす12日はスカイマークでの阪神戦
『CS前哨戦』と言われながらも、
おそらく向こうは消化試合モードで来るのでは。
ベストで臨むドラゴンズとしては、必ず取っておきたいですね。
しっかりと結果を出して、傷心の相手に、
よりイヤな印象を植え付けたいところです。

一方、1位の巨人に関しては、こう言ったら誠に失礼なのですが、
今シーズンの直接対決で勝ち越していることや
3位を決めたゲームなどで劇勝していることもあり、
正直、それほどの怖さはないですね。
最大13ゲームをひっくり返したり、12連勝したことについては
「スゴイ」と思いはするものの、決して「強い」とは感じてませんし。
それゆえに、第1ステージさえ突破すれば、
良い勝負はできるんじゃないか。そんな風にさえ思っています。
ただそこまで行けるかということと、「4勝」しなくてはいけない。
そのためには投手をもう少し揃えておかないといけないでしょう。


オレ流下克上!昨季の戦い方や結果からも
分かる部分がありますが、
クライマックスシリーズは、
ペナントレースと違う一種独特なもの
一度リセットしてからの
新たな戦いにもなりますし、
ある意味敗者が復活し、
上位を倒すことだって十分に考えられるはず。
残念ながら、ペナントレースでは優勝争いに絡めなかったものの、
失うものはないですし、全力でぶつかってほしいですね。
そしてチャンスを活かし、ぜひとも悲願達成を。
まだ1週間先のことになるとはいえど、これからの戦い。
まずは大阪で苦手相手に、きっちりと勢いに乗り、
そして東京に乗り込んでの「メーク落とし」を願いたい。
相手が決まり、プランも練りやすくなったことでしょう。
あとはチームとして、いかに状態を上げていくことができるか。
レギュラーシーズンのラストゲームで、総仕上げ
これから先の決戦へ向け、準備を進めていってほしいです。


ところでドラゴンズのこの日の話題としては、
不振脱出のため、和田落合監督のメスが。
居残り特打での直接指導で、フォームをいくらか矯正したもよう。
「思い切って違うことをやらなくちゃ」という和田でしたが、
時期が時期だけに良い方向へ作用してくれれば。

またコメントこそなかったですが、
今朝の中スポに、中継ぎ右腕の鈴木の情報が。
右ひじの痛みを訴え、4月下旬に登録を抹消された当初、
骨折ではないと診断されましたが、回復が遅いため、
8月に再検査した際、なんと骨折していたことが判明。
9月25日に右ひじの手術を受け、骨折した個所をボルトで接合。
翌26日に退院し、現在はナゴヤ球場でのリハビリに入ったもよう。
今後は今月下旬に行われる秋季練習からネット投球を再開。
来年2月のキャンプではブルペン投球ができる見込みとのこと。

故障以降、なかなか話題に出てこなかった
スーさんでしたが、やっぱり「骨折」だったんですか。
いくらか遠回りになりましたが、きっちり治すことでしょう。
その穴は大きかったですが、その分来季に返してほしいです。

2008年10月10日 (金)

和田緩球特打でCS貢献と中田乱調復帰へ追試。

レギュラーシーズン最終戦まで間隔が空いている
ドラゴンズですが、クライマックスシリーズも見据え、
この日、ナゴヤドームで全体練習を再開。
打撃が低迷している和田はこの期間を利用して、
『緩球』による特打に励み、一心不乱に振り込んだもよう。
またフェニックス・リーグでは
CSの先発要員として期待される中田が登板。
力のあるボールもありはしたものの、
5イニング6四球4失点と乱調。追試となりそうです。

ドラゴンズトピックス(9日)

◇和田一浩
<この日、誰よりも早くグラウンドへ現れ、特打を敢行。
打撃投手を担ったコーチ陣の投げるスローボールを約30分間、
時々、立浪兼任コーチのアドバイスを受けながら、
一心不乱に打ち返す。志願の特打に思いがにじみ出る>
「昔から悪い時は緩い球を打つようにしています。
しっかり待って打てるようにするためです。何とかしたい。
最近は『打ちたい、打ちたい』となってしまっていたので。
試合がある時はなかなか(特打が)できないので今しかないと思った」

<移籍1年目のシーズン終盤は失速。
チーム最多44度のマルチ安打を誇るが、9月24日以降はなし。
打率は3割を超えているが、思い描いていた活躍ができず。
だからこそ、原点に戻っての『スローボール打ち』>
「悪くなるとシーズン中にも時々やるんです。ずれているところを直さないと」

<腰の痛みは3カ月たった今も、完治はしていない。
五体満足には程遠いが、逆転日本一へ最後の力を振り絞る>
「ここ1カ月ぐらい、状態はあまり変わってないですね」

<CSを勝ち抜くため、そして日本シリーズを制すため、
その復調はチームにとっての絶対条件となる。
もちろん自身が百も承知。勝負強い打撃の完全復活を誓って>
「シーズン終盤はチームに貢献できなかったので、
何とかCSは貢献したいですね。
相手どうこうではなく、自分の野球をシッカリやりたい。
自分たちの野球ができれば勝てる。その考え方は変わっていません。
ウチらしい野球をするだけ。それに僕も全力で臨むだけ」
中スポスポニチ名古屋ニッカンデイリー

◇タイロン・ウッズ
<全体練習を終えると、自主的に外野グラウンドを15分間ジョギング。
最近2試合はスタメンから外れているが、先を見据え本格的に再始動>
「一時は腰の状態がかなり悪かったけど、
休んだおかげで今はよくなったよ。
2年連続で日本一になりたいからね。もうひと踏ん張りだ」
(東京中日)


◇チェン・ウェイン
<CS第1ステージでの先発が予想されるが、阪神との対戦を希望。
今季は対巨人戦が防御率1.87と封じ込めているのに対し、
阪神戦は3.86。数字だけを見れば不利に見えるが>
「阪神の方が投げやすい」
スポーツ報知

◇清水昭信
<シーズン終盤、先発、中継ぎ両方で安定した働きを続け、
苦しかった投手の台所を助けた若武者。
CSで挑戦する巨人と阪神の両チームにほとんど投げていないが、
『秘密兵器』の意識はなく、目の前の相手を抑えることだけに集中>
「自分はまだ、どこが相手とか関係ないです。
言われたところでしっかり投げるだけです」
中スポ

◇森バッテリーチーフコーチ
<この日、宮崎で調整を続ける朝倉と山井について、
CS第1ステージ温存の意向を明かす>
「第1ステージに関しては先発3人とあと1、2人の投手がいればいい。
第2ステージになれば先発6人くらいいるから、その時に考えれば」

<性急な昇格は否定的な見解。
今季最終戦の12日の阪神戦で直接チェックする可能性についても>
「ない。日本シリーズまで考えている? そりゃそうだろ」
スポニチ名古屋


◇落合監督
<巨人、阪神が激しい首位争いを繰り広げていることについては
相変わらず、われ関せず。前夜(8日)の天王山を見たかと問われ>
「そのころは(東京から名古屋への)新幹線だったな。
ニュース? 見てない。
今朝(広報に)『どっちが勝ったんだ?』て聞いたんだよ。
何度も言ってるじゃん。
どっちみちどちらともやらなくちゃいけないんだからって。関係ない」

<泰然自若ではあるが、
今季借金『10』と大敗した阪神戦のスタメンについて言及。
打倒阪神のキーポイントは守備。そしてラストスパートの
原動力ともなった1番・イ・ビョンギュを継続>
「阪神には守り負けしたんだ。
だからしっかりと守ること。メンバーは一緒だ。
谷繁、タイロン(ウッズ)、荒木、井端、中村(紀洋)、
ベン(和田)、森野にビョン(イ・ビョンギュ)。
あとはその並びだけど、一番勝っている並びはどれかって考えると、
森野を4番にして、1番にビョンをおいてからだろ。
6、7番をどうするかは別にして、そうなるだろうな」
中スポニッカン


首位・巨人横浜に敗れて、マジック2で足踏み。
おそらく今夜こそ決まるんじゃないかとは思われますが、
たとえCS第1ステージで阪神が来ても、巨人が来ても、
とにかく叩かないと、先へは進めない。
そのためには、レギュラーをはじめとした主力
しっかりと働いてもらわないといけないでしょう。

そんななか、この日の全体練習が始まる前、
早出特打を敢行し、打撃フォーム修正に努めていたのが和田
他の選手の誰よりも早く、グラウンドに現れると、
午後2時前から打撃投手を務めた笘篠コーチらが投げる
スローボールを黙々と打ち込むこと、約30分。
ケージ裏で見守っていた立浪兼任コーチのアドバイスを
時折受けながら、一心不乱に振り込んでいたとのこと。

この『緩球打ち』こそ、和田が西武時代から
打撃フォームを確認する際に行ってきた調整法
春の北谷キャンプ、また今季の開幕直前でも
ひたすら緩い球を打ち込んでいましたが、
『本来の打撃』を取り戻し、不振から脱出するためには、
やはりこの方法しかない。
シーズン終盤、調子を落としてしまっただけに、
ポストシーズンでは何としても活躍し、日本一連覇貢献したい。
まとまった時間が取れるこの時期を活かし、
必死に汗を流しながら、振り込む姿には、
この先に向けての強い決意が満ちていたようです。


今朝の中スポは、またも『秘密兵器』ネタ
清水“ゲンさん”昭信の方が大きな扱いでしたが、
自分的には、やはり和田さんをプッシュしたい。
CSを勝ち抜くためには、先発を含めた
投手陣の頑張りも、もちろんなのですが、
いくらゼロに抑え込んでも、点を取らないと勝てない。
そのためには、おそらく組まれるだろうクリーンアップ
和田、森野、ウッズの3人が、いかに本来の打撃をできるか。
そこにかかってくるのではと思います。

和田の特打。開幕当初は不振でしたが、
徐々に持ち味を発揮し、
きっちりと打率3割台を
キープしてきた和田でしたが、
終盤チームが低迷してくると同様に、
その調子はやや下降線に。
さらに腰痛の影響もあってか、ここ数試合はスタメン落ち。
打率.302と3割キープが危うく、へたってしまっている状況に
本人もかなりの無念さを持っていることでしょう。
完全優勝を成し遂げるのために補強されたFA砲
それこそは逃してしまったものの、
まだチームには、日本一連覇という目標が。
そのためにぜひとも貢献してほしいところですね。
森野がようやく4番にも慣れはじめ、
大砲・ウッズ、勝負強い中村紀洋がその後に控える。
それまでの5番とは役目が違う3番とはいえど、
持ち前の打撃を見せてほしいというのが、ファンの願い。
安打、二塁打、三塁打は、ともにチームトップ
さらに長打率も高い背番号5の復調は、CSを勝ち抜くカギの1つ。
ぜひとも古巣との日本シリーズを実現させるためにも
そのバットが火を噴いてほしいなと。
ここに来て『原点』に戻った和田の復調。
まずはシーズン最終戦で、上昇気配を確認したいです。


今日の公示。(9日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録抹消】
▼中日 田中大輔捕手
公式サイト共同通信社


◇小笠原孝
<今季開幕から一度も落ちることなく、ずっと1軍。
ほとんど先発ローテーションの一角を担っていたものの、
シーズン前半で7勝しながら後半戦は低迷したのが悔しい。
ぽつりとつぶやいて苦笑い>
「1軍にいさせてもらっただけですよ。
終盤が情けないですね。せっかくチャンスをもらったのに。
最後の方で少しでも調子が上がってくれば、
よかったと思えたかもしれません」

<ただ不振から脱しようともがき、ひたすら研究、
努力していたことはチーム内でも有名だった。
結果だけでは語れない収穫。『完走』に意義はあるはず>
「今までと違うシーズンだったことは確かですね。
絶対に次につなげないと」
(中スポ<ドラ番記者>


シーズン最終戦を前に入れ替えが行われ、
今月5日に昇格したばかりの田中がわずか2試合で登録抹消。
これでCS第1ステージのベンチ入りは事実上なくなりました。

やはり雨の神宮でマスクを被った際の12失点が効いているのでしょうか。
ただスポニチによると、その田中とともに、
神宮で集中砲火を浴びた小笠原、小林、長峰の3左腕が
フェニックス・リーグが行われる宮崎へ向かったもよう。
抹消しないカタチとなるのでしょうが、田中ともどもしっかり調整し直し
ポストシーズンで貢献してくれることを願いたいところです。


若竜トピックス(9日)

◆フェニックス・リーグ
中日-東北楽天
(9日・西都原運動公園野球場)
  004 000 212 = 9
  000 320 000 = 5
[D本] なし
[D投] 中田、赤坂、山井、高江洲
公式サイト東北楽天公式フェニックスリーグ2008公式サイト

【ゲームレビュー】
3回、好投していた先発・中田が突然崩れ、
先頭・西谷尚徳に右越えの先制ソロ本塁打を許すと、
2死から中堅・中村一生失策を機に、伊志嶺四球、井野卓右安打で
2死一、二塁から横川に左越えの適時二塁打を打たれ、計4点を失う。
4回ウラ、東北楽天先発・寺田龍平から柳田、堂上剛裕の連打で
無死一、二塁とすると、中村一生が右前に反撃の適時打。
続く中川が右へ犠飛を放つと、なおも2死一、二塁から
普久原の内野安打が適時打となり、1点差に迫る。
5回ウラ、森岡振り逃げ、柳田死球で無死一、二塁から、
堂上剛裕が右翼線へ適時二塁打。4-4の同点に追いつくと、
さらに無死二、三塁から中村一生の犠飛で逆転する。
しかし7回、2番手・赤坂が捕まり、1死を取った後、
山下、伊志嶺、井野、横川に4連打を許し、逆転されると、
8回には3番手・山井が三塁失策と自らの暴投が絡み、1失点。
そして9回は、4番手・高江洲横川にダメ押しの2ランを被弾。
5回の逆転も空しく、終盤は一方的にされ、5-9で敗れる。
公式サイトより


●中田賢一
<フェニックス・リーグ、東北楽天戦で先発したが、
5イニングを投げ、4安打6四球4失点(自責1)。
113球中、ボール球が半数近い53球。
ただ、その中に力のあるボールがうなっていた>
「いいボールはあったと思います。
ただ、何球かに1球ですけど。
きょうはフォームを確認しながら投げました。まだバラバラですね。
それでも、ようやく指にボールがかかったというか、
こうすれば、というのは見えてきたと思うんです」

<苦悩したままレギュラーシーズンが終わったが、
復調への方向性は見えてきた様子。
『第5の先発』へ、悩める右腕はまだあきらめていない>
「キャッチボールでも確認していますが、
日に日によくなっていると思います。短期間で何とかしたい」
中スポ

●小林2軍投手コーチ
<5イニング4失点の中田の投球について、見守った評価は>
「追試ってとこかな。いいボールはあったよ」
中スポ

●山井大介
<8回から3番手で登板。1イニング23球を投げ、
味方の失策、自らの暴投などで1安打1失点(自責0)。
しかし直球のMAXは前回より速い145キロ。
中1日でも問題ないことを証明>
「前回よりストレートは思ったところに投げられましたね」
(中スポ)

●中村一生
<『5番・中堅』で先発フル出場。
一塁側には『パワー炸裂! 中村一生』という横断幕が張られ、
たまたま張った位置で登板機会のない選手たちが観戦。
犠飛を含む3打数1安打2打点も、痛恨の落球にションボリ>
「無回転のボールで。特守です」
(中スポ)


フェニックス・リーグは、西都での東北楽天戦
両チーム激しい打ち合いとなったこの試合、
一時は逆転したものの、2番手以降が捕まり、再逆転にダメ押し。
結局5-9と大差を付けられ、3連勝はなりませんでした。

そのゲームに先発したのが、
シーズン終盤、不調に終わってしまった中田賢一
CSでの先発要員として、チームも期待しているのですが、
相変わらずの乱調だったようですね。
立ち上がりいきなり乱れ、先頭から2者連続四球、
さらに内野安打で無死満塁のピンチを招く『劇場』ぶり
ただ後続を断ちゼロに抑えたのもまた『劇場』。
さらに3回には先頭打者に一発を浴びてしまうと、
2死から味方のエラー(一生の落球)をきっかけに、
四球を絡めた連続タイムリーを浴びてしまい、4点を献上。
ストレートのMAXこそ148キロだったものの、
制球が定まらずに痛打を食らう乱調ぶりでは、1軍復帰は微妙。
結果を残せず、ファームとしても
『追試』の評価を下すしかなかったようです。

ボール自体は力があったようですが、やはり制球が…。
今季に関しては、このまま終了となってしまうのでしょうか。
ほんと「もったいないな」としか、言いようがないですが、
ただここで終わりというわけでもないですし、
CSで使える、使えないは別としても、
今後へ向け、何とか活路を見いだしてほしいなと。
マウンド上で必死にもがき続ける背番号20
ただ本人的には「日に日によくなっている」とのこと。
この言葉を信じ、不振脱出へ期待していこうと思います。

2008年10月 9日 (木)

憲伸昌ら準備着々と朝倉好投秘密兵器へ名乗り。

巨人阪神との直接対決を制し、優勝マジック2が点灯。
いよいよセ・リーグのペナントレースも結末が見え始め、
CS第1ステージでドラゴンズと当たる相手も決まりそう。
9月29日からの関東遠征を終え、地元に戻ったドラゴンズナイン
この日は、投手・野手ともに休日ではあったものの、
川上、山本昌らはCSに向け、休日返上のトレーニングを。
また宮崎・フェニックスリーグでは、
パの王者・埼玉西武の主力を相手に復活を期す朝倉が好投。
この日のドラゴンズの話題をまとめました。

ドラゴンズトピックス(8日)

◇川上憲伸
<東京から名古屋へ移動後、
山本昌、チェンらとともに、ナゴヤ球場で休日返上の練習を行い、
ランニング、キャッチボール、ウエートトレなどで軽めの汗を流す。
前日の東京ヤクルト戦登板がなかったことで、
見えていた防御率タイトルの獲得はほぼ絶望的となったが>
「ボクが(登板日を)決めることじゃないです。
言われたところで投げるだけです」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇山本昌
<同じく、ナゴヤ球場で休日返上の練習を行う。
4日の巨人戦で体調面の不安を消し、フル回転モードに入る>
「もう大丈夫です」

<短期決戦では中4日、中5日の
ハードな起用になる可能性が高いが、請け負う覚悟>
「問題ない。今までもやっている」

<可能な限り完ぺきに仕上げたい。
場合によっては、長旅も辞さない構え。
選択肢に入れる行き先は宮崎・フェニックス・リーグ>
「イニングが足りない、長いイニングを投げたいと思ったら、
行かせてほしい、と言うかもしれない。
まだどうなるか分からないけどね。いつ投げるかにもよるし」
中スポ

◇吉見一起
<ほとんどの選手が早朝に選手宿舎を出発して、
名古屋へ帰っていくなか、午前9時を回ってから出てきて>
「みなさん早く帰ってるんですよね。
でも、ボクはそんなに早く起きられないですよ」
(中スポ<ドラ番記者>

◇田中監督付スコアラー
<この日の東京ドームでのGT決戦を
巨人担当・筒井、阪神担当・井本の他に
東京ヤクルト担当・前田、横浜担当・善村と
4人のスコアラーで試合を追いかけたことについて>
「(担当チームとの)対戦が終わって、
手が空いているから見てもらった方がいい。
担当では気付かなかった視点で
(巨人、阪神の特徴が)見つかるかもしれない」

<新しい視点の活用だけでなく、これまでの対戦も再分析>
「第1ステージはどちらがくるかは分からないし、
勝ち進めば両方対戦するのだから、データを洗い直すように言ってある」
(東京中日)

◇荒木雅博
<CS第1ステージで戦う相手を待つ立場だが、
阪神か、巨人か。どっちとやりたい?>
「今年は阪神にヤラれた気持ちがすごく強い。
だから第2ステージで6試合戦うより、3試合なら勢いで勝てるかも」
デイリー

◇井端弘和
<こちらも阪神派>
「今年の相性が悪いから、先に突破しときたいです」
デイリー

◇森バッテリーチーフコーチ
<一方、こちらは巨人派>
「巨人にアドバンテージをやったら、あの球場(東京ドーム)だからな。
阪神にアドバンテージがあった方が、戦いやすいんじゃないか」
デイリー

◇谷繁元信
<守備の要は中立派>
「どっちみち両方とやらなきゃいけないんだから一緒」
デイリー

◇落合監督
<指揮官は次なる敵について、あくまで自然体>
「3位で通過したウチに選ぶ権利なんかないよ」
デイリー


◆西川球団社長
<日本シリーズ連覇を果たしても、
V旅行を開催しない可能性を示唆。現場の意向を聞くとした上で>
「落合監督もシーズン前から
完全制覇が目標だと言っていたから、絶対に行くとは言い切れない」

<また、今オフの契約更改交渉について、連続日本一になっても
契約更改はコーチ、選手ともに軒並み年俸ダウンになりそう>
「そりゃ厳しくなる。査定はシーズンで行うもの。
クライマックスも2位通過でないだけでも減収だし、ない袖は振れません」
スポーツ報知スポニチ名古屋


同率首位に並んでいた巨人阪神の今季最終戦は、
巨人が3-1で競り勝ち、ついに最大13ゲーム差を逆転
優勝へのマジックナンバー『2』が初点灯し、
リーグ2連覇へ大きく前進したもよう。
このままいけば、10日にもセ・リーグの順位が確定し、
3位・ドラゴンズとのCS第1ステージの相手も決まりそうです。

多分にもれず、自分もG+でこの一戦を見ていましたが、
阪神の動きがあまり良くなかったですね。
ほぼベストメンバーでは臨んでいるものの、動きが硬い
そのうえ、初回、2回でゲッツーでチャンスを潰していくと、
ますます重いムードになってしまった感じが。
チャンスこそ作るものの、あと1本が出ずより後手後手。
そうしているうちにラミレスが効果的な一発を放ち、
2番手・山口がうまくイニングをまたいで踏ん張ると、最後はクルーン
ドラゴンズ戦のあと、特訓?したようで、
ストライクがまずまず入れば、巨人に勝ちが行くのは当然かも。
現状での勢いの差も感じましたし、
おそらくこのまま行っちゃいそうな気がします。

ただ野球というものは最後までわかりませんし、
ヨソさまの話は、その辺にしておいて、
12日の最終戦を残すのみとなったドラゴンズ
関東でのロードを終え、この日早朝に東京から帰名
まだ次のゲームまで日があるということで、
野手陣などは、休日となったもよう。
ただ投手陣のなかには、休日を返上した選手も。
神宮で投げられたものの、チーム事情で回避した憲伸
また中16日を経た上での登板で復調をアピールした昌さん
さらにチェン、清水昭信、吉見、浅尾らが名古屋へ移動後、
ランニング、キャッチボールなどで汗を流したそうです。


おそらく第1ステージで『阪神』が相手となれば、
この両輪が初戦、2戦目に来るんでしょうね。
敵地での登板になるとはいえ、一気に叩くためにも、
2人には調子を上げておいてもらわないといけないなと。
ただ1軍での登板機会は、あと1試合のみ。
注目されるのはスカイマークでの阪神戦、どんな感じの継投になるのか。
自分的には「憲伸-昌さん-チェン-吉見-(高橋、浅尾)-岩瀬」
憲伸が3、昌さん3、チェン、吉見各1、そして最後は1人1殺
そんな小刻みなものになってくるのではと、予想します。
ただ首脳陣と我が予想は、得てして噛み合わないですし、
まだ日もあることから、幾人かは宮崎へ派遣の可能性も。

まあどちらにしても、先発陣にとっては一発勝負の短期決戦。
勝つ抜くためにも、できるときにしっかり爪を研いでほしい。
とにかく10日後に控えた初戦を、選手各人が、
ベストな状態で迎えてもらいたいというのが願い。
しばし調整が続きますが、この期間を有効に使い、
来たるべきポストシーズンに臨んでほしいなと思います。


若竜トピックス(8日)

◆フェニックス・リーグ
埼玉西武-中日
(8日・南郷スタジアム)
  022 030 011 = 9
   010 000 101 = 3
[D本] 堂上剛裕(3ラン)、福田
[D投] 朝倉、金剛、中里
公式サイトフェニックスリーグ2008公式サイト

【ゲームレビュー】
2回、無死から堂上剛裕が四球で出塁。
続く中村一生の内野ゴロの間に二塁へ進むと、
2死二塁から堂上直倫が左翼線に二塁打を放ち先制。
なおも2死二塁から小川が左前に適時打を放ち、2点を奪う。
2回ウラ、先発・朝倉後藤にソロ本塁打を喫し、1点差になるが、
3回、西川内野安打、柳田左前打、森岡犠打で1死二、三塁から
堂上剛裕が左翼線へ適時二塁打を放ち、2点を加える。
5回、柳田、森岡の連続安打で1死一、二塁とすると、
堂上剛裕が右中間越えの3ラン本塁打を放ち、7-1と大きくリード。
さらに8回、小川の犠飛、9回、福田のソロ本塁打でダメ押し。
朝倉は7イニングを投げ5安打2失点。
課題のコントロールも四球2個と落ち着いていた。
3番手・中里は9回ウラ三浦に本塁打を喫したが、まずまずの投球。
11安打9得点と打線が頑張り、9-3の大差で勝利。
公式サイトより)


○朝倉健太
<右腕の血行障害からの復活を目指す。
フェニックス・リーグ・埼玉西武戦で先発し、
7イニングを投げ、5安打2失点(自責1)。
パ・リーグ最強打線を相手に力強い投球をやってのけ、
ポストシーズンの先発候補に名乗りを上げる>
「ホッとした、というのが1番です。
腕は何ともないし、何の不安もない。
その中で長いイニングが投げられたわけですから。
ただ、ボクは気持ちで投げる投手。
相手はいい打線、きょうは気合を入れて投げました」

<8月にグラウンドに帰ってきたが、思うように状態が上がらず。
練習試合では失点を重ね、9月には危険球退場も>
「焦っていました。何とか上がりたいって無理をしていた」

<空回りしていた9月だったが、
レギュラー・シーズンでの復帰をあきらめた瞬間、光が差した>
「フォームを見直してよくなってきました。
きょうのシュートはよかったけど、
ストレート、スライダーは指にかかっていなかった。それが次の課題ですね」
朝倉健太公式中スポ

○堂上剛裕
<『4番・右翼手』で出場。
5回の右越え3ランを含む4打数2安打5打点と活躍>
「きょうは集中していましたね。
3ラン? いい形で打てたと思います。
CS? もちろん、チャンスがあれば出たいと思っていますよ」

<相手はパ・リーグの覇者・埼玉西武>
「意識はしていました」
中スポ

○辻2軍監督
<2試合で8打数3安打6打点の堂上剛裕に目を細め>
「何でも振るんじゃなく、打てるコースを打てばいい。
いいアピールになっているよ」
中スポ

○堂上直倫
<2回2死二塁から左翼線へ先制の適時二塁打。
まだ本調子とはいかないようだが、前日に続いて2試合連続打点>
「スライダーをうまく打てたと思います。
状態? それはどうですかね。アウトの内容がよくないんですよ」

<プロ2年目の今季は初の1軍昇格を果たしたものの、
1打席だけで結果は三振。ファームでも打率.244、
5本塁打、36打点と、2年目の飛躍とはいかなかった>
「全くチームに貢献できませんでした」

<今秋の課題に打撃強化を挙げ、
今後のテーマを『自分の打撃を探すこと』に設定>
「いま自分の打撃が分からなくなっている。
(教育リーグ終了後の秋季練習では)
やらせてもらえるなら、長い時間打ち込みたい」
中スポ名タイ


フェニックス・リーグは、南郷スタジアムでの埼玉西武戦
4番に入る堂上剛裕が、3ランを含む2安打5打点と活躍。
それに引っ張られた打線が、11安打9得点と爆発。
CSに備え合宿を張っているパの王者に、9-3で大勝しました。

そのなかで最も光っていたのが、先発の朝倉
右腕の血行障害からの復活を目指していますが、
この日は、片岡、栗山、中島、後藤、中村…と並ぶ
強力な埼玉西武打線と対することもあり、かなり燃えたもよう。
2回ウラに先頭・後藤に左翼へ一発を喫し、
続く中村にも左前打を許したものの、
石井義人を宝刀・シュートで一ゴロ併殺打。
ピンチを凌ぐと、その後はMAX143キロのストレートと
自慢のシュートを駆使し、安定した投球を続け、
復帰後最多の7イニング、91球。
5安打2失点(自責1)と充実した内容で、大いにアピール。
ポストシーズンでの先発候補に名乗りを上げたようです。


健太来るのか?前日の山井に続き、
この日は朝倉
シーズンを棒に振り、
『秘密兵器』と化している投手たちが
ポストシーズンに向け、
続々と名乗りを挙げていますね。
現状での1軍先発陣は、
憲伸、昌さん、チェン、吉見と4本は確定、
しかし小笠原の調子が依然上がらず、
清水昭信は、中継ぎとしての起用もありそう。
そうなってくると、もしもCS第2ステージに進んだ場合、
どうしても投手が足りなくなってしまう。
実績のある朝倉が調子を上げ、推薦されれば、
大舞台での出番というものもないとはいえないかも。

ただCS第2ステージまでは時間もありますし、やや時期尚早の感も。
おそらく小笠原、そして同じ宮崎にいる中田ら
天秤に掛けての話となってくるのでは。
それでもようやくここに来て、ようやく上向き気配背番号14
とてもうれしいことですし、来季への希望が。
今後も宮崎でしっかり投げ込み、『先』へと繋いでほしいです。

2008年10月 8日 (水)

竜左腕陣打たれ放題、雨の神宮どしゃぶり17失点。

3位を確定し、CSに向け調整段階に入ったドラゴンズ
今季最後となる神宮での東京ヤクルトとの一戦は、
対戦成績のごとく、終始劣勢の展開に。
先発・小笠原初回失点を含む5点を奪われ、3回で降板。
7回からは救援陣も捕まり、長峰がわずか1/3イニングで5失点。
さらに小林も7点を奪われるなど、左腕陣大崩れ
一方主力を4人も休ませた打線は、竜キラー・館山の前に
小池のタイムリーによる1点に抑え込まれるありさま。
投打に精彩を欠き、今季ワーストの17失点
最後まで相性の悪さを拭えぬ大敗となってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 最終戦
(7日・明治神宮野球場 | 中日9勝13敗2分け)
11246人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ヤクルト × 17
[敗] 小笠原(26試合8勝11敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
小笠原、清水昭信、長峰、齊藤、小林 - 小田、田中

【ゲームレビュー】
今季最多失点で、東京ヤクルト最終戦に大敗
2週間ぶりに先発の小笠原簡単に失点
1回、青木に中犠飛で先制を許した。
2回には川端慎吾に3ラン。
3回にも野口にソロ本塁打を浴び、序盤で勝負が決した。
主力を休ませた打線は、
4回に小池の適時打で1点を返しただけに終わった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
試合前からが時折ぱらつくコンディション。
それも踏まえ、ウッズ、和田に続き、
この日は井端、谷繁の2人もスタメンから外れ、
3番に何と平田、6番・中堅で小池、そしてデラロサが7番・遊撃で入る。

東京ヤクルトの先発はもっか5連勝中、
ドラゴンズ戦も3連勝中という館山
立ち上がり、先頭のイ・ビョンギュがボテボテの投ゴロに倒れると、
続く荒木は外のボールを流し打ち、一塁強襲の内野安打。
しかし期待の平田が、カウント1-2からの4球目、
内角高目のストレートに詰まってしまい、ショートゴロ。
6-4-3と渡ってダブルプレー3番初打席を飾れず。

一方、ドラゴンズの先発は、
大方予想の防御率隠れ1位・川上ではなく、中12日で小笠原
この日は谷繁ではなく、久々に小田とのバッテリー。
間隔を空け、課題を修正したかが注目されたが、
1死からアンラッキーな当たりでピンチに。
先頭の福地を右飛に取ったものの、
2番に入る野口祥順に真ん中高目のストレートを叩かれると、
フラフラとライト線へと上がった当たりは、
イ・ビョンギュの頭を越え、ワンバウンドでフェンスへ。
さらにビョンがクッション処理を誤る間に、野口は一気に三塁へ。
スリーベースとなり、今回も先制点を奪われてしまうピンチ。
ここを踏ん張り、流れに乗ってほしいところだったが、
青木にフルカウントからの6球目、
真ん中高目のスライダーを叩かれ、センターへ犠牲フライ。
いとも簡単に1点を失った。(0-1)

2回、先頭・森野が内角高目のスライダーを打ち上げ、ショートフライ。
しかしこれをショート・川端慎吾が掴み損ない、エラー
相手のミスからチャンスをもらったものの、
続く中村紀洋は内へ沈むフォークに空振り三振。
さらに小池も真ん中低目のフォークに空振り三振。
そしてデラロサも遊ゴロと、竜キラーにひねられてしまう。

いつもの如く初回失点したものの、
何とか立ち直ってもらいたい小笠原
ところが2回ウラ、先頭・飯原のヒジにぶつけ、死球で出すと、
続く田中浩康にライト線へ持って行かれるツーベース。
無死二、三塁とまたもやピンチを迎えてしまう。
ここで迎えるは、表の攻撃でエラーの川端慎吾
下位打線ということもあり、凌いでほしい場面だったが、
初球、内角低目のストレートを積極的に振り抜かれると、
伸びた打球はそのままライトスタンドに飛び込む3ランホームラン。(0-4)
伏兵プロ初本塁打を許し、一気に点差は4点に広がった。

3回ウラ、依然続投の小笠原
しかし今度は先頭・野口にカウント0-1からの2球目、
内角低目のカットボールをジャストミートされると、
高々と上がった打球が、なんと左中間へ。
そのまま深いところに入ってしまい、ソロホームラン。(0-5)
プロ初本塁打のあとは、4年ぶりの今季第1号を献上。
普段本塁打を打たない打者に、2被弾を喫し5失点
これ以上はさすがに投げさせてはいられない。
今季最後ともいえる先発チャンスで、
またしても結果を残せなかった小笠原は、この回で降板となった。

5点ビハインドとなったドラゴンズ
この日も丁寧にコーナーを突く館山に苦戦していたが、
4回、2死から連打でようやくチャンス
森野が一、二塁間を抜くヒットで出ると、
中村紀洋も技ありの右打ちで続き、一、三塁。
ここで迎えた小池が初球、中に入ってきたスライダーを弾き返して、
センター左へ落とすタイムリー!(1-5)
3連打竜キラーからようやく1点を奪い取る。

4回ウラ、ドラゴンズはバッテリーを入れ替え、
2番手として清水昭信が上がると、受ける捕手も田中大輔に交代。
何とか流れを変えてほしいところだったが、
1死から川端慎吾にフルカウントから四球を与えると、
投手の館山にうまくライトへ運ばれ、2死一、二塁。
この回もピンチを背負ったものの、投手が変われば抑えられる。
続く福地を外へのフォークで二塁後方高いバウンドのゴロ。
デラロサがしっかり回り込んで、このゲーム初めてのゼロに。

5回、反撃のためにもいくらか返したいドラゴンズ
1死から清水昭信がセンター前に落とすヒットで出ると、
続くイ・ビョンギュの4球目に、館山がワイルドピッチ。
ランナーが得点圏へ進み、追加点のチャンス。
しかしビョンはフルカウントからの6球目、
中に入ったスライダーを捉えるも、ライト正面のライナー。
さらに荒木が粘ったものの、
外へのスライダーをズバッと決められ、見逃し三振
またしても封じ込められてしまうと、
続く6回もクリーンアップが三者凡退に倒れ、ゼロ。
打てそうで打てない館山に今夜も翻弄され、
結局、7イニングを最少失点で投げ抜かれてしまった。

清水昭信が自分の持ち味を発揮し、3イニングをゼロ。
4点差で迎えた7回ウラ、ドラゴンズ長峰にスイッチ。
しかし先頭・川本に粘られた末、センター前にヒットを許すと、
館山の代打・志田に四球を与えてしまい、一、二塁。
さらに福地の詰まった遊ゴロはコースよく内野安打。
代わり端を攻め込まれて、無死満塁とされてしまう。
このイニングから落ちだした雨の勢いが強くなるのと同様、
東京ヤクルト打線めった打ちを喰らってしまう長峰
続く野口にカウント1-0からの2球目、
外へのストレートを叩かれ、ライト前へのタイムリー。(1-7)
2点を追加され、サイクルヒットに王手をかけられてしまうと、
なおも無死一、三塁で、青木には、
内角高目のスライダーを打ち上げられ、ライトオーバー。
フェンス上部の金網を直撃し、大きく跳ね返ったボールが転々。
タイムリースリーベースとなってしまい、さらに二者が生還。(1-9)
アウトを1つも取れる間に、4点を奪われダメを押される。
何とか続く梶本勇介を空振り三振に取り、1死を取った長峰
ここで落合監督がマウンドへ行き、齊藤にスイッチ。
しかし齊藤も2死三塁から田中浩康
外角高目のスライダーを叩かれ、二塁左を破られるタイムリー。(1-10)
自責0ながら打たれてしまい、失点はついに2ケタに。

雨の激しさは増す一方で、ゲームはそのまま続行
8回ウラ、ドラゴンズ5番手は、左の小林
ワンポイントではなく、敗戦処理のマウンドとなったが、
雨の影響もあるのか、制球定まらず
代わり端、川本の足にぶつけ死球で出してしまうと、
木田の代打・米野に対し内へのストレートが外れ、四球。
連続四死球で無死一、二塁としてしまう。
ここで踏ん張れれば問題なかったものの、
続く福地にカウント0-1からの2球目、
真ん中に甘く入ったカーブを強振されると、
左中間スタンドへ飛び込んでしまう3ランホームラン(1-13)
死球、四球でホームランをパコーン!
雨の中見ているドラゴンズファン不快にさせる。
続く野口を遊ゴロ、さらに青木を外へのスライダーで空振り三振。
何とか2死まで取った小林だったが、ここからがまた長い。
梶本に詰まりながらも三遊間深いところへの内野安打を許すと、
飯原にもライトへ運ばれてしまい、一、二塁。
さらに田中浩康には初球、シュートを叩かれ、一、二塁間を抜くヒット。
ライト・英智からのビームでクロスプレーとなったもの、セーフ。
タイムリーヒットとなってしまい、さらに1点を奪われる。(1-14)
なおも送球の間に走者は進み、2死二、三塁。
続く川端慎吾を外へのスライダーで中飛に打ち取り、3アウト…。
…と思いきや、前進してきた小池が目測を誤り、まさかの落球
タイムリーエラーで二者が生還し、この回6点目。(1-16)
あまりのダラダラさに守備も壊れてしまったドラゴンズ
それでも投げるしかない小林は、2死二塁から
打者一巡の川本にレフト前に落とされてしまいタイムリー。(1-17)

四死球を皮切りに本塁打にヒットを重ねられ、トドメはエラー
もはや苦笑いさえも飛び出さない終盤の「5」、「7」の大量失点。
16点ビハインドの9回も、2死から中村紀洋が四球を選んだものの、
汚名返上の打席に立った小池が中飛に倒れ、ゲームセット
左腕陣が打ち込まれて、今季ワーストの17失点
大惨敗で、東京ヤクルトとの最終戦を終えることとなったドラゴンズ
今季キラーと化してしまった館山5敗目を喫するとともに、
対戦成績も9勝13敗2分けと、大きな負け越し。
来季優勝を狙うためには、ツバメ対策が必至となった。


ラストチャンス吹っ飛ぶ!レギュラーシーズン
関東最終戦ということで、
自分も神宮に参戦しましたが、
止まない雨同様に
打ち込まれる左腕リリーフ陣
一方的な今季ワースト17失点での大敗は、
びしょびしょに濡れてしまったビジユニとともに、
記憶に残っていくだろうゲームとなってしまいました。

天候も予報もよくないということで、
主力野手を4人も外し、サブ中心で臨んだゲームでしたが、
先発・小笠原が先制点を含む5点を奪われてしまったところで
ほぼゲームの方向は決まってしまったような。
その後はテンポ良く進んでいたことで、
午後9時前には終わるかな?と思っていましたが、
7回ウラからが、すごく長かったなと。
ちょうど長峰が登板したころから、雨が落ちだしたわけですが、
集中砲火を浴びていた間は、雨はずっと降りっぱなし
まさに長峰、小林にとっての涙雨というところも。
それでも最終戦ということで、込み上げる怒りも抑えつつ、
時折呆れながらも見ていましたが、
いつになっても敵の攻撃終わらずじまい
途中からは風も吹き出し、本当に寒かったですね。
それでも終わりというものは、必ず来るもので、
何とかゲームセットにたどり着いたものの、
終わったとたん雨が小やみになったのは、ウソのような本当の話。
あまりに計られた天候に、皮肉さえも感じてしまいました。

それにしても心配になってしまったのは、左腕陣ですね。
この日の落合監督のコメントに
「使えるやつと使えないやつがはっきりした」というのがありましたが、
ちょっと小笠原に関しては、よほどのことがない限り、
クライマックスシリーズでは使えなさそう。
さらに敗戦処理さえもできず、火に油を注ぐ長峰
左のワンポイントはできれど、長いイニングは無理な小林
3イニングを抑えた清水昭信には、光明がありましたが、
それ以外はちょっと無理だなと感じるとともに、今後においてやや不安も。
確かに悪天候というのもありましたが、ちょっとやられすぎ
とにかく打たれた投手は、個々でしっかり猛省
チャンスを得るためにも、課題をこなしてほしいと思います。

一方、打線に関しては、
『3番・平田』はちょっと荷が重かったかなと。
初回のチャンスでヒットでも出ていれば、
起爆剤になったかもしれませんが、ひっかけてのゲッツー
その後も館山に翻弄されてしまいましたし、
まだまだ経験不足の感が。
また「若さ」が出てしまったのは、12点を奪われた田中も同様。
打ち込まれてしまった投手たちと同じぐらい、
リードしていた捕手にも、試合を壊した責任はあるでしょう。
ただ若竜たちに関しては、こういう経験をしていくことが
未来へと繋がりますし、前向きに考えておきたい。
ただCSなどにおいては、こういう起用は考えものとなるでしょう。


関東での6試合を終え、これでレギュラーシーズンはあと1試合
12日のスカイマークでの阪神戦を残すのみとなりました。
クライマックスシリーズでも当たることになる阪神ですし、
最後の調整試合ということで、2試合休んだ主力も出場することになりそう。
ただ注目は、そのゲームがどういうシチュエーションで行われるのか。
きょう8日、首位タイで並ぶ阪神巨人の直接対決。
それによって、ペナントの行方が大方決まるとは思いますが、
それでももつれて、12日のゲームが、
阪神にとって、優勝をかけた大一番となってしまうのか。
そうなるとある意味ガチンコ、楽しみなCS前哨戦ともなりそう。
ドラゴンズ的には、もうしばらく「高み?の見物」。
まだ日もありますし、まずは旅の疲れを取ってくれればと。
そしてベストな状態で最終戦に臨み、白星で締めてほしい。
その上で来るべきポストシーズンを迎えてもらいたいと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(7日)

●小笠原孝
<約2週間ぶりの先発も3イニングを5失点。
2発を含む4長打を浴びて、11敗目を喫する。
さすがにショックを隠せず、降板後はベンチでガックリ肩を落とす>
「何もありません…」

<ポストシーズンの登板機会をかけたマウンドだったが、
本来の投球を取り戻せず、厳しい現実。
残された時間で信用を回復させたい>
「最後まで立ち上がりの課題を克服できませんでした。
チャンスをもらい続けたのに…。本当に悔しいです。
次のチャンスがあるなら修正したい。
(CSの)メンバーに入れるかどうかわかりませんが、
もしチャンスがあれば、それまでにやるべきことはたくさんあります」
(中スポ、中日新聞

●小池正晃
<4回2死一、三塁、中前にタイムリーを放つ>
「チャンスだったし、使ってもらっている間に
結果を出さなければいけない立場なので、
甘いボールを積極的にいった結果がよかったです」
(中スポ)

●平田良介
<プロ入り初の『3番』で先発出場。
だが4打席とも凡退し、試合後は厳しい表情>
「打順のことは意識しないでやりましたが、
最近打てなくなってしまっているので…」

<まだ2試合連続無安打だが、自身が不振を感じている>
「いいときのビデオを見て直したい」
(東京中日)

●清水昭信
<4回から2番手で登板し、3イニングを無得点>
「(4回に)四球で走者を出しましたが、
抑えられたので良かった。内容は良かったと思います」

<ここ4試合は中継ぎでいずれも無失点。
ロングリリーフもこなした右腕は気を引き締めて>
「ぼくはどこでも投げられるところで結果を出していくことが大事です」
(中スポ)

●森野将彦
<東京ヤクルト・館山に7回まで最少1点に抑えられ完敗。
昨季の対戦はで1勝も許さなかった投手に今季5勝目を献上。
変わった部分について、新4番はあくまで自分自身の問題ととらえる>
「ボクはそんなに『いい』とは感じていない。
自分が打ち損じている、という感じです」
中スポ

●中村紀洋
<館山の変わった部分について。
制球難だったが、課題を克服しつつあるという>
「コントロールがよくなったと思います」

<天敵とはもう今季の対戦はない。さばさばと語り>
「今年は今年、来年は来年ですよ」
中スポ

●井上一樹
<母方の祖母が逝去。
早朝に東京都内のホテルで連絡を受け
神宮球場に入ると沈痛な表情>
「急なことだったからね…。しばらく会っていなかった。
(今後については)とにかくきょうは試合を頑張って、それから考える」
ニッカン

◆西川球団社長
<神宮での東京ヤクルト戦終了後、取材に応じ、
川上らチーム内のFA選手との交渉は、シーズン終了後に行う考えを示す>
「条件提示を含め、交渉はシーズンが終わってからのこと」

<先月25日の川上との会談についても>
「先日、川上君に球団の希望を伝えました。
複数年契約とかそういうことは話してないので、下交渉ではありません。
必要な選手だから残ってくださいよと、こちらの希望を伝えただけ」
(東京中日、スポニチ名古屋


●落合監督
<野手は調整のためベストメンバーを組まなかったが、
結果は今季ワースト17失点で雨中の大惨敗。
それでも悔しがるそぶりを見せず、杞憂だと言わんばかりに>
「これで(CSで)使えるやつと
使えないやつがハッキリするんじゃないのか。
今年に関して言えば、神宮は(けが人が出るなど)鬼門だった。
ここ(森野が負傷離脱した5月14日のこと)から狂ったわけだから。
無事に終わってくれればそれでいい」

<12日の阪神戦がラストゲーム。
リーグ優勝決定戦となる可能性もあるが、
そこは本番を意識した戦いとする>
「神戸(スカイマークスタジアム)はそうはいかないよ。
(最終戦の)神戸は主力で行く。
痛んでいるやつがいる。
休ませて、調整させて、動けるようにしていかないと。
練習して、疲れを取って、実戦感覚を取り戻して…。
痛んでいるやつらもある程度、戻ってくるだろう。
どうやったって、主力でいくしかないんだから」

<防御率のタイトル獲得が有望だった川上を先発させず>
「3イニングや4イニングならともかく、
(タイトル獲得の理由だけでは)投げさせない」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(7日)

◆フェニックス・リーグ
中日-湘南
(7日・サンマリンスタジアム宮崎)
 SR 000 000 000 = 0
   006 000 01× = 7
[D本] なし
[D投] ネルソン、山井、久本、平井
公式サイトフェニックスリーグ2008公式サイト

【ゲームレビュー】
3回ウラ、1死から澤井が中前打で出塁すると、
中川が左中間へ適時二塁打を放ち先取点を挙げる。
なおも柳田右中間二塁打、堂上剛裕中越え二塁打と3連続二塁打で追加点。
続く中村一生も左前打、中村公治左越え二塁打、
そして堂上直倫も左翼線に二塁打を放ち、
打者一巡の7連打、5二塁打で一挙6点を挙げた。
先発・ネルソンは、140キロ台後半のストレートを武器に、
5イニングを8奪三振、2四球と安定した投球で無失点。
変化球の制球が良くなれば、飛躍も期待できそう。
2番手・山井も2イニングを1安打無失点の好投。
その後は久本-平井のリレーで、7-0と完封した。
公式サイトより)


○山井大介
<右ひじ痛から復帰後、初めて対外試合で登板。
フェニックス・リーグ・湘南戦で
中継ぎで2イニング1安打無失点と好投。
ポストシーズンの戦力になる可能性を見せて>
「状態は上がっていると思います。
まあ、きょうは投げられただけでもよかった。
いまは自分のできることをやって、先に進んでいきたい。
(ポストシーズンは)出番があれば頑張りたいです」

<球種は直球とスライダーだけだったが、MAXは142キロ。
まだ昨秋の状態には遠いが確実に前進>
「思ったところに半分もいかなかった」

<翌日の状態がよければ、中1日で東北楽天戦に登板する予定>
「まあ、あした目が覚めてどうかというところはあります。
それからですね。やるべきことをやっていきたいですね」
中スポ

◇中田賢一
<不振にあえいでいるが、この日2軍練習に合流。
フォームチェックに余念がなく、9日の東北楽天戦で先発する予定>
「とにかく結果を出すことだけを考えたい。必死で投げます」
(中スポ)

○上田佳範
<今季限りで引退し、2軍外野守備走塁コーチとして内定している中、
この日の湘南戦で一塁コーチとしてグラウンドに立つと、
走者にアドバイスを送るなど、コーチとしての『初陣』を飾る。
まだ正式発表はないとあって背番号は現役時代の『35』のまま>
「目の行き届かないところはあると思うけど、いろいろ勉強していきたいですね」
中スポ


秋季教育リーグの『フェニックス・リーグ』がこの日開幕。
ドラゴンズは、サンマリンスタジアム宮崎で
湘南との開幕戦を行い、7-0で大勝しました。
観衆はわずか15人。のんびりとしたスタンドだったようですが、
3回ウラに打線が一気に大爆発して、
7連打、5二塁打の猛攻で、一挙6点のビッグイニング。
投げては右ひじ痛から復帰3試合目となる山井が好投。
本調子まではいかないものの貫禄の投球で、
2イニングを1安打無失点に抑え、一歩前進したようです。
今朝の中スポでは、何と1面に載っていた山井
スタミナを付けていくことや、球の精度を高めることなどが、
完全復活への今後の課題となってきそう。

またこの日、一塁ベースコーチを務め、
走者に指示を出していたのが、今季限りで引退した上田
「2軍外野守備走塁コーチ(仮)」として初陣となったこの日、
練習でノックをするなど、早くもはつらつとした動きを見せていたそうです。
「いろいろ勉強していきたい」と意気込む新米コーチ・上田
ぜひとも玄人好みのシブい外野手を育てていただきたいなと思います。

2008年10月 7日 (火)

憲伸防御率隠れ1位と若竜ドミニカに宮崎に出発。

ドラゴンズのレギュラーシーズンも
きょうの東京ヤクルト戦と12日の阪神戦で終了。
消化試合とはいえど、18日から控えるクライマックスシリーズに向け、
しっかりと調整していくことが大切となるでしょう。
この日1軍は午前中に神宮屋内練習場で一部投手陣が練習。
一方、若竜ドミニカ・ウインターリーグ参加のため、
新井、川井ら精鋭6選手がこの日、セントレアから旅立ち。
またファーム本隊もきょう7日から宮崎県内で行われる
フェニックス・リーグに向け、出発したとのこと。
「菊地結婚していた」なども含め、この日の話題を集めました。

ドラゴンズトピックス(6日)

◇川上憲伸
<タイトル獲得の可能性が、急浮上。
あと9イニング2/3を投げれば、規定投球回に達し、
失点が『7点以内』なら、リーグ防御率1位に躍り出る。
事の重大さにチーム関係者や本人が気づき、動き始めたのは前日>
「ぼくって、あと何回で規定投球回になるんですか」

<現在、115イニング1/3で規定に届いていないが、
北京五輪派遣選手に対する特別措置により
投げさえすればタイトルは射程圏内となってくるが>
「規定投球回? 知ってますよ。
そうみたいですね。どうしましょうねえ…」

<きょう7日の東京ヤクルト戦のスポニチ先発予想。
さらに12日の阪神戦で先発登板が濃厚。
この日は神宮屋内練習場で行われた一部投手陣の練習に参加。
ランニング中心の軽めの練習に汗を流したが>
「まだ、いつ投げるか分からないんですよね。
シーズンの疲れは蓄積しているけど、前回登板の疲れはありません。
2ケタ、ぜひ勝ちたい。狙いますよ」
中スポサンスポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカンデイリー

◇小笠原孝
<きょう7日の東京ヤクルト戦・中スポ先発予想。
13日ぶりの先発、今季のラストチャンスで『復活投』を目指す。
好投を誓うとともに川上の防御率タイトルにも興味津々>
「チャンスがあるなら獲得してほしいですよね」
(東京中日)

◇山本昌
<前日5日は休日だったが、この日の練習に参加。
CSに向けての調整を再開。次登板があれば12日の阪神戦>
「日程的にはいけるけど、チェンも(川上)憲伸も投げられるからね。
(宮崎の)フェニックス・リーグもあるし、どうなるかは分からないよ」

<200勝達成後は、日本シリーズ初白星を
最大の目標に掲げているが、短期決戦は得意とはいえないだけに>
「CSに向けてしっかり投げ込んで、
ちゃんと投げられるようにしたいです」
(東京中日、ニッカン

【ドラゴンズ・残り試合の日程】
10月7日(火) 対東京ヤクルト(18:20・明治神宮野球場)
10月12日(日) 対阪神(18:00・スカイマークスタジアム)


ドラゴンズレギュラーシーズンも残り2試合。
まだCS第1ステージの相手も決まらぬ事態ですが、
しっかり準備ができる分、その利点を活かし、
残りゲームを戦ってほしいなと思います。

ところできょう7日は、公式戦としては
関東最終戦となる神宮での東京ヤクルト戦
ロードに出る前は、苦手のビジターをどう克服するかが
課題とされてしましたが、ハマスタで3連勝
そして東京ドームを1勝1敗で抜けて、3位を確保
見違えるような戦いに、『強さ』を感じましたが、
ここまで来たら、良いカタチで最後も締めて、
地元・ナゴヤへと戻ってほしいところです。

気になる先発予想は、2つに割れましたね。
大方の予想は、中5日でエース・川上憲伸
一方中スポだけは、9月24日以来登板がない小笠原
明治の先輩・後輩コンビの名前が挙がっていますが、
川上を揃って予想しているのには、
思わぬタイトル獲得の可能性が浮上したからということも。

実は、川上があと9イニング2/3を投げると、
北京五輪派遣選手に対する特別措置(19イニング免除)により
規定投球回数に到達することに。
しかもそのイニングで、失点を7点以内に抑えたならば、
現在防御率1位のルイス(広島・2.680)を抜き、2.66。
なんと最優秀防御率を獲得できることになるのだそうです。
過去、最多勝2回、最多奪三振1回、沢村賞のタイトルを
獲得している川上ですが、防御率1位というのはこれまでなし。
ルイスが4日の横浜戦で8失点と炎上したことで防御率が急上昇。
それにより、チーム関係者及び川上が気付いたのが、前日5日。
まさに降ってわいてきたものではあるものの、
悲願のタイトル獲得への大きなチャンス。
右肩の状態などを考え、できれば強行登板は避けたい首脳陣
この日12勝目を挙げ、2.682まで迫った石川(東京ヤクルト)、
またあす8日の首位直接対決に登板濃厚の内海(巨人・2.77)など
逆転1位の可能性を残す投手の動向を見ながら、
エースの登板機会を判断していくことになるようです。

5日の巨人戦を仲間と団体観戦して、
終了後、水道橋の居酒屋で『CS進出祝賀会』なるものを開催。
大いに盛り上がり、楽しかったのですが、
そのなかの雑談で出てきたのが、
和田の打率が3割を切りそうで、どうなるのか。
また昌さんは規定投球回数に届かず、
今季ドラゴンズの投手陣では、到達者がゼロになりそう。
小笠原は、惜しくも勝ち星伸びず8勝で終わってしまうのかなど。
ただエースに関しては、ここまで来たら5年連続の2ケタ勝利は、
達成してほしいなという期待こそ出たぐらい。
まさか『防御率1位』のタイトルが手中にあるというのは
正直、まったく頭になかっただけに、
今朝のスポーツ紙を見て、ちょっと驚きましたね。
さらにこうなれば、先発で長いイニングでなくても、
うまく登板をやりくりして、ぜひとも獲得してほしいなと思いました。

今夜投げるの?今季、右足内転筋の張りなどの影響で
開幕直後の1カ月は調子が上がらず、
ファーム落ちや中継ぎを経験。
しかし復帰し、
今季初勝利を挙げた5月以降は、
得意とする交流戦
うまく乗り越え、先発の柱として奮闘。
北京五輪の関係で2カ月チームを離脱したものの、
復活以降は調子も上々ですし、気がつけば防御率2.34
確かに大きく打たれた試合もあったものの、
それ以外はきっちりと抑えているんですよね。
北京で心身ともに大きなダメージを喰らうなど、
例年になく厳しいシーズンではあるものの、
最後にこういうタイトルが取れれば、報われるというもの。
さらに今後のポストシーズンに向けても、
大きな弾みが付くのではと期待したくなるのも当然でしょう。

まあチームとしては、残り試合いろんな投手を投げさせたい。
先発としても、憲伸の他にも、小笠原、吉見、
昌さん、チェン、清水昭信ら
、多くの名前が挙がります。
あとはこのチャンスを、投手陣の長である
森コーチ首脳陣がどう判断するかでしょう。
ライバルも多く、場合によっては回避の可能性もありますが、
単純計算なら、残り2試合で9イニング2/3は可能な数字。
そんななかで果たして『隠れ1位』本当の1位になってくるのか。
残りゲームでのエースの登板に大いに注目したいです。


若竜トピックス(6日)

◆菊地正法
<15日に開幕するドミニカ・ウインターリーグに
参加するため、中部国際空港発の航空機で出発。
7歳年上の有美さんと結婚していたことがこの日明らかに。
帰国するのが、12月5日で名古屋市内での挙式が同7日。
姉さん女房を喜ばせるためにも、収穫を手に帰ってくることを誓う>
「嫁さんのためにも、という思いはありますね。
せっかくのチャンスですから、何かを得て帰ってきたいですね」

<今年1月に婚姻届を提出。
知り合ったのは東邦ガス時代で知人の紹介
今回は夫人の希望で写真は『NG』だが、それでもちゃっかり自慢>
「(7歳年上ながら)彼女が若く見えて、ボクが老け顔。
だから釣り合って見えるんですよ。一緒にいて本当に楽しいです」

<挙式が12月初旬とあって夫人の負担が増えるが、背中を押された。
日本で待ってくれる新妻のためにも、無駄な時間を過ごすわけにはいかない>
「長打力がある打者に左右の変化で抑えられるようにしたいですね。
シュート、スライダーの精度を磨きたいんです。
打者との駆け引きとか、いろんなことを吸収したいですね」
中スポ

◆川井進
<2年連続2度目の『ドミニカ武者修行』に余裕の表情。
今年は選手会から要望されていた帰国期限がないだけに、
12月に実現する本物の大リーガーとの対戦を楽しみに>
「スゴイ選手は12月に来るんです。歓声が全然、違いますよ。
そういう打者を抑えたいですね」

<また新井と共に所属するエスコヒドで
住田コーチがマネジャー的な仕事をこなすことを喜び>
「(住田)ワタリさんがいれば安心です」
(中スポ、<ドラ番記者>

◆新井良太
<3年目を迎えるウインター・リーグへの派遣だが、
今回は初めて野手が参加。まずは出場を目標に
猛アピールしなければならないが、ウエスタンの首位打者は>
「不安はないです。いまはワクワクしています。
メジャーリーガーからいっぱい盗みたいですね」
(東京中日)

◆藤井淳志
<ウインターリーグ出場のためドミニカ共和国へ出発。
異国の地で『大リーグ級ボディー』を身に付けて帰ってくる決意。
楽な環境ではないことは理解しているが、それでも笑って>
「楽しみですよ」

<競争が激しく、定位置争いをするだけでも
力が付きそうだが、首脳陣の思惑はそれだけではなかった。
落合監督はドミニカ派遣を伝えた時
『おまえの体は日本人離れしているんだ。
メジャーリーガーの体の使い方をしっかり見て学んでこい』と話したという。
生かし切れていない潜在能力を引き出すことが今回の目的>
「こういうチャンスはなかなかないですから。何か少しでも得て帰ってきます」
名タイ

◆住田コンディショニングコーチ
<飛躍が期待されるドミニカ組に強力な援軍が同行。
昨季までドミニカ・ウインターリーグの
アギラスのコンディショニングコーチ。
ドミニカには2シーズン在籍、環境、言葉の面でも頼りになる存在>
「ボクにしてみたら帰るようなものですね。
向こうは雰囲気がいい。街全体が野球中心なんです」
(中スポ<ドラ番記者>

◇小林正人
<昨季、ドミニカ・ウインターリーグに参加。
『昨年の今ごろはドミニカだったね』と聞かれると>
「CSで投げたいという気持ちはありました。
でも、ドミニカへ行って、いい経験をすることができました」

<セットアッパーだったドミニカでの修行はやはり貴重。
その経験があるからこそ、今がある。
このままならCSの出場メンバーに名前を連ねることになるが>
「CSに投げられるように頑張りたいです」
(中スポ)

◇落合監督
<藤井、新井などCSメンバーに入れても
おかしくないはずの面々をドミニカに行かせることに>
「あえて行かせたんだよ。来年のことを考えてみろ。
あいつらが少しでもうまくなって帰ってきてくれれば…」
(中スポ)


◆朝倉健太
<右腕の血行障害からの復活を目指す。
この日、25選手とともに、中部国際空港発の航空機で宮崎入り。
きょう7日から宮崎で始まるフェニックス・リーグに参加し、
あす8日の埼玉西武戦で先発予定。
猛アピールすれば1軍への道が開けるが>
「チャンスがあったら(1軍に)行きたい気持ちがある」
中スポ

◆小林2軍投手コーチ
<フェニックス・リーグの主目的は若手の育成だが、
結果次第で1軍への道が開けることを説明>
「この中から上に行く選手がないことはないよ。
どんな状況にでも対応できるようにするだけだから」
中スポ

◆久本祐一
<昨オフの左ひじ故障で今季1軍登板なしに終わり、
フェニックス・リーグで結果を求める。
今季何度も痛みがぶり返した左ひじだが、もう心配なし。
ようやく納得のいく投球ができるようになり>
「もう問題ないですね。時間はかかってしまったけど、
それぐらいのけがだったと思うし仕方がない」

<リーグ参加前の最終練習となった5日、
ナゴヤ球場内のブルペンで切れのいい球を56球投げ込み>
「スピードは意識していないけど、球の切れが戻ってきましたね」

<苦しいシーズンになった中、得るものはあった。
それを来季に生かすため、完全復活を印象付ける決意>
「正直もう駄目かと思ったこともあった。
でもけがをプラスに考えようと思いました。
いろいろな人の話も聞けたし、
投球フォームについても考えることができた。
とにかく結果を出したい。フェニックス・リーグは
イースタン・リーグのチームが相手になるし、
あまり知らない打者相手でも結果を残せるように頑張りたい」
名タイ


【2008年フェニックス・リーグ 中日試合日程】
10月7日(火)H 対湘南(12:30・サンマリンスタジアム宮崎)
10月8日(水)V 対埼玉西武(12:30・南郷スタジアム)
10月9日(木)H 対東北楽天(12:30・西都原運動公園野球場)
10月11日(土)V 対湘南(12:30・清武町総合運動公園野球場)
10月12日(日)H 対埼玉西武(12:30・串間市総合運動公園野球場)
10月13日(月)V 対東京ヤクルト(12:30・生目の杜第2野球場)
10月14日(火)H 対巨人(13:00・日南市天福球場)
10月16日(木)V 対東北楽天(12:30・ひむかスタジアム)
10月17日(金)H 対東京ヤクルト(12:30・アイビースタジアム)
10月18日(土)V 対千葉ロッテ(12:30・アイビースタジアム)
10月19日(日)H 対北海道日本ハム(12:30・西都原運動公園野球場)
10月21日(火)V 対北海道日本ハム(12:30・サンマリンスタジアム宮崎)
10月22日(水)H 対千葉ロッテ(12:30・清武町総合運動公園野球場)
10月23日(木)V 対巨人(12:30・生目の杜第2野球場)
(H=ホーム、V=ビジター、10、15、20日は練習日・予備日。
NPB公式フェニックスリーグ2008公式サイトより)


【中日ドラゴンズ参加予定選手(フェニックスリーグ2008)】

<投 手>金剛、朝倉、中里、山内、山井、
       平井、ネルソン、赤坂、高江洲、久本

<捕 手>小山、清水将海、小川
<内野手>堂上直倫、中川、谷、西川、森岡、岩﨑、澤井、柳田、福田
<外野手>中村一生、中村公治、普久原、堂上剛裕
(背番号順・公式サイト、中スポ、フェニックスリーグ2008公式サイト


ウエスタン・リーグの全日程が終了後、
ナゴヤ球場でずっと練習を行っていた若竜たちですが、
この日、一部が海外への厳しい『武者修行』。
もう一方は、秋の教育リーグを戦うためにナゴヤから旅立ちました。

まずは15日に開幕する『ドミニカ・ウインターリーグ』
参加するため、飛び立ったのが精鋭6選手
川井、佐藤亮太、菊地の3投手に、前田、新井、藤井の3野手。
3年目となるドミニカですが、今回は野手も参加。
中田、高橋、長峰、吉見、小林らが歩んだきた
『活躍への登竜門』とはいえ、日本では考えられない
厳しいサバイバルとなるのは、想像つくところ。
それでもぜひともチャンスを得て、何かを掴んでもらいたいですね。
特に新井、藤井などは来季こそはぜひとも1軍に定着し、
レギュラーを脅かしてほしい存在だけに、期待は大きいところです。
また今朝の中スポで「結婚していた」ことが明らかになった菊地
今季は結局1軍に上がれなかったうえ、ファームでも炎上。
不本意なシーズンとなっただけに、
この遠征が飛躍のきっかけとなるよう、奮投してもらいたいです。
ちなみに今年からは帰国期限がないだけに、
12月に実現するメジャーリーガーとの対戦も可能とのこと。
住田コーチが同行し、川井、新井「エスコヒド」、
佐藤亮太、前田「エストレージャス」、
そして藤井、菊地「リセイ」にそれぞれ所属するもよう。

またその他のファーム26選手は、
この日、中部国際空港発の航空機で宮崎入り。
きょう7日から宮崎県内で行われる
ファームの秋季教育リーグ『フェニックス・リーグ』に参加します。
NPB、独立リーグ、また韓国KBOからのチームと、
合わせて14球団が参加して、繰り広げられる同リーグ。
ドラゴンズは、イースタン7球団との対戦に。
若手の育成が主目的とはなってはいるものの、
参加メンバーのなかには、再起をかける朝倉山井らの名前も。
それぞれが課題や目的を持って、試合に挑んでいくようですが、
猛アピールすれば、CSに向かう1軍への道が開けることも。
特に投手陣からは、昇格の可能性があるかもしれませんし、
チャンスを掴めるよう、しっかり取り組んでほしいなと思います。

2008年10月 6日 (月)

必死な巨人に完封負け、3位竜余裕の小休止。

中村紀洋の劇的な逆転弾で、巨人に勝利。
7連勝でついに3位を確定させ、
クライマックスシリーズ出場を決めたドラゴンズ
前日に続き、デーゲームで行われた
東京ドームでの巨人との今季最終戦は、
チェン-上原という両先発投手の投げ合いに。
しかし先制、中押しと本塁打で失点するチェンに対し、
要所を締める上原の前に、打線が沈黙してしまい無得点。
8回には高橋小笠原にダメ押し弾を喫すると、
最終回、クルーンから1死満塁のチャンスを作るも、
最後は代打・ウッズが併殺に倒れてしまい、完封負け
「必死な」巨人にリベンジされ、連勝は『7』でストップしました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 最終戦
(5日・東京ドーム | 中日14勝10敗)
45139人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 ×
[敗] チェン(38試合7勝6敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
チェン、高橋、浅尾 - 谷繁、小田

【ゲームレビュー】
完封負けで、連勝ストップ
打線が上原を崩せず、巨人との最終戦を白星で飾れなかった。
1回1死二塁で井端、森野が凡退。先制機を逃したのが痛かった。
チェンは直球に威力があったが、鈴木尚広阿部の一発に沈んだ。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
前日に3位を確保し、CS出場を決めたドラゴンズ
「へたっているやつは休ませる」という落合監督のコメント通り、
疲れが目立つウッズ和田をスタメンから外し、
井端、森野、中村紀洋のクリーンアップ。
6番・レフトで平田、7番・センターには小池が入る。

ドラゴンズ・チェン、巨人・上原
前週のナゴヤドームと同じ投手の先発対決。
1回、先頭のイ・ビョンギュが初球、
外角高目のストレートを叩き、センター前へ。
前進してきた鈴木尚広のグラブからボールがこぼれ、ヒットとなると、
続く荒木が初球送って、わずか2球で得点圏へ。
迎えるは、注目のクリーンアップ。
しかし井端が内へのストレートを打ち上げ、一邪飛に倒れると、
森野はフルカウントから外一杯のストレートに見逃し三振。
絶好の先制機を逃してしまう。

前回登板では8イニング無失点。
巨人戦は3勝1敗、防御率1.73と強さを見せるチェン
しかし1回ウラ、いきなり出会い頭の被弾
先頭・鈴木尚広にカウント1-0からの2球目、
真ん中高目のストレートを積極的に叩かれると、
打球は伸びて、左中間スタンドの
オレンジの間に飛び込むホームラン。(0-1)
思わぬ先頭打者本塁打を浴びてしまうと、
なおも1死から小笠原に対し、フルカウントから四球。
しかしラミレスを内へ沈むスライダーで3球三振に取ると、
続くイ・スンヨプも内2球で追い込んだあと、
外一杯のストレートで空振り三振。
ホームランのみの1点でしっかりと食い止める。

1点先行されたドラゴンズ
2回、先頭・中村紀洋がショートオーバーのヒットで出ると、
平田の詰まった遊ゴロの間に、二塁へ。
さらに小池がフルカウントからフォークを叩き、
レフト前ヒットで、1死一、三塁と同点のチャンス。
しかし谷繁がカウント2-1からの4球目、
外角低目のカットボールを右へ持って行くも二塁正面のゴロ。
4-6-3と渡ってしまい、ダブルプレー
2イニング連続でチャンスを潰し、上原を乗せてしまう。

一方、2回以降は持ち直し、自分の投球を続けるチェン
力のあるストレートで相手を差し込ませ、
詰まらせる投球は、この日も健在。
3回ウラは2死から亀井に死球を当ててしまうが、
小笠原を外角低目一杯のストレートで見逃し三振。
さらに4回ウラは、先頭・ラミレスに遊撃内野安打を許すも、
続くイ・スンヨプを注文通りに、4-6-3のゲッツーに取り2アウト。
ここまでは良かったものの、思わぬ落とし穴
迎えた阿部にファウルで6球粘られると、
外角高目に1球ボールが外れた後の8球目、
外角に構える谷繁の意図に反して、ストレートが内角低目に。
逆球をコンパクトに振り抜かれると、
高々と上がった打球は、ライトスタンド2階席へのホームラン(0-2)。
失投を逃さずモノにされ、手痛い追加点を奪われてしまう。

2点差となり反撃したいドラゴンズ
5回、1死から谷繁がレフト前ヒットで出ると、
チェンが送って、ランナーは二塁へ。
しかし続くイ・ビョンギュが、フルカウントまで持ち込んだものの、
6球目、外角低目のフォークに空振り三振。
コースを巧みに突き、制球力のよい上原の前に、
要所を凌がれてしまい、ゼロの山を重ねてしまう。

4回までわずか3安打だが、そのうち2本が本塁打のチェン
5回ウラ、先頭・寺内が意表を突くセーフティバント。
一塁の中村紀洋が掴んだものの、慌ててしまい、
ベースカバーの荒木へのトスが大きく逸れて悪送球。
ライト方向へと転がる間に、寺内は一塁を蹴って二塁へ。
さらに欲張って三塁へと突入。
しかしこれはさすがに暴走
イ・ビョンギュから森野にボールが送られ、あえなく自爆
足に揺さぶられはしたものの、後続を抑え追加点を与えず。

この自爆が流れを変えそうな感じがしたものの、
必死こいて投げ続ける上原の前に、打線がなおも沈黙
6回、2番からの好打順もフライアウト3つに仕留められると、
7回は最後の力を振り絞られてしまい、
先頭・中村紀洋が外へのフォークに空振り三振。
続く平田が外へのストレートに見逃し三振。
さらに小池も内へのフォークに空振り三振。
結局上原からは得点が奪えずに終わってしまった。

8回、巨人2番手は、豊田
代わった投手を攻めようと、ドラゴンズ代打攻勢
しかし先頭、谷繁の代打・立浪
内角ややボール気味のストレートで見逃し三振に倒れると、
続くチェンの代打・和田も外へのフォークに空振り三振
それでもイ・ビョンギュが低目のフォークをうまく拾って
センター前に運ぶヒットで出ると、
荒木の一撃は三遊間を抜けようかという当たり。
しかしこれを坂本が飛びついて止めると、6-4と渡り3アウト。
惜しくも攻め込めず、この回もゼロに終わる。

8回ウラ、ドラゴンズ3番手高橋
好投した前日同様、鈴木尚広、亀井と簡単に打ち取り2アウト。
しかし続く小笠原にフルカウントからの6球目、
外へのストレートをレフトへ持って行かれると、
そのままスタンドに飛び込んでしまうホームラン(0-3)。
ダメを押されてしまったものの、最終回にもう一波乱が。

9回、巨人3番手は、クルーン
前日KOされたクローザーが再び登場したものの、この日もボール先行
そんななか先頭の井端が、中に入ったストレートを弾き返し、
ライト前ヒットで出ると、続く森野は外へのフォークに空振り三振。
しかし前日殊勲打の中村紀洋がフルカウントから四球を選ぶと、
続く平田もファウルで粘った末に四球で、1死満塁
長打が出れば同点、一発出れば逆転というチャンスに
ベンチから出てきたのは、背番号44
この日スタメン落ちしていたウッズが代打としてコール。
大きなチャンスで絶好の代打の切り札
ところがカウント0-1からの2球目、153キロ
外角低目のストレートにバットを折ると、打球は二塁正面へ。
4-6-3と渡ってしまい、ダブルプレーでゲームセット
不安定なクローザーに辛くも逃げ切られ、完封負け
ここまで続けてきた連勝が『7』でストップしてしまったドラゴンズ
それでもあくまで見据えるのは、クライマックスシリーズ
巨人との最終戦で黒星にはなったものの、
そのなかから、いくつかの収穫を得ることとなった。


代打・タイロン撃沈…。前日にやっと3位
確保することが出来たため、
ドラゴンズにとって、
この日は実質『消化試合』。
予想していた通り、
ウッズ、和田といった主力選手が軒並み欠場。
飛車角抜きでの一戦となりましたが、
ゲームを観終えて思わずつぶやいてしまったのが、
『讀賣、必死だな』
リーグ制覇のため、これ以上の黒星が許されない巨人に対し、
もはやクライマックスシリーズでの戦いに向け、
戦力を整える段階となっているドラゴンズ
まだ順位が確定していないチームと
先を見据えることができるチームというがあることで、
3位にも関わらず、上位のチームを思わず「上から目線」で見てしまう。
ある意味逆転現象ではありますが、
そんな余裕すら感じたゲームとなりました。

ゲームを振り返ると、
打線が上原の前に沈黙させられてしまいましたね。
前回のナゴヤドームの対戦では、
荒木の値千金弾により、1-0で何とか勝つことができましたが、
今回はそれ以上の投球をされてしまい、7イニング無得点。
できれば初回、2回のチャンスをモノにできれば、
もう少し有利な展開に持って行けたと思いますが、
その辺りで得点を奪えなかったのが、痛かったかなと。
ただこちらはウッズ、和田が欠場し、本調子でない井端が今季初3番。
そうなってしまうと、やはり攻略するというのは難しいのかも?
ただCSで巨人と当たった際には、必ず当てられるだろう投手
今後さらに研究して、攻略できるようにしておきたいところです。

それでも一筋の光を放っていたのが、6番に抜擢された平田
珍しくこの日レフトでの出場となりましたが、
最終回、クルーンから粘った末にもぎ取った四球
あれは評価できるんじゃないかと。
今までの平田なら追い込まれたら、変化球を振らされ、
やられてしまうというのが、パターンでしたが、
今回しっかりボールを選んでいたのは、成長じゃないかなと。
平田にとって今季1軍に長くいられたことは、大きかったと思いますし、
こういう経験を経ることで、今後さらに伸びていってほしい。
昨季はポストシーズンで存在感を示した背番号8
今季のCSではさらに成長した姿を披露し、
チームの勝利に貢献してほしいと思います。

一方、投手陣では、先発したチェン
7イニングを投げ、5安打6奪三振3四死球で2失点。
前回投げ勝った上原に、リベンジこそされましたが、
内容的には、決して悪くはなかったんじゃないかなと。
ただ不用意な失投、さらに逆球
この辺りは注意しないといけないでしょうね。
せっかくの球威あるストレートも投げ間違うと致命傷に。
特に阿部に喰らった特大弾、あれは反省点の1つでしょう。
せっかく相手が苦手意識を持っているのですから、それを生かせる投球を。
CSでまた上原との先発対決があるかもしれませんが、
その時は、必ず投げ勝ってほしいなと期待します。


連敗こそ止まってしまったものの、
9回の粘りなどを見るからに、チームにおいては、
まだまだパワーダウンはないようですね。
対する巨人の方に、ああいう投手が抑えでいいのか?など
不安な材料が見え隠れして、大丈夫なんだろうかと疑問を抱きました。
まあドラゴンズ3位にいるということは
巨人にとっては、かなり不気味じゃないかなと思いますし、
できれば第1ステージで当たって、潰しておきたいですね。
ただその辺が決まるのは、もうちょっと先になりそう。
それを尻目にドラゴンズ的には、
残り2試合でさらに調整を進めておくことですね。
いろいろあった関東でのビジターゲームは、
あす7日の東京ヤクルト戦で、終了となります。
今季かなり苦しめられた相手ですが、最後は勝って締めておきたい。
まあ主力を休ませたり、策を試したりすることで、
ベストなメンバーとはならないでしょうが、
関東最後の試合、しっかり取ってひとまずナゴヤに戻ってほしいです。


★プレーヤーズ・ボイス(5日)

●チェン・ウェイン
<力のある速球を中心に、7回まで5安打に抑え、
失点はソロ本塁打2本の2点のみで、連打は許さず。
敗戦投手にはなったが、表情は明るく>
「2点は取られてしまいましたけど、調子は悪くなかったです。
まっすぐ、変化球ともに制球よく投げられました。
ただ、少しコースが甘くなってしまった。
しょうがない。大事なところで逆球になった。
(巨人は)怖い打線だが、内容には満足」

<この日は大一番に向けての研究と対策のマウンドでもあった。
4回、阿部に低目147キロを右翼席上段まで完ぺきにはじき返されたが>
「巨人は強いですよ。3、4、5番を抑えてもほかに打たれますから。
阿部さんは、やっぱり低めが強いですね」

<今後の課題として挙げたのがラミレスとの対決。
巨人戦に相性はいいが、ラミレスだけは19打数9安打>
「きょうもラミレスに2安打されちゃいました」

<昨季は左ひじ手術からの復活を目指して練習に明け暮れていたが、
今季は一転、主戦としてポストシーズンを迎える>
「去年と気持ちは全然、違います。楽しみです」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信毎日jpデイリー

●森野将彦
<1回2死二塁の先制機で、
外角ギリギリの直球を見逃して三振に倒れる。
巨人先発・上原の復調ぶりを素直に認めて>
「あのタマは打ってもヒットにできない。
もともといい投手だけれど、調子を上げてきた」

<4番8試合目で初めて黒星を味わう。
上原の攻略法はじゅうぶん分かっているはずなのに、
打ち崩せなかった悔しさがありあり>
「ベース板の上に投げてくるタイプの投手。
低めのフォークに手を出さないことが大切になる」
中スポ

●荒木雅博
<この日3打数無安打に終わる。
本来の手ごわい姿に戻った上原について>
「コントロールが良かった」
中スポ

●中村紀洋
<前日打ち砕いたクルーンとこの日も対戦。
9回1死一塁の場面で、四球を選ぶ。
得点には結びつかなかったが、攻撃につなげる出塁を納得>
「あれでいいんです」

<試合前にクルーンがやってきて談笑>
「『どうして打つの』と言ってたよ」

<もう一度対戦がありそうな上原については>
「次は大一番になるからね。またやりたいよ」
中スポ

●イ・ビョンギュ
<1、8回にそれぞれ中前打を放ち、マルチ安打を記録。
これで1番に入ってから、12試合連続安打となり>
「センター方向に飛んでいるのが、
好調の目安かどうかというのは分からないよ」

<10月に入ってからは好調さがさらに際立つ。
全5試合すべてマルチ安打で、24打数12安打の打率5割ちょうど。
1番の打順がよほど水に合っているとしか言いようがないが>
「最近だけじゃなくて、いつも打席に入るときは
リラックスして、気分良く打つようには心がけている」
中スポ

●井端弘和
<和田、ウッズが先発を外れた影響で、
今季初の3番に座り、9回にクルーンから右前打を放つ。
この日は先発を外れる選択肢もあったが、出場に踏み切り>
「(3番を)打つ人が休んじゃったからでしょう。
CSは連戦になるから、そのためにも
体を慣らしておかないといけないので出ました。
あとの試合は監督にお任せしますが、最後の試合(12日)は出ますよ」
(東京中日)

●和田一浩
<この日先発メンバーから外れたが、
体調に大きな問題はなく、おどけながら言う>
「お休み? それは言えませんよー」

<しかしCSのことを聞かれると、まじめな表情に戻り>
「万全に? そうですね。
まだ(レギュラーシーズンの)試合はありますが、
CSにいい形で臨まないといけないですから」

●立浪和義
<8回先頭、谷繁の代打で登場。
豊田の前に見逃し三振に倒れ、史上43人目の通算1000三振を記録。
ちなみにチーム内では谷繁、中村紀洋に次ぐ到達。
安打数(2459)と比べれば、三振の少なさは際立っているが>
「最後はストライクですか? 
コースが外れていると思いましたが…。見えてなかったです。
まあ、こんなこと言っちゃダメだけど、1000三振も立派な勲章でしょ。
ボクはホームラン打者じゃないんで、三振は少ない方がいいとは思いますが、
これも立派な勲章だと考えるようにします」
中スポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋


●落合監督
<前日にクライマックスシリーズ進出を決め、
ウッズと和田を先発から外す余裕の布陣。
散発5安打で連勝は7で止まったが、涼しい表情>
「(選手には)めいっぱいいけと言った。
めいっぱいきているから、
その上で休ませるところは休ませないといけない。
収穫を挙げるとすれば、タイロン(ウッズ)も和田も、
代打では使えないということだ。(CSは)だれを使おうかな」

<優勝争いがもつれる阪神と巨人について。
CS第1ステージでどちらとあたるかが注目されるが>
「CS? さあ、どうでしょう。
でも手の内は互いに知り尽くしているわけだから。
探りを入れるなんてことはない。
手の内も何もない。お互い何年もやってよく知っているチームだ。
阪神にしても、巨人にしても、
どっちとやるにしても、ウチは両方とやらないといけない。
(順番は)どちらでもいい。
普通は1位になって『どちらでも』となるんだけど、
ウチは3位で『どちらでも』。
阪神と巨人で勝手に決めてください。
8日に(直接対決で)思う存分戦ってくれればいいです。
こっちが決める立場じゃないから。2位のチームをさし置いて、
先に1位のチームとやるわけにはいかないんだから」
(中スポ、サンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


今日の公示。(5日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 田中大輔捕手
【同抹消】
▼中日 中田賢一投手
公式サイト共同通信社


今シーズン残り2試合ながら、選手の入れ替えがあり、
谷繁を休ませるため捕手の補充として、
田中を登録。再び捕手が3人制となりました。
9月25日に出場選手登録を抹消された以降も、
「CSでまた1軍に上がりたい」と意気込んでいた
田中でしたが、ここに来ての再昇格
このままポストシーズンも1軍に残り、
大舞台の雰囲気を経験していってほしいですね。

一方、代わって登録抹消となったのは、中田
2日の横浜戦で久々に先発したものの、
初回いきなり捕まるなど、3イニング1/3で7安打3失点KO
その後も不調から脱出するために、いろいろ調整していたようですが、
残り試合も少ないこともあり、抹消となったもよう。
結局今シーズンの成績は7勝9敗、防御率4.65に終わり、
昨季の14勝を大きく下回る成績となってしまいました。

田中が上がって、中田が下がる。
ある意味、漢字遊びにも思えたりもしますが、
今後気になるのは、その中田の処遇。
ナゴヤに残って、残留組とともに調整するのか、
それともあす7日からの宮崎とかへ行くことになるのか。
ポストシーズンでの起用法も含め、注目されるところです。

2008年10月 5日 (日)

ノリCS進出弾炸裂、凄強竜7連勝で3位確定!

敵地で横浜を3タテして、今季2度目の6連勝!
上昇気流でCSマジックを『1』としたドラゴンズ。
ところ変わってこの日から、東京ドームに乗り込み、
同率首位の巨人との今季最後の2連戦。
その初戦、投手戦のまま1-1で迎えた9回、
打線が巨人2番手・クルーンを攻め、1死二、三塁とすると、
中村紀洋がセンターバックスクリーン右に鮮やかな3ラン。
勝利を決定づけると、そのウラ、守護神・岩瀬が
1点差に詰め寄られものの何とか締めて、36セーブ目をマーク。
今季初の7連勝で、3位を確定させたドラゴンズ。
ついにクライマックスシリーズ進出を決めました!

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 23回戦
(4日・東京ドーム | 中日14勝9敗)
45124人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人
[勝] 高橋(52試合2勝1敗1S)
[S] 岩瀬(51試合3勝3敗36S)
[D本] 森野19号 中村紀洋24号3ラン
[Dバッテリー]
山本昌、高橋、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
今季初の7連勝でシーズン3位を確保し、
クライマックスシリーズ進出を決めた
9回、抑えのクルーンを攻略した。
制球難を見極めて、和田、森野が連続四球。
暴投も絡んで1死二、三塁から、
中村紀洋が中堅右へ勝ち越しの3ランを放った。
約2週間ぶりに先発した山本昌が好投し、7回まで投げきった。
2番手・高橋が2勝目。岩瀬は1点差まで詰められたが、
36セーブ目をマークした。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズの先発は、背中の張りの影響もあり、
登板間隔が中16日も空いたベテラン・山本昌。
大事な一戦での登板となったが、立ち上がり2死からピンチ。
小笠原に内へのスクリューを詰まりながらも
センター前に落とされると、
ラミレスにも外へのスクリューを
痛烈にセンターに弾き返され、連打で一、三塁。
迎えるは、今季1打席しか対戦のないイ・スンヨプ。
しかしフルカウントからの6球目、
外角低目一杯にストレートをズバッと決めると、
イ・スンヨプはピクリとも動かず、見逃し三振。
このピンチを食い止めたことが、その後の好投に繋がった。

一方、巨人先発は、対中日戦4勝1敗のグライシンガー。
初回、簡単に三者凡退に打ち取られた打線だったが、
2回、先頭はグライキラーの4番・森野。
初球、2球目と外へのボールが高低に外れ、
カウント0-2からの3球目、カットボールが甘く内角高目に。
これを逃さずに振り抜くと、高く上がった打球は
そのままライトスタンド中段へ!
8打数5安打の好相性も生きたうえ、
巨人ファンを一瞬フリーズさせたホームラン!(1-0)
4番になって初の一発で、ドラゴンズが先制した。

続く3回、2死からグライを攻め込むドラゴンズ。
イ・ビョンギュが投手の足下を抜いていくヒットで出ると、
荒木も真ん中高目のストレートを叩いて、
左中間へと落ちるヒット。ビョンが三塁まで進むと、
レフト・ラミレスの緩慢さを突いて、荒木は一気に二塁へ。
二、三塁とチャンスを広げたが、
和田が外へのカーブを右へ持って行くも、ライトフライ。
惜しくも追加点を挙げることはできず。

1点を先制してもらった山本昌。
落ち着きも取り戻し、2回、3回と三者凡退。
変化球を意識させ、ストレートに振り遅れさせるという
らしい投球をみせていたが、4回にまさかの一発。
この回先頭、小笠原に初球、真ん中低目のスクリューを
うまく押っつけられると、レフトへ上がった打球は
そのまま最前列に飛び込んでしまう同点弾に(1-1)。
小笠原自身も入るとは思わなかった東京ドームラン。
アンラッキーな一発でゲームが振り出しへと戻る。

その後は山本昌、グライシンガー両投手の投げ合いに。
緩急自在の投球で淡々と投げ込んでいく山本昌に対し、
ストレート、カットボールを中心に、内角を突く投球で
安定感を取り戻したグライシンガー。
とても点を奪えるようなムードはなく、緊迫した展開が続く。

6回、ようやく先頭打者が出たドラゴンズ。
この回先頭、イ・ビョンギュが中に入ったチェンジアップを叩き、
右中間突破のツーベースで出ると、続く荒木はバントを空振り。
何とかヒッティングへ切り替えたものの、浅いライトフライ。
ランナーを進められないと、和田の遊ゴロが進塁打となり三塁へ。
ここで先制弾の森野を迎えたが、カウント1-1からの3球目、
外角低目のチェンジアップを叩くも三遊間のゴロ。
キラー炸裂は再び起こらず、少ないチャンスを逃す。

6回を投げ終え、86球。
小笠原の一発以降はわずか1安打に抑え込んできた山本昌。
7回ウラ、1死から谷に外へのカーブを
ライト前に持って行かれ、久々にヒットを許し、
続く阿部に対しては、カウント0-3。
疲れが見え始めたようにも思えたが、
ここから踏ん張り、味な投球。
落ち着いてスライダーでストライクを1つ取ると、
続く5球目は、内へのスクリューでファウルを打たせ2-3。
そして6球目、外へのストレートを打たせてのセンターフライ。
谷繁の強気のリードが冴え、2死とすると、
さらに続く坂本の時は、相手の打ち気を逸らすように
けん制を入れたりと、実に老獪な間でペースを握らせず。
そして最後は、内角低目のスクリューで遊撃フライ。
登板間隔が空いたにも関わらず、しっかりとゲームを作り、
7イニング、103球を投げ、5安打4奪三振無四球。
勝ち星こそ付かなかったものの、
ソロ本塁打による1失点で切り抜け、後続に3位確保を託した。

8回ウラ、ドラゴンズ2番手は、高橋。
膠着した展開なだけに、投手交代がゲームを動かす危険性も。
しかしこの日の高橋は、実に淡々。
先頭のグライシンガーの代打・大道を初球、二ゴロに取ると、
続く鈴木尚広を2球目、外へのフォークでバットを折り三ゴロに。
さらに木村拓也に対しては、ファウルと見逃しで
2ストライクと追い込むと、3球勝負で空振り三振。
わずか6球であっという間に抑え、流れを変えない好投を見せた。

そして迎えた9回、巨人の方も2番手が登板。
負けられない気持ちの表れか、同点にも関わらず、
クローザーのクルーンを投入する。
迎えるは、和田、森野、ウッズのクリーンアップ。
初球、いきなり160キロを投げ込むクルーン。
しかしボールは速いが、制球が定まらない。
和田に対して1-3からストレートを叩きつけ、四球を出すと、
続くバントの構えの森野に対しては、ストライク1つ入らず、
ストレートの四球。労せずに一、二塁とランナーが進む。
そして迎えるは、一発が期待できるウッズ。
しかしこういうタイプはクルーンは与しやすいのか、
カウント2-1からの内へのストレートで空振り三振。
ウッズのバットが空を切り、1アウトを奪われてしまう。

ところが続く中村紀洋の初球で、再び展開が変化。
外角低目にフォークを投げ込むも。
ワンバウンドしてしまい、ワイルドピッチ!
ランナーがそれぞれ進み、1死二、三塁。
外野フライ1つ上がれば、勝ち越しの状況を迎える。
ここで打席を外した中村紀洋に、
ベンチから落合監督が歩み寄って、耳打ち。
「お前の持ち味を出せ。低目はゴロになるから高目を狙え」
今季初の指揮官からのアドバイスで、
気持ちが楽になった中村紀洋に対し、
切羽詰まったクルーンが投じた、カウント1-1からの3球目は
外角高めに浮いた144キロのフォーク。
力を抜いてコンパクトに振り抜くと、
打球は前進守備のセンターのはるか頭上を越え、
センターバックスクリーン右に飛び込む特大弾に!
土壇場9回に驚弾炸裂!
勝利を、そしてCS進出を決定づける3ランホームラン!(4-1)
右手を高々と突き上げてダイヤモンドを一周し、
ベンチへと戻ってきた背番号99に、落合監督も思わずニンマリ。
巨人の絶対的な守護神に今季初めて一発を浴びせKO。
勝ち越しに成功して、ゲームの流れをようやく掴んだ。

そして3点リードで迎えた9回ウラ、
ドラゴンズ3番手は、もちろん守護神・岩瀬。
先頭の小笠原を外へのストレートで空振り三振。
まずまずの調子に見えた岩瀬だったが、
続くラミレスに内へのストレートで詰まらせながら、
三塁線を抜かれてしまうツーベースを許すと、
続くイ・スンヨプに対し、外へのスライダーが抜けて四球。
一、二塁と走者を溜めてしまう。
ここで巨人ベンチが勝負をかけ、谷に代えて高橋由伸。
長打を期待しての代打策となったが、
ここは岩瀬が落ち着き、外角高目のスライダーで空振り三振。
何とか2死までこぎ着けたものの、ここで切れなかったのがやや痛恨。
続く阿部にフルカウントから、外角低目のストレートが外れ四球。
2死満塁としてしまうと、今季2安打を許している坂本に
中に入ったシュートを叩かれ、三遊間を抜くタイムリー(4-3)。
二者が生還し、1点差に迫られてしまう。
なおも2死一、二塁と、同点のピンチ。
しかし、最後の砦だけは守るのが今季の守護神。
続く越智の代打・亀井に対し、2ストライクと追い込むと、
最後は外角低目のスライダーでショート正面のゴロ。
井端ががっちり掴んで、中村紀洋に送ってゲームセット!
両軍のクローザーが得点を奪われ、
最後は若干ヒヤヒヤの展開ながら、
何とか逃げ切り、巨人を振り切ったドラゴンズ。
首位タイの巨人を破って、今季初となる7連勝!
さらにこの日の勝利で、ついに今季の3位が確定するとともに、
現状の目標としていたクライマックスシリーズ進出が決定。
とりあえずまずは1つハードルをクリアしたドラゴンズ。
3位からながら、2年連続日本一に向け、
阪神と巨人のうちどちらか2位のチームと、
18日からのCS第1ステージで対戦することとなった。


両チーム勝ち頭による緊迫した投手戦。
なかなか突破口が見いだせないまま、最終回に突入。
相手の守護神の制球が定まらず、もらったチャンスに
勝負強い男が見せた、鮮やかな決勝弾。
すでに広島が敗れたため、決まってはいたものの、
しっかり自力で勝って、CS出場権を得たドラゴンズ。
ドラマチックに7連勝を飾って、3位を確保。
とりあえず最低限の目標をクリアすることができて、
本当によかったですし、うれしかったです!

それにしても、9回のノリさんの勝ち越し3ラン。
クルーンの抜けたフォークをしっかりと捉え、
軽い感じで振り抜きましたが、
思った以上に伸びていきましたね。
ワイルドピッチで二、三塁となり、外野フライ一本でOK。
自分的にはお得意の右方向への打球で、
外野の頭を越えてくれればと思っていましたが、
お釣りが来るぐらいの好結果。
やはりその直前の落合監督からのアドバイスが、効果的だったようですね。
「低目はゴロになるから高目を狙え」というのは
もちろんわかってはいたでしょうが、
「お前の持ち味を出せ」というひと言、これが大きかったのでは。
これでかなり気持ちが楽になっていたようで、
もともと気持ちでフルスイングする男が
指揮官の言葉に意を感じて、さらにやってやろうと燃えた。
そして狙い通りに高目にフォークが浮いてきた。
得てして、こういう時には、打ち損ないがあったりもするものですが、
勝負強い男というのは、やはり違う。
センターバックスクリーン右へときっちりとぶち込み、
巨人を黙らせ、レフドラを歓喜の渦へと導いた驚弾。
入った瞬間、ホントに感動しましたし、スゴイ男だと。
そしてそういう選手が6番にいるドラゴンズ。
順位こそ3位とはいえど、現状では最も強い!
そんな風に感じながら、この日のゲームを見届けました。

中16日での復帰登板となった昌さんも、
空いた間隔を感じさせず、らしい投球を見せてくれましたし、
2番手の高橋が3人でピシャリと抑えたのが、スパイスとなった。
さらに1点差に詰め寄られた岩瀬は、
決め球こそ決まらず苦しかったものの、最後の砦だけは守った。
この1勝はおそらくCS第1ステージで当たりそうな巨人に、
大きなダメージを与えたゲームになったんじゃないかなと。

まあこの7連勝の状態が、
2週間後も続いているかといえば、そうではないと思いますし、
今後さらに調整していかないといけないでしょう。
ただ3位を確保し、日本シリーズへの挑戦権を掴んでしまえば、
この先は勝ち上がってしまった方が勝ち。
昨季、短期決戦の弱さを克服したドラゴンズなら、
きっと大きな『波乱』を巻き起こしてくれると思います。
レギュラーシーズンは、残り3試合。
おそらくスタメンも飛車角抜きになってきそう。
ただもうこの先に向け、調整してもらえば結構。
そしてファンとしては前代未聞の『3位からの日本一』。
その道程を見届けていくのを、楽しみにしています。

とりあえずは、3位確保おめでとうございます!
ただここで終わるのではなく、スタートラインに立ったのみ。
残り試合も良きものとして、良い形で2週間後の
クライマックスシリーズへ突入できるよう頑張ってほしいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(4日)

◎中村紀洋
<9回、バックスクリーン右へ決勝の24号3ランを放つ>
「(ナイスバッティングでした)ありがとうございます。
(クルーンから放った見事なホームラン。感触は)
えー、そうですね、あのう、外野フライでいいという気持ちで
打席に入ったんで、あとは、監督から、あのう、
その前にアドバイスをいただいて、
まあ、気楽に打席に入れたのがよかったと思います。
(暴投のあとの落合監督のアドバイス。
具体的にはどんなアドバイスがあったのか)
いや、まあ、自分のスイングを心がけて、あのう、
高目のボールを意識して、あのう、
自分のバッティングをしろというふうに言われたんで、
本当に、気楽に打席に立てたので、
まあ、結果が、結果も出ましたし、良かったです。
(あの大歓声に包まれながら、
気持ち良さそうにダイヤモンドを一周)
そうですね。あのう、本当にね、勝つしかないと思ってやってますんで、
あと残り試合すべて勝つつもりで、あのう、その意味でもね、
今日のホームランというのは、貴重なホームランだと思います。はい。
(これで7連勝、CS進出の3位以内が今日で決まった)
そうですね、あのう、ホッとしてます。
あとはね、あのう、クライマックスに向けてね、
やっぱり、自分の調子もね、上げていきたいと思いますし、
まあ、この流れでいきたいなと思っています」

<打球も価値も実に大きな本塁打だった>
「何とか外野フライでと思ってた。うまいこと打てました。
強いスイングで、泳がずに、うまく真芯でとらえられた」

<打席に入る前、落合監督に耳打ちされた>
「(監督からは)『おまえの持ち味を出せ。
自分の打ち方をすればいい。高めを狙え』と言われました。
(打席に入る前に)アドバイスをもらったのは
今年初めてだと思います。あのおかげで楽に打席に立てた」

<監督のアドバイスで、ふと力みが抜けた。
余計なことを思考から取り除いたら、素晴らしい結果が待っていた>
「腰の問題もあるし、負担がかからないように考えてたけど、
あの打席で忘れることができた。
低めを打ってもゴロになるだけ。高めを意識していった。
持ち味のスイングができました。
自然にバットが出た。理想の打撃。
力が抜けてバットのヘッドも走ったし。
ゴルフのドライバーみたい? そうですね」

<試合終了前に広島が敗れたため、CS出場は決まっていたが、
自分たちの力で出場権を得た。チームの勝利優先を強調>
「CSが決まってホッとした。このホームランはいい兆しになる。
この流れで入れたらいいね。
何とかチームのために。それしか考えられない」

<痛み止めの注射、コルセットの着用と、
昨年同様の腰痛対策をしているが、グラウンドに立てば弱音は吐けない。
レギュラーシーズン残り3試合も、全力で戦う>
「体がボロボロでも、勝てば、すべてが報われる。
みんなそのつもりでやってる。負けることは許されん.
(CSは)決まったけど、残り試合も全部勝つつもりでやりますよ」

<今季クルーンが初めて浴びた本塁打となり>
「ウソ! あした(5日)クルーンに怒られるかもしれないね。
いつもあいつに話し掛けられるから」
中スポサンスポ12スポーツ報知時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


○山本昌
<グライシンガーとの堂々の投げ合いで、7イニングを5安打1失点。
勝ち投手こそ後輩に譲ったが、快投とともにマウンドに帰ってきた>
「(登板間隔があき)やっぱり少し変な感じがしたね。
試合にできたのは、谷繁のリードのおかげ。勝ててよかったですよ」

<1回に2死一、三塁のピンチを招いたが、
イ・スンヨプをカウント2-3と追い込み、
最後は外角低目142キロの速球で見逃し三振。自画自賛の1球に>
「思い通りのコース。ぼくのキャリアの中でもトップクラスのボール」

<前回登板の9月17日の阪神戦後、背中の張りを訴えた。
フル稼働の『代償』は少なからずあったのだが、
無理をせずにしっかり回復させてから、中16日で先発。
103球を投げたことでブランクによるスタミナの不安もぬぐい去る>
「久しぶりだから感覚があわなくて。調子自体は良くなかった。
苦しかったけど、それでもぼちぼちは投げられた」

<昨季は出場すらできずに涙をのんだポストシーズンへ、
今季はローテの軸として胸を張って臨む。
最大の目標は日本シリーズ初勝利>
「今日でクライマックス出場が決まったからね。
日本シリーズに出るには、ここを通らなきゃいけない。
巨人と阪神を勝ち抜けば、いける。
クライマックスは阪神、巨人どっちが先になるか
わからないけど、とにかく頑張ります」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信スポニチ名古屋ニッカン

『なんとかゲームに できてホッとしています。
ひさしぶりで感触はなかったのですが。
クライマックスシリーズ出場がかかった大事な試合だったので、
チームが勝ってくれて何より。
ここまできたら個人の勝ちとか言ってる場合じゃないですからね。
それに東京ドームは、日本シリーズ出場のためには
もう1度通らなきゃいけない球場。
先になるか後になるかは分かりませんけどね。
少なくとも今季の東京ドームではいい結果も残ったので、
チャンスがあれば頑張ります。
今季のレギュラーシーズンとしては、登板があと1回あるかないか。
でもその後も続きますから、しっかり準備します』
(『山本昌公式ホームページ』より抜粋引用)

○森野将彦
<2回先頭、右翼席中段へ先制の19号ソロを放つ>
「完ぺき。(左手で)ボールを押し込めました」

<4番では7試合目にして初めての一発だが、
ここ数試合はバットが湿りがちだっただけに謙虚>
「まだまだ。4番とはいってもチームに迷惑をかけてきたからね」

<自己ベストも更新。これまでの最多本塁打は昨季の18本。
今季は2カ月以上戦列を離脱したが、
それでも出場93試合目にして『公約』を果たしクールに笑う>
「まあまあだね。『19』という数字はそんなに意識していなかったけど」

<4番に座ってから、チームは負けなしの7連勝でCSを決めた>
「まだ喜ぶのは早い。これからです」
中スポニッカン

○高橋聡文
<8回に2番手で登板。3人を6球で片付け、白星を手に。
チーム最多の52試合目。パワーピッチが中盤を支えている>
「きょうはよく球が走っていました。
これからもしっかりとつないでいきたいです」

<今季6打数1安打、打率.167に封じている小笠原について>
「少しでも甘いと打たれます。でも、怖がらずにいこう。
そう思って攻めているのがいい結果になっているのかもしれません」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<3点リードした直後の9回に登板、
北京五輪以来の対戦となるイ・スンヨプへの四球などで、
2死満塁のピンチから坂本に2点適時打を浴びたが、
続く代打・亀井を遊ゴロに退け、辛くも逃げ切り36セーブ目。
いつもはクールな守護神だが、さすがに冷や汗たらり>
「こんな状態じゃコメントのしようがないです。
シゲさん(谷繁)に『ボールそのものはいい』と言われたのですが」
(東京中日、スポニチ名古屋


◇清水昭信
<東京ドームに着いたバスから降りてきたが、少し緊張していた>
「プロになってから東京ドーム初めてなんですよ。
大学(06年の大学選手権)のときに1イニング投げているんですよ。
練習中もくるくる景色を見てました。
景色はあのときと変わってなかったですね」
(中スポ<ドラ番記者>

◇トマス・デラロサ
<ドミニカ共和国のウインターリーグに参加するため、
6日に川井、佐藤亮太、菊地、前田、新井、藤井の6選手が旅立つが、
ドミニカ出身でこのリーグを熟知している>
「子どものころ外野席からよく試合を見ていたよ。
『あそこにオレも立ちたい』って思ったものさ」

<大リーグでプレーするようになっても、
毎年冬はドミニカで白球を追いかけてきた。
それゆえ来日前から竜戦士たちのプレーぶりを目の当たりに。
一昨年は高橋、昨年は長峰、吉見と同じチームでプレー>
「低めを丁寧に突いているという印象があった。
みんなチームに貢献していたよ」

<日本から見れば、地球の裏側にあるドミニカ。
野球の質も全く異なるという>
「全然違うよ。向こうは力と力の勝負が多い。
それにレベルもすごく高い。
ゲレロ(エンゼルス)、テハダ(アストロズ)…。
大リーグの一流選手もここでプレーしているからね」

<だからこそドミニカに行く選手にエールを送る>
「向こうで得られることはたくさんある。
世界中から選手が集まり、活躍しなければ
試合に出られない厳しいリーグだけど、
競争の中で貴重な経験できるはずだ」

<自身もポストシーズンが終わり次第、
帰国してウインターリーグに身を投じる予定>
「ゆっくり休むのは引退してからでいい。
来季への準備をしっかり整える方が大切だよ」
(中スポ)


○落合監督
<今季初の7連勝でCS出場圏の3位を確保し、
2年連続日本一への挑戦権を手に。
シーズンの苦悩は、このひと言に凝縮。
2度も繰り返したところに、苦心がうかがえる>
「やっと、やっとだな。
7連勝? そんなに勝ってたのか? 知らなかった。
でも強いっていう勝ち方じゃない。
だいぶいい形にはなってきたけどな。
満足はしない。日本一になっても? しないだろうな。
何があっても満足しないよ。
シーズン144勝したら、初めて満足できるかな。
オレたちはそこを目指してるんだから」

<7月には優勝が絶望的となった失意のシーズン。
2位から日本一となった昨季の再現へと
目標を切り替えてもおかしくなかったが、
指揮官はCS不要論者として持論を曲げなかった>
「オレの頭にはリーグ制覇して、
日本一になる完全優勝ということしかない。
優勝できる力のあるチームにとって
クライマックスシリーズはいらないんだ」

<ただ、持論は曲げずともルールには従う。
今年6月1日から、タクシーの後部座席に乗り込むと
真っ先にシートベルトを締める>
「決まったことなんだから締めるのは当たり前だ。
それに締めてないとドライバーが罰則を受けるんだぞ。
運転手さんが迷惑だろう。
オレたちは決められた通りにやるしかない」

<次のステージへの扉のカギは手に入れた。
ここから先の3試合は有意義な消化試合となる。
最後まで死闘が続きそうな阪神、巨人を横目にCSだけに集中できる>
「みんな、万全で野球をやっているわけじゃない。
これでちょっとへたっているやつは休ませられるな。
優勝が懸かっていれば別だが、そうじゃないからな。
有効に? 使わないといけないだろうな」
(中スポ、サンスポスポーツ報知時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

2008年10月 4日 (土)

吉見完投初の10勝、活発竜6連勝でCSに王手!

イ・ビョンギュの2打席連発弾に守護神・岩瀬の偉業達成。
延長戦を制し逆転で5連勝、CS進出マジックを『2』としたドラゴンズ
迎えたハマスタでの今季最終戦は、投打に圧倒
打っては2回、中村紀洋の投手強襲適時打で先制すると、
5回には森野の適時打とウッズの3ランで一挙4点のビッグイニング。
今季7度目となる先発野手全員の13安打7得点を挙げると、
投げては先発・吉見が11安打を許しながら、
持ち前の粘りで、相手打線を2失点に抑えての完投
プロ初の2ケタ10勝目をマークするとともに、チームも6連勝
ついにCS進出マジックを『1』とし、3位に王手をかけました!

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 最終戦
(3日・横浜スタジアム | 中日17勝7敗)
8130人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜
[勝] 吉見(34試合10勝3敗)
[D本] ウッズ35号3ラン 谷繁2号
[Dバッテリー]
吉見 - 谷繁

【ゲームレビュー】
6連勝でCS進出マジック1
横浜最終戦を白星で飾り、
クライマックスシリーズ進出マジックを1とした
すきのない攻撃で得点を重ねた。
2回、二塁打と内野ゴロで1死三塁から中村紀洋が先制打。
3回も二塁打と荒木の二ゴロで1死三塁から和田が適時打を放った。
5回は森野の適時打とウッズの3ランで試合を決めた。
吉見は相手の拙攻にも助けられ、
今季3度目の完投で10勝目をマークした。
横浜は53年ぶりで球団ワーストに並ぶ14連敗
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
6連勝、そしてCS進出を目指すドラゴンズ
この日は、6番・三塁で中村紀洋がスタメン復帰。
さらに前日の走塁で足を痛めた井端も元気に出場。

ドラゴンズ先発は、中5日で吉見
立ち上がり、2死から内川に外へのスライダーを叩かれ、
レフトフェンス直撃のヒットを許したが、
二塁を狙った内川和田がダイレクト返球で刺し、事なきを得る。

一方、横浜先発は、予想の小林ではなく真田
初回は三者凡退に封じられたが、
2回、先頭・4番森野が外角高目のシュートをうまく叩き、
三塁線を抜いていくツーベースで出塁すると、
続くウッズの二塁ゴロで、三塁へ。
ここで迎えた中村紀洋がカウント0-1からの2球目、
内角高目のシュートを強烈なピッチャー返し。
真田のグラブを弾くと、ボールは三遊間を転々。
その間に森野が生還。気迫の内野安打で先制点を挙げる(1-0)。

1点を先行してもらった吉見
しかし直後の2回ウラ、先頭・村田を四球で出すと、
続く吉村に一、二塁間を破られ、一、二塁。
迎えるは、前回の対戦で3ランを喰らった金城
ところが横浜ベンチは、バントを指示すると、
初球、外角高目のシュートを金城がなんと空振り
谷繁から二塁へボールが送られると、
飛び出してしまった二走の村田は、
三遊間に挟まれタッチアウト(記録は走塁死)。
相手の走塁ミスに助けられた吉見
金城にセンター前に返され、1死一、二塁とされたものの、
続く相川を外へのフォークで、6-4-3のゲッツー!
大きなピンチを凌ぎ、リズムに乗ることとなった。

「ピンチのあとにチャンスあり」の言葉通り、
続く3回、先頭のイ・ビョンギュが外角低目のシュートを叩き、
センターフェンス直撃のツーベースで出ると、
荒木がバットを折りながらも二ゴロで走者を進め、三塁へ。
すると続く和田が初球、内へのシュートを弾き返し、
ライナーでレフト前に落とすタイムリー!(2-0)
ソツのない攻めを見せ、着実に得点を重ねる。

4回、2死から井端が初球、中に入ったカーブを叩き、
三塁を痛烈に抜いていくツーベースで出ると、
谷繁が勝負を避けられ四球で、一、二塁。
2回に続き吉見勝負となったが、
その吉見が初球、真ん中低目のスライダーを叩くと、
打球は伸びて、前進守備の左中間を抜けようかという方向へ。
しかしセンター・金城が必死に追いかけ、ダイビングキャッチ。
好守に阻まれ、ここでの追加点はならず。

4回ウラ、その好守で流れが変わったか?
1死から内川にセンターオーバーのツーベースを許すと、
続く村田にカウント1-3からの5球目、
逆球で中に入ったフォークを叩かれ、
レフトフェンス直撃のタイムリー。(2-1)
主軸に捕まってしまい、1点差に迫られると、
なおも吉村にフルカウントから中に入るストレートを
レフト線に落とされるツーベースで、1死二、三塁。
同点、逆転のピンチを迎えてしまった吉見
ここで迎えるは、流れを掴むきっかけとなった金城
ところが、またしても飛び出したのが、走塁ミス
初球、外角低目のフォークがワンバウンド。
谷繁が弾いてしまい、ワイルドピッチで1点……。
…と思いきや、弾いたボールが上に上がり、
それを谷繁がキャッチすると、素早く三塁へ送球、
飛び出していた三走の村田を三本間で挟んでタッチアウト
アンラッキーといえど、またしても村田
その一方でまたしても助けられた吉見
フルカウントから金城を内へ沈むスライダーで空振り三振。
失点を最小限に防ぐとともに、流れを再び引き戻した。

ピンチを凌いで、またまたチャンス
5回、先頭のイ・ビョンギュが内角高目のボール球を
引っ張り、ライト右へのツーベースで出ると、
荒木のセンターへ抜けていくヒットで一、三塁。
続く和田の当たりは、痛烈ながらも三塁正面。
村田がバックホームし、ビョンが三本間に挟まれたものの、
その間に荒木が一塁から一気に三塁を陥れる好走塁
またしてもソツなく、チャンスを広げると、
ここで横浜ベンチは、真田を諦め左の高宮を投入。
しかし、流れはすでにドラゴンズの元
迎えた森野がカウント0-1からの2球目、
外角高目のスライダーを叩くと、
一、二塁間をしぶとく抜けていくタイムリー!(3-1)
4番としての仕事を果たすと、続く5番がさらなる大仕事
代わった横浜3番手・牛田から
ウッズがフルカウントからの6球目、
内角高目に浮いたフォークを強く振り抜くと、
高々上がった打球は、レフトスタンド最上段へ!
ウッズならではという一発は、豪快な3ランホームランに(6-1)。
上位打線がつながって、一挙4点のビッグイニング。
これで横浜サイドは意気消沈。ゲームは一方的な展開となった。

5点のリードをもらった吉見
大量援護にだいぶ落ち着いたか、
直後の5回ウラも先頭の相川を内へのシュートで三塁ゴロ。
さらに石川、代打・武山と外へのストレートで連続三振。
この日2度目の三者凡退に打ち取ると、
6回にはリードで支える谷繁が、
今季最後のハマスタのレフトスタンドへ運ぶ2号ソロ(7-1)。
このダメ押し弾で安心したか、より投球は安定。
6回、7回と3人ずつで凌ぐと、
8回も2死から佐伯にツーベースを許したものの、
下園の投ゴロをしっかり掴んで3アウト。
8回を投げ終え113球の背番号19に、ベンチはもちろん続投を指示

そして9回ウラ、プロ入り初の2ケタ勝利
完投で成し遂げるべく、マウンドへ上がった吉見
先頭の藤田をショート深いゴロで仕留め、1死を奪うも、
続く吉川の代打・鈴木尚に初球、外角高目に浮いたストレートを叩かれ、
左中間スタンドへ飛び込むホームラン(7-2)。
ベテランの意地の一発で、失点を喫してしまう。
それでも続く村田を外へのストレートで二塁後方のフライに取り、2アウト。
あと1人と思いきや、ここから横浜打線に粘られ、
吉村右前打、金城中前打と連打を浴びて、一、二塁に。
最後の詰めに手こずり、プチピンチを迎えてしまうが、
やはり大きいのは、5点というリード。
マウンドに歩み寄った森コーチにゲキを入れられ、
迎えた相川に初球、中に入ったシュートを叩かれると、
打球は右方向へのライナー。
しかし二塁正面、荒木のグラブに収まりゲームセット!
勝利の瞬間、帽子を外し、頭を数回かいた吉見
再び被り直して汗をぬぐうと、谷繁に一礼。
そして勝利のハイタッチの輪に加わって、笑顔

ソツのない攻撃で加点したうえ、ウッズ、谷繁の一発攻勢。
今季7度目の先発野手全員安打で、7点を挙げると、
9回を投げ抜いた吉見が、プロ入り3年目で初の2ケタ勝利
今季最後のハマスタで3タテを成し遂げ、
今季70勝目を飾ったドラゴンズは、これで6連勝!
試合のなかった4位・広島とのゲーム差を2.5にするとともに、
クライマックスシリーズ進出マジックは、1つ減って『1』。
ここに来て、本来の「チーム力」を見せまくるドラゴンズ
ついに3位確保に、王手をかけることとなった。


今季苦手としていたビジターで連勝
さらにその勝ち方がよかったこともあり、
一気に3タテをと願っていましたが、
前夜以上にチームがまとまっての勝利
打っては、和田、森野、中村紀洋にタイムリーが出て、
ウッズがゲームを決める超特大の3ラン。
さらに投げては、先発・吉見が11安打を許したものの、
相手の拙攻と持ち前の粘りで、2失点の抑えての完投勝利
プロ初となる2ケタ勝利をマークとまさに万々歳。
なかなか減らないだろうなと思っていた
クライマックスシリーズ進出マジックもついに『1』に。
3位に関してはこれでほぼ間違いない
あとはうまくフィニッシュを迎えるのみとなりました。

この日の打線は繋がっての13安打7得点
しかし前夜までの一発のみという展開ではなく、
走者が塁をしっかり埋め、そして進めて得点を奪っていく。
ある意味『ドラゴンズらしい』と言われる
ソツのない攻撃ができたように思いました。
それを象徴していたのが、多くの『進塁打』。
2回、ツーベースで出た森野
ウッズが二塁ゴロで、三塁へ進めたのを皮切りに、
先制後にも、パスボールで二塁へ進んだ中村紀洋井端が。
さらに3回、8回にもツーベースのイ・ビョンギュ荒木がと、
記録には内野ゴロとしか残らないものの、
自らが犠牲になり、前の走者を次の塁へ進めていく。
とにかくこの日は「ランナー三塁」という状況が多く、
それが横浜投手陣を苦しめ、大量得点に繋がったじゃないかなと。
中には得点に結びつかない場面もありましたが、
久々に良い攻めをしているなと、観ていて何度も感じました。

安打を重ねて、得点を重ねることも大切ですが、
こういう意味ある凡打ができて、やってきたのがドラゴンズ
ここに来てようやくベストメンバーが揃ったこともあり、
自分たちの野球を取り戻すことができたかのような今回の攻撃
こういう攻めができるチームはやはり強いですし、
これからのポストシーズン、より上の位置にいけそうな予感も。
この調子をうまくキープして、まだ対戦が残っている
巨人、東京ヤクルト、阪神に対し攻め込んでほしい。
そうすれば今季たまった鬱憤も晴れるんじゃないか。
そんな期待を程なく抱かせてくれたこの日だったと思います。


2ケタ勝利おめでとう!一方、投手陣は先発・吉見
9回を投げきり、完投で10勝目
プロ初の2ケタ勝利、
ほんとうによかったですね。

序盤はけっこうピンチを迎え、
苦しみはしたものの、
持ち前の粘りで
最小限の失点で切り抜けると、
ビッグイニングで
援護をもらった以降は、程なく安定
前夜が総力戦ということもあり、
できれば1人で投げ抜いてくれればと思っていましたが、
それが現実となって、とてもうれしかったです。

思えばプロ3年目の今季、開幕からローテに入り、
2試合連続完封勝利を挙げるなど、
安定した内容で一気に白星を積み重ねてきた吉見
交流戦ごろには、中継ぎ陣の崩壊により
セットアッパーにも抜てきされたものの、
フル回転がたたってしまい、夏場は戦列を離脱
しかし大事な終盤に復活を果たして、この日迎えた初の2ケタ
本人にとっても、さまざまな経験をして、
より収穫があった1年だったと思いますし、
チームにおいても「吉見の10勝」というのは、大きかったでしょうね。
それを成し遂げたのは、やはりポジティブな思考
辛い時期を乗り越えられたのもそれがあったから。
希望枠で入団してきたぐらいの選手ですから、
それぐらいの力を持っているというのは、当然。
しかしそれをなかなか開花されられないというのが、プロの世界
そんななか、しっかり投げ抜き開花させた背番号19
おめでとうと祝福するとともに、
まだ続いていく今季、そして来季以降も、好投を続け、
チームにより貢献してくれることを願いたいです。


一時は3位も危ないと、かなりネガっていましたが、
吉見のごとくポジティブに考えたことが活き、
ドラゴンズも何とかクライマックスシリーズに進出できそう。
CSマジックが『1』となり、とてもうれしく思います。
ただまだまだ道の途中ですし、速度を緩めることなく、
一気に通過してほしいところでもありますね。
ハマスタを3タテで去り、次に迎えるは東京ドーム
巨人との公式戦最後の2試合は、今季最後のデーゲームとなります。
熾烈な首位争いをする巨人だけに、全力でくるでしょうが、
この日のような戦い方ができれば、それほど怖くはないはず。
さらに第1か第2かはわかりませんが、
クライマックスシリーズで当たるであろう相手なだけに
イヤなイメージをしっかり植え付けたいものですね。
とにかくこちらも3位を自力で確定させたい。
そのためには、巨人を封じてぜひとも7連勝
満を持して、昌さんが先発してくると言われる初戦。
敵地で相手を圧倒、そしてCS進出をあっさりと決めてほしいです!


☆ウィナーズ・ボイス(3日)

◎吉見一起
<11安打を浴びたが要所を締めて、9イニング2失点。
自身初の2ケタ勝利となる10勝目を今季3度目の完投で飾る>
「(ナイスピッチングでした)
ありがとうございます。
(プロ入り3年目、初めての2ケタ10勝目。気分はいかが>
いやもう、素直にうれしいです、はい。
(マウンドに上がる時どんなことを考えていたか)
いや、特に連勝とかは意識せずに、
ほんと、自分のピッチングをすることだけを心掛けてやりました。
(序盤のピンチも併殺で凌いだ。立ち上がりはどうだったか)
そうですね、まあピンチだったんですけども、
何とか、あの、味方が点を取ってくれて、
乗っていくことができました。
(中盤に一挙4点のビックイニング)
はい、もう、ほんと、あのう、
楽にというか、思い切って投げました、はい。
(久しぶりの完投勝利となったが)
そうですね、はい、あのう、うれしいです、はい。
(今シーズン、先発と中継ぎ、故障離脱も経験。
そんな中で積み重ねた2ケタ10勝目。改めていかがですか)
いや、もう、ほんと、あのう、いい経験も、
いい経験をさせてもらっているので、
あのう、はい、あのう、しっかり結果を出していきたいと
思った結果だと思います。
(ドラゴンズのCS進出マジックがついに1になった)
はい、もう、1日でも早く決めれればいいかなと思います、はい。
(ファンのみなさんに一言)
そうですね、次も投げる機会があれば、
頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いします」


「10勝は素直にうれしいです。
自分のピッチングを意識した。
出来すぎです。10も勝てるとは思っていなかった。
調子はあんまり良くなかった。
でも味方が得点を取ってくれた後は
力を抜いて思い切って投げることができた。
前回(9月27日横浜戦)の投球でつかんだ感触があった。
それが途中から出せるようになった。最少失点でしのぐことができた」

<4月6日の東京ヤクルト戦、13日の広島戦で
連続完封して以来、久々の完投勝利>
「クライマックスシリーズ進出を争っている状況で勝てたので、
春先の完投よりも、今回の完投の方がうれしい。
2点は取られましたけど、こういう時期に勝てたことも大きい」

<昨季までは2年間で通算1勝だけ。
ドラフト『希望枠』で入団した経緯からすれば
物足りない数字だったが、3年目の今季で
一気に、これまでの10倍の勝ち星を稼いだことに>
「1年目は正直言ってドラフトの順位(トップ指名)を気にしていたんです。
でも、今ではそれを考えないようにしています」

<ブレークのキッカケとなった
ドミニカ・ウインターリーグへの2年連続参加を希望したが、
それも叶うはずがなく、3年目右腕は今や欠かせない戦力>
「行けるならば今年も行きたかった」

<巨人・坂本、山口、阪神・岩田らと争う新人王にも望みを残したが>
「それは全然考えていません。
先のことは考えずに、次も投げる機会があれば頑張ります」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○タイロン・ウッズ
<5回1死一、二塁、左翼席の最上段へ運ぶ3ランを放つ>
「うまくバットの芯(しん)でとらえることができた。
変化球が来ると思ってたから待って振り切れた。
完ぺきなバッティングができたよ」

<2試合連続の特大弾で、
3連戦の長打率はちょうど10割となったが>
「数字は関係ない」
中スポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

○谷繁元信
<6回無死、会心のダメ押し弾となる
今季2号ソロを左翼スタンドにぶち込む>
「しんでとらえられた。出合い頭だよ」

<守っても、吉見の完投劇を演出。
吉見が横浜の誇る強力クリーンアップに
連打を許し始めると、すかさずカツを入れて>
「(吉見は)まだ苦手な相手の時は不安そうになる。
苦手な打者になるとそういう(不安な)感じが出ていたから」

<苦闘のシーズンを強いられた今季。
それでも絶対に弱音を吐かず、最後の力を振り絞って、
CSへ、日本シリーズへ、チームを引っ張っていく>
「残り1試合1試合、しっかりやっていくということ」
中スポスポニチ名古屋

○荒木雅博
<3回に放った二ゴロは明確な『進塁打』。本人も肯定して>
「そうですね。打ったのは内角球ですが、
外角よりも右方向に打ちやすいんです。
詰まればそっちにいきますから。
(自分の)状態が良ければライト前に打とうとするんですが…」

<5回には進塁で貢献。無死一、三塁からの和田の三ゴロ。
三塁走者・イ・ビョンギュがが三本間の挟殺で
時間を稼ぐ間に一気に三塁まで進み、森野の右前打で生還>
「一、二塁と一、三塁は守る側の気持ちになっても違います。
あそこは最初からノンストップで行くつもりでした」
(中スポ)

○中村紀洋
<2回1死三塁、投手強襲の先制内野安打。
本人が話した通り、会心の打球ではなかったが>
「得点圏にランナーがいたし、気持ちで打ちました」
(中スポ、共同通信社

○和田一浩
<3回1死三塁、左前へライナーで弾き返す適時打。
9月14日の横浜戦以来14試合ぶりのタイムリーを放つと、
初回には左前の当たりで二塁を狙った内川を
堅実な肩で捕殺するなど、守備でも貢献>
「いい場面で打てたのは久しぶりだから、
自分もうれしいし、チームにとっても良かったです」
(中スポ、共同通信社ニッカン名タイ

○森野将彦
<5回1死一、三塁、右前に適時打を放つ>
「(打球が)飛んだところがよかったです」

<試合前のフリー打撃では落合監督からの密着アドバイス。
4番に座ってからの5試合で、17打数2安打、打率.118と苦しむ>
「自分でも分かっていたし、監督の言われることも分かります。
それが分かっていて、できないのが野球の難しいところです」

<この日は2安打。打点も挙げたが、表情は浮かない>
「ここまできたら、何とかしないといけないという気持ち、それだけです。
ボクが打たないと、4番を打たせてもらっているので」
中スポ名タイ

○イ・ビョンギュ
<前日の2発5打点に続いて、この日は二塁打ショー。
3回先頭の中越え二塁打に始まり、5回、8回と
3本の安打はすべて二塁打。2日連続の猛打賞を獲得>
「状態? 今シーズンでは100%だよ」

<これで10月に入って3試合15打数8安打。
3本塁打、3二塁打で計8安打との快進撃が止まらない。
好調のわけは日本語で答えたが、自身の笑みを浮かべ>
「絶好調? ワカラナイ」
(東京中日、スポニチ名古屋

○井端弘和
<前日に右太ももを痛めたが、
この日も『7番・遊撃手』でスタメン出場。
4回2死から左翼線に二塁打を放つなど、最後まで出場して勝利に貢献。
痛みをこらえて出場を続けるつもり>
「1日1本だね。クライマックスシリーズ(出場)が決まるまで頑張らないと」
(中スポ)

◇中田賢一
<前日、3イニング1/3を投げて7安打3失点KO。
不調から脱出するために内野でノックを受ける。
遊撃や三塁の守備位置に入って、
森コーチの打つボールを捕球、一塁や二塁への送球を繰り返して>。
「1つずつ課題を修正していきたい」
ニッカン

◇山本昌
<きょう4日の巨人戦に先発予定。
この日は横浜スタジアムのブルペンで最終調整を行う。
背筋痛を抱えていたため、中16日でのマウンドとなるが>
「状態? 大丈夫ですよ」
スポーツ報知

◇チェン・ウェイン
<あす5日の巨人第2戦に先発予定。力をこめて>
「とにかく小笠原さんとラミレスに気をつけて投げたい」
スポーツ報知


○落合監督
<今季2度目の6連勝でCS出場に王手をかける。
最低ノルマ達成はほぼ間違いない状況だが先を見据えて>
「これで目鼻が立った? そういう次元の問題じゃない」
きょうは(完投の吉見が)投げ切って、
ピッチャーを休ませてくれたということだけだろ。本人も2ケタだしな」
中スポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(3日)

◆中日2軍紅白戦
(3日・ナゴヤ球場)
  000 200 0 =2
  000 100 0 =1
(7イニング制)
[本] (紅)柳田(2ラン)
[投](紅)○赤坂、金剛、樋口 (白)●山内、菊地
(中スポ)

○赤坂和幸
<ナゴヤ球場で行われた2軍紅白戦に先発し、
4イニングを投げ、2安打1失点と好投。
この日からプロ入り後初となるノーワインドアップで投球。
3回に四死球をそれぞれ1つずつ出したが、まずまずの投球を見せる>
「試合でノーワインドアップで投げるのは
高校以来でしたけど、きょうはよかったと思います」

<ルーキーイヤーの今季は1軍で1試合に登板。
ウエスタンでは5勝(7敗)をマークし、
88イニングを投げ規定投球回をクリア。来季へのきっかけを掴んだ。
今後は7日からフェニックス・リーグでの戦いに挑む>
「フェニックスではフォームを固めたい。何かつかんできたいと思います」
中スポ

●山内壮馬
<同じく紅白戦で白組の先発。
5イニングを6安打4奪三振2失点とまずまずだったが、
4回、柳田に打たれた2ランを悔やむ>
「全体的にいい球を投げられたと思うけど、
失点してしまったので…。本塁打は制球ミスでした」

<プロ初先発した9月14日の横浜戦では
試合中に森コーチに名古屋への『強制送還』を命じられる。
悔しかったが、気持ちはすぐに切り替えて>
「課題がはっきり見つかった。
落ち込んではいないし、これから頑張るだけ。
(その課題とは)投げる球の意味を考えること。
同じコースに投げるのでも、ボールでもいいとか、
攻める球だとか意味を考えて投げることを今まではしていなかった。
ただサイン通りに投げていた。
本当に悔しかった。もっと自分で考えて投げられないといけない」

<今後は7日から始まるフェニックスリーグで登板し、
秋季練習に備える。2年目に勝負を懸けるために再スタート>
「直球を磨くことですね。いい球を投げられても持続性がない。
今は22回連続で無四球だけど、もっと四球を減らせるようにしたい」
名タイ


前日に続き、行われたファームの紅白戦
紅組・赤坂白組・山内の両ドラ1ルーキーの先発対決は、
山内が4回に柳田に2ランを浴び、紅組の勝利となりました。

今朝の中スポには、高卒ルーキーながら、
充実の1年となった赤坂の話題が。
この日はプロ入り後初というノーワインドアップからの投球
それまでもセットから投げていたようですが、
より制球を安定させるために、振りかぶらないこちらを選択。
今後は試合にも取り入れていくようです。
7日からのフェニックスリーグでフォーム固めをするという赤坂
2年目も「投手で」頑張るためにも、飛躍の秋としてほしいです。

2008年10月 3日 (金)

ビョン爆発5ラン岩瀬10年50試合、逆転竜5連勝!

エースの好投と効果的な本塁打攻勢で
横浜に勝利し、CSマジック『3』にしたドラゴンズ
迎えたハマスタでの第2戦は、立ち上がりから劣勢の展開
先発・中田が3点を奪われKOされると、打線三浦の前に苦戦。
しかし終盤8回、イ・ビョンギュが起死回生の同点2ランを放つと、
延長10回には寺原から2打席連続となる逆転の3ラン!
そのリードをプロ野球史上初の10年連続50試合登板
達成した岩瀬が1点こそ奪われはしたものの守り、逆転勝ちで5連勝
CS進出マジックも『2』に減らし、ついに3位が見えてきました。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 23回戦
(2日・横浜スタジアム | 中日16勝7敗)
7765人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R
中 日
横 浜
[勝] 浅尾(42試合3勝1敗1S)
[S] 岩瀬(50試合3勝3敗35S)
[D本] ウッズ34号 
    イ・ビョンギュ15号2ラン、16号3ラン
[Dバッテリー]
中田、小林、齊藤、清水昭信、高橋、長峰、浅尾、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
延長戦を制し、連勝を5に伸ばした
10回、井端中村紀洋の安打でつくった1死一、三塁から
イ・ビョンギュが右へ勝ち越し3ランを放った。
は8回にも同点2ラン。5打点の活躍だった。
投手は総力戦7番手・浅尾が3勝目を挙げ、最後は岩瀬が締めた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
この日の横浜の先発が三浦ということで、
6番・右翼に対三浦9打数5安打井上を起用。
中村紀洋がスタメンを外れ、井端は7番のまま。

1回、先頭・イ・ビョンギュがセンターへ弾き返すヒットで出たが、
続く荒木の2球目、エンドランがかかるも空振り。
スタートを切っていたビョンが全力疾走しないまま二塁タッチアウト。
荒木もフォークに空振り三振に倒れ、チャンスに至らず。

ドラゴンズの先発は、予想された山本昌ではなく中田
中8日で久々の先発となったものの、いきなり乱調
先頭の下園にストレートの四球を与えると、藤田が初球送って二塁へ。
さらに内川に初球、ストライクを取りにいった
真ん中低目のストレートを積極的に運ばれ、
センター前へのタイムリー。(0-1)
不用意に先制を許してしまうと、
続く村田にはフルカウントからの6球目、
外へのストレートを当てられると、右方向へ伸びた打球は
そのままライトポール際へと飛び込む2ランホームランに。(0-3)
リズムが掴めぬまま、わずか10球で3点を奪われた中田
その後も吉村を空振り三振に取ったものの、
金城、相川に連打を浴び、2死一、二塁。
さらに石川にフルカウントから内へのフォークを弾き返され、レフト前へ。
三塁を回った金城を、9月のJA全農Go・Go賞(強肩賞)受賞和田
好返球で刺し、追加点こそ防ぎはしたが、
1イニングで5安打を集中され3失点。波乱の初回となった。

3点を追うことになったドラゴンズ
2回、1死からウッズが外へのボールをミートし、
二塁への内野安打で出ると、続く井上は粘ってフルカウント。
しかし9球目、内へのスライダーにバットが空を切ると、
スタートを切っていたウッズが二塁で刺され、三振ゲッツー
初回に続き、ちぐはぐな攻撃三浦を乗せてしまう。

4回、1死から元祖・三浦キラー荒木
真ん中低目のストレートをうまく払って、
左中間を抜くツーベースで出ると、和田の二ゴロで三塁へ。
4番の森野に期待がかかるが、
初球カーブにタイミングを外されてしまい、二塁ゴロ。
初回に続き、自分の打撃をさせてもらえず。

2回の2死一、二塁のピンチを切り抜け、3回は三者凡退の中田
しかし4回ウラ、先頭・石川に5球ファウルで粘られた末、
12球目、真ん中高目のストレートを弾き返され
左中間を大きく破るツーベース。
またしても得点圏に走者を背負うと、続く三浦は浅い中飛で1アウト。
ところが落合監督がマウンドへ。
これ以上の失点は許されない場面だけに、中田はここで交代。
3イニング1/3、71球を投げ、7安打2奪三振2四球で3失点。
背番号20は首脳陣の期待にまたも背き、結果を残せなかった

代わって2番手は、復帰後初登板のなる小林
横浜ベンチも動き、下園に代えて大西を起用してくる。
左キラーとの対戦となった小林だったが、
カウント1-0からの2球目、内へのストレートを叩かれると、
詰まりながらも、一塁後方へフラフラと上がるフライ。
落ちればテキサスヒットという感じだったが、
ここで荒木がスーパープレイ!
打球に向かって背走すると、最後は飛び込んで見事キャッチ!
気迫のダイビングキャッチに三塁走者は還れず、そのまま2アウト。
救われた小林は、続く藤田を真ん中低目のスライダーで空振り三振。
無死三塁を見事に切り抜け、流れをこちらに引き寄せた。

5回、ここまで散発3安打の打線が反撃の狼煙
先頭のウッズがカウント1-2からの4球目、
内角低めのストレートを軽い感じでミートすると、
芯に当たった打球は、そのまま伸びてセンターバックスクリーンに!
荒木効果が波及したか、追撃の一発で2点差に。(1-3)
しかし後続が続かず、反撃は1点のみに終わる。

続く6回は、一転してちぐはぐ
この回先頭、齊藤の代打・平田がレフト前に弾き返すヒットで出るも、
イ・ビョンギュが外へのフォークを引っかけて、投ゴロ。
ランナーが入れ替わると、続く荒木も三ゴロに倒れまたして二塁封殺。
さらに和田が外へのストレートに空振り三振。
三浦に手こずる間にゲームは進んでいき、終盤8回に。

7回を投げ終え、94球。
ドラゴンズ戦は今季2完投の三浦
8回も井端見逃し三振、谷繁打ち上げ遊飛で早くも2アウト。
またしても同じようになってしまいそうなペースだったが、
1つのプレーがまたしても流れを変えることに。
2死から登場の清水昭信の代打・中村紀洋
カウント2-1からの5球目、外角高目のストレートを弾き返すと、
強い打球のセカンドライナーに。
しかしこれを二塁・石川が弾いてしまいヒットとなると、
続くイ・ビョンギュがカウント1-1からの2球目、
ど真ん中に甘く入ってきたストレートを振り抜くと、
ライナーでセンターバックスクリーン左に飛び込む2ラン!(3-3)
チェンジと思われた当たりが一転ヒットとなり、
続く打者にこの日唯一とも言える失投
それを逃さず見事な叩いた起死回生の一発で、
ついに同点に追いついたドラゴンズ
三浦から代わった2番手・石井裕也には封じ込められたものの、
流れは十分こちらへと向かっていた。

9回、続投の石井裕也から先頭・森野が四球を選ぶが、
続くウッズは外角低目のシンカーに合わず、見送り三振。
さらに高橋の代打・デラロサは、
2ストライクからボールをしっかり見ていたものの、
7球目、外へのシンカーに手を出してしまうと、ショート正面のゴロ。
6-4-3と渡ってしまい、おあつらえ向けのゲッツー
またしても石井裕也に、恩返しを喫してしまった。

5回以降、齊藤-清水昭信-高橋と繋いできたリリーフ陣。
9回ウラは同点ということで、6番手は左腕の長峰がマウンドへ。
先頭の代打・武山、続く大西と簡単に2死を奪い、
藤田の遊ゴロでチェンジかと思いきや、
井端からの送球が逸れてしまい、ウッズの足が離れセーフ。
思わぬエラーからサヨナラのランナーを許してしまう。
そして迎えるは、首位打者の内川
それに呼応し落合監督がマウンドへ、7番手として浅尾を投入する。
長打が出れば、サヨナラのピンチ
浅尾は初球パームでストライクを取ると、
続く2球目は真ん中高目に150キロストレート
しかし内川が打ち損じたか、打球はショート正面へのゴロ。
二塁へ送られ3アウト。ゲームは同点のまま延長へと突入した。

延長10回、横浜3番手は、クローザーの寺原
しかし12連敗中のチームだけに、間隔が空き中8日
それが影響しているのか、ストレートのキレが今一つ。
そこを突いて、攻め込んでいくドラゴンズ
この回先頭の井端が、外へのストレートを弾き返し、
二塁強襲の内野安打で出塁すると、
続く谷繁はスリーバント失敗に倒れたものの、
中村紀洋が内へのストレートを詰まりながらも
センター前に落とすヒットで、1死一、三塁。
井端判断良い走塁も功を奏し、
この日初めて連打でチャンスメークをする。

ここで迎えるは、前の打席同点2ランを放ったイ・ビョンギュ
犠牲フライでも1点が入るという1死一、三塁。
その反面、ゲッツーも考えられるシチュエーション。
しかしこの場面、集中していたというビョン
空振りとファウルで2ストライクに追い込まれたものの、
くさい球をきっちり見逃し、フルカウント。
そして迎えた6球目、スライダーが内角低目やや中よりに。
これを逃さず、完ぺきにすくい上げると、
高々と舞い上がった打球は、ライトスタンド上段へ!
まさに打った瞬間と言う2打席連続弾は、
勝負を決める3ランホームランに。(6-3)
相手のエースに続き、クローザーをも打ち砕き、この日なんと5打点
思いも寄らぬビョンの大爆発で、ついに逆転に成功した。

3点リードとなった延長10回ウラ、
ドラゴンズ8番手は、もちろん守護神
この日で、ついに10年連続50試合以上登板という
前人未到の大記録を達成した岩瀬がマウンドに上がる。
メモリアルとなったマウンドだったが、
いきなり先頭の村田にストレートをセンター前に運ばれると、
続く吉村にはレフトへあわやホームランという大ファウル。
何とか二ゴロに打ち取り、二封すると、
金城もライトライナーに打ち取り、2アウト。
しかし相川に自らの足元を抜かれるヒットを許し、
一、二塁としてしまうと、
石川には中に入ったシュートを叩かれ、
三塁横を鋭く抜いていくタイムリー。(6-4)
前夜に続き、1点を奪われてしまう。
それでも勝てればいいというのが、百戦錬磨の守護神
2死一、二塁と一発サヨナラのピンチで、
寺原の代打に佐伯を迎えたものの、早々と追い込むと、
最後は外へのスライダーで空振り三振に取って、ゲームセット!
若干ヒヤヒヤながら最後は岩瀬で逃げ切り、5連勝となったドラゴンズ
神宮で広島が勝ちはしたものの、自力で減らし、
クライマックス進出マジックは『2』へ
しぶとく勝利をモノにするなど、チーム状態も上々。
そして3位確保は、ついに秒読み段階へと突入した。


ビョン様、スゲエ!3時間45分という
ロングゲームとなりましたが、
正直、8回途中までは
負けを覚悟していましたし、
三浦に完投されてしまうのではと
思っていました。
他球場の結果で広島の勝利も知っていましたし、
また1ゲーム差となってしまうと、やりにくいなと…。
そんな風なことを考えていたときに飛び出したビョンの2ラン
あれで目が覚めましたし、『勝てる!』と思いましたね。
その後石井裕也には相変わらず苦しめられたものの、
間隔が空いた寺原の調子が今イチだったのにも助けられた。
そして一、三塁のチャンスで飛び出したビョンの鮮やかな決勝3ラン!
打った瞬間「よし、行ったあ!」とまさに絶叫。
大事な場面で決められるビョン様ここぞの集中力
芯に当たると飛んでいくパワフルさに大いに驚くとともに、
逆転勝ちとなり、まさに気分は最高という感じでした。

相手が12連敗中。そろそろ勝ちそうなムードがあるなか、
先発の中田があっという間に3点を奪われたうえ、
三浦の出来が回を追うことによくなっているときたら、
これはマズイなと思っていましたが、
それにしても野球というのは、
1つのプレーで流れが変わるものなんですね。
4回1死三塁のピンチを救った荒木のダイブ。
あそこで1点奪われていたら、ゲームを持って行かれていたでしょうし、
その反対としては、8回の中村紀洋の二塁強襲打。
あれを石川が捕っていたら、おそらく終わっていたことのでは。
しかしこれが4連勝中12連敗中とのチームの差なのか。
目標があるチームないチームの差なのか。
ピンチを凌ぎ、チャンスをきっちりモノにできるのは、
ここに来てようやく出てきたドラゴンズの「底力」からではないかと。
またしても全得点が本塁打によるものにはなりましたが、
同点2ランにしても、逆転3ランにしても、
その前の打者が繋いだ結果によるものですし、
とりあえずはプラスに考えてよさそうだなとも感じました。

2回以降失点を最小限に抑えたリリーフ陣も頑張りました。
そして前人未到の10年連続50試合登板を成し遂げた
守護神・岩瀬献身ぶりにも本当に頭が下がります。
それでもとにかく現状の目標は、3位確保
たとえ総力戦になろうとも、しっかり勝って、
クライマックスシリーズ進出を決めることが大事。
チームの流れもだいぶ良くなってきましたし、
このまま一気にCSマジックを減らし、その座を掴んでほしいですね。
『2』となったことで、もう広島を意識しなくてもよさそう。
あとは自力でCSマジックを減らすことでしょう。
そのためには横浜には申し訳ないですが、3タテを希望。
そして進出に王手をかけ、東京ドームであっさりと決めてほしい。
逆転勝利でさらに勢いに乗ったであろうドラゴンズ
さらなる奮闘と、もう一踏ん張りをお願いしたいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(2日)

◎岩瀬仁紀
<延長10回に登板し、史上初の10年連続50試合登板を達成。
3安打で1失点も今季35セーブ目で記録を飾り>
「(おめでとうございます)
ありがとうございます。
(10年かけて達成した記録、どう感じるか)
そ、そうですね、まあ10年と言ったら(笑)
長く感じますけど、まあ、よくここまで来れたと思います。
(デビューの時から常に厳しい場面での登板。
この10年間を振り返って)
めいっぱいやってます。はい。
(この試合、どういう気持ちでマウンドに上がったか)
やっぱり、ここまで来たら勝たないといけないし、
えー、広島が勝ったのも知ってますから、
えー、何とか、勝てました!
(これでCS進出にぐっと近づいた)
そうですね、本当は目指すところはそこじゃないんですけど、
えー、今ある目標というか、えー、今やらなきゃはいけないのは、
何としてでもシリーズに出て、勝ち上がっていくしかないです。
(今後も厳しい戦いが続く)
そうですね、今日のような不安なピッチングでなくて、
あの、きちっとした形で終わらせたいと思います。
お、応援よろしくお願いします。
(逆転の日本一に向けて、ファンに一言)
一戦一戦、えー、必死に頑張っていきますんで、
応援の方、よろしくお願います」



<10年連続50試合以上登板のプロ野球新記録を、
自分の役割通りセーブで飾って>
「いつも勝ち試合での登板が自分の使命だと思っている。
10年? 自分でやったことだから何と言っていいかわからない。
ただ、10年と言えば長く感じる。よくここまできたなと思います
(9年連続の)秋山(登氏・元大洋)さん? 知ってます」

<優秀なだけでも、丈夫なだけでも登れない『未踏峰』。
『救援投手に必要な条件は?』と聞くと>
「マウンドには不安を持っていかないこと。
不安はあるんですよ。打たれたときは反省もします。
でも、マウンドに上がるときは守りじゃなく、攻める。
大胆にいかないと勝てません」

<酒を飲めない体質だからアルコールとは無縁。
肩甲骨の可動域が広いため、体さえできれば
投球練習なしでもマウンドに上がれるという>
「とにかく致命的なケガをしないこと。体調管理には気を配ってきた」

<それでも今シーズンは北京五輪に出場したこともあり、
体力的なきつさを感じていたという。苦悩の分だけ達成感もひとしお>
「今年は普段なら体調がよくなる時期でも上がってこなかった。
この10年間では今年が一番きつい。
でも、気持ち、体を切らさないようにやってきた。
体をどうやってもたせるか。気力をどうやってもたせるか…。
何とか体と気持ちをつないでいる」

<疲れは限界に近い。それでも今は休むわけにはいかない。
CS出場に向けラストスパートをかける>
「頑張って勝ち上がるしかない」

<生まれながらのリリーバーに最後にこう聞く。
『もう一度生まれ変わったら、リリーフ投手になりますか?』>
「なりません! ボクは向いていないと思います。
(失敗を)引きずらないタイプが一番だと思うけど、ボクは違う。
先発に? いや、野手をやりたいですね」
公式サイト中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


○イ・ビョンギュ
<8回、バックスクリーンへ起死回生の同点2ラン。
さらに延長10回には右中間へ特大の勝ち越し3ランを放つ>
「(2ランは)何とかしようと思って打席へ入った。
完ぺきなバッティングができた。
(3ランは)打ったのはカットボール。ラッキーだったよ」

<しめて2発5打点の大暴れで、まさに『独り舞台』。
ヒーローインタビューを日本新記録の
10年連続50試合登板を達成した岩瀬に譲り、試合後はおどける>
「きょうは岩瀬に聞いてよ」

<『1番』という打順が本来の力を目覚めさせる。
トップバッターに座った9月20日の広島戦以降の9試合では、
40打数15安打の打率.375と打ちまくり、11打点を稼ぎ出す。
本人は打順の変更と好結果との因果関係をはぐらかす>
「『1番』が好影響? わからない」

<昨年のCSでは第1、第2ステージともに本塁打を放ち、
日本シリーズでは打点王の活躍を見せた『ミスターオクトーバー』。
9試合連続安打に満面の笑みを見せて>
「(この時期に)集中力が高まるのは当然だよ。
まだCS出場が決まったわけじゃない。
それが今の打席での集中力につながっている。
何とかしようという強い気持ちが結果に出ている」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋名タイ

○高代野手総合チーフコーチ
<当面は一発のあるイ・ビョンギュを核弾頭に置き続ける方針>
「居心地がいいんじゃないかな。
今のイ・ビョンギュ下位打線でためた走者を『そうじ』してくれるし、
チームにとって『1番・イ・ビョンギュ』はいいね」
中スポ

○荒木雅博
<4回1死三塁、大西の飛球をスーパーキャッチし追加点を阻止。
名手が認めた超・超ファインプレー>
「ボクの中でもかなり上位に入るベストプレーです」

<打球が上がった瞬間、全力疾走を開始。そして気迫みなぎるダイブ>
「あそこはファーストも無理でしょう。
タイロン(ウッズ)、動くなっ、と思ってました。
3点差と4点差では違いますから、捕れてよかったです」

<打っても9月14日以来13試合ぶりのマルチ安打となり>
「たまには打たないとね。
ここまで来たら、しっかりやっていかないといけない」
中スポ

○井端弘和
<延長10回無死、二塁強襲の内野安打を放って出塁すると、
中村紀洋の中前に落ちるヒットで一気に三塁へ。
難しい判断を迫られるところだが、
迷わず走って勝ち越しのチャンスを広げる。
好走塁ではあったが、その代償に右足を痛めたもよう>
「あの場面、自分が出塁すれば、点が入ると思っていた。
その前の打席で、直球がくると分かっていて、手が出せなかった。
それを頭に入れて思い切って打っていった
(好走塁には)外野も少し下がっていたし、
自分としては落ちると思っていました。でも痛かった…」

<ケガから復帰して、最初の安打がチームの勝利につながり>
「勝利に貢献できたことが大きい」
(中スポ、中日新聞

○中村紀洋
<2点を追う8回2死に代打で登場。
右安打を放って出塁し、続くイ・ビョンギュの同点弾を呼ぶと、
延長10回1死二塁でも中前打。『爆弾』を抱えながらの奮闘に>
「貴重なヒットが打てました。出る以上は完全燃焼します」
(東京中日)

○タイロン・ウッズ
<3点を追う5回に反撃のノロシ。
センターバックスクリーンへ運ぶ34号ソロを放つ。
ここ2試合は無安打だったが、この日は4打数2安打>
「バットの芯でうまくとらえることができたよ」
(東京中日、サンスポ毎日jpニッカン

○中田賢一
<先発したが、またも期待を裏切る結果に。
1回、内川の適時打と村田の2ランで3点を失うと、
2回以降も立ち直れず、4回1死三塁の場面で交代。
3イニング1/3を投げ7安打3失点。チームは逆転勝ちしたが>
「チームに申し訳ありません…」

<8月25日の巨人戦で左ひざを痛めてから、本来の投球ができない。
現状のままではCSでの登板も厳しくなってきたが>
「ひざ? マウンドに立つ以上はそれをいえない。
修正するところはわかっているので、それを自分でやっていくしかない」
(中スポ、サンスポニッカン

○清水昭信
<先発で2勝を挙げているが、
先発と中継ぎの両面での活躍を誓う。
シーズン終盤を迎えただけに気合を入れて>
「与えられたところで、一生懸命投げるだけですから」
ニッカン

○浅尾拓也
<今年は中継ぎエースとして成長。
ここまで40試合以上を投げての防御率1点台は誇れる数字。
この快進撃を支える秘密はナゴヤドームにあるビデオルーム。
連日、登板した試合のあとに自分をチェックするため足を運んでいた>
「自分で納得のいく投球だったとしても、
映像で見て理想と違えば『あ、違う』って思うときもありますね。
(チェックするのは)フォームだったり、打者との間合いだったり。
本当に参考になっています。編集していただけて感謝しています」

<ルーキーだった昨年は、とにかく無失点に、
とにかく無事に登板を終えることに無我夢中だったが、
1年が過ぎ、投球そのもの以上にプロとしての意識が大きく変化。
この夜は同点の9回に登板すると、2球で勝ち投手に>
「チームが勝ってよかった」
(中スポ)

○笘篠外野守備走塁コーチ
<1回2死一、二塁から石川が左前打。
カウント2-3のため、走者は自動的にスタートする場面。
二塁走者は俊足の金城だったが、左翼の和田が本塁で刺した。
セオリーより打球方向のデータを踏まえ、わずかな可能性にかけた>
「あの場面、ベンちゃん(和田)だけは後ろに下げなかった。
石川の力量を考えて、後ろを越されることはないと判断したんだよ。
まあ、越されたり、左翼線だったら、ボクの責任だったね」

<実は同じような経験を選手時代に味わっていた。
左翼で下がろうとしたが、当時の伊原コーチの指示は『そのまま』。
結果、左前打を本塁打で刺した。西武黄金期での経験が生きている>
「肩の強い選手じゃなかったんだけどね。こういうこともあるんだなって」
(中スポ)


○落合監督
<逆転勝ちで5連勝、CSマジックを2とする。
3点差をはね返しながら、手放しで喜ぶことはなく>
「きょうは監督が下手な野球をした。
きょうは選手で勝った試合。監督が打つ手を間違えた。
どこ? 全部。きょうは1日そうだった」

<10年連続50試合以上登板の岩瀬について、最大級の賛辞を送る>
「すごいことです。この先、当分、破られることはないでしょう。
(現役を)やめるまで(50試合を続けて)いってもらいましょうか。
他の選手に代わりはいるけど、
あいつに代わるピッチャーはウチのチームにはいないから」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


記録備忘録。(2日)

岩瀬横浜23回戦(横浜)で延長10回に登板し、
史上初の10年連続50試合登板を達成。
3点リードで登場、1イニングを3安打1失点で今季35セーブ目を挙げた。
岩瀬は昨季、秋山登(大洋)が1964年につくった
9年連続50試合登板のプロ野球記録に並んでいた。
入団1年目からの記録で、初登板は99年4月2日の広島戦(ナゴヤドーム)。
通算581試合で先発は1度だけ、47勝28敗192セーブをマークしている。
9月9日には史上初の4年連続30セーブ到達も果たした。
共同通信社毎日jp


若竜トピックス(2日)

◆中日2軍紅白戦
(2日・ナゴヤ球場)
  000 000 2 =2
  000 000 0 =0
(7イニング制)
[本] なし
[投](紅)ネルソン、山井、○中里 (白)朝倉、久本、●高江洲
(中スポ)

○山井大介
<右ひじ痛で長期離脱中。
ナゴヤ球場で行われた2軍紅白戦で約半年ぶりに実戦復帰。
紅組の2番手として、5回から中継ぎ登板し、
1イニングを無安打1奪三振の無失点に抑える>
「良かったと思う。
復帰したばっかりだし、細かいことどうこうは別として、
実戦で投げられたことが良かった」

<4月17日の巨人戦を最後に戦列離脱し、同25日に抹消。
それから約半年。早期復帰を目指して取り組んだが、
症状は一向に改善されず、一進一退を繰り返してきた>
「こんなに(復帰まで)かかるとは思わなかった。
(今季は)自分の中で悔しい部分があった」

<1イニング13球の復帰登板だったが、大きな大きな第一歩。
直球の最速は147キロを計測するなど、
昨季の日本シリーズで8回パーフェクトに抑えた投球を
思い起こさせる切れ味鋭い速球も披露。
手応えをつかむと、次なる目標も掲げて>
「直球の感覚がちょっとは良かった。
半年ぶりだし、変化球の曲がりなど感覚のずれはまだあるが、
残りは少ないけど、1試合でも(1軍で)投げたい。
もしチャンスをもらえるなら投げたいです。
(良かった時の変化球の)感覚は残っている。
フェニックスリーグ(7日に宮崎で開幕の若手教育リーグ)でも
どんどん投げて、感覚を早く取り戻したい」
中スポサンスポ名タイ

◇小林2軍投手コーチ
<約半年ぶりに復帰した山井の投球を見守り、目を細める>
「もともと力のある投手。球を見ても素晴らしかった。
ほかの投手では投げられない球を投げるね」

<1軍復帰については、慎重にコメント>
「可能性がないわけではないし、
そういうモチベーションを持ってもらいたいが、冷静な目で判断しないと…。
上(1軍)がどうしても欲しいなら別だが、
今年うんぬんは考えていないし、来季いいスタートを切ろうという感じ」
名タイ

●朝倉健太
<右腕の血行障害で2軍調整中。
白組の先発として、4イニングを投げ、
3安打2奪三振1四球無失点に抑え、復調をアピール>
「1球1球いろんなことを確かめながら、
変な力みもなく投げられています。
まだあきらめたわけじゃない。
チャンスがあったら(1軍に)行きたい気持ちがある。
今は、投げた時に結果を出すことしか考えてません」
中スポ


ナゴヤ球場で行われたファームの紅白戦
2-0で紅組が勝ったようですが、
ポストシーズンの『秘密兵器』として
期待されている?山井朝倉がそれぞれ登板。
なかでも注目は右ひじ痛が癒え、約半年ぶりの実戦となった山井
中継ぎとして登板すると、わずか13球ではあったものの、
MAX147キロのストレートを始め、切れ味鋭いボールを投げ込み、
空振り三振、中飛、二ゴロと3人でピシャリと抑えたもよう。

一時はメスを入れることも考えたといわれる山井
しかしそうせずに慎重に歩みを進めて、
ようやくたどり着いたこの日の復帰登板
普通に投げられさえすれば、力のある投手だけに、
前進していることは、とてもうれしいですね。
おそらく今季に関しては、1軍復帰はないと思われますが、
来季に向け、より投球感覚を取り戻せるよう、
今後も投げ込んでいってほしいと思います。

2008年10月 2日 (木)

先発憲伸無問題、逃切竜4連勝でCSマジック3!

10月に入り、公式戦もいよいよ残り7試合
3位確保に向け、広島とし烈な争いを続けるドラゴンズは、
この日からハマスタでの横浜との3連戦。
今季苦手としているビジターゲームとなりますが、
それを意識させない投球を久々先発となったエース・川上が披露。
危なげなく6イニングを4安打無失点に抑え込むと、
打線も5回にイ・ビョンギュ、和田の本塁打で3点を援護。
終盤リリーフ陣がピンチを招いたものの、逃げ切っての4連勝
広島が大敗したため、CS進出マジックはついに『3』となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 22回戦
(1日・横浜スタジアム | 中日15勝7敗)
6296人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜
[勝] 川上(19試合9勝5敗)
[S] 岩瀬(49試合3勝3敗34S)
[D本] イ・ビョンギュ14号2ラン 和田16号
[Dバッテリー]
川上、浅尾、高橋、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
4連勝でクライマックスシリーズへの進出マジック3
川上は1回無死一、二塁のピンチを切り抜けると、
危なげない投球だった。先発としては約3カ月ぶりの白星。
7回からは継投でかわした。
打線もエースの好投に応えた。
5回、イ・ビョンギュの先制2ランと和田のソロ本塁打で
3点を入れた。横浜は6年ぶりの12連敗。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【ゲームレビュー】
9月28日に1軍再昇格を果たした井端スタメン復帰
しかし打順は、デラロサが入っていた7番にそのまま入る。

ドラゴンズの先発は、7月25日以来約2カ月ぶりとなる川上
しかし立ち上がり、いきなり先頭・下園
中へのカーブを叩かれ、一、二塁間を割られると、
続く藤田には外角高目のストレートをレフト前へ。
無死一、二塁とランナーを背負い、迎えるは、3番・内川
しかし初球、内角低目のストレートを引っかけての投ゴロ。
川上がすばやく送球し、1-4-3のダブルプレー
思惑通りの併殺で2死三塁にすると、
続く村田をカウント0-2からの3球目、
外角低目のストレートで遊ゴロに取り、無失点で切り抜ける。

横浜先発は、中8日で左腕・吉見祐治
2回、1死から5番・ウッズが四球を選び出ると、
2死から復帰初打席井端も四球で一、二塁。
さらに谷繁が内へのスライダーを詰まりながらも
センター前に落として、満塁のチャンス。
打撃に定評のある川上を迎えたが、
カウント2-2からの5球目、外一杯に見事なストレート。
これにはさすがの川上も空振り三振。先制機を逃す。

初回のピンチを切り抜けた以降、
川上は波にも乗ったか、落ち着いた投球を披露。
この日も真っ直ぐを主体に押す投球ながら、
きっちりと両サイドを突き、甘いボールもなし。
2回、3回と三者凡退に打ち取ると、
4回ウラ、1死から内川に外へのカーブを拾われ、出塁を許すも、
村田を内へのシュートでセンターフライ、
吉村を外へのフォークでショートライナーと、
相手の主軸に打撃をさせず、しっかりとゼロを重ねていく。

一方、打線は緩急を付けた吉見の投球に
今ひとつタイミングが合わず、手こずり気味
しかし5回、ようやくエースの好投に報いる時が。
この回先頭の谷繁がフルカウントからライト前に運び出ると、
続く川上がカウント1-3から送って、二塁へ。
迎えるは、3巡目に入る1番のイ・ビョンギュ
警戒しなくてはいけない場面ながら、
カウント1-0からの2球目、ストレートが甘く外角高目へ。
好きなゾーンにボールが来たビョンがスパッと叩くと、
左方向へ伸びた打球は、そのままレフトスタンドへ!
失投を逃さず叩いた2ランホームラン。(2-0)
ようやく均衡を破ると、さらに動揺した吉見を攻め込み、
2死から和田がカウント2-1からの4球目、
内へのストレートを巻き込むように振り抜いて、
左中間スタンドへ運ぶソロホームラン!(3-0)
ワンチャンスをきっちり活かし、本塁打2発で先制。
ここまで無失点を続けるエースには十分の援護となった。

3点のリードをもらった川上
しかし投球は依然として安定
5回ウラ、2死から武山にレフト前に運ばれたものの、
吉見の代打・鈴木尚を外へのフォークで三塁正面のゴロに。
続く6回はトップからの打順となったが、
下園、藤田をともにレフトフライに打ち取ると、
最後は内川を外へのストレートでライトフライ。
結局この日は、6イニング、74球を投げ、
4安打1奪三振無四球で無失点。
復帰先発ということで、ベンチも無理させないのか、
若干早めにマウンドを降りたエース
今季横浜戦では1点を奪われることなく、終えることとなった。

7回ウラ、ドラゴンズは早くも勝ちパターンのフォーメーション。
そして2番手で浅尾がマウンドに上がる。
ところが、この日は今ひとつの調子。
先頭・村田に対し、抜けたストレートが顔面付近へ。
それでもフルカウントからパームで空振り三振に取りはしたものの、
続く吉村に初球、真ん中低目のストレートをセンターへ運ばれると、
金城にも外へのストレートをセンター前へ。
連打で1死一、二塁とピンチを招いてしまう。
しかしここから浅尾が踏ん張り、
石川を内へのパームでタイミングを外し、空振り三振に取ると、
武山の代打・佐伯には外角低目のパームをうまく拾われ、
あわやセンター前に落ちるかという当たり。
しかしこれを井端が追いつき、ダイレクトキャッチ!
さすがという好捕浅尾を助け、ゼロのリレーを繋ぐ。

8回ウラ、ドラゴンズ3番手高橋
しかし1死から下園の代打・大西にぶつけてしまい死球。
嫌な感じでランナーを出してしまうと、
藤田に代打・相川のコールを受け、4番手に清水昭信を投入する。
ハマスタではリベンジ登板となる清水昭信
迎えた相川をフルカウントから内へのストレートで空振り三振に取ったものの、
続く内川にカウント2-2からの5球目、
内へのストレートを叩かれると、レフトを襲う大きな当たり。
行ったか?と思いきや、もう一伸びが足りずレフトフライに。
一瞬肝を冷やしたものの、結果的にはリベンジを果たす。

そして9回ウラ、マウンドにはもちろん守護神・岩瀬
前人未踏の10年連続50試合王手をかける49試合目の登板。
しかし先頭・村田に内へのストレートをレフト前に落とされると、
吉村にも高目のボール球を弾き返され、レフト前へ。
いきなりの連打で無死一、二塁としてしまうピンチ。
ところが続く金城をカウント2-1からの4球目、
外角高目のシュートを引っ張られるも、一塁正面のゴロに。
中村紀洋が捕ると、すばやく二塁へ送球。
井端からの返球を再び受けて、3-6-3のダブルプレー!
またしても好守によって、大きなピンチを凌ぐ。
それでもランナーは残り、2死三塁。
ここで岩瀬が若干ホッとしたのか、
続く石川に初球、外へのスライダーをバットを折られながらも
レフト前に運ばれてしまい、タイムリー。(3-1)
一矢報いられてしまい、1点を返されてしまう。
なおも2死一塁となったが、気を引き締め直した岩瀬は、
続く斉藤俊雄をシュートで遊ゴロに打ち取り、ゲームセット!

エース・川上好投とワンチャンスを活かした
打線本塁打攻勢横浜を倒し、4連勝となったドラゴンズ
この日またも大敗した4位・広島との差は2ゲームに。
6イニングを投げ、無失点の川上は、
先発投手としては、7月4日以来となる今季9勝目を。
また1点こそ失ったものの、締めた岩瀬34セーブ目をマーク。
そしてCS進出マジックもいよいよのカウントダウンの『3』。
3位がいよいよ見えてきたことに加え、井端の復帰など
その後の反攻へ向けての準備が着々と揃うこととなってきた。


先発勝利のハイタッチ!し烈な3位争いを演じるなか、
すべてビジターとなっている
7試合のなかの初戦。
前回負け越した
ハマスタでの対戦となりましたが、
先発復帰となったエースが好投。
危なげない投球で、
6イニングをゼロに抑えると、
打線は5回の1イニングだけでしたが、
相手投手の失投を逃さずに、2本の本塁打で加点。
さらにその3点をリリーフ陣が苦しみながらも
抑え込んで、大きな1勝をゲット。
広島が敗れたこともあり、クライマックス進出マジック『3』。
3位確保へだいぶ優位になってきた感が。
そして今季やりくりに苦しんできたメンバーが
ここに来てようやくベストで組めることとなり、
この先が楽しみになってきそう、そう感じたゲームとなりました。

「必ずここへ帰ってくる」
ホームを離れた広島がまさかの3連敗。
ドラゴンズも苦手のビジターでのゲームとなるだけに、
同じような苦戦を強いられてしまうかなと心配しましたが、
とりあえずは無用なものとなってよかったなと。
やはりそうならなかったのは、この投手の好投があったから。
約2カ月ぶりの先発復帰となった憲伸がナイスピッチング。
立ち上がりこそ、若干ボールが高目に浮き、
連打でピンチを招いてしまいましたが、
無死一、二塁で迎えた内川を内へ食い込むストレートで
注文通りのゲッツーに取れたことが大きかったかなと。
続く村田も無理やり打っての内野ゴロ。
ただでさえ11連敗中横浜だけに、いったん躓けば後は思いのまま
相性の良いベイ打線を完ぺきに封じ込んでの6イニング無失点
前回の復帰登板同様、力のある真っすぐが主体ではありましたが、
本人も言うように「丁寧な」投球に終始していた印象。
持ち前のガッツポーズこそなかったものの、
制球力を誇るエースがこういう投球をすれば、相手はそう打てない。
さすがの安定感を披露するとともに、
これで「憲伸は大丈夫だな」と感じさせる内容だったと思います。
球数も少なく74球と省エネのわりには、6回で降板と
その辺りは早いんじゃないかと思いましたが、
ベンチ的には「まだまだ」という印象だったのでしょうか。
ただ次回以降は、もっと長いイニングを投げられるはず。
残り6試合であと2試合ぐらいは放ってくれそうなエース
この調子をより上げて、この先のポストシーズンでも
好投してくれることを願いたいです。


一方、打線は久々のベストメンバーでのスタメン。
ただ打順的にはしばらくはこのまま行った方がよさそうですね。
本来ならイバアラの1、2番が相手に脅威かもしれませんが、
この日先制2ランを含む2安打を放ったビョンが好調。
『1番』という打順が合っているようにも思えます。
さらに井端というバッターが『7番』にいるのもコワイなあと。
井端に関してはまだ病み上がりですし、
もう少し上がってくれば、打順の組み方を変えてくるとは思われますが、
森野4番という起用と同様、しばらくはこのまま。
下位打線では谷繁も好調ですし、悪い流れもないですし、
あえて崩してにはめ込んでしまう必要はないでしょう。
とにかく今はどんな方法でも得点を奪うことが大事。
チャンスが来たら、それぞれが持ち味を発揮し、に結びつけてほしいです。


ようやく先が見えてきたという感じではあるものの、
残りまだ6試合、3位が確定するまでは、
さらに気を引き締めて、相手に向かってほしいものですね。
おそらく広島もこのまま終わらないでしょうし、
横浜の連敗もそろそろ止まりそうなムードも。
ただドラゴンズ的にはそんなことを気にせず、
一戦一戦をしっかり戦ってくれればと。
迎える第2戦、中スポ予想は中田となっていましたが、
中14日となってしまう昌さんがそろそろ出てきそうな気もします。
一方、相手はハマの番長の先発が濃厚。
今季何度か苦しめられている投手ですが、
番長キラー荒木を筆頭にきっちり叩いて、連勝でマジックを減らす。
ここに来てようやくベストで戦えそうなドラゴンズ
底力を見せ、3位確保により前進してほしいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(1日)

◎川上憲伸
<7月25日以来の先発で6イニングを4安打無失点。
力強い投球で、今季9勝目をマーク>
「(ナイスピッチングでした)ありがとうございます。
(久々の先発としてのマウンド、どんなことを考えて)
そうですね。でもあのう、普通に、あのう、久しぶりですけど、
えー、丁寧に投げることを心掛けて投げました。
(前回といい、今日といい、すばらしい投球)
そうですね。あの、たまたまだと思いますけど、はい。
(この初戦、絶対取ってやろうという気持ちを感じた)
そうですね。あのう、まず初戦を良いカタチで勝てると、
(横浜3連戦)3連勝というところも見えてくると思うので、
この1勝を、えー、集中して投げました。
(何よりエースが先発として戻ってきてくれた、これですよ)
(歓声に一礼)ありがとうございます。
そうですね。あのう、まず7月後半で
僕の先発はずっと終わってまして、
えー、オリンピックで中継ぎという役割がね、
定着したかのような感じになっていましたから(笑)
まあ、そういう意味では、あのう、久しぶりですけど、
ようやく自分のポジションに戻ってきた感じがします。
(久々の先発での白星、格別じゃないか)
そうですね。あのう、まあ良い感じで次の試合に
あのう、向かっていけると思いますね、はい。
(広島が神宮で大量リードを許しているが)
(バックスクリーン方向に振り向き)ふふふっ(笑)
そうですね。あのう、まあこういう3位という争いですけど、
僕たちに残されているのは、もう3位、
クライマックスに出るということなので、
残りの試合をしっかり勝って、クライマックスに残りたいなと思います」


<肌寒くなった10月の横浜で、ロッカー室から半袖姿で現れる。
ヒートアップした心身を風にさらして歩く>
「全身のアイシングなのよ。冷やしてるの。
2カ月ぶりぐらいの先発の割には、
まずまず試合をつくることができました。
収穫は、そういうところが大きかった。
長いイニングを丁寧に投げることをこころがけました」

<これで昨季から足かけ2年、横浜には26イニング連続無失点。
取り立てて一発対策があるワケではないようだが、圧倒的優位を保ち続け>
「たまたまじゃないですか。
あまり一発を意識してはいないと言えば、いないんですが…」

<快投だったが、完全復活へはあと一歩のよう。
球数は『74』、2カ月ぶりの先発とあって、無理はしなかった>
「5回を予定していたけど、球数が少ないので6回までいきました。
イニングをまたぐことが重要なので。
100球投げても3イニングではよくない」

<切り替えのうまさも自身の強さ。その一端として見えるのがグラブ。
一つのものにこだわる選手も多いが、ポンポンとグラブを変える。
五輪では真っ赤なグラブ。帰ってからは薄茶色っぽいものに戻したが>
「いっぱいあるから」

<5年連続7度目の2ケタ勝利に王手をかけたことには>
「10勝にこだわりはない。チームがプレーオフに行く方が大事。
しっかりとCSに向かいたいと思う」
憲伸の声「9勝目」、中スポサンスポスポーツ報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


○イ・ビョンギュ
<5回1死二塁から左翼席に先制2ランを放つ>
「川上投手がいいピッチングをしてたんで、
先制打が打てて良かったよ。自然とバットが出た」
中スポ共同通信社毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○和田一浩
<5回2死、左中間にソロ本塁打を放つ>
「何とか塁に出ようと思った結果が、たまたまホームランになりましたね」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋

○井端弘和
<右ひざの故障で約1カ月間戦列を離れていたが、
この日『7番・遊撃』で先発復帰。
7回2死一、二塁では、佐伯のライナーをジャンプして好捕。
失点を防ぐ見せ場をつくり、満足そう>
「自分にとっては普通です。
久々にしては動けた。打つ方もタイミングは合っている。
体は動いている。あとは9イニングを守る体力が課題です」

<故障直後はまともに歩けないほどの状態だったが、
段階を踏んでシーズン最終盤に間に合わせてきた。気合十分に>
「今まで試合に出ていないので、やるしかないでしょ」
(中スポ、サンスポ

○高代野手総合チーフコーチ
<実戦復帰を果たした井端について>
「動きはもう大丈夫。打つ方は実戦から離れていたから仕方ない」
サンスポ

○谷繁元信
<2回の第1打席で中前へチーム初安打を放つと、
5回には先頭打者として右前打でチャンスメーク。
ここ最近10試合の打率は.366と好調。それでも気を緩めず>
「まだクライマックスシリーズ進出が決まったわけじゃない」
(東京中日)

○浅尾拓也
<7回に2番手で登板、連打を許したものの、
150キロ超の真っすぐなどで後続をねじ伏せ、
開幕からの横浜戦での連続無失点を9試合に伸ばすも苦笑い>
「横浜戦は無失点ですね。
でも、今年2度(危険球)退場になっているのも横浜戦ですから」
(東京中日)

○岩瀬仁紀
<3点リードの9回を任されたが、1イニングを3安打1失点。
今季34セーブ目を獲得したと同時に、
前人未到の10年連続50試合登板まで、あと1と迫る。
7月20日以来12試合ぶりに失点したが、勝利という結果で十分>
「勝ってよかった。
1点取られた? まあ、思ったところには投げられているからね。
あと1試合? それで終わりじゃないから。
まだ先は続く。50試合を達成して気持ちが切れちゃいけないんだよ」
中スポ

◇トマス・デラロサ
<試合前の練習で落合監督から直接アドバイスを受ける。
指揮官が見守る中で、ティー打撃を反復。
井端が復帰してスタメンから外れたが、まじめ助っ人は必死>
「日本の野球に慣れるためにアドバイスは大事にしている」
ニッカン

◇小池正晃
<試合前の打撃練習で手にしていたバットには『男・村田』の文字>
「9月に横浜スタジアムで試合をしたときにもらったんです。
あれだけ打っているバッターですから『どんなもんか』と思って」

<自分のバットよりも50~60グラムは重く、振った感触は全く違う。
試合で使うことは考えていないが、練習の一貫として振るつもり>
「軽く振っても飛んでいくような感じです」

<ともに『松坂世代』の同級生だが>
「同い年でもあるし、(村田とは)仲良しです。
普段は野球の話はあまりしませんね」

<それでも今や本塁打王にまで成長した
村田の存在は大きな刺激に>
「フォームがどっしりしていて力強い。『しんが強い』という印象です。
彼とボクとは打者としてのタイプが違いますが、
『うまくボールにコンタクトしている』という点では参考にしたいです」
(中スポ)

◆田中大輔
<9月25日に登録抹消され、現在はナゴヤ球場で2軍選手らと練習。
ファームは7日から始まる宮崎でのフェニックスリーグに
出場するため準備を進めているが>
「今のところフェニックスリーグに出ろなど何も聞いていません」

<教育リーグで数多くマスクをかぶることも大事だが、
大舞台の雰囲気を経験することを本人は望んでいる>
「やっぱり1軍のベンチの雰囲気は全然違います。
自分にとってはすごい刺激を受ける場所。CSでまた1軍に上がりたい」

<ファーム今後紅白戦を数試合行う予定で、出場して試合勘を維持。
2軍の古久保捕手コーチが退団したことで担当コーチがいない状況だが>
「1軍の練習で言われたことや
これまで言われたことを思い出しながらやっています」

<頭には古久保コーチがチームを去る時に
言われた言葉が残っている。
『しっかりやって谷繁を追い抜けよ』
今は背中を追い続けるしかないが、
CSのような厳しい戦いを知ることが重要になる>
「今は応援するだけですから…。僕は頑張って練習します」
名タイ


◇立浪和義
<オリックス・清原の引退に中スポへ手記を寄せる>
「清原さん、長い間お疲れさまでした。
最後の勇姿を見たかったのですが、
ドラゴンズもクライマックスシリーズ出場へ向けて戦っている最中。
テレビのニュースで、その姿を目に焼き付けました。

出会いはPL学園に入学したときです。
入る前から桑田さんとのKKコンビは有名で、
ぼくたちのあこがれの的でした。
野球部に入って、まず驚いたのが清原さんの打撃練習でした。
打球がどの方向に飛んでもホームランになってしまう。
すごさをひしひしと感じたときでした。
今でもはっきり覚えている思い出があります。
入って2カ月たった6月のこと。
打撃練習をして、その日の夜です。寮で清原さんに会うと
『いいバッティングをしてる』と褒めてもらいました。
2年先輩で近づくのも恐れ多かったのに、清原さんから話をしてくれた。
一言だけでも、あこがれの人からの言葉が、すごくうれしかったです。

プロに入ってからの思い出はやはり2000本安打を達成したとき
(03年7月5日の巨人戦)に、清原さんから花束をいただいたことです。
先輩から祝福されるなんて、こんな光栄なことはありません。
プロに入ってからは何度も食事に誘っていただき、
話をする機会も増えました。

最近はけがで大変だったと思います。
そんなときでも、気を使ってくれて、
ぼくが代打専門になってやっているときに
何度も『頑張れよ』と声をかけてもらい、励みにしてきました。
今年復帰する前に電話をいただきました。
復帰することと、今年でやめる話を聞きました。
本当なら、グラウンドに立てるようなひざの状態ではないと思います。
でも『最後の試合で打ちたいんだ』と、
そのときに話してくれました。その気持ちがすごいです。

清原さんが活躍する姿は、ぼくにとって刺激になったし、
勉強にもなりました。ユニホームを脱がれるのは寂しいです。
また、指導者としてユニホームを着るときを楽しみにしています」
中スポ・立浪手記)

◆辻2軍監督
<この日引退したオリックス・清原について>
「神戸で会った時、向こうからあいさつしてきて、
気持ちが固まっているんだろうなと思った。
印象に残っていることはたくさんある。
初めてティーバッティングを見た時、すごいと思った」
時事通信


○落合監督
<4連勝で4位・広島とのゲーム差が2に広がり、
CS進出マジックは『3』に。
川上について復活途上にあることを説明>
「まだまだだろうな。丁寧に放ってるというだけ。
本当に良かったら8回、9回までいってる。
あの球数だから。足りないというのではなく、
やっとここまで放れるようになったということ。
それだけボロボロになって(五輪から)帰ってきた」

<この日から井端が戻り、開幕スタメンが揃ったが>
「まだ並びが違う。何が一番いいかは分からんが」
何が一番いいのかを考える。
まだみんな完全に動ける状態じゃない。手探りだ」

<この日引退試合を行ったオリックス・清原について>
「長い間、ご苦労さまでした。
(清原は)自分から辞められる選手だったっていうこと。
言えるのはそれだけ」
中スポ12サンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋12ニッカン

2008年10月 1日 (水)

甲子園中止、きょうから関東6試合憲伸で先陣!

予定されていた甲子園での阪神戦
降雨のため中止となり、室内練習場で調整したのち、
次戦の地・横浜へ移動となったこの日のドラゴンズ
雨の神宮で東京ヤクルトと対戦した広島が敗れ、
クライマックスシリーズ進出マジックは『5』
3位確保へ向け、着々と進みはしているものの、
やはり残り試合を自分たちで確実に勝っていくことが大事。
10月初戦となるハマスタでの横浜との3連戦。
前回対戦では相手の主軸に本塁打攻勢を喰らった投手陣ですが、
先陣を切ることになる川上を始め、真っ向勝負でいくようです。

ドラゴンズトピックス(30日)

◇山本昌
<先発予定だった阪神戦が降雨中止となり残念がる。
甲子園名物のアルプススタンドが改修されることを聞かされ、
雨の中グラウンドに出て三塁側方向を見つめて>
「投げたかったな。
まだ、ラッキーゾーンにブルペンがある時から放ってるからね」

<同じく先発予定だった阪神・下柳に
『43歳にもなって、ホント“ミスター元気”ですね。
見習いたいです』と言われ、大いに照れる。
雨に流された“アラフォー対決”にうらめしそう>
「晴れてほしかったなあ」
(東京中日、スポニチ名古屋

◇山田マネジャー
<雨で中止になり、移動が1日早まったが、
横浜の宿舎は確保されていた。天候を先読みし有事に備える>
「(週間予報で)悪いなと思った段階で動きました。
込み合う週末じゃなかったんで、ツイてました」
(中スポ<ドラ番記者>

◇高橋聡文
<山田マネジャーら球団スタッフの迅速な移動に>
「それって宿泊費もかさみますよね。
選手のコンディションを考えてくれているんですから、ありがたいです」。
(中スポ<ドラ番記者>


◇川上憲伸
<きょう1日の横浜戦での登板が予想される。
この日はチームには同行せず、ナゴヤ球場で調整し横浜へ移動。
7月25日の阪神戦以来約2カ月ぶりの先発マウンドとなるが、
穏やかな表情で話し>
「大事な試合? それは(どの試合も)みんな一緒なんでね」
中スポ

◇吉見一起
<3日の横浜第3戦の中スポ先発予想。
前回27日の対戦では4イニング4失点KO。リベンジの思いを口に>
「前回はやられましたから。
次はチームが勝つために、やり返したい」
(中スポ)

◇中田賢一
<3日の横浜第3戦のスポニチ先発予想。
村田との真っ向勝負指令について>
「当然、そこを抑えるのが大事。どの試合も落とせない」
スポニチ名古屋

◇谷繁元信
<前回の対戦で計8発打たれた村田・吉村について。
大きな当たりを打たせないように攻めていく構え>
「打たれる、打たれないにかかわらず、
今はとにかく勝てばいいんです。打たれても、最後に勝っていれば」
中スポ

◇森バッテリーチーフコーチ
<阪神戦が降雨中止となり、甲子園室内で練習を見守る。
投手陣に村田との『真っ向勝負』指令を下し>
「最初から引け腰にはならない? そりゃそうに決まっている」
スポニチ名古屋

◇岩瀬仁紀
<あと2試合登板すれば、10年連続50試合という
前人未到の記録に届くが、その肉体が無傷であるワケがない>
「この時期になって、体調がいいということはないよ」
(中スポ)

◆金本知憲(阪神)
<球界でもう一人の『鉄人』に
岩瀬の偉大な新記録について聞くと、何度も驚嘆>
「10年連続かぁ、すっげえなあ。
50試合、10年かあ。相当体が強いんやなあ。
早うメジャー行けえ、と思っとったけど、行かんかったなあ…。
オレの天敵(通算64打数7安打、打率.109)じゃけぇ」
(中スポ)


◇井端弘和
<右ひざ痛から回復し戦列復帰する予定だったが雨天中止。
甲子園の室内練習場で汗を流し『復帰即スタメン』をアピール。
中止で右ひざを『温存』できることを喜ぶより、
復帰が一日延びたことを残念がり>
「恵みの雨? そんなことはない。きょうは出るつもりでしたよ。
まあ、雨でぬかるんだ土の上でプレーするよりは良かったけど。
(試合が)先に回った方がいい」

<チームは今季敵地での試合を苦手としているが、
打率.345と抜群の成績を残している『ビジターの鬼』。
ビジターチームは試合前練習をホームチームの後に行うため、
昼すぎまでゆっくり休めることが、好結果につながっているという>
「自分にとっては、遠征に出るとかえってゆっくりできるのがいい」

<試合から約1カ月遠ざかったことによる、
コンディションへの影響は心配なさそう。
トレーニングでシャープな体をきっちり維持>
「故障して逆に体重が3キロぐらい減った。71キロしかないんだ」

<CS進出へ泣いても笑ってもラスト7試合。静かに闘志を燃やし>
「故障して試合に出られなかった分も、やるしかない」
中スポスポーツ報知

◇森野将彦
<この日、今季取得したフリーエージェント(FA)権を
行使せず、来季も中日に残留する意向を明らかに>
「権利は行使しません。
(中日で)レギュラーをつかんで、
チームをこれから担っていくという気持ちです。
愛着もあるし、好きで入った球団ですからね。それが一番大きい」

<来季『9年』の資格を満たせば
メジャー移籍も可能な『フルFA』となるが、
米球界入りの可能性も完全否定>
「メジャーには僕自身が興味を持っていない。
だからそれもないでしょう」

<今季横浜スタジアムでは打率.409、3本塁打、5打点と好相性。
出場した5試合すべてで安打を放ち、3試合で打点を挙げている。
9月24日の東京ヤクルト戦から慣れない4番打者を務めているが>
「いつもと同じように、普通にやろうと思っています」
スポーツ報知共同通信社スポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


◇落合監督
<この日の阪神戦が雨天中止となり>
「今日は(取材対応は)休み。試合がないときは休み」
ニッカン

【ドラゴンズ・残り7試合の日程】
10月1日(水) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)
10月2日(木) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)
10月3日(金) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)
10月4日(土) 対巨人(14:00・東京ドーム)
10月5日(日) 対巨人(14:00・東京ドーム)
10月7日(火) 対東京ヤクルト(18:20・明治神宮野球場)
10月12日(日) 対阪神(18:00・スカイマークスタジアム)


この日予定されていた阪神戦は、
台風と秋雨前線の影響で、14時40分に中止が決定
10月1日からリニューアル工事が始まる
甲子園での今季最後のゲームは、幻となってしまい、
代替試合は12日に神戸・スカイマークスタジアムで行われることに。
阪神にとっては地元最終戦となりそうですし、
こちら的にはできればそこまでに、3位を確定させておきたいところです。

ところで広島東京ヤクルトに大敗を喫し、
ゲーム差が1と広がるとともに、CSマジックは1つ減って『5』。
休んでいる間にも、3位への道は進んではいますが、
残り7試合でその『5』を減らし、CS出場へ突き進むには、
自らできっちりと勝っておかなくてはなりません。
そんななか、きょうからは関東に腰を据えての6試合。
手始めに迎えるは、ハマスタでの横浜戦
今季14勝7敗と大きく勝ち越している相手とはいうものの、
ハマスタ、平塚というビジターゲームでは、5勝4敗。
特に前回、9月12日からの3連戦では、
1勝2敗と負け越しているだけに、油断はできず、
気を引き締めていかなくてはならないでしょう。

気になる先発は、初戦・川上、2戦目・山本昌
そして3戦目に吉見というのが、中スポ予想。
一方のスポニチでは第3戦に中田との報も。
横浜戦の後すぐに、東京ドームで
巨人との2連戦もありますし、吉見はそちらにという予想もありそうです。

それはさておき、初戦先発はおそらく憲伸
大阪遠征には参加せず、ナゴヤ球場で調整し、
そのまま横浜へ移動したというエース
前回9月24日の東京ヤクルト戦で、
ついに北京五輪後初となる復帰登板を果たし、
力のあるストレートで押し、3イニングを無失点。
「健在ぶり」をファンにアピールしてくれましたが、
先発としての登板は、約2カ月ぶりとなりますし、
その投球ぶりが大きく注目されるところです。

今季チームが苦手としているビジター
エースの好投で気持ちよく立ち上がり、
その後の6試合に弾みを付けたいところですが、
その憲伸の前に立ちはだかりそうなのが、
内川、村田、吉村という横浜自慢の右の中軸たち
特に前回のハマスタでは、清水昭信、齊藤、山内といった面々が
村田、吉村に合わせて8発喰らってしまうありさま。
さらに前を打つ首位打者の内川が出ていたものなら、
大量点に繋がってしまうこともしばしば。
ハマスタでの横浜戦を勝ち抜くためには、
この右打者陣をいかに抑えていくかが、カギと言えるでしょう。


先発でナイスピッチングゥ~!まあ当たり前といっちゃ当たり前。
敵の中軸に打たれりゃ
そうなるのでしょうが、
かといって、逃げてばかりいてもしょうがない。
そのゲームの状況を見定めながら、
勝負するところはして、その他は流す。
そういうメリハリ
大事となってくるでしょうね。
ただ前回のハマスタでやられたのは、
比較的若い投手ばかり。
今回の先発は、憲伸、昌さんといった面々ですし、
それほど失投も多くない投手ですから、
よほどの投げ間違いさえなければ、抑えられると信じています。
とにかく3連戦の頭をきっちり取っておけば、
流れを掴むこともできるでしょうし、
そのためにも憲伸にはしっかり投げてもらいたいなと。
落とせないゲームが続くだけに、つまづきだけは許されない。
久々となる先発マウンドですが、この先を見ていくために
相手に真っ向から立ち向かい、そして好投をお願いしたい。
勝負の10月の先陣を切るエースの投球に、大いに注目したいです。

その他の情報では、こんなのも↓
中日 ウッズ退団、横浜・金城獲りへ
(デイリー)

Y!のトピックスにありましたが、
デイリーですし、どこまで信じていいのかわかりませんが、
金城という打者は決して悪くないですし、来てくれるなら歓迎。
ただFAするとも言ってませんし、あくまでも憶測のことのようです。


若竜トピックス(30日)

ドミニカ派遣6人決定
(中スポ)

今朝の中スポによると、
この秋にドミニカ共和国のウインターリーグ
派遣される第1陣の選手が判明。
投手からは、川井、佐藤亮太、菊地の左腕3人が。
また今年から派遣されることになった野手からは、
前田、新井、そして藤井の3選手が参加することになりました。

人選については、ドミニカサイドの要望と、
希望した選手との組み合わせから決められたそうですが、
既に報道されていたように、新井、藤井らが参加するんですね。
投手と違い、さらなるサバイバルが予想される野手
ぜひともチャンスを掴み、飛躍のきっかけにしてほしいです。
なお6選手今月6日に出発、参加期間は未定とのこと。

また7日から宮崎県内で開幕する
ファームの教育リーグ「フェニックス・リーグ」
故障により調整中の朝倉山井が派遣されることになったそうです。
朝倉はすでに紅白戦などで登板していますが、
山井の方もだいぶよくなってきたようですね。
ラジオなどでの情報では、先週にようやくBP登板を果たしたとのこと。
今季のほとんどを棒に振ってしまった山井ですが、
もしかしたらポストシーズンの秘密兵器となるのか?
まあそんな淡い期待を持ちながらも、
背番号29の復帰を見ていきたいなと思います。

2008年9月30日 (火)

井端残り7試合出ると森野どっぷりドラゴンズ宣言。

広島阪神に敗れ、単独3位に浮上。
CS進出マジックを『6』としたドラゴンズ
ナゴヤドームでの今季公式戦がすべて終了し、
残り7試合は、ビジターでの戦いとなります。
広島とのし烈な3位争いを制するためにも、
今季負け越しているビジターでいかに勝利を重ねられるか、
この日ナインは遠征に備え、ナゴヤドームで一部選手が練習。
その中には1カ月ぶりに復帰を果たした井端の姿も。
入念に調整し自らにGOサインを出した背番号6
きょう30日の阪神戦でのスタメン復帰が濃厚のようです。


ドラゴンズトピックス(29日)

◇井端弘和
<きょう30日の阪神戦から先発復帰する可能性が濃厚。
この日、ナゴヤドームでの指名練習に休日返上で参加。
フリー打撃などで感触を確かめ、復帰戦に備える。
練習後、実戦復帰への意欲をみなぎらせ>
「動き? 大丈夫です。
あと7試合、とにかくやるしかないですから。
もちろん、明日から出るつもりです。
もう体は何ともないんで。
明日からは頭(先発)から行きたいですね。
その準備も整ってますし。
チームがこういう状況なんで、
少しでも力になれるようにやるだけです」

<今季中の復帰が危ぶまれたが、連日のリハビリで回復。
寝返りを打つことも許されず、食事もノドを通らなかった1カ月。
精神的ストレスから、体重が約3キロも減ったという>
「動く量が少なかったんで、食べてなかった。
体重がかなり減っちゃいましたね。3キロぐらい減りました。
思いっ切り野球がしたい。今はただ、そんな心境なんです」

<中スポ『巧・井端の流儀』より、
クライマックスシリーズへ向けた決意と覚悟を語る>
「30日の阪神戦から、8日間で7試合。
そこですべてが決まります。
食うか、食われるか。ボクも出るつもりです。
決めるのは監督ですが、自分はそれだけを考えています。
今年のボクは2回もケガをしてチームに迷惑をかけました。
今、こうして戻ってきて思うこと。それは3位を死守して、
クライマックスシリーズから日本一へと上がっていく。
チームにかけた迷惑をかえすのも、そこしかないと思っています。

今、ボクの顔は『ひどいこと』になっています。
左あごからほっぺたにかけて、吹き出物がでてきています。
実はこれ、6月に故障で休んでいたときも出ていました。
原因はストレスです。
そしてそのストレスの正体は試合に出ていないことです。
ケガで休むことに対して、自分の肉体が
『拒絶反応』を起こしているんだと受け取っています。

休んでいる間、仲間の試合はほとんどテレビで見たと思います。
こっそりとナゴヤドームに来たこともあります。
1つ勝つのに苦しんでいました。でも、みんな一生懸命なんです。
手を抜いている選手なんて誰もいません。
それでも歯車が1つ狂ったら、野球ってこうなるものか…。
スポーツには相手がいる。だから勝つのは難しいんです。

仮にドラゴンズが3位争いしていなかったとしても、
ボクは試合に出ていたと思います。
1試合でも多く出る。そのための努力を惜しまない。
これはどちらも選手の義務だと思っています。
やはり野球選手に生まれてきたら、試合には出たい。
新人だろうが、ベテランだろうが、試合というのは限られます。
5000、6000は絶対に出られない。限られているからこそ絶対に出たい。

残り7試合、ボクは出ます。そして勝ちます。
日本一へ、ファンの皆さんと一緒に
階段を駆け上がっていきたいと思います」
(中スポ『巧・井端の流儀』より抜粋引用、
スポーツ報知スポニチ名古屋ニッカンデイリー

◇高代野手総合チーフコーチ
<休日返上した井端の練習を見守る。
スタメン復帰の可能性については>
「思ったより動けている。
こっちが考えているより軽傷だったんだろうな。
本人が『いける』と言っているのだから大丈夫。
試合に出るならスタメンだ」
(東京中日、ニッカン

◇井上一樹
<27日に1軍再昇格したばかりのベテランが休日返上で練習
野手は控えメンバー中心だったが、志願してフルメニューをこなす>
「オレの辞書に『休み』という文字はない」
中スポ

◇小池正晃
<同じくナゴヤドームの練習に参加。
14日の横浜戦で古巣初安打をマーク。
中日では谷繁、ウッズ、中村紀洋、和田に続く
5人目の12球団ヒット達成となったが>
「あっ、そうか。
でも交流戦があるから、そんな珍しくはないんでしょうけど」
(中スポ<ドラ番記者>


◇山本昌
<きょう30日の阪神戦の先発予想。
この日はナゴヤドームでランニング中心の軽めの練習で汗を。
200勝の次に目標に掲げた日本シリーズでの勝利に向け、
3位確保に全力を注ぐことを誓う>
「まずはそこ(日本シリーズ)に出られるように頑張ります」

<過去、日本シリーズには5試合に登板し4敗。
通算204勝の大投手なのに、シリーズでの白星がない>
「半分はずかしいと思ってます。
日本シリーズに何回も投げさせてもらって、1回も勝っていない」

<大目標へ向け、今は目の前の戦いに集中。
前回17日の阪神戦は3イニング7失点でKOされたが>
「この前の阪神戦では打たれたけど、次は頑張ります」

<先発機会は恐らくあと2回。
前回から中12日と登板が開くが、間隔は気にせず>
「しょうがないですね。まだ試合はあるし、頑張るだけ」
中スポスポニチ名古屋

◇川上憲伸
<あす1日からの横浜3連戦で、
北京五輪後では初の先発が予想される。
コンディションの不安はほとんど消えたようで完全復調を強調>
「状態? 普通です」
中スポ

◇清水昭信
<『甲子園の悪夢』の払拭に燃えている。
プロ初登板を果たした7月3日の阪神戦ではボークで失点。
苦い思いを残したが、登板すれば約3カ月ぶりのマウンド>
「あんな恥ずかしいまねはもうしません。借りを返したい」
(東京中日)

◇中田賢一
<ナゴヤドームで練習を行い、ランニングなどで汗を流す。
シーズン残り7試合はスクランブル登板も辞さない構え。
ここまで7勝止まり。残り試合でできる限りの貢献を誓い>
「今年はずっと感覚が合わないというか、
投げるときのバランスの問題だと思うんですが…。
悪いところは分かっているつもり。
それをしっかり直せるかどうかだと思っています。
どんな場面でも投げられるなら投げたい。
とにかくチームに貢献したいんです」

<先週の5試合はすべてベンチ入りして中継ぎ待機
今後も中継ぎ待機が濃厚だが、6連戦中には先発の可能性も。
役割は決まっていないが、悔しさをすべてぶつけるつもり>
「ブルペンでかなりの球数を投げて調整したし、準備はしてきました。
振り返ることはしないタイプなので、次の登板へと切り替わっています。
(川上)憲伸さんも戻ってきたし、
みんなでCSへ出られるよう頑張ります。何くそ精神で行きます」
名タイ


◇落合監督
<『機動戦士ガンダム』のファンとして知られるが、
28日、『機動戦士ガンダム00(ダブルオー)』の
プレミア試写会にビデオメッセージを寄せ、
優勝を決めるまで『見ちゃいけない』という
ガンダムを見てしまったことを告白>
「本当は見ちゃいけないんです。
シーズン中はリーグ優勝が決まるまでは
見ないように決めていたんですが……」

<10月5日放送の最新作『00』第1話を見たといい、
ナゴヤドームの監督室で作中に登場する
『ガンダムエクシア』のプラモデルを組み立てる姿も披露>
「今回は特別に先駆けて見せてもらいました。
素晴らしい出来でした。今回のダブルオーは
前作の謎が解き明かされるということで、
ファンの人はじっくりとご堪能ください」
毎日jp

【ドラゴンズ・残り7試合の日程】
9月30日(火) 対阪神(18:00・阪神甲子園球場)
10月1日(水) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)
10月2日(木) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)
10月3日(金) 対横浜(18:00・横浜スタジアム)
10月4日(土) 対巨人(14:00・東京ドーム)
10月5日(日) 対巨人(14:00・東京ドーム)
10月7日(火) 対東京ヤクルト(18:20・明治神宮野球場)


↑の日程でもわかるように、残り試合はすべてビジター
しかし今季は、26勝38敗1分けと苦手としているうえ、
ネックとなってきそうなのが、あす1日からのハマスタでの3連戦
前回の対戦では、内川、村田、吉村の右3人にやられるなど、
対戦成績のわりには、苦しむことが多いうえ、
荒れるゲームも予想されますが、とにかく勝つのみ。
さらに首位を争う阪神、巨人という
2チームも警戒しなくてはならない相手。
ドラゴンズにとっては、タフなゲームが続くことと思います。

この日、ドラゴンズナインは、遠征に備え、
ピックアップメンバーがナゴヤドームで練習。
投手陣では、川上、山本昌、小笠原、中田をはじめ、
吉見、長峰、小林、齊藤、清水昭信といった面々が。
一方、野手では小田、英智、小池、平田の控え組に加え、
ベテラン・井上、さらに右ひざのケガが癒え、
27日に1軍に再登録された井端休日返上で参加。
ランニング、キャッチボールの後、
フリー打撃では、故障を感じさせない鋭いスイング。
さらに守備練習では、ショートの位置に入ると、
横の動きも交えて、軽快にノックをさばいていたようです。

それにしても、残り7試合
先が見えないサバイバルとなってきましたが、
井端の復帰は、チームにとって大きいでしょうね。
今季なかなか組めなかったベストメンバーへの最後のピース
故障した当初は、今季中の復帰は、
おそらく無理なのではと言われていましたが、
驚異的なリハビリで回復させ、地元最終戦に滑り込みセーフ
そのゲームでは出場こそありませんでしたが、
今回の休日返上練習で、いよいよ自ら復帰にGOサイン
ついに背番号6が、戦場に帰ってくることとなりそうです。


井端が帰ってきた。ひざの状態は、
本人にしかわかりませんが、
おそらく急ピッチ
仕上げてきたでしょうし、
けっして万全とは
いえないことと思います。
それでも井端本人の持つ
「出たい」という気持ち。
それは評価できるでしょうし、
後押しをしていきたいなと。
大事なペナント終盤に戦線離脱。
今季途中までほとんど休んだことのない『竜の鉄人』にとっては、
かなりのストレスとなったようですね。
テレビでチームの試合を見てはいたようですが、
自らが出られないジレンマで、吹き出物が出てしまったようですし。
「1試合でも多く出る。そのための努力を惜しまない」
常々そう考えるという井端ですが、
ただこういう日々を経たからこそ、
気持ちというものが、より強くなっているでしょうし、
それがチームへの貢献というところに繋がってくるはず。
シーズンも残りわずか、タフなゲームが続くなか、
こういう選手の「爆発力」に期待してみたい。そんな風にも思いました。

まず手始めとなる甲子園での阪神戦
ただ昨夜の阪神-広島戦もそうでしたが、
天気もこんなですし、もしも強行されたなら、
グラウンドコンディションは、けっして良くないことでしょう。
そんななかで、ムチャは承知の強行復帰
果たして定位置の『1番・遊撃』で戻ってくるのか、
それともデラロサが入っていた6、7番なのか、
その辺りも含め、帰ってくる背番号6
そして久々に「ベストメンバー」で戦えるドラゴンズ
残り7試合の動きに注目していきたいと思います。

一方、投手陣の方は、ここまで温存?されてきた
ベテランの昌さんが、中12日を経て先発に起用されそうです。
17日の3イニング7失点KOからずっと登板がなく、
何でなんだろうと思っていましたが、
昌さんのエッセイによると、この場で公にするわけにもいかない
「ちょっとした理由」があったようで…。
故障なのか、作戦からなのかは、わかりませんが、
とりあえずは、復帰となりそうな背番号34
今季を締めくくり、また目標してしている
日本シリーズ初勝利に向けても、
前進できるような投球を期待したいです。

またあすからの横浜3連戦では、憲伸が先発復帰しそう。
自分的には今回の甲子園で投げるのではと
思っていましたが、そうではなさそうで。
24日から中6、7日での登板となりそうですね。
どちらにしても、もはやしっかりと
勝ちの計算に入れているエースの登板。
復帰時同様、熱い投球での勝利を楽しみにしています。


【追 記】
9月30日(火)阪神 VS 中日 雨天中止のお知らせ 
【14時40分決定】

本日9月30日 阪神対中日戦は、
14時40分に天候不良ならびにグランド不良のため中止となりました。
本日中止分の振替試合の日程は現在のところ未定です。
※リニューアル工事の都合上、甲子園球場での開催はございません。
阪神甲子園球場公式HP


甲子園、天候不良で中止になりました。
さすがの阪神園芸も、前日からのこの天候では無理でしたね。
ところで気になるのは
「リニューアル工事の都合上、
甲子園球場での開催はございません」
の表記。
振替試合は今季苦手とした甲子園ではできないそうで、
おそらくスカイマークスタジアムでの開催となりそう。
阪神は10月8日(対巨人)9日(神宮予備日)10日(対横浜)という日程。
そうなると11日以降になるのでしょうか。今後に注目です。


◇森野将彦
<この日、中スポに来季残留の決意を独白。
12年目にしてフリーエージェント(FA)権を取得したが、
悩み抜いた末に権利の『永久凍結』を決断>
「権利を使うとしたら今年でしたね。
だからもう、考えることはないと思います。
形の上では行使せずということになるでしょうが…。
残ります。名古屋にどっぷり漬かる覚悟です」

<行使せず残留ということだが、1年待てば
メジャー移籍も可能な『残留FA』。その含みはある?>
「それはないです。なので、行使するとしたら
やはり今年だったということです」

<それなら球団に複数年契約を求めていく?>
「それはわかりません。
球団と話し合うのはシーズンが終わってからだし
(権利を使わずに)複数年か、1年契約かはそれを聞いてみないと」

<契約の形態はシーズン終了後の球団との交渉しだいだが、
その相手が『中日ドラゴンズ』のみであることは確定。
ただし、そこに至るまでのプロセスはかなり揺れたよう>
「そりゃ考えますよ。どこに行けば、自分はどうなるのか」

<やはり中日への愛着も決め手になった?>
「逆指名制は(高校生には)なかったとはいえ、
プロに入るときにボクは中日に入りたかったんです。
巨人は嫌だと言ったんです。
理由? 一番熱心に誘ってもらったからです。
そういう意味では好きで入らせてもらったチームですから」

<チーム内の存在感も年を追うごとに大きくなっている>
「ボクの中でレギュラーを競争して取ったというのは
(FAを考える上で)でかかった。
FA移籍だと、当然、用意されていますよね。
でも、それを想像してみたとき、やはりピンとこなかったんです」

<バッテリー以外、どこでも守れ、
3割&30発が見込め、30歳と若く、なおかつ年俸が安い。
しかしそんな『追い風市場』に乗ろうとはしなかった。
北京から帰国後、じっくりと考える時間をとった上での残留決着に>
「ボクは強いチームでやりたい。
この先も強いのはドラゴンズです。
そして、野球を長くもやりたい。
1軍のグラウンドに長く立って、やりたい。
そう考えたら、純粋に応援してくれるチームで…。
もちろん、その環境に甘えることなくこれからもやりたいです」

<すっきりした気持ちで最後の遠征に出られる?>
「もちろん。今はシーズンが最優先。
勝って、クライマックスシリーズに出て、日本一に。それが大切です」
中スポ


◇平井正史
<昨年、プロ14年目で初めてのFA権を取得。
この日、今オフも権利を行使せず
チームのV奪回のために出直すことを明言。
現在2軍で調整中、来季の復活にかけることを宣言>
「今年はこんな成績でもあるし、行使せずにということになるでしょう。
中日が最優先です。今年がすごくいい成績なら考えたかもしれないけど」

<球団はFA選手に対しても今季の成績をもとに査定する方針。
年俸8500万円(推定)からのダウンも予想されるが>
「最初に中日と交渉して(年俸が)ダウンということもあるでしょう。
(中日に)投げられないから、いらないといわれるかもしれない」
ニッカン


川村(横浜)、真中、度会(東京ヤクルト)など
徐々に現役引退などの報も伝わってきたこの時期。
今朝の中スポには、プロ12年目にして
国内FAの権利を取得した森野
来季以降もドラゴンズへ残留すると決断。
「永遠のドラゴンズ愛を誓う」と出ていました。
これで今季初めてFAを取得したドラゴンズの選手では、
井端、荒木に続いての残留となるとともに、
今朝のニッカンには、FA権を持続しながら、
今季不本意な成績となった平井も残留を宣言。
力のある選手が残ってくれることはとてもうれしく思います。

特に現在チームの4番を担っている森野の残留。
これはドラゴンズにとって、かなり「でかい」ですね。
アライバとともに落合野球の申し子の1人であり、
今やチームの中軸選手として欠かせぬ戦力となっている森野
そのユーティリティぶりから、もしFA宣言したなら
他球団から引く手あまたになっていただけに、
よくぞ残って下さいましたと、思わず感謝してしまいました。

まあシーズンもまだ終わっていないですし、
今は残り試合に集中してもらいたいですが、
「新4番」としても良いカタチで締めくくるとともに、
来季は春のキャンプをしっかりこなし、
クリーンアップの1人として、フルに活躍してほしい。
それはもちろんドラゴンズのユニホームを着てでのこと。
ドラゴンズの将来を背負うであろう背番号31
これからも大いに声援を送っていこうと思います!

2008年9月29日 (月)

チェン堂々荒木決勝弾、地元ラストは完封勝ち!

ナゴヤドームでの今季ラストゲームとなった巨人戦
デーゲームで同率3位の広島が勝利したこともあり、
絶対に落とせないゲームとなりましたが、
両軍無得点のまま迎えた終盤8回ウラ2死、
荒木がレフトポール際へ値千金の一発を放ち、均衡を破ると、
最後は守護神・岩瀬が3人で締めて、1-0での完封勝利
8イニング無失点と好投のチェンが7勝目をマークするとともに、
ドラゴンズも3位をキープ。地元ラスト白星で飾りました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 22回戦
(28日・ナゴヤドーム | 中日13勝9敗)
38086人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日 ×
[勝] チェン(37試合7勝5敗)
[S] 岩瀬(48試合3勝3敗33S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
チェン、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
今季の巨人戦勝ち越しを決め、地元最終戦を完封で飾った
8回2死から、荒木が左へ決勝のソロ本塁打を放った。
1回から上原チェンの投げ合い。
両投手が踏ん張って均衡が破れなかったが、
荒木が最後に上原の失投を逃さなかった。
チェンは直球に威力があった。
5回2死二塁で上原に三遊間を破られたが、
和田の本塁好送球で、失点を防いだ。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズは右ひざ靱帯損傷が癒えた井端が1軍復帰。
しかしスタメンには名を連ねず、ベンチスタート。
遊撃にはデラロサ、クリーンアップは和田、森野、ウッズと変わらず。

ドラゴンズ先発は、中5日でチェン
立ち上がり、2死を取ったものの、
続く小笠原の5球目、内角高目のストレートが右手を直撃
負傷した小笠原はベンチに下がり、そのまま退場。
代走には寺内が送られ試合再開。
動揺が心配されたが、続くラミレスを内へのストレートで3球三振。
続く2回もきっちり3人で打ち取る上々のスタートに。

一方、巨人先発は中6日で上原
2回ウラ、先頭・森野が外のフォークに合わせ、
センター前に運ぶヒットで出たものの、
続くウッズの痛烈なゴロは三塁正面、5-4-3と渡ってダブルプレー。
中村紀洋も右飛に倒れ、結果的には三者凡退。
こちらも負けじと、まずまずの立ち上がりとなる。

3回、2死から鈴木尚広にレフト前に運ばれ、初ヒットを許したチェン
続く木村拓也の4球目に二盗を許したものの、
動ずることなく、センターフライに打ち取り3アウト。
4回も先頭・寺内に詰まりながらセンター前に落とされながらも、
続くラミレスを打ち上げさせての一邪飛。
さらにイ・スンヨプの初球にスチール失敗と、
相手の拙攻にも助けられ、ゼロを重ねていく。

4回ウラ、先頭のイ・ビョンギュがフォークを上手く拾って、
ライト前ヒットを放つと、荒木が送って二塁へ。
この日初めての得点圏を迎えたが、
和田が真ん中高目のストレートを打ち上げセンターフライ。
さらに森野も内角高目のストレートを打ち損じ、
一塁ファウルフライに倒れ、3アウト。
フォークなどの変化球にキレがあるうえ、ストレートも走っている上原
ここ最近では最も良い出来だけに攻略に苦しむ。

力のあるストレートを内外角に投げ分け、
さらにスライダーなど変化球も上々。
序盤を快調に飛ばしてきたチェン
しかし5回、1死から阿部に中に入ったストレートを叩かれ、
右中間を破るツーベースを許すと、
続く坂本は外へのストレートで空振り三振に取ったものの、
上原にファウルで粘られ、やや苦戦。
そして6球ファウルされた末のカウント2-2からの10球目、
真ん中低目のストレートを叩かれると、
三遊間をしぶとく抜けて、レフト前へ。
二塁走者の阿部は、三塁を周り本塁へと突入。
しかし和田からのバックホームがワンバウンドで谷繁の元へ。
待ち構えた谷繁がしっかりタッチし、本塁憤死。
見事な好返球で先制を阻止。和田に感謝するチェン

その直後の5回ウラ、
1死から今度は中村紀洋が右中間へ持って行くツーベース。
こちらも得点圏へと走者を運ぶも、
続くデラロサが初球を打ち上げてしまい、キャッチャーフライ。
2死二塁となると、谷繁は歩かされて投手勝負。
チェンのバットに期待がかかるが、見逃し三振に倒れる。

さらに6回ウラ、2死から和田がライトフェンス直撃のツーベース。
2イニング続けて、チャンスを掴むが、
森野はここもインハイを打ち上げ、遊撃フライ。
踏ん張る上原の前に、先制点を挙げられず。

7回、焦る?巨人に拙い攻め。
先頭のラミレスがレフト前に運んだものの、
続くイ・スンヨプが初球、セーフティバント。
しかしそれが上がってしまい、サードライナー。
走者を進められないと、続くは外へのストレートを叩き、
おあつらえ向きの6-4-3のゲッツー。
きつい終盤を3人で凌ぎ、ガッツポーズも出たチェン
両投手の投げ合いは、ついに8回まで続いていく。

8回、チェンの球威は依然衰えず。
先頭・阿部を外へのストレートで空振り三振に取ると、
続く坂本もフォークに詰まって、センターフライ。
上原には代打が送られず、初球を叩いて二塁ゴロ。
下駄を預けられたという感の上原に対し、
チェンは余力を残しながらも降板。
8イニング、109球を投げ、5安打7奪三振1死球で無失点。
プロ初完封の前回登板に続き、好調をキープ
無失点イニング20に伸ばして、マウンドを降りた。

8回ウラ、気丈なムードでマウンドに上がる上原
バテたように見えながらも、ボールにはまだまだ球威が。
先頭、チェンの代打・立浪
内へのストレートに詰まり、ライトフライに倒れると、
イ・ビョンギュもストレートに押され、2アウト。
ここで迎えるは、この日ノーヒットの荒木
初球、2球目と見逃し、簡単に2ストライク。
しかし追い込まれながらも、必死に食らい付き、
ファウル、ボール、ファウルと粘った後の
カウント2-1からの6球目、この日上原が投じた103球目、
外角高目に浮いたカットボールを振り抜くと、
打球はそのままレフトポール際へ届き、飛び込むホームラン!(1-0)
8回ウラ、それも2アウト、
さらに伏兵ともいえる荒木が決めた値千金弾
これにはさすがにガックリとする上原
均衡を破った一発は、そのまま勝利へ近づく一打となった。

9回、マウンド上はもちろん守護神・岩瀬
今季48試合目の登板は、最少点差というシチュエーション。
しかし気持ちが入っている守護神は、ほぼ完ぺき
先頭・鈴木尚広をスライダーで投ゴロに打ち取ると、
続く木村拓也は二塁正面のゴロで、あと1人。
そして最後は代打・大道を遊ゴロに取り、ゲームセット!
息詰まる投手戦を制し、しぶとく勝利を奪ったドラゴンズ
ナゴヤドーム今季ラストゲームを飾って、貯金を2に。
さらに3位タイもキープして、CSマジックも1つ減らし『7』。
試合後、落合監督がファンにあいさつ。
完全制覇を成し遂げられなかったおわびをするとともに、
「このチャンスにもう一回かけたい」と日本一への決意を口に。
シーズン残り7試合、最後の意地を見せることを誓った。


3位を死守したいドラゴンズに対し、
単独首位に立ちたいという巨人
両軍ともに負けられないゲーム。
さらに両先発の出来がとてもよく、息詰まる投手戦となりましたが、
本拠地最後のゲームとあってか、踏ん張ったドラゴンズが、
土壇場8回に荒木値千金弾でケリ。
最後は岩瀬が締めて、完封勝利を飾りました。

威風堂々陳偉殷!それにしても
厳しいゲームとなりましたが、
チェン、上原の両先発が
よく投げましたね。
特にチェンに関しては、
非の打ち所のない最高の出来。
巨人に対しては、
東京ドームでのプロ初勝利
さらに札幌ドームでの
6回1死までパーフェクトなど
だいぶ自信を持っていることもあって、
立ち上がりから力のあるストレート投げ込み、
真っ向から堂々勝負を演じていましたね。
初回、小笠原にいきなり死球をぶつけてしまった
(骨折には至らずその辺りは幸い)ことで、
いくらかの動揺もあるのではと心配しましたが、
続くラミレスをきっちりと三球三振に取り、
引きずらなかったのが大きかったなと。
その後は、上原との投げ合いになりましたが、
安定感力強さでは、チェンの方が明らかに上。
もっと早く援護していたら、また展開は違っていたでしょうが、
逆に均衡が破れなかったからこそ、好投に繋がったのかも?
前回のプロ初完封に今回の好投と、
五輪後引きずっていた間のあった不調は、もう過去のもの
現状では昌さん以上に安定感があるのではと思わせる背番号21
残り試合、そしてさらにその先
この好調をキープし、より勝利に貢献できるよう頑張ってほしいです。

一方、打線の方は上原にかなり手こずりましたが、
終盤8回、荒木がよく決めてくれました。
正直、このところの荒木の調子からは、この場面に
まさかホームランが出ようとは、全く想像していませんでしたが、
粘った末に甘い変化球に食らいついての鮮やかな一発
打った瞬間「おおっ!」と叫んで、
着弾したさいには思わずバンザイ!
荒木さん、期待しないでごめんなさいと謝ってしまいました。

それにしても打った荒木も素晴らしかったですが、
上原もある意味限界にも来ていたのでは?
このゲームに関しては、小笠原が序盤
負傷退場した影響もあったのかもしれませんが、
巨人の方が、かなり浮き足だっていたなと。
中継ぎ陣が好調なら、8回に代打を送ってもよかったと思いますし、
今季スタミナ面が心配される投手を引っ張る必要があったのか?
対照的に8回を投げ終え、スパッとチェンを切り替えたドラゴンズ
その辺の違いが、勝利を分けたようにも感じました。


まあヨソのことをどうこう言ってもしかたないですし、
ドラゴンズにおいては、とにかく勝ち続けるのみ
ホームゲームを全て終えたことで、
残り7試合はビジターでの戦いとなります。
ただこのビジターゲームの勝率が悪いというのも、今季の特長。
それでもそんなことも言っていられず、
たとえ苦手だろうが、球場が狭いだろうが、
3位確保に向けて、全力を尽くしていかなければならないでしょう。
あすからは、今季最後となる6連戦
いきなり苦手の甲子園ですが、巨人さんに勝っておいて、
阪神さんにも勝っておかないと、申し訳が立たないでしょう。
秋雨前線の影響も心配され、中止も予想されますが、
この先を見る意味でも必ず勝つ。
そして残り試合のカギを握るハマスタへと向かうこと。
落合政権は今後も続いていきますが、
まだ来季を見ずに、今季残っているチャンスをしっかり掴んでほしい。
ホームの大声援はなくなりますが、ビジターの熱い声援があります。
まずは甲子園で1つ取って、勝負の10月へ進んでほしいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(28日)

○荒木雅博
<8回2死、左翼ポール際に決勝となる4号ソロを放つ。
上原の6球目、127キロの外角高目カットボールに体が反応>
「フォークの方が、頭に強くあったんですけどね。
体が自然に反応しました。会心でした。
狙う気持ちなんてさらさらなかった。
とにかく塁に出て、クリーンアップにつなぐことしか考えていなかった。
お互いに投手が良かっただけに、
できれば二塁打くらい打ちたいと思っていた」

<日本代表として北京五輪をともに戦った上原から、
7月15日以来の本塁打。派手なガッツポーズも笑顔もなく、
黙々とダイヤモンドを駆け抜ける姿が今年を物語る>
「そうですね。まだ試合が終わるまでは分からないので。
それに慣れないことなんで、どうやって喜んでいいのか分からないんで」

<今季の打率は、最近の5年で最も低い.245。
優勝争いから遠ざかり、足踏みを続けるチームと同様に、
浮上のきっかけを見いだせないでいるが、
この1発は選手会長から本拠地のファンへ向けての決意表明>
「最近なかなか打てなかったので、リセットしていかないと。
その日その日の反省はしますが、
(シーズンの)反省はしません。まだ残っていますから。
いまは自分たちが勝っていかないといけないんです。
まだ、CSがあるからそれまでしっかりやっていきたい。
もう1度、ナゴヤドームで? そうですね」
中スポ中日新聞スポーツ報知共同通信社
時事通信スポニチ名古屋ニッカン

○チェン・ウェイン
<切れのある直球と変化球を駆使し、
8イニングを5安打無失点で7勝目>
出陣前、ロッカールームのテレビで見たのは広島の戦況>
「自分も6、7回くらいまで見ていました。
昼間、広島が勝ったから、
ウチも負けられないという気持ちを持って投げました。
1点も取られたらダメなところで下半身を使って投げられた。
チームのためにも3位を守りたかった。
何とか1点も取られないように、
何とかチームのために勝てるようにと思いました」

<同率3位死守。目先の1勝としてはもちろん、
1歩先を見据えても大きな星だ。
前回登板でプロ初完封しており、これで20イニング無失点>
今季の最終戦線、先発の柱になれる男が現れた。
「調子がずっと悪かった。
(北京五輪から)帰って来てからずっと勝ち投手になれなくて、
1勝してからだいぶ良くなった。1勝したのが大きかった。
自信が戻ってきたのが一番。
しっかり下半身を使って投げられたと思う。
成長したことは何もないと思う。
でも制球力だけは本当に付いたと思っています」

<今季巨人戦は3勝1敗。好相性を保ったが>
「そんなに投げやすい感じはないです。
3、4、5番に押されている感じがある。ラミレスさんによく打たれている」

<台湾で育った自身にとって、G戦士はあこがれの対象。
日本プロ野球のテレビ中継は巨人戦が中心>
「ほとんどメジャーリーグの試合を見ていたけど、
たまに巨人の試合も見ていました。
自分が高校生のときは、巨人がすごく有名だった。
松井さんがいて、(高橋)ヨシノブさんも有名だった。
(巨人は)好きだけど、中日に入ってからは負けたくないです」
中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

○岩瀬仁紀
<9回に登板。1イニングを3人で締め33セーブ目>
「ああいう状況(1-0と息の抜けない試合展開)で
やっぱり気持ちは入りやすかったですね。
いい感じで投げられました。今年は気持ちで何とかしている」

<この夜が48試合目の登板。
史上初10年連続50試合の登板まで、あと2試合と迫り>
「今年は厳しいことを覚悟していた。でも目標にしているので」
(東京中日、サンスポ

○中村紀洋
<5回1死から右中間二塁打を放つと、7回1死からは左前打。
得点には繋がらなかったが、この日は3打数2安打。
今季11打数5安打と『上原キラー』が存在感を見せつけ>
「きょうの上原はよかった。
球もキレていたし。でも、打っていかないとね。
きょうはトラ(荒木)がよく打ってくれた」
(東京中日)

○和田一浩
<5回2死二塁から上原が左前打。
本塁を狙った阿部をワンバウンド送球で仕留める>
「もっとビシッとしたストライクを投げたかったけど…。
チームが勝ってよかったです」
(東京中日)

◇山本昌
<『第27回ドラゴンズ・クラウン賞』最優秀選手賞に選出。
この日の巨人戦終了後に表彰式が行われ、表彰状と
高級車『クラウン・ハイブリッド』が贈られる>
「この賞はファンの投票で選出される賞なので本当にうれしいです。
記録(200勝)のご褒美としてありがたくいただきます。
ぜひもう一度、ここナゴヤドームで
日本シリーズができるように、これからもがんばります」
公式サイト公式写真中スポ


◇白井オーナー
<この日、ナゴヤドームを訪れ、
続投が決まっている落合監督について、
3年を軸とした契約更新を行う考えを明らかに>
「最終的に決着はしていないが、複数年ということになるでしょうね。
3年? 本人の意向もあるだろうし…。
決定はシーズン後? そうなるでしょう」
中スポスポーツ報知共同通信社時事通信毎日jp

◇西川球団社長
<本拠地最終戦が行われたこの日、落合監督の契約年数に言及。
すでに来季以降のチームビジョンを検討しており、
その中で『3年』で基本合意に達したもよう>
「まずは(前提として)複数年。
2年から3年ということで考えている。
オーナーが『来年も頼むぞ』とおっしゃられた段階から、
その方向で話しています。
今、ドラゴンズは新旧交代の時期に差しかかっています。
新しいチームを作ることを視野に入れた場合、
やはり長期的にということになる。
後は監督の意向を聞いた上で、極力沿う形にしたい。
来週の遠征中にでも話し合う」
中スポスポーツ報知共同通信社スポニチ名古屋


○落合監督
<ナゴヤドームでの最終戦終了後にあいさつ。
リーグ優勝を逃したことをわびた上で、連続日本一への決意を口に>



「えー、本日ご来場のドラゴンズファン並びに
全国の中日ドラゴンズファンのみなさま方に、
お礼とおわびを申し上げます。
えー、今年、2008年のシーズンにあたり、
去年成しえなかったリーグ優勝っていうものを
第1目標に掲げて、今日ここまで来ましたけども、
選手はここまで満身創痍ながら、一生懸命野球をやってくれました。
バッターは1本でも多くのヒットを、
ピッチャーは1つでも多くのアウトを取ることを掲げながら、
それを勝ちに結び付けることが出来なかったっていうのは、
すべて監督の責任です。申し訳ありませんでした。
えー、シーズン中でありながらも、
私も責任の取り方っていうものを、いろいろ考えてきました。
その時に球団のオーナーが、もう一肌脱げと、
もう一回強いドラゴンズにしてくれと、ということで。
えー、私の責任の取り方っていうのは、
この5年間で作り上げたもの、それプラス、
中日ドラゴンズをもっと強い、勝てるチームにするっていうのが、
私の責任の取り方だと思っています。
えー、本年度中日ドラゴンズ主催(のゲームには)
243万人以上のお客さんが詰めかけてくれました。
全国至るところで我々に温かい声援を送っていただきました。
これを来年には無駄にしないように、
誠心誠意もう1回チームを作り直して、
みなさま方にいい報告を出来ますように頑張りたいと思います。
えー、去年からクライマックスシリーズという、
新しいシステムが出来ました。
(昨年)我々は2位でありながら、そこへ勝ち上がっていって
日本一っていうものを勝ち得ましたけども、
まだチャンスは残っています。
このチャンスもう一回かけたいと思います。
重ね重ね、本年度温かいご声援ありがとうございました」


<息詰まる投手戦を制し3連勝、貯金2とする。
本拠地今季最終戦でようやく自分たちの戦い方を取り戻し>
「(小差の試合に)がまん比べだろうね。
投手が2試合いいピッチングをしたってことじゃない? 
完投させられれば一番いいんだろうけど。
得てしてああいう点の取り方になる」

<1-0の試合がおもしろいとよく言うが>
「きょうの試合に関して言えばね。
お互いの投手がキチッと投げて、抑えて。
貧打戦じゃない。投手戦に近い。
危ないボールはお互いあるにしても。
乱打戦はおもしろいというけど、1-0もおもしろい。
チャンスを何回つぶしたって試合じゃないし。
投手含めて守りきった。お互いに」

<チェンについて>
「こういうピッチングができるんだったら、
これからもできるんじゃないの? 長所は何か思い浮かべれば。
(完封した)ヤクルト戦といい、きょうといい、これが彼の基本線。
北京から帰ったころからいえば別人。
ということは、日本の野球が合っているということだ。
台湾でもアメリカでもなく。
けっこう、そういう選手はいるよ。アメリカの選手であってもね」

<来期以降の契約については>
「西川社長とはその方向(複数年)で話はしている。
でも、まだ契約書にサインはしていない」
公式サイト『ナゴヤドーム今季最終戦・落合監督あいさつ全文』、
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋12ニッカンデイリー


今日の公示。(28日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 小林正人投手、井端弘和内野手
【同抹消】
▼中日 上田佳範外野手、岩﨑達郎内野手
(再登録は10月8日以降。公式サイト共同通信社


△井端弘和
<右ひざ靱帯損傷で2軍調整中だったが、この日出場選手登録。
試合前に落合監督と話し合った上で、いきなりの先発出場は見送ったが>
「地元ファンの前で1度はプレーしておきたかったんです。
状態はまあまあじゃないですか。ひざの動きも悪くなかった。
痛さや怖さもないので、これからチームに貢献したいですね」
中スポスポーツ報知ニッカン

◇高代野手総合チーフコーチ
<この日、ナゴヤドームの1軍に合流。
フリー打撃、軽いノックを受けた井端について>
「思ったより状態がいい。軽傷だったのだろう」
ニッカン


前夜「引退試合」を行った上田と、岩﨑に代わり、
この日小林とともに、井端が出場選手登録され、
8月29日以来、約1か月ぶりの復帰を果たしました。
試合前の打撃練習後にはフリー打撃、軽いノックを受けたという井端
ただスタメンに関しては、首脳陣と話し合いのうえ見送り
結局この日は、代打、守備固めとしても出場がありませんでした。

さすがは『竜の鉄人』。
目標として掲げていたXデーに復帰してきましたね!
今季本拠地最終戦ということもあったでしょうが、
しっかりと名を連ねてきたのは、
井端『顔』という部分もあったかもしれません。
いきなりの先発復帰は、やはりなかったですが、
それでもチームの『攻守の要』が復帰してきたのは、うれしいなと。
徐々にで構いませんから、実戦感覚を取り戻し、
3位確保、CS進出に貢献してほしいなと期待します!

2008年9月28日 (日)

和田バンザイサヨナラ押し出し四球、粘竜3位死守!

残り9試合ながらも、CS進出をめぐり、
広島と熾烈な3位争いを繰り広げているドラゴンズ
地元で残りわずかとなったナゴヤドームでの横浜戦は、
先発・吉見がいきなり4点を先行されたものの、
そのウラ、5番復帰のウッズのタイムリーで2点差に迫ると、
4回には代打・井上、イ・ビョンギュの連続長打で同点に。
以降は両軍中継ぎ陣が踏ん張ったものの、
最終9回ウラ、2死満塁のチャンスで
和田が粘った末に押し出し四球を選び、サヨナラ
しぶとく勝利をモノにして、3位を死守しました!

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 21回戦
(27日・ナゴヤドーム | 中日14勝7敗)
31541人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日 1x
[勝] 長峰(31試合2勝1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
吉見、清水昭信、高橋、浅尾、長峰 - 谷繁

【ゲームレビュー】
今季6度目のサヨナラ勝ち。打線が粘った
9回1死後、谷繁立浪の連打と四球で2死満塁とし、
和田が押し出し四球を選んだ。
1回に4点を失ったが、その直後にウッズが2点打。
4回には2死二塁から代打・井上が適時二塁打。
イ・ビョンギュの適時三塁打で同点とした。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【ゲームレビュー】
前日、今季限りの現役引退を表明した上田
3位争いのなかでの異例の『引退試合』となったが、
この日1軍に昇格し、6番・右翼でスタメン。
また腰痛で1試合欠場したウッズも復帰したが、初の5番
4番には2試合目となる森野が入った。

ドラゴンズ先発は、中5日で吉見
自身初の2ケタ勝利を目指してのマウンドとなったが、
立ち上がり、制球不安定なところを捕まり、
1死から藤田にライト前に運ばれるヒットを許すと、
続く内川に四球を与え、一、二塁。
ここで迎えるは、4番・村田
カウント0-1からの2球目、
中に入ったシュートを思い切り引っ張られると、
強いライナーでレフト線へと落ちるタイムリーツーベース。(0-1)
今季100打点目を決められ、先制を許す。
なおも二、三塁で吉村を迎えたが、
外一杯のストレートで空振り三振に取り、2アウト。
1点で止められるかと思いきや、
続く金城に初球、やや不用意に入った
内へのストレートを腕を畳み、うまく引っ張られると、
高く上がった打球は、そのままライトスタンドへ。(0-4)
まさかの3ランホームランで、一気に4点差
落とせない大事なゲーム、いきなりの大量失点となってしまった。

横浜先発は、今季中日戦1勝3敗のウッド
4点を追うことになったが、先頭イ・ビョンギュ
フルカウントから外へのストレートをうまく流し、
レフト前に運ぶと、荒木も引っ張り、ライト前へ。
無死一、二塁とチャンスで、新生クリーンアップ
しかし和田が外へのチェンジアップに空振り三振に倒れると、
4番・森野も外へのチェンジアップを引っかけ、一塁ゴロ。
ランナーそれぞれ進み、2死二、三塁で迎えるは5番・ウッズ
ドラゴンズに入って、5番に座るのは初めて。
1点でも返して、流れを戻したい場面だったが、
フルカウントからの6球目、外角高目に浮いたカーブを
やや強引に叩くと、ショートの頭を越え、
レフト前へと落ちる2点タイムリーヒット!(2-4)
5番降格に燃えたか、主砲の一打2点差に迫る。

そして大歓声のなかで登場は、6番・上田
プロ17年目、現役最後の打席となったが、
初球、外へのストレートを叩くと、大きく弾んだ投ゴロ
それでも全力疾走で一塁へ向かう上田
アウトとなり、ベンチへ戻る際、
球団からは花束が贈られ、ナインとハイタッチ。
そしてスタンドへ深々と頭を下げて、背番号35は退いた

2点差を追うドラゴンズ
3回ウラ、和田センター前ヒット、森野四球で
2死一、二塁となったが、ウッズが遊ゴロに倒れ不発。
しかし4回ウラ、さらなる反撃を。
この回先頭の中村紀洋がフルカウントから四球を選ぶと、
デラロサの遊ゴロで、ランナーが入れ替わり。
続く谷繁には送らせ、2死二塁とチャンスを広げると、
ベンチが動き、吉見に代打・井上を起用、勝負をかける
この日、上田とともに再昇格となったベテラン。
もらったチャンスを逃さず、好球必打!
初球、外角低目へのカーブを弾き返すと、
打球はセンター右を抜けていくタイムリーツーベース!(3-4)
再び流れを呼び込む快打で、1点差に詰め寄る。
なおも2死二塁と今度は、同点へのチャンス。
これに続いたのが、トップに戻ってイ・ビョンギュ
カウント2-0と追い込まれながらの3球目、
中に入ったチェンジアップを捉えると、
右中間をゴロで抜いていくタイムリースリーベース!(4-4)
連続タイムリーウッドをKO。重い空気を振り払う。

ゲームが振り出しに戻った5回、
ドラゴンズ2番手は、清水昭信
ナゴドではプロ初完投の一方で、ハマスタではKO。
因縁のある横浜との対戦となったが、
この日はナゴド、落ち着いてらしい投球に終始。
1死から内川には右方向へ持って行かれたものの、
村田を真ん中低目のスライダーで打ち損じの一邪飛。
さらに吉村に対しては、3球勝負。
2-0から外へのスライダーで見逃し三振に取ると、
続く6回も三者凡退と、2イニングを無失点
流れを渡さずにきっちりと仕事をすると、
7回からは高橋、8回からは浅尾と勝利の継投。
ともに3人で打ち取る完ぺきリレーで、ゼロを繋げる。

しかしその一方、横浜リリーフ陣も好投。
5回ウラは、2番手・真田からウッズが四球を選んだものの、
中村紀洋が初球を叩き、遊ゴロに倒れてしまうと、
6回ウラは3番手・横山の前に谷繁、代打・平田と2三振。
さらに7、8回ウラは、4番手の石井裕也が恩返しの力投。
和田、森野、ウッズと連続三振に斬られるなど、
完ぺきな投球をされてしまい、ランナーさえ出ない始末。
4-4のまま、ゲームは最終9回を迎えることに。

9回、同点ということもあり、浅尾が2イニングス目。
先頭の金城の当たりは、センターへ抜けそうだったが、
荒木が飛び込み、ダイビングキャッチ!
ピンチを凌ぐと、続く下園の二ゴロも前進してキャッチ。
バックの好捕に助けられ、順調に2アウト。
しかしここで思わぬアクシデント
迎えた相川のカウント2-2からの6球目、
内角高目に抜けたフォークが、頭部を直撃
死球となってしまうと、球審が協議の末に危険球を宣告
浅尾は今季3度目の退場となってしまい、降板することに。
土壇場で思いも寄らぬ展開となり、代わって長峰がマウンドへ。
緊急登板という流れが変わりかねない場面だったが、
ここはしっかり踏ん張った長峰
迎えた野中をフルカウントからの8球目、
外へのスライダーで投ゴロに料理。アクシデントを切り抜けた。

そして迎えた最終9回ウラ、
横浜5番手は、今季まだ無失点の山口俊
しかし相手のミスから大きなチャンスを得ることに。
1死から谷繁の投ゴロを山口が弾いてしまうと、
さらにボールを見失う間に、谷繁が一塁を駆け抜けセーフ。
内野安打となって、反撃の口火を切ると、
それに続いたのが、さらなるベテラン
長峰の代打に立浪が起用されると、
カウント2-2からの6球目、真ん中高目のストレートを叩き、
しぶとくショート左を破るレフト前ヒット。
連打で繋いで、一、二塁とサヨナラへのお膳立て
さらにイ・ビョンギュが四球を選び、1死満塁と大チャンス
ここで迎えるは、表の守備で好守連発の荒木
おそらく決められるだろうと思いきや、
カウント2-1からの6球目、外へのスライダーに見逃し三振
2死となり、やや重い空気も漂いつつも期待するは、3番・和田
この日ヒットこそ放ってはいるものの、決して好調ではない。
山口のストレートに力負けし、追い込まれはしたものの、
絶対に負けられない気持ちで、しぶとく粘る和田
2球ファウルして、ついにフルカウント。
そして再びファウルしたあとの、9球目。
山口が投じるは、外角へのストレート。
しかしそれが大きく外れてしまい、押し出し四球に!(5x-4)
選んだ瞬間、思わずガッツポーズを二度。
そしてバンザイしながら一塁へ向かった和田
その和田にナインが駆け寄り、小田が素早くヘルメットをはずすと、
他のナインが頭をペタペタ叩いて祝福。
さらに抱きついてきたビョンに投げられてしまうと、
倒れてしまい、よりもみくちゃに
それでも和田の表情は、満面の笑み
しぶとく粘ってた末に辛くももぎ取ったサヨナラで、
何とか3位を死守したドラゴンズ
広島も勝ったため、抜け出すことはできなかったものの、
クライマックス進出マジックは1つ減って『8』となった。


やったあ!!初回、両軍が得点を奪い合い、
4回に井上、ビョン
連続タイムリーで同点。
その後は、両軍の中継ぎ陣
踏ん張りあい、締まった投手戦。
なかなかチャンスへの糸口が
掴めないようにも思えましたが、
9回ウラ、若い山口を攻め、
ベテラン鮮やかな繋ぎ
そして最後は和田の執念で、
四球をもぎ取ってのサヨナラ
決して強い勝ち方ではないものの、
ここまで来れば、どんな方法でも勝ちは勝ち
ただこういうチームが一丸となれるような勝ち方は、
さらに前に進んでいくには大きかったのではないかと。
とりあえず勝ててホッとするとともに、
そんな風にも感じた今回のゲームでした。

相性の良い横浜相手だけに、絶対に落とせない一戦
しかしいきなり吉見が4点を奪われたときは、
これはまずいんじゃないかと思いましたが、
そのウラにすぐさま2点を返せたのがよかったですね。
和田、森野と3、4番が倒れたものの、
この日5番で復帰したウッズの2点タイムリー。
まさか自分が5番に下がるとは思ってはいなかったでしょうが、
多少の悔しさも晴らしてくれた一打で、反撃できたことが大きかったなと。
さらに4回に代打で登場した井上のツーベース。
2回以降立ち直ったものの、早々吉見に見切りを付け、
勝負をかけたベンチの期待に応えたタイムリー。
井上自身にとってもうれしかったと思いますし、
存在をアピールすることが出来た一打となったでしょう。
そしてさらなる値千金は、9回の立浪のヒット。
このところ調子が上がってきて、
ようやく本来の打撃ができつつある立浪ですが、
しぶとく逆方向へ運び、繋いでくれましたね。
これでサヨナラへの道がより明確となり、押し出しへと繋がった。
反撃の口火を切った谷繁の内野安打を含め、
勝負を知り尽くすベテランたち
ここにきてを発揮し始めたのは、実にうれしいこと。
残り試合でもさらに勝負強さを発揮し、
3位を確保できるよう、チームを引っ張ってほしいと願います。

一方、投手陣もよく踏ん張ってくれました。
なかでも2番手の清水昭信の無失点が大きかったですね。
同点に追いついた直後の登板で、いきなり怖いクリーンアップ
しかし物怖じせず、谷繁のミットめがけて投げてくれたなと。
まあ吉村のスライダーは逆球だったものの結果オーライ。
こういう場面できっちり仕事ができたことは、
これから先の登板にも繋がることと思います。
その清水昭信を含め、高橋、浅尾、長峰
若い力持ち味を発揮し繋いだゼロのリレー
最終的には勝利へと繋がってほんとよかったですね。
まだまだタフなゲームが続きますが、投げきってほしいです。


市民球場ラストカードということもあり、
広島も負けることはなく、同率3位は変わらず。
おそらくきょう28日の最終戦もそのまま勝つと思われます。
そうなると、ドラゴンズも絶対に負けてはいられない。
こちらもナゴヤドームでの今季公式戦ラストカード。
熾烈な首位争いをする巨人が相手となりますが、
そんな強いチームを倒して、地元での最後を飾りたい。
おそらく満員になるであろうナゴドでの大きな声援を受け、
しっかり締めて、ビジターへと旅立ってほしい
試合後の落合監督のあいさつなども含め、
最後のナゴヤドーム、注目したいと思います!

そしてこの試合を最後に、
現役生活にピリオドを打つことになった上田佳範選手
ドラゴンズでの3年間を含めた17年間、本当にお疲れ様でした
今後は後進の指導にあたられるようですが、
第二の野球人生も、ぜひとも頑張っていただきたいなと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(27日)

◎和田一浩
<9回2死満塁、サヨナラ勝ちを決める押し出し四球を選ぶ>
「(みんなが繋いで2死満塁、どんなことを考えて打席へ)
そうですね、もうとにかく、あのう、
初球から打ちに行こうと思って、あのう、
打ってランナーを帰すんだという気持ちで、あのう、
バッターボックスに入りました。
(ファウルで粘って9球目、最後ガッツポーズ出ましたね)
そうですね、やっぱり、あのう、残り試合も少ないですし、
やっぱり1勝という、あのう、重みがかなり重くなってきているんで、
えー、そういう意味でも、あのう、ピッチャーの方も
一生懸命つなぎましたし、えー、打線の方も一生懸命つないで、
あのう、たまたま僕のところで、えー、こういういい場面が
巡ってきたんで、あのう、本当にみんなに感謝したいと思います。
(カープも勝ちました。負けられない大事な一戦だった)
そうですね、あのう、まあ相手のことはあまり考えずに、
あのう、自分たちの試合を1試合1試合、あのう、
積み重ねていくことが一番大事だと思っているんで、
えー、とにかく、えー、また明日、頑張りたいと思います。
(明日が今シーズンのナゴヤドーム、ファンにメッセージを)
そうですね、あの、ほんとみんな、あのう、
一生懸命、1試合1試合戦っているんで、
えー、みなさんの声援が僕たちの力になってると思います。
えー、さらに大きな声援をよろしくお願いします」


<追い込まれながらファウルで粘り、殊勲の四球を選び>
「地味に決めましたね、地味に。
投手がつないで、打線がつないで、
たまたま僕のところでいい場面がきた。
いつも以上にどうにかしないとと思っていた。
必死でした。とにかく何とかしたかった。
あの場面では開き直るしかなかった。
これまで頭でゴチャゴチャ考えすぎていた。
落合監督にも指摘されていた。
割り切っていくしかないと思っていた。
中途半端が多かったんで思い切り振っていった。
ファウルにしかならなかったけど、いい形で振れてた。
しっかり振れているのはタイミングが合っているから。
(最後は)打って決めようと思ったけど、勝ててよかった」

<前夜は歓喜のビール掛けを特別な思いで見つめていた。
11年間在籍していた埼玉西武が独走でパ・リーグを制覇、
テレビでは苦楽をともにしたかつてのチームメートが
大はしゃぎする様子が映し出されていた>
「試合は見ていないんです。ニュースの映像ぐらい。
監督やコーチが代わったということもあるでしょうが、
プレーするのは選手。本当によく頑張ったと思います。
5位や6位になったら、誰だって悔しいはずです。
あの思いがあってみんな発奮したんじゃないですか。
西武と日本シリーズで戦いたいか? 
そんなことを考えられる状況じゃありませんよ」

<広島との激しいCS進出争いが続くが、力を込めて>
「まだ誰も諦めてない。
クライマックスシリーズというルールがある以上、
チャンスがある限り、全力を尽くすだけです。
残りは少ないし、1勝の重みは大きくなる。
僕らも必死でやるだけです。
残り8試合、勝ち続けていくしかない。
全部勝つぐらいの気持ちでいかないと」
公式ブログ中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

●立浪和義
<9回1死一塁、長峰の代打で登場。
三遊間をゴロで割る左前打を放って、チャンスを広げる>
「(カウント2-2と)追い込まれてたけど、
ヒットでつながって良かったです。いいところに飛んでくれました。
いい形で打ててラッキーでした」

<9回にみせたサヨナラ劇を振り返っって>
「執念? そうですね。いい勝ち方ができました。みんなが必死でやっている」
中スポスポニチ名古屋

●谷繁元信
<9回1死から投手強襲の内野安打で出塁。
サヨナラ勝利の突破口を開いて>
「チャンスをつくることができて良かった。
今はどんな形でも勝たないといけないですから。
こういう形があしたできるかは分からない。
でも、今はどんな形でも勝てばいいんです」
中スポ

●井上一樹
<4回2死二塁、吉見の代打で登場。
中越えにタイムリー二塁打を放つ>
「(1軍に)上がった早々でいい仕事ができました。
前でシゲさん(谷繁)がバントで送ったでしょ。
得点圏に走者がいるケースなんて、
そんなになかったし、何とか打ちたかった。
何とかしたいと思う気持ちが打たせてくれたのだと思います。
自分が戻ってきて負けるなんて嫌だから、よかったよ」

<9月突入とともに不振のため2軍落ち。
ショックはあったが、気持ちが萎えることはなかった。
2軍は現在、罰走をかけた紅白戦を展開中。
試合後、負けたチームに過酷なランニングが課せられるなか、
1人だけ免除を打診されたが、若手と同等に走った>
「オレだけ走らないわけにいかないでしょ。若い子たちが見ているんだから」
公式写真中スポサンスポ

●イ・ビョンギュ
<4回2死二塁、右中間を破る同点タイムリー三塁打。
この日は1回先頭でも左前打を放って反撃の2点を演出すると、
9回のサヨナラ劇も四球を選ぶなど、勝利の陰の立役者に>
「とりあえず追いつけてよかったよ」
公式写真、東京中日)

●タイロン・ウッズ
<腰痛による欠場から復帰し、いきなり仕事。
横浜時代の03年4月以来となる5番でスタメン出場すると、
4点を追う1回2死二、三塁から、左前へ2点適時打>
「とにかくランナーを返したかった。うまく打てたよ」
公式写真中スポ毎日jpニッカン

●長峰昌司
<浅尾の危険球退場で9回2死一塁、急きょ登板。
野中に8球粘られたが、最後は投ゴロ。
ピンチをつみ取ると、サヨナラ勝ちで今季2勝目が舞い込む>
「低めに投げることだけを意識しました。
急な登板だったが、しっかり抑えられて良かった」

<ブルペンは当然、誰も肩をつくる展開ではなく、
まさかの緊急出動で慌てても、頭はしっかり試合に入っていた>
「ブルペンでは3、4球くらい投げただけでした。
モニターでずっとゲームは見ていたので、集中はできていました」。
中スポサンスポ毎日jp

●浅尾拓也
<9回2死、相川の頭部に投球を当て、
危険球による退場処分を受ける。
今季3度目で、シーズン3度の危険球退場は史上初。
その1球以外、1イニング2/3を無失点と完ぺきだったが、
チーム大慌ての原因となった危険球に猛反省>
「申し訳ない気持ちでいっぱいです。
チームに迷惑をかけてしまって…。
危険球を3度もやってしまって、本当に情けないです」
中スポスポニチ名古屋

●高橋聡文
<7回の1イニングを3人切り、無失点リレーを繋ぐ>
「無失点でつなげて良かった。続けていきたい」
中スポ

●清水昭信
<4、5回の2イニングを無失点>
「前回のこと(先発で黒星)もあったので、
絶対に抑えてやろうと、それしか頭になかった。
それに上田さんの最後の試合だったので絶対に勝ちたかった。
ファームのとき、ずっとお世話になってきたので」
(東京中日)

●吉見一起
<先発し、1回1死一、二塁から
村田に左翼線適時二塁打を許して先制点を失うと、
2死二、三塁から金城に右越え3ラン。
被安打は1回だけだったが、4イニング4安打4失点で降板。
負け投手にはならなかったが、試合後もしょんぼり>
「もっと長い回を投げなければいけないのに。申し訳ありません」
中スポ


●上田佳範
<今季限りでの引退を表明。
3位争いをしている中では異例の引退試合に
『6番・右翼』でスタメン出場すると、
1回、試合前の「振っていく」の宣言通りに
初球を迷いなくスイングして、結果は投ゴロ。
直後に花束を贈られると、妻と2人の息子が
最後の勇姿を見守っていたスタンドに向かい、深々と頭を下げる>
「これで終わりだと思っても、打てなくて悔しい。
でも、監督に『お疲れさん』と言ってもらえた。その一言で僕の中では十分。
花束までいただいて球団に感謝してます。
(引退は)チーム事情や選手層、自分の力を考えて決めた。
まだ『終わる』という実感が全然ありませんが、今はスッキリしています。
日本一の場にいさせてもらったりとか、思い出したらきりがない。
ファンのみなさんに後押ししてもらった」

<練習開始の約2時間も前、正午すぎに球場入り。
『引退試合』だから早く来たワケではなく、
1軍にいるとき、球場入りはいつもこの時間帯だった>
「やっぱり、早く来ていないと不安なので…」

<今後については球団に残り、後進の指導にあたる予定>
「何らかの形で野球に携わりたい。監督にお任せしてます」

<会見場を去る前に一言付け加え、深々と頭を下げる>
「こんな選手を長い間取材していただいて、
皆さん本当にありがとうございました」
中スポ<ドラ番記者>12スポーツ報知共同通信社
時事通信毎日jpスポニチ名古屋


今日の公示。(27日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 井上一樹外野手、上田佳範外野手
【同抹消】
▼中日 中里篤史投手
(再登録は10月7日以降。公式サイト共同通信社

◆中日2軍紅白戦
(27日・ナゴヤ球場)
  000 001 0 =1
  000 000 0 =0
(7イニング制)
[本] なし
[投](紅)川井、金剛、久本 (白)平井、菊地、山内
(中スポ)

◆小林正人
<出場選手登録が可能になる28日を前に
ナゴヤドームで練習を行う。22日から1軍に帯同。
25日には先発投手陣にまじり、休日返上で汗を流している。
1軍復帰に意欲を示して>
「状態は普通になっています。
しっかり投げられるようにしたいです」
ニッカン

◆井端弘和
<右ひざ靱帯損傷のため2軍でリハビリ中。
この日、ナゴヤ球場で行われた紅白戦に
『1番・遊撃』で3イニング出場。
故障後初となる実戦は二ゴロ、三ゴロと
2打数無安打に終わったが、1回の守備では、
いきなり二ゴロ併殺を成立させるなど軽快な動きを披露>
「大丈夫です。ヒザの方は何の問題もありません。
ナゴヤ球場でやれることは全部やりましたから」

<1軍昇格については、首脳陣との話し合いによって決まるが、
本拠地最終戦となる28日には試合後のセレモニーなどに
参加するため、ナゴヤドームに合流する見込み>
「(今後は)まだ聞いてない。まだこっち(2軍)だと思う」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋

◆朝倉健太
<ナゴヤ球場で練習を終え、うれしそうな表情。
手にしていたのは、ファンから贈られた千羽鶴>
「これ、きれいですよね」

<右腕の血行障害が癒え、1軍復帰へ向け2軍で調整中。
今季中の復帰に意欲をみせているが>
「(紅白戦で)投げた後も何ともないですよ。順調です。
1軍に上がるかどうかは首脳陣が決めることなので
分かりませんが、戻れるようには調整しています」
(中スポ<ドラ番記者>


『引退試合』に出場のため、上田が今季初昇格。
現役最後の打席は、投ゴロとなりました。
また前日から1軍に合流した井上も同時に昇格。
代わって中里が1試合も登板のないまま、抹消となりました。
おそらく上田は1日で抹消になると思われますが、
代わって上がってくるのは、果たして誰なのか
↑の3選手が候補となってきますが、きょうの公示に注目です。

2008年9月27日 (土)

ウッズ残り9戦爆走宣言と上田現役引退を表明。

きょう27日、あす28日で
ナゴヤドームでの今季公式戦を終えるドラゴンズ
この日ナインはそれに向け、ナゴヤドームでの全体練習。
腰の張りを訴え、24日の東京ヤクルト戦に欠場した
ウッズも元気に参加し、残り9試合全戦出場を誓ったもよう。
またこの日プロ17年目のベテラン・上田佳範今季限りの引退を表明。
27日の横浜戦に先発出場、最後の晴れ姿を披露するようです。


ドラゴンズトピックス(26日)

◇タイロン・ウッズ
<腰痛で1試合欠場していたがナゴヤドームで練習を再開。
リーグ戦残り9試合、全試合出場することを誓う>
「もう大丈夫。残り9試合、全部出るよ。
腰の痛み? うーん、まだ完全によくなった、というわけじゃない。
でもチームのために頑張るよ。ベストを尽くすぜ」

<し烈を極めるCS進出争いに向けて、発奮材料はほかにもあった。
この日、ナゴヤドームの駐車場に納車された愛車。
1969年式の米国クラシックカーのシボレー・カマロ(推定2千万円)。
オレンジのボディーカラーからブラックのレザーシート、
エンジン、ホイールなど細かいパーツを含めてすべて特別仕様。
来日6年目にして初めて日本で利用する愛車を渡されると、思わずウットリ>
「2年前から注文していた車なんだ。
これ(オレンジ色)はアメリカにもないだろ。
これからはこの車で通勤するよ。
これは自分から自分へのプレゼントなんだ。
きょうからはもうタクシーじゃない。プレーオフまで乗り続ける」

<本拠地は残り2試合だけに、
このままレギュラーシーズンだけで終われば、
愛車で通勤する時間が少ない。
シーズンが終われば米国の自宅に持ち帰る予定だが>
「調子? 車と一緒さ。本拠地は残り2試合? 
いや、ポストシーズンに進出すれば違うだろ。とにかくオレは頑張るよ」
中スポスポニチ名古屋

◇和田一浩
<ここ5試合は2本塁打といえども
20打数4安打の打率2割と、打撃不振に悩む。
この日は落合監督から指導を受けて>
「タイミングの取り方とか、いろいろ教わりました。
試合でやってどうか…。簡単にいけばいいんですが」
中スポ

◆井上一樹
<今月2日に登録を抹消されていたが、この日1軍に合流。
来る出番に向けて、ベテランは虎視眈々と準備>
「場所はどこでもやるべきことはやってきたつもりです。
いまは大事な時期。チームには3位確保という目標がある。
出番があれば、少しでも勝利に貢献したいですね」

<9、10月は得意中の得意。05年の同時期は打率.314。
06年の同時期は打率.308、5本塁打、18打点と爆発。
シーズン終盤で好成績を残している理由は、そんなプロ意識にある>
「『いつでも手を抜かない』と、おれの中で決めているからね」

<打撃は好調だが、気を引き締めて>
「絶好調でも絶不調でも意識し過ぎないようにしている。
どんな役割でもチームのために働けるようにしたい」

<ナゴヤ球場で泥にまみれ、ハングリー精神を養ってきた。
若手野手が出てこない現状ではベテランの意地が頼り>
「1軍に来ると『練習用のボールが白いな』と感じる」
(東京中日、名タイ


◇吉見一起
<きょう27日の横浜戦先発が予想される。
新人王の権利もあり、ライバルも活躍中で手強いが>
「まったく気にしていません。チームが勝つことしか考えていません。
一つも落とせないくらい重要な戦いが続く。
少しでもチームの力になりたい。与えられたところで全力で投げます」
(東京中日)

◇中田賢一
<先発と救援の両方で起用される可能性が十分あるが>
「チームのために何とか働きたい。
リリーフでもどこでも、言われたところでやります。絶対に勝ちたい」
(東京中日)

◇清水昭信
<元気な若手も覚悟は十分。今後へ向けて熱く語り>
「先発でもリリーフでも、全然問題ないです。どこでもいきます」
(東京中日)

◇チェン・ウェイン
<前半戦はセットアッパーとしても活躍。頼もしい発言を>
「リリーフでも大丈夫です」
(東京中日)


◆中村一生
<4年目にして1軍にデビューし、9試合に出場して9打数3安打。
2008年は実り多い年になったが>
「走攻守すべてで貴重な経験を積むことができた」

<レベルアップが著しいのは、課題とされた打撃。
辻2軍監督の発案で、打撃練習の際にはゴムバンドを
両腕に巻いて脇が空く悪い癖を矯正。
2カ月余りの特訓の成果などで打撃が向上した>
「自分でも打撃は良くなっていると思います。
タイミングの取り方がわかってきた」

<次の目標となる1軍定着へ向け、ある試合を胸に刻み付けている。
それは8月28日の阪神戦。9回に代走で出場したものの、
次打者のバントで二塁封殺されてしまった>
「2軍なら無理にセカンドへ投げてこないタイミングだったのに、
藤川さんにはアウトにされてしまった。
『ここではギリギリのプレーをしなければダメだ』と痛感しました」

<1軍の厳しさを味わった今は、より高い意識で練習に取り組む>
「走塁練習でのリードの取り方一つとっても、
『もっと取れないか』と思うようになりました」
中スポ

◆西川球団社長
<今季FA権を取得した川上に対し、
ダウン提示を視野に入れていることを示唆>
「去年より成績が下がれば当然、それを元に査定することになる。
(川上は)もちろん残って欲しい選手。
だから昨日呼んで球団の気持ちを話しておいた。
だからといってFA選手に対する方針は変わらない。
それは去年の福留(カブスに移籍)の時もそうだった。
(具体的な条件提示の時期については)まだ分からない」
ニッカン

【ドラゴンズ・今週末の日程】
27日(土) 対横浜(18:00・ナゴヤドーム)
28日(日) 対巨人(18:00・ナゴヤドーム)


パ・リーグはこの日、埼玉西武が4年ぶりのリーグ優勝。
ペナントレースも徐々に大詰めとなるなか、
クライマックスシリーズ進出に向け、
落とせない戦いが続く3位タイのドラゴンズは、
この週末、本拠地ナゴヤドームで今季最後となる2連戦。
きょう27日が横浜と、あす28日は巨人と、
シーズン終盤らしく日替わりで対戦することになりました。
もはや対戦成績などはあまり関係なく、
とにかく一戦一戦を全力で戦い、
残り9戦で広島より1つでも白星を多く重ねることができるか。
それによって、ポストシーズンへの道が見えてくることでしょう。

埼玉西武Vがメインを締めたこの日のスポーツ紙。
ドラゴンズ記事を集めてみると、
一番目立っていたのが、主砲・ウッズ
この日、来日6年目で初となるマイカーが納車されたそうで、
いかにもアメ車といった感の
ど派手なオレンジ色のカスタムカーを報道陣に披露。
待望の愛車にすっかりご満悦の主砲は、残り9戦全試合出場を宣言
日本でのマイカー通勤を1日でも長くするために、
よりベストを尽くすことを誓っていたようです。

「カッコイイダロ?」19日の広島戦
24日の東京ヤクルト戦と、
ここに来て持病の腰痛を訴え、
欠場が増えてきたウッズ
しかし残りシーズンも
あとわずかとなりましたし、ぜひとも最後の一踏ん張りで、
チームを勝利に導いてほしいですね。
特にこの2連戦は相性の良い横浜、キラーの巨人が相手だけに、
今季最後のナゴヤドームで、大きな一発を放ってほしいところ。
森野、デラロサ、谷繁らが好調とはいえど、
主軸を組む和田、中村紀洋が調子を落としているこの9月。
こういう大事なときに力を発揮できるのが、4番というもの。
先日復帰した憲伸とともに『エースと4番』
頑張ってさえくれれば、チームに弾みが付くことでしょう。
これから乗り回す愛車同様、残り試合のバットでも快音連発
主砲「爆走ぶり」を、ファンとしては期待したいと思います。


一方、投手陣に目を向けると、
中スポ先発予想は、横浜戦が吉見で、巨人戦はチェン
先の東京ヤクルト戦で先発を回避した昌さんの状態は
依然上がってこないのか。今回も名前がありませんでした。
まあ30日からは今季最後の6連戦もありますし、
まだここは無理をさせず、調整させていく構えのようですね。
そんななかこの2連戦、さらに残り試合に向け、
先発投手陣は、いよいよスクランブル体勢に突入。
登板機会のない投手は、中継ぎとしてスタンバイ。
先発が不調のときには、すぐさま2番手として登板するなど、
ある意味『二枚腰』で必勝を期す方向を示しているそうです。

現在、先発投手として1軍にいるのは、
山本昌、小笠原、中田、吉見、チェン、清水昭信、そして川上
とくに調子の上がらない中田、小笠原など
中に入って、リリーフとして出てくるかもしれないですね。
とにかく負けられない試合が続くだけに、早い見切りも大切。
そうなると長いイニングを投げられる先発陣が多いことは、
ゲームを進めるうえで、プラスとなってくることでしょう。
まあ一番良いのは、先発-浅尾&高橋-岩瀬
スムーズに勝ちパターンにつないでくれること。
ただ何が起こるかわからないというのも、この時期の特徴。
さらに苦手の甲子園に、荒れそうな要素十分のハマスタ
次週は戦うだけに、こういう策を取るのは悪くないかも。
投手陣にとっては、タフなゲームが続いていきますが、
ぜひとも一丸となって、勝利へのリレーを繋いでもらいたいです。


◆上田佳範
<この日、今季限りでの引退を表明。
きょう27日に出場選手登録され、横浜戦に右翼で先発出場。
1打席で現役に別れを告げることに>
「いろいろ考えて引退することを決めました。
周りの人に恵まれた野球人生でした。
すべての人に感謝してもしきれない。
中日での思い出は移籍してすぐに応援団の方に
応援歌を作っていただいたこと。温かいファンの方には感謝したい」

<クライマックスシリーズ争いの真っ最中だが、
花道を準備してくれた指揮官の親心に気合を入れ>
「(3位を争っている)こういう大事な時期に
こういう舞台を用意してくれた監督には本当に感謝したい。
個人的なことのために機会を与えてくれて感謝しています。
最後の1打席はチャンスをつくるとか、勝利に貢献したいですね。
勝つための気持ちを持ってやります」
中スポサンスポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン

◇落合監督
<今季限りでの引退を表明した上田をねぎらい、
きょう27日の横浜戦でのスタメン起用を明言>
「何イニングになるかわからないが、
17年間プロで生きてきた選手だからね。最後は」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◆西川球団社長
<引退する上田の今後について、
2軍コーチとして入閣する可能性も>
「現場が評価すれば球団に残ってもらうこともある」
ニッカン


先日の2軍3コーチ退団に続き、またもストーブリーグの話題。
この日、プロ17年目のベテラン外野手の上田佳範が、
今季限りで現役を引退する意向を表明
これを受け、落合監督はきょう27日のナゴヤドーム・横浜戦で
先発出場させ、引退の花道を飾らせる意向を示しました。
この日、1軍練習に合流した上田は、
3位を争っている大事な時期にも関わらず、
舞台を用意してくれた指揮官の心遣い感謝
「勝利に貢献したい」と強い意気込みを見せたようです。

05年オフに北海道日本ハムから戦力外通告を受けると、
かつて日本ハムで共にプレーした落合監督らに呼ばれ、
その秋の沖縄キャンプでテストを受けて、合格
ドラゴンズの一員となった上田でしたが、
移籍3年目の今季は、ここまで1軍出場なし
ファームでも37試合、打率.203と、なかなか出番がなく、
もしかしたらとは思っていましたが、この日が来てしまいましたね。

一見地味ではありますが、堅実なプレー
代打、代走、守備固めとユーティリティに起用され、
昨季の日本一にも貢献してくれた上田選手
特に昨季のCS第2ステージ第3戦での好守や、
アジアシリーズ決勝戦での好走。そしてウィニングボールを掴んだ姿が、
自分的には、とても印象に残っています。
ただ戦力外通告などもあるなか、
自ら引退を決意し、最後の花道を飾れるというのは、
野球人としてはやはり幸せなのではないでしょうか。

おそらくビョンが入っていた『1番・右翼』でのスタメンが濃厚。
通算1026試合に出場、2057打数486安打、打率.236、37本塁打、192打点。
甲子園のヒーローから、プロ17年を経ての最後の晴れ舞台
今後は2軍コーチとして入閣する可能性もあるとのことですが、
『技を競う男の世界 栄光を追い求め
汗と涙で夢語れ 上田 この地で』
という応援歌を歌いながら、
背番号35最後の声援を送りたいと思います!

2008年9月26日 (金)

残り9試合直線勝負と復活昌クラウン賞受賞!

現在、広島とともに同率3位タイ
クライマックスシリーズ進出に向け、
残り9試合、ラストスパートをかけるドラゴンズ
しかし25、26日とゲームがないため、
この日の1軍は、ナゴヤドームで一部投手陣が練習。
一方野手陣は完全オフということで英気を養ったもよう。
今季最後の地元での2連戦を前にしたドラゴンズナイン
この日の話題をいくつかまとめましたので、どうぞ。


ドラゴンズトピックス(25日)

◇山本昌
<『第27回ドラゴンズ・クラウン賞』最優秀選手賞に選出され、
200勝を達成したときにも負けないくらいの
底抜けの笑顔で、吉報を受け止める>
「ファンの皆さんに直接選んでいただける賞だから、
最も大切にしている賞の一つなんです。本当に光栄だね」

<後がないという悲壮な覚悟で臨んだ今シーズン。
年齢的な衰えを指摘する声も耳に届いていた>
「そう言われても仕方ないと思っていた」

<5月の復帰以降は安定した投球でローテーションを守り、
チームが苦しんだ夏場に、破竹の7連勝をマークするなど、ここまで11勝。
8月4日の巨人戦では本拠地・ナゴヤドームの観衆の前で、
完投で200勝を達成。健在を十分すぎるほどアピールし、
現役続行への手応えをあらためて感じ取った年になった>
「いい成績? そうだね。来年、再来年につながる投球ができたよ」

<最優秀選手賞の受賞は93年以来、15年ぶり2度目。
今年は初めてハイブリッド車が賞品として贈られるが>
「そうなの? ボクは車が好きだし、
トヨタさんの車を必ず1台は持っているんです。もちろん乗りたいですよ」

<この日は、ナゴヤドームで行われた一部投手陣の練習に参加。
17日の阪神戦以降、登板が8日間ないが>
「まだそんなに(間隔は)開いてないでしょう。
疲れを取るため? そんなことないよ。普通ですよ」

<あと19イニングとなった規定投球回数については>
「なるようにしかならないからね」
中スポ

◇吉見一起
<プロ3年目にして初めて
『第27回ドラゴンズ・クラウン賞』優秀選手賞を獲得。
今年、最も活躍した若手は素直に喜びをかみしめ>
「本当ですか。うれしいです」

<だからといって、満足しているわけじゃない。
現時点での目標はCS進出、2年連続日本一に向けて活躍すること>
「やっぱり1年間活躍しないと。
今年は途中で離脱して、チームに迷惑をかけましたからね。
いまは残り試合に集中してチームに貢献していきたい」
中スポ

◇チェン・ウェイン
<この日、ナゴヤドームで一部投手陣練習に参加。
22日にプロ初完投初完封勝利を飾ったが>
「次の試合もコントロールよく投げていきたいと思います」
ニッカン

◇小笠原孝
<ナゴヤドームの一部投手陣練習で
明大の先輩・川上から熱烈指導を受ける>
「体重移動のことと、ヒジの位置が下がっていると言われました」

<ここ数試合振るわなかっただけに
お手本を示してくれる川上の言葉に必死に耳を傾けて>
「(山本)昌さんもアドバイスしてくださいましたし、
やろうとしていることが、ある程度はできた。
あとは試合でできるかどうか。
このままでは終われませんからね。いい投球を取り戻したいです」
スポニチ名古屋名タイ

◆西川球団社長
<FA権を取得している川上とこの日、名古屋市内で会談。
残留してほしいという球団の考えを伝えて、短時間で終了>
「交渉ではありません。
残ってほしいというこちらの思いを伝えただけです」

<また継続してFA権を持つ岩瀬について。
複数年契約を検討していることを明言>
「複数年は検討する。ひとつの目安は4年でしょう。
しっかり話し合っていく気持ちがある」

<さらに複数年契約の年俸についても言及>
「年俸は変動性になるでしょう。
活躍すれば上がるし、活躍できなければ下がることになる。
それが普通の形」
中スポニッカン


◇森野将彦
<中スポ『プロフェッショナルのこだわり』より。
ユーティリティの守備ぶりに注目。器用さについて聞く。
その源流はプロ入り前に培われていた>
「ポジションによって動きは違いますが、
内野は高校までで全部守ったので、特に違和感はありませんでした。
7年目(03年)で一塁を守りましたが、
高校1年の時にやってて、結構自信あったんですよ」

<逆にプロに入ってとまどいを感じたのは本職の方>
「ショートで入ったのに、ショートが一番とまどいました。
守備範囲が広くて大変だった」

<落合監督は就任した04年から、ついに外野に進出。
初めて守ったのは、8月7日の広島戦の左翼>
「外野は全くの初めてでした。
試合に出るためにはやらないといけなかったし、
守ってピッチャーに迷惑かけられないし。
最初のころは練習時間が全然足りなかったです」

<外野を守るにあたって、お手本にした選手は>
「特にいませんでした。
(英智、藤井と)うまい人がいるじゃないですか。かなわないです」

<守るときにどういうことに気をつけているか、
守備位置別のポイントを。まずは一塁>
「とにかく一塁ベースに早く入れるようにすることです」

<二塁の守備では>
「打球を捕った後にあわてないことですね」

<三塁は内野では一番多く、本職といえる場所だが>
「本職と思われてるけど、
守ってそうで、守ってないポジションなんです。
とにかく打球への反応が速くなければいけない。
捕らないといけないですから」

<遊撃は入団当初から変わらず大変な場所>
「ぼくにとっては一番守りにくい場所ですね。難しいポジションです」

<外野では右翼が一番難しいポジションという>
「場所によって、捕ってからいろんな場所に投げないといけない。
判断力が大事です。(中堅は)守備範囲が一番大事です」

<内外野をこなすため、試合では3種類のグラブ、ミットを使用。
ただ内野では二塁、三塁、遊撃については>
「使い慣れているもので守るのが
一番いいので、1種類で全部守っています。
どのグラブも特に工夫がしてあるというのはないです。
普通のグラブです」
(中スポ『プロフェッショナルのこだわり』より)

◆井端弘和
<右ひざ靱帯損傷で戦列離脱中。
2日連続でフリー打撃を敢行。107スイングで4本のサク越え。
前日以上にヒット性の打球が増えてきた。
守備練習、ベースランニングも速度などを徐々にレベルアップ>
「順調です、早く復帰できるように頑張っていきたい」
(東京中日)

今日の公示。(25日)

◆セ・リーグ
【出場選手抹消】
▼中日 田中大輔捕手
(再登録は10月5日以降。公式サイト共同通信社


この日、4位・広島が首位タイの巨人を破り、
135試合を戦い、65勝65敗5分けの勝率5割となったことで、
数字上でもまったくの五分となったドラゴンズ広島
試合数も並んだことにより、その展望はより見やすいものに。
クライマックスシリーズ進出に向けての3位争いは、
直線勝負となりそうな今後、さらに熾烈を極めてくることでしょう。

そんななか今週末は27日に横浜と、翌28日に巨人
ナゴヤドーム今季最後の公式戦を戦うドラゴンズ
この日の1軍は、川上、小笠原、山本昌、吉見、
チェン、小林
という一部投手陣のみが練習を行い、
キャッチボールやランニングなど約1時間半に渡り、汗を流したもよう。
ゲームがないことと、2日間日程が空くことで、
各スポーツ紙の方も、ドラゴンズに関しては
大きな話題もなく、コメントも比較的少なかったですね。
ただその中では、前夜復帰したエース・憲伸が、
明治の後輩・小笠原に、熱血指導を行ったことと、
その夜に球団幹部とFA前会談を持ったことが印象に残ったかなと。
あと田中が抹消された枠に、小林が入るのか、
それとも井端が呼ばれることになるのか、その辺りも気になりました。

昨季の山井、長峰、今季の吉見など、
憲伸のアドバイスというのは、効果的なようで、
けっこう若手投手陣には、大きなチカラとなっていますが、
このところどうも奮わない小笠原だけに、
ぜひとも『憲伸指導』成果が出てほしいものですね。
そしてエース自身にも、今季残りさらに頑張ってもらい、
ぜひとも2人で白星をより重ねてほしいなと。
打線にどうしても波があるため、大きな期待がしにくい状況。
できれば昌さん、吉見、中田らも含めた先発投手陣に
残り試合を踏ん張ってほしいなと願うばかりです。


またその他の話題では、
毎年ドラゴンズで最も活躍した選手に贈られる
『第27回ドラゴンズ・クラウン賞』の表彰選手が決定し、
今季の最優秀選手には、史上24人目の200勝を達成。
さらに史上最年長の2ケタ勝利を塗り替えるなど、今季11勝。
安定した投球で健在をアピールした山本昌が15年ぶり2度目の受賞。
優秀選手には和田、森野、そして吉見が選ばれました。

受賞喜びのポーズ?『昇竜賞』とともに、
ドラゴンズでは権威のあるクラウン賞
ただこちらの方は、
ファン投票をもとに選考される賞、
さらに昌さんが好きな
クルマがもらえる賞だけに
そのうれしさもひとしおではないかと思います。
チーム的にかなり低迷した今季、昌さんの活躍が、
ファンに明るい話題を提供してくれましたし、
「今季ドラゴンズで誰が一番活躍したか?」と聞かれたら、
やはり昌さんの名前が、1、2を争うほどで出てくることでしょう。
限界説を乗り越え、待望の200勝と最年長の2ケタ勝利と、
先発投手が総崩れするなか、よく踏ん張ってくれた昌さん
クラウン賞受賞、おめでとうございます!

ただ今季を振り返るのは、もうちょっと先かなと。
順位も確定してないですし、この先もあるはずですからね。
予想されていた東京ヤクルト戦で先発登板がなかっただけに、
その体調面をちょっと心配していましたが、
この日練習していたことを考えると、おそらく大丈夫そう。
あす26日の横浜戦に先発してくることと思われます。
自分的には、昌さんに今季ぜひとも
規定投球回数を達成してほしかったのですが、
残り19イニングということで、いくらか微妙。
ただ残り1、2回の登板で、ぜひとも好投してもらい、
よりそのイニングに近づいてほしいなと。
そして白星を重ね、夢の日本シリーズ初勝利へつないでほしい。
『復活の年』を良いカタチで締めるため、
大ベテランの最後の一踏ん張りに期待したいと思います。


若竜トピックス(25日)

◆中日2軍紅白戦
(25日・ナゴヤ球場)
  000 303  =6
  010 020  =3
(6イニング制)
[本] なし
[投](紅)朝倉、ネルソン (白)赤坂、樋口
(中スポ)

◆朝倉健太
<右腕血行障害のため、2軍で調整中。
ナゴヤ球場で行われた紅白戦に紅組の先発として登板。
4イニングを1安打1失点(自責0)に抑え、復活に向けて前進>
「きょうは普通に投げられたのがよかった。いい感じで投げられました」

<今後は週明けにも行われる2軍紅白戦で再び登板する予定>
「光が見えてきました」
朝倉健太公式中スポ

◆小林2軍投手コーチ
<内野ゴロの山を築いた朝倉の投球に進歩を認めて>
「(故障後)一番よかった」
中スポ


◇森バッテリーチーフコーチ
<ドミニカ共和国のウインターリーグに
今年は野手も派遣されることについて説明>
「過去2年間の投手の実績で、中日の選手は信頼を得た。
今年は野手の枠を空けてもらえるようだ」
スポーツ報知


ファームはナゴヤ球場で紅白戦が行われ、
右腕血行障害からの復帰を目指す朝倉が先発。
4イニング、56球を投げ、内野安打1本の1安打1四球1失点(自責0)。
内野ゴロが多く取るなど「らしさ」を見せ、一歩前進したもよう。
ただ残り試合等を考えると、今季中の1軍は厳しいんじゃないかと。

また中スポなどには、毎秋恒例となりつつある、
ドミニカ共和国のウインターリーグに関しての情報が。
今季は、総勢6選手が派遣される予定で、
そのなかの2、3人が野手になってくるとのこと。
まだ決定とは言えないものの、
ウエスタン首位打者の新井をはじめ、藤井、前田らの名前が。
また現地チームのHPでは「今年も川井が来る!」という報も。
その辺を中心とした若竜たちが、派遣されるようです。

投手と比べ、よりサバイバルが厳しいそうな野手
果たして若竜野手陣がその中に食い込めるのでしょうか?
ただこれまで派遣された投手たちのように、
そういった経験は、来期以降に必ず活きてくるはず。
第1陣は10月6日に、第2陣はチームの全日程終了後に
出発する予定だそうですが、『一皮むける』べく、
異国で大いにもまれ、奮闘してくれることを願います。

2008年9月25日 (木)

憲伸復帰4番森野V打、猛打竜CSマジック9点灯!

初戦快勝の一方で、2戦目はミス連発で惨敗。
1勝1敗で迎えたナゴヤドームでの東京ヤクルト第3戦。
先発・小笠原がまたしても初回失点を喫したものの、
2回無死満塁からイ・ビョンギュの適時打で同点に追いつくと、
なおも2死からこの日初4番となった森野の2点適時打で勝ち越し。
さらに3回からは、2番手で五輪後初となる川上が復帰登板。
力のこもった投球で3イニングをピシャリと抑え、
流れを呼び込むと、その後は中押し&ダメ押しと一方的に。
16安打で9点を奪う圧勝で、川上は約2カ月ぶりの8勝目。
さらに広島が敗れたために、単独3位へ浮上しました!

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 23回戦
(24日・ナゴヤドーム | 中日9勝12敗2分け)
25680人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日 ×
[勝] 川上(18試合8勝5敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
小笠原、川上、浅尾、高橋、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
2カ月ぶりに登板の2番手・川上が8勝目
勝率5割で広島と入れ替わり、3位に上がった

川上は3回から3イニングを1安打に抑える好投。
力みのない投球で流れを引き寄せた。
打線は2回、同点とした後、2死満塁から森野が右へ勝ち越しの2点打。
5回にはデラロサ、谷繁、代打・立浪の3連続適時打で3点を追加した。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
主砲・ウッズが持病の腰痛を悪化させ、すべての練習をキャンセル。
欠場となったことで空いた4番には、プロ12年目で初となる森野を起用。
3番に和田、5番・一塁で中村紀洋、6番には平田が入る。

ドラゴンズの先発は、予想された山本昌ではなく、
20日の広島戦に中継ぎで登板した小笠原
2ケタ勝利へのラストチャンスとなったが、
1回、先頭・青木をすっぽぬけボールがかすっての死球で出すと、
続く川島慶三の2球目に谷繁が一塁へけん制、
飛び出していた青木を刺す、ナイスプレー!
助けられたと思いきや、その川島慶三
一、二塁間を破られると、続く飯原の2球目にはスチール成功。
さらにカウント2-2からの6球目、
川島慶三のスタートに反応した小笠原
なんと投球を途中で止めてしまい、ボーク
相手の足を意識しすぎたか、慌てた小笠原
続く6球目、外へのスクリューを逆らわずに右へ運ばれ、
ライト前へのタイムリーヒット。(0-1)
またしても初回に、失点を喫してしまう。
なおも続く畠山を初球、ライトフライに取ったものの、
福地の2球目に、飯原がスチール成功。
再び得点圏に走者を背負ってしまうと、
カウント2-1からの内角高目に浮いたストレートを
レフト左に落とされ、タイムリーツーベース。(0-2)
足攻による速攻にはまってしまった小笠原、早くもペースを握られた。

一方、東京ヤクルトの先発は、10勝投手の石川
1回ウラ、1死から荒木が外へのシンカーを叩き、
右中間へのヒットで出ると、和田も続いて、
外へのシュートをセンター前へ落とすヒット。
1死一、三塁というチャンスで、4番・森野が初打席。
しかし力んでしまったか、カウント2-2からの5球目、
外角低目ボール球のスライダーにバットが出てしまい、空振り三振
続く中村紀洋も中へのカットボールに合わず、空振り三振と、
新4、5番が連続三振に倒れ、チャンスを掴み損なう。

2点ビハインドとなった小笠原
しかし2回、先頭・田中浩康を足に当たる?死球で出すと、
続く川本の時、またも足を意識したかカウント0-3に。
それでも1-3からの5球目、スタートした田中浩康谷繁が刺すと、
いくらか落ち着いたか、川本を内へのスライダーで三邪飛に。
さらに石川もフルカウントから見逃し三振に取り、結果3人で凌いだ。

2回ウラ、先頭・平田の当たりは高いバウンドの三塁ゴロ。
しかしサードの宮本が突っ込むもバウンド合わず、内野安打。
先頭打者が出ると、デラロサも内へのストレートを叩いて、
ライナーでレフトフェンスを直撃するヒットで無死一、三塁。
さらにここから石川の制球に乱れが生じ、
谷繁が四球を選んで、無死満塁
小笠原の打順を迎えるが、ベンチは代打に小池を投入。
まだ2回ながら早くも見切りを付け、勝負をかけると、
それが活きたか、フルカウントから1球ファウルの後の7球目、
石川が投じたスクリューが内角低目に外れてしまい、押し出し!
連続四球で、1点を取り返す。(1-2)
なおも無死満塁で迎えるは、1番のイ・ビョンギュ
狙っていたのは、四球のあとの初球
ど真ん中に入ってきたスライダーを引っ張ると、
強い打球で一、二塁間を抜いていくタイムリー!(2-2)
石川の動揺を見事に突いて、同点に追いつく。

なおも無死満塁のチャンスは続く。
しかし荒木が低目のスクリューを打ち上げてしまい、三邪飛に倒れると、
和田も初球を積極的に引っ張るも、ショートへのライナー。
あっという間に2死となり、やや重くなりそうなところで迎えるは森野
またしてもチャンスに巡ってきた4番
しかし初回よりは落ち着いている様子。
フルカウントからスライダーを叩き、左への良い当たりのファウルを2つ。
そして迎えた8球目は、一転して内へのシュート。
しかしそれにしっかり反応して引っ張ると、
打球は、一塁左を破っていく2点タイムリーヒット!(4-2)
ここで打てなかったら、流れを持って行かれる場面。
しかし森野『4番の仕事』を果たし、勝ち越しに成功!
このイニング一挙4点を奪い、石川をKOした。

3回、ドラゴンズの投手コールに、ドーム全体から大きな歓声が!
なんと2番手として、この日1軍登録されたばかりの川上を起用。
北京五輪3位決定戦以来、約1カ月ぶり、
また公式戦では7月25日以来のマウンドにエースが帰ってきた
ファームでの復帰登板もなく、ある意味ぶっつけ本番
しかしそのボールには、これまで同様の力強さが!
先頭の青木にいきなり真ん中高目に145キロを投じると、
フルカウントから内角高目のストレートを打ち上げさせてのセンターフライ。
続く川島慶三を外へのカーブで空振り三振に取ると、
さらに飯原も初球147キロ、内へのシュートで詰まらせてのショートフライ。
小笠原が苦しめられた上位打線をあっさりと三者凡退で片付ける。

続く4回もマウンドに上がる川上
この日はフライアウトが多かったエース。
若干ボールが高く感じたが、球威が勝って打撃をさせず。
この回先頭・畠山を内へのシュートで詰まらせ、中飛に取ると、
続く福地も内へのストレートで三邪飛に。
宮本には詰まりながらも三遊間後方に落とされ、
内野安打を許したものの、田中浩康をこれまた打ち上げさせての中飛に。
まさにこれがエースの存在感というものか。
その投球でそれまでの流れを一変させた川上
結局この日は3イニング31球を投げ、1安打1奪三振無四球で無失点。
ちなみに打席でもレフトフェンス直撃のヒットを放ち1安打。
投打にほぼ完ぺきと言える内容で、上々の復帰登板を終えた。

エースの快投で、すっかり流れはドラゴンズへ。
その快気祝いというわけではないが、打線がさらなる中押し
この回から登板の東京ヤクルト3番手・由規を攻め、
先頭・中村紀洋が内へのスライダーを引っ張り、
レフト左へのツーベースを放つと、平田の4球目ワイルドピッチで三塁へ。
さらに力む由規から、平田が四球を選び一、三塁とすると、
デラロサがカウントカウント2-0からの3球目、
真ん中高目のストレートを叩き、ライト前へのタイムリー!(5-2)
高卒ビッグルーキーから追加点を奪い取る。
なおも無死一、三塁から谷繁も続き、カウント1-3からの5球目、
外へのスライダーを逃さず叩き、左中間へのタイムリーヒット。(6-2)
アウト1つ取れずに、由規をKOすると、
川上の代打で登場した立浪も流れに乗り、
代わった4番手・押本の2球目、真ん中高目のストレートを
しっかり叩いてのライト前へのタイムリー!(7-2)
四球を挟んで4連打、3連続タイムリーと繋がる打線。
初戦に続き、先発野手全員安打を達成し、リードを5点に。
猛打爆発でゲームを一方的にした。

6回以降は、完全なドラゴンズの勝ちパターン。
6回、7回と3番手・浅尾が結果6人でピシャリと抑えると、
8回に4番手・高橋が2死から1点を奪われたものの、(7-3)
8回ウラに、平田、デラロサが共に猛打賞となる
連続タイムリーツーベースを放って2点を追加!(9-3)
そして最終回は、6点リードにも関わらず、
今季47試合目の登板となる守護神・岩瀬が締めてゲームセット!
約2カ月ぶりに復帰した川上の見事な力投と、
初4番・森野の決勝打を始め、16安打9得点と打線が爆発。
前夜のうっぷんをきっちり果たし、勝率を5割に戻したドラゴンズ
3位・広島巨人に敗れたため、0.5ゲーム差ながら単独3位に浮上
さらに残り9試合ながら、待望のクライマックス進出マジック『9』が点灯!
3位確保に向けたチームに、エースが待望の復帰。
それは単なる1勝以上に、大きな弾みを付けることとなった。


快勝のち惨敗で、再び4位に転落。
さらに序盤、小笠原が東京ヤクルトの足攻
翻弄されてしまい、またしても初回失点。
重苦しく、イヤなムードでしたが、
2回以降は、全く違うゲームになってしまったような感が。
満塁のチャンスで初4番・森野のタイムリーで勝ち越すと、
3回からは、2番手でエース・川上が待望の復帰登板。
それも見事な好投で、その存在感を見せつけると、
以降は一方的なドラゴンズペース
「もやもやのち爽快」という感じの勝利となりました。

エースが帰ってきた!この日のお立ち台には、
猛打賞の平田が上がりましたが、
このゲームの流れを変えたのは、
まさにエースと4番でしょう。
特に復帰登板を果たした
エース・憲伸の投球がすごかったですね。
2軍での調整登板なしで、
この日約2カ月ぶりに登録。
それまで投球練習を
控えめにしていたこともあり、
負けてる場面で出てきて、
とりあえず投げさせる。
そんな感じで復帰させると思っていたのですが、
2点リードの3回に、2番手として登板すると、
立ち上がりから力のあるストレートをビュンビュン
思っていたよりも状態がよかったことに、かなり安心するとともに、
こんな投球ができるなら、何でもっと早く出てこないんだと。
それまでちょこまかしていた東京ヤクルト打線
ほとんど打撃をさせず、ねじ伏せていく姿に、
エースとしての存在感頼もしさを改めて感じさせていただきました。
まあ憲伸本人にとっても、まだ復帰したばかり。
若干ボールが高かったですし、今後も微調整をするでしょうが、
残り9試合のうち、できれば2つは先発で放ってほしいですね。
そして必ず勝って2ケタと、チームを3位に導いてほしい。
とりあえず「お帰りエース」ということで、
これからの憲伸、さらに期待させてもらいます。

一方、打線では、プロ12年目で初の4番森野
ウッズが腰の張りを訴えたようで、この日欠場。
ただこれまで代わりに4番に入っていた
和田中村紀洋の調子が今イチなだけに、
現状最も好調な森野を入れるのは妥当というところ。
ただ自分的には、1番、3番、5番辺りが
適任と思っていたので、スタメンを見たときには、
正直「かなり苦肉の策だな」とも思いましたね。
それでも2回の2死満塁。
これを逃すと流れを持って行かれる場面で放った2点タイムリー
あれこそは「4番の仕事」だったですね。
ファンの、ベンチの期待に応えるとともに、
しっかりとチャンスで結果が出せるというのが、4番というもの。
おそらく残り試合は、ウッズが復帰してくるでしょうが、
森野にとっても、今回の「4番」で得られたことも多かったはず。
残り試合、この調子をキープして、よりチームを引っ張ってほしいです。


東京ヤクルトに結果的には2勝1敗と勝ち越し。
初戦に快勝したときに、乗れそうな気もしましたが、
それ以上の弾みがついたであろう今度こそは
ぜひとも上昇気流に乗って、CS行きのキップを掴んでほしいですね。
単独3位に浮上、さらにCS進出マジックも点灯したことで、
モチベーションも上がるのではと思われます。
そのうえで迎えるは、週末のナゴヤドームでの今季最終戦
3位以下が確定していることもあり、
クライマックスシリーズが行われないナゴヤドームですが、
今季最後の地元でのゲームを良い形でとって締めくくってほしい。
そしてそれが3位の座を掴むことに繋がっていく。
エースが復帰し、チームのムードもより上昇
ドラゴンズの残り試合、楽しみに見ていきたいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(24日)

◎平田良介
<今季初、昨年10月以来2度目の猛打賞を獲得>
「(価値ある猛打賞になった)
はい、すごい、非常にうれしいです。
(まずは1本目。このヒットでチームの流れが大きく変わった)
あっ、そうですね。まあ、ボクの当たりは
あんまりよくなかったんですけど、一生懸命走って、
森野さんがしっかり繋いでくれて、すごくうれしかったです。
(そこで一気に同点、逆転した)
はい、えー、チームの流れもだいぶよくなってきて、
すごくいいなあと思います。
(2本目、3本目のヒットはいかがでした)
えー、2本目も3本目も、
まあ、自分自身納得していない面もあるんで、
もっと意識を向上させて頑張りたいです。
(チームは昨日、嫌な負けをした。
そんななかチーム16安打。本当に良い勝ち方になった)
ああ、もう昨日のことは忘れてたんで、
な、何て言っていいのか分からないですけど、
でも、きょうはすごく打てて、で、2日間空きますけど、
まだナゴヤドームであと2試合あるんで、
いっぱい打って、声援をすごくいっぱい聞きたいです。
(広島が負けて、再び3位浮上です)
あの、広島もすごく強いんで、
あのう、広島との直接対決はもうありませんですけど、
しっかり、中日がずっと勝っていけば抜かれることはないんで、
一戦一戦思い切ってやって、勝っていきたいです。
(残り9試合、意地を見せて、私たちを喜ばせてください)
絶対、クライマックスに行きましょう、イェーイ…(笑)」


<終わってみれば3安打>
「1本目が出るときは3本出るなんて思ってもいなかったんです。
よくないフォームで…。でも、最後の打席はうまく打てたと思います。
勝利に貢献できてうれしい。クライマックスへぜひ行きたい」

<師匠の助言が見事に効いた。
この日1本目は2回先頭での三塁内野安打。
ベンチに帰ると立浪選手兼任コーチからのアドバイスが…。
そのかいあって6回2死から左前打に、8回2死二塁から左前適時打>
「バットが遠回りしていると。何とか修正しようと思いました」

<試合前で早出特打、フリー打撃を終えると、
コーチからもう一度、打撃練習するように言われた。本来ならウッズの時間>
「あれ、タイロン出ないのかなって。
だったら外野が1つ空く。何とかしようって思いました。
(打撃練習は)監督が見ている前では力みすぎて全然ダメでした」
中スポサンスポニッカン


○川上憲伸
<北京五輪から帰国後初のマウンドは、
3回から2番手として登板し、3イニングを
内野安打1本に抑え無失点。7月4日以来の8勝目を挙げる>
「久しぶりだけど、結果的によかったんじゃないですか。
投球練習ではほとんど真っすぐしか投げていない。
きょうは内角のタマに結構詰まってくれた。
いろいろなプレッシャーがあったけど、なんとかクリアできたかな」

<北京五輪から帰国したのがちょうど1カ月前の8月24日。
目先の復帰を急ぐより、右肩と精神的な疲れを癒やし、
100%のコンディションに戻すことにこだわった。
CSの出場権を争っている状況からは勇気のいる決断だったが>
「正直言うと、(帰国後は)すぐに投げられる状態でした。
でも、その後に投げられない状態になるような気がしたから。
一番肝心な時に投げられず、テレビで見るしかできないのは嫌だと思った」

<ついにエースとして姿を取り戻したが、
この『1勝』だけでは全く満足していない>
「ホッとした? ホッとするという状況じゃない。
これで安心というのはありません。
次の投球が重要になる。いっぱいいっぱいの
3位争いをしている中で、十分な力を発揮するということ。
でも、ここまで来たら、誰も万全な人なんていない。
CSを別にすれば投げても残り1、2試合。全力で行くしかないでしょ。
僕が投げることで、チームの雰囲気が盛り上がり、活気づいてくれれば。
そういう意味でも自分も頑張らないといけない」
憲伸の声「2ヶ月ぶりの登板」、中スポサンスポスポーツ報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー

○森バッテリーチーフコーチ
<川上にとって最高の復帰戦となったが、
裏では復帰プランの変更を余儀なくされる大ピンチに。
偶然の復帰舞台であることを隠さず>
「予定通りではなく、たまたまだった。
もともと昨日(23日・清水昭信)ときょう(24日・小笠原)は
投げるはずじゃないやつが投げているんだから」

<ローテーション通りならば山本昌だったが、
体調不良で急きょ前日の先発を変更。
さらに翌日になっても状態は上がらず、2日連続で先発を回避。
この回避が川上の復帰プランにも影響を及ぼした>
「いろいろ計算通りにいかなかった。
川上は2軍戦で投げる予定が雨で流れたし、(23日の)紅白戦もやめた。
本当なら下で投げて、上に来たら(北京)五輪みたいに
2回ぐらい中継ぎで投げさせるつもりだった。
復帰を焦らせるつもりはなかった」

<危機的状況の中でのマウンドに意味が付いたことを喜ぶ>
「逆転してもらった後で、気分も良く投げられただろう。
憲伸にも大きいし、チームにも大きい。
勝負どころはまだ先にあると思うし、
その試合の前に一度投げられたのは結果的に良かった」
名タイ


○森野将彦
<プロ入り初の4番に座り、
2回2死満塁の場面で、右前に勝ち越しの2点適時打>
「打ったのは、シュート。
いいバッティングじゃなかったけど、
何とかすることができて良かったです。
ほっとした? そりゃ、しますよ。
打てなかったら何を言われるか分からないですからね」

<試合前ウッズが腰痛を訴えて、すべての練習をキャンセル。
スタメン落ちは早くから予期できたが、
プロ12年間、1度も座ったことのなかった男に白羽の矢が立ち>
「うち(のチーム)らしく、
4番を言われたのは(試合直前の)シートノックの前です。
意外と言えば意外…。1打席目は性に合わず硬かったです。
普通にやろうと思ったんですけどね。どこか力が入ってたんでしょうね」

<当然といえば当然の抜てきだが、
座ってみた本人の緊張感はこれまでとまったく違ったよう。
初めての重責から解放され、本音がこぼれる>
「無事に1日が終わってよかったです。
本当に勝ってよかった。みんなのおかげです」
公式写真中スポサンスポ時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

○イ・ビョンギュ
<2回無死満塁、右前にきれい弾き返す同点適時打。
これで5試合連続安打と、打撃好調はキープ>
「打ったのは、スライダー。
何としてもランナーを返そうと思って、打席に入ったんです」
公式写真、東京中日)

○谷繁元信
<5回無死一、三塁、中前にタイムリーヒットを放つ>
「何とか1点でも多く、1点でも多く点を取りたいので」

<実は通算安打数が、現在1667安打。
あの掛布さん(雅之=元阪神・1656本)を越えた。
コツコツと20年間、打ち続けてきたからこその記録に>
「えっ、オレが掛布超えかあ。
まあ、プロに入った年齢が…。あ、それは一緒か。
じゃあ、ボクの方が長くやってるからですよ」
公式写真、中スポ<ドラ番記者>

○立浪和義
<5回無死一、三塁で、川上の代打で登場。
押本の変化球を鋭く右前に打ち返し、連夜の適時打>
「何とかヒットでつなげてよかったです。
だいぶ感じが良くなってきたので、
残り試合、チームに貢献したいですね」
公式写真、中スポ)

○トマス・デラロサ
<この日3安打2打点。新人右腕・由規には
5回、右前への適時打でプロの怖さを見せつける>
「きのうまで低い球を打っていたので、
高い球を積極的に打とうと思っていた。
これからもチームの勝利のために貢献するよ」
(東京中日、サンスポ

○小笠原孝
<先発したが、またしても『鬼門』の1回に崩れる。
1死二塁からボークで三塁進塁を許すと、飯原に右前適時打。
さらに福地にも適時打を許し2失点。これで初回失点は11度目。
20日の広島戦での中継ぎから中3日での先発も実らず>
「大事なときに、またチームに迷惑をかけてしまった…」
(東京中日、ニッカン


◇チェン・ウェイン
<台湾球界にとってプロ経験がない『海外流出組』の1人。
03年末に入団したが、中日行きを選んだことについて>
「あのとき、ボクはアメリカに行きたいという思いはありました。
でもアメリカはいろんな人種がいる。
言葉や環境など苦労すると思いました。
だから大豊さんのいる中日を選んだんだけど、間違いではなかった。
中日は育ててくれるという環境があったから」

<新日本石油ENEOSの田澤投手が米大リーグに挑戦。
日本球界はアマ選手の海外流出という新たな問題を抱えるが>
「田澤君の問題ですか? 知っています。
ボクから何も言うことはないですけど、
ボクは中日に来て、本当によかったと思います。
台湾球界? 引退する間際にプレーできたらいいですね」
(中スポ)

◇タイロン・ウッズ
<持病の腰痛を悪化させて、この日は欠場。
試合前は練習を行わずに治療に専念。
試合中はベンチで戦況を見守る>
「腰がちょっと張ってね。大事を取って休ませてもらったよ。
あした(25日)、あさって(26日)と
試合がないから休めば、大丈夫だと思う。
(レギュラーシーズンは残り9試合)出るつもりだよ」
(東京中日)


○落合監督
<3位を奪回し、CS進出マジック『9』が点灯。
中3日の先発・小笠原を2イニングで見限り、
2番手で川上を投入するなど総力戦の様相に>
「あした、あさってが休みだから、総力戦といってもな。
1人(川上)帰ってきたからできるんであって…」

<エース・川上の復帰を1カ月待ったことに>
「『痛い』と言われたら使えない。
野手ならまだ『痛い』って言っても使えるけど。
無理させるやつは決まっている。
だからそいつらが、『ダメ』って言ってきたときは長引くことになる。
からだに異常があると、防衛本能が働くだろ?
そんなときに試合に使ってもいい仕事はしない。
痛いって言った時点でダメだ。
(報道陣を見渡し)みんなも仕事したくないってときには
腹が痛いって休み届け出すだろ?
ルンルン気分の時には言わないだろ? それといっしょだよ」

<森野が4番だったことについて>
「(ただの)4番目だよ」
中スポ毎日jpスポニチ名古屋


今日の公示。(24日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 川上憲伸投手
【同抹消】
▼中日 藤井淳志外野手
(再登録は10月4日以降。公式サイト共同通信社


◆井端弘和
<右ひざ靱帯損傷で戦列を離脱中。
この日、ナゴヤ球場で故障後初となる
フリー打撃を行うとともに、守備練習を行う。
打撃では計92スイング。うち3本が左翼フェンスを越え>
「ほかにも2本『フェン直』(フェンス直撃の打球)がありましたね。
見ていないようで、自分でも(弾道を)追っていました。
違和感はなかったです。振れるから大丈夫です」

<本人は28日の本拠地最終戦に照準を合わせているが
27日に予定のファームでの紅白戦が、復帰への最終テストとなりそう>
「よくはなっています。
ただ、今シーズン中に復帰できるかは微妙。
目標にはしていますけど。
決めるのは首脳陣です。呼ばれているわけじゃなく、
現時点ではボクが出たいという目標です」
中スポニッカン


この日、約2カ月ぶりに出場選手登録された憲伸が、
周囲の心配をよそに、まさにエースといえる投球を披露。
3イニングを1安打無失点に抑え、今季8勝目をマーク。
チームの3位再浮上とCSマジック点灯の原動力となりました。

こうなると、残る「主力ピース」は、攻守の要・井端
その井端ですがこの日、故障後はじめて
屋外でのフリー打撃を敢行し、92スイングでサク越え3本。
さらに遊撃の守備位置でのノックに加え、
軽めながら一塁から三塁までのベースランニングも行うなど、
復帰へ向けて、さらにワンステップ上がったようです。
ただ肝心の復帰については、あくまで「微妙」。
中スポによると『Xデー』9.28のナゴド・巨人戦になっていますが、
果たしてそこに間に合うかは、今後の回復具合と、
紅白戦などを見た首脳陣の判断によりそうです。

2008年9月24日 (水)

打線沈黙中田背信、ミス竜単独3位掴み損なう。

チェンプロ初完封勝利に先発野手全員安打
地元に戻って、東京ヤクルトに快勝。
勝率を5割に戻し、同率3位タイに復帰したドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの第2戦。
連勝して単独3位をゲットしたいところでしたが、
この日は打って変わって、打線沈黙し7回までゼロ行進。
その一方で先発・清水昭信味方のミスが絡んで失点を許すと、
2番手で起用された中田は、4四死球で2点を失う乱調
終盤反撃したものの及ばず黒星。再び4位に転落しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 22回戦
(23日・ナゴヤドーム | 中日8勝12敗2分け)
28868人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日
[敗] 清水昭信(11試合2勝2敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
清水昭信、中田、浅尾 - 谷繁

【ゲームレビュー】
ミスが失点につながり、4位に転落
5回1死二塁から田中浩康に中前打。
中継が乱れて、先制点を許し、田中浩康も二進。
川本の適時二塁打で2点目を失った。
8回は2番手・中田独り相撲
死球が絡み、決定的な2点を奪われた。
打線は8回、代打・立浪、イ・ビョンギュの連続適時二塁打で
2点を返したが、継投にかわされた。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ先発は、大方予想の山本昌ではなく、
3試合の中継ぎを経て、中3日で先発復帰となった清水昭信
ナゴヤドームでの好相性もあって、起用されたが、
いつもの田中ではなく、打撃好調の谷繁と組むことに。

1回、先頭・青木を内へのスライダーでレフトフライに取ると、
続く川島慶三に対しては、内へのストレートで見逃し三振に。
さらに飯原も外へのスライダーで空振り三振。
2つの三振を奪い、上々の立ち上がり。

一方、東京ヤクルトの先発は、館山
今季は3勝を許している右腕だが、立ち上がりやや不安定
1死から荒木が一塁方向へプッシュバントを決めると、
打球を掴んだ一塁の畠山がベースカバーに入った田中浩康
送球するも、一二塁方向に逸れる悪送球
絶妙なバントヒットが失策を呼び、荒木は一気に二塁へと進む。
続く森野の一塁ゴロで、荒木が三塁へと進むと、
館山と相性の良いウッズは歩かされて、2死一、三塁。
ここで迎えるは、2試合連続本塁打の和田
しかしカウント1-1からの3球目、内角高目のストレートを
打ち上げてしまい、センターフライ。
相手にもらった先制のチャンスを惜しくも逃す。

先発としては初の東京ヤクルト戦登板となった清水昭信
しかしストレートを軸にした力のある投球で、相手を圧倒。
2回先頭・畠山をライト前ヒットで出すも、
続く福地を外へのフォークで6-6-3の併殺に仕留めると、
3回も危なげなく三者凡退
一方の館山も2回以降は、落ち着きを取り戻したかの投球。
早いテンポで序盤を終え、投手戦の様相を呈してきた。

4回、清水昭信がこの日初めてのピンチ。
先頭・青木に外へのフォークを当てられ、レフト前に落とされると、
川島慶三がきっちりと送って、二塁へ。
さらに飯原の深いレフトフライで、青木が三塁へタッチアップ。
何気に足を駆使され、2死三塁で迎えるは、畠山
しかしカウント2-2からの6球目、
内角低目のストレートで詰まらせての二塁ゴロ。
きっちりと凌いで、味方の先制を待つ。

4回ウラ、2巡目に入ったクリーンアップ
しかし森野が外へのチェンジアップに
タイミングを外され、センターフライに倒れると、
ウッズは外へのフォークに芯を外されてのセンターフライ。
さらに和田は低目のフォークを引っかけてしまい、遊ゴロ。
館山の前に荒木のバントヒット1本に抑え込まれてしまう。

ここまで東京ヤクルト打線を2安打に抑えている清水昭信
しかし5回、1死から宮本に落ちの甘いフォークを捉えられ、
左中間を破るツーベースを許してしまうと、
続く田中浩康にも真ん中低目のフォークを運ばれ、センター前に落ちるヒット。
ボールが落ちたのを見てからスタートした宮本は三塁へ進んだが、
ここでドラゴンズの守りにあり得ないミス
センター・森野からのショートバウンド気味の返球を
中継した荒木が弾いてしまい、ボールが一塁ファウルゾーンへ転々。
それを見た宮本にホームを陥れられ、まさかの先制点。(0-1)
記録はセンター・森野悪送球
ちょっとした油断を突かれ、やらずもがなの点を奪われる。

なおも1死二塁となって迎えるは、8番・川本
しかし動揺したか、清水昭信の制球にやや乱れ。
ボール2球のあと空振りを取ってのカウント1-2からの4球目、
シュート回転して、ど真ん中に入ったストレートを逃さず弾き返されると、
打球はセンター左を大きく抜いていくタイムリーツーベース。(0-2)
3連打エラーも絡んで、2点のリードを許す。

2点ビハインドとなったドラゴンズ
しかし館山に封じ込められ、いまだにチャンスを掴めぬ始末。
5回ウラには、デラロサの三遊間深い当たりを
川島慶三の好守に阻まれ、久々の安打を逃すと、
円陣を組んで臨んだ6回も、清水昭信の代打・小池
イ・ビョンギュと続けての内野ゴロ。
さらに荒木も外一杯のストレートに見逃し三振。
前日のチェンお返しをされているかのようなゼロ行進が続く。

7回、ドラゴンズは2番手になんと中田を起用。
これ以上失点を防ぐことと、復調を願ってマウンドとなったが、
1死から宮本に三遊間への内野安打を許すと、
続く田中浩康のピッチャー返しをダイレクトでキャッチ。
ところが飛び出した走者を刺そうと一塁へ送るも、
これが悪送球となってしまい、宮本は二塁へ。
川本を敬遠し、館山を空振り三振に取りはしたものの、
自らのミスで、いらないピンチを招いた。

6回までわずか1安打のドラゴンズ
7回ウラ、先頭・森野がセンター前に久々にヒットを放ったものの、
ウッズ打ち上げ遊フライ、さらに和田引っかけ6-4-3の併殺崩れ。
2死一塁と繋げられないながらも、館山の暴投で走者が二塁へ。
何とか中村紀洋で1点でも返したいところだったが、
カウント2-2からの7球目、外一杯のスライダーに見逃し三振
館山に踏ん張られてしまい、この回もゼロ。

8回、2イニング目となった中田だが、
先頭・青木にレフト左にツーベースを許すと、
続く川島慶三には送られ、三塁へ。
これ以上の失点は、勝敗に直結するもの。
ところがここから中田の制球が暴れだし
飯原に初球、ストレートを背中へぶつけると、
続く畠山にも同じく初球、今度は左ひじに当ててしまい死球。
なんと連続死球で、1死満塁とピンチを招いてしまう。
ここで迎えるは5番、得点圏打率.330という福地
自分で招いたピンチは、自分で凌げと期待を掛けるも、
制御が効かない中田のボールは高目に浮きまくり。
そしてカウント2-1からの6球目、
外角高目のストレートを叩きつけられると、
高いバウンドが、前進守備の中村紀洋の頭上を越えていく…。
レフトへのタイムリーツーベースとなってしまい、2点を献上。(0-4)
ベンチの期待に応えられず、独り相撲となってしまった中田
その後の2死満塁こそ凌いだものの、実に重い追加点を失った。

4点ビハインドとなってしまったドラゴンズ
8回ウラも館山の前に、デラロサが倒れ早くも1アウト。
しかし谷繁がレフト前にクリーンヒットを放つと、
続く中田の代打・立浪がカウント0-1からの2球目、
外へのシュートを逆らわずに持って行くと、レフト前へ落ちるライナー。
ところが前進してきたレフト・飯原がこれを後逸
フェンスへと転々とする間に、谷繁が一気に生還!
記録はタイムリーツーベースとなって、ようやく1点を返す。(1-4)
なおも1死二塁でイ・ビョンギュが続き、
カウント0-1からの2球目、外へのストレートを弾き返すと、
これまた左中間を深々と破るタイムリーツーベースに!(2-4)
連続適時二塁打で、これまで手こずっていた館山をKO。
なおも1死二塁というチャンスでクリーンアップを迎える。
4回の先制点を奪われる要因となった荒木、森野と続く場面。
ところが代わった東京ヤクルト2番手・松岡の前に、
荒木がフルカウントからの6球目、
内角高目一杯のストレートに手が出ず三振に倒れると、
森野もカウント2-1からの4球目、
外角低目に沈むフォークに空振り三振
やり返せずに連続三振。反撃は2点のみに終わってしまう。

そして迎えた最終回、東京ヤクルト3番手は五十嵐
ドラゴンズも4番からの好打順となったものの、
先頭・ウッズがフォークに手を出し三振に倒れると、
和田も内へのストレートに詰まらされ、三塁ゴロ。
早くも2死となったが、中村紀洋が食い下がり、
外角高目、150キロのストレートを弾き返すと、
ライトフェンスに直撃するツーベース。
何とか反撃への意地を見せ、後続へとつなぐ。
そして2死二塁となって迎えるは、デラロサ
狙い球は、おそらくストレート
追い込まれはしたものの、2球フォークを見逃し、フルカウントに。
そして迎えた7球目、五十嵐が投じるはまたしてもフォーク。
デラロサも手を出したが、バットが空を切ってゲームセット

快勝した前夜から一転。相手投手に好投されたうえに、
守備ではミスを突かれ、失点を重ねるなど
東京ヤクルト悪い内容で敗れてしまったドラゴンズ
このカード、1勝1敗と五分にされるとともに、
4年ぶりとなる東京ヤクルト戦負け越しが決定
さらに借金を再び1となり、デーゲームで引き分けた3位・広島とは、
0.5ゲーム離されての4位に転落
痛い失点でゲームを落とし「半歩後退」となってしまった。


またしてもミスが…。前夜の投打噛み合った快勝で、
今度こそクライマックスシリーズ進出へ
弾みが付くのではと、
期待していたゲームでしたし、
デーゲームで広島が引き分けていたため、
勝てば単独3位になれる
絶好のチャンスでしたが、
前夜のチェンの快投を、
やり返されてしまっての打線沈黙
おまけにちょっとした中継ミスをきっかけに
先制を許してしまうと、2番手で起用された中田が、
ベンチの意図を理解しながらも、制球乱してまたも自滅
ようやく8回に反撃し、2点こそ返したものの、
その前に失った2点が響いてしまっての敗戦。
膨らんでいた期待感を一気にしぼませ、
さらに失望させるようなゲームのように思えました。

それにしても、打線が打てませんでしたね。
館山も立ち上がりは、あまりよくなさそうだったので、
相性の良いウッズ、和田で叩ければと思いましたが、
初回のチャンスを逃してしまったのが響いたようで…。
その後は力のあるストレート、またはシュートに差し込まれ、
または変化球にタイミングをずらされての凡打の山
6回までヒットわずか2本に抑えられ、何もできずにジリジリ
相手のペースでテンポよく投げ込まれてしまったのが、痛かったです。
これで館山には、今季4敗目。
今まではカモだったといえ、今季これだけやられては…。
次回、そして来季に向けては、何とかしないといけないでしょう。

投手陣では、先発した清水昭信は良かったと思います。
普段の田中ではなく、谷繁とのコンビでしたが、
ストレートにもキレがありましたし、まずまずの出来だったのでは。
ただ味方のミスに足を引っ張られ、5回で代打を出されての交代。
これはちょっと残念でしたね。
中3日とはいえ、もうちょっと投げられたでしょうし、
確かにタイムリーを許したとはいえ、自責0での降板でしたし。
ただ次のチャンスもあるとは思うので、この調子を維持してくれればと思います。

一方、このゲームの敗因となったのが、2番手の中田
2点ビハインドの7回から登板したものの、
2イニングス目となった8回に、3四死球を与え2失点と乱調
自分どんな状況で起用されたのか、
その意味をでは理解しているようですが、
どうも体がついていかないようで…。
投球のバランスも悪く、ストライク、ボールがバラバラ
こうなると受ける谷繁もどう組み立てていいか、正直困りもの
またしても「制御不能」となってしまい、結果沈んでしまいました。
それにしても、前回の反省があまり活きているように思えましたし、
こんな状態では、大事なゲームの先発には使えないという印象も。
またしても迷路に迷いこんでしまった感のある背番号20
何とか抜けだして、復調してくれることを願います。


今シーズンもこれで、いよいよ残り10試合
いまだに一進一退を繰り返すドラゴンズですが、
残り10の中でいくらか貯金を作らないと、3位確保は難しいかも。
広島も崩れてくる気配もないですし、キツイ状況は今後も続くでしょう。
ただそれでもファンとしては、やはりCSには進出してほしいなと。
迎える第3戦、トータルでは負け越しが決まったものの、
このゲームは、必ず取って再び5割に。
そして広島にいくらかでも、プレッシャーを掛けてほしいところ。
とりあえず1試合に集中し、こつこつ戦っていくことが大事でしょう。
泣いても笑っても雌雄が決する10ゲーム
必ずや「意地」をが見せてくれると信じ、応援していきたいです。


★プレーヤーズ・ボイス(24日)

●中田賢一
<19日の広島戦から中3日で今季2度目の中継ぎ登板。
7回から2番手で登板も、4四死球などで痛恨の2失点。
試合後は絞り出すように答えるのが精いっぱい>
「もったいない? そうですね。歯がゆい? そうですね。
思ったところに(球が)いかない。
原因は力み? 全部ですね。修正しないといけないです」
(中スポ、サンスポニッカン名タイ

●森バッテリーチーフコーチ
<2イニングを2失点と復調ムードのない中田について、
中継ぎへの『降格人事』も浮上のきっかけにならず>
「勝ち試合では中継ぎとして使えないと思っていた。
ブルペンではいい球を投げているけど、
試合になるとどうなるか分からない。
良くなると思っているから中継ぎをさせている」

<シーズン最後までの中継ぎ起用を明言。
期待した投手の『裏切り』に吐き捨てるように>
「今後も中継ぎ? どこで先発させるんだ。
先発の頭数はそろっている。
広島が(3位に)決まったら先発させてやってもいい。
あいつは使い勝手がいいし、このままだ。
クライマックスシリーズで登板? (チームが)出られたら考えるよ」
名タイ

●清水昭信
<3試合ぶりに先発復帰し、6イニングを5安打2失点(自責0)。
味方の援護に恵まれず痛い2敗目>
「(5回に)宮本さんに投げた1球が悔やまれます。
もっと慎重に低めに投げるべきでした」
中スポ

●荒木雅博
<5回1死二塁から田中浩康の中前打の後、
中堅・森野からのショートバウンドの返球を
中継する際、一塁側に大きくそらし(記録は森野の失策)、
先制点を奪われたことを反省>
「送球が低くきたからボクが止めないと」
(中スポ)

●笘篠外野守備走塁コーチ
<5回1死二塁からのあり得ない守備の乱れについて>
「ランナーが止まっていたし、
(森野は)焦らなくてもいい場面だったけどね」
(中スポ)

●森野将彦
<打線が館山になすすべなく抑えられたことに>
「いい当たりがなぜか正面を突いている。
抑えられているという感覚はない」
(中スポ)

●立浪和義
<4点を追う8回1死一塁、代打で登場。
左前に弾き返すと、この当たりを左翼手・飯原が後逸したため、
二走の谷繁が一気に生還する適時二塁打に。意地を見せて>
「打ったのは、シュート。
ラッキーでした。いい形でつなげたのでよかったです」
公式写真、中スポ)

●イ・ビョンギュ
<8回1死二塁の好機で、左中間を真っ二つに破る適時二塁打。
2点差までに詰め寄る快打だったが、試合後の表情は険しく>
「打ったのは、ストレート。とにかくランナーを返せてよかった」
公式写真、東京中日)

◆チェン・ウェイン
<プロ初完投初完封での今季6勝目から一夜明け、
ナゴヤドームでランニングやキャッチボールなどで調整。
あらためて喜びをかみしめて笑顔>
「今までなかなか完投できなかったから
1人で最後まで投げ切れてうれしい。また一生懸命投げていきたい」
ニッカン

◆田中大輔
<今季先発出場6試合中、
3試合は同期の清水昭信とバッテリーを組んでいるが、
この試合は先発・清水昭信の投球を初めてベンチから見ることに。
生きた教材・谷繁の意表を突くリードにハッとさせられることも>
「ああ、なるほどなって思うこと多いです。
谷繁さんと自分とでは、経験が違いすぎます」

<いつか主戦級を実際にリードできる日を信じて、
地道に頭脳と感性をベンチで磨いていく>
「日々、勉強です」
(中スポ)

◆田村捕手コーチ
<若手の控え捕手に義務づけている『シミュレーション』について。
正捕手のマネではなく、自分なりの回答を求めている>
「もちろん『そこは絶対に内角じゃない』といった
基本はあるけど、リードに正解はない。
だから例え谷繁と違っても、その過程をどう考えているかが大事。
あとは失敗を含めた経験をして養っていくしかない」
(中スポ)


◇井端弘和
<右ひざ靱帯損傷でリハビリ中。
ナゴヤ球場の屋内練習場で故障後初めてフリー打撃を行う。
早川コーチが約10メートルの距離から投げる山なりのタマを、
感触を確かめるように76スイング。鋭い打球を連発。
きょう24日には屋外で本格的な打撃を再開する予定>
「下半身の粘りがもう少しでしたが、力を入れるところは入れました」
中スポ

●和田一浩
<WBCの時、その下でプレーした王監督の退任について>
「大変な仕事だったと思う。
寂しいものもあると思うけど、
今いるプレーヤーで盛り上げていかないといけない」
(東京中日)


●落合監督
<前日の快勝とは一転、ミス、死球からの失点。
終盤の反撃も及ばず痛い敗戦。
同率3位の広島が引き分けたため、再び4位に転落。
流れに乗れない長丁場のまか不思議をこう語る>
「これはウチだけじゃなく、どこももっている現象だろう。
きのう(7-0で圧勝)みたいな野球をやれば全部勝つし、
きょうみたいな試合をやると全部負ける。
その中で、どう拾っていくかってことだろう」

<独特の言い回しでもどかしさを表現>
「ここにきて選手がどうのこうの、そういう次元の問題じゃない。
ないものを一生懸命表現しようとしている選手もいるのに、
せっかく持っているものを表現しきれない選手がいる。
選手自身が立ち直っていくのは立ち直っていくだろうし、
立ち直ってこれないのはこのままシーズンが終わる。
そういうことじゃないか。
できないものはやらせるしかない。
頭の中身だけは見られないだけに、一番難しいところ。
我々には責任があるし、本人にもある。
それをどうやってうまく解消していくかだ。
だからみんな(マスコミ)も協力してくれって頼んでいる。
スーパースターにしてくれるなよって。
プロ野球界のスーパースターはONだけ。あとはいない」

<祭り上げている気はないが、本人はそう思う?>
「本人はそう思う。だから困る。
みんなは新聞売らないといけないし、
こっちは何とか地に足をつけてやらせようとする。
それを経験している者にはわかるんだ。
とはいえ、昔と違って持ち上げることはあっても、
けなすことはあまりないけどね。今の新聞はおとなしいから。
我々はけなされるのに慣れているから。いい時代だと思う。
今の時代じゃスーパースターは出てこないんだろうな」

<先発・清水昭信について>
「よく放った方。それだけ成長したのかな。
突っかえ棒がポキッと折れて、我にかえった。
(突っかえ棒が必要な選手は)いっぱいいる」

<我にかえってくれただけよかった?>
「こちらが手助けしてやれる部分とやれない部分があるから」

<福岡ソフトバンク・王監督が
今季限りで退任すると発表したことについて>
「長い間、お疲れさまでした。
ユニホームを脱ぐということは相当健康的にきつかったんだと思う。
これで本当の意味のスーパースターがユニホーム組から消える。
またいつか(ユニホームを)着る機会があることを願うけど。
われわれが脱ぐのとはわけが違うから。
これからは健康に気をつけて過ごしてほしい」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信朝日新聞
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー


若竜トピックス(23日)

◆中日2軍紅白戦
(23日・ナゴヤ球場)
  000 010 0 =1
  031 000 0 =4
(7回打ち切り)
[本] 井上(白)
[投](紅)●佐藤充、久本 (白)○佐藤亮太、高江洲
(中スポ)

○井上一樹
<白組キャプテンに指名され『4番・右翼』で出場。
先制ソロを含む2長打を放つ活躍で勝利に貢献>
「(負けると)終わってからのランニングがきつくなるから、
みんなの尻をたたいたよ」

<2回に詰まりながらも右中間最深部へたたき込んだ一発には>
「パワーがついたかな?」
中スポ

●久本祐一
<左ひじ周囲炎からの完全復活を目指す。
紅組の2番手で6回から登板。2イニングを1安打無失点。
MAX142キロを計測し、2つの空振り三振を奪うなど
復調を感じさせる投球。今季初の1軍昇格へ意欲を見せて>
「シーズンはまだ終わっていないので、
1試合でも残っている限り上(1軍)を目指したい」
中スポ


◆古久保2軍捕手コーチ
<高橋2軍投手コーチ、音2軍外野守備走塁コーチとともに
今季限りで退団することに。4年間、若手育成にあたってきたが>
「田中もそうですが、若い捕手が育ってきています。
来季からベテランを脅かす存在になってほしい。
自分には野球しかありません。他球団から話があればいいのですが」
古久保ブログ「緊急報告。」、中スポ

◇西川球団社長
<2軍3コーチの退団について、現場主導人事であることを説明>
「人員削減ということではありません。
現場の大将(落合監督)が判断したということ」
中スポニッカン


ウエスタンの公式戦が終了し、
10月7日のフェニックス・リーグ開幕までは、
まだ日があるなか、ファームでは紅白戦が行われ、
井上キャプテン率いる白組が勝利を収めたもよう。
罰ゲームランニングを避けるため、自ら奮闘、
さらに白組ナインの尻をひっぱたたいたようです。
また阪神との練習試合が雨で流れ、
この紅白戦で投げるのではと言われていた、
エース・川上の登板もなかったもよう。

ところで早くもストーブリーグの話題が入り、
中日球団はこの日、ナゴヤドームにて、
2軍の高橋三千丈投手コーチ、音外野守備走塁コーチ、
古久保捕手コーチ
の3コーチに来季の契約を結ばないことを通告。
よって今季限りで3氏はドラゴンズ退団することになりました。

戦力外通告などともに寂しい話題ではありますが、
こういう部分でも動き始めたようですね。
特に古久保コーチは、楽しいブログによって、
親しみもありましたし、退団はとても残念な部分も。
高橋三千丈、音、古久保コーチ、お疲れ様でした。
3コーチによって指導を受けた若竜が、
いつかを咲かせてくれることを願いたいと思います。

2008年9月23日 (火)

快投チェンプロ初完封、積極竜3位タイに復帰!

広島市民球場での直接対決に負け越し、
4位に転落して、ナゴヤへ戻ってきたドラゴンズ
6連戦の2カード目は、ナゴヤドームでの東京ヤクルト3連戦。
巻き返しのための初戦、先発のチェン抜群の出来。
ストレートが切れ、立ち上がりから相手打線を圧倒すると、
打線も呼応し、2回にデラロサの2ランで先制すると、
3回荒木、森野の連続適時打を含む4連打、
さらに7回和田のダメ押し弾など、先発野手全員安打の14安打7得点。
大量の援護をもらったチェンは、そのまま9回を投げ抜き、
4安打10奪三振無四球で、プロ初完投初完封勝利をマーク。
また連勝で勝率5割に戻したドラゴンズ
広島が敗れたため、再び同率3位タイに復帰しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 21回戦
(22日・ナゴヤドーム | 中日8勝11敗2分け)
29963人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日 ×
[勝] チェン(36試合6勝5敗)
[D本] デラロサ7号2ラン 和田15号
[Dバッテリー]
チェン - 谷繁

【ゲームレビュー】
チェンがプロ初完封
勝率5割に戻し、広島に並んだ

チェンは立ち上がりからテンポがよく、威力のある直球で押した。
打たれた安打はわずか4本。10三振を奪い、三塁を踏ませなかった。
打線は先発野手全員安打
2回、デラロサが左へ先制2ラン。
3回には荒木、森野の連続適時打などで3点を加え、突き放した。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
移動日ゲームとなったが、スタメンは前日同様。
ビョン、荒木、森野、ウッズ、和田、中村紀洋、デラロサ、谷繁
この日特打を行ったという中村紀洋も名を連ねる。

ドラゴンズ先発は、中5日でチェン
この日は立ち上がりから快調
先頭・青木を外への大きなカーブで
ハーフスイングでの空振り三振に取ると、
続く川島慶三も、内へのストレートに手が出ず見逃し三振
飯原には初球、スライダーをうまくレフト前に運ばれたが、
4番・畠山を外角低目のストレートで見逃し三振
三者三振という抜群の立ち上がりを見せる。

対する東京ヤクルトの先発は、ゴンザレス
ナゴヤドームでのドラゴンズキラーとの対戦となったが、
2回ウラ、先頭・ウッズが三遊間深いところへの内野安打で出ると、
和田は中飛に倒れたものの、中村紀洋の遊ゴロの間に二塁へ。
得点圏のチャンスで迎えるは、7番・デラロサ
積極的にいこうと思っていたというデラロサ
初球、外角高目に浮いたスライダーを叩くと、大きな当たりは、
レフトポール際のスタンド前列に飛び込む2ランホームラン!(2-0)
快投を見せるチェンに、大きな先制点が入る。

この一発で勢い付いたか、その後も繋がるドラゴンズ打線
3回ウラ、先頭イ・ビョンギュが初球、真ん中低目のストレートを叩くと、
センターオーバー、フェンス直撃となるツーベース。
やや際どいタイミングながらも、二塁を落としいれると、
続く荒木も間髪入れずに初球攻撃!
外角低目のストレートを右へ持って行くと、
鋭く一塁横を抜き、ライト線へと転がるタイムリー!(3-0)
わずか2球で1点を追加する。
さらに森野の初球に、荒木が二盗を決めると、
フルカウントからの8球目、内へのストレートを弾き返して、
詰まりながらも、センター前へのタイムリー!(4-0)
二塁から荒木が最後はミットを吹き飛ばしての生還
その間に森野も二塁へと進み、さらに後続へと繋げる。
続くウッズも三遊間をしぶとく抜き、これで4連打
依然無死一、三塁で迎えるは、和田
しかし初球、外へのストレートを打つも、6-4-3と渡るダブルプレー
それでもその間に三塁走者の森野が還って、さらに1点を追加。(5-0)
続く中村紀洋の右前打も含め、
このイニング5安打を集中させ、3点を奪ったドラゴンズ
一気にゲームの主導権を握った。

5点の援護をもらったチェン
しかし4回、先頭・飯原を内角高目のストレートで空振り三振に取ると、
続く畠山にはカウント0-3となったものの、
しっかり持ち直してフルカウントからライトライナーに。
さらに福地を内へのスライダーで遊ゴロに取り、3アウト。
3回に続いて、2イニング連続の三者凡退とますます乗ってきた。

4回ウラ、下位打線からチャンスメーク
先頭・谷繁がスライダーを上手く拾って、
センター前に落ちるヒットを放つと、続くチェンが送って二塁へ。
ここで迎えるは、前のイニングに集中打の口火を切ったビョン
カウント1-3からの5球目、真ん中高目へのスライダーを
しっかりと捉えると、打球はライトの頭上を大きく越え、
フェンスまで到達するタイムリーツーベース!(6-0)
投手のリズムが良いと、やはり打線呼応するのか。
3イニング連続で得点を奪い、ゴンザレスをKOする

勝利投手の権利がかかる5回を迎えたチェン
しかしそのボールは衰えることなく、さらに快調
この回先頭の宮本を外角高目を振らせ、三振に取ると、
田中浩康も早いカウントで打ち上げさせての三塁フライ。
続く川本には粘られ、9球投げさせられたものの、
最後はスライダーでライトフライに取って、この回もゼロ
繋がると怖い東京ヤクルト打線を圧倒し、5回を終えて被安打わずかに1
さらに課題の制球も、2回田中浩康の足にかすった死球1個のみ。
まさに今季最高の出来ともいえるチェン
球数もまだ61球、プロ初の完投、完封も視界に入ってきた。

6回、ドラゴンズは早くもウッズを下げ、
センターに英智を入れるなどの守備固め
しかしチェンのスイスイ投球はなおも続き、
先頭、途中から出場の米野を初球、簡単に捕邪飛に取ると、
続く青木は3球目、内へのスライダーで詰まらせての
ショート左へのハーフライナー。
さらに川島慶三も初球、あっさりとレフトフライ。
毎回奪三振こそ止まったが、わずか5球で退ける。

6回ウラ、東京ヤクルト2番手・松井を2死から攻め、
荒木が1球も振らず、フルカウントから四球を選ぶと、
森野の右中間へ落ちるヒットで、一、三塁。
4番に入っていた英智に期待を寄せたが、
カウント2-1からの内角低目のフォークに空振り三振。
惜しくもダメを押せず、6点リードのまま終盤へ。

6回まで広島打線に、二塁さえも踏ませていないチェン
しかし7回、やや疲れも見え始めたか、
先頭の飯原にストレートをセンターに弾き返されると、
1死から福地にもライト前に運ばれ、一、二塁。
この日初めて得点圏に走者を背負ったものの、
続く宮本に初球、真ん中高目のストレートを打ち損じ。
二塁ベース寄りの遊ゴロとなり、6-4-3と渡りダブルプレー。
最大のピンチを凌いだチェンは、飛び跳ねてのガッツポーズ!

7回ウラ、東京ヤクルト3番手は、花田
しかしその代わり端、先頭の和田見事な一振り!
カウント1-2からの4球目、真ん中低目のフォークに反応。
迷わずにフルスイングすると、弾丸ライナーでレフトスタンド一直線!
この日先発野手で唯一ヒットのなかった和田
お待たせのヒットは、ダメのダメを押す大きな一発。(7-0)
先発野手全員安打を達成し、14安打7得点
こうなると残りの焦点は、チェン初完投、完封のみとなった。

8回も田中浩康、梶本、そして米野
いずれもフライアウトで打ち取り、ついに9回のマウンドに登ったチェン
しかし先頭・青木をショート内野安打で出してしまうと、
記録を意識したか、力みが目立ちはじめ、ボールがやや高目に。
それでも川島慶三を打ち損じの三塁フライに取ると、
飯原は内角低目のストレートで見逃し三振。
この日10個目、自己初となる2ケタ奪三振も達成すると、
最後は畠山を、真ん中高目のストレートで
センター後方へのフライに打ち取り、ゲームセット!

9イニング、109球を投げ、4安打10奪三振1死球で無失点。
来日5年目で初となる完投勝利を、
見事な完封で飾ったチェン・ウェイン
マウンド付近でナインとハイタッチを交わすと、
荒木選手会長からウィニングボールを手渡されて、笑顔
さらにその勝利の価値は、チームにはとても大きく、
勝率を再び5割に戻すとともに、
広島が敗れたため、同率3位タイにも復帰。
地元に戻って、ようやく投打がかみ合っての快勝は、
3位奪還へ向けて、より勢いが付きそうな白星となった。


広島との直接対決で、まさかの1勝2敗と負け越し。
4位に転落して、地元・ナゴヤへ戻ってきたドラゴンズでしたが、
やはり我が家が落ち着くのか、この日は久々に一方的な展開
打っては打線がつながり、苦手・ゴンザレスをKOすると、
投げては、チェン今季最高ともいえる投球。
力のあるストレートを右打者の内角へビシッと投げ込み、
バッタバッタと三振を奪うなど、東京ヤクルト打線圧倒
終盤若干バテもあったものの、最後まで投げきってプロ初完封を達成。
チーム的にも投打がかみ合っての快勝というカタチで、
神宮3連敗の屈辱を少しは晴らすことができ、とてもうれしかったです。

やったぜプロ初完封!それにしても、
今夜はチェンに尽きるでしょう。
プロ初完投、初完封
そして初の2ケタ奪三振
チェン投手、
本当におめでとうございます!

前回の阪神戦で五輪復帰後
初の白星を挙げたことで
吹っ切れたのかもしれませんが、
この日立ち上がりから快調でしたね。
初回先頭の青木のハーフスイングを
球審が取ってくれたのをきっかけに、
素早くリズムを掴んで、3奪三振と上々の立ち上がり。
その後も、140キロ台後半というスピード以上に
キレのあるストレートを軸に、スライダーなどの変化球を交え、
東京ヤクルト打線に対して、全くスキを与えぬ投球。
課題でもあった制球面も、無四球と安定し、
さらに早いカウントで抑え込むため、テンポも上々
その相乗効果によって、打線の大量援護ももらえるという、
まさに好循環となった今回のマウンド。
危なげなかったですし、本当に安心して観ていられました。

特に一番収穫となり、うれしかったのは、
久々に観られたイキの良いストレート
やはりチェンの売りというのは、力のある真っすぐ
ビシッとインサイドを突く投球には思わずうなりましたね。
五輪から復帰後は、これが欠けていたものの、
ようやく下半身も使え、が振れるようになってきたのか、
この日のストレートは、ここ最近では一番の力強さ
こういうボールが投げられれば、なかなか打てはしないでしょうし、
この投球を忘れずに、今後もできるだけ持続できるよう
残りシーズン、そしてこの先もやっていってほしいなと。
プロ5年目、ここまでいろいろありはしましたが、
ようやく掴むことができたプロ初完封
これを自信にして、さらに成長していってほしいと思います。


「悔しさ」改め積極打線がこの日もつながり、14安打
さらにしっかりと相手のスキも突けましたし、
いくらかはドラゴンズの野球を取り戻しつつある感も。
そして再び勝率も5割に戻し、3位タイにも復帰。
相手のモチベーションも神宮の時とは違うように見えましたし、
ここは一気に勝ち越したいものですね。
クライマックスシリーズに進出するためには、ただ勝ち続けるのみ
そのためにも、地元での残り試合すべて勝つという意気込みを。
第2戦の先発は、おそらく昌さん
このところやや勝てない印象もありますが、
とにかくチーム全体で現状「エース」を盛り上げ、貯金1単独3位を。
ドラゴンズのより一層の頑張りに期待しています!


☆ウィナーズ・ボイス(22日)

◎チェン・ウェイン
<4安打、1死球、10奪三振、三塁を踏ませぬ好投。
来日5年目で、プロ初完投初完封を挙げる>
「(初めての完封勝利、どんな気持ち)
うれしいです、はい。
(すべて投げきった)
そうですね。まあ何とか完封したいんで、はい。まあうれしいです。
(立ち上がりから奪三振ショー、今日はどこがよかったか)
やっぱりコントロールと変化球でもいいし、
やっぱち真っすぐの、先にストライクを取れるから、
まあ早くアウトを取れたいし、はい。
(四球がなかった)
そうですね。まあフォアボールが一番気になるので、
まあ何とかフォアボール出さないで、
しっかりアウト取って、それだけです、はい。
(打線がよく打って、乗っていけた)
そうですね。デラロサもけっこう打ったし、
まあ、シゲ(谷繁)さんも猛打賞だし、
まあ打席に、バッターの方は何とか点数が入るし、
まあ、自分の投げる方もいいし、はい。
(チームが3位タイに並んだ。ファンに抱負を)
ありがとうございます。
何とかクライマックスシリーズに入りたい、いきたい。
まあ、自分の力になるし、何とかみなさん
ドームで応援してくれるよう、お願いします」


「うれしいです。きょうはコントロールがよかった。
変化球、真っすぐもよかったです。
上半身が開かないように意識したことがよかったんだと思います。
上半身を開かず、下半身を使って…。
一つ一つアウトを取ることだけ考えた。
早くアウトが取れて球数が少なかったのもよかったですね。
打たせてアウトを取ろうと思った。
6、7回で疲れるんで、球数を少なくしようとした」

<見て聞いて、感じたことが生きている。
11日の巨人戦、森コーチからの指示でベンチに座って
山本昌の投球を見て勉強。先輩の背中から学んだことを生かして成長>
「マサさん(山本昌)とボクはタイプが違うけど、すごく勉強になりました。
勉強になったのはコースの重要性です。
マサさんは(右打者の)アウトコース、
ボクはインコースにいいボールがあるけど、
やっぱりコースに投げないと意味がない」

<今季6勝目、そしてプロ6勝目。
台湾出身で同い年の投手、巨人・ジャン・チェンミンの
通算勝ち星をわずか1シーズンで抜き去ったことに>
「姜建銘(ジャン・チェンミン)を抜いた? 
そんなことはあんまり意識しませんね。
お互いに日本で頑張ればいいと思っています。
いまはとにかくCSに出たい。日本一にもなりたい。
ボクはいままで何にも経験していないですから」

<台湾代表として出場した五輪だが、帰ってくると絶不調。
苦しんでいた8月末,疲れを癒し助けてくれたのは大豊飯店>
「大豊さんにはいろいろアドバイスしてもらっています。
(北京から)帰ってきてからも、大豊飯店には行きました」

<ようやく復調。チームは再び広島と同率3位に並び意欲を>
「何とか自分の力で貢献して、クライマックスシリーズにいきたい。
自分の力で勝って日本一になりたい」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○谷繁元信
<プロ初完封勝利のチェンについて。
快投の予感は、ブルペンからプンプンと漂っていた>
「来日最高の投球でしょ。ブルペンからよかったです。
それがマウンドへ行っても変わることはなかったし、
最後まで落ちることもなかった。
外の真っすぐを1本打たれたけど、
内は1球も捕らえられることはありませんでしたから。
楽しかった? うーん、というよりも
まずは絶対に勝たなきゃいけない試合だったから」
中スポ

◆大豊泰昭
<元中日選手。名古屋市で『大豊飯店』を営む親代わりは、
チェンのプロ入り初完封に大喜び>
「去年のことを考えればよくやっているよ。
今年のボクの(与えた)目標は5勝だったから、きょうで越えたね。
この前に会った時(五輪後)は、さすがに疲れもあったようで、
『リリースポイントがちょっとおかしい』と悩んでいましたね。
私はいつも『自分の足の幅、リリースポイントさえ決まれば大丈夫』と
言っています。でも完封したということは、
いいフォームで投げられたということでしょう。
まだ若いし、失敗することもある。
でも、それも含め、今は経験をたくさん積んでほしい。
体も大きくなってきたし、顔つきや会話も、
最近は随分、プロ野球選手らしくなってきたと思います。
今年も残り少ないけど、ぜひクライマックスシリーズに
出られるように頑張ってもらいたいですね」
(中スポ)


◎トマス・デラロサ
<2回2死二塁、左越えに先制2ランを放つ>
「(素晴らしい本塁打でした)
ありがとうございます。
(ホームランの感触は)
そうですね。チームの勝利のために
一試合一試合貢献していきたいと思います。
(クライマックスシリーズ目指して抱負を)
そうですね。最後の最後まで諦めずに
プレーオフに出られるように、頑張っていきたいと思います」


<ホームラン談話>
「打ったのはスライダー。
広島では打てなくて悔しかった。
今日はチェンが頑張っていたし、オレたちもやらなきゃと思った。
だから、きょうは積極的にいこうと思っていた。
神様のおかげ。いいところで打たせてもらえて本当にうれしいよ」

<前日までの広島3連戦はノーヒット。
大事な試合で結果を残せなかったことに、
きまじめな男は責任を感じていた。
もどかしさから胸の内をこう吐露したことがある>
「ドラゴンズは去年の日本一チームなんだろ? 
自分が来て弱くなったなんて思われたくない。
とにかくプレーオフには出なくちゃ」
公式写真中スポ共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○荒木雅博
<3回無死二塁、右翼線にタイムリーを放つ。
一塁線へ技ありの流し打ちで攻撃を加速させる。
続く森野の初球に二盗、今季31個目の盗塁でトップに5差に迫る>
「つなぐつもりだったけど、いいところを抜けてくれました」
公式写真、東京中日、スポニチ名古屋

○森野将彦
<3回無死二塁、中前にタイムリーを放ち、5点目をたたき出す。
6回にも右前安打を放ち、2試合連続マルチ安打>
「ランナーを進めようと思ったら、結果、ヒットになってよかったです」
公式写真、東京中日、スポニチ名古屋

○イ・ビョンギュ
<4回1死二塁、右越えにタイムリー二塁打を放つ。
打順1番に入ってから3試合連続安打と好調>
「チェンがいいピッチングをしているので、打ててよかったです」
公式写真、東京中日)

○和田一浩
<7回無死、左越えにソロ本塁打を放つ>
「自分自身、ふがいないバッティングが続いていた。
ずっと調子が良くなくても、落合監督は試合に使ってくれている。
もう調子が悪いとかいっていられない。
これを機に調子が戻ってきたらいいなと思います」
公式写真中スポ共同通信社ニッカン

○中村紀洋
<移籍後初めての早出特打を行う。
平田、藤井ら若手にまじって練習開始前に約20分間のフリー打撃。
持病の腰痛を抱えているだけに、手応えを口に>
「腰に負担のかからない、
苦しくないフォームを探すためにやりました。
感触はまあまあよかったと思う。
腰の状態は変わらないけど、痛み止めの注射は打った。
残り試合も少ないし、クライマックス・シリーズに
出るためには意地でもやる」
共同通信社ニッカン12

◇山本昌
<普段は年齢を気にすることのないベテランが
今夏『睡眠』で年を感じたという。
中田と話していた時、完全休養日の睡眠時間を聞いたところ、
10時間近く目が覚めなかったという答えが返ってきたことに>
「驚いちゃったよ。10時間以上も寝て、
一度も目が覚めなかったって言うんだから。
若いころは、ぼくもそうだった。何時間でも平気で眠れた。
だけど、最近はさすがに8時間も寝れば目が覚めるもんなあ」
(中スポ<ドラ番記者>

◇吉見一起
<チームで『エース』と呼ばれる人間は影響力が強い。
前日の広島戦で3カ月ぶりに勝利した後輩は、
勝てない間、2軍にいる間、川上のアドバイスを思い出した>
「2軍に落ちるときに川上さんから言われたことがあるんです。
『体をリセットすれば、それでいいんだ』ということを。
川上さんだけでなく、ほかの方からもそういう意味のことを言われましたけど」

<これからどうすればいいのか、
不安と迷いの中で聞いたエースの言葉。
2軍落ちを前に勇気をもらい、そう信じた。
自分のスタイルを貫き、しっかりと戦列に戻ってきた>
「体をリセットして、体さえ元の状態に
戻すことができれば、投球も元通りになる。
(投球やフォームの面は)考えないようにしました。
今年の自分のテーマが『悩まない』と言うことですから」
(中スポ)

◆川上憲伸
<北京五輪後に疲労などを訴え、2軍調整を続けてきたが、
この日ナゴヤドームで行われた試合前の1軍練習に参加。
首脳陣に現時点での状態を披露。
練習後、大勢の報道陣に囲まれると、こうかわしながらも笑顔>
「まあ、まだ(1軍に)上がったわけじゃないので」
(中スポ、名タイ

○高代野手総合チーフコーチ
<先発野手全員安打、14安打の猛攻について>
「今日のように打てれば、何もいうことはない」
ニッカン


○落合監督
<快勝で勝率を5割に戻し、広島と並ぶ3位に復帰。
来日5年目で初完投初完封のチェンを絶賛。
力のある真っすぐを内角中心に配したインサイドワークをこう評し>
「きょうに関していえば、力負けしてない。
多少の投げ間違えはあっても、ファウルになるか、フライになるか…。
珍しいんじゃないかな。あれだけインサイドを使ったのは。
それがすべてなんじゃないのか。
それに本人が気付いているのかどうか。
スポーツってわかんないもんだな。
野球もそう。1個勝ってこんなに変わるのかね。
あんだけ苦しんでたのに。今はいい。
今はいいけど、まだ打たれる怖さを知らないから。
あいつ(チェン)の場合は始まったばかりだし。
でも、今年(あまり)勝ってない投手に、ああいうのを見せてやりたい。
今、ウチの投手は打たれる怖さを
嫌っていうほど味わっているから。これがひと山越えれば…」
中スポサンスポスポーツ報知毎日jpスポニチ名古屋


若竜トピックス(22日)

新井首位打者、最高出塁率タイトル獲得 佐藤充は投手3冠
(中スポ)

この日、ウエスタン・リーグが今季の全日程を終了
福岡ソフトバンクが24年ぶりのリーグ優勝を決め、
38勝43敗7分けのドラゴンズ4位となりました。
また個人タイトルも発表され、
不動の4番・新井良太が規定打席に4不足しながらも、
首位打者(.332)と最高出塁率(.418)のタイトルを初めて獲得。
また投手陣では、佐藤充最優秀防御率(2.64)、
最多勝利(7勝=3人でタイ)、勝率1位(.636=2人でタイ)の
3部門のタイトルを掴みました。

ちなみに各選手の成績は、以下を参照のこと↓
2008年度 中日ドラゴンズ個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)
2008年度 中日ドラゴンズ 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)
2008年度 中日ドラゴンズ 個人守備成績(ウエスタン・リーグ)


規定打席に4不足という新井でしたが、
もしこの4打席を凡退したと仮定しても、
2位の(阪神)の打率.292を上回るため、
規定で首位打者に決まったもよう。

ファームで規定打席に達していたのが、
打率.267で6位の堂上剛裕だけと認識していたので、
何で新井が選ばれるんだとビックリしましたが、
こういう規定があるんですね。
ただそれはどうあれ、
新井選手、佐藤充投手おめでとうございます!
特にもはやファームでは『無敵』な存在となりつつある新井ですが、
このままファームの帝王になることなく、
来季こそは1軍へと飛躍してもらいたいなと期待します。

2008年9月22日 (月)

吉見粘ってコイ封じ、逆襲竜集中打で3タテ阻止!

投打とも覇気がなく、カープに不甲斐ない連敗
ついにリーグ制覇自力3位が消滅してしまったドラゴンズ
広島市民球場での最後のゲームとなった第3戦は、
ついに「悔しさ」を表したのか、打線が初回に集中攻撃!
広島先発・ルイスを攻め、森野、ウッズの連続タイムリーで
先制すると、和田も続いて2ランを放つなど一挙4点
その援護をもらったサンデー吉見が、粘りの投球
勢いに乗る広島打線を7回途中まで2失点に抑えると、
その後を勝ちパターンの継投で凌ぎ、直接対決3連敗を阻止
3位争いに何とか踏みとどまるとともに、
吉見が約3カ月ぶりとなる9勝目をマークしました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 最終戦
(21日・広島市民球場 | 中日13勝9敗2分け)
29960人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島
[勝] 吉見(32試合9勝3敗)
[S] 岩瀬(46試合3勝3敗32S)
[D本] 和田14号2ラン
[Dバッテリー]
吉見、高橋、浅尾、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
投打で踏ん張り、連敗を3でストップ
今季の広島最終戦を白星で飾った

1回、ルイスの立ち上がりを攻めた。
1死二塁から森野ウッズが連続適時二塁打。
さらに和田の2ランで一気に4点を入れた。
吉見は安打を許しながらも落ち着いた投球。
3カ月ぶりの勝ち星で9勝目を挙げた。
7回以降は継投でしのいだ。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
昨夜から降り続く激しい雨の影響で、
試合開始を30分ずらし、14時開始となったデーゲーム。
ドラゴンズのスタメンは、前日同様
イ・ビョンギュ、荒木、森野の1、2、3番。
しかし6番・三塁で中村紀洋が復帰。現状でのベストとなる。

その新オーダーがこの日はいきなり機能
広島先発・ルイスの立ち上がりを攻め、
1回、先頭イ・ビョンギュが外へのストレートを
レフトへ運び出塁すると、荒木が初球送って二塁へ。
先制のチャンスで迎えるは、森野
初球、ど真ん中に入ってきたスライダーを叩き、
左中間へのタイムリーツーベース。(1-0)
前日完封負けの屈辱を晴らすべく、わずか4球で先制する。
なおも積極果敢な攻撃は続き、ウッズがカウント2-2からの6球目、
外角やや中寄りに入ったスライダーを逆らわずに叩くと、
右中間へ持って行くタイムリーツーベース!(2-0)
連打で追加点を挙げると、さらに続いたのが和田
カウント1-0からの2球目、シュート回転し
内角高目に入ったストレートを弾き返すと、
レフトスタンドへ飛び込む2ランホームラン!(4-0)
まさに連手必勝、その立ち上がりのみに狙いを定め、
ファーストストライクを叩いての4長打4得点
防御率リーグトップで14勝の相手のエースをいきなり攻略した。

ドラゴンズ先発は、中7日で吉見
幸先良く4点の援護をもらったものの、
立ち上がり、いきなり得点圏に走者を。
1回ウラ、先頭の東出にレフト前ヒットを許すと、
続く天谷にセーフティー気味に送られ、二塁へ。
ここで迎えるは、前日猛打賞5打点のアレックス
しかしひるまず向かっていくと、カウント2-1からの4球目、
内へのストレートで空振り三振に。
さらに栗原も外へのフォークを引っかけさせての遊ゴロ。
相手の主軸を封じ込み、反撃機を断ち切る。

この日は、内角への投球が光った吉見
2回ウラ、先頭・嶋を内へのストレートで見逃し三振に取ると、
続くシーボルを内へのシュートで詰まらせ、レフトフライ。
さらに3回ウラも、東出を内へのストレートで二塁ゴロに取るなど、
谷繁のリードに従い、攻める姿勢を見せ、
勢いに乗るカープ打線にチャンスを与えず、ゼロを重ねる。

しかし4回ウラ、思わぬ味方のエラーからピンチ。
この回先頭、アレックスが外へのストレートを
右方向へ持って行き、ライト前へのヒット。
ところが雨でかなり濡れていた天然芝の影響か、
球足が速くなっていたゴロをライトのビョントンネル
1ヒット1エラーで二塁まで進まれてしまうと、
続く栗原を詰まらせ、浅いセンターフライに落ち取ったものの、
にカウント1-2からの4球目、
外へのストレートをレフト前に運ばれてのヒット。
ところが今度は和田が濡れた打球のバウンドが合わずにお手玉
さらに芝に足を取られる間に、
アレックスが三塁から一気にホームイン(4-1)。
気の毒な打球の連続で、1点を返される。
さらにシーボルにもフォークを拾われ、レフト前ヒット。
1死一、二塁と追加点のピンチを迎えてしまうが、
ここからは落ち着き、石原を内角高目のストレートで二塁フライ。
さらにを外へのフォークでライトフライ。
後続をしっかり打ち取り、それ以上の失点は防いだ。

1点を奪われた吉見だったが、
中盤以降は相手の拙攻にも助けられる。
5回ウラ、先頭・ルイスに初球をレフト前に運ばれると、
天谷にもセンターに返され、1死一、二塁。
得点圏で迎えるは、再びアレックス
しかしここもバッテリーはやはり内角攻め
初球、内へのシュートを投げ込むと、三塁正面のゴロ。
5-4-3と渡って、まさに狙い通りのダブルプレー
さらに続く6回ウラも、1死からにセンター前へヒットを許すも、
シーボルを内へのシュートで詰まらせ、5-4-3のゲッツー
毎回、誰かしらにヒットを許し、ランナーこそ出すものの、
要所で粘り強さを披露して、追加点だけは許さない。
らしい投球広島打線を封じ、ゲームは3点差のまま終盤へ。

6回を投げ終え78球と、完投もできそうなペースの吉見
しかし7回ウラ、1死からにレフト前ヒットを許すと、
続くルイスには代打が送られ、左の前田智徳
このコールを聞くと、落合監督がマウンドへ。
まだいけそうな感じながらも、早めの継投
2番手として、左の高橋を投入する。
しかしここでやや流れが変化
前田智徳に粘られた末、真ん中高目のストレートを
引っ張られ、ライト前に落とされると、
1死一、三塁から東出に外角高目のストレートを
左方向へ持って行かれての犠牲フライ。(4-2)
じりじりと攻め寄られ、2点差に迫られてしまう。
なおも2死一塁で天谷には代打・緒方孝市
一方ドラゴンズベンチも、高橋から右の浅尾にスイッチ。
長打が出れば、再び追いつかれてしまうピンチ。
しかしここで踏ん張ったのが、浅尾
カウント2-2からの6球目、谷繁のサインに2度首を振り、
自ら選択したのは、外へのパームボール
振らされた緒方孝市は打ち上げてしまい、センターフライ。
見事にピンチを切り抜けると、そのまま8回も続投。
クリーンアップとの対戦ながら、この日始めての三者凡退に取る好投。
2点差のまま、守護神へと勝利のバトンを繋ぐ。

9回ウラ、ドラゴンズ4番手は、岩瀬
野手陣もセンターに英智を入れるなど、勝利のフォーメーションに。
しかし先頭のシーボルにレフト前ヒットを許すと、
木村の代打・倉にも外へのシュートをセンター前に運ばれ、1死一、二塁。
勝負を諦めない姿勢を見せられたものの、
ここでドラゴンズサイド大きなプレーが!
続く赤松の引っ張った強い打球は、三遊間へ。
しかしサードに入っていた森野がこれを横っ飛びで掴むと、
走ってきた二塁走者のシーボルに直接タッチしてアウト。
まさに「命懸け」の好守で、岩瀬を助けると、
救われた岩瀬は、続く東出をシュートで詰まらせ、
二塁正面のゴロに仕留めて、ゲームセット!
初回の集中打で奪った4点を辛くも守りきり、
直接対決3連敗を食い止め、カード最終戦を飾ったドラゴンズ
広げられていたゲーム差を1に縮めるとともに、借金も再び1に。
さらに9安打を許したものの、粘りの投球
7回途中まで2失点に凌いだ先発・吉見が、約3カ月ぶりとなる9勝目をマーク。
「3位天王山」に1勝2敗と負け越し、4位に転落したものの、
広島市民球場でのラストゲームで、せめてもの意地を見せた。


不甲斐ない連敗を喫し、リーグ制覇自力3位が消滅。
普通ならモチベーションが下がってしまうゲームですが、
ナインがようやく「悔しさ」を表し、
広島に1つ返してくれたことがうれしかったですね。
まあ繋がったのが初回だけ
2回以降は9回に森野が放った1安打だけというところに
相変わらずの調子の悪さもうかがえはするものの、
相手のエースを一気に攻め込み、主軸が繋がってのビッグイニング
そして何とか踏みとどまっての連敗脱出は、
チームにとっても大きかったことと思います。

それにしても初回の集中打は、鮮やかでしたね。
弱い雨が降っているうえ、雨70%と予報も良くない。
勝つためには早い回から得点を奪うことが鉄則といえども、
ここまで集中して、ワンチャンスを生かせたのは久しぶり。
さらに1人1人が早いカウントから甘い球を狙って打ち返す。
それがこの日は徹底していたなと。
前日までは覇気もなく沈んでいた打線でしたが
ここに来て、ようやく諦めない姿勢意地を見せてくれた。
TVを見ながら思わず「こうじゃなくっちゃ」と言ってしまいましたね。
特にウッズ、和田という主軸が、ようやく仕事をしてくれたのもプラス。
チームの状態的には、広島の方が上とはいえ、
底力はまだまだこちらに分があると思いますし、
残り試合がわずかなものの、この日のような集中力
自分たちの戦いにさえ持ち込めれば、
再び3位を奪い返すことはできる。
それができそうな予感もした初回の4点だったと思います。

吉見攻めた!またこの日のヒーロー
誰かを挙げるとすれば、
やはり先発で好投した吉見でしょう。
初戦に投げてくるのではと
思っていましたが、
たっぷり間を空けて、
再び相性の良い『サンデー』に。
初戦に中田が、2戦目に川井が、
小笠原がやられたことも、
少なからず目の当たりにしてきたと思いますが、
この日はまさに、攻め込む投球に終始。
勢いある相手に臆せず向かっていき、
内角を徹底的に攻め、打球を詰まらせて、
打ち取っていたのが、印象に残りましたね。
9安打と相変わらずヒットこそ打たれてはいるものの、
要所でしっかり粘って、得点は奪わせない。
さらに制球も安定し、無四球というのもよかったですね。
復帰して3試合目の登板となった背番号19ですが、
ようやく本来の「らしさ」を取り戻してくれたなと。
残り試合、さらにその先にもまだ登板があると思いますが、
この日のような投球を続けてもらいたい。
さらにここまで来たら、ぜひ自己初となる2ケタ勝利も。
窮地を救ってくれた右腕に感謝するとともに、
必ずそれらを成し遂げてほしいと期待します。


「3位天王山」1勝2敗と負け越し、
4位という状態で、ナゴヤに戻ることとなりました。
しかしその差は、まだ1ゲーム
これ以上落とすことができなくなっている現状ではありますが、
とにかく諦めずに戦う姿勢を見せてほしいものですね。
そして今週は、今季のナゴヤドームでの最後の5試合
まずは神宮で翻弄されてしまった東京ヤクルトとの3連戦を迎えます。
ドラゴンズ相手ではいやらしさを醸し出すスワローズですが、
そんなことは気にせず、1試合1試合に集中することが大事。
とにかく現状で目指すものは、日本一連覇への挑戦権
そのためには、勝ち続けるのみということはわかっているはず。
地元に戻って、竜党の熱い声援をバックにして戦える5試合。
それを必ずやチカラにして、残された目標のために、
チーム一丸となって、全力を尽くしてほしいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(21日)

◎吉見一起
<6イニング1/3を投げ、9安打2失点。
粘り強い投球で、約3カ月ぶりの9勝目をマーク>
「(おめでとうございます)ありがとうございます。
(チームは連敗。負けられない試合だったと思うが、
どんな気持ちでマウンドへ)
そうですね、今日はもう、初回に4点取ってくれたので、
あのう、一人一人丁寧にいこうと思っていきました。
(6イニング1/3を2失点。投球を振り返って)
そうですね、まあ、7回も投げきりたかったんですけども、
まあそれは、次回の課題にしたいと思います。
(自身6月22日以来、約3カ月ぶりの白星の気持ちは)
いや、まあ、特に何もないんですけども、
はい、まあ、うれしいです、はい。
(チームとしては負けると広島との差が3ゲーム。
今日勝って1ゲームにできたのは大きいのでは)
そうですね、今日勝てたっていうことは、大きいと思います。
(チーム残り試合12試合。今後に向けてひと言)
えー、そうですね、もう、一試合も落とせないと思いますので、
まあ、一試合一試合大事に戦っていきたいと思います、はい」



<毎回のように塁上に走者を背負ったが、
ひたすら攻めに徹し、7回途中まで失策絡みの1点にしのぎ>
「(安打を打たれても得点を許さない)
僕らしい粘りだったんじゃないですか。
(1回に)4点取ってもらったので、
ランナーを出しても1点は与えてもいいという気持ちで投げた」

<試合前は心配そうに雨雲を見上げ、
半信半疑のまま、ロッカールームとベンチを行き来>
「まだ降ってますよね。
気持ちだけは切らさないようにしていた」

<日曜日としては7つ目の白星で『サンデー神話』も復活。
二けた勝利にリーチをかけたことで、
新人王レースにも再び名乗りを上げたが>
「新人王? 全然意識していませんよ。
それより、一試合一試合全力で投げるだけです」
中スポ共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


○和田一浩
<初回1死二塁から左翼席へ14号2ランを放つ>
「苦しいゲームが続いてた。
ずっと調子が悪くてチームにずっと迷惑をかけてたんで、
何とか打てて良かった」

<『悔しくないのかね。ウチの連中は…』という
前夜の落合監督の談話を新聞で読み、雪辱の念を表に出す>
「悔しいですし、悔しさは(各選手が)それぞれ持っていると思います。
きょうはそういう気持ちもありました。
とにかく気合を入れて、勝とうという気持ちでいってます」

<決して好調ではなく、試行錯誤を続けている。
前日の練習でも落合監督から打撃フォームの指導を受け>
「きのう落合監督からアドバイスをもらって…。
打ててよかった。勝つと負けるのでは大違いですからね。
まだちょっとうまく合ってないところがあるけど、いい兆しはあると思います」

<主軸一人一人の思いが重なり合い、
凝縮された4点。しかし反省も胸に刻んで>
「いい形で点を取ることができた。
その後、取れなかったのがいけない」
中スポ中日新聞サンスポスポニチ名古屋ニッカンデイリー

○森野将彦
<初回1死二塁、初球攻撃で中堅左への先制タイムリー二塁打>
「打ったのは、スライダー。
相手はいい投手。甘いところはどんどんいこうと思ってました。
1回に点が取れてよかった」

<守備固めシフトで中堅から三塁に回った
2点リードの9回1死一、二塁、赤松の打球に飛びついて好捕。
二走・シーボルをタッチアウトして、大ピンチを救う>
「命がけです。必死です」

<全打席、どんな展開でも必死に結果を求める。試合前にこんな話を>
「みんな悔しいと思っている。でもそれだけじゃプロじゃない。
どれだけ打ってもいい。打てるだけ打つ? そんな感じです。
1打席で調子を崩すこともあるし、
ボクには気を抜けるような打席はないです。
今までもなかったけど、これからはもちろんないです」
中スポ12中日新聞サンスポ時事通信ニッカン

○タイロン・ウッズ
<1回1死二塁から中堅右へタイムリー二塁打>
「バットを少し短く持って、コンパクトに打つことを心掛けた」

<普段はグリップエンドまで目いっぱい長く握る。
一つのスタイルを崩してまで、初回バットを短く持った。
これは今季初めての行動でタイムリーを放ち>
「握りが変わることはあるが、短く持ったのは初めて。
とにかくいいふうに打とうと考えて、
心持ちバットを短く握ったんだ。3つ負けるワケにはいかない」
中スポ中日新聞サンスポ毎日jpニッカン

○浅尾拓也
<7回2死一塁で3番手で登場。代打・緒方孝市を
中飛に打ち取ると、8回は三者凡退とパーフェクトリリーフ。
8月13日の試合で5点を失った屈辱を
広島市民球場最後の試合で晴らすことが出来>
「広島の勢いを止めることができて良かったです。
この前、ここで5点を取られたので、その借りを返したかった」
(東京中日)

○岩瀬仁紀
<9回、2安打を許したが、得点されることなく32セーブ目。
ストレートはMAX145キロを記録。勝利への意欲は球速に表れ>
「きょうはストレートの感じが良かった。
間隔も空いている(中4日)から、きちっと投げないとね。
ボクが最後に投げないことにはチームは勝ちませんから」

<前日までの試合はいずれも大差で敗戦。
肩をつくるまでもない悔しい一方的な試合展開に。
3戦目ようやくの出番で仕事を果たし>
「何とかつないでくれと思って見てた」
(東京中日、スポニチ名古屋

◇田中大輔
<午前中は大雨洪水警報が発令されるほどの激しい雨。
その雨空がうらめしそうを見つめる。
この日、中学時代に在籍した少年野球チームと
母校・如水館高の関係者100人を球場に招待していたが、
判断をギリギリまで待ったおかげで無事、試合も開催。
出場機会はなかったが、1軍で頑張る姿を地元でみせることができ>
「中止になって、10月にもう1回来るのは
ぼくはいいんですけど、招待したみなさんにとっては残念ですからね」
(中スポ<ドラ番記者>


○笘篠外野守備走塁コーチ
<午前中の雨で外野の芝部分は水が浮き、最後まで乾かず。
4回にバウンドを合わせ損なったイ・ビョンギュがトンネル。
さらに和田が濡れた芝に足を滑らせとり損なうなど、
外野陣につらいプレーが続き、苦笑い>
「田んぼの中でやっているような感じで、
試合前に気を付けるように言ったけど、2つもエラーが出てしまって」

<それでも大量失点につながらなかったことに胸をなで落とし>
「吉見がよく抑えてくれました」
(東京中日)

○高代野手総合チーフコーチ
<今の中日で広島市民球場に最もゆかりのある関係者。
現役最後の89年、さらに90年から98年までコーチとして
計10年間広島に在籍。感慨深げに話す>
「コーチになったのがここからだからね」

<在籍時代には野村謙二郎、緒方孝市、金本、
江藤、前田智徳らが主力として活躍。名選手に鍛え上げたが>
「育てたという思いはないよ。
彼らに勉強させられたことが多かった。
(コーチの)人数が少なくて、
それでいて選手の練習量は多かったから大変だった。
今と比べものにならないほど動いていたよ」

<広島の練習量の多さを物語る思い出として挙げたのが、
現・巨人の木村拓也。捕手から外野、そして内野へコンバート。
当然、練習には付き添い、指導した>
「涙を流して練習していた。でも、どこでも守れる選手になった。
今や巨人のセカンドで名前が出てくるんやからね」

<試合後、グラウンドに深々と礼をして、球場を後に>
「やっぱり、この球場がなくなるのは寂しいね」
(中スポ)


○落合監督
<広島先発・ルイスを初回の一気攻撃で攻略。
4点のリードを守って逃げ切り、CS進出に望みをつなぐ。
3位・広島に1差と踏みとどまり、安どの表情。
視線の先には『スミ4』を示すスコアボードが>
「ん? 初回だけじゃないか、初回。見てみろ」

<前日の敗戦でリーグ優勝の可能性が消滅。
しかし試合前には気持ちを切り替える。残る目標は連続日本一だけ>
「(優勝が)なくなったんだろ。
なくなったといっても、終わったわけじゃない。
負けたという現実はあるわけだけど、まだ試合は残っているんだ」

<広島の本拠地は来季から新球場となるため、
中日にとって、この日が広島市民球場でのラストゲーム。
球場を出る時は深々とグラウンドに深々と一礼して>
「(中日にとって)広島球場で最後のゲームに勝ってよかった。
これでもう終わりなんだろ? 1つずつ昔の球場が消えていく中で、
いろんなことがあった球場だからな。
1000打点とか、オールスターMVPとか、
いい思い出も悪い思い出もたくさんあるよ。
打ったこともある。抑えられたこともある。
勝ったことも、負けたことも…。本当にいろんなことがあった。
投手が目の前から投げてくる感じのする球場なんだよな」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(21日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 中里篤史投手
【同抹消】
▼中日 川井進投手
(再登録は10月1日以降。公式サイト共同通信社


◆川上憲伸
<疲労などのために2軍調整中。
この日、ナゴヤ球場で行われる阪神との練習試合で、
北京五輪後、初の実戦マウンド(2イニング)が
予定されていたが、雨天中止。
中止が決まると淡々。正午すぎには球場を後に>
「なるようになる? そうそう」
中スポ名タイ

◆高橋2軍投手コーチ
<登板が雨で流れた川上の直近の見通しを語り、
紅白戦での復帰登板を視野に入れる>
「しょうがない。次は(23日に予定されている)紅白戦? 
本人が『投げたい』と言えば、投げさせる可能性がある」
中スポ名タイ

◆井端弘和
<前日に故障後初のダッシュを行い、
右ひざ靱帯損傷の回復ぶりをアピール。
一夜明けたこの日は初のゴロ捕練習を行う。
自身が回復のバロメーターとして挙げていた練習を開始し>
「まだ球拾いみたいなもの」

<縦の動きに終始したが、軽快にゴロをさばく。
踏ん張りを必要とする横の動きについては>
「週明けから」
(東京中日)


前日の広島第2戦、1軍に再昇格して、
即先発に抜てきされたものの、
先制を許すなど、4回途中6安打2失点でKO
首脳陣の期待に応えることはできなかった川井が、
この日出場選手登録を抹消されました。
やはり大一番のプレッシャーがあったのでしょうか。
市民球場の登板は初めてではなかったものの、
あの歓声やムードは一種異様なものがありましたからね。
今後の先発陣の状態によって、代わりはしますが、
もしかしたら今季最後の1軍登板の可能性も。
4月16日の巨人戦でプロ初勝利を挙げて以来の2勝目は、
来季に持ち越しとなるかもしれません。

代わって1軍には、右の中継ぎとして中里を登録。
ウエスタンの終盤は、絶好調と言われていた背番号18
ぜひとも変わった姿1軍でのマウンドで披露してほしいです。

2008年9月21日 (日)

直接対決不甲斐ない連敗、惨め竜自力3位も消滅。

広島との同率3位直接対決の初戦を落とし、
ついに04年5月以来の4位転落となってしまったドラゴンズ。
クライマックスシリーズ進出のためにも
何とか悪い流れに歯止めをかけたい広島市民球場での第2戦。
しかしまたしてもカープの勢いに投打ともに圧倒される始末。
投手陣は踏ん張れず、アレックスに先制打と3ランと
5打点を許してしまうなど、15被安打10失点を浴びると、
一方、打線はここまでカモにしていた前田健太の前に
わずか4安打、屈辱のプロ初完封を喫してしまう始末。
前日に続いての完敗で、なんと自力3位も消滅してしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 23回戦
(20日・広島市民球場 | 中日12勝9敗2分け)
29632人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島 × 10
[敗] 川井(14試合1勝5敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
川井、齊藤、小笠原、長峰 - 谷繁、田中

【ゲームレビュー】
今季10度目の完封負けで3連敗し、地力3位が消えた
投打とも覇気がなかった。
川井は立ち上がり、アレックスと嶋に適時打され、2点の先制を許した。
その後も毎回先頭打者を出し、攻撃のリズムをつくれなかった。
打線は4回1死一、三塁でウッズ、和田が凡退。わずか4安打に終わった。
広島は前田健太がプロ初勝利。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア

今日の公示。(20日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 川井進投手
【同抹消】
▼中日 平井正史投手
(再登録は9月30日以降。公式サイト共同通信社

【イニング経過】
04年5月以来の4位転落となってしまったドラゴンズ。
これ以上負けられないこともあり、スタメンにも工夫を。
イ・ビョンギュを1番にして、森野を3番。
また4番には前夜体調不良を訴えていたウッズが復帰。
6番・センターには平田が入る。

ドラゴンズ先発は、この日再登録即先発。
1軍では9月3日以来の登板となる左腕・川井。
しかし立ち上がり、いきなりのピンチ。
先頭・赤松に四球を与えると、東出の犠打で二塁へ。
さらにアレックスにフルカウントからの6球目、
外角低目のチェンジアップを叩かれると、
センターに返されてしまい、先制タイムリー(0-1)。
なおも続く栗原の二塁ゴロの間に、アレックスが三塁へと進むと、
嶋にカウント1-1からの3球目、
真ん中低目のストレートを叩かれると、
三遊間を抜けていくタイムリー。(0-2)
昨夜のムードそのままに、先制を許してしまう。

広島先発は、中6日で左腕の前田健太。
ドラゴンズ戦過去2試合の防御率は17.36。
前回8月31日の対戦でもKOしている相性の良い相手。
しかしこの日は、その前田健太に一苦労。
2回、先頭・ウッズが外へのストレートにセンターフライに倒れると、
続く和田は同じく外へのストレートに見逃しの3球三振。
さらに平田も外へのスライダーに遊ゴロに倒れるなど
一回り目をパーフェクトに抑え込まれてしまう。

2回ウラ、先頭・倉にレフト左へのヒットを許した川井。
しかし二塁も陥れようとすると、レフト和田からストライク返球。
楽々アウトとなって、ピンチを救われると、
2死から赤松の高いバウンドの遊ゴロを
デラロサがうまく合わせて一塁へ送球。
バックの好プレーに助けられ、三者凡退に抑える。

さらに3回ウラ、先頭・東出にセンター前ヒットを許すも、
続くアレックスを内へのストレートで5-4-3のゲッツー。
先頭打者こそ出しながらも、ゼロを重ねるうちに、
徐々にながら、反撃へのムードも高まりつつあった。

4回、2巡目に入ったドラゴンズ打線。
先頭この日1番のイ・ビョンギュがライトへ落ちるヒットを放つと、
続く荒木は際どいながらも内角高目のストレートに見逃し三振。
しかし森野がフルカウントからセンター前にヒットを放つと、
スタートを切っていたイ・ビョンギュが三塁へと進む。
1死一、三塁と繋いで、迎えるはクリーンアップ。
しかしウッズが外角低目へのストレートで追い込まれると、
2-1からの4球目、外へのスライダーにバットが空を切り三振。
さらに和田も初球、外角低目のスライダーをうまく叩くも、
打球上がらず、低いショートライナーに倒れ、3アウト。
ここまで無四球とまずまずの制球。
さらにこの日は右打者への
外角低目のボールが効果的に決まる前田健太。
大きなチャンスを逃してしまい、波に乗せてしまう。

2回、3回と落ち着き始めたかに見えた川井。
しかし4回、ボールが高く浮きはじめ、
先頭・シーボルに四球を与えてしまうと、
続く梵にも初球、大きく外への外れるボール。
何とか遊ゴロに打ち取り、ランナーを入れ替えたものの、
倉を迎えたところで、落合監督が早々とマウンドへ。
わずか3イニング1/3で川井に代えて、齊藤へとスイッチする。

しかしその齊藤がこの日は制球にひと苦労。
代わり端、倉を初球、遊ゴロに打ち取ったものの、
投手の前田健太にストレートが決まらず四球を与えてしまうと、
続く赤松に対しても、ストレートの四球。
7球連続でストライクが定まらず、満塁のピンチを迎えてしまう。
続く東出に対しても、初球真ん中低目のストレートが外れボール。
大観衆の市民球場のムードに飲み込まれたのか、
それとも失点を怖がっているのか、弱気にも見える投球の齊藤。
しかし2球目ようやくストライクが入ると、
2-2まで追い込み、最後は内へのストレートでセンターフライ。
何とかピンチを凌ぎ、マウンドを降りた。

ピンチのあとにチャンスあり。
厳しい場面が続きながらも、まだ失点は初回の2点のみ。
何とか反撃をと5回、先頭・平田がセンター前ヒットで出ると、
デラロサは外角低目のストレートに空振り三振。
しかし谷繁がフルカウントから高目のストレートを
弾き返して、センター前ヒット。
2死一、三塁となって、ドラゴンズベンチは早くもカードを切り、
齊藤の代打に立浪を起用する。
前夜、2死満塁のチャンスでは、一ゴロに倒れた立浪。
挽回の、そしてゲームの流れを変えるためもタイムリーを。
しかし初球から積極的バットを振ってきたものの、
外へのカーブを叩くと、打球はセカンド正面のゴロ。
4-6-3と渡ってしまい、まさに痛恨のダブルプレー。
ドラゴンズファンからは大きなため息。この日最大のチャンスを逃した。

5回ウラ、ドラゴンズ3番手はなんと先発ローテ投手の小笠原。
このところ結果を出せない左腕を中継ぎとして起用。
しかし自身の「立ち上がり」やはり投球は不安定。
先頭のアレックスに制球定まらず、四球を与えてしまう。
しかし続く栗原を初球、外へのスクリューで
打ち損じのセンターフライに凌ぐと、
嶋も外へのストレートで空振り三振に取り、2アウト。
シーボルにセンター前に運ばれ、一、三塁とされたものの、
梵を内角低目のストレートで空振り三振。
ランナーこそ背負ったものの、次の1点は与えずに踏ん張る。

しかし守りの時間が長いこともあるのか、リズムに乗れない攻撃陣。
ピンチを凌ぎ、トップからの好打順だった6回、
先頭、イ・ビョンギュのレフト後方の打球を
嶋に好捕されてしまうと、荒木も打ち上げセンターフライ。
さらに森野も外へのストレートを叩くも、遊ゴロ。
あっさりと三者凡退に倒れてしまう。

6回ウラ、2イニング目に入った小笠原。
しかし先頭・倉にセンター前に運ばれると、
続く前田健太に送られ、二塁へ。
さらに赤松にも中に入ったストレートでセンターに返され、
1死一、三塁とピンチを背負ってしまう。
「次の1点」の価値が大きくなってきている中盤。
何とか踏ん張ってほしいところだったが、
迎えた東出にカウント1-1からの3球目、
外へのスライダーを叩かれ、ピッチャー返し。
打球は小笠原の股間を抜けると、
グラブで弾いたか、方向が変わってしまい、
バックアップの荒木も捕れずにタイムリー(0-3)。
アンラッキーな一打で、ついに失点を許してしまう。
大きく沸く真っ赤なカープファン。
その歓声のなか一、三塁で迎えるは、初回タイムリーのアレックス。
ゲームを壊さないためにも、これ以上の失点は厳禁。
ところが警戒も入っているのか、カウント0-3としてしまうと、
4球目、なんとストレートがど真ん中へ…。
逃さずに叩かれると、高々上がった打球は
左中間スタンドに飛び込む3ランホームランに(0-6)。
犠打を挟んで4連打で一挙4点のビッグイニング。
中継ぎでも踏ん張れなかった小笠原、これでゲームの大勢は決まった。

6点ビハインドとなってしまったドラゴンズ。
しかし反撃の意味でもそろそろ点を奪ってほしい。
7回、4番からの打順に期待をかけるも、
先頭・ウッズが初球をパコーンと叩いてしまい、センターフライ。
まったく存在感を示せずに倒れると、
続く和田もこの日決まっている外への攻めで空振り三振。
さらに平田も二塁ゴロに倒れ、ゼロ。
大量リードでさらに乗ってきた前田健太に翻弄されてしまう。

7回ウラ、ドラゴンズ4番手は、やはり長峰。
ところが2死からリズムを崩し、まさかの大炎上に…。
打つ気のない投手の前田健太に四球を与えたのをきっかけに、
赤松、東出と続いてセンター前にヒットを許し、
2死満塁とされてしまうと、この日4打点のアレックスに
外へのストレートを叩かれると、ショートゴロ。
しかし打球が弱いことも幸いしたか、一塁セーフで内野安打(0-7)。
結果3連打で、もったいない追加点を奪われてしまう。
なおも2死満塁で迎えるは、4番・栗原。
ところがびびってしまっているのか、
なんと死球をぶつけてしまい、押し出し(0-8)。
こうなってしまうと、もはやイケイケ状態のカープ。
対する長峰は逆にボロボロ。
続く途中出場の天谷に初球、高目のスライダーを
弾き返されると、ダメのダメ押すセンターへの2点タイムリー(0-10)。
ついに点差が10点となり、完全なワンサイドに。
それは同時に現状での両チームの力の差のようにも思えた。

こうなるとあとの焦点は、前田健太がプロ初完封となるのか。
しかし意気消沈し覇気のないドラゴンズ打線から
それを成し遂げるのはたやすいもの。
8回、デラロサ、藤井、田中とわずか5球で倒れると、
最終回もイ・ビョンギュがチェンジアップに空振り三振。
荒木が外へのストレートを叩くも三塁ゴロ。
せめてもと森野に期待をかけるも、低目のチェンジアップを叩き、
二塁正面のゴロとなって、ゲームセット。
投げては、15安打に9四死球と踏ん張れずに10失点。
一方打線は、前日の齊藤に続き、
この日も同じ若き左腕・前田健太の前にわずか4安打。
プロ初完封を喫する大敗で、直接対決に連敗となったドラゴンズ。
3位・広島とのゲーム差が2に開いてしまい
この日敗れたことにより、自力3位の可能性が消滅。
さらにこの日、完全制覇のためのリーグ優勝の可能性も消滅
しかしこんな不甲斐ないゲームを続ける現状では、
そんなことはもはや絵空事にしか思えぬことととなった。


昨季に続いて、行ってきました広島市民球場。
前夜の黒星、そして4位転落を引きずって、
ズルズルいってしまうことを心配しながら、
三塁側の内野席から、思っていたよりも多かった
ドラゴンズファンとともに直接対決での雪辱を応援しましたが、
結果的には、前日以上のふがいない内容。
昨季観戦した前田智徳の2000本フィーバーに続き、
今季は同じ前田でも前田健太のプロ初完封。
「カープの前田」の引き立て役になるゲームを、
またも観させられると思いませんでした。

それにしてもこの2試合、ドラゴンズナインに元気がない。
確かに相手に勢いがあることもありますが、
何とかしようというものが、伝わって来ないのが寂しいですね。
特に打線では、ウッズ、和田の主砲二門。
前夜欠場しただけに、この日無事に出てきてくれたことは、
とてもうれしかったのですが、結果的にただ出てきただけ。
前田健太に完全に翻弄されてしまい、いいところなし。
一方、和田も守備ではビームが1つありましたが、
初回の見逃し三振、6回の空振り三振と
好調時と比べると、あまり振れていない印象が。
そうなってしまうと、いくら打線が繋いでもそこで切れてしまう。
勝負を知り尽くすベテランだけに戦局をある意味
見極めてしまったということもないとはいえませんが、
こういう時こそ一発などで展開を変えてほしいですよね。
現状では、17イニング無失点という寂しい現状。
調子に乗っているカープを黙らせ、
カベをぶち破るには、やはり主軸が爆発しないと。
悔しさを晴らす一打、自分的にはウッズ、和田に
それを求めたいと思っています。

一方、投手陣はやられにやられましたね、
打線がゼロ行進だとまず嘆きはしましたが、
この日に関しては、だらしない投球が守りの時間を長くし、
打者のリズムを狂わせたということもあるでしょう。
久々の先発となった川井としては、やはり立ち上がり。
大事なゲームを任されたことを意気に感じたことも
あったでしょうが、制球が不安定でしたね。
結果的にスミ2で防げたことは、それなりにプラスでしたは、
先頭打者を常に出していたことを、反省しないといけないでしょう。
一方2番手の齊藤は、なんでそんな弱気になるのかと。
強気に攻める投球がウリに投手がそんな投球でどうする。
あまりの制球のなさと弱気な投球に、今回は頭を抱えてしまいました。
そして3番手以降は、もう開いた口がふさがりません。
中継ぎで登板した小笠原には、もう少し踏ん張ってほしかったですが、
東出に股間を抜かれたタイムリーでキレてしまったかも?
今後の起用法はわかりませんが、ちょっと重症。
復調には時間がかかるようにも思えました。
一方、長峰に関してはあと1人が抑えられなかったなと。
特にやってはいけない投手への四球からというのが悪印象。
4点奪われながらも、2イニング目もいくことになったのは、
自らがそうしてしまったからこと。そう認識して猛省ほしいです。


それにしても、さあ直接対決だ!
しっかり勝ち越して、3位確保だと意気込んでいたのは、
果たしてファンだけだったのか。
そう思わせるほどの惨敗続きに、とても寂しく思えます。
ただいくら監督が嘆き、ファンが悔しがっても、
結局やるのは、選手たちですからね。
一人一人で見ていけば、悔しさは持っていると思います。
しかしそれがチーム全体の爆発力とならないのが辛いところ。
残り10数試合、おそらくこんなゲームが続くのかもしれません。

そう嘆きながらも迎える第3戦。
しかし広島の雨の確率は、なんと70%
こうなるとちょっと雨乞いでもした方がいいかも?
このまま行っても、カープの一気に3タテを喰らいそうですし、
ここはひとつブレイクというのも必要でしょう。
ただそう言いつつもうまくいかないのが、世の中。
少々の雨で強行し、ゲームが行われることになったとしたら、
ナイン個々が現状で出し切れるものをすべて出す。
そして最後の市民球場で、せめての雪辱をしてほしいなと。
とにかく今はそういうことしか言えませんが、
残りシーズン、さらなる悔いを残さぬよう、
ドラゴンズ全体として、気を締め直して戦ってくれること願います。


★プレーヤーズ・ボイス(20日)

●川井進
<この日1軍に再昇格して即、大一番の先発に抜てきされたが、
期待に応えられず、4回途中6安打2失点でKO>
「何もありません。
先頭を出さないように気をつけていた。それなのに結果的に出してしまった。
プレッシャー? それを重く感じないようにはしていたんですけど…」
中スポサンスポニッカン

●小笠原孝
<先発要員だったが、3番手として5回から登場。
5月13日以来のリリーフとなったが、6回に東出に適時打、
アレックスに3ランを許し4失点。悔しげに話し>
「見ての通りです。
(久々の中継ぎについて)影響はなかったです」
(中スポ)

●立浪和義
<2点を追う5回1死一、二塁で代打で登場。
初球攻撃は結果に繋がらず、二ゴロ併殺打に倒れる>
「あそこで打っていれば流れを変えられたのに、
チャンスをつぶして申し訳ない」

<チームは自力3位が消滅したが、3戦目の必勝を誓い>
「まだ試合は多く残っているし、チャンスはある。
勝って帰らないといけない」
(中スポ)

●和田一浩
<4回2死一、三塁のチャンスで遊直に倒れる。
2三振を喫した広島・前田健太について>
「前田健太は変化球だけでなく直球も制球がよかった。
制球がよく、両サイドにうまく決められた。
もっとアバウトな投手かと思っていたが…」

<試合前に落合監督から打撃指導を受けたが>
「いろいろとですね。左足の運びもそうですし、
右足(の体重の乗せ方)もそうです。
間が取れていないので、それができるようにです。
自分でも感じていたので」

<打率3割を超え、規定打席到達者ではチームトップだが、
前日までの段階で9月の打率は.259と不振に陥っているが、打開に必死>
「このところ調子も良くないですし。
でも、試合は続くわけですから、その中で何とかしないと。
1人1人が自分の役割を果たすしかない」
(中スポ、サンスポスポニチ名古屋

●タイロン・ウッズ
<4回1死一、三塁、空振り三振に倒れる。
今季カモにしていた前田健太にプロ初完封を献上したことに>
「きょうは彼(前田健太)がラッキーだっただけだ。
こっちの打ち損じが多かったんだ」

<前日は体調不良で欠場し、ゲーム中は宿舎で静養。
1日で定位置に戻り、気合を入れたが3打数ノーヒットに>
「体調? 大丈夫だ。(惨敗に)それも野球だ」
(中スポ)

●森野将彦
<決して打ち崩せない球ではなかったが、苦々しげに振り返り>
「前回対戦と結果が違った? 試合展開が違うからです。
印象は前回と変わらない。ボールが来ていたわけでもない。
しっかり守って、リズムよく守っていかないと勝てません。
(相手に)楽に投げられる展開にしてしまった」
(中スポ)

●イ・ビョンギュ
<今季初めて1番に入ったが不発。試合後はノーコメントを貫き>
「…」
(中スポ)

●荒木雅博
<なすすべなしの10-0の完封負けに選手会長は>
「自分に腹が立つ」
スポニチ名古屋

●谷繁元信
<今季限りの広島市民球場に対して、
特別な思いを持っている選手の一人。
広島出身で、幼いころに広島-巨人戦を観戦したのが、
初めてプロ野球選手を目の当たりにしたときだったという>
「『体が大きいなあ』と感じたことを覚えているよ」

<江の川高では中国大会で球場の土を踏みしめ、感動>
「これがあの球場か」

<プロ入り後は、広島で不思議とよくホームランを打ったが>
「たまたまだと思うけど」

<そんな思い出の球場が、来季から広島の本拠地ではなくなる。
プロ20年目の大ベテランが、ちょっぴりノスタルジックな気分に>
「これも時代の流れだよ」
(中スポ<ドラ番記者>


◇井端弘和
<右ひざ靱帯損傷からの1軍復帰を目指す。
日に日に体調は上向き、この日はナゴヤ球場で、
故障後初となる50メートルの全力ダッシュを取り入れる。
5本中最後の1本は小山を呼んで競争するなど、回復ぶりをアピール>
「チーム内で1、2番に遅い小山をバロメーターにしたんだけど、
負けてなかったんでよかった(笑い)。
初めて走ったんで、2、3本は(患部と)逆の足に
違和感があったけど、あとは大丈夫だった」

<故障してから3週間。当初一週間は完全休養に充てるなど、
早期復帰するために、あえて調整を急がない選択肢を選んだ。
これまで思いのほか調整が進まなかったことに>
「前(6月の左足故障)は筋肉だったけど、
今回は靱帯なんで、慎重にやってきた」

<28日の今季ナゴヤドーム最終戦
(巨人戦)での復帰を明確な目標に掲げ>
「9.28の最終戦を目指したい。試合に出られなくても、ベンチにはいたい」

<チームは3位・広島に連敗し、2ゲーム差。
CS進出に赤信号が点滅する危機的状態だが>
「迷惑をかけているんで、一日も早く(チームに)貢献したい気持ちです。
(野球がしたくて)毎日ストレスで胃が痛い。
このストレスを皆さんの前で、いいプレーをすることで発散したい」
中スポ


●落合監督
<3位争いのライバル・広島に投打に精彩を欠く内容で連敗。
リーグ優勝と自力3位の可能性が完全に消滅。
口調こそ冷静だったが、笑みが消え、少し青く見えた>
「しかし、悔しくないのかね。ウチの連中は…。
そういうのがにじみ出てくるプレーが1つもない。
勝つ喜びは知っているんだけど、負ける悔しさを知らないってやつだ。
ということは、野球をやる以前の問題だ」

<広島入りする前、今季の敗因を吐露していた>
「総括するわけじゃないけどな。
取っておかないといけない時に点が取れないから負けたんだ。
投手陣はこのメンバーで防御率3点台はそこそこ投げている。
まあ、決めたメンバーで負けたなら悔いはないんだけど…。
(5月に)森野がいなくなるまではある程度予想通り。
でもそれからメンバーを組めなかった。
これほどメンバーがそろわない年もない。今年はそういう年なんだ」

<『監督は悔しくないのか?』と球場を去り際に質問され即答>。
「悔しいってのがなかったら、とっくにユニホームを脱いでるよ」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

2008年9月20日 (土)

中田カープ台風に自滅、直接対決完敗竜4位転落。

ついに迎えた『3位天王山』
同率3位で並ぶドラゴンズカープの直接対決が始まりました。
広島市民球場での初戦、復帰即先発となった中田が不調。
3回に栗原に2ランを浴び、逆転を許すと、
4回にはシーボルのソロ本塁打をきっかけに、
自らの悪送球などでピンチを広げてしまい、4失点KO
一方、ウッズ体調不良で欠場した打線は、
初回に相手のミスで先制こそしたものの、結局そのスミ1のみ。
「勢い」という名のカープ台風に飲み込まれて、
完敗となってしまったドラゴンズ
勝率5割を切るともに、04年5月以来の4位転落となってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 22回戦
(19日・広島市民球場 | 中日12勝8敗2分け)
23901人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島 ×
[敗] 中田(21試合7勝9敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
中田、清水昭信、平井、長峰 - 谷繁、田中

【ゲームレビュー】
広島との同率対決に敗れ、2004年5月以来の4位転落。
投打に精彩がなく、勝率5割を割った

約1カ月ぶりに登板の中田は制球が悪く、自滅した。
3回、栗原に逆転2ラン。4回にはシーボルのソロで追加点を許し、
さらに自分のミスでピンチを広げて降板した。
打線は立ち上がりに相手のミスで1点を取っただけ。
わずか5安打に終わった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

今日の公示。(19日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 中田賢一投手
公式サイト共同通信社


【イニング経過】
この日のスタメンにまずは驚き!
「体調不良」により、試合前の練習中に球場を離れ、
宿舎に戻ったというウッズがスタメンから外れ、欠場
空いた4番・一塁には、この日先発復帰の中村紀洋が急きょ入った。

広島先発は、中6日で齊藤悠葵
石原が神宮で故障したため、とのバッテリー。
1回、1死から荒木が三塁線を抜くツーベースで出塁すると、
イ・ビョンギュの二塁ゴロの間に、三塁へ。
ここで迎えるは注目の4番・中村紀洋
先制点がほしい場面だったが、カウント1-1からの3球目、
内角高目のストレートに差し込まれての三塁ゴロ。
ところが、これをサードのシーボルが弾いてしまいエラー!
相手のミスに助けられ、先制に成功する。(1-0)

ドラゴンズ先発は、当初予想された吉見ではなく、
この日再登録され、8月25日以来の登板となった中田賢一
その立ち上がり、先頭の東出を一塁への内野安打で出すと、
続く天谷に送られ、ランナーは二塁へ。
得点圏に走者を背負い、迎えるはアレックス
ところがの2球目、内へのストレートが抜けて左腕を直撃
死球で一、二塁としてしまうと、
続く栗原の初球も内へのストレートが抜けてしまい、顔面付近へ。
内へのストレートを制御できず、苦しむ中田
何とか栗原を外へのストレートで一塁ファウルフライに取ったものの、
続くにもストレートの四球を与え、2死満塁のピンチ。
迎えるは、先制タイムリーエラーのシーボル
しかしカウント1-1からの3球目、真ん中低目のカーブで、
打ち上げさせてのセンターフライ。
三者残塁、いきなりのピンチを何とか切り抜ける。

2回ウラ、先頭のにフルカウントから四球を与えた中田
しかし続くをセンターフライに打ち取ると、
齊藤が送りバントを失敗し、投手への小フライ。
この打球を地面スレスレでワンバウンドで捕った中田
一塁へ送ると、スタートが遅れたも挟殺されてゲッツー!
頭脳プレーで、ピンチを事前に食い止める。

3回、バント失敗で動揺する齊藤を攻め、
この回先頭の森野がセンター前へ抜けていくヒットを放つと、
続く荒木の2球目に内へのチェンジアップがワンバウンド。
が弾いたのを見て、森野は判断良く二塁へスタート。
ところが落ち着いていたが素早く拾って二塁へ送球。
森野は二塁手前で刺されてしまい、走塁死。
アンラッキーながらも、ちぐはぐな攻撃となってしまう。

3回ウラ、東出、天谷と内野ゴロに取って、2アウト。
ようやく自分のペースに持ち込めたかに見えた中田だったが、
アレックスに内角高目に浮いたストレートを叩かれ、
センター前に抜けるヒットを許してしまうと、
続く栗原には初球、外への141キロストレートを
うまく持って行かれて、ライトスタンドへ。(1-2)
まさに市民球場ならではの一発に、大盛り上がりの広島ファン
逆転2ランとなってしまい、流れも一気に持って行かれることに。

1点ビハインドとなったドラゴンズ
4回、先頭の中村紀洋がフルカウントから四球を選んだが、
続く和田は外角高目のストレートを
右へ持って行くも、惜しいライトライナー。
さらに小池は外へのシュートを引っかけてしまい、二塁ゴロ。
4-6-3と渡ってしまいダブルプレー。反撃に繋がらず。

勝ち越しを許すも、点差はまだ1点
何とか切り替えたい中田だったが、
4回ウラ、この回先頭のシーボルに対し、カウント0-2とすると、
続く3球目、ストライクを取りに行ったか、ストレートが甘く中寄りに。
逃さずに叩かれると、置きに行ったボールだけに
球威もなく、打球はレフトスタンドへ一直線。(1-3)
初回のエラーを挽回するソロ本塁打。
痛恨の失投で、いともたやすく追加点を許してしまう。

これには少なからず動揺した中田
続くをフルカウントからカーブで空振り三振に取ったものの、
には低目のスライダーをレフト前に運ばれ、ヒット。
続く齊藤の送りバントは失敗して、ピッチャー正面。
ところがこれに反応し、ダッシュ良く掴んだ中田が、
焦ったか、ボールが抜けてしまい二塁へ何と悪送球
自らのミスで、一、二塁としてしまうと、
東出に対してはもやは制御が効かず、四球を与え満塁に。
これにはたまらず、落合監督がマウンドへ。
独り相撲を演じてしまい、自滅してしまった背番号20
結局この日は、3イニング1/3、70球を投げ、
5安打2奪三振、4四死球で4失点(自責3)。
大事な一戦を託されながら、
ベンチの期待に応えられず、降板となった。

代わって2番手は、17日に続き中継ぎ起用の清水昭信
何とか流れを食い止めてほしかったものの、
迎えた天谷にカウント1-1からの3球目、
真ん中高目のストレートを持って行かれ、右中間へ犠牲フライ(1-4)。
しかし後続は凌ぎ、それ以上の失点は防ぐ。

3点ビハインドとなったドラゴンズ
1点ずつでも反撃したいところだが、
5回、1死から谷繁が四球を選んだものの、
続く平田がフルカウントからの6球目、
内角高目のストレートに空振り三振に倒れると、
スタートを切っていた谷繁も二塁で刺されてしまい、三振ゲッツー
またしてもちぐはぐな拙攻でチャンスを潰すと、
さらに6回は、トップからの打順にも関わらず、三者凡退
球持ちのいいフォームで、力みなく腕を振り、
球速以上にキレのあるストレートを投げ込んでくる齊藤
タイミングを外され、自分の打撃ができないドラゴンズ打線
結局6イニングをエラーによる1点のみに抑え込まれてしまう。

6回ウラ、1死から広島ベンチは齊藤代打・喜田剛
しかし3イニング目となった清水昭信
カウント2-2からの5球目、真ん中低目のストレートを
すくい上げられると、打球はライトスタンド中段へ(1-5)。
まだ早いと思われた齊藤の降板だったが、
代わった喜田剛にまさか一発が飛び出すとは…。
ベンチの采配が的中してしまい、流れはますます広島へ。

7回、広島2番手は、右のサイドハンド・梅津
しかし齊藤に苦しんでいたドラゴンズ打線がようやく反撃
先頭の中村紀洋が四球を選ぶと、
清水昭信の代打・英智が初球を叩き、レフト前へ。
さらに谷繁が四球を選び、2死満塁とチャンス。
ここでドラゴンズベンチ勝負をかけ、
平田に代えて、切り札・立浪を投入する。
対する広島ベンチも動き、3番手にシュルツ
一発出れば、一気に同点。
それはなくとも、ここはぜひとも繋いで1点でも返してほしい。
ところが、カウント0-2からの3球目、
外角低目のストレートを叩きつけると、高いバウンドの一塁ゴロ。
栗原に腕を伸ばされキャッチされ、悔しい三者残塁に。

この日最大のチャンスを逸してしまうと、
そのウラには、ドラゴンズ3番手・平井が捕まり、
シーボル、にも連続適時二塁打を浴びてしまい、6点差に(1-7)。
これでダメを押された打線は、すっかり意気消沈し、
8回から登板の4番手・上野に完ぺきに抑え込まれ、ゲームセット
投打に精彩なく、広島に完敗してしまったドラゴンズ
再び勝率5割を切るとともに、広島に抜かれてしまい、
ついに04年5月17日以来の4位転落
今季苦手としている敵地でのゲームでまたしても黒星。
しかも点差以上に勢いの差を見せつけられたこともあり、
チームにとってはダメージが大きく残りそうなゲームとなった。


3位確保、クライマックスシリーズ進出のためには
落とせない今回の直接対決3連戦
展開を優位に進めるためにも、
初戦はぜひとも取りたかったところですが、
結局は、相手エラーでの「スミ1」だけ。
一発攻勢でひっくり返させたうえに、小刻みに加点され、
ボディーブローのようにダメージをもらう一方、
打線はまたしても赤いハンカチ王子に抑え込まれてしまう始末。
市民球場のカープファンの大声援も含め、
想像以上の勢いを見せつけられての完敗に、
思わずかなりの危機感も芽生えてしまいました。

ただこの日、自分的に一番ショックだったのは、
やはり主砲・ウッズの欠場でしたね。
スタメン発表を見たとき、一瞬エッ?と。
そしてこんな大事な一戦を迎えているにも関わらず、
またしてもベストメンバーが組めないのか…と、
正直、試合前にかなりの怒りと悔しさをがこみ上げてしまいました。
しかし、いない者は、しょうがない
あとのメンバーで頑張ってほしいと期待しましたが、
それも叶わず、残念な結果に。
落合監督「体調不良」とコメントしましたが、
またも背中の張り腰痛などが再発してしまったのでしょうか。
ただ今後不在となってしまうと、ますます戦況が苦しくなるのは確か。
できれば明日以降は、復帰してほしいところですが、
とりあえずは主砲体調回復を見守りたいと思います。

復帰飾れず…。ゲームを振り返ると、
やはり中田の乱調が痛かった。
故障が癒え、約1カ月ぶりの
復帰登板となった背番号20
おそらく第2戦に投げるのかなと
思っていましたが、
いきなり再登録即先発
起用してきましたね。
それだけベンチも期待し、
託したようですが、
力みもあったのか、いつも以上の暴れっぷり
立ち上がりの満塁のピンチを切り抜け、
3回2死ぐらいまでは、自分の投球ができつつありましたが、
アレックスにヒットを打たれたあとの栗原への2ラン
これで流れが変わってしまったかなと。
その後は、制球定まらないうえ、
ボールが甘く入ってしまったところをもっていかれ、被弾
そしてショックが尾を引き、まさかの二塁悪送球
まさに独り相撲のよる自滅となってしまった感の中田
復帰登板だからという見方もありますが、
それにしても、ショッキングな内容となってしまった今回の登板。
ただ残り試合もわずかですし、やり直しを告げられるほど、
1軍投手陣の陣容は豊富な状況ではない。
とりあえずは今回の内容を猛省し、自分の投球を取り戻せるよう、
修正してくれることを望むしかないでしょう。
次回以降の背番号20の奮起に期待したいです。


栗原の2ランにしても、シーボルのソロにしても、
いかにも市民球場らしいホームラン
それらは球場全体カープを後押ししているようにも感じました。
ただこの勢いにやられ、ズルズル転落するのだけは困ります。
第2戦は、久しぶりのデーゲームでの戦いとなりますが、
今回の結果を引きずらず、切り替えて臨んでほしいなと。
さらに先発するであろう吉見には、常にプラス思考
持ち味である低目への投球に徹してもらいたい。
また打線に関しては、物おじしなかった若者に翻弄されて、
「単独3位、キターッ!」と絶叫されて悔しくないのか。
おそらくそんなことはないはずだと思いますし、そうあってほしい。
とにかくチーム一丸となって、やり返すこと
そして再びタイに戻して、その先へと進んでくれることを願います。


★プレーヤーズ・ボイス(19日)

●中田賢一
<左ひざ痛から復帰し、8月25日以来の先発も
3イニング1/3を5安打4失点で自己最多の9敗目>
「チームに申し訳ありません」

<3回、2死を取りながら、栗原に逆転2ランを浴び>
「2死から? そうですね…。甘かった? ウーン。
もったいなかった? そうですね」

<4回、先頭のシーボルにソロ本塁打を浴びると、
1死一塁で齊藤のバント処理を誤り、二塁へ悪送球>
「焦ったわけじゃないですけど…。
(バント処理の悪送球は)今季はちょくちょくやっているので、
ちゃんと投げなきゃいけなかった。練習はきちんとしているんですが」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ

●清水昭信
<2番手で4回途中から登板。
6回に代打・喜田剛にソロ本塁打を浴びる>
「あの1球が…。カウント2-2だったからボールになっても2-3。
もっとインコースの厳しいところに投げないといけなかった」
(中スポ)

●平井正史
<3番手で7回から登板したが、
シーボル、梵に連続適時二塁打。
1イニングを投げ、3被安打2失点と辛い結果となり反省>
「広島の打者が振れているとかじゃなくて、投球が全体的に高かった。
もっと低めに投げないといけなかった」
(中スポ)

●中村紀洋
<ウッズ欠場で今季初の4番を任され>
「ボク自身がびっくりしました。
(試合前の)シートノックまで何も知らなかったので。
でも、そんなこといってる場合じゃない。
いつでもいけるつもりでやる。
4番はチャンスで回ってくることが多いから、
何としても1点を取りにいくという気持ちで打っている」
(中スポ、サンスポ

●立浪和義
<7回2死満塁で代打で登場。
しかしシュルツの150キロを打ち返したゴロは、
一塁線ぎりぎりのフェア。一ゴロとなり万事休す>
「カウント0-2だったから速球を狙っていったんですが…。
チャンスだったから何とかしたかったんですが…。
切り替えて、また明日頑張ります」
(中スポ)

●荒木雅博
<今季最後の広島での3連戦。
試合前、最後となる広島市民球場に感慨深げに>
「プロ初安打、ここだったんだよなあ。
満塁本塁打も打ったことがある。最後だから頑張らないと」

<しかし試合は完敗、当事者には目的意識があるのだろうが、
少なくとも見ている側には伝わってこない負け試合に>
「試合に負けているから、元気がないように見られても仕方がない」
(中スポ、中日新聞

●谷繁元信
<広島市民球場との別れを惜しむ。
広島の本拠地は来季から新球場となるため、
プレーするのはこの3連戦が最後。感慨に浸って>
「初めてプロの試合を観たのもここだし、
高校時代に試合をしたこともある。
(本拠地移転は)仕方ないけど、オレは広島出身だからね…」
ニッカン

◆山本昌
<20年前に初めて先発のチャンスを与えられたのが広島市民球場。
通算19勝は、200勝左腕にとってビジター球場では最多勝>
「ボクにとってはすごく思い出深い球場だからね。
何といっても投げやすいマウンドだった。15年から10年くらい前までは。
マウンドって、月日がたつと変わっちゃうもんなんだよね。
でも、来年も少しでいいからここでやってくれないかなとは思います」
(中スポ<ドラ番記者>

◆浅尾拓也
<150キロキロ台の速球を投げる限られた人間だが、
もうひとつ希少な球種を持っている>
「パームがあって、良かったです」

<その珍しい球種が自身を助けている。
グイグイ押すだけではなく、ときには引く。
それを可能にするのが、120キロ台のパームボール。
完全な我流。親指と薬指の腹ではさむ>
「ボクのパームの握りはちょっと変なんですよ。
普通はこうやって握るんですけど、
(親指と小指でボールを挟み、その他3本の指で浮かす)
それだと指がつりそうになるんです」

<オリジナルの握りを編み出したのは高校生のころ。
当時は捕手だったが、ときどき投手も務めた。
雑草だからこそ生まれた独自の変化球。
それが激務をこなす今、大きな武器となっている>
「遊びながら覚えた、って感じです。
遊びでいろんな球種を試していて、
それでこのパームを投げるようになりました。
スライダーを投げるようになったのは大学から。
高校のときは曲がらなかったんです」
(中スポ)


◆タイロン・ウッズ
<試合前、いつものようにフリー打撃をしていたが
途中で打撃練習を中止するとベンチ裏のロッカーへ下がり、
決戦の直前、突然球場の隣にある宿舎へ戻り、試合を欠場。
怒気を込めて言い残すと通訳とともに外出>
「落合さんに聞いてくれ!」
ニッカン

●高代野手総合チーフコーチ
<ウッズが練習中に突然宿舎へ戻り、試合を欠場したことに>
「体調が悪いということ。明日? わからない」
ニッカン


●落合監督
<同率3位で並んでいた広島に完敗し、
04年5月17日以来、1586日ぶりの4位転落。
ウッズ欠場の理由を説明した後、
貧打について、4番不在を敗因にはせず>
「タイロン? 体調不良だよ。
でもそんなのは(敗戦と)関係ない。他にも選手はいるんだから。
先発が崩れたら? こういうゲームになるな。
順位? 別に3位になるために野球をやってるんじゃないんだから」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋12ニッカンデイリー

2008年9月19日 (金)

いざ竜鯉同率決戦、きょうから広島3位天王山。

今シーズンもいよいよ残り15試合
現在62勝62敗5分けで3位タイのドラゴンズ
きょう19日からは、いよいよ直接対決
同率で並ぶカープと敵地・広島市民球場での3連戦に臨みます。
クライマックスシリーズ進出を懸けての『3位天王山』。
この対決を制して、3位の座を完全確保してほしい。
大事な一戦を前に向けての調整を行った竜戦士の声を集めました。

ドラゴンズトピックス(18日)

◇吉見一起
<きょう19日の広島3連戦の初戦先発が濃厚。
右肩痛から復帰後の初勝利を目指す>
「次はもっと長いイニングを投げられるよう頑張りたいですね」
中スポ

◇中田賢一
<左ひざ痛から満を持しての復帰。
20日の第2戦に先発予定>
「(2軍戦での好投で)変なイメージはもうないですね。
体? 何ともないです。大丈夫です」

<復活の課題に挙げていた直球も本来の力強さが戻ってきた。
ただ最高の投球だったように思えた前回のプロアマ交流戦も
『ある球』が投げられなかったことで納得がいかなかった>
「外角低めの直球ですね。
その球を投げたいんです。あとちょっとなんですよ」

<短い言葉に巻き返しへの決意を込め>
「頑張ります」
中スポスポニチ名古屋ニッカン名タイ

◆川井進
<出場選手登録を抹消されているが、広島入り。
再登録は20日から可能だが、第3戦に先発起用される可能性が高い。
2軍には数日間しかいなかったが、微調整を行ってきたよう>
「ファームで修正? ファームにいた2、3日だけでは、修正が難しいです」
(東京中日)

◇小笠原孝
<9月に入って未勝利だが、この日『特守』を敢行。
個別に約20分間、森コーチのノックを受ける。
広島遠征にも帯同。中5日での第3戦先発もありそうなムード>
「体のキレを戻したかった。
(ノック効果を)試合で出せればいいんですけど」
(東京中日、スポニチ名古屋

◇森バッテリーチーフコーチ
<山本昌、小笠原の両ローテーション投手を広島遠征に帯同。
ナゴヤドームの投手陣練習を終え、報道陣をけむに巻き>
「知らない」
スポニチ名古屋

◇高橋聡文
<中スポ『丸ごと高橋選手』より。
以下ミニインタビュー、今季好調のワケは?>
「体が強くなったと思います。
投球フォーム的なものもありますけど、
今年は肩、ひじの状態が落ち着いてきました」

<今年はウエートトレーニングも積極的に増やしている>
「今年は太りました。
春先から比べると体重が5、6キロ増えています。
増えた分は、自分では筋肉だと思ってます」

<体のケアは>
「今年から始めた『おぎ体操』が大きいと思う。
春のキャンプで佐藤亮太君(ニックネームが『おぎ』)に
教えてもらった体操なんですが、
今年はブルペンで投げる前にいつもやってます。
肩回りとかを柔らかくするストレッチなんですけど、
これをやると肩の回りがいいんです」
(中スポ)


◇森野将彦
<打率.329、6本塁打と広島戦を得意とし、
9月は61打数25安打で打率.410と打撃好調をキープ。
3位死守を懸けた広島との直接対決を迎え、
脅威の1番打者は闘志を内に秘めて>
「どの試合も大切だし、どことやるのも一緒。
プレーする立場としては、いま相手を考える余裕はない」

<いつも同様、自然体で打席に入る心づもり。
おどけつつ、決戦の地へと乗り込んで>
「台風がきているらしいから、
ひょっとしたら勝負は最終戦へ持ち越しになるかもしれないよ」
中スポ


【ドラゴンズ・今週末の日程】
19日(金) 対広島(18:00・広島市民球場)
20日(土) 対広島(14:00・広島市民球場)
21日(日) 対広島(13:30・広島市民球場)
22日(月) 対東京ヤクルト(18:00・ナゴヤドーム)
23日(火・祝)対東京ヤクルト(18:00・ナゴヤドーム)
24日(水) 対東京ヤクルト(18:00・ナゴヤドーム)


9連戦を4勝5敗と負け越し、
3位争いを抜け出せなかったドラゴンズ
今季最後の広島市民球場での3連戦は、
クライマックスシリーズ進出に向けての大一番となりました。
引き分けの数こそ違えど、ともに62勝62敗
決して調子がよくないながらも勝率5割で踏ん張るドラゴンズ
もっか上り調子で「最後の市民球場」で夢を見たい広島
状態こそ違えど、目指しているのはAクラスの確保
直接交わるのは、これが最後となるだけに、
両チームとも勝ち越しもしくは、3タテを狙うことと思われます。

今季の対戦成績は、12勝7敗2分けドラゴンズが優位。
しかしこれが広島市民球場になると、話は別。
過去の対戦を振り返ると、以下のように↓

【今季の広島市民球場でのカープ戦寸評】
4月11日(○ 7-3)和田満塁3ランで7打点、朝倉2勝目コイに6連勝。
4月12日(● 1-3)先発小笠原2ランとソロ被弾で3失点。
4月13日(○ 7-0)先発野手全員17安打、吉見11安打打たれながらも完封。
7月8日 (● 0-3)中5日山本昌、6イニング3失点も無援。
7月9日 (● 2-3)荒木痛恨の失策、サヨナラ負けで今季2度目の4連敗。
7月10日(○ 8-7)7点先行も追いつかれ同点、9回ウッズ弾でケリ。
8月12日(○ 5-4)復帰ビョン来日初の1試合2発、たなぼた201勝目。
8月13日(● 5-11)イバノリアベックで5点も、中田ひっくり返される。
8月14日(● 0-4)好投川井6回痛恨の2ラン、打線はゼロ行進。
(9試合・4勝5敗)


4月12、13日はデーゲームで、あとはナイトゲーム。
ただ印象として残るのが、
ドラゴンズが一方的にリードしながら、
追いつかれるなり、ひっくり返されてしまう展開。
その一方で、完封負けが2試合あるなど打てないことも。
特に土のグラウンドの影響もあるのか、
野手に思わぬミスが起こるうえ、広島ファンの異様なムードなど、
地の利も十分に生かされていることもあるようです。

そういうことも踏まえながらの3連戦。
初戦ナイトゲームで、土日はデーゲーム
さらに今季苦手としているビジターゲームということで、
ドラゴンズ的にはやりにくい部分もかなりありそう。
広島市民球場でのゲームは残り9試合ということで、
おそらく週末は「最後の市民球場」を観に満員となるかも。
そんななかでいかに平常心を保ち、ゲームを進められるか。
それが今回の3連戦のカギとなってくると思われます。

注目される先発投手は、中スポ予想によると、
初戦・吉見、2戦目・中田、3戦目が川井という布陣。
その一方で、中田が初戦に来るのではないかとか、
3戦目に小笠原を中5日で持ってくるという予想も。
先週の横浜戦の初戦に先発した清水昭信は、17日に中継ぎで登板。
さらに3戦目先発の山内は降板後即強制送還で2軍落ち。
よって顔ぶれはだいぶ変わってくることでしょう。

突撃!そのなかでは、吉見、中田
両右腕に期待したいですね。
ともに故障でファーム落ちし、
復帰勝利を目指す2人。
復帰後3試合目となる吉見としては、
徐々に調子を上げてきていますし、
大事な一戦で復帰白星となれば、
本人にとっても、チームにとっては大きいこと。
持ち前の低目を突く投球で、広島打線を抑え込み、
この3連戦の先手を掴めるように導いてほしいです。

一方、おそらくきょう明日で登録されるであろう中田
ゲーム中のケガという不本意な形で降格してしまっただけに、
上がったらチームに貢献したいという気持ちは十分あるでしょう。
故障が癒え、ウエスタンの登板では今イチだったものの、
先日のプロアマ交流試合では、本来の持ち味を披露。
左ひざの不安を一掃しただけでなく、
課題だった制球力にも手応えを掴んだとのこと。
体の方も心配なさそうですし、今季これまで苦しんできた分も
一掃できるような投球を見せてほしいと思いますね。
夏場踏ん張り、実質エースとなっていた昌さん
さらにずっと先発ローテを守っていた小笠原という面々に
疲れも目立ち始めてきたこの時期。
ようやく戻ってきた若き右腕の2人に、
チームの命運もかかっていると言えるでしょう。

この日の夜、投手陣は移動した広島市内で、
昌さんの200勝祝いを兼ねた決起集会を開催したようですが、
とにかく投手陣がいかに踏ん張れるかですね。
野手陣も含め、相変わらずベストメンバーが揃わないうえ、
シーズンの疲労が見え隠れドラゴンズですが、
ぜひともここは最後の踏ん張りを見せてほしい。
そして決戦を制し、3位の座の完全確保を。
世間は東京ドームの首位攻防に目が行くでしょうが、
それより深い意味合いの『3位天王山』。大いに注目したいと思います。


ところで今朝の中スポ『丸ごと高橋選手』の中で、
高橋浅尾に顔が「ポニョ」に似ていると言われ、
わざわざ映画館にまで観に行ったとのこと。
確かに雰囲気はあったりしますね。
ただ今は筋肉で体重増ですが、オフは食べ過ぎで、
「お腹がポニョポニョ」とか言われないようにしないと(笑)。
それよりも笑ってしまったのが、佐藤亮太のニックネーム『おぎ』。
おそらく「おぎやはぎ」の小木博明さんから
来ているんでしょうが、こちらの方が似てるかも?
それにしても清水昭信「ゲンさん」といえ、
ドラゴンズナインのネーミングって、けっこう安易だなあと。


今日の公示。(18日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録抹消】
▼中日 小林正人投手
公式サイト共同通信社


◆川上憲伸
<北京五輪から帰国後の公式戦復帰が遅れているが
この日、練習先のナゴヤ球場でCS前の
レギュラーシーズンでの登板に向けて意欲を見せる>
「CS(クライマックスシリーズ)で復帰? いやいや。
CSより前にできれば1試合、何とか投げたいと思っています」

<帰国後は投球練習すらできない日が続いたが、
すでに変化球を投げられるまでに状態は回復している。
勝利が宿命づけられているエースだけに、早期復帰については言葉を濁し>
「順調? うーん。まだまだ」
憲伸の声「我慢」、中スポ

◆井端弘和
<右ひざ靱帯損傷からの戦列復帰を目指す
この日、故障から約3週間を経て、本格的なランニングを開始。
ナゴヤ球場周辺を約20分間にわたってみっちりジョギング。
室内練習場ではこれも故障後初のティー打撃を敢行>
「そろそろ上げていかないと。痛みはないし、順調です」

<今後もひざの状態を見ながらペースアップを図ることになりそう。
慎重に言葉を選びながら、復帰への意欲を口に>
「クライマックスシリーズ? 分からない。
まずはゴロを捕れるようにならないと…」

<チームは19日から広島との3連戦。熱いエールも忘れず>
「何とか勝ってほしい」
中スポ


17日の阪神戦の8回に中継ぎで登板。
1死から今岡に四球を与え、
続く金本にダメ押しの2ランを打たれた小林が、
この日登録を抹消されました。
この3連戦で、中田、川井が再昇格するため、
投手陣の枠を空けるための処置ともいえますが、
このところ、追い込みながらもボールが甘くなって、
手痛い一打を食らっていた小林だけに、ここはやり直しかなと。
しっかり修正して、次のチャンスを待ってほしいです。

また現在ファームで調整中の主力選手の情報が。
井端が故障から約3週間を経て、
ついに走り出すと共に、故障後初のティー打撃を敢行。
さらに北京五輪後、公式戦復帰が遅れている
エース・川上がようやく口を開き、マウンドへの熱い思いを語ったもよう。

この日はナゴヤ球場で、山井
力強くキャッチボールしていたという憲伸ですが、
まさに『我慢』という状態なのでしょう。
もどかしい気持ちもあるとは思いますが、
ここは、はやる気持ちを抑え、調子を整えることが大事でしょう。
井端もそうですが、ここまで来たら、とにかく焦らずしっかり治すこと
そして万全に近い状態で戻ってきてくれること。
もしそれが今シーズンが無理だとしても仕方がない。
再び力投、好守を魅せるためにも、じっくり向かってほしいです。


若竜トピックス(18日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
サーパス-中日 22回戦
(18日・あじさいスタジアム北神戸)
   001 200 000 = 3
 SU 031 101 00× = 6
[敗] 佐藤充(14試合7勝4敗)
[D本] なし
[D投] 佐藤充、金剛、久本、中里
公式サイトオリックス・バファローズ

【ゲームレビュー】
先発・佐藤充は2回ウラ、1死から相川に四球を許すと、
の左前先制適時打、岡田の右中間2点二塁打などで、3点を奪われる。
3回、サーパス先発・コロンカから西川が内野安打で出塁すると、
柳田が左中間に適時二塁打を放ち、反撃。
しかし直後の3回ウラに一輝の右中間適時二塁打で再び3点差とされる。
それでも続く4回、右中間三塁打の中村一生を置き、
中村公治の右中間適時二塁打で、点差を縮めると
なおも打線が繋がり、堂上剛裕の右前打で無死一、三塁から
前田の遊ゴロ併殺打の間に追加点を加え、3-4と1点差に迫る。
しかし4回ウラ、佐藤充に左越えのソロ本塁打を打たれると、
6回ウラにも、2番手・金剛に右中間へソロ本塁打を被弾。
攻撃陣は5回以降、5人を継ぎこむ
サーパスリリーフ陣を攻略できず、3-6で敗れる。
公式サイトより)


●佐藤充
<勝利数、勝率、防御率の3部門でウ・リーグトップ。
しかしこの日は精彩を欠き、4敗目(7勝)を喫す。
先発で5イニングを投げて6安打2奪三振1四球の5失点。
1軍再昇格に向け、最悪の結果となってしまい>
「ノーコメント」
中スポ

●高橋2軍投手コーチ
<精彩を欠いた佐藤充の投球に辛口評価>
「いい球と悪い球がはっきりしていた。失投も多かった」
中スポ

●西川明
<この日は5打数3安打の固め打ち。
打撃絶好調、最近10試合では.480の高打率をマークしている。
この日の3安打中2本を左腕・コロンカから、その内容に満足顔>
「左ピッチャーだったが、
ポイントを後ろに置いてうまく打つことができました」
中スポ

◇伊藤球団代表
<今秋、投手陣だけがナゴヤ球場以外の地で
キャンプを行うことが明らかに。
日程、場所共に未定だが、阿久比町など愛知県内で選定中。
ファームの選手だけでなく、1軍選手も参加させる方針>
「CSや日本シリーズに出れば話は別だけどね。
(会場)候補地に話はしてある」
(東京中日、スポーツ報知ニッカン


ウエスタン・リーグの公式戦もいよいよ残りわずか。
北神戸で行われたサーパス戦は、
序盤から点の取り合いとなったものの、先発・佐藤充の出来が今ひとつ。
せっかく味方が反撃してくれたにも関わらず、
直後のイニングで失点し、踏ん張れずに5イニングを5失点
その他も攻守にそれほど目立つところなく、3-6で敗れてしまいました。

今後のファームの日程は、
あす20日にナゴヤ球場で阪神戦(21、22日が予備日)。
その後は10月に宮崎で行われるフェニックス・リーグ
そしてさらにかなりハードになりそうな
ナゴヤ球場などでの秋季練習へと繋がっていきます。

2008年9月18日 (木)

昌大誤算3回7失点KO、谷繁追撃1号及ばず大敗。

立浪メモリアルゲームを白星で飾り、
今季最後のナゴヤドームでの阪神3連戦
1勝1敗のタイに持ちこんだドラゴンズ
何とか勝ち越して、今後へ勢いを付けたい第3戦でしたが、
中5日で先発したベテラン・山本昌がまさかの大誤算
初回、鳥谷に自身10年ぶりの満塁弾を浴びてしまうと、
その後も踏ん張れず、3イニング7失点でKO
中盤打線が反撃し、一時は3点差まで迫ったものの、
結局は及ばず、またしても阪神にカード負け越し。
勝率5割で並んで、広島との直接対決を迎えることとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 23回戦
(17日・ナゴヤドーム | 中日6勝16敗1分け)
35446人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神 11
中 日
[敗] 山本昌(21試合11勝6敗)
[D本] 谷繁1号3ラン 小池4号2ラン
[Dバッテリー]
山本昌、長峰、清水昭信、齊藤、小林、平井 -
谷繁、田中

【ゲームレビュー】
山本昌が不調で大敗
今季阪神戦で一度もカード勝ち越しができなかった

球に切れがなく、制球も甘かった。
1回、鳥谷に右へ満塁本塁打を浴びて先制を許し、
その後も立ち直れなかった。
打線は4回に谷繁の3ラン、5回に小池の2ランで
追い上げたが、失点が多すぎた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
ドラゴンズ先発は、中5日で山本昌
1回、先頭・赤星に内へのストレートを叩かれ、
センター前ヒットを許すと、平野に送られ、二塁へ。
さらに今岡に対しては、ボールが先行して四球
大事なゲームだけに慎重な投球にも思えたが、
続く金本に対しても制球定まらず、カウント0-3。
何とかフルカウントまで持ち直したものの、結局は四球
らしからぬ連続四球で、1死満塁のピンチ。
ここで迎えるは、5番・鳥谷
初球、外へのスライダーが外れたあと、
2球目、ストライクを取りにきたのか、スライダーが真ん中に。
完ぺきに捉えられると、高々と舞い上がった打球は、
そのままライトスタンドに飛び込むグランドスラムに…(0-4)
10年ぶりとなる満塁被弾で、いきなりの大量リードを許す。

続く2回、さらに捕まってしまう山本昌
先頭・矢野に内へのスクリューをセンター前に運ばれると、
続くリーソップはスリーバント失敗で空振り三振。
さらに赤星の遊ゴロでランナーが入れ替わり、2死一塁。
なんとか修正できたかに思われたが、
そうはいかなかったのがこの日の昌
続く平野にカウント1-0からの2球目、
外角高目に浮いたストレートを強振されると、
ライトオーバー、フェンス直撃のタイムリーツーベース。(0-5)
赤星の長駆生還を許してしまうとともに、
中継した荒木の悪送球で、平野が三塁へ。
ミスも重なり、追加点を奪われてしまうと、
勢いづいた阪神打線にさらに捕まり、
今岡にもカウント2-1からの4球目、内角ながら
またも高いストレートを叩かれ、レフト前へのタイムリー。(0-6)
さらに3回も関本四球、高橋光信センター前ヒットで
1死一、二塁から矢野にカウント0-2からの3球目、
ど真ん中に入ったストレートを叩かれ、
レフトオーバー、フェンス直撃のタイムリー。(0-7)
球のキレ、制球ともに悪く、まるで別人
悪いながらも修正できる術も今回においては機能せず
最後まで本来の投球を取り戻すことができず、
まさかまさかの3イニング7安打3四球7失点(自責6)。
「申し訳ない」のコメントとともに、わずか62球で轟沈してしまった。

7点ビハインドとなってしまったドラゴンズ
しかし3回ウラ、阪神先発、クリス・リーソップを攻め込み、
1死から山本昌の代打・藤井
右中間フェンス直撃のツーベースで出ると、
続く森野が四球を選び、一、二塁。
荒木の三塁ゴロで2死となってしまうが、
イ・ビョンギュがカウント1-2からの4球目、
外角低目のチェンジアップにうまく合わせて、
センター前に落とすタイムリーヒット!(1-7)
まだ回も浅いこともあり、繋ぎの攻撃でこつこつと反撃する。

4回、ドラゴンズ2番手は、長峰
前回登板では好投を見せていた左腕がこの日は不調
いきなり先頭・平野に三遊間を抜かれると、
1死から金本に初球を叩かれ、一、二塁間を抜くヒット。
一、二塁と走者を背負うと、続く鳥谷には、カウント1-1からの3球目、
真ん中低目のストレートを叩かれてしまい、
左中間を割っていくタイムリーツーベース。(1-8)
さらに1死二、三塁から関本には、
中に入ったフォークを楽々レフトへ運ばれての犠牲フライ。(1-9)
これで4イニング連続失点となり、ついに8点差
せっかく芽生えた反撃ムードに水を差す

それでも諦めないのが今夜のドラゴンズ打線
4回ウラ、1死から小池が左中間に落とすヒットで出ると、
デラロサも四球を選んで、一、二塁。
ここで迎えるは、このところ打撃上向きの谷繁
カウント1-2からの4球目、
ど真ん中に甘く入ったストレートを思い切り振り向くと、
良い角度で上がった打球は、見事に左中間スタンドへ!
今季99試合目にして、ついに飛び出した今季第1号!
まさにお待たせの一発は、再反撃へ口火となる3ランに。(4-9)
大量リードをもらいながらも踏ん張れないリーソップをKOする。

5回、ドラゴンズ3番手は、清水昭信
12日の横浜戦で先発し、今季初黒星を喫した右腕
中3日ながらも中継ぎでの起用。
しかしこの日は、ナゴヤドームということもあってか、
本来の力強いピッチングを披露。
先頭・矢野を真ん中高目のストレートで空振り三振に取ると、
江草の代打・リンには四球を与えたものの、
赤星を外へのフォークで空振り三振。
さらに平野もスライダーで詰まらせてのセンターフライ。
毎回得点の阪神打線からこの試合初のゼロを奪う。

この投球がリズムを変えたか、5回ウラさらなる反撃
ウッズ死球、和田二塁ゴロなどで迎えた2死一塁から、
この日当たっている小池が一振り。
カウント1-3からの5球目、阪神3番手・阿部の投じた
内へのストレートにうまく反応すると、
高々と上がった打球はそのままレフトスタンドへ!
「とにかく後ろにつなげる」という気持ちが
打たせた見事な2ランホームラン!(6-9)
3点差となり、本当に何が起こるかわからなくなってきた。

6回も清水昭信がそのまま続投。
好調を持続し、今岡、金本と打ち取り2アウト。
しかし鳥谷に右中間突破のスリーベースを許すと、
関本にも死球をぶつけてしまい、2死一、三塁とピンチ。
しかし葛城に対しては落ち着きを取り戻し、渾身の投球
2ストライクと追い込むと、3球目は内角高目のストレート。
ズバッと見逃し三振で、反撃気運をさらに高める。

6回ウラ、阪神4番手アッチソン
好調セットアッパーながら、何とか叩いてさらに点差を詰めたいところ。
しかし先頭・谷繁の右中間の当たりを赤星に好捕されてしまうと、
続く清水昭信の代打・英智は外へのカーブに見逃し三振。
さらに森野も外へのストレートを空振り三振に倒れてしまうと、
続く7回もクリーンアップの好打順を迎えながら、
荒木が当てただけの遊ゴロに倒れると、
イ・ビョンギュもスライダーを叩くが、二塁ゴロ。
そしてウッズが外へのストレートに手が出ず見逃し三振
ストライク先行のテンポ良い投球のアッチソンに、
積み重ねてきた勢いを完全に止められてしまった。

3点差で迎えた終盤8回、
ドラゴンズ5番手は、左の小林
ところが1死から今岡に四球を与えてしまうと、
続く金本にカウント2-2からの5球目、
甘く内に入ったカーブを持って行かれ、ライトスタンドへ。(6-11)
金本キラーが喰らってしまったまさかのダメ押し弾
これで勝負がほぼ決してしまうと、
8、9回は、5点差にも関わらず出てくる
ウィリアムス-藤川のリレーに、
いつもの如く封じられてしまい、ゲームセット。
中盤反撃して、惜しいところまで迫りはしたものの、
やはり響いたのは、序盤の大量失点
今季最後のナゴヤドームの阪神戦を落とし、
またしてもカード負け越しとなってしまったドラゴンズ
広島も敗れたため、3位タイこそキープしたものの、
勢い付けて、敵地へ乗り込むことは叶わなかった。


もっかエースで、ローテーションの軸
チーム勝ち頭の昌さんを立て、必勝を期したものの、
初回に満塁弾を喰らってしまうなど、まさかの3回7失点KO
さらに長峰も捕まってしまい、序盤でなんと8点差
このまま一方的にやられてしまうのかなと
かなり諦めムードで見ていましたが、
中盤にイ・ビョンギュ、谷繁、小池らが意地を見せ、長打攻勢で反撃。
さらに清水昭信、齊藤の踏ん張りもあったことで、
もしかしたら?という気持ちもかなり芽生えましたが、
アッチソンの好投と金本のダメ押し弾によってジ・エンド
終わって見れば、まさに今季の阪神戦での劣勢
象徴するかの黒星となってしまいました。

それにしても、今夜の昌さんはよくなかったですね。
初回、今岡に対しての四球は、
慎重に放っているのだろうなと思っていましたが、
金本に対しては明らかに制球定まらず
こりゃやばいと感じる間もなく、鳥谷にまさかのグランドスラム
その後も調子が上がらず、あれよあれよの7失点
やはり43歳には連続の中5日はキツかったのかと
思ってしまうほど、ボールがほとんど来ませんでした。
ただいつもなら投げているうちに、
いくらかの修正が効くはずなのですが、今回はそれもダメ
結果大事なゲームで、信じられない早期降板に。
この9連戦ローテの軸として、巨人、阪神
上位2チームと相対した昌さんでしたが、ともに勝てず連敗
確かに夏場飛ばしてきた疲れもあるのでしょうが、
ここにきて踏ん張れなかったのは、とても残念
ただここまで頑張ってきたのは、みんなわかっていますし、
仕方がないと思える部分もありますが…。
残り登板はあと数試合ですし、ぜひとも最後のもう一踏ん張りを。
しっかり切り替え、修正して次に臨んでほしいと思います。

お待たせシゲ1号!一方打線は、主軸以外の
ワキ役が頑張ってくれました。
特に印象に残ったのは、
ようやく飛び出した谷繁今季第1号
ワンサイドにされてしまったなかでの反撃弾は、
チームに「諦めないぞ」という
気持ちを示す一打になったと思いますし、
その後の小池の2ランや
中継ぎ陣の頑張りに繋がったと思います。
まさか9月半ばになるまで、1号が出ないとは
谷繁自身も思ってはいなかったでしょうが、
こういうシーズンも良い経験となるでしょう。
サザン効果もあって、ここに来てようやく上向き気配の背番号27
そして19日からは、最後の広島市民球場での3連戦。
思い出ある故郷の球場で「キラーぶり」を魅せてほしいです。


長いなあと感じた今回の9連戦
結局4勝5敗と勝ち越すことができませんでした。
まあ阪神戦に関しては、ある意味想定内とはいえ、
巨人を3タテし損なったのと、ベイに連敗したのは誤算でしたね。
ただ満身創痍な状況ではありながらも、
チーム全体としては、3位死守には燃えていると思います。
明日からついに『3位天王山』。
敵地・広島市民球場に乗り込んでの直接対決となります。
台風13号の影響があるようで、お天気が心配ですが、
かなりのアウェーモードのなか、ぜひとも勝ち越してほしい。
向こうには勢いがありますが、こちらには底力があるはず。
この3連戦によって、今季が決まるぐらいの意気込みで臨み、
ミスに気を付けながらも、うまく競り勝ってほしい。
そしてクライマックスシリーズ進出を当確させてほしいと願います!


★プレーヤーズ・ボイス(17日)

●山本昌
<3イニング7安打7失点とよもやの大乱調。
広島との激しい3位争いの中、試合を早々に壊し>
「申し訳ないです。
結果を考えても仕方ないんだけど、本当に…。
仕方ないでは済まされないけど、
まだ先があるので、次、頑張ります」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
朝日新聞スポニチ名古屋ニッカン名タイデイリー

『一生懸命調整してきたつもりだったのですが、
何かが足りなかったのかな。
シーズン終盤の大事な試合なのに
序盤でぶち壊してしまい、申し訳ありません。
あと今季も残りわずか。今回の反省も踏まえて、
残りの登板は全部勝てるよう頑張ります。』

(『山本昌公式ホームページ』より引用)

●森バッテリーチーフコーチ
<初回1死満塁から鳥谷に満塁被弾した山本昌について>
「今岡への四球が総てだ」
スポニチ名古屋


●谷繁元信
<4回1死一、二塁、左中間へ今季1号3ランを放つ>
「打ったのは、ストレート。
大きく点差は離れたこういう状況だけど、
最後まであきらめないという気持ちと、後ろにつなげようという思いでした」

<今季332打席目で出た待望の一発に照れる>
「今ごろなんて恥ずかしいね。遅すぎるよ」

<勝利への意欲を、ベテランがプレーと言葉で示す。
試合後もそれを受ける形で続けて>
「次につながる? 試合中にもコメントを残したけど、
最後まであきらめないという姿勢をみんなが出していければいい」

<19日からは敵地で広島と3位をかけた直接対決を迎える。
同率で戦うことについて>
「ある程度予想はできた。今の状況じゃね。
変化についていかなければ…と。自分も勉強になっている。
最後の広島(市民球場)なんで、相性のいいところをみせたい」
公式写真中スポサンスポ時事通信
スポニチ名古屋ニッカン名タイ

●小池正晃
<5回2死一塁、左越えに2ランを放つ>
「点差は離れているけど、何があるか分からないので。
とにかく後ろにつなげる気持ちで、たまたまいい結果になりました。
どうなるか分からないという展開になったという意味では
打てて良かったです」

<3連戦初戦で代打本塁打、一日置いてこの日の一発。
打撃の調子が上がってきたが、悔しそうな表情>
「勝ったときに打てたらいいんですが、勝たないと打っても意味がないので。
残り試合、一戦一戦大事になるので、きっちり勝っていきたい」

<横浜高時代のチームメート、
レッドソックス・松坂が日本人歴代最多の17勝目を
マークしたばかりだが、目前の打席に集中して>
「テレビは見ていない」
小池ブログ「悔しいっv(>w<)v」、公式写真中スポサンスポニッカン

●イ・ビョンギュ
<3回2死一、二塁、中前にタイムリーを放つ>
「つなげる事を考えて打席に入ったが、
結果的にタイムリーになってよかったです」
公式写真ニッカン

●藤井淳志
<3回に代打で出場し、右中間へ二塁打。
反撃の1点目の口火となり>
「自分にできることは、与えられたチャンスで
結果を出せるように全力をつくすことだけです」
(中スポ)

●齊藤信介
<7回に4番手で登板。
矢野とアッチソンを連続三振。赤星を中飛に抑える>
「いつも必死で投げています。
きょうはスライダーのコントロールがよかった」
(東京中日)

●清水昭信
<この日は3番手として登板し、2イニングを4奪三振無失点。
DVDに映っていた異国の投手の投球に自分の目指すべき道を発見。
その投手の名は『ペドロ・マルティネス』>
「レッドソックスで投げていた全盛期のころは、
三振をバッタバッタと取っていた。
コントロールもいいし、とにかくすごい投手です」

<ヒントになったメジャーのDVDは先輩の小林が貸してくれた。
その映像を見て、投球のすごみだけでなく自分に似た部分を感じ取る>
「メジャーでは180センチぐらいの身長は決して大きくはない。
それなのにあのピッチング。
自分もピッチャーとしては小さい(175センチ)ですからね。
(DVDからは)投球フォームを参考にしたいと思っています。
リズムの良さは特に取り入れたい部分です」

<現在でも球速は140キロ台中盤と決して遅くはないが>
「まだまだ速くなると思っています」
(中スポ)

●小林正人
<8回から5番手で登板。
1死から今岡に四球を与え、金本には2ランを打たれる。
カウント2-2から甘い変化球を右翼席に運ばれ反省。2軍落ちとなる>
「追い込んだ後は、もっと厳しくいかなければいけなかった」
名タイ

◆チェン・ウェイン
<今季5勝目から一夜明けて、
ランニングや軽いキャッチボールで体をほぐす。
台湾代表で出場した北京五輪後は初めての白星。
ベテラン・山本昌から『おめでとう』と握手も求められて>
「本当に久しぶりに勝てたので、ほっとした」

<前回登板翌日の11日には1時間9分走っていた、
この日のランニング時間が気になったが>
「今回は30分です。
近藤さん(投手コーチ)、勝崎さん(トレーニングコーチ)に
30分でいいと言われました」

<普段は30分だが、5イニングKOされた前回は、
近藤コーチからスタミナ強化をアドバイスされ>
「球数も少なかった(86球)ので走りました」

<その時間1時間9分。もちろんコーチに
時間を計ってもらったのだと思ったら>
「いいえ、自分で時計を見て時間を計りました」
(中スポ<ドラ番記者>ニッカン

◇井端弘和
<右ひざ靱帯損傷でリハビリ中。
この日ナゴヤ球場で故障後初めてバットを握り、
約5分間にわたってペッパー打撃を行う。
まだ本格的なランニングを再開しておらず、
復帰には時間がかかりそうだが>
「意外と感じは良かった。ひざは問題ないです」
中スポ

◆立浪和義
<この日、来季も打撃コーチを兼任しながら
現役を続ける意思を明らかに>
「(落合監督と)話し合って、来年もやるということで決めました。
本当だったら来年やれるような成績ではないが、
やらせていただけるならということで…。
最後はチームが勝って終わりたいし、
まだまだチームに貢献できると思っているので、頑張りたい」

<励みにしているのが長嶋茂雄氏の歴代7位の記録、
2471安打を抜くこと。あと15本で並ぶが、
残り試合などを考えると今季中の達成は厳しい状況>
「長嶋さんにあと15本ですか。それも頑張ります」

<チームは本当の正念場。広島と3位で並ぶ状況で、
クライマックスシリーズ進出を争う直接対決を迎えるが>
「これからが勝負です」
中日新聞共同通信社朝日新聞スポニチ名古屋ニッカン

◆西川球団社長
<立浪が来季現役続行を明言したことについて>
「本人が希望して監督が了承しているならば
我々が言うことはない。現場のことは監督に任せている」
ニッカン


●落合監督
<山本昌の乱調が誤算。
中盤の追い上げも及ばず、勝率5割に逆戻り。
インタビュールームに現れると、10秒足らずできびすを返す>
「きょうは(話すことは)何もねえど。帰るぞ。
いいだろ? そういう日があっても」

<現役続行を明言した立浪について>
「(契約書に)サインはしていないだろ。
来年もやることは決まっている」
(中スポ、サンスポスポーツ報知時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

2008年9月17日 (水)

森野猛打チェン力投、激走立浪祝2500試合出場!

「プロ野球選手として恥ずかしい」ミスを連発
勝手に自滅しての黒星で、ついに広島
同率3位タイで並ばれてしまったドラゴンズ
やり返すべく迎えたナゴヤドームでの阪神との第2戦。
この日は実にホームチームらしいゲームを披露。
1番に戻った森野が、先制弾にダメ押しの猛打賞で
チームをけん引すると、投げては先発・チェン
走者を背負いながらも、力でねじ伏せる粘投。
さらにこの日プロ通算2500試合出場を果たした
ベテラン・立浪激走を魅せ、チームを鼓舞
効率良い攻めで快勝のドラゴンズ3位をキープしました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 22回戦
(16日・ナゴヤドーム | 中日6勝15敗1分け)
34382人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神
中 日 ×
[勝] チェン(35試合5勝5敗)
[S] 岩瀬(45試合3勝3敗31S)
[D本] 森野18号 イ・ビョンギュ13号2ラン
[Dバッテリー]
チェン、浅尾、岩瀬 - 谷繁

【ゲームレビュー】
効率のいい攻めで快勝 
チェンが約2カ月ぶりの5勝目を挙げた

3回2死から森野が左中間へ先制のソロ。
さらにイ・ビョンギュが右へ2ランを放った。
7回も2死から、四球と立浪の安打で一、二塁とし、
森野の2点二塁打で突き放した。
チェンは力で押す投球。4回、鳥谷に2ランを浴びたが、
その後は相手の拙攻にも助けられた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

【イニング経過】
前夜不発だったクリーンアップ。
この日はスタメンを再び元に戻し、
1番・森野、2番・荒木、そして3番はイ・ビョンギュ
中村紀洋はスタメン落ち、6番には前夜本塁打の小池が座る。

ドラゴンズ先発は、中5日でチェン
1回、先頭・赤星が初球を叩き、三塁線へのツーベース。
平野の二ゴロ進塁打で三塁へ進まれたが、
続く今岡を内へのストレートで詰まらせての二塁フライ。
金本とは勝負を避け、ストレートの四球を与えるも、
鳥谷を外角低目のストレートで見逃しの3球三振
ゼロで切り抜け、まずまずの立ち上がり。

一方阪神先発は、中5日で福原
1回ウラ、先頭・森野がセンター地面スレスレのヒットで出ると、
荒木は二塁ゴロに倒れるが、エンドランで二塁へ。
続くイ・ビョンギュは痛烈に引っ張るも二塁ライナー。
2死二塁となって迎えるは、ウッズ
しかし外角低目のスライダーに手が出ず見逃し三振
ともに初回の得点圏のチャンスは逃す。

ゲームが動いたのは、3回ウラ、
谷繁センターフライ、チェン一塁ゴロで2アウト。
しかし2廻り目に入り迎えた森野が、
初球、甘く入ってきたど真ん中のストレートを振り抜くと、
逆方向へ持って行った打球は伸びて、
左中間スタンド最前列へ飛び込むホームラン!(1-0)
3番に入った前夜は3三振と期待に応えられなかった森野
しかし恐怖の1番に戻って放った一発で、先制に成功する
なおも攻撃の手を緩めないドラゴンズ打線
続く荒木がフルカウントから外角高目のスライダーを
右へ持って行き、ライト線へ落とすツーベースで出ると、
イ・ビョンギュはカウント2-2からの7球目、
中に入ってきたスライダーを強振!
ライトスタンドへ軽々と持って行く2ランホームラン!(3-0)
組み替えた上位打線で一気に攻め込み、3点のリードを奪う。

3点のリードをもらったチェン
しかし直後の4回、阪神打線にまさかの連打を。
先頭・金本に詰まりながらも、三塁後方へ落とされ、
ツーベースを許してしまうと、
続く鳥谷にはカウント1-1からの3球目、
外角やや内寄りのストレートを弾き返されると、
弾丸ライナーが右中間スタンドへ一直線。(3-2)
2ランとなってしまい、すぐさま1点差に詰め寄られる。
さらにたたみ込まれるチェン
苦手の矢野に右中間へ弾き返されると、
関本にも引っ張られての三遊間を抜くヒット。
さらに浅井の犠打でランナーそれぞれ進み、1死二、三塁。
4連打に犠打を絡められ、一打逆転のピンチを迎えてしまう。

ところがここで阪神サイド大きなミスが。
福原に代えて、代打にはリン
カウント0-1からの2球目、中へのシュートを叩かれると、
打球は高いバウンドでの一塁ゴロ。
ゴロゴーのため、同点はやむを得ないと思いきや、
なんと三塁走者の矢野が突っ込まずに、三本間で止まったまま。
一方でスタートを切っていた二塁走者の関本はほぼ三塁手前。
ちぐはぐな走塁を見せる阪神を横目に、
打球を処理し、リンにタッチしたウッズが本塁へ送球。
まずは矢野を三本間で挟むと、三塁に戻ったと見るや、
動けぬ関本を二、三塁間で挟んでタッチアウト。
まさに流れを手放す走塁ミス
崩れかけていたチェンだったが、思わぬ相手の拙攻に救われた。

これ以降は、両軍投手が好投。
阪神は2番手・阿部が4回からの3イニングをパーフェクト。
一方、チェンもランナーこそ出すものの、要所を締める投球
5回、簡単に2死を取りながら、今岡に四球を与えると、
しかし金本を外一杯のストレートで見逃し三振に!
さらに100球を越えた7回も、赤星四球、平野バントヒットで
1死一、二塁のピンチを迎えるも、
今岡を内角高目のストレートでキャッチャーフライ。
そして金本をフルカウントから
外へのストレートをズバッと決めて、空振り三振。
中盤以降、本来の投球を取り戻しつつあったチェン
力のこもった投球で最少点差を守りきった。

その力投にようやく報いる打線
7回ウラ、阪神3番手・渡辺を2死から攻め込み、
谷繁が四球を選び出塁すると、
好投のチェンには代打が出され、
この日通算2500試合目の出場となる立浪が起用される。
これに阪神ベンチも反応し、左の江草を送るが、
メモリアルを飾ったベテラン気迫の一撃
カウント2-2からの5球目、外角低目のスライダーに食らいつくと、
打球は投手のグラブを痛烈にはじき、遊前に転がる内野安打
しぶとく繋いで、一、二塁と追加点のお膳立てをする。
そして繋ぎに感謝し、見事に応えたのが、1番・森野
カウント1-3からの5球目、真ん中低目のストレートを弾き返すと、
三塁左を鋭く抜き、レフトの左も突破する
2点タイムリーツーベース!(5-2)

二塁走者の谷繁に続いて、一塁走者の立浪も激走!
途中足をもつれながらも必死に走り、ホームに滑りこんで笑顔
2死から連打で攻め込んで、ダメを押した。

ミスタードラゴンズのメモリアルゲームを
白星で飾るべく、8回以降は正調・勝ちパターン
8回は2番手・浅尾が2死から二塁打1本許したものの、
浅井の代打・葛城を外へのフォークで空振り三振に取ると、
9回は、もちろん守護神・岩瀬
先頭の代打・高橋光信の高いバウンドの一塁ゴロを
この回から守備固めに入った中村紀洋がお手玉。
さらに赤星にセンター前に落とされ、無死一、二塁としたものの、
平野の代打・桧山、そして今岡を打ち取り、2アウト。
そして最後は、金本をフルカウントからの6球目、
外角高目のストレートで見逃し三振に斬って、ゲームセット!
先発・チェンの力投と、打線の2死からの粘り
さらに森野の猛打賞の活躍で阪神に雪辱したドラゴンズ
貯金を1に戻すとともに、3位タイの座もしっかりキープ。
マウンド上でハイタッチするナイン
いつものように真っ先に出迎えた立浪にいきな計らい。
最後を締めた岩瀬からこの日のウィニングボールが。
いいの?という顔で受け取った立浪だったが、
その表情はとてもうれしそうだった。


笑顔で生還!前夜のゲームが
とてもみっともない負け方、
さらにこの日落とすと
3位から転落する。
かなり大事な意味合い
ゲームとなりましたが、今回はしっかり
ホームチームらしいゲームをしてくれましたね。
1番に戻った森野がチームを引っ張り、見事な先制弾を放つと。
僅差で迎えた7回には、ベテランのチャンスメークに応え、
ダメを押す大きな2点タイムリー
一方、投げては先発・チェン阪神の拙攻に助けられると、
その後は尻上がりに調子を上げ、力でねじ伏せる好投
10安打を打たれながらも、失点は本塁打での2点のみ。
そして最後は、浅尾-岩瀬でしっかり締める。
鮮やかな白星で、立浪メモリアルゲームを飾ることができ、
本当によかったなと思いました。

ゲームを決めたポイントは、4回の攻撃になるのでしょうが、
2ランを含む4連打を喰らい、崩れかけていたチェン
あの走塁ミスが救ってくれましたね。
リンの打球が一塁へ飛んだとき、思わずやられたと感じましたが、、
本塁上が映ったときに、ランナーおらず、あれっ?と。
矢野が三本間にいたときは本当にラッキーだと思いました。
昨夜は再三再四のミスをしでかしたドラゴンズでしたが、
この日は逆に阪神の方に、ミスが出た
これで持ち直したチェンは、持ち直って久々の白星へ。
まさに「ありがたや」と感謝したい1プレーでした。

チェンにとっても、この1勝は大きいでしょうね。
五輪から復帰後、なかなか抜け出せなかったトンネル
ようやく這い出せるきっかけとなったのでは。
をしっかり振って、下半身を使っての投球。
この持ち味を5回以降は、かなり出せたと思いますし、
今後に向けての手応えも掴んだことでしょう。
まだまだ厳しい戦いが続きますが、背番号21に期待。
この白星をきっかけにして、さらなる好投を願いたいです。

一方、打線はわずかに6安打
それも森野、荒木、ビョンの上位打線での5本に、
代打・立浪の内野安打での1本という内容。
特に和田、デラロサなどは全く合っていませんでしたが、
当たっている打順にチャンスが巡ってきましたね。
なかでも猛打賞3打点と、森野が実に見事な活躍。
前夜3番に組み替えられ、かなり残念だったのですが、
この日再び1番に戻ったことでイキイキしたようですね。
現状では、森野を1番に置いた方が効果があるうえ、
相手チームにとっても、脅威となるのでは。
残り10数試合ですが、今後も1番打者として
大いに暴れて、チームを引っ張っていってほしいです。

またこの日は、ベテラン・立浪メモリアル
通算2500試合出場、本当におめでとうございます!
過去6人しか成し遂げてない記録だけに
実に価値があると感じますし、21年間ずっと第一線
活躍してきたからこそできた、素晴らしい記録だと思います。

それにしてもその2500試合目は、見事な激走ぶりを披露。
食らいついて投手のグラブを弾く内野安打で出ると、
御役御免かと思いきや、塁上に残る背番号3
英智、藤井、岩﨑という代走要員がいるにも関わらず、
そのまま起用されたのは、足の状態がいいこともありますが、
この一戦が絶対に落とせないということを、
チーム全体に認識させ、さらに勢いを付けるため、
あえて残したという考え方もあるのではと思いました。
続く森野のレフト線へのツーベースで一塁から一気に生還
久々の激走ぶりは、見ていてとてもうれしかったですね。
立浪本人「足がもつれた」と照れ笑いだったようですが、
まだまだやれるんだというところを見せてもらったなと。
中スポによると、来季も現役続行を決意したそうですが、
背番号3の勇姿が、来季も見ることができるのはうれしいこと
まだまだこのまま幕を引かれては困ります
今季はかなり苦しんだ打撃の状態を上げてもらい、
立浪健在というところを見せてくれるとともに、
今後もさらにその背中後輩たち鼓舞してもらいたいです。


とりあえず今季最後のナゴヤドーム阪神3連戦を
1勝1敗のタイとすることができて、うれしく思います。
こうなると、9連戦の最後をきっちりと締めてほしいところ。
広島も食らいついて離れないようですが、
こちらが負けなければ、転落することはないですからね。
おそらく第3戦は、チーム勝ち頭の昌さんの先発が濃厚。
週末の直接対決へ勢いを付けるために、しっかり勝って、
敵地・広島へと乗り込んでほしいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(16日)

◎チェン・ウェイン
<7イニング2失点の好投で7月22日以来の5勝目>
「(久しぶりの白星でしたね)
そうですね、まあ、久しぶりです。
(今日のピッチングを振り返って)
まあ、阪神タイガースに負けたくないの気持ちだけです、はい。
(もし今日敗れると3位転落のピンチ。
いつもとゲームに臨む気持ちは違ったか)
まあ、1点も取られないように、しっかり腕振って、
下半身使って、コントロールに、それだけです。はい。
(7回、金本を三振に取ったボールはすばらしかった。
あの場面はどんな気持ちで向かったのか)
あの時も、まあ、ボールでもいいし、
しっかり腕振っただけです、はい。
(ファンのみなさんにひと言)
まあ、みなさん、また応援くれて、よろしくお願いします」


「きょうは絶対阪神に負けたくなかった。
下半身を使って腕を振れたし、良かったと思う。
しっかり腕を振ってコントロール良く抑えられた」

<7回2死一、二塁、金本をカウント2-3から空振り三振。
最後は外角にズバッと142キロ。抑えていた感情を解き放つ>
「負けない、の気持ちだけです。四球でもいいから思い切り投げた」

<ポイントとして明かした助言。
それは打撃の達人・立浪が語った感想。
力強く下半身を使う。大先輩のひと言を心掛けて
マウンドに上がると、速球がグッと加速した>
「5回に入る前に立浪さんから、
投げるときの足の使い方がゆるく見える、
もうちょっと足に力を入れろと言われました。
(調子は)最初からあまり良くなかった。
7回はちょっと疲れたけど、5、6回が良かった。
5、6回くらいが一番球速出ていた」

<北京五輪後、精彩を欠いていた原因は
当初言われていた国際試合との感覚のずれではなかった。
北京から戻ると、体重が2キロ増えていたという。
微妙な変化が体の切れを奪い、下半身の粘りも失っていた>
「台湾代表にはトレーニングコーチがいなかった。
自分で走ったりして調整したけど、うまくいかなかったのかもしれない」

<中盤で再加速するための体力強化にも取り組んでいた。
前回登板でKOされた翌日、近藤コーチからアドバイスを受け、
スタミナ強化のため、外野を延々1時間9分も走った。
さらにその日はベンチで山本昌の登板も見守り、
森コーチから投球術のレクチャーも受けていた>
「投げるスタミナをつけないといけないので。
100球以上投げられるようにしないといけないから」

<手応えは試合前のブルペン投球で感じていた>
「下半身が使えるようになってきた。
やっぱり下半身が使えるといい球を投げられる」
中スポサンスポ時事通信朝日新聞
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン名タイ


◎森野将彦
<先制弾を含む3安打3打点の活躍>
「(ナイスバッティングでした)ありがとうございます。
(先制ホームランの手応えは)
まあ、入るかわかんなかったんですけど、
まあ、えー、思いっきりね、
自分のバッティングをしようと思って、打席に立ちました。
(追加点のタイムリーも大きかった)
そうですね、えー、目の前でね、
立浪さんが何とかつないでくれたんで、
僕も何とか打とうと思って、えー、必死に食らいついていきました。
(今日は絶対に負けられないという気持ちが伝わってきた)
毎試合ねえ、負けられないんですけど。
えー、もうね、勝つしかないんで、思い切りやってます、はい。
(なめられていたタイガースにガブリと)
そうですね、僕自身も、えー、阪神戦打ってなかったんで、
えー、これからもっともっと打ちたいと思います」


「きょうは立浪さんの記録の試合だって知っていたし、
必ず打つとわかっていたから、
自分に打席が回ってくると思ってました。
ボクが還したかった。必死に食らいつきました。
ベンチに戻ってからは、立浪さんに『(走らせて)すみません』と」

<3回2死には、左越えに先制のソロ本塁打>
「打ったのはストレート、うまく押し込めました。
いつもだったら狙っているんですけどね。あれは、たまたまです」

<8月30日の1番起用以降15試合で
打率.460、15打点、6本塁打の大暴れ>
「最近は確かにバットが振れています。
多分、甘い球しか打ってないと思うが、それを打てている。
結果的にミスショットがない? まあ、そうですね」

<そこには1番ならではのプラス思考が。
立ち上がりに不安を