34 2009オープン戦

2009年4月 2日 (木)

開幕まであと1日、ドラゴンズ1軍登録28名公示。

いよいよあす4月3日から
プロ野球セントラル・リーグが開幕します。
この日、開幕戦でベンチ入り可能な
1軍登録選手28名が、リーグ公示されました。
注目のドラゴンズ開幕メンバーは以下の通りです。

ドラゴンズトピックス(1日)

【開幕戦(4/3)出場選手登録公示】(中日)
<投 手>12 清水昭信、13 岩瀬仁紀、14 朝倉健太、
       19 吉見一起、21 チェン、33 平井正史、
       38 齊藤信介、41 浅尾拓也、45 パヤノ、
       49 M・ネルソン、67 高橋聡文

<捕 手>27 谷繁元信、52 小田幸平、65 小山桂司
<内野手>2 荒木雅博、3 立浪和義、6 井端弘和、25 新井良太、
       31 森野将彦、36 谷哲也、42 ブランコ、46 岩﨑達郎

<外野手>4 藤井淳志、5 和田一浩、8 平田良介、
       9 井上一樹、30 野本圭、44 小池正晃

(背番号順、セ・リーグ公式スポニチ


◇野本圭(ドラフト1位)
<ドラフト1位ルーキーが、逆転で開幕1軍登録を果たす。
オープン戦終盤で左脚を痛め、一時離脱しただけに喜んで>
「間に合って良かったです。(開幕1軍は)うれしいです」

<この日フリー打撃を終えると、
バットスイングの軌道、体の使い方などを修正するため、
落合監督の指示の下、ノックバットでロングティー打撃を行う。
鋭いライナーを飛ばす指揮官に比べ、
自身はフライになってしまう打球が多く、思うようにミートできずに苦笑い>
「アッパースイングになっていたので、上から振るように言われました。
ノックは初めてです。センスがないですね」

<全体練習の最後にもう1度、フリー打撃に入るように指示。
指揮官直々の指導を受けたこともあり、
1軍合流の実感は何倍にもふくれあがって>
「けがはもう大丈夫。頑張ってやるだけです」
中スポサンスポおおさか報知スポニチ名古屋

◇谷哲也
<キャンプを読谷組で過ごしたが、2年目で初の開幕1軍を果たす。
気を抜けばすぐにとって代わられるという意識はありありだが、
存在感はチームで徐々に高まってきているのも事実。
オープン戦終盤では本職の遊撃だけではなく二塁も守り、
この日は投内連係練習中に川相コーチから、
二塁を守っていた岩﨑達郎とポジションを入れ替わるよう指示された>
「うれしいですけど、まだこれからですから」
(中スポ)

◇岩﨑達郎
<キャンプ当初からずっと1軍を通したが、
無事に初めての開幕1軍ベンチ入りを果たす。
レギュラーに最も近い存在だが、控えめながら決意を口に>
「落とされないようにやるだけです」
(中スポ)

◇新井良太
<2軍公式戦では4試合で16打数5安打2本塁打の
打率.313、4打点と好スタート。
4年目で初の開幕1軍にはいつものセリフ>
「頑張ります」

<キャンプ終盤から取り組んでいる、
バットを上下させるヒッチ打法も着実に身についているよう>
「時と場合によって使い分けています」
(中スポ)

◇平田良介
<4年目で初の開幕1軍をゲット。
オープン戦最終戦後には一旦荷物をまとめて2軍行きとなったが、
腐らず前向きに取り組んだ姿勢を強調。言葉に力をこめて>
「2軍でしっかりやってきたのがよかったと思います。
役割は分かりませんが、しっかり準備しておきたい」
(中スポ)

◇小山桂司
<プロ4年目にして初の開幕1軍を掴み、素直に喜ぶ>
「普通にうれしいですよ。監督に感謝です」

<昨季限りで北海道日本ハムを戦力外になり、
トライアウトで中日に入団しただけに意気込んで>
「もう1回できる喜びをプレーで出していきたい」
中スポ


◇浅尾拓也
<3年目にして初の開幕1軍をつかんだが、
『開幕投手』候補の1人に浮上。
ナゴヤドームでの練習では、本命候補の吉見、朝倉の2人と
ずっと行動を共にし、同じ練習メニューを消化。
最後は一緒にベンチ裏へ引き揚げる。
気負う様子はなく、冷静に決意を語って>
「開幕するという実感がなかったけど、
だんだん気持ちが高まってきました。
一年間しっかりローテーションを守りたい」
中スポ

◇清水昭信
<初の開幕1軍を素直に喜ぶ。
記者から登録されたことを聞かされ、思わず破顔>
「えっ。そうなんですか」

<開幕を2軍で迎えた過去2年と、
中継ぎの柱に成長した今は全く立場が違う。気を引き締めて>
「期待されているのはわかっています。
その期待に応えられるように頑張ります」
(中スポ)

◇齊藤信介
<4年目右腕の頭にあるのは常に危機感。
初の開幕1軍について問われたが、
喜んでいられる気持ちにはなれない>
「1軍といっても、打たれたら終わりですから」

<今春キャンプは2軍の読谷組。
練習試合に他の2軍投手とともに呼ばれた以外は、
北谷に足を踏み入れることはなかったが、
オープン戦に入り、3月9日の埼玉西武戦に呼ばれて初登板。
自らの失策で失点したが、
その後は計7試合、6イニング2/3に登板して自責点0。
防御率0.00の好成績が評価されたが、謙そんして>
「練習試合(同18日の広島戦、1/3イニングで1失点)で
取られてるんで、ゼロじゃないです」

<だが、オープン戦の好投を引き出したのもその危機感。
同じ打たれるなら、こわごわ投げるよりも力を出し尽くす。
常に降格と背中合わせのがけっぷち投法が、開幕28人枠へと導いた>
「どうせ全部が狙ったところに投げられるわけはない。
だったら、結果を気にせず思い切って腕を振るしかないでしょう」

<登録された以上、開幕戦で登板チャンスが巡ってくる可能性もある。
出番がきたら、マウンドですべきことはただ一つ。言葉に決意を込めて>
「でも、ぼくの場合は開幕戦だろうと何だろうと関係ないんです。
一歩も引かず、思い切って投げるだけ」
中スポ

◇マキシモ・ネルソン
<投手陣のフリー打撃。身長204センチが
ちょこんとヘルメットをのせて打撃ケージに入る姿には、
初々しささえ感じられたが、心底うれしそうに語って>
「昨季は1打席も打席に入らなかったからね」

<肝心の打撃は残念ながら『野手並み』とは形容できない。
この日は長い腕で豪快にバットを振り回し、
ときには目を見張るような打球を放ったが、久々の打撃に苦戦>
「練習してないからね。仕方ないよ。
子どものときは結構打っていた。ホームラン? 期待してくれよ」
(中スポ<ドラ番記者>


◇藤井淳志
<ナゴヤドームでの全体練習で
今年初めて落合監督の直接指導を受ける。
主に左打席に対し、約30分間の指導。
オープン戦で結果を残し、開幕スタメンが濃厚。
開幕の横浜戦を2日後に控え、三冠王チェックを受けて万全の態勢。
得たものの大きさに思わず笑みがこぼれて>
「しっくりはきています。手応えはつかめました」

<修正点は主に2つ。
ステップが大きくなりすぎていたことと、
構えた時にグリップの位置が低くなりすぎていたこと。
キャンプやオープン戦を通じ、指導は立浪兼任コーチら
コーチ陣が任されていたが、指揮官も過程は把握していた>
「(フォームの崩れは)疲れがあったのかもしれません。
自分で気づかないといけませんけど、すごい見ててくださったんだなと」

<オープン戦で抜群の結果を残し、
野本や平田、小池らとの中堅争いで数字上は完勝。
開幕スタメンはおろか、大事な1番で起用の可能性すらあるが、
自身も開幕へ向け、気合を入れ直している。
オープン戦終盤に散髪。
また右打席用より0.25インチだけ短い、左打席用のバットも新調。
33.75インチで同僚の新井と同じモデルだが、
今までの黒いものから少し、茶色いものに変えたという>
「新井と一緒になっちゃいますからね」
中スポ

◇森野将彦
<志願の早出特打で1時間みっちり打ち込む。
手応えの笑みを浮かべて>
「(早出は)予定通りです。
変なバッティングをやっていたら嫌な感じになるとは思うけど、
気持ちよく打てました」

<3月28日のオープン戦後にも居残り特打を敢行
万全な態勢で開幕を迎える>
「試合にもだいぶ慣れてきた。元気ですよ」
スポニチ名古屋

◇立浪和義兼任コーチ
<今季限りでの現役引退を表明しているが、
最後の開幕に照準を合わせる>
「もう体が壊れてもっていう心配はいらないですから。
思い切りやるだけです。
これをやっとけばっていう後悔だけはしたくない。
これまで以上に走り込みに時間を割いてきましたし、
例年以上に体はできてる。
1本でも多くヒットを打って、
チームの勝ちに貢献できるように頑張ります」

<この日は投内連係プレー練習が行われている時間を利用して、
飛球のノックを受ける外野手の練習に加わる。
打球を追いながら前後左右に大きく動くフライ捕球は、
体に切れをつくるのにもってこい。気持ちよさそうに汗を流し>
「たっぷり体を動かしたかった」

<衰えは感じていない。自らの意思で脱ぐ引き際の美学。
練習後には名古屋市内の焼き肉店で行われた決起集会で英気を養い>
「まだやれると思うけど、若手もだいぶ育ってきてるから」
(中スポ、デイリー

◇山本昌
<きょう2日のウエスタン・広島戦に先発予定。
開幕カードの横浜戦での先発も予想されていたが、
これでシーズン初登板は2カード目の東京ヤクルト戦が濃厚に。
東京ヤクルト戦にまわることで、
阪神戦に2週連続で登板することが可能。
通算44勝24敗と現役最多の勝利を誇る
『虎キラー』がライバル退治に向かう。
この日はナゴヤドームでランニング、投球練習などを終えた後に>
「明日は(ナゴヤ)球場です。
(開幕まで)最後の実戦? まあ、そういうことです」
ニッカン


◇小山良男ブルペン捕手
<第2回WBCに参加していたが、帰国後は1軍に合流。
開幕後も1軍と行動を共にする。
昨年引退し、28歳でブルペン捕手に転身。
1年前とは立場ががらりと変わったが、同じ心境を強調して>
「チームのためにやるということは変わりないですから」

<ミットも昨年と同じタイプのものを使っている。
ブルペン捕手転身を機に、ミットの仕様も検討したが、
まずはキャッチング技術向上を第一に考えた。
一見シンプルな動作の奥深さを改めて見つめている>
「自分にはまだ(いい音を出したりする)技がありませんから。
捕手は捕った後、スローイングを意識しますが、
ブルペン捕手にはそういうところもありません。
でも、しっかり受けるということは変わりないです」

<2月中旬から日本代表チーム合宿に合流。
決勝まで投手陣を支え、優勝の瞬間はブルペンで見届ける。
シャンパンファイトではイチローや松坂らの後に
胴上げされて帰ってきた。WBCを経ての『1軍昇格』にも
変わらず眼前の役割に全力を傾ける決意を表し>
「投手の球を受けるということには、1軍も2軍も変わりないと思います」
(中スポ)


◇落合監督
<全体練習開始の35分前の午後1時25分。
開幕2日前にして、ついに藤井を直接指導。
三塁側ベンチのフェンスにどっかりと腰掛け、
早出特打のケージに向かって声を張り上げる>
「下(半身)でリズム取れよ」
「そうそう、そうだ」
「違う違う。そう、そんな感じだ」

<ドラフト1位・野本や公式戦出場経験のない2年目・谷らを抜てき。
昨季の5人から倍増以上の12人が初の開幕1軍切符。
こう言いながらも、その顔がほころんで>
「そうなの? 全然気付かなかった」

<時事通信・セ・リーグ監督談話より>
「今年は守り勝つ野球。勝つときは1点差。
(選手の)入れ替わりは激しくなる。
28人で戦えるとは思っていない。最後まで競争してほしい」
中スポおおさか報知時事通信

◆始球式は中元監督(中スポ)
中日はこの日、開幕の横浜戦で中利夫元監督始球式を行うと発表。
開幕戦開始前のセレモニーなども併せて発表し、
チアドラやマスコットのパフォーマンスに続いて、
「チアドラキッズ」によるダンス披露、
昨年末の12球団トーナメント優勝の中日Jr.チームの報告会が行われる)


若竜トピックス(1日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-広島 2回戦
(1日・ナゴヤ球場)
 C 101 001 300 = 6
 D 000 102 010 = 4
[敗] 菊地(2試合1敗)
[D本] 堂上剛裕1号
[Dバッテリー] 川井、中里、菊地、鈴木、長峰 - 田中
公式サイト・戦評

●堂上剛裕
<ウエスタン・広島戦に7番・左翼で先発出場。
1号ソロを含む3安打4打点と、
チームの全打点をたたき出す大活躍をみせる。
前日までの4試合で11打数無安打と不振を極め、
今季の目標だった『開幕1軍』を果たせなかったが、
その悔しさを晴らすかのように暴れ回って>
「きょう最初の打席はレフトフライだったけど、
1打席目から打てるような感じでした」

<第2打席の4回2死二塁で左腕・齊藤から中前適時打。
さらに6回2死一、二塁では、あともう少しでサク越えという
左翼フェンス直撃する2点適時二塁打。
そして8回2死から右中間最深部へ今季1号となる一発。
試合後は1時間の個別特打でこの日の感触を再確認して>
「今日からです。自分のポイントで振れるかどうか。
しっかりとしたスイングを心掛けたい。内容がある打撃をしていきたい」
中スポ

●澤井道久
<ウエスタン開幕の阪神戦から
1番でスタメン出場しているが、打撃が好調。
3回に左前へ安打を放ち、7回には2安打目を右前へ。
開幕から5試合連続安打をマークして>
「これを続けていきたいですね。
一日でも早く上(1軍)に上がれるようにアピールしていきたい」
中スポ

●鈴木義広
<4番手で8回から登板。1イニング打者3人をピシャリと抑える。
末永を中飛、田中彰を三ゴロに仕留めると、
最後の松本からはストレートで空振り三振を奪い>
「ストレートは思ったように投げられているのであとはスライダー。
曲がり具合、コントロールを良くしていきたい。
連投もできるようになればいいですね」
中スポ


投手11、捕手3、内野手8、外野手6の合計28選手が、
あすの開幕戦のベンチ入りを果たすことになりましたが、
28人中の約半分となる12人
清水昭信、齊藤、浅尾、パヤノ、ネルソン、小山、
新井、谷、ブランコ、岩﨑達郎、平田、野本
)が初の開幕1軍
平均年齢も30.7歳から、29.4歳となるなど若返るなど
『変革元年』にふさわしい陣容になったかもしれませんね。

野本千手観音?開幕カードの横浜戦で
登板が予定されない
中田、山本昌、小笠原らに代わって
ファームから、新井、平田
そして新人野手では
3年ぶりとなる野本がロースター入り。
オープン戦から生き残った
藤井、岩﨑達郎、谷も含め、
野手に関しては、若竜の比率
かなり上がったところが今季の特長かも。
その一方でイ・ビョンギュ、デラロサが外国人枠の影響で、
さらに昨季開幕1軍の英智も外れることとなりました。

昨年はリミットギリギリまでいれず、いくつか空席を残し、
開幕カードの登板投手に含みを持たせていましたが、
今年はしっかり28人を入れたということは、
中田、昌さんなどは2カード目の東京ヤクルト戦に回りそう。
おそらくあすからの横浜との3連戦は、
吉見-浅尾-チェンという順番を予想しているのですが、
ローテ候補である朝倉も入っていますし、
この4人で、3試合を任せることになってきそう。
またネルソン、パヤノのドミニカンも揃っての1軍。
おそらくネルソンは中継ぎ、及びロングリリーフ。
パヤノは左のワンポイントで使われることが濃厚。
勝ちパターンを担いそうな齊藤、清水昭信、高橋、そして岩瀬
平井が入っていることにと思うファンも多いようですが、
まあブルペンリーダーとしてのかつてのデニー枠
もしくは劣勢の際に投げる投手という意味合いもあるかもしれません。
ポカこそあれど、調子は悪くないと首脳陣も見ているのでしょう。

一方、野手陣は前日も触れましたが、
荒木、井端、森野、和田、谷繁、ブランコがレギュラー。
小田、小山と捕手は3人制を敷き、
立浪、井上が代打の一番手及び、切り札での起用。
岩﨑達郎、谷がアライバのバックアップ及び代走。
には右の代打としての期待もあるでしょう。
そして小池が内外野のスーパーサブという意味合い。
そう考えると、おそらく開幕センター、ライトの座を
藤井、野本、平田の3人で競い合うことになりそう。
さらにファームで調子を上げ、1軍入りを果たした新井
一塁争いではブランコに敗れた形になりましたが、
右の代打として結果を残し、しがみついてほしいですね。
とにかく新井に関しては、打って結果を出すこと
中田昌さんが昇格してくるであろう2カード目、
少なくとも2人が入れ替わることが確実ですが、
何とか遠征へ参加できるよう、頑張りを期待します。


キャンプから繰り広げられた競争は、
この開幕戦で一応の決着を見るものとなりましたが、
「28人で戦えるとは思っていない」
落合監督もコメントしていますし、
04年同様に、入れ替わりが激しくなってくることでしょう。
チーム的にはレギュラー陣が好スタートを
切ってくれるのがベストではありますが、
長いシーズンを戦っていくうえでは、さらなるプラスアルファが必要。
そのためにも控え選手、1軍ボーダーの選手も諦めずに鍛錬
次のチャンスを狙い続けてほしいところですね。

リーグ優勝奪回のための初陣に名を連ねた28選手
それぞれが与えられた役割をしっかりと遂行。
さらに持ち味を発揮し、チームの勝利に貢献してほしいですね。
あすからの144試合、ファンを沸かせる活躍を大いに期待しています。

2009年4月 1日 (水)

アライバ二遊間一旦元通りに、竜開幕練習再開。

プロ野球開幕まであと3日。
ドラゴンズはこの日開幕へ向けての練習を再開。
しかしナゴヤドームでシートノックを受けた
荒木井端二遊間コンビの守備位置に異変が。
キャンプから取り組んだシャッフルコンバートを一時凍結
二塁・荒木、遊撃・井端と一旦元通りにして、
シーズン開幕を迎えることとなりそうです。
その他恒例の熱田神宮必勝祈願に、中日新聞本社激励会
さらに中田復調、ルーキー野本開幕1軍濃厚など
この日のドラゴンズの話題を集めました。

ドラゴンズトピックス(31日)

◇荒木雅博

<左太ももとみられる故障で
オープン戦終盤2試合を欠場したが、練習に復帰。
ナゴヤドームで4日ぶりに練習に加わったが、
シートノックでは昨季まで守った二塁の位置に就く。
遊撃復帰の井端と共に、何事もなかったように
二塁でノックを受けた後、フリー打撃も行ったが、
まだ100%といえる状態までは回復していないという>
「(左足の状態は)まあまあです。
でも日に日に(よくなっている)というのは間違いないですけど、
100%はいつになるでしょうね」

<ウオームアップのランニングではナインの列から離れ、
ジョギング程度にとどめたが、4月3日の出場は大前提>
「あとは開幕でどう動くかだけ。
二塁で開幕? それはご想像にお任せします」
中スポおおさか報知スポニチ名古屋

◇井端弘和
<遊撃への再転向が濃厚となったが、戸惑いはなし>
「10年以上もやっていますから」
おおさか報知

◇川相内野守備走塁コーチ
<入れ替えなしが濃厚となった二遊間について。
多くを語らなかった落合監督に代わって、私見を明かす>
「最終決断は(落合)監督がすることだけど、
きょうの練習を見る限りそうなる(元に戻す)んじゃないですか。
二塁のほうが足への負担が少ないということはない。
ベースカバーで走る量は圧倒的に(遊撃より)多いからね。
ただ二塁なら立ったまま投げられる場合があっても、
ショートの方が送球の距離が長いので、
足を使って投げなければならない。
これまでにない負担が(荒木の足に)あったとしても不思議じゃない」

<これまで個別での新守備位置の練習は重ねてきたが
この緊急配置換えに不安は少ないという>
「2人にとっても、安心感はあるんじゃないかな。
コンビの部分は(公式戦で)やりながら慣れていこうと考えていたと思う。
でも(それぞれが慣れた守備位置に)戻れば、
慣れる必要はないから。景色も見慣れているし。
井端もキャンプをほとんどしていないわけだし、
やり慣れたポジションの方が気分的には楽でしょう」
中スポ共同通信社おおさか報知スポニチ名古屋

◇落合監督
<入れ替え構想が白紙に戻った二遊間について、はぐらかして>
「どこを守ってもいいだろ」
おおさか報知


◇トニ・ブランコ
<開幕4番が濃厚だが、練習後に志願の居残り特打。
約45分間、5階席直撃の推定150メートル弾2発を含めて、
約250スイングで60発のサク越え弾。見守っていた落合監督から
途中で左肩が体の内側に入るクセを指摘されると、
助言を神妙に聞きながら、フォームをチェック>
「開幕までしっかり準備したいからね。
少しでもよくなるように努力していくよ。
打順は何番でも関係ない。監督が決めることだから。
いい状態で開幕に入っていけるようにしたい。
長い間、日本で野球をやりたい。そのためにベスト尽くすよ」
(中スポ、ニッカン

◇石嶺打撃コーチ
<オープン戦出場22試合すべてで4番に座り、
チームトップの6本塁打のブランコの4番について>
「他の組み合わせを試していないから、この形でいくんじゃないか」
ニッカン

◇谷哲也
<ナゴヤドームで行われた1軍の練習に参加。
プロ2年目は初の開幕1軍にホッと胸をなで下ろし、目を輝かせて>
「もう大丈夫ですかね? 
開幕までの間にしっかり打ち込んで、ちゃんと準備しておきたいです」
ニッカン

◇山本昌
<ナゴヤドームで行われた1軍の練習に合流。
この日は投球をせず、ランニング中心の調整。
28日の登板では乱れただけに、自らに言い聞かせるように話して>
「まだいつ投げるか聞いてないけど、
いつになってもいいよう頑張らないとね」
(中スポ)

◇谷繁元信
<練習前のバッテリーミーティングに参加。
内容は打者の新戦力紹介だったようだが、投手と共に真剣に聞き入る。
24日の横浜戦、25日の巨人戦と先発マスクを被って出場。
その試合に対戦相手は新戦力を起用。これが大きいという>
「横浜にしても巨人にしても、
新しい選手と1回でも対戦があるのは大きいよ。
特に横浜は新しい選手が多いからね」

<新戦力と対戦して最初にチェックするのが、
バットの軌道とタイミングの取り方。
さらに欠かせないのが相手の雰囲気だという>
「そういう感覚は大事にしているよ。
あとは変化球にどう対応するのか、
外角、内角にどう対応するのか、いろいろ探るね」

<この日提供された情報と自らインプットした印象を照らし合わせる。
いよいよ勝負の4月、正捕手の頭脳はすでにフル回転>
「(情報は)参考になりましたよ。
あとは投手がどう感じてくれるか。
(相手打者の)弱いところ、強いところを見て、
自分が持っている球種と照らし合わせながら、
どう抑えるか考えてほしいね」
(中スポ)


◇荒木雅博選手会長
<3日の公式戦の開幕を前に
この日午前、名古屋市熱田区の熱田神宮を参拝。
ユニホーム姿の選手、コーチ、球団関係者が本殿に整列。
選手会長は、西川球団社長、森コーチとともに玉ぐしを捧げ、
セ・リーグ優勝と日本一奪回を祈願。力強く話して>
「ここに参拝すると、いよいよ始まるんだなという気持ちになります。
1年間ケガをしないように、とお願いしました。
チームもいい状態にきています。
この2年間、セ・リーグで優勝していない。まずはリーグ優勝を目指したい」
公式サイトカメラブログ、中スポ、中日新聞


◇落合監督
<名古屋市中区の中日新聞本社で行われた
ドラゴンズ激励会に出席し、静かな口調で優勝宣言。
白井オーナーや集まった親会社の社員に
就任1年目でリーグ制覇した2004年の野球への回帰を掲げる。
少し鼻声だが、その言葉の中身は力強かった。
開幕前恒例の激励会。何を期待されているのかも分かっていた>
「ここで抱負を述べるのは今年で6回目です。
2月1日からずっと選手の行動、状態を見てきました。
残念ながら、4月3日の開幕メンバー、開幕ピッチャーはまだ決めてません。
この2日間でどういう動きがあるのか。
(4月3日の)朝起きて、グラウンド出て初めて、
横浜との開幕メンバーが決まるんだと思います」

<らしい言葉が続いたが、シーズンの戦い方は分かっている>
「点数を取るということに関していえば、未知数なことはあります。
2004年に掲げた、守りきって勝っていくゲームスタイルを元に戻せば。
100点、150点取らなきゃいけないところを
(守備力を高めて)30点、40点取ることで穴は埋まっていきます。
今年はそういう野球になるんだろうと思います。
われわれ首脳陣も、やっている選手もストレスを感じながら
1シーズンを戦い抜いていくことになる。
(ファンの)みなさんはわれわれ以上にストレスを感じることでしょう」

<開幕戦の出場登録28選手はこの日提出したが
選手には自らの力で1軍を、定位置を勝ち取るという意欲を要求>
「1シーズンは長い。28人では戦えない。
最後まで(チーム内の競争を)戦い抜いてもらいたい。
必ず自分たちの力が必要になる。今年はそんなシーズンになる」

<すべてがうまく進むとは思っていないが、胸を張って>
「(優勝、日本一を目指す)過程の中では、山あり谷あり。
ずっと谷底を突き進んでいくかも分からない。
このチームは必ず浮上してきます。
今年はそういうチームだと思っています」

<苦しい戦いを予想できるからこそ、自信もある。
控えめながらも、はっきりと優勝宣言>
「開幕して『今年は大丈夫なのか』というみなさんの心配が
『やっぱりドラゴンズは強かったなあ』
『勝つべくして勝ったんだなあ』(に変わる)。
最後は全員で笑えるように、われわれはペナントレースを戦っていきます。
みなさんも辛抱強く、見守ってください」
中スポ

◇白井オーナー
<中日新聞本社で行われた激励会で
あいさつに立ち、落合監督の方針を褒める>
「ドラゴンズは大艦巨砲主義はとっていない。
日本人に最も向いた野球の理念をまさに確立しようとしている。
(具体的には)たゆまぬ向上心、頭脳的な作戦、鉄壁な守備」

<選手を激励し、不景気を吹き飛ばす原動力として期待>
「負けることもあるが、
一ゲーム一ゲームに精魂を込めて戦い抜いてほしい。
そうすることによって初めて、この地域は活気づく」
中スポ


若竜トピックス(31日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-広島 1回戦
(31日・ナゴヤ球場)
 C 000 000 000 = 0
 D 000 010 02× = 3
[勝] 中田(1試合1勝)
[S] 金剛(2試合1S)
[D本] なし
[Dバッテリー] 中田、赤坂、金剛 - 田中
公式サイト・戦評

○中田賢一
<ナゴヤ球場で行われたウエスタン・広島戦に先発。
6イニングを投げ、3安打7奪三振無四球無失点と完ぺき。
不調だったが、開幕直前ラスト登板で急上昇。
ペナントにきっちり間に合わせる。珍しく快投を認めて>
「いいかたちで投げられたと思います。
感覚的に徐々に良くなってきたものを出していきたいと思ってました」

<ギクシャクしたこれまでの姿がウソのよう。
この日はムダな力を抜き、無心に淡々と投げた>
「力んだらバランスも崩れる。
できるだけ何も考えず、捕手のミットだけ見て投げるという感覚」

<力まなくても球の力は圧倒的だった。
7三振のうち、6個が最後は速球で空振りを奪ったもの。
速球は140キロ台中盤が多く、6回2死から最後の打者を迎えると
グンと上昇。MAX149キロまで上がった>
「指のかかり的に良かった」

<悩んできたリズムでも、ほどよい感覚が見つかった。
早すぎず、遅すぎず、自分ペースを貫いた>
「遅くなり過ぎないように気を付けて投げようと思っていて、
いいかたちで投げられた。きょうの感覚を忘れないようにしていきたい」

<もっとも辛口は相変わらず。目標が高く、自己分析は厳しい。
シーズン初登板は1週間後の7日、開幕2カード目の
東京ヤクルト3連戦の頭が予想されるが。
「フォークがまだ浮いた球が何球かあった。
ヒットになっていないから目立っていないけど、
そこをちゃんとヒットにしてくるのが上(1軍)。意識して修正していきたい」
中スポファームブログおおさか報知

○赤坂和幸
<2年目右腕が今季初登板。2番手で7回からマウンドに上がり、
2イニングを1安打無失点に抑える。
7回は3人でピシャリ。8回は1死一、二塁のピンチで、
井生を遊ゴロ併殺に仕留め、先発復帰をアピール>
「球が走らなくて調子は良くなかったけど、
低めを意識して投げました。先発させてもらえるように頑張ります」
中スポ

○金剛弘樹
<9回の1イニングを1安打2奪三振無失点に抑え、今季初セーブ>
「調子は悪くないので、これを続けていきたい。
1軍のオープン戦では致命的なホームランを打たれているので、
そういうところを意識して、一球一球丁寧に投げたい」
中スポ


○野本圭(ドラフト1位)
<左ふくらはぎの故障で戦列を離れていたが
ウエスタン・広島戦に『3番・中堅』でスタメン出場。
3月20日の福岡ソフトバンクとのオープン戦以来
11日ぶりの実戦出場だったが、2度の守備機会(飛球)を難なくこなし、
4回無死一、二塁で迎えた第2打席では、
犠打を成功させ、一塁にも全力疾走。
攻守に軽快な動きを見せて、故障した左足の不安を一掃。
きょう1日から1軍に合流することが決定。逆転開幕1軍切符をつかむ>
「ヒットは出なかったけど低めの変化球にもバットは止まったし、
もっと球が見えないかと思っていたけど、
最後の打席でフォアボールを選ぶことができたので。
実戦感覚は問題なかったです。
野球がこうやってできて、うれしかった。(左足は)もう大丈夫です」
中スポスポニチ名古屋

○辻2軍監督
<攻守に軽快な動きを見せ、不安を一掃した野本について>
「あの走りを見る限り大丈夫でしょう」
中スポ

○平田良介
<広島先発・大竹からチーム唯一の長打を放つ。
7回無死から、146キロ直球をとらえた打球は、
鋭いライナーで左翼手の頭上を越える二塁打。
この日のチーム3安打目、笑顔で話して>
「いい当たりでした。1本(安打が)出てよかったです」
中スポ


開幕まであと3日
それに向けて調整を再開したドラゴンズナインですが、
この日は開幕前の恒例行事が、2つ。
その1つは、熱田神宮での優勝祈願
荒木選手会長を筆頭に、ユニホーム姿の選手をはじめ
コーチ、スタッフ、球団関係者など約40人が参加。
おはらいを受けた後、荒木会長、森コーチ、西川球団社長
チームを代表して、神妙な面持ちで玉ぐしを奉納。
リーグ優勝と、日本一奪回を祈願すると、
全体練習終了後には、中日新聞本社での激励会
慌ただしいなか、こういう行事を1つ1つ終えることによって、
今季も「いよいよ始まるんだな」と、
ファンも選手同様に、気持ちが引き締まってくるところですね。

今朝の中スポでは、落合監督
例年よりは控えめながら、優勝宣言をしたと出ていましたが、
今季のテーマとして掲げているのは『守り勝つ野球』。
その根幹の1つとなるはずだった構想が、この日ある変化を。

左太ももを痛め、オープン戦ラスト2試合を欠場した荒木が、
この日のナゴヤドームでの1軍練習に合流。
足の状態はまだ完全とはいえないものの、
開幕戦出場には問題なさそうとのことで、ひと安心といったところですが、
その荒木が就いた守備位置が、これまでとは違っていたようで。
シートノックを受ける際に入ったのが、
今季コンバートされた遊撃ではなく、なんと二塁
遊撃には井端が入り、昨年までの二遊間が復活。
久々にも関わらず、何もなかったかのようにノックを受けていたそうですが、
どうやら開幕はこの『二塁・荒木、遊撃・井端』で行くようですね。

今季のチームの変革点の1つであった
二遊間シャッフルコンバート。
昨季両足を痛めた井端の負担軽減と、
広い荒木の守備範囲を生かすべく、
キャンプインとともに、練習に取り組んできましたが、
井端が右目の影響もあり、ほとんど「キャンプ抜き」という状況。
一方の荒木も慎重に回復に努めた左肩に加え、今回の足の故障
ともに万全な状態であれば、そのまま新たな二遊間として、
シーズンを迎えていたでしょうが、
実戦不足に加え、体調面での不安を抱えながらの開幕では、
新コンビが十分に機能しないと、指揮官決断
コンバート構想を一旦凍結するとともに、
あえて安心して守れる本来の定位置に戻す。
開幕を直前にしての驚きの緊急方向転換
4月3日のナゴヤドーム、荒木、井端の二遊間は、
ともに見慣れた景色のなかで、開幕を迎えることとなりそうです。


アライバはアライバのまま。シーズン終了後、
すぐに沸き上がったコンバート構想
キャンプインから、
慣れない景色に戸惑いながらも、
連日の落合ノック
技術を磨いてきましたが、
結局はタイムアウト
今季の注目点であった
アライバシャッフルは、頓挫という形に。
3月中旬に井端が戦線復帰した際、
新二遊間を組んではみたものの、ポロポロとミスが多く、
名手同士でも難しいものなんだなと思って見ていましたが、
ここに来て荒木が故障し、未だ全力疾走ができない状態。
ただでさえ守備範囲が広いうえに、
送球の際には足の踏ん張りが必要となるショートを、
そのような現状で守るのは、おそらく困難
それならば守り慣れた守備位置で回復するまでプレーさせた方が
リスクが少ないと、首脳陣も判断したのでしょうね。
それに加え、ショートに復帰するとともに、
井端の動き見違えるようになったことも、その要因に含まれていそう。
シーズンを経ていくなかでの再びの入れ替えについては、
まだ微妙とはいうものの、しばらくはこのままでいくと思われます。

結局は元通りに戻ることで、この2カ月、
やや遠回りしてしまった感もあるでしょうが、
今回のコンバート挑戦は決してムダにならないはず。
互いのポジションを実際に守ることで、
新たな発見もあったでしょうし、
再び戻ったときに、相手を考えるプレーも出来てきそう。
さらにチームにおいては、大きなオプションの構築に。
これまで井端の代わりのショートはいないと言われてきましたが、
ショート・荒木なら、井端が最悪スタミナ切れとなった場合、
十分代われる存在になれそうですし、
逆のパターンとなった際にも、極めて有効となるはず。

新聞報道日が4月1日ということで
今回のコンバートは、実は長きにわたっての
『エイプリルフール』だったということは、もちろんないでしょうが、
とりあえずは「アライバはアライバのまま」
今後も開幕に向け、できるだけコンディションを上げ、
さらなる進化を施した華麗なコンビプレー
今季も魅せてほしいなと期待しています。


その他の話題としては、
地元・ナゴヤ球場での開幕戦を迎えたファーム
広島と対戦し、3-0今季初勝利をマークしました。
先発した中田が6イニングを3安打7奪三振の無失点。
しかも無四球のうえ、テンポ良しと、
オープン戦での不調を払拭する見事な投球を見せたもよう。
ローテ入りに向けて、ある意味『背水登板』でしたが、
何とか開幕に間に合ったようですね。
これで吉見、浅尾、チェンらとともに開幕ローテ入りを確定。
おそらく今季初登板は、神宮での初戦となってきそうですが、
この調子をうまくキープして、良き滑り出しとなってほしいなと。

また『3番・中堅』スタメンで実戦復帰
ウエスタン初出場となったルーキー・野本
痛めていた左足の回復具合を見るとともに、
逆転での開幕1軍昇格に向けてのテストとなりましたが、
攻守に軽快な動きを見せ、辻2軍監督から太鼓判。
これにより1軍練習への合流も決定、
きょう1日に公示された開幕1軍のメンバーにも入ったもよう。
さらにこの日2タコで結果を出せなかったビョンに代わり、
開幕スタメンの可能性もかなり高くなってきたようです。

さらに前日紹介の和田ブログ
今朝、ついに初投稿がありました!

◇はじめまして(和田一浩オフィシャルブログ Benchan Diary )

その記念も兼ねて、以下全文引用させていただくと、

『今日からホームページを開設しましたが、
野球をする生活しかしていないので、パソコンに慣れていません。
というよりソリティアというゲームでしか使用したことがないのです。
これを機にパソコンに慣れ、普段の生活をファンの皆様にブログでお伝えしたり、
ファンの皆さんが見たいと思えるようなホームページの内容にしていけるよう
頑張りますので、暖かく見守っていただけたらと思っています。

追伸:ファンの皆さんからもこういう事を
ホームページでしてほしいなど要望があれば教えてほしいです。』



ここでは調整しましたが、微妙な行間とともに、
かなりの「初々しさ」を感じる、ほほえましい記事でしたね。
それにしてもPCをソリティアでしか使ったことがないとは…。
まあ野球一筋和田らしくて、いいかなと。
またPSでなく「追伸」というのも、男らしくて好感が持てましたよ。

さらにこの記事のカテゴリーは「本人」とのこと。
サイドバーには他に「奥さん」「スタッフ」と出ていましたが、
和田夫人が登場する可能性もあるようで、それも楽しみ。
まあ野球に影響がない程度に、今後はPCにも奮闘してほしいです。

2009年3月31日 (火)

野本再始動あるか開幕1軍と和田公式HP開設。

前日にオープン戦を終了したドラゴンズ
この日1軍は、開幕前の最後の完全休養日でしたが、
投手陣の一部とファームはナゴヤ球場で練習を行ったもよう。
開幕まであと3日、1軍メンバーがやや混沌とするなか、
きょうからファームはナゴヤ球場で広島との3連戦。
ボーダーラインの選手にとっては最終テストとなりますが、
左足を痛め戦線離脱していたルーキー野本の出場が濃厚。
その結果次第では、逆転での開幕1軍があるかも。
その他和田HP&ブログ開設井端開幕への決意など
この日のドラゴンズの話題を集めました。


ドラゴンズトピックス(30日)

◇野本圭
(ドラフト1位)
<左足のふくらはぎ付近を痛めていたとみられるが、
きょう31日のウエスタン・広島戦で実戦復帰することが濃厚に。
この日はナゴヤ球場での2軍の練習に参加。
フリー打撃で60スイングしたかと思えば、
約40分の居残り特打を敢行し、130スイングでサク越え11本。
ランチの時間には特守も受けるなど、精力的。
左足の状態については、明るい表情で>
「もう元気ですよ。元気そうに見えるでしょう。走っても大丈夫です」
(中スポ、ニッカン

◇辻2軍監督
<この日の練習で野本の状態を確認>
「よくなってきた。
明日(31日)の様子を見て、問題がなければ、2、3打席立たせたいと思う」

<状態が上がっていることをアピールした野本だが>
「ウチの(落合)監督は無理はさせないと思う。まだ話してないけど」
中スポニッカン

◇中田賢一
<きょう31日のウエスタン・広島戦での先発が有力。
この日、キャッチボールやウエートトレーニングなどで調整。
静かな口調が逆にピリピリ感を漂わせる。
結果にこだわる姿勢を示して>
「結果も出ていないので、しっかり抑えていきたいです。
危機感を感じています」

<開幕ローテ候補の1人だが、
オープン戦では登板3試合で1勝2敗、防御率7.62。
快投で勢いをつけ、開幕を迎えたいところ>
「ウジウジしても仕方ない。前向くしかない。
テーマもクソもない。思い切り投げるだけです」

<今後は4月7日の東京ヤクルト戦先発が濃厚だが、
自身の投球フォームなど映像などで確認するなど
昨年から続く不振脱出の決定打が見つからない状況>
「やるべきことはやっているけど、うまくいかない」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン

◇山本昌
<1軍は完全休養日となったが
この日、ナゴヤ球場での2軍組の練習に参加。
きょう31日からは、ほぼ開幕1軍メンバーによる練習が
ナゴヤドームで始まる。しかし本人は合流未定という>
「まだ分かんないよ…」

<28日・鳴尾浜での2軍戦登板では
季節外れの寒さの中、5イニングを4失点と苦戦。
まだ仕上がってはいないため、最後の追い込みに気合を入れて>
「ま、がんばります」
中スポ


◇田中監督付スコアラー
<開幕前最後の休養日、ナゴヤドームも静まりかえっていたが、
スコアラー室だけは、熱気に包まれていた。
午前9時前からスコアラー陣が続々集結。忙しそうにデスクに向かい>
「ミーティングに向けた資料の整理をしないといけないからね。
休んでいる暇なんてないよ」
(中スポ)

◇井本スコアラー(横浜担当)
<開幕カードの横浜担当スコアラーは、
前日オープン戦が行われていた札幌から
朝イチの飛行機に乗って、昼前に名古屋へ到着。
昨季は17勝7敗と大きく勝ち越したが、補強に動いた横浜。
その中で欠点など、あらゆる情報を収集して伝えるのが役目。
野手は新戦力を中心にデータを揃えてきた>
「センターラインが二塁の仁志以外は変わりそうですからね。
オープン戦では機動力を生かそうというふうに感じました。
まあ、誰についても説明できるように準備しています」

<キャンプ初日から密着マークをしているだけに情報量は豊富。
あとは有効な情報だけを提供していく。
その一方で21日ぶりに我が家に帰ったというが、
スコアラー陣の戦いもこれからヤマ場を迎える。こう言って笑い>
「久々の帰宅? そうですね。でもこれが仕事ですから」
(中スポ)


◇井端弘和
<中スポ「『巧』-井端の流儀-」より。
右目の異常でキャンプを離脱する
『異常事態』を経て迎える新シーズン。揺れる思いや決意を語る>
「本当は不安だらけですよ。
キャンプをやらないで開幕を迎えるのは初めてのことですから。
どういう一年になるのかは分かりませんが、
一番つらいシーズンになるような気はしています。
今は相当な覚悟を持っています。

キャンプを途中で離脱したとき、実は右目は何も見えなかった。
(2月8日の)紅白戦で本塁打を打ったときは、
勘で打っているような状態でしたから。

東京で通院治療に入っても最初は原因すら分からず、
病状は悪くなる一方。復帰のめどは立たない。
あのときは、チームのことを考える余裕なんてありませんでした。
『治るのか』という思いの中で、毎日病院に通っていました。

ようやく練習が再開できたのは3月初め。
療養中は絶対安静で体を動かせなかったので、
体重はベストから5キロほど増えていました。

それでも、自分では『もうケガだけはできない』と決意していました。
野球でも何でも、『できること、できないこと』があると思うんです。
病み上がりで無理をして、1カ月、2カ月駄目になることだけは避けたかった。
キャンプの分を一気に取り返すなんて考えません。
徐々にコンディションを上げていくことを心がけています。

だから今の状態はまだまだ。
オープン戦でヒットは出ていましたが、
『ごまかしながら』打っていたという感じです。
バッティングフォームは固まっていないし、手の皮だってむけていない。
こんな手で開幕を迎えるのも初めて。
このツケは絶対に回ってくるはずです。
キャンプで鍛えたときとは全然違います。だから不安なんですよ。

開幕してしまえば『出られるときは出る』のがレギュラーの責任。
だから、例年以上に『試合前』と『試合後』が大切になると思っています。
今でも試合前は入念にストレッチしています。試合後はマッサージ。
シーズンでは疲れがたまる時期が必ずあります。
体のケアにはいつも以上に気を配るつもりです。

開幕と言っても、ボクの場合、特別なことは何もしません。
験担ぎをすると、打ったら毎年それを続けなきゃいけないじゃないですか。
だからしないんです。ただ、いつも開幕戦の前日に
名古屋の友人を10人くらい自宅に呼んで、みんなで騒いでいます。
ここ6、7年は続いています。
景気付けというわけでもないんですが、なぜか続いています。
開幕の前にやることと言えば、それくらいですよ。

開幕戦の意味はやっぱり大きい。
負ければ144試合のうちの1試合というけれど、
勝てば雰囲気は違う。勢いも出てくる。

メンバーが変わって今年の戦い方はまだ見えていませんが、
それも早い段階で見えてくるかもしれない。
ボク個人としてはまずはヒット。
ヒットで「不安」を打ち消していきたいと思っています」

中スポ「『巧』-井端の流儀-」より引用)

<新たなにコンバートされる二塁の守備については、
ある程度の手応えを感じているという>
「ボールを捕る、投げるという動きは、ポジションが変わっても同じ」

<とはいえ、荒木が欠場したオープン戦最後の2試合は
『遊撃』の遊撃で出場。状態次第では開幕遊撃もあるが苦笑して>
「遊撃? もちろん大丈夫。ただ二塁のとき以上に疲れるんですよ」
(中スポ)

◇ドアラ
<名古屋市守山区のアサヒビール名古屋工場の一日工場長に就任。
同社製品スーパードライのドラゴンズ缶PRの一環で、
同社の作業服を着たドアラが一般客に生ビールを振る舞う。
一日工場長の就任式で、抱負を問われると>
「(筆談で)飲みすぎ注意する」

<開幕直前のプロ野球について質問されると、チームのPRも忘れず>
「(ことしの中日は)やります」
公式ブログ中日新聞


◇和田一浩
<自身のホームページを開設することが明らかに。
オープンはシーズン開幕直前の4月1日。
随時更新し、自分の言葉でファンとの交流を深めていく考え。
HP解説の趣旨についてこう話して>
「子ども向けです。野球の楽しさを分かってもらえれば。
ネットは最近、大人だけじゃなく、
子どもの目にも触れる機会が多いので。
もちろん大人にも見てもらいたいですけど」
(中スポ、サンスポ

◇和田一浩オフィシャルサイト 『Benchan.net 』
◇和田一浩オフィシャルブログ 『Benchan Diary』


【ドラゴンズ・今週の日程】
<ファーム>
31日(火)ウエスタン・対広島 (12:30・ナゴヤ球場)
4月1日(水)ウエスタン・対広島 (12:30・ナゴヤ球場)
4月2日(木)ウエスタン・対広島 (12:30・ナゴヤ球場)

4月4日(土)プロアマ交流戦・対トヨタ自動車(12:30・ナゴヤ球場)
4月5日(日)BCL交流戦・対富山サンダーバーズ(12:30・ナゴヤ球場)


以上、この日の竜の話題を集めましたが、
いよいよ3日後の金曜日に、ペナントレースが開幕
長かったオープン戦の疲れを取る意味もあり、
この日の1軍は、完全休養日だったようですね。
きょう31日からの3日間、ナゴヤドームで
開幕に向けての最終調整を行う予定ですが、
まあそれに向けて、英気を養ったというところでしょうか。

しかし1軍ボーダーの選手は、そう言っていられず、
平田などはナゴヤ球場でのファームの練習に参加していたもよう。
きょうからはそのナゴ球で、ウエスタン・広島との3連戦。
前日の記事にもありましたが、イ・ビョンギュをはじめ、
デラロサ、平田、清水将海らが、1軍から参戦。
投手陣でも、中田の先発登板もあるようですね。
さらに今朝の中スポによると、
左足を痛めていた野本出場濃厚とのこと。
オープン戦終盤まで、藤井開幕センターを争っていたルーキー
しかし20日の福岡で戦線離脱し、以降はリハビリの日々。
先週末の1軍練習に合流したものの、GOサインが出ず、
惜しくも開幕1軍を逃したように思えましたが、
この日の練習では、精力的な動きを見せていたもよう。
フェンス際のボールに飛びつくフォトもあり、
およそケガ人には見えなかったのですが、果たして。
まあ約10日ぶりとなる実戦
ゲームで使う筋肉は、練習とは違うといいますが、
キャンプから必死に食らいついてきましたし、
ぜひとも逆転『1軍』のイスをゲットしてほしいところですが。
ただ「無理をさせない」のが、指揮官の方針でもありますし、
まずはきょうの広島戦背番号30がどう動けるかに注目です。

またきょう31日に開幕戦に出場できる28選手の名簿が
NPBに提出され、あす辺りにも公示されるでしょうが、
谷繁、ブランコ、井端、森野、和田といったレギュラーのほか、
野手としては、立浪、小田、藤井、小池、岩﨑達郎、谷、小山、井上
この辺りまでは、開幕1軍に名を連ねてきそう。
あとは荒木、野本が状態次第。
野手は14~15人になりそうですが、
投手陣、外国人枠の兼ね合いもありますし、選考が難しいですね。
ただきょうからのウエスタンでの結果次第では、
もう一波乱ありそうな予感も。
新井、柳田、澤井、平田、堂上剛裕、中村一生など
イキのよい若竜たち最後のアピールもチェックです。


その他の話題で、オオッ!と思ったのが、
和田公式ホームページ開設
これまでは契約を結んでいるスポーツビズに、
いくらかの情報がUPされていましたが、
開幕に合わせて、満を持しての立ち上げ
単なる一選手のサイトというだけでなく、
子どもたちに「野球の楽しさ」を伝えていくなど、
他の選手とは一味違う趣旨でのサイトとなってきそう。

祝ベンちゃんHP開設。さっそくブックマークし、
HPのトップページを拝見しましたが、
イラストでの「ベンちゃん」
とてもほほえましいですね!
アドバイスの丁寧さ、的確さには
定評があるという和田
『らしい言葉』でのファンとのふれあい、
今季からの楽しみの1つにしたいと思います。

またHPとともに、公式ブログも開設するようですね。
『ベンちゃんダイアリー』と名付けられていましたが、
なんとPowered by Ameba とのこと。
まあアメブロといって、パッと思い浮かぶのは
上地雄輔さんなど、芸能人・有名人のブログですが、
球界でも、昨季までドラゴンズに在籍していた
古久保コーチ(現・東京ヤクルト)をはじめ、
その古久保コーチに付き合いで開設させられた
福田の「シューマイ日記」もアメブロ。
他球団でも、ダルビッシュ(北海道日本ハム)、
栗原(広島)、三浦、村田(横浜)、金本(阪神)、
そして「シモヤマン」こと下山(オリックス)など、けっこう多いんですね。
ランキングなどもあるようですし、
ぜひとも和田ブログも上位を賑わしてほしいもの。

『ファンのみなさんや未来の野球少年たちと
共感できるような記事を掲載していきたいと考えています。
どうぞ、よろしくお願いします!』


HPのトップページにこうメッセージを寄せた和田ですが、
今季戦っていくなかで、どのような記事がUPされるのでしょうか。
福ちゃんよりは更新頻度は高いと思われますし、期待したいです。

2009年3月30日 (月)

ドラゴンズまだ蕾、地元3連敗でオープン戦終了。

約1カ月間に渡り、23試合戦った
ドラゴンズのオープン戦もこの日がラスト。
前日に続いてのナゴヤドームでの東北楽天戦は、
終盤の反撃も及ばず、3-5で黒星。
本番モードで臨んだ3連戦でしたが、3連敗に終わり、
開幕に向け、やや不安を残すこととなりました。
藤井ほぼ首位打者の32安打、ビョン開幕2軍?
その他開幕ローテ争いや、荒木別調整などこの日のまとめを。

◇オープン戦
中日-東北楽天
(29日・ナゴヤドーム)
38021人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
東北楽天
中 日
[敗] 山井(4試合3敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
山井、朝倉、ネルソン、パヤノ、清水昭信、平井、岩瀬 - 谷繁

◇オープン戦・対東北楽天 スタメン
1 (二)   (4打数無安打)
2 (遊)井端  (4打数2安打1打点)
3 (三)森野  (4打数1安打)
4 (一)ブランコ (4打数1安打)
5 (左)和田  (4打数1安打1打点)
6 (中)藤井  (3打数1安打)
7 (右)平田  (2打数無安打)
8 (捕)谷繁  (4打数無安打)
9 (投)山井  (1打数無安打)

【得点経過】
<2回・東北楽天> P・山井
山﨑武司右中間突破二塁打、宮出右前打、
無死一、三塁から、藤井彰人左犠飛(D 0-1 E)

<4回・東北楽天> P・山井
山﨑武司中前ポテン打、宮出ストレート四球、
藤井彰人二塁強襲安打、
無死満塁から、渡辺直人前進二塁突破中前2点適時打(D 0-3 E)

<5回ウラ・中日> P・ダレル・ラズナー
谷繁空三振、
井上一ゴロ・セギノールお手玉&大きく弾く失策-井上二塁へ、
右邪飛・井上タッチアップ、
2死三塁から、井端中前適時打
(D 1-3 E)

<8回・東北楽天> P・平井
山﨑武司空三振、宮出四球、
1死一塁から、伊志嶺左越え2ラン(D 1-5 E)

<8回ウラ・中日> P・渡邉恒樹
井端四球、森野左飛、
P・小山伸一郎
ブランコ左前打・井端三塁へ、
1死一、三塁から、和田左前適時打
(D 2-5 E)
藤井淳志空三振、
2死一、二塁から、代打小池右翼線適時打
(D 3-5 E)

【ゲームレビュー】
中日井端が2安打1打点。
山井は制球難で4イニング7安打3失点とアピールできなかった。
東北楽天ラズナーが低めを丁寧に突く投球で
5イニング4安打1失点(自責0)
打線は渡辺直人が3安打2打点、
藤井彰人が1安打1打点と下位が活躍した。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズトピックス(29日)

●藤井淳志

<オープン戦最終戦となったナゴヤドーム・東北楽天戦。
打率トップを快走してきたが、最後の1打席で『首位打者』を逃す。
8回1死一、二塁の最終打席、頭にうっすらと数字を浮かべたが、
結果は空振り三振。打率.395とわずか5厘及ばず逃したが>
「あそこで打っていれば、ボクがトップだったんでしょうね。
最後に打てば(打率)4割ぐらいで取れるかなとは思ってたんですけどね。
多分そのくらいだろうなと、思っていたんです」

<きっとすごく悔しいだろうが、試合後の反応は意外だった。
こう言って、意味ありげに笑みを浮かべて>
「オープン戦の首位打者じゃなくなったのは聞きましたけど、
でも、これぐらいがボクには合ってますよ。
首位打者を取れなかったことで、
自分の中でシーズンのおごりになることもないですから。
そういう意味では逆に良かったと思います。
シーズンのためにこういう結果になった、そう考えてます」

<疾走し続けたオープン戦を
すべて終えた試合後は再びグラウンドへ。
ベテラン・井上と並んで35分の居残り特打を行うなど、
開幕に向けての調整に余念がない>
「(特打は)スイングの量を減らさないためにやった。
いろいろと意識してやっています。
ずっと目的意識を持って練習してきたのでそれを続けるだけ」

<ひとつ、別の勲章は手に入れた。
第1打席でラズナーから右前安打を放ち、オープン戦通算32安打。
張本勲(東映)が70年に記録した安打数に39年ぶりに並ぶ。
前日に94年のイチロー(オリックス・30安打)を抜いたばかり。
今春MVP級の働きでオープン戦をフィニッシュして>
「有名な方々の隣に僕の名前が載るのが光栄です。
正直うれしいですし、自信になりますね。
それに張本さんはその年にすごい成績を残されているんですよね? 
だから並べたことでいいことがあるんじゃないかと思いたいです。
まだやるべきことは、たくさんありますけどね」

<好調を維持し続け、本番開幕まであと5日となった。
まずは『開幕センター』という獲物はつかんだが、
気を緩めることなくシーズンに臨む>
「これまでと同じ気持ちでいけると思います。
ボクには失うものは何もないですから。
シーズンも今と何も変わらずやるだけです。
今までやってきたことをシーズンが始まっても続けていきたい」
中スポサンスポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカンデイリー


●井端弘和
<荒木の故障の影響で前日から遊撃手に復帰したが、
水を得た魚のように調子を上げてきた。
5回2死三塁、カウント1-2からピッチャー返し。
グラブをはじいた打球は中堅まで転がって、反撃の適時打に。
直後には前日に続いての盗塁成功。
1回の中前打と合わせて、この日チーム唯一のマルチ安打を記録。
守備では2回1死一、二塁から二塁ベースを回り込む勢いで遊ゴロを処理。
二塁・谷の送球が逸れて併殺完成はならなかったが、
広い守備範囲を見せつける。開幕に向けた感触を控えめに話したが>
「まあまあです。絶好調ではないけどね」
(中スポ)

●小池正晃
<8回2死一、二塁、外角への速球を流し打って右翼線に適時打。
代打起用に巧打で応えるとともに、
右打ち習得をテーマにやってきただけに充実した様子>
「やってきたことがみんな出せました」

<守備では外野に加えて、一塁、三塁にも入る
ユーティリティプレーヤーとして期待されるが>
「内野の守備は勉強中だけど、不安も言ってられないです」
(中スポ、小池ブログ「Fw: ブログ更新」)

●和田一浩
<8回1死一、三塁でフルカウントから
小山伸一郎の速球を左前に運ぶ適時打。
オープン戦終盤で、体を開き気味に構えるフォームに戻したが、
改造中のフォームに手応えを掴んだ様子。自己採点で合格点を>
「オープン戦でやりたいと思っていたことはできた。
ある程度のレベルにはなったと思う」

<4回無死満塁では左飛を好返球して、タッチアップの三塁走者を刺す。
控えめだが、攻守に開幕への準備は着々と進んでいる>
「浅いフライだから刺さないと投手に怒られちゃう」
(中スポ)

●谷哲也
<前日から故障の荒木に代わって二塁を守るが、
この日は1番打者の『代役』も務める。
しかし4打席凡退、守備でも一塁への送球をそらして併殺に失敗し>
「しょっぱいです。力が入っていたのかも」

<しょんぼりしながらも、気合を入れ直して>
「僕は(開幕1軍が)当落ぎりぎり。
(休養日の)30日も休まずにバッティング練習をします」
(中スポ)

●井上一樹
<5回から右翼手として途中出場。
オープン戦で初めて外野の守備に就いたが、気が引きしまった様子>
「守備の練習もしていたが、
自分では今季は守備に就くことはないと思っていた。
監督の中では自分が外野に入ることもあるんだと再認識できた」
(中スポ)

●立浪和義
<オープン戦ラストも代打で登場。
6回2死二塁からマット・チルダースの前に空振り三振。
現役最後となるオープン戦は打率.176で終了>
「最後はよくなかったね。
もう1度、気合を入れて開幕を迎えたい」
(中スポ)


◆荒木雅博
<左足を痛めて開幕出場が危ぶまれるが、
この日はナゴヤドームで別メニュー調整。
外野フェンス沿いを歩いたり、ストレッチと
軽めのメニューをこなす。回復具合を聞かれて>
「大丈夫です。
(開幕の)4月3日に出たいからこそ、昨日、今日と休みました」

<あす31日の練習についてはこう話し、
完全復帰にはもう少し時間がかかる可能性もありそう>
「様子を見ながらです」
(中スポ)

●イ・ビョンギュ
<9回無死一塁、岩瀬の代打で出場も
遊ゴロ併殺に倒れ、オープン戦打率.146に終わると、
試合後はロッカールームを整理して、荷物をまとめて帰宅。
デラロサ、平田、清水将海とともに
あす31日からの2軍合流を指示され、
ウエスタン・広島戦(ナゴヤ球場)に出場する予定。
来日3年目にして初の開幕2軍となる可能性が高くなったが>
「ファームに行きます。
外国人の枠もあるけど、それは監督が決めること。
結果が出せなかったことを受け止めるしかない。
決められた通りにがんばります」
中スポおおさか報知スポニチ名古屋ニッカン

●石嶺打撃コーチ
<若手の底上げが乏しく、層の薄さは否めない状況。
荒木、イ・ビョンギュの開幕戦での復帰を楽観するものの、
すっきりとはいかない最終戦に>
「まあ大丈夫でしょう。ベスト(メンバー)でいくのが一番いい」
サンスポ

●川相内野守備走塁コーチ
<この日の東北楽天戦に、野手は18人が登録されていたが>
「大まかにはここまでで決まった」
中スポ


●山井大介
<先発したが、4イニング3失点と不本意な投球に終わる。
2回に藤井の犠飛で先制を許すと、4回にも3安打と2四死球で2失点。
スライダーの制球不足を悔しがって>
「きょうは自分の思ったところに投げられなかった。
スライダーが狙ったところにいかなかった。
あれでストライクを取れないと組み立てができない」

<2週間ぶりのマウンドで無念の表情>
「これだけ時間をもらって、しっかり調整できなかったことが悔しい」

<これでオープン戦では2度の先発で十分に結果を残せず、
開幕ローテ入りは厳しくなったが、
本来の投球を取り戻すべく、決意を新たにして>
「もう一度修正します。
まだ終わったわけではない。何とか修正していきたい」
中スポニッカン

●朝倉健太
<2番手で登板した5回を打者3人でピシャリ。
わずか1イニングだが、1軍生き残りへアピールに成功。
不調に苦しんできた右腕が、オープン戦の最後の最後で
復活への足掛かりをつかむ。手応えを口にして>
「(慣れない)中継ぎでも普通に試合に入ることができた。
(オープン戦序盤と比べれば)良くなっていると思います」

<4番・セギノールは一ゴロ、
中日からFA移籍した中村紀洋は速球で空振り三振。
山﨑武司はこの日MAXの143キロ、宝刀シュートで遊ゴロと
東北楽天の誇る大砲トリオをたった10球で片付ける。
今月上旬には130キロ台だった球速はコンスタントに140キロ台をマーク。
前回登板で課題に挙げていたスライダーの精度も上がった>
「スピードだけではありませんが、それでも内容はいい」
中スポ

●マキシモ・ネルソン
<6回から3番手で登板。1イニングを1安打無失点に抑え、
オープン戦最終ゲームでも結果を出してアピール。
急成長した2年目右腕。本来は先発だが、
ここ4試合はリリーフ起用でも結果を出してきた。
新加入のパヤノと揃って、開幕1軍入りする可能性が高まってきたが>
「先発でもリリーフでも、使ってもらえるということは
チャンスがあるということ。どこでもがんばるだけだと思う」
中スポ

●岩瀬仁紀
<8回2死、普段より早い場面で登板し、1イニング1/3を無失点。
3安打こそ許したが、落ち着いたマウンドさばきで最後を締める。
オープン戦最終登板を終え、納得の表情を浮かべ>
「(8回からの登板は)きょうはちょっと投げようと思ってね。
今年は例年より少しいい。状態、体調面を含めてね。
ボールの質? いいよ。
ただボールが高いのは気になるけど、開幕すれば違ってくるだろうから。
やることはやった。あとはどうやってシーズンに生かすか」

<今オープン戦では7試合に登板し、課題をクリアしてきたが、
この日は正捕手・谷繁と初めてバッテリーを組んだ。
それまでの6試合、守護神を支えてきたのは小田だったが>
「幸平(小田)としか組んでなかったよね。
まあ、シゲさん(谷繁)がそういう状態(腰痛)だったから
仕方ないんだけど、幸平とシゲさんのリードは違う。
新鮮というか、刺激になったんですよ。
(谷繁のリードは)こっちに任せてくれる感じ。
(小田のリードは)ボクに任せてください、って。
まあ、去年も(バッテリーを)組んでいるけど、それが新鮮で。
まあ、しつこいかな」

<昨年まで10年連続50試合登板と
疲労の蓄積が心配されているが、不安を一掃
通算200セーブまであと7としている守護神は、順調に開幕を迎えそう>
「(疲れは)今のところ出ていない。(シーズンには)いい形で入れる」
(中スポ、時事通信

◆小田幸平
<キャッチング、リードに定評のある捕手だが、
バッテリーを組んだ岩瀬の調整に刺激を与えたよう>
「いろいろ考えてやってました。それがボクの仕事ですから」
(中スポ)

●田村捕手コーチ
<シーズンに入れば岩瀬-小田のバッテリーの機会は減ると説明>
「(点数が)リードしていたら谷繁を代えることはない」
(中スポ)


●落合監督
<12球団最多の23試合のオープン戦、
さらに沖縄、甲子園、広島と8試合の練習試合、
2~3月に組んだ31試合の戦いを、全く雨で流さずに終えたが、
開幕オーダーは固まらないまま。こう言い残し球場を後に>
「やっと終わったね。何もないよ」
中スポおおさか報知ニッカン


◇「チアドラゴンズ2009」がお披露目(公式サイト)
◇チアドラゴンズのご紹介(公式サイト)
(今年で結成13シーズン目を迎える
チアドラゴンズ2009がこの日お披露目。
17名のうち、前年度以前からの継続メンバーが
9人と過去最多(リーダー経験者も3人含む)。
コスチュームも「虹」をモチーフにした明るいカラーに一新。
「史上最強のチアドラゴンズ」として
D-STAGE LIVE、グラウンドでのダンスなどで試合を盛り上げていく)

◇清水愛加 さん(2009チアドラゴンズ・リーダー)
<今季のチアドラについて、リーダーは意気込みを語って>
「史上最強のメンバーがそろいました。
格好良くて迫力のあるダンスを見せたいと思います」
中スポ

◇ドアラの元気、分けてくれっ 弁当になって新登場(朝日新聞)
(ナゴヤドームが今季の公式戦で販売する新メニューに
「ドアラのユニホーム弁当」が登場。
定番のソーセージやエビフライに加え、
ドアラの大好物というコーンボールなどをあしらい、
食べ終わった後の中敷きはゼリーの型にも使える優れものになっている)


若竜トピックス(29日)

◆ウエスタン・リーグ開幕戦
阪神-中日 3回戦
(29日・阪神鳴尾浜球場)
 D 112 000 011 = 6
 T 201 300 000 = 6
(規定により引き分け)
[D本] 新井2号
[Dバッテリー] 小笠原、菊地、金剛、小林正人、中里、長峰 - 前田、田中
公式サイト・戦評

▽小笠原孝
<鳴尾浜球場で行われたウエスタン・阪神戦に先発。
開幕前の最終登板とみられるが、
4イニングを12安打6失点と不安定な投球に終わる。
開幕ローテ入りに黄信号。
失意の試合後は、開幕までの調整法を問われると、
ローテ落ちも覚悟したようなコメントを発して>
「(1軍で)登板できるかわかりませんから」

<最高気温は12度と寒く、
左手に息を吹きかけて温める場面が何度も。
さらにゴロがイレギュラー安打になる不運など、
登板した環境は決して良くなかったが、言い訳にはせず>
「関係ないです」

<開幕ローテ入りには一歩、後退したが、
次回登板に備え、最善は尽くす決意を示して>
「反省点を修正していきたいですね。
反省の内容? 自分で分かっていますから」
中スポ

▽新井良太
<1点を追う9回2死、横山龍之介の直球を
バックスクリーンにたたきこむ2戦連続の同点2号ソロ。
この日は初回に中前適時打、3回にも左中間へ
適時ニ塁打を放ち、計3打点の大暴れ。
開幕1軍へ滑り込むための大きなアピールになりそうだが、
冷静に振り返って>
「(1軍入りしたいという)雑念は考えず、
自分のスイングをするだけです。
きょうだけでなく、継続していかないといけません」
(中スポ)

▽亀卦川トレーナー
<ウエスタン・リーグの阪神戦が行われた鳴尾浜球場。
試合前足を引きずって歩いていたが、明らかに右足を気にしている>
「守備練習のボールがすねに当たっちゃってね。
腫れちゃってるんだよ」

<三塁を守っていた選手の送球がそれ、
不運にもすねに直撃してしまったのだとか。
ケガをしたのは1週間ほど前なのに、未だに足をひきずる状況。
それでも選手のマッサージなどを当然のようにこなし、
試合中はずっとベンチの横で立ったまま、
ゲーム中の選手の体調に目を光らせていた>
「痛くて寝れない日もあった」
(中スポ<ドラ番記者>


開幕まであと5日に迫り、
例年以上に多く組まれたオープン戦もこの日が最後
招待客も含め、今季初めて3万人以上が詰めかけたナゴヤドーム。
中スポ、東海テレビに続き、この日はCBC杯がかかったようですが、
この日もドラゴンズは、スッキリしないゲーム展開。

寒い屋外球場が続いたこともあり、
登板間隔が延びていた先発・山井の制球が今ひとつ。
2回に連打から犠飛で先制を許すと、
4回にはストレートの四球を出すなど、
決め球・スライダーが狙ったところにいかない苦しい投球
無死満塁から前進守備のウラを突かれ、2点を失うと、
動揺したか、次打者にも死球を与えフラフラ
和田の補殺に助けられ、大量失点こそ免れはしたものの、
開幕ローテ入りがちょっと遠くなったかなと。
その一方で、朝倉が1イニングながら
前回以上に復調を感じさせる投球を見せると、
継いだネルソン、パヤノが開幕1軍に前進といえる好投。
8回に平井が四球のあとに一発を浴びるポカを犯しはしたものの、
最後は岩瀬がイニングまたぎも含め、無失点締め。
一時は壊滅状態となっていた投手陣
それなりに落ち着きを取り戻すとともに、
ファームで12安打6失点と不安定だった小笠原を含め、
先発ローテ争いについて、とりあえずの決着をした感が。

一方打線は、この日も貧打傾向?
左足を痛めた荒木がこの日も欠場
その代役として、『1番・二塁』でスタメン起用されましたが、
力みもでたか、攻守に「しょっぱい」結果。
さらに不振のイ・ビョンギュに代わって、
右翼スタメン起用された平田ラズナーに全く合わず、
気のないような2打席連続三振で、アピールに失敗
代わって途中出場した井上が得点に絡んだ上、
久々の守備に就いたことで、こちらは開幕1軍入りが確定的

その程度の収穫しかないかなと思われた8回ウラ、
ようやく打線がつながり、ブランコ、和田の連打で、
この日3打席出塁と気を吐いた井端を返すと、
小池技ありの右打ちを見せ、追加点
まあ中日OB・小山伸一郎乱調も手伝いましたが、
こういう攻撃こそ、詰めかけたファンが待っていたもの。
やや遅しという感もあるとはいうものの、最後の最後で、
上向きの姿勢を見せられたことを、ヨシとしておきましょう。


ここ数年では例のない23試合を戦い抜いたオープン戦
結果的には、9勝14敗と負け越して、12球団中11位
(チーム打率.262、チーム防御率4.79)
あくまで勝負は度返しとはいうものの、
総じて良いゲームの印象が少なかったような気がしますね。

このまま突っ走れ!『変革』をテーマに掲げる今季、
エースと主砲が抜け、
代わって誰かが出てこなければいけない現状。
しかしこの1カ月間の中で、
目立っていた選手といえば、
オープン戦通算32安打を放ち、
「ほぼ首位打者」という
ハイアベレージを残した藤井ぐらい。
内野陣では前半は岩﨑達郎が、後半からはが、
さらにユーティリティーの小池もアピールをしていましたが、
開幕1軍こそ掴めど、レギュラーを脅かすまではいかなかったかなと。
その一方で主力は、出遅れていた井端
ここに来て、順調に仕上がって来ている様子ですが、
コンビを組むはずの荒木故障で、開幕に微妙な状態。
森野、和田といった主軸は自分の打撃ができているものの、
新外国人・ブランコに、このままでは開幕2軍濃厚ビョン
その辺の不確定要素もあり、開幕オーダーが未だ決まらぬ始末。
できれば地元での最後の3連戦で、
きっちり総仕上げといきたかったですが、
そういかなかったのが、ちょっと残念でしたね。

今後開幕までの4日間で、
どれだけチーム状態を整えられるかが、ポイントとなりますが、
チーム全体としては、ここ数年よりも蕾的なものが多く、
「不安」な開幕になってきそうな気もしています。
ただ落合政権初年度04年も決して下馬評も高くなく、
それほどの期待もないなかの開幕でしたが、、
戦っていく上でうまく噛み合い、リーグ優勝を成し遂げた。
その時期よりも「勝つ野球」を理解している選手が多いですし、
うまく流れに乗れさえすれば、力を発揮できる選手も多いはず。
それらはあくまで指揮官の舵取りにかかってきますが、
選手としては、最善のパフォーマンスを披露できるよう、
これからの期間でしっかりと準備していってほしいですね。

このオープン戦で自信を得たもの、課題を掴んだもの
それぞれだとは思いますが、あくまでも勝負シーズンに入ってから。
残りの数日間で状況が変化し、メンバーの入れ替えが生じる可能性も
高いでしょうが、チームとしてできるだけベストの形で開幕を。
そしてV奪回に向け4月3日、好スタートを切ってほしいと願います。

2009年3月29日 (日)

チェン上向き最終登板と荒木欠場開幕に暗雲。

オープン戦も残りあと2試合
総仕上げの段階を迎えたドラゴンズですが、
ナゴヤドームでの東北楽天戦は、1-3で敗れてしまいました。
先発したチェンが、7イニングを投げ、7安打3失点。
上昇気配でオープン戦を締めくくれたのが朗報な一方、
前日途中交代した荒木雅博が、このゲームを欠場
どうやら左太もも裏を痛めたようで、その状態次第では
最悪開幕に間に合わない可能性も浮上してきそうです。
その他代役攻守に奮闘、ウエスタン乱調やや不安など
この日のドラゴンズの話題をまとめました。

◇オープン戦
中日-東北楽天
(28日・ナゴヤドーム)
25816人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
東北楽天
中 日
[敗] チェン(3試合1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
チェン、齊藤、高橋 - 谷繁、小山

◇オープン戦・対東北楽天 スタメン
1 (中)藤井  (4打数1安打)
2 (遊)井端  (4打数1安打)
3 (三)森野  (4打数1安打)
4 (一)ブランコ (4打数無安打)
5 (左)和田  (3打数2安打)
6 (右)イ・ビョンギュ (3打数無安打)
7 (二)   (3打数1安打)
8 (捕)谷繁  (3打数無安打)
9 (投)チェン (2打数無安打)

【得点経過】
<1回・東北楽天> P・チェン
リック左安打、渡辺直人四球、鉄平投犠打、
1死二、三塁から、セギノール右前2点適時打(D 0-2 E)

<6回・東北楽天> P・チェン
鉄平右安打、セギノール右前打、
無死一、三塁から、中村紀洋遊ゴロ併殺打の間(D 0-3 E)

<8回ウラ・中日> P・マーカス・グウィン
左越え三塁打、谷繁見三振、
1死三塁から、小池中犠飛
(D 1-3 E)

【ゲームレビュー】
中日チェンは制球が甘かったが、
徐々に修正し7イニングを7安打3失点。
2年目のが三塁打を含む2安打を放った。
東北楽天は先発・田中が球威、制球とも申し分ない内容で
5イニングを3安打無失点と好投した。
打線は4番・セギノールが2安打2打点。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズトピックス(28日)

●チェン・ウェイン

<ナゴヤドームでの東北楽天戦で7イニングを3失点。
初回はいつもの課題が顔を出し、1死しか取れないうちに2失点。
ふらついたが、突然、マウンドに『仁王立ち』。
天性の快速球が生き返り、1死一塁から昨季までのチームメート
中村紀洋に対し、145キロでバットをへし折るなど、真っ向勝負。
最後は145キロ速球で空振り三振に取ると、次の山﨑武司も三振に>
「ストライクを取りにいくと例外なく打たれる。
ストライクを投げようとするのではなく、
自分のボールを投げよう、そう考えた方がストライクがいく。
下半身を使って、バランスを考えて投げた方が
自分のボールが投げられるので。
下半身を使って投げることだけを考えた」

<軌道修正した2回以降は快投。
トータルでは7イニングを投げ、7安打、1四球、3失点。
上り調子でオープン戦最終登板を終えて>
「最初から自信を持って投げればいいんですけど、
いつも立ち上がりが不安なんです」

<前回登板の反省を生かした。
21日福岡ソフトバンク戦で3イニング6失点と炎上したが、
24日には、登板予定のない横浜遠征にわざわざ同行。
練習に参加し、50メートル近い距離の遠投を繰り返し、
森コーチのマンツーマン指導で投球フォームを緊急修正。
本来の下半身を使ったピッチングを取り戻して>
「きょうが一番良かった。スライダーと真っすぐが良かった。
キレは大丈夫。ちょっと高かった。
感触は良くなった。いつでも投げられるように準備をしたい」

<1軍は4人までという外国人枠のハードルも、
もう心配はなさそう。来週末は横浜との開幕3連戦。
真っすぐ胸を張って『ベイ切り』に進んでいけそう>
「今のところ順調に来ているので、
開幕で先発ローテーションに入れるように頑張りたい」
中スポサンスポスポニチ名古屋ニッカン


●齊藤信介
<8回の1イニングで東北楽天の上位を対戦。
3番・鉄平を直球勝負で三ゴロに取るなど三者凡退に抑える。
これでオープン戦の登板は7試合で6イニング2/3となるが、
チームで1人、防御率0.00を継続中。
開幕1軍への輪郭が、徐々にハッキリ見えてきた>
「公式戦だったら(左投手に)代えられるかもしれないところ。
あれで真ん中にいったらものすごく印象が悪い。
思いっきり腕を振っていきました」
(中スポ)

●高橋聡文
<9回、東北楽天の中軸を三者凡退に抑える。
4番・セギノールには中堅への大飛球を放たれたが、
藤井の好捕に助けられる。反省する一方で、
MAX148キロをマークするなど仕上がりには満足そう>
「(大飛球は)フォークが落ちなかった。
投げた感触やフォームはよくなってきている」

<今や勝利の方程式には必要不可欠な存在だが、
あえて自らの立ち位置を競争の中と言い聞かせている。
齊藤、清水昭信、パヤノら救援陣の好調さも
自らの危機感に変えている。慢心をいさめて>
「意識するのは誰とは言えないが、みんないい。
開幕メンバーに入れるように一生懸命抑えるだけです」

<25日の巨人戦、26日の千葉ロッテ戦と連投して無失点。
中1日のこの日も結果を残したが、
緊張感を切らさないように心がけている>
「よくなってきているんで、それを継続しないと」
(中スポ)


◆荒木雅博
<前日のオリックス戦・8回1死の守備の場面で
途中交代したが、この日の東北楽天戦を欠場。
チームの方針でケガの詳細は明かさなかったが、
関係者の話を総合すると、左太もも裏に張りがある模様で、
この日は一度もグラウンドに現れず、球場内の施設で治療に専念。
4月3日の横浜との開幕戦の出場が微妙な状況に。
本人は出場に意欲を見せるが、慎重に故障を見極めたうえで、
開幕出場の可否を決めることになりそう>
「きょうはお休み。安静にしていました。
疲れが出たんで休んだだけです。
(29日の出場は)あしたにならないとわからない。
張りが出た? そんな感じですね。
開幕を考えての欠場? ボクの場合はそういうことです。
影響はない? そうですね」
(中スポ、おおさか報知スポニチ名古屋デイリー


●谷哲也
<荒木の故障欠場でめぐってきたチャンスで、輝きを放つ。
打っては3打数2安打で、定評のある打力をアピール。
守りでは専門外の二塁を無難にこなして見せて、笑顔>
「どんな形でも試合に出られるのならありがたいです」

<日本代表の田中将大からの一打が成長の証し。
5回の第2打席、追い込まれてからの決め球・スライダーに鋭く反応。
この試合でも竜打線を牛耳っていた右腕から、鮮やかな右前打。
8回にはグウィンから左越えに強烈な一打。
俊足をとばして一気に三塁を陥れ、パワーとスピードを見せる。
これでオープン戦の打撃成績は25打数10安打。打率は驚異の4割に>
「変化球にも対応できるような準備をしていた」

<加えて、本職の遊撃ではない二塁も
3本のゴロをミスなくさばくと、4回には右翼線の安打で
二塁を欲張った山﨑武司を完ぺきな中継でアウトに。
連係にも不安はないところを見せ、堅実に守り通してほおを緩める>
「試合ではほとんど守ったことがない。緊張しました。
いっぱい、いっぱいだった。エラーせずにできて良かった」

<荒木の故障はチームにとって痛手に違いないが、
公式戦に一度も出場したことのない2年目の男が、
苦境を救う『希望の光』になりそう>
「昨季一度も1軍に上がれなかった悔しさがある。
その分バットを振った。ノックも受けた。
オープン戦とはいえ、1軍でいい経験をさせてもらっている。
これからも一日一日アピールしたい」
中スポサンスポ時事通信

●川相内野守備走塁コーチ
<攻守に存在感満点のプレーぶりの谷に
首脳陣の評価はうなぎ上り。太鼓判を押して>
「セカンドでも違和感はないし、打つ方も守る方もよくやっている。
荒木の穴埋め? カバーできるだけの力は少しずつ付いてきている」
中スポ

●井端弘和
<荒木が出場しなかった影響で、この日は2番・遊撃で先発出場。
前日に続いて今年2度目のフル出場を果たす。
実戦で守るのは昨年のCS第2ステージ第4戦以来5カ月ぶり。
しかし6回無死一、三塁では中村紀洋の遊ゴロを
冷静にさばいて併殺を完成。4度の守備機会を無難にこなしたが、
守った感想については、慎重に言葉を選んで>
「今年初めてだから、よくわからない」
(中スポ)


●藤井淳志
<スタメンでは1番を打ち続けてきた荒木が欠場。
『代役』として12日の広島戦以来の1番に抜てきされたが、
打順にこだわらずスタイルを貫く構え>
「今日は荒木さんがいませんでしたから。
荒木さんがいて1番だったらヨシッと思うんでしょうけど。
何番でもやることは一緒です」

<打撃では6回、グウィンの内角直球に
バットを最短距離でぶつけ、中前打。
これでオープン戦通算31安打目を記録。
84年の長嶋清幸(広島)以来25年ぶりの量産に。
前日は5試合ぶりの無安打に終わったが、すぐに修正。
左打席で内角球を打つ時にバットが下から出るクセを
居残り特打で矯正すると、一夜明けで見事に内角球を打ち返して>
「きょうはいろいろなことを考えないように、
とにかく積極的に行こうと思っていました」

<オープン戦最後となるきょう29日の東北楽天戦で
32本目の安打を放てば、
70年の張本勲(東映)に肩を並べることになる。
たかがオープン戦と言う人がいるかもしれないが、
やぼな謙そんなどしない。
残した数字を素直に自信に変えて、開幕へと向かう>
「僕にとってはオープン戦の開幕戦が
(シーズンの)開幕のようなものだったんで…。光栄です!」
(中スポ、ニッカン

◆野本が1軍を離れる(中スポ)
(ドラフト1位の野本1軍を離れ、ナゴヤ球場で練習を始めた。
左足の張りを訴えて20日の試合途中に交代。
その後は別メニューで調整し、27日に1軍に再合流。
その際ノックも受けたが、完治していないと判断されたよう。
開幕直前の離脱により、開幕1軍は難しくなった)

●和田一浩
<WBC連覇の日本代表の1人・田中から唯一のマルチ安打。
オープンスタンスをやめる方向でフォームを改造していたが、
この日は昨年ほどではないものの、体を開き気味に構えを修正。
フォームは完成途上でも、開幕に向けた手応えは得ている様子>
「いろいろ試して修正しているところ。
オープン戦もあと1試合しかないけれど、(現状で)そんなに悪くもない。
シーズン中も変えていくだろうし」
(中スポ)

●森野将彦
<試合後に若手の谷、平田とともに精力的に居残り特打。
松永監督付広報の投げる球を約40分間ぶっ通しで打ち返し、
サク越えを連発。静かなドーム内に快音を響かす。
試合では9回にライナーで右前打。
5試合連続安打となり、開幕へ向けて上り調子になってきた>
「試合にもだいぶ慣れてきたし、体は元気なんで。
40分間? 体力もついてきましたね」

<試合前選手代表として、コナミ社の人気野球ゲームソフト
『パワプロ』の担当者からソフト2本を手渡されると、思い出を話す>
「若いころはよく『パワプロ』をやっていました。
鉄平(中日-東北楽天)がすごくうまいんです。
ボクも自信はあったんです。鉄平と対戦するまでは…。
毎年、ゲームの中の自分の力を見るのが楽しみでしたね」
(中スポ、<ドラ番記者>

●平田良介
<今のチームの『パワプロ』名人。本人も自負して>
「ボクか(2年目の)樋口でしょう」

<森野がもらったソフトも現名人の元へ。早速試すと>
「データが新しくてビックリしました」

<今年の開幕予想データが搭載されているという。ちなみに自分は?>
「6番・センター、でした」
(中スポ<ドラ番記者>

○中村紀洋(東北楽天)
<古巣・中日との試合でフル出場。
無安打に終わったものの、元気な姿を見せる。
昨年11月のファン感謝デー以来となるナゴヤドームに>
「懐かしい感じがしたね」

<6回無死一、三塁の場面では併殺打に倒れたものの、
三塁走者を本塁へ迎え入れて>
「あの場面はゴロを打つことを考えた。
1点が欲しかったから、狙って三遊間に転がした。
あれが中日で学んだ勝つための野球」
(中スポ、時事通信


◆吉見一起
<前日の登板中、ユニホーム左胸部分を血で赤く染めたが、
この日の練習では右手で普段通りに投げる一方で、
左手はバント練習の際も手袋を外さず、隠すようにしたまま。
右ではなく、左手に異常があった可能性も出てきた>
「場所は言えないです」
(中スポ)

◆井上一樹
<ベテランが駐車場で愛車に乗り込んだのは午後6時を回っていた。
試合終了からの約2時間、何をやっていたのか。
その答えは駐車場にかすかに聞こえた打球音にあった>
「室内で打っていたんだよ。若い選手と一緒にね。
いまやれることをやっていかないと」

<今年も開幕1軍の当落線上にいる。
おそらく首脳陣が描いている役割は左の代打だが、
今オープン戦は打率.313と結果を残し、
06年以来3年ぶりとなる開幕1軍が、おぼろげながら見えている>
「いや、まだ分からないよ。とにかくできることをやるしかない。
調子? 悪くはないよ。でも代打はね。
ラブストーリーと一緒、突然だから。
難しい中で結果を残していかないといけない」

<思えば昨年は開幕を目の前にして涙をのんだ。
オープン戦終盤で満塁弾を放った西川に敗れたことを
素直に認め、もう一度、2軍で鍛え直した。
腐らずにどんな状況になろうとも、平常心で歩むべき道を進んでいる。
今年で38歳になるベテランだが、鍛え抜かれた肉体はチームでも随一。
開幕までオープン戦残り1試合、復権への集中力は途切れない>
「期待されている役割は代打かもしれない。
でも、あきらめているわけじゃないよ。
いつでも最初から行けるように準備はしているよ」
中スポ

◆宮前トレーニングコーチ
<前日、久々に1軍に『復帰』。
前日までの職場はナゴヤ球場。
本隊が遠征をしている中、居残り組を担当していた。
リハビリ組ら選手たちの体調を管理するコーチの責任は重大。
しかも今年は2週間以上も遠征が続いていたから長かった>
「けっこうプレッシャーがかかったよ。
何かあったら大変だからね。でも大きなケガもなくてよかった」

<野手にとっては久々の再会となったが
チームを支えるスタッフに冷たい?言葉が待っていたようで>
「みんなどこ行っていたのって。
ブランコなんか『バケーションか?』って言われたよ」
(中スポ<ドラ番記者>

◇2009年 ベースボールメイツがお披露目(公式サイト)

◇浦衣織里 さん(ベースボールメイツ)
<この日発表されたナゴヤドームの
新ベースボールメイツ5人のうち最年少の18歳。笑顔で語り>
「将来(ナゴヤ)ドームのアナウンサーになるのが夢。
いろいろ勉強したい」
(中スポ)


若竜トピックス(28日)

◆ウエスタン・リーグ開幕戦
阪神-中日 2回戦
(28日・阪神鳴尾浜球場)
 D 001 000 010 = 2
 T 120 101 00× = 5
[敗] 山本昌(1試合1敗)
[D本] 新井1号
[Dバッテリー] 山本昌、中里、岩田、長峰 - 田中
公式サイト・戦評

●山本昌
<鳴尾浜でのウエスタン・阪神戦に先発したが、
最高気温10度という寒さも影響したのか、
5イニングで6安打4四球で4失点と、
開幕へ向けちょっぴり不安を残す。
おそらくこの日が開幕前の最終登板だったが、
持ち味の制球力が鳴りを潜め、カウント0-3が3度。
4四球も与え、118球と球数も多かった。
この日の最速は136キロ。
ファウルが37球だったのに対し、空振りは8球。
空振りをなかなか奪えなかったのも、投球を苦しくしてしまった。
いつも柔和な表情で取材に応じるが、
試合後のベンチでは珍しく下を向いて>
「ダメ。ダメだよ。きょうはオレ(の取材)はいいよ」

<順調に調整を重ね、キャンプ後は中6日程度のペースで登板。
この日も失点を重ねたとはいえ、『長い回を投げる』というテーマはクリア。
5イニング、118球はともにキャンプ後最多、
冗談を言う余裕があったのは救いであり、竜党にとっては光明か>
「球数を投げたかったけど、
(アウトがなかなか取れずに)本当に球数投げちゃったよ」
(中スポ)

『乾燥していてボールが滑ったけど、
本番でもこういう状態のときはあるので言い訳にはなりません。
なんといってもボールが先行したのがダメでした。
最初から5回以上は投げるつもりでしたが、
さすがに118球も投げるとこれまでにはない疲れを感じます。
ただ失点自体はあまり気にしていないので、
公式戦で投げるまでに詰めの調整をしっかりしておきます』

(山本昌公式「山本昌広ニュース」より引用)

●岩﨑恭平
<ドラフト3位の新人が
ウエスタン・リーグながら公式戦デビューを果たす。
7回の守備から遊撃で途中出場。
1打数無安打に終わったが、守備は無難にこなして>
「緊張はしませんでした。楽しくプレーできました」
(中スポ)

●岩田慎司
<ドラフト5位の新人が、ウエスタン公式戦デビュー。
7回に登板し、1イニングを2安打無失点>
「とにかくゼロで抑えられたのがよかったです」
(中スポ)


オープン戦も残りあと2試合
開幕まで1週間を切りましたが、
依然として、チームの調子が上がってこない感のドラゴンズ
ナゴヤドームでの東北楽天とのオープン戦初対戦は、
前日の中スポ杯に続き、この日は『東海テレビ杯』
かかったようですが、またしても1-3で黒星
犠飛での1点のみと、打線の繋がりの低さが目立ちますよね。
まあきょうの試合でオープン戦もいよいよ最後。
ラストぐらいは良い感じで締めてほしいなと思います。

ゲームを振り返ると、明るい話題としては、
先発したチェンが7イニングを投げ、7安打3失点。
立ち上がり相変わらず不安定
安打と四球でピンチを招き、
セギノールの2点二塁打で先制こそ許したものの、
その後、投球に集中していくなかで修正に成功
高めに浮く球も徐々に減り、安定感を取り戻したようですね。
ストレートも140キロ台中盤をマークし、キレもよくなったとのこと。
ジャパンの「マサオ」こと田中将大との
投げ合いになったことも好作用となったか、
2回以降は6回に併殺打の間に、1点を奪われたのみ。
今季最長となる7イニングを投げ抜き、
上昇の兆しを得るラスト登板となったようです。


力投チェン復調。前回登板の福岡では、
立ち上がりから炎上するなど、
3イニング6失点。
状態次第では、中継ぎ起用もあるか
ともいわれていた左腕ですが、
遠征中の突貫工事もあって、
下半身を使って
力強いボールを投げる
フォームを取り戻せたようですね。
まあ立ち上がりという
課題が残っているとはいうものの、
昨季なみのボールを投げられれば、
そうは打たれないはずですし、
公式戦でもしっかり下を使って投げてほしいと願うばかり。
今回の好投で開幕ローテーション入りを確定させ、
おそらく横浜との3連戦のどこかで登板することになりそう。
今季は「左のエース」としての期待も大きい背番号21
何とか開幕に間に合ったことを、ヨシとしておきましょう。


一方、野手陣では恐れていた『不安』が…。
前日のオリックス戦の終盤に途中交代
当初は「心配ない」といわれていた荒木選手会長
ところが意外に事が深刻となっているようで。
↑にもありますが、本番モードであるはずのスタメンに
その名前がないばかりか、この日は練習にも姿を見せずに欠場
チーム方針で故障個所などは明らかにされませんが、
どうやら、左太もも裏に張りがあるとのこと。
荒木本人「影響はない? そうですね」とはいうものの、
太もも裏というのは、実に深刻な個所でもありますし、
その回復具合によっては、最悪開幕戦に間に合わない可能性も?
開幕を前にして、チームにとっても、
思わぬ不安材料が持ち上がってしまったようです。


開幕を前にして注意しなくてはいけないのが、故障
ここまでルーキーの野本が左足を痛めたぐらいで、
主力選手は何とか無事に開幕を迎えられるのではと
ホッとしていた矢先のこのアクシデント
特に選手会長、及び切り込み隊長でもある荒木だけに、
チーム的にも、調整に狂いが生じることとなりましたね。
特にその深刻さを感じたのは、
この日のスタメンショートに、井端が入ったこと。
荒木の代役として、攻守に奮闘していましたが、
荒木のケガが軽度なら、井端はそのまま二塁で起用していたはず。
それをわざわざ遊撃に戻したということは、
新二遊間が場合によっては、間に合わないということでしょうか。

まあ幸いにもまだ開幕までがありますし、
まずは荒木のケガが介抱に向かうことを願いたいですね。
最悪時間がかかるようなことになっても、しっかりと治すことが先決。
プレーでの不調はゲームをこなしていくうちに、
上げていくことができるでしょうが、
もちろんそれはコンディションが万全な上でのこと。
開幕に間に合えば、ファンとしては心強いですが、
あくまで慎重に事を進めてほしいと願うところです。

2009年3月28日 (土)

吉見開幕投手へ準備万端、竜仕上げの3連戦。

開幕までちょうど1週間前となったこの日、
ナゴヤドームに戻ってきたドラゴンズは、オリックスと対戦。
主力を並べた本番モードで臨んだものの、
今イチ繋がらず、1-3と黒星となりましたが、
先発した吉見一起が、6イニング4安打2失点と好投。
オープン戦ラスト登板を納得のカタチで締め、
プロ初となる開幕投手の座を決定的にしました。
その他すっかり遅くなりましたが、3月27日の竜のまとめを。

◇オープン戦
中日-オリックス
(27日・ナゴヤドーム)
20761人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
オリックス
中 日
[敗] 吉見(3試合1勝1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
吉見、パヤノ、平井、清水昭信 - 谷繁、小山

◇オープン戦・対オリックス スタメン
1 (遊)荒木  (3打数1安打)
2 (二)井端  (3打数1安打)
3 (三)森野  (4打数2安打)
4 (一)ブランコ (4打数1安打)
5 (左)和田  (3打数1安打)
6 (右)イ・ビョンギュ (2打数無安打)
7 (中)藤井  (4打数無安打)
8 (捕)谷繁  (2打数無安打)
9 (投)吉見  (1打数無安打)

【得点経過】
<5回・オリックス> P・吉見
フェルナンデス左腕死球、後藤右中間二塁打、
無死二、三塁から、北川右犠飛(D 0-1 Bs)

<6回・オリックス> P・吉見
坂口遊ゴロ、大村一塁強襲内野安打、
ラロッカの時吉見ボーク、ラロッカ空三振、
2死二塁から、ローズ中越え適時二塁打(D 0-2 Bs)

<8回・オリックス> P・パヤノ
坂口空三振、大村中安打、
遊撃・荒木→谷に交代
ラロッカ左中間二塁打、
1死二、三塁から、ローズ右前適時打(D 0-3 Bs)

<9回ウラ・中日> P・ジョナサン・レスター
ブランコ一ゴロ、和田中越え二塁打・代走岩﨑達郎、
1死二塁から、小池の時レスターワイルドピッチ
(D 1-3 Bs)
小池空三振、藤井見三振、試合終了

【ゲームレビュー】
中日の先発・吉見は粘りの投球で6イニング2失点。
藤井は5試合ぶりに無安打に終わった。
オリックスは先発・近藤が6イニング3安打無失点、三塁を踏ませなかった。
2番手・香月はオープン戦初登板。
打撃好調のローズが2本の適時打を放った。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズトピックス(27日)

●吉見一起

<ナゴヤドームでのオリックス戦に先発し、
6イニングを投げ、4安打2失点と好投。
仕上がり順調で4月3日の開幕戦(対横浜・ナゴド)で
開幕投手の大役を任される最右翼。
キャンプから順調に階段を上がってきたが、
オープン戦ラスト登板もしっかり締めて>
「きょうは調子自体はあまり良くなかったんです。
でも、初回から集中していこうと決めて投げたので、
それはできたかなと思います」

<4回まで許した走者は1回の安打の大村だけと圧倒。
走者を背負っても動じず、フォークを決め球にアウトを重ねた。
3回1死から、この日3つめの三振を大引からフォークで取ると、
4回2死からローズを仕留めたのも内角フォーク。
5回も1死三塁で日高も決め球で空振り三振に仕留めた。
キレ味鋭い宝刀で140キロ台中盤の直球も生かし、
5、6回に1点ずつ取られたものの、
開幕までの最終登板を上々の内容で終えた>
「結果を見ればまあまあ。
絶好調ではなかったですが、粘り強く投げられました」

<開幕投手については、微妙な苦笑いで>
「ご想像にお任せします。何も言われてないので…。
本当に何も聞いていないんです。
(オープン戦最後の登板から開幕まで)中5日とか、
そういううわさもあるので、そう考えると
ボクは中6日になるので当てはまらないかなと思います。
誰かが1本立ちというよりみんなで力を合わせればいい」

<成長の過程も着々。昨春はガムシャラに投げたが、
今年は冷静に調整できる余裕がある>
「順調と言えば順調かなと思います。
打たれたり、点を取られたりはしていますけど、
自分のやりたいことはテーマを持ってやれているので。
何も言われてないし、開幕も意識してないですけど、不安はないですね。
今年は研究もされてくると思うけど、
その中で自分の力を信じてやっていきたい」

<何度も対戦を重ねるプロならではの駆け引き
試合後には早川コーチ、川相コーチと話し合ったが>
「研究されている分、『だまし合い』じゃないけど、
こっちも考えてやっていかないといけないという話をしてもらいました」

<6回には右手から出血し、ユニホームに血がべっとり。
心配させたが、『次回』への影響はなさそう>
「大丈夫です」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
スポニチ名古屋ニッカンデイリー

●森バッテリーチーフコーチ
<開幕投手についてこう話すにとどめたが、
この日の吉見の投球には納得しているもよう>
「開幕ローテ? とっくに決まってる」
中スポスポニチ名古屋ニッカン


●平井正史
<8回1死一、三塁のピンチで
1点を失ったパヤノに代わって登板したが、
フェルナンデス空振り三振。後藤遊ゴロと無失点で切り抜ける。
それでも好火消しを演じた結果よりも、
この日投げた9球の質に復活の手応えを感じていた>
「球自体は昨年よりいい。スピードもキレも。
球の内容に満足している」

<昨年は登板数が中日移籍後最少の37試合にとどまり、
防御率も5.14。不本意な成績だったが、
今季もオープン戦序盤で2試合連続して救援に失敗し、
14日から22日までのロードでは
メンバーから外れていた。充実感を口にして>
「そういう(つらい)時期もあったけど。
今は第一に自分が不安なく投げられている」

<右のセットアッパーは清水昭信、齊藤ら
若手がオープン戦で結果を残しているが
実績面の不安はどうしてもついて回る。
若手の躍進に目を細めつつ、自らの居場所を簡単には譲らない構え>
「やっぱり若いのが出てこないとね。僕もあきらめるわけじゃない」

<オープン戦も残すところあと2戦。
微調整を重ねてベテランが存在感を示す>
「あとはコントロール。まだ雑なところがある」
中スポ

●清水昭信
<9回の1イニングを1奪三振の三者凡退、最後を締めくくる。
前回25日の巨人戦は打者3人で1死しか取れず、2安打1失点。
新セットアッパー候補が快投で不安をぬぐう>
「ボール自体の力はあったと思います」
(中スポ)


●森野将彦
<今年初めて本番モードのオーダーで挑んだが、
結果だけ見れば、オリックス・近藤の前に
2併殺などで打ち崩せず。それでも3番打者はこう説明>
「オープン戦も残り3試合ですからね。
そりゃ(内容を重視した)今までとは違いますよ。
でもだからといって結果、内容ともに重要。
その辺は微妙に公式戦とは違います。
その中で状態はよくなっていますよ」

<半分本気で半分調整。それが1回の1打席目に集約されている。
無死一、二塁のチャンスで遊飛に倒れたが>
「あの打席、打つなら強引に引っ張ってでも走者を進めるケース。
でも、それで結果を出してもね。
いまは自分のフォームを崩さずに打った方がいい。
ああいう結果になったけど、オープン戦なら失敗できますから」
中スポ

●イ・ビョンギュ
<『6番・右翼』で先発したが、2打席で代打を送られる。
オープン戦は44打数7安打の打率.159と大不振。
広島・前田健太から放ったグランドスラムを除けば、
著しく精彩を欠いている。口数も少なく、
このひと言だけを残して球場を去る>
「あと2戦で開幕? 一生懸命頑張ります」
(中スポ、スポニチ名古屋

●石嶺打撃コーチ
<個々に目を向ければ、
本番の打撃に近づいている主力選手について>
「若い選手と違って主力は個々に抱える課題をクリアしていけばいい。
結果より内容だから。その意味でも心配はないよ」
中スポ

●井端弘和
<右目の異常で出遅れたが、ピッチを上げてきた。
実戦復帰して以来、出場8試合目にして
初めてフル出場を果たしたが、涼しい顔>
「これまでも長いイニング出てきたから、特別どうということはないよ」

<また4月1日からスカパー!のCMに出演することに。
CM『ヒーローインタビュー』篇のキャラクターの一人に
中日から選ばれ、名古屋地区限定で放送される。
CMではヒーローインタビューを受けるという設定で
最後に『スカパー!で会いましょう』と手を振って
観客(視聴者)に呼びかけているが、撮影の感想を語り>
「本番のヒーローインタビューより難しかった。
決まっていることをしゃべるのは難しい」
(中スポ)

●藤井淳志
<ほぼ開幕のベストオーダーに名を連ね、
『7番・中堅手』で出場したが、5試合ぶりの無安打。
オープン戦20試合に出場して無安打試合はわずか3試合で、
4打数無安打は初めてだったが、前を向いて>
「こういうときもあるので、反省するところは反省して、
引きづらないように、切り替えたい」

<試合後の居残り特打で立浪兼任コーチに指導を受けて>
「悪いところを気づかせてもらってありがたいです」
(中スポ)

●立浪和義兼任コーチ
<試合後、居残り特打をしていた藤井にワンポイントレッスン。
左打席に立たせると、あえて高めのボールをトスして、
上からたたくことを覚え込ませる>
「(左打席のとき)インコースになると
バットが下がって出てくる。それが課題だから」
(中スポ)

●小山桂司
<8回、ストッパー・加藤の初球スライダーを
中前に弾き返し、代打としての適性を見せる。
捕手らしい読みが的中。谷繁に続く捕手として
開幕1軍を狙っているが、打力もアピール材料になりそう>
「右の代打はチームに少ないですから」
(中スポ)

●谷哲也
<初の開幕1軍を狙うが、途中出場でアピールに成功。
8回途中遊撃の守りでグラウンドに立つと、
1度きりの打席で加藤から右前打を放つ。
自慢の打力で限られたチャンスをしっかり生かして>
「こういう結果をコツコツ積み重ねていきたい」
(中スポ)

◆野本圭(ドラフト1位)
<左足の違和感を訴えて戦線を離脱していたが、
約1週間ぶりに1軍へ合流。
この日は守備練習で軽快な動きを披露したが、
フリー打撃は行わず、試合ではベンチに入らなかった。
完全回復にはもう少し時間がかかりそう>
「気持ちだけは元気です」
(中スポ)

◆樋口1軍サブマネジャー
<14日から続いたロードがやっと終了。
チームは練習試合を含めて8つの球場を巡ったが、
方向音痴などの悩みを打ち明けたドラ番に、優しくこう答えて>
「私も(マネジャーに転身1年目の)昨年は大変だったよ。
行く球場、多いから。
ま、ひと回りしたら覚えるんじゃない?」
(中スポ<ドラ番記者>


●荒木雅博

<8回途中で守備交代。軽度の故障が疑われるが>
「大丈夫。何でもないです」

<試合前にはドアラらともに
『ドラゴンズ・ロード2009』のテープカットに出席>
「この列車(ドラゴンズ・トレイン2009)で
たくさんの方がナゴヤドームに来てほしいですね」
サンスポニッカン

◇ドラゴンズロードがお披露目(公式サイト)
◇ドラゴンズトレイン&ロード オープン。(公式ブログ)
◇ドラゴンズ地下鉄GO 出発式にドアラら(中日新聞)
◇地下鉄からナゴヤドームまで竜一色(中スポ)
(名古屋市営地下鉄名城線のナゴヤドーム前矢田駅
この日、ドラゴンズの選手紹介パネルなど
大型写真約90枚をずらりと並べた約150メートルの
『ドラゴンズ・ロード2009』がオープン。
荒木選手会長、ドアラらが出席して、開通のテープカットが行われた。
同線では『ドラゴンズ・トレイン2009』も登場。
車外に落合監督主力12選手をプリントしたほか
車内も床に芝や打席もデザイン。1日7~10本を運行。
『ロード』『トレイン』ともに11月20日まで展開予定)

◆ドアラレトルトカレー 甘辛の2種類(中スポ)
ドアラが今度はカレーをプロデュース。
老舗カレーメーカー・オリエンタルとタッグを組んで、
レトルトの『ドアラカレー』を開発。
カレーは「おとなって、辛口」「こどもって、甘口」の2種類。
同社では00年以降、甘口を製造していなかったが、
ドアラ側「親子で食べられるように」と提案し、両方そろえた。
完成品にドアラも満足そう。30日から主に東海地区で発売。
1つ200グラム入りで250円(税別))

◆ドアラカレー おとなって、辛口(株式会社オリエンタル)
◆ドアラカレー こどもって、甘口(株式会社オリエンタル)


若竜トピックス(27日)

◆ウエスタン・リーグ開幕戦
阪神-中日 1回戦
(27日・阪神鳴尾浜球場)
 D 000 100 000 = 1
 T 000 042 00× = 6
[敗] 佐藤充(1試合1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー] 佐藤充、鈴木、山内 - 前田、小川
公式サイト・戦評

●佐藤充
<右ひざ手術からの復帰を目指すが、順調な回復ぶりを見せつける。
鳴尾浜球場で行われたウエスタン・リーグ開幕戦の阪神戦に先発。
結果だけを見れば、5イニング4失点で負け投手。
それでも悲壮感はなく、復活へ向けて確かな手応えをつかみ>
「結果は出ませんでしたが、ボールの感じは悪くありませんでした」

<次のステップは結果で首脳陣にアピールすること。
この日は4回までパーフェクトに抑えながら、
5回に送りバントを挟み3ランを含む5連打で一挙4失点。
昨年は1勝に終わったが、再ブレークへ向けキバは研いでいる>
「結果を出さないといけない立場ですから。
上(1軍)に行けるように結果を出したいですね」
中スポ

◆田中大輔
<試合前、ベンチ前で送球練習をしたり、
アメリカンノックもこなすなど、人一倍精力的に動く。
阪神とのウエスタン開幕戦を迎えた鳴尾浜球場、
出場機会はなかったが、前だけを向いて>
「状態はよくなってきました。早く、遅れを取り戻したいです」

<ほんの2カ月前までは球を握ることはおろか、
生活するのも困難だった。オフに右肩関節唇を損傷。
美穂夫人とともに暮らす自宅では三角巾をしたまま過ごした。
昨年12月に結婚した夫人の支えが回復につながったと振り返る。
精神面でも支えてくれた。選手生命を脅かすほどのケガで、
今後の生活が不安になってもおかしくないのに
『無理せずに頑張って』と優しく声をかけてくれたという>
「(家事を任せきりにして)何もしなかったのが、
肩に良かったのだと思います」

<実は鳴尾浜球場がある兵庫県は、
07年にプロポーズした場所でもある。少し出遅れはしたが、
思い出の地・兵庫から1軍での女房役を虎視眈々と狙っている>
「奥さんもそうですし、いろいろな人に迷惑をかけてしまいました。
活躍して恩返ししないと」
(中スポ)

◆亀卦川トレーナー
<右肩が猛スピードで回復した田中について目を丸くして>
「驚異的な回復力ということでしょう」
(中スポ)

◆中村捕手コーチ
<2軍の捕手起用について>
「捕手の3人(田中、前田、小川)はしばらく同じくらい使っていく」
(中スポ)


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
すっかり遅くなって申し訳ありません。
もともと更新の速度を重視していないブログではありますが、
きょうはちょっと出かけていて、更新がこんな時間に…。
すっかり旬を逃してしまいましたが、
備忘録という観点で読んでもらえば、ありがたいなと。

実はきょう28日、毎年恒例の
明治神宮へ必勝祈願に行って参りました。
例年は正月に初詣を兼ねて行うのですが、
今年は喪中であったために、それが叶わず。
喪が明けた今月、当初は22日に行こうと計画していたのですが、
まさかの強風及び雨のため、断念。
開幕を前にしては、きょう28日とあす29日しかなく、
結果としては、スカパー!の中継がないきょうにしようと。
正月と違い比較的すいていた神宮で、じっくりと祈願
もちろん恒例の『必勝御守』も購入いたしましたよ。

そんな明治神宮での祈願を終え、
その後表参道-青山通り、そして外苑前駅辺りを、
散歩がてらに歩いていたのですが、
神宮球場の近くの外苑西通り(青山キラー通り)には、
東京ヤクルトの選手の応援幕、フラッグなどが、
街灯などに随分飾ってありましたね。
2009シーズン Just Play to Win PRプロジェクト』と
言うプロジェクトの一環らしいですが、
一番真っ先に目についてしまったのが、
かのドラゴンズキラー・館山昌平
青山ベルコモンズの前で見上げたら、
「響くのはミットではなく、歓声。」との
フレーズとともにいきなりのあの顔が。
さらに福地、川島慶三、宮本、イム・チャンヨンなど、
昨年の対戦でやられた選手がたくさん出てきて、ちょっとやな感じ
この日新装・ドラゴンズロードが開通したようですが、
そこまで豪華ではないものの、神宮球場周辺も
それなりにペナント開幕への準備が進んでいるようです。


それはさておき、オリックス戦を振り返りますが、
オープン戦もいよいよラスト3試合と総仕上げの時期に。
約2週間に渡ったロードを終えて、
再びナゴヤドームに戻ってきたドラゴンズでしたが、
「55周年記念中日スポーツ杯」をかけて行われた一戦は、1-3で黒星。
先日の小牧市長杯に続き、またも勝利で飾れなかったようで。

開幕まであと1週間を切り、いよいよ本番モード
前日の千葉マリンとは違い、
完全に主力でスタメンを固めたにも関わらず、
そのオーダーが不発に終わってしまったよう。
初回のブランコの1-6-3をきっかけに、この日は3併殺
4回、そして7回と、チャンスを作りはしたものの、
そういうときに限って、あと一押しが出来ずゲッツー
さらに8回ウラは、オリックス4番手・加藤を攻め、
小山、谷、そして井端とヒット3本で
満塁のチャンスを作り、ようやく反撃かと思いきや、
この日2安打の森野が、ボテボテの二塁ゴロ。
9回ウラに、オリックスの新外国人、
レスターのワイルドピッチで1点を返しましたが、
結局得点は、その1点のみ
おそらく1週間後の開幕戦のオーダーは
このカタチが濃厚と思われますが、
まだまだ「線」にはなっていない様子。
おまけに荒木が8回の守備の途中で交代し、フル出場できず
まあ故障とまではいかないにしろ、いくらかの不安も。
ただ中スポによると、主力選手個々に目を向ければ
本番の打撃に近づいているそうですし、
さらに石嶺コーチ「結果より内容。その意味でも心配はない」と。
もちろんそこには、数字的には低空飛行の
ビョンも入っているだろうと、とりあえず信じておきます。


一方投手陣は、開幕投手最右翼と言われる
吉見が、開幕1週間前となるこの日に先発。
球が高めに浮くなど、持ち味の制球がやや甘かったそうですが、
キャンプから精度アップをテーマにして
磨いてきたフォークボールがキレていたようで、
ピンチで三振を奪うなど要所を締めて、
6イニングを投げ、4安打2失点。
打線の援護がなく、負け投手にはなってしまったものの、
粘りの投球で、うまくまとめたようですね。
前日の浅尾とともに、低調投手陣のなかで
比較的安定した結果を残してきた右腕
ラスト登板でも仕上がりの順調ぶりを披露し、
プロ4年目で初となる開幕投手を引き寄せた感が。
中6日という日数も考えると、4月3日・横浜との開幕戦で
背番号19が、先発する可能性が高いといえるでしょう。


吉見で開幕?オープン戦の数字を踏まえ、
開幕投手候補といえそうなのは、
吉見、チェン、浅尾、山本昌の4人。
当初本命と言われていた
中田は、前回登板で炎上。
朝倉もだいぶ上がって来たものの、
完調にはもう少し。
先発としての経験値の少ない
浅尾もおそらくないだろう。
さらにキャンプ当初の森語録で、
若手を起用することを示唆。
そうなると自然と大ベテラン・43歳は消えてくる。
やはりこの吉見か、復調気配を見せたチェン
(きょう28日東北楽天戦・7イニング3失点)のどちらかが
開幕投手じゃないかと思いますが、果たして!?
自分的には順当に吉見を推しているのですが、
どちらにしても、大役であることは間違いないですし、
その重圧たるや、日が近づくほどに大きくなってくると思われます。
ただこの経験が、今季の、そして今後の登板
必ずや生きてきますし、ぜひとも頑張ってほしいものですね。

これまでずっと開幕を担ってきたエースはもういない。
しかしそのエースの穴を埋める資質を持つうえ、
ブレークした昨季よりも、着々と進化している今季の吉見
ここまで2カ月間、しっかりと調整してきたを、
1週間後のナゴヤドームのマウンドで、見せてもらいたいなと。
次回登板、若き右腕の快投を期待したいと思います。

2009年3月27日 (金)

浅尾開幕ローテ当確、若竜寒中最終品評会!

ビジター遠征最後となった千葉マリンでのマリーンズ戦
しかしそのスタメンに名を連ねたのは、若竜ばかり
寒風吹くなか開幕1軍に向け、最後のアピールの場となりましたが、
先発・浅尾が7回途中まで投げ、7安打1失点と好投。
結果を残し、開幕ローテーションの座当確ランプを点しました。
その他堂上直倫ダメ押し打、藤井イチローに並ぶ、
ブランコ逆風切り裂き弾など、この日の竜のまとめを。

◇オープン戦
千葉ロッテ-中日
(26日・千葉マリンスタジアム)
9216人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
千葉ロッテ
[勝] 浅尾(5試合3勝)
[S] 岩瀬(6試合1S)
[D本] ブランコ6号2ラン
[Dバッテリー]
浅尾、パヤノ、高橋、齊藤、平井、岩瀬 - 清水将海、小田

◇オープン戦・対千葉ロッテ スタメン
1 (遊)   (3打数無安打)
2 (中)藤井  (4打数1安打)
3 (右)小池  (4打数2安打)
4 (一)ブランコ (1打数1安打2打点)
5 (左)堂上剛裕 (4打数1安打)
6 (三)堂上直倫 (4打数2安打2打点)
7 (二)柳田  (3打数1安打)
8 (捕)清水将海 (2打数無安打)
9 (投)浅尾  (2打数無安打)

【得点経過】
<1回・中日> P・清水直行
左ヒジ死球、藤井遊撃内野安打、小池遊ゴロ6-6-3併殺、
2死三塁から、ブランコ左越え2ラン本塁打
(D 2-0 M)

<2回ウラ・千葉ロッテ> P・浅尾
サブロー空三振、根元一塁線突破二塁打、
1死二塁から、塀内中前適時打(D 2-1 M)

<9回・中日> P・荻野
藤井空三振、小池空三振、
平田中前打、堂上剛裕左前二塁打(神戸拙守)、
2死二、三塁から、堂上直倫左中間突破2点二塁打
(D 4-1 M)

【ゲームレビュー】
中日浅尾が6イニング2/3を7安打1失点と粘った。
千葉ロッテは開幕投手の清水直行が5イニング2失点。
1回はブランコに2ランは許したが、その後は二塁を踏ませなかった。
出遅れた成瀬も3イニングを2安打3奪三振の0点に抑えてめどが立った。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズトピックス(26日)

○浅尾拓也

<千葉ロッテとのオープン戦に先発し、6イニング2/3を1失点。
7安打されながらも粘りの投球で、オープン戦ラスト登板を締めくくる。
開幕の先発枠入りを確実にする好投に充実感をにじませ>
「ランナーを出し過ぎましたが、1点で抑えられたのは納得できる。
もっとストライクを先行させられれば、もう少し楽できた。
スタミナは問題なかった」

<セットアッパーから先発へ。
単に役割だけではなく、投球スタイルも『チェンジ』。
『ペース配分』を身に付けた投球で要所を抑えきって>
「力を入れるところとそうじゃないところを区別するようになった。
『いかに楽に抑えるか』が大切だとわかってきた」

<プロ入り後初の『中5日』での先発も全く問題なし。
20日の福岡ソフトバンク戦で6イニングを投げ、
この日は6イニング2/3、106球を投げた。
細身の体に、ローテ投手にふさわしいタフさも備わってきた>
「疲れ? 大丈夫です。
ボクはいけと言われたところで投げるしかない」

<この日はオープン戦で初めて指名打者を採用しなかったが、
昨季1打席しか経験していない右腕を打席に立たせようという
配慮もあっただろう。二ゴロ、三ゴロに終わり苦笑い>
「打つのは好きです。そう簡単には打てないですけど」

<オープン戦では計23イニング2/3を投げて防御率は2.66。
4度の先発で抜群の安定感を示し、順調に準備段階を終えた
開幕はおよそ1週間後。追い込みの調整に向け気を引き締めて>
「先発と中継ぎは全然違います。
例えを挙げれば、中継ぎは感情を表に出すし、
先発は冷静に抑えるという感じ。
ボクは? 冷静なタイプだと思うんですが」
中スポサンスポ時事通信

○清水将海
<ベテランが古巣・千葉ロッテ相手に先発マスク。
今オープン戦初スタメン、出場も途中1軍を離れていたこともあり、
12日の広島戦以来だったが、先発・浅尾をリード。
7回途中1失点の好投を引き出して満足そう>
「投球テンポに気をつけて投げさせた。
あいつ(浅尾)の悪いときはテンポも悪いから」
(中スポ)


○高橋聡文
<セットアッパーも連投テスト。
左の神戸を空振り三振に仕留め、開幕にまた一歩前進>
「真っすぐのキレが少しずつでてきたんで…。
あと1週間ほどで仕上げていきたいと思います」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<今オープン戦初の連投。当初は1イニングを投げる予定だったが、
この日の関東地方は一部で朝、小雪が舞うほど。
9回2死から1アウトだけに減ってしまい、試合後はぼやく>
「寒さでイニング短くなっちゃった」

<早川を相手に、最後は138キロ真っすぐを空振りさせて三振。
初セーブもついたが、ここまでを振り返って>
「思ったよりも調子が上がってこなかった」

<開幕を1週間後に控えて
まだまだ納得できる状態にはなっていないという。
物足りない何かは、公式戦と意識が付け足してくれるはず>
「あとは本番になってから。自分に期待している。
(残るオープン戦3連戦で)どこかでもう一度投げて」
(中スポ)


○藤井淳志
<初回に左打席で清水直行から遊撃内野安打。
バットを折りながら三遊間への弱いゴロ。
遊撃・塀内の肩との勝負は、足が圧勝。
連続試合安打を4に伸ばし、94年のイチロー以来
15年ぶりとなるオープン戦30安打に到達。
プロ4年目は謙虚に話して>
「1試合1試合、1打席1打席に集中している結果。
1試合、1打席を大事にしていくだけ。
何本打ったとか数字は考えない。積み重ねるのみ」

<イチローは24試合92打席で打ったが、19試合80打席で到達。
天才よりも少ない打数だけに価値があるが>
「本当ですか、うれしいですね。
ボクはたくさん打席に立たせてもらっているからだと思っていました…。
光栄ですよ。シーズンでもがんばらないと。
でも、イチローさんの94年と今のボクじゃ年齢が違いますから。
そのころのイチローさんは21歳ですよね? ボクは今年で28歳ですよ」

<イチローはその94年に日本記録のシーズン210安打を達成。
同じ俊足巧打タイプだけに、大ブレークの予感が漂うが>
「1年間に打てる安打数は決まっているという人もいますけど、
ボクはそんなこと信じません。今打たないと、ボクに先はないんです」
中スポサンスポおおさか報知スポニチスポニチ名古屋デイリー


○トニ・ブランコ
<1回2死三塁、千葉ロッテのエース・清水直行の
139キロの速球を振り抜くと、8メートルの逆風をものともせず、
ライナーで左翼席へ運ぶ先制2ラン。
オープン戦初の2戦連発を見せてくれた期待の新大砲、
1打席のみで初回の守備からは交代したが、終始ご満悦>
「タイミングもうまく取れたし、球種を見極めて打つことができたよ。
今はボールがよく見えているよ」

<研究熱心なまじめさが、この日のアーチを生み出した。
試合前のフリー打撃の後、一度ロッカールームに引き揚げたが、
10分ほどして再びグラウンドへ。そして1人で黙々とティー打撃に打ち込む。
この日は落合監督からの直接指導は得られなかったが、
ありがたい教えを復習して、一発に結びつけた>
「今のいい感じを忘れたくない。体に染みつかせたくて打ち込んだよ」

<母国に残してきた妻と2人の息子は、予定を前倒しして
ペナント開幕早々の4月中に名古屋に呼び寄せるという。
絶好調の今をもってなお向上心を忘れない大砲は>
「落合監督の教えをもっとしっかりできるようにならなくちゃ」
中スポサンスポおおさか報知時事通信スポニチ名古屋ニッカン

○石嶺打撃コーチ
<この日1打席のみ、守備にも就かずに退いたブランコについて>
「わからないけど(27日から3日間の)ナゴヤドームもあるしね」

<開幕直前にアピールした堂上直倫、柳田について>
「あした(28日)から主力が出るし、2軍も開幕する。
彼らは2軍で試合に出て経験しないといけないからね。
でも、いいものは見せてもらったよ」
中スポ

○堂上直倫
<一足先に帰名した主力に代わり、柳田とともにスポット参戦。
スタメンで出場し、2回に左前打を放つと、
9回2死二、三塁から左中間への2点適時二塁打。しっかりと結果を残して>
「適時打? 2、3打席と三振で内容もよくなかったで、
最後は後悔しないようにと思って打席に入りました」

<価値ある2安打にはワケがあった。
試合前から立浪兼任コーチが徹底指導。
9回はベンチ前で身ぶり手ぶりの指導を受けて、打席に向かっていた>
「以前から言われていたことなんですが、
打ちにいくときに体重が後ろに残っていると。そのことを意識しました」

<きょう27日からは、ウエスタン・リーグが開幕する。
わずか1日とはいえ、師匠の教え、掴んだ自信を胸に
今度は戦力として帰ってきたい>
「1日でしたけど、いい経験になりました」
(中スポ)

○小池正晃
<4回無死、清水直行からうまく左前に運ぶ安打。
初回に遊ゴロ失策を喫したリベンジにもなり、うれしそうに胸を張る。
7回には成瀬から左越え二塁打を放ち、オープン戦2度目のマルチ。
規定打席には到達していないか、25打数11安打で打率.440>
「打ったのは直球やシュートです。
いい投手から打てたのは自信になります」

<本来の守備位置である外野手争いでは、藤井に一歩、
リードを許している状況だが、開幕1軍の可能性が残されている>
「チャンスがあれば、どこでも出たい」

<この日は3番・右翼で先発したが、
ブランコが途中交代したため、1回ウラから一塁を任される。
苦笑いしつつも、結果を残して>
「(試合前に)一塁のノックを受けていなかったので、びっくりしました」

<バットではアピールに成功した一方、
守備では5回にゴロをファンブルする場面も。
役割はわからないが、残り少ない1軍枠にくらいつく姿勢は示せている>
「一塁の守備はまだまだ勉強しないといけません。
僕の立場では、毎日毎日が全力勝負ですから」
(中スポ、小池ブログ「ブログ!」)

○堂上剛裕
<9回2死一塁、左翼左へ二塁打。
直後の弟のダメ押し2点適時打を呼び込む。
これが12日の広島戦の第2打席以来、16打席ぶりのヒット。
帰りのバスに乗り込むときも笑顔が弾んで>
「メチャメチャうれしいです。神様にお願いしてました」
(中スポ)

○立浪和義兼任コーチ
<出場はしなかったが、兼任コーチにとっては充実の1日。
フリー打撃では投手寄りに立ち『速球打ち』を敢行。
その後は平田、堂上直倫ら教え子の指導に当たり>
「開幕まで、できることをしっかりやりたい」
(中スポ)


若竜トピックス(26日)

◇佐藤充
<ウエスタン・リーグがきょう27日に開幕。
中日は敵地・鳴尾浜で阪神との3連戦を行い、
6年目右腕が開幕投手を務める見通し。
この日はナゴヤ球場でキャッチボールなど軽めのメニュー。
前日はシート打撃で2イニングを投げ、登板に向け調整。
気合をみなぎらせて>
「感じはいいのでビシッと抑えたい」
中スポ

◇岩﨑恭平(ドラフト3位)
<ほかの新人は名古屋に残って調整するなか、
唯一、ウエスタン開幕の大阪遠征に参加。
開幕スタメンでの起用はなさそうだが、気合を入れ直して抱負を語る>
「試合に出たら結果はもちろん、内容にもこだわりたい。
毎日ノックを打ってもらって、
教えてもらったことを意識しながら向上していきたい」
中スポ

◇伊藤準規(ドラフト2位)
右肩の張りでキャンプでは別メニュー調整していたが
順調に回復。この日、本格的な投球練習を開始。
屋内のブルペンで立ち投げ21球の後、捕手を座らせて
カーブ、スライダー、チェンジアップの変化球を交え60球。
打者への投球は4月中旬を目標に定めているという>
「全力で投げられるようになったので、
これから徐々に制球を磨いていきたい」
中スポ


約2週間に渡った遠征もこの千葉マリンで最後。
ただ↑にもありますが、スタメンを見て驚きましたね。
開幕まであと1週間にもかかわらず、完全に飛車角抜きまくり!
このところ寒の戻りが来ている関東地方。
しかも屋外のマリンの気温は10℃で、時に8メートルの寒風が。
選手さらにコーチがネックウオーマー
顔の半分までたくし上げるほどの寒さのなか、
これで主力を出して、故障でもされた日にはたまらないもの。
そのようなことも考慮され、荒木、井端をはじめ、
森野、和田、谷繁ら主力は、「休養日」となり、
早々とナゴヤに戻ったようですね。
さらにブランコも初回2ランの1打席のみでお役ご免
立浪イ・ビョンギュは姿こそありましたが、
最後までその名をコールされることはありませんでした。

きょうから地元・ナゴドで迎える最後の3連戦は、
主力選手が総仕上げのため、ほぼフル出場の構え。
そうなると、若手にとって開幕1軍のイスに向け、
最後のアピールの機会となるであろうこの一戦。
しかしその相手が、開幕投手が内定している清水直行に、
故障明けとはいえ、左のエースである成瀬
さすが主力という投球の前に、
若竜のバットは、やはりほぼお手上げ状態。
アピールができた感があったのは、
初回にを生かし内野安打を放った藤井と、
エラーこそあれど、2安打を放った小池ぐらいでしょうか。

最終回にその2人が凡退したあと、
平田、堂上剛裕、堂上直倫3連打でダメを押したものの、
ただ兄弟に関しては、7回のこの攻撃↓

<7回・中日> P・成瀬
小池左翼左二塁打、平田右飛・小池タッチアップ三塁へ
1死三塁から、堂上剛裕空三振、堂上直倫空三振


ともに外へ沈むチェンジアップ
連続三振に取られてしまったのが、残念だったなと。
ただ凡打の際、中途半端さが目立ってしまう剛裕に対し、
1軍のゲームとなると、なぜか勝負強さを発揮する直倫は、
今後も1軍で使い続けたら面白いかもと思いましたね。
それでも森野がどっかり座っているサード。
二遊間の控え候補と比べ、チャンスも少なく、
1軍定着となるのは、まだ難しいかも。
きょうから今年度のウエスタン・リーグの公式戦開幕しますが、
そこで結果を残して、堂々推薦されるよう頑張ってほしいです。


一方投手陣は、先発した浅尾が、
7回途中まで投げ、7安打5奪三振2四球で1失点。
立ち上がりは普段登板のない千葉マリンのマウンドに
今ひとつ馴染んでないような印象がありましたが、
2回に連打から1点こそ奪われたものの、それ以外は粘りの投球
3回ウラは四球とヒット、さらにパスボールで
二、三塁のピンチとなりましたが、ベニー、サブローから連続三振
さらに5回ウラは、先頭打者を一塁エラーで出すものの、
得意のけん制ですぐさま刺すと、四球と安打、暴投で
2死一、三塁としながらも、ベニーをカーブで中飛に仕留めゼロに。

ストレートのMAXは147キロながら、勝負球の多くは変化球。
さらに適度に力を抜いた投球の上、テンポもよかったですし、
先発投手として、ペース配分がしっかりできていた様子。
それゆえに前日の中田と違い、走者を背負ってはいるものの、
危なげというのをそれほど感じませんでしたね。
さらに中5日と心配されたスタミナ面
7回途中で106球を投げながらも、バテもなくまずまず。
この日しっかりとゲームを作ったことで
オープン戦通算3勝0敗、防御率2.66と『結果』を残した背番号41
他の投手の動向もあるとはいうものの、
開幕ローテーションの座を掴んだであろう好投となりました。

ローテも掴んだ!自分的にしっかり見たのは
今回だけですが、
このような投球が出来ていれば、
ほぼ当確でしょう。
きょうのオリックスとの
オープン戦に先発する吉見
おそらく『開幕投手』の本命となってくるでしょうが、
浅尾はそれに続いての中7、8日で、
開幕カードの横浜3連戦での登板となるのではと予想。
低空飛行の投手が多く、混迷極まっている今季の先発陣ですが、
その安定感は、チームにとって大きいはず。
先発投手としては、初の開幕1軍となる浅尾ですが、
今後もしっかり調整し、万全の状態その時を迎えてほしいです。

2009年3月26日 (木)

ブランコ強烈2連発、東京ドームへあいさつ弾。

第2回WBCも幕を閉じ、いよいよ開幕まで約1週間。
オープン戦も終盤に差し掛かっていますが、
ドラゴンズはこの日東京ドーム巨人とのナイトゲーム。
先発の中田が3発を浴びるなどで、5イニングを10安打6失点。
開幕に向けて、大いに不安を残しましたが、
それをも吹き飛ばすインパクトを残したのが新外国人・ブランコ
初見参となった東京ドームで左に右に2打席連発
「神様と監督に感謝したい」と喜んだ大砲による豪快弾は、
敵地への強烈なあいさつ弾となったようです。

◇オープン戦
巨人-中日
(25日・東京ドーム)
19493人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 ×
[敗] 中田(3試合1勝2敗)
[D本] ブランコ4号、5号2ラン
[Dバッテリー]
中田、ネルソン、高橋、清水昭信、岩瀬 - 谷繁、小田

◇オープン戦・対巨人 スタメン
1 (遊)荒木  (5打数1安打)
2 (ニ)井端  (3打数1安打)
3 (三)森野  (5打数1安打2打点)
4 (一)ブランコ (3打数2安打3打点)
5 (DH)イ・ビョンギュ (2打数無安打)
6 (中)藤井  (3打数1安打)
7 (右)堂上剛裕 (3打数無安打)
8 (捕)谷繁  (3打数2安打)
9 (左)平田  (4打数2安打)

【得点経過】
<1回ウラ・巨人> P・中田
鈴木ニゴロ、脇谷見三振、
アルフォンゾ三塁線突破二塁打、ラミレス右前打、
2死一、三塁から、イ・スンヨプ中越え3ラン(D 0-3 G)

<3回ウラ・巨人> P・中田
アルフォンゾ二ゴロ、ラミレス中飛、
イ・スンヨプ左中間越え本塁打(D 0-4 G)
左中間越え本塁打(D 0-5 G)

<4回・中日> P・東野
森野空三振、
ブランコ左中間看板直撃本塁打
(D 1-5 G)

<4回ウラ・巨人> P・中田
鶴岡中前打、松本ストレート四球、鈴木左前打、
無死満塁から、脇谷二ゴロ・井端こぼすも二封の間(D 1-6 G)

<6回・中日> P・東野
井端右前打、森野一ゴロ
1死二塁から、ブランコ右中間ライナー2ラン
(D 3-6 G)

<7回・中日> P・歌藤達夫
堂上剛裕二ゴロ、谷繁右飛、
平田左前打、荒木左前打、井端四球、
2死満塁から、森野右翼線2点二塁打
(D 5-6 G)
2死二、三塁から、ブランコ敬遠、代打立浪空三振

<8回ウラ・巨人> P・清水昭信
坂本右前打、鶴岡犠打、田中大二郎右前打、
P・岩瀬
1死一、三塁から、田中二盗、
1死二、三塁から、鈴木左犠飛(D 5-7 G)

【ゲームレビュー】
中日ブランコ2本塁打
変化球と直球を左中間と右中間へ運んだ。
先発の中田は5イニング10安打6失点と不安定だった。
巨人イ・スンヨプが2アーチと好調を維持、
先発の東野は6イニング6安打3失点ながら7奪三振と、
まずまずの内容だった。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズトピックス(25日)

●トニ・ブランコ

<初めて乗り込んだ東京ドームでの巨人戦で2打席連発。
4回1死、初球135キロ低めのスライダーを振り抜くと、
打球は左中間上方へ一直線。
『明治ブルガリアヨーグルト』の看板を直撃する
推定153メートルの特大4号ソロを放つと、
6回1死二塁では、外角低めの速球に
バットが背中に巻きつくほどのフルスイング。
うまく流し打って、右中間スタンドに一直線で運ぶ5号2ラン。
豪快な本塁打という、最高の結果に満足そう>
「変化球でも、とにかく積極的に振っていこうと思っていたよ。
(東京ドームは)いい球場だと思う。
看板に当たれば賞金が出る? 知らない」

<試合前に受けた落合監督の直接指導が実を結んだ。
ティー打撃中に、2日続けて身ぶり手ぶりを交えての直接指導。
指導の内容はと詳細を明かさなかったが、
フォロースイングでバットを振り上げないようスイングを改造。
直後のフリー打撃では、バックスクリーン上方の電光掲示板に直撃させ、
左翼席の上に並ぶ看板のさらに上にある照明にもたて続けにぶつける。
さらに左翼の天井に当てたボールはそのままスタンドインなど
ケタ外れの打球を連発していた>
「監督の助言は詳しくは言えない。秘密です。
言われたことをやろうと思った」

<この日の一発は、14日の北海道日本ハム戦以来、
27打席ぶりのアーチ。前日まで4試合で9三振を喫し、
落ち込んでいたが、監督の名を神と並べて最大限の感謝を表して>
「神様のおかげ、そして監督のおかげで打つことができた」

<落合監督の指導に納得顔、白い歯をのぞかせ>
「だんだん分かってきた。監督が教えてくれていることが
少しずつできるようになってきた感じだね。
打順? 自分では決められないよ」
中スポおおさか報知時事通信
スポニチスポニチ名古屋ニッカンデイリー

●石嶺打撃コーチ
<27打席ぶりのブランコのアーチに目を細めて>
「本人もホッとしているだろうと思う」
中スポニッカン

○伊原ヘッドコーチ(巨人・監督代行)
<ブランコの恐るべき破壊力に『警報』を発令>
「(7回の敬遠は)相手の力を考えれば、当然。
良い力してますよ。ウッズも怖かったけど、
ああいう打球を飛ばされると、要警戒ですね」
(中スポ、おおさか報知


●森野将彦
<7回2死満塁、右翼線へ2点適時二塁打を放つ。
ライバル・巨人との一戦。4番・ブランコが2発で仕事をした。
3番も負けてはいられない。そんな気持ちが、
打点を挙げるというクリーンアップの仕事をさせた>
「シーズンと同じくらいの気持ちで打席に入った。
とにかくランナーをかえそうと、打たなきゃと思った」

<しかし打った以上の収穫が9回にあった>
「何といっても大きかったのは
マイケル(M・中村)のボールを見られたこと。
(交流戦や日本シリーズで)当たったことはあるけど
ほとんどイメージがなかった」

<昨年までは北海道日本ハムにいた巨人の新リリーバー
M・中村とは、今年は何度も対戦することになる。
この日は落ちるボールに手を出して空振り三振に倒れたが、
実際に打席に立ってみないと得られない情報が
頭脳にインプットされ、それで出た結論にニヤリ>
「振らなきゃいいんです」
中スポサンスポ

●谷繁元信
<開幕までこの日を含めて残り5試合、
しかも最後のセ・リーグ相手の試合で、バットで存在感。
3回先頭から左前打を放つと、5回先頭でも左前打とオープン戦初マルチ。
いずれも右腕・東野から記録したが、その内容に価値があった。
最初がフルカウントで、2度目がカウント2-2。
追い込まれてからは計3球ファウルで粘っている。
ボールが見えていて、しっかりと振れていることに、白い歯がこぼれる。
フル出場は27日のオリックス戦(ナゴヤドーム)を予定>
「よくなっている? そうだね」
中スポ

●田村捕手コーチ
<腰痛のリハビリで出遅れた谷繁について、
首脳陣は最悪の事態を想定していたようだが、こう説明>
「最初は間に合うかどうか不安だったくらいだからね。
あとは体のキレなんだろうけど、(開幕は)大丈夫じゃないかな」
中スポ

●藤井淳志
<2回2死から東野の141キロの速球を流し打って左前打。
3試合連続の安打を放ち、オープン戦首位打者をキープ>
「結果はどうなるかは別にして、
1打席1打席を大事にしていくだけです」
(中スポ)

●荒木雅博
<4回2死二、三塁、ラミレスの遊ゴロを
三遊間深いところで捕ると、一塁へ大遠投でアウトに。
強肩を披露し、笑顔がこぼれる>
「あそこまで深いところから投げたのは(オープン戦では)初めてですね」

<もっともこれで遊撃手として完ぺきというほど、
甘い考えは持っていない。こう言って気を引き締める。
この日は今オープン戦で初めてフル出場。
なおききょう26日の千葉ロッテ戦は出場せず、
27日からのナゴヤドーム3連戦で開幕へ向け最終調整する>
「もっと何度も同じようなプレーをして、
公式戦で慣れていかないといけない」
(中スポ)

●立浪和義
<1点を追う7回2死満塁のチャンスで井上の代打で登場。
相手は左腕・歌藤達夫、シーズンと同じようなケースだったが、
結果はカウント2-2から三振に倒れ、ちょっぴり反省>
「あれはアカンな。直球を待って変化球に対応できなかった」
(中スポ)

●中田賢一
<オープン戦で2度目で最後の先発は、
好投で景気を付けるどころかライバル・巨人相手に大炎上。
5イニングで10被安打、3発を浴びて6失点。
約1週間後の開幕へ、不安をたっぷり残す結果に。
ショックを振り払うように、努めて冷静に振る舞って>
「何が悪かったかを整理して、自分の状態が良くなるようにしていきたい」

<昨季は4打数1安打で本塁打なしと
比較的得意にしていたはずのイ・スンヨプとの対決が、その現状を露呈。
初回、ストレートをバックスクリーン左へ完ぺきな3ラン。
続く3回の第2打席ではカーブを左中間スタンドへ運ばれる。
動揺を見透かされるように2本目の本塁打の直後には谷にも一発を。
がっくりとひざに手をつく姿から、いつもの力感は消えていた>
「(1本目はストレートが)高くなってしまった」

<打ち込まれた原因は明らか。
巨人打線には簡単にヒットを打たれ、
逆に空振りはほとんど奪えなかった直球の球威不足を口にして>
「打たれた球はみんな甘かった。真っすぐに力がなかった。
本当はファウルにしなければならないのに」

<シーズンが始まれば、
巨人戦で数多く登板することも予想されるが、
その巨人に力を印象づけるはずが結果は正反対。
とはいえ、焦りは全くない>
「今はできることをやるしかない。
遠投などで真っすぐの力を取り戻したい」
中スポサンスポスポニチ名古屋

●高橋聡文
<MAX146キロの速球で押しまくり、7回1イニングを3人で抑える>
「真っすぐがだいぶ良くなってきました。
きょうくらいに投げられたらいいですね」
(中スポ)

●清水昭信
<今季のセットアッパー候補が4番手で登板。
この日は2安打を浴び、送りバントによる1死を奪っただけで
降板したが、悲壮感はない>
「やっちゃいました。でも球の感じは悪くありません。
よくなるステップになる気はするんです」

<21日の福岡ソフトバンク戦で
頭部死球で危険球退場した影響を問われても>
「それは大丈夫です」

<これほどまでに前向きになれるのも、
今までの成績に自信があるからこそ。
オープン戦は登板8試合で防御率2.25。
3セーブも挙げ数字的には、アピールに成功しているといっていい。
好成績を残せている理由を、本人はこう分析。
先輩からの一言が原動力だという>
「初球からいい球を投げようという意識を高く持てているんです。
低めに投げるとか。コースを投げ間違えないとか。
小田さんに言われたおかげです」

<キャンプ中盤、小田から受けたアドバイスに
目からうろこが落ちる思いがした。
これまでは『気持ちで負けないように』と腕を強く振ることばかりを
意識していたが、先輩の助言に従い考え方を一変。
効果はてきめん。オープン戦での被打率はちょうど2割に抑えている>
「最初は不安でしたけど、何試合か抑えて、
自信を持って投げられるようになりました」

<今季から背番号は『64』から『12』に昇格。
昨年に埼玉西武に移籍するまで、長年、セットアッパーとして
中日を支えた岡本慎也と同じ背番号>
「岡本さんのように活躍できたらいいですね」
中スポ

●小田幸平
<キャンプ中盤、清水昭信のブルペン捕手を務めていたが、
突然呼び止め、そして強い口調でこうアドバイス>
「1球1球、もっと目的意識を持って投げたらどうだって言ったんです」

<この日バッテリーを組んだ岩瀬の投球については>
「たしかにきょうは『駆け引き』は抜きでした」
中スポ

●岩瀬仁紀
<ライバル・巨人との前哨戦、5人継投を締める。
この夜をもって、竜の守護神は本番モードに突入。
1点ビハインドの8回1死一、三塁での出撃、
走者を背負った場面で投げたかったのかと聞くと>
「連投への布石です。
本当は(2死から)打者1人ということだったけど、
もし(次が)ゲッツーだと投げられなくなっちゃうんで」

<鈴木に左犠飛、中井は左飛、
合わせて12球投げたが、そこに『配球』はなかった。
12球のうち、決め球のスライダーは1球のみ>
「同一リーグなんで、見せたくなかったんです」

<鈴木には徹底して内角を攻めた後、外角にズドン。
コーナーへの投げ分けはできていたが、課題にこだわる。
わずかな高さがゴロでなく飛球となり、1点を失った。
だから微調整。きょうの千葉ロッテ戦にも登板する予定>
「左右はね。でも高低がもう少し。ボール2個高いんです。
開幕までにそこを何とかできればということです」
(中スポ)


◆浅尾拓也
<開幕ローテーション入りを狙う右腕が『最終テスト』。
きょう26日の千葉ロッテ戦がオープン戦最後の先発機会となる見通し。
これまで3度の先発ではまずまずのピッチングを披露しているが、
ラストでがっちり信頼をつかみたいところ>
「今は先発しか考えていません」
(中スポ)

◆河原純一
<巨人戦が東京ドームで行われていた日。
ナゴヤ球場ではかつての巨人のリリーフエースが復活の手応え。
2軍でのシート打撃に登板し、2イニングを1失点。にこやかに語り>
「ボール自体もフォームのバランスもいい感じになってきた」

<球界では異例の1年のブランクをはさんでの中日入り。
いくら実績があるといっても周囲からは
懐疑的な目を向けられるが、本人はいたって平静>
「(故障という)不安がない分、2年前より今の方が状態はいい」

<キャンプでは130キロ台半ばにとどまっていた球速は、
この日最速139キロまで回復してきた>
「139キロ? まだまだ。力を入れればもっとスピードは出る」
(中スポ<ドラ番記者>


◆中日球団新代表に西脇氏 代表補佐から昇格(共同通信社)
◆中日球団新代表に西脇氏(中スポ)
中日球団はこの日、定時の株主総会と取締役会を開き、
西脇紀人取締役管理担当兼球団代表補佐を、
球団代表連盟担当にするなど異動を決めた。
現球団代表連盟担当の伊藤一正常務取締役が管理担当に回る。
また小宮寛治取締役営業担当が、常務取締役となる)

◆名古屋市スポーツ功労者表彰式(公式サイト)
平成20年度名古屋市スポーツ功労者表彰式が、
24日名古屋市公館で行われ、中日から北京五輪野球競技で
代表入りをしていた荒木、岩瀬、森野の3選手と、
ブレーブス・川上スポーツ功労賞を受賞。
チームがオープン戦の遠征中とあり
表彰式には球団関係者が出席、賞状と記念品が授与された)


日本の2連覇で幕を閉じた第2回WBC
その日本代表がこの日凱旋帰国し、
成田のフィーバーぶりや、かなりのモノだったようですが、
自分にとっては、そのWBCが終わったことによって、
オープン戦中継が本格化してきたのが、うれしい限り。
このゲームを含めて、残り5試合となりましたが、
ようやくこの日「動くドラゴンズ」が見ることができました。

今季初の敵地・東京ドームでの巨人戦
結果は、5-7と敗れはしたものの、
2009年型のドラゴンズ体感できてよかったなと。
シャッフルされたアライバ二遊間に、新外国人のブランコ
さらに4割越えと絶好調のホープ・藤井に、
背番号12を着けたセットアッパー・清水昭信など
「違和感あるな」と感じた部分も多々ありましたが、
溜まっていたうっぷんを、取りあえず晴らせたことに満足でした。

東京ドームキラー襲名か?そんな気持ちで
見ていたゲームでしたが、
やはり強烈なインパクトだったのは、
ブランコの2連発
特に4回1死からの2打席目、
左中間上方の
『ブルガリアヨーグルト』の看板に
ぶち当てた一発は、
もの凄かったですね!
初回、先発した中田
巨人の外国人クリーンアップ
ラミレスは今季から日本人扱い)に3連打、
しかも好調イ・スンヨプに甘く入ったストレートを
センターバックスクリーン左に持って行かれ、先制を許すと、
3回には同じくイ・スンヨプに外へのカーブを技ありで2打席連弾
さらにショックもあったか、続くにも抜けたフォークを
左中間に持って行かれ、あっという間に0-5
結果を出さなければいけない登板でもよおした一発病
正直あきれてしまいましたが、
そんなモヤモヤをも一気に吹き飛ばす豪快弾!

初球でしたし、まさに『出会い頭』という言葉が
ぴったり当てはまる一撃でしたが、
フルスイングの早さに加え、その打球もかなり痛烈
巨人戦ではナゴドでも一発を放っているブランコですが、
狭い東京ドームではさらなる衝撃となったでしょうね。
続く6回の第3打席は、井端が粘って出塁し、
森野が進めて1死二塁と、得点圏での場面。
カウント0-3からの4球目、外角低めのストレートを
今度は逆方向へ持って行き、弾道は低いながらも
右中間スタンドへ突き刺さるライナー弾
まあ相手も0-3からは打ってこないとか、
どのコースを打てるのかとか、探りの部分もあったでしょうが、
引っ張りだけでなく、右へも打てるぞというアピールは、
「当たれば飛ぶ」というパワー同様に、脅威を与えたはず。
その結果が、7回2死二、三塁での『敬遠』へ。
確かにマウンド上の歌藤達夫がアップアップ状態でしたし、
シーズン中なら交代の場面でしょうが、
相手ベンチにそういうさい配をさせたのも
この日の連発の効果だったのではと思いますね。
『ポスト・ウッズ』として期待される大砲候補
初めて乗り込んだ敵地で与えたインパクトは、
相当のものとなったようです。


ゲーム全体を振り返れば、
開幕に向けてのいろんな課題も見え隠れしましたが
とりあえずは、ブランコの連発で十分でしょう。
レオ・ゴメス、タイロン・ウッズといった歴代の外国人主砲は、
巨人戦、そして東京ドームを得意にしていましたが、
この日の2連発で、ブランコにも
そういう資質がありそうと、期待してしまいますね。
思えばタイロンドラゴンズでの最後の本塁打は、
東京ドームでのCS第2ステージ第4戦での『ブルガリア弾』でした。
その跡を継ぐことになるブランコも、
最初の東京ドームで同じ看板直撃弾
そう考えると、何かの縁もあるのではと感じたりしますが…。

連日の落合指導でスイングを改造中。
変化球への対応など、まだまだ課題も出てくるであろう背番号42
それでもファンを魅了できる豪快弾を放てるのは、大きいですね。
開幕4番に座る可能性も高い大砲候補が、
今季、東京ドームでさらなるアーチを掲げ、
巨人を震え上がらせてくれることを大いに期待したいと思います。

2009年3月25日 (水)

WBC日本2連覇達成と竜守り勝つ野球未だ遠く!

第2回WBC決勝、日本代表は、
韓国代表5-3で勝利して、大会2連覇を達成
その快挙のウラで行われていたオープン戦。
今季関東初登場となったドラゴンズは、
開幕カードの対戦相手・横浜9-8で勝利。
スコアだけ見れば接戦のようですが、両軍合わせて7失策など
その内容は決して褒められるものではなかったようです。
そのゲームからの話題を中心に、この日の竜のまとめを。

◇オープン戦
横浜-中日
(24日・横浜スタジアム)
5353人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜
[勝] 朝倉(3試合2勝1セーブ)
[D本]なし
[Dバッテリー]
朝倉、齊藤、パヤノ、ネルソン、平井 - 谷繁、小山

◇オープン戦・対横浜 スタメン
1 (遊)荒木  (4打数2安打3打点)
2 (二)井端  (4打数1安打2打点)
3 (三)森野  (5打数1安打1打点)
4 (一)ブランコ (5打数1安打)
5 (DH)和田  (1打数無安打)
6 (右)イ・ビョンギュ (3打数1安打2打点)
7 (中)藤井  (3打数1安打)
8 (左)平田  (5打数1安打1打点)
9 (捕)谷繁  (2打数無安打)

【得点経過】
<1回ウラ・横浜> P・朝倉
仁志中安打、ダン・ジョンソン一塁内野安打、
1死一、二塁から、吉村中前適時打(D 0-1 YB)

<2回・中日> P・ウォーランド
藤井四球、ウォーランドボーク、平田右安打、谷繁空三振、
1死一、三塁から、荒木スクイズ(安打)
(D 1-1 YB)
ウォーランド悪送球の間に荒木二塁へ
2死二、三塁から、井端一塁野選
(D 2-1 YB)
2死一、三塁から、森野遊ゴロ二封の間(D 3-1 YB)
ブランコ三ゴロエラー、和田四球、
2死満塁から、イ・ビョンギュ中前2点適時打
(D 5-1 YB)

<2回ウラ・横浜> P・朝倉
野口遊ゴロ悪送球(荒木エラー)、藤田一ゴロ二封、
ウォーランド三振、松本啓二朗中前打、
2死一、二塁から、仁志中前適時打(D 5-2 YB)

<5回ウラ・横浜> P・朝倉
仁志右翼線二塁打・代走山崎憲晴ジョンソン投ゴロ、
1死三塁から、吉村中前適時打(D 5-3 YB)

<6回・中日> P・ウォーランド
平田二ゴロ、谷繁四球・代走小山
1死一塁から、荒木左翼線適時二塁打
(D 6-3 YB)
ウォーランド二塁けん制悪送球・荒木三塁へ
1死三塁から、井端中前適時打
(D 7-3 YB)

<7回・中日> P・トーマス・マストニー
代打立浪右前打・代走堂上剛裕小池右前打、藤井四球、
無死満塁から、平田投手強襲ゴロの間
(D 8-3 YB)
小山四球
1死満塁から、荒木左犠飛
(D 9-3 YB)

<7回ウラ・横浜> P・朝倉
代打森笠中前打、松本右前打、山崎死球、
無死満塁から、ジョンソン二ゴロ併殺崩れの間(D 9-4 YB)

<8回ウラ・横浜> P・パヤノ
石川四球
P・ネルソン
細山田武史三ゴロデラロサ悪送球
無死一、三塁から、藤田中前適時打(D 9-5 YB)

<8回ウラ・横浜> P・平井
山崎空三振、佐伯右中間フェンス直撃二塁打、
代打・斉藤俊雄遊撃内野安打、金城中安打、
1死満塁から、石川左前適時打(D 9-6 YB)
1死満塁から、細山田中犠飛(D 9-7 YB)
2死一、二塁から、藤田左翼フェンス直撃適時二塁打(D 9-8 YB)
森笠見三振・試合終了

【ゲームレビュー】
中日朝倉は課題の立ち上がりを修正できず、7回途中4失点だった。
横浜は先発のレス・ウォーランドが6イニング6安打7失点(自責2)。
走者を背負っての投球に不安が残った。打線は仁志が3安打した。
両チーム合計7失策と守備も乱れた。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズトピックス(24日)

○朝倉健太

<横浜とのオープン戦に先発し、7回途中まで投げ10安打4失点。
結果だけならとても好投とはいえなくても、崩れることなく踏ん張り、
開幕ローテ入り争いに踏みとどまる。自己評価は及第点>
「立ち上がりがよくなかったんで、どうしようかと思ったけど、
気持ちを切り替えて、修正できました。
0点で抑えたかったけど、ヒットを打たれながら、
(各イニングを)最少失点で乗り切れたんで、
自分なりにはよかったかなと。感じは悪くないので」

<課題は立ち上がりの制球と、先頭打者を出さないことだったが、
1回は2番の仁志からの3連打で1点を失い、
5、6、7回は安打や四球で先頭に出塁を許した。
それでもシュート、フォークボールには切れがあり、3併殺。
低めに集めて奪ったゴロによるアウトは全19アウト中13個。
持ち味、らしさは披露できたが、1、2回の失点を反省して>
「初回は思い通り投げられなかった。
立ち上がりのスライダーの制球をもう少し良くしないと。
だいぶよくなってきました。あとはスライダーの精度を上げたい」

<前回登板後は遠投、投げ込みでスタミナを強化。
この日は103球を投げたが>
「スタミナ面では問題なかった」

<あとは首脳陣がどう評価するか。
開幕ローテ入りは先発5、6番手を狙う小笠原、山井らの
動向次第となるが、開幕を見据えて>
「あと1回投げ込んで、自分の投球ができるようにするだけです」
朝倉健太公式中スポ共同通信社時事通信デイリー

○近藤投手コーチ
<崩れそうで崩れなかった朝倉を評価して>
「持ち味は出せていた」
中スポ

○谷繁元信
<先発・朝倉について>
「まあ、あんなもの。
調子が良くても四球は出るし、悪くても出ないこともある」

<自身は今オープン戦初となる盗塁阻止を披露。
4回2死一塁から松本の二盗を矢のような送球で刺して>
「(オープン戦も)あと1週間しかないからね。
あれくらいはやらないと」
(中スポ、サンスポ


○齊藤信介
<7回1死一、三塁。吉村へのワンポイントで登板。
ここで起用されたことの意味は、過剰なまでに伝わっていた>
「あそこで使ってもらって、めちゃくちゃ意気に感じましたよ。
気合は満点でした」

<理想は内野ゴロ。そして、絶対に許されないのが一発。
スライダー(見逃し)、ストレート(ファウル)で追い込んで、
外角に誘うスライダーをはさんでカウント2-1。
最後は144キロのシュートで空振り三振に斬って取る>
「あのシュートは(食い込むんじゃなく)沈んでくれました。
それがよかったんだと思います」

<吉村、村田、内川の3人に対して、
昨年は9打数3安打。村田には逆転弾も浴びた。
この日の登板は聞いてなかったようだが、明らかに開幕を意識したもの。
武器はこのシュートとスライダー。そして気合。
この3点セットで、今季もハマの強力クリーンアップと勝負する>
「やっぱり一発がありますから。
そこを気持ちで負けないように、しっかり投げないといけません」
中スポ

○マキシモ・ネルソン
<8回無死一塁から登板し、救援で好投。
失策絡みで走者を1人返されたが、自身は無失点。
これまでは先発が多かったが、公式戦のような火消し役での起用に>
「まだ先発かリリーフか決まったワケじゃないけど、
どちらでも使ってもらえるということはチャンスがあるということ。
チャンスをつかめるなら先発でもリリーフでもしっかり投げる」
(中スポ)


○荒木雅博
<井端のコンビで、ペナント開幕戦の相手・横浜に
スクイズあり、連打ありの多彩な攻撃パターンを披露。
満足そうに振り返って>
「シーズンに入ると、いろいろなケースがありますからね」

<この日、横浜がマウンドに送ったのは
新外国人のウォーランドとマストニー。
未知の相手との対戦がオープン戦でかなったことについては>
「(シーズンに)入ってみないと分からないけれど、
ある程度の球種は見極められたし、よかったね」
中スポサンスポ

○井端弘和
<6回1死三塁、中前適時打を放つなど、打撃に好感触>
「安打が出ていれば、いいんじゃないでしょうか。
(キャンプをほとんど休んで)練習していない割にはいいと思う」

<しかし二塁の守備では、2失策。
実は3回に金城のハーフライナーをはじいたのは、
自分なりの開幕への準備の意味もあったという。
守備の不安を完全に打ち消して>
「ノーバウンドで捕れたけど
(ここまで)あんまりゴロが飛んでこなかったから
(はじいて)ゴロにして捕ろうとしたんです。
遊撃手と二塁手で特に変わるところはないし、気にしていないです」
中スポ

○川相内野守備走塁コーチ
<荒木・井端の2人で3つの失策を記録するなど
チームで計4失策。さすがにオカンムリだったが>
「普通にやっていれば、なんていうことはない初歩的なミス。
今のうちでよかったと思うけど」
中スポ


○イ・ビョンギュ
<2回2死満塁で中前に2点タイムリー。
チャンスでの強さを見せ、大量5得点の猛攻の仕上げ。
開幕が近づき、きっちり仕上がっている様子。
4枠を6人で争う外国人選手枠争いもこっちは安泰だろう>
「状態はいいです」
(中スポ)

○藤井淳志
<9回中前安打を放つと、続く平田の打球は三ゴロ。
三塁手が一塁へ送球した瞬間、二塁を回って猛烈に加速。
相手のスキを突いて、一気に三塁を陥れる好走塁>
「打球を見ていけると思った。
(三塁手が)捕ったとき、(三塁)ベースから離れた位置にいたし、
警戒していないのが見えたので。
自分では普通のプレーだと思いますけど」

<自身にとっては当たり前だろうが、抜群のスピード感が光る。
チーム打撃三冠など、インパクトたっぷりに売り出し中。
この日も1安打2四球で3度出塁。
オープン戦通算28安打は、98年のイチロー(当時オリックス)以来の快挙。
打撃に注目が集まる中でも、冷静に本来の武器は磨いている>
「自分では守りと走塁があってこその選手だと思っていますから、
そういうところはしっかりとできるようにしたいです」
中スポスポーツ報知

○平田良介
<2回無死二塁、右前にクリーンヒット。
巧打でチャンスを無死一、三塁に広げ、猛攻をお膳立て>
「(右方向を)狙っていました。
あれができなくなったら、ボクは終わりですから」
(中スポ)

○小池正晃
<5回の守備から出場したが、7回の第1打席で右前打。
すべて途中出場の最近5試合では7打数3安打と、
少ない出場機会を生かして、4割を超える高打率をキープしている>
「自分のかたちを崩さずに打とうとしているだけです」

<今回の遠征から新井が外れ、一塁の控えは自分だけ。
試合前の守備練習では外野のほか、一、三塁をこなして>
「チャンスがあればどこでも出る」
(中スポ)

○トニ・ブランコ
<また落合監督から打撃指導を受ける。
フリー打撃の前に落合監督直々に投げたボールでティー打撃。
テークバックで右肩が前に出ないように、
両脇をしめようとしすぎないように、
右肩が下がって顔が横を向かないように、など指摘される。
第1打席で中前打を放ち、またも指導が速効したように見えたが、
第3打席以降は変化球攻めに苦しみ、3連続三振に終わり、
ここ4試合で9三振とタイミングが合わず、
打率は.222まで下降。試合後はうなだれる>
「きょうは話したくない」
(中スポ、ニッカン

○立浪和義
<7回先頭、DH和田の代打で登場。
横浜の新外国人右腕・マストニーから
一、二塁間を鮮やかに破るオープン戦3本目のヒット>
「あと(この日を含めて)6試合しかない。
1本でも多くヒットを打って開幕を迎えたい。
(調子は)やっぱり試合で打って上がっていくものだから」

<結果を求めたフォーム再修正が吉と出たよう>
「前の形に近いタイミングの取り方にして、よくなってきた。
しばらくこれを続けていきたい」

<新外国人からのヒットという点では満足そう>
「知らない投手でもうまくタイミングが取れた」
(中スポ)


◇チェン・ウェイン
<横浜での試合前練習、
森コーチに連れられ、三塁側ファウルゾーンへ。
ノックの打球を捕球し、50メートル近い距離の一塁へ投げる。
ステップして足を使い、低く鋭い球を投げ続けていた。
もともと遠征には参加しないはずだったが>
「今日は遠投がしたかったので」

<異例の遠征練習をしたかいがあった。
自分では気付かなかった投球フォームのズレが遠投でよくわかった>
「投げた後の肩の張りが去年までと違っていた。
去年は前が張っていたのに、今年は後ろが張っている。
腕の(テークバックの)動きが小さくなっていたからだと思う。
去年ももっと後ろに大きかった」

<前回登板(21日・福岡ソフトバンク戦)は散々だった。
3イニングで6失点。修正しなければならない>
「ファウルにならないし、四球が増えた。
バッターから(球の出どころが)見やすくなっていたと思う」

<突貫工事は期待への裏返し。
開幕か先発としての働きが計算される今季、
立場は去年とは格段に違うが、本人に余裕はない。
開幕1軍は有力視されるが、気は抜かず調子を上げる>
「次はいつか分からないですけど、先発でもリリーフでもいいです」
(中スポ)


◇谷繁元信
<前回WBC優勝メンバー、日本代表の連覇達成に>
「連覇したことで日本の野球が認められることがうれしいです。
力がなければ、なかなか2大会連続(優勝)はできない」
(中スポ、サンスポ

◇イ・ビョンギュ
<日本の勝利に複雑な思いだったのは韓国代表候補。
本人は試合後、手をたたいて母国代表をたたえたが、
うつむいたままの顔はちょっと悔しそう>
「よく頑張ったと思います」
(中スポ<ドラ番記者>

◇高山通訳
<試合中のイ・ビョンギュの様子を語り>
「モニターの結果を見ていたようです」
(中スポ<ドラ番記者>

◇落合監督
<試合後、ジャパンの快挙に目を細めて>
「良かったじゃない。
おめでとう(の言葉)しかないじゃないか。ほかに何がある?」
(中スポ、サンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン


第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、
アメリカ・ロサンゼルスで行われた決勝戦
今大会5度目となった日本代表韓国代表の対決は、
延長戦の末に、5-3で勝利!
前回大会に続いて、世界一連覇を達成しました。

3-2として迎えた9回ウラ、日本3番手、
ダルビッシュ(北海道日本ハム)が不安定ながら
2死一、二塁と、あと1人まで追い込みながらも、
イ・ボムホに三遊間を破られ、同点
今回の日韓戦では初の延長戦となりましたが、
延長10回、続投となったイム・チャンヨン(東京ヤクルト)を攻め、
この試合のラッキーボーイ・内川(横浜)が右前打で出ると、
続く稲葉(北海道日本ハム)が送り、
岩村(レイズ)の左前打で1死一、三塁のチャンス。
代打・川﨑(福岡ソフトバンク)が初球詰まらせ遊飛に倒れたものの、
迎えるは、ジャパンのチームリーダー・イチロー(マリナーズ)。

2球目に岩村が二盗を決め、二、三塁と広がるチャンス。
一塁は空いていたものの、韓国ベンチはそのまま勝負へ。
今大会不振に不振を極めていたイチローでしたが、
この場面では類い希な集中力を発揮。
ファウルを重ね必死に粘ると、1球見送ったカウント2-2からの8球目、
真ん中に甘く入ったチェンジアップを見事に弾き返し、
センター前への決勝2点タイムリー!
ここぞの場面で勝負強さを見せて、苦闘を一気に帳消し。
千両役者の働きで2点のリードを奪うと、
その一打で援護と勇気をもらったダルビッシュが、
そのウラの韓国打線を無失点に抑えて、ゲームセット!
宿命の対決にもしっかり決着を付け、大会2連覇を飾りました。


おめでとう日本代表!決勝戦ならではともいえる
プレッシャーのなか、
序盤から重いムード
ゲームが進んでいきましたが、
最後は「総合力」
見せつけての
2連覇達成
日本代表のみなさん、優勝おめでとうございます!!

まさに手に汗握るナイスゲームとなった決勝戦。
韓国の粘りもあって、すんなりとは勝てませんでしたが、
逆に延長で勝ち越したことで、さらに劇的となりましたね。
厳しい一戦を制したうえで、掴んだ世界一。
改めて日本の「野球力」
世界に示すことができて、本当にうれしかったです。

それにしても最後は、やはりイチロー
この大会、まさに『谷』といえる調子で、
正直「衰え」があるのではと感じていましたが、
ああいう場面できっちり結果を残すのは、さすがだなと。
まあアメリカでのラウンドに入ってからは
「最終打席のイチローは『神』」となっていただけに、
もしかしたらと思っていましたが、やってくれましたね。
それにしても優勝したからかもしれませんが、
ジャパンが実に「良いチーム」に仕上がったなと。
それをけん引したのは、やはり投手力
チーム防御率1.71というのは、なかなかのもの。
大会MVPとなった松坂(レッドソックス)、
自分的にはMVPをあげたかった岩隈(東北楽天)、
さらに杉内(福岡ソフトバンク)など、実に見事な投球を披露。
並み居る強豪に勝ち抜くためには、
やはりピッチャーなんだなと感じましたね。

ドラゴンズでは、小山良男ブルペン捕手がスタッフで参加。
試合後のシャンパンファイトでは、
なんと胴上げまでされていましたが、
ジャパンの一員として、力を発揮したようで何より。
また三塁コーチャーとして頑張った高代コーチも含め、
連覇に力を尽くした日本代表、本当におつかれさまでした!


そんな快挙のウラで行われていたのが、NPBのオープン戦
関東初登場となったドラゴンズは、
ハマスタで開幕カードで対する横浜との一戦でしたが、
9-8で勝利こそ収めたものの、スッキリしない展開
最大6点あったリードを、終盤1点差にまで詰め寄られるなど、
決して褒められるような内容ではなかったようですね。

健太踏みとどまる。まさかWBCの
日韓戦の動向
気になったということは
ないでしょうが、
肌寒いなか訪れた関東竜党に、
かなりお寒いプレー
見せてしまったようで…。
両チーム合わせて7失策と、
実に締まらないゲーム。
特にドラゴンズのエラーは、
荒木井端の2人で3個。
今季初めて見たアライバ新二遊間に、
いくらかの不安を抱いたファンも多かったよう。
それでも井端のエラーの1つは、意図したものだったとのこと。
本人も「気にしていない」と言っていますし、
今回はオープン戦だからということにしておきましょうか。
それでも最終回に登板し、捕まりまくった平井の乱調を含め、
ただ今季チームが目指している
『守り勝つ野球』への道のりは、未だ遠くという感も。
まあ今後戦う上で、高めてほしいと願いつつ、
その完成を「長い目」で見守っていきたいと思います。

そんなバックの拙守もあり、
先発した朝倉苦しい投球となりましたが、
10安打4失点ながらも、3併殺を奪うなど、
ゴロを打たせる持ち味は、それなりに発揮できたようですね。
満願快投とはいきませんでしたが、
開幕ローテーションには踏みとどまったもよう。
依然及第点の状態といえる背番号14ですが、
残りわずかな期間でできるだけ課題をクリアして、開幕を迎えてほしいです。

2009年3月24日 (火)

開幕まであと10日、ドラゴンズ関東今季初上陸。

札幌、甲子園、広島、福岡と続いた遠征を終え、
一時ナゴヤに戻ってきたドラゴンズ
チームが移動日に充てたこの日は、
投手陣が練習を行ったものの、野手陣は休日。
リラックスした後、東京へと移動したもよう。
きょう24日からは横浜、東京、千葉と続く3連戦。
開幕まであと10日、いよいよ関東ドラゴンズが登場します。
総仕上げの段階を迎えた投手陣を中心に、この日の竜の話題を。

ドラゴンズトピックス(23日)

◇朝倉健太

<きょう24日の横浜とのオープン戦に登板予定。
前回15日の北海道日本ハム戦では、
6イニング4安打無失点に抑えたが、
今回もまた結果にこだわる構え。好投を誓って>
「次の登板? 気持ちは一緒ですよ。
結果にこだわってやるだけです」

<この日、ナゴヤ球場のブルペンで46球。
シュート、フォークなどを交えて投げ込んだ。
セットポジションでは抜群のコントロールを披露も本人評価は>
「まだまだです」

<残る課題は、前回登板で6イニング中4度、
四球もしくは安打で出塁を許した先頭打者への対応か。
こう言って、名古屋駅に向かうタクシーに乗り込み>
「しっかりクリアしたいですね」
中スポ

◇近藤投手コーチ
<朝倉のブルペン投球を見守り、合格点>
「セットのときは特によかった。
ボールのラインもしっかりしていたしね。よかったよ」
中スポ

◇中田賢一
<新エースの有力候補にとっても、
次回登板がオープン戦最終となってきそう。
次回登板時のテーマについて話す>
「いかにいい流れで投げられるか、です。
今持っているボールでどこまで抑えられるか。
公式戦と同じ? いつもそう思って投げてます」

<まずは全力で相手に抑えにかかることが第一。
何かを『試す』などという余裕の姿勢はない。
今月前半、完全な不調に陥った時期もあったが、
上昇カーブに乗り、復調の兆しが見えてきた。
最終登板で手応えを確信に変える>
「前半(18日・練習試合広島戦)は
途中までいい感じで投げられました。3回まで、でしたけど」
(中スポ)

◇山井大介
<1軍投手陣練習に合流し、屋内練習場ブルペンで約50球。
14日の北海道日本ハム戦で先発、5イニングで72球を投げて以来、
オープン戦や教育リーグでの登板はないが>
「間隔が開いた分、いろいろ調整できた」

<24日からの関東3連戦で登板機会がめぐってきそう>
「前回よりもイニング、球数とも多く投げたい」
(中スポ)

◇森バッテリーチーフコーチ
<オープン戦ではチーム防御率がリーグワーストの4.98。
現状打破に向け、先発、中継ぎ陣を配置転換する再建策が浮上。
先発ローテ候補だったチェンの中継ぎテストが決定。
起用の幅を広げることを予告して>
「チェン、朝倉、浅尾、ネルソンあたりは先発も中継ぎもできるからな」
おおさか報知


◇岩瀬仁紀
<オープン戦最後の1週間、本番同様にチームにフル同行する予定>
「今週はシーズンと同じようにやっていこうと思ってます」

<『シーズンと同じ』とは、いつも必ず最後に控えているということ。
登板する試合に限って待機したオープン戦モードと違い、
今週は本番モード。毎試合肩をつくり、心身ともに準備する>
「今日も(ブルペンで)投げたし、
1週間投げ続けようと思ってます。連投もやろうと思ってます」

<キャンプから目指してきた進化の総仕上げでもある。
沈む新球は順調に仕上がってきたが、もう一つ挑戦していた
グラブを構える位置は、いったん元に戻す。
実戦も含め2カ月近く試した結果、シーズンでの採用を見送った>
「1年間あれ(新フォーム)で通すのは、やっぱり難しいかなと思ったから」

<この日のブルペンでは胸の前でセットした旧フォーム。
投球フォームのグラブ位置を変えると、他の部分のバランスもずれるという。
グラブ位置に合わせたフォームの微調整も1週間で進めていく>
「まだ前のときのバランスが残っているから、合わせないといけない。
今はバランスが崩れているから、そこを修正していきたい。
でも、状態はいいです」
中スポおおさか報知


◇井端弘和
<きょう24日の横浜戦からフル出場を解禁する予定。
17日の練習試合・阪神戦から復帰したばかりだが、
5試合で10打数4安打の打率4割とブランクを感じさせないが、
右ヒザ回復具合を探りつつ、満を持してフル出場にGOサイン。
残り6試合で状態をMAXまで引き上げる>
「一番不安だったのは目じゃなくて、ヒザだった。
でも、守備でも、走っても何の不安も感じなくなったから、
明日からはフルで出る」

<打席数を増やして目を慣らし、
二塁にコンバートされた守備でも、荒木との連係を確認していく>
「開幕をベストの状態で迎えられるように仕上げたい」
デイリー

◇谷哲也
<休日返上し、午前中ナゴヤ球場に隣接する屋内練習場で
マシンを相手に約1時間、ひたすらバットを振り続ける。
WBC準決勝の試合中だったが途中経過にも目もくれず。
開幕1軍へのチャンスをつかもうと必死>
「僕はそれどころじゃない。休んでいるひまなんかありません。
休んだらすぐ駄目になりそうで。
遠征でずっと打ち込むことができなかったんで、
名古屋に帰ったらやろうと思っていたんです。
遠征先では時間の制約があったから、
たくさん打っておきたかったですし」

<キャンプ後はしばらく2軍教育リーグ暮らしだったが、
14日の札幌遠征から1軍に合流し、
主に荒木が退いた後の控え遊撃手として起用されてきた。
今回の関東遠征にも参加する予定。バットも好調で、
オープン戦通算打率は.389。それでも反省を忘れない>
「でも、甘い球を打ち損じることが多かった。しっかり振っていかないと」

<どんなチャンスも逃さずものにする。
そんな決意を胸に、東京に向かって>
「アピールポイントは、まずは守りだと思うんです。
でも、最終的には(打撃も走塁も含めた)全部です。
穴があっちゃいけない。
与えられた数少ないチャンスの中で結果を出していかないといけない」
中スポニッカン

◇岩﨑達郎
<ここまでの1軍オープン戦、内野の若手では
唯一全試合に同行。オープン戦の『完走』を誓う。
ちなみに捕手では小山、外野手では藤井も全試合帯同中>
「途中で(関東遠征から)帰ってくることのないようにがんばります」
(中スポ)

◇野本圭(ドラフト1位)
<20日の福岡ソフトバンク戦で
左太もも付近に張りを感じて途中交代したが、
この日はナゴヤ球場に隣接する屋内練習場に姿を見せる。
屋内練習場の内周を歩いたりするなど軽めのメニューのあと、
2時間近くウエートルームにこもって、筋力トレーニングなど。
関係者によると症状は軽いもようという。
一刻も早く1軍に再合流するために必死>
「目に見えない疲れとかがあったのかもしれません。
疲れはだいぶとれました」

<藤井との一騎打ちの様相だった中堅争いは
大きく水をあけられた形だが、開幕1軍をあきらめたわけではない。
キャンプ初日から20日まで、ずっと1軍に居続けたことに>
「いい経験をさせてもらったのだから、これを生かさないといけない。
今はとにかく野球をしっかりできるようにしたい」

<開幕スタメンについては、こう意気込んで>
「もちろん、ずっと目標にしてきていることですから」

<キャンプからここまで、ケガや病気で一時離脱した選手にも、
しっかりリベンジのチャンスが与えられている。
オープン戦最後の3連戦に、巻き返しを誓って>
「やってみないと分からない部分もありますが、
27日の復帰を目標に頑張ります」
(中スポ、スポニチ名古屋ニッカン


◇森野将彦
<ドアラと宣伝で共演することがこの日、明らかに。
白羽の矢を立てたのは名古屋市に本社がある
海苔やお茶漬けのりで有名な浜乙女。
今週末にナゴヤドーム内で収録および撮影会が行われる。
初CMとなるが、やる気十分。
4月から同社で始まるモバイルサイトで共演するほか、
夏に放送される東海地区のラジオCMにも登場する予定>
「ドアラと共演? 担当者に任せているんで、
詳しくは知りませんでしたが、
こうやって声をかけてもらえるのはうれしいこと。
出ることで後につながれば、と思っています」
中スポ

◆浜乙女商品開発部・細井さん
<森野とドアラのCM共演について説明>
「チームの中心として期待される森野さんと人気のドアラ。
このコンビがおもしろいのでは、となったんです」
中スポ


◇落合監督
<東京都千代田区の中日新聞東京本社で行われた。
『ドラゴンズ激励会』に西川球団社長、伊藤球団代表、
森、田村、川相、笘篠、勝崎各コーチとともに出席。
あいさつでは、就任1年目、個々の10%底上げを掲げて
セ・リーグを制した経験が今年も生きるとし、こう力説>
「川上、ウッズ、中村(紀洋)が抜けて心配されている声が多いが、
2004年を忘れてしまったのかなあと思う。
補強なしで、ファンも大丈夫かと心配していたが、
野球がうまくなるように練習し、リーグ優勝した。
投手を含めた守備で1点多くとって勝つ。2004年に戻せばいい。
監督もコーチも全然心配してないのに、
周りはこれだけ心配してくれる人がいる。今年はいい年になると思いますよ」
中スポ


【ドラゴンズ・今週の日程】
24日(火)対横浜 (13:00・横浜スタジアム)
25日(水)対巨人 (18:00・東京ドーム)
26日(木)対千葉ロッテ (14:00・千葉マリンスタジアム)
27日(金)対オリックス (13:30・ナゴヤドーム)
28日(土)対東北楽天 (13:30・ナゴヤドーム)
29日(日)対東北楽天 (13:30・ナゴヤドーム)


第2回WBCもいよいよ決勝戦
今大会5度目となった日本-韓国の組み合わせ。
まさに宿命となった対決を制して、
連覇で締めくくることができるでしょうか。

ところで、そのWBCが終わると、
いよいよプロ野球開幕まであとわずか。
先週から遠征が続いているドラゴンズですが、
いよいよきょうからは横浜-東京-千葉での3連戦。
今年はじめて関東地方竜戦士が登場します。
WBCの中継があったこともあり、
スカパー!でもほとんど中継がなかった今春のオープン戦
関東のドラゴンズファンとしては『動くドラゴンズ』
ようやく見られることが、本当にうれしく思いますね。


そのドラゴンズですが、福岡の3連戦を終えて、
ひとまずナゴヤに戻ったようですね。
そして遠征の疲れを考慮してか、野手陣休養日に。
一方投手陣は、先発を中心にナゴヤ球場で軽めの練習。
また落合監督ら首脳陣は、東京での激励会に出席したもよう。

今朝のスポーツ紙は、その練習に参加した
投手陣からの話題が多かったですが、
開幕まであと10日と迫り、次回登板が
オープン戦においては、最後のマウンドとなりそう。
先の福岡3連戦では、チェン、小笠原が炎上するなど、
左の先発陣が今イチピリッとしないだけに、
関東で登板が予想される朝倉、中田、山井には
できれば良い結果で締めくくってもらい、
開幕へ向け、安心感を与えてほしいものですね。

この日の激励会での落合監督のあいさつでもありましたが、
今季のドラゴンズは、ある意味原点回帰の年。
『投手を含めた守備で1点多くとって勝つ』野球をするためには
いかに投手陣が踏ん張れるかにかかってきますからね。
それにも関わらず、チーム防御率が4.98と低調。
開幕ローテも混沌としているなか、ここで結果を出すことが、
そのイスを確定させることに大きく繋がると思われます。

不調を極めていた右腕陣ですが、
一時よりはその状態がだいぶ上がってきたようで。
この日ブルペン投球を行った朝倉ですが、
本人の評価は今イチながら、
まずまずのボールが放れていたようですね。
一方中田も波こそあれど、ストレート自体はしっかりしていますし、
山井は当初の復帰プランを大きく上回り、
開幕でも十分に間に合う状態になっているとのこと。

おそらく開幕投手はないかもしれませんが、
この中の2人開幕ローテに名を連ねることになりそう。
ともに「公式戦同様」の気持ちで投げていくと語っていますし、
その意気込みや、強いものであることでしょう。
オープン戦最後の登板、良き結果を出してくれればと期待します。


その他の話題としては、オープン戦は残り6試合
主力においては、いよいよ『本番モード』に突入というところでしょうか。
守護神・岩瀬もこの関東からチームにフル同行
投げない試合でも、本番同様に準備していく構えを示しています。

守護神本番モード。キャンプでは、
11年目の今季に向けて、
沈む新球新フォーム
テーマにしていた岩瀬ですが、
フォームに関しては
採用を見送り、
グラブを胸の前にセットする
昨季までのフォーム
固めていくようですね。
まあ例年開幕時はやや不安定
シーズンに入り、
調子を上げていくタイプの岩瀬ですが、
今季に関しては、体調面が良好というのがうれしい限り。
関東での3連戦でも勝ちパターンとなれば、
連投もあるかもしれませんが、良い感じで仕上げて、
より万全の状態で、シーズンを迎えてほしいものです。

また開幕1軍争いにおいても、いよいよ最終段階
この日は、岩﨑達郎のコメントがありましたが、
外国人枠の兼ね合いがあるデラロサを含め、
果たして誰が最後の『イス』に座るのか、気になりますね。
ここに来て一気に浮上してきたに対し、
キャンプからここまでずっと1軍に帯同してきた岩﨑達郎
ともにしがみついてでも掴みたいであろう開幕1軍
どのように決着が付くのか、楽しみなところです。

そして最後に、20日の福岡ソフトバンク戦で、
左足に違和感を訴え、戦線離脱となったルーキー・野本ですが、
すでにトレーニングを再開したようですね。
この日はナゴヤ球場での歩行やスタンドの階段上り下り、
さらに屋内でウエートなどをこなしたもよう。
心配されたケガの具合ですが、野本本人が言うには
見えない疲れであって「ケガじゃないですから」とのこと。
関東遠征に参加できないのは、とても残念ですが、
まずは患部の回復に全力を注ぐこと。
そして最後の3試合に出られれば、そこでしっかりとアピールし、
目標である開幕1軍をゲットしてほしいです。

2009年3月23日 (月)

小笠原炎上昌失点心配左腕陣藤井猛打賞も連敗。

ヤフードームでの福岡ソフトバンクとの3連戦のラスト。
ドラゴンズは、開幕ローテ候補である両左腕、
小笠原孝山本昌が登板しましたが、ともに失点
特に小笠原は序盤粘りの投球を見せながらも、いきなりの炎上
前日のチェン同様、不安を残す投球となってしまいました。
一方打線は10安打を放ちながらも、14残塁と拙攻。
それでも好調・藤井淳志が気を吐き、3安打猛打賞
野本の離脱もあり、開幕センターに当確ランプが点りそうです。
その他ビョンマルチ安打など、この日のドラゴンズのまとめを。

◇オープン戦
福岡ソフトバンク-中日
(22日・福岡Yahoo!JAPANドーム)
23711人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ソフトバンク ×
[敗] 小笠原(3試合1敗)
[D本]なし
[Dバッテリー]
小笠原、山本昌 - 谷繁、小田

◇オープン戦・対福岡ソフトバンク スタメン
1 (遊)荒木  (4打数1安打)
2 (二)井端  (3打数1安打)
3 (三)森野  (3打数1安打)
4 (一)ブランコ (3打数無安打)
5 (DH)イ・ビョンギュ (4打数2安打1打点)
6 (中)藤井  (5打数3安打)
7 (左)堂上剛裕 (5打数無安打1打点)
8 (右)平田  (4打数1安打)
9 (捕)谷繁  (2打数1安打)

【得点経過】
<2回ウラ・福岡ソフトバンク> P・小笠原
松中四球、小久保左翼二塁打、
無死二、三塁から、多村中犠飛(D 0-1 H)

<5回・中日> P・大場
森野四球、ブランコ四球、
無死一、二塁から、イ・ビョンギュ左翼線適時打
(D 1-1 H)
藤井犠打、捕手三塁へ送球も三塁落球=捕失
無死満塁から、堂上剛裕二ゴロの間
(D 2-1 H)

<5回ウラ・福岡ソフトバンク> P・小笠原
多村中安打・代走アギーラ中安打、
無死一、三塁から、髙谷左中間突破2点二塁打(D 2-3 H)
柴原セーフティバント三塁内野安打、本多中飛、
森本偽装スクイズ-柴原二盗、森本空三振、
2死二、三塁から、松田左翼線突破2点二塁打(D 2-5 H)

<6回ウラ・福岡ソフトバンク> P・山本昌
小久保四球・代走中西中安打、アギーラ中飛、
1死二、三塁から、髙谷三塁適時内野安打(D 2-6 H)

【ゲームレビュー】
中日は4年目の藤井がオープン戦3度目となる3安打。
先発の小笠原は5イニングを8安打5失点。開幕に不安を残した。
福岡ソフトバンクは正捕手を狙う髙谷が2安打3打点と活躍。
3番を期待される松田は5回に2点二塁打を放った。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズトピックス(22日)

●小笠原孝

<オープン戦2度目の先発は、5イニングを投げ8安打、5失点。
先発ローテーション入りに不安を残す。
4回までは3安打1失点、持ち味の粘り強さを発揮していたが
5回、先頭打者の多村にストライクを取りにいった初球を中前打され>
「痛かった」

<しまった、という思いをぬぐい去れぬまま
続くアギーラにも中前に運ばれ、髙谷の左中間二塁打で2失点。
さらにバント安打などで攻め立てられ、4連打を浴びると、
2死から松田に左越え2点二塁打を浴び、この回4失点と一気に崩れた>
「自分としては球自体は悪くなかったと思うけど、
ちょっと真ん中に集まってしまいました…。制球がすべてです」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

●山本昌
<6回から2番手で登板。立ち上がり先頭打者の小久保に対して、
初球ストライクの後4球連続ボールであっさり四球を与えて>
「どうしようかと思った。
小久保との対戦を楽しみにしていたんだけど、力が入っちゃった」

<後続の辻、髙谷に安打を許して、
今春のオープン戦と教育リーグを通じ、8イニング目で初失点。
先頭打者への四球が失点につながり、反省の弁を並べて>
「とにかくストライクが入らなかった。コントロールが悪すぎたよ」

<それでもきっちり立て直すのは200勝左腕の妙味。
1点を失ってなお1死一、三塁のピンチは、
柴原を三振、本多を左飛に打ち取る。
7、8回は尻上がりに調子を上げて無失点。
ベテランらしい修正術で結果は3イニング1失点と上々。
納得顔で振り返り>
「腕の振り自体はよかった」

<1年前とは置かれている立場が全く違う。
超の付くハイペースだった昨季に比べて
今季は開幕ローテーションの座はすでに当確。
照準を開幕にピタリと合わせ、じっくりと体をつくり上げてきている>
「これまで通り、普通の調整ができている。
例年より開幕が少し遅い(4月3日)。
そのことも考えてコンディションを上げたい」

<開幕まで残すところ10日余り。
オープン戦ではあと1度しか登板機会はないだろう。
これまで最長で3イニングしか投げていないため、
次は長いイニングでの実戦テストを行う唯一のチャンスになる。
冗談めかした言葉は、迫る開幕への決意表明のよう>
「(体が)駄目になるまで投げますよ」
中スポ共同通信社毎日jp

『ストライク入らなくて、苦労しました。
手の振りなどはだいぶ強くなってきて
ストレートで空振りやファウルが取れたので、
その面ではよかった感じです。三振も珍しく多かったし(笑)。
真っすぐが悪くて変化球がよかった前回とは逆なんですけど、
このへんは投げていって調整していくしかないですね。
最初に当たった小久保君とは勝負を楽しみにしていたのですが、
ストライクが入らず歩かせてしまったのが残念です』

(山本昌公式「山本昌広ニュース」より引用)

●森バッテリーチーフコーチ
<チーム防御率はリーグワーストの4.92。暗雲かかる投手陣について>
「心配も何も、悪いヤツは落とすだけだ」
デイリー


●藤井淳志
<完敗の試合で1人、気を吐く3安打。
6番・中堅でスタメン出場すると、
すべて単打ながら、内容の濃い打撃を披露。
1本目は内角低めのスライダーを右前へ、
2本目は外角低めのチェンジアップを中前へ運んだ。
さらに3本目は内角直球に差し込まれながらも左前へはじき返し、
いずれも難しい球を3方向にきれいに打ち分け、胸を張る>
「しっかりスイングしようという意識が、
結果につながっているのだと思います」

<状況が変わっても、その軸がぶれることはなかった。
キャンプから中堅の座を争っていた野本が福岡から去った。
それでも今まで通り、自らの打撃だけに向き合った>
「1打席1打席に集中しました」

<前日、先発出場したオープン戦で
14試合目にして初めて無安打に終わったが、
それでも前だけを向き、復調につなげる。
これでオープン戦16試合で27安打。
イチロー(当時オリックス)が98年に21試合で28安打をマークして以来。
30安打に到達すれば、94年のイチローに肩を並べるが>
「ヒットが出たからと言って満足はしない。
1打席、1打席、別々のものと考えて切り替えています」

<猛打賞は7日の北海道日本ハム戦以来で
オープン戦3度目、再び量産モードに入った。
レギュラー奪取は当確だが、謙虚な姿勢は変わっていない。
試合後、ハッキリとした口調でこう言って>
「周囲の状況は関係ない? そうですね。
自分の力をつけないことには、どっちみち、先がないので、
地力をつける練習をしっかりやっていかないといけないです。
結果を残して自信にして(次に)つなげたい」
中スポサンスポおおさか報知時事通信スポニチニッカン


●イ・ビョンギュ
<5回無死一、二塁の第3打席で、
大場の外角への直球を逆らわずに左前適時打。
実に16打席ぶりの安打を放つと、9回の第5打席でも中前打。
チームが4点差の完敗に終わったのを気にしてか、
試合後は打撃内容を聞かれても沈黙のままバスに乗り込んだが、
報道陣ににやりと笑って、内心は得ているはずの手応えを伺わせる。
太平洋の向こうで快進撃を続ける韓国同胞の活躍が、
勢いを与えていたに違いない。この日の試合前練習は、
WBC準決勝・韓国-ベネズエラ戦とほぼ同時刻。
韓国が1回に一挙5得点と聞くと途中経過を気にしていた様子>
「韓国強いねえ。(2回で)7-0よ」

<5回で8-1の楽勝ムードには勝利を確信。
母国の勝利はわが事のように喜び、
この日はいつになく上機嫌でバットを振っていた>
「大丈夫。大丈夫」
中スポスポニチ名古屋

●井端弘和
<6回の第4打席で中前にクリーンヒット。
2日ぶりにオープン戦2本目の安打をマークして、笑顔。
3回の第2打席では粘って、この3試合で5個目の四球を選ぶ。
2試合連続で7回まで守りに就くなど、試合勘もどんどん戻っている>
「だいぶ、振れるようになってきた。
タイミングはもともと悪くないので、もっと振れるようになってくれば」
(中スポ)

●平田良介
<8番・右翼で今オープン戦初出場。
2回の初打席で中前打を放つが、その後3打席凡退で不満そう>
「ヒットはうれしいけれど、打撃の状態が上がってこない」

<試合のなかった16日にキャンプ後初めて1軍合流。
17、18日の練習試合後に2軍のいるナゴヤへ戻ったが、
野本の故障もあったため、前日の教育リーグに出場後、
夜の新幹線で博多入りという慌ただしい行程。
バットケースなど大きな荷物を自分で運ぶ移動も、
飛躍のきっかけと思えば苦にならない>
「(1軍に)固定されていない者は仕方がない。
チャンスをもらったのだから生かせるよう頑張るだけ」
(中スポ)

●堂上剛裕
<1軍に再合流し、7番・左翼で先発出場したがツキに恵まれず。
いい当たりがことごとく野手の正面を突き、結果は5打数無安打。
念願の開幕1軍へ、今は自分の打撃を貫き通す>
「もうちょっとのところ。
芯でとらえた打球がゴロやライナーでヒットになればいいんですけど。
今のスイングを続けていくしかありません」
(中スポ)

●新井良太
<8回2死、井端の代打・井上の代打で登場。
右の代打としての適性を見られ、左投手への対応がテーマだったが、
見逃し、空振り、空振りの3球三振。
とりわけラストはワンバウンドになるスライダー。
内容、結果ともに残せぬまま、福岡を離れる>
「真っすぐがくると思っていったんですけど、
あれは我慢しなくちゃいかんです。振らされました」

<そんな若竜の潜在能力に敵将・秋山監督がくぎ付け。
『いい打球打つよなあ…』と何度も繰り返していたそう。
試合後、その言葉を伝え聞くと>
「えっ、そうなんですか。
秋山さんがそんなことを言ってくださったんですか…。
がんばります。やるしかないです」
(中スポ)

●立浪和義兼任コーチ
<この日から平田、堂上剛裕が再合流。
新井や藤井を含め若手のフリー打撃中、
ケージに張り付いて指導を繰り返す。
試合では前日にDHスタメンで3打席に立ったこともあって、
この日は出番なし。開幕も意識して帰りのバスに乗り込む>
「本番も近いんで、また明日からしっかりやっていきます」
(中スポ)

●川相内野守備走塁コーチ
<ヤフードームの人工芝が一新。
芝の一本一本が長く、黒土のようなチップがまざっているものに。
東京ドームなどと同じで、自然芝の感触に近いといわれるタイプ>
「これなら野手も思いきってスライディングできるね。
人によって好き嫌いはあるだろうけど、
ぼくはまあまあこのタイプの人工芝は好き」

<だが、さらに続きがあった。
19日に新広島市民球場で内外野の全面天然芝を目に。
どんなに天然芝に近くなっても、本物には勝てない>
「いくら人工芝がよくなっても、広島のようなのを見てしまうとね」
(中スポ<ドラ番記者>


◆野本がリハビリ開始(中スポ)
下半身の張りのために1軍を離れた野本
この日ナゴヤ球場でリハビリを始め、歩行、階段の昇り降りなどを行う。
前日(21日)に1軍の遠征先・福岡から名古屋に帰っていた)

●笘篠外野守備走塁コーチ
<左ふくらはぎ付近を痛めた戦線離脱した野本について、軽症を示唆>
「関東の遠征から帰ってきて、
(27日からの)ナゴヤドームで戻れれば」
中スポ


◆鈴木義広
<ナゴヤ球場屋内練習場でのブルペン。
速球が捕手のミットを力強く叩き、好感触>
「まっすぐは自分でもいい感じで投げられていると思います。
スライダーはまだまだですけどね」

<予定では試合で投げるはずだった。
ナゴヤ球場の教育リーグ・オリックス戦は雨で中止。
先週末に続き、貴重な実戦が流れた。
戦列に戻ればこれほど頼れる右の中継ぎはいないが、
開幕1軍への残り時間は刻々と削られていく。焦りはないのか>
「まずヒジをしっかり治すことが大事ですから。
周りの方々がブレーキをかけてくれます。
自分ではわからないですから」

<投げたい気持ちが強い一方で、周囲の声に耳を傾けてきた。
大先輩の言葉も胸に止めている。経験談として、
術後数カ月間の違和感、それがふと消えること、
焦りが禁物なことなどを聞いた>
「山本昌さん(95年オフ左ひざ手術)からも話を聞きました。
『手術から7、8カ月くらいで急に(違和感が)なくなった』と…」

<開幕に合わせるのではなく、体を完全に治す。その道のりは順調>
「今日は手術してから初めての(ブルペン)3連投だったんですけど、
何も問題なく投げられました」
(中スポ)


第2回WBC・準決勝ゲーム2、
1組1位の日本代表は、ロサンゼルス・ドジャースタジアムで、
2組2位のアメリカ代表と対戦。
先発した松坂(レッドソックス)がいきなりの一発を浴びるなど、
立ち上がり2点を奪われたものの、
1点ビハインドの4回ウラ、稲葉(北海道日本ハム)、
小笠原(巨人)の連打後に、福留(カブス)の二塁強襲の当たりが
ブライアン・ロバーツのエラーを誘い、同点に追いつくと、
前の打席、犠飛を放っている城島(マリナーズ)が
ライトへ犠牲フライを打ち上げて、勝ち越し!
さらに岩村(レイズ)、川﨑(福岡ソフトバンク)の
連続タイムリーで一気呵成に攻め込むと、
2死二塁から中島(埼玉西武)の中前タイムリーも飛び出し、
アメリカ先発、ロイ・オズワルトをKO。

打者9人で5本の長短打を重ねた打線が
この回一挙5点を奪い、流れを変えると、
以降は杉内(福岡ソフトバンク)-田中(東北楽天)とゼロのリレー。
しかし8回、馬原(福岡ソフトバンク)が
代わり端不安定なところを突かれ、2失点
2点差に迫られたものの、そのウラ、
2死三塁から川﨑の遊ゴロをデレク・ジーターが一塁へ悪送球。
ラッキーボーイが力を発揮し、大きな1点を加えると、
なおもイチロー(マリナーズ)、中島の連続タイムリーで、9-4とダメ押し。
最終回は、ダルビッシュ(北海道日本ハム)がマウンドへ。
ヒット1本許したものの、最後は見逃し三振で締めてゲームセット
逃げ切り勝利で、2大会連続の決勝進出を決めるとともに、
連覇をかけて大会5度目となる日韓戦に挑むこととなりました。

立ち上がり、松坂の出来が今ひとつで心配でしたが、
打線がワンチャンスをきっちりと生かし、
ビッグイニングを作ってくれましたね。
8回に2点差に詰め寄られたものの、
馬原が自らの尻ぬぐいをしっかりとして、
ピンチを凌ぐと、そのウラにさらなる援護でダメ押し!
またしても対戦することとなった韓国とは、ここまで2勝2敗の五分。
ある意味、国際試合というより、
『日韓戦』の印象のみが強く残りそうな今回のWBCですが、
最後の最後にしっかりケリを付けて、連覇を掴んでほしいと願います。


それに対して、ドラゴンズのオープン戦ですが、
こちらは投打が噛み合いませんでしたね。
ヤフードーム3連戦ラストは、2-6と完敗。
投げては先発・小笠原が、5回につかまり5失点。
打っては10安打を放ちながらも14残塁の拙攻と、
良いところがあまり見られなかったようで。

開幕間に合うか?中でも心配なのが、
先発した小笠原
2回、3回と走者を出しながら、
犠飛での1失点のみで
凌いでいたものの、
味方の援護をようやく得た
直後の5回ウラに
連打をたたみかけられ、炎上してしまう始末。
福岡ソフトバンク小技をからめた攻撃に
はめられた感もありましたが、そのきっかけは先頭打者への四球
制球も甘かったようですし、開幕まで立て直しが必要でしょうね。

2番手で登板し、オープン戦初失点となった昌さんはまだしも、
前日のチェンとともにピリッとしない投球が続く左腕陣
オープン戦、もしくは週末に開幕するウエスタンの公式戦が、
残された調整登板となってきそうですが、
しっかり課題をクリアして、結果を出したうえでの開幕を期待します。


一方、打線福岡ソフトバンク先発・大場の前にわずか2得点。
5イニングで6四球と、苦しい投球だったにもかかわらず、
今ひとつ攻め込めなかったことが残念でしたね。
前日に3ランを放った和田が大事を取り、抜けていたこともありますが、
10安打に、7四球が絡みながらも、2点しか奪えないのは…。
藤井が左打席で難しいボールを打ち分け、
3安打猛打賞と気を吐いたのは、うれしいことではありますが、
その藤井も3四球でチャンスの3回2死満塁では、見逃し三振
野本の戦線離脱により、開幕センターが見えてきましたが、
今後はチャンスでの一本を願いたいところですね。
また目立っているのが、藤井ばかりでもそろそろいけないなと。

オープン戦も残り6試合となり、ふるい落としもほぼ終了。
さらに地元に戻れば、完全な『本番モード』となってくるでしょう。
なんとかその間に、少しでも打線としての
「良いカタチ」を作り、開幕を迎えることができるよう、
明日からの関東遠征では取り組んでいってほしいです。

2009年3月22日 (日)

和田1号谷繁初安打もチェン乱調3回6失点KO。

前日に続いてのヤフードームでの
福岡ソフトバンクとのオープン戦は、6-7で黒星。
和田オープン戦1号となる3ランが飛び出すなど、
序盤は優位にゲームを進めていたものの、
先発したチェンが思いもよらぬ乱調。
直球にキレがなく、取った点を取り返される最悪の投球。
開幕ローテ入りに不安を残す内容となりました。
その他谷繁初安打、岩瀬緊急登板など、この日の竜のまとめを。

◇オープン戦
福岡ソフトバンク-中日
(21日・福岡Yahoo!JAPANドーム)
22284人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ソフトバンク ×
[敗] ネルソン(4試合2敗)
[D本]和田1号3ラン
[Dバッテリー]
チェン、ネルソン、パヤノ、清水昭信、岩瀬 - 谷繁、小田

◇オープン戦・対福岡ソフトバンク スタメン
1 (遊)荒木  (3打数2安打1打点)
2 (二)井端  (1打数無安打)
3 (三)森野  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ (5打数無安打)
5 (左)和田  (1打数1安打3打点)
6 (右)イ・ビョンギュ (4打数無安打)
7 (中)藤井  (2打数無安打)
8 (捕)谷繁  (2打数1安打2打点)
9 (DH)立浪  (2打数無安打)

【得点経過】
<1回・中日> P・新垣
荒木右安打、井端四球、森野一犠打、ブランコ空三振
2死二、三塁から、和田左越え3ラン
(D 3-0 H)

<1回ウラ・福岡ソフトバンク> P・チェン
本多遊撃失策-二盗、森本死球、松田投犠打、
1死二、三塁から、松中右越え3ラン(D 3-3 H)

<2回・中日> P・新垣
藤井四球、谷繁捕邪飛、立浪ニゴロ、
2死二塁から、荒木右翼ポール際適時二塁打
(D 4-3 H)

<3回・中日> P・新垣
ブランコ空三振、和田死球-代走小池
イ・ビョンギュ二ゴロ、藤井二失策、
2死一、三塁から、谷繁左越え適時二塁打
(D 6-3 H)

<3回ウラ・福岡ソフトバンク> P・チェン
本多セーフティ投安打、森本右安打、
無死一、三塁から、松田中越え2点二塁打(D 6-5 H)
松中二飛、けん制悪送球=二失の間に松田三進、
1死三塁から、小久保三ゴロの間(D 6-6 H)

<5回ウラ・福岡ソフトバンク> P・ネルソン
本多二ゴロ、森本四球、松田空三振、
2死一塁から、松中左翼フェンス直撃二塁打(D 6-7 H)

【ゲームレビュー】
中日和田初本塁打と調子を上げてきた。
先発したチェンは直球に切れがなく、3イニングを投げ6失点だった。
福岡ソフトバンクは初先発の新垣が3イニング6失点。
4四死球を与えるなど制球が不安定だった。
打線は松中が自身3戦連発となる3ランを放った。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズトピックス(21日)

●和田一浩

<ヤフードームでの福岡ソフトバンク戦で
オープン戦第1号となる3ランを放つ。
1回2死二、三塁、カウント1-3から
新垣の126キロ、高めに抜けたスライダーを引っ張って、
レフトスタンド中段にたたき込む。
変化球でストライクを取りに来るのを
見透かしたように振り抜いた一発。
文句なしの一撃を満足そうに振り返って>
「打撃好調なので一本欲しかった。いい感じです。
ボールもよく見えている。たまにはいいでしょ」

<待ちに待った『新打法1号』だったが、
目先の結果よりも打席での感触に
開幕に向けた手応えを感じている>
「ホームランになったのはたまたまですけど、
高めの変化球に手を出せたのがよかった。
むしろ手を出さなきゃいけない球だったから。
結果がたとえファウルだったとしてもね。
一番手を出さなきゃいけないところだと
思っているので、手が出てよかった」

<12日、生まれ故郷の岐阜での広島戦では4番に座り
5打数4安打と大暴れしたが、その後のロードでは
20日までの5戦で、甲子園の練習試合で放った1本だけ。
甲子園や広島市民球場での練習では、
落合監督から直接打撃指導を受け、調子を上向かせてきた。
独特のオープンスタンスから、スクエアに近いフォームに変更した
打撃フォームについては、まだまだ未完成を強調したが、
この日の一発が自信にならないわけがない。
ここまで打率.400と、きっちり結果を出しているのがさすがだが>
「まだまだ慣れないといけない。
飛距離もこれから数をこなさなきゃ分からない」

<3回の第2打席では左脇腹付近に当たり、2試合連続の死球。
大事を取ってベンチに下がったが、笑いを誘って不安を一蹴>
「ケガはなかったけど2日連続はついてない。
大丈夫。そんなにやわじゃないですから」
中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


●荒木雅博
<初回先頭で右前打、2回2死二塁でカウント1-1から
右翼ポール際フェンスに達する適時二塁打と2安打をマーク。
ともに右方向への打球だが、自然体の打撃が好結果を生んでいるよう>
「狙っていたわけじゃなく、コースに逆らわず打っただけ」

<重心を低く落とし、全体重をバットにぶつけた従来の形から、
背筋を伸ばし、体の回転で球をとらえる新フォームへ変更。
オープン戦通算18打数7安打で打率.389、09年版新打法を体得して>
「09年打法いいね。うまく回転で打ててるもん」
(中スポ、デイリー

●井端弘和
<練習試合も含め4試合目で最長の7回まで出場しニヤリ>
「ほとんどフル出場みたいなものでしょう」

<打ってはボールの見極めがよくできて4打席で3四球。
ただ打って確かめたいこともあるだけに、
相手投手の制球に少し不満そう。対策を練っている>
「ホームラン打つバッターじゃないんだから
もっとストライクを投げてきてほしい。
来週からは強引に振りにいこうかな」
(中スポ)

●森野将彦
<派手な3ランの応酬で始まった試合。
1回無死一、二塁を3番打者に送らせたところも共通点。
試合後、その犠打について聞くと>
「ボクから(落合監督に)お願いしていたんです。
『そういうチャンスがあったら(サインを出してください)』って」

<ベンチの指示ではなく『志願』だった。
1球目はバントの構えから見送り、
決めた2球目は、強打の構えから一塁線に転がした。
完全に公式戦を意識した打席だった>
「(2球目に)サインが出たんで、
それなら打つ構えからやってみようと。
その方が内野手も前に出てきづらいですからね」

<昨季は3個の犠打を記録している。
今季は不動の中軸としての活躍を期待されるだろうが、
それでも失敗が許されるこの時期に試しておきたかった。
その後4打席は凡退したが、収穫は確かにあったよう>
「いつサインが出るかわかりませんからね。
でも、必ずあると思っています。
そのときにあわてたくないんです」
(中スポ)

●立浪和義
<いつもは試合途中に代打で登場するが、
この日は、9番・指名打者で先発出場>
「打席に立っておけと(首脳陣から)言われて」

<第1、第2打席で内野ゴロに倒れると、
5回2死二、三塁の第3打席では右足を上げる
昨年までのフォームに戻し、四球。
無安打ながら収穫も大きかった>
「走者がいるときのタイミングの取り方が
もうひとつだったので、少し前に戻した。
(昨年までのフォームにして)ボールもよく見えた。
きょうは打席に(3度)立ててよかった。
これからも(足を上げたり上げなかったり)両方を使い分けていくつもり」
(中スポ)

◆大事を取って帰名(中スポ)
(前日の福岡ソフトバンク戦で途中交代した野本
この日の試合中に球場を離れ、名古屋に帰った
左ふくらはぎ付近に痛みがあるもようで、
この日の試合前の練習では、別メニュー調整
外野のフェンス際を歩行するなど、軽い運動をこなした)

●笘篠外野守備走塁コーチ
<名古屋に帰った野本について>
「大事を取ってということです。
しっかり治して帰ってきてほしいと伝えました」
(中スポ)


●谷繁元信

<3回2死一、二塁、新垣から左越えに適時二塁打。
オープン戦4試合目、8打席目で今春初安打、初打点を記録。
詰まったが手応えも十分、左翼フェンスに達しようという打球に>
「自分の場合は、とにかく思い切り
バットを振れるかどうかが重要ですから。
その点ではよかったんじゃないですか」

<スタンドまで届かなかったことを指摘されると
こう答えて周囲を笑わせる>
「もうちょっとで本塁打?
(外野手の)頭越えてるんだよ。じゅうぶんでしょう。
僕はホームランバッターじゃないから」

<ただこの打席で満足できない。チームを勝利に導く正捕手として、
まだまだ開幕まで調整すべき点は多いといった口ぶり>
「バントも失敗(2回無死一塁で捕邪飛)してるし、点も取られてる」

<先発して炎上したチェンについて、
140キロ前後にとどまった直球の球威不足を指摘>
「ファウルを打たせたり凡退させるのがアイツ本来の真っすぐ。
一発で仕留められているようじゃダメだ。
あれだけ直球を仕留められているのは何か理由がある。
悪いときにどうやったら立ち直れるのか考えないと」
中スポ共同通信社ニッカン


●チェン・ウェイン
<オープン戦初先発となったが、
3イニングを投げ、4安打で6失点と不安を残す。
得意の直球でストライクが取れず、苦しい投球。
開幕ローテに『黄信号』がともりかねない乱調に、肩を落として>
「自分の投球がまったくできていなかった。
きょうは今年に入って一番悪かった。フォームもバラバラだった」

<初回1死二、三塁。4番・松中の餌食になった。
懐を攻めたはずのシュートが甘く入り、右翼席への3ラン。
出はなをくじかれて>
「ホームラン打者だし、もっと厳しく攻めないといけなかった」

<さらに3回、先頭・本多にセーフティーバントを決められると、
続く森本にはバスターエンドラン、松田には中越えに2点二塁打。
打たれたのはすべて初球の直球、わずか3球で2点を失った。
その後けん制悪送球で傷口を広げると、内野ゴロの間にもう1点。
すべてが空回りしたKO劇に言葉少な>
「きょうの真っすぐは確かにスピードがなかった。
かといって怖がってもいられないんですが…。反省しないと」

<降板後はブルペンへ直行。
約150球の投げ込みをして、フォームの修正に努める。
開幕まで10日余り。その期間で本来のキレを取り戻すしかない>
「課題はわかっています。
重心を後ろに残すようなフォームにしないと」
中スポおおさか報知共同通信社スポニチ名古屋

●森バッテリーチーフコーチ
<くしくもこの日、チェンと外国人枠を争う
ネルソンとパヤノが好投。結果重視を打ち出しているが>
「オープン戦で結果を出していないやつは1軍メンバーに入れない」
おおさか報知


●ネルソン・パヤノ
<新外国人左腕のオープン戦の結果は上々。
6試合で防御率1.23、特に左打者に強く8打数無安打。
連投となったこの日も6回1死一、二塁、
左の代打である柴原の場面で登板し、投ゴロに仕留める。
その後も続投し、1イニングを無安打無失点に抑える>
「連投は全然、問題なかったよ。
左打者を抑えることは、自分の役割と思っている。
それができてよかった」

<屈託のない笑顔を浮かべ、大のお気に入りについてこう話す。
両方とも正確には中国発祥だが、母国・ドミニカ共和国では
ほとんど縁のなかった日本文化になじんできている。
報道陣に「オラ(やあ)」「アミーゴ(友達)」と
気さくに声をかけることもしばしば>
「日本料理では、チャーハンとラーメンが好きだよ。
特に豚骨ラーメンはおいしいね」
(中スポ)

◆清水昭が危険球で退場 ソフトバンク戦(共同通信社)
清水昭信が福岡ソフトバンク戦で危険球による退場処分を受けた。
7回2死無走者で、田上に投じた初球が頭部へ当たった)

●岩瀬仁紀
<7回2死、清水昭信が田上への危険球で退場になり、後を継ぐ。
8回先頭から登板予定、まさかの緊急出動に苦笑い>
「一度肩をつくって着替えていたところだった」

<代わり端、代打・辻にポテン安打を許したが、
続くアギーラを中飛に封じて事なきを得る。
先頭・髙谷に中前打された8回も併殺などで無失点。
イニングまたぎの登板もはからずも果たした形になったが、
自己採点は厳しく>
「(イニングまたぎは)どこかでやろうと思っていた。
ただ登板どうのというより、まだボールが納得いかない」
(中スポ)

●落合監督
<3回までに6点を奪いながら四回以降は無安打。苦笑いで>
「言うこと無い。
何もないよ。毎日同じことを言っているぞ。
さい配? まだベンチが動く時期じゃない」
毎日jpニッカン


若竜トピックス(21日)

◆ウエスタン春季教育リーグ
中日-オリックス
(21日・ナゴヤ球場)
 Bs 011 000 000 = 2
 D 020 000 000 = 2
(9回規定により引き分け)
[D本] なし
[Dバッテリー] 吉見、平井、高橋 - 清水将海、小川
公式サイト・戦評ファームブログ

▽吉見一起
<ナゴヤ球場で行われた教育リーグ・オリックス戦に先発。
課題を試しながら7イニングを8安打2失点にまとめる。
開幕まであと2週間を切り、仕上げの段階、
その手には確かな手応えが残っていた。
謙虚な右腕にしては、十分力強い順調宣言>
「ここまで持ち味は出せているかな、というところが正直あります。
点は取られていますけど、内容は悪くないので。
そう考えれば、順調かなと思います」

<『順調』を裏付けるのはマウンドの姿だ。
2軍打線に7イニングで8安打を許し、2失点。反省して>
「きょうはちょっと球が全体的に高かった。
もっと低めに投げるように気を付けたい」

<これはあくまで結果から見た評価であり、
もう一つ、裏面の評価もある。
登板前『無四球』『球数少なく』
『ゴロを打たせて取る』と3つのテーマを語っていたが、
無四球で、球数は79。
21のアウトのうち、ゴロアウトが約半分の10。
8安打のうち5本は内野の間を転がったものか内野安打。
その通りの投球となり、裏の結果はほぼ満点。
表の結果に惑わされず、試すべきことを試してきた>
「去年は結果を出さないと
(2軍に)落とされる立場だったので余裕がなかった。
今年は今しかできないことを考えて確認している。
やりたいことをやりながら、ある程度抑えることができている」

<このまま週末ローテーションを歩めば、
来週のオープン戦ラスト登板、その翌週金曜日の開幕戦へ。
ツキも向いている。昨年最初の2軍戦登板は同じナゴヤ球場だった>
「(22日・対サーパス(現オリックス)と
去年とかぶっているので、いいことなのかなと思います」

<オープン戦初登板も去年も今年もナゴヤドームの巨人戦。
日付も去年が3月5日、今年が3月6日と1日違い。
開幕から8連勝と破竹の勢いを見せた昨春と類似点が何かと見つかる>
「巨人戦から入ったのも去年と同じなんです」

<金光大阪高出身、センバツ初日の第1試合で
倉敷工高に敗れて姿を消してしまい、ガックリ>
「1回くらい勝ってほしかったですね。
春はやっぱりピッチャーですね」

<実の弟がメンバー入りしていた07年夏も
気合は入っていたが、今年も期待。
同校出身の東北楽天・愛敬、千葉ロッテ・植松らと協力して
差し入れもしたが…。9回に3点のリードを奪いながら、追いつかれ、
延長でも1度は勝ち越しながら、逆転サヨナラ負け。
試合中に惜敗を知ったが…>
「イニングの合間に勝ち越して、
よしと思ってマウンドに向かったんですよ。
でもその回を終えたときにスタンドから『負けたぞ』って」
中スポ<ドラ番記者>

▽高橋聡文
<左のセットアッパーも2軍戦で調整登板。
9回の1イニングを3人斬り、2奪三振。
147キロの速球で空振り三振に仕留める場面もあり、
力でねじ伏せた。本人も納得の快投>
「きょうは良かったです」
(中スポ)

▽堂上直倫
<教育リーグ・オリックス戦で4打数3安打の固め打ち。
このところの打撃不振を振り払う活躍を見せ、
復調へのかすかな手応えを感じ取る>。
「きょうは何も考えずに打席に立ったけど、
右方向へも(安打を)打てたし、
バットの出が少しずつだけどよくなっているのを感じました」

<キャンプから好調だった打撃は、
教育リーグが始まると同時に下降の一途。
この試合前まで7試合で27打数4安打の打率.148。
試合前にネガティブな返事をするほど不振を極めていた>
「自分は打撃の波が激しいんで、全然ダメですね」

<苦しんだ末に上向きかけてきた状態に、少しだけ表情を緩めて>
「(春季キャンプ時の)いいときに戻そうと思って、
その形にするために、考えながら一からやり直してきました。
結果が出たことはよかったと思います。
決まった(打撃)フォームで打てればベスト。
まだしっくりきていないので、しっかりやっていきたい」
中スポ


第2回WBC準決勝ゲーム1
ベネズエラ-韓国は、10-2で韓国が圧勝。
初の決勝進出を果たしましたが、
朝起きてTVをつけると、画面に出たスコアがなんと5-0
予想外の展開に、唖然としてしまいましたね。
四球と失策が絡んだうえに、3ランが飛び出すなど
いきなりのビッグイニングとなったようですが、
続く2回にさらに2ランが飛び出したところで、ほぼ決まった感が。
圧倒的な強さで勝ち上がってきたベネズエラ
正直アメリカ以上に当たりたくないなと思っていましたが、
スタメン9人に全員メジャーリーガーを並べながらも、
失策がことごとく失点に繋がる悪循環
さらに打線も湿ってしまってはなすすべなし
日本代表はあす朝、アメリカ
決勝進出をかけて、戦うことになりますが、
果たして決勝戦が、5度目の日韓戦となるのでしょうか。


それはさておき、ドラゴンズですが、
週末のヤフードーム3連戦の2戦目は、
14時開始のデーゲームとなりましたが、
序盤は点を取っては、取り返されるシーソーゲーム
途中経過を追いながら、いったいこのゲーム、
何時に終わるのだろうと思っていましたが、
4回以降は一転しておとなしい展開となりましたね。
さらに終わってみれば、4回以降、ドラゴンズノーヒット
5回に2死から3連続四球満塁のチャンスをもらいましたが、
そこで一押しできていればよかったなあと。
そのウラに2番手・ネルソンが2死一塁から
この日3ランを放っていた松中に左越えにタイムリーツーベース
結局それが決勝点となりましたが、
4打点の松中に対し、4三振のブランコ
4番の差が出たこともあり、前夜の雪辱をされてしまいました。


まあ敗れはしましたが、
それでも良かった面もあったようですね。
攻撃面では、ベテラン2人『第1号』『初安打』が。

主軸のお仕事!『第1号』
とは、
初回1死二、三塁からの和田
荒木ヒット、井端四球、さらに森野
志願の送りバントで作ったチャンス。
ブランコが三振に倒れたものの、
代わってしっかりと
主軸のお仕事をしてくれましたね。
前日は足に死球を受け、大事をとって交代
情報も少なくやや心配でしたが、それを振り払う見事な一撃
甘く入った高目のスライダーを完ぺきに捉えて、
レフトスタンド中段へ一直線だったとのこと。
ただ和田自身としては、本塁打という結果よりも、
手を出さなくてはいけないコースにしっかり手を出せ、
その上、しっかり仕留められた課程に満足だったようですね。
改造した新フォームは「まだ未完成」とのことですが、
打率.400と数字も残していますし、順調でしょう。
今後のブランコの調子次第では、
4番に座ることになりそうな背番号5
最終段階を経ていく上で、さらなる仕上げを願いたいですね。
そしてシーズンでは、もちろん主軸として、
存在感を大いに示す一打を期待したいところです。

また『初安打』が飛び出したのは、正捕手・谷繁
3回2死一、三塁のチャンスからレフトオーバー、
フェンスに到達する2点タイムリーツーベース
これまで打撃の際、無意識に腰をかばってしまうためか、
力強い打撃がなかなかできていなかったようですが、
ようやく豪快なスイングを取り戻した様子。
谷繁自身「フルスイング」打席での課題に挙げていたようですが、
この日の初安打で、開幕マスクへ一気に視界が開けた感も。
得意の送りバントは失敗したようですが、
その辺も含め、さらなる微調整を。
そして開幕スタメンにはしっかりその名を連ねてほしいです。


一方、投手陣外国人枠を争う
チェン、ネルソン、そしてパヤノの3投手が登板。
その中で「心配の種」となったのが、先発したチェン
今季は左のエースにと期待されている背番号21ですが、
オープン戦初先発となったこの日は、立ち上がりから乱調
3イニングを投げ、4安打6失点(自責4)。
バックが足を引っ張った部分もあったにせよ、
打線の援護をことごとくフイにする、まさかのKO劇
本来なら長いイニングを投げなければいけない時期。
それにも関わらず、わずか3イニングでタオルを投げ込まれるありさま。
特に持ち味であるストレートを叩かれたのが痛いなと。
まあチェン本人打たれる理由をわかっているようなので、
心配なさそうな気もしますが、
今後の結果次第では、当初は考えもしなかった
外国人枠の争いから滑り落ちることになってくるかも。
しっかり修正して、本来の真っすぐのキレを取り戻し、
次回登板ではきっちりと雪辱を期待。
若き左腕信頼を取り戻す投球を楽しみにしています。

2009年3月21日 (土)

森野お待たせオープン戦1号福岡初戦逆転勝ち!

プロ野球開幕まで、いよいよあと2週間
各チームそろそろ仕上げの時期に入っていきますが、
そんななか、今週末のドラゴンズ
ヤフードームで福岡ソフトバンクとの3連戦。
その初戦、今季初のナイトゲームとなりましたが、
不振にあえいでいた森野待望のオープン戦1号
またオープン戦初出場の井端が初安打初打点をマーク。
絶好調の三冠・藤井が5号アーチをかけました。
その他先発浅尾7奪三振など、春分の日の竜のまとめを。

◇オープン戦
福岡ソフトバンク-中日
(20日・福岡Yahoo!JAPANドーム)
25309人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ソフトバンク
[勝] 浅尾(4試合2勝)
[S] 清水昭信(6試合3S)
[D本]藤井5号 森野1号
[Dバッテリー]
浅尾、パヤノ、齊藤、清水昭信 - 谷繁、小山、小田

◇オープン戦・対福岡ソフトバンク スタメン
1 (遊)荒木  (2打数無安打)
2 (二)井端  (2打数1安打1打点)
3 (三)森野  (5打数2安打1打点)
4 (一)ブランコ (3打数1安打)
5 (左)和田  (0打数無安打)
6 (中)野本  (2打数無安打)
7 (右)藤井  (4打数1安打1打点)
8 (捕)谷繁  (1打数無安打)
9 (DH)新井  (3打数無安打)

【得点経過】
<1回ウラ・福岡ソフトバンク> P・浅尾
本多左前打、森本学投犠打、松田右飛、
2死三塁から、松中右越え2ラン本塁打(D 0-2 H)

<3回・中日> P・和田
谷繁四球、新井投ゴロ、荒木空三振、
2死二塁から、井端右前適時打
(D 1-2 H)

<5回・中日> P・和田
無死、藤井左越え本塁打(D 2-2 H)

<6回・中日> P・和田
井端三ゴロ、森野左越え二塁打、ブランコ四球、
1死一、二塁から、小池中堅フェンス直撃適時二塁打
(D 3-2 H)

<8回・中日> P・柳瀬
無死、森野右越え本塁打(D 4-2 H)

【ゲームレビュー】
浅尾が6回2失点と開幕ローテへアピール。
絶好調男の藤井と不調だった森野に一発が飛び出し、打線は上向き。
ただ、2回表に和田が左足に死球をうけ、退場したのが不安材料。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズトピックス(20日)

○森野将彦

<ヤフードームでの福岡ソフトバンク戦、
8回の第4打席、待望のオープン戦第1号。
柳瀬の145キロの速球を力強く叩くと、打球は深い右中間席の最前列へ。
実に11試合目、41打席目となる遅咲きの初アーチだったが、
試合後、ちょっと胸を張って>
「上がってきてるって言ったでしょ。言った通りでしょ」

<2日前の18日、広島で練習試合を行ったとき、
打撃の調子の上向きを自分で感じ取り、こう語っていた>
「(だいぶ調子は)上がってきてます。
打球も上がるようになってきたし、やっと普通になりました」。

<6回の打席では、大きな左越え二塁打を放つなど、
広角に大きな当たりが飛ぶようになった>
「(回転の)かかった打球がいいところに
飛ぶようになってきてるので、良くなってると思います」

<開幕を2週間後に控え、復調気配となったのは頼もしい限り。
新生ドラゴンズ打線の核がしっかり調子を上げてきた>
「もうちょっと、というところもあるんですけど、
バットも振れてきたし、ボールも見えるようになってきたよ。
あまり欲をかいても仕方ないんでね。
こんな感じでいいのかなと思います」
中スポサンスポおおさか報知デイリー


○井端弘和
<オープン戦初出場も、さすがの打撃を見せる。
3回2死二塁の第2打席、和田毅の外角スライダーに
身を乗り出すようにしてバットを合わせ、右前に運ぶ適時打。
職人技の右打ちで1点目をたたき出す。
1回の第1打席ではカウント2-0から粘って
際どいコースをカットし、9球目を見送って四球。
実戦3戦目で早くも打線をけん引している>
「打ったのはスライダー。うまく右に打てました。
右を狙ったわけではないけど、球に逆らわずに打てた。
1ボールから打つには難しすぎる球だったけど…」
(中スポ、サンスポ時事通信

○藤井淳志
<オープン戦再開を合図にして、ふたたびアクセル全開。
1点を追う5回無死、和田毅の136キロ直球を
完ぺきにとらえ、左翼席にたたきこむ5号ソロ。
ヤフードームは昨年6月12日に一発を放った
思い出の球場でもある。約1年ぶりのアーチに喜んで>
「覚えていますよ。
投手は大隣で、スライダーでしたね。
きょうはまっすぐのつもりで待っていました。
思い切って打つことができました。
飛距離とか、どこに飛ぶかとかは
『ボールに聞いてくれ』って感じで、
とにかくしっかり振ることだけ考えています。
結果が出ているんで、振れているんですかね」

<練習試合の12試合では、8打数1安打。
快音を連発していたバットの勢いが止まりかけていたが、
それでも前だけを向いて練習を重ねてきた>
「数字のことは考えなかった。
(結果が出ても)意識を変えたりせず試合に臨んでいる」

<試合前には、ホテルの自室のテレビでWBCの韓国戦を観戦。
緊迫する戦いの連続を肌で感じ、気持ちを高めていた>
「たぶんですけど、全部、見ました。(見て)よかったです」

<中堅のレギュラー争いのまっただ中。
スタメンは藤井が右翼、野本が中堅だったが、
5回途中で野本がベンチに退き、その後は中堅を任された。
打率.453、5本塁打、13打点で三冠王もキープ。
状況的には、大きくリードしているように見えるが>
「きょうは思い切って振っていこうと思っていたので、
結果が出てよかったです。
キャンプでの振り込みが生きている。
この勢いを駆って外野の定位置を取りたい」
中スポサンスポ毎日jpスポニチ名古屋

○小池正晃
<死球の和田一浩に代わり、
2回の守備から出場して、決勝点を叩き出す。
同点の6回1死一、二塁、カウント0-1から
チェンジアップを叩き、中堅フェンス直撃の適時二塁打。
左投手に強いところを見せつけると、
8回には得意の送りバントもきっちり決め、存在感を示す>
「同点でチャンスだったので、ファーストストライクから
積極的にいこうと思った気持ちが良かったと思います」
(中スポ、小池ブログ「福岡…」)

○笘篠外野守備走塁コーチ
<スタメン出場した新人・野本が
5回の守備で1死となったところでベンチに退く。
野本が左脚を引きずるしぐさを見せていたが、
試合前から下半身の異常を訴えており、
守備の動きを見たコーチが大事を取ったよう。
きょう21日の出場は、当日の状態を見た上で判断するという>
「キャンプからの疲れがたまっているんだろう。
(体調不良の)話は聞いていた」
(中スポ、サンスポ

○谷哲也
<6回途中から出場し、攻守に活躍。
打っては2打数2安打、守っては8回無死二塁、
一瞬左前適時打と思われた松田の痛烈なライナーを
ジャンプしてグラブではじき、内野安打にとどめ、
このイニングの無失点に貢献。しかし当人は反省しきり>
「捕れた当たりです。ああいうところを大事にしないと」
(中スポ)

○立浪和義
<9回、小山の代打で登場。
四球で出塁すると、通常送られる代走が出ないまま。
1死後、谷の右前打で二塁へ進んだところで
小田と交代したが、試合後は残念そう>
「足はつくっていたし(小田より)ぼくのほうが速いですよ」

<試合前の練習開始直後には、ウォームアップ後も
腹筋などの体幹筋肉トレーニングに余念がなかった。
充実したラストイヤーを送るため、手抜きはない>
「体調はいい。1年間、元気な体で代打を務められるよう、
ずっとトレーニングし続けていくつもり」
(中スポ)

○新井良太
<15日ぶりに1軍オープン戦のスタメンに
名を連ねたが、結果は3打席凡退。
3回の第1打席に放った痛烈なピッチャー返しに>
「内容は悪くありませんでした。
でも、常に結果が求められる世界ですから」

<キャンプ終盤から立浪兼任コーチと二人三脚で取り組んできた
打撃フォームの大改造は実を結びつつある。
バットを微妙に揺らして構えるフォームに変えた。
新フォームで臨んだオープン戦は5日まで12打数2安打。
その後は教育リーグで先発出場。
その間も一心不乱にバットを振り続けた>
「もう前のフォームが分からないくらいになりました」

<15日の教育リーグ・オリックス戦で2安打と結果を残し、
17日の練習試合から再合流、18日の広島戦では適時打を放った。
一塁争いはここまで3本塁打のブランコが一歩リード。
小池もこの日の試合で決勝打を放ち、アピールしたが、
あくまで目標を開幕スタメンに定めている>
「志は高く持って一塁のレギュラーはあきらめていません。
開幕に向けてやれることをやっていくだけです」
(中スポ)

○石嶺打撃コーチ
<安打こそなかったが、まだまだ新井に期待を寄せる>
「試合に出れば必ず結果が出るものではないからね」
(中スポ)

○落合監督
<オープン戦終盤までオーダーを試行錯誤することを明かして>
「4月3日の開幕まで話せることはない。
まあ28日ぐらいには分かるか」
おおさか報知


○浅尾拓也
<オープン戦3度目の先発は、
1回に松中に2ランを浴びた以降はゼロを5つ並べ、
終わってみれば6イニングを、4安打7奪三振で2失点の好投。
3年目右腕がプレッシャーに打ち勝ち、
先発ローテ入りに当確ランプ。安堵の表情を浮かべて>
「開幕してからのシーズンを踏まえて投げました」

<4回無死一、二塁。新外国人のクリス・アギーラを
2-1と追い込むと、最後は低めに鋭く落ちるフォークで空振り三振。
続く柴原と高谷からも同じようにフォークで三振。
会心の3連続三振でピンチ脱出し、笑う>
「フォークを投げるときはいつも空振りを狙います。
きょうは低めに投げることができた。
空振りを取れ、ゴロも打たせられた。
手応え十分です。決め球に使えますね。
これを続けられるようにしたい」

<『150キロ超の速球』というイメージは強いが、
昨季はその速球で苦しんだ。
思い通りに空振りが奪えず、逆に狙い打たれるケースも多かった>
「ストレートを待っている打者に効果的なボールがほしい。
ここという場面で空振りを取れるタマを投げたい。
フォークでゴロや空振りが取れれば楽になる。
緩急をつけて狙い球を絞りづらいようにしたかった」

<だからフォークに磨きをかけた。
落差と精度をワンランクアップさせ、ストレートに並ぶ決め球に>
「ブルペンでは意識して多めに投げるようにした。
フォークボールを決め球にしようと練習してきて、だいぶ良くなった。
少し自信が持てるようになりました」

<『先発』への意識改革も着々。
少しずつモデルチェンジが進んでいる手応えを口にして>
「きょうは力を入れすぎずに投げることができた」

<スタミナの不安も一掃。
前回先発した9日の埼玉西武戦では
6回に2四死球を与えたが、この日は104球を投げても
疲れは感じさせなかった>
「前の試合では不安だったのでどうなるかと思ったが、
6回も疲れずに投げられたので手応えはある。
最後まで疲れずに投げられた。だいぶ(投球が)まとまってきた」

<3月に入って急きょ改良したフォームも、体になじんできた>
「投げていくうちに安心感が出てきた」

<今春は被本塁打3、すごぶる飛ばされているが、
打たれた球ではなく、遠因は初球にある。
カウント1-0か、0-1かの差が被弾を誘発していると分析>
「めっちゃ打たれてますよね? 3本ですか…。
コントロールミスだけじゃなく、攻め方もあると思います。
去年のようにストライク先行でいけてないんです。
ボールが先行すると、苦しくなる。そこを何とかしないと…」

<先発登板では、2試合連続でアピールに成功。
開幕までの残された登板はあと1回。
次の登板でも結果を残し、先発ローテ入りを確固たるものにする>
「これまでも全試合公式戦のつもりで投げてきました。
結果を出し続けて開幕1軍に残りたい」
中スポサンスポ時事通信毎日jpニッカン

○谷繁元信
<4回無死一、二塁のピンチでマウンドへ歩み寄り、
浅尾にこう耳打ち。その後の3連続三振は女房役のアシスト付き>
「中継ぎなら一球一球コースを狙って
全力で腕を振らないといけない。
でも先発なら低め低めへ投げてゴロを打たせればいいんだ」

<昨年被本塁打0の浅尾が、オープン戦ここまで3被弾。
正捕手の見解はそれでも『許容範囲』だという>
「リリーフのときと同じようには抑えられません。
受けたのはきょうが初めてだけど、(浅尾の)調子は悪かったと思う。
悪い中で、いかに投げるか。そんな話を本人にもしました。
あいつは岩隈(東北楽天=日本代表)じゃない。
まだまだ投げ間違うもんですよ」
中スポ

○森バッテリーチーフコーチ
<6イニング2失点の浅尾に合格点を与えて>
「使える? そうだな」
ニッカン

○齊藤信介
<パヤノが四球や自らの悪送球などでつくった
8回1死一、二塁、3番手で登板して、好火消し。
中西へカウント1-3と苦しくなったが、
ここから2球連続空振りを奪い、フルカウントでスタートした
二塁走者も小山が刺す三振ゲッツーでピンチを脱した>
「助かりました。
走ってくれたのも、振ってくれたのもボール球でしたから。
魂を込めて腕を振ったのがこういう結果になったのかも」
(中スポ)

◆負傷交代(中スポ)
和田一浩が2回表の打席で右足親指付近死球を受け、
大事を取ってそのウラの守備から交代した)


4月3日のプロ野球開幕まで、あと2週間
第2回WBCが佳境を迎える一方で、
きょうから新装・甲子園でセンバツが開幕。
野球好きの方々にとっては、たまらない日々が続いていきそう。

そんななかドラゴンズは、
15日の札幌ドーム以来、5日ぶりのオープン戦。
その間に甲子園、広島市民球場と
練習試合が2試合組まれていたものの、
ここまで過密日程をこなしてきたチームとしては、、
5日も空くと、かなり久しぶりのゲームと感じるのかも。
世間的には3連休となっている今週末は、
ヤフードームで福岡ソフトバンクとの3連戦。
その初戦、先発・浅尾が初回に2ランを浴びたものの、
5回以降、小刻みに得点を重ねての逆転勝ち
今季初のナイトゲームを白星で飾ることとなりました。


この福岡-関東の遠征がふるい落としの最終段階。
荒木、井端が2打席程度で交代し、
谷、岩﨑達郎を二遊間で起用。
また9番・DHで新井を入れるなど、様々なテストを行っていますが、
主力選手に関しては、徐々にエンジンがかかってきた感がありますね。

お待たせアーチ!その中で目立っていたのが、
3番・森野
実に41打席目という
待望のオープン戦1号を放つなど、
この日は、5打数2安打1打点
今春のオープン戦、
一時は13打席連続ノーヒットなど
かなりの打撃不振
陥っていた森野でしたが、
ようやく上昇気流に乗ってきたという印象が。
8回に放った右中間への一発は、
森野らしいきれいなアーチをかけていたそうですし、
6回の左翼フェンスにまで到達した二塁打も、
うまく回転がかかった本人納得の一打だったとのこと。

大砲が抜けた新打線のキーマン
中軸として、攻撃面を引っ張る選手といえば、やはり森野
おそらくシーズンでは「3番」を任されることとなりそうですが、
時には繋ぎ、時にはポイントゲッター
そして大砲としての役割にも期待したいところですね。
思わぬ不調に一時はどうなることと思いましたが、
自身も上昇気流を自覚しているのか、
コメントもだいぶ前向きになってきましたし、ついにお目覚め?
あとは残り2週間、故障に気をつけながら、
最後の仕上げをしていってくれれば。
そして万全の状態で開幕を迎えてほしいと願います。


また実戦復帰3戦目、オープン戦今季初出場となった井端
こちらも「さすが」の存在感を見せつけたようですね。
持ち味である粘りの打撃がようやくお披露目。
初回の第1打席でカウント2-0からファウルで粘って、四球を選ぶと、
得点圏に走者をおいた3回の第2打席では、得意の右打ち
和田毅の外寄りスライダーに
うまくバットを合わせてのライト前へのタイムリー。
まさに職人といえる一打で、オープン戦初安打初打点をマーク。
二塁の守備で打球をさばく機会が少ないなど、
実戦不足が心配される背番号6ですが、打撃面は心配なさそう。

さらにオープン戦に限れば、
2試合連続本塁打を放った絶好調・藤井
今週前半の練習試合では、8打数2安打とやや鳴りを潜めていましたが、
『オープン戦男』は相変わらず健在で、三冠王をキープ。
他球団の並み居る大砲を抑え、5本塁打とはすごいなと。
この日、ライバルの野本が下半身に異常を訴え、
大事を取ってゲーム途中で交代となりましたが、
プロ4年目という経験も含め、一歩リードといえそうな背番号4
さらにがむしゃらに走り、開幕センターをゲットしてほしいです。


一方、投手陣では先発ローテ入りを狙う浅尾が、
6イニングを投げ、4安打4四球7奪三振、2失点。
立ち上がりは制球に苦しんでいたものの、
福岡ソフトバンク粗い攻めにも助けられ、初回の2点で凌ぎましたね。
さらに4回無死一、二塁のピンチでは、三者連続三振斬り
正捕手・谷繁「力むな」の助言もあったそうですが、
キャンプで磨きをかけたフォークが効果的に決まったようで。
昨季のセットアッパーの時には出なかった
一発病こそ顔を出しているようですが、
ここまでは先発として、結果をきっちり残しています。
オープン戦としてはあと1回の登板になりそうですが、ぜひとも好投し、
夢の先発ローテに当確ランプを点してほしいです。

その他の話題としては、広島新球場での練習に合流し、
中スポでは「博多へ移動」となっていた吉見
しかしラジオ情報によると、急きょナゴヤに戻り、
この日のナゴヤ残留組の練習に参加したもよう。
当初はヤフードームの3連戦での登板が予想されていましたが、
森コーチから「長いイニングを投げたいだろ?」と言われ、
ナゴヤ球場での教育リーグ・オリックス戦での登板を指示された様子。
その際には「抑えてこい」というゲキも加わっていたもよう。
開幕投手候補の1人である吉見、早速きょう21日に先発しましたが、
残り少ない登板でどういう結果を残すのか、こちらにも注目です。

2009年3月20日 (金)

竜戦士初体感、広島新球場マツダスタジアム。

今季から広島カープの新本拠地となる新広島市民球場
そのこけら落としの対戦相手であるドラゴンズ
この日、ビジターチームとしては初めてとなる練習を行いました。
報道陣非公開のなか、マツダスタジアム初体感した竜戦士
その感想を中心に、この日のドラゴンズをまとめました。

ドラゴンズトピックス(19日)

◇和田一浩

<今年から広島の新本拠地となるマツダスタジアムで練習を行う。
ボールを投げて、クッションの仕方を確認するなど
左翼部分にある金網を入念にチェックしたことを明かしたが、
新球場の目玉の一つである左翼席『砂かぶり席』の金網に
要注意マークをつける。険しい表情で語り>
「フェンスまでの距離感をつかまないと、
あれ(金網)はちょっと危ないですよ」

<自身が守る左翼のポール際には
グラウンドレベルより低い位置から試合を観戦できる
『砂かぶり席』が約15メートルの幅で設けられているため、
ラバーフェンスではなく、観戦用の金網になっている。
ほとんど守備に割いたこの日の練習で、
最初に金網を手でゆさゆさと揺らすと、お次は軽く体当たり。
体へのダメージ具合を入念に体感し、導き出した結論が『危ない』。
左翼手ならば、フェンスとの接触プレーは避けられないが、
足を引っかけての転倒など故障のリスクを指摘>
「かといって、足をかけて昇れるようなものでもないし。
西武ドームのファールグラウンドのフェンスが
あんな感じですけど、そこで骨折した選手もいるくらいだから」

<それでも外野手としての
『チャレンジ精神』に火が付いたか、ニヤリ>
「まあ、思ったほどやりにくくはなかったですよ」
中スポおおさか報知スポニチ名古屋

◇笘篠外野守備走塁コーチ
<左翼部分にある金網について、危険性を指摘>
「(接触で)指とかを切る可能性もあります」

<フェンスには、打球のはね返り方にも特徴があった。
クッションボールを『待つ』姿勢は通用しないということ。
対策に気を遣うことになりそう>
「フェンスがラバーの部分でも金網でもほとんどはね返ってこない。
あそこに飛ぶとフェンスまで達した時点で
無条件に二塁打になるかもしれない」

<狭い広島市民球場とは違って
新球場は外野のカバーするエリアが格段に広くなるが>
「外野手の走力、肩の強さが大事になる」
中スポおおさか報知スポニチ名古屋

◇藤井淳志
<俊足強肩の持ち味を生かせる広い新球場を歓迎。
スリリングなプレーを数多く見せてくれそう>
「やりやすそうですね。
芝の状態? 雨が降ったら打球の勢いが
死にやすそうなので、そこは気をつけたい」

<ただ練習した選手たちもすべてを見たわけではなく、
期待感を膨らませて>
「きょうはロッカールームまで入れませんでした。
広島市民球場よりは良くなっていると思いますけどね」
(中スポ、<ドラ番記者>


◇トニ・ブランコ
<新4番の期待がかかる新外国人。
この日は打撃練習こそなかったが、
内外野からグラウンドとスタンドの様子を確かめる。
控えめながら、マツダスタジアムでの左翼場外弾へ
可能性に含みを持たせて自信をのぞかせる>
「昨年、ロッキーズ傘下1Aチームに派遣されたときに、
左中間に510フィート(155メートル)飛ばしているからね。
それくらいの当たりで場外弾? 
できるかどうかは『神のみぞ知る』だよ」

<新球場では、レフト側に球場の外側から
グラウンドをのぞくことができる吹き抜けが設けられており、
打席からは球場の外を列車が走る様子が目に入るが>
「気にならないし、問題ないよ」

<また左右非対称な構造の新球場。
地元の広島ファンの多さを考慮して
右翼側が極端に大きく設計されているが、
座席数で2倍ほども大きい右翼席も目を引いたという。
広角に打ち分ける持ち味も発揮して、
カープファンでいっぱいの右翼席へたたき込むイメージを>
「調子のいいときはセンターからライトにボールが飛ぶからね。
本塁打も右翼席の方が多くなるんじゃないかな」
中スポニッカン

◆新広島市民球場関係者
<新球場のレフトスタンド後方には、
高さ約33メートルの防護ネットが張られているが、
打球が大きな弧を描けば、ネットを越え、
JR山陽本線が走る線路まで飛んでいく可能性も十分考えられるが>
「防護ネットは過去に日本のプロ野球で飛び出した
清原(前・オリックス)、松井(現・ヤンキース)らの
特大アーチにも対応できるように設計されている」
ニッカン


◇荒木雅博
<セ・リーグの本拠地では唯一となる
内野にも芝生があるマツダスタジアム。
守備練習で感触を確かめ、不安の色が消えた様子。声を弾ませて>
「こういう球場の経験があるから違和感はないけど、
練習できたのは大きいですね。
グラウンドがやわらかいというのが印象。
もうちょっと硬い方がボクはいいですね」
中スポ

◇井端弘和
<5年連続ゴールデングラブの名手からすれば、
内野天然芝もたいした問題ではないのかもしれない>
「どこのグラウンドでも一緒ですよ。まあ、大丈夫です」
中スポ

◇川相内野守備走塁コーチ
<内野の芝があるといっても、球場によって特徴はさまざま
この日のシートノックでは気になるポイントを確かめたよう>
「芝が短いせいか、芝の部分で思ったほど打球が死なない。
ただ、芝と土の切れ目の違和感はない」
中スポ川相ブログ「コーチ日記323 090319」)

◇谷哲也
<ショートなどで内野ノックを受け、新球場の感触を確かめる。
やはり目についたのは左右非対称の構造。
プレーには影響がなさそうだが>
「(外野スタンドが)右と左で景色が違って、
ちょっと変な感じがしますね。でも守ってて問題はないですよ」
(中スポ)

◇小山桂司
<外野スタンドがあまり高くないことにビックリ。
グラウンドのサイズとしてはナゴヤドームなど
大きな球場と変わらないが、捕手の位置から見た
スタジアムの全体像が、他の球場とは違う印象を与えたよう>
「開放感があるというか、広い感じがします」
(中スポ)

◇新井良太
<故郷に誕生した新球場に決意を新たに。
マツダスタジアムに初めて足を踏み入れて>
「アメリカンというか、雰囲気ありますね」

<左右非対称なスタンド、
グラウンドの高さに近い内野席などが
メジャーリーグのスタジアムを彷彿させるというが、
もちろん1軍に居続けなければ
ここでプレーすることもできない。短い言葉に力を込めて>
「頑張ります」
(中スポ)

◇立浪和義
<広島新球場で練習。この日は打撃練習ができなかったため、
『立浪教室』は開店休業。黙々と外野をランニング。
公式戦では安打を記録した球場リストにマツダスタジアムも加えたい>
「新球場の印象? アメリカの球場っぽいね。
内野が芝生だから内野手は守りにくいかも」
(中スポ)


◇中田賢一
<投手陣も野手陣とともにマツダスタジアムで練習を行い、
マウンド、ブルペンなどをチェック。
昨季まで、マウンドの傾斜が緩やかな広島市民球場では
通算1勝4敗、防御率6.56と苦手としていた右腕だが
新マウンドに好感触を口にして>
「マウンドに傾斜があってこれまでの球場より投げやすそう。
広島ではあまり成績が良くなかったので」

<マウンドの傾斜が緩やかな上に、
両翼91.4メートルと狭いグラウンドに手を焼いていたが、
新球場は左翼101メートル、右翼100メートルと広がり、
投手有利は間違いない。前向きにとらえて>
「楽天のKスタみたいで、いい雰囲気でしたね。
球場が変わることをプラスにしていければ」
おおさか報知スポニチ名古屋

◇岩瀬仁紀
<新球場のマウンドを中心にチェックしたが、違和感なく練習>
「少しマウンドが低いかなと思ったけど問題はないでしょう」
(中スポ)

◇清水昭信
<投手にとっては新球場は歓迎との感想>
「(マウンドは)低いと感じた。
広島市民球場に比べると投げやすいと思います」
(中スポ)

◇山本昌
<眼下に光る緑に若き日の光景を思い浮かべる。
内野にも天然芝が敷かれたマツダスタジアムのマウンドに
野球留学した米国での日々を重ねて>
「内野も芝生なんて久しぶり。20年前…、こうだったなあ」

<前日夜名古屋から広島入りし、この日の新球場視察に加わる。
公式戦で何度も投げることになるかもしれない
新しい戦いの場を見る絶好のチャンスを逃したくなかった。
マツダスタジアムは自身にとって
新たなコレクションを加える場になりそう。
四半世紀をかけて積み重ねた204勝。
舞台は21の球場を数え、施設の整っていない地方遠征も
苦にせず投げてきたもう1つの勲章でもある。目を輝かせて>
「22個目ですか。ぜひそうなるように頑張りたい」

<今春2度先発したのはいずれも週末。
今回の福岡ソフトバンク3連戦も週末で、このままいけば
開幕の横浜3連戦のいずれかに先発しそう。
となれば、次の週がマツダスタジアムでの3連戦。
コレクションを増やすチャンスがいきなりやってくる可能性が高い>
「まだそういうこと(開幕後のローテーション)は聞いていない」

<ホームランの出やすい広島市民球場から、
広い新球場へと変わるのは、自分にだけ優位に働くわけではないが、
中日の本拠地を除けば最多の19勝を記録している
相性の良いマウンドで投げることはもうない。
ただ、全面天然芝のグラウンドが大きな勇気を与えてくれた>
「条件は(相手投手も)同じ。
それにボクは(広島)市民球場が得意でしたから、
残念という思いもありますよ」
(中スポ)


◇吉見一起
<この日広島の新球場で行われた1軍の練習に合流。
練習後は博多へ移動。次回登板は今週末の福岡ソフトバンク戦になりそう。
今回週末に投げれば、来週も同じく週末、
ナゴヤドームでの登板が予想される。その翌週末が横浜との開幕3連戦。
日程と照らし合わせると、いよいよ4月3日の開幕戦に照準が合ってきた>
「ずっと零点に抑え続けることは現実的に難しいので、
いい結果を求めながら、内容を大切にしていきたいです」

<開幕へ向けて順調にステップアップしてきた。
前回、12日の広島戦では5イニング4失点。
失策も絡んで結果は良くなかったが、
走者を背負っての投球、スライダーとシュートの精度など、
抱えていた不安が一気に軽くなり、大きな手応えがあったという>
「キャンプ中から1日に1つはテーマを持って練習するようにしてきました。
前回もテーマを持ってマウンドに上がったんですが、
いくつも課題をこなすことができた試合でした」
中スポ

◇浅尾拓也
<きょう20日の福岡ソフトバンク戦の先発予想。
広島の新球場で練習した後、博多へ移動。
ここまで順調に結果を残してきたが、
開幕ローテーションへの生き残りをかけて投げる>
「先発投手がたくさんいるので、
失敗すると(先発候補から)外されるかもしれません。
次に投げるときはしっかり結果を出せるようにしたい」

<広島の本拠地球場が新しくなることを歓迎>
「新しいから奇麗だし、前の球場と比べても、
こっちのほうが全然いいですよ」
(中スポ、ニッカンドラ番ブログ

【ドラゴンズ・今週末の日程】
20日(金・祝)対福岡ソフトバンク(18:00・福岡Yahoo!JAPANドーム)
21日(土)対福岡ソフトバンク (14:00・福岡Yahoo!JAPANドーム)
22日(日)対福岡ソフトバンク (13:00・福岡Yahoo!JAPANドーム)


若竜トピックス(19日)

◆交流戦
中日-王子製紙
(19日・ナゴヤ球場)
  000 102 320 = 8
  D 000 001 020 = 3
[D本] 平田
[Dバッテリー] 佐藤亮太、金剛、中里、高島 - 田中、小川
公式サイト・戦評


●佐藤亮太

<プロ・アマ交流戦の王子製紙戦(ナゴヤ球場)に先発。
5イニングを投げ、5安打1失点に抑えたが、
5四死球を出すなど毎回走者を背負う苦しい投球内容。
自らを叱責、ただただ反省の弁を並べるだけ>
「ひどいです。フォアボール何個出したか覚えてないぐらい。
こんなに制球が悪かったのは記憶にないです」

<2死球を含めて与えた四死球は『5』。
制球の良さを武器に打たせて取ることを持ち味とする投手が、
制球力という言葉をどこかに置き忘れてきたような投球を猛省>
「5イニングを1失点に抑えられたのが救いと言えば救いだけど、
これが公式戦だったらそうはいかない。
四死球減らさないと、自分のような投手は先が見えてこない」

<4日以来の実戦登板も言い訳にしない。
反省を次戦登板に生かす決意>
「打者への感覚を忘れないように、
BP(打撃投手)を多めに取り入れたり練習の中で工夫すればよかった。
次回登板までの課題ですね」
中スポファームブログ

●中川裕貴
<右肩痛や体調不良などで、約1カ月ぶりに実戦復帰。
6番・DHとして先発したが、4打数3安打と起用に応える。
第2、第4打席では追い込まれながらも
自分の間合いで打撃ができたことに納得顔>
「タイミングがうまく取れてた。
2ストライクから粘りが出せたことがよかった」

<9日に第一子(長男)が誕生し、
パパになった男の巻き返しが始まった>
「後は守り。守らないと、上(1軍)にはDHがないんで」
中スポ


アメリカ・サンディエゴで行われている第2回WBC
前日韓国代表に敗れ、「負ければ終了」という
瀬戸際に立たされていた日本代表は、
日本時間19日、2次ラウンド1組の敗者復活2回戦で、
キューバ代表に5-0と快勝し、準決勝進出を決めました。

それにしても光っていたのが、やはりピッチャー
先発した岩隈(東北楽天)が実に見事な投球でしたね。
打ち気にはやるキューバ打線に対し、
徹底的にボールを低めに集め、ゴロを「打たせる投球」。
18アウトのうち、実に15アウトがゴロ
プランが見事にはまり、6イニングを5安打無失点に抑え込むと、
開始当初は前日の韓国戦の敗戦を引きづっていたか、
やや重いムードがあった打線も、
相手センターのエラーで2点を先制した後は、
この日4安打と大当たりの青木(東京ヤクルト)が放った2本の適時打、
中島(埼玉西武)の犠飛などで小刻みに加点。
また不振を極めていたイチロー(マリナーズ)にも
久々にヒットが飛び出し、いくらかの復調の兆しを示すと、
岩隈を継いだ杉内(福岡ソフトバンク)がさらなる完ぺき投球。
日本投手のレベルの高さを世界に示し、最強キューバ連続完封

続く日本時間きょう20日、韓国との1組1位決定戦
当初は消化試合の風合いを感じながらも、ゲームは徐々に白熱。
2-2で迎えた8回、青木のバントヒット、
代打・稲葉(北海道日本ハム)の右前打で
無死一、三塁のチャンスで、代打・小笠原(巨人)が、
韓国5番手・キム・グァンヒョンの外のスライダーを
バランスを崩しながらも、ライト前へ運んでいく勝ち越しタイムリー
さらに岩村(レイズ)のタイムリーで追加点を挙げると、
9回には青木のセンター前タイムリーでダメ押し。
今大会実に4度目となった対決を6-2と制して、1位で通過
因縁の韓国にきっちりと雪辱を果たすとともに、
連覇への夢をかけ、堂々とロサンゼルスでの決勝ラウンドへ。
2組2位のアメリカと準決勝を戦うこととなりました。


連日、TBSやスカパー!でWBCの戦いを見ていますが、
試合内容とともに、面白いなと感じていたのが、
2次ラウンドが行われているサンディエゴのペトコパーク
左翼、右翼非対称なうえ、ところどころが角張っている外野フェンス
さらにビルの角が左翼ポールになっていたり、
バックスクリーン右側には砂浜があったりするなど
日本のスタジアムと比べて、変わった作りではありますが、
これからの野球場は、スタジアムというよりも
「ボールパーク」としての意味合いが強くなってくるのでしょうか。

そんなムードを醸し出してきそうなのが、
今季から広島カープの新本拠地となる新広島市民球場
通称「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」ですが、
4月10日にこけら落としの相手を務めるのが、我がドラゴンズ
それに備え、この日ホーム以外の球団では初めて、
そのマツダスタジアムで練習を行い、
新たな敵の本拠地をじっくりと視察したもよう。

ZOOM-ZOOMもともと初戦となる
4月10日を前に、
新球場で練習可能な
移動日がないことから
広島球団側に要望して
実現したこの練習日
しかし、未だ工事中ということで、広島市側の要請もあり、
報道陣が一歩も球場内へ入れず、非公開での練習に。
事情により、守備練習が中心という内容ながら、
まずは敵地を体感することができてヨシというところでしょうか。
これまでは狭い狭いと言われていた市民球場から
グラウンドは左翼101メートル、右翼100メートルと広くなった新球場。
内野も含め天然芝が敷かれた実にきれいなフィールドに、
左翼スタンドのすぐ奥に電車が走る立地条件と、
地元の広島ファンの多さも考慮してという
右翼スタンドが極端に大きく左右非対称な構造
メジャーリーグの球場では一般的とはいうものの、
日本のスタジアムでは、個性的とも取られない特殊なスタンド
広さ的にはナゴドとそれほど変わらないようですが、
レフトスタンドの小ささによる球場の見え方
慣れるまでは一種の違和感があるかもしれませんね。


そんなマツダスタジアムについて、
投手陣は、傾斜のあるマウンドに
好感触を抱いた選手が多かったようで。
さらにこれまでの両翼91メートルよりも広くなることで、
これまでよりも安心して投げ込めることにもなってきそう。
ホームランが多く飛び出すなど、
これまで乱戦が多かった広島戦ですが、
今季からは落ち着いてきそうな気配も。

また天然芝となる内野エリアに、
アライバ内野陣は、違和感ない様子。
「どこのグラウンドでも一緒」と気にしない井端に加え、
どちらかというとネガティブ要素の強い荒木
ぶっつけ本番にならないことで、不安が吹き飛んだとのこと。
これまでの土のグラウンドということで、
イニングを追うごとに予期せぬイレギュラーも多かった
市民球場のイメージに変わり、
今後は芝への対応というのが、注目されてくるでしょう。

その一方で不安の声が上がっていたのが、外野陣
特にレフトのレギュラーである和田が、
左翼ポール際に設けられる『砂かぶり席』の金網警戒感を。
また外野陣全体としても、金網だけでなく、
ラバーフェンスにおいても、吸収が良く、
ボールがあまりはね返らないことに、要注意マーク
実際に打球が飛んでこないとわからない面もありそうですし、
しばらくは色々なことが起こりそうですね。
まあ徐々に経験しながら、慣れていってくれればと思います。


この日は打撃練習ができなかったということもあり、
打球の飛び具合などはわからなかったようですが、
この新たなボールパークどんなドラマが繰り広げられるのか、
ドラゴンズファンから見ても、非常に楽しみですね。
さらにこれまでのレフドラの方々は、三塁側内野席の上の方にある
「ビジターパフォーマンスシート」での応援になってきそう。
まずはこけら落としの3連戦で、どういう風に見えるのか注目です。

歴史的にドラゴンズは、
新球場での初年度のゲーム苦手傾向があるようで。
中スポによると、「人工芝恐怖症」と揶揄された
後楽園球場(76年・0勝12敗1分)をはじめ、
横浜スタジアム(78年・1勝8敗)、東京ドーム(88年・4勝6敗)、
ナゴヤドーム(97年・26勝37敗1分け)、
甲子園球場(08年・2勝7敗)、神宮球場(08年・3勝7敗)と
あまり分がよくないデータが残っているとのこと。
しかし今季こそは、このマツダスタジアムをうまく利用し、
対広島戦の貯金を増やしてほしいものですね。
この日の初視察がうまく実ることを願いたいところです。

2009年3月19日 (木)

中田復調兆し、竜広島市民球場ラストゲーム。

前日の甲子園から、広島へ移動したドラゴンズナイン
今度こそ本当に最後となる広島市民球場での
カープとの練習試合は、4-4で9回引き分け
しかし低空飛行を続け、開幕ローテも危ぶまれた
中田賢一が、先発で7回途中まで投げ、3失点。
波のある投球内容ながら、復調の兆しを見せていたようです。
その他復活アライバいきなり機能、新井故郷で反攻のノロシ、
育成加藤交流戦で一発など、この日のドラゴンズをまとめました。

◇練習試合
広島-中日
(18日・広島市民球場)
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島
(9回打ち切り)
[D本]なし
[Dバッテリー]
中田、齊藤、高橋、清水昭信 - 小田

◇練習試合・対広島 スタメン
1 (遊)荒木  (2打数1安打)
2 (二)井端  (2打数2安打1打点)
3 (右)藤井  (4打数1安打)
4 (DH)ブランコ (2打数1安打1打点)
5 (中)小池  (4打数1安打)
6 (左)平田  (3打数無安打)
7 (一)新井  (4打数1安打1打点)
8 (三)デラロサ (4打数2安打1打点)
9 (捕)小田  (4打数1安打)

【得点経過】
<1回・中日> P・篠田
荒木左前打-二盗、井端右前打、
1死一、三塁から、ブランコ中前適時打
(D 1-0 C)

<1回ウラ・広島> P・中田
赤松左前打、東出犠打三塁エラー、犠打、
1死二、三塁から、栗原中犠飛(D 1-1 C)

<3回・中日> P・篠田
小田左翼線二塁打、荒木三ゴロ
1死三塁から、井端中前適時打
(D 2-1 C)

<4回ウラ・広島> P・中田
栗原中前打、シーボル四球
2死一、二塁から、石井右翼線適時二塁打(D 2-2 C)

<5回ウラ・広島> P・中田
上村四球、赤松一ゴロ進塁打、東出左前打、四球、
山本芳彦捕邪飛、2死満塁から押し出し四球(D 2-3 C)

<6回・中日> P・大島
藤井左前打、ブランコ右飛、小池左前打、平田空三振、
2死一、二塁から、新井中前適時打
(D 3-3 C)
2死一、二塁から、デラロサ左前適時打(D 4-3 C)

<7回ウラ・広島> P・中田
廣瀬一ゴロ
P・齊藤
小窪二飛、四球、山本芳彦左前打
P・高橋
2死一、三塁から、喜田剛右前適時打(D 4-4 C)

【ゲームレビュー】
中日荒木、井端が1、2番コンビを組み、2人で4打数3安打。
1回、3回と打線を機能させた。
先発の中田は6イニングを5安打3失点。
まずまずの内容だったが、制球に課題を残した。
広島栗原が初回に犠飛、4回にも安打を放つなど好調。
(中スポ)


ドラゴンズトピックス(18日)

▽中田賢一

<広島市民球場での広島との練習試合に先発し、
6イニング1/3を投げ、5安打4四球3失点(自責2)。
前半は快調、後半は突然リズムを崩すという
両極端な内容だったが、復調の兆しを見せて>
「いいところもちょっとですけどあり、悪いところもあり、でした。
真っすぐは指の掛かりもいいし、少しずついいところは出てきた。
でも3点とられたし、まだまだ。
走者を出してからのセットが良くないので、修正していかないと」

<3回までは超スピーディー。
捕手・小田との打ち合わせ通りに速いテンポで投げて、
許した走者は内野安打の1人だけ。
持ち前の球威は十分。制球も決まり何と3イニングでたった29球>
「序盤はいいテンポで、いい感じで投げられた」

<見事に変身を見せたが、突然逆路線へ変身。
4回は2安打1四球。5回は押し出し含む3四球。
制球が乱れ始め、リズムが悪くなった。
後半の3イニング1/3に要した球数は70。前半の倍以上>
「真っすぐがボールになるようになった」

<突然の暗雲の原因はどこにあるのか、自分なりに考えている。
キャンプから意識してつくってきたフォームが
試合のハイテンポで少しずつズレたよう>
「自分なりに突き詰めてやってみたい。
投げ方もあると思う。ずっとどんどん(速いテンポで)
投げていくうちに頭もどんどん突っ込んでいくと思う。
今までにないテンポの速さだったので」

<前回の埼玉西武戦は5イニング5四球3失点。
最悪だった前回から、矢印は確かに上を向いた。
明るい兆しが見え、その顔にも少し明るさが戻った。
開幕までに残された登板機会は恐らくあと1回。
低めへのフォークで空振りが取れないなど、
変化球の精度には課題も残したが>
「結果が一番大事ですから。
序盤くらいのテンポの良さで投げて、
野手の守りやすいリズムで投げたい」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

▽森バッテリーチーフコーチ
<ベストの状態には遠いが、
粘投で復調の兆しをみせた中田について>
「なぜ途中から悪くなったかが問題だけど、
持ち直したのは評価できるかもしれん。
あれくらいの球数ならあそこまで投げられるということ。御の字だよ」
スポニチ名古屋ニッカン

▽高橋聡文
<7回2死一、三塁、左の喜田剛を迎えた場面で登板。
公式戦さながらの起用をされ、喜田剛には適時打を許したが、
イニングをまたいで計1イニングを1安打、1四球、無失点。
前回の広島戦では1イニング5失点と炎上したが、復調の兆し>
「もう少し、という感じです」
(中スポ)

▽清水昭信
<8回2死二塁、右の廣瀬を迎え、
高橋からバトンを引き継ぐと、投ゴロに仕留める。
9回も四球1つ出したものの無失点で締めて>
「どんな状況でも、何が何でも抑えようという気持ちでやっているので」
(中スポ)


▽井端弘和
<前日に右目の異常から実戦復帰し、
2戦目となったが、2打数2安打1打点と貫禄を見せる。
前日の阪神戦(甲子園)は7番だったが、
この日は『2番・二塁』で先発し、
1番・遊撃の荒木との1、2番コンビが8カ月ぶりに復活。
初回に左前打で出塁した荒木が盗塁した直後の、
カウント2-2からの6球目、測ったかのように右前打。
無死一、三塁のチャンスをつくり、先制点をおぜん立て>
「(荒木の盗塁を)待っていたわけでも、
右を狙ったわけでもないんですけどね。
外の球に自然と反応した。
でも、きのうよりタイミングが合っているのは、
2番だったかもしれませんね。
きのう(練習試合)の7番はポーッとしていましたから」

<3回も無死二塁から荒木が三ゴロで走者を進めると、
きっちり中前へ適時打。着々と状態を上げているが>
「まだ感覚は戻らないけど、2打席目はしっかり振れた。
まだ2試合だから何とも言えないけど、
2打席目ぐらい強く振れればいいと思う」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋

▽荒木雅博
<昨年7月25日の阪神戦以来、
約8カ月ぶりのアライバとなったが、息はピッタリ。
相棒の復帰で躍動。気持ちを引き締めて>
「アライバが機能? 去年は機能しなかったですからね。
もう1回、機能させたい。まずボクが塁に出ないことには。
井端さんは走者がいると力を発揮してくれますから」
中スポ

▽落合監督
<試合後、打順についてこう発言>
「(開幕する)4月3日を待ってろ」
中スポ


▽新井良太
<1点を追う6回2死一、二塁、
大島のチェンジアップを中前に運び、同点タイムリー。
生まれ育った広島、何度もお世話になった広島市民球場。
06年9月10日の広島戦でプロ初安打を放った思い出の地で
反攻ののろしを上げたが、まじめな表情で喜んで>
「三振しないことだけを考えて振りました。
(広島の)思い出に浸る余裕はなかったです」

<キャンプは1軍の北谷組で過ごしたが、
オープン戦では打率.167と思うような結果を残せず、
5日の巨人戦を最後に出場機会がなくなり、教育リーグに合流。
その間にブランコらがアピールしたが、それでも前だけを向いていた>
「人のことは考えず、やっていくだけですから」

<キャンプで立浪兼任コーチらに教わった
打撃フォーム固めに必死につとめ、17日に再合流。
そしてこの日、7番・一塁で先発出場し、安打を放つ>
「打撃フォーム? まだまだですけどね」

<中日の広島市民球場での試合は、予定ではこの日が最後となる。
帰り際、地元のファンからは
『新井! 中日は層が厚いけど頑張れよ!』との声援が飛んだが、
まだブランコや小池に対して、白旗はあげていない>
「僕はふるいにかけられる選手ですから。
とにかく必死にやるしかありません」
中スポ

▽立浪和義兼任コーチ
<広島との練習試合では出番は巡ってこなかった。
正真正銘、最後の広島市民球場となったが、
想定外の『おかわり』で思い出にも浸る>
「去年、最後だと思っていた。
この内野手泣かせのグラウンドで、
ずいぶんヒットを打たせてもらったが、特に守備に気を使った」

<そんな兼任コーチを喜ばせたのが、
キャンプ中ずっとつきっきりで指導してきた新井が
6回1死一、二塁で中前に放った適時打。
宿舎への帰り道、すぐ後ろを歩くまな弟子に言い聞かせるように話して>
「いいヒットだった。試合で結果を残すことが一番の自信になる」
(中スポ)

▽トニ・ブランコ
<1回1死一、三塁で迎えた第1打席、
追い込まれてからの外角真っすぐにスムーズに反応。
高速ゴロが二遊間を切り裂き、先制のタイムリー。
4番にふさわしい仕事を果たし、試合後の口調はなめらか>
「自分のスイングをした。結果は神様のおかげだ」

<落合監督のアドバイスがそのバットに力を宿した。
試合前練習のとき、落合監督に呼び止められると、
この日2度目となるティー打撃。そこで修正点を指摘され>
「スイング始動のときに左肩が内側に入りすぎること、
それから腕の使い方…。自分の欠点を教えてもらったよ」

<約20分に及んだ特別レッスン。的確な指導に感謝>
「効果はもちろんあった。
監督に言われたことを意識して打席に立っていたんだ」

<2月のキャンプ中にも同じようなことがあったが、
指揮官の助言は即効性抜群といえるが、笑顔でこう語り>
「監督が偉大なバッターだったことは知っている。
そして素晴らしい指導者だということも知っているよ。
監督がお手本を見せてくれたことが助けになったよ」

<オープン戦序盤はやや粗さも目立ったが、それも徐々に解消。
17日の阪神との練習試合では2打席で一度もバットを振らず、
2四球を選ぶなど、手応えを感じ始めている>
「来日当初よりは日本の投手の変化球がよく見えるようになった」
(中スポ、ニッカン

▽トマス・デラロサ
<4試合ぶりのスタメン起用にバットで応える。
6回2死一、二塁で適時左前打を放つと、
続く第4打席でも三塁線を鋭く破る二塁打。さらりと語って>
「必要とされるところで仕事をしただけ」

<一方で猛省したのが、守り。
1回に送りバントをエラーして、失点のきっかけをつくる。
気持ちを引き締めて>
「最近守りで自分らしいプレーができていない。
サード、ショート、セカンドのどこでも信頼されるようにならないと」
(中スポ)

▽森野将彦
<昨年がラストイヤーだった広島市民球場だが、
中日にとっては、この日が恐らく正真正銘のラストゲーム。
こう言って少しだけしんみり>
「今日が本当の最後なんですね」

<忘れられない1軍初出場が広島だった。
97年6月24日、高校を出たばかりの18歳の新人には
まばゆい舞台だったという。
それから昨年までの11年間。
広島市民球場での通算成績は打率.249。
全球場の通算打率が.276だから、
あまり相性がいい球場ではなかったようだが>
「右も左も分からずにやって来て、
『ここが広島市民球場なのか…』と。
それまでずっとファームの球場ばかりだったから、
器の大きさを感じましたよ」
(中スポ<ドラ番記者>

▽イ・ビョンギュ
<練習試合後に報道陣から韓国が日本を破って、
WBC決勝トーナメント進出を決めたことを聞かされ、相好を崩す。
母国を代表する仲間にエールを送って>
「おめでとう、と言いたい。
このまま、いい調子でいくと思っているよ」
(中スポ)

◇マスコット交流のお知らせ(公式サイト)
マスコット交流として4月7日~9日の
東京ヤクルト-中日戦(神宮)に『ドアラ』が、
また4月28日(豊橋)29、30日(ナゴヤドーム)の
中日-東京ヤクルト戦には『つば九郎』が、それぞれ登場予定)


若竜トピックス(18日)

◆交流戦
中日-福井ミラクルエレファンツ
(18日・ナゴヤ球場)
 福 100 000 000 0 = 1
   000 200 100 4 = 7
[勝] 佐藤充
[D本] 加藤(2ラン)
[Dバッテリー] 佐藤充、河原、鈴木、岩田、菊地 - 前田、小川
公式サイト・戦評


○加藤聡
(育成ドラフト1位)
<BCリーグ・福井との交流戦で
初本塁打を放つなど、5打数2安打3打点の活躍。
入団後初のスタメン起用(5番・DH)に応えたい。
4回には無死三塁から左前へ同点適時打を放っているが、
この日最後のチャンス。そう思って打席に入ったという>
「もう1本(安打が)ほしい。
こうやって使ってもらったんで、しっかり打っておかないと」

<10回無死一塁。フルカウントからの6球目。
右腕・藤井宏海の投じた144キロ甘い高めの直球を
フルスイングでしばいた打球は、弾丸ライナーで左翼ネットへ突き刺す。
完ぺきな手応えではなかったようだが、パワーを存分に見せつけた打球に>
「(会心の一撃?)ちょっと詰まっていたというか、
少し芯はずれてました。でもうまく回転して打てました」

<試合後はきょう19日に行われる
大阪産業大の卒業式のために大阪へ向かった。
再合流は20日となるが、夢を果たすために
険しい道のりを全力で突き進む>
「立場が立場なんで必死です。
試合に出たときは1本でも多くヒットを打ちたい」
中スポファームブログ

○辻2軍監督
<初スタメンでパワー見せた加藤に大きな期待をかける>
「本当にいいバッティングをする。
ボール球を振らない。選球眼がいいんだよね。これからが楽しみ」
中スポ

○岩田慎司(ドラフト5位)
<8回から4番手で登板し、
2イニングを無安打無失点に抑える好投。
教育リーグではここまで2試合連続で失点するなど
精彩を欠いていたが、笑顔で>
「今回が一番よかった。狙ったところに(球が)いきました」
中スポ


今週前半はオープン戦が組まれておらず、
昨日の阪神戦、この日の広島戦と、ともに練習試合扱い。
しかしこの日の広島市民球場での練習試合は
一部スタンドを無料開放したようですね。
それならオープン戦としてもよかったのではと思いましたが、
ラジオ情報によると、もともとこの練習試合は、
MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島こと、
新広島市民球場で予定されていたとか。
しかし新球場の芝の落ち着き具合が今イチということもあり、
これまでの市民球場で行うことになったとのこと。
できれば試合を行っていくなかで、
新敵地の特長を掴んでほしかったですが、
きょう19日に、新球場での練習が出来ますし、
そこでいろいろ試してくれればいいんじゃないかと思います。

ということで、ドラゴンズにとっては、
正真正銘の「広島市民球場ラストゲーム」となった
この日の練習試合ですが、結果的には4-4で9回打ち切りドロー。
前日同様に勝ち越すことができませんでしたね。
広島戦で思い出すのが、先日の岐阜でのバカ試合
その雪辱をしておきたかったところでしたが、
リードしては追いつかれの展開で、逃げ切れなかったようです。

リョービの壁もこの日が最後。投手陣では先発した中田が、
7回途中まで投げ、
5安打3失点(自責2)。
何とか開幕ローテ争い
生き残ったようですね。
得点経過を見た限りでは、
エラー絡みの失点に、
移籍した石井琢朗にタイムリー、
さらに安打と3四球で押し出しと
相変わらずの中田ペースを感じましたが、
点を取られた以外の投球は、まずまずだったようで。
特に序盤は3イニングで29球と、中田にあるまじきハイテンポ
その反動もあったか、4回以降はややもたついたようですが、
不甲斐ない投球で自己嫌悪に陥った刈谷の登板よりは
だいぶ復調の兆しも見えたようですね。
まあ走者を出してからのセットでの投球
フォークで空振りが取れない変化球の精度など
課題ももちろんあるようですが、
とりあえず「底」は抜け出したんじゃないかと。
おそらく今季の中田「劇場」パターンが多くなってきそう気もしますが、
開幕ローテには名を連ねることでしょう。
中スポでは、開幕2カード目・神宮の頭と予想される背番号20
あと数回の登板でより状態を上げ、4月を迎えてほしいです。


一方、打線井端の戦列復帰により、
今季はじめてアライバコンビによる1、2番が組まれたもよう。
しかもその1、2番がさっそく機能したようですね。
初回に荒木出塁-盗塁で無死二塁とすると、
井端がお得意の右方向への進塁打。
復帰後初安打を放ち、ブランコの先制打へのお膳立てをすると、
3回には二塁打の小田荒木が内野ゴロで進めると、
井端復帰後初打点となる中前タイムリー
昨季のイバアラ、アライバといえば、
荒木が五輪、井端が故障などで、どちらかが抜けていた
また揃っていてもほとんど機能しなかったという印象でしたが、
再び原点に戻った今季は、コンビ自体復調の予感も。

当初キャンプ中の落合構想では、
荒木・井端・森野の3人をセットとしないと、
対戦相手が嫌がらないだろうとありましたが、
今オープン戦で打撃絶好調の藤井も俊足。
もしもこのまま中堅のレギュラーを掴んだ場合、
その機動力を生かすためにも、上位で使いたいところ。
ただ井端が一番輝くのは「2番」としてと思いますし、
いろいろ難しいところでもありますが…。
まあ最も無難となれば、荒木・井端の1、2番でしょうが、
この日「(開幕まで)待ってろ」と話した指揮官
4月3日までにどのような決断を下してくるのか。
あと15日後に迫った開幕戦、そのスタメンを楽しみにしたいです。

2009年3月18日 (水)

井端復帰二塁守った、新装甲子園練習試合。

第2期改修工事が完了した甲子園球場
ドラゴンズはその視察を兼ねて、
この日阪神との無観客での練習試合に臨みました。
スコアこそ3-3のドローとなりましたが、
右目の異常で出遅れていた井端弘和がついに実戦復帰
7番・二塁で先発出場して、7回までプレー。
今後は開幕に向け、新守備位置に慣れていく構えです。
その他ネルソン好投、新装甲子園の印象など、この日の竜のまとめを。

◇練習試合
阪神-中日
(17日・阪神甲子園球場)
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神
(9回打ち切り)
[D本]なし
[Dバッテリー]
ネルソン、長峰、パヤノ、平井 - 小山、清水将海、小田

◇練習試合・対阪神 スタメン
1 (遊)荒木  (3打数1安打1打点)
2 (右)藤井  (4打数無安打)
3 (三)森野  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ (0打数無安打)
5 (DH)和田  (1打数1安打)
6 (中)野本  (4打数無安打)
7 (二)井端  (2打数無安打)
8 (左)平田  (3打数1安打)
9 (捕)小山  (3打数1安打2打点)

【得点経過】
<2回・中日> P・阿部
ブランコ四球、和田左前打、野本二ゴロ、井端四球、
平田一邪飛で2死満塁から、小山左前2点適時打
(D 2-0 T)
2死一、二塁から荒木右前適時打(D 3-0 T)

<2回ウラ・阪神> P・ネルソン
桧山右翼ポール際本塁打(D 3-1 T)

<5回ウラ・阪神> P・長峰
桜井左翼線二塁打、岡崎一ゴロ、
1死三塁から、藤本右翼線適時打(D 3-2 T)

<7回ウラ・阪神> P・長峰
関本三塁内野安打、代走大和二盗、
桜井一ゴロ、代打藤原三振 
2死三塁から、藤本中前適時打(D 3-3 T)

【ゲームレビュー】
先発・ネルソンは4イニングを1失点。
球威はあったが、2回に桧山に本塁打を許した。
2番手の長峰は3イニングで2失点。勝負どころでの制球が乱れた。
打線は5安打と低調。
2回に小山荒木の連続適時打で3点を奪うにとどまった。
(中スポ)


ドラゴンズトピックス(17日)

▽井端弘和

<右目の異常で出遅れていたが
阪神との練習試合に、7番・二塁手スタメンで今季初出場。
2月8日の紅白戦以来の実戦となったが、
予想を上回る7回まで試合に出続け、苦笑い>
「疲れた。きょうはホントに疲れました。
肉体的? それしかありません」

<1カ月のブランク明けでの試運転。
結局、ベンチへ退いたのは7回の第3打席を終えてから。
思ったより状態がよかったのか、試運転どころか、
復帰1試合目にしてギアを一気に上げてきた>
「2打席ぐらいのつもりだったけど、
(2打席終わって気が付いたら)4回が終わっていた」

<二塁手としては、遊撃手の荒木と
声を掛け合いながら、無難な動きを見せる。
01年7月11日の広島戦(ナゴド)で守って以来のセカンド。
唯一の守備機会となった4回先頭のケビン・メンチの二飛を
無難に捕球し、二塁のベースカバーにもスムーズに入ったが>
「やっぱり違和感はあります。
まだよく分からない部分はあるけど、これは慣れしかないでしょう。
試合数はまだありますからね」

<ただゴロは飛んで来ず、それが残念では?
との質問には、笑顔で不安を打ち消して>
「そんなことはない。捕って投げるだけですから」

<課題があるとすれば、ポジショニングだろうが、
超一流の洞察力をセカンドでも発揮するためには、
一つ一つ経験の積み重ねしかない>
「重要なのは『両方追わないこと』。
つまり、打球が来るのが左か右かある程度予測しておく。
勘ですよ。投手と打者の兼ね合いで考えます」

<打撃では2打数無安打に終わったが、
際どい球を見極めてきっちり四球を選んだ。手応えを得て>
「もっとピッチャーのボールが
速く見えるかと思ったけど、そうでもなかった」
中スポスポーツ報知共同通信社時事通信スポニチ名古屋デイリー

▽荒木雅博
<井端の復帰で守備位置を入れ替えた新二遊間が
初めて試合で披露されたが>
「違和感? それはなかったですね。
きょうはお客さんがいなかったから、お互いの声が試合中でも届いた。
声を掛け合いながら守っていました」

<お互いにアドバイスを送りながら、守備についていたという。
ともに守備の達人、立ち位置を替えた
『新コンビ』の熟成はどんどん進んでいきそう>
「今まで守っていた人だし、いろいろ教えてもらいながらやった。
こちらも少し聞かれました」
(中スポ、スポニチ名古屋

▽落合監督
<実戦復帰した井端について>
「井端? 何を心配することがあるんだ」
スポーツ報知スポニチ名古屋


▽小山桂司
<10日の埼玉西武戦以来のスタメンマスクとなったが、
2回2死満塁、左前に先制の2点適時打を放つ。
アピールしたというのに、うれしそうではなかった>
「ぼくの場合、課題は守りなので」

<ネルソンで1、長峰で2。
この日の失点すべてが自ら出場していた7回までに
記録されただけに試合後は悔しさだけが先に立つ>
「走られたし(7回無死一塁、代走大和に二盗を許す)、点も取られたし」

<ただキャンプ、オープン戦を通じ、
投手陣の特長把握に努めてきたことがリード面でははっきりと出た。
ネルソンのいい面を最大限に引き出し、好投させたことは自信になる>
「ぼくは変化球のほうが好きなんですが、
きょうは真っすぐが多かったでしょ。
(先発のネルソンは)きょうは真っすぐが良かったので、
押せるところは真っすぐで押した」

<14日から谷繁が復帰。小田、清水将海との
2、3番手の捕手競争が明確になったが、マスク一本で生き抜く決意。
アピールポイントも一本に絞っている>
「次にチャンスをもらえたら、まず失点しないことが第一です」
(中スポ)

▽藤井淳志
<2番・右翼で先発出場し、たぐいまれな守備力を発揮。
5回1死三塁、藤本の打球は右翼線を転々。
二塁打と思われたが、強肩を生かし、間一髪のタイミングで刺す。
見事な投球にも、自分に厳しく>
「もう少し打球に詰めていけばよかったんですが。
結果としてアウトになったので、よかったです」

<オープン戦では打ちまくっているが、この日は無安打。
ヒットは止まっても、前だけを見据えて>
「甲子園を経験できたのはよかった。
芝が意外と深く感じました。
センバツが終わって、どうなるかですけどね」
(中スポ)

▽笘篠外野守備走塁コーチ
<試合前の外野陣へのノックはいつもと様子が違った。
普段はファウルゾーンを使って、センター及びライトで受けるが、
外野陣の全員が持ち場の守備位置で打球を追った>
「昨年と比べて、ところどころ変わってますからね。
1度、全員に確認させたかったんです」

<この日の試合後に阪神がナイター練習で照明を確認したが、
中日は4月14日の公式戦まで体験できず、ぶっつけ本番に思案顔>
「練習できてよかった。
ナイターはやってみないとわかりませんけどね」
(中スポ)

▽平田良介
<今春オープン戦初合流。
8番・左翼で先発出場し、3打数1安打1四球と結果を残した。
新装なった甲子園でフル出場を果たし、笑顔。
2回1死満塁の先制機には一邪飛に倒れたが、
4回の第2打席では左前打としっかりアピール。
9回2死一、三塁では、フォークを多投する
石川から四球を選んで出塁>
「新球場で出られてうれしい。
状態はまずまず。チャンスどころなんで頑張ります」

<開幕まで甲子園を体感できる最後のチャンスだが>
「めっちゃ守りにくいです。
銀傘は気になりませんが、(スタンドとの)すき間のせいか、
風が(スコアボード上部の)旗と逆に吹いたりするんです」
(中スポ、ニッカン

▽和田一浩
<左翼ポール際のリリーフカーの出入り口を指さし、
出入り口に設けられた段差で足を取られる可能性を指摘>
「僕は敏感じゃないので、風は気になりません。
あの段差が気になります。開幕まで直るといいのですが」
(中スポ)

▽野本圭(ドラフト1位)
<初めて甲子園でプレーしたが>
「変な風の吹き方をします。打球が伸びません」
(中スポ)

▽新井良太
<6日の巨人戦以来の1軍合流となったが、3回ウラから一塁の守備に。
代わり端、赤星、平野の打球が連続で飛んでくるなど、
6つのゴロを無難に処理して、胸を張る>
「いい練習になりました。しっかり守れたと思います」

<打っては2打数無安打だったが、9回の三ゴロは手応えがあったよう>
「打球は上がらなかったけどいい感じでした」
(中スポ)

▽岩﨑達郎
<7回の守備から出場したが、口の上に白いばんそうこう。
試合前の練習中、イレギュラーバウンドしたノック打球が
顔に当たり、裂傷を負ったもよう。
大きなけがではなく、9回2死一塁の打席ではしぶとく右前打。
試合後もマスクで患部を覆って帰りのバスに乗り込んだが>
「大丈夫です。やりにくくもなかったです」
(中スポ)

▽立浪和義
<新装甲子園での練習試合に出場。甲子園についてこう語り、
ラストイヤーにかける決意がさらに強くなったという>
「(甲子園は)ぼくの原点。
この球場でできるだけたくさん、ヒットを打てるように頑張りたい」

<出番は6回1死、DHイ・ビョンギュの代打で、
WBC台湾代表の20歳右腕、ジェン・カイウンと対戦。
カウント1-1から空振りさせられたスライダーを絶賛>
「すごくよくてビックリした」

<外国人枠の問題もあって、
1軍入りが微妙と聞かされると大胆な?提言も>
「出来上がっている。リーソップ使うよりいいんじゃないですか」

<若き新外国人に中飛に仕留められ、悔しさもチラリ>
「でも他人のこと褒めている場合じゃないですよね」
(中スポ)


▽マキシモ・ネルソン
<阪神との練習試合に先発して、4イニング3安打無四球の力投。
失点は桧山のソロ本塁打による最少1点に抑え、
新装・甲子園のマウンドで猛アピール。満足そうにほおを緩めて>
「チームの勝ちに貢献したいし、
シーズンで自分の力がチームのためになればいいと思っている。
だから結果が伴ってきたのはうれしいね」

<投球内容も濃く、152キロはこの日の投げた中では、もちろん最速。
投げた52球のうち、9球が150ロ超えという圧巻のスピード連発>
「球速が出たことは自分でも納得しているし、
そのために一生懸命にがんばってきた」

<成長は自分が一番よく分かっている。
昨年はオフ返上でドミニカ・ウインターリーグの
チームの練習に参加し、下半身重視のた投球フォーム改造に成功。
キャンプでは200球を超える投げ込みを2度も行うなど、
完全に日本流に染まって変身した>
「これまでよりも自信はある。
昨年ドミニカに帰ってからも一生懸命に練習した。
今年のキャンプのブルペンでも球数を多く投げた。
キャンプやオープン戦でやってきたことが実を結べばいいと思っている」

<さらにゲーム中の修正能力もついた。
2回の桧山の本塁打の直後、次打者に3連続ボールと
崩れかけたが、そこから無失点。
桧山との2度目の対戦では厳しい制球で追い込むと、
最後はフォークボールで三振。次の関本もフォークで連続三振>
「フォークはブルペンで投げていた時から調子がよかったんだ。
コースに気を付けてスイングしても、芯に当てられないところに投げた」

<また試合前のウオーミングアップ中のこと。
『きょうは各自で荷物を持っていってください』と
平沼用具担当兼打撃投手がナイン一人一人に
声をかけていたが、これに即座に反応。
来日2年目、投球とともに生活も日本になじんできたよう>
「はい!」
中スポ<ドラ番記者>スポニチ名古屋ニッカン

◇小国通訳
<『各自』なんて難しい言葉、
ネルソンが本当に分かっているのか…。顔を見合わせる関係者に>
「大丈夫だと思いますよ。
グラウンドで使う言葉は、毎回そんなに変わりませんからね」
(中スポ<ドラ番記者>

▽森バッテリーチーフコーチ
<先発ローテ争いの中で結果を残したネルソンについて>
「(外国人)枠の問題があるからどうなるか分からない」
ニッカン


▽ネルソン・パヤノ
<新外国人左腕がけん制のうまさも見せる。
8回から3番手で登板。先頭の俊足・平野を四球で歩かせると、
一塁へ執拗なけん制。タイミングを微妙に変えながら繰り返し、
結果的に、二盗を試みた平野は二塁でアウトとなり、
清水将海の盗塁阻止はアシスト。この日は1イニング1安打1四球無失点>
「一度は(捕手からの)サインだったけど、
それ以外は自分で試した。けん制は2種類ある」
(中スポ)

▽長峰昌司
<2番手で登板し、3イニングのロングリリーフを務める。
10日の埼玉西武戦では2イニング5失点と炎上。
修正し、この日は2失点に止めたが、藤本の2本の適時打を反省>
「(うまく打たれた)1本目は仕方ないにしても、
2本目は甘く入ってしまった」
(中スポ)

▽平井正史
<9回の1イニング投げ、内野ゴロ3つの三者凡退で締める。
課題は残るものの上昇気配。きっちりと修正してきた>
「打ち取った球は全部カットボール。
バットの先の方に当たっているので、いい変化をしていたと思う。
でも、真っすぐがまだどこにいくか分からない」
(中スポ)


◇岩瀬、和田シート4月分受付 応募締め切りは23日(中スポ)
◇『岩瀬シート』チケット応募のご案内(公式サイト)
◇『和田シート』チケット応募のご案内(公式サイト)
岩瀬、和田がファンにナゴヤドームの公式戦入場券をプレゼントする。
『岩瀬シート』『和田シート』の4月分応募受付が公式サイトなどで開始。
応募締め切りはともに23日午後11時59分。
『岩瀬シート』はエメラルドシート入場券を2枚1組で2組に、
『和田シート』はオパールシート入場券を合計10枚プレゼント)


内野席をほぼ覆う銀傘の架け替えに、新たな照明塔の設置、
国内最大の帯状電光掲示板「甲子園ライナービジョン」、
アルプススタンド、外野エリアの座席改良など
オフに行われていた第2期改修工事がほぼ完了。
21日開幕のセンバツでお披露目となる新装・甲子園球場
それを前にして行われた阪神との一戦は、
昨年同様オープン戦ではなく、無観客での練習試合となりました。

あす19日に行われる
MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島での練習同様に、
新たな敵地の視察も含めたライバルとの初対戦でしたが、
結果的には、3-3の9回打ち切りドロー。
打線としては、5安打3得点に終わりましたが、
展開うんぬんよりも、まずは新装した甲子園に慣れることが大切。
谷繁が不出場だったものの、
この日復帰を果たした井端をはじめ、
荒木、森野、ブランコ、和田、イ・ビョンギュ、立浪ら主力に加え、
藤井、野本、平田、新井、堂上剛裕、岩﨑達郎、小山、谷ら若手と
普段以上に多くの選手が代わる代わるゲームに出場。
昨年までの甲子園と変わった部分をそれぞれが体感し、
対策を練るための良い機会となったことと思います。

新装・甲子園でのテストゲームの意味合いとともに、
この日大きなウエートを占めたのが、この選手今季初実戦
右目の異常のため、キャンプ途中で離脱した井端が、
今回の練習試合からいよいよ実戦に復帰
さっそく『7番・二塁手』でスタメンに名を連ねると、
当初の予定を上回る7回までプレー。
打席にも3度立ち、2打数無安打1四球
注目の二塁守備では、打球が飛んでくることが少なく、
ゴロをさばく場面がなかったようですが、
今年から守備位置をシャッフルした遊撃・荒木とは、
声を掛け合いながら、新たな定位置で守っていたもよう。
試合後「やっぱり違和感はあります」
井端自身は守備について不安を漏らしたものの、
見守っていた落合監督はいつもの口調で、
「井端? 何を心配することがあるんだ」と話していたとのこと。
まずまずの試運転となったであろう復帰初戦。
その動きをみる限りでは、背番号6が4月3日の
開幕スタメンに名前が連ねることは、ほぼ間違いなさそうです。


お帰り、いばちん!1打席目・四球、
2打席目・投ゴロ、
3打席目はフォークに空振り三振。
以上がこの日の
井端打撃成績でしたが、
結果自体よりも、
まずは試合に出て、
二塁の守備に就き、打席にも入った。
それだけでファンとしては、満足でしたね。
試合に出場するからには、
それなりの状態に上げてきているはずですし、
まずは「おかえり!」と声をかけてあげたいなと。
さらに復帰第1打席に選んだ「四球」。
結果的にはその後の小山、荒木連続適時打に繋がりますが、
しっかりボールを「見た」ということ。
阪神先発の阿部の制球がどうだったかは微妙ですが、
それも井端にとっては、大きな前進
守備ではサングラスを着けて、プレーしていたようですが、
右目に関しては、視界良好といえると思われます。

あとは開幕まで、いかに二塁でのプレーに馴染めるか。
そして持ち味であるしぶとい打席がどの程度顔を出してくるか。
体調と相談しながら、ギアを入れていくと思われますが、
くれぐれも慎重に準備を進めてほしいなと。
一時は開幕も危ぶまれた攻守の要でしたが、
まずは1ステップ上がってくれたことをヨシとして、
今後のさらなる調整ぶりを見守っていきたいと思います。


その他の話題としては、
先発したネルソンが良かったようですね。
阪神打線を相手に4イニングを投げ、3安打1失点。
昨春の無観客練習試合では、チェンが打ちこまれるなどで大敗。
それが尾を引いたとはいいませんが、
その後のシーズン、7連敗を喰らうなど2勝9敗。
甲子園ではほとんど良い思いができませんでしたからね。
まあドローとなったものの、負けなかったこと
昨季の悪夢を繰り返すことはない、と信じたいですね。

それはさておき、MAX152キロのストレートを軸に
制球力の増したフォーク、スライダーをちりばめ、
阪神打線を本塁打の1点のみに抑えたネルソン
キイロイ騒音もなく、プレッシャーのかかりにくい
無観客観客だったという部分もあったと思いますが、
こういう投手が、今後虎キラーにでもなってくれれば、
チーム的にも面白いのではと思いますが…。
デラロサ、パヤノと争う外国人枠の兼ね合いがあるものの、
着実に進化している感のある長身ドミニカン右腕
今後も結果を積み重ね、森コーチら首脳陣に
うれしい悲鳴を上げさせるよう、奮投を期待したいです。

2009年3月17日 (火)

井端きょう実戦復帰、開幕出場への青写真。

札幌ドームでの2連戦を終えたドラゴンズ
甲子園、広島での練習試合に備え、大阪入り
しかし移動するだけのスケジュールとなり、
ナインにとっては久々ともいえる休日となったもよう。
一方右目の異常を訴え、ナゴヤで残留調整を行っていた
井端弘和がこの日、1軍遠征に合流することを示唆。
さらに開幕出場へ向け、復帰プランを披露しました。

ドラゴンズトピックス(16日)

◇井端弘和
<右目の病気で出遅れているが
きょう17日の練習試合阪神戦(甲子園)からの実戦復帰を示唆。
この日ナゴヤ球場で練習、開幕出場に向けての復帰プランを明かして>
「右目? もう大丈夫です。
きょう(大阪市内の宿舎に)行きます。
わがままが許されるなら、
あしたからオープン戦や紅白戦の最初のときのように、出たい。
(最初は)2打席ぐらいの限定になると思う。
その準備はできています。
しっかり出られる状態になって開幕を迎えたい」

<まさかの出遅れから約1カ月。
今月3日に1軍に再合流してからは、
ナゴヤドーム、ナゴヤ球場で打撃、守備と練習してきたが、
この日のフリー打撃では2本のサク越えを含めて
73スイングでヒット性の打球を連発。自らゴーサインを出して>
「もう問題ないです」

<自身が考える復帰プランはこうだ。
17日、18日の練習試合は数イニングだけの『試運転』。
オープン戦初出場となる20日の福岡ソフトバンク戦から
本番モードに入り、スタメンで5イニング以上をこなして、
27日からのナゴヤドーム残り3試合でフル出場するという。
開幕まで11試合。今年からコンバートされる
二塁の守備も含めて、練習量は少ないが、不安を一蹴>
「スタミナの不安? それはないですね。まったくない。
ケガさえしなければやれますよ。
二塁守備? その不安もないですね。
別にやったことがないわけじゃないし、
動き方は分かっていますから。問題ないですよ」

<一度はまったく見えなくなったという右目については>
「ウイルス性の病気でした」

<疾患後は安静に努め、
練習再開後も激しい運動は見合わせていたというが、キッパリ>
「今週から大丈夫なんです」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋

◇荒木雅博
<井端の復帰で、二遊間コンバート後、
初めて『イバ・アラ』コンビを結成する。
また19日には練習日も組まれている広島のマツダスタジアム、
特にセ・リーグの本拠地では唯一となる内外野天然芝は注意が必要。
ベースの周辺の土の硬さなど細部までチェックする構え>
「スカイマークもそうだし、北京五輪でも経験した。
問題は土の部分が柔らかいかどうか? 
そこまで柔らかいと打球がさらに死んでしまうから…」
ニッカン


◇中田賢一
<あす18日の広島との練習試合(広島市民球場)での
先発が予想されるが、結果重視でマウンドに上がる構え>
「結果にこだわって、公式戦と同じ気持ちでやります」

<前回登板した10日の埼玉西武戦では
5イニングを投げ、3安打3失点。5四球と制球に苦しんだ。
この日の残留組練習では投球練習を行わずに、
ランニング、キャッチボールなど軽めのメニューで汗を流したが、
前日には熱の入った投球を屋内練習場で行っていた。
軽めのはずが、納得のいくまで投球を続け、70球の投げ込みで修正>
「知らず知らずのうちに(球数が)いってましたね」

<ここまでの登板では内容に不安はあるものの、
昨季に比べ今季は速球の球威に手応えを感じ取っている。
指にかかった球はいっているという>
「バッターが空振りしたり、振り遅れたり。
対戦して感じます。今年はいいと思います。
あとは(ストライク)ゾーンに集めることです。
投げてみないと分からないけど、もう何かを試す時期ではない。
ピッチャー有利のカウントにして、攻めていかないと。
とにかく結果しかないですから」

<開幕まで約3週間と迫っている。
練習試合やオープン戦での残るチャンスはおそらく2回。
先発ローテ死守に向け、背水の陣で試合に挑む>
「続けていいピッチングをして、調子を上げていきたい」
中スポニッカン

◇マキシモ・ネルソン
<ナゴヤ球場での練習後に大阪入り。
オープン戦3試合で防御率3.86の成績を残しているが、
きょう17日の練習試合・阪神戦(甲子園)での先発が
予想される中、課題の克服を誓う。
現在、中継ぎ左腕・パヤノ、内野のデラロサと
4人目の外国人枠を争っているが、好投で一歩でもリードしたいところ>
「課題はコントロール。しっかりストライクを取って抑えたい」
中スポ

◇ネルソン・パヤノ
<左の中継ぎとして期待がかかる新外国人も大阪入り。
練習試合・阪神戦での登板が予想されるが、
最も怖いはずの金本の感想を聞かれて>
「カネモト? 誰だ? どこのチームだ?」

<オープン戦は4試合で防御率1.80>
「オレは自分の仕事をするだけさ」
(中スポ)


◇森野将彦
<WBC第2ラウンドの日本-キューバ戦を気にしていた選手は
多かったようだが、さすがに午前5時すぎの試合を
プレーボールから見ていた者はほとんどなし。
それでも日本の快勝にはうれしそう>
「起きてテレビをつけたら5-0で勝ってました」
(中スポ)

◇小山桂司
<開幕1軍を狙うが、久々の休日で
じっくり体を休めてコンディションを整えたが、苦笑いで>
「(昨季在籍した)日本ハムのときより休みは少ないでしょう。
予定が立てられないのがつらいです」
(中スポ)

◇野本圭(ドラフト1位)
<沖縄から帰ってきた2日以来、実に2週間ぶりの休日。
リラックスした笑顔を浮かべていたが、
肉体的、精神的な疲れは積もり積もっているはずだが肩をすくめて>
「ホントに久々の休みという感じはしますね。
(社会人時代は)普通なら1週間に1日は休みがあった」

<ちなみに休日だった2日も、東京で新人研修会に参加。
休みなしで『東奔西走』の毎日を過ごしてきたが、
本人はこうはぐらかすものの、見た目にわかるほど
ほおはゲッソリこけ、体重はおそらく数キロ落ちている。
この厳しさもまたプロ野球選手として
乗り越えなければいけない『壁』なのだろうが>
「疲れ? どうでしょうか」

<目標として『開幕スタメン』を公言してきた。
藤井らとの定位置争いははじまったばかり。明るく笑い飛ばして>
「レギュラーを取りたいなら競争に勝たないと。
これだけ打席に立たせてもらっているし、徐々に調子は上がっていく。
まあ、1年目のボクにプレッシャーなんてありませんよ」

<ひとときの球速で再び力を蓄え、勝負のグラウンドへと戻る>
「きょう(15日)はなにをするか? ひとまず体を休めたいです」
(中スポ)

◇バス立ち往生も早め出発が奏功(中スポ)
ドラゴンズナインを乗せたバスがエンジン故障
立ち往生するハプニングがあった。
札幌市内の宿舎から新千歳空港まで2台のバスに分乗したが、
途中で1台が止まってしまった
すぐにバス会社が代替車両を用意して乗り換えて再出発。
しかも所要1時間だったが空港での買い物などを考慮し
予定の航空機が出発する1時間45分前に宿舎を出たのが幸い。
空港で土産物を買う余裕は減ったが、選手は問題なく予定の便に乗り込んだ)


【ドラゴンズ・今週の日程】
17日(火)無観客練習試合 対阪神 (13:00・阪神甲子園球場)
18日(水)練習試合 対広島 (13:00・広島市民球場)
19日(木)練習日(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)

20日(金・祝)対福岡ソフトバンク(18:00・福岡Yahoo!JAPANドーム)
21日(土)対福岡ソフトバンク (14:00・福岡Yahoo!JAPANドーム)
22日(日)対福岡ソフトバンク (13:00・福岡Yahoo!JAPANドーム)


週末の札幌2連戦を終えたドラゴンズナイン
きょうからの練習試合に備え、大阪入り。
新千歳から神戸へ空路で移動したようですが、
その後は移動日練習もなく、久々ともいえる完全オフ
沖縄からナゴヤに帰ってきた2日以来、実に2週間ぶりの『休日』
選手たちは疲れた体を休めるとともに、
オープン戦後半でのアピールに向け、英気を養っていたもよう。

その一方で、ナゴヤ残留組は投手陣を中心に練習。
きょう17日の甲子園、あす18日の広島市民球場と
練習試合が2試合組まれていますが、
そこでの登板が予想されるネルソン、パヤノ、
平井、長峰、中田、吉見
の6投手がそれぞれ調整。
先週までのオープン戦では、投手陣の乱調が目立ちましたが、
そろそろ結果を出していかないと、振るい落とされる時期。
特に開幕ローテ有力候補でもある中田は、
しっかりと結果を残すことで、首脳陣をはじめチームを、
そしてファンを安心させてほしいものです。


そんななか、この日ついにあの選手出陣宣言!
その選手とは、沖縄キャンプで右目の異常を訴え、途中離脱。
その後も慎重に調整してきた井端弘和
ここまで主力選手のなかでただ1人、
オープン戦に出場していませんでしたが
報道陣に実戦復帰を示唆したようですね。
1軍合流後から、この甲子園での練習試合を
復帰の目安にしていたようですが、予定通りにゴーサイン
これ以降は1軍の遠征に帯同して、
本番モードに仕上げていくとのこと。
さらに井端自身完全復帰への青写真も披露。
今朝の中スポによると、それは以下の通り↓

17日 練習試合・甲子園 2打席目安・数イニング
18日 練習試合・広島       

20日 オープン戦・福岡 5イニング以上出場
21日 オープン戦・福岡      
22日 オープン戦・福岡      
24日 オープン戦・横浜      
25日 オープン戦・東京      
26日 オープン戦・千葉      

27日 オープン戦・ナゴド 先発フル出場
28日 オープン戦・ナゴド     
29日 オープン戦・ナゴド     

4月3日開幕戦・横浜戦  レギュラーシーズンへ


まずはきょう16日の阪神との練習試合で実戦復帰
数イニングのみの試運転となるようですが、
徐々にアクセルを踏み込み、週末の福岡3連戦から
関東へと進んでいく間に、本番モード
そしてナゴドでのラスト3連戦ではフル出場での総仕上げ
キャンプを半分以上棒に振ってしまったことで、
スタミナ、体調に不安視する声も多いなか、
井端本人「それはないですね」一蹴
堅実な守備に、粘り強い打撃
さらに存在感も含め、チームに欠かせない重要なピース
ついに竜の背番号6がグラウンドにその姿を再び披露します。


開幕に向けて!1軍合流後も、
オープン戦に帯同せず、
慎重に調整してきた井端でしたが、
7日の荒木、14日の谷繁に続き、
ようやくゴーサイン
まだ実際に攻守での動きを見てみないと
判断しかねない部分もありますが、
このまま順調に調整を重ねていけさえすれば、
何とか開幕スタメンに名前を連ねそうなムードですね。
新たにシャッフルされた荒木との二遊間をはじめとして、
今後取り組んでいくことはたくさんあるとは思いますが、
とりあえずはできるだけ万全の状態に仕上げてほしいもの。
心配される右目は、クスリを飲み続けているそうですが、
この日の打撃練習でも快音を発していたようですし、
後は実戦での動き生きたボールに早く慣れさえすれば
何年もレギュラーを張っている選手ですし、心配はないでしょう。

ただ長いシーズンを戦っていくうえでのスタミナ面
その辺りに一抹の不満があったりするもの。
それでも、井端自身は自信をのぞかせ、
「どのように動いていったらどこが痛くなるか、
もう分かってるんで、大丈夫」
と話し、
自らの体については、しっかりと掌握している様子。
まあ実戦をやっていく上で、疲れも含めて、
さまざなな面で課題も出てくるでしょうし、
その辺りをうまくつきあいながら、
井端らしくそつなくこなして、開幕を迎えてほしい。
故障ではなくアクシデントによる離脱でしたが、
無理に開幕にピークを持ってこなくても、
シーズン戦っていく上で調子を上げていってくれればと。

とにかくチームにとっても、
攻守の要の一人である井端の復帰はうれしい限り。
新たな二遊間もようやくお披露目となってきますが、
予期せぬ故障などに気をつけながら、まずは焦らず慎重に
開幕までの道程を進んでいってほしいです!

2009年3月16日 (月)

朝倉復調ゴロの山、6回無失点で投壊止めた!

連日の大量失点により、ついにチーム防御率
12球団ワーストとなってしまったドラゴンズ
前日に続いての札幌ドームでの北海道日本ハム戦は、
背水の陣で先発した朝倉健太が、
宝刀シュート、改良フォークを駆使し、打たせて取る投球
3併殺を奪うなど、6イニングを無失点
壊滅現象が続く投手陣に歯止めをかける好投を見せました。
一方、打線はOP戦三冠王藤井が2ランを含む2安打と好調。
その他守備向上、昌ら左腕順調などこの日の竜のまとめを。

◇オープン戦
北海道日本ハム-中日
(15日・札幌ドーム)
16941人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
日本ハム
[勝] 朝倉(2試合1勝1S)
[S] 清水昭信(5試合2S)
[D本]藤井4号2ラン
[Dバッテリー]
朝倉、浅尾、清水昭信 - 谷繁、小田

◇オープン戦・対北海道日本ハム スタメン
1 (中)野本  (3打数1安打)
2 (右)藤井  (4打数2安打2打点)
3 (三)森野  (4打数1安打)
4 (一)ブランコ (3打数無安打1打点)
5 (左)和田  (3打数無安打)
6 (DH)イ・ビョンギュ (3打数無安打)
7 (遊)   (3打数1安打)
8 (捕)谷繁  (2打数無安打)
9 (二)岩﨑達郎 (1打数無安打)

【得点経過】
<1回・中日> P・スウィーニー
藤井右安打、森野右ニ塁打で1死二、三塁。
ブランコ遊ゴロの間に先制
(D 1-0 F)

<3回・中日> P・スウィーニー
野本中前打、藤井右越え2ラン(D 3-0 F)

<8回ウラ・北海道日本ハム> P・浅尾
高橋右翼フェンス直撃二塁打、飯山三振、糸井一ゴロ、
2死三塁から金子誠中前適時打(D 3-1 F)

【ゲームレビュー】
朝倉が6回4安打無失点と好投。試合を締める内容だった
走者を背負っても、ゴロを打たせてアウトを重ねた。
5回までに3併殺に仕留め、自分のペースに持ち込んだ。
攻撃では、1回、藤井、森野の連打で一死二、三塁から
ブランコの遊ゴロで先制。3回には藤井の2ランで加点した。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズトピックス(15日)

○朝倉健太
<北海道日本ハムとのオープン戦(札幌ドーム)に先発。
6イニングを投げ、4安打無失点で復活を猛アピール。
3併殺を含め、築いたゴロの山が実に12。
何度も『よかった』という言葉を口にするほど、安堵して>
「ずっと結果が出ていなかったんで、結果が出せてよかった。
きょうは公式戦と同じ気持ちで投げました。
他のローテーション候補のみんなが結果を出していたんで。
焦りというか不安というか…。
大丈夫だとは思っていたけど、よかったです」

<思い描いた通りの打球を打たせ、
おもしろいように内野ゴロを積み重ねる。
1回先頭の糸井にこそ四球を許したが、
続くヨウ・チョンソを1ストライクからひざ元にシュート。
遊ゴロ併殺打に仕留めてピンチを脱出し、リズムに乗った>
「立ち上がりからどうなるかと思ったが、
狙ったところに投げて打ち取れたことが大きかった」

<以降もこの日最速141キロの直球、
シュート、フォーク、スライダーがゴロを『誘発』。
6イニング中、4度も先頭打者の出塁を許したが、
走者を出しても動じず、3度は次打者を併殺打に料理。
終わってみれば全18アウトのうち三振が2つで内野ゴロが12(遊直1)。
何と外野へのフライアウトは一度もなかった>
「変化球でゴロを打たせる自分の持ち味が出せた」

<大きな収穫もある。2回無死一塁から
坪井を一ゴロ併殺打に仕留めたのは132キロフォーク。
これはただのフォークじゃなく、
今年から握り、軌道をひそかに研究してきたもの。
目的はストンと落として振らせるのではなく、ゴロ。
宝刀・シュートに続く『新刀』の切れ味は確かだった>
「チェンジアップ気味に投げて、
空振りというよりゴロを打たせようとした。
こういう使い方もできるんだと」

<結果が求められる登板だった。
キャンプの実戦練習から打ち込まれる場面が目立ち、
オープン戦初登板の3日の千葉ロッテ戦も3イニング5失点。
8日は2軍の教育リーグで先発した。
失敗を恐れる気持ちばかりが先に立ち、自分を見失っていたが>
「大丈夫と思いながらも焦りや不安はあった。
教育リーグで投げて、腕を振ることの大切さを思い出した。
今まで細かいことを気にしすぎていた」

<右腕の血行障害で3勝止まりに終わった昨年。
いまでもなお、再発防止のために薬は服用している。
打ち込まれることが多い先発投手の中で、
柱となるべき存在が帰ってきた。10年目の右腕は意気込んで>
「どの球種でもストライクが取れたのはよかったと思います。
あとは先頭打者を出さないことと、ケガをしないで1軍に生き残りたい。
去年は何もしていないんで、今年は何としても結果を残したい」
朝倉健太公式中スポ中日新聞サンスポ
スポーツ報知時事通信スポニチ名古屋

○谷繁元信
<6イニング無失点と好投の朝倉について。
投手陣が低迷する状況下での踏ん張りを高く評価>
「先頭打者を4回出したけど、
そのあとのアウトの取り方がよかった。持ち味が出ていたね。
シュートにしてもフォークにしても、ゴロを打たせようとしていた。
四球も最初の1つだけでしょ。必死に投げた結果だと思う。
アウトを取りたい時に取れた。
最近(投手陣の)チーム状況が良くない中で、
公式戦ならチームの流れを変える投球、と言える内容だった」
(中スポ、中日新聞サンスポスポニチ名古屋

○小田幸平
<朝倉好投の陰には先輩捕手の助言があった。
その分岐点は8日の教育リーグ・阪神戦。
朝倉と5イニング1失点と好投したが、
試合前1軍から派遣され、バッテリーを組みアドバイスを送る>
「どうもコースとか細かいところを気にしていたからね。
打てるものなら打ってみろ、というのが健太の本来の姿やろ。
思い切って腕を振れって言ったんですよ」

<その登板でも改良したフォークを多投させたという。
シーズン中には何度も打ち合わせする仲。
こちらもまた安堵の表情を浮かべて>
「きょうはよかったと思うよ」
(中スポ)


○浅尾拓也
<2番手登板して、2イニングを3安打1失点。
7回には1死一、三塁のピンチを切り抜けたが、
8回に先頭・高橋に右翼フェンス直撃の二塁打を浴びると、
金子誠に中前適時打された。投球内容を反省して>
「バランスが崩れているのが自分で分かった。
これがオープン戦でよかった。
公式戦だったらすぐに代えられていたはず」
中スポ

○清水昭信
<9回に登板したが、3人斬りで最後を締める。
11日の埼玉西武戦では本塁打を浴び、
2失点していたが、今回は内容にも満足。
右の中継ぎ候補として一歩リードしているが、
存在感は投げる度に増していく>
「前回の反省が生きました。
初球に安易にストライクを取りにいかず、きわどいところを攻められた」
中スポ


○藤井淳志
<3回1死一塁の第2打席、北海道日本ハム先発・
スウィーニーの内角スライダーを右翼ポール際へ完ぺきな2ラン。
苦手にしていたはずの右投手のスライダー。珍しく自画自賛して喜び>
「スライダーかカットボールか。食い込んでくる球でしたね。
半づまりだったんですが、(ファウルに)切れずに入ってくれました。
うまく打てましたね」

<決して優しい球ではなく、内角ぎりぎり。
見逃せばボールと判定されていたかもしれないが、
左打者にとっては、体に向かってくる球>
「難しい球? そうですかね。
結果は考えず、どう打つかだけを考えました。
ホームランはたまたま。
結果が長打になるかどうかはボールに聞いてくれと。
体に来る球はイメージができるんです」

<初回にもヒットを放ち、4打数2安打2打点。
これでオープン戦打率は、また少し上がって.469。
12打点、4本塁打と合わせて両リーグ三冠王をキープ。
中堅での開幕スタメンに向け、猛アピールが続くが>
「人と比べてどうこうは考えていません」
(中スポ、サンスポおおさか報知スポニチ名古屋ニッカン

○谷哲也
<7番・遊撃でスタメンで起用されたが、
堅実な守備で開幕1軍をアピール。
遊撃と二塁で7度の守備機会を完ぺきにクリア。
3度の併殺プレーで朝倉のアシスト役も果たし、
試合後はホッとしたようにほほ笑む>
「そんなに緊張することなくプレーできた。
きょうは守りをしっかりしたいと思っていました」

<ルーキーイヤーの昨季は2軍で打率3割をマークしたが、
同じポジションのライバルの岩﨑達郎らに比べると、
守備力が劣ると首脳陣に見られ、結局1軍からは声がかからなかった。
2月の沖縄キャンプでは連日の特守で、徹底的に守りを磨いた。
打球へのアプローチから送球まで、一つ一つ意識しながら
捕球動作を繰り返して、上達を実感できるようになった。
守備が安定してきたことで、アピール材料も増えた>
「とにかく数をやって体に覚えさせました。昨季とは全然違う」
中スポ

○川相内野守備走塁コーチ
<今のプレーを続ければという『条件付き』で、
谷の守備に合格点を与える>
「きょうは無難に守っていたし、良かった。
まあ、まだ1試合だけだけどね」
中スポ


○トニ・ブランコ
<1回1死二、三塁から初球を叩くと、詰まった打球は遊ゴロ。
その間に三走・藤井が生還。凡打が決勝点となった。
まだ1回、相手は前進シフトを敷いていなかったこともあるが>
「もちろん、ヒットを打ちたかったんだ。
だけど、内野が下がっていたのは気付いていたからね。
ああいう打球でも点が入ることはわかっていたよ。
内野ゴロも視野? アシエス(はい)」

<9回、死球を受けて途中交代。
武田久の球が左ひじ付近に当たり、
痛みに顔をゆがめて一塁へ歩いた後に代走・デラロサが送られた。
試合後は死球を受けた左腕について、力強く話して>
「大丈夫。問題ないよ」
(中スポ、ニッカン

○石嶺打撃コーチ
<1回のブランコの内野ゴロについて>
「内野ゴロという結果ではなく、
ああいう(得点を認める)のがチームの方針だからね」
(中スポ)

○小池正晃
<7回の守備から左翼に入ると、9回1死一塁の初打席で
左前へクリーンヒットと、好調ぶりをアピール。
先発出場した11日の埼玉西武戦、12日の広島戦で
2試合連続アーチを放ったが、
主力が顔をそろえたこの2連戦では前日が出番なし。
この日も1打席だけだが、それでも気力たっぷりに話して>
「それ(出番が減ること)はしかたない。
与えられたチャンスで仕事をするだけ」
(中スポ)

○森野将彦
<9回の守備で今季初めて一塁の守備に就く。
突然の指令にも戸惑わず、紺田の二ゴロと稲田の投ゴロで
送球を受け無難にこなしたが、笑って胸を張る>
「この前(13日に)練習しといてよかった。
先を見通す力があるんです。ボクには」

<打っては初回1死一塁、スウィーニーのチェンジアップを
右翼線に弾き返す二塁打。続くブランコの先制打を導く。
これで9日以降、1本ずつだが出場4試合連続安打>
「いい感じです。
1日1本? 1本だけど、まあ、出ないよりはいいです」
(中スポ、ニッカン

○立浪和義兼任コーチ
<9回1死一、二塁の加点機にイ・ビョンギュの代打で登場。
公式戦並みの起用となったが、カウント1-1からの3球目、
狙いすましてバットを出すも、投ゴロ併殺打に終わる。
悔しそうに振り返って>
「泳いだ」

<試合前の練習ではデラロサのフリー打撃をじっくり観察。
こう指摘したが、打席で悪い見本を見せてしまった>
「体が前に突っ込んでいる」

<それでもあくまで前向きにとらえて>
「今は課題が出たほうがいい」
(中スポ)

◇齊藤信介
<15失点の広島戦、前日の北海道日本ハム戦と無失点。
投手陣の中で、オープン戦防御率0.00に踏みとどまっているのは、
山本昌と2人だけ。右の中継ぎ競争は激化しているが、
目の前の登板機会に全力を傾ける>
「ほかを気にするより、僕はしがみつく気持ちでがんばっていくしかない」

<オープン戦に登場したのは、9日の埼玉西武戦。
7回に2番手で登板したが、1死一塁で一塁へけん制悪送球し、
二塁走者を許すと、2死一塁としてから投ゴロを再び一塁悪送球。
立て続けのエラーで1点を献上。
記録的には自責点は付かないが、失点の『責任者』は明らか>
「もうダメかとも思いました」

<投内連係はキャンプから重点的に取り組んできたテーマだった。
この日も全体練習後、近藤コーチのバント処理の特守を受ける>
「それだけに反省も大きかった。
やってしまったことを、仕方ないですませてはいけない」

<一方で毎回気持ちは切り替えている。
開幕1軍への意気込みを聞かれ、目前の一戦に集中する姿勢を強調>
「結果はついてくるもの。一瞬、一瞬を大切にして、
先のことはまったく考えないようにしています」
(中スポ)


若竜トピックス(15日)

◆ウエスタン春季教育リーグ
オリックス-中日
(11日・神戸サブ球場)
 D 010 100 000 = 2
 Bs 000 000 010 = 1
[勝] 山本昌
[D本] なし
[Dバッテリー] 山本昌、小笠原、チェン - 田中
公式サイト・戦評

○山本昌
<1軍から派遣され、神戸サブ球場での
教育リーグ・オリックス戦で先発登板。
3イニングを内野安打1本、1四球、無失点。
貫禄を見せつけたが、意外にも本人の評価は激辛>
「きょうは良くなかった。全然ダメだよ」

<速球は130キロ台前半だったが、
100キロ台のスローカーブを多く投げて緩急をつけ、
コーナーもさすがの厳しさで突いたが、それでも渋い顔。
評価が辛いのは、考えている野球のレベルが高いから>
「真っすぐも変化球も良くなかった。
この時期でも真っすぐは135キロは出るようにしたい。まだまだだね」

<これで今春、オープン戦と合わせた
実戦の成績は3試合、計7イニングを無失点。
その中でプロ26年目の大ベテランがあらためて認識した課題。
このまま週末に投げ続けていけば、横浜との開幕カードが待つが>
「これから開幕までにもうひと皮、ふた皮むけていきたい」
中スポ

『屋外での試合は久しぶりでした。
変化球はまずまず決まってきたかなあという感じです。
欲をいえば真っすぐがもう少し切れ、制球とも
よくなってくれるといいんですが。
開幕まであと3週間近くあるので、
そのあたりは投げながら上げていこうと思います。
まあ変化球は投げはじめから間もないことを考えれば
よく仕上がってきたという感じ。
いまはセットポジションからのほうがいい感じで投げられているので、
ワインドアップでも同様になるくらいまで早くいきたいですね。
細かいことをいえばきりがないけど、
できる限りのことをしてシーズンに備えます』

(山本昌公式『山本昌広ニュース』より抜粋引用)


○小笠原孝
<1軍から派遣された山本昌の後を継ぎ、2番手で登板。
3イニングを投げ、4安打、無四球、2奪三振の無失点>
「前回よりは良かったです。
今日のような投球が続けられればいいと思います」
(中スポ)

○チェン・ウェイン
<8回に2連打で1点失ったものの、
3イニングで3三振と球威が光った。順調な仕上がりに>
「打たれた球は甘く入ってしまったけど、ボール自体はきょうは良かった」
(中スポ)

○田中大輔
<右肩痛で出遅れていたが、9番・捕手で負傷後初のフル出場。
山本昌、小笠原、チェンの1軍左腕3人を好リードし、
1失点で守り抜くと、打っても4回1死一、二塁のチャンスで、
オリックス先発・中山から左前に適時打を放ち、笑顔>
「体力的には大丈夫です。あとは慣れだと思います」
(中スポ)


第2回WBCは、日本時間16日早朝から、
アメリカ・サンディエゴでの2次ラウンドに突入。
A組2位で通過した日本代表は、
1組1回戦でB組1位のキューバと対戦。
投手力の日本VS強打のキューバという位置づけで
注目されていましたが、先発した松坂大輔(レッドソックス)が
キューバ打線を6イニング5安打8奪三振、
無失点に抑える好投を見せると、
打線は3回、キューバ先発のアルベルティン・チャップマンを捕まえ、
城島(マリナーズ)、岩村(レイズ)、片岡(埼玉西武)と3安打を重ね、
1死満塁とすると、代わったノルベルト・ゴンザレスから
青木(東京ヤクルト)の適時打、村田(横浜)の犠飛などで3点を先制。
その後も小刻みに加点しながら、
ゲームを優位に進め、6-0快勝しました。

3年前の第1回の決勝カードの再戦となりましたが、
先発した松坂のピッチングが圧巻でしたね。
1次ラウンドであれだけの強打を誇ったキューバ打線
自分の仕事を全くさせませんでしたから。
エースがしっかり投げれば、強豪も撃破できる
やはり野球は『投手力』なんだなと改めて認識。
その快投ぶりに、朝から何度も「ヨシッ!」を叫んでしまいました。


それはさておき、ドラゴンズのオープン戦ですが、
前日までの4試合でなんと合計37失点
ついにチーム防御率が12球団ワーストになってしまうなど
止まらない投壊現象に頭が痛かったですが、
この日の札幌ゲームのトータルスコアは、3-1
久々に僅差の引き締まったゲームになったようですね。

それを演出したのが、
ある意味『背水登板』ともいえた朝倉健太
オープン戦初戦登板となった千葉ロッテ戦では、
3イニングを5安打3四球の5失点(自責4)と大乱調
その後は1軍から離れ、教育リーグ行きとなっていましたが、
再び1軍に合流し、オープン戦初先発となったこの日は、
立ち上がりから、持ち味である「打たせて取る投球」を披露。
初回、先頭打者を四球で出したものの、
次打者を宝刀・シュート遊ゴロ併殺に仕留めると、
リズムに乗ったか、その後も2回、3回、そして5回と、
毎回のように先頭打者が出しながら、
そのたびに次打者を宝刀・シュート
さらに改良した「打たせるフォーク」でバットのしんを外して、凡打を誘発
3回以外はすべて併殺打に仕留め、ピンチを脱出。
繋ぎが売りの北海道日本ハム打線に全く仕事をさせずに、
責任回数を上回る6イニングを投げ、4安打無失点

キャンプからずっと結果を出せず、
ある意味『迷宮』に陥っていた感のあった朝倉ですが、
倒壊現象が続いた投手陣の流れを変えるともいえる見事な投球
気持ちを込めて投げ続け、積み重ねた内野ゴロ
自分の投球をようやく取り戻して、ようやく復活の兆し
遅ればせながら、開幕ローテーション入りに向けて、
背番号14の逆襲が始まりそうな気配です。


健太復調。札幌でのゲームとあって、
なかなか情報が入ってこないなか、
ここ数日にしては
珍しいロースコアのゲーム。
当初の先発予想が
浅尾と言われていただけに
好調をキープしているのかなと
思いきや、スコアテーブルを見ると、
投げているのは、なんと「朝倉」。
先頭をほとんど出しているのには、
思わず苦笑いでしたが、
そのたびに遊併、一併、二併
粘り強くピンチを凌いで、重ねていったゴロゼロの山
中スポ1面では「ドクター・ゴロ」。
東京中日裏1面では「ゴロ王子」(苦笑)。
そういう文字が紙面を踊っていましたが、
ようやく本来の「朝倉らしさ」というものが
出てきたことにとてもうれしく感じましたね。
前日までのチーム全体の防御率が、5.35
いつかは止まるものではありながら、
果たして誰が、どのように止めてくれるのかも、
今後の動向へのカギになると注目していましたが、
投手陣のリーダー格である朝倉が、それを成し遂げてくれた。
これはチームにとって、大きかったと思いますね。
普段辛口谷繁も褒めていたぐらいのナイスピッチ。
この日1失点に抑えたことで、チーム防御率5.04となりましたが、
これをきっかけにして、さらに減少してほしいもの。

また朝倉本人においても、
ようやく持ち味を出せる投球が
できるようになってきたのは朗報ですが、
まだローテ確定かといえば、もう何度か様子を見てみないと。
3併殺は素晴らしいですが、逆から見ると、
それは常に打者が塁に出ているから。
その辺を改善していくことも課題となってくるでしょう。

まあ今回に関しては、その辺もおとがめなし
まずは底を脱してくれたことヨシとしましょう。
さらに神戸では昌さん、小笠原、チェンの左3本が
まずまずの調整ぶりを見せてくれたのも、うれしい限り。
上のWBCの際も触れましたが、やはり野球「投手力」が重要。
さらにそういうチームカラーでもあるドラゴンズにおいては、
投手陣の復調が、浮上への条件となってきそう。
今週はあす17日の甲子園(無観客)、
18日の広島市民球場練習試合があるものの、
オープン戦自体は、20日のヤフードームまでしばらくお休み。
何とか開幕までに、個々の投手がうまく状態を上げて、
投手陣自体をある程度のカタチに仕上げてほしいと期待します。


その他の話題としては、野手ではまたしても藤井
先制の口火となるヒットに、中押し2ランと
この日の3得点すべてに関わっているオープン戦三冠王ですが、
2ランは、左打席で内に食い込むスライダー
うまく回転して、ポール際へと運んでいましたね。
本人自画自賛だったようですが、
苦手なボールを攻略したことは、
普段のヒット1本より、自信になったことと思います。
このままオープン戦を毎日続けたい気分でしょうが、
今後もうまくコントロールして、好調をキープしてほしいです。

またこの日7番・遊撃でスタメン出場した2年目内野手の
守備が課題と言われていましたが、成長を披露したもよう。
このところ疲れもあるのか、岩﨑達郎にやや精彩を欠く感が見られますが、
それ次第では、開幕1軍の名が急浮上ということもあるかも。
ちなみにこの日ようやく教育リーグ初勝利となったファームは、
18日にはBCリーグ・福井ミラクルエレファンツとの練習試合。
さらに19日は王子製紙とのプロアマ交流戦が組まれています。
谷、岩﨑達郎らの次の行き先は、そのナゴヤ球場になるのか。
それとも甲子園・広島遠征に帯同するのか。その動向にも注目です。

2009年3月15日 (日)

竜深刻投壊止まらず嗚呼防御率12球団ワースト。

札幌ドームでの北海道日本ハムとのオープン戦初戦。
正捕手・谷繁元信がスタメンに名を連ね、実戦復帰
序盤4番・ブランコのソロなどでリードをしていたものの、
中盤5回に先発・山井大介、2番手・小林正人が続けて捕まり、
打者一巡で一挙6点を失うなど、投手陣が乱調
守護神・岩瀬も失点を重ねてしまい、4-8で完敗。
投壊現象が続くドラゴンズのチーム防御率が、
ついに12球団ワーストとなってしまいました。
その他藤井北でも熱いなど、この日の竜のまとめを。

◇オープン戦
北海道日本ハム-中日
(14日・札幌ドーム)
16411人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
日本ハム ×
[敗] 山井(3試合2敗)
[D本]ブランコ3号
[Dバッテリー]
山井、小林正人、齊藤、岩瀬 - 谷繁、小田

◇オープン戦・対北海道日本ハム スタメン
1 (遊)荒木  (4打数無安打)
2 (中)藤井  (4打数2安打)
3 (三)森野  (4打数1安打1打点)
4 (一)ブランコ (4打数2安打1打点)
5 (左)和田  (2打数無安打1打点)
6 (右)イ・ビョンギュ (3打数無安打)
7 (DH)堂上剛裕 (2打数無安打)
8 (捕)谷繁  (2打数無安打)
9 (二)岩﨑達郎 (3打数無安打)

【得点経過】
<2回ウラ・北海道日本ハム> P・山井
スレッジ天井直撃二塁打、小谷野右前適時打(D 0-1 F)

<4回・中日> P・吉川
藤井左前打(チーム初安打)
打者ブランコの時、吉川2暴投で藤井生還
(D 1-1 F)
ブランコ右越えソロ本塁打(D 2-1 F)

<5回ウラ・北海道日本ハム> P・山井
ボッツ四球、大野左翼ポール際2ラン(D 2-3 F)
金子誠左前打、糸井犠打、森本三内安打、
P・小林正人
田中四球、1死満塁からスレッジ中前2点適時打(D 2-5 F)
小谷野左翼線適時二塁打(D 2-6 F)
ヒメネス遊ゴロの間(D 2-7 F)

<6回・中日> P・坂元
藤井中安打、森野中越え適時二塁打(D 3-7 F)
ブランコ左安打、和田右犠飛(D 4-7 F)

<8回ウラ・北海道日本ハム> P・岩瀬
小谷野左安打、代打・鶴岡右二塁打、
1死二、三塁、高橋右適時打(D 4-8 F)

【ゲームレビュー】
中日は4番のブランコが右越えソロなど2安打と好調。
山井は5回途中降板で5失点、
先発枠入りへ変化球の制球に課題が残った。
北海道日本ハムは先発の吉川が5回2安打2失点。
先発マスクのルーキー・大野奨太は初本塁打でアピールした。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズトピックス(14日)

●山井大介

<北海道日本ハム相手のオープン戦(札幌ドーム)で、
昨年4月17日以来、約1年ぶりの先発登板。
右ひじの故障後では『最長』となる
4イニング1/3を投げ、6安打5失点。
4回までは1失点と好投したが、5回にスタミナ切れ。
それでもMAX145キロをマークし、次へとつながる大きな一歩。
故障の不安を払しょくする72球だった>
「相手のことはそこまで気にしませんでした。
自分のできることをやろうと思った。
きれいなマウンドで投げるのが気持ち良かった」

<復活を印象づけたのは力強い速球。
立ち上がりの2イニングで投げた29球のうち、
実に23球をストレート系が占める徹底した力勝負。
2回には、パワーヒッターのヒメネス、ボッツの
両外国人を速球で連続空振り三振に仕留めた>
「今年は『困ったときは真っすぐ』というぐらい、
ストレートで勝負する気持ちが強い。回転のいいタマがいっていた」

<その一方で、5回には課題が浮き彫りになった。
先頭打者・ボッツを四球で歩かせると、
バント失敗で2ストライクと追い込んだ
ルーキー・大野にやや甘く入ったシュートを左越えに2ラン。
さらに2安打でピンチをつくったところで、無念の交代。
前日に『100球近くは投げたい』と語っていたが、
予想以上に早い降板となり、反省>
「きょうは変化球が思ったところに投げられなかった。
最低5イニングを投げきって
次の投手につなぐ、先発の役割を果たせなかった。
スタミナ切れではありませんが。
納得できる球もあったけど打たれたのは事実」

<明暗の両方が出た久々の先発マウンド。
とはいえ復活ロードはまだまだ道半ば。
故障明けという状況を考えれば、展望は明るいはず。
自身が不在の間に、吉見、チェン、浅尾らが
先発役として台頭しているが、きっぱりと>
「ほかの投手のことははっきり言って気にしていない」

<好投すれば開幕ローテーションが
グッと近づいていたこともあり、もどかしさを隠さず>
「周りも悪い? みんなキャンプの疲れが出てるだけでしょう。
僕はしっかり調整することしか考えていない」

<これまで自分では決して口にしなかった
『開幕』の2文字が、その口からはっきりと飛び出して>
「次に投げる時はしっかり修正します。
何とか開幕ローテーションに入りたい」
中スポニッカン

●小林正人
<5回1死一、三塁、左打者が並ぶ場面に2番手で登板。
犠飛も許したくない場面とうってつけの出番だったが、
田中への初球・スライダーは明らかに逆球。
田中を四球で歩かせ満塁から、
スレッジにカーブを中前へ運ばれ、あっさり2点を献上。
さらに小谷野にも左越え適時二塁打を浴びるなど、一挙6失点。
この札幌遠征から1軍合流したばかりだけに、
悔いの残る結果に、左腕がっくりとうなだれて>
「制球が悪かった? そうですね…。投げ急いでしまいました…」
スポニチ名古屋

●齊藤信介
<6回に3番手でマウンドに上がると、
前の打席で本塁打の大野を捕邪飛に仕留め、
2死で迎えた二岡から見逃し三振を奪うなど三者凡退。
7回には先頭・森本を空振り三振斬りし、
2イニングを完全に抑え、荒れそうな試合を締める。
15失点した岐阜でもただ一人無失点で1イニングを投げており、
中継ぎとしての存在感を強烈にアピール>
「とにかく腕を振って投げようと思っていた」
(中スポ)

●岩瀬仁紀
<オープン戦3試合目の登板となったが、今季初失点を記録。
マウンドに上がった8回、先頭・小谷野にスライダーを左前打されると、
1死一塁で代打・鶴岡に右越え二塁打、
1死二、三塁からは高橋に右前適時打を浴び1失点。
許した3安打はいずれも初球を打たれたもので、
簡単にストライクを取りにいったことを悔やむ>
「初球が全部甘かった。入り方が悪かった」

<2安打された8日の北海道日本ハム戦に続き、
不安を露呈したが、もっとも好感触も残ったよう。
この日の『乱調』を糧にするつもり>
「ボールは悪くなかったけど、不用意すぎた。
もう少し慎重にやっていかないといけない」
(中スポ、おおさか報知

●森バッテリーチーフコーチ
<公式戦並みの継投策も実らず8失点で完敗。
ここ4試合計37失点で、チーム防御率5.35は12球団ワーストに転落。
口をつぐんで、足早に引き揚げて>
「何も言わないよ」
スポニチ名古屋ニッカン


●谷繁元信
<腰痛のリハビリで出遅れていた正捕手が、オープン戦初出場。
『8番・捕手』でスタメン出場すると、5イニングを守備。
先発の山井らが打ち込まれ、チームは8失点で敗れ、
自身の打撃も二ゴロ、右邪飛と、2打数無安打に終わったが、
元気な姿を披露。開幕に照準を合わせるベテランは明るい表情>
「思ったより動き自体は動けたかなと。
1個1個クリアしないといけないことがあるんだけど、
ひとつ段階は上がったかな。
捕る、走る、打つ、投げるという
基本動作ができたのが僕にとって1番の収穫です。
これから対投手、対打者の感覚を取り戻さないといけない」

<いろいろな体験ができた初戦だった。
約1年ぶりの先発となった山井を好リードする一方で、
5回には2番手・小林正人が乱調。
逆球に何度も体を張って止めたのも練習になったという。
キャッチングに問題なく、あとは送球、打撃へ>
「ああやって体が反応できたのはよかった。
急なプレーにも対応できているから、動きは問題ない」

<5回逆球連発の小林正人を降板後しかり、諭し、自覚を促す>
「打たれるのは仕方ないんです。
でも、いきなり逆球でしょ。
きょう投げた中で、いったい何球逆球があるんだと。
去年も、その前も多々あった。
厳しいことを言うようだけど、
こんなこと繰り返していたら(1軍は)無理ですよ」
中スポ共同通信社、時事通信、朝日新聞スポニチニッカン

●藤井淳志
<この日の最低気温2.9℃と、ドーム外は寒さが厳しい札幌でも、
『絶好調男』のバットは火がついたまま。
4回無死、日本ハムの先発左腕・吉川の速球をつまり気味に左前打。
チームに初安打をもたらすと、6回には右腕の坂元から中前打。
結局、この日は4打数2安打。
打率は前日より4厘上がって.467となり、両リーグ三冠王をキープ>
「結果が出ているので、自信にしていきたいと思います」

<持ち味の俊足でもアツいプレーを見せる。
4回1死二塁で、相手捕手の大野が投球を前にこぼすと、
わずかなスキを見逃さず、三塁をゲット。
さらに6回には二盗を決め、これでオープン戦通算4盗塁。
トップの福岡ソフトバンク・城所に1差に迫った>
「いつも、前の塁を奪うことを意識していますので。
もっといいスタートが切りたかったんですが…」

<中堅のレギュラー争いは
数字上ではリードしているように見えるが、
心は冷静に目の前だけを見すえて>
「1打席1打席に集中するだけですから…」
中スポ

●トニ・ブランコ
<4番候補の期待が懸かる新外国人に7試合ぶりの一発。
同点に追いついた直後の4回1死、
吉川の外角への135キロの速球をはじき返し、
ライナーで右翼最前列へ勝ち越しソロ本塁打。
これでオープン戦第3号、引っ張りだけでない
臨機応変なバッティングに満足そう>
「(本塁打は)投手に合わせて逆らわずに打っただけさ。
感触はもちろんよかったよ。
反対方向? 投手に合わせて打っているから、
別に狙っているわけじゃない。
タイミングさえ合えば、左右どちらにも打てる」

<7日以降11日までの5試合で、17打数2安打。
勢いは一時止まったかに見えたが、本人はみじんも焦っていなかった。
目先の結果にこだわらず、ストイックにバットを振り続けて>
「結果は自分ではなんともできないもの。
スイングする中で、調子を上げていけばいい」

<6回にもファウルで2球粘った末に左前打。
和田の右犠飛につなげた。
中軸として、再び大きな存在感を示し始めている。
きょう15日も札幌ドームで北海道日本ハム戦。
その後も26日までロードが続くが>
「外は寒いけど、ドームの中は快適だからね」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋

●石嶺打撃コーチ
<日本人顔負けの勤勉な練習ぶりの
ブランコの復調気配を感じ取って>
「当たれば飛ぶからね。実戦の中で調子を上げていってくれればいい」
中スポスポーツ報知

●森野将彦
<オープン戦序盤は不振にあえいでいたが上昇気配。
6回無死二塁からの第3打席で2試合連続適時打となる
中越えの適時二塁打を放つ。
この日は4打数1安打1打点と爆発こそしていないが、手応えをつかんで>
「そんなに崩されていない。続けていきたい」
(中スポ)

●立浪和義
<6回2死一塁から堂上剛裕の代打で登場すると、
右腕・坂元の前にカウント2-1から遊ゴロ。
だが、DHとして9回2死からの2度目の打席では
左腕・宮西から左前打。
最初の打席の反省を踏まえ、カウント1-2からの速球ととらえ、
3日の千葉ロッテ戦以来、10打席ぶりの安打を放つ>
「きょうはヒットを打ちたかったんだけど、
最初の打席の内容が悪かった。甘い球を見逃して。
(2打席目は)うまく対応できたよ。
ボールはよく見えている。バットの出方もいいね」
(中スポ)

◆小山桂司
<この日、札幌ドームに訪れた野手は18人。
残る主力は右目の異常で出遅れている井端のみ。
開幕1軍の野手を16人と想定した場合、3人が外れるが、
はっきりしているのは、4人いる捕手の中で
最低でも1人は降格すること。
中日に拾われた28歳は気合を入れ直して>
「それは分かっています。何としてでも1軍にしがみつきたい。
もういい面をアピールする時期は終わったと思うので、ミスを少なくしたい」

<盗塁もできる走力、パンチ力ある打撃は証明済みだが、
ここ数試合は捕球ミスや落球などで精彩を欠いている。
何とか汚名返上したいが、谷繁復帰で出場する機会は少なくなる。
試合前には古巣・北海道日本ハムの梨田監督にあいさつした>
「『頑張れよ』って言われました。
去年はいろいろ教わりました。本当に感謝しています」

<3年間で終わった日本ハムでの生活だったが、思い出の球場。
プロ生活で最も印象に残っている出来事を聞かれれば、
迷わず昨年6月3日の広島戦(札幌ドーム)と答える。
この日は試合前に田村コーチとマンツーマン特守に取り組む>
「グリン(現・横浜)が8回2死までノーヒットだったんです。
そのときにマスクをかぶっていて…。
あのときのドキドキはいまでも忘れられない。
だからここ(札幌ドーム)は好きです。あの再現? そうですね」
(中スポ)

◇チェン・ウェイン
<登板予定だった教育リーグ・オリックス戦が雨のため中止。
山本昌とともに、きょう15日の同カードにスライド登板する見込みで、
この日はオリックスの屋内練習場で調整。
1軍が滞在する札幌ほどではないものの、
神戸も最高気温10℃と寒かったが、笑顔>
「寒いけど大丈夫です。
(札幌みたいに)雪は降ってないから」
(中スポ)


ホームゲーム10連戦を終え、
この札幌からロードが続いていくオープン戦ですが、
その初戦は、今春週末恒例の北海道日本ハム戦
名護で1試合、ナゴドで2試合と対戦して、敵地・札幌ラウンドへ。
前日に正捕手・谷繁が1軍に合流。
この日8番・捕手でスタメン出場し、実戦復帰を果たしましたが、
『投壊現象』を止めるところまでには至りませんでしたね。

それでも開幕へ前進。約1年ぶりの先発となった
山井が、5回にスタミナ切れ
先頭を四球で出し、
続くルーキー捕手の大野に対し、
送りバントを2度失敗させたものの、
甘く入ったシュートを
レフトへ持って行かれ、逆転2ラン
結果オーライの被弾を喰らってしまうと、
その後踏ん張れず、目標半ばの
4イニング1/3、72球で降板。
この日はストレートに
力があったようですが、
責任回数の5イニングを投げきれなかったのは、
先発候補として見ると、もう少し時間がかかりそう。
ただ故障上がりの投手とすれば、
さらに前進として見ても良いのではと思いました。

現状、開幕ローテが見えてこないドラゴンズ投手陣
今朝の中スポではその予想として、
右=浅尾、吉見、中田、左=チェン、山本昌、小笠原6投手の名が。
果たしてそこに山井も食い込んでくるのでしょうか。
もちろん本来の投球さえできれば、
有力候補ではあるのは間違いないですが、
その一方で「山井が入るようでは…」という思いも。
きょうの札幌ドーム2戦目で朝倉が先発し、
ファームの教育リーグでは昌さん、チェンが登板予定。
この結果次第で、再び序列が入れ替わるかもしれませんが、
どのような決着が付くのか、今後の動向に注目です。


一方、中継ぎ陣の『投懐現象』が止まりませんね。
小牧でのパヤノ、清水昭信
岐阜での金剛、平井、高橋に続き、
この日は1軍に合流したばかりの小林正人
さらにオープン戦3試合目の登板となった守護神・岩瀬それぞれ失点
結局このゲームでも8点を失い、最近4試合で37失点
ついにチーム防御率が5.35と、12球団ワーストとなってしまいました。

それにしても「負の連鎖」と言いますか、
次から次へとつまずいてくれますね。
岐阜に続いて、2イニングをパーフェクトに抑えた
齊藤の投球が、際立って輝いて見えるほど。
特にようやく1軍に合流しながら、逆球の連続
火に油を注いでしまった小林正人は、さぞかし悔しい思いでは。
まあ「止まない雨はない」といいますし、
合流した谷繁がさっそく小林正人を説教していたようですし、
そろそろ投壊現象も治まってくるのではと、
自分的には淡い期待も抱いていますが、果たして…。
ただこのまま開幕を迎えるわけにはいきませんし、
森コーチら首脳陣にとっては、頭が痛いところでしょうね。
現状としては、個々が反省し、修正し、調子を上向かせること
次回登板以降でしっかりと信頼を取り戻してくれることを願います。


また打線では、藤井が相変わらず絶好調!
寒い北の大地でもその打撃は実に熱いですね。
また森野にタイムリーが出るなど、いくらかの上昇気配。
さらにブランコが一発を含む2安打をマーク。
藤井が口火を切って、主軸で返すという
理想的な得点パターンができているだけに、
投手陣の踏ん張りに一層期待したいところでもあります。

2009年3月14日 (土)

正捕手谷繁1軍合流、ドラゴンズOP戦遠征に出発。

地元でのオープン戦10連戦を終え、
ドラゴンズナインはこの日、約2週間に渡る遠征に出発。
初戦となる北海道日本ハムとのオープン戦に備え、空路札幌入り。
宿舎に到着後、札幌ドームで練習を行ったもよう。
ふるい落としも最終段階、本番モードも近づいて来ましたが、
この日1軍に合流したのが、竜の正捕手・谷繁元信
腰痛からのリハビリで出遅れていましたが、ようやくゴーサイン
竜投崩壊現象を止めるべく、マスクを被っていくようです。
その他藤井インタビューなど、この日の竜のまとめを。

ドラゴンズトピックス(13日)

◇谷繁元信

<腰痛からのリハビリで出遅れていたが
きょう14日の日本ハム戦(札幌ドーム)からオープン戦出場する。
この日1軍に合流して札幌入りすると、
宿舎に到着後、札幌ドームで行われた全体練習で汗を流して>
「あしたから出ます。
試合に出させてもらうのに納得できる状態になった。
少しずつ段階を踏んでいかないとだめだけど、
開幕に合わせてというのは頭にある。
腰? もう不安なところはないよ。
まあ、ゲームでしっかり守れるかどうかだね」

<ドームでの全体練習は、フリー打撃で快音を響かせ、
内野ノックを受けるなど軽快な動きを披露。
順調な調整ぶりをアピールして>
「きょう合流というのを、ある程度の目安としてやってきたから」

<今オープン戦では、ここ3試合で29失点。
チーム防御率は、12球団中11位の5.08と
先発、中継ぎともピリッとしない状況。
もちろん投手にも問題はあるが、
リードする捕手にも問題があるのだろう。
たかがオープン戦とはいえ、
若手が多く、経験不足がちな投手陣には不可欠な存在。
『投壊現象』を止められる正捕手はニヤリと笑って>
「投手陣? 気にならないことはないね。考えてリードしますよ」

<何事もなかったように開幕を迎えた昨年だが、
一昨年のアジアシリーズで死球を受けて骨折した
左脇腹の影響があった。その反省を踏まえて、
今年は慎重に自分の体と相談しながらここまできた。
開幕まであと3週間。16年連続開幕スタメン出場に向けて、
北の大地から『発進』する>
「開幕というのはありますけど、それがすべてではないですから。
1年間ケガをしないことが目標だから、
これからしっかり調整していきたい。
でも体調は去年のこの時期よりは全然いいんだよ」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン

◇田村捕手コーチ
<正捕手・谷繁の復帰に安堵の表情を浮かべる。
今後は出場するイニング数を増やして、開幕までにフル出場する意向>
「動き自体は問題ないね。
あとは実戦のスピードについていけるかどうかだよ」
中スポ

◇谷哲也
<11日まで教育リーグに参加していたが、1軍に合流。
教育リーグではここまで6試合で、24打数10安打2打点、打率.417。
1軍では1日・名護での北海道日本ハム戦に出場し、
5打数3安打2打点と大活躍したのが記憶に新しいが>
「名護のことはリセットしてしっかり頑張ります」
(中スポ)


◇藤井淳志
<打率.463、3本塁打、10打点という堂々の成績を残し、
オープン戦の両リーグ三冠王に立っているが、
驚くほど関心を示さない。
自身の数字にあまり興味を持っていないのだという>
「(試合の)帰りとかに取材の人に
5割キープしてますねと言われて、
ああそうだったんだという程度ですね。
今の数字がどうこうっていうのは、あんまり見ないんですよ。
あえて新聞を読まないとかはしませんけど、
目先の数字を追い掛けるのはしないようにという気持ちでいるんです」

<わずかな数字の違いで勝者と敗者を決める世界にいる以上、
自身の状況を把握するのは、常識的な考えともいえるが>
「自分が何打数何安打なのかを知ってしまったら、
計算してしまうかもしれないじゃないですか。
きょうは3本打ったから、もう打たなくてもいいだろうとか。
そういう気持ちで気楽に打席に立つ考えもあるでしょうけど、
今の僕には、よくないと思っているんです。
前の打席までに、何本打っているとかは考えません。
1打席1打席を大事に、その時に集中するようにしているんです。
それが結果として、いいのかもしれませんね」

<他人との力関係にも無関心。
野本らと中堅のレギュラー争いを繰り広げていても、
他の選手の結果はまるで考えない>
「数字に目がいかないのと一緒で、
正直、だれかと比べて、どこが勝ってるとかは思わないんですね。
他人に目がいくのは自分に自信がなくなってくるからだと思うんです。
数字でリードしている? 全然そういう気持ちがないんですよ」

<もともとは、周囲の評価ばかりを気にしていた>
「去年までだったら、このポジションだとどういう選手がいるとか、
自分よりそっちに目がいっていたんです。
数字ばかりも見て、それで失敗してきたんです。
今までの3年間。そういうのではなく、
やっぱり、全然、自分の力が大切。
人のことをどうこう言って見る前に、自分のことだろ! 
今だったら、その時の自分に対して、そう言っていると思いますね」

<考えが変わったきっかけを聞くと、きっぱりと答えて>
「ドミニカが本当に大きかった。
周りがみんなプラス思考で。それに刺激を受けた部分はありますね。
出場すら難しいといわれるなかで、ヒットも打てて、
現地でちょっとした有名人になったんです。自信もつきました」

<オフに落合監督から両打ちへの再転向の打診があった際、
受け入れられたのも、ドミニカの経験があったからこそ。
再転向することへの不安はなかったという>
「今まではメンタル的な部分で、
右と左で両方やることによって生まれる不安があったんです。
左で細かいことができるだろうかとか、大変さばかりに目がいっていて。
今は両打ちに戻すことへの、プラスのほうに目がいっていますね」

<両打ちへの再転向は、
不得意にしていた右投手への武器になるという。
右打席に専念していた昨年は
対右投手は23打数2安打で、打率はわずか.087だった>
「僕は、逃げていく球がもともと苦手だったんです。
右対右でサイドスローの投手とかは不安でした。
スライダーをヒットにするイメージがわかなかった。
両打ちなら、そういうボールが得意な投手を
克服できるというメリットがあるんですよ。
左打席で立てば、打ち損じが内野安打になることもありますし」

<右投手のスライダーは
右打者にとっては体から逃げる球、左打者にとっては体に近づく球>
「体に近づく球が得意? 言うほど得意というほどではないですけど、
逃げていく球よりはイメージが沸きやすいですね」

<不安を克服できたことが、好結果につながっているのかもしれない>
「前は人の成績ばかりに目がいっていたりしましたけど、
今は自分に興味が出てきているんです。
センターの候補というこのチャンスをものにできなければ、
自分は終わりだと思うんです。
それくらい、今年の気持ちは強いかもしれません」

<あと20日に迫った開幕への目標を尋ねてみると>
「特別なにかを変えてやるんじゃなくて、
とにかく1打席1打席を大事にし続けていきたいですね。
数字はシーズンに入れば、スコアボードに表示されますから。
(気にするのは)それからでいいですよ」
中スポ


◇野本圭(ドラフト1位)
<札幌は社会人時代に、社会人野球北海道大会で2度訪れ、
ともに優勝。昨年は大会MVPに輝くほど縁起のいい土地という。
ただいずれの遠征も8月初旬。この日ドーム内の練習で
たっぷりかいた汗をタオルでぬぐいながら、屋外に出るとびっくり。
慌ててバスへと乗り込む>
「うわっ。寒っ!」
(中スポ)

◇トニ・ブランコ
<南国ドミニカ出身だが、寒さは問題にしないよう。
05年にはワシントン・ナショナルズでプレー。
さしたる防寒具を持たず、皮のジャケット1枚で札幌入りしたが、
札幌ドームでの練習ではパーカー姿。
それでも屋外のバス乗り場に出たときはさすがに寒そう>
「札幌は初めてだけど、寒さもワシントンくらいだろう。
それにドームの中はいい気温だろ?」
(中スポ)

◇和田一浩
<到着後の練習で、フリー打撃は不参加。
故障の可能性もあるだけにワケを聞くとこう答える。
飛行機での移動は腰に不安を抱える選手にとって厄介。
ずっと固定された直後に動けば大ケガにつながる可能性も。
ゆえに『自重』するのも当然か>
「打っても問題ないけどね。
腰の状態も不安だし、飛行機に乗ると特に慎重になるよ」
(中スポ<ドラ番記者>

◇森野将彦
<フリー打撃を終えると、ファーストミットを手にグラウンドへ。
立浪兼任コーチのノックを受けていた
小池らに加わり、約20分ゴロを捕った。
新布陣かと色めく報道陣にこう言って。
練習というよりもミットの保守が目的だったよう>
「たまに使わないと(ミットが)死んじゃうから。
キャンプにも持って行ったけど、使うときがなかった。
(ミットが)カラカラになってましたよ」
(中スポ、<ドラ番記者>

◇立浪和義兼任コーチ
<10連戦を終えたばかりとあり、フリー打撃を回避。
代わりに小池らに約30分、ノックでけいこをつける。
ノック後も小池には打球へのミットの出し方をワンポイント指導。
グラウンドでの練習が少なかった分、体力維持に怠りはない>
「足がちょっと張ってるから。
きょうはウエート(トレーニング)をやっていました」
(中スポ)


◇山井大介
<きょう14日の日本ハム戦(札幌ドーム)で
昨年4月17日以来、約11カ月ぶりの先発を務める。
この日の札幌ドームでの練習では、マウンドに登って感触を確かめて>
「ここで投げたことあるのかなあ。
ブルペンで投げたという記憶しかないんです」

<言葉通り、交流戦などで札幌ドームの
マウンドを踏む機会はなかった。
オープン戦では2イニング、3イニングと投げてきて、
次が3度目の登板。テーマは明確>
「前回悪かったところを修正しつつ、今度は100球近くはいきたい。
ブルペンでは150球ぐらいも投げている。
実戦は違うけど、球数の不安はない」

<右ひじ故障後では初めてとなる
長いイニングの『テスト』をクリアできれば、
開幕ローテ入りも現実味を帯びてきそう。
キャンプ中に開幕ローテへの意欲を問われると、
決まって『無理に合わせようとは思わない』と答えていたが、
その言葉のニュアンスが今は微妙に変わっている>
「調整は順調にきすぎているぐらい。
このまま流れに乗っていければ。開幕? そうなればいいね」
中スポスポニチ名古屋

◇朝倉健太
<この日1軍に再合流。3日の千葉ロッテ戦では散々だったが、
8日の教育リーグで好投。札幌行きの切符をつかんだ。
危機感を持って登板機会を待つ>
「今はどんな形でも結果を残さないと」
(中スポ)

◇小林正人
<今年初の1軍合流。
教育リーグでは3試合に1イニングずつ投げ1安打無失点。
結果を残してのし上がってきた。
左のワンポイントとしての役割に1軍生き残りをかける>
「ゲームで結果を出していきたい。
まずは左を抑えたい。低め低めにボールを集めることです」
(中スポ、ニッカン

◇清水昭信
<シーズン中には交流戦などで1、2度訪れる札幌ドームだが、
今回初めてグラウンドに足を踏み入れた。思わず苦笑して>
「札幌には初めて来ました。寒いッス」

<生粋の東海育ちだけに、雪を見る機会もあまりなかったらしい>
「冬に鳥取でトレーニングするときくらいですかね。
(高卒時に)アメリカへ渡ったときも暖かいところでやってましたから」

<とはいえ、寒さにへこたれた様子は全くなし。
根拠は不明だが、とにかく自信満々>
「ボク、寒さには強いんです」
(中スポ<ドラ番記者>


◇山本昌
14日、15日の教育リーグ・オリックス戦(神戸サブ)で登板予定。
この日は小笠原、チェンらとナゴヤ球場の屋内練習場で汗を流す。
オープン戦も中盤。課題は次第に本番を意識したものに
なってくるが、さすがに達人っぽい>
「試合用のボールを投げないとね」

<オープン戦2試合に登板して、
計4イニングを無失点に抑えているが、
ここまでは『練習用』しか投げていないよう>
「真剣勝負? いつも真剣勝負はしてますよ。
でも『試合用のボール』があるから、それを投げたい」

<小笠原、チェンとともに神戸サブでの試合で投げる予定だが、
他の先発候補たちはすでに全員、屋外で投げている。
だからあえて、今回は屋外登板が与えられたようだが、
寒さや雨。春の屋外の悪環境での投球については
その場の順応で乗り切るしかないよう>
「慣れ? 慣れないよ。でも、やっていくしかないからね、
これは。試合になったら『寒い』とかは考えない。
雨のときはけっこう(気温的には)暖かいし、大丈夫だよ」
中スポ、山本昌公式・路傍の一球「第162話何があろうと」)

◇小笠原孝
<同じくナゴヤ球場の屋内練習場で汗を流す。
山本昌にフォームの相談をするなど、自分のチェックに余念がない。
キャンプ中から考えは終始一貫。結果でアピールする>
「結果を出さないといけません。
山本さんとは(立場が)違いますから」

<週末の教育リーグ・オリックス戦(神戸サブ)で
投げる予定だが、屋外球場にも気を引き締めて臨む>
「寒いですけど、そんなこと言ってられません」
中スポ


◆ナゴヤ球場文化財申請取り下げ(中スポ)
ナゴヤ球場が有形登録文化財として、
この春にも登録される動きがあったが、
管理するナゴヤドームは13日までに申請を取り下げた
屋外スポーツ施設としては初の登録へ向け、
グラウンドや石垣、スタンドの一部を申請していたが、
最近行われた耐震調査で、申請した一部に
工事が必要になることがわかり、取り下げることになった。
再申請については白紙で、工事終了後の状況を見てからとなる)


【ドラゴンズ・今週の日程】
14日(土) 対北海道日本ハム (13:00・札幌ドーム)
15日(日) 対北海道日本ハム (13:00・札幌ドーム)

17日(火)無観客練習試合 対阪神 (13:00・阪神甲子園球場)
18日(水)練習試合 対広島 (13:00・広島市民球場)
19日(木)練習日(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)


今春のオープン戦の目玉だった10連戦が前日に終了。
この日、ドラゴンズナインは地元・ナゴヤを離れ、
札幌-甲子園-広島-福岡-横浜-東京-千葉
続いていく約2週間の遠征に出発。
まずは週末に行われる北海道日本ハムとの
オープン戦のために、空路で札幌へと移動。
宿舎に到着後、ドームで約2時間の練習を行ったもよう。

久々に「休み」となった翌日の東京中日を開くと、
もっかオープン戦三冠王藤井のロングインタビューや
きょう14日にオープン戦初先発となる山井の記事がありましたが、
中スポ紙面で1面を飾るあの選手の話題が全面カット!
東京中日の紙面作りではよくあることなのですが、
中スポが1面に載せるほどの大きな記事を
スパッとカットしてしまうのは、いかがなものかと…。
少なくとも日本代表の練習試合なんかよりも
自分にとっては、必要な話題ではありました。


まあそんなグチと言っていても仕方ないですが、
WEBにしっかりとUPされていたその一面記事とは、
ドラゴンズの正捕手谷繁実戦復帰
腰痛のリハビリからのスタートだった今シーズン、
キャンプでは初日から別メニュー調整を進めるなど、
慎重な調整をかさね、実戦形式は
2月27日のシート打撃でマスクを被ったのみ。
その後もオープン戦10連戦には帯同せず、
ナゴヤ残留組とともに調整を重ねてきましたが、
もともと谷繁自身が『復帰の目安』に決めていたのが、この札幌遠征
一歩一歩階段を上り、万全を期して迎えたその日を前に
札幌ドームの前日練習でもフリー打撃で
快音を響かせるなど、順調ぶりを披露。
そして「明日は出させてもらうことになると思います」
本人の口からもようやくのゴーサイン

今後は出場するイニング数を徐々に増やしながら、
練習ではできない盗塁阻止の送球や
ワンバウンド捕球など、実戦ならではの動きを確認。
そして開幕までにフル出場する意向だそうですが、
12日の岐阜では15失点するなど、現在投手陣崩壊状態
その危機を救い、開幕までに万全にしていくのは、
やはり正捕手の役目たるところ。
「1年間ケガをしない」ために慎重に歩を進めてきた
背番号27の調整が、北の大地での出陣を皮切りに、
開幕に向けて、いよいよ最終段階に突入していくようです。


谷繁本格合流。オープン戦のチーム防御率が、
12球団中11位の5.08
まあ連戦が続き、
疲れも出ている時期ではありますが、
投手陣全体での
失点の多さが気になるところ。
もちろん投手陣自体
好不調によるものが一番ですが、
自分的に引っかかっていたのが、捕手陣のリード
ここまでは小田、小山、清水将海ら
代わるがわるでマスクを被っていましたが、
経験の浅い小山のリードにやや?を感じていた部分も。
若い投手が多いだけに、そろそろを入れてくれるであろう
谷繁の復帰を待ち望んでいたのも確か。
今朝の記事を見て、ようやく来たぞ!とうれしかったですね。

ただ谷繁にとっても、約5カ月ぶりの実戦。
復帰によって、投手陣が速効で良くなるということはないでしょうが、
いくらかの復調の兆しというのは、見せてくれるはず。
それ以上にあくまで大切なのは、自身の調整
昨年のような離脱があっては、チームにとってはマイナスですし、
ここまで万全を期してきているようですが、
今後も徐々にアクセルを踏みながら
「普通に守れる」ように仕上げていってほしいなと。
荒木、井端らとともに、中心を担うベテランの実戦復帰
チームとしても、本番モードに入ってきた証。
まずは元気な姿をグラウンドで披露するとともに、
竜の扇の要として、チーム締めていってほしいです!


その他の話題としては、
先週に続いての北海道日本ハムとのオープン戦は
いよいよ札幌ラウンドに突入。
初戦先発は、右の肩ひじ痛からの復活を目指し、
徐々に段階を踏んできている山井とのこと。
もともとは開幕に照準を置いていなかった山井ですが、
現状は「順調に来すぎているくらい」とのこと。
他の先発陣の調子次第では、もしかしたら、
遠くでかすんでいた目標が近づいてくるかもしれませんね。

一方、昌さん、小笠原、チェン
週末に組まれている教育リーグでの登板が濃厚。
この日は、吉見、長峰、中田、ネルソン、パヤノら
残留組の投手陣とともにナゴヤ球場での練習に参加したようですが、
先発陣長いイニングを分配するために、
教育リーグも利用して札幌組神戸組に分けられたようですね。
ただ昌さんといえば、言わずとしれた『雨男』。
さっそくきょう14日のオリックス戦が、
前日に続いて、雨天のため中止に…。
今後は『試合用のボール』を投げるため、調整を重ねていくようですが、
春先の屋外登板にも慣れておいてほしいです。

2009年3月13日 (金)

岐阜バッティングセンター竜守乱で10連戦終了。

異例のオープン戦10連戦もこの日が最後
お膝元地方球場4連戦の締めとなった
岐阜メモリアルセンター長良川球場での広島戦は、
両チーム合わせて34安打という超乱打戦の展開。
地元出身の4番・和田一浩が声援を背に右へ左へ4安打
また4試合ぶりの登場となったイ・ビョンギュ
満塁弾を放つなど、一時は6点のリードを奪いながら、
中盤以降中継ぎ陣が炎上してしまい、10-15で逆転負け。
おまけに1試合5失策と守備に雑さが目立つ始末。
その他岐阜からの話題を中心に、この日の竜のまとめを。

◇オープン戦
中日-広島
(12日・岐阜メモリアルセンター長良川球場)
8155人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島 15
中 日 10
[敗] 高橋(4試合1敗1S)
[D本]小池2号2ラン イ・ビョンギュ1号満塁
[Dバッテリー]
吉見、金剛、齊藤、平井、高橋 - 小田、小山、清水将海

◇オープン戦・対広島 スタメン
1 (中)藤井  (5打数1安打)
2 (DH)堂上剛裕 (2打数1安打)
3 (三)森野  (5打数1安打1打点)
4 (左)和田  (5打数4安打)
5 (右)イ・ビョンギュ (4打数2安打4打点)
6 (一)小池  (3打数1安打2打点)
7 (遊)デラロサ (4打数1安打1打点)
8 (捕)小田 (2打数無安打)
9 (二)岩﨑達郎 (4打数1安打)

【ゲームレビュー】
投手が簡単に失点し、逆転負け
守りも乱れ、雑な内容だった。
先発・吉見は得点の後、失点する悪いパターン。
平井、高橋も先頭打者の出塁を許し、苦しい投球を強いられた。
和田が4安打を放ち、小池も2試合連続本塁打と好調。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズトピックス(12日)

●和田一浩

<県岐阜商高出身が4試合ぶりの先発出場。
地元・岐阜のファンへの顔見せの意味もあり、
今オープン戦初の4番&フル出場。
巻き起こる温かい拍手に何度も快音で応え、
2、3回は右翼に、5、7回は左翼へと計4安打。
長打こそなかったものの、5打数4安打と大暴れ。
公式戦では、昨年5月9日の巨人戦以来となる4安打。
昨年のオープン戦・福岡ソフトバンク戦で4打数2安打、
公式戦の横浜戦でも3打数1安打と、地元での連続安打試合を継続。
公式戦に取っておきたいくらいの猛打ショーに笑顔をのぞかせ>
「たまにはいいでしょ。故郷で打てたのもよかった。
(フル出場は)前から決めていました。岐阜ですから。
実は結果にはこだわっていなかったけど、
5タコ(5打数0安打)するよりはいいよね。
地元でヒットを見せられてよかったです」

<今年から取り組んでいる
極端なオープンスタンスをコンパクトにした新フォーム。
オープン戦序盤はセンターから右方向を意識し、
この日の5回1死からの第3打席、
代名詞のフルスイングで痛烈な打球を左前へ。
今オープン戦8安打目で初めて左翼に運んだ安打となり>
「あの打席はしっかり振ろうと思って。考えながらやっています」

<未完成を強調しながら、新フォームにも手応えを強調。
目下オープン戦19打数9安打の打率.474。
実力でも、実績でも、4番の最有力候補。
36歳のベテランは、開幕を視野に順調なステップを踏んでいる>
「新フォーム? これからも試合はあるし、
やることはまだありますが、結果が出ているのでボチボチでしょう。
ボールはよく見えるようになったけど、まだ足のあげ方とか、
いろいろ修正したいポイントがある。これからですよ」

<きょう13日からはチームは遠征に出発するが>
「まあヒットはずっと出ているし、感じはいいよ。
ボールの見え方はすごくいいので、
あとは、もう少し強く振ったり、タイミングの取り方かな」
中スポ中日新聞おおさか報知
時事通信スポニチ名古屋ニッカンデイリー


●イ・ビョンギュ
<4日ぶりに先発出場した広島戦で
3回に満塁本塁打を放ち、存在感を示す。
1死満塁、カウント1-2から広島先発・前田健太の
高めの124キロのスライダーを強振。
打球は高い放物線を描き、右翼席真ん中に飛び込む。
自分の打席まで直球主体の配球で4連打されていた前田健太が、
ストライクがほしくなるカウントと見るや、
見透かしたように、失投の変化球を狙い打って>
「打った瞬間に分かる完ぺきなあたりだったね。
(配球も)読み通りだったよ」

<オープン戦では14打席、バットから快音が聞かれない
時期もあったが、前日の小牧遠征には同行。
午前中の全体練習のフリー打撃では逆風の中、
サク越えを何発も放っていた。
力を蓄え、4日ぶりの起用に最高の結果で応えて>
「ゲームにフルに出ているわけじゃないからね。
ずっと状態は良かったからね。
出るときのための準備はいつもしっかりしているよ」

<鳴り物入りで来日してはや3年目。
この2年間の2割台半ばの打率には、決して納得していない。
だからこそプロ野球人生で初めて、
年頭に『3割20本』と具体的な数字を掲げ、
今シーズンにかける並々ならぬ気持ちを表した。
掲げた数字も「目標」というより『公約』。
3年契約の最終年。過去2年とは別人の姿を今季は見せつける>
「自分のプロ野球人生はまだまだ長い。必ず次のシーズンもやってくる」

<オープン戦では藤井、野本らが結果を出し続けているが、
「自信はある」と言いつつも、刺激にならないはずがない。
左の巧打者が、オープン戦中盤でいよいよ本領を発揮>
「キャンプで高めた運動量や体力を、オープン戦で固めていくよ」
中スポサンスポ


●小池正晃
<2回、前田健太の直球を迷いなく振り抜くと、
打球はライナーで広い長良川球場の左翼席中段へ飛び込む。
2試合連続となる2ランで、定位置獲得へ強烈デモ。
オープン戦打率は.462、打撃はアピール度満点>
「甘いタマは初球から打っていこうという
積極的な姿勢が好結果につながっている。打撃はいい感じですね」

<一方、守備の面では反省の弁。
修行中とはいえ、ブランコの守備固めが期待されるが、
3回、一塁の守備で喜田剛の打球を逆シングルをファンブル>
「打球の追い方、ミットの出し方がまだまだです」
(中スポ)

●井上一樹
<5回、2死二、三塁の場面に小田の代打で登場。
計ったように左前へ2点適時打。
ベテランがわずか1打席で存在感を放ち、ニヤリ。
これでオープン戦では11打数5安打で、打率.455。
開幕1軍へ向けて猛アピールを続けている>
「あの場面は気持ち良く振ることより、
センター方向を中心に打つことを考えた方がいい。
代打の難しさは知っているからね」
中スポ

●堂上剛裕
<2番・DHでスタメン出場。
1打席目を凡退して迎えた3回1死一塁の第2打席、
フルカウントから4球続けてファウルで粘り、
10球目の外角直球をとらえ、中前打でチャンスを広げる。
オープン戦打率.391、コツコツ打ち続け高打率をキープ。
4試合連続となる安打でアピール>
「今日は2打席だと言われていたので、絶対に打とうと思っていました」
(中スポ、中日新聞

●立浪和義
<両軍合計34安打の乱打戦に副産物もあった。
4回2死一塁から堂上剛裕の代打で出場。1打席の予定だったが、
その後指名打者として、計3度も打席に立つことに。
4回の第1打席では相手中堅手の好守に阻まれたが、右中間へのライナー。
6回の一ゴロも収穫あり。ただ9回の第3打席はちょっと予想外。
林の変化球が右ひざを直撃、まさかの死球出塁に>
「最後は余計だったね。でもこれで厄払いになったかな。
右ひざ? 大丈夫だよ」
(中スポ)

●藤井淳志
<1番・中堅でスタメン出場。
3回の中安打でスタメン出場での連続安打を
10試合に伸ばし、打率は.464に>
「スタメンで使ってもらったときは
1日最低1本は打つと思っているので、1本出たことはよかったです」

<もっとも中堅守備では反省も。
3回、栗原のフェンス際への打球はグラブをかすめて二塁打に。
吉見を助けられず、悔しがり>
「風で(打球が)流れたけど、捕ってあげたかった」
(中スポ)


●吉見一起
<オープン戦2度目の先発は、
味方の拙守などで4点を失ったが、
投球内容は開幕投手候補にふさわしい仕上がり。
笑顔で自ら合格点を与えて>
「結果は良くなかったかもしれませんが、全体的にボールは悪くない。
シュート、フォークボール、真っすぐも良かった。
反省点はいくつかあるけど、足の速い走者が多いチームに対し、
クイックモーションなどを確認できた。自分のやろうとしたことはできた」

<課題にしていたシュートがさえた。
2回無死満塁では、右打者のふところに鋭く食い込む
シュートで倉を一邪飛、赤松を二飛。
140キロ台半ばのスピードとキレで2人を圧倒し、
続く東出も抑えてピンチを脱した>
「きょうはよく曲がってくれた」

<しかし失点の仕方が悪かった。
2点を先制した直後の3回。先頭石井に初球を左前に運ばれると、
栗原の中堅左への大飛球を藤井がフェンス際まで追いながら
捕球できず、わずか2球で1失点。
2死三塁から、内野守備の乱れで同点に追いつかれた>
「先頭打者を4回も出してしまった。
今日はシュートがよかったが、(3回の赤松には)そのシュートを打たれた。
1回くらいにしたい。先頭打者を出すと点が入りやすいので」

<5イニングで8安打を許したものの、
バットの芯でとらえられたのは2本だけ。
志願の続投だった5回は直球主体に切り替えて三者凡退。
最後に赤松から空振り三振を奪ったボールはこの日MAXの147キロをマーク。
4失点という事実以外は、終始『計算通り』のピッチング>
「試合前からシュートとスライダーを多めに投げようと思っていました。
この時期なら試すことができますから」

<開幕へ向かって、一試合一試合しっかりとテーマをクリア。
次を見据える姿に、不安は全く感じられない>
「あとは打者との駆け引き」
中スポ中日新聞サンスポ

●田中監督付スコアラー
<簡単に打たれたことがきっかけで、失点した吉見について指摘>
「初球から振ってくる打者が多い。そこを考えないと」
中日新聞


●齊藤信介
<5人が登板した投手陣の中で、ただ1人の無失点。
7回の1イニング、2安打されたが粘って失点を防いだ。
9日の埼玉西武戦は自らの失策が響いて1失点。汚名返上に>
「マウンドに上がるまではいろいろ考えるんですが、
上がってからは気持ちだけで投げました。自分はそれだけなので」
(中スポ)

●高橋聡文
<左のセットアッパーまで炎上。
9回に登板すると、1イニングで5安打を浴び、まさかの5失点(自責3)。
失策に足を引っ張られた面もあるが、反省しきり。
前回までの登板は盤石だっただけに意外な大量失点となり>
「工夫して投げていなかいといけないのに、
投球が単調になってしまいました」
(中スポ、ニッカン


●岩﨑達郎
<チーム5失策と守備が乱れたが、
惨劇のきっかけとなったのは、初回先頭・赤松の打球。
正面の二ゴロをトンネルすると、9回にも無死二塁から
梵の遊ゴロをはじき、その後5失点のきっかけをつくる>
「前に出れば良かったけど、守りに入ってしまった」

<守備には定評も自信もあったが、うなだれてバスに乗り込む>
「散々です。出直しです。一からやり直すしかないです」
(中スポ、スポニチ名古屋

●川相内野守備走塁コーチ
<あり得ない光景が次々に起こり、
失策を示すスコアボードの『E』には5が点灯。
控え中心のオーダーとはいえ、
最大の強みであり、原点でもある守備が崩壊。
さらに記録に残らない不用意なプレーも目についた。
オープン戦ぶっちぎりワーストの18失策。
報道陣に囲まれると地方球場に言い訳を求めることなく、
この日計4失策の内野陣を一喝>
「慎重になった? 慎重でもなんでも、
捕って、アウトにすればいいんだけど。
慣れない球場といっても長良川は毎年やっている。
5失策なんて恥ずかしいですよね。
自分たちが一番よく分かっているでしょう」
(中スポ、サンスポおおさか報知スポニチ名古屋

●落合監督
<結果がすべてではないが、一つ一つのプレーを見極め、
能力を見定め、メンバーを選別していく時期。
惨劇のすべてを見守り、笑みすら浮かべながらこう言う>
「いろんなものが見えてきただろ? 
いろんなものを見るために、今はあるんだ。
まだまだだよ。あと(開幕まで)3週間あるんだから」
(中スポ)


●トマス・デラロサ
<ドミニカ共和国が1次ラウンドで敗退した第2回WBC。
母国の悪夢について、ベンチ裏でブランコと語る>
「自信があったと思う。オランダに負けることはない、と。
それが過信になっていたのかもしれない。
ハングリーというのは大きな力だからね。
これからはオランダの選手にもスカウトが注目するだろう」
(中スポ)

◆トニ・ブランコ
<母国・ドミニカが1次ラウンドで敗退したWBCについて>
「今はもう何が起こっても不思議じゃない。
(新興の)中国だって勝つかもしれない。
世界のレベルが上がっている。それに野球は大金を生み出すから」

<母国の勝敗はもちろん、大会自体にも注目>
「意義のある大会だと思う。
興味のあるカードはチェックしているよ。中国と台湾の試合とかね」

<アジアの野球に視野を広げ、映像で各国の力量向上を実感。
現実の世界では異国・日本の野球への対応に必死>
「言われていた通り、確かに変化球は多いと思う。
それよりもストライクゾーンの違いが大きいと感じる。
まだつかみきれていないから、実戦でスイングしてつかんでいきたい」

<この日はベンチから試合を見守ったが、
前日までのオープン戦9連戦はすべて4番スタメンで出場。
ここまで打率.258、2本塁打。
日本への対応を考えながらも、まずまずの成績を残している。
日本の野球を熱心に学び、冷静に自己分析>
「これからはどんどん実戦で打席に立たないとね。
スライダーやカーブといっても、どんな変化をするかは
実際に打席で立ってみないと分からない。
もっと試合に出て、リズムをつかみ、開幕までに調子を上げたい」
(中スポ)


◇井藤真吾(ドラフト7位)
<右肩痛のため別メニュー調整中の新人が、
ナゴヤ球場で行われた残留組練習で屋外初フリー打撃を行う。
キャッチボールも40メートルほどの距離で行えるようになるなど、
着実にステップアップを図っている>
「打つことに関しては、もう(右肩の痛みなく)大丈夫です。
(屋外初フリー打撃は)気持ち良かったです」
中スポ


3日から始まったオープン戦10連戦
さらに9日から浜松-刈谷-小牧と渡ってきた地方球場4連戦
ともにこの日の岐阜で終了となりましたが、
その岐阜メモリアルセンター長良川球場での広島戦は、
ある意味「メモリアル」なゲームとなったようですね。
なんと両チーム合わせて34安打、25得点という超乱打戦
さらにドラゴンズにとっては、5回に10-4として、
6点のリードを広げてからのまさかの逆転負け
目も当てられない、恥ずかしいプレーも続出し、
結果的には今季初めての『バカ試合』の様相となってしまいました。


前日までの若手中心のスタメンと違い、
この日は荒木選手会長こそいませんでしたが、
地元・岐阜出身和田を4番に据え、
森野、イ・ビョンギュで脇を固めたクリーンアップ。
さらに先発は、開幕投手有力候補の吉見
同一リーグの広島相手に、しっかり勝ち狙いの布陣。
しかも和田が地元ファンの期待に応えての4安打の大暴れ、
イ・ビョンギュも眠りから目を覚ましたか、見事なグランドスラム
それを含めた怒濤の5連打で、
相手のローテ投手である前田健太を攻略したにもかかわらず、
終盤、思いもよらぬ中継ぎ陣大崩壊
楽勝ムードが回を追うごとに、これはヤバい?となり、
あげくの果てに同点に追いつかれ、9回にダメ押しの5点
キャンプ、オープン戦の疲れが来る時期とはいうものの、
このような展開になってしまうと、もはや笑うしかないなと…。
昨年9月の『3位争い』を思い出させるかのような
酷なゲーム展開となってしまったことを、とても残念に思いました。

今年も故郷に錦。負けてしまうと、
あの活躍は何とやらという感じですが、
オープン戦だと割り切れば、
いくつかの収穫も。
特に地元・岐阜で
『勇姿』を見せた和田
右へ左へひたすらヒットを
打ち分けての4安打
今春はこれまでの
オープンスタンスから
スクエア気味に変えている
新フォームへの改造を行っているだけに、
それが順調に軌道に乗ってきているのは、うれしい限り。
おそらく4番争いに関しては、ブランコとの一騎打ちとなってきそう。
まだまだ修正ポイントもあるようですが、
さらにうまく仕上げて、4月を迎えてほしいと願います。

またようやくお目覚めのグランドスラムを放ったビョン
連日の外野争い刺激になっているのかは分かりませんが、
やるときゃやるよ!という感じでしょうか。
まあこれで安心されては困りますが、
勝負の3年目ですし、しっかりと打棒を固めて、
シーズンでさらなる本領発揮といってほしいです。


一方の投手陣は、先発・吉見が、
5イニングを投げ、8安打6奪三振2四球、4失点(自責3)。
味方の失策にも悩まされましたが、
課題にしていたシュートは冴えたようで、
ある意味『計算ずく』の投球となったようですね。
朝倉、中田が浮上してこないだけに、
吉見が崩れてしまうとと心配していましたが、まだ安心ライン
ただ失点の仕方に反省点があったようですし、
今後もしっかり課題をクリアして、開幕を迎えてくれればと。

その他の投手については、齊藤以外が軒並み失点。
しかも盤石と言われていた金剛高橋今季初失点
金剛は代わり端につまずき、ヒットヒットで3ラン。
高橋は登板前に完全に「出来上がっていた」
広島打線の勢いに飲まれたうえ、
単調な投球で5安打を集中されての5失点(自責3)。
失策絡みという部分を引いても、炎上してしまいましたね。
ただ、ともにそろそろ打たれる頃合いだったでしょうし、
今後しっかり修正してくれるだろうと信じています。
平井に関してはちょっと目も当てられませんが、
明日からの遠征を終え、次にナゴドに戻るまでには、
投手陣全体でもう少し失点を減らしてほしいところです。


さらにこの日目についたのが、守備の乱れ
今季のチームのテーマともいえる『守り勝つ野球』。
その生命線となるべく守備がボロボロだったようで。
初回先頭の赤松の二ゴロを岩﨑達郎がトンネル。
これを皮切り?に、3回には一塁の小池
遊撃のデラロサが、立て続けにファンブル。
8回には平井がゴロを自らはじいてタイムリーエラー。
さらに9回には岩﨑達郎が今度は遊撃でボールをこぼす…。
いくら内野が土の地方球場とはいえ、1試合5失策とは散々。
その他にも記録には残らないミスもいくつかあったとか。
投手のリズムを崩し、相手を勢いづけてしまうエラーの連続
内野守備の責任者・川相コーチおかんむりだったようです。

不慣れだからとか、地方球場だからとか、
言い訳もないとはいえませんが、相手の広島は0ですからね。
しかもそれを犯しているのが、控え組の選手ばかり。
特に岩﨑達郎デラロサ守備面でも期待されていますし、
こんな状態では、最悪2人とも振るい落とされてしまうかも。
札幌で荒木、井端らレギュラーの合流があるかはわかりませんが、
せっかくのチャンスを自らの手で摘んでしまうのは困りもの。
しっかりと修正し、そしてシーズンではなくせるよう、
さらなる守備の鍛錬をと、切にお願いしたいです。

2009年3月12日 (木)

オレを忘れるな、初スタメン小池猛打賞アピール。

ドラゴンズのオープン戦・地方球場4連戦の3戦目、
愛知・小牧市民球場埼玉西武と対戦しましたが、
主力温存ということもあり、2-6で黒星。
しかし散発6安打に抑え込まれた打線のなかで、
唯一気を吐いたといえるのが、
オープン戦初めてスタメンとして起用された小池正晃
1番・中堅で出場すると、ソロ本塁打を含む5打数3安打1打点
さらにキャンプから取り組む一塁守備でも好守を披露し、存在をアピール
その他ネルソンパヤノ寒風登板など、この日の竜のまとめを。

◇オープン戦
中日-埼玉西武
(11日・小牧市民球場)
5084人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
埼玉西武
中 日
[敗] ネルソン(3試合1敗)
[D本]小池1号
[Dバッテリー]
ネルソン、パヤノ、清水昭信 - 小田、小山

◇オープン戦・対埼玉西武 スタメン
1 (中)小池  (5打数3安打2打点)
2 (二)西川  (3打数無安打)
3 (左)中村公治 (4打数無安打)
4 (一)ブランコ (1打数無安打)
5 (DH)井上  (3打数1安打)
6 (三)デラロサ (4打数1安打)
7 (右)堂上剛裕 (2打数1安打)
8 (遊)岩﨑達郎 (3打数無安打)
9 (捕)小田  (2打数無安打)

【ゲームレビュー】
銀仁朗が打撃アピール
中日小池が本塁打を含む3安打2打点と仕上がりの早さを示した。
埼玉西武銀仁朗が持ち味の打撃をアピール。
適時二塁打など、5打数3安打1打点と活躍した。
先発の帆足は4回を投げ、うち3回で先頭に安打を許して4安打1失点。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズトピックス(11日)

●小池正晃

<小牧での埼玉西武とのオープン戦に
1番・中堅で初めてスタメン出場して、
1本塁打を含む4打数3安打2打点と大暴れ。
2点を追う7回先頭、この回から代わった
岩崎哲也の初球、真ん中高めの直球を逃さず叩くと、
思い切りのいいスイングから生まれた打球は
中堅へぐんぐん伸びて、バックスクリーン右端にぶち当てる>
「できることをやろうと思っていた。持ってる力を出そうと。
これまであまり打席に立っていなかったので
(初球から)見ていたら差し込まれる。とにかく振っていこうと思いました」

<キャンプ後もずっと1軍ベンチに入りながら、
先発出場はこの日が初めて。だからこそ積極的に打っていった。
第1打席の左前打、第2打席の先制適時打は
いずれもファーストストライク。そして7回のソロも初球。
いつもにまして気合を入れて臨んだ一戦で、しっかり結果を残し>
「そういう(先発出場)使い方をしてもらえるように、
頑張らなければならない」

<またキャンプで最初に掲げた課題は右打ち。
打席では引っ張りが多かった打法から広角に打てるようにチェンジ。
この日のソロアーチはトルネード気味に体をひねるうえに
サイドスローと、超変則フォームの岩崎から。
飛んだ方向は中堅だが、風は右から左。ほぼ右打ちの成果といえそう>
「(打席では)いい意味でいい加減に、型にはめずにしっかり打ち込みたい。
キャンプでやってきたことができました」

<守備でも6回から一塁にまわって
ライナーをダイビングキャッチする美技も披露。
7回1死一、三塁、高山の打球は右方向へ一直線。
誰もが右前適時打と思った瞬間、ダイビングキャッチ。
一塁走者はリードのまま目の前に立ち尽くした。タッチアウト。
1人で併殺を完成させたが、9回の守りで
赤田の正面のゴロをトンネルしたため、反省を忘れない>
「内野(の守備)については日々、勉強です。
いいところも悪いところもあった。課題はいっぱいある」

<今季1つだけ完全に空いているポジションが
中堅だが、間違いなく候補者の1人。
キャンプでは本職の外野の他に、三塁、一塁で
落合監督のノックを受けたが、首脳陣にゲーム終盤に
守備固めで起用するプランがあることは明らか>
「これが僕の生き方ですよ。
今までこういう役割を求められたことがないので楽しい。
戦力として見られていることがうれしい」

<プロとしての自分の生きる道を理解し、
三塁、一塁用のグラブをメーカーに発注。
万能ぶりを見せつけるが、試合後、その口からは
選手としての本音が飛び出して>
「そりゃあスタメンで出たいという気持ちはあります。
きょうは結果も出たし、僕にとっていいアピールができたと思います」

<打席も守備も、どこのチャンスもしっかりものに。
位置はこだわらない。開幕スタメンをつかもうと目一杯手を伸ばす>
「今、自分ができることをやればいい」
中スポサンスポスポニチ名古屋ニッカンデイリー


●井上一樹
<昨季の対戦で帆足から唯一の得点をたたき出したが、
5番・DHで出場したこの日は三塁と二塁にゴロを打たされた>
「帆足の球は滑るから。
あれに手を出してしまうと(1回1死満塁の)
第1打席みたいに、先っぽに当たってしまう。
あの球を見極められれば、こちらのペースになると思うんですが…」
中スポ

●野本圭
<途中出場したが、右翼の守備で反省。
8回1死から黒瀬春樹の打球は、右中間への飛球。
落下点に入ったが、最後は中堅・藤井とお見合いして
捕球できず。(記録は右中間三塁打)>
「あれはボクのボールです」

<打球は風で中堅方向に流れていたが>
「風? それは関係ないです」
(中スポ)

●岩﨑達郎
<8番・遊撃で出場すると、結果は地味でもしっかりアピール。
2回無死一塁から一ゴロで走者を進塁させ、
4回無死一、二塁からは初球をバントで送る。
3打数無安打1犠打も存在感を示して>
「打つ方も守る方も最低限の仕事はできたと思います。
犠打? 一発で決めたのがよかった」
(中スポ)

●小田幸平
<同点で迎えた4回1死二、三塁から初球をスクイズ。
オープン戦ではめったに見られないプレーに
場内はどよめいたが、投手の正面に転がったため、
三塁走者のデラロサが本塁で憤死>
「ある程度(スクイズのサインは)予想していました。
でもしっかり転がさないと」
(中スポ)

◆田中監督付スコアラー
<午前9時、本隊より早く到着したスコアラー陣が
小牧市民球場のスタンドで『仕事場』の設置を始める。
最後に設置したのが選手に欠かせないアイテムのビデオカメラ。
撮影した映像はすぐさま都スコアラーのノートPCに保存される>
「昔と違って、いまはすぐにパソコンに取り込めるからね。
試合後に見ることもできるよ」
(中スポ)

●堂上剛裕
<浅尾、ブランコらとともに、今春ビデオチェックをしている1人。
打席での疑問を解決してくれるのがビデオという>
「ビデオ? よく見ますね。
(フォームの)どこを見るというのはないんですが、
自分の感覚と実際の映像と違うことが多い。
それを確かめようと思っています」

<7番・右翼でスタメン出場したこの日は、
3試合連続安打となる2回無死からの右前打を含む2打数1安打2四球。
しかも2四球はいずれもフルカウントからで、
振らせようとするボールにしっかりバットが止まっていた。胸を張って>
「アピール? そうですね。四球を選べたのはいいと思います」
(中スポ)


◆立浪和義兼任コーチ
<最後まで出番がなく、試合中は若い連中に
声をかけるだけで終わったが、コーチとして成長に目を細める。
こう話すと、うれしそうにバスに乗り込んだ>
「みんなよく頑張っているよ。
それぞれに結果が出ているしね。
試合で結果を残すことが何よりの自信になる。
それにお互いにいい刺激になっていると思うよ」
(中スポ)

◆和田一浩
<前日までの地方2試合には同行せず、
ナゴヤ球場で残留練習していたが、
主力ではイ・ビョンギュとともに小牧にやってきた。
それでも試合前練習をこなしたが、出番はなくちょっと肩透かし。
きょう12日は故郷・岐阜での試合とあって、出場する意向>
「自分としては出るつもりでいたんですが…」
(中スポ、おおさか報知

◆森野将彦
<志願して地方球場4連戦に同行しているが、
前日に続いて欠場。苦笑いを浮かべて。
練習は通常にこなしており、体調面は問題ない様子。
試合はベンチから見守り、本番でも対戦がありそうな
埼玉西武・帆足らの投球をチェック>
「声がかからなかった。
出る気満々だったんですけど、名前がなかったです」

<前日認定した花粉症については>
「今日はマシですね。(強風で花粉が)舞ってないから」
(中スポ、<ドラ番記者>おおさか報知

●落合監督
<遠征に帯同した和田、森野ら主力を出場メンバーから外した。
実はこの日、小牧球場のある愛知県西部の最高気温が11℃。
起用を見送った理由を説明して>
「今日で何試合目だ? 11試合目だろ。
だったら、目いっぱいいかなくてもいいだろ」
おおさか報知


●マキシモ・ネルソン
<先発で5イニング2/3を投げ、7安打3失点(自責2)。
結果だけを見れば課題はまだ残っているが、本人は内容に納得>
「調子は良かった。
変化球がストライクゾーンにいっていた。満足しています」

<課題だった変化球がこの日は安定。
寒く、強い風が吹く悪環境の中、武器の速球は最速150キロを出したが、
ストライクをとりにいった初球を安打にされることが多く反省。
7本の被安打のうち、4本が初球>
「そういうところが自分の課題。簡単に投げすぎて甘いコースにいった。
もっと初球からコーナーを狙って投げていかないといけない」

<外国人枠を争う1人だが、たとえ劣勢でもあきらめない。
きっぱりとこう言って>
「自分としては一生懸命にベストを尽くして、
あとは天の神様の決定を待つだけだと思っている」
中スポサンスポニッカン

●ネルソン・パヤノ
<6回2死満塁、先発のネルソンが押し出し四球で
勝ち越し点を献上した直後に登板。
走者を残したままの継投は、オープン戦11試合目にして
今年初めてのことだったが、カウント0-2から
栗山を左飛に打ち取り、ピンチを切り抜ける。
この日はイニングにまたがって投げ、1イニング2/3を1失点>
「走者がいたけど、問題なかった。状態はよかった」

<また精神面の強さも見せる。
前日より6℃も低い11℃という最高気温にも笑顔。
試合前は母国・ドミニカ共和国のWBCの結果を
しきりに気にしていたが、まさかの1次ラウンド敗退が決まっても、
試合では影響を感じさせず。最速は142キロ。
得意のスライダーとチェンジアップをうまく織り交ぜ、
プレートの両端を使い分ける、独特の投法も試した>
「寒さは大丈夫だった」
中スポ

○栗山巧(埼玉西武)
<6回2死満塁、パヤノに左飛に打ち取られ>
「角度があって打ち損じる。結構やりそうですね」
中スポ

●清水昭信
<8回1死三塁と、もう1点もやれない場面で登板。
最初の赤田を三振に仕留めたまではよかったが、
制球には自信があったスプリットが決まらず、連打を浴びるなど2失点。
イニングをまたいだ9回には先頭・高山に初球を本塁打される。
右の新セットアッパーとして期待されているが、うつむき反省>
「自分にとっていつもは一番コントロールのいい
スプリットが、きょうはよくなかった。
ほかの変化球のコントロールはよかったんですが…。
9回先頭打者への初球が悔やまれます。次に生かしていきたいです」
中スポ


◆桂川通訳
<この日午前中、イ・ビョンギュがフリー打撃に取り組んでいる最中、
鋭いライナーが二塁の守備位置あたりでグラウンドに
トンボをかけていた通訳の正面を襲う。
ひやりとしたが、うまくボールをよけた身軽さには驚くばかり>
「一瞬、反応が遅れて危ないところでしたけどね」

<ブランコやデラロサとキャッチボールする姿を
しばしば見かけるが、聞けば昨年は
ウッズのウエートトレーニングにもつきあっていたとか>
「ベンチプレスだと110キロぐらい挙げられたかな」
(中スポ<ドラ番記者>


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若竜トピックス(11日)

◆ウエスタン春季教育リーグ
広島-中日
(11日・広島東洋カープ由宇練習場)
 D 001 000 000 = 1
 C 011 021 11× = 7
[敗] 川井
[D本] なし
[Dバッテリー] 川井、久本、中里 - 小川、田中
(中スポ)

●川井雄太
<ウエスタン教育リーグの広島戦に先発し、
5イニングを投げ、9安打2四球4失点>
「前回結果がよくなかったので、結果を意識するあまり力んでしまった。
フォームがバラバラになってしまった」

<2試合連続で不満の残る結果に、降板後はブルペンへ直行。
さらに約20球の投球練習で投球フォームの修正に取り組んだが>
「まだ修正しきれていないので名古屋に戻って練習します」
中スポ

●小林高也(育成ドラフト2位)
<育成ルーキーが、8番・左翼で初スタメン。
フル出場も果たし、初安打を含む4打数2安打と活躍。
4回1死一塁から広島先発・今井啓介の直球を中前へ。
『デビュー』6打席目にして初安打をマークして>
「スタメンで打席をたくさんもらえたので打てたと思います。
2安打目(の左前打)はいい当たりでした」
中スポ


浜松から始まったお膝元球場4連戦も、3戦目
この日は愛知・小牧市民球場でのゲームとなりましたが、
最高気温が11℃と、かなり寒かったようですね。
おまけに前日同様、強い寒風が吹き荒れていた様子。
地方オープン戦名物、中日新聞社のヘリから投下された
始球式ボールは風に流されてしまい、なんと場外へ…。
キャッチしようと、グラウンド上で意気込んでいた
ドアラ先生も、これにはボー然だったとのこと。

そんな気候も相まってか、故障などのアクシデントを考慮し、
この日のスタメンは↑にもあるように、かなりの飛車角落ち
初日から遠征に帯同する森野をはじめ、
この日から合流したという和田、イ・ビョンギュ欠場
さらに藤井、野本のコンビも疲れを考えて、途中からの出場に。
いかにも地方のオープン戦らしい布陣とはいうものの、
こんなときこそ頑張らなければいけないのが、
抜てきされた若手や、控え組
その中で唯一気を吐き、目立っていたのが、
1番・中堅でスタメン起用された小池正晃

キャンプからずっと1軍にいるうえ、
ほとんどのオープン戦に登場しているため、
自分的には気づかなかったのですが、
小池にとって、これが今春のオープン戦
初めてのスタメンだったんですね。
センターのポジション争いのライバルでもある
藤井、野本のいぬ間に、しっかりと存在を見せつけたい。
少ないチャンスを絶対に逃がさないぞという意志が、
積極果敢な打撃へと結びついたようで。
初回先頭、左前打で出塁すると、2回2死二塁でのチャンスでは、
ファーストストライクを狙い打ち、レフトへ先制の適時打
さらに2点ビハインドとなった7回にも
変則右腕・岩崎哲也の初球を思い切り振り抜くと、
打球はセンターバックスクリーンへと飛び込むオープン戦1号!
この日散発6安打に抑え込まれたドラゴンズ打線のなかで、
ただ1人3安打猛打賞に2打点と、結果を残した背番号44

試合途中からついた一塁の守備でも
7回1死一、三塁のピンチで、
あわや抜けるかというライナーをダイビングキャッチし、
併殺を完成させるなど、ファインプレーを披露。
9回のトンネルはご愛敬としても、
キャンプから取り組んでいる内野守備の成果を見せ、
こちらの面でもアピール成功!
黒星となったため、小牧市長杯のMVPこそ獲れなかったものの、
開幕1軍に向け「いいアピールができた」と満足だったようです。


小池さーん!!ゲームのスコアテーブルを見ると、
1番打者の欄に、
赤い安打のマークがビッシリ。
最初はもっか打撃絶好調
藤井がまた活躍しているのかな?
と思っていましたが、
よく見ると、そこには「小池」の名前が。
この日の埼玉西武の先発が、カモにされている左腕・帆足
しかも4回までの12アウトのうち、11がゴロアウト
またしても持ち味を発揮され、グーの音も出ない始末でしたが、
そんな帆足に対して、マルチ安打の1打点。
左腕キラーとして力を発揮できたことは、大きなアピールとなったはず。

さらに中村公治、西川など
なかなかアピールができない若手もいる中で、
チャンスを逃さず、きっちりと存在を示すのは、ある意味さすがだなと。
チーム構想では、内外野をこなせるユーティリティーぶりを評価し、
スーパーサブとしての位置づけをしているでしょうが、
それだけではなく、さらに目立って、
藤井、野本らし烈な争いの中に食い込んでほしいところ。
もともと力を持つ選手ながら、昨季は打撃が今一つでしたが、
今季は厳しいドラゴンズのキャンプ完走できたことで、
収穫自信というものが、少なからず芽生えているはず。
その鍛錬の成果というところを、しっかり披露して、
ぜひとも1軍ベンチの一角を掴んでほしい。
そういう選手となるべく、さらなる躍動を期待したいです。


一方、投手陣では先発したネルソンが、
6回途中まで投げて、7安打4奪三振、5四球で3失点(自責2)。
毎回走者を許しながらも、粘りの投球
5回までは試合を作りましたが、6回に相手も慣れたか、
制球を乱し、押し出し四球を出すなどKO。
寒い中でのマウンドや、デラロサのエラーもあったりしましたが、
この日は変化球が安定していたように、納得の要素も。
まあ外国人枠という制限もあるだけに、
長いシーズンの中で、うまく見計らって起用してくれれば。
とにかくネルソンとしては、まずはベストを尽くすのみ
今後もしっかり精進して、チャンスを掴んでほしいです。

また2番手・パヤノ、3番手・清水昭信
チームとしては今オープン戦初めて、
イニング途中からの登板を行ったようですね。
その中で清水昭信が、4試合目の登板にして、
高山に一発を食らうなど、初めての失点
これまでの登板でも、ゼロには抑えていながら、
本人のコメントは決して歯切れの良いものではなかったですし、
ある意味「打たれるべくして、打たれた」という感も。
ただまだオープン戦の舞台。反省もできるし、修正も効く。
シーズンでもこういう状況での登板はあるでしょうから、
胸に刻んだ課題をしっかり解決して、今後に繋げてもらいたいです。

2009年3月11日 (水)

藤井三冠春爛漫と何やってんだ中田自己嫌悪!

前日から始まったドラゴンズ地方球場4連戦
その2戦目、愛知・刈谷球場埼玉西武と対しましたが、
打撃好調の藤井淳志逆転場外弾を含む2安打4打点と大暴れ。
ついにオープン戦通算成績で、三冠王に躍り出ました。
一方投手陣は先発した中田賢一が、またしても乱調
制球定まらないうえ、リズムも悪く不満の残る投球内容。
投球後は「何やってんだ」自己嫌悪に陥ったようです。
その他オープン戦を中心に、この日のドラゴンズのまとめを。

◇オープン戦
中日-埼玉西武
(10日・刈谷球場)
4928人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
埼玉西武
中 日 ×
[勝] 中田(2試合1勝1敗)
[S] 高橋(3試合1S)
[D本]藤井3号2ラン
[Dバッテリー]
中田、長峰、金剛、高橋 - 小山、清水将海

◇オープン戦・対埼玉西武 スタメン
1 (遊)荒木  (2打数2安打1打点)
2 (左)藤井  (3打数2安打4打点)
3 (中)野本  (3打数無安打1打点)
4 (一)ブランコ (4打数1安打2打点)
5 (DH)井上  (2打数無安打)
6 (三)デラロサ (3打数無安打)
7 (右)堂上剛裕 (4打数2安打)
8 (捕)小山  (2打数1安打)
9 (二)岩﨑達郎 (3打数無安打)

【ゲームレビュー】
藤井、2安打4打点
中堅の定位置を狙う藤井が、本塁打を含む2安打、4打点と
課題の打撃面で大きくアピール。
先発の中田は、5回で5四球と制球に不安を残した。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズトピックス(10日)

○藤井淳志

<刈谷球場で行われた埼玉西武とのオープン戦で
一発を含む2安打4打点の大暴れ。
初回無死一塁、カウント1-1から石井一久の直球を左翼へ。
強風にも乗ると、球場の外周沿いに設置されている、
片側1車線の道路を飛び越え、あわや民家直撃という
推定140メートルの場外弾となり>
「しっかり打つことができました」

<勢いづくと、もう止まらない。
続く2回2死一、三塁は中前適時打、6回無死満塁では中堅へ犠飛。
これでオープン戦通算では、打率.514。
3本塁打、10打点と合わせ、両リーグ三冠王に立っている。
それだけではない。18安打は最多安打で、
9得点、35塁打、三塁打3本に長打率10割も加えれば、
合計8部門でトップ。そんな記録については>
「あまり関係ないです」

<実は、ノートへの『記録』は大事にしている。
気づいたことがあるたびに、B6判の小さなメモ帳を利用している。
メモとともに打撃を磨いてきた成果ともいえそう>
「何かあれば、その日のうちに書くようにしているんです。
ノートがなければ、携帯(電話)にメモするとか。
技術だけでなく、精神面のことも書いていますね。
調子が悪くても、書くようにしています。
何が悪かったのか、後からわかりますから。
何冊あるか? よく、なくしちゃうんです」

<この日は2番・左翼でスタメン出場したが、
3回の守備から野本に代わって中堅に回り、
強風が吹き荒れるなか、持ち味を生かし、きっちりとこなす。
野本と同時出場しながら中堅を守るのは初めてで、
開幕先発出場に一歩前進といって良さそう。
無関心を装ったものの、内心では大きな手応えを感じているはず>
「ポジション変更? そんなに気にならなかった」

<初回の2ランと2回の適時打は右打席、
6回の犠飛は左打席。両打席ともに結果を残せた。
野本らとの開幕中堅争い、数字上は明らかにリードしているが>
「打てる球をしっかり振ろうという気持ちでやっている。
右だから、左だからと考えず、
1打席1打席打てる球を打てるようにして、
自信にできるように頑張りたいと思います」
中スポおおさか報知共同通信社スポニチ


○野本圭(ドラフト1位)
<これまで中堅しか守っていなかったが、
3回から右翼の守備位置に就く。
落合監督が笘篠コーチに提案し、試合途中から実現。
強風の中での右翼テストだったが、
7回無死一塁、ようやく飛んできた佐藤の打球を無難にキャッチ。
その後も安打の打球を2つ処理して>
「問題ないです」

<打っては2回に四球、6回1死一、三塁では
きっちりと右犠飛を上げて、打点もマーク。
ただ3打数無安打に終わったこともあり、試合後は言葉少な>
「頑張るだけです」
(中スポ)

○笘篠外野守備走塁コーチ
<野本の右翼守備について>
「社会人時代もやっているし、こちらは心配いらない」
(中スポ)


○荒木雅博
<土のグラウンドに慣れるため、
刈谷球場での埼玉西武戦に志願出場。
もちろんそこには意図がある。シーズンでは
北信越、東海で計8試合の地方開催が組み込まれている>
「地方球場の感覚を覚えておこうと思ったんです」

<1番・遊撃で先発出場し、打っては2安打1四球で1打点。
初回にいきなり左前打で出塁して藤井の2ランを呼び込むと、
2回にも2死一、三塁から右前適時打。
キャンプから取り組んでいる肩に負担の掛からない
打撃フォームが奏功しているよう>
「(2打席目は)2ストライクと追い込まれていたし、
直球も変化球のどちらにも対応できるようにしていた。
ストライクをどんどん振る気持ちです」

<守っては求めていた『悪環境』のなか、5イニングでゴロ2つ。
欲をいえばもう少し飛んで来てほしかったのだろうが>
「いや、感覚的なものをつかめたし、肩にも自信はつきましたから。
(遊撃への)不安はないんですよ。やり始めたら楽しいしね。
でも、すっごく緊張するんですよ」

<『アライバシャッフル』が始まり、
川相、奈良原両コーチに、井端と3人の名手に相談している。
先輩に話を聞き、遊撃手としての理想像は固まったのか。即答して>
「それぞれすごく参考になるし、人それぞれの部分もあるんです。
だから、理想もボクが自分で決めないと…。
それはまだわかりません。これから探していくんです」
(中スポ、サンスポおおさか報知スポニチ名古屋ニッカン

○堂上剛裕
<7番・右翼で先発出場し、4打数2安打。
2回1死、石井一久のスライダーを振り抜き、二遊間を破ると、
6回にも先頭打者で左前打しビッグイニングの口火を切る。
ぐいっと勝利を引き寄せる働きを見せたが、
内角低めの速球を見逃し三振した7回の打席の反省も忘れない>
「後ろも続いてくれましたね。
初球から甘い球をしっかりとらえていけました。
でも最後の打席のように悪いところもあったので…」

<6日に1軍合流後、ベンチ入りを続け、
11打数4安打と与えられたチャンスにしっかり応えている。
地方開催に若手を多く起用する習慣があるが、
それも11日の埼玉西武戦(小牧)、12日の広島戦(岐阜)と残り2戦だけ。
開幕1軍を掴み取るため、14、15日の北海道日本ハム戦
(札幌ドーム)にベンチ入りしたい>
「自分はがむしゃらにやっていくほかありません」
(中スポ)

○西川明
<途中出場で迎えた6回無死一塁の初打席、
シュウ・ミンチェの内角直球をたたき、右翼線二塁打。
続く打席は三振に倒れたが、16打数8安打で打率5割をキープ。
最低でも進塁打をとの狙いも当たった一打を笑顔で振り返り>
「詰まった分、ファウルにならなかった。
一、二塁間を狙っていたので、内角を投げてもらってよかった」
(中スポ)

○清水将海
<途中出場でバットで貢献。
6回無死満塁の初打席で右前打を放ち、打点1をマーク。
もっとも試合後はベテラン捕手らしく、守りを反省>
「(7回の)5失点がだめ。
(平凡な飛球が風で安打になる不運はあったが)
結果がそう出てる以上、ぼくにも責任がある」
(中スポ)

○立浪和義
<この日は2打席。DH・井上への代打で5回に登場すると、
打順が巡ってきた7回にはそのままDHとしてコールされる。
ともに内野ゴロに倒れたが、開幕へ準備着々。
帰りのバスに乗り込む間際には、
ファンの女性から腕をつかまれる一幕も>
「(事前には)聞いていなかったけれど、
たまたま指名打者(への代打)だったから」
(中スポ)

◇森野将彦
<刈谷に同行したが、
3日のオープン戦初出場以降、初めて試合に出場せず。
初めて花粉症の症状が出たことを明かして>
「今日から(花粉症)デビューしました」

<それっぽい予兆はあったが、自覚がなかった。
強風に花粉があおられたこの日、花粉症と自分で認定>
「以前からちょっと症状はあったんです」

<不出場については、連戦の疲労を考えた措置のよう>
「特に(けがなどの)理由はない」

<試合中は守備交代時の外野手との
キャッチボール役などを務め、笑わせる>
「このために(刈谷に)来ました」
中スポ<ドラ番記者>

○早川野手コーチ
<この日の刈谷球場。午前9時半すぎ、
選手がぼちぼち現れたが、まさかの遅刻!?
多くの選手の自宅がある名古屋市内から、
刈谷までは車で30分はかかるが、
そこで首脳陣が編み出したのが、野手の半分を刈谷で、
残りはナゴヤ球場で練習させてから、刈谷に向かわせる方法。
10連戦のまっただ中で選手の疲労はピーク。そんな中での配慮だった>
「ナゴヤ球場で打ってたんだよ。地方球場で朝が早かったからね」
(中スポ<ドラ番記者>


○中田賢一
<埼玉西武とのオープン戦に先発し、
5イニングを投げ、3安打5奪三振5四球で3失点。
2試合続けての不出来な内容に、
降板直後、会見に現れると、しばしの沈黙の後、
開口一番、手厳しく自分を非難して>
「何やってんだ、って感じですね。自分に対して…」

<口調は穏やかながら、出てくる言葉は反省ばかり。
その表情は険しさを極めていた。
自責は中村に浴びた1回の2ランによる2点だけ。
許した安打は3本だけだったが、それでも本人は大不満>
「(中村の本塁打は)内角にボール球を投げようと思ったが、
多少ストライク気味に入ってしまった。
打者に対してどうやってうまくテンポよく投げるかを
意識してやったんですけど、
どんどんストライクを取ることができなかったし、
何ひとついいところがなかった。
皆さんが思っているよりも、自分が一番ふがいない」

<四球は5。制球が定まらず、
球数は増え、5回までに98球も投げた。
もともとコントロールのいい投手ではないが、
リズムの悪さに自己嫌悪>
「流れがホント悪いし、野手にすごく迷惑をかけました」

<それでも球速はMAX146キロ。
キャンプ中から維持してきた速球の感覚は生きていたが>
「感覚としては、指にかかったボールが投げられたと思うけど、
ゲームの中でのテンポだとか、コントロールとかがよくなかった」

<本人の不満の裏を返せば、制球が悪くても
それなりにゲームにできる力がついているということ。
注目の次回、ローテーションに沿ってきっちり1週間後に投げれば、
17日の火曜日、甲子園でのライバル・阪神との練習試合になる。
開幕までに残された登板機会は恐らく3試合。
開幕投手候補は、先発ローテ入りすら危うくなってきて>
「反省して次に生かさないといけない。
このままじゃ開幕を迎えられない。
しっかり投げないことには上(1軍)にいられないと思うし、
もう一度、頭の中を整理しながらやっていきたい」
中スポサンスポおおさか報知時事通信
スポニチ名古屋ニッカンデイリー

○森バッテリーチーフコーチ
<3回3失点と炎上した4日の千葉ロッテ戦に続く
背信ピッチの中田に、おかんむり>
「知らねぇよ。本人に話を聞けよ」
スポニチ名古屋


○金剛弘樹
<8回に3番手で登板し、1イニングを3人でピシャリ。
リズムよく13球で3人で仕留める。
投球時のバランスなどを注意し、2月から崩すことなく持続>
「キャンプ中から意識付けしてやってきたことができているので、よかった」
(中スポ)

○高橋聡文
<9回に4番手でマウンドに上がると、
栗山を左飛、中村を空振り三振、後藤を二飛と
12球で片付け、乱戦を締める。
中でも中村を打ち取った外角144キロの直球は
角度もあって抜群の1球。満足そうに振り返って>
「あれはよかったですね」
(中スポ)

○長峰昌司
<2番手で6回から登板。
代わり端は完ぺきに3人で封じたが、
2イニング目の7回、細川の3ランなどで5失点。
明らかに変調したのは、走者を出してから。悔しがって>
「感じは悪くなかったんですが、走者を出した後、
チェンジアップが浮き、シュート回転してしまいました。
次にチャンスがあれば修正したい」

<試合で投げるのは1日以来という久々の登板。
カンが鈍るのもある程度仕方ないほど、登板間隔が空いていた。
その間、ずっと表に表れない仕事をこなしていた。
役割は『待機要員』。投げる可能性のある1人として
投手陣でただ1人、皆勤で待機していた。
慌ただしい地方球場でもこれまで通り待機し、
この日ようやく登板機会を得たが>
「シーズンに入っても、実際こういうケースはあると思います。
投げるチャンスももらえるし、オープン戦の期間から
こういう経験をしておけるのは、プラスになることと思ってます」

<待機待機の毎日が、本番への仮想訓練となる。
本来は先発タイプ。救援で投げるときも、
ロングで複数のイニングになることが多い。
ローテーションの谷間では先発もこなす左腕。
登板間隔が開きがちななか、フィジカルの調子キープ以上に
難しいのは、メンタルのコントロールだという>
「どちらかといえば精神面の方が難しいです」
(中スポ)


若竜トピックス(10日)

◆ウエスタン春季教育リーグ
広島-中日
(10日・広島東洋カープ由宇練習場)
 D 001 100 003 = 5
 C 020 000 041 = 1
[敗] 岩田
[D本] 福田
[Dバッテリー] 山内、小林正人、高島、岩田、菊地
         - 前田、田中、小川
(中スポ)

●山内壮馬
<ウエスタン教育リーグ・広島戦に今季初先発し、
5イニングを4安打2失点に抑える好投。
2回に3連打で2点を奪われたが、
3、4回は2イニング連続で打者3人をピシャリ。
復調を感じさせる投球を披露して>
「リズムよく投げることができた。
(2回は)コントロールが甘くなったところを打たれてしまった」
中スポ

●小林投手コーチ
<復調気配の山内の投球を評価>
「2回の失点の場面で配球など状況判断ができていなかった。
それでも内容的には問題ない。今年に入って一番よかったし、合格点」
中スポ


◆伊藤準規(ドラフト2位)
<ナゴヤ残留組の練習で、2日連続で
プロ入り最多50球の投球練習を行う。
途中、正捕手・谷繁に20球程度受けてもらい、
思わず力が入り、制球を乱す場面もあったが感激の様子>
「テレビでずっと見ていた人なんで緊張しました」

<ここまで立ち投げでの練習を続けているが>
「もう少し暖かくなったら、(捕手を)座らせて投げたいと思います」
(中スポ)


以上、この日のドラゴンズの話題をまとめましたが、
地方球場4連戦の第2戦の舞台は、
2年ぶりの開催となる刈谷球場
恥ずかしながら、関東在住の自分は、
「刈谷」というのが、愛知県のどこに位置するのか
正直知りませんでしたが、
こちら(県内の市町村 | 愛知県)によると、
刈谷市というのは、三河地方(西三河)にあるんですね。
ちなみにきょうのゲームが行われる小牧市は、
尾張地方(尾張)とのこと。
豊田市の広さとともに、とても勉強になりました。


それはさておき、その刈谷での埼玉西武戦ですが、
この日は、風がすごく強かったようですね。
屋外球場ならではの醍醐味というところでもありますが、
初回から打線がつながったようですね。

2点ビハインドで迎えた1回ウラ、
いきなり先頭・荒木が左前打で出ると、
続く藤井が埼玉西武先発・石井一久の135キロ速球を弾き返し、
左翼場外へと持って行く、特大の2ランホームラン!
打撃絶好調男がこの日も魅せて、すぐさま同点に追いつくと、
続く2回は、堂上剛裕、小山の連打などで作った
2死一、三塁のチャンスで、荒木が右前へ勝ち越しタイムリー
さらに一、三塁から藤井も続いて、中前へタイムリー。
なおも野本四球で満塁から、ブランコが左前へ2点タイムリー。
一挙4点のビッグイニングを作り、ゲームの流れを引き寄せました。

さらに6-3で迎えた6回、再び下位からの猛攻
埼玉西武3番手・シュウ・ミンチェを攻め、
堂上剛裕、西川の連打と岩﨑達郎の四球で、無死満塁から
途中出場の清水将海のタイムリーで1点を加えると、
藤井、野本の連続犠飛も飛び出し、一気に6点差
ところ7回、2イニング目となった2番手・長峰まさかの炎上
1死一、三塁から、中村の右前タイムリーで1点を失うと、
なおも水田圭介の右翼線へのタイムリーでもう1点。
さらに2死二、三塁から細川にセンターへ持って行かれる3ラン
あっという間にこの回5点を奪われ、9-8と1点差。
かなりヒヤッとさせてくれましたが、
8、9回と金剛-高橋がともに3人ずつで仕留める上々のピッチング
辛くも逃げ切り、埼玉西武に連勝
オープン戦の成績を、5勝5敗の勝率5割へと引き戻しました。


9-3になった際は「いただき!」と思いましたが、
後半思いもよらぬ展開となり、もつれましたね。
チーム的には悲喜こもごもという感じですが、
なんとか逃げ切ることができましたし、
刈谷のファンには、喜んでもらえたことと思います。
打線では、疲れ花粉症デビューを考慮された
森野が遠征に同行しながら、不出場となりましたが、
代わりに「地方球場用テスト」と位置づけ、
志願出場した荒木が良い働きを魅せ、マルチ安打をマーク。
若手では、堂上剛裕がビッグイニングを口火を切る2安打。
さらにこの日3番に抜てきされた野本が1打点と
まずまずの動きを見せていたようですね。

打撃春爛漫。しかしそれ以上に大暴れだったのが、
もっか打撃絶好調藤井
中スポの紙面などでも、
連日名前を目にする背番号4ですが、
この日も先制の場外弾に、
中前適時打に、犠飛
3打数2安打4打点、1盗塁と大活躍だったようですね。
さらにここまで野本との併用では、
センターを守ることがなかったですが、
3回の守備からは野本をライトに移動させ、
自らがセンターに入るという場面も。
まあ野本ライト適性の意味合いもあったようですが、
いよいよ開幕センターに一歩前進といったところでしょうか。
さらにこの日の2安打4打点も含めた
オープン戦通算の成績が、打率.524、3本塁打、10打点
まあ試合数が12球団最多ということもありますが、
ついに打撃3部門すべてで、トップに躍進!
まさに『春爛漫』といっても過言ではない状況に。
藤井本人としては、数字に関して、
それほどの意識はないとはいうものの、
見ているファンにとっては、まさに「打ち出の小づち」。
この旬をできるだけキープできるように、今後も頑張ってほしいですね。

また現状では野本とセンターの1ポジションを争っていますが、
ともに競い合うことで、2人一緒に使ってみたいというところまで
興味を持って行くことができれば、とてもうれしいこと。
安泰といわれるレフト、ライトですが、
できればビョン辺りの尻に火を点けてもらいたいものですね。
まあそこまでのレベルまでいったら、正直コワイですが、
少しでも近づいてくれればいいなあと思います。


一方投手陣では、先発した中田が、
5イニングを投げ、3安打5奪三振、3失点。
数字だけみれば、そこそこな感じにも見えますが、
投球内容的には、決して褒められるものではなかったようで…。
立ち上がり、2死から栗山四球を許すと、
続く中村に内角に甘く入った直球を叩かれ、2ランを被弾
さらに3回には連続三振でゼロに凌いだものの、
2四球を与えピンチを招くと、
続く4回には失策がきっかけというものの、
四球と安打で絡んで、失点を喫する始末。
ストレートのスピード、球威こそはありながらも、
5四球制球が定まらないうえ、リズム・テンポが今ひとつ。
それを示すかのように、この日の球数は5回でなんと98球
2試合続けて悪い癖が出てしまった投球に
中田本人ももちろん納得するはずはなく、登板後の会見では、
「何をやっているんだ、という感じ」と手厳しく自分を非難
キャンプ中は、開幕投手の最有力といわれていた背番号20
ところがオープン戦に入ってからは、一転して背信の連続
このままでは開幕投手どころか、
先発ローテ入りにも暗雲が漂う事態となってきたようです。


前回の登板では、ゲーム終盤に登板し、
乱調で逆転を許してしまった中田
今回は本来の先発マウンドで
しっかりリベンジしてくれると期待していましたが、
またしても不満の残る投球になってしまったようですね。
初回の2ランを含め、失点すべてに四球が絡んだうえ、
5回に98球を費やすところをみると、
まあ中田らしいといえばそれまでなのですが、
ローテの軸になるべき投手としては、これでは不安でしょう。
中田本人も登板後は、自己嫌悪だったようですが、
今後残り2、3回の実戦登板で、どれだけ修正できるか。
ただ昨季不調時の迷宮状態と違い、
修正ポイントを自身で把握できているだけ、
まだ救いはあるのではと思われますが…。

それでも中田自身危機感はきっとあるはず。
ならば首脳陣を含め、周囲を納得させる投球を見せてほしい。
次回は甲子園、練習試合での登板が予定されるようですが、
ぜひとも結果を出して、安心させてくれることを願います。

2009年3月10日 (火)

若竜積極果敢の速攻、地方球場初戦は快勝!

オープン戦10連戦の真っ最中のドラゴンズ
この日からは恒例である、お膝元地方球場4連戦
その初戦となった浜松球場での埼玉西武戦は、
スタメン起用に応えた若竜を中心に打線が爆発
4回には積極的な攻めを見せ、わずか12球で4点を奪うなど、
先発全員安打の14安打を放ち、6-2で快勝となりました。
その他、先発・浅尾フォーム改造に手応え、
新人・野本オープン戦1号など、この日のまとめを。

◇オープン戦
中日-埼玉西武
(9日・浜松球場)
4227人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
埼玉西武
中 日 ×
[勝] 浅尾(2試合1勝)
[D本]野本1号
[Dバッテリー]
浅尾、齊藤、パヤノ、清水昭信 - 小田、小山

◇オープン戦・対埼玉西武 スタメン
1 (中)野本  (4打数2安打2打点)
2 (左)藤井  (5打数2安打)
3 (三)森野  (4打数1安打)
4 (一)ブランコ (4打数1安打)
5 (DH)井上  (3打数2安打1打点)
6 (遊)デラロサ (4打数2安打)
7 (右)堂上剛裕 (4打数1安打1打点)
8 (二)岩﨑達郎 (3打数1安打1打点)
9 (捕)小田  (2打数1安打1打点)

【ゲームレビュー】
浅尾が先発枠へ前進
先発・浅尾が威力ある直球を中心とした
テンポの良い投球で6回を2安打1失点。先発枠入りに前進した。
新人の野本は初本塁打を含め長打を左右に放ち、
広角に打てる持ち味を発揮。
埼玉西武平野将光は制球が甘く、単調な投球で6失点。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズトピックス(9日)

○野本圭(ドラフト1位)
<浜松で行われた
埼玉西武とのオープン戦に1番・中堅でフル出場。
3回の第2打席で、先発・平野が投じた2球目は
内角高めに浮いたスプリット。
失投を見逃さず思い切りよく振り抜くと、
打球は中堅右へ一直線に伸びる弾丸ライナー。
地上約5メートルのスコアボード基底部に当たり、芝生席へ。
オープン戦通算27打席目での初本塁打となったが、
打った瞬間にそれと分かる当たりも一塁まで全力疾走。
ボールがスタンドインした時には二塁に迫ろうとしていた>
「いい感じで打てたと思います。
甘い球はどんどん積極的に打っていこうと思っていました」

<このところタイミングの取り方で試行錯誤。
7日までは、バットの先端を小刻みに揺らしながら構えていたが、
前日は、投手との間をつくろうと軸足に体重を残すことを意識し、
バットを揺らさないフォームを試していた。
しかしこの日の試合前、落合監督から元に戻すよう指導を受ける。
『構えが硬い。その構えだとヒットゾーンが
1カ所しかなくて、ボールも点でとらえてしまう。
ちょっとバットを寝かせてみろ。
その方がタイミングが取りやすいだろ。
スムーズにバットが出るぞ』と助言を受けたという。
教わったことをスポンジのように吸収、結果につなげて>
「今日の練習で監督から
『バットを揺らした方がタイミングを取れる』と言われたんです。
(これまで)ボールを点でしかとらえられなくなっていました。
バットの先を軽く動かすぐらいリラックスして打席に入った。
揺らした方がバットもスムーズに出ましたし、
リラックスして構えることができた。自信になりました」

<4回の適時二塁打も、対応の早さを示した一打。
カウント1-3から低めの速球を自信を持って見送り、
一塁へ一歩踏み出したが判定はストライク。
再び来た低めの球をすくい上げて左中間フェンス際まで運んだ>
「あの低めをとられたので、より積極的に振っていきました。
今日は間も取れてしっかり打てた」

<初安打、初打点、初本塁打と、
ここまで順調に階段を上り、オープン戦の打率も.304まで上げた。
藤井との中堅のレギュラー争いに
必死で食らいついている即戦力ルーキーは、冷静に分析。
プロの壁にぶつかりながらも、着実に成長を遂げている>
「今日がよくても明日がだめなら意味がない。これを継続していきたい」
中スポおおさか報知共同通信社時事通信
スポニチ名古屋ニッカンデイリー

○藤井淳志
<初回1死、カウント1-0から右前にライナーで快打を飛ばすと、
3回の第2打席でも一、二塁間をゴロで破り、2安打>
「追い込まれても自分のバッティングができている」

<4打数1安打に終わった前日の打撃を反省。
続く3打席は凡退したが、打率は5割をキープ>
「(8日は)ボールを振ってしまった。しっかりストライクを振らないと」
(中スポ)

○堂上剛裕
<4回無死二、三塁、埼玉西武先発・平野の
0-1からの2球目、ファーストストライクのスライダーを
右翼フェンスまで運ぶ適時二塁打。
あと数センチでフェンスオーバーだったライナーをぶちかまして>
「最近、甘い球を見逃していたんですよ。
だから積極的にいこうと思っていました。
(打ったのは)スライダーだったと思います。
ちょっと詰まったけど、うまく打てました」

<浜松から続く東海地区での4試合はふるい落としの場。
それでも気負わず平常心、そして結果を恐れることなく
積極的に打席に向かい、結果を残した>
「最近、やっと平常心でやれているのがいいのかもしれません」
中スポ

○井上一樹
<5番・DHで今オープン戦初スタメン出場。
先制打を含む3打数2安打と気を吐き>
「常に(公式戦の)試合のつもりでやっているよ」
中スポ

○トニ・ブランコ
<5回先頭で右前打で出塁すると、
井上のフルカウントからの6球目にエンドランでスタート。
三振ゲッツーという形にはなったが、猛然とヘッドスライディング。
ケロリとした表情だったが、大砲候補はこんな泥くさいプレーもできる>
「当たり前のことをしただけだよ」
(中スポ)

○岩﨑達郎
<窮地を救うこの日の『ベストアウト』。
6回、連続四球で無死一、二塁と先発・浅尾の正念場。
清水の一塁への打球をブランコがバウンドを合わせ損ね、
弾いたが、回り込んで好カバーを見せる>
「(一、二塁間の打球なので)
自分でも捕りにいきながら『はじくかもわからないな』と
思っていました。ボクには珍しいプレーっすよ。
捕った後も、ちゃんと投げられましたから」
(中スポ)

○川相内野守備走塁コーチ
<『予測』と『反復』の合作を生んだこの日16個目のアウトに>
「当たり前のプレーだけど、当たり前にやってくれたということ」
(中スポ)


○森野将彦
<若手ばかりがスコアボードに並ぶ中、主力組としてただ1人出場。
この日から地方球場4連戦がスタートしたが、出場を志願。
前日までオープン戦通算18打数1安打と打撃絶不調。
実戦で少しでも早く確かな感触を掴みたいから>
「ゲームに出ないと…」

<キャンプ前半、その打球は圧倒的に目立っていたが、
本人の認識は違っていたという。
身振り手振りを交え、理想の打球のイメージを語る>
「打球の軌道が良くない。スライスしているんです。
もっと、こういう感じの軌道の打球を打たないといけないんです」

<キャンプ後半、予感は当たり、バットを置いたのが2月24日。
北谷の屋内で1時間近く特打をしたが、上向く気配は全くない。
いら立ち、落胆し、切り上げる>
「全然ダメ、やーめた。
今日は0点。1点でもあればいいんだけど、1点もない。
バッティングは難しいです」

<こんな日々が続くキャンプ中盤からの低空飛行に>
「途中で1点になることはあった。
でも『2』になることがないんです。
より強い力で打とうとやってきたけど、それがいけなかったのかもしれない」

<悩みながら、バットだけは振り続ける。
7日には試合後に約1時間かけて居残り特打を行い>
「自分でおかしいところは分かっている。
どうやって打ったらいいのかすら分からない状態なら
重症だけど、そうでないので」

<この日の第1打席は右前安打。
その後は遊飛と2連続空振り三振。
志願してまで巡る地方のどこかで流れを変えたい>
「1打席目は打てるような気がした。
2打席目は全然。3打席目、できず、4打席目、できず…。
でも今日が一番良かった」
(中スポ)


○浅尾拓也
<浜松で行われた埼玉西武戦に先発し、
6回まで投げ、2安打、3四死球、5奪三振。
中村剛也に145キロの速球を
バックスクリーンに運ばれたが、失点はこの1点のみ。
落ち着いたゲームメークを見せ、先発ローテ入りへ大きく前進>
「投げる前は不安があったんですけど、問題なく投げられて良かったです」

<実はちょっとした『ギャンブル』に打って出ていた。
ひそかにフォームを改造していたという>
「新しい投球フォームに変えたんですけど、
まだブルペンで1回しか投げていなかったので不安でした。
本当はキャンプからやっていかないといけないんでしょうけど、
今後のことを考えるとここで変えた方がいいと思ったので」

<決断したのは4日の千葉ロッテ戦後。
3イニング2失点の結果よりも気になったのが、
生命線である速球のばらつきだった>
「指にかかった、しっかりと強い力の伝わった球を
安定して投げられるように」

<左足を上げて踏み出す前、左ひざがグラブを蹴る。
テークバックに移るとき、右手を右の太ももに当てる。
高校時代からの『クセ』だったこの動作をやめて、
グラブも右手も動きが静かになった。
より理にかなったフォームはどちらか。考えた末に自分で答えを出して>
「前のフォームだと、近い位置に速い球を投げるのにはよかった。
それで続けていたんですが、
遠投でより遠くに投げられるのは新しいフォームの方なんです。
(力の入る)遠投では、当てずに投げるから、同じ投げ方をイメージしてみた。
このフォームで投げればもっと球速が出る」

<開幕まで1カ月を切ったこの時期、改造には勇気がいる。
しかし大胆に改造を選択。そして迎えた初のゲーム。
答えはこの日の球筋が物語った。
寒さもありMAX145キロ止まりだったが、手応えを強調>
「寒いのもあってスピードはあまり出ていなかったけど、
指にかかった球は多かった。心配していない。
1回しか練習していないけど、ストライクが取れた。
これで投げることができたので大きい」

<また6回、連続四球で無死一、二塁と正念場の場面、
清水の一、二塁間への打球の際、
スピードを保ったまま、空いた一塁をカバーリング。
その後、中村剛也、後藤と打ち取りピンチを立ちきる>
「ブランコが前に出てきたので、
自分も反応してベースに入れました」

<この日の球数は89。実戦でこれほど投げるのも2年ぶり。
先発ならではの疲労感と、それを克服できる手応えを掴み>
「握力がだんだんなくなっていくのが分かった。
ブルペンとは疲れ方が違った。
感覚が分かれば、試合を重ねていけば大丈夫だと思います。
こうして(先発で)やっているからには、
1軍で開幕して、先発ローテーションに入りたいです」

<先発転向を目ざす今年、私生活でも大きな変化が。
今年からマンションで一人暮らしを始めたが、
一番の違いはやはり栄養面>
「時間があるときは自炊もします。
野菜とか買ってきて炒めてつくったり。ほとんどが外食ですけど…」

<それでもいろいろ勉強しているよう。
意外に詳しいのはサプリメントについて。
トレーニングコーチやトレーナーらの助言をよく聞き、
コツコツと知識を増やしているという>
「いろいろと教えていただいているので、
気を付けて、摂るようにしています」
中スポおおさか報知時事通信毎日jpスポニチ名古屋

○森バッテリーチーフコーチ
<投球フォームを改造した浅尾について>
「毎日、課題を持ってやっている。自分でいいと思ってやればいい」
サンスポ


○齊藤信介
<2軍から抜てきされ、7回から2番手で登板。
2死二塁で代打・石井義人を投ゴロに打ち取り、
ピンチを脱したはずが、一塁へ悪送球。二走の生還を許す。
直前には一塁けん制悪送球を犯すなど、
やらずもがなの失点に肩を落として>
「結果がすべて」
(中スポ)

○ネルソン・パヤノ
<3番手で登板。代わり端の8回、中村剛也に
左翼線二塁打を許すなど、2安打1四球で満塁のピンチ。
ただ決定打を許さず2三振を奪って、1イニングをゼロ封。
スライダーを多投して>
「(直球に次いで)2番目に自信のある球。日本でも使える感じ」
(中スポ)

○清水昭信
<9回にマウンドに上がり、最後は中村剛也を空振り三振。
オープン戦3試合ともクローザーとして登板し、
3イニング2/3を無失点。いずれも安打や四死球で走者を許しており>
「細かい部分がまだだめ。
(公式戦では)そこにつけこまれるから」

<尊敬する背番号『12』の先輩、埼玉西武・岡本慎也との
投げ合いが実現したことには格好を崩して>
「うれしかった」
(中スポ)


◇立浪和義
<この日は残留組とともにナゴヤ球場で調整。
ルーキー・高島が投球している屋内練習場のブルペンへ向かい、
打席に立って球筋を確かめる。後輩の投球に目を細めて>
「ピッチングを見ることでタイミングを取る練習になる」
(中スポ)


第2回WBC・東京ラウンド最終戦、
日本代表韓国代表との1位決定戦は、0-1で競り負け。
3連勝を阻まれた日本代表は、A組2位として、
日本時間16日からのサンディエゴラウンドに進むこととなりました。

振り返ると、両チームとも投手がよかったですね。
その一方で粗い攻撃が目立ちながらも、ワンチャンスをモノにした韓国
失点したときは、まさかその1点で終わると思いませんでしたが、
こういうゲームでは、それが致命傷になってしまうんですね。
再三併殺でピンチを凌ぎ、流れを掴んだかのムードを漂わせながらも、
最終的には攻めあぐね、決定打が出なかった日本
2次ラウンド初戦は、キューバが来るのか、メキシコか、
それともオーストラリアなのかはわかりませんが、
連覇のために、次なる戦いの地で全力を尽くしてほしいと願います。


それはさておき、ドラゴンズはこの日から
ナゴヤを離れ、お膝元である地方球場4連戦
その初戦となる浜松での埼玉西武との一戦は、
打線が活発に機能し、先発全員の14安打で6-2と快勝。

立浪、和田、荒木、イ・ビョンギュら主力選手が
ナゴヤに残留し、打ち込みなどの調整となったため、
この日の浜松のスタメンは森野以外は、
若手、もしくはボーダーライン上の野手で組まれたもの。
それでも初回、藤井、森野の連打で作った
2死一、二塁のチャンスに、オープン戦今季初スタメン、
5番・DHに入った20年目のベテラン・井上が、
左中間を破っていくタイムリーツーベースを放ち、先制すると、
3回ウラには、この日1番・中堅スタメンの野本
埼玉西武先発・平野の失投を見逃さずに叩き、
弾丸ライナーで右中間と突き刺すオープン戦1号弾!
なおも4回ウラには、先頭の井上を皮切りに、
下位打線が、鮮やかな積極攻撃!
わずか12球4点を奪うなど、5長短打を集める猛攻
投げては先発転向を目指す浅尾が、
今季自己最長の6イニングを一発のみの失点に抑える好投
その後、2番手・齊藤やらかしで1点こそ失ったものの、
パヤノ-清水昭信と終盤をゼロで繋いで、ゲームセット。
昨季の日本一チームの埼玉西武を破り、
オープン戦の連敗をしっかりと2でストップしました。


暑かった沖縄から、空調の効くドームでの6連戦と、
ここまでは天候等を気にすることはなかったですが、
久々の屋外となった浜松のゲームは、
森野がネックウオーマーを着けていたり、
ベンチには炭火が用意されたりと、けっこう寒かったようで。
それでもこの地方球場4連戦が、
実質的な『ふるい落としの場』となるだけに、
さまざなな競争に身を置いている野手陣が頑張ってましたね。

特に目を引いたのが、4回ウラの攻撃
5番・DHスタメンの井上から始まりましたが、
わずか12球で4点を奪う怒濤の攻め
相手先発・平野をあっという間に攻略しましたね。
それも一発なしで、積極的にファーストストライクを狙い打ち。
以下、この回の得点シーンを振り返ると、

【先 頭】 井上 初球、中安打
【無死一塁】 デラロサ 初球、左中間二塁打
【無死二、三塁】 堂上剛裕 2球目、右越え適時二塁打(3-0)
【無死二、三塁】 岩﨑達郎 初球、中犠飛(4-0)
【1死二塁】 小田 初球、左越え適時二塁打(5-0)
【1死二塁】 野本 6球目、左中間適時二塁打(6-0)


調整段階の主力とは違い、
ここで結果を出さないと、振るい落とされる
そんな選手たちが必死に食らいついての連打に
結果を見て、とてもうれしく思いました。
こういう結果を出し続けていけば、
堂上剛裕のコメントのように、シーズンに入っても、
「平常心で打席に立つこと」ができる。
さらにそういう選手が増えてくれば、
自然とチームの攻撃力というものもアップしてくる。
一発を打てる大砲が少ない今季の打線において、
「つなぎの攻撃」というのが、大きなカギを握ってきます。
きょうの刈谷以降も地方での連戦が続きますが、
さらに連なるアピールで、チーム全体を活気付けてほしいです。


一方、投手陣では、先発の浅尾
6回まで投げ、2安打5奪三振3四死球の1失点。
今オープン戦2度目の先発で、落ち着いた投球を見せ、
先発ローテ入りへ大きく前進したようですが、
その浅尾、なんと投球フォームを『改造』したようですね。

新フォームに手応え。前回の登板では、
イメージ通りに直球が行かず、
ばらつきなどもあったということで、
ここ数日で突貫工事
従来の振り上げた左足に
グラブをポンと当て、
右太ももをこするという
独特の投球フォームから、
いっさい体に触れない
シンプルな形に変更したとのこと。
もともと遠投では
こういう投げ方をしていたそうですが、
開幕まで1カ月を切ったここに来て、
決断を下したのには、驚きましたね。
この日は寒さもあって、スピードガンの数字こそ
MAX145キロだったものの、本人的には、
指にボールがしっかりかかるなど好感触だった様子。

現状では先発4、5番手を位置しているといわれる背番号41
この日、オープン戦1号を放った野本もそうですが、
今後も試行錯誤しながら、
自分にフィットするフォームというものを見つけてほしいなと。
まだまだ若いですし、結論に急ぐことなく、
しっかり練習を重ね、自分のカタチを作っていってほしいです。

2009年3月 9日 (月)

野本鮮やか2点打も連敗ナゴド最初の6連戦終了。

異例のオープン戦10連戦も半分を消化。
ナゴヤドーム6連戦の最後となった北海道日本ハム戦は、
好調日ハム打線に小笠原、山井が捕まり、4-6と黒星。
今季初の同一カード連敗を喫してしまいました。
それでも3回には野本逆転2点二塁打を放つなど見せ場も。
その他、森野打撃不振に焦り、井上今季初安打、
岩瀬不調想定登板など、この日のドラゴンズのまとめを。

◇オープン戦
中日-北海道日本ハム
(8日・ナゴヤドーム)
20733人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
日本ハム
中 日
[敗] 山井(2試合1敗)
[D本]なし
[Dバッテリー]
小笠原、山井、岩瀬 - 小山、小川、小田

◇オープン戦・対北海道日本ハム スタメン
1 (遊)荒木  (3打数1安打)
2 (中)野本  (3打数1安打2打点)
3 (三)森野  (3打数無安打)
4 (一)ブランコ (4打数無安打1打点)
5 (左)和田  (3打数無安打)
6 (DH)イ・ビョンギュ (4打数1安打)
7 (右)藤井  (4打数1安打)
8 (捕)小山  (1打数無安打)
9 (二)デラロサ (3打数1安打1打点)

【ゲームレビュー】
日本ハム打線が好調
中日は新人・野本が2点二塁打。
先発候補の小笠原はスタミナに不安をのぞかせた。
北海道日本ハム小谷野が3安打2打点、
スレッジが2安打1打点するなど打線が好調さをアピール。
スウィーニーは5回3失点ながら制球に安定感があった。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズトピックス(8日)

●野本圭
(ドラフト1位)
<北海道日本ハムとのオープン戦で
3回1死一、二塁、左中間を深々と破る2点二塁打。
カウント1-0、スウィーニーが投げた
外角低めへのチェンジアップを、うまく逆方向へ運ぶ。
予想外の変化球にも、間合いを崩されることはなく>
「チャンスだったんで思い切り振ることを考えていました。
真っすぐを待っていたんですが、変化球が来たんです。
泳ぎながらも体が反応してくれました」

<初回の第1打席で二ゴロに抑えられるなど、
これまで苦戦していたコースへの変化球。
決してやさしい球ではなかったが>
「そんなに難しい球ではありませんでした」

<間合いを鍛える練習をした成果ともいえそう。
実はプロ入りして以来、立浪兼任コーチら首脳陣の勧めもあり、
ステップを踏みながらのティー打撃を試している。
通常の位置より1メートル弱後ろで構え、2歩ほど歩きながら打っている。
この日の試合前も、ステップ打撃も交えながら練習に取り組んでいた>
「間の取り方を覚えるためにやっています」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋

●藤井淳志
<3回無死、スウィーニーの初球のカーブをきっちり右前打。
これで5日の巨人戦、前日の北海道日本ハム戦を合わせて、
なんと6打数連続安打。出場した全7試合でヒットを記録。
その後は凡退したが、オープン戦打率5割をキープ>
「特に何も考えず、打席に自然に入りました」
中スポニッカン

●森野将彦
<前日の北海道日本ハム戦でようやく初安打を放ったが、
一夜明けたこの日は3回1死二塁、チェンジアップに
空振り三振するなど再び3打数無安打に終わる。試合後はこうポツリ>
「もう少しじっくり(ボールを)見られたらいいんでしょうけど…」

<オープン戦通算18打数1安打、打率.056と苦しんでいるが、
きょう9日の埼玉西武戦(浜松)から始まる
地方球場4連戦の参加も決定。和田、荒木ら
主力が居残り調整となる中、実戦で感覚を呼び起こす。
こう言い残して、浜松行きのバスに乗り込み>
「焦っている? そうですね」
中スポおおさか報知スポニチ名古屋デイリー

●イ・ビョンギュ
<6番・DHで出場し、15打席ぶりの安打を放つ。
3日の千葉ロッテ戦の第2打席で二塁打を放って以来、
無安打が続いていたが、7回の第3打席でようやく中前打。
それでも凡退した打席もしんでとらえた打球が多く、笑顔>
「いい当たりが増えてきた。
アウトにはなっているけど、調子はいいよ」
(中スポ)

●立浪和義
<若いころから最後の打者になるのが大嫌い。
9回2死で代打を告げられたが、
1-0からの2球目を強振したが、投ゴロに終わる。
きょう9日は浜松での埼玉西武戦に参加せず、
ナゴヤ球場残留組に交じって練習する予定>
「シーズンでこうならないように頑張ります」
(中スポ)

●井上一樹
<5回無死、小山の代打で登場。
北海道日本ハム先発・スウィーニーから中前打を放つ。
シンを外された鈍い当たりが投手の差し出すグラブをかすめ、
さらに二塁手・稲田のグラブもすり抜け中前へ。
一塁に駆け込むと、ベース上でホッとひと息。
泥臭い今季初安打を、照れくさそうに振り返り>
「オープン戦だけど『初日』が出てよかった。
ああいう渋いヒットでよかった」

<だが1本が出なければ、今季は前へ進めない。
キャンプは初日から打ち上げまで2軍の読谷にいた。
自分の立っている場所を認識して>
「ボクはゼロからのスタートとは思っていません。
マイナス3~5のスタートだと。
まずそこを埋めていかなきゃ。その覚悟はできています。
結果を残さなきゃ、ふるいにかけられてしまう」

<不安を打ち消すように、
あえて声をからして若手を引っ張ってきた。
6日に1軍合流し、代打で途中出場した初打席は四球。
この日が今季3打席目だったが>
「プライドを捨てないとだめ。
でも、お前らとは違うんだぞというプライドはずっと持っていた」

<だから1本のヒットがほしい。
現状では、1軍野手のボーダーラインにいるが、
『16番目のイス』をがむしゃらに取りに行く。
昨季は逃した開幕1軍を今年は奪う構え。
プロ20年目はこう言って、浜松行きのバスに乗り込んで>
「まあ、まあ、まだ『初日』が出ただけだから。
黙ってやるということも大切だけど、
自分の目標を明確に定めてあります。
そこはかたくなに…。かたくなにこだわっていきたいんです」
(中スポ、ニッカン


●小笠原孝
<3日の千葉ロッテ戦では3イニングを
打者9人で完全に封じたが、この日はやや下降気味。
先発したが、5イニング9安打3失点と打ち込まれる。
左腕は、早くも次回登板へ目を向けて>
「ボールが高かった。低くするのが次の課題です」

<それでも4回までの12アウトのうち、
犠打も含めると10個がゴロによるものと持ち味も発揮。
自信も失ってはいない>
「悪くはなかった」
中スポ

●山井大介
<6回から2番手で登板。
3イニングを投げ3安打3失点と、この日は下降線。
余計な力を抜いて、ゆったり感を求めた新フォームが>
「(この日は)ブルペンからおかしかった。
こうなると自分でもどうなっているのか分からない」

<代わりばな糸井にいきなりカウント0-3となったが>
「ボールも浮わついているのが分かった」

<その糸井を137キロの直球で
見逃し三振にとると、6回は三者凡退に>
「きょう唯一のいいボールだった」

<ただ、フォームも球筋も安定しない自分を
試合の中で制御できるほど、完全復活にはまだ至っていない。
続く7回には2本の二塁打を許すなど2失点。
バックの失策から始まった8回にはボークも犯し、無安打で1点を献上>
「なんとか低く抑えようとしたんやけど」

<それでも口調に暗さがないのは
『球数を投げる』というテーマを、61球で達成したこと。
4日の千葉ロッテ戦で2イニング登板してから中3日の投球に>
「(肩やひじの不安を)全く気にせず調整できた。
次は結果も求めないかんし、フォームのほうも意識したい」
中スポ

●岩瀬仁紀
<9回、3番手でオープン戦2度目の登板。
2安打を許して2死一、三塁のピンチを招いたものの、
最後は佐藤吉宏を二邪飛できっちり無失点リリーフ。
ランナーを出してもゼロで抑えるのは守護神ならでは。肩をすぼめて>
「きょうはよくなかった。何とか抑えられたよ」

<実は、半ば意図的な『調子の悪さ』だった。
5、6日のナゴヤドームでの試合前練習で、
三塁側のファウルゾーンから一塁ベースまで
約60メートルの遠投を全力で繰り返していた。
シーズン中ならまず行わない肩に負担がかかる練習を
キャンプ疲れもたまっているこの時期に、あえて2日間。
負荷の大きい練習をした結果、この日は肩に張りがあったという>
「それでどれくらい投げられるのか試したかった。
毎年同じことをやっても今以上にはならない。
少しでも良くしたいという思いがあるからね」

<自ら体をいじめる期間はひとまず終了。
きょう9日からの地方球場のオープン戦に出場せず、
ナゴヤ球場に残ってコンディションを整えるという。
チームには次の北海道日本ハム戦(14日・札幌)で再び戻る予定>
「だいぶ無理してきたから。これ以上いったらパンクしちゃうよ」

<この日に初対戦(投ゴロ)した中田翔の印象を問われ>
「19歳とは思えない風格があるね。
きょうは真っすぐで押したかったのが本音だけど、
(調子が悪くて)それどころじゃなかった」
中スポ

●小田幸平
<この日、昼の12時半開始の教育リーグ、
1時半開始のオープン戦の両方に出場。
普通では考えられないが、間違いではなく、
朝倉が先発とあって1軍からナゴヤ球場に派遣されたが、
試合途中になってドームからお呼びがかかった。
そこで朝倉の登板が終わるやいなや、着替えもせずに
泥のついたユニホーム姿でタクシーに乗る。移動時間は約30分>
「まさかでしたね。本当に疲れました」
(中スポ<ドラ番記者>

●田村捕手コーチ
<異例の親子デーゲーム出場となった小田について、説明>
「9回に岩瀬が投げるから、
幸平(小田)の方が投げやすいだろうとなってね」
(中スポ<ドラ番記者>


◇西川明
<試合前のフリー打撃の前に行うティー打撃。
左打者はバットを持つ際、普通は左手が上で、右手が下。
しかし通常とは逆にしてバットを握り、練習していた>
「自分の勝手な考えですけど、
左手の使い方を確認するために、いつもやっているんです。
脇の締め方とか。そんなに多くはやらないです。10とか15球くらいですね」

<三重高の先輩でもある兄・学さんに教わった独自の練習法。
今キャンプは兄の調整法を胸に、首脳陣のアドバイスを聞きながら
打撃を磨き、オープン戦出場にこぎつけている>
「兄は右打者でしたので、僕とは逆になるんですけどね。
大学(法大)の時から、毎日やるようにしているんです」

<きょう9日からは浜松、刈谷、小牧、岐阜と
地方球場での4連戦が始まる。一般的に地方球場では
若手に出場機会が多く与えられる傾向にある。
この日の試合前は川相コーチからマンツーマンで
捕球の方法を教わる場面も。勝負どころの試合が続くが>
「地方で多く出られる? そうかもしれませんね。
札幌(14日からの北海道日本ハム2連戦)で、
ある程度(1、2軍の)振り分けがあると思うんです。
やることは変わりませんけど、結果を残していきたいですね」
(中スポ)

【ドラゴンズ・今週の日程】
9日 (月) 対埼玉西武 (13:00・浜松球場)
10日(火) 対埼玉西武 (13:00・刈谷球場)
11日(水) 対埼玉西武 (13:00・小牧市民球場)
12日(木) 対広島 (13:00・岐阜メモリアルセンター長良川球場)
14日(土) 対北海道日本ハム (13:00・札幌ドーム)
15日(日) 対北海道日本ハム (13:00・札幌ドーム)


若竜トピックス(8日)

◆ウエスタン春季教育リーグ
中日-阪神
(8日・ナゴヤ球場)
 T 010 000 000 = 1
 D 000 000 000 = 0
[敗] 朝倉
[D本] なし
[Dバッテリー] 朝倉、鈴木、小林正人、菊地、中里
         - 小田、前田、田中
(中スポ)

●朝倉健太
<教育リーグ・阪神戦に先発で5イニングを投げ、
失策絡みの1失点(自責0)のみ。
安打5、三振4、四死球3、MAX141キロという内容。
今後また2軍戦で投げるか、1軍に戻るかは未定>
「ストレートのスピードが出ないんだよな!!
でも、前回よりズッと良かったと思う。
変化球でストライクを取れたのが良かったかな? フォークはgoodだよ」
朝倉健太公式ファームブログ

●鈴木義広
<右ひじ疲労骨折からの復活を目指すが、
昨年4月19日の横浜戦以来約11カ月ぶりに実戦登板。
6回、2番手で登板し、先頭にスライダーを二塁打されたものの、
そこから2者連続空振り三振。最後は遊ゴロ。
MAX139キロ、1イニング無失点、2奪三振と快投。
順調な回復ぶりを示したが、意外そうに話す>
「思ったよりもピッチングになっていましたね。
内角に真っすぐを見せておいて外にスライダー、とか。
ストレートは139キロでしたが、
力を入れれば143キロくらい投げられたと思う。
投げた後も何ともないし、調子を上げていきます」

<貫禄投球を慎重に自己分析して>
「もう少し腕が振れるんじゃないか、という感じはあります。
あとは明日になって体の状態がどうなるか」

<たとえテストでも、1軍合流が見えてきたが、
もっとも開幕に合わせるのではなく、体の事情が最優先>
「いつまでに(1軍)ということはまったく考えてないです」
鈴木ブログ「ゲーム復帰!」、ファームブログ中スポ

●小林投手コーチ
<鈴木の投球を本人以上に高評価>
「こっちが思っていた以上のボールも何球かあった。
非常に明るい材料になった」

<次回登板は体に問題がなければ
13~15日の教育リーグ・オリックス戦(神戸サブ)。
さらにその次の見通しをが語って>
「上(1軍)から『見たい』と言われれば、
もちろん推薦する、というレベルまで来た感じ。
現状報告という意味でも、上で投げさせてもらうのはいいと思う」

<一方、先発した朝倉の状態について>
「一番良かったときと比較すると、
どうしてもマイナスの部分を感じるけど、
去年秋のフェニックス・リーグの状態を考えるとずっと進歩している」
中スポ12

●中里篤史
<前日に続き連投、1イニングを1安打無失点>
「チェンジアップが良くなりましたが、
ストレートがもう少しアップしたいです」
ファームブログ

●澤井道久
<左ふくらはぎ肉離れでキャンプ中盤から
別メニュー調整を続けていたが、この日実戦復帰。
7回から二塁の守備に就くと、復帰第1打席となった9回2死、
左腕・筒井和也からチーム唯一の長打となる
右翼フェンス直撃の二塁打を放つ。
あともう少しでスタンドインという大飛球、
復帰初戦を自らのバットで祝って>
「今年一番の当たり。(スタンドに)入るかと思った」
(中スポ)

●田中大輔
<自主トレ開始直前の1月中旬に右肩を痛め、出遅れていたが
今季初めて実戦出場し、9回から1イニング、マスクをかぶり>
「ゲームに入ったら肩の不安とかは気にならなかった。
遅れた分をこれから取り戻したい」
(中スポ)

●中村捕手コーチ
<今季初めて実戦マスクを被った田中について>
「見た目では問題ないと思う。
でもやっと試合に出られるようになったという段階。これからだよ」
(中スポ)


2週連続で週末に組まれている
北海道日本ハムとのオープン戦。
そのナゴヤラウンド第2戦は、2点ビハインドの3回ウラ、
先頭・藤井のヒットと盗塁、さらに小山の進塁打で
1死三塁とチャンスを作ると、続くデラロサの当たりは遊ゴロ。
しかし遊撃のヨウ・チョンソの一塁送球が逸れ、その間に藤井が生還。
なおも1死一塁からこの日も1番スタメンの荒木が、
バットの先ながらショート右を抜いていくヒットで繋ぎ、
1死一塁から、ルーキー・野本がカウント1-0からの2球目、
外寄り低目のチェンジアップにうまく対応
バットさばきで持って行った打球は、左中間を深々と突破!
2点タイムリーツーベースとなって、3-2と逆転に成功。
下位から上位に繋がる鮮やかな攻撃を見せました。

ところが、先発・小笠原が点をもらった直後の4回に
小谷野の右前タイムリーなど3連打を連ねられ、
再び同点に追いつかれると、
7回に2番手・山井が1死三塁から、
北海道日本ハムの新外国人・ヒメネス
初球の直球を迷わずフルスイングされ、
ライト線を破る勝ち越しのタイムリーツーベース
さらに坪井にも適時打を浴び、勝ち越しを許すと、
なおも8回にはデラロサの失策に
山井のボークも絡むなどで、無安打で1点を献上。
8回ウラにブランコの二ゴロの間に、
1点を返したものの及ばず、4-6でゲームセット。
見せ場少なく、同一カード今季初の連敗。
ナゴヤドーム6連戦を、2勝4敗で終えることとなりました。


鮮やかタイムリー。好調・藤井
初球攻撃を皮切りに、
荒木が繋いで、
野本が2点ツーベース。
3回ウラの逆転劇は
実に見事なものがありましたが、
そこぐらいしか
盛り上がったところ
なかったようですね。
登板2巡目となった小笠原、山井
ともに調子が下降線ということもあり、
失点を許してしまうありさま。
特に逆転直後に失点した先発・小笠原は、
ゴロアウトを稼ぐ持ち味は出ていたとはいうものの、
セットポジションの際には、ボールが浮いてしまったようですね。
ここで抑えておけば、ローテに向けてヨシとなるはずが、
再修正となってしまったのは、ちょっと残念。
ただ次回は結果を出して、その立場を固めないといけないでしょう。
一方の山井は、ややドタバタしたものの、
中3日で多めの球数を投げたことで、前進との評価でしたね。
まだまだ無理強いはできない段階ですし、
今後も体にやさしいエコフォームをしっかり固めてほしいなと。

一方、打線は、藤井・野本
若き外野戦争が俄然ヒートアップする一方で、
打率.056の森野不振ぶりがそろそろ表沙汰に。
またイ・ビョンギュもようやく久々のヒットこそ出たものの、
まだまだ本調子とはいえない状態。
まあ今週の浜松、刈谷、小牧、岐阜と続くお膝元巡業4連戦
さらに週末の札幌ドーム2連戦が終わると、
いよいよチーム的にも本番モードに入ることとなるでしょう。
それまでに上昇カーブを何とか描いてもらいたいですね。


また完封負けを喫したファームの話題からは、
先発した朝倉が、5イニングを投げ、5安打1失点(自責0)。
わざわざ1軍から派遣された小田とバッテリーを組み、
小田はその後ナゴドに移動し、異例の親子デーゲーム出場
いくらかの上昇気配を見せた感じですが、
まだまだ自身の思い描くイメージの投球とは違うよう。
今後もファームで投げ込んでいくのでしょうか。

一方、わずか4安打に抑え込まれた野手陣からは、
この日、澤井、田中が実戦復帰を果たしたもよう。
特に肩の故障で出遅れた田中の復帰はうれしかったですね。
中村コーチいわくまだまだ「これから」とはいうものの、
今後巻き返して、キャンプで猛練習をしてきた
前田らに追いついてほしいもの。
無理しすぎずに、遅れを取り戻していってくれればと願います。

2009年3月 8日 (日)

1番ショート荒木選手会長今季オープン戦初出場。

連日続くドラゴンズナゴヤドームでのオープン戦。
週末に組まれた北海道日本ハムとの初戦は、
最終回に失策絡みでひっくり返され、3-4と黒星。
残念な結末とはなったものの、
チームとしての収穫は、荒木選手会長の実戦復帰。
「1番・遊撃」で先発出場し、打っては3打数2安打1盗塁。
守っては5年ぶりのショートで、5度の守備機会を
無難にこなすなど、まずまずの好発進を見せました。
その他藤井3長打など、この日のドラゴンズのまとめを。

◇オープン戦
中日-北海道日本ハム
(7日・ナゴヤドーム)
18856人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
日本ハム
中 日
[敗] 平井(2試合1敗)
[D本]藤井2号
[Dバッテリー]
山本昌、チェン、平井 - 小田、清水将海

◇オープン戦・対北海道日本ハム スタメン
1 (遊)荒木  (3打数2安打)
2 (左)藤井  (3打数3安打2打点)
3 (三)森野  (4打数1安打1打点)
4 (一)ブランコ (4打数無安打)
5 (DH)和田  (3打数1安打)
6 (右)イ・ビョンギュ (2打数無安打)
7 (中)野本  (4打数無安打)
8 (二)岩﨑達郎 (3打数1安打)
9 (二)小田  (1打数無安打)

【ゲームレビュー】
藤井が3長打
外野の一角を狙う藤井が左越えソロなど3長打でアピール。
先発の山本昌は3回を3安打無失点と要所を締め、
2番手のチェンは5回を5安打2失点だった。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズトピックス(7日)

●荒木雅博

<今季から遊撃にコンバートされたが、
『1番・遊撃』でオープン戦初出場。
左肩痛で出遅れていたため、今年の初実戦となったが、
ゴロ4つと1つのライナーの守備機会を無難にさばく好発進。
初回無死一塁、後方に飛んできた田中のゴロを
素早く体を切り返して、アウトにすると、
以降も危なげない守備を連発。安堵の表情を浮かべて>
「いつもと風景の違うところで守って、
すごい緊張感の中でやった。久しぶりの感覚でしたね。
疲れました。本当に緊張しました。
5回までプレーできて、ホッとしたような感じがあります」

<打っても3打数2安打&1盗塁と結果を出す。
初回先頭で、武田勝の直球を中前にはじき返すと、
3回の第2打席でも初球をとらえ、中前安打。
鮮やかな初球打ちで竜党の不安をかき消して>
「去年は待ちすぎた感じがあったので、
甘い球が来たら振っていこうというテーマだった」

<試合後は打撃より遊撃を守った意義を強調。
キャンプでは1人だけ落合監督のノックを皆勤したが、
遊撃スタメンは04年3月以来、実に5年ぶり。実戦感覚に不安があった。
二塁より15メートルは長い、遊撃と一塁との距離。
この違和感と戦いながらの5イニングだったという>
「今は打つ方はあまり気にしていない。
やはり守りからいかないと。
二塁よりもランナーが速く見える。かといって焦ってはだめだから難しい」

<開幕までのプランを描いた選手会長。
あとは実戦感覚を研ぎ澄ませていく>
「バットを振っても、肩の痛みはもうないですが、
まだ、こわごわやっている部分もある。
恐怖心もまだ完全には消えてないけど、
これから実戦に出る中で薄れていくと思う。
あと1か月で慣れてくれば。状態を見ながらやっていきたい。
守りの感覚を養う意味でも、
開幕までになるべく数多く試合に出て、打席に立ちたいですね」
(中スポ、おおさか報知共同通信社時事通信
スポニチ名古屋ニッカンデイリー


●藤井淳志
<中堅の定位置を狙う男の好調ぶりが際立っている。
この日は北海道日本ハム投手陣から、3打数3安打2打点の活躍。
1回無死三塁に先発・武田勝の速球をとらえ、
左中間突破の先制適時三塁打を放つと、
5回には同じ武田勝のシュートを左翼席へソロ本塁打>
「気持ち先っぽでしたけど、入ってくれましたね」

<さらに7回には、左腕・宮西から左翼二塁打。
単打にも見える左翼手の左に落ちた打球を見て、
すかさず一塁ベースをけり、二塁打とする好判断。
あとシングルヒットが加われば、
サイクル安打だったが、惜しくも打席は回らず>
「(サイクル安打は)今まで1度もやったことはありません」

<オープン戦6試合で23打数13安打、打率.565。
2本塁打、6打点も記録し、
フィーバーぶりはとどまることを知らないが、
どん欲に成長を目指す姿勢が好調の原動力になっている。
この日の試合後も、ベンチ裏の打撃ゲージで
立浪打撃コーチの指導を仰ぎ、
ゲームで試せなかった左打席を徹底的に練習。
帰りの車に乗り込んだのは、試合終了から約2時間後の午後6時半すぎ>
「ただ『調子がよかった』で終わらせるわけにはいきません。
試合後は何がよくて、何が悪かったのかを考えるようにしてます」

<中堅のレギュラー争いでは現在アピールに成功しているが>
「数字は意識していない。
その日その日で、与えられたところをきっちりやっていくだけです」
中スポサンスポ

●野本圭(ドラフト1位)
<7番・中堅でフル出場も4打数無安打に終わる。
うち3打席が左腕との対決で、
スライダーなど逃げていくボールに苦しめられた。
自らの力不足も認めながら、対応を誓って>
「相手が右だろうが左だろうが、
ベースの上を通るボールを打つだけ。
ボール球を振っているうちはダメです」
(中スポ)

●森野将彦
<3回1死二塁から右翼線へ適時二塁打。
オープン戦13打席目にして、ようやく初安打となった。
キャンプ中から不調が続いており、この日は居残り特打。
特大アーチを何本も放り込んでいたが、復調に半信半疑。
来週の地方球場4連戦にも出場し、感覚を取り戻す>
「今まで練習でも打球が飛ばなかったんです。
最後の方は軽く打っても、打球が飛ぶ感覚があった。
あの感覚で試合でも打てるようになれば」
(中スポ)

●立浪和義
<失策絡みで逆転された直後の9回1死、岩﨑達郎の代打で登場。
シーズン並みの集中力で臨み、カウント1-1から
坂元の低めをジャストミートしたが、右翼手の正面を突きアウト>
「いい当たりだったが? いや。打つボールじゃなかった」

<きっぱりと話すと、こう付け加えて>
「毎日、反省点もある」
(中スポ)


●山本昌
<プロ26年目がオープン戦初先発。
走者を背負いながらも、3イニングを3安打無失点に抑える>
「毎回先頭打者を出したりと、苦しかった。
四球もあったし、あまりよくはないと思います。
力を入れると高く浮いたり、ボールになったり。
結果的にたまたま0点だったけど、公式戦ではこうはいかないからね。
あまりいい内容ではなかった。
まだまだ精度も低いし調整していかないと」

<2回無死一、二塁。中田翔を3球三振に仕留めたが苦笑い>
「ピンチだったし、対戦を楽しむ余裕なんかなかった」

<スクリュー、カーブでファウルを2つ打たせて、
最後は外角低めにきっちりスクリューを落として空振り。
高橋、ボッツの連打で失点の危機に立たされ、真剣勝負。
それでも昨年から顔を合わせるのを心待ちにしていた若者との初対決。
もちろんエールを送ることも忘れず>
「いい振りをしてたし(将来が)楽しみ」

<また3回先頭・森本にカウント1-1から2つファウル、
2-2からまたファウルと粘られ、
フルカウントから内角低めを狙った真っすぐが
内に外れたときには、投げた瞬間にセンター方向を向き、
悔しげに腰に手を当て、自らをいさめた>
「ああいうところでストライクがとれないとね」

<ただ、それでも0点に抑えるのが200勝投手の真骨頂。
気を引き締めたが、キャンプからここまで実に調整は順調>
「例年通り順序は踏んでいる。
ここまで順調にはきている。課題を一つずつクリアしていきたい」

<3日に1イニング、そして中3日で登板したこの日が、3イニング。
調整途上を強調したが、これからグングン調子を上げていくのが
毎年のパターン。開幕への道筋は、はっきりと見えている>
「こうやって(登板ごとに)イニングは増えていくでしょうし、
ブルペンでも実戦に即したピッチングをしていきたい」
中スポサンスポスポニチ名古屋ニッカン

『シーズン中なら何点か取られていたという出来でした。
まだシーズンまでは3週間あるので心配はしていませんが、
もっと調整していいボールを投げられるようにしないといけませんね。
中田君との初対決は、楽しめるような状況ではなかったですが、
いい振りをしているしこれからが楽しみです。
イニングのほうは投げるごとに伸びていくと思いますし、
最終的には7、8回投げられる体力をつけて開幕を迎えたいと思います』

(山本昌公式『山本昌広ニュース』より引用)


●チェン・ウェイン
<2番手でオープン戦初登板し、5イニングを投げ2失点。
速球が140キロ台後半を連発したが>
「バランスにだけ気を付けて投げたので、
そんなに(球速が)出ている感じはなかった」

<5イニングで6三振を奪ったものの、
制球が不安定で5安打、2失点。球数も99を要した
武器の球威は問題なしだが、
走者を出した後の投球を課題に挙げて>
「基本的には悪くないけど、
セットポジションになったときの投球を
調整していかないといけない。
下半身をもうちょっと使って、
もっといいボールが投げられるようになれば」

<順調なオープン戦初登板を終えたが
突然、表情を曇らせたのは試合後だった。
WBCで母国・台湾代表が中国に敗れたことを知り>
「えっ、中国に負けたんですか?
北京五輪に続いて負けたのか。
ショック。悔しいとしか言いようがない」

<ショックを受け、雪辱の思いを燃やす。
今大会は左ひじ痛など体の不安があったために自らは出場辞退。
結果、ここまで順調にステップを踏んでいる。
成長し、台湾の顔になり、次回のWBCで借りを返す>
「自分は出ていないし、
負けてしまったので何も言えないですけど…。
ものすごく悔しいです。
アジアで一番弱くなったということですね。
でもまた中国とも試合する機会は何度もあると思う。次は行きたい。
今度は自分が出られるようになって、投げて、絶対に勝ちたい」
中スポ共同通信社

●平井正史
<3番手で登板したが、不運な敗戦投手に。
1点リードの9回2死二塁、田中を三ゴロに仕留めたはずだったが、
味方の失策で追いつかれ、さらに飯山に勝ち越し打を許す。
照れ笑いを浮かべながら、愛車に乗り込んで>
「オープン戦でよかった…というところです」
(中スポ)


◇浅尾拓也
<午前9時の少し前、静まり返っていた
ナゴヤドームのグラウンドに朝倉とともに出てくる。
野手の早出練習はよくあるが、投手の早出とは珍しい。
ほかの投手より30分ほど早くアップを始め、
森コーチと連れだってベンチ裏に消える。
裏で何をやっていたのか、内容は企業秘密。
恐らく、ブルペンでフォーム修正していたのだろう>
「言えないんです」

<オープン戦初登板だった千葉ロッテ戦では
武器のパームを西岡に本塁打されたが、
結果と内容が求められる2度目の登板へ向け、修正に必死>
「打たれましたけど、変化球は良かったんです。
課題は真っすぐ。いいとき、悪いときの差が大きい。
しっかり力の伝わった球を安定して投げられるようにしたい」
中スポ

◇近藤投手コーチ
<オープン戦7試合目となったこの日、チェンが『しんがり』登板。
これで1軍帯同の全18投手が初登板を終えた。
今後は2度目、3度目の登板となるが、初登板との違いについて>
「登板はすべてが大事だけど、
これからは本人たちもより結果を気にするようになるでしょう。
だんだんと枠が限られてくるから」
中スポ

◇堂上剛裕
<先日、雁の巣球場のスタメンに『堂上』の名が両チームに3人。
珍しい名字なため、周囲が『何か関係が』と思うのも無理はない。
本人に確認してみると、変な勘繰りを笑顔でいなす。
ちなみに兄弟の名字の読みは「どのうえ」だが、
育成選手である福岡ソフトバンク・堂上隼人の方は「どううえ」>
「(ソフトバンクの堂上隼人が)
大学(横浜商大)のときから名前は聞いたことがあります。
何も関係はありませんけど」
(中スポ<ドラ番記者>


若竜トピックス(7日)

◆ウエスタン春季教育リーグ
中日-阪神
(7日・ナゴヤ球場)
 T 112 000 200 = 6
 D 001 200 000 =3
[敗] 佐藤充
[D本] 新井、平田
[Dバッテリー] 佐藤亮太、菊地、岩田、中里、齊藤 - 前田、小川
(中スポ)

◆教育リーグ・対阪神 スタメン
1 (遊)   (4打数無安打)
2 (中)英智  (3打数1安打1打点)
3 (右)中村一生 (3打数無安打)
4 (一)新井  (4打数1安打1打点)
5 (三)堂上直倫 (4打数無安打)
6 (左)平田  (4打数3安打1打点)
7 (DH)中村公治 (4打数2安打)
8 (二)柳田  (3打数無安打)
9 (捕)前田  (2打数無安打)


●岩田慎司(ドラフト5位)
<岐阜県出身のルーキーが、『地元』デビュー。
6回、3番手でナゴヤ球場のマウンドに登ると、
2イニングを2安打、1奪三振、1四球の2失点。
速球や変化球を低めに丁寧に集め、打たせて取る投球で
その回を簡単に3者凡退に打ち取る。
たった1イニングだったが、自らの持ち味を発揮して
結果を出せたことがうれしかった>
「自分の形が出せ始めました。きょうは、それが良かったですね」

<けん制悪送球やボークとミスがあったが、
自分のピッチングをしっかり分析し、反省して>
「今日は、変化球が全然だめです。
ストレートのスピードにはこだわらないですが、
変化球がストライク入らないと…。次回がんばります」

<春季キャンプは1軍の北谷組スタートだったが、
実戦で結果を出せずに19日から2軍の読谷組に降格。
1球の大切さやプロの厳しさを痛感させられ、
出直しを誓い、コツコツと努力を重ねた末に、
ようやく見いだした光。笑顔で巻き返しを誓って>
「ここからですね」
ファームブログ、中スポ)

●佐藤充
<先発し、3イニングを投げ5安打4失点。
今一つ調子が上がらなかった自分の投球に腹立たしさを感じてる様子>
「コントロールがバラバラだった。
思ったところに投げられなかった。
変化球もストレートも全部だめ。
力のあるボールが投げられるように調整します」
ファームブログ

●新井良太
<3点リードされた4回、
カウント0-1から内角低めのストレートをジャストミート。
打球は高々と舞い上がりレフト中段に飛び込む本塁打>
「手応えは十分でした。調子は良いです」
ファームブログ

●平田良介
<4回、カウント1-2から内角高目ストレートを
強引に叩き、レフト中段に打ち込む本塁打>
「ボール球でしたが、うまく打てました。
狙ってた訳ではないですが、バットの芯で打てました。
打って、打って、一軍に行けるようにがんばります」
ファームブログ


第2回WBC・東京ラウンド、
日本代表は大事な韓国代表との一戦
厳しい闘いが予想されましたが、いざフタをあけてみると、
なんと14-2という信じられない大差を付けて、7回コールド勝ち
2連勝で、アメリカ・サンディエゴで行われる
2次ラウンドへの進出を決めました。

スカパー!でその様子を見ていましたが、
試合開始直後の東京ドームの雰囲気に、
一種異様なものを感じましたね。
自分の感覚なので、他のひととは違うでしょうが、
例えると、06年のナゴヤドーム・阪神とのCS第1戦
ほとんどのファンがホームチームを応援し、
緊張感とともに、一球一球にドーッと沸き上がるスタンド。
特に不振を極めていたイチロー(マリナーズ)からの
いきなりの3連打で先制したときは、ホントに凄かった。
そのムードにも、飲み込まれたキム・グァンヒョン
さらに狭い東京ドームも手伝っての序盤一挙の大爆発
まあ福留(カブス)にも初安打も出ましたし、
まずはおめでとうというところでしょう。


それはさておき、ナゴヤドーム
今週、そして来週と週末のオープン戦は、
北海道日本ハムとの2連戦が組まれていますが、
ナゴヤラウンド第1戦は、先制三塁打に中押し本塁打と
この日も大当たりの藤井の活躍で、3-2とリードしながら、
最終回、前の回にも1点を失った3番手・平井が捕まり、
2死二塁から、田中を三ゴロに仕留め、
ゲームセットとなるはずが、サード・森野悪送球
同点に追いつかれると、続く飯山
センター前に弾き返され、逆転タイムリー
守りきれずにひっくり返され、黒星を喫することとなりました。

まあ先日も同じような展開で、
逆転負けを喰らったパターンがありましたが、
9回2死まで行ったなら、逃げ切ってもらわないと。
しかもセットアッパーのベテラン・平井が投げていたうえ、
エラーを犯したのが、今オープン戦精彩を欠く森野
まあ13打席目にして、ようやく初安打をマークするなど、
まだまだ調整途上といえば、それまでなのですが、
故障明けの選手でもない上、主力なわけですし、
みっともないところはあまり見せてほしくないなと。
そろそろ本来の「動き」を取り戻してくれよ、と願いたいです。


残念な結末となったゲームでしたが、
その一方でうれしかったことは、荒木選手会長の復帰ですね。
そろそろ出るかも?というコメントを
前日に残していましたが、ついに実戦初出場
試合前、『1番・ショート』の場内アナウンスが流れると
ナゴヤドームのスタンドからは、大歓声がわき起こったとのこと。

地元でのショート初お披露目となりましたが、
結果的には、まずまずの好発進
注目の守備では、いきなり初回に
2番・田中のゴロを無難にさばくと、
その後3つのゴロと1つのライナーを処理。
キャンプ中に練習に取り組んだ、岩﨑達郎との
『イワアラコンビ』によるゲッツーこそなかったものの、
「いつもと風景が違うところ」で守り、
「すごい緊張感」のなか、さすが名手というところを見せたもよう。
さらに左肩痛の影響で、調整が遅れていた打撃でも
初回、持ち前の積極的な初球打撃で、
いきなり中前打を放つと、すかさず二塁へスチール。
敵失を誘って三塁を陥れると、続く藤井の三塁打で生還。
切り込み隊長としての役割を果たすと、
続く3回の第2打席も初球を打って中前打。
5回の3打席でお役ご免となりましたが、
実戦初戦で、いきなり2安打1盗塁の活躍。
主力としての貫禄を示し、地元ファンを安心させたようです。


ショート・荒木初見参。今朝の中スポなどにも、
新たなショートのポジション
ゴロを軽快にさばく
荒木のフォトが
ありましたが、
まずは復帰したことで、
開幕へ向けて、
チームの不安要素が1つ消えましたね。
守り勝つ野球復活へのポイントの1つが、二遊間コンバート
井端の復帰はまだ先とはいうものの、
キャンプ前は、二塁・井端以上に
不安モードが強かった「ショート・荒木」
実戦を通じ、まずまずの収穫を得たことは、
荒木にとっても、チーム構想においても、前進といえるところでしょう。

まだ本人には、違和感があるとはいうものの、
あとは実戦の中で感覚を養い、自信を付けていってくれれば。
一時は開幕も危ぶまれた荒木ですが、
思ったよりも早かった復帰は、とても喜ばしい限り
開幕まであと約4週間弱、今後も攻守の動きに磨きをかけ、
ベストな状態の選手会長に仕上がることを期待したいです。

2009年3月 7日 (土)

吉見順調開幕へグイッと、野本魅せてGに雪辱!

前日に続いてのナゴヤドームでの
巨人とのオープン戦は、5-3と逃げ切り勝利。
大敗の借りをしっかりと返しました。
投げては先発・吉見一起安定感ある投球で5イニング2失点。
開幕投手の座をグイッと引き寄せる好投をみせると、
打線では4番・ブランコが先制打に右方向弾と2安打2打点。
また巨人戦初登場となるルーキー・野本圭
2安打1盗塁、さらに好捕と走攻守でアピールしたもよう。
その他堂上兄弟活躍など、この日のドラゴンズをまとめました。

◇オープン戦
中日-巨人
(6日・ナゴヤドーム)
17125人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日 ×
[勝] 吉見(1試合1勝)
[S] 清水昭信(2試合1S)
[D本] ブランコ2号
[Dバッテリー]
吉見、ネルソン、金剛、清水昭信 - 小田、小山

◇オープン戦・対巨人 スタメン
1 (遊)   (4打数無安打)
2 (中)野本  (4打数2安打)
3 (DH)森野  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ (3打数2安打2打点)
5 (左)和田  (2打数1安打)
6 (右)イ・ビョンギュ (3打数無安打)
7 (三)堂上直倫 (3打数1安打)
8 (捕)小田  (1打数無安打)
9 (二)岩﨑達郎 (2打数1安打1打点)

【ゲームレビュー】
先発・吉見の好投で快勝。順調な仕上がりをみせた
吉見は低めへの制球がよかった。
フォークの切れもあり、緩急自在。
5回に2点を失ったが、安定感があった。
ブランコが、先制打と中押しのソロ本塁打で、4番の役割を果たした。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

ドラゴンズトピックス(6日)

○吉見一起

<ナゴヤドーム・巨人とのオープン戦で快投。
先発で5イニングを投げ、5奪三振2失点ながら、
精度アップを目指しているフォークボールが威力を発揮。
スライダーやパームボールとの組み合わせで、
昨季の優勝チームをきりきり舞いさせる。
今年ではMAXとなる146キロもマーク。
球数はわずか74球。結果以上の内容の良さに
いつも謙虚な男が珍しく胸を張って>
「順調にきているとは思う。
打たせて取る投球で、球数も少なくできました」

<1回に巨人の新外国人・アルフォンゾを
三振に仕留めるなど、1、2回を3人で片付けると、
3回は坂本の左前打の後、中井大介、加藤を連続三振。
いずれも、今季の決め球にするべく
磨きをかけているフォークで奪ったもの。
打たせて取ることを意識しながら、緩急をうまく使って
4回まで1安打で5奪三振無失点と好投。
さらなる飛躍へ向け、フォークの精度アップを
今年の課題にしていたが、初のオープン戦で完ぺきにクリア>
「だいたい思ったところに投げられ、スタミナも問題なかった。
フォークも操れている。去年から手首の振り方とかを修正した。
手首を意識して投げています。コースを狙いすぎないようにもしています」

<球数70球を降板のめどにしていたため
本人も『予想外』の5回も続投したが、
先頭のイ・スンヨプに右前打を許し、
田中大二郎に初球の直球をうまく左へ運ばれる。
その後、1死一、三塁から中井に左中間を破られ
2点を失ったが、これも初球の直球。
漠然とストライクを取りにいった失投を悔やんで>
「5回は初球を何となく入ってしまった。
ボールにするのか、勝負にいくのか、
どういうコースに投げるのか、中途半端が2つあった」

<ミスで2失点した以外は完ぺき。順調な仕上がりを見せる。
昨年10勝を挙げ、さらなる飛躍が期待される
4年目の右腕は納得の表情を浮かべて>
「結果も大事だが、この時期にしか試せないことがある。
去年とは違う気持ちで入れている。去年は結果が欲しかった。
今年はいろいろ考え、いろいろ試しながらやっている。
打たれても、課題がみつかればいい。今日も収穫があった」

<球の切れを出すため、意識的に体重を絞るという努力もしていた。
最大91キロだったが、現在は87キロ。
ベスト体重に近づき、調子は上がりつつある>
「昨年の一番いいときで、確か、86キロくらいでしたね」

<自身初となる開幕投手の有力候補に挙がりそう。
この日は金曜日。1週間後の13日の試合はないが、
その後、毎週金曜日に中6日ペースで登板を続ければ、
開幕戦である4月3日の横浜戦(ナゴヤドーム)で登板することに。
それでも目の前を見すえて>
「先のことは見ないようにしています」

<社会人時代をトヨタ自動車で過ごしたが、
野球で結果を残す以外でも、プライベートで恩返し。
早ければきょう7日にも、トヨタの高級車でもある
レクサスが納車されるのだという。
キャンプ前に注文していただけに、楽しみな表情>
「本当にお世話になったし、恩返しがしたいんです」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋

○小田幸平
<先発・吉見とバッテリーを組み、投球を評価>
「吉見は考えながら投げてくれている。
いろんな球があるし、切れも良かった」

<フォークの精度アップに成功したことで、
得意にしていたパームとの組み合わせが威力を発揮できる。
球速はフォークが130ロ前後で、パームはそれより5キロほど遅いが>
「きょうはフォークとパームは同じくらい投げさせた。
どっちがどっちか分からないと思う」
中スポ時事通信

◇筒井スコアラー
<スライダー、パーム、フォークと3本の矢が完成した吉見を分析>
「見分けがつかないと思います」
中スポ

○森バッテリーチーフコーチ
<ほぼ完ぺきな投球をした吉見について>
「投げ間違いさえしなければ(抑えられる)」
中スポ


○マキシモ・ネルソン
<2番手として6回にマウンドに上がると、
MAX149キロ直球を中心に2イニングを3奪三振零封。
ともに安打の走者を許したが、7回無死一塁での
坂本の投前バントを難なく処理。
何より19球のうち見逃しボールがわずか3球という
制球の良さが目立った。それでもどん欲なところを見せて>
「もっと制球をよくしたい」
(中スポ)

○金剛弘樹
<3番手として、8回にマウンドに上がると、
先頭・松本を切れの鋭いフォークで空振り三振。
これでホッとしたわけでもないだろうが、
続く谷佳知に初球をバックスクリーンに運ばれる。
その後アルフォンゾ、代打・木村拓也を4球で料理しただけに
なおさら悔やまれる1球となり、歯ぎしり>
「ストライクをほしがってしまった。
ボールでもいいという気持ちがあれば、違う結果になっていた」
(中スポ)

○清水昭信
<9回にマウンドに上がり、無安打投球で最後を締める。
2死から加地前に与えた死球を反省して>
「インコースを厳しく行こうと思って、上体が突っ込んだ。
ゴロアウトで(2つ)打ち取れたんで、内容は悪くありません。
それだけに死球がもったいなかったです」
(中スポ)


○野本圭(ドラフト1位)
<巨人とのオープン戦に『2番・中堅』でフル出場。
4打数2安打と好調な打撃に加えて、オープン戦初盗塁も記録。
走攻守で光ったが、最も胸を張ったのが7回の走塁だ。
無死一、二塁となった後、堂上剛裕の放った打球は
ふらふらと遊撃手の頭を越えて浅い中前打。
遊飛と思ったか、堂上剛裕が打席で天を仰ぐ中、
抜群のスタートを生かして、二塁から一気に本塁を陥れる。
オープン戦とはいえ、1点リードの終盤の貴重な得点に>
「試合の流れを左右するプレー。
日ごろから言われていた通り、
外野手のポジションをしっかり確認していました。
外野はそんなに深くなかったけれど
(堂上剛が)打った瞬間、落ちると分かった。
キャンプ中には走塁ミスもあった。
当たり前なのかもしれないけれど、自分の中ではよく走れたと思います」

<4回にはラミレスの左中間への当たりを
フェンス際で飛びつき好捕。ベンチで吉見に礼を言われたという>
「クッションでは長打になっていた。
キャンプでずっとやってきたことが出た感じです」

<また左のワンポイント投手との対決を初体験。
8回1死一塁で送られた左腕・古川祐樹に変化球で攻められ空振り三振>
「インコースのシュートが厳しかった。
打つか見送るか半々な気持ちではなくて、
この球は見送ると決めたり、ねらい球を絞らないと厳しいですね」

<6回、代打に立った恩師の立浪に送られた歓声に感銘を受けた>
「ベンチの外ではもっと聞こえたはず。
でも、ベンチの中で聞いても鳥肌が立ちました。
立浪さんはこれだけ愛されている選手なんだと。
そして、自分もそうなりたいと。
プロ野球選手でしか味わえないことでうれしい。是非、期待に応えたい」

<だからこそ、まだまだ自分のパフォーマンスに満足しない。
初回には左中間を破る二塁打で先制点につなげたが、表情を引き締め>
「結果的にヒットも出たが
(ほかの打席で)低めのボール球に手を出しすぎています。
これで満足しているとレギュラーもとれない」
中スポサンスポ

○立浪和義兼任コーチ
<この日の試合前にも自らのティー打撃をお手本に見せた
野本が4打数2安打。成長するまな弟子に『初』を感じる>
「初めてじゃないかな。しっかり間を取って打てたのは。
最初の打席の1、2球を見て
『タイミングが合っているな』って思ったけど、
3球目に結果が出た(左中間二塁打)。これを続けてほしいね」

<試合後は藤井を相手に打撃投手を務めたが>
「肩? 壊れたっていいんだよ」
(中スポ)

○トニ・ブランコ
<3回無死、右翼席へソロ本塁打を放つ。
巨人・東野の135キロ外角寄り直球をとらえた打球は
詰まりながらも大きな弧を描いて、
竜党の陣取る右翼席へ舞い降りる。
昨年までの主砲・ウッズの一発を思い出させるようなアーチ。
指揮官のアドバイスを守って出た、手応え十分のひと振りに>
「タイミングさえ合えば、ライトでもレフトでもスタンドまで飛ばせるよ。
タイミングは合わなかったんだけどね。それでもだいぶ良くなってきてる。
試合前には落合監督から
『もう少しスタンスを狭くして楽に構えろ』と言われた。
ホームランの後には(監督から)
『いまのスタンス、スイングを忘れないように』と言ってもらった。
確かにボールも見極められるようになったし、
軸足に体重も残せるようになった。
続けていきたいし、感触は良くなっているよ」

<1打席、いや1球ごとに知識を蓄えている。
初回2死三塁では、内角直球に詰まったものの、右前に落とす先制打>
「準備が遅れた。詰まったが、
チームに点が入ったという結果を前向きに考えている。
いつもセンターからライト方向を意識して打席に立っているんだ。
内角球は体が反応して自然に打てる」

<2番手の栂野と対した第3打席では、
低めのボールになる変化球を2つ振らされ追い込まれたが、
続く空振りを奪いにきた変化球には手が止まる。
しかしフルカウントで投げてきた、高めから
ストライクゾーンに落ちてくるカーブに手が出ず見逃し三振。
予想外の配球も今後を考えるといい研究材料>
「(見逃しの)1球前の(変化球を打った)ファウルが
タイミングが合っていたので、もう(変化球は)ないと思っていた」

<ライバル・巨人との2連戦。
前日は金刃に2打席封じられたが、この日は2安打1本塁打。
2試合で7打数4安打と、強烈な印象を与えて>
「オープン戦は初めて対戦する投手ばかりなので、いい勉強だよ。
配球などとても参考になる」
中スポおおさか報知ニッカンデイリー

◆嶋田スコアラー(阪神)
<オープン戦2号を放ったブランコについて>
「キャンプで見た時より、ずっと良くなってる。
ああいうコースに来たらパワーがあるから運ばれる。
あのボールをあそこまで飛ばすんだから、注意しないと」
ニッカンデイリー

○堂上直倫
<7番・三塁で先発出場。
前夜、九州から帰った2軍は休養日。
1日限りの『1軍復帰』となったが、
2回無死、左中間フェンス直撃の二塁打を放つ>
「(カウント2-1と)追い込まれていたけど、うまく打つことができました」

<二塁上で、同期の巨人・坂本と言葉を交わす。
面識はほとんどないが、1位と外れ1位という因縁はある。
2年目の時点でその『序列』は入れ替わってしまったが>
「坂本? まだボクはそのレベルじゃないですから。
自分よりもいい打者を見ると、やる気が出てくるんですよ」
(中スポ)

○堂上剛裕
<1点差に詰め寄られて迎えた7回無死一、二塁、
初球を鋭く振り抜くと、ふらふらと上がった打球は
遊撃手の頭を越えて、中前に落ちる適時打に。白い歯を見せて>
「気持ちで持っていった感じです。
あんな当たりでも安打になってうれしい」

<きょう7日以降も1軍ベンチ入りする予定>
「外野争いは激しいけれど、チャンスです」
(中スポ)

○小池正晃
<途中出場で2戦連続の適時打。
7回無死一、二塁から中前に弾き返して>
「きょうは内容、結果ともによかったですね。
(一塁の守備に就き)内野? まだ距離が近くて怖いですが、
そんなこと言っていられません」
(中スポ)

○岩﨑達郎
<2回1死三塁、東野の速球を鮮やかに中前に転がして、
貴重な追加点。今季オープン戦初打点をマークして>
「やっと打点がつきました。
ヒットがつけば、クリーンヒットでもなんでも」
(中スポ)


◇荒木雅博
<この日の試合前、他の選手と同じように練習を行い、
故障個所の左肩や動き自体に問題はない。
あとはオープン戦に出場するか、どうかという段階。
早ければあす8日の北海道日本ハム戦に出場予定>
「あした出ることはないですが、そろそろと思っています」
(中スポ)

◇井端弘和
<同じく右目の異常で故障上がり。
17日に予定されている練習試合の阪神戦で復帰予定>
「動きに違和感はないけど、休んでいた分体力がない。
その辺をクリアしていって、試合に出ようと思っています」
(中スポ)

◇谷繁元信
<腰痛による故障明けのため、オープン戦まだ出場なし。
14日の北海道日本ハム戦(札幌ドーム)辺りの出場が濃厚>
「状態に不安はないけど、まだクリアしたいことがある」
(中スポ)


◇落合監督
<試合前のメンバー交換を終えると、
この日二塁塁審を務めた井野審判部長を呼び止める。
身ぶり手ぶりをまじえ話しかけた内容は、15秒ルールによるもの。
いったんボールを宣告された投手が、それからなお15秒間、
投球動作に入らなかったら、もう一度『ボール』が宣告されるのか
どうかということのよう。井野部長が
『そこ(最初のボール宣告)から先は考えていません』と言うと>
「でも(さらに15秒たっても)サインが決まらなかったらどうなる」

<さらに『故意15秒ルール破り』宣言まで飛び出し、
井野部長は苦笑い。実際にはそんな場面は訪れなかったが>
「(オープン戦の)今しかできない。きょうやるかもしれないからよろしく」
(中スポ、<ドラ番記者>

◇新入団選手披露09(公式ブログ)
◇新人野本が二塁打(ニッカン)
(今季から中日に新加入した選手、コーチ陣ら計18人のお披露目が
この日、ナゴヤドームでの巨人とのオープン戦前に行われたが、
古巣に8年ぶりに戻った中村武志捕手コーチは、
ベンチからグラウンドに飛び出す際に、
段差に足を取られてつまずいてしまい、苦笑い)

◇荒木雅博選手会長
<この日、名古屋市内のCBCホールで行われた
毎年恒例の激励番組『ヤナセスペシャル
「がんばれドラゴンズ2009」』の公開収録に18選手が参加。
こうあいさつすると、クイズ対決や新人紹介などで盛り上がる。
今月29日の午後4時からCBCテレビで放送される予定>
「オフに主力が抜けて、ファンの方は心配されたと思いますが、
キャンプで選手個々が着実にパワーアップしています」
(中スポ、カメラブログ


◆落合監督大喜び 福嗣 歌手デビュー!!(中スポ)
(中日・落合監督の長男で大学生タレントの落合福嗣
歌手デビューすることになった。オカマタレントのKINYAが結成した
男女10人からなる新ユニット『KINYA&Alphaプロジェクト』の一員として
12日にCD&DVD「摩天楼ブルース」を発売することになり、
6日に東京・渋谷のO-WESTで歌声を披露。
歌手デビューに両親も喜んでいるそうで、CDを聞いた父親からは
「おう、よくわかんないけど、いいじゃないか」と激励されたとか)


前日の今季初対戦では、大敗となってしまいましたが、
この日は九州から戻ってきた若竜たちが、
休日返上でスタメンに名を連ねた打線が、効果を発揮
初回、4番・ブランコが詰まりながらも
右へ持って行くタイムリーで先制すると、
2回にはこの日スタメンの堂上直倫が二塁打で
口火を切って、岩﨑達郎中前タイムリー
さらに3回には、またもブランコ
外寄り真っすぐを逆らわずに叩くと、
まるでウッズのような右方向へと放り込む2号アーチ
小刻みに得点を奪っていく一方で、
先発した吉見が持ち味を発揮。
「おかわり」で続投になった5回に、2点こそ失ったものの、
それ以外は安定した投球を披露し、存在感をアピール。
さらに1点リードで迎えた終盤7回には、
野本の好走がアシストした堂上剛裕中前タイムリーと、
途中出場の小池のタイムリーで突き放し、5-3
8回に3番手・金剛谷佳知に一発を浴びたものの、
最終回はセットアッパー候補の清水昭信が締めて、ゲームセット。
5-3と逃げ切り勝ちし、巨人に前日の借りをしっかりと返しました。


前日の大敗が、かなり頭に来たもので、
この日は必ず勝ってほしい。
その割にはスタメンに、好調の藤井の名前がなく、
谷哲也、野本、堂上直倫らが起用され、
開始直後はどうなることと思いましたが、
元気の良い『休日返上組』が加わったことで、
この日の打線は、活気が出ていたようですね。
さらに新外国人のブランコが、先制打に一発と2安打2打点
徐々にながら、日本野球に慣れはじめているようで。

そんな印象を得たゲームでしたが、
やはりピッチャーが良いと、ゲームが締まるというもの。
特に、先発で登板した吉見が、
5イニングを投げ、4安打5奪三振無四球2失点。
制球よく直球を低めに集め、打たせて取るという
実にらしい投球で、存在感をアピール。
開幕投手の座を、グイッと引き寄せたようです。

三色変化球で開幕へ。先日まさかの5失点を
喰らった朝倉
暴れ馬が復活したものの、
それ以上に荒れた中田
地元に戻ってのオープン戦で、
開幕投手候補の面々が
今イチの投球を見せていただけに、
吉見はどうなのかな?と
少々心配していましたが、
負の連鎖をきっちりと断ち切ってくれましたね。
特にこの日は、今春精度アップに取り組んでいる
フォークボールが威力を発揮。
スライダー、パームとのコンビネーションも冴えるなど、
キャンプでの成果に収穫を得ていたよう。
両サイドに投げ分け、低めに集める制球力。
それが持ち味の吉見ですが、動ずることなく安定すれば、
これぐらいの力を発揮してくれるのは、当然というところ。
それでもシーズンでも相対するであろうライバル相手
しっかり結果を残せたのは、大きいことと思います。
その上で浮かれることなく、反省点も得たのもプラス。
2ストライクと追い込んでからの投球、
さらに走者を置いたときの初球の入り方。
漠然とストライクを取りにいくことなく、
「より考えて投げること」が必要なのでしょうね。

このままの調子で開幕を迎えられればベストですが、
「投げ間違いさえしなければ」大崩れしない吉見が、
森コーチら首脳陣に、頼もしく映っているのは確か。
4週間後の先発マウンドに立つことになるのか、楽しみです。


一方、打線のなかでは、
前日は「お休み」だったルーキーの野本
この日の試合前、新入団選手披露があったようですが、
特に期待が集まるドラフト1位。
4打数2安打、1盗塁に、ジャンピング好捕と
走攻守にアピールしたようですね。
今朝の中スポなどでも触れていましたが、
読んでいてうれしかったのが、7回の好走塁
自ら四球を選び、二塁へスチール。
さらに迎えた堂上剛裕の遊撃後方にふわりと上がって
中前に落ちた当たりで、好スタートを切り一気に生還。
その際のコメントが、実によかったですね。
「外野手のポジションをしっかり確認していました。
外野はそんなに深くなかったけれど、打った瞬間、落ちると分かった」

キャンプの練習試合では、相手野手のフェイクにひっかかり、
ボーンヘッドを犯してしまったルーキーですが、
しっかりと成長の跡が伺えるのは、とてもうれしいですね。

この日欠場のライバル・藤井とのレギュラー争いは、
今後もより熾烈になりそうですが、
しっかり食らいつき、さらなる火花を繰り広げてほしいです。

2009年3月 6日 (金)

久本スタミナ切れ川井炎上、今季初G戦は大敗。

連日ナゴヤドームでのオープン戦を重ねるドラゴンズ
今季初顔合わせとなった巨人との一戦は、
開幕1軍を狙う久本、川井が打ち込まれ、一方的な展開に。
完封負けこそ阻止しましたが、3-9の大敗となってしまいました。
そのゲームの話題を中心に、この日のドラゴンズを。

◇オープン戦
中日-巨人
(5日・ナゴヤドーム)
14931人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日
[敗] 久本(1試合1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
久本、川井、高橋 - 小山、清水将海

◇オープン戦・対巨人 スタメン
1 (中)藤井  (3打数2安打)
2 (二)岩﨑達郎 (4打数無安打)
3 (三)森野  (2打数無安打)
4 (DH)ブランコ (4打数2安打)
5 (左)和田  (1打数1安打)
6 (右)イ・ビョンギュ (2打数無安打)
7 (遊)デラロサ (4打数無安打)
8 (捕)小山  (1打数1安打)
9 (一)新井  (3打数1安打)

【ゲームレビュー】
投打に精彩がなく大敗
先発・久本、2番手・川井ともに球威がなかった。
簡単に安打を許し、大量失点した。
打線は4併殺打。9回、小池の適時二塁打と相手ミスで3点を返しただけ。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア

ドラゴンズトピックス(5日)

●久本祐一

<巨人とのオープン戦に先発し、4イニングを投げて5安打4失点。
3回までは緩急を使い、4奪三振で内野安打1本、
計45球で0点と、テンポよく抑えていたが、
雲行きが怪しくなったのは4回。
先頭のラミレスに2-1からの外の変化球を強振せずに当てられ、
右翼線にぽとりと落ちる不運な安打を浴びると、
巨人の意図のある打撃に、集中力を奪われ、
坂本に浴びた先制二塁打に押し出し四球、松本哲也の2点打と
打者一巡の猛攻を許し、4失点。
このイニングだけで実に38球を放り、ぐったりうなだれる>
「見たとおりです。あんな感じ。
スタミナです。それがすべてです。
相手の攻撃はうまかった。それは意識せずに投げたつもりだったが」

<ただ、光明も見えている。
3回までを振り返り、収穫を口にして>
「チェンジアップとカーブで三振も取れたし収穫もあった。
(次の登板で)頑張ります」