35 2009シーズン

2009年10月12日 (月)

中日81勝62敗1分、落合退場後味悪い最終戦。

4月3日から始まった2009年の公式戦も今夜で最後。
ドラゴンズもついに144試合目を迎えました。
最終戦は、神宮球場での東京ヤクルトとのナイトゲーム。
6日後のクライマックスシリーズで相対するだけに
その前哨戦も兼ねるゲームとなりましたが、
2点リードで迎えた7回ウラにまさかの展開
3番手で登板した山井が捕まり、犠飛で1点差に詰め寄られると、
デントナに左翼ポール際に逆転2ランを被弾。
さらにこの判定に猛抗議した落合監督が遅延行為で退場
吉見の単独最多勝も消えたうえ、後味悪い逆転負け
CSに向けて、弾みを付けることができませんでした。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 最終戦
(11日・明治神宮野球場 | 中日11勝13敗)
22026人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ヤクルト ×
[敗] 山井(17試合4敗2S)
[D本] ブランコ39号2ラン
[Dバッテリー]
チェン、吉見、山井 - 谷繁

◇対東京ヤクルト最終戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数1安打).306
2 (二)荒木  (3打数無安打).270
3 (三)森野  (4打数1安打1打点).289
4 (一)ブランコ (4打数1安打2打点).275
5 (左)和田  (4打数無安打).302
6 (捕)谷繁  (3打数1安打).208
7 (右)野本  (2打数1安打).251
8 (中)英智  (3打数無安打).215
9 (投)チェン (1打数無安打).125

PH (打)立浪  (1打数無安打).318

【イニング経過】
<1回・中日> P・山本斉(プロ初登板・初先発)
井端外直球投手グラブ弾くも遊バックアップゴロ、
荒木外低め直球見三振、森野外カーブ手が出ず三振


<1回ウラ・東京ヤクルト>
P・チェン(中7日・東京ヤクルト戦今季初登板)
福地内直球一飛、
野口外高め直球中後方ライナー・英智掴み損ないエラー、
畠山外直球流し打ち右前打、
1死一、三塁から、デントナ内スライダー空三振、
2死一、三塁から、志田外直球見三振

<2回・中日> P・山本
ブランコ外フォーク右飛、和田中フォーク引っかけ遊ゴロ、
谷繁外高め直球・センターオーバーフェンス直撃二塁打、
野本内見て四球、
2死一、二塁から、英智外カーブ遊ゴロ6-4二封


<2回ウラ・東京ヤクルト> P・チェン
川本内スライダー空三振、吉本外直球空三振、
鬼崎裕司中高め直球三球空三振

<3回ウラ・東京ヤクルト> P・チェン
山本外直球空三振(6者連続)、
福地外直球詰まり遊ゴロ、野口11球粘り四球、
畠山初球野口二盗、畠山内スライダー外れ四球、
2死一、二塁から、デントナ内高め直球空三振

<4回ウラ・東京ヤクルト> P・吉見(中7日)
志田中シュート一ゴロ、
川本中スライダーバット折りながら中前落とすヒット、
代打森岡外シュート遊正面ライナー、
鬼崎中シュート左前落ちるヒット、
2氏一、二塁から、山本中直球一ゴロ

<5回・中日> P・山本
谷繁初球中直球左飛、野本外シュート左前打、
英智エンドラン二ゴロ進塁打、
2死二塁から、吉見中フォーク詰まり三ゴロ


<5回ウラ・東京ヤクルト> P・吉見
福地中低め直球中飛、
野口初球外高め直球ライトオーバー二塁打、
畠山初球内シュート遊ゴロ、
2死二塁から、デントナ外低めフォークハーフスイング三振

<6回・中日> P・山本
井端内直球引っ張り左翼線二塁打、荒木投犠打、
1死三塁から、
森野外フォーク・
しぶとく一二塁間破る適時打(=109打点)(D 1-0 S)

1死一塁から、ブランコ中高め直球打った瞬間・
弾丸ライナー左翼席飛び込む2ラン(=110打点)(D 3-0 S)


<6回ウラ・東京ヤクルト> P・吉見 右・平田
志田内シュート遊右抜く中前打、
川本外フォーク当てて三遊間抜くヒット、森岡投犠打、
1死二、三塁から、鬼崎外シュート左方向ライナー・
和田チャージスライディングキャッチも
ボールこぼれ適時打・二走志田生還(D 3-1 S)
一走川本二三塁間立ち止まり三塁タッチアウト、
代打ガイエル5球目吉見暴投・鬼崎二進、
2死二塁から、ガイエル内直球ズバッと見三振

<7回・中日> P・松岡 捕・中村悠平
英智中フォーク右飛、代打堂上剛裕中直球遊正面直、
井端内直球バット折れ三ゴロ


<7回ウラ・東京ヤクルト> P・山井
福地外スライダー左翼線落ちるヒット、
野口初球福地二盗、野口5球目吉見暴投福地三進、
野口外直球外れて四球、
無死一、三塁から、畠山外直球打ち上げ右犠飛(D 3-2 S)
1死一塁から、デントナ初球内高め直球ジャストミート・
左翼ポール巻いていく2ラン本塁打(D 3-4 S)
ビジョンに映ったVTR見て落合監督出てきてファウルと抗議・
森コーチも加わる・落合監督ナインに引き上げろのジェスチャー、
森コーチ激高審判団に詰め寄る・
ベンチからコーチ選手が飛び出しもみあい寸前。
ナインベンチに下がりその後も落合監督抗議続く・
結局17分間に及んだが判定覆らず・落合監督遅延行為で退場

<8回・中日> P・松岡
荒木内直球打ち上げ中飛、森野初球スライダー二ゴロ、
ブランコ中フォークボテボテ一ゴロ


<9回・中日> P・押本
和田外スライダー伸びなし中飛、谷繁詰まり遊ゴロ、
代打立浪(レギュラーシーズン最終打席)
カウント1-2外低め直球打ち上げ二飛
試合終了。
終了後東京ヤクルト宮本から花束贈呈・立浪宮本にバットを手渡す、
立浪球場引き上げる際左翼スタンド・三塁側へ深々あいさつ



【ゲームレビュー】
逆転負けで今季最終戦を飾れなかった
継投失敗。7回に登板の山井が打たれた。
畠山の犠飛とデントナの逆転2ランでひっくり返された。
今季東京ヤクルト戦は11勝13敗で2年連続負け越し
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


クライマックスシリーズに向けての
前哨戦という形になった神宮でのレギュラーシーズン最終戦
しかし相手は宮本、青木といった主力を温存。
まあ手の内を隠すといった意味もあったでしょうが、
一方のドラゴンズは、記録もかかっていることもありほぼベストの布陣。
ところがプロ初登板の山本に、5回までわずか2安打。
手こずった印象もありましたが、6回ようやく中軸が爆発
井端が出て荒木が送って、森野1打点、ブランコ2ラン。
仲良く打点王を分け合えなくはなったものの、3点を先制
そのウラ吉見が1点こそ失ったものの踏ん張って、ここまではシナリオ通り
あとは7回山井、8回浅尾、そして9回は
久々にベンチに入って、ブルペン投球も行った岩瀬…?
そんな期待を胸に、立浪「ラスト神宮」を楽しんでいましたが、
7回ウラ、思いも寄らぬ展開が待っていたなと。

制球不安定な山井が、先頭・福地を出すと、
二盗、暴投であっという間に三塁に進まれ、野口に四球。
続く畠山には犠牲フライを浴びてしまい1点差。
さらにここまで3三振のデントナに、甘い初球をガツン。
左翼ポールを巻く2ランを浴び、まさかの逆転
吉見17勝目が吹っ飛ぶとともに、
さらにその判定を巡って落合監督が猛抗議のうえ、遅延行為で退場
その後スタンドはやや険悪な空気のなか、
迎えた立浪のレギュラーシーズン最終打席は、9回2死からの代打。
外角低めのストレートを打ち上げ、二塁フライに。
試合後、左翼席と三塁側スタンドの前で深々と一礼。
もらったラストボールも左翼席に投げ入れて
22年間の公式戦ラストゲームを締めた立浪でしたが、
その部分こそ感慨深かったものの、
ゲーム全体として「後味の悪い」黒星に。
5日後に迫った決戦にやや遺恨も生じそうな結末となりました。


立浪のレギュラーシーズンラストということもあり、
神宮球場の外野自由席は超満員
ドラゴンズ戦でこんなに埋まったのは、
久々だなと思いながら、内野席から観ていましたが、
7回表までは完全なドラゴンズペースだったにも関わらず、
うまくゲームが進められずに、まさかの逆転負け

指揮官覚悟の退場。デントナのポール際の2ランが
やれファウルだとかいう騒ぎになりましたが、
それよりも、それまでボール球を振って
3三振だったデントナ
初球いとも甘いボールを投げ、
飛ばされた山井
そこに問題があったんじゃないかなと。
それにしても今回の背番号29は、まさに不調
8月の神宮ではリリーフで
会心の投球を見せてくれましたが、
それに比べると、
制球がかなり不安定でしたね。
岩瀬の状態次第ではセットアッパーを任されるであろう右腕
しかしこの日のような状態では、うーんという感じ。
たかが1試合とはいえ、短期決戦では不調になると命取り
もともとポストシーズンには強い投手だけに
その辺の信頼はありますが、
今後しっかり調整していかないといけないでしょう。

また先発のチェンに関しては、文句なし
3回に連続四球を出してややもたつきましたが、心配なし
右打者の内を突く投球ができれば、CSも十分にイケルのでは。
その一方で、吉見の方はやや心配
17勝目を挙げるべく、4回から登板したものの、
ストライク、ボールがハッキリしたうえ、フォークが決まらない。
さらにファーストストライクを積極的に叩かれる始末。
それでもらしい粘りもあって、1失点には凌いだものの、
CSに向けては、この日も課題をもらったのでは。
惜しくも単独最多勝を逃すこととなった吉見ですが、
右の軸として、ポストシーズンを投げ抜くためにも、
次回までにうまく修正して、決戦を迎えてほしいです。


ところで、この日でレギュラーシーズンが終了
エース主砲が抜けたこともあり、
一体どうなるのかと思われた今季のドラゴンズ
それでも81勝62敗1分けと、
前年以上の頑張りこそ見せたものの、
上には上がいて、首位・巨人とは12.5ゲーム差の2位
交流戦以降、一気に調子を上げ、
必死に「追いかけた」ものの、終盤に失速してしまい、
最後は目前胴上げという屈辱を味わうこととなりました。
巨人に独走を許してしまったのは本当に悔しいですが、
今季の戦いはまだ終わったわけではなく、
落合監督いわく、これからが「本当の戦い」。
17日からは地元・ナゴヤドームで3位・東京ヤクルトを迎え撃つ、
クライマックスシリーズ第1ステージが始まります。
この日の前哨戦は、やや不完全燃焼で終わったものの、
今後の5日間で切り替えて、しっかりと返り討ち
そしてリベンジの地・東京ドームでの
第2ステージへと、しっかりと歩を進めてほしいですね。

いくら相手が5割に満たないチームとはいえ、
何が起こるかわからない短期決戦だけに、
油断していたら、足をすくわれてします。
レギュラーシーズン以上に
気を引き締めて、一戦一戦に全力を傾ける
さらにホームチームの地の利を生かして、
うまく勢いの波に乗ってほしいですね。
そしてレギュラーシーズンこそ、力の差を見せつけられたものの、
やり返せるチャンスをしかと活かして、
厳しい戦いに勝ち抜き、必ずや日本シリーズへ。
そのためにも、これからの5日間でしっかり準備をして、
自信を胸に、最後の決戦に臨んでほしいと願います。


★プレーヤーズ・ボイス(11日)

●チェン・ウェイン

<クライマックスシリーズ第1ステージであたる
東京ヤクルトとの今季最終戦に先発し
3イニングを1安打無失点に抑える。
1回1死一、三塁のピンチでデントナを三振に仕留めると、
これを含め6者連続三振を奪う圧巻の内容>
「今日のピッチングは調子はそれほど良くなかったけど、
相手が振ってきたので助けられた部分はありますね」

<記録的な数字で最優秀防御率のタイトルを確定させた。
最終成績防御率1.54は、両リーグを通じて
1970年村山実(阪神)の0.98以来の好成績。
中日では1956年の大矢根博臣の1.53以来、53年ぶり。
自身初タイトルにはと照れ笑い。試合後は謙虚に>
「ボク1人の力でここまできたわけじゃない。
野手のみなさんのおかげです。
自信になった? いや、そんなことないです。たまたまだと思います」
(中スポ、サンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

●吉見一起
<4回からの3イニングを1失点に抑えたが、
7回のデントナの一発で、単独ハーラートップが帳消しに。
17勝目が目の前だった状況から一転したこともあり、
試合後も興奮気味に振り返って>
「ああいう判定は人生が変わる。
あれは絶対にファウルだと思ったんですが…」

<自らの白星のために食い下がった落合監督に感謝して>
「皆さんの気持ちが伝ってきてうれしかったです。
監督や森さんも、あんなに抗議してくださって、本当にありがたかったです」

<最多勝の行方は12日の館山次第となったが、
ムダな登板にはしなかった。3イニングで被安打6の1失点。
同じカードで争うCSに向け、気持ちを切り替えて>
「全然(ダメ)でしたけど、修正すべき点は見つかったので、
1週間でしっかり修正していきたいです。
課題も見つかったし、しっかり集中して投げたい」
中スポサンスポおおさか報知時事通信


●トニ・ブランコ
<6回1死一塁、左翼席へ39号2ランを放つ>
「芯じゃなかったが、スタンドインできてよかったよ」

<変化球二つで空振りとファウル。
すぐに追い込まれたが、焦りはなかった。
ボールを二つ見極め、内寄りの直球を思い切りよくたたくと、
打球は詰まりながら左翼席に飛び込む2ラン。
あっという間に森野の数字を抜いて>
「森野が打ったことは考えていなかった。大事なのはチームが勝つこと」

<これで110打点。森野を1打点上回り、
あと1試合を残す巨人・小笠原には4打点差をつけた。
森野を気遣ってか派手には喜ばなかったが、
本塁打王との『二冠』がぐっと近づいたが>
「打点トップに立てたのは神様のおかげだよ。
これからはもうクライマックスシリーズに切り替える」
カメラブログ中スポ中日新聞共同通信社ニッカン

●森野将彦
<6回1死三塁、カウント0-2からフォークを引っ張り、
前進守備の一、二塁間を抜ける先制の右前適時打>
「飛んだ場所がよかったです」

<この時点で打点を109にのばし、一歩抜け出したが、
自身にとっては残念なエピローグが待っていた。
1打点を稼いだ直後に飛び出したブランコの『逆転2ラン』。
本塁打を一塁ベース上で見守っていたが、
ゆっくりとダイヤモンドを回ると、
ブランコを苦笑いのハイタッチで出迎えた。
試合後は思わずボヤいて>
「記者の方にとっては面白いんでしょうけどね」

<言外に初タイトルを逃した悔しさをにじませつつ、
同僚・ブランコのパワーには素直に賛辞を贈り>
「一発を打たれたら仕方ない。
ホームランを打つのはトニ(ブランコ)の土俵。
パワーがあるから。ボクじゃかなわない」

<長いシーズンを通じて続いた
主軸2人のデッドヒートに、決着がついたが>
「やるべきことはやった」

<試合は後味の悪さを残したが、
シリーズの鍵を握る2人はもう前を向いている>
「最後に3、4番がつながったのはいいこと」

<またこの日スタメンに名を連ね、
13年目にして初めての『全試合出場』を達成>
「全試合出場は一つの目標でした。うれしいですね」

<左足の肉離れで戦線離脱した昨季の反省から、
今年はこれまで以上に体のケアに気を配るようになった>
「ケガをしないためには何をするべきか。考えながら過ごしてきた」
カメラブログ中スポ中日新聞共同通信社

●井端弘和
<2年ぶりの全試合出場を達成。
プロ意識の高い選手とスタッフがもたらしたものだが、力をこめて>
「レギュラーとして全試合出場は『義務』です」
(中スポ)

●和田一浩
<プロ入り初の全試合出場を達成。
37歳の初体験に笑顔を振りまいて>
「それが一番うれしいかもしれない。この年齢ですからね」

<腰などに持病を抱えるが、
試合後のアイシングを怠ったことがない>
「ケア? それはいつものこと。
ちょこちょことケガはあったけど、プレーできる程度に収まった」

<しかし最終戦は4打席凡退。
4年ぶりの30発には惜しくも1本届かなかったが>
「充実? できないですね。
まだ未熟です。勉強することだらけ。
ただ、シーズンはこれで終わったわけだから、
ここから先はCSモードに切り替えますよ」

<7回、山井がデントナに逆転2ランを浴びたが、
その打球が左翼ポールへ。巻いたのか、ファウルか。
一番近くにいた左翼はこう振り返ったが、判定はホームランに>
「間違いないとは言い切れないですけど、
自分の(長年の)感覚ではファウルだと思います」
中スポ

●勝崎コンディショニングコーチ
<井端、森野、和田、ブランコが全試合出場を達成。
28歳のブランコを除いて全員が30代。
一般的に年齢を重ねると疲労の回復が遅くなるとされるが、
全試合出場の背景にあるのは、
ベテランならではの自己管理意識の高さという>
「彼らは1年の『過ごし方』を知っている。
状態が悪いときでも自分をコントロールできる」
(中スポ)


●立浪和義
<中日の今季最終戦は、
今季限りで引退する自身にとってもシーズンラストゲーム。
出番は9回2死無走者。代打を告げられると大歓声がわき起こったが、
押本の1-2からの4球目をたたいて二飛に倒れた。
セカンド後方への飛球といえば、10年前のこと。
リーグ優勝が決まった9月30日、この神宮の二塁後方で
ウィニングボールを収めたのが自身だった>
「ふっと、思い出しましたね」

<締めくくりを安打で飾れず、ゲームセットになったが、
東京ヤクルトファンからも大きな声援が送られた。
ホームベース付近で、PL学園高の後輩でもある宮本から
花束を贈られ、東京ヤクルトナインからも拍手を受けた。
最後に三塁側、左翼スタンドのファンにそれぞれ深く一礼。
二飛に終わった最後の打球のボールは左翼スタンドに投げ込んだ。
周囲へ感謝の言葉を繰り返して>
「ありがたいですね。
(ボールを投げ入れたが)ま、いいじゃないですか。
ここまで応援してもらって本当に感謝しています」

<本当のサヨナラを日本一で飾るため、最後のチャレンジが始まる>
「吉見に勝ちを付けてやりたかった。
これで一区切りが付きました。
本当に振り返るのは全部終わった後。
もう一度気持ちを切り替えて(ポストシーズンでも)
少しでもいい結果を残せるよう準備していきたい。
最後の力を振り絞って、CSに向けて、しっかりと調整したい」
(中スポ、中日新聞サンスポ時事通信毎日jp


●岩瀬仁紀
(CSに向けて再調整していたが、18日ぶりに試合にスタンバイ。
登板は9月19日の横浜戦が最後。
その後、同23日の巨人戦で2位が決定して以後は調整を優先。
出場選手登録はされたままだったが、
28日以後はベンチ入りメンバーからも外れていた。
この日は約2週間ぶりにベンチ入り。
試合前の練習ではパヤノとキャッチボール。
60メートルほどの距離まで離れて遠投したが、
練習での感触が悪くなかったよう。
試合中ブルペンで投球練習もしたが、登板機会はなかった)
中スポ


●森監督代行(バッテリーチーフコーチ)
<7回、デントナの逆転2ランをめぐり、
ファウルの抗議を却下されて、落合監督が退場処分。
自らも審判団に激しく抗議し、代理で指揮を引き継いだが、
判定の説明について、吐き捨てるように言って>
「審判も言い方ってもんがあるだろう。
審判もそれなりの覚悟があるんだろう。だから監督も退場になるんだろう」
中スポ時事通信毎日jp

◇佐々木三塁塁審(セ・リーグ審判員)
<7回デントナの本塁打を判定。落合監督の抗議について>
「ビジョンに流れた映像を見て
『ファウルじゃないのか?』という抗議だった。
(落合)監督はバックスクリーンのビデオ映像を見て
『判定を変えないと収まらない』と言っていた。
しかし現段階で判定にビデオは関係ない。
それ以前に審判4人で協議して結論は出ていた。
5分間を超える抗議だったので、退場としました」

<判定そのものについても間違いでなかったことを強調>
「間違いなくホームランでした。
ホームランにしか見えなかった。おかしなところはなかった。
4人のジャッジの協議の結果もホームラン。
(抗議を受けて)大変なことをしてしまったかな、と思ったが、
試合終了後にビデオではっきりホームランと確認して安心した。
あらかじめ、際どい判定の時には、
リプレーを流さないでと、お願いしてあったんですけど…。
ヤクルトさんは『ナイスホームランの意味合いで流してしまった』と
言ってましたが。まあ、判定が合っててよかったです」
(中スポ、おおさか報知スポニチ名古屋デイリー

◆西川球団社長
<落合監督が遅延行為で退場になったことに>
「退場? ルールに基づいての措置だから、
こちらがどうこういうことではない。
抗議文やビデオ提出は? そんなことはしない。
グラウンドで起きたことがすべて」
中スポ


●落合監督
<レギュラーシーズン最終戦は退場。
これが指揮官が選んだ結末だった。
1点リードの7回1死一塁の場面。
デントナの左翼ポール際への大飛球が本塁打と判定された。
これに対し左翼手・和田らが『ファウル』を主張。
ベンチを出て抗議の姿勢をとった。
審判団は二塁ベース付近で協議し、判定を覆さないことを通達。
しかし規定の5分が経過するころ、
自ら守備につく野手全員に両手でベンチに引きあげるよう指示。
同時に、抗議に加わった森コーチが激高して審判団ともみ合い、
球場は騒然とした空気に包まれた。
試合は17分後に再開されたが、
ベンチに戻らずに三塁側ファウルゾーンから退場。
抗議の焦点となったのは、球場の電光掲示板に流れた映像だった。
ファウルともホームランともとれる微妙な映像。覚悟の退場をこう説明>
「フェアかファウルかが問題ではない。
あの映像が流れたことが問題なんだ。
あれを流した以上、オレは出ていかなくてはならない。
退場にならなければ収まりがつかないだろう。
判定が覆れば、高田監督が退場にならないと収まらない。
監督が退場しなければ収まらないんだ。審判も被害者だ」
中スポおおさか報知ニッカンデイリー


若竜トピックス(11日)

◆みやざきフェニックス・リーグ
中日-湘南
(11日・生目の杜第2野球場)
 SR 004 000 200 =
   101 001 000 =
[D本] イ・ビョンギュ
[Dバッテリー] 小笠原、菊地、鈴木、ネルソン - 小田、前田
公式サイト・戦評フェニックスリーグ公式

●井上一樹
<今季限りで引退するが『3番・右翼』でスタメン出場し、
チームでただ1人のマルチヒットをマーク。
初回2死、右前打でチーム初安打。続く新井の二塁打で生還した。
3回2死二塁では、スライダーを適時中前打とした。
宮崎入りしてからの成績は8打数3安打の打率.375になったが、
館山キラーでもあるベテランがCS出場をアピール。笑顔で振り返り>
「調子が良ければ、ヒットが出るというものではないけど。
打ったというのは、気持ちの上でいい形ではあるよね」

<17日から始まるCS第1ステージの相手は東京ヤクルト。
勝敗のカギを握る選手の1人は、先発が濃厚な館山だろう。
中日との今季の対戦成績は3勝1敗。
昨年から今季途中にかけ7連勝と、チームは苦手にしているが、
自身は昨年9打数3安打で、今季は3打数1安打。
ともに打率.333と数字を残している>
「そんなに打っている感じはしていないけど。嫌なイメージはない」

<ファームの選手と今季16勝の館山を単純比較できないが、
この日2安打を打ったのは、くしくも館山と同じ本格派右腕の小杉陽太。
館山を撃破して、日本一という最高の花道へ。シナリオはできつつある>
「いつ呼ばれてもいいように、
しっかり調整というか、気持ちを高めていきたい」
(中スポ)

●イ・ビョンギュ
<6回1死、カウント2-2から小杉の外角高めスライダーに逆らわず、
左方向へはじき返すと、左翼のフェンスを悠々と越えた。
宮崎入り後、10打席目にして出た初安打。
豪快な一発で滑りこみでのCS出場へ向け、復調の気配を漂わせて>
「打ったらすぐホームランだとわかりました。
完ぺきじゃなくて、ラッキーだったよ」
(中スポ)

●藤井淳志
<左の肋骨骨折から10日に実戦復帰したが
復帰2試合目で初めてフル出場。
前日は完全復調を披露したが、この日は4打数無安打に終わって>
「朝起きても大丈夫でした。体は何も問題ないです。
いつも打てる訳じゃないので、1打席1打席大切にしていきたい」
(中スポ)


●小笠原孝
<CSの先発が有力な小笠原が、
名古屋から宮崎に乗り込み調整登板。
6イニングを投げ、6安打3四死球5三振で4失点。
初回から2イニング連続無失点と
上々の立ち上がりを見せたが、先頭打者に四球を与え、
初めて走者を背負った3回は3安打2四球で4失点。
それでも失点はこの回だけ。
4、5回の2イニングは走者を背負いながらも修正に成功して>
「セットポジションでもよかった」

<今季は21試合に登板して、
7勝2敗、防御率3.13と安定した成績を残した。
昨年までのCS通算成績は、3試合で12イニングを投げ、防御率3.00。
07年に巨人と対戦した第2ステージの初戦には先発して、
5イニングを1失点に抑え、勝利投手となった実績がある。
1泊2日の南国宮崎での調整登板を終えた左腕は
名古屋に戻り、CS開幕に備えての最終調整を行う>
「やることはいっぱいあるので修正して万全の状態にしていきたい。
(CS第1ステージ初戦までは)あと1週間あるので、
課題は課題で調整していきたい」
中スポ

●小林投手コーチ
<6イニングを投げ4失点の小笠原について>
「きょうの数字はともかく、ボールのキレや
コントロールはいいときのものを維持している。内容は悪くない」
(中スポ)

●鈴木義広
<CSメンバー入りに向けてフェニックスで調整しているが、
8回の1イニングを無安打無失点に抑える。
8日の東京ヤクルト戦でも1イニングを無安打無失点。
結果は残しているが、あくまでも内容にこだわっていく>
「上半身と下半身の動きがずれているので、そのあたりを修正したい」
(中スポ)

2009年10月11日 (日)

CSへタイトルへ、竜レギュラーシーズン最終戦。

ドラゴンズナインレギュラーシーズン最終戦となる
神宮での東京ヤクルト戦に備えて
ナゴヤドームで練習後、東京入りしたもよう。
最終戦の相手はクライマックスシリーズ第1ステージで
対戦することになった東京ヤクルトスワローズ
いわば「CS前哨戦」となるだけに
良いイメージを持って、6日後の本番を迎えてほしいもの。
チェン、吉見、森野ら最終戦に臨むナインの声に加え、
宮崎で実戦復帰を果たした藤井など、この日の話題を。

ドラゴンズトピックス(10日)

◇チェン・ウェイン

<きょう11日の東京ヤクルト戦の先発が予想される。
歴史的な数字での最優秀防御率のタイトルがかかる。
目下、両リーグトップの防御率1.57。
これは1970年、阪神・村山実が「0.98」以来、
今季までの40年間でそれに次ぐ数字なのだ。
難攻不落ぶりを見せつけてきた今シーズン。
驚異的な防御率の仕上げとなるが>
「いつも通りに投げたい。
コースだけは間違えないようにして、
腕を全力で振って思い切り投げたい」

<しかし現実的には、タイトルや防御率の
数字だけを考えているわけにはいかない。
東京ヤクルト打線とはCSで1週間後にぶつかる。
しかも今季初対戦。しっかりとした手応えを
得ておきたいところでもある>
「今年1回も投げてないから印象がない。
対戦しないと(相性が)いいか悪いか分からない。
少しでもやっておいた方がいいです。
いつも通り投げて、その中で調整していきたい」

<今回は情報収集の意味もある。
ちなみに昨季は先発2試合、救援1試合で1勝1敗。
最初の2試合は打ち込まれたが、最後にやり返した。
9月22日ナゴヤドーム。プロ初完投初完封の相手が東京ヤクルトだった。
その完封以来の対戦。左腕の手の内をCS前に
明かすことにもなるが、まったく気にしない>
「向こうもこっちの球種は分かっているから。
去年まで何度も対戦しているし、今さら隠すことはない。
真っすぐを待ってくるだろうけど、待っていても打てない球を投げたい」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋

◇森バッテリーチーフコーチ
<17日からのCS第1ステージをにらんだ温存も考えられたが、
左のエース・チェンをぶつける。真っ向勝負の構えで>
「こっちは調整のために投げさせるんだ。なんで隠す必要があるんだ」
スポーツ報知

◇吉見一起
<16勝目を挙げた先週の横浜戦同様、
勝ち投手の権利を得やすい2番手での登板が予想される。
単独17勝となれば、最多勝の安全圏に入る。
あす12日の東京ヤクルト-巨人戦で、16勝の館山に
並ばれることがあっても、抜かれる可能性はない>
「レギュラーシーズンの最後の登板なのでしっかり抑えたい」

<もっとも本人はその先を見ている。
CS第1ステージは間違いなく先発。
事前に相手の急所を突き、けん制しておきたいところ>
「クライマックスシリーズでも当たる相手ですから、しっかり抑えたい。
(相手に)いい印象を与えないようにしたいです」

<今季は東京ヤクルトに先発で3度対戦。
1勝2敗と負け越しているが、これは援護に恵まれなかっただけ。
対戦防御率は2.05と悪くない>
「向こうにもこっちにもデータはありますから」
中スポ


◇岩瀬仁紀
<体調不調のため再調整している守護神の
『試運転』は当日の様子を見て決める。
11日の東京ヤクルト戦登板について>
「あした(11日)になってみないと分からない。
投げられるなら投げたいけど、そこで無理をしてもしょうがない。
良くはなってきているから、あしたの状態を見てから決める」
(中スポ)


◇森野将彦
<レギュラーシーズン最終戦の相手は
CS第1ステージで戦うことになる東京ヤクルト。
いわばCSのプレマッチとなるわけだが、本番前にやるべきことがある。
打点王争いは108打点で同僚のブランコと並んでリーグトップだが、
ともにトップから陥落する可能性がある。
3位の巨人・小笠原は1試合で逆転可能な2点差。
その巨人の最終戦は東京ヤクルト戦の翌日にある。
つまり1点でも多く稼いでセーフティーリードにする必要があるのだ。
ライバルに差をつけることを誓って>
「ヤクルトが相手? 特に意識はしません。
いつもと同じ気持ちで戦いますが、チャンスがあれば打ちたい。
それしかないです」

<追い風は吹いている。
前日にヤクルトがCS進出を決めたことで
きょう11日の先発が予想されるのは、一線級の投手ではなく、
プロ初登板初先発となる2年目の山本斉。
相手はCSに向けて手の内を見せない構えだが、こちらにとっては好都合。
20歳の右腕にプロの厳しさを教え込めばいい。
ナゴヤドームでの練習を終えて東京に向かうとき、
広島と巨人のデーゲームは終わっていた。
ライバルの小笠原の結果は0打点。平静を装ってはいたが、
プロ入り初のタイトル奪取に向けて、貪欲にバットを振る>
「そうなんですか」
中スポ

◇トニ・ブランコ
<本塁打、打点の二冠王を狙うが、
レギュラーシーズン最終戦に向けて気合十分。
この日のナゴヤドームでの練習でも鋭い打球を打ち込んでいた。
CSの相手が東京ヤクルトに決まったことに>
「早く対戦したい。勝ちたいね」

<11日の最終戦に関しては>
「いつも通り勝つために仕事をするよ。
打点王争い? チャンスで打ちたいね」
(中スポ)

◇和田一浩
<CS第1ステージの相手が東京ヤクルトに決まったことに気合十分>
「どっちが相手でも一緒。何としても勝ちたいね」

<まずは11日のレギュラーシーズン最終戦で
5年ぶりの30号を打ってCSに向かいたいところ>
「昔、最終戦(03年・千葉ロッテ戦)で
30本目を打ったことはあるんだけどね」
(中スポ)

◇笘篠外野守備走塁コーチ
<野本、平田、堂上剛裕の若手外野手3人が
そろってショートの守備位置につくと、
ゴロを捕球して一塁へ送球する動きを繰り返したが>
「足の運びの練習です。
3人ともステップがうまくできていない部分がある」
(中スポ)

◇野本圭
<珍しい『内野手特訓』について>
「勉強になりますよ。少しずつでもよくしていかないと」
(中スポ)


◇小川将俊
<新聞の片隅に載っていた一つのニュースが驚かせた。
埼玉西武・三浦貴への戦力外通告。
自身にとってはショッキングな知らせだったという。
浦和学院高から東洋大学とトップクラスの強豪校でプレー。
その7年の間、ずっとバッテリーを組んできた相手が三浦だった。
『元チームメート』という簡単な言葉では
片付けられないほど特別な存在。
三浦が07年に巨人に戦力外通告を受けて埼玉西武に
移籍した際には親身になって相談に乗ったという>
「あの時も心配していました。早く決まるといいなと話していたんです」

<今回が三浦にとっては2度目の戦力外。残念がって>
「まだ選手として『のびしろ』はあると思う。
何とか野球を続けてほしいです」

<心配してばかりもいられない。自身も今年30歳。
球界では生き残りへの分水嶺になるような年齢だ。
危機感をにじませて>
「もうボクも6年目。
そういう年代になってきたという実感があります。
人ごとだと思いませんよ」

<だからこそ『チャンス』へ懸ける思いは強烈だ。
シーズン最終盤の10月に入って1軍に昇格。
アピール次第ではCSのメンバーに入ることができる。
今は親友の挫折を力に変えるしかない。
悲壮なまでの決意を胸に『チャンス』をうかがっている>
「たとえ少ししかチャンスがなかったとしても、それを生かしたい」
(中スポ)


若竜トピックス(10日)

◆みやざきフェニックス・リーグ
埼玉西武-中日
(10日・南郷スタジアム)
  000 005 002 =
  010 000 010 =
[D本] 福田(2ラン)
[Dバッテリー] 朝倉、佐藤亮太、齊藤 - 小田、田中
公式サイト・戦評フェニックスリーグ公式

○藤井淳志
<左の肋骨骨折でリハビリ中だったが、
フェニックス・リーグの埼玉西武戦(南郷)で実戦復帰。
『6番・右翼』でスタメン出場し、2打数2安打で2四球。
CSへの滑り込み出場へ、いきなり完全復調を印象づけて>
「(安打を)打つことができたし、
練習試合と試合(公式戦)は違うとはいえ、
思っていたよりも違和感なく入れたし、怖さもなかった。
ストライクとボールを見極めて、四球も取ることができた」

<強い気持ちが、早期の復帰につながった。
戦列を離れた時点で、シーズンの規定打席には8打席。
そして打率.299だったから、3割はわずか1厘。
プロの世界に身を置いている以上、結果にこだわるのは当然だし、
何よりチームに貢献したかった。だから必死だった。
『ベッカムカプセル』と呼ばれる高圧酸素治療器の施設には毎日通い、
電気治療も欠かさなかった。体に良いとされるネックレスも試した。
驚異的ともいえる早期復帰。医師には「考えられない」と言われた。
シーズンは残り1試合だから、規定打席の可能性は消えた。
チームの日本一に貢献することが、今の願い。
それに向けて完全に集中している>
「理由? 気持ちです。あきらめたことは1度もありません」

<体が復調しているのはもちろん、感覚も鈍っていなかった。
先頭で迎えた5回に左腕の松永浩典から
チーム初ヒットとなる左前打を右打席で放つと、
6回1死二塁では左打席から、
右腕のシュ・ダイエイの直球をセンターの後方へ。
俊足を生かして三塁に滑り込み、堂上直倫の犠飛で生還した。
4打席すべてで出塁し、打点を挙げ、
走塁でも問題のないことを証明。充実の表情を浮かべて>
「きっちり動けるところを見せたかった。
右(打席)でも左(打席)でも立ててよかった」

<守備でも魅せた。
2回、右翼線への二塁打性の当たりを回り込み、単打にしてのけた。
6回、右翼線横へのファウルフライを追うと、
足場の悪いブルペン上で難なくさばく場面も。
『不死鳥』のごとくよみがえり、完全復活を証明。
あとは17日に開幕するCSへ向け、調整とアピールを続けていく>
「これからもきちっと打って、守って、走ってを続けていきたい。
(1軍に)呼ばれるように、しっかり結果を残したい」

<リハビリの期間中、愛用していた赤いネックレス。
とあるメーカーの商品で治療などに効果があるとされている。
実は毎日のように通った高圧酸素カプセルの施設を運営するメーカー。
だから恩返しの意味も込め、使っているのだという。
使えば、それだけ露出も多くなる。この日の試合中も使った。
他人への感謝と義理を忘れない姿を
野球の神様が見て、完治を早めてくれたのかもしれない>
「ずっとお世話になりましたから。このくらいは、させていただきます」
中スポニッカン

○高柳打撃コーチ
<実戦復帰を果たした藤井について>
「全然大丈夫」
中スポ

○上田外野守備走塁コーチ
<いつもの中堅ではなく、
今季初の右翼での先発となった藤井について>
「あくまで他の選手との兼ね合い。負担を考えたわけではない」

<動きについては、万全を強調して>
「今日のところは何も問題はない。課題もない。
あとは強く投げることとか、怖さに対する気持ちの問題だけだと思う」
中スポニッカン

○塚本トレーニングコーチ
<わずか34日で実戦復帰。
ケガをする前と比べても、遜色ない動きの藤井に>
「故障者という枠には入らない」
中スポ


○福田永将
<フェニックス・リーグ3試合目で『3番・DH』で初スタメン。
9回1死二塁から、ダメ押しの2ランを放つ。
真ん中高めの直球を左翼芝生席に弾丸ライナーでたたき込んだ。
8日の開幕戦でもソロ。3試合で2発と、
CSのメンバー入りに向け猛アピールして>
「いい球を放っていたので上からぶったたきました」
(中スポ)

○トマス・デラロサ
<6回1死満塁、カウント1-0から
シュ・ダイエイのシュートをジャストミートして、
左中間フェンス直撃、走者一掃の二塁打。
8日の東京ヤクルト戦のソロ本塁打に続く活躍。
CSでは森野を右翼に回し、三塁で起用するプランも浮上しており、
抜てきへ向け、いい流れを維持している>
「いい当たりは1本だけでしたけどね。
きょうだけじゃなくて、続けていきたいですね」
(中スポ)


○朝倉健太
<CS前の最終調整登板として先発。
6イニングを投げ、6安打5四球と走者を出しながら、
粘り強い投球で1失点に抑えた。
スカッとする内容とはいかなかったが、持ち味は出せた。
課題を残した投球だったが、自身の感触は悪くなかった。
CSでの登板は第1ステージか、第2ステージになるかは分からないが、
それまでにこの日の課題をクリアしなければいけない。
本人は前向きに話して>
「いろいろ試しながら投げました。
調整は順調です。(外角の真っすぐは)うまくいったのと、
はじき返されてよくなかったのもあったので、
そのあたりをこれから修正していきたい」
朝倉ブログ「2009/10/10」、中スポ)

○小林投手コーチ
<予定では7イニング、約100球がメドだったが、
6回終了時に球数98球に達したため、
結局マウンドを降りた朝倉について>
「これからどう調整していくかは本人の問題。
今年2ケタ勝った訳だし。きょうは粘投だったということ」
(中スポ)

○齊藤信介
<9回に3番手で登板し、三者三振で試合を締める。
先頭の中田祥多を空振り三振に切って取ると、
続く梅田尚通を見逃し三振。最後は浅村栄斗を空振り三振に。
8日の東京ヤクルト戦に続く1イニング無失点。
逆転滑り込みでのCS出場へ向け、存在感を発揮している。
充実の表情を浮かべて>
「三振を取った球はすべてスライダーです。
これを続けられるように頑張ります」
(中スポ)


◆小熊凌祐
<ルーキーがついにプロ初登板を果たしそう。
昨年11月に右ひじを手術。今季はリハビリに専念してきたが、
いよいよフェニックス・リーグで登板する見通しが立った。
15日からの第3クールで登板予定>
「だいぶ違和感なく投げられるようになってきました。
いいときの自分のボールのイメージと違う部分はありますが、
投げながらよくしていきたい」
(中スポ)


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
1週間空いて迎えるレギュラーシーズン最終戦
その相手が奇しくも、6日後のCS第1ステージで
当たることになった東京ヤクルト
戦前は消化試合になる可能性が高かったゲームが、
CSに向けての『前哨戦』になることとなりましたが、
久々の実戦の場にするドラゴンズはともかく、
故障者続出なうえ、10月戦いっぱなしの東京ヤクルトは、
「疲れがある選手は使わない。試したい選手もいるので」との構え。
おそらく中心選手などを休ませ、手の内を見せてこないのでは。
中スポの先発予想も、プロ初先発の山本斉となっていましたし、
若い野手陣は見ることができるでしょうが、
対戦の少ない高木などはおそらく投げることはなさそうです。
まあガチンコ勝負になることはないだろうと思いますし、
くれぐれもケガだけは避けたいもの。
ただ投手陣では、防御率のチェン、最多勝の吉見
野手陣では、打点王争いの森野、ブランコ
タイトルがかかる選手にとっては総仕上げのゲーム
他の選手にとっても、CSで当たる相手だけに、
良いイメージを掴んで、レギュラーシーズンを締めてほしいです。


その最終戦、ドラゴンズの先発予想は、
3日の横浜戦に続いて、チェン
東京ヤクルトの3位が決まったときに
チェン条件別成績を見ていたのですが、
意外や意外、東京ヤクルト戦の登板はなかったんですね。
そのまま隠しておいてもよさそうというものの、
チェン自身、さらにチームとしての考えは、
「なんで隠す必要があるんだ」真っ向勝負の構え。
もっか防御率リーグナンバーワン、
さらに12球団見回しても一、二を争うと言われる左腕
分かっていても打てない。そのストレート
それを駆使して、逆に封じ込むことで
相手に「これは打てない」という嫌なイメージを与えられる。
1点台の防御率はほぼ確実といえそうですが、
CSで当たる相手に、しかと豪腕ぶりを見せつけてほしいです。

また2番手は、単独最多勝を狙う吉見が濃厚。
こちらは東京ヤクルト戦の登板がありますが、
タイトルを争う館山がいるチームですし、
しっかりした投球を見せて、17勝目を掴んでほしいですね。
周囲がやれ中継ぎだどうだとか、うるさい部分もありますが、
大事なのはこれからのポストシーズンで柱になること。
シーズン後半になって、やや納得いく投球ができていない背番号19
今回の登板においてもテーマなどもあると思いますが、
良いイメージでシーズンを締め、決戦へと向かう。
それとともに最多勝がガッチリ固められればいいなと思います。


一方、ファームみやざきフェニックス・リーグ
この日から第2クールに入りましたが、
左肋骨を骨折し、リハビリを重ねていた
藤井『6番・右翼』でスタメン出場。
ついに実戦復帰を果たしましたね。

アツシ復活!9月6日に骨折してから、
わずか34日での復帰は、
まさに本人の努力
驚異の回復力
よるものじゃないかと。
それにしても、
2打数2安打2四球で1打点。
さらに守備、走塁も
無難にこなしたようですし、
まずは復活に向けて、
良い滑り出しとなったのでは。
今後も実戦を重ね、
ゲーム勘を取り戻していくようですが、
まあ6日後までには1軍に背番号4が帰ってくる可能性は高いでしょう。
復帰に向けてさらにアピールを重ね、
ポストシーズンで『不死鳥』復活ぶりを見せてほしいと願います。

2009年10月10日 (土)

CSまであと1週間、落合竜最初の相手はヤクルト。

ドラゴンズはこの日もナゴヤドームで
レギュラーシーズン最終戦の東京ヤクルト戦に向けて調整練習。
クライマックスシリーズ開幕まであと1週間に迫り、
泰然自若を貫いてきた落合監督にも動きがあったもよう。
一方、そのCS第1ステージの対戦相手が東京ヤクルトに決定。
決戦に向け、さらにムードは高まってきたようです。
その他和田30本に王手、ブランコ充電完了、
伊藤準規153キロなど、この日の竜の話題を集めました。

ドラゴンズトピックス(9日)

◇荒木雅博

<自軍の2位が決まって16日目、
クライマックスシリーズ第1ステージの相手がやっと東京ヤクルトに決まって>
「(レギュラーシーズン)前半でやられているので、やり返します」

<後半盛り返して、残り1試合で対戦成績は11勝12敗。
チームにとって今季144試合目は、単なる消化試合ではなくなった>
「まずは11日にしっかり戦って(CSと)トータルで勝ち越せるように」
中スポ

◇森野将彦
<CS第1ステージの相手が東京ヤクルトに決まったが>
「ぼく自身は打っているし(対戦打率は.369)
後半は勝っているので苦手意識はないけど、
前半(東京ヤクルトに)足でかき回されたことは忘れてはいけない」

<しかも相手が下位とはいえ、
昨年は自軍が3位から第1ステージを勝ち上がった立場だった。
最大の敵は気の緩み。自らに言い聞かせて>
「3連戦と同じで、2勝はワンチャンス」
中スポ

◇前田スコアラー(東京ヤクルト担当)
<東京ヤクルト-阪神戦終了後、
ネット裏で見つめていたスコアラーは警戒心をあらわに>
「まずは館山と石川の2枚をどう打ち崩すかですね。
故障者が続出しているんですが、いまのヤクルトには勢いがある。
失速していた夏場とは違いますよ」

<今季対中日3勝1敗の館山、同3勝の石川の攻略は
CS第一ステージ突破への第1条件。
さらに目下3連勝中の高木啓充も要チェック>
「CS3戦目で先発してきそうなのが高木ですが、
まだ中日とは1試合しか対戦がない。右の石川みたいなタイプ。
11日にヤクルトと対戦しますが、手の内は見せないでしょうね」
(中スポ)


◇和田一浩
<西武時代の04年以来5年ぶり30本塁打に王手をかけているが、
いかにもらしい抱負で、あと1本に意欲を示す>
「30本を目標にしていたなら、狙います。でもそうではないので」

<最初はそう言って無関心を装ったが
スラッガーの本性が思わず言葉となって現れる>
「29本と30本に大きな違いはない? 違いがないといえばうそになる。
やっぱり30本打てればうれしいし、大台の意味はある」

<ナゴヤドーム開場の97年以来、
ここを本拠地とするドラゴンズの日本人打者で
シーズン30本塁打を達成したのは福留孝介
(現カブス、03年34本、06年31本)だけという、難しい記録となっている。
FAで移籍して2年目。今季は自身にとって
一歩前進したシーズンだといえるだろう。
現在.304の打率は、最終戦7打数無安打でも大台を下らない。
打点は昨年の74から87に増えた。108打点の森野、ウッズが
走者を掃除した後に控えているだけにその意味も大きい。
そしてシーズン全試合出場もあと1で達成できる。
再び控えめ発言となったが、自らもその実りの大きさを感じ取っている>
「むしろそれ(シーズン全試合出場)がうれしい。
この年でね。(プロ13年目で)初めてなんです。
もちろん(最終戦に)出たら、の話ですけど」
中スポ

◇トニ・ブランコ
<主砲が喜々としてグラウンドを駆け回っている。
この日守備練習とフリー打撃を終えると、
わずかな休憩をはさんで、今度は走塁の確認。
最後は外野へ移動してダッシュを繰り返した。
普段から人並み以上の練習量をこなすが、
さらに精力的に体を動かして>
「もう少ししたらドミニカに帰ることができる。
でもそれまでは野球に集中さ」

<来日1年目で初のCSに出場するが、ポストシーズンの経験は豊富。
03、04年にはMLB・レッズ傘下の2Aで2年連続プレーオフに出場。
ドミニカのウインターリーグでもプレーオフに出た。
レギュラーシーズンと短期決戦の違いを知っている>
「残念ながら自分のチームは途中で負けてしまった。
でもプレーオフの戦いはわかっている。『負けられない戦い』なんだ」

<アメリカならシーズン終了から数日以内にプレーオフが始まるが、
日本では開幕まで長い『中休み』が続く。
しかしその「差」が主砲にはプラスになっているようだ>
「今までこんなに試合に出た年なんてなかった。
多くても115試合くらいだったはずだ」

<初めて140試合以上も試合に出続け、体は疲弊しきっていた。
だから、つかのまの休息が貴重だったという。
充電は終わった。エネルギーをたくわえ、CSで大爆発する>
「2日あった休日は家で映画のターミネーターをみたり、
ゆっくり寝て過ごしたよ。食事以外はほとんど外出しなかった。
おかげでいい感じでリフレッシュできた」
(中スポ)


◇チェン・ウェイン
<シートノックが終わるころ、
中堅フェンス際に陣取り、ナインの動きに目を光らせていた
落合監督に呼び寄せられ、吉見、小林正人とともに
身ぶり手ぶりを交えて10分近くものアドバイスを受ける。
左腕にはより繊細な制球力を求め、意識を高く持つようにという助言が>
「ピッチングのアドバイスです。
投球時に捕手のミット全体を見るのではなく、
その中の一つの『点』を意識するようにと言われました。
今年はいろいろとアドバイスをいただいて勉強になります。
1人1人に違うことを言ってもらった」

<打者出身の指揮官が、
投手に『個別指導』を施すのは珍しい。感謝して>
「きょうのように監督と話すことは多くない。
アドバイスが参考になりました」

<あす11日に行われる東京ヤクルトとの今季最終戦で
最優秀防御率のタイトル当確を狙う。
現在、防御率は1.57。
大量失点さえしなければ、タイトル獲得は濃厚だが>
「四球と本塁打の両方を許さないようにしたい。
しっかりと腕を振って全力で投げたい」
中スポニッカン12

◇吉見一起
<センターフェンス手前で直立不動になって、
落合監督の話に耳を傾けていたが、精神論を説かれたよう。
打たれることを恐れるより、
積極的に攻めろという意味を込めたのだろう>
「打者は打っても3割。7割は打てないんだという話でした」

<穏やかなムードのなか、CSに向けた心構えなどを受け>
「野球の話ばかりじゃないですよ」
中スポニッカン

◇浅尾拓也
<ブルペンで軽めの投球練習。
阪神戦が行なわれた4日以来のピッチングとなったが冗談口調で話して>
「コンディションはまあまあです。
これで(11日に)打たれたら力がないってこと」

<レギュラーシーズン最終戦までの5日間の間隔の調整を
CS開始までのシュミレーションとしているよう>
「難しいですが、また(最終戦からCS初戦まで)
同じように間隔が空きますから(調整)失敗なら変えられる」
(中スポ)


◇野本圭
<平田、堂上剛裕とともに送球の精度を上げるために
三塁から一塁へのスローイングに挑んだ。
笘篠コーチのノックを捕球して一塁へ送球。
繰り返すうちにスローイングよりもゴロ捕球に意識が偏り、
腰を落として正面で受けるようになったが、
そこへ近寄ってきた和田から金言が。
『お前ら外野手なんだから、正面で捕る必要はないだろう』
外野手の基本は体のグラブをはめている側で
打球を受け、素早く送球すること。
自身にとっては守備も大きな課題だけにルーキーは感謝しきり>
「ためになります」

<また落合監督からもアドバイスをもらう。
平田、堂上剛裕とともにひとしきり話にも耳を傾けると、
その後はまるでダンスのように両足を大きく動かし、
捕球体勢を取る動きを繰り返して>
「フットワークの練習です。足の運び方を教わりました」
中スポ

◇堂上剛裕
<ナゴヤドームの中堅フェンス付近で、
素早く前後左右に動きながらステップを踏み始めた。
反復横跳びのようでもあり、動きの速い盆踊りのようでもある。
そして、不思議なことにそれなりに息が合っている。
落合監督が見守る中、3分間コミカルな動きを続けたが、
実はダンスを踊るよう指示が出ていたという。苦笑いで>
「内容は言えませんが、守備での足の動きを教わっていた。
踊りはどうしていいかわからないので適当でした」
ニッカン

◇平田良介
<同じく思わぬ指示に面食らいながら、
意図をくみ取ろうと必死に足を動かして>
「体のキレがないということだと思います」
ニッカン

◇川相内野守備走塁コーチ
<その発言がさえている。この日は柳田へのノック中、
右翼方向の飛球をグラブに当てて落とすとすかさずこう浴びせかける。
しかもたたみかけてノックの手も休めない。
しかし受け手の柳田もこの休みない口と打球の連続に
どんどん動きがよくなっていった。
わざと周囲に気づかせるように大声を出すことで、
練習のリズムも生まれてくるような方法もある>
「ポロポロ銭がこぼれていくぞ。
もうそのグラブ、捨てた方がいいんじゃないのか。
グラブよりここ(腕を指さして)が悪いのか」
(中スポ)


◆藤井淳志
<左肋骨骨折で戦列を離れていたが、いよいよ実戦に復帰する。
10日のフェニックスリーグ・埼玉西武戦(南郷)での
スタメン出場が有力で、この日中部国際空港から空路で宮崎入り。
しょっぱなから、本気モードでプレーする決意を示して>
「痛みはもう大丈夫です。
出るからには100%の状態ですし、試合の中で動けることを証明したい。
(CSの)本番と思って、同じような気持ちで臨みます」

<9月6日の横浜戦の守備で和田と激しく激突。
当初の診断では通常なら全治4カ月の重傷だったが、
今季中の復帰へ驚異的なペースでリハビリメニューをこなしてきた。
わずか34日目での復帰に>
「間に合わないと思ったことは一度もない」

<移動の前には、ナゴヤ球場で実戦復帰に向けた最終調整を行った。
中里、小熊を相手にフリー打撃を約20分。
またセンターの守備位置でノックも受けた。
1軍の規定打席に8打席足りず、打率も.299と3割目前で終了。
レギュラーシーズンの悔しさを大舞台で晴らすためにも、
南国で完全復活をアピールしたい>
「動いた感じはいい感じでした。
今後の予定はまだ何も言われていません。
呼んでもらえるかどうかは分からないけど、
CSに出たいという気持ちはもちろんある。
(CSに)呼ばれるよう、しっかりやっていきたいですね」
(中スポ、スポニチ名古屋

◆朝倉健太
<9月29日の巨人戦(ナゴヤドーム)で
2年ぶりの2ケタ勝利を挙げた右腕も、藤井とともに空路宮崎入り。
1軍が残り1試合で登板機会がないため、フェニックス・リーグに参戦。
10日の埼玉西武戦での先発が濃厚。
CSでも先発を任されるべく、結果を残したいところ。決意を語って>
「しっかり投げてきます」
朝倉ブログ「行ってきます!」、中スポ、スポニチ名古屋

◆森バッテリーチーフコーチ
<藤井とともに宮崎入りした朝倉について>
「CSに必要なやつだから」
スポニチ名古屋


【ドラゴンズ・今後の日程】
11日(日) 対東京ヤクルト (18:00・明治神宮野球場)

<クライマックス・セ 第1ステージ>(3試合制)
17日(土) 対東京ヤクルト(18:00・ナゴヤドーム)
18日(日) 対東京ヤクルト(18:00・ナゴヤドーム)
19日(月) 対東京ヤクルト(18:00・ナゴヤドーム)

<クライマックス・セ 第2ステージ>(6試合制)
21日(水)~ 第1ステージ勝者 対巨人(18:00・東京ドーム)


若竜トピックス(9日)

◆フェニックス・リーグ練習試合
中日-フューチャーズ
(9日・生目の杜第2野球場)
 FT 000 010 001 =
   310 100 00× =
[D本] なし
[Dバッテリー] 赤坂、岩田、菊地、伊藤準規、高島 - 前田
みやざきフェニックスリーグ公式サイト

○赤坂和幸
<生目の杜第2で行われたフェニックス・リーグの
フューチャーズ(NPB混成チーム)との練習試合に先発。
4イニングを投げ、4安打1四球無失点と好投。
6日の同リーグ開幕戦に先発が予定されていたが
2試合連続で雨天中止となり、やっと出番がまわってきた。
試合前に「四球ゼロと無失点」をこの日の課題に掲げ、
無失点も1四球。それでも収穫を口にして>
「きょうは真っすぐが良くなかったけど、
変化球を低めに集めることができました」

<高校生ドラフト1位で08年に入団して来季3年目を迎える右腕。
来季の飛躍に向け、アピールが南国・宮崎で始まった>
「後半バテないためにもやっぱりストレートで
押していく投球をしないと。次はそうしたいですね。
やっぱり先発をしたいのでチャンスをもらえるように頑張ります」
中スポ

○伊藤準規
<フューチャーズとの練習試合で4番手で登板。
150キロ超えを連発する速球主体のピッチングで
1イニングを三者凡退に抑える。
バックネット裏のスピードガンに表示された数字が、
18歳の成長を何より雄弁に物語っていた。
8回先頭・生山裕人(千葉ロッテ)への4球目は
低めに外れたものの153キロを計測した。
9月30日の巨人戦でデビュー登板した時にマークした
自己最速の149キロをあっさり更新し、若き右腕に確かな自信が芽生えた>
「後でスピードのことを聞いてびっくりしました。
球が走っている感じはありましたが、調子はいつも通りでした。
スピードにはこだわらずに投げていましたが、
大台を超えたのは素直にうれしいです」

<圧巻の3人切りだった。
生山には全球ストレート勝負で投ゴロ。
宮本裕司(千葉ロッテ)には150キロをファウルされたが、
最後は切れ味抜群のスライダーで一ゴロ。
4番・井手(福岡ソフトバンク)は151キロを空振りさせて
追い込むと、高めの147キロで空振り三振に。
与えられた1イニングをしっかり抑えられたことにもホッとしたよう。
今後同リーグでは15日からの第3クール以降に
2回ほど先発登板する見込み>
「(先発した)赤坂先輩が4回無失点とつくったゲーム。
自分が壊してしまわないことだけ考えて投げました」

<かつてあこがれた先輩との再会に発奮した。
この日対戦したフューチャーズには、
岐阜城北高で2年先輩の尾藤竜一(巨人)が参加していた。
プロ入り後も電話などで連絡は取っていたが
グラウンドでユニホーム姿を見せるのは初めて。
練習の合間にあいさつに赴くと『がんばれよ』と激励を受けた>
「高校時代には技術的なことから何から、
ずいぶん教えていただきました。
尾藤さんは今でも僕の中でスターです。成長した姿を見てもらいたい」
中スポ

○小林投手コーチ
<4イニング無失点と好投の先発・赤坂を評価して>
「投げ方が良くなってきたし、カーブ、スライダーが良くなった。
指に掛かる感じも出てきたみたいだから、次につながる」

<また伊藤準規の成長に目を細める>
「これまでの積み重ねで自信が大きくなりつつある。
そういうものがボールに表れてきている」
中スポ12


○中川裕貴
<2試合連続で先発起用されたが、2安打1盗塁2得点の活躍。
前日の東京ヤクルト戦は無安打だったが、気合を入れ直して>
「きのうはヒットが出なかったけど感じはいいです。
打つほうもそうですけど守備、走塁でもアピールしていきたい」
(中スポ)

○澤井道久
<3打数2安打1四球2打点と気を吐き、CSメンバー入りをアピール。
2回2死二塁から三塁線を破る痛烈な適時二塁打を放つと、
4回にも2死二塁から右前適時打を放ち勝負強さを発揮。
今季の1軍出場は3試合ながらも、
2軍では打率.331の好成績を残している>
「CS、日本シリーズと出たいので結果を残さないと。
フェニックスでもどこでもしっかりやっていきたい」
(中スポ)


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
次週17日から臨むクライマックスシリーズ第1ステージ
ドラゴンズとナゴヤドームで相対する3位球団が決まりましたね。
そのチームとは、東京ヤクルトスワローズ
『最終決戦』をしぶとく制して、後がない阪神に連勝。
142試合目にして3位を確定させ、最後のイスをもぎ取りました。

それにしても、息詰まる接戦。
先手こそ東京ヤクルトが取りましたが、
序盤はどちらかというと勝たないと終わってしまう阪神ペース
再三走者を出して、得点のチャンスをうかがうものの、
先発したエース・石川の前にあと1本が出ない展開。
一方で、阪神の最後の砦・岩田もその後は踏ん張ってきたものの、
得てしてこの投手が投げるときはこんな展開が多いような。
そんななか、石川の粘りの投球に応えようと、
6回に前夜のヒーロー・川本の中前適時打で中押しをすると、
続く7回に、このゲーム最大ともいえるヤマ場が。

守りのミスも絡んで、無死一、三塁から、
岩田の代打・高橋光信にタイムリーが出て1点差に迫ると、
なおも石川をじわじわと攻め立てて、2死満塁。
直前の鳥谷のセンターに抜けそうな当たりを
途中から二塁に入った森岡が必死に止め、
同点を食い止めたことで、ゲームの盛り上がりは最高潮に。
そして迎えるは阪神の大黒柱、不動の4番・金本
ヒットが出れば同点、長打が出れば一気に逆転という場面。
ある意味、ここまでの3位争いの総決算ともいえましたが、
その勝負は、いともあっさりとした結末に…。
初球、石川が投じた外角高めのスライダー。
それを力んだか、金本が打ち損じると、
力のない飛球がキャッチャーファウルゾーンへ。
落ち着いて川本が掴んで、まさかまさかの三者残塁
大入りのスタンドから大きなため息が出るなか、
これで流れをモノにした東京ヤクルトは、
そのウラ、アッチソンから宮本がしぶとくライトへダメ押し打。
この日も先制の適時打を放つなど、チームを鼓舞した青木に対し、
シーズン終盤の不振そのままに沈黙を重ねた金本
「4番の差」が大事な直接対決で如実に出たような。
かくしてもつれにもつれた3位争いは、けっきょくは元サヤ
東京ヤクルトが初のクライマックスシリーズに進出。
ドラゴンズ東京ドーム行きの切符を争うことになりました。


前日の戦いぶりを見て、
このまま行ってしまうだろうとは思いつつも、
岩田が投げるということもあり、
もしかしたらの部分もありましたが、
結果的にはツバメのエースが踏ん張って、連勝でのフィニッシュ。
そして今季打撃不振に泣いた感のある阪神が、そのまんま出た感が。
それにしても、ここに来ての東京ヤクルトの勢いはすごかったですね。
中スポによると、相川(左わき腹痛)を筆頭に
田中浩康(左太もも痛)、川島慶三(右ひじ痛)、
飯原(右肩痛)、そして武内(左ひじ痛)。
野手だけでもこれだけの主力がいないうえ、
宮本も右手親指を裂離骨折し、テーピングをしての出場。
まさに満身創痍なチームにもかかわらず、
その代役で出た選手が活躍し、終盤一気の盛り返し。
『一戦必勝』のスローガンのもと、
チーム一丸となって、優位と思われた阪神を土壇場でうっちゃり。
必死になって掴んだ3位の座でしょうし、
後がない真剣勝負を勝ち進んできたことは、
チームとしての力となっているに違いないですし、侮れないのでは。
ドラゴンズとしても、たとえ11.5ゲーム離れているうえ、
勝率5割にも満たない相手とはいえど、
短期決戦は何が起こるかわからない、心してかからないといけないでしょう。

まあどちらかといえば、
岩田、能見らを擁する阪神の方が
上がって来た際は、嫌な感じがありましたが、
東京ヤクルトにしたって、今季特に前半戦は
まさかの地元3タテなど、苦杯をなめさせられたチーム。
8月以降はその立場が逆転し、もっかカード5連勝中
さらに通算成績も11勝12敗と、タイまであと1勝となりましたが、
ご存じドラゴンズキラー・館山、そしてこの日勝った石川
この2人には分がよくないですし、厳しい戦いとなりそう。
さらに後半戦に急に頭角を現した右腕・高木
この辺りも、第3戦での登板が予想されていますが果たして。
また川本、鬼崎など野手に関しては、あす対戦がありますし、
ある程度は見られることにはなりますが、
やはり勝ち抜くためには、打線を封じ込めることより、
相手の先発投手をいかに攻略するかが重要といえるでしょうね。
奇しくもレギュラーシーズン最終戦は、「CS前哨戦」へと状況が変化。
そうなるとお互いに手の内を見せない部分も出てくるでしょうが、
必ず勝って、良い印象を持ったまま、6日後の決戦に臨んでほしいもの。

CS勝つ者、この指止~まれ!まあそれはともあれ、
ようやく決戦の相手が決まった
それをまずは喜びたいですね。。
チームとしても
ターゲットが絞れたことにより、
具体的な戦略を立てやすくなりますし、
やりやすいんじゃないかなと。
そして試金石となる神宮でのCS前哨戦
激戦を勝ち抜いたツバメ軍団変身ぶりをこの目で確かめ、
来る決戦へ向けて、準備を進めてほしいと思います。

2009年10月 9日 (金)

福田デラロサ新井CSアピール弾フェニックス開幕。

ドラゴンズは前日に続き、ナゴヤドームでの全体練習。
投手、野手ともに約1週間後に迫った決戦に向け調整を進めたもよう。
一方、2日遅れで開幕したみやざきフェニックス・リーグ
その開幕戦、ファーム日本一若竜東京ヤクルトに7-1で勝利。
昨季秋のチームMVP・福田永将がダメ押し弾を放ち、
クライマックスシリーズでの抜てきに向け、アピールしました。
その他井端CS意気込み、川井借り返すなどこの日の竜の話題を。

ドラゴンズトピックス(8日)

◇チェン・ウェイン

<クライマックスシリーズでも先発が予想されるが、
ナゴヤドームで行われた全体練習に参加。
前日に続き行われた投内連係練習では、
熱心に外野からの返球のカバーリングを繰り返して>
「ランナーを出しても、その後、
点を取られないようにしないといけないですから」

<CSの対戦相手には、こだわらない。
8、9日は阪神と東京ヤクルトの直接対決が行われ、
どちらかと17日から戦うことになるが、こうキッパリ。
防御率リーグトップ左腕から、なんとも頼もしい言葉が飛び出し>
「阪神とヤクルトですか? 
どっちが来てもいいです。変わりません。
自分の調整をしっかりやっていくことが大切だと思います」
中スポニッカン

◇ネルソン・パヤノ
<ナゴヤドームで川相コーチからクイック投球の指令が。
無死一、二塁の想定で投内連係プレーの練習をしていたところ、
一、三塁手が猛ダッシュする『ブルドッグ』と呼ばれるサインプレーで
通常モーションで投球したため、野手とのタイミングが合わなかった。
アドバイスに感謝しきり>
「アリガトウ」

◇川相内野守備走塁コーチ
<パヤノにクイック投球の指令を出す>
「せっかくいいピックオフができるんだから、クイックで投げよう」
(中スポ)


◇森バッテリーチーフコーチ
<ここまで16勝を挙げてハーラートップタイの吉見を、
3日の横浜戦同様、最終戦となる11日東京ヤクルト戦でも
中継ぎ起用し、最多勝のタイトルを確実にさせるプランを明かす。
東京ヤクルト戦は、17日から始まるCS第1ステージを見据え、
吉見だけでなく、チェンらその他の先発陣にも登板機会を与える予定。
複数の投手を起用することで、第1ステージの先発起用順について、
相手をかく乱させる狙いもありそう
巨人・ゴンザレスが最多勝争いのライバル・吉見が
中継ぎ登板で1勝差をつけたことにチクリ。
6日にも同様のことを口にしていたが、
親心を見せながらも怒りながら、まくしたてて>
「先発が3人も4人もいるのに週末しか試合がないんだ。
投げさせる場所がなかったら、ああするしかないだろう。
(11日も)途中で勝ちが付きそうなところがあれば、
そこで投げさせるのは当然」
スポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン

◇吉見一起
<前回3日の登板でチェンの後を受け、
5回から4イニングを投げて勝ち星を手にしている右腕。
最多勝争いはこの日、東京ヤクルト・館山が16勝目を挙げた。
巨人・ゴンザレスも15勝で射程圏内につける。
12日には東京ヤクルト-巨人の最終戦が残されており、
館山が中継ぎとしてスタンバイする可能性もある。
最多勝を確実にするためにも17勝目がほしいが、平常心を強調して>
「ボクからは何も言えない。
何勝したからといって(CSで)勝てるわけじゃない。
負けたら終わりだし、次のヤクルト戦をいい形で投げて
(CSでも)自分の投球をして勝てるようにしたい」
スポニチ名古屋ニッカン


◆川井雄太
<今季11勝の左腕が逆襲を誓う。
現在、2軍の残留組とともにナゴヤ球場で調整中。
もはやレギュラーシーズンでの登板は残っていないが、
ポストシーズンで借りを返すチャンスはある。
今後は10日からのフェニックス・リーグ第2クールで登板予定。
この日はブルペンで45球、バランスを意識して投げ込んで>
「宮崎で投げると思うんで、そのときにしっかり抑えたい。
CS? 出たいですよ。まだ満足な状態ではないですけど、
よくはなっている。何とかCSに出て、借りを返したいですね」

<実は昨年、一昨年とドミニカ・ウインターリーグに
出場していたことでCSを見たことすらない。
1軍は先発陣がそろっているだけに出番があるとしてもCS第2ステージ。
その相手・巨人とは3勝2敗も防御率6.54と分が悪い。
『復権』への壁は高いが、意地だけは持ち続けて調整していく>
「去年はネットでチェックするだけでした。
だから興味があるというか、何とか出たい。投げたいですね」
中スポ


◇荒木雅博
<ナゴヤドームで特守を敢行。
フリー打撃などをこなした後、二塁の守備位置で約15分間。
その後、2日連続となるアメリカンノックも行っていた。
ハードトレの理由を問われて>
「体の切れを出すためです。疲れは大丈夫ですよ」
(中スポ)

◇柳田殖生
(コーチ陣の無理な注文に苦しんだ!?
ナゴヤドームの内外野連係練習で三塁の守備に就くと、
外野からの返球をバックアップの投手のために
ときには意図的にそらすように指令が下った。
ところが、ダイレクト返球をそらすと、コーチ陣から
「ダイレクトは捕っとけ」と言われ、
ワンバウンドをグラブではじいて後逸すると
「それマジ(で捕れなかったの)だろう」と冷やかされる。
それでも歯を食いしばってアピールを続けた)
(中スポ)

◆藤井淳志
<左わき腹骨折からの復帰を目指すが、
あす10日のフェニックスリーグ・埼玉西武戦で実戦復帰する。
この日はナゴヤ球場の室内練習場で
フリー打撃、マシン打撃などで打ち込んだ。
きょう9日に宮崎入りするが気合十分に>
「不安はないです。頑張ってきます」
(中スポ)

◆渡邉育成コーチ
<藤井の状態について太鼓判を押して>
「もう100%の状態」
(中スポ)


◇井端弘和
<中スポ『井端の流儀・巧』より。
約1週間後にいよいよCS第1ステージが開幕する。
それに向けての意気込みや調整のポイントを語る>
「いよいよクライマックス(シリーズ)です。
シーズン中も中途半端な気持ちで戦ったことは一度もありません。
そういう意味では気持ちに変わりはないですが、
やっぱり負けたら終わり。
全部勝つつもりでいかないといけません。
クライマックスの開幕まで1週間。
今はちょっと試合がない日が続いています。
基本的に調整のやり方はいままでと変わりません。
これまで140試合余り戦っていたわけですし、
これくらいで実戦感覚が衰えるということはない。
シーズン中の気持ちをきらずにクライマックスへ向かうつもりです。

ただ、少し工夫していることもあります。
2週間ほど前の練習(9月24日・休日返上で参加)では
外野のフェンス沿いを往復するアメリカンノックを受けました。
あのときは体が動いていなかった。
休んでも動かなかったので、逆に無理にでも動かしてみようと
思ってきついメニューを入れたんです。
特に今年はキャンプをやっていない
(目の病気でキャンプを途中リタイア)。
シーズンの真っただ中なら絶対やらないでしょうが、
クライマックスに向けて、どこかで追い込む必要があった。
今の状態はまあまあでしょう。
あとは11日のヤクルト戦(神宮)で感覚を確かめて、
17日の第1ステージ初戦へ向けてしっかり準備します。
ボクは最初の試合が重要だと思っています。
第1打席で打つ。そしてチームが勝つ。
そうすれば乗っていけるはずです。

第1ステージの相手はまだ決まっていませんが、
ボクは気にしていません。
阪神なら岩田、ヤクルトなら館山と
今年苦しめられた投手が相手にはいます。
でもボクはクライマックスに限っては
データは関係ないと思っています。
ただでさえ攻め方は対戦するたびに変わるし、
負けたら終わりの戦いではなおさらです。
自分の状態がよければ打てる。
悪ければ抑えられる。自分次第ですよ。

勝ち抜けば巨人と戦えます。
今年は向こうが勝っている(中日の8勝16敗)。
強かったと認めなければいけない。
だけどどのチームだって3連勝するときもあれば、3連敗するときもある。
ゴンザレスにしても打てない投手じゃない。チャンスはあります。
1勝のアドバンテージが厳しいと言われますが、
ウチにしてみれば一度負けたのにもう一度挑戦できるワケです。
1勝だろうが2勝だろうがアドバンテージは気にしない。
失うものは何もない。勝つだけです」
(中スポ『井端の流儀・巧』より)


◆インフル特例措置決まる プロ野球実行委員会(共同通信社)
(プロ野球の実行委員会が東京都内で開かれ、
インフルエンザ対策として
9日からの公式戦、クライマックスシリーズ、日本シリーズの
出場選手資格を緩和する、今季限りの特例措置を決めた。
公式戦とCSでは、出場選手登録を抹消した場合、
再登録には10日間が必要だが、今季は、新型かどうかを問わず、イ
ンフルエンザとの診断書を提出すれば、
10日間を経なくても再登録を認めるという。
また日本シリーズの出場資格者は40人に制限されるが、
今年はこの制限を撤廃する)

◆落合英二氏、韓国サムスンコーチに(中スポ)
中日OB落合英二氏が韓国・サムスンライオンズ
投手コーチに来季就任することがこの日、分かった。
元中日投手で、かつての盟友であるソン・ドンヨル監督からの
強い要請を受け、サムスン投手陣の再建を託され、就任を受諾した。
背番号は『88』。11月の沖縄での秋季キャンプから始動する)


若竜トピックス(8日)

◆みやざきフェニックス・リーグ
東京ヤクルト-中日
(8日・西都原運動公園野球場)
  000 010 042 =
  000 100 000 =
[D本] デラロサ、新井(2ラン)、福田
[Dバッテリー] 清水昭信、ネルソン、鈴木、齊藤、佐藤亮太 - 田中、前田
公式サイト・戦評フェニックスリーグ公式東京ヤクルト公式

○福田永将
<『みやざきフェニックス・リーグ』の
東京ヤクルト相手の開幕戦(西都原球場)で
左越えに弾丸ライナーのソロ本塁打を放つ。
この日は8回に代打出場して中犠飛。
そのまま一塁の守備に入って迎えた9回2死の打席。
東京ヤクルトの3番手・西崎聡が投じた初球、
内角高めのスライダーを左翼芝生席に運んで>
「内角を攻めてきたスライダーが甘く入ってきました。
思い切り振り切れましたね」

<7月7日の東京ヤクルト戦(神宮)では
プロ初打席初本塁打の快挙をやってのけた男。
派手な1軍デビューはしたものの、
その後は主に代打で出場機会を得ながら好結果が出せず、
1軍では16打数3安打、打率.188。
この若竜の目標はポストシーズンでの、
右の代打要員として1軍に抜てきされること。
チーム内を見渡して決して有力とはいえない位置に立ってることは
自身でも分かっている。それでもあきらめてはいない>
「ライバル? 誰かじゃなくて、みなさんです。
ボクはまたイチからの作り直しですから」

<実は、やっとスタートラインについたばかり。
1軍ベンチ入りしていた8月初めに右肩痛を発症。
出場登録を抹消された8月16日のウエスタン・オリックス戦で
一塁を守って以降、約2カ月間、
代打での試合出場はあっても守備には就いていなかった。
この日の試合後も1時間以上、一塁で守備練習を続けて>
「まだ打球が飛んできていないので分からない部分もあるが、
充実感はある。ここから取り戻さないと」
中スポ

○トマス・デラロサ
<CSで対戦する可能性のある阪神対策の
秘密兵器として浮上した男が宮崎で同点アーチ。
この日は『6番・三塁手』でスタメン出場。
1点差を追った5回先頭、右腕・増渕が投じた
外角低めの136キロをとらえて、左翼芝生席に運んだ。
CSでの戦力になれるよう、力いっぱいバットを振る>
「必要とされるなら、その場面で頑張るだけ。
1年間ケガもなく頑張ってこれたからね。いい状態を続けていきたい」
(中スポ)

○新井良太
<ポストシーズンで1軍ベンチ入りを目指すが、強打でアピール。
『4番・一塁手』でスタメン出場。1点を勝ち越しなおも8回1死一塁、
内角の133キロをはじき返して左中間場外まで運ぶ2ラン。
メンバーにはベテランの井上、イ・ビョンギュが
いる中での4番起用。元気よく話して>
「シーズン中と同じく(4番で)使ってくださったことを
結果でかえしたかった。ポストシーズンに呼んでもらえると信じて、
結果を出し続けつつ、しっかり準備していきたい」
(中スポ)


○清水昭信
<フェニックス・リーグの東京ヤクルト戦に先発し、
3イニングをパーフェクトに抑える。
1回から速球主体で投げ込み、9人の打者を抑え、
強い打球は1回2死で対戦した高井の左飛だけ。
2年目の今季は初の開幕1軍を果たしたが、
8試合に登板後の4月20日に出場選手登録抹消され、以降は2軍暮らし。
なかなか調子が上がらず、
6月20日のウエスタン・広島戦を最後に実戦から遠ざかると、
9月25日のオリックスとの練習試合で約3カ月ぶりに実戦復帰。
同29日の福岡ソフトバンクとの練習試合では
先発で5イニングを1安打1失点と、2試合連続で好投している。
宮崎の地でCSでの中継ぎ要員入りをアピールして>
「低めに集まってよかったと思います。
打たせて取る僕らしいピッチングだったと思います」
中スポ

○鈴木義広
<7回に3番手で登板し、1イニング無失点。
中飛、内野ゴロ2つに打ち取って、三者凡退。
それでもCSでの1軍合流を目指す右腕は自らに厳しく>
「低めを意識して投げられました。でも球の質はまだ…」
(中スポ)


◇堂上剛裕
<時として声は不思議な力を発揮する。
これは心理学では『シャウト効果』と表現されるそうだが、
強い声の力をもった選手が中日にはいる。
絶大な効果を示していた井上の声だしについてこう証言>
「確か8月からだったと思うんですが、勝負どころに入ってから、
井上さんが試合前の円陣で声だしをずっとされて。
井上さんの円陣は、本当、ほとんど負けなかったんですよ。
それでウエスタン(リーグで)優勝できて」

<井上が円陣で話すのは
『きょうは勝てるぞ』などの前向きな言葉が多いとか>
「井上さんの声は『よし、やってやるぞ』と思うというか。
みんなをまとめる力があるように思うんです」
(中スポ)

◆井藤真吾
<新人も井上の声だし効果について証言>
「井上さんの言葉を聞いて、
見習って頑張ろうと思うこともありました。
『オレは練習量ではおまえに負けない』って言われたり」
(中スポ)

○井上一樹
<最後の円陣となった10月3日のファーム日本選手権の
試合前ではこう叫び、大いに発奮させたという>
「きょうはおまえらの今後の野球人生に
絶対にプラスになる。だから絶対に勝とう」

<この日は、東京ヤクルト戦で3打数無安打に終わったが、
バットでそして声で1軍も日本一に導くべく、必死の調整を続けている>
「まだ現役だから。クライマックスシリーズで呼ばれた時は、
準備はちゃんとしていきます」
(中スポ)


以上、この日の話題を集めましたが、
台風一過の神宮では、クライマックスシリーズ進出争い最終決戦
神宮での3位・阪神と4位・東京ヤクルトの直接対決初戦は、
館山が強気な投球で、阪神打線をなんと5安打完封
大挙として押しかけた黄色い虎党を完ぺきに黙らせる投球で
吉見と並ぶハーラートップタイの16勝目を挙げ、
東京ヤクルトにCSマジックナンバー『2』を点灯させました。
まさに「CS第0ステージ」ともいえる
独特の緊張感も見られましたが、
やや空回り気味の阪神がミスから失点をすると、
6回二死一塁で伏兵・川本が、
久保の初球を思い切り叩いてのダメ押し2ラン
まさに出会い頭ともいえるものではありましたが、
会心のスイングで放たれた一発で、ゲームはほぼ決まり。
後がなくなった阪神が最終戦をどう戦うかで、
もつれにもつれたドラゴンズの相手もようやく決まりそうです。

それはさておき、この日のドラゴンズですが、
1軍は前日に続き、ナゴヤドームでの全体練習。
投内連係など実戦的な練習もあったようですが、
荒木などは体のキレを取り戻すために、連日のハードトレを。
いよいよCSまで約1週間に迫ってきましたが、
レギュラー陣は徐々にエンジンをかけ始めてきましたね。
ともに苦手投手がいる第1ステージですが、
データ以上に各選手が状態を良くしていくことが大事。
そして気持ちを高めて、決戦を迎えてくれればと思います。

一方、ファームは台風18号の影響もあって、
2日連続で中止となっていた
「みやざきフェニックス・リーグ」がようやく開幕
西都での東京ヤクルト戦は、先制こそ許したものの、
一発攻勢もあって、7-1での大勝。
前日の記事で取り上げられたデラロサが同点のソロを放てば、
4番起用に応えた新井が場外へ運ぶ勝ち越しの2ラン。
さらに昨秋の「フェニックスリーグチームMVP」福田が9回にダメ押しのソロ。
相変わらず「秋男」ぶりを見せて、右の代打へアピールしたようです。


「秋男」本領発揮!立浪をはじめとして、
井上、イ・ビョンギュなど
左の代打陣は充実しているものの、
右の代打はどうも手薄なドラゴンズ
現状では、平田が一番手といえるのですが、
その他は小池、英智、小山、
柳田、岩﨑達郎…
と、
守備には定評があるものの、
大事な局面ではどうも力が入ってしまう
そんな傾向が見られるだけに、
今回一発を放った3選手のなかで1人でも1軍に入ってもらい、
空位のイスを埋めてほしいもの。
阪神が上がって来た場合、デラロサの昇格は確実ですが、
新井にしても、福ちゃんにしても長打力があるだけに、
うまくアピールして、推薦されてほしいですね。
今後は投手、野手ともにCSに向け、調整する選手の出番が多そう。
そんな相手と対したときに、結果を残すことが大事。
短期決戦を勝ち抜くためには、ラッキーボーイも必要。
若竜のなかから、投打にそのような選手が
出て来てくれればヨシだなと。
そんな事を期待しながら、ようやく始まった
南国でのリーグ戦を見ていきたいと思います。

2009年10月 8日 (木)

森野右翼有事に備え、ドラゴンズ本格練習再開。

今季最終戦及びクライマックスシリーズに向けて、
ドラゴンズナインがこの日、本格練習を再開
ナゴヤドームで2日ぶりに汗を流したようですが、
練習中、決戦を意識したかのような大きな動きが。
三塁の守備練習を終えた森野将彦が外野へ移動し、
ライトの位置でノックを受けていたもよう
どうやら天敵である岩田を含めた左腕攻略の秘策の1つか。
その他浅尾山井守護神不在に備えるなど、この日の竜の話題を。

ドラゴンズトピックス(7日)

◇森野将彦

<ナゴヤドームで練習を行ったが、
いつも通り三塁で守備練習を終えると、
右翼の守備位置へ行き、ノックを受け始めて>
「走らないとね」

<外野は内野より長い距離を走る。
確かにたっぷりといい汗をかいていたが、どうも走るためだけではない。
ノックは終わらず、約30分間も打球を追い続けた。
何かの『仕込み』があるという問いに、ニコッと笑って>
「いろいろとね。遊び程度に…。
僕はまだ何も聞いていないのでわからない」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇笘篠外野守備走塁コーチ
<森野の外野ノックを見守り、その意味を説明>
「万が一に備えて、ということです。
外野を守ることがもしかしたらあるかもしれないから。
攻撃的シフト? そうだね。
阪神が(3位に)来た場合、左投手に対して、
誰が相性がいいかといえば、デラロサらしいので。
(CS第1ステージに)阪神が来て、
(先発が)左、左、左ということになれば、
デラロサを入れるかもしれないというし、
デラロサが(左を)打っているというし。
でも森野も外せない。じゃあ、どこで使うかと考えたら…」

<森野の外野守備については太鼓判を押して>
「去年も(外野を)やってたからね。慣れてくれれば大丈夫だよ。
トニ(ブランコ)より全然うまい」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン

◇落合監督
<外野グラウンドからじっと練習を見つめていただけだが、
クライマックスシリーズに向けてはこう話している>
「使うメンバーはどこ(どのチーム)が出てくるかによって変わってくる」
ニッカン


◇平田良介
<左投手になると打率.346という強打者になる左キラー。
右投手には.237。本人は首をひねるが、
明らかに左に強いという結果が出ている>
「もともと、左が得意ということはなかったです。
特に何か変わったところはないんですけど…」

<気合なら十分、CS第1ステージの相手が阪神になれば、
左腕の岩田、能見との対戦が確実。
特に岩田は大阪桐蔭高の先輩。打って恩返しをしたいところ>
「左投手なら試合に出るチャンスがあると思うので、がんばります。
右投手でも代打でチャンスがあると思うので、がんばります」

<大好きな季節もやってきた。
練習最後に行われたハードなランニングで完全にグロッキー。
何とか持ちこたえて>
「秋は涼しいですから」
(中スポ)

◇小池正晃
<一塁の守備位置でシートノックに参加。
本来は外野手だが、投手との連係を繰り返し確認。
三塁手の森野とともに、一塁の守備位置で白球を追った。
笑ったが、春季キャンプでは一塁の練習も行っており、
非常時に備えるという意味もありそう>
「人が足りなかったから、手伝っただけ」
(中スポ)

◇英智
<立浪兼任コーチの直接指導を受ける。
フリー打撃の直前、身ぶり手ぶりを交え、約5分間。
CSに向けさらなる調子アップを目指し、必死にバットを振って>
「いつも教えていただいてることですけど、それを確認しました」
(中スポ)

◇荒木雅博
<アメリカンノックを敢行。外野フェンス沿いを
端から端まで、約10分間にわたって疾走し、
大粒の汗を流した。ノック敢行の理由を問われ>
「2日休みましたから。
リセットして、また一からやり直すというところですね。
(痛めていた左手首は)だいぶよくなりました」
(中スポ)


◇浅尾拓也
<9月19日の横浜戦以来、実戦から遠ざかっている
守護神・岩瀬はCSで復帰を目指しているものの、先行きは不透明。
本来なら代えの効かない守護神だが、中日にはこの右腕がいる。
ナゴヤドームでの練習を終え、駐車場に現れた表情は引き締まっていた>
「CSは1勝の価値がこれまでとは全然違う。緊張感も違う。
どこで投げても自分のピッチングをできるように準備したいです」

<今季は8月以降セーブがつく6度の機会に登板し、
失点ゼロで6セーブと、9回を締める『予行演習』は完ぺきだが、
セットアッパーとストッパーの違いは、
単に『投げる順番』だけではないと言う。
岩瀬が背負ってきた重圧は並大抵ではない。
バトンをつないできただけに、責任の重さを痛いほど知っている>
「今までは『何とかいい形で岩瀬さんにつなごう』と思って投げてきました。
ストッパーの場合、後ろに岩瀬さんがいないわけですから。そこが違います」

<それでも、今の右腕には重圧を受け止める強さがある。
頭に残っているのは1年前の記憶。
セットアッパーとして期待されながら、登板は2試合だけ。
右肩の痛みが原因で力を出し切れなかった。
心身ともにスケールアップした今、同じ失敗は繰り返さない>
「あのときは肩の不安があった。
(CS初出場で)力みもあったかもしれません。
だから今度は万全のコンディションでCSに臨みたい」
中スポ

◇森バッテリーチーフコーチ
<最近5試合、岩瀬はベンチからも外れているが、
CSで岩瀬欠場という不測の事態を想定し、こう語り>
「浅尾がいる。山井、高橋だっているだろ」
中スポ

◇山井大介
<短期決戦の切り札は態勢を整える。
先発でもリリーフでもいける。おまけに大舞台にめっぽう強い。
柔軟に使えるカードが欲しい短期決戦では貴重な戦力。
ここまでのプロ通算102試合の内訳は、先発54、救援48。
先発のイメージが強いが、実際の登板はほぼ半分ずつ。
だからどちらでも対応できるのが心強い。
しびれる短期決戦になると、さらに頼もしい数字がある。
ポストシーズン成績は2勝負けなし、防御率1.80。
伝説となった07年の日本シリーズ最終戦、
8イニングパーフェクトの快投が何より象徴的。
ロングだろうと、ワンポイントだろうと
負担を引き受けることになるが>
「先発と中継ぎでは同じところもあるし、違うところもある。
ボクは中継ぎでもけっこう投げてます。言われたところで投げるだけです」
中スポ


◆山本昌
<ナゴヤ球場で新聞を見ながら、こうつぶやいた。
視線の先には、とある選手の引退セレモニーを報じる記事。
水島新司氏の人気野球漫画『あぶさん』の主人公・景浦安武。
漫画の中で対戦し、打たれたことがあるという。
景浦といえば、南海(現福岡ソフトバンク)に入団して以来、
ホークス一筋。62歳の今季、引退を発表した伝説的な選手。
1球団で長くプレーしているという意味では、景浦と共通している>
「オレ、この人に場外弾を浴びたことがあるんだよね。
いや、ウチはドームだから、最上段だったかなあ。
(同じ水島氏の野球漫画『ドカベン』に登場する)
岩鬼に一発を打たれたこともあったなあ。
悔しい? いや、載せてもらえるのは名誉なことだよ」

<さらに新聞を読みながら悔しがって>
「あいつ、オレのセーブ記録を更新しやがった」

<引退する千葉ロッテ・小宮山は6日のラスト登板で
セーブを挙げ、最年長セーブ(44歳0カ月)をマーク。
それまでの記録ホルダーは意外にもこの左腕。
3年前に41歳2カ月でセーブを挙げていたのだ。
ちなみに小宮山とは同級生。記録を更新されたことは
悔しそうでもあり、うれしそうにも見えたが>
「抜くとは言っていたけど、本当にやるとはなあ」
(中スポ、<ドラ番記者>


◇吉見一起
<お湯で体をあたため、すぐさま水風呂へと飛び込む。
これを何度も繰り返す。右腕の近ごろの日課である>
「交代浴といって、疲労回復に効果があるらしいんです。
(トレーナーらに)マッサージもしていただいているんですけど、
それに加えて、自分でできることもないかと思って。
マッサージの効果もあるらしいんですよ」

<開幕からチームでただ1人、ローテーションを守り続けてきた。
16勝はチームトップ。186イニング1/3はチーム最多。
球宴にも出場したが、その体は疲労にむしばまれていた>
「僕は1年を通して、(1軍で)やった経験がないですし、
確かに疲れはたまっていて。でも疲れたとは言ってられませんから。
相談してみたら、交代浴を教えてもらったんです」

<ナゴヤドーム内のクラブハウスには、
交代浴が可能な施設があるといい、
休日は自宅近くのスーパー銭湯を利用。
遠征中はホテル内の施設などを探しては試している。
可能な施設が近くにないときは、
同じく疲労回復に効果があるとされる半身浴も行う>
「1週間に何度とか、決めてやっているわけではありませんけど、
なるべく行くようにはしています」

<ただ水風呂は体に負担を与える場合もある。
利用するときの水温は18度程度>
「せいぜい5分とか、そんなに長くは入らないです」
(中スポ)

◇三木トレーニングコーチ
<今季終盤、吉見が門を叩いたコーチ。
交代浴の効果をわかりやすくこう説明。
肩までではなく、半身浴と同じく、
へその辺りまでつかるのが一般的とか>
「温かい風呂では血管が拡張して、水風呂で収縮する。
これを繰り返すと、血流がよくなり、疲労の回復に役立つんです」
(中スポ)


若竜トピックス(7日)

◆マキシモ・ネルソン

<予定だったみやざきフェニックス・リーグは
この日も8試合すべてが雨天中止に。
先発予定だった右腕はきょう8日の東京ヤクルト戦に
スライド登板となりそう。気合を込めて>
「1軍で結果を残せていたなら今、ここ(宮崎)にはいないはず。
ゲームの中でストレートの質を上げていって、
CSで呼んでもらえるようアピールしたい。
明日? 調整はうまくいっているからね」
(中スポ)

◆前田章宏
<この日スタメンマスクが予定されていたが、
打撃、キャッチングとみっちりと汗を流した。
目標はCSでのベンチ入り。捕手3人制なら割って入るチャンスがあるが、
フェニックス・リーグでは田中と出場機会を分け合い、競う形になる見込み>
「まず守りありきですが、
(9月に)1軍に呼んでもらった時に、打撃でのアピールも大切だと思った。
バッティングはよくなってきていますし、アピールしたい」
(中スポ)


◆加藤聡
<来季の支配下選手登録を目指す中日の育成新人は、
今回参加しているフェニックス・リーグで猛アピールする覚悟。
今季2軍では21試合で25打数2安打、本塁打と打点はなし。
開幕予定日から2日連続で雨天中止に。
貴重なアピール機会に水を差されているが、
それでも少ないチャンスをものにして、
出場機会を勝ち取っていくしかない>
「内容もそうですけど結果にこだわっていきたい」
中スポ

◆小林高也
<同じく育成新人は、2軍戦18試合で19打数6安打、0本塁打4打点。
出場機会にはあまり恵まれなかったが、長打が魅力。
フェニックス・リーグ前半はイ・ビョンギュ、井上ら
CSに向けて調整が必要な選手が先発起用されることになりそうなため、
まずは試合途中からの出場が予想されるが、
背番号を現在の3ケタから2ケタにする夢をかなえるために、
必死にアピールを続けていく覚悟。意気込みを語って>
「実戦を積んでその中で技術を向上させたい」
中スポ

◆辻2軍監督
<今シーズン中の支配下登録は実現しなかったが、
加藤、小林高也の次なる挑戦はすでに始まっているという>
「この秋フラフラになるまでやってどれだけついていけるか。
結果も出していかないといけないし、
来年、よ~いドンで行けるようにしないと。
(今季の)残りをどう過ごすかだね」
中スポ


◆10/9(金)に練習試合が行われます(みやざきフェニックスL公式)
◆9日に練習試合(中スポ)
(フェニックス・リーグは、2日連続で全試合が雨天中止となった。
そのため当初は練習日となっていた9日
参加チームによる練習試合が組まれることに。
中日フューチャーズ(NPB混成チーム)と
午後12時30分から、生目の杜第2野球場で対戦する)


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
台風18号は今朝午前5時すぎ、
愛知県の知多半島付近に上陸し、本州を縦断。
その後北日本に達する見込みだそうですが、
埼玉県東部的には、今回の台風は
雨よりも強風、暴風という印象が強かったですね。
自分も車で通勤中、橋で若干煽られたり、
信号で止まっている際の方が、むしろ怖かったですから。
さらに関東の鉄道は、朝からかなりの混乱
昼を過ぎても依然として運転を見合わせている状況。
電車通勤の方はかなり大変だったのではと思われます。


それはさておき、ドラゴンズナインは、
2日間の休みを終え、この日から本格的な練習を再開
落合監督以下、コーチ、選手ら
ナゴヤドームに集結して、汗を流したもよう。
そんななか、今朝のスポーツ紙は、
主に「有事に備える」といった感じの記事が多かったですね。
中でも最も目立ったのは、森野外野起用計画

備えあれば憂いなし。定位置のサードでの
守備練習を終えると、
足を動かす意味もあり、
ライトの位置で
外野ノックを受けていたそうですが、
果たして実際に守らせることになるのか…。
その背景には、デラロサ
昨季岩田と相性がよく、
さらに「左投手キラー」だったという
データもあるのでしょうが、
今季三塁での先発は
わずか3度のみ。
そうなると11日の東京ヤクルトとの今季最終戦で
デラロサを1軍に上げ、一度は試しておいた方が良いのではと。

確かに大事な一戦では一つのエラーでも命取り。
今季エラーキング森野をライトに置き、打撃に集中させる。
ただデラロサも守備には定評こそあるものの、
たまにポカもありますし、どっちもどっちの感も。
しかしそれ以上に、重きを置かなくてはいけないのは、
岩田、能見を始めとする「左投手を攻略」すること。
そう考えると、こういう策もアリと言えるでしょうね。
さらにセンターには、同じく左投手に強いという平田もスタンバイ。
対戦の可能性が高い阪神戦に向け、秘策を打とうとしていますが、
天敵となっている岩田には、今季「左打者に弱い」というデータが。

岩田自身も左打者が苦手というイメージは、
少なからず持っていることでしょうが、
今回の秘策は、左打者に強くても所詮は右打者
「左打者に弱い」「左投手に強い打者を使う」は、
決してイコールにはならないような気もするのですが。
ただデラロサなり、平田なりが、チャンスを活かし、
来る決戦のラッキーボーイになってくれればいいなあと。
そのためにもしっかりと準備しておいてほしいですね。

今夜、明日と0.5ゲーム差の中にいる
3位・阪神と4位・東京ヤクルトが神宮で最後の直接対決
その結果如何では、また対策も変わってくるでしょうが、
どちらが進出してきても対応できるようにしておくのが大事。
「本当の戦い」まで残り10日を切り、対策を進め始めたドラゴンズ
着々と練られている秘策に、今後も注目していきたいと思います。

2009年10月 7日 (水)

岩瀬ぶっつけ本番でCSへとフェニックス雨天中止。

台風18号の接近により、この日から開幕するはずだった
ファーム「みやざきフェニックス・リーグ」雨天中止に。
一方、1軍ナインはナゴヤ球場の屋内練習場で調整。
体調不良により登板間隔が空いている岩瀬仁紀
公式戦最終戦の登板も回避して、ぶっつけ本番
クライマックスシリーズに臨むことを示唆しました。
その他藤井もぶっつけ、ビョン残竜熱望など竜の話題を。

ドラゴンズトピックス(6日)

◇岩瀬仁紀

<体調不良で2週間以上もマウンドから遠ざかっているが
場合によってはクライマックスシリーズ(CS)に
『ぶっつけ本番』で臨む可能性が出てきた。
公式戦は11日のヤクルト戦(神宮)が残っているが、
CSに万全の状態で臨むため、あえて回避する可能性を示唆。
実戦から遠ざかっているだけに、できれば試運転をしておきたいが、
まずは肉体に蓄積された疲労を取り除くことに専念する>
「無理をして失敗することは避けたい。
11日に合わせるのではなく、CSまでに状態を戻そうと思っている。
とにかくCSに投げられなかったら意味がない。
また失敗するわけにはいかないんで」

<当初予定されていた復帰プランが狂った。
欠場の詳しい理由について口を閉ざしているものの、
長年にわたる疲労の蓄積で首や腰、
左ひじに不安を抱えているとみられる。
欠場中はチームから離れ独自の調整や治療に充てていた。
全体練習に参加せず8日ぶりに復帰したのが今月1日。
本来なら3日・横浜戦、4日・阪神戦のいずれかに登板し、
実戦テストするはずだったが、調整が思うように進まず、
チームにも帯同できなかった。日ごとに状態がよかったり
悪かったりすることを認め、切り替えを強調>
「しょうがない。何とか安定して投げられるようにならないと。
慌ててもしょうがないので」

<この日、ナゴヤ球場の屋内練習場に姿を現した
守護神の表情は吹っ切れたように明るかった。
フォームを入念に確認しながら
キャッチボールを終えると、ランニング、ゴロ捕球。
5日ぶりに1軍投手陣の輪に戻り、約2時間みっちり汗を流して、
練習の合間には森コーチと約10分間話し込んだ。
内容については明かさなかったが、
今後の復帰プランを2人で練り直したと見られる。
ポストシーズンでは過去20試合で22イニング1/3を無失点。
重圧のかかるマウンドでのピッチングは知り尽くしている。
抜群の実績を誇るだけに、今は一日も早く
戦える体を取り戻していくしかない>
「CSまで状態を上げていきたい。
体調さえしっかりしていれば大丈夫。
いざというときは、今までの経験が何とかしてくれるでしょう」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン


◇山本昌
<ベテラン左腕は宮崎のフェニックス・リーグで
CSへ向けた調整をすることになりそう。
この日はナゴヤ球場の屋内練習場で調整。
若手の主戦場となる教育リーグで
大ベテランが投げるのは珍しいが、07年に経験済み。
今のところ、10日以降の試合での先発が有力。意気込んで>
「どこで投げても一緒だよ。CSに向けて頑張るだけ」
(中スポ)

◇吉見一起
<CSでの先発が有力視されるが、下半身の強化を今後の課題に挙げる。
開幕するまでの約2週間、走り込みを繰り返すという。
この日はナゴヤ球場で早速ランニングをこなして>
「もう一度、再確認じゃないですけど、下半身をつくり直すというか。
しっかり走っていきたいと思っています」
(中スポ)


◇中田賢一
<楕円形のボールとともに、グラウンドに現れるのが最近の日課。
アメフト用より一回り小さいが、先の尖っている部分を相手に向け、
キャッチボールをする。一風変わったトレにはもちろん理由がある>
「投げるときにひじが下がっていることがあったんで、
ひじを上げて投げることを意識するためにやっています。
真っすぐのキレを課題にしているんですけど、
そのためにも、ひじを意識して投げているんです」

<きっかけは今季終盤のナゴヤドームのロッカールーム。
片隅で偶然、楕円形のボールが転がっているのを発見。
さらなるレベルアップのきっかけにするべく、
試してみることにしたという>
「岩隈さん(東北楽天)が使っているって聞いたことがあって」

<4日の阪神戦では力感あふれる150キロ近い真っすぐを連発。
遠投を取り入れたり、走り込みで下半身を強化している。
この日は登板2日後でもあり、静養に努めたが>
「真っすぐは少しずつですけど、よくなってきました」
(中スポ)

◇勝崎コンディションニングコーチ
<楕円形のボールの効果を説明。
繰り返し投げ続けることによって、
自然とひじを上げて投げるフォームが身につくという>
「アメフットのように、回転をかけながら投げるんですけど、
ひじを上げないと、うまく投げられないんです」
(中スポ)


◆藤井淳志
<左肋骨骨折でリハビリ中だが、フェニックス・リーグ参戦のため、
11日の東京ヤクルト戦は欠場する見通し。
岩瀬と同様に『駆け込み復帰』することも予想される。
具体的な復帰スケジュールが、おぼろげながら見えてきた。
有力視されるのは、9日に宮崎入りし、
10日からフェニックス・リーグに出場するプラン。
そして数試合をこなし、17日に開幕するCSに臨む。
この日、ナゴヤ球場でリハビリをこなし、
フェニックス・リーグでは参加初戦からのフル出場を熱望>
「首脳陣の方々が決めることで、僕が決めることではないですが、
出るというのはそういう(フル出場)ことだと思っています。
動けるところを見せて、CSに呼ばれるよう、
アピールしないといけない立場ですし、準備はしていきます」
中スポ


◆西川球団社長
<中日が秋季キャンプで『節約作戦』に乗り出す。
今季も昨年に続いてナゴヤ球場と阿久比球場での
分離キャンプとなるが、ただ昨年は阿久比球場で
キャンプを行った投手陣が近くのホテルに宿泊したが、
今年は落合監督の申し出によって全員が『自宅通勤』に変更。
阿久比球場までは名古屋市内から車で1時間弱はかかるが、
その分の労は惜しまない。今季はブランコをはじめ
タイトル争いにからむほどの好成績を残している選手が多く、
年俸高騰も予想されるだけに球団、現場とも
無駄を省いていく方針のよう。
現場からあがってきた経費削減案に笑顔を見せて>
「球団は何も言っていないが、監督からそういう話があった。
無駄は省いた方がいいということだったんだ」
ニッカン


若竜トピックス(6日)

◆赤坂和幸

<宮崎県内でこの日から開幕する予定だった
『みやざきフェニックス・リーグ』は、
初日に予定されていた8試合すべてが雨天中止に。
開幕のフューチャーズ(NPB混成チーム)戦に
先発が予定されていたが、午前10時試合開始予定の
約3時間前に中止が決定。恨めしそうに雨空を眺めて>
「本当についてないです」

<今季ウエスタンが開幕してからの先発登板は
4月12日のオリックス戦、9月25日のオリックスとの練習試合の2試合。
前回は約5カ月半ぶりの先発で、5イニングを5安打2四球ながらも
1失点に抑え、手応えをつかんだ。
飛躍が期待された2年目の今季は1軍昇格はなく、
4月に右肩を痛め、約1カ月の戦列離脱もあり14試合の登板にとどまった。
先発こそなくなったが、この日は投球練習を行わずに
キャッチボールなど軽めの調整。3年目の来季に向けての戦いが始まった>
「とにかく投げさせてもらえるところで結果を残していきたい」。
中スポ

◆マキシモ・ネルソン
<CSのメンバー入りを目指すが、
きょう7日の北海道日本ハム戦に先発する(←雨天中止)。
この日は生目の杜運動公園内の屋内練習場の
ブルペンで23球を投げたが>
「持っている球種は良くなっている。
状態はいいから、いいピッチングをするだけ」
中スポ

◆小林投手コーチ
<台風の影響で予報は悪く、
2日連続で雨天中止の可能性もある。あきらめの表情で>
「(雨?)こればかりはしょうがない。ほかのチームも一緒だから」
中スポ


◆福田永将
<昨年のフェニックス・リーグで大ブレークしたが、
今年も浮上のきっかけをつかもうと気合を入れる。
昨年は13試合すべてに出場し、3戦連発を含む5本塁打。
プロ初打席初本塁打を果たすなど飛躍の年になった2009年を、
最高の形で締めくくりたい>
「昨年はフェニックス・リーグで
いい成績を残したことで、今年につなげられた。
CSに呼んでもらえることを目標に結果を求めながらやっていきたい」
中スポ

◆井上一樹
<南国・宮崎の屋内練習場、思い出したように口を開いて>
「昔オレ、政治家になろうかと思ったこともあったんだよね。大学行って」

<ドラフト指名がなかったら愛知県内の社会人野球チームに
内定していたって聞いていたが…>
「いやいや、その前は大学進学も考えてたからね。
プロ入りしてなかったら(首相は)鳩山じゃなくて井上だったかも」

<そういえば視察に訪れた他球団の関係者から、
ねぎらいの握手攻めにあっていた。その人徳を見るとあるいは…。
井上『先生』はがははと笑って。
「きっともっとええ世の中になっとったで」
(中スポ<ドラ番記者>


◆イ・ビョンギュ
<フェニックス・リーグに参加しているが
この日、来季の残留を熱望する意向を示す。
3年目の今季は、わずか28試合の出場で、
打率.218、3本塁打、8打点と振るわぬ成績だが、
今後のクライマックスシリーズでの活躍でアピールする決意。
生目の杜運動公園内の屋内練習場での練習では、
バッティング、ノック、ランニングと
若手にも負けずに率先してメニューをこなし、
バテて座り込む同僚選手にハッパを掛けるほどの気合。
3年契約の最終年も大詰めを迎え、1分1秒が惜しい様子>
「まだ走る。後にノックがある? 走ってからノック」

<来季も中日のユニホームを着てプレーしたい。
その一念が185センチの長身を突き動かしている。
きっぱりと言い切って>
「来年は来年。何も決まっていないし分からない。
でも、球団さえよかったら、日本に、中日に残ってプレーしたい」

<自身の苦しい立場は痛いほど分かっている。
特に今季は不本意なシーズンだった。
キャンプインの時点ではほぼ約束されていた右翼のレギュラーは、
オープン戦の大不振ではく奪され、
シーズンの大半はファーム暮らしで1軍出場はわずか28試合。
打率、本塁打、打点のどれをとっても3年間で最悪の数字。
ポストシーズンは契約継続へのラストチャンスとも言える>
「2軍でどれだけ打っても直接のアピールにはならない。
1軍で、クライマックスシリーズで、
日本シリーズで活躍しないと自分の価値を示したことにならない」

<まず宮崎で結果を出して1軍招集の吉報を待つ。
チームを日本一に導く原動力になる。そこにすべてをかける。
自らの未来は自らのバットで切り開いてみせる>
「たくさんゲームに出て、打って、守って、コンディションを上げていくんだ。
シーズンがすべて終わったときに、
来年のことがゆっくり考えられるように、今は目の前に集中したい」
中スポ


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
非常に強い台風18号は、勢力を保ち沖縄近海を北上。
この先も勢力を保ったまま、あすの朝にかけて、
西日本から東日本に上陸する可能性が高いそうですが、
この影響で、宮崎県内で開幕するはずだった
「みやざきフェニックス・リーグ」の開幕戦が、2日連続で中止
ファームのナインは、この日は生目の杜運動公園内の屋内練習場で。
またきょう7日は、木花総合運動公園室内練習場で練習を行ったもよう。
「開幕投手」に指名されていた赤坂や、
何とかCSのメンバーに食い込みたいネルソンらには
非常に残念と思いますが、次のチャンスでアピールしてほしいですね。

一方、1軍はナゴヤ球場の屋内練習場で約2時間半ほどの練習。
投手陣を中心に、一部野手陣も体を動かす感じで汗を流したもよう。
それにしても、季節外れの台風の接近は、
セ・リーグの3位争いにもいくらかの影響を及ぼしそう。
これによってゲームが流れると、
さらに決定に時間がかかってしまいそうな気配。
できれば1球団集中でチェックしたいですし、
ほんと早く決まってほしいですが、
ただお天道様には逆らえるものでもないですし、
自分たちがしっかり調整していく、それだけでしょうね。

そんななかこの日の一番の話題は、岩瀬
9月19日の横浜戦を最後に約1カ月間登板がない守護神ですが、
11日に行われる神宮最終戦での登板も回避することを示唆。
10日後に迫るCSに万全の状態で臨むべく調整を続け、
半ば『ぶっつけ本番』で決戦に挑んでいく構えのようです。


当初は、先週末の3日か4日かに
復帰登板を果たすはずだった守護神
しかしコンディションが不十分で登板は見送りに。
そこにさえも合わせることができなかったということは、
勤続疲労による首や腰、左ひじのコンディションが
それほど深刻ということなのでしょうね。
大事な場面で起用される岩瀬だけに、
「安定して投げられる」ようになることが
復帰には不可欠ではありますが、
最悪の場合、浅尾、山井、河原、高橋、鈴木らを中心に
その穴を埋め、後ろを守っていかなくてはいけない。
そういう可能性も依然として残っているといえるでしょう。

ただまだ決戦本番までには、時間がある。
これからの「10日間」が、岩瀬にとって、
ぜひともプラスに作用してほしいところですね。
「とにかくCSに投げられなかったら意味がない」
それを重々分かっているだけに、慎重になるのは確か。
試運転ができず不安な部分もあるでしょうが、
その間をうまく利用し、意地でも状態を戻して、
決戦には間に合わせてくれることを願いたいなと。
修羅場での豊富な「経験」がある岩瀬だけに。
体調さえ戻ってきさえすれば、本来の力を発揮してくれるはず。
その影響たる大きな守護神、不在だけは避けたいものですね。

想いを、岩瀬に。10月の「Live!Dragons!」のポスターは
奇しくも、その岩瀬
『想いを、岩瀬に。』という
コピーとともに、
その最後を締めくくるフレーズは
「ドラゴンズには岩瀬がいる。
だから、ドラゴンズは強い。」

覚悟を決めた守護神が、できるだけ状態を上げ、
決戦の締めのマウンドに、しっかりと姿を見せてくれること。
ファンとして、それを切に願いたいところです。

2009年10月 6日 (火)

ブランコ残竜希望と若竜フェニックスリーグに向けて。

レギュラーシーズンが残り1試合となったドラゴンズ
週末までゲームがないということもあり、1軍はほぼ全休
一方、ファームの選手たちは、
宮崎県内で行われる恒例の秋の教育リーグ、
「みやざきフェニックス・リーグ」に参加するため、
この日名古屋を離れ、宮崎入りしたもよう。
約2週間にわたり、南国で繰り広げられる育成の場
そこに挑む伊藤準規若竜たちの熱き意気込み。
さらには「来季も竜一筋」を明かした主砲・ブランコなど
この日のドラゴンズの話題を、集めました。

ドラゴンズトピックス(5日)

◇トニ・ブランコ

<来日1年目から大活躍した竜の4番が、
この日『ドラゴンズ一筋』の残留の意向を明かす。
日米球団からのアプローチなど横やりが心配されるが、
本人は全く眼中になし。来季の働き場を探す動きが活発になる時期。
率直な質問に一瞬、きょとんとした首をかしげて>
「選択肢…。それはどういう意味?」

<選択肢とは『退団』や『他球団』を含む。
そんな意味を理解すると、とんでもないことのように首を横に振って>
「いえいえ、もちろんドラゴンズだよ」

<そして今の自分の心境を明かす。
来季も竜一筋。浮気心などこれっぽっちもない。
ほかの選択肢がまるで頭にないことは、その素直な反応も物語る>
「もちろん来年もドラゴンズでプレーすることだけを考えているし、
ドラゴンズといい契約を結ぶことができれば、
それが自分のベストだと思っている」

<交渉時期については球団の意向に沿うつもり。
球団から求められれば柔軟に対応する構えだが
シーズン終了後、ドミニカ共和国に帰国してから
条件を詰めることになりそう>
「それ(交渉時期)はボクにはコントロールできないことだからね。
会社(球団)が主導権を持つことだから。
もちろん話はするが、プレーに集中できる方がいい」
中スポ

◆井手編成担当
<ブランコとの再契約は、球団にとって重要案件の一つ。
契約上は来季以降も保有権を持つかたちにはなっているものの1年契約。
残留が基本線といっても、あくまで本人の意向が大事。
ブランコの残留志願で円滑な再契約へと道が開かれる。
条件面についてはシーズン終了後に話し合われることになりそう>
「まだシーズンが終わっていない。終わってからになるでしょう」

<残留確実となれば、気になるのが来季のブランコの年俸。
今年の推定2760万円からどこまで上がるのか。
契約年数については単年が基本線。
引き留め策などが絡まず、純粋に今年の評価が反映されそう
査定の対象となるレギュラーシーズンも残り1試合。
ここまでキング独走の38本塁打、
打点もリーグトップの108で森野と並ぶ。
今年が超格安だったため大幅アップは確実だが>
「複数年はフリーエージェント(FA)の選手との契約だけでしょう」

<ブランコの保有権については、
日本の選手と同じように考えられているという。
他球団の外国人選手はほとんどが1年ごと、またが契約が切れるごとに
自由契約になる条文を統一契約書に書き加えて球団側と交わしているが、
中日球団は禁煙、このようなサイドレターを加えに外国人選手と契約。
FA権を得るまで保有権を握ることになる。
ブランコの今季契約についても>
「インセンティブについてはサイドレターがあるが、
そういう(身分を自由にする)ことのサイドレターはない」
中スポ


◇投はナゴヤ球場で 打は阿久比球場で 今年の秋季練習(中スポ)
中日が今年の秋季練習を昨年に続いて
ナゴヤ球場、阿久比球場を併用して行うことが、この日分かった。
昨年とは場所を交換し投手陣がナゴヤ球場および屋内練習場を、
野手陣阿久比球場を使う。
ナゴヤ球場がスタンドなどの改修工事中で、
グラウンドは使用可能だがフリー打撃が行えないため。
またナゴヤ球場は工事車両の出入りなどのため、
一般ファンは敷地内に立ち入ることができなくなっている)

◆井手編成担当
<野手陣の秋季キャンプが阿久比球場で行われることが明らかに。
昨年、同地で行った投手陣はナゴヤ球場で来季へ向けた下づくりをする。
ナゴヤ球場は9月下旬から耐震補強のために改修工事。
バックネット裏の内野スタンドを含めてリニューアルされるが、
グラウンドで打撃練習ができない状況になった。
そこで98年まで2軍本拠地で阿久比球場に白羽の矢が立った。
もともとは『苦肉の策』だが、メリットは大きい。
野手陣は昨年同様、阿久比近郊で宿泊することが濃厚で、
野球漬けの日々を送ることができる。
昨年、同地で鍛えられた吉見やチェンがリーグを代表する投手となり、
浅尾も貴重な中継ぎとして成長。若手飛躍の縁起のいい地でもある。
CS、日本シリーズの日程次第だが、11月下旬までとなる見込み>
「(ナゴヤ球場は)いろいろと危ないから。
阿久比は打撃練習もできるし、プールもあるし、
施設が整っている。問題ないでしょう」
スポーツ報知スポニチ名古屋


◇中田賢一
<練習休みのこの日、小笠原とともに
ナゴヤ球場の室内練習場でランニングやキャッチボールなどで調整。
サッカーボールを使ってトレーニングする場面もあった。
前日の阪神戦は先発して3イニング1失点。意欲的に話して>
「直っすぐは少しずつよくなっていますけど、
もう少しバランスよく投げたいですね。
走り込むなどして、下半身をしっかり鍛えて、安定させていきたいですね」
(中スポ)

◇ドアラが神宮球場へ遠征決定!(公式サイト)
(11日に神宮球場で行われる東京ヤクルト戦ドアラの遠征が決定した)


若竜トピックス(5日)

◆伊藤準規

<中日のファームはこの日、6日から始まる
教育リーグ、フェニックス・リーグ参加のため、
27選手が中部国際空港発の航空機で宮崎入り。
ファーム日本選手権で勝ち投手になったルーキーは
課題を克服してクライマックスシリーズの戦力になるべく
フェニックス・リーグでアピールすることを誓った。
初めて訪れる宮崎で、自身のやるべきことに迷いはない>
「(ウエスタン・リーグでは)対戦しないところも
多いんで、いろんなことを学びたい。
自分の中の課題をしっかり乗り越えて、成長してきたいと思います。
結果にこだわるわけではないですが、しっかり抑えて、結果も出たらいい」

<衝撃のデビュー登板から1週間。それは上昇一途の時間だった。
9月30日の巨人戦に2番手登板し、1イニングをゼロ封。
10月3日にはファーム日本選手権で先発し勝ち投手。
続けざまの快投でCSでの戦力としてアピールした。
注目度を赤丸急上昇させたが、この1週間でしっかり課題を見つけている。
ファーム日本選手権は5イニング1/3を無失点ながら、
降板のきっかけは6回に3四死球で招いた1死満塁だった。
1軍デビューから中2日登板とはいえ、言い訳にはしない>
「課題はスタミナです。
長いイニングを投げても対応できるようにならないと。
富山で痛感しました」

<また宮崎にはさらなるステップアップの舞台が用意されている。
今季は主に中継ぎとして起用されてきたが、
ファーム選手権の内容などから先発起用が決まった>
「先発? 行けといわれた場面で思いきっていきたいです」

<南国・宮崎で快投を続ければ、
ポストシーズンデビューにも手がかかるかもしれない>
「CS? 必要とされるならうれしいです。
上で投げるのは常に目標にしてきましたし。
CSに出場できるように頑張ってきます」
中スポニッカン

◆小林投手コーチ
<CSでの伊藤の抜てきについては含みを持たせて>
「まだまったく分からないが、(10日からの)2クール目から
上のピッチャーが投げに来ることになるだろう。
そのときに、一緒に投げさせておいてくれという
指示があるかもしれないし、ないかもしれない」
中スポ


◆鈴木義広
<フェニックス・リーグに参加するため、中部国際空港から宮崎へ出発。
ポストシーズンの『火消し役』として活躍が期待されるが、
相手打者を巨人・ラミレスと想定して調整することを宣言>
「宮崎ではコントロールの精度を高めたい。
右打者ならラミレスだと思います。
特に初球、インコースのシュートにしろ、外のスライダーにしろ、
きっちりコーナーに投げきれるようにしたいですね」

<今季は右ひじ骨折で出遅れたが、
9月18日の横浜戦から復帰すると、6試合で防御率1.93と好投。
調整目的で9月末に降格すると、3日のファーム選手権では
1点リードの6回1死満塁から
1イニング2/3を無失点に抑えて、MVPを獲得。
1軍首脳陣からは8日までのリーグ第1クールで1試合、
13日までの第2クールで2試合登板することを指令されている。
その後、帰名することになっているが、
いずれも本番モードで投球するという。
さらに実はポストシーズン男でもある。
CSは2試合で無失点、日本シリーズでは4試合で無失点。
唯一の救援失敗は07年の日本シリーズ第4戦、
1点リードの5回2死満塁から登板して最初の打者に押し出しを許したが、
その後、1イニング1/3を無安打に抑えて勝ち投手になった。
運もあって本番に強いサイドハンドはこれ以上にない『補強』になるが>
「富山でああいう場面で投げられたことはよかったと思います。
でも、1軍だったら打たれただろうな、というボールはまだあった。
だからしっかり調整してきたいです」
中スポ

◆赤坂和幸
<フェニックス・リーグの開幕投手に指名されそう。
気合たっぷりに宮崎の地に降り立って>
「まだ何も聞いていませんが、いつ投げようとも、
とにかく低めに集めて抑えるだけです。結果を出したいですね」
(中スポ)

◆齊藤信介
<今年途中から使っているグラブの内側には、
少し変わった文字が刺繍されている。
『氣博(きはく)』
本来は「気迫」と表現するのが一般的だが、
あえて違う文字を使っている。
「氣」は気の旧字体、そして「博」は
07年1月27日に脳腫瘍で58歳で他界した、最愛の父の名である>
「おやじの名前を入れたんです。
僕の武器は気持ちですからね。
気持ちで負けないように、マウンドに上がりたい」

<プロ入りを人一倍喜んでくれたが、
生前は活躍する姿をほとんど見せられず、悔しい思いが募っていた。
三回忌を終えたこともあり、グラブに天国の父の名前を刻んだ今季。
いい報告ができそうなスタートを切りながら、願いはまだかなっていない。
自身初となる開幕1軍をつかみとったのに、登板18試合で防御率3.00。
数字は決して悪くないが、勝負どころで結果を残せず5月15日に2軍落ち。
その後は腰を痛めた影響もあり、ずっとファーム暮らしが続いている。
この日、フェニックス・リーグに参加するため、
ほかのナインととも空路で宮崎に向かったが、
目指すは滑り込みでのCS出場、父の名前を冠したグラブとともに、
4年目右腕は最後の猛アピールに挑む>
「しっかり投げて、頑張ってきます」
(中スポ)


◆新井良太
<4番打者としてファームの日本一に貢献してきたが、
1軍への貢献を虎視眈々と狙っている。
宮崎で活躍して、ポストシーズンでの1軍抜てきにつなげようと
必死に白球を追う。きっぱりとこう口にして>
「まだCSをあきらめたわけじゃありません」
(中スポ)

◆井上一樹
<引退する選手が秋の教育リーグに出場するのは極めて珍しい。
照れくさい思いもあるだろう。
それでもゴールの瞬間まで気持ちを切らすつもりはない。
CS出場に向けて宮崎でキバを研ぐ>
「まだ現役選手なんで、いつ呼ばれてもいいように調整するのが
ボクに課せられた使命というか仕事。しっかり調整しますよ」
(中スポ)

◆イ・ビョンギュ
<CSに向けて外国人選手も宮崎入り、井上らと同様に調整していく。
昨年のCSでは27打数6安打の打率.222だったが、
先頭打者弾を放つなど存在感をアピールしていた。
固定されない右翼の有力候補は静かに気合を入れて>
「CS? どうなるかは分からない。
言われたスケジュール通りに動いて調整していきたい」
(中スポ)


◆辻2軍監督
<初めて先発ローテーションに
組み込まれることになった伊藤準規について>
「これまでの内容も見て(伊藤が)先発でいくということは
投手コーチも話している」

<宮崎入りした井上とイ・ビョンギュについて>
「2人はDHや右翼を利用して調整してもらおうと思っている。
CSに向けて? そうですね」
(中スポ、ニッカン


【中日ドラゴンズ参加メンバー(2009みやざきフェニックス・リーグ)】
<投 手>(金剛)、清水昭信、(川井)、伊藤準規、鈴木、
       岩田、(平井)、高島、齊藤、(パヤノ)、菊地
       ネルソン、佐藤亮太、赤坂、(小熊)、(中里)

<捕 手>前田、田中、(清水将海)、小田、(小川)
<内野手>堂上直倫、新井、岩﨑恭平、西川、澤井、(柳田)、福田、デラロサ
<外野手>イ・ビョンギュ、(平田)、井上、(野本)、
        中川、中村一生、中村公治、(井藤真吾)、(堂上剛裕)
        加藤、小林高也

(背番号順・カッコ選手はみやざきサイトのみ掲載。
公式サイト、中スポ、みやざきフェニックスリーグ公式サイト


【2009年みやざきフェニックス・リーグ  中日試合日程】
10月6日(火)V 対NPB混成・フューチャーズ(10:00・アイビースタジアム)
10月7日(水)H 対北海道日本ハム(12:30・錦原運動公園野球場)
10月8日(木)V 対東京ヤクルト(12:30・西都原運動公園野球場)
10月10日(土)V 対埼玉西武(12:30・南郷スタジアム)
10月11日(日)H 対湘南(12:30・生目の杜第2野球場)
10月12日(祝)V 対東北楽天(12:30・西都原運動公園野球場)
10月13日(火)H 対フューチャーズ(12:30・清武町総合運動公園野球場)
10月15日(木)V 対北海道日本ハム(12:30・アイビースタジアム)
10月16日(金)H 対巨人(12:30・サンマリンスタジアム宮崎)
10月17日(土)V 対湘南(12:30・久峰野球場)
10月18日(日)H 対埼玉西武(13:00・串間市総合運動公園野球場)
10月20日(火)H 対東京ヤクルト(12:30・清武町総合運動公園野球場)
10月21日(水)V 対千葉ロッテ(12:30・都城市営野球場)
10月22日(木)H 対東北楽天(13:30・西都原運動公園野球場)
(H=ホーム、V=ビジター、9、14、19日は練習日・予備日。
NPB公式みやざきフェニックス・リーグ公式サイトより)


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
レギュラーシーズンは、11日の神宮を残すのみ。
それまでは期間もあることもあり、
1軍ナインは全休だったようですね。
今朝の中スポは、1面ドカンと『ブラ残竜宣言』。
想像以上の活躍で二冠王目前となった竜の主砲・ブランコ
まあ外国人選手なだけに、さまざまな契約内容
覚書もあったりするかもしれませんが、
ファンとしては今季受けた衝撃感動を、ぜひとも来季も味わいたい。
あとはおなじみ井手編成担当をはじめとした
フロントにうまく仕事をやってもらい、契約を結んで、
来季も引き続き「竜の4番」に座ってほしいものです。


一方で3日に巨人を下し「ファーム日本一」に輝いた若竜たち
間髪置かずにこの日、恒例の秋季教育リーグ、
「みやざきフェニックス・リーグ」に参加するため、
第1陣の27選手が中部国際空港発の航空機で宮崎入りしました。

NPB、四国・九州アイランドリーグ選抜、
また韓国KBOからの2チームと、
合わせて16球団が参加して、繰り広げられる同リーグ。
ドラゴンズは、イースタン7球団に加え、
NPB混成チーム・フューチャーズとの対戦が組まれています。
若手の育成が主目的とはなってはいるものの、
今季に関しては、日程消化が早いこともあり、
クライマックスシリーズに向けての調整を行う選手も多くなるのでは。
今朝の中スポには、第1陣として参加する27名が発表されていましたが、
ここに入っていなくとも、朝倉、川井、山本昌らの先発陣。
また平田、野本、岩﨑達郎、柳田、堂上剛裕らの若手野手陣、
その辺りも第2クール辺りから参戦してきそう感も。
その一方で、この日の話題にもあった鈴木、そして伊藤準規
さらに井上、イ・ビョンギュ、デラロサ、新井など
結果次第では、1軍に抜てきという可能性があることもあり、
例年以上に注目される戦いになってきそう。
チャンスを掴めるよう、しっかり取り組んでほしいと思いますね。

今秋の目玉!若竜それぞれ
課題目的を持って試合に挑み、
さらに今季は野手が阿久比、
投手がナゴ球で行われる
「秋の鍛錬」へと繋がっていく。
まあ例年とは
やや趣が違う部分
あったりもしますが、
さまざまなことを勉強し、吸収し、
成長の糧としてほしい。
台風18号の影響もあり、
いきなり開幕戦が流れたものの、
「育成」「調整」を兼ねる
ドラゴンズの今季のフェニックスリーグ
若竜たち猛アピールを楽しみにしたいと思います。

2009年10月 5日 (月)

天敵打てずに完封負け、立浪ラスト甲子園飾れず。

ドラゴンズのレギュラーシーズンも残り2試合
今季最後のデーゲームとなった甲子園での阪神最終戦
クライマックスシリーズでも当たる可能性が高い相手ですが、
打線がまたしても「天敵」岩田に対して沈黙。
7回までわずか2安打無得点に抑え込まれてしまうと、
中田-小笠原とつないだ投手陣は、3番手・河原が捕まってしまい、
7回に平野、葛城の連続適時打を許して、勝負あり。
立浪にとって最後の甲子園は、黒星に終わってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 最終戦
(4日・阪神甲子園球場 | 中日14勝10敗)
46853人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神 ×
[敗] 中田(13試合5勝4敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
中田、小笠原、河原、高橋、山井 - 谷繁

◇対阪神最終戦・スタメン
1 (遊)井端  (3打数無安打)
2 (二)荒木  (4打数無安打)
3 (三)森野  (4打数1安打)
4 (一)ブランコ (2打数無安打)
5 (左)和田  (3打数無安打)
6 (捕)谷繁  (3打数1安打)
7 (右)平田  (2打数無安打)
8 (中)英智  (3打数1安打)
9 (投)中田  (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・岩田
井端高め外れ四球、荒木内スライダー引っ張り三直、
森野内高め直球二ゴロ4-6-3併殺


<1回ウラ・阪神> P・中田(中5日)
平野外フォーク空三振、大和高め浮き四球、
鳥谷3球目・大和二盗失敗、鳥谷外直球左飛

<2回・中日> P・岩田
ブランコ内スライダー見て四球、
和田内スライダーハーフスイング三振、
谷繁内カットボール詰まり遊ゴロ6-4-3併殺


<2回ウラ・阪神> P・中田
金本外フォーク二ゴロ、新井外スライダー空三振、
関本外カット投ゴロ

<3回ウラ・阪神> P・中田
桜井内低め直球すくい上げ左中間飛び込む本塁打(D 0-1 T)
狩野セーフティバント投ゴロ、
岩田粘り9球目外直球流し打ち左翼線・
和田クッション処理もたつき三塁打、
1死三塁から、平野外フォーク弱い左飛・走者そのまま、
2死三塁から、大和内148キロ直球空三振

<4回・中日> P・岩田
井端内直球投返し二ゴロ、荒木中スライダー叩きつけ二ゴロ、
森野内フォーク引っ張り一二塁間抜くヒット、
ブランコ内カット遊ゴロ


<4回ウラ・阪神> P・小笠原(中7日)
鳥谷初球中直球左直、金本バットへし折るも中前打、
新井内直球左飛、関本外スクリュー投ゴロ

<6回・中日> P・岩田
英智外直球中前打、小笠原捕犠打、
井端内カットハーフスイング三振、荒木中高め直球中正面フライ


<7回・中日> P・岩田
森野内シュートボテ二ゴロ、ブランコ内スライダー空三振、
和田中シュート投ゴロ


<7回ウラ・阪神> P・河原
新井外直球投返し中前打、関本内直球三遊間抜くヒット、
桜井高いバウンド二ゴロ進塁打、狩野敬遠、
1死満塁から、代打桧山中高め直球空三振、
2死満塁から、平野外高め直球三塁下抜く適時打(D 0-2 T)
2死満塁から、代打葛城初球中スライダー左前2点適時打(D 0-4 T)

<8回・中日> P・アッチソン
谷繁内直球センター左落とすヒット、
代打野本内スライダー詰まりながら遊オーバーヒット、
無死一、二塁から、英智外高め直球右方向も
一正面ライナー・一走野本戻れずタッチアウト併殺
2死二塁から、代打立浪外高め直球遊ゴロ・場内大きな拍手


<8回ウラ・中日> P・山井 右・野本
金本内高め直球中飛、新井内浮いたフォーク詰まり三邪飛、
2死から、関本中高め150キロジャストミート左越え本塁打(D 0-5 T)

<9回・中日> P・久保
井端初球外直球投ゴロ、荒木内高め直球中飛、
森野外直球見三振、試合終了。
終了後立浪に桧山から花束贈呈、レフトスタンドに向かいあいさつ。



【ゲームレビュー】
岩田攻略できず完封負け
7回まで三塁も踏めず、散発2安打。
8回、2番手・アッチソンを無死一、二塁と攻めたが、
逃して零封負け。盗塁王を狙う荒木は出塁できなかった。
3回に桜井のソロで先制した阪神は、
7回にも葛城の適時打などで3点を加えて快勝した。
岩田は7勝目。中日岩田に4連敗となった。
公式サイト共同通信社時事通信ニッカン式スコア


現役最後の甲子園。今季最後のデーゲームとなった
甲子園での阪神戦
阪神にとっても
ホーム最終戦ということもあり、
久しぶりに甲子園が
文字通りの「超満員」になってましたね。
そんななか「ラスト甲子園」となった
立浪和義には、
ドラゴンズファンだけでなく、
阪神ファンからも拍手が。
思い出の地での
最後のゲーム、最後の打席。
ヒットこそ打てなかったもの、
スタンド全体からの大きな声援を受けたことで、
万感の思いで締めくくれたんじゃないかと思います。

ただそんな立浪の姿だけが目立ってしまうほど、
この日のゲーム、ほんとに見どころがなかったですね。
苦手にする左腕・岩田の前に、またしても打線が沈黙
投手陣では、中田、小笠原といった先発ローテ投手が
各3イニングの「調整登板」を果たしましたが、
調整ゲームということで、岩田に対して
「打つな」という指示でも出ているのかと思えるぐらい、
徹底しての打てなさぶり
7回まで投げきられ、わずか2安打、三塁も踏めないお粗末さ
しかも初回、2回と、先頭打者を四球で出しながら、
ともに併殺で潰してしまう、拙攻の連続
天敵は天敵のままでレギュラーシーズンを終えさせ、
クライマックスシリーズに不安を残す結果となってしまいました。


序盤は力のある直っすぐと、カットボール主体。
中盤以降は決め球のスライダーを軸に組み立て、
投球に変化をつけていたというこの日の岩田
それにしても毎度毎度、ほんと同じようにやられるよなと。
自慢の中軸も、森野が内へのボールに二ゴロを連発。
ブランコが内に沈むスライダーを振らされ、
和田においてはタイミングさえも掴めず、
自分のバッティングが全くできない始末。
確かに相手はCS進出に向け、血眼になっている状態。
岩田自身は「ちょっとボールを見てきているかなと思った」と
謙そんしているようなコメントを残していますが、
さすがにここまでやられまくると、ホントにまずいなと。

CSの第2ステージは、シーズン1位通過の巨人
1勝のアドバンテージがつきますが、
もしも阪神東京ヤクルトに競り勝ち、3位に決まったならば、
「岩田」という名の1勝のアドバンテージを、みすみすくれているようなもの。
確かに右打者が多いドラゴンズ打線だけに、
その右打者の内を攻め込む投球は打ちにくいというのは分かります。
ただいつまでも同じ投手にやられっぱなしでは、
勝たなくてはいけないものも、勝てなくなってしまうのでは。
「次に対戦する機会があれば、何とかする」という
和田のコメントですが、ほんと打線全体で何とかしてほしい。
その「何とか」の糸口を、残り2週間で見つけてもらいたいものです。


さていよいよレギュラーシーズンは、残り1試合
ゲーム消化の早かったドラゴンズは、
1週間空き、11日の神宮までゲームなしが続きます。
おそらくひとときの休息も入るでしょうが、その後はしっかり調整
もしかしたら11日のゲーム、相手の東京ヤクルトにとって、
「勝てばCS進出、負ければ逃す」みたいな
シチュエーションになる可能性もあるかもしれません。
ただこちらにとっては決戦前の残り少ない実戦の場
しっかり戦い、弾みを付くような勝利を希望。
立浪レギュラーシーズン最終戦を飾ってほしいと期待します。


★プレーヤーズ・ボイス(4日)

●中田賢一

<先発で3イニングを投げ、2安打1失点。
クライマックスシリーズへ向けた調整で、予定の早期降板。
第1ステージで対戦の可能性のある阪神相手に頼もしい材料、
一番大事な速球に手応えがあった。
3回先頭の桜井に左中間へソロアーチを浴びたものの、
速球は140キロ台中盤から後半をマーク。失点はこの1点でしのいだ。
反省点も残しているが、右腕のベクトルは確実に上を向いている>
「徐々に徐々にですけど、
少しずつ良くはなってきている。悪くはなっていない。
いいボールと悪いボールがはっきりしていたので、
もう少しバランス良く投げられるようにしたいですね」
カメラブログ中スポニッカン

●小笠原孝
<2番手で登板。3イニングを1安打無失点の好内容。
今季の阪神戦は2勝無敗、防御率2.41という好相性。
相手は意識はしていないが、頼もしい虎狩りが続いている>
「自分のピッチングをすることを心がけた。
ボクの場合、自分との勝負というワケじゃないけど、
まず自分の力を出すことが先。
自分の力を出して初めて勝負になる」
中スポ

●河原純一
<1点ビハインドの7回から登板すると、
連打などでピンチを招き、2死満塁から連打を浴びて3失点。
1年間のブランクを乗り越えて中継ぎとして活躍しているが、
あと2週間、疲れを癒して準備したい>
「こういう日もありますよ。疲れているというのもあるし。
この反省を生かしてCSに備えたい」
(中スポ)


●和田一浩
<対岩田の対戦打率が19打数2安打の.105。
2三振を含む3打数0安打に抑えられ、唇をかんで>
「次に対戦する機会があれば、何とかします」
共同通信社ニッカン

●荒木雅博
<対岩田の対戦打率が20打数3安打の.150と無残な数字。
創意工夫も実らず、攻略の糸口はつかめなかったが>
「そりゃここまでやられりゃ、苦手意識も持つでしょ。
何とかせないかんと思って、いろいろ試してるんですけどね」
デイリー

●井端弘和
<CS第1ステージの相手が阪神となった場合、
必ず立ちふさがるのが『岩田の壁』。雪辱を誓って>
「ボクとしては嫌な感じはそうはないです。多少ボールは動くけど」
ニッカン

●英智
<1点を追う6回先頭の第2打席で中前打。
得点にはつながらなかったが、
難敵・岩田に食い下がり、チャンスメーク。
この日、3打数無安打で対阪神は38打数11安打。
CSの相手が阪神となると出番が多くなりそう>
「岩田? だいぶ慣れてきて、みんなあと少しだと思う。
積極的に甘い球を打ちにいこうとしています」
(中スポ)

●石嶺打撃コーチ
<大の苦手としている岩田に打線が完全に沈黙。
7回を散発2安打無得点に抑えられ、完敗を喫した。
これで岩田には4連敗となったが、両手で耳を覆って>
「もう聞くな。聞かないでくれ」

<しかし泣いてばかりはいられない。
幸いにも対策を練るだけの時間はある。主軸の奮起に期待して>
「攻略の糸口? ないね。攻め方も変わってきている。
技術的なものは、ウチのレギュラー陣はしっかりしたものを持っている。
ウチのバッターだって力はあるわけだから。次こそやってくれるでしょ。
一発勝負になれば(対策は)おのおの考えると思う」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋ニッカンデイリー

◆田中監督付スコアラー
<岩田に対し25イニング連続無得点で4連敗となった。
今季の対戦成績は1勝4敗、防御率1.42と
ほぼ完ぺきに抑えられているが、こう分析。
言葉どおり、岩田は右打者に強い。
この日を含め、右打者に対しての被打率は
打率.231だが、左打者には.289。
左対左は投手が有利という定説を覆すデータだが>
「ミーティングはしているんですが…。
あのスライダーは、特に右打者は打ちづらいでしょうね」

<CSの開幕は17日。阪神が3位に入った場合、
岩田と再戦する可能性はあるが、研究する時間はあと2週間もある。
チーム一丸で攻略の糸口を見つけたい>
「CSで対戦したら、なんとかしたいですね」
中スポ


●野本圭
<前日のファーム日本選手権で、3打数1安打。
ファームの日本一に貢献したが、8回無死一塁から代打で登場。
阪神・アッチソンから左前打を放ってチャンスを広げた。
ルーキーは満足そうな笑顔を浮かべて>
「アピール? そうですね」

<カットボールを逆らわずに弾き返したが、自分に厳しい注文を>
「でもあれを引っ張れたらもっとよかったんでしょうけど」
(中スポ)

●柳田殖生
<野本ともにこの日の甲子園から1軍に合流。
前日は富山でのファーム日本選手権に出場。
好守で勝利に貢献、日本一メンバーに名を連ねたが苦笑いしきり>
「でも、やらかしちゃいましたからね」

<8回2死二塁の加点機に二塁走者としてけん制でアウトに。
しかしそのとき代打で登場して打席に立った井上が、
仕切り直しの9回にソロ本塁打。考えようによっては、
あのけん制アウトが幸運を呼んだのかも。
試合後、辻監督に続いて胴上げした先輩を称えて>
「いえいえ、幸運なんかじゃなく(井上)一樹さんの力ですよ」
(中スポ)


●立浪和義
<今季限りで引退表明しているが、
8回2死二塁で、高橋の代打として登場。
遊ゴロに倒れ、現役最後の甲子園での打席を終えたが、
ベンチに戻る際、阪神ファンからの
温かい拍手と『立浪コール』が降り注いだ。
もう一度ベンチを出て帽子を取って深々と一礼すると、
なお一層の大歓声。思い出深い聖地に別れを告げた>
「ボクにとって甲子園は野球を始めて一番最初に憧れた球場。
ここに来るのか目標でしたから。
最後にあれだけの声援をいただきありがたく思っています。
阪神ファンも、敵なのにあんなに声援してくださった。
この場を借りてお礼を言いたいです」

<試合後には同い年の阪神・桧山から花束を受け取り、
その足で左翼スタンドへ走った。
中日ファン、阪神ファン、そして数え切れないほどの
思い出が染みこんだグラウンドに、何度も、何度も頭を下げた。
大阪・PL学園高の主将として春夏連覇を果たしてから22年。
プロ入り後も217試合で214本の安打を積み重ねてきた。
本来なら9月10日が最終戦だったが、雨天中止が1試合あったため、
別れを告げる格好の舞台が用意された。
この球場で何度となく輝いたスターへの、
野球の神様からの粋な計らいだったのかもしれない。感無量の様子で>
「今シーズンはここで1本もヒットが打てなかった
(5打席4打数無安打1四球)のが心残りですけど、
全力で頑張ってきた結果なのでしかたないですね。
思い出? 高校時代もプロに入ってからも
たくさんありすぎて、ひと言では言えません」

<身内に無償の愛を捧げ、敵には憎悪の視線を向ける甲子園で、
これだけたくさんの声援を浴びた相手チームの選手は初めて見た>
「阪神ファンのど真ん中でプレーすることが楽しかったですね。
ボクは大阪出身だからかもしれないですが、
そうヤジを飛ばされることもなかったです」
中スポ共同通信社時事通信スポニチ名古屋ニッカン

○桧山進次郎(阪神)
<立浪に花束を贈り>
「同級生やし、ユニホームを脱ぐのはさびしい。
まだやれると思うし…。
本人には近いうちにまたユニホームを着てや、と声をかけました」
(中スポ)


◇藤井淳志
<左側の肋骨を骨折したが、復帰に向けて順調に歩んでいる。
あす6日開幕のフェニックスリーグで実戦復帰の見込み。
肋骨はエネルギー供給を根幹から支える呼吸に関与する骨だから、
負傷から1カ月で実戦復帰を果たせば驚異的というほかない。
試合中のアクシデントで故障したのが9月6日の横浜戦。
同月15日に病院で検査した際、もう骨がついているか聞くと、
医師に『スーパーマンでもそんなに早くつかない』と苦笑いされたという。
早々に回復させるという鉄の意志。
『病は気から』というが、病からの回復も
『気から』の部分があるのかもしれない>
「痛み? 僕には痛みという概念がないですよ。
気持ちで体は治るってことですね」

<もちろん気合だけではない。
挙げたもののひとつにサプリメントがある。
BCAA(分岐鎖アミノ酸)と呼ばれるある種のアミノ酸がそれだ。
筋肉のエネルギー源となることができる3種類のアミノ酸の総称だが、
体内で合成することはできない。スポーツドリンクにも
この成分の補給をうたったものがあり、愛用しているという>
「よいと言われるものは何でもしました」

<9月30日、恩師立浪の引退セレモニーを
グラウンドの裏から見つめ、唇をかんだ。
CSで立浪と同じグラウンドに立つためにも、
復帰に向けて必死に走っている>
「こういう日に、自分がグラウンドにいられなかったことは痛すぎます」
中スポ

◇久本祐一
<藤井も愛用しているサプリメントを調達してきた左腕。
昨年1年間、リハビリと闘ったが、
愛知県岡崎市に通っているサプリメント取扱店があり、
自分の用で訪れたときに一緒に買ってきたという>
「故障回復を早める効果があるそうです。
藤井もそのことを聞いていたようで、BCAAのことを話しました」。
中スポ

◆伊藤球団管理担当
<甲子園球場の外側でユニホーム姿の男性に声をかけられたという。
少年野球の指導者でそのチームのユニホームを着ていたよう。
入団時にも『ダメだったら大阪でたこ焼きの屋台でも
引かせるので、遠慮なくクビにして』と話していたという。
なかなかスパルタなお父さん。でも常に息子のことを
気にかけている様子がうかがえる>
「『代表』って呼ばれたのでだれかと思ったら、山井のお父さんだった。
『ダメだったらとっととクビにしてやってください』って言われたよ」
(中スポ)


●森チーフバッテリーコーチ
<ベンチ入り選手を知らせるメンバー用紙の
岩瀬の欄には、この日も『×』がついていた。
9月19日の横浜戦で今季41セーブ目を挙げ、
3年ぶりに最多セーブのタイトルを確定させて以来、
マウンドから遠ざかっている岩瀬について、
1日にブルペン入りした際には登板を明言していたが、
投球後の回復が思わしくなかったのか、
復帰プランは青写真どおりにはいかなかった。
CS前の残された実戦は、11日の東京ヤクルト戦のみ。
全幅の信頼を寄せているが>
「調整は任せている。まだ日があるしな」
スポーツ報知


●落合監督
<苦手左腕の前に沈黙、岩田に4敗目>
「何もないよ」
(中スポ)

2009年10月 4日 (日)

吉見チームに感謝の16勝とG倒でファーム日本一!

レギュラーシーズンも残りわずか3試合
10月最初のゲームとなったハマスタでの横浜最終戦は、
吉見一起最多勝獲りを援護すべく、
先発・チェンが4イニングを1失点に抑え込むと、
打線も谷繁の先制2点打を皮切りに、和田の中押し弾、
さらに打点王を競う森野、ブランコが各1打点を挙げての援護。
4点のリードをもらい5回から登板した吉見ですが、
2ランこそ許したものの、4イニングを投げ抜き16勝目
まさに思惑通りといった勝利となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 最終戦
(3日・横浜スタジアム | 中日16勝8敗)
9204人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜
[勝] 吉見(26試合16勝7敗)
[S] 浅尾(67試合7勝9敗6S)
[D本] 和田29号
[Dバッテリー]
チェン、吉見、浅尾 - 谷繁

◇対横浜最終戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数1安打)
2 (二)荒木  (4打数1安打1打点)
3 (三)森野  (4打数2安打1打点)
4 (右)ブランコ (3打数無安打1打点)
5 (左)和田  (3打数2安打1打点)
6 (捕)谷繁  (4打数2安打2打点)
7 (右)堂上剛裕 (3打数無安打)
8 (中)英智  (4打数1安打)
9 (投)チェン (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・三浦
井端外スライダー中飛、荒木初球外直球二飛、
森野外フォーク高いバウンド二塁内野安打、
ブランコ低め直球見て四球、和田粘って四球、
2死満塁から、
谷繁外直球右前2点適時打(D 2-0 YB)

<1回ウラ・横浜> P・チェン(中4日)
金城内直球左飛、藤田外150キロ二ゴロ、
内川中高め直球右中間突破二塁打、
2死二塁から、村田中低め直球右中間突破適時二塁打(D 2-1 YB)
2死二塁から、佐伯外スライダー空三振

<2回ウラ・横浜> P・チェン
吉村内低め見て四球、石川バント小フライ三邪飛、
武山内スライダー空三振、
三浦中高めスライダー詰まりながら左前打、
2死一、二塁から、金城中カーブ左翼フェンス際・
和田フェンスに足かけながら好捕・チェン救う

<3回・中日> P・三浦
荒木外スライダー外れ四球、森野2球目荒木二盗、
無死二塁から、森野中高め直球遊直、
1死二塁から、ブランコ外直球空三振、
和田初球前荒木けん制誘い出され三塁タッチアウト(盗塁死)


<3回ウラ・横浜> P・チェン
藤田外スライダー右飛、内川中スライダー当てただけ二飛、
村田外スライダー空三振

<4回・中日> P・三浦
和田外浮いたスライダー打った瞬間・
ライト中段飛び込む本塁打(D 3-1 YB)

谷繁外直球右飛、堂上剛裕内高め直球空三振(三浦2000奪三振)、
英智外直球空三振


<4回ウラ・横浜> P・チェン
佐伯外カーブ中飛、
吉村中直球センター伸びていく打球・英智背走フェンス際腕伸ばして好捕、
石川外スライダー空三振・お役御免

<5回・中日> P・三浦
代打小川中高めスライダー振り抜きライナー・
左翼ポール際フェンス直撃ヒット(今季初安打)、
井端内シュート引っ張り三塁線抜く二塁打、
無死二、三塁から、荒木内カットボール空三振、
1死二、三塁から、
森野粘り11球目外フォーク・
詰まりながらも遊撃後方左翼線落ちる適時二塁打(D 4-1 YB)

1死二、三塁から、ブランコ外スライダー二ゴロの間(D 5-1 YB)

<5回ウラ・横浜> P・吉見(中8日)
武山初球外スライダー三塁線突破二塁打、
代打高森勇気外フォーク中飛、
金城外スライダー三遊間抜くヒット、
1死一、三塁から、藤田初球外シュート遊ゴロ6-4-3併殺


<6回ウラ・横浜> P・吉見
内川外スライダー中飛、村田内シュートバットへし折り三ゴロ、
佐伯初球外フォーク・一二塁間抜くヒット、
2死一塁から、吉村外浮いたスライダー・
レフト中段飛び込む本塁打(通算100号)(D 5-3 YB)

<8回・中日> P・高宮
森野中直球遊直、
P・真田
ブランコ外直球センターフェンス際飛球、
和田中シュート鮮やか中前打、谷繁中直球右前落ちるヒット、
2死一、三塁から、代打立浪外シュート叩くも左飛

<8回ウラ・横浜> P・吉見 右・小池
藤田内低め直球ハーフスイング三振、
内川初球内シュート遊ゴロ、村田初球フォーク打たせて三ゴロ

<9回・中日> P・真田
英智外スライダー二ゴロ掴むもボール手に付かず内野安打、
代打岩﨑達郎投犠打、井端二ゴロ進塁打、
2死三塁から、
荒木内シュート高いバウンド二塁後方ゴロ・
荒木ヘッスラ一塁セーフ=適時内野安打(D 6-3 YB)


<9回ウラ・横浜> P・浅尾(67試合目)
佐伯外フォーク一ゴロ、吉村中直球強い遊ゴロ井端好捕、
代打森笠内高め152キロ直球見三振、試合終了。


【ゲームレビュー】
吉見、5回から登板で16勝

1回2死満塁から谷繁の右前打で2点を先行。
その後も4回に和田が29号ソロを放つなど着実に加点し、
5-1の5回から2番手で登板した吉見
リーグ単独トップの16勝目を挙げた。
横浜は先発三浦が打ち込まれ、90敗目。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


昨日は夕方から舞台を観に行っていたため、
早朝の録画観戦となったハマスタでの今季最終戦。
まさに「思惑通り」の勝利となりましたね。
防御率リーグナンバーワン、対横浜戦は驚異の0.27という
チェンを先発させて、4イニングを立ち上がりの1失点のみ。
その間に、横浜先発・三浦を攻め立て、
初回に満塁から谷繁の見事な右打ちで先制すると、
4回には和田が浮いたスライダーをきっちり仕留め中押し
さらに5回にはともに1死二、三塁で回ってきた森野ブランコが、
かたやポテンヒット、かたや内野ゴロの間ながら、
仲良く1打点ずつゲットして、4点のリード。
そしてここからリーグトップの15勝、
しかも横浜戦0.88吉見につなぐという『最多勝獲得作戦』。
結果的には代わり端、やや不安定だった吉見
6回に吉村に2ランを喫したものの、
8回まで投げ抜き、最後は浅尾が締めての快勝
リーグトップの16勝目を挙げて、ナインに感謝となりましたが、
作戦がズバリとはまってよかったですね。

「正直、先発として(タイトルを)争っている中で、
考え方はいろいろあるだろうが、僕の土俵の中のルールとは違う」
この日15勝目を挙げた巨人ゴンザレスコメントをしていたように
それぞれの捉え方や、考え方もあるでしょうが、
まあ「タイトル支援」今年のドラゴンズのやり方。
これまでローテの軸として1年間投げ抜いてきていますし、
こういうご褒美的なものもあっても良いのでは。
さらにチャンスがあるのなら、必ずやモノにする
それが右腕自信や成長につながれば、なおさらものでしょう。

みなさんに感謝。ただ「さあ勝って下さい」的な
舞台を周りに作ってもらい、
登板して勝つというのも、
いざやってみると
それが逆にプレッシャーとなり、
やりにくい部分だってあるはず。
実際吉見も緊張したか、
5回いきなり初球を叩かれピンチをつくると、
6回には内川、村田と抑え、2死を奪いながら、
吉村には制球が甘くなり、浮いたスライダーをガツン
まあ点差にもだいぶ助けられましたが、
こういうシチュエーションも意外と大変なんだな。
そんな風にも感じられたこの日の1勝でもありました。

次回登板は今季最終戦となる11日の神宮。
こういうアシスト継投になるのかはわかりませんが、
防御率も1.98と1点台が怪しくなってきましたし、
その翌週のCS登板に向けても、しっかり投げて弾みを付けたいですね。
これでもまだタイトル確定まではいかないでしょうが、
好投したうえで初の栄冠をゲットしてほしい。
チェンとともに竜投左右の軸として期待のかかる背番号19
こういう登板も「経験」として、さらなる調整を願いたいです。


辻監督の胴上げだ!その他の話題としては、
この日、富山で行われた
ファーム日本選手権で、
巨人を2-0で破って、
ファーム日本一!
辻2軍監督の胴上げ
2年ぶりに実現したようで。
ダイジェストを見ただけなので、
細かいことは他のファンブログの方にお任せしますが、
先発したルーキー・伊藤準規が好投し、
先日引退を表明した井上が、9回にライトへダメ押しの一発
辻監督より多い9回も舞っていた、というのには思わず苦笑いですが、
日本一に貢献して、良き『フィナーレ』となったのでは。
まあそれはともかく、
ファームのみなさん、日本一おめでとうございます!!
ぜひとも1軍も続けるように、頑張ってもらいたいです。


☆ウィナーズ・ボイス(3日)

◎立浪和義

<現役最後の横浜戦、そして横浜スタジアム>
「(お疲れ様でした)ありがとうございます。
(みなさんの声援が届きました?)
はい、あのう本当に、何とか試合に出たかったんで、
まあちょっと打てなかった(8回代打で左飛)のは
残念ですけど、まあ全力でいきました。
(プロ初安打が横浜大洋戦でしたね)
そうですね。あのう、大洋時代の欠端さんですかね。
ツーベースで始まって、この間ツーベースでね、
まあ終わったのも、何か縁を感じたのですが。
(関東の、横浜の立浪ファンが最後まで待っていてくれた)
ええあのう、きょう終わったらねえ、きょう自分のユニホーム姿を
見ていただくのが最後になる方もいるかもしれないので、
あの、あいさつさしに、あのう、はい、きたんですけど、
まああのう、クライマックスもね、えー、ありますし、
自分自身もう1回、あのう引き締め直して、
最後の最後まで頑張りますので、またご声援よろしくお願いします。
(後輩たちがファーム日本選手権で日本一を決めた)
はいあのう、試合中にそういう連絡を聞いたんですけど、
まあ井上がホームラン打ったっていうことを聞いたんですけどね。
あの、よかったと思います。はい
(CS、日本シリーズに向けてファンにひと言)
いえあのう、まだちょっと期間はありますけど、
選手全員でもう1回気を引き締め直して、
一戦一戦戦っていきますので、そして勝ち上がって、
日本シリーズに行って、日本一になれるよう頑張りますので
最後まで応援して下さい。
(あとわずかですが頑張ってください)
ありがとうございます。(スタンドに)ありがとうございました」


<兼任コーチが文字通り横浜スタジアムに別れを告げた。
試合後、左翼席の中日ファンにあいさつし、
ベンチへ戻ってくると吉見のはずだった
ヒーローインタビューの対象者が、自身に変わっていた。
こう言って照れたが、8回2死一、三塁で代打登場し
左飛に倒れると、中日ファンだけでなく
横浜ファンも立ち上がっての拍手をもらっただけに、
そのお礼も込めてマイクの前に立った>
「何もやってないのに」
(中スポ)


○吉見一起
<先発・チェンを継いで、5回から2番手として登板。
狙い通りに、リーグ単独トップとなる16勝目を挙げたが、
右腕は試合後、周囲への感謝をひたすら並べて>
「チェンや野手のみなさんに助けてもらって。
落合監督や森さん(バッテリーチーフコーチ)にも
こういう舞台をつくっていただいて。
気を使って頂いて、本当に感謝しています」

<今季の登板26試合目にして、
初めてとなる中継ぎだったが、4イニング2失点に抑えた。
失点は6回の吉村の通算100号2ランだけ。
本調子ではなかったが、それでも、7、8回は
無難に切り抜け、初タイトルに一歩前進>
「ふだんと違う感じがして、とっても緊張しましたけど、
やってやろうと思って投げました」

<最多勝はまだ確定していないが、
15勝の巨人・ゴンザレス、東京ヤクルト・館山に
1勝差をつけたのは大きい。
自分1人ではなく、みんなで取った1勝。
だから、ヒーローインタビューは辞退した。
この日の感謝はCSで、何倍にもして恩返ししてみせる>
「結果はよかったですけど、制球もバランスも良くなかった。
もう少しゆったり投げないと。ひじが上がっていないというか。
(CSの開幕まで)2週間あるので、
走ったりして、直していきたいですね」
中スポサンスポおおさか報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

○森バッテリーチーフコーチ
<安定感を誇るチェンが、先発に勝ちがつかない4回まで全力投球。
その間に打線がリードを奪い、白星のつく5回から吉見を投入。
今季のローテの軸となった両輪が初めて同じ試合に登板。
思惑通りの展開に、今後も支援を約束して>
「吉見のせいでチェンまで緊張していたな。
タイトルは、シーズン通してやったってことだから、
(最多勝の)チャンスがあればやらせたい。
そう何度もチャンスがあるわけじゃないからな」
中スポサンスポスポニチ名古屋

○チェン・ウェイン
<先発し、立ち上がりの1回に1失点。
4イニング1失点で降板したが、
防御率は1.57と依然として驚異的な数字を維持。
タイトルにも手がかかっている>
「逆球も多かったし、甘いコースに行って打たれてしまいました。
ただ、CSに向けた調整課程としては、まあまあよかったと思います」
(中スポ)


○森野将彦
<5回1死二、三塁、フルカウントになってから
実に5球もファウルで粘ると、三浦が投げた11球目、
フォークを打ち損じたが、
フラフラッと舞い上がった白球が三塁後方でポトリ。
それを見た三塁走者がゆっくりと生還した。
最高の場所に落ちてタイムリー二塁打になり、今季108打点目。
また一歩、打点王に近づいた>
「必死だったでしょ。
ストライクゾーンを広げて、少々ボール球でも振って…。
これまではチームのためでしたけど、いまは半分、自分のため。
やっぱり後悔したくないから」

<必死な姿勢はクライマックスシリーズにもつながるだろう。
本来なら単なる消化試合だが、すべての打席で真剣モード。
目標があることで気が抜けることなく本番に挑めるという>
「こんな緊張感は初めてですね。
タイトル争い? 初めての経験なんで
自分のためにも、チームのためにも頑張りたい」

<一瞬だけ単独トップに立った打点王レースは
直後に追いつかれたブランコと、3点差で追う巨人・小笠原との争いか。
同僚とのダブル受賞の可能性も出てきたが…>
「1人で取るのも2人で取るのも価値は一緒。
ブランコと2人で? それが1番いい」
中スポサンスポおおさか報知スポニチ名古屋

○トニ・ブランコ
<5回1死二、三塁から二ゴロに倒れたが、
その間に三塁から井端が生還。打点を伸ばし108に。
本塁打王最右翼の主砲はタイトルには自然体>
「打点のことかい? それは神様が決めることだけど、
ボクは(本塁打との)2つのうち1つ取れればいいと思っている。
そして森野も取って、2人で分けられれば最高じゃないか!
エッ、得点も? それは知らなかった」
(中スポ、サンスポおおさか報知

○笘篠外野守備走塁コーチ
<1回2死満塁からの谷繁の右前打で
二塁からブランコがかえったのが大きかったが>
「トニの足ならもっと余裕かなと思って回したんですけどね。
少し足が滑ったのか、意外と危なかった」

<森野と併走する108打点だけでなく、86打点もリーグトップ。
得点における長距離砲の利点は確かにあるのだが、
自らの本塁打で記録した38を差し引いたら『48』。
1年間見てきたコーチは、主砲に走塁への意欲を感じるという>
「常に先の塁をねらってやろうという思いが伝わってきます。
マイナーのうちは必死で走るのに、
メジャーリーグで活躍すると走らなくなっちゃう選手もいます。
でも、トニの場合はそれだけはないんじゃないかなと思えますからね」
(中スポ)

○谷繁元信
<1回2死満塁から、先制の2点適時打。
外角のストレートを右前へ運んだ。満足そうに振り返って>
「追い込まれていたので、
向こうに意識があって、うまく打てました」
(中スポ、毎日jp

○和田一浩
<4回無死から、右翼に豪快な29号ソロ。
カウント1-2から外角高めのカットボールをはじき返して>
「しっかりした形で打てました」

<これで西武時代の04年以来、5年ぶりの30号にリーチとなったが>
「打てたらいいですけれど、どうしてもという数字ではないですよ。
そこを目標にしてやっているわけではないですから」
カメラブログ中スポニッカン

○荒木雅博
<9回2死、二塁ベース寄りのゴロを放つと、
ユニホームの胸が真っ赤に染まるほど
強烈なヘッドスライディングで内野安打にした。
吉見の白星をより確実にしたいという気持ちが表れ>
「ここでは終盤にもつれるイメージがあったんで、なんとかもう1点」

<3回に37個目の盗塁を決め、トップに1個差に迫っていたが、
続く森野の3球目に二塁を狙ったが、左封じで登板した
ベテラン左腕・工藤のクイックを盗み切れずアウトに。
それでもあきらめてはいない>
「チャンスがある限り」
(中スポ)


○小山桂司
<昨年、北海道日本ハムを戦力外になった男が、
新天地の中日では開幕ベンチ入り。
そればかりか、以降一度も抹消されることなく
ここまで142試合、1軍ベンチに居続けている。
あと2試合で、自身初めてレギュラーシーズンを1軍で『完走』できるが>
「あの時のことを思うと、
今ここ(1軍)にいるなんて考えられなかったんですよ。
ちょうど昨年の今日ぐらいじゃなかったかな。
あっという間に10月になっちゃった」

<ちょうど1年前、2008年10月3日、どん底の気分で仙台の実家にいた。
北海道日本ハムから戦力外通告を受けたのは前日の2日だった>
「練習中に突然呼ばれて『来季の契約は結ばない』って。
昨年は1軍初出場も初安打も果たしていたから、
事実として受け入れられなかった。
でもひとまず落ち着きを取り戻そうと思って、実家に帰ったんです。
(とは言っても)何も考えられなかった」

<そんな自分を奮い立たせたのは、当時交際中で、
今年5月に結婚した夕季さんの声援だった。
気持ちを切り替えて、11月の12球団合同トライアウトを
迎えることができた。そして今がある。
レギュラーシーズンだけでなく、CS、その先の日本シリーズまで、
1軍で『完走』することが、きっと恩返しになる>
「戦力外のことを話したら、絶対うそだって。
でもそれからずっと明るく励ましてくれたんです。
報いなきゃって思いました」
(中スポ)

◆藤井淳志
<毎年のことだが、戦力外通告の季節がやってきた。
4年前、野手では史上最高齢の29歳1カ月で指名され、
話題になった東北楽天の山崎隆広もそのなかの1人。
2日、球団から通告されたが、
ナゴヤ球場にもそれを寂しがる選手がいた。
社会人野球のNTT西日本の同僚であり、
球団こそ違うが、同じ05年のドラフトで指名された。
悔しい思いをした元同僚の分まで-とばかりに、
必死にリハビリをこなしている>
「山崎さんのほうが、僕より5つ年上ですけど、
一緒にやった仲ですからね…。
あすはわが身というか、そのくらい厳しい世界ですからね。
僕も早く戻れるように頑張ります」
(中スポ<ドラ番記者>


○落合監督
<計画通り吉見に白星にも>
「まだ全日程が終わってないでしょ。
確定しているのは岩瀬のセーブ(王)だけ」
(中スポ、スポーツ報知時事通信


今日の公示。(3日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 小川将俊捕手
公式サイト共同通信社


△小川将俊
<この日出場選手登録されたが、
今季初安打で抜てきに応える。
5回先頭に代打で左前打。その後、森野の適時二塁打で生還し、
今季初得点もマーク。笑顔で球場を後にして>
「必死でした。結果が出たことは素直にうれしいです」
(中スポ)


若竜トピックス(3日)

◆2009年度プロ野球ファーム日本選手権
巨人-中日
(3日・富山市民球場アルペンスタジアム)
  000 001 001 = 2
  000 000 000 = 0
[勝] 伊藤準規(1勝)
[S] 金剛(1S)
[D本] 井上1号
[Dバッテリー] 伊藤準規、鈴木、岩田、金剛 - 小田
公式サイトNPB公式

【ゲームレビュー】
2007年以来2年ぶり5度目の優勝を果たした
中日は6回1死一、三塁からイ・ビョンギュの二塁ゴロの間に
1点を先制すると、9回には井上のソロ本塁打で加点した。
投げては伊藤準規、鈴木、岩田、金剛の継投で巨人打線を零封。
最優秀選手は6回、1死満塁のピンチでマウンドに上がり、
無失点で切り抜けた2番手の鈴木が獲得した。
巨人は先発・久保が2失点で完投したものの、
打線が初回の2死満塁、6回の2死満塁と
2度の満塁で無得点に終わったのが痛かった。

中日先発・伊藤準規は初回に2死満塁のピンチを乗り切ると、
146キロのストレートとフォークを武器に
6回途中、7奪三振、無失点の好投を見せた。
6回に3四死球で1死満塁のピンチを招いて
降板したものの、将来性の高さを見せた。
2番手の鈴木は変則の右横手から
巨人打線を1イニング2/3を完ぺきに抑えた。
打線では、ことしで引退を決めている
ベテラン・井上が8回2死二塁の場面で代打で出場。
このときは二走・柳田がけん制死でスイングすることがなかったものの、
仕切り直しとなった9回の先頭打者でライトへソロ本塁打を放った。
公式サイトスポーツナビ共同通信社時事通信

【ファーム日本選手権の表彰選手】
▽最優秀選手 鈴木
▽優秀選手  伊藤準規、野本、井上、久保(巨人)


◎辻2軍監督
<2年ぶり5回目のファーム日本一に導く>
「(おめでとうございます)どうもありがとうございます。
(宙に舞った感想は?)
そうですね。あのう、私就任して3年目ですけれども、
えー、この選手権で2度の胴上げをさせていただいて
本当に選手に感謝しています。
(2-0と競った好ゲーム。試合前は打って勝ちたいと
話していたが、投手陣が本当によく頑張った)
ええ、あのう、今シーズン振り返ると
ピッチャーが本当に苦労したんで、
えー、打線がカバーするしかないかなと。
しかし相手ピッチャーが久保君なんで、
本当に3点取られたらウチは勝てないとそう思ってましたんで、
本当にピッチャーが頑張ってくれました。
(8月以降の勝率が8割を超える
驚異的な強さを見せつけての優勝。
そして一発勝負を制してのファーム日本一)
そうですね。あのう、まあ先程言いましたけども、
3年目にして、非常に野手の成長がありましてですね。
えー、夏からずっと僕はサインを出すこともなく、
選手が自然と自分たちで考えながら野球ができるようになった。
そのチーム力だと思います。
(ファームは勝利と同時に選手の育成もあるが、その辺りも含めて)
やはりあのう、この中から、えー、
未来の中日ドラゴンズのレギュラーを獲る選手をですね、
1人でも多く出るのが私たちの願いであって、
えー、この中にもほとんどの選手が、
野手は今年すべての選手が1軍に上がっています。
そういう経験を踏まえながらですね、
やっぱこういう試合ができることで自信になって、
それがあのう、将来の中日ドラゴンズを
背負って立ってくれればいいかな、そう思います。
(今日は本当におめでとうございました)
どうもありがとうございました」


<大一番の先発に応え、6回途中まで
巨人の2軍を無失点に抑えた伊藤準規を褒めちぎって>
「最近の練習試合で一番内容が良かった。
若さと勢いがどこまで通じるか見たかった。
5回までいってくれればと大したものだ。
期待以上のピッチングをしてくれた」
中スポ中日新聞スポーツナビスポニチ


◎鈴木義広
<先発・伊藤準規の後を受けて6回1死満塁で登板。
ピンチを無失点で切り抜けて、MVPを獲得>
「(ナイスリリーフでした)ありがとうございます。
(1点リードの6回1死満塁、大きなピンチでの登板。
どんなことを考えながらマウンドに?)
そうですね、あのう、先発の伊藤が頑張ってたので、
何とか勝ち投手がつくように頑張りました。
(次の回を含めて、5人をパーフェクトに抑える好投)
そうですね。去年、ちょっとヒジを手術して、
えーと、ファームのスタッフの方にすごいお世話になっているので、
何とかそれもチームに貢献できるように頑張りました。
(手術を乗り越えてのシーズン、いろいろな思いがあったと思うが、
これでまた上に戻れるかなという手応えを強くもったのでは?)
そうですね、まだクライマックスシリーズもあるんで、
えーと、何とか井上さんと頑張りたいです。
(集まってくれたファンにひと言)
えーと、きょうはあのう、たくさん応援にきてもらって、
ありがとうございます。えー、上に戻っても
頑張りますので、応援よろしくお願いします」


<6回1死満塁のピンチに気迫の投球で
代打・隠善を三振、加治前を投ゴロを打ち取り、
力強くガッツポーズを作った。7回も三者凡退で抑え、
結局1イニング2/3を3奪三振でパーフェクトリリーフ。
好救援を見せて、MVPをゲット>
「伊藤の勝ち星を消さないように必死だった。
緊張は無かったです。上も下もこういうケースが多いですから。
まさか中継ぎで(MVPを)取れるとは思わなかった」

<頼りになる中継ぎの『スペシャリスト』は
CSでの活躍を高らかに宣言して>
「井上さんと一緒に上に戻って頑張りたい」
ファームブログ中スポおおさか報知スポーツナビ

◎井上一樹
<今年で引退を決めている20年目のベテランが
1点リードの9回にソロ本塁打を放ち、貴重な追加点をもたらす>
「(素晴らしいホームランでした)
えー、あのう、引退を発表して、
え…、なんかこの、素晴らしい試合の中で、
なかなか出なかったホームランが、
そして、富山ってあのう、いつも試合には来るんですけども、
なかなかいいイメージがなかったんですね。
でもこれで富山にありがとうと、心置きなく言えます!
(ファンの声援もひときわ大きかった)
はい。あのう、ファンの方がね、
こんなにたくさんね、えー相手のジャイアンツファンの方もね、
ドラゴンズファンも、本当にこんなにいっぱい球場に詰め掛けてくれて、
そして僕らのこの『フィナーレ』を見て下さったということで、
僕のじゃないですよ、ち、あの、シーズンのフィナーレのね。
えー、いい感じで僕の中ではいい思い出として終わると思います。
(チームメートの手で6度胴上げをされていたが?)
(スタンドから「9回だよ」の声)はい、9回。
(失礼、9回ですね。背番号の9回、失礼しました)
あのう、本当にね、みんな今年は僕も2軍生活だったんで
えー、若い選手がですね、僕を引っ張ってくれたと。
みんなかわいい連中です。本当に感謝してます。
(まだCSがあるが、ファンのみなさんにひと言)
はい。あのう、クライマックスシリーズ、
そしてクライマックスシリーズを勝ち上がると日本シリーズへと、
僕も一日でも長く、9番のユニホームを現役で少しでも着たいんで、
そういうふうに力になれるように頑張ります」


<まさに千両役者だ。1-0の9回。先頭で打席に入ると、
巨人・久保の142キロ真ん中付近の直球を振り抜いた。
試合を決定づける右翼席中段へのソロアーチ。
今季限りで引退するベテランは、辻監督の胴上げ後、
後輩たちの手で背番号と同じ9度、宙に舞った>
「若い選手が多い中、引退発表した選手が
出ていいのかと恥ずかしい気持ちがあった。
僕が出てきたことでみんなが沸いてくれた。
いい形で打てた。声援が打たせてくれた」

<ファーム日本選手権の開始を前に、
中日ナインがサイン会を行っていたが、
いの一番にサイン会へ出てくると、
練習が始まる時間ギリギリまで残っていた。
ドアラとともに最後までいすに座り、
一人一人のファンと笑顔でふれあっていた。
誰よりもファンを大切にし、行動で実践してきた男は>
「熱心ですね? ファンサービスは
オレが一番大事にしていることじゃないか。
ファンあってのプロ野球だよ」
おおさか報知スポーツナビ共同通信社時事通信ニッカン


○伊藤準規
<2軍戦でも先発経験のない新人が、6回途中まで無失点。
18歳の若武者が大舞台で潜在能力の高さを見せつけた。
日本一の瞬間、先輩たちからの祝福のハイタッチ攻めに
ひたすら照れ笑いを浮かべ、端正な顔に喜びがあふれた>
「うれしいです。攻めること、強気で投げることを考えていました」

<1回、いきなり無死一、二塁のピンチを背負ったものの、
同じ高卒ルーキーの3番大田をフォークで
空振り三振に仕留めて落ち着きを取り戻す。
このあと2死満塁とされたが、後続も抑えて
ピンチを脱すと、2回以降は被安打わずかに1。
プロ入り後に磨きをかけた宝刀のフォークを武器に、
次々と三振を奪った>
「気持ちです。絶対に打たれないと思いました」

<5回まで2安打、7奪三振。
プロ最長の6イニング目に入ったところで
3四死球を出してマウンドを降板>
「最後に疲れが出たのが課題」

<チームを日本一に近づけ、背番号18に込められた
期待に応えるまでの道のりを踏み出した。
6日からは宮崎で行われる秋季教育リーグの
フェニックス・リーグに参戦する予定。
右腕はさらなる舞台を見据えて>
「なかなかできない経験をさせてもらったので、
こういう試合で投げられたことを勉強に、
さらにステップアップしていきたい。
クライマックスで当然投げたいという気持ちもありますので、調整したい」
ファームブログ中スポ中日新聞スポニチ

○岩田慎司
<鈴木の後を継いだ新人は、8回の1イニングで2奪三振>
「今日は結果がすべてなんで、3人でピシャリと抑えられて良かった」
中スポ

○金剛弘樹
<9回から登板し、最後の打者加治前を
145キロ直球で左飛に打ち取り試合を締めた
パーフェクトリリーフで日本一に貢献。気を引き締めて>
「いい球がいっていたし、いい形で終われた。
まだオフではないので、いつでも試合で投げられるように
コンディションを整えていきたい」
中スポ

○野本圭
<1軍で出場選手登録されている新人が優秀選手に選ばれる。
6回1死から中前打を放つと、新井の打席で盗塁を決め、
捕手・加藤の二塁への悪送球の間に三塁を陥れ好走塁。
その後、新井が四球を選び、続くイ・ビョンギュの二ゴロの間に
決勝得点となる先制のホームを踏んだ。賞金20万円を獲得し笑顔。
試合後は4日の1軍・阪神戦(甲子園)に出場するため、
柳田とともに遠征先の大阪へ向かって>
「チームの勝利に貢献できて本当によかった」
中スポ

2009年10月 3日 (土)

森野獲るぞ打点王、竜戦士タイトル争い最終局面。

ドラゴンズの1軍ナインはこの日、
ナゴヤドームで練習後、横浜戦に備えて移動。
一方2軍ナインは富山に移動し、きょう行われる
「ファーム日本選手権」に向けての練習を行ったそうです。
レギュラーシーズンも終盤となり、タイトル争いも最終局面。
打点王争いトップの森野がプロ入り初の栄冠に向け、
ついに獲得意欲を示したもよう。
その他荒木打撃練習再開など、この日のドラゴンズの話題を。

ドラゴンズトピックス(2日)

◇森野将彦

<13年目の初タイトルに強い意欲を示す。
これまでタイトルについてとはぐらかしていたが、
初めての意思表示。打点王のタイトルについて、
明確な獲得意欲を示し、こう宣言>
「残り3試合、チャンスなので意識してやります」

<今季は開幕から3番に座りチームを引っ張り続けた。
1試合だけ5番だったが、全試合に
クリーンアップとしてスタメン出場中。
特に打点部門ではシーズン途中から常にリードする立場。
残り3試合となって『107』で並ぶ同僚・ブランコ以外にも
小笠原、ラミレスの巨人コンビが強敵だが恐れてはいない>
「他の人を気にしていてもどうしようもない」

<15日後に始まる3位チームとの決戦に向けて、
残り少ない実戦の打席で試さなければならないことも出てくる。
あくまで自分の成績は二の次という考えがあるのだが>
「もちろん、変なバッティングで
調子を崩さない、という前提はありますけどね。
一番大事なのはクライマックスシリーズだから」

<もちろん初めての勲章を目の前に、
黙って見過ごすようなまねはしない。
ここまでシーズン自己最多の23本塁打を記録しており
場合によっては外野スタンドをめがけてバットを振る可能性も。
きょう3日はカード別では最多の6本塁打を放っている横浜戦。
この日のフリー打撃でも、それを想定するかのようなアーチを
気持ちよさそうに右翼席へ何本もかけた>
「走者がいなくても、甘い球なら大きいのを狙っていくことも」

<毎年のようにけがに泣かされ、最も多く出た07年も
死球の影響などで全試合出場に2つ足りなかった。
今季はそれがあと3試合で達成できる。
3年ぶりに戻った三塁の守備ではやや不満の残る結果も残したが、
最も充実したシーズンであることは間違いない>
「一番怖いのは、とにかくけがですね」
中スポ

◇トニ・ブランコ
<本塁打王と打点王の二冠を目指す。
それも打点のタイトルは、森野と仲良く同数で分け合いたいと願う>
「競っているから全力を尽くしたい。
でも素晴らしいストーリーは、森野さんと自分が
同じ打点で並んで2人で笑うことだね」

<打撃はここに来て復調の一途をたどっている。
9月はわずか3本塁打と苦しんだが、26日の阪神戦で
37号を放つとそこから4試合連続マルチ安打。
打点は森野と107で並んでいる。
本塁打は8月までにつくった貯金が大きく、
38本でほぼタイトルを手中にしているが、ラストスパートを約束>
「本塁打王? まだ、何があるかわからないからね。
最後まで全力でバットを振り続けるよ」
(中スポ)

◇荒木雅博
<9月28日の巨人戦で途中交代し、
2試合を欠場したが、4試合ぶりにフリー打撃を再開。
痛めている左手首の影響で大事を取ったもようだが、
4日ぶりに打撃ケージへ入っても
スイングを加減するようなそぶりは見られなかった。
鋭いライナーが右へ左へ飛ぶ。
明るい笑顔で周囲の不安を打ち消して>
「もう大丈夫です」

<攻守の柱にしてチームリーダー。
故障が深刻ならCSへ向けて暗雲が立ち込めるところだったが、
どうやら3日間の治療で回復したよう。
3日の横浜戦で復帰する意向を明らかにして>
「明日? まだわかりませんが、出るつもりです」

<自身の後を打つ3番・森野、4番・ブランコが
し烈なリーグ打点王争いを繰り広げているが『足スト』を約束して>
「塁に出たら頑張ってホームに還ってきますよ。
あの2人のどちらの打球でも」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋


◇浅尾拓也
<権藤博氏が持つ球団の年間最多登板記録・69試合に
あと3と迫ったが、残り3試合すべてに登板する意欲。
記録への意欲を問われると、こう語って>
「あと3試合というのは知っています。
権藤さんの記録は、知ってました。
権藤さんも登板数を増やそうと思って
投げたわけではないでしょうし、そんなに意識はしませんけど。
出してもらえるなら、出してもらえた場面で
結果を残せるように、投げるつもりで準備はします」

<今季開幕投手を任され、
5月中旬までの約1カ月半、先発ローテの一角を務めた。
そして、交流戦前からセットアッパーに復帰。
守護神・岩瀬につなぐ重要な役割を担い、
ここまでリーグ3位の37ホールドポイントを記録してきた。
当然、CSでもセットアッパーを務める予定だが、
岩瀬の体調次第では、守護神を任される可能性もあり、
これからの2週間は大事な調整期間となってくる>
「間が空きすぎるのはいやですね。
ブルペンで投げる時は、バッターに立ってもらったりして、
試合のつもりで投げるつもり。休み過ぎず、疲れ過ぎず、
1球目から思い切り投げられるように体調を整えたい」

<この日はナゴヤドームでの練習に参加。
キャッチボールやダッシュの後は、
自らフリー打撃の外野守備を務めるなど、積極的に汗を流した。
最近は制球を気にすることもあったが調子も上向き。
あとは出番を待つばかり>
「感覚も戻ってきたので、初心に戻って、
思い切り腕を振ることを意識したいですね」
中スポニッカン

◇吉見一起
<きょう3日の横浜戦は、現在防御率1位のチェンが先発。
勝ち星のつかない回まで全力で投げ、
最多勝を争う右腕につなぐ秘策が用意されている。
この日はナゴヤドームで練習を行ったが、力を込めて>
「勝ち数が気にならないことはないけど、意識しすぎると良くない。
CS、日本シリーズの前にしっかり手応えをつかめる投球をしたい」
スポニチ名古屋

◇森バッテリーチーフコーチ
<し烈な最多勝争いを繰り広げる吉見の初タイトル奪取へ
援護態勢を敷く考えを示す。全面支援を明言して>
「ここまで来たら吉見にタイトルを獲らせてやりたいからな。
チェンは4回まで。何とか勝ちの付く展開から投げさせてやりたい。
獲れるチャンスはそうはない。
チャンスがあるなら何とかタイトルを獲らせたい」
スポニチ名古屋デイリー


◇小池正晃
<し烈な右翼争いのなか、CSに向けて追い風が吹き始めたよう。
きょう3日の舞台、横浜スタジアムに強いのだ。
この球場のスタメンは8月7日に右翼で出場しただけだが、
途中出場を含めた計7試合で、11打数4安打5打点。
打率.364と、好成績を挙げている。
横浜生まれの横浜育ち。横浜高からプロ入りした先も横浜。
昨年6月に移籍するまで、この球場を本拠地としていた>
「もちろん、やりやすさはありますよ」

<途中出場で左翼に入った7月19日には
9回2死一、二塁のピンチを好捕で救い、胸を張ったことも>
「距離感とかは、ここにいたのが長いので、それが生きました」

<移籍初年度だった昨年はシーズン終盤に伸び悩んだため、
CSでスタメン出場することはなく、記録も第1、第2ステージで
それぞれ2試合に出場したが無安打に終わった。
それだけに、今年は期するところがあるはず。静かに闘志を燃やして>
「でも、横浜でそんなに打っているイメージもないですよ。
どこの球場も変わらないでしょう。
アピール? どこでも、やれることをやるだけです」
(中スポ)

◆小川将俊
<前日から1軍に合流している捕手が気合満点の表情を見せる。
最後の最後でめぐってきた好機に燃えて>
「クライマックスシリーズまで何としてもチームに残りたい」

<日本通運から入団し、今年がプロ6年目になる30歳。
6月9日にはパパになった。第1子となる娘の誕生の瞬間、
病院で泣いたという。万感を込めて『仁愛(にいな)』と名付けた>
「無事に生まれてくれて、本当にうれしかった。
(名前の)意味は字の通りです」

<娘が誕生して4カ月、ようやく1軍昇格がかなう。
谷繁、小山がいるだけに出番は限られるだろうが、
『新米パパ』はこのチャンスを生かそうと虎視眈々>
「家に帰って娘の顔を見ると、『頑張らなきゃ』と思うんです。
どんな形でも貢献したい」
(中スポ)


◇「JA全農Go・Go賞」のお知らせ(セ・リーグ公式)
◇JA全農賞に中日和田とオリックス坂口(ニッカン)
(セ・リーグの『JA全農Go・Go賞』9月度の
「強肩賞(Super Arm賞)」を和田が受賞。
和田は9月末までにダイレクトで8補殺、中継を経て3補殺を記録。
昨年に続いて2年連続での「強肩賞」受賞。連盟より記念品、
JA全農より賞金と、副賞としてパールライス1俵が贈られる)


【ドラゴンズ・残り試合の日程】
3日 (土) 対横浜 (14:00・横浜スタジアム)
4日 (日) 対阪神 (14:00・阪神甲子園球場)
11日(日) 対東京ヤクルト (18:00・明治神宮野球場)

17日(土)~ クライマックス・セ 第1ステージ 
      対3位球団(18:00・ナゴヤドーム)


若竜トピックス(2日)

◆井上一樹

<2軍の日本一を決めるファーム日本選手権が
きょう3日、富山市民球場・アルペンスタジアムで行われる。
イースタン・リーグを制した巨人が戦うが、
今季限りでの引退を表明したベテランは
前日練習で若手とともに汗を流した。
富山市民球場の室内練習場に、野太い声が響きわたる。
一発勝負の決戦に向け、ほかのどの選手よりも大きな声を張り上げて練習。
制限された2時間という短い練習の中で若手を鼓舞。
チームに気合を入れるかのように汗を流すと、
打撃練習後、滴り落ちる汗をぬぐいながら意気込みを語って>
「この日本選手権で若いやつらの活躍ぶりを見たいし、もちろん自分自身も」

<巨人と練習を交代した時には、中日でチームメートだった
同い年の巨人・大西2軍コーチと再会。あいさつを交わした。
先発出場ではなくベンチスタートだが、勝負どころでの起用が予想される。
有終の美を飾るためにはまずはファーム日本一、CS優勝、そして日本一。
栄冠に向け、ラストスパートが始まって>
「背番号9をつけるのもあと1カ月。
残りを楽しみつつ、クライマックスに向けて、
(宮崎での)フェニックス・リーグでもしっかりやって調整していきたい」
中スポ

◇大西2軍外野守備走塁コーチ(巨人)
<中日でチームメートだった井上の引退について。同級生をねぎらい>
「巨人に行くまでずっと一緒に戦ってきたし、
高校の時もライバル校(井上が鹿児島商、自身が鹿児島商工)
として戦ってきて。
寂しいけど、CSのメンバーに入って、
お互いのチームがいい戦いができたら」
中スポ


◆伊藤準規
<日本一を決める大一番に指名されたのはルーキー。
9月30日の巨人戦でプロ初登板(1イニング無安打無失点)するなど、
ここまでの内容が評価されての抜てきとなった。
この日は強めのキャッチボールなどで調整>
「日本一になりたい。緊張しますけどしっかり抑えたい」

<巨人・大田とは同級生対決となるが>
「特別意識はしないけど、打たれたくはないので抑えます」
(中スポ、ニッカン

◇野本圭
<1軍で出場選手登録されているが、
3番・右翼で先発に名を連ねる。意気込みを語って>
「状態はいいのでチームに貢献したい」
(中スポ)

◇柳田殖生
<同じく2番・二塁で先発出場>
「MVPを狙いにいきます」
(中スポ)

◆辻2軍監督
<前日練習では、いつも通りを強調したが
1軍マウンドも経験した予告先発の伊藤準規に期待を寄せて>
「選手たちが思い切りやってくれればいい。
うちはピッチャーが手薄だから伊藤に行けるところまで行ってほしい」
スポーツナビ

◆2009年プロ野球ファーム日本選手権 先発メンバー(NPB公式)


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
ウエスタンを制したファームは、きょう13時から富山市民球場で、
イースタン王者の巨人との『ファーム日本選手権』。
文字通りの一発勝負となりますが、粘り強く戦って
ぜひとも2年ぶりの栄冠を掴んでほしいものですね。
スタメンが事前発表されたようですが、
先発の大役を任されるのは、なんと高卒ルーキー・伊藤準規
昌さんかなとも思いましたが、その逆を突いて超若手で来たなと。
一昨日のプロ初登板でも、大器の片りんを見せてくれた背番号18
勝つことも大事ですが、大舞台で思う存分投げ込んでくれればと。
その好投で1軍が今季苦しめられたオレンジ色を封じ込み、
栄冠奪取に貢献してほしいものです。


一方、1軍はレギュラーシーズン残り3試合。
今週末はきょう3日が横浜、あす4日が甲子園でのデーゲーム。
中スポ先発予想は、チェン-三浦、小笠原-岩田
ランドルフが前夜巨人を完封したとのことで、
正直来なくてよかったなと、内心ホッとしつつ、
明日対戦する岩田に対しては、
何とか攻略の突破口を見いだしてほしいところ。
ローテ投手の豪華継投によって、
相手打線は抑え込めると思いますので、
その分こちらの打線が奮起して、2週間後に向けて、
できるだけ調子を上向かせてほしいなと期待します。

打点王へレッツゴー!そんななかこの日の話題では、
タイトル系の話が多かったですね。
特にデカデカだったのが、
森野『打点王宣言』。
もっかブランコと並んで、
107打点でリーグトップ。
同僚との争いということもあり、
仲良くタイトルというのも、
自分的にはいいなとも思いますが、
3打点差に迫る巨人小笠原
彼にかっさらわれることは絶対に避けたい。
そのためには、やはり前を打つアライバの出塁
さらに下位打線がうまくつながり、塁を埋めてほしいなと。
その数字の上昇は、打線がいかにつながっているかを表す指標。
それだけにチームとしても、中軸の2人が打点を稼ぎ合うことは、
今後に向けても、まさに願ったり叶ったりというところでしょう。

とにかく獲れる可能性があるものは、すべて狙う
荒木にしろ、井端にしろ、森野にしろ、ブランコにしろ、
投げる方では、吉見にしろ、チェンにしろ。
またここまで来たら、浅尾69試合登板というのも達成してほしい。
あくまで主目的は、CSへの調整とはいうものの、
タイトル獲りというのも、各自のモチベーションの向上に
一役買っているのではと思います。
それによってバラバラにならず、あくまでもこの先に向けて。
結果は「神のみぞ知る」ですが、その挑戦を見守りたいと思います。

2009年10月 2日 (金)

藤井復帰へ一歩前進と岩瀬合流CSモードへ。

10月に入り、レギュラーシーズンも残り3試合
今後は飛び飛びとなる日程のなか、
ポストシーズンに向け、調整を進めていくことになりそう。
この日ドラゴンズナインは、週末の遠征に向け、
先発投手陣がナゴヤドームで練習を行ったもよう。
一方、ナゴヤ球場では左肋骨を骨折し調整中の
藤井淳志が骨折後初となる外野ノックを受けるなど
守備練習を行い、戦列復帰に向けて一歩進んだようです。
その他岩瀬練習合流など、この日のドラゴンズの話題を。

ドラゴンズトピックス(1日)

◆藤井淳志

<左脇腹の肋骨を骨折し2軍調整中。
この日ナゴヤ球場で練習し、骨折後では初となる外野ノックを受ける。
走る、打つ、投げるは問題がないことを確認済み。
複雑な動きがある守備も問題なしだった>
「よくなってきました。あとは頑張るだけです」

<9月6日の新潟での横浜戦の守備で和田と激突して骨折。
精神的なダメージも心配されたがと断言して>
「変な不安を持ってやることはない」

<驚異的な回復を見せており、近日中の戦線復帰を熱望。
今後は6日開幕のフェニックス・リーグで実戦経験を積み、
早ければ来週末、11日の今季最終戦にも1軍に呼ばれる可能性がある。
自身にとっても1軍復帰の目標となるポイントだが>
「僕が決めることじゃないので、
これからどうなるか分からないですけど、その辺までに出られれば。
ゲームに出るならいい結果を出したい。
僕は治ったと思っている。
やれといわれたところでやれるように準備しておきます」

<どうしても出たい理由がある。
一連のシリーズは『師匠』と仰ぐ立浪のキャリア集大成。気合十分に>
「立浪さんの最後の試合は同じ場所でユニホームを着てやりたい」
中スポスポニチ名古屋

◆渡邉育成コーチ
<この日外野でノックを受けた藤井について>
「体は問題ないと思う。
あとは本人が怖さを持っているところ。
まだ(左脇腹を)かばうような動きがあるから、
その怖さが取れるかどうか」

<意識に問題が残るとしても、体は実戦へ向けて準備OK。
早ければ6日からのフェニックスリーグで実戦復帰となりそう。
あくまで1軍首脳の判断次第だが、
残るハードルは実戦でのプレーだけ>
「試合に出て、その結果、上から呼ばれるかどうか。
まったく打てなければ呼ばれないかもしれない。あとは上の判断になる」
中スポ


◇チェン・ウェイン
<あす3日の横浜戦の先発が予想される。
今季の横浜戦で33イニングを投げて失点は『1』。
鉄壁の左腕が最初に3、4イニング程度を投げて
リードを稼ぎ、吉見にバトンをつなぐ可能性が高い>
「登板はあと1、2試合。いい形でシーズンを終えたい」
中スポ

◇吉見一起
<最多勝を狙う右腕は、3日の横浜戦に登板予定。
3日に登板した後は11日にもチェンと揃ってマウンドに登る見通し。
タイトル獲得でCSへ弾みをつけるためにも、
優勝争いと変わらぬ真剣モードで横浜のマウンドに登る>
「最多勝は可能性がある限り狙いたいですが、
それより今はCSに向けてしっかり調子を上げることが大事。
短いイニングなら課題をピンポイントで意識したピッチングがしやすい」
中スポ


◇岩瀬仁紀
<体調不良で練習を休んでいたが、4日ぶりに投手陣の練習に復帰。
ナゴヤドームでの練習にリリーフ陣では唯一参加。
ランニング、キャッチボールの後にブルペン入りし状態を確かめた。
すでに3年ぶり3度目の最優秀救援投手は確定済み。
休養理由は明かさなかったが、CSを視野に大事を取ったもようで、
あす3日の横浜戦(横浜)か、
4日の阪神戦(甲子園)に調整登板する予定。
ポストシーズンで失点したことがない無敵の『CS男』が、
再び日本一を目指して走り始める>
「巨人の優勝が決まったときから気持ちはCSへと切り替わっていますよ。
クライマックスシリーズへ向けての調整? そのためにドームへ来ました。
(3日か4日かの)どちらかで投げると思います」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン

◇森バッテリーチーフコーチ
<1軍練習に復帰した守護神・岩瀬について、
3日横浜戦か、4日阪神戦で復帰登板させる考え>
「(岩瀬は)3日か4日には投げるよ。
心配しなくていい。投げられるから(ブルペンを)見ているんだ」

<またCS第1ステージで中継ぎ陣による
異例のリレーを展開する考えを明かす>
「リリーフ投手だけで1試合をまかなうことも考えている。
先発を使わずに済むからな」

<第1ステージを吉見、チェンの2枚看板で勝ち進んだとしても、
巨人との第2ステージで苦戦を強いられるのは必至。
すでに9月中旬から高橋、パヤノらに
2イニング以上の登板機会を与え、適性を確かめている。
あらゆる戦略を駆使し、日本シリーズまで進むつもり>
「うまくいけばチェンを巨人の初戦に使えるな」
スポーツ報知ニッカン


◇立浪和義
<引退セレモニーから一夜明けた兼任コーチは、
名古屋市内の自宅で静養。腰痛に苦しんでいるが、
3日、4日の横浜・甲子園遠征には参加予定。
クライマックスシリーズに向け、気持ちを切り替えていた>
「体? 大丈夫です。
これからはクライマックスシリーズに向けて、
しっかり調整していきたい」
(中スポ)


◆開始はすべて午後6時 セがCSの日程発表(共同通信社)
◆CSの開催概要を発表=プロ野球セ・リーグ(時事通信)
(セ・リーグはこの日、上位3チームが日本シリーズ出場権を争う
クライマックスシリーズの日程を発表し、第1、第2ステージとも
全試合が午後6時開始のナイトゲームで行われることになった。
17日からの第1ステージ(3試合制)は
2位中日3位チームがナゴヤドームで対戦。
第2ステージ(6試合制)は21日からで、リーグ優勝した巨人
第1ステージの勝者が東京ドームで顔を合わせる。
第1ステージは先に2勝した球団が勝者。
第2ステージはリーグ1位の巨人1勝のアドバンテージが与えられ、
これを含め先に4勝したチームが日本シリーズに進む。
両ステージとも引き分け(延長12回まで)を除く
勝利数が同じ場合は、レギュラーシーズン上位チームが勝ち上がる)


【ドラゴンズ・残り試合の日程】
3日 (土) 対横浜 (14:00・横浜スタジアム)
4日 (日) 対阪神 (14:00・阪神甲子園球場)
11日(日) 対東京ヤクルト (18:00・明治神宮野球場)

17日(土)~ クライマックス・セ 第1ステージ 
      対3位球団(18:00・ナゴヤドーム)


今日の公示。(1日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録抹消】
▼中日 川井雄太投手、伊藤準規投手
(再登録は11日以降。公式サイト共同通信社

▼伊藤準規
<前日、1軍でデビューで1イニングを零封する好投。
一夜明けて出場選手登録は抹消されたが、
ナゴヤ球場では望外の褒め言葉が待っていた。
ウオーミングアップのダッシュで同じ列に並んだ山本昌から
声をかけられたという。ルーキーは目を輝かせて>
「ナイスピッチングだったと褒めてもらいました。
入団した当時や、キャンプで初めて
キャッチボールの相手をしてもらえた時も感激しましたが、
今でも声をかけていただけるたびに感激しています」

<その大先輩の金言を生かしての好投だったから感激もひとしお。
初めて立つナゴヤドームのマウンドで思い起こしたのは
日ごろから山本昌から繰り返し言われていた
『思い切っていけ』という言葉。
初登板では、2死を取った後、死球を与えたが、
落ち着きを失わずに崩れなかった。
200勝左腕の経験から出た言葉が、
高卒1年目の華々しいデビューを支えていた>
「昌さんには投げ方も、メンタルの部分でも
いろんなことを教えてもらいました。
入団するまでは自分の理想とする球と、
実際投げた球が少しでも違うと、自分のなかでじれて、
ずるずると崩れてしまうことがよくあったんです。
でも1球ごとに切り替えて、それぞれにベストピッチングを目指す。
『思い切って』というのはそういう教えでした。
そうしたら登板前に谷繁さんからも同じことを言われたんです」
(中スポ)


若竜トピックス(1日)

◆辻2軍監督

<ウエスタン・リーグの覇者として、
あす3日に行われるファーム日本選手権(富山)で、
イースタン・リーグの優勝チーム・巨人と対戦する。
就任3年目で2度目の日本一を目指すが、こうキッパリ>
「一昨年やって勝った相手だけど、特別意識はしない。
相手がどこであれ、戦う以上は日本一を取りにいく。
シーズン後半は打ち勝ってきたから、
ピッチャーが1点でも少なく抑えてくれれば、
先発が5、6回を投げて7、8、9回と粘り強くいけば勝機はある」

<前日にはウ・リーグ優勝のペナントが届き、
この日の練習前に監督、コーチ、選手、スタッフらで記念撮影。
次なる目標である日本一のペナントを手にするために、
本拠地・ナゴヤ球場で調整したが>
「明日(2日)、球場に行って練習すると気持ちが変わるし、
相手のユニホームを見れば自然と気持ちが高まる。
(先発)オーダーはほとんど決まっているけど、明日までにじっくり考えます」
(中スポ)

◆2009年プロ野球ファーム日本選手権 出場資格者(中日)
(NPB公式)

◇柳田殖生
<この日のナゴヤ球場では
3日のファーム日本選手権に向かうメンバーが荷物出し。
1日現在で1軍に登録されているが、野本とともに
富山に向かうことになった。気合満点で>
「今年はこれまで4年間で一番手応えのあった年。
なんとか結果を残したい」
(中スポ)

◆鈴木義広
<この日から2軍練習に合流。
9月29日に出場選手登録を抹消されたが、前日までは1軍に同行していた。
復帰以降は次第に調子を上げており、今回は2軍への『派遣』のもよう。
ファーム日本選手権、フェニックス・リーグに帯同し、
CSでの1軍再合流を目指す>
「しっかり調子を上げられるようにがんばります」
(中スポ)


【ドラゴンズファーム・今後の日程】
3日 (金) 2009年プロ野球ファーム日本選手権
      対巨人(13:00・富山市民球場アルペンスタジアム)

6日(火)~ みやざきフェニックス・リーグ
      (宮崎県内 14試合予定・日程はこちら


10月に入り、レギュラーシーズンも残り3試合
例年ならあっちこっちに移動しながら、
すし詰めの日程を消化していくことになるのですが、
今季はゲーム消化が早かったこともあり、そのようなことは皆無。
むしろCSを前に実戦が少なく、ゲーム勘不足が心配されるぐらい。
まあ3試合ともに屋外でのゲーム。
今後の気象状況によっては、日程の変化もあるかもしれませんが、
残り試合をうまく使って、決戦に向け調整を進めてほしいものです。

この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
前日は、立浪引退セレモニーがあったこともあり、
中スポもかなり力が入った作りになっていましたが、
お疲れ休みということもあるのか、この日はやや淡泊。
そんななか久々に我らが渡邉育成コーチのコメントが。
今季から育成コーチに就任しましたが、
1軍主力で大きな故障をした選手が少なかったこともあり、
コーチも比較的地味に潜伏していましたが、
ファームブログのチャンピオンフラッグ記念撮影や、
このコメントから元気な様子がうかがえてとてもよかったです。

まあそれはさておき、重要なのは、
この日肋骨骨折後では初となる外野ノックを受けたという藤井
新潟でのアクシデントからまもなく1カ月となりますが、
ようやく戦列復帰への道筋が見えてきたようですね。
若干「怖さ」を感じさせるようなしぐさこそありながらも
攻守走とも問題がないことが確認されたことで、
次週から開幕するファームの教育リーグ、
みやざきフェニックス・リーグ実戦復帰
その状態次第では、11日の今季最終戦で
1軍復帰という見通しになってくるようです。


復帰するぞ!一時は今季絶望のような
見方もありましたが、
驚異的な回復もあり、
前向きな見通しが立ったことは、
藤井本人はもちろん、
チームにとっても大きいですね。
もともと6番に穴をかかえていた
今季の打線でしたが、
藤井が離脱したことで、7番にも穴が広がった。
英智、小池、イ・ビョンギュ、平田、野本ら
その穴を埋め、その位置に入ろうと頑張りこそ見せてはいるものの、
カバーしきれてはいないというのが現状。
戻ってこられるならば、その力がやはり必要でしょうね。

まあこれからが本格的な実戦復帰
ゲームの中での動きによっては、どうなるかわかりませんし、
結果が出なければ、そのまま宮崎残留になるかもしれない。
それでも「必ず復帰するんだ」という気持ちを胸に
さらなる道程を進んでほしいもの。
まあ初の規定打席到達、そして3割の可能性は低いものの、
その先にはクライマックスシリーズという決戦も待っています。
春から必死に突っ走り、中堅のポジションに定着。
自身にとっても大きな収穫を得たであろうシーズンを
ぜひとも良い形で締めくくってほしい。
今後さらに調子を上げて、2週間後のナゴヤドーム。
そこに背番号4の姿があることを期待したいと思います。


その他の話題からは、残り3試合となったレギュラーシーズン。
先発投手陣は、長いイニングを投げさせず、
CS第1ステージに向けた調整登板となってきそう。
中スポでは、あす3日は「チェン-吉見」。
4日は「小笠原-中田」そんな形のリレーを予想しています。

また『体調不良』のため、
巨人3連戦では今季初めてベンチから外れ、
独自の調整に専念していた守護神・岩瀬がこの日練習に合流
早ければ、あす3日の横浜戦復帰登板するもよう。
3年ぶり3度目のセーブ王は確定したものの、
例年以上の疲労が蓄積しているのは間違いない状況。
ただクライマックスシリーズを突破するには、
やはりその力が絶対に不可欠といえるでしょう。
まだ投げる姿を見ていないので、復調とは言い切れませんが、
コメントを見る限り、心身の切り替えは済ませている様子。
CS、日本シリーズの防御率は驚異の0.00
例年同様の投球を見せ、チームのためにフル回転してほしいです。

2009年10月 1日 (木)

打って走って守って、立浪和義有終の猛打賞。

ドラゴンズのレギュラーシーズン・ナゴヤドームでの最終戦は、
今季限りでの現役引退を表明した立浪和義の「引退試合」に。
腰の痛みを考慮され、初となる『6番・一塁』で先発出場した背番号3。
試合は敗れたものの、ファンの大声援を背に
打って守って走っての大奮闘。9回の適時二塁打を含む
4打数3安打の猛打賞で、歴代7位の2480安打をマーク。
試合終了後の引退セレモニーであいさつした後、グラウンドを一周。
そしてナインに胴上げされたミスタードラゴンズ。
22年間のプロ野球生活に一区切りを付けることとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 最終戦
(30日・ナゴヤドーム | 中日8勝16敗)
38280人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日
[敗] 川井(20試合11勝5敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
川井、伊藤準規、パヤノ、小林正人、河原、高橋 - 谷繁

◇対巨人最終戦・スタメン
1 (遊)井端  (3打数1安打)
2 (中)野本  (3打数無安打)
3 (三)森野  (4打数1安打)
4 (右)ブランコ (4打数無安打1打点)
5 (左)和田  (2打数無安打)
6 (一)立浪  (4打数3安打1打点)
7 (捕)谷繁  (4打数無安打)
8 (二)岩﨑達郎 (4打数無安打)
9 (投)川井  (0打数無安打)

【イニング経過】
<1回・巨人> P・川井(中27日)
坂本中スライダー三ゴロ、松本中カーブ一二塁間抜くヒット、
小笠原外スライダー中飛・野本スライディング好捕、
2死一塁から、ラミレス外チェンジアップ・
伸びて右翼席飛ぶ込む2ラン(D 0-2 G)
亀井外スライダーワンバウンド四球、谷内低め直球中返し安打、
2死一、三塁から、阿部外スライダーボール球空三振

<1回ウラ・中日> P・オビスポ
井端中高め直球見て四球、野本引っ張り一ゴロ3-6二封、
森野中スライダーセンター左落とすヒット・好走塁躊躇なく二塁へ、
1死二、三塁から、ブランコ外低めスライダー一ゴロの間(D 1-2 G)
2死三塁から、和田中直球詰まり二飛

<2回・巨人> P・川井
古城中直球遊ゴロ、オビスポ内直球詰まり二飛、
坂本外チェンジアップ左前打、
松本外高め直球三塁横抜くヒット、
2死一、二塁から、小笠原内低めチェンジアップ・
詰まりながら左前落ちる適時打(D 1-3 G)
2死一、二塁から、ラミレス内直球詰まり左中間落ちる適時打(D 1-4 G)

<2回ウラ・中日> P・オビスポ
立浪カウント1-2外直球・一、二塁間抜くヒット、
谷繁外スライダー遊ゴロ6-4-3併殺、岩﨑達郎内直球遊直

<3回・巨人> P・伊藤準規(プロ初登板)
谷中低め沈むカーブ空三振、阿部外高めフォーク一ゴロ、
古城内直球左ヒジ死球、オビスポ外直球145キロ右飛

<4回・巨人> P・パヤノ
坂本外チェンジアップ空三振、松本内高め直球左前打、
小笠原初球内高め遊飛、
ラミレス初球内高め直球詰まりながら中前打・代走鈴木、
2死一、三塁から、亀井中低め直球右正面飛もブランコ落球・
タイムリーエラー二者生還・気の毒(D 1-6 G)

<4回ウラ・中日> P・オビスポ
ブランコ外直球中飛、
和田高いバウンド三ゴロ・一塁上亀井と交錯左足痛める、
立浪カウント2-2外低め直球・
バット折りながらショートオーバー・センター左落とすヒット、

谷繁中高めスライダー空三振

<5回・巨人> P・パヤノ 右・平田 左・ブランコ
阿部初球外スライダー左越えフェンス直撃二塁打、
古城初球打ち上げ三飛、オビスポ外高め直球空三振、
坂本中低めチェンジアップ空三振

<5回ウラ・中日> P・オビスポ
岩﨑達郎外高めスライダー中飛、
パヤノ外直球ミートセンターオーバー二塁打、
井端内直球投ゴロ、野本外チェンジアップ遊ゴロ

<6回ウラ・中日> P・オビスポ
森野中高めチェンジアップ中飛、
ブランコ外スライダーハーフスイング三振、
平田外スライダー右前落とすヒット、
2死一塁から、立浪カウント1-1中スライダー二ゴロ

<8回・巨人> P・河原
坂本外スライダー打ち上げ一邪飛・谷繁猛烈に突っ込むも弾く・
トスしたような形で立浪が抱え込みキャッチ・珍プレー

<8回ウラ・中日> P・オビスポ
井端外直球見三振、野本外高め直球見て四球、
森野中直球打ち上げ左飛、
ブランコ外低めスライダー空三振・オビスポガッツポーズ

<9回ウラ・中日> P・越智
平田外スライダー選び四球、
無死一塁から、立浪カウント0-1中低め直球・
振り抜き強い打球右中間突破適時二塁打(D 2-6 G)
(プロ通算2480安打、487二塁打)

無死二塁から、谷繁外高め直球空三振、
1死二塁から、岩﨑達郎中高め直球空三振、
2死二塁から、代打柳田外高め直球空三振、試合終了。
立浪ベンチへ下がる際、マウンド上の巨人ナインがあいさつ・
小笠原、阿部ベンチから出てきて握手・原監督とも抱擁。


【ゲームレビュー】
立浪、最後は適時二塁打

4回までに奪われた6点が響き、
本拠地最終戦を勝利で飾ることができなかった。
9回無死一塁から立浪が右中間への適時二塁打で
追い上げたが、先発・川井は打ち込まれたのが誤算だった。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


「今まで22年間、
本当にプレッシャーの中で戦ってきましたから、
きょう一日は本当に野球を初めて楽しく、
楽しくっていう言葉は今まで使ったことが
ないんですけど、やりたいなと思います」


試合前に正式に今季限りの引退を表明。
先週末にやってしまったという腰の痛みを考慮され、
何とプロ入り初という一塁でのスタメン出場となった
ミスタードラゴンズ・立浪和義。
まさしく「引退試合」という装いになった巨人との最終戦ですが、
ゲームを見る限りでは、その言葉通りに
楽しく野球ができたように感じましたね。
約2年ぶりに守備に就き、一塁に走者が来た際には
敵味方関係なく、笑顔で声をかける。
また打っては第2打席、オビスポの低め直球に
バットを折られながら、センターに運んだ際には
苦笑いしながら、折れたバットを投げ捨てた姿。
さらに8回の一塁ファウルゾーンに上がったフライ。
本来なら一塁手が捕って当たり前の飛球にも関わらず、
捕手の谷繁が気を使って猛チャージ。
結果追いついたものの、谷繁が弾いたボールを
慌てて抱え込むように掴んで、ともに笑顔。
ゲームが序盤に決まってしまったこともあり、
終始その一挙手一投足にファンの目が集中することとなりましたが、
「野球」というものに楽しく取り組む姿が、実に印象的に見えました。

しかし5点ビハインドで迎えた9回ウラの第4打席、
先頭の平田が四球を選び、無死一塁で迎える場面。
おそらく地元公式戦では「最後」となる大事な打席。
この場面においては、いつもの勝負師の表情に戻っていたかも。
初球ボールのあと、越智が投じた真ん中低めストレート。
しっかりタイミングを合わせ、思い切り振り抜くと、
強い打球は右中間を大きく破る見事なタイムリーに。
しかもそれは通算487本目となるツーベースに。
通算最多二塁打を誇る男が最後に放ったのは、
やはり代名詞ともいえるツーベースだった。
その辺の運の強さも、やはり一流打者の証明もいうもの。
そのまま後続が倒れ、「引退試合」は幕を閉じたものの、
ベンチに戻る際には、原監督をはじめとした
巨人ナインにも労をねぎらわれたドラゴンズの背番号3。
まさに球界を背負ってきた一面も伺えるシーンとなりました。


引退表明の記者会見で、自分の理想は
「打って、走って、守ること」と話していた立浪。
そのなかで走ることと守ることができなくなり、
最後の決断を下したそうですが、
久々に一プレーヤーに戻って、しっかり打つことはもちろん、
走って守ることができたのは、本人にとって
とてもうれしかったことでしょう。
高卒1年目の開幕戦からスタメン出場するなど、
まさにエリート中のエリートの道を歩みながらも、
プレッシャーやケガと戦い、さらに晩年はレギュラーから外れ、
代打の切り札という新たな道を進むこととなった。
しかし野球に関しては、常に厳しく向き合い、
チームにおいても、球界においても大きな見本となった。
しかも体はそれほど大きくないながら、22年間、
2480本というヒットを重ねてきた姿は、本当に素晴らしきもの。
今季最多となったドームの温かい声援、
さらに家族、恩師、先輩、同期など、
たくさんの仲間に見守られながら、最後の勇姿を披露した背番号3。
改めて「立浪和義」という選手の偉大さと存在感。
そういうものを味わうことができた有意義なゲームだったと思います。

残念ながら、中継が途中で終わってしまい、
引退セレモニーなどは各種スポーツニュースなどで
所々を観るだけに止まってしまいましたが、
現地にいたファン同様に、自分としても
お疲れ様、そしてありがとうございました、と言いたいですね。
自分がドラゴンズを応援し始めて、20数年。
バッターボックスに、内野のフィールドには、
常にチームのために尽力する背番号3の姿があった。
まさに一時代が終わるという寂しさも去来するものの、
立浪選手本人が決めたことですし、もちろん尊重。
そしてファンとしても「感謝」の気持ちでいっぱいです。

この日で取りあえずは一区切り。
しかし2009年度のドラゴンズの野球はまだまだ続きますし、
最後までその力が必要としているのは、確か。
まずは腰の状態をできるだけよくしてもらい、
残されたゲームで力を発揮して、チームに貢献。
最後の晴れ姿を見せ、そしてバットを置いてもらいたいです。


それでは立浪選手のあいさつをはじめとした
さまざまなメッセージ、長々となりますがお付き合い下さい!


☆プレーヤーズ・ボイス(30日)

◇立浪和義
<試合後の引退セレモニーであいさつ。
チームメートや大勢のファンの温かい視線に見守られて>
「縁があって、中日ドラゴンズという
素晴らしい球団に入団することができ、22年が経ちました。
たくさんの方々に支えていただき、
たくさんのファンのみなさまに応援していただき、
ここまでやってくることができました。

プロ野球の世界に入る前は、
きょう自分の最後のユニホーム姿を見に来てくださった
清原さん、桑田さん、に憧れてプロ野球選手を目指しました。
プロ野球選手になる前は、この体で、
この世界でやっていけるのかなという不安ばかりでしたが、
プロに入ってからそして今まで
体が小さいと思ったことは一度もありません。
ただ、負けん気だけは持って、ここまでやってきました。

昨年引退を表明し、ここまで来ましたが、
なかなかみなさんの声援に応えるバッティングは
できなくなってきました。
自分の理想である野球は、打って、走って、守る。
自分には守ることと走ることが衰えてきたので、
ユニホームを脱ぐ決意をしました。

代打にまわってからの3年間半、
毎打席、温かい声援と激励をいただいたことは
しっかりとこの胸にしまいこみ、
またいつかみなさんに恩返しができるよう
これからの人生たくさんのことを学び、たくさんのことを勉強し、
一回りも二回りも大きくなって帰ってきたいと思います。

22年間、常にプレッシャーの中で戦ってきましたが、
きょう一日は楽しく野球をやらしてもらいました。
最高の花道を用意してくださった中日ドラゴンズ関係者のみなさん、
本当にありがとうございました。

そして最後に、代打として
最後の生きる道を与えてくださった落合監督、
そしてたくさんのサポートを頂いたコーチのみなさん、
そして最高のチームメートにも恵まれ、
最高のファンのみなさんにかこまれて、
幸せな野球人生が送ることができました。
この体もここまでよく持ってくれました。
ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
これで心置きなくバットを置くことができます。

全国のドラゴンズファンの皆さん、
そして私を応援してくださった野球ファンのみなさん、
22年間、本当にありがとうございました」

公式サイト


<この日、今季限りでの現役引退を正式に表明。
ナゴヤドームでの試合前、ユニホーム姿で
記者会見に臨み、引退を決めた心境を口に。
一問一答は次の通り。冒頭のあいさつで>
「本当にマスコミ関係、そしてメディア関係の方には
22年間、本当にお世話になりました。
あの、どっちかというと、あまり口数も
試合前とか特にしゃべるのを嫌がっていたような
ところもあったかもしれないんですけど、
まあそれだけ自分はもう本当にグラウンドに来たら
野球に集中して頑張りたかったので、ちょっとあのう
嫌な思いをした記者の方もいるかもしれないんですけど、
まあ22年間、きょうが終わりっていうことで、
まあ一つ謝らしてもらいたいと思います」

<正式に引退を発表というかたちで
この会見、よろしいのでしょうか>
「はい」

<『ラストゲーム』を迎える心境は>
「いや、9月30日がナゴヤドームの最後っていうことで、
何とかその試合に出たいなと思ってはいたんですけど、
先週の土曜日にちょっと腰を痛めたりして、
微妙な感じだったんですけど、まあ何とか監督にお願いして、
きょう、まだわからないですけど、
ちょっと考えてもらっているっていう段階なんですけど、
まあ昨年のオフに引退を発表して、
とにかく今年1年頑張ろうと思って、
それが結果が良かろうが悪かろうが、
もうそれは変わることはなかったので。
とにかく今年結果を出して、昨年全然活躍っていうか、
貢献できなかった分、いつもたくさんのファンの方に
応援していただいているので、何とかちょっとでも
期待に応えたいという一心で1年間頑張ってきました」

<引退を決意した時期、大きな理由は>
「そうですね、あのうやっぱり
長くレギュラーで出してもらってきて、、
自分のその理想っていうのは、野球っていうのは、
打って、守って、走る。
今の自分は本当に打つことだけで、
もちろんそれでも本当にあのう、こういう緊迫した場面で
ずっと使ってもらってありがたいんですけど、
やっぱり守ることと走ることが衰えてきたから、
まあそれを、自分でまあ認めて、そろそろ潮時じゃないかという。
あとやはり昨年代打で本当に結果を出せないときに、
やっぱりあれだけ応援してもらう、っているだけに
非常に精神的にもきつかった部分もありますし、
ただいつも前向きには頑張ってはきたんですけど、
もうそろそろかなという感じはありました」

<その決断を最終的にされたのはいつごろ?>
「いやいつ頃っていう、あのう、はっきりはないんですけども、
決断をしたのは、昨年の契約更改のときに、
球団の方にはそういう形ではっきりと、
『来年一年でユニホームを脱ぎます』ということは伝えました。
まあその時の会見ではあまりはっきり言わないでくれっていうことで
まあ濁して『最後のつもり』っでいう風には言ったんですけど、
まあその時に決めたっていう感じですね。はい」

<まあ今季も実際代打で3割のアベレージを残している状況で
引退となるが、やり残した事というか葛藤みたいなものはないのか>
「いえ、あのう、今年まあそこそこは成績は出してたかもしれませんけど、
自分の中で(シーズン)はじめ打点がなかなか挙げれずにね、
そんな打ってるっていう感覚もなかったですし、
まあそれは昨年に比べたら良かったかもしれないんですけど、
まあそういう葛藤とかは全然ありません。
とにかく今、まずきょうの30日、
たくさんの方々が楽しみにしてくれてると思うんで、
万全な、そのプレーは見せれないかもしれないですけど、
今の現状でとにかく今まで22年間、あのう、
本当にプレッシャーの中で戦ってきましたから、
きょう一日は本当に、野球を初めて楽しくね、
楽しくっていう言葉は、今まで使ったことないんですけど、
やりたいなと思っています」

<22年という期間を振り返って、どんな思いがあるか>
「そうですね。あのう、本当であれば、
きょうで終わりって形になるんですけど、
まだクライマックスシリーズがありますし、ホッともできないんでね。
なかなか振り返れって言われても難しいんですけど、
あのう、本当に振り返って見れば、
よくこの体でここまでもってくれました、本当に。
はい、もうそれに尽きます」

<常に第一線で活躍してきたが、支えてきたものは何か>
「いや、それはもちろん、たくさんの方々に
本当に支えていただきましたし、指導者にも恵まれ、
そして自分があのう、気持ちが腐りそうになった時に、
あれだけの声援をいただいて、
また頑張る気にもさせてもらいましたし、
自分ひとりでは、本当に力のある選手ではないんで、
やってこられなかったと思うし、
ただあのう、一つ言うならば、
常に負けん気だけは持って、ここまでやってきました」

<感謝の気持ちを一番伝えたい人は>
「一番感謝…、難しいですね。
あのう、それはもうやっぱり家族でありね、
一番近くにいてくれた人が、
一番自分がしんどかったときとかいろいろ知ってますから。
たくさん迷惑もかけてますしね、僕の場合。
やっぱり家族にきょうちょっとでも格好いいところを
見せれればいいなと思っています」

<引退の意志を家族に伝えたときは>
「本当は家でね、昨年(状態が)悪かったときに、
『もう今年ダメだぞ』っていう話はしたことがあるんですけど、
『何を言ってるの、頑張らないと』みたいなこと、簡単にね、
あまりそれほどこう、干渉してないっていうか…、
っていうところはあるんですけど、
まあそれが逆にね、気分的に楽に一番なれますよね。
一緒になって深刻な顔してると、どんどんどんどんね、
いい感じにいかないと思うんでね。
『じゃあもう1回来年何とか1年頑張ってみるわ』って言うことで、
『その代わりもう来年でやめるぞ』っていうことははっきり言いましたね」

<4度の優勝も経験。振り返って一番思い出されるシーンは>
「それぞれ4回の優勝、貢献できたときもあれば、
あまり成績も良くなかったとか、いろいろありますけど、
それぞれルーキーの年であり、
次ルーキーの年に入って2回目の優勝っていうのは、
もっと間隔が開かずにね、できると思っていたのが、
10年後の優勝であって、まあ自分自身はそんなに
貢献できなかったんですけど、やっぱりその時の喜びもうれしかったし。
で、落合さんに(監督が)代わった2007年ですか。
2004年ですね、その時はもう本当に
主軸としての優勝を味わせてもらったのもうれしかったし、
優勝したときでも4回っていうのは、それぞれあのう、
いろんな意味では違うんですけど、うれしさはあります。
最後のその、2007年の日本一ですか。
自分は本当に代打のみの出場だったんですけど、
非常に充実した、そりゃレギュラーで出れれば
一番うれしいんでしょうけど、また違った喜びがありました」

<個人の記録では2000本安打も達成したし、
二塁打の記録も歴代1位。あえてこの一打、この一本、
このプレーを挙げると、どのシーンになるか>
「いっぱいありすぎて、よく分かんないんですけど、
2年目にケガをして、3年目のその開幕戦で、
先頭バッターホームランを打ったことがあるんですけど、
で2年目、その1年目っていうのはプロに入って右も左もわからず、
ただがむしゃらに野球をやってたんですけど、
やっぱり当たり前にいきなり1軍にいたので、
2軍のその大変さとか、自分がこんなにいいところで
プレーをさせてもらったっていうことに気付かなかったんで、
それを2年目に感じて、もう1回この1軍に戻りたいということで
一生懸命リハビリして、練習して、で迎えた3年目の開幕戦で
先頭バッターでホームランを打ったときには
塁を回るときにこう、涙ぐむようなちょっと、まあ今でも覚えていますね」

<これで一旦区切りを付けるが、
ドラゴンズのチームメートに伝えたいことは>
「そうですね。あのう、本当にドラゴンズのチームっていうのは、
あのう非常に明るくて、素直な選手が多いですしね。
まあ自分が野手では一番上なんですけど、
自分は自分なりにね、いろいろ気を遣いながら
まとめてきたつもりですけど、これからね、
自分たちがいなくなって、井端であり、荒木でありがね、
どんどんどんどん遠慮せずに
チームを引っ張っていってもらいたいなっていうのはあります。
で、コーチ兼任をさせてもらって、
若い選手と接する機会が増えたんですけど、
やはりあのう、自分たちの時代とやっぱり違うしね、
なかなかモノの考え方が違う、甘いところもありますけど、
いろんなことが、あのう、技術的なところ以外にもね、
野球に取り組む姿勢っていうのを、常に大事に言ってきたので、
そういうことをこれからも守って、1人でも2人でもね、
レギュラーとして出てくれるのを楽しみに、
これから外から野球を見ることになると思いますけど、
そういう思いもあります」

<今後については>
「今は何も決まっていません。はい」

<もちろん将来もずっと野球界でという考えは>
「そうですね。あのう、また…、これはもう
自分で決める問題ではないので、いろんなことを勉強して、
自分はドラゴンズに22年間もいて、
どうしてもやっぱり視野が狭くなっている部分もあると思うんで、
いろんなところを回って、いろんなものを吸収して、
どんどんどんどん視野を広げて、
たくさんのことを学んでいきたいと思っています」

<ファンへのメッセージを>
「あのう、本当に22年間ご声援ありがとうございました。
自分が代打となって、約3年間半ですか、
本当に毎打席温かい声援をいただいて、
そのたびに本当に、ね、涙が出そうになったことが
たくさんあったんですけど、
なかなか期待に応えられない時もたくさんありましたけど、
自分のあのう、もうダメだっていう気持ちを
もう1回頑張らせてくれたのが、みなさんでありますし、
とにかくあのう、本当にドラゴンズに入って
最高のファンの方たちに恵まれてね、
野球を22年間ドラゴンズ一筋でやらしてもらったっていうことが
何よりも自分の財産なんで、
またこれからも何らかの形で貢献できるように、
これからしっかり勉強して、頑張っていきます。
どうも本当にありがとうございました」
(中スポ、サンスポ共同通信社時事通信123


<2年ぶりのスタメンは『6番・一塁』。
地鳴りのような大歓声と無数のフラッシュに見事に応えていく。
2回先頭が右前打、4回2死からは中前打。
そして9回無死一塁では越智の直球を右中間に運んだ。
3安打目は何とタイムリー二塁打だ。
猛打賞は5打数5安打を記録した06年6月30日広島戦以来、3年ぶり。
試合を二塁塁上で終えると、ハイタッチする巨人の選手たちと
握手であいさつ。原監督とは抱擁して笑顔で主役を務めた。
じつは「引退試合」への出場すら危ぶまれていた。
26日の練習中に持病の腰痛が悪化。
直後は歩くことすらままならない痛みだった。
前夜も、この日も何本もの痛み止めを注射。
この日も午前10時に自宅を出発して向かった先は
ナゴヤドームではなく名古屋市内の病院だった>
「最後の最後まで(ケガに)苦しめられた。
自分の行いが悪かったのかとさえ思った。
ヒットを打てるかどうか分からない。迷惑をかけるかもしれないけど」

<打撃練習は5日ぶり。試合前に正式な引退会見に臨んだが、
出場については『何とか出たい』と答えるだけだった。
だからこそ落合監督の配慮でプロ入り初の一塁を守ったが、
こんなエンディングは誰も予想できなかった>
「(9回は)最後の打席だと思ったんで、
思い切っていったらたまたまツーベースになって。
(歴代トップの)ツーベースには縁があったんだなって思いました。
きょうはこのような起用をしてくださった監督に感謝しています」

<ドラゴンズの象徴であるが、王様だったわけじゃない。
先輩、後輩に気配りができる。今年3月もそうだった。
オープン戦前、レギュラー目前だった藤井にこう話した。
これが立浪流の『外出禁止令』。
スタッフへの気配りも人一倍だった。
9月最後の広島遠征、初戦の夜は打撃投手たちを、
2戦目の夜はトレーナー陣を食事に招待した。だから人はついてきた>
「いまは大事な時期だから外に行くな。
その代わり、オレが飯に誘ってやる」

<今シーズン序盤、ナゴヤドームのロッカーに一枚の紙を張り出した。
『始動を早く』『体を開くな』。
後輩のために書いた打撃のアドバイスは40項目にも及んだ。
その思いは着実に受け継がれていくはず>
「若い選手に少しでもうまくなってほしいと思ってやってきた」

<代打で3割を超える打率は驚異で、
周囲からは何度も引退撤回を説得された。だが、悔いはない。
クライマックスシリーズ、そして日本シリーズ。
22年に及んだプロ人生の最終章を、日本一で飾るつもり。
小さな体にムチ打つのもあと少し。
最後の『氣』を振り絞り、完全燃焼する>
「この体でよくここまでもったと思う。自分ではいっぱい、いっぱい。
きょうが終わったら、CSモードに切り替える。最後までやるのがことしの目標」
中スポ引退独占手記・『立浪和義 感謝』、
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
朝日新聞スポニチ名古屋ニッカン12デイリー


【竜戦士・立浪に贈る言葉】

◇山本昌

「ぼくのバックで一番多くアウトを取って、
一番たくさんヒットを打ってくれた選手。
感謝という言葉以外に思い当たりません」
(中スポ)

◇朝倉健太
「ボクが困っているときにアドバイスをくれるんです。
投手と野手ですから、普段は教えてもらうとか、
そういうことはないんですけど…。
ロッカーとかで、こうしたらいいんじゃないか、ということを教えてもらいました」
(中スポ、<ドラ番記者>

◇吉見一起
「雲の上の人でした。ほめられると自信になりましたし、
ダメだった試合後とか、いろいろアドバイスをいただきました。
僕が一緒なのは4年間でしたけど、勉強になりました」
(中スポ)

◇浅尾拓也
「いいことはいい、ダメなことはダメとはっきりしていて、
野球選手としてだけではなく
人間的にも格好いい先輩だと思っています」
(中スポ)

◇チェン・ウェイン
「1軍で一緒にやれたのは2年間だけですけど、
いろんな勉強をさせてもらいました。
打者への対し方、左投手対左打者の一番大事なところなど、
教えてもらいました。とてもありがたかったです」
(中スポ)

◇小笠原孝
「1軍に上がったときに一度、どうしてそんなに長く
やれるんですか、と聞いたことがあるんです。
体に気を使うこと、あとは気持ち、と教えてもらいました。
ボクは体形がちょうど同じ。
服もいっぱいもらったんですけど、
ボクの体形のことを気にかけてくれるんです。
最近ちょっと太りすぎじゃないか、とか。
大きな選手と気持ちが同じでは勝てません。
本当にいろいろ教わりました」
(中スポ、<ドラ番記者>

◇岩瀬仁紀
「僕らにとっては特別な存在でしたから
(引退は)今でも信じられません。
野球に対する姿勢とか勉強させてもらった。
立浪さんに教えていただいた1打席の大切さは、
投手にとっては打者1人の大切さ。
今度は僕らが下(後輩)に伝えていかなければと思います」
(中スポ、時事通信


◇井端弘和
「グラウンド内外にわたり、一番近くで接してきたと思っています。
そういう意味でもとても寂しくなります。
本当にやめるのが今でも信じられない。
寂しい気持ちでいっぱい。長い間お疲れさまでした」
(中スポ、時事通信

◇谷繁元信
「あんなコースも打つのかという優れたバットコントロールで、
動物という感じでした。そんなときのタツさんはとても抑えられなかった。
最後に一緒に並べてよかった。(CSもあるので)もう少し一緒にできる」
(中スポ、時事通信

◇荒木雅博
「1軍で出だしたころは外野が多かったので、
文字通り背中を見て育ちました。
調子が悪くても態度に表さないレギュラーの誇りを学ばせてもらった」
(中スポ)

◇森野将彦
「プロに入ったときからのお手本であり、目標でした。
まだとても追いついていないので、これからも目標にさせていだだきます」
(中スポ)

◇和田一浩
「一緒にいて、とても勉強になりました。寂しいですね」
(中スポ)

◇井上一樹
「お疲れさまでした。いいセレモニーでした。
今日は名古屋の街が悲しんでいるような雨。
個人的には身内以上の存在だったと言っても過言じゃないかもしれない。
オレも同じ時期に引退することになったけど、これも運命かな。
接する機会が少なくなる人よりは、今後も一緒にいることは
多いだろうから、今までお世話になりましたという気持ちと同時に、
これからは兄貴分として付き合わせてください、と思ってる。
いい兄貴分としていつまでも指導してほしい」
(中スポ、時事通信

◇平田良介
「バッティングを教えていただいた以外にも、
食事に連れてってもらい、いろいろな話を
聞かせていただいたのがいい経験になりました」
(中スポ)


【立浪に贈る言葉・その2】

◆中村順司
氏(名古屋商科大学監督)
<PL学園高時代に監督として立浪を指導した名将>
「ごくろうさまと言いたい。22年間すごいよね。
その間につくり上げた二塁打や安打の数もすごい。
私が高校時代にあこがれた長嶋さんや王さん
野村さんが載っているところに、
立浪和義の名前があるんだからすばらしい。
(適時二塁打で締めるなんて)野球の不思議だね。
僕にとっては高校時代の立浪に変わりはないが、
すごい選手になったんだな、と驚かされる。
(高校時代は)走攻守、三拍子そろっていた選手だった。
彼はかゆいとこまで手が届く。
一つ物事を頼んでも、相手のことを思って行動する。
(昨年の桑田氏、清原氏に続いて教え子が引退することになり)
寂しいですね。よく頑張った」
(中スポ、時事通信12

◆星野仙一 氏(阪神球団オーナー付シニアディレクター)
<立浪入団時の中日監督>
「高校3年の甲子園で、テレビ局のカメラが
追い切れないほどシャープな動きを見せる選手がいて、
はっとした。それが立浪だった。
中日はドラフトで投手の指名を考えていたが、
会議2日前くらいに立浪指名に切り替えた。
あの体でよくここまで頑張ったし、チームを引っ張ったと思う。
まだまだあのしぶといバッティングは捨てがたいし、
すぱっとユニホームを脱ぐのは勇気がいるもの。
近い将来いい指導者になって、野球界に戻ってくることを強く望んでいる」
サンスポ時事通信毎日jp

◆高木守道 氏(ドラゴンズOB会長)
<中日監督時代は立浪と同じグラウンドで戦った仲>
「立浪はあの小さい体でよくやった。
何事にも努力を怠らなかったから、ここまでやってこられた。
立浪を怒ったことは一度もなかった。
私も現役時代はそうだったが、彼は寡黙にプレーし、
背中で周りを引っ張るタイプ。
故障など困難なことはいろいろあったが、
すべて自分の力で乗り越えてきた」
(中スポ)


◆桑田真澄 氏(元・巨人)
<PL学園高の2年先輩、当時寮で同部屋>
「入ってきた時からプロ野球選手になるオーラを持っていた。
守ってあげたい。大事に育てたいと思った。
22年間プレーしたのは素晴らしい。
(プロ入り後は)そんなに大きな体ではないし、
肉体的にも精神的にも苦労があったと思う。
25年前に初めて会って、ずっと先輩・後輩、
よきライバルとして切磋琢磨してきた。
思い出に残る対戦はやはり「10.8」ですね。
(1994年に巨人の優勝が決まった10月8日)。
お互いチームの主力として戦い抜いた。
中距離打者で広角に打てて、大きいのもある
打ち取りにくいバッターでしたね。
これから一緒に野球界に恩返ししたい」
(中スポ、サンスポ時事通信毎日jp

◆清原和博 氏(元・オリックス)
<PL学園高で先輩>
「高校に入学してきて初めてスイングを見たときに
コイツはタダ者じゃないと思った。
この20年以上で、高校を卒業して
すぐレギュラーを取ったのはわたしと立浪だけだろう。
ここ何年間は体の痛み、そして常時試合に出られないという
心の痛みに耐えてよくやったと思う。
立浪という人間は人の痛みがわかる人間だ。
私が現役時代にけがをしたときは、
自分のことのように心配して電話をかけてくれた。
ベンチに座りながらもきっと、他の選手にも気配りをし、
今の強いドラゴンズがあるのだろう」
(中スポ、サンスポ時事通信

◆片岡篤史 氏(元・阪神)
<PL学園高の同級生>
「やっぱり引退は寂しいが、
輝いたまま引退するのは、彼らしい引き際だと思う。
彼の弱音は聞いたことがない。
22年間、ケガ以外でファームに行ってないのは、すごいこと。
思い出はひと言や二言では言えない。
僕らの中ではPLのキャプテンがやめるというか、
僕たちの野球人生が卒業するという形で見ていました」
(中スポ、時事通信スポニチ

◆橋本清 氏(元・巨人)
<PL学園高の同級生>
「小学校からずっと同級生で。一緒に自転車に乗って、
30分ぐらいかけて、練習場に通ったのが今のように思い出されます。
一緒に甲子園に出たのも思い出ですね。
ご苦労さまとは言いたくないというか、引退するのが不思議な感じですね」
(中スポ)

◆宮本慎也(東京ヤクルト)
<PL学園高の後輩>
「高校時代から目標にし、尊敬している人。
第一線でやってこられて、中日だけでなくプロ野球界の偉大な選手。
立浪さんらしく、まだできそうなのに
自分で線を引いて、男らしい。お疲れさまでした」
時事通信スポニチ

◆欠端光則 氏(横浜広報)
<88年、横浜大洋で開幕投手を務め、
高卒1年目の開幕戦に先発出場した立浪と対戦。
6回にプロ初安打となる右翼線の二塁打を許す。当時を振り返って>
「攻走守三拍子そろっていた。
体の小さい割にはしっかりバットを振って長打力もある。
あまり穴がない感じだった」
時事通信


◆落合英二
「僕が一番記憶に残っているのは、99年の優勝。
僕にとっても初めての優勝で、格別な思い入れがあるけど、
最後のアウトがセカンドフライ。
やっぱり、そういう選手のところに飛ぶんだと思った。
何かを持ってる。そういう選手でしたね」
(中スポ)

◆今中慎二
「僕がメッタ打ちにあった巨人とのオープン戦。
松井(秀喜・現ヤンキース)の痛烈なライナーに、
立浪さんが飛び込んで肩を痛めたんですよ。
肩を手術した時も朝一番で『頑張れよ』と電話をもらった。
“守ってもらっている”という意識が、僕には常にありましたね」
(中スポ)

◆種田仁
「同じ大阪出身でもあり、僕にとっては緊張する大先輩。
でも緊張をほぐしてくれたのも立浪さん。
ざっくばらんな人で、二遊間の守りの呼吸を教えてもらったり、
野球への姿勢を教えてもらった。
横浜移籍の時も、野村(弘樹)さんに『タネをよろしくな』と
電話してくれたみたいで…。本当に感謝しています」
(中スポ)

◆福留孝介(カブス)
<PL学園高の8年先輩の現役引退に感慨もひとしおの様子。
小学生の時にキャンプ地を訪問した際に
打撃用手袋をもらい、今も『宝物』にしているという>
「この世界を目指そうと思う、そのきっかけを作ってくれた人。
まだできるんじゃないかっていう思いもある」

<同じ鹿児島出身の先輩・井上も今季限りで引退。
生え抜きの元同僚が次々とユニホームを脱ぐことにと寂しげ>
「中日の一つの時代が終わったって感じかな」
中スポ


◆原監督(巨人)
<試合終了後、マウンド付近で巨人ナインに囲まれた
立浪の元にゆっくりと歩み寄ると、がっちり握手。
『ご苦労さま』と声を掛け、22年間の現役生活をたたえる>
「ルーキーの時からハツラツとしていて素晴らしい印象がある。
その印象で今までずっと来ている。
22年やった? そんなこと感じさせないね。新鮮で。
ジャイアンツにとっては非常に嫌な存在でした。
彼を抑えるのが勝利に近づく方法でした。
長い間第一線でプレーできるのはすごいこと。
同じプレーヤーとして、それがどれほど大変なのかはよく理解している。
これほど長く魅了するプレーができたことは、尊敬と敬意を表したい」
(中スポ、時事通信

◆篠塚打撃コーチ(巨人)
「自分が現役の時から家にちょくちょく来ていたよ。
息子(宜政君・青山学院大2年)が小学生ぐらいの時、
野球を教えてくれたりもした。
高校を出てすぐに出るのはなかなか少なかったが、
いきなり対応できていた。
守備も落ち着いていた、自信があったんだろうね。
代打としても年々良くなってきた。すごいことですね」
(中スポ)

◆吉村野手総合コーチ(巨人)
<PL学園高の先輩>
「PLの卒業生の中でも一番の数字を残しているんじゃないかな。
同じ高校の出身として誇りに思います。
あの体であれだけの数字を残したのは立派ですよ」
(中スポ)

◆小笠原道大(巨人)
「よく声をかけていただいたりして、お世話になりました。
野球人として尊敬しているし、いろいろ勉強させてもらいました。
そういうのはチームに関係なく受け継いでいかないといけないし、
若い選手にも伝えていきたいと思います」
(中スポ)

◆坂本勇人(巨人)
「同じ内野手として、高卒から出てて、
長嶋さんの安打も超えられてすごいなと思います。
PLの時は知らないですね。小さいころは野球中継も
見なかったので、野球ゲームでしか知らなかった。
でも今見ていて、凡打でもほとんどとらえた打球ばかり。
素晴らしいですね」
(中スポ)


◆立浪智子夫人
<立浪を支え続けた家族もセレモニーに駆けつけた。
長女・未沙稀さん、母・好子さんとそろって花束を贈呈。
22年間に及んだ現役生活の労をねぎらって>
「たくさんの方に愛していただいて感謝しています。
やめると聞いたときには『まだできるのに』という
思いもありましたが、腰やひざにも持病がありましたから。
本当にご苦労さまと言いたいです」
(中スポ、おおさか報知


【立浪和義(たつなみ・かずよし)略歴】
1969(昭和44)年8月19日生まれ、大阪府摂津市出身。
大阪・PL学園高では桑田真澄、清原和博(ともに元巨人など)の2年後輩で、
橋本清(元巨人)、片岡篤史(元阪神など)らと同期。
主将として1987年に史上4校目の甲子園春夏連覇を達成。
ドラフト1位で88年に中日に入団し、
1年目の開幕戦に「2番・遊撃」で先発出場。その年に新人王に輝き、
高校出のルーキーで初のゴールデングラブ賞も受賞。
97年にサイクル安打をマークし、
03年には史上30人目の通算2000安打を達成。
05年に二塁打の最多記録を更新した。
08年9月には史上7人目の通算2500試合出場。
球宴11回出場。二、三塁手でベストナインを1度ずつ、
ゴールデングラブ賞は遊撃手を含めた3ポジションで計5度受賞。
08年から打撃コーチ兼任。173センチ、70キロ、右投げ左打ち。
中スポ時事通信、年度別成績=時事通信

【立浪の主な通算記録】(順位は歴代)
▽2480安打=7位 ▽487二塁打=1位 
▽10030打席=7位 ▽1086四球=10位(09年9月30日現在)
毎日jp


今日の公示。(30日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 川井雄太投手、伊藤準規投手
【出場選手登録抹消】
▼中日 朝倉健太投手、前田章宏捕手
(再登録は10月10日以降。公式サイト共同通信社


★プレーヤーズ・ボイス その2(30日)

●川井雄太

<約1カ月ぶりに1軍登録されたが、2イニング7安打4失点で降板。
初回にラミレスに2ランを浴びると、2回にも4連打を許して2失点>
「申し訳ありません…」
毎日jpニッカン

●伊藤準規
<2番手でルーキーがプロ入り初登板。
MAX149キロの速球を披露し、18歳が鮮烈にデビュー。
21歳も年上の名捕手の声に素直に従い、思い切り右腕を振った。
谷へのプロ第1球は147キロ。見逃しストライク。
最後は120キロのスライダーで空振り三振。
次の阿部には初球148キロ。2球目の149キロにバットは空を切った。
3球目のフォークで一ゴロに打ち取り、
一塁カバーに入った立浪からトスを受けると、
古城は死球で出したものの、オビスポを右飛に仕留め、
1イニング無安打無失点。15球は客席を沸かせ続けて>
「谷繁さんに思い切ってこいと言われていたので、
緊張したのですが、とにかく思い切り投げることだけを考えて投げました」

<まだ細い体に詰まった才能の一端を披露。
そのデビューが、立浪の引退記念試合という巡り合わせ。
ドラゴンズの未来を明るく照らすような快投。うれしそうに笑顔をみせて>
「幸せのひと言です」
中スポ

●トニ・ブランコ
<来日初の外野守備につく。
4番・右翼でスタメン出場し、5回からは左翼。
引退試合の立浪が一塁を守るための一時的な措置だったが、
慣れない守備位置のため、4回2死一、三塁で亀井の飛球を落球。
バットの方は記録ずくめで、107打点目でリーグトップの森野に並び、
2三振でシーズン154三振とし、
球団記録の153(07年・ウッズ)を上回った>
「アメリカではレフトを守ったこともありますよ」
(中スポ)


●落合監督
<レギュラーシーズンの主催試合の今季最終戦。
巨人に完敗したが、恒例のあいさつの中で、
観衆に向かって日本一への意欲を示す>
「えー、本日を持ちまして、えー、球団主催
今シーズンの72試合の終わりのゲームを迎えました。
当初私が思ってた、世界的な不況のあおりを受けて、
自分の中の許容範囲を超えるというか、
約230万人の方々が我々の野球の一投足を見つめてきて下さいました。
この場を借りて厚く感謝申し上げます。ありがとうございました。

えー、我々が求めていたペナントレース優勝、
そしてクライマックスを勝ち上がり、日本シリーズという
第一ハードルは越えることができませんでしたけれども、
えー、2009年度の野球はまだまだ続きます。
えー、2009年度のあいさつは、11月3日、
このナゴヤドームで日本シリーズの第3戦を迎え、
我々の戦う元気な姿をみなさんにお見せしたいと思います。
最後のあいさつは、一つ残されてる
日本シリーズのチャンピオンフラッグを我々の手で勝ち取り、
そのときにみなさま方に最後のあいさつをしたいと思います。
本日はありがとうございました」

公式サイト中スポサンスポおおさか報知毎日jpスポニチ名古屋

2009年9月30日 (水)

朝倉復調2年ぶりの2ケタ勝利、地元でGに連勝!

ドラゴンズのレギュラーシーズンも残り5試合
前夜に続いてのナゴヤドームでの巨人との第2戦は、
再昇格即先発となった朝倉健太が好投。
持ち前の打たせて取る投球が復活し、相手を封じ込めると、
打線は2回、ブランコのソロ、朝倉の2点二塁打で
3点を先制し、3回にも野本の右翼ポール直撃弾で追加点。
中盤若干ピンチを背負った朝倉ですが、
粘り強く後続を封じ、6イニングを4安打1失点。
CSに繋がる好投を見せ、2年ぶりの2ケタ勝利をマークしました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 23回戦
(29日・ナゴヤドーム | 中日8勝15敗)
35931人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日 ×
[勝] 朝倉(24試合10勝8敗)
[S] 浅尾(66試合7勝9敗5S)
[D本] ブランコ38号 野本2号
[Dバッテリー]
朝倉、山井、高橋、浅尾 - 小山

◇対巨人23回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数1安打)
2 (中)野本  (3打数1安打1打点)
3 (三)森野  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ (3打数2安打1打点)
5 (左)和田  (3打数無安打)
6 (右)堂上剛裕 (2打数無安打)
7 (二)柳田  (3打数1安打)
8 (捕)小山  (3打数1安打)
9 (投)朝倉  (2打数1安打2打点)

【イニング経過】
<1回・巨人> P・朝倉(中12日)
坂本外直球中飛、松本中直球中飛、
小笠原外フォーク遊ゴロもブランコ尻もち送球捕れずエラー、
ラミレス内低めシュート遊ゴロ

<1回ウラ・中日> P・グライシンガー
井端内カットボール三ゴロ、野本外高めボール球空三振、
森野中カット遊ゴロ


<2回・巨人> P・朝倉
阿部外シュート左飛、初球中シュート一邪飛、
古城外スライダー中前打、鶴岡外直球空三振

<2回ウラ・中日> P・グライシンガー
ブランコ外高め直球左翼席弾丸ライナー本塁打(D 1-0 G)
和田中直球中飛、堂上剛裕内高め直球遊飛、
柳田初球外カーブ中前打(今季初安打)、
小山中カット左前落とすヒット、
2死一、二塁から、
朝倉外高め直球ライトオーバー2点適時二塁打(D 3-0 G)

<3回・巨人> P・朝倉
グライシンガー中高め直球右中間二塁打、
坂本初球中直球遊直・井端ボール半分グラブから出るもキャッチ、
松本内フォーク引っ張るも一直、
小笠原中高め直球二塁後方「小笠原シフト」遊ゴロ

<3回ウラ・中日> P・グライシンガー
野本内高めカット引っ張り右翼ポール直撃本塁打(D 4-0 G)
森野外チェンジアップ左飛、ブランコ見て四球、
和田初球内直球遊ゴロ6-4-3併殺


<4回・巨人> P・朝倉
ラミレス中シュート遊ゴロ、阿部外フォーク引っかけ遊ゴロ、
外スライダーバット折り遊ゴロ

<5回・巨人> P・朝倉 中・英智 右・野本
古城外シュートバットの先中前落ちるヒット、
鶴岡中直球遊ゴロも井端弾きエラー、グライシンガー一犠打、
1死二、三塁から、坂本中低めフォーク泳ぎながら左犠飛(D 4-1 G)
2死二塁から、松本内シュート投ゴロ

<6回・巨人> P・朝倉
小笠原初球カーブ二塁強襲内野安打・代走脇谷
ラミレス外スライダー三遊間抜けるヒット、
無死一、二塁から、阿部外フォーク打ち損じインフィールド遊飛、
1死一、二塁から、中シュート叩かれ左前打も
二走脇谷三塁オーバーラン・三本間挟まれ挟殺、
2死二、三塁から、古城外フォークバットの先中飛

<6回ウラ・中日> P・グライシンガー
森野遊ゴロ、ブランコ内直球三塁強襲内野安打、
P・M.中村
和田中直球右直、英智外低めカット空三振

<7回・巨人> P・山井
代打亀井外フォーク二塁内野安打、
矢野中スライダー遊ゴロ6-4-3併殺、坂本外直球三球空三振

<8回・巨人> P・高橋 二・岩﨑達郎
松本内高め外れ四球、脇谷中低め打ち上げ左飛、
ラミレス中フォークボール球空三振、
阿部3球目・松本二盗失敗

<8回ウラ・中日> P・金刃
井端投グラブ弾く内野安打、野本投犠打、
森野内低めフォークうまく叩くも二直、
2死二塁から、ブランコ中フォークバットの先右飛


<9回・巨人> P・浅尾(66試合目)
阿部外フォーク二ゴロ、鈴木外フォーク当てただけ投ゴロ、
古城内フォーク空三振、試合終了。


【ゲームレビュー】
2006年以来の80勝に到達した
朝倉が丁寧な投球。5回、失策が絡んで1点を失ったが、
6回を投げ切り、2年ぶりの2ケタ勝利を飾った。
2回、ブランコの先制ソロと朝倉の2点二塁打で3点。
3回には野本のソロで追加点を挙げた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


前日に続いてのナゴヤドーム・巨人との第2戦。
さすがにこの日は巨人「見くびる」ようなスタメンではなく、
小笠原、阿部、谷が出場(亀井は代打のみ)。
一方のドラゴンズ側は、再び手首を痛めたと思われる荒木
スタメンから外れ、2番・野本、二塁・柳田の布陣。
そうなればさすがに一方的な展開とはならず、まともなムード
そんななか二発と適時打で病み上がりのグライシンガーを攻略。
遅ればせながらも巨人に連勝できてよかったなと思います。

ある意味消化試合テイストとあって、
テンポの早いゲームではありましたが、
やはりこの日の収穫は、6イニング1失点の先発・朝倉

ケンタ復調!2ケタに王手をかけながら、
9月に入りやや背信的な投球が続き、
前回登板後には、
登録を抹消されましたが、
この抹消期間内に、
自分なりにしっかり考えて修正
さらに悔しさをバネに
強い気持ちを奮って投げたことが
この日の復調に繋がったのではと思いますね。
小山とのバッテリーで、巨人相手
持ち前のボールを低めに集め、打たせて取る投球
さらに「小笠原シフト」などバックの好捕にも助けられ、ゼロを重ねていく。
中盤以降ややピンチを背負い、5回に犠飛で1点を失いはしたものの、
連打でつくられた6回無死一、二塁のピンチでは、
粘り強く投げ込んで、後続を抑えてみせた。
このところ影を潜めていた感の「粘り」がようやく出て、
2年ぶりの2ケタ10勝へと繋がり、本当によかったなと。

同時にこの日の登板はポストシーズンに向けての
テストも兼ねていましたが、これだけ投げられればまずは合格
中田、小笠原とともに、先発候補として名を連ねられたでしょう。
ただこの朝倉をどこで起用するのか、正直難しいなと。
いくら第2ステージで当たるだろう巨人相手に好投したとはいえ
東京ドームでの登板となると、いささか?の文字が。
そうなると第1ステージ、阪神もしくは東京ヤクルト
その辺りで投げるのではないかなと、自分的には予想しますね。
ただ粘りさえ見せられれば、どこが相手でも
結果が出せるような気もしないでもないですが、
いかに平常心で投げられるか、そして追い込んでからの一球。
そこが背番号14の好投へのカギといえるでしょう。
昨季は突貫工事で登板したものの、
苦杯をなめたクライマックスシリーズ、ぜひとも雪辱してほしいですね。


巨人に連勝し、3カードぶりの勝ち越しを決め、
2006年以来のシーズン80勝に到達。
そしていよいよ迎えるナゴヤドーム最終戦
試合終了後には立浪「引退セレモニー」も予定されています。
ここにきて腰痛、なかなか練習もできないようですが、
ミスタードラゴンズの最後の勇姿
できれば守備も含めて観たいものですね。
さらにセレモニーでのラストメッセージにも期待。
順番的には試合終了後、
落合監督あいさつクラウン賞(吉見)表彰式
立浪引退セレモニー(スペシャルゲストからの花束贈呈、
本人からのあいさつ、場内一周など)とのこと。
まあ巨人側も空気を呼んで、早いテンポで進むでしょうが、
くれぐれも遅くならないよう、ゲームは巻きで進めてほしいなと。
そしてレギュラーシーズン最後となるナゴヤドーム。
もちろん勝利で飾り、背番号3の花道としてほしいです。


☆ウィナーズ・ボイス(29日)

◎朝倉健太

<巨人打線を6イニング1失点(自責0)に抑え、10勝目。
2年ぶり4度目の2ケタ勝利をマーク>
「(おめでとうございます)ありがとうございます。
(2ケタ10勝を手にした今の気持ちは)
そうですね。あのう、まだ実感沸かないというか、
精いっぱい投げた結果がこういう結果になって、
本当に僕はうれしいと思います。はい。
(今日は朝倉さんらしい投球だったと思うが)
そうですね、抹消されてる10日間のうちに
ちょっといろいろ考えることがあったんで、
あのう、まあ練習でもそうですけど、それがいきて、
あのう、本当によかったなと思います。はい。
(特に内野ゴロが多かったですね)
そうですね。はい。持ち味が出たんじゃないかなと思います。
(やはりファンは抹消されたが復活を信じていた。
今日はどんなことを考えてマウンドへ)
そうですね。ほんと悔しかったというか、
あのう、自分が情けなかったので、
あのう、何とか今日チームが勝てるように
投げようとは思ってましたけど、
ほんとにそれができてうれしいなと思います。はい。
(そしてCSに向けてはその力が必要)
そうですね。はい。あのう、1試合任されるなら、
しっかり投げていきたいなと思います。
(2回のタイムリーヒット、良い当たりだった)
たまたまじゃないですかね。はい。
(そんなことはないが、自身の適時打で随分楽になった)
そうですね。あのう、あまり点数のことは考えずに
投げようとは思ったんですけど、あのう、ちょっと疲れました。はい。
(これからCS、日本シリーズに向けて一言)
そうですね。あのう、しっかり投げていきたいなと思いますので、
またみなさん応援よろしくお願いします!」



<先発談話>
「自分の持ち味の粘りが出たと思うし、良く投げれたと思います。
野手の皆さんにもよく守っていただきました。
タイムリーに関しては、いい所に飛んでくれました」

<約2週間ぶりの登板だったが、
直球と変化球を低めに集めて、テンポ良くアウトを重ねた。
5回まで1点に抑えて迎えた6回。
小笠原の一、二塁間のゴロを、柳田がはじいて右前打。
ラミレスに狙い通り打たせたゴロも、
三遊間を際どく破って無死一、二塁となったが、
阿部は1-1から、落ちる変化球で遊飛。
谷に左前打を浴びたものの、相手の走塁ミスで2死となった。
1、2打席目で安打を打たれていた古城には
2-1から2球ファウルで粘られたが、外へのシュートで体勢を崩して中飛。
グラブを強くたたいてマウンドを降りた>
「野手には捕って助けてもらうこともある。
一人一人に集中していけばいいと思った」

<シーズンが終わるまでに
見返さなければならないことがあった。
3年間勝てていなかった巨人、
シーズン終盤に来て出場選手登録を外れたこと。
何よりも2年ぶりの10勝を前に
足踏みを続けた自分自身に負けたくなかった。
再び登録されて得た先発の機会。
熱い思いが、不運な危機を乗り越えさせた>
「先発ローテに入っている以上、
規定投球回数(144イニング)を投げることと、
2ケタ勝利は目指すところなので、何とかしたいと思っていた。
足踏みをしたが、独りで考えながら調整した抹消期間があったから、
今日は強い気持ちで臨めた。
抹消されて悔しかったし、自分が情けなかった。
次にチャンスがあれば、見返してやろうと思っていた。
投げられるところを見せたかった」

<登録を抹消されている間はナゴヤ球場で練習。
25日からは1軍に再合流していたが、
孤独な再調整を強いられた11日間。それが反骨心を芽生えさせた>
「一人でウオーミングアップしなければならないときもあった」

<技術面では制球の乱れを修正。
ブルペンでは実戦さながらに丁寧にコーナーを突き、
狂った歯車を元へ戻した>
「(投げてから捕手のミットに収まるまでの)球筋に狂いがあった」

<この夜は10勝へのラストチャンス。
これまで通算防御率4.24とやや苦手にしている巨人が待ち構えていた。
今季は7月29日の東京ドームで6失点KO。
以降2度にわたって巨人戦の登板から意図的に外されていたが、
さまざまな思いをマウンドにぶつけて>
「巨人戦で投げられない悔しさ? それはありました」

<30日に一度登録を抹消され、
次回は宮崎で行われる秋季教育リーグで調整登板する予定。
クライマックスシリーズに向けて、力を込めて>
「去年とは違った形で投げられる。
僕は使う方じゃないんで、与えられたところで、
いいパフォーマンスを見せたい」
朝倉ブログ「感謝してます!」、カメラブログ中スポ中日新聞
サンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


○森バッテリーチーフコーチ
<期待が大きいだけに朝倉には厳しいが、
勝負どころを前に、実績十分の右腕の復調が大きな収穫になった。
CSでの先発起用を示唆して>
「あいつはCSに必要なヤツなんだから」
中スポスポニチ名古屋


○トニ・ブランコ
<2回先頭、巨人先発・グライシンガーの
0-1からの外角高めの直球を左翼席へ38号ソロ。
特有の弾丸ライナーで左中間スタンドへ突き刺さって>
「打ったのは直球。
少しバットのしんが外れたけど、タイミングよく打つことができたよ」

<ただ、それ以上に価値があるのはCS第2ステージに進出した場合、
対戦が確実なグライシンガーを打ったこと。
謙そんしたが、対戦成績はこの日の2打数2安打を含め、
11打数6安打、打率.545、2本塁打。
日本球界の先輩で3年連続2ケタ勝利をあげている
右腕を完全にカモにしている>
「グライシンガーはいい投手だから、すばらしい投手から打ててハッピーだよ」

<後半戦に入って失速し、9月は25日まで本塁打わずか1本だった。
ところが26日の阪神戦で66打席ぶりの本塁打を放つと、
そこから4試合で2発と上昇気配。
きっかけは攻める姿勢。本人が何度も口にしたように、
この日はすべて第1ストライクから振った。
第1ストライクの打率が.460を超える自分の長所を思い出して>
「アグレッシブに行くことが重要だとわかった。
スイングする姿勢を投手に見せていくことが大事なんだ」
カメラブログ、中スポ、サンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン

○石嶺打撃コーチ
<昨年は1勝4敗、防御率2.32と
巨人・グライシンガーに抑えこまれていたが、
今季は2勝1敗、防御率5.56と力関係が逆転。
ブランコのバットがその攻略の突破口となっているという>
「きょうは球が高かったし、本来の調子ではなかったが、
何とか打てるという感じはある」

<1年間、じっとブランコの打撃を見つめてきたコーチも
主砲の復調ぶりに確かな手ごたえを感じ取って>
「最近は厳しい攻めをされてイライラしていた。
ああいうタイプのバッターはホームランが出るのが1番いい。
吹っ切れたんじゃないかな」
ニッカン

○和田一浩
<来日1年目の本塁打王は当確など、4番としては合格点。
今年のブランコはよくやっているが、上には上がいるのも事実。
『その上』を知る男はこう指摘して>
「ブランコが敬遠されたのは1度もないんじゃないですかね。
記憶にないですから」

<その通りだった。140試合を終えて、
ブランコの故意四球(敬遠)は1度もない。
ただそれは5番つまり和田が強打者であることを意味しているが、
そんな仮説を一蹴する、上には上がいたことを>
「カブレラ(西武-オリックス)のときはすごかったですよ。
本当によく目の前で敬遠されました。
そのとき打てれば乗っていけるし、打てなければへこんでましたね」

<4番・カブレラ、5番・和田は西武の一時代を築いた。
カブレラは1年目から49本塁打を記録、その後も55本、50本と量産した。
その一方で敬遠も規格外。02年には何と年間29敬遠。
この年の5番・和田は打率.319、33本塁打、81打点。
こんな強打者が5番にいても勝負を避けたいスラッガーだった>
「ブランコとカブレラを比較するのは早いでしょう。
あいつ(カブレラ)は本当の4番だったから。
でもブランコだってすごいものを持っていますよ」
(中スポ)


○野本圭
<3回先頭、4月4日の横浜戦以来となる2号ソロを放つ>
「いいバッティングができました」

<試合後も珍しく、自画自賛の言葉が口をついて>
「うまく反応できて、今年一番、いい感じでした」

<決してやさしい球ではなかった。カウント0-2から
グライシンガーが投げたのは、内角のカットボール。
それをうまくとらえ、右翼ポールに直撃させた。
猛打賞の前日に続く活躍に、笑みがこぼれて>
「ファウルかなとも思ったんですけど、しんを食っていたんで。
調子は打撃に関しては、いい感じで来ている気がします」

<ドラフト1位で入団し、即戦力と期待されながら、
なかなか結果が出ず、1軍と2軍を行ったり来たり。
30日に引退試合を迎える大先輩からも、笑顔で迎えられた>
「積極的にできなくて、ファームに落とされたんで。
悔いを残さないように積極的にいこうと。それがよかったと思います。
打った後、立浪さんに『いい収穫やな』と言われてうれしかったですね」

<9月3日の広島戦以来、今季2度目の2番打者でのスタメン。
8回には、初球できっちり送りバントを成功させたが>
「ホームランもうれしいが、1球でバントを決められたのも収穫」

<藤井が離脱しており、中堅と右翼のレギュラーが
空位というチーム状況で、大きくアピール。
試合前には守備のレベルアップへ向け、特守もこなした。
ポストシーズンでも戦力となるべく、さらなる進化を続けようとしている>
「やるべきことをやらないと、本当のレギュラーは取れないと思うんで。
しっかり準備をしていきたいですね」
カメラブログ中スポ共同通信社

○柳田殖生
<07年10月10日の東京ヤクルト戦以来、2年ぶりにスタメン出場。
前夜途中交代した荒木の体調がこの日も思わしくなく、
7番・二塁に抜てきされ>
「突然決まったので緊張しました。平常心でやろうと思ったんですが…。
(6回先頭、小笠原の強烈なゴロを弾くなど)ミスもありましたね」

<それでも2回2死から中前にクリーンヒット。
これが07年6月22日の福岡ソフトバンク戦で和田毅から
放った1号アーチ以来プロ3本目の安打。素直に喜んで>
「うれしかったです」
(中スポ)

○井端弘和
<極端な『小笠原シフト』でCSへの布石を打つ。
初回2死、小笠原を打席に迎え、
二塁ベース後方に守備位置を取ると、思惑通りに打球は真正面に。
一塁・ブランコの失策で出塁は許したものの、
中前に抜けそうな当たりが見事、網にかかった。
続く3回の第2打席でも新陣形で遊ゴロ。
4回には阿部も同じ守備位置で遊ゴロに仕留め、不敵な笑みを浮かべて>
「試してみただけですよ。狭い東京ドームだったら、
きょうほど引っ張ってくることはないかもしれないですけど、
打席で迷ってくれたらいいかと思ってね」
おおさか報知

○川相内野守備走塁コーチ
<小笠原シフトの効果を口にして>
「今は思い切ったことができる時期。向こうが意識してくれればそれでいい」
おおさか報知

○森野将彦
<試合前に早出特打を敢行。
松永監督付広報が打撃投手を務め、約35分間バットを振り続けた。
前日は2ランを放って、打点を単独トップの107まで伸ばすなど、打撃好調。
不調のときに特打をするのはよくあることだが、好調なのに特打をするとは。
レギュラーになっても休日返上を平気でする男。やっぱり練習が基本だ>
「練習は絶対にやっておいた方がいい。やらないと、できない体になる」
(中スポ)

○浅尾拓也
<3人切りで今季5セーブ目を挙げる。
CSでもぶつかる可能性のある巨人だけに、いつも以上に気迫十分。
気合を入れながらも落ち着いて3人で終わらせて>
「打たれたくなかった。クライマックスも意識しましたけど、
なるべくいつも通りのピッチングを心がけました」
(中スポ)


○落合監督
<今季80勝に到達も、前夜に続いて>
「はい、お疲れさん。選手に聞いて」
(中スポ、毎日jp


今日の公示。(29日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 朝倉健太投手
【出場選手登録抹消】
▼中日 鈴木義広投手
(再登録は10月9日以降。公式サイト共同通信社


◆川井雄太
<前日から1軍の練習に合流。
出場選手登録はまだされていないものの、近々の先発が予想される。
開幕11連勝とブレークしたが、その後は結果が出ず9月3日に2軍落ち。
2軍では走り込みなどを行って投球を磨き直してきた>
「少しでも前に進めるようにしたい」

<2軍戦での好投が認められて、1軍再合流。
CSの先発のコマが足りない現状だけに、
好投すれば大舞台で登板チャンスも巡ってくる。
調子が悪くないのは自信がある。あとは結果を出すだけ>
「結果が出なくなったのだから何かが変わったんでしょうけど、
それほどボール自体が変わったとは思っていない」
(中スポ)


若竜トピックス(29日)

◆中日2軍練習試合
福岡ソフトバンク-中日
(29日・福岡Yahoo! JAPANドーム)
  002 022 700 = 13
  000 010 000= 1
[D本] 新井
[Dバッテリー] 清水昭信、菊地、金剛、中里 - 小田、田中
(中スポ)

◆住田コンディショニングコーチ
<地球の反対側のドミニカ共和国行きも『里帰り』のようなもの。
ウインターリーグで武者修行する選手に付き添って、
25日に日本をたったコーチ。アメリカでコンディショニングの仕事を
していたころから数えると、5年連続のドミニカ行きとなるそう>
「行くのが楽しみですね。向こうには知り合いもたくさんいますから」

<とはいえ、そんな『ミスター・ドミニカ』でも注意することがあった。
赤道近くのドミニカで寒さが大敵とは。
意外なアイテムをバッグに忍ばせ、連日東奔西走している>
「『寒さ』です。移動中、バスの冷房が効きすぎて寒いんです。
毛布が欠かせません。いつも飛行機で配られる小さな毛布を
一つ頂き、持ち歩くことにしています」
公式サイト「Hola!-ドミニカ武者修行- Vol.1『到着』、<ドラ番記者>


◆藤井淳志
<左肋骨の骨折でリハビリ中だが、
故障後初めて約60メートルの遠投をこなした。
前日から再開したフリー打撃も2日連続で行い、およそ20分間にわたり、
渡邉育成コーチの投球を弾き返した。汗をぬぐって>
「日に日によくなっています。少しでも早く戻れるように頑張ります」
(中スポ)

2009年9月29日 (火)

若竜躍動10得点秋のオープン戦手加減Gに大勝!

今季レギュラーシーズン最後のナゴヤドームは、
屈辱の目下胴上げを許してしまった巨人との3連戦。
しかしこの日の巨人は、主力を続々休ませ、
まさに飛車角抜きといった感のスタメン。
ある意味なめられたドラゴンズは打線が初回から爆発。
巨人先発・東野を攻め、森野の2ランで鮮やかに先制すると、
以降は堂上剛裕、平田、野本若竜たちの活躍もあり着実に加点。
投げては、今季G戦初登板となった中田が5イニング1失点。
以降も気の抜けた巨人打線をしっかり封じての大勝。
対戦の連敗を6で止めました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 22回戦
(28日・ナゴヤドーム | 中日7勝15敗)
36832人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日 × 10
[勝] 中田(12試合5勝3敗)
[D本] 森野23号2ラン
[Dバッテリー]
中田、チェン、鈴木、河原、パヤノ - 谷繁、前田

◇対巨人22回戦・スタメン
1 (二)荒木  (3打数無安打)
2 (遊)井端  (5打数2安打1打点)
3 (三)森野  (5打数2安打2打点)
4 (一)ブランコ (4打数3安打)
5 (左)和田  (3打数2安打1打点)
6 (右)堂上剛裕 (2打数1安打1打点)
7 (中)野本  (4打数3安打2打点)
8 (捕)谷繁  (3打数1安打1打点)
9 (投)中田  (2打数1安打)

【イニング経過】
<1回・巨人> P・中田(中7日・今季巨人戦初登板)
坂本初球外直球中フェンス際フライ、
松本中カーブ遊ゴロ、脇谷内スライダー二ゴロ

<1回ウラ・中日> P・東野
荒木内フォーク空三振、
井端外スライダーバットの先左前打・躊躇なく二塁へ、
1死二塁から、
森野初球ど真ん中直球・
打った瞬間ライナーライトスタンド突き刺す2ラン(D 2-0 G)

ブランコ内高め直球中前ポテンヒット、和田外低め外れ四球、
堂上剛裕内スライダー空三振、野本右足死球、
2死満塁から、谷繁内低め左方向も伸びなし左飛


<2回・巨人> P・中田
ラミレス外高めカーブ左中間突破二塁打、
亀井内低めすくい上げ中飛・ラミレスタッチアップ三進、
1死三塁から、鈴木外フォーク空三振、
2死三塁から、鶴岡中フォーク空三振

<2回ウラ・中日> P・東野
中田中高め直球右翼線突破二塁打、
荒木粘るもタテスライダー空三振、
井端外直球引っ張るも左飛、森野スライダー打ち上げ中飛


<3回ウラ・中日> P・東野
ブランコ初球内直球詰まりながら右前落とすヒット、
和田中低めスライダー中前落とすヒット、
無死一、三塁から、
堂上剛裕内高めスライダー中犠飛(D 3-0 G)
野本中高めスライダーライトフェンス直撃二塁打、
1死二、三塁から、
谷繁初球外スライダー右犠飛(D 4-0 G)

<5回・巨人> P・中田 二・岩﨑達郎
亀井中直球左中間突破二塁打、鈴木一ゴロ進塁打、
1死三塁から、鶴岡初球外スライダー一二塁間抜く適時打(D 4-1 G)
中井内直球打ち損じ一邪飛、代打工藤二塁内野安打、
2死一、二塁から、坂本初球外直球打ち上げ中飛

<5回ウラ・中日> P・木村正太
和田カーブ抜け四球、堂上剛裕外スライダー一二塁間抜くヒット、
野本低めシンカーすくい上げ右飛・和田タッチアップ三進、
谷繁ストレート四球、
1死満塁から、
平田外スライダー右犠牲ライナー(D 5-1 G)
岩﨑達郎ストレート四球、
2死満塁から、
井端6球目鶴岡捕逸・三走和田生還(D 6-1 G)

<6回・巨人> P・チェン 中・平田 右・野本
代打矢野内直球詰まり三ゴロ、
脇谷内直球打ち上げ内野フライもブランコ森野お見合いヒット、
ラミレス内直球ズバッと見三振、亀井中直球右飛

<6回ウラ・中日> P・木村正太
森野中シンカー中前抜けるヒット、
ブランコ外スライダー三遊間抜くヒット・
ランエンドヒット森野三進・返球逸れた間ブランコ二進(坂本エラー)、
無死二、三塁から、和田初球ひっかけ三ゴロ・森野三本間挟殺、
1死一、二塁から、代打小池粘って四球、
2死満塁から、
野本中直球左前2点適時打(D 8-1 G)

<7回ウラ・中日> P・野間口 捕・
岩﨑達郎右飛、井端遊ゴロ、
森野外外れ四球、ブランコストレート四球、
2死一、二塁から、
和田初球外スライダー右前適時打(D 9-1 G)
2死一、二塁から、代打柳田(今季初打席)中フォーク空三振

<8回ウラ・中日> P・藤田
野本外カット一二塁間抜けるヒット(猛打賞)、
谷繁外シュートうまく叩いて中前打、
平田内スライダー空三振、岩﨑達郎外シュート遊ゴロ6-4二封、
2死一、三塁から、
井端中直球右前落ちる適時打(D 10-1 G)

<9回・巨人> P・パヤノ 捕・前田
脇谷内高め直球左飛、古城外直球合わせただけ遊ゴロ、
亀井外直球空三振、試合終了。


【ゲームレビュー】
大勝で巨人戦の連敗を6で止める

1回に森野の23号2ランで先制。3回は2犠飛、
6-1の6回は野本の適時打で加点した。
先発の中田は5イニング1失点で5勝目。
巨人の連勝は10でストップ。東野が制球難で3イニング4失点と崩れた。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


目の前で優勝を決められた、23日以来となる巨人戦
レギュラーシーズン地元ラストの3連戦初戦でしたが、
すでに順位が確定している1位2位の対戦とはいえ、
この日の巨人のスタメンを見て、驚きましたね。

<28日・中日戦>     <27日・広島戦>
1 (遊)坂本        1 (遊)坂本
2 (右)松本        2 (中)松本
3 (二)脇谷        3 (三)小笠原
4 (左)ラミレス      4 (左)ラミレス
5 (一)亀井        5 (一)亀井
6 (中)鈴木        6 (右)谷
7 (捕)鶴岡        7 (捕)阿部
8 (三)中井        8 (二)古城
9 (投)東野        9 (投)高橋尚成


10連勝した前日の東京ドームでのスタメンも
一緒に載せましたが、明らかな『異変』。
移動日ゲーム、さらにカード6連勝中と
今季カモにしているドラゴンズ戦とはいえ、
いくらなんでも、こんな飛車角落ちはないんじゃないかと。
明らかに相手を「見くびっている」スタメンに
ある意味、怒りさえもこみあげてきましたね。

それはナインも同様だったようで、
立ち上がりに森野の久々となる2ランで先制すると、
不安定極まりない東野を始めとした巨人投手陣を次々とめった打ち。
スタメンに抜てきされた野本、堂上剛裕
若竜の頑張りもあり、15安打10得点と爆発しての大勝に。
それでもある意味、勝って当然
正直こんな「手加減」メンバーに勝ったとしても全くうれしくない。
ある程度は想像していたとはいえ、
CSに向けての「オープン戦」のようなムードで進んでいった展開に、
勝ちゲーム観戦にしては珍しく中継を見ながら、
洗い物を始めてしまったぐらい。
自分的には『胴上げショック』を吹き飛ばすどころか、
逆にうっぷんさえたまるという、おかしなゲームとなってしまいました。

まあ見方をちょっと変えれば、
うれしい展開もあることはあるのですが。
特に自分的にこの日一番しびれた
6回のチェンラミレスへの内角直球
ビシッと決めた見逃し三振は、今後に生きるんじゃないかなと。
さらに若竜たちが普段力を出しきれない1軍の舞台で
思う存分「打撃練習」をすることができた。
これも今後に向けての収穫にはなったのでは。

兄リン久々の打点!特に、ポスト立浪、ポスト井上
左の代打不足
懸念されるであろう来シーズン、
その辺りを埋めてほしい
堂上剛裕、野本左の好打者が、
良い感じで打っていた姿は、
よかったなと思いますし、
今後に向けて、
期待を寄せたくなりましたね。
たとえオープン戦的な展開とはいえ、
若竜にとっては真剣勝負
二線級とはいえ、
巨人の投手を打てたのは収穫でしょう。
2戦目以降はおそらく竜キラー・ゴンザレス
最多勝に向けて、先発登板してきそう。
今季チームが苦しんだ天敵を叩くことができれば、
さらなるアピールとなること間違いなし。
ぜひともこの日の打撃を自信にして、残る2戦も活躍してほしいです。


☆プレーヤーズ・ボイス(28日)

◎中田賢一
<今季初めて巨人戦に登板し、5イニング1失点で5勝目を挙げる>
「(意外にも巨人戦投げていなくて、相手が10連勝中。
今日はどんな思いでマウンドへ)
えー、まず僕がいい結果を出せるように、
まあ集中して投げたのが一番です。はい。
(立ち上がりはそういう気持ちがかなりあったか)
そうですね。今日は気持ち入って投げれたと思います。
(その直後、森野が本塁打。良い流れをつくってくれた)
そうですね。あのう、点取られた後に点取られる、
あのう、僕はそういうピッチングをしちゃっているんで、
ちょっと点取られた後にしっかり抑えたいという気持ちはありましたね。
(対巨人という思いはどうだったか)
そうですね。まあ相手がジャイアンツということもあって、
もう気合を入れていけたのもあると思うんですけど、
まあこれからはまた自分の状態を上げられるように、はい。
それに集中していきたいと思います。
(ポストシーズンで良い結果を残したい)
そうですね。ちょっと去年がダメだった分、
今年はしっかり与えられたところで投げたいと思います。
(期待されているファンに一言)
はい。えー、ほんとにしっかり投げたいと思います。
応援よろしくお願いします!」


<先発談話>
「結果的には良かったのかもしれないけど、
まだ修正すべき点がたくさんあることもわかったので、
それらを直していかなければいけないと思いました」

<CSへの模擬試験となった巨人戦。
4回まではわずか1安打に封じ、
5イニング1失点と上出来の答案を出した>
「いつも以上に気持ちが入ったのもありますけど、
スタメン表を見たとき、3人の主力選手が出ていなかった。
さらにしっかり投げたいという気持ちが強くなった」

<巨人には期待された山井、小笠原、山本昌が打ち込まれている。
再調整中の朝倉、川井もまだ受験前。飛車角落ちとはいえ、
巨人打線を封じた右腕への期待度は
これでグンと上昇したが、本人はまったく浮かれていない。
現状の自分とベストのG打線。架空ながら、力関係も測っている>
「悪くはなかったと思うけど、
出ていなかった3、4人の選手が出て来たときには、
あのボールだったらどうかな…、という球も何球かあった。その辺ですね。
ラミレスと亀井に打たれた(二塁打)2本は本当に甘い球だった。
しっかり投げ切らなきゃいけないところで投げ切れていなかった。
その辺を見つめ直していきたい。それが再確認できたかなと思います」

<具体的な修正点も見えた。
最大の武器、真っすぐの状態も客観的に把握している>
「(真っすぐは)ボチボチだったっすね。
まだまだですけど、しっかり指にかかったボールが投げられた。
(スピード)ガン的には出ていなかったけど、
指にかかって押し出せている感覚はあった」
カメラブログ中スポ共同通信社時事通信毎日jpデイリー


○チェン・ウェイン
<今季初めてリリーフ登板。
6回、場内アナウンスが名前を告げるとドームがどよめいた。
昨年7月3日の阪神戦以来の救援となったが、
苦手にしているラミレスから見逃し三振を奪い、1イニングを無失点>
「マウンドに上がるときは緊張した。
先発の勝ちを消しちゃいけないから。
気持ちの面で難しいところはあったけど抑えられて良かった。
CSでも(中継ぎの)可能性があるならば抑えたい」
(中スポ、スポニチ

○森バッテリーチーフコーチ
<今季初めてリリーフ登板したチェンについて説明。
次回の先発は週末と見られ、1イニング限定の調整登板だったよう>
「調子を維持するためにも、きょう投げさせた」

<また体調不良のため19日以降登板がなく、
この日は今季初めてベンチメンバーからも外れた岩瀬について。
名古屋市内を離れ独自でリハビリを続けているもよう。
3年ぶり3度目のセーブ王が確定した守護神だが、
シーズン終盤から本調子に戻らないため、
巨人の優勝決定後は疲労回復を優先。
復帰の照準を10月3日の横浜戦に合わせており、
出場選手登録の抹消はしない方向>
「岩瀬は(10月)3日か4日の試合には投げさせる。
肩、ひじ、首、腰などに故障を抱え、
その日にならないと投げられるかどうか分からない状態だった。
名古屋を離れてトレーニングをしている」
(中スポ、スポーツ報知スポニチ名古屋


○森野将彦
<1回1死二塁、先制の23号2ランを放つ。
巨人先発・東野の真ん中に入った直球を初球打ち。
ライナーで右翼スタンドに突き刺した>
「甘い球を逃さずに積極的にいこうと思っていたら、
(実際に)甘い球がきたので打ちました。
(巨人戦は)初回にいつもあっさり終わっていましたからね。
楽なスイングに見えるって? 打っているときはそういうものですよ」

<鮮やかな一振りで同僚・ブランコと並んでいた打点を
リーグ単独トップの107に伸ばしたが、チームメートの言葉を借りて>
「トニ(ブランコ)がいつも言ってるけど
(打点王争いは)神様しか分からない。みんな必死だから」

<東野は今季中日戦6度目の登板。
これまで5度の対戦で3勝1敗と勝ち越しを許していた。
眼前で胴上げを許した東京ドーム3連戦では、
初戦に先発。白星を挙げられていた。
その中でこの日を含めて13打数5安打4打点とめっぽう打っているが>
「その分、ゴンザレスとかを打ててないですからね。
同じチームに何回も負けるわけにはいかない。
(CSまでに)何とか嫌なイメージを植え付けられたら」

<巨人戦の連敗を『6』で止めた殊勲打も
この日だけで終わっては意味がない。
巨人との残り2戦、そしてCSでの対戦を見据えている>
「まだ借りは返せていない。
勝ち癖、負け癖というのもあるから、あと2つは負けられない」。
カメラブログ中スポサンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン

○野本圭
<3回1死二塁から、右中間突破二塁打を放つと、
6回1死満塁では狙い通りに直球を流し打って左前適時打。
8回には右前打を放ち、5月10日以来、今季3度目の猛打賞を獲得。
4打数3安打2打点と活躍し、CSに向けて猛アピール>
「(6回の適時打は)四球の後だったので、初球からいこうと思いました」

<メンバーが固まっていない中堅、右翼で起用され、
バットで生き生きとアピール。後半戦は不調で苦しんだ
ルーキーは引き締まった表情を見せて>
「猛打賞? やることはたくさんあるけど、
しっかりアピールできるように頑張りたい」

<この日は早出特守を敢行。選手たちの先頭を切って、
ナゴヤドームのグラウンドに現れると、
全体練習に先立ち、約30分にわたってノックを受けた。
練習を積み重ねて球際に強い外野手を目指す>
「特守? 見ていただけましたか。
もっとしっかり守れるように頑張らないといけません」
カメラブログ、中スポ、サンスポ

○堂上剛裕
<この日出場選手登録され、6番・右翼で今季初の先発出場。
3回無死一、三塁、センター左への犠飛。
07年8月11日の同じ巨人戦でサヨナラ3ランを放って以来、
779日ぶりの打点を挙げて>
「追加点がとれる外野フライが打ててよかったです」

<開幕直後に1軍昇格したものの、
代打で4打席1安打に終わるとファームへ逆戻り。
それ以降は右肩のけがもあって、2軍でもシーズンのちょうど半分、
48試合出場にとどまった。しんみり語って>
「お世話になった周りのみなさんに感謝です」

<前日、引退セレモニーを行った井上に代わっての昇格。
そして昨年9月5日の横浜戦以来の1年ぶりのスタメンで1打点>
「狙い球を絞って、思い切り振るつもり。ワンチャンスを生かしたい」

<野本・平田らとの激しい競争が続けば、
CSに臨むチームの活性剤となりそう。気合十分に話して>
「残りは少ないですが、1年分(のつもりで)頑張ります」
カメラブログ中スポサンスポ

○平田良介
<5回1死満塁、中田の代打で登場して右犠飛を放つ>
「いいタイミングで打てたと思います」
カメラブログ


○トニ・ブランコ
<1回1死から中前のポテンヒットで出塁すると、
3回先頭では右前打。6回無死一塁は左前打を放って4打数3安打。
得点圏では1度も回ってこなかったが、18試合ぶりの猛打賞をマーク>
「運がよかったよ。(1回は)詰まりながらも
人のいないところに落ちてくれたからね。神様のおかげです」
(中スポ、サンスポ

○和田一浩
<7回2死一、二塁から、トドメの右前適時打を放つ>
「その前の打席でランナーがいるところで打てなかったので、
何としても取り返す気持ちでいきました」

<またこの日は3得点と2度の犠飛と適時打で『激走』。
笑顔を浮かべて>
「激走? 走れることはいいこと。
打席とベンチだけじゃ、さみしいからね」
カメラブログ、中スポ)

○谷繁元信
<3回1死二、三塁、谷繁選手の右犠飛でさらに追加点>
「ちょっと浅いかなと思ったけど、
ベンちゃん(和田)の走塁に助けられました」

<打率.453、9本塁打、22打点。
巨人・ラミレスが今季の中日戦で残した成績だが、
捕手別に分けてみると驚きの傾向が。
谷繁.531・5本、小田.500・1本、小山.310・3本と
捕手のキャリアとは反比例していた。
豊富な経験による理詰めなリードの波長が
ラミレスと合っている可能性はないか、ぶつけてみると>
「ラミレスがそういう考え(捕手から分析する)
を持っているのは知っていましたよ。前から。
あのクラスの打者になれば、ある程度狙いが外れても
ヒットにする技術は持っています。
きょうの(左中間二塁打)も、決して待っていたボールではなかったと思う。
捕手からすれば、そういう安打は(仕方ないと)割り切った上で、
完ぺきに打たれるのを減らしていかないと」

<相手に裏をかかれないために今一度、
ラミレスという打者の『絶対的な特徴』を思い出す。
ラミレスが今季選んだ四球はわずか20個。
つまり、いかにボールを振らせるか。
言うは易しではあるが、これが切り崩しへの入り口である>
「(ラミレスは)振ってくる打者ですから。
結局はストライクゾーンを打ち、ボールは打っていない。
10月までに? もちろん。(洗い直す)作業はやります。
投手との共同作業ですから」
カメラブログ、中スポ)


○立浪和義
<腰痛の兼任コーチは2日連続で練習を回避。
試合前は名古屋市内で治療に専念。球場入りしたが欠場。
地元での残り2試合、何とか復帰してほしいものだが>
「だいぶよくなってきたよ。
あした? 分からない。よくはなっているよ」
(中スポ)


○落合監督
<着実に加点して巨人戦の連敗を6で止める>
「はい、お疲れさん。
全部選手に聞いて。その方がわかりやすくていいでしょ」

<河村たかし名古屋市長がこの日、ナゴヤドームを訪問。
大の中日ファンの市長が和菓子のもなかを差し入れするとほおばって>
「私は和菓子屋の息子。甘党です」

<河村市長が掲げる市民税減税に触れ、
こう宣言して、市長を喜ばせる>
「下がるなら、名古屋市に住所を移そうと思っている」
公式サイト朝日新聞毎日jp


今日の公示。(28日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 柳田殖生内野手、堂上剛裕外野手
【出場選手登録抹消】
▼中日 山本昌投手、井上一樹外野手
(再登録は10月8日以降。公式サイト共同通信社

△柳田殖生
<遅くはなったが、まだ終わったわけじゃない。
レギュラーシーズンはこの日を含めてあと6試合だが、
この日、堂上剛裕とともに1軍に今季初昇格。
今年の支配下選手68人のうち、
57人目の昇格となったが目をぎらつかせて>
「何とかこのチャンスを生かしたい。
しがみついてクライマックスシリーズ、
日本シリーズに出たい。がめつくいきます」

<打率.325はウエスタン・リーグ2位、出塁率.403はリーグ3位。
主に2番打者としてチームのリーグ優勝に貢献したが、
変化の分岐点は確実にあった。6月16日を境に変わったといえる>
「あの日から変わったというのはあると思います。
子どもが生まれて考え方が変わりましたから。
このままではダメだなって」

<6月16日は長女・珠里(みり)ちゃんの誕生日である。
6月は左足首を痛めてリハビリ生活。
リハビリをしていたから出産にも立ち会えた。
そのときに自分を見つめ直したという>
「いままでじゃ思い切り振っていたというか、
長打を狙っていたんです。それじゃダメだなって。
ボール球を見るようになりました」

<しっかり見極め、フルスイングするという
新しいスタイルが好成績を呼んだ。
リストバンドの裏側には長女の名前が書き込んである。
この日は7回2死一、二塁から代打で出場すると三振。
07年10月以来の1軍で結果を残すことはできなかったが、
野球をできる喜びを知る男は新たな家族とともにチャンスを掴む>
「とにかく家族のために頑張ります」
(中スポ)

◆伊藤準規
<高卒ルーキー右腕がこの日から初めて1軍の練習に参加。
試合前のナゴヤドーム、先輩たちの後に続くように
人工芝を踏みしめ、目を輝かせた18歳。
練習では同じく1軍に合流した川井とキャッチボール。
時折にこやかな笑顔を見せながら、真剣勝負の雰囲気を体感した>
「2日くらい前に言われました。うれしかったです。
1軍独特の緊張感を感じましたが、わくわく感の方が圧倒的に大きいです」

<ウエスタン・リーグでは5試合に登板し、6イニング1失点という成績。
春先は故障で出遅れたが、徐々に真価を発揮してきた。
この日の出場選手登録はなかったが、
近いうちに登録・登板の可能性もある。チャンスをうかがう決意で>
「強気で攻めるピッチングを見てほしい」
(中スポ)


▼井上一樹
<引退セレモニーから一夜明け、あらためて感慨を語る>
「最後の打席は、矢野さんが捕手で、
投手・藤川なんてことにならないかなと。
少し期待して阪神ベンチをちらちら見ていたんだけど、
矢野さんは座ったまんまだし、さすがにそこまではね」

<冗談を飛ばした後、真顔でこう言った。
この日、出場選手登録を抹消されたが、
有終の美へのラストスパートは始まっている>
「ファームの日本選手権やフェニックスリーグにも
顔を出してCSに向けてアピールしていきたい」
(中スポ)

◇英智
<前日の井上の引退セレモニーで特別な思いを抱いていた選手>
「ボクにとっては(井上)一樹さんは『お兄ちゃん』のような存在。
ポジションは同じですが、とうとうライバルという気持ちにはなれなかった」

<先輩でありながら、自信にとっては家族のような存在が井上。
ここ1、2年は2人とも2軍でプレーすることが多くなっていたが、
刺激し合いながら上を目指していたという>
「しんどい練習でもいつも変わらずに元気でいた。
2軍にいようと、先頭に立ってチームを引っ張っていた」

<その井上はユニホームを脱ぐが、こうきっぱり。
井上を後ろ姿を見て育った自身が、今度は後輩たちを引っ張る番だ>
「まだまだ一樹さんの域には達していませんが、ボクも見習ってやっていきたい」
(中スポ)

2009年9月28日 (月)

みんなありがとう!井上号泣ラストメッセージ。

クリーンアップがようやく目覚め、連敗を5で止めたドラゴンズ
9月最後のデーゲーム、ナゴヤドームでの阪神との第3戦は
今季限りでの引退を表明した
井上一樹の実質「引退試合」となりましたが、
CSを見据えての先発となった山本昌が大誤算。
球にキレがないところを叩かれ、5イニングで12安打8失点。
一方、打線は中4日で先発してきた天敵の岩田
またしても抑え込まれて、7回まで無失点と散々
何とか降板後の8回にブランコの2点打で一矢報いたものの、
大敗で今季阪神戦初のカード負け越しとなってしまいました。
試合後には引退セレモニー。井上熱きあいさつも紹介します。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 23回戦
(27日・ナゴヤドーム | 中日14勝9敗)
37709人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神
中 日
[敗] 山本昌(6試合1勝4敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
山本昌、山井、小林正人、鈴木 - 小山、前田、谷繁

◇対阪神23回戦・スタメン
1 (二)荒木  (4打数1安打)
2 (遊)井端  (3打数2安打)
3 (三)森野  (3打数1安打)
4 (一)ブランコ (4打数2安打2打点)
5 (左)和田  (4打数1安打)
6 (右)井上  (4打数無安打)
7 (中)野本  (2打数無安打)
8 (捕)小山  (2打数無安打)
9 (投)山本昌 (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・阪神> P・山本昌(中5日)
平野内スクリュー一直、関本外スクリュー左前打、
鳥谷中スクリュー中飛フェンス際キャッチ、
金本中スクリュー詰まり中飛

<1回ウラ・中日> P・岩田(中4日)
荒木外高め直球右飛、井端内直球右前打、
森野初球シュートワンバウンド暴投・井端二進、
森野2-3外スライダーハーフスイング三振、
2死二塁から、ブランコ内直球バット折られ遊ゴロ


<2回・阪神> P・山本昌
新井外スクリュー遊ゴロ、ブラゼル低めカーブ中飛、
桜井外スクリューバットの先も中前打、
狩野初球中カーブ中前打、
2死一、三塁から、岩田内スクリュー右前適時打(D 0-1 T)

<2回ウラ・中日> P・岩田
和田投手強襲ゴロ・岩田手に当て一旦治療も戻る、
井上外スライダーハーフスイング三振、
野本外スライダー空三振

<3回・阪神> P・山本昌
関本外カーブ右前打・荒木飛びつくも及ばず、
鳥谷2球目外直球山本昌暴投、鳥谷一塁線ゴロ・関本三進、
1死三塁から、金本内直球中犠飛(D 0-2 T)
新井内高め直球三塁線抜く二塁打、ブラゼル中飛

<4回・阪神> P・山本昌
桜井内直球詰まるも中前方スライディングキャッチ及ばず、
狩野粘られるも二正面ライナー、
岩田バント投前・山本昌二塁送球封殺、平野内スクリュー外れ四球、
2死一、二塁から、関本外直球右飛

<4回ウラ・中日> P・岩田
井端初球外シュート遊ゴロ、森野ストレート四球、
ブランコ内沈むスライダー空三振、和田内直球伸びなし左飛


<5回・阪神> P・山本昌
鳥谷外スライダーセンター返しヒット、金本外スクリュー外れ四球、
無死一、二塁から、新井外スクリュー中前適時打(D 0-3 T)
ブラゼル外スライダー中飛・金本タッチアップ三進、
桜井外スクリュー外れ四球、
1死満塁から、狩野中高め直球・
左中間最前列飛び込む満塁本塁打(D 0-7 T)
岩田打つ気なし空三振、
平野内スクリュー一、二塁間抜くヒット・9-4中継ミス荒木エラー・平野二進、
2死二塁から、関本中スクリュー右前適時打(D 0-8 T)
鳥谷中カーブ大きな右飛井上フェンス際追いつきキャッチ

<5回ウラ・中日> P・岩田
井上外スライダーとらえるもライトフェンス際フライ

<6回・阪神> P・山井 捕・前田
金本外直球遊ゴロ、新井中低めスライダー遊ゴロ、
ブラゼル中高めスライダー二塁後方井端ナイスポジショニング

<6回ウラ・中日> P・岩田
前田バットへし折られ二ゴロ、
荒木粘り中低め直球引っ張り三塁強襲二塁打、
井端内スライダー選び四球、
1死一、二塁から、森野中直球二ゴロ4-6-3併殺


<7回ウラ・中日> P・岩田
ブランコ内直球バット折れるも左前持って行くヒット、
和田内高めカットレフトオーバーフェンス直撃二塁打、
無死二、三塁から、井上外低めフォーク空三振
1死二、三塁から、代打平田内直球詰まり右飛・走者返せず、
2死二、三塁から、代打小池中スライダー手が出ず見三振


<8回ウラ・中日> P・ジェン
前田初球内直球遊飛、荒木外スライダー二ゴロ、
井端外スライダー中前抜けるヒット、
森野中低め直球三塁強襲新井弾きファウルグラウンド転々二塁打、
2死二、三塁から、
ブランコ外高めスライダー・
左翼左突破2点適時二塁打(D 2-8 T)


<9回ウラ・中日> P・筒井
井上外低め直球二ゴロ・大歓声&拍手に顔上げられず、
平田外チェンジアップ遊ゴロ、谷繁中直球中飛、試合終了。


【ゲームレビュー】
山本昌が5イニング8失点

2回に岩田の適時打で先制を許し、
0-2の5回には狩野の満塁本塁打などで6点を奪われた。
阪神は13安打8得点で大勝。
先発の岩田は7イニング無失点で6勝目。
中日は3カード連続の負け越し。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


今季限りでの現役引退を表明した井上
実質「引退試合」となった阪神とのデーゲーム。
試合内容はともかく、試合後の引退セレモニーは
とても感動的なものとなりましたね。

イケメン号泣(T.T)CSの中継では
最後の胴上げまでは
残念ながら入りませんでしたが、
かつてプレーをともにした
阪神・矢野から、
そして兄貴分でもあり、
こちらも今季限りで引退する立浪からの花束贈呈。
もらって声を掛けられ、号泣するイケメン
それに思わずもらい泣き。うるうるしてしまいましたよ。

そして注目はやはり井上「ラストメッセージ」。
しゃべりには自信のある前・選手会長なだけに
最後に何を話してくれるのか、と楽しみでしたが、
マイクを前にしての大歓声に、感極まって号泣
なかなか言葉が出てきませんでしたね。
時間的には、予想していたよりも短かったものの、
それでも熱い一語一語に、感動させてもらいました。
ナインのなかでも、同じ九州出身の荒木選手会長目に涙
ほかにも何人かの選手が目を真っ赤にしていました。
人徳のあったベテランが飾る最後の花道
ナイン一人一人に握手する姿も、とても印象的でした。

懐かしいピンクのリストバンド
今季最初で最後となるスタメンでのフル出場
しかし結果は見三振、右飛、空三振、二ゴロの4打数ノーヒット
7回の無死二、三塁のチャンスでは、
ぜひとも最後のタイムリーをと期待していたのですが、
岩田の変化球に、バットが空を切ってしまいましたね。
それでも一打席一打席ごとに寄せられたファンの歓声
井上一樹に対するファンの感謝の気持ち
そして改めての存在の大きさを感じるものとなりました。

勝てたらもっとよかったものの、こんな状態ですし仕方ない。
それ以上に心に残る、良きセレモニーだったと思います。
もう少し「現役選手」としての日々となりますが、
ドラゴンズ一筋20年、記憶に残るであろう背番号9。
井上一樹選手、感動をありがとう、そしておつかれさまでした。

それでは井上選手ラストメッセージ、全文紹介させていただきます!


★プレーヤーズ・ボイス(27日)

☆井上一樹
<試合後の引退セレモニーであいさつ。
カズキコールが響く中、号泣しながら20年分の思いを口に>
「(感極まり嗚咽)すいません…。
今シーズンを持ちまして、井上一樹は現役を引退します。
ふるさと、鹿児島からこの名古屋に出て来て20年、
球団に、名古屋に、そしてドラゴンズファンに育ててもらいました。
僕は決して、強い人間ではありません。
弱い自分をいつも支えて、助けて、
そして励ましてくれたみなさんに感謝します!
しゃべるのは僕は不得意ではないんですが、
すいません、今日は言葉が出ません。
阪神球団の方、そして阪神ファンの方も、
僕のこのセレモニーに、立ち会ってくれてありがとうございます。
そして今まで一緒にプレーしてくれたみんな、ありがとう!!」



<試合には6番・右翼で、今季11度目のスタメン出場。
右腕にはピンクのリストバンドが光っていた。
メーカーが違い微妙に色は異なるが、
リーグ優勝した1999年ごろから着用していたトレードマーク。
04年以降はその愛称を返上し、リストバンドの着用もやめていたが
この特別な日に再び『ピンキー』としてグラウンドに立った>
「原点だと思うから。
最初はどうやったらファンに覚えてもらえるかと思ってね。
名前の一樹の一をピンと読むと、ピンキーと読めるじゃない。
これがオレの色だと思った。
本当は、手袋と一緒に取ってスタンドに投げ入れようかとも
考えていたんだけどね。オレ、してなかったよなあ」

<阪神が大量リードする一方的な展開の中でも、
華麗なプレーで『カズキ・コール』を浴びた。
5回2死一塁、鳥谷の右翼フェンスを直撃しようかという
大飛球をジャンピングキャッチ。阪神のビッグイニングを断ち切った。
その直後5回先頭の打席では右翼への大飛球を逆に好捕ではばまれ、
9回の第4打席も二ゴロに倒れ、この日は4打席無安打。
バットで声援に応えることはできなかったが
節目のゲームで真剣勝負ができたことをむしろ喜んで>
「阪神もCSがかかっていて、手抜きなしだったから」

<セレモニーの花束贈呈は阪神はかつての同僚・矢野、
中日は井上同様、今季で引退を決めている立浪から。
偉大なる先輩2人から受け取り、必死にこらえていた涙があふれ出た。
福留孝介(カブス)からも大きな花束が届いたという>
「矢野さんにはお疲れさま、立ち会えてよかったと言われました。
それまでうるうる来ていたのに、その時点で大洪水。
もう顔が見られなかった」

<セレモニーの最後には、中日ナインだけでなく、
阪神の矢野、高橋光信も加わった胴上げで5度宙に舞った。
セレモニーは終わったが竜戦士・井上にはまだ仕事が残っている。
赤くした目を落ち着かせてから、こう言って>
「CS、日本シリーズがある。一区切りつけさせてもらっただけ。
そこまで現役でいられるようにシッカリやるしかない」
中スポ<ドラ番記者>サンスポスポーツ報知
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


●山本昌
<帰りの車に乗り込む目の周囲が赤くなっていた。
井上の引退スピーチに思わずもらい泣きしたようだ>
「いいセレモニーだったね」

<だからこそこうつぶやいた。
もしかしたら、通算159個の黒星の中でも
最も悔いの残るものだったかもしれない。
井上とは今季は長い2軍生活をともにした間柄でもある。
そんな同僚の晴れ舞台に、今季ワーストとなる
12安打を浴び、5イニング8失点でKO。
大敗という展開しか用意できなかった>
「情けないなあ。(井上)一樹の引退試合なので、
一樹のためにも、何とかいい試合にと
思ったのですが、申し訳ないですね…」

<もちろん自身にとっても由々しき事態。
球に切れがなく、持ち味の制球も乱れ、
2回に投手・岩田に先制打を許すと、
その後も立ち直る気配が見えず、
5回には過去98年に2本、08年に1本の
計3本しかなかった満塁弾を狩野に浴びるなど一挙6失点。
計8失点で前回の巨人戦で3発5失点したのに続く大量失点となった>
「調子はそんなに悪いわけじゃないんだけど、
少しずつズレていた。そこを修正していかないと」

<これで初勝利の88年以来、
自己ワーストとなる年間1勝止まりがほぼ確定。
それでもポストシーズンでの登板をあきらめたわけではない
再び若手と一緒に汗を流し、復権のチャンスを待つ>
「1軍の先発は試合数も少ないし、もうないでしょう。
フェニックス(10月6日から宮崎で行われる2軍教育リーグ)もあるし」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信スポニチ名古屋ニッカン

『一樹の引退セレモニーがあるというのに、
不細工な試合になってしまい本当に情けないです。
ちょっとずれてるのが前回から続いていて。
今後は試合も少ないので
1軍で先発というわけにはいかないでしょうね。
フェニックスリーグもあるし、
クライマックスシリーズで投げられるよう頑張ってきます。』

(「山本昌公式ホームページ」より引用)

●山井大介
<6回に2番手で登板し、打者6人をパーフェクト。
前回登板の23日・巨人戦は先発で4イニング4失点。
先発にリリーフにと役柄はめまぐるしく
変わっているが、ものともせずに>
「先発でもリリーフでも、使ってもらったところで
自分の力を発揮するだけです」
(中スポ)

●小林正人
<8回にマウンドに上がり、1安打を浴びながらも
1イニングを無失点。前回25日の阪神戦では、
1安打2四球と1死も奪えないまま降板していただけに>
「前はよくなかったので、抑えようと思っていた。
ゼロで抑えられてよかった」
(中スポ)


●トニ・ブランコ
<8回1死二、三塁から、左翼線二塁打を放つ。
カウント2-2からジェンのスライダーを引っぱたくと、
打球は左翼線で弾み、一挙に二者がホームイン。
これで打点を『105』に伸ばし、トップを走っていた森野に再び並んだ。
37本で独走する本塁打とともに、暫定『二冠王』>
「とにかくランナーをかえそうと思った」

<打っておごらず。これが主砲の信条だ。
たとえ調子が良くても、ナゴヤドームでは
試合後に居残り特打を敢行することも珍しくない。
ひたむきに重ねた練習はウソをつかない。
9月は当たりが止まっていたが、この2日間で計4安打6打点の荒稼ぎ。
本来のスイングを取り戻した>
「疲れ? そんなのは関係ない。
打てないことの方がよっぽど『ストレス』だよ」
中スポサンスポ

●井端弘和
<最高出塁率のタイトルを争っているが、4打席で3度出塁。
初回1死に右前打でチーム初安打とすると、6回は四球。
8回2死無走者では中前打を放ち喜んで>
「ヒットを打てば、井上さんに(4度目の)打席が
回る場面だったので、打てて良かった」

<出塁率は前日よりも3厘上がって、.391に。
東京ヤクルト・青木を1厘抑え、トップに返り咲いた>
「(タイトルは)取れるチャンスがあればいいですね」
(中スポ)

●森野将彦
<1回1死の空振り三振など中4日の岩田に2打数無安打。
この日3打席で12球、岩田と対したが>
「(今の自分たちが)何をすべきかという問題ですよね。
次に岩田と当たるのはCSという可能性が高い。
もちろんそのときはねらい球を絞っていかなきゃいけない。
開き直るしかないんです」

<試合前には三塁手がライトの守備位置でノックを受けた。
笘篠コーチの打球を約10分間懸命に追い、こう言ったが、
実はスローイングの矯正の練習>
「遊びです」
(中スポ)

●笘篠外野守備走塁コーチ
<森野のスローイングの矯正練習について>
「志願してきた。
(内野ノックで)短い距離ばかりだと、
肩の筋肉は弱まるというのはあるからね。
内外野で投げ方は違うけど、うまくやってくれれば」
(中スポ)


◆藤井淳志
<2軍でリハビリ中だが、井上の引退セレモニーには駆けつけた。
グラウンドには姿を見せなかったが、奥から見ていた。
目を真っ赤にしてナゴヤドームを後にしたが、
幸い回復過程は順調。ポストシーズンに復帰すれば
井上と一緒にグラウンドを駆け回ることができる>
「たくさんお世話になった人ですから。少しでも近くにいたかった」
(中スポ)

●立浪和義
<30日は贈られる立場だが、この日は贈る役目。
引退セレモニーの井上に、阪神・矢野に続いて
兼任コーチは花束を手渡し、抱きしめてねぎらった。
ともに選手会長を務めるなど、チームをまとめる責任も担った。
その心情は同じシーズンでユニホームを脱ぐ者として痛いほど分かる>
「去年あたりから2軍へ行くたびに
『腐るな。一生懸命やろう』と話していた。
その通り一生懸命やった結果、
こういう花道をつくってもらえたんじゃないですか」

<自身も今は正念場。
この日は展開的にも代打の出番はなかったが、
接戦でも出られた保証はない。厳しい表情で>
「腰を痛めてしまった」

<いよいよ28日からは本拠地ラスト3連戦の巨人戦。
自らに言い聞かせるように話して>
「なんとかあした、あさってと出られるように治してきます」
(中スポ)


◆中田賢一
<3週間後に迫るクライマックスシリーズへ
人一倍闘志をもやしている。
静かに、それでいて熱く。意気込みを口に>
「中継ぎでも何でもやる。とにかくゼロに抑えます。
後悔しないピッチングをしたい」

<1年前のCSではたった1つのアウトしか奪えなかった。
第1ステージ阪神戦の第2戦、6回にリリーフしたが、
鳥谷の本塁打で瞬く間に3失点。試合を壊してしまい、
第2ステージで登板機会を与えられることはなかった>
「(先発の)チェンがいいピッチングをしていたのに。
いきなり鳥谷にホームランを打たれて…」

<悔やんでも悔やみきれない大乱調。
この試合のビデオを繰り返し見たという>
「投球フォームはスロー再生して見直しました。
体は開いていたし、頭はブレていた。
自分のボールが投げられなかった」

<同じ失敗は繰り返さない。次の登板へ備え、
課題に掲げているのは最大の武器・ストレート。
練習では遠投を多めに取り入れ、球威に磨きをかけようとしている。
1つのアウトで終わった1年前の分まで奮投を誓っている>
「もう少し球速が欲しい。
距離をあけた方が球の強さが見られる。
チェックしながら遠投しています」
(中スポ)


●森バッテリーチーフコーチ
<前日の小笠原に続く左腕・山本昌の炎上に渋い表情>
「先発が5回、6回まで試合をつくってくれないと。
左はチェンがいるが、もう1人は欲しい」

<また前日の阪神戦でセーブのつくマウンドに
上がらなかった岩瀬について、この日の試合後説明>
「抹消するほどじゃない。日によって状態も違う」

<詳細は明かされなかったが、どうやら体調不良のよう。
試合後の引退セレモニーに岩瀬の姿はなく、
試合前あるいは試合中に帰宅したもよう。
こう付け加え、大事を取っての措置と明かして>
「無理する時期じゃない。
タイトル(41セーブ、8差の2位にいる
広島・永川の残り試合は9)もほぼ決まっているし」
(中スポ、スポニチ名古屋


●落合監督
<山本昌が誤算、3カード連続の負け越し>
「今日は(井上)一樹に聞いてやってくれ。
贈る言葉? まだ選手だ。この先がある」
中スポサンスポおおさか報知毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(27日)

◆中日2軍練習試合
阪神-中日
(27日・阪神鳴尾浜球場)
 D 000 000 010 = 1
 T 302 040 00× = 9
[D本] なし
[Dバッテリー] 岩田、佐藤亮太、ネルソン、清水昭信 - 小川、田中、小田
(中スポ)

◆巨人2軍も優勝 10.3 竜ファームと日本一決定戦(中スポ)
(イースタン・リーグの巨人がこの日、千葉ロッテとの相星決戦を制し、
2年ぶり23度目となる優勝を果たした。『兄弟V』は通算15度目。
10月3日のファーム日本選手権(富山)で中日と激突する)

2009年9月27日 (日)

最大5点差大逆転、中軸お目覚め竜連敗脱出!

CSを見据えての戦いに変わったものの、
今季初の5連敗と、投打に精彩を欠くドラゴンズ
やや悪い流れのなか迎えたナゴドでの阪神第2戦。
相性の良い小笠原を先発に立てたものの、
立ち上がりから捕まってしまい、4回までで7失点。
しかし5点差の4回、ブランコの豪快弾で
反撃ののろしをあげると、5回に2点、
さらに6回には4点と、見事な攻撃で逆転に成功
以降は継投で逃げ切り、連敗を5でストップ。
4打点と目覚めた主砲・ブランコ「復活宣言」です。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 22回戦
(26日・ナゴヤドーム | 中日14勝8敗)
37680人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神
中 日 × 10
[勝] パヤノ(32試合2勝1敗)
[S] 浅尾(65試合7勝9敗4S)
[D本] 和田28号 ブランコ37号
[Dバッテリー]
小笠原、パヤノ、高橋、河原、浅尾 - 谷繁

◇対阪神22回戦・スタメン
1 (二)荒木  (4打数2安打)
2 (遊)井端  (3打数無安打)
3 (三)森野  (5打数2安打3打点)
4 (一)ブランコ (4打数2安打4打点)
5 (左)和田  (3打数3安打2打点)
6 (右)小池  (5打数1安打)
7 (中)英智  (2打数無安打)
8 (捕)谷繁  (3打数無安打)
9 (投)小笠原 (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・阪神> P・小笠原(中6日)
バルディリス内スライダー詰まり遊ゴロ、
平野外高め直球左翼線落とす二塁打、
鳥谷2球目小笠原スクリューワンバウンド暴投・平野三進、
1死三塁から、鳥谷中高め直球中前適時打(D 0-1 T)
金本内スクリュー一塁線ゴロブランコ抜かれエラー、
1死二、三塁から、新井外高めスライダー投ゴロ三本間挟殺、
2死二、三塁から、関本外低め直球右中間突破2点二塁打(D 0-3 T)
2死二塁から、桜井外低め直球右前適時打(D 0-4 T)

<1回ウラ・中日> P・下柳
荒木初球内スライダー三塁弾くヒット、
井端初球ランエンドヒット三ゴロ・荒木二進、
森野外スライダー左飛、ブランコ外フォーク遊ゴロ


<2回ウラ・中日> P・下柳
和田外高め直球高々上がって右中間飛び込む本塁打(D 1-4 T)
小池中直球左前打、英智初球外シュート遊ゴロ6-4-3併殺

<3回ウラ・中日> P・下柳
小笠原外スライダー見三振、荒木低め選び四球・下柳イラつく、
井端2球目荒木二盗・矢野悪送球走者に当たり左前を転々・
荒木スピード緩めず一気に本塁生還(D 2-4 T)


<4回・阪神> P・小笠原
関本初球外直球右前打、
無死一塁から、桜井スライダーすくい上げ左中段2ラン(D 2-6 T)
矢野内スライダー中前打、下柳初球小笠原ボーク、
下柳スリーバント失敗、バルディリス外スクリュー三ゴロ、
2死三塁から、平野外スライダー左中間突破適時三塁打(D 2-7 T)
2死三塁から、鳥谷内直球中方向伸びるも英智フェンス際好捕

<4回ウラ・中日> P・下柳
ブランコ初球中高めスライダー打った瞬間・
左中間レストラン席ガラス直撃豪快135メートル本塁打(D 3-7 T)

和田初球外シュート中越えフェンス直撃三塁打、
無死三塁から、小池外スライダー見三振悔しがる、
1死三塁から、英智初球外フォーク一ゴロ和田本塁走塁死、
谷繁中フォーク左飛フェンス際金本腕伸ばしてキャッチ


<5回・阪神> P・パヤノ 中・平田
金本外低めスライダー二ゴロ、新井内スライダー空三振、
関本外低め直球空三振

<5回ウラ・中日> P・下柳
平田外シュート三遊間破るヒット、
荒木初球外シュート強振左前打、井端外フォーク左飛、
1死一、二塁から、
森野初球外高めシュート逆方向・
左翼線2点適時二塁打・一走荒木飛び込み生還・下柳KO(D 5-7 T)

P・江草
1死二塁から、ブランコ内フォーク空三振、和田勝負避けられ四球、
2死一、二塁から、小池外高め直球空三振


<6回・阪神> P・パヤノ
桜井初球外直球右飛、矢野外チェンジアップ気味右飛、
江草外直球見三振

<6回ウラ・中日> P・江草
代打前田中高め直球空三振、谷繁高め選んで四球、
平田外高め直球右方向飛球・
フェンス際桜井グラブに当てて落球(記録は二塁打)、
1死二、三塁から、荒木内直球三球空三振、
井端スライダー抜けストレート四球、
2死満塁から、
森野外高め直球投返し・
打球江草左足直撃三塁方向転がる・適時内野安打(D 6-7 T)

2死満塁から、ブランコ外高めフォーク・
ライナーライトオーバー走者一掃3点適時二塁打(D 9-7 T)


<7回・阪神> P・高橋聡文
代打高橋光信内低め取ってもらえず四球・代走柴田講平
平野初球セーフティー気味三犠打、
1死二塁から、鳥谷初球内直球打ち損じ捕邪飛、
金本外スライダー外れ四球、
2死一、二塁から、新井内直球打ち上げ一邪飛

<7回ウラ・中日> P・桟原
代打井上内直球中途半端スイング三振

<8回・阪神> P・河原
関本内直球胸元当て死球、桜井中直球浅い中飛、
代打ブラゼル外フォーク一ゴロ・ブランコ反応3-6-1併殺

<8回ウラ・中日> P・金村曉 捕・狩野
荒木中直球二飛、井端低めカット見て四球、
森野4球目井端二盗、森野外フォーク空三振、
ブランコ外見て四球、
2死二塁から、
和田中高めスライダー
詰まりながらも中前落とす適時打(D 10-7 T)


<9回・阪神> P・浅尾(65試合目)
狩野内スライダー左前打、
柴田中高め直球高いバウンド二ゴロ4-6二封のみ、
平野内直球三ゴロ5-4二封のみ、
鳥谷外フォーク空三振、試合終了。


【ゲームレビュー】
逆転で連敗を5で止める

3-7の5回に森野の適時打で2点を返すと、
6回にブランコの3点二塁打などで4点を奪い逆転に成功した。
阪神は1回に4点を先制したものの、
下柳が5回途中で降板し、中継ぎ陣も踏ん張れなかった。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


4回表を終えた時点で、7-2
自分の投球が全くできない小笠原が打ち込まれ、
一方的な阪神ペースになってしまうんだろうなと思いきや、
小刻みに得点を挙げ、じわじわ迫るドラゴンズ
5回、森野の久々となるタイムリーで
2点差に迫り、相手先発・下柳をKOすると、
続く6回、またぎリリーフとなった江草の表裏一体の投球を攻め、
エラーに四球を絡めて、森野の投手強襲内野安打で1点差。
なおも2死満塁で迎えるは、
4回にこちらも久々の驚愕弾を放ったブランコ
この一発で目覚めた感のあった主砲
カウント1-2からの4球目、江草の投じた外角高め、
やや抜けたフォークを逆らわずに弾き返すと、
打球はライト・桜井の頭上を越えていくライナーに。
満塁の走者一掃となる見事な3点タイムリーツーベース
クリーンアップそろい踏みの逆転劇に沸き上がるナゴヤドーム
その後は盤石の継投で逃げ切って、連敗を5でストップ。
負けられない阪神に大きなショックを与えた勝利は、
ドラゴンズにとっても、これまでのうっぷんを
見事に振り払う大きな勝利となりました。


振り返ると、正直よくひっくり返せたなと思いますね。
ここまで5連敗中という悪い流れ
それに上塗りするかのような小笠原の投球。
さらに序盤は1点ずつは返せど、打線がつながらずイライラ
そんなゲームが4回以降、鮮やかな逆転劇に変貌。
↓のスタメンの結果を見ても分かるように、

3 (三)森野  (5打数2安打3打点)
4 (一)ブランコ (4打数2安打4打点)
5 (左)和田  (3打数3安打2打点)

クリーンアップが打てば、やっぱり勝てるんだなと。
大事な時期に3人揃って低迷、
打点を挙げられずもがいていただけに、
この日の爆発は、今後へのきっかけとしてほしいところ。

森野似とブランコ。特に打点王を争う
森野ブランコ
この2人がやはり
ポイントゲッターになってくれないと。
まあまだ1試合だけですし、
偶然かもしれませんが、
さらに調子を上げ、ベストに近い状態で、
3週間後に始まる決戦の舞台を迎えてもらいたい。
それにしても、ブランコの一発というのは、
見ていてとても気持ちがいいな、と
改めて感じさせてもらったこの日のゲームでした。


またこの日、自分的にそれ以上にしびれたのが、
クリーンアップの計9打点以外でもぎ取った1点
3回、一塁からスチールし、悪送球の間に
一気に本塁まで生還した荒木「足攻」ですね。
得意とする下柳から相手が悔しがる四球を選んだ後、
続く井端の2球目、積極果敢にスタートすると、
捕手・矢野からの送球が逸れ、
自らの足に当たったにもか関わらず、次の塁へ
さらにレフト前へ転々とするボールに追いつかないとみるや、
スピードを緩めずに、一気に本塁まで生還!
ノーヒット、しかもたった1人で得点をもぎ取る。
まさに荒木ならではの見事な走りでしたね。

チーム的にも連敗が続き、モヤモヤしている。
そういうときこそアクションを起こさないといけない。
そんななか選手会長自らが必死になり、次の塁を狙った。
リードを許し、ややダレ気味になりかねないなか、
こういう走塁でチームを鼓舞したことが、
その後の逆転劇にもつながったのでは。
5回にも森野の左翼線への当たりで、
フェンスに到達していないにもかかわらず、
金本の肩なども計算し、三塁からダイブで生還。
こういうスキのない攻めこそ、ドラゴンズが忘れていたもの。
そういう意味でも、今後に向けても大きかった足攻
大勝となったことで扱いこそ地味ですが、
こういうプレーをこの先も続けてほしいです。


☆ウィナーズ・ボイス(26日)

◎トニ・ブランコ

<6回2死満塁、右越えに走者一掃の二塁打など4打点>
「(4回、反撃ののろしを上げる37号。
久々16試合ぶり一発、特大のアーチでしたね)
とてもよかったと思います。
あのホームランで自分も100打点に達しまして、
それもすごく良かったと思いますし、
調子もあんまり良くなかったですけども、
あのホームランで少し感じが掴めてきたような感じがします。
(来日1年目で30本&100打点同時達成は、チーム初の快挙)
(日本語で)アリガトウゴザイマス。
これについてはみなさんにありがとうと言いたいです。
まずは神様にありがとう。そして監督、
いつも教えてもらってます監督、ありがとうございます。
石嶺コーチ、川相コーチ、いろんなコーチ、
スタッフのみなさん、本当にありがとうございます。
みなさんのおかげです。
(6回満塁の場面、どんな当たりでしたか)
あの当たりは完ぺきだったと思います。
チームにとっても盛り上がったと思いますし、
今まで『トニ・ブランコ』ちょっと落ちてましたけど、
また『トニ・ブランコ』が戻って来たと思います。
ありがとうございます。
(4打点でトップの森野と2打点差。二冠も見えてきた)
結果は神様のみが知るだけであります。
とにかくチームが勝つために一生懸命頑張りますし、
競争するっていうのは良いことだと思いますので、
どんどん森野さんと競争して頑張っていきたいと思います。
(ファンにメッセージを)
ファンの皆さま、いつもありがとうございます。
最後まで一生懸命頑張ります。
明日、プレーオフ、クライマックスシリーズ、
そして日本シリーズでも頑張って勝ちたいと思いますので、
今後とも応援よろしくお願いします!」



<5点を追う4回先頭、下柳の初球のスライダーを
完ぺきに打ち抜き、バックスクリーン左の
4階席のガラスにぶち当てる135メートル弾。
16試合・66打席ぶりのアーチで、追い上げムードを高めて>
「(打ったのは)フォークかな。芯でとらえられたよ。
とにかく積極的にいこうと思った。
きょうは向こうのキャッチャー(矢野)がベテランだった。
若いキャッチャーとは(配球が)違うから」

<6回の第4打席は、1点差に迫ってなお2死満塁。
見逃せばボールになる高めの直球を、
今度は右へ運んで走者一掃の二塁打。
二塁ベース上で天を指差し、ほっとした表情を見せて>
「とにかくランナーを返そうと、それだけです」

<8月までに35本を量産も9月はここまで1本。
慣れない土地で開幕から飛ばし続けてきた反動がやってきた。
疲労はピーク。悩みは深かった>
「夜はお酒をちょっと飲んで寝ることもあるけど、
朝起きたら、また考えてしまう。
打ちたい、打ちたいという気持ちはあったけど、
朝起きたら体が思うように動かなかった」

<爆発的なパワーで打ちまくった時期もあったが、
研究され、弱点を巧みに突かれた>
「自分はゴリラのように見えるかもしれないけど、
その『ゴリラ』に対してうまく打ち取る術(すべ)を
日本のピッチャーはよく知っている。
すごく頭がいいし、キャッチャーも頭がいい」

<それでも、底を抜けるにはやはり練習しかない。
調子が悪く、疲れていても、振りまくった。
ベンチ裏の屋内やブルペンでも追加の打ち込みをやった>
「とにかく練習するしかない」

<泥沼でもがく中、抜け出す糸口を渡してくれたのは
落合監督だった。前日指揮官からもらったヒント。
そして『積極的』をキーワードにして臨んだ>
「とにかく積極的にいけばいい、というアドバイスをもらったんだ。
いいボールはなかなか来ないかもしれない。
だけど、悪いボールばかりじゃないんだから」

<この日の4打点で103打点。
来日1年目での30発&100打点は中日では初。
まじめ。おまけに推定年俸2700万円という格安。
超の付く優良助っ人だけに来季契約が気になるが、
本人はお金のことはシーズン後まで封印。
日本に骨をうずめる覚悟の『侍』は、野球に全精力を注ぎ込んでいる>
「シーズンに集中したい。日本はレベルが高い。
特にピッチャーのレベルはメジャーリーグよりも高いと思う。
もし自分がアメリカに戻ったら、すごい成績を残せるんじゃないかと思う。
でも、今はこうやって日本にいるし、日本で引退するまでプレーしたい。
そしてドミニカに帰りたいと思っているけどね」

<この冬は『ばら色』のオフになるだろう。
セレブなオフを満喫できるはずだが、とことんまじめ。
調整のために、母国のウインターリーグで
プレーすることも考えているという。
実際、現地で25日に発表された同リーグの
エストレージャスのチーム名簿にその名前があった>
「契約が早く済んで、12月くらいになったら
2週間くらいプレーするかもしれない」
カメラブログ中スポサンスポおおさか報知
時事通信スポニチ名古屋ニッカン12デイリー


○森野将彦
<5回1死一、二塁、左翼線へ適時二塁打を放つ>
「(打ったのは)シュートかな? 
低めにやられていたので、積極的に高いボールを狙っていきました。
久しぶりに打てました」

<6試合ぶりの安打に安堵の表情を浮かべて>
「ヒットが出ていなかったし、
出るとしたら反対(左)方向だと思っていた。
1点ずつ返していこうという気持ちで打ったのが、よかった」

<6回2死満塁では投手強襲の適時安打を放ち、合計3打点。
シーズン105打点でリーグトップを守って>
「(適時打は)ついてました」

<バットだけでなく、守備でももがいていた。
この日の試合前、谷繁に教えられて送球の特守を行った。
捕手のようにキャッチングしてから、元の方向に目一杯の送球>
「谷繁さんから声をかけてもらって(練習しました)。
もともと捕手だった方のスローイングって無駄がないですよね。
和田さんもレフトからストライクしかこない」
カメラブログ中スポおおさか報知時事通信毎日jp

○和田一浩
<2回無死、右中間へ28号本塁打を放つ>
「先制されているので、とにかく塁に出ようと
思った結果がホームランになりました」

<この日は4回には右中間三塁打。8回はタイムリー中前打。
2つの四球も合わせ、5打席すべてで出塁。
あと二塁打が出ていればサイクルヒットだったが>
「順位は決まっていますけど、いつも通りに集中して打つことができました」

<狙うはCSという大一番での、中軸そろい踏みの再現。
全員の気持ちを代表するようにこう言って>
「やれることはしっかりやっていく」
カメラブログ中スポスポニチ


○荒木雅博
<2度の好走塁で逆転勝利に貢献。
3回1死から四球で出塁すると、すかさず二盗。
捕手の送球が足に当たり、左前にボールが転がる間に、
三塁を蹴って一気に本塁を陥れた。
5回1死一、二塁でも森野の左翼線二塁打で一塁から生還。
一瞬のスキも逃さない走塁に充実した笑みを浮かべて>
「さすがに1試合で2度も一塁から帰ってくると疲れますね」
スポニチ名古屋

○平田良介
<5回の守備から出場して2安打。
5回は左前打で反撃の口火を切り、森野の2点二塁打を呼ぶと、
6回は1死一塁から右越え二塁打。ブランコの逆転二塁打につなげた。
得意のポストシーズンに向け、今年も調子を上げている>
「(二塁打は)捕られるかと思いましたけどね。
結果が出ているので、これを続けていきたい」
(中スポ)

○英智
<2試合連続のスタメン出場で守備に貢献。
4回2死三塁、鳥谷の打球をフェンスに激突しながら好捕。
8点目を阻止したが、さらり>
「あれは普通(のプレー)です。難しくなかった」

<打撃ではこの試合前まで通算.314と得意だった
下柳を相手に2打数無安打で併殺打1本。
結果が出ず、5回から交代となって反省>
「ぼくの技術のなさ。それに尽きます」
(中スポ)

○前田章宏
<小池のバント練習中、ボール拾い役を務めたが、
自分の前へのボールを素手でつかんでしきりに
一塁送球のジェスチャーを繰り返していた。
途中からマスクをかぶった前日の9回に、
バッテリー間にうまく落とされるバント安打を許して
失点につなかっただけに期するところがあったはず>
「軽いハンドリングです。
遊び感覚なんで、あんまり深い意味はないんですが」
(中スポ)

○井上一樹
<前日に引退を表明したベテランのもとに
試合前、ひっきりなしに阪神関係者があいさつに訪れていた。
矢野や久慈内野守備走塁コーチといった
中日にゆかりのある人だけでなく、桧山や大和、桜井ら多くのナインも。
冗談を交えながら、笑顔で喜んで>
「こんなに阪神が来るなんて。阪神に人脈があるんだなあ」

<その人望の厚さをかいま見た気がしたが、
最後に自らのバットでどんな美しい花道を飾るのか>
「引退を表明した選手が、
お立ち台に立っちゃいけないなんてルールはないから。
CSも日本シリーズもある。可能性がある限り、おれは頑張りますよ」
(中スポ<ドラ番記者>


○ネルソン・パヤノ
<勢いのある真っすぐを武器に今季2勝目。
5回からの2イニングをともに三者凡退で計3三振。
阪神打線の勢いを止め、それが6回の逆転劇を呼んだ。
前日も1イニングを三者凡退に抑え、2日連続の好投。
CSに向け、確かな手応えを感じた様子>
「ストライクが投げられたのはよかった。自信を取り戻せた」
(中スポ)

○小笠原孝
<連敗ストップが託されたが、4イニング7失点(自責4)で降板>
「野手のみなさんに申し訳ないです」

<立ち上がり、平野、鳥谷の連打で
先制の1点を献上すると、続く金本は一ゴロのはずが
ブランコのミットの下をすり抜ける痛恨のエラーに。
これがきっかけで2死二、三塁のピンチを招き、
関本には右中間を真っ二つに割られる2点適時二塁打。
続く桜井にも右前適時打を許した。
リズムに乗りきれない流れは確かにあったが、自らを責めて>
「エラーがきっかけ? いや、自分が踏ん張りきれなかったんで」

<CS第1ステージから第2ステージまで
中1日の休みを挟んで最長9戦となる。
先発はシーズン中のローテと同じように6人をそろえるのが理想。
特に左打者が多い巨人への対策として
かかる期待は大きいが、悔しさをかみ殺して>
「CS? それはまだ先の話なんで」
中スポ共同通信社

○高橋聡文
<7回から登板。阪神の中軸をきっちり封じる。
金本は四球で歩かせたものの、鳥谷・新井の3&5番を
ファウルフライに打ち取るなど、1イニングを無安打無失点。
CSでもぶつかる可能性のある阪神。
その中軸をきっちり抑えたのはプラス材料>
「いつもゼロで抑えることは意識しています。明日もがんばります」
(中スポ)

○浅尾拓也
<9回、先頭の狩野に左前打を許したが、
後続を断ち、無失点に切り抜ける。
セーブは17日の広島戦以来、今季4つ目だが、
武器の真っすぐに、手応えを感じたことに満足そう>
「きょうみたいなピッチングは久しぶりです。
ボールのキレが戻ってきたのがよかった。
僕は言われたところで一生懸命投げるだけです」
(中スポ、ニッカン

○森バッテリーチーフコーチ
<3点リードの9回に抑えとして登板した
浅尾が4セーブ目を挙げたが、
今後は岩瀬に代え、浅尾を守護神として起用する方針を示す。
順位が決まったこともあり、岩瀬をしばらく休ませることで、
回復を待つ狙いもあるようだが、状態次第では
CS、日本シリーズでも浅尾がストッパーを務める可能性も出てきた>
「(CSに向けて)試したんじゃない。
浅尾じゃ悪いか? これからは浅尾だ。ずっと浅尾でいく」
ニッカン


○鈴木義広
<まだ試合開始の5時間以上前、
その愛車がナゴヤドームの駐車場に姿を現す。
着替えを済ませるとトレーニング室へ。
肩、股関節、体幹…。みっちりと全身を鍛え上げ、
グラウンドに出てくるのは、ひと汗かいた後。
昨季開幕直後に右ひじを痛めて戦線離脱し、9月には手術に踏み切った。
投手にとって生命線のひじにメスを入れた代償は大きい。
二度と同じ失敗をしないという覚悟が言葉ににじみ出ている>
「早めにきて、やらなければいけないことがありますから。
今度やったら『終わり』だと思っています」

<長時間に及んだリハビリ中、
漠然と与えられたメニューをこなしていたわけではない。
よりよい治療法を求めて、病院を何軒も『はしご』した>
「いろいろな意見を聞いて、自分なりに勉強したかった」

<患部のひじだけを鍛えれば済むというわけではないことも痛感。
試合前の『早出トレ』は自分なりの再発防止策でもある。
復帰後まずまずの成績を残しているものの、
本来の輝きが戻っていないことは誰よりもわかっている。
トレーニング室を『出発点』に、剛腕サイドハンドの復活ストーリーは続く>
「本当は5月ぐらいには1軍で投げられるんじゃないかと思っていたんです。
それでもここまでかかってしまった。
あとはゲームで投げながら直していくしかない」
(中スポ)


○落合監督
<最大5点差をひっくり返して、連敗を5でストップ。
3時間37分の乱打戦を終えて>
「おつかれさん。ごくろうさんでした。
何かある? ないだろぉ…」
(中スポ、毎日jpスポニチ


若竜トピックス(26日)

◆中日2軍練習試合
阪神-中日
(26日・阪神鳴尾浜球場)
 D 031 011 111 0 = 9
 T 000 020 014 × = 7
(特別ルール)
[D本] 堂上剛裕 堂上直倫(2ラン) 柳田
[Dバッテリー] 伊藤準規、菊地、ネルソン、齊藤 - 小田、田中
(中スポ)

2009年9月26日 (土)

吉見投手に打たれ勝逸と竜一筋20年井上引退表明。

新たな目標となるCSに向け、再出発となったドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの3位・阪神との3連戦初戦でしたが、
先発・吉見一起が精彩を欠き、4回に1点を先制されると、
5回には投手の能見に適時打を許すなど、粘りきれず。
さらに続く6回には再び能見に打たれ、結局4失点。
一方打線はこの日も元気がなく、拙攻続き
7回に代打井上の2点適時打で反撃したものの及ばず。
V逸ショックを拭えぬ今季初の5連敗となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 21回戦
(25日・ナゴヤドーム | 中日13勝8敗)
30361人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神
中 日
[敗] 吉見(25試合15勝7敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
吉見、パヤノ、鈴木、小林正人、河原 - 谷繁、前田

◇対阪神21回戦・スタメン
1 (二)荒木  (4打数1安打)
2 (遊)井端  (4打数1安打)
3 (三)森野  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ (3打数無安打)
5 (左)和田  (4打数1安打)
6 (右)平田  (2打数無安打)
6 (中)英智  (2打数無安打)
8 (捕)谷繁  (2打数1安打)
9 (投)吉見  (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・阪神> P・吉見(中7日)
浅井内シュート見三振、平野初球内直球右飛、
鳥谷中直球左飛

<1回ウラ・中日> P・能見(今季中日戦初登板)
荒木中チェンジアップ二ゴロ、井端内直球詰まり中飛、
森野内フォーク二ゴロ


<2回・阪神> P・吉見
金本外フォーク右飛ランニングキャッチ、
新井外スライダー引っかけ投ゴロ、ブラゼル外フォーク一ゴロ

<2回ウラ・中日> P・能見
ブランコ内直球バット折られ遊ゴロ、和田外チェンジアップ二飛、
平田初球外シュートぼてぼて二ゴロ


<3回・阪神> P・吉見
桜井中低め直球右前打、
狩野中入るスライダー左方向ライナー和田背走ジャンピング好捕、
能見スリーバント投前吉見二塁送球封殺、浅井三ゴロ

<4回・阪神> P・吉見
平野内低めスライダー一塁線突破二塁打、
鳥谷内直球バットへし折り投ゴロ、金本外フォーク空三振、
2死二塁から、新井外フォーク左前適時打(D 0-1 T)

<4回ウラ・中日> P・能見
荒木初球高め直球中前打、
井端外シュート引っ張り左前打・荒木勢いよく三進、
無死一、三塁から、森野外高め直球打ち損じ遊飛、
1死一、三塁から、ブランコ内高め直球遊ゴロ6-4-3併殺・絶好機潰す


<5回・阪神> P・吉見
ブラゼル内スライダーバット折るも力で運ばれ右前打、
桜井初球左手死球・二塁代走野原祐也狩野投犠打、
1死二、三塁から、能見初球内高め直球右前適時打(D 0-2 T)
1死一、三塁から、浅井内シュート左前適時打(D 0-3 T)
平野外シュート遊ゴロ井端弾き内野安打、
1死満塁から、鳥谷内直球一直・走者そのまま、
2死満塁から、金本内フォーク打ち上げ右飛

<5回ウラ・中日> P・能見
和田外高めフォーク二ゴロ、平田低め見て四球、
英智外フォーク遊ゴロ6-6-3併殺


<6回・阪神> P・吉見
新井外直球投返し中前打、関本投犠打、
桜井初球外スライダーセンターフェンス寄り英智ジャンプ好捕、
狩野敬遠、
2死一、二塁から、能見内高めスライダー右前適時打(D 0-4 T)

<6回ウラ・中日> P・能見
谷繁外フォーク遊撃深い内野安打、
代打前田高め直球空三振、荒木内直球詰まり左飛、
井端外フォーク引っかけ二ゴロ


<7回・阪神> P・パヤノ 捕・前田
平野外直球空三振、鳥谷内低め150キロ空三振、
金本初球内直球二ゴロ

<7回ウラ・中日> P・能見
森野中フォーク落とされ空三振、ブランコ外見て四球、
和田初球外チェンジアップ強い右前打、
1死一、三塁から、平田外フォーク投ゴロ本塁封殺、
2死一、二塁から、
代打井上中低めチェンジアップ・
一塁線突破2点適時二塁打(D 2-4 T)

2死二塁から、代打立浪中フォーク高いバウンド一ゴロ

<8回ウラ・中日> P・アッチソン
前田初球中スライダー遊ゴロ、
荒木一塁方向セーフティバント投ゴロ・
一塁ベース付近ベースカバー大和と交錯・またヒヤリ、
井端粘るも外スライダー見三振


<9回・阪神> P・鈴木
代打桧山外シュート遊ゴロ、
浅井外直球右越えフェンス直撃二塁打・代走庄田
P・小林正人
平野投犠打一塁送球逸れ内野安打、
鳥谷5球目前田捕逸・走者それぞれ進塁、鳥谷内外れ四球、
1死満塁から、金本外スライダー外れ押し出し四球(D 2-5 T)
P・河原
1死満塁から、新井初球外スライダー高いバウンド三ゴロ本塁封殺、
2死満塁から、関本外スライダー遊ゴロ・持ち味発揮

<9回ウラ・中日> P・藤川
森野内低めカーブ二ゴロ、ブランコ外一辺倒も力負け見三振、
和田外147キロ打ち上げ右邪飛、試合終了。



【ゲームレビュー】
吉見、まさかの4失点

最多勝を狙う吉見が先発したが、
6イニングを4失点。16勝目はならなかった。
打線も今季初対戦となった能見を打ちあぐね、
7回2死一、二塁から代打・井上の右翼線適時二塁打で
2点を返しただけで、反撃も遅く今季初の5連敗となった。
阪神は4回に新井の適時打で先制し、6回までに4得点。
9回は押し出し四球で1点を加えた。
能見は7イニング2失点で11勝目、打っても2打点の活躍。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


レギュラーシーズン残り6試合となったナゴヤドーム
開始当初はかなりのガラガラぶりで大丈夫かよと思いましたが、
終わってみれば、観衆3万人を越えていましたね。
そんななか行われた3位・阪神「CS前哨戦?」ですが、
ゲーム序盤は、まさに消化試合テイストでかなりの早いペース。
しかし4回に吉見が先に1点を失ったのに対し、
能見は無死一、三塁のピンチで森野、ブランコの主軸を料理。
しかもブランコには内への直球で絵に描いたようなゲッツー
必死さの差がでたか、これで流れがやや阪神ペースに。
さらに続く5回、ブラゼルに力で持って行かれ、桜井には死球。
狩野には送られて、1死二、三塁のピンチを迎えた吉見
ピッチャーの能見を迎え、ここで凌げるかと思いきや、
なんと初球、内への甘い直球を叩かれ、ライト前へ運ぶタイムリー
安全パイが一転し、実に痛い追加点
これがショックか、続く浅井にも左前適時打を許すと、
続く6回には前の狩野をわざわざ敬遠して、再び能見と勝負。
今回は集中してアウトを取りにいったバッテリー。
にも関わらず吉見は、またしても甘いスライダーを高めに。
再び能見に振り抜かれると、右方向に2打席連続タイムリー
決して巧打者でもない投手に、一度足らず二度も打たれてしまうとは…。
こんな内容では当然勝利には見放され、6イニング4失点で降板。
精彩を欠いた右腕に、勝利の女神はほほえみませんでした。


目の前の胴上げを見せられた屈辱ショック
さらにチーム4連敗中と、ここに来て悪い流れ
何とかチーム勝ち頭のエース格に止めてほしかったのですが、
その吉見が奮わずに、阪神打線に打ち込まれる始末。
しかも投手の能見に2本もタイムリーを許すとは、
ほんとどうなってんの!?と思いましたね。
立ち上がりこそまずまずではあったものの、
どうも大事なところでの制球に甘さが出てしまい、
ことごとくとらえられてしまうありさま。
3位争いの真っ直中にいるだけに、
阪神打線の負けられないという気持ちは、いくらかは感じましたが、
そんなに好調というわけでもなく、通常の吉見なら抑えられるぐらいの出来。
ただ持ち前の「粘り」を欠いてしまっていた
この日の背番号19では、抑え込みことは困難だったようで。

あえて巨人戦の登板を外し、
CSで当たる可能性のある阪神にぶつけた。
にも関わらず、何の収穫もなく
さらに勝ち星も掴めず、チームの期待に応えられなかった吉見
まあまだ登板のチャンスは幾度かあるとはいえ、
こんな精彩を欠く投球では、単独での最多勝は難しいかも。
この日15勝目を挙げた館山(東京ヤクルト)の方が
ゲームを多く残していますし、おそらく後方援護もありそう。
そういう状況だけに、締まった投球をしてほしかったですが残念。

おそらく残り登板は、あと2回
10月3日の横浜戦と、11日の神宮。
4日の甲子園には登板させないと思われます。
CSに向けて、ローテの軸になってもらわないといけない右腕ですし、
投手に「振ったら当たった」というようなボールを投げていては…。
次回登板までにしっかり「粘れるよう」、
そしてCSでは、やはり違うといえるような
本来の投球ができるよう、調整し直してほしいと願います。


一方、打線も今季初対決となった能見から
4回、5回とチャンスを作るものの、連続の併殺で潰してしまう始末。
あまり対戦がないだけに、ボールの特長を見ていた部分も
あったとは思いますが、あまりの拙攻ぶりに口あんぐり。
井上の2点適時打が出てくれたおかげで、
いくらかは落ち着いていますが、もしもそれがなかったら…。
このまま阪神が勝ち上がってきたならば、
天敵の岩田、ナゴヤドームで強い安藤
それに加えて今回の能見も、第1ステージ先発に名を連ねてきそう。
そうなると実にツライですが、何とか叩けるよう、
今回インプットされた投球をしっかり攻略に結びつけてほしいです。


そしてこの日唯一となるタイムリーを放った井上ですが、
この日、今季限りの現役引退を表明しましたね。
今季3本目となるヒットが良い場面で出てよかったなと思っていましたが、
これがある意味、決意の一打だったとは…。

イケメンおつかれさま。全く予想もしていなかったので、
ケータイ中スポで
『井上引退』の文字を見たときは、
かなり驚きましたが、
それだけ本人にとっては
苦しみ悩んだシーズンだったんだなと。
兄貴分の立浪が引退することで、
来季は生え抜き野手最年長として
チームを鼓舞してくれると
期待していましたが、幻に。
本人の決断なら致し方ないですし、
もちろん尊重したいなと。
チーム的には、27日の阪神戦引退セレモニー
さらに立浪同様に、ポストシーズンも引き続き
ベンチ入りする一選手として、調整を進めていくようですが、
残り少なくなった打席に、持てる力すべてを注いでほしい。
ドラゴンズ一筋20年の名物選手会長、おつかれさまでした。
有終の美を飾るであろう背番号9の勇姿を、
残り試合で、しかと目に焼き付けていきたいと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(25日)

●吉見一起

<リーグトップの15勝を挙げているが
生命線の制球が甘く投手の能見に2本の適時打を浴びるなど、
6イニングを9安打4失点。今季7敗目を喫す。
くやしげに頭をかきむしり、繰り返し悔やんで>
「粘れなかった、ということです。
あそこで粘っていれば、(結果は)違ったと思うんですけど…。
結果的にボールが真ん中に集まってしまった。粘れませんでした」

<本来なら23日の巨人戦に登板予定だったが回避。
万全で臨んだはずのマウンドだったが、肩を落として>
「期待に応えられなくて残念です」

<リーグトップの15勝は変わらないが、
白星を挙げた東京ヤクルト・館山に並ばれた。
残り登板は2試合。初のタイトルに向け自然体を強調して>
「(意識は)ないといえばウソになるけど、
結果はあくまでついてくるもの。考えないようにしています」

<ローテーション通りなら、残り登板は2試合。
館山、14勝の巨人・ゴンザレスも残り2、3試合だろう。
タイトルの行方は神のみぞ知る。最多勝争いの後にCSも待つ。
今できることは自分の足元を見ること>
「投げさせてもらえるところでしっかり投げていきたい。
決して調子は悪くない。もう1回自分を見つめ直したい。
自分はスピードじゃない、コントロールで勝負するピッチャー。
そこをしっかり考えたい」
中スポサンスポおおさか報知スポニチ名古屋ニッカンデイリー


●井上一樹
<7回2死一、二塁、英智の代打で登場し
能見のチェンジアップを振り抜き、一塁線を破る2点二塁打を放つ>
「久しぶりに気持ちのいいヒットが打てました」

<二者をかえした快打は13日の東京ヤクルト戦の
初回に放った右中間三塁打以来11打席ぶり、今季3本目の安打。
試合後に引退会見をすることが決まっていた打席。
大きな決断をした男は豪快に笑って>
「これだけ打てずに苦しんでいたのに、
そういう時に限って、この試合でドラゴンズの唯一の得点(打)。
このタイミングで出るか、と思いましたね。
こういう日に限って打つのが、ある意味オレらしいかな」
カメラブログ、中スポ、中日新聞時事通信


●荒木雅博
<ヒヤリとさせたのが8回1死からの第4打席。
セーフティーバントを狙うも、投手からボールを受けた二塁・大和と交錯。
顔面を強打して倒れたが、立ち上がってプレーを続行>
「どこに当たったか分かりません。大丈夫です」

<アライバらしさを見せたのは4回。
先頭の荒木が中前打で出塁すると、
井端が左前打で続いて無死一、三塁。
わずか3球でのチャンスメーク。CSをにらんだテストか。
落合監督の意図は伝えられていないようだが、
2人にとって1、2番とも慣れた場所。
どちらでも問題ないことを証明して>
「1番? 持ち味を生かせるように頑張ります」
中スポ

●和田一浩
<3回無死一塁、狩野の左翼フェンスに届くかという
大飛球に飛びついてキャッチ。スコアボードの大画面での
リプレーを自身でも見直すほどのスーパープレーで、
一度は阪神の先制の芽を摘み取った>
「投手も一生懸命投げていましたし」

<着地でひざをグラウンドにしたたたかに打ち付けたが>
「大丈夫です」

<今季初対戦の阪神・能見について。
3打席目に右前に安打を運んだが>
「(対戦前から)だいたいのイメージはできていました。
それを(打席で)擦り合わせてみて…。
恐らく、それほど調子はよくなかったんじゃないかな。
もっと真っすぐがピュッとくると思っていました。
でも、結局は相手が誰であれ、来た球をしっかり打てるかどうか。
大切なのはそこですからね」
(中スポ)

●森野将彦
<能見に3打席あえなくやられたが、10月の再戦を仮定して>
「そりゃやらないよりはやっておく方がいいでしょうね。
きょうの能見? 自分が悪すぎた。
状態をしっかり上げていけば、きょうのようにはいかないと思います」
(中スポ)

●前田章宏
<6回に代打で出場して、そのままマスクを被る。
18日の横浜戦以来、7日ぶりの出場だったが、
押し出し四球で1点を失った9回については反省して>
「ああいう点の取られ方をしてしまったんで…。
浅井さんに打たれた二塁打は簡単にいきすぎました。
カウントが(打者有利な)0-1のところで、
真っすぐに強い打者に真っすぐを要求してしまった」
(中スポ)

●鈴木義広
<2イニング目となった9回1死で浅井に二塁打を許して降板。
小林正人の押し出し四球で、1軍復帰後4戦目で初の失点がついたが>
「反省材料は右打者に打たれたこと。
投げながら反省点を見つけていくしかないです」
(中スポ)

●小林正人
<9回1死二塁で鈴木をリリーフし、
平野に投前バント内野安打を許すと、
鳥谷、金本と連続四球で押し出し。反省しきりで>
「丁寧にいき過ぎたのかもしれないです。置きにいってしまった感じでした」
(中スポ)

●立浪和義
<7回2死、2点二塁打を放った井上を二塁において、代打で登場。
しかし一ゴロに倒れ、長年プレーをともにしてきた
弟分の引退発表に花を添えられず、唇をかんで>
「(井上は)いいヒット打っていたね。つなぎたかったですけど」
(中スポ)


●川相内野守備走塁コーチ
<普段は笘篠コーチが岩﨑達郎ら内野手にノックして、
自身が野本ら外野手にスローイングを指導するが、
この日の試合前練習中、いつもとは逆の光景となったが>
「たまたまだよ。ぼくが(一塁側ファウルグラウンドで)
バントの練習を見てたから
(三塁側から打つ)内野ノックを笘篠さんに任せただけ」
(中スポ)

●笘篠外野守備走塁コーチ
<たまたまにしろ指導を受けた選手は新鮮だったはずだが>
「ぼくの手が空いてたから」
(中スポ)

◆トマス・デラロサ
<ブランコがティー打撃を始めると、
すでに練習を終えていたはずだが、スルスルっと
グラウンドに現れ、ブランコのすぐ横に陣取ると、
片ひざをついて打撃の様子をじっと観察。
脇を締めるしぐさをしながら丁寧にアドバイスを施した。
まるで『専属コーチ』だが、涼しげに語って>
「打てる時期もあれば打てない時期もある。これが野球というものだから」

<CSを見据えた例外という見方ができる一方で、
果たしているのはブランコの『相談役』という役割。
同じドミニカンの2人。遠征先では毎日のように食事を共にし、
グラウンド内外でつき合いが深い>
「オレが先輩だとかそういうことは抜きにして、
トニ(ブランコ)は尊敬できるいい仲間さ」

<登録を抹消されている現在、
試合中はロッカールームでじっとモニターに目を凝らしている。
やや当たりの止まった主砲には、気付いたことを助言することも多い>
「たとえ試合に出られなくても、仲間のためにできることをやる。
プレーオフで勝ちたいんだ」
(中スポ)

●石嶺打撃コーチ
<現在、1軍と行動をともにしていること自体が『異例』。
18日に出場選手登録を抹消されており、
ルール上、28日までは再登録ができないが、
ずっと遠征先にも同行しているデラロサについて>
「まだこの先がある。彼の力が必要なときはくるから」
(中スポ)

●トニ・ブランコ
<『異例』の1軍同行で自身を助ける、
生粋のチームプレーヤー・デラロサについて>
「彼の存在はとても助けになっている。
日本で1年長くプレーしているし、いつも貴重なアドバイスをしてくれる」
(中スポ)


●落合監督
<投打に精彩を欠き、今季初の5連敗>
「(会見場に)こなきゃダメ? 何もない」
(中スポ、サンスポ毎日jp


ドラゴンズトピックス(25日)

◆井上一樹

<この日、今季限りでの現役引退を表明。
ナゴヤドームで行われた阪神戦後に記者会見。自ら切り出して>
「本日、中日ドラゴンズの井上一樹は、
今シーズンをもって引退を決意したことをご報告します。
いろんな方にお世話になった20年間、
ほとんど支えられっぱなしの野球人生でした」

<今の心境は>
「野球界は実力の世界。
入団したころはこれだけ長きの20年という
野球生活を送れると思っていませんでしたし、
センスがあった訳ではないし、
しいていえば体力が人よりあるっていう風な
気持ちでやってきましたから。
名古屋が僕を育ててくれたと思っている。
(引退は)4日前(21日)に決断しました。
9月に入って悩みに悩んだ末に決めました。
正直、他球団で頑張ってみようかなとも考えたが、
20年間ドラゴンズ一筋でやってきたので、
このままドラゴンズのユニホームを脱いで終わるのがベストだと思った。
いろいろ悩みましたけど、始めがあれば終わりがあると思って。
決断した今はすっきりしている。後悔はありません」

<最終決断の理由は>
「今季は2軍生活が多く、戦力になれていない悔しさがあった。
今季はヒットもなかなか打てず、
チームに迷惑をかけたという気持ちもあった。
打率が低い僕にも、代打でコールされた時に
あんなに大きな声をくれて、祝福してくれる。
本当に幸せ者だと思いました…。
打てなくても応援してもらったけれど、
ファンの声援が心に染みるというか。
涙腺を緩ますように、自分の中で聞こえだした。
体力的に衰えたとは今でも思っていないけど、
まだまだと思っていても、体、気持ちが
そういう風に感じているのかなと気づいた。
そろそろ決意する時かなと思った」

<20年間で一番思い出のシーンは>
「一番印象に残っているのは、
1999年ですか、リーグ優勝した日(9月30日)の試合。
神宮球場で決勝のタイムリー二塁打を打ったこと。
そして二塁ベースで変なポーズをとった…。
(両手を頭上で広げて一本足でベース上に立つ鶴のような歓喜のポーズ)
自分にとっては初めて味わう優勝。
勝って優勝したいっていう気持ちがですね、
乗り移り、そして決勝タイムリー、
ああいうシーンなんか、本当にまだ鮮明に覚えていますし、
カメラマンがよく撮っていてくれました。
後から考えても、どうしてあんなポーズをしたのか分からないんですけどね。
そして日本一になった2007年、選手会長としてパレード後に
セントラルパークで大勢の人の前でスピーチをさせてもらったこと」

<今後について>
「引退会見はしたが、クライマックスシリーズ、
その先の日本シリーズまではチームの戦力になれるよう頑張る。
その後は未定。これからゆっくり考える。就職活動でもしようかな。
野球一筋、ドラゴンズ一筋でやってきたから、
どういう形でも携わっていきたい」

<ファンにメッセージを>
「1990年ですか、に入団して、
今年2009年まで僕もいろんなことがありました。
実際問題この20年の中で『もう野球無理』とか
『もう出来ない』とか弱気になってたことも多々ありました。
ただでも、そういう時でも、ファンの方がですね、
打てなくても、変なプレーしても、温かく応援してくれる方が、
どんだけ僕の支えになったかと思うと、この20年間は
本当に皆さんに助けられた20年だったと思います。
ドラゴンズの歴史の中に『井上一樹』の名前を刻めたことは
僕の中で誇りとして、またファンの方も
これからドラゴンズはまだまだずっと続くんで、
その中で、ああ井上一樹がいたなって思ってもらえるように、
思ってもらえるようなですね、選手であったかってというところも
疑問ですけども、皆さんのおかげでやってこれたことを感謝しています。
本当にありがとうございました」

<最後は笑顔で会見を終え>
「悩みに悩みましたが、今は晴れやかな気持ちです!」


<5年目の1994年、キャンプまでは投手として過ごしたが、
故障者が続出したこともあって開幕前の2軍オープン戦で
突然、外野手転向を命じられた。
自らを「たたき上げ」と称する男は遠くを見詰めて>
「それからもう16年ですからね。
自分としてはよくやったと思いたいし、家族はそう言ってくれている」

<27日は鹿児島から両親や恩師の
塩瀬重雄・元鹿児島商高野球部監督らも招き、
心のこもったパフォーマンスを披露する>
「たくさんの人やファンに支えられてきた20年。みなさんにお礼が言いたい」
公式サイトカメラブログ中スポ中日新聞スポーツ報知
共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


◆井端弘和
<今季限りで現役引退することを明らかにした井上について>
「寂しいですね。長いことやってきたし、一緒によく遊んでもらいましたから。
きょうはヒットを打ってくれてうれしかったです。
引退されても遊ぶと思うし、一生付きあっていけたらいいと思います」
(中スポ)

◆荒木雅博
<同じく現役引退することを明らかにした井上について>
「同じ九州出身ということもあって、
入団して最初に声をかけてくれたのが一樹さんなんです。
野球以外のことでもいろいろ教わったし、本当にお世話になりました。
本当に寂しいです。一樹さんには残り試合で有終の美を飾ってほしいですね」
(中スポ)

◆西川球団社長
<現役引退することを明らかにした井上について>
「熱血漢だった。
プレー以外でも球団の行事に協力してくれ、功績に感謝している」
中日新聞


◆立浪和義
<井上から現役引退について最初に相談を受けたが。
井上とともに有終の美を飾る決意を新たにして>
「1月に一緒に自主トレやって、食らいついて
1年でも2年でもできるように、という話もしました。
残念ですけど最終的には自分で決断したんでしょう。
お互い完全燃焼できれば。日本一? そうです。頑張ります」
(中スポ)


今日の公示。(25日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 野本圭外野手
公式サイト共同通信社


△野本圭
<この日、1軍に戻ってきた。
今季4度も2軍落ちを経験しているルーキーは目を光らせ>
「コンディションはいいです」

<23日には2軍ながらも優勝の瞬間を経験>
「これまで優勝したことがなかったので感激しました」

<クライマックスシリーズも視野に入れた首脳陣の抜てき。
プロ1年目のシーズンをいい形で終わらせたい>
「頑張ります」
(中スポ)


若竜トピックス(25日)

◆練習試合
オリックス-中日
(25日・兵庫県立淡路佐野運動公園第一野球場)
 D 000 102 101 = 5
 Bs 000 104 000 = 5
(特別ルール)
[D本] 新井(2ラン) 堂上直倫
[Dバッテリー] 赤坂、清水昭信、佐藤亮太、菊地、齊藤 - 田中
オリックス・バファローズ公式

◇渡邉育成コーチ
<この日の2軍本隊は兵庫県の淡路島まで練習試合に遠征。
ナゴヤ球場での残留組に野手は清水将海、藤井、井藤真吾だけだった。
そんな中の打撃練習。いの一番にケージに入ったのは意外な人。
体ごと回転しそうな勢いのフルスイング。
最後に左中間へ特大の一発をぶっ放すと
右手を高々と掲げてガッツポーズ。満足そうな笑顔で>
「ホームランを狙って打つのが夢だった。
現役時代は打席も少ないからもったいなくてできなかったなあ」

<ドラ番にまだまだパワー健在ですねと言われると、
コーチは記者の土手っ腹を指さして>
「まだ(引退して)1年半だもの。
でもこの年だと日々動かないとすぐに弱っちゃうよ。
ほら、もう秋本番。よく食べる季節だから、やばいぞ」
(中スポ<ドラ番記者>


◇山内壮馬
<ドミニカ共和国のウインターリーグに参加するため、
長峰、谷とともにこの日、ドミニカに向け、中部国際空港より出発。
住田コンディションニングコーチも同行。
3選手ともにエストレージャスというチームに加わり、
12月末までの長期間留学となる。初めて参加するが抱負を語り>
「せっかくこんな機会をいただいたので、
吸収できるものは何でも吸収して帰ってきたい」
公式サイト、中スポ)

2009年9月25日 (金)

竜逆襲に向けて再出発と吉見クラウン賞初受賞。

屈辱の目前胴上げから一夜明けたこの日、
ドラゴンズナインは、ナゴヤドームで練習。
次なる目標となるクライマックスシリーズ
勝ち抜いての日本シリーズへ向け、再スタートを切ったもよう。
また恒例の「ドラゴンズ・クラウン賞」がこの日発表され、
最優秀選手には、15勝を挙げている吉見が選出されました。
きょうからは地元・ナゴヤドームでの最後の6連戦
CS前哨戦ともなりそうな阪神戦を前にしたナインの声を。


ドラゴンズトピックス
(24日)

◇吉見一起

<きょう25日の阪神戦初戦に登板予定。
この日の練習ではキャッチボールや走り込みで汗を流し、
全選手の中では一番しんがりで
ナゴヤドームを後にした。表情を引き締めて>
「ボクは何も変わりません。いつも通りのピッチングをするだけです」

<ここまで15勝。最多勝のタイトルに手が届く位置にいる。
残り試合が少ないだけに、あと2つ程度勝ち星を積み上げれば、
自然と当確ランプがともる計算だが、
強調したのは自然体でマウンドで投げること。
16個目の白星を手にしてリーチをかけるまで、
ひとまず最多勝は頭の中から追い払う決意>
「周りからは最多勝のことを言われます。
だけど自分としては次の試合で勝つことに集中します。
あと1つ勝ったら、そのときにタイトルを意識したい」

<CSを見据えても、3位に入る可能性のある阪神を倒すことは意義がある。
阪神戦は今季2試合ながら1勝0敗。防御率1.20と抑え込んでいる。
CS出場へがむしゃらに向かってくる虎打線に正々堂々立ち向かう>
「向こうもボクのことは知っているでしょう。
今さら隠すことはない。しっかりしたピッチングで抑えたい」

<竜投ではただ一人、開幕からローテーションを守ってきた。
自信と誇りを胸に最多勝獲得へと突き進む>
「1年間投げて、15勝できているというのは自信になっています」

<またその年で中日ドラゴンズで最も活躍した選手に贈られる
『第28回ドラゴンズ・クラウン賞』の表彰選手が
この日発表され、最優秀選手賞に選ばれた(初受賞)。
ファン投票をもとに選考会で検討した結果、
目下ハーラーダービートップの15勝を挙げるなど、
投手タイトル部門のすべてで上位に位置する活躍が高く評価されたが>
「ドラゴンズに入って、岩瀬さんが『クラウン賞』を獲られたときに
初めて、そういう賞があることを意識しました。
そのときに、いいな、いつか自分も獲りたいな、と思いました」

<入団1年目だった06年。岩瀬がクラウン賞を受賞。
そのころは2軍の若手の1人だった。
「クラウン賞」はまるで手の届かない『大人』の世界に見えた。
それから3年。今や竜投を中軸として支える存在になり、
チームの『MVP』にまで選ばれた。
謙遜ではなく、自分でも驚く。そんな4年目のスピード受賞となって>
「早いです。早すぎます」

<縁もある。社会人時代はクラウンをつくっている
トヨタ自動車に勤めていた。
今回はそのトヨタ車を販売する愛知トヨタから
クラウンのハイブリッドを贈られることになって>
「やっぱりボクはトヨタ出身なので、
いつかは自分がこの賞を獲りたいな、ずっと思っていました。
でも本当にとれるとは…」

<受賞を知ったとき、本気で驚いた。
確かに防御率ではチェンが上にいる。
印象的な快投もあったが、現状で自身がリーグ最多勝。
チェンは1カ月ほどリタイアしたが、
一度も離脱することなく、ローテーションを守り続けている。
安定感のある、勝てる投球をファンは支持した>
「えっ! ボクですか。チェンじゃないんですか?」

<リリーフと先発の両方でフル回転した昨季は夏場に一度離脱。
トヨタ自動車時代も何度かケガに泣かされた。
フルシーズン、元気に投げ続けるのは今年が初めて。
まだまだ元気。クライマックスシリーズもある>
「疲れというのは感じないですね」
中スポスポニチ名古屋


◇森バッテリーチーフコーチ
<巨人・ゴンザレスや東京ヤクルト・館山と
激しい最多勝争いを繰り広げている吉見について、
ナゴヤドームでの練習後にタイトル奪取ローテプランを明かして。
きょう先発の阪神戦を含め、多ければ先発機会は3度。
実現となれば吉見と防御率トップのチェンの負担軽減効果もありそう>
「なかなか取れるもんじゃない。
チェンを(短いイニング)先発させてから
吉見につなぐというように勝ち試合で投げさせることも考えている」

<また中日投手陣もCSに備え、
フェニックス・リーグに参戦することがこの日決定的に。
10月6日の同リーグ開幕からローテ投手を送り込むプランを明かして>
「宮崎(で調整する)組はもちろん出てくる。
先発は、全日程の終了を待たずに登録を抹消する」

<昨季はシーズン最終戦となった10月12日・阪神戦(スカイマーク)に
CSの先発要員だったチェン・川上・山本昌をリレーさせたが、
2イニングずつしか投げられなかった。リベンジのため最善を尽くす考え>
「あらゆる可能性を考えて準備をする」
スポーツ報知スポニチ名古屋


◇井端弘和
<志願の休日返上トレを敢行。
若手主体のナゴヤドームでの指名練習に、
主力ではただ1人、グラウンドに現れた。
打球を追いながら、外野フェンス沿いを往復する
アメリカンノックを約20分間受けるなど精力的に汗を流した。
優勝という1つの大きな目標は消えたが、残されたCS突破。
短い言葉でポストシーズンへの意気込みを語って>
「クライマックスに向けて頑張ります」

<また第28回ドラゴンズクラウン賞・優秀選手に選出されたが>
「光栄です。来年は車をいただけるよう頑張ります」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇早川野手コーチ
<休日返上トレの井端について。アメリカンノックの打球を打ったが>
「嫌な結果を汗で流して、切り替えたかったんでしょう」
中スポ


◇トニ・ブランコ
<第28回ドラゴンズクラウン賞・優秀選手に選出される。
ジョークを交えながら、ニヤッと笑って>
「1位(吉見が受賞した正賞)じゃないのは残念だね。
たくさんのファンに投票していただいて、本当にうれしいです」

<来日1年目で信任を受けた主砲だが、まだやり残していることがある。
リーグ制覇は逃したが、CSを制して
日本一を決める戦いへ進む意欲と自信に満ちている>
「日本シリーズはいつから始まるんだい?」
(中スポ)

◇チェン・ウェイン
<同じく第28回ドラゴンズクラウン賞・優秀選手に選出され>
「ファンの方たちに選んでもらえたのはうれしいですけど、
シーズンはまだ終わってないので、
これからの試合でしっかり投げられるように頑張りたい」
(中スポ)

◇川井雄太
<第28回ドラゴンズクラウン賞・特別賞に選出される>
「選んでいただいたことは本当にうれしいです。
ステップアップできた1年になりました」
(中スポ)

◇立浪和義
<第28回ドラゴンズクラウン賞・特別賞に選出される>
「大変ありがたいこと。
最後まで全力を尽くしてみなさんの声援に応えるつもりです」

<この日は夕刻にナゴヤドームに訪れて>
「ちょっとロッカーの整理をしようと思ってね」

<引退の準備を始めているが、残り少なくなってきた
シーズンに関しては、気合を入れて>
「最後まで全力を尽くすよ」
(中スポ)


◇荒木雅博
<主力では選手会長もナゴヤドームに現れた。
グラウンドには姿を見せなかったものの、
クラブハウスで左手首痛の治療などを行っていたもよう。
目の前での胴上げという悔しさから一夜明け、
CSに向けた調整をすでに始めている>
「あしたからの準備をしていました」
荒木ブログ「悔しいです…」、中スポ、スポニチ名古屋

◇小笠原孝
<26日の阪神第2戦に先発濃厚な左腕は一戦必勝を誓う。
ナゴヤドームでキャッチボールなどで調整。
今季の阪神戦は2勝0敗で防御率0.77。相性のよさを今回も発揮したい>
「CSよりも目の前に試合に集中したい。
相手は意識せず、むだな四球を出さず、失点しないようにしたい」
(中スポ)

◇岩﨑達郎
<若手が鬼のノックを受けた。小山・前田の捕手陣に加え、
川相コーチに指名されてアメリカンノック。
外野いっぱいに使って左右のノックを受けた。
『やる気がないならやめてもいいぞ』というコーチの罵声を
受けながら必死に練習。何とか終えたがヘトヘト>
「動けていないですね」
(中スポ)


◇前田章宏
<大ベテランの一言が殻を突き破る1つのきっかけになった。
18日の横浜戦でプロ入り初安打を放った捕手にとって、
忘れられない『金言』がある。
ファームでチャンスをうかがっていたころ、
同じ2軍で調整中だった山本昌からこう諭されたという>
「立ち上がりは難しいことをさせたらダメだ。
投手が気持ち良くゲームに入れるようなタマを要求した方がいい。
そうやって投手の調子を見極め、リードしていくんだ」

<1軍経験が少なく、これまでほとんどなかった
山本昌とのバッテリーが今季は2軍戦で何度か実現。
200勝左腕の目にはリードの改善点が手に取るように映ったよう。
投手を『乗せる』術。どんな投手でも立ち上がりは難しいだけに、
女房役としての気配りが大切になる。
百戦錬磨の左腕からの助言は若武者には最高の教材になった。
順位が確定した今、残り試合で控え捕手の出番は増えるかもしれない。
信頼される捕手を目指し、少しずつ前進する>
「ボクは序盤から厳しいコースのサインを出すことが多かったですから。
『こういうふうに入った方がいいのか』という発見がありました」
(中スポ)

◇田村捕手コーチ
<最近の前田の成長を認めて>
「リード面の評価は難しい。
ただ、最近の前田を見ていると『場慣れしてきた』という印象を受ける」
(中スポ)


今日の公示。(24日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録抹消】
▼中日 イ・ビョンギュ外野手
(再登録は10月4日以降。公式サイト共同通信社


◆藤井淳志

<左肋骨(ろっこつ)骨折でリハビリ中だったが
この日、故障後初めてキャッチボールを行う。
ナゴヤ球場で20メートルほどの距離で約5分間、感触を確かめるように投げた。
戦線離脱してから18日目。やっとボールに触ることができた。
通常のリハビリメニューに加え、治療を早める効果があるとされる
高圧酸素治療器も利用し、回復に努めてきた。
エックス線検査を定期的に行い、骨の修復が順調に進んでいることを確認。
この日のキャッチボールにつながった。
軽いジョギングも再開。一歩一歩、確実に回復しているよう>
「痛みはだいぶ治まっています」

<開幕からレギュラーをつかみ、
中堅手としてチーム最多の112試合に出場してきた。
10月17日にはCSも始まるだけに、気になるのは復帰時期だが、
関係者の話を総合すると、CSにはある程度の状態で
戻れる可能性が大きいが、シーズン中の復帰は不透明という。
チームのため、そして自分のため。
早期の合流を目指し、懸命のリハビリを続けている>
「首脳陣の方々が決めることなので、
僕の口からは言えないですけど、できるだけ早くとは思っています」
中スポ


◆クライマックスシリーズチケット発売要項を発表!(公式サイト)
中日とナゴヤドームは、クライマックスシリーズ第1ステージ
(10月17日から、中日-3位チーム)のチケット発売要項を発表した。
一般発売は、10月15日午前10時から。
チケットぴあ、ローソンチケット、イープラスなどで発売。
その他に公式ファンクラブ先行や、中部9県の地域限定先行など
各種限定先行抽選販売も9月27日から順次実施される。
詳細はコチラ→公式サイト・クライマックス セ 第1ステージ


【ドラゴンズ・6連戦の日程】
25日(金) 対阪神 (18:00・ナゴヤドーム)
26日(土) 対阪神 (15:00・ナゴヤドーム)
27日(日) 対阪神 (14:00・ナゴヤドーム)
28日(月) 対巨人 (18:00・ナゴヤドーム)
29日(火) 対巨人 (18:00・ナゴヤドーム)
30日(水) 対巨人 (18:00・ナゴヤドーム)


若竜トピックス(24日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
オリックス-中日 23回戦
(24日・あじさいスタジアム北神戸)
 D 006 010 001 = 8
 Bs 000 000 021 = 3
[勝] 川井(4試合3勝)
[D本] 谷6号 新井9号2ラン
[Dバッテリー] 川井、齊藤、平井 - 小川、田中
公式サイト・戦評

○川井雄太
<2年ぶり15度目のウエスタン・リーグ優勝を決めたが、
オリックスとの今季リーグ最終戦(北神戸)に先発。
7イニングを4安打5奪三振1四球の無失点に抑え、
1軍再昇格をアピール。生命線となる制球力と、
右打者のインコースを強気に攻める本来の投球が戻ってきた。
不調から2軍で調整を続けている開幕11連勝左腕が、
完全復調への手応えをつかんで>
「(2軍へ)落ちてきたころよりは、感覚を取り戻せてきた。
もうちょっとのところまで来ていると思う。
後はインコースを狙ったボールが抜けて、
甘いコースに入ったりするようなミスをなくしていきたい。
手応えは感じてます」

<シーズンはまだ終わっていない。
さらにはCSも控えている。表情をぐっと引き締めて>
「1球に泣かないように調整していきたい。
このままでは終わりたくない。
もう一度、大事な試合で投げるんだという
強い気持ちを持って取り組んでいきたい」
中スポ

○小林投手コーチ
<川井の復調気配を喜んで>
「明るい兆しが見えたね。
カーブもしっかり腕が振り切れているから、川井本来のボールになってきた。
まだシーズンもCSも残っているし、このままいけば、いい手駒になると思うよ」
中スポ

○新井良太
<先制の2点適時打を放つなど
チームを勢いづける4打数1安打2打点の働き。
最終戦勝利の立役者となって>
「最近5試合の打撃の感覚がいい。
こういう感覚がもう少し早くあったら、もっといい数字が残せたと思います」

<最高出塁率(.426)のタイトル獲得には決意を新たにして>
「辻監督がいつも言われている、
『追い込まれてから粘る』ことができたたまものだと思っています。
シーズンはまだ終わっていない。もっとできると自分では思っている。
CSもあるし、決して(1軍昇格を)あきらめていないです」
(中スポ)

○金剛弘樹
<今季最終戦での登板こそ無かったが、13セーブで
2年ぶり2度目となる最多セーブのタイトルを獲得。笑顔で>
「一昨年もこのタイトルを取っているし、今年取れたことで自信にもなります」

<1軍昇格をアピールして>
「納得できるボールも投げられているし、投球も安定してきた。
(1軍の)シーズンは残り少ないけど、投げられるチャンスがあれば、
気負わずに、自然体で投げて結果を残したい」
(中スポ)


【ウエスタン・リーグ表彰選手】(中日のみ)
▽最高出塁率   新井良太  .426(2回目)
▽最優秀防御率 山井大介  2.38(初受賞)
▽最多勝利    山井大介  7(2回目)
           長峰昌司  7(初受賞)
▽最多セーブ   金剛弘樹  13(2回目)
▽勝率第1位    山井大介  1.000=10割(初受賞)


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
屈辱の目前胴上げから一夜明けたこの日、
ナインは、本拠地・ナゴヤドームで
主力を除く若手全員参加の練習を行ったもよう。
通常のピックアップ練習同様となったようですが、
主力の中では、井端が異例の休日返上
アメリカンノックなどで汗を流していたようですが、
良い切り替えになってくれればいいなと思いますね。
リーグ優勝こそ逸したものの、次なる目標
クライマックスシリーズを勝ち抜いての日本シリーズへの道。
残り9試合となったレギュラーシーズンで
それに向けていかに準備を進めていけるか。
一方で、宮崎で行われる2軍教育リーグにも選手を派遣して、
調整の場としていくような記事も出ていました。

今季最長となった9連戦を終え、この日は木曜ながら休養日
今夜からは9月最後、さらにドラゴンズとしては
今季最後となる6連戦を迎えることとなりますが、
週末は現状3位の阪神、そして月火水と巨人と若干変則的な日程に。
本当は巨人との地元最終3連戦が、
シーズンのヤマ場となってほしかったのですが、
このままいくと、単なる消化試合の様相。
30日は立浪のレギュラーシーズン最後のナゴドとなることで
かなりの盛り上がりを見せるかもしれませんが、
それ以外においての選手のモチベーションが気になるところ。
3週間後のCSに向け、徐々に上げていくのでしょうが、
ここ数試合の低調ぶりを見る限り、いくらかの不安も。
週末はCS第1ステージで当たる可能性もある
阪神との対戦だけに、できるだけ相手にスキを見せぬよう、
戦いに臨んでくれることを期待したいところです。


ところで今朝の中スポでは、
ドラゴンズローカルタイトルの1つである
『ドラゴンズ・クラウン賞』が発表されていましたが、
今季の最優秀選手には、投手タイトルすべて上位の活躍を見せ、
ハーラートップの15勝をマークしている吉見が選出されました。
吉見投手、おめでとうございます!

今季は投打の個人タイトルにおいても、
ドラゴンズの選手が軒並み上位にいるだけに、
チェン、ブランコ、森野、井端ら、
正直、誰が選ばれてもおかしくないと思われましたが、
やはりエース格として、1年間ローテを支えた右腕
ファンには支持されたようですね。
エースが抜けたをいかに埋めるかが課題の1つだった今季。
安定した投球で勝ち星を重ねてきたことが
チームを2位に引き揚げる原動力にもなったといえるでしょう。

目指せ最多勝!トヨタOBだけに
「クラウン賞」は憧れでもあったでしょうが、
ここまで良い感じで来ていますし、
ぜひともリーグタイトルである
最多勝を獲ってほしいなと。
1差でゴンザレス(巨人)
館山(東京ヤクルト)が追っていますが、
何とかあと2つ勝ち星を積み重ねて、
初の栄誉を掴んでほしい。
一部記事では
首脳陣の後方支援もありそうですし、
獲ることで、相手に
手強い投手だとプレッシャーもかけられる。
特に今回の阪神戦では、必ず白星を挙げてもらいたいなと。
もっか4連敗なうえ、V逸のショックも少なからずある。
そんななかエース格の吉見で取って、悪い流れを止められれば、
ポストシーズンへ良き弾みとなるでしょう。
おそらくCS出場へ向け、相手は目の色を変えてくるでしょうが、
そこに大きく立ちはだかり、タイトルへリーチを掛けてほしい。
チームとしても、新たな目標へ向けての再スタート
地元ファンの前で好投を披露し、その先に繋げてほしいです。


その他の話題では、ウエスタン・リーグがこの日全日程を終了
前日に2年ぶりのリーグ優勝を決めたドラゴンズは、
この日オリックスに勝利し、55勝34敗7分けでフィニッシュ。
10月3日のファーム日本選手権に進出することになりました。
また個人タイトルも発表され、
山井が最多勝、最優秀防御率、勝率1位の「三冠」を獲得。
また長峰も最多勝、金剛は2年振りとなるセーブ王となりました。
一方打撃部門では、4番を張った新井が2度目の最高出塁率。
後半戦はチームを引っ張っていたようですし、
その打棒をぜひとも1軍で久々に見たいものだなと思いました。

2009年9月24日 (木)

追いかけど追い越せず、竜屈辱目前でG3連覇。

直接対決で連敗し、ついに優勝マジック1
落合政権では初となる目前胴上げの危機を迎えたドラゴンズ
シルバーウィーク9連戦の最後、東京ドームでの巨人との第3戦は、
先発・山井が捕まり、4回まで4点のリードを奪われたものの、
5回、和田・平田の長短打で作ったチャンスに
谷繁が起死回生となる3ランを放ち、1点差に。
しかし7回、浅尾ラミレスに適時打を喫して
痛いダメを押されると、反撃できずに逃げ切られ巨人戦6連敗
屈辱の終戦で、今季2位が確定しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 21回戦
(23日・東京ドーム | 中日6勝15敗)
46335人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 ×
[敗] 山井(13試合3敗2S)
[D本] 谷繁9号3ラン
[Dバッテリー]
山井、高橋、浅尾 - 谷繁

◇対巨人21回戦・スタメン
1 (二)荒木  (4打数2安打)
2 (遊)井端  (4打数無安打)
3 (三)森野  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ (4打数無安打)
5 (左)和田  (3打数1安打)
6 (右)小池  (3打数無安打)
7 (中)平田  (3打数2安打)
8 (捕)谷繁  (3打数1安打3打点)
9 (投)山井  (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・オビスポ(中5日)
荒木中高め直球打ち上げ一飛、
井端中高め直球打ち上げ遊飛、
森野外高めチェンジアップ中飛


<1回ウラ・巨人> P・山井(中9日・先発は6/30以来)
坂本初球中高め直球二飛、松本外フォーク投ゴロ、
小笠原外フォークボテボテ二塁内野安打、
ラミレス中低めスライダー遊ゴロ

<2回・中日> P・オビスポ
ブランコ中直球遊ゴロ、和田中高め直球空三振、
小池中直球打ち上げ左飛


<2回ウラ・巨人> P・山井
亀井内スライダー空三振、
1死から、中入るスライダー捉えレフト中段本塁打(D 0-1 G)
阿部強い二直、古城外直球ショートオーバーヒット、
オビスポ外直球空三振

<3回・中日> P・オビスポ
平田中高め直球二塁後方落とすヒット、
谷繁バスターエンドラン投ゴロ・平田二進、
山井外直球二ゴロ進塁打、
2死三塁から、荒木中高め直球また打ち上げ二飛


<3回ウラ・巨人> P・山井
坂本三遊間井端止めるも内野安打、
松本外低めスライダー三ゴロ5-4-3併殺、
小笠原内スライダー手が出ず見三振

<4回ウラ・巨人> P・山井
ラミレス中入るカーブセンターバックスクリーン左
フェンスギリギリ越える本塁打(D 0-2 G)
亀井外直球中前打、初球左手かする死球、
阿部中スライダーインフィールド二飛、
1死一、二塁から、古城外フォーク左中間持っていく適時打(D 0-3 G)
1死一、三塁から、オビスポ一塁方向プッシュバント、
荒木捕るもどこにも投げられず(記録は適時内野安打)(D 0-4 G)
1死一、二塁から、坂本内スライダー見三振・
スタート二走古城三盗失敗=三振ゲッツー

<5回・中日> P・オビスポ
和田外スライダー中前抜けるヒット、
小池中直球左フェンス手前フライ、
平田内低め直球左翼線落とす二塁打、
1死二、三塁から、
谷繁ど真ん中150キロ直球完ぺき・
打った瞬間レフト上段飛び込む3ラン(D 3-4 G)

代打井上内直球詰まり二ゴロ、
荒木中高めスライダー引っ張り左前打、
2死一塁から、井端ランエンドヒット外直球中飛


<5回ウラ・巨人> P・高橋
松本中スライダー二ゴロ、小笠原外フォーク空三振、
ラミレス外フォーク遊ゴロ

<6回・中日> P・オビスポ
森野2-3内スライダー手を出し空三振、
ブランコ初球三ゴロ、和田中低めスライダー中飛


<7回・中日> P・オビスポ
小池中直球中飛、平田内直球詰まり左飛、
谷繁内150キロ三ゴロ


<7回ウラ・巨人> P・高橋
大道打ち直し内直球中前落とすヒット・代走鈴木
坂本初球鈴木二盗、坂本投犠打、
1死三塁から、代打木村拓也内直球脇当たり死球、
1死一、三塁から、小笠原外直球空三振
P・浅尾 中・英智
2死一、三塁から、ラミレス外フォーク逆らわず右方向・
右前持っていく適時打(D 3-5 G)

<8回・中日> P・越智
英智粘るも内フォーク詰まり二塁ハーフライナー、
荒木外高め直球一、二塁間抜くヒット、
1死一塁から、井端内低め直球遊ゴロ6-4-3併殺


<8回ウラ・巨人> P・浅尾
外フォーク中前打猛打賞、阿部外外れ四球、
無死一、二塁から、古城初球外直球二ゴロ4-6-3併殺、
2死三塁から、鈴木外低めフォーク空三振

<9回・中日> P・クルーン
森野中高め直球カットできず左邪飛、
ブランコ外フォーク空三振、
和田追い込まれるもクルーン力みまくりフォーク四球、
2死一塁から、代打立浪初球バッテリーエラー・和田二進、
2死二塁から、立浪1-2から外高め154キロ直球・
捉え流すも三塁ライナー古城ダイブ好捕、試合終了。

(巨人・3年連続33度目のリーグ優勝)


【ゲームレビュー】
一歩及ばず… 巨人戦6連敗

和田、平田の長短打を足場にした5回1死二、三塁から、
谷繁が左翼へ3ランを放って、1点差に詰め寄ったが、
その後、追加点を奪えなかった。
一方、巨人は今季初の7連勝。2回にの左越え本塁打で1点先制。
4回にラミレスの30号ソロなどで3点を奪い、
4-3と詰め寄られた7回にはラミレスの適時打で1点を加えた。
オビスポは7イニング3失点で5勝目。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


2点差を追う9回、巨人3番手・クルーンの前に
森野、ブランコと倒れ、簡単にツーアウト。
大歓声の中、和田が四球を選ぶと、
小池に代わって、打席にはドラゴンズの象徴・立浪
さらに制球が乱れるクルーン
初球バッテリーエラーで和田が二塁へ進むと、さらにボールが先行。
そしてカウント1-2からの4球目、
外角高めの154キロストレートを捉えた立浪が、
左方向へ流すも、打球は三塁正面のライナーに。
ダイブした古城が掴んで、ゲームセット。
2009年のレギュラーシーズンの結果が出ることとなり、
ドラゴンズ2位が確定しました。


目の前で決められた…。目前での胴上げを何としても阻止したい。
そういう意気込みこそあれど、
結果的には屈辱の3タテ
すっかり勢いに乗った
巨人の引き立て役に徹してしまった
今回の敵地3連戦となりましたが、
このゲームに関しては、ある意味今季の流れを表していたような。
大方吉見予想の中、先発したのは、山井
これは浅尾でスタートした開幕戦を思わせましたし、
序盤、谷・ラミレスの一発で先制され、
古城のタイムリー、オビスポのタイムリーバントと
一方的な展開にされてしまったのは、ちょうど5月頭までの低迷期のよう
さらに5回、和田の中前打を皮切りに、
平田の二塁打、そして谷繁の起死回生の3ラン。
この辺りは「巨人を追っかけられるのはウチだけだ」という
指揮官の預言めいたあの言葉の後、破竹の勢いで
一時は1ゲーム近くまで、追いかけた夏場を。
しかし追いかけることはできても、追い越すことまではできない
高橋の奮投こそあれ、6、7回の何もできずに倒れていくさまは、
8月終盤の一進一退を続けていたところの感が。
そして7回に出たラミレスの右前タイムリーは、
やはり2.5ゲーム差で迎えた8月25日からの巨人3連戦
地元でひっくり返すと意気込み、表3本柱をぶつけたものの、
ラミレス1人にやられまくってしまい、マジック点灯
そして大一番となったこの日も
最後の最後は、打の天敵・ラミレスにやられた。
そうなってしまった要素からも、今季の投影ともいえたゲーム。
三塁側のC指定席10列目から、試合の行方を眺め、
昨季のCS第2ステージに続く、目前胴上げを体験させられました。

この日もCSを見据えて山井を先発させ、
荒木、井端の1、2番を入れ替えるなど、
全く何もしていないわけではないものの、
打線は、荒れ球のオビスポの球威に押され、
フライアウトを連発してしまうありさま。
まあ今回に関しては、風が全くこちらに吹いていない
淡々とプレーしているように見えるさまは
そんなことからかもしれませんね。
ただ巨人と明らかに違ったのは、
1番から5番までの中軸が打たないと勝てないドラゴンズに対し、
脇役がしっかりつないで勝てるのが、巨人
この日もラミレスこそ打ちましたが、というか、
ラミレスにはいつも関係なくやられているのですが、
流れの中で効いたのが、4回の古城のタイムリー。
さらに3安打猛打賞とここにきて確変モードに入っている
小笠原亀井らが打てなくとも、誰ががそれを補うことができる
それに対して、頼みの打点王本塁打王が沈黙を続けたことで、
全く打線が機能しなかったドラゴンズ
そんな部分がここに来ての屈辱に繋がったような。
まあチームによって、戦い方というものは違いますが、
チーム一丸となって、勝利を掴み取る
そういう勝ち方をした方が、やはり上へ進めるのでしょう。


まあ終わってしまったのは、仕方がない。
幸い、まだドラゴンズ次の戦いが残されています。
レギュラーシーズンこそ、残り9試合となりましたが、
10月17日から始まるクライマックス・シリーズに向け、
しっかりと切り替え、残り3週間で
できるだけ状態を上げてほしいですね。
ただここで困るのが、いつまでたっても3位が決まらないこと。
13ゲーム以上も下で、一進一退が続いていますが、
正直どこも決め手がなく、モタモタしている状態。
トラだろうが、コイだろうが、ツバメだろうが、
どこでもいいから早く決まってほしいですよ。
マスコミなどは、すでにドラゴンズ巨人と第2ステージで
再戦するような見方をされているようですが、
その前に第1ステージを突破しないといけないのですから。

就任後初の目前胴上げとなった落合監督からは
こんなコメントがありました。
「この状況があと3週間続くと思うか? 見くびるなよ」

みくびる【見縊る】』とは
「軽視する。あなどる。見さげる」という意味。
まあこれだけ一方的にやられると、
そう見られる可能性が得てして高いものですが、強気だなと。
今後どんな選手を使っていくかはわかりませんが、
追いかけることはできたが、追い越せなかったレギュラーシーズン
しかし次の幕ではしっかり捕まえ、追い越してほしい
そのための準備となる残り3週間。
指揮官がどう動き、選手が、チームがどう変わっていくのか。
来るべき逆襲に注目していきたいと思います。


ところで話は変わって、この日ファーム
2年ぶり15度目となるウエスタン・リーグ優勝が決まったもよう。
改修前最後となるナゴヤ球場で、辻監督の胴上げが行われたそうです。
1軍が優勝を逸した日に胴上げとは皮肉ですが、
シーズン終盤の追い上げは、実にお見事。
ファームのみなさん、優勝おめでとうございます!
ウエスタン・リーグの代表として、
10月3日のファーム日本選手権に歩を進めますが、
ただこちらも相手が決まっていないようで、
千葉ロッテ、湘南、そして巨人が残っているようです。
できれば巨人が上がってきて、その巨人をやっつけてほしいですが…。


★プレーヤーズ・ボイス(23日)

●山井大介

<大方の予想は吉見の先発だったが、中9日でマウンドへ。
先発は6月30日の阪神戦以来だったが、4イニング4失点で敗戦投手に。
『奇襲』ともいえる先発登板は勝利にはつながらず、
2本塁打を浴びたことに話が及ぶと、悔しそうな表情を浮かべて>
「ホームランを打たれた球は反省しないといけない。
打たれた球は甘かった。あとは感覚としてはよかったと思うんですけど。
(4回に)ラミレスに打たれたのはしょうがないとしても、
あそこを1点で止めておきたかった」

<しかしこの試合での起用は、ポストシーズンに強い右腕の
クライマックスシリーズを見据えてのものに違いない。
サングラスの下の目を光らせて>
「またチャンスがあれば、頑張ります」
中スポサンスポニッカン

●高橋聡文
<5回から2番手で登板し、2イニング2/3を投げ1失点。
異様なムードに流されることなく落ち着いて、
5回は3人切り。6回も無失点。
7回2死一、三塁で降板となったが、33球の快投を演じて>
「気を付けるべきことだけはしっかりと気を付けて投げました。
低めはしっかり低めへ、コースを間違えない、
思い切り腕を振る。そこは気を付けました」

<クライマックスシリーズへの明るい材料。
本人いわく限界だそうだが、
18日の横浜戦でも3イニング無失点のロング救援。
先発が崩れたとき、再びゲームを引き締める
2番手として、適材ぶりを見せて>
「いっぱいいっぱいです」

<敗戦後は1人ベンチに残って、じっと腕組み。
くやしげに原監督の胴上げを見届けた。
振り返れば、昨年10月25日の東京ドーム。
CS第2ステージで昨季最後の黒星を喫したのは
3番手で登板した左腕だった。これまでの借りを返す力は十分蓄えて>
「まだやられている分が多いので、
これから投げる試合でしっかり返していきたい」
中スポ

●浅尾拓也
<7回2死一、三塁、高橋からバトンを受け、
いきなりラミレスに右前適時打を打たれた。
記録は1イニング1/3を無失点だったが、悔しげ。
巨人への雪辱を誓って>
「しっかり調子を上げてクライマックスシリーズに臨みたい」
(中スポ)


●谷繁元信
<4点差を追った5回、和田の中前打、
平田の左翼線二塁打で迎えた1死二、三塁。
カウント2-2からの5球目、オビスポの真ん中150キロ速球を
完ぺきにとらえ、左越えに意地の9号3ラン。
10日の阪神戦以来となる打点で、巨人に1点差に詰め寄って>
「いま思えば巨人を楽に勝たせたくないと思ったんだろうね。
最近、チャンスで打てていなかったし、(本塁打を)狙ったわけじゃない。
来た球に反応できたね。完ぺきなバッティングだった」

<しかし本塁打も空砲に。試合後今年の巨人についてこう表現。
悲願のペナントは3年連続で奪えなかったが、まだ終わったわけじゃない。
CS第1ステージを勝ち抜けば、もう一度、巨人に挑戦できる。
そのときの最大の障壁が4番・ラミレスだ>
「次(クライマックスシリーズ)は勝たないとね。
ラミレス? 去年もそうだけど、アイツには
ここというところで打たれてしまったからね。何とかしないと…」

<優勝が決定したこの日も2点目の30号ソロ本塁打を許し、
1点を追う7回には致命傷となるダメ押しタイムリーを許した。
今季ラミレスの対中日は83打数38安打の打率.458、9本塁打22打点。
敵の主砲を封じることが日本シリーズ進出への条件となる。
再決戦まで残り約1カ月、正捕手の意地と頭脳が試される>
「まだ時間がある? あるね。しっかり使いますよ」
カメラブログ中スポサンスポ時事通信毎日jpニッカン

●平田良介
<3回に、この日のチーム初安打となる中前打。
5回には左翼線へ二塁打を放ち、続く谷繁の3点本塁打を引き出した。
巨人のいいところばかりが目立ったこの3連戦。
だがすべて出場し、初戦で三塁打、この日は単打と二塁打。
マルチヒットで気を吐いて>
「特別な意識はありません。ただ、あまり試合に出てないので、
出たときに結果を残したい。勝ちたい、と思うだけです」

<目の前で巨人の優勝を見せつけられた悔しさをにじませながら>
「あと何試合かあるので、レギュラーへアピールしていきたい。
チームのためにも、自分のためにも頑張ります」
中スポ

●荒木雅博
<5月5日の広島戦以来となる1番を任され、4打数2安打。
選手会長は悔しそうな表情で、リベンジを誓って>
「このままじゃいけないのが分かった。
これからが大切になる。やり返したい」
中スポ

●和田一浩
<ナインのなかで胴上げを最後までベンチで見ていた。
目前での胴上げという悔しさを胸に刻んだよう。
この日は3打数1安打。こう話して>
「巨人にクライマックスシリーズでやり返す? 
その前に残りの試合もありますし、第1ステージもありますから。
一試合一試合集中して頑張っていきます」
中スポ


●立浪和義
<9回2死一塁、小池の代打で登場。
和田が野選で二塁に進んだ後、
クルーンの外角球をとらえ三塁へ痛烈なライナーを放ったが、
古城のグラブに収まりゲームセットとなった。
今季限りでの引退を表明しているが、最後の打者となってしまい、
うつむいたまま声を絞り出して>
「絶対に最後の打者になりたくなかった。
なんとかヒットを打ちたかったのですが…。
ずっと(出番が)くると思っていた。
集中して打席に入ったんですが、こういう結果になってしまった」

<プロ入りした1988年に開場の東京ドームでの、
これがレギュラーシーズン最後の勇姿にもなったが、
CS第2ステージでもう一度、このグラウンドに立つ>
「でも、最後とは思っていませんから。
もう一度クライマックスシリーズで戻ってこられるように、
また明日から頑張ります」
(中スポ、スポーツ報知共同通信社時事通信


◆田中監督付スコアラー
<この日を境に目標を切り替えるが、
次のステージをにらみ、スコアラー陣はすでに動き始めていた>
「担当スコアラーがキャンプから各球団を見ていますから、
情報が急に変わることはそうないですけど、
臨機応変に配置しています。万全を期す? そうですね」

<CS第1ステージで戦うリーグ3位の球団は決まっていない。
阪神・広島・東京ヤクルトの3球団がし烈な争いを繰り広げている。
シーズン終了に近づくほど、徐々に3位争いは絞られていく。
脱落した球団の担当スコアラーから、順番に他球団の研究へと回る。
12球団屈指といわれる情報量に人海戦術が加われば鬼に金棒。
スコアラーの一手先の行動がポストシーズンの大きな力になる>
「臨機応変に動かしていきます」
(中スポ)


●落合監督
<リーグ戦では就任6年目で初めて目の前で胴上げを許す屈辱。
直接対決6連敗。力の差を見せつけられる形で優勝を逃したが、
V逸の直後、指揮官は巨人・原監督の胴上げに見向きもせず、
ロッカールームで15分に及ぶ緊急ミーティングを行った。
敵地で3連敗を喫した試合を振り返ることなく
クライマックスシリーズへ向けて強気を崩さず。
報道陣には笑みを浮かべながら>
「最初に取るもの(優勝)を取れなかった? 
そう。それ(ペナント)が取れなかった。ただそれだけ。
これから本当の戦いが始まるんだ。
その準備をこれから3週間かけてやる。
選手も? 選手は準備しないよ。こっちがするだけ。
でもオレがどんだけ絵を描いたって、
その通りにいかなきゃどうしようもない。
(レギュラーシーズンは)あと9試合? そうは考えない。3週間だ。
さあ、誰をどう使うか。それはわからない。これから考える。
オレがこの状況に手をこまねいていると思うか? そう見くびるなよ。
この状態が3週間も続くか? 
選手をどうやって動かすかだ。監督の戦いじゃないけどな」
(中スポ、サンスポスポーツ報知時事通信12
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(23日)

○辻2軍監督

<2位の阪神が福岡ソフトバンクに敗れたため、
2年ぶり15度目のウエスタン・リーグ優勝が決定>
「優勝したことについては率直にうれしいです。
今年は1軍に行ったり、入れ替わったり、
いろんな選手が全員で勝ち取った優勝だと思います。
ただ、2軍が優勝するのが目的でなく、
1軍の戦力になる選手を1人でも多く送りこみたいです」

<歓喜の輪の中心で高々と3度、宙に舞った。
ナゴヤ球場でのチーム練習を終えたあと、
選手たちは球場の施設内で待機していると、
2位・阪神が敗戦したという連絡が入った。
この日試合はなかったが、若竜を率いて3年目の指揮官が、
就任1年目の07年以来2度目となる胴上げに酔いしれて>
「投手事情が2年前より苦しかったけど、その分、野手陣が頑張ってくれた。
野手の方の頑張りで結束力ができて、一つ一つ勝つことが自信になっていった。
チーム力で勝った(優勝した)年だった」

<シーズンの出だしは苦闘続きだった。
開幕3連戦では2連敗スタート(2敗1分け)。
4月終盤までは最下位に低迷し、6月に入っても、
成績は思うように上がらなかったが、
6月28日から今季2度目となる4連勝で
2位に浮上すると、チームのムードは一変。
今季のMVP的存在に掲げる新井を筆頭に若手の力が結束し始める>
「(新井は)チームの調子が悪い時も、
常にチームを鼓舞しながら、若手の手本となってやってくれた。
1軍の方に呼ばれた中村一生や中川、福田らが、
ヒットやホームランを打って自信になったんじゃないかな」

<8月に入ると、自信を得た若い力が一気に爆発。
9連勝を含む月間11勝2敗3引き分けの、勝率.846。
8月5日時点での首位・阪神との5ゲーム差を一気に縮めて、
25日には一時首位に立つ驚異的な『力』を発揮・
指揮官をうならせるほど成長した力は、
9月に入っても衰え知らずで、そのままゴールまで突き進んだ。
10月3日に富山市民球場で行われるファーム日本選手権で
イースタン・リーグ優勝チームと対戦する>
「迷った時は(選手任せで)サインを出さなかった。
選手たちの成長が見えた。
最後まで試合をあきらめないし、精神的にも強くなった」
公式サイト中スポサンスポ時事通信スポニチ名古屋


○野本圭
<ルーキーにとってはウ・リーグ制覇が『初体験』の優勝になって>
「高校(岡山南高)でも、大学(駒澤大)でも
優勝したことがありません。うれしいものですね」

<後半戦は3番に定着し、
4番・新井との『駒大コンビ』で優勝へ導いた。
リーグ最終戦を勝利で飾ることを誓って>
「明日(24日・オリックス戦)勝って喜びます」
(中スポ)

○谷哲也
<『ドミニカ組』にとってはうれしい優勝決定になった。
長峰、山内とともにドミニカ・ウィンターリーグ参戦のため、
24日以降はチームを離れることが決まっていて、
この日は優勝の喜びを味わう『ラストチャンス』だった。
武者修行へ向かう前に最高の『景気付け』となって>
「きょう決まって本当によかったです。
決まらなかったら、『(24日に試合が行われる)神戸に来い』と
言われるかと思っていました」
(中スポ)

○新井良太
<この日、ナゴヤ球場で2軍の練習が終わると、
何人かは自らの守備位置へ戻って深々と頭を下げた。
今オフの大規模な改修工事を前に、
この日が『旧球場』での最後の練習。
選手たちは惜別のあいさつをしていたのだ。
ロッカールームから次々と運び出された荷物の中には、
40~50年前のウエスタン・リーグの優勝トロフィーもあった。
ここで年がら年中野球漬けになってきた若手にとっては、
一抹の寂しさもあるだろう。しみじみと語って>
「感慨深いですね。ホント、朝から晩までよく練習しました。
思い出はたくさんあります」
(中スポ<ドラ番記者>

2009年9月23日 (水)

チェン1球に泣く、落合竜連敗目前胴上げの危機。

大ベテランが巨人の一発攻勢に屈してしまい、
東京ドームでの直接対決初戦を落としたドラゴンズ。
マジック3で迎えた第2戦は、チェン-ゴンザレスの投げ合いで
両チーム無得点のまま中盤へ。
しかしチェンが6回亀井に2ランを喫し、均衡が破れると、
ゴンザレスに7回までわずか2安打と全く反撃できない打線は、
そのまま押し切られてしまい、今季8度目の完封負け。
巨人戦5連敗となり、ついにマジックは1。
目前胴上げの危機を迎えてしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 20回戦
(22日・東京ドーム | 中日6勝14敗)
45197人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 ×
[敗] チェン(21試合8勝4敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
チェン、浅尾 - 谷繁

◇対巨人20回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数1安打)
2 (二)荒木  (4打数無安打)
3 (三)森野  (3打数無安打)
4 (一)ブランコ (4打数1安打)
5 (左)和田  (4打数無安打)
6 (右)イ・ビョンギュ (2打数無安打)
7 (中)平田  (3打数無安打)
8 (捕)谷繁  (3打数2安打)
9 (投)チェン (2打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・ゴンザレス
井端中高め直球二ゴロ、荒木外スライダー三ゴロ、
森野外チェンジアップ一ゴロ

<1回ウラ・巨人> P・チェン(中6日)
坂本中直球右前打、
松本バント捕前谷繁素手で捕り二塁送球封殺、
小笠原内高め直球空三振、ラミレス内直球一邪飛

<2回・中日> P・ゴンザレス
ブランコ高めチェンジアップ当てただけ二ゴロ、
和田内直球遊正面ゴロ、イ・ビョンギュストレート四球、
平田外直球詰まり投ゴロ

<2回ウラ・巨人> P・チェン
亀井中カーブ左飛、谷内直球詰まり左中間落ちるヒット、
阿部内150キロ直球見三振・スタート谷二盗失敗併殺

<3回・中日> P・ゴンザレス
谷繁外直球中前打、チェン内スライダー二ゴロ4-6のみ、
井端中スライダー中途半端空三振、荒木中チェンジアップ遊ゴロ

<3回ウラ・巨人> P・チェン
古城内直球右手死球、ゴンザレス投犠打、
坂本内高め直球左前打、
1死一、三塁から、松本中低めスライダー三邪飛、
2死一、三塁から、小笠原中入るスライダーも打ち損じ二飛

<4回ウラ・巨人> P・チェン
ラミレス中直球遊ゴロ、亀井外直球反応できず見三振、
谷内高め152キロ直球ズバッと見三振

<5回・中日> P・ゴンザレス
イ・ビョンギュ外スライダー一ゴロ、
平田初球スライダー投ゴロ、
谷繁外直球投返し・ゴンザレス右ふくらはぎ直撃内野安打、
チェン中直球遊ゴロ6-4二封

<5回ウラ・巨人> P・チェン
阿部外高め直球空三振、
古城ボテボテ遊ゴロ井端好捕もブランコポロリエラー、
ゴンザレススリーバント失敗、坂本ストレート四球、
2死一、二塁から、松本外スライダー叩くも二正面直

<6回・中日> P・ゴンザレス
井端中スライダー一邪飛、荒木外直球投ゴロ、
森野左足死球、ブランコ外スライダー三ゴロ

<6回ウラ・巨人> P・チェン
小笠原外カーブ見三振、ラミレスやや警戒外四球、
1死一塁から、亀井2-3外中寄り低めスライダー・
うまくミートされ右翼スタンド飛び込む2ラン(D 0-2 G)
谷外直球中飛、阿部初球外直球痛烈右前打、
古城内高め直球投返し・直撃も拾ってトス

<7回・中日> P・ゴンザレス
和田内直球投後方小フライ・ゴン後ろ向きでキャッチ、
イ・ビョンギュ初球スライダー一ゴロ、
平田内スライダー三ゴロ・わずか6球あっさり

<7回ウラ・巨人> P・チェン 中・英智
代打大道内フォーク空三振、
直後チェン自らタイム左足気にする仕草・ベンチ裏下がり治療後戻る、
坂本中高め直球左飛、
松本二塁付近ゴロ荒木追いつくも送球逸れ内野安打、
2死二塁から、小笠原外スライダー中飛

<8回・中日> P・越智
谷繁初球外直球中飛、代打井上中フォーク一ゴロ
井端外低めフォーク中前抜けるヒット、
荒木外フォークボテボテ二ゴロ・
古城グラブトス後走者荒木と交錯両者倒れ込むも大事に至らず

<8回ウラ・巨人> P・浅尾
ラミレス高めフォーク右飛、亀井外フォーク空三振、
谷中スライダー三遊間抜くヒット・代走鈴木、
阿部中高め直球ボール球空三振

<9回・中日> P・山口
森野内シュート遊ゴロ、
ブランコ中低めスライダー中前持っていくヒット、
和田初球外チェンジアップ遊ゴロ6-4-3併殺、試合終了。


【ゲームレビュー】
今季7度目の完封負けで3連敗
巨人のマジックナンバーが1となり、あとがなくなった

チェンが一発に泣いた。
6回、フルカウントから亀井に決勝の2ラン。痛い本塁打を浴びた。
打線はわずか4安打。二塁も踏めなかった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


マジック3で迎えた直接対決第2戦。
さすがは防御率ナンバーワン左腕と、
チームの勝ち頭13勝を挙げている右腕ということで、
ゲーム中盤まで0が並ぶ投手戦になりましたが、
均衡は思わぬカタチで破れたなと。
6回ウラ、1死一塁からなんと亀井が右翼席に持っていく先制2ラン。
ぞの前のラミレスをやや警戒気味に四球で歩かせ、
亀井に対しても2-1と追い込みながら、2球ボールとなって2-3。
ただフルカウントとなった外へのストレート。
あれを審判が取ってくれていたらなあと…。
それまでもストライクとして取ってくれたコースなうえ、
投げたチェンも、受けた谷繁も疑わなかったコース。
ただそれがボールとなってしまうと、
流れが一気に変わってしまうモノなんだなと。
フルカウントとなってしまい、連続四球は避けたいと思ったチェン。
谷繁が要求したのは外角低めへのスライダー。
しかし慎重になったか、腕が振れずに置きに行ったようなボールが。
そういうボールになってしまえば、当てられるのがヤマ。
体勢を崩しながらもうまく引っかけ、片手で振り抜くと
打球はオレンジ色のライトスタンドへ。
0-0の状態でもっともやってはいけない一発での失点。
しかも今季ヒットを1本も打たれてしない亀井にやられるとは…。
またしても相手の信じられない勢いにやられ、
7イニング6安打2失点ながら、巨人戦3敗目となった左腕。
確かに失投は反省する部分でしょうが、
自分的にはあまり負けたという印象はないですね。
反省ももらったでしょうが、それでもなおも手強いという印象は、
今後の対戦に向けて、相手に与えられたのではと感じました。


それよりもこの日の敗因は、やはり沈黙打線。
またしてもドラゴンズキラーのゴンザレスに封じ込められ、
わずか谷繁の2安打のみで、二塁も踏めないありさま。
確かに相手も意識してくれているのか。
やや配球を変えてきたという面もあったでしょうが、
ここまで完ぺきに封じ込められるのは…。
それにしても、この日は輪をかけて淡々モード。
ある意味「お手上げ」ということもありましたが、
もう少し何かアクションを起こさないと、
キラーの攻略というのは難しいかもしれませんね。
期待の主軸もここに来てほとんど音無し。
こんな低調ぶりでは、どこが出てきてもどっこいどっこいの
3位のチームにも飲まれてしまうのではないかなと。
ゴンザレスに向けては、さらに対策を施すとともに、
第3戦はもうちょっと元気を出してほしいなと。
まあ多少でも連打が出れば、そうは見えないのでしょうが、
あまりに寂しく感じたこの日の打線でした。


気が付けば、連敗でゲーム差も2ケタの10。
すっかり優勝への「追い風モード」に乗った巨人に
かなりの力の差を見せつけられたこの2試合。
しかしこのままズルズルと3タテされては、
今後にむけて「与しやすし」と思われてしまいます。
おそらくお祭り騒ぎとなるであろう東京ドームの第3戦。
ここでしっかり「ヒール」となって、
相手に寂しい思いをさせてあげてほしいなと。
順当に行けば、最後の砦として、
リーグ最多勝の吉見がマウンドに上がるのでしょうが、
逆に不意を突いて、山井を使っても面白いかも。
まあこの一戦を単なる一戦と考えるか、
絶対負けてはいけない一戦と考えるかは、ベンチ次第。
ただファンとしては、目前胴上げだけは避けてほしい。
最後の最後でドラゴンズらしさを見せ、
阻止してくれることを、節に願うばかりです。


★プレーヤーズ・ボイス(22日)

●チェン・ウェイン

<7イニング6安打2失点の好投も実らず。
付いた星の色は黒だったが、そこには明るい光が差していた。
敗戦後、通路を歩く左腕の目には落胆より光があった>
「きょうは前回よりはよかったし、
ホームランを打たれたこと以外は満足しています」

<力投が一瞬にしてふいになった。
中軸に許したこの日ただ1本の安打が、痛恨の決勝の2ランとなった。
6回1死からラミレスを四球で歩かせたが、
続く亀井を2-2と追い込む。5球目の148キロの直球が
外角いっぱいに走った。しかし、判定はボール>
「どこがボールか分からなかった」

<ますます波に乗れると思った瞬間のボール判定。
気持ちを落ち着かせるように、一塁に1度けん制球を投じたが、
心の揺れはおさまっていなかった。
6球目はスライダー。低めには制球されていたが、
外角に構えた谷繁のミットより中寄りに入った。
体勢を崩した亀井だが、甘く入った分バットが届いた。
最後は右手一本。打球は巨人ファンで埋まる右翼席に消えて>
「連続四球を出して(次の)谷さんと勝負しても
よかったかな、とも思ったけど、その前にも2球、
自分としてはストライクと思った球がボールだったし…。
(3球続けて)外に投げても打たれるし、ボール球を投げたら四球になる。
切り替えて投げるしかないと思ったけど…。
あれはしょうがないと思う。
(コースは)悪くはないし、かなり低めにもいっていた。
いいコースにいっても打たれる時はあるし、こういうのはしょうがない。
相手がうまかった。打球がフェンスを越えたことは悔しい」

<これが今季10本目の被本塁打で、東京ドームでは5発目。
CSへ向けた一発対策として左打者の懐を積極的に攻めたが、
肝心の場面で『四球でもいい』という意識で腕を振れなかった>
「死球は仕方ないと思ってシュートを多くした」

<また亀井に2ランを浴びた後、古城の打球を
左足に受けるアクシデント(記録は投ゴロ)。
ボールを拾って投ゴロに仕留めると、7回もそのままマウンドへ。
先頭の代打・大道を三振に打ち取った後、
違和感を訴え、治療のために自らベンチに下がったが、
再びマウンドに戻ると、執念で7回を投げ切る気迫を見せた。
本人は説明を避けたが>
「あれはもう(終わったことだ)」

<東京ドームでの巨人戦。
これがクライマックスシリーズ第2ステージの
舞台設定となることが、ほぼ確実となった。
これまでは苦手だった設定で快投を演じて、
CSでの雪辱に目を向ければ、光明となる1敗だった。
それは前向きな言葉に表れている>
「7回2失点ならいいと思うし、内容も悪くはない。
こういう負けはしょうがない。
きょうのようなピッチングをこれからも続けていきたい。
きょうの試合はもう終わったことなので、
気持ちを切り替えて、次の試合を頑張るしかない」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知時事通信
毎日jpスポニチスポニチ名古屋ニッカン

●谷繁元信
<右手一本で拾われたスライダーが右翼席に突き刺さっていた。
6回、勝敗を分けた亀井への一球。
スライダーという選択、球のキレ、なぜにあんなに飛んだのか>
「2-3というカウントもあるし、四球を出しちゃいけないというのもある。
ちょっと(腕の振りが)緩んだのかもしれない。
(自身の選択も)もしかしたら違うのかもしれないし…。
(バットの)ヘッドが利いていたといえば利いていたんでしょうね」

<勝負のあやとなったのは直前の一球にあるのでは。
内角のストレートで亀井を追い込み、カウント2-1。
外角への146キロを挟んだ5球目、トータル77球目は148キロ、
またも外角球だったが、亀井のバットは動かない。
だが、森球審の右手も挙がらなかった。
ボールのコールを聞いた瞬間、思わず飛び上がった一球に>
「外の真っすぐがねえ。
あの2球のうちどっちかを審判が取ってくれていれば…。
バッテリーとしては取ってほしい。
でも、審判が取ってくれなかったらそれまでだし…」

<打ってはただ一人2安打を放ったが、語気を荒らげ>
「対策? これだけやられればチームとして考えるでしょ」
(中スポ、中日新聞サンスポスポニチスポニチ名古屋

●森バッテリーチーフコーチ
<7回に左足に違和感を訴え、治療のために
自らベンチに下がったが、再びマウンドに戻ると、
粘投を続けたチェンをかばって>
「自分の考えも何も、あいつの仕事場だろ。
大丈夫だから投げるんだ。
味方が2、3点取ったら勝利投手の権利が出るし、
意地でも投げるわな、あいつは」

<7イニング2失点のチェンにCSをにらんで反省を求めて>
「責めなきゃ伸びない」
毎日jpスポニチニッカン

●和田一浩
<苦手のゴンザレスに4連敗を喫し、表情もさえず。
消極的な打撃を反省して>
「ゴンザレスはよかったと思うが、きょうは甘い球を見逃していました。
どんどんストライクを取ってくるタイプなのに。
だから打てる球が打てなくなる。苦手意識は感じない。
もっと自分から仕掛けいかないと。甘い球を逃すときつくなる」
中スポ共同通信社時事通信ニッカン

●森野将彦
<帰りのバスへと続く東京ドームの通路。
リーグ打点王は怒りを抑えることができなかった。
またもな当たりが出ず、天敵相手に2打数無安打1四球。
冷静ではいられるはずがなく>
「いつもと違う配球? 今はそこまで考えられない。
歯がゆさばかりで…。何とかできそうで、できない。
毎回、考えていくんですけど、毎回同じ結果になる」
ニッカン

●トニ・ブランコ
<もっとも心配なのは4番打者。
最終打席で3試合ぶりの安打を記録したものの、
ここ10試合の打率は35打数8安打の.229。
さらに来日最長となる13試合ノーアーチ。
今季は2本のアーチを架けるなどお得意さまだったゴンザレスにも
3打数無安打と抑え込まれ、試合後は口をつぐんで>
「きょうは勘弁してくれ」
中スポ

●石嶺打撃コーチ
<これでゴンザレスが先発した試合は
5戦全敗(ゴンザレス自身は4勝)とやられっぱなし>
「ゴンザレス? だいぶ配球を変えてきたね。
ただ、相手がどうというより、このところ全体的に打線の状態が良くない。
調子を上げていかないと。打てるボールを積極的に打たないと。
(ブランコは)相手に厳しい攻めをされていることで
イライラしているというのもある」
中スポサンスポスポニチ名古屋ニッカン


●浅尾拓也
<2点を追う8回に登板。
2死から谷に左前打を浴びたものの、
続く阿部を三振に仕留め、無失点に抑える>
「最後2死から打たれたのが、アレでしたけど、
結果的にゼロに抑えられて良かった。
(胴上げは)見たくないですね。あしたも頑張ります」

<ここまで登板試合数は『63』。
シーズン最多登板の球団記録に迫っている。
体はかなり疲れているはずだが、本人はけろり>
「最近はずっと疲れは感じないんです。
しっかり投げられれば、そんなに疲れないです」
(中スポ)

●英智
<平田に代わって7回の守備から中堅に入る。
スタメンだった17日の広島戦以来、5試合ぶりの出場だったが>
「どこか悪かったということはないです。たまたま出番がなかっただけ」

<打席は回らなかったものの、
7回2死二塁の小笠原の後方への飛球を
軽々と追いついてみせるなど、試合勘には問題なさそう。
まだまだ中堅、右翼の定位置は不確定だけに、チャンスをうかがって>
「たとえ(巨人の)優勝が決まっても、まだまだ先がある。
出番がきたら頑張ります」
中スポ

●荒木雅博
<8回2死一塁で二ゴロを放ち、一塁を駆け抜けた瞬間、
トスを終えて一塁線付近にいた二塁手の古城と衝突。
その場に約3分間うずくまった。
ひやりとするシーンだったが、自力で立ち上がり、
そのままプレーを続けただけに、最悪の事態は逃れたよう>
「大丈夫です。おれが悪いです」
(中スポ)

●井端弘和
<リーグ3連覇に王手をかけられ、
窮地に追い込まれはしたが、目前の胴上げだけは阻止したい。
完敗ショックを心に抱えながらも、目線を上げて>
「そりゃ見たくないですよ。せめてもの意地ってわけじゃないけど、
明日は絶対に勝ちます。それしかないです」
デイリー

●立浪和義
<出番はなかった。マジック『1』に沸く巨人ファンの声を
遠くに聞きながら、帰りのバスに歩く兼任コーチを声を絞り出して>
「明日(23日)は何とか阻止せな」

<マジックを減らす側も、減らされる側も何度も経験してきた。
現役ラストイヤーの今季は残念ながら後者。
しかも今回の直接対決では、敵地のスタンドも含めた
ムードに気押された感があった。
この2試合はそうしきれなかった自軍に悔しそうな表情も見せて>
「仕方ない部分はあります。
(マジックが)5、3と減って、一番勢いが出るところですから。
それを乗り越える気迫を出さなきゃ。
これから先もある。このまま終わらないよう頑張らな、あかんですね」
(中スポ)


●平田良介
<今季途中、打席に入るときの登場曲を変えた。
『Dear Mama Feat.小田和正(LGYankees)』という歌。
昨年5月に発売された同グループのデビューシングルであるが>
「高江洲に会ったとき、高江洲の車でよく聞いていたのを思い出して。
かっこいいというか、いい歌なんですよ」

<高江洲とは、昨季まで中日に所属していた高江洲拓哉さん。
今は草野球を楽しみながら、東京都内で一般企業に勤めている。
今季途中の東京遠征中、ともに食事をしたのが曲を使うきっかけ。
昨年までプロで活躍したするのをともに目指していたころ、
高江洲さんが運転する自動車の中で、いつもかかっていたのを
思い出し、担当者にお願いし、登場曲として採用したという>
「(高江洲は)ちょっと太ったみたいで。顔が大きくなっていましたよ」

<05年の高校生ドラフトで指名された同期のうち、
現役選手は1人だけになっている。
高江洲さんとの思い出の曲で同期の分まで活躍したい。
そう考える選手もいるだろうが、違う。
行動の動機は、誰かのためではなく、
曲には自分まで戦力外になるわけにはいかないという、
自身への重圧の意味も込めているのかもしれない。
最後の星は思い出の曲とともに懸命に戦っている>
「(同期は)4人もいたんですけど」
(中スポ)

◆山本昌
<前日行われた千葉ロッテ・小宮山の引退会見にしんみり。
小宮山とは昭和40年生まれのプロ野球選手・OBたちで結成した
『昭和40年会』の仲間。オフには毎年のようにイベントで
顔を合わせ、「同窓会」をやってきた。
そうそうたる顔ぶれのなか、とうとう最後1人の現役となり>
「ちょっとだけだけど、テレビで見たよ。
さびしいのはさびしいけど、これはしょうがないよね…」
(中スポ)

◆吉見一起
<23日に先発する予定。言葉に力を込めて>
「何とか阻止したい。まだプレーオフも残っていますし、
きっちりシーズンが終われるようにいい投球をしたい」
スポーツ報知


●落合監督
<打線がわずか4安打に終わり、今季8度目の完封負け。
対巨人戦5連敗でついにマジック『1』>
「何もない」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信毎日jp


若竜トピックス(22日)

◆若竜Vお預け
(中スポ)
(ウエスタン・リーグはこの日、阪神が福岡ソフトバンクに勝ったため、
中日の優勝へのマジックナンバーは変わらず『1』のまま。
中日の最短優勝は23日に延びた。
条件は23日に阪神が福岡ソフトバンクに
負けるか引き分けで、中日の優勝が決まる)

2009年9月22日 (火)

山本昌3発に沈む、竜巨人戦5年ぶり負け越し。

シルバーウィーク9連戦の3カード目、
ついに迎える首位・巨人との直接対決3連戦
何とか目前の胴上げを阻止すべく、
満を持してベテラン・山本昌を立てた初戦でしたが、
1点リードの2回にに逆転2ランを浴びると、
同点に追いついた直後の3回にはラミレスに、
さらに4回先頭には再びと、この日3被弾。
巨人打線の一発攻勢に屈し、4イニング4失点で降板。
一方打線は巨人先発・東野から序盤3点を奪ったものの、
4回以降無得点。さらに継投で逃げ切られカード4連敗。
これで今季6勝13敗となり、04年以来5年ぶりに
巨人戦カード負け越しを許すこととなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 19回戦
(21日・東京ドーム | 中日6勝13敗)
45487人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 ×
[敗] 山本昌(5試合1勝3敗)
[D本] イ・ビョンギュ3号
[Dバッテリー]
山本昌、パヤノ、鈴木、小林正人 - 谷繁

◇対巨人19回戦・スタメン
1 (遊)井端  (3打数1安打)
2 (二)荒木  (3打数1安打)
3 (三)森野  (4打数無安打1打点)
4 (一)ブランコ (4打数無安打)
5 (左)和田  (3打数無安打)
6 (右)イ・ビョンギュ (4打数2安打1打点)
7 (中)平田  (4打数1安打)
8 (捕)谷繁  (4打数無安打)
9 (投)山本昌 (0打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・東野(中4日)
井端内直球三ゴロ、荒木外カーブ二ゴロ中井お手玉エラー、
森野内直球二ゴロ進塁打、
2死二塁から、ブランコ中低めスライダー打ち上げ中飛


<1回ウラ・巨人> P・山本昌(中9日・巨人戦今季初登板)
坂本外スクリュー三遊間抜くヒット、
松本バント投小フライ失敗、小笠原内直球ショート横抜くヒット、
1死一、二塁から、ラミレス外スクリュー二ゴロ4-6-3併殺

<2回・中日> P・東野
和田外フォーク三ゴロ、
1死から、
イ・ビョンギュ外フォーク捉え・
センターバックスクリーン右飛び込む本塁打(D 1-0 G)


<2回ウラ・巨人> P・山本昌
亀井内直球左前打、
無死一塁から、初球中高め直球逆らわず
右翼席最前列飛び込む2ラン(D 1-2 G)
阿部内スクリュー空三振、
中井中高め直球空三振、東野内直球見三振

<3回・中日> P・東野
山本昌外大きく外れ四球、
井端高め浮きストレート四球、荒木捕犠打、
1死二、三塁から、
森野中スライダー二ゴロの間(D 2-2 G)
2死三塁から、ブランコ外スライダー空三振

<3回ウラ・巨人> P・山本昌
坂本外高めスクリュー右前打、
松本初球三犠打、小笠原初球二ゴロ進塁打、
2死三塁から、ラミレス外低め直球右中間飛び込む2ラン(D 2-4 G)

<4回・中日> P・東野
和田内高めつり球空三振、
イ・ビョンギュ内スライダー詰まりながら二塁後方ヒット、
平田内直球詰まり中飛、谷繁外スライダー空三振


<4回ウラ・巨人> P・山本昌
中入る直球右方向・右翼最前列飛び込む本塁打(D 2-5 G)

<5回・中日> P・東野 二・古城
代打井上12球粘るも空三振、
井端投返し中前打、荒木中カーブ右飛、
森野中直球二ゴロ・古城ダイビング好捕


<5回ウラ・巨人> P・パヤノ
坂本内外れ四球、松本三犠打、小笠原投ゴロ進塁打、
2死三塁から、ラミレス内低め直球打ち上げ中飛

<6回ウラ・巨人> P・パヤノ
亀井初球中前進フライ、ストレート四球、
阿部内高め直球空三振、古城中スライダー見三振

<7回・中日> P・東野
平田内直球左方向・
ラミレススライディングキャッチ試みるも後逸・三塁打、
無死三塁から、谷繁外スライダー打ち損じ二飛、
1死三塁から、
代打立浪中直球強振ライナー右犠飛(D 3-5 G)

<7回ウラ・巨人> P・鈴木義広
代打脇谷二塁内野安打、坂本投犠打、
1死二塁から、松本外スライダー中途半端空三振、
小笠原内スライダー右もも死球、ラミレス逆球外直球右前打、
2死満塁から、亀井内ボール球スライダー手を出し二飛

<8回・中日> P・山口
荒木中スライダー引っ張り左翼線落ちる二塁打、
森野中スライダー二ゴロ進塁打、
1死三塁から、ブランコ内高め直球一ゴロ・三走そのまま、和田四球、
2死一、三塁から、イ・ビョンギュ外チェンジアップ空三振


<8回ウラ・巨人> P・鈴木義広
内シュート死球・代走鈴木尚広
P・小林正人
阿部2球目・鈴木尚広二盗、阿部外スライダー空三振、
古城内高め直球詰まり左飛、
2死二塁から、脇谷内シュート詰まり遊ゴロ

<9回・中日> P・クルーン
平田初球中高めスライダー投返し・
クルーン右もも直撃も三塁バックアップゴロ、
谷繁中高め149キロ伸びなし左飛、
代打小池外フォーク二ゴロ、試合終了。



【ゲームレビュー】
巨人戦4連敗
2004年以来5年ぶりに巨人戦のシーズン負け越しも決まった

山本昌が3本塁打を浴びた。
2回、に逆転2ラン。3回はラミレスに勝ち越し2ラン。
4回にはに2打席連続を許した。
クリーンアップが無安打。打線につながりがなかった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


優勝マジック5と、リーグ3連覇を目前にして
いいムードでばく進する首位チームと、
目前胴上げ回避という漠然とした目標こそあるものの、
何か重いムードを背負い、淡泊な姿を見せる2位チーム
現状での勢いとムードの差を感じた直接対決初戦でした。

昌止められず。ポストシーズンで
起用できるか試すため、
また大事なゲーム、
巨人戦での実績等を考慮して、
あえてローテをずらして、
中9日で先発起用された昌さん
ただ本人も言うように、
勝負どころでボールが高かったなと。
東京ドームの狭さ
改めて感じた3発でしたが、
そのうち2回の、3回のラミレス
2発がランナーを塁の背負ってからのもの。
確かにボールの緩急、制球が今イチだったのは確かですが、
投じた4イニングすべてで先頭打者を出す
もしくは打たれていては、自分のペースに持ち込めません。
その辺りも今後に向けての反省点じゃないかなと。

それにしてもの2発、あれは入っちゃいけない。
連休を迎える前に職場の同僚のG党に
「巨人の誰が調子いいの?」と聞いて返ってきた答えが、阿部
この日は阿部こそ抑えたものの、にはものの見事にやられた感が。
ただあまりにも不用意な投球
確かに好調の選手には甘くボールが入る傾向がありますが、
この先まだまだ当たるでしょうし、
何とかもう少しやりくりするなどして、対策を練りたいもの。
まあ現状の「追い風モード」では止めるのが至難の業ですが、
チェン、吉見と好投手が控えていますし、
できれば食い止めてほしいです。


もうちょっとやってくれるだろうとは思っていましたが、
ある意味、雰囲気に飲み込まれてしまったドラゴンズナイン
まあイ・ビョンギュの先制弾、立浪の痛烈犠飛、
山口から放った荒木のレフト線二塁打、
そして三塁打にピッチャー返しと、イキのよい当たりを放った平田
点で考えれば見所もありましたが、どうも散発
要所で線となっていた巨人と比べ、その辺がやや残念でしたね。
特に4番の差というものがここに来て出てしまっているような。
9月に入って本塁打わずか1本の主砲・ブランコ
まだまだ1年目、ある意味ベテランのラミレスと比べてはいけませんが、
こういう時こそ、何とか狭い東京ドームに強烈弾をぶち込んで、
打線のムードを変えてほしいと願いたいところ。
よりによって、第2戦は竜キラー・ゴンザレスが来るようですが、
そのブランコ、もしくは森野、和田と主軸が奮起し、
線になるよう一丸となり、悪い流れを食い止めてほしいもの。
リーグ戦こそ5年ぶりにカード負け越しとなりましたが、、
その先へ向けて、何か収穫を得たいこの直接対決。
そのままズルズル行かず、一矢報いる
防御率1点台左腕・チェンの快投で光明を見せてほしいと願います。


★プレーヤーズ・ボイス(21日)

●山本昌

<4イニング5失点で降板。今季3敗目を喫する。
中9日と万全の状態で臨んだが、一発攻勢に沈んだ。
2回に谷に初球を右翼席へ運ばれると、
3回にラミレス、4回にはまた谷と計3発。
最初の2発は味方が点を取った直後と、
ベテランらしからぬ不用意な投球。
空中戦を招いてしまった自らの制球を悔やんで>
「球場の狭さ? 関係ない。
勝負どころでの球が甘く入った。
ボクのボールがもう少し低かったら良かったんだけど。
ちょっとずつなんだけどね…。ちょっとずつ高かった。
きょうは簡単に打たれちゃって申し訳ないです」

<巨人戦3被弾は04年4月14日の東京ドームで
ローズ・清原・阿部に打たれて以来5年ぶりの『事件』。
一発の出やすい東京ドーム。ここで投げるのは
昨年10月22日・CS第2ステージの第1戦以来で、今季初めて。
投げづらさについては否定したが、
十分注意したハズが、微妙に制球が乱れた>
「そんなことはなかったけど…」

<44歳になっても決戦の先発を任される左腕。
勝利への執念は衰えることがない。この日はわずか55球で降板。
次回は中6日以上なら再び巨人戦となり、中4日か5日ならば阪神戦。
今季はまだ阪神戦の登板がなく、
CS直前演習として想定できる舞台になる可能性もある。
次回登板について雪辱の力投を誓って>
「あれば、だけど、あれば調子を上げていきたい」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知
時事通信スポニチ名古屋ニッカンデイリー

『力が入ったところでボールが高めにいってしまいました。
調子は悪くなかったといっても、5失点では何の言い訳もできません。
ただ、まだ先の戦いがありますし、応援していただいている
みなさんにもまた借りをつくってしまったかたちなので、
それを返せるよう頑張っていきます。』

(「山本昌公式ホームページ」より引用)


●谷繁元信
<3回2死三塁、直球とカーブで1-2からの4球目。
ラミレスに内角低めの直球を打ち返された。
数え切れない勝負を乗り越えてきた独特の感性も、
相手の4番には通用せず>
「直球を狙っていると分かっていて(あえて)選んだ球。
欲を言えば、もう少し外角に流れていればよかったけど、
内角に引っかかってきた」

<強力な巨人打線と戦い続ける正捕手。
敗北の中から勝機を見いだして>
「巨人はチーム打率が2割8分もある。
打率2割9分以下の打者がほとんどいない。
3回に1回打たれるわけで、それをどこで打たせるかなんだけど…」
(中スポ、中日新聞サンスポニッカン

●森バッテリーチーフコーチ
<逆転へのキーマンに名を挙げて、
CS第2ステージまでを見越し、18日の横浜戦登板を
回避してまで起用した山本昌に、怒り心頭>
「そりゃ打たれるところに投げているんだから打たれるよ。
次(28日からの本拠地巨人3連戦)? あるわけねぇだろう」
スポニチ名古屋

●ネルソン・パヤノ
<CSへ向け、巨人戦のテスト登板となったが
5回からマウンドに上がり、2回を無安打無失点。
2四球にボークと課題も多いが、最後は阿部・古城を連続三振で締めた。
変則的な投法で150キロ前後の剛球を繰り出す左腕は、
左打線には強力。CSの秘密兵器になる可能性もある>
「神様のおかげ。満足はしていないけど、きょうみたいな投球ができれば」
スポニチ名古屋

●鈴木義広
<7回に3番手で登板。2安打と四球で2死満塁のピンチ。
亀井を二飛に仕留め、無失点に切り抜けたが、
8回には先頭の谷に死球を与えてしまいここで降板。
今季初めて2日連続でマウンドに上がったがピリッとせず>
「バラバラでした。
(右ひじを手術した)体は問題ないですが、技術的なことですね。
課題が見つかったので、ブルペンでやっていきたいです」
(中スポ)

●小林正人
<8回無死一塁で登板し、打者3人をきっちり仕留める。
9月はこれで登板7試合で無失点と好調を維持。
巨人はCSで対戦する可能性があるだけに、
好投は大きな意味がありそうだが>
「先のこともありますけど、
僕は目の前の1試合1試合を抑えることを頑張っていきたいですね」
(中スポ)


●イ・ビョンギュ
<両チーム無得点で迎えた2回1死、
東野の外角低めに沈むフォークをジャストミート。
バックスクリーン右に3号ソロを放り込む。
試合前には落合監督から直接指導を受け、
スタンスの位置を修正。手応えをつかんで>
「完ぺきなバッティングができました」

<しかし8回2死一、三塁、
2発目が出れば逆転というチャンスに空振り三振。
山口に対し、ファウルをはさんで2つの空振り、
いずれも低めに外される変化球を振らされ>
「チェンジアップでした…」
カメラブログ、中スポ、おおさか報知ニッカン

●平田良介
<3試合連続でスタメン出場し、3試合連続安打。
あと少しで3試合連続のマルチ安打だった。
相当悔しがったのは2点を追う9回先頭の場面。
クルーンの初球、151キロ速球を弾き返すも何とクルーンの足に直撃。
その打球は三塁手の前に転がってアウトになって>
「何で当たるかなあ」

<逆襲へのヒットを損した格好だが、
快音を響かせたことに意味がある。
今年の課題は速球への対応だった。
タイミングの取り方、バットの軌道。
コーチの教えを胸に2軍で鍛えてきたが、
その結果が幻に終わった『クルーン討ち』だった>
「やってきたことができたというか、
タイミングも取れました。あとは確実性ですね」
(中スポ)

●荒木雅博
<8回、左腕セットアッパーの山口から二塁打を放つ。
フルカウントからスライダーを左翼線に運んだ。
CSを見据える意味でも、山口を打ったのはいい流れになりそうだが、
先発の東野から無安打だっただけに、
4試合ぶりの長打を喜ぶことなく、自分に厳しく>
「(東野は)思い切りのいいピッチャーでした。
それなりの気持ちは持っていったんですけど。
思い切りよく投げられている。でも、次は打つよ…」

<最短であす23日にも目の前で優勝が決まる。
それを聞くと、険しい表情になって>
「目の前での胴上げ? 僕は見たことはないかな…。
それだけは絶対に阻止したい。
これで巨人戦が終わるわけじゃない。まだまだ先がある。
だから相手に中日は嫌だなと思わせて、勝たないといけない」
(中スポ、ニッカン

●森野将彦
<3回1死二、三塁の場面で、同点となる二塁ゴロ。
追いつくことはできたが、いわば巨人の注文通り。
この日は3回を含めた4打席とも空振り、
ファウルがなく、すべて二ゴロに倒れたが>
「(巨人が優勝に近づいているムードなど)何も感じません。
(目前胴上げについて)そんなこと考えてない」
中スポ

●川相内野守備走塁コーチ
<ずるずる巨人リーグ3連覇への引き立て役になってしまうのか。
現役時代からペナントレースが終幕近くを迎えた時のムードを、
何度も経験してきたコーチは、あえて声をあげて>
「周囲やファンが、元気がない、と見るならば、きっとそうなんだ。
きょうぐらい(の雰囲気)で、そんなこと(気後れ)を言ってたら…。
こんなもんじゃないから」

<一塁ベースの脇からナインにゲキを飛ばし続けるが>
「元気がないなら、カラ元気でいい。
出せばいいじゃないか。勝ち負けは仕方ない。
でも、全力疾走とかハッスルプレーとか、
できることはやる。それが必要なんじゃないか」
中スポ

●立浪和義
<3点を追う7回1死三塁、右犠飛を放つ。
パヤノの代打で登場すると東野の内角143キロをジャストミート。
打球はライナーで右翼に飛んだが、
残念ながら相手右翼手がキャッチ、『犠飛止まり』だった>
「できればヒットでつなぐことができればよかったのですが、
今年は一度も犠打を打っていないので、
いいバッティングはできたと思います。
あとはチームがなんとか粘って、
追いつき追い越してもらえるよう応援します」

<今年初の犠飛は通算69回目で
歴代では阪神・金本と並ぶ15位となったが、
勝利につながらなければ喜ぶことはできない。
目の前の胴上げ阻止へ、ミスタードラゴンズが気合を入れ直して>
「マジック3? 最後まで頑張らないとアカンね。
意地を見せていかないと。あしたは勝ちたい」

<自身のモデルのバットで中田が打席に立っているが>
「中田はいいところで打っているね」

<現在の球界では910グラム程度のバットを
使う選手が多いから、それより少し軽いが>
「軽く感じる? 実際、軽いんですよ。
900グラムを少し超えるくらい。素材はアオダモですね」
カメラブログ中スポサンスポ毎日jp


●中田賢一
<白いバットには『FINAL SEASON』との黒い文字が刻まれている。
といっても、今季限りで引退するわけではない。
そう、立浪兼任コーチのバットで打席に立っている>
「軽く感じるというか、振りやすくて。すごくいいバットですね」

<その効果はてきめん。
投手ながら打席でも要所で結果を残している。
打率.160は今季のローテ投手では小笠原の.185に次ぐ数字で
吉見やチェン、朝倉を上回る。
譲り受けたきっかけは今春、グアムで合同で行った自主トレ>
「これを使って、打ってみたらどうだと言われたんです」

<グリップエンドが円すいのように太くなっている
タイ・カッブ式で、それが手にフィットした。
昨年は井端のモデルを愛用していたが、
立浪のバットを試してみることに。選択は成功だった>
「振りやすいバットで、本当にありがたいですね」
(中スポ)


●落合監督
<就任1年目の04年以来の巨人戦負け越し。
敵地に乗り込んだ3連戦の初戦を落としたが>
「何もないよ。
何もないってのは(コメントを)引き出せないってこと」
中スポサンスポおおさか報知時事通信毎日jpニッカンデイリー

2009年9月21日 (月)

中田粘れず急降下、拙攻拙守でベイに負け越し。

シルバーウィークの日曜日のデーゲーム。
ナゴヤドームでの横浜との第3戦は、
中盤までとそれ以降が全く違うゲーム展開に。
2回に中田の2点二塁打などで3点を先制したものの、
5回その中田が捕まり、1点を返されると、
自らの暴投により、1点差に迫られる始末。
さらに7回、金城にこの日2本目となる適時打で
同点に追いつかれると、2死から森野が痛恨の適時失策。
反撃したい打線は、8回に無死満塁のチャンスを作ったものの、
ベテランの粘投に後続が封じ込まれて万事休す。
この日今季2位以上が確定したドラゴンズですが、
拙攻拙守で精彩を欠き、情けない敗戦となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 23回戦
(20日・ナゴヤドーム | 中日17勝6敗)
36588人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日
[敗] 中田(11試合4勝3敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
中田、鈴木、小林正人、河原 - 谷繁

◇対横浜23回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数1安打)
2 (二)荒木  (5打数1安打)
3 (三)森野  (3打数無安打)
4 (一)ブランコ (2打数無安打)
5 (左)和田  (4打数2安打)
6 (右)イ・ビョンギュ (4打数1安打)
7 (中)平田  (4打数2安打1打点)
8 (捕)谷繁  (3打数無安打)
9 (投)中田  (2打数1安打2打点)

【イニング経過】
<1回・横浜> P・中田(中6日)
金城初球中直球一二塁間ゴロ荒木追いつき好捕、
藤田内直球詰まり遊ゴロ、内川内直球詰まり一邪飛

<1回ウラ・中日> P・吉見祐治
井端外高めいい当たり左直、
荒木外高めスライダー二飛、森野内スライダー右飛


<2回ウラ・中日> P・吉見
ブランコ内低めスライダー空三振、
和田外低めフォーク高いバウンド三塁内野安打、
イ・ビョンギュ初球内直球詰まるも左中間落とすヒット、
1死一、三塁から、
平田内直球バット折りながら左前運ぶ適時打(D 1-0 YB)
谷繁5球目武山一塁けん制平田戻れずタッチアウト、谷繁粘り四球、
2死一、二塁から、
中田中高め直球・
打球伸び左中間フェンス直撃2点適時二塁打(D 3-0 YB)


<3回・横浜> P・中田
石川外低め直球二ゴロ、武山初球中スライダー二ゴロ、
吉見内直球二ゴロ・荒木守備練習

<3回ウラ・中日> P・吉見
荒木中スライダー中直、森野中スライダー二ゴロ、
ブランコ内外れ四球、和田初球外低め中前打、
2死一、二塁から、イ・ビョンギュ外フォーク空三振


<4回・横浜> P・中田
金城外フォーク中飛、藤田中入る直球三遊間抜くヒット、
内川外スライダー二ゴロ4-6二封、ジョンソン内直球ビシッと見三振

<5回・横浜> P・中田
佐伯初球ど真ん中一二塁間突破ヒット、
吉村内低め直球左中間落ちるヒット、石川投犠打、
1死二、三塁から、代打下園外高め直球空三振、
2死二、三塁から、代打森笠左足死球、
2死満塁から、金城初球外直球確実ミート左前適時打(D 3-1 YB)
2死満塁から、藤田2球目中田内スライダーワンバウンド暴投(D 3-2 YB)
2死満塁から、藤田内直球伸びなし右飛

<5回ウラ・中日> P・高崎 捕・斉藤俊雄
井端9球目外スライダー遊ゴロ、荒木内直球見三振、
森野外スライダー見三振


<6回・横浜> P・中田
内川外スライダー遊ゴロ、ジョンソン中直球打ち損じ二ゴロ、
佐伯警戒内スライダー四球、吉村慎重外外れ四球、
2死一、二塁から、石川内フォーク空三振

<7回・横浜> P・中田
斉藤俊雄中スライダー三ゴロ・送球やや怪しく、
代打内藤内スライダー右中間落とすヒット・代走梶谷
1死一塁から、金城中直球右中間突破適時二塁打(D 3-3 YB)
1死二塁から、藤田外スライダー浅い左前打・二走金城本塁突入・
和田ビームワンバウンドストライク本塁タッチアウト、
P・鈴木
2死二塁から、内川外スライダー打ち取った三ゴロも
森野一塁悪送球タイムリーエラー(D 3-4 YB)
P・小林正人
2死二塁から、ジョンソン外直球見られ四球、
2死一、二塁から、佐伯外スライダー左邪飛

<7回ウラ・中日> P・真田
平田外スライダーセンター返しヒット、
谷繁バント2球失敗・3球目当てただけ一ゴロ二封、
代打立浪初球スライダー左足つま先死球・代走小山
1死一、二塁から、井端内シュート二ゴロ4-6-3併殺


<8回・横浜> P・河原
吉村外低め直球二ゴロ、石川内高め直球詰まらせ三飛、
斉藤俊雄外低めスライダー空三振

<8回ウラ・中日> P・真田
荒木内シュート詰まりながら右前持っていくヒット、
P・高宮
森野3球目荒木二盗、森野外スライダー外れ四球、
P・木塚
無死一、二塁から、ブランコ内シンカー外れ四球、
無死満塁から、和田外スライダー打ち損じ浅い右飛、

P・工藤
1死満塁から、イ・ビョンギュ外スライダー当てただけ一ゴロ3-2本塁封殺、
2死満塁から、平田中内寄り139キロ直球反応できず見三振


<9回・横浜> P・河原
山崎中スライダー三ゴロ、
金城内カーブ一塁線突破二塁打・
ライトイ・ビョンギュクッション誤り金城三進(エラー)、
1死三塁から、藤田内高め直球ボテ一ゴロ、内川敬遠、
2死一、三塁から、代打桑原義行10球目中低めスライダー空三振

<9回ウラ・中日> P・山口
谷繁外高め152キロ空三振、
代打井上外フォーク叩きつけるも捕ゴロ、
井端初球ど真ん中中前クリーンヒット、
荒木外スライダー高いバウンド投ゴロ・佐伯と交錯転倒、
試合終了。


【ゲームレビュー】
守りのミスで逆転負け

3点を先行しながら、守りのミスなどで逆転負け
5回は中田の暴投、7回は同点とされた後に
森野の一塁悪送球で勝ち越し点を失った。
打っても8回の無死満塁を生かせなかった。
横浜は11カードぶりに勝ち越した。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


振り返ると、4回までと5回以降、
完全にゲームの流れが変わってしまいましたね。
先発の中田が3回までは完ぺきな投球。
しかも自らのバットで2点タイムリーを放つなど、
勝っていれば、まさに『中田ショー』となるはずでしたが、
5回、先頭から連打を浴び、二、三塁のピンチをつくると、
何とか2死まで持ち込んだものの、代打森笠に手痛い死球
さらにこの3連戦当たっている金城
初球をうまく左へ持って行かれてのタイムリー。
走者を出してからの投球が本当に乱れてしまいましたね。
さらにそこで止めておければ良かったものの、
痛恨といえるのが、藤田へのワイルドピッチ。
いらない2点目自らの手で与えてしまった。
同時にゲームの流れもミスミス相手に与えてしまったような。

続く6回もやや不安定。
2死からやや慎重になりすぎたか連続四球
何とかその後を断ち切ったものの、
投げきれれば後続にバトンをつなげたであろう7回、
踏ん張れずに走者を出してしまうと、
またしても金城に悔しい同点打を献上。
さらに藤田にもあわや逆転打かというヒットを打たれ、
和田のビームに救われたものの、結局7回を投げきれずに降板
直後にエラーキングによるタイムリーエラー
まさかの逆転を食らうはめになりますが、
そんなリズムを作ってしまったのは、やはり投手にあり

中田ショー暗転…。吉見、チェン、小笠原
続く4番手として
ポストシーズンの先発陣に
名を連ねてほしい中田
しかしこんなジキルとハイド状態では、
その座を任せるのには、
まだまだ不安なようですが、
残りシーズンの登板で、
何とか反省点を改善してほしい。
この日ないように感じたのが、
ピンチになってからの「粘り」。
奇しくも8回以降、
味方の河原、そして相手の工藤
ともにベテランがピンチにも動ぜずに自分の投球に徹した姿。
それを中田もベンチで見ていたことと思います。
タイプこそは違えど、吸収できる部分はあるでしょうし、
少しでも自分のモノにして、次につなげてもらいたい。
もっとできるはずの背番号20、次回以降の進歩を期待します。


今日に始まったわけではないエラーについては
もはや何を言っても仕方がないですし、
8回については平田には期待しましたが、相手が一枚上手だった。
ただ拙攻拙守とプレーに精彩を欠く、情けない敗戦。
勢い付けて東京に乗り込むはず、とんだ目にあったような。
この日、東京ヤクルトが敗れたため、
巨人以外のチームが最終勝率でドラゴンズを上回ることができなくなり、
ドラゴンズ「2位以上」が確定したようですが、
これによって残り試合、さらに目的意識がなくなってしまうような。
一方、首位・巨人のマジックは1つだけ減って「5」に。
引き分け数の関係でこういう現象も出ているようですが、
4ではなく「5」となったことで、
おそらく目前胴上げは回避できそうな気がします。
当初は意気込んで臨むはずだった敵地での直接対決
ちょっと趣が変わってしまいましたが、
CSに向けての前哨戦ともいえるでしょうし、
それ以前に2位チームとしての意地を見せてもらいたい。
オレンジ色のファンはかなり意気込んでいるでしょうが、
本拠地胴上げを目論むところをいきなり叩いて、やや意気消沈
そんな初戦にしてほしいなと願っています。


★プレーヤーズ・ボイス(20日)

●中田賢一

<6イニング2/3を4失点(自責3)で3敗目。
1点リードの7回1死一塁、
金城に右中間を破る同点二塁打を浴びると、
続く藤田にも左前に運ばれて3連打。
二塁から本塁突入の金城こそ和田のレーザービームが
本塁で刺したが、そこでKO。声を絞り出して>
「金城さんに右中間に打たれたのは甘い球でした。
7回を投げきれなかったのが悔しいです。
7回に流れを悪くしてしまった。あそこをスッと抑えていれば…」

<こうなってしまえば立ち上がりの活躍にも歯切れが悪い。
3回までのパーフェクト投球も、目の覚めるような2点適時二塁打も、
笑って振り返ることができなかった>
「(3回までは)早打ちしてくれたという部分もあるんです。
ヒットもたまたまだと思うんですけど。それよりもピッチングですね」

<序盤の好投が一変したのは3-0で迎えた5回。
先頭から佐伯・吉村の連打をきっかけに2死満塁のピンチを招いた。
金城の左前適時打で2点差。なおも満塁で今度は藤田に暴投。
三塁走者の生還を許して1点差に詰め寄られた。
暴れ馬の悪い部分を露呈して、傷口を広げて>
「先頭から2人連続で打たれてしまったのがいけなかったです。
ワイルドピッチももったいなかった」

<決勝点となった4点目は失策がらみで自責点とはならない。
それでも後味悪い敗戦を1人で背負おうとしているのか、自らを責めて>
「流れを悪くしたのは自分ですし、
野手のみなさんにダメージが大きかったと思います。
四球もデッドボールもありましたし」
中スポサンスポ

●森野将彦
<何でもないハズのワンプレーが致命傷になった。
同点に追いつかれた7回2死二塁の守り。
鈴木が内川を平凡な三ゴロに打ち取った直後、
まさかの一塁悪送球。
ボールが一塁ベンチ前に転がる間に二塁走者が生還。
痛すぎる適時エラーが決勝点を献上。
101打点で打点王争いをする一方で、
失策数もリーグ最多の25。険しい顔で>
「きょうは本当に何も何もないです。話すことは。
大事にいきすぎたのか? そういうものでもないです」
中スポスポーツ報知時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

●川相内野守備走塁コーチ
<失策の森野の心情を察して>
「ランナー二塁だし、慌てる場面ではなかった。
あれだけエラーしてるんだし、本人も思うところがあるんだろうけどね。
でもあれだけそれてはダメだ」
中スポサンスポ毎日jpスポニチ名古屋


●平田良介
<2回1死一、三塁で先制適時打を放つ。
横浜先発・吉見のストレートを、バットを折られながら
左前にはじき返し、三塁走者を迎え入れて>
「ラッキーなヒットでした」

<一方で走塁ミスも。先制打で出塁した2回、
一塁走者だったが、相手投手の投球後に帰塁するのが遅れ、
捕手からのけん制球でアウトになった。
バットでもミス。8回2死満塁で工藤の真ん中直球を見逃し三振。
悔しそうに天を仰ぐばかりだった。
せっかくのマルチ安打なのに、同時に悪い結果も出て
アピール不足に、反省ばかりが口をついて>
「見逃し三振? あそこで手が出ないのは実力不足。
変化球を頭に入れつつ、ストレートを待ってはいたんですけど。
その辺を注意して頑張っていきたい」
カメラブログ中スポ毎日jpニッカン

●イ・ビョンギュ
<8回1死満塁で一ゴロに倒れ、悔しさをあえてのみ込んで>
「きょうは(打ち取られた)工藤さん、良かった」

<そして前向きに話した。
重圧のかかる日々。大事なのは切り替え>
「ジャイアンツに全部勝てばチャンスはあるし、
1敗してもまだチャンスはある。
チャンスメーカーになれるようにがんばるよ」
中スポ


●荒木雅博
<1点を追う8回無死一塁で二盗を記録。
ライバルたちを突き放す35個目で
2年ぶりの盗塁王と、3年ぶりの40台到達が見えてきた>
「(対戦が少なく)走ったことがない投手(高宮)だったから
ちょっと怖かったけど、いいところで走れました」

<得点にこそつながらなかったがチャンスを演出。
CSの短期決戦でも足は絶大な武器となるだけに鼻息荒く>
「警戒されてもどこかで走れるチャンスはありますからね。
これからも大事なところで走りたい」
(中スポ、スポニチ名古屋ニッカン

●立浪和義
<1点を追う7回1死二塁、
代打のコールに盛り上がったが、結果は何と初球に死球。
横浜・真田のスライダーが左のつま先に当たった。
バットを振ることなく打席を終えたが、
気持ちを切り替えてナゴヤドームを後に>
「仕方ないね。あしたから巨人戦、また頑張りますよ」
(中スポ)


●河原純一
<今季最多タイとなる2イニングを無失点で抑える。
1点を追う8回から登板すると、
9回は1死三塁のピンチを招いたが、続く藤田を一ゴロ、
2死一、三塁から代打・桑原義行を三振に仕留める。
逆転につながらなかったが、ベテランの好投は光って>
「2イニングも1/3も一度マウンドにあがれば一緒だからね。
最後はいいところに決まってよかったよ」
(中スポ)

●鈴木義広
<右ひじ手術から復帰したサイド右腕が
2試合目の登板で結果を残して、復活に前進。
同点に追いつかれた直後の7回2死二塁、
内川をカウント1-1からのスライダーで引っかけさせた。
結局ボテボテの三ゴロも森野の悪送球によって、
決勝点を許してしまったが、右の好打者を抑えた価値は高い>
「自信? そうですね。きょうは特に意識することなく投げました。
いいころと比べるとまだです。もうちょっとなんです」

<ナゴヤ球場の改修工事が22日着工。
内野スタンドが撤去されるが、
1年5カ月ぶりの1軍復帰までの道のりを支えた
スタンドへの惜別に胸を熱くして>
「階段の思い出? リハビリ中に走ったところですからね」
鈴木ブログ「ご無沙汰です!」、中スポ)


●山井大介
<今後、ジョーカー的な役割になりそう。
8月末からの再昇格後は安定した投球を披露。
13日の東京ヤクルト戦では3イニング無失点で
今季2セーブ目を挙げたが、
今後は先発、中継ぎ、両方での活躍が期待される。
現在、他球団のスコアラーから常に先発要因として
マークされる存在。ダミー役という意味でも大きな役割を担う>
「先発か中継ぎか分からないですけど、
とにかく結果を残すだけです。早く信頼を回復したい」
(中スポ)

●吉見一起
<前日の19日に25歳の誕生日を迎えた右腕は
先発の翌々日とあって偶然にも休日。
自宅で生まれたばかりの息子と
誕生パーティーを開いたが、お決まりのケーキはなし。
さすがはハーラートップを走るだけに、細心の注意を払っている様子。
ちなみにメインディッシュはカロリーを意識した冷しゃぶだそう>
「いま体重を気にしているので、ケーキはやめました」
(中スポ)

◆山本昌
<ナゴヤ球場の改修工事が22日着工する。
外装やベンチ、ロッカーなどの改装とともに、
右翼外野席と一塁側内野スタンドのうち、
右翼ポールに近い部分が撤去される。
入団当時はナゴヤ球場が1軍本拠地だった左腕は
自身のプロ初勝利など数々の思い出が詰まった球場が
変わっていくことに感慨を隠さない>
「寂しさはありますよ。でもやっぱり新しくなることは仕方ない」
(中スポ)

●井上一樹
<同じくベテランも、思い出の地の光景が
変化していくことへの寂しさを漏らして>
「入団したころ、ホームベースのところで
高校の監督と両親と記念撮影した覚えがあるよ。
どんどん変わっていってしまうんだな」
(中スポ)

◆チェン・ウェイン
<変わるのは景色だけではない。
撤去される内野スタンドは通称『スタンドの階段』。
上り下りすることで足腰を鍛えてきた。
年始にトレーニングはじめとしてこの階段を上る選手もいた。
幾多の選手の汗が染みこんでいるトレーニングの地。
なくなるスタンドへ感謝の念を抱く1人。
故障のため育成選手契約だった07年はナゴヤ球場で過ごした。
竜投自慢の左腕の基礎を作ったのもそのスタンドだった>
「(スタンドには)いろいろな思いがありますね。
思い出? 下半身をつくろうと、とにかくかなり走ったところです」
(中スポ)


●落合監督
<逆転負けで横浜との3連戦を1勝2敗とし、
最下位・横浜に対し今季初のカード負け越し。
試合後、担当記者に『何もない』ことを訴えて>
「今日は何もない。何があるか? ないだろ。
(らしくないプレーがあった、という報道陣からの言葉に)
何もないじゃん。何もないから、なんにもない」
中スポスポーツ報知共同通信社時事通信毎日jpニッカンデイリー

2009年9月20日 (日)

小笠原完封逃すも7勝目、平田昇格即結果弾!

シルバーウィークの週末、ナゴヤドームでの横浜との第2戦。
前夜沈黙したドラゴンズ打線が奮起して、
初回、森野の適時打で先制すると、3回に相手エラーにより1点追加。
さらに4回、昇格即先発となった平田の本塁打と
井端の適時打などで2点を奪うと、以降はドラゴンズペースに。
投げては先発・小笠原が危なげない投球で7回まで無失点。
8回にアンラッキーな一打で1点を失ったもの、7勝目をマーク。
4試合ぶりの2ケタ安打で横浜に雪辱したドラゴンズ
貯金を今季最多タイの24としました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 22回戦
(19日・ナゴヤドーム | 中日17勝5敗)
32049人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日 ×
[勝] 小笠原(19試合7勝2敗)
[S] 岩瀬(54試合2勝3敗41S)
[D本] 平田2号
[Dバッテリー]
小笠原、パヤノ、浅尾、岩瀬 - 谷繁

◇対横浜22回戦・スタメン
1 (遊)井端  (3打数1安打1打点)
2 (二)荒木  (4打数1安打)
3 (三)森野  (3打数2安打1打点)
4 (一)ブランコ (4打数1安打2打点)
5 (左)和田  (4打数1安打)
6 (右)イ・ビョンギュ (4打数2安打)
7 (中)平田  (4打数2安打1打点)
8 (捕)谷繁  (3打数無安打)
9 (投)小笠原 (2打数無安打)

【イニング経過】
<1回・横浜> P・小笠原(中6日)
金城内直球三ゴロ、代打山崎外直球見三振、
内川中高め直球右飛・すんなり

<1回ウラ・中日> P・小林
井端低め見て四球、荒木初球バスター二ゴロ進塁打、
森野初球内スライダー武山捕逸・井端三進、
1死三塁から、
森野外チェンジアップ中前適時打(D 1-0 YB)
1死一塁から、ブランコ外スライダー遊ゴロ6-4-3併殺

<2回・横浜> P・小笠原
ジョンソン外カーブ二ゴロ、
佐伯バット折れるも二塁後方ヒット、吉村内外れ四球、
1死一、二塁から、石川外スライダー打ち上げ三邪飛、
2死一、二塁から、武山外直球空三振

<2回ウラ・中日> P・小林
和田外スライダー独特右前打、
イ・ビョンギュ外高めチェンジアップ右前抜けるヒット、
平田中入る直球右前打、
無死満塁から、谷繁外一杯直球見三振、
1死満塁から、小笠原内直球見三振、
2死満塁から、井端外直球二ゴロ・好機生かせず


<3回・横浜> P・小笠原
小林内直球空三振、金城外シュート右前打、
山崎内高め直球空三振・スタート金城二盗失敗併殺

<3回ウラ・中日> P・小林
荒木中直球右前落ちるヒット、
森野中低めチェンジアップ払って右前打、
無死一、三塁から、
ブランコ初球外直球・
強い二塁ベース寄りゴロ山崎弾きエラー・荒木生還(D 2-0 YB)

無死一、三塁から、和田内シュート打ち上げ一邪飛、
1死一、三塁から、イ・ビョンギュ外スライダー二ゴロ4-6-3併殺


<4回ウラ・中日> P・小林
平田初球中入るスライダー狙い打ち・
打った瞬間左翼スタンド飛び込む本塁打(D 3-0 YB)

谷繁高め抜け四球、小笠原スリーバント投犠打、
1死二塁から、
井端中入る直球右中間落ちる適時打(D 4-0 YB)
荒木外高め直球二ゴロ4-6二封一塁セーフ、
森野初球荒木二盗、森野内直球空三振


<5回・横浜> P・小笠原
吉村外低め直球見三振、石川折れたバットも飛んでくる二ゴロ、
武山内高め外れ四球、代打桑原義行外低め直球見三振

<6回・横浜> P・小笠原
金城外直球空三振、山崎外スクリュー二ゴロ、
内川内低め直球ライナー右中間突破二塁打、
2死二塁から、ジョンソン外スライダー一飛

<7回・横浜> P・小笠原
佐伯外スライダー右前打、吉村内低め直球右飛、
石川外低めカーブ空三振、斉藤俊雄中スライダー左飛

<7回ウラ・中日> P・桑原謙太朗
荒木中シュート空三振、森野外外れ四球、
1死一塁から、
ブランコ中低め直球・
痛烈右中間フェンス直撃適時二塁打(D 5-0 YB)

和田外スライダー浅い右飛も
ブランコタッチアップヘッドスライディング三進、

P・工藤
2死三塁から、イ・ビョンギュ外スライダー遊直

<8回・横浜> P・小笠原
代打下園中高め直球二飛、
金城内高め直球強振左翼線二塁打、
1死二塁から、山崎外スクリュー二ゴロも
荒木二塁方向大きく弾く・その間三走金城生還
(記録は適時内野安打)(D 5-1 YB)
1死一塁から、内川中スクリュー遊ゴロ6-4-3併殺

<8回ウラ・中日> P・木塚
平田中シンカー遊ゴロ、谷繁中スライダー打ち上げ遊飛、
代打立浪内高めスライダー引っ張り一邪直


<9回・横浜> P・パヤノ
ジョンソン初球ど真ん中バックスクリーン本塁打(D 5-2 YB)
佐伯外大きく外れ四球、
P・浅尾
吉村初球左腕直撃死球、
無死一、二塁から、代打森笠外フォーク高いバウンド二ゴロ、
1死二、三塁から、代打内藤外直球遊ゴロ・ランナー動けず、
P・岩瀬
2死二、三塁から、下園外スライダー弱い三ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
投打がかみ合って快勝
1回、森野が先制打。3回にも1点を加え、
4回、平田のソロ本塁打と井端の適時打で
追加点を入れ、優位に進めた。
小笠原は7回まで4安打に抑える好投。
8回に連打を許し、1点失った。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


この日は「ピンクリボンデー in ナゴヤドーム」ということで
イニング途中にスタンドがピンクのボードできれいに染まったり、
啓発のピンク色のリストバンド
選手、審判らが着けてのプレーとなりましたが、
さすがに5月の交流戦・ヤフードームのように
ベースまではピンク色にはならなかったようで。
さらに「元祖・ピンキー」井上にも、
ぜひとも打席に登場してほしかったのですが、
残念ながらそのチャンスはなかったようで。

まあそれはさておき、デーゲームでの横浜第2戦
結果的にはドラゴンズらしい展開での快勝。
序盤こそやや拙攻で相手先発・小林を助けてしまったものの、
4回、この日昇格した平田の見事な一発を口火に
四球、犠打で送ったチャンスに井端が右中間へタイムリー。
2回の2死満塁で打てなかった悔しさを
次の打席でしっかりと晴らし、小林を実質KOすると、
投げては、小笠原が立ち上がりから危なげない投球
ランナーこそ出すものの、持ち味の粘りで走者を返さず。
さらに制球も低めにまずまず決まり、5回までわずか2安打と安定
球数も少なく、このまま初の完封に向け進むと思いきや、
8回1死二塁から、山崎の二ゴロを荒木が大きく弾く「エラー」。
記録は内野安打になったものの、その間に金城が一気に生還。
小笠原曰く「詰めの甘さ」が出てしまったものの、
気を取り直して続く内川を併殺に取り、8イニングでお役御免。
それでもハラハラさせるところもなく、
手痛い一発も浴びることもなく、後続へバトンを渡すと、
最終回、お試し起用のパヤノがいきなり一発&四球で
早々マウンドを降ろされたものの、
3点差となったことで、浅尾-岩瀬とつないでの締め。
ベイにしっかり雪辱し、デーゲーム12連勝を飾りました。


粘り強く。先週、現地で小笠原の投球を観ましたが、
今回の方が落ち着いてましたし、
良かったように感じましたね。
小笠原本人
「前回のような感覚ではなかった」
前回の方がよかったように話していますが、
横浜打線元気のなさもあって、
スイスイと投げ込み、走者を背負っても、
低めにボールが来ていたため、
大きなのを食らうという心配もほとんどなし
さらに打線の援護をもらったうえ、球数も少なく、
ある程度のところまでいくだろうとは思っていました。
ただ残念だったのが、8回の失点
名手・荒木が大きく弾いてしまいましたが、
普段助けてもらっていますし、その辺は持ちつ持たれつでしょうし、
記録こそ1失点ですが、実質0と同様の評価といっていいでしょう。
例年シーズン終盤は調子を落とす傾向のあった小笠原
しかし今季安定しているのは、11年目の成長でしょうね。
まだまだこの先、幾度も登板機会もあるでしょうし、
この粘りの投球を続けてほしいもの。
吉見・チェンらとともに、さらに先発陣を支えてほしいです。


一方、昨夜から始まったCSに向けての「お試し枠」。
この日は6番にイ・ビョンギュ、7番に平田が起用されましたが、
ビョンが2安打、平田も2安打1本塁打と、うまくいきましたね。
特に昇格即スタメンで復帰弾を放った平田
4回先頭での一撃でしたが、2回3回とチャンスにややもたつき
掴み損なっていた流れを、この一発によって完全に掴んだ
そのぐらいゲームのなかで価値のあるホームランだったと思います。
「今年一番のバッティングができました」
平田自身コメントしていたようですが、まさに会心。
しかも、らしいといわれる右方向ではなく、
豪快にレフトスタンドに持っていった様は、
2軍で何かを掴んできたということでしょうか。
それにしてもチャンスをもらっても
なかなかモノに出来ない選手が多いなか、アピールできたのは、
今後の戦いに向けて、本人にも、チームにも大きい
ただこの試合だけでなく、その結果を続けていくことが大事でしょう。
お立ち台では相変わらず茶目っ気のあるコメントもありましたが、
07年には「秘密兵器」として、日本一に貢献した背番号8
その再現をこの先のシーズンも期待したい。
2軍の優勝争いでもまれた勝負強さ
1軍のポストシーズンでも十分に発揮してほしいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(19日)

◎小笠原孝

<8イニング1失点で今季7勝目を挙げる>
「(ナイスピッチングでした)ありがとうございます。
(今日のピッチングを振り返って)
うーん。ま、調子自体はそんな良くなかったんですけどね。
あのう、野手の人に助けてもらいました。はい。
(ランナーを出しても要所要所を抑える見事な投球)
そうですね。まあいつも粘り強くっていうのを課題にしてやってんで、
今日はまあ粘り強く投げれた方だと思います。
(あの8回、完封あと少しだったのですが)
うーん、うーん、ねえ、へへ(苦笑)。
まあ自分の詰めが甘いっていうところですね。
(全体としてはコントロールもよく満足いく内容だった)
そうですね。まあ満足はしてないんですけど、
まあこれからもこういうピッチングができればいいかなと思ってます。
(ここから先に向けてひと言)
えー、今日みたいに粘り強く、またいつも一緒なんですが、
粘り強く投げたいと思います。えー、また応援よろしくお願いします」


<切れのある直球に緩い変化球を織り交ぜ、
テンポもよく、7回まで無失点と快投。
プロ初完封が近くまでやって来ていた。
周りの期待や緊張感を感じながら、あくまで冷静だった>
「何回も(過去に完封を)目指して投げているので、
そんなに意識しないで、ボールにする球はボールに、
低めは低め、という意識だけは持って、
谷繁さんのサインの意図を考えて投げていました」

<目の前の仕事に徹した。ていねいに投げたが、
1死から金城に二塁打され、次の山崎の打球は一、二塁間へ。
荒木が必死に止めにいったが、不運だ。
グラブをはじいた打球が二塁方向に転がり、
その間に金城に生還を許してしまった(記録は内野安打)>
「金城に失投を投げてしまって…。そういうところが甘いですね」

<ベンチに戻る際に、荒木からわびられたそうで、
試合後こう言って笑わせて>
「『ボクが完封を意識しちゃいました』と、
荒木が言ってくれました。いいヤツだな、と思いました」

<結果は8イニング1失点。快投にも本人は>
「野手の方に助けてもらいました。
調子自体はそんなに良くなかった。
右打者の外の球をひっかけて中に入ったり、そういうところがあったので
前回(12日の東京ヤクルト戦)のような感覚ではなかった」

<これから続くV最終戦線、そしてCS。
強い上昇気流が欲しいところで、調子を上げている。
謙虚な話しぶりながら、8回に失点するまで
連続無失点イニングを計19に伸ばしていた。
上り調子の先発に出てきてほしいところで、心強い快投>
「状況を読みながら投げる、ということは
前半よりも多少はできているかな、というのはあります。
でも、特別に何かが変わったというのはないですけど」

<7勝をマークし、昨年の自己最多8勝に迫った。
昨季は11敗したが、今季の負けはわずか2。
勝率.778は.727のチェン、.714の吉見をも上回る数字だが>
「負けを消してもらっているだけのことですけどね」

<これでプロ通算30勝にも到達。
11年目でたどり着いた節目の勝利を喜んで>
「本当ですか? 正直、うれしいですね」
中スポスポーツ報知共同通信社時事通信スポニチ名古屋ニッカン


◎平田良介
<1軍復帰の日に先発出場して、4回に2号ソロを放つ>
「(ナイスバッティングでした)ありがとうございます。
(ものすごい当たりがレフトスタンドに突き刺さった)
はい。えー、打った瞬間どこ飛んだんかわからなかったんですけど、
えー、まあいい当たりだったと思います。
(途中で「最高の当たりだった」というコメントが来たが)
はい。なんかもう、あの~打席だけ打ったときに
なんかフリーバッティングの時のような感覚があったんで、
なんかすごい不思議な感じでした。
(1軍に上がったばかり、見事な仕事っぷり)
はい。ちょっと2軍の方で優勝争いしてたんで、
あのう、次は1軍でしっかり優勝争いに貢献できるように
頑張りたいと思います。
(2安打・1本塁打、久々のスタメンでアピールできた)
はい、こうやって結果でアピールしていけば、
どんどん使ってもらえると思うんで、
どんどん結果を出して、頑張りたいと思います。
(締めくくりにファンにごあいさつを)
えー、…と、デーゲームが続きますが、
えー、お仕事大変だと思いますが、応援の方よろしくお願いします!」


<2点リードの4回無死。
初球の高めスライダーをフルスイングすると、
左翼スタンドの中段に着弾。推定飛距離は115メートル。
横浜先発・小林を打ち崩せそうで打ち崩せない、
もどかしい展開も振り払った。
この日、1軍に昇格してすぐ放った2号ソロ。
うれしさのあまり、自画自賛も飛び出して>
「打った瞬間、いったと思いました。
今年一番のバッティングができました。
本当にいい当たりでした。不思議な感覚でした。
あの打席だけ、フリー打撃のような感じで打てました。
いつもなら、打ったら走りださなくてはいけないけれど、
打った後に走るという感覚がないというか…。自分でもよくわからないっス。
それほど、すかっとしたというか、気持ちよかったと思う。
気持ちに落ち着きができたから、打てたと思います」

<この日、1軍に上がったばかりで先発した。
それが今のチーム状態でも、重圧は無縁。
1軍と2軍を行ったり来たり。
今季4度目の1軍の舞台を、特に意識したわけではなかった>
「昨日、1軍に、という連絡をもらった。
(知らせを受けた時は)DVDでドラゴンボールを見ていました。
だけどそのときは、明日は優勝争いしている
ファームの大事な試合がある、と思っていた」

<成長を実感するプロ4年生。理由を尋ねると>
「2軍ではリラックスして打てるのに、1軍ではできなかった。
(最近は)1軍の試合に出場しても落ち着いて打席に立てる。
1軍を経験して、徐々に成長しているんです」

<実は『ミスターオクトーバー』。
毎年、秋は調子が良く、ポストシーズンと相性がいい。
07年には、クライマックスシリーズで全試合スタメン出場。
日本一がかかった日本シリーズ第5戦では決勝犠飛。
そして昨年10月23日は、CS第2ステージの巨人戦で、
エースの上原浩治(現・オリオールズ)から一発を放っている。
そんなデータもある中、実力を証明するかのような一発。
勝負どころの強力な武器になりそう>
「高校の時は秋は苦手だったんですけど、
プロに入ってから打ってますね。
秋になると、調子がいいのでいいイメージはありますね」

<逆転優勝は正直、厳しい状況にあるとはいえ、
その先にはCSもある。巨人にやりかえすチャンスがある。
今季の巨人戦はわずか1打席ながら、その打席で2ランを放っている>
「昨年はCSで(スタメンでは)出られなかったので、
今年は出て頑張りたいですね。1軍でも優勝争いをしたい。
チームに貢献して、どんどんアピールしたい」
カメラブログ中スポ中日新聞サンスポおおさか報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

○石嶺打撃コーチ
<1軍に再昇格したばかりの平田が
本塁打で結果を出したことに驚き>
「チャンスをもらって打てるんだから、何か持っているものがある」
毎日jp


○森野将彦
<1回1死三塁、中前に先制タイムリーを放つ>
「高さが甘くきたので、うまく打つことができました」

<リーグでただ1人3ケタに乗せていた打点を
『101』に伸ばすと、続く3回の第2打席でも右前打。
第3打席で三振に倒れるまでの間だったが、
打率もちょうど3割に乗せた。
ただ現状の数字はひとまず頭の外に置いている>
「打点? 当分その話はしませんよ。
打率も、最終戦でちょうど3割の前後だったら
考えるかもしれないけれど、今はできるだけ打っておくことです」

<好調を支えているのは選球眼への自信。
事実、この日バットを振ったのは、
投じられた16球のうち、安打2本を含めてわずか4度だけだった。
最後の打席はカウント1-3から自信を持って四球を選ぶと、
ブランコの右中間突破二塁打で一塁から激走して生還。
打点王争いのライバルにも貴重な打点をプレゼントした>
「今はストライクゾーンでもヒットにできないコースは見送ることができています。
打率を上げるためにはヒット1本打って1度四球を選ぶことです。
それができるようになったのは大きい」
カメラブログ中スポ毎日jp

○井端弘和
<4回1死二塁、小林の真っすぐを
右中間にはじき返す適時打を放つ。
前夜、連続試合安打が10試合で止まったが、これからまた再発進。
ただ自身にとっては2回2死満塁で二ゴロに倒れたことが
屈辱的だったようで>
「前のチャンスで打ってなかったので、打ててよかったです」
カメラブログ、中スポ)

○トニ・ブランコ
<3回に無死一、二塁から二ゴロ。
二塁手が失策したが、打点は1。
7回には1死一塁から右中間へ二塁打を放ち、
森野の好走塁も手伝って、ダメ押し適時打となった。
続く和田の右飛で三塁にタッチアップ。果敢に次の塁を狙う積極性も。
計2打点でトータル99打点。100打点にあと1と迫って>
「うまくボールをとらえることができました」
カメラブログ、中スポ、中日新聞

○荒木雅博
<4回、二盗を決め34盗塁。リーグトップに立った。
砂煙を上げた強烈なスライディングに満足そう>
「いつも通り。ただスピードに乗ったからね」

<盗塁王争いは東京ヤクルト・福地との大接戦だが、
相手のほうが残り試合が多く、
あくまでも勝利のために、次の塁を狙う>
「(タイトルは)それほど意識していません。
ただ、いいところで走れれば、という感じ」
(中スポ)

○立浪和義
<8回2死で小笠原への代打として打席に立つと、
力のないライナーが一塁ファウルゾーンに飛んだ。
落ちてくれれば打ち直せたが、佐伯が好捕。
大歓声のナゴヤドームがため息に変わった。照れ笑いで>
「詰まっちゃった」

<この試合を含め、ナゴヤドームでのレギュラーシーズンは8試合。
日ごとにカウントダウンのムードは盛り上がり、
打席に立つとスタンドで無数のフラッシュは光った。
ファンの期待はひしひしと感じている。
気を取り直して、帰りの車に乗り込んで>
「ファンの期待? そうですね。また次、頑張ります」
(中スポ)

○浅尾拓也
<3点リードの9回無死一塁で登板。
その初球が一発のある吉村への死球となり、
無死一、二塁となったが、そこから冷静に
打者2人を切り、岩瀬のセーブのお膳立てをして>
「あの死球は厳しく(内角へ)いった結果。
ランナーをためるのは良くないですけど、仕方がなかったと思っています」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<勝利まであと1人となった3点差の9回2死二、三塁で登板。
下園を5球で三ゴロに仕留め、セーブ王独走の41セーブをマーク。
9回は4点リードで始まり、3投手をつなぐ慌ただしい展開。
それでも守護神は落ち着いて準備してマウンドに向かって>
「慌ててはいないですよ。
セーブが付くような場面になったら行くだろうと思ってたから」
(中スポ)


◇吉見一起
<何気ない動きの中に、苦しみから脱却する
努力のあとが残されていたりする。
17日の広島戦で約1カ月ぶりに連勝を飾った右腕は
練習前のウオーミングアップ中から右手の中にボールを転がしていた。
ストレート、スライダー、フォーク。
様々な球種に握りを変えつつ、体の方はストレッチ。
繊細なコントロールが身上の右腕は
かたときも指先の微妙な感覚を失いたくなかったのだろう。
ある種の指先を体得することは今季の原点のひとつだった>
「具体的にどの球種が課題だったということはないんですけれど、
ボールの感覚をずっと持ち続けたかったからです」

<苦しいときには原点に返る。最近まで苦しみのただ中にいた。
8月27日の巨人戦、9月3日の広島戦とよもやの連敗。
10日の阪神戦で勝利投手となったが、
快調に白星を積み重ねていた8月半ばまでのような感触は遠かった。
古巣のトヨタ自動車が都市対抗野球で決勝に進出したときも、
正直な気持ちをもらしていた>
「頑張ってほしいですけれど、今は自分でいっぱいいっぱい。
ほかにかまっていられるような余裕がないんです」

<17日に勝ち星を15に伸ばし、名古屋に帰ってきたがこう話す。
シーズンも大詰め、ラストスパートを前に苦境を脱出して>
「今でも余裕はないですよ。
でも結果が出たということもありますし、
あのころに比べたらいくぶん楽になりましたね」
(中スポ)


○落合監督
<久々に先発起用した平田、イ・ビョンギュが活躍。
選手起用について聞かれ、しばらく間を置いて>
「まあまあじゃないの」

<この日は『ピンクリボンデー in ナゴヤドーム』と題して、
乳がんの検査促進、早期発見・早期治療を啓発する
キャンペーンが行われ、両軍選手や審判団、
マスコットなどがピンク色のリストバンドをつけていたが、
指揮官の両腕にもしっかりとこのリストバンドが。ご満悦で>
「だってきょうはそういう日だろ」
(中スポ、サンスポ毎日jpデイリー


今日の公示。(19日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 ネルソン・パヤノ投手、平田良介外野手
【出場選手登録抹消】
▼中日 マキシモ・ネルソン投手、中川裕貴外野手
(再登録は29日以降。公式サイト共同通信社


ドラゴンズトピックス(19日)

◇英智

<この日、出場登録日数が8年に達し、
国内移籍が可能なフリーエージェント(FA)権の取得条件を獲得。
04年にはゴールデングラブ賞も獲得した守備の名手は
シーズンに集中するため、態度を保留して>
「あまり実感がわきません。
(行使するかどうか)特に今の時点では(コメントすることが)ないです。
ゆっくり話せるときが来たら話します」
(中スポ、おおさか報知共同通信社時事通信


若竜トピックス(19日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-広島 23回戦
(19日・ナゴヤ球場)
 C 041 000 111 = 8
 D 003 020 013x = 9
[勝] 中里(22試合6勝3敗1S)
[D本] なし
[Dバッテリー] 長峰、岩田、平井、金剛、中里 - 小田、小川
公式サイト・戦評

○田中大輔
<本拠地・ナゴヤ球場での
今季ウエスタン・リーグ最終戦の広島戦で、
1点を追う9回2死満塁、小川の代打で登場。
逆転サヨナラの左越え2点適時打を放つ。
カウント2-2から森の5球目をとらえると、打球は痛烈なライナーで左翼へ。
前進守備を敷いていた鈴木の頭上を越え、走者2人が生還。
プロ入り初のサヨナラ打に>
「うれしいのひとことです。
みんなが執念でつくったチャンスで打てて本当によかったです。
とにかく何とかしようと。打ったのは変化球ですけど、
自分でも何を打ったのかよく覚えてないです」
中スポ

○新井良太
<5回に同点となる2点適時三塁打を放つなど、
4番打者が4打点を挙げる活躍でチームの勝利に貢献。
ここ4試合で14打数8安打9打点と打撃好調。笑顔で>
「チャンスで回してくれるのでそれに応えられてよかった。
チームが勝ってよかった」
(中スポ)

○岩田慎司
<2点を追う4回から2番手で登板。
3イニングを無安打無失点に抑える好投を見せて>
「変化球も決まって良かったと思います」
(中スポ)

○小林投手コーチ
<岩田の好投に目を細めて>
「勝利につながる投球だった。
大事なところで使えるピッチャーになりつつある。
目に見えて成長している」
(中スポ)


○辻2軍監督
<ウエスタン・リーグ優勝へのマジックナンバーを1とする。
最短Vは変わらず22日で、阪神が22、23日の福岡ソフトバンク2連戦で
1敗もしくは1分けで決定。阪神が2連勝しても、
中日が24日のオリックス戦に勝つか引き分けで優勝が決まる。
負ければ2位・阪神にマジック2が点灯する大切な試合。
若竜が劇的な逆転勝利で阪神をがけっぷちに追い込んで>
「(サヨナラ打の)田中はミート力があるし選球眼がある。
低めのスライダーも見極められるから。
負けたら自力優勝がなくなっていたからね。よく打ってくれた。
これで阪神にプレッシャーをかけられる」
中スポ

2009年9月19日 (土)

落合竜なぜ?の嵐、CS照準起用で寂しい一敗。

最後の広島戦に勝ち越し、今季3位以上を確定。
クライマックスシリーズ進出を決めた2位・ドラゴンズ
シルバーウィーク9連戦の2カード目は、
地元・ナゴヤドームに戻っての横浜との3連戦。
しかし移動日ゲームということもあってか、
今季初先発のネルソン-前田のバッテリーを始め、
大胆な選手起用に終始。ところが期待のネルソンが崩れ、
4回途中でKOされると、打線はランドルフの前にまたも沈黙。
前田の8年目でのプロ初安打など光明こそあれど、
既にCSに照準を合わせているような内容。
お得意様の横浜相手寂しい黒星を喫することとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 21回戦
(18日・ナゴヤドーム | 中日16勝5敗)
27553人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日
[敗] ネルソン(26試合1勝3敗1S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
ネルソン、鈴木、小林正人、高橋、河原 - 前田

◇対横浜21回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数無安打)
2 (二)荒木  (4打数無安打)
3 (三)森野  (2打数無安打)
4 (一)ブランコ (2打数1安打)
5 (左)和田  (4打数2安打1打点)
6 (右)小池  (3打数無安打)
7 (中)中川  (4打数無安打)
8 (捕)前田  (4打数1安打)
9 (投)ネルソン (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・横浜> P・ネルソン(中8日・来日初先発)
金城外高め直球右前打、山崎投犠打、
1死二塁から、内川中外寄りスライダー中前適時打(D 0-1 YB)
ジョンソン内高めボール球空三振・スタート内川二盗失敗

<1回ウラ・中日> P・ランドルフ
井端中チェンジアップ右中間フライ、
荒木内直球詰まり右飛、森野外スライダー遊ゴロ


<2回・横浜> P・ネルソン
佐伯内抜けたスライダー見三振、
吉村中スライダー空三振、石川内フォーク空三振

<2回ウラ・中日> P・ランドルフ
ブランコストレート四球、
和田初球外直球バットの先・遊オーバーヒット、
無死一、三塁から、
小池遊ゴロ6-4-3併殺の間(D 1-1 YB)

<3回・横浜> P・ネルソン
武山三ゴロ、ランドルフ中高め直球ライトオーバー二塁打、
金城外高め直球二ゴロ進塁打、
2死三塁から、山崎中高め直球三遊間抜く適時打(D 1-2 YB)
内川5球目山崎二盗、内川2-3低め外れ四球、
2死一、二塁から、ジョンソン初球中高め直球打ち上げ右飛

<4回・横浜> P・ネルソン
佐伯中高めスライダーライトポール際飛び込む本塁打(D 1-3 YB)
吉村中高め直球空三振、
石川初球外直球中前打、武山中直球左前打、
1死一、三塁から、ランドルフ2-3外大きく外れ四球・ネルソンKO
P・鈴木(今季初登板)
1死満塁から、金城中高め直球三遊間抜く適時打(D 1-4 YB)
1死満塁から、山崎外スライダー一邪飛
2死満塁から、内川2-3外スライダー見られ押し出し四球(D 1-5 YB)
P・小林正人
2死満塁から、ジョンソン外高め直球空三振

<4回ウラ・中日> P・ランドルフ
荒木二塁後方フライ、森野外スライダー見て四球、
ブランコ高め外れストレート四球、
1死一、二塁から、和田外チェンジアップ空三振、
2死一、二塁から、小池内高め直球空三振


<5回ウラ・中日> P・ランドルフ
中川初球外チェンジアップ左飛、
前田2-3中低め直球三遊間抜くヒット(プロ初安打)、
代打井上外直球空三振、井端内スライダー見て四球、
2死一、二塁から、荒木内直球打ち上げ中飛


<6回ウラ・中日> P・ランドルフ
森野外スライダー外れ四球、ブランコ内スライダー空三振、
和田4球目森野二盗、和田内直球詰まり遊飛、
2死二塁から、小池内スライダー見三振


<7回・横浜> P・高橋
山崎内直球三ゴロ、内川内低めスライダー空三振、
ジョンソン初球直球一塁高いバウンドゴロ

<7回ウラ・中日> P・ランドルフ
中川内高めスライダー詰まり一飛、
前田外チェンジアップ中飛、

高橋中高め直球三遊間抜くヒット(プロ初安打)、
2死一、二塁から、井端中高め右方向も二正面ゴロ

<8回・横浜> P・高橋
佐伯内高め直球空三振、吉村内直球バットへし折り遊ゴロ、
石川外高めスライダー空三振

<8回ウラ・中日> P・高崎
荒木中直球二ゴロ、森野外直球抜け四球(この日3個目)、
ブランコ中スライダー中返しヒット、
1死一、二塁から、
和田初球外スライダー中前適時打(D 2-5 YB)
P・高宮
1死一、二塁から、代打立浪外高め直球左前落ちるヒット、
1死満塁から、中川外シュート投ゴロ1-2-3併殺・チャンス潰す


<9回・横浜> P・河原 右・岩﨑達郎(プロ初)
武山初球一塁後方ファウルゾーンフライ・
岩﨑達郎突進フェンス怖がらずにキャッチ、
代打内藤外高め直球見三振、
金城投足元抜くヒット、山崎内直球右前落とすヒット、
2死一、三塁から、内川中甘いスライダー打ち損じ浅い右飛

<9回ウラ・中日> P・山口
前田中低め直球詰まり遊ゴロ、
代打イ・ビョンギュ中直球中前抜けるヒット、
井端内直球ハーフスイング三振、荒木内直球外れ四球、
2死一、二塁から、森野外高めスライダー左飛、
試合終了。


【ゲームレビュー】
ネルソン初先発も失点重ねる

来日初先発のネルソンが、ずるずると失点を重ねた。
攻撃では、2回に併殺打の間に1点を返し、
8回は和田の適時打で追加点を挙げただけで終わった。
横浜ランドルフが4連勝。
球に力があり、7イニング3安打1失点と好投した。
打線は1回に内川の適時打で先制し、
その後も流れよく4回までに5点を奪った。山口が17セーブ。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


広島からの移動日ゲームとなった9連戦の2カード目。
若干客足少なかったナゴヤドームでの横浜との初戦でしたが、
発表されたスタメンを見て、ビックリしましたね。
なんと来日2年目で初先発となるネルソンに、
受けるのはプロ8年目、4年ぶり4度目の前田章宏
さらに7番・中堅では、今季2度目となる中川を起用。
てっきり「山本昌-小山」のバッテリーを予想していただけに、
この大胆かつフレッシュな起用には、ほんとに驚きましたよ。

ただそれと同時に浮かんだのは、「勝つ気がないな」。
前日の勝利で今季3位以上を確定させ、
クライマックスシリーズ進出を決めたドラゴンズ
それで安心したのかどうかはわかりませんが、
優勝の可能性がある限り、一試合一試合を大事に戦っていく。
そういう考えを持つチームなら、まずはやらないこと。
試合前の鈴木・ビョン昇格の時から、
「なぜ?」というクエスチョンがいくらかありましたが、
このスタメンを見て、さらに「なぜ?」。

もうちょっとできると思ったんだけど。そして案の定、
ネルソン「もうちょっとできずに」
打ち込まれると、
すぐさま鈴木を使ったのも「なぜ?」。
一方、相手先発・ランドルフ
新潟の時同様に
抑え込まれているにもかかわらず、
何も手を打たずにまるで消化試合のようなムードで
ゲームが進んでいるのも「なぜ?」。
そして9回、英智ビョンがいるにも関わらず、
「アマチュア時代を通じて初めて」という
内野手の岩﨑達郎を起用したのも「なぜ?」の極致

まあ見方さえ変えれば、
プロ8年目、地元期待の星・前田がうれしいプロ初ヒットを放った。
右ひじ故障を乗り越え、鈴木が昨年4月以来の1軍登板を果たした。
また前半でゲームが壊れたにも関わらず、
小林正人、高橋がロングリリーフでそれ以上の傷を防いだ。
今季初、さらにプロ2打席目の高橋非凡な打撃を見せ、
チームで2安打しかできなかったランドルフから、なんとプロ初安打を放った。
8回、相手投手が代わったことにより、
ようやく迎えたチャンスで代打・立浪が巧いヒットでつないだ。
そしてライト初体験の岩﨑達郎が外野手では考えられない動きで
ドキドキしながら3度の守備機会をこなした…。

そういうことから記事はいくらでも書けるでしょうが、
首位・巨人6ゲーム差の状況。
しかも横浜戦の次には、敵地での直接対決が控えている。
わずかながらも優勝の可能性も残っていながら、それを捨て、
早くもその先を見据えた選手起用&テストをされては…。
それをやるのは、もうちょっと先じゃないか。
いくら谷間だったとはいえ、この時期に…。
というのが、自分にとっての一番の「なぜ?」でした。


まあファンといえど、中のことはわからないですし、
チームとしての指針があってのことでしょうが、
このゲームに関しては、ほんとに寂しく、残念な一敗となったなと。
こうなってくると、もはや「可能性がある限り戦え」とか、
「諦めるな」とか、そんなことは言う必要がないことなのでしょう。
首位チームのマジックは、2つ減って7となりました。
着実にカウントダウンが続いていますが、
週明けの直接対決で、相手の胴上げを見ることはできれば避けたい。
これを当初から折り込み済みの負けと考え、
週末のデーゲームは、ベイに連勝してほしいですね。
まあ悔しい思いとともに、良い経験をした若竜の未来を信じながら、
その先に向け、引き続き応援していこうと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(18日)

●マキシモ・ネルソン

<今年26試合目の登板で
来日初先発のチャンスをつかんだが期待外れ。
味方打線が追いついた直後の3回に勝ち越され、
4回に本塁打を浴びるなどして途中降板。5失点と振るわなかった。
試合を作ることの難しさを思い知らされ、
球団の広報担当にコメントを託すのがやっと。
試合後はショックを隠せない様子で、質問を遮り無言で球場を後に>
「もう少しできると思ったんだけど」
中スポ時事通信毎日jpニッカン

●森バッテリーチーフコーチ
<ともに今季初先発のネルソン-前田のバッテリーについて>
「初めから負けると思って出したわけではない。
経験はできたから、次に生かさないと」

<開幕から中継ぎで25試合に登板して防御率2.87。
7月21日の広島戦では来日初白星もゲットしたネルソン。
中継ぎでの好投を評価しての『先発テスト』だったと説明>
「きょうの先発は前々から決まっていた。
中継ぎでできたことが、先発ではできなかったということだ」

<19日にはネルソンが出場選手登録を抹消され、
代わって左腕のパヤノが1軍に昇格する見通し>
「外国人枠の問題もある。
クライマックスシリーズ(CS)を見据えて試したい選手もいる。
ネルソンは下(2軍)で先発させることになるだろう。
先発の頭数はいくらいても困らないからな」
中スポサンスポ毎日jpデイリー


●前田章宏
<2005年10月6日のヤクルト戦(神宮)以来、
4年ぶりプロ4度目となるスタメン出場。
5回1死からの第2打席、8年目で待望のプロ初安打を放つ。
横浜の先発左腕・ランドルフに簡単に追い込まれたが、
カウント2-2から計3球ファウル。
そしてフルカウントからの9球目、144キロの低め速球をとらえると、
鋭い打球が三遊間を鮮やかに突破した。
実に8年目、14打席目の初体験
その瞬間、両手をポーンとたたいて一塁に走り出して>
「守りで点を取られていたんで、
何とかしようと思っていたのがああいう結果になりました。
結果が出て良かった。井端さんや荒木さん、森野さんたちから
『きょうは(初安打を)打てよ』と言われていたので、
本当にうれしかったです」

<実家はナゴヤ球場から徒歩圏内にある。
だから元日はプロ2年目からナゴヤ球場でトレーニングしてきた。
今年の元日もまた、黙々とバットを振っていた。
7年連続となったが1人ではなく、地元の友人が練習パートナー。
一緒にキャッチボール、マシン打撃のボール拾いもしてくれた。
地元の中京大中京高から入団した男は誰からも愛されるキャラクター。
背水の陣で迎えた今年、野球の神様がほほ笑んでくれた>
「こうやって応援してくれるのはすごく励みになるんです。
8年目ですけど今年ダメなら厳しい。だから何とか結果を残したい」

<だが、守備では先発・ネルソンを
好リードできずに序盤から大量失点。
8年目で初めてフル出場した試合後、前を見据えて>
「きょうは点を取られすぎました。
ネルソンの投げたいボールとボクの要求するボールも違っていて、
間合いが長くなった。リズムを悪くしたことが反省です」
中スポ毎日jp

●中川裕貴
<この日休養した英智に代わり、
『7番・中堅手』で今季2度目のスタメンを任されたが、
4打数無安打に終わる。8回1死満塁では
投ゴロ併殺に倒れ、チャンスをつぶしてしまい反省しきり
出場選手登録を抹消され、ファームで再調整する見込みとなった>
「4打席もチャンスをもらえたのに、結果を残せなくて悔しいです」
(中スポ)

●岩﨑達郎
<9回、イ・ビョンギュ、英智が
ベンチに残っているにもかかわらず、内野手が右翼の守備に入る。
3度の守備機会を無難にこなしたが、驚きは隠せず>
「8回の攻撃中に監督に
『外野できるか?』と聞かれて『はい』と答えました。
ちゃんと外野を守ったのは、アマチュア時代を通じて初めて」

<人生で初めて外野を守ったというが、
代わったところに打球が飛ぶ、というのは
本当にあるようで、いきなりファウルグラウンドへの飛球。
これをフェンスにぶつかりながら好捕。
何事もなかったかのようにこう言ったが、
本人の言うノックは出場機会に恵まれない分を補う
体力強化を目指したもの。突っ込もうか待とうか
迷うような打球にも慌てず対応していた姿は
全く経験がないとは思えなかった>
「普段から川相コーチに外野ノックを
打ってもらっているから、普通に守れました」
(中スポ、スポニチ名古屋


●高橋聡文
<救援した左腕がさえた。投球だけではない。
7回に立った今季初打席。
横浜の左腕・ランドルフの速球を左前にはじき返し、
プロ入り初ヒットを記録>
「(ヒットを)打ったのはうれしいです」

<もともと打撃は得意だが、
短いイニングの登板が多く、その機会は少ない。
ただ1-5と敗色濃い6回からのマウンドだったが、
きっちり抑えたからこそ巡ってきた打席だった。
3イニングを打者9人。1人の走者も許さず投げきった。
この登板回数は今季最長で、2度目。
1度目は7月29日の巨人戦、1-6と大量リードを許していた5回に
マウンドに上がったが、3アーチを許して5失点。
ただそれを契機に目覚め、次の登板だった8月6日の阪神戦以降、
14試合、17イニング1/3を投げて失点、自責点はわずか1。
防御率は0.52と、抜群の安定感を示している>
「たまたまですけど…。この調子を続けていきたいです」
中スポ

●立浪和義
<この日は現役最後となる移動日でのゲーム。
広島から移動後、全体練習よりも前に
グラウンドに姿を現して汗を流す。
疲れたそぶりもなく、気合いを入れて>
「悔いの残らないようにしたいからね」

<ゲームでは8回1死一、二塁、小池に代わる代打として登場。
3点を追った場面で左腕・高宮から左前打し
満塁と好機を広げたが、チームは横浜に完敗。試合後、厳しい表情で>
「残り少ないので全部打つ、全部勝つつもりでいきたい」
(中スポ、ニッカン


●森野将彦
<15日にマツダスタジアムで行われた広島戦は
『ピースナイター』と銘打たれ、
「平和」をイメージした趣向が凝らされていた。
5回が終わるとジョン・レノンの名曲「イマジン」が
ゆっくりと流れ、観客は緑色のボードを掲げる。
被爆地である広島らしい、心に訴えかける企画だったが、
グラウンドにいた選手はこう言う>
「あんなことができるのは、屋外の球場だからかもしれませんね。
(屋内のナゴヤ)ドームだとみんな一緒になっちゃう気がします。
でもね、やっている方はしんみりしている場合じゃないんですよ」
(中スポ<ドラ番記者>


●落合監督
<思い切ったスタメン? 初先発のネルソンに加えて、
中川・前田をスタメン起用したことについて>
「普段出てない? 出てんじゃん」

<内部事情については、説明を拒んで>
「中(チーム内部の)ことは言えません。中のことは聞きたがるな。
(手で自分の前にラインを引くまねをして)ここに一線を引かなきゃ」
(中スポ、サンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(18日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 鈴木義広投手、イ・ビョンギュ外野手
【出場選手登録抹消】
▼中日 朝倉健太投手、トマス・デラロサ内野手
(再登録は28日以降。公式サイト共同通信社


●鈴木義広
<右ひじの手術で戦列を離れていた中継ぎ右腕が
昨年4月23日の登録抹消以来、約5カ月ぶりに昇格。
この日は中継ぎ投手の中で真っ先にナゴヤドームの
グラウンドに姿を現し、短い言葉で意気込みを語って>
「頑張ります」

<今季ウエスタン・リーグでは22試合に登板し、
1勝0敗、防御率3.66。故障した右ひじには、
現在もプレートが入っているというが、力を蓄えて1軍に戻ってきた>
「やれることはやってきた」

<先発・ネルソンが4回1死満塁とピンチを招くと、
さっそく救援マウンドに上がったが、
金城の左前適時打と内川への押し出し四球で火消しに失敗。
1死を奪っただけで降板となったが>
「投げられたことが第一歩。次はしっかり抑えたい」
(中スポ、サンスポ


若竜トピックス(18日)

◆川井雄太

<15日のウエスタン・阪神戦で先発し、
6イニングを9安打2失点とまずまずの内容で勝ち投手となる。
ファームとはいえ、開幕からの連勝記録『11』を打ち立てた
7月30日の巨人戦以来、久々に手にした白星。
1軍では4連敗しての登録抹消だっただけに、
ホッとしているかと思いきや、実にさばさばとして>
「安心したような感覚? ありません。
いろいろ考えるよりも、その分練習して、
ひとつでもうまくなるべきだと思いますから」

<3日に登録抹消されてから中12日の登板で飾った再出発。
その間走り込んでいたが、まだ納得できるものは手にしていない。
照準が具体的に明言できる段階でないのはもどかしい。
でも、信じて走り、投げ続けるほかない>
「一からつくり直すつもりでやっていました。
カーブ? まだまだです。
まず、上(1軍)に戻れるように頑張ります」
(中スポ)

◆小林投手コーチ
<川井の『緩』を支える超スローカーブについて。
15日の試合後にこう指摘して>
「連勝していた時に決まっていたカーブがまだ戻ってこない。
いい時は直球やスライダーと同じ腕の振りで投げられていたんだが…。
きょう(15日)もキャッチャーがほとんど要求しなかったでしょう。
それだけ信用されていないんだろう」
(中スポ)

◆藤井淳志
<6日の横浜戦で左の肋骨を骨折したが、
懸命のリハビリに取り組んでいる。
この日はナゴヤ球場の階段を上り下り。
実際にはまだ全然、全快にはほど遠いが、
冗談も交え、必死に前を向いて>
「もう治りました」
(中スポ)

2009年9月18日 (金)

森野決勝100打点吉見粘投15勝竜CS進出決定!

1勝1敗で迎えたマツダスタジアムでの広島との今季最終戦
先発にリーグトップタイ14勝の吉見一起を立てたものの、
初回不安定なところを突かれ、まさかのバッテリーエラーで失点。
しかし中盤5回、1死満塁のチャンスで
前の打席併殺に倒れていた森野将彦
右前に今季100打点目となる、逆転の2点適時打を放つと、
相手エラーに、和田の適時三塁打などでこの回一挙4点
援護をもらった吉見は力のある直球を軸に、
走者こそ出すものの、粘りの投球で8イニング1失点。
最後は浅尾が締めて、最後の広島戦カード勝ち越し。
今季3位以上が確定して、クライマックスシリーズ進出を決めました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 最終戦
(17日・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 | 中日16勝8敗)
18715人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島
[勝] 吉見(24試合15勝6敗)
[S] 浅尾(61試合7勝9敗3S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
吉見、浅尾 - 谷繁

◇対広島最終戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数1安打)
2 (二)荒木  (4打数3安打)
3 (三)森野  (5打数2安打2打点)
4 (一)ブランコ (4打数1安打)
5 (左)和田  (4打数1安打1打点)
6 (右)小池  (1打数無安打)
7 (中)英智  (4打数無安打)
8 (捕)谷繁  (3打数1安打)
9 (投)吉見  (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・齊藤
井端初球内直球遊ゴロ、荒木中高め直球三塁線突破二塁打、
森野外低めスライダー二ゴロ進塁打、
2死三塁から、ブランコ外チェンジアップ中飛


<1回ウラ・広島> P・吉見(中6日)
東出中高め直球遊ゴロ、末永フォーク外れ四球、
フィリップス中フォーク空三振、
栗原初球外直球右前打、
2死三塁から、マクレーン6球目外フォークワンバウンド
吉見暴投・三走末永生還(D 0-1 C)

<2回ウラ・広島> P・吉見
天谷内スライダー一二塁間突破ヒット、
石井琢朗外シュート三ゴロエンドラン天谷二進、
1死二塁から、初球外スライダー捕邪飛、
2死二塁から、齊藤外直球見三振

<3回・中日> P・齊藤
谷繁高め抜け四球、吉見初球投犠打、
井端内外れ四球、荒木中スライダー三遊間抜くヒット、
1死満塁から、森野外スライダー遊ゴロ6-4-3併殺


<3回ウラ・広島> P・吉見
東出投手直撃吉見拾うも間に合わず内野安打、
末永8球目東出二盗谷繁ウエストで刺す

<4回・中日> P・齊藤
ブランコ内スライダー三遊間抜くヒット、
和田中低め直球高いバウンド遊ゴロ6-4二封、小池右脚四球、
1死一、二塁から、英智中スライダー二ゴロ4-6-3併殺


<4回ウラ・広島> P・吉見
栗原右飛、マクレーン当てただけ遊ゴロ、
天谷内直球中前抜けるヒット、
石井琢朗低めフォーク合わせて右前打、
2死一、二塁から、中シュート二ゴロ

<5回・中日> P・齊藤
谷繁中直球中前打、吉見投犠打、
井端外高めチェンジアップ右前打、荒木ストレート四球、
1死満塁から、
森野外低めスライダー・
一二塁間抜く右前2点適時打(D 2-1 C)

ライト天谷三塁悪送球・荒木一気に本塁生還(D 3-1 C)

P・
1死二塁から、ブランコ外低めスライダー一邪飛、
2死二塁から、
和田外低めスライダー左中間突破適時三塁打(D 4-1 C)
小池高め外れ四球、
2死一、三塁から、英智粘るも12球目遊ゴロ


<5回ウラ・広島> P・吉見
代打小窪センター左飛球英智追いかけスライディング好捕、
東出中直球右中間突破三塁打、
1死三塁から、末永内直球投返し・
ライナー吉見掴むと三塁送球・東出戻れずタッチアウト併殺

<6回ウラ・広島> P・吉見
フィリップス内高めシュート打ち上げ二飛、
栗原外フォーク払われ左中間落ちるヒット、
1死一塁から、マクレーン内シュート遊ゴロ6-4-3併殺

<7回ウラ・広島> P・吉見
天谷内直球一ゴロ、石井琢朗外一杯直球見三振、
スライダー二ゴロ

<8回ウラ・広島> P・吉見
代打嶋内直球バットへし折り一ゴロ、
東出初球中高めスライダー右定位置飛、
末永外低めフォーク拾われ右前打、フィリップス中フォーク空三振

<9回・中日> P・小松
代打立浪(広島ファイナル)ストレート四球・代走小山
井端投犠打失敗1-6-4併殺、荒木中前抜けるヒット、
森野外フォーク空三振

<9回ウラ・広島> P・浅尾
栗原外スライダー右飛、マクレーン外151キロ投ゴロ、
天谷内低めスライダー空三振、試合終了。
(中日クライマックスシリーズ進出決定)



【ゲームレビュー】
逆転勝ち 今季の広島最終戦を飾った
暴投で先制点を許した吉見は、
7回を除き毎回安打を打たれたが、粘り強い投球
8回まで投げ、リーグトップの15勝目をマークした。
5回1死満塁から森野が右へ逆転の2点打。
相手のミスも絡み一気に4点を奪った。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


9月も半ばとなり、レギュラーシーズンも
このゲームを含めて、残り16試合
いよいよスコアボードに「最終戦」という文字が
入る時期になったんだなと、やや感慨深げに迎えた
マツダスタジアムでのカープとの今季最終戦
ハーラートップタイの吉見を立てて臨んだものの、
その吉見が立ち上がりやや制球が不安定
1死から四球を与えると、足を絡められたうえに、
2死一、三塁から、まさかのバッテリーエラー
らしくない失点の仕方で先制を許すと、
打線は広島先発・齊藤の「つかみ所のない」投球に翻弄され、
3回、4回とともに得点圏のチャンスでゲッツー連発
あとひと押しが出来ず、やや歯がゆいところがありましたが、
3度目の正直となった5回、ようやく捕まえられましたね。

イニング先頭、谷繁のクリーンヒットに吉見がきっちり犠打、
井端が得意の右へ運び、荒木が四球で1死満塁。
ここで迎えるはリーグトップの98打点カープキラー森野
打点を稼ぐにはまさに「おいしい」満塁でのチャンスですが、
同じシチュエーションの3回には、
外へのスライダーを引っかけてしまい、絵に描いたような併殺に。
得てして同じ試合中、そういうチャンスが
同じ選手に回ってくることはよくあることでもありますが、
打点王のプライドにおいても、同じ失敗は繰り返せない
悔しさもあったでしょうし、おそらく燃えていたでしょう。

それに対し、前の打席同様、
徹底して外角低めへと攻める広島バッテリー
4球目、外ながら高めのストレートにバットが反応、
ハーフスイングを取られて、カウント2-2
そして5球目、バッテリーが選択したのは、外角低めのスライダー
しかし3回に比べ、ボールがやや甘かったことに加え
「絶対にランナーを返そう」という気迫が勝った結果、
やや弱い打球は、しぶとく一、二塁間を抜けていく2点タイムリー
二者が生還し、シーズンの打点を3ケタの100に乗せると、
ライト・天谷の三塁への送球が逸れて、一塁走者の荒木までもが生還。
1点でも取れれば、流れが変わる
そう思いながら森野の打席を追いましたが、
一気に3点を返せたのは、本当に大きかった。
さらに代わったから和田適時三塁打を放って、もう1点。
鮮やかな逆転劇は、投げる吉見にもうれしい援護となったよう。

5回以降、スイッチが入ったかのようにテンポがよくなった右腕は、
力のあるストレートを全面に押し出して、相手を圧倒する投球。
5回、6回と迎えたピンチを併殺で凌ぐと、
7回、8回は完全に本来の背番号19のペースに。
結局失点をスミ1のみに抑えて、8イニング1失点でお役ご免。
そして最後は3点リードながら、岩瀬ではなく、
浅尾が危なげなく3人で締めてのゲームセット。
ピンポイントで奪った4点を守りきり、最後の広島戦で勝ち越し
さらにこの勝利で、今季3位以上を確定させ、
クライマックスシリーズ進出を決めることとなりました。


良い意味でいえば、「粘りの投球」。
しかし悪い意味なら、テンポがよくないだけ。
そんな投球を続けていた両先発ですが、
悪いなりにも要所を締めていただけ齊藤と、
ある意味「自分で自分を追い込んでいた」吉見
その差が中盤5回ではっきり出て、その後の展開につながったなと。
それにしても、5回の打者一巡の攻撃
再三の拙攻にムードの悪さと歯がゆさを感じていただけに、
森野の当たりが一、二塁間を抜けたときは
「ヨシっ!」と思わず力が入ってしまいましたね。

森野食らいついた!昨夜の最後の打者
さらに3回にはチャンスで悔しいゲッツー
なんとしてもという気迫が勝っての一打、
それが自身初の100打点
さらにはチームの逆転に結びついた。
今季の勝負強さを示すとともに
まさにカープキラーの面目躍如
いうところとなりましたね。
さらに齊藤をKOした後、
続けて出た和田の左中間突破の三塁打。
ライナーで抜けていった
独特の当たりでしたが、
前半の吉見の状態を考えると、あと1、2点は欲しかったですし、
あそこで点を追加できたのもポイント大でしたね。
相手のミスも絡んでいたことで、流れも一気に傾けたうえに、
以降の吉見の投球にも大きく影響を与えたビッグイニング
今季最後のマツダスタジアムとともに、印象に残ったシーンでした。


9連戦最初のカードを、2勝1敗で勝ち越し。
ゲーム差はほんのちょっとしか縮まりませんでしたが、
打線もそれなりに繋がりましたし、
3戦目、エース格の吉見できっちり取れた。
その部分も含めて、まずは御の字だったと思います。
そして迎える2カード目は、地元に戻っての横浜戦
谷間が入るこのカードの先発予想は、初戦から
山本昌-ランドルフ、小笠原-小林、そして山井-吉見祐治
前回、見事な復活登板を果たした昌さんが先陣ですが、
今回も自分のリズムで投げ込み、さらに弾みをつけてほしいですね。
また打線も新潟で苦しめられたランドルフにきっちりリベンジ。
これはぜひともしておかないといけないでしょう。
CS進出は決まったものの、そんなものはあくまで通過点
それより今はとにかく1つでも多く勝って、
直接対決の東京へと乗り込みたい。
そのための布石といえる週末のナゴヤドーム
一戦一戦、より気を引き締めて戦いを迎えてほしいです!


☆ウィナーズ・ボイス(17日)

◎吉見一起

<8イニング8安打1失点でリーグ単独トップの15勝目>
「(15勝目おめでとうございます)
はい、ありがとうございます。
(率直な気持ちを教えて下さい)
いや、あの、ほんと、粘り強く投げた結果だと思うので、
うれしく思います。
(1勝1敗で迎えたが、どのような気持ちで臨んだ)
あのう、前回もあのう、(3連戦)1勝1敗だったんですけども、
あの、負けたら終わりというぐらいの気持ちで、
いきます、いきました、はい。
(走者を出しながら、粘り強く投げられた)
そうですね。もう、僕らしいかなと思います、はい。
(いよいよ残り14試合。
巨人を追いかける大きな試合が続く。意気込みを)
そうですね、あのう、ゲーム差は離れてますけれども、
あのう、全部勝つもりで、少しでもあのう、巨人に、
プレッシャーをかけられたらいいかなと思います。はい」



<研ぎ澄まされた集中力がビッグプレーを生み出した。
5回1死三塁。末永の強烈なピッチャー返しに
とっさに左手を差し出すと、打球はスッポリとグラブに収まった。
飛び出した三塁ランナーは帰塁できず、一瞬にしてダブルプレー
右のこぶしを突き上げ、小躍りしてベンチへ駆け戻った>
「たまたま入っただけですよ」

<立ち上がりは波乱含み。
1回に自らの暴投で先制点を許したが、落ち着いていた>
「自分で自分を追い込んでいたので、
ピンチでもそんなにピンチじゃないと思っていた。
僕が負けたら終わりぐらいの強い気持ちでいった」

<その後も6回まで毎回の7安打を浴びて
塁上を走者でにぎわせたものの、
要所では一段と気持ちを高めて踏ん張り抜いた。
チームのCS出場と今季広島戦の最終カードの勝ち越し。
そして、自分自身の勝利を積み上げる節目の勝負になって>
「調子は悪くなかった。
走者を出しても、何とか粘り強く投げられた結果。
うれしく思います。僕らしいかな」

<中日では17勝を挙げた06年・川上憲伸(現・ブレーブス)以来、
3年ぶりとなる最多勝投手のタイトルも射程圏内にとらえた。
『前』エースの川上とは昨年までの3年間、ともに戦った。
海の向こうで奮闘する川上への感謝の気持ちを忘れてはいない。
そんな尊敬する先輩に1歩でも近づくチャンスが訪れたが>
「川上さんはボクのフォームとかをよく覚えていてくれて、
『お前のいいときはこうなっている。こうした方が良い』と
いうふうに助言していただきました」

<また広島への『借り』も返した。
3日のナゴヤドームでの対戦で今季最短の5イニングKO。
闘志を燃やしていたが、そのリベンジもかなった>
「15勝? そんなことより、広島にやり返すことの方が大切です」

<8月25日に長男・嶺君が誕生。
休日を利用して、大阪・吹田市内の聡子夫人の実家を訪れている。
愛息の存在が疲れを癒やしてくれている>
「この間はお風呂に入れました。まだ首がすわっていないので怖いんですよ」

<首位・巨人も勝ちゲーム差は6と変わらない。
最多勝のタイトルもくっきりと見えてきたが、多くを語らず>
「15勝? まだ先がありますから」
中スポ中日新聞スポーツ報知共同通信社
朝日新聞スポニチ名古屋ニッカン


○谷繁元信
<立ち上がり、特に苦しんだように見えた吉見について>
「全然悪くない。前の阪神戦あたりからよくなっている」
中日新聞

○川相内野守備走塁コーチ
<ハーラートップの15勝目を挙げた吉見を激賞したのは、
投手コーチでも球を受けた捕手でもなく、
現役時代はバントの名手として鳴らした内野守備走塁コーチ。
こう言ってにっこりほほ笑んで>
「ナイスバント。ピッチャーが送って、点が取れたのは大きかったね」
サンスポ


○森野将彦
<1点を追う5回1死満塁、逆転適時打を放つ。
外角低めのスライダーを引っ張って右前に転がした。
右翼・天谷の悪送球も絡んで一挙3点となる会心の逆転打。
勝負強さを発揮し、誇らしげ>
「前の打席と同じボールです。
前の打席でやられていた(併殺打)ので、食らいついて、
絶対にランナーを返そうと思っていました」

<同じ手を何度も食らうわけにはいかない。
1回1死二塁で迎えた第1打席は二ゴロ。
3回1死満塁の第2打席は遊ゴロ併殺打。
ともに広島の先発左腕・齊藤に、外寄りのスライダーで打ち取られていた。
そして迎えた5回は3度目の正直。やり返した一打に胸を張って>
「あれだけ低め、低めに集められていたんでね。
ストライクゾーンを振れってことです。
狙っていたわけじゃないけど、とにかく食らいつこうと」

<この一打で、今季の満塁での成績は14打数9安打16打点。
打率.643と『満塁男』ぶりを発揮している。
また前日までの打点98に一振りで2つ上積みして、
自身初めて3ケタの大台(100打点)に乗せた。
中日では07年のウッズ(102)以来、球団史上10人目。
日本人では06年の福留孝介(現・カブス)以来の到達。
開幕前にはクリーンアップの責任として、
目標の一つに掲げていた数字だったが
現状の個人記録には少しもこだわる様子がない>
「100打点? それについてはまだ終わりじゃないし、
今は話すような時期じゃないでしょう。これで少し静かになるかな」

<チャンスに対する考え方は一流のそれ。
1戦必勝となっていく残り15試合、そしてプレーオフへ。
これほど頼りになる男はいない>
「重圧? ないです。だって打撃は失敗の方が多いんですから。
僕の仕事はバットがボールに当たるまで。
その先は神様に聞いてくださいって感じ」
カメラブログ中スポおおさか報知共同通信社時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

○荒木雅博
<5回、森野の一塁左を抜ける打球を飛び上がって避けると、
そこから再加速。右翼・天谷は三塁へ送球してきたが、
三塁を奪える確信はあったそう。
悪送球は『』だとしても、普通の走者なら一、二塁どまり。
3点入ってもなおも1死二塁、その差は大きかった>
「(森野の打球に)当たらないとは思ってたんですが、
万が一のことがあるので避けたんです。
そのときに、ボクの真下を通るわけじゃないですか。
バットの先っぽだったから、打球は死んでいた。
抜けてくれれば(三塁に)いける。そう判断したんです」

<打撃でも16度目の猛打賞&4出塁。
2併殺を含む4打数無安打に終わった前夜の借りをすぐさま返して>
「(猛打賞は)たまたまです」
(中スポ)

○和田一浩
<5回2死二塁、左中間を破る適時三塁打を放つ>
「得点圏にランナーがいたので、必死になって返しにいきました」

<貴重な追加点をもたらしたが、試合後は歯切れの悪いセリフ。
この3連戦では延長10回に決勝2ランを放った初戦に2度、
前夜も1度あった走者を得点圏に置いた打席で凡退を繰り返していた。
4度目の正直では、素直に喜べないというわけ>
「でも1本だけなので何とも言えないですが」

<最近10試合で10打点と、森野(9打点)ブランコ(8打点)を
上回る数字を残しながらこう言うのは、
走者をかえすという自分の仕事に妥協を許さないから。
こう締めくくって、帰りのバスに乗り込んで>
「今は我慢です」
カメラブログ中スポサンスポ


○立浪和義
<現役最後のマツダスタジアムでの試合は、
3点リードの9回無死の場面で代打で登場。
安打を期待されたが、ストレートの四球。
バットを振ることなく最後の広島を終えて>
「ここは今季の初安打を打った球場だし、
去年までの市民球場にしても、新球場にしても好きな球場だからね。
だから最後に打席に立たせてもらえたのはよかった。
まあ、1回も振らなかったけど」

<レギュラーシーズンも残り15試合。気合を入れて>
「これから行く球場は最後になるけど、
悔いの残らないようにしたい」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<3点リードの9回、守護神の姿がマウンドになかった。
試合後こう語ったが、マウンドに上がったのは浅尾。
先発の完投を除けば、登場しないのは今季初めてだったが、
18日は広島から名古屋への長距離移動ゲーム。
負担を軽減しようという配慮だったよう>
「準備はしてましたよ」
(中スポ)


○前田章宏
<8年目捕手が地道に1軍でのアピールを続けている。
前日の広島戦では今季初めてマスクをかぶり、
高橋・小林正人をリードして2イニングを無安打無失点、
2奪三振という好投を引き出した。
昨季までは1軍でマスクをかぶると失点すること多かった。
ひと味変わったところを見せられて>
「自分はまず守りが大事。
基本的なことはそれなりにできるようになったと思うので、
それを実戦でしっかり出せるようにしたい」
(中スポ)

○勝崎コンディションニングコーチ
<ほぼ全試合、練習前に行っているのが井端とのストレッチ。
主に股関節をチェックして試合に臨んでいるが、
その方法の基礎になっているのが、
野球とは無縁ともいえるドイツの理論だった>
「ドイツはトレーニング方法とかが進んでいるんですよ。
だからいろいろ勉強して、選手に役に立てばと思っています」

<UCLAでコンディションニングコーチの修行を積んで、
日本ハムのコーチに就任することになったが、
その後もオフに『プチ留学』をすることになる。
選んだ先がドイツだった。中日に移籍したいまでも、
ほぼ毎年、オフにはドイツで学んでいるという>
「アメリカで学ぶことがなくなったというか、
アメリカは結局、ふるい落としなんです。
でもドイツは少ない人口の中で鍛えて
世界の中で成績を残している。その技術を学びたかったんです」

<現地とのパイプも増え、主導筋だけではなく、
補助筋群を刺激するトレーニング方法も学んだ。
これらすべての技術が井端に限らず、中日の選手に注入されている>
「選手は毎日、必死に野球をやって成長しているからね。
こっちだって進歩していかないと」

<ちなみに今年のオフはドイツにいかないらしい。
留学はもちろん自費、こんなコーチのバイタリティー、情熱も
中日の強さの要因だろう>
「フランスかイタリアにいくかで悩んでるんですよ。
この2つの国も最近伸びている。だからその技術も学びたい」
(中スポ)

○井端弘和
<ドイツ生まれの技術が首位打者を争う男を支える。
練習前に勝崎コーチとストレッチを行い、試合に臨んでいるが>
「勝崎さんには本当に感謝しています。毎日ですからね」
(中スポ)


○落合監督
<CS進出決定、浅尾の抑え起用などついての質問にも無言>
「……」
(中スポ、スポーツ報知


記録備忘録。(17日)

◇セ・リーグ2位の中日が広島を4-1で下し、
クライマックスシリーズ(CS)進出を確定した。
2007年の導入以来、3年連続の進出となる。
中日が残り15試合に全敗しても76勝67敗1分けで勝率.531となるため、
横浜広島は残り試合に全勝しても上回ることができなくなった。
さらに阪神、東京ヤクルトは単独では中日を抜く可能性を残しているものの、
直接対決が6試合あり、両チームがそろって
勝率で中日を上回るケースはないため、中日の3位以内が確定した。
中日新聞時事通信

2009年9月17日 (木)

反撃及ばず連勝ストップ、朝倉自滅2ケタ足踏み。

延長10回の末、和田の決勝弾で競り合いを制して、
今季3度目の5連勝と勢い付くドラゴンズ
しかし迎えたマツダスタジアムでの広島との第2戦は、
先発の朝倉健太の調子が今一つ。
立ち上がりから制球定まらず先制を許すと、3回にソロを被弾、
さらに5回には3四球に連打を絡められ、一挙3失点
一方打線は広島先発・大竹の前に7回まで抑え込まれる始末。
それでも最終9回に粘りを見せ、完封こそ免れたものの、
反撃時すでに遅く連勝ストップ朝倉は8敗目となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 23回戦
(16日・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 | 中日15勝8敗)
19262人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島 ×
[敗] 朝倉(23試合9勝8敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
朝倉、高橋、小林正人 - 谷繁、前田

◇対広島23回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数3安打)
2 (二)荒木  (4打数無安打1打点)
3 (三)森野  (5打数2安打)
4 (一)ブランコ (3打数無安打)
5 (左)和田  (4打数1安打)
6 (右)小池  (3打数1安打1打点)
7 (中)英智  (4打数1安打)
8 (捕)谷繁  (1打数無安打)
9 (投)朝倉  (2打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・大竹
井端内低めシュート空三振、荒木内シュート遊ゴロ、
森野内高め直球ライトオーバー二塁打、
ブランコ中低めスライダー空三振


<1回ウラ・広島> P・朝倉(中6日)
東出中高め直球遊深いゴロ送球逸れ内野安打、
末永中フォーク空三振、
フィリップス4球目東出二盗、フィリップス遊正面ライナー、
2死二塁から、栗原中入るフォーク三遊間抜く適時打(D 0-1 C)

<2回・中日> P・大竹
和田外高め直球空三振、小池高め外れ四球、
英智一塁強襲ゴロ・小池二進、
谷繁3球目大竹暴投・小池三進、谷繁敬遠気味四球、
2死一、三塁から、朝倉外スライダー空三振


<2回ウラ・広島> P・朝倉
天谷叩きつけ二ゴロ、石井琢朗外シュート中前抜けるヒット、
外直球遊ゴロ・エンドラン石井琢朗二進、
2死二塁から、大竹外スライダー遊ゴロ

<3回・中日> P・大竹
井端外高め直球一塁線突破ヒット、
荒木中スライダー二ゴロ4-6-3併殺、
森野外シュート右中間落とすヒット、ブランコ内シュート見て四球、
2死一、二塁から、和田外スライダー中途半端二ゴロ


<3回ウラ・広島> P・朝倉
東出高いバウンド投ゴロ・朝倉腕伸ばし好捕、
末永外シュート大きな左飛、
2死から、フィリップス内浮いたフォーク左中間越え本塁打(D 0-2 C)

<4回ウラ・広島> P・朝倉
天谷外直球左飛、石井琢朗粘って四球、
内高め直球詰まり遊直、大竹3球目朝倉暴投、
2死二塁から、大竹高めスライダー投ゴロ

<5回・中日> P・大竹
朝倉見三振、井端外スライダー右前打、
荒木中低めスライダー遊ゴロ6-6-3併殺


<5回ウラ・広島> P・朝倉
東出外シュート遊ゴロ、末永内フォークワンバウンド四球、
フィリップス初球中シュート右飛、
栗原2球目末永二盗、栗原勝負避けストレート四球、
マクレーンストレート四球、
2死満塁から、天谷中入るフォーク弾き返し中前適時打(D 0-3 C)
2死満塁から、石井琢朗初球外高め直球・
引っ張り一塁強襲ゴロブランコ弾いて2点適時二塁打(D 0-5 C)

<6回・中日> P・大竹
森野外シュート投弾くも遊撃バックアップ、
ブランコ初球打ち上げ二飛、和田外スライダー左飛


<6回ウラ・広島> P・朝倉
大竹外スライダー三ゴロ、東出内スライダー右飛、
末永外シュート逆方向左前持って行くヒット、
フィリップス2球目前朝倉一塁けん制悪送球・末永二進、
2死二塁から、フィリップス内シュート打ち上げ三邪飛

<7回・中日> P・大竹
小池中チェンジアップ空三振、
英智内シュートしぶとく右前打、谷繁ストレート四球、
1死一、二塁から、代打井上初球外シュート遊ゴロ6-4-3併殺


<8回・中日> P・
井端外スライダー投手強襲内野安打、
荒木初球内シュートバット折られ鈍い遊ゴロ・井端二進、

P・大島
森野中高め直球二ゴロ進塁打・井端三進、
P・青木勇人
2死三塁から、ブランコ外フォーク空三振

<8回ウラ・広島> P・小林正人
石井琢朗中スライダー三邪飛、内高め直球詰まり遊飛、
代打緒方孝市ストレート四球、東出外低め直球空三振

<9回・中日> P・小松
和田外低めフォークライナー左中間突破二塁打・代走中川
無死二塁から、
小池中低め直球左前適時打(D 1-5 C)
英智中直球高いバウンド二ゴロ東出送球逸れエラー、
P・永川
無死一、二塁から、前田外一杯浮いたフォーク見三振、
1死一、二塁から、代打立浪外高め直球快音も風で失速左飛、
2死一、二塁から、井端フォーク4球見逃し後低め直球外れ四球、
2死満塁から、
荒木内低め直球外れ四球・押し出し(D 2-5 C)
2死満塁から、森野内低め直球引っ張るも二正面ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
連勝が5でストップ

3併殺を喫するなど打線がつながらず、連勝が5で止まった。
広島は連敗を3でストップ。
1回2死二塁から栗原の左前打で先制し、その後も着実に加点した。
先発・大竹は制球が安定し、7イニング無失点で9勝目。
終盤は継投でしのいだ。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


広島先発・大竹を要所で攻めきれず、
3つの併殺などでチャンスを潰し、7回まで無得点
その間にこちらの先発・朝倉が小刻みに点を奪われると、
5回には踏ん張り切れず、3四球を含む自滅での3失点。
一方的なまま0封で敗れ去るのかなと思いきや、
最終の9回、敵将いわく「エキサイティング」な展開に。
ガチガチの小松を攻め込み、
和田・小池・英智の3連打で何とか完封を免れたうえに、
相手クローザー・永川を引きずり出すことに成功。
しかもその永川も前日同様に「劇場」な投球
2死を取られたものの、井端がしぶとく四球を選ぶと、
この日ブレーキの荒木も四球をもらって、なんと押し出し
3点差に迫り、なおも満塁で迎えるは、
カープキラー、そして永川キラー森野
一発も打てる打者だけに、グランドスラムも!
ドキドキしながら、その行く末を追いましたが、
決め球・フォークを連投してきた永川に対し、
冷静にボールを見て、カットしていく森野
苦手意識もないですし、後はうまく対応してほしい。
そう願いながら迎えたカウント2-2からのの5球目、
永川が投じたのは、内角低め、147キロのストレート。
はじめから真っすぐ狙いの森野は、もちろんそれに対応。
しかし快音を残した打球は、惜しくも二塁・東出の正面
奇跡起こらず、エキサイティング劇場の幕は降りたものの、
それでも最後の最後で見せたしぶとい粘り
すんなり相手に勝たせず、抵抗できたことで、
月並みながら「明日につながる負け」
言ってもいいようなゲームにはなったのではないかと感じました。


この日は井端が久々の3安打猛打賞
しかし続く荒木が2併殺と、チャンスを潰してしまい、
ポイントゲッターの森野に繋げられなかったことが、
大竹を楽に投げさせる原因となりましたが、
それにしても各球団に「天敵」を作ってしまうドラゴンズ
立ち上がりからやや球数が多いなど、
大竹の投球自体はそれほどの出来ではなさそうに見えましたが、
力のある真っすぐに加え、要所要所で
キレのあるスライダー、シュートに手を焼き、
またしても捕まえられず、9月2勝目を献上。
場合によっては、CSで顔を合わせる可能性もあるだけに、
何とか対策を講じないといけないでしょうね。
まあ調子に波のある投手なだけに、
苦手という意識もそれほどはないのでしょうが、
やはり続けて抑えられていけない
そしてそういう投手をこれ以上増やさないことが
これからの戦いで重要なことと言えるでしょう。


ケンタ踏ん張れず。それ以上に、この試合に関しては
朝倉が悪すぎました。
立ち上がりから制球定まらず
前回同様またしても初回失点。
それでも悪いなりに何とかしてはいましたが、
中盤5回、ついに踏ん張り切れずに
主軸に連続四球を与えると、
満塁から連打を許してしまい、まさに「自滅」。
開幕からローテを守り、
2年ぶりの2ケタに王手をかけている背番号14
ただここ最近の投球は、今一つ安定感を欠きますね。
故障を乗り越えた今季、ここまで来たならば、
ぜひとも2ケタには乗せてほしいと思いますが、
こんな調子が続くなら、誰かに取って代わられるかも。
次週の巨人戦相性もあって、おそらく外されることが濃厚。
再び間隔が開きますが、ここを使ってうまく修正してほしいですね。
若い投手が多い先発陣だけに、この先の勝負どころでは
中堅どころの朝倉にはぜひとも引っ張ってもらう役割を期待。
それに応えるにも、次回はしっかりした投球を願いたいです。


連勝がストップし、首位のマジック減らしに貢献。
ゲーム差こそ変わらないものの、いぜん厳しい戦いは続きます。
それでもこの日の粘りのごとく、諦めない姿勢を貫いてほしいですね。
チームにとっては今季最後となるであろうマツダスタジアムでの第3戦。
しっかり勝って、広島に対して優位な面を見せておきたい。
そのためには先発予想の吉見にはぜひとも頑張ってもらわないと。
前回対戦のナゴド、ワースト8失点の屈辱を晴らす投球を魅せて、
「苦手意識」をきっちりと植え付けてくれることを願います。


★プレーヤーズ・ボイス(16日)

●朝倉健太

<6イニング8安打5失点で今季8敗目を喫す。
失点はいずれも2死からと要所で踏ん張れなかった。
特に5回は2死二塁から連続四球を与えた後に
連打を浴びて致命的な3失点。
四球絡みでの失点は前回登板と同じパターン。肩を落として>
「状態も良くなかったのでしょうがないですけど…。
踏ん張りきれなかったのが、チームに申し訳ないです」

<2年ぶり4度目の2ケタ勝利にかけてから、これで2連敗。
髪をぐしゃぐしゃとかきむしりながら>
「2ケタ勝つのは難しい? そうですね」

<今年は開幕からローテーションを守り続け、ここまで来た。
総仕上げの終盤戦、そしてクライマックスシリーズへと続く道。
レベルの高い競争とは言え、ここで先発のイスを失うワケにはいかない。
また最前線から離れてはいけない存在でもある。
ベテランから若手まで豊富な顔触れの投手陣をまとめてきた。
自身は中間管理職的な感覚でいるが、
川上(ブレーブス)が抜けた今年、間違いなくリーダー役を務めている>
「ボクの年齢がちょうど中間になるんです」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


●小池正晃
<5点を追う9回無死二塁からの第4打席で左前適時打。
意地を見せて完封負けを阻止。後続へとつないだ。
この日は3打数1安打1打点。
9日・阪神戦以来のスタメンで存在感をアピールして>
「最近スタメンで使ってもらったときに打ててなかったので、
4打席目でも結果を残せてよかった。
負けても点を取ることで、あしたにつながると思う」
(中スポ)

●前田章宏
<5日の横浜戦で出場選手登録され、この日が10試合目。
今季初、プロ20試合目の出番がやってきたのは7回の守備。
その回は高橋を、続く8回は小林正人をリードして無安打に封じて>
「守備のほうはゼロに抑えたのでよかった」

<捕手としては最も重要な仕事をやり終え、
1人出れば打順が回ってくる計算だった9回。
思わぬ形でそれが実現。1点を返しなお無死一、二塁。
代打が出されてもおかしくない場面だったが
闘志を奮い立たせて広島の守護神・永川に向かった>
「打席に立たせてもらったので、よしやってやろう、と思った」

<しかしカウント2-1からの4球目。
高めに浮いたフォークがストライクゾーンまで落ち込み、
見逃し三振に倒れる。もう何度も肝に銘じているはずの定石を
実践できなかったのは、やはり経験が少ないからか>
「ボールと思った。ストライクと言われてしまっては…。
際どいところは振っていかなければいけませんね」

<2軍の中村捕手コーチが田中とともに重点強化選手に挙げ、
シーズン終盤のここへきてようやく昇格を果たしたプロ8年生。
だがいつまでも経験不足では済まされない。
ここまで12打席を費やしてまだともしていない
『H』のランプを、次こそは光らせたい。前を向いて>
「またチャンスをもらったら、次こそ結果が残るように頑張ります」
中スポ

●立浪和義
<4点を追う9回1死一、二塁、代打で登場すると、
永川の0-2からの直球を弾き返すも左翼へのライナー。
快音を響かせたが、結果を残すことはできなかった。
現役最後の広島遠征も残り1試合。何とかヒットで締めくくりたいところ>
「失速したね。会心だったけど力がなかった。風もあったしね」
(中スポ)

●森野将彦
<9回、2点を返してなお2死満塁の場面で登場。
永川が投じた内角低め直球を振り抜いたが、
打球が飛んだのは二塁・東出の正面。
ゲームセットの瞬間、悔しさで顔を伏せて>
「最初からずっと真っすぐを待っていた。
高さがよかった。低めに投げられた分、あの結果になってしまった」
中スポ

●石嶺打撃コーチ
<9回に2点を返すしぶとさを見せたものの、
先発の大竹をつかまえられなかったのが響いた。
この右腕には前回対戦の3日にも完投を許して敗れたが、
CSで顔を合わせる可能性もあるだけに、思案顔>
「(大竹は)いろんな球種に力があった。(対策は)また考えます」
中スポ共同通信社


●井端弘和
<約2カ月ぶりの3安打猛打賞をマーク。
8回の第4打席、林のスライダーをはじき返すと、
打球が投手のグラブを強襲し、転々とする間に一塁を駆け抜けた。
第2打席、第3打席の右前打に続いて猛打賞。
7月2日阪神戦以来、76日ぶりに出た『3本目』に>
「チームのためになると思って、
ヒットでも四球でも塁に出ようと思っている。
1番打者としてそれを1年間やってきた。
自分が塁に出れば、チームに貢献できますから。
1番(打者)になってからは特にそう思ってやっています。
それがヒットでも四球でも構わない」

<しかし1敗の重さが両肩にのしかかる。
だからクスリとも笑わずにバスへと向かい>
「うれしくないですね。負けちゃうと…」

<9試合連続ヒットとなる3安打で打率は.315に上昇。
リーグ5位から3位に浮上した。
首位打者はもちろん、安打数(160=2位)、
出塁率(.394=1位)も含めた三冠宣言。
あえて意識することで重圧を発奮材料に変える。
タイトル争いが激化すれば、重圧は想像を絶するが、
真っ向から向き合う覚悟はできている>
「意識して取りに行くよ」
(中スポ、ニッカン


●高橋聡文
<7日ぶりに登板して、7回1イニングを3人でピシャリ。
栗原・マクレーン・天谷の主軸3人を完ぺきに封じ込め、
浅尾(60試合)、岩瀬(53試合)に続く
チーム3番目の41試合に登板している左腕は収穫を口に>
「きょうはよかったですね。このピッチングを続けていきたい」
(中スポ)

●小林正人
<3番手で登板したが、8回の1イニングを無安打無失点。
だが試合後は2死から代打・緒方孝市に許した四球を反省。
これで11試合連続で無失点となったが、結果よりも内容に反省しきり>
「あの四球がよくないですね。
2アウトを取ったあとだけに。無駄な四球です」
(中スポ)


●岩瀬仁紀
<前人未到の11年連続50試合登板に、5年連続30セーブ以上。
数々の金字塔を打ち立てている守護神の財産が
後輩の浅尾に受け継がれようとしている。
試合前の練習中、浅尾に何気なく
『どうしてコントロールがいいんですか?』と聞かれ、持論を展開。
コントロールをつけたいなら
利き腕ではなく、グラブを持つ手が大事だと説明。
メカニズムを説明し、現時点での修正ポイントを話したという>
「要はバランスの問題なんです。
ボクも以前は投げる手ばかりを気にしていましたけど、
いまはグラブを持つ手しか意識していません。
それに浅尾の場合は力を逃しているから
もったいないと思って、話したんです」

<浅尾は後継者にもっとも近い存在と言えるだろう。
今は守護神とセットアッパーとして、練習中はもちろん、
試合中のブルペンまで、ほとんど同じ時間を過ごしている。
築き上げた財産を独り占めするような先輩ではない。
頼りになる守護神の技術と経験が
イキのいい若手に注入されれば鬼に金棒といえるが>
「浅尾はかわいいヤツですからね。
聞かれたら答えますし、教えられることは教えます。
でも、ボクの話がすべてではない。
いろんな人に話を聞いて、自分のものに
していってくれればいいと思っているんです」
(中スポ)

●浅尾拓也
<岩瀬の後継者候補として見て聞いて勉強している。
数日前、岩瀬と『フォーム談義』をしたそうだが>
「シーズン中に修正するのは無理ですけど、
岩瀬さんの話を聞いて、すごく納得しました。
これから試してみようと思っています」
(中スポ)


●落合監督
<遠征では6日・横浜戦以来、7試合連続で無言>
「……」
(中スポ)


若竜トピックス(16日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-阪神 23回戦
(16日・阪神鳴尾浜球場)
 T 000 202 021 = 7
 D 200 200 000 = 4
[敗] 平井(17試合1勝1敗4S)
[D本] なし
[Dバッテリー] 山内、菊地、鈴木、岩田、平井、パヤノ、金剛 - 小田、田中
公式サイト・戦評

●山内壮馬
<鳴尾浜球場で2位・阪神との最後の直接対決に先発。
勝てば優勝という大切な試合で先発を任されたが、
決して状態はよくなかった。
逆球もしばしば、甘く入った球を次々と安打にされた。
苦しみながらも5イニングを7安打2失点。
要所を締めて最少失点で切り抜け、降板時には勝ち投手の権利も。
チームが負けてしまっては喜べないが、確かな手応えをつかんで>
「責任を感じていましたし、緊張する場でした。
こういうところでどれだけできるのか楽しみもありました。
甘い球ばかりで喜べないですけれど、
四球がなかったことはよかったと思います。
あれでもいつもよりましなんです。丁寧に投げられたと思います」

<今月末からドミニカ共和国へに向かう予定。
待っているのは、これまで何人ものチームメートが収穫を手にした武者修行。
この日の投球は『大変身』の原点になるかもしれない>
「大きく変わって帰ってきたいです。
(渡航前に)いいきっかけをつかめたと思います」
中スポ

●辻2軍監督
<阪神との直接対決に敗れたため
優勝へのマジックナンバーは『2』のまま。
最短での優勝決定は22日(中日は試合なし)となった。
左打者の藤本から始まった6回に
先発・山内を菊地と交代した継投について>
「(継投は)だいたい決めていました。
(6回は)ちょうど左からだったしね。
それに(山内は)あんまりよくなかったでしょう」
中スポ


●岩田慎司
<同点の7回に4番手で中継ぎ登板した新人が、
緊迫した状況下で1イニングを無安打1四球の無失点に抑える>
「フォアボールを出したのは良くないけど、
結果的に抑えられたことは良かったと思います。
残り2試合ですけど、常に準備して、結果を出せるようにしたい」
(中スポ)

●柳田殖生
<同点に追いつかれた直後の4回1死一、二塁から、
一時は勝ち越しとなる2点適時二塁打を放つなど、
2本の二塁打を含む4打数2安打2打点>
「勝ったら優勝という試合で、目標に向かって集中できてた。
いいプレーもあったし、いいバッティングもできたと思います。
調子がいいので継続していきたい」

<勝てばヒーローだったが、一気に優勝を決めることはできず。
逆転負けに唇をかんで、19日の広島戦に気持ちを切り替えて>
「勝てなかったのは本当に悔しい」
(中スポ)

2009年9月16日 (水)

またしても和田延長決勝弾、岩瀬40S竜5連勝!

今季のペナントレースもいよいよ佳境に入り、
この日からは9月のヤマ場ともいえる9連戦がスタート。
首位・巨人を7ゲーム差で追う2位・ドラゴンズは、
マツダスタジアムで3位争いの渦中にいる広島との3連戦。
その初戦、英智の適時打と森野の2点打で先行したものの、
終盤7回、先発チェン天谷に3ランを浴び、まさかの同点。
しかし延長10回、2死からチャンスをつくると、
和田が右中間へ3試合連続となる勝ち越しの2ラン。
最後は守護神・岩瀬が1イニングを締め、今季40セーブ目
広島に競り勝ち、目立たぬながら今季3度目の5連勝を飾りました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 22回戦
(15日・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 | 中日15勝7敗)
21230人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R
中 日
広 島
[勝] 河原(37試合3勝)
[S] 岩瀬(53試合2勝3敗40S)
[D本] 和田27号2ラン
[Dバッテリー]
チェン、浅尾、河原、岩瀬 - 谷繁

◇対広島22回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数1安打)
2 (二)荒木  (4打数1安打)
3 (三)森野  (4打数1安打2打点)
4 (一)ブランコ (5打数2安打)
5 (左)和田  (4打数1安打2打点)
6 (右)井上  (2打数無安打)
7 (中)英智  (5打数1安打1打点)
8 (捕)谷繁  (4打数1安打)
9 (投)チェン (3打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・ルイス
井端中スライダー遊ゴロ、荒木外スライダー見三振、
森野外スライダー外れ四球、ブランコ外スライダー空三振


<1回ウラ・広島> P・チェン(中6日)
東出高め浮き四球、
小窪バント投正面チェン二塁送球1-6-4併殺、
フィリップス内スライダーセンター右ヒット、
栗原内直球遊後方フライ井端一瞬見失うもキャッチ

<2回・中日> P・ルイス
和田外外れ四球、
井上内高めスライダー強い打球一ゴロ栗原トンネル・和田三進、
無死一、三塁から、
英智外高め直球狙い打ち右前適時打(D 1-0 C)
無死一、二塁から、谷繁右飛・井上タッチアップ三進、
1死一、三塁から、チェン内低めスライダー空三振、
2死一、三塁から、井端外スライダー引っかけ遊ゴロ


<4回ウラ・広島> P・チェン
小窪外146キロ空三振、
フィリップス初球中直球・右方向伸びていく打球・
ライトポール際フェンス上部に当たる三塁打・
落合監督らファウルと抗議も覆らず、
1死三塁から、栗原力勝負内低め153キロ詰まり三邪飛、
2死三塁から、マクレーン内スライダー右前方飛球・
井上前進最後は腕伸ばしながらスライディング好捕

<5回・中日> P・ルイス
谷繁中高め直球左前クリーンヒット、
チェンバント失敗三正面5-4二封、井端外直球一二塁間抜くヒット、
荒木外スライダー二ゴロもイレギュラーバウンド内野安打に、
1死満塁から、
森野ファウル8球粘り14球目・
外高め直球逆方向三遊間抜く2点適時打(D 3-0 C)

1死二、三塁から、ブランコ中高め直球打ち損じ捕邪飛、
2死二、三塁から、和田内低め直球右飛


<5回ウラ・広島> P・チェン
廣瀬内直球中前落とすヒット、
天谷3球目カーブすっぽ抜け暴投・廣瀬二進、
無死二塁から、天谷中高め150キロバットの先遊正面ゴロ、
1死二塁から、石原外カーブ見三振、
2死二塁から、代打嶋外スライダー当てただけ一ゴロ

<7回ウラ・広島> P・チェン
栗原遊深いゴロ・井端バウンド送球もブランコ捕れず(井端エラー)、
マクレーン内150キロ詰まりながら左前落ちるヒット、
無死一、二塁から、廣瀬内高め直球打ち上げ一邪飛、
1死一、二塁から、天谷中入る直球とらえられ・
高々上がり右翼最前列飛び込む3ラン(D 3-3 C)
チェン動揺・石原内見られ四球、
代打緒方孝市6球目・石原二盗失敗、
緒方孝市内スライダーワンバウンド四球、
東出6球目・緒方孝市二盗、東出スライダー浮き3連続四球・チェンKO
P・浅尾
2死一、二塁から、小窪外低めスライダー空三振

<8回・中日> P・シュルツ
ブランコ中高め直球詰まりながら右前落ちる二塁打、
和田外一杯スライダーハーフスイング三振、
小池外直球二ゴロ進塁打、
2死三塁から、英智初球外スライダー遊正面ゴロ


<9回ウラ・広島> P・河原
廣瀬中高め直球中前進飛、天谷外フォーク空三振、
石原中高めカーブ打ち上げ中飛、延長戦突入

<10回・中日> P・横山
荒木外外れ四球、森野4球目荒木二盗失敗、
森野外直球投ゴロ
P・永川 中・赤松 右・天谷
2死から、ブランコ外高め直球一二塁間抜くヒット、
2死一塁から、
和田外高め直球強振右中間伸びていく当たり・
ジャンプ天谷及ばずスタンドぎりぎり飛び込む勝ち越し2ラン・
和田一二塁間で一瞬立ち止まるも再びかけ出す(D 5-3 C)


<10回ウラ・広島> P・岩瀬
赤松初球外直球二ゴロ、
東出粘り11球目中スライダー左中間落とす二塁打、
1死二塁から、小窪フルカウント中高め直球遊深いゴロ、
2死二塁から、フィリップス外シュート遊ゴロ、
試合終了。(岩瀬2年ぶり4度目の40セーブ到達)


【ゲームレビュー】
延長戦を制し、5連勝。広島戦の連敗を4で止めた
10回2死一塁から、和田が右中間へ決勝2ランを放った。
2回、英智が先制打。5回は森野の2点打で3点をリードしたが、
チェンが7回、天谷に同点3ランを浴び、試合が振り出しに戻った。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


この日のセ・リーグは、3試合とも終盤に同点となり、
うち2試合は延長戦に突入するなど、接戦の展開
CS中継の中で出てくる他球場の途中経過を見て、
やれ阪神が追いついた、東京ヤクルトが追いつかれたなどと、
一喜一憂しつつも、正直こちらには影響がないかなと。
6回まで3安打無失点とチェンが抑えていましたし、
ある意味関係ないだろうと、たかをくくっていたのですが、
終盤、一気にゲーム展開が変貌
7回、エラーと打ち取った当たりで無死一、二塁と
走者を背負ったチェンが、天谷に甘く入った真っすぐをすくい上げられ、
ライトスタンドぎりぎりに持って行かれる同点弾を被弾
さらに動揺したチェンが、後続の下位打線に対して、
3連続四球を与えてしまい、まさかまさかのノックアウト。
3位争いの雰囲気に飲み込まれたか、流れが一変。
一気に広島サイドに傾いたときには、少々ヤバイぞと思いましたね。

ただ2番手・浅尾が代わり端の2死一、二塁のピンチ、
そして8回を凌ぎ、9回は3番手・河原がきっちり三者凡退。
次の1点を与えず、流れを食い止めたことは大きかったですね。
さらに延長直後の10回、2イニングス目となった
広島4番手・横山に簡単に2死を取られたものの、
なぜかここで広島ベンチ継投策
イニング途中でクローザー・永川を投入してきましたが、
逆にこれが裏目に出たような。
ブランコが外寄りややボール気味の真っすぐを右方向へ運ぶと、
続く和田が失投の外角真っすぐをうまく振り抜いて、
右中間スタンドぎりぎりへと持って行く勝ち越しの2ランホームラン
奇しくもイニング途中でライトに入り、
打球に飛びついていたのは、同点3ランの天谷
手柄を奪われてなるものぞと、
捕球したようなしぐさを見せながらも及ばず。
その瞬間、フェンスを背に座り込むかたちになりましたが、
天谷ガックリとした表情が、
そのまま全てのカープナインの気持ちを表していたのでは。
最後は岩瀬が1安打こそ許したものの、連続遊ゴロでのゲームセット。
3位争いの渦中にいる広島に競り勝っての5連勝
スポーツニュースではほとんど触れられはしないものの、
首位・巨人とのゲーム差を1つ縮めて、
逆襲へさらに歩を進めることとなりました。


相手とは立ち位置こそ違うものの、
1試合も落とせないという部分では同じと言える終盤戦。
できればチェンが3-0のまま完封してくれば、
言うことなしだったのですが、
まあ広島も必死でしょうし、同点劇は仕方ないところ。
ただチェンに関しては、またしても「蒼い部分」が出たかなと。
同点弾に動揺してしまい、一気に力みが増幅。
気持ち切り替えられぬままに与えてしまった3者連続の四球
しかも四球で出したベテラン・緒方孝市には、
完全にフォームを盗まれ、盗塁を許してしまうありさま。
やや制球に乱れはあったものの、前回対戦の反省を生かし、
球威ある真っすぐを軸に、要所を凌いでいた左腕
痛恨の被弾を機に、あれよあれよで崩れていくさま
左のエースとしては、やや寂しいものがあったなと。
もしも次回の巨人戦でもそういうところを披露してしまったときには、
そのクライマックスシリーズにも大きく影響してくるでしょうし、
まあメンタルの調整ほど難しいものはないですが、
こういう状況でも、うまく切り替えができるようになってほしい。
今回広島にリベンジできなかった分を、巨人にぶつけて、
次回は納得の内容でマウンドを降りてほしいところです。

捕られたと思ったよ。一方、打線では
やはり3試合連続弾和田
外角高めに浮いた真っすぐを
ものの見事に強振しましたが、
本人的は延長になる前に
決めておかなければと、
反省の弁もあったようで。
ただ荒木の盗塁失敗など
あまり流れがよくなかったなか、
最後の最後で勝負強さを発揮してくれたのは
チームとしても大きく
実にありがたい一撃となったことでしょう。
素直に勝っていれば、
ファウルで粘った末に、14球目を
レフト前に持って行った森野のことを触れようと思いましたが、
延長戦に入ってしまいましたし、その辺は割愛
それでも好調に変わりなく、2戦以降も相手にとっては
より怖い存在となってくるのは確かだと思われます。


シルバーウィーク9連戦の初戦を、
延長ながらもしぶとく制することができてよかったですね。
首位とのゲーム差と若干縮まりましたし、
こういう雰囲気で勝ち続け、連戦最後の直接対決を迎えてほしいなと。
とにかくこちらとしては、可能性がある限り勝ち続けるだけ。
それが残り17試合での普遍のテーマとなってきそう。
目立たぬながらも、密かに勝って差を詰める
この9連戦、そういうドラゴンズでいてほしいなと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(15日)

◎和田一浩

<延長10回2死一塁、右中間へ決勝2ランを放つ>
「(ホームランの場面、少し打球の行方が見えにくかったが)
いやあのう(右翼手の天谷の)終わった姿を見たら、
捕った、捕られたかなっていう、そんな感じだったんで、
えー、一、二塁からちょっと諦めてたんですけども。はい。
(打った感触は)
いやまあ、行くかなあと思ったんですけど、
やっぱりこの球場広いんで、
えー、ちょっと微妙だなと思っていました。
(同点に追いつかれ、延長で迎えた場面。どんな思いで)
えーと、やっぱりあのう、その前に得点圏2度潰しましたし、
えー、今日の試合、すごい大事なところで打てなかったんで、
あのう、トニが、ブランコが出たときに、
あのう、もう一度チャンスがもらえたと、
そういう気持ちで打席に入りました。
(連戦で接戦を制したこの意味は)
えー、そうですね、やっぱりあのう、本当に一日一日頑張って、
えー、何とかジャイアンツの背中を、
えー、とらえられる位置までいきたいなと思ってます。
(ゲーム差は縮めたが、大きな結果をもたらすために
チームに何が必要か)
まああのう、本当に一戦一戦、自分のできることを
一生懸命やるしかないなと思っています」


<延長10回2死一塁、カウント1-2から
永川の高め直球を独特のたたきつけるスイングでとらえたが、
フェンス際でジャンプした広島の右翼・天谷が
座り込んで落ち着いていた。
一度は観念し、一、二塁間で立ち止まってしまったが、
すぐホームランと分かってゆっくりとベース一周。
決勝2ランがチームに5連勝をもたらして>
「手応えはよかったんですけど、捕られたと思いましたよ。
打球が視界から消えましたから。
捕られた感が漂ってたじゃないですか。
一、二塁間で足が止まってしまいました。入ってよかったです」

<同点で迎えた延長10回、
先頭・荒木が四球で出塁したが、痛恨の盗塁死。
簡単に2死を取られ、永川が出てきたが、それでも超前向きだった>
「永川が出てきたのもぜんぜん嫌な感じはなかった。
それよりもう1回チャンスをもらえると思った。
前の打席で三振してましたし、得点圏で2度打ててなかったんで」

<5月31日の福岡ソフトバンク戦から
6月2日のオリックス戦に続く今季2度目の3試合連発。
その秘密を尋ねようとする報道陣をたしなめた。
5回2死二、三塁では右飛。8回無死二塁では三振。
試合を決める一発を打っても、自分を戒めることを忘れなかった>
「でもね、あくまでも延長(になってからのホームラン)だから。
本来だったらその前の大事なところで打っておかないと。
もっと早い回で打っていれば、こんなことにはならなかった。
(8回は)最低でも進塁打を打たなければいけないのに。三振しちゃいけない。
(得点圏で)いつもというわけにはいかないが、
もう少しチャンスでしっかりした打撃をしないと」

<若手時代のようにバットをブンブン振り回すスタイルはやめたが、
誰より激しくスイングするのは変わらない。
37歳の肉体に疲労がたまっていないはずはない。
それでもその闘争本能はミラクル逆転Vに向け鋭さを増していく>
「1日1日、勝っていって、なんとかジャイアンツの背中を
とらえられる位置までいきたい。疲労なんてまひしちゃいましたね」

<シーズンが深まれば深まるほど、
一人一人の勝負に対する姿勢が、チームの勝敗に直結するようになる。
常に自分にこだわり続ける意識が根付いているから、
簡単には勝負を手放さないしぶとさがチームに宿っている>
「一日一日頑張って、一試合一試合、できることをしたい」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


○森野将彦
<5回1死満塁、左前に2点タイムリーを放つ。
球場全体がかたずをのんだルイスとの勝負。
1点リードの5回1死満塁。ファウルで粘りに粘った末、
14球目高め143キロの真っすぐをはじき返して>
「しぶとく打ちました!」

<これで今季98打点目、リーグ打点トップに立つとともに、
07年に記録した年間自己記録97を更新したが、
会心の一打!と思いきや、実はそうではなかったらしい>
「結果的にはよかったですけど、見逃した初球がすべてだったんです。
打たないといけなかった。ファウルしながらずっと考えていました。
ボール球もたくさん打ちましたしね。
でも、本当にいいところに飛んでくれてよかったですよ」

<どうやら初球の甘い直球を見送ったことを
悔やんでいたようだが結果オーライ。
今季、広島戦は打率こそ.288だが、21打点はチーム別で最多。
チーム内でも対広島の打点数はトップを誇っている。
得意の広島を相手にきっちり打点を積み重ねた格好>
「自己記録を更新? うーん。
そうですけど、まだ終わったわけじゃないですから」

<打点王争いは同僚のブランコに1つ差をつけ、
目標としている100打点にもあと2と迫ったが、
あらゆる面で浮かれたようすはない。
最近、右手首にバンテージを巻いている。
ここ数年は故障で苦しんだから細心の注意をはらって試合に挑む。
シーズンが終わるその日まで、決して気持ちを切らさない>
「予防ですね。もともとけんしょう炎を持っているんで」

<5連勝の立役者にして打点王の有力候補は気合を入れ直して>
「打点は積み重ね。打てるもんならもっと打ちたいですよ」
カメラブログ中スポ

○英智
<2回無死一、三塁、しぶとい打撃で先制打を放つ。
ルイスのカウント1-0からの142キロ直球を
右前に弾き返し、三塁走者の和田を迎え入れた。
初球も振ってファウル。2球目をとらえる積極打法が実り、
8月7日以来の打点をマークして>
「相手がいいピッチャーだし、対戦経験があまりないから、
打てるボールは最初からどんどん振っていこうと思っていました」
カメラブログ、中スポ、サンスポ毎日jpニッカン


○チェン・ウェイン
<7回、天谷に同点3ランを許した後、3連続四球で降板。
痛い真ん中への真っすぐだったが、左腕はあっさりしていた>
「外を狙ったのが真ん中になってしまった。
あれは自分のコントロールミス。だから仕方がないです」

<意外にも、くやしがったのはその後だった>
「それより、ホームランを打たれた後に出した四球が一番くやしい。
何とか踏ん張りたかった」

<気持ちの整理がつかず、制球にも微妙な乱れを及ばした。
1球のコントロールミス以上に、自分の心を
コントロールできなかったのが歯がゆくて仕方がない>
「それまではせっかく勝っていたのに、3ラン1本で同点になった。
くやしいな…と思って、その後の切り替えができていなかった。
もっと切り替えて投げていかないといけない」

<防御率は1.45から『1.51』に微増となったが、
リーグトップの驚異的な数字であることに変わりはない。
失敗も糧にしながら成長を続ける左腕。苦い薬となる一夜だったが>
「切り替えも、次の試合ではしっかりできるようにしたい」
中スポサンスポ

○河原純一
<同点の9回に3番手で登板、好救援で負けなしの3勝目を挙げる。
プレッシャーのかかる場面だったが、
廣瀬、天谷、石原を三者凡退で難なく退けたが、淡々>
「自分のできること、自分の仕事をしただけです」
(中スポ)


○岩瀬仁紀
<2年ぶり4度目の40セーブに到達。
5-3の延長10回に登板。1死から東出に
左中間にポトリと落ちる不運な二塁打を許したが、
小窪、フィリップスを続けて遊ゴロに打ち取った。
2005年に自らがつくったプロ野球記録、
年間46セーブの更新も視野に入ってきたが、淡々とした様子>
「うーん…。(数字は)ぴんとこないですよね。
コツコツと積み上げた結果、こうなったというか…。
40(セーブ)になった感じ。自分でもよくわからないんです。
これから先も自分の仕事をするだけ。
いつもと変わらない気持ちで、一戦一戦、大事にやっていきたい。
任された試合を抑えるだけです」
(中スポ、サンスポスポーツ報知時事通信


○山本昌
<横浜・工藤の戦力外通告発表に驚いたのは2歳年下の左腕>
「えっ、ウソでしょ」

<常々『工藤さんがいるから、ぼくもまだ若く感じられる』と
現役唯一の年長選手の存在を励みにしているが、
本人が現役続行を希望していると聞くと>
「まだできるでしょう。必ずどこかでユニホームを着ていると思います」

<工藤とともに、多くの最年長記録を打ち立ててきた
大ベテランは神妙な表情で話して>
「僕の道を切り開いてくれた人だからね。また、頑張ってほしいです」
(中スポ、スポニチ名古屋

◇小笠原孝
<8月29日の東京ヤクルト戦に先発した際、
川島慶三に盗塁を敢行されている。
結果は捕手・谷繁の肩が勝っての盗塁刺。
実は登板しているときに走られたのはこの一度だけ。
盗塁しようとする走者もいないのである。
昨年18度も盗塁を試みられ、成功を許したのは11度あったが、
現状は理想の状態になっている。こう言葉を濁したが>
「そうですね。理由? うーん、去年たくさん走られましたからね。
だからいろいろやってきました。まあ、詳しいことはいえませんけど…」
(中スポ)

◇田中監督付スコアラー
<今季走られたのは1度だけの小笠原について、こう説明>
「クイック(投法)も早くなったと思うし、
(けん制の)クセも工夫しているんじゃないかな。
左投手というのは案外クセが出る。
それを逆手に取っているというのもあると思うよ」
(中スポ)

○谷繁元信
<工夫の成果が確実に結果に出ている小笠原について>
「小笠原に限らず、みんな工夫してやっていると思うよ。
去年に比べたら(走られる回数は)少なくなっているんじゃないかな」
(中スポ)

○井上一樹
<11日、今季初安打を放った試合で
ヒーローインタビューを要請されたが、お立ち台を『固辞』。
その理由を記者の目を見ながら丁寧に説明して>
「あのヒットは『オレのストーリー』の中では確かに大きかった。
でも試合全体から見れば、『何でオレがヒーロー?』
というヒットだったと思う」
(中スポ)

○立浪和義
<雨天中止などがなければ今回が現役最後の
広島遠征になる兼任コーチの出番はなし。
同点で迎えた10回は準備こそしていたが、打席に立つことはなかった。
相性のいい球場で残り2試合、広島のファンに勇姿を見せたい>
「準備はしていたんだけどね。またあした頑張ります」
(中スポ)


ドラゴンズトピックス(15日)

○谷繁元信

<今季の1軍出場選手登録日数が145日となり、
フリーエージェント(FA)権の取得条件を満たした。
プロ野球史上初となる4度目の取得。
横浜時代の1997年に1度目のFA権を取得し、宣言残留。
2001年には中日にFA移籍し、05年も権利を使って残留していた。
行使については明言を避けたが、今季も不動の正捕手だけに、
シーズン終了後に残留を基本線に交渉が行われる方向>
「何もないよ。初めて取ったわけでもないし、(その質問は)いいでしょう。
(行使するかどうかは)全部シーズンが終わってから考えたい。
ただ、4回取れたのは元気にやれている証拠だし、
今、野球ができていることをいろんな方に感謝したい」
(中スポ、スポーツ報知共同通信社時事通信スポニチ名古屋


若竜トピックス(15日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
阪神-中日 22回戦
(15日・阪神鳴尾浜球場)
 D 000 003 200 = 5
 T 100 010 000 = 2
[勝] 川井(3試合2勝)
[S] 金剛(40試合2勝4敗13S)
[D本] イ・ビョンギュ5号2ラン
[Dバッテリー] 川井、パヤノ、平井、金剛 - 小川、小田
公式サイト・戦評

○野本圭
<鳴尾浜でのウエスタン2位阪神との直接対決に、
3番・左翼で先発出場。阪神先発・杉山に
5回まで2安打に抑えられていたが、
それまでの嫌な流れを断ち切り、チームに勢いを与える。
2点ビハインドの6回2死、杉山の2球目をたたくと
気持ちを込めた打球は、左中間への二塁打になった。
大事な決戦に3番で起用されたことに結果で応えて>
「チーム状態もいいですし、クリーンアップも打たせてもらっているので…」

<続く7回には自画自賛の四球を選んで、新井につなぎ>
「むしろ7回のフォアボールが良かったと思います」
中スポ

○新井良太
<6回2死二塁、右中間へ追撃ののろしとなる適時二塁打。
初球に杉山が暴投し、野本が三塁にヘッドスライディング。
その熱気で自身の闘志に火がつくと、
1-3からの5球目を叩き、後輩の気迫にきっちり応えて見せた>
「ケイ(野本)が気合を入れてくれた。より一層、燃えました」

<いったん火のついた主砲の打撃は止まらない。
続く7回には、野本が四球を選んでつないでくれた
1死満塁のチャンスで、代わった西村の初球を左前に2点適時打、
2年ぶりのリーグ優勝をぐっと引き寄せる一打に>
「今は余計なことを考えずに集中して打席に立てている。
チームの雰囲気もいい。明日も勝つんだという強い気持ちで戦いたい」
中スポ

○イ・ビョンギュ
<1点差に迫った後の6回2死二塁、
バックスクリーンにぶち当てる特大逆転2ランを放つ。
高めのスライダーをはじき返した会心の一打に満足そう>
「(3番の)野本もヒット、(4番の)新井もヒット。
だから僕もヒットでつなごうと思っていたよ。
カウントが0-2だったからストレートかなと思って
待っていたけど、うまく対応できたね」
中スポ

○川井雄太
<今月3日の出場選手登録抹消後、2軍で初登板。
先発し9安打を浴びながら、6イニング2失点と粘りに粘った。
ファームでとはいえ47日ぶりに手にした白星。
開幕11連勝左腕には何よりの薬になったはず。
1軍で連勝していた時と同じく、打線に感謝して>
「毎回ピンチだったけど、打ってくれましたから。
チームに貢献できたのはよかったです」
中スポ

○小林投手コーチ
<1軍で最後に登板した2日の広島戦から中12日。
走り込みから始めて体を作り直していた川井について、
復調の気配を感じ取って>
「ミニキャンプのような意味もあった。
すぐにというわけにはいかないが、
連勝していたころのように戻してやりたい」
中スポ


◇前田章宏
<つい先日まで2軍にいたが、弟竜のマジック点灯を喜ぶ。
両手のこぶしを握りしめて>
「よしっ」
(中スポ)

◇中川裕貴
<チームメートの底力に感心。後輩の頑張りをたたえて>
「逆転(で勝ったの)ですか。すごいですね。
マジック2? もう大丈夫だね」
(中スポ)


○辻2軍監督
<ウエスタン・リーグ制覇へのマジックナンバー2を点灯させる。
目の覚めるような逆転勝利にご満悦。口もなめらかに>
「いやあ、見事だったね。
5回までは杉山の甘い球を打ち損じていたりしたんだけど、
そういう(逆転する)雰囲気があった。
オレは何もすることがないよ。選手が自然と考えてやっている」

<きょう16日の阪神戦に勝てば、2年ぶりの優勝が決まる。
ニンマリ笑って球場を後に>
「こうなったら明日決めたいな」
中スポ

2009年9月15日 (火)

まずコイにやり返す、シルバーウィーク9連戦開始。

レギュラーシーズンも残り18試合となったドラゴンズ
逆転優勝に向けては厳しい戦いが続きますが、
そんななか今夜からは9月最大のヤマ場ともいえる
『シルバーウィーク』9連戦がスタートします。
この日ナインはナゴヤドームで投手陣と一部野手が練習。
9連戦最初のカードとなる広島戦に向けて、備えたもよう。
広島、横浜、そして巨人と相対する9連戦ですが、
この先何が起こるかわかりませんし、可能性がある限りは全力で戦う
先発陣の軸となるチェン・吉見らを中心に竜の話題を。


ドラゴンズトピックス(14日)

◇チェン・ウェイン

<きょう15日の広島戦初戦先発が濃厚。
この日はほかのナインとともにナゴヤドームで練習し、
キャッチボール、ランニングなど、約2時間の調整。
広島は今季防御率1.24と得意にしている相手でもあるが>
「むだな四球は出さないで、しっかり投げたいですね」

<調子は上向いている。1日の広島戦(浜松)では
7イニング7安打4失点で降板したが、
前回登板8日の阪神戦ではしっかりと修正。
阪神打線を2安打に抑えるほぼ完ぺきなピッチングで
今季4度目の完封勝利を挙げた。それでも貪欲な姿勢を崩さず>
「前回の投球はまだ満足はしていない。
特にコントロール。まだまだよい投球ができる」

<そして中6日で巨人との直接対決に臨むことが有力>
「目の前の試合に集中するだけ」

<一時は1ゲーム差まで迫った巨人との差は
現在は7ゲーム差まで開き、左の柱として責任を感じている。
9連戦では、2試合に登板することが予想されるが>
「みんな疲れてるが、ぼくはけが(左肩の張り)で
6月は1カ月間休んでいた。吉見さんや朝倉さんたちは
ぼくの倍くらい疲れているはず。
2試合? これからは何試合でも行けるようなら、投げるつもりです」

<ここまで防御率1.45とリーグトップを快走するが、
1954年に杉下茂氏がマークした球団記録の
防御率1.39の更新を視野に入れている。
広島戦で8イニング以上をゼロに抑えれば、
一時的とはいえ、防御率は1.39以下になり、
シーズン終盤の踏ん張り次第では新記録樹立が見えてくる。
また勝ち運に恵まれず、まだ8勝。
残り試合の登板に自身初の2ケタ勝利がかかるが、
チームの勝利が最優先であることを強調>
「とにかくチームが勝てるようにいい内容の投球がしたい。
数字はシーズンが終わってから。
2ケタ? あと何勝とか考えると逆に良くなかったんで、
一個ずつ勝てるように頑張りたい」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇吉見一起
<広島との第3戦・17日の先発を任されそう。
チェン、朝倉とともにランニング中心で汗を流して>
「前回登板で(気持ちに)ひと区切りついた。
疲れは大丈夫なので頑張ります」

<8月27日巨人戦、3日の広島戦で連敗を喫したが、
前回10日の阪神戦では7イニング2失点で3試合ぶりの白星を手に。
巨人戦直前に生まれた長男に捧げる白星となったが>
「(ウイニングボールは)もらってないんです」

<もちろんそれはこれからいくつでも手に入れることができる。
17日に投げた後は中5日で巨人との直接対決に臨むことが有力だが、
投手陣の気持ちを代弁するかのように話して。
まずは8失点を喫した因縁のカードでリベンジ>
「クライマックスシリーズ(CS)? まだ考えてません。
まだ先は見ません。目の前のゲームをひとつひとつ」

<ハーラートップタイの14勝を挙げているが、
13日の東京ヤクルト戦で、チームが勝ち星で並ぶ館山に
土をつけたため、単独トップに浮上するチャンスが訪れたが、
それでも無関心を強調して>
「自分の投球をするだけ」
中スポおおさか報知

◇中田賢一
<巨人との初戦となる21日の先発に、中7日で抜てきされそう。
7月14日の阪神戦を最後に約2カ月も黒星なし。
次回登板への意気込みを語って>
「前を向いて、集中して投げたい」
中スポ


◇森野将彦
<今季の広島戦でチーム最多の打点『19』。
打率も.289、本塁打も4本打っている。
打点王争いは同僚・ブランコを1差で追う『96』。
13年目で初めて近づいたタイトルチャンス。
なのに、本人には『打点王』の感覚がないという>
「ボクの打点が多いと言っても、
そのうち荒木さん、井端さんの得点がどれだけあるか。
荒木さんが盗塁して、走ってくれて、
点になったのがどれだけあったことか。
1、2番の出塁のおかげなんです。
巨人の3、4番(小笠原・ラミレス)も打点が多いけど、
あそこも1、2番、坂本と松本の出塁でしょう」

<確かに96点の内訳は、最多が33点の井端、次が30点の荒木、
本人が22本塁打で22点、そのほかは11点と、圧倒的に1、2番が占める。
しかも1番を進める役割が多い荒木が30もある。相当の貢献度だ。
打点タイトルの行方は? あるときこんな予測をして>
「ラミレスじゃないですか? 
ラミレスって一度調子が良くなると、ずっとそのままいっちゃうんです。
3カ月連続で月間(MVP)を取ったことがあったでしょ。
普通はあり得ないですよ」

<とことん無欲な男。ただ勝負は別だ。
タイトルは譲っても、最後には勝って笑う>
「相手にとって嫌な点を入れられれば」
中スポ


◇小池正晃
<フリー打撃の合間にデラロサと二塁の定位置で
早川コーチのノックを受ける。
単にゴロ捕球から一塁送球だけではなく、
体勢を入れ替えて二塁という難しい送球も軽々こなして>
「上手でしょ? 内野は楽しいんです。元々内野手だったから。
スキあらば、という気持ち? そこまでは…」
(中スポ)

◇小山桂司
<全体メニュー終了後、居残りで約20分ティー打撃に取り組む。
打球場所から2歩下がって、歩きながら打つという練習を説明。
またフリー打撃では石嶺コーチの投げるボールを、
3球連続でスタンドインさせるなどパワーも披露>
「自分は(左方向へ)突っ込んでしまうことが多いので、
これでしっかり(体の右側に)体重を残すように」
(中スポ)

◇中川裕貴
<マツダスタジアムでの広島戦に心躍らせている。
6月27日の対戦で三塁ベースに当たる幸運な内野安打を放ち、
プロ6年目での初ヒットをマークしたから。
それ以降ヒットはなく、8日の初昇格後、打席は1度だけ。
頭のなかでその場面を想像しながら、指名を待つ>
「いいイメージがあります」
(中スポ)


◇井上一樹
<ヒットがなかなか出ずに苦しんでいたころ、
自身の一番好きな言葉を教えてくれたことがある>
「あした世界が滅ぶとしても、私は今日リンゴの木を植えよう」

<今年1月公開された映画『感染列島』の一節で使われたフレーズ。
たとえ苦しい日が続いても、気持ちを切らさず練習をこなす。
そんな野球への真摯な姿勢をかいま見た。
元をたどれば、ドイツの神学者ルターによる有名な言葉だとか。
11日の東京ヤクルト戦で左翼へ今季初安打を放つと、
13日には右中間三塁打。ともにタイムリーとなり、勝利につながった。
自身の名前の一樹にかけ、冗談めかして笑って>
「ルターの言葉なんだ? ルターじゃなくて、カズーの言葉ってことにしてよ」
(中スポ<ドラ番記者>

◇荒木雅博
<今季はデーゲームで快進撃を続けている。
13日の東京ヤクルト戦で11連勝、通算でも17勝10敗と
大きく勝ち越している。これは単なる偶然ではないという。
昨年のデーゲーム打率.234に対して、今季は.307。
好結果をもたらす対策は『早起き』だった。
練習が午前10時開始なら午前7時前に起床し、
体を起こした後、全体練習前に目一杯汗をかく。
眠っている体にムチを打つことが吉と出たよう>
「ボクはずっとデーゲームの成績が悪かったんです。
何とかしないといけないと思って、いろいろ工夫してきました。
でもたどり着いたのは単純なことでしたね」

<チームは近年、デーゲームが苦手だったが、
順応し、ようやく本来の力を発揮できるようになったといえる。
デーゲームは残り9試合。21日からの巨人3連戦もデーゲーム>
「11連勝? そうですか。もっと勝ちたいですね」
(中スポ)

◇井端弘和
<デーゲーム打率.325を誇るが、
荒木とは逆の方法で結果を残している>
「ボクの場合は無理に体を起こそうとしないことですかね。
練習中はボーッとして試合に集中するようにしています。
今年はそれがうまくいっていると思いますね」
(中スポ)

◇立浪和義
<きょう15日からの広島戦に向けて、広島に移動。
レギュラーシーズン残り18試合に向けて、気合を入れ直す。
今年開場したマツダスタジアムでは5打数4安打3打点。
相性のいい球場で、広島ファンにも最後の勇姿を見せつける>
「残り試合が少なくなってきたけど、もうひと仕事したいからね。
もらったチャンスで結果を残したい」
(中スポ)


◆西川球団社長
<15日に自身4度目のフリーエージェント(FA)権を取得する
谷繁について、今オフに複数年契約を提示する可能性を明かして>
「もちろん38歳だし、年齢についても考慮しないといけない。
ただ複数年になる可能性もある。
うちの場合の複数年は(変動制の選手もおり)
他球団と違うけどね。いろんな可能性がある」

<一方チェン、ブランコのメジャー流出に
断固拒否の姿勢。強硬な態度を見せて>
「契約は単年だが、保有権は中日にある」

<両助っ人は今オフに契約を満了。
本来なら来季から国内外の他球団でのプレーが可能となる。
ともに来季について言及を避けているが>
「協約を破らない限り移籍はできない。
うちは契約書に(シーズン終了後、自由契約になれるという)
条項は入れていないから。移籍を主張するなら資格停止になる」

<ただ将来的なメジャー移籍の可能性については含みをもたせて>
「もし、そういうことがあったとしても
それは球団が認めてのポスティング(入札制度)しかない」

<また今季限りで現役生活を終える立浪の引退セレモニーについて。
当初はナゴヤドーム最終戦の9月30日に予定されていたが、
まだシーズン中でCS進出も確実な情勢を考慮。
来年のオープン戦を引退試合として執り行う見込みとなった。
球団では、地元のテレビ局に依頼し
メモリアル映像なども用意する手はずだったが、
落合監督の意向もあり中止。最終戦恒例の監督あいさつの後に、
立浪もファンにあいさつすることになりそう>
「CSでもナゴヤドームで試合する可能性があるし、
状況を考えると、そんなに大がかりなことはできないかな」
(中スポ、スポーツ報知12スポニチ名古屋ニッカン


◆藤井淳志
<左脇腹の肋骨(ろっこつ)を骨折したが
この日、ナゴヤ球場でリハビリを開始。
まだ腹部にコルセットを巻いたままながら、
約30分間の歩行などで体を動かした。
6日の横浜戦(新潟)の外野守備で骨折したが、
新潟市内の病院を退院した後は、名古屋で安静にしていた。
約1週間ぶりにグラウンドで汗を流して>
「安静に、とは(医者から)言われてますが、
体をひねる動きとかをしなければ大丈夫です。
汗はかいておきたいので」

<今後はナゴヤ球場でのリハビリが続くが、
目指すのは9月中の復帰。厳しい目標設定だが、
今は驚異的な回復を信じ、シーズン総仕上げの終盤戦に
間に合わせるつもり。意欲を語って>
「絶対今月中に(1軍に)戻ります」
中スポ


【ドラゴンズ・9連戦の日程】
15日(火) 対広島 (18:00・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)
16日(水) 対広島 (18:00・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)
17日(木) 対広島 (18:00・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)
18日(金) 対横浜 (18:00・ナゴヤドーム)
19日(土) 対横浜 (15:00・ナゴヤドーム)
20日(日) 対横浜 (14:00・ナゴヤドーム)
21日(祝) 対巨人 (14:00・東京ドーム)
22日(祝) 対巨人 (14:00・東京ドーム)
23日(祝) 対巨人 (14:00・東京ドーム)


若竜トピックス(14日)

◆川井雄太

<阪神に1ゲーム差をつけてウ・リーグ首位に立つ中日は
15、16日と優勝争いの直接対決・対阪神2連戦を
相手の本拠地・阪神鳴尾浜球場で行う。
この2連戦に連勝すれば2年ぶりのリーグ優勝が決まり、
また1勝1敗でも、優勝マジック『2』が点灯する。
今季の両チームの対戦は中日の8勝9敗4分けとほぼ互角。
第1戦、王手をかけるための先発マウンドが予想されるのは、
2軍降格後初登板となる左腕。
この日はナゴヤ球場で調整練習後、チームに合流。
1軍と同じく勝てる投球、自分の力をしっかり出すことを考える>
「優勝争いをしているので、チームが勝てるように投げたい。
あとは自分のピッチングができるようにしたい」

<今季は開幕11連勝という記録をつくったが、その後は勝てなくなった。
2日の広島戦で4連敗し2軍降格。それ以来の実戦マウンドとなるが>
「一歩でも、半歩でも、良くなっているところを出したい」

<降格直後は土台から鍛え直したという。
2軍優勝への王手をかけ、1軍再昇格への足掛かりにしたい>
「前半は投げる機会もなかったので、しっかり走り込みをやりました」。
中スポ

◆山内壮馬
<阪神2戦目の先発が予想されるのは2年目右腕。
今月末にはドミニカ共和国のウインターリーグへ派遣される方針。
優勝決定の快投を置き土産に海を渡りたい>
「最近、調子はいいです。勝負どころなのでしっかり投げたい」
中スポ

【ドラゴンズファーム・残り試合の日程】
15日(火) 対阪神 (12:30・阪神鳴尾浜球場=阪神ホーム)
16日(水) 対阪神 (12:30・阪神鳴尾浜球場=中日ホーム)
17日(木) (対阪神 共通予備日・鳴尾浜)
19日(土) 対広島 (12:30・ナゴヤ球場)
20日(日) (対広島 予備日・ナゴヤ)
21日(祝) (対広島 予備日・ナゴヤ)

24日(木) 対オリックス(12:30・あじさいスタジアム北神戸)
25日(金) (対オリックス 予備日・淡路)


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
今週末から世間的には、秋の5連休
俗に『シルバーウィーク』と呼ばれはじめていますが、
何となくシルバーというと、やや枯れたイメージも。
21日の月曜日が「敬老の日」でもありますし、
そういうところを絡めたネーミングなのでしょうね。
まあそれはさておき、プロ野球のスケジュールも
その連休に仕様を合わせたかのような厳しい9連戦
毎年この時期から日程が過密となってくるのですが、
先に控えるポストシーズンでの戦いを優位に進めるためにも、
もう一踏ん張りして、相手にスキを見せることなく、
1つでも多く相手を叩いてほしいものです。

今夜から始まるシルバーウィーク9連戦
ドラゴンズの日程は、↑の通り。
まずはマツダスタジアムで5位・広島との今季最後の3連戦、
その後週末は地元に戻り、ナゴドで最下位・横浜と。
そして移動日なしで敵地・東京ドームへと乗り込んで、
首位・巨人にリベンジを期す直接対決3連戦
よりによって連戦疲れがくる最後に、巨人と当たるのがやや不安ですし、
星勘定次第では、かなりのカウントダウンも予測される事態。
ただ少なくとも自分たちだけはしっかり勝って、
相手のホームで、胴上げを見るようなマネは避けたい。
さらに8月末の地元3タテ屈辱を払拭せよと願うばかりです。

そんななか、まずは今夜からの広島3連戦
しかし翌週の東京ドーム同様、こちらも雪辱の舞台となってきそう。
奇しくも2週前、今月1日からのナゴヤドーム。
同じ曜日での広島との3連戦で、まさかの3連敗
それまで13連勝を含む14勝4敗とカモにしていたあのカープに、
チェン-川井-吉見という表3本が次々と打ち込まれる始末。
結果的にそれが首位との差が開く「失速」に繋がることとなりました。
そんな因縁に加え、ここにきて3位争いが急加熱。
場合によっては、CSで対戦する可能性も出てきてしまっただけに、
連勝中の勝ち方をしっかり思い出し、競り合いを制して、
再び苦手意識を植え込みたいものですね。
しっかりやり返すことで、相手を圧倒し、
先週末の東京ヤクルト戦同様に力の差を見せつけてほしい。
一時の底を抜け、状態も上がって来たドラゴンズだけに
それができる力は十分あるのではと信じたいものです。

左から朝倉・昌さん・吉見・チェン。そして広島戦を制する
最大のポイントは、前回やられた先発陣
特に7イニング4失点のチェン
自己ワースト8失点を喫した吉見
その2人の踏ん張り
かかってくるといえるでしょう。
今朝の中スポ予想では、
ともに初戦と3戦目(2戦目は朝倉)。
今季の左右のエース格
相手打線を封じ込め、しっかりやり返すこと
ともに前回登板では復調ぶりを見せていますし、
そうなってくれることを期待したいですね。
続く次週の巨人戦でも、ともに登板が濃厚ですが、
この2人で4つすべて勝てれば、もう一波乱起こせるような気が。
まあともに若く、大舞台での経験が少ないのが気になりつつも、
こういう修羅場を乗り越えることができれば、
今後へのさらなる成長へと繋がること確実。
ファンとしては、好投を期待することしかできませんが、
ここまでともに1点台の防御率、続けて大きく崩れることはなさそう。
あとはいかに本来の投球ができるか…。

とにかく可能性がある限りは、前を見据えて投げ続ける
この週末は、投打のベテランの活躍が目立ちましたが、
それらに背中を押された主軸の頑張り、そこに期待したいなと。
先陣を切るチェンでまず1つ取って、連勝中の良い流れをキープ
そしてチームに「行けるぞ!」という弾みを付けてほしい。
今季のヤマ場ともいえるハードな9連戦
タフに戦い続け、逆襲に繋がることを願いたいところです。

2009年9月14日 (月)

和田井上連打でキラー攻略、上向竜ヤクを3タテ!

ヒヤヒヤながらもバックの好捕
地元で東京ヤクルトに連勝したドラゴンズ
前日に続いてのデーゲームとなったナゴヤドームでの第3戦。
中4日で登板してきたドラゴンズキラー・館山を捕まえ、
初回、和田・井上の連続適時打で3点を先制すると、
5回には相手ミスと森野の適時二塁打などで2点を追加。
さらに1点返された直後の6回には、再び和田
2試合連続となる本塁打を放って、ついにキラー攻略に成功。
投げては先発・中田が、6イニングを2失点に抑えると、
7回以降は山井が踏ん張り、今季2セーブ目。
苦手としていたツバメ今季初の3タテを喰らわせました!

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 23回戦
(13日・ナゴヤドーム | 中日11勝12敗)
35697人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日 ×
[勝] 中田(10試合4勝2敗)
[S] 山井(12試合2敗2S)
[D本] 和田26号
[Dバッテリー]
中田、山井 - 谷繁

◇対東京ヤクルト23回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数2安打)
2 (二)荒木  (3打数無安打)
3 (三)森野  (2打数1安打1打点)
4 (一)ブランコ (4打数2安打1打点)
5 (左)和田  (4打数2安打2打点)
6 (右)井上  (3打数1安打2打点)
7 (中)英智  (4打数2安打)
8 (捕)谷繁  (4打数1安打)
9 (投)中田  (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・東京ヤクルト> P・中田(中6日)
武内内直球詰まり遊飛、
川島慶三外高めスライダー投返し中前打、
青木初球内高め直球詰まり三飛、
ガイエル内直球三邪飛・森野フェンス際キャッチ

<1回ウラ・中日> P・館山(中4日)
井端外スライダー三ゴロ、
荒木
(32歳誕生日)初球外スライダー遊ゴロ、
森野ストレート四球、
ブランコ外スライダーミート中前打、
2死一、三塁から、
和田外フォーク食らいつき右前運ぶ適時打(D 1-0 S)
2死一、二塁から、井上外チェンジアップ・
セカンドオーバー右中間突破2点適時三塁打(D 3-0 S)


<2回・東京ヤクルト> P・中田
畠山(誕生日)内高め145キロ空三振、
宮本中直球三遊間抜くヒット、
森岡外直球空三振・スタート宮本二盗、
相川4球目中田フォークワンバウンド暴投・宮本三進、
2死三塁から、相川外直球右前運ぶ適時打(D 3-1 S)

<3回・東京ヤクルト> P・中田
武内左邪飛、川島慶三外高め右中間突破二塁打、
1死二塁から、青木内高め直球打ち損じ右飛・タッチアップ三進、
2死三塁から、ガイエル内高め直球見三振

<5回ウラ・中日> P・館山
谷繁内高め直球投足元ぬけ中前打、中田初球捕犠打、
1死二塁から、
井端内フォーク投ゴロ・
館山一塁方向へはじき拾うも慌てて一塁悪送球・三走谷繁生還
(記録は投手強襲内野安打と館山エラー)(D 4-1 S)

1死二塁から、荒木初球外直球遊ゴロ・走者そのまま、
2死二塁から、
森野中入るチェンジアップ・
ライナー右中間突破適時二塁打(D 5-1 S)


<6回・東京ヤクルト> P・中田
川島慶三外フォーク見三振、青木外直球左中間飛、
2死から、ガイエル内高め直球打った瞬間右越え本塁打(D 5-2 S)
畠山外外れ四球、宮本内低め直球遊ゴロ井端追いつき好捕

<6回ウラ・中日> P・館山
和田初球外スライダー高々上がり左翼席飛び込む本塁打(D 6-2 S)
井上外カット引っかけ二ゴロ、
英智低めチェンジアップ三遊間抜くヒット、
谷繁2球バントファウル・ヒッティング打ち上げ一邪飛、
代打デラロサ初球英智二盗、
2死二塁から、デラロサ外直球高いバウンド一ゴロ


<7回・東京ヤクルト> P・山井
森岡外高めライナー左前打、
相川投ゴロも山井二塁送球逸れ二封のみ、
代打福地中低め直球中前打、
1死一、二塁から、武内内フォークインフィールド遊飛、
2死一、二塁から、川島慶三中スライダー弱い二ゴロ

<7回ウラ・中日> P・木田
井端中スライダー中前クリーンヒット、
荒木投犠打、森野警戒ストレート四球、
1死一、二塁から、
ブランコ外高め直球・
三塁強襲宮本捕れず左翼左抜けていく適時打(D 7-2 S)


<8回・東京ヤクルト> P・山井 左・中川
青木外スライダー空三振、ガイエル外フォーク空三振、
畠山初球外スライダー右飛

<9回・東京ヤクルト> P・山井
宮本粘り11球目・外直球一二塁間後方内野安打、
森岡中高め直球二塁正面ゴロ4-6-3併殺、
相川外高めフォーク二塁追いつくも内野安打・代走川本
2死一塁から、福地中低めカーブ高いバウンド一ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
4連勝 2007年以来のヤクルト戦同一カード3連勝を飾った
1回2死一、三塁から和田が先制打。井上が2点三塁打で続いた。
5回には森野の適時二塁打などで2点を追加。
中田は走者を出しながらも、連打を許さなかった。
7回からリリーフの山井がセーブ。東京ヤクルトは8連敗。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


12カード連続負け越しに加え、泥沼の7連敗
それを打破すべく、昨年から7連勝中のドラゴンズキラー
館山を今季初の中4日で立ててきた東京ヤクルトですが、
ここに来て勢いを取り戻しつつあるドラゴンズには、
そのキラーさえも通用しなかったようで。

中4日のせいもあり、ボールが来ていない印象の館山から、
立ち上がり、2死からのチャンスで、
和田の食らいついてのタイムリーに、井上の右中間突破の三塁打。
ベテランのつないでの連打で、いきなり3点を奪い、
意気消沈させたことが、この日のゲームの流れを決めましたね。
その後はいつもの如くチャンスが掴めなかったものの、
中盤5回、6回で再び館山を攻め立て、ついに攻略
5回は井端の投ゴロを館山自身が弾いてしまったうえ、
拾った後の一塁へのトスがなんと悪送球に。
ミスを絡めて、中押しの1点をもぎとると、
2死二塁から、森野の鮮やか右中間オーバーでさらに追加点。
そして1点返された直後の6回先頭には、
復調兆しの和田が、外へのスライダーをしっかりとらえて、
レフトスタンドへ飛び込む2試合連続の本塁打
再び4点差となったところで、ようやく結末が見えてきたかなと。
前半戦、散々苦しめられたキラーから6点を奪い、
ついに今季初めて攻略に成功したドラゴンズ
浅尾-岩瀬の勝ちパターンを休ませられる大勝で
こちらも今季初となる東京ヤクルト戦3タテに成功!
お立ち台には、先制攻撃の原動力となった
ベテラン2選手がそろって上がることとなりました。


中4日で館山を立てなければならないほど、
苦しいチーム状態が続いている東京ヤクルト
しかしこちらもそんなことはかまわずに、
1試合1試合に集中しなくてはいけない。
たとえ相手がじり貧であろうが、勝てるときにはすべて勝つ
8月末の神宮では雨のため、やり損なった
東京ヤクルト戦3タテが地元でできてほんとよかったですね。
そして後半戦では初となる4連勝
一週前の新潟ではある意味「底」を位置していた打線も、
井端がマルチ、森野・ブランコがタイムリー、
そして和田が2試合連続の本塁打と、だいぶ復調してきた感が。
さらに落合監督いわく「対館山要員」。
しかもこれがラストチャンスだった井上が、
今季初の長打となる三塁打を放ち、チームを勢いづける。
首位とのゲーム差こそ離れていますが、
まだまだ上を、そして前を向いていることが
十分にわかる攻撃となったこと、がとてもうれしく思いましたね。

残り試合はもう20試合を切った。
さらに次週は今月のヤマともいえる9連戦
それを前にしても、モチベーションを下げることなく、
良い雰囲気で向かっていけるのは、とても大きいのでは。
9連戦の最後には、首位・巨人との直接対決も控えていますし、
なんとか踏ん張って、もう一波乱起こしてほしいものですね。

秋の収穫祭宣言!9月も半ばに入り、
「秋の収穫祭」となっていく終盤。
キラー攻略及び3タテで、
それへの弾みがついたと思います。
さらにキツイ戦いが続きますが、
一つでも多く勝って
ぜひとも「実り多き秋」にしてもらいたいところ。
そのためにも明日からの9連戦、しっかり戦い、
さらなる波乱2位からも起こしてくれることを期待しています。

それでは、相変わらず
ベシャリが上手すぎる井上選手のお立ち台ボイスをどうぞ!


☆ウィナーズ・ボイス(13日)

◎和田一浩

<2試合連続の26号を含む2安打2打点>
「(2日連続のお立ち台、今日もナイスバッティングでした)
ありがとうございます。
(まずは先制の場面。2死一、三塁、どんな気持ちで打席へ)
そうですね、あのう、なかなかあのう、
勝ててないピッチャー(館山)だったんで、
あのう、チャンスは、あのう、少ないと思ってたんで、
あのう、この打席を逃せば、えー、またチャンスが
えー、なくなるんじゃないかなって気持ちで、
えー、絶対打とうという気持ちでバッターボックスに入りました。
(2死からつくったチャンス、そしてらしい上手い右打ち)
いやあのう、上手さはないと思うんですけどね、
あのう、自分の中ではもう目一杯だったんで、
えー、それがヒットという形になってよかったと思います。
(その先制点で波に乗ったが、第3打席にも2試合連続の本塁打。
あれはどんな気持ちで打席に入ったのか)
あのう、ちょっと1点取られて、あのう嫌な雰囲気だったんで、
あのう、ランに、ランナーに出ようかなと思ったら、
えー、たまたま、あのう、打球が上がって、
ああいう結果になったと思うんですけども、はい。
(打った感触は)
そうですね、あのう、まあ芯に近かったんで、
あのう、ホームランになるとは思いました。
(チームは後半戦に入って初の4連勝。
自身の打撃の調子も徐々に上がって来ているのでは)
まあちょっと分からないですけどね。
あのう、とにかく1打席1打席、あのう、
集中してやっていきたいと思います。
(残り20試合を切っている。
それでもこんなにたくさんのファン。一言お願いします)
えーと、あのう、1試合1試合、えー、ほんとにあのう、
全力で、えー、精いっぱいやっていきたいと思います。
えー、また、えー、声援よろしくお願いします!」


<1回、先制タイムリー談話>
「先制のチャンスだったので、先制できてよかったです」

<1回2死一、三塁、集中力を極限まで高めていた。
カウント2-1から3球ファウルで粘った後、
外角低めに食らいついた。執念のライナーは
ライト前で弾み、先制点をもたらした>
「(館山は)全部の球種が勝負球になるようなピッチャー。
チャンスは少ない。ここは絶対打つ。
来た球に食らい付いていくしかないと思った」

<6回にはとどめを刺した。
初球のフォークをフルスイングし、2試合連続の26号ソロを左中間へ。
竜の右打者で館山から本塁打を放ったのは
昨年8月7日(松山)のデラロサ以来>
「真っすぐを待っていたけど、うまく反応できた。
取られた後だったので、すぐに取り返せてよかったです。
最近チームが勝っていない投手だけに、
きょうこそは何とかしたいと思っていた。
(セ・リーグで)一番勝っている投手だし、
簡単に勝てる相手ではないけど、攻略できたのは大きい。
ずっとやられていたし、一つ光明が見えたかな」

<今季の日曜日の打率は.363、7本塁打。
デーゲームがやりやすいのか。観客が多いと燃えるのか。
偶然を強調したが、頼もしいデータには違いない>
「たまたまです」

<これでチームはデーゲーム11連勝。
お立ち台へ登る直前、スタンドで観戦していた家族へ大きく手を振って>
「(家族が)来ると打てないことが多いんです。
きょうも本塁打を打った後に球場へ来たんです。三振だけを見せちゃいました」
カメラブログ中スポサンスポ時事通信ニッカン


◎井上一樹
<1回2死一、二塁で、右中間を破る2点適時三塁打>
「(久しぶりのお立ち台。まずはこの大きな歓声に応えて下さい)
あのう、なかなか僕もヒットが、で、出ませんで、
えー、初ヒットの時にちょっとお恥ずかしい形をね、
みなさんに見せてしまいましたけども、
ただあのう、こんなに数字の少ない、
なかなかヒットが出ないというなかで、
みなさんが本当に温かい声援をくれているのが、
すごい励みになっています。いつもありがとうございます。
(追撃点となったタイムリー、どんな気持ちで打席へ)
あの時はあのう、ベン(和田)がね、あのう、執念というか、
食らいついてね、いって打ったヒットだったんで、
なんとかこのう、つないでくれた和田に対して、
もちろん今まで迷惑をかけているこのチームに、
えー、これは絶対に打たなきゃいけないという気持ちはありました。
それが抜けてくれて、本当にうれしかったです。
(打った感触は)
感触ですか? あのう(相手の)セカンドが、
えー、森岡くん、去年までいた森岡くんでしたけども、
ジャンプした時に『捕るなー!』って思いましたね。はい。
(場内爆笑)よかったです。彼(森岡)が
ちょっと身長(172センチ)がちっちゃかったんでね。助かりました。
(今日はそのタイムリーで勢いが乗ったと思うが)
はい、あのう、結果的にね、あのう、
今日はこうやって、えー、立つことはないだろうなと思った
このお立ち台に立たせてもらったんで、またこれを励みに残り試合を、
えー、本当にみなさんの声援をいただけるように頑張ります。
(それでは改めて残り試合に向けて、ファンに一言お願いします)
はい、あのう、温かい声援をいつもありがとうございます。
これからまた、秋の、えー、収穫祭にドラゴンズは入っていきます(笑)。
またその収穫祭にですね。みなさんの声援が僕らの力になりますんで、
えー、今後ともどうぞよろしくお願いします!」


<タイムリー三塁打談話>
「久々にきれいなタイムリーだったので、気持ちよかったです」

<1回2死一、二塁。痛烈なライナーが
昨年まで中日にいた森岡の頭上を越えていくと、
大歓声を独り占めにしながら、一塁と二塁をけった。
三塁に足から滑り込むとスタンドがさらにわいたが、
いつものような派手なガッツポーズは見せなかった。
途中から失速しながらも、2年ぶりの三塁打。
塁上で静かに息を整えながら、成し遂げた仕事の余韻に浸って>
「セカンドを回ってからは『サイドブレーキ』がかかっている感じだった。
その後は足が張ったけど、気持ちのいい張りだった。
ポーズを取れなかったのは、まだ余裕がないから。
今まで迷惑をかけた分、絶対に打たなければならなかった」

<20年目の左打者は対館山の秘密兵器だった。
右打者はことごとくやられてきた右腕に、
昨年まで18打数7安打2打点。打率.389と結果を残していた>
「あんまり覚えがないんだけど…」

<今年はほとんど2軍だったがプラスに作用することもある>
「ボクは今シーズンずっと1軍にいたワケじゃない。
館山への苦手意識というのは、2軍に長くいた自分にはピンとこない」

<自然体で打席に立ち、1-1からの3球目をたたいた。
打球は鋭いライナーで二塁手の頭を越え、そのままフェンスに到達。
今季は11日に27打席目にしてようやく初安打が出たばかり。
どん底で苦しんできたが、大事な場面で大きな一打を放って>
「シンカーかフォークか。
落ちる球に自然にバットが出た。体が反応した」

<天敵を仕留め、ほんの少し肩の荷が下りた。
打率.034だった自身の名前を書き込んだ指揮官の意図にも応えた>
「監督に対しても、チームにも迷惑はかけられない。
『監督もどんだけガマンしてるんだ…』ということも考えた。
申し訳ないという気持ちが多分にあったので、
1打席目だけでも応えられたのは良かったですよ」

<開幕から2軍暮らしが続いていた6月、
若手とともに汗を流していたベテランが
グラウンドを見つめながら思わず弱音を吐いた。
38歳ながら格闘家のように鍛え上げられた肉体に自信を持ち、
プロ20年目の今シーズンも衰えを感じることはなかったが、
1軍から呼ばれない状況でさすがに弱気になったという>
「そんなつもりはないけどさ。
こういう状況が続くと引退した後はどうなるんだろうとか
考えてしまうこともある…」

<藤井の離脱で今後もカギとなる6番。
打てば勝利が近づく。8月以降初の4連勝となったが、
うち2試合で井上が打点を挙げている>
「ウチの3、4、5番は他チームよりもすばらしいので、
責任はずっと感じていたし、いいところで回ってくるから、
そこで打てるのと打てないのとではチームの雰囲気が変わってくる。
難しいところですけど、何とかしたいなと…」
カメラブログ中スポ中日新聞サンスポスポニチ名古屋ニッカン


○森野将彦
<3点リードの5回2死二塁から右中間を破る適時二塁打。
直後にブランコが打点を挙げたが、打点王争いはピタリと追走>
「なるべく甘い球を待って、一発で仕留められました」
カメラブログ、中スポ)

○トニ・ブランコ
<7回1死一、二塁から左翼線への適時二塁打。
5回に同僚の森野の適時打で並ばれたが、直後に97打点。
1回には2死一塁から中前打でチャンスメークするなど勝利に貢献>
「とにかく走者をかえすことを心がけたよ」
(中スポ)

○荒木雅博
<32歳の誕生日を迎えたが、3打数無安打1犠打。
苦手な館山の前に今季19打数無安打と封じ込められ、
バースデーヒットを飾ることはできず苦笑い。
昨年まで.450だった誕生日打率は23打数9安打の.391に>
「打てる球を打っていないね」
(中スポ)

○石嶺打撃コーチ
<苦手の館山をようやく攻略。胸をなで下ろして>
「きょうも抑えられたら怖かった。これは大きい」
サンスポ

○立浪和義
<兼任コーチの出番はこの日もなし。
ナゴヤドームの試合はこの日含めてあと10試合となっていたが、
2試合連続で出番がなかった。
週明けは広島戦。記憶に残る一打を披露したいところ>
「残り試合が少なくなってきたからね。
もうひとつ仕事できるように頑張っていきたいね」
(中スポ)


○中田賢一
<6イニング2失点で今季4勝目も反省>
「決して調子は良くなかったが、防がないといけない所もあった。
与えなくていい点を与えないようにしないと」

<これで7月上旬に再昇格してからは、
東京ヤクルト戦は登板4試合で2勝0敗、防御率2.08。
一度も負けておらず、逆に得意な相手になってきている>
「抑えているイメージもないですけど、悪いイメージもないですね。
気にせずに集中して投げることができました」

<初回を無失点に抑えると、波に乗った。
2回に相川の適時右前打、6回にガイエルの23号ソロで
1点ずつを奪われたものの、リードは許さなかった。
140キロ台中盤の直球やスライダーなどを使い、
被安打はわずか5本と、この日も手玉に取った>
「最近、序盤の入りがよくなかったので、
思い切って腕を振ることを意識しました。
初回を抑えられて、それでリズムに乗っていけました」

<東京ヤクルトとはCSで対戦する可能性もあるだけに、
好投が続いていることは大きな意味があるが>
「CS? まだ先のことですから。
まずは目の前をしっかり見て、1戦1戦集中して投げたい。
(東京ヤクルトに)悪いイメージがないのは、いいかもしれません」
カメラブログ中スポ時事通信毎日jp

○山井大介
<4点リードの7回から2番手で登板。
3イニングを無失点で今季2度目のセーブをマーク。
7回こそ1死一、二塁のピンチを招いたが、その後は封じて無失点。
8、9回は二塁を踏ませることなく締めた。
春先は不振にあえいだが、8月末から安定した投球を披露している>
「何イニングでもいける準備はしています。
セーブはつきましたが、とにかく信頼を取り戻すというか、
どんな場面でも結果が残せるようにしたいと思っています」
(中スポ)

○谷繁元信
<中田と6イニング、山井と3イニング。
9安打を浴びたが失点は2点だけ。防御の要はこの日も頼もしかった>
「きょうの中田はつかみどころがなかったですね。
良くなったと思ったら、急にバランスが悪くなったり…」

<アップダウンの激しかった中田の尻をたたき、なだめ、励ます。
この手綱さばきがあればこそ、チームはこの位置にいる。
先発マスクをかぶったのは、この日83試合目で55勝28敗。
ほぼ2勝1敗のペースということになる。
チームはすでに昨季(71勝)を上回る白星を積み上げ、
3年ぶりの80勝到達も確実、貯金は今季最タイの23。
自身の先発で27。いかに大きな存在かがよくわかる>
「そんなに貯金がありましたか! やはり捕手ですから、
自分が任された試合に勝つことにはこだわっています」

<あと2日で大きな『勲章』を手に入れる。
15日に今季の出場選手登録日数が145日に達し、FA権を取得する。
過去に3度取得した選手は自身を含め4人いるが、4度目はない。
ましてや肉体的に過酷で、経験が問われる捕手という
ポジションなのに高卒1年目から全くロスなく取得し続ける、
驚異の球歴を象徴する快挙である>
「そのために(あえて)使ってきたというのもありますが、
素直にうれしいですね。
誰もいないんでしょ? 1軍にいなければ取れない資格ですからね」

<97年に横浜に行使残留し、01年は中日に移籍、
05年は中日に行使残留を選択した。さて21年目の選択は?
5度目は狙わず、残留を基本線に考えているよう>
「今度は使うことはないと思います。
それより球団が契約してくれるのか…。そっちの方が心配ですよ」
(中スポ)


○落合監督
<7月の9連勝以来の4連勝。
試合後水を向けたのは、館山の先発を見越して、
4試合連続スタメン起用し、結果を出した井上。
水を向ける理由を説明して>
「きょうはカズキ(井上)に聞いてやってくれや。
中4日で館山が来るのは分かってた。
だからそこまでガマンしたんだから。
きょう打てなかったらファーム(2軍)だった。だから、カズキに聞いてやって」
中スポサンスポ朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(13日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
オリックス-中日 22回戦
(13日・あじさいスタジアム北神戸)
 D 100 000 403 = 8
 Bs 002 100 000 = 3
[勝] 長峰(21試合7勝1敗1S)
[D本] 谷6号 新井9号2ラン
[Dバッテリー] 中里、岩田、長峰、平井、金剛、パヤノ - 小田、清水将海
公式サイト・戦評

○新井良太
<ウエスタン・オリックス戦(北神戸)で7回の第4打席。
同点打の柳田を一塁走者に置いた2死から
本柳のスライダーをとらえた打球は
ライナーで左翼ネットに突き刺さった。
8月28日・阪神戦以来6試合ぶりの9号2ラン。
主砲のバットがチームを2年ぶりのリーグ優勝に一歩近づけて>
「真っすぐに振りまけないようにと思って。
でもスライダーが来てちょっと泳いだけど、うまく拾えました」

<ここ5試合で19打数2安打と打撃不振に陥っていた。
残り5試合になってからのキーマンの1人として
辻2軍監督から名前を挙げられていた男が、期待に応えた。
3安打1四球2打点の活躍に>
「監督から名前を挙げられていたので。大事な試合で打ててよかった」

<いよいよ15日から敵地・鳴尾浜で阪神と直接対決2連戦。
2連勝ならチームの優勝が決まる大一番。気を引き締めて>
「打つ、守る、走る、のすべてにおいて
いっときも気を抜かないように死に物狂いでやりたい」
中スポ

○辻2軍監督
<期待に応えた新井に目を細めて>
「柳田の(2-3からの)同点打も大きかったけど、
2死になってから新井がよく打ってくれた」
中スポ

○福田永将
<9回に右腕・山崎正貴から
左中間にダメ押しの2点適時二塁打を放ち、3安打。
1、2打席は左腕・中山から左前打と右前打を放っていたが>
「左腕のときはよかったけど、右腕になってからの
第2、第3打席(いずれも三振)はタイミングが合わなかった。
でも最後(9回)は合わせられた」
中スポ

○長峰昌司
<雨天中止となった前日に先発予定だった左腕が
ウ・リーグトップタイの7勝目。
2点を追う6回に登板して2イニングを無安打無失点。
打線が7回に逆転したため勝利を手にして笑顔>
「ゼロに抑えてチームが勝って良かった」
中スポ


◇山内壮馬
<将来を嘱望される右腕に願ってもないチャンスがやってきた。
今秋、ドミニカ共和国で行われるウィンター・リーグに
派遣されることになり、喜びを隠さなかった。
今や「ドミニカ」は1軍への登竜門。
中田、吉見、高橋、川井…。投手陣の中核を担う若竜たちは、
いずれもウィンター・リーグをきっかけに大きく羽ばたいた>
「そうだとすれば、本当にうれしいです。
前々から『行きたい』と思っていたんです。
チャンスだと思ってやるしかありません。
(今季大ブレークした)川井さんを見習い、
1軍で貢献できるようにボクもドミニカで成長したい」

<派遣されたからといって、出番が保証されているわけでない。
まずは『大リーグ予備軍』とも言われる若手有望株との
競争に勝たないことには、マウンドすら登れない。
その辺りの事情は、ドミニカで実績のある
長峰らから予習し、十分知っている。
ドラフト1巡目の高評価を受けて入団した右腕も
気付けば未勝利でプロ2年目を終えようとしている。
来年は勝負の3年目。川井と同じような飛躍を遂げるため、
異国で過ごす数カ月を無駄にはしない>
「最低限、試合に出たい。そのうえで先発ローテーションに入る。
必死で結果を残せば、何かをつかめるはず。
自分の真っすぐやスライダーがどれくらい通じるか試します」
(中スポ)

2009年9月13日 (日)

和田井上バックの好捕が竜救う、小笠原6勝目!

山本昌の今季初勝利、井上の涙の初安打と
投打のベテランの活躍で東京ヤクルトとの初戦を取ったドラゴンズ。
15時開始のデーゲームとなった第2戦は、
3回井端の適時打、4回和田の2ランとリードを奪う優位な展開。
しかし終盤、3番手・浅尾がつかまり2点を奪われると、
9回には守護神・岩瀬が2死満塁と一打逆転のピンチ。
迎えた代打川本が左中間抜けそうな当たりを放つも、
レフト和田が必死の好捕で、ヒヤヒヤながら逃げ切っての連勝。
粘りの投球で7回途中無失点の小笠原が6勝目をマークしました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 22回戦
(12日・ナゴヤドーム | 中日10勝12敗)
36090人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日 ×
[勝] 小笠原(18試合6勝2敗)
[S] 岩瀬(52試合2勝3敗39S)
[D本] 和田25号2ラン
[Dバッテリー]
小笠原、河原、浅尾、岩瀬 - 谷繁

◇対東京ヤクルト22回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数2安打1打点)
2 (二)荒木  (3打数無安打)
3 (三)森野  (4打数3安打)
4 (一)ブランコ (3打数無安打1打点)
5 (左)和田  (4打数1安打2打点)
6 (右)井上  (3打数無安打)
7 (中)英智  (3打数2安打)
8 (捕)谷繁  (2打数無安打)
9 (投)小笠原 (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・東京ヤクルト> P・小笠原(中6日)
飯原外直球空三振、川島慶三高め外れ四球、
青木外スライダー左飛、
デントナ外スクリュー・右方向伸びていく当たり・
井上フェンス際ジャンピング好捕・小笠原救う

<1回ウラ・中日> P・押本
井端中高め直球中前打、
荒木バント投前小フライ・
押本ショートバウンドでつかみ一塁アウト・
一走井端スタート遅れ一二塁間挟殺=ダブルプレー

<2回・東京ヤクルト> P・小笠原
ガイエル外低めカーブ左中間突破二塁打、
宮本外直球二ゴロ進塁打、
1死三塁から、田中浩康内低め直球空三振、相川敬遠、
2死一、三塁から、押本内直球見三振

<3回ウラ・中日> P・押本
英智初球外スライダー右前打、谷繁送れず外直球見三振、
小笠原きっちり投犠打、
2死三塁から、井端外直球一二塁間抜く右前適時打(D 1-0 S)

<4回・東京ヤクルト> P・小笠原
ガイエル外直球見て四球、
宮本中スライダー中飛、
田中浩康内低めスライダー止めたバット投ゴロ1-4-3併殺

<4回ウラ・中日> P・押本
森野中高めカーブ一二塁間破るヒット、
ブランコ内高め直球空三振、
1死二塁から、和田中高め直球ジャストミート・
一直線レフトスタンド中段飛び込む2ラン本塁打(D 3-0 S)

井上内直球見三振、英智外スライダー三遊間抜くヒット、
谷繁中低めフォーク見て四球、
2死一、二塁から、中フォーク空三振

<5回・東京ヤクルト> P・小笠原
相川8球粘るも外直球空三振、押本内スライダー空三振、
飯原外カーブ打ち上げ中飛

<5回ウラ・中日> P・押本
井端内直球中飛、荒木外スライダー遊ゴロ、
森野初球外フォーク右中間突破二塁打、
2死二塁から、ブランコ外スライダー空三振

<6回・東京ヤクルト> P・小笠原
川島慶三外直球中前打、青木ストレート四球、
無死一、二塁から、デントナ外スクリュー・
引っかけ遊正面ゴロ6-4-3併殺、
2死三塁から、ガイエル外低め直球見三振、

<7回・東京ヤクルト> P・小笠原 右・小池
宮本内直球遊直、代打野口内スライダー・
三塁ボテボテゴロ森野素手で掴むも内野安打、
相川2-3から中低め直球右飛、
P・河原
代打畠山外直球遊ゴロ6-4二封

<8回・東京ヤクルト> P・浅尾
飯原内直球中飛、川島慶三中高め直球二正面ゴロ、
青木中高め直球三遊間抜くヒット、
デントナ背中当たる死球・代走森岡、
2死一、二塁から、ガイエル初球外直球一二塁間抜く適時打・
ライト小池ファンブルエラーその間森岡三進(D 3-1 S)
2死一、三塁から、宮本初球ど真ん中・
投返し足下抜いていく適時打(D 3-2 S)
2死一、二塁から、野口内フォーク空三振

<8回ウラ・中日> P・吉川昌宏
荒木初球シュート右太もも直撃一旦ベンチ下がるも一塁へ、
森野6球目荒木二盗、森野中シュート流し打ち左前打、
無死一、三塁から、ブランコ初球内低めシュート・
センター伸びていく打球・青木フェンス手前つかむも犠飛(D 4-2 S)

1死一塁から、和田外スライダーひっかけ遊ゴロ6-4-3併殺

<9回・東京ヤクルト> P・岩瀬
相川内低め直球コンパクト中前運ぶヒット・代走福地、
代打吉本外シュート空三振、
飯原内高め直球引っかけ投ゴロも岩瀬二塁悪送球エラー、
1死一、三塁から、川島慶三内高め直球空三振、
2死一、三塁から、青木粘られ2-3外スライダー外れ死球、
2死満塁から、代打川本8球粘られ2-3中入るスライダー強振・
左中間抜けるかという当たり・和田懸命に追いかけ腕のばし好捕!
三者残塁、試合終了。


【ゲームレビュー】
逃げ切って3連勝 小笠原が6勝目

3回に井端の右前打で先制し、4回1死一塁から和田の2ランで加点。
1点差とされた8回にはブランコの犠飛で突き放した。
先発の小笠原が7回途中まで4安打無失点に抑え6勝目。岩瀬が39セーブ目。
東京ヤクルトは終盤の追い上げも及ばず、
今季ワーストの7連敗で、12カード連続の負け越しとなった。
公式サイト共同通信社時事通信ニッカン式スコア


雨強く降る東京駅から新幹線で向かった
年に一度のナゴヤ遠征。
ナゴヤドームも雨の影響でやや足下が滑りましたが、
最後はヒヤヒヤながらも
約1年ぶりの生観戦で勝利をつかめてよかったなと。
まあ終盤、相手打線に反撃こそされはしたものの、
全体的には、先発投手がしっかり7回途中まで投げ、
打線は先制・中押し・そしてダメ押し。
さらにはバックがしっかり守って、ピンチを救う好捕。
TVのスポーツニュースでは敗れたチームの方ばかりが目立っていましたが、
ドラゴンズ的には、決して悪くはない勝利だったと思います。


それにしても、最初から最後まで好捕に救われましたね。
立ち上がりに難のある小笠原、
今回も川島慶三に四球を与えるなど、やや慎重。
さらに2死からのデントナの当たり。
今回はFCでチケットを取った一塁側内野席から見ていたのですが、
打った瞬間は正直「行ったな」と思いましたし、口からも出ました。
しかしライトフェンス際、井上が見事なジャンピングキャッチ!
あのプレーが小笠原を本当に救いましたね。
前夜、ようやく出た涙の今季初安打。
この日のスタメン発表の際も、かなり沸いていましたが、
相変わらずヒットこそ出ない井上ですが、
このワンプレーでそれらをすべて補ったかも。
まあできれば打ってほしいものの、チームに弾みをつけるプレー。
そういうことができる選手の存在は大きいなと改めて思いました。

一方、最後といえば、やはり和田さん、
いや「和田様」といっても、決してバチは当たらないでしょう。
一打同点の場面となった9回2死満塁、
2点リードでマウンドに上がった守護神・岩瀬でしたが、
対東京ヤクルト戦、通算防御率6.00、
やはり相性の問題も今季に関してはあるのかも。
先頭の相川にうまくセンター前に運ばれると、
1死から飯原をうまくひっかけさせたものの、
焦ったか、まさかの二塁悪送球。
終わったとバンザイしていたスタンドも、
思わずエーッ!となりましたし、やや空気が変わった感も。
しかしそこは百戦錬磨、
切り替えて川島慶三を三振に取って、ツーアウト。
この日当たっていた青木とは勝負したものの、
結局はフルカウントからスライダーが外れて四球。
満塁とはなってしまいましたが、まあこれは仕方ない。
ただ続く代打の川本の粘りには、やや苦しんだかなと。
球審の微妙な判定もあって、決めさせてもらえず、
ファウル3球のあと、ボールでフルカウント。
最後はスライダーを振らせてと思っていましたが、
なんとそれが真ん中に入ってしまう始末。
強振した打球は左中間に向かってぐんぐん伸びていく。
正直これもかなりヤバイと感じましたし、抜かれると思いました。
しかしここで必死の守備を魅せたのが、和田様。
打球に対し一直線に追っていくと、
最後は腕を必死に伸ばしての見事なランニングキャッチ!
その瞬間思わず立ち上がってバンザイ!
同時にホッとしましたね。
4回のライナーでの2ランとともに、攻守の主役。
お立ち台にあがった際には、もちろん大歓声を送らせてもらいました。


まあ8回に登板した浅尾が
2死から捕まったことで、若干もつれはしましたが、
東京ヤクルトの状態の悪さに助かりましたね。
小笠原は持ち前の粘りの投球で、6イニング2/3を無失点。
ランナーを背負うことが多かったですが、要所を締めていましたし、
中盤やや疲れこそ出たものの、まずまずの投球だったと思います。
また岩瀬に関しても、結果ヒヤヒヤにはなったものの、
自らのエラーさえなければ、すんなり終えられたでしょうし、
そんなに心配はないのではないかという印象ですね。

ナゴヤドームで久々の連勝。
首位チームが雨天中止だったため、ゲーム差も若干縮まりました。
追い上げはするものの、抜ける力は現状ないスワローズ。
そうなると今度こそはヤク戦カード3タテを喰らわしてほしいですね。
デーゲームの第3戦の先発は、おそらく中6日で中田が濃厚。
ノーゲームとなった神宮以来の対戦となりますが、
自信をこめた投球でツバメ打線を眠らせたままにしてほしい。
また打線に対しては、もしかしたら中4日で館山が来るかも?
キラーとの対戦となりますが、勢いの差でそれを制してくれれば。
あれだけやられていた対戦成績も、10勝12敗となりましたし、
10月予定の神宮含め、残り2試合しっかり勝って、
CSに向けて、苦手意識さえも払拭してほしいなと願います


☆ウィナーズ・ボイス(12日)

◎和田一浩

<4回の25号2ラン、9回2死満塁の好捕と攻守で活躍>
「(みなさん最後ヒヤヒヤして見てました)
そうですね、あのう、僕もドキドキしながらボールを追いました(笑)。
(大きな勝利になった)
そうですね。あのう、いい形であのう、勝てたと思います。
(いい形で勝った一打がホームラン)
うーん。(大歓声)
ずっと、あのう、苦しんでたんですけど、
えー、ほんと一月(ひとつき)ぶり、あのう、
ホームランが打てて、自分の中で、あのう、すごくホッとしています。
(1-0からほしいところでの打った瞬間に分かるホームラン)
あのう、ホームランを打とうと思ってた訳じゃないんですけども、
えー、しっかりした形で、あのう、打ちたいなっていうのが、
ああいうホームランという形につながったと思います。
(チームは苦しい時期があったが、ここに来て連勝は大きい)
えーと…、まあ9月に入ってようやく何とか、
あのう、本来の姿というか、形になってきたと思うんで、
えー、これからはもっともっと勝っていけるように、
頑張っていきたいと思います。
(残り19試合、クライマックスシリーズに向けてもメッセージを)
えーと、先のことは考えず、あのうとにかくあしたの1試合、
えー、勝つことに全力を尽くしていきたいと思います。
えー、大きな声援よろしくお願いします」


<4回1死一塁、約1カ月ぶりの25号2ランを放つ。
押本の直球をジャストミート。打球はレフト席中段に突き刺さして>
「久しぶりにホームランが打てて、ほんとに良かったです」

<練習中に落合監督からアドバイスを受け、
すぐに結果が出た。笑顔をのぞかせて>
「久しぶりにバットの芯に当たった感じ」

<守備では9回2死満塁で、代打・川本の左中間への飛球を
落下地点まで一直線に走って好捕。抜ければ逆転されていた当たり。
チームを救うプレーだったが謙虚に>
「誰でも捕れる。思ったよりも詰まっていたからね。
そこまでいっぱいいっぱいじゃない」
カメラブログ共同通信社時事通信毎日jpニッカン


◎小笠原孝
<6イニング2/3を4安打無失点の好投で今季6勝目を挙げる>
「(ナイスピッチング!)ありがとうございます。
(和田のホームランをどんな気持ちで見ていたか)
いやもう、打った瞬間、ホームランだと思って、
あのう、まあ、あのう、ホームランもそうなんですけど、
最後の(和田さんの)プレーといい、初回の井上さんのファインプレー、
ああいうんで、僕は今日はリズムに乗れました。
(打撃でもしっかりバントを決めてそのあとの1点だった)
まあ、そうですね、はい。
バントはあまり得意じゃないんですが、
まあ、やることはやって、で、その結果だと思いますけど。
(そして無失点ピッチング。今日の投球を振り返って)
うーん、まあ、ランナー毎回のように出してたんですけど、
えー、見てる方はヒヤヒヤしていたと思いますけど、
まあでも自分の中で、粘り強く、
ランナー出しても粘り強くと思ってたんで。はい。
(一時チームが苦しい状況のなか、
ここでの連勝は自身にとっても、チームにとっても本当に大きい)
そうですね。あのう、今はすごい大事な時期っていうのは、
自分でも分かってますし、チームがあのう、すごく良い雰囲気で、
その流れに自分も乗っていけるようと思って、マウンドに上がりました。
(残り19試合、その後も待っている。どんな投球をしたい)
まあ、まだ残り試合あるんで、今日みたく
粘り強く、あのう、気合で、やっていきたいと思います」



<今季最多の4四球を与えて、球数は111球。
だが、要所を締めて無失点で乗り切った。野手に感謝して>
「今日は球数が多かったけど、
1回の井上さんのプレー(好捕)に助けられ、乗っていけた。
野手の守りに助けられてリズムに乗ることができた。
残り試合も、きょうみたいに気合で投げたい」
サンスポ時事通信ニッカン


○井端弘和
<3回2死二塁、右前にタイムリーを放つ>
「先取点がとれてうれしいです」
カメラブログ

○岩瀬仁紀
<ヒヤヒヤ救援で39セーブ目をマーク。
2点リードの9回から登板。相川の中前安打に自らの失策も絡んで2死満塁。
球審の微妙な判定にも泣かされ
最後の川本を左飛に打ち取るまで9球を要したが、
8月29日の東京ヤクルト戦で白星を消していた
先発・小笠原に白星をプレゼントできてホッとした表情>
「苦しかったけど(判定は)しようがない」
スポーツ報知


○落合監督
<東京ヤクルトの追い上げをかわして3連勝。
試合後の会見で試合に関する取材を事実上、受け付けない意向を示す>
「何でオレが話さなくなったかわかるか。
選手に直接話すことにした。
これまではマスコミを使って選手にメッセージを伝えてきたけれど、
新聞を読んでいない選手がたくさんいるから。
当分、オレから野球の話はないから。一つ一つ答える必要も無い」
朝日新聞毎日jp

2009年9月12日 (土)

お待たせ山本昌躍動初勝利&井上涙の初安打!

2009年9月11日・対東京ヤクルト戦(ナゴヤドーム)。
おそらく投打の2人のベテランにとっては
忘れられないゲームになるんじゃないかなと。
スコア的には3-1と平凡ながら、
ファンにとってもインパクトの残るであろう今季124試合目。
44歳26年目投手・山本昌、38歳20年目外野手・井上一樹、
ようやくながら、「今季初」をともに記録しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 21回戦
(11日・ナゴヤドーム | 中日9勝12敗)
28869人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日 ×
[勝] 山本昌(4試合1勝2敗)
[S] 岩瀬(51試合2勝3敗38S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
山本昌、山井、浅尾、岩瀬 - 小山、谷繁

◇対東京ヤクルト21回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数2安打)
2 (二)荒木  (3打数1安打)
3 (三)森野  (2打数1安打1打点)
4 (一)ブランコ (3打数無安打)
5 (左)和田  (1打数1安打1打点)
6 (右)井上  (3打数1安打1打点)
7 (中)英智  (4打数無安打)
8 (捕)小山  (2打数無安打)
9 (投)山本昌 (2打数無安打)

【イニング経過】
<1回・東京ヤクルト> P・山本昌(今季4試合目・中89日)
福地外スクリュー二ゴロ、川島慶三外スクリュー中飛、
青木外力入り四球、デントナ内スクリュー詰まりながら中前打、
2死一、三塁から、ガイエル2-3内スライダー三邪飛

<1回ウラ・中日> P・ユウキ
井端外スライダー右前打、荒木初球捕犠打、
森野ストレート四球、ブランコ内外れ四球、
1死満塁から、和田外直球持っていき右犠飛(D 1-0 S)
2死一、三塁から、井上初球内高めカット詰まり三飛

<2回・東京ヤクルト> P・山本昌
宮本外直球右飛、田中浩康外スクリュー二ゴロ、
相川外一杯137キロ直球見三振

<3回・東京ヤクルト> P・山本昌
ユウキ外スクリュー二ゴロ、福地粘るも内138キロ詰まり二飛、
川島慶三粘るも内低め136キロビシッと見三振

<4回・東京ヤクルト> P・山本昌
青木初球内高めスクリュー右飛、
デントナ内直球詰まらせ中飛、
ガイエル内高めスライダー右翼線二塁打、
2死二塁から、宮本内高めバットへし折り遊ゴロ

<4回ウラ・中日> P・ユウキ
和田内外れ四球、井上初球三塁線ゴロ・エンドラン和田二進、
英智センター返しも青木前進回転キャッチ、
小山敬遠気味四球、
2死一、二塁から、山本昌外直球空三振

<5回・東京ヤクルト> P・山本昌
田中浩康外低め直球中飛背走キャッチ、
相川中低め直球中飛定位置、ユウキ外直球空三振

<5回ウラ・中日> P・ユウキ
井端外カット引っ張り三遊間抜くヒット、
荒木バントバスター決まらず2-3・
内スライダー引っ張り遊撃逆突く左前打、
森野4球目・荒木二盗、
無死二、三塁から、森野中フォーク打ち上げ中犠飛・
井端タッチアップ際どいながらタッチかわして生還(D 2-0 T)
1死二塁から、ブランコバットの先遊ゴロ進塁打、
2死三塁から、和田敬遠気味四球、
2死一、三塁から、井上初球内高めカット・
バット折られながら、左前落とす適時打・
今季27打席目初安打・井上感無量一塁ベース上涙目(D 3-0 T)


<6回・東京ヤクルト> P・山本昌 右・小池
福地外スクリュー空三振、
1死から、川島慶三初球中高め直球・
左翼最前列飛び込む本塁打・山本昌天仰ぐ(D 3-1 T)
青木中スライダー三邪飛、デントナ内高め直球中飛

<7回・東京ヤクルト> P・山井
ガイエル内低めスライダー外れ四球、
宮本内低め直球見三振、
田中浩康内スライダー・
カットのようなスイング二ゴロ4-6-3併殺・山井ホッ

<8回・東京ヤクルト> P・浅尾
相川内高め直球右中間飛、代打飯原外フォーク中飛、
福地外外れ四球、川島慶三外スライダー中飛前進キャッチ

<8回ウラ・中日> P・木田
英智内直球高いバウンド三ゴロ、
代打立浪外直球流すも三ゴロ、代打谷繁中直球三正面ゴロ

<9回・東京ヤクルト> P・岩瀬
青木内シュート高いバウンド二塁内野安打、
デントナ内直球中前落ちるヒット・代走野口、
無死一、二塁から、ガイエル中高めスライダー伸びなし一邪飛、
1死一、二塁から、宮本中高め直球二インフィールド飛、
2死一、二塁から、田中浩康外シュート右正面飛、試合終了。


【ゲームレビュー】
山本昌が今季初勝利

山本昌が6イニング3安打1失点で1年ぶりの勝利を挙げた。
6回に一発を浴びたが、それ以外は安定していた。
打線は1回に和田の犠飛で先制。
5回に森野の犠飛と井上の左前打で2点を加えた。
東京ヤクルトは2度目の6連敗で借金5。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


ともに今季はファーム暮らしが長く、
顔を真っ黒にしながら、若竜と汗を流してきた2人。
まずは、27打席目の初安打となった井上のタイムリー。
5回2死一、三塁から、ユウキの内角球に
バットを折られながらも、レフト前に落とした貴重な一打。
そろそろヒットが出るんじゃないかとは思っていましたが、
決して会心ではないものの、逆にああいう当たりだったことが、
かえってよかったんじゃないかなと。
本人も一塁上でウルウル状態でしたが、ほんと感動しましたね。
まだこれで終わりじゃないですが、ようやく落ち着くでしょうし、
今後も味のある活躍をさらに期待したいところです。


そしてそれとともに、いや、それ以上にうれしかったのは、
やはり今季4度目の登板で「初勝利」を挙げた昌さん。
ようやく1軍に勝って、帰ってきてくれました!
先発の谷間となっていたこのゲームでしたが、
正直、自分的には山井が来るんじゃないかと思っていました。
しかし中スポの予想が的中し、再昇格即先発。
ただ立ち上がり、やはり上がっていたようで動きが硬かったですね。
真っすぐのスピードこそ、140キロが出ていましたが、
球威、制球ともに今ひとつで、ファウルで粘られる始末。
これまであまりコンビを組んでいない小山との息も
合っていないのではと、多少心配気味に見ていましたが、
2死一、三塁のピンチで、ガイエルを詰まらせたのが大きかったですね。

相手先発のユウキが昌さん以上に制球定まらず、
直後の1回ウラ、2四球を絡めて和田の犠飛で先制。
満塁のチャンスにもかかわらず、援護は1点のみでしたが、
その1点が逆に適度な緊張感となったのかも。
しかし援護をもらった2回以降の
御大の投球は素晴らしかったですね。
CS解説の権藤さんも言っていましたが、まさに「躍動」。
緩急を使い、テンポ良くアウトを重ねるさまは、
それまでの1軍登板では見ることができなかった姿。
それはやはり暑いなか、ファームでローテーションで投げ続け、
結果を残してきた力と、ようやく来たチャンスを
絶対逃さないという強い気持ちがあったからじゃないかなと。
中盤以降、若干外野に飛ばされはじめるも、
センターの英智を中心にバックも好捕。
そして5回には森野の犠飛と井上の涙の適時打でさらなる援護。
3点差になって勝利を確信したか、
6回に初球甘く入って、川島慶三に一発をあびたものの、
それを含めてもわずか3安打、4奪三振1四球。
6イニングを100球で投げきり、ようやく掴んだ通算205勝目。
それは同時に、セ・リーグ新記録となる22年連続勝利に。


44歳の誕生日をまさか0勝のまま過ごすとは
おそらく昌さん本人も考えていなかったでしょうし、
得意の夏を過ぎ、秋となってからの初勝利となりましたが、
逆に遅れたことが、26年にもなるプロ生活において、
違った意味での1ページとなり、
さらなる投球の「深み」というものにつなげられるのでは。
確かに今季は若い投手が成長して、
自身の調子がよくても1軍に上がれない。
ある意味フラストレーションもたまったかもしれませんが、
それでも気持ちを切らさず、頑張ってきた。
野球の神様もしっかり見ていてくれたようで、よかったですね。
もちろんファンとしても、おそらく今季はダメだろう。
このまま1つも勝てないんじゃないかと思っていましたが、
ここに来て、終盤大事な時期に来て、
昌さんの復活勝利が見ることができて、とてもうれしかったです。

まあ次週は9連戦もありますし、
今回の好投で次のチャンスももらえたでしょう。
喜びもひとしおとは思いますが、1勝ではダメ。
残り試合は少ないものの、さらに勝ち続け、
ベンチの信頼をさらに高めていってほしい。
夢の日本シリーズ初勝利のためにも、
今季「最後まで頑張って」、
さらに勝利に貢献する姿を楽しみにしたいと思います。

それでは久々となる昌さんのお立ち台トーク、お楽しみ下さい!


☆ウィナーズ・ボイス(11日)

◎山本昌

<6イニング3安打1失点で今季初勝利を挙げる>
「(白星を待ちわびていたファンの大歓声に応えて下さい)
いやあのう、ね、本当にあのう、ありがたいですね。はい。
うれしいです。はい。
(通算205個目の白星、道のりは長かった、遠かった)
ええあのう、ね、えー、本当に苦労しましたけど、
まあでも、こういう日がくると思って、
えー、頑張っといてよかったなと思います。
(6月以来の先発。顔も真っ黒に日焼けして
若い選手たちと一緒に混じって3カ月間、
どのような気持ちで過ごしていたか)
いやあのう、ね、こういう風に、あのう、
えー、必ずチャンスがくると思ってね。
えー、気持ちを切らずに頑張ってました。はい。
(初回はちょっと緊張感があったか)
そうですね。ちょっとあのうね、
えー、立ち上がり苦労しましたけど、
まあでもあのう、小山が良いリードしてくれましたんで、
えー、本当助かりました。
(すいぶんと飛ばしてMAX140キロ、今日の投球を振り返って)
えー、あのう、途中からね、
えー、コントロールも、えー、良くなってきて、
まあもう1回くらい投げたかったんですけども、はい(笑)。
(9月に入っての白星は自身でも予想外だったと思うが、
改めてこの白星の意味、何か違いがあるか)
ええ、あのう、ね、本当にあのう、
ここまで時間がかかったってのは初めてなんですけど、
まだこれからね、大事な試合もありますし、
えー、頑張っていきたいなと思います。
(これで22年連続の白星、大野豊氏の21年連続を抜いて、
セ・リーグでまた1つ、勲章を手に入れた)
(大歓声に)ええあのう、本当に…(大歓声)
ね、何かすごいですね。はい。
(ただこれは通過点。また次に向けて、クライマックス、
日本シリーズに向けての頼もしい初白星。その辺りは)
いえ、あのう、そこのね、
そこで頑張るために頑張ってきてますんで、
え-、今度こそ最後まで頑張りたいと思います。はい。
(次の投球も大いに期待しています、
その拍手にもう一度応えてください)
え、頑張ります、はい」


<先発談話>
「最後の1点がもったいなかったけど、
久しぶりにしては責任回数をしっかり投げて、良かったかなと思います」

<プロ初勝利を挙げた1988年から
セ・リーグ新記録となる22年連続勝利となったが、
会心の笑顔をのぞかせて>
「ピンとこないが、すごいことなんだろうなと思う。
そんなに続けられたのは、自分でもびっくり。
(体が)丈夫なんだなと。周りの人のおかげです」

<ファーム生活は炎天下、屋外練習の毎日。
投げるたびに白い二の腕が見え隠れした。
26年目。ポストシーズンに向け、頼りがいある『兄貴』が戻ってきた>
「1軍に合流して、違う世界みたい。
これで落ち着いてやれるかな。次のステージもある」
カメラブログサンスポ時事通信毎日jpニッカン


<みなさまのお陰で22年連続勝利を記録することができました>
『5回に一樹君が今季初ヒットを打ったところで、
きょうはいけるんじゃないかと思いました。
ずっと2軍で一緒に頑張ってきた仲間ですしね。
直後にホームラン打たれてちゃ、シャレにもなりませんが(汗)。
それから小山君もいいリードをしてくれたし、
英智君をはじめバックのみんなも好守備でもり立ててくれて、
気持ちよく投げられました。
それに、今日の大歓声ももちろん、
2軍戦でもいただいたたくさんの応援にも感謝します。
40歳過ぎて2軍で100イニングも投げるとは思いませんでしたが
「もういいです」って思わずに投げ続けてきて本当によかった。』
(「山本昌公式ホームページ」より引用)


○森バッテリーチーフコーチ
<9月1日からの広島3連戦でチェン・川井・吉見が先発して3連敗。
3人の経験不足を指摘する一方で、ベテランの復調を信じていた>
「下(2軍)にはマサ(山本昌)がいる」
毎日jp


○井上一樹
<今季27打席目での初安打は貴重な追加点となる左前打。
2-0の5回2死一、三塁で、バットを折りながらも左前へ落とすと、
一塁ベース上で目を潤ませた。20年目・38歳は感激の面持ちで>
「チームの皆に迷惑と心配をかけていたから、
プロ野球生活で一番うれしいヒットかもしれない。
ヒットを打つのはこんなに難しいものかと身に染みた。
試合後にメールがパンクするぐらいきて、
いろんな人の支えがあったんだなと感じた。
この時期にヒットを打ってないのは自分でも予想だにしなかった。
野球人生の中でも大きな1本だった」
公式ブログカメラブログサンスポ時事通信

○和田一浩
<初回1死満塁、右翼に大きな先制犠飛を放つ。
3カ月ぶりに1軍のマウンドに上がった
ベテラン山本昌を、初回からしっかりと援護して>
「先制のチャンスだったので、最低限の仕事はできました」
カメラブログ毎日jpニッカン


○落合監督
<会見室に登場すると微笑を浮かべ>
「何かしゃべんなきゃいけないの?」

<今季初勝利の山本昌の投球に>
「まあまあじゃないの?」
(中スポ、サンスポ毎日jp

2009年9月11日 (金)

吉見粘投14勝、岩瀬復活11年連続50試合達成!

初戦チェンが2安打完封、2戦目岩田に3安打完封返し
対照的な2戦を経て迎えた甲子園での阪神との3戦目。
打線が奮起して、初回3連打で素早く先制すると、
同点後の4回には谷繁のバックスクリーン弾で勝ち越し。
さらに同点の7回、井端の中前適時打で再び勝ち越すと、
9回にも荒木の適時打でダメ押しの1点を追加。
投げては先発・吉見が粘り強い投球で7イニングを2失点。
そして2点リードの9回には、守護神・岩瀬が久々マウンドへ。
11年連続50試合登板のメモリアルをきっちりと無失点締め。
吉見が14勝目を挙げるとともに、今季阪神戦勝ち越しを決めました。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 20回戦
(10日・阪神甲子園球場 | 中日13勝7敗)
38377人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神
[勝] 吉見(23試合14勝6敗)
[S] 岩瀬(50試合2勝3敗37S)
[D本] 谷繁8号
[Dバッテリー]
吉見、浅尾、岩瀬 - 谷繁

◇対阪神20回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数2安打)
2 (二)荒木  (5打数2安打1打点)
3 (三)森野  (5打数2安打)
4 (一)ブランコ (4打数1安打1打点)
5 (左)和田  (4打数無安打)
6 (右)井上  (3打数無安打)
7 (中)英智  (4打数1安打)
8 (捕)谷繁  (3打数3安打1打点)
9 (投)吉見  (3打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・久保
井端内直球詰まり一飛、荒木中直球右前打、
森野外スライダーライト右落ちるヒット、
1死一、三塁から、
ブランコ外フォーク三遊間抜けていく適時打(D 1-0 T)
1死一、二塁から、和田内直球打ち上げ捕邪飛、
2死一、二塁から、井上外フォーク遊ゴロ


<1回ウラ・阪神> P・吉見(中6日)
赤星外フォーク左方向飛球和田スライディング好捕、
平野内スライダー中飛、鳥谷内フォークハーフスイング三振

<2回・中日> P・久保
英智中フォーク空三振、谷繁外直球中前打、
吉見スリーバント失敗、
井端初内高め直球レフト線落ちる二塁打、
2死二、三塁から、荒木外高め直球二ゴロ


<2回ウラ・阪神> P・吉見
金本外直球左越えフェンス直撃二塁打、
新井初球中高め直球遊越え左前打、
無死一、三塁から、葛城外フォーク二ゴロ4-6-3併殺の間(D 1-1 T)
リン粘られ10球目外フォーク右前打、
2死一塁から、狩野146キロ中直球空三振

<3回・中日> P・久保
森野内カット詰まり中前落ちるヒット、
ブランコ内高め直球打ち上げ遊飛、
和田4球目久保フォークワンバウンド狩野大きく逸らす・
森野二進後躊躇しながら三塁狙うも暴走タッチアウト、
和田内カット叩きつけるも平野飛びつき好捕


<3回ウラ・阪神> P・吉見
久保空三振、赤星外直球三ゴロも森野弾いて左前打、
平野プッシュ気味二犠打、鳥谷スライダー高め浮き四球、
2死一、二塁から、金本外低め直球打ち損じ中飛

<4回・中日> P・久保
井上チェンジアップ高いバウンド二ゴロ、
英智内直球詰まり二ゴロ平野腕伸ばし好捕、
2死から、
谷繁外高め直球センターバックスクリーン本塁打(D 2-1 T)

<4回ウラ・阪神> P・吉見
新井外カット一飛、
葛城外スライダー遊ゴロも井端一塁悪送球エラー、
リン初球外フォーク二ゴロ進塁打、狩野敬遠、
2死一、二塁から、代打桧山外シュート伸びなし右飛

<5回ウラ・阪神> P・吉見
赤星浅い中飛、平野中フォーク見て四球、
鳥谷外シュート二ゴロも荒木トンネルエラー
1死一、三塁から、金本中高め直球右翼フェンス際犠飛(D 2-2 T)
2死一塁から、新井外スライダー打ち上げ二飛

<6回ウラ・阪神> P・吉見 右・小池
葛城内スライダー空三振、リン内高めスライダー二飛、
狩野初球外スライダー三ゴロも森野悪送球エラー、
2死一塁から、アッチソン外直球投ゴロ

<7回・中日> P・アッチソン
英智初球中カーブ三遊間破るヒット、
谷繁初球投犠打、吉見そのまま打たせて空三振、
2死二塁から、
井端外低めスライダー中前運ぶ適時打(D 3-2 T)

<7回ウラ・阪神> P・吉見
赤星内直球左前方飛球・和田スライディング好捕、
平野外スライダー一塁強襲ヒット、
鳥谷内シュート三ゴロ5-4-3転送も一塁セーフ、
2死一塁から、金本外フォーク前進右飛

<8回ウラ・阪神> P・浅尾
新井内スライダー詰まり一邪飛、
葛城外高め直球中越えフェンス直撃二塁打・代走水田圭介
リンストレート四球・塁詰める、
1死一、二塁から、狩野中高め直球中飛、
2死一、二塁から、代打高橋光信中高め直球差し込ませ遊ゴロ

<9回・中日> P・桟原
英智外スライダー中飛、
谷繁初球外直球ライト線落とすヒット、
代打立浪3球目・桟原暴投谷繁二進、
立浪外直球二ゴロ進塁打、井端低めスライダー見て四球、
2死一、二塁から、
荒木内高め直球振り抜き左前適時打(D 4-2 T)

<9回ウラ・阪神> P・岩瀬(8/29以来・50試合目の登板
代打浅井内スライダー空三振、
代打関本内スライダー引っ張り左翼線突破二塁打、
1死二塁から、鳥谷外スライダー中途半端投ゴロ、
2死二塁から、金本初球内スライダー弱い二ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
3年ぶりの阪神戦勝ち越しを決めた

粘り強く投げた吉見が7イニング2失点でリーグトップに並ぶ14勝目
打線は2-2の7回に井端の適時打で勝ち越し、
9回に荒木の左前打で加点した。
競り負けた阪神は8カードぶりに負け越し。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


中盤まで点を取っては追いつかれという展開でしたが、
終盤以降、打線が上手く繋がっての勝ち越し・ダメ押し
立ち上がりこそ制球定まらず、苦しい投球だった吉見も、
持ち前の粘り強さで凌ぎ続けると、後半は本来に近い投球に。
そして浅尾につなぎ、9回ウラは久々の守護神
11年連続50試合登板という
メモリアルが「復活」への舞台となりましたが、
ヒット1本打たれたものの、スライダーはまずまずのキレ。
中軸を相手にしながら、きっちりと無失点で締めて
23日ぶりのセーブをマークすると、こちらも久々となる勝利の儀式へ。
「最後は岩瀬で」というフレーズを、
9月初めて使っての勝利は、とてもうれしいものとなりましたね。
特にこのところ連敗し、やや調子を落としていた吉見と、
3試合連続救援失敗などもあり、状態がかなり心配されていた岩瀬
ともに徐々にながら、本来の調子を取り戻せたことは
今後に向けて、大きかったと思います。


ゲーム的には、先手先手を奪う展開。
たとえ追いつかれたとしても、
ホームランやタイムリーによってではなく、
ゲッツー崩れ犠牲フライによるもの。
まあ井端・荒木・森野と内野陣に1個ずつエラーが出るなど、
若干締まらない部分もありましたが、
悪いながらも吉見自身がマウンドで踏ん張り、粘れたことが
7イニング2失点(自責1)、そして14勝目に繋がったと思いますね。
立ち上がりこそ、制球、キレともに今イチでしたが、
後半以降は、徐々にボールが低めに集まりだし、
ストライクを容易に取れるという本来の吉見らしさが出てきましたし、
このような投球ができれば、さらに勝ち星が増やせるのでは。
お立ち台では、お子さんについての話題はなかったですが、
それでもようやくパパとして、白星を報告できるのはうれしいでしょう。
「上を向いて、前を見て、1つでも多く勝っていく」
今後に向けて、そう意気込んだ背番号19
その言葉の如く、先発陣の軸としてチームを引っ張ってほしいです。


また9回に8試合、12日ぶりに登板した岩瀬
このところ負けが続いていたこともあり、
守護神の復帰試合は実に延び延びとなっていましたが、
逆にこれだけ間隔が開いたことが、今回は生きたかも。

おかえり、岩瀬!もちろん悔しい思いを胸に、
ずっと調整してきたでしょうが、
いくつもの荒波を乗り越えてきた
我らが守護神ですし、
きっと戻ってきてくれると、
ずっと思っていました。
そして迎えた久々のマウンド。
関本のレフト線の二塁打にはハッとしましたが、
宝刀・スライダーがまずまずよかったですし、
鳥谷・金本と相手の中軸相手に全く打撃をさせず、
きっちり締められたことで、1つ落ち着いたのではないでしょうか。
奇しくも前人未到の記録達成のマウンドとなりましたが、
今回も試練を乗り越え、また前に進み出した守護神
残りシーズン、ポストシーズン、さらにその力を発揮し、
勝利ゲームの最後を締め続けてほしいと願います。


それまで7カード連続で勝ち越していた阪神
しかしドラゴンズのカベは厚く高かったようですね。
まあもっか3位争いが白熱しているものの、
10数ゲームも離れているチームにあっさり勝ち越されてはいけない
そんな思いもあっただけに、この1勝はとてもうれしかったです。
残り試合も少なくなってはいるものの、
目標が消えない限り、2位のチームも頑張らないといけませんし。

甲子園で勝ち越したチームは、
地元に戻り、週末は東京ヤクルトとの3連戦。
今季ここまで分が悪いツバメ相手ですが、
かなりの絶不調のようですし、ここは逃さず叩いておかないと。
しかしその初戦、ドラゴンズ的には久々の先発の「谷間」。
予想が実に難しい状況となっております。
今朝の中スポには「マサきょう先発あるぞ」と出ていましたが、
大ベテラン再昇格即復帰登板となるのか。
それともこの3連戦中継ぎで登板のなかった山井が来るのか。
はたまたカードの頭、小笠原を中5日で持ってくるのか。
いろんな憶測もありますが、誰が来てもしっかり投げて、
久々となるナゴヤドームでの勝利を期待したいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(10日)

◎吉見一起

<苦しみながらも阪神打線を7イニング5安打2失点。
リーグトップタイとなる14勝目をあげる>
「(ナイスピッチングでした)
はい、ありがとうございます。はい。
(自身連敗中だったが、どんな気持ちでマウンドへ)
いやあのう、マウンドに上がったら、
何も考えずに行ったんですけれども、
あのう、この1週間しっかり自分の悪かったところを
しっかり見つめ直してやってきた結果だと思います。はい。
(7イニング2失点、今日のピッチングを振り返って)
まああのう、毎回ピンチの連続でしたけども、
僕らしく粘り強く投げれたかなと思います。
(粘りのかいあって、打線が7回に1点取ってくれた)
そうですね、はい。もう…勝てればいいので。
はい、うれしかったです。
(阪神戦は初勝利になる)
そうですね、はい。あのう…初勝利になります(笑)。はい。
(どんな気分ですか)
いや、特にあれはないですけど、
まあ1つ勝てたってことがうれしく思います。はい。
(甲子園、敵地で勝ったという、気持ちを聞かせて)
うーん。まあ、そうですね、
まあ地元、僕の地元でもあるので、
あのうテレビ放送もしていると思いますし、
あのう、そういうところで、そして甲子園で勝てたことは、
自分でもうれしいと思います。
(自身も連敗を脱出し、チームも勝負どころに突入)
そうですね。あのう、残り試合少ないですけども、
あのう、上を向いて、前を見て、
あのう、1つでも多く勝っていきたいと思います。
(これからもいいピッチングを期待しています)
はい、ありがとうございます。頑張ります」


<先発談話>
「(前回)ふがいない投球をしたので、
同じことを続けないことと、今回のような投球が、
次もつなげられたらなと思います」

<5回1死一塁で荒木が鳥谷の二ゴロをトンネル。
併殺に仕留めるはずが、1死一、三塁とピンチを広げた。
不意に訪れたが、それでも冷静に状況を判断する余裕があった。
気落ちせずに、金本には右犠飛を許したものの、
続く新井を外角スライダーで二飛に仕留めた>
「ホームランだけ気をつければいい」

<この夜、守備陣の乱れは一度だけではない。
4回には遊撃・井端、6回には三塁・森野が
立て続けに一塁へ悪送球。その度に踏ん張った。
3日の広島戦では森野の失策をきっかけに大量点を失った。
ミスの後に踏ん張り切れず、そして敗れた。
今回は同じ轍を踏まなかった。平然とこう言って>
「前回は僕が踏ん張れなかったのが敗因だった。
フォームとかではなく、意識の問題。
野手とはお互いに助け合うのが当たり前ですから」

<思い出のマウンドでの『初白星』になった。
02年のセンバツで、大阪・金光大阪高のエース・吉見は
森岡良介(中日-現東京ヤクルト)が中軸にいた
高知・明徳義塾高と対戦したが、4-7で初戦敗退した。
甲子園球場で先発するのは、それ以来7年ぶり。
もちろん勝ったのは初めて。
これまで阪神戦ではナゴヤドームで3度先発して勝てなかったが、
敵地で殻を突き破り、プロ4年目で待望の阪神戦初勝利>
「ボクにとっては地元でもありますし、
こういう場所で勝てたのはうれしいですね」

<生まれて間もない愛息へ贈る、最高のプレゼントができた。
8月25日に第一子の嶺(りょう)くんが誕生。
以来、3試合目の先発で『パパ』として初めて勝った>
「(子どもが)生まれてから勝ってなかったので良かったですね。
早く子どもに勝ちを報告したいと思っていました。
ウイニングボール? それはないです」

<抜群の安定感で、防御率はいまだに1点台(1.82)をキープ
最多勝という栄冠も、そして日本一奪回という夢も。
今の右腕にはすべてをかなえる力がある>
「残り試合は少ないですが、上を向いて、前を向いて投げます」
中スポサンスポおおさか報知時事通信スポニチ名古屋ニッカン


○井端弘和
<7回2死二塁、勝ち越しの中前タイムリーを放つ。
ハイライトは見慣れたシーンから始まった。
同点で迎えた7回、無死一塁から谷繁が送りバントして、走者は二進。
投手・吉見がそのまま打席に立って三振。
2死二塁、今年、落合監督がよく使う作戦である。
ただ、いつもと違ったのは谷繁がその前に
勝ち越しソロ本塁打を含む2打数2安打だったこと。だから燃えていた>
「(打ったのは)スライダー。
本塁打を打ったバッター(谷繁)に
送りバントをしてもらったので、何が何でも打とうと思っていました。
それに谷繁さんが送ったあとの打席は、
7割5分くらい打っている感じがする(実際は11打数7安打の打率.636)。
絶対に打てると思って打席に入りましたね」

<もう1つ、燃える理由があった。
4回1死から葛城の遊ゴロをまさかの悪送球。
今季6個目の失策は失点には結びつかなかったが、
ミスはバットで取り返すしかない。名手は試合後笑顔になって>
「エラーをしていましたからね。
絶対に打たなきゃっていう強い気持ちだけ持っていった」

<極度の疲労感と脱力感に襲われた8月下旬。
右目がウイルス性の感染症に襲われ、
キャンプを満足に消化できなかった代償だった。
筋力トレーニングを嫌う男が、テレビCMの間に腹筋、背筋を鍛えるなど、
夏場の不振を見越して予防線を張っていた>
「本当にしんどかった。
でも、シーズンに入ってから鍛えた分、持ちこたえたかな」

<首位・巨人が勝って、優勝マジックは13。
数字は逆転優勝の厳しさを物語る。
残り21試合中、直接対決が6試合。
心は折れちゃいない。目も死んでいない>
「まだあるよ。ひと波乱起こすから」
中スポサンスポデイリー

○谷繁元信
<一時は勝ち越しとなる特大弾&3安打猛打賞。
同点の4回2死、フルカウントから久保の141キロ速球を
フルスイングすると打球は大きな弧を描いてセンターバックスクリーンへ。
今季8号は何と9月3本目。しかも1日の通算200号本塁打も含めて
3本とも先制・勝ち越し・勝ち越しと貴重な一発。
勝負のポストシーズンに向けて、この復調は頼りになる>
「よく飛んだ? そうだね。完ぺきだった。
打撃の変化? さてね。分からないよ。
まあ、分かっていたら、もっと早くに打っているよ」

<試合前の練習では後輩に威厳を見せる。
練習はじめの20メートルダッシュで3回のタイム計測を
前田と張り合い、青筋を立てながらの真剣勝負で
3度とも後輩のタイムを上回った。
最後は田村コーチが前田のスタートの踏み台に足を貸したが、
タイムは縮まらず、先輩は上機嫌>
「あんまり変わらないなあ。3連勝や」
中スポ毎日jpニッカン

○英智
<好走塁で決勝のホームを踏む。
同点の7回、二塁走者だったが、井端の中前打で一気に本塁を狙う。
タイミングはきわどかったが、判定はセーフに。
値千金の走塁に白い歯がこぼれて>
「井端さんが初球を見逃したとき、
見逃し方でタイミングが合っていると思って。準備はしていました」
(中スポ)

○荒木雅博
<9回に左前に適時打を放ち、
貴重な追加点を挙げたが、手放しでは喜べず。
5回に鳥谷の二ゴロをトンネルし、失点のきっかけをつくっていた。
自らのミスを帳消しにする一打となって>
「もっと弾むと思ったんだけど、グラウンドがでこぼこしていて弾まなかった。
あれもあったから9回には気持ちが入りました。本当に打ててよかった」
(中スポ)

○トニ・ブランコ
<1回1死一、三塁で阪神の先発・久保のカーブを左前へ適時打。
これで94打点で並んでいたチームメイトの森野を交わし、
95打点でリーグ単独トップに立った。笑顔で話して>
「最低でも外野フライでランナーをかえそうと思っていた。
欲をいえばホームランがよかったけど、打点を挙げられたのはよかった。
これでこれからも好調でいけるかな」
(中スポ)

○立浪和義
<9回1死一塁、浅尾の代打で登場。
桟原の暴投で走者が二塁へ進んだ後、
カウント1-2からの速球を振り抜いたが、あえなく二ゴロに倒れる。
それでもその間に走者が三塁へ進塁、追加点につながった。
気持ちを入れ直して>
「ランナーが進められてよかったですけど、ヒットが打ちたかった。
甲子園はあと1つ残っている(10月4日・阪神戦)から、
そこでは打ちたいですね」
(中スポ)

○浅尾拓也
<1点リードの8回に2番手でマウンドに上がり、
1イニング無失点で抑えの岩瀬にバトンをつなげた。
ただ葛城の中越え二塁打とリンへの四球で
ピンチも招いただけに、反省も口にして>
「納得は全然していないです。
ゼロで抑えることが大事ですし、
結果的に抑えられたのはよかったですけど」
(中スポ)


○岩瀬仁紀
<9回を1安打無得点に抑え、前人未到の11年連続50試合登板を達成。
過去3試合の登板では疲れが見えていずれも失点したが、
8試合・12日ぶりの登板で球に切れが戻っていた。
1死から代打関本に二塁打を浴びたものの、
鳥谷・金本を打ち取り今季37セーブ目を挙げた。
11年連続50試合登板については、淡々とした表情で語って>
「50試合登板と30セーブはステータスというか、
毎年クリアしなければいけない数字だから。できてよかったです」

<5年連続の30セーブは既に成し遂げていたが、
入団1年目から途切れたことのない50試合は、
到達直前に3試合連続リリーフ失敗という
経験したことのない壁にぶち当たった。
しかも8月28日の東京ヤクルト戦(神宮)には、
まだリードしていながらイニングの途中で代えられる屈辱を味わい>
「オレもショックだった」

<雪辱を期した翌29日も延長の末、
勝利投手となったものの、打ち込まれた。
以来チームの低迷もあって登板機会はなく、
この日が今季最長の間隔となる12試合ぶりのマウンドだった。
投げ続けてきた疲れは、実戦から遠ざかればわずかでも回復するが、
打たれた屈辱は雪辱しない限り絶対に晴れない。
弱気になりそうな心にムチ打ち、プライドだけは失わなかった>
「苦しい? それは言えないし、言わない。
言ってもしようがないから」

<登板から遠ざかっていた11日間は
9回にセーブがつく展開がなかっただけ。
常に登板には備えており、間隔が空いたマウンド。
4試合ぶりの無失点に安どの表情を浮かべて>
「違和感はなかった。いい感じで投げられた」

<セーブは8月18日の広島戦以来、23日ぶり。
こちらも05年のストッパー定着以降では、最も長いブランクになった。
悪い時期があっても、それを乗り越えるのが守護神の宿命>
「常に結果を問われているわけだから」

<これでチームは阪神戦13勝目。
CSで対戦する可能性のある相手に、3年ぶりにシーズン勝ち越しを決めた。
首位・巨人との差は7.5と縮まらないが、それでも戦力は整ってきた。
奇跡の逆転優勝、そして2年ぶりの日本一のため、
守護神は身をけずりながら最後のとりでを守る>
「これからも1試合1試合、大切に投げていく。
まだ試合は残っているので、これからも勝ちにつながるような投球をしたい」
中スポサンスポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


○和田一浩
<前日は9試合ぶりの無安打に終わったが、
打撃に不安要素を残さない。
この日は左右それぞれ片手でのティー打撃で、打撃フォームを微調整。
日頃からフリー打撃でも変化球だけにしてみたり、
山なりの緩い球を打ってみたりと工夫を重ねているが>
「主にタイミングの問題ですよ。
間を作ったり、いろんな意味がありますけどね」

<6月6日以降ここまで、常に3割をキープ。
キャンプから打撃フォームを大幅改造に着手した今季。
この日は4打数無安打に終わったが、
クリーンアップを支える巧打者は日々進化している>
「打撃フォームに、これで終わりというのはないと思います」
(中スポ)

○小山桂司
<ティー打撃で最近、ノックバットを使い、
自らトスを上げて打っているが、
8月下旬のナゴヤドームでノックの有効性を説かれ、
以来、続けているという>
「落合監督に教えてもらったんです。
ノックがきちんと打てれば、打撃にも役に立つって。
監督の言うことを自分のものにして、レベルアップしたいですね」
(中スポ)

○石嶺打撃コーチ
<指揮官の小山への指導の効果を解説>
「小山はバットのヘッドが下がることがあって。
ノックバットなら軽くて、その辺を確認しやすい。
まだまだだけど、良くはなってきたよね」
(中スポ)

○井上一樹
<試合前の練習中、落合監督の指導を受ける。
ティー打撃のさい、指揮官は自ら持っていたバットを、
ヘルメットの上へ当てがったが、
頭の上下動を少なくさせるための処置という>
「(指導の内容は)話しきれないくらい。勉強になりましたね」
(中スポ)


◇白井オーナー
<この日阪神戦が行われた甲子園を視察。
リニューアルされた同球場の視察を目的にして訪れ、
試合前には落合監督や阪神・坂井オーナーらと会談。笑顔で話して>
「改装されてからの甲子園は初めてきたけど、えらいきれいになっているね。
でもお金もかかっているみたい。そんな話をしたよ」

<阪神とはクライマックスシリーズで対戦する可能性があるが>
「『もうすぐ(3位)ですね』と(坂井オーナーに)言ったら、
『いやー』って答えていたね」

<落合監督との会話の内容については>
「あいさつ程度。きょうは勝つと思ってきたよ、と言っておいた」
(中スポ、ニッカン


○落合監督
<普段は一番最後にロッカールームから出てくるが、
この日は選手に交じって帰りのバスへ。行動は違ったが>
「…」

<試合前、白井オーナーがリニューアル甲子園の視察で訪問。
『きょうは勝つと思ってきたからな』と
声をかけられるとこう返答したという>
「勝たなきゃ困りますね」
中スポ


記録備忘録。(10日)

◇岩瀬
が阪神20回戦(甲子園)で9回に救援登板し、
11年連続の50試合登板を達成、自身のプロ野球記録を更新した。
2点リードで登場し、1イニング1安打無失点で今季37セーブ目を挙げた。
シーズン50試合登板は入団1年目からの記録で、
初登板は1999年4月2日の広島戦。
今季は5月にプロ野球史上4人目の通算200セーブを記録、
5年連続で30セーブに到達している。
通算成績は632試合で、49勝31敗230セーブ。
共同通信社時事通信

2009年9月10日 (木)

竜打沈黙3安打12三振、前夜のお返し虎に完敗。

投打の主役が活躍し、久々の大勝
甲子園での阪神との初戦を取ったドラゴンズ
しかし迎えた第2戦、先発・朝倉健太
立ち上がりの乱調を突かれ、鳥谷の先制二塁打、
リンの走者一掃三塁打などで、一挙4点を奪われてしまうと、
一方打線は相手先発・岩田の前に沈黙し、3安打12三振凡打の山
前夜のお返しとばかりの完封負けを喫してしまい、連勝ストップ。
新たな天敵の誕生を後押ししてしまったようです。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 19回戦
(9日・阪神甲子園球場 | 中日12勝7敗)
39109人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神 ×
[敗] 朝倉(22試合9勝7敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
朝倉、高橋、小林正人、ネルソン - 谷繁、小山

◇対阪神19回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数1安打)
2 (二)荒木  (4打数無安打)
3 (三)森野  (4打数2安打)
4 (一)ブランコ (3打数無安打)
5 (左)和田  (3打数無安打)
6 (右)小池  (3打数無安打)
7 (中)英智  (3打数無安打)
8 (捕)谷繁  (3打数無安打)
9 (投)朝倉  (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・岩田
井端中高めカットボール空三振、荒木内低めスライダー空三振、
森野外高め直球二ゴロ


<1回ウラ・阪神> P・朝倉(中11日)
赤星外高めシュート二塁後方内野安打、平野投犠打、
1死二塁から、鳥谷外高めフォーク左中間突破適時二塁打(D 0-1 T)
金本ストレート四球、新井フルカウント外フォーク見られ四球、
1死満塁から、葛城内フォーク空三振、
2死満塁から、リン高め甘い直球右中間突破3点三塁打(D 0-4 T)

<2回・中日> P・岩田
ブランコ内スライダー空三振、和田外シュート二ゴロ、
小池外フォーク空三振


<2回ウラ・阪神> P・朝倉
岩田ボテボテ投ゴロ、赤星中フォーク中前打、
平野エンドラン左飛、鳥谷初球赤星楽々二盗、
2死二塁から、鳥谷内直球見三振

<3回・中日> P・岩田
英智内直球空三振、谷繁外ワンバウンドフォーク空三振、
朝倉中スライダー空三振


<3回ウラ・阪神> P・朝倉
金本ストレート四球、新井内シュートうまく左前打、
無死一、二塁から、葛城中スライダー遊インフィールド飛、
リン外低め直球左飛、狩野外フォーク二ゴロ

<4回・中日> P・岩田
井端外シュート一二塁間抜くヒット、
荒木内カット詰まり遊ゴロ6-4-3併殺狙うも一塁セーフ、
森野4球目荒木二盗、
1死二塁から、森野外低め直球手が出ず見三振、
ブランコスライダー見て四球、
2死一、二塁から、和田内カットバット折られ三ゴロ


<5回ウラ・阪神> P・朝倉
鳥谷中スライダー三ゴロ、金本当たり損ね三塁線ゴロ切れず内野安打、
新井内シュート詰まり三ゴロ5-4-3併殺

<6回ウラ・阪神> P・高橋
代打関本外フォーク空三振、リン外高め直球左飛、
狩野内スライダー三遊間抜くヒット、岩田内直球見三振

<7回・中日> P・岩田
森野内低めスライダー三遊間抜くヒット、
ブランコ内低めスライダー空三振・チーム10個目、
和田内カット打ち上げ左飛、小池初球外フォーク遊ゴロ


<7回ウラ・阪神> P・小林正人
赤星内スライダー空三振、平野外スライダー空三振、
鳥谷外スライダー外れ四球、金本内低めシュート3球見三振

<9回・中日> P・岩田
井端中シュート詰まり遊ゴロ、荒木内カット打たされ遊ゴロ、
森野内直球逆方向飛球・金本追うも捕れず三塁打、
2死三塁から、ブランコ内低めスライダー空三振、
試合終了。


【ゲームレビュー】
打線沈黙 朝倉も誤算

先発した朝倉が誤算だった。立ち上がりの制球難を突かれ、
鳥谷に先制打を打たれ、その後2四球で満塁。
リンに3点三塁打を打たれ、一気に4失点。
打線もブランコが3三振を喫するなど沈黙した。
阪神の先発・岩田は球威・制球とも申し分なく、
3安打、12奪三振で今季2度目の完封。
公式サイト共同通信社時事通信ニッカン式スコア


快勝した前夜の、ものの見事な『裏返し』。
阪神先発・岩田に翻弄されて、わずか3安打での完封負け
あれだけ繋がっていた打線が、そろって沈黙
キレの良いスライダーや、カットボールが、
右打者の内角に食い込んで、まともな打撃が出来ないありさま。
まさに手も足も出ず『お手上げ』という感じでしたね。
確かに初回4点という大量援護に守られていた部分もありますが、
あれだけの投球を一貫して、最後までやられては、
今回に関しては、相手があっぱれとしか言いようがないでしょう。

岩田にやられた…。それにしても、
これで岩田には
今季2敗、通算では5敗目。
前日の記事で万が一、
阪神がCSに進出した際には、
チェンという存在が
かなりのアドバンテージとなると記しましたが、
逆に岩田には大きく立ちふさがれてしまうかもしれませんね。
まあ今回がベストでそれ以上にはならないとは思いますが、
大舞台で今回のような惨状にならないよう、対策が必至
左打者には弱いというデータもあるようなので、その辺も一案かも。
まあ阪神が勝ち上がってくるとは限りませんが、
備えだけは施しておくことが大切でしょう。


お付き合いしてくれたのかどうかはわかりませんが、
巨人も敗れ、ゲーム差は7.5ゲームとそのまま。
ただマジックの方はまた一つ減ってしまいました。
前夜の快勝を生かせなかったのは残念ですが、
しっかり切り替え、勝ち越すことで持ち直してくれればと。
第3戦の先発予想は、中6日で吉見が濃厚。
ここ2試合、結果を残せず苦しい右のエース格ですが、
チェン同様にしっかり投げ分けての投球を期待。
そこに打線の援護を加え、勝って地元に戻ってほしいです。


★プレーヤーズ・ボイス(9日)

●朝倉健太

<今季阪神から4勝した相性の良さを発揮できず、
1回に4点を奪われ、そのまま敗戦投手になった。
決定打になったのは2死満塁で
リンに許した右中間突破の走者一掃三塁打。
実際のコースはむしろ外角高め。
打球の抜けた右中間を恨めしそうに見つめて>
「インサイドに投げるつもりが甘く入ってしまいました。申し訳ないです」

<コントロールに苦しんだが、最も悔やんだのは
1点先制されなおも1死一、二塁で新井に与えた四球。
前夜の8日はチェンが見事な完封勝利。
そのいい流れを『独り相撲』で壊してしまい>
「新井さんへの四球が痛かった。
(谷繁さんからは)ゲッツーというか、
ゴロを打たせていこうという言葉をもらったのですが…」

<前回8月28日から中11日での登板。
言い訳にしなったが、球速は走らず、制球も安定しなかった>
「登板間隔が空いたことは気にしていなかったんですが…」

<2回以降は、5回まで無失点。
要所を締めるピッチングで持ち直したが>
「初回の四球がすべてです」
朝倉ブログ「阪神戦投げました~甲子園」、中スポ
サンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

●谷繁元信
<金本に四球を出した後にマウンドに向かったが、
その後も切り替えられなかった朝倉の投球内容を責めて>
「それ(四球)よりリンに打たれたところ。
あそこで抑えていれば1点ですんだわけだから。
よーいドンで4点はつらいよね」
中スポサンスポ時事通信スポニチ名古屋


●小林正人
<7回に3番手で登板。赤星・平野・金本と
3人の左打者から3個の三振を奪い、元気よくベンチに戻り>
「点差とかそういうことは関係なく、
出ろと言われたときにしっかり低めをつかなきゃいけませんから。
四球(鳥谷)がもったいなかったとは思いますが、それ以外はできたかな」

<今季は鳥谷・ブラセルを含めた左打者5人を7打数無安打、5三振。
トラ打線からすれば、厄介な存在となっている>
「打たれていないとは知らなかったです。
でも、試合数がそう多いわけじゃない。
コーナーをしっかりつくことに集中したいです」
(中スポ)

●高橋聡文
<6回に2番手で登板。2死から狩野に左安打を許しはしたが、
無難に1イニングを2奪三振でゼロ封と好調を維持>
「ヒットはゴロだったのである程度仕方がない。
どんな場面で投げても、きょうのようなピッチングを続けます」
(中スポ)

●マキシモ・ネルソン
<4点を追う8回に登板し、新井・関本・リンを三者凡退。
直球の最速は154キロを記録。3試合連続の無失点に>
「いい投球はできたけど、チームが負けてしまった。
あしたは勝ちに貢献できるように頑張りたいですね」
(中スポ)


●森野将彦
<今季7度目の完封負けを喫した中、気を吐く。
この試合まで15打数2安打に抑えられていた岩田から
7回に左前打を放つと、9回には左翼線三塁打。
チームで唯一の長打を放ったが、お手上げの様子>
「相手はキレというより制球が良かった。
気持ちよく投げさせてしまった。
いろんな球種でストライクが取れて、どの球種に絞るかが難しかった。
スライダーはとらえたと思っても、そこからさらに曲がった。
特殊なスライダーだから芯でとらえたと思っても打ち損じる。
甘い球を逆方向に打たないといけないですね」
中スポおおさか報知共同通信社スポニチ名古屋ニッカン

●和田一浩
<前回対戦で完投勝利を許した岩田に、
今度は完封されてしまったが、ナインの気持ちを代弁して>
「見ての通り、やられたということです。
きょうの岩田君はコントロールが素晴らしかった。
感覚的にボールかなと思うところがストライクだった。
それぞれが狙い球を絞って、やってはいたんですが…。
それだけコントロールが良かったのだと思う」
中スポ共同通信社毎日jp

◆佐藤スコアラー(阪神担当)
<今季これで岩田に対し1勝2敗。通算で1勝5敗、防御率も2.12。
CS進出の可能性も出てきた阪神から
いやな苦手投手をつくってしまったが>
「いい投手にあそこまでコーナーに投げられると打つのは難しい。
でも、(CSで対戦する可能性もあるから)しっかり対策は練らないと」
中スポ


●荒木雅博
<4回1死一塁から併殺崩れで出塁すると、
続く森野の4球目、31個目の盗塁を決めた。
試合前まで30個でリーグトップに並んでいた赤星が2回、一歩リード。
無意識下でライバルの技に刺激されたのは間違いない>
「まだタイトルという意識はないですよ」

<これで現役5位タイとなる266盗塁目をマーク。
阪神・赤星、広島・石井琢朗、東北楽天・小坂、
福岡ソフトバンク・村松に次ぎ、広島・緒方孝市に並んだ。驚いて>
「そうなんですか。ぜんぜん知りませんでした」

<2年ぶりの盗塁王奪回を目指すが、
連続タイトルを狙う東京ヤクルト・福地もその後
神宮で31個目を決めて、いずれも譲らぬシーズン終盤。
優勝という目標がある以上、危険を冒すべきではない場面もあるが
逆に行かなければならない場合もある。
せめぎ合いの中でわずかに本音を口にして>
「意識するのは、優勝がどこか決まってからじゃないですか。
今は走れるところで走ることだけ考えています。
本当は遅いんでしょうけどね。行けるときには頑張ります」
中スポニッカン

●中川裕貴
<6回無死の場面に朝倉の代打で登場。
8日に昇格してからは初打席となったが、3球三振に倒れる。
岩田の初球スライダーを見逃すと、2球目シュートはファウル。
最後はフォークを空振りし、悔しそうな表情を浮かべて>
「2球目をちゃんと打てないといけなかった。
(味方が打てない)こういう時こそ、打って貢献できるようにしないと」
(中スポ)


●立浪和義
<点差が離れたこともあり、出番がなかったが、
岩田をなかなか打ち崩せていないことに触れ、
悔しそうな表情で試合を振り返って>
「苦手をつくってはダメなんだけどね」

<また巨人の結果を気にする場面も。
ゲーム差は大きく離れているが、諦めてはいない>
「巨人はどうなっているの? 負けてる?」
(中スポ)

●英智
<藤井の戦線離脱でシーズン終盤のキーマンになりそう。
この日の試合前は入念に右打ちを確認。スタメン出場に備えていた。
安定感抜群の守りと意外性のある打撃でチームを支える>
「試合に出ても出なくてもやることは同じ。
いつでも準備はできています。
藤井の穴はみんなで埋めるしかありません」
(中スポ)

●井上一樹
<今季、いまだノーヒットのベテランが打撃改造に乗り出す。
前日の阪神戦はスタメン出場しながらも2打数無安打。
ここまで20打数で無安打。大胆なフォーム改造の必要性を口にして>
「もう少し打つ準備を早くしないといけないかも。
いつもやっていることを変えるのは勇気がいるが、
結果が出ていないし、時間もない」
ニッカン

●浅尾拓也
<登板数の球団記録に近づいている。
過去最高は権藤博氏が1961年に記録した69試合。
それに並ぶまで残り22試合であと13試合。不可能ではないが>
「いまはそこまで考えられないですね。
抑えることと、ケガをしないことで必死ですよ」

<7月にはリーグ新の月間11ホールドで
月間MVPを獲得したとはいえ、
最近、救援失敗が目立つだけに余裕はなさそう。
ただ、不可能かといえそうでもない>
「まあ、6連戦で3試合、9連戦で4試合ならあるから、
できるかもしれないですね」

<いずれにしても結果的に達成できたら名誉なことだが>
「でも今年は最初先発でしたからね。最初から中継ぎならと思うと」
(中スポ<ドラ番記者>

◆吉見一起
<開幕から大車輪の活躍をしてきた右腕が、ここに来てもがいている。
8月25日に第1子の嶺(りょう)くんが誕生してから、
まだいい結果が残せていない。自身もはがゆく思っているという>
「生まれる前まで連勝していたんですけど、
生まれてからまだ1度も勝てていなくて。
早く子どもに勝ちを報告したいんですが。
流れが変わってしまったんですかね…」

<練習用のグラブの内側には夫人の名前である『聡子』と
刺しゅうが刻んであるなど、実に家族思いの右腕。
それだけに、結果的に子どもの誕生にタイミングを合わせるように、
急に勝てなくなった自分が情けなかった。
子どものせいには絶対したくないし、そう言われたくもない。
なんとか再び、いい流れを持ってこようと必死になっている>
「悔しくて、寝付けないこともありました」

<きょう10日の阪神戦で、3度目の正直を果たすべく
先発することが有力。勝てばリーグトップの14勝目>
「長いシーズンですから、
こういう(勝てない)時期もあるという人もいるんでしょうけど、
勝たないといけないですから。
疲れがあるとか、言ってられませんからね」
(中スポ)


●落合監督
<阪神・岩田にわずか3安打に抑えられ、今季7度目の完封負け。
球場係員らに「お疲れさん」と声を掛けながら帰りのバスへ>
「…」
(中スポ、スポーツ報知


若竜トピックス(9日)

◆プロ・アマ交流戦
中日-茨城ゴールデンゴールズ
(9日・ナゴヤドーム)
 GG 100 000 000 = 1
  D  301 000 10× = 5
[D本] 谷、新井
[Dバッテリー] 伊藤準規、佐藤亮太、赤坂、高島、岩田 - 小川、田中
中スポ

○伊藤準規
<プロ・アマ交流戦・茨城ゴールデンゴールズ戦に先発。
ルーキーがプロ入り初となるナゴヤドームでの登板。
スタンドでは家族、親せき一同が見守る中での『ドーム初陣』だったが、
茨城GG・萩本欽一監督のマイクパフォーマンスと、
試合直前の『勝たせてください』的な土下座に集中力を鈍らされた。
初回先頭の常陸牛小嶋に振り逃げ(記録は三振と暴投)で出塁を許すと、
2番・きぬの湯山田にはきっちりと犠打を決められ、
中日OBでもある3番・トヨタカローラ名古屋酒井(酒井忠晴)に
右中間への適時二塁打を許し、瞬く間に先制点を奪われた。
その後は立ち直りを見せ、計3イニングを2安打、3奪三振、無四球の
1失点にまとめ、潜在能力の高さも見せたが>
「全力で向かっていたんですけど、
思ったよりいい打者がいて、苦戦しました。
先制点を取られたときは『しまった』っていう感じでした」
中スポ

○谷哲也
<1回に左中間席へすかさず同点弾。
イニングの合間にインタビューを受けると、欽ちゃんをずっこけさせて>
「振ったらホームランになりました」
ファームブログ中スポ

○新井良太
<3回、4番打者の豪快な一発で加点>
「一発打って欽ちゃんを喜ばせようと思いました」
中スポ

2009年9月 9日 (水)

チェン快投虎完封ブランコ爆発、竜久々の大勝!

9月初勝利と引き替えに、藤井が痛い戦線離脱
逆転優勝へ向け、厳しい状況が続くドラゴンズ
CS進出に全力を傾ける4位・阪神との3連戦初戦は、
投打の主役がともに復調を見せつける活躍。
打っては主砲・ブランコが4回の先制2ランを含む
3安打4打点と爆発すると、打線もつながり14安打7得点。
投げては先発・チェンが緩急付けた技ありの投球。
3回以降完全に封じ込め、2安打10奪三振の見事な完封
久々の大勝で、好調・阪神の勢いを止めました。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 18回戦
(8日・阪神甲子園球場 | 中日12勝6敗)
39437人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神
[勝] チェン(19試合8勝3敗)
[D本] ブランコ36号2ラン 小池7号
[Dバッテリー]
チェン - 谷繁

◇対阪神18回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数1安打)
2 (二)荒木  (4打数2安打)
3 (三)森野  (5打数3安打1打点)
4 (一)ブランコ (5打数3安打4打点)
5 (左)和田  (5打数2安打)
6 (右)井上  (2打数無安打)
7 (中)英智  (4打数2安打)
8 (捕)谷繁  (2打数無安打1打点)
9 (投)チェン (4打数無安打)

【イニング経過】
<1回ウラ・阪神> P・チェン(中6日)
赤星初球投返し・チェングラブで止め投ゴロ、
平野中スライダー遊ゴロ、
鳥谷外スライダー二塁内野安打、金本外低め外れ四球、
2死一、二塁から、新井内高めスライダー三邪飛・森野フェンス際好捕

<2回・中日> P・安藤
ブランコ外直球見三振、和田内シュート右前運ぶ安打、
井上内直球打ち上げ右飛、英智中フォーク空三振


<2回ウラ・阪神> P・チェン
関本内低めクロスファイヤー見三振、
浅井外高めチェンジアップ空三振、
矢野内スライダー遊ゴロ・井端グラブ当てるも中前打、
2死一塁から、安藤内スライダー空三振

<3回ウラ・阪神> P・チェン
赤星叩きつけ高いバウンド遊ゴロ・井端捕ってから早い、
平野内直球空三振、鳥谷中途半端スイング遊ゴロ

<4回・中日> P・安藤
荒木外スライダー合わせて中前落とすヒット、森野内直球見三振、
1死一塁から、
ブランコ中入るシュート右中間飛び込む2ラン(D 2-0 T)
和田外フォークライナー左中間突破二塁打、
井上内見て四球、英智初球内高めシュート投返し中前打、
1死満塁から、
谷繁内高め直球振り切り中犠飛(D 3-0 T)

<4回ウラ・阪神> P・チェン
金本外スライダー空三振、新井内スライダー詰まり三ゴロ、
関本中低めスライダー空三振

<5回ウラ・阪神> P・チェン
浅井外高めつり球空三振、矢野内高め147キロ空三振、
安藤内149キロ直球空三振

<6回・中日> P・安藤
和田内シュート三邪飛、井上外直球遊正面ゴロ、
英智内フォーク三塁線突破二塁打、谷繁敬遠、
2死一、二塁から、チェン中フォーク遊ゴロ


<6回ウラ・阪神> P・チェン 右・小池
赤星外スライダー当てただけ投ゴロ・チェンジャンプ好捕、
平野内低め直球一直・ブランコ飛びつき好捕、
鳥谷中低め直球引っ張るも一ゴロ

<7回・中日> P・安藤
井端外スライダー中前打、荒木捕犠打、
森野外直球逆らわず左前打、
1死一、三塁から、
ブランコ外甘いスライダー右前適時打(D 4-0 T)
P・桟原
1死一、二塁から、和田0-3中高め直球遊ゴロ6-4-3併殺

<7回ウラ・阪神> P・チェン
金本外スライダー打たせて二ゴロ、新井中直球中飛、
関本外高めスライダー空三振・10個目

<8回・中日> P・西村憲
小池フルカウント中入る直球・
良い角度で伸び左翼スタンド本塁打(D 5-0 T)


<8回ウラ・阪神> P・チェン
浅井0-2谷繁マウンドへ、浅井外直球遊ゴロ、
矢野初球外直球打ち上げ中飛、高橋光信内スライダー遊ゴロ

<9回・中日> P・西村
井端三ゴロ、荒木中フォーク詰まりながら中前落とすヒット、
1死一塁から、
森野内高めスライダー右翼線落とす適時二塁打・
中継平野バックホームボール叩きつけエラー・森野三進(D 6-0 T)

1死三塁から、ブランコ初球中高め直球・
右翼フェンス直撃適時二塁打・二塁ヘッスラ(D 7-0 T)


<9回ウラ・阪神> P・チェン 左・中川
赤星10球粘るも内直球二ゴロ、平野叩きつけ遊ゴロ、
鳥谷中高めスライダー遊正面ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
チェンが今季4度目の完封勝ち 70勝に到達した
打たれた安打は2安打。三塁を踏ませず、10三振を奪った。
1回2死一、二塁を切り抜け、3回以降は1人の走者も許さなかった。
4回、ブランコが先制2ラン。さらに1死満塁から谷繁の犠飛で3点目。
7回にはブランコの適時打で貴重な追加点を挙げた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


チェン-安藤という両先発の投げ合いにより、
序盤一回り目は締まった立ち上がりとなりましたが、
4回、主砲・ブランコの鮮やかな先制弾で均衡を破ると、
以降は、久々に一方的なドラゴンズペース
先制した後も、和田二塁打、井上四球、そして英智センター返しで
満塁とすると、谷繁がきっちりと犠牲フライ。
攻略が難しいなと思われた相手エースから
一気に3点を先行できたのは、大きかったですね。
さらにチェンが立ち上がりこそ不安定だったものの、
援護をもらった以降は、まったくスキを与えない好投
球威のある真っすぐはもちろん、スライダーが抜群の切れ味。
主砲・金本、好調・新井に自分の打撃をさせず、
外野にもほとんどボールを飛ばされないという安定感
ここ何度かの登板では期待に背く投球が続きましたが、
今回に関しては、まさに文句なしの出来。
3回以降走者1人も出さないチェンに、終盤打線がコツコツと援護
特に上位がチャンスを作り、森野・ブランコで返すという
理想的な攻めができたことがよかったですね。
そして大量7点の援護をもらった左腕は、もちろん最後まで投げきる決意。
8回に若干疲れを見せたものの、谷繁に背中を押されると、
9回は三者凡退でしっかり締めて、今季4度目の完封勝利
まさにドラゴンズらしい展開での大勝は、
このところのゲームの中では一番。
久々に安心して見ることができたゲームとなりました。


主役ガッチリ!相手は、白熱する3位争いのなか、
7カード連続勝ち越しと
波に乗っている阪神
いくら今季阪神戦
2勝負けなしチェンとはいえ、
このところやや打ち込まれているだけに
ゲームがどう傾くか、序盤は心配でしたが、
そんな不安を完全に払拭するナイスピッチング
「お見それいたしました」と、思わず言ってしまいましたね。

ただ登板前のブルペンでは今一つなうえ、
立ち上がりもやや慎重な投球。
それでも初回先頭の赤星を1球で投ゴロに打ち取り、
2死一、二塁のピンチで新井を三邪飛で仕留められた。
このイニングを0で乗り切れたことで
自分のペースに持ち込めたんじゃないかなと。
それにしても、この日は持ち味のストレート以上に、
スライダーが実に効果的に決まっていましたね。
イニング経過でも分かるように、
多くの打者への決め球が通常の直球ではなく、スライダー
普段と違う配球に阪神ベンチも戸惑ったようですが、
谷繁の味のあるリードが見事に功を奏した感が。
前回の浜松で打ち込まれた際に、
「もう少し投球を勉強しないと」と話していた女房役
この日の緩急織り交ぜた配球は、
チェンを成長させる1つのヒントにを提示したのでは。
力任せにストレートを投げ込むばかりではなく、
を駆使して、効率的にアウトを奪っていく。
今回のような投球ができるようになれば、
今後さらに勝てる投手となってくるのでは。
それにしてもこれで阪神戦は3勝負けなし、防御率0.36
まさに圧倒という感じですが、
今後のポストシーズンを占う意味でも大きいですね。
万が一、阪神が勝ち上がり、CS進出となっても
チェンという絶対的な存在があれば、
かなりのアドバンテージとなるのは確かですし…。
力のある真っすぐに、キレのあるスライダー
力と技の投球で、次回以降もさらに勝利を稼いでほしいです。


一方打線は、やはり中軸が打てば勝てますね
中でも4回のブランコの先制弾が効いたなと。
立ち上がりの安藤の調子を見る限り、
正直これはなかなか打てないなと感じていましたが、
低めのシュートを右中間スタンドへ持って行った一発。
これでチーム全体目覚めたんじゃないかなと思いましたね。
藤井が骨折により戦線離脱という非常事態
代役となった英智、小池も良いところで打ちましたが、
やはりポイントゲッターとなるのは、中軸
森野・和田とともに、ブランコの調子がより上がってくれば、
やや低調なチームにも弾みが付くんじゃないかと思います。
それにしても、この日のコメントにあった
「今の自分は神様とともにある」
好調時に連発した「神様のおかげです」とともに
主砲の調子が上向いてきたことを示す指標となりそう。
「神様」コメントが残り試合でさらに飛び出すことを願っています。

投げてはチェン、打ってはブランコ
投打の主役が久々に、らしい働きをしたゲーム。
この勝利を弾みにして、2戦目もしっかりゲット。
そして阪神に久々に「カード負け越し」というものを
味合わせてくれることを、今夜は期待したいところです。


☆ウィナーズ・ボイス(8日)

◎チェン・ウェイン

<阪神打線を2安打完封、10奪三振の力投で今季8勝目を挙げる>
「(おめでとうございました)ありがとうございました。
(見事な完封、3回以降は走者も許さず完ぺき。振り返って)
いや、たまたまです。
まあ一応何とか抑えて、まあこの間、前の浜松で
投げたみたいな感じ(1日・広島戦、7イニング4失点)、
何か印象があるんで、残っているから、
まあ何とかシゲ(谷繁)さんの言った通りで
動いて、投げただけです。はい。
(谷繁が8回先頭0-2になったところでマウンドへ。
あそこは何を言われたか)
まあしんどいかもしれないけど、
何とかまあ、何とか完封して、まあ、
そのつもりでいっていいんじゃないのかって。はい。
(今日は最後まで投げきるつもりでいった?>
そうですね。最初からまあ行けるまで行きたいんで。はい。
(この2試合納得いかない投球が続いたが、
今日はかなり気合が入っていたか)
そうですね。まあ順位の方だけで、まあ注意して、
まあ、それだけでまあ十分と思うんですけど。はい。
ここ、これはまだあの、いっぱい試合あるんで、
まあ何とかこういう感じぐらいで、意識して投げたいと思います。
(今後に向けては)
まあいつもつもりで、まあ最後まで行きたいんで。はい。
(投げた試合はすべて勝つ?)
そうですね。はい。
まあ全部抑えたいんで、そういう気持ちで持っていきたいです。はい。
(応援しているドラゴンズファンにひと言)
まあみなさん、まあよく来たんで、
まあ最近、まあチーム的にまあ調子あんまり良くないんで、
まあこれからまだ試合あるんで、まあ頑張りたいと思います。
よろしくお願いします!」


<立ち上がりは球が浮き気味で、2回まで2安打1四球。
しかし3回に最速153キロを計測して三者凡退に抑えると、
その後は手がつけられなくなった。
切れのある直球はバットに当たってもファウルになり、
変化球も厳しいコースに決まった。
3回以降は1人の走者も許さず、134球で投げ抜いて>
「一球一球集中して投げた。
最初からいけるところまで、と思っていた」

<前回の反省も生かした。
1日の広島戦(浜松)ではストライク先行の投手有利の
カウントから三振欲しさで何度も痛打を浴び、4失点KO>
「前回(浜松)がよくなかったですからね。
谷繁さんに言われたように1球ずつ慎重に投げた。
今までは球数が増えるのが嫌だという気持ちがどこかにあった。
ストライクが欲しくて打たれた、あの経験が生きた。
きょうはボール球にするところは、
きちんとボールにすることを意識して、
球数が増えてもしょうがないと思いました」

<球数を気にするより、1球1球を大切にする基本に立ち返った。
結果的に9イニングで134球を要したものの、こう笑って>
「きょうは疲れはそんなにありません。
スタミナはあまりない方だけど、球数は気にしなかった」

<5完投&4完封はともに同僚・吉見に並ぶリーグトップ。
防御率は1.45へ上昇。自身初、球団では2001年の野口茂樹以来、
8年ぶりとなる最優秀防御率のタイトルにグッと近づいた。
初タイトルはもちろん、大先輩の杉下茂氏が
1954年に残した2リーグ分立後の
球団記録『1.39』の更新も現実味を帯びてきた。
杉下氏はここ数年春の沖縄キャンプで臨時コーチを務めている。
教えを受けた『師匠』の大記録は、まさに目の前>
「フォームの改善点について何度かアドバイスを頂きました。
優しくていい方ですよ」

<バックネット裏から熱烈な視線が注がれていた。
単年契約の左腕は、今オフに国内外の球団に移籍が可能。
すでにメジャー複数球団が調査活動を進行中。
自身の去就については白紙を強調して>
「まだシーズンもあるし、何も考えていません。
チームの勝利のために投げるだけ」

<必勝を期した8月25日の巨人戦に先発。
9イニング2失点ながら、チームは敗れ、そこから3連敗。
勢いが止まり、7.5ゲーム差まで広げられた。
残り23戦で予想される先発は4、5回。
成長し続ける左腕エースが、全勝して巨人に食らいつくつもり>
「いけるところまでいきます。自分のおかげで負けてるんで。
残りの試合、全部最後まで投げて勝つつもりでやります」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知
時事通信スポニチ名古屋ニッカンデイリー


○谷繁元信
<ブルペンでは最悪の状態だったというチェンについて、
女房役はこう説明して>
「よくなかった。ブルペンでストライクが1球もなかった」

<不安が先立った1回。
初球の147キロの直球を赤星が投手返し。
グラブではじきながら1アウトを取ると、転機を感じ取って>
「あれで雰囲気が変わった」

<本来は『チェン=直球』だが、
この夜ばかりは、それにひと工夫を加えていた。
直球に狙いを絞る阪神打線に対し、スライダーやチェンジアップを多投。
27アウトのうち、半分以上の『15』は変化球を決め球にして奪った。
134球の投球に成長の跡が見られたことがうれしかった>
「変化球でストライクが取れれば、
145キロの直球が148、9キロのボールに見えるもの。
真っすぐ一辺倒でない、チェンにはこういうピッチングを覚えてもらわないと」

<打っては貴重な犠飛を放つ。
4回ブランコの2ランで2点を先制し、なおも1死満塁。
カウント1-0から安藤の直球をきっちりセンターへ打ち上げた。
守ってはチェンを完封に導き、充実の表情で>
「ゴロだけは打たないようにしていました。最低限の仕事ですよ」
中スポ中日新聞サンスポ毎日jp

○森バッテリーチーフコーチ
<ブルペンでは荒れていたチェンについて>
「今年一番悪かったんじゃないか。ヒドくて見てられなかった」
デイリー

○田中監督付スコアラー
<3回以降は1人の走者も許さず、
完ぺきな形で8勝目を飾ったチェンについて>
「スライダーの制球が抜群だった」
中日新聞


○トニ・ブランコ
<4回1死一塁から安藤の甘い球を逃さず、、
ライナーで右中間スタンドに放り込む36号2ランを放つ。
9月に入って初の一発は甲子園での自身初アーチ。
これで来日1年目にしてセ・リーグ球団の
本拠地6球場でのアーチを完全制覇>
「打球が低くて入るとは思わなかったけど、神様のおかげだね」

<7月29日に早々と30号に到達し、
一時はシーズン50本ペースで打ちまくった主砲も
8月はわずか5本と大ブレーキ。
ナゴヤドームの試合でここ一番で凡退した日には、
試合後に1時間以上球場に居残ることもしばしばあった。
帰りがけに声をかければそのたび必ず同じ答えが返ってきた>
「明日は今日とは違うはずだよ」

<そんな努力を『神様』が見ていないはずはない。
24試合で11本塁打24打点と打ちまくった
交流戦の時期の好感触がよみがえってきたという。
この日は3安打して今季5度目の猛打賞。
6日の横浜戦も3安打。2試合連続の猛打賞は来日初>
「神様に背けば調子を落とす。
(絶好調だったという)交流戦のころと同じで、
今の自分は神様とともにあるんだ」

<6試合ぶりの一発で波に乗ると、
7回1死一、三塁でも中押しの右前適時打を放ち、
9回には森野とそろって適時二塁打の競演でダメを押した。
打点も94に伸ばして森野とセ・リーグトップに並んだ>
「(適時打は)走者をかえそうと集中した」

<快勝の喜びとは裏腹に7.5ゲーム差という現実がある。
ただ、逆転Vも決してあきらめてはいない。
もちろん自分のバットがその奇跡を起こすと信じている>
「我々はまだ2位にいるんだから
まだ、チャンスはあると思っているんだ。
どうなるかは神様しかわからないが、まだ何があるか分からないからね」
中スポサンスポ共同通信社時事通信スポニチ名古屋ニッカン

○森野将彦
<ブランコとの適時打競演で9回のダメ押しを演出。
1死一塁で右翼線への適時二塁打を放つと、
相手の中継ミスの間に三塁も陥れた。
直後のブランコの適時二塁打で楽々生還。
7月の快進撃を連想させる計14安打の猛攻に>
「久しぶりにつながりましたね。
トニ(ブランコ)が打つから、いい流れになった。
(7月と)同じなのかは分からないけど、いいことなんじゃないですか」
(中スポ、共同通信社

○和田一浩
<8試合連続安打となる2安打で勝利に貢献。
まずは2回に右前打。そして4回は左中間二塁打を放ち、
その後、3点目のホームを踏んだ。
それでも7回1死一、二塁で遊ゴロ併殺打に
倒れたこともあり、自分に厳しく>
「ごまかし打ちです。ストレスがたまっています。
バッティングになってない。我慢です」
(中スポ)

○小池正晃
<8回無死、左越えに7号ソロを放つ。
7月30日巨人戦で東野から逆転2ランを放って以来、43打席ぶり。
6回に井上に代わって右翼の守備に就き、
巡ってきた8回先頭のこの日最初の打席で結果を残した。
言葉は控えめながら、表情は緩んで>
「自分のバッティングをしようと思ったです。追い風に乗って入った。
ホームランになったのはうれしいですが、風もあったし、狙ったわけじゃない」

<横浜時代の05年には主に2番を打ちながら20本塁打を放った。
そのシーズンはほぼレギュラーとして492打席に立ったから、
1本塁打に要した打席数は、24.6。
今季は途中出場が多く、ここまで167打席で1本塁打当たり
23.9打席と、つまり05年以上のペースともいえる。。
風があっても誰でも打てるわけではない本塁打。少し胸を張って>
「持ち味といえば持ち味ですね」

<和田を除けば最も試合に出ていた外野手・藤井が戦列を離れ、
自動的にほかの外野手の出場機会が増えることになる。
にこやかだった顔がこれからの話になってギュッと引き締まって>
「これからも左投手の場合はスタメンということもあるかもしれない。
とにかく、自分にできることをやるだけです」
中スポサンスポ

○英智
<肋骨の骨折で出場選手登録を抹消された藤井に代わり、
中堅で先発出場したが、マルチ安打をマーク。
4回1死一、二塁で中前打を放つと、6回には左翼へ二塁打。
4回に谷繁が犠飛を放った際には、一塁走者だったが、
タッチアップで二塁を陥れるシーンもあった>
「今後に向けて、相手がいやだなと思わせることも大切です」
(中スポ)

○立浪和義
<チームが大勝したとあって、
この日の出番はなかったが、笑顔で振り返り>
「閉店ですよ。久々に腰を落ち着けて見ることができました。
またあしたから頑張ります」

<試合前は中堅の守備を練習。
フリー打撃の打球を追いかけていたが、理由を聞かれると>
「気晴らしですよ」
(中スポ)


○高橋聡文
<8年目左腕にとって1つの目標に近づいている。
前日まで40試合に登板。
目標の50試合登板まであと10試合となっている。
昨年はセットアッパー役を務めるなど、54試合に登板したが、
今年は5月に2軍落ちするなど不本意な状態。
だがここにきて安定すると重要な場面の登板も増えてきた。
残り23試合で10試合は厳しいかもしれないが>
「50は目標ですけど、いまは1試合でも多く投げて、
チームに貢献したいですね」
(中スポ)

○浅尾拓也
<甲子園での試合前練習が始まる前のこと。
関係者用レストランの厨房を訪ね
クーラーボックスを持ち込んで、氷を入れてもらっていた。
よく見るとクーラーボックスの上部には
緑色のテープが張ってあり、油性ペンで『41』と背番号が書かれている。
だが何も専用のものではない。外野で練習する投手陣用の飲料水を
冷やしておくために氷を調達していたのだ。
そしてそれは毎日、年少者の仕事になっているよう。
今季で3年目の右腕だが、年下がいたのは
山内が登録されていた5月25日から同30日の6日間だけ。
自然とクーラーボックス担当になってしまっている>
「ぼくが(投手陣で)最年少なので」
(中スポ<ドラ番記者>

◇中田賢一
<自分の道具には何も書かれていない。
正確には、自分の持ち物を示す文字以外は記していない。
座右の銘などを刻む選手が多いなか、少数派といえるが>
「自分の背番号くらいしか書いていないんですよ。
今年、ファームから戻ってきてからは、自信が持てているというか。
目の前に集中できている自分がいるんです」

<言葉に頼る必要がないほど、自分に自信を持って、
マウンドに上がれるようになったのは、
苦しいファームでの経験は生きていると分析。
不振で約3カ月間、開幕直後から過ごした。
フォームを見直したり、下半身の不安を取り除く
トレーニングをしたりするのはもちろん、
プロ入りして4年間の登板内容をDVDで全部見たという>
「ファームでいろいろやってきて。
(下半身など)体に不安がないことも自信というか、
目の前に集中できている理由かもしれません」

<1軍に復帰してからは、3勝1敗で防御率3.07とまずまず安定。
この日は通常は休日になることが多い、先発の2日後にもかかわらず
球場入りし、ランニングなどで汗を流した。
確実にどん底で生まれ変わった。文字に頼らない
確固たる自信とともに、逆転優勝に貢献しようとしている>
「一番良いときに比べれば、状態はまだまだかもしれませんが、
精神的には今までと違うというか。悪くても試合をつくれるようになって」
(中スポ)


○落合監督
<今季14度目の零封勝ちで2連勝も、3試合連続で>
「…」
(中スポ)


今日の公示。(8日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 中川裕貴外野手
公式サイト共同通信社

△中川裕貴
<2軍で打撃好調の6年目外野手がこの日出場選手登録。
藤井が肋骨骨折で抹消されたために、緊急招集となった。
2軍では新型インフルエンザ感染者が続出していたが>
「僕は不思議とかからなかったんです。チャンスだと思うので頑張ります」
ニッカン

2009年9月 8日 (火)

藤井骨折登録抹消、竜サブ軍団穴埋めに燃える。

新潟でようやく連敗を止めて、9月初勝利
しかし中堅レギュラーの藤井淳志が負傷退場し、
病院での検査の結果、肋骨骨折と判明。
この日出場選手登録を抹消されました。
この故障でさらに厳しい戦いが強いられるであろうドラゴンズ
今週最初のカードは甲子園で好調の4位・阪神との3連戦。
この日、ナインは新潟から大阪へと移動し、
野手は甲子園室内、投手陣は鳴尾浜で調整を行いました。
藤井離脱は痛いものの、ここで燃えているのがサブの選手たち
井上・小池・英智らを始めとした竜戦士の声を集めました。

今日の公示。(7日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録抹消】
▼中日 藤井淳志外野手
(再登録は17日以降。公式サイト共同通信社


ドラゴンズトピックス(7日)

◆藤井 肋骨骨折
(中スポ)
中日はこの日、左脇腹を痛めて新潟市内の病院に
入院している藤井出場選手登録を抹消した。
6日の横浜戦(ハードオフ新潟)の守備中に
和田と衝突して、左脇腹を強打した。
球団方針で症状などは一切公表されていないが、
肋骨(ろっこつ)を骨折で、患部固定のため数日間は入院するもよう)

◆中日藤井今季絶望か、左肋骨骨折で抹消(ニッカン)
(左脇腹を負傷した藤井の今季のプレーは難しいことが明らかに。
チーム方針で詳細は発表されなかったが関係者によれば
肋骨を骨折しており、1カ月以上の長期離脱は必至だという。
最悪の場合、プレーオフも含めて今シーズン絶望となりそう。
藤井は6日の夜に新潟県内の病院に入院後、
この日退院して名古屋に戻ったという)


◇井上一樹
<肋骨を骨折した藤井の離脱は痛いが、
代役は任せろとばかりにベテランが燃えている。
当面は英智、小池らとともに中堅、右翼で
スタメン出場することになりそうだが、
38歳のベテランは、10歳年下を思いやって>
「藤井はぜい肉がほとんどないから。一番弱いところに当たっちゃったね」

<現在、1軍にいる外野手では唯一の左打ちだけに、
特に右投手相手では先発機会が増えそう。
だが実情は、他人のことなどかまっていられないところだろう。
18打数無安打という今季の成績を自嘲気味に表現したほど>
「まだ開幕していない」

<新潟から空路移動したこの日は、甲子園屋内練習場で行われた
若手中心の指名選手練習に参加したが、苦にするそぶりも見せず。
むしろフリー打撃からゴロ捕球、マシン打撃と精力的に汗を流して>
「要するにレギュラーじゃない選手ってこと」

<きょう8日からの阪神3連戦の舞台、
甲子園については自信をほのめかす。イメージを膨らませて>
「甲子園はいい印象がある」

<中でも06年8月30日、9回2死に代打で登場し
藤川から放った同点弾について回想。
自身にとって1軍では今季初めての甲子園。
思い出の地で1本出れば、成長株の穴を埋める
一番手として一気に浮上するはず>
「よく覚えている。阪神ファンのため息が聞こえてきた」
中スポニッカン

◇小池正晃
<藤井のけがに関して、まるで自らに言い聞かせるように話す>
「頑張ってきただけに残念。みんなで穴を埋めたい。
気負わず、自分のプレーをするだけ」
(中スポ)

◇英智
<守備力では藤井に勝るとも劣らないが、神妙な面持ち。
それぞれが気を引き締め直して、残り24試合に臨む>
「準備はしている。自分の役割を果たすだけ」
(中スポ)

◇中川裕貴
<この日1軍の一部野手の練習に合流。
7月31日に出場選手登録を抹消されて以来の1軍昇格になる。
前日の福岡ソフトバンクとの練習試合で本塁打を放ちアピール。
故障した藤井に代わってベンチ入りすることになりそう。
この日フリー打撃をこなし、意気込みを語って>
「与えられたところで頑張ります」
(中スポ)

◇笘篠外野守備走塁コーチ
<左側の肋骨を骨折したため、登録を外れた藤井について。
現時点では復帰の計算はできないが>
「(藤井の離脱は)痛いけど、
今いる人たちみんなで頑張っていくしかない。
(レギュラー)シーズンは無理としても、
クライマックス(シリーズ)には戻ってきてほしい」
中スポサンスポスポニチ名古屋


◇前田章宏
<そのオレンジ色のミットは非常に硬く、
使い込んで軟らかくなった道具を愛用する選手が多い
球界では異色といえるかもしれない>
「かちかちですよ」

<往年の名捕手にもらったミット。
親指の付け根の部分には白い刺繍がこう施されている。
『NAKAMURA☆』 80年後半から90年代にかけ、
中日の本塁を守った中村武志捕手コーチのもの。
開幕して程なくファームでの練習中、
こう声をかけられながら渡されたという>
「おまえは球を捕るとき、球をつかみにいっている。これを使え」

<クセを修正するためだった。
つかんで捕った場合、ミットをはめている左手の握力を緩め、
右手で球を取り出すため、その分だけ送球が遅れるという。
つかまずに捕球すればよりスムーズに送球動作に移れる。
硬いミットなら簡単に開閉できず、球を掴むのは困難。
中村コーチのもくろみは成功したようで>
「ミットの芯で捕れば、つかむ必要はありません。
だいぶ感覚が身についてきました。送球がしやすくなりました」

<昨季までのウ・リーグ通算の守備率は.991だったが、
今季は56試合でわずか1失策、守備率も.996とわずかながら向上。
ファームではチームの首位に大きく貢献。
5日に今季初昇格したばかりだが、
今度は1軍を再び優勝を狙える位置に押し上げる番>
「使っているうちに軟らかくなってきたので、
8月にも新しいミットをいただいたばかりなんです。
中村さんのようになれるように、頑張りたいです」
(中スポ)

◇立浪和義
<この日ナインは新潟から2便に分かれて大阪へ空路移動。
早い便が練習組で、兼任コーチは落合監督や
主力選手とともに2便目に乗り込むと、
狭いプロペラ機での移動だったこともあり、
到着後は大阪市内の宿舎で静養した。
プロ1年目以来の新潟でのゲームは、
2試合とも代打で出場したもののノーヒットだったが>
「また甲子園から出直し」
(中スポ)


◇チェン・ウェイン
<きょう8日の阪神第1戦の先発が予想される。
チームは連敗が止まったものの、
8月28日の東京ヤクルト戦で朝倉が勝って以来、
6試合先発投手に白星が付いていないが気合十分>
「ボクが流れを変えられればいいですね」

<1度止まりかけたチームの勢いを、左腕が取り戻す。
火曜日に勝てばチームを勢いに乗せられるが、
今回は連敗脱出直後。責任の重さをひしと感じている。
笑顔で話していたが、この一言を発する時は引き締まり>
「いい流れをつくれるようにしたいですね」

<前回1日の広島戦は中盤から打ち込まれて7イニング4失点。
先制した打線に応えることができずに
後半戦初黒星を喫したが、ショックを引きずる様子はない>
「前回の広島戦では調子が悪かった。
でもあと何試合も残っているし、切り替えてやっていくしかないです」

<鳴尾浜球場ではブルペンに入らず、
炎天下でキャッチボールとショートダッシュだけの
約1時間の調整。終始笑顔で取り組んだ。
目の前に迫った一戦にずいぶん控えめな具体的目標を設定>
「7回まで3失点以内に抑えて、ゲームをつくれるようにしたいです」。

<今季の阪神戦では2試合で2勝1完封。
計16イニングで失点はわずか1。許したヒットも計7本のみ。
それでも謙虚にこう言って>
「阪神ですか? 決していい印象はないですよ。
フォアボールも出してるし、ヒットを打たれてもいますから」
中スポスポニチ名古屋

◇吉見一起
<10日の阪神3戦目の先発が有力。
ここまで13勝とチームの勝ち頭は自身の連敗脱出と
ハーラートップに並ぶ14勝目をかけてのマウンドになるが>
「ちょっと開きが早くなっていたので、
軸を意識するために走り込みました。
キャンプじゃないですけど下半身をつくり直すつもりで>
(中スポ)

◇マキシモ・ネルソン
<この日移動日練習に参加したが、ショートダッシュの本数こそ
少なめながら、阪神戦先発予定の3人とほぼ同じメニューを消化した。
もともとロングリリーフは可能なタイプ。
3日の広島戦では6回から3イニングを無失点で切り抜けた。
川井の登録抹消で現在1軍の先発要員は5人。ひょっとしたら…>
「先発? どうだろう、知らないね。
言われたところで投げるだけだよ。
でも自分自身はどこでも投げるつもりで頑張るよ」
(中スポ、おおさか報知

◇森バッテリーチーフコーチ
<CSでの打倒・巨人をにらんだローテ再編に乗り出す。
鳴尾浜球場で先発陣の練習にネルソンが参加し、
山井とともに11日の東京ヤクルト戦の先発候補に浮上。
2軍には山本昌、川井、佐藤充も控えるが>
「CSで勝ち上がるには先発を7人用意したい」
おおさか報知


◇岩瀬仁紀
<守護神が残りシーズンのフル回転を宣言。
クライマックスシリーズ、さらに日本シリーズまで戦い抜く覚悟。
残り24戦となったことについて、こう言い切って>
「その先も、当然見据えている。その中で、どうやっていくか」

<8月22日の横浜戦で同点の延長11回に1失点してから、
3試合連続で救援に失敗。以来登板がなく、気持ちは晴れていない。
肉体的、精神的ダメージは大きいはずだが、
リーグトップの36セーブを挙げているプライドは失っていない>
「それは言わない。言ってもしようがないから」

<個人記録は眼中にない。あと1試合で、
前人未到の11年連続50試合登板となる。
阪神戦は今季8戦に登板して1点も取られておらず、7セーブ。
復調への思いと、チーム巻き返しへの使命を胸に、
竜の最後のとりでを守る>
「最低限というか、それを目標としてきたわけじゃないから。あくまで通過点」
ニッカン


若竜トピックス(7日)

◆伊藤準規

<あす9日ナゴヤドームで欽ちゃん球団
「茨城ゴールデンゴールズ」と交流戦を行うが、
注目の一戦の先発は、本格派右腕のルーキー。
186センチの長身から投げ下ろすキレのある直球を
武器とする若武者が、敢然と立ちはだかる。
球速はプロ入り後4キロアップし、現在のMAXは148キロに。
威力を増した球で真っ向勝負し、ねじ伏せる決意>
「自分がいま持ってる力を出し切ろうと思ってます。
欽ちゃんのマイクパフォーマンスとかで試合を止められたり、
自分のペースで投げさせてもらえないかもしれないけれど、
しっかりと投げたいです」
中スポ

◆新井良太
<打線の核で、ムードメーカーでもある4番は
警戒心をのぞかせつつも、真剣勝負宣言>
「どういう展開になるか全然分からないんで…。
おちゃらけずに、ちゃんとやります」
中スポ


◆ドミニカ共和国に山内、長峰、谷派遣(中スポ)
(今秋のドミニカ共和国のウインターリーグ
山内、長峰、谷らが派遣される方針であることが明らかに。
06年から毎年恒例となっている中日若手選手のドミニカへの武者修行。
今年、まず現地から指名を受けたのが長峰
昨年まで3年連続参加してエース級の活躍をしており、
今年は招待選手として参加が要請された。
球団側も長峰の派遣を了承。現地での中日投手の枠の確保という意味もある。
07年の大・社D1巡目・山内は即戦力と期待されながら伸び悩んできた。
また同リーグは野手のレベルが高くて層も厚いが、
現地のチームから「遊撃手を補強したい」という希望を伝えられたという。
出場機会を得られる可能性が高く、遊撃の成長株・が選ばれた。
3人とも本人の希望と球団の意向によって選ばれた。
所属するのはサンペドロ・デ・マコリスに本拠地を置く「エストレージャス」。
同リーグには外国人枠があるため、出場機会を得られやすいよう
昨年までは複数チームに分散させてきたが、今回は1チーム少数精鋭で臨む。
同リーグは10月16日に開幕。
中日勢は今月末か10月初旬までには現地入りする見込みで練習に参加。
出場機会を得られるようにアピールすることになる)


【ドラゴンズ・今週の日程】
8日(火)  対阪神 (18:00・阪神甲子園球場)
9日(水)  対阪神 (18:00・阪神甲子園球場)
10日(木) 対阪神 (18:00・阪神甲子園球場)
11日(金) 対東京ヤクルト (18:00・ナゴヤドーム)
12日(土) 対東京ヤクルト (15:00・ナゴヤドーム)
13日(日) 対東京ヤクルト (14:00・ナゴヤドーム)

<ファーム>
~プロ・アマ交流試合~
9日(水) 対茨城ゴールデンゴールズ (18:00・ナゴヤドーム)

~ウエスタン・リーグ公式戦~
12日(土) 対オリックス (12:30・あじさいスタジアム北神戸)
13日(日) 対オリックス (12:30・あじさいスタジアム北神戸)


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
一番の注目となるとやはり『藤井抹消』でしょうね。

懸命のプレーが…。前日の横浜戦の
6回のセンターでの守備時に、
藤田の左中間の飛球を追って、
レフトの和田と接触。
和田の捕球を邪魔しないよう、
かがんだところまではよかったのですが、
勢い付いた和田のヒザが
左の脇腹に入ってしまったようで…。
まあともに何とかボールを掴もうと必死の場面、
それによって起きたアクシデントなので、致し方ないのですが、
ここに来ての負傷離脱はチームにとっては、実に痛い
今朝のニッカンなどによると、
「1カ月以上の長期離脱は必至」とのこと。
そうなってくると、残り24試合となったレギュラーシーズンはおろか、
10月中旬から始まるポストシーズンの出場も微妙な状況となりそう。
ちょっとやそっとの痛みでは出てくる選手が多いのがプロといえど、
個所が個所だけに時間がかかってしまうかもしれませんね。
ただ一番悔しいのは藤井本人でしょうし、
ファンがどうこう言うのもなんでしょうが、
とりあえずは患部の回復と、早い復帰を待ち望みたいと思います。

ということで、今季大きな飛躍を遂げ、
ほぼレギュラーといっても間違いない藤井が離脱。
しかしさらなる戦いが続くチームにおいては、
どうにかして「その穴」を埋めなくてはいけない。
ところが、前週の入れ替えによって、
平田、イ・ビョンギュ、野本といった外野手を
ことごとく登録抹消したことがやや響くかもしれないですね。
守備面では英智、小池辺りで埋めることは可能ですが、
スイッチを含めた左打者で、3割近い打率を残した藤井の攻撃面、
そこをカバーする選手が現状いないのがツライかなと。

現在の1軍登録選手は、和田、井上、英智、小池、中村一生
さらにきょう中川が登録される予定になっていますが、
和田以外の残り5人で、右中間6、7番を埋めないといけない。
個々に能力を持っている選手とはいえ、
いざゲームになるとなかなかその力を発揮できない選手も多く、
すぐに穴を埋めろとなると、厳しい注文かも。
しかしそういうときこそ奮起するのが、スーパーサブの役目。
ここまで一緒に頑張ってきた藤井の分まで!と結束して、
できるだけ穴を埋めてほしいものですね。
得てして誰かが離脱しても、誰かしらが出てきて、
その穴が埋まるというのが、球界の定説でもありますし。
そういう選手がいないドラゴンズでも決してないはず。
現状最もそこに近いのは、小池、英智の2人でしょうし、
攻撃面ではまだ今季無安打というものの、実績があり、
こういうところで燃えそうな井上じゃないかなと。


とにかく今夜からの6連戦で、まずはその基盤作りを。
特に最初のカードは、もっか7カード連続勝ち越しと
勢いに乗り、逆転でのCS出場に燃える4位・阪神
表ローテの安藤・岩田・久保が控えるうえに
敵地・甲子園ですし、楽な戦いにはならないような気がしますが、
そんななかでも気負いすぎることなく、それぞれが自分のプレー
そして穴を感じさせないような結果に繋がってほしいなと。
荒木が何とか戻ってきたものの、今度は藤井と、
なかなか選手が揃わない現状ではありますが、
絶望的な数字が踊り、強い逆風が吹き荒れるなか、
何とか踏ん張って、9月再進撃へ歩を進めてほしいもの。
志半ばでチームを離れることになった
背番号4のためにも、うまい選手起用と、
そこで活躍できる選手が現れてくれることを期待しています。

2009年9月 7日 (月)

谷繁値千金新潟弾、苦労竜モヤモヤ連敗脱出!

毎回の15三振を喫して、ズルズルと4連敗
依然として負の連鎖が続いているドラゴンズ
前日に続いてハードオフ新潟で行われた横浜との第2戦は、
序盤森野の2ラン、荒木の適時打で3点を先制したものの、
3回に中田が4点を奪われ、またしても劣勢の展開に。
しかし終盤7回、ようやく打線がつながり同点に追いつくと、
8回には谷繁のレフトポール直撃弾で勝ち越しに成功。
さらに9回相手ミスを絡め3点のダメを押し、連敗を4でストップ。
9月初勝利を挙げたドラゴンズ、新潟の地から再スタートです。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 20回戦
(6日・HARD OFF ECOスタジアム新潟 | 中日16勝4敗)
16431人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜
[勝] 小林正人(24試合3勝1敗)
[S] 浅尾(56試合7勝9敗2S)
[D本] 森野22号2ラン 谷繁7号
[Dバッテリー]
中田、山井、小林正人、浅尾 - 谷繁

◇対横浜20回戦・スタメン
1 (遊)井端  (6打数2安打)
2 (二)荒木  (4打数3安打1打点)
3 (三)森野  (4打数1安打2打点)
4 (一)ブランコ (4打数3安打1打点)
5 (左)和田  (4打数1安打2打点)
6 (右)井上  (4打数無安打)
7 (中)藤井  (3打数1安打)
8 (捕)谷繁  (3打数1安打2打点)
9 (投)中田  (2打数1安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・グリン(中0日)
井端外直球左前打、荒木捕犠打、
1死二塁から、
森野内高め直球ライト上段飛び込む2ラン(D 2-0 YB)
ブランコ外スライダー投返し中前打、
和田外スライダー見て四球、
1死一、二塁から、井上内直球空三振、
2死一、二塁から、藤井内高めスライダー空三振


<1回ウラ・横浜> P・中田(中13日=実質中6日)
石川中直球三ゴロ、藤田外スライダー三ゴロ、
森笠外フォーク空三振

<2回・中日> P・グリン
谷繁初球遊ゴロ、中田高め直球左中間オーバー二塁打、
井端二ゴロ進塁打、
2死三塁から、
荒木外高め直球逃さず中前適時打(D 3-0 YB)
森野スライダー右すね死球、
ブランコ5球目カーブワンバウンド・グリン暴投、
2死二、三塁から、ブランコ外スライダー空三振


<3回ウラ・横浜> P・中田
武山外スライダー一ゴロ、
グリン外高め直球センターオーバー二塁打、
石川中フォーク空三振、藤田低め直球見て四球、
2死一、二塁から、森笠外直球左中間突破2点適時二塁打(D 3-2 YB)
2死二塁から、ジョンソン中入るフォーク・
打った瞬間高々ライト上段飛び込む2ラン(D 3-4 YB)

<4回ウラ・横浜> P・中田
吉村外スライダー空三振、
内藤初球外カーブ左中間突破二塁打、
武山内直球詰まりながら二塁オーバー中前打、
1死一、三塁から、グリン外スライダー空三振、
2死一、三塁から、石川内低め直球ズバッと見三振

<5回ウラ・横浜> P・中田
藤田中フォーク二ゴロ、森笠内直球見て四球、
ジョンソン高めスライダー抜け四球、
1死一、二塁から、佐伯外低め直球中飛、
2死一、二塁から、吉村外スライダー空三振

<6回・中日> P・グリン
井上初球打ち上げ三飛、
藤井外直球強い打球中前打、谷繁一犠打、
2死二塁から、代打立浪外低め直球叩くも二ゴロ

<6回ウラ・横浜> P・山井
内藤中スライダー高いバウンド二ゴロ、
武山内直球バット折りながら中前落とすヒット、グリン一犠打、
2死二塁から、石川中フォーク拾って左中間飛球・
左翼和田中堅藤井ともに捕球しようとして交錯
和田掴むもひざが藤井の左脇腹に入り・両者その場で動けず・
和田立ち上がるも藤井そのまま交代-病院へ

<7回・中日> P・グリン
井端中直球引っ張り左翼線二塁打、
荒木バスター三遊間ゴロも走者進められず、
無死一、二塁から、森野中直球打ち損じ浅い中飛、
グリン左太ももけいれんのため交代

P・真田 中・大西
ブランコ初球内シュート左腕当たり死球、
1死満塁から、
和田内シュート鈍い二ゴロ・
4-6-3と渡るも併殺崩れ・三走井端生還(D 4-4 YB)

2死一、三塁から、井上中直球良い当たりも中飛

<7回ウラ・横浜> P・小林正人 中・英智
藤田内シュート左翼線落ちる二塁打、森笠初球捕犠打、
1死三塁から、ジョンソン外スライダー浅い三飛、
2死三塁から、佐伯内高め直球三飛・しのぐ

<8回・中日> P・真田
英智内シュート二ゴロ、
1死から、
谷繁内シュートとらえ高々上がった打球・
のびて左翼ポール直撃本塁打・真田唖然(D 5-4 YB)


<9回・中日> P・木塚 捕・細山田
荒木内シンカー詰まりながら右翼線落とすヒット、
森野3球目荒木二盗・細山田悪送球・荒木三進、
無死三塁から、森野内スライダー右肩口死球、
無死一、三塁から、
ブランコ外スライダー中前運ぶ適時打(D 6-4 YB)
無死一、二塁から、和田内シンカー・
詰まりながらも中前落とす適時打(D 7-4 YB)

P・加藤康介
代打デラロサ1球目後、落合監督出てきて・
審判に外のブルペン使用を要求(地下ブルペン照明落ちのため)
無死一、二塁から、代打デラロサ外直球抜けて四球、
無死満塁から、英智外フォーク遊ゴロ本塁封殺のみ、
1死満塁から、
谷繁ストレート四球押し出し(D 8-4 YB)

<9回ウラ・横浜> P・浅尾 右・中村一生
代打金城スライダー二ゴロ、石川初球内スライダー左邪飛、
藤田外フォーク二正面ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
打線が粘って逆転勝ち 連敗を4で止めた

同点の8回、谷繁が左へ決勝ソロ。
9回にも追加点を挙げて突き放した。
森野の先制2ランなどで3点を先行したが、先発の中田が乱調。
3回、4点を失って、ひっくり返された。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


前夜に続いてのハードオフ新潟
4時間近くに渡ったロングゲームは、
終盤相手のミスにうまく便乗したドラゴンズが、8-4で勝利。
何とか連敗を4でストップしましたが、
正直、勝ってホッとこそしたものの、
内容的には決して誇れるものではなかったですね。
もしも好調時にこんなゲーム内容だったら、
おそらく不満だったでしょうが、今回に関しては
とにかく連敗を止めることができてよかった。それに尽きるでしょう。

連敗を阻止するために必要だった先制点
それを森野の2ランで奪い、続く2回も荒木の適時打で加点。
立ち上がりこそ良い流れで得点を重ねたものの
3回以降は一転して、苦しい戦いに。
先発・中田が3回突如ボールが甘くなったところを叩かれ、
一挙4点のビッグイニングを献上。
ジョンソンの特大弾を浴びたときには、
またしても勝てないのかと、嫌なムードが漂いましたが、
最少の1点差のままで、以降を何とか踏ん張れたことが、
大きかったんじゃないかなと思いますね。

そして同点に追いついた直後の7回ウラ、
1死三塁のピンチに、ジョンソン・佐伯を抑え切った小林正人
自分的には7回先頭の井端のツーベースとともに、
流れを変えたプレーだったんじゃないかなと。
とにかく勝つために「自分のすべき任務を遂行する」。
6回の和田藤井のプレーもそうだったとは思いますが、
そういう気持ちが強かったことが、
再三の危ない場面を防ぎきり、8回以降の幸運に繋がったのでは。
9回に打線がつながり、3点のダメを押せましたが、
あれは横浜守備の乱れ投手陣の不調によるもの。
よって素直に喜べない部分がありますが、
とりあえずどんなカタチであれ、
「勝てた」ということで、ヨシとしておこうかなと思います。


お見事出会い頭!それにしてもここ1週間
ずっと勝てずに苦しい日々
こちらが連敗する間にゲーム差は広がり、
マジックが減っていく。
さらに前夜がああいう
ひどい負け方だっただけに
ナインのモヤモヤ感は、
それ相当のものだったでしょう。
ただ谷繁のお立ち台コメントにも
あったように、この1勝で
「吹っ切れたらいいな」と思いますね。
左わき腹を負傷した藤井の状態もかなり心配ですが、
チームが勝てたことでいくらか痛みも安らいでくれればいいのですが…。

まあ底を脱したとまでは言い切れはしないでしょうが、
とりあえず新潟の地での「9月初勝利」を素直に喜びたい。
そしてここをスタートとして、再進撃を期待。
チームはそのまま大阪に向かい、甲子園での3連戦を迎えますが、
この1勝でチームが目覚め、活気づいてくれればいいなと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(6日)

◎谷繁元信

<8回、左翼ポールに当たる決勝本塁打>
「(ナイスバッティングでした)ありがとうございます。
(4-4の終盤、どんな思いでの打席だったか)
いやあのう、打てたらいいなっていうぐらいで、
あのう僕、1号が新潟で打ってて、で、この間200号打って、
もしかしたらって思ってたんですけど、
まあ、またここからスタートということで頑張ります。
(プロ初本塁打が新潟の柏崎で今日の決勝本塁打。
なんか新潟は本当に縁がありますね)
そうですね。はい。
(ファンの声援も後押ししてくれたのでは)
はい。今ね、あのう、(手で指して)お客さんが
『出会い頭』っていわれたんですけど、
その通りでね、ハハハ(笑)。
出会い頭がいっぱい出るように頑張ります。
(チームとしては苦しい連敗がようやく止まった)
はい、あのう、そっちの方がね。
なんかこう、みんなモヤモヤして、試合やってたんで、
まあこれで何とかちょっとでもね、
吹っ切れたらいいなと思います。
(1点勝ち越された後、何度も突き放されそうな
ピンチこそありながら、チーム全体でよく守った)
はい。あのう、やっぱり守っていかないとね、
勝ちっていうのは来ないんで、
まあ、そういう点では今日はよかったんじゃないですか。
(ファンはまだまだ諦めてませんよ)
はい。あのう、まあとにかく1試合1試合ね、
あのう一生懸命、気入れて頑張ります。はい。
(この後も期待しています)はい、ありがとうございました」


<ホームラン談話>
「とりあえず勝ち越せてよかった。風に助けられました」

<1日の試合で通算200号を達成したばかり。
プロ野球人生の長い縁も加わるアーチになったが>
「プロ第1号を同じ新潟の柏崎の球場で打った。
新潟県にくるのは、そのとき以来のこと。
201本目を打って、また、ここ新潟からスタートできる」

<チームをすくい上げることができるのは、
厳しい戦いを何度もくぐり抜けてきたベテランや主力の底力。
その一振りが、苦境を脱する一歩になった。
首位・巨人との差は7.5ゲームもあるが、最後まで戦うことを誓って>
「苦しいときに出た? そうですね。
苦しいところを助けるのがベテラン。現実に、そうなった。
これで少しでも流れが出てくるといいんだけど。
あきらめない? はい。またここからスタートです」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知時事通信スポニチ名古屋


○森野将彦
<1回1死二塁、グリンから22号2ランを放つ。
打った瞬間に分かる弾道は右翼席最上部へ。
先制弾を放つと、ゆっくりとベース一周を始めた。
母・真智子さんの故郷・新潟で60人以上の応援団が見守った
前夜は4打数無安打3三振という結果に終わっていた。
この日もスタンドには両親ら40人以上の関係者。
2日続けて手ぶらで帰すわけにはいかなかった。
「昨日は新潟のみなさんの前で恥ずかしい思いをしたので、
今日は何とかと思って打ちました」

<カウント1-1からの内角高めの直球に
スムーズにバットが出たが、相好を崩して>
「とにかく1本出てよかったですよ」

<それにより、相手バッテリーが警戒を強めたのか、
続く2回の第2打席、9回無死一塁の第5打席では死球を食らい、
2個目の直後はムッとしてマウンドの木塚をにらんだ。
しかし勝利の試合後は冷静になり>
「1つ目は変化球ですから。当たったほうが悪いです」

<シーズン自己最多を更新し続ける本塁打数。
リーグトップの打点も1差に迫られていた
巨人・小笠原を突き放し『93』に。
こちらも07年の自己最多97にあと4と迫り、
残り24試合での更新は間違いないといえるだろう。
タイトル争いもラストスパートへさしかかろうとしているが>
「まだまだ(先)ですよ」
中スポ中日新聞ニッカン


○藤井淳志
<6回の守備中に和田と交錯。左脇腹付近を強打し途中交代。
タクシーに乗り込む際こう言い残して、新潟市内の病院に向かい>
「(状態は)わからない」
(中スポ、おおさか報知

○笘篠外野守備走塁コーチ
<6回の守備で、左中間の飛球を追った和田と藤井が交錯し、
左胸を痛めた藤井が交代する場面もあったが、
3日の広島戦で緩慢プレーが原因で途中交代させられた藤井をかばい>
「最近いろんなことがあったし、一生懸命やった結果だからしょうがない」

<肋骨骨折の疑いもある藤井について、戦線離脱の可能性を示唆>
「息もできないぐらい痛がっていた。
厳しいと思う。状態によっては登録抹消になる」
(中スポ、サンスポ

○和田一浩
<執念の『走攻守』でチームの連敗を4で止める。
1点ビハインドの6回の左翼守備で、
石川の左中間への飛球を追い中堅藤井と交錯。
落ちれば1点は確実だった場面、全速力で落下点に走ると、
藤井に覆いかぶさるような形で激突。
2人ともその場に倒れ込み、藤井が負傷退場するほどの
激しいプレーだったが、捕球して追加点を許さなかった>
「ぶつかってでも捕らないといけない場面。
ぼくのひざが(藤井の)わき腹に入ったかもしれない。心配です」

<7回1死満塁の打席では二塁へのボテボテの当たりに
執念の全力疾走。ひざに痛みが残っていたが、
併殺を崩し、同点の走者を迎え入れて>
「やるべきことをやっていくしかない」

<欲求不満はこれ以上ないほど膨らんでいた。
人に怒りを向けないが、自分に厳しいタイプ。
この試合まで0勝4敗の9月は、まさに最悪。
この試合を加えて打率.263。打っても勝ち星につながらず、
首位巨人とのゲーム差は7.5まで開いた。
それでも黙ってV逸を受け入れるわけにはいかない。
9回には横浜3番手・木塚からダメ押しの中前タイムリー。
次戦につなげるため、最後まで攻撃の手は緩めなかったが>
「本当は1日安打が出ないだけでイライラするんです」
ニッカン

○井端弘和
<12試合ぶりに2安打。いずれも得点に結びついた。
7回、同点のきっかけとなる左翼線二塁打を放つ。
直前の6回に左翼・和田と交錯した中堅・藤井が負傷退場。
仲間の危機にナインが結束しないはずがない。全員の気持ちを代弁して>
「あれで気持ちが入った? そうですね
1カ月ぶりぐらいに会心の当たりが打てた。
このところずっと打てていなかったから」

<1死満塁から、和田の二ゴロ併殺崩れで生還。
同点のホームを踏んで>
「とにかくやるべきことをやりました」
中スポ中日新聞サンスポ

○荒木雅博
<左手首痛で2試合の欠場から復帰2戦目。
2回2死三塁から中前適時打を放つなど、4打数3安打1打点。
今季15度目の猛打賞で健在ぶりをいかんなくアピール>
「追加点がほしかったのでよかったです」

<また9回には右前打の後、すかさず今季30個目となる二盗。
捕手・細山田の悪送球を誘い、一気に三塁まで陥れた。
6年連続の30盗塁を足がかりに、チームはこの回打者9人で3点を奪い>
「出るからには万全です」
(中スポ、スポーツ報知

○トニ・ブランコ
<4打数3安打で6月10日の東北楽天戦以来、4度目の猛打賞。
9回無死一、三塁では中前打を放って、1日の広島戦以来
4試合ぶりの打点をマーク。上機嫌で球場を後にして>
「今の僕は神様とともにある。どんな敵にも負けないよ」
(中スポ)

○立浪和義
<1点を追う6回2死二塁、中田の代打で早めの登場。
流れを変える一打が期待されたものの、二ゴロに倒れる。
これで歴代単独6位の2572試合出場を果たしたが>
「1試合でも多く出られるように頑張ります」

<勝利も素直に喜べず、こう言うと球場を後に>
「みんなに感謝ですね」
(中スポ)


○中田賢一
<先発で5イニングを投げ、6安打6奪三振3四球、4失点。
3回、カウント2-2からジョンソンへの勝負球に選んだ
フォークがど真ん中へ入り、逆転2ランを許した。
右翼席の最上段へ飛び込む特大弾を見送り、唇をかみしめる。
チームは再逆転して勝ったとはいえ、心は晴れなかった>
「甘いタマを投げた。悔いが残ります」

<まさに『魔の3回』。伏線は9番投手・グリンへの投球。
1死から左中間へ二塁打を打たれた。
抑えて当然の打者に打たれ、歯車が狂うと、
後続の森笠・ジョンソンには、甘いタマを打たれるべくして打たれた>
「油断はしていなかった。
でも、あそこでピッチャーに打たれ、何かがおかしくなった」

<失点の後は立ち直って、4回1死一、三塁、
5回1死一、二塁のピンチでは追加点を許さなかった。
結果的にこの踏ん張りが味方の反撃を引き出し、黒星も消し去ったが>
「きょうは野手の方に感謝です。また次、頑張るしかないです」
中スポ

○山井大介
<2番手として6回に登板。
1死後、武山に中前打されたが、後続を断った。
4日前の広島戦で4イニング2/3、66球を投げたばかりだが、
頼もしいセリフ。満足そうに>
「間隔をじゅうぶん。きのう(5日)も準備していました。
とにかく全力で投げることしか考えていない。抑えられてよかった」
(中スポ)

○小林正人
<左殺しの本領を発揮して今季3勝目をマーク。
7回に3番手で登板。藤田には左翼線のわずか内側にバウンドする
不運な二塁打を浴び、森笠の犠打で1死三塁のピンチを招いたが、
ジョンソン・佐伯と相次いで三塁へのフライで凌いだ>
「走者を背負ってからは一つずつアウトを取ることと、
ボールが甘く入らないことに気を付けた。
しっかり抑えようとだけ思って投げました」
(中スポ、時事通信

○浅尾拓也
<1点リードの8回を三者凡退に切ったが、
9回表にリードが4点に広がったため、自身も打席に立ち、
8月2日の東京ヤクルト戦以来の2イニングを投げた。
9回も3人でピシャリ。このところ救援失敗が
目立っていただけに笑顔でバスに乗り込んで>
「セーブもつくんですか? 
甘い球もあったんですけど、今は結果が欲しいんでホッとしています」
(中スポ)


○井上一樹
<7月1日の阪神戦以来、2カ月ぶりにスタメン出場。
今季4試合目の先発で、指名打者以外で
4打席立ったのは最多。苦笑いして見せて>
「久しぶりに長く出て疲れたよ」

<7回にはいい当たりの左中間の飛球でスタンドを沸かせたが、
中堅・大西の守備範囲。結局無安打に終わり、
今季まだヒットのないベテランは悔しそうな表情も>
「1本出ると思ったんだけど」

<先達の言葉に強く導かれることがある。
今季、自身の心を大きく揺さぶったひとつの言葉は>
「何事も一生懸命にやる姿は美しい」

<開幕戦をスタメンで迎えたが、4月8日に早くも2軍落ち。
当然気落ちしていた4月下旬のある日、
達川光男氏が取材のために2軍戦を訪れていたが>
「達川さんに言われたんだよね…。
一生懸命にやる姿は美しいんだ。
2軍の若い選手たちは、オマエの姿を見ている。
オマエが一生懸命やれば、一番影響力があるんだ、ってね。
そうだな、って思ったよ」

<達川氏の言葉を胸に刻み、2軍の練習では、
若手と同じメニューをこなしてきた。明るく、一生懸命に。
今年はほとんど2軍で過ごした。
2軍落ち3度。そして1軍昇格は今月3日で3度目になった。
真夏のある日、2軍で真っ黒になった姿でこう話した>
「オレの運命なのかな、と思うよ。
今こうして、若い子らと汗を流すのも」

<何気なく世間話をしたり、若手と会話する機会も増えたという。
球界の先輩の言葉に救われ、そして自分は
後輩の助けになる言葉を探してきた。
今季3度目のスタメンは無安打に終わったものの、
影響力のある男の力が必要になるときがきっとくる>
「上(1軍)に上がったとき、オレですら、
何をすべきか分からないことがある。
例えるなら、どっちに方向指示器を出していいか分からないとき。
ナビもないし…、って感じ。
若い選手はもっとそういうことがあるんじゃないかな。
オレはこう思うよ、とか、オレにできる話はするんだけどね」
(中スポ)

○中村一生
<3日に井上らと出場選手登録された外野手。
7月12日の広島戦から20日の広島戦まで
出た試合7戦連続でチームが勝利と、
快進撃を陰で支えたラッキーボーイだった。
課題だった守備を磨いて、約1カ月ぶりに1軍から
お呼びがかかり、ハードオフ新潟でも守備練習は入念。
センターラインがおよそ東西方向に一致していて、
マツダスタジアムのように外野手にとって、
太陽がネックになりそうな球場だが、
外野ノックを受けながら球場の特性も確認。
地味な努力でブレークの機会を狙っている>
「右翼ではそこまできつくは感じなかったですよ。
それにボールがはねるたびに減速します」
(中スポ)

◇山田マネジャー
<前日に横浜が「メンバー書き間違え」という
とんでもない『失態』を起こし、先発したグリンが
打者一人で交代するという事態になったが、
中日のベンチ裏でまゆをひそめていたのがマネジャー>
「メンバー表に名前を書くときが一番緊張するときなんです。
気をつけないといけないですね」

<横浜では関係者が監督から伝えられた
名前の記載を間違えたらしいが、
中日で最終的にメンバー表に記載する役目。気持ちを引き締め直して>
「人ごとではない」
(中スポ<ドラ番記者>


○落合監督
<試合前には今季初めて打撃ケージに入り、
西打撃投手の投じるスローボールを
軽いスイングでノックバットで22球打ち返した。
前日に毎回の15三振を喫したチームへの無言の叱咤だったのか。
リラックスしろというメッセージだったのか。
連敗を止めたが、2日連続。
紙コップのコーヒーをすすりながら、無言で帰りのバスへ>
「…」
(中スポ、ニッカン


若竜トピックス(6日)

◆2軍練習試合
中日-福岡ソフトバンク
(6日・ナゴヤ球場)
  000 202 000= 4
  211 000 030 = 7
[D本] 中川
[Dバッテリー] 山内、平井、パヤノ、赤坂、伊藤準規、高島 - 小田、小川、清水将海
(中スポ)

○高島祥平
<不調のため調整を続けていた新人が、
福岡ソフトバンクとの練習試合で約3カ月ぶりの実戦登板。
9回の1イニングを1安打1奪三振の無失点に抑え、復調をアピール。
勢いよく腕を振り抜き、テンポよくキレのあるボールを投げ込む
本来の躍動感が戻ってきた。復調への手応えを掴み笑顔を浮かべる>
「緊張は少しあったけど、練習通りに投げられました。
カットボールが少し引っかかり気味だったけど、
ストレートは良かったと思います」

<初めて味わうスランプだった。故障知らずだったが、
5月初旬に初めて右肩を痛めると、その後は調子を崩し、
1イニング4失点した6月13日のオリックス戦以来、
実戦マウンドから遠ざかっていた。
つらかったスランプ期間を振り返って>
「ボールが全然いかなくなったし、コントロールもおかしくなった。
高校時代は調子が悪くても、試合で投げているうちに
自然と修正できたけど、プロは結果を出さないと使ってもらえないので、
試合に投げないで修正するのが初めてだったこともあるかもしれません」

<力強く巻き返しを誓って>
「ここからどんどん調子を取り戻していきたい」
中スポ

○稲葉投手コーチ
<高島の復調気配に目を細めて>
「冷や冷やしながら見てた。
久々だったけど、結果が出て良かったね。
来年への布石と思って、今もいろいろ取り組んでいるけど、先が楽しみだね」
中スポ


○辻2軍監督
<この日のウ・リーグ阪神-広島戦で阪神が敗れたため、
勝率で7厘差上回って(中日.607、阪神.600)首位に立ったが、
指揮官は気を引き締め直して>
「阪神の残りゲーム(7、中日5)とかを考えると、
これで五分になった感じかな。
今は選手もみんな負けられない気持ちでやってるけど、
より一層その気持ちが強くなるね。一戦一戦しっかりと戦っていきます」
中スポ

2009年9月 6日 (日)

新潟でも流れ変わらず三振竜ズルズルと4連敗。

広島に3タテを食らい、勝負の9月に勝ち星なし。
逆転優勝へ向け、厳しい戦いが続いているドラゴンズ
流れを変えるべく、ハードオフ新潟横浜2連戦を迎えましたが、
その初戦、3試合ぶりに荒木がスタメン復帰を果たしたものの、
打線は横浜「2番手」ランドルフの前にわずか2安打
毎回の15三振を奪われ、沈黙してしまうありさま。
今季6度目の完封負けを喫し、ズルズルと4連敗
依然として負の連鎖が続いてしまっているようです。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 19回戦
(5日・HARD OFF ECOスタジアム新潟 | 中日15勝4敗)
21827人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜
[敗] 小笠原(17試合5勝2敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
小笠原、高橋 - 小山

◇対横浜19回戦・スタメン
1 (遊)井端  (3打数無安打)
2 (二)荒木  (4打数無安打)
3 (三)森野  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ (2打数1安打)
5 (左)和田  (3打数1安打)
6 (右)小池  (3打数無安打)
7 (中)英智  (2打数無安打)
8 (捕)小山  (3打数無安打)
9 (投)小笠原 (2打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・グリン(メンバー表記入ミスのため)
井端外直球高いバウンド三ゴロ・打者1人5球で降板
P・ランドルフ(本来の先発)
荒木内直球空三振、森野外144キロ空三振

<1回ウラ・横浜> P・小笠原(中6日)
石川内スクリュー空三振、
藤田内スクリューライナー右前ヒット、
1死一塁から、森笠外高めスライダー・
叩かれ右翼席飛び込む2ラン(D 0-2 YB)
ジョンソン内スクリュー詰まるも一塁後方内野安打、
佐伯内直球左飛、吉村内直球タイミング外し見三振

<2回・中日> P・ランドルフ
ブランコ外チェンジアップ見て四球、
和田中低めチェンジアップ・ライナー左翼フェンス直撃二塁打、
無死二、三塁から、小池3球目右翼線ファウル吉村落球エラー、
小池4球目・外低めチェンジアップ空三振、
1死二、三塁から、英智内沈むスライダー空三振、
2死二、三塁から、小山中高め直球空三振・ランドルフ吠える


<3回・中日> P・ランドルフ
小笠原外スライダー空三振、井端左ひざ下死球、
荒木内直球打ち上げ中飛、森野外スライダー空三振


<3回ウラ・横浜> P・小笠原
石川外スライダー二ゴロ、藤田外スライダー遊ゴロ、
森笠外低め直球見三振

<4回・中日> P・ランドルフ
ブランコ外直球右前持っていくヒット、
和田内直球外れて四球、
無死一、二塁から、小池初球バントも投正面三塁封殺=失敗、
1死一、三塁から、英智またも内低めスライダー空三振、
2死一、二塁から、小山内直球打ち上げ遊飛・好機潰す


<4回ウラ・横浜> P・小笠原
ジョンソン引っ張り右直、佐伯内直球詰まり左飛、
吉村低め直球外れ四球、金城外直球遊ゴロ6-4二封

<5回・中日> P・ランドルフ
小笠原中直球見三振、井端外高め直球空三振・早くも10個目、
荒木中直球中飛


<6回・中日> P・ランドルフ
森野外スライダー空三振、ブランコ初球チェンジアップ二飛、
和田外チェンジアップバットの先右飛


<7回・中日> P・ランドルフ
小池内直球空三振、代打藤井内直球捕飛、
小山外チェンジアップ遊飛


<7回ウラ・横浜> P・小笠原
佐伯カーブ抜け四球、吉村投ゴロもエンドラン佐伯二進、
1死二塁から、金城内直球詰まり一飛、
2死二塁から、武山初球外スクリュー遊ゴロ

<8回ウラ・横浜> P・高橋
ランドルフ一ゴロ、石川セーフティーも正面三ゴロ、
藤田中スライダー・一二塁間抜くヒット、森笠外外れ四球、
2死一、二塁から、ジョンソン4球目ダブルスチール敢行、
2死二、三塁から、ジョンソン外外れ四球・代走山崎
2死満塁から、佐伯中直球・球威勝り中飛

<9回・中日> P・ランドルフ
森野初球外直球レフト方向一直線・
フェンスギリギリ森笠激突しながらジャンピング好捕、
ブランコ抜けてストレート四球、
和田フルカウント中直球空三振、
代打立浪外147キロ直球空三振、試合終了。



【ゲームレビュー】
完封負けで今季3度目の4連敗
毎回の15三振を喫し、打線に覇気がなかった。
2回、ブランコの四球と和田の二塁打で無死二、三塁。
小池の右邪飛を相手が捕球できずに失策がついたが、
小池から三者連続三振した。
小笠原が1回、森笠に浴びた2ランが決勝点になった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


チームとしては21年ぶりとなる新潟
オープンしたばかりのハードオフスタジアムで、
何とか悪い流れを断ち切ってほしいところでしたが、
横浜先発投手記入ミスというアクシデントがありながら、
1回1死から登板した2番手・ランドルフの前にわずか2安打。
しかも15個もの三振を奪われて、ズルズルと4連敗
3試合ぶりに荒木「2番・二塁手」でスタメン復帰。
さらに6番以降をがらりと組み替えてみたものの、
そこでチャンスをことごとく潰してしまうありさま。
週の初めから続く「負のスパイラル」から依然として抜けられずに、
覇気なく敗れていくさまは、見ていてとても辛かったです。

それにしても、この日のポイントは2つ
またしても立ち上がりに捕まってしまった小笠原と、
2度のチャンスを判を押したように潰した6~8番

新潟で「槍」返せ!まあそんな戦犯を捜していても、
仕方がないことですが、
どうもチーム全体
「空回り」している印象が否めませんね。
荒木選手会長強行復帰が、
起爆剤になってくれると
見ていましたが、
守備こそ安定したものの、
攻撃でのプラスには至らず。
ランドルフの力投を
より引き立てる力となってしまったようで。

スポーツ紙のある記事にもありましたが、
「優勝する可能性も3位転落の可能性も低い状況。
戦いの目標を見失ったと受けとられても仕方のない内容」。

こんなことでは、ポストシーズンでも
必死に戦って掴んだ3位のチームに逆に叩かれる可能性も。
ぜひともそうならないよう、この辺で何とか立て直し
チーム全体の勢いを取り戻してほしいものですね。


新潟での第2戦は、約1カ月ぶりとなるデーゲーム
久々に屋外で太陽の光を浴びながらのゲームとなりますが、
できるだけこの新潟復調への兆しを掴んでもらい、
悪い流れを取り除いてほしいもの。
投手ではおそらく先発登板となるであろう中田に快投を、
そして打者ではやはり生え抜き主力の1~3番
起死回生の活路を見いだしてもらいたいですね。
とにかく吹き始めた秋風を何とか食い止め、
新たな風を吹かせられるよう、より一層の奮起をと願うところです。


★プレーヤーズ・ボイス(5日)

●小笠原孝

<1回1死から藤田に右前打を浴びると、
森笠にカウント1-1からのスライダーを
右中間スタンドに運ばれる先制2ラン。
これが決勝点になり、今季2敗目を喫す。
2回以降は立ち直り、7回まで無安打無得点に抑えたが、
5月14日の巨人戦以来、15試合ぶりとなる黒星。
打線が毎回の15三振と援護がなく、粘投も報われず>
「先制点を与えてしまったのが反省点ですね…」

<初経験のハードオフ新潟のマウンドも、
投球に微妙に影響したのかもしれない。
登板中はマウンドが合わないのか、
何度もスパイクで整えるしぐさをみせたが、言い訳にはしなかった>
「初めての球場でも不安はなかったのですが、
(マウンドが)少し柔らかかったですね」
中スポ時事通信ニッカン

●高橋聡文
<8回に2番手で登板。簡単に2死を取った後、
安打と2四球であっという間に満塁のピンチを招いたが、
最後は佐伯を中飛に仕留め、1イニング無失点で乗り切る。
速球は140キロ台後半を連発するなど球威は十分。
シーズン終盤でも元気な左腕がいるのは心強い>
「途中でバランスが悪くなったけど、零点で抑えられてよかったです」
(中スポ)


●荒木雅博
<左手首痛を押して3試合ぶりに2番二塁に復帰。
この日の試合前はは雨天中止となった
8月30日の東京ヤクルト戦以来、6日ぶりにフリー打撃に汗を流す。
笑顔で復帰への手応えを口にして>
「調子はいいよ」

<守備では華麗なグラブさばきを何度も披露し、
健在ぶりをアピールしたが、打席では2三振を含む4打数無安打。
8回2死の三振時には、バットを放り投げるなど
悔しさゆえの感情をあらわにしたが、
故障を言い訳にせず、起爆剤になれなかった悔しさをかみ殺して>
「手? 万全だから出てるんです。なんとかしなきゃいけなかった。
先発の書き間違いというのは聞いていた。
甘い球が少なかった? その中でも高い球を打っていかないと」
中スポサンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン

●森野将彦
<3打席目まですべて空振り三振を喫し、
うめくような口調で、試合を振り返る。
広島戦の3連敗の痛手から抜け出そうとする中、
シーズン途中の入団ながら今季わずか1勝の相手に
圧倒された悔しさに満ちていた>
「こんなところで、三つも三振している場合じゃない。
投手が急に代わっても、何とも思わなかった」

<この日は三塁側スタンドの一角に巨大な応援団が。
その数61人。新潟市十日町市から母方の親戚や
母親の友人たちがバスで2時間近くかけてやってきた。
新潟市十日町市は母親の真智子さんの郷里で
子どものころ、横浜の自宅から毎年『里帰り』していた>
「たまにきてましたよ。十日町、いいところですよ」

<昨年まで、新潟県にプロの公式戦開催にふさわしい球場がなく、
故郷に錦を飾る機会はなかったが、プロとして初めての凱旋に>
「たくさん来てくれるみたいです。いいところを見せたい」
中スポ

●和田一浩
<湿りきった打線にあって、二塁打を放って気を吐く。
2回、ブランコの四球の直後に左越えに豪快な一打を放ち、
無死二、三塁のチャンスをつくった。
それでも後続が倒れて得点には結びつかず、
自身も2本目は打てなかった。苦々しく振り返って>
「ランドルフ? 思ったよりコントロールがよかった」
(中スポ)

●小池正晃
<6番・右翼で先発出場を果たしたが、バットは鳴かず飛ばず。
4回無死一、二塁では投前へのバントを
ランドルフに三塁封殺された。試合後はうなだれて>
「すみません。何もありません」
中スポ

●英智
<同じく7番中堅で出場したが、2三振を喫した後、
7回に代打を送られた。言葉を絞り出して>
「積極的に行けばよかったかなと
思うところがありますが、自分の力不足です。
僕のせいで流れを止めてしまったというところがあります」
中スポ

●小山桂司
<スタメンマスクを被ったが、好機で打てず。
2点を追う2回2死二、三塁の同点機で空振り三振。
4回2死一、二塁のチャンスでも遊飛に倒れた。
守りでは先発・小笠原を盛り上げたが、試合後の表情は冴えず>
「あれだけチャンスで打てなかったらダメです」
(中スポ)

●立浪和義
<9回2死一塁、小池の代打で登場したが、
最後は147キロの真っすぐにバットが空を切った。
チームこの夜15個目の三振でゲームセット。悔しそうにつぶやいて>
「三振はいかんです。つながないと」

<この夜が通算2571試合目の出場。
門田博光(福岡ダイエー)に並ぶ歴代6位となったが、
自身が最も嫌う最後の打者になってしまっては
何も言えるはずもない。新潟では6日にもう1試合。
単独6位となる出番があれば、きっちり結果を残すつもり>
「明日、頑張ります」
(中スポ)

●笘篠外野守備走塁コーチ
<2回無死二、三塁。打者・小池の3球目。
右翼ファウルゾーンに打球が上がった打球を
吉村が落球した場面を振り返って>
「もちろんタッチアップでしたし、
トニ(ブランコ)なら楽々とセーフだったと思います。
捕っていたら吉村は恐らくホームへ投げたと思う。
だからベンちゃん(和田)も(セーフになる)可能性はありますよね」
中スポ

●石嶺打撃コーチ
<ランドルフの前に毎回の15三振を喫した打線について。
序盤から低めの変化球を見極められず、
制球難の癖がある左腕を楽にしてしまった。選手をかばったが>
「(ランドルフは)スライダーとチェンジアップがいい感じで抜けていた。
みんな、打てる球が来るまで我慢しようという
意識はあったのだが、もう少し我慢しないと」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信スポニチ名古屋

◆田中監督付スコアラー
<今季最少の2安打に終わった打線を悔いて>
「(荒れ球に対し)ボール球を振りすぎるからだろう」
中スポスポーツ報知ニッカン

●井端弘和
<横浜の『珍プレー』のあおりを食ったのが1番打者。
先頭打者として唯一、先発のグリンと対決。三ゴロに終わった。
グリンはきょう6日も先発する見通し。
自身だけは2日連続で対戦することになりそう>
「グリンの交代? (事前の情報で)知っていましたよ。
だからといって、打席に入る気持ちは変わらなかった」

<珍しい新潟県でのプロ野球開催。
今年7月に広島-阪神戦が行われたが、
96年6月9日の西武-近鉄戦(新潟鳥屋野)以来、
それまで12年間も1軍の試合はなかったというが>
「(新潟は)小さい時に海で遊ぶために来たくらい」
(中スポ、<ドラ番記者>


●井上一樹
<ベンチから『虎視眈々』と出番をうかがっている男がいる。
3日に1軍に戻ってきた38歳のベテランだ。
今季はほとんど2軍暮らし。
炎天下のゲームに出続けてきたおかげで
顔は真っ黒に日焼けしているが、豪快に笑って>
「日焼け? オレが色白でも変やろ」

<しかしその内心は燃えている。今季はノーヒット。
実績十分のバッターとしては屈辱以外の何物でもない。
たまりたまったうっぷんをぶつけるときは今。
男・井上が逆転Vへの切り札になる>
「体力はまだまだある。若手と同じくらいの練習はしてきた」
(中スポ)


●落合監督
<毎回の15三振を喫し、今季最少の2安打で6度目の完封負け。
5月2日以来、約4か月ぶりの4連敗で
首位・巨人とのゲーム差は7月3日以来の7.5ゲームに広がった。
敗因など語る価値もないという風情で
無言で球場の通路を通り抜け、バスに乗り込んで>
「…」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知


今日の公示。(5日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 前田章宏捕手
公式サイト共同通信社


若竜トピックス(5日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-福岡ソフトバンク 23回戦
(5日・ナゴヤ球場)
  030 300 010= 7
  031 201 001x = 8
[勝] 鈴木(21試合1勝)
[D本] なし
[Dバッテリー] 山本昌、中里、鈴木 - 田中
公式サイト・戦評

○谷哲也
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦(ナゴヤ球場)で
同点の9回2死一、二塁から右前にプロ初となる
サヨナラ適時打を放ち、3時間57分の激戦に終止符を打つ。
阪神とのし烈な首位争いを演じるなか、
チーム内にまん延する新型インフルエンザ禍に
自身も巻き込まれていたが、8月23日の巨人との交流戦以来
7試合ぶりとなったスタメン出場に燃えた。
味方が演出してくれた絶好の舞台に奮い立って>
「エラーもしてたし、インフルエンザで休んでたんで、
コイツを(スタメンで)使ったから負けたと思われたくなかった。
いい場面で回ってきたので、絶対打つんだという気持ちだった」

<7-7の同点で迎えた9回、2死を取られた直後、
代打の小林高也が中前打、続く澤井が四球を選んでつないでくれた。
2ストライクと追い込まれた後の4球目の
148キロの速球に食らいついた打球が、
一塁手の左横を際どくゴロで抜けていった。
プロ入り初のサヨナラ安打を興奮気味に振り返って>
「みんながつないでくれたチャンスだったので、
絶対打ちたかった。逆方向しか狙ってなかった。
(サヨナラ打は)小学校以来かな? 
(打球が)抜けた時は、勝ちたかったんで本当うれしかった」

<2年ぶりのウ・リーグ優勝に向けて、さらなる意気込みを見せて>
「いい緊張感の中で野球ができてる。
あと5試合全部勝つつもりで行きたいし、いい仕事がしたいですね」
中スポ

○小林高也
<9回2死から鈴木の代打で登場して、中前打を放つ。
福岡ソフトバンク・山田の150キロの速球をはじき返し、
サヨナラのおぜん立て。笑顔を見せて>
「大事な試合で使ってもらったので、気持ちで打とうと思いました。
左ピッチャーは好きなので、積極的に打っていこうと思ってました。
こういう場面で打てたことは自信になりますね」
中スポ

○山本昌
<先発で4イニングを投げ、6安打6失点>
『大事なところで変なピッチングをしてしまいました。
調子はよかったのですが、結果が4回6失点じゃあシャレにもなりません。
若い選手が頑張ってくれてチームは勝ったのでホッとしています。
1軍も後輩たちに少し疲れが出ているようですが、
あと少し頑張ってほしいです。
もちろんボクも最後の最後まであきらめませんよ。』

(「山本昌公式ホームページ」より引用)

2009年9月 5日 (土)

荒木強行出場決意、竜巻き返しの新潟2連戦。

今季得意としていた広島相手にまさかの3連敗
それも先発投手がことごとく打ち込まれてと、
ここにきてチーム状態が一気にダウンドラゴンズ
そんな現状を打破できるか、今週末は
21年ぶりという新潟で、横浜との2連戦を迎えます。
この日ナインは、ナゴヤドーム付近の駐車場などでの
調整後、空路で新潟へと移動したもよう。
逆転優勝の可能性が少なくなっていく「非常事態」
強行出場を志願した荒木選手会長を始め、
登板が予定される中田、朝倉などこの日竜ナインの声を。

ドラゴンズトピックス(4日)

◇荒木雅博

<左手首痛のため、2試合連続で欠場しているが、
きょう5日からの横浜2連戦(新潟)での出場を志願。
初めてという手首痛。患部の状態は完治にはほど遠いが、
癒えるのを待ってはいられない。
すべては『非常事態』のため。
これ以上の敗戦は避けなければいけないし、責任も感じている。
出場可否は首脳陣の決定であることも承知しているが
少しでも勝利に貢献したい思いが、強行出場へと突き動かす。
戦地・新潟へ向かう前、選手会長は目を真っすぐ見据えて>
「新潟で復帰? そのつもりでやっています。
こんな大変な時期に休んでしまい申し訳ない。
痛み? 3日間休んでだいぶなくなった」

<自身の野球人生を考えれば、
強行出場は危険な選択かもしれないが、
それでも、退路を断つかのような決断。
それほどまでに、チームへの気持ちは強い。
一刻も早く復帰するために、はやる気持ちを無理矢理抑え込み、
負担を減らすべくバットは握らなかったのもそのため。
この日も患部の回復を第一に考え
ナゴヤドームで行われた練習には参加せず、
静養に努め、チームとともに空路で新潟入りした>
「手首をここまで痛めたのは初めて。
ちょうどいい時に休みがあって。
日ごとに回復している? そうですね」

<欠場中はデラロサや岩﨑達郎が
代わりの二塁手として不在をカバーしてきたが、
精神的支柱でもある選手会長が復帰すればチームにとっても心強い。
その自覚は本人にもあり、こう語る患部からは、テーピングがようやく外れた。
不安の方は、胸の奥に押し隠して、
手負いの選手会長は奇跡の逆転優勝を目指し、腹をくくって>
「新潟は天気が悪いと思っていたけど、
予報では試合ができそうみたいで。
自分にいい風が吹いている気がするね」

<チームは一つの負けも許されない状況。
だからこそ体にムチを打ち、味方を鼓舞する。
治療もアイシングや患部固定など最善は尽くしている。
逆転優勝のため、痛みにも耐える覚悟>
「あと1カ月。CSもあるけどまだ優勝の可能性だってある。
歯を食いしばってやりたい」
中スポスポニチ名古屋


◇トマス・デラロサ
<荒木が出場できなかった場合にこの選手が控える。
打率.260ながら、守備には定評があり、
内野ならどこでも守れるユーティリティープレーヤーでもある>
「二塁でも遊撃でも三塁でも、いつでも出られる準備はしているよ」
(中スポ)

◇岩﨑達郎
<今季初スタメンとなった2日の広島戦でマルチ安打。
この日はナゴヤドームでの指名練習に参加して>
「目の前の試合に集中するだけです」
(中スポ)

◇立浪和義
<新潟空港への着陸体勢に入った後、
再び旋回を始めるなど、飛行機の到着が遅れた。
機内アナウンスに苦笑いして>
「かなわんなあ」

<珍しいプロペラ機での移動。
普段は機内に持ち込める旅行かばんも搭乗口で預かりとなった。
珍しいといえば、新潟のゲームも。こう話したが、
1988年5月29日ヤクルトの主催試合が行われていた。
自身も2番・遊撃でスタメン出場して4打数1安打。
今回の球場は新設のため初めてだが、新潟自体はそれ以来2度目>
「(新潟のゲームは)初めてやないですか。記憶にありません」
(中スポ)


◇中田賢一
<あす6日の横浜第2戦先発が予想される。
9月のキーマンは、さらなる復調を誓う。
ナゴヤドームでの調整を終えた表情は自信に満ちて>
「ここまできたら1つ1つ勝つだけです。
最近は調子が悪くても、試合をつくることができている。
それにいまは目の前の打者1人1人に集中して投げられているんです」

<今季は開幕こそ不振を極めたが、1軍に昇格した7月から徐々に復調。
8月23日の横浜戦では今季初の完封で3勝目を飾り、
雨天ノーゲームとなった30日の東京ヤクルト戦でも2イニングを無失点。
余力も十分、残り少ないペナントレースで
ローテーションの中心となってくれるはず>
「あれこれ考えずに投げるようになってよくなってきた」

<投手陣はここまで13勝の吉見、11勝の川井らに
疲れが見え始めている。投手陣の軸として期待されながら、
6月までのほとんどを2軍を過ごしてきた右腕にとっては
何重もの意味で、汚名返上のチャンスでもある。
2軍生活中には、足の不安もあったが完治している>
「ようやく、目の前の打者に集中できるようになった。
体がどこも悪くないということも大きいと思います」

<07年に日本一になった立役者だった。
レギュラーシーズンを14勝8敗で終えると、
CSは第1(対阪神)、第2(対巨人)ステージとも
勝ち投手になり、北海道日本ハムとの日本シリーズでも勝って、
ポストシーズン3連勝でフィニッシュした。
潜在能力の高い右腕。まずはハマ打線をなで斬って、ツバメ・巨人退治へ>
「あのころから比べるとまだまだです。
でも、いまは自信を持って投げられるようになりました。
とにかく目の前の試合で結果を残すことだけを考えます」
中スポ


◇小笠原孝
<きょう5日の横浜第1戦の先発が予想される。
ここまで5勝1敗。白星こそ「5」で
足踏みしているものの、『負けない左腕』でもある。
今季唯一の黒星は5月14日の東京ヤクルト戦。
そこからずっと先発ローテを守りながら、約4カ月間負けがない。
前回8月29日の東京ヤクルト戦では6イニング1/3を2失点。
失点はソロ本塁打2発、それ以外は安定感たっぷりの投球だった。
こう悔やんでいたが、調子が上向きなのは心強い>
「もっと長く投げて後ろのピッチャーを楽にしてあげないといけないです」
(中スポ)

◇朝倉健太
<小笠原と共に頼もしいのが、地方球場キラーの存在。
前回登板は8月28日。先発も、ブルペンでのスタンバイも可能。
調整的には、小笠原と中田の先発が有力だが相性は抜群。
地方球場通算11勝2敗の好成績を誇る右腕が連敗ストッパーになる>
「そういうことを考えるのはマウンドに上がる前まで。上がれば関係ない」

<2年ぶり2ケタ勝利に王手もかけている。
自分の勝利は封印しても、勝利への執念は強烈。
チームの再進撃へ気合を入れて>
「10勝? それも今は関係ない。
2ケタは目指してやっていますが、
今はチームが勝つことだけを考えています。
チームが勝って、その上で自分にも白星が付けば」
(中スポ、スポニチ名古屋

◇山井大介
<2日の広島戦では4イニング2/3のロングリリーフで2失点。
先発へのイスを大きくアピールしたが、
今回の横浜2連戦はスタンバイしそう。
この日はリリーフ陣と一緒に休日返上で練習。
どこへでも配置できるだけに、貴重な『切り札』になりそう>
「どこで投げるかはボクにもわかりません」
(中スポ)

◇浅尾拓也
<フル回転で、球団新記録となる年間70試合登板を目指す。
中日の球団記録は、権藤博氏が1961年にマークした69試合。
現在55試合に出場しており、残り27試合で
15試合に登板すれば、48年ぶりにその記録を抜くことになる。
ここまでリーグ2位の32ホールドポイントを記録。
セットアッパー転向後は、これまで81試合のうち、
48試合に登板しており、今のペースでいけば権藤越えも十分可能だが>
「多く投げたからといって、打たれたら仕方ないですが、
行けと言われたらどこでも何回でも投げたいです」

<逆転優勝に向けて、勝ち星を重ねていくためには、
その存在は必要不可欠。1戦必勝の気持ちでマウンドに向かう>
「1位と少し離れたが、誰もあきらめていないと思う。
何とか追いついて、追い越して行きたい」
ニッカン


◇チェン・ウェイン
<この日、投手陣と若手野手の計18選手が
ナゴヤドームに隣接する駐車場で指名練習。
ドームがイベント準備のため使用できず、
2軍にインフルエンザの感染者が出ていることから
ナゴヤ球場の利用も自粛。
異例の青空練習を前向きにとらえたが>
「たまにはこういう練習もいいんじゃないですか」
おおさか報知

◇勝崎コンディショニングコーチ
<異例の青空練習について。
インフルエンザ感染拡大を恐れた苦肉の策であることを明かして>
「合宿所が隣接するナゴヤ球場はまだ使いにくいからね」
おおさか報知

◇吉見一起
<前日の広島戦で自己ワーストの8失点。
一夜明けたこの日の練習で早速フォーム修正に乗り出す。
近藤コーチを相手にぼぼ全力に近いキャッチボールで
球筋をチェックした。開幕からローテの中心として投げ続け、
疲れの蓄積がないわけがない。
知らず知らずのうちに微妙にフォームが狂い、
持ち前の制球力に乱れが生じている。
疲れを言い訳にするつもりはさらならなく、
むしろ屈辱の記憶が薄れないうちに手を打つ。
そんな姿勢が右腕のプライドを表している>
「でも、1年間やり通して初めて一人前ですから」
(中スポ)


◇岩瀬仁紀
<守護神に一体、何が起こったのだろうか。
自身も周囲の目や空気の変化を肌で感じている>
「結果が出ないと、そう見られちゃうよね」

<まさかの連続だった。先週、神宮で2夜連続の救援失敗。
8月22日の横浜戦の黒星を含めると、3連続失敗。
「結果が出ない」だけとは違う。こんなつぶやきを聞いた>
「しんどいよ…」

<すでに49試合に登板。11年連続50試合以上登板という
化け物のような記録まであと1試合に迫っている。
当然、疲労は全身にたまり、これまでに感じたことのない
不具合も出てくる。万全の状態を望めるはずもないが、
といって、戦場に背を向ける男ではない。
これまでも毎年のように、苦しい時期を迎えてはしのいできた>
「その日その日を何とか乗り切っていくこと。
やっていることはそれだけなんだよね。
その繰り返しだから。何とかやっていくしかない」

<調子が悪くても相手を仕留める。
その技術と知恵は、11年間のリリーフ生活で身に付けてきた。
何より鉄の意志がある。
昨年終盤、北京五輪から帰ってきた後、体がボロボロで、
力が出なかったが、それでもCSで変身。
球速もアップし4試合で4イニング無失点、被安打1だった>
「シーズンとはまた違うからね。
気持ちの入り方が違う。入りやすいね」

<並の投手なら、ギブアップしている状況かもしれない。
でも守護神は投げ続ける。乗り切る技と意志がある。
最後の佳境、持てる能力を振り絞ってマウンドへ向かう>
「一番悪かった時期よりは良くなっているからね」
(中スポ)


今日の公示。(4日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録抹消】
▼中日 野本圭外野手
(再登録は14日以降。公式サイト共同通信社

◆前田章宏
<プロ8年目の捕手がこの日、1軍の新潟遠征に参加。
きょう5日に今季初めて出場選手登録される。
昨年5月以来の1軍が、ある意味では最高のときにやってきた。
ペナントレースは最終コーナーを回ってラストスパート。
その先にはクライマックスシリーズも見えているが、こう言って気を引き締める。
過去7年間で公式戦出場は19試合。
11度打席に立って、四球を1つ選んだが、ヒットはゼロ。
実績の面では無に等しいだけに、
優勝争いのムードを味わう余裕などないのが本音>
「ぼくの場合、いい時期なんて言ってられません」

<合流指令を受けたのは前日夜、1軍の広島戦の最中だった。
慌てて荷造りを終え、試合後の遠征用トラック出発に
積み込みを間に合わせた。体調面でも問題はなく>
「中村さん(2軍捕手コーチ)から、
いつ(1軍に)呼ばれてもいいようにしとけと言われていました」

<1軍では第3捕手という立場で、
なかなか出番が巡ってこないのも分かっている。
今季は2軍で57試合に出場。
守りが優先される捕手として、打率.271はまずまず。
唯一の本塁打は5月31日の広島戦で放った満塁弾と、
勝負強い一面も持ち合わせている>
「とにかくチャンスがあれば、自分のできることを全部出し切りたい。
今までやってきたことを出せるよう必死でやるだけです」

<この夏は母校・中京大中京高の全国制覇に勇気づけられた。
高校球児の熱い季節は去り、今度はプロ野球の最もホットな季節。
今度は後輩に元気を与える番だ>
「ぼくも頑張らなきゃね」
中スポ


若竜トピックス(4日)

◆辻2軍監督

<4日現在、ウエスタン・リーグ首位・阪神とは
勝率わずか1厘差の2位。ピタリと追走し、
し烈な優勝争いを繰り広げているファーム。
残り6試合での逆転優勝をかけ、若竜が正念場の戦いを迎えるが、
選手の成長ぶりに自信をのぞかせる。
就任3年目の手応えに、表情は明るく>
「自分は言うほど意識していないけど、
選手が自然と気合を入れてくれているからムードはいいね。
(優勝した)2年前より考えて野球をやれるようになった。
勝ちたい気持ちも、技術的にも成長しているからね」
中スポ

◆山本昌
<きょう5日の福岡ソフトバンク戦(ナゴヤ球場)に先発予定。
前回登板の8月26日・阪神戦で完封勝利したベテラン左腕が
快投で若竜に勢いをつけ、そのまま一気に逆転Vへ突き進む。気合十分に>
「オレが一番投げてるんだから、
ウ・リーグで(17試合に先発)。頑張りますよ」
中スポ


【ドラゴンズ・今週末の日程】
5日(土) 対横浜 (18:00・HARD OFF ECOスタジアム新潟)
6日(日) 対横浜 (15:00・HARD OFF ECOスタジアム新潟)

<ファーム>
5日(土) 対福岡ソフトバンク (12:30・ナゴヤ球場)


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
週の初めのカードであった広島戦でまさかの3連敗。
それも先発にチェン、川井、吉見と表三本を立てながら、
ことごとく打ち込まれての完敗の連続。
8月下旬の巨人との直接対決での3タテから
チーム状態が一気にペースダウン
さすがに快進撃の疲れも否めないというのが現状でしょうか。
それでもまだ可能性がある限り、戦えるだけ戦う
そして再び逆襲へのきっかけを掴み、
残りシーズン、そしてポストシーズンへとつなげていく。
そのためにやるべきことはまだまだあるだろうと思います。

そんななか、今週末はシーズン最後の地方遠征
今季オープンしたばかりの新潟県立鳥屋野潟公園野球場、
呼称・HARD OFF ECOスタジアム新潟で、
横浜との2連戦を迎えることとなりました。
ドラゴンズにとっては、21年ぶりとなるという新潟
なんで横浜がここで主催するのかはわかりませんが、
土曜日はナイトゲーム、日曜日はデーゲームということで
交流戦の時と同様に、全国から多くの竜党遠征をされるのでは。
まあ普段とは違う風景のなか、選手のプレーを楽しみ、
さらに熱い声援で背中を後押ししてほしいものです。


それはさておき、現地で前日練習を行った横浜ナインに対し、
ドラゴンズナインは、この日新潟へ移動する前に
ナゴヤドーム…ではなく、ドームに隣接する駐車場で、
投手陣及びピックアップ野手陣が練習を行ったもよう。

どこでも練習はできます!通常ならもちろんドーム、
もしくナゴ球での調整となるのですが、
ナゴヤドームがイベント準備で使えず、
ナゴ球は新型インフルエンザ禍の
影響もあっての自粛
今朝の中スポなどでもナゴドをバックに
走る中田らの姿がありましたが、
まあ地方でもどこかの公園を使ったりすることもありますし、
気分転換という意味でも、こういう練習もアリでしょうか。
しっかり打ち込みたかった野手もいたかもしれませんが、
まあ今回はお預けという形になったようです。


ところで、現在首位・巨人とは6.5ゲーム差。
優勝マジックは昨夜ドローによって一つ減って「19」。
ベンチ入り捕手がいなくなってしまったにも関わらず、
急造捕手が1イニングを守りきるなど、
相変わらず勢いにのる部分のある巨人ではありますが、
現状はそんな巨人の姿を見るよりも、チームの立て直しが先決。
そのポイントは、荒木、先発、そして岩瀬
この辺りに絞られてくるのではと思います。

そのなかで新潟からの「強行出場」を志願したのが、荒木選手会長
左手首痛を訴え、広島戦の2、3戦目を欠場。
しかしその抜けた穴は攻守に思った以上に大きく、
悪い流れも手伝って、チームはまさかの連敗
しかも守れない、打てないという苦しむ仲間の姿を
ベンチで見ていて、かなり歯がゆい思いをしたと思います。
その現状を踏まえ「新潟から出るつもりではいる」発言。
ファンにとっては頼もしいお言葉ではありますが、
手首の状態がどの程度なのか、気になるところですね。
まあ3日間休んたことにいくらかは良くなっているでしょうが、
部位が部位だけに、完治には時間がかかりそう。
それでも動けると自身が判断すれば、
おそらくゴーサインがかかるはず。
それが果たして、今夜からの新潟となるでしょうのか…。


勝負どころと見極めていた9月、しかしまだ1勝もできていない。
まあ1つ勝てれば、流れもまた変わってくると思いますが、
ややスパイラルにはまっている現状、
何かのきっかけがほしいところですが。
そのきっかけを起こすために腹をくくった選手会長をスタメンに復帰させ、
さらに守備にミスのあった外野手に誰を置くのか、
試合以上にスタメン発表の方が気になったりもしますが、
依然として、負けられないゲームが続くのは、確か。
これ以上『お得意さま』に取りこぼし厳禁、
ベイを叩いて再び前へ進み出してほしいと期待しています。

2009年9月 4日 (金)

止まらない負の連鎖、拙守竜秋風感じる3連敗。

終盤の追い上げ及ばず、広島に連敗。
首位とのゲーム差が6と開いてしまったドラゴンズ
3タテを阻止すべく迎えたナゴヤドームでの第3戦
先発に広島戦連勝中の吉見一起を立てましたが、
味方の拙守にも足を引っ張られ、まさかの大炎上
4回2死満塁から走者一掃の二塁打を浴び、先制を許すと、
その後も打ち込まれ、自己ワーストの12安打8失点
一方打線も元気なく、小池の適時打による1点のみ。
落合政権後初となる対広島3連戦3連敗
止まらない負の連鎖に秋風がさらに漂うこととなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 21回戦
(3日・ナゴヤドーム | 中日14勝7敗)
26771人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日
[敗] 吉見(22試合13勝6敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
吉見、ネルソン、小林正人 - 谷繁、小山

◇対広島21回戦・スタメン
1 (遊)井端  (3打数1安打)
2 (右)野本  (2打数無安打)
3 (三)森野  (4打数1安打)
4 (一)ブランコ (4打数無安打)
5 (左)和田  (4打数1安打)
6 (二)デラロサ (4打数1安打)
7 (中)藤井  (1打数無安打)
8 (捕)谷繁  (2打数無安打)
9 (投)吉見  (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・広島> P・吉見(中6日)
東出外フォーク二塁後方内野安打、
末永バント投正面1-4二封、
フィリップス外シュート空三振、栗原外直球中飛

<1回ウラ・広島> P・大竹
井端中直球二ゴロ、野本中チェンジアップ空三振、
森野初球高めシュート中前打、ブランコ内シュート詰まり一飛


<2回・広島> P・吉見
マクレーン外フォーク左中間ヒット、
天谷外フォーク二ゴロ・連係乱れ4-6-3併殺取れず、
小窪4球目天谷二盗失敗、小窪外フォーク空三振

<4回・広島> P・吉見
フィリップス外直球三ゴロ・森野ファンブル=エラー、
栗原外直球逆らわず右前打・フィリップス三進、
無死一、三塁から、マクレーン内シュート詰まり二飛、
1死一、三塁から、天谷外フォーク空三振、
2死一、三塁から、小窪スライダー外れ四球、
2死満塁から、中高め直球・
センターオーバー3点適時二塁打(D 0-3 C)
2死二塁から、大竹中高め直球右中間・中前適時打(D 0-4 C)
東出外直球投返し中前打
中・英智 右・小池
2死一、二塁から、末永初球中シュート左翼線2点二塁打(D 0-6 C)

<4回ウラ・中日> P・大竹
森野内直球力ない二飛、ブランコ外ボール球スライダー空三振、
和田中方向伸びていくライナー・末永フェンス際ジャンピング好捕


<5回・広島> P・吉見
フィリップス外スライダー中前打、
栗原内低め直球三塁左抜いていく二塁打、
無死二、三塁から、マクレーン内シュート左前適時打(D 0-7 C)
無死一、三塁から、天谷一ゴロ3-6二封、
1死一、三塁から、小窪外スライダー三塁線ゴロ・
森野弾いて適時内野安打(D 0-8 C)

<5回ウラ・中日> P・大竹
デラロサ初球強い打球三ゴロ、
小池初球中高め直球三塁線突破二塁打、
谷繁外スライダー右飛・小池タッチアップ三進、
2死三塁から、代打井上中直球左飛


<7回ウラ・中日> P・大竹
ブランコ外抜いたカーブ空三振、
和田中低め直球右翼線落ちる二塁打、
デラロサ初球内シュート三遊間抜くヒット、
1死一、三塁から、
小池内シュート三塁線ゴロ・
マクレーン飛びつき掴むも投げられず適時内野安打(D 1-8 C)

1死一、二塁から、小山外直球遊ゴロ6-4-3併殺

<8回・広島> P・ネルソン
天谷二ゴロ、小窪中直球中前打、中直球三遊間抜くヒット、
1死一、二塁から、大竹外直球見三振
2死一、二塁から、東出投返しネルソン弾くも落ち着いて処理

<8回ウラ・中日> P・大竹
代打中村一生内シュート空三振、
井端初球中直球左前打、英智中直球一二塁間抜くヒット、
1死一、二塁から、森野中シュート一正面ゴロ3-6-1二封のみ、
2死一、三塁から、ブランコ外スライダースイング取られ三振


<9回・広島> P・小林正人
一・森野 二・岩﨑達郎 三・デラロサ
赤松三ゴロ、廣瀬内スライダー三塁線抜く二塁打、
栗原初球中シュート右中間大きなフライ、
マクレーンストレート四球・代走井生
2死一、二塁から、天谷内直球ズバッと空三振

<9回ウラ・中日> P・大竹
和田高いバウンド三ゴロ、
デラロサ外スライダーハーフスイング三振、
小池外スライダー空三振、
試合終了。


【ゲームレビュー】
広島に今季初の3連敗 守備のミスから大量失点した

4回、まずは森野が先頭のフィリップスの平凡なゴロをはじく失策。
そこから2死満塁と攻め立てられると、今度はの飛球を
背走して追った藤井が目測を誤って頭上を越され、
走者一掃の3点二塁打。この回、大量6点を奪われた。
不調の吉見は5イニング8失点で降板。中日は3連敗。
広島は今季初の同一カード3連戦3連勝で、4連勝。
大竹が今季3度目の完投勝利で8勝目。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


前夜のゲーム途中から徐々に感じていた『秋風』。
それがこの日はさらに直に、それも強く感じたような。
そんなやられっぷりだった、対カープ3連戦3連敗
良くも悪くもこれが今季のターニングポイントになりそうですね。

荒木の負傷欠場に伴い、今季最多の4選手を入れ換えたドラゴンズ
2番・右翼で野本、6番・二塁でデラロサと、
昇格させた選手を即スタメンで使ったものの、効果は今イチ。
さらにここに来て目立つのが、集中力の欠如
それが端を発しての、4回の拙守の連続
イニング先頭、何でもない三ゴロを森野が弾くと、
2死満塁からのの飛球を藤井が目測を誤り、3点二塁打に。
さらに投手の大竹の明らかにライト前への当たりを
野本が出遅れてしまい、藤井が捕っての適時打にしてしまう。
確かに吉見のボールに普段のキレがなかったですが、
そういうときこそ、しっかり守ってあげないと
打つ前に「守れること」落合中日の野手の条件。
なのにそれができずに、やや中途半端な動き。
イニング途中で、外野手2人が揃って下がるなど前代未聞
ましてや、キャンプの紅白戦などではなく、
公式戦、それも大事な終盤でのホームゲームでの出来事。
非情さい配と一部には報じられていましたが、
こんなことをしていては負けるのは、致し方ないかなと。
一緒に吉見も代えるのではないかと思いましたが、
その時点でのベンチの判断は「バックが悪かったから」。
ただ一度狂った歯車が戻ることは、あからさまにも困難
その後も修正できず、まさにめった打ちの12安打8失点
自責点こそ2とはいうものの、エース格が打ち込まれての大敗に、
「逆転優勝」などとは、しばらく口にできない事態となってしまいました。


戦前自分も「貯金ウィーク」などど綴ってしまい、
浮かれていたなと、反省していますが、
ここに来ての一気の失速に、ただただ残念ですね。
確かに広島打線が元気だったということもありますが、
三本柱を立てたにもかかわらず、それがすべて打ち込まれての3タテ
この日の吉見「投げ切れていない」投球でしたね。

パパ1勝またもお預け。立ち上がりが球威がなかったうえに、
前日の川井同様に、
大事なところで、
ボールが甘く中に入って打たれてしまう。
負の連鎖反応
続いてしまっているようですね。
これまでの快進撃を支えてきた右腕ですが、
1軍ローテーションでの経験は、実質2、3年目
大事なところでの「勝負強さ」が身についてないのかも。
ただそんなこといってもしかたないですし、まだ続いていくシーズン。
ここは13勝投手に、もう一踏ん張りしてもらわないと。
自己ワーストの記録が並んでしまったこの日の登板、
悪い部分をうまく修正し、残りシーズンを投げ抜いてほしい。
今後も先発陣の軸になってもらうべき大事な投手、
次回登板で名誉挽回の投球を見せてほしいと思います。


悪いときはそう見えてしまうのかもしれませんが、
それにしても「元気のなさ」が目立つドラゴンズナイン
最大の頂こそかなり霞んでしまいましたが、
残り試合、ファンのためにも、自分たちのためにも、
もう一踏ん張りしてほしいものですね。
まあこのまま連戦なら、ちょっとヤバい感もありましたが、
幸い1日空いて、週末は新潟への遠征。
ぜひとも現地で決起集会でもしてもらい、
うまく切り替えて、再スタートとしてほしいなと。
たとえその道のりは険しくとも、
とにかく一戦一戦、ワンプレー集中していく。
それだけは忘れず、残り試合を戦ってもらいたい。
まだまだやれるはずの今季のドラゴンズ
せめてもの意地を見せてほしいと、奮起を切に願うのみです。


★プレーヤーズ・ボイス(3日)

●吉見一起

<自己ワーストの12安打、8失点(自責2)で6敗目。
球の切れ、制球ともに本来の出来には程遠く、
4回2死満塁から倉に先制の3点二塁打を喫すると、
イニングをまたいで7連続長短打を浴びた。
今季最短の5回で降板し、声を絞り出して>
「何もありません…。ホント、情けないです。
ここ5、6試合、しっくりこないところがあった。
『決まった』といういい球が1球もないので。意識の問題です」

<4回先頭のフィリップスを三ゴロ失策で出塁させたあと、
満塁ながら2死までこぎつけたが、先が見えた直後、
倉の飛球が前進守備の中堅・藤井の頭上を越え、
満塁の走者一掃の二塁打になった。
味方の守備に足を引っ張られたとはいえ、
マウンドで自責の念に駆られて>
「今まで打ってもらって、守ってもらって、
お互い助け合ってきました。自分の責任です」

<らしくない投球がその後も続き、
投手の大竹に打たれるなど、4連打を浴びた。
自責はゼロでも、まさかの1イニング6失点。
5回にはさらに2点を失った>
「自分でも情けないなぁ…、と思って投げていたら、
今までしっくりこなかったところが一気に出た感じです」

<今季、先発陣の柱としてチームを支えてきた右腕だが、
大事なシーズン終盤に来て自身2連敗。苦悩をにじませて>
「自分の感覚と周りの感覚とがずれているところがあるので、
1週間でその幅を小さくしていきたい。
1年間ずっと見てくれている人がいる。
しっかり話を聞いて、練習して、修正します」
中スポ共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

●森バッテリーチーフコーチ
<緊急招集があったか、報道陣に囲まれたのは試合終了1時間半後。
チェン、川井、吉見と期待の3投手が、
前週の巨人3連戦3連敗の乱れが修正できていないことに>
「(大事なところで)弱い。優勝争いをしたことがないからだ」

<若さゆえ迷走するチームについて>
「今は最悪の状態。この経験をどう生かすかだ」
毎日jp


●小池正晃
<4回途中から右翼の守備で入ると、打っては2安打をマーク。
5回1死の初打席は三塁線を強烈に破り、二塁に達すると、
7回1死一、三塁の好機では、大竹のシュートを振り抜いて
再び三塁線に強烈な打球。
好守のマクレーンも捕るのが精いっぱいの適時内野安打となった。
チームにとっては零敗を免れ、自身にとっては
8月7日の横浜戦以来となる打点に笑みがこぼれる。
先発出場は偵察要員に代わって入った8月8日以来ないが
緊張感の持続が、少ない出番での仕事ぶりにつながっている>
「とにかく自分のバッティングをするように心掛けて、
チャンスだったので点が入ってよかったです。
完封負けと1点入るのでは違うと思う」
カメラブログ中スポ

●トマス・デラロサ
<この日1軍に昇格し『6番・二塁手』でスタメン出場。
7回1死二塁ではライナーで左前に運んで、
7月3日の登録抹消以来、2カ月ぶりの1軍復帰を祝った。
しかしここまで圧倒的に勝ってきた広島に3連敗。
しみじみと語ったパパは最後は笑顔をみせて>
「野球っていうのは難しいね。
きょうはオオタケがいいピッチングをした。ニイガタでは頑張るよ」
(中スポ)


●森野将彦
<4回先頭、フィリップスの打ち取ったゴロをファンブル。
失策したという歯がゆさと、そこから大量失点したという申し訳なさ。
前に出てグラブを出せなかった自分を責めて>
「エラーの仕方が悪いです。きょうは特に。
前に出られなかったから…。迷いなく前に出られるかどうか。
でも、その時点で迷っちゃっているんですよね」

<23個目は両リーグダントツの失策王。
内外野兼任から内野専従。
負担は軽減されているはずなのに、今年の守備は悪化している。
退路はない。そのことは自身も覚悟している>
「へたくそだからです。
技術不足。すべてにおいて。そこに尽きる。
これだけの数字が出ているんだから。
でも去年、おととしと比べてこれだけ違うということは
何かあるんでしょう。そこを突き詰めていかないと…。
試合から逃げられないですから」
(中スポ)

●藤井淳志
<4回2死満塁の場面で守備ミスを犯し、
イニング途中でベンチへ下げられる。
倉の打球が頭上を襲ったが、着弾点を予測して
真っすぐ追うべきところをもたつき、
走者一掃の二塁打としてしまった。試合後肩を落として>
「すみません、何もないです」
中スポ

●野本圭
<4回2死二塁、大竹の二塁後方への当たりに対し、
打球処理を中堅に譲り、4点目を許す。
消極的に映った動き。イニング途中でベンチへ下げられると、
わずか1日で2軍に『強制送還』。試合後大量の荷物を抱えて>
「(2軍で)頑張ってきます」
中スポ

●笘篠外野守備走塁コーチ
<4点を奪われ、4回2死一塁から
東出に中前打を許した時点で、落合監督が出てきて、
中堅・藤井、右翼・野本が英智と小池に交代。
そんな突然の、制裁ともとれる異例の交代劇の理由は
どうやら守備にある。指揮官に代わり説明して>
「監督が我慢しきれなかった、ということでしょうね」

<問題のシーンは2死満塁から倉に許した中越えの3点二塁打。
そのとき中堅・藤井は一度、右に体を向けて、
途中で左に向きなおして追いつけなかった>
「藤井は途中で体を切り返してしまったんで。そこだけです。
最初の一歩さえ間違えなければ、捕れる可能性はあったと思う」

<そして、野本への怒りはその直後。
4回2死二塁から大竹の中前適時打は右中間への打球。
それを野本、藤井とも追ったが、捕ったのは中堅の藤井。
結果よりもプロセスが怒りに火をつけてしまって>
「(野本の)出足が遅かったんです。
捕れないにしても(捕ろうという)姿勢がね。今後に生かしてほしい」
中スポサンスポスポニチ名古屋ニッカン


●立浪和義
<中盤で勝負が決まってしまい、兼任コーチの出場はなし。
これでレギュラーシーズンのナゴヤドームは、
あと12試合を残すのみとなった。
新潟遠征に備えた荷物づくりを終えると、2度繰り返して帰宅>
「また頑張ります」
(中スポ)

◆宮前トレーニングコーチ
<試合前の練習の序盤に、選手が10メートルや、
30メートルの短い距離をダッシュするが、
ストップウオッチを片手にそのタイムを記録。
タイムを計って行う『効用』は大きく分けて3つあるという>
「まずは力いっぱい投げたり、バットを振ったりするために、
一度エンジンを吹かしておこうということ。
それからモチベーション。
タイムを選手同士が気にすることで気持ちが盛り上がるんです。
例えば谷繁が幸平(小田)に負けたくないからって
目いっぱい走ったりね。それからコンディション管理」

<その3つ目の役割がチームを支える重要なデータなのだ。
実はこのタイム、ほとんど例外なく選手の好不調と符合するという>
「状況を見てダッシュをやらない日もありますし、距離も変えますが、
好不調とダッシュのタイムに時間的なずれはほとんどありません。
選手のコンディション管理の意味は大きいですよ」

<科学的なデータは正確さが命。
その正確さを生み出しているのはコーチの熟練の技。
例えば10メートルダッシュなら選手のはじき出すタイムは
おおよそ1秒7台から2秒の間。
わずか0.3秒の間のタイムの推移がコンディション管理に直結する。
学生時代は陸上選手。長いつきあいがチームを下から支えている>
「スタート位置で、選手の体の一部どこでもが
動いたらスタートなんだけど、そこに合わせるのも
結局はここまでの積み重ねだね。
ストップウオッチを見続けて28年だから」
(中スポ)


●荒木雅博
<左手首痛のため、前日に続いて2試合連続の欠場。
この日はウオームアップ後に落合監督、川相コーチらと
個別に話し合い、3日連続でのフリー打撃取り止めと
ベンチスタートを決めた。回復傾向にあることを認めて>
「(今季初めて欠場した)昨日よりも痛みはなくなっている」
(中スポ)


●落合監督
<投打に精彩を欠き、04年の就任以来初めて広島との3連戦に全敗。
『非情さい配』には触れず、短い言葉に怒りをにじませ>
「何の説明もコメントもいらないゲームというのは、こういうゲームだ」
(中スポ、スポーツ報知時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


今日の公示。(3日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 トマス・デラロサ内野手、井上一樹外野手、
     野本圭外野手、中村一生外野手

【出場選手登録抹消】
▼中日 川井雄太投手、小田幸平捕手、
     イ・ビョンギュ外野手、平田良介外野手

(再登録は13日以降。公式サイト共同通信社

△野本圭
<大量4選手もの入れ替えが行われ、
井上、中村一生、デラロサとともに1軍に昇格。
首位追撃へ向けたカンフル剤の意味もありそう。
試合前はこう意気込んでいたが>
「プロ1年目のシーズンの終盤なので、笑って終われるようにしたい。
ファームでは試合の後も走り込んだりして、
下半身の強化に努めてきました。
やれることはやってきました。チームに貢献したいですね」
(中スポ)


ドラゴンズトピックス(3日)

◇チェン・ウェイン

<8月度の日本生命・月間最優秀選手(月間MVP)が
この日発表され、セ・リーグ投手部門で選出される。
8月は4試合に登板。33イニングで、
1完封を含む3勝0敗、防御率0.82の成績。
いずれも週の最初の試合で好投し、優勝を争うチームを引っ張った。
入団6年目で初の受賞。ナゴヤドームで会見して>
「初めて(の受賞)だし、結構うれしいですね。
何も考えず、1試合1試合、1イニング1イニングと
目の前に集中して投げました」

<04年に台湾から来日。左ひじを痛めて
06年オフに靱帯再建などの手術を受け、
07年は育成契約となったが、地道な努力ではい上がった。
苦労が実り、史上初の育成選手を経ての月間MVPに輝いて>
「(育成時代は)かなりつらかった。
手術したときは野球ができるか分からなかった。
手術の後は、また野球ができるようにリハビリを一生懸命やった。
今は野球ができているし、前よりも(タマの)スピードが上がった。
再び野球ができるように頑張ってきた結果だと思います」

<今季で一番印象に残っている試合は?と問われると>
「8月4日の阪神戦での完封勝利です。
(被安打2で12奪三振、無四球と抜群の内容)
たぶん今までで最高のピッチングができました」

<6月に川井、7月にも浅尾が受賞しており、
中日の投手による3カ月連続受賞は、
投手・野手の2部門に分かれた1989年以降、初めて。
今季はエース候補として頭角を現し、ここまで防御率1.55とリーグトップ。
タイトルも視野に入るが、気負いはなく平常心を強調して>
「あまり考えていない。優勝するのが一番大事だから。
これからも1試合ずつ、1イニングずつ(アウトを)とって、
優勝に貢献できるように頑張りたい。いつも通りかちっと抑えたい」

<故郷の台湾・高雄県が最近、何かと話題になっている。
8月上旬には台風8号の直撃で、600人を超える死者・不明者を出した。
台風が直撃したときは不安そうに話していたが、
実家と連絡を取り、無事は確認している>
「もう大丈夫です。前は大変だったけど、知り合いも大丈夫です」

<ひと安心だが、遠く離れた日本にいて、力になれないのが心苦しい。
シーズンは大詰め。やらなきゃいけないことが
たくさんあっても今は後回し。野球に全精力を注ぎ込む>
「今は何もできないです。自分のことだけで精いっぱいです」
公式サイト、中スポ、<ドラ番記者>
中日新聞共同通信社朝日新聞ニッカン

2009年9月 3日 (木)

荒木欠場ショック、追い上げ及ばずコイに連敗。

チェンが要所で踏ん張れず、浜松での初戦に黒星。
再び自力優勝が消滅してしまったドラゴンズ
ナゴヤドームに戦いの場を移した広島との第2戦、
チームにとって、さらなる非常事態が…。
開幕から『2番・二塁』でフルイニング出場を続けていた
荒木雅博が左手首を痛めたようで、今季初の欠場
代わって2番に藤井・平田、二塁に岩﨑達郎を起用したものの、
この日に関しては裏目に出てしまう始末。
それでも終盤粘りを見せ、1点差に迫ったものの及ばず連敗
巨人の背中がより遠きものとなってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 20回戦
(2日・ナゴヤドーム | 中日14勝6敗)
26575人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日
[敗] 川井(19試合11勝4敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
川井、山井、河原、高橋、浅尾 - 谷繁

◇対広島20回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数1安打)
2 (中)藤井  (3打数無安打)
3 (三)森野  (3打数1安打)
4 (一)ブランコ (4打数1安打)
5 (左)和田  (4打数1安打1打点)
6 (右)イ・ビョンギュ (4打数1安打)
7 (捕)谷繁  (4打数1安打1打点)
8 (二)岩﨑達郎 (3打数2安打)
9 (投)川井 (0打数無安打)

【イニング経過】
<1回・広島> P・川井(中6日)
東出中スライダー投ゴロ、赤松中チェンジアップ空三振、
フィリップス内直球右中間二塁打、栗原外外れ四球、
2死一、二塁から、マクレーン外直球遊ゴロ

<1回ウラ・中日> P・前田健太
井端外スライダー三ゴロ、藤井外直球一ゴロ、
森野初球内直球打ち上げ一邪飛


<2回ウラ・中日> P・前田健太
ブランコ初球外スライダー三ゴロ、
和田外スライダー空三振、イ・ビョンギュ中チェンジアップ空三振


<3回・広島> P・川井
前田健太中入るスライダー三塁線突破二塁打、
東出投犠打も二走前田健太二三塁間で挟殺・その間東出二進、
赤松初球右足死球、フィリップス外外れ四球、
1死満塁から、栗原外直球逆らわず右前適時打(D 0-1 C)
1死満塁から、マクレーン内高め直球・
詰まりながらも中前落ちる適時打・川井早々KO(D 0-2 C)
P・山井
1死満塁から、廣瀬外フォーク空三振、
2死満塁から、小窪初球投返し山井弾くも井端バックアップ二封

<3回ウラ・中日> P・前田健太
谷繁初球一邪飛、岩﨑達郎外カーブ詰まるも遊撃内野安打、
山井初球投犠打、
2死二塁から、井端中スライダー打ち上げ三邪飛


<4回・広島> P・山井
中145キロ中飛、前田健太中スライダー三ゴロ、
東出フルカウントから四球、赤松外145キロ中飛

<4回ウラ・中日> P・前田健太
藤井外カーブ二正面ゴロ、森野中チェンジアップ拾って右前打、
ブランコ抜けたスライダー右中間大きなフライ、
和田外スライダー体勢崩され遊ゴロ


<5回ウラ・中日> P・前田健太
イ・ビョンギュ遊ゴロ、谷繁外低め直球見三振、
岩﨑達郎外スライダー合わせて中前落とすヒット、
山井初球外直球三ゴロ


<6回・広島> P・山井
廣瀬内スライダー左翼フェンス直撃二塁打、
無死二塁から、小窪外直球二ゴロも岩﨑達郎大きく弾いて中方向・
二走廣瀬生還=二塁強襲適時内野安打(D 0-3 C)
1死二塁から、内低めスライダー見三振
2死二塁から、前田健太2球目エンドラン・
内直球当てて中前抜けていく適時打(D 0-4 C)

<7回・広島> P・山井 中・平田
フィリップス中フォーク空三振、栗原外一杯直球見三振、
マクレーンストレート四球、廣瀬遊ゴロ6-4二封

<7回ウラ・中日> P・前田健太
ブランコ外カーブハーフスイング三振、
和田外直球投手足元抜く中前打、
イ・ビョンギュ初球外直球投返し中前打、
1死一、二塁から、
谷繁外スライダー拾い左前適時打(D 1-4 C)
1死一、二塁から、岩﨑達郎外スライダー空三振、
2死一、二塁から、
代打立浪高め浮いたカーブ・
しぶとく一二塁間破る適時打(D 2-4 C)

井端中高め直球中前打、
2死満塁から、平田外低めスライダー空三振


<8回・広島> P・河原
小窪外スライダー外れ四球、投犠打
P・高橋
1死二塁から、代打嶋外ボール球フォーク空三振
東出初球内直球浅い右前打、
2死一、三塁から、赤松内直球引っ張るも森野飛びつき三ゴロ

<8回ウラ・中日> P・横山
森野外外れ四球、ブランコ高いバウンド一塁オーバー右前打、
無死一、三塁から、
和田外低めスライダー二ゴロ二封の間(D 3-4 C)
1死一塁から、イ・ビョンギュ内フォーク空三振、
2死一塁から、谷繁初球外直球右邪飛・廣瀬前進キャッチ


<9回ウラ・中日> P・永川
岩﨑達郎外低め直球見て四球、代打小池投犠打、
井端フォーク高め浮き四球、
1死一、二塁から、平田外フォーク叩くも二ゴロ4-6-3併殺、
試合終了。


【ゲームレビュー】
追い上げ及ばず連敗

1点差まで追い上げたが及ばなかった。
先発の川井は3回1死満塁から
栗原マクレーンの連続適時打で2点を先制された。
6回には山井前田健太の中前打などで2点を失った。
広島は3連勝。前田健太は7イニング2失点で7勝目。
9回を締めた永川が27セーブ目。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


1点ビハインドで迎えた9回ウラ、
広島のクローザー・永川の不安定なところを攻め、
先頭の岩﨑達郎がフルカウントから粘って四球を選ぶと、
続く代打・小池がきっちり送って、得点圏へ。
さらに井端も四球を選んで、1死一、二塁。
前半は前田健太のテンポの良い投球に手こずりながら、
7回、8回としぶとく反撃して、追い上げを見せる打線。
連敗を避けるべく、ぜひとも続く
『2番打者のバット』で同点、逆転に結び付けたい。

しかしその2番に入っていたのは、途中出場の平田
藤井に代わって7回の守りからセンターに入り、
7回2死満塁では、前田健太の外への変化球に空振り三振
前夜、そして前の打席で凡退した悔しさを
この最後のチャンスで晴らしてほしい。
ところが、初球、2球目と真ん中ストレートに
タイミングが合わず、早々2ストライクと追い込まれると、
続く3球目、抜かれた外へのフォークに手を出すも二塁正面のゴロ
4-6-3と渡ってしまい、前日に続く好機でのゲッツー
反撃気運を一気にしぼませ、ため息に変えるゲームセット
お得意様・カープに4月最初以来のカード負け越し
しかも巨人とのゲーム差はさらに開いて、6ゲームに。
大事な時期での連敗、首位の背中がより遠ざかるものとなりました。


前夜の浜松で痛いカタチでの敗戦。
それを引きずらず、何とか地元で巻き返してほしいところでしたが、
スタメンを見たときに、えっ!と驚いてしまいましたね。
今季ここまでの116試合、『2番・二塁』
フルイニング出場を続けてきた荒木選手会長が、
左手首痛が原因と見られる体調不良により、初の欠場
ついに痛みがリミットを越えてしまったようですね。
不動のレギュラーが抜けた穴を埋めるべく、
2番に藤井を上げ、二塁に岩﨑達郎を起用しましたが、
よりによって、その『2番』『二塁』
ゲームのポイントが次々と結び付いてしまう始末。

「2番」においては、藤井打順を意識したのか、
らしくない打撃を繰り返し、平田と途中交代。
さらに平田も7回、9回と二度のチャンスで回るも、ともに凡退
あと一本の期待に応えることができずに終わると、
一方の「二塁」では岩﨑達郎が併殺プレーに参加するなど、
今季1軍公式戦では初となる守備位置で奮闘したものの、
6回無死二塁で、小窪の二塁ベース寄りのゴロを
グラブの土手に当ててしまい、大きく弾いての「タイムリーエラー」。

がんばれタツロー!記録こそ強襲ヒットには
なったものの、
「荒木だったら捕れていた」
思えてしまう悔しいミス。
それまでいて当たり前の
レギュラーの突然の離脱は、
想像以上にチームに
影響を与えてしまったように感じましたね。

ただこの代役3人と同じぐらい悔しい思いをしたのは、
ベンチには入っていた荒木自身じゃないかなと。
シーズンも30試合を切って、首位追撃に向けての大事な時期
そんなときにケガにより自分が出られない歯がゆさ
まあそれまでも治療しながら、出場していたものの、
出られないぐらいの痛みになってしまったのも確かですし、
状態によっては、今夜以降の出場も微妙なようですが、
ファンとしてはできるだけ状態を上げての復帰が望まれますね。
しかし荒木の復帰に望みを託してばかりでもいけない。
その穴を埋めるのも若竜たちにとっては、大きな任務
埋められれば目立てるわけですし、
チャンスと思って奮闘してほしいところですね。
まあ「初戦」こそ失敗に終わったものの、
次戦以降は各自が落ち着いて戦いに臨めるはず。
ぜひともベンチの、ファンの期待に応えるべく頑張ってほしいです。


それにしても、ここに来ての連敗はほんとに痛い。
特に今季の対戦では「競り勝ってきた」広島に、
「競り負けて」落とすのは悔しいですし、
計算外の事態で首位のマジックが減っていくのは辛いものですね。
まあ流れが悪いのは見ていても、分かりはしますが、
いつまでもそんな状態では、首位の背中が霞んでしまう。
そのためにも現状は、投手以上に打線の奮起を望みたいもの。
打って打って、「打つこと」で現状を打破する。
それが上昇への起爆剤になるんじゃないかと思います。
とにかくこのまま3タテを喰らってしまうようでは、
それこそ今季が「終了」に近づいてしまいます。
そのならないためにも3戦目必ず取って、悪い流れを食い止めること。
苦境を打破すべく9月初勝利、今夜こそは期待したいです。


★プレーヤーズ・ボイス(2日)

●川井雄太

<2イニング1/3を2失点で、4敗目を喫す。
3回、先頭の前田健太に左翼線二塁打を許した後、
死球、四球と制球を乱して傷口を広げ、1死満塁のピンチを招くと、
栗原、マクレーンに連続タイムリーを浴びてノックアウト。
球団記録の開幕11連勝を飾ったが、その後は5試合で勝ち星なしの4敗。
これまで4試合は、打たれながらも5回以上投げていたが、
今季最短KOで2軍落ちが濃厚となった。
生命線の制球が乱れて自滅した内容に、うなだれるしかなく>
「何もありません…」
(中スポ、スポーツ報知共同通信社スポニチ名古屋ニッカンデイリー


●山井大介
<4イニング2/3のロングリリーフを被安打4、奪三振4の2失点>
「ファームでもずっといい感じで投げてこられた。
今のところ中継ぎでもそれが出ていると思う。
今後もこれまで通り、変な色気は出さずにやっていくだけです」

<待っていた『イス』は突然空いた。
先発・川井が3回途中、早々とマウンドを降りた。
1死満塁。これ以上の失点は致命傷になる
厳しい状況が、かえって魅力を引き立てた。
広瀬を4球で三振。次の小窪は1球で遊ゴロに仕留めた。
140キロ台後半の速球、大きく曲がるスライダー…。
圧巻の5球で1点も許さずに、敵を静まらせて>
「あれ以上点は与えられなかったし、
開き直って谷繁さんのミット目がけて投げることしか考えてなかった」

<4イニング目に入った6回、廣瀬・小窪の連打と
前田健太の適時打で2点を失ったが、
1軍で長いイニングを投げるのは6月30日以来。
ブランクを感じさせないマウンドさばきには今後を期待させる。
落とせない戦いが続く中、先発ローテ再編の流れがある。
今月下旬、巨人との直接対決6試合が待っていて、
宿敵に最後に立ち向かえるのは誰か。今、見極められている。
2軍戦で試行錯誤しながら、地道に土台を固めてきた今は、
蓄えてきた力を出していくことに集中している>
「こういう状況でも、どんな状況でも、
しっかり投げていきたいということしか考えてないです」
中スポ

●高橋聡文
<8回に5日ぶりに登板し、失点を食い止める。
1死二塁で代打嶋を空振り三振に打ち取り、
東出には右前打されたが、赤松を三ゴロに仕留めて>
「代打で左も出てくるだろうと準備していました。
一戦一戦頑張っていくだけです」
(中スポ)


●谷繁元信
<7回1死一、二塁、左前タイムリーを放つ。
低めの難しいスライダーに体勢を崩されながらも、
食らいつくように左前に運んで>
「まずは1点がほしかった。
とにかく1点目が入ったということがよかったです」
カメラブログ、中スポ)

●立浪和義
<7回1死一、二塁、山井の代打で登場し、右前適時打を放つ>
「1打席、1打席が勝負。出たところで打つのがボクの役割。
あそこはファースト・ストライクから打っていこうと思っていた」

<カウント0-1からのカーブを積極スイング。
打球は高く弾み、執念が乗り移ったように一、二塁間を抜けていき>
「ちょっと打ち損じたのですが、
飛んでくれたところがよかったので、うまくつなげてよかったです」

<これで今季のヒットは17本目。
代打だけの数字としては07年に自身がマークした
23本の球団記録に迫る驚異の多さ。
荒木の欠場ショックが残る中、チーム一体の攻撃で
勝利へあと一歩と近づいたが、力を込めて>
「荒木の欠場は全員でカバーするしかないんです」
カメラブログ、中スポ)

◆3を永久欠番に 署名運動始まる(中スポ)
◆中日立浪の「3」永久欠番に…署名活動(ニッカン)
(今季限りの現役引退を表明している立浪背番号「3」
永久欠番とするための署名運動がこの日、
ナゴヤドーム隣接の矢田南デッキでスタート。
初日のこの日は約1300人の署名が集まった。
「中日の宝・背番号3を永久欠番にする会」は
ホームページを立ち上げて、署名を呼びかけ、
集まった署名は9月末をメドに球団に提出するという)

●井端弘和
<立浪が適時打を放ってなおも2死一、二塁、
カウント2-2から真ん中高めの141キロを
中前に弾き返して、前田健太を降板に追い込む。
それでも試合に敗れては表情は厳しく、明日に向けて口を結び>
「流れが悪いんで、何かを変えないと。
やっぱりチャンスで打つこと。打たないと変わらない」
(中スポ)

●和田一浩
<反撃した7回、先頭・ブランコが三振に倒れた直後、
フルカウントに追い込まれながら、外角のスライダーを中前に運ぶ。
前田健太が崩れ出すきっかけとなる走者となり、
8回にも内野ゴロで1点差に詰め寄る打点をあげたが、
広島に逃げ切りを許して喜べない>
「まあ、それは関係ないでしょう」
(中スポ)


●岩﨑達郎
<左手首痛とみられる荒木に代わって、
8番・二塁で昨年8月20日の横浜戦(横浜)以来のスタメン出場。
3回1死の第1打席、遊撃内野安打で今季初安打をマークすると、
5回2死には中前に落とす連続打席安打で、
1軍に初出場した昨年の倍のヒットをマーク。
1点を追った9回先頭ではこう念じて打席に入り、
フルカウントからファウル2つで粘り、永川から四球を選んだ>
「何が何でも出てやろう」

<しかし口を突いたのは6回の守備の反省。
無死二塁、小窪の中堅へ抜けそうな打球を
グラブに収めたかに見えたが、収まらなかった打球が
後方に転がり、必死の本塁送球が間に合わなかった上に
打者走者を二塁まで進めてしまった(記録は内野安打)。
自身のプレーで残った走者・小窪が4点目のホームを踏み、
その1点を結果的に追いつけなかっただけに悔いが残った>
「打つ打たないじゃなくぼくの場合は守りが大事。
記録はヒットだったが、一つアウトを取っておかないといけない場面」
中スポサンスポスポニチ名古屋

●藤井淳志
<荒木の欠場で今季初の2番に入る>
「(2番は)ミーティングで聞きました。特に驚きはなかったです」

<平常心で臨んだ試合だったが、内野ゴロ2つと三飛で3打数無安打。
7回の守りから平田に中堅を明け渡したが、前向きに話して>
「戸惑いはなかったんですが…。また切り替えて頑張ります」
(中スポ、ニッカン


●荒木雅博
<広島戦を欠場し、昨年8月29日の広島戦以来の
連続試合フルイニング出場が149試合で止まった。
左手首痛が原因とみられ、試合後は同個所に包帯を巻いて帰宅。
状態についてはこう話し、きょう3日以降は
当日の様子を見て、出場するかどうかを決める>
「そんなにひどくない。(出場選手登録)抹消はない。
大丈夫です。抹消されてないわけだから、出られる状態でいる」

<7月上旬に左手首を痛め、治療しながら試合出場を続けていたが
前日の広島戦で試合前の打撃練習を行わず、3打数無安打。
この日もウオームアップを終えてロッカールームへ下がり
打撃練習をしなかった。ベンチで戦況を見つめたが、唇をかんで>
「自分が出られない悔しさはありました。
次に出るときは後悔しないように頑張りたい。
明日(3日の出場は)は様子を見ながらですね」
中スポサンスポ時事通信12ニッカン


●小田幸平
<誰よりも早くナゴヤドームに訪れるのが本拠地での日課。
控え捕手の練習時間は異様に長い。
全体練習が始まる約1時間以上前にグラウンドに姿を現す、
アップ、打撃練習と汗を流していく。
練習中は田村コーチによる鬼ノックで汗だくに。
現状では谷繁、小山に続く3番手。
なかなか出番はないが、出場したとき
100%の力が出せるように日々訓練している>
「いつでもいける準備はしておかないといけないですからね」
(中スポ)


●落合監督
<荒木を欠いて、広島に痛い2連敗。
後半戦で初めてBクラス相手の3連戦に負け越し、
巨人とは7月15日以来の6ゲーム差。その背中が遠のいて>
「こんなもんだ。何か一言あればいいんだろ」
(中スポ、サンスポスポーツ報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(2日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
広島-中日 22回戦
(2日・広島東洋カープ由宇練習場)
 D 040 501 001 = 11
 C 000 100 000 = 1
[勝] 長峰(20試合6勝1敗1S)
[D本] 野本1号満塁
[Dバッテリー] 長峰、伊藤準規、菊地、鈴木、赤坂 - 前田、田中
公式サイト・戦評

○野本圭
<ウエスタン・広島戦(由宇)に
『3番・左翼手』で先発出場し、5安打4打点の大活躍。
まずは1回に左翼線二塁打を放つと、2回には中前打。
そして圧巻は4回無死満塁で迎えた第3打席。
岸本から放ったセンターへの打球は、
鞘師が背走しジャンプするが及ばず、そのままラバーを直撃。
大きくダイヤモンド方向に跳ね返る間に、本塁まで駆け抜け、
ウ・リーグ史上4本目となるランニング満塁本塁打となった>
「(ランニングホームランは)生まれて初めてです。
犠飛にはなるかと思ったんですが、意外に伸びました」

<勢いはまだ止まらず、6回は右前打、9回は三塁への内野安打で、
1、2軍含めてプロ入り初の1試合5安打。
8月8日に出場選手登録を抹消されてから、この日の試合前まで
15試合で.195(41打数8安打)だった打率は.277まで一気に跳ね上がった。
これをきっかけに巻き返していく決意>
「今はとにかくがむしゃらにアピールして、また上(1軍)で頑張りたい。
調子も良くなってきているので、これからも頑張ります」
中スポサンスポニッカン


○福田永将
<2軍に戻っているが、フリー打撃である調整法をしている。
バントよりも両手の幅を少し狭く構え、バスターをする。
不振に陥るたび、繰り返しているという>
「高校時代から大事にしてきた調整法です。
上半身と下半身のバランスが崩れていると
感じた時にするようにしているんです」

<7月7日に初打席初本塁打し、鮮烈なデビューを飾ったが、
その後は苦難が待っていた。7月は11試合に出場して11打数3安打。
31日には死球を受けたブランコと交代して途中出場する
大きなチャンスを手にしたが、2打席とも三振に倒れた。
このころから毎日のようにバスターで修正してきたが、
8月になっても復調の兆しは見えず、6試合5打数無安打。
16日、ナゴドで2軍の試合に出た後、そのまま登録を抹消された。
不振の原因は自分なりに理解し、調整法には自信を持っている。
8月18日以降、この日までに2軍で9試合に代打出場。
9打数2安打1打点と一時のどん底からは少しずつはい上がりつつある。
ウ・リーグ優勝争いの中、つかみたいのは復調へのきっかけ>
「(不振の原因は)体の開きが早くなっていたんです。
でも、バスターで構えて練習すれば戻るんです。
普通の構えではまだまだなんですけれど」
(中スポ)

2009年9月 2日 (水)

谷繁W200を飾れず、チェン誤算浜松で痛い一敗。

9月に入り、今季のペナントレースもいよいよ佳境。
首位・巨人を4ゲーム差で追う2位・ドラゴンズは、
今季得意とする広島を迎えての3連戦からのスタート。
しかし年の一度の公式戦となる浜松球場での初戦は、
3回谷繁通算200号となる本塁打で先制したものの、
5回にチェンが捕まり、今季広島戦初失点となる2点を献上。
それでも6回ブランコ・和田の連続適時打で勝ち越したものの、
直後の7回チェンが踏ん張れずに再逆転を許す始末。
ベテランのメモリアルを飾れず、痛い一敗を喫したドラゴンズ
首位と5ゲーム差に開き、再び自力優勝が消滅することとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 19回戦
(1日・浜松球場 | 中日14勝5敗)
11502人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日
[敗] チェン(18試合7勝3敗)
[D本] 谷繁6号
[Dバッテリー]
チェン、浅尾、ネルソン - 谷繁

◇対広島19回戦・スタメン
1 (遊)井端  (3打数1安打)
2 (二)荒木  (3打数無安打)
3 (三)森野  (3打数無安打)
4 (一)ブランコ (3打数無安打)
5 (左)和田  (4打数1安打1打点)
6 (右)平田  (4打数1安打1打点)
7 (中)藤井  (4打数無安打)
8 (捕)谷繁  (2打数1安打1打点)
9 (投)チェン (2打数1安打)

【イニング経過】
<1回・広島> P・チェン(中6日)
東出外直球三邪飛、赤松内スライダー引っ張り三直、
フィリップス中スライダー詰まり遊ゴロ

<1回ウラ・中日> P・今井啓介
井端中高め直詰まり一ゴロ、荒木外スライダー空三振、
森野初球内直球詰まり左飛


<2回ウラ・中日> P・今井
ブランコ中カーブ弱い右飛・廣瀬前進スライディングキャッチ
和田外スライダーハーフスイング三振、平田外スライダー遊ゴロ


<3回・広島> P・チェン
小窪中スライダー左前打、石原詰まり三ゴロ・小窪二進、
今井粘るも中スライダー空三振、
2死二塁から、東出外スライダー中飛

<3回ウラ・中日> P・今井
藤井内直球中飛、
谷繁中高め直球振り抜き打った瞬間・
左翼席飛び込む本塁打
(通算200号)(D 1-0 C)

チェンど真ん中直球投返し中前打、井端低め外れ四球、
荒木2球目・今井フォークすっぽ抜け暴投・走者それぞれ進塁、
1死二、三塁から、荒木外低め一杯見三振・ガックリ
2死二、三塁から、森野外直球叩きつけ一ゴロ・1点止まり


<4回・広島> P・チェン
赤松中スライダーバット折れ三ゴロ、
フィリップス中直球振り遅れ三振、
栗原外フォーク投返し中前打、マクレーン外フォーク右正面フライ

<5回・広島> P・チェン
廣瀬中直球詰まり中飛、小窪内直球引っ張り左前打、
石原高め直球投返し中前打、今井初球投犠打、
2死二、三塁から、東出外スライダー強烈投返し・
チェングラブに当てるもバウンド変わり右中間転がる2点適時打・
連続無失点27イニング目で止まる(D 1-2 C)

<5回ウラ・中日> P・今井
藤井遊正面ゴロ、谷繁中入るスライダー見三振、
チェン内スライダー叩きつけるも遊ゴロ・あっさり


<6回ウラ・中日> P・今井
井端外高めスライダー遊オーバー左中間ヒット、
荒木初球投犠打、森野ストレート四球、

P・
1死一、二塁から、ブランコ内シュート・
詰まりながらも中前落とす同点適時打(D 2-2 C)

1死一、三塁から、和田初球内シュート・
これまた詰まりながら中前運ぶ勝ち越し適時打(D 3-2 C)

1死一、二塁から、平田外スライダー投ゴロ1-6-3併殺・追加点奪えず

<7回・広島> P・チェン
廣瀬初球中低め入る直球引っ張りライナー左越え本塁打(D 3-3 C)
小窪中沈むフォークハーフスイング三振、
石原スライダー抜け四球、代打シーボル外高めつり球空三振、
2死一塁から、東出外低め直球・左中間運び適時二塁打(D 3-4 C)

<7回ウラ・中日> P・青木勇人
藤井平凡二ゴロ東出ファンブルエラー、
谷繁初球投犠打
(通算200犠打達成)、
P・小松
代打立浪外直球叩くも遊正面ゴロ・藤井三進、
2死三塁から、井端外直球バットの先遊ゴロ


<8回・広島> P・浅尾
フィリップス低め直球外れ四球、
栗原外高めフォーク三遊間抜くヒット、
無死一、二塁から、マクレーン浮いた外直球・
左中間オーバー適時二塁打(D 3-5 C)
無死二、三塁から、廣瀬内直球あっさりと右犠飛(D 3-6 C)

<8回ウラ・中日> P・横山
荒木セーフティバント打ち上げ捕邪飛、
森野外カーブ泳いで一ゴロ、ブランコ中フォーク空三振


<9回ウラ・中日> P・永川
和田外直球伸びるも中直、平田内直球フェンス際左飛、
藤井外高め直球三ゴロ、試合終了。



【ゲームレビュー】
チェンが踏ん張れず、逆転負け

いずれもリードしている場面で打たれた。
5回は2死二、三塁から東出に逆転の2点打。
7回は廣瀬に同点ソロのあと、
2死一塁から東出に左中間へ勝ち越し二塁打を許した。
6回、ブランコ・和田の連続適時打で
ひっくり返したが、あとが続かなかった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン


3回、谷繁の節目となる通算200号アーチで先制し、
5回、チェンがコンパクトに連打され、
ついに広島戦今季初失点を許したものの、
6回、走者を出してからの投球が甘くなった今井を攻め、
チャンスを作ると、代わったから
ブランコ、和田が詰まりながらの連続適時打で再び勝ち越し。
ところが7回にチェンが捕まり、廣瀬の一発と、
東出のこの日2本目のタイムリーで、2点を勝ち越されると、
8回には、マウンドが合わないのか、制球が今一つの浅尾
甘い真っすぐを叩かれ、ダメ押しの2点を献上。
そのまま逃げ切られ、お得意さま痛い一敗を喫することになりました。


中盤まではシーソーゲームの展開でしたが、
6回ウラ先頭で飛び出した廣瀬の一発
それがゲームの流れを変えたのではないかと思いますね。
直前の攻撃で味方の援護をもらったチェン
チームも勝ち越し、あと3イニング踏ん張ってというところでしたが、
初球、真っすぐを見事に叩かれ、レフトスタンドへ。
あっという間の同点劇はしぶとい攻撃をしていた
広島打線を奮起させる効果があったと同時に
投げたチェンには、かなりのショックを植え付けたような。
それにしても、あまりにもスーッとボールが中に入ってしまい、
打ちごろのボールになってしまったのが、残念でしたね。
その他の場面においても、この日のチェンは、
慎重さに欠け、安易なボールが多かったよう。
同点にされた後の、7回2死二、三塁での東出に対しても、
せっかく早めに追い込んだに関わらず、
2-0からの3球目、真っすぐが甘く中に入ってしまう。
前回登板の巨人戦同様に、要所で出てしまった制球の甘さ
またしても出た左腕の「若さ」が、痛い一敗へと繋がったような。

浜松ではコイ釣れず…。まあ前回の対戦で
ようやくカード13連敗を止めた広島
対戦成績こそ
一方的ながら、
「このままでは終わらない」という
粘りも随所に目立ちましたが、
受けた谷繁のコメントにあった
「そろそろ投球というものを覚えていかないといけない」。
それがすべてだと思います。
自分のボールを信じて投げ込むだけでは、勝ち星は積み重ねられない。
パワーピッチにプラス、うまい駆け引きによって相手を翻弄する。
左のエースの座を確立するための新たな課題となるでしょうね。
ただそれを習得できた際には、チェンという投手が、
今まで以上にさらにスゴい存在になるのは確か。
そうなれるかは、今後の本人の勉強次第でしょう。

プロ初先発など思い出の地・浜松での勝利はお預けとなりましたが、
来年以降登板する際には、より成長した姿を披露してほしい。
またその一方で、今季自己ワーストタイの4失点の悔しさを糧にして、
次回登板では再びスキのない投球を見せてほしいと期待したいです。


★プレーヤーズ・ボイス(1日)

●チェン・ウェイン

<7イニング7安打4失点で3敗目を喫す。
7回2死一塁、東出を2球で追い込み、
あとはボール球を交えてゆっくり料理すればよかったが、
3球目、直球が打ちごろの高さに入ってしまった。
投手有利のカウントからの一つのコントロールミスが、
左中間への決勝の適時二塁打という高い代償を払うことにつながり>
「谷繁さんはボールのところに構えていた。
それなのに真ん中へいってしまった」

<安易にストライクを投げすぎた。
5回は1死から小窪、石原にいずれもカウント2-0から
安打を打たれ、続くピンチで東出に逆転の2点適時打。
今季広島相手に27イニング目にして初めて点を失った。
失敗を繰り返す。味方が再逆転した直後の7回には、
先頭・廣瀬の初球、真ん中の直球を同点本塁打された>
「自分の気持ちの問題です。
せっかく逆転してくれたのに、甘い球を打たれた。
もっと慎重に投げなければいけなかった。
谷繁さんにも言われましたが、もっと意識しないと、勝てない」

<今季、広島相手には『無敵』だった。
3試合で計22イニングで無失点と、完全に圧倒。
こう言って無欲を強調していたものの、
どこかに『スキ』があったのかもしれない>
「相手はどこでも関係ない。いつかは点を取られる」

<それにしても『浜松』で勝てない。
プロ初先発した05年8月4日のヤクルト戦は、4回途中4失点でKO。
昨年7月28日の横浜戦でも5イニングで5点を失って敗れている。
そしてこの夜『3度目の正直』にも失敗した。
ナゴヤドームと比べると、浜松のマウンドはやや傾斜が緩め。
相性の悪さを自覚しつつ、すべての責任を背負い込んだが>
「それは関係ありません。ここで勝てないのは自分のせいですよ」

<防御率トップを快走する左腕が、まさかの今季ワーストタイの4失点。
広島戦での2年越しの連続無失点イニングは『31』で止まり、
自身の連勝も『5』でストップ。出直しを誓って>
「まだまだ勉強することが多いです。
次回の登板は今回のようなことがないよう、
なんとか切り替えて頑張っていきたいです」
カメラブログ中スポ中日新聞サンスポ
おおさか報知時事通信ニッカンデイリー


●谷繁元信
<3回1死の第1打席、変化球2球で0-2となった後の3球目、
初対戦の今井の141キロ高め直球をジャストミートし
メモリアル弾となる先制6号ソロを左翼席に放り込む。
プロ21年目のベテランは個人の記録よりも
試合の流れを引き寄せたことを喜んで>
「打ったのはストレート。
何とか先制したかったので、先制できてよかったです」

<さらに1点を追う7回無死一塁で迎えた第3打席で
投前にキッチリ転がす送りバントを決めて通算200犠打も記録。
200アーチはプロ野球94人目で、200犠打は29人目。
パンチ力と小技を兼ね備えた名捕手が
コツコツ積み重ねてつかんだ偉業となったが、
勝利には結びつかず、唇をかみしめて>
「チームが勝てたらよかったんですけどね」

<通算200本塁打と通算200犠打。
長打力と小技の2つの記録を達成した選手となると、
高木守道氏(中日)、石毛宏典氏(福岡ダイエー)に続く3人目となるが>
「長くやっているからね
でも、数字は周りの人が評価してくれるものだし、
自分としては『これだけ打ったんだ』って思うぐらいですよ」

<節目の2つの記録に到達したが、
試合後、自らの記録についてはほとんど語らず。
7回4失点で降板、3敗目を喫したチェンへの注文を口にして>
「(チェンは)これからピッチングを覚えていかないといけないね」

<8回に浅尾がマクレーンに適時打を許し、
これで6試合連続、外国人に打点をあげられている。
打率.276、34本塁打、104打点が、『外国人』との成績。
(登録上日本人扱いの巨人・ラミレスも含む)
外国人にどうも分が悪く、しかも手痛い一発をよく浴びるが>
「外国人はチームの中軸だから、完ぺきに抑えるのは難しいです。
でも『投げきる』ことができていないのはあるかな…。
甘く入れば、打たれる。
ミスをゼロにすることはできませんが、いかに少なくするか。
ボクも投手もお互いに考えなきゃいけないと思っています」
カメラブログ中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
共同通信社時事通信スポニチ名古屋ニッカン


●浅尾拓也
<1点ビハインドの8回から、2番手で登板したが、
フィリップスを歩かせ、栗原につながれた無死一、二塁から、
マクレーンに左中間を破られると、廣瀬にも犠飛を許し2失点。
2安打、2四球のすべてを反省して>
「打たれたのは全部、甘い球でした。何とかしないといけないです」
(中スポ)

●マキシモ・ネルソン
<9回にマウンドに上がったが、次回に望みをつなぐ快投をみせる。
東出を二ゴロの後、赤松、代打嶋を連続三振。
敗戦の中の明るい光に、復調への手応えを得ている様子>
「力のある球が投げられたからね」
(中スポ)

●トニ・ブランコ
<6回1死一、二塁、代わった直後の林から同点の中前適時打。
浜松のファンに4番の仕事を見せたが、最後は負け試合になってしまい、
うつむいて球場を後に。この借りはナゴヤドームで必ず返す>
「とにかくランナーをかえそうと集中していました」
(中スポ、サンスポ

●和田一浩
<ブランコの同点打が飛び出してなおも6回1死一、三塁、
林のシュートを初球打ちで中前に運ぶタイムリー。
これで3試合連続の打点となって>
「ランナーが三塁にいたので、楽な気持ちで打席に入りました」

<5回まで谷繁の一発による1点だけに抑えられた
広島先発・今井については言葉を濁して>
「何とも言いようがないです」
カメラブログ中スポ

●井端弘和
<6回、カウント2-1からファウル2つで
フルカウントまで粘ると、最後は外角高めのスライダーを中前打。
6回の反撃に火を付けた。この日3打数1安打で、打率.310。
首位打者争いでは、巨人・小笠原に抜かれ、4位に交代したが>
「まあ、頑張りますよ」
(中スポ)

●森野将彦
<150キロの速球があるワケでも、
特別な変化球があるワケでもないのに、なぜか崩せない今井について>
「普通の(タイプの)ピッチャーだと思いますよ」
中スポ

●石嶺打撃コーチ
<過去9試合中、6戦で初対決の先発投手に黒星をつけ、
強かったはずの打線が『初もの』の今井に苦戦>
「打ち損じたり、(打球が)正面に行ったりしたところがあった」

<最近は「初もの」に加え、もう一つ共通して『若もの』に苦戦している。
8月以後、高校出4年目までの投手とは6度先発で対戦。
東京ヤクルト・由規が3度、広島の前田健太、齊藤、そして今井。
この6試合、のべ6人のトータル防御率は2.01と抑えられている。
どんどんストライクを投げ込んで来た22歳の今井について>
「(ボールを待って)見すぎずに
もう少し積極的にいっても良かったかもしれない」
中スポ


●荒木雅博
<この日、フリー打撃のグラウンドから姿を消し、
ロッカールームでは左手首にアイシング。
しかし話す顔は決して落ち込んではいなかった。
7月上旬に痛めた左手首が時々うずく。
そんなときは無理に練習すると、試合に響いてしまう。
ゲームに出るための前向きな練習ストップ。
この日もきっちりスタメンに名を連ねたが、
レギュラーとして出続けるためには時にはこんな思い切りも必要>
「きょうはバッティングなしです」
(中スポ)

●立浪和義
<7回、敵失でもらった1死二塁の同点機に、チェンの代打で登場。
狙いすました一振りのはずが、遊撃正面のゴロ。悔しそうに振り返って>
「バットの先っぽだった」

<浜松球場でプレーするのはこれが最後。
帰り際にはスタンドから大きな声援を送ってくれたファンに
申し訳なさそうに、バスに乗り込んで>
「(オープン戦や公式戦以外にも)
キャンプもやったし、お世話になったグラウンド。
感謝しています。最後に1本打ちたかったけれど」
(中スポ)


●岩﨑達郎
<試合中のベンチで選手がいる場所はだいたい決まっている。
最も外野よりの最前列が定位置。
交代する選手のキャッチボールの相手をしたり、
投手の代理でネクストに立ったりでベンチの外にいる時間も長いが、
ベンチ内から声を出すポジションはいたってここだ。
実はこの場所、自身にとってはありがたみのある場所。
すぐ近くに立浪がベンチ内の『定位置』を置いている。
ゆえに時として大先輩からありがたいアドバイスがもらえることがある。
8月14日~16日の東京ヤクルト戦、中日の守りで声を出していると、
後ろから見守る立浪から声を掛けられたという>
「(立浪さんから)『福地のネクストバッターズボックスを
よく見ておけよ』と言われました」

<福地はゆっくりバットを振っていたが、
部分的に残るわずかな疲労や体幹の微妙なずれを漏らさず把握。
昨年の盗塁王にして.320の打率を残した好打者が
自分と共通したルーティンワーク。その重要さを改めて学んだという。
ベンチで立浪から金言をもらえる時間も刻々と少なくなっているが、
チームの優勝争いとともに自身の成長のためにも、
このシーズン終盤はとても大事な時間となっている>
「福地さんのしていることが自分と同じように見えたんです、
あの振り方で、自分の体の状態が細かくチェックできるんです」
(中スポ)

●小林正人
<勝負の9月がやってきた。中継ぎ左腕はこう誓う。
昨年はほぼ1軍で過ごしたが、肝心のペナント終盤、
9月18日に登録抹消。同28日に10日できっちり戻り、
巨人とのCS第1戦で勝利投手になったものの、
不在の期間があったことが納得できなかった。
今年は開幕の登録から漏れ、4月24日に1軍昇格。
最初か抜けているだけに、締めくくりはしっかりしたい>
「(今年は)最後まで1軍へ」
(中スポ)

◆勝崎コンディショニングコーチ
<ファームを襲ったインフルエンザ禍を受けて、
中日が取っている対策は徹底している。
まず、移動中に全員が着用しているマスクがすごい。
米国労働安全衛生研究所の定める性能基準で
粒子捕集効率が95%以上と認められた製品で
値段も1枚あたり約200円と、マスクとしてはかなり高価。
医療従事者が感染防御のために使うこともある優れもの。
加えて選手、関係者には1人1本ずつ体温計が配られているとか。
毎朝体温をチェックして、記録している。
短時間で計測できるタイプで、さほど負担にもならないという。
幸い1軍は感染禍から逃れているが、感心顔で>
「やっぱりお金かかってるわ」
(中スポ<ドラ番記者>


●落合監督
<今季初。チェンについての質問にも、
無言のまま、帰りのバスに乗り込む>
「…」
(中スポ)


記録備忘録。(1日)

谷繁
は広島19回戦(浜松)の3回に、
今井から6号本塁打を放ち、通算200本塁打を達成した。
プロ94人目。初本塁打は横浜大洋(現・横浜)時代の
1989年5月27日、対ヤクルト9回戦(柏崎)の5回に尾花から。
また7回には送りバントを決め、プロ29人目の通算200犠打を達成。
初犠打は89年7月1日の中日12回戦(横浜)の9回に郭源治から。
通算200本塁打・200犠打の両方を達成したのは、
高木守道(中日、236本塁打・200犠打)と
石毛宏典(福岡ダイエー、236本塁打・218犠打)に続いて3人目。
時事通信毎日jp


若竜トピックス(1日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
広島-中日 21回戦
(1日・広島東洋カープ由宇練習場)
 D 000 420 311 = 11
 C 000 120 002 = 5
[勝] 佐藤充(10試合6勝1敗)
[D本] 堂上直倫2号2ラン
[Dバッテリー] 佐藤充、齊藤、佐藤亮太 - 田中、前田
公式サイト・戦評

○堂上直倫
<ウエスタン・広島戦(由宇)に『7番・三塁手』で先発出場し、
先制2ランを含む3安打3打点の活躍。
4回無死二塁。カウント1-2から
広島先発・佐藤剛士の4球目を左翼芝生席へ運んだ。
7月4日の阪神戦以来約2カ月ぶりの一発の今季2号。
また5回2死二塁から中前適時打を放ち、ここでも勝負強さを発揮。
7回1死一、二塁では右前打を放ち、
約2カ月ぶりの1試合3安打以上の『猛打賞』を記録した。
スタメン復帰を果たした8月25日のオリックス戦から5試合連続安打。
好調を持続してチームの勝利に貢献していく>
「先取点がほしい場面で打てたのはよかったと思います。
結果が出ているのでこの調子で頑張っていきたいと思います」
中スポ

○佐藤充
<7イニングを8安打1四球3失点に抑え、今季6勝目。
走者を背負っても粘りの投球で要所を締めて>
「(きょうは)テンポが悪かったので、次はテンポ良くしっかり投げたい」
(中スポ)

2009年9月 1日 (火)

勝負の9月、竜投三本柱プラス山井でコイ料理。

レギュラーシーズンも残り29試合
首位に4ゲーム差と逆転優勝へ望みをつなげるドラゴンズ
勝負の9月最初の戦いは、浜松、ナゴヤドームで
今季14勝4敗と相性の良い広島と相対します。
この日ナインは、投手陣と一部野手が浜松球場で調整。
負けられない戦いが続くなか、『貯金ウイーク』としたいところ。
先発が予想されるチェン、川井、さらに追撃の起爆剤と
期待される山井など、ナインの声を集めました。

ドラゴンズトピックス(31日)

◇チェン・ウェイン

<きょう1日からの広島3連戦、第1戦先発が予想される。
この日は浜松球場に隣接するサブグラウンドで軽めの調整。
感触を確かめるため、実際に立ってみた浜松のマウンド。
その記憶がよみがえる。昨年7月28日、浜松での横浜戦。
5イニング5失点で敗戦投手になった。
もっと前の05年。唯一の先発が浜松だった。
8月4日のヤクルト戦、3イニング2/3で4失点。
リーグ防御率1位を走る左腕からは想像しにくいKOだった>
「地方だし、やばいですよ。
ここ(浜松)では打たれてるイメージしかないです。
何で打たれてるのか、理由は自分でも分かりません。
打たれているイメージは忘れて、自分の投球をしたい」

<そんな過去の傷によく効きそうな薬が赤ヘル軍団。
今季の広島戦は22イニング無失点を継続中。
好相性などという生やさしいものではない。
調子も良く、浜松の苦い思い出も消えそう>
「今は真っすぐがいい感じで投げられている。
調子が悪くてもゲームの中で修正して、
悪くても7回を3失点以内に抑えたい。
最少失点に抑えて、チームが勝てるように。
まだ優勝のチャンスはあるし、全部勝つつもり」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋

◇川井雄太
<あす2日の第2戦の先発予想。
今季の広島戦は3試合で2勝1敗。
対戦防御率1.17はセ・リーグ相手ではベストの数字。
開幕11連勝のあと3連敗だが、苦戦の中でも手応えがつかめてきた>
「状態は良くなっている、という感じはあります」

<練習に遠投をとり入れるなど、投球フォームにメスを入れ、
地道な積み重ねが手応えにつながってきた。
週前半の先発のイには、1つの意味がある。
今月下旬に巨人との直接対決が6試合。
さらにその先、クライマックスシリーズの先発の座を
得られるかの試金石にもなる>
「それもあると思います」
中スポ

◇吉見一起
<3日の広島第3戦の先発予想。
8月25日に誕生した長男に白星を届ける構え。
父親になって最初の登板だった8月27日の巨人戦は、
7イニング4失点で敗戦投手となった。
第1子誕生まではずいぶん気をもんだが、今では落ち着いた。
広島戦は3勝負けなし。今度は『お父さん』が頑張る番>
「無事に生まれてよかったです」
(中スポ)


◇山井大介
<8月28日に2カ月ぶりに1軍復帰し、
翌29日の東京ヤクルト戦でいきなり4年ぶりのセーブを挙げる。
この日は浜松球場でピックアップ練習に参加。
岩瀬、河原の両ベテランと休養日だった小笠原を除く
すべての投手が参加した練習で、
生き生きと若手を引っ張ったのが最年長31歳の右腕。
にこやかに若手と話しながら、
ランニングやキャッチボールにじっくりと汗を流した。
『本職』は先発だが、リリーフとしての適性も十分。
29日は150キロを超える速球と鋭い変化球で相手を牛耳った。
もともと投げるタマはどれも一級品。
短いイニングで出し惜しみなく力をぶつければ、
相手にとって攻略は困難だろう>
「先発なら150キロをずっと投げるというワケにはいかないでしょう」

<連投も歓迎。これまでに連投は6度経験しているが、
いずれも連投した試合は無失点に抑えている。
昨季は肩やひじの故障に苦しんだが、こうきっぱり>
「不安はありません。
今季はランナーを置いた場面でのピッチングを特に意識してきた」

<もちろん現在の先発陣が調子を崩せば、すぐにカバーできる。
もともとシーズン終盤、ポストシーズンでの強さは折り紙付き。
リリーフに先発に縦横無尽に暴れ回ってチームを快進撃に導く覚悟>
「言われたところで、どこでも投げますよ」
中スポ


◇浅尾拓也
<ここまでチーム最多の53試合に登板しているが、
ラストスパートへ燃えている>
「疲れ? それを言っている場合ではありません。一戦一戦です」

<セットアッパーとしての責任感に揺るぎはない。
28日の東京ヤクルト戦では乱調の岩瀬からバトンを受け、
今季初セーブを記録。今や竜のブルペンを支える屋台骨>
「誰にでも調子が悪いときはあります。
そういうときにしっかり投げられるようにしたい」
(中スポ)

◇岩瀬仁紀
<守護神にとっては恵みの『連休』となった。
前日は2回で降雨ノーゲーム。
ブルペンで準備を始める前に終わり、この日も休養日。
2日続けて左腕を休めることができた。
3試合連続救援失敗というまさかの不調が続いたが、
上向きの手応えがあるのは確か>
「一番悪かった時期よりは良くなっている」
(中スポ、ニッカン


◇森バッテリーチーフコーチ
<浜松球場で行われた投手陣の調整を見守る。
『お得意さま』相手に貯金を増やす自信を見せて>
「(巨人に)3連敗はしたけど、ウチにだって3連勝できる力はある。
先発でも中継ぎでもいける投手もいるしな」

<3試合連続で救援に失敗している岩瀬を、
シーズン終わりまで守護神として継続起用する考えを示す。
長年の勤続疲労に重ねて疲労のたまるシーズン終盤だが、
2軍調整によるリフレッシュ期間などを設ける考えはない。
幾度も厳しい状況下で投げながら復調してきた左腕の経験を信じる>
「抹消するのは簡単だけど、
今まで何回もそんなことがあって、それを乗り越えてきたんだから。
あんだけやってりゃ、どこかで疲れも出てくる。
前と比べりゃ、ずっといいだろ」
スポニチ名古屋ニッカン


◇平田良介
<打撃好調な若竜がさらに勢いに乗りそう。
浜松はゲンのいい舞台。球場のイメージを問われて>
「オープン戦ですけど、去年(08年3月12日)
(埼玉西武の)グラマンから本塁打を打ったことですかね」

<狭い球場では持ち前のパンチ力も生きる。
この日は浜松球場でフリー打撃に汗を流した。
8月16日の1軍合流以降、5度の代打起用で5打数3安打。
ノーゲームとなった30日の東京ヤクルト戦では
約2カ月ぶりにスタメンに名を連ね、安打も放った。
存在感は着実に増しているが、気を引き締めて>
「センターにライナーを打つことを心がけるだけです。
狭いとか考えないようにします」
中スポ

◇藤井淳志
<出身地・豊橋は浜松から新幹線・こだまで1駅。
東海道本線でも約30分とほど近い。
4月28日、『地元凱旋』した東京ヤクルト戦では
3打数無安打だっただけに、『準地元』の試合では巻き返しを期待>
「豊橋の時みたいにチケットを手配したりはないですけど、
地元の知人がちょこちょこ来ると思いますよ」
(中スポ)

◇英智
<フリー打撃で徹底して右打ちを練習。
練習の終盤に打撃ケージに入ると、右方向へ流し打ち。
独特の『英智節』を残して、球場を後に>
「人生右打ちですよ」
(中スポ)

◇和田一浩
<データ好きのドラ番が、ひそかに注目している記録がある。
中日は目下、移動したその日に試合する『移動ゲーム』7連勝中。
選手にとってキツく、昨年は6勝9敗と苦手にしていた移動ゲーム、
それが今年は通算でも9勝2敗と好調。
移動疲れもなく快勝を続ける理由をベテランに聞くと。
ちなみに次回の移動ゲームは
甲子園からナゴヤドームに移動する11日の東京ヤクルト戦>
「たまたまでしょ。特に対策もないし。でも知らなかったよ。
それよりそんなこと調べたら、つぎ負けるかも」
(中スポ<ドラ番記者>


◇小山桂司
<現在、新しいミットを模索中。
ドラゴンズブルー一色の新しい相棒を探している。
現状のミットは北海道日本ハム時代から使っているもの。
外側が白で日ハム時代の背番号『37』と球団の『F』のロゴが入る。
身も心もドラゴンズブルーに染まっているはずなのに、
手元のミットは日本ハムのまま。
もちろんベストプレーのために、道具を選ぶから仕方ないが
それでもすまないと思う気持ちが心に存在し続けている>
「せっかく出してもらった時にもミットにまだ『F』が入ってる。
やっぱり違和感がありますよ。
球団関係者のみなさんには面白くない部分もあるだろうし」

<新しい相棒をつくるには開幕前から着手。
最初の試作モデルが到着したのは4月。
当時バッテリーエラーを頻発させて悩んでいたこともあり、
現状のミットより2回りほど大きめのサイズを希望。
「何でも捕れる魔法のミット」と呼んで、
5月中旬まで型作りをしていたが、使っているうちに、
やはり大きすぎるのが気になり、手に馴染まず諦めることに。
今度は小さめのサイズで試作品を発注。やっと届いたという>
「あと少しの感じですね。まだサンプル段階だけど、
メーカーの人にも何度も何度も迷惑をかけられない。
もう少し試行錯誤は続きますけど」

<主に2番手捕手として開幕からここまでずっと1軍を通してきた。
思い描くのは手の先まで青一色で
尊敬する落合監督の胴上げに参加する自分の姿>
「早く青いミットで出られるようになりたいですね。
シーズン中に何とか間に合わせたい」
(中スポ)

◇立浪和義
<この日、広島戦に向けて浜松市内の宿舎に移動。
勝負の9月に向けて体調を整えた。
レギュラーシーズンは残り29試合。
しかも現役最後の球場が続いて行く。
中日の主催ゲームが多い浜松も最後。
浜松のファンに勝利に導く一打を披露したいところ>
「カウントダウンは始まっていますが、
いまはリーグ優勝しか頭にありません。
月末の巨人戦まで食らいついて、何とか巨人を倒して優勝したい。
クライマックスシリーズを勝ち抜いて日本一になりたい。
皆さんの声援がすごく力になるので、応援、よろしくお願いします」
(中スポ・立浪の『氣』より抜粋)


【ドラゴンズ・今週の日程】
1日(火) 対広島 (18:00・浜松球場)
2日(水) 対広島 (18:00・ナゴヤドーム)
3日(木) 対広島 (18:00・ナゴヤドーム)

5日(土) 対横浜 (18:00・HARD OFF ECOスタジアム新潟)
6日(日) 対横浜 (15:00・HARD OFF ECOスタジアム新潟)

<ファーム>
1日(火) 対広島 (12:00・広島東洋カープ由宇練習場)
2日(水) 対広島 (12:00・広島東洋カープ由宇練習場)
3日(木) (対広島 予備日)

5日(土) 対福岡ソフトバンク (12:30・ナゴヤ球場)
6日(日) (対福岡ソフトバンク 予備日)


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
前週は奪首を意気込んで臨んだ巨人との直接対決で
まさかの3タテを喰らい、自力Vが消滅するはめとなったものの、
週末の神宮で苦手・東京ヤクルトに連勝。
守護神・岩瀬の連日の救援失敗など、不安もありますが、
森野が好調、井端、ブランコらに復調気配、
投手陣では山井が復帰と、連敗ショックを振り払えたうえに、
勝負の9月に向けてのいくつかのプラス要素も。
阪神に負け越し、マジックが消滅した巨人とは4ゲーム差。
今月中盤以降に組まれる直接対決6試合に向け、
依然として負けてはいけない試合が続いていくことでしょう。

そんななか、9月最初の一週間は、
きょう1日からは浜松で1つ、ナゴヤドームで2つ、
今季14勝4敗と大きく勝ち越している広島と、
さらに週末は新潟でこれまたカモにする横浜との2連戦。
地方球場でのゲームもいくつかありますが、
追撃のためにも『お得意様』を大切にしたいところですね。
気になる先発予想は、初戦から
チェン-今井啓介、川井-前田健太、そして吉見-大竹の順。
巨人叩きのためにあえて組んだ『竜投三本柱』
そのまま利用して、コイ料理に結び付けていくもよう。
ただ場合によっては、一人余る週末の先発投手や、
オールマイティーに使える山井などをうまく駆使して、
相手をかく乱させるのもいいかもしれません。
ただそんなことをしなくても、3投手ともに今季の広島戦は好相性
まあ思う存分持ち味を出してもらい、
それぞれが牛耳ってくれればいいなとも思います。

それにしても、ここに来て
『逆転Vの起爆剤』と期待されているのが、
今朝の中スポ1面にも大きく出ていた、山井ですね。
インフルエンザ禍だったファームからあえてピックアップ。
先週末の東京ヤクルト戦から合流した右腕ですが、
29日の復帰登板は、印象的なマウンドに。
長峰に代わって昇格したこともあり、
ブルペンで肩をつくるのはネルソンとともに一番最初。
しかし守護神の乱調で追いつかれた9回、コーチの指示で
すぐさまブルペンで用意し始めたのが、この右腕
復帰直後ながらそれだけの期待、そして信頼を感じましたね、
そしてブランコの一発などで、2点を勝ち越した延長10回、
約2カ月ぶりに登板すると、実に見事なピッチング
時に抜群だったのが、力のある真っすぐ
神宮のガンが次々と表示する150キロオーバーには、正直驚きました。
あの日本シリーズの登板などから
スライダー、フォークのイメージも強かった山井ですが、
それを覆すかの剛球ぶりに、改めてその力を感じた次第。
遅れてきた右腕への頼もしさを大いに感じたマウンドでしたね。

9月の秘密兵器。ファームでは先発として、
結果を残していた山井ですが、
現状6人の投手が
安定している先発陣なだけに
なかなか上がれないかなとも思いましたが、
良い感じで昇格させ、
しかも良いタイミングで起用。
うまく輪の中に加えられたのは、
投手陣において大きいでしょう。
しかも中継ぎ・セットアッパーとして使えるというのもさらにヨシ。
河原-浅尾-岩瀬勝利の方程式にも
シーズンの疲れが出ている時期だけに、うまくカバーしてほしい。
今回の広島戦でもブルペン待機の予定だそうですが、
立ち上がり、また代わり端さえ乗り切れば、
それなりの投球ができるだけに、今週も好投を願いたい。

レギュラーシーズンは残り29試合
厳しい戦いが続く9月ですが、勝ちを重ねていくためにも
ぜひとも自慢の投手力を駆使し、お得意様に取りこぼさないこと。
そして猛チャージをかけてくれることを期待したいところです。

2009年8月31日 (月)

神宮降雨ノーゲーム、竜に恵みの雨自力Vも復活!

終盤詰め寄られながらも、
辛くも東京ヤクルトに連勝したドラゴンズ
今季初のカード3タテも十分に考えられた
夏休み最後の神宮球場でのナイトゲームでしたが、
試合開始と共に本格的に降り始めた
弱まることもなく、さらに強くなるばかり。
2回を終えたところで審判団が集まり、ゲームを中断。
そのまま続行不可能と判断され、降雨ノーゲームとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 21回戦
(30日・明治神宮野球場 | 中日8勝12敗)
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日              
ヤクルト              
(2回ウラ終了降雨ノーゲーム)
[D本] なし
[Dバッテリー]
中田 - 谷繁

◇対東京ヤクルト21回戦・スタメン
1 (遊)井端  (1打数無安打)
2 (二)荒木  (1打数無安打)
3 (三)森野  (1打数1安打)
4 (一)ブランコ (1打数無安打)
5 (左)和田  (1打数無安打)
6 (右)平田  (1打数1安打)
7 (中)藤井  (1打数無安打)
8 (捕)谷繁  
9 (投)中田  

【イニング経過】
<1回・中日> P・石川
井端外一杯直球見三振、荒木中直球打ち上げ一飛、
森野内シュート投返し中前打、
ブランコ内低めスライダー空三振


<1回ウラ・東京ヤクルト> P・中田(中6日)
福地内直球遊ゴロ・井端グラブ当てるも捕れず内野安打、
田中浩康投犠打、
青木初球内直球一塁強いライナー・ブランコジャンピング好捕、
ガイエルフルカウント外フォーク見送られ四球、
2死一、二塁から、宮本内高めカット空三振

<2回・中日> P・石川
和田内カット遊直、平田中高めカット投返し中前打、
藤井初球外スクリュー三ゴロ5-4-3併殺


<2回ウラ・東京ヤクルト> P・中田
畠山外低めカット三ゴロ、川島慶三内直球バット折れ二飛、
相川粘るも中低めフォーク遊ゴロ

雨が強くなり審判団下がり試合中断
11分間の中断後に降雨ノーゲーム。

【ゲームレビュー】
ノーゲーム 降雨のため

2回ウラ終了後、降雨のため、11分間の中断後にノーゲームとなった。
2回まで互いに無得点だった。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


きょう31日に関東地方に上陸すると言われる台風11号
それでもこの日の昼間は、
弱い雨が降ったり止んだりという感じだったので、
ゲームが消化できていない東京ヤクルト側としては
多少の雨なら決行し、せめて5回までやりたかったようですが、
その雨量多少どころじゃありませんでしたからね。
ここ数年、神宮観戦になると雨に降られっぱなしの自分が見ても、
さすがにこれじゃできないよなあと思いましたし。
まあ悪い予報も出ているのなら、
もっと早く中止を判断できないかとも思いますが、
花火を上げたりするなど、いろんな兼ね合いもあったのでしょう。
ただどしゃぶりの中、とんでもないゲームを続けるよりは、
早い段階で中止を決めてくれたのはよかったのでは。
まあ現地観戦のファンにとっては、悪天候なうえに
残念な結末にはなりましたが、これも屋外観戦ならでは。
ただくれぐれもお風邪を召さぬよう、ご注意ください。

ノーゲームとなってしまったことで、
イニング経過こそ記しましたが、戦評はなし。
それでも久々にスタメンで起用され、
ヒットを放った平田にとっては残念な中止だったかも。
連続打席安打も続いているようですし、
結果こそ残らないものの、良い感触を残してほしいなと。
また2イニングを無失点に抑えた中田
悪天候の中のマウンドとなりましたが、まずまずだったのでは。
今週末の3連戦は、新潟での2連戦となることで、
朝倉、小笠原、そして中田のローテ3人のうちの1人が
先発を飛ばされるか、中継ぎスタンバイとなりそう。
よって中田の次回登板はいつになるかはわかりませんが、
2イニング33球では疲れも残らないでしょうし、
その辺はヨシと考えてもいいんじゃないかと思います。


いいなあ、傘があって。ところで、この日の雨天中止
チームにとっては
「恵みの雨」の要素が強いようですね。
ただでさえ、今季の中止は
ここまでわずか1試合。
珍しく12球団一
日程消化が早くなっているドラゴンズ
このままいけば、10月4日に
早々とレギュラーシーズンが
終了してしまいます。
先日、10月の日程が発表されたときに、
ポストシーズンまで
間隔が空いてしまうのが、
ちょっと嫌だなと感じていましたが、
この雨でそれもいくらか解消できそうですね。

逆転優勝を成し遂げるにしても、
このまま2位に終わったとしても、CSを迎えるのは確実。
日程が空いてしまうことが、調整に影響を与えるのは、
過去のポストシーズンが示してしますし、
1試合でも実戦を詰めるのは、チームにとって大きいでしょう。
また関東ドラゴンズファンとしては、
立浪公式戦ファイナルを、神宮で見られる可能性が浮上。
普段は10月まで必ずあった神宮でのゲーム、
このまま8月で神宮の試合を終えるのは、
いくらか不満だったので、自分的には歓迎の中止に。
まあわがままは別として、思わぬ休養に加えて、
首位・巨人阪神に敗れたことで
自力優勝が復活したことも、うれしいかったですね。
ゲーム差も4ゲームといくらか詰まりましたし、
9月を迎えるにあたり、気を締め直すにはまさにヨシと。


夏休み最後のゲームが雨で流れたものの、
この8月を15勝10敗と勝ち越して終えることとなりました。
星取りを見ると、首位攻防で3タテを喰らったのが痛かったですが、
疲れも出てくるなか、頑張った方じゃないかなと思います。
そしてあすからは、ついに勝負の9月
東京ドーム、そしてナゴドで残す巨人との6試合、
さらに大型連休中の9連戦と、厳しい戦いが続いていきます。
立場的には決して優位ではないですが、
一戦一戦大事に戦い、できるだけ首位との差を詰めていくこと。
浜松、新潟と地方でのゲームから始まりますが、
実りの秋を迎えられるよう、ナインのここぞでの踏ん張りを期待。
もちろんその奮闘ぶりをしかと見守っていきたいと思います!


▽プレーヤーズ・ボイス(30日)

◇中田賢一

<初回、内野安打と四球などで
2死一、二塁のピンチを招いたが、宮本を空振り三振。
2回は三者凡退に打ち取り、投球に好感触を得た直後の中止決定。
前回登板で今季初完封を飾った勢いをそがれるノーゲーム。
調子が出てきて、そのまま投げ続けたいのが本音だろうが、
打者を封じても、天候に勝てない。前向きにとらえて>
「1回はランナーを出したけど、2回はいい感じで投げられて、
これから良くなっていくかな、と思った矢先に…。
残念ですけど、この雨なら仕方がないです。
疲れという意味では、4回までやって中止になるより
良かったかなと思います」

<投げた球数は『33』で済み、肩をムダに使うことも抑えられた。
前回23日の横浜戦は1年ぶりの完封勝利。無失点は継続させた
この日の2イニングは記録から消えるが、好感触は消えない>
「次回はどこで投げるか分からないですけど、
いい感じで投げられたらいいなと思ってます」
中スポサンスポ


◇平田良介
<『6番・右翼』で6月28日の広島戦(ナゴド)以来、
実に2カ月ぶりにスタメンに名前を連ね、2回1死に中前安打。
カウント1-1から石川の真ん中高めのカットボールを
振り抜いて二遊間を楽々と破った。
ノーゲームとなってしまえば記録には残らないが、
痛烈な一打は、存在感を際立たせることになったはず。
降りしきる雨の中で響かせた快音を振り返って>
「いい感じで振れました」

<試合成立なら4打席連続安打となっていた一打。
それだけに雨で流れたのを残念がっているかと思いきや、
自身の好調をキープできていたことを再認識。
表情はいたって明るく、笑顔で球場を後にして>
「雨は仕方がないです。ピッチャーを相手に
ミックス(速球と変化球を混ぜた投球)の
フリーバッティングをしたと思えばいいですからね。
いい練習になったと思います。後々につながりますよね」
中スポ

◇森野将彦
<1回2死で放った中前打が幻となったが、明るい表情で球場を後に。
左腕との対戦は27日の巨人戦の8回に山口と相対して以来。
左腕から続けて安打できたことに手応えを感じていたよう>
「左対左は久しぶりだったからね」
(中スポ)

◇トニ・ブランコ
<前日の打のヒーローが、この日は守備でスタンドを沸かす。
1回1死二塁、青木の右方向への痛烈な当たりを、
ジャンプして手を伸ばし、ミットの先で好捕。上機嫌で球場を後に>
「明日以降にもつながる守備を見せられたね」
(中スポ)

◇井端弘和
<31日は試合がなく『連休』となるため、雨天ノーゲームを歓迎>
「今日は(2イニングで)そんなに体力も使ってないし、
あした(31日)も休めるんで、良かったんじゃないですか。
ボクにとってはいい雨になりました」
(中スポ、スポニチ名古屋

◇荒木雅博
<それぞれに受け止め方が違うこの日の降雨ノーゲームだが
自身にとっては8月に終わりを告げたことに意味があった。
次戦は9月1日の広島戦(浜松)、『ミスターセプテンバー』の出番>
「9月? 自信があるわけじゃないけど、
いい成績を残しているというのは知っています。
頑張らないといけませんね」

<8月が嫌いなわけじゃないが、9月に真価を発揮してきた。
落合政権が発足した04年以降、
チームは常に優勝争いを演じてきたが、大事な9月で好成績。
04年こそ打率.284も、05年から3年連続で3割以上をマーク。
リーグ優勝した06年には.404厘を記録した。
しかも5年連続で1本ずつではあるが本塁打も記録している。
昨年は.214と大ブレーキで終わったが、原因は分かっている>
「(北京)オリンピックでかなり疲れていたというのがありますね。
まったくバットが振れなかったんで」

<さらに慢性的な左肩痛も打撃に影響していたのは確実。
逆に今年はその左肩を完治させて、打率.277の成績を残してきた。
体調面については万全であることを強調。
勝負の秋に力を発揮する選手会長とともに、巨人を猛追する>
「疲れはあるけど、問題ないです。
9月に成績がいいのは、プレッシャーのかかる試合で
吹っ切れる、というか、あれこれ考えずに
いくところがいいのかもしれませんね」
中スポ


◇和田一浩
<2回ウラ終了後、降雨ノーゲームとなったが、
この日流れた試合が10月10日以降に組まれる見込み。
ドラ番から流れた試合がどこに入りそうかを説明をされると、
目を輝かせ、熱弁をふるう>
「そりゃ絶対にいいことですよ。
試合はないより、ある方がいい。間違いないことです。
なかったために、ボクがどれだけ痛い目にあったことか…。
15ですよ、15!」

<現時点の中日は10月4日(対阪神・甲子園)が最終戦。
現状の順位にしたがえば、中12日をあけて
17日にクライマックスシリーズ第1ステージが開幕する。
これは休養過多であり、調整不十分の原因となりうる。
ところが流れた試合が10日に入れば、中6日と万全での出陣に。
自身が振り返った『痛い目』や『15』とは、
2002年の日本シリーズを指す。
その年の西武は9月25日でリーグ戦を終えたが、
日本シリーズの開幕は、実に中30日の10月26日。
2軍の教育リーグなどで必死の調整をしたものの、
結果は巨人にまさかのスイープを許し、
自身もよもやの15打数無安打に終わった。
空白だった10月第2週に、ポツンと入るうれしい実戦。
まさしく恵みの雨となりそう>
「投手のことを考えれば、もう1試合くらいある方がいいんでしょうけどね。
試合がないと、ペナントレースでやってきたことが見事にリセットされて、
ゼロになっちゃうんです。野手は(1試合だけでも)助かりますね」
和田ブログ「優勝目指して!!」、中スポ

◇谷繁元信
<チームはこの日まで12球団で最も多い115試合を消化。
雨天中止は、4月14日の阪神戦(甲子園)のみ。
選手たちも約4カ月ぶりの雨天中止を歓迎して>
「たまにはいいんじゃない? CSまで空くよりは」
ニッカン

◇立浪和義
<試合前、二塁手の位置でノックを受ける。
普段は遊撃、三塁でノックを受けるが、この日はあえて二塁に。
99年、神宮でリーグ優勝を決めた試合では
二塁手としてウイニングボールをキャッチ。
代打専任ながら精力的に汗を流して>
「球場への感慨? そういうのではなくて、いつも通り動いておかないと」

<現役最後の神宮球場になるはずだったが、まさかの降雨ノーゲーム。
99年にリーグ優勝を決めた思い出の球場でのラストゲームは
10月に行われる。ファンの声援に包まれながら笑顔で球場を後に>
「まあ、この雨じゃ仕方ないね。
それにクライマックスシリーズのことを考えたら、
10月に試合があるのはいいことじゃないのかな」
(中スポ、ニッカン

◇川相内野守備走塁コーチ
<実戦勘の心配があったが
10月10日以降に1試合できることになったのは朗報>
「(CSまで)あきすぎるよりはいい」
スポニチ名古屋

◇森バッテリーチーフコーチ
<順調に日程を消化しすぎたため10月4日の今季最終戦から
CSまで中12日も空いてしまい、実戦感覚の麻痺が心配されていたが、
この雨は日程上も好都合。雨にぬれながらも笑みを浮かべて>
「日程が空いていたからよかったんじゃないか」
ニッカン


◇浅尾拓也
<セットアッパーに定着して以後、安定した成績を残してきたが、
8月15日、25日と救援に失敗し、2敗を喫した。
調子のキープに必死になっている>
「原因を探すのは難しいです。
調子が悪くても抑えられることがあるのに、
調子が良くても打たれることがある」

<守護神・岩瀬の不調も登板に影響を与えている。
28日の東京ヤクルト戦ではKOされた岩瀬の後を受け緊急登板。
登板状況が『岩瀬の前』という固定ではなくなったが、
結果を出さなければ、チームの勝敗を左右する立場。
考えながら、経験を積み重ねている>
「何とか投球を安定させたい」
(中スポ)

◇山井大介
<今季、一つのテーマを持ってマウンドに登っている。
シーズン開幕を目前に控えた3月には意を決したようにこう語っていた>
「真っすぐにこだわってみようと思うんです。
もともとボクは真っすぐで押す投手。
もう一度それを思い出して、真っすぐを磨き直したい」

<入団時は剛速球投手として鳴らしたが、ピッチングは年々成熟し、
スライダーやフォークを巧みに使うようになった。
一方で自身にはジレンマが。シーズンではこれまで6勝が最多。
昨季は故障の影響もあって登板2試合に終わった。
もう一度初心に帰り、直球にこだわる必要性を感じ固く決意>
「あの(07年の)日本シリーズの試合もボクにしては変化球が多かった。
もっと真っすぐ主体で抑えられるようなピッチングをしないといけない」

<『直球を磨く』というシンプルな課題に解決への近道はない。
2軍で再調整を強いられた間、地道な反復をブルペンで積み重ねた。
2カ月ぶりの登板となった前日の試合では、
最速152キロを記録。受けた谷繁が手放しで称賛。
本来の投球を取り戻した右腕が竜投の『ジョーカー』になる>
「練習から指先にしっかりかけることを考えています」
(中スポ)


◇落合監督
<巨人が敗れたため、自力優勝が復活。
降雨ノーゲームが『追い風』になりそう。
雨の降りしきる神宮の三塁側ファウルゾーンを
ロッカールームへ引き返しながら、こう話して>
「お前ら(報道陣)はいいなあ、みんな傘があって」
(中スポ、スポーツ報知


若竜トピックス(30日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-阪神 21回戦
(30日・ナゴヤ球場)
 T 011 100 000 = 3
 D 020 000 001 = 3
(規定により引き分け)
[D本] なし
[Dバッテリー] 岩田、伊藤準規、長峰、金剛 - 小川、清水将海
公式サイト・戦評

△中村公治
<ナゴヤ球場での阪神との首位攻防第3ラウンド。
1点を追う土壇場の9回1死一、二塁、金剛の代打で登場。
久保田の投じた5球目の内角低め真っすぐを振り抜き。
バットを真っ二つに折られながらも、打球は三遊間を抜けていった。
敗戦の危機から救う左前への同点適時打。
意地の一振りで阪神のマジック点灯を阻止。
首位攻防の1、2戦は3番でスタメン起用されながらも
2試合連続の無安打。3戦目はベンチスタートとなったが、
起用に見事応えてみせた。安堵の表情を見せて>
「後ろにつなげることを考えていた。
いい結果になってよかったし、大事なところで1本出てよかった」

<今季1軍では5月15日の横浜戦で
サヨナラ勝ちにつながる犠打を決めているが、出場はまだ4試合。
7月初旬には次男・海翔(かいと)君が誕生し責任感が増した。
自身、そして家族のために1軍再昇格に向けてアピールを続けていく>
「チームが阪神と競っているこういう状況だし、チーム内の競争も激しい。
使ってもらったときに精いっぱいやって、ファームで結果を残して、
もう1回(1軍に)呼んでもらえるようにやっていきたい」
中スポ

△辻2軍監督
<中村公治に期待を込めて>
「最近打撃の状態はよくなかったけど、
(初球は)真っすぐを待っていてフォークをファウル。
初球から積極的だったし、(適時打は)詰まっていたけどよく打った。
これをきっかけにしてほしい」
中スポ


△伊藤準規
<5回から2番手で登板。
1イニングを投げ、無安打1四球無失点と好投。
また2死から庄田に四球を与えた6球目に、
147キロの自己最速を更新する148キロをマーク。
2死一塁から盗塁を許して得点圏に走者を置いても動ぜず、
4番・バルディリスには真っ向勝負。
フルカウントから146キロの真っすぐで左飛に打ち取った。
要所でしっかりと抑えて、手応えを口に>
「緊迫した試合で投げて0点に抑えられたので次につながります」

<前回登板した28日の首位攻防初戦では、
コントロールミスもありプロ初失点を許した。
この日は前回の反省を踏まえ、キャッチャーの要求通りに
投げることをテーマにマウンドに上がったという。
期待の新人右腕は、登板ごとに成長している>
「きょうはバランスがよかった。
バランスを意識していけば球速は自然と出ると思う。
これからもそれを意識してやっていきたい」
中スポ

△小林投手コーチ
<4イニングを投げ、1本塁打を含む4安打3失点。
5月10日の福岡ソフトバンク戦以来、プロ入り2試合目、
約3カ月半ぶりとなる久々の先発起用となった岩田をかばって>
「(2回)2死から(岡﨑に)四球を出して
失点につながったのはよくないけど、
不運(味方のお見合いによる二塁打)もあったから。
まずまずの投球だったと思う」
中スポ


△堂上剛裕
<右肩を痛め戦列を離れていたが実戦復帰。
7回1死から長峰の代打で登場し、四球を選んで出塁。
16日のオリックス戦以来2週間ぶりの出場に気合を入れ直して>
「(右肩は)もう大丈夫です。
スタメンで出られるように、しっかりやっていきたい」
中スポ

2009年8月30日 (日)

ブランコ岩瀬救う決勝弾、延長でツバメに連勝!

森野の3試合連続本塁打などの活躍もあり、
苦手・東京ヤクルトに敵地で勝利。
首位攻防で食らった連敗を止めたドラゴンズ
残暑厳しい神宮球場での第2戦は、終盤二転三転の展開。
1点リードの9回ウラ、前夜乱調だった守護神・岩瀬
この日もつかまり、青木の犠飛で同点に追いつかれると、
延長10回、逆に相手クローザーのイム・チャンヨンを攻め、
主砲・ブランコの35号などで2点を勝ち越し。
最後は復帰登板となった山井が締めて、4季ぶりのセーブ。
心配要素こそありつつも、ツバメに連勝となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 20回戦
(29日・明治神宮野球場 | 中日8勝12敗)
23532人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R
中 日
ヤクルト
[勝] 岩瀬(49試合2勝3敗36S)
[S] 山井(8試合2敗1S)
[D本] ブランコ35号
[Dバッテリー]
小笠原、河原、浅尾、岩瀬、山井 - 谷繁

◇対東京ヤクルト20回戦・スタメン
1 (遊)井端  (3打数1安打)
2 (二)荒木  (5打数無安打)
3 (三)森野  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ (5打数2安打1打点)
5 (左)和田  (5打数1安打1打点)
6 (右)イ・ビョンギュ (4打数無安打)
7 (中)藤井  (4打数1安打1打点)
8 (捕)谷繁  (3打数1安打)
9 (投)小笠原 (1打数1安打1打点)

【イニング経過】
<1回・中日> P・由規
井端外高め直球中前抜けるヒット、
荒木外直球遊ゴロ6-4-3併殺、森野外153キロ空三振


<1回ウラ・東京ヤクルト> P・小笠原(中6日)
川島慶三内スライダー二ゴロ、福地内直球詰まり三ゴロ、
青木内低め直球手が出ず見三振

<2回ウラ・東京ヤクルト> P・小笠原
ガイエル外スライダー完ぺき捉え・
右翼スタンド飛び込む本塁打(D 0-1 S)
宮本外高め直球空三振、
畠山内直球伸びなし左飛、田中浩康外カーブ遊直

<3回・中日> P・由規
藤井内直球詰まり二ゴロ、谷繁ストレート四球、
小笠原投犠打、井端外スライダー外れ四球、
2死一、二塁から、荒木中直球二正面ライナー


<3回ウラ・東京ヤクルト> P・小笠原
相川外スクリューボテボテ一ゴロ、
由規外直球見三振、川島慶三外力んで四球、
福地2球目・川島慶三二盗もウエスト悠々アウト

<4回・中日> P・由規
森野低め外れ四球、
ブランコ外スライダー右翼線切れそうな飛球・
ガイエル追うも落球=エラー
無死二、三塁から、
和田外直球右方向二ゴロの間(D 1-1 S)
1死三塁から、イ・ビョンギュ粘るも内スライダー遊ゴロ、
2死三塁から、
藤井外スライダー投返し中前抜ける適時打(D 2-1 S)
谷繁粘り外外れ四球、
2死一、二塁から、
小笠原初球中高め直球・
積極的に叩き一二塁間抜く適時打(D 3-1 S)

井端外外れ四球、
2死満塁から、荒木外直球高いバウンド遊ゴロ・ややブレーキ


<4回ウラ・東京ヤクルト> P・小笠原
福地内スライダー空三振も谷繁後逸振り逃げ=小笠原暴投、
青木二塁右抜くヒット、
無死一、二塁から、ガイエル外高め直球空三振、
1死一、二塁から、宮本外直球二正面ライナー二走戻れず併殺

<5回ウラ・東京ヤクルト> P・小笠原
畠山外スクリューとらえ・
ライナーセンターバックスクリーン直撃本塁打(D 3-2 S)

<7回・中日> P・由規
荒木中直球右翼フェンス際飛球・
ガイエルダイビング好捕・荒木ハードラック


<7回ウラ・東京ヤクルト> P・小笠原
ガイエル外直球痛烈ライトライナー・
イ・ビョンギュ背走ジャンピング好捕、
宮本内直球詰まりながら左前落ちるヒット、
P・河原
畠山外直球左翼フェンス際飛球、
田中浩康初球・谷繁捕逸・宮本二進、
2死二塁から、田中浩康内スライダー打ち上げ中飛

<8回ウラ・東京ヤクルト> P・浅尾
相川外スライダーうまく合わせて右翼線落とすヒット・代走野口
飯原初球前浅尾けん制・続けてけん制野口戻れずタッチアウト、
飯原149キロファウルチップ三振、川島慶三外スライダー二ゴロ

<9回・中日> P・五十嵐
谷繁三遊間抜くヒット、
代打小池投犠打・五十嵐腰痛め降板(500試合登板)、
P・押本
1死二塁から、井端外フォークスイング取られ三振、
2死二塁から、荒木外フォーク空三振


<9回ウラ・東京ヤクルト> P・岩瀬 中・英智 右・藤井
福地外スライダー・右越えフェンス大きく跳ね返る三塁打、
無死三塁から、青木初球外スライダー高々中犠飛(D 3-3 S)
代打デントナ中高めスライダー空三振、
宮本外シュート遊ゴロ・岩瀬2試合連続救援失敗・延長戦突入

<10回・中日> P・イム・チャンヨン
森野中フォーク空三振、
1死から、
ブランコ外低めスライダー・
弾丸ライナーレフト中段飛び込む勝ち越し本塁打(D 4-3 S)

和田外直球センターオーバー二塁打、
代打立浪外直球中飛・和田タッチアップ三進、藤井敬遠、
2死一、三塁から、
谷繁初球直球・すっぽ抜け
背中を通過する暴投・和田生還(D 5-3 S)


<10回ウラ・東京ヤクルト> P・山井 右・英智 中・藤井
畠山外スライダー二直、
田中浩康初球中スライダー一塁ミット強襲ヒット、
代打ユウイチ中フォーク空三振、
志田フルカウント中直球打ち上げ捕邪飛、試合終了。


【ゲームレビュー】
延長で競り勝ち 東京ヤクルト戦2カード続けて勝ち越した

10回、ブランコが勝ち越しのソロ本塁打。
さらに相手ミスで1点を加えた。
1点リードの九回、岩瀬が打たれて同点に追いつかれ、延長に入った。
山井は2005年以来のセーブ。東京ヤクルトは4連敗。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


日程が順調に消化されていることもあり、
自分にとっては今季最後となる神宮球場での生観戦
三塁側・内野B指定席での観戦となりましたが、
前夜に続いて、守護神・岩瀬がリードを守れず、
土壇場で同点に追いつかれ、延長戦に突入するイヤな展開。
しかし相手守護神のイム・チャンヨン
その岩瀬を上回るような不調ぶり
延長10回、先頭の森野が空振り三振に倒れたものの、
このところややスランプ気味だった主砲・ブランコが、
イムの投じた2球目、外角スライダーを弾き返すと、
弾丸ライナーでレフト中段へ持っていく勝ち越し弾
起死回生の一発にレフトスタンドが一気に沸きましたね。
さらに和田のヒットと立浪の中飛、そして藤井敬遠で
2死一、三塁のチャンスを迎えると、なんと今度はまさかの暴投
谷繁への初球、内への直球が大きく抜けて背中を通過。
三塁から和田が生還して、ダメ押しともいえる2点目を追加。
このリードを、前日に1軍再昇格を果たし、
約2カ月ぶりの1軍マウンドとなった山井が守って、試合終了。
またしてももつれた展開になりながらも、
何とか競り勝ち、今季初となる神宮球場での連勝
お立ち台には一振りで勝利を決めたブランコが立ち、
「感謝」の言葉を口にすることとなりました。


先発の小笠原が二発こそ浴びたものの、
7回途中までしっかり投げ抜き、良い仕事
さらに河原-浅尾とつないで、最後の締めはもちろん岩瀬
前日は2安打2四球1暴投と乱調で、
まさかの交代指令を受けたものの、
すぐさまもらった舞台でリベンジを果たしてほしい。
この日のブルペン投球を自分も見つめていましたが、
これといって悪くはなさそうだとも感じてましたし、
きっちりやり返してくれるだろうと期待しましたが、
代わり端、先頭の福地にフェンス直撃のスリーベースを許すと、
続く青木に初球を叩かれ、あっさりと同点
福地の当たりが二塁打だったら、
こうはならなかったかもしれませんが、
ただともに、飛ばされてましたね
福地にしろ、青木にしろ一歩間違えれば、スタンドインの可能性も。
ともに宝刀・スライダーを叩かれてのものですが、
球威・キレが本来とはかけ離れているんでしょうね。
後続を抑え、何とかサヨナラは免れた岩瀬でしたが、
さすがに2試合連続救援失敗はショックだったはず。
しかし相手のイム・チャンヨン同様、
シーズン50試合近く投げていれば、疲れがあるのは当然。
こういうシーンもあってもおかしくはないのですが、
そうはない両軍の守護神がともに打ち込まれるのを見て、
改めてこの稼業の難しさ、厳しさを感じたゲームとなりました。


岩瀬の早い機会での復調が待たれますが、
その岩瀬を救ったブランコ勝ち越しのソロ

これぞ主砲の一撃!延長10回に飛び出した
値千金の一発でしたが、
改めて、ブランコのスゴさを
体感させてもらいました。
クリーンアップでは森野の好調、
和田の復調のウラで、
主砲スランプぶり
やや気になるところでありましたが、
この日はついに
指揮官のメスが入ったようで。
試合前の練習で直々にアドバイスをもらうと、
練習時間の終了時には黙々とティー打撃
ちょうど自分が球場に入り、練習を見ていたときに
ブランコがケージの裏でティー打撃で振り込んでいましたが、
その必死さに、何とかこの練習がゲームにおいて、
好結果に結びついてほしいと、願ってしまいましたね。
まあ自分の願いはさておき、落合指導が実っての決勝弾
ナゴドでの一戦に続いてのイム・チャンヨン討ちでしたが、
今回は勝利につながっただけに、その喜び格別でしょう。
やはり巨人追撃に向けて、その打棒は欠かせぬもの。
ぜひともこれをきっかけに、さらなる上昇気流を描いてほしいです。


競り合いを制して、敵地で連勝
巨人のマジックは1つ減ってしまいましたが、
岩瀬の状態こそ心配ながら、
チーム的には再び前を向きはじめたのではないでしょうか。
そして早くも今季最後となるであろう神宮でのドラゴンズ戦
朝から風が強い関東地方、天気予報雨マークですが、
行われた際は、ぜひとも取って3タテを食らわせてほしいですね。
相手はエースを立ててくるでしょうが、
前回結果を出した中田再びの好投を期待。
選挙の動向を気にしつつ、ドラゴンズもしっかりチェックしたいです。


☆ウィナーズ・ボイス(29日)

◎トニ・ブランコ

<延長10回、左越えに勝ち越し本塁打>
「(ナイスバッティングでした)
(日本語で)アリガトウゴザイマス。
(あの場面、どんな気持ちで打席へ)
とにかくあの打席ミートを心掛けていました。
(イム・チャンヨンは)いい投手ですし、
防御率もいい投手なので、とにかくミートを心掛けた
ホームランとなりました。神様のおかげです。
(6試合ぶりのホームラン、久々の感触は)
芯ではなくて、ちょっと(バットの)前の方で打ったんですけども、
うまく飛んでくれて、スタンドまでいってくれてよかったと思います。
ちょっとの間、スランプでしたけど、
まあ今日打ててよかったと思います。
(試合前に落合監督直々の指導・アドバイスがあったが、
その辺も大きなヒントになった)
今日だけでなく監督から一年中いつもアドバイスをもらっています。
自分は(来日)1年目でまだまだやらなきゃいけないことが
いっぱいありますけど、第一に神様、そして2番目に落合監督、
みなさんに感謝しています。ありがとうございます。
(3連敗の後の連勝、明日からのゲームに向けてひと言)
まだまだ先、長いですけど、みんなで
バッターもピッチャーも力合わせて頑張っていきたいと思います。
みなさん(応援)よろしくお願いします!」


<延長10回1死、相手は東京ヤクルトの守護神・イム・チャンヨン。
実は前回16日の対戦で9回1死から同点ソロ本塁打を放っている。
初球はスライダーを空振り。そして2球目、
甘く入った『スライダー』を弾丸ライナーで左翼スタンドに突き刺した。
一塁を回ると、右手を空に突き上げ、喜びを爆発。読み通りの打撃に>
「あのとき(16日)はストレートを打ったんだ。
だから、今回は変化球で攻めてくると思っていたんだ。
イムのようないいピッチャーから打ててうれしかったよ。
このところ打てていなかったが、
チームの勝利につながる本塁打が打てて気持ちがいいよ」

<落合監督による『魔法』も効いた。
8月の月間打率がこの試合まで.207と落ち込んでいた主砲に、
試合前、ケージの裏でマンツーマン指導、主な内容は構えだったよう。
ビジターチームの練習時間が終わるまで汗だくになってバットを振り続けた。
アドバイスに耳を傾けた結果、トップの位置を少し上げる構えに変えた。
その途端、6試合ぶりの一発が生まれた>
「いままではしっくりこなかった。
自分がいい感触で構えられるように変えてみた。
監督の言葉通りにやってうまくいったよ」

<後半戦に入って打撃の調子が格段に落ちた。
5回に放った左前打は4試合ぶりの安打。
この決勝本塁打も6試合、26打席ぶり。
直前のカードの首位巨人との直接対決では、
4番の調子の違いがそのまま結果に表れてしまった>
「シーズン前半戦までは打てていた。
打っていたので相手チームも自分のことを研究してくる。
このところ打てなかったのは、自分にとってはいい経験だと思っている。
日本で1年目の試練。1年目なので、やらなくてはいけないことがたくさんある。
何とか打てるように努力していきたい」

<母国・ドミニカ共和国にある新築の自宅が
壊れる危機を迎えている?らしい。
開幕直後に来日した家族はシーズン途中に帰国したが、
4歳と2歳になる2人の息子がプラスチックのバットを手に
壁や扉に向かってブルンブルンと振っているというのだ。
パパの希望は投手になることではなくスラッガー。
そのお手本としては日本での活躍を常に報告したい>
「このままだと家が壊れるよ。
まあ、それは冗談として2人とも野球選手に育てたいと思っているんだ」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知
時事通信朝日新聞スポニチ名古屋ニッカン


○藤井淳志
<4回に勝ち越しタイムリーを放つ。
1-1に追いつきなお2死三塁の場面で、
由規のスライダーを中前にはじき返し、三塁走者を迎え入れて>
「2アウトだったので、余計なことを考えずにいきました」
サンスポニッカン

○和田一浩
<4回無死二、三塁で鋭い当たりの二ゴロ。
同点の走者がホームへかえり、
さらに二塁走者も三塁へ進めて追加点のお膳立てを整えた。
最低限の仕事を果たしたが、打撃の内容に満足そう。
試合前の打撃練習は休んでコンディション調整に
努めていたが、早速効果が現れて>
「まあ結果的には、という感じですね。
きょうはあの打席以外は完ぺきな打撃ができた。
(試合前の打撃練習を休んだのは)歳だからマイペースで」
(中スポ)

○谷繁元信
<延長10回、1点勝ち越した後の2死一、三塁で、
頭の付近へ投じられたイム・チャンヨンの速球を際どくかわした。
大きく外れたボールを米野がキャッチできず、
ボールはバックネットを転々。和田が5点目のホームを踏んだ。
絶妙な身のこなしが貴重な追加点をもたらし、苦笑い>
「あれは危なかった。でも1点差と2点差じゃ違うからね」
(中スポ)

○立浪和義
<10回1死二塁で岩瀬の代打で登場し、イム・チャンヨンと対戦。
1球ボールを見送って、外角のストレートを深い犠飛。
和田を三塁に進めたが、唇をかんで>
「良い流れだったんで、かえしたかったね」

<30日はレギュラーシーズンで神宮では最後の一戦になる。
惜別の一打で3連勝に貢献することを誓って>
「最後ですよね。今年は神宮で1本も打ってないんで。
明日(30日)打てるように頑張ります」
(中スポ)

○井端弘和
<3打数1安打で打率を.3098とし、
巨人・小笠原(.3095)をわずか3毛差でかわして、
セの打率争いの3位に浮上。
再び連勝街道に乗りそうなチームの雰囲気にも押されて>
「いい流れの中なんでね」
(中スポ)


○小笠原孝
<投げては6イニング1/3を、4安打2失点。
さらにバットでも貴重な1打点。
白星は他人の手に移ったが、間違いなく殊勲はその手の中に。
4回、逆転した直後の2死一、二塁、右前に適時打。
リードが2点に広がった打点は効いた。
投げても要所をしっかり抑えた。
2失点はガイエルと畠山のソロ本塁打2発。
それ以外はほぼ完ぺきで流れも抜群。それでも反省を口に。
降板は1点リードの7回。1死を取り、宮本を安打で出した直後だった。
もし、走者を出さずに投げていれば、まだ先があったかもしれない。
頭には悔いばかりが渦巻いて>
「きょうの内容で投げていれば、
もっと長く投げて後ろのピッチャーを楽にしてあげないといけないです」

<大事な立ち上がり、スッキリ3人斬りだった。
昨季は立ち上がりである1回の失点が目立ったが、
今季は明らかに向上している。
自身の立ち上がりへの意識を聞くと、
神経質にはならずに。神経をほどよく緊張させるという>
「立ち上がり、立ち上がりとよく言われますけど、
先発投手なら誰でも難しいと思いますよ。
立ち上がりのゲームへの入り、というのは。
あまり細かいことを気にしすぎないように投げられればいいと思います。
細かいコースとか、気にしすぎると
おかしくなっていくので。あまり意識することなく投げられれば…」

<登板準備でも何通りも調整を工夫。
一歩ずつ、先発としてのステップを上がってきた。
前回登板の22日の横浜戦では1回に3失点。
久しぶりに立ち上がりの1回に痛い思いをしたが、
1週間後のこの日、しっかり結果を出して>
「いろいろと調整は試しています」
中スポサンスポ毎日jp

○浅尾拓也
<3番手としてリリーフした8回、
先頭の相川に右前打を許してヒヤッとさせたが、
直後に代走・野口を素早いけん制でアウトにして
結局3人でこのイニングを終わらせた。
会心のけん制を笑顔で振り返って>
「けん制のアウトも一つのアウト。
あれは練習しているプレーだし、あのプレーは大きかった」
(中スポ)

○山井大介
<岩瀬はいない。浅尾も使った。
そんな状況のエキストライニングに、5番手で指名された。
走者1人は許したが、最速152キロのスピードと
ギュンと落ちるスライダーで押し切り、4年ぶりのセーブをマーク>
「(勝ち越していなくても)頭からいくぞとは言われていました。
上出来だと思います」

<前回のセーブはロングリリーフで転がってきた。
今回は重圧も違ったと思う。ましてや59日ぶりの1軍マウンド。
過去7試合は、先発のチャンスをもらいながら立ち上がりから自滅。
この救援で同じ過ちを繰り返していたら、
もはや誰も助けてあげることはできないのだ>
「さすがに力が入りました。
(所定の投球練習でも)球が上ずっていましたから。
でも、打者が打席に立ってからは、完全にとはいきませんでしたが、
ある程度はリラックスできたと思います」

<新型インフルエンザ禍に苦しむ2軍から、前日に合流。
普通なら入れ替えを無期限遮断したいところだろうが、
それでも首脳陣は呼んだ。それだけの魅力がこの男にはある。
期待を裏切り続けてきた右腕が、秋風とともに借りを返す>
「これからもこういう形(救援登板)になるかは分かりませんが、
使ってもらえるのならしっかりと仕事をしたい。それだけです」
中スポ


○岩瀬仁紀
<3-2の9回から登板したが、先頭の福地に右越え三塁打を許すと、
続く青木の中犠飛であっさり同点とされた。
直球は130キロ台中盤にとどまり、本来の状態からはほど遠かった。
前日は2安打2四球で1点を失い、
2点リードの9回2死で超異例の降板となったばかり。
積み重なった疲労もあるだろうが言い訳にはできない。
素直に喜べない1勝になってしまったが、前を向いて>
「1度流れが悪くなったから戻したかったけど…。
調子どうこうというよりも抑えないと。
(最近は)正直苦しんでいるけど、
苦しんでいる中で結果を出さないといけない。
このままでは終われない」
(中スポ、サンスポおおさか報知時事通信スポニチ名古屋


○平田良介
<もてるパワーは秘めたままにしない。
スイングの力強さアップに着手。
フリー打撃の後、石嶺コーチに呼び止められ、いくつかダメだしを受けた。
この日は和田がフリー打撃に入らなかったため、
棚ぼたで和田の分の打撃練習時間を手に入れた。
もちろん自分の番もフルに使って練習量は倍。
小さな幸運も着実に力に変えていく>
「下半身の踏ん張りが足りないと注意されました。
あるもの(力強い下半身)は生かさないといけませんからね」
(中スポ)

○イ・ビョンギュ
<名古屋から約300キロ離れた東京への遠征だが、
自身にとってはむしろホームゲームのようなつもりで臨めるところ。
東京での選手宿舎が赤坂のコリアンタウンにほど近いところにあるから。
100%母国語で過ごせるところが
韓流助っ人の心のオアシスになっているよう>
「赤坂ね。よく行くよ。
ヤクルトだとイ・ヘチョンもいるでしょ。
昨日も一緒にご飯を食べに行ったよ」
(中スポ)

◇吉見一起
<その説明を聞きながらポカンとしてしまった。
25日に誕生した待望の第1子、長男の名前について>
「名前は『りょう』に決めました。
字は、石嶺さん(打撃コーチ)の『嶺』と書くんです」

<嶺で「りょう」。読みと字が頭の中でつながらず、
詳しく説明を聞いてようやく理解。うならされた。いい名前だ>
「山のてっぺんという意味があるので、そんな大きな人間になってほしい。
(字画も)全部二重丸だったんです」

<ピッチングセンスの良さはいつも見せてもらっている。
こんなセンスもあったんだ…と思ったら、
内助の功に、また感心させられた>
「ヨメ(聡子夫人)が考えたんです」
(中スポ<ドラ番記者>


○落合監督
<追い詰められながら、4番の一振りでもぎ取った1勝。
守護神・岩瀬の状態だけが心配だが、
もつれた試合にも冷静な態度を貫き、多くを語らず>
「これが野球だって。いろいろあるんだよ」
中スポサンスポおおさか報知スポニチ名古屋


若竜トピックス(29日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-阪神 20回戦
(29日・ナゴヤ球場)
 T 000 000 000 = 0
 D 001 000 03× = 4
[勝] 山本昌(17試合6勝3敗)
[D本] デラロサ6号
[Dバッテリー] 山本昌 - 田中
公式サイト・戦評

○山本昌
<ウエスタン・阪神戦(ナゴヤ球場)で先発。
敗れれば対戦相手の阪神に優勝マジックが点灯してしまう
負けられない試合で、ベテラン左腕が貫禄の投球を披露。
昨季200勝を達成した百戦錬磨の左腕が、阪神2軍打線を翻弄。
老練さを発揮して、わずか94球、4安打無四球で
9イニングを投げ切り、涼しい顔で今季初完封を記録。
立ち上がりからテンポ良く投げ込んでいった。
生命線の制球力もさえ渡り、まったく付け入るスキを与えない。
5回1死からリンに初安打となる二塁打を許すまではパーフェクト。
ピンチらしいピンチはこの回だけで、あとは三塁を踏まさない投球。
スイスイと9イニングを投げ切って>
「(捕手の)田中もいいリードをしてくれた。
まあ、大事な試合だったんで、いい形で投げられて良かったよ」

<今月11日に44歳の誕生日を迎えたベテラン左腕。
2軍優勝への望みをつないだが、
次は1軍をリーグ優勝に導くべく、その登板チャンスをうかがう>
「(1軍で投げる)チャンスをもらえるまで、頑張って投げていくよ」
中スポ

『ファームとはいえ優勝争いの大事なゲーム。
みんな気合も入っていましたし、それに乗せられたという感じですね。
ファーム最年長完封だなんて冷やかされましたが、
94球と球数も少なかったし、わりとすんなりいった感じです。
とにかく若い選手の足を引っ張らずに済んでよかった。』

(「山本昌公式ホームページ」より引用)

○小林投手コーチ
<今季初の完封勝利を挙げた山本昌について、その快投を絶賛>
「ここにきて、すごく安定している。
この充実した内容なら(1軍でも)大丈夫だと、上(1軍に)に報告したよ。
すごく集中して投げてた。
あの年でこれだけの投球は、あっぱれと言うしかないね」
中スポ

○中川裕貴
<3打数2安打2打点と活躍し、チームの勝利に貢献。
3回に先制の中前適時打。8回にダメ押しとなる犠飛。
阪神との首位攻防戦への意気込みを見せて>
「大事な試合と分かっていたので、
硬くならないように、普段通りを心掛けました。
先取点を取れたのが良かった。明日(30日)も勝ちたい」
中スポ


◇井藤真吾
<ひっそりと静まり返った屋内練習場にルーキーが現れた。
今月下旬、ウエスタン・オリックス戦が行われていたナゴヤ球場。
試合が始まる時間の12時すぎから始まった1人だけの特訓は、
ティー打撃から始まって、フリー、マシン打撃と続く
1時間近くもバットを振った後、明るく語って>
「だいぶいい形でスイングできるようになってきました」

<プロ1年目は辛抱の年になった。
愛知・中京大中京高時代での『現役』を終えた後のオフに
右肩を痛めた。ウエスタンでは代走で5試合出場しているものの、
故障の影響もあって打席にはまだ立っていない。
試合前に行われる打撃練習はウ・リーグの出場メンバーが
優先されるため、試合中に1人でバッティング練習を行う。
恒例となっている『ランチ特打』はつらいリハビリ生活の裏返しなのだ。
そんな中、未来への光は差してきている。
練習と治療を慎重に重ねてきた結果、故障はほぼ癒えた。
半年ほど遅れてしまったが、『打者』としてのデビューの日は近づいてきている>
「右肩はほぼ痛みがなくなっています。
9月には試合に出る気持ちでいます」

<母校の後輩たちからは大きな刺激を受けた。
夏の甲子園の決勝が行われた24日、
肩のリハビリを終えた後、テレビの前に座っていた。
手に汗握って後輩たちの勇姿を見守った>
「最後はヒヤヒヤしましたけどね。
ホント、うれしかったです。後輩に負けるわけにはいきませんよ」

<一人っきりの特打ではプロ仕様の技術を思う存分磨いた。
我慢の日々で耐えて蓄えた技術を見せつけるべく、
じっと『そのとき』を待ち構えている>
「バットのヘッドを走らせるような
『木(木製バット)の打ち方』が最近になってできてきた」
(中スポ)

2009年8月29日 (土)

超異例岩瀬に交代指令、打線奮起竜連敗脱出!

地元での首位攻防で屈辱の3連戦3連敗を喫し、
自力優勝が消滅してしまったドラゴンズ。
しかし今季の戦いはまだ続き、
今週末は苦手とする東京ヤクルトとの3連戦。
夏休み最後となる神宮で、打線が奮起し、
森野、荒木、和田らの活躍でリードを広げたものの、
最終9回に守護神・岩瀬がまさかの乱調。
1死満塁から犠飛により、1点を奪われると、
さらに暴投と四球で一打サヨナラの大ピンチ。
思わぬ光景にベンチが動き、なんと超異例の交代指令。
代わった浅尾が1球セーブで凌ぎ、何とか連敗ストップ。
6イニング2失点の朝倉が9勝目をマークしました。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 19回戦
(28日・明治神宮野球場 | 中日7勝12敗)
19728人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ヤクルト
[勝] 朝倉(21試合9勝6敗)
[S] 浅尾(52試合7勝9敗1S)
[D本] 森野21号
[Dバッテリー]
朝倉、高橋、河原、岩瀬、浅尾 - 小山、小田、谷繁

◇対東京ヤクルト19回戦・スタメン
1 (遊)井端  (3打数1安打)
2 (二)荒木  (5打数3安打2打点)
3 (三)森野  (4打数3安打3打点)
4 (一)ブランコ (4打数無安打)
5 (左)和田  (4打数2安打2打点)
6 (右)イ・ビョンギュ (4打数無安打)
7 (中)藤井  (4打数1安打)
8 (捕)小山  (2打数無安打)
9 (投)朝倉  (3打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・ユウキ
井端内直球詰まり二ゴロ、
荒木内直球左越えフェンス直撃二塁打、
1死二塁から、森野中フォーク右前運ぶ適時打(D 1-0 S)
1死一塁から、ブランコ外低めカット遊ゴロ6-4-3併殺

<1回ウラ・東京ヤクルト> P・朝倉(中8日)
川島慶三中直球二直、福地中スライダー遊ゴロ、
青木ストレート四球、ガイエル左足死球、
2死一、二塁から、宮本外フォーク合わせただけ遊ゴロ

<2回・中日> P・ユウキ
和田投返し中前打、イ・ビョンギュ外フォーク空三振、
藤井内スライダー詰まり二ゴロ4-6-3併殺

<2回ウラ・東京ヤクルト> P・朝倉
ユウイチ初球中前抜けていくヒット、
田中浩康中高め直球フェンス際右飛、相川外直球中前打、
ユウキバントの構え・外スライダー見三振
2死一、二塁から、川島慶三外スライダー三ゴロ

<3回・中日> P・ユウキ
小山左手直撃死球・一旦ベンチ下がるも大丈夫、
朝倉投前犠打・ユウキ二塁送球焦って悪送球、井端一犠打、
1死二、三塁から、荒木外カット合わせて中前適時打(D 2-0 S)
森野外シュート外れ四球、
1死満塁から、ブランコ内低め直球二塁後方フライ、
2死満塁から、和田初球低めシュート・
ライナー左前落ちる2点適時打(D 4-0 S)

2死一、二塁から、イ・ビョンギュ外直球空三振

<3回ウラ・東京ヤクルト> P・朝倉
福地外フォーク詰まり二ゴロ、
青木外直球引っ張り痛烈右前打、
1死一塁から、ガイエル内高め直球・打った瞬間ライト中段2ラン(D 4-2 S)
宮本外直球一二塁間抜くヒット、
ユウイチ内フォーク空三振、田中浩康外直球遊ゴロ

<4回・中日> P・ユウキ
藤井中カーブ一二塁間抜くヒット、
小山外スライダー遊飛、朝倉バント打ち上げ捕邪飛、
井端中低めフォークバットの先左前運ぶヒット、
2死一、二塁から、荒木内カットボール・
詰まりながらも中前落ちる適時打(D 5-2 S)

2死一、三塁から、森野中高め直球・
強振ライト右タイムリー二塁打(D 6-2 S)

2死二、三塁から、ブランコ外スライダー打ち上げ二飛

<5回ウラ・東京ヤクルト> P・朝倉
青木強い一ゴロブランコ弾くも朝倉ベースカバー、
ガイエル外フォーク高々三飛を森野土手に当てて落球=エラー、
宮本内シュート遊ゴロ6-4二封、
2死一塁から、ユウイチ一ゴロ・今度はガッチリ

<6回・中日> P・松井
小山外外れ四球、
朝倉バント投正面・松井二塁送球1-6-3併殺、
井端内見て四球、荒木内シュート詰まり二ゴロ

<7回・中日> P・高木啓充
森野内直球振り抜き右翼席飛び込む本塁打(D 7-2 S)

<7回ウラ・東京ヤクルト> P・高橋
福地中フォーク空三振、青木外フォーク二ゴロ、
2死から、ガイエル中低め直球右翼席運ばれ本塁打(D 7-3 S)
宮本内低め外れて四球、
P・河原 中・英智 右・藤井
代打畠山外低め直球空三振

<8回ウラ・東京ヤクルト> P・河原
田中浩康外スライダー空三振、相川遊ゴロ、
2死から、代打飯原外高め直球ライナー左越え本塁打(D 7-4 S)

<9回ウラ・東京ヤクルト> P・岩瀬 捕・小田
福地外直球三遊間抜くヒット、
青木外高め直球高いバウンド二ゴロ・
荒木グラブトス届かず二塁セーフ=内野安打、
無死一、二塁から、ガイエル中高め直球打ち損じ左飛、
吉本低め直球外れ四球、
1死満塁から、畠山内直球伸びて右フェンス際犠飛(D 7-5 S)
森コーチマウンドへ、
田中浩康4球目・内直球ワンバウンド小田捕れず暴投、
2死二、三塁から、田中浩康外直球高め抜け四球・岩瀬降板、
P・浅尾 捕・谷繁
2死満塁から、米野初球内149キロ二塁後方飛、試合終了。


【ゲームレビュー】
連敗3でストップ

1回に森野の右前打で先制し、3回は和田の2点適時打などで3点。
その後も7回に森野の3戦連発の21号ソロが出るなど、着実に加点した。
朝倉が6イニング2失点で9勝目。東京ヤクルトは反撃及ばず3連敗。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


直接対決3連敗のショックも癒えぬままに、
当日移動で東京・神宮にやってきたドラゴンズ。
今季6勝12敗と苦手にしている東京ヤクルト相手でしたが、
そのショックを振り払うかのように
打線が初回からつながり、先制、中押し。
東京ヤクルト先発・ユウキの不調に付け込み、
森野、荒木、和田らのタイムリーで順調に加点していくと、
投げては巨人戦の登板を飛ばされた朝倉が
意地を見せたか、自身連敗中の神宮で粘りの投球。
外国人選手のガイエルにはまたも一発を浴びたものの、
失点はそれだけに抑えての、6イニング2失点。
7回に森野の3試合連続となるダメ押しの一発を放ち、
これでほぼ決まりだろうと思いきや、
高橋、河原がともに2死から被弾して、7-4と3点差。
わざわざ岩瀬を出すような展開に、
持って行かなくもいいのにと思いつつ、
すっきり締めて、ショックがいくらか癒えるだろうと
考えていた最終9回ウラ、信じられない光景が…。
逃げ切りはしたものの、まさにヒヤヒヤの展開。
さらに2死満塁となり、守護神に交代が告げられ、
浅尾の救援を仰がなくてはいけなくなったときには、
もはや森野や荒木の活躍さえも吹っ飛んでしまいましたね。
スコア以上にヤバイなと思わせた最終回。
勝ってホッとする一方で、
もっと楽に勝ってくれよと思わず愚痴ってしまいました。


それにしても、この日の岩瀬は調子が悪かったなと。
連続試合セーブが止まった22日の横浜戦以来、
中5日相手の登板でしたが、間隔が空いた関係もあるのか、
持ち前の制球にかなり狂いがあった様子。
いつもの谷繁ではなく、小田とのバッテリーでしたが、
連打でいきなり無死一、二塁とランナーを背負うと、
この日2本塁打のガイエルを力で左飛に取ったものの、
続く吉本には四球を与えてしまい、満塁。
さらに畠山にライトフェンス際への飛球を打たれ、
犠牲フライで1点を返されると、
田中浩康に対しても制球が乱れ、なんと暴投までも。
そして田中浩康に四球を与えてしまい、2死満塁。
前回の神宮登板でも、2点を返された守護神ですが、
この日の投球は、それ以上に「らしい投球」ではない。
畠山の犠飛の後、一度マウンドに行った森コーチでしたが、
さすがにこれには二度目の足を運ぶことに。
まさに超異例といえるセーブ機会での途中降板は、
それはこれまでの落合政権では考えられないもの。
代わった浅尾が1球で仕留め、事なきを得ましたが、
ファン的にはある意味衝撃を受ける幕切れとなりました。


今朝のスポーツ紙などでも
「岩瀬代えた」「禁断のサイ配」「手段は選ばず」
「ついにタブーに手をつけた」などというフレーズが
いくつか出ていましたが、3点差で迎えた最終回。
2安打2四球1暴投で、守護神・岩瀬に交代指令。
ブルペンが外にある神宮球場。
徐々にピンチを迎えるなか、浅尾が準備しているというのも
一種異様な光景ではありましたが、
勝利まであと1人という状況で、
岩瀬がマウンドを降りることになるとは。
このイニング、結局1点しか取られてはいないものの、
あまりの緊急ぶりに、勝利の喜びも吹っ飛びましたね。
まあ間隔も空いていたということもありますが、
チームとして相性の悪い東京ヤクルト戦だけに、
この先何が起こるかわからない。
さらに普段とは違うこの日の乱調ぶりは、
首脳陣の考えるリミットを越えたということなのでしょうか
しかも交代を告げられたときの岩瀬の汗の量が尋常ではないこと。
それだけ調子がよくなかったという証でもあったでしょう。
逆転優勝へ向けては、これ以上の負けは許されない。
一つ一つ勝つことが復調への「良い薬」となる。
そのためにはたとえ岩瀬であっても、交代を辞さない。
そういうベンチの決意の表れととって良いのか。
その辺りは今後の采配の揮い方によってわかるでしょうが、
とにかくこの交代劇には驚いたのは事実。


色々な見方もあるでしょうが、
それよりも大事なのは、岩瀬の状態ですね。
たまたま出来が悪かったというだけなら良いのでしょうが、
この夏は連続試合セーブもあって、かなりのハイペースでの登板。
野手同様に疲れも来ているのは、確かでしょう。
「(交代は)ベンチが決めることだし、僕は次に抑えること」
厳しい表情で、守護神はそう答えていたそうですが、
ショックこそあれど、シーズンは続いていく。
うまく切り替えて、任務を遂行してほしいですね。
まだまだこの先の大事な局面はたくさん訪れます。
今回こそこういう交代でしたが、その信頼は変わらない。
やはり最後は背番号13が締めるのが、ドラゴンズの不変の流れ。
しっかり復調してくれるであろう、
今後の岩瀬の踏ん張りにも注目していきたいところです。


☆ウィナーズ・ボイス(28日)

◎森野将彦

<3試合連続の21号ソロを含む3安打3打点>
「(お疲れ様でした)お疲れ様でした。
(初回先制タイムリー、今日は良い感じで得点できた)
まあ、何とかね。連敗してたんで、
初回に点を取りたいなと思ってたんで、
えー、そういう意味ではよかったと思います。
(苦い3連敗のあとのこの1勝。
明日につなげる部分はどんなところになりそう)
もうとにかくほんとに負けられないんで、
えー、まあ、目の前の1試合を絶対勝つっていうことだけ考えて、
やっていきたいと思います。
(昨日20号、今日21号の本塁打。この当たりの手応えは)
まあそこまであんまり(本塁打の)意識はないんですけど、
たくさん打てればいいんですけど、
まあそんなに打てないと思ってるんで、
目の前の打席に集中して、一本でも多くヒットを打ちたいと思います。
(巨人が敗れて、再び4.5ゲーム差となったが、
これからどのようにチームとして戦って行くか)
とにかく自分たちのチームを信じてね、
えーとにかく勝つことだけを考えて、頑張っていきたいと思います」


<初回、先制タイムリー談話。
東京ヤクルト先発・ユウキのカウント2-3からのフォークを
右前にはじき返し、二塁走者を迎え入れて>
「追い込まれてしまったけど何とか粘って打てました」

<7回の第4打席、高木の高めのストレートを右翼席にたたき込み、
07年4月以来、自身2度目の3試合連続本塁打をマーク>
「完ぺきな当たり」
スポーツ報知時事通信スポニチ名古屋ニッカン


○朝倉健太
<6イニング2失点に抑え、今季9勝目を挙げる。
相性の悪かった神宮での白星は、05年4月5日以来、実に1606日ぶり。
毎回走者を背負いながらも、失点はガイエルに許した2ランのみ>
「打者の皆さんに助けてもらった部分が大きい。
次の機会までに修正していきたい」
サンスポニッカン

○和田一浩
<3回2死満塁で左前2点適時打>
「(走者を)必ずかえそうと思って打席に入った」
サンスポ毎日jp


○岩瀬仁紀
<3点リードの9回に登板したが、
連打と四球で1死満塁のピンチを招くと、
畠山の犠飛で1点返され、さらに暴投、四球で2死満塁。
05年以降、セーブ機会を残したまま初めて降板。
最悪の逆転負けは免れたが、声を絞り出して>
「状態? 見ての通りです。
(交代は)ボクには言いようがない。
それはベンチが決めることだから。僕は次に抑えることです」
スポーツ報知スポニチ名古屋

○浅尾拓也
<9回2死満塁から緊急登板し、
米野を二飛に打ち取って『1球セーブ』を記録>
「1球目は振ってくると思ったんで、気を抜かずに投げました。
いつもチームに迷惑かけているんでよかったです」

<自身にとっては25日の巨人戦で敗戦投手になって以来の登板。
抑えの岩瀬を救援したことには、安堵の表情を浮かべ>
「本当に(出番が)あるのかなと思っていました。
岩瀬さんはこういう仕事を10年以上やっている。すごさが分かった」
(中スポ、スポーツ報知時事通信

○森バッテリーチーフコーチ
<9回の継投について聞かれ>
「何かあるの? 言えない」
(中スポ)


○落合監督
<快勝ムードが、最後は冷や汗の展開。
何とか逃げ切って連敗を3で止める、
岩瀬の交代場面など、いくつかの質問に対してひと言で総括>
「野球ってこういうもんだ」
中スポスポーツ報知共同通信社時事通信スポニチ名古屋

2009年8月28日 (金)

吉見でも勝てず屈辱の3タテ、晩夏竜自力V消滅。

現状の力の差を見せつけられて、
地元での首位攻防で連敗となってしまったドラゴンズ
とにかく勝たなくてはいけないナゴヤドームでの第3戦。
チーム勝ち頭の吉見一起を立てて臨んだものの、
巨人打線の勢いを止められず、3回に小笠原に先制2ラン。
さらに5回にはミスも絡んで満塁からラミレスに2点打を献上。
一方打線はこの日も繋がりを欠き、森野の20号ソロと
代打立浪のタイムリーのみに止まってしまう始末。
大事な3連戦で屈辱の3タテを喫したドラゴンズ
ついに5.5ゲーム差、そして自力優勝が消滅しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 18回戦
(27日・ナゴヤドーム | 中日6勝12敗)
37878人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日
[敗] 吉見(21試合13勝5敗)
[D本] 森野20号
[Dバッテリー]
吉見、高橋、河原 - 谷繁

◇対巨人18回戦・スタメン
1 (遊)井端  (3打数無安打)
2 (二)荒木  (4打数1安打)
3 (三)森野  (4打数2安打1打点)
4 (一)ブランコ (3打数無安打)
5 (左)和田  (3打数無安打)
6 (右)イ・ビョンギュ (4打数無安打)
7 (中)藤井  (4打数2安打)
8 (捕)谷繁  (3打数無安打)
9 (投)川井  (2打数無安打)

【イニング経過】
<1回・巨人> P・吉見(中5日)
坂本内低め直球左前打、松本バント捕小フライ失敗、
小笠原外フォーク高いバウンド遊ゴロ6-4二封、
ラミレス内シュート詰まり遊ゴロ

<1回ウラ・中日> P・久保
井端外スライダー二ゴロ、荒木引っ張り左前打、
森野2球目荒木二盗失敗、森野外シュート打たされ遊ゴロ


<2回・巨人> P・吉見
亀井外フォーク右直、初球バット折りながら右前打、
阿部内ひざ元直球見三振、古城中フォーク空三振

<2回ウラ・中日> P・久保
ブランコ外外れ四球、和田外スライダー遊ゴロ6-4二封、
イ・ビョンギュ良い当たり右正面ライナー、藤井外フォーク空三振


<3回・巨人> P・吉見
久保外直球見三振、坂本中直球三ゴロ、
松本外フォーク当ててだけ・遊深いゴロ内野安打、
2死一塁から、小笠原初球外フォーク・
打った瞬間右翼最前列飛び込む2ラン(通算1000打点)(D 0-2 G)
ラミレス外フォーク左前打、亀井内スライダー空三振

<4回ウラ・中日> P・久保
森野初球中スライダーとらえバックスクリーン右本塁打(D 1-2 G)
ブランコ初球遊ゴロ、和田外スライダー空三振、
イ・ビョンギュ内フォークハーフスイング三振


<5回・巨人> P・吉見
久保外スライダー空三振、
坂本中前ライナー・藤井弾いて二塁打、
松本詰まり遊ゴロ・井端またしても投げられず内野安打、
小笠原初球詰まり一ゴロ・ブランコ二塁送球逸れ=悪送球、
1死満塁から、ラミレス初球中シュート左越え2点二塁打(D 1-4 G)
1死二、三塁から、亀井高いバウンド三ゴロ森野素手送球アウト、
2死二、三塁から、高めつり球右飛

<5回ウラ・中日> P・久保
藤井内カーブライト右二塁打、谷繁内抜けたスライダー空三振、
吉見外スライダー空三振、井端外低めフォーク空三振


<6回ウラ・中日> P・久保
荒木外フォーク空三振、森野外スライダー二ゴロ、
ブランコ中高め直球空三振


<7回ウラ・中日> P・久保
和田外フォーク遊ゴロ、イ・ビョンギュ内直球見三振、
藤井初球中直球一二塁間抜くヒット、谷繁内見て四球、
2死一、二塁・原監督自らマウンドへ行き指示、
2死一、二塁から、
代打立浪初球外チェンジアップ・
弾き返し中前運ぶ適時打(D 2-4 G)

P・越智 代走小山
2死一、二塁から、井端粘るも中フォーク空三振

<8回・巨人> P・高橋
外直球高々左飛、阿部外フォーク一ゴロ、
古城内直球空三振・リベンジ

<8回ウラ・中日> P・越智
荒木初球外直球二ゴロ
P・山口
森野中低めスライダーミート右前打、
1死一塁から、ブランコ外直球遊ゴロ6-4-3併殺・万事休す


<9回・巨人> P・河原
工藤一ゴロ、坂本中前飛球・藤井ランニング好捕、
松本低め直球外れ四球、脇谷初球中高め直球中前打、
2死一、二塁から、ラミレス内直球詰まり中飛

<9回ウラ・中日> P・クルーン
和田低め外れ四球、イ・ビョンギュフォーク一ゴロ・和田二進、
藤井内高め直球詰まり二ゴロ・和田三進、
2死三塁から、谷繁外直球空三振、
試合終了。


【ゲームレビュー】
打線つながらず、巨人に3連敗

初回から再三走者を出しながら、打線がつながらない。
4回に森野のソロ、7回に代打立浪の適時打で
2点を返すのが精いっぱい。
巨人は3回に小笠原の2ランで先制し、
5回にはラミレスの2点適時打で突き放した。
久保は低めに集め7回途中まで2失点で今季初勝利。
クルーンが19セーブ目。巨人は逃げ切り5連勝。
公式サイト共同通信社時事通信ニッカン式スコア


初戦チェンで落とし、2戦目川井を立てて落とし、
4.5ゲーム差で迎えた直接対決第3戦
敗れると、自力V消滅となってしまう正念場。
現状の三本柱、しかもチーム勝ち頭の吉見を立てて、
文字通りの『必勝』を狙いましたが、
その吉見までもが打ち込まれ、まさかまさかの3連敗
戦前は悪くとも1勝2敗ぐらいだろうと考えていましたし、
吉見だけは踏ん張ってくれるのではと、期待していましたが、
連勝で勢い付いた巨人打線に、
勝負どころで甘くなったボールを弾き返され、
今季自己ワーストの4失点

吉見も打たれた…。まあ先制2ランは
小笠原が外のフォークをうまく運んだ。
5回の2点が不運な当たり
エラーが絡んでのものと
一概に「打たれた」ということでは
片付けられないものの、
ともに叩かれたのは、初球
総じてこの3連戦、
ファーストストライクを
積極的に叩いていた
巨人打線なだけに、その辺りは
慎重に入ってくれればとは思いましたが。
ただミスが重なって満塁の場面で、
当たっているラミレスと勝負せざるを得なかったのが、
この3連戦の悪い流れを象徴していたような。
それに加えて効いたのが、松本の2本の内野安打。
共に三遊間深い位置から投げられなかったものではありますが、
これが意外と吉見の、そしてチームの動揺を誘いましたね。
前日の川井同様に「投げきれなかった」というコメントを残した吉見
それでも大事な試合で投げきれるのが、真のエースというもの。
巨人戦の登板はおそらくまだあるでしょうし、
次回もう一段階成長した姿で、リベンジを果たしてほしいです。


吉見の4失点も誤算ではありましたが、
それ以上に残念だったのは、やはり打線
ホームランこそ出れど、つながりを欠く悪循環
この3連戦通じて醸し出していた流れを
最後まで解消することができませんでしたね。
4回に森野のバックスクリーン右への一発こそ出たものの、
またしてもホームランによる1点のみ。
谷間であり、立ち上がりは不安定だった久保を打ちあぐみ、
あれよあれよで7回途中まで投げさせてしまったのは、
やはり打者陣の責任ということでしょう。
1、2番の奮起も期待しましたが、初回の荒木の1安打のみ。
しかもすぐさま二盗を試みるも失敗し、流れを断たれたことが
久保のこの日の好投に繋がってしまったという部分も。

巨人の攻撃を見るように、
強いチームは打線がやはりつながっている
しかも連打を重ねることで、相手を動揺させ、
思わぬミスも誘い出すことも大いに可能。
ここ数週前には出来ていたことが、ここに来て、
大事なゲームを前にして、全く出来なかったのは痛かったですね。
さらにこの日のドラゴンズファンが一番沸いた
7回2死一、二塁からの、立浪の反撃のタイムリー。
初球、外寄りのチェンジアップをとらえた見事な一打
ベテランの類い希な『集中力』を感じましたが、
ただこの日一番頑張っていた打者が、
代打で登場した立浪ではいけないでしょう。
もっと数多く打席に立っているレギュラー陣が、
そのような力を発揮してくれなければ、今回のような辛い結果となってしまう。
打てないからこそ余計淡泊に見えるものですが、
感覚を研ぎ澄まし、ここぞの場面で集中して仕事を果たす。
この3連戦ではできませんでしたが、
今後の大一番ではぜひとも誰かが見せてくれることを願います。


まさかの5.5ゲーム差に、まさかの自力V消滅
「現状の実力差」を肌で感じることになりましたが、
屈したままでいることなく、まだまだを見据えてほしい。
確かに見通しは厳しいですが、残り30数試合、
もうひと波もふた波もあるだろうというのは、
過去数年の結果が示しています。
そしてここ数試合で完全に失っている打線のつながり
それを取り戻すことが現状では再浮上への条件となるでしょう。
特に元気のない主力選手に、それを強く望みたいもの。

そんななか迎えるのが、今季6勝12敗の東京ヤクルト戦
ただあちらも決してチーム状態は良くないですし、
「中日戦だから」というところさえ出なければ、
巻き返しのきっかけとなってくれるのでは。
まずは1つ勝つ、勝つ事こそが「良い薬」となってくれると思います。
そして力を蓄え直し、9月の再戦で全力でリベンジ
夏の終わりに味わった悔しすぎる思い
それを糧に出来るドラゴンズと信じて、今後も応援していきます。


★プレーヤーズ・ボイス(27日)

●吉見一起

<7回を投げ、自己ワーストタイの4失点で5敗目。
勝負どころで制球が甘く、小笠原とラミレスに痛打され
重圧をはね返せなかった投球を悔やんで>
「序盤で4点も取られているようじゃダメですね…。
もうひとつ(厳しいコースに)投げ切れなかったので悔しいです…」

<制球に長けている右腕でも、天敵の魔力にやられた。
痛打された5回1死満塁の初球。谷繁はかなり内側に構えていたが、
大事なところで制球が微妙に狂った>
「両方、失投です。
(5回は)ボールを投げようと思ったのに甘く入った。
映像でも確認しましたが、2球とも甘かった。力負けです」

<前回登板はわずか90球で降板。
登板順を1日前にずらして、中5日で臨んだ大事な勝負。
これまでとは違う決戦のムード。
小笠原の2ランも、ラミレスの適時打も初球。
これまで以上に食らい付いて来た>
「投げているときに、ちょっといつもと感覚が違うな、
と思っていたら打たれてしまった。
初球から振ってなかったところを打ってきたり、
振るだろうなという球を振らなかったり」

<これで終わりではない。巨人とはあと2カード、6試合残す。
恐らく2試合に投げる。この日の借りは胸に深く刻んで>
「悔しいですけど、反省するところは反省して、
しっかり前を向いて投げていきたい。
リベンジの気持ち? もちろんある。
このままならまだ(巨人と)対戦することもあると思うので。この次は抑えたい」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


●森バッテリーチーフコーチ
<勝負どころで制球が甘くなったが、
不運も重なった吉見をかばって>
「やらなきゃいけないことは沢山あるけど、
(吉見は)塁が空いていれば厳しいところを攻められた。
責めることはしないけど、巨人に勝っていかないと」

<チェン、川井、吉見と3本柱を立てたが、
本拠地で屈辱の3連敗。こう吐き捨てて>
「この3連戦でできないことが、プレーオフでできるか。
(報道陣が)思っている以上に力の差がある」
スポニチスポニチ名古屋ニッカン


●森野将彦
<4回無死、中越えに自己記録を更新する20号ソロを放つ。
久保の投じた初球、真ん中スライダーを
バックスクリーン右にたたき込んで>
「甘いタマを逃さないようにと思って打席に立ちました」

<連夜の本塁打となる20号。一昨季18本、昨季19本ときて、
プロ13年目で初めて節目の数字をクリアしたが>
「(20本は)まあ普通じゃないですか。
もっと打てれば打った方がいいだろうし。
でも、今はそんなこと(数字に関して)あまり考えられない」

<3タテを食らった悔しさから試合後は笑顔一つなし。
3連敗は痛いが、その存在は逆襲への切り札になる。
8月の月間打率は3割を超え、6本塁打、19打点はチームトップ>
「次、巨人と当たる時に
もう一度チャンスをもらえるよう切り替えていかないと…。
9月の下旬に巨人と6試合ある。
そこで戦えるような位置にまた上がるしかない」
カメラブログ中スポスポニチ名古屋ニッカン

●立浪和義
<7回2死一、二塁、代打で中前に適時打を放つ>
「何とかつなげたかったので。次は同点、逆転を狙います!」

<打席へ向かうまでに、巨人ベンチから原監督自らが
先発・久保のもとに足を運んだ。相手もギリギリの緊張状態。
言葉通りの初球、外寄り低めのチェンジアップをとらえ、
二塁から藤井をかえして>
「少々ボールでも、初球から」

<投打ともに圧倒されたこの3連戦。
優勝という2文字が見え始めてからの戦いが、
逃げる方も追いかける方もどれだけきついか
知り尽くしているプロ23年目。兼任コーチは前を向いて>
「マジックが出たといっても、関係ないんで。
連勝連敗はある。あとはいかに反省して次に臨むか、ですよ」
カメラブログ中スポサンスポ

●井端弘和
<この3連戦で11打数1安打とブレーキに。
2四球を合わせても出塁は3度だけ。
この試合5、7回、得意だったはずの得点圏に
走者を置いた打席でも連続三振に倒れた>
「マークされている? それはない」

<打率も6月11日時点の.307以来となる
.310まで下がったが、こう誓って家路に就いて>
「やられたらやりかえすしかない」
(中スポ)

●高橋聡文
<8回の1イニングを打者3人で抑え、今月の無失点を継続。
登板8試合で、走者を一度もホームへ返していない。
敗戦にめげることなく、巻き返しを誓って>
「ゼロで抑えられてよかったです。
(無失点記録は)あした以降も続けられるように、
巨人を逆転できるように頑張ります」
(中スポ)

●河原純一
<2点を追う9回に登板。四球と安打で
2死一、二塁のピンチを招いたものの、
今カード当たりまくっているラミレスを中飛に抑えた。
これで4試合連続無失点となって>
「いつもと同じように投げました。
シーズンはまだ終わったわけではないですし、
あしたからも1試合1試合頑張るだけです」
(中スポ)


●平田良介
<ファームで新型インフルエンザが発生したことを受け、
名古屋市内のホテルに滞在しているが、ちょっとした苦労を明かす。
それでも前日の2ランを始め、試合前の時点で
代打で3連続で安打を放っており、結果は出ている。
新型インフルエンザなんかに屈するつもりはない>
「きのうの夜も食事はルームサービスでした。
悪くはないんですが、栄養が偏っているような気がするんですよ」

◆平沼用具担当兼打撃投手
<前夜の巨人戦といい、先日の東京ヤクルト戦といい、
あわや乱闘のシーンが増えてきた今年の中日。
昔と比べて減っているなか、球史に残る乱闘といえば
89年9月に起こった西武・清原和博のヒップアタック。
そのとき、死球を与えた投手はこう話す。
当時、ロッテ投手陣の間では清原に度重なる死球を与えていたことで、
いつか乱闘になるだろうと予想していたといい、
その引き金を不運にも引いてしまったらしい。
後日謝罪され、いまでは普通に会話する間柄というが>
「前の打席でカーブを本塁打されていたんだよ。
いい打者には内角を攻めないと。
昔は内角を投げられないと飯を食っていけないと教えられたからね」
(中スポ<ドラ番記者>

◇山本昌
<少年野球の『山本昌杯』が
故郷の神奈川県茅ヶ崎市で開催されることに。
主催には同市や中日球団のほか、自身も名を連ねる。
同市内外の代表16チームが参加。
8月29、30日と9月5日の3日間に渡って開催されるが>
「ぼく自身も少年野球で土台を築いた。
多くの子どもがこれからも野球に打ち込んでくれるために、
少しでも助けになれば」
(中スポ、茅ヶ崎市ホームページ


●落合監督
<巨人に今季3度目の同一カード3連敗。
5.5ゲーム差をつけられ、自力優勝も消滅。
厳しい状況に追い込まれたが、強気の姿勢を崩さず>
「この連敗が、この先のいい薬になるだろう」
中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

2009年8月27日 (木)

川井中5日起用実らず、へばり竜首位攻防連敗。

延長戦の末に首位・巨人に競り負け、3.5ゲーム差
奪首に向けて、これ以上の負けは許されないドラゴンズ
ナゴヤドームでの直接対決第2ラウンド
中5日で先発起用した川井雄太が乱調。
立ち上がり、ラミレスに左中間に運ばれ先制弾を浴びると、
中盤以降も巨人打線につかまり、失点を重ねるありさま。
その一方で打線は4回までわずか1安打と沈黙。
中盤以降3本塁打を放ったものの、繋がりに欠く始末。
大事な3連戦で連敗、ついにマジック点灯の危機を迎えました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 17回戦
(26日・ナゴヤドーム | 中日6勝11敗)
37916人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日
[敗] 川井(18試合11勝3敗)
[D本] 森野19号 イ・ビョンギュ2号 平田1号2ラン
[Dバッテリー]
川井、ネルソン - 谷繁、小田

◇対巨人17回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数無安打)
2 (二)荒木  (4打数1安打)
3 (三)森野  (3打数2安打1打点)
4 (一)ブランコ (2打数無安打)
5 (左)和田  (4打数無安打)
6 (右)イ・ビョンギュ (4打数1安打1打点)
7 (中)藤井  (3打数1安打)
8 (捕)谷繁  (3打数無安打)
9 (投)川井  (2打数無安打)

【イニング経過】
<1回・巨人> P・川井(中5日)
坂本内高め直球変な回転一ゴロ、
松本真ん中直球左前打、小笠原外スライダー中飛、
ラミレス2球目カーブワンバウンド川井暴投、
2死二塁から、ラミレス内直球左中間持って行かれ2ラン(D 0-2 G)

<1回ウラ・中日> P・東野
井端中高め直球一ゴロ、荒木内低め直球見三振、
森野低め外れ四球、ブランコ内高め外れ四球、
2死一、二塁から、和田外スライダー打ち損じ一邪飛


<2回・巨人> P・川井
初球チェンジアップ三ゴロ、
阿部内低めチェンジアップ空三振、古城中カーブ見三振

<4回・巨人> P・川井
ラミレスカーブ続けるも乗せられ左前打、
亀井バント一塁小フライ失敗、高め直球空三振、
阿部外スライダー引っ張るも一ライナーブランコ好捕

<4回ウラ・中日> P・東野
森野中高めスライダー引っ張り右翼線二塁打、
ブランコ外低めボール球スライダー手を出し三振、
和田内直球二塁ポップフライ、
イ・ビョンギュ内高め直球打ち上げ三邪飛


<5回・巨人> P・川井
古城初球外スライダー遊撃右抜いていくヒット、
東野投犠打、坂本外チェンジアップ右飛、
2死二塁から、松本内低めチェンジアップ・
二塁オーバー右中間適時二塁打(D 0-3 G)

<6回・巨人> P・川井
ラミレス中高めスライダー中前打(通算1500安打)、
亀井中チェンジアップ空三振・スタートラミレス二盗、
真ん中チェンジアップ中前打、
1死一、三塁から、阿部外直球中犠飛(D 0-4 G)

<6回ウラ・中日> P・東野
井端外スライダー遊ゴロ、荒木内高め直球右飛、
2死から、
森野内高めスライダー振り抜き右越え本塁打(D 1-4 G)
ブランコ抜けた直球左肩付近死球・
一瞬エキサイトの素振り・両軍選手出てくる、
2死一塁から、和田外フォーク空三振


<7回・巨人> P・川井
坂本内スライダー右前ポテンヒット、
松本外スライダーハーフスイング三振、
脇谷中スライダー左前打、
1死一、二塁から、ラミレス内高めスライダー・
右翼線落ちる適時二塁打(D 1-5 G)
1死二、三塁から、亀井中直球高々中犠飛(D 1-6 G)

<7回ウラ・中日> P・東野
イ・ビョンギュ内高め直球ライナー右越え本塁打(D 2-6 G)
藤井中スライダー三遊間抜くヒット、
谷繁3球目藤井二盗、谷繁二ゴロ進塁打、
1死三塁から、代打小池外スライダー空三振、

P・越智
2死三塁から、井端中直球打ち上げ三飛

<8回・巨人> P・ネルソン 捕・小田
阿部中直球三遊間ゴロ森野ダイブ好捕、古城投返し中前打、
代打大道セーフティ気味投犠打・ネルソン一塁悪送球=バントヒット、
1死一、三塁から、坂本内直球遊後方落ちるタイムリー(D 2-7 G)
1死一、二塁から、松本詰まり遊ゴロ6-4二封後
二走大道三遊間で挟むも荒木悪送球・大道三進=エラー
2死一、三塁から、脇谷外高め二ゴロ

<8回ウラ・中日> P・山口
荒木一二塁間しぶとく抜くヒット、
森野外低め直球払うも三ゴロ5-4-3併殺、
ブランコ外チェンジアップ高いバウンド遊ゴロ


<9回・巨人> P・ネルソン
鈴木高め直球空三振、亀井胸付近死球・代走木村拓也
初球中直球中前打、阿部投ゴロ進塁打、
2死二、三塁から、古城初球内直球一ゴロ

<9回ウラ・中日> P・木村正太
和田初球スライダー遊ゴロ、
イ・ビョンギュライト手前飛球・松本前進好捕、
藤井外シンカー見て四球、
2死一塁から、
代打平田外高め直球・
高々上がり左中間飛び込む2ラン(D 4-7 G)

代打立浪中カーブ遊ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
先発・川井が誤算

1回にラミレスに2ランを浴び、5回以降も失点を重ねた。
打線も3本塁打で反撃したものの、つながりを欠いた。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


延長戦の末に競り負け、
雪辱の思いを胸に迎えたはずの直接対決第2ラウンド
しかし満員のナゴヤドームでみせた姿は、
前日以上に『情けねぇ…』という言葉がぴったり。
最後の最後で平田が意地の2ランを放って、
3点差には詰め寄ったものの、はっきり言って後の祭り
負けられない首位攻防で、まさかの連敗となってしまいましたね。

これまで固定していたローテーションをあえて動かし、
巨人戦今季3勝負けなしの川井を中5日で起用しながら、
その川井が逆に誤算を招いてしまうとは。
立ち上がり、左投手にもかかわらず起用された松本
レフト前に運ばれると、続く小笠原は抑えたものの、
ラミレスの2球目にカーブがワンバウンド。
暴投となってしまい、当たっている主砲を前に
得点圏に走者を背負うピンチに。
大事な一戦だけに、できるだけ先制はされたくない。
谷繁の構えるミットは内角へ。
しかし続く3球目、内に投じはしたものの、
ナチュラルカットが攻めきれずにやや真ん中寄りに。
ただでさえ内のボールをうまくさばくラミレス
逃さずに叩かれると、打球はあっという間に左中間スタンドへ。
前夜チェンが打たれまくった相手主砲
その続きかの如く、先制の2ランを献上。
それは同時に相手を勢い付けるにはもってこいの一打に。

それでも2回以降は落ち着いたか、
持ち前の粘りを見せ始めた川井でしたが、
軸になるナチュラルカットが決まらず、
変化球で何とか抑え込みはしたものの、
本来の自分の投球ができないありさま。
そんな左腕を状態の上がった巨人打線が逃すはずもなく、
5回以降は小刻みにチャンスを作られ、
ジャブのように失点を重ねていくことに。
ヒットで出て、犠打で進め、一発こそないものの、
犠飛やタイムリーで相手を追い込んでいくのは、
本来ドラゴンズがやらなくてはいけない仕事。
しかし前日以上にそれを遂行していたのは、巨人ナイン
味方打線が東野の思い切りの良い投球に封じ込められるなか、
3点目を奪われたところで、ゲーム的には危険信号
ところがドラゴンズベンチは全く動くことなく、
良くない川井をそのまま7回まで投げさせた。
結局99球を投げ、12安打6失点で降板となった背番号17
それまでのGキラーのオーラは消え失せ、
大事な一戦で、巨人戦初黒星を喫することとなりました。


またしてもラミレス…。立ち上がりは
決して良い方ではない川井ですが、
この日もいきなりラミレスに2ランを被弾。
一発を浴びたのは、
確かに甘いボールではありましたが、
打たれた相手が悪かったなと思いましたね。
巨人戦に3勝しているとはいうものの、
決して抑え込んでいるというわけではない。
しかも相手の主砲に、
これで15打数11安打
あまりの打たれすぎには、
もはや口あんぐりかも。
天王山とはまだ言うのは早いながらも、
こういう大事なゲームでの登板経験が少ない川井
これからを考えての続投だったのかもしれませんが、
果たして今回の黒星を糧にすることはできるのか。
そのためにはもう少し厳しいコースを突くことや、
ボール球を有効に利用するなど、課題も色々あるとは思いますが、
今季ここまで勝ってきただけに、さらなる力を見せてほしい。
連勝後、やや白星が遠くなってきている感のある背番号17
何とか復調の兆しを掴み、悔しさを晴らしてほしいです。


それにしても星回りといいますか、
チーム的に悪いバイオリズムの時に、この決戦が来てしまった。
そんな風にも思えてしまうのが、とても残念ですね。
確かに秋風も吹き出し、夏の疲れも出てくる季節。
「へばっている」のが目に見えるだけに、悔しいなと。
しかしそれでも試合は続いて行く。
何とか踏ん張り、この逆境を跳ね返してほしいですね。
決戦前は考えもしなかった「マジック阻止」というフレーズが
出てきてしまった現状ですが、とりあえずは1つやり返す
このままズルズルとやられることなく、
一矢報いて、まだ先があるということを示してほしい。
そのためには、沈黙しすぎの野手陣
特にその旗頭となる1、2番の出塁がいかに出来るか、そこでしょう。
第3戦も満員で埋まるであろう、夏休み最後のナゴヤドーム。
このままで終わっていいのか、それを肝に銘じて、
奮闘するナインの姿を今夜こそは見せてほしいものです。


★プレーヤーズ・ボイス(26日)

●川井雄太

<7イニング12安打6失点と打ち込まれ、3敗目。
開幕から無傷の11連勝後は
4試合勝ち星から見放され、うなだれるしかなく>
「きょうは何もないです。投げきれなかったですね…」

<打たれても打たれても、
マウンドに立たせたベンチの意図をどう受け止めたのだろう。
10秒ほど宙を見て、声を絞り出した>
「んん…。自分がいけないっす…」

<もっとも警戒すべき相手だった。
今季はこの試合までラミレスとの対戦成績は
1本塁打を含む、11打数7安打と打ち込まれていた。
この日も初回の本塁打を含め、4打数4安打。
球種も速球、スライダー、カーブとことごとくやられた。
これで7月5日から3試合で8打席連続安打を許しことになる。
要注意人物を乗せて、自身初の巨人戦黒星へ突き進んでしまい反省>
「(狙ったコースに)行ったボールもあったけど、
全体的に投げきれなかった。意識の問題だと思う」
中スポサンスポおおさか報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

●森バッテリーチーフコーチ
<反撃に転じたい中盤。
3点差に広げられた直後の5回裏、川井に打席が回ってきたが、
ベンチの指示は続投。試合後、その意図を語って>
「何とか立ち直ってもらおうと
(川井が)7回の打席に立つまで投げさせたんだけどな。
あんなに気持ち良く打たれて、そのまま終わるわけにいかねえだろ。
だからアイツに打席が回って来ても打たせて、7回まで投げさせてる」

<川井は打たれ続けたが、説明を加えて>
「本当は(失点)ゼロで帰ってくるのがいいんだろうけどな。
そこはアイツに力が足りねえってことだ。
今までができ過ぎだったんだ。
ただ、アイツだってまだこれから投げていかなきゃならねえんだ」

<ラミレス対策が投手陣にとって急務。
前日にチェンが6回にラミレスに同点弾を浴びて、勝ち星を手放した。
チェンもここまで20打数8安打3本塁打と苦手にしている。
13勝を挙げている吉見もラミレスには5打数2安打1本塁打>
「ラミレス? そりゃ、何とかしないといけない」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

●田中監督付スコアラー
<川井のラミレスへの配球について、ネット裏から分析。
ラミレスへの全12球のうち、ボール球はわずかに4球だけ。
割合にして三分の一しかなかった>
「ストライクを投げすぎ。
初球からどんどんストライクを投げている。もっとボール球を使わないと」
中スポ


●森野将彦
<自己最多タイとなる19号ソロを放つ。
4点を追う6回2死、東野のカウント2-2からの
スライダーを完ぺきにとらえ、右翼スタンドに運んだ。
昨年の本塁打数に112試合目で並んだが、
チームは首位・巨人に2連敗。厳しい表情で引き揚げて>
「絶対打とうと思って打席に入りました。
スライダーを待っていたわけではありません。体が反応しました」

<チームが東野を攻略できないのと同時に、
自身のふがいなさも感じていた。
前日、4打数無安打で敗戦の一因になってしまっていた。
相手の投球をじっくり見すぎていた。
そこでファーストストライクから、積極的に振っていくことを選択。
6回の一発もカウント0-1から3球ファウルを続け、その後に打ったもの>
「簡単にストライクを取られた。
初球から振っていけば配球も変わってくると思う。調子はよくはないですよ」
カメラブログ中スポサンスポスポニチ名古屋ニッカン

●イ・ビョンギュ
<5点を追う7回先頭の場面で
巨人・東野の直球を右翼スタンドへ7試合ぶりの今季2号ソロ。
前日は2打数無安打で5回に代打を送られ、
この日は4回2死二塁の場面で三邪飛。意地の一発だった。
今度は勝利につながるアーチをかけたいところ>
「手応え十分でした」。
カメラブログ中スポサンスポスポニチ名古屋

●平田良介
<9回2死から代打で今季1号の2ラン。
センター左のスタンドに飛び込んだ打球。
カウント1-2からの高め直球を仕留めて>
「甘い球だけを待って、思い切り打ちました。気持ちよかった」

<昨年9月7日・横浜戦(ナゴド)のサヨナラ弾以来
83打席ぶりのプロ2号。喜ぶだけでなく次を見据える冷静さも>
「変化球もいい形で待てた。
こういう当たりを続けていけば自信になると思う。次が大事です」

<2軍の新型インフルエンザ禍の影響で、
合宿所『昇竜館』から一時的に待避、ホテル住まいとなっている。
食事も含めて多少の不便さは否めないが、そこは若さで克服>
「きょうもこれからルームサービスです」
中スポサンスポ

●トニ・ブランコ
<死球を受けてあわや乱闘のシーンが起こった。
3点を追う6回2死の第3打席で左肩に死球。
怒りをあらわしてマウンドに歩み寄ろうとすると、ベンチから両軍の選手が…。
結局向かわなかったが物々しい雰囲気になった。
試合後は落ち着いた表情で>
「(巨人・東野に)キスでもしにいこうと思ったんだ。
ちょっと考えたけど、冷静になるのも必要だからね」

<執拗な内角攻めには険しい表情で>
「内角を攻めるのは野球の一つ。でももう死球はゴメンだよ」
(中スポ、ニッカン

●荒木雅博
<22日の横浜戦の第6打席で左前打を放って以来
ノーヒットが続いたが、第4打席でようやく右前打が出た。
13打席ぶりのヒットとはいえ、1安打では到底納得できない様子。
1、2番が出塁しないと得点力も上がらない。
絶対に落とせない3戦目に向け、真剣な面持ちで出塁量産を誓って>
「ボクも井端さんも塁に出られていない。
もう一回仕切り直し。考えてやっていきたい」
中スポ時事通信

●立浪和義
<この日最高の盛り上がりを見せた
3点を追う9回2死、そのアナウンスに大歓声が巻き起こった。
しかし結果は三ゴロ。最後の打者となった。
前日に続く凡打に悔しそうな表情を浮かべて>
「きょうは何もないね。
大歓声? そうだね。あしたまた頑張ります」
(中スポ)


●マキシモ・ネルソン
<リリーフした20日の広島戦でマクレーンに2ランを浴びて
2点を失い、以降登板機会がなかったが巻き返しに必死。
試合前には異例の内野ノックを受け、
右へ左へ打球を追いかけ、体のキレを取り戻そうと懸命に汗を流した。
この日は8回から2イニングを投げ、1失点だったが、
首脳陣の信頼を取り戻すためにも、マウンドで結果を残すしかない>
「状態? 悪くはない。ベストを尽くすだけだよ」
(中スポ)

●藤井淳志
<落合監督直々のノックで送球を確認。
指揮官の転がすゴロをダッシュして取り、矢のような送球を繰り返す。
肩の強さはチーム屈指だけに、あとは精度を上げて補殺を量産したい。
10分あまりに渡ったノックを受け終えて>
「コントロールに気を配った」

<守備面の課題ははっきりしている。それは『スローイング』。
驚異的なレーザービームで走者を刺す日があるかと思えば、
とんでもないところへと放ってしまうときもある。
ロスの少ないフォームへ矯正してきたのだが、
今度は肝心のコントロールが定まらなくなった。
コントロールがつきやすいように
足の運び方などを調整し、ペナントを乗り切ろうという。
理想的なフォームと精密なコントロールを追い求め、試行錯誤は続く>
「元に戻すことにします。バランスよく投げることが大事ですから」

<ナゴヤドームにあるドラゴンズミュージアムに
ブランコのコーナーがあり、あの認定ホームランボールと
バットが飾られているのだが、そのバットのグリップエンドには
「42」ではなく『4』と刻まれている。
刻印されているのは選手の背番号。
つまり『藤井モデル』を使用しているということになる。
このバットをブランコが手にしたのは4月末。
春先は34.5インチのバットを使っていたが、
もう少し短いサイズを差がしていた。
そんなとき同じミズノ社製で34インチのバットを借りると、
5月以降に大爆発。あの認定本塁打も
東京ドームの『看板越え弾』も藤井モデル。
6月以降に黒と白のツートンカラーのバットを手にしていたが、
それは藤井モデルのブランコ仕様だった>
「そうなんですよ。いまでもボクのモデルを使っていますよね。
ブランコからは『いいバットだな。感謝しているよ』って言われているんです」

<正確には右打席時に使うバットだが、自身にとっても大切なバット。
2年前、たまたまバットを手にした井端から
「このバットじゃ打てないだろ。これを使ったら?」と
差し出されたのが、巨人・阿部のモデル。
井端もバットを模索中でそのサンプルの1つだったが、自身には合った。
だが好感触でもすぐに折れる。そこでバランスを変えずに
0.2ミリ太くして、現在の藤井モデルが完成した。
実はブランコ以外にも、柳田や野本、小川ら若い選手にも愛用者が多い。
ブランコとタイプは違えど、同じ『名刀』を手にさらなる飛躍を狙っている>
「いいバットだと思います。ボクはブランコのように
飛ばせないけど、このバットでしっかり結果を残したい」
(中スポ)

●笘篠外野守備走塁コーチ
<22日の横浜戦の延長11回、2死一、二塁から
余裕を持ってバックホームしたはずが、
送球が大きくそれて決勝点を許した藤井について>
「(タイミング的には)200%アウトにしなくちゃいけないプレー」

<スローイングが藤井の課題と指摘して>
「送球フォームにまだまだ改善の余地がある。
あれだけの強肩。それにコントロールがつけば『鬼に金棒』になる。
今後も少しずつやっていくしかない」
(中スポ)


●落合監督
<4点を奪いはしたが、反撃も一発頼りの完敗で
首位・巨人とのゲーム差は4.5に。薄笑いを浮かべて球場を後にして>
「8月26日はこんな日や。
(ちなみに就任以来、8月26日は通算2勝4敗)」
(中スポ、サンスポおおさか報知スポニチ名古屋デイリー

2009年8月26日 (水)

チェン痛恨浅尾やられた、竜競り負けて3.5差に。

ついに来た夏の終わりの首位・巨人との直接対決。
2.5ゲーム差で迎えた首位攻防の初戦は、
ドラゴンズ・チェン-巨人・ゴンザレスの両投手が
粘りの投球を見せ、2-2のまま延長戦へ突入。
しかし延長10回、2番手・浅尾拓也がつかまり、
2死満塁から、に中前へ決勝2点タイムリー。
序盤リードしながら競り負け、痛い黒星のドラゴンズ
ゲーム差を3.5と広げられることとなってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 16回戦
(25日・ナゴヤドーム | 中日6勝10敗)
37979人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R
巨 人
中 日
[敗] 浅尾(51試合7勝9敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
チェン、浅尾 - 谷繁

◇対巨人16回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数1安打)
2 (二)荒木  (4打数無安打)
3 (三)森野  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ (3打数1安打)
5 (左)和田  (3打数2安打2打点)
6 (右)イ・ビョンギュ (2打数無安打)
7 (中)藤井  (3打数無安打)
8 (捕)谷繁  (3打数無安打)
9 (投)チェン (3打数1安打)

【イニング経過】
<1回・巨人> P・チェン(中6日)
坂本直球続け中スライダー中途半端空三振、
松本中スライダー一ゴロ、小笠原外直球左正面フライ

<1回ウラ・中日> P・ゴンザレス
井端低め見て四球、荒木左翼正面ライナー、
森野中スライダー二ゴロ4-6二封、
ブランコ嫌がり外直球外れ四球、
2死一、二塁から、
和田初球高め直球右前運ぶ適時打(D 1-0 G)
2死一、三塁から、イ・ビョンギュ外スライダー空三振

<2回・巨人> P・チェン
ラミレス内高め詰まりながらも右前落ちるヒット、
亀井内高め直球遊ゴロ6-4-3も一塁送球逸れセーフ、
打ち上げ右飛、阿部外直球中前落ちるヒット、
2死一、三塁から、古城外スライダーバット止まらず空三振

<2回ウラ・中日> P・ゴンザレス
藤井左足死球、谷繁投犠打(199個目)、
チェン初球内直球流し打ち三遊間破るヒット、
1死一、三塁から、井端外直球一ゴロ亀井バックホーム本封、
2死一、二塁から、荒木外直球一二塁間抜けるかのゴロ・古城好捕


<3回・巨人> P・チェン
ゴンザレス二ゴロ、坂本外チェンジアップ空三振、
松本粘り中スライダー左前飛球・和田弾き二塁打、
2死二塁から、小笠原ど真ん中直球痛烈もセンター正面ライナー

<3回ウラ・中日> P・ゴンザレス
森野一ゴロ、ブランコ外直球センター右二塁打、
1死二塁から、
和田内直球バット折りながらしぶとく中前適時打・
二走ブランコ激走生還(D 2-0 G)

1死一塁から、イ・ビョンギュ中高め直球二正面4-6-3併殺

<4回・巨人> P・チェン
ラミレス初球外高め直球右前打、
亀井初球スライダー一ゴロ3-6二封、外直球見三振、
阿部中直球とらえ左前打、
2死一、三塁から、古城外スライダー中前適時打(D 2-1 G)
2死一、二塁から、ゴンザレス外直球空三振・食い止める

<5回ウラ・中日> P・ゴンザレス
井端中高め投返し中前打、荒木初球捕犠打、
森野低め外れ四球、ブランコ内直球詰まり一ゴロ進塁打、
和田勝負避けられ四球、
2死満塁から、代打立浪外直球空三振・絶好機逃す


<6回・巨人> P・チェン 右・小池
ラミレス初球高め浮いたチェンジアップ・
完ぺきとらえられレフト中段飛び込む本塁打(D 2-2 G)
亀井初球外直球左飛、中直球空三振、
阿部高めカーブボール球空三振

<7回ウラ・中日> P・ゴンザレス
井端初球外スライダー三ゴロ、荒木中スライダー遊ゴロ、
森野中低めスライダー一ゴロ


<8回・巨人> P・チェン
松本外スライダー止めたバット投ゴロ、
小笠原外直球三球空三振、ラミレス外フォーク遊ゴロ

<9回・巨人> P・チェン
亀井粘り二正面ゴロ、外直球中飛、
阿部初球外直球中前打、古城外直球中前打、
2死一、二塁から、代打大道外高め直球空三振・ガッツポーズ

<9回ウラ・中日> P・越智
藤井外151キロ直球空三振、
谷繁外直球見三振・悔しがる、代打小山外直球手が出ず見三振


<10回・巨人> P・浅尾
坂本外直球バットの先一ゴロ、松本中フォーク一ゴロ、
脇谷中直球左前打、
ラミレス内直球詰まりながらライト線落とす二塁打、
2死二、三塁から、亀井カウント悪くして敬遠、
2死満塁から、中高め直球・投足元抜く中前2点適時打(D 2-4 G)

<10回ウラ・中日> P・クルーン
井端粘るも内スライダー見三振、荒木外高めスライダー三ゴロ、
森野内フォーク打ち上げ遊飛、
試合終了。


【ゲームレビュー】
延長で力尽きる

初回、2死一、二塁から和田が右前に先制適時打。
3回にはブランコ、和田の長短打で2点目。
先発・チェンが9イニングを2失点と粘ったが、
浅尾が踏ん張れず。打線も中盤以降は精彩を欠いた。
公式サイト共同通信社時事通信ニッカン式スコア


2.5ゲーム差で迎えた地元・ナゴヤドームでの直接対決
首位攻防の独特な緊張感が溢れるなか、
序盤制球乱し、調子が上がらないゴンザレスから、
和田の2本のタイムリーで先制し、リードを広げたものの、
回を追うごとに徐々に巨人ペースへと傾く展開に。
先発・チェンが4回に伏兵・古城のタイムリーで1点を返されると、
5回2死満塁の絶好機を逃した直後の6回先頭、
この日2安打のラミレスに初球、甘く入った変化球を
逃さずレフト中段まで運ばれてしまう同点弾
それ以降は立ち直ったゴンザレス、越智に封じられ、
ノーヒットに抑えられる一方で、チェンも奮起し、粘りの力投
2-2と同点のまま、延長戦に突入したものの、
延長10回、2死から浅尾が連打と敬遠で満塁としてしまうピンチ。
何とか踏ん張り、ウラのサヨナラ劇へという願いむなしく、
ベテラン・に内角直球をコンパクトに
センター前に弾き返される決勝の2点タイムリーを献上。
今季ここまでの巨人戦、ヒット1本さえ打たれたことのなかった
セットアッパーが打ち込まれての痛い痛い競り負け
大事な初戦を落としてしまい、
その差が3.5ゲームと広がることとなりました。


普段ほとんど四球を出さないという
ゴンザレスが立ち上がりいきなりの2四球。
やはり相手もこの対戦を十分に意識しているなあと感じつつ、
ぜひともそのまま攻略してほしいと願いましたが、
結果的には立ち直らせ、8回まで投げさせてしまった。
さらに中盤5回、2死満塁と追い込みながらも
早めの投入となった代打・立浪があえなく空振り三振
ここでゲームの流れが一つ途切れてしまったかなと。
しかも直後の6回先頭、ラミレスへの失投。
痛すぎる一発を浴び、同点に追いつかれると、
以降はずっと向こうのペースに終始。
それでも投手陣が踏ん張り、ゼロに抑えてきたものの、
延長10回、ついに力尽きてしまった
やはり向こうも開幕からずっと首位を走ってきたチーム。
最後は層の厚さを感じる結果になってしまいましたね。

4番・ラミレスを抑えられなかったことが、
そもそもの敗因にと繋がってくるのですが、
坂本、小笠原、亀井などの主力級を抑えながらも、
古城、松本、脇谷、そして最後の
いわゆる『脇役組』に良い働きをされてしまった。
こちらが地元にもかかわらず、それを凌駕するかのような
積極的な姿勢に、この日はやられたという感じ。
戦力的には決してひけはとらないものの、
適所で自分らの仕事を果たしたのが、巨人の方が多かった。
それが競り負けへと繋がってしまったんじゃないかと思いました。

またしても「天敵」に…。まあチェンも9イニング、
125球を投げ、
9安打を許しながらも、
10奪三振無四球で2失点
ピンチを背負っても、
しっかりと踏ん張るという、
防御率ナンバーワンたる力
見せてくれはしたものの、
やはり同じバッター
1試合何度も打たれてはいけない。
それが相手の主砲になればなおさらですね。
特に悔やまれるは、6回先頭での失投
当たっている打者には得てして甘いボールがいく、
というのもあったかもしれませんが、それにしても不用意
力と力の勝負でやられるなら、諦めもつきますが、
あんなボールでいとも簡単に追いつかれるとは…。
この『天敵』を退治することが今後の対戦に向け、
そのまま勝利への命題となってくることでしょう。
まだ公式戦でもおそらく2回は対戦があるはずですし、
敵は1人だけではないとはいうものの、
やはり敵の主砲をおさえてこそ、左のエースというもの。
次回はしっかりやり返し、勝利へ繋げてほしいと願います。


ここまでのシーズン、幾度と競り合いを制してきたチームが
延長戦の末とはいえ、それも直接対決で競り負けてしまったのは、
自分的には、けっこうショックなものでありました。
ただこの日ですべてが終わるわけでもないですし、
やり返すチャンスがすぐさま来るのが、3連戦。
うまく切り替えて、2戦目以降に臨んでほしいものですね。
特に野手陣はしっかり自分の仕事に徹することに重きを置きたい。
今季の巨人投手陣で一番良いと言われるゴンザレス
白星を献上しなかったことは、長い目で見ればヨシでしょうし、
さらに今後はそれ以上の投手は出てこないはず。
プラス思考で、打席に、ゲームに向かってくれればと。

ここに来て2.5、さらに3.5差になってしまったのは
正直痛いですが、まだまだゲームは残されています。
劣勢は百も承知ですし、ここからが意地のみせどころ。
土俵際に追い込まれたものの、
そこから押し戻して流れを再びつかむ。
そんなドラゴンズの底力を見せてくれ!と期待したいです。


★プレーヤーズ・ボイス(25日)

●浅尾拓也

<延長10回から2番手でマウンドに上がったが、
2死から脇谷、ラミレスに連続長短打を浴びて二、三塁。
カウントを悪くした亀井は敬遠した満塁。
谷には1-0から内を狙った真っすぐが真ん中に。
投手返しに右足を出して止めようとしたがかなわず痛恨の2点適時打。
やはり延長10回に2点を許して敗れた16日の東京ヤクルト戦の再現。
10日間で2つ目となった黒星に、歯ぎしりするしかなく>
「申し訳ないです…。大事な試合とは分かっていたのですが…。
コントロールが悪かったし…。すみません」
中スポサンスポスポーツ報知ニッカン

●チェン・ウェイン
<9安打を打たれながらも9イニングを2失点。
10三振を奪う力投を見せたが、勝負どころで踏ん張りきれず。
2-0の4回に古城の適時打で1点差とされると、
6回には先頭のラミレスにソロ本塁打を浴びた。
初球、チェンジアップが高めに浮いたところを
痛打された一発だっただけに、反省して>
「(本塁打された)ラミレス選手への失投が悔しいです。
失投でした。スッと抜けてしまった。
何とか切り替えて、9回までは抑えたのですが、
あの1球だけが悔やまれます」

<投球自体は悪くなかった。
150キロ前後の快速球を主体に10奪三振と、
ラミレス以外の打者はおおむね圧倒。
それだけにホームランを含む3安打を許し、
2失点に直結したラミレスへのピッチングが惜しかった>
「今年の巨人戦では一番よかった」

<ラミレスとの対戦成績には憂慮すべき数字が並んでいる。
昨季は19打数9安打で打率.474。今季は20打数8安打で打率.400。
本塁打は今季7本しか許していないのに、うち3本をラミレス。
苦手を通り越して『天敵』そのものだ>
「負けたくないという気持ちはいつも持っているんですけど…。
やっぱりいいバッターです」

<防御率1.35と、超ハイレベルな数字で
リーグトップをひた走る左腕が、唯一巨人戦では結果を残せない。
これまで6試合に先発して勝ち星は1つだけ。
相手の強さを知っているからこそ、リベンジへの闘志は燃え上がる>
「今年は巨人戦で打たれているイメージしかありません。
巨人というチームは、台湾で例えるなら
『統一』(昨年の台湾王者)のような名門です。
すごい選手がたくさんいる。
そういう相手を倒したい。巨人に勝ちたいんです」
カメラブログ中スポスポーツ報知共同通信社時事通信スポニチ


●和田一浩
<1回2死一、二塁から巨人先発・ゴンザレスの初球、
144キロ直球を右前へ運ぶ先制のタイムリーを放つ>
「先制のチャンスだったので、ランナーを返せてよかったです。
(好投手の)ゴンザレスだからといって、意識はせずに打席に入れました」

<3回1死二塁にもカウント1-1から内角シュートを強振。
バットの根元だったが、中前適時打で追加点>
「とにかく来た球をしっかり打とうと思ったのが良い結果になった」

<8月に入り、状態を取り戻してきている。
疲れも出たか、7月は打率.227で2本塁打と本調子には遠かったが、
試合前の練習量を調整するなどして、体調を回復することに努めてきた。
それが8月の好調につながり、
この日を含め、76打数25安打で打率.329。
逆転を狙うチームを必死に引っ張っている。
全打点を叩き出したが、逆転負けを喫しただけに、試合後は喜ぶことなく>
「もっと序盤にたたかないといけなかった。
(ゴンザレスの調子は)あんまりよくなかったみたいですし」
カメラブログ中スポサンスポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

●トニ・ブランコ
<初回2死一塁から四球を選んで、先制点を呼び、
3回1死から右中間二塁打を放って、和田の中前適時打で
2点目のホームを踏んだが、勝利にはつながらなかった。
第2ラウンドは豪快なアーチで勝利を呼び込みたい>
「負けてしまってはね。帰っていくファンに申し訳ないよ。
またあした頑張るよ」

<着実に復調の手応えを得てきている。
この日はフリー打撃でしきりに右打ちを繰り返し、
引っ張りをほぼ封印しながら右翼席へのサク越えも数本。
22日の横浜戦で一時外したひじ当てもタイプを変更して、
場合によっては装着することにしたようだ。
新兵器も手に入れて、天王山を制する力になる>
「柔らかいのにしたんだ。これならいくらかコントロールがきくからね」
(中スポ)

●立浪和義
<1点リードの5回2死満塁、イ・ビョンギュの代打で登場したが、
カウント2-2からの外角シュートに空振り三振。思わず天を仰ぐ。
試合後「すみません」と悔しそうに話すと、
初球の直球を見送ってしまったことを反省>
「真っすぐを待っていて、真っすぐを打てなかった。
あの初球を見送ってしまったのが反省だね」

<5回での代打は今季もっとも早い出番。
気持ちを切り替えて>
「5回? 準備はしていた。またあした頑張ります」
(中スポ、スポニチ名古屋

●石嶺打撃コーチ
<5回2死満塁、代打の切り札・立浪を
今季最速のイニングで起用したことについて。
今季3戦3敗のゴンザレスの制球が甘いと見るや、すかさず動いたが>
「速い遅いじゃない。その時の状況というのがあるから」
スポニチ名古屋


●イ・ビョンギュ
<打席に入ると、ヒップホップ系?の明るい歌が流れ出す。
『キタ、キター、イービョンギュ!』と
何ともシンプルかつ勢い満点の歌詞。そしてリズミカルなメロディー。
陽気な男にピッタリはまる登場曲だが、
8月上旬に1軍へ昇格して以降、ナゴヤドームで使われている新曲は、
韓国担当のチョン広報が知人の韓国人歌手・ノヒョンテに頼み込み、
無償で作ってもらったオリジナルソングだという。
本人はすっかり気に入っている様子>
「歌詞が日本語だから何を言っているのかわからないよ。
でも、いいリズムだよね」

<首位攻防で巨人は3人の右投手を先発に立ててくるとみられ、
そのバットが勝敗のカギを握るが、初回2死一、三塁から空振り三振。
3回1死一塁から二ゴロ併殺打。2打席とも凡退したこともあってか、
5回2死満塁の場面では代打が送られた。
大事な頂上決戦で結果を残せず、悔しそうな表情を浮かべて>
「交代については監督が決めることだからね。
気持ちを切り替える? そうだね。また頑張ります」
(中スポ、<ドラ番記者>

●岩﨑達郎
<若竜が練習に入れる気合を倍増させている。
それはチームを襲ったインフルエンザ禍で
思わぬあおりを食った格好になっているから。
1軍の試合はナゴヤドームであると、
通常なら1軍にいる若手がナゴヤ球場の試合に出て、
1軍で出場機会が少ない分、実戦勘を養うのだが、
対策のために1軍選手が親子出場するわけにはいかない。
現状を憂うが、嘆いてばかりもいられない。
この日も打撃練習から内野守備、バント、走塁と、
練習時間をいっぱいいっぱいまで使って、
グラウンドを駆け回った。口を結んで>
「仕方ないでしょう。その分こっちで倍の集中をするだけです」
(中スポ)


●落合監督
<先手を取りながら、10回に登板した浅尾が決勝点を献上。
首位攻防初戦で痛恨の逆転負けを喫したが、
マスク姿の報道陣が待つインタビュールームに姿を現すと、
薄笑いを浮かべながら、穏やかに一言だけ話して引き揚げる>
「きょうはこういう日。なっ」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(25日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-オリックス 21回戦
(25日・ナゴヤ球場)
 Bs 000 000 110 = 2
 D 120 100 03× = 7
[勝] 佐藤充(9試合5勝1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー] 佐藤充、齊藤、菊地、鈴木、伊藤準規 - 田中、小川
公式サイト・戦評

○佐藤充
<新型インフルエンザがチーム内にまん延しつつあるなか
行われたウエスタン・オリックス戦に先発し、
7イニングを7安打6奪三振1四球の1失点に抑える好投で
勝利に貢献し、チームの窮状を救った。
立ち上がりからエンジン全開。強気かつ低めを丁寧につく投球で、
公式戦復帰後4連勝と上昇気流に乗っている>
「いまは強く低めに投げて、ゴロを打たせることを意識しているけど、
きょうはもうひとつ投げ切れていない部分があった」

<2回には三者連続奪三振、
3イニングをパーフェクトの完ぺきな立ち上がり。
多少疲れの見えた7回に、3安打を許して1点を失うものの、
結果的には申し分のない投球を披露しながら、
真っ先に反省の弁が口をついて>
「打たれ方が悪かった。後半は甘いボールがあった。
しっかりと投げきってゴロを打たせる精度を高めていきたい」

<ひざは完治し、状態は良化の一途をたどっている。
1軍登板が視野に入る状態になってきたからこそ、
好調さに浮かれることなく、常に高いレベルの課題を自分に課している。
きっぱりとこう言い切り、前を見据えて>
「投げる試合は全部勝つつもりでやりたい」
中スポ

○伊藤準規
<ルーキーが9回に抑えとして登板し、
1イニングを1安打1四球の無失点に抑えた。
それでもプロ入り初被安打と初四球を与えて、
1死一、二塁のピンチを招いた投球を反省して>
「球自体は良かったと思うけど、制球力が全然ダメでした。
高め高めに浮いてしまったのが反省です。まだまだ、これからですね」
中スポ


◆中日、新型感染が8人に 2軍選手、新たに3人(共同通信社)
◆中日2軍 さらに3選手インフル(中スポ)
中日はこの日、さらに2軍3選手
新型インフルエンザ感染が判明したと発表。
これで感染者は2軍選手5人、同トレーナー2人、スコアラー1人の計8人
21日に最初に感染が分かったトレーナーは回復傾向にあり、
近く復帰しそうだという。ほかの感染者も重篤な状況にはなっていない。
中日2軍はこの日、ナゴヤ球場で行われたオリックス戦
7-2で勝ち、福岡ソフトバンクと引き分けた阪神
勝率で4毛上回って、ウエスタン・リーグ首位に立った。
27日までは試合がないが、28日からは同球場で
阪神との直接対決3連戦が予定されており、
感染がさらに拡大するようだと優勝争いへの影響も心配されるが、
西脇球団代表によれば、この日になって新たに発熱や体調不良を
訴えている選手・関係者はおらず、「沈静化してきている」という)

2009年8月25日 (火)

竜投最強ローテで臨む、ナゴヤDG対決今夜開戦。

逆転優勝を目指す2位・ドラゴンズにとって、
どうしても負けられない首位・巨人との直接対決3連戦。
いよいよ今夜からナゴヤドームでその火ぶたが切られます。
前夜となったこの日、先発陣野手数名がナゴヤドームで練習。
この3連戦を迎えるに当たり、ドラゴンズ先発陣を再編
初戦・チェン、2戦目・川井、そして3戦目・吉見
現状の三本柱を立てて臨むことが濃厚のようです。
その3人の意気込みを中心に、この日の竜の話題を集めました。

ドラゴンズトピックス(24日)

◇チェン・ウェイン

<きょう25日からの対巨人初戦先発が濃厚だが、
この日はナゴヤドームでランニング中心の調整。
今月3戦3勝、防御率0.38と
8月の月間MVPの最有力候補だが、無関心を強調。
あくまで勝利につながる投球をすることを誓って>
「月間MVP? 考えていないですね。
最近は四球の数が多いし、良い状態とはいえない。
チームが優勝するために巨人に勝ちたい。
巨人? 打たれているイメージしかない。
今年は苦手にしています。でも、何とか抑えたい。
先頭打者をしっかり抑えることを意識したい。
走者を出しても、そこから粘って投げたい」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋

◇川井雄太
<朝倉に代わって26日の第2戦に繰り上げとなりそう。
今季3勝無敗の『巨人キラー』は意気込んで>
「先頭打者をしっかり抑えたい。
自分の投球をすれば勝てると思います」
中スポスポニチ名古屋

◇吉見一起
<第3戦はリーグトップ13勝の右腕が中5日で投入されそう。
この日はナゴヤドームで練習。こう話したが、
描く次回とは、おそらく27日の巨人戦だろう。
順番通りなら次回登板は28日の東京ヤクルト戦(神宮)だが、
あえて6イニング90球で降板した前回21日の横浜戦、
さらにその後の調整を見たとき、ローテを組み替えることが濃厚。
引き締まった表情で意気込みを口にして>
「次回登板日? 直接は聞いていません。
ただ、ある程度、予想して調整していますよ。
いつ投げるかは分かりませんが、勝てる投球をしたい。
まずはチームの勝利を考えたい。
状態が悪くても、あきらめずに投げたい。
チームの雰囲気は悪くないんで、勢いに乗っていきたい」
中スポスポーツ報知

◇朝倉健太
<順番通りなら26日の巨人戦に登板だが、
28日の東京ヤクルトとの初戦に回りそう。
かつて『ヤクルトキラー』だった男。
神宮球場では8連敗しているものの、
好投しながら勝ちに恵まれないことが多かった。
前回19日の広島戦で降板理由となった
右手のアクシデントも後遺症はなさそう>
「大丈夫です。完ぺきです」
(中スポ)

◇マキシモ・ネルソン
<この日の練習はリリーフ投手はお休み。
先発陣のみの練習だったが、そこに長身右腕の姿も。
志願の休日返上だったとか。でもちょっと怪しい>
「休みはないよ。練習、練習、練習、練習…」
(中スポ)

◇浅尾拓也
<高校野球を見ていると『150キロ』左腕とか右腕とか次々と出てくるが、
本当にそんなにたくさん『150キロ投手』がいるものだろうか。
スピードガン表示にウソはないだろうが、甲子園、神宮などは速いと言われる。
中日でもっとも球速が出る右腕は>
「(スピードガン表示は)球場によって違います。ナゴヤドームが標準です」
(中スポ<ドラ番記者>


◇森バッテリーチーフコーチ
<新型インフルエンザが2軍にまん延している問題で、
チームは当面、投手陣の入れ替え『凍結』を明言。
1軍13人の投手陣で、事態が収束するまで乗り切る構えを見せて>
「今の状態じゃ2軍から上げるわけにはいかないだろ。
今いる奴らに頑張ってもらわないと。
(23日の横浜戦で完封した)中田が良い時に良い投球をしてくれた。
中継ぎ陣を休ませることができた」
スポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン


◇藤井淳志
<休日返上でナゴヤドームで行われた若手中心の練習に参加。
フリー打撃など約2時間のメニューを消化。
今月はチームトップの打率.368、トップタイの25安打と大暴れしている。
巨人戦でも引き続き活躍すると誓って>
「相手がどうこうとかは気にせず、
1試合、1打席1打席に集中していきたい。いつも通りに頑張ります」
(中スポ、ニッカン

◇平田良介
<自身今季初となる巨人戦に向け、フリー打撃などで汗を流す。
代打で2試合連続安打を継続しており、調子はよさそう。
ファームの選手が新型インフルエンザに感染したことを受け、
ナゴヤ球場に隣接する合宿所ではなく、名古屋市内のホテルに
滞在しているが、過度なストレスは感じていないよう。意気込んで>
「与えられたところで頑張ります」
(中スポ)

◇イ・ビョンギュ
<休日返上で調整。ナゴヤドームの指名練習に、
約2時間、フリー打撃などをこなした。
今季は打率.219と低迷しているだけに、巻き返しに必死のよう>
「休みだけど練習したかった。
巨人戦は3試合とも全部勝ちたい。少しでもチームに貢献したい」

<グラウンドには2人の息子とともに現れ、笑顔も見せて>
「スタンドに連れてきたことはあるけど、
子どもと一緒にグラウンドに来るのは初めてだよ」
(中スポ)


◇荒木雅博
<巨人の防御網を崩すのはやっぱり『アライバ』。
今季の巨人戦、打率チーム2位の.355。
井端とそろって好相性をキープしているが>
「あまり打っているイメージはないんですよ」

<出塁率は.397という高さ。
しかも出るだけではなく、かなりの確率でチームの得点になっている。
出塁計27度のうち半分以上の15回で、そのイニングに得点>
「井端さんと2人で5割、5割なら、
2人がうまいこと出れば10割、全部点が入るってことですよね。
何でもいいので塁に出ます。当たっても出ます!」
中スポ

◇井端弘和
<今季の巨人戦、打率1位の.362>
「そんな感覚はないですよ、ジャイアンツに限らず」

<さらに出塁率は.441。
出塁30度中、半分の15度と、出れば点が入るという現実には>
「塁に出ればいい、ということです」
中スポ

◇和田一浩
<きょう25日から始まる巨人3連戦は、2.5ゲーム差で迎えるが、
中日が3タテしても首位にならない、という現状がある。
巨人が8試合も引き分けていることで、
たとえ中日の貯金数が巨人を上回っても、
勝率では上回らず(中日.616、巨人.621)。
3連戦で3タテしたらマイナス0.5ゲーム差の2位となる。
直接対決で4勝して初めて勝率で上回るから、
実際は4ゲーム差という考え方もあるが>
「こっちは4ゲーム差だと思ってやっているよ」
(中スポ)


◇小池正晃
<浴槽にお湯をため、約30分間の半身浴をしてからミーティングに出席する。
ビジターで遠征しているときの日課だが、ならではの理由があるという。
その半身浴に加え、球場入りすると、
ダッシュを多めに行い、体温を保つようにしている>
「昨年、横浜からトレードで移籍してきたときからずっと、
ビジターでは最初に(フリー打撃を)打っているんです。
首脳陣の方々が決められたと思うので、理由はわかりませんが。
部屋では半身浴をしたりとか、シャワーで背中に水をかけたりとか。
体をあたためてから、球場に行くようにしています」

<この日はナゴヤドームでの指名練習には参加せず、
名古屋市内の自宅で静養に努めた。
きょう25日からは相性のいい巨人戦。
前回対戦の7月28日からの3連戦では、2本塁打を放ち、
勝ち越しに大きく貢献。独自の調整とともに首位決戦に臨む>
「巨人に対して悪いイメージはありません。
どこが出てきても、気負わずに一生懸命やるだけです。
任されたところで頑張ります」
(中スポ)

◇石嶺打撃コーチ
<ビジターのフリー打撃の順番の理由について多くを語らず>
「いつも同じ順番にしているよ」
(中スポ)

◇勝崎コンディショニングコーチ
<小池のルーティンワークについてこう語って>
「先に温めておくことは、ウォーミングアップをするうえで
効果的だと思います。ただ時間が経って、
冷えてしまうと意味がないので、注意は必要です」
(中スポ)

◇立浪和義
<この日は名古屋市内で静養。
地元で迎える大事な頂上決戦に気合を入れて>
「あしたから本当の勝負が始まりますからね。
ボクにとってのカウントダウンは始まっていますが、
勝利に貢献できるよう1打席1打席を大切にしていきます」
(中スポ)


◆セ・リーグ選手権試合 追加日程発表(セ・リーグ公式)
◆セが日程追加を発表 10月の14試合(共同通信社)

【ドラゴンズ・10月の日程】
10月3日(土) 対横浜 (14:00・横浜スタジアム)
10月4日(日) 対阪神 (14:00・阪神甲子園球場)
10月5日(月) (対阪神予備日=阪神甲子園球場)
10月6日(火) (対広島共通予備日=※)

10月17日(土)~ クライマックスシリーズ第1ステージ
10月21日(水)~ クライマックスシリーズ第2ステージ

※10/6共通予備日の優先順位は 中日-広島広島-中日の順。
中日-広島(9/1浜松中止)の場合(18:00・ナゴヤドーム)
広島-中日の場合(18:00・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)


◆中日、新型感染が5人に 2軍選手とスタッフ(共同通信社)
中日はこの日、2軍選手1人新型インフルエンザ感染を発表。
氏名は公表していない。21日に2軍トレーナー、
前日には2軍選手、トレーナー、スコアラー各1人の新型感染が
判明するなど2軍で感染者が相次いでおり、
これで選手と球団スタッフを合わせて5人となった。
1軍選手には感染者は出ていない)

◆井手編成担当
<この日、新たに球団から2軍選手1人の感染が発表され、
選手、スタッフを含めて2軍関係者5人の感染が確認されたが>
「これから2軍はさらに感染者が出ることが予想される。
1軍への感染を防ぐことが大事」
ニッカン


【ドラゴンズ・今週の日程】
25日(火) 対巨人 (18:00・ナゴヤドーム)
26日(水) 対巨人 (18:00・ナゴヤドーム)
27日(木) 対巨人 (18:00・ナゴヤドーム)
28日(金) 対東京ヤクルト (18:00・明治神宮野球場)
29日(土) 対東京ヤクルト (18:00・明治神宮野球場)
30日(日) 対東京ヤクルト (18:00・明治神宮野球場)

<ファーム>
25日(火) 対オリックス (12:30・ナゴヤ球場)
28日(金) 対阪神 (12:30・ナゴヤ球場)
29日(土) 対阪神 (12:30・ナゴヤ球場)
30日(日) 対阪神 (12:30・ナゴヤ球場)


以上、いつものごとくドラゴンズの話題を集めましたが、
夏の甲子園も劇的な幕切れでこの日終了。
さらに日が暮れるのも早くなったうえ、
朝晩は若干涼しくなってきたという印象も。
少しずつ、が近づいてきているということなのでしょうね。

そんななか、いよいよ今夜から
ペナントの行方を占う大一番の第一弾
ナゴヤドームで首位・巨人との直接対決3連戦が幕を開けます。
現在、2.5ゲーム差で追いかける2位・ドラゴンズですが、
8月ここまで13勝7敗というハイペースで戦いながらも、
巨人も13勝5敗1分けと、ほぼ同様の数字。
これではいつまで経っても、縮まるものも縮まらないなと。
やはり白黒はっきりと付けるには、
直接対決で叩いていくしかないのかもしれません。

ただ巨人の引き分け数の関係で、今回の3連戦、
ドラゴンズがたとえ3タテしても、勝率の関係で首位には立てない
その一方で、3タテを喰らうことになれば、
巨人優勝マジック26が点灯することになる。
なんとなく相手に良さげに傾いているのが、
若干気に入りませんが、こちらは追いかける立場ですし、
たった1つの黒星も許されない
その状況は変わらないと思います。

逆転Vへ向けての3連戦、注目の先発予想は、
各スポーツ紙がほぼ一致の見解で
これまでのローテからの再編を示唆していますね。
ちなみに中スポ紙面の予想は、初戦から
チェン-ゴンザレス、川井-東野、そして吉見-久保

左から、チェン・川井・吉見。前回対戦の東京ドームで
KOされた朝倉を次の神宮にずらし、
川井、吉見をそれぞれ
中5日で投入していく。
3人合わせての平均防御率2.08とは、
まさに最強ローテ結成の様相と
なりそうですね。
まあ今季幾度も定石を
外してくることがあった森コーチですが、
さすがに今回は、この3枚で決まりでしょう。
むしろその3枚を惜しむことなく注ぎ込んで、
重量打線の巨人をとにかく封じ込める。
決戦を制するためには、ぜひともそうしてほしいところです。

中で最も重責を背負うことになりそうなのは、
やはり初戦を任されるであろうチェンでしょうね。
後半戦の開幕投手を任され、いきなり巨人との対戦。
しかしベストの内容にはほど遠かったものの、
7回途中まで投げ、3失点に抑え、
登板5試合目にして、ようやく今季G戦初勝利をおさめた左腕
それまでの対戦では、まずまずの投球をしながら、
今イチ勝利に結び付いていなかったのですが、
その1勝で巨人に対する嫌なムードもいくらか拭えたのでは。
さらにその後8月に入ると、3戦3勝、防御率0.38と抜群の数字。
しかも状態がよくなくとも、白星が付いてくるなど
「勝てる投手」になってきていることも好材料でしょうか。

前回の広島戦は抜群の投球でしたが、
ぜひとも今回も持ち前のパワーピッチ
巨人打線を封じ込んでほしいものですね。
大事な決戦の初戦ということもあり、
力んでしまうのはある意味仕方ないこと。
それでもそういう状況のなか、うまく立て直して、
何とか自分の投球に持ち込めるよう、投げ込んでほしいもの。
優勝するためにチームに貢献するためには、
巨人を叩くことが一番の近道になるのは確かですし。


重量巨人打線強固な中日投手陣というのが、もっぱらの見方。
その投手陣の中で最も結果を出している3人
注ぎ込むのですから、ぜひとも3つ白星を重ねてほしいなと。
状態が上がってきた中継ぎ陣を含め、
うまく繋いで、最後は浅尾-岩瀬の方程式に持ち込みたい。
まずは先陣を切ることとなる左のエースの好投を
大いに願いながら、注目の初戦を見守っていこうと思います。

2009年8月24日 (月)

中田冴投12K今季初完封、2.5差で直接対決へ!

延長11回の末、接戦を落として
手痛い黒星を喫してしまったドラゴンズ
6カード連続勝ち越しを期して臨んだ
ナゴヤドームでの横浜との第3戦は、投げ合いの展開に。
しかし打線が4回、ブランコの犠飛で先制すると、
6回には森野将彦のバックスクリーンへの中押し弾。
援護をもらった中田賢一は持ち前の直球が冴え、
横浜打線をそのままねじ伏せて、見事な3安打完封
2.5ゲーム差のまま、ついに週明けの直接対決へと向かいます。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 18回戦
(23日・ナゴヤドーム | 中日15勝3敗)
31466人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日 ×
[勝] 中田(8試合3勝2敗)
[D本] 森野18号
[Dバッテリー]
中田 - 谷繁

◇対横浜18回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数1安打)
2 (二)荒木  (4打数無安打)
3 (三)森野  (3打数2安打1打点)
4 (一)ブランコ (2打数1安打1打点)
5 (左)和田  (3打数無安打)
6 (右)イ・ビョンギュ (3打数1安打)
7 (中)藤井  (3打数無安打)
8 (捕)谷繁  (3打数1安打)
9 (投)中田  (3打数無安打)

【イニング経過】
<1回・横浜> P・中田(中6日)
下園内角高め直球ファウルチップ三振、
藤田内直球右前打、森笠外直球左飛
ジョンソン低め見て四球、
2死一、二塁から、佐伯外フォーク合わせるも左飛

<2回・横浜> P・中田
吉村内直球打ち上げ二飛、石川外フォーク空三振、
武山初球カットボール遊ゴロ

<2回ウラ・中日> P・グリン
ブランコ外スライダー一塁線抜く二塁打、
和田外スライダー打ち上げ一飛、
イ・ビョンギュ内スライダースイング取られ三振
藤井外フォークとらえるも左直好捕


<3回・横浜> P・中田
グリン外スライダー見三振、
下園一ゴロブランコ捕れずエラー、
藤田内フォーク空三振、森笠中直球レフトフェンス際フライ

<4回・横浜> P・中田
ジョンソン遊直、佐伯詰まり二ゴロ、
吉村左ヒジ死球、石川初球中前打、
2死一、二塁から、武山外フォーク空三振

<4回ウラ・中日> P・グリン
荒木内直球詰まり遊ゴロも石川ファンブルエラー、
森野外フォーク左中間落ちるヒット・エンドラン荒木三進、
無死一、三塁から、
ブランコ初球外スライダー・
バットの先合わせて運ぶ中犠飛(D 1-0 YB)

1死一塁から、和田外スライダー空三振・
エンドランスタート森野二塁盗塁死=三振ゲッツー


<5回・横浜> P・中田
グリン外直球空三振、下園内直球見三振、
藤田首振って投げた内直球左飛

<5回ウラ・中日> P・グリン
イ・ビョンギュ中低め直球中前打、
藤井外直球遊ゴロ6-4-3併殺、
谷繁外カーブ左前運ぶヒット、中田外直球右飛


<6回・横浜> P・中田
森笠内直球二ゴロ、ジョンソン外高め直球見三振、
佐伯外高め148キロファウルチップ三振

<6回ウラ・中日> P・グリン
井端外直球見三振、荒木外直球二ゴロ、
2死から、
森野外高め直球完ぺき・
センター一直線バックスクリーン中段飛び込む本塁打(D 2-0 YB)


<7回・横浜> P・中田
吉村外カットスハーフスイング三振、石川内直球見三振、
代打内藤内フォーク空三振・毎回の11K

<8回・横浜> P・中田
代打桑原義行外スライダー高いバウンド三ゴロ、
下園内フォーク詰まり二ゴロ、
藤田内高めカット一ゴロ・毎回奪三振ならず

<8回ウラ・中日> P・木塚
谷繁外直球空三振、中田遊ゴロ全力疾走、
井端外直球右打ち・一塁オーバーヒットようやく、
荒木外シンカー二ゴロ


<9回・横浜> P・中田
森笠外高め直球左前打・先発全員奪三振ならず、
ジョンソン内高め145キロ打ち上げ二飛、
佐伯中低め142キロ力ない遊ゴロ6-4-3併殺、試合終了。


【ゲームレビュー】
中田が3安打完封 6カード連続勝ち越し

4回無死一、三塁から、ブランコの犠飛で先制。
6回には森野の18号で加点した。
中田は両サイドの制球が良く、3安打に抑えて今季初完封3勝目
横浜グリンが好投したが、打線が12三振を喫した。
公式サイト共同通信社時事通信ニッカン式スコア


1勝1敗で迎えた横浜との第3戦。
両先発投手が好投し、早いテンポで進んでいきましたが、
中盤4回、エラー出塁をきっかけにチャンスをつかむと
主砲・ブランコがバットの先ながらもきっちりと犠飛。
この3連戦はじめて先制に成功すると、
6回2死からは、森野がまさに打った瞬間といえるバックスクリーン弾
8試合ぶりの打点が貴重な中押しとなりましたが、
その2点だけでも、この日の先発投手には十分な援護に。

それほど、中田の出来がよかったですね。
もっか4連勝中と得意としている横浜相手
さらに村田・内川といった「飛車角抜き」の打線とはいえど、
たとえこの2人がいたとしても、おそらく打てなかったのでは。
立ち上がりこそ、やや慎重に入ったか、
いつものごとくモタモタさが出ていたものの、
それ以降は自分のペースに持ち込むと、ほんとスイスイ。
特に、背番号20の命綱ともいえるストレートが力を発揮。
スピード表示こそ150キロに達しはしないものの、
それが気にならないぐらい、球の伸びが実に抜群
さらに中盤までややセーブしていたこともあり、
課題の制球の方も、大きく乱れず低めにしっかりとセーブ。
そしてもう一つの武器であるフォークもよくキレていたなと。
中盤5回、6回、7回はまさに奪三振ショー
本来の投球の片りんも示し、まさに危なげなし
まあさすがに相手も当てに入ってきたか、
終盤ゴロアウトが増え、毎回奪三振こそ達成できませんでしたが、
わずか3安打、そして三塁を踏ませることなく、
自己最多タイの12奪三振で、今季初完封をマーク。
その力強い投球は、復調への歩みをより感じさせるものとなりました。


クールに完封。現状6人いる先発投手のなかで、
最も投げてみないと分からないと
いえるのが、この中田
しかしここ数試合の安定ぶりを見ると、
ようやく本来の姿に戻りつつあり、
さらに一皮むけつつある
いうところが伺えますね。
まあ巨人・阪神相手に
威風堂々投げていたところまでは
まだまだいかないとはいうものの、
今回のような投球ができれば、
大一番でも使えそうな気が。
まだ3勝と、他の投手と違って
結果こそ出ていませんが、
これからの後半戦、中田が出てきたことは、
投手陣にとっても頼もしく、大きなものといえるでしょう。

ただこれで満足せずに、次回もきっちり結果を出し続けてほしい。
CS解説の小松さんも話していましたが、
「この日の投球を忘れるな」。
良かったところをはじめとして、投球をきっちりと分析。
そして次の神宮でもそれに近い投球を継続してほしい。
遅ればせながらも、ようやく出てきた背番号20
今後もその投げっぷり、さらに注目したいところです。


一方打線は、森野バックスクリーン弾が実に見事でしたが、
その上に前夜、チャンスで凡退し続けたビョン井端
一本出たというのは、大きいんじゃないかなと思います。
特に井端の方はやや心配でしたし、
最後の最後に右方向に放った一打に、ホッとしましたね
まあ一時のピークに比べると、若干疲れも見える打線
ただ次のカードは、大事な首位攻防でもあります。
キツいなかでも気を引き締めて、ぜひとも爆発してほしいです。

今週も2カードで、4勝2敗
お得意さま相手でしたし、もうちょっとイケた部分もありますが、
どうもこのペースを続けていくだけでは、
もしかしたら首位に立つことができないのかも。
やはり直接対決で叩かないと、差が縮まらないのでしょうね。
そんななか、まさに今季を占うであろう1つとなる
首位・巨人との3連戦がいよいよ明日からナゴヤドームで始まります。
地元での大きな声援を受け、願わくば3タテ
厳しい戦いとなるでしょうが、何とか打ち勝ち、投げ勝って、
逆転優勝への道が拓けるよう、頑張ってほしいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(23日)

◎中田賢一

<3安打完封で今季3勝目を挙げる>
「(ナイスピッチングでした)ありがとうございます。
(ヒット3本の完封勝利。今の気持ちは)
うれしいですね。はい。
今年いいピッチングがしっかり出来てなかったので、
ここで1回出来てよかったです。はい。
(特に中盤以降、相手打線を寄せ付けなかった)
そうですね。そう点数も少なかったんで、
あのう、できるだけ0点に近い形で、えー、抑えようと思って、
一人一人大事に投げました。
(今季は開幕から苦しかったが、見事な復活の投球)
そうですね。まだ1回なんで、まだこれから何試合か、
投げさせていただくと思うんで、
またこのようなピッチングができればいいなと思ってます。
(6回の森野の本塁打、どういう思いで見ていたか)
いや、打った瞬間だったんで。
森野さん、ありがとうございます、っていう感じです。はい。
(巨人3連戦に向けて一言)
えー、僕も応援することしかできないですけど、
あのう、みなさん大っきな声援で応援して下さい!
(次回もいいピッチングを期待しています)
はい、頑張ります! ありがとうございました!」


<最後の勝負球も、鋭く伸びる直球だった。
9回1死一塁。142キロの直球で佐伯を遊ゴロ併殺に仕留めた。
昨年4月以来、自身2度目の完封で3勝目。
握りしめた右拳を力強く突き出した。
1回2死一、二塁を切り抜け、失策で出た下園を
二塁に背負った3回も後続を断ち、波に乗った。
140キロ台半ばの直球が糸を引くように両サイドに決まり、
切れのあるフォークボールに打者のバットが次々と空を切った。
5回以降はわずか1安打。満足げに振り返って>
「今年はいい投球ができていなかったんで、うれしいです。
きょうは投げきりたいなと思ってマウンドに上がりました。
(球威を)抑えていたわけではない。(立ち上がりは)良くなかった。
谷繁さんが真っすぐのサインを多く出してくれたし、
途中から直球の状態が良くなってきたので大胆に攻められました。
多少中に入っても直球で空振りやファウルを取れた。
低め低めに投げようと思った」

<7回2死、代打・内藤を空振り三振。
三者連続三振でこの回を抑え込み、ここまで毎回の12奪三振。
06年8月22日のヤクルト戦(ナゴド)で記録した
1試合の自己最多奪三振記録に並んだ。
抜群のコントロールに胸を張って>
「最多タイ三振? (三振を取った球は)良いボールが多かった。
フォークもよく落ちた。勝負球が思ったところに行くように、
しっかり投げきりたいなと思ってマウンドにいますから」

<前回登板した16日の東京ヤクルト戦では
6イニング1失点ながら、7安打3四球の内容に不満が残った。
この1週間は全体練習が終わっても近藤コーチと
キャッチボールをするなど、リリースポイントを確認。修正を図り>
「リリースポイントがバラバラだったので、
最近はずっと近藤コーチとキャッチボールをして見てもらっていた。
抜けた球が多かったんでいろいろアドバイスしてもらった」

<ペナントレースもいよいよ勝負どころを迎えた今、
竜投の幹は太さを増すばかり。
力強い言葉でヒーローインタビューを締めくくって>
「まだ1回なんで、これから投げさせてもらって、
またこのようないいピッチングをしたい」
中スポサンスポおおさか報知時事通信
スポニチ名古屋ニッカンデイリー


○谷繁元信
<好リードで中田の持ち味を引き出す。
立ち上がりに10球連続でストレートを要求し、
この日の快投に火を付けた。充実の表情で球場を後にして>
「(中田の武器がストレートなのは)いつも言っていることだからね」
(中スポ)

○森バッテリーチーフコーチ
<前日は投手5人をつぎ込んだが、延長11回の末に敗戦。
首脳陣は黒星を喫した岩瀬の温存を試合前から決めていた。
疲労がたまっているリリーフ陣を休ませたことは大きな意味を持つ>
「昨日の今日だからな。もちろん準備はしているが、
明日も含めてリリーフが2日休めるのは精神的に大きい」
おおさか報知ニッカン

●杉村打撃コーチ(横浜)
<中田の前に打線が散発3安打。
その投球に脱帽、敗因を分析して>
「カウントを取りに来るストレートを狙ったが、前に飛ばなかった。
ストレートが良くて力負けしてしまった。
あれだけフォークを振ってしまうのは
よっぽどストレートが来ていたということ」
(中スポ、サンスポ


◎森野将彦
<6回にバックスクリーンへ18号本塁打>
「(ナイスバッティングでした)ありがとうございます。
(1-0で迎えたあの場面、どういう思いで打席へ)
えー、2アウトでしたしね。えーカウントも(1-2と)有利だったんで、
えーとにかくね、甘いボール来たら思いっきり振ろうと思って臨みました。
(バックスクリーンの中段までいった)
そうですね。やっとね、あの、練習でいつも打ってる当たりが
試合で出たなという感じで良かったと思います。
(今夜は中田が素晴らしい投球。どういう思いで見ていたか)
まあいつもね、あのう、フォアボールばっか出すんですけど、
えー、今日は安心して見ていられました。
(そしてホームランが貴重な追加点となった)
そうですね。ほんとにね、1点ほしいところで
えー、まあ結果的にね、あのういいところで打てたなとは思っています。
(現時点では巨人が東京ヤクルトにリード許している)
そうですね。えー、この次ジャイアンツがナゴヤドームに来るんでね。
えー、その時に何とか叩けるように、えー、頑張りたいと思います。
(週が明けたら巨人との3連戦。かなりファンは盛り上がっている)
はい、絶対に勝ちたいと思います!
(大いに期待しています)頑張ります!はい」


<ホームラン談話>
「思い切り振りました!」

<横浜・グリンの甘い142キロ直球をはじき返した打球は
きれいな放物線を描いてセンターバックスクリーンに『着弾』。
これが自身描き続けてきた理想の打球だった>
「完ぺきでしたね。やっと練習で打っていることが試合でできました。
センターに強い打球が打ちたかった。それが調子のバロメーターなんで」

<予感はあった。1回2死からの第1打席は平凡な遊ゴロ。
だが、自身にとっては意味のある凡打だったという。
バットの軌道、タイミングの取り方、
試行錯誤を繰り返した末につかんだ手応え。
それが4回の左前打、そして8試合ぶりの打点となるソロにつながった>
「あのショートゴロのとき、こんな感じかなって。
もうちょっと強引にいけばセンターに強い打球がいくかなって」

<25日からは地元・ナゴヤドームでの巨人3連戦。
現時点で恐れる敵はうがい、手洗いで予防している
新型インフルエンザくらいか>
「絶対に勝ちたい。(状態は)まだ半信半疑だけど、
少しでも手応えがある方がいい。
あとはインフルエンザに気をつけますよ」
カメラブログ中スポおおさか報知時事通信


○トニ・ブランコ
<4回無死一、三塁から、先制の中犠飛を放つ。
横浜先発・グリンの外角スライダーを
バットの先で拾い、鈍い当たりながら中堅に運んで>
「打ったのはスライダー。
とにかくランナーをかえそうと思って打席に入りました」
カメラブログ中スポサンスポ毎日jpニッカン

○荒木雅博
<4回無死一、三塁、ブランコの中犠飛で本塁へ好走塁。
かなり浅い位置だが、三塁走者は迷いなくスタートを切った。
位置は浅くても、捕球姿勢によってセーフになれる。
鋭く、正確な読みが先制点になって>
「あれだけ追いかけてくれれば、すぐには投げられないでしょう。
(スタートは)全然難しくなかったですよ」

<三塁に到達するまでの過程も足が生きていた。
出塁は遊ゴロ失策。捕っていても、
自身の足ならセーフになりそうなタイミングだった。
当然、相手は焦る。結果、捕球し損なった。
出塁すると、森野とのランエンドヒットを決めた。
左翼の右寄りに少しフワリと浮いた飛球。
一瞬捕球されそうにも見え、二塁手前でスピードを緩めたが、
落ちたのを見極めると、一気に加速し、三塁へ。
この時点で先制点奪取の確率は跳ね上がった>
「あれでも(判断は)遅かったけどね。
足で取ったともいえる1点? そんなことないですよ」
中スポ

○井端弘和
<11打席ぶりに安打を放った。
第4打席となった8回2死、カウント1-2から木塚の直球を右前打。
25日からの巨人との首位攻防3連戦に向け、気合を入れ直して>
「最後に打ててよかった。
状態は悪くないと思っていました。ミスショット、ミスショットで。
これで乗っていけると思います」
(中スポ)

○立浪和義
<兼任コーチは出番はなく、ベンチで勝利を見守った。
あす25日からは首位・巨人との直接対決。
今季の対巨人戦は9打席に立ち、5打数3安打で1本塁打。
4四球も選んでおり、出塁率はなんと.778。
抜群の相性のよさを生かすべく、しっかり英気を養う>
「あした(24日)は大事な試合に備え、しっかり休みます」
(中スポ)


◇吉見一起
<右投手なら右端に立ち、左投手なら左端で構える。
マウンドの投手板の一般的な使い方であるが、
あえてこの定石を崩しているのが4年目右腕。
社会人野球のトヨタ自動車時代に会得したという>
「右端に立つ選手が多いですけど、こぶし1つぶんくらいなんですが、
真ん中寄りに立つようにしているんです。
そのほうが投げやすくて、コントロールしやすい気がするんです」

<他人と少し、違う場所からボールを放る。
投げ合う相手によっては、左足の着地点の掘れる場所がずれ、
投げづらい場合もあるとか。だからマウンドに上がるとき、
スパイクなどで丹念に整えることも。冗談交じりに笑って>
「阪神の安藤さんと投げ合うときは、
偶然かもしれませんが、同じ着地点で投げやすいんです。
トヨタ自動車の先輩ですから、同じなんですかねえ」
(中スポ)

◇近藤投手コーチ
<理論的に、投手板の端ではなく、真ん中付近を使う効果があるのか>
「感覚的な問題だと思いますけど。
僕の現役時代ですか? 端から投げていましたよ」
(中スポ)


○落合監督
<6カード連続の勝ち越し。被安打3で今季初完封の中田の投球に>
「きょうは(中田)1人で投げさせていいだろう。
あれくらい(の内容)だったら」
中スポサンスポおおさか報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


ドラゴンズトピックス(23日)

◆中日、2軍選手らが新型インフル感染(サンスポ)
◆中日2軍選手もインフル感染(スポーツ報知)
◆新型インフルさらに3人=プロ野球・中日(時事通信)
◆中日にも!選手ら3人が新型インフル(スポニチ)
◆取材陣にマスク配布 中日(共同通信社)
◆中日・落合監督、報道陣に「マスクつけて」 試合後会見(朝日新聞)

◆竜2軍選手インフル感染(中スポ)
中日はこの日、新たに2軍選手トレーナー、スコアラー各1人の
計3人新型インフルエンザ感染が判明したと公表した。
球団内の感染者は21日に判明した2軍トレーナーと合わせて4人
選手名などはプライバシーの問題として明かしていない。
新たに感染が分かった3人は、1人目の感染判明後体調不良を訴え、
名古屋市内の病院で検査を受け、新型インフル感染と診断された。
現在は自宅などで静養中。またこの日。豊橋での2軍交流戦に
参加予定だった選手の一部が体調不良で名古屋へ戻っており、
感染はさらに拡大する可能性がある。
西脇球団代表によれば、球団は対応策として
2軍に『ファンとの接触を避ける』ことを指示。
また1軍選手と2軍選手の接触を避けるため、
出場選手登録されている28選手のうち、
1人だけ合宿所『昇竜館』に住んでいる平田を一時的にホテル住まいとした。
週明けのきょう24日には球団管理部が保健所に連絡し、
施設の消毒などの対処法について相談する)

◆加茂広報部長
<2軍選手1人と球団職員2人が
新たに新型インフルエンザに感染したことを発表。
今後の感染拡大を危ぐして>
「まだ検査結果の出ていない人もいるので増える可能性がある」
スポーツ報知

◆西川球団社長
<新たに2軍の選手やスコアラーら3人が
新型インフルエンザに感染したことが判明。
多くの感染者が出た北海道日本ハムが苦戦し、
あす25日からの首位・巨人との直接対決を控えて
チームは感染者の拡大を防ごうと必死>
「これ以上まん延しないよう、最善の策を取りたい」
共同通信社時事通信


◆落合監督
<新型インフルエンザ対策として、
今後、試合後の会見の際には報道陣がマスクを着用するよう要請。
一度は広報を通じて会見の自粛を伝えたが、撤回。
マスクで防ぐことに落ち着いて>
「うつしたりうつされたりしてもいけない」

<北海道日本ハムでの感染をきっかけに
球界も広がりが懸念され、中日では2軍選手ら4人に感染が確認された>
「予防しかない。マスコミの方が
多くの人に接触するから感染する確率は高いかもな」
朝日新聞


若竜トピックス(23日)

◆イースタン・ウエスタン・リーグ交流戦
中日-巨人 2回戦
(22日・豊橋市民球場)
  100 010 000 = 2
  010 000 010 = 2
(規定により引き分け)
[D本] 谷5号
[Dバッテリー] 山井、鈴木、金剛 - 田中、清水将海
公式サイト・戦評

△山井大介
<2軍交流戦の巨人戦(豊橋市民)に先発。
7イニングを投げ6安打2失点と好投し、1軍再昇格をアピール。
4回まで毎回の8三振を奪うなど、2ケタの10三振を奪う力投を見せて>
「調子は良かったです。ボールに力があったと思います。
スライダーも手応えありました。
きょうは全体的に良かった。どのイニングが悪いというのもなかったし、
イニングの途中でばたつくこともなかったので」

<しかし反省も忘れず>
「打たれたボールは高かったです。あの、一球が悔やまれます」

<今季ここまで1軍では7試合で2敗の成績だが、
降格後は4連勝で今季2軍では無傷の7連勝中>
「とにかくいいピッチングを継続していきたい」
ファームブログ中スポ

△小林投手コーチ
<勝ち星こそ付かなかったが、
1軍再昇格に向けて猛アピールしている山井に好評価を与えて>
「1イニングで3点、4点取られなかったから、課題は十分にクリアした。
真っすぐが良かったし、
イニングが進むにつれて抜けるスライダーも良かった」
中スポ


△新井良太
<2回に同点に追いつくきっかけとなる左安打を放つなど、2安打。
1軍からは遠ざかっているが、
2軍も現在、阪神と優勝を激しく争っている最中。
しかも相手が巨人となれば黙っているわけにはいかない。
そんな気持ちがバットに乗り移って>
「結果を残し続けていけば、
また(1軍の)チャンスがもらえるかもしれないし、
(ファーム日本選手権が行われる)富山にも行きたい」
(中スポ)

△中村公治
<途中出場だったが、マルチ安打をマーク。
2本とも外角直球をコンパクトなスイングでミートして>
「スライダーがくるかな?と思ったけど、ストレートをうまく打てました」
ファームブログ


◇伊藤準規
<豊橋市民球場で午後1時から約1時間、
遠征に参加している中日選手による野球教室が開催され、
豊橋市内の少年野球38チームから小学生185人が参加。
ポジション別にそれぞれ分かれ、投手を代表して
投球の基本動作を教えた新人は子どもたちを前に緊張した様子>
「まさか僕が説明するなんて。びっくりしました」
中スポ

2009年8月23日 (日)

拙攻竜好機でブレーキ、岩瀬打たれて延長負け。

6、7番の活躍などで横浜との初戦を制したドラゴンズ
ナゴヤドームでの第2戦は、先発・小笠原
立ち上がりいきなりの3ランを浴びてしまうと、
打線は再三のチャンスであと一本が出ない拙攻の連続
それでも7回にブランコが反撃の2ランを放つと。
土壇場9回には、和田の適時打でついに3-3の同点。
しかし延長11回、守護神・岩瀬がつかまり、
2死一、二塁から藤田に勝ち越し打を献上。
そのまま逃げ切られ、ナゴドでの対横浜戦連勝は12でストップ。
首位・巨人とのゲーム差は、再び2.5ゲームと開いてしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 17回戦
(22日・ナゴヤドーム | 中日14勝3敗)
37430人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 R
横 浜 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1
中 日 0 0 0 0 0 0 2 0 1 0 0
[敗] 岩瀬(47試合1勝3敗36S)
[D本] ブランコ34号2ラン
[Dバッテリー]
小笠原、浅尾、河原、高橋、岩瀬 - 小田、小山、谷繁

◇対横浜17回戦・スタメン
1 (遊)井端  (6打数無安打)
2 (二)荒木  (4打数2安打)
3 (三)森野  (5打数2安打)
4 (一)ブランコ (6打数1安打2打点)
5 (左)和田  (4打数3安打1打点)
6 (右)イ・ビョンギュ (5打数無安打)
7 (中)藤井  (4打数無安打)
8 (捕)小田  (2打数無安打)
9 (投)小笠原 (2打数1安打)

【イニング経過】
<1回・横浜> P・小笠原(中6日)
下園外スライダー左中間落ちるヒット、
仁志一犠打・ブランコ中途半端なトス荒木捕れずエラー、
無死一、三塁から、大西外スクリュー空三振、
1死一、三塁から、ジョンソン外高め甘いスライダー・
完ぺきに運ばれ、ライト中段飛び込む3ラン(D 0-3 YB)

<1回ウラ・中日> P・スティーブン・ランドルフ
井端内スライダー詰まり二ゴロ、荒木内外れ四球、
森野2球目武山捕逸・荒木二進、
森野フルカウント外直球外れ四球、
ブランコ外低め直球空三振、和田外外れ四球、
2死満塁から、イ・ビョンギュ外147キロ直球二ゴロ・三者残塁


<2回・横浜> P・小笠原
石川外低め直球見三振、武山内高め直球空三振、
ランドルフ内低め直球二ゴロ

<2回ウラ・中日> P・ランドルフ
藤井外直球浮き四球、
小田初球前・ランドルフけん制もボーク・藤井二進、
小田初球バント打ち上げ捕邪飛失敗、
小笠原二ゴロ進塁打・藤井三進、
2死三塁から、井端外高め直球打ち上げ右飛


<3回ウラ・中日> P・ランドルフ
荒木左飛、森野外スライダー中前抜けていくヒット、
ブランコタイミング外され二ゴロも仁志弾きエラー、
1死一、二塁から、和田外チェンジアップ右中間打球伸びるも中飛、
2死一、二塁から、
イ・ビョンギュ外高めボール球手出して三振・ガックリ


<4回・横浜> P・小笠原
ジョンソン外直球投返し中前打、
佐伯初球外スライダー二ゴロ4-6-3併殺、吉村内直球空三振

<4回ウラ・中日> P・ランドルフ
藤井外チェンジアップ遊ゴロ、小田ボテ三ゴロ、
小笠原中高め直球右中間突破二塁打、
2死二塁から、井端外直球またも打ち上げ右飛


<5回・横浜> P・小笠原
石川初球高い一ゴロ、武山中スクリュー空三振、
ランドルフ四球、下園外直球左前打・ランドルフ三進、
2死一、三塁から、仁志中スローカーブ空三振

<5回ウラ・中日> P・ランドルフ
荒木外高め四球、森野当てただけ二ゴロ・走者入れ替わり、
ブランコ外チェンジアップ合わず空三振、
和田内スライダー左翼左持っていく二塁打、
2死二、三塁から、イ・ビョンギュ外低めスライダー拾うも中飛・大ブレーキ


<6回・横浜> P・小笠原
大西外低め一杯直球見三振、ジョンソン意識四球、
佐伯内スクリュー詰まりながらも中前打、
1死一、二塁から、吉村外スクリュー二正面4-6-3併殺

<6回ウラ・中日> P・真田
藤井中フォーク空三振、
代打小池内シュートレフト左クリーンヒット、小笠原三犠打、
2死二塁から、井端内低めシュート見三振・こちらもブレーキ


<7回ウラ・中日> P・木塚
荒木詰まり二塁後方飛球・背走仁志捕れずヒット、
森野初球中高め直球力負け遊飛、
1死一塁から、
ブランコ中スライダー打った瞬間・
弾丸ライナーレフト中段飛び込む2ラン(D 2-3 YB)

和田外シンカー高いバウンド三塁内野安打、
P・加藤康介
イ・ビョンギュ外高めボール球3球空三振、
藤井内直球バットへし折られ二ゴロ


<8回ウラ・中日> P・加藤康介
小山外直球空三振、
代打平田ど真ん中直球良い当たりレフト左二塁打、
1死二塁から、井端内直球手が出ず見三振、
2死二塁から、荒木粘るも11球目外直球遊正面ゴロ


<9回ウラ・中日> P・山口
森野内低め直球・ライナーライトフェンス直撃二塁打、
ブランコ中スライダー最低限二ゴロ進塁打、
1死三塁から、
和田外直球きっちり右前同点適時打(D 3-3 YB)
イ・ビョンギュ外フォーク空三振、
藤井2球目和田スタートも二盗失敗、延長戦へ突入


<10回・横浜> P・高橋
下園外フォーク空三振、山崎内外れ四球、大西投犠打
2死二塁から、ジョンソン外高め150キロ直球空三振・お見事

<10回ウラ・中日> P・山口
藤井窮屈遊ゴロ、小山高め直球空三振、
代打英智外低めスライダー空三振・この試合チーム初の三者凡退


<11回・横浜> P・岩瀬(連続試合セーブ20でストップ)
捕・谷繁 右・藤井 中・英智
代打桑原義行外直球外れ四球、
吉村初球バントも投正面・岩瀬二塁送球井端好処理二封、
石川捕犠打・吉村二進、
代打内川敬遠・代走細山田、
2死一、二塁から、藤田外高め甘いスライダー右前打・
藤井バックホーム若干逸れるも谷繁捕ってタッチ・
二走吉村うまく回り込んで生還=適時打(D 3-4 YB)

<11回ウラ・中日> P・高崎
井端フルカウント外スライダー空三振・6タコ
荒木外スライダー三塁強く抜いていく左前打、
森野中沈むスライダー空三振、
ブランコ初球外スライダー叩くも遊ゴロ6-4、
試合終了。


【ゲームレビュー】
岩瀬打たれる

7回にブランコの2ラン、9回に和田の適時打で追い付いたが、
岩瀬がつかまった。横浜が延長戦を制し連敗を5で止めた。
3-3の11回、2死一、二塁から藤田の右前打で勝ち越した。
5番手の山口が4勝目。高崎がプロ初セーブ。
公式サイト共同通信社時事通信ニッカン式スコア


初戦圧勝した勢いそのままに
一気にカード勝ち越しを狙いましたが、岩瀬のコメントのごとく
「こんな結果になって申し訳ないです…」的な黒星。
延長11回、4時間20分のロングゲームの末、
ナゴヤドームで12連勝中だった横浜相手
痛い星を失ったのは、とても残念でしたね。

守護神力尽く…。球団連続セーブ記録更新中の岩瀬
あえて記録が止まるのを承知で、
同点の11回に迷わず起用
そこまでして必勝を期したものの、
結局は裏目に。
代打・内川を敬遠して、
藤田勝負の選択は当然でしたが、
宝刀・スライダーが
甘く外角高めに浮いてしまった時点で
この日の勝負は決することとなりました。

まあ先発・小笠原が立ち上がり痛恨の失投
いきなり3ランを食らってしまったのが、
そもそもの苦闘の始まりではありますが、
その小笠原も含め、総じて投手陣良く投げたと思います。
それよりもこの日は、なんといっても打線
特に序盤から再三のチャンスがありながら、重ねてきた拙攻
あれだけミスをもらいながら、
一気に付け込めなかったのは、痛すぎました。
同じ打者にこれでもかというぐらい、何度もチャンスが回ってくる。
何とか打ちたいという気持ちは出ている。
しかしそれが力みと繋がって、ため息の出る結果に。
一度、二度ならず、何度もそういう場面に
出くわしてしまっては、さすがに勝てるものも勝てない。
前夜猛打賞のヒーローに、
得点圏打率が高いはずのリーグ首位打者
乗っていてもおかしくない選手の再三の凡退は、とても残念でした。

ただこれを引きずっていても仕方ないというもの。
しっかり切り替え、開き直って次戦を迎えてほしいですね。
くれぐれもグダグダのまま、
週明けの直接対決を迎えることは避けてほしいものです。


周囲の協力はもちろんなく、再び2.5ゲーム差に。
某スポーツ紙では「優勝マジック」どうこうと
腹立たしい記事もありましたが、
そんなことは気にせず、3戦目を取って、
勝ち越して、週明けの決戦を迎えてほしいですね。
そのためには、打線が序盤からつながり主導権を握ることでしょう。
そして最後は岩瀬にリスタートの舞台を与えてほしい。
痛い黒星には違いないですが、これをもにして、
これ以上差が広がらないよう、踏ん張ってほしいと願います!


★プレーヤーズ・ボイス(22日)

●岩瀬仁紀

<同点の延長11回から登板したが、3敗目を喫す。
先頭打者への四球をきっかけに、2死一、二塁から
129キロの高めのスライダーを藤田に右前に運ばれ、
藤井の返球がそれる間に吉村が生還。
よもやの不調に肩を落として>
「こんな結果になってしまって申し訳ないです」

<11回に突入する際に落合監督が
『ピッチャー・岩瀬』を告げた時点で
『20』まできていた連続試合セーブは止まった。
試合終了から1時間半が過ぎて
ようやく帰路に就いた守護神が、静かに口を開いて>
「それは割り切っていた。優勝を目指してやっているわけですから」

<ただ、心は前に向かっても体がついてこないこともある。
この夜が47試合目の登板。
チーム109試合の半数近く、それも修羅場のマウンドに立ち続け、
セーブ数は36個でリーグで2位以下に2ケタ差をつけている。
逆にリードを守れなかったのは2度(逆転1、同点1)だけで、
同点から勝ち越しを許したのもこの夜が2度目。
抑えの技量が、他の誰よりも優れているのは言うまでもない>
「それ(疲れ)はしょうがない。この時期だから」
中スポスポーツ報知共同通信社時事通信スポニチ名古屋ニッカン

●谷繁元信
<延長11回、藤田の右前打で本塁はクロスプレーになったが、
藤井の送球が三塁側にそれたことでタッチは間に合わず、判定はセーフ。
横浜に勝ち越しとなる4点目を献上。
必死のダイビングタッチも実らなかったが、悔いたのはそれた送球>
「(連続試合セーブは)いくつまでいったんだっけ? 
20? そんなに抑えてきたんだもん。たまには打たれるよ。
それより、アウトにしてやらなきゃ」
中スポ


●トニ・ブランコ
<3点を追う7回1死一塁、横浜3番手・木塚の失投を逃さず
左翼スタンド中段へ反撃の34号2ラン。
打った瞬間にそれと分かる自慢の鋭い当たり。
16日の東京ヤクルト戦以来、5試合6日ぶりのアーチで1点差に詰め寄って>
「打ったのはシンカー。神様のおかげです」

<横浜の先発ランドルフは2005年、
ワシントン・ナショナルズ傘下の3A、
ニューオーリンズ・ゼファーズでチームメート。
試合前には異国での再会を喜び、握手、談笑した。
その旧友との直接対決は3打数無安打と抑え込まれたが、
ランドルフの交代直後に放った一発は、
格段に成長した自らの姿を見せつけることになったはず>
「いいピッチャーだし、ナイスガイだよ」

<絶不調の中にいた。
16日の本塁打以降、4試合連続で打点なし。
なんとかヒットは放ってもチームに貢献できていなかった。
この日のフリー打撃ではサク越えはおろか、フェンス直撃すらなく、
練習見学に訪れたファンをがっかりさせていた。
8月に入ってから着用を始めたひじ当てをこの日、思い切って取った>
「バットのコントロールがきかなくなってしまっていたからね。
あしたもつけないでいくつもりだよ」

<少しずつ手応えはつかんでいる。
それでもチームが敗れたら、喜べない。前を向いて>
「6打数1安打じゃそんなこと(復調)も言えないだろう。
でもあしたはきっと神のご加護があるはずさ」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

●和田一浩
<1点を追った9回1死三塁、同点タイムリーを放つ。
横浜の抑え投手・山口の速球を右前に打ち返して>
「(打ったのは)ストレート。
いい形でつながっていたので、
何としても(走者を)返そうという気持ちで打ちました。
楽な状況でした。(走者が)三塁にいてくれたのが大きかったです。
(山口は)速いけど合わせられたのでよかったです」
カメラブログ、中スポ、共同通信社毎日jp

●森野将彦
<1点を追う9回先頭、山口の直球を右翼フェンス直撃させ、
延長に持ち込むきっかけとなる二塁打を放つ。
この日は合計で2安打1四球だったが、試合に敗れただけに笑顔はない。
相手先発のランドルフを攻略できなかったことを反省>
「四球をあれだけ出してもらって、打ち崩さないといけなかった…」
(中スポ)

●荒木雅博
<2安打と2四球で4出塁と、チャンスをつくり続け、
4時間20分のロングゲームで横浜バッテリーにプレッシャーをかけ続けた。
結果は無念の敗戦にも、前向きに自分の尻をたたいて>
「こういう日もあります。
まだまだ、どんどん積極的にチャンスをつくっていきたい」
(中スポ)

●平田良介
<1点を追う8回1死、
加藤康介の真ん中直球をとらえ、左越え二塁打。
21日の中前打に続き、2試合連続で代打で
結果を残したが、気を引き締め直して>
「しっかり継続できるようにしたいですね」

<残念ながら、ファームのトレーナーが新型インフルエンザに感染。
現在のところ、選手にできることは、最大限の予防を講じることだけ。
感染者が出たファームのナゴヤ球場に隣接する合宿所で暮らすが>
「手洗いうがいをしっかりします」
(中スポ、<ドラ番記者>

●井端弘和
<第4打席から3連続三振など、
らしくない凡退が続いて、6打数無安打に終わった。
1試合、6打数以上の凡退は打撃の職人にとっては超珍現象。
06年4月22日・広島戦(米子)での7試合無安打以来、
プロでは2度目のこと。打率は.316まで落ち、
リーグトップから3位まで下がった。試合後はうつむいて>
「何もないです」
(中スポ)

◆井本スコアラー(横浜担当)
<5イニングで3安打。残念ながら得点は奪えなかったが、
3三振、5四球と横浜先発・ランドルフのボールを
じっくりと見極めていたことに>
「(ランドルフが)ボール球の多い投手で
あるということは分かっていましたので…。
チャンスで少しストライクゾーンを広げて
振ってしまったのはあるかもしれませんが、
それ以外はちゃんと見極めていたと思います」
(中スポ)

●立浪和義
<出そうで出なかった。接戦の末に迎えた延長11回、
大事に取ってあった切り札の使いどころもないまま終了。
自分自身を鼓舞するように語って>
「何度か準備はしていたんですが…。
またあした、週の終わりを締めくくれるように頑張ります」
(中スポ)


●小笠原孝
<1回、4番・ジョンソンへの3球目
コントロールミスをしたスライダーが真ん中近くへ入り、
次の瞬間には右翼席の中段で弾んでいた。
取り返しのつかない失投。一挙3点を失いマウンドで首をかしげる>
「投げミス? だからホームランになった。もう少し外へ投げるつもりだった」

<2回以降は完ぺきに立ち直った。
コーナーへビシビシ直球を決めて三振を量産し、
ランナーを背負えば2度の併殺で切りぬけるなど、
好調なピッチングで追加点は許さなかった>
「きょうはよかったと思います」

<7イニングを投げて9奪三振、被安打は5。
それだけに惜しまれる初回の被弾>
「先制点を取られたのがきょうの反省点ですね…」

<好投に報いるように、打線は9回に一度は追いつき、黒星は消えた。
5月14日の東京ヤクルト戦(ナゴド)で敗れて以来、
5連勝中の左腕の白星街道はまだ続いている。
『1球』の悔しさをバネに、白星を積み上げていく>
「一戦一戦自分のピッチングをしていくだけ」
カメラブログ中スポ

●浅尾拓也
<1点ビハインドの8回に登板。
2死からジョンソンに初球を打たれ、左中間フェンス上部を直撃された。
一瞬ヒヤリの二塁打だったが、それ以外は完ぺき。
きっちり無失点も反省を忘れず>
「きょうは久しぶりにストレートだけの投球になりましたけど、
零点に抑えられてよかった。
でも、ジョンソンの初球はボールから入ってもいい場面。
考えないといけないです」
(中スポ)

●高橋聡文
<延長10回に登板し、1死から山崎に四球を与えたものの、
後続はきっちり抑えて1イニング無失点。
この日も含め、8月は登板7試合で無失点と調子がいい>
「最後を抑えられたのはよかったけど、
(四球は)防げるところだったので、防がないと。また頑張ります」
(中スポ)


●英智
<この外野手はノックを素直に捕らないことがある。
正確に言えば、時々、わざと難しい捕り方をする。
この日の試合前の練習でもそうだった。
右翼付近で行われた、笘篠コーチによるノック。
容易に捕球できるであろう打球でも、
あえてショートバウンドなどで捕るシーンが何度かあった。
もちろん理由がある>
「早めに打球の落下点に入って、正確に捕ることが大切ですけど、
試合では毎回、そううまくはいきません。
普通に捕れば、次の送球でホームにストライクを放れる
自信はありますが、普通に捕るのが難しい打球もあります。
それを想定してやっています」

<目指しているのは、もう一つ上の段階。
しっかり握るのが難しい打球でも、正確に送球する。
試合では握り直す時間がないケースだってある。
握り損なったときでも、思い通りに送球を操ろうとしている>
「僕は握り直さないで投げるタイプなので」

<たとえばシュートのような握りになった場合。
本人によれば、かなり難しいケースだという。
ワンバウンドになることもあれば、あらぬ方向に行くことも。
わざとスライダーのような腕の振りで、
回転をかけて投げることで、送球を操れるという。
工夫を重ねた独自の練習でつちかったノウハウといえるだろう>
「ケンタ(朝倉)のような握りになったとき、変な送球になることが多いんです」
(中スポ)

●笘篠外野守備走塁コーチ
<今季は47試合に出場し、失策は1度もない。
34試合は守備固めとしての途中出場でチームに貢献。
球界屈指の守備力の英智に信頼を寄せて>
「英智の守備は安定しているし、
藤井とか若い選手のお手本といえるかもしれませんね」
(中スポ)

●藤井淳志
<選手のメンタルは繊細なものだ。
あるとき、数字についての会話になると>
「あんまり数字がよくないハズですよ…」

<最近のプロ野球はデータ重視。
知らなければならない数字はたくさんあるが、
知らない方がいい場合だってある。
自身もある率を気にしていたようだが、最後は無視を決め込んで>
「知らない方がいいんです。知ったらへこむかもかもしれないし」
(中スポ)

●長峰昌司
<長身左腕がワンポイントアドバイスで変身している。
1軍に再昇格した初日だった今月8日、
横浜戦で1/3イニングを投げて1失点。
いきなり敗戦投手になったが、その後は3試合、計3イニングを無失点。
しかも3イニングで許した走者は安打の1人だけという安定感。
その転機となったのがトレーニングコーチの手助けだった。
準備段階で左腕の動きを良くする方法を教えてもらい、
アシストしてもらったという。その後は投球が安定。
小さなきっかけを生かしている>
「(変身の秘密は)腕の角度が違います。
タテに振れるから、ボールの回転もよくなるし、
チェンジアップの抜け方も良くなりました」
(中スポ)


●落合監督
<3点差を追い付いて延長に持ち込む
粘りを見せたが、最後は岩瀬が力尽きる。
こう言い捨てて、会見を切り上げ>
「きょうこそ(話すことは)何もないわ」

<新型インフルエンザに感染した選手に関し、
出場選手登録の制限期間を短縮するなどの特別措置を
早急に適用すべきという考えを示す。
コミッショナーが静観していることを踏まえこう話して>
「感染者が増えたら対応するというけど数の問題じゃない。
他球団に広がったら対応するのか? 
(日本)ハムの選手が10日間抹消された後では遅い。不公平になる」
(中スポ、サンスポスポニチ名古屋ニッカン12


若竜トピックス(22日)

◆イースタン・ウエスタン・リーグ交流戦
中日-巨人 1回戦
(22日・岡崎市民球場)
  001 001 002 = 4
  001 001 001 = 3
[敗] 金剛(36試合2勝4敗12S)
[D本] デラロサ4号
[Dバッテリー] 山本昌、岩田、菊地、齊藤、平井、金剛 - 小川、田中
公式サイト・戦評

●山本昌
<2軍で調整を続けているが、2軍交流戦の巨人戦(岡崎)に先発。
5イニングを投げ5安打1失点とまずまずの投球を見せたが、
左肩の辺りに違和感を覚え、大事を取って予定よりも早めに降板。
4回に入る前の投球練習を途中でやめ、突然ベンチ裏に姿を消した。
ベンチ裏に引き揚げる際、左肩の辺りを気にするそぶりを見せたが、
治療時間は短く投球練習をすぐに再開。
その後の4、5回の2イニングは1安打無失点とピシャリと抑えた。
チームの方針によりケガの詳細は明かされないが、
大事には至らなかったことを感じさせる投球。
降板後はベンチで戦況を見守って>
「調子は良いです。体も元気。
ボールに力が出てきた感じがします。万全を尽すしかないです」
ファームブログ

『巨人との交流戦という珍しい試合に先発しました。
3回にランナーしているとき、ちょっと体がつっちゃって
予定より早く降板しましたが、出来はよかったと思います。
球速も139キロや140キロが出てましたしね。
4、5回はバタバタしましたけどね。
高橋由伸君や大田君らとの対戦も楽しめました。』

(「山本昌公式ホームページ」より引用)


●小林投手コーチ
<左肩の辺りに違和感を覚え、
大事を取って予定よりも早めに降板した山本昌について>
「(山本昌は)大丈夫だよ。
きょうはアクシデントだから参考にならない。
前回が良かったから、7回くらいまで投げてもらう予定だったけど。
大事に至らなかったのが良かった」
中スポ

●野本圭
<3回に一時は同点となる
左前適時打を放つなど3安打1打点と気を吐く。
8日に出場選手登録を抹消されてから
この試合前まで8試合で14打数1安打。
不振を振り払う活躍ぶりに気合を入れ直して>
「ずっと試合に出してもらっているので、
練習の成果を少しでも出したい」
中スポ

2009年8月22日 (土)

ビョン藤井で5打点圧勝、吉見対決竜三たび制す!

今季13勝2敗と大きく勝ち越している横浜との
ナゴヤドーム3連戦の初戦は、3度目となった「吉見対決」に。
ドラゴンズ先発・吉見一起が2回に先制を許したものの、
すぐさまそのウラ、イ・ビョンギュの適時打、
藤井の犠飛であっさりと逆転に成功。
さらに4回、打者9人の猛攻で5点を奪い、吉見祐治をKO。
序盤の大量点で一気に勝負を決めてしまったドラゴンズ
6イニング2失点にまとめた吉見一起はハーラートップタイの13勝目
また首位・巨人が敗れ、再び1.5ゲーム差に迫りました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 16回戦
(21日・ナゴヤドーム | 中日14勝2敗)
33106人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日 ×
[勝] 吉見(20試合13勝4敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
吉見、高橋、河原、小林正人 - 谷繁

◇対横浜16回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数2安打1打点)
2 (二)荒木  (4打数無安打)
3 (三)森野  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ (4打数2安打)
5 (左)和田  (1打数無安打)
6 (右)イ・ビョンギュ (4打数3安打2打点)
7 (中)藤井  (3打数2安打3打点)
8 (捕)谷繁  (2打数無安打)
9 (投)吉見  (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・横浜> P・吉見一起(中6日)
下園低め外れ四球、藤田投犠打、
内川内シュート一ゴロ・下園三進、
2死三塁から、ジョンソン初球内高め直球右飛

<1回ウラ・中日> P・吉見祐治
井端外フォーク外れ四球、
荒木内直球空三振・井端盗塁失敗=三振ゲッツー
森野初球スローカーブ二飛


<2回・横浜> P・吉見一起
佐伯内スライダーライト右二塁打、
吉村外スライダー遊ゴロ、石川内直球詰まり二飛、
2死二塁から、武山内シュート・
詰まりながらも中前落とす適時打(D 0-1 YB)

<2回ウラ・中日> P・吉見祐治
ブランコ打ち上げ天井当たる三邪飛、
和田外外れ四球、
1死一塁から、
イ・ビョンギュ初球外カットボール・
左中間突破適時二塁打・和田激走返球頭部に当たるも生還(D 1-1 YB)

武山ボール見失う間にイ・ビョンギュ三進、
1死三塁から、
藤井内直球中犠飛(D 2-1 YB)

<3回・横浜> P・吉見一起
下園外フォーク二ゴロ、藤田内スライダー右前落とすヒット、
内川中低め直球振り遅れ右邪飛、ジョンソン外スライダー空三振

<4回ウラ・中日> P・吉見祐治
森野泳ぎ一ゴロ、ブランコ内直球痛烈左翼線二塁打、
和田外直球見極め四球、
1死一、二塁から、
イ・ビョンギュ内直球・
詰まりながらも左翼線落ちる適時二塁打(D 3-1 YB)

1死二、三塁から、藤井内高め直球・
詰まりながらも前進二塁左抜く2点適時打(D 5-1 YB)

谷繁左足つま先付近死球、吉見一起三犠打、
2死二、三塁から、
井端2球目スライダー武山捕れず後逸・
暴投で三走和田生還(D 6-1 YB)

2死三塁から、井端フルカウント中フォーク右前適時打(D 7-1 YB)

<5回・横浜> P・吉見一起
武山外スライダー中飛、代打内藤中フォーク空三振、
2死から、下園中直球ジャストミート右最前列本塁打(D 7-2 YB)

<6回・横浜> P・吉見一起
内川一ゴロブランコバックハンド好捕、
ジョンソン内直球詰まり一ゴロ、
佐伯外スライダー三遊間抜くヒット、森コーチマウンドへ、
吉村内シュート遊ゴロ6-4二封

<7回ウラ・中日> P・工藤
代打平田スライダー中前落とすヒット、
井端三遊間ゴロ・ジョンソン弾き内野安打、
無死一、二塁から、荒木粘るも内スライダー空三振、
1死一、二塁から、森野遊正面ライナー・二走平田戻れず併殺


<8回ウラ・中日> P・桑原謙太朗
ブランコ初球打ち上げ二飛、和田四球・代走英智
イ・ビョンギュ3球目英智二盗失敗、
イ・ビョンギュ一二塁間ゴロも投手ベースカバー遅れ内野安打、
藤井中直球レフト線落とすヒット、谷繁高め外れ四球、
2死満塁から、
代打立浪5球目打ち損じるも
6球目見て押し出し四球(D 8-2 YB)


<9回・横浜> P・小林正人(29歳誕生日)
中・英智 左・藤井
ジョンソン内シュート・ブランコダイブも弾かれヒット・代走山崎
佐伯外スライダー空三振、
吉村2球目シュート暴投・山崎二進、
吉村内低めスライダー空三振、
2死二塁から、代打仁志内スライダー遊ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
大勝 ナゴヤドームで今季横浜戦負けなしの7連勝
2回、四球をきっかけにイ・ビョンギュが同点二塁打。
相手のミスも絡み、藤井の犠飛で勝ち越した。
4回には4長短打などで5点を挙げ、試合を決めた。
6回まで投げた吉見が、リーグトップタイの13勝目
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


今季3度目ながら、ナゴヤドームでは初となる『吉見対決』。
過去2回は、安定感あるドラゴンズの右のエース格・
吉見一起が制してきましたが、やはり今回も軍配が。
立ち上がり、両吉見とも若干制球が不安定
さらにここまで横浜戦で圧倒的な力を示してきた
吉見一起が伏兵・武山に先制打を許すという
思いも寄らない展開となりましたが、
そのウラ、すかさず同点、勝ち越しに成功するドラゴンズ
前週同様、味方打線が良い形で援護してくれたかなと。
勝ち越してくれたことに加え、二巡目に入り、
ようやくエンジンがかかってきた感のある吉見一起に対し、
4回、和田への四球をきっかけに、
この日の得点のキーマンとなっていた
イ・ビョンギュ、藤井6、7番に連打を浴びると、
さらに四球に暴投と自滅し、ビッグイニングを献上した吉見祐治
ただでさえ、力の差がある両チーム。
それに加え、4回に大量5点が入ったことでほぼダメ押し
中盤手前で「吉見対決」が早々幕を閉じたのと同時に、
この日のゲームはほぼ決着が付く形となりました。


前夜の完封負けの影響も心配されましたが、
そんな様子はほとんど見せることなく、
相変わらずドラゴンズらしいつなぎの野球で、
同点、勝ち越し、そしてビッグイニングを形成してくれましたね。
ポイントはやはり、ここまでほとんど機能していなかった6番打者
イ・ビョンギュがヒットを放ち、チャンスメーク
及びポイントゲッターとなってくれたことでしょう。

オマタセ!1軍昇格後、ホームランが
1本あったものの、打率1割台
7番・藤井の急上昇が目立つ一方で、
不振を極めていましたが、
この日は第1打席から
積極的な打撃が功を奏したなと。
左の吉見祐治との対戦とあって、
多少の不利もあるかなと思いましたが、
2回、外角高めのカットボールをうまく弾き返すと、
打球は伸びて、左中間を破る
タイムリーツーベース
和田の好判断による激走もあって、
打点もマークしましたが、
この1本が「乗れる」きっかけとなったのかも。
さらに4回には二塁打のブランコ、四球の和田を塁に置き、
詰まりながらもレフト線へと落とすタイムリーツーベース
続く藤井の2点適時打とともに、中押しの役割を果たすと、
8回には一、二塁間へのゴロが、相手の連係ミスにより内野安打に。
も手伝い、今季初の猛打賞をマーク。
遅れなせながらといった感もあったりもしますが、
これまで沈黙していた6番が、ようやく機能したことが
この日の圧勝へと繋がったかなと。
6番・ビョンが打つことで、リズムが生まれ、
7番・藤井が気持ちよく打席に入ることができる。
広島での好調そのままに、この日も2安打3打点藤井
さらに打率を上げましたが、ビョン効果もいくらかあったのは確か。

まあ今回は、いい感じのヒットこそ出たものの、
後はこれを継続できるか。その辺りが今後のビョンのカギ。
切れ目なく、どこからでも点が取れる打線。
そのキーマンとなっているのは、主軸と下位を繋ぐ6番打者
ぜひともこの感触を忘れず、さらに「働いて」もらいたいところです。


お得意様の横浜に対して、変わらぬ戦いぶり
投手がしっかり投げて、打線がつながれば、
力の差は歴然ですし、今後も良い流れで戦うことができるでしょう。
そのポイントとなってくるのは、今夜の第2戦。
先発が予想される小笠原には前週同様の好投を期待。
そして打線は元気な藤井を筆頭に
首位打者直接対決中井端のしぶとさを楽しみにしたいなと。
現在5カード連続で勝ち越し中のドラゴンズ
連勝して、まずは6カード連続を決めてしまいましょう!


☆ウィナーズ・ボイス(21日)

◎イ・ビョンギュ

<今季初の3安打猛打賞、2打点の活躍>
「(第1打席は試合の流れを変えた適時二塁打。
どんな気持ちで打席に入ったか)
1打席目だから、リラックスしてバッターボックスに入ってました。
(打ったボールは)カットボールです。
(第2打席もランナーがたまったところでの見事な打撃。
第2打席はどんな感触だったか)
1打席目と一緒にリラックスして打席に入ったんですけど、
チームがリードして、後ろのバッター・藤井がすごい打てるから、
リラックスして入っています。
(今日は猛打賞。巨人追撃のためにその力が必要)
1軍に来たばっかりですから、今からもっと一生懸命頑張って、
チームのために優勝するまでに一生懸命頑張ります。
(ファンのみなさんにメッセージを)
みなさん、選手のために一生懸命応援して下さい」


<2回1死一塁、同点適時二塁打談話>
「昨日、一昨日と打ててなかったから気持ちが悪かったが、
1打席目から打てて同点にできたので気分がいいね!」

<4回1死一、二塁、左翼線適時ー二塁打談話>
「いいところに落ちてくれた、ラッキーです」

<『遅れてきた男』がチームを救った。
2回、和田が四球で歩いた直後の初球を、狙い澄ましていた。
読み通りの外角のカットファストボールを
うまくバットに乗せて逆方向にはじき返すと、
左中間を深々と破る同点の適時二塁打。
1点先制を許した嫌なムードをすぐに吹き払う価値ある一撃になって>
「野球には『四球の後の初球はストレートで
ストライクを取りにくる』という言葉があるからね。
きのう、おとといと打てていなかったし、
チームに申し訳ないという気持ちはあったけど、
打席にはリラックスして入ったのが良かった」

<8日に1軍復帰してから12試合連続で先発起用されたが、
前日まで43打数8安打、打率.186。最近2試合は
8打数ノーヒットと、好調な打線の中でブレーキになっていた>
「打てなくて気持ちが悪かった」

<もやもやがたまっていたが、ヒントになったのは落合監督の助言。
この日の試合前の打撃練習で、こうアドバイスされていた>
「構えるときにグリップの位置が下がっている。上げてみろ」

<韓国を代表するヒットメーカーには、この一言で十分。
下がり気味だったグリップの位置を上方修正。
『助け舟』に3安打2打点という最高の結果で応えてみせて>
「グリップを上げたら、バットがスムーズに出るようになった」

<今月上旬まで2軍暮らしが続いていたが、
来日3年目は手応えを口にして、力強く語る>
「来日して3年目で今年のチームが一番強い。投手も打者もいい。
まだまだ自分は疲れていないし、優勝するまでチームに貢献したい」
カメラブログ中スポ中日新聞サンスポ
おおさか報知時事通信スポニチ名古屋ニッカン


◎藤井淳志
<2回に犠飛、4回に2点タイムリーと3打点をマーク>
「(連日のお立ち台、本当に調子いいですね)
たまたまです!
(まずは勝ち越しの犠牲フライ、きっちりと走者を還した)
あのう、ビョンさん(イ・ビョンギュ)がいい形で打ってくれたので、
僕は気楽に打席に立つことができたので、ありがたいです。
(走者が溜まった後のタイムリー、あの打席は)
いやもう、同じようにビョンさんが打ってくれた後だったので、
もう思い切って行くことができたので、
あのう、結果が付いてきてよかったです。
(今日も打率を上げて.313。トップの井端と7厘差まで来た)
いや、まだまだ、あのう全然そんなことを
僕が口にできるようなあれじゃないので、
あのう1試合1試合一生懸命頑張ります。
(巨人が敗れ、再び1.5ゲーム差となった)
……はい(笑)、頑張ります。
(これからそのバットで巨人を追い越すことを期待しています)
えー、少しでもチームに貢献できるように精いっぱい頑張ります!」


<2回1死三塁、勝ち越し犠飛談話>
「なんとかランナーを返すことだけ考えていたので、
最低限の仕事ができました」

<4回1死二、三塁、中前2点タイムリー談話>
「ビョンさんのタイムリーの後だったので、
『やってやる』という気持ちになりました。
どんどん、どんどんその流れに乗れたらなと思ってました」

<2回1死一塁から、和田が一塁から一気に生還。
その際、本塁に走ってきた和田にスライディングの指示を出して>
「ボクも(左右に)よけたら逆にアウトになると思ったので、
そのまま突っ込むよう合図を送りました」

<中継プレーで遊撃手から捕手への送球がそれ、
イ・ビョンギュは三塁へ。それが気持ちをさらに前向きにした。
2つボールを選んだあと、ストライクを取りに来た直球を
きっちりたたいて中犠飛。
相手がミスを繕う間を与えずに勝ち越し点を奪った>
「安打じゃなくても点が入る。
気を楽にして、打てる球を打っていこうと思った」

<すきを突く野球を代名詞とする中日で、今季初めて主力格となった。
前半戦は上位打線が築いた無死、1死の好機で
アウトを増やすことしかできない場面も目立ったが、
試合での経験が自信となり、打撃でも結果がついてくるようになった。
8月はすでに14打点を挙げている。
強力打線の中にあっても、日増しに存在感が強まってきた印象も>
「ここまで試合に使ってもらい、
実戦でしか覚えられないことを学べている。
頭の中を整理してから打席に入れている。
自分がアウトになった時も、いかにいい形で点につなげられるか」
カメラブログ中スポ中日新聞時事通信毎日jp

○笘篠外野守備走塁コーチ
<この日の練習で落合監督が藤井に直接ノックの雨を浴びせたが、
その際コーチに藤井の後方に向かうように指示、
フライやゴロを打ち分け、藤井に送球時のくせを修正させたが>
「藤井は送球にうつる1歩目をジャンプするくせがある。
だいぶ直りましたけど、監督は『まだ飛んでいる』と厳しく見ていましたね」
(中スポ)


○和田一浩
<2回1死一塁、イ・ビョンギュの適時打でホームへ疾走。
コーナリングでの膨らみを最小限に抑える見事な走塁で生還。
二塁の手前で打球を最終確認。ホーム球場のクッションは熟知している>
「よほどうまくクッションが返らない限りはホームに行けると思いました」

<次は捕手・武山とのクロスプレー。
元捕手だけに、セーフになる術も心得ている。
返球のボールが頭を直撃し倒れこんだが、
外野手としての知識と捕手の経験などがかみあった1点となり>
「ベースがふさがっていたので、
正面から突っ込まないと止められてしまうなと。
セーフのタイミングでしたが、そういうときこそ
止められちゃうパターンがあるんですよ」
(中スポ)

○井端弘和
<4回2死三塁、右前にタイムリーを放つ>
「みんながつないでくれたので、打ててよかったです」

<7回無死一塁では、工藤からしぶとく遊撃内野安打。
ただ8回2死満塁の大チャンスで
遊飛に倒れただけに、厳しいコメントも>
「最後は打ちたかったですね…」

<4打数2安打1打点でチームの勝利に大きく貢献。
打率は.320に上がり、この日、4打数無安打だった
横浜・内川を抜き、再びリーグトップに立ったが>
「数字より1試合1試合、勝っていくだけですから」
カメラブログ中スポ

○森野将彦
<4打席凡退に終わり、連続試合出塁が「39」でストップした。
試合後報道陣から知らされて初めて知ったというが、
こう言って周囲を笑わせて>
「止まる前に教えてくださいよ」

<第4打席の遊直はいい当たりだったが、サバサバと振り返り>
「野手のいないところに打たないとね」
(中スポ)

○平田良介
<7回先頭、高橋の代打で出場し、ベテラン工藤から中前打。
これが昇格後3打席目の初安打となり>
「気持ちよかった」

<続く井端の三塁内野安打で二塁へ進んだが、
1死後の森野の遊直で帰塁できず併殺に。晴れのち雨の結果に苦笑い>
「かえる意識はあったんですが、アドレナリンが出過ぎました」
(中スポ)

○立浪和義
<8回2死満塁、河原の代打で登場し、押し出し四球を選ぶ。
ヒットこそ出なかったが、これで3打席連続打点となり、
ダメ押し成功を喜んで>
「四球でも何でもいい。これからも一打席一打席を大事にいきます」

<またこの日から「Final Season」のロゴも鮮やかなグッズなど
引退関連商品も発売になり、さらに打席に立つと、
『中日の宝、背番号3を永久欠番に!』と書かれた横断幕も登場。
こういった後押しには感謝しきりで>
「ありがたいことです」
(中スポ)


○吉見一起
<6イニングを投げ、5安打2失点。
これで横浜戦は今季5戦5勝。
昨年から続く同一カードの連勝記録も8に伸ばした。
また13勝として、ハーラーダービーのトップに並んだが>
「今は防御率よりチームが勝てればいいです。
欲を出さずにいつも通りに投げるようにしています」

<調子は「あまり良くなかった」と言う。
やや直球の切れが悪く、2回に先制点を献上。
大量援護を得た後の5回には下園にソロ本塁打を浴びたが、
それでも勝てるのが今の右腕。自らの投球に反省を忘れず>
「先頭打者の四球とか無駄なホームランが最近目立つので、
もっとしっかり投げないといけないなと思います」

<満足いく内容でなくとも、先発としての仕事を果たして>
「モヤモヤしながら投げていて、
抑えて、それで勝ちが付いているのはいいことかな、と思います」

<春先、4月中旬から1カ月以上勝てない時期があった。
好投しても勝てない。勝つための投球とは。
谷繁のリードが貴重な道しるべになった。
何度もバッテリーを組むうちに、勝負師の意図を少しずつ吸収して>
「ボクには谷繁さんの考えることの
1割か2割しか分かっていないでしょうけど、
以前に比べるとだいぶ分かるようになったと思います」

<理解を助ける助言も聞けた。初出場したオールスター。
横浜時代の谷繁とバッテリーを組んだ三浦から話を聞いた。
印象深かったのは、谷繁のリードについての話。
詳細は企業秘密ながら、大まかには次のようなことだそう。
谷繁の配球から学んだことは今でも生きている、
その配球には目の前の1球だけでない過去と未来へのつながりがある。
球界で長くエースを張る男ならではの奥行きのある話だった>
「あまり詳しくは話せないんですけど…」

<この日で通算投球回数は149イニング1/3となり、規定を超えた。
巨人との決戦へ向け、チームを守る盾になる男。
着実に頑丈になっている>
「規定投球回を投げるというのが
1年の目標だったので、一つクリアできました。
でも、これに満足することなく、上を目指していきます」
カメラブログ中スポサンスポおおさか報知時事通信ニッカン

○森バッテリーチーフコーチ
<90球で降板した吉見について、煙に巻いたが、
中5日で27日の巨人戦へ先発する可能性も出てきた>
「投げたくても投げられない時だってあるんだ。
朝倉はこの前、自分で巨人に通用しないことを証明したからな」
おおさか報知デイリー

○小林正人
<トリを飾ったのは、この日29回目の誕生日を迎えた左腕。
ジョンソンに内野安打を許したものの、
佐伯、吉村と連続で空振り三振。
代打仁志も遊ゴロで勝利を確定させた。笑顔で帰途に就いて>
「それを意識したわけではないですが、よい誕生日になりました」
(中スポ)


○小山桂司
<バットに危機感を募らせている。
7月は6試合で14打数1安打。8月に入ってからは
ここまで5試合で9打数1安打。この日は立浪の代走で出場したが、
じくじたる思いを抱えて、打撃練習に取り組んでいる>
「打てるということで使ってもらっている部分はあるから」

<そんな時、悩みを吹っ切ることができる出来事があった。
今月初めの横浜スタジアム、
打撃練習中に立浪兼任コーチに声を掛けられると、
ヒットがほしくて当てに行き、縮こまりがちだったスイングを見透かされた>
「おまえは飛ばせるだからしっかり振り切れ(と言われました)」

<以降はフリー打撃でもフルスイングを心している。
必ず結果でチームに報いるつもりだ>
「1度落ちるところまで落ちたんで、あとはしっかり上がっていかないと」
(中スポ)

○チェン・ウェイン
<その帽子の裏にはごく小さい文字が記されている。
『勝つ』。実は来日して初めて覚えた日本語。
黒いマジックで今季、ひさしの左側に書き入れ、
ピンチの時など節目でながめ、気合を入れ直すきっかけにしている>
「たまに見ていますよ」

<ネタ元は5年前のロッカールーム、
試合前に同僚が口々に発しているのを聞き、
『勝つ』ことの大切さを感じた>
「台湾にも勝つという意味の言葉はありますけど、
みんなが言っているのを聞いて、本当に大事だと思って。
チームは勝つことを一番に思ってやれています」

<ちなみに『勝つ』と一緒に覚えた最初の日本語は
「どうも」と「こんにちは」だとか。
巧みに日本語を操る来日6年目の現在からは
想像できないが、笑ってこう振り返って>
「球場に来るのにタクシーに乗っても、
『どうも』しか言えなくて。最初は大変でしたね」

<実は帽子にはもう一つ、言葉が記されている。
『一生懸命』知っている日本語で一番好きな言葉。
ひさしの右側に記した>
「台湾には一生懸命と同じ意味の言葉がないんです。
?(てへんに并)命(=ピンミン)という言葉もありますけど、
命懸けとかそういう意味なんです。
日本語の一生懸命は全力を尽くすというか、純粋な感じが好きなんです」

<日本語の学習法は洋画を見ること。
日本語の字幕と英語がともに半分ほど理解できるといい、
勉強のため、台湾語が入った映画を避ける。その中で知った言葉だった。
『勝つ』そして『一生懸命』。
ごくごく平凡でありきたりな日本語ではあるが、
漢字を多く使う台湾出身の左腕の心に、強く突き刺さった。
この日は次回登板に向け、ランニングなどで調整。
冗談交じりに笑って>
「特に一生懸命はいい言葉ですし、何にでも共通して便利ですよね。
お立ち台で時々、分からない言葉の質問もあるんですが、
そういう時は『一生懸命頑張ります』って言ってしまうこともあります」
(中スポ)


○落合監督
<横浜戦は今季16戦14勝。
巨人が敗れて、ゲーム差は再び1.5に。快勝ですが>
「気の利くようなコメントはない。今日のこのような試合では」

<残り36試合。胃の痛む試合が続くが>
「これからは、いかに普段通りの野球ができるかだな」
(中スポ、サンスポスポニチデイリー


ドラゴンズトピックス(21日)

◆中日2軍トレーナーが感染 選手らには影響みられず(中日新聞)
◆竜にもインフル禍か…2軍トレーナーが新型に感染(スポニチ名古屋)
◆中日2軍トレーナーが新型インフル感染(ニッカン)
◆2軍トレーナーが新型インフル感染…中日(おおさか報知)
◆中日でも新型インフル=2軍トレーナー感染(時事通信)
◆中日:2軍トレーナーが新型インフル感染と発表(毎日jp)
中日はこの日、2軍トレーナー(31)が
新型インフルエンザに感染したことを発表。氏名は公表していない。
ほかに体調不良を訴えている選手や関係者はなく、
フロントは口頭で体調管理に努めるよう指示をした。
球団によると、トレーナーは2軍の福岡の試合に
帯同していた今月19日に体調不良を訴えた。
選手らと同じ列車で20日に福岡から戻った後、
21日に名古屋市内の病院に行き、診断された。
一時は39度の発熱があったが、抗ウイルス薬のタミフルを服用して
現在は平熱に戻り、愛知県知多市の実家で療養中という。
プロ野球で新型感染者が出たのは、北海道日本ハムに次いで2球団目)

◆西川球団社長
<2軍トレーナーの1人が新型インフルエンザに感染したと発表。
選手やその他の球団関係者に体調不良を訴えている者はないが>
「特別な処置はしないが、体調管理を徹底させる。
体調がおかしくなったと思ったら一人で判断せず、
すぐにトレーナーに相談して医者に診てもらうことが大切だ。
(選手らには)症状が出たら、すぐに医者にかかれと指示した。
マスクをしたり、消毒液で手を洗ったりという対策をするしかない」
(中スポ、スポーツ報知共同通信社

◆西脇球団代表
<2軍トレーナーの1人が新型インフルエンザに感染したことについて>
「今のところ他の人間は大丈夫だが、
球場に消毒液、うがい薬を多く用意し、体調管理を徹底させる」
スポニチ名古屋

2009年8月21日 (金)

川井に無援竜打沈黙、コイ戦連勝ついにストップ。

同点に追いつかれたものの、終盤見事な集中打。
うまい試合運びで対広島戦13連勝となったドラゴンズ
迎えたマツダスタジアムでの第3戦は、
川井-齊藤の両先発による投手戦の様相となりましたが、
中盤6回、川井がつかまり、フィリップスに痛恨の被弾。
さらに8回にもネルソンが一発を浴びてしまい、ジ・エンド。
今季5度目の零封負けで、連勝を止められてしまったドラゴンズ
首位・巨人とのゲーム差は、2.5と開いてしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 18回戦
(20日・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 | 中日14勝4敗)
22056人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島 ×
[敗] 川井(17試合11勝2敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
川井、ネルソン、小林正人 - 谷繁

◇対広島18回戦・スタメン
1 (遊)井端  (3打数無安打)
2 (二)荒木  (4打数2安打)
3 (三)森野  (4打数1安打)
4 (一)ブランコ (3打数無安打)
5 (左)和田  (3打数1安打)
6 (右)イ・ビョンギュ (4打数無安打)
7 (中)藤井  (4打数1安打)
8 (捕)谷繁  (3打数無安打)
9 (投)川井  (2打数無安打)

【イニング経過】
<2回・中日> P・齊藤
ブランコ内直球打ち上げ一飛、和田低めスライダー外れ四球、
イ・ビョンギュ外低め直球見三振、
藤井詰まり遊ゴロも小窪お手玉内野安打、
2死一、二塁から、谷繁内直球中飛


<2回ウラ・広島> P・川井(中6日)
栗原一二塁間抜くヒット、マクレーン内詰まり右飛、
天谷エンドラン二ゴロ進塁打、
2死二塁から、廣瀬外低め直球・
左中間飛球和田追いかけランニング好捕

<3回ウラ・広島> P・川井
石原三塁線ゴロ、
齊藤高いバウンド一ゴロ・ブランコ掴み損ないエラー、
東出一ゴロもブランコ二塁送球叩きつけてしまい連続エラー
1死一、二塁から、小窪中直球打ち上げ中飛・走者動けず、
2死一、二塁から、フィリップス内直球中飛

<4回・中日> P・齊藤
森野外低め直球見三振、ブランコ外チェンジアップ空三振、
和田外スライダー右前打、
イ・ビョンギュ内高め直球詰まり遊飛


<4回ウラ・広島> P・川井
栗原外外れ四球、マクレーン内チェンジアップ空三振、
天谷二ゴロ4-6-3併殺・踏ん張る

<5回・中日> P・齊藤
藤井バット折られ二ゴロ、
谷繁中高め直球とらえ左中間伸びて行くも・
天谷背走腕を伸ばしてキャッチ・そのままフェンス激突


<6回・中日> P・齊藤
井端三ゴロマクレーンばたつくも一塁送球、荒木投ゴロ、
森野外直球左前打、ブランコ外外れ四球、
2死一、二塁から、和田痛烈ライナーもセンター正面


<6回ウラ・広島> P・川井
東出投返しセンター抜けていくヒット、小窪投犠打、
1死二塁から、フィリップス初球内直球フルスイング・
打った瞬間左中間席飛び込む2ラン(D 0-2 C)
栗原三遊間深いゴロ、
マクレーン高め直球中前打、天谷中前クリーンヒット。
2死一、三塁から、廣瀬外チェンジアップバットの先投ゴロ

<7回・中日> P・横山
イ・ビョンギュ内直球空三振、
藤井内直球詰まり右飛、谷繁外直球遊ゴロ


<8回・中日> P・シュルツ
代打小池三遊間ゴロマクレーンダイビング好捕、
井端粘り勝ち四球、荒木右打ちイレギュラー二塁越えヒット、
1死一、二塁から、森野外直球二ゴロ4-6-3一塁セーフ、
2死一、三塁から、ブランコ外スライダー当たり損ない二ゴロ


<8回ウラ・広島> P・ネルソン
小窪ストレート四球・代走木村
フィリップス初球ネルソン直球叩きつけ暴投・木村二進、
フィリップス外直球打ち上げ中飛・木村タッチアップ三進、
栗原初球中低め直球打ち損じ浅い左飛、
2死三塁から、マクレーン中高め直球・
高々上がり左方向レフトポール先端当たるダメ押し2ラン(D 0-4 C)

<9回・中日> P・永川
和田内直球中飛、イ・ビョンギュフルカウント遊ゴロ、
藤井初球内高め直球二飛、
試合終了。


【ゲームレビュー】
打線沈黙、連勝ストップ

先発・川井は味方打線の援護がなく、7イニング2失点で2敗目
一方、広島は中日戦の連敗を13で止めた。
6回にフィリップスの10号2ランで先制。
8回にマクレーンの13号2ランで加点し、4投手の継投で反撃をかわした。
齊藤は6イニング無失点で7勝目。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


前夜の集中打がウソのように
広島先発・齊藤悠葵の緩急付いた投球の前に沈黙
一方の川井も味方のWエラー、やや制球の乱れなど
いくつかのピンチがありながらも凌いでいっての無失点
ゲーム前半は、締まった投手戦の様相でしたが、
6回1死二塁から、川井フィリップスに痛恨の先制被弾
初球、内へのボール球を要求した谷繁に対し、
その通りに内にストレートが来たものの、制球はやや甘め
それをものの見事にジャストミートされると、
打球はまさに打った瞬間、左中間へとどんどん伸びて、
そのままスタンドに飛び込んでしまいましたね。

ゲームの流れがどちらに傾くか、わからなかったなか、
先制となった一発で大きく沸いたマツダスタジアム
その一方で結果的には投げ間違いとなってしまい、
ガックリの表情のドラゴンズバッテリー
このシーンも含め、総じてこのゲーム、
ツキというものは相手側にあったかなと。
それまでもセンター・天谷の再三の好守に、
サード・マクレーンの必死のダイブ。
対してこちらは、守りではブランコが珍プレーに値するダブルエラー。
打っては5回の谷繁、6回の和田
良い当たりがことごとくヒットに結び付かないありさま。
まあ8回の2点はある意味ネルソンのバタバタによるものですが、
それまでの試合運びをうまく出来なかったことが、
今回の連勝ストップへ繋がってしまったと感じました。


カープファン涙目(T.T)それにしても、実に80試合ぶりの
「零封負け」となったドラゴンズ
広島に対しては、5月5日以来
約3カ月半ぶりの黒星となりましたが、
今季の広島戦の
4つの黒星すべてが、
零封によってのもの。
4月11日(0-2)、同12日(0-10)、5月5日(0-2)、そして今回。
そう考えると「1点さえ奪えば広島には勝てる」。
極論かもしれませんが、せめて1点でも取りたかったですね。
ここまで連続試合安打を続けていた井端が止められ、
この3連戦当たっていた藤井がエラー気味の内野安打1本と
打線のポイントが封じ込められたことも、
結果ゼロとなってしまった要因といえるでしょう。


ただまあ、13連勝できたというのが、逆に珍しいこと
できれば勢い付けて、地元に戻りたかったですが、
うまく切り替え、次の横浜戦に向かってほしいですね。
ちなみに3連戦の先発予想は、
吉見一起-吉見祐治、小笠原-ランドルフ、そして中田-吉川
前回手こずったウォーランドがこの日投げたことで
当たらないのはラッキーな部分じゃないかなと思います。
またしても「吉見対決」からのスタートとなりますが、
2.5ゲームと再び開いたゲーム差をできるだけ詰めて、
週明け早々の直接対決でひっくり返しやすい位置にいたいものですね。
ただこれも相手あってのモノですし、どう傾くかわかりませんが、
お得意さま相手に手を抜かず、ぜひとも勝ち越し、
もしくはカード3タテをゲットしてほしいです。


★プレーヤーズ・ボイス(20日)

●川井雄太

<7イニングを5安打2失点ながら、2敗目を喫す。
開幕11連勝した時の勢いと同じ、粘り強いゲームメークで、
5回までわずか1安打に抑えながら、
6回1死二塁でフィリップスに先制2ランを許した。
しかし失点はここだけ。7回まで投げて
先発の役目を果たし、安定感は健在だったが>
「もうひと踏ん張りができなかった…」

<唯一の失点はフィリップスの2ラン。
これも内角低め、厳しいコースへの速球だった。
うまくすくい上げられての本塁打にも、厳しい表情。
悔しさをにじませて>
「打たれたら、甘いということなので、自分の失投です」

<前回の登板後、思い切って自分自身に『メス』を入れた。
16日の練習ではこれまでほとんどなかった遠投を行った。
森コーチと話し合い、アドバイスを受けながら投球フォームを修正。
その後は毎日、左腕の振りのチェックを欠かさなかった。、
ブルペン入りの日も変えた。今季は基本的に登板前日に
投球練習していたが、今回は登板2日前にブルペンへ。
連勝は止まっても立ち止まらず、新たな取り組みをはじめた>
「勝っているときは流れを変えたくない、というところはありました」

<その結果は7イニング2失点。輝きは確実に戻ってきたが>
「チームが勝てなければ意味がないです…」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

●谷繁元信
<6回1死二塁、フィリップスへの初球について。
打たれたのは内角へのストレートだったが>
「そう。(内角への)ボール球の要求でした。
でも、打たれたのも厳密にはボール球ですよ。
ただし(内角ではなく)低めのね。
前の打席(3回2死一、二塁)でチェンジアップを見せておいて、
内角真っすぐでうまく詰まらせることができたから」
(中スポ、サンスポ


●井端弘和
<チームの広島戦連勝ストップと歩を合わせるように、
連続試合安打記録が止まった。
前日までで自己最高タイの15試合まで伸ばしていた記録は、
この日は3打数無安打でストップ。
悔やんだのは6回の打席。先頭打者だったが、
カウント1-3から外角高めの速球に三ゴロに倒れて>
「力んでしまって、しとめ損ねました」

<最後の打席は、2点差を追った8回1死。
カウント1-3からの5球目を自信たっぷりに見送って
一塁に歩み出したが判定はストライク。
それでも気落ちせず、1球ファウルで粘って四球をもぎ取った。
この回、この日唯一の三塁への進塁。
出塁すれば安打でなくてもいい。記録は二の次。あくまで前向き>
「まだ2点差だったし、塁に出れば…と思っていましたから」

<敗れたことで『安打製造機・井端』のありがたみが
あらためて分かったが、笑って否定して>
「そんなことはないでしょう」
中スポサンスポニッカン

●荒木雅博
<この日2安打と気を吐く。3回に齊藤から中前打を放つと、
8回1死一塁ではシュルツから右方向へ強いゴロ。
二塁手・東出の正面を突いたかに見えたが、
芝生の切れ目で大きく跳ねて右前に転がった。
前夜に続いてシュルツ攻略がかないかけたものの、後続はなし。
気持ちを21日からの横浜戦へと切り替えて>
「みんな一生懸命やってるからしょうがない。これからです」

<18、19日に連日森野の守備に指揮官のメスが入ったが、
この日は二塁手に向けてノックを打った。
19日の9回に、今季7個目の失策を記録。
いや、むしろ6回に代打・喜田剛の一、二塁間のゴロを
グラブに当てたものの捕球できず、同点適時打を許したことが、
指揮官には気になったのかもしれない。
右に左に実戦以上のゴロを捕球して、涼しい顔。
ただ自身もピリッと締まったことを認めて>
「(監督ノックは)ときどきあることです。特別じゃない。
ときどき刺激を入れないとね」
(中スポ)

●和田一浩
<6回2死一、二塁、フルスイングは乾いた打球音を残した。
糸を引くような超高速のライナーが飛んだが、
センターの真っ正面をついて天谷のグラブに収まった。
先制機を逃し、一塁ベース手前で顔をゆがめて>
「(手応えは)完ぺきでした」

<速球は140キロ前後。驚くような球威はない。
ときおり甘いタマもあったが、
6回まで散発4安打、無得点に抑えられた齊藤についてこう証言>
「(齊藤は)きょうは良くなかったと思います」
中スポニッカン

●森野将彦
<齊藤から1安打した3番打者もこう話して>
「(敗因は)ピッチャーがどうとかいうんじゃない」
ニッカン

●石嶺打撃コーチ
<無得点での敗戦は5月5日で行われた同じカード以来、80試合ぶり。
広島戦では今季4度目となる屈辱だが、苦笑いして>
「広島に4つ全部完封負けしているというのは…。
80試合ぶり? う~ん、4敗がぜんぶだからね。どういうわけかね…」
中スポニッカン

●川相内野守備走塁コーチ
<それでも80試合ぶりの完封負けで逆に際立つのは、
これまでの79試合の間、どんな相手にも一太刀浴びせてきたしぶとさ。
バントや盗塁、タッチアップ、進塁打を駆使して
次の塁に走者を進め、内野ゴロの間に1点を取るスタイルに>
「あたりまえのこと」
ニッカン


●小林正人
<ネルソンが8回に乱れて2失点。
なお2死一塁で代打・嶋を迎えたところで8日ぶりの登板が巡ってきた。
間隔が開いたが、冷静なマウンドさばき。
嶋にファウルで粘られ、カウント2-1からの6球目の前に
一走・天谷のフライング気味スタートに慌てず、刺してみせて>
「いつも(登板を)言われたところで結果を出すつもりでいる」
(中スポ)

●立浪和義
<バット2本とヘルメットを抱えて、
ロッカールームへ引き揚げてきた兼任コーチ。
途中までは1点を争う接戦であった出番は最後までなかった。
打たずして残り試合は37へと減ったが>
「何度か準備していたんだけど。
負けるときもあるので、また出直して頑張ります」

<また『ファイナルシーズン弁当』が
きょう21日からナゴヤドームで販売されるが、
自身の要望で、あえて子ども向けにしたとのこと。
将来の監督候補は、未来のドラ党獲得もにらんでいるよう>
「いっぱい食べてもらえるように頑張ります」
公式サイト、中スポ、朝日新聞


●小山桂司
<旧友の活躍を祈ることは、自らを鼓舞することにもなる。
8月下旬になると、健闘を祈らずにはいられない親友がいる。
社会人ヤマハの主砲・佐藤二朗(つぎお)内野手。
かつてヤクルトでプレーした時の登録名はツギオ。
03年限りでヤクルトを退団し、04年在籍したシダックスでは
自身とチームメートだった。ともに松坂世代の同級生。
プロ入りしてからも、頻繁に連絡を取り合っているという>
「2年間同じ釜の飯を食った仲ですからね。
嫁同士も仲良しで家族ぐるみのつきあいです」

<社会人球界最大の祭典・都市対抗野球大会が
きょう21日に開幕するが、ヤマハは東海地区第3代表として出場。
大舞台に向かう親友に、小池とともに必勝を祈願して差し入れを。
小池は横浜時代にファームでよく対戦していたという縁で
仲が良かったという。2人で新品のバット8本と打撃用グラブを贈った。
また5日にヤマハが中日ファームとの交流戦で
ナゴヤ球場を訪れるのに合わせ、福田に差し入れを託した>
「同じ社会人でやってきた者同士、頑張ってほしいからね」

<昨年は東京ドームにまで応援に行ったというが、
中日に移籍した今年は開幕からここまでずっと1軍と大出世。
戦う舞台は違っても『日本一』を目指すのは同じ。
離れた場所から互いの健闘を祈っている>
「今年は行けそうもないけれど、ツギオが勝ち進んでくれれば、
自分も力をもらえるような気がします」
(中スポ)

◆桂川通訳
<県岐阜商高が甲子園で8強に進出。
中日では和田と英智が同校出身だが、
1軍に同行する裏方さんにも母校が勝ち進むのを喜んでいる人がいる。
同校の藤田明宏監督と同級生。
旧友の快進撃を自分のことのように喜んでいる>
「藤田監督はボクらの世代のキャプテンでしたからね。
高校時代から引っ張っていく力があるというか、器の大きな人でしたよ」
(中スポ<ドラ番記者>

◆安藤トレーナー
<県岐阜商高・藤田監督がPL学園高戦後
『当時小学生の自分はスタンドで見ていた』と話したのを聞いて
懐かしそうにして>
「私も31年前のPL学園戦をスタンドから見たんですよ」
(中スポ<ドラ番記者>


◆朝倉健太
<前日の広島戦の6回2死一塁、自ら異常を訴えて降板。
右手の異変だったようで、この日はいつもの登板翌日と同じように
ランニングを行い、軽くキャッチボールをして右手の感覚を確かめた。
練習後はこう語ったが、ツメやマメの問題ではなく
症状も軽い様子。次回登板への影響はなさそう>
「大丈夫です」
朝倉ブログ「広島戦投げました~マツダスタジアム」、中スポ)


●落合監督
<5月5日のこのカード以来、80試合ぶり5度目の零封負け。
翌6日から続けていた広島戦の連勝が13でストップ。
苦笑いしながら、こうつぶやいて球場を去る>
「野球って不思議だね、ホントに…。一日一言しか言わないんだ」
(中スポ、サンスポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(20日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
福岡ソフトバンク-中日 22回戦
(20日・雁の巣球場)
  010 010 020 = 4
  001 010 002= 4
(規定により引き分け)
[D本] 西川1号
[Dバッテリー] 山内、平井、金剛 - 前田、清水将海
公式サイト・戦評

△山内壮馬
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦(雁の巣)に先発し、
7イニングを投げ、4安打2失点。
5日の社会人・ヤマハ戦で右ふくらはぎ痛から実戦復帰して
3試合目の登板で好投を披露して見せた。
前回先発した13日の広島戦では
5イニング4失点と奮わなかったが、この日は粘投。
3回と5回に失点したものの、それぞれ最少失点で切り抜けた>
「全体的に粘り強く投げることができました。
きょうは強気にいったのが良かったと思います。
ただリードをもらってすぐに点を取られてしまったのが反省点です」
中スポ

2009年8月20日 (木)

今夜も藤井4打点立浪不惑誕生日打、竜競り勝ち!

チェンの力投にソツのない攻め。
お得意さま・広島に対し、カード12連勝を成し遂げたドラゴンズ
マツダスタジアムでの第2戦は、3-3で迎えた8回、
打線が爆発し、和田、藤井、代打・立浪の適時打など
打者一巡の猛攻で一挙6点を奪うビッグイニング。
追いすがる広島を突き放して、終わってみれば大勝。
カードの連勝を13に伸ばすとともに、今季最多の貯金23としました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 17回戦
(19日・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 | 中日14勝3敗)
22289人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島
[勝] 高橋(34試合2勝2敗)
[D本] 藤井10号3ラン
[Dバッテリー]
朝倉、河原、高橋、浅尾、長峰 - 小山、谷繁、小田

◇対広島17回戦・スタメン
1 (遊)井端  (3打数1安打)
2 (二)荒木  (5打数3安打2打点)
3 (三)森野  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ (4打数2安打)
5 (左)和田  (5打数2安打1打点)
6 (右)イ・ビョンギュ (4打数無安打)
7 (中)藤井  (5打数3安打4打点)
8 (捕)小山  (2打数無安打)
9 (投)朝倉  (2打数無安打)

【イニング経過】
<2回・中日> P・ルイス
ブランコ外スライダーセンターオーバー二塁打、
和田外スライダー打ち損じ遊ゴロ、イ・ビョンギュ四球、
1死一、二塁から、
藤井内低めスライダー・
すくい上げ右中間席飛び込む3ラン(D 3-0 C)


<2回ウラ・広島> P・朝倉(中6日)
栗原中シュートセンター伸びて行くもフェンス際キャッチ、
マクレーン外スライダー見三振、天谷中フォーク空三振

<3回・中日> P・ルイス
井端中直球右打ち右前打、
荒木バント失敗もカーブバットの先二塁越えヒット、
無死一、二塁から、森野外シュート二ゴロ4-6-3併殺、
2死三塁から、ブランコ内低め直球見三振


<3回ウラ・広島> P・朝倉
小窪高いバウンド三ゴロ、
外シュート遊ゴロも井端バウンド合わずトンネル=エラー、
ルイススリーバント失敗、東出外シュート左前落とすヒット、
2死一、二塁から、末永内直球差し込み三飛

<4回・中日> P・ルイス
和田外スライダー二塁オーバーヒット、
イ・ビョンギュ中シュート中飛、
藤井外一杯直球見三振、小山外直球見三振


<4回ウラ・広島> P・朝倉
フィリップス四球、栗原中直球とらえるも中正面ライナー、
マクレーン外シュート大きな中飛・フィリップスタッチアップ二進、
2死二塁から、天谷内フォークハーフスイング三振

<5回ウラ・広島> P・朝倉
小窪三遊間抜くヒット、
中シュート詰まり右飛、ルイス一犠打、
2死二塁から、東出内直球詰まり二塁ハーフライナー

<6回ウラ・広島> P・朝倉
末永内フォーク空三振も小山後逸=振り逃げと朝倉暴投、
フィリップス中低めシュートセンターフェンス際ジャンピング好捕、
1死一塁から、栗原フルカウント中低めシュート・
ライナー左中間スタンド飛び込む2ラン(D 3-2 C)
マクレーン外低めシュート空三振、
天谷内高め直球引っ張り一二塁間突破ヒット、
朝倉指に異常・自らベンチ裏に下がって治療もそのまま交代
P・河原
2死一塁から、小窪外スライダー中前ポテンヒット、
2死一、三塁から、代打喜田剛中高めスライダー・
一二塁間打球荒木グラブに当てるもタイムリー(D 3-3 C)
2死一、三塁から、代打嶋内高め直球三邪飛・同点止まり

<7回・中日> P・横山 捕・石原
代打小池粘るも外高めスライダーボール球空三振
代打平田外低めスライダーハーフスイング三振
井端外見て四球、荒木内直球詰まり二ゴロ


<7回ウラ・広島> P・高橋 捕・谷繁
東出内直球打ち上げ左飛、末永内148キロ空三振、
フィリップス右前打、栗原外フォーク空三振

<8回・中日> P・シュルツ
森野外直球見極め四球、
ブランコ高いバウンド一二塁間抜くヒット、
無死一、三塁から、
和田外直球・
高いバウンド遊撃の頭越える適時打(D 4-3 C)

イ・ビョンギュ内直球見三振、
1死一、三塁から、
藤井外チェンジアップ・
泳ぐも食らいつき一二塁間抜く適時打(D 5-3 C)

ライト天谷後逸エラー・各走者それぞれ進塁、
1死二、三塁から、谷繁顔付近ボールよけて四球、
1死満塁から、
代打立浪(40歳誕生日)
外カットボール流し打ち左前2点適時打(D 7-3 C)

1死一、二塁から、井端外カット見て四球、
1死満塁から、
荒木粘り外チェンジアップ・
レフトオーバー2点適時二塁打・ダメ押し(D 9-3 C)


<8回ウラ・広島> P・浅尾
マクレーン外147キロ空三振、天谷外低め直球空三振、
小窪中低め直球当たり損ない二ゴロ

<9回・中日> P・牧野
和田内直球一邪飛、イ・ビョンギュ外スライダー投ゴロ、
藤井外カーブ右前打、谷繁外直球右前打、
2死一、二塁から、代打英智二塁抜けそうなゴロ東出好捕4-6


<9回ウラ・広島> P・長峰 捕・小田 左・藤井、中・英智
石原外低めシュート右飛、代打廣瀬外シュート空三振、
東出中低め直球二ゴロも荒木弾きエラー、
代打緒方孝市中直球左飛、試合終了。


【ゲームレビュー】
広島戦13連勝

3-3の8回に打者11人を送る猛攻で、広島戦13連勝。
無死一、三塁から和田が中前適時打を放つと、
さらに1死一、三塁から2四球を挟む3連続適時打で、
この回6点を勝ち越した。
広島は3番手のシュルツが5失点と大誤算。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


藤井の3ランで先制し、ペースこそ握ったものの、
先発・朝倉が徐々にながら良い当たりをされてきたうえ、
6回に栗原の2ランで1点差に詰め寄られると、
そのイニング中に、指のアクシデントで緊急降板
スクランブル登板となった河原が急すぎて踏ん張れず、
連打を許し、3-3の同点に追いつかれたものの、
ある意味勝ち越されなければ、まだまだこちらのもの
焦らずに冷静に対処しながら、
そして迎えた終盤8回、打者11人のビッグイニング

相手の勝ちパターン、セットアッパーのシュルツに対し、
先頭・森野がしっかり見極め、四球を選ぶと、
ブランコが粘った末に高いバウンドで一、二塁間をしぶとく抜くヒット。
さらに一、三塁として飛び出した和田の叩きつけてのタイムリーも
これまた決してきれいではない当たり。
それでもそういうヒットが次々と飛び出すところに
チームとして培ってきた勝負強さが出ているなと。
続くビョンは見逃し三振に倒れたものの、
一、三塁で迎えるは、先制弾を含む2安打の藤井
この日は攻守で良い動きを見せていましたが、ここでもひと仕事
外のチェンジアップに必死に食らいつき、一、二塁間を抜いていくタイムリー。
これまたクリーンヒットではないものの、
こういうヒットこそ、相手に与えるダメージは大きい。
さらに動揺し制球乱れるシュルツから、谷繁が四球を選び
1死満塁のチャンスを作ると、ここからは鮮やかな攻め
この日「40歳」のバースデーを迎えた代打・立浪
代わった青木高広のカットボールをきれいに流し打ち!
前夜に続く2点適時打で、自らのバットでお祝いをすると、
井端四球で再び満塁から、荒木ダメ押しのレフトオーバー!
しぶといヒットからクリーンヒットまで重ねること5安打
3四球も絡め、打者11人での猛攻は、まさに圧巻
ちょっとやそっとじゃ負けることはない
さらにこんなところで星を落としていられない
そんな気持ちをしっかり持って、
個々のすべき仕事をしっかりとやり遂げる。
一丸となって競り勝つさまに、
今のチームとしての「強さ」を感じたゲームでした。


朝倉の指の状態が心配ですが、
持ち前の要所を凌ぐ投球も出来ていましたし、
次週そのまま登板できれば、きっとやってくれると思います。
その一方で、二遊間に思わぬエラーもありましたが、
まあ疲れもピーク、うまく乗り越えてほしいものですね。

勝ってナゴヤに帰ります!なんやかんやで、
これで対広島戦カード13連勝
こういう勝ち方もできていれば、
なおさら相手が意識してくるでしょうし、
その辺りをうまく生かして、
もう1ついただきたいものですね。
ドラゴンズファン
首位チームのファン
共に「負けねえなぁ」と思っているでしょうが、
このマッチレース、しばらく続いていくことは確か。
とにかくこちらとしては負けられない
第3戦も勝って、良い流れのままナゴヤに戻ってほしいです。


☆ウィナーズ・ボイス(19日)

◎藤井淳志

<先制3ランにダメ押し適時打、3安打4打点>
「(ナイスバッティングでした)ありがとうございます。
(今日は先制3ランに貴重なタイムリー。
どのように1試合を振り返るか)
いやもう、チャンスはもうとにかくがむしゃらに行こうと
思っていたので、えー、結果に繋がってよかったです。
(タイムリーヒットもしぶとく運んだ)
いやもう、何とかしたいという気持ちだったので、
あのう、ああいう形でもどんな形でもいいので
ランナーを還したかったので、えー、よかったです。
(一昨日、昨日の試合から6打席連続ヒット)
あのう、たまにはそういうこともあるのかな、と思います(笑)
(打率3割をキープ。好調の要因は)
まああのう、前向きに、
常にあのう、打席に立っているのがいいのかなと思います。
(今季すでに自己最多出場。優勝するチームで
レギュラーとして出る。どのような気持ちか)
もうあのう、チームに貢献できるようにっていう
気持ちだけでやっているので、
あのう、結果がまあ付いてきてくれれば最高なんですけど、
あまり結果ばかり考えずに、とにかく一生懸命やろうと思っています。
(これで広島戦13連勝。明日勝ってというところでしょう)
もちろん勝って(名古屋に)帰りたいという気持ちが強いので、
何とかあのう、貢献できるように頑張ります。
(明日の試合も期待してます)頑張ります!ありがとうございます」


<2回1死一、二塁、先制の10号3ラン。
カウント1-1からルイスのカットボールを右翼席へ運んだ>
「先制点のチャンスなので、積極的にいこうと思っていたら
たまたまいい当たりをしました」

<1球ボールを見送って2球目は内角へのカットボールを空振り。
3球目も同じ球種が来ると、今度は完ぺきに振り抜いた。
まず反省を口にしたが、結果には満面の笑みをたたえて>
「空振りはボール球でしたからね。打ったのはストライク。
ストライクをしっかり打てるようにしないと。先制点はよかったです」

<これが左打席7発目。
今季右打ちから3年ぶりに両打ちに戻した効果を存分に発揮している。
パワーでやや劣る左打席では、右打席用のバットより
0.25インチ(約6ミリ)短い33.75インチのものを使うが、
芯でとらえれば楽々とスタンドまで運ぶ。それでも平然と話して>
「左で(打席に)立つことが多いからじゃないですか。
左のほうが力があるというわけじゃないですし」

<その左打席でさらに2安打を重ねた。
8回、1点を勝ち越し、なお1死一、三塁の場面。
シュルツのチェンジアップを、やや体勢を崩されながら
右前にはじき返し5点目をもぎ取った>
「とにかく食らい付こう、何とかしようという気持ちでやっていた」

<試合後はヒーローインタビューにも呼ばれた。
最後は対広島14連勝を宣言して締めくくって>
「もちろん明日も勝って帰りたいです」
中スポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン


○立浪和義
<8回1死満塁の好機で代打に出ると、
左腕・青木高広の、カウント1-1からの3球目を左前にクリーンヒット。
二者をかえす適時打で、自ら40歳の誕生日を祝う。
冗談口調で快打を語って>
「カットボールをカット気味に打ちました。
左方向(への打球)はイメージ通り。
イメージ通りのバッティングができました。
初めてイメージ通りに打てましたね。
嫌な追いつかれ方をしたけど、ブランコや和田がつないでくれて、
いいチャンスだったので(走者を)かえせてよかったです」

<練習中にも、スタンドのファンや報道陣から何度も祝福されたが、
たまたま今年が40歳という区切りの年であっただけ。
練習では、炎天下の中で若い岩﨑達郎とともに内野ノックを受けた。
守備機会はなくとも日々の鍛錬を欠かさず、
さっそうとした姿はとても不惑には見えない。
ただ今季限りでの引退は表明済み。現役最後の誕生日ともなったが>
「(毎年必ずくる誕生日は)特別な日ではない。
僕の出番がないくらい楽に勝てればいい」

<特別な気負いはなかったものの、
2夜連続のダメ押し打を素直に喜んで>
「もう40歳になったのかという感じで特別な思いはないけど、
39歳最後の日と40歳の最初の日に
2日連続で打てたことはうれしいですね」

<今季は、現役生活で一度しかない引退という節目がやってくる。
こう言うと、表情がキュっと締まって>
「これからが大事です。
ぼくにとっては(レギュラーシーズンが)あと38試合。
カウントダウンに入ってるんでね。
まだまだこれから貢献していきたい。
毎回ヒットが打てるわけはない。
だからこそ、より集中力を高めて一打席一打席臨まなければ」
中スポサンスポスポーツ報知スポニチ名古屋

○和田一浩
<8回無死一、三塁の絶好の勝ち越し機に、しぶとく中前打。
たたきつける打撃で前進守備の間を抜いて>
「運がよかった。(シュルツは)とにかく球が速かった。
球が速いから犠飛を狙うと、ポップフライになる。
序盤と違い、あの場面は最悪ゲッツーでも1点入れば良かった。
バッティングは最悪だったけれど、良かった」
サンスポ朝日新聞時事通信

○トニ・ブランコ
<2回には中越え二塁打、8回には右前打と、
主砲が2安打を放ち、いずれも得点に絡んだ。
6回に左脇腹に死球を食らって、周囲をヒヤッとさせたが>
「死球? ダイジョウブ。エブリシング、オーケー」
(中スポ)

○朝倉健太
<5イニング2/3を4安打3失点で勝ち負け付かず。
6回2死から天谷に右前打を許した直後、
自らマウンドをスタスタと降りる。一体何が起こったのか。
本人ははぐらかしたが、右手にはタオルをかけていた。
マメかツメか、指先の異変だった可能性が強い>
「何でしょう…」

<5回までは、2安打5奪三振、無失点と抜群の内容。
宝刀・シュート、フォークボールが鋭く切れたが、
最初の失点は6回の栗原の2ランだった。
内角低めへのシュート。悔やんだのは自分の狙いだった>
「(栗原が)狙っているボールを投げちゃったというのは
ありますけど、そこだけですね」

<19歳から1軍で投げてきた『若大将』も6月で28歳になった。
若さとパワーで押してきたこれまでとは少し違う。
ある程度クールに、最終的にチームが勝てるようゲームを組み立ててきた。
この日も勝利。試合後の表情は明るく、負傷もひどくはなさそう>
「もう『若い』と言える年齢じゃなくなってきたので…」
(中スポ、共同通信社

○河原純一
<6回2死一塁、朝倉のアクシデントに伴い2番手で登板。
中継ぎの宿命とはいえ、慌ただしい出撃に>
「急だった? いや、まあ、まあ…。
一度は肩をつくっていましたからね」

<小窪にフォークを中前に落とされ、一、三塁とされると、
代打・喜田剛にスライダーを右前に転がされ同点。
さらなる代打・嶋を三邪飛に打ち取って、
同点に止めたものの、反省を口にして>
「あの(小窪の)ポテンヒットよりも、喜田の方がね。
スライダーが甘く入っちゃいました。
走者をためていい場面じゃないし、
全球勝負くらいのつもりではいたんですが。
(朝倉)健太の勝ちを消してしまったしね」
(中スポ)

○高橋聡文
<好リリーフで2勝目を挙げる。
同点の7回にマウンドに登ると、東出、末永の1、2番は左飛、三振。
フィリップスには右前打を許したものの、主砲・栗原を3球三振。
最速151キロをマークした直球を主体に上位打線を
無失点に抑え、直後の味方打線の爆発を引き出した。
7月29日の巨人戦では3発を浴びるなど屈辱を味わったが、
以降は本来のキレを取り戻し、これで5試合連続計7イニング無失点>
「今は本当に調子がいいです」
(中スポ)

○浅尾拓也
<6点を勝ち越した直後の8回に登板。
8敗目を喫した16日の東京ヤクルト戦以来のマウンドだったが、
マクレーン、天谷を連続空振り三振に仕留めると、
小窪も三ゴロで三者凡退。黒星のモヤモヤを吹き飛ばして>
「そんなによくはなかったけど、
クリーンアップ(5番・マクレーンから)だったので、
しっかり抑えようと思いました」
(中スポ)


○英智
<夏の甲子園に出場している母校・県岐阜商高は
この日3回戦に臨み、PL学園高を下してベスト8進出。
自身は高校時代に甲子園出場ができなかっただけに、
母校の快進撃に感慨ひとしおの様子。顔をほころばせて>
「また勝ちましたね。優勝したら何か差し入れないと」

<高校卒業後およそ15年が経った今、
攻守に渋い働きで竜を支えている。
後輩たちの奮闘を励みに走り続ける>
「どんな場面でも力を発揮できるように準備したい」
(中スポ)

○イ・ビョンギュ
<韓国出身だが、最近あやつるのは日本語。
まだ片言に聞こえるときもあるが、今年に入って上達した>
「難しい言葉はまだ分からないことはあるけど、もうかなり分かるよ。
ゆっくり見て考えられるから、しゃべるより、読みのほうが得意かな」

<そう話す日本語にもよどみがなく、こう言って胸を張る。
取材の受け答えもすべて日本語だ>
「ベンチではまったく問題ないよ。仕事の日本語は大丈夫」

<今年の急な上達は自身が積極的に学んで手にしたもの。
実は昨オフ、日本語の勉強に本腰を入れだした。
外国人向け日本語学習用テキストで自習すると同時に、
知人男性にも先生役をお願いして勉強しているという>
「日本語のできる韓国の人に自宅に来てもらうようになったんだ。
月に3度か4度くらい。なんて言ったっけ。
家庭教師? そう、それだよ。
テキストを一人でやっているだけだと分からなくなるから」

<外国人枠の壁があり、シーズン前半は大半が2軍暮らしと
辛酸をなめたが、し烈な優勝争いを演じるチームとあって気合十分。
契約最終年のシーズンに燃え上がった日本語学習熱。
自らのバットで優勝に貢献し、存在感を際立たせる。
そんな決意の表れでもある>
「自分が打って優勝に貢献したい」
(中スポ)


○落合監督
<3点リードを追いつかれた後、
打者11人で6点を奪う猛攻でねじ伏せ、対広島戦13連勝。
不思議な勝利に首をかしげて>
「何年たっても野球は分からん。いつになったら分かるのかなあ」
(中スポ、サンスポスポーツ報知スポニチ


若竜トピックス(19日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
福岡ソフトバンク-中日 21回戦
(19日・雁の巣球場)
  020 111 020 = 7
  000 200 000= 2
[勝] 中里(18試合5勝2敗1S)
[D本] 中村公治1号 谷4号
[Dバッテリー] 中里、菊地、齊藤、平井、鈴木 - 前田
公式サイト・戦評

○中里篤史
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦(雁の巣)に先発し、
5イニングを投げ、3安打2失点と好投。
6月17日以来、約2カ月ぶりの白星で今季5勝目を挙げる。
4回2死一塁からアギーラに2ランを浴びたものの、
3回までは2安打無失点。5回は打者3人をピシャリと抑えた。
ストレートに伸びがあり、変化球のコントロールも良かった>
「前回(12日・広島戦、5イニング5安打2失点)の登板よりも
調子が良かった。ホームランを打たれた以外は良かったと思う。
もう少し長いイニングを投げられるようにしたい」
中スポ

2009年8月19日 (水)

チェン力投8回無失点、対広島戦勝ち越し決めた!

カード11連勝中とすっかりお得意様と化している
広島カープとのマツダスタジアムでの3連戦初戦は、
先発・チェンが立ち上がりから力のこもった投球を披露。
持ち前の直球で広島打線を完ぺきに封じ込めると、
打線も呼応し、2回に藤井の先制打、
4回にはイ・ビョンギュの今季1号で援護。
しかし中盤、ややバテがきたチェンがピンチを招くも、
粘りを見せて共にゼロに封じ込めると、
7回に井端の適時打、9回には代打・立浪の適時二塁打でダメ押し。
最終回に2点を返されたものの、力の差を見せつけての勝利。
8イニング3安打無失点のチェンは5連勝で7勝目。
またチーム対広島戦12連勝。今季のカード勝ち越しを決めました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 16回戦
(18日・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 | 中日13勝3敗)
24536人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島
[勝] チェン(16試合7勝2敗)
[S] 岩瀬(46試合1勝2敗36S)
[D本] イ・ビョンギュ1号
[Dバッテリー]
チェン、河原、岩瀬 - 谷繁

◇対広島16回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数2安打1打点)
2 (二)荒木  (5打数1安打)
3 (三)森野  (4打数1安打)
4 (一)ブランコ (4打数1安打)
5 (左)和田  (4打数1安打)
6 (右)イ・ビョンギュ (4打数1安打1打点)
7 (中)藤井  (4打数4安打1打点)
8 (捕)谷繁  (2打数無安打)
9 (投)チェン (3打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・前田健太
井端外カーブ合わせて中飛、荒木外カーブ遊ゴロ、
森野中入るカーブ右前落ちるヒット、
ブランコ内高め直球三邪飛


<1回ウラ・広島> P・チェン(中6日)
東出真ん中148キロ空三振、
赤松外低め151キロ三ゴロ、フィリップス内外れ四球、
栗原外スライダー打ち上げ二飛

<2回・中日> P・前田健太
和田初球内直球三塁右鋭く抜くヒット、
イ・ビョンギュ3球目前田健太暴投・和田二進、
イ・ビョンギュ中チェンジアップ空三振、
1死二塁から、
藤井初球中低めカーブ中前運ぶ適時打(D 1-0 C)

<2回ウラ・広島> P・チェン
マクレーン内低め151キロクロスファイヤー見三振、
天谷初球中直球中飛、小窪外スライダー中前打、
石原内148キロ詰まり二塁ハーフライナー

<3回・中日> P・前田健太
チェン二飛、井端内低め直球遊深い内野安打、
荒木初球エンドラン三ゴロ進塁打、
2死二塁から、森野内高め直球中飛前進キャッチ


<4回・中日> P・前田健太
ブランコ内低め直球見三振、和田外直球右正面直、
2死から、
イ・ビョンギュ初球中入るカーブ・
打球伸びてセンターバックスクリーン左飛び込む本塁打(D 2-0 C)

藤井中高め直球左前落とすヒット、谷繁外スライダー空三振

<4回ウラ・広島> P・チェン
フィリップス内直球右飛、栗原初球中直球伸びなし右飛、
マクレーン外低め直球中飛

<5回ウラ・広島> P・チェン
天谷外150キロ三遊間深いゴロヘッスラ内野安打、
小窪外高め147キロ中前打、
石原初球スライダー右飛・天谷タッチアップ三進、
1死一、三塁から、前田健太バスター切り替えるも浅い中飛、
2死一、三塁から、東出逆球外低め直球二ゴロ・結果オーライ

<6回ウラ・広島> P・チェン
赤松内高め浮き四球、
フィリップス中低め直球三ゴロ・森野バウンド合わず後逸=エラー
無死一、二塁から、栗原内シュート打ち損じインフィールド二飛、
1死一、二塁から、マクレーン内高め148キロ力勝り左飛、
天谷内逆球外れ四球・森コーチマウンドへ、
2死満塁から、小窪内低め147キロ打ち上げ中飛・凌ぐ

<7回・中日> P・前田健太
藤井中低め直球引っ張り右前打、谷繁投犠打、
チェン内高め直球見三振、
2死二塁から、
井端初球外直球中前抜ける適時打(D 3-0 C)

<7回ウラ・広島> P・チェン
石原中高めスライダーぼてぼて三ゴロ、
代打廣瀬外高め150キロ空三振、東出外スライダー当てただけ遊直

<8回ウラ・広島> P・チェン
赤松三塁側セーフティバント森野素手送球事なきを得ず、
フィリップス中チェンジアップ空三振、
栗原外低めチェンジアップ打ち上げ一邪飛

<9回・中日> P・青木勇人
藤井内シンカー右中間突破二塁打、谷繁一犠打、
1死三塁から、
代打立浪フルカウント外シュート・
センター左突破ダメ押し適時二塁打・代走英智(D 4-0 C)


<9回ウラ・広島> P・河原 中・英智 左・藤井
マクレーン初球中スライダー左飛、天谷外高め直球右飛、
小窪初球叩きつけ二塁後方・荒木追いつくも内野安打、
代打末永内高めスライダー右前落とすヒット、
2死一、三塁から、代打嶋コールされる、
P・岩瀬
代打の代打緒方孝市外シュートワンバウンド岩瀬暴投・末永二進、
緒方孝市外高めスライダー中前2点適時打(D 4-2 C)
2死一塁から、東出初球内直球平凡な二ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】

チェンが好投 球団新記録となる
対広島戦12連勝で、6年連続勝ち越しを決めた

チェンは立ち上がりから直球で押した。
8回まで投げて無失点。連勝を5に伸ばした。
岩瀬は20試合連続セーブをマークした。
打線は先制、中押し、ダメ押しと効率よく得点した。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


最後こそややバタついたものの、
お得意さま相手の貫禄の勝利で、カード12連勝
1週間ぶりに見るドラゴンズ、なかなかいい戦いぶりでした。
特にで光っていたのは、やはりチェン・ウェイン
前回の京セラではマウンドが合わなかったり、
フォームのバランスが悪かったりで苦しみましたが、
この日は立ち上がりから持ち前のパワーピッチを披露。
真っすぐも150キロを越えるなどスピード
さらに外野に飛ばさせても伸びなしと、球威もまずまず。
さらにテンポ良く、序盤は全く危なげなかったですね。
特に相手の中軸である栗原マクレーンなどに
まったく自分の打撃をさせなかったのは、実に見事でした。

ただ中盤、5回、6回は本人もいうように
やはり「バテ」が来たようですね。
ただでさえ蒸し暑い広島の屋外ゲーム
さらに相手の前田健太ともども、テンポがよかっただけに、
その一方で飛ばしすぎの印象も。
そのツケが一気に出て、6回などは崩れかかりましたが、
良いタイミングで谷繁森コーチが間を置いてくれたこと。
さらに相手の拙攻にも助けられ、ともにゼロで通過。
ランナーを塁に置いての投球で制球がばらついたものの、
気持ちがこもっていればそうは打たれない。
持ち前のストレートが勝負どころで力を発揮したことが、
そのまま勝利へと結びついたと思います。

力投。苦しい中盤を乗り越え、
7、8回は元に戻ってスイスイ。
9回のチャンスで代打が出たため、
完封こそ逃したものの、
終わってみれば、
8イニング3安打無失点
防御率ナンバーワンの
力たるところを見せてくれた背番号21
これで5連勝と、
すっかり「勝てるピッチャー」になりましたね。
次週は首位攻防の初戦
任されることが濃厚。
地元でのゲームとなりますし、
この日の投球同様に相手を牛耳る投球を期待。
左のエースとして、奪首へ大きく貢献してほしいです。


一方、打線は細かなチャンスをしっかりモノにしましたね。
2回、和田のヒットと暴投で得たチャンスで
この日大当たりの藤井がセンター前へ運ぶ先制タイムリー
思いきりの良い和田の走塁も光りましたが、
相手のミスや足を絡めるところは、ドラゴンズらしさ
それは同様に、7回と9回にも。
藤井が出て、谷繁が送って、井端・立浪好球必打で点を奪う。
敵地での戦いながら、しっかり自分らの野球が出来ていたことに、
勢いあるチーム状態の良さを垣間見ることができました。
さらにこの日の2点目となったビョンの今季第1号。
ブランコが三振、和田が良い当たりも野手の正面と、
やや相手側に向いていたムードを引き戻した大きな一打
浮いたカーブをうまく拾った一撃でしたが、殊の外よく伸びたなあと。
昨年のこの時期、市民球場で爆発したビョンでしたが、
遅ればせながらの今季初アーチで、
存在を示すことはできたのではと思います。


絶対に負けられない気持ちで臨んできたあろう
カープ相手力の差を見せつけながら、
返り討ちにしたことは、3連戦において大きいですね。
さらに6連戦の初戦を取って、良い流れを引き寄せたのもヨシ。
そんななかで迎える第2戦は、朝倉-ルイスの先発予想。
CSの解説者が「好調」と話していたルイスをうまく攻略できれば、
再びの敵地3タテも見えてくるのでは。
その一方でカギを握るのは、朝倉の出来。
前週の黒星を雪辱する粘りの投球に期待したいところ。
ルイスの一発にも気をつけながら、しっかり投げてほしいです!


☆ウィナーズ・ボイス(18日)

◎チェン・ウェイン

<8イニング3安打無失点の好投で今季7勝目を挙げる>
「(ナイスピッチでした)ありがとうございました。
(今日のピッチングを振り返って)
まあ結局抑えてたから一番うれしいですけど、
まあ何とか粘って、0点に抑えてた、はい。
(広島打線を今日も0点。相性がいいですね)
いや、たまたまなだけです。
(ピンチがいくつかあった。5回無死一、二塁。
あの場面、どんなことを心掛けて投げていたか)
いや、一応何とか踏ん張って、
0点に抑えた方がいいなと思ったんですけど、
まあ何とか、まあフォアボール以外にヒットでもいいですけど、
フォアボールの方が、まあ自分の許さないんで、
まあ何とか投げて、向こうも打ってきたのが、
まあそっちの方がうれしいと思うですけど、はい。
(6回の2死満塁のピンチは)
まあ、自分もちょっとバテていたと思うんですけど、
やっぱりテンポもちょっと速すぎたと思うんですけど、
まあ逆に自分もバテてきて、
で、まあ井端さんも途中から言っていたので、
『暑いから、まあゆっくり投げた方がいいですよ』
まあテンポ速すぎる方が自分もバテてるし、
まあ野手もしんどいんで。
やっぱりその方のタイミングっていうかまあ、
自分のテンポも、まあこれから
まあだんだん良くなってきたと思います。
(3連戦の初戦を取った。追撃への良い流れとなる)
そうですね。まあ、まあ、順位、まだ巨人あるんで、
何とか踏ん張って、優勝できたいと思います。はい。
(最後にファンにメッセージを)
みなさんもまあ球場に良く来て、
まあ僕たちの試合見て、(応援)よろしくお願いします」


<防御率トップを走る左腕が、数字通りのピッチングを見せた。
150キロ前後をマークした自慢のストレートで、この夜も押しまくる。
奪った24のアウトのうち、実に14個がフライによるアウト。
力でねじ伏せ、今季の対広島戦の連続無失点は22イニングに伸びた>
「真っすぐがけっこう良かった。それにスライダーもよかった。
最後はちょっとバテたけど、ゼロで抑えられて良かった」

<一方で課題も残った。
この日は初回から順調に飛ばしていたが、中盤から失速。
2点リードで迎えた6回、2死満塁のピンチを迎えた。
この回は2つの四球を与えるなど、知らず知らずのうちに投げ急いでいた。
しかし気持ちの切り替えがうまくなったのも、ブレークの要因の1つ。
直前に井端から「ちょっとテンポが速過ぎるぞ」と言われ、ギアチェンジ。
ゆっくり間を取って腕を振り、小窪を中飛にしとめて切り抜けると、
7、8回を三者凡退に抑えてマウンドを下りた。
最大のピンチを脱したが、反省を忘れず>
「暑さでバテたと思う。
満塁で井端さんにもう少しテンポを落とせと言われた。
もっとペースを考えないと」

<8回でマウンドを譲り、今季4度目の完封はならなかったが、
無失点で5連勝。プロ入り以来広島戦で黒星はついていないが>
「相性が良い? たまたまですよ。特に理由はないです」

<抜群の安定感を誇る左腕が、特に屋外球場では『無敵』に変わる。
今季はマツダスタジアムに加え、横浜、
千葉ロッテの本拠地の千葉マリンの3球場で
5試合に先発し、計40イニングで失点は何と『0』。
空の下では1点も相手に許していないのだ。
広いマツダスタジアムが、強い追い風になっている。
「たまたまですよ」と前置きしつつ>
「(昨年までの)広島市民球場とここ(マツダスタジアム)を比べると、
この球場はマウンドの違和感もないし、
広くなって思い切って投げられるというのはあります」

<屋外の『大敵』とも言える暑さも関係ない。
もともと南国の台湾出身。日本の投手が苦しむ暑さもウエルカム>
「そんなに気にならない。
水分はたくさん取るようにしていますし、コンディションに影響はない」

<後半戦は火曜から6連戦が毎週続くが、
その最初の大役を任されている。
ちょっとやそっとでは打てない直球。
力で抑え、4週連続で責任を果たして>
「別に緊張することはない。
休みの次の日に投げるから、1週間の最初は何とか勝ちたいと思っている」

<真夏の広島での快投で、防御率は『1.30』に上昇。
いよいよ初のタイトルが視界に入ってきた。
2リーグ分裂後の球団記録は杉下茂氏が54年に残した1.39。
このままいけば、球団記録を更新する超ハイレベルな戴冠となるが、
首位の巨人を追う残りのシーズンを見据えて>
「目の前の一試合一試合をしっかり投げていきたい。
そして、優勝したい。そのために週の頭に勝っていけたらいい。
チームが優勝するために頑張りたい。これからも思い切って投げたい」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン

○谷繁元信
<先発・チェンについて>
「前回の登板より直球が良く、中盤乱れたが持ち直した」

<自身は7、9回に2つの送りバント。
進めた走者はともに生還。貴重な追加点となった。
これで通算198犠打。200犠打まであと2となり、
あと1で8試合足踏みの通算200本塁打を
追い越しそうな勢いだが、犠打も立派な勲章>
「チームの作戦の中で、流れとして点に結びついたことがうれしい」
(中スポ、サンスポ


○藤井淳志
<2回1死二塁の場面で、先制タイムリーを放つ。
広島先発・前田健太の初球のカーブを
中前に運び、二塁走者を生還させて>
「先制点のチャンスだったので、
とにかく思い切っていこうと思っていました」

<2打席目以降もクリーンヒットを連発し、今季2度目の4安打。
7回と9回は先頭で安打を放ち、中押し、ダメ押しのホームを踏んだ。
攻撃の中心となり、存在感を示して>
「4点中3点に絡めたんで良かった。
なかなか点の取れない試合で、点に絡めたのはよかったと思います。
どんな場面でもチームに貢献できるようにしていきたい」

<試合前には立浪兼任コーチから直接指導を受けた。
『これができたら3割3分』
こうハッパをかけられて腕の使い方を修正してもらった。
すぐさま出した結果にも、尊敬する師への感謝の気持ちを包み込み>
「自分はまだまだです。
もっともっと吸収しなければならないことがいっぱいあります」

<8月も半ばを過ぎ、立浪の引退が刻々と近づいている。
打率も.307に大幅上昇して大台を回復。
同僚の和田らを抜いてリーグ6位に浮上した。
ペナントレースも残り39試合。
激しさを増す首位争いの中、師匠の期待にも応え続ける>
「直接教えてもらった日でなくても
(打席を)見せてもらったり日々勉強させてもらっています」

<レギュラーになって初めてのシーズンも終盤へ。
元気な男が、夏本番でまた調子を上げてきた>
「体は元気です。疲れ果てるくらい試合に出たい」
中スポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○イ・ビョンギュ
<4回2死、今季初本塁打を放つ。
前田健太の初球カーブをしっかり引き付けてとらえ、
バックスクリーン左へ運んだ。
8月後半になってようやく出た初アーチを喜んで>
「高めをうまく打てた。
ホームランになるとは思わなかったので、びっくりした」

<昨年10月2日の横浜戦以来、
今季46打席目にして飛び出した1号に相好を崩して>
「1年ぶりですから。うれしいですよ」

<球場入りしたときから予感があった。
3月に、実質見学に近い練習で訪れたことはあったが、
試合をするのは初めてのマツダスタジアム。
セでは唯一の内・外野天然芝のグラウンドに目がクギ付けになった。
韓国LG時代の本拠地・ソウルのチャムシル(蚕室)球場が、
やはり同国プロ野球本拠地ではただ一つ、
外野だけでなく内野にも天然芝を敷いたメジャースタイルのグラウンド。
ミスターLGの名をほしいままにし、最も輝いていたときを思い出した>
「一緒なんですよ。とてもすばらしいグラウンドです」

<もちろん、この1本だけで喜んではいられない。
そのほかの3打席は凡退に終わり、気を引き締めて>
「ホームランはラッキーです」
中スポスポニチ

○立浪和義
<9回1死三塁でチェンの代打で登場。
右腕・青木勇人から放った左中間への飛球を
赤松が捕球できず、幸運な適時二塁打となった。
自身の仕事をできたという満足感に包まれて>
「谷繁が送ってくれた後だったので、何とか1点取れて良かった。
ラッキーですが(捕られても)犠牲フライにはなっていた。
最近、犠牲フライも打てへんかったからね」

<楽しみにしていたPL学園高の後輩・前田健太とは
対戦しなかったが、まだ広島戦は残っている。
それよりも大詰めを迎えるペナントレースに集中する>
「大事な試合が続くので、調子上げていかなあかんですね」
(中スポ、サンスポ

○井端弘和
<7回2死二塁、中前タイムリーを放つ。
8番打者のバントを見た瞬間、自分のやるべき仕事も見えていた。
7割5分は自称だが、この日の1本で
本物の得点圏打率は.384に引き上げ、リーグトップ>
「谷繁さんがバントしたので、何が何でも打ちたかったです。
谷繁さんがバントしたときのボクの打率は自称7割5分です!
ピッチャーに回したいんじゃなく、はなからボクですから。
しかも目上の人(谷繁)が送るわけで…。
絶対に点にしたい。そう思いますよ」

<また2点リードで迎えた6回2死満塁のピンチ。
投げ急いでいたチェンに耳打ちして、こうアドバイス>
「テンポが速くなっているぞ。
暑いんだから速いと野手もしんどい。もっとゆっくり投げた方がいい」
中スポ

○荒木雅博
<5回2死から右前打で出塁すると、二盗を決め得点圏に進む。
これで今季29個。28個で並んでいた阪神・赤星に1つ差を付けた。
もっとも本人は勝利優先。タイトルは二の次だ>
「ホント、チームの勝ちにつながればそれでいいです。
チームが優勝して、その後でタイトルを争えるところにいれば、
そこから狙えばいいと思っています」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<4点差の9回、河原が簡単に2死を取った直後、
一、三塁でセーブが付く状況になり、ブルペンから急行。
代打・緒方孝市には2点タイムリーを打たれたものの、
東出を遊直で逃げ切った。ドタバタの登板に顔をしかめたが、
連続セーブ記録は『20』に伸ばし、日本記録にあと2に迫った>
「肩は9回につくっていたから準備はできていた。勝てて良かった」
(中スポ)


○小林正人
<10人以上いる投手陣が一緒に練習する中で、
かなり遠くからでも見分けがつく。
サイドスローが目立つのも一つの理由だが、
投げるときの腰の動きが特徴的なことや、
一人で壁投げしているのをよく見せることも。
日によってはやらないこともあるが、外野フェンスに向かって
ワンバウンドするほど低い球を繰り返し投げている。
それは生命線の低めへのコントロールを磨くための工夫>
「相手があると、低めばかり投げて
迷惑をかけるわけにもいかないですからね」

<そのコントロールを支えているのが柔軟な下半身だ。
またを割り、両ひざを交互に曲げて2、3度くねらせるという
キャッチボールでの独特の腰の動きも一役買っている。
球持ちをよくして打者にボールの出どころを見にくくするのが狙い。
開幕直後、河原と一緒だったときにアドバイスを受けて始めた。
12日の阪神戦まで今季20試合に登板して、自責点わずか2。
防御率1.59と素晴らしい成績を残しているのは、
自主トレ期間からの積み重ねと、日々繰り返す練習のたまものなのだ>
「また割りして投げるのは、ひざを柔らかく使えるように
意識しているからです。股関節とひざを使えば、
その分リリースを遅らせることができますし」
(中スポ)

○高橋聡文
<巨人との終盤のV争いに向けて、頼もしい男が調子を上げてきた。
16日の東京ヤクルト戦では、終盤7、8回の2イニングをパーフェクト。
4連続奪三振という圧巻のパワーを見せつけている。
8月に入って4試合、計6イニングを無失点。1本の安打も打たれていない>
「調子はよくなってきました」

<昨オフに結婚し、食生活も変わった、
結婚してからは食卓に栄養バランスを考えた
野菜たっぷりの食事が並ぶようにになった。
大事な時期に、しっかりと調子を上げてきて>
「前は肉ばかり食べていた。野菜はほとんど食べなかった」
(中スポ)


○落合監督
<広島戦の今季勝ち越しを決める。
戦いの後、発した唯一の言葉が最高の賛辞。
5連勝のチェンについて>
「勝てるピッチャーだよ、あれは」
(中スポ、中日新聞サンスポ毎日jpスポニチ名古屋


若竜トピックス(18日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
福岡ソフトバンク-中日 20回戦
(18日・福岡Yahoo! JAPANドーム)
  000 050 000 = 5
  004 000 000= 4
[勝] 佐藤充(8試合4勝1敗)
[S] 金剛(34試合2勝3敗12S)
[D本] なし
[Dバッテリー] 佐藤充、パヤノ、金剛 - 田中、清水将海
公式サイト・戦評

○佐藤充
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦(ヤフードーム)に先発。
7イニング2/3を投げ、4安打5奪三振4四死球4失点で4勝目を挙げる。
左ひざ手術から復帰後、ずっと好調をキープしているが、
それでも3回に3四球と2二塁打を浴びて、一気に4失点した投球を猛省。
1、4~7の5イニングを三者凡退に打ち取るなど、
3回以外は完ぺきな投球ができていただけに、余計に不満が残ったよう>
「今日は調子が良かったので、逆にいいところに投げようと
意識しすぎて自分を苦しめてしまった。
ストライクを取れないと勝負にならないので、次はきっちりと投げたい」
中スポ


◆加藤聡
<この日ナゴヤ球場で小学生を対象にした
野球教室が開催されたが、ルーキーが奮闘。
同じ新人の高島らとともに現役選手の代表として『先生』を務め、
身ぶり手ぶりを交えて熱心にキャッチボールなどを教えていた。
プロ野球選手になって、今回が「初めて」の講師役に笑って>
「人に教えるというのは本当に難しいですね。
こっちの言うことを子どもたちが真剣に聞いてくれたから、
『何とかしてあげたい』と思いました」

<午前中はみっちり野球教室に携わったが、
練習はどうなるの? と水を向けると>
「もちろん、これからやります。『甘えゼロ』ですから」
(中スポ<ドラ番記者>

2009年8月18日 (火)

まずはコイ倒連勝記録更新、竜戦士広島へ移動。

1.5ゲーム差の2位で首位・巨人をピタリと追走するドラゴンズ
きょう18日から共に好相性の広島・横浜との6連戦。
一部では「貯金ウィーク」とも言われていますが、
翌週の首位攻防に向けて、さらに勢いを付けておきたいところ。
この日、ドラゴンズナインはカード11連勝中広島戦に備え、
一部選手が炎天下のナゴヤ球場で調整練習後、広島へと向かいました。
滝のような汗を流したであろうナインの声を中心にこの日の話題を。


ドラゴンズトピックス(17日)

◇チェン・ウェイン

<きょう18日の広島3連戦初戦に先発が予想される。
最高気温34度のナゴヤ球場で1時間半のメニューで調整。
キャッチボール、ランニングなどを終えてロッカールームへ
引き揚げる左腕から、台湾出身者としては意外なセリフが>
「夏は苦手なんですよ」

<だが2完封を含む4連勝中という事実からは、
そんな様子はうかがえない。
59年ぶりのカード11連勝中という、チームがお得意にしている広島戦。
次に勝てば球団史上初の12連勝となるが、
連勝の事実をあらためて知った左腕は、
ニヤリと笑って、連勝ストップ宣言?>
「11連勝中? そうなんですか。ぼくで(連勝が)終わりますよ」

<冗談めかしながら自身も4連勝中だけに何の不安もなさそう。
自身はこのカード、今季2試合に先発して、計14イニング無失点。
勝ち星こそ1つしか挙げられていないが、
広島打線を完ぺきに封じている。
だがその記録継続にさえ、全く関心を示さず>
「点はいつか取られるんです。
それよりも、取られた後が大事です。
1点取られたら、次の1点を取られないように粘ること。
そのためには1イニングずつ、打者1人ずつを丁寧に投げるだけ」

<マツダスタジアムも4月11日の2回戦で経験済み。
この試合でも7イニング3安打零封。
ただ味方の援護なく逃した勝ち星。
4カ月ぶりの舞台で、それを取り戻してくる>
「粘り強く投げるだけ。
調子は悪くない。チームが勝てるような投球をしたい」
中スポスポニチ名古屋ニッカン


◇朝倉健太
<広島第2戦先発が予想される右腕も、
ランニングとウエートなどで調整。
広島戦は今季3度先発、いずれも6イニング以上を投げ、
偶然ながら3試合とも2失点だが>
「そうなんですか、知らなかった」

<しかしこの力投が自身1勝1敗、チーム2勝1敗という
成績につながっている。言葉少なに決意を語って>
「(次も)頑張ります」
(中スポ)

◇浅尾拓也
<真昼の屋外での練習は真夏を迎えてからは初めて。
ランニングなどで滝のような汗を流して苦笑い>
「どうやって乗り切るかって? 気合しかないですよ」
(中スポ)

◇マキシモ・ネルソン
<暑さに閉口していたのはドミニカンも一緒。
練習中に頭から水をかぶりつつ、
ランニングや遠投などのメニューをこなして、くたくたな様子。
練習後は自転車に乗り、涼しい風を一身に受けながら球場を後に>
「暑すぎる。ドミニカ共和国よりも名古屋の方が暑いね」
(中スポ)


◇森野将彦
<今季の広島戦成績は
打率.333、4本塁打、19打点と打ちに打ちまくっている。
18日からの3連戦への意気込みを問われると、不敵な笑みを浮かべて>
「(相性が)いいと思って頑張ります」

<広島から19打点は今季のセ・リーグの打者では最多。
しかもコイ料理人の包丁さばきは、日増しに鋭さを増している。
一時は打率2割1分台に低迷したが、現在は.287と大幅に上昇している。
85打点はリーグトップ。17本塁打もリーグ8位の立派な数字。
6日の阪神戦(ナゴド)から7日の横浜戦(横浜)にかけ、
球団記録にあと「1」に迫る7打数連続安打も記録、と準備は整っている。
この日はナゴヤ球場での指名練習には参加せず、静養したあと広島へ移動>
「1試合1試合、集中して打つだけですから」
中スポ

◇平田良介
<16日のウエスタン・オリックス戦(ナゴヤドーム)で
3回に左越えソロを放ち、試合後、ナゴヤ球場に引き揚げた直後に
1軍から昇格のお呼びがかかった。ナゴヤ球場の滞在時間は約5分。
あわててナゴヤドームに駆けつけて>
「とんぼ返りでしたよ」

<昇格はどたばただったものの、せっかくつかんだチャンス。
逃すわけにはいかないが、16日の東京ヤクルト戦では代打で空振り三振。
1軍定着のため、広島3連戦では、どうしても結果を残したいところ。
前回の昇格時は広島戦で9打数無安打に終わり、
その後、7月5日に出場選手登録を抹消されたが>
「この前は広島で打てなくて落ちましたから。打ちます」
中スポ

◇小池正晃
<広島へ移動前のナゴヤ球場での練習で精力的な動き。
真っ先にフリー打撃を終えると、バント練習、
そしてグラブを手に外野で打球を追い続けた。
一時期、右翼の定位置に手に入れたかに見えたが、
イ・ビョンギュの昇格で再びベンチを座ることが
多くなったが、それでもこう言って。
その言葉がウソではないのは、打線が完全に封じられた
16日の東京ヤクルト戦で由規からヒットを放ったことでも伺える>
「今までと気持ちは一緒。
いつ出てもいいように緊張感を持ち続けています」
(中スポ)

◇小山桂司
<打撃練習で高めの投球に対するスイングを修正。
トス打撃で高めのトスを振ると、
脇が甘くなっていたことを石嶺コーチから指摘され>
「バットが最短で出なくなっていました。直してもらえてよかった」
(中スポ)

◇小田幸平
<移動日練習の全メニューが終わり、
打撃ケージも片付けられたナゴヤ球場で、
バッターボックスの位置に立ってバットを構え、
無人のマウンドをにらみ、そしてそっとバットを差し出して、
バントのポーズを繰り返していた。
途中出場した16日の東京ヤクルト戦。
2点差を追う延長10回無死一、二塁のチャンスで失敗(投飛)。
成功していれば一気に反撃ムードが高まるところで、
逆にその火を消してしまった。
報道陣の質問にはこう答え、球場を後に>
「何もありません」
(中スポ)


◇藤井淳志
<15日の東京ヤクルト戦、髪を短く切ってナゴヤドームに現れる。
頭頂部も側頭部もボリュームを抑え、涼しげな『夏ヘア』に違いないが、
実はこの日に散髪してきたことが、心の強さの一端を表していた。
14日の東京ヤクルト戦では、5打数2安打3打点。
苦手にしていた東京ヤクルトをバットで粉砕するのに一役買ったが、
大活躍の翌日に髪を切るのは、実は肝が据わっていないとできないこと。
プロスポーツ選手にはゲン担ぎを大切にする人が
少なくないが、あえてゲンを担がない>
「自分がまったく気にしないようにしています。
打席に入るまでの一連の動きだとか、
変えると違和感につながるものはいつも同じにしようとは思っています。
けれどひげをそるだの、髪を切るだのは気にしません。
もっと目の前に集中すべきことはありますから。
昨年は気にしていたようなところがあるかもしれないですけど」

<開眼させてくれたのは井端だった。
徹底した現実主義。それは逃げない心の表れでもある>
「いつだったか細かい時期は覚えていないですけれど、
今年に入ってからです。
(井端さんが)あんまり気にしすぎるよって声をかけてくれました。
ゲンを担ぐことを逃げ道にしたくないんです。
失敗したときにやれあれが悪かったのかと理由にしてしまう。
それではいけない」
(中スポ)


◇立浪選手の記念グッズ販売開始のお知らせ(公式サイト)
◇立浪盛り上げるぞ ファイナルグッズ21日から発売(中スポ)
◇22年ありがとう!立浪グッズ発売(スポーツ報知)
中日は今季限りで現役引退を表明している
立浪記念グッズを、今週末から発売すると発表。
21日からナゴヤドームやドラゴンズショップで販売。
グッズの一部です。グッズには立浪自身
デザインの企画に参加した
『ファイナルシーズンエンブレム』を使用。
座右の銘である『氣』
背番号の『3』が記された
Tシャツ、タオル、サインボールなど
20種類以上が店頭に並ぶ。
「引退に合わせグッズを作るのは珍しいかもしれないが、
22年間の功労者ですから」と球団関係者は説明。)


◇立浪和義
<兼任コーチはこの日、名古屋から広島に移動。
きょう18日からの広島戦に備える。
先週は出番も2打席と少なく無安打だったが、気合を入れて>
「1本でも打って、勝利に貢献したい」

<また引退を目前にして、その背番号『3』を
永久欠番にするための運動が始まったが、こうした動きについて>
「そういう運動をしてくれるのはありがたいことですが、
ボクからは何とも言えないので。
とにかくいまチームは大事な時期なので、野球に専念していきたいですね」
(中スポ)

◇西脇球団代表
<球団としてはこれまで話題に上がったことはあったようだが、
今のところ背番号『3』の永久欠番指定の動きはないと説明。
中日の永久欠番は服部受弘の「10」と西沢道夫の「15」の2つだけで、
捕手・投手として活躍した服部の「10」を1960年に指定したのが最後。
杉下茂「20」、中利夫「3」、高木守道「1」、谷澤健一「41」ら
名選手の背番号も永久欠番になっておらず、
そうした前例との比較も検討材料となり、実現に至るかは微妙>
「永久欠番に関しては球団内に規約もなければルールもない。
そういう話があれば、(球団内で)話し合うことはあると思います」
(中スポ)


◆中日がブランコ残留へ早期交渉2億円用意(ニッカン)
中日がリーグ本塁打王を独走するブランコとの来季契約交渉
近日中にも乗り出すことがこの日、明らかに。
シーズン中の契約交渉はしない方針だったが、
1年契約、推定年俸2700万の「格安優良助っ人」には
米大リーグ、国内他球団の触手が伸びることも考えられる。
そこで最大で10倍近い年俸アップも用意し、異例の早期交渉を行う構え。
球団幹部は「いろいろな人間が近づいているのは知っている。
だから近々契約の話をしようと思っている。早めにしないといけない。
(来季年俸については)まずは1億円から2億円の間になるのでは」と説明)


◆みなさんにお知らせです。(公式ブログ)
◆中日・ドアラ、選挙の顔に!衆院選ポスターに起用(スポニチ名古屋)
◆8月30日(日曜日)衆議院議員総選挙
ドアラ広報部長から有権者の皆様へ
(愛知県選挙管理委員会)
ドアラがきょう18日に公示される
衆議院議員総選挙のポスターに起用されることになった。
愛知県選挙管理委員会から白羽の矢が立ったもので、
スーツ姿で『あなたの意志を、日本のあしたへ示してください』
と投票を呼び掛けている。愛知県選挙管理委員会の担当者は
「地元の球団の親しみやすいキャラクターだし、
幅広い年齢層に人気があるので」と採用理由を説明。
プロ野球のマスコットキャラが起用されるのは極めて異例。
ポスターは4種類で22270枚用意され、投票日の今月30日までの間、
駅や電車、デパートなどに貼られる。今後はテレビスポットCMにも登場予定)

◇石黒球団広報
<開幕から100試合以上を終え、選手は疲労がたまり、
体調管理が大切になってきているだろうが、
ドアラも独自の体調管理をしていると耳に。
なんとマリナーズ・イチローと同じ方法を採用しているという>
イチローがCMに出演している栄養ドリンク『ユンケル』を
必ず試合の1時間前に飲むそう>
「イチロー選手と同じ時間にしているんです。
イチロー選手の飲むものは高いので、ずっと安いものですけどね」

<ただ、コアラに栄養ドリンクは効くのか?>
「効いているらしいですけど。ちゃんと口から飲んでいますよ」
(中スポ<ドラ番記者>


若竜トピックス(17日)

◆菊地正法

<13日のウエスタンリーグ・広島戦。
リリーフで1球を投げ、1/3イニングで勝利投手になった。
逆にそれまでは3試合で2敗を喫していたが、
勝負運とは意のままにならないものと痛感して>
「それまではずっと負けが続いていたのに、たった1球だけで勝ちが付いた。
こんなこともあるものなんだあ、と思いました」

<今季は4月21日から5月14日まで約1カ月間、1軍にいた。
リリーフで6試合、防御率4.50だったが、その後はずっと2軍暮らし。
3勝5敗2セーブ、防御率6.41と結果はいまひとつ。
しかも1軍投手陣は好調で入り込む余地はなかったが、
ツキは1球1勝で変わったかもしれない>
「1軍に上がるチャンスは少ないと思います。
だけど、もし巡ってきたときには必ずつかめるようにします」

<今できるのは個性を磨くこと。
速球、スライダー、シュートは制球よく両サイドに投げる。
遅いカーブが意のままになれば、緩急の幅が広がる>
「ボクは真っすぐにスピードがあるタイプではないので、
もっと変化球を、特にカーブを磨きたいと思っています」

<昨年は秋からドミニカ共和国のウインターリーグに参加。
同じチームに在席した藤井は今年、殻を破った。
一緒にドミニカに渡った川井はブレークしたが、
今年のドミニカ組の活躍の流れに、左腕も乗っておきたい>
「がんばらないといけないですね」
(中スポ<若竜なび>


【ドラゴンズ・今週の日程】
18日(火) 対広島 (18:00・MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島)
19日(水) 対広島 (18:00・MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島)
20日(木) 対広島 (18:00・MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島)
21日(金) 対横浜 (18:00・ナゴヤドーム)
22日(土) 対横浜 (18:00・ナゴヤドーム)
23日(日) 対横浜 (18:00・ナゴヤドーム)

<ファーム>
18日(火) 対福岡ソフトバンク (10:10・福岡Yahoo! JAPANドーム)
19日(水) 対福岡ソフトバンク (12:30・雁の巣球場)
20日(木) 対福岡ソフトバンク (12:30・雁の巣球場)

~イースタン、ウエスタン・リーグ交流戦~
22日(土) 対巨人 (16:00・岡崎市民球場)
23日(日) 対巨人 (18:00・豊橋市民球場)


以上この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
改めまして、約1週間のごぶさたでございました。
本日から記事更新を再開させていただきます。

この夏休みは、海外へ渡航していたのですが、
ネットブックやケータイも持って行ってはいたものの、
強行日程に追われたため、ともに触ることさえできず…。
さらにホテルのTVなども、NHKこそ見られましたが、
できるだけ現地の番組を見ようとしていただけに、
ここ数年では久々にドラゴンズの話題が全く入らない日々
もちろんドラゴンズ中毒の血は騒ぎ、
ゲームがなかった昨日はWEB記事や録画などで
ここ5試合の様子を一気に頭にたたき込みましたが、
早くもある意味、浦島太郎状態
中でも一番驚いたのは、落合監督のメガネ姿!
ナゴドのポールの件はいくらか話題に上がっていましたが、
落合メガネの方は、まさに目耳に水
まあ16日に敗れたこともあり「メガネ神話」こそ止まりましたが、
阪神・東京ヤクルトとの6連戦をともに2勝1敗で勝ち越し。
その上で、巨人とのゲーム差も1.5に詰められたのは、
大きかったんじゃないかと思います。


そんななか今週は、マツダスタジアムで広島カープと、
さらにナゴヤドームで横浜ベイスターズという、
ともに今季カモにしているチームとの6連戦。
特に広島に対しては、59年ぶりというカード11連勝中
交流戦後いきなりの3タテでチームに勢いを付けてくれたという
ある意味感謝しなくてはいけない相手ですが、
そんな感情はさておき、1つ1つ勝っていくことが大事でしょうね。

その3連戦の先発は、初戦から
チェン-前田健太、朝倉-ルイス、川井-齊藤との予想。
球団新記録となるカード12連勝は、
もっか4連勝中の防御率ナンバーワン左腕に託されましたが、
チェン本人「僕が止めてしまいますね」とのジョークも。
ただ今季の広島戦は14イニング失点ゼロ
まあ自身には勝ち星が付いていないとはいえ、
一時の勝てない時期と比べると、調子はだいぶ違っているはず。
きつい西日が試合開始後も残り、暑い屋外でのゲームとなりますが、
危機管理の要素をしっかりと持ちつつ、
ナゴヤドーム阪神戦のようなパワーピッチでも、
もしくは京セラドームの時のような粘投でも
どちらでもいいので、勝てる投球でチームを引っ張ってほしいです。


一方、打線での注目は、もっか85打点とリーグトップの森野
自分が見ていない間に一気に打点を荒稼ぎして、
ブランコを抜いていた背番号31ですが、今季はコイキラー
打率.333は東京ヤクルト戦に次いで2位
4本塁打と19打点は、セ・リーグでの対戦別成績では1位となっています。
対戦の中では相手ベンチがそれほど当たっていない森野を避け、
ブランコにガツンというパターンがありましたが、
まさに脅威のコイ料理人といえる存在。実に頼もしいですね。
ここ2試合はノーヒットとはいうものの、
四球でも出ていますし、状態は決して悪くないと思われます。
ぜひともマツダスタジアムでも効果的な一打を期待したいところです。


この6連戦を終えると、次週は地元での首位攻防が待っています。
3位のチームとは7ゲーム差
すっかり離れたこともあり、前を見るのみ
直接までは火花を散らしつつも、しっかりと離れないこと
そのための第一歩となる広島との初戦、必ず勝って、
球団新記録を成し遂げ、伸ばしていってほしいです!

2009年8月12日 (水)

チェン粘りの投球で虎倒、竜今季最多貯金20!

京セラドーム大阪に場所を移しての阪神3連戦初戦は、
前週に続いての先発となったチェンが
毎回のように走者を背負いながら、
7イニングを犠飛の1点に抑える粘りの投球。
一方打線は3回、井端・荒木・森野の3連打で2点を先制すると、
4回には2死三塁から、チェンの内野安打が
ラッキーな適時打となって、追加点。
2点リードのまま迎えた終盤はもちろん勝利の方程式。
最終回を岩瀬が締めて、歴代3位タイの通算227セーブ。
今季最多の貯金20としたドラゴンズ。チェンは6勝目を挙げました。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 15回戦
(11日・京セラドーム大阪 | 中日10勝5敗)
30138人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神
[勝] チェン(15試合6勝2敗)
[S] 岩瀬(44試合1勝2敗34S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
チェン、浅尾、岩瀬 - 谷繁

◇対阪神15回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数1安打)
2 (二)荒木  (4打数1安打1打点)
3 (三)森野  (3打数1安打1打点)
4 (一)ブランコ (4打数無安打)
5 (左)和田  (3打数1安打)
6 (右)イ・ビョンギュ (3打数1安打)
7 (中)藤井  (4打数無安打)
8 (捕)谷繁  (3打数無安打)
9 (投)チェン (3打数1安打1打点)

【イニング経過】
<1回・中日> P・安藤
井端内シュート三ゴロ、荒木内シュート詰まり一ゴロ、
森野外スライダー外れ四球、
ブランコ外スライダーバットの先二飛

<1回ウラ・阪神> P・チェン(中6日)
平野外スライダー三ゴロ・森野一塁悪送球、
大和投犠打、鳥谷外直球外れ四球、
1死一、二塁から、金本外145キロ直球・
高いバウンド遊ゴロ6-4-3併殺

<2回・中日> P・安藤
和田内シュート三ゴロ、イ・ビョンギュ四球、
藤井初球安藤暴投ビョン二進、藤井内スライダー中飛、
2死二塁から、谷繁内シュート三ゴロ

<2回ウラ・阪神> P・チェン
新井粘るも外直球空三振、
ブラゼル外スライダー左中間突破二塁打、
桜井中直球右邪飛、矢野中高め直球引っ張るも三ゴロ

<3回・中日> P・安藤
チェン見三振、井端中シュート三塁線突破二塁打、
1死二塁から、荒木中甘く入るシュート中後方飛球・
平野追い付くもグラブの先弾いて落とす適時二塁打(D 1-0 T)

1死二塁から、森野初球外シュート流して左前適時打(D 2-0 T)
ブランコ中フォークボテボテ二ゴロ・森野二進、
2死二塁から、和田中フォーク空三振

<3回ウラ・阪神> P・チェン
安藤高め外れ四球、平野粘り外スライダー左前落とすヒット、
大和三塁線投犠打、
1死二、三塁から、鳥谷内直球引っ張るも一正面ライナー、
金本勝負避け四球、
2死満塁から、新井初球ど真ん中146キロ打ち損じ捕飛

<4回・中日> P・安藤
イ・ビョンギュ中カーブ左中間二塁打、
藤井フォーク引っ張り二ゴロ進塁打、
1死三塁から、谷繁内シュート三邪飛、
2死三塁から、チェン外高め直球叩きつけ・
高いバウンド三ゴロ・一塁駆け抜け内野安打(D 3-0 T)


<4回ウラ・阪神> P・チェン
ブラゼル外スライダー一二塁間抜くヒット、
桜井左飛、矢野2球目チェン暴投・ブラゼル二進、
矢野高め直球二ゴロ進塁打、
2死三塁から、安藤中直球遊ゴロ

<5回ウラ・阪神> P・チェン
平野内直球バットへし折り一ゴロ、
大和内低め直球左中間二塁打、
鳥谷外直球遊ゴロ進塁打、
金本外直球力入り四球、谷繁マウンドへ
2死一、三塁から、新井初球外140キロ直球力負け右飛

<6回ウラ・阪神> P・チェン
ブラゼル高々上がる二飛、
桜井フォーク引っ張り三直森野横っ飛び好捕、
矢野中スライダー二ゴロ・この日初の三者凡退

<7回ウラ・阪神> P・チェン
代打浅井外高め直球レフトオーバーフェンス直撃三塁打、
無死三塁から、平野外高め直球左方向飛球・
和田照明目に入るもスライディングキャッチ=左犠飛(D 3-1 T)
大和初球内直球打ち上げ中飛

<8回ウラ・阪神> P・浅尾
金本外フォーク投ゴロ、新井外フォーク左飛、
ブラゼル中高め151キロセンター伸びていくライナー・
藤井追い付きジャンピング好捕

<9回ウラ・阪神> P・岩瀬
桜井内低めシュート空三振、矢野外高め手が出ず見三振、
浅井中高めスライダー右前打、
代打高橋光信初球外シュート投ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
逃げ切り貯金を今季最多の20とした

3回、井端の左二塁打でチャンスをつかみ、
荒木、森野の長短打で2点を先制。
4回にチェン自らタイムリーとなる内野安打で加点した。
先発のチェンは毎回のように走者を背負いながら、
要所を締めて7イニングを1失点で6勝目。岩瀬が34セーブ目。
阪神は序盤の拙攻が響き3連敗。
公式サイト共同通信社時事通信ニッカン式スコア


前週の折り返しとなった阪神との3連戦初戦。
場所を移して、京セラドーム大阪での対戦となりましたが、
初戦は先週に引き続き、先発・チェンが好投しての6勝目。
ただその投球内容は、ナゴドの時とは全く違いましたね。

圧巻の2安打完封だった前回を100とすると、
この日の真っすぐは70~80ぐらい。
京セラドームのマウンドが合わなかったという影響も
いくらかあったようですが、調子自体はあまりよくなさそう。
それでも要所をきっちりと凌いでいく辺りは、
さすが防御率リーグナンバーワンピッチャー。
どちらかというと、相手の安藤の方が安定していましたが、
ここぞのときに変化球が甘く入った安藤に比べ、
本来の力ではないながらも、
大事なところではストレートが球威を発揮。
良い当たりが野手の正面に行ったり、
ど真ん中を打ち損じたりと、相手の拙攻にも助けられましたが、
前週のパワーピッチとは、ひと味違う打たせて取る『粘りの投球』。
良くないなりにも抑えられる投球ができるようになったのは、
チェンの成長といっても良いでしょう。
これで4連勝となった左のエース。
これからも1人1人をきっちり抑え、勝利に貢献してほしいです。


一方、打線はほんとワンチャンス。
これをしっかり生かし切っての先制点。
3回、シュートを多用していた安藤の、
そのシュートをきっちり叩いての、
イバアラ森野の3連打は、実に見事でしたね。
さらに続く4回のチェン自らのタイムリー内野安打。
高い弾み方とサード・新井の動きの緩さを見る限り、
もしかしたらこれは!と思いましたが、うまくいきましたね。
まあ投手ながら一塁に全力で走ったチェンがよかったですが、
こういうヒットで失点するのは、投手にとってはツライもの。
安藤にとっては1点以上のダメージを与えたんじゃないかなと思います。
ただ5回以降は、和田の四球と中前打のみで沈黙。
ダメ押し点が挙げられなかった部分は、ちょっと心配。
まあ取り越し苦労となるように、2戦目以降もつながってほしいです。


敵地・大阪でのゲームながら、
まずは頭を取って、これで貯金は今季最多の『20』に。
またしても首位のチームが負けないのがイヤな感じですが、
ドラゴンズらしく、しつこく粘り強く追いかけてほしいなと。
そのためには連勝、そして勝ち越しですね。
2戦目の先発は、阪神とは好相性の朝倉が濃厚。
この日はチェンが粘りましたが、こちらが本家。
しっかりした投球で抑え込んで、勝利に導いてほしいところです。


☆ウィナーズ・ボイス(11日)

◎チェン・ウェイン

<粘りの投球で7イニング5安打1失点で今季6勝目>
「(おめでとうございます)ありがとうございます。
(今日の投球を振り返って、何がよかったか)
今日はまあ、まあ全体的に、でもあまり良くないんですけど、
でも何とか1人ずつで取って、アウト取ってのが
一番いいなと思ったんですけど。はい。
(走者を出してから粘り強かった)
いや、たまたま、だけです。はい。
(しっかり落ち着いてマウンドで投げられた)
そうですね。まあランナー出しても、
まあ1人ずつに抑えて、そっちだけでよかったと思います。はい。
(4回の自身のタイムリーも大きかった)
そうですね。まあ、打った瞬間にでも
何とかセーフになりたいんで。はい。
それだけしか考えてないんで。はい。
(これで4連勝、ズバリ好調の理由は)
好調ではないと思うんですけど、
まあやっぱり、まあ1イニング1イニングずつに投げて、
まあアウトも1つずつに取って、そっちしか考えてないんで、はい。
やっぱりそっち、まあしっかり抑えていたから
結果も出たんで、はい。そっちで思うですけど。
(チームは強いが、雰囲気はどうか)
まあ、みんな楽しくやってるんで。はい。
まあ、ボクもまあチームの状態にもよかったんで、
自分も何とか7回3失点以内で取りたい。はい。
(自身の目標を聞かせてください)
まあチーム的にまあ、優勝目指したいんで、
自分もまあ何とか優勝に貢献したいんで。それだけです。はい」


<球速、制球とも本調子ではなく、
5回まで毎回、得点圏に走者が進んだ。
それでも状況に応じて抑えられる、成長の跡を見せた投球だった。
最大のピンチは2死一、三塁で新井を迎えた5回。
無心で直球を投げ込み、右飛に仕留めた>
「コントロールが良くない中で結果を出せたことが良かった。
走者を出しても1人ずつシッカリ投げていこうと思った。
(新井には)コースを考えすぎず、とにかく腕を振った」

<7回に平野の犠飛で1点を失い、
この回で降板したが、満足した様子で>
「きょうの調子なら3点ぐらいで抑えようと思っていた。
思った以上の結果」

<胸に刻まれた苦い記憶を払しょくしたマウンドでもあった。
京セラドームで行われた昨秋CS第1ステージ第2戦。
勝ち抜けを託された左腕は4イニング4失点でKOされた。
この日も同球場の「中途半端に硬い」マウンドに苦労。
そんな中でも崩れなかった姿に、昨年のひ弱さはなかった>
「正直ここは合わないというのがある」

<また一つ大投手への階段を上った左腕は、
力強く巨人追撃を見据えて>
「チームの優勝のために貢献していきたい」
サンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン


○荒木雅博
<3回1死二塁で先制の適時二塁打を放つ。
阪神先発・安藤のシュートを中越えに二塁打し、
二塁走者を迎え入れた。続く森野の左前適時打で2点目のホームイン>
「(打ったのは)シュート。
まずは先取点が欲しかったので、打ててうれしいです」
時事通信毎日jpニッカン

○岩瀬仁紀
<9回を締め、歴代3位タイの通算227セーブ、
歴代2位の18試合連続セーブを同時に達成。
球速は最速140キロにとどまったが、スライダーのほか、
今季から多投しているシュートを織り交ぜ、
打者4人に対し、1安打2奪三振。反省の弁が口を突いたものの>
「きょうはあまりスピードが出ていなかった。
投げ間違いがなかったので良かった」

<記録については多くを語ろうとせず、涼しい顔で引き揚げて>
「そういうの(個人記録)は、シーズンが全部終わってからにして下さい」
スポーツ報知共同通信社スポニチ名古屋


○落合監督
<今季最多の貯金20。
チェンが粘り強く投げましたねと聞かれ>
「そう書いといて。
オレの言うことを言われたら、話すことないよ。その通りだ」
(中スポ、毎日jp


PS 夏休みのお知らせ。

いつもSTをご覧いただき、誠にありがとうございます。
あす8月13日(木)から8月17日(月)頃まで、
当ブログの記事更新をお休みさせていただきます。

例年夏休み期間も何とか更新していましたが、
今回は渡航のため、おそらく難しそうなムードも。
今週の6連戦の話題は、後日更新するつもりですが、
ぜひとも再開時には、ドラゴンズが首位に立っていてほしいです。
通常更新は早くて18日(火)頃より再開予定。
ご不便おかけいたしますが、お待ちいただければ幸いです。

2009年8月11日 (火)

竜戦士大阪再戦に臨むとナゴヤ球場今オフ改修。

ドラゴンズナインはこの日、京セラドーム大阪での
阪神3連戦に備え、横浜から大阪へ移動後、
一部選手が甲子園の室内練習場で調整を行いました。
前週のナゴヤドームでは2勝1敗と勝ち越したドラゴンズ
同じ先発投手同士での再戦が予想されますが、
雪辱を期すであろう阪神を返り討ちにできるでしょうか。
調整に参加した選手を中心に、この日の竜の話題を。


ドラゴンズトピックス
(10日)

◇イ・ビョンギュ

<8日に1軍復帰したばかりだが、
志願の休日返上できょう11日からの阪神戦に備える。
午前中に横浜から大阪入りすると、若手に混じり、
午後から甲子園の室内練習場で打撃練習などを行い、汗を流して>
「新幹線で座りっぱなしだったからね。体を動かしたかったんだ」

<8日に1軍に合流。前日の横浜戦では2安打を放ったが、
納得の活躍はできておらず、今後の活躍を誓って>
「がんばりますよ」

<流ちょうとはいえない。だがじっくり考え、ていねいに話す。
精いっぱいの日本語を操っているが、苦笑いして>
「日本語難しいから、まだ分からないこと多いね」

<7日出発の2軍・鹿児島遠征から通訳なし。
当然、翌日急きょ横浜にいた1軍に昇格したときも同じだった。
来日3年目。チームのしきたりや
韓国語と共通する部分の多い野球用語については
もう心配はないということで、本人の了承もあって通訳がはずれた。
その環境で前日には2安打を放ち、
違和感なくプレーできていることを示してみせて>
「でもミーティング大丈夫。ビデオあるから」

<出場選手登録に入れられる外国人選手は4人まで。
今季は投手3人に4番ブランコという構成が多いため、
枠の制約を受けてわずか5試合しか出場していないが>
「それは仕方ないですよ」

<自分が決めることではないだけに、
その不運を嘆くこともしないが、出番があれば結果を残す自信もある>
「あと46試合? 大事な試合だね」

<全部出場しても51試合と、シーズンの半分にも満たない。
それでもこれから先の戦いは順位を決めるという意味を持つ。
現在は2.5ゲームある巨人との差をひっくり返す原動力となることで、
これまで出られなかった無念を晴らすつもり>
「わたしが打って(巨人との順位が)逆転できればいい」

<今季はほとんどの期間を2軍で過ごしているが、
離れて見ているとなおさらその強さを感じたという>
「ドラゴンズは一番強いですよ。
今は巨人が上だけど、必ず一番になれる。
先発ピッチャーも(そろって)いる。ドラゴンズは日本一です」
中スポニッカン

◇笘篠外野守備走塁コーチ
<横浜での2試合、守備位置の指示などをした
イ・ビョンギュに太鼓判を押して>
「野球に関しては(通訳なしで)大丈夫ですよ」
中スポ


◇小山桂司
<台風9号の本州接近で新幹線ダイヤへの影響が心配されたが、
チームは無事に大阪入り。北海道日本ハム時代に
飛行機移動のトラブルを何度か経験しているというが、
笑顔で新幹線に乗り込んで>
「函館で飛行機が飛ぶ分かんなくて、
長時間足止めされたことがあったかな。
あんなのに比べたら気をもむこともないし、恵まれていますね」
(中スポ)

◇藤井淳志
<風が通らず蒸し暑さが倍加した甲子園室内練習場。
調整に参加したナインの人気を博したのは、
入り口に置かれた直径50センチほどの巨大扇風機。
練習の合間や終了後、代わる代わるすぐ前に立って、
ほてった体をクールダウン。
しかも時折、霧状の水が噴き出す優れものに、
声にならない声を上げて喜んで>
「あーっ」
(中スポ)


◇チェン・ウェイン
<きょう11日の阪神戦での先発が濃厚。
前回登板の4日の阪神戦でも完封しており、
自身初の2試合連続完封を目指す。阪神戦4連勝に意気込んで>
「次も抑えられるように頑張ります」

<MAX153キロの直球を主体に圧巻の2安打完封を演じたが>
「抜けた球も多かったし、完ぺきじゃなかった」

<京セラドームは、昨年10月19日のCSで
4イニング4失点と炎上しただけに、闘志>
「いいイメージはないですけど、頑張ります」

<この日はナゴヤ球場で調整し、大阪入り。
6連戦の最初の試合。まずは虎を片付け、巨人追撃に弾みをつける>
「これからも大事な試合が続くので、
(その思いで)一試合一試合抑えるだけです」
中スポおおさか報知スポニチ名古屋

◇川井雄太
<13日の阪神第3戦の先発が有力だが、
前回登板の6日の同カードでは、初回5失点を含む
6イニング13安打9失点で開幕からの連勝記録が11で止まった。
この日はナゴヤ球場で調整。
ボークに3盗塁。初回に許した4者連続適時二塁打。
完全にクセを見破られ、タテジマの軍門に下ったが、
投球フォームを納めたDVDを何度も見返し、
腕の振りを見直し、助言も仰いだ。
再び連勝街道を進むべく、気持ちを新たにして>
「自分なりにできることはやってきた。
あとはチームが勝つようなピッチングをするだけ。
連勝が止まったこととかは考えず、1試合1試合に集中して投げます」
(中スポ、デイリー

◇中田賢一
<前日の横浜戦で今季2勝目を挙げる。
この日の練習は阪神2軍練習場の鳴尾浜で行う予定だったが、
高校野球の第1試合が雨天中止となったため
甲子園室内練習場が使用可能に。
球場の周囲をランニングして汗を流していたが、
中止とはいえ聖地のムードに触れ、
9年前の思い出が頭をよぎったよう>
「(八幡高3年時は福岡大会の)2回戦敗退。
ぼくにとっては甲子園の『こ』の字の上の棒ほども縁がなかったですね」
(中スポ<ドラ番記者>


◇井端弘和
<中スポ『巧・井端の流儀』第11回「タイトル」より。
現在打率.320でリーグ首位打者争いをリード。
初の打撃タイトル獲得へ絶好の位置につけているが>
「今、打率でリーグトップに立っています。
だけど、ボクは最初から『タイトル』に興味がないんです。
『首位打者』は一番打った打者が取るタイトルだという
思いはありますけど、それだけです。
タイトルを取るために野球をやっているわけじゃないし、
個人の記録を目標にやっている選手がいたらチームが成り立ちません。

ボクはタイトルを取ったことがありません。
ベストナインやゴールデングラブを頂いたことはありますが、
それは『選ばれるもの』でやっぱり『タイトル』じゃない。
亜細亜大時代を振り返っても、何か取ったという記憶はありません。
タイトル争いをするのも珍しいんじゃないですか。
(.323でキャリア最高の打率5位につけた)05年も
トップ(ヤクルト・青木)とはだいぶ差がありましたから。
繰り返しますが、タイトルへの執着は全くない。
プロ野球選手としてのボクの仕事はあくまで『塁に出ること』です。
ヒットでも四球でもいい。とにかく塁に出ること。
それでメシを食っているという思いでやっています。
まして打率は日々変動するものです。
結果として取れればいいんでしょうが、目指すものではありませんね。

『タイトル』を意識するより、日々の試合でいかに力を出すか。
今後の戦い方は特に大切です。
(8、9月の月間打率は2割8分台とやや低調だが)
開幕からずっと試合に出てきて、
蓄積した疲労というのはやっぱりあります。
今年のボクは(目の病気で)キャンプをやっていないから、
ほかの選手より確実に弱っています。
その点に関しては、例年とは全然違う。
コンディションつくりというのは人によってやり方が違うし、
その時々の体調によっても違う。今のボクに気をつけているのは
『必要以上にやらないようにする』ことです。
試合前の練習では無理をせず、ゲームだけに集中する。
調子がいいときも悪いときもありますが、
練習では『変わらない』ことが大事だと思います。

首位の巨人に2.5ゲーム差まで迫ってきました。
ここから先は『やるべきことをやった』チームが勝つ。
バント、走塁…。春先のウチは本当にミスが多かったけど、
それが少なくなって勝てるようになった。
巨人との戦いでも同じ。ミスした方が負けるだろうし、
相手よりもミスが少なくしないといけない。
自分ではやっぱり『出塁』にこだわっていきます。
打率がトップだろうと、今の成績には全然満足していません。
大げさに言えば、塁に『10割出る』ことを目指して頑張っていきます」
(中スポ『巧・井端の流儀』より引用)


◇立浪和義
<この日、横浜市内の宿舎から大阪市内の宿舎へ移動。
11日からの阪神戦に備えた、2打席連続安打中だが気合を入れて>
「好調? それは分からない。
ただ、いまチームは大事な時期だし、結果を残せるように頑張るよ」

<今月1日、2日、愛知県半田市内で行われた
「ず~っと私らしくmeetingちた」という福祉イベントに協力し、
自らの帽子や打撃用手袋、お立ち台でもらったドアラ人形、
さらには他の主力選手のサインボールまで提供し、好評を得たが>
「何か協力できることがあれば、と思ってね。
まあ、ユニホームを着ているときにしかできないことがあるから」
(中スポ)

◆立浪「引退試合」来年3月オープン戦(ニッカン)
(今季限りで引退を表明している立浪「引退試合」
来年3月にナゴヤドームで計画していることが明らかに。
シーズン最終戦を引退試合とすることが多いが、
功績を考慮し、入念な準備ができるオープン戦を最後の舞台にする予定。
「シーズン最終戦だと優勝争いが絡んでいる可能性もあるし、
何かと制約がある。あれだけの選手なのだから、
しっかりと準備をした上でファンにも告知して
引退試合をやるべきだということ」と球団関係者は説明。
また9月30日の本拠地最終戦となる巨人戦でも、
立浪がファンにあいさつする場を設ける予定)

◆中日、ナゴヤD両翼ポールの高さ「天井」まで延長(スポニチ名古屋)
中日落合監督の要望で本拠地の両翼にある
ポールの高さを天井まで延長することが明らかに。
これまでポール上を通過していた飛球が、
本塁打かどうかを一目でわかるようにする狙い。
「監督の言うことは理にかなっているし、
ポールを延ばす工事も可能なようなので」と球団関係者は説明。
14日の東京ヤクルト戦にも『お目見え』する)

◆ナゴヤドーム初 カメラ席開放しちゃう(中スポ)
(中スポ創刊55周年を記念して9月9日にナゴヤドームで行われる
中日ファーム-茨城ゴールデンゴールズの試合で、
一塁側と三塁側にあるカメラマン席を観戦希望者に開放することが決定。
開放されるのは当日にカメラマンが入らない余剰スペースで、
一塁側と三塁側合わせて30席ほどのスチール椅子を設置する予定。
グラウンドレベルの視線で、臨場感たっぷりに観戦できる)


◆ナゴヤ球場改修について(ナゴヤドーム公式)
◆ナゴヤ球場が秋から改修(中日新聞)
◆ナゴヤ球場8億円改修(中スポ)
(ナゴヤドームはこの日、管理するナゴヤ球場改修すると発表。
工期は中日の地元2軍戦が終わった後の
9月22日から、来年4月下旬まで。
工事期間中は一般ファンなどの立ち入りは全面禁止となり、
2010年シーズン開幕前の2軍教育リーグは実施できず、
2軍公式戦も完成するまで行われない。
今回の改修は、耐震補強のため。
バックネット裏の内野スタンドを含め、リニューアルされる。
主に改修工事が行われるのは、正面入り口、バックネット裏のスタンド、
一、三塁側ベンチ、ロッカールーム、球場事務室など。
一塁側内野スタンド上部席、外野右翼席は撤去される。
改修後の収容人数はこれまでの11106(実質8939)人から4883人に減り、
合宿所『昇竜館』や屋内練習場との往来の利便性のため、
ホームチームの中日三塁側ベンチを使用する見込み。費用は約8億円)


【ドラゴンズ・今週の日程】
11日(火) 対阪神 (18:00・京セラドーム大阪)
12日(水) 対阪神 (18:00・京セラドーム大阪)
13日(木) 対阪神 (18:00・京セラドーム大阪)
14日(金) 対東京ヤクルト (18:00・ナゴヤドーム)
15日(土) 対東京ヤクルト (18:00・ナゴヤドーム)
16日(日) 対東京ヤクルト (18:00・ナゴヤドーム)

<ファーム>
11日(火) 対広島 (12:30・ナゴヤ球場)
12日(水) 対広島 (12:30・ナゴヤ球場)
13日(木) 対広島 (12:30・ナゴヤ球場)
15日(土) 対オリックス (12:30・ナゴヤ球場)
16日(日) 対オリックス (10:20・ナゴヤドーム)


以上、この日の話題を集めましたが、
8月2つ目となるきょうからの6連戦は、↑に示した日程の通り。
まずは前週の折り返しとなる阪神との3連戦を迎えます。
4日からのナゴドでの対戦では、初戦チェンが見事な完封、
第2戦は朝倉が粘りの投球を見せて、連勝しましたが、
3タテ目指した第3戦で、11連勝中の川井が初回炎上など9失点。
最後にやや乗せちゃったかなという印象こそ残ったものの、
それでも力の差というのも、いくらか感じたのも確か。
同じ曜日での折り返しということで、先発予想も
初戦からチェン-安藤、朝倉-岩田、そして川井-久保と、全く同じ。
まあ好投した投手はそれを継続してほしいですし、
しくじった投手は、しっかりとやり返してもらいたいなと。

その中で自分的に注目は、
阪神の足攻めに翻弄された川井
自らのミスもあってか、本来の投球ができませんでしたが、
その後の期間の練習で、フォームの見直しを行っていたもよう。
時には英智ら野手からもアドバイスを受けるなど、弱点克服に必死、
ぜひともその成果を、リベンジの舞台で披露してほしいですね。
また川井においては、この日の黒星により、
開幕からずっと続けてきた連勝も11でストップ
そのリバウンドについても、いくらかの不安があったりもします。
まあ本人はしっかり切り替えて臨んでくれると思われますが、
勢いが押してくれた部分も多少はあるでしょうし。
どんな星取りで迎えるかは分かりませんが、
リスタートとなるであろう第3戦のマウンド。
塁に出しても揺さぶられることなく、
持ち前の粘りの投球を披露してくれることを願っています。


一方、打線はやはり『久保攻略』がポイントとなるでしょう。
前回も結果的には9安打を放ちながらも、うまく交わされ7回までゼロ。
どちらかというと軟投派にも見えますが、
どうもとらえきれないまま、ゲームが流れていく印象が。
ただ久保も好相性の理由を「テンポしかない」と話しています。
となれば、相手のリズムで投げさせず、
こちらのペースに持ち込むこと。その辺がカギでしょうね。
横浜初戦で5安打5打点と好調だった森野
3戦目で久々の一発を放ち、復調の兆しをつかみつつあるブランコ
さらに「塁に出ることにこだわる」と話す井端
まあ東京中日では記事自体を完全に吹っ飛ばされたビョンも含め、
チーム一丸となり、天敵未遂で手を打ってほしいですね。
首位チームもなかなか負けませんが、
こちらは、やるべきことをしっかり続けていく。
敵地での戦いとなりますが、遠慮せずに白星を重ねてほしいです。


その他の話題としては、
立浪『引退試合』は、来年3月のオープン戦が濃厚とのこと。
これからの星取り次第ではありますが、
ポストシーズンになっても、代打の切り札は必要ですし、
普通に戦力として登録されることになるでしょう。
ナゴヤドームでの今季公式戦は、9月30日がラストですが、
真剣勝負が続くならば、日程的になかなか組めないでしょうね。

新・ナゴヤ球場のイメージです。またこのオフに大幅に改修することが
発表されたナゴヤ球場
現在、ファームの本拠地である
ナゴ球ですが、
耐震強度の問題もあり、
一塁側を中心にだいぶ様変わりしそう。
できれば改修前に一度でも足を運びたかったところですが、
なかなか遠征できる機会もなく、残念に思う次第であります。

2009年8月10日 (月)

投打かみ合いベイ戦勝ち越し、中田安定で2勝目!

延長11回の激闘の末、サヨナラ負け
横浜戦の連勝が9でストップしてしまったドラゴンズ
リセットして臨む横浜スタジアムでの第3戦は、
井端の先頭打者本塁打で先制すると、2回にも1点を追加。
5回には足で揺さぶり、相手ミスもからめ、
藤井の2ランなどで一挙4点のビッグイニング。
そして9回には主砲・ブランコの10試合ぶりとなる一発が。
一方投げては先発・中田が実に落ち着いた投球で8回を1失点。
最終回にややバタつき3点を失うも、約1カ月ぶりの2勝目
今季横浜戦13勝2敗として、早くもカード勝ち越しが決まりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 15回戦
(9日・横浜スタジアム | 中日13勝2敗)
18233人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜
[勝] 中田(6試合2勝2敗)
[D本] 井端4号 藤井9号2ラン ブランコ31号
[Dバッテリー]
中田、岩瀬 - 谷繁

◇対横浜15回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数1安打1打点)
2 (二)荒木  (5打数2安打)
3 (三)森野  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ (5打数1安打2打点)
5 (左)和田  (5打数2安打1打点)
6 (右)イ・ビョンギュ (5打数2安打)
7 (中)藤井  (5打数3安打2打点)
8 (捕)谷繁  (5打数1安打1打点)
9 (投)中田  (4打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・吉川
井端中シュート完ぺき左翼席上段飛び込む本塁打(D 1-0 YB)

<1回ウラ・横浜> P・中田(中6日)
森笠外カーブ高いバウンド二ゴロ、
藤田中フォーク合わせて右前打、
内川外直球右飛、ジョンソン初球高め直球左飛

<2回・中日> P・吉川
和田外シュート詰まり遊ゴロ、
イ・ビョンギュ中スライダー右前打、
藤井内高め直球詰まり右飛、
2死一塁から、
谷繁初球中シュート・
左翼フェンス直撃適時二塁打(D 2-0 YB)


<2回ウラ・横浜> P・中田
佐伯中高め直球二ゴロ、吉村内高め150キロ見三振、
2死から、石川初球内スライダー反応右越え本塁打(D 2-1 YB)

<3回・中日> P・吉川
井端内フォーク空三振、荒木内シュート中前打、
森野2球目荒木二盗、森野低め四球、
1死一、二塁から、ブランコ中スライダー伸びなし右飛・
タッチアップ荒木三進、
2死一、三塁から、和田初球中シュート高いバウンド三ゴロ


<4回・中日> P・吉川
イ・ビョンギュ外スライダー高いバウンド投ゴロ、
藤井中スライダー中前打、谷繁初球藤井二盗、谷繁四球。
1死一、二塁から、中田内シュート見三振、
2死一、二塁から、井端内シュート二ゴロ


<5回・中日> P・吉川
荒木中スライダー左中間ヒット、森野4球目荒木二盗、
森野中カーブ一ゴロ佐伯弾きエラー

P・加藤武治
無死一、三塁から、ブランコ外スライダー・
高いバウンド三ゴロの間(D 3-1 YB)

1死二塁から、和田初球外直球中前ぬける適時打(D 4-1 YB)
イ・ビョンギュ中高め直球空三振、
2死一塁から、
藤井初球ど真ん中直球思い切り振り抜き・
センターバックスクリーン右へ2点本塁打(D 6-1 YB)


<6回ウラ・横浜> P・中田
森笠中カーブ高いバウンド二ゴロ、
強い地震の影響で2分間中断・照明塔も揺れる
藤田初球中直球左飛、
内川外フォーク三遊間抜くヒット、ジョンソン中高め直球中直

<7回ウラ・横浜> P・中田
佐伯初球外直球センター深いライナー、
吉村内147キロ直球空三振、石川中カット高いバウンド遊ゴロ

<8回ウラ・横浜> P・中田
細山田外カット右飛、代打金城外フォーク空三振、
森笠内高めカット二ゴロ

<9回・中日> P・工藤
森野内低めシュート空三振、
ブランコ初球中カット振り抜き一直線・
センターバックスクリーン左飛び込む本塁打(D 7-1 YB)


<9回ウラ・横浜> P・中田
中・英智 左・藤井 三・岩﨑達郎 一・森野 右・小池
藤田初球三塁方向セーフティバント内野安打、
内川初球内高め直球左前落ちるヒット、
ジョンソン内147キロ詰まりインフィールド二飛、
1死一、二塁から、佐伯内高め直球ライナー右越え3ラン
(通算150本塁打)(D 7-4 YB)
吉村内直球中飛、石川初球内直球左前打、中田あと1人で降板、
P・岩瀬
代打仁志内直球左前打、
2死一、二塁から、金城内シュート二ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
横浜戦の勝ち越しを決めた

1回、井端が先頭打者本塁打。
2-1の5回は藤井の2ランなどで4点。9回はブランコが31号を放った。
中田は完投目前で降板したものの2勝目。
横浜は今季初先発の吉川が誤算。反撃も遅かった。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


関東地方では夕方ところどころで強い雨
横浜地方も雷注意報が出るなど、
ゲームへの影響がいくらか心配でしたが、
6回途中に大きな地震こそあったものの、
雨の方はほとんど降らなくて、その辺りはよかったですね。

前夜は延長11回の激闘の末にサヨナラ負け
井端、谷繁ら悔しさを表すコメントが印象に残りましたが、
その2人が先頭打者本塁打に、左越え適時打と、
序盤の2点を叩き出す活躍。
デーゲームで巨人東京ヤクルトを3タテ。
絶対に落とせないというゲームの意義をしっかりと理解したうえで、
気持ちの入った打撃だったんじゃないかなと。
さらに相手はローテーションの谷間
今季初先発となった横浜・吉川の特長を把握し、
狙いを定めたうえでの先制攻撃は、実に見事だったと思います。

また5回の一挙4点のビッグイニング
先頭の荒木が出て、この日2つ目となるスチール成功。
若いバッテリーの未熟さを突き、得点圏に走者を進め、
さらに相手のエラーも絡んで、主軸へとつなぐと
ボテボテの内野ゴロ、バットの先でのセンター前と、
しぶとい当たりながら、得点を重ねていったところはドラゴンズらしいなと。
さらにこの日スタメン復帰の藤井の思い切りの良いスイング。
この2ランで完全にゲームの流れをつかみましたね。
そして最終回、ようやく飛び出した主砲・ブランコの一発。
ど真ん中に入ってしまった工藤の失投でもありますが、
久々のスタンドに吸い込まれた当たりと
「神様のおかげ」というコメントに、この一本で
何とか復調へのきっかけをつかんでくれればと思いましたね。


一方、投手陣は先発・中田が実に落ち着いた投球
球威あるストレートを主体に、スライダー、フォーク、
カーブ、カットを絡めての投球内容でしたが、
「あの中田が投げているのか」と思わせるほどの安定ぶり
落合監督「心静かに試合を見ていた」
コメントしていましたが、全く危なげないうえ、
テンポ良く打たせて取る投球には、
本当に安心してみていられましたね。
こんな投球ができるなら、前週の神宮でやってくれよと
思わず皮肉も言いたくなるぐらい、クールな投球でした。

ただ最終回はやはり「完投」を意識してしまったのか、
「いつもの中田」になってしまったような。
先頭・藤田の意表を突くセーフティーもあったり、
前日同様、午後9時頃にライト後方に舞い上がった
赤レンガでのアルフィー花火によって
やや集中力を欠いた部分もあったかもしれませんが、
あそこまで来たならば、何とか踏ん張り
最後まで投げ抜いてほしかったというのが本音でしょう。

岩瀬さん すみません…。もちろんそれは
中田自身も十分に感じていて、
試合後の悔しい表情でも分かりましたが、
その辺りが中田自身
さらなる課題といえるでしょうね。
8回までの投球
常に出来るようになれば、
もちろんローテーションに
定着できますし、
勝ち星を重ねることはできる。
いかに継続できるかが
「仕事をできる」男へのカギ。
まあ喜び半分、悔しさ半分でしょうが、
大事なゲームでの堂々たる好投で、背番号20としての
存在というものを、久々にアピールできたのではと思います。


お得意様・横浜に2勝1敗と勝ち越して、6連戦は4勝2敗
まあ延長サヨナラ負けこそ疲れましたが、
この日は良い流れで勝つことができましたし、次に進みやすいでしょう。
お盆ウィークとなる次週は、京セラドーム大阪で阪神と3連戦。
さらにナゴヤドームに戻っての東京ヤクルトとの3連戦が控えます。
昨季のこの時期は打線が低迷し、何イニング無失点とか
やや不名誉な記録があったりもしましたが、
首位追撃を大前提とする今季はぜひともそうならないでほしいなと。
さらに相性の良くない東京ヤクルトとのリベンジマッチ
地元でのゲームですし、何とか勝ち越したいものですね。
2.5ゲーム差を追い、進んでいくドラゴンズ夏の陣
さらに差を詰め、抜き去れるよう、力を注いでほしいと願います。


☆ウィナーズ・ボイス(9日)

◎中田賢一

<8イニング2/3を投げ、8安打4失点。
約1カ月ぶりの2勝目を挙げる>
「(何か勝った喜びとちょっと反省と
両方あるように見受けられますが)
いやあ、今日は全然ヒーローじゃないんで(苦笑)。
ちょっと断ったんですけど…、はい。
9回までしっかり投げきりたかったっすね。はい。
(9回は忘れましょう。8回まで本当に無四球、ナイスピッチング)
はい。次回も8回までのピッチングができるように、
はい、またやっていきたいと思います。
(昨日サヨナラ負けの後の大事な試合。どんな気持ちで)
毎日同じ気持ちで立っているんですけど、
やっぱりまだあのう、僕が仕事自体を全然できていないんで。
やっぱりそのう、一戦一戦勝つことだけを目標にやっていってます。
(でも途中テンポの良い投球。
打たせて取る投球もできましたし、手応えも掴んだのでは)
そうですね。次回に生かしたいと思います。はい。
(ちょっと地面が揺れてドキッとしましたが、
マウンドにいて大丈夫でしたか)
はい、大丈夫でした。
(違う自信を持って、次の投球ができるんじゃないですか)
そうですね。徐々にいい形にはなってきているんで、
それをしっかりやっていきたいなと思います。
(巨人追撃に向け、ファンのみなさんにお願いします)
えー、一戦一戦しっかり頑張っていきたいと思いますので、
応援よろしくお願いします!」


<暴れ馬とも呼ばれた、制球に苦しんだかつての姿はなかった。
四球はもちろんのこと、カウント0-2すら一度もない。
最速150キロの直球を主体にスライダーやフォークなどをちりばめた。
ストライクがおもしろいように決まり、8回までわずか1失点。
9回にあと1死で完投こそ逃したが、
安定感のあるピッチングで今季2勝目を手にして>
「きょうは真っすぐがよかった。
どんどんストライクで攻めていこうという気持ちで投げました。
谷繁さんが投げやすくリードしてくれました」

<約1カ月ぶりの白星にほっとした表情を見せて>
「長かったです。これで乗っていければいい」

<ただ味方の大量援護を得て、完投できなかったのは玉にきず。
9回、佐伯に3ランを浴びるなどして、2死一塁で岩瀬の助けを仰いだ。
結果は8安打4失点。素直に喜べず、
試合後のヒーローインタビューも1度は拒否。笑顔は浮かべなかった>
「完投は意識しなかった。
(完投は)もうちょっとだったんですが。
最後(佐伯の一発)は真ん中に入ってしまいました。
きょうは全然ヒーローじゃないんですけど…。
しっかりまたやっていきたい」

<7月7日の東京ヤクルト戦で今季初白星を挙げて以降、
勝利から遠ざかっていた原因の1つは、制球の悪さ。
登板3試合で四死球を計10個も与えていた。
悪癖を直すべく、休日を自主的に返上。
先発投手は登板2日後は静養するケースが多いが、
毎回、何食わぬ表情で球場入りしていた。
強めのキャッチボールなどで技術面を何度も確認し、
走り込みで下半身の強化を図る努力がようやく実を結んで>
「(完投できず)短いイニングしか投げていないんだから、
少し投げたほうがいいんです」

<勝つためには、どんな調整だってする男。
先週末の神宮球場。翌日に登板を控えていた右腕は
ルーティーンのメニューをこなすと、
外野のフェンス越しに、いきなり逆立ちを始めたが>
「なんか肩がはまっていない感じがして。
いつもするわけじゃないけど、ストレッチみたいなものですよ」

<まさかのアクシデントにも、動じなかった。
6回無死。森笠を二ゴロに抑えたのと前後して、
関東地方を地震が襲った。マグニチュード6.9。横浜の震度は3。
この影響で試合は2分間、中断したが、
ペースを乱されることなく、この回を無失点に封じて>
「(森笠を)アウトにしてから初めて気づきました。
びっくりしました。(試合中の地震は)初めてです。でも、大丈夫でした」

<無四球完投のチャンスは逃したが、
それ以上に大きなものを得た。
この日つかんだ自信は、そう簡単には揺るがない>
「徐々にいい形になってきている。
きょうの投球を次回に生かしたいと思います」
中スポサンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン


○谷繁元信
<課題の制球がこの日は抜群。
無四球で乗り切った中田について>
「(暴れ馬が)いつ顔をのぞかせるか、ひやひやしながらだったけど、
きょうみたいな投球をしてくれたら、抑えていけるんだから」

<打撃では2回に左翼フェンス直撃の適時二塁打>
「ちょっと詰まっちゃいました」

<通算200号本塁打はお預けになったが、
もう一つの『勲章』に王手。
7回の三振で通算1500三振にあと『1』。
本塁打は94人目、こちらは7人目と聞き、笑顔で話す>
「こっちの方が先になりそうだな」
中スポ


○井端弘和
<初回、吉川のストレートを左翼席へ運ぶ先制の4号ソロ。
自身3度目の先頭打者本塁打に自画自賛>
「完ぺきなバッティングができました。
(吉川は)何年か前に対戦して、
シュートピッチャーだというイメージがあった。
積極的に打ちにいった結果。とにかく打てばチームの勢いも出る」

<帰りのバスへと歩く途中、なぜか首をひねっていた。
そして信じられない言葉がその口から出てきた>
「ホームラン打ちたくなかったんだよね。
今年はホームラン打つと(打撃が)崩れるような気がして」

<本塁打後の4打席は3打数無安打1四球。
苦笑いしながら自問自答。打撃の奥深さを改めて感じていたよう>
「すぐ修正しようとしたんだけど、ダメだった。
気のせいかもしれないけどね。
考えすぎで、そのままでもいいのかも。
次の打席も(本塁打を)狙っていればよかったかもしれない」

<6回ウラ、地震の瞬間は>
「最初はめまいがしてると思って、すぐ地震と気付いた。敏感でした」
(中スポ、時事通信毎日jpニッカン


○トニ・ブランコ
<5点リードの9回1死、無心でとらえたのは
横浜・工藤の初球、136キロカットボール。
打球はうなりを上げてセンターバックスクリーン左に吸い込まれた。
本塁打は7月29日の巨人戦(東京ドーム)以来、
実に10試合、47打席ぶりの31号ソロ。
試合数、打席数ともに来日最長ブランク。
安打自体も3試合ぶりの快音を響かせた大砲はうれしさのあまり、
一塁ベースコーチの川相コーチを吹き飛ばすくらいの
ハイタッチをしてダイヤモンドを駆け抜けて>
「スイングしなければ始まらないので
思い切ってスイングしたよ。神様のおかげだね」

<一発を放った直後こそ、球団広報を通じてコメントしたが、
一本出て浮かれるような性格ではなく、
試合後は自らを鼓舞するように言い残して>
「まだまだ満足できないし、もっともっと練習しないと」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
スポニチ名古屋ニッカンデイリー

○桂川通訳
<前日までの5試合でわずか20打数1安打、10三振。
9試合ノーアーチも来日後のワーストと
悩める助っ人・ブランコの心境を明かして>
「昨日(8日)あたりから、話したくないと言っているんです。
相当、ナーバスになっていますね」
中スポスポーツ報知


○藤井淳志
<5回、2点を追加してなおも2死一塁、
初球から真ん中に甘く入った142キロを見逃さない。
フルスイングの打球はぐんぐん伸びて、
中堅スタンド右よりに突き刺さる9号2ラン。
この一打が、勝利を大きくたぐり寄せて>
「初球から思い切って振ろうと思っていました。
僕自身、狙ってホームランが打てるバッターじゃないですから、
うまく伸びてくれて、入ってくれてよかったです」

<与えられたチャンスには、しゃにむにしがみつく。
7、8日はスタメンを外れ、3試合ぶりの復帰で一発回答。
本塁打の前後の打席でもそれぞれ単打を放ち、
今季9度目の猛打賞。打率を再び3割台(.303)に乗せて>
「もらったチャンスは生かしていかなければいけません」

<この日、練習はじめのウオーミングアップ、
20メートルをできるだけ少ない歩数でステップするトレーニングで
大多数の選手が8歩や7歩半でたどり着く距離を、唯一7歩でカバー。
最後の一歩を着地し、得意げに両手を広げると、
師匠・立浪から『そのバネを生かさんかい』とげきを飛ばされた>
「(バッティングに限らず)仕事に生かせ、ということだと思います」

<結果を残した試合後も謙虚。
逆転優勝を果たす日まで、持てる力を発揮し続ける>
「今日だけでなく、これからも貢献できるよう頑張らないと」

<またこの日今季14個目の盗塁を決めたが、
まだ納得いく走塁でないという。
幸い中日には荒木というお手本がいる。
先輩のスライディングは特に低くて早い。
見て勉強し、スライディングは改善されたが、こう説明して>
「確かにあの写真で勉強になりました。
低いスライディングが理想ですからね。
あれから意識するようになったのは確かです。
ボクの課題はスタート。荒木さんとかから直接聞いて勉強しています」
中スポ毎日jp

○笘篠外野守備走塁コーチ
<この日今季14個目の盗塁を決めた藤井。
失敗はわずかに1度で現時点で13連続成功中。
その裏側には中スポカメラマンが撮影した1枚の写真があった。
藤井への『教材』として6月21日付の写真。
盗塁を敢行し、二塁ベースに滑り込む姿だったが、
たしかにその写真を見ると空中に浮いていた。
それはコンマ1秒を争う盗塁では避けるべき行為。
理想は矢のようにベースに突き刺さるスライディング>
「いい写真を撮ってくれましたね。
あれを見てすぐに(藤井)本人に見せたんですよ。
口で言うのと実際に写真を見るのでは大きく違いますからね。
ちょっとのことですが、飛んでいたんですよ。
スライディングは低くいかないといけないですから。
中間走とスライディングはいいんですが、まだスタートがね。
ドキドキしながら見ていますよ。これからの課題ですね」
(中スポ)

○荒木雅博
<3回1死一塁から二盗を決めると、5回には無死から左前打で出塁。
投球間に4度という執拗なけん制を受けながらも二盗に成功。
大量点を呼び込む。今季26盗塁としてリーグ単独2位に浮上>
「けん制されるほど(クセが分かって)走りやすいからね。
連戦の中で足が動いているのはいいことです」
(中スポ)

○和田一浩
<5回、ブランコが三ゴロで1点追加してなおも1死二塁、
中前適時打を放ち、19打席ぶりの打点をマーク。
ブランコとそろって復活を印象づける。
クリーンアップの責任感をにじませて>
「前の打席、得点圏で打てなかった。
まだランナーがいたので、必ず返すという強い気持ちで打ちました」
(中スポ)

○イ・ビョンギュ
<2試合連続でスタメン出場して、5打数2安打。
2死1塁から前日の再昇格後初安打となる右前打で
チャンスをつくると、9回2死からは左前打。
5月27日の東北楽天戦以来、今季2度目の1試合2安打となり>
「(5打数無安打の)きのうは緊張していた。
きょうはリラックスすることを心がけたよ」
(中スポ)

○立浪和義
<ニヤリとしながらロッカールームを出てきて、
中盤までに大量リードを奪い、
自身の出番がなかったことを冗談口調で話して>
「立浪ナウ、閉店」

<前日の試合で長嶋超えの2472安打をマーク。
心境では現役の閉幕に向けて、カウントダウンに
入っていると言ってもいい。残りは46試合>
「来週からまた頑張ります」
(中スポ)


○岩瀬仁紀
<9回1死から中田が佐伯に3ランを浴び3点差。
2死から石川の左前安打が出ると、マウンドへ>
「準備? そこは点差を見ながらですね。
(佐伯の)3ランのときはまだ…。1人出たら? そう。そんな感じでした。
肩は(1回)作っているわけだから、あとは気持ちを入れるだけですね。
そう簡単じゃないけど、ずっと緊張しているよりは
(一気に上げる方が)いい部分もある」

<仁志に左前安打を許したが、
金城をシュートで二ゴロに仕留めて、今季33セーブ目。
これで小林雅英(02年・千葉ロッテ)に並ぶ
歴代2位の17試合連続セーブをマークして>
「ピンとこないですね。状況が(人とは)違うし。
まあ、成功しているわけだし、
名前があがるのはうれしいですが、それだけですよ」
(中スポ、おおさか報知


○長峰昌司
<今季2敗目を喫してから一夜明け、
元気にグラウンドに姿を見せて>
「反省すべきところは反省しますが、
引きずらないように気持ちを切り替えていきます」

<前夜のブルペンではおそらく準備を始めたのは一番最初。
何度何度も投球練習していたはず。しかも前回1軍にいた
7月10~25日の間は1度も登板機会がなく、
調子のいい悪いをはかることもできなかった。
それでも決して弱音を吐かない左腕。
この日も試合開始前には
高橋とともにブルペンに向かい出番に備えた>
「それは言い訳にはなりません。
使ってもらえるだけでも幸せと思わないと」
(中スポ)

○川井雄太
<センターのフェンスに向かって、
一塁けん制の練習に取り組んでいた。
ここのところ、投球動作に入るか入らないかのところで
一塁走者にスタートを切られることが連続しているため、
矯正に必死だが、そこに救いの手が。
英智から走者の視点からのアドバイスをもらったよう。
しかし企業秘密とばかり、口にチャック>
「まあいろいろと。内容? それは言えません」
(中スポ)

○英智
<一塁けん制の練習に取り組んでいた川井に
走者の視点からのアドバイス。しかしこうおとぼけ>
「ぼくは何もしていませんし、何もみていません」
(中スポ)

○福田永将
<この日、横浜スタジアムのある横浜市の最高気温は32.4度。
なのに平然とした顔で長袖のアンダーシャツを着て、
今回の3連戦の試合前の練習をこなしていた。
横浜の暑さは慣れっこということはなく、
暑さに負けないための体調管理の一環。
夏場の連戦が続いているが、独自の対策をしていた>
「そりゃ、暑いですよ。でも、本拠地がナゴヤドームですし、
ドームでの試合が多くて、たくさんの汗をかく時って、
なかなかないじゃないですか。
だから、汗を少しでも多くかくために、長袖にしているんですよ」。
(中スポ<ドラ番記者>


○落合監督
<投打がかみ合い、今季横浜戦の勝ち越しを決める。
無四球完投を逃した中田について>
「あれくらい投げられれば十分じゃないのか」

<打線は効果的に得点>
「選手に聞いてよ。きょうは最初から心静かに試合を見ていましたよ」

<6回の地震発生でベンチから出て>
「普通出ないか? 
オレたちは座っていたから揺れたのがわかったけど、
グラウンドの選手はどう感じたか分からない。
結構な揺れだったよ、あれは」
中スポサンスポ共同通信社時事通信スポニチ名古屋


若竜トピックス(9日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
福岡ソフトバンク-中日 19回戦
(9日・宮崎市生目の杜運動公園野球場)
  000 421 000 = 7
  400 000 020= 6
[勝] 山井(10試合6勝)
[S] 平井(8試合1勝4S)
[D本] 新井7号2ラン
[Dバッテリー] 山井、金剛、平井 - 田中
公式サイト・戦評

○小林投手コーチ
<宮崎県のアイビースタジアムで行われた
ウエスタン・福岡ソフトバンク戦に先発し、
7イニング1/3を投げ、10安打6失点(自責4)。
勝利投手となった山井について。課題は初回の4失点>
「球自体はいい。とにかく立ち上がりを気を付けてくれれば。
あとはよかったからね」
中スポ

2009年8月 9日 (日)

立浪同点打及ばずサヨナラ横浜戦10連勝ならず。

森野大爆発「吉見対決」を制したドラゴンズ
前日に続いてのハマスタでの横浜との第2戦は、
先発・小笠原が序盤につかまり、3点ビハインドとなったものの、
終盤打線粘りを見せて、8回に1点を返し、
9回に代打・立浪和義の右越え適時二塁打でついに同点。
しかし延長11回、内川に遊撃内野安打を喫し、無念のサヨナラ負け
追い付きはしたものの力尽き、横浜戦10連勝はなりませんでした。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 14回戦
(8日・横浜スタジアム | 中日12勝2敗)
21364人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 R
中 日 0 0 0 0 1 0 0 1 1 0 0
横 浜 0 0 3 0 0 0 0 0 0 0 1x
[敗] 長峰(3試合1勝2敗)
[D本] 谷繁5号
[Dバッテリー]
小笠原、河原、ネルソン、浅尾、高橋、長峰、小林正人 - 谷繁

◇対横浜14回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数1安打)
2 (二)荒木  (5打数1安打1打点)
3 (三)森野  (3打数無安打)
4 (一)ブランコ (4打数無安打)
5 (左)和田  (4打数1安打)
6 (右)イ・ビョンギュ (5打数無安打)
7 (中)吉見→小池 (3打数1安打)
8 (捕)谷繁  (4打数2安打1打点)
9 (投)小笠原 (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・レス・ウォーランド
井端中カーブ中前打、荒木外直球空三振、
森野3球目井端二盗、森野遊ゴロ進塁打、
2死三塁から、ブランコ内低めスライダー空三振


<1回ウラ・横浜> P・小笠原(中6日) 中・小池
金城遊ゴロ、仁志投返し二塁内野安打、
内川中スクリュー右中間オーバーフェンス直撃二塁打・
一走仁志本塁突入も8-4-2谷繁ブロックで本塁憤死

<2回・中日> P・ウォーランド
和田初球捕邪飛、イ・ビョンギュ中カーブバット折れ遊ゴロ、
小池外直球中前打、谷繁内直球見三振


<3回ウラ・横浜> P・小笠原
ウォーランド三ゴロ、金城左中間飛球和田小池ぶつかるも捕球、
仁志外抜けて四球、
内川9球目スライダー打ち上げマウンド手前飛球・
小笠原森野ブランコお見合い誰も捕れずにファウル(珍プレー)、
内川10球目外直球一二塁間突破ヒット、
2死一、三塁から、ジョンソン外直球中前適時打(D 0-1 YB)
2死一、三塁から、佐伯中高めスライダー中前落ちる適時打(D 0-2 YB)
2死一、二塁から、吉村中スクリュー中前適時打(D 0-3 YB)

<4回ウラ・横浜> P・小笠原
細山田右翼伸びていく飛球・
イ・ビョンギュフェンス激突ジャンピング好捕、
ウォーランド空三振、
金城内スクリュー外れ四球、仁志外スライダー外れ四球
P・河原
2死一、二塁から、内川外スライダー打ち上げ右飛

<5回・中日> P・ウォーランド
イ・ビョンギュ当てただけ中飛、小池詰まり二飛、
2死から、
谷繁初球内スライダー・
左翼ポール際最前列飛び込む本塁打(D 1-3 YB)


<6回ウラ・横浜> P・ネルソン
細山田外スライダー空三振、
ウォーランド外直球左方向飛球・
和田突っ込むもバウンド跳ね上がって後逸=二塁打、
金城中高め直球中飛・ウォーランドタッチアップ三進、
2死三塁から、仁志外ボール球スライダー空三振

<7回・中日> P・ウォーランド
和田中左ライナー伸びるも金城スライディング好捕、
イ・ビョンギュ内チェンジアップ二ゴロ、
小池外チェンジアップ高いバウンド三ゴロ


<8回・中日> P・木塚
谷繁中高めシンカー右前落とすヒット、
代打藤井初球速い球足中前抜けるヒット、井端初球投犠打、
1死二、三塁から、
荒木中低めシンカー高いバウンド投後方ゴロ・
仁志石川ぶつかり内野安打の間(D 2-3 YB)

P・工藤
1死一、三塁から、森野フルカウントスライダー抜け四球、
P・山口
1死満塁から、ブランコ中低めスライダー遊ゴロ6-4-3併殺

<9回・中日> P・山口
和田外152キロ直球ライナー右翼線落ちるヒット・代走英智
イ・ビョンギュ2球目英智二盗、
イ・ビョンギュ中スライダー左直・英智懸命に戻る、
1死二塁から、
代打立浪内低め直球すくい上げ・
良い角度飛球右翼フェンス直撃適時二塁打(D 3-3 YB)

(プロ野球歴代単独7位・2472安打)代走小山、
谷繁3球目山口暴投、谷繁高め浮き四球、
1死一、三塁から、藤井内直球二塁後方・仁志後ろ向き好捕、
2死一、三塁から、井端外スライダー投ゴロ


<9回ウラ・横浜> P・高橋 左・藤井 中・英智
藤田内スライダー空三振、金城右飛、
仁志149キロ直球遊直、延長戦突入

<10回・中日> P・真田
荒木高いバウンド遊ゴロ、森野外シュートハーフスイング三振、
ブランコ内スライダー見て四球、英智内高め直球バット折れ遊ゴロ


<10回ウラ・横浜> P・高橋
内川外高めフォーク空三振、山崎内外れ四球、
佐伯4球目高橋一塁けん制悪送球・山崎二進、
佐伯高いバウンド遊ゴロ・山崎三進、吉村敬遠、
2死一、三塁から、石川内低め直球二ゴロ・凌ぐ

<11回ウラ・横浜> P・長峰
代打森笠ストレート四球・代走桑原義行
藤田捕犠打、金城敬遠、
落合監督自らマウンドへ
P・小林正人
1死一、二塁から、代打下園初球高いバウンド三ゴロ・
森野頭上よく捕るも投げられず内野安打
1死満塁から、内川初球内スライダー三遊間ゴロ・
井端横っ飛び好捕・懸命にバックホームも間に合わず
サヨナラ内野安打、試合終了。(D 3-4x YB)


【ゲームレビュー】
サヨナラ負け 今季横浜戦2敗目を喫した
11回、6番手・長峰が四球からピンチを招き、
7番手・小林正人が1死満塁から内川にサヨナラ打を浴びた。
8回に荒木の適時打で1点差。
9回には代打・立浪同点二塁打を放ったが、追い越せなかった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


延長11回、4時間42分の超ロングゲーム。
蒸し暑いなかの攻防が続きましたが、
3点差をジリジリと追いつめる粘りこそ見せたものの、
最後は力尽きてのサヨナラ負け
残念ながら対横浜戦10連勝はなりませんでしたね。

まあ前夜村田が故障し、戦線離脱となった横浜
そういった状況のなか、ナインも奮起していたでしょうし、
これ以上連敗はできないという意地もあったのでは。
さらに先発・ウォーランドの想定外の好投
高めの直球と低めの変化球のコンビネーションの前に
ドラゴンズ打線は、沈黙してしまい、
谷繁のポール際の本塁打による1点のみ。
このままやられてしまうのかなと思いましたが、
そのウォーランド降板してから、別のゲームが始まったような印象も。

8回、代わった横浜2番手・木塚を攻め立て、
谷繁、藤井の連打などでチャンスを作り、
荒木の内野安打の間に1点差に迫ると、
土壇場9回、和田のヒットと英智の好走塁、
気運が高まるなか飛び出した代打・立浪見事な同点タイムリー
横浜の現状ストッパー・山口の低めストレートをすくい上げ、
良い角度で右方向へ伸びていった打球。
行ったかなと思いましたが、惜しくもフェンス直撃
それでもプロ野球歴代単独7位となる通算2472安打
ミスターツーベースらしく、見事に二塁打で飾る。
さらに窮地をも救う一打となったことにしびれましたね。
このまま一気に勝ち越して、10連勝を!
と願いましたが、そこまでは行かずに、延長戦へ。

ただ延長戦を迎えるにあたって、
控え層のコマ不足ががやや響いたかなと。
まあ10回から登板した真田の出来がよかったこともありますが、
やや「勝てる」というムードに欠けた部分も。
その一方でリリーフ陣危なっかしさ
10回、高橋が自らのミスでピンチをつくったうえ、
11回に登板した長峰がすっかり飲み込まれている状態。

今季公式戦初。先頭打者の四球を
バントで送られ、さらに敬遠。
このピンチに、
落合監督自ら
マウンドへ出向き、
ゲキを入れたものの、
代わった小林正人
アンラッキーな一打を許してしまい、1死満塁
その当たりもそうですが、ああなってしまっては、
ゲームの流れは、完全に横浜
最後に井端懸命のプレーを見せてくれたものの、
三塁走者が駆け抜けてしまい、ゲームセット
願わくば、何とかドローでいう望み叶わずと
力尽きるという悔しい結末となってしまいました。


まあいつかは連勝は止まりますし、その辺は仕方ない
ただ負けたとはいえ、最後まであきらめない姿勢
井端森野の懸命なプレーなどに、
いいものを見せてもらったかなという感も。
さらに攻撃面においての終盤の粘りなどにおいても、
「負けてなお強し」を印象づけたのも確か。
終盤まではほぼ負けパターンのゲームでしたし、
やや長かったですが、接戦に持ち込めたことは
今後の戦いへもつながるんじゃないかなと思いました。

ただそんななかでも心配なのが、主砲・ブランコ
前日からの連続三振を6にしたうえ、8回の好機で痛い併殺
この日もブレーキとなってしまいましたね。
まあこれまで以上に厳しい攻めを受け続けているのは確かですが、
チームにとっても大事な時期だけに、打棒復調に期待。
そろそろ「落合指導」を施してもらい、上向きへの兆しを掴んでほしい。
そして8月1号をかっ飛ばしてもらいたいなと。


同じ延長戦となりましたが、サヨナラ勝ちと負けの違いにより、
首位とのゲーム差が、2.5ゲームと開いてしまいました。
東京ドームでのデーゲームをTVで見ていましたが、
神宮で相対したときのツバメの強さ
なぜか東京ドームでは見せられないのか、やや腹立たしいなと。
まあ別に協力してくれとも思っていませんし、
やはり自分たちで勝っていかないといけないでしょう。
対戦10連勝は逃しましたが、お得意様はお得意様
3戦目をしっかり取って、勝ち越して次戦の地・大阪へ。
長時間ゲームによる疲れもあるとは思いますが、
うまくリセットして、ゲームに臨んでほしいと願います。


★プレーヤーズ・ボイス(8日)

●立浪和義

<1点を追う土壇場の9回1死二塁、
代打で右翼越えの同点二塁打を放つ。
カウント1-1から山口の内角低め150キロ直球を
鋭いスイングですくい上げると、
快音を残した白球は右翼フェンスを直撃。
球界で歴代トップを独走する通算485本目の二塁打。
代走を送られ、ナインや中日ファンから
スタンディングオベーションで迎えられた
ミスタードラゴンズは少年のように喜んでいた>
「とりあえず同点のチャンスだったので、
きょうは早いイニングから準備して
気合が入っていたので、追いつけてよかったです。
真っすぐの速い投手なんで、真っすぐを待って、
自分が打てるところにボールがきた。
打った瞬間はどうかなって。
(外野が)前に守っていたから抜けてくれって思っていたよ。
少し上がり過ぎかなと思ったけど、風が運んでくれました」

<長嶋茂雄氏の通算2471安打を追い抜いたが、
こう言いかけてしばらく沈黙>
「歴代単独7位? (記録は)とても光栄なことですけど…」

<チームが延長サヨナラ負けしただけに、笑顔は封印。
節目の安打が勝利に結び付かず、悔しさをにじませて>
「いまは個人記録のことより、チームが大事な時期ですからね。
勝利につながる1本を打とうと思っているからね。
勝ちゲームになればよかったんだけどね」

<長嶋氏に並ぶ2471安打目を放った翌日、
新聞紙上でミスターから寄せられたコメントを見た。
恐縮しながらも前を見据えて言って>
「ああいうすごい方にコメントをいただけただけでも光栄なこと。
ただ今年は良くても、悪くても後ろを振り返らないようにしている。
これから先何本打てるかはわかりませんが、
1本ずつ積み重ねていきたい」
中スポサンスポスポーツ報知共同通信社時事通信毎日jpニッカン


●谷繁元信
<3点ビハインドの5回、左翼席に飛び込む5号ソロを放つ。
前日に続き、2試合連続となる本塁打。
ベテランが自らの一振りでチームに喝を入れて>
「負けているので、とりあえず1点入ってよかったです」

<延長11回1死満塁、内川の遊撃内野安打でサヨナラ。
一瞬遅く、ホームベース上で地団駄踏んで悔しがる。
タイミングは分かっていても、悔しさは残って>
「実際いい勝負だよね。こっちとしてはアウトって言ってほしいけど」

<もつれた展開を明快に解き明かした。
サヨナラの舞台をつくったのは、
6番手・長峰が出した先頭打者への四球だったし、
3回に奪われた先制の3点は、先発・小笠原が
2死から出した四球がきっかけになった。
一つの四球がチームのリズムを狂わせてしまう典型のような試合>
「今日は本当に疲れた。すべては無駄な四球。
2死からの四球、先頭打者への四球」

<横浜戦の連勝は9で止まった。
首位に肉薄している正念場。
敗因が分かっているからこそ、悔しい思いが募る>
「粘りというよりも、今の時期は、
どんなことがあっても勝たなきゃいけない時だから」
中スポニッカン

●井端弘和
<延長11回1死満塁。絶体絶命のピンチで
内川の打球は完全に三遊間を破ったかに思えたが、
横っ跳びでグラブに収め、立ち上がりざまに本塁送球。
わずかに間に合わなかったが、
最後まであきらめない姿勢を強烈に見せつけて>
「(三塁走者の)スタートも早かったし、
あれはいっぱい、いっぱいでした。
ギリギリのプレーだったし、送球も精いっぱい。しょうがないですね。
うちにとっては勝てる試合だった。裏返せば、相手も勝てる試合」
中スポ中日新聞スポニチ名古屋


●トニ・ブランコ
<8回1死満塁、カウント1-1からの
山口のスライダーを振りにいったが、
ゴロが遊撃正面を突いて、最悪のゲッツーに終わる。
前夜の第2打席からこの夜の第2打席まで6連続で空振り三振。
2試合ヒットのなかった主砲は、報道陣からの質問を受ける前に
こう話して帰りのバスに乗り込み>
「今日は何もありません」
中スポニッカン

●石嶺打撃コーチ
<相手投手の低めへの変化球にバットが止まらなくなり、
一度は乗り越えたはずの壁に再び突き当たったブランコについて。
スイング自体に大きな問題があるわけではなさそう>
「練習と試合は違うけど、練習では悪くない。
(相手バッテリーに)極端な攻めをされているという部分もある。
本人も(ボールになる変化球を)意識しているよ。
ただ意識してすぐ結果が出るというものでもない」
中スポ

●田中監督付スコアラー
<8回の併殺打も含めたブランコの2つの遊ゴロを解説して>
「紙一重だよ」
中スポ


●小林正人
<延長11回1死一、二塁で7番手で登板。
下園の打球が高くバウンドする不運な三塁内野安打で満塁となり、
内川の打球を処理した井端の本塁送球も間に合わなかった。
わずか2球での最悪の結末にうなずくのが精いっぱい。
自身5月23日の千葉ロッテ戦以来、
今季2度目のサヨナラ劇にショックを隠せずに>
「明日から切り替えていく? そうですね」
(中スポ)

●長峰昌司
<1軍合流してすぐまわってきた出番だったが、
痛恨の敗戦投手となり、厳しい表情で球場を後に。
この日は25歳の誕生日でもあったが、
2軍が遠征していた鹿児島から空路横浜へ駆けつけた。
試合前はこう話していたが、
延長11回の出番ではいきなりストレートの四球。
犠打と敬遠で1死一、二塁となったところで
落合監督がマウンドへ。直接降板が告げられた>
「調子は上向きで来られました。
投げる準備はしっかりとしてきました。
言われたところで頑張るだけです」
(中スポ)

●小笠原孝
<3回2死一塁、内川への9球目がマウンド付近に上がり、
自身もポンとグラブを叩いたが、
その数秒後、誰のグラブにも収まらなかった。
いわゆる『お見合い』。三塁・森野が捕りに行き、
セオリーでは野手に任せて離れるべき投手が、
その場に止まってしまい、最後に一塁・ブランコが突っ込んできた。
グラブにすら触れなかった打球はファウルになったが、
直後の球を内川が右前に転がし、一、三塁。
さらにジョンソン、佐伯、吉村の3連続適時打が飛び出し、
大きく重い3点を失った。その1球への思いもそうだが、
その後を止められなかった自分を責め立てて>
「一番近いボクが指示をするべきだったし、もっと早くどけばよかった。
(いつもでもそこにいたから、邪魔になったみたいです。
それに野手は必死にやっているのに。情けないです」
(中スポ)


●森野将彦
<3回2死一塁、内川の飛球を
小笠原、ブランコとお見合いして、ファウルにしてしまう。
打球を追い切れなかったが>
「上がった瞬間はトニ(ブランコ)かなと思いました。
自分は深追いしすぎないようにと…。
でも、今思えばボクが捕りに行くべきでした」
(中スポ)

●川相内野守備走塁コーチ
<3回2死の打球を振り返って>
「小フライなら投手だけど、(あの打球なら)一塁か三塁が捕らないと」
(中スポ)

●高橋聡文
<5番手は2イニングを乗り切った。
延長10回は四球と自らの失策などで2死一、三塁のピンチを招いたが、
石川を渾身の全5球ストレートで二ゴロに打ち取って>
「(四球が)ちょっともったいなかったけど、
何とかゼロで抑えられたのはよかったです」
(中スポ)

●浅尾拓也
<前夜はパヤノの乱調で8回無死満塁から緊急登板。
『本音を言えば登板はないと思ってたんじゃない?』と問われ苦笑い>
「ちょっとは」

<それでもすぐ気を取り直してこう言う。
この日は8回の1イニングを抑え、同点を呼んだ>
「いつもたとえ負けている場面であっても投げたいと
思っているので、気持ちは張り続けていました」
(中スポ)


◆立浪和義兼任コーチ
<フリー打撃に向かう格好はほかの選手とは微妙に違う。
ヘルメットをかぶらずレガースもしていない。
それだけの信頼関係が打撃投手との間にあるからである。
感謝する最高のパートナーは、平沼用具担当兼打撃投手。
10年前コンビを組んでからは毎日投げ続けている>
「ヘルメットをかぶらず安心して練習できるのは平沼さんだからですね。
ボクにとっては最高の打撃投手ですよ。
平沼さんの魅力はストレート。
スライドすると打撃フォームを崩すけど、いい回転なんです」
(中スポ)

◆平沼用具担当兼打撃投手
<98年オフ、古巣中日の関係者から誘われて、打撃投手として再入団。
当時レギュラーの立浪に認められ、以降コンビを組む。
キャンプ中は特打に付き合ったこともあるし、
打撃練習では気持ちを引き締め続けて投げ続けた>
「いまでも打撃投手は難しいよ。
でも、タツ(立浪)やシゲ(谷繁)に育てられたのは確かだよ」

<打撃投手の立浪との一番の思い出は、
03年7月5日の巨人戦(東京ドーム)。
3安打を放って、2000本安打を達成した試合>
「あのときの打撃練習はすごかった。
目つきとか、集中力とか、いまでも覚えているよ」

<そして10年間支えた立浪は昨季末に今季限りの引退を表明。
パートナーには今年1月、
キャンプ地・沖縄の宿舎に到着した日に告げられたという。
一時代を築いた名コンビもレギュラーシーズンは残り47試合。
悔いのないシーズンへ、お互いに一球も無駄にするつもりはない>
「『今年で最後ですけど、よろしくお願いします』って。
最後の試合は泣いちゃうかもしれないね。
タツのすごさは体がどんな状況でも
打撃練習のときは集中して手を抜かないこと。
残り少ないけど、一日一日かみしめながら投げたいね」


●落合監督
<今季初めてマウンドに足を運ぶ執念も実らず、
今季5度目のサヨナラ負け。ゲーム差は再び2.5と広がったが、
さばさばした表情で球場を後に>
「きょうは何もないよ。ただ負けたっていうだけ」
中スポ中日新聞おおさか報知サンスポ毎日jpスポニチニッカン


記録備忘録。(8日)

◇立浪
は、横浜14回戦(横浜)の9回に
代打で右越え二塁打を放ち、今季13安打目で
歴代単独7位の通算2472安打とした。
5日の阪神戦(ナゴヤドーム)で長嶋茂雄(巨人)と並んでいた。
歴代最多は張本勲(ロッテ)の3085安打。
共同通信社時事通信毎日jp


今日の公示。(8日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 長峰昌司投手、イ・ビョンギュ外野手
【出場選手登録抹消】
▼中日 ネルソン・パヤノ投手、野本圭外野手
(再登録は18日以降。公式サイト共同通信社

●イ・ビョンギュ
<5月31日に出場選手登録を抹消されて以来、約2カ月ぶりに1軍昇格。
ファームの鹿児島遠征に参加していたが、
この日の午前8時ごろ通達されたと言い、流ちょうな日本語でコメント。
試合では6番・右翼で先発出場。
4回に細山田の大飛球をフェンスに激突しながらつかむ
好捕を見せたが、5打数無安打。厳しい表情で球場を後に>
「9時50分の飛行機に慌てて乗りましたよ。
調子はまあまあ。打てるように頑張ります」
(中スポ)

◆笘篠外野守備走塁コーチ
<ルーキーの野本が3度目の登録抹消となったが、
外国人枠の関係で2軍落ちとなったもよう。
前日の横浜戦で乱調だったパヤノは抹消され、
空いた外国人枠を使うためにイ・ビョンギュは昇格。
それだけなら何も問題なかったが、
夏場で6連戦が続くため、投手も減らしたくない。
そこで長峰を登録する代わりにもう1人抹消しなければならなくなり、
イ・ビョンギュと同じ左打ちの外野手が押し出される形となった>
「今回は特に何を直してこいということは言いませんでした。
(野本が)悪いから抹消したわけではなかったので」
(中スポ)


若竜トピックス(8日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
福岡ソフトバンク-中日 18回戦
(8日・鹿児島県立鴨池野球場)
  040 500 600 = 15
  100 341 005 = 14
[勝] 齊藤(16試合1勝)
[S] 平井(7試合1勝3S)
[D本] なし
[Dバッテリー] 山本昌、齊藤、金剛、鈴木、菊地、平井 - 前田、小川
公式サイト・戦評

○井上一樹
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦(鴨池)に途中出場。
鹿児島出身のベテランが、地元の大歓声に奮起。
相手の暴投で1点を勝ち越した7回2死満塁から、
打撃戦に事実上の決着をつける走者一掃
左中間への3点適時二塁打を放ち、健在ぶりをアピール。
地元での一打を3度目の1軍昇格への足掛かりにする>
「ふるさとのゲームで、温かい声援に燃えました。
いい場面で打てて良かった。これからも存在感をアピールしていきたい」
中スポ

○山本昌
<4イニングを投げ、10安打2奪三振2四球7失点>
『雨が降っていたといっても言い訳のできない乱調でした。
2軍も優勝を争っている中で、打線が4回までに9点も取ったのに
楽勝を接戦にしてしまい申し訳ないと思いました。』

(「山本昌公式ホームページ」より引用)

2009年8月 8日 (土)

森野ハマスタ大爆発、鮮やか5打数5安打5打点!

今季11勝1敗と大きく勝ち越している横浜との3連戦初戦は、
神奈川出身・森野将彦が、故郷・ハマスタで大爆発
初回に右翼席上段に先制2ランを放つと、2回には右前打。
さらに5回にこの日2本目の2ランでビッグイニングに絡み、
6回にも適時打を放つなど、この日5打数5安打5打点
そんな森野の援護を受け、先発・吉見一起
7イニングを3失点の粘投で、自己最多となる11勝目をマーク。
英智、小池、浅尾らの活躍も光り、13安打10得点の大勝
これで横浜戦9連勝となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 13回戦
(7日・横浜スタジアム | 中日12勝1敗)
14697人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日 10
横 浜
[勝] 吉見(18試合11勝4敗)
[D本] 森野15号2ラン、16号2ラン 谷繁4号
[Dバッテリー]
吉見、パヤノ、浅尾、小林正人 - 谷繁、小田

◇対横浜13回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数2安打)
2 (二)荒木  (4打数1安打)
3 (三)森野  (5打数5安打5打点)
4 (一)ブランコ (5打数無安打)
5 (左)和田  (3打数無安打)
6 (中)英智  (5打数2安打1打点)
7 (右)小池  (5打数2安打3打点)
8 (捕)谷繁  (5打数1安打1打点)
9 (投)吉見  (3打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・吉見祐治
井端中フォーク遊深い内野安打、荒木捕邪飛、
1死一塁から、
森野内高め直球反応右翼席上段2ラン(D 2-0 YB)

<1回ウラ・横浜> P・吉見一起(中6日)
森笠内スライダー外れ四球、藤田捕犠打、
内川外スライダー投手足元抜き中前打・英智チャージ三走抑制、
1死一、三塁から、村田内シュート遊ゴロ・
6-4-3も荒木送球ワンバウンドブランコ捕れず(荒木悪送球)
三走森笠生還(D 2-1 YB)
2死二塁から、佐伯内直球打ち上げ三飛

<2回・中日> P・吉見祐治
英智外フォーク泳ぎ遊ゴロ、小池外フォーク遊ゴロ、
2死から、
谷繁初球中フォーク打った瞬間・
左翼席飛び込む本塁打(D 3-1 YB)


<2回ウラ・横浜> P・吉見一起
吉村外スライダー空三振、石川投返し中前打、
武山中フォーク合わせて左前打、吉見祐治投犠打、
2死二、三塁から、森笠中直球二ゴロ

<3回・中日> P・吉見祐治
井端中飛、荒木外スライダー中前打、
森野中スライダー右前落ちるヒット・荒木一気に三進、
1死一、三塁から、ブランコ外チェンジアップ空三振、和田四球
2死満塁から、英智内直球二ゴロ


<4回ウラ・横浜> P・吉見一起
吉村外高め直球見三振、石川内高め直球空三振、
武山外直球空三振

<5回・中日> P・吉見祐治
井端内高め直球詰まりながらも左前打、
荒木二ゴロ4-6-3一塁セーフ、森野2球目荒木二盗、
1死二塁から、
森野内スライダー槍打球右翼席飛び込む2ラン(D 5-1 YB)
ブランコ外チェンジアップ空三振、
和田ストレート四球、英智中チェンジアップ左前打、
2死一、二塁から、
小池中低めチェンジアップ・
うまく拾ってレフトオーバー2点二塁打(D 7-1 YB)


<5回ウラ・横浜> P・吉見一起
代打下園二ゴロ、森笠三塁線打球森野弾く二塁打、
藤田一ゴロ進塁打、
2死三塁から、内川右翼フェンス際適時二塁打(D 7-2 YB)

<6回・中日> P・高崎
吉見一起三ゴロ、井端外スライダー空三振、
荒木四球、森野3球目荒木二盗、
2死二塁から、森野外スライダー中前抜ける適時打(D 8-2 YB)
ブランコ外スライダー空三振

<7回ウラ・横浜> P・吉見一起
武山右手死球・代走黒羽根、
代打ジョンソンバットの先右直、
森笠強い三ゴロ森野弾きエラー、藤田三遊間ゴロ6-5三封、
2死一、二塁から、内川外フォーク中前抜けていく適時打(D 8-3 YB)
2死一、三塁から、村田外フォーク打ちに行きボテ三ゴロ・
村田左太もも裏痛め走れず・担架で運ばれ退場

<8回ウラ・横浜> P・パヤノ
佐伯ストレート四球、吉村ストレート四球、
石川0-3・1球ストライク入るも四球、無死満塁
P・浅尾
無死満塁から、代打金城外高めフォーク打ち上げ浅い中飛、
1死満塁から、代打仁志中低めスライダー空三振、
2死満塁から、森笠外フォーク3球空三振・好火消し

<9回・中日> P・石井
森野内スライダー一塁線抜く二塁打、
ブランコ内スライダー空三振、
和田外フォーク詰まるも吉村スライディング好捕、
2死二塁から、
英智内直球引っ張り左翼左落とす適時二塁打(D 9-3 YB)
2死二塁から、小池初球中スライダー三遊間抜く適時打(D 10-3 YB)

<9回ウラ・横浜> P・小林正人 捕・小田 左・藤井
藤田中高めスライダー打ち上げ捕邪飛、
内川中スライダー打ち上げ三飛、
代打桑原義行外シュート二ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
横浜戦9連勝を飾った
吉見一起は立ち上がりから本調子ではなかったが、要所を締めた。
大量点を味方に自己最多の11勝目。横浜戦は4勝目。
打線は1回から好調。森野の2ランで先制し、
2回には谷繁がソロ本塁打。
5回には森野の2本目の2ランなどで4点を加え、試合を決めた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


途中雨が降るなか行われたハマスタでのナイトゲーム。
今季11勝1敗とカモにしている横浜相手ではありますが、
立ち上がり2点を奪ってゲームの主導権を握ると、
5回に2ランと2本の適時打で一挙4点のビッグイニング。
以降もその攻撃の手を緩めず、
6回に1点を加えると、8回にも2点を奪ってのダメ押し
足も絡めて効率よく得点を重ねての13安打10得点
前夜は沈黙してしまった打線でしたが、切り替えて、
一晩でしっかりと息を吹き返してくれてよかったなと。

中でも大当たりだったのが、3番・森野
初回、横浜先発・吉見祐治の甘い直球にきっちり反応。
ライト上段へ持って行く先制2ランを放つと、
3回の第2打席では甘く中に入るスライダーを叩き、
ライト前へと落とすヒット
続く5回の第3打席、荒木を二塁に置いて、
内に入ったスライダーをとらえると、
おなじみ『槍』のライナーでライトへ突き刺すこの日2本目の2ラン
さらに6回には、またしても盗塁の荒木を置いて、
高崎の外角スライダーを叩き、中前へと抜けていく適時打
惜しくも3本目の2ランこそ逃したものの、これで5打点
そして最後は9回先頭、石井裕也のスライダーを引っ張り、
強い打球で一塁線を抜く二塁打で、ダメ押しのチャンスメーク。
結局この日は、プロ13年目で初めてという
5打数5安打5打点と、大爆発となった背番号31
まさに「手の付けられない」状態で、相手投手陣に猛威を奮い、
チームの対横浜戦9連勝へと大きく貢献することとなりました。


それにしても、5打数5安打5打点。
まさに『森野祭り』ともいえたこの一戦。
ほんとよく打って、勝利に貢献してくれましたね!

打球の行方は右翼席!この日の試合前に、落合監督から
打撃指導を受けていたようですが、
力みなくスムーズにバットが出て、
うまく打球を運んでいた印象。
初回の特大先制2ランも見事でしたが、
2打席目のライト前に
そんな雰囲気が多々ありましたね。
さらに3打席目は、
久々の『槍弾』も披露。
先発の吉見一起が、
立ち上がりやや不安定だっただけに、
この日の森野の援護にはほんと助けられたはず。
後続のブランコが低めの変化球を振らされ、4三振だったなか、
中軸の一人である3番打者が、それをカバーする大活躍
夏場を迎えるに当たって、ようやく本来のバッティング
できつつあるんじゃないかなと。
打率も.292となり、ついに3割も見えてきました。
厳しい戦いが続くなか、その打棒をさらに安定させてくれれば。
そのバットに掛かる期待はもちろん大きい背番号31
今後も「一打席、一打席集中して」
鮮やかな打球で打線を引っ張ってほしいと思います。


一方投手陣では今季2度目の『吉見対決』を制した吉見一起
今季3勝、しかも3試合連続完封横浜相手ということで
立ち上がりはそんな意識もあったのか、ややバタバタ
ただ中盤以降は、勝負どころで甘くなった吉見祐治を尻目に
落ち着いた投球を取り戻した感もありました。
まあ粘りの投球で、7イニング7安打3失点は御の字ですし、
球数が120を越えていたことで、完投こそできませんでしたが、
次回まで細かい部分を修正し、立ち上がりの球数を抑え、
リベンジとなるツバメ打線を封じてほしいです。

さらに3番手の浅尾が、セットアッパーの貫禄を。
8-3と5点差という状況のなか、
おそらく出番はないのではと思っていたかもしれませんが、
13球中、1球しかストライクが入らないヤツのせいで、マウンドへ。
点差こそあれど、ここで一本でもヒットを許せば、
ゲームの流れが変わっていたかもしれませんが、
浅い中飛に、三振2つと、見事な火消しぶり
得てして「無死満塁は点が入らない」とも言いますが、
さすがは7月月間MVP、その仕事ぶりは光っていたと思います。


前日の負けがやや嫌な感があったうえ、移動日ゲーム。
ナインの動きはどうかなとも思いましたが、
さすがに上を見据えているチームだけに、
モチベーションが下がっていなくて、うれしかったですね。
さらにお得意さま相手に妙な意識もなく、
自分たちの野球で勝てたことは、本当にヨシだなと。
ややブランコの不調が心配ですが、
これまで頑張ってきましたし、こういうときこそ
森野をはじめとした他のバッターでカバーしていただきたいなと。
巨人もなかなか負けず、ゲーム差は1.5差のまま。
しかしこちらはやはり一戦一戦に集中していくこと。
やや天候的には不安定ではありますが、
ドラゴンズ的にはさらにチーム状態を安定させて、
きっちり貯金を増やしていってほしいと願います!


☆ウィナーズ・ボイス(7日)

◎森野将彦

<2本塁打を含む、5打数5安打5打点>
「(おめでとうございます) (脱帽して)ありがとうございます。
(まずは先制の2ラン、カウント2-0になったが、
どんな気持ちでボールを待っていたのか)
いやもう、追い込まれていたんで、
えー、何でも来てもいいように、えー、自然体で待ちました。
(真っすぐきましたね)
そうですね、ほんとにね、甘い球来たんで、反応で打てましたね。
(2本目の本塁打はスライダーだったが、どんな感触でした)
そうですねえ。それもほんとにね、
2ストライクから甘いとこ来て、まあ、ほんとにね、
えー、まあ狙ってはなかったですけど、
いいバッティングができました。
(そういう形での反応、かなりいい状態、調子も上がってきている)
まあ、いいとは言えないんですけど(笑)、
一打席一打席集中して立ってるのが、
いい結果につながっているのかなとは思います。
(そして今日は5打数5安打、打率も.290を越える形になったが、
1試合5安打の気分っていうのは、どんな感じ)
まあ自分でも怖いくらいなんですけど、
まあ、プロ入って初めてなんでね、
え-、まあとにかく毎試合いいところで打てるように、
これからも頑張っていきたいと思います。
(チームにも大きく貢献できた。納得の打席だったのでは)
そうですね、今日に関しては、えー、ほんとにね、
いい打席を全部できたと思うんで、
明日も全部の打席打つくらいの気持ちで行きたいと思います。
(ファンのみなさんにひと言)
そうですね、チームも良い位置にいるんでね。
えーとにかく勝ち続けるだけなんで、
とにかく目の前の一試合を勝てるように頑張っていきたいと思います!」


<プロ初の1試合2本塁打がチームを勝利へ導いた。
一塁に井端を置いた初回。カウント2-0から
左腕・吉見祐治の内角高め真っすぐをとらえて15号2ラン>
「(打った球は)ストレート。
狙い球を絞れる状況じゃないんで。
追い込まれていたので、体が勝手に反応しました」

<5回1死では盗塁の荒木を二塁に置いて
1-1からスライダーを右翼席中段へたたき込む。
右翼手がほとんど追わない、完ぺきなアーチを描いて>
「(5回の本塁打は)うまく粘れた。
狙っていたわけじゃないけど、いいスイングができました」

<調子は決していいとは言えなかった。
この日の試合前のフリー打撃では
落合監督から手首の使い方について指導を受けた。
即座にその成果を披露したかたちになって>
「四苦八苦していて。
(監督からの指導は)手首をこねない、ということです。
子供のころから言われていることだったんですが、
『ああそうだな』と(監督に)気付かされました。
少年野球時代から指摘されていたことを思い出した」

<試合前まで11勝1敗と圧勝していたこのカードだが、
自身は対戦打率.200しか残していなかった。
故郷ともいえる横浜では、.130の低率。
ひとりだけ乗り遅れていたといってもいいだろう>
「今年はなぜか打ってなくて」

<この夜は3回に右前打、6回には中前適時打、
9回にはダメ押しにつながる右翼線二塁打を放って、
これまた自身初の1試合5安打。
打たなければならないという責任感がそう言わせて>
「5安打? 初めてなんで、自分でも怖いぐらいですね。
でもきょうのは全部甘い球」

<6日の阪神戦第2打席からの連続打数安打を『7』とし、
05年にウッズがつくった球団記録の「8」にあと1と迫ったが、
とぼけたセリフで帰りのバスに乗り込む>
「それはないね。明日(8日)の第1打席で終わりますよ」
中スポサンスポおおさか報知時事通信
朝日新聞スポニチ名古屋ニッカンデイリー


○吉見一起
<制球に苦しみながらも7イニング7安打3失点(自責2)。
自己最多のシーズン11勝目を挙げたというのに、笑顔はなかった。
数字は決して悪くはないが、内容に納得はしていない。
試合後は反省ばかりが口をついて>
「立ち上がりどうこうではなく、
きょうは完投しないといけないと思います。
点を取ってもらったので、もっとトントンといかなければ
いけないのですが、ちょっとバタバタしすぎたかなと思います」

<相手はお得意様の横浜だというのに、立ち上がりから不安定。
森野の2ランで先制点をもらった初回にいきなり崩れかけた。
今季の登板18試合目にして初めて、先頭打者への四球を与えると、
内川の中前打で1死一、三塁とピンチを広げられ、
村田の遊ゴロ併殺崩れの間に1点を失った。
横浜打線を相手に29イニング目で初めて失った1点。
短い言葉で振り返って>
「あれ(村田へのシュート)は予定通り。
でも、先頭打者の四球はまだまだということ。
きょうはよく3点で抑えたなと思う」

<防御率は1.66に下がったものの、リーグ2位をキープ。
11勝、110奪三振も同じくリーグ2位。
反省ばかりが口を突くのも、理想が高いからこそ。
次回登板は14日の東京ヤクルト戦が有力。
同カードは今季0勝2敗と苦手にしているが、
気を取り直して、次こそは完ぺきな投球で勝ってみせる>
「きょうはもう終わったので…。
次が本当の勝負だと思うので、そこへ向け、
しっかり調整していきたいと思います。
また館山さんと当たると思いますから。
映像を見て、修正できるところは修正していきたい」
中スポ中日新聞共同通信社時事通信スポニチ名古屋ニッカン

○浅尾拓也
<突然の出番でも貫禄の投球をみせる。
5点リードの8回から登板したパヤノが3連続四球。
無死満塁とした後のマウンドだったが、
金城を中飛、仁志、森笠を連続三振に打ち取った。
会心の投球に満足そう>
「(コーチの)森さんからは、(走者を)返してもいいから、
ためるなと言われてましたが、0点で抑えるつもりでした」
(中スポ)

○小林正人
<6点リードの9回を3人切りで締める。
8回に同じ左腕のパヤノが出した3連続四球を
目の当たりにしていただけに、ホッとした表情で>
「意識はしていました。しっかり抑えられてよかったです」
(中スポ)


○英智
<7月21日の広島戦以来のスタメンで2安打1打点。
3回の満塁の好機では凡退も、5回に左前打。
9回2死二塁では左翼へ適時二塁打。ダメ押し点を叩き出した。
自らの結果より、チームの勝利を喜んで>
「勝利に貢献できたかわかりませんが、チームが勝ってよかった。
3連勝の頭をとって、2戦目、3戦目につながる」
(中スポ)

○小池正晃
<横浜戦今季初スタメンで2安打3打点の活躍をみせる。
5回、森野の2本目の2ランが出た後の
2死一、二塁で、左翼フェンス直撃の2点二塁打。
9回2死二塁でも左前適時打を放ち、チームの得点を10に乗せた。
昨季途中まで在籍した古巣に意地をみせて>
「気持ちで打ちました」

<夏の甲子園がいよいよきょう8日から開幕
先日、神奈川大会の決勝で横浜隼人高が
桐蔭学園高を破ったと聞いて「それは残念」と答えていたが、
横浜高OBとしては素直に応援できない理由は>
「理由ですか? まあ、どうせなら
強そうなチームに出てほしいですからね。
やっぱり神奈川県代表は気になるし。
それともう1つは隼人は(準々決勝で)
ウチの学校を破っていますからね。どうも応援できなくて」。
(中スポ、<ドラ番記者>

○谷繁元信
<1点差に追い上げられた直後の2回2死、
吉見祐治の初球、131キロフォークを振り抜くと、
打球は大きな弧を描いて左翼スタンドに吸い込まれた。
200本塁打まであと2本と迫る今季4号が、勝利をグッとたぐり寄せて>
「振ったところにボールがきたんだよ。
ストレートを待って振ったらフォークで…。
まあ、そんなに本塁打を打つ打者じゃないから、ダメージはあっただろうね」

<投げる側からすればもったいない、
打つ側からすれば、してやったり。手応え十分のアーチに>
「あんな力があるんだね」

<正捕手もまた、森野と同じように
試合前の落合監督のアドバイスによって生き返った。
この日は5打数1安打。満足はできないが、効果はあったよう>
「内容? まあ、ちょっとしたポイントだね。
悪いところを指摘してもらった。
生きた? うーん。ワンスイングだけだけどね」

<現時点で打率.200だが、対横浜は.286>
「横浜にいい? それじゃダメなんだけどね」

<立ち上がりから本調子ではなかったが、
要所を締めた吉見一起の投球について>
「打線がつながらなかったのが良かったね」
中スポ中日新聞

○荒木雅博
<5、6回に二盗を決め、
どちらも森野の本塁打と適時打でホームを踏んで>
「(配球を)読んだ部分はありましたね。
5回の方はチェンジアップがくるんじゃないかと思ったんです
(実際はスローカーブ)。
6回? あれは0-2だったし、たぶん真っすぐだろうと。
それを森野が打つかなと思って走ったんですが、
結果的に盗塁になりました」

<これで24盗塁。トップの赤星(阪神)は3差。
2位の福地(東京ヤクルト)には1差と詰めた。
連盟が表彰する野手6タイトル
(打率・本塁打・打点・安打・盗塁・出塁率)のなかで
最低?の3位に甘んじているのが盗塁だが、真顔で言って>
「盗塁だけ3位ですか…。なんとかがんばらないとね。
それに、それだけのタイトル争いをして
優勝できなかったら、逆に怒られちゃいますよ」
(中スポ)


○小山桂司
<打撃向上に本腰を入れている。
ティー打撃で通常のバットより
一回り大きな長尺バットを振って練習。
7月31日に小田が1軍合流し、捕手が3人になったことで、
バットでもアピールチャンスをつかみたい>
「バットを最短の軌道で出るようにつかっています。
ティーと素振りだけ。さすがにこれでボールを打ったら折れますね」
(中スポ)

○立浪和義
<この日は練習時間終盤に小山を呼び止め熱心に打撃指導。
踏み込む足への体重移動の修正を助言>
「前の日(6日)に変なバッティングをしていた。
あいつは試合に出るから早めに治しておかないとね」

<試合では序盤から大量リードの展開で、
代打の切り札に出番はなし。気持ちはすでに次戦へ向いて>
「出番があるときに頑張ります」
(中スポ)


○河原純一
<1年間の浪人生活を経て、見事な復活を遂げているが、
その1年間、トレーナーとして支えてくれたのが、大倉孝一氏。
駒澤大の10年先輩と二人三脚のトレーニングが始まったのは昨年1月。
筋力が低下している右ひざだけではなく、体全体の強化に乗り出した。
トレーニングは2カ月に1回のペース。
東京から倉敷に通い、ホテルに泊まり込んだという。
慣れない筋トレに悲鳴をあげながらも、球界復帰を目指して
鍛え続けると、最初は80キロだったスクワットの重さが
最終的には160キロに。強靱な下半身を手に入れた>
「1回で2、3週間くらい泊まってやるんだけど、きつかったよ。
でも、東京に帰っても大倉さんに言われたことだけをやろうと思っていた」
(中スポ)

◆大倉孝一
<現在、女子野球の日本代表監督を務め、
故郷の岡山県倉敷市でスポーツジムなどを経営。
太田誠・駒澤大前監督からの依頼に快諾して、
浪人中の後輩・河原と二人三脚のトレーニングを続けた。
振り返って、こうしみじみ語ったが、
実はいわゆる『レッスン料』はもらっていないという>
「いままで現役選手のトレーナーをしたことはあっても、
11月のトライアウトに照準を合わせるというのは初めて。
(河原と)よく話し合いましたね。
まさかここまでやるとはね。
初登板のときに電話をもらいましたが、本当にうれしかったな」
(中スポ)


○落合監督
<横浜戦27年ぶり9連勝で、今季最多タイの貯金19。
森野の活躍などで大勝にも難しい顔で>
「何もありません。
僕は評論家ではないので、ゲームを評論する立場ではない」

<森野へのアドバイスについて>
「技術的なことを言って(報道陣に)分かる人がいる? 
記事にできる? 内部のことを話すと思いますか? 
そういうことは選手に聞いて」
(中スポ、毎日jp


記録備忘録。(7日)

森野
が2本塁打を含む5打数5安打
自身3安打以上の猛打賞は通算39度目になるが、1試合5安打は初めて。
また、6日阪神戦の第2打席からは、1死球を挟み7打数連続安打
連続打数安打のプロ野球記録は、91年・レイノルズ(横浜大洋)、
03年・高橋由伸(巨人)の11打数。
球団記録は51年・西沢道夫、05年・ウッズの8打数。
スポニチ

2009年8月 7日 (金)

川井大乱調序盤8失点も続投、諸々連勝ストップ。

力の差を見せつけ、後半戦好調の阪神に連勝。
首位・巨人との差がついに1ゲームとなったドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの第3戦は序盤から思いも寄らぬ展開に。
開幕11連勝の先発・川井雄太がいきなり捕まり、
初回4連続二塁打などで一挙5点を奪われると、
2回にも3ランを喰らい、なんと8失点の大乱調。
一方、打線は阪神先発・久保に翻弄されてしまい、
8回に2点を返して、完封を免れるのがやっと。
川井の連勝は11で、ナゴヤドームの連勝も10でストップしました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 14回戦
(6日・ナゴヤドーム | 中日9勝5敗)
34264人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神
中 日
[敗] 川井(15試合11勝1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
川井、ネルソン、小林正人、高橋 - 谷繁、小山、小田

◇対阪神14回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数2安打)
2 (二)荒木  (5打数2安打)
3 (三)森野  (3打数2安打)
4 (一)ブランコ (4打数1安打2打点)
5 (左)和田  (3打数1安打)
6 (中)藤井  (4打数無安打)
7 (右)野本  (4打数1安打)
8 (捕)谷繁  (0打数無安打)
9 (投)川井  (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・阪神> P・川井(中6日)
平野初球中直球遊直、
大和中チェンジアップ投返し中前打、
鳥谷初球前大和スタート・川井一塁けん制偽投でボーク
鳥谷外外れ四球、
1死一、二塁から、金本中入るスライダー右翼線適時二塁打(D 0-1 T)
1死二、三塁から、新井初球内直球左翼線2点二塁打(D 0-3 T)
1死二塁から、ブラゼル外カーブすくい上げ・
右中間フェンスオーバー適時二塁打(D 0-4 T)
谷繁マウンドへ
1死二塁から、桜井0-3中高め直球左中間突破適時二塁打(D 0-5 T)

<1回ウラ・中日> P・久保
井端遊ゴロ、荒木中前抜けるヒット、
森野フルカウント中フォーク空三振・エンドラン荒木二盗失敗


<2回・阪神> P・川井
平野中スライダー合わせて左前打、
大和初球平野二盗、大和捕前バント谷繁三塁送球封殺、
鳥谷二塁寄りゴロ井端バウンド合わずこぼしエラー、
1死一、二塁から、金本中直球打ち損じ三邪飛、
新井6球目ダブルスチール成功、
2死二、三塁から、新井内甘く入る直球左翼席運ぶ3ラン(D 0-8 T)
ブラゼル外直球中前打、桜井三遊間抜くヒット、狩野三ゴロ

<3回・阪神> P・川井 捕・小山
久保空三振、平野外カーブ左飛、大和中直球右飛

<3回ウラ・中日> P・久保
野本遊深いゴロ内野安打、小山中直球二直、
川井外直球遊ゴロ6-4-3・川井全力疾走併殺逃れる、
井端外フォーク遊ゴロ


<4回・阪神> P・川井
鳥谷初球カーブ左前打、金本中スライダー捕邪飛、
新井中チェンジアップ左前落ちるヒット、
1死一、三塁から、ブラゼル外スライダーひっかけ1-6-3併殺

<4回ウラ・中日> P・久保
荒木遊ゴロ、森野外チェンジアップ右中間ヒット、
ブランコ内低めフォーク空三振、和田中カット伸びなし中飛


<6回・阪神> P・川井
大和外外れ四球、鳥谷外直球打ち上げ右飛、
金本内直球一二塁間突破ヒット、
新井一邪飛ブランコ落球、
1死一、三塁から、新井フルカウント外直球右犠飛(D 0-9 T)

<6回ウラ・中日> P・久保
代打福田フォークひっかけ遊ゴロ、井端外直球右前打、
荒木右飛、森野外フォーク中前抜けるヒット、
2死一、三塁から、ブランコ外低めフォーク空三振


<7回・阪神> P・ネルソン
桜井四球、狩野2球目ネルソン暴投・桜井二進、
狩野150キロ当たり良すぎ中直、久保打つ気なし空三振、
2死二塁から、平野外高め151キロ遊ゴロ

<7回ウラ・中日> P・久保
和田初球高いバウンド遊内野安打、
藤井二正面ゴロ・大和併殺焦り弾いて二塁セーフ、
1死二塁から、野本中チェンジアップ三邪飛、
小山2球目久保暴投・和田三進、
2死三塁から、小山中フォーク空三振


<8回ウラ・中日> P・久保
英智外スライダー中前落ちるヒット、
井端スライダー左飛金本拝み捕り、
荒木外カット右方向ヒット、森野初球右太もも死球、
1死満塁から、
ブランコ外フォークバットの先も・
ゴロで中前抜けていく2点適時打(D 2-9 T)

ブランコ送球間二進・代走岩﨑達郎
1死二、三塁から、代打小池外カット遊飛、
2死二、三塁から、藤井中スライダー遊ゴロ


<9回ウラ・中日> P・渡辺
野本中直球打ち上げ左飛、小田投手弾くも遊ゴロ、
英智内パーム左前ヒット、井端外スライダー右中間ヒット、
粘り見せるも、荒木中直球右飛、
試合終了。


【ゲームレビュー】
川井9失点で初黒星

阪神は1回、金本からの4連続二塁打などで5点を先制。
2回にも新井の11号3ランで加点した。
先発の久保は8イニング9安打2失点で6勝目。
中日先発川井は6イニング9失点で
今季初黒星を喫し、開幕からの連勝が11で止まった
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


チーム3連勝、阪神戦4連勝、ナゴヤドーム10連勝
そして何と言っても、川井本人開幕11連勝
さまざまな連勝の期待を背負ってのマウンドになりましたが、
初回5失点、2回3失点。文字通り「華々しく散った」かなと。

白星つかみ捕れず…。それにしても初回の川井
打たれっぷりは、凄まじかったなと
もともと立ち上がりには
課題のある左腕ではありますが、
この日は、いきなり
自身のミスが不運の幕開けに。
鳥谷への初球前、
大和が二塁へスタート。
慌ててけん制をしようとするも
偽投と判断され、ボークの宣告。
思わず苦笑いでしたが、
やはり動揺はあったようで。
その鳥谷に四球を与え、
一、二塁としてしまうと、
その後は甘く入ったボールをことごとく叩かれるありさま。
金本にはライト線、新井にはレフト線、
ブラゼルにセンターオーバーフェンス直撃を許すと、
桜井には0-3から左中間へ運ばれる4連続タイムリーツーベース
右へ、左へ、真ん中へ、ものの見事に運ばれるさまは、
もはや本来の川井の投球ではないなと。

それでも川井登板の際は、いつも味方の援護がある。
5点ビハインドとはなってしまったものの、まだ初回
何とかなるだろうというかすかな望みは、続く2回で早くも消滅
けん制のクセを見抜かれているのか、
先頭でヒットで出た平野に初球すぐさま走られてしまうと、
2死から新井の時には、大和・鳥谷のダブルスチール。
連勝中もウイークポイントとして挙がっていたものの、
思いも寄らぬ阪神積極的な足攻めに揺さぶられた背番号17
しかし流れを引き戻すことはもはやできずに
この日なぜか合っていた新井に内へのストレートを
ものの見事にレフトへ持って行かれての3ランホームラン
ただでさえ球威のない左腕の生命線は、低めへの制球力
しかしこの日は、踏ん張りが利かずに球が浮いたうえ、
どのボールもかなり見やすかったようですね。
打ち損じなく叩かれまくられ、自己ワーストの2イニング8失点
3回の守備で早くも谷繁が引っ込んだ時点で、
この日の勝負、そして連勝ストップが決まってしまいました。


まあ8点差になってしまうと、ジ・エンド
いくら勝負強さを誇るドラゴンズ打線でも、
この日の久保の投球を考慮すれば、おのずと答えは見えたかなと。
ただそんななか、驚いたのは、
それだけ失点してもベンチが動かず、川井続投させたこと。
投手陣を預かる森コーチの判断だったようですが、
あえて投げさせたことは、今後へと繋がるんじゃないかなと。
同じ先発投手でも、小笠原ならおそらく代えていたでしょう。
ただここまで11連勝してきた投手、
いくら徹底的に打ち込まれたとしても、そう易々は代えられない。
さらに夏場6連戦の最中で、リリーフ陣を温存したい。
また次週折り返しで、全く同じカードでの登板がある。
打ち込まれままで下げてしまっては、
相手良い印象を与えてしまうし、本人にも何も残らない
実情がどうだったのかはわかりませんが、
「この試合だけではなく先のことも考えて、だ」という
首脳陣の決断には、そうだよなと思わず納得してしまいました。

結果的には、6回に新井の犠飛で
中押しの1点こそ奪われたものの、この日120球を投じ、
3回以降は、本来の粘りの投球も垣間見せてくれた川井
その部分ではベンチの思惑に応えてくれたかなと。
足対策など今後に課題が残りましたが、
それ以上に11連勝してきた左腕において怖いのが、その反動
川井本人は「そりゃ負けますよ。人間ですもん」と
笑顔で話していたようですが、
きっちりと切り替えて次戦以降に臨んでくれればいいなあと。
まあ打たれ方が尋常ではなかっただけに、
ショックが尾を引くことは少ないだろうとも取れますが、
自身できっちりとその辺りの切り替えができるか。
次週も先発となれば、まさにリベンジマッチ
重圧から「解放された」左腕真価に、ぜひとも注目したいです。


8回に何とか2点を返し、完封こそ免れたものの、
巨人のゲームがなかった日にこそしっかり勝って、
多少でも詰めておきたかったですね。
ただ勝負はまだ先でしょうし、慌てることもないでしょう。
そして今週末は、再び関東遠征
ハマスタでの横浜との3連戦を迎えることになります。
今季11勝1敗、対戦8連勝中と完全にカモにしている横浜ですが、
この日のように連勝というのは、いつかは止まるもの
そのウラで週末で巨人東京ヤクルト
潰し合いをしてくれるだけに、こちらはしっかり勝ち越しておきたい。
ちなみに先発予想は、初戦から
吉見一起-吉見祐治、小笠原-ウォーランド、中田-寺原
第3戦の先発がしっかり投げてくれればいいですね。
大敗となったものの、チーム全体としても
しっかり切り替え、次のカードへと向かってほしいと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(6日)

●川井雄太

<6イニング13安打9失点(自責6)で今季初黒星を喫し、
開幕から続いていた連勝記録が11でストップ。
初回からいきなり4連続二塁打を含む5連打を許し、
5点を先制されると、2回には新井に3点本塁打を浴びるなど、
序盤で8失点し流れを失った。制球が甘く、四球に暴投、
ボークもありの独り相撲に肩を落として>
「立ち上がり、リズムが悪く、そこをつけこまれてしまった。
早く自分のペースに戻せればよかったのですが…」

<ペースを乱したのは阪神の足攻め。
初回のボーク、さらに2回には二盗と重盗。
1イニングで3盗塁を許した。
初回1死一塁で3番・鳥谷を迎えた場面。
アッと思ったときには遅く、プレートを外さないまま、
一塁へのけん制動作を途中でやめてしまった。
すぐにミスに気づき、西本一塁塁審がボークのジャッジ。
クイックモーションが苦手な左腕は
これまでも走られることが多く、本人にも自覚がある。
だからこそ、ボークの判定にがっくりと首を折って>
「ボークは、最初からけん制を投げるつもりだった。
(一塁へ)けん制をしようと思っていたタイミングで
走られたので(モーションを)止めてしまった。技術のなさです」

<それでも成長の証しは苦しんだこの日のマウンドにもあった。
3回以降もベンチは続投させ、それに応えた。
3回から6回までの4イニングは1失点と修正した>
「でも(3回以降も)投げさせてくれたのは本当にありがたいことです。
そのときではもう遅いんですけど、
投げさせてもらえる限りは抑えようと思いました」

<ここまでノンストップで駆けてきた。
走り続ける間、貴重な体験を積み重ねてきた。
独特のメンタルコントロールでつないできた記録は、
自己ワーストの13安打、9失点と
派手に打たれて途切れたが、サッパリした顔>
「そりゃ、つねに勝ちたいですけど、
いつかは負けますよ。人間ですもん。
自分の記録より、チームが優勝できる方が断然うれしい。
いつかは負けるし、切り替えていきたい」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信朝日新聞
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

●森バッテリーチーフコーチ
<指揮官からの『(交代を)どうする?』という問いかけに
『NO』と返し、あえて6回まで投げさせたのは、
少しでもいいイメージで降板させたいから。
川井続投の意図を説明して>
「あれが3、4失点ならば代えていた。
でも先発としての責任を果たしてこい、ということ。
この試合だけではなく先のことも考えて、だ」
朝日新聞スポニチ名古屋

○久慈守備走塁コーチ(阪神)
<阪神の各走者の川井に対しての『抜群以上』のスタートについて>
「何かをしていかないと、11連勝もしている投手には勝てません。
川井に対して、こういう攻めでいこうというのは
ミーティングでも話し合いましたから。
少々、ギャンブル的な早いタイミングでのスタートでした」
(中スポ)

●小林正人
<中継ぎ左腕が8イニングを3人でピシャリ。
大差だったとはいえ、2死から金本を投ゴロに打ち取って>
「金本さん? 怖さはあるけど、特別な意識をせずに、
いつものように低め低めを意識して投げました」
(中スポ)


●トニ・ブランコ
<8回1死満塁で中前適時打を放ち、2打点を記録。
リーグトップの打点を80に伸ばす。
守備では一邪飛を取り損ねるなどミスもあったが、
帳消しとなる一打に、安どの表情。
3打席目まで、久保に完ぺきに抑えられていたが、
16打席ぶりの快音となる安打を喜んで>
「バットの先っぽだったけど、何とか抜けてくれて良かったよ」

<この3連戦で初安打初打点となったが、試合後正直に振り返って>
「この3連戦は厳しかった。
相手投手は低め低めに投げてくる。自分のコンディションも悪かった」

<交流戦の序盤まで、まだ今ほどの安定度がなかったころは、
凡退してバットをグラウンドにたたきつける姿も目立ったが、
この夜は空振り三振を喫してもバットを放ったりせず、
センターの大スクリーンに映し出される自身のスイングをじっくり観察。
失敗から成功を導き出す方法をさぐって>
「どんなボールをどう振ったか、確認したんだ」

<この夜2三振を喫した久保とはおそらく来週、
京セラドーム大阪でまた対戦する。
さらに強固な4番になるための努力は惜しまない>
「いろいろな投手と対戦するから
(投球スタイルを)整理するのは困難だけど、
たくさん考えてたくさん振るだけだ」
中スポサンスポスポニチ名古屋

●英智
<途中出場していたが、2打数2安打と存在感をアピール。
8回先頭から中前打をマークすると、9回2死からは
左前打を放って、最後の打者を免れる。
打席に立つのは7月29日以来だったが>
「久々だったから思い切っていこうと思っていました。
準備はいつでもしていますから」
(中スポ)

●荒木雅博
<結果的には9安打を放ったが、またしても久保を攻略しきれず。
自身も2安打を放ったがこうポツリ>
「やられた気がしない」
中スポ

●和田一浩
<この日の試合ではフォークやスライダーを多投。
久保の千葉ロッテ在籍時から数多く対戦しているが、
攻略のヒントについてこう語る>
「フォーク? そのへんの見極め、対策が大事になるんじゃないかな」
中スポ

●石嶺打撃コーチ
<リベンジの機会は1週間後に到来。
順当なら京セラドーム大阪で行われる阪神3連戦で
久保が再び登板してくるはずだが、自信を見せて>
「それぞれの打者は考えながら打席に立っている。
こういう(大差のついた)展開になっても
しっかりヒットを打っていた。次は打てるんじゃないかな」
中スポ

●立浪和義
<前夜に長嶋茂雄氏の通算安打数2471本に並び、
この日は『ミスター越え』が期待されたが、最後まで出番なし。
8イニングを2失点に抑えられた阪神・久保に対してはこう分析>
「点差もあったし、うまくすかされたね。
また気持ちを切り替えてあしたから頑張るよ」
(中スポ)

●小山桂司
<ナゴヤドームでの試合前、子どもたちが
中日の練習を見学するツアーが行われていたが、
練習時間終盤、守備練習から帰ってきて、
子どもたちに囲まれて撮影体制に入ったところに、
ちょうど立浪もベンチに帰ってきた。
目を輝かせて大喜びの子どもたちに囲まれつつ、びっくりしたのは本人。
流れで2人一緒に写ることになり、
やや緊張気味な笑顔で記念撮影に写ったが>
「びっくりしたね。同じチームで一緒にいるけど、
やっぱり偉大な人だから緊張しますね。
あの写真、むしろ自分が欲しいくらい」
(中スポ<ドラ番記者>

●岩﨑達郎
<前日が後半戦初出場。といっても代走で出場した一瞬だけ。
7月10日に2度目の1軍昇格して以降、前日が2度目。
この日の代走&三塁守備で3度目となったが、
いまの主な仕事はベンチウォーマー>
「いまの仕事? ベンチで声を出していますよ」

<主な役割は井端、荒木、森野らが故障したときの
内野のバックアップ。頑丈な先輩たちがいるだけに
なかなか出番に恵まれないが、こんな男も強竜を支えている>
「準備だけはしています」
(中スポ)

●野本圭
<気温は30度を超え、湿度も70%。
不快指数にすると80以上の数字になる夏の名古屋。
初体験のルーキーはさすがに閉口気味>
「試合はドームだからいいですけど、外はね」

<ただ、そんな中でも体調のために何が重要かは知っているよう。
合宿所『昇竜館』の自室はエアコン完備だが、
ギンギンに冷やしたりはしない。
過ごしにくいことでは有名な名古屋の夏との
付き合い方を覚えたら、怖いものはない!?>
「つけても、寝るときには消します」
(中スポ<ドラ番記者>

◆朝倉健太
<前日の阪神戦で今季8勝目を挙げ、この日クールダウン。
次回登板も得意の阪神戦が予想されるが>
「阪神? 何度も言うようですが、特に意識はありませんよ」
(中スポ)

◆中村一生
<今季初の1軍合流を果たす2週間ほど前の
6月27日未明、携帯電話にメールが届いた。
国際武道大で同期だった埼玉西武の3年目右腕・山本淳が
前日に果たしたプロ初登板の内容を伝えるものだった。
野球部の同級生がプロに進んだ2人の成績を
速報するために運営しているメーリングリストを
通じて送られた。自身はこれを『連絡網』と呼ぶ>
「目立つところでプレーすると連絡網がまわってくるんです。
自分を含めて50人くらいに届くようになっています。
同窓生同士、仲がいいですから」

<プロに進んだ同期の代表の活躍は特に気になる。
山本のメールを見たときの心境を振り返り苦笑い。
自身も7月10日に1軍合流。
まわってきた『連絡網』を思い出し気を引き締めたという>
「山本も頑張ってるなと思う反面、
こんな内容(1/3イニング3失点降板)でも流されちゃうんだなって」

<7月17日の横浜戦でプロ初アーチ。
友人からの祝福メールに混じって、
しっかり活躍を伝える『連絡網』もまわってきた>
「やっぱりうれしかったですよ」

<ただよいことばかりは続かなかった。
出場すればチームが勝つ『ラッキーボーイ伝説』を
7試合続けたが、7番中堅で先発出場した7月29日の巨人戦で
チームが敗れ、自身も今月2日に出場選手登録登録を抹消された>
「送球が課題だと言われました。
正確性を磨いて、再び呼んでもらえるように頑張ります。
それに、こっちにいると連絡網もまわってこないですからね」
(中スポ)


●落合監督
<よもやの大乱調で開幕からの連勝が
11で止まった川井について、笑顔すら見せて>
「(川井は)十分連勝の重圧を楽しんだんじゃない。
これでやっと(連勝の重圧から)解放されるでしょう。
みんな(報道陣)が重圧をかけてくれたから。
やられるときはこんなもん」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信朝日新聞
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

2009年8月 6日 (木)

立浪気迫井端集中勝ち越し劇、竜貫禄虎に連勝!

チェンの力強い投球で阪神に圧勝。
地元での初戦をきっちりとモノにしたドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの第2戦は、
1-1で迎えた終盤7回、突如制球を乱した岩田から
連続四球で1死一、二塁のチャンスをもらうと、
代打立浪・井端の見事な連打などで、勝ち越しに成功
そして8回以降は浅尾-岩瀬とつないで、貫禄の連勝
ナゴヤドーム10連勝、貯金を今季最多の19にするとともに、
この日引き分けた巨人との差がついに1ゲームとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 13回戦
(5日・ナゴヤドーム | 中日9勝4敗)
34076人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神
中 日 ×
[勝] 朝倉(18試合8勝5敗)
[S] 岩瀬(42試合1勝2敗32S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
朝倉、浅尾、岩瀬 - 小山、谷繁

◇対阪神13回戦・スタメン
1 (遊)井端  (3打数1安打2打点)
2 (二)荒木  (4打数無安打1打点)
3 (三)森野  (3打数1安打)
4 (一)ブランコ (4打数無安打)
5 (左)和田  (4打数1安打)
6 (中)藤井  (4打数無安打)
7 (右)小池  (2打数無安打)
8 (捕)小山  (2打数1安打)
9 (投)朝倉  (0打数無安打)

【イニング経過】
<1回・阪神> P・朝倉
平野初球スライダー左足死球、藤本初球投犠打、
鳥谷中フォークバットの先中前落ちるヒット、
1死一、三塁から、金本中フォークボテ一ゴロ・
ブランコ本塁送球・三走平野三本間挟殺(走塁死)、
2死二、三塁から、新井中シュート三ゴロ

<2回・阪神> P・朝倉
ブラゼル外低めフォーク二ゴロ、
リン外シュート一ゴロブランコ一塁トス悪送球エラー、
狩野外フォーク捕ゴロ進塁打、
2死二塁から、岩田外シュート見三振

<2回ウラ・中日> P・岩田
ブランコ内低め直球見三振、
和田中スライダー三塁線突破二塁打、
藤井高いバウンド三ゴロ進塁打、
2死三塁から、小池中フォーク手が出て三振


<3回・阪神> P・朝倉
平野見三振、藤本中スライダー一ゴロ、
2死から、鳥谷中甘く入ったシュートすくい上げられ・
高々右翼持って行かれる本塁打(D 0-1 T)

<3回ウラ・中日> P・岩田
小山外高め直球右中間オーバーフェンス直撃二塁打、
朝倉一犠打チャージブラゼル三塁悪送球(犠打野選)、
無死一、三塁から、
井端中低め直球きっちり右犠飛(D 1-1 T)
荒木二ゴロ進塁打、森野シュート抜け背中死球、
2死一、二塁から、ブランコ初球高めフォーク叩くも遊直


<4回・阪神> P・朝倉
新井三遊間抜くヒット、
ブラゼル初球左方向打ち上げ・和田前進もグラブの土手落球(左安打)、
無死一、二塁から、リン初球フォーク大きな中飛・新井三進、
1死一、三塁から、狩野初球シュート引っ張り前進三塁正面ゴロ・
森野バックホーム・三走新井三本間挟殺、
2死一、二塁から。岩田外シュート遊ゴロ6-4二封

<5回・阪神> P・朝倉
先頭平野初球外フォーク左中間・
藤井ランニング地面スレスレ好捕

<5回ウラ・中日> P・岩田
小山中フォーク空三振、朝倉フルカウント低め見て四球、
井端内スライダー引っ張り三ゴロ5-4-3併殺


<6回・阪神> P・朝倉
新井やや嫌がり四球、ブラゼル外シュート打ち損じ左飛、
リン外高めフォーク投ゴロ1-6-3併殺

<7回・阪神> P・朝倉
狩野外シュート打ち上げ二飛、岩田外シュート空三振、
平野内直球詰まり遊飛・初の三者凡退

<7回ウラ・中日> P・岩田
藤井中フォーク投ゴロ、
小池スライダー抜けまくりストレート四球、
小山ボール高く浮きストレート四球、
1死一、三塁から、代打立浪中高め直球振り抜き・
右前落ちるクリーンヒット
(歴代7位タイの2471安打)
岩田KO立浪に代走出さず
P・アッチソン 右・浅井
1死満塁から、井端中高め直球右前勝ち越し適時打(D 2-1 T)
二塁代走・岩﨑達郎
1死満塁から、荒木中高め直球叩き遊ゴロ・
鳥谷飛び込み三塁送球・6-5-4併殺崩れの間(D 3-1 T)


<8回・阪神> P・浅尾(7月リーグ月間MVP) 捕・谷繁
代打葛城フルカウント中直球左邪飛、鳥谷中フォーク空三振、
金本中低め153キロジャストミートセンターオーバーフェンス直撃二塁打、
2死二塁から、新井中スライダー空三振

<9回・阪神> P・岩瀬 左・英智
ブラゼル初球外スライダー当てただけ遊後方フライ、
浅井ストレート四球、
代打桜井外高めシュート泳ぎ遊ゴロ6-4二封、
代打矢野外シュートバット折りながら遊越えヒット、
2死一、二塁から、代打高橋光信外高め直球遊ゴロ6-4二封、試合終了。


【ゲームレビュー】
3連勝 阪神戦4カード連続で勝ち越した
6回まで岩田に3安打に抑えられたが、7回1死から連続四球
代打立浪の安打で満塁とし、
井端の勝ち越し打と荒木の内野ゴロで2点を入れた。
朝倉は要所を締め、継投で逃げ切った。
これでナゴヤドーム10連勝。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


今季阪神戦3勝負けなし朝倉に対し、
昨年の中日戦3勝負けなしという岩田
ともに好相性同士の先発となったゲームは、
その相性通りに両投手が好投し、1-1のまま終盤7回へ。
毎回のように走者を得点圏に進まれながら、
阪神の拙攻自らの粘りによって、凌いできた朝倉と、
緩急よく相手のタイミングを外し、凡打へと導く岩田
どちらかというと、岩田の出来の方がよかったですが、
7回、その岩田突然の乱調
それによってもらったチャンスを、うまくモノにできましたね。

それまでの投球では考えられないように
抜けるボール、高く浮くボールを連発した相手左腕
それまで手こずり、攻略の糸口を見つけるのがやや困難
しかし勝手に崩れ、その糸口へ導いてくれたのにはほんと感謝
さらにここでドラゴンズベンチが動き、
尻上がりに調子を上げてきた朝倉にスパッと代えて、
代打の切り札・立浪投入。
この作戦がものの見事に当たりましたね。

左対左という意味も含め、
岩田を投げさせるための作戦でもあったようですが、
ここぞの好機でキラリと光る輝きを見せたベテラン

ミスタードラゴンズの一撃!相手に重圧をかけつつ、
3球目、狙いを定めていた
真ん中高めに甘く浮いた直球を振り抜くと、
鋭い打球が一、二塁間を抜け、
ライト前でワンバウンド。
通算2471本目の安打となる
鮮やかなクリーンヒット
飛び出したことで、ゲームの流れが変わったかなと。
慌てて動き出す阪神ベンチを尻目に、
気迫の一打はネクストで見ていた井端にも火を点けたよう。
さらに普段はすぐ代走が出るにもかかわらず、
立浪をそのまま一塁に残したというのも、
もしかしたら相手に向けての一種の駆け引きだったのかも。

前の打席は痛いゲッツーに倒れた井端でしたが、
この場面は立浪に習い、いつも以上に集中
高めのボールに狙いを定めていたようですね。
そして2球見逃したあとのカウント1-1からの3球目、
アッチソンが投じた高めに浮いたストレートをきっちり叩くと、
お得意の右方向へと持っていく勝ち越しタイムリー
さらに続く荒木の内野ゴロの間に
もう1点が加わったことで、一気に勝ちパターンに。
なかなかチャンスが来ないなか、
ほんのささいなところから糸口を掴み、
勝負どころへと変化させて、きっちりとモノにする。
それこそが今季のドラゴンズの好調を支える攻撃といえるもの。
立浪・井端のここぞの集中力を堪能させてもらうとともに、
チームとしてのそつのなさを感じることもできたこの日の勝利でありました。


これで本拠地・ナゴヤドームでは10連勝
さらに首位・巨人が12回ドローのため、
ゲーム差がさらに縮まり、ついに1ゲーム
いよいよ「上をつかまえる」ところまで来ましたね。
まあ序盤はややドタバタがあったものの、
朝倉も尻上がりに調子を上げて、7イニング1失点。
勝負どころでボールを低めに集めていたことと、
宝刀・シュートがいい感じに決まり、効果を発揮していましたね。
さらに巨人戦ではダメでも、阪神との相性
相変わらず良いんだなということも十分わかりましたし、
それを支えた小山とのバッテリーというのも悪くないなと。
この一週間、悔しさもあったでしょうが、しっかりと修正
粘り強さを取り戻したことは、今後の登板にきっと繋がることでしょう。

そして連勝で迎える第3戦
おそらく先発はサンデー改め、サースデー川井
阪神戦は今季初登板のようですが、
いつも通りの投球で、虎打線を封じ込んでほしい。
また「野手のみなさん」にも川井にいつも通りの援護を期待。
勝ち越しついでに、3つ目もきっちりいただき、
上との差をさらに詰めて、次へと進んでほしいと願います!


☆ウィナーズ・ボイス(5日)

◎朝倉健太

<7イニング4安打1失点で今季8勝目をマーク>
「(ナイスピッチングでした)ありがとうございます。
(いろんな思いがあっての今日のマウンド。どんな気持ちで)
そうですね。(前回の)ジャイアンツ戦であのう、
思うようなピッチングができなかった(4イニング6失点)ので、
えー、その悔しさをこの一週間大事にして、
あのう、今日という日をね、
いい形で終わることができてよかったと思います。
(立ち上がりいきなり死球でピンチ。でも4、5番を抑えた)
そうですね。初回だけあの、バタバタしちゃったんですけど、
まああのう、落ち着いていけたんでよかったかなと思います。はい。
(その後の投球、今日は何がよかった?)
そうですね。シュートもあのう、良いキレしてたんで、
あのう、自信を持ってあのう、投球してました。はい。
(一つ手応えを掴んだマウンドということか)
そうですね。あのう、僕より年下のピッチャーたちが、
みんな頑張っていたので、あのう、
負けるわけにはいかないという気持ちはあるので、
あのう、しっかり後につなげられるかなと思ってます。
(それにしてもタイガース戦、今季4勝負けなし。
素晴らしい強さ、どういうことなんでしょう?)
へへっ(笑)たまたまだと思いますけど。はい。
(ナゴヤドーム10連勝、ファンにひと言)
えー、お客さんがたくさん入っているってことは
選手にとって、力になると思いますので、
またみなさんあのう、足を運んでください。
これからもよろしくお願いします!」


<先発談話>
「立ち上がりバタバタしましたけど、
残りは自分のペースで一人一人、
一球一球大事に投げることができてよかったです」

<力投の源。それは前回登板で味わった『くやしさ』。
7月29日、巨人との首位決戦で初回に大量6点を失った。
この1週間、つらい残像をあえて何度も、何度も呼び起こした>
「モヤモヤした部分があったので、
1週間の調整期間で自分のできることはやろうと思ってやってきた。
ボールのキレというか、感覚的なものです。
毎回やろうと思ってはいるんですけど、それがきっちりできた。
自分がやってきたことはムダじゃなかったと思います」

<これで今季は阪神戦5試合で4勝負けなし。
同点だった7回、代打・立浪と代わったが、
チームがその後勝ち越して、白星が巡ってきた。
阪神戦の黒星は06年9月17日のナゴヤドームが最後。
その後は3年間負けなし、6連勝という好相性だが>
「どのチームとやってもそこまで意識するようなことはないので、
ホントたまたまだとボクは思ってます」
朝倉ブログ「阪神戦投げました!」、
カメラブログ中スポサンスポ毎日jpスポニチ名古屋

○森バッテリーチーフコーチ
<7イニング1失点で、一昨年から続く阪神戦連勝を
『6』に伸ばした朝倉について
自信が好投につながっていることを勝因に挙げ>
「阪神には勝っているからな」
スポニチ名古屋


◎井端弘和
<3回同点右犠飛、7回右前適時打と、貴重な2打点>
「(ナイスバッティングでした)ありがとうございます。
(タイムリーの場面、四球2つに代打立浪が打って作ったチャンス)
あのう、立浪さんがものすごい集中力で
打席に立ってるのがネクストでわかったので、
えー、僕もそれ以上の集中力を持っていきました。
(右方向へのナイスバッティング、当たった瞬間は)
あのう、あそこで点が入らないと、
健太(朝倉)の勝ちが付かないので、
何とか1点と思って、最低限の仕事をしようと思ったら、
結果がね、タイムリーへとつながったんでよかったです。
(今日はどうしても点がほしいところに打った)
うーん、そうですね。あのう、タイムリー打つ前の打席に
ダブルプレー打ったときに、あのう、朝倉に(笑み)
まあ…何も言われなかったんですけど、顔で訴えられたので、
まあ何とか打ってやろうと思いましたけどね。はい。
(朝倉『井端さんを信じてました』)
(夏真っ盛り、バットマンレースも熱くなっているが、
自身のバッティングの状態は?)
あまり良くないと思いますけど、
あのう、どんどん積極的に、あのう、打っていこうかなと
思いますし、えー、どんどん上げていきたいなと思います。
(ファンにひと言)
えー、早い段階で、はい、
上(巨人)と(の差を)縮めたいと思いますんで、
えー、そのためにもファンのみなさんの声援が
必要だと思いますんで、どんどん球場に来てもらいたいなと思います」


<3回無死一、三塁、同点右犠飛談話>
「最低限の仕事です。まずは同点です」

<7回1死満塁、右前適時打談話>
「立浪さんの集中力をそのままいただきました」

<大先輩から受け取ったたすきをゴールに繋いだ。
同点の7回1死満塁、前打者の立浪が広げたチャンス。
その姿をネクストバッターズサークルから見ていてうなった。
「きょうの立浪さんはものすごく集中力が高まっているように見えました。
いつも以上に集中していると感じた。
構えが低かった気がしたし、打ちそうな雰囲気が漂っていた」

<マウンドには2番手のアッチソンがいたが>
「スライダーがいいので、
低めの球だけは打たないようにと思っていた。
反対方向に打ちやすい球を待っていた。
変化球も真っすぐも高めを打とうと思った。
失投を逃さずに打てた」

<自身井端を変えた1打席がある。5月9日の巨人戦の5回。
ゴンザレスのスライダーで遊ゴロに倒れた場面。
以降63試合で254打数86安打の打率.339、と覚せいした>
「直球待ちで初めて変化球に体が反応できた。
あの打席から、今年が始まった」

<時々、フリー打撃で1歩、前に出ることがある。
実は立浪が先にしていたルーティンワーク。
この日の試合前も行っていたが、
先輩が記念すべき記録を打ち立てた試合を、勝利で飾る立役者になった>
「体にキレを出すため。
調子は良くはないですけど、集中して、なんとかしないと」
カメラブログ中スポ中日新聞サンスポ
時事通信朝日新聞毎日jpニッカンデイリー


○立浪和義
<通算安打数歴代7位タイとなる2471本目の安打を放つ。
7回、連続四球で1死一、二塁になって、
朝倉に代わり、告げられた代打のアナウンス。
表情を変えずに、打席へ歩み寄ったが>
「常に準備はしていますから」

<相手投手の突然の乱れを、勝負の分かれ目にできるか否かを占う場面。
いつものように冷静だった。2人の走者は連続四球。
自らの初球まで実に9球連続ボールと、岩田はもがいていた。
何よりも欲しいストライク。そんな投手を前にした打者心理とは?>
「いや、打席に立てば関係ないんです」

<冷めていた頭の芯で配球を読んで>
「最初はスライダーを待っていたんです。
打ったときは真っすぐ待ちです。
2球目にシュート気味の変化球を
いいところに決められたので、真っすぐに狙いを変えた」

<3球目。内角高めへの直球の勢いに負けずに
バットを振り抜くと、鋭い打球が右翼手の前で弾んだ。
1死満塁。得点の予感が極限にまで高まった>
「いい形でうまく後ろにつなげられた。
ヒットがああいうところで出るとうれしい」

<長嶋茂雄氏(巨人終身名誉監督)の記録に並んだが、
記録のことを問われると複雑な表情になって>
「本当に小さいときに現役を引退されていたので、
現役時代は昔の映像を見た程度ですが、
長嶋さんといえば国民的ヒーローですから。
そういう方と並べたことは光栄ですが、まだ超えてないですから。
僕なんかは比べられるようないい選手じゃない。
すごい方に並べたのは光栄ですけど、頑張って超えられるようにやっていく」

<1988年、PL学園からドラフト1位で中日に入団。
空いている中からひとケタの背番号を選ぶ権利を与えられた。
高校時代の「6」は4番・落合(現中日監督)のものだった。
だから、用意された2つの番号から『3』を選んだ>
「3番は好きな番号だったから。
でも長嶋さんとの接点というのではない」

<『悔しい思いもしたけど懐かしい』と
敵将として戦ってきた長嶋氏との歴史を振り返ったが、
一度、野球人として交わらなかった接点が交わる可能性があった。
97年。FA権を取得した際、人づてに当時巨人監督をしていた
長嶋氏が関心を持っていてくれることを聞いた。
だが心は傾かなかった。接点は線となることはなく、
中日の背番号『3』」であり続けることを選んだ>
「ボクはそういうこと(移籍)をまったく考えませんでしたね」

<試合後は記録よりチームの勝利に言葉を割いた。
引退を決意している今季は、必ず続ける言葉がある。
今季限りの現役引退を表明しているため、
手の届くところにある優勝フラッグは他の選手より重い>
「自分の1本から2点を取れたのが一番良かった。
自分の記録のことは二の次として、いい形でつなげた。
勝負どころで打てるとうれしい。
あと残り50試合ですか。1打席、1打席、集中して、
残り試合、もう一働き二働きできるよう頑張っていきたい」
中スポ中日新聞スポーツ報知共同通信社時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

◆長嶋茂雄 氏(巨人軍終身名誉監督)
<自身に並ぶ通算2471安打を放った立浪について>
「記録達成おめでとうございます。
ついに並ばれてしまいましたね。
小さな体でここまで精進するには大変な努力を要したと思います。
立浪君といえば、(巨人と中日がシーズン最終試合まで優勝争いした)
94年の『10.8決戦』で一塁にヘッドスライディングした姿が
今もまぶたに焼き付いています。
ファンを魅了すると同時に、チームを鼓舞してきた彼のプレーは、
まさにミスター・ドラゴンズの名にふさわしいと言えるでしょう。
今後も精進を続け、さらに上を目指してください」
中日新聞サンスポスポーツ報知朝日新聞


○荒木雅博
<7回1死満塁、遊撃右に痛烈なゴロを放ち、
併殺崩れで貴重な1点を加える。満足そうに>
「いいところに飛んでくれた」

<あと少し右方向の打球だったら、
センターへ抜けていただけに、本音も口をついて>
「次はヒットを打ちたいね」
(中スポ)

○小山桂司
<13試合ぶりにスタメンマスクをかぶったが攻守に奮闘。
攻撃では3回、先頭で右中間を深々と破る二塁打。
直後の井端の同点犠飛に結び付いて>
「点を取られた直後だったので何とか点を取り返したいと思った」

<守りでも先発の朝倉を好リードで勝利に導き、こう言って笑う>
「出番が少ないので、出た試合は勝ちたいですから」
(中スポ)

○藤井淳志
<スーパープレーで朝倉を助ける。
同点の5回守備、先頭・平野が中堅の左前方へのライナー。
通常はヒットコースだが、素早い反応でダッシュすると、
倒れそうな姿勢でグラブを差し出し、地面すれすれで拾った。
猛スピードのまま一回転。ならではの美技に>
「飛ぶには近すぎる距離だった。(グラブに)入ってくれました」
(中スポ)

○森野将彦
<3回、岩田から死球を受けたが、
これでチームとしては、5試合連続死球。
この日も一瞬緊張が走ったが、ニコリ>
「大丈夫ですよ」

<試合後はロッカールームで巨人-広島戦をテレビ観戦。
延長12回の表ウラに1点ずつ取り合った末の引き分けに>
「あんなこともあるんだねえ。最後まで見ていると疲れるよ」
(中スポ)


○浅尾拓也
<その武器は快速球だけではない。
8回2死二塁、切れ味抜群のスライダーが低めに決まると、
新井はあえなく、空振り三振。
9回の岩瀬につないで8月初ホールド。試合後は自画自賛して>
「今日はよかったです」

<人生初の勲章に花を添えた。
試合前、7月の月間最優秀選手(月間MVP)賞に決まった。
3年目で初受賞。7月は13試合に登板して1勝1敗、防御率1.76。
リーグ新記録となる月間11ホールドをマークして>
「最初は自分が選ばれていいのかな…と、
めったにないことなのでありがたいです。
チームの勝ちに貢献できるように頑張った結果だと思います。
アマ時代もなにか賞を頂いたことはありません。
自分のことじゃないような気がするし、嬉しい。
周りの先輩からはおめでとうと声をかけてもらいました。
トロフィー? 実家に飾ると思います」

<中継ぎ投手の月間MVPはセ・リーグの投手記録に
ホールドが導入された2005年以降、3人目。
言葉どおり、受賞はチームの勢いを象徴している>
「チーム状態がよくないとできない記録です。
チームの皆さんに感謝したい。
チームが勝っている中で貢献できるようにしたい。
常に0点で抑えて岩瀬さんにつなぐことだけを考えて投げている」

<27ホールドポイントは現在リーグトップ。
勝利の方程式がある限り、そのホールドは勝利に直結する。
タイトルに手が届くようなら、逆転優勝に大きく貢献しているはず>
「タイトル? とれるものならとりたいです。
最終的に勝つことが大事。チームが優勝して、
そのうえでタイトルが取れたらいいですね。
(巨人を)追い越せるうちに早く追い越したい」
カメラブログ中スポスポーツ報知共同通信社スポニチ名古屋


○岩瀬仁紀
<2点リードの9回に登板。
浅井に四球、代打・矢野には安打で2人の走者を許したが、
最後は代打・高橋光信を遊ゴロに仕留めて
無失点で逃げ切り、32セーブ目。
これで自己の持つ球団記録をさらに伸ばす16試合連続セーブ。
球界でも3位タイとなったが、もっとも自身は気にしていない様子>
「記録よりも1戦1戦抑えることだけを考えている。
記録のことばかり考えるとろくなことがない。1試合1試合です」
(中スポ、スポーツ報知


◇チェン・ウェイン
<剛球うならせ、2安打完封した前日の阪神戦。
頼れる左腕にはもう一つうれしいことがあった。
それは北京五輪の台湾代表チームで一緒だった
阪神のジャンが同じマウンドに立ったこと>
「日本に来ている僕たちが投げ合った形になったことが、
台湾の人たちに喜んでもたえたらうれしいです」

<阪神には台湾人選手は3人いる、ジェンに加えて、
外野手のリン・ウェイツウ、ファームには蕭一傑がいる。
連帯感は海外で奮闘するモチベーションになっている>
「連絡はよく取っていますよ。
蕭一傑が同郷の後輩(チェンが高苑高出、蕭が高苑商工出)なんで、
大阪に行ったときはリンさん、ジェン君と4人で食事にいきますね」

<この日のジェンは1イニング4失点と
明暗が分かれたが、刺激を受けた様子>
「ジェンは来日1年目でもうマウンドに立っている。
自分が来日した5年前に比べたら、ジェンの方が
上にいかれてしまうかもしれないと思いました」

<さらに蕭一傑の1軍昇格にも期待する>
「勢揃いしたらもっといいですね」
(中スポ)


○落合監督
<投打がかみ合う3連勝で
ナゴヤドームでの連勝は10に伸び、貯金も今季最多の19。
前日、本塁打で先制するまで逸機を続けたことに苦言を呈したが、
中日らしい試合運びに納得の表情を浮かべて>
「(まだ不満が残るかと問われ)理想が高いだけにな。
(もっとも岩田は)そう点が取れるピッチャーじゃない。
よく3点も取れたと思えばいいんじゃない」

<もちろん先発も>
「よく健太(朝倉)が1点に抑えたと思えばいいんじゃないの」
(中スポ、中日新聞サンスポ時事通信毎日jp


若竜トピックス(5日)

◆プロ・アマ交流戦
中日-ヤマハ
(5日・ナゴヤ球場)
  000 200 130 = 6
  D 000 004 000 = 4
[D本] なし
[Dバッテリー] 伊藤準規、佐藤亮太、岩田、山内、赤坂 - 田中、前田
ファームブログ

●伊藤準規
<ドラフト2位ルーキーが、社会人のヤマハと行われた
プロ・アマ交流戦(ナゴヤ球場)でプロ入り初先発。
3イニングを1安打無失点に抑える好投を見せ、
速球は最速146キロを計測。
7月15日の東邦ガス戦(1イニング無失点)以来、
プロ入り2試合目の登板でも能力の高さを見せる。
初回、いきなり先頭を四球で出塁させ2死二塁のピンチとなったが、
4番・佐藤二朗(元ヤクルト、登録名ツギオ)を
116キロのカーブで見逃し三振に。
2回1死一、二塁でも後続を打ち取り、3回は打者3人をピシャリ。
この日も初登板と同様、走者を背負っても落ち着いた投球を見せた。
予定されていた3イニングを無失点に抑えたが、
満足せずに、次回登板へ課題を掲げて>
「調子は、まずまずでした。
きょうはコーナーに投げ分けることがテーマでしたが、
ストレートが時々抜ける事がありました。
変化球は、全部投げましたが良かったと思います。
ストレートが指にもっと掛かるようにしたいです。
最後の回は真っすぐ主体でどんどんいけたけど、
きょうはキレがよくなかったしコントロールもよくなかった。
次までにコーナーに投げ分けられるように
しっかりコントロールをつけていきたい」
ファームブログ中スポ

●山内壮馬
<右ふくらはぎを痛め、別メニュー調整を続けていたが
この日実戦復帰。6回から4番手で登板し、2イニングを3安打1失点>
「痛みがなく投げられたので。
打たれたことは反省して、これから状態を上げていきたい」
中スポ

●堂上剛裕
<『8番・左翼手』で先発出場し2安打2打点の活躍。
5回は右中間二塁打、6回には1死満塁から
一時は逆転となる右前2点適時打。気合を入れ直して>
「やっとこれまでやってきたことができてきました。
これから挽回していきたいです」
中スポ


●井上一樹
<2軍は社会人の名門・ヤマハと交流試合だったが、
ベテランは社会人入りを考えた過去を振り返って>
「NTT九州を考えてたんだけどね。でも、内定もらえなかった」

<就職活動したのは今から20年前の1989年。
鹿児島商業高の3年生だった。
当時、プロ注目の左腕投手は九州では有名な存在だったが、
内定をもらえなかった。失敗は、ペーパー? 面接?>
「君は絶対にプロから指名されてプロに行く。
だから君のために内定を1つ出したら、
その1つがムダになってしまう、って言われてね…」

<うれしいような、残念なような不合格。
最終的に内定をくれたのは名古屋の名門チームだった>
「やっぱり名古屋に来る運命だったのかな」
(中スポ<ドラ番記者>

2009年8月 5日 (水)

チェン圧巻完封和田2連発、竜CSマジック39点灯!

首位・巨人を1.5ゲーム差で追いかける2位・ドラゴンズ
8月最初のナゴヤドームで迎えるは、4位・阪神との3連戦。
その初戦、チェン-安藤の両先発がまずまずの立ち上がり。
両軍無得点で進んでいたものの、5回2死から
連続四死球でもらったチャンスで、和田が左中間へ先制3ラン。
一気に流れを引き寄せると、8回に一挙4点のビッグイニング。
打線の援護を受けたチェンは、力強い投球阪神打線を圧倒。
2安打無四球でそのまま9回を投げきり、今季3度目の完封勝利
まさに攻守に力の差を見せつけたドラゴンズ
ついにクライマックスシリーズ進出マジック39が点灯しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 12回戦
(4日・ナゴヤドーム | 中日8勝4敗)
33412人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神
中 日 ×
[勝] チェン(14試合5勝2敗)
[D本] 和田22号3ラン、23号
[Dバッテリー]
チェン - 谷繁

◇対阪神12回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数2安打1打点)
2 (二)荒木  (4打数無安打1打点)
3 (三)森野  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ (3打数無安打)
5 (左)和田  (4打数3安打4打点)
6 (中)藤井  (4打数2安打)
7 (右)野本  (2打数1安打)
8 (捕)谷繁  (0打数無安打)
9 (投)チェン (4打数無安打1打点)

【イニング経過】
<1回・阪神> P・チェン(中6日)
平野外スライダー三ゴロ、大和中低め150キロ左飛、
鳥谷内150キロ打ち上げ三飛

<1回ウラ・中日> P・安藤
井端内シュート詰まり二ゴロ、荒木外フォーク空三振、
森野外低め直球空三振


<2回・阪神> P・チェン
金本内高め150キロ直球空三振、新井内低め直球左飛、
ブラゼル初球外スライダー投ゴロ

<2回ウラ・中日> P・安藤
ブランコ高いバウンド二ゴロ、和田外直球差し込まれ右飛、
藤井内スライダー・一二塁間抜くヒット、
野本外シュート高いバウンド遊撃内野安打、谷繁外カーブ外れ四球、
2死満塁から、チェン外直球叩くも遊ゴロ


<3回ウラ・中日> P・安藤
井端初球高めシュート二塁オーバーヒット、
荒木バント投前中途半端で二封、
森野初球シュート遊ゴロ・エンドラン荒木二進、
2死二塁から、ブランコ外スライダー三ゴロ


<4回・阪神> P・チェン
平野外スライダー合わせるも中飛、
大和内151キロコンパクト振り抜き右前打、
鳥谷中直球右飛、金本外高め148キロ直球空三振

<4回ウラ・中日> P・安藤
和田外直球遊撃右抜く左中間二塁打、
藤井内高め打ち上げ一飛、
野本外フォーク二ゴロ進塁打・和田三進、谷繁敬遠、
2死一、三塁から、チェン初球外シュート投ゴロ


<5回ウラ・中日> P・安藤
井端初球シュート三ゴロ、荒木外スライダー二ゴロ、
森野ストレート四球、ブランコ内シュート左腕死球、
2死一、二塁から、
和田外低めフォークうまくとらえ、
センター左持って行く3ラン(D 3-0 T)


<6回・阪神> P・チェン
矢野外低め150キロ空三振、代打高橋光信9球目低め直球中飛、
平野外149キロ直球空三振

<6回ウラ・中日> P・筒井
代打小池外チェンジアップ外れ四球、
谷繁投犠打、チェン一ゴロ進塁打、
2死三塁から、井端外高め直球空三振


<7回・阪神> P・チェン
大和初球内高め直球左中間落ちる二塁打、
鳥谷外低め142キロ三球空三振、
金本内ヒザ元147キロ直球空三振、
2死二塁から、新井中低めズライダーボテボテ捕ゴロ

<8回ウラ・中日> P・ジェン・カイウン
和田代わり端初球内直球左翼席前列運ぶ本塁打(D 4-0 T)
藤井初球ど真ん中直球右前打、
小池2球目藤井二盗、小池低め外れ四球、谷繁投犠打、
1死二、三塁から、
チェン内スライダー前進二ゴロ・
大和バックホームも三走藤井足勝り生還(二ゴロ野選)(D 5-0 T)

1死二、三塁から、井端粘り外フォーク中前適時打(D 6-0 T)
1死一、三塁から、荒木外甘いフォーク中犠飛(D 7-0 T)

<9回・阪神> P・チェン
代打狩野外高め149キロ直球空三振、
代打浅井外スライダー空三振、
大和3球目153キロ、4球目外151キロ空三振、試合終了。


【ゲームレビュー】
チェンが今季3度目の完封勝利を無四球で飾った
チェンは球威が抜群。相手に付け入るすきを与えない投球で
2安打に封じ、12奪三振。三塁を踏ませなかった。
5回2死から森野、ブランコの連続四死球のあと、
和田が中堅左へ放った3ランが効いた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


いやあ、チェンがほんとよかったですね!
阪神打線をわずか2安打、無四球で三塁踏ませず。
力のあるストレートを思う存分投げ込んで、ねじ伏せるという、
持ち味である『パワーピッチ』を披露。
最初から最後までほとんど危なげない投球に、
久々に「左うちわ気分」で安心して見ていられたなと。

特に戦前に注目された左打者との対戦。
中でも金本との3度の対決は、まさに圧巻
「内角に、当たっても仕方ないぐらいの気持ち」
で臨んだ第1打席、その言葉通りに
きっちり内角高目を突いて、空を切らせると、
続く2打席目は外角高めに渾身のストレート。
さらに3打席目は再び内角でも、
ひざ元へビシッと投げ込んでの、3打席連続三振
その抑え込む様は、本当に素晴らしかったですね。
とにかくストレートがキレキレなうえに、
低めにきっちり投げ込む制球もまずまず。
多少甘くなったとしても、差し込まれることがほとんどで、
付け入るすきさえ与えない、ほぼ完ぺきともいえる投球。
横浜戦での完封もよかったですが、内容的にはそれ以上
ここ数試合、気持ち的にはややモヤモヤが続いていただけに、
この胸をすくような快投には、本当にスッキリさせてもらいました。

圧巻陳偉殷力のある真っすぐを支える源は、
鍛え込んだ下半身
阪神戦は今季初めての登板でしたが、
久々の対戦で、
こんな投球をされてしまっては、
相手もおそらく
面を喰らったことでしょうね。
まあこれだけ完ぺきに
抑え込めるということは、
それだけの成長
あったからといえるでしょう。
リーグトップの防御率も、
さらに下がって、1.41
またなかなか付いてこなかった白星もここに来て、3連勝
5勝目となり、左のエースとしてのものに近づいてきています。
本人は謙そんしてはいましたが、胸を張れる好投
この投球をしっかりと自信にするととも、
これからの後半戦、さらにチームをけん引してほしいです。


一方打線では、和田2打席連発4打点の大暴れ。
特に5回の先制3ランは、実に価値あるものに。
ナゴヤドーム5連勝中の安藤から幾度もチャンスこそ作るも、
打順の巡り合わせが悪く、凌がれてしまうありさま。
監督からも「こんな野球をやってちゃダメ」という苦言がありましたが、
そんなことによりたまっていたうっぷんを吹き飛ばしてくれた一振り
まあやや飛ばしすぎた安藤がバテ始め、
四球、死球でもらったチャンスではありましたが、
外へのフォークをしっかり前でさばく、らしいスイング
まさに和田でないと打てないホームランだったと思いますね。
さらにスコアボードに一気に『3』が点せたのも、効果あり
チェンに封じ込まれ、1点さえも取るのが困難に思えた
相手に与えたダメージとしては、実に大きかったなと。
8回先頭のダメ押し弾ととも、グッジョブだったといえるでしょう。

また8回の4点は、相手投手が完全に「格下」でしたね。
そんななかでのビッグイニングでしたが、
自分たちの野球を思い出すには最適となったのでは。
神宮でやや忘れかけていた攻撃パターンですが、
しっかり繋いで、足を駆使してそつなく点を奪い取る。
こういう攻撃が再びできれば、さらに前に進めると思います。


先発投手の快投と、中軸打者の活躍。
久々の地元でのゲームが、快勝となってほんとよかったですね。
さらに何でウチだけ点かないのか、いくらか疑問だった
クライマックスシリーズ(CS)進出マジック
この日の勝利でついに『39』が点ることに。
おそらく対象相手となる阪神との星取りの関係だったと思いますが、
気にすることなく、いつの間にかに減らしていってくれれば。
上位チームがすべて勝ち、ゲーム差こそ変わらずですが、
まずは6連戦の初戦を取れたので、次は勝ち越しと一歩一歩。
先日、東海地方も梅雨明けをしたそうですが、
地元での戦いも多い8月、熱い夏になるよう進めてほしいです。


☆ウィナーズ・ボイス(4日)

◎チェン・ウェイン

<2安打無四球12奪三振の快投で今季3度目の完封を飾る>
「(すばらしいピッチングでした)ありがとうございます。
(今日は完ぺきなピッチングと言っても良いのでは)
まあ、そうっすね。まあ、最初立ち上がってるときに
まあ、よくないなと思ったんですけど、
まあ、1イニングずつで投げると思った。はい。
(今日は何が一番よかったか)
やっぱり真っすぐですね。はい。
(今日はコントロールもよかった、無四球ですよ)
まあ、抜けたりとかけっこう多いんで、
でもファウル打ったりされたのがけっこうあるんで、
まあ、完ぺきのコントロールじゃないし、
まあやっぱりファウルになって、
そっからまあ三振取れるの方が、一番よかったと思います。
(球にやっぱり力があったということ)
そうっすね。まあできるように
まあ最後まで力で勝負と思います。はい。
(最終回には153キロも計測していた)
いや、わかんないですね。はい。
(そこまで力は残っていたということ)
まあ、そうですね。はい。
(最後は三者三振でのゲームセット。ちっと格好良すぎる)
いえ、もう、たまたまなだけです。はい。
まあ、できるように、まあ三振じゃなくて、
まあ(球)数少ない方がいいと思うんですけど、
三振の方が球数が増えてるから、
まあ、自分もしんどいなと思うんですけど、
まあ、三振取ったからそれでもよかったと思います。はい。
(これで今季3度目の完封勝利。防御率も1.41に)
(大歓声に)ありがとうございます。
まあ、これからもまだ試合いっぱいあるんで、
まあ、できるように自分も頑張ります。はい。
(ファンにひと言)
まあ、夏が暑いけど、
でもみなさんよくドームに来て、中日の試合見て、
僕たちも頑張ります。応援よろしくお願いします!」



<三塁も踏ませぬこん身のピッチングで今季5勝目をつかんで>
「完ぺきではなかったけど、テンポよく投げられました」

<今季一番の快投の最高傑作が7回。
先頭の大和に左前二塁打された。
1球で初めて得点圏に走者を背負い、迎える主軸>
「鳥谷さんも、金本さんも去年けっこう打たれたイメージがあった。
とにかく抑える。その気持ちだけだった」

<鳥谷を2球で追い込むと、
外角いっぱいに制球された直球で空振り三振を奪った。
続く金本への初球は内角への直球。
ボールにはなったが攻めの姿勢は4番打者の打ち気を押しやった。
続く外角への2球はファウルにするのが精いっぱい。
2ストライクとし、最後は内角へ食い込む速球で
気持ちいいほどの空振りをナゴヤドームのファンにみせつけた。
この日、本人が一番、自信を持った直球の4球勝負。
2死とすると新井は捕ゴロ。唯一のピンチを難なく切り抜けた>
「内角に、(体に)当たってもしょうがないくらいの気持ちで投げた」

<9回2死、打席にはただ1人安打を許している大和。
2ストライクからの投球は、この日112球目にして
最速の153キロ(ボール)を計測。
続くこん身の151キロで空を切らせると、
左手を派手に突き上げて喜んだ。
3者三振。完ぺきにフィナーレを締めくくって>
「真っすぐが1番良かった。
最後は疲れていたけど、思い切り腕を振って
100パーセントじゃなく、120パーセントの力で投げました」

<全く危なげのない完封ショーだったが、
それでも1回は心にさざ波が立っていたという>
「立ち上がりは『調子がよくない』と思った。
緊張してあまり良くなかった。
阪神にはあまり良くないイメージがあったんで、
立ち上がりはちょっと怖いなと思っていた。
でも1回を抑えてから、『それではアカン』と思い直して
2回からは気持ちに余裕を持って投げるようにした。
阪神は去年も打たれているし、初回は気持ちが足りなかったけど、
集中してから、徐々にテンポがよくなって、
1イニングずつ投げることを心がけた」

<今やリーグ屈指の呼び声高い快速球。
それを支える秘密の一つは強い『下半身』にある>
「下半身の強化は週に一度は必ずしています。
故障で2軍にいた6月はスクワットなどの筋力トレーニングもしていました。
走ったりするのは好きじゃないが、日本(の練習)に慣れてきた」

<鍛錬の成果は太ももに表れている。
プロ野球選手としては60センチは驚異的。
それくらい徹底的に足腰を鍛え上げたのだ>
「昨年より3センチから5センチは太くなりました。
今は60センチくらいありますよ」

<前半戦最後の登板となった7月17日の横浜戦で
完封したにもかかわらず、その後の期間でミニキャンプを敢行>
「去年は夏までが中継ぎで、北京五輪もあったので
練習量を増やせなかった。いいトレーニングができている」

<しっかりした土台を養い、投球フォームは安定。
下半身強化が実を結び、回が進んでも球速は衰えない。
速球はスピードとキレを兼ね備えた最強の武器に進化して>
「下半身を使って投げることは、絶対に忘れないようにしている。
真っすぐを投げる時のフォームのバランスが、
去年よりも良くなったと思う。今季が一番いい」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
スポニチ名古屋ニッカンデイリー


◎和田一浩
<先制3ランにダメ押しソロと、
価値ある2打席連続本塁打を放って4打点>
「(本当にここで一発ほしいところでのホームラン)
いやあのう、まあヒットを打ちたいなっていう、
あのう状況だったんで、えー、ホームランは、あのう、
最高の結果になったと思います。
(相手からもらったチャンス、ここで点を取るという姿勢が大事だった)
そうですね、あのう、チェンがすごく、危なげないというか、
えー、1点でも取ればそのまま行きそうな雰囲気もあったんで、
えー、どうしてもあのう、先制点っていうのがほしかったんで、
えー、3点入ってよかったと思います。
(あの場面、気持ちとしてはグッと入った)
そうですね。あのう、そこまでまああのう、
冷静にいったと思うんですけども、
えー、最近ちょっといいところで打ててなかったんで、
えー、そういう意味でも、自分自身も
明日につながるホームランかなって思ってます。
(8回のダメ押し弾、本当にいいところで打てた)
そうですね。あの2本目っていえば、あのう
ちょっと出来すぎだと思うんですけども、
あのう、ランナー出ることだけ考えていきました。
(横にいますが、今日のチェンの投球、いかがでした)
そうですね。ほんとあのう、リズムもよく(笑み)、
あのう、飛んでくることもなかったんで、
えー、素晴らしいピッチングだったなと思います。
(明日以降もいいところでバッティングを見せてください)
そうですね、あのう、ランナーいるところで
えー、打てるように頑張ります。
(最後にファンにひと言)
そうですね、あのう、すごくいい位置にいると思うんで、
あのう、一戦一戦、えー、毎日勝てるように頑張ります!」


<5回2死一、二塁、先制3ラン談話>
「ずっと得点圏で点が入らなかったので、
必ず返すという強い気持ちで打席に入りました」

<8回無死、2打席連続23号本塁打談話>
「点がちょっと入っていなかったので、
出塁しようと思ったらいい結果になりました」

<両軍無得点の5回2死一、二塁。
カウント1-2から外角フォークを振り抜くと、
打球はセンターへグングンと伸びた。
バックスクリーン左への先制の22号3ラン。
具体的な安藤対策は明かさなかったが、小さく笑って>
「速い球を待っていて。
少し甘くて、たまたま拾えた。運がよかった」

<不振という呪縛からも脱する本塁打にもなった。
6月に打率.415で月間MVPを獲得したが、
その後は打率.275で本塁打は2本。
決して悪い数字には見えないが、
求める理想が高いだけに、悔しかった。情けなかった>
「7月はキツかった。最近、打席でいろいろ考えることが多くて
(ボールを)見過ぎていることや手が動かなかったことが多かった」

<この日の試合前に決断。積極的に振ることにした。
初球から3球連続でボールだった第2打席以外、
全打席でファーストストライクを振った
3点リードの8回は、ジェンの初球シュートを左翼席に突き刺した。
1試合2本塁打は開幕戦となる4月3日の横浜戦以来。
これで23号となり、リーグ2位の巨人・小笠原に1本差。
61打点で、リーグ7位に浮上>
「今日はごちゃごちゃ考えるのをやめてみようと思った。
来た球を思い切って打とうと思っていた」

<『天敵』の安藤、そして不振は自らの手で振り払った。
あとはチームとともに上昇気流に乗っていくだけ>
「安藤を打った? 相手がどうこうより、
6連戦の最初を勝てたのがよかった。
自分でも明日につながるホームランだと思います」
カメラブログ中スポサンスポおおさか報知
共同通信社時事通信スポニチ名古屋ニッカン


○井端弘和
<8回1死一、三塁、ジェンから中前タイムリーを放つ。
6回2死三塁での空振り三振に触れ、ほっと胸をなで下ろして>
「その前のチャンスで打てなかったので、打てて良かったです」
カメラブログ、中スポ)

○トニ・ブランコ
<5回2死から森野が四球で出塁した直後の第3打席
阪神・安藤の初球139キロのシュートが左肩部分を直撃。
7月31日の東京ヤクルト戦で受けた左ひじではなかったが、
リーグ最多の11個目の死球で一瞬、緊張が走った。
さすがにムッとして相手投手をギロリとにらむと、
捕手と何やら会話して、一塁に向かったが、
冷静になった試合後はこう説明して>
「これが最後であってほしいね。
怒った? 怒ってはいないよ。
キャッチャーには『いつもだよ』とは言ったけど」

<これだけ痛い思いをしても、
大人の対応をするのが主砲のスゴイところ。
さらに試合後は室内練習場に直行。
この日は3打数無安打、マシンを打ち込んでフォームを修正したよう>
「ちょっと気になったことがあってね」

<最後はこう笑い、ナゴヤドームを後にして>
「まあ、当たるのもいいけど、たまには甘い球も投げてほしいね」
中スポ

○谷繁元信
<4回2死三塁の場面で敬遠され、
一、三塁からチェンが投ゴロに倒れたが、
これが中日が望んだプロセスでもあった。
なぜならば、5回は三たび井端から攻撃が始まる。
攻めのリズム、落合監督が重んじる要素の1つでもある。
捕手目線から敬遠の効果を話して>
「8番が次の回に1番に回すというのは大きかったと思います。
勝負して、取られたって1点なわけですから。
逆に守っている立場なら、1番から始まるのは嫌だと思うから」

<この日は2四球、2犠打。
ジャスト2割の打率以上に敵を警戒させるベテラン捕手は、
こう笑わせて愛車を発進させて>
「それにしても…。きょう、1度もバットを振らなかったなあ」
(中スポ)

○立浪和義
<この日は2回にまな弟子の藤井、野本が連打して、
2死満塁の好機を演出。目を細めて>
「こういう大事な試合でしっかり打っていくことが
財産になっていくと思う」

<一方的な展開に代打の切り札の出番はなかったが、
次戦にむけて闘志をため込んで>
「自分は自分でしっかり仕事をするだけですよ」
(中スポ)

○マキシモ・ネルソン
<貴重な『何でも屋』としてブルペンを守っているが、
前回登板は来日初白星をゲットした7月21日の広島戦。
そこから球宴休みを挟んで13日間も登板がない。
さぼっているわけでもなく、この間ずっとブルペンで控えている。
どんな役割でもこなせるように試合の最初から最後までブルペンにいる。
体力、精神力のタフさが求められるのに、結果がなかなか報われないが、
欠かせないブルペン要員として好調の投手陣を支えている>
「ブルペンで最初に投げるときは少し軽めにして肩をつくっておきます。
ここでいくぞと言われたら、そこから力を入れて
万全の状態でマウンドにいけるように準備をしています」
(中スポ)

○小池正晃
<全144試合の2/3となる93試合を終えたドラゴンズ。
この日も名古屋の最高気温は34.2度と真夏を迎えたとあり、
選手の疲れもピークに達しているに違いないが、
どう対策しているのだろうか>
「早く寝るようにしていますよ。
ナイターの試合を終えて、外に食事に出たときで1時くらい。
ナイターじゃなければ、夜10時とか。で、朝8時とかに起きる。
これがリラックス方法といえば、リラックス方法かな」
(中スポ<ドラ番記者>


○吉見一起
<慣れない家事で泣かされているという。
苦笑いで語ったのは食事の支度の失敗談。
チンするのすら一苦労。自炊などさっぱりできないという。
今、自分で家事をしているのは、
聡子夫人が出産準備で大阪の実家に帰っているため。
当分は野球だけでなく家事でも奮闘が続きそう>
「カレーとか冷凍してあるんですけど…。
朝、カレーを電子レンジで温めて食べようとしたら、
ちゃんと温まってなくて中がまだ凍ってたんです」
(中スポ)

◇川井雄太
<開幕から無キズの連勝を『11』まで伸ばしているが、
その左腕がおおむね週1回、こっそり通っているところがある。
名古屋市内にあるというネイルサロン。
指先の微妙な間隔を左右するつめは投手の生命線の一つ。
店ではつめをみがいて形を整えたり、マニキュアを塗って補強している>
「通うようになったのは春先ですね。
開幕前後のファームにいた時期だったと思います。
毎日自分でやるよりも、週に1回、
プロの手に任せてやってもらうことにしたんです。
市販のマニキュアを塗るよりも
(マニキュアの)質も技術もいいんだと思います」

<つめのケアは長年の悩みだった。
昨年までは自分で手入れしていたというが、
おかげで今季、つめが欠けたりするトラブルとは無縁でこられた>
「自分、つめが弱いんです。
市販のマニキュアを塗っても割れてしまったりする。
だから自分でテープを使って止めていました。
それでも昨年はシーズン中に何度かつめが割れました。
それでもテープで固定したりして投げていましたね。
今年はそんな心配もないです」

<これまでも知人に紹介してもらった店のほか、
自分でも何件か渡り歩いたというが、
遠征などの都合で予約を入れるのは直前のケースが多いという。
自らの足で探してこの春、やっとたどり着いたネイルサロン。
プロの手による毎週のつめの手入れが、
つめの長さとは裏腹に伸び続ける連勝記録を支えている>
「行こうと思ってもすでに予約がいっぱいで入れなかったり。
それで行けなくなってしまう。
でも、今のお店はそういうことがなくて助かっています」
(中スポ)


○落合監督
<首位・巨人とのゲーム差は変わらず1.5だが、
チームはクライマックスシリーズ進出マジック『39』を初点灯させた。
それでも、序盤の拙攻が気に入らなかったよう。
先頭安打の3、4回はともに無得点。
バント失敗など走者を進められない攻撃が相次いだことに>
「こんな野球をやってちゃダメだ。もっと1点を大事にしなきゃ。
非常にストレスがたまるゲームだった」
(中スポ、サンスポスポーツ報知時事通信毎日jpスポニチ


記録備忘録。(4日)

セ・リーグ2位の中日がこの日、阪神を7-0で下し、
上位3チームによるクライマックスシリーズ(CS)進出への
マジックナンバー『39』
を点灯させた。
4位・阪神、5位・広島、6位・横浜が残り試合で全勝しても、
中日が残り51試合で39勝した場合の勝率を上回ることができず、
中日3位以内が確定するため。
セ・リーグにCSが導入された07年以降、
中日のCS進出マジック点灯は、07年8月28日(M27=112試合目)、
08年9月24日(M9=135試合目)で、今回は93試合目で最も早い。
(中スポ、共同通信社

2009年8月 4日 (火)

ブランコ志願の休日特打、竜虎返り討ちの3連戦。

後半戦最初のヤマ場、直接対決6連戦を終え、
1.5ゲーム差で、首位・巨人を追うドラゴンズ。
今夜からは地元ナゴヤドームで4位・阪神を迎え撃ちます。
ここまで7勝4敗と勝ち越している相手ではありますが、
後半戦は調子を上げてきていますし、油断禁物
この日はその阪神3連戦に備え、ナゴドで練習を行ったナイン
休日返上、志願参加で打ち込みを行ったブランコ
対左内角辞さない覚悟のチェンなど、竜の話題を集めました。


ドラゴンズトピックス(3日)

◇トニ・ブランコ

<ナゴヤドームで行われた指名練習に自ら志願して参加。
おもむろにドームを訪れると、バットを持って打撃ケージへ。
左ひじの死球を受けてまだ3日、そんな中、
痛みが残る中で休日を返上。時間にして約20分。
桂川通訳が打撃投手を務めた投球を黙々と打ち続けて>
「きょうは調子が悪いというわけじゃないんだけど、
ちょっと違和感があってね。
だから(打撃練習では)タイミングを確かめながら打ったよ」

<痛みをおして打撃練習を選んだだけでもスゴイが、
もっと驚かされたのが7月31日の東京ヤクルト戦で、
死球をぶつけた相手投手・館山への思いだった>
「(館山に対して)別に怒ってないよ。相手も抑えようと必死なんだから」

<当たる場所が悪かったら骨折していたかもしれないのに、
やさしいというか、大人というか…。
さらに今後も内角攻めが続くことが予想されるがキッパリ。
この日も左ひじにプロテクターをつけて練習したが、
厳しい攻めも覚悟して戦うという>
「内角攻め? それはしょうがない。
わざとぶつけてくるわけじゃないし、気にしない。
ただ、いいバッターというのは
ストライクゾーンにくるボールを打つもの。
ボール球には手を出さなければいいだけだからね。関係ないよ」

<ぶつけられて以来、今も超音波治療を続けている。
それでも、笑顔でナゴヤドームを後にした本当に頼もしい大砲>
「(左ひじは)まだちょっと痛いけど、大丈夫だよ」

<きょう4日から対戦する阪神との対戦成績は
打率.286、1本塁打、7打点で本塁打、打点は
セ・リーグ相手ではもっとも少ない。
しかも初戦先発が予想される安藤はナゴヤドームで5連勝中>
「そうか。でもどこが相手だろうと関係ない。
安藤? どんな投手でも打ちたいのは変わらない。
しっかりボールをたたくだけだよ。
名古屋に帰ってきたし、いい結果を出すよ」
中スポ<ドラ番記者>おおさか報知スポニチ名古屋デイリー


◇藤井淳志
<前カードの東京ヤクルト3連戦で
3試合連続の盗塁を決めたが、阪神相手にも足でかき回す構え>
「打順が6番になったということもあると思うんですが、
いけたら行っていいよというサインが増えたんです。
これを積み重ねて(ゆくゆくは)いつでもいっていいよという
サインを出してもらえるようになりたいです」
(中スポ)

◇小山桂司
<フリー打撃後、居残りでティー打撃を約30分。
石嶺コーチの指導で顔の前にトスされたボールを打ったり、
ノックバットを使ったり。
フリー打撃の前にはアメリカンノックをこなすなど、
移動日を有効に使い、汗びっしょりで>
「バットが遠回りしてしまうのでそれを直そうと。
簡単じゃないですけどね」
(中スポ)

◇福田永将
<フリー打撃前のティー打撃で
左足を大きく上げる一本足打法を試していたが、
右足にしっかり体重を残してから
打ちにいけるようにという工夫だった>
「ティーの最初だけです。
普通に打ち始めると前(左足側)に突っ込んでしまうので」

<前夜は乱闘を初体験。少し楽しそうに?振り返って>
「ああいうときは全員でいくものらしいので、
ぼくもいきました。初めてでした」

<もちろん暴力をふるうために参加したわけではなく、
181センチの長身を生かし、騒ぎが大きくなるのを見事に防いで>
「ぼくはデントナを止めていました」
(中スポ)

◇野本圭
<2日に1軍に合流したルーキーにとっては
きょう4日からの阪神3連戦は正念場のカード。
この日ナゴヤドームでの指名練習に現れると、危機感をにじませ>
「もうひと仕事がないと(1軍に)定着できないですから」

<1度目の2軍落ちから復帰した7月初めは
結果を残し続けられず、10日に2度目の2軍落ち。
同じ轍は踏まない、と2度目のファーム暮らしでは体力強化。
さらに笘篠コーチに『守備を鍛えてこい』と送り出されたこともあり、
ノックを含めて2軍では走り回ってきたという。自信を見せて>
「守備を含めてものすごくやってきた実感があります。
伸ばした点? 体力面の向上ですね」

<そして迎える阪神3連戦>
「上位を追っていく中で、とても大事なカードだと思っています。
このタイミングで呼んでもらえたことはすごくうれしいですし、
ベンチに入っているからには仕事があると思うんで」
(中スポ)


◇小池正晃
<ナゴヤドームで約20分間の特打を行う。
ここ5試合は14打数1安打と快音も減っており、
2カード遠征が続き、十分に打ち込む時間もなかったため敢行。
ブランコとともに汗だくになりながら白球を打ち続けて>
「状態が落ちているんで、上げないとね。
久々に打ち込みたかったのもありますしね」

<中スポ紙面『旬撃』より。
後半戦開幕カードとなった巨人との首位攻防3連戦、
初戦に先制ソロ、第3戦に逆転2ランと勝ち越しに大きく貢献。
対巨人戦ではブランコにも劣らない頼もしさを発揮しているが>
「あの3連戦に関してはいいスタートがきれて。
巨人戦では悪いイメージはまったくないですし、
好きか嫌いかで言えば好きですね。
巨人戦はお客さんが入りますし、緊張感の中でできるというのもありますしね」

<横浜市出身、なのに横浜スタジアムでの
横浜-巨人戦を観戦するときはいつも三塁側だった。
巨人ファンになったきっかけは地元スーパーでのイベント。
出演していた中畑清氏にサインをもらったこと>
「小さいころはやっぱり巨人が好きでしたね。
野球選手になるなら巨人に入りたいというのは、最初の夢でもありましたね。
もちろん今は中日が好きですよ。
巨人ファンでしたから、ユニホームを着ている相手を
倒すのは、モチベーションが上がりますよね」

<大好きなチームだからこそ、
選手の特徴はよく知っている。弱点だって見えてくる>
「巨人に限ったことではないですけど、DVDはよく見ますよ。
スコアラーの方々に焼いてもらって。
自分のイメージと照らし合わせて、
なんで打てなかったのとか見ますね。
人と比べてはいないので、人より多いかどうかは
わかりませんが、やってはいます」

<今年から背番号が『44』に変わった。
昨年までの主砲・タイロン・ウッズから受け継いだ>
「44と僕は相性がいいんです。
(05年)横浜でもらったときも、自らお願いしてもらった背番号で
初めて規定打席に達して、自分の好きな番号ですね」

<今年はウッズのお墨付きを得ているという。
昨季終盤のとある日のこと、いつもきさくなウッズが
珍しく神妙な顔でこう話し掛けてきたという。
『もしオレがやめたらまた44番つけろよ』>
「自分の中では(背番号44を)タイロンからもらって、
レギュラーも取りたいというのがあって。
いい流れじゃないかなと思って変える決心をしました。
彼(ウッズ)の分まで頑張りたいというのは、やっぱりありますね。
中日の44番っていったらタイロンっていうイメージが
みんな強いでしょうけど、僕はその背番号に負けないようにというか、
試合に出続けたいというのはありますね」

<もともと『44』はMLBのマイク・キャメロンにあこがれて着けたもの。
広い守備範囲とパンチ力が特長。今でも一線級で活躍している>
「プレースタイルが好きで。
守備のうまさというか、ユニホームの着こなし方とか。
試合が終わると、ユニホームの上着をズボンから出すんです。
それもかっこよくて。自分も? それはマネできないですけど(笑い)」

<勝負強さを武器に、右翼のレギュラーを英智や野本と争っているが、
打率.235、6本塁打という今の数字には納得していない>
「1軍で野球をやっている実感もありますけど、
もう少し成績がついてこないと。
守備は自信をもってやれていますが、打撃は波がありますので。
試合にも出たり出なかったりですし。
後半戦に入る前に、後半戦は全試合に先発で出るという目標を立てて、
巨人の3連戦ではいい形で入れたんですけど、その後が…。
日曜日(2日)では、先発出場できなくて、
途切れてしまったんですけど、逆にこれを発奮材料にして。
巨人戦に相性がいいというか、好きなので、
そういうところでアピールしていきたいですね。チームに貢献したいですね」
(中スポ、ニッカン


◇立浪和義
<東京都内の選手宿舎から名古屋に移動。阪神戦に備える。
後半戦は6試合で3打数無安打。地元ファンの前で偉業を達成したい>
「出番があったら、しっかり結果を残したい」
(中スポ)


◇チェン・ウェイン
<きょう4日の阪神戦初戦先発が予想される。
この日はナゴヤドームでランニングなどに汗を流し、
入念なマッサージで体をほぐした。
ドームを後にしたのは選手の中で最後。意気込んで>
「阪神? (今季2完封している)横浜戦と同じような感覚で投げたい」

<今季4勝ながらリーグトップの防御率1.54。
快投を続ける左腕といえども、阪神との相性は決してよくない。
昨季の対戦成績は8試合に登板して2勝2敗、防御率3.58。
今季は初登板となる阪神戦でリベンジすべく強調したのは左打者対策。
鳥谷、金本、ブラゼルと主軸には左の強打者がズラリと並ぶが、
特に金本、鳥谷には本塁打を打たれており、
2人合計で25打数9安打8打点と相性が悪い。
しかも今季は右打者を被打率.193に抑えているのに対し
左には.244と比較的打たれている>
「巨人と阪神は左打者が多いですから」

<具体的な対策として『内角攻め』を挙げる。
リーグ屈指の球威を誇る左腕がきわどい内角を突けば効果は絶大。
『当たったらすいません』というのは、
あくまで言葉のあやなのだが、それくらいの攻めの姿勢を貫くということ>
「以前は左打者のインコースが投げにくかった。
内に投げないと自分が苦しくなる。
去年は左打者の内角の球が甘くなったんで、
外に逃げて打たれるよりも、『当たったらすいません』というくらいの
気持ちで攻めるつもりです。とにかく思い切って腕を振ります」
中スポスポニチ名古屋ニッカン


◇朝倉健太
<あす5日の第2戦先発が予想されるが、復調気配。
前回登板の巨人戦では1回に6点を失うなどしてKOされたが、
阪神戦では今季3勝負けなしと好相性だけに、同じ失敗はできない。
この日の練習では入念に遠投を繰り返し、手応え十分の様子>
「感覚的なことを確かめました。修正? できていると思います」
中スポ

◇川井雄太
<6日の第3戦が予想されるが、阪神と今季初対戦となる。
開幕12連勝のかかる一戦も、気負うことなくマウンドに向かう>
「印象? 当たってないですし分からないです。
それよりも自分のピッチングに集中します」
(中スポ)


◇落合監督
<ナゴヤドームの両翼ポールを
天井まで延ばすプランがあることが明らかに。
指揮官自身の発案で、ポールの上を通る打球が
『フェア』か『ファウル』か判定しやすくすることが目的。
現在はスタンドから13.5メートルの高さだが、
実現すれば40メートルあまりの超長尺となる。
実施の時期などは未定だが、11日からセ6球場で
ビデオ判定が試行されるが、その動きとは一線を画している。
ビデオ判定については、持論を展開して>
「ビデオって簡単に言うけど、それでプレーが止まるんだ。
野球はアメフットみたいに止めるスポーツじゃない。
いろいろやってみてそれでもだめで、最終手段というなら分かる」
ニッカン


【ドラゴンズ・今週の日程】
4日(火) 対阪神 (18:00・ナゴヤドーム)
5日(水) 対阪神 (18:00・ナゴヤドーム)
6日(木) 対阪神 (18:00・ナゴヤドーム)
7日(金) 対横浜 (18:00・横浜スタジアム)
8日(土) 対横浜 (18:00・横浜スタジアム)
9日(日) 対横浜 (18:00・横浜スタジアム)

<ファーム>
5日(水) プロアマ交流戦 対ヤマハ (12:30・ナゴヤ球場)

8日(土) 対福岡ソフトバンク (16:00・鹿児島県立鴨池野球場)
9日(日) 対福岡ソフトバンク (16:00・宮崎市生目の杜運動公園野球場)


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
後半戦最初の巨人・東京ヤクルトとの
ビジター直接対決6連戦を3勝3敗の五分で通過。
首位・巨人との差を1.5ゲームと若干縮めはしたものの、
東京ヤクルトとは、新たな遺恨を生みそうな気配も。
まあ上位3チームにおける争いは、
依然として続いていくと思われますが、
前週の厳しい直接対決に比べると、
今夜からの6連戦は、割に与しやすそうなムードも。
地元・ナゴヤドームで阪神と、さらに週末はハマスタでの横浜戦。
ともに7勝4敗、11勝1敗と好相性のチームとの対戦が続きますが、
「奪首ウイーク」とか「貯金ウイーク」とか
上から目線で見るようなことはぜひとも避けてほしいもの。
数年前、同じこの時期に好相性のチームを迎えながら、
3タテを喰らうなど思わぬつまずきがあったりしましたし、
まあ今季のチーム状態とは違いはするものの、
油断などをせずに、一戦一戦引き締めて臨んでほしいですね。

そんななか、そういう姿勢を実行している主力
この日のナゴドにはいたようで。
移動日となったこの日は、ナゴヤドームで
投手陣と、野手陣指名練習が行われたようですが、
なんと主砲・ブランコ志願参加
休日を返上して、フリー打撃で汗を流したもよう。

休日返上!先週末の神宮では
館山から左ヒジに死球を喰らい、途中退場。
幸い大事には至らず、
翌日からもスタメン出場してはいるものの、
まだ痛みや腫れは
完全にはひいていないはず。
それにも関わらず、
自らの意志で球場に赴き、
遠征で不足した打ち込み量を解消するため、
しっかり振り込んでいたという主砲
その姿勢には、
とても頼もしさを感じましたね。
また今後さらに予想されるであろう
厳しい『内角攻め』にも、立ち向かう姿勢
当てられた館山に対しても、心の広さを感じる言動がありましたし、
「大人な」対応は、実に好感が持てましたよ。
もちろんそこにはそんなことには決して負けないという強い気持ちと、
克服できるという技術の向上への自信。
「いい打者というのはストライクゾーンのボールを打つもの」
当然そういう言動が出るということは、
体調面にも大きな問題はないということなのでしょう。

心配だったフォームの変化なども、
今のところはそんなになさそうですし、
強い打球も出ていますから、今回の3連戦では一発が見たい。
阪神戦は1本塁打、7打点とカード別では最低の数字。
それでもどんな投手が来ようとも、少しでも甘く
ピンポイントに来たボールをしっかり叩ければ、
そのパワーで強烈な一発をお見舞いできるはず。
主砲が打てば、チームは勢いに乗れること確実。
久々のホームゲームで、復調弾を楽しみにしたいところです。


ところでこの阪神3連戦、気になる先発予想は、
初戦から、チェン-安藤、朝倉-岩田、そして川井-久保
これまでの阪神戦でおなじみだった下柳の登板はなさそう。
その一方で、ナゴヤドーム5連勝中の安藤が来るのは厄介ですね。
さらに久保には前回の甲子園で勝たれていますし、
決して楽な相手でもなさそうな感も。
ただ攻撃陣で、赤星、関本という2人をケガで欠くのは大きい。
平野、藤本、桜井などが代役になるのでしょうが、
赤星ほどの足や、関本ほどのいやらしさはないでしょう。
さらに代わりではないですが、
中日戦に強いベテラン・矢野が戻ってきましたし、
マスクを被るかはわかりませんが、何とかうまく交わしてほしいです。

対するドラゴンズは、チェン、川井が阪神戦今季初登板
特に昨季阪神の左打者に苦しんだ
チェンがいかなる投球をしてくれるのか、
その辺りがこの3連戦の流れを占いそうですね。
対策として、強気の内角攻めも辞さない構えのようですが、
下半身を使い、腕をしっかり振る投球。
それさえ出来れば、現状のチェンの力なら封じられるのではと。
また阪神戦3勝負けなしと好相性の朝倉
前回登板の巨人戦では初回の6失点が大きく響きましたが、
その分の雪辱もしっかりとしてほしいところです。


2カード連続負け越しの首位・巨人は、
週末に東京ヤクルトとの直接対決が控えていますし、
その辺りをうまく利用し、追いつき追い越せれば言うことなし。
おそらく阪神も一泡吹かせてやろうと向かって来ることでしょうが、
こちらのペースに持ち込んで、返り討ちを。
まずは初戦、防御率1位左腕快投を期待しながら、
2週間ぶりのホームゲームを見守っていきたいと思います。

2009年8月 3日 (月)

荒木気持ちの決勝打、雨中延長戦竜辛くも制す!

勝ちパターンを崩され、鬼門・神宮で痛い連敗。
3位・東京ヤクルトに1ゲーム差に迫られたドラゴンズ
小雨ぱらつくなかで行われた直接対決第3戦は、
3-3のまま両軍譲らず、延長戦へと突入。
そして4時間以上を過ぎた延長11回、
2死満塁から、荒木が左越えに走者一掃の二塁打を放ち、
ようやく勝ち越しに成功すると、
そのウラ、守護神・岩瀬が3本の二塁打を許して、
1点差に迫られたものの、辛くも逃げ切って、2位を死守。
前夜の雪辱を果たした浅尾が7勝目をマークしました。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 15回戦
(2日・明治神宮野球場 | 中日4勝11敗)
18310人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 R
中 日 0 1 2 0 0 0 0 0 0 0 3
ヤクルト 1 0 1 0 0 1 0 0 0 0 2
[勝] 浅尾(41試合7勝7敗)
[S] 岩瀬(41試合1勝2敗31S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
中田、河原、パヤノ、浅尾、岩瀬 - 谷繁

◇対東京ヤクルト15回戦・スタメン
1 (遊)井端  (6打数2安打)
2 (二)荒木  (5打数1安打3打点)
3 (三)森野  (4打数1安打)
4 (一)ブランコ (6打数2安打1打点)
5 (左)和田  (4打数1安打)
6 (中)藤井  (5打数4安打1打点)
7 (右)野本  (4打数1安打)
8 (捕)谷繁  (5打数無安打)
9 (投)中田  (2打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・由規
井端二ゴロ、荒木四球、森野中直球見三振、
ブランコ中高め直球左前落とすヒット・荒木三進、
2死一、三塁から、和田内直球詰まり左飛


<1回ウラ・東京ヤクルト> P・中田(中12日)
青木三ゴロ、田中浩康中高めカット左中間突破二塁打、
福地内フォーク空三振、デントナ外外れ四球、
ガイエル初球腰死球、
2死満塁から、畠山中低め直球三遊間抜く適時打(D 0-1 S)

<2回・中日> P・由規
藤井内高め直球右中間フェンス直撃二塁打、
野本内スライダー引っ張り右前落とすヒット、
無死一、三塁から、
谷繁二ゴロ一走タッチ4-4-3の間(D 1-1 S)

<2回ウラ・東京ヤクルト> P・中田
川島慶三外カット右飛、由規高め直球空三振、
青木中直球左前打、田中浩康外直球右翼線二塁打、
2死二、三塁から、福地中フォーク高いバウンド一ゴロ

<3回・中日> P・由規
井端二ゴロ、荒木高いバウンド遊ゴロ、
森野外高めスライダーセンターオーバーフェンス直撃二塁打、
2死二塁から、
ブランコ外低めスライダー右前持って行く適時打(D 2-1 S)
和田外スライダー中前抜けていくヒット、
2死一、二塁から、
藤井詰まりながら左前落とす適時打(D 3-1 S)

<3回ウラ・東京ヤクルト> P・中田
デントナ外直球右前落ちるヒット、ガイエルストレート四球、
畠山高いバウンド二ゴロ・荒木一走空タッチ、
1死二、三塁から、相川外高め直球・
ライトフェンス際野本グラブ当てながら捕れず適時二塁打(D 3-2 S)
1死二、三塁から、川島慶三浅い右飛、由規内高め直球中飛

<4回ウラ・東京ヤクルト> P・中田
青木四球、田中浩康投犠打、
福地中低め直球中飛・青木タッチアップ三進、
2死三塁から、デントナ外カット遊正面ゴロ

<6回ウラ・東京ヤクルト> P・中田
川島慶三高いバウンド遊ゴロヘッドスライディング、
代打川端投犠打、
1死二塁から、青木3球目中田フォーク暴投・川島慶三三進、
4球目フォーク谷繁捕逸・川島慶三生還(D 3-3 S)
青木7球目四球、田中浩康高いバウンド三ゴロ・
森野一塁送球・一走青木その間に三塁向かうも転送アウト

<7回・中日> P・松岡
代打福田内直球一邪飛、井端高めスライダー左前打、
荒木遊ゴロ6-4-3も一塁セーフ、森野ストレート四球、
2死一、二塁から、ブランコ粘るも外スライダー空三振


<8回・中日> P・五十嵐
和田中フォーク右飛、藤井高めフォーク一二塁間突破ヒット、
野本2球目藤井二盗、
1死二塁から、野本中フォーク空三振、
2死二塁から、谷繁初球153キロ打ち上げ右飛


<8回ウラ・東京ヤクルト> P・パヤノ
相川外低め直球中前ポテンヒット、
川島慶三送れず空三振、代打川本外直球空三振、
青木初球前パヤノ一塁けん制悪送球、
2死二塁から、青木外高め直球ハーフスイング空三振・納得いかず

<9回・中日> P・イム・チャンヨン
代打立浪内高め直球空三振、井端外シンカー空三振、
荒木外スライダー打ち上げ左飛・歯が立たず


<9回ウラ・東京ヤクルト> P・浅尾
田中浩康直球おじぎ四球、福地投犠打、
右・英智
1死二塁から、デントナ外スライダー空三振、
ガイエル敬遠、
2死一、二塁から、畠山外直球二ゴロ4-6、延長戦へ

<10回・中日> P・押本
森野初球外直球投ゴロ、ブランコ外フォーク見三振、
和田外フォーク遊ゴロ


<10回ウラ・東京ヤクルト> P・浅尾
相川外フォーク空三振、川島慶三外スライダー空三振、
代打武内中フォーク3球空三振・完ぺき

<11回・中日> P・萩原
藤井外フォークうまく拾って中前運ぶヒット、
英智投犠打、谷繁外一杯直球見三振、
代打小池ストレート四球、
井端0-3外スライダー三ゴロ畠山はじき内野安打、
2死満塁から、
荒木2球目中落ちないフォーク・
思い切り叩き前進左翼頭上越えていく走者一掃適時二塁打・
送球間荒木三進(D 6-3 S)

P・イ・ヘチョン
森野初球内スライダー背中死球「コラ」激高・
一塁方向へ歩く途中で「帽子取って謝れ」・
イ・ヘチョンそれに応じずエキサイトしマウンド降りてくる・
両軍入り乱れての乱闘騒ぎ、何とかおさまり試合再開、
2死一、三塁から、ブランコ中シュート打ち上げ二飛


<11回ウラ・東京ヤクルト> P・岩瀬 左・小池
青木中スライダー左翼頭上越えていく二塁打、
無死二塁から、田中浩康内スライダー左中間落とす適時二塁打(D 6-4 S)
福地内スライダー大きな中飛・田中浩康タッチアップ三進、
1死三塁から、デントナ中高めスライダー・
三遊間突破適時二塁打・代走ユウイチ(D 6-5 S)
1死二塁から、ガイエル外低め直球見三振
2死二塁から、畠山初球外シュート二ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
荒木が決勝二塁打

延長の末、競り勝った。
3回にブランコ藤井の適時打で2点をリード。
6回に追い付かれたが、11回2死満塁で
荒木が走者一掃の二塁打を放って勝ち越した。
東京ヤクルトもそのウラ、
岩瀬から3二塁打で2点を奪ったが、逃げ切られた。
公式サイト共同通信社時事通信ニッカン式スコア


小雨が降ったり、止んだりしたなかで行われた
神宮球場での2位攻防第3ラウンド
自分にとっても、今季初の神宮生観戦となりましたが、
終わった瞬間の感想が「ほんとしんどい」。
延長戦突入、4時間44分の激闘の末に辛くも勝利。
中盤以降、もやもやが続く展開が幾度も続きましたが、
延長11回、2死満塁から
荒木が何とか決めてくれて、本当によかったなあと。

中田-由規の両先発が交代した後は、まさに継投勝負
しかしあまり調子の良くない松岡を攻めきれず、
五十嵐からも得点圏に走者を進めるも、ここもゼロ。
さらにイム・チャンヨンには全く歯が立たず、
延長10回も押本の前にクリーンアップが三者凡退。
次の1点が遠い一方で、河原-パヤノとつないで、
9回、10回の2イニングは、前夜痛恨の一発を浴びた浅尾が登板。
9回の代わり端に四球を出して、二塁まで進まれたものの、
前夜被弾を喰らったデントナを外へのスライダーで料理すると、
延長10回は、相川、川島慶三、代打武内三者三振斬り
しっかりと「やり返す」投球で、味方打線を鼓舞。
これに報いる攻撃を見せて、11回こそ均衡を破ってほしい。
雨の中での願いが、どうにか叶ったようですね。

それにしても、底力ではやはりこちらに分があるかなと。
調子の良い投手を先に出して、相手を封じ、
サヨナラに持って行きたい東京ヤクルト
ゆえに勝利の方程式を先に使って、10回はそれに次ぐ押本
さらに11回は萩原-イ・ヘチョンとイニングを追うごとに、
「やや落ちる投手」が出てきてくれたのは、助かったなと。
それに加え11回先頭が、この日の打線のなかで、
3安打と当たっていた藤井だったのも大きかった。
萩原のフォークをうまく拾って、中前に運ぶと、
続く英智が送り、谷繁倒れたものの、
小池には急に制球が定まらなくなり、ストレートの四球
さらに井端がしぶとい内野安打で満塁へと繋ぐと、
荒木に対しては、満塁にもかかわらずフォークの連投。
6回の中田の失点例もありますし、どうかなとも思いましたが、
2球目、そのフォークが落ちずに中に入ってしまう始末。
前夜には一時勝ち越しとなる本塁打を放っている荒木

荒木決めた!この日はここまで無安打だったものの、
「負けたくない」という
強い気持ちを胸に、
悔いを残さぬよう、
思い切り行ったことが功を奏しましたね。
良い角度で伸びてきた飛球が、
レフト・青木の頭上を越えたときには、
三塁側スタンドは狂喜乱舞
正直、井端らのランニングを見ておらず、
荒木がサードにいることにより、
3点入ったのがわかったくらい。
午後10時を過ぎているとは思えないぐらいの喜びようとなりました。

ただそのままで終わらなかったのは、
鬼門・神宮だからでしょうか。
延長11回ウラ、5番手で登板の守護神・岩瀬の出来がイマイチ。
いきなり先頭の青木にレフトオーバーの二塁打を浴びると、
続く田中浩康、さらにデントナに適時打を許し、なんと1点差に。
宝刀・スライダーにもキレがなく、軽々運ばれる様には、
ほんとに驚き、さらに不安にもなりましたが、
この日に関してはやや準備不足も否めないようにも見えました。
神宮においての自分のいつもの観戦エリアは、
三塁側ブルペンが良く見えるのですが、
浅尾がかなり長い時間、ブルペンで準備していたのに対し、
岩瀬は何度か肩こそ作るものの、まさか出番が、といった雰囲気も。
この日のベンチは、もしも11回ウラ以降があった場合、
小林正人高橋を繋いで、おそらく守護神を使わなかったのでは。
そんな流れもあったなか、3点勝ち越したためにマウンドへ。
ただそんな岩瀬でも、「スイッチ」が入ればさすがだなと。
ガイエルに対しての外一杯のストレートや
畠山を1球で料理した投球は、本来のものだったと思います。


小雨降るなか、いろんなことがありましたが、
勝ち越すまでの内容はともかくとして、
とにかく3タテだけはカンベンでしたし、
やや苦しみながらも、勝てたことはチームにとって大きいのでは。
さらに最後の最後まで粘られはしたものの、
鬼門・神宮やり返せたこともヨシでしょう。
また相手の勝利の方程式、松岡-五十嵐-イム・チャンヨン
そろって投げれば20戦全勝だったそうですが、
この日の勝利でそれを崩壊させたこともとてもうれしかったです。

後半戦いきなりのヤマ場、巨人・東京ヤクルトとの6連戦を
3勝3敗の五分で終えることとなりました。
欲を言えば、4勝2敗ぐらいを期待していただけに、
東京ヤクルト戦、特に2戦目を落としたのは残念。
それでも6連戦の前の2.5ゲーム差が、
1.5ゲームと若干ながら縮んだことですし、
ビジターながら良く踏ん張ったといえるでしょう。
あすからはまた次の6連戦が待っていますが、
長時間観戦の疲れもあって、その展望は次の記事で。
4時間44分という長い時間、選手のみなさん
本当にお疲れ様ということで今回は締めさせていただきます。


☆ウィナーズ・ボイス(2日)

◎荒木雅博

<延長11回2死満塁、走者一掃の勝ち越し二塁打>
「(おめでとうございます)どうもありがとうございます(一礼)
(延長11回2死満塁、どんなことを考えて打席へ)
あの、後悔したくなかったんで、思い切って振ろうと思いました。
(走者一掃のツーベースになった。その瞬間は)
もうね、あのう、打った瞬間に、抜けたのがわかったんで、
ヨシッていう気持ちになったんですけど、
うん、3点目が入ってくれてよかったです。
(チームは連敗、このゲームどんな気持ちで迎えたか)
うん、あのう、やっぱりその、負けられないという気持ちは
いつも持ってやってますけども、いつも以上に
今日はやっぱり気持ち入れていきました。
(最後は1点差まで詰められたが)
いやもう、岩瀬さんなんでね、
あのう、ここで終わるだろうという気持ちでやっていました。
(巨人が敗れ、1.5ゲーム差に縮まった)
はい、えー(笑顔)ゲーム差はね、縮まっているんですけど、
まだまだ先に、あのう、勝負のときはあると思いますので、
しっかりと野球をやっていきたいと思います。
(最後にファンに力強い一言を)
今日は本当に長い時間、ご声援ありがとうございました(笑)。
えー、まだまだ先は長いですけども、
一試合一試合しっかりとした野球をやって、
どんどん勝っていきたいと思います。今後ともよろしくお願いします」



<同点で迎えた11回2死満塁の場面。
初球は低めのフォークに空振り。
そして2球目、萩原が投げた真ん中のフォークをフルスイング。
快音を残した打球は左翼の頭上を一瞬で越えると、
一塁走者の井端まで生還する走者一掃の3点適時二塁打。
選手会長が大仕事をやってのけて>
「初球がフォークだったんで、
もう一回フォークもあるかなって思っていました。
後悔したくなかったんで、思い切って振ろうと。
打った瞬間、抜けたと思ったんでヨシって」

<今季満塁時はこれで7打数5安打9打点の打率.714。
照れる新・満塁男がチームに宿る『呪縛』を見事に解いて>
「満塁で結果? らしいですね。でもそんな実感はないんですよ」

<巨人が敗れたことで首位との差は再び1.5ゲーム。
忌まわしき神宮球場を気持ち良く後にして>
「打撃の状態はよくはないですよ。
きょうもボクが打っていれば楽に勝てましたから。
これからも1試合1試合しっかりした野球をして、
どんどん勝っていきたい」
中スポサンスポ時事通信朝日新聞ニッカンデイリー


○藤井淳志
<3回2死一、二塁、左前へのテキサスヒットを放つ>
「何とかしたいという気持ちで打席に立ちました。
気持ちでヒットになったと思います」

<延長11回には、勝ち越し劇の口火を切る中前打。
この日は5打数4安打。今季初の4安打で打率も.302と
7月19日以来の3割復帰を果たした。足取り軽く球場を後に>
「いつも通りランナーがいなければチャンスメークを、
いれば進めるバッティングを心がけています。
(ヒットの)本数よりも勝利につながったことがうれしいです」
(中スポ)

○トニ・ブランコ
<2打席連続安打で完全復活を高らかにアピール。
3回2死二塁から、外角低めのスライダーをはじき返すと、
打球はあっという間に右翼に弾んだ。
左ひじに死球を受けて以降、初の適時打。
芯を外されながらも持ち前の矢のような打球を繰り出し、
死球の影響を感じさせないバッティングに>
「バットの先っぽだったけど、何とかヒットになってくれてよかったよ」

<なおも2死一、二塁、藤井が左前へテキサス安打を放つと、
巨体を揺らして二塁から激走。
3点目のホームを駆け抜けて、健勝ぶりを重ねて披露。
左ひじの回復は順調そのもの。
前日は湿布を固定するために左ひじをバンデージで覆い、
メーカーが急きょ用意したひじ当てをつけ始めたが、
たった一夜でバンデージとはおさらば。
ひじ当てもフィットしている様子>
「具合はいいよ。コンスタントにパワーを発揮できそうだ」

<それでも第3打席からは再三のチャンスに凡退したことを
気に病んでか、肩を落とし球場を後にして>
「今日はノーコメントで」
中スポニッカン

○井端弘和
<前夜までヒットがなかったが、
7回、左前に12打席ぶりの安打を放つと、
延長11回には2死一塁で三塁内野安打。
荒木の決勝二塁打を呼び込む。
3試合連続無安打は4月に一度あったきり。
打率も1厘上げて.319として>
「今年は調子を落としてもすぐ原因がわかる。
いろいろ試していて、昨日は分からなかったけど、
きょうの第3打席でファーストゴロを打ったときに戻った」
(中スポ)

○立浪和義
<9回先頭、代打で出場したが、イム・チャンヨンの
高め152キロ、ボール球に空振り三振を喫したが、
チームの勝利にホッと胸をなでおろして>
「勝ててよかったです」

<前日の打席では左翼スタンドから無数のフラッシュを浴びた。
おそらく引退を前にファンが写真を撮影しようとしている>
「気づかなかったよ」

<東京遠征6試合で、自らは3打数無安打だったが、
チームは3勝3敗。首位巨人との差を少し詰めることにも成功。
本拠地へ戻る4日からの阪神戦で、あと1本に迫っている
歴代7位タイの通算2471安打目を狙う>
「また来週、頑張ります」
(中スポ)


○浅尾拓也
<同点の9回に4番手で登板。
2死一、二塁のピンチで畠山を二ゴロに打ち取ってしのぐと、
続く10回は3連続三振を奪った。
前日の同カードでは、3失点で敗戦投手となっているだけに、
うれしそうな表情。11回に味方が勝ち越し、今季7勝目。
ホールドポイントは27となり、リーグ単独トップに>
「(1日と)同じようなところで使っていただいて、
抑えられて本当によかった。必死でした。
(投手コーチの)近藤さんとかみんなに励ましていただいて。
やられてしまったことのほうが
まだ大きいので、やり返せるように頑張ります」

<登板を告げられ、マウンドにたどり着くと、
必ず、何度かジャンプしている。この日の登板でも行った。
少し変わっているように見えるが、投球のために必要だからやめない。
プロ入り前から続けている、大切なルーティンワークだ>
「緊張が取れるようにと思って、ずっとやっているんですよ」

<日本福祉大時代のこと、部屋でテレビを眺めていると、
リポーターが『ジャンプをすると、緊張がとけるんです!』
目からうろこが落ち、それからいうもの、
マウンドでジャンプするようになったという。当時を振り返って>
「番組名は覚えてないんです。
バラエティー? うーん。そうでしたかねえ」
(中スポ)

○勝崎コンディショニングコーチ
<果たしてジャンプには本当に効果があるのか説明>
「リラックスできるかどうかはわかりませんが、
筋肉は最初に刺激を与えておくと、
力を出しやすくする性質があるんです。
陸上の短距離走の選手が、スタート直前に
ジャンプするのをよく見かけますよね? あれと同じです。
それをテレビでわかりやすく説明したのではないですかね」
(中スポ)

○中田賢一
<制球に苦しみながらも6イニング3失点と
粘ったが、2球で台無しに。
目を疑いたくなるシーンは、6回1死二塁。
青木への3球目、フォークがワンバウンドする暴投。
さらに次のフォークを谷繁が後ろにそらし(記録は捕逸)、
悠々と川島慶三が同点のホームを踏んだ。
必死で守り抜いた1点のリードをあっさり失い、唇をかんで>
「打者は青木さん。低めに投げようという意識は強かった。
捕逸のタマもボクの責任です。
先頭打者(川島慶三)を出したのが悔やまれます」

<本調子からは程遠く、被安打7に加え、
制球難で5つの四球を与えた。
それでも悪いなりに踏ん張って、勝ち越し点を許さず、
一度は勝ち投手の権利を手にしていたが>
「序盤にかなり苦しい投球をしてしまった。
立ち上がりと中盤に先頭打者を出したのが悔やまれる」

<今回がオールスターブレーク後初めての登板。
その位置付けは『6人目』の先発。
2軍には実績のある山本昌や山井が控えていて、
立場は安泰ではない。そんな状況は自身もわかっている。
こう決意を口にしていたが>
「悪ければ下に落とされる。ボクは結果を出すしかない」
(中スポ、時事通信

○河原純一
<7回同点のマウンドに上がると、2人目がデントナ。
ツバメの主砲には、前夜に浅尾が決勝弾を浴び、
対戦打率はセ・リーグではワーストの.386。
4本塁打を叩き込まれ、17打点を献上している。
竜投にとっては年間を通じての天敵だが、
ストレート(見逃し)、フォーク(ファウル)で追い込むと、
3球目。再び内角に食い込むストレートにバットは空を斬った。
ベースから離れて立つデントナには、
外角へ投げたい誘惑にかられるが、
内を攻めねば外にバットが伸びてくる。
やはり抑えるカギは内角にありー。
天敵の王様を仕留めた3球が、この先の航路を示してくれたはず>
「谷繁さんに要求されたボールを
キチッと投げるのがこちらの仕事ですから。
(デントナは)外に届かないかなと思っても、意外と届く。
谷繁さんの意図をくまなければいけないとは思います」
(中スポ)

○ネルソン・パヤノ
<1イニング1/3を無失点で勝利に貢献。
7回2死無走者でマウンドに上がり、四球を出しながら無失点。
続く8回もけん制球がそれ、2死二塁のピンチを招いたが後続を封じて>
「ナイスピッチング? ありがとう。
あしたは休みだから、しっかり休んで、あさってからも頑張ります」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<3点リードの11回に登板。
田中浩康、デントナに適時打を浴び、2点は詰め寄られたが、
ガイエルは見逃し三振、畠山は二ゴロに切って15試合連続セーブ。
1.5ゲーム差に迫った巨人追撃のため、前だけを向く>
「ここからは勝ちにこだわります」
(中スポ)


○森野将彦
<延長11回、荒木の決勝打の直後、
代わったイ・ヘチョンの初球が背中にドスンと当たる。
痛みで顔をゆがめ、マウンドのイをにらみつけると、
『逆ギレ』したイも何事か文句を言いながら応じる。
すかさず両軍ベンチから選手が飛び出し、一塁ベース付近で衝突。
あわや乱闘のシーンとなったが、
試合後、興奮冷めやらぬ様子で語って>
「(イ・ヘチョンに)『謝れ』と言ったんだ。
そしたら『何言ってんだ』という感じで言ってきた。
ここは韓国じゃない。日本なんだ。
日本でやるからには日本のやり方に従うべきなんだ。
接戦だったらあんなに怒らない。
故意? そこまでは言わない。でも初球だからね。
荒木さんのヒットで試合はほぼ決まっていたんだ」
中スポ

○川相内野守備走塁コーチ
<11回2死三塁、森野の死球をめぐり両軍が入り乱れた際、
輪の中心で東京ヤクルトサイドへ血相を変えて詰め寄ったが>
「森野が『帽子を取って謝れ』と言ったんだ。
でも、あれぐらい激しい気持ちでいい」
中スポスポニチ名古屋

●イ・ヘチョン(東京ヤクルト)
<3点を勝ち越された直後の延長11回、7番手で登板。
森野に当てた死球をめぐり、両軍入り乱れての乱闘騒ぎが起こったが>
「雨でボールが滑った。
むこうがいらついていたので、反応してしまった」
サンスポ


○和田一浩
<試合前、外野でノックを受けていた
投手陣の輪に加わると、右に左に軽快に体を動かした。
冗談で報道陣を笑わせつつ、しっかりとコンディションを整えて>
「投手に転向? そう。投手転向なんです」
(中スポ)

◇吉見一起
<先発投手は登板2日後が完全休養日となっているが、
この日がそれに当たっていながら、グラウンドへ。
ところがナインが練習を始めると、
雨が降り出したこともあって、チームメートから
『そんなことするから雨降るんだよ』と突っ込まれ苦笑い。
他の投手陣とは別に、じっくりランニングで汗を流していたが、
意欲の休日返上。敗戦のもやもやは折からの雨と
たっぷりかいた汗が流してくれたようだ>
「(2日前に)負けたのが悔しくて。
それに、前から練習に出ようとは思ってました」
(中スポ)

○川井雄太
<この日1軍合流した野本から
次戦に12連勝を達成した場合のインタビューポーズを提案された。
両手の指をそれぞれ1本と2本を立てて『12』をかたどる格好だが、
野本がやってみせたのは、右が2本で左が1本。
正面からは『21』に見えるが、苦笑いして>
「21連勝? 無理、無理ですから」
(中スポ)

○長谷部捕手コーチ
<夕方にサーッと降った雨の影響で
この日の試合前、練習は室内練習場で行われた。
その出入り口には魅惑的なポスターがはってある。
おいしそうに焼けたラム肉と特大のジョッキの写真が
ちりばめられたビアガーデンのポスターだ。
報道陣の横で、同じく足を止めて>
「名古屋にもいくつかいいところがあるよね。
でも遅くまでやってないと、いけないんだよなあ」

<ポスターの店もナイター終了後まではやってない様子。
でもビールなら秋に浴びられますよね、きっと>
「浴びたいよなあ」
(中スポ<ドラ番記者>


●高田監督(東京ヤクルト)
<3点を勝ち越された11回に1点差まで詰め寄る
粘りも見せたが、悔しさをにじませて>
「負けたらしようがない。9回、10回に何とか勝負しないとね。
乱闘? (帽子をとって謝る)習慣がないんだから、外国人には無理だろう」

<中日とは14日からナゴヤドームで再び激突するが>
「これからも、こういう試合が続くでしょう」
サンスポ


○落合監督
<4時間44分の激闘の末、連敗を止め、3位転落を回避。
首位・巨人とは再び1.5ゲーム差。淡々と球場を後にして>
「選手に聞いてくれ。仕事をした選手に聞きな」
(中スポ、スポーツ報知毎日jpニッカン


今日の公示。(2日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 野本圭外野手
【出場選手登録抹消】
▼中日 中村一生外野手
(再登録は12日以降。公式サイト共同通信社

△野本圭
<ルーキーが約1カ月ぶりに1軍に復帰。
この日朝の新幹線で名古屋から東京入り。
ちょうどナインがウオームアップをはじめたところで
細かい雨が降り始めたため、前日大雨が降った
『名古屋から持ってきたんじゃないの』と冷やかされ>
「ええ、持ってきました」

<さっそく『7番・右翼』で先発出場。
2回無死二塁のチャンスでは右前打を放つなど、
4打数1安打と、復帰を祝った。
しかし悔やんだのは3回の守り。相川の右越え二塁打を
グラブに当てながら捕らえきれなかった>
「グラブに当てたのに届きませんでした。
捕れるように見えました? 次頑張らなければなりません」

<2度の2軍落ちを経て、精神的にもひとまわり成長したよう>
「ファームで守備も含めて、しっかりやってきたという実感がある。
バッティングもしっかりミートできていると思う。
これを最後に(1軍に)定着したい。
ライトのポジションは小池さんが活躍されていますから。
それ以上の活躍をしないと。とにかく頑張ります」
(中スポ)

2009年8月 2日 (日)

浅尾吹っ飛ぶまさかの被弾、ツバメに痛い連敗。

天敵をまたも攻略できずに、
東京ヤクルトとの2位攻防初戦を落としたドラゴンズ。
8月最初のゲームとなった神宮での第2戦は、
終盤、1点をめぐる白熱した展開に。
それでも8回、荒木の本塁打で勝ち越しに成功。
ところがそのウラ、セットアッパー浅尾がつかまり、
同点に追い付かれると、デントナに決勝の2点本塁打を被弾。
ミスも絡んでの逆転負け。鬼門神宮で4連敗となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 14回戦
(1日・明治神宮野球場 | 中日3勝11敗)
25226人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ヤクルト ×
[敗] 浅尾(40試合6勝7敗)
[D本] 荒木2号
[Dバッテリー]
小笠原、河原、浅尾 - 谷繁

◇対東京ヤクルト14回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数無安打)
2 (二)荒木  (4打数2安打1打点)
3 (三)森野  (4打数2安打1打点)
4 (一)ブランコ (4打数無安打)
5 (左)和田  (4打数1安打)
6 (中)藤井  (3打数1安打)
7 (右)小池  (4打数無安打)
8 (捕)谷繁  (2打数1安打)
9 (投)小笠原 (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回ウラ・東京ヤクルト> P・小笠原(中10日)
青木初球中スライダー三ゴロも森野弾きエラー、
田中浩康投犠打、
福地内高めスライダー詰まるも三遊間落ちるヒット、
1死一、三塁から、デントナ中高め直球高々右犠飛(D 0-1 S)

<2回・中日> P・ユウキ
ブランコベージュサポーター&白い防具・内フォーク空三振、
和田内直球投ゴロ、藤井ど真ん中直球手が出ず見三振

<2回ウラ・東京ヤクルト> P・小笠原
畠山低めカーブとらえ中前打、相川詰まり左飛、
川島慶三四球、ユウキ一犠打、
2死二、三塁から、青木中直球ういい当たりも中飛

<3回・中日> P・ユウキ
小池三ゴロ、谷繁外カーブ右前落とすヒット、
小笠原三犠打、
2死二塁から、井端内スライダー詰まり三ゴロ

<4回・中日> P・ユウキ
荒木外スライダー遊右抜けていくヒット、
森野3球目荒木二盗、
無死二塁から、森野外高めチェンジアップ
中前しぶとく抜けていく適時打(D 1-1 S)

ブランコ中カーブ空三振、
和田外フォーク遊正面ゴロ6-4-3併殺

<4回ウラ・東京ヤクルト> P・小笠原
畠山一ゴロ、相川遊ゴロ、川島慶三内直球ズバッと見三振

<5回・中日> P・ユウキ
藤井内直球見三振、小池三ゴロ、
谷繁2球目内高め直球・
ヘルメットつば付近かする死球=ユウキ危険球退場

<6回・中日> P・萩原
井端二ゴロ、荒木力負け右飛、
森野0-3から内直球右前打、
ブランコ痛烈ライナーも一塁デントナミット収まる

<6回ウラ・東京ヤクルト> P・小笠原
福地外スライダー弱い一邪飛、
デントナ内直球詰まり右中間飛、飯原外直球二ゴロ

<7回・中日> P・松岡
和田高いバウンド中前抜けていくヒット、
藤井バント松岡処理も焦って一塁悪送球・和田三進、
小池2球目藤井二盗、
無死二、三塁から、小池中フォーク振らされ三振、
谷繁制球定まらず選んで四球、
代打・立浪(通算10000打席到達)
1死満塁から、代打立浪外スライダー叩くも遊正面ゴロ・
6-4-3併殺・絶好機つぶす

<7回ウラ・東京ヤクルト> P・河原
畠山三ゴロ・森野右足ひねりバランス崩し一塁悪送球=内野安打、
代走川端、森野ベンチに下がって治療、
相川投犠打、川島慶三高いバウンド三ゴロ・森野処理、
代打ユウイチも中日ベンチ河原続投
2死二塁から、代打ユウイチ内スライダー高々も右飛・火消し

<8回・中日> P・五十嵐
井端外フォーク空三振、
1死から、荒木ど真ん中152キロきれいに振り抜き・
ライナーレフト最前列飛び込む本塁打(D 2-1 S)

森野二直田中浩康ダイブ、
ブランコ痛烈遊ゴロ川島慶三大遠投・見せ場

<8回ウラ・東京ヤクルト> P・浅尾
青木初球外高め直球左方向・
和田背走ジャンプでグラブ当てるも後逸二塁打、
田中浩康一塁方向バント・
チャージブランコ素早く三塁送球もセーフ(=犠打野選)
無死一、三塁から、福地内直球バットへし折り一二塁間・
荒木ダイビングキャッチ二ゴロも、三走青木生還(D 2-2 S)
1死二塁から、デントナ初球中入る直球・
ライトスタンド最前列持って行かれる逆転2ラン(D 2-4 S)

<9回・中日> P・イム・チャンヨン
和田中高め145キロ遊飛、
藤井中高め直球ライトフェンス直撃二塁打、
小池外スライダー空三振、
2死二塁から、谷繁外シンカー空三振、試合終了。


【ゲームレビュー】
浅尾打たれ逆転負け

東京ヤクルトが終盤に逆転し2連勝。
1点を勝ち越された直後の8回、
無死一、三塁から福地の二ゴロで同点とし、
続くデントナが右越えに2ランを放った。
中日は8回に荒木が勝ち越しソロを放ったが、
3番手の浅尾が誤算だった。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


8月最初の土曜日のナイトゲーム、
この日の神宮球場、かなり入っていましたね!
2位攻防だからなのか、花火300発が上がるからなのか、
その辺りはよくわかりませんが、
数多く詰めかけたファンの前で、まさかの逆転負け。
1点差とはいえ、勝ちパターンに持って行っていただけに、
あそこからひっくり返されたのは、とても悔しかったです。

特に8回の3失点は、本当に信じられない展開。
セットアッパー・浅尾が、同点に追いつかれると、
もはやドラゴンズキラーといえるデントナに痛恨の逆転被弾。
初球、甘く中にシュート回転した真っすぐガツン。
完ぺきというわけではなく、パワーで運ばれたものの、
まさに打った瞬間、しまったと思いましたね。
追い込めばパーム、フォークで牛耳れる快足右腕ですが、
積極的に好球必打で向かってくる相手主砲には
初球からちょっとでも甘く入ってしまうボールは禁物。
実に痛い授業料となってしまいましたね。
それにしても、この日も先制犠飛に、決勝打。
2安打3打点と、かなり打ち込まれている感のあるデントナ。
「暑くなると打つ」打者らしいですが、
これ以上乗せないためにも、何としても止めないと。
4番が打てば、乗ってくるのはどこでも一緒。
東京ヤクルト戦、これ以上の借金をかさねないためにも
「デントナ封じ」の徹底が望まれるところです。

またこの日はこれまでの快進撃中には
ほとんど見られなかったミスが目立ちました。
初回の森野、7回の森野、そして9回のブランコの犠打野選。
こういう接戦になった際は「ミス」で勝負が決まってしまう。
特に苦手としているカードで
自らがこういうプレーをしてしまうと、
まさに相手の思うツボとなってしまいますし…。
ただ3失点につながった8回のプレーを見ても、必死にやってのもの。
背走ジャンプの和田も、必死にチャージしたブランコも、
さらに一、二塁間抜けそうなゴロをダイブして掴んだ荒木も、
それぞれがいっぱいいっぱいなのはわかります。
それでも大事なゲームとなれば、そうはいかない。
修正して、できることをしっかりやってほしいと願います。


初戦、天敵を攻略できずに落とし、
2戦目は勝ちパターンを叩かれての逆転負け。
ミスも多く、やはり今季のこの球場は鬼門のムードが多々。
しかしそんなことを言っている場合ではなく、
とにかく3戦目しっかり取って「やり返す」ことが先決でしょう。
ゲームも1ゲームと迫られましたし、
これ以上の対戦借金を重ねては、今後の戦いに
さらに大きな影響を与えることとなってしまいます。
だからこそこれまで以上に、必勝態勢で臨んでほしいですね。
先発は中12日と空きましたが、中田が来るんでしょう。
前回の神宮で復活を果たしただけに、
その相性を買ってのものなのか。
それとも現状での評価が単に6番目だからなのか。
その辺りは定かではないですが、満を持しての登板ですし、
ぜひとも「3タテストッパー」となってほしい。
この日尻上がりに調子を上げた
小笠原に続いての好投を期待したいものですね。

一方打線としては、前夜左ひじに死球を受け、
途中交代となっていたブランコが、離脱に至らずひと安心。
サポーターと防具を着けての打席でしたが、
痛烈な弾丸打球もありましたが、スイングはまずまず。
あとは上に打球が伸びてくれれば。
さらにここ2試合、ブレーキになっている井端をはじめ、
大事なところで打てなかった面々の奮起も必要でしょう。

「これ以上負けられない。絶対にやり返す」
ファン以上に、ナインの方がそう思っていることでしょう。
ぜひともその気持ちを上手く作用させて、
気負いすぎることなく、ツバメ退治に繋げてほしい。
とにかく最後に岩瀬が登板できるようなゲーム展開に、
チーム一丸となって、持っていってほしいもの。
またしてもカード負け越しこそしてしまいましたが、
しっかり一矢報いて、地元に戻ってくれることを期待しています。


★プレーヤーズ・ボイス(1日)

●浅尾拓也

<1点リードの8回、当然のように登板したが、
デントナに本塁打を打たれるなど3失点。7敗目を喫す>
「調子はそんなに悪いとは思っていないんですが。
抑える気持ちで投げたけど…」
時事通信ニッカン

●荒木雅博
<8回1死、左越えに勝ち越しソロを放つ。
五十嵐自慢の直球をライナーで弾き返し、左翼席へたたき込む。
4月9日の同じ神宮での東京ヤクルト戦以来、4カ月ぶりの2号に>
「自分はホームランバッターじゃない。
ただ何としても塁に出たかった。あの場面はバットが振れた結果」

<前夜、一塁側のファウルフライを追ったとき、
フェンス際でグラブをはめていた左手を強打。
この日のフリー打撃はクッションを手にはめて行ったが、
それでも口癖のようにこう話して>
「大丈夫です」

<一度はそのバットで
チームに勝利をもたらしたはずだったが、逆転負け。
試合後は鬼の形相。ファンの声援を浴びて歩く帰り道。
声を絞り出すように、3勝11敗と
借金8を背負った東京ヤクルト戦で反攻を宣言して>
「明日から。取り返さなきゃいけない」
(中スポ)

●森野将彦
<1点を追う4回無死二塁、ミスを帳消しにする同点タイムリーを放つ。
ユウキの高めのチェンジアップをたたき、
詰まりながらもしぶとく中前に運んだ。
1回の三塁の守備では、先頭の青木の打球をファンブル。
失点につながり、小笠原の足を引っ張ったが、打撃でばん回>
「何とか進塁打を打とうと思ったら、いいところに飛びました」

<7回の守備で右足にアクシデント。
三塁右手前へのゴロを処理する際、右足首をひねった。
送球はワンテンポ遅れた上に本塁側にそれて、記録は内野安打に。
幸い大事には至らず、数分間の治療を経てプレーを継続。
翌日への不安を打ち消して>
「情けないです。不安? あのあともやってるんでね」
(中スポ、毎日jpニッカン

●立浪和義
<同点の7回、1死満塁の好機に小笠原の代打で登場。
しかし外角の沈む球を打たされ、あえなく遊ゴロ併殺に倒れた。
通算1万打席到達も、肩を落として引き揚げて>
「記録はありがたいが、勝たないことには。
ああいうところで打たな。
流れが変わっていたかもしれない。悔しい」
(中スポ、共同通信社時事通信

●藤井淳志
<2点を追う9回1死、直球を捉え右中間フェンス直撃の二塁打。
東京ヤクルトの守護神、イム・チャンヨンから
長打を放ち存在感を見せたが、チームが敗れ、
自身も2打席連続で三振を喫する場面もあっただけに笑顔はない>
「それまでの打席が悪すぎるので。
気持ちで打てるようにならないと。
イム・チャンヨン打ちは次につながる? 
そうですね。つなげていきたいです」
(中スポ)


●小笠原孝
<6イニングをエラー絡みの1失点に抑える好投>
「きょうは全体的にコントロールがよかった。
いい守備に助けてもらって乗っていけた」
(中スポ、毎日jp

●河原純一
<同点の7回にマウンドに上がり、1イニングを1安打無失点。
8回に味方が勝ち越し、一度は勝利投手の権利を得たが、
その後に逆転されてしまった>
「僕の仕事はうちのピッチャーにつなぐことだけですから。
明日また頑張ります」
(中スポ)


●トニ・ブランコ
<前夜の死球が心配されたが、
この日も変わらず『4番・一塁』で先発出場。
この日からつけ始めたひじ当てもフィットしたよう>
「いい感じ。変わらずパワーを発揮できそうだ」

<この日は安打こそ出なかったものの、
6回には痛烈な一直を放って、健在ぶりをアピール。
8回には痛恨の野選で逆転負けの転機をつくってしまったが、
ひじの心配はなさそう>
「ちょっと違和感はあるけれど、(体が)あたたまれば大丈夫」
(中スポ)


●川相内野守備走塁コーチ
<快進撃支えた守備が乱れて、厳しい表情>
「二つ、三つのミスが出て、ピッチャーに負担をかけてしまった。
できることをやっていかないといけない」

<それでも追い付かれ、逆転を許す転機となった
ブランコの野選についてはむしろ前向きに受け止め>
「あれだけ突っ込んで来たんだから、
(三塁を)見ずに一塁に投げてたら逆にダメだよね」
(中スポ、サンスポ


●落合監督
<逃げ切り失敗、東京ヤクルトに逆転負け。
森野の失策が失点につながるなど守備も乱れ、
試合巧者らしからぬ内容。
報道陣に一言。仏頂面で引き揚げて>
「好きに書いといて」
(中スポ、時事通信毎日jp


記録備忘録。(1日)

◇立浪
は東京ヤクルト14回戦(神宮)の7回1死満塁から
代打で出場し、通算1万打席に到達。
この打席は遊ゴロ併殺打に倒れた。プロ7人目。
初打席は1988年4月8日の大洋1回戦(ナゴヤ球場)の1回。
時事通信毎日jp

2009年8月 1日 (土)

痛いブランコ死球交代吉見も痛打ツバメに黒星。

ドラゴンズの後半戦2カード目は、3ゲーム差で迫る
3位・東京ヤクルトと神宮での直接対決3連戦。
その初戦、吉見-館山というエース格対決となりましたが、
初回、吉見デントナの適時打で先制を許すと、
6回に自らの暴投も絡みピンチを招き、さらに2失点。
一方打線は7回に幸運な当たりで1点差まで
詰め寄りはしたものの、この日も天敵攻略できず
主砲・ブランコが死球交代というアクシデントもあるなど、
鬼門神宮で実に痛い黒星を喫する事となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 13回戦
(31日・明治神宮野球場 | 中日3勝10敗)
18996人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ヤクルト ×
[敗] 吉見(17試合10勝4敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
吉見、河原、パヤノ - 谷繁

◇対東京ヤクルト13回戦・スタメン
1 (遊)井端  (3打数無安打)
2 (二)荒木  (4打数無安打)
3 (三)森野  (4打数1安打)
4 (一)ブランコ (1打数無安打)
5 (左)和田  (4打数2安打)
6 (中)藤井  (4打数2安打)
7 (右)小池  (4打数無安打)
8 (捕)谷繁  (4打数1安打1打点)
9 (投)朝倉  (2打数1安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・館山
井端内スライダー詰まり二飛、荒木三ゴロ、
森野外直球中前抜けていくヒット、
2死一塁から、ブランコ外直球一塁ベンチ前捕邪飛


<1回ウラ・東京ヤクルト> P・吉見(中12日=球宴から中5日)
青木外直球右前打、田中浩康捕犠打、
福地初球外フォーク二ゴロ進塁打、
2死三塁から、デントナ外スライダー右前運ばれ適時打(D 0-1 S)

<3回・中日> P・館山
谷繁外スライダー三ゴロ、吉見中直球一ゴロ、
井端四球、荒木中フォーク空三振


<4回・中日> P・館山
森野外スライダー二ゴロ
ブランコ内高め直球・左ひじ付近死球・
ブランコ激怒の表情も苦悶に変わりベンチ裏で治療・
サポーターを巻いてベンチから出てくると、
一塁へ向かう途中館山に一瞬突進するパフォーマンス・
ベース上で笑顔でペコリ・試合再開、
1死一塁から、和田外カットボール叩き・
センターオーバーフェンス直撃二塁打、
1死二、三塁から、藤井外チェンジアップ空三振、
2死二、三塁から、小池外直球叩くも右飛・二者残塁


<4回ウラ・東京ヤクルト> P・吉見 一・福田
福地左飛、デントナバット折りながら右前落とすヒット、
ガイエル内高め直球高々右飛、
畠山ビシッと内直球手が出ず見三振

<5回・中日> P・館山
谷繁中スライダー空三振、吉見高いバウンド二塁内野安打、
井端外スライダー二正面ゴロ4-6-3併殺


<5回ウラ・東京ヤクルト> P・吉見
相川三ゴロ、川島慶三引っ張り一塁弾く右前打、
館山バント高く打ち上げ一邪飛、青木外直球二ゴロ

<6回・中日> P・館山
荒木初球打ち損ない二ゴロ、森野初球打ち上げ三邪飛、
福田外スライダー三球空三振・歯が立たず


<6回ウラ・東京ヤクルト> P・吉見
田中浩康外フォーク合わせ右前打、
福地ボテ二ゴロ・田中浩康二進、
デントナ5球目フォークワンバウンド
谷繁大きく弾き暴投田中浩康三進、
1死三塁から、デントナフォーク続け空三振、
ガイエル勝負避け四球、
畠山2球目スライダーワンバウンド前弾き暴投ガイエル二進、
2死二、三塁から、畠山中入るシュート左中間2点適時打(D 0-3 S)

<7回・中日> P・館山 三・吉本亮
和田高いバウンド三ゴロ・三塁吉本待ったが
バウンド変わって頭越されるヒット、
藤井高いバウンド一塁頭越えるヒット・和田三進、
無死一、三塁から、小池初球低め直球引っ張るも三ゴロ・
和田三本間挟殺・その間走者それぞれ進塁、
1死二、三塁から、
谷繁初球外スライダー右方向・
ライトガイエル前進スライディングキャッチも弾いて後逸・
その間に三走藤井生還=適時二塁打(D 1-3 S)

1死二、三塁から、代打立浪外チェンジアップ引っ張り
一二塁間破るかの打球も田中浩康横っ飛び好捕・
その間に三走小池生還=二ゴロ(D 2-3 S)

2死二塁から、井端外スライダー当てただけ二ゴロ・ブレーキ

<8回・中日> P・館山
荒木セーフティ打ち上げ捕邪飛、森野外直球遊ゴロ、
福田変化球攻め粘るも外フォーク空三振


<8回ウラ・東京ヤクルト> P・河原
福地三ゴロ、デントナ外スライダー右前打・代走川本
P・パヤノ
代打飯原初球前・パヤノ一塁けん制川本タッチアウト、
代打飯原内直球打ち上げ二飛

<9回・中日> P・イム・チャンヨン
和田外直球強い当たり二ゴロ田中浩康体で止める、
藤井外シンカーボテ捕ゴロも相川ボール手に付かず内野安打、
小池初球藤井ヘッスラ二盗・判定セーフ高田監督ら抗議、
1死二塁から、小池2球目直球叩き二塁左ゴロ・
またしても田中浩康バックハンド好捕・走者そのまま、
2死二塁から、谷繁外154キロ直球見三振、試合終了。



【ゲームレビュー】
館山攻略できず

7回に幸運な安打が重なり2得点したが、そこまで。
館山は8イニングを投げてリーグ単独トップの12勝目。
吉見は1回にデントナの右前打で先制され、
6回には畠山の左前打で2点を追加された。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


ハーラートップタイのドラゴンズキラー・館山
あえて10勝、防御率トップの吉見をぶつけたエース格対決
なかなか点を取れない相手だけに、
こちらも最少失点に防ぎたいという狙いもあったと思いますが、
その吉見が対決を意識しすぎたか、
4番・デントナにあっさりと先制を許す展開。
しかしその後は踏ん張り、時に強い気迫を見せて
スミ1のみに凌いできたものの、
打線が相変わらず館山の多彩な変化球に手を焼き、攻めあぐむ始末
しかも4回にはブランコが左ひじに死球を受け、途中交代
頼みの主砲が抜けてしまい、意気消沈のなか、
6回、吉見がやや力んだか、自らの2暴投も絡み、
ピンチを広げると、デントナを三振に取ったものの、
6番・畠山に右中間へタイムリーを浴び、手痛い2点を献上。
一方的な展開になると思いきや、打線が奮起。
7回、ラッキーな当たりが重なり、谷繁の適時二塁打と
代打・立浪の二塁ゴロの間に2点を奪ったものの、そう幸運は続かず。
館山に8イニングを投げきられたうえに、
最終回はイム・チャンヨンに抑え込まれてゲームセット。
ただでは終わらない粘りこそ見せるも、
ドラゴンズにとっては、実に『痛い』黒星を喫することとなりました。


敵地で首位・巨人に勝ち越し、再び首位に1.5ゲーム差。
その勢いを駆って、神宮に乗り込み苦手・館山攻略
さらに吉見を立てて、必勝態勢で臨んだものの、
ほんとに『痛い』ゲームになってしまいましたね。
特にショックなのは、左ひじに死球を受けたブランコ
好調ドラゴンズの旗頭となっていた主砲
30号にも到達し、ますます脅威となっていく一方で、
やや心配に思っていたのが、アクシデント
おそらくこのまま順風満帆ではいかない、
もしもブランコに何かあったらどうしようと、
ややネガっていた矢先に起きた、今回の負傷交代
防具を着けていないうえ、ボールに向かっていっていただけに
ぶつかった衝撃というのはかなり大きかったのでは。
それでも一旦治療して、一塁に向かう際、
一瞬館山に突進する振りするパフォーマンスを魅せるなど、
ユーモア器の大きさを感じる一幕もありましたが、
やっぱり痛みやしびれがひかなかったようで、
そのウラの守備には就かず、そのまま病院へ

イターーーイ(T^T)診断結果が公になっていないだけに
どんな容体なのかは
わからないですが、
今朝の中スポによると
「どうやら骨には異常がなかった」とのこと。
最悪の事態こそ免れたものの、
まだまだ予断は許さないでしょう。
もはや打線に欠かせぬものと
なっている主砲だけに
この時期での離脱となると、チームにとっては大打撃
代わって一塁に入った福ちゃん危なっかしい守備などを見ると、
けっこう守備でも貢献していたんだなと改めて感じましたし…。
まあまだ後半戦も始まったばかり。
おそらくチーム的には無理させないとは思いますが、
とりあえずは軽症であるのを祈りたいところです。


天敵にそれなりの投球をされてしまい、初戦黒星
いつも以上に打てなかったうえ、
二塁の田中浩康にやられてしまった印象も加わりましたが、
ある程度は折り込み済みの一敗だったかも。
ただこの直接対決も、勝ち越しが必須。
首位を追いかけることに集中するためにも、
なんとしても振り払っておきたいところですね。
第2戦、中スポ先発予想は、中10日で小笠原
中田はいったいどうしたんだ?という思いもありますが、
そのどちらかがマウンドに上がることが濃厚でしょう。
一方、打線4番に誰が入るのか?
そこに『ブランコ』の名前が無事に戻ってくればいいですね。
7月を17勝7敗の貯金10で通過したドラゴンズ
今夜からさらに厳しい戦いが待つ8月へと突入しますが、
ぜひともうまく乗り切って、今月を首位で通過してほしい。
その初っぱなとなる残り2戦
相変わらずやりにくいカードではありますが、
できれば勝ち越して、大きな波に乗ってくれれば。
熱き夏となるである竜の戦い、さらに見守っていきたいと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(31日)

●トニ・ブランコ

<4回1死、館山が投げた2球目の直球が左ひじを直撃。
思わず声を張り上げると、一瞬マウンドに向かおうとしたが、
そのままベンチに下がって治療を受けた。
数分後、患部に包帯を巻いて出てくると、
一塁へ向かう途中に館山に突進するふりをする
パフォーマンスを見せ、ニヤリと笑ってみせたが、
そのイニングが終わると、プレーの続行はできないと判断。
守備には就かず福田と交代し、そのまま東京都内の病院に直行。
患部をアイシングして球場を離れる間際、
報道陣から『大丈夫か』と問われ、うなずいて>
「ウン。でも、これから病院に行ってくるよ」

<翌日からの出場の可能性を聞かれると、
こう答え、気丈には振る舞ってタクシーに乗り込み>
「(診断の結果を)待ってみないと分からない。
今はまだ分からないから、何とも言えない」
中スポスポーツ報知時事通信ニッカン


●吉見一起
<6イニング6安打3失点で、連勝が5で止まる。
ハーラーダービーのライバルで、
チームが大の苦手としている館山が相手。
そうそう援護はもらえないことは覚悟の上の後半戦初マウンド。
その意識は間違いなくプラスに働き、
2回以降は持ち味の低めへの投球がさえた。
ブランコの負傷退場というアクシデントにも揺れることなく、
バットを持っては5回に内野安打を放ち、勝利への執念もみせたが>
「悔しいです。
(館山との投げ合いは)だいぶ意識しました」

<大相撲名古屋場所が始まる前には
「ファンだった」という横綱・朝青龍と対面するチャンスを得て
マウンドでの気持ちの高め方に通じるものがあったという>
「プロ意識というか、どんなことにも動じない強さを感じた」

<しかし6回、相手への意識は大きくマイナスへ転じた。
試合前までわずか2つだった暴投が、この回だけで2つ。
1つ目をやらかした直後の1死三塁では、
初回に適時打を放ったデントナを空振り三振に仕留めて
小さくガッツポーズを作ったが、
2つ目で走者を進めた2死二、三塁では
伏兵・畠山に左中間へはじき返され痛恨の2失点。
徹底して低めに投げたからこそのワンバウンドだったが、
失点につながっては意味がない。自分を責めて>
「結果的に暴投も痛かった。
初回は仕方ないが、こういうピッチャー(館山)相手に
先取点、中押し点を取られているようではまだまだダメです。
こういう時こそ0点に抑えないと」
中スポサンスポ時事通信


●谷繁元信

<7回1死二、三塁、追撃の適時二塁打を放つ。
外角のスライダーに食らいつくと、打球が
スライディングキャッチを試みたガイエルのグラブを弾いて
右翼線へ転がった。価値ある一打となって>
「3点取られていたので何とかしたかった。飛んだところがよかったね」
(中スポ)

●立浪和義
<7回、1点を返してなお1死二、三塁の
一打同点の場面で、吉見の代打で登場。
『天敵』館山のチェンジアップを「うまく拾えた」打球は
一、二塁間を破るかと思われたが、田中浩康がダイビングキャッチ。
1点は返したものの『同点適時打』は幻に終わって>
「とられてしまっては仕方ない。
館山に対しては、左打者が何とかしなくてはいけなかった」
(中スポ)

●福田永将
<この日は途中出場し、2打数無安打に終わる。
前カードの巨人戦の試合前、
初対面だった球界の先輩に厳しい言葉を浴びせられた。
声の主は巨人の小笠原道大。
指導していた立浪兼任コーチが声をかけて、
フリー打撃を見てもらうと、以下の評価が。
本来、ライバルチームの主軸から話を聞くのは難しいが、
衝撃を受けるとともに、さらなるレベルアップへの意識も高まった>
「下半身が死んでるな(と言われました)」

<指摘された欠陥を直すべく、立浪兼任コーチから
『左肩が入りすぎている』とのアドバイスも得た。
プロ入り時が捕手で、現在は一塁、三塁をこなす点も
小笠原とは共通している。
球界を代表する強打者に一歩でも近づくべく、
金言を胸にバットを振り続ける>
「小笠原さんはすべてがすごいです。
ルーティンもしっかりされていて、自分を持っている。
僕はふらふらしていて、まだまだですけど、
見て学んで、自分を持てるように頑張ります」
(中スポ)

●藤井淳志
<後半戦で初めてマルチ安打をマーク。
7回無死一塁で右前打を放ち、谷繁の二塁打で生還すると、
9回1死では捕手前への内野安打。
ヘッドスライディングで盗塁も決めたが、
チームが敗れただけに、試合後は悔しそうな表情。
4回1死二、三塁で空振り三振したことに自ら触れ、反省>
「チャンスで三振してしまったので…」

<立浪兼任コーチとオフの自主トレをともにしているが、
指導する際、巨人・小笠原を引き合いに出すことが多いという>
「立浪さんには、小笠原さんをよく見ておけと言われて。
バットを体の後ろではなく、前で最短距離で出していて。
だから内も外もさばける、と。
タイプは違っても、練習法とか学ぶところは多いですね」
(中スポ)

●和田一浩
<3点を追う7回。無死一、三塁から
小池の三ゴロによって挟殺されたが、そのとき館山と接触。
それが発端で一触即発のムードになった。
普段は温厚な男が珍しく激高したが、
試合後、あえて話そうとはしなかった>
「怒っていた? 何にもないです。ボクからは何も言っていない」

<この日はブランコが死球によって途中退場。
そんな伏線も微妙に影響したのかもしれない。
自身は館山に対して中越え二塁打を含めて
2安打をマークしていたが、そんな背景がイライラを生んだのかも>
「それ(ブランコの死球)は関係ないです」

<東京ヤクルトとは今回を除いて残り3カードが組まれており、
そのすべてに館山が登板する可能性がある。
気の早い話ではあるが、CSで対戦する可能性もあるが>
「みんな何とかしようと思っているんです
(館山の調子は)良くも悪くもなかった。何とかしないといけないが…」
中スポ共同通信社

●石嶺打撃コーチ
<東京ヤクルト・館山の多彩な変化球に手を焼き、
この右腕に対して昨季途中から続く連敗が7となったが>
「何とかしないと、とみんなそう思っている。
その中でのこの結果。
ただ、内容的に完全に抑えられているわけじゃない。
(攻略への)方向性は間違っていないと思う」

<4回に死球を受けて交代したブランコについて。
エルボーガードを装着していなかったが、
今後は本人の意向を確かめると答えて>
「その辺も含めて、本人と話し合っていかないといけませんね。
抜けられると困る選手ですから」
中スポ


●河原純一
<1点を追う7回に登板し、1イニング1/3を1安打無失点。
前カードの巨人3連戦では、第1戦に四球を与えていただけで
降板していただけに、この復調は今後に向けてチームには大きい>
「1点差で試合はまだまだでしたから。僕の場合は1人1人ですからね」
(中スポ)

●ネルソン・パヤノ
<8回1死一塁で登板。
打者に初球を投げるよりも前に一塁に投げ、代走・川本をアウトに。
打者の飯原も二飛に仕留め、無失点と結果を残して>
「いいピックオフプレーだったでしょう。
でも勝てなかったから、あしたリベンジしたいですね」

<最近5試合は連続無失点と好調。
同じ左腕の高橋が不調に苦しんでいるだけに、
貴重な戦力になっているが、好投を続ける理由は>
「日本のストライクゾーンに慣れてきた。
最初は外角をストライクに取られなくて戸惑った。
でもその分内角は広い。
今では逆にそのことを利用できるようになってきたよ」

<もともと速球は150キロを超え、球威は十分。
内角を突いて詰まらせるパターンをものにし、
投球の幅が広がったという。こう言ってニヤリ>
「今は日本での野球を楽しんでいる。優勝したいね」
(中スポ)


◇井野審判部長(セ・リーグ)
<フリー打撃を見詰めていた落合監督に
ビデオ判定の試験的導入について説明。
落合監督から特に注文などはなかったことを明かした。
早ければ今月11日にセだけ導入する予定だが>
「いろいろと言いたいこともあるようですが、
落合監督は常に、決まったことには従う、という姿勢ですから。
運用面などで少し(導入が)遅れるかもしれない。
いずれにしろパ・リーグにもやってもらいたいんですけどね」
(中スポ)

●落合監督
<4回に死球を受けたブランコの診断結果について>
「知りません。言えない? 言えないんじゃなくて、
(検査結果を聞いていないため)知らないんだ。
知らないから、知らない」
中スポスポーツ報知毎日jpニッカンデイリー


今日の公示。(31日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 吉見一起投手、小田幸平捕手
【出場選手登録抹消】
▼中日 堂上直倫内野手、中川裕貴外野手
(再登録は8月10日以降。公式サイト共同通信社

◇田村捕手コーチ
<小田が5月25日に出場選手登録を抹消されて以来、
約2カ月ぶりに1軍に昇格したが、
谷繁、小山と合わせて捕手3人制になることについて説明>
「これから夏場で連戦が続くから、
交代交代で使うことになるかもしれないからね。
先は長い。いろいろ考えながら起用していきたい」
(中スポ)


若竜トピックス(31日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-阪神 18回戦
(31日・ナゴヤ球場)
 T 020 120 300 = 8
 D 102 200 000 = 5
[敗] 菊地(24試合2勝5敗2S)
[D本] 柳田4号 イ・ビョンギュ4号
[Dバッテリー] 山井、齊藤、菊地、鈴木、金剛、岩田 - 田中、小川、前田
公式サイト・戦評

●柳田殖生
<4年目内野手が、好調な打撃で
今季初の1軍昇格へ向けてアピールを続けている。
ウエスタン・阪神戦(ナゴヤ球場)では、
1回に先制の4号ソロを含む2打数1安打、2打点。
7月月間では11試合、39打数15安打、
2本塁打、9打点の打率.385の好成績をあげて>
「4年目で一番バッティングの調子がいいです。
環境に慣れたということもあるんですけど、打席でしっかり集中できている。
今季はまだ1軍に上がれていないので、一打席一打席を必死にやってます」

<打撃上昇への転機は、左足首をねんざして
戦列を離脱した6月初旬だった。
故障を前向きにとらえて、災い転じて福となして>
「ケガした期間中に、自分のやりたいことができました。
ロングティーなどで前(フォロースルー)を
大きく意識することで、打撃がしっくりくるようになった」

<今季、中日の内野手として唯一1軍昇格がないが、
打撃で活路を見いだそうと必死。決意を新たにして>
「1軍にいつ呼ばれてもいいようにしっかり準備して、
これからも結果を出してアピールしていきたい」
中スポ

●山井大介
<ウエスタンでは今季8戦負けなしで、
目下5連勝中と好調だったが、この日は投球に精彩を欠き、
先発で6イニングを投げ、7安打1奪三振4四球の5失点>
「これまで内容が良かったので、
そのイメージで投げようと思ったけどできなかった。
今日はまったく内容がないです」
中スポ


◆辻2軍監督
<中日が残り試合を現有戦力で戦うことが確定。
今季の支配下登録期限はこの日で終了。
開幕時と同じ支配下登録68人の顔触れで最後まで戦うことになった。
加藤、小林高也の育成2選手の支配下登録も見送られたことに>
「支配下登録するということは、
1軍の戦力になれる力がある、ということ。
(2人は)まだ1軍戦力になるまでにいたっていない。
いいものは見せている。力をつければ、また来年チャンスがあるでしょう」
(中スポ)

2009年7月31日 (金)

川井11連勝浅尾岩瀬記録リレーでGに勝ち越し!

一発攻勢返しによる大敗で連勝が9でストップ。
1勝1敗で迎えた東京ドームでの巨人との第3戦は、
序盤は川井-東野の両先発投手が好投。
しかし試合が動き出した中盤以降、流れをつかんだのはドラゴンズ
1点ビハインドで迎えた6回、小池が逆転の2ランを放ち、
東野をKOすると、代わった越智の乱調を突いて、
連続四球から、森野・ブランコの連続タイムリー。
打線の援護をもらった川井が7イニングを3失点と投げ抜くと、
8回以降は月間11ホールド浅尾-5年連続30セーブ岩瀬と繋いで勝利。
川井の開幕11連勝も含め記録リレーで、巨人に勝ち越しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 15回戦
(30日・東京ドーム | 中日6勝9敗)
42817人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人
[勝] 川井(14試合11勝)
[S] 岩瀬(40試合1勝2敗30S)
[D本] 小池6号2ラン
[Dバッテリー]
川井、浅尾、岩瀬 - 谷繁

◇対巨人15回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数2安打)
2 (二)荒木  (4打数1安打1打点)
3 (三)森野  (3打数1安打1打点)
4 (一)ブランコ (4打数1安打1打点)
5 (左)和田  (4打数1安打)
6 (中)藤井  (4打数1安打)
7 (右)小池  (3打数1安打2打点)
8 (捕)谷繁  (4打数無安打)
9 (投)川井  (4打数1安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・東野
井端中直球遊直、荒木直球打ち上げ三飛、
森野内外れ四球、ブランコ内高め詰まり二直


<1回ウラ・巨人> P・川井(中10日=球宴から中5日)
坂本中カーブ空三振、松本外スライダー投ゴロ、
小笠原外スライダー一ゴロ

<2回・中日> P・東野
和田高め直球センターオーバーフェンス直撃ヒット、
藤井粘り10球目・和田二盗・阿部悪送球和田三進、
小池外スライダー外れ四球、
1死一、三塁から、谷繁外スライダースイング取られ三振、
2死一、三塁から、川井内スライダー一ゴロ


<2回ウラ・巨人> P・川井
ラミレス初球内直球中前打、亀井投犠打、
外チェンジアップ遊ゴロ、
阿部初球カーブ引っ張り右前打、
2死一、三塁から、木村拓也内直球詰まり遊ゴロ

<4回・中日> P・東野
ブランコ外スライダ振らされ三振、
和田初球良い当たり右直、
藤井内外れ四球、小池右ひじ死球、
2死一、二塁から、谷繁外スライダー空三振


<4回ウラ・巨人> P・川井
小笠原二ゴロ、ラミレス中カーブ左前落ちるヒット、
亀井4球目ラミレス二盗、亀井スライダー外れ四球、
初球中前抜けそうなゴロ・井端止めるもトス逸れて内野安打、
1死満塁から、阿部外直球合わせて中前2点適時打(D 0-2 G)
1死一、二塁から、木村拓也外チェンジアップ二ゴロ4-6-3併殺

<5回・中日> P・東野
川井見三振、井端初球外カーブ左前クリーンヒット、
1死一塁から、
荒木中直球右中間突破適時二塁打(D 1-2 G)
森野初球右飛・荒木タッチアップ三進、ブランコ警戒四球、
2死一、三塁から、和田初球外高め直球打ち損じ一邪飛・悔しがる…


<6回・中日> P・東野
藤井中前抜けていくヒット、
無死一塁から、
小池内低め直球・
すくい上げ左中間持って行く逆転2ラン(D 3-2 G)

P・越智
谷繁二ゴロ、川井外直球空三振、
井端四球、荒木警戒しすぎストレート四球、
2死一、二塁から、
森野外フォーク叩き中前抜ける適時打(D 4-2 G)
2死一、三塁から、ブランコ外高め直球・弾丸右前適時打(D 5-2 G)

<6回ウラ・巨人> P・川井
小笠原カーブ打たせて二ゴロ、ラミレス左前打、
亀井一ゴロ二封、
内低め一杯直球見三振・川井ガッツポーズ

<7回・中日> P・木村正太
藤井右飛、小池中飛、
谷繁四球、川井外カーブ合わせて中前落とすヒット、
井端粘って四球、
2死満塁から、荒木初球スライダー叩きつけ遊ゴロ


<7回ウラ・巨人> P・川井
阿部外カーブ拾って右翼席運ぶ本塁打(D 5-3 G)
木村拓也カーブ空三振、代打鈴木叩きつけ一ゴロ、
坂本中直球捉えられるも藤井ランニングキャッチ好捕

<8回ウラ・巨人> P・浅尾
松本初球左飛、小笠原中フォーク空三振、
ラミレス外直球右直
(浅尾セ・リーグ新の月間11ホールド達成)

<9回・中日> P・野間口
小池中飛、谷繁中フェンス際大きなフライ、
代打福田中スライダー三塁線突破二塁打・代走中川
2死二塁から、井端外直球右前落ちるヒット・
二走中川本塁突入も好返球・手前で楽々憤死


<9回ウラ・巨人> P・岩瀬(40試合目)
亀井外スライダー当てただけ遊ゴロ、
初球内直球中飛、阿部外スライダー右前打・代走寺内
代打イ・スンヨプ内シュート空三振、試合終了。
(川井開幕11連勝&岩瀬5年連続30セーブ達成)


【ゲームレビュー】
逆転勝ち 巨人に2カード連続で勝ち越し、ゲーム差を1.5とした

2点を先制されたが、5回に荒木が適時二塁打。
6回には小池の逆転2ランと
森野、ブランコの連続適時打で一気に4点を奪った。
川井は持ち味の打たせて取る投球で、
連勝をチーム新記録の11に伸ばした。岩瀬は5年連続30セーブ。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


1勝1敗で迎えた直接対決の第3ラウンド。
序盤巨人先発・東野の前に、チャンスこそあれど、
なかなか得点できない展開が続いていたうえ、
4回ウラ、サンデー以外のマウンドとなった
先発・川井が思わぬ足を絡められ、逆に2点を献上
ちょっとイヤな流れだなあと感じていましたが、
均衡が破れたことによって、ゲームが動き出しましたね。

2点を奪われた川井が直後のピンチをゲッツーで切り抜けると、
すぐさま5回に、アライバの連打で1点差に。
さらに続く6回にはややバテてきた東野から、
小池が低めの真っすぐを、ものの見事にすくい上げての逆転2ラン
繋げる意識で放ったという一発でしたが、
この一撃で流れが一気に来た感が!
東野をKOすると、代わった越智が2死から思わぬ乱調。
意識しすぎで自分の投球ができず、井端・荒木に連続四球。
「何をそんなに…」というほどの過敏さでしたが、
そういうチャンスをきっちりモノに出来るのが、好調ドラゴンズ打線
2死一、二塁から、森野がフォークをしっかり叩き、
センターへのタイムリーで追加点を挙げると、
ブランコも続いて、痛烈に一、二塁間を抜いていく連打。
持ち味である「つなぎの野球」で一挙4点のビッグイニング
前夜の2ケタ失点の悔しさが、この攻撃で一気に吹き飛んだかなと。

一方、「みなさんの援護」をもらった川井でしたが、
4回のピンチを乗り越えた以降は、ほとんど危なげなし
ラミレス、阿部には打たれていたものの、
巨人の若い投手のように、相手を警戒し過ぎることなく、
自分のスタイルを変えずに、
低め低めに徹していたのがよかったなと。

記録リレー完成!打たせて取る投球で
粘り抜いての、7イニングを3失点。
巨人戦はこれで3勝目となり、
さらに開幕から無キズの11連勝
サンデー以外でも、
持ち味をしっかり発揮できたのは、
自信を付けた
左腕の実力たるものだなあと感じました。

さらに2点差の8回以降は、もちろん勝利の方程式
しかしこの日は共に記録がかかっていたんですね。
それでも意識することなく、自分の仕事に徹してたのは、さすが。
松本を一球料理、小笠原をフォークで斬り、
さらに3安打のラミレスを低めの直球で抑え込んだ浅尾が、
セ・リーグ新となる月間11ホールド
さらに最終回、阿部にヒットこそ許したものの、
一打同点のピンチを迎えながらも、
イ・スンヨプをクールに三振に仕留めた守護神・岩瀬は、
自らの記録を更新する5年連続30セーブをマーク。
連勝、連勝で来ていた7月、
競り合いが多かったことで、その出番もかなり多かったですが、
そんななかきっちりと投げ抜いての記録達成
実に見事ですし、まさに頭が下がる思い
巨人に勝ち越せた喜びとともに、うれしい瞬間となりました。


大事な直接対決3連戦を、2勝1敗と勝ち越し。
初戦取ったことで一気にという気持ちもなかったことはないですが、
逆に3タテを喰らいませんでしたし、
とりあえずはヨシというところじゃないでしょうか。
それ以上に相手に「中日やりにくいな」という印象を
植え付けることができたのが、今回の収穫だったと思います。
まあ良い投手が出てくると打てないですが、
『砂遊び』レベルの相手なら、苦はないなと。
約1カ月後、ナゴヤドームの再戦では、
ぜひともこちらが迎え撃つという状態になっていてほしいところです。

そして第一関門を抜けたものの、すぐさま第二関門
今度は3ゲーム差で追われる3位・東京ヤクルト
神宮での直接対決3連戦が待っています。
巨人以上に今季苦手にしているツバメ相手に、
何とか勝ち越し、直にその差を広げてほしいと願いたいですね。
おそらく相手はドラゴンズキラー館山をぶつけてくることは濃厚。
しかしそれ以外の投手は打って、できれば2勝1敗を希望。
対するドラゴンズの先発は、順番こそわかりませんが、
中田、小笠原、吉見の3枚が登板することになります。
小笠原がやや心配ではありますが、勝てる3枚になってほしいなと。
昨夜は暑かった神宮ですが、気になる天気こんな感じ
もしかしたら雨の影響も受けると思いますが、
苦手意識を持ちすぎずに、一戦一戦向かっていってもらいたい。。
そして17勝6敗と、大きく勝ち越したこの7月
最後の試合もしっかり取って、締めてほしいと期待したいです!


☆ウィナーズ・ボイス(30日)

◎川井雄太

<7イニング3失点で球団新の開幕11連勝>
「(おめでとうございます)ありがとうございます。
(それにしてもこれで開幕から無傷の11連勝ですね)
ああ、まあ、そうですね(笑み)。はい。ありがとうございます。
(今日のピッチングを振り返って)
そうですね。あのう、まあ初回っていうか、
最初に点取られてしまったんで、
あのう、何とか少しでも、こう少ない点で抑えていこうと
思ってましたし、あと、こう何とか粘って、
あのう、こっちに流れが来るようにね、頑張って投げました。
(流れを引き込んで、味方打線本当に頼もしいですね)
そうですね、あのう、自分のときほんとに打ってくれますので、
本当に助かってます。はい。
(今季好調の要因というのは)
そうですねえ。あのう、まあ、たまたまだと思ってますけども、
みなさんが打ってくれるんで、その流れで、
こう自分があのう、ちゃんと投げれるって言う気がします。はい。
(ご謙遜していますけど、11連勝はセ・リーグタイ記録)
あ、そうですか。はい。
(チームとしては1.5ゲーム差。縮まってきましたね)
そうですね。あのう、まだまだあのう、
後半戦始まったばっかりなので、あのうまあ、
1つずつあのう、試合をね、やっていきたいと思います。
(これからのさらなる課題というのは何か見つかったか)
いえあのう、低め低めに投げていくことだと思います。
(チームの雰囲気、これからに向けてひと言)
えー、まあ、一戦一戦頑張っていきたいと思います!」


<勝利のハイタッチを先頭で迎えると、
こちらも5年連続30セーブという大記録達成の
岩瀬から気前よくウイニングボールを手渡された。
ドラゴンズでは前人未到の域に達した。
すでに球団新を更新し続けている開幕連勝『11』は、
セ・リーグでも82年の広島・北別府学に並ぶ2位タイとなった。
なのに無邪気に笑い、あえて無意識を貫いている>
「それは関係ないです。
(11連勝は)後から振り返ればすごい記録なのかもしれないけど、
チームが勝てばそれでいいですから。
自分では記録のために投げているワケではないので。
今はチームが勝つために、優勝するために投げている。
優勝できれば、そのときに(連勝したんだと)振り返って、
記録をつくったんだなあ、と思えればいいです」

<前半戦は日曜日に10連勝を飾ったが、
後半戦の初登板は木曜日。曜日にこだわるはずもなかった。
前日にチームの連勝記録は9で止まったが、
低めを丁寧に突く持ち味を出し、再び首位追撃への流れを引き寄せて>
「いつでもいけるようにと言われていたので」

<1勝1敗で迎えた第3ラウンド。
チームとしても、ここは絶対にほしい白星だった。
それでも勝負の鉄則だけを見つめて>
「それを逆に強く思いすぎると自分の投球ができなくなる。
プレッシャーを味方にするのも自分の持ち味。
何とかいいリズムで投げられるように、
点を取ってもらった後を気を付けるように投げました。
ピンチの後にチャンスあり、
逆にチャンスの後にピンチあり、ってよく言いますから」

<最大のピンチは4回1死満塁。
阿部に先制の2点適時打を浴びたが、調子が良くないと自己分析し、
慌てず木村拓也を併殺打に打ち取った。
丁寧に低めを突き、110キロ台の縦に大きく割れる
カーブなども交えて的を絞らせなかった。
ラミレスには3安打されたが、その前に走者を出さなかったのも勝因。
巨人の強力打線を相手にしても気負わず、
要所で落ち着いた投球が光り、胸を張って>
「点は取られてもいいので、最少失点で切り抜けたいと思った。
点を取られても、次を抑えようとリラックスして投げたのがよかったかも。
要所要所で粘り強く投げられた」

<初めて選ばれたオールスターでは2回6失点と打ち込まれたが
前向きにとらえ、見事な立ち直りを見せる。
イニングごとに気持ちを切り替え、大量点は許さなかった>
「オールスターはお祭りだし、あれはあれで仕方ない。
とにかく自分にとっての後半戦の最初の登板で
いいピッチング投球をしなければと思った。
昨年までは考え過ぎるのが悪い癖でした」

<グラウンドを離れても、常に向上心を忘れない。
昨年7月、相撲の名古屋場所中、知人の紹介で伊勢ヶ浜部屋を訪問。
力士のプロ意識を肌で感じ取った。
今年はオールスターに選ばれたことで行けなかった。
それでも貪欲。常に何かを吸収しようとする姿は変わらない>
「もしまた機会があれば、
今度はトレーナーの方とかにも話を聞いてみたい。
何か参考になることがあるかもしれないですからね」

<勝ち星も再び館山(東京ヤクルト)に並び、
リーグトップタイの11勝。勝利10割はもちろんトップ。
この日7イニング以上を投げたことで、
規定投球回数にも到達。防御率2.83で6位にランクイン。
だがおごりはまったくなく、連勝街道をどこまでも歩み続ける>
「まだ後半戦は始まったばかりなので、1つずつ投げていきたい」
中スポスポーツ報知共同通信社時事通信
MSN産経スポニチ名古屋ニッカンデイリー


○浅尾拓也
<8回に登板し、松本、小笠原、ラミレスを9球で黙らせて、
セ・リーグ新の月間11ホールド>
「うれしいですけど、チームの状態がよくないとできませんから。
みんなの調子がいいのに便乗できたかなと思っています」

<7月は登板13試合で1勝1敗11ホールド、防御率1.76。
負け試合でもホールドはつくが、
勝ちパターンでこそ出番が増えるのがその役回り。
今季の開幕投手だったことは忘れている人も多いのではないか。
自分の中に先発志向があり、それを首脳陣も受け入れてくれたが、
いまは『リリーフタイプ』を分析する自分がいる>
「先発をやりたい気持ちはあったんですが、
リリーフの方がやりやすいかなと思っています。
先発だと先(のイニング)を見てやってしまうところがあったので…。
それに先発で負けると1週間が長く感じますけど、
リリーフだと次の日にはやり返すことができますから」

<今季26ホールドは『タイ』になった。
巨人・山口を早くもとらえ、タイトルの射程圏に入ったが>
「いやいや、結果を考えると打たれちゃうので…。
先を見ず、結果はあとからついてくると思ってやります。目の前の試合です」
(中スポ、サンスポ

○岩瀬仁紀
<9回に3番手で今季40試合目の登板。
2死無走者から阿部に右前打を許したが、
節目のセーブは因縁のイ・スンヨプからの三振で決めた。
一発出れば一挙同点という緊迫の場面で、
最後に選んだのは普段はほとんど投げない
『シュート変形』という落ちるタマ。
北京五輪で痛恨の本塁打を浴びた相手のバットが空を切ると、
ぐっとこぶしを握った。気持ちよさそうに汗をぬぐって>
「最後のタマ? 自信があるから投げた。
それだけの練習はしているよ」

<自身のプロ野球記録を更新する5年連続30セーブ。
連続に限らず、5度目の30セーブも初の快挙となったが、
いつもどおりの淡々とした表情>
「そういう記録は後からついてくるものなので。
数字についての感想は特別ない。
それだけチームが勝ってきた中で、ずっと上(1軍)にいられたということ。
今年はけがなくやってこられていますからね。
大きなケガもなくこられたしチームが勝っているおかげ。
記録とかを考えるのは、シーズンが終わってからですよ」

<能力はもちろんのこと、徹底した自己管理がなければ
継続的に結果を残すことはできない。
これまで努力を重ねてきたことへのプライドものぞかせる。
連続試合セーブも『14』に伸ばし、球団記録を更新中>
「やっている方はいっぱいいっぱい。
何とか上で元気でやってこれているということかなあ。継続できればいい」
中スポおおさか報知共同通信社時事通信スポニチ名古屋


○小池正晃
<1点を追う6回無死一塁、逆転6号2ランを放つ。
強い意志を持って、バットを振り抜き、
しんで捕らえると、気持ちが乗り移ったかのように、
打球は左中間席の中段にまで吹き飛んだ。
この回一挙4点の猛攻を呼んで>
「打ったのはストレートですね。追い上げる形だったし、
後ろに後ろに(つなごう)と思って打席に臨んだのがよかった。
いい当たりでしたけど、(スタンドに)入ってくれと思って。
入ってくれてよかった。自分的に集中して打撃に臨むことができました」

<直前の打席で死球を受けていたが、
勝ちたい一心で踏み込んでいった。
躊躇せずに立ち向かった。まさに気持ちの勝利>
「それ(死球)で腰が引けたら勝負にならない。
負けないように、思い切り振り抜きました」

<球宴休みの間は内野守備に積極的に参加し、
下半身をもう一度鍛え直すと、チームの練習がないときでも、
素振りやランニングは欠かさず行い、体調の維持に努めた。
逆転優勝に一歩でも近づくため、ここに照準を合わせて、
狙いどおり、勝ち越しに大きく貢献。
英智や中村一生らと右翼の定位置を争う立場。
スタメンを言い渡されるのは、いつも練習が終わってから。
この日も食事で栄養補給している時だった。
気持ちを高めるタイミングが難しそうだが、違う。
ビジターの試合では、チームで最初にフリー打撃を行うのがルーティン。
周到な準備が大一番で生きた>
「いつ言われてもいいように、いつもスタメンのつもりで。
気持ちは切らさず用意します」

<逆転できずに負けていれば、3.5ゲーム差に広がり、
苦しくなっていた首位攻防3連戦。
これでレギュラーの座も一歩、近づいたはず>
「この巨人3連戦は最低でも2勝1敗と思っていたので、
勝ち越せてよかったです。あしたからも、しっかり頑張ります」
中スポサンスポニッカン

○藤井淳志
<攻守で巨人ベンチを揺さぶって白星につなげる。
28日の初戦は4打数無安打2三振。その淡泊な内容に
前日はスタメンを外され、最後まで出番はなかった。
こうした『懲罰欠場』は今季3度目。
効果はてきめんで、この日は東野に対して粘りに粘って
3打席で全107球の1/5となる、計21球も投げさせた。
6回の3打席目は球威の落ちた東野から中前打。
これが続く小池の逆転2ランへつながった>
「(スタメンを)外されたことを次につなげないといけないから。
きょうは簡単に終わらないようにと思っていた」
スポニチ

○井端弘和
<5回に反撃ムードを盛り上げる左前打を放つなど、
2安打2四球で計4度も出塁。
荒木と2人で、あっという間に取ってしまった5回の1点。
自分たちの戦う形をわきまえた攻めをしただけで、
相手を追い詰めてみせて
「向こうは1、2番が出なくても本塁打を打てる打者がいる。
こっちは本塁打が出ているけれど、
上位が出て3、4、5番につなげていけばいい」

<1死から初球、甘く入ってきたカーブを左前に運んだ>
「あの球を狙っていたわけでもないし、待っていたわけでもない。
高かった。うまく体が止まり、反応することができた」

<続く荒木が1-1から直球を右方向へ運んだが
こう確信し、一気にホームに駆け戻ってきた。振り返って>
「打った瞬間に、右中間を破ると思った。
5回の1点だけじゃだめ。追いつかないと。
(6回の)小池の逆転2ランは大きい。だけど、
そのあとの4球2つでさらに2点入ったことが大きかった」

<きっちり勝利に貢献した試合後、
視線の先にとらえていたのは次の東京ヤクルト3連戦。
チームが苦手にしている館山攻略に意気込んで>
「(初戦で先発が予想される)館山を崩せば波に乗れる」
(中スポ、中日新聞

○荒木雅博
<2点を追う5回1死一塁、甘い直球を右中間に鮮やかに弾き返し、
東野攻略の糸口となる貴重な適時二塁打を放つ>
「2点取られた直後だったから、あそこは打ちたかった。
3、4、5番につなげるようにと持って打ったのがいい結果になりました」

<母校の甲子園出場に笑顔を浮かべる。
この日、熊本工高が3年ぶりの代表に決定。
決勝戦の試合中は、東京ドームで練習中だったが、
報道陣から結果を聞かされるとニッコリ。うれしそうに話して>
「よしよし。よかった。差し入れ? これから考えます」
(中スポ、中日新聞ニッカン

○森野将彦
<6回2死一、二塁から、中前適時打を放つ。
井端が際どいコースをきっちり見逃して歩くと、
その一塁ベースからの重圧に今度は荒木がストレートの四球。
空振りした初球と同じ、2球目のフォークを
無理なく弾き返すと、強いゴロが二塁左を抜け中前へ>
「もらったようなチャンス。生かしたかった。
とにかく、くらいついていった」

<4回までは相手先発・東野の力投に封じ込められたが>
「東野は飛ばしていたし、いつか打てるという雰囲気だった。
(打つのは)自分じゃないと思ってましたけど。
3試合とも違う(展開の)ゲームだったね。
カード勝ち越しの意味? さあ、どうなんでしょう」
(中スポ、毎日jp

○トニ・ブランコ
<6回2死一、三塁、越智の外角直球を
弾丸ライナーで右前に弾き返す適時打。
一発は出なくてもきっちり4番の仕事で、この3連戦すべてに打点をマーク>
「追加点のチャンスだったので、集中していった」
(中スポ)

○福田永将
<9回2死で登場すると、フルカウントから
野間口のスライダーを左翼線へ。
プロ3本目の安打はプロ初の二塁打となった。
得点には繋がらなかったが、
右の代打として着実に戦力になりつつある>
「スライダーがくるかなと思っていました。
芯に当てることができました。ヒットになってよかったです」
(中スポ)

○立浪和義
<この日も出番なしで後半戦の『開幕』は待たしてもお預け。
試合後は苦笑いを浮かべたが、代打稼業のつらいところ>
「閉店だよ」

<きょう31日からの東京ヤクルト3連戦に気持ちを切り替え>
「またあしたから厳しい戦いが続くから頑張るよ」
(中スポ)


◇小笠原孝
<10年目のベテラン左腕の投球に大きな変化が起こっている。
昨季は左打者に138打数42安打、打率.304と打ち込まれたが、
今季はここまで75打数13安打で打率.173。完全に制圧している。
左打者のアウトコースへ曲がるスライダーで
空振り、もしくは打ち取るケースが目立つが>
「前々から『もっと曲がりを大きくした方がいい』とは言われていました。
少し考えて投げているという面はあります」

<おそらく、握り方などを微妙にアレンジしているのだろう。
結果的にこの『スライダー』が絶大な威力を発揮しているのは確か。
きっぱりとこう語る。次の東京ヤクルト戦での登板が濃厚。
主力の左打者・青木とガイエルは計8打数2安打に抑えている。
『左封じ』のスライダーを武器に、後半戦もローテーションを支える>
「昨季は左対左なのに、相手の左打者から
『やりやすい』という感じを持たれていたように思います。
今年はこっちも自信を持って投げられるようになりました」
(中スポ)

◇田中監督付スコアラー
<まるで別人のような小笠原の『左キラー』ぶりを分析して>
「理由を挙げるとすれば『スライダー』だろう。
昨季は変化の小さいカットボール系のタマを数多く放っていた。
今はより曲がりの大きいタマを投げている。
これが左打者には有効になっている」
(中スポ)


○落合監督
<記録ずくめの快勝で、9連勝後の連敗を逃れ、
後半戦最初の首位・巨人との3連戦を2勝1敗で勝ち越し。
再び巨人に1.5ゲーム差に詰め寄ったが、
独特の言い回しでナインをたたえ、納得した顔で引き揚げる>
「何もない。監督はいい。
苦労してるやつがいっぱいいるんだから。
監督は野球をやってないんだから、(試合のことは)選手に聞きな」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信毎日jpMSN産経


記録備忘録。(30日)

◇川井
が開幕から11連勝
55年・石川克彦、89年西本聖が記録した10連勝を抜いて
チーム最多連勝になった。
開幕11連勝以上は12人目(14度目)。
最多は81年の間柴茂有(日本ハム)、
05年の斉藤和巳(福岡ソフトバンク)が記録した15連勝だが、
セでは66年堀内恒夫(巨人)の13連勝に次いで、
82年北別府学(広島)の11連勝に並びセ2位タイとなった。
おおさか報知

◇岩瀬が今季30セーブ目。
05年から46→40→43→36→30で5年連続30セーブ以上
5年連続は自身の記録を更新。
シーズン30セーブ以上5度は、高津臣吾(ヤクルト)、
小林雅英(千葉ロッテ)の4度を抜いて最多回数になった。
おおさか報知

◇浅尾がセ・リーグ新となる月間最多ホールド11を記録。
2点リードの8回に2番手で登板し、1回無安打無失点で達成した。
毎日jp


若竜トピックス(30日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
広島-中日 17回戦
(30日・広島東洋カープ由宇練習場)
 D 010 200 100 = 4
 C 100 000 000 = 1
[勝] 佐藤充(6試合2勝1敗)
[S] 平井(6試合1勝2S)
[D本] なし
[Dバッテリー] 佐藤充、長峰、平井 - 小田、田中
公式サイト・戦評

○佐藤充
<5月中旬に受けた左ひざ手術からの完全復調を目指すが、
ウエスタン・広島戦(由宇)で復帰後初先発。
7イニングを4安打6奪三振2四死球、1失点の好投で、2勝目。
立ち上がりの1回に2安打、1四球と自らの暴投で1点を失うものの、
2、3回の1安打ずつを最後に、あとは独壇場。
試合中に投球フォームを修正すると、
4回に三者連続三振を奪うなど、以後は7回までを完全に抑え込んだ。
結果を出して復調を猛アピール>
「立ち上がりは(フォームの)タイミングが合わなくて
どうなることかと思ったけど、回を追うごとに合ってきて、
中盤以降は思い通りの投球ができた」
中スポ

2009年7月30日 (木)

朝倉痛打初回一挙6失点、竜大敗10連勝ならず。

相手のお株を奪う一発攻勢巨人を撃破。
直接対決の初戦を取って、1.5ゲーム差に接近したドラゴンズ
勢いそのままに、東京ドームの第2戦に臨みましたが、
先発・朝倉健太が立ち上がり集中打を浴びて、一挙6失点
期待に応えられず、いきなり試合を壊してしまうと、
打線はゴンザレスの前に、ブランコ30号による1点のみ。
その後も、クリーンアップ一発競演など
巨人前夜のお返しをきっちりやられてしまい、1-11と大敗。
良いところなしのドラゴンズ、連勝は9でストップしました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 14回戦
(29日・東京ドーム | 中日5勝9敗)
42880人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 × 11
[敗] 朝倉(17試合7勝5敗)
[D本] ブランコ30号
[Dバッテリー]
朝倉、高橋、小林正人 - 谷繁、小山

◇対巨人14回戦・スタメン
1 (遊)井端  (3打数1安打)
2 (二)荒木  (4打数1安打)
3 (三)森野  (4打数1安打)
4 (一)ブランコ (4打数1安打1打点)
5 (左)和田  (2打数無安打)
6 (右)小池  (3打数無安打)
7 (中)中村一生 (3打数無安打)
8 (捕)谷繁  (2打数無安打)
9 (投)朝倉  (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回ウラ・巨人> P・朝倉(中6日)
坂本シュート外れ四球、松本バント捕正面谷繁二塁送球二封、
小笠原3球目松本二盗、小笠原内直球見三振、
2死二塁から、ラミレス内シュートセンターオーバー適時二塁打(D 0-1 G)
2死二塁から、亀井外直球三塁線突破適時二塁打(D 0-2 G)
谷繁ゲキ入れるも、
2死二塁から、イ・スンヨプ外甘いシュート右中間適時打(D 0-3 G)
阿部外低め直球詰まるも右前落とすヒット、
2死一、三塁から、古城中浮いたフォーク右越え3ラン(D 0-6 G)

<2回・中日> P・ゴンザレス
ブランコ中低め直球すくい上げ左中間運ぶ本塁打(D 1-6 G)
和田外四球、小池外高め直球中飛、
中村一生外スライダー遊ゴロ6-4二封、谷繁外直球二ゴロ


<2回ウラ・巨人> P・朝倉
坂本内シュート腹死球、松本外フォーク中前落ちるヒット、
小笠原初球外フォーク二ゴロ4-6-3併殺、
ラミレス初球内低めシュート三ゴロ

<3回・中日> P・ゴンザレス
朝倉見三振、井端四球、
荒木中高め直球右前落ちるヒット、
1死一、二塁から、森野遊正面ライナー、
2死一、二塁から、ブランコ外スライダー打ち損じ投ゴロ


<4回・中日> P・ゴンザレス
和田外低めスライダー空三振、
小池外スライダー見三振、中村一生外スライダー空三振


<4回ウラ・巨人> P・朝倉
古城外フォーク三直、ゴンザレス外スライダー二ゴロ、
坂本外攻め直球見三振

<5回・中日> P・ゴンザレス
谷繁初球二ゴロ、代打堂上直倫中直球打ち上げ捕飛、
井端三遊間抜くヒット、荒木投手直撃ゴロ


<5回ウラ・巨人> P・高橋
松本外低め直球空三振、小笠原外高め抜け四球、
1死一塁から、ラミレス初球外直球振り抜かれ右中間2ラン(D 1-8 G)
亀井中浮いたフォーク対応右越え本塁打(D 1-9 G)

<6回・中日> P・ゴンザレス
森野内直球手が出ず見三振、ブランコ初球高め直球中飛、
和田外スライダー落とされ空三振


<7回ウラ・巨人> P・高橋
松本外直球中前打、
無死一塁から、小笠原外高め直球左翼最前列2ラン(D 1-11 G)

<8回ウラ・巨人> P・小林正人
左・英智 中・中川 右・中村一生
阿部外スライダー失速右飛、古城粘るも外スライダー空三振、
代打アルフォンゾ内直球遊ゴロ

<9回・中日> P・深田拓也 捕・加藤
森野外直球三遊間抜くヒット、
P・野間口
ブランコ内高め直球打ち上げ左飛、
中川外スライダー三ゴロ5-4-3併殺、試合終了。



【ゲームレビュー】
11失点、連勝ストップ

先発・朝倉が試合を壊し、連勝が9で止まった
巨人は1回2死二塁から4連打と古城の3ランで大量6点を先行。
中盤以降にも小笠原、ラミレス、亀井の主軸がアーチをかけた。
先発・ゴンザレスが8回まで投げ、9勝目。
中日ブランコの30号ソロによる1点だけだった。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


周囲の中田予想に反し、朝倉を先発に起用。
もっか2連勝中の右腕を中6日で立ててきたものの、
公式戦で約2年ぶりとなる東京ドームの巨人戦登板。
意識したというわけではないでしょうが、
立ち上がりに、いきなりのつまずき
先頭の坂本にシュートを見切られたことをきっかけに
制球が定まらず、甘く浮いたボールを巨人打線にことごとく叩かれ、
ラミレス・亀井・イ・スンヨプと3連続タイムリーで先制。
さらに続く阿部にライトに落とされ、つながれると
8番・古城にも浮いたシュートを思い切り叩かれての3ラン
宝刀・シュートが本来の軌道を描かず、
リズムに乗れないままに、連打を浴びてあっという間の6失点
前夜の悔しさもあったであろう巨人に逆襲を喰らい、
初回いきなりのビッグイニング献上。
3点で止めておけばよかったものの、さすがに6点ともなってしまっては…。
好調のドラゴンズ打線といえども、勝利に結び付けるのは至難の業

それでも2回、巨人先発・ゴンザレスから
ブランコが真ん中低めのストレートをすくい上げ、
詰まりながらも力で左中間に運び、30号一番乗りのソロ
主砲の驚弾で、反撃のノロシこそ上げたものの、
続く3回2死からのチャンスで、そのブランコが抑えられて無得点
それ以降は、スライダーと真っすぐを軸に
持ち前の緩急を使った投球を見せるゴンザレスの前に手も足も出ず。
その一方で、5回に登板した2番手・高橋が踏ん張れず、
ラミレス・亀井、そして小笠原にも一発を浴び、
前夜の『クリーンアップ揃い踏み』返し
やられてしまって、1-11とまさかの2ケタ失点
まさに「やられたらやり返す」のフレーズのごとく、
巨人に巨人らしい野球をやられてしまっての大敗
ワンサイドになったことで、終盤に若手を起用することはできたものの、
ドラゴンズにとっては、ほとんど収穫がなかったゲーム。
連勝も『9』でストップ、約2週間ぶりの黒星を味わう結果となりました。


ケンタ炎上。何といっていいのか、
まあ多くを語りたくないですし、
語る必要のないゲーム
なってしまいましたね。
まあゲームを壊してしまった
朝倉に関しては、
立ち上がりちょっと
「ボタンを掛け違えた」かなと。
確かにボールが甘く、
中に集まってしまったこともありましたが、
立ち直るきっかけを
つかめぬままに、一気にやられての6失点
続投となった2回以降は、本来の投球を見せていただけに
ちょっともったいない感もありましたし、
あとほんの少し制球ができていたらと思うと残念ですね。

ただ大事なゲームの立ち上がりとしては、実にツラい。
「巨人戦で使えないことを自分で証明したってこと」
試合後に森コーチが話していたそうですが、
果たして今後の巨人戦登板は、あるのでしょうか。
それにしても得手不得手というか、相性というのはあるんだなと。
2戦2敗のゴンザレスを攻略できなかったのも、そういうものでしょうし、
朝倉と東京ドームというのも、その類に入ってきそう。
まあ東京ドームでの巨人戦は、今季残り4試合
そこで背番号14を起用することは、まずないだろうなと思いました。


初戦勢いよく勝てたものの、
同じことをやり返されての1勝1敗
せっかくの反撃への気運がやや削がれたものの、
連勝はいつか止まるものですし、
とりあえずここでカツンと叩かれたのは、仕方ない。
「勝つのは1点差、負けるのは大敗でいい」
というのが、落合語録にありましたが、
切り替えやすい負け方にはなったかもしれませんね。
まあ1点しか取れなかったものの、ブランコに30号が飛び出し、
井端・荒木・森野にそれぞれヒットも出ている。
打線自体は悪いわけではないですし、それほどの心配ないでしょう。
ただドラゴンズが勝つためには、
お得意の競り合いの展開にもっていかないと。
今回のような論外な立ち上がりを防ぎ、それなりにゲームを作ること。
勝機を見いだすには、最低限必要といえるでしょうね。

第3戦、おそらく巨人の先発は東野で間違いないですが、
ドラゴンズが誰を持ってくるのか、気になるところ。
中田、小笠原、吉見(再登録可能)、そして川井
誰が来てもおかしくないですし、それだけの間隔は開いている。
中スポは「川井」を挙げていましたが、
誰を持ってくるかによって、試合の重視度がわかってきそうですね。
まあ連勝こそ止まりましたが、ひとまずはリセット
そして前をしっかり見据え直して、
再び一戦ずつ勝利をモノにしていってほしいと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(29日)

●朝倉健太

<制球に苦しみ、4イニングを6安打6失点。
連勝を止めた無残な投球に肩を落として>
「すみません。何もありません」

<2回以降、無失点と立ち直ったが、すべての悔いは1回。
うつむいたまま、敗戦後の通路を歩き続けて>
「初回でああいう形になってしまったので、仕方ない。
初回にあれでは(2回以降の立ち直りは)何も(意味が)ない」

<初回の連打の原因については、
自分の中で糸口はつかんでいる。
課題が見えたなら、修正するだけ>
「精神的なことより、技術的なことなので。
(原因が)分かっている? そうですね」
朝倉ブログ「巨人戦投げました。」、
中スポサンスポ時事通信毎日jpニッカンデイリー

●谷繁元信
<先発・朝倉について>
「投げた瞬間にストライクゾーンを外れる(と分かる)シュートばかりだった。
ストライクがいらないところを取りに来て打たれた」
サンスポデイリー

●森バッテリーチーフコーチ
<今季巨人戦初先発の朝倉が1回2死二塁から5連打で6失点。
対巨人テストの意味合いを含む起用で、
結果も計算ずくだったことを示唆して>
「巨人戦で使えないことを自分で証明したってこと」

<中8日の中田、中7日の小笠原も選択肢にはあったが>
「他に誰がいるんだ?」

<週末はヤクルトとの3連戦。
巨人を遮二無二倒しにいくのはまだ早い>
「中継ぎは2人しか投げてないし、捨てたと思えばいいんじゃない」
サンスポスポニチデイリー

●高橋聡文
<2番手で登板も巨人打線の猛威にのみ込まれる。
5回にラミレスと亀井に連続被弾すると、7回には小笠原にも2ラン。
クリーンアップ全員に本塁打を打たれる散々な結果に言葉少な。
プロ最長の3イニングを投げたが、達成感は少しも残らなかった>
「甘いタマではなかったと思うんですが…」

<球宴休みを挟んでいるとはいえ、前回登板は16日の阪神戦。
ローテーション投手よりも間隔が開いているかと思えば、
登板が続くときは続く。先発が早く崩れれば
序盤で登板することもあれば、負け試合の終盤もある。
それでもベストの状態で備えていなければならない。
自らを律して、調整していてもこの夜のように打たれることもある。
リリーフというのはかくも難しい役割だ>
「それがぼくの役割ですから。できなければここ(1軍)にはいられない」
(中スポ)

●小林正人
<8回に登板すると、先頭の阿部を得意のスライダーで右飛。
後続の古城、代打アルフォンゾも三振、二ゴロで三者凡退。
一方的な試合展開の中で左腕がキラリと光った。
今回が20日に1軍再昇格して以来、最初の登板、
無失点ピッチングで今後に弾みをつけて>
「相手の流れの展開で3人で抑えられたのはよかった」
(中スポ)


●トニ・ブランコ
<2回、左翼席に今季30号となるソロ本塁打を放つ。
先頭で打席に入り、巨人・ゴンザレスの投じた
真ん中低めの直球を強引にすくい上げると、
打球は左中間スタンドへ一直線。
外野手が数歩動いただけで追うのをやめるほどの強烈な当たり。
他球団の警戒が強まる中でも勢いは衰えず、
前夜に続く2試合連続のアーチとなって>
「バットの先だったけど、何とか入ってくれて良かったよ」

<これで月間9発目と大当たり。
2試合を残し、2ケタ本塁打に王手をかけたが、
試合後は敗戦の悔しさからか、報道陣の質問を遮って>
「きょうは何も話したくない」

<開幕直後の4月こそ打率2割2分台と低迷したが、
5月以降は好調を維持している。
日本の野球に加え、生活や文化に慣れたのが一因だろう。
最近、はまっているのが日本茶。
試合前、フリー打撃などで汗を流した後、
ぐいっと飲む光景がしばしば見られるが>
「初めは味が薄くて、野菜が多く感じたけど、今は快適に過ごしています」
中スポサンスポスポーツ報知毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

●石嶺打撃コーチ
<88試合目で30号到達。
単純計算ではシーズン49発ペースで、
球団記録の47発を上回るブランコへの信頼を口にして>
「良い形で来ている。ずっと自分の形で打てているからね」
中スポ


●井端弘和
<前日の巨人戦で左上腕、腰と2度の死球を受けたが、
何事もなかったように出場して、3打数1安打1四球。
5点ビハインドの5回2死走者なしで迎えた第3打席、
巨人・ゴンザレスのスライダーをとらえた打球は左前へ。
得点にはつながらなかったが、前夜の出来事が問題ないことを証明して>
「大丈夫ですよ。試合に入れば痛みなんて忘れる。
でも(安打が)1本では満足できない。もっともっと打たないと」

<前夜はトレーナーサイドからアイシングを勧められたが、
何も治療することなくこの日を迎えた。
もちろん、ボールの跡形はクッキリ残っている。
それでも普通に出場できるのは、
強い肉体と強い精神力を持っているから。
死球を受ければ恐怖心が芽生え、
打撃への影響も考えられるが、そんな不安も一蹴して>
「打撃への影響? それもないですよ」
中スポ

●中村一生
<この日フル出場で中堅-左翼-右翼と3ポジションを
経験したが、2軍で学んできたことへの自信を見せて>
「ボクは2軍では(3ポジションを)
まんべんなくやらせてもらっているので、
どこが嫌という感覚はないですね」
(中スポ)

●中川裕貴
<途中から出場し、プロ初めて1軍で中堅を守る。
今季から本格的に外野手に転向したが、
中堅手としての手応えをつかんで>
「ファームでもどのポジションも守らせていただいていますが、
やっぱり中堅は全体を見渡せるので好きですね。違和感もなかったです」
(中スポ)

●笘篠外野守備走塁コーチ
<1回2死二塁のラミレスの打球。
中堅・中村一生の頭上を越え、フェンス手前のアンツーカーに
落ちた適時二塁打。捕れる可能性があったか聞くと>
「うーん。もうちょっとポコンと上がった打球なら
何とかなったかもしれませんが、ライナーでしたからね。
ちょっと無理でしょう」

<若手外野手の適性を見極めるチャンスになった、
『利用価値』があった惨敗を前向きにとらえて>
「(中村)一生や中川(6回ウラから出場し右翼・中堅)を
(複数ポジション)守らせることができましたから」
(中スポ)

●堂上直倫
<前日の巨人戦、ベンチに入ると、
同い年のライバル・坂本(巨人)の動きに目を凝らしていた。
リーグ屈指の快速球を誇るチェンを相手に、
坂本は5回満塁で一時は同点とする2点適時打を放ったが、
その能力の高さを素直に認めて>
「自分もチェンさんの投球は間近で見たことがあります。
やっぱり普通じゃ打てないタマだと思いました。
(坂本は)あの真っすぐをとらえ、右方向にもうまく打っていた。
すごい打者ですよ」

<この日は代打で今季初打席に立ち、捕飛に倒れ悔しがり>
「スライダーを頭に置いていましたが、真っすぐに差し込まれてしまった」
(中スポ)

●石嶺打撃コーチ
<歩みはゆっくりだが、着実に進化している堂上直倫について。
その成長に太鼓判を押して>
「(堂上)直倫はよくなっているよ。
打つときに背中が反るという悪い癖があったけど、今ではなくなった」
(中スポ)

●立浪和義兼任コーチ
<試合前、若手の福田に密着指導。
身ぶり手ぶりでアドバイスを送る。
前日には出番がなかったが、フリー打撃では好感触。
選手としてコーチとして万全の準備をして>
「ちょっと気づいたことがあったから」
(中スポ)


●和田一浩
<2019年のラグビーW杯が日本で開催されることが
正式決定したが、ラグビー好きなのはこの選手。
社会人時代はラグビーの名門として知られる神戸製鋼に所属。
野球部と選手間の交流は少なかったようだが>
「ラグビー部の選手とは工場が違うので、あまり付き合いはなかったです。
(それでも)ラグビーは結構好きなので、テレビでよく見ます。
10年後でしょ。まだまだ先の話ですね。
ボクは確実に引退していると思うので見るチャンスはたくさんあるでしょう」

<母校・県岐阜商高が決勝戦を戦うこの日、
しっかりと東京の宿舎で応援していたよう>
「携帯で経過を見ていました」

<2-0で各務原高を下して、
3年ぶりの甲子園切符を手にした後輩にエールを送って>
「(甲子園に)出るだけでもすごいことなので、一戦一戦大事に戦ってほしい」
(中スポ、<ドラ番記者>

●英智
<同じく県岐阜商高同窓生はこう前置きして、
この男らしい渋いメッセージを残す>
ぼくは(甲子園に)出ていないので
アドバイスのようなことはできないけど、
(人生において)野球以外にもきっと生きる。
思い切ってプレーしてください」
(中スポ)


●落合監督
<良いところなく連勝は9でストップ。
4本塁打を浴びるなど1失点で完敗を喫したが、
さっぱりした表情がすべてを物語っていた。
コーヒーを手にした帰りの通路。敗戦の弁も短くて明快。
そして間髪入れずに質問を遮って>
「一言で終わるよ。非常に分かりやすいゲーム。以上、終わり」

<その後は質問する報道陣に対しこう繰り返し、はぐらかす>
「聞き分けのない子だねぇ」
中スポサンスポ時事通信スポニチ名古屋

2009年7月29日 (水)

森野ブランコ和田一発競演竜9連勝でリスタート!

プロ野球は、この日から後半戦がスタート。
首位・巨人を2.5ゲーム差で追いかける2位・ドラゴンズは、
東京ドームでその巨人との直接対決での幕開けに。
その初戦、打線が相手のお株を奪うかの一発攻勢
4回に小池、5回にブランコの本塁打で2点を先制すると、
同点で迎えた7回に森野が右翼へ2ランを放ち、勝ち越しに成功。
さらに8回には和田も続いて、ダメ押しとなるライナー弾
効果的な援護を受けたチェンが今季巨人戦初勝利。
競り勝って4年ぶりの9連勝、ついに1.5ゲーム差に迫ることとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 13回戦
(28日・東京ドーム | 中日5勝8敗)
42877人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人
[勝] チェン(13試合4勝2敗)
[S] 岩瀬(39試合1勝2敗29S)
[D本] 小池5号 ブランコ29号 森野14号2ラン 和田21号
[Dバッテリー]
チェン、河原、パヤノ、浅尾、岩瀬 - 谷繁

◇対巨人13回戦・スタメン
1 (遊)井端  (3打数1安打)
2 (二)荒木  (4打数無安打)
3 (三)森野  (4打数1安打2打点)
4 (一)ブランコ (4打数1安打1打点)
5 (左)和田  (3打数1安打1打点)
6 (中)藤井  (4打数無安打)
7 (右)小池  (4打数2安打1打点)
8 (捕)谷繁  (3打数無安打)
9 (投)チェン (3打数1安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・オビスポ
井端粘り外直球右前打、荒木外スライダー外れ四球、
31歳森野直球力負け左飛、ブランコ内直球止めたバット投ゴロ、
和田逆球四球、
2死満塁から、藤井内沈むスライダー空三振


<1回ウラ・巨人> P・チェン(中10日)
坂本左直、松本高いバウンド二ゴロ、小笠原外151キロ空三振

<2回・中日> P・オビスポ
小池中直球左前打、谷繁投犠打、
チェン外チェンジアップ空三振、井端内直球左腕死球、
2死一、二塁から、荒木内直球三塁線ライナー小笠原ダイビング好捕


<3回ウラ・巨人> P・チェン
阿部二ゴロ、木村拓也二飛、
オビスポ中スライダー右中間突破二塁打、
坂本中直球右前打、
2死一、三塁から、松本中高め直球遊ゴロ

<4回・中日> P・オビスポ
藤井二ゴロ、
1死から、
小池中入るスライダー・
ライナー左翼席飛び込む先制本塁打(D 1-0 G)


<4回ウラ・巨人> P・チェン
小笠原外スライダーハーフスイング三振、
ラミレス中スライダー左前打、
亀井外低め148キロ直球空三振、内直球力なし中飛

<5回・中日> P・オビスポ
荒木空三振、森野高々右飛、
2死から、
ブランコ中外寄りスライダー打った瞬間・
バット投げオビスポガックリ・弾丸ライナー左翼上段本塁打(D 2-0 G)


<5回ウラ・巨人> P・チェン
阿部外スライダー右前打、木村拓也内直球右中間落ちるヒット、
オビスポバント投前・
チェン一拍遅れ三塁送球間に合わず(=チェン悪送球)、
無死満塁から、坂本外直球強振左前2点適時打(D 2-2 G)
森コーチ間を置く、松本三犠打、
1死二、三塁から、小笠原外低め直球空三振、
ラミレス無理せず死球、
2死満塁から、亀井初球低めスライダー打ち上げ中飛

<7回・中日> P・オビスポ
チェン外高め直球空三振、井端内直球腰死球、
荒木外スライダー見三振、
2死一塁から、森野逆球外直球逃さず・
バットの先も右翼最前列飛び込む2ラン本塁打(D 4-2 G)


<7回ウラ・巨人> P・チェン
代打アルフォンゾ中高めフォーク左翼中段本塁打(D 4-3 G)
森コーチ間を置く、
坂本内直球二飛、松本外150キロ空三振、
小笠原外直球三塁線抜くヒット
P・河原
ラミレス0-3も高めスライダー浮き四球、
P・パヤノ
亀井外スライダー一ゴロ・仕留める

<8回・中日> P・越智
和田中外寄りフォーク・低い弾道ライナー・
そのまま左翼最前列飛び込むビックリ本塁打(D 5-3 G)


<8回ウラ・巨人> P・浅尾
中スライダー三ゴロ、阿部内直球詰まり三飛、
木村拓也初球外直球一ゴロ

<9回ウラ・巨人> P・岩瀬
アルフォンゾ初球内スライダー一邪飛、
坂本内直球バットへし折り中飛、
代打鈴木中低め直球見三振、試合終了。


【ゲームレビュー】
2005年7月以来の9連勝 首位巨人に1.5ゲーム差に迫った
チェンが踏ん張った。5回、坂本の2点打で同点とされた後、
1死二、三塁のピンチで小笠原を三振。
勝ち越しを許さず、7回からは継投で逃げ切った。
本塁打攻勢で4発。7回、森野が右中間へ勝ち越し2ランを放った。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


ついに始まったペナントレース後半戦
いきなり敵地で首位・巨人との直接対決となりましたが、
その初戦は、相手のお株を奪う見事なホームラン攻勢!
この日奪った5得点は、すべて本塁打から。
初回、2回と硬くなったか、荒れ球気味のオビスポから
チャンスこそ作るも得点を奪えず、やや手こずったものの、
4回、小池の思いきりの良いスイングからの一発で先制すると、
5回には、4番・ブランコが母国の元同僚から完ぺきな当たり
相手の失投を逃さず、左中間席上段への弾丸ライナーで追加点。
節目の試合で必ず一発を放っていた主砲でしたが、
今回の一発もまさに『驚弾』のたぐい。
周囲をいっぺんに震撼させてしまいましたね。

しかしこれで流れをつかんだかと思いきや、
4回までまずまずの投球を見せていたチェンが、
直後の5回ウラに、連打と自らの送球ミスで
無死満塁のピンチを作ってしまうと、
やや動揺するなか、坂本にストレートを強振されての同点打。
「蒼さ」が出てしまった印象もあるものの、
さすがは首位攻防、一筋縄ではいかないなと思いましたね。

それでも7回にやや引っ張りすぎで、
スタミナの落ちたオビスポが、
井端にこの日2つ目の死球をぶつけると、
これで燃えた森野が逆球を逃さず引っぱたき、
ライトスタンド最前列へぶち込む勝ち越しの2ラン
この日31歳となった森野ですが、自らによる祝砲はまさに値千金
さらに1点差に詰め寄られた8回には、
和田越智の外へのフォークを捉えると、
低い弾道のライナーが一直線で左翼フェンスをオーバー。
ある意味「地の利」を生かした本塁打で手堅くダメ押しを
チームの進撃を支えてきた3、4、5番による本塁打揃いぶみ
そしてそれぞれが意味のある一発となっての会心勝利。
投げては、チェンが7回途中まで3失点と粘ると、
河原-パヤノとつないで、8回以降は浅尾-岩瀬の勝利の方程式。
本来のドラゴンズらしい野球ではないものの、
東京ドームという器を生かしての、鮮やかな攻撃で
大事な6連戦の初戦を取ったドラゴンズ
勢い以上の地力を相手に見せつけ、球宴はさんで9連勝
ゲーム差も縮まり、至近距離の1.5ゲーム差に迫ることとなりました。


立ち上がり、やや攻めあぐんでしまい、
オビスポを助けてしまった部分もありましたが、
同点に詰め寄られながらも、しっかり好機をうかがい、
失投を逃さず叩き、得点にむすびつけていく。
一発攻勢という形にはなってしまったものの、
打者陣それぞれの好調さが伺えるゲームとなってよかったですね。
しかも小池先制、ブランコ中押し、森野勝ち越し、和田ダメ押しと
それぞれが意味のある効果的なものばかり。
この連勝中はこういう勝ち方はあまりなかったですが、
休み明け、調子が落ちてしまうのでは心配していた部分、
それを払拭してくれて、本当によかったなと。
追いつき、追い越すんだという目的に向かい、
チーム一丸となって、各自が役割を果たすさま、
後半戦に入ってもそれが変わらずに出たことが、とてもうれしく思いました。

まあポイントはいろいろあったでしょうが、
自分的に印象に残ったのは、8回の和田のダメ押し弾
1点差に詰め寄られていた直後、相手も勝ちパターンの越智を投入。
まだまだゲームが二転三転しそうななか、
再び流れを引き寄せるとともに、勝利を確信させてくれた一撃。
強い気持ちで放たれたライナーでしたが、
その弾道が「まさかあれが入っちゃうとは」的なものだっただけに、
相手に与えたダメージとしては、非常に大きなモノとなったのでは。
まさに好調な中軸の怖さというものを敵に知らしめた一撃。
確かに相手のクリーンアップもすごいことはすごいですが、
現状ではこちらの方が一枚上
2戦目以降も繋がって、ぜひとも首位奪取へ導いてほしいところです。


31歳バースデーアーチ!一発に片寄った部分もありましたが、
直接対決の初っぱな
取れたというのは、大きかったですね。
球宴をはさんでしまったので、
9連勝ではありますが、
リセットしての1勝目という意味で
捉えた方がいいかも。
もちろんその辺りはナイン
十分承知のようで、
森野「まだまだこれから」
話していますし、心配はなさそう。
この日の戦いでもわかるように、
まだまだ競り合いが続きそうな後半戦ではありますが、
地力においては、上位の中でも決してひけをとらない
この日の戦いぶりを見ても、そういう面においては、
十分手応えを感じましたし、楽しみですね。
迎える第2戦、先発はおそらく中田で間違いなさそう。
今シーズン初めての巨人戦登板となりますが、
従来GT相手に力を発揮してきた背番号20ですし、
持ち味を発揮し、浮上への手がかりが掴める投球をしてほしい。
また打線はクリーンアップを中心に、さらなる攻め込みを。
巨人には今季ここまで散々やられていますし、
その分をきっちりリベンジしてほしいというのは、竜党すべての願い。
今こそ、そのチャンスだと思いますし、絶対やってくれるでしょう。
いきなり見せつけることができた鮮やかな進撃
今夜も勢いそのまま突き進んでくれることを、期待したいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(28日)

◎森野将彦

<31歳の誕生日に決勝の14号2ラン。
劇的な祝砲でチームを4年ぶりの9連勝に導く>
「(いいところで素晴らしいバッティング)
はい、ありがとうございます。
(同点でランナー1人いて、あの場面どんな打席だったか)
まあとにかく、えー、自分のバッティングをしようと思って、
それまでの打席、別に感じは悪くなかったんで、
はい、まあ何とか、まあつなごうっていう気もあったんですけど、
まあ調子もいいですしね、えー、いい形で打てれば
ホームランになるだろうと思って打ちました。はい。
(手応えは)
ま、ちょっとね、(バットの)先だったんですけど(笑)。
はい、よかったです。
(それまで結果が出ていなかったが、自分ではそうでもなかった?)
そうですねえ、特別あのう、ヤダっていう感じはなかったですし、はい。
(今日は31歳のお誕生日で見事な本塁打、そういう意識は)
まあ、ホームランはね、打てればいいなとは思ってましたけど、
本当に打てるとは思ってなかったんでうれしいですね。はい。
(これでオールスターをはさんで9連勝。
ブランコ、和田にもホームランが出た)
そうですね。えー、まあクリーンアップはね、
打てば勝つって言われてるんで、まあとにかく、
一本でも多く、僕も打ちたいと思います。
(4月5月はちょっとよくなかったが、7月に入ってスゴイ)
そうですね。1年間悪いと思ってやってなかったんで、
何とか、はい、この時期になって、チームに貢献できるように
なってきたかなとは思ってます。はい。
(状態はいいんですね)
そうですね、続けていきたいですね。はい。
(また明日も素晴らしいバッティング見せてください)
はい、頑張ります。
(いよいよ1.5ゲーム差です)でもまだまだです(笑)はい。
(明日も期待しています)はい、頑張ります」



<2点リードを追いつかれた7回、
1死から井端がオビスポから2度目の死球。
マウンドに立つオビスポの球数は、すでに129。
疲れの色が見え、球威も落ち始めていた。
カウント1-1からの3球目、外寄りの浮いた直球をたたいた。
バットの先だったが、いい角度で上がった打球は
右中間スタンドの最前列にふわりと落ちた。
2試合ぶりの14号は価値ある2ラン。
31歳の誕生日を祝うバースデーアーチでもあった>
「前に井端さんが当てられたんでね。
さすがにあの打席は熱くなった。特に気合が入った。
何とかしようと思って打席に入った。
つなごうという意識もあったけど、
いい形で打てれば本塁打になるだろうと思っていた。
(バットの)先っぽでしたけど、入ると思いましたね。
誕生日? まあ本塁打を打てればいいと思っていたけど、
まさか本当に打てるとは思っていなかった」

<先発では初対戦のオビスポ相手に
序盤から好機をつくったが、あと一打が出なかったが>
「みんないい当たりをしていたが、正面を突いていた」

<この日31歳の誕生日を迎えた。
後半戦開幕となる巨人との首位攻防戦初戦に記念日となり、
試合前の練習中、ファンから『誕生日おめでとう!』と
声をかけられたが、ゲームに集中している様子>
「こういう状況ですしね。
遠征先(東京)なんでまったくそんな気分ではないんですよ」

<夜の予定を聞かれて答えたのが>
「予定ですか。うーん。きょう勝つことですね」

<試合前の言葉通りの快勝。
しかも昨年に続く2年連続のバースデーアーチ。
ちなみに試合後の予定は『秘密』と答えたが>
「去年は(本塁打を)打ちましたけど、勝てなかったんでね。
やっぱり巨人戦での勝利が僕にとってのお祝いになるんですよ。
まさか本当に打てるなんて…。
本塁打も打ってチームも勝ってよかったですよ」

<自身への祝砲に、おすそ分けもあった>
「チェンが投げている間に何とか点を取りたかった。
たまには巨人からも勝たせてやらないとね」

<2004、06年のリーグ優勝メンバー。
いずれも前半戦を首位で折り返し、
そのまま逃げ切ったパターンだったが、
今季は首位を追う立場で後半戦が始まった。
挑戦者らしい思い切りの良いスイングで
巨人を打ち砕き、チームを9連勝に導いて>
「向こうの方がリードしているわけだから、
当然厳しいことは分かっている。うちらしい野球ができればいい」
中スポサンスポ12スポーツ報知時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


○トニ・ブランコ
<1点リードの5回2死から左中間に29号ソロ。
開幕戦、交流戦開幕戦、リーグ戦再開戦に続く『開幕戦アーチ』。
30号に王手をかける貴重な1発に満足げ>
「いいタイミングで打てたね」
中スポスポニチニッカン

○和田一浩
<1点差とされた8回先頭で、越智から超低空ライナーの21号ソロ。
左翼フェンスを越えた打球に目を見開き、驚きの表情を浮かべて>
「点を取られた後だったので、
必ず出塁しようと思った気持ちが結果につながった。
いい打球だったけど、まさかあれが入っちゃうとはね。
普通の球場ならフェン直だろうけどね。意味のある本塁打でよかった」
中スポサンスポスポーツ報知毎日jp

○小池正晃
<4回、カウント1-1からオビスポの
外角スライダーを左翼席に運ぶ先制の5号ソロ。
会心の先制弾を振り返って>
「試合が動かなかったので、とにかく先に点を取りたいという
気持ちで臨んだのが、たまたま本塁打になった」

<狙い通りに甘いスライダーを捉え、
ライナーで左翼席へと叩き込んで>
「最初の打席は真っすぐばかりで攻めてきた(結果は左前打)。
今度は変化球がくるだろうという感じがあった」

<今季は右翼手が固定されておらず、
英智、中村一生らとの競争を強いられている。
先発出場のチャンスで結果を出して、定位置奪取へ好調ぶりを猛アピール。
下位打線の中心として、打線にぐんと厚みを加えそう>
「試合に出られないときも、チームが勝つという目標に向かって
いつも準備している。気持ちが切れることはない。
今は(昨季途中まで在籍した)横浜では味わえなかった
優勝争いの楽しさがある。
気持ちも入っているし、このまま試合に出続けるようにしたい」
(中スポ、サンスポ毎日jp

○井端弘和
<7回1死、この試合2つ目の死球を受ける。
さすがにオビスポをひとにらみ。
だが事を荒立てずに一塁へ向かい>
「そりゃムッとしましたよ。
でも(味方の)ベンチをちらっと見たら、みんな立ってたし。
あれ以上、強気にいっちゃうと…」

<『故意』だとは言わないが、
首位打者を何としてでも封じ込めようという
巨人の強い意志はひしひしと。しかしこの死球が実に効いた>
「あのあとで(森野の)ホームランが出て勝ち越しですからね。
マークしてくれることはありがたいですよ。
ボクはホームランはないのに…」

<オビスポと木村正太に投げさせた球数は、5打席で31球。
打ち取るのが厄介で、なおかつ塁に出すとうるさい男。
そんな男が、開幕前にこんな『抱負』を語ってくれた>
「1年間トータルで、誰よりも球数を投げさせる打者になれれば…。
そのためには空振りは少なくないといけないし、
ファウルは増えてくるだろうしね」

<マークはここからさらに厳しさを増すだろうが>
「それにやられるようじゃ…。ボクはよけ方もうまいんです」
(中スポ)


○チェン・ウェイン
<6イニング2/3を8安打3失点に抑え、
今季5度目の対戦で巨人戦今季初白星を挙げる。
理想の投球にはほど遠く、内容は決してよくはなかったが、
味方の援護に支えられ、今季4勝目(2敗)。
それでも首位攻防3連戦の初戦を任され、
勝った事実が何よりもうれしかった>
「あまり調子はよくなかったんです。
きょうはコース的に厳しくいけなかったけど、
とにかくしっかり腕を振って投げることを心掛けた。
コントロールもずっとよくなかったけど、何とか踏ん張れた。
チーム的に勝ったのが一番ですから。それがよかったですね」

<最速152キロの直球やスライダーなどで
4回までは無失点と踏ん張ったが、2点リードの5回に手痛い失点。
先頭から連打で無死一、二塁とされると、
続くオビスポの送りバントの処理を誤った。
三塁への送球が二塁方向にそれるという失策で、
無死満塁の大ピンチを招く。
そして坂本に左翼へ2点タイムリーを浴びて同点に>
「(バント処理は)タイミングが合わなかったというか、僕のミスです」

<崩れそうで崩れなかった。
さらに1死二、三塁とピンチが続き、小笠原を迎えた。
今季、1割台の打率に抑えてきた3番打者。
この日の第1、2打席も連続三振を奪ったが、関係ない。
その場の対決だけに集中。気持ちを切り替え、
押せ押せムードの巨人打線を瀬戸際で止めたのも自身だった>
「自分の責任。2点はしょうがない。あとは1点も渡さない。
アウトを一つずつとる。全力で投げることしか考えなかった」

<17日の横浜戦以来で、中10日となるマウンド。
結果的に100%の調子にはならなかったが、戦える態勢は整えてきた。
連日の走り込みで下半身を徹底的に鍛え直した。
休んだのは1日だけといい、チームの練習がないときでも、
名古屋市内の自宅近くを走り回った。
球宴休みを利用して、故郷の台湾に
一時帰省することもできたが、あえてそうしなかった。
球宴はテレビで見て、頭の中で打者と対戦し、感覚を磨いた。
不断の努力が、大一番での大崩れを防いだのかもしれない>
「日本にいて、集中力とか緊張感をキープしたい」

<防御率は1.54となり、同僚の吉見にトップの座を明け渡したが
今季5度目の巨人戦先発でようやく初勝利をもぎ取った。
次こそ理想の投球で、チームに貢献してみせる>
「もう一度しっかり調整しなおして、次も頑張ります」
中スポ中日新聞スポーツ報知共同通信社毎日jpニッカン

○谷繁元信
<5回1死二、三塁、小笠原を迎えた場面を振り返る。。
3つの直球で2-1と追い込むと、その後も直球で挑み、3球続けてファウル。
最後は外角低めにコントロールされた直球で空振りを奪った>
「真っすぐがあっていないと思った。
あそこで追い越されなかったのが大きかった」
中日新聞

○ネルソン・パヤノ
<1点差に迫られた7回2死一、二塁で登板すると、
亀井をスライダーで一ゴロに仕留め、ピンチを脱す。
タフネス左腕は後半戦でも頼りになりそう>
「いいピッチングができたね。
ゆっくり寝て休めることができたから、コンディションはバッチリさ」
(中スポ)

○浅尾拓也
<8回に4番手で登板。最速151キロの真っすぐを主体に
谷を三ゴロ、阿部を三飛、木村拓也を一ゴロと三者凡退。
これで今季の巨人戦は3戦無失点>
「巨人という相手は意識しましたけど、
順位はあまり考えず、目の前の打者に集中しました」

<また月間10ホールドのリーグタイとなり>
「チームが勝っているのでそういうチャンスも出てくる。この投球を続けたい」
(中スポ、サンスポ

○岩瀬仁紀
<9回を3人で締め、自身の記録を更新する
球団新の13試合連続セーブを飾る。
6月26日の広島戦(マツダ)以来、失敗なしで失点もゼロ。
リーグトップを独走する29セーブ目となり、
前人未踏の5年連続30セーブにも王手をかけて>
「4月にやられているので、
(4月25日東京ドーム・9回亀井にサヨナラ3ランを浴びる)
やり返さなければならないとは思っていた。
マウンドに上がったら、そんなことは考えていないけどね。
記録はともかく、いい形できていたので、
チームの(連勝の)勢いに自分も乗っていかないと。
これを継続していきたいですね」
中スポスポニチ名古屋


○中村一生
<『右翼戦争』の真っただ中で奮闘している5年目。
ライトの定位置を狙い、小池、英智に挑んでいるが、にこやかに語って>
「今は毎日が楽しい。練習にも身が入ります」

<成長著しいのは打撃。ここまで12打数5安打で打率.417。
17日の横浜戦ではプロ初本塁打を放った。
大きなアピールポイントになっているとはいえ、
今の数字が現状の力を示すものとは思っていない。謙虚に語り>
「まだまだです。1軍のレベルに対応する力をつけないといけない」
(中スポ)

○石嶺打撃コーチ
<打撃について、中村一生にこうアドバイス。
『一点』のミートポイントで打つのではなく、
幅広いポイントで打てるようにという教え。
直球一本で攻めてくる1軍の投手はまずいない。
タイミングを崩されても対応できる『ふところの深さ』が課題>
「お前(中村一生)は『点』で打っている。
『面』で打てるようになりなさい」

<中村一生の成長に期待して>
「いいものは持っている。
一発というより広角に打てる打者に育ってほしい」
(中スポ)

○マキシモ・ネルソン
<球場に着き、三塁側ベンチへ向かう途中の通路、
試合前のイベントで使う和太鼓に、めざとく反応。
素手で器用にたたき始めると、リズミカルに即興演奏してみせた。
似たような打楽器はドミニカにもあるという。意外な一面を見せて>
「母国ではドラマーだった? いや、オレは踊る方だね」
(中スポ)

○小林正人
<左サイドハンドが東京ドームでの連続G斬りに燃えている。
昨年5月11日の巨人戦、2番手として出たが、
巨人の猛攻を止められずに2失点。試合は敗れた>
「覚えていますよ。あの試合ですよね…」

<痛恨の失点後、リベンジしている。
東京ドームではCSも含めて、7試合連続無失点に抑えている。
厳しい状況で失点を阻止しているのは意識が大きいようだ。
キャンプ前の自主トレから、わざとワンバウンドさせて
投げるなど意識付けを続けてきた。地道な練習が成果となっている>
「低めというのはずっと意識して練習してきたので」
(中スポ)

○立浪和義
<出番がなかったが、試合後に喜んだのは決戦の頭を取ったこと。
かぶとの緒を締め、自分自身の気も引き締めて>
「初戦に勝てたことは大きい。明日が大事。
明日も勝って(カード)勝ち越しを決めて、3連勝を狙いたい。
接戦になると思うので、しっかり準備をして臨みたいです」
(中スポ)


○落合監督
<4発5得点で首位・巨人を打ち砕き、4年ぶりの9連勝。
会心の勝利に笑みを浮かべて>
「空中戦? 今年のウチの打線なら(一発攻勢は)あるよ。
向こう(巨人)が一番よく知ってるんじゃないか」

<監督就任から昨年までの5年間、
東京ドームの器の小ささに泣かされ続けたが>
「それは去年までのこと」

<チェンは完封できた!?>
「チェンは自分でしでかしたからな。
(5回無死一、二塁でオビスポの投前バントを三塁へ悪送球)
よくあそこで(同点で)とどまった。
あれ(失策)がなければ完封できたろ。
(最後の)一線は踏みとどまったというところじゃない」

<球宴を挟んで9連勝、という問いに>
「3、4、5(番打者)が打って負けられるわけないだろ。
1.5差? (ゲーム差については)聞くな。
9連勝? また変なこと聞いた」

<思い返せば巨人に3タテを喫した5月10日の試合後。
語気を強めて『巨人を追えるのはウチだけだ』。
あれから2カ月半。その見立てに狂いはなく、
敗者の強がりの色が濃かったフレーズを
現実にしたが、得意の含み笑いで>
「オレ、そんなこと言ったか? もう忘れたよ」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(28日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 チェン・ウェイン投手
公式サイト共同通信社


ドラゴンズトピックス(28日)

◆ドアラ
<韓国観光公社から『韓国観光名誉広報大使』を委嘱され、
日韓の民間交流拡大に一役買う決意を示す。
中日と韓国・LGツインズの友好関係締結20周年を記念し、
ファン約80人と訪韓。26日にはソウル市内などで
観光PR用の写真を撮影するなど、すでに活動を始めた。
用意されたホワイトボードに記入。祝福の拍手を受けて>
「自分のできることをできるだけやりたい」
(中スポ、中日新聞サンスポ朝日新聞


若竜トピックス(28日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
広島-中日 16回戦
(28日・広島東洋カープ由宇練習場)
 D 000 000 100 = 1
 C 000 100 01× = 2
[敗] 金剛(26試合3敗10S)
[D本] なし
[Dバッテリー] 山本昌、金剛 - 前田、田中
公式サイト・戦評

●山本昌
<1軍再昇格を目指して2軍で調整中。
ウエスタン・リーグ後半開幕戦となった広島戦(由宇)に先発。
コーナー低めを丁寧について、広島打線を翻弄。
7イニングを投げ、4安打3奪三振無四球、1失点と
安定した投球を披露して、好調持続をアピール。
本人はまだまだ上積みありを強調して>
「だいぶ良くなっているよ」
中スポ

『2度目の由宇でした。
自分でもいい感じで投げられていると思います。
2軍戦登板ばかりが増えていますが、これもいざというときのため。
今は必ず上の出番がくると信じて投げ続けるだけです。』
山本昌公式ホームページより引用)

●小林投手コーチ
<5月14日・オリックス戦(ナゴヤ球場)で勝って以降、
8戦負けなしの5連勝中。得意としている夏を迎えて、
さらに調子を上げているベテラン山本昌について>
「テンポもよくて、安心して見ていられる投球だったよ」
中スポ

2009年7月28日 (火)

勝ち抜け東京夏の陣ドラゴンズ後半戦今夜開幕!

プロ野球はオールスターゲーム2試合を終え、
きょう28日から後半戦がスタートします。
セ・リーグはいきなりの首位攻防
2.5ゲーム差の2位につけるドラゴンズが、
首位・巨人の本拠地の東京ドームに乗り込んでの3連戦。
続いて3位・東京ヤクルトと対戦するこの6連戦の行方が、
今後の優勝争いのカギを握ることになりそう。
この日ナインは6連戦に備え、ナゴヤ球場・室内練習場で練習。
『東京夏の陣』に向けてのナインの声をまとめました。


ドラゴンズトピックス(27日)

◇トニ・ブランコ

<敵地・東京へと向かう名古屋駅の新幹線ホーム。
その姿を現すと、すぐにファンが駆け寄って激励の輪ができた。
今や竜党の期待を一身に集める主砲。
きょう28日からの首位・巨人との戦いへ、悠然と意気込みを口に>
「相手が巨人であれどこであれ、とにかく勝つだけさ。
チームの勝利のためにオレは全力を尽くす」

<『開幕戦』では必ず期待に応えてきた。
4月3日の横浜との開幕戦、交流戦開幕の埼玉西武戦(5月19日)、
交流戦明け初戦の広島戦(6月26日)とチームが勢いをつけたい
『スタート』ですべてアーチ(計4発)を架けてきた。
今度は首位攻防の大事な初戦だ>
「試合ではホームランを打つこともあれば、4打席三振することもある。
いろんなことが起こる。ポジティブに考えていきたいね」

<この日行われたナゴヤ球場での練習には
休養日で参加しなかったが、打率.375、2本塁打、7打点の
好成績を残している東京ドームには、いいイメージを持って乗り込む。
巨人の初戦先発予想は同じドミニカ出身のオビスポ。
7月に3勝を挙げている新星だが、くみしやすい相手だろう。
4月26日に東京ドームで、ライトへ本塁打を放っているから。
オビスポとは昨秋、ドミニカのウインターリーグでは
同じチームでプレー。とはいえ遠慮は無用、打ち砕く決意>
「(オビスポとは)確かに一緒にプレーした。
いい友達さ。でも野球ではそんなことは関係ない」

<初出場のオールスターでは、けた違いの実力を見せた。
第1戦のホームラン競争を圧倒的な飛距離で制すと、
試合では2試合連続で適時打を放つなど、3安打3打点。
球宴後2日間の休日は名古屋で
ゆっくりと体を休め、心身は完全にリフレッシュ。
頭の中は「優勝」というターゲットへ切り替えて>
「オールスターでは調子は良くなかったけど結果としては良かった。
十分楽しめたよ。今後につながるんじゃないか」
中スポスポニチ名古屋


◇井端弘和
<球界で『名手』と呼ばれるが、
今季はバットでも安打を量産している。
前半戦を終え打率.322はリーグトップ。
控えめだが、リードオフマンとして好調なチームをけん引。
広角に打ち分ける技術に勝負強さも兼ね備えるが、
特に目立つのが出塁率の高さ。出塁率はリーグ1位の.399。
甘い球は確実にとらえ、厳しい球はファウルして粘り、四球を得る。
1番の役割を的確に果たし、ブランコら強力な中軸へつないでいる>
「決して(調子は)良くないが、ふっと見たらヒットになっているのが多い」

<オールスター戦では2試合で7打数6安打。
絶好調を維持したまま、後半戦早々の首位攻防戦に臨む。
巨人には、首位打者を争う坂本と小笠原もいる。
プロ12年目での初タイトルにも、意欲十分>
「まだ(調子が上向く)要素がある。あとは体力次第」
時事通信

◇石嶺打撃コーチ
<開幕当初はバットも湿りがちだったが、
体調が上向くと打率も上昇。
首位打者に躍り出た井端について説明>
「キャンプで走り込みなどができなかったが、体調が戻ってきた。
もともと技術はあるし、普通と言えば普通」
時事通信

◇荒木雅博
<井端、ブランコとともに練習を免除されていたが、
ナゴヤ球場に顔を出し、きょう28日から
全力でプレーするために体をしっかり手入れをした>
「マッサージをしてもらいにきました」

<後半戦初戦当日となる28日正午に
荒木雅博 ウマトラブログ』という題名の公式ブログを開設。
自身が馬に似ていることと、あだ名(トラ)を合わせたタイトルだが>
「ファンの皆さん いつも温かいご声援をありがとうございます。
後半戦が始まる今日から
『荒木雅博 ウマトラブログ』をスタートすることになりました!
ブログでは、プライベートな部分も公開できればと思っています。
プレゼント企画や、オリジナルグッズの販売なども
考えていますので、楽しみにしていてください!
少しでもファンの皆さんに喜んで頂けるよう、頑張って更新します。
後半戦も応援よろしくお願いします!」

荒木ブログ「ウマトラブログ オープンです!!!」、公式サイト、中スポ)


◇和田一浩
<今季の巨人戦についてこう答える。
対戦打率.295。打点は森野と同じ7。
単なる率や打点では納得できない。
チームが4勝8敗と苦戦を強いられている現実こそが
『不満』を口にさせている。勝利にどれだけ貢献できるか。
気にしているのはこの一点だけと言える>
「そんなに打ってないでしょう。そういうイメージ。
関係ないところでポン、ポンと打ってのは意味がないですから」

<きょう28日先発はオビスポが予想される。
投手が右打者の自分の方向に近づいて来るタイプだが>
「(左足を三塁方向に)クロスステップしてくる。
オープン戦だったら怖いと思うかもしれないが、シーズンなら怖くはない。
(ただし4月26日の)1回しか当たってないし、
リリーフと先発では違う部分があるから」

<勝てばクライマックス・シリーズ(CS)進出のマジックが
点灯する可能性があるが、きょう28日点灯なら87試合目。
07年の導入以降、球団最速のCSマジック点灯となることは
ほぼ間違いないが、巨人との直接対決に全身全霊を注ぐ考え>
「気になる数字じゃない。CSより優勝」

<この日はストッキングを大きく露出させる
オールドスタイルで練習。苦笑いしてみせて>
「暑いからね」
和田ブログ「後半戦!!」、中スポ、ニッカン

◇谷繁元信
<CS進出マジック点灯について完全無視を決め込み、こう断言。
目指すは、あくまでG倒での逆転リーグ制覇のみ>
「何の意味もない」
ニッカン

◇立浪和義
<ナゴヤ球場屋内練習場で、自身のフリー打撃の順番を待つ間、
隣のブルペンにいた浅尾の投球を見つめ、じっくり目慣らしをした。
いよいよ後半戦が始まる。通算2470安打。
長嶋茂雄氏の持つ歴代7位の通算安打数にあと1本で並ぶが、
追いつき、追い越すには、巨人戦が絶好の舞台でもある。
しかも今季の巨人戦は5打数3安打の打率6割、
敬遠1を含む4四球と勝負を避けられ気味なのが気になるが、
東京ドームは今季唯一のアーチを放っているゲンのいい球場。
残念ながらその口から景気のいい言葉は出てこなかったが>
「そこは意識せず、出たところで1つずつ積み重ねていくだけですよ」
(中スポ)


◇森バッテリーチーフコーチ
<貯金17で迎える後半戦の展望を語る。
首位・巨人3連戦では、開幕10連勝中の川井を登板させないことが濃厚。
直接対決では4勝8敗と大きく負け越しているが、
そこだけに比重を置かず、下位球団から着実に白星を拾っていく考え>
「巨人だけを意識したようなやり方はしない。
上ばっかりを見ていると、下に足をすくわれるからな」

<3位・東京ヤクルトにも3勝9敗と苦戦。
だが、下位3球団には30勝8敗と無類の強さを誇っている。
28日にもCSマジックが点灯するだけに、戦略通りに進んでいる>
「今年はまず3位に入ることを考えて戦ってきた。
今後は巨人とヤクルトにも勝っていかなきゃいけない。
直接対決すれば本当の実力が分かる」
スポーツ報知スポニチ名古屋

◇チェン・ウェイン
<屋内練習場に現れたのはちょうど2軍の練習が終わる直前。
中村捕手コーチとすれ違うと
『2軍選手なんだから、ちゃんと2軍で練習しなきゃ』と
登録抹消中の身分を冷やかされた。
後半戦初戦のきょう28日には出場選手登録される予定で
先発には何ら支障がない。ランニングやウエートトレで
調整を終えると、不適な笑みをもらして>
「(巨人打線は)怖いというより楽しみ。優勝を目指す」
(中スポ、スポニチ名古屋

◇中田賢一
<29日の巨人戦第2戦の先発が予想されるが、
この日はナゴヤ球場屋内練習場のブルペンで約70球を投げて調整。
7日の東京ヤクルト戦で1軍復帰したばかりの右腕。
球宴前の登板が20日の広島戦。
中8日で迎える通常の1試合という気持ちのよう>
「(オールスター休みは)区切りという感じではありませんでした。
ボクのシーズンはまだスタートしたばかりなので。
あんまり間隔も開いていませんからね」

<復帰戦後の2試合はいずれも7回途中で降板しているが、
走者を許しても粘れるかどうか。
それができれば白星に近づくと分かっている。ナインへの信頼も口にして>
「調子自体はまずまずだと思います。
問題は勝負どころでどうするかですから。
うちの打線も、自分が粘っていれば
必ず点を取ってくれるという感じがありますからね」

<巨人戦は昨年4月までCSを含め、7連勝を飾った。
以後は3試合で0勝2敗と失速気味だが、
キラー復活となれば今後の戦いにはずみがつく。
再開後、週の前半に集中している巨人戦。
つまり優勝争いのライバルを倒す役割を任されたといっていい。
大役に気合十分。目を輝かせて>
「相手は関係ない。とにかく自分の投球をするだけです。
自分と打線を信じて思い切って投げるだけ」

<勝てばCS進出のマジックが点灯する可能性があるが>
「目指しているのはCSではなく優勝。
いちいち気になんてしていられない」
(中スポ、スポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン

◇朝倉健太
<CS進出マジック点灯はナインにとって興味の対象ではない>
「優勝が近づいてきたら別ですけど、
そんなに大きな数字を気にしても仕方ない」
ニッカン

◇小笠原孝
<この日投げ込みを敢行。ほかの投手がブルペンから消え、
野手が打撃練習を終えても黙々と投げ続ける。
ピッチングを切り上げたとき、投球数は100球を超えていた。
現在4連勝中、好調を維持するベテラン左腕は
万全の準備で後半戦を迎える>
「たくさん投げた? ほどほどですよ。
前回の登板で追い込んでから甘い球を投げて打たれたので、
そこを意識しながら投げました」
(中スポ)


◇吉見一起
<川井とともにオールスターに出場したが、練習に合流。
チーム成績で一つ抜きんでているのが被本塁打数。
リーグ最少の52本に抑えている。
際立つのは40試合を過ぎてから。
それまでの40試合で33本だったのが、その後の46試合で19本。
1試合平均、0.83本から、0.41本へ半減させている。
ローテーションを守っている投手で
被本塁打数の減少が顕著なのがこの右腕。
開幕から5試合で5本だったのが、その後11試合で1本>
「最初の方はよく打たれていたんですけど、
今思えば、ただ投げているだけ、というところがありました。
同じ球を投げるにしても、谷繁さんの意図を
理解しているのといないのとでは全然違う。
例えばストライクにする球なのか、ボールにする球なのか。
ボクには谷繁さんの考えることの
1割か2割くらいしか分かっていないでしょうけど、
以前に比べるとだいぶ分かるようになった」
中スポ

◇川井雄太
<吉見とともに、この日投手陣の練習に合流。
前日は練習参加を免除されたが、広島からの移動もあり>
「のんびりしたという感じはありません」

<この日は軽いランニングなどで早めに練習を切り上げ。
後半戦の登板は前半で10個の白星を稼いだのと同じ日曜日、
8月2日の東京ヤクルト戦が初戦となりそう>
「(自身の球宴出場はいまでも)不思議な感じ」

<被本塁打数の減少は正捕手・谷繁の復帰と歩調を合わせている。
グラウンドの『指揮官』の影響力は大きい
10連勝の左腕も、谷繁の再三の言葉で成長した1人。
こちらは最近5試合被本塁打ゼロ。謙虚だが結果は5戦5勝だ>
「攻め方は変わっていません。
狭い球場での登板があまりなかったこともあるでしょうし、
打たれる可能性はずっとあると思います」
中スポ

◇小山桂司
<第2捕手も、本塁打撲滅に貢献している。
谷繁の復帰後もチェンと朝倉の先発時はスタメンが多い。
こう言って笑うが、最近先発出場した5試合の被本塁打はゼロ>
「組んでいる投手がいいからでしょう。
セ・リーグに慣れてきたということがあると思います。
打席でのバッターの印象とか、
自分で感じたことを生かして攻めているけど、
最初の方はまだ分かっていないところが多かった」
中スポ

◇マキシモ・ネルソン
<ナゴヤ球場の駐車スペースでドラ番記者にこう聞く。
指さした先には黒いスーパーカー・ランボルギーニ>
「これ、君のかい?」

<『君の新しいクルマでしょ』と切り替えされると、
推定年俸900万円の左腕は、204センチの巨体を縮めて見せ、
担当記者たちをなごませる。日本に来て2年目。
打者を押さえるコツを身に付けながら、
日本の笑いのツボも押さえているよう>
「あれはボクには小さすぎるよ。もっと大きいクルマが好きだね」
(中スポ<ドラ番記者>


◇岩瀬仁紀
<後半戦、いきなり巨人との激突。
首位決戦に守護神が燃える…と思ったら、
ニコッと笑って、穏やかに、諭すようにこう語った>
「まだ勝負どころじゃないよ。
まだ先は長いからね。後ろにいても、
離されずについていければいいんじゃないかな。
勝負どころはシーズンのもっと先にあると思うよ」

<ムチを入れ、追い込みをかけるポイントはまだ先にある。
何度も修羅場をくぐり抜けてきた守護神は、
今回の東京遠征でも普段のペースを貫く。
自分自身の投球も『MAX』まで上がっているワケではない。
理想形で投げるには、それに耐えられる体の準備が求められる。
かかる負担も大きい。シーズンを戦い抜く上で、
そのときそのときのベストを選択していくのが仕事だ。
『MAX』はきっと、本当の『勝負どころ』で出るのだろう>
「もう少し上を目指しているんだけどね。なかなか体がついてこない」

<平常心でも、自然と盛り上がれる。
宿敵・巨人との決戦は、モチベーションを高めるのにちょうどいい>
「気持ち的には入っていきやすいね。(自分が)気持ちから入る方だから」

<この日は前半戦の最後の22日以来、5日ぶりにブルペンで投げた。
球宴休みの間は家族サービスなどで
忙しかったようだが、リフレッシュにはなったという>
「休んだような、休んでないような…」
中スポ


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(公式サイト)


【ドラゴンズ・今週の日程】
7月28日(火) 対巨人 (18:00・東京ドーム)
7月29日(水) 対巨人 (18:00・東京ドーム)
7月30日(木) 対巨人 (18:00・東京ドーム)
7月31日(金) 対東京ヤクルト(18:00・明治神宮野球場)
8月1日 (土)  対東京ヤクルト(18:00・明治神宮野球場)
8月2日 (日)  対東京ヤクルト(18:00・明治神宮野球場)

<ファーム>
7月28日(火) 対広島 (12:00・広島東洋カープ由宇練習場)
7月29日(水) 対広島 (12:00・広島東洋カープ由宇練習場)
7月30日(木) 対広島 (12:00・広島東洋カープ由宇練習場)
7月31日(金) 対阪神 (12:30・ナゴヤ球場)
8月1日 (土)  対阪神 (12:30・ナゴヤ球場)
8月2日 (日)  対阪神 (12:30・ナゴヤ球場)


約1週間のオールスターブレークを経て、
いよいよ今夜からペナントレースの後半戦がスタート。
日曜、月曜とゲームがなく完全休みだっただけに、
何となく間隔が開いたようにも感じますし、
きょうになって、いよいよという高揚感も沸々と。
8連勝で首位に2.5ゲーム差と詰め寄り、
前半戦を締めたドラゴンズだっただけに、
この休みがなければいいのにと思った反面、
驚異のペースで上がって来ていただけに、
ゆっくり休んでのリフレッシュも必要。
まあ好調ではありますが、ひとまずここでリセットして、
後半戦しっかりとした滑り出しをしてくれればと願います。

その後半戦、いきなり大きなヤマ場が待っていますね。
きょう28日からは、敵地・東京ドームでの巨人との3連戦。
そして週末は、神宮で2ゲーム差の3位・東京ヤクルトとの3連戦。
ともに今季4勝8敗、3勝9敗と、
劣勢を強いられているチームとぶつかることになる訳ですが、
その勝敗次第では、一気に流れを掴み取ることも十分に可能。
気を引き締めてこの6連戦、臨んでほしいと思いますね。
この日はそれに備え、ナゴヤ球場及び屋内練習場で
約1時間半の練習を行ったドラゴンズナイン
球宴組の野手であるブランコ、井端、荒木免除されたものの、
その他は投手陣、野手陣ともにしっかりと汗を流したようですね。
そして終了後は、決戦の地・東京へと移動したようです。


夏の陣に備えて。リーグ戦再開、
いきなりが首位攻防
まあ引き分けの多さや、
勝率の関係もあって、
ここで3タテしても、
首位奪取とはいかないようですが、
追いかける立場から見れば、一気に捕まえておきたいところ。
その後の戦いを含め、まずはこの巨人戦で勝ち越して、
苦手の神宮へと勢い付けて乗り込みたいですね。
気になる先発予想ですが、今朝の中スポによると初戦から
チェン-オビスポ、中田-ゴンザレス、吉見-東野の順。
まあ現在登録抹消中ではありますが、
チェン復帰即先発は、ほぼ間違いないのでは。

ただスポニチは、2戦目以降の予想が小笠原、朝倉
31日からの東京ヤクルト戦中田、吉見、川井という見方。
誰が日程を組んだのは分かりませんが、
8月以降の日程は、実に両極端な対戦が続き、
週明けの火曜からのカードは、巨人-阪神-阪神-広島-巨人
一方、週末ヤクルト-横浜-ヤクルト-横浜-ヤクルト
なんでこうなっちゃうのかわかりませんが、
ホーム・ビジターの違いこそあれど、
同じ相手との戦いばかりが待っています。
ゆえに巨人との相性の良いチェンを頭に持って行くのはいいですが、
朝倉・小笠原が、東京ヤクルトと3度も当たるのはどうかなと…。
ただ朝倉巨人との相性もありますし、吉見を先に持ってくるのかと。
まあ2、3戦目の先発投手次第ではありますが、
中スポの予想を見て、そんな疑問が浮かんだのも確かです。

それはさておき、注目すべきは巨人との直接対決。
東京ドームの巨人戦といえば、
あの5月の「屈辱の3タテ」以来となりますが、
あのときと現状では、チーム状態が雲泥の差
交流戦以降のナゴドでの対戦でも2勝1敗と勝ち越していますし、
けっしてやりにくい相手ではないだろうと思われます。
もちろん狭い球場対策というのが必須と思いますが、
まずはチェンが先陣を切り、相手打線を黙らせてほしいなと。
一方、打線としては「開幕戦男」ブランコに期待。
中スポを見てそうだったなあと気付きましたが、
節目の試合ではしっかりと一発を放ち、
存在感を示してきただけに、今回も楽しみではありますね。
その類い希なるパワーでリーグ本塁打王を独走
敵の警戒度も増していますが、それをも吹き飛ばす一発を期待。
広告看板越えの特大弾もいいですが、
バットを折りながらの渋いタイムリー
相手にダメージを与えるには、むしろそっちの方が大きいかも。

また巨人側のコメントの中で目に付いたのが、
井端・荒木の1、2番の出塁を止めること。
特にリーグ首位打者、オールスターでも7打数6安打と
ものすごい勢いで打ちまくった井端そこでしょうね
この日は練習免除となった背番号6ですが、
球宴新記録こそ逃したものの、勢い付いたのは間違いないでしょうし、
包囲網をかいくぐり、良き滑り出しとなってほしい。
坂本・小笠原・ラミレスと首位打者のライバルとなるであろう
選手たちとの直接対決にもなりますし、
より目立って、チームをけん引してほしいと思います。


大事な6連戦には違いない、そして絶対に負けられない。
ただ岩瀬のコメントにもあったように
「勝負どころはシーズンのもっと先にある」
それも一理あるなとは、思いましたね。
ファン的には追いつくんだと、血気盛んにもなりますが、
逆にナインにはそういう冷静な見方というのも必要でしょう。
そして3タテしようというのではなく、
謙虚に「1つ1つ」をきっちりとモノにする。
そうしてきたことでここまでの位置にきたドラゴンズ
後半戦もその姿勢を崩すことなく戦ってほしいものです。

「実りの秋」に向けての戦いが、今夜からスタート。
これからは一戦一戦が大事となるだけに
スタートで転ばずに、首位に近づくことができるか、
厳しい展開も予想される6連戦ではありますが、
まずは初戦勝利で、9連勝として弾みをつけてもらいたいです。

2009年7月27日 (月)

チェンG倒へ意気込む、明日からペナント後半戦。

2試合に渡ったオールスターゲームも終わり、
あす28日からペナントレースもいよいよ後半戦
ドラゴンズナインはこの日、ナゴヤドームで
後半戦開幕に向け、全体練習を行いました。
いきなり巨人・東京ヤクルトという上位との対戦となりますが、
その開幕投手が濃厚の左腕・チェンをはじめとした
この日の竜の話題をあっさりめにまとめました。

ドラゴンズトピックス(26日)

◇チェン・ウェイン

<後半戦の開幕戦となる
あす28日の巨人戦(東京ドーム)の先発が有力だが
内角攻めを予告し、敵の巨人を揺さぶる構え。
穏やかな表情とは裏腹に、発する言葉は穏やかではなかった。
死球も覚悟の『ケンカ投法』で、内角を突きまくるという。
帰り際のタクシー。不気味な予告が口をついて>
「内角? どんどん攻めていきますよ。
(巨人には)強力な打者がいっぱいいる。
クリーンアップだけじゃなくて、
みんながヒットを打つ可能性はあるから、
1番から9番まで一緒の考え方で投げたい」

<今季浴びた5本塁打中、巨人には4本打たれているが意に介さず>
「本塁打を打たれない投手はいない」

<この日はナゴヤドームでの全体練習に参加し、
キャッチボールやランニングなどで調整。
ブルペンでも投球練習をしたもよう。17日の横浜戦以来、
中10日での登板になりそうだが、スタンバイOKを強調>
「走り込みで下半身を鍛えました。
休みの間も1日、休んだだけであとは毎日走っていました。
いつでも投げられる状態です」
中スポスポニチ名古屋

◇小林正人
<小笠原、阿部、亀井ら左の強打者が並ぶ巨人打線。
これを分断するのは『左キラー』であるサイドハンド左腕。
今年の巨人戦は7月3日のナゴヤドームで敗戦投手になっているが、
東京ドームでの失点は昨年5月11日が最後。
CSも含めて7試合連続無失点を続けている>
「1球1球、一人ひとりを心がけて投げたい。
巨人は左のいい打者が多いのでしっかり抑えたい」
(中スポ)

◇中村一生
<東京ドームでの巨人3連戦は
右翼の定位置争いで一歩抜け出すチャンスでもある。
球場、相手、ともに相性は申し分ない。
東京ドームは06年のフレッシュオールスターで
左翼ポール際へ2ランを放った舞台。
いいイメージを持ってグラウンドに立てる>
「ホームランを打ったところですからね」

<加えて巨人戦は、プロ初出場を果たした昨年に
4試合に出場して、8打数3安打2打点。
初打点を挙げたのも昨年8月24日、東京ドームだった。
1打必殺。わずかな打席でも結果を出す覚悟で臨む>
「自分の場合はまず守りですよね。
それで1打席もらえたら、どれだけやれるか」

<東京都江戸川区出身。東海大浦安高-国際武道大と、
中日入りするまでは関東で過ごした。
今季はここまで出場した7試合、チームが全勝の『ラッキーボーイ』。
好相性を生かして活躍し続ければ、
チームの首位肉薄も自身の右翼のスタメン定着もグンと近づくはず>
「高校や大学での同級生から
(今回の巨人3連戦の)チケットを買った…というメールが何件か来ました」
中スポ

◇福田永将
<東京ドームは中学時代に「ジャイアンツカップ」で
優勝した思い出の舞台。その表彰式で巨人の原監督に
励まされた思い出を大切にしているが、打席が与えられれば、
東京ドームに快音を響かせてみせる構え>
「恩返しの舞台がやってきましたね。
ホームラン? まずはヒットを打つことです」
福田ブログ「九重部屋」、中スポ)

◇堂上直倫
<フリー打撃の前に行われたシートノックで、
遊撃手の守備位置に入った。
球宴出場組が休みで、二遊間の本職が岩﨑達郎しか
いなかったための処置だが、『大汗』の体験を振り返って>
「やっぱり(三塁とは)動きが全然違います。
いろいろできるようになるといいんですが」
(中スポ)


◇川相内野守備走塁コーチ
<チームの失策数は5割ラインにいた59試合目までが39個。
しかし貯金街道に乗った後半27試合が9個と、1試合平均にすると半減。
快進撃は守りの野球が支えている。後半戦開幕を前に断言して>
「開幕のときと比べたら雲泥の差がある」

<明らかに向上したのは内野守備。
最も変わったのはブランコだろう。
開幕から33試合で8失策。米国やドミニカでは
外野が主だったうえ、日本の緻密な守備はまた違う。
コーチの心配は数字で現れたが、34試合目から失策はゼロ>
「捕ることはうまいし、動きもスローイングもいい。
だけど、一塁に慣れていなかった。
1死、2死と指さして確認することをやろうと口うるさく言ってきた。
コミュニケーションを取り、状況判断し、
一塁手としての動きができるようになった」

<日ごとに改善された森野の守備については、
体調が万全でなかったキャンプ中にクセがついたと見ていた>
「スローイングに悪い癖がついたまま開幕を迎え、
悪送球することで余計に意識して悪循環になっていたと思う」
中スポ

◇森野将彦
<落合監督からも再三、送球の指導を受け少しずつ修正。
もともと三塁手だったとはいえ、実質3年ぶり。
体は外野に慣れてしまっていた。
試合を重ねることによって安定したが>
「慣れ? どのポジションでもそうでしょう。
内野も外野も同じ。やってみないと分からない」
中スポ

◇藤井淳志
<中堅守備について意識の変化を語る。
中堅の前方、広いエリアに俊足をとばすことで、
ヒットゾーンが極端に狭められた>
「前への打球のスタートを練習から意識してやっています。
投手が『打ち取った』と思う打球をしっかりアウトにできるようにしたい。
頭を越される打球は27個のアウトのうち2つか3つ。
だったら、前への打球を捕れるようにしようと、
そういう話をキャンプからずっとしてきたんです」
中スポ

◇笘篠外野守備走塁コーチ
<外野部門にも向上の実感がある。藤井の中堅守備について>
「捕れると思った打球が、間を抜けたり、
前に落ちたりすることがあった。今は普通に見ていられる」
中スポ


◇荒木雅博
<オールスター第1戦が行われる日の午前中に開催される
労組日本プロ野球選手会の臨時総会に
吉見、川井の初出場組が出席。
今年も午前10時から4時間近く開かれていたが、
これまで議論に加わった経験のない選手にとっては、
かなりの我慢を強いられる時間だろう。
そんな若手の出席意義を、選手会長がズバリこう言って>
「今、話し合っていることが実現するのは何年か後。
そういうときに事情を知っているのは大事だから」
(中スポ<ドラ番記者>

◇立浪和義
<後半戦開始2日前、兼任コーチは
フリー打撃でスローボール打ちをまじえるなど、
よりペナントレース中に近い調整に入った。
ラストイヤーの第2の開幕戦へ、視線も鋭くなって>
「近づいてきましたからね。気合も入ってきました」
(中スポ)


◆ドアラ
<中日球団などが9月19日の横浜戦(ナゴヤドーム)で
婚活シートを設けることがこの日明らかに。
現在独身で彼女のいないが、今回はあくまでサポート役>
「ファンの皆さんにとってすてきな出会いになるよう、
僕がホスト役に徹して、その場を盛り上げるよ。
ドームでも、グラウンドからちゃんと見守っているからね」
ニッカン

◆チケット付き『婚活』観戦ツアー募集受付開始!!(公式サイト)
◆中日、ナゴヤDで「婚活ツアー」開催!9・19横浜戦(スポニチ名古屋)
◆ナゴヤにも婚活シート…結婚式場から球場直行(スポーツ報知)
◆ドアラがホスト役、ナゴヤDに婚活シート(ニッカン)
◆ドラゴンズde婚活(名鉄観光サービス)
(北海道日本ハムに続き、中日が9月19日の横浜戦(ナゴヤドーム)で
婚活シートを設けることがこの日、分かった。
球団と旅行代理店、結婚式場がタイアップして
『中日ドラゴンズde婚活』ツアーとして実施する)


今日の公示。(26日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録抹消】
▼中日 長峰昌司投手
(再登録は8月5日以降。公式サイト共同通信社


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
球宴休みを経て、前日から全体練習を再開した本隊
この日も荒木、井端ら球宴組を除いた選手が参加して、
あす28日からの後半戦に備え、汗を流していたもよう。
まあ球宴組もおそらくナゴヤに戻ってきていると思われますが、
とりあえずはリフレッシュして、東京へと向かってほしいですね。
まあこの日も主力のコメントがほとんどなかったように、
後半戦、特に初っぱなの巨人・東京ヤクルト6連戦に向けては、
きょうナゴドで練習を行い、東京へと移動することで
スイッチが入ってくると思われます。

そんななか若竜には、威勢のよい連中がいくらか。
特に今朝の中スポでは『ケンカ投法』も辞さないと
いささか物騒な見出しも出ていたチェン
おそらくあす再登録即先発となるであろう左腕ですが、
どうも今季は巨人戦で結果が出ていないのが気になるところ。
4試合に登板し、0勝2敗で防御率3.41。
昨季からの巨人キラーということもあり、
チームとしても意識的にぶつけてはいるものの、
やはり研究もされているのか、
ナゴドでの寺内、東京ドームのラミレスなど、
好投しながらも、勝負所で打たれてオジャンというパターンが多し。
まあ打線の援護が少ないこともありましたが、
「勝てるはず」の巨人戦で星を稼げていないのが、
吉見、川井らと遜色ない投球をしながら、
まだ3勝という数字に繋がっているのではないかと思います。

チェンで再開。まあ過ぎてしまったことを
悔やんでも仕方ないですし、
大事なのは、これからいかに
それを挽回していくか。
後半戦は、巨人戦4カード
火曜もしくは月曜と、すべて週の頭
よってこれまで週末に投げていた左腕が、
こちらに回るのは、チーム的には当然の流れのようですね。
おそらく全カードで先発登板が回ってくるでしょうし、
ぜひともここまで勝てていない分、
1つ1つきっちりと雪辱し、稼いでいってほしいなと。
そのために強気に内角を攻め込んでいくというのは良い姿勢
小笠原をカモにしている反面、ラミレスに打たれていますが、
その2人だけでなく、相手打者すべてに対して、
球威のある真っすぐで攻め込んで、脅威を与えてほしいなと。

このブレーク期間でも、しっかり調整したということで、
コンディションも上々とのこと。
さらに下半身を鍛えたことで、球威も増している信じたいもの。
大事な首位決戦、特に初戦、取るか、取れないかで
その優位さが明らかに変わってくると思われます。
おそらく力も入ることでしょうが、
その辺をうまく配分して、自分のペースへと持ち込んでくれれば。
そして防御率リーグ1位の安定ある投球で、
怖い相手打線をしっかり封じ込み、チームに流れを呼び込んでほしい。
2.5ゲーム差に迫った首位・巨人との大事な直接対決
持ち前のパワーピッチでのG封で、リスタートを飾ってほしいです!

2009年7月26日 (日)

オールスターゲーム第2戦と中日2009。

広島・マツダスタジアムで行われた
『マツダオールスターゲーム2009』第2戦は、
5本塁打が乱れ飛ぶ空中戦の末、7-4でパ・リーグが雪辱。
4選手が出場したドラゴンズ勢では、井端が大活躍。
初回の左中間二塁打を皮切りに3打席連続安打で
初戦と合わせて、5打席連続安打の球宴記録に並ぶと、
新記録も期待された打席は、遊ゴロに倒れたものの、
それでも5打数4安打で、2戦最高打率となる.857をマーク。
リーグ首位打者の力を示し、後半戦に弾みを付けました。
その他、後半戦へ向けて全体練習を再開した
チーム本隊からの話題も、同時にまとめました。

◇マツダオールスターゲーム2009
全セントラル-全パシフィック 第2戦
(25日・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 | 全セ1勝1敗)
30866人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
パシフィック
セントラル
[敗] 吉見(1試合1敗)
[セ本] 宮本1号
[セバッテリー]
大竹、ルイス、藤川、吉見、イム・チャンヨン、永川 - 石原、相川

【ゲームレビュー】
全パが逆転勝ちで雪辱 MVPは松中
2-3の5回、サブロー(千葉ロッテ)のソロで同点。
6回無死二塁で松中(福岡ソフトバンク)が内角球をうまくさばき、
右翼席にこの日2本目の本塁打を運んで2点を勝ち越した。
9回にも2点を加えた。
全セは初回、左中間二塁打の井端
ブランコの中前適時打で迎え入れて先制。
4回、宮本(東京ヤクルト)の球宴初本塁打で
勝ち越す見せ場をつくったが、5失点は本塁打によるもの。
投手陣の真っ向勝負が裏目に出た。
通算成績は全パの75勝69敗8分け。
最優秀選手賞(MVP)には、2打席連続本塁打の松中が初めて選ばれた。
(中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


●井端弘和
<セの首位打者が、5打数4安打1打点と大暴れ。
前夜の2本と合わせて5打席連続安打の
球宴タイ記録をマークし、ベストバッター賞に選ばれる。
1回先頭、左中間を破る二塁打で先制の起点をつくると、
2回にも二塁打。5回はボテボテの三ゴロだったが、
足を生かし、しぶとく内野安打。
球宴記録に並んだが、新記録のかかっていた7回は
1-0からの2球目チェンジアップに泳がされて、遊ゴロ。
以下、TBS中継のインタビューから>
「(お疲れ様でした)おつかれさまです。
(5打席連続ヒット、日本プロ野球タイ記録でした)
えー、知らなかったです。はい。
(知らなかったですか?)
知ってて打席に立ちたかったですね、はい。
(誰か教えてくれなかったですか)
(第4打席で)アウトになって、
藤川球児(阪神)が教えてくれました(苦笑)。
(試合前から「全打席ヒットを狙う」と言われていたが)
そうですね、アウ、まあもう1回ね、
知ってて打席に立ちたいなあと、今後悔しています。はい。
(4打席目、あれはパームボールのようですが)
そうですね。(実際はチェンジアップ)
(投手のオリックス・金子が捕手のサインに)
なんか首2、3回振ったので、まあ何か変なボール(球種)が
来るんじゃないかと思ってたんですけど、
まあ予期しなかったですね。はい
(知っていたらあのボールには手を出さなかった?)
はい、シーズン同様の粘っこいバッティングをしていたと思います。
(衣笠氏『ずいぶん巨人という位置が近づいたんじゃないですか』)
ええ、やっとあのう直接対決で叩けば
抜けるぐらいに来たので、はい、がんばります。
(自身にも首位打者というタイトルが十分にこれから)
ええ、ジャイアンツ勢に負けないように頑張りたいと思います。
(新婚の奥さんが勝利の女神でしたね)
そうですね、はい。そうです、はい。
(今日もスタンドですか、奥さんは)
ええ、遊びに来てます、はい。
(後半戦活躍を期待してますから)
はい、ありがとうございます。ありがとうございました」


<9回1死一、二塁の第5打席。
シコースキー(千葉ロッテ)の内角球を右へはじき返し、
この日1本目の安打となる右前打を放ったが、
すべては『後の祭り』。本気で悔しがっていた。
2試合で7打数6安打の固め打ち。
2試合のシリーズ打率(6打席以上)は
90年の清原、08年の内川を上回る.857の最高記録となった。
ぜいたくな不満を口にしたが、表情は明るく>
「全部打つつもりでいった。
後半戦にはずみ? 打ちすぎて、逆に心配ですね。
4安打よりも、あの凡打がが悔しい。記録を知らなかったから。
記録を知っていたら、あんなボールには手を出さなかったのに…」

<公式戦と同様の配球が勝負師の心を揺すった>
「お祭りというより、真剣勝負だった。
(相手投手が)いつもなら真っすぐばかりなのに、いろんなボールを放ってきた」

<予期せぬ途中出場だった前夜の2安打で
自らの闘志に火をつけると、ストッキングを大きく露出させる
戦闘スタイルで出場したこの夜はさらに加速。
オールスター休みという感覚を持たずに
リーグ打率1位の貫禄を見せつけ、後半戦に臨めることを喜んで>
「もったいないという気もするけど、
気分よく(ペナントレース再開へ)行けますね」

<惜しくも快記録は逃したが、
得るものも多い6度目の球宴だった>
「(初出場時は)石井さん(琢朗・広島、当時横浜)や
宮本さん(東京ヤクルト)が球界でも一、二番(の遊撃手)だった。
言葉を交わすのも恐れ多かった。
(だが気付いてみれば)周りは自分より若い選手ばかり。
ほとんどぼくより年下。坂本(巨人)なんかひと回り違う」

<14歳年下で同じ遊撃手の坂本から
質問攻めにあい、丁寧にアドバイスを送る半面、
自身もおおいに刺激を受けた2日間だった>
「彼(坂本)は若いし人気もある。
逆に僕の方がいい刺激になってるよ。
年を取ったなあと思ったけど、きょうの(活躍)で
もうちょっと頑張らないと、とも思ったよ」

<6度目の出場で初の本塁打の夢は果たせなかった。
悔しそうな言葉とは裏腹。今年の球宴で見せたのは、
ライバルたちが嫌がる、しぶとく出塁を繰り返すらしさだった>
「4、5本のヒットより1本のホームランの方が欲しいんですけどね。
本塁打を打たないと僕のオールスターは終わらない。また来年出ないと」

<同僚・川井が2イニングで
8安打6失点と打ち込まれた24日の第1戦。
それでも負け投手にならないという
シーズン同様の強運ぶりを見せつけたが、こう言い放った>
「負けが付いた方がよかったと思います」

<実は札幌入りした23日夜、
球宴出場の中日勢で食事会を開いた際にこう話していた。
確かにどんなに打ち込まれても公式戦の記録に残るわけではない。
むしろいつか負けることを考えると、
ここで黒星がつくことはいい厄払いにもなる。
初の球宴に臨む後輩の気持ちをほぐそうという配慮でもあっただろう>
「そんな話を川井としたんですよ。
ここでリセットして、またペナントレースで連勝を続けようと」

<3日後の28日からは、
いきなり2.5ゲーム上を行く首位・巨人と敵地で3連戦。
引き分け数の差で実際には3連勝しても順位の逆転はないが、
相手の背中が見える位置での直接対決に気持ちは燃え上がる>
「巨人とは、やっと直接対決でたたけば
ひっくり返るというところまで来てるから。頑張るよ」
中スポ中日新聞サンスポ12スポーツ報知時事通信
スポニチスポニチ名古屋ニッカンデイリー

○金子千尋(オリックス)
<7回ウラには日本新記録がかかった井端を
チェンジアップで遊ゴロに。
試合後にその事実を知り、頭をかいて>
「そうなんですか!? 全然知らないで変化球を投げちゃった…」
(中スポ)


●トニ・ブランコ
<『4番・DH』で先発し、1回2死三塁、先制の中前適時打。
涌井(埼玉西武)の高めストレートに
バットを砕かれながらも、力で外野に打ち返した。
たとえスタンドに入らなくても、
その超絶パワーを披露するには十分な一打。
セ・リーグの4番としての責任を全う。
2試合で7打数3安打3打点の活躍を自画自賛して>
「強い打球を打てたし楽しめたよ。
ホームランが打てなかったのは残念だけど、
2試合で3本ヒットが打てたし、エンジョイできたよ。
調子はよくなかったけれど、結果はよかったと思う」

<試合直前、ベンチ裏のインタビュールームにこもった。
ネットを立ててトスバッティングを20分。
大舞台を前に上がり切らない自らの調子をぎりぎりまで修正しようと試みた。
たとえ『お祭り』でも練習に手は抜かない、いい意味の頑固さ>
「いつもと同じように準備するんだ。いいショーが見せられるようにね」

<トレードマークの特大本塁打は披露できなかったが、
自らのバットでファンを沸かせたことに満足。
後半戦に向けた手応えはしっかり持って帰る>
「本当は5本くらい本塁打を打ちたかったけど、
これだけいいピッチャーとバッターの中でプレーして、
ファンに喜んでもらえたからね。
楽しみは終わった。これからは勝負だ。たくさん打ってチームに貢献するよ」
中スポスポニチ名古屋)

●荒木雅博
<9回1死一塁、長谷川(福岡ソフトバンク)の
中前へ抜けようかというゴロをダイビングキャッチ。
しかし併殺を狙った井端へのグラブトスは
厳しい姿勢からほぼ真上に上がり内野安打に。
9回の打席では1死満塁から中犠飛を放って、
1打点をマークして賞をアピールしたものの、悔しがって>
「あれが決まっていたら。僕が(表彰式で)
右端(のベストプレー賞)に立っていましたね」
(中スポ)

●吉見一起
<同点の6回に4番手で登板し、2イニングを2失点。
負け投手にもなったが、その表情は晴れ晴れとしていた。
初めての球宴の舞台。結果なんか気にしない。
野球少年に戻ったかのように、無邪気な笑顔を浮かべて>
「こういう雰囲気を味わうことができて、
本当によかったです。楽しめました」

<初球でいきなり捕まった。
大村(オリックス)に左中間を破られ、無死二塁のピンチを招くと、
続く松中には内角スライダーを右翼ポール際に運ばれ決勝2ラン。
崩れかけたが、ここからリーグ屈指の右腕の底力。
その後は6人連続で凡退に打ち取り、予定の2イニングを投げきった>
「いつもと同じように低め、低めを心がけて投げました」

<マウンド以外でも思いっきり楽しんだ。
尊敬する球界の先輩から、アドバイスをもらえたのだ。
試合前の練習中。右翼フェンス付近でストレッチをしていると、
横浜のエース・三浦が近寄ってきた。
雑談を交わした後、約15分間、
身ぶり手ぶりを交えてこう語ってくれたという>
「ピンチでも熱くなるな」「この場合はオレはこう攻める」

<今回の球宴では、三浦から話を聞くことを目標の1つにしていた。
低めに集めてゴロを取る投球スタイルが似ているといい、
ビデオを見るなどして研究したことも。
前日の第1戦では三浦の登板日だったため、
話しかけられず、ブルペン練習などを見て学んでいた。
まさに球宴ならではの交流。
せっかくの助言は今後、きっちり役立てて、後半戦に挑む>
「気さくに話しかけてくださって、ありがたかったですね。
三浦さんだけでなく、いろんな人と話せて。
シーズンにつながるというか、とにかく楽しかったです」


<中スポ特別手記『初祭り』より>
「すごく楽しかったです。
そんなに緊張もしませんでしたね。まだ興奮しています!
最初のイニングで松中さんにホームランに打たれちゃいましたけど、
あれはボール球なんですよ。
ファウルになると思ったら、切れませんでしたね。
でもきょうは結果より、普段できないことをやろうと思っていて。
あえてストライクゾーンを勝負してみたりとか、
楽しめたことが一番よかったです。
嫁(聡子夫人)のお父さんやお母さんたちが見に来てくれたんです。
なかなかいい機会ですし、投げる姿を見せられてうれしいですよね。
僕の親は来られなくて、テレビで見てくれたみたいです。
まあ、義理の両親にいい孝行ができたというところですかね。
嫁は見に来ないのかって? 
この場を借りてお伝えしますが、実は妊娠しているんです!
もう臨月でして、僕ももうすぐパパになるんです。
いつ陣痛が来て、産まれてもおかしくないので、
きょうは広島に来るのは控えて、自宅で留守番をしてもらいました。
嫁には本当に感謝しています。
結婚してから、食事面とかいろいろ支えてくれて。
出場を最初に伝えたのも、もちろん嫁ですね。
確か食事中だったと思うんですけど、会話の中で
「オールスター決まったわ」みたいに伝えて。
「よかったね」とは言ってくれましたが、
そんなに驚いてもくれなかったんですけど(笑い)。
身重なのに、一生懸命テレビで応援してくれていたみたいで、
楽しんでいるところは見せられたかなと思います。
それにしても、オールスターと子どもなんて、
まさに二重の喜びですね。子どもが大きくなったら、
「お前が産まれた年にパパはオールスターで
初めて投げたんだよ」って伝えたいですね。
今年は開幕からなんとか貢献(10勝、防御率1.47)できて、
オールスターへも出られて。
頑張れたのは自分のためっていうのもありますけど、
嫁や産まれてくる赤ちゃんの存在も励みになりました。
28日からは後半戦が始まりますが、
逆転優勝できるように、もっともっと貢献したいですね。
これから応援よろしくお願いします」
中スポ


●原監督(全セントラル・巨人)
<最終回の追い上げ及ばず、1勝1敗で球宴終了>
「ゲームそのものは非常に締まった2試合でした。
両軍がぎりぎりのところで勝負し、1勝1敗になった。
監督として選手起用に気を使うところだったが、
ケガ人もなく、それぞれにチャンスを与えられることができた。
選手が元気な姿でオールスター戦を
無事に終われて満足しているし、ホッとしています。
井端君は見事ですね」
(中スポ、スポーツ報知毎日jpニッカン


記録備忘録。(25日)

井端が第1戦から左越え二塁打、右安打、
左中間二塁打、右二塁打、三塁内野安打、と5打席連続安打
最多連続打数安打は、01年ペタジーニ(ヤクルト)の
6打数連続(1四球を挟む)だが、
5打席連続安打は00年1、2戦のイチロー(オリックス)、
08年1、2戦の内川聖一(横浜)に並ぶ3人目の球宴タイ。
1試合4安打以上は08年第2戦の内川以来14人・16度目。中日では初めて。

井端は途中出場した第1戦の第1打席と、第2戦の第1、2打席で
2戦連続となる二塁打を放ち、2戦で3二塁打を記録。
これはオールスターゲームの2試合制で
これまでのシリーズ最多二塁打記録だった
「2二塁打」(16人がマーク)を抜く新記録となった。
昨年第2戦から3試合連続二塁打は、
96年清原和博(西武・1~3戦)以来、4人目(5度目)のタイ記録になった。

井端はこの2試合で計6安打(7打数)を放ち、打率.857を記録。
これはオールスター2試合制(6打席以上)で
90年の清原(西武)、08年の内川(横浜)の
打率.833を抜いて、シリーズ最高打率となった。
2試合で6安打は、93年に和田豊(阪神)が記録したシリーズタイ記録に。
また、5打席連続安打にも並んだが、
00年イチロー(二塁打1、単打4の6塁打)、08年内川(単打5の5塁打)を
塁打数(二塁打3、単打3の9塁打)で上回る秀逸な内容で記録した。
中スポスポニチ


ドラゴンズトピックス(25日)

◇浅尾拓也

<チームは後半戦に向けた練習をナゴヤドームで開始。
不動のセットアッパーを務めるが、
防御率の改善を目標として強調。
後半戦は『失点ゼロ』を目指し、一戦一戦丁寧に投げ抜くことを誓う。
巻き返しへ、強い思いがほどばしる。
不本意な成績に終わったこれまで駆け抜ける決意を示して>
「まずは防御率を下げたい。
そのためには常に『ゼロ』を狙っていきます」

<ここまでの防御率は3.75。中継ぎ転向後は2.50。
並の投手なら十分及第点を与えられる成績だが、全く納得していない。
昨季、リリーフのみで1.79の驚異の数字を残した自負がある。
さらには他球団のセットアッパーに負けられないという
意地がその向上心を生んでいる>
「巨人で言えば越智さん(防御率2.47)、山口さん(1.32)。
ヤクルトには五十嵐さん(2.97)がいる。
ボクだけ防御率が高いわけですから」

<失点をしない。投手としてはシンプルで
当たり前の目標に向かって、答えは明快。
短いイニングなら力を出し惜しみする必要はない、
一瞬一瞬に全力を傾ける覚悟>
「一試合一試合、目先の打者に全力を尽くします。
ランナーを出しても粘る。岩瀬さんにいい形でつなげるにしたい」

<2日間あったつかの間の休日は、体を休めることに専念した>
「外出したのはコンビニに行ったときくらいです。
疲れは取れすぎるくらい取れました」
(中スポ)

◇谷繁元信
<球宴組を除いた主力組が元気に練習を再開。
通常メニューを終えると、二塁の位置でノックを受け、
さらに前進して速い打球に素早く反応。
4月こそ右ふくらはぎ痛で離脱したが、現在は何の問題もない様子>
「(球宴休みは)みんなと同じでゆっくり休めたよ」

<28日から始まる首位攻防巨人3連戦の話題はノーサンキュー。
いまは頭と体をリフレッシュ、というところ>
「まだ先だからいいよ」
(中スポ)

◇和田一浩
<珍しいスタイルで練習を見学。
自分のフリー打撃終了後、打撃ケージの斜め後ろに座ると、
目の前にバットを立てて谷繁、立浪を観察。
その後は横に立って研究していたが、こうニヤリ>
「あれは独学です。バッティングは常に研究ですから」

<前半戦は打率.307、20本塁打、56打点で終了。
主砲は打撃向上に余念がない>
「(球宴休みは)しっかり休めました」
(中スポ)

◇藤井淳志
<前半戦をリーグ8位の打率.296で終えたが、再進撃を宣言。
この日は立浪兼任コーチには打撃の、
川相コーチにはバントの指導を受けて>
「(球宴休みは)ゆっくりしました。
それほど疲れていませんが、
心身ともにリフレッシュしたと思います。これからも頑張りたい。
(バットの軌道については)ずっと課題にしているんで、
しっかりやっていきたい」
(中スポ)

◇立浪和義兼任コーチ
<大事な後半戦に向けた全体練習初日、指導者として動き続けた。
自分の打撃練習を終えると、即座にコーチの顔に。
まずは藤井に身ぶり手ぶりの約30分間のマンツーマン指導をすると、
今度は岩﨑達郎や小池など若手選手にアドバイスを送った。
キャンプから二人三脚でここまできたが、
師匠としては放っておけないよう>
「(藤井は)左打席のストレートに苦しんでいるからね。
バットが下から出ているから、その辺を矯正していかないと」
(中スポ)


14年ぶりに行われた広島でのオールスターゲーム。
今季から開場した新球場・マツダスタジアムでの一戦。
心配された雨もゲームに大きな影響を与えることなく、
無事に行われて、まずはよかったかなと。
ゲーム的には、5本のホームランが舞う一発攻勢
松中の2打席連発となる2ランが決勝点となって、
7-4でパ・リーグが雪辱しましたが、
ドラゴンズ目線でいくと、この日は完全に『井端祭り』。

1番・遊撃手でスタメン出場した背番号6は、
初回先頭の第1打席、全パ先発・涌井(埼玉西武)の
外角ストレートを叩くと、良い角度で上がった打球は
ワンバウンドで左中間フェンスに達するツーベース
その後の4番・ブランコの詰まりながらも
センター前へと落とす先制タイムリーのお膳立てをつくると、
2回2死一、三塁のチャンスでの第2打席は、
同じく涌井の真ん中高めストレートを右方向へ。
詰まり気味のライナーながら、照明が目に入った
ライト・稲葉(北海道日本ハム)がそれを後逸。
ラッキーな適時二塁打となって、勝ち越しの打点をマーク。
さらに5回先頭の第3打席は、
杉内(福岡ソフトバンク)のチェンジアップを
打たされてしまい、ボテボテの三塁ゴロ。
…のはずが、全力疾走が実って内野安打をゲット。
早くも猛打賞を達成しましたが、
そのウラでそれ以上の記録が進行していたようで…。

実は途中出場の前夜が左中間二塁打と右前打。
さらにこの日の猛打賞で、球宴タイ記録となる5打席連続安打に。
ゆえに次の第4打席でヒットを放てば、自然と新記録達成ということに。
自分も中継の実況によって、初めて知りましたが、
当の井端本人もそのことは知らなかったようでしたね。
周囲に急に注目されることとなった、7回ウラの第4打席、
イニング先頭で至って普通に打席に入った感の井端
しかし金子の投じたカウント1-0からの2球目、
外へのチェンジアップを引っかけてしまい、平凡なショートゴロ…。

惜しくも新記録達成はになってしまいましたが、
記録がかかっているとは、夢にも思っていなかった背番号6
その後の悔しがりぶりが、逆に見ていて面白かったなと。
インタビューでは「知ってて打席に立ちたかった」連発
そしてそのコメントを証明するかのように、
続く9回1死一、二塁で迎えた第5打席では、
直球勝負のシコースキーの内角真っすぐを押っつけて、
ライト前へと落とす、つなぎのヒット
満塁として、続く荒木のあっけない中犠飛に繋げて、
「ドラゴンズの井端らしい打撃」を見せるともに、
この日5打数4安打として、『ベストバッター賞』をゲット。
結局このオールスター2戦合計、7打数6安打
打率.857のシリーズ最高打率をマークし、さらに3二塁打も球宴新。
6打数連続安打のイチロー越えこそ逃したものの、
他の記録を打ちたて、球宴にその名を残した背番号6
MVPこそ2本塁打の松中に持って行かれましたが、
セ・リーグ首位打者の実力を、ファンに示すとともに、
後半戦を前に弾みを点けるべく大活躍となりました。


正直、マツダスタジアムのグラウンドで見る
ホームの白いユニホーム姿
最初はかなりの違和感を感じていたのですが、
それを忘れさせる井端の見事な打ちっぷり
さすがは首位打者たる力を、プロ野球ファンに披露してくれたかなと。

いばちん躍動!今回のオールスター初戦、2戦目と
井端がけっこう打っているなとは
思っていましたが、
まさか新記録がかかるほどになるとは
思いもしませんでしたね。
結果的には、その4打席目に
想定外の変化球を打たされ、、
遊ゴロに倒れてしまったわけですが、
ぜひとも本人が後でコメントしたように、
「新記録」を意識しながら、打席を迎えてほしいところでしたね。
まあ策士・井端のことですから、本当は知っていて、
照れ隠しをしただけかもしれませんが、
ただそこで凹まず、続く打席できっちりとヒットを放ったのは、さすが
ベストバッター賞もゲットし、好調のままに
後半戦に繋げることができたのは収穫だったでしょうし、
そして何よりも、その粘っこい打撃
敵将・原監督手強い印象を植え付けられたことも
チーム的には、実にプラスになったのではとも思いました。

またこの活躍により、WEBの記事では、
中日勢にしては珍しく多く話題を割かれていた背番号6
しかし「井端がベテランの意地」とか「ベテラン井端大当たり」
やたら年寄りのように書かれていたのは、意外でしたね。
まあ中堅どころとばかり思っていた井端も、34歳
考え方によっては、ベテランといえる年齢なのかも。
それでも老け込むことなく、まだまだこの先もやっていってほしい。
特に首位・巨人を追いかける現状、
しっかりとリードオフマンとして、チームを引っ張ってほしいですね。
この日チームは、2日間の球宴休みを終え、全体練習を再開
あさっての28日からは、後半戦も始まりますが、
井端的にはこれを弾みに、さらなる活躍を期待したいところです。


その他の竜戦士の話題としては、
6回から4番手でマウンドに上がった吉見
球宴初マウンドでしたが、代わり端いきなりの連打で2失点
松中に内角のスライダーを上手くライトへ運ばれましたが、
なかなか見られない「技ありの一打」でしたし、あれは仕方ないかなと。
まあ敗戦投手となってしまい、残念でしたが、
シュートもフォークもほぼ封印しながら、よく投げた方では。
参考にしたい三浦番長からもアドバイスももらえたようで
収穫もあったようですし、さらに私生活ではもうすぐパパになるそうで。
まあ順風満帆なところが実に頼もしいばかりですが、
後半戦初っぱな、相手が巨人になるか、
東京ヤクルトになるかは、ローテの組み替え次第ですが、
この球宴参加で得たもの、今後へと生かしたい。
そして未知となる11勝目以降を重ねていってほしいです。

また主砲・ブランコは、いくらかお疲れ気味か。
それでもパワーで運んだ先制打は見事でした。
さらに荒木は、貫禄のポップフライというところでしょうか。
その淡泊さが長所であり、短所でもある背番号2
ただしっかり打点も挙げていますし、後半戦もイケルと信じておきます。
ちなみに荒木「シリーズ最多犠飛2」、これも新記録だそうです。

なお来季のオールスターゲームは、福岡・ヤフードームと、
HARD OFF ECOスタジアム新潟で行われる予定です。

2009年7月25日 (土)

オールスターゲーム第1戦と中日2009。

プロ野球夢の球宴『マツダオールスターゲーム2009』。
その第1戦がこの日、札幌ドームで行われ、
5点を勝ち越されたセ・リーグが、8回に1点差まで迫ると、
最終9回に2ランなどが飛び出し、10-8で逆転勝利
ドラゴンズからは、ホームランダービーで優勝した
ブランコをはじめ、井端、荒木ら4選手が出場。
6回から登板した川井が8安打6失点と打ち込まれたものの、
味方が逆転したことで、シーズン同様の不敗神話を継続。
惜しくも賞には届かなかったものの、
それなりの存在感を見せた竜戦士の球宴初戦をまとめておきます。

◇マツダオールスターゲーム2009
全パシフィック-全セントラル 第1戦
(24日・札幌ドーム | 全セ1勝)
38370人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
セントラル 10
パシフィック
[勝] 三浦(1試合1勝)
[セ本] ラミレス1号 青木1号2ラン
[セバッテリー]
ゴンザレス、館山、山口、川井、三浦 - 阿部、相川、石原

【ゲームレビュー】
青木、逆転2ラン 全セが終盤の猛攻で逆転勝ち
3-8の8回、ラミレス(巨人)の適時二塁打などで1点差に。
9回は無死一塁で青木(東京ヤクルト)が
武田久(北海道日本ハム)から逆転2ランを放った。
守備の乱れから失点する締まらない展開を、打線が取り返した。
全パはダルビッシュ(北海道日本ハム)が1回2安打で負傷交代。
7回に稲葉(北海道日本ハム)のバント安打などで
5点を挙げる攻撃の見せ場はあったが、投手陣が精彩を欠いた。
最優秀選手賞(MVP)には青木が選ばれ、賞金300万円を獲得。
通算成績は全セの69勝74敗8分け。
共同通信社ニッカン式スコア


○トニ・ブランコ
<初めての球宴に『6番・一塁』でスタメン出場。
ダメ押しの適時打など5打数2安打2打点と活躍。
試合前に行われた「ホームランダービー」でも優勝。
稲葉と対決した1回戦では、左翼席上段に2発放ったほか、
ライナー性の当たりで左翼最前列に運ぶなど豪快な当たりを連発。
直後には打ちそこなった打球が高々と舞い上がり、
ドームの天井を直撃(凡打扱い)。
互いに4本だったが、本塁打競争のファン投票で上位のため、
勝ち上がった決勝は、小笠原(巨人)と対戦。
先に2本で打ち終えた小笠原に対し、
3アウトまで本塁打が打てなかったが、
4スイング目で左翼最上段まで飛ばすと、連続で同じ場所へ放り込み。
7スイング目で3本目を放って勝負あり。
圧倒的なパワーを見せつけて、賞金50万円を手に>
「(日本語で)アリガトウゴザイマス。
調子がよくなかったんだけどね。神様のおかげだよ。
練習ではバンバン打てるよ。
本番も楽しんでやりたいし、いいプレーを見せたい」

<力と力の勝負なら無敵。ゲームでも存在感を見せつけ、
2回最初の打席、果敢にオール直球で挑んできた
田中(東北楽天)の5球目、145キロ直球をはじき返すと、
鈍い音がしたが、打球は超高速ライナーでフェンスに達する左前打。
あまりの打球の速さに一塁でストップしたが>
「真っすぐで勝負してきた。だから打てた」

<さらに1点を勝ち越した9回、
2死二塁から貴重な追加点となる左前適時打で10点目を奪って>
「(全部)ホームランを狙っていったんだけど、詰まって打てなかったね。
まあ最初は緊張していたけど、試合の中でだんだんリラックスできた。
次第にエンジョイできるようになった。笑いながらプレーしていたよ」

<初めてのオールスターを控えた前夜、
札幌市内の宿舎で落合監督と夕食をともにした。
普段は焼き肉が大好物だが、
指揮官に前半戦の活躍をねぎらわれながら
カニや刺し身など北海道ならではの海の幸を楽しんだ。
それでもグラウンドに立てば、いつも真剣勝負。
試合前、打撃、守備と所定のメニューをこなした後、
さらに1人、ベンチ裏の練習場へ直行。
室内練習場を占拠して、ティー、フリー打撃と
打ち込んで、本塁打競争に備えていた。
和気あいあいとした雰囲気の中で、目の色を変えていた。
たとえ『お祭り』でも手抜きせずに準備を整える>
「自分でもホームランを打ちたいと思っている。
打てるように努力するだけさ」。

<ドミニカ共和国から太平洋を渡った大砲は、
異国で臨む初めての祭典を満喫している。
第2戦もホームラン競争に出場し、試合では定位置の4番に座る見通し>
「広島でもいいショーが見せられると思うよ」
中スポスポーツ報知12時事通信12
毎日jpスポニチ名古屋デイリーニッカン


○井端弘和
<この日は欠場の予定だったが、
5回無死一、三塁、一塁走者・阿部(巨人)の代走として途中出場。
苦笑いで振り返ったが、打っては2打数2安打1盗塁。
守備でも軽快なプレーを連発し、チームの勝利に貢献>
「代走が出そうだったんで、隣の宮本(東京ヤクルト)さんに
『宮本さん、出番ですよ』って言ってたら僕だった。
一塁ベースコーチで遊んでたら、宮本さんが『代走だぞ』って」

<突然の出場指令だったため、
いつものユニホームのズボンがひざ下まで上がっている
戦闘スタイルではなく、足首まで隠れる格好だった>
「何も準備していなかった」

<スクランブル出場でもきっちり仕事をするあたりがさすが。
2死後の青木の打席では失敗に終わったが二塁盗塁を試みると、
そのウラの守備では契約する運動具メーカーが球宴用に準備した
派手な緑色の慣れないグラブを手に、
先頭・糸井、2死後の稲葉と飛んできた2本の遊ゴロを鮮やかにさばいた。
そして7回の初打席では左翼フェンス直撃の二塁打>
「一発狙って」

<試合前には同じ背番号『6』、同じ遊撃手の坂本(巨人)から
『スローイングに移るのが遅くなるんですが』と相談を受けると、
こうアドバイス。惜しげもない技の伝授となった>
「(坂本は)若いし、ぼくのほうが刺激を受けている。
構えるのが遅い。それと一歩目を横に踏み出しているが、
オレは斜めに踏み出すことを意識している(とアドバイスした)」

<この夜は3打数無安打に終わった若きライバル・坂本に
見せつけるかのように、8回1死二塁の第2打席では右前打。
狙いが外れても持ち味はなくさない井端流の奥義。
直後に今度は二塁へ盗塁を成功。白い歯をみせる。
きょう25日の第2戦は『定位置』の1番・遊撃でスタメン出場する予定>
「あそこ(8回)も一発狙ったんですけど、外にしか(投球が)こなかった。
準備してなかったわりにはいい感じでしたね」
中スポスポニチ名古屋

○荒木雅博
<9番・二塁手で先発出場。
落差の激しかった球宴第1戦を振り返って>
「やっちゃったり、うまくいったり」

<『やっちゃった』のは初回無死二塁の守り。
高くはねて投手を越えた井口(千葉ロッテ)のゴロに
素早く追いついたのはよかったが、一塁送球がワンバウンド。
同僚・ブランコが後逸して二塁走者を一気に生還させる
適時失策を記録してしまった。
逆に『うまくいった』プレーも守り。
3回無死二塁での糸井(北海道日本ハム)の
一、二塁間を破りそうな打球を好捕するなど何度も披露。
打っても5回無死一、三塁で
中堅へ同点犠飛を放ってみせたが、反省しきり>
「きょうは足が動いてなかったね」
中スポ

○川井雄太
<1点リードの6回に4番手で登板。
3連打の後に押し出し四球で同点に追いつかれると、
7回は自らの悪送球による失策をはさんで5連打で5点を勝ち越された。
成績は2イニングを投げ、8安打6失点(自責3)。
黒星は確実かと思われたが、味方がその後逆転勝ち。
開幕10連勝で負け知らずの不敗神話は球宴でも健在だった。
初めての球宴はホロ苦く、試合後は苦笑いを浮かべるばかり>
「楽しめました」
(中スポ)

○原監督(全セントラル・巨人)
<9回、青木が2ランを放って、全パに逆転勝ち>
「セントラルのいいところが出た。
青木はシーズンの調子は良くないが(2ランは)パワフルな打撃だった。
川井に助け舟を出すのも一つだったが、
落合さんが『迷惑をかけるから投げさせよう』と言った(ので続投させた)。
本来なら助け舟を出すんでしょうけど。
強い気持ちで川井くんが放ったことも、逆転につながったかもしれない」
(中スポ、毎日jpニッカン


◇吉見一起
<中スポ紙面手記『初祭り』より>
「いやあ、緊張しました。知り合いの選手は全然いなくて。
トヨタ自動車の先輩でオリックスの金子さんも出ましたけど、
セとパでベンチが違いますから、話せませんでしたからね。
中日の投手陣では川井さんもいてくれて、助かりました。
第1戦は登板しませんでしたが、
一流選手たちのプレーを見て、本当に勉強になりました。
実は横浜の三浦さんに聞きたいことがあったんですけど、
投球の用意などで忙しそうで、話しかけられませんでした。
失礼な言い方かもしれないけど、
三振を狙うタイプじゃなくて、低めにゴロを打たせる選手で、
僕と似ていると思って。考え方を聞きたかったんですよ。
ブルペンで後ろで見させていただいて、やっぱりすごいなと思いました。
勝ち投手になって、ベストピッチャー賞も取られたんですよね。
勉強できたことが多すぎておなかいっぱいです。
オールスターのグラウンドに立つのは今年が初めて。
決まったときは素直にうれしかったですね。
故障(右肩痛で)辞退した去年は正直、
僕の成績でいいのかなと思いましたけど、
今年は選ばれたいというか、5月くらいから意識しました。
(元北海道日本ハムの)新庄さんがホームスチールした
04年が特に印象に残っています、
僕は目立とうという選手じゃないのでマネはできませんけどね。
第2戦ではマウンドに上がると思います。
全球まっすぐですか? それではスリーアウトが取れなくて、
永遠に野球が終わらないので、ムリですよ(笑い)。
対戦は全員が楽しみですが、西武の中村さん(大阪桐蔭高出身)は
高校(金光大阪高)の時、練習試合で
一発を浴びた記憶があるので、特に楽しみですね。
実は今回、特別なグラブを用意したんです。
いつもは黄色っぽいものを使うんですけど、メーカーの人にお願いして。
遠くから見るとピンク色なんですけど、よく見ると違うんですよ。
楽しみにしていてください」
(中スポより)


○宮本慎也(東京ヤクルト)
<試合前、セの捕手・内野手ととも落合監督のノックを受ける。
球宴の試合前にもかかわらず、前後左右に振る厳しいノック。
昨年までに何度もこのノックを受けているが、
絶妙な位置へゴロを転がすテクニックに感服>
「相変わらずすごいです」
(中スポ)

○小笠原道大(巨人)
<同じく落合ノックを受け、噴き出す汗をぬぐって>
「いい練習になりました」
(中スポ)


○落合コーチ(全セントラル)
<国歌斉唱を行った北海道出身の歌手・松山千春氏が試合前、
原監督(巨人)、真弓監督(阪神)とともに控えていた監督室を訪問。
『この3チームがAクラスに入らないとおもしろくない。
特に真弓、頑張れ!』と激励したが、これに反応してキツーイひとこと。
敵将として苦しいチーム状況を分析。
助け舟を出したつもりなのか、フォローしたつもりなのか…。
松山氏を前に虎浮上不能と断定>
「阪神はダメだよ。故障者が多すぎて…」

<川井が2点を奪われなお、無死二、三塁の7回には、
コーチとしてマウンドへ向かい、川井を激励>
「迷惑をかけるから、この回はお前が投げ切れ」
(中スポ、サンスポ


ドラゴンズトピックス(24日)

◇福田永将

<一部選手がナゴヤ球場で後半戦に向けて練習を再開。
28日から始まる首位攻防の巨人3連戦に向けて気合十分。
プロ初見参となる東京ドームは
思い出の場所であることを明かし、活躍を誓って>
「東京ドーム? プロでは初めてですけど、
1回プレーしたことがあるんですよ。
印象? ドームだからか分からないけど、狭く感じましたね。
まあ、あのときとプロは違うでしょうけど、結果を残したいですね」

<中3のとき、硬式野球の中学日本一を争う
『ジャイアンツカップ』に出場し、見事優勝。その決勝の舞台が東京ドーム。
『狭い』と感じた球場で右中間フェンス直撃の二塁打を放っていた。
当然あらゆる面で違うだろうが、自身もパワーも技術も成長している。
この日は若手選手が集まって汗を流したが、
屋内練習場でのフリー打撃では快音を連発。気合を入れて>
「状態はいいですよ。(28日までの)4日間で、
しっかり打ち込んで、体のキレを出したいですね。
とにかく代打で出たら初球からタイミングバッチリで打ちたい」
(中スポ)

◇堂上直倫
<野手陣は若手数人が汗を流したが、この日は裏方さんが不在。
打撃投手は石嶺コーチと若手たちが交代で務めた。
愛工大名電高時代は投手も務めていたが>
「プロに入って(打撃投手をするのは)初めてですね」

<登板のないチェンに代わっての1軍昇格。
後半戦開幕の巨人戦でのベンチ入りは微妙な状況だが>
「東京ドームに行けたら頑張りたい」
(中スポ)

◇チェン・ウェイン
<この日の投手陣は、自主練習。
朝倉、高橋らがキャッチボール、ウエートトレなどで
汗を流したが、各自が課題を持って練習。
左腕も大事な後半戦に向けて準備を整えて>
「2日休むと体がおかしくなるんで。感覚を確かめました。
(休日となった前日は)
どこにも行かず、家でゆっくり休んでいました」
(中スポ)


◆中日のマスコット、ドアラが韓国観光名誉広報大使に(中央日報)
◆ドアラが韓国の広報大使に(スポーツ報知)
(韓国観光公社はこの日、ドアラ
『韓国観光名誉広報大使』を委嘱すると発表。
28日に中日のファンも出席しソウルで委嘱式を行う予定という)

◆ドラゴンズ写真販売サイトがオープン(公式サイト)
(選手の写真やアルバムを制作、販売するドラゴンズ写真販売サイト
中日ドラゴンズフォトコレクション~メモリア竜~』がオープン。
複数の写真を選択し、自分だけのお気に入りオリジナルフォトアルバムが
制作できるほか、プリントも1枚から注文可能。
プリントサイズはL判からA4サイズ、またA1サイズのポスターも制作可能)


8年ぶりの開催となった札幌ドームでのオールスターゲーム。
試合前のホームランダービーでは、
セ・リーグ本塁打王のブランコが貫禄を見せて、見事に勝利。

貫禄の勝利!真っ赤なプラクティスユニホームを
着た主砲の姿
思わず「どこのキューバだよ!」
ツッコってしまいましたが、
幸先良く始まったはずの初戦、
いきなりスタメンで出場した
ドラゴンズの一、二塁間に手痛いミス
井口の高いバウンドの二塁ゴロを捕った
荒木が、なんと一塁へ悪送球。
いきなりタイムリーエラーでの失点に、
やっちゃったねえと、
周囲に少々申し訳なく思いましたね。
それでもブランコが、2回、田中マー君から
鋭いライナーのレフト線安打を放つと、
5回には、突然代走の井端らを置いての1死一、三塁から、
荒木(埼玉西武)の外へのストレートを
センターへ持って行く同点の犠牲フライ
これで初回のミスは取り消せたかなと思っていたら、
今度は投げる方で、足を引っ張るドラゴンズ…。

1点リードの6回から、4番手でマウンドに上がった川井が、
初めてのオールスターの雰囲気にやや飲み込まれたか、
1死から高橋(北海道日本ハム)、中島(埼玉西武)に
ナチュラルカットをことごとく叩かれると、
草野(東北楽天)にはスローカーブを拾われて、満塁のピンチ。
初めて組んだ相川(東京ヤクルト)が
川井の良さを引き出せないままに、
里崎(千葉ロッテ)に対しては、ストライクがほとんど入らず、
最後はカーブがワンバウンドしてしまい、押し出し四球で同点。
続く二岡(北海道日本ハム)の右飛で補殺ゲッツーが取れ、
なんとか1失点で収まったものの、
続投となった7回は、さらなるピンチを招く始末。

先頭の代打・サブロー(千葉ロッテ)に
外のチェンジアップをライト前に運ばれると、
続く川﨑(福岡ソフトバンク)のピッチャー返しを
川井が反応よく抑えたものの、二塁に痛恨の悪送球
さらに一、二塁から、稲葉に0-2から三塁線へと
セーフティ気味にバントを決められると、
今度はサードの小笠原が一塁へ悪送球。
2点タイムリーエラーとなってしまい、勝ち越し点を献上。
動揺するなか、続く中村に高めに浮いた真っすぐを
レフト線に落とされるツーベースを許し、
無死二、三塁となったところで、落合コーチがマウンドへ。
ピンチの場面ではありましたが、
久々に監督がスタスタとマウンドに行く姿を見られたのは
ちょっとラッキーだったかなと。
ただ「この回は投げ切れ」とゲキを飛ばされ、続投したものの、
高橋に初球浮いたチェンジアップを
積極的に叩かれてしまい、さらに2失点
結局このイニング5点を奪われてしまった背番号17
10連勝中の投球ではあまりに見られなかった投球に、
球宴だから仕方ないという思いと、
逆に球宴でよかったかなという思いがクロスオーバーしました。


しかしこのまま試合が終われば、
すっかり戦犯ものでしたが、そこで終わらなかったのは、
やはり『不敗神話』を持つ川井の登板試合だからでしょうか。
5点ビハインドとなった8回、この回から登板し、
川井同様に舞い上がってしまった有銘(東北楽天)から
ラミレスの適時二塁打で1点を返すと、
代打・栗原(広島)四球で、無死満塁のチャンスで、
ブランコが叩きつけての二塁ゴロで追加点。
さらに内川の左中間への2点タイムリーで、7-8と1点差
ここまで来ると願うのは、
せめて同点に追いつき「川井の負け」を消してほしい。

結局そのイニングには勝ち越せなかったものの、
流れが来ていたのか、その願いは現実のものに
土壇場9回、地元・北海道日本ハムのクローザー・武田久
先頭の石原(広島)に中前打を許すと、
続く青木が外角高めの真っすぐを振り抜いて、
ライトポール際へと持って行く逆転の2ランホームラン!
石原がヒットで出たことで、少々「オヤっ!?」とは
思っていましたが、ホントにひっくり返すとは…。
ドラゴンズファンとしては、青木のKY力も見事でしたが、
それ以上に、川井の運の強さというものに思わず爆笑でしたね。
さらにヒットに二盗の赤松(広島)を置いて、
2死二塁から、ブランコが初球、外低めのスライダーを捉え、
三遊間を抜いていくダメ押しのタイムリーヒット
これで2点差が付いたことで、勝てると確信すると、
最後は三浦(横浜)が緩急を駆使しての三振締めでゲームセット。
迷惑こそかけたものの、終わりよければすべてヨシ
あわやホームラン性の二塁打を放った井端を含め、
4選手それぞれが存在感を出していましたし、
賞こそ関係ないものの、勝ったことで、
ファン的には、それなりに楽しい初戦となりました。


まあ川井にとっては、ややホロ苦の初登板。
どちらかという真っすぐ勝負が多い球宴の舞台で、
あれだけ高く、甘くなってしまえば、打たれるわなと。
まあ緊張もあったでしょうし、慣れたバッテリーでもなかったですし、
いろいろと不利な部分もあったでしょうが、これも経験でしょう。
それでも「負けなかった」ことで、存在感に変わりなし。
まあこれを引きずらずに、後半戦は切り替えてほしいなと。

その他に関しては、試合中のブランコは、
やや力んでしまったという印象が。
ただそんな状況でも何だかんだで2打点上げていますし、
パ・リーグの投手にもかなり意識されていたなと感じましたね。
それだけ主砲が認められている証拠ではありますが、
その一方で、初めてのオールスターながら、ベンチでニコニコ
ラミレス、ゴンザレス(巨人)らとも談笑していましたし、
普段のゲームでは見られない笑顔もいくつか。
この調子で第2戦もエンジョイしながら、
さらなる驚弾を披露してほしいところです。

打ち合いの展開になったことで、
けっこう楽しめた第1戦でしたが、果たして第2戦はいかに。
ただマツダスタジアムの天気予報はこんな感じ
やや弱雨の部分もあったりしますが、
少々の量ならおそらく強行してくるでしょう。
第2戦は、地元・カープの面々がたくさん名を連ねるなか、
井端が1番・遊撃、ブランコが4番・DHでスタメン予定。
またこの日登板のなかった吉見も初の球宴の舞台に上がります。
この日も勉強する部分があったという背番号19ですが、
リーグ奪三振王&2ケタ・防御率1点台のチカラを見せてほしい。
また悪いグラウンドコンディションが予想されるなか、
くれぐれもアクシデントには気をつけること。
チーム同様、オールスターも連勝で弾みを付けて後半戦へ。
まあ勝負は度返ししつつも、竜戦士の動きは注目したいです。

2009年7月24日 (金)

落合監督前半戦報告とフレッシュ球宴と中日09。

8連勝でペナントレースの前半戦を終え、
首位・巨人に2.5ゲーム差の2位に付けたドラゴンズ
この日、落合監督白井オーナーの元を訪れ、
恒例となる前半戦終了の報告を行いました。
その席上、選手の頑張りを評価するとともに、
後半戦へ向けての決意を自信満々に示したようです。
一方、『フレッシュオールスターゲーム2009』が、
札幌ドームで行われ、ウエスタン・リーグ選抜は0-7と大敗。
ドラゴンズからは4選手が出場、平田が2安打を放ちました。


ドラゴンズトピックス(23日)

◇落合監督

<名古屋市中区の中日ビル『クラブ東海』で
白井オーナーに前日までの前半戦86試合の経過を報告。
貯金「17」で首位・巨人に2.5ゲーム差の2位。
好位置での折り返しに席上では
逆転優勝への意気込みを伝え、自信を口にしたという。
取材には対応せず、無言で会場を後にしたが>
「前半のことはここでリセットをして、
新たな気持ちで後半戦を戦っていきたい」

<現在28本塁打でリーグトップを独走する
ブランコの活躍ぶりは指揮官の予想をも上回っているよう>
「(シーズン前に)30発は打つと思っていた」

<首位・巨人追撃へ向けてのキーマンに
日本一を決めた07年の日本シリーズ第5戦で
8回パーフェクト投球をした右腕の名を挙げ>
「これに山井が出てくれば、より強力になる」
公式サイト中スポおおさか報知スポニチ名古屋ニッカン


◇白井オーナー
<約1時間半の前半戦報告。
落合監督の解説に耳を傾ける形がほとんどだったよう。
その2文字はお互い口にしなかったが、
行きつく先が優勝であることは明らか>
「スタートは苦しかったが
交流戦終わりぐらいから急に伸び伸びやるようになった。
相手は絞られました。
後半戦に向けては今の成績というのは忘れて、
これから新しいスタートだという気持ちでいく。
たぶんうまくいくでしょうという話だった。
シーズン前の説明通りの展開。私は、満足している、と話したよ。
優勝? まあ、そういうことでしょう。
詳しくは(同席していた西脇球団)代表に」

<圧倒的なパワーと勤勉さで目下リーグ二冠王。
年俸2760万の優良助っ人・ブランコを絶賛>
「向上心を常に失わず、自発的に研究しているようだ。
非常に素晴らしい」

<自軍が低調だった時期から
「巨人を追いかけるのはうちしかいない」と逆襲を予告。
まるで今の状況を見越したかのようなこの発言について称賛>
「あれは監督の自信なんでしょう。
負けた時にそういうのを言うのはいい度胸だなと思うが、
ちゃんと成算があってのこと。
監督の見通し通りにいっているな、という感じ」

<宿敵・巨人を逆転して、
3年ぶりの優勝を果たせばオーナーの念願もかなう。
頼もしい『逆転V予告』を受けて終始、笑顔>
「(日本シリーズのある)秋が楽しみ? 
まあその前にやることがたくさんありますから。
喜びはその時にとっておきます」
中スポおおさか報知時事通信スポニチ名古屋ニッカンデイリー

◇西脇球団代表
<落合監督のオーナー報告に同席。
オーナーから水を向けられ、落合語録を披露>
「3、4、5番がよそと比較しても
遜色ないどころか、上を行っている。
それに引っ張られ1、2番も調子を上げた。
ここまでは(選手の動きを)見ていた。そんなに追い込んでいない。
選手はよくやってくれている。
これを持続させられるかどうか。ここからは監督の腕の見せどころ」

<固定できなかった右翼については>
「日替わりだが、それが(多くの選手にとって試合に)
出られるという意識につながり、効果があった」
中スポニッカン


◇西川球団社長
<名古屋市内でオーナー報告が行われたこの日、
主砲・ブランコの来季残留を強く希望>
「彼は球団の宝。絶対に来季も残ってもらう」

<そのためには今オフの契約交渉では、
常々公言する『マネーゲームには応じない』方針も崩す構え。
複数年契約はないが、たとえ他球団が潤沢な資金を背景に
獲得に乗り出しても譲らない姿勢を打ち出して>
「一歩も引くつもりはない」

<そうなると年俸が一気に10倍ほどに膨れ上がる可能性もあるが>
「それはその選手の価値」
スポニチ名古屋


◇トニ・ブランコ
<きょう24日から行われる
『マツダオールスターゲーム』に出場予定。
来日1年目にしてオールスター出場を果たしたが、
目前に迫った祭典を今か今かと待ち構えている>
「オールスターが本当に楽しみだよ。
今はワクワクして試合を待っているよ」

<力と力の勝負が展開される舞台に、まさにうってつけの男。
その見せ場は試合前にも。球界屈指のパワーヒッターが出そろう
ホームラン競争。1、2戦ともセの代表として打席に立つ>
「ホームランダービーは興奮するね。
精いっぱい頑張っていいホームランを見せたい」

<試合には『6番・一塁』でスタメン出場の予定。
公式戦では全試合4番を任され、日本では初の『6番』となるが、
打順など関係ないとサラリと笑い飛ばす>
「セ・リーグには小笠原やラミレスといった
いい打者がいるからね。自分は6番で十分さ」

<全パの先発・ダルビッシュに今年の交流戦では
3打数無安打に抑えられたが、今は勢いが違う。
もし対決があれば期待される一発が思い切って狙える>
「自分らしく強いピッチングをしたい。
その結果ホームランになれば最高だね」
(中スポ)

◇荒木雅博
<3度目の球宴出場となるが、昨年の第2戦でMVPを獲得。
2年連続の快挙へ期待がかかるが、
あくまで得点にこだわる姿勢を示して>
「後ろのバッターがMVPを取るのがいいですね。
チームでも(ホームに)かえってくるのが、僕の大きな役割ですから。
それと同じで、一つでも多くかえりたい」

<大切にしているのは自然体。
普段のスタイルを崩さないことが活躍の近道と考える。
ただ予定される『9番・二塁』での先発出場は
MVPを獲得した昨年と同じで、ゲンのいいポジション>
「MVP? 結果としていただければありがたいことですけど、
まずは自分の目の前の役割をこなしていくことが大事ですから。頑張ります」

<またこの日は、北海道苫小牧市内の国有林で、
井端、千葉ロッテ・井口、広島・栗原ら9選手、
地元の大学・高校の野球部員らとともに、
バットの原材料となるアオダモの苗木約200本を植樹。
初参加だったが、こう言って笑うほど精力的に取り組んで>
「一番、(自分が)一生懸命やったんじゃないかな」
(中スポ)

◇井端弘和
<ブランコの活躍を『予言』。
特大の一発を身近で見てきただけに、
球宴でのパフォーマンスが楽しみで仕方がないといった様子>
「明日の一番の注目はブランコのホームラン競争だよ」

<一方で肝心の自分のことについては
ややトーンダウン? 笑顔で語って>
「MVP? そういう選手じゃないよ。まあ頑張りたいですね」

<同じプロでもブランコの打球は注目に値するが、
『出たくない?』と問いかけると真顔でこう返し、苦笑しながら語って>
「オレだって出たことあるよ。一度だけね。
(05年のオールスター、全セ代表としてホームラン競争に出場)
オレだってホームランを打とうと思えば結構打てるよ」

<3度目の参加となったアオダモ植樹。自身も愛用しており、切に願う>
「アオダモは僕にあっています。
ただ少ないから、今後のプロ野球のため、1本でも多く育ってくれれば」
(中スポ、<ドラ番記者>


若竜トピックス(23日)

◆フレッシュオールスターゲーム2009
ウ・リーグ選抜-イ・リーグ選抜
(23日・札幌ドーム)
  002 102 200 =
  000 000 000 =
[敗] 巽
[ウ投] 蕭一傑、巽、今井、小林、仁藤、岩田、西村
[ウ本] なし
NPB公式

【ゲームレビュー】
イ選抜が完勝、中田MVP

イースタン選抜は3回に松本啓二朗(湘南)、橋本到(巨人)の
連続適時打で2点を先取。中盤にも3点を加え、
7回には中田翔(北海道日本ハム)の2点二塁打で突き放した。
投げても辻内崇伸(巨人)、木村雄太(千葉ロッテ)ら7投手が
6安打無失点でつないだ。通算成績はイ選抜の16勝25敗5分け。
(セとパが対戦した2005、06年を除く)
共同通信社ニッカン式スコア


●平田良介
<札幌ドームで行われたフレッシュオールスターゲームに出場。
2安打を放ち、後半戦の1軍昇格へ弾みをつける。
スカイ・A sports+の中継インタビューから>
「(3打数2安打、ここまで振れてますね)
そうですね。まあいい感じで打てていると思うんで、
あとホームラン、もし回ってくれば、狙いたいと思います。
(バッティングの方はどんな感触があったか)
まあ、悪い当たりでもないと思うんで、
まあいい感じだったと思います。
(ヒットを打って、一塁上で後輩の中田と何か話していたが、
大阪桐蔭高の先輩・後輩がたくさん出ているようで)
そうですね(笑)。あん時ちょうどファーストにボク、
んで、(一塁)ランナーコーチの高島(オリックス)さんと、
桐蔭3人、ポポポと並んだんで、
『もう桐蔭やなぁん』みたいなそんな会話をしていました。
(劣勢ですが、後半に向けて一言)
そうですね、やっぱり勝たないと、MVPとれないんで、
しっかり勝負して、勝ってM、MVPをとりたいと思います」


<チーム唯一のマルチ安打を放ちながら、
優秀選手賞の4人にすら選ばれなかった。苦笑い>
「単発(シングルヒットの意)だけなんでダメでしたね。しょうがないです」

<それでも変化球にしぶとく食らいついての
技ありの2安打はひときわ光った。
まずは3回無死。田中健二朗(湘南)のカーブをレフトに。
さらに1死から二塁への盗塁も決めた>
「真っすぐを待っていたんですけど、うまく反応できました」

<続いて7回の第3打席は、
赤川克紀(東京ヤクルト)の初球カーブを中前へ>
「これも真っすぐを打ちにいって(変化球に)合わせられました」

<今までよりスパイク1足分ほどスタンスを広くとり、
下半身を使いやすくなったという新フォームについては>
「良い感じでした。しっくりきました」

<この日は、さながら同窓会。
試合前、同じ大阪桐蔭高出身の選手と次々とあいさつを交わす。
辻内、中田、高島毅(オリックス)、浅村栄斗(埼玉西武)と
両軍合わせて出場42人のうち自身を含めて、同校OBはなんと5人も>
「5人もいるなんて、不思議な感じですね。
辻内は同級生なんですけど、会うのは久しぶりですからね。
本当にいろいろな話をしましたよ」

<残念ながら5人はいずれも現在、ファーム暮らし。
ここまでは笑顔だったが、真剣な表情に変えてこう続ける>
「クライマックスシリーズや日本シリーズで会えるようにしたいですね。
まずは僕が1軍で出られるように頑張ります」

<また辻内とは賞を獲得したほうが、
試合後の食事をおごるという約束を。
結局、両者とも賞は取れず、同級生対決も実現せず>
「(大阪桐蔭高の同級生)辻内とやりたかったですけどね。
今晩は辻内と語り明かします」

<7番・右翼で先発出場し、途中から中堅も任された。
今季はここまで1軍出場22試合で打率.233、4打点。
現在はファームで力を蓄えているが、
25日からはファームの練習が再開する。
後半戦は1軍に食らいつく覚悟>
「前半戦は波が激しかった。これをはずみにして、
波を減らして、1軍に潜り込みたい」
中スポ<ドラ番記者>時事通信

●谷哲也
<『2番・遊撃手』で先発出場。
6回に赤川から左前打を放って、存在感を示す。
試合前は『ホームランを狙いたい』と堂々宣言。
目標達成はならなかったが、それでもホッとした表情。
フル出場も果たし、充実の笑顔も浮かべて>
「1本出てよかった。(フル出場は)予定外」
(中スポ)

●西川明
<7回から途中出場し、9回に唯一の打席が回ってきたが、
相手の制球が定まらずにストレートの四球で歩いた。
チームでは主に内野手だが、この日は左翼を守って>
「打ちたかったですけどね。でもいい経験になりました。
これを後半戦に生かしていきたいですね」
(中スポ)

●岩田慎司
<8回から6番手で1イニングに登板、
2死からは、楽しみにしていた松本(湘南)との対決。
初球いきなりセーフティーバントを試みられ(結果は投ゴロ)
あっさり1球で片が付いた。
因縁のライバルを力でねじ伏せたかったが、苦笑い>
「バントはないでしょ」

<同級生対決は『判定勝ち』だったとはいえ、ピッチングは堂々たるもの。
新田玄気(東京ヤクルト)は速球で投ゴロ、浅村はスライダーで三飛。
外野にすら打球を飛ばせずに1イニングをピシャリと抑えた>
「きょうはよかった。何よりも3人で抑えられた」

<自身にとってフレッシュオールスターは「祭り」ではなく、勝負の場。
プロ1年目の前半戦は散々の成績。
ウエスタンで18試合に登板して防御率8.46と打ち込まれ、
試合前は上昇へのきっかけを模索していた>
「ここでアピールしたい。全球種を使って抑えにいく」

<収穫は自分の投球以外にもあった。
全ウエスタンの先発を務めた蕭一傑(阪神)のピッチング。
130キロ台後半でどんどん空振りを奪い、
球速が出るタイプではない右腕が目標とするキレを、同級生が身につけていた。
北の大地から数多くのヒントを持ち帰り、自信を持って後半戦へ臨む>
「蕭はすごかった。あのストレートのキレは見習いたい」
中スポ

○石黒球団広報
<ドアラがマスコットの12球団ナンバーワンに。
イス取りゲームなど数項目に渡って競うもので、
7回ウラ終了後に行われた100メートル走では2位に終わったが、
総合では1位となり、広報は目を丸くして>
「さすがですね」
(中スポ)


以上、この日の話題をまとめましたが、
前日に前半戦を終え、5日間のオールスター休みに突入。
オールスターに出場しない1軍選手は、一休みというところですが、
この日恒例の落合監督によるオーナー報告があったようですね。
その辺については正直ノーマークでしたし、
フレッシュオールスターの話題ぐらいかなと思っていましたが、、
今朝の東京中日の1面には、
落合監督白井オーナー握手のフォトがドーン!
しかも「オレの腕でV」「逆転へ自信満々」
「うまくいくでしょう」など、景気の良いフレーズが踊るばかり。
政権5年目で最低の成績、
しかも契約最終年ということで、去就が注目され
オーナー直々の『続投要請』があった昨年の同報告と違い、
2度の8連勝を含む驚異の猛追撃で、
首位・巨人に2.5ゲームと迫って折り返した今季、
チームに対する手応えをいうものを感じる指揮官
それを評価し、厚い信頼を寄せるオーナーとの会談は、
実に有意義なものとなったことでしょう。


たぶんうまくいくでしょう。それにしても落合監督
「あとは監督の手腕。
たぶんうまくいくでしょう」

現役当時から有言実行
目標を口にすることで
実現へのパワーにしてきた男ではありますが、
またしても実に
頼もしい発言をしてくれましたね。
しかもうまくいくではなく、「たぶんうまくいく」。
そのニュアンスだけでも、自信の限りが伺えたりもします。
さらに発言の中で気になったのが
「ここまでは(選手の動きを)見ていた。そんなに追い込んでいない」
5月の打順の大シャッフル、
6月の自らによる野手への引き締めノックなど
いくつかの動きこそあったものの、
指揮官の構想のなかでは、
まだ追い込むところまでは来ていないもよう。
それでも首位・巨人とのし烈な争いが予想される後半戦
これまで通りに選手が動いてくれるのが、ベストですが、
もしもそうならなかった場合でも、指揮官自身の手腕
チームを良い方向へとコントロールしていく。
例年以上にナインが結束し、勝利を拾っている感もある今季、
ここまでは選手の頑張りでチームが上がってきた。
それに加えての大事な局面での指揮官の手綱さばき
どのように逆転Vへと導いてくれるのか、楽しみなところですね。

まあ現状として、それよりも大事なのは、
後半戦をいかに良い感じで滑り出すか
確かに大型連勝での折り返しにはなりましたが、
「今の成績というのは忘れて、
これから新しいスタートだという気持ちでいく」

監督自身も話していますし、しっかりと気を引き締めていますね。
つかの間のブレイクとなっているチームですが、
まずはしっかりリフレッシュして、再進撃への準備を進めてほしいです。


その他の話題としては、
まずは新鋭選手による『フレッシュオールスターゲーム2009』。
今季は札幌ドームで行われましたが、ウ・リーグは0-7で大敗。
湘南シーレックスのユニホームや用具類が、手違いで球場に届かず、
日ハムの練習用ユニホームを着て、試合に出場するという
前代未聞のアクシデントもあったりしたようですが、
総じてスター選手が多かったイ・リーグに
おいしいところをほとんど持って行かれたという印象が残りましたね。
そんななかドラゴンズ勢では、7番スタメン出場の平田が2安打。
ともに変化球をうまく拾ってのレフト前、センター前でしたが、
ひいき目も多少あるかもしれないですが、
もはやこういうメンツの中にいるような選手じゃないという気も。
ある意味「貫禄」的なものも感じましたし、
今後は好不調の波を抑えて、後半戦は1軍定着を。
現状ライトは、小池、英智、中村一生らの争いとなっていますが、
ぜひとも背番号8にも早く戻ってきて、その中に加わってほしいなと。
そういう思いも抱きながら見ていた札幌でのゲームでした。

またきょう24日は札幌ドーム、
あす25日(26日予備日)はマツダスタジアムで行われる
『マツダオールスターゲーム2009』。
ドラゴンズからは、井端、荒木、ブランコ、吉見、川井の5選手が、
また落合監督もコーチとして参加する予定。
ファン投票での選出こそなかったものの、
出てしまえば、後は活躍したもの勝ち
ブランコホームランダービーにも登場するようですし、
北海道-広島とややハードな移動こそありますが、
ぜひとも奮闘して、MVP争いにも顔を出してもらいたいものですね。
ちなみに初戦は、ブランコ(6番・一塁)荒木(9番・二塁)がスタメンで、
また投手では川井が3、4番手辺りで登板予定。
まあスター選手が集う『夢の球宴』。
アライバ辺りはいくらか余裕もありそうですが、
吉見、川井ら初出場の面々は、雰囲気を楽しむことに加えて、
他チームの主力選手から、様々なことを吸収できればと。
さらに好調チームの代表として、
パ・リーグの強者相手に本来の持ち味を披露してほしい。
そう願いながら、今年の球宴を見守りたいと思います。

2009年7月23日 (木)

中日51勝34敗1分、会心8連勝で2位ターン!

4月3日に開幕したペナントレース
前半戦もいよいよ最後のゲームとなりました。
ナゴヤドームでの広島との第3戦。
このカード10連勝中と勢いに乗るドラゴンズですが、
この日は終盤まで2-2のタイスコア。
しかし8回、広島3番手・シュルツを攻め、
2死から四球で出た藤井が二盗に成功すると、
続く小池が中前に適時打を放って、勝ち越し。
またしても競り合いを制し、今季2度目の8連勝!
劇的に前半戦を締めくくり、貯金172位ターンとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 15回戦
(22日・ナゴヤドーム | 中日12勝3敗)
30255人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日 ×
[勝] 朝倉(16試合7勝4敗)
[S] 岩瀬(38試合1勝2敗28S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
朝倉、岩瀬 - 谷繁

◇対広島15回戦・スタメン
1 (遊)井端  (3打数1安打)
2 (二)荒木  (4打数1安打)
3 (三)森野  (3打数2安打1打点)
4 (一)ブランコ (3打数無安打)
5 (左)和田  (3打数1安打1打点)
6 (中)藤井  (2打数無安打)
7 (右)小池  (4打数2安打1打点)
8 (捕)谷繁  (4打数無安打)
9 (投)朝倉  (3打数無安打)

【イニング経過】
<1回・広島> P・朝倉(中5日)
東出外シュート投ゴロ、末永内直球捕邪飛、
フィリップス外直球中前打、栗原内シュート三ゴロ

<1回ウラ・中日> P・大竹
井端四球、荒木中シュート遊撃逆突く左前打・エンドラン井端三進、
無死一、三塁から、
森野初球内高めシュート左翼線適時二塁打(D 1-0 C)
ブランコストレート四球、
無死満塁から、
和田内シュート詰まり三ゴロも・
マクレーン弾き三封のみ・三走荒木生還(D 2-0 C)

1死一、二塁から、藤井四球、
1死満塁から、小池粘るも中低めシュート空三振、
2死満塁から、谷繁強い二ゴロ東出反応・三者残塁


<2回・広島> P・朝倉
マクレーン遊ゴロ、天谷内直球詰まり二ゴロ、
石井琢朗中スライダー合わされ右前打、石原シュート投ゴロ

<2回ウラ・中日> P・大竹
朝倉空三振、井端一塁下抜く右前打、
荒木初球一ゴロ3-6二封、森野2球目荒木二盗失敗


<3回ウラ・中日> P・大竹
森野四球、ブランコ中シュート二ゴロ4-6-3併殺、
和田四球、藤井外高めシュート空三振


<4回・広島> P・朝倉
栗原中高め直球右前落ちるヒット、
マクレーン初球中シュート三遊間抜くヒット、
無死一、二塁から、天谷外シュート左翼線運ぶ適時打(D 2-1 C)
無死一、二塁から、石井琢朗初球フォーク一ゴロ3-6二封、
1死一、三塁から、石原内シュートバットへし折り遊ゴロ・
6-4-3転送も一塁送球逸れる・併殺崩れの間(D 2-2 C)

<4回ウラ・中日> P・大竹
小池外スライダー左翼線二塁打、
谷繁投ゴロ、朝倉二ゴロ進塁打・小池三進、
2死三塁から、井端内低めシュート上げるも左中間飛


<5回・広島> P・朝倉
東出左飛、末永右前打、
フィリップス外シュート遊ゴロ6-6-3併殺・術中にはめる

<5回ウラ・中日> P・大竹
荒木投ゴロ、森野初球チェンジアップ中前落ちるヒット、
ブランコ内シュート空三振、和田外スライダー中前打、
2死一、二塁から、藤井初球外チェンジアップひっかけ一ゴロ


<7回・広島> P・朝倉
石井琢朗二正面ゴロ、
石原外高め直球右方向伸びてフェンス激突二塁打、
1死二塁から、代打喜田剛スライダータイミング外し空三振、
2死二塁から、東出フルカウント内フォーク空三振

<8回・広島> P・朝倉
末永ファウル4球粘られ四球、
フィリップス外シュート三遊間深いところゴロ・
井端追いつき荒木素早い送球6-4-3併殺完成、
栗原外低めフォーク空三振・朝倉ガッツポーズ

<8回ウラ・中日> P・シュルツ
ブランコ外高めスライダー空三振、
和田外スライダーボール球空三振、
藤井フルカウントから見て四球、
小池初球藤井スタート完ぺき二盗、
1死二塁から、
小池外スライダーセンター返し・
低いライナー中堅末永前進もグラブの先で弾き前方転がる・
その間に藤井生還=適時打(D 3-2 C)


<9回・広島> P・岩瀬
マクレーン内低めズバッと直球手が出ず見三振、
代打廣瀬内スライダー空三振寄せ付けず、
代打緒方孝市外シュート一ゴロブランコ横っ飛びキャッチ・
ベースカバー岩瀬へ転送、試合終了。


【ゲームレビュー】
8連勝で前半戦を締めくくった
8回2死から決勝点をもぎ取った。
藤井が四球。盗塁を決めて二塁とし、小池が中前へ決勝適時打を放った。
朝倉は走者を背負いながら、粘り強く投げ続け、7勝目を挙げた。
広島戦の連勝11に伸びた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


制球定まらない大竹の立ち上がりを突いて、
昨夜の逆転劇の再現のように、アライバ足攻から
森野が初球を狙い打ち、レフト線へのタイムリー。
さらにブランコ四球で満塁から、
和田の三ゴロをマクレーンが弾く間に追加点。
続く藤井も四球を選び、再び満塁
ミスも絡んでさらなるビッグイニングを作れるかと思った矢先、
後が続かず、長い攻撃だった割には2点のみ
ここで畳み込めなかったことが響き、
その後ややもたつく間に、立ち上がりまずまずだった朝倉が、
4回ややボールを揃えすぎたところを叩かれ、
3連打と併殺崩れの間に、同点に追いつかれる始末。
そしてその後は、両投手による粘り合いながら、
中盤以降、どちらかといえば広島のペースに。

しかし終盤、朝倉が踏ん張り、
7回のピンチではフォークを駆使して連続三振に斬って取ると、
続く8回は先頭を四球で出したものの、
フィリップスを宝刀・シュートで2打席連続併殺に料理
特に8回は、中軸を迎えていただけに
ゲッツーを取れたときには、本当に「やった!」と思いましたね。
4回の失点の際にはややもたついたアライバでしたが、
さすがに名手、ここでの動きは完ぺき
これによって風向きが変わりそう。
そんな予感さえも抱かせてくれた好プレーでした。

そして迎えた8回ウラ、広島はセットアッパーのシュルツが登板。
カードの初戦ではバッテリーの呼吸が合わず、
思いも寄らぬ攻略ができた相手ですが、今回はやはり違う
ブランコ、和田とともに外のスライダーを振らされ、
連続三振に倒れたときは、こりゃダメだなと。
ただ続く一つのプレーで流れが変化。
またもや相手の小さなほころびから、チャンスをつかみ、
一気に得点へと結びつけるドラゴンズらしい攻撃が。

2死から藤井がファウルで粘った末に、
フルカウントからチェンジアップを見極め、四球を選ぶと、
続く小池の初球に、すぐさまスタート
得点を奪うには、何かしら仕掛けないと
このシチュエーションでは、足を絡めての攻撃が効きそう。
しかも相手はやや大きいフォームのシュルツ
走るだろうとみんなが思うなか、藤井が決めてくれましたね。
スタートはやや遅れたものの、あれでは刺されることはない。
見事なお膳立てとなり、2死二塁
こうなると、あとは小池が決められるか…。

そもそも初回の満塁のチャンスを三振でつぶし、
こういう展開にした一人でもある小池
その悔しさを張らずためにも、ここは一本。
流れが来ているだけに、打ってほしいと願いましたが、
カウント2-0からの3球目、やってくれました
ブランコ、和田同様に振らせるスライダーに
バットの先ながら食らいつくと、
やや詰まり気味のライナーは、センター前方へ。
捕られてしまうかなと心配でしたが、気迫が勝ったか、
末永は追いついたものの、グラブの先で弾いてしまい前方へ転々…。
その間に二塁から藤井が生還し、勝ち越しに成功!
初戦に続き、決勝点を導き出した背番号44
しかし前回の暴投と違い、今回は自ら打って決めたもの
「初めて活躍できたと思っています!」
お立ち台で胸を張った値千金の適時打で、
競り合いを制して、今季2度目の8連勝
及び59年ぶりとなる広島戦11連勝を飾っての前半締め
その勝ち方は、後半戦直後の直接対決に向けて、
さらに弾みが付くものとなったことでしょう。


8連勝でフィニッシュ!昨季の前半戦のラストは
森野のサヨナラ打でしたし、
今年もそんなムードも若干漂っていましたが、
その前の8回2死から、
藤井・小池の外野コンビで
難敵・シュルツを叩いての劇的勝ち越し
小池の打球を末永が弾いたときは、
思わず騒いでしまいましたね。
これでまた勝つことができる!連勝で前半戦を締められる!
それまでとは違い、やや重苦しい展開でもあっただけに、
勝利への光が差したときは、ほんとによかったなと。
またそれによって、粘りに粘ってゲームをつくっていた
朝倉の投球が報われたこと。それもとてもうれしく思いました。


ところで、この日で前半戦が終了
ドラゴンズは、51勝34敗1分の貯金17。
首位・巨人に2.5ゲーム差の2位で折り返すこととなりました。
開幕当初は、谷繁、井端、荒木など主力に故障者が多かったり、
新外国人の4番・ブランコが日本野球に慣れていない。
さらに守りをはじめとしたミスが如実に現れるなど、
投打がかみあわず、苦しい戦いを強いられていましたが、
5月を過ぎた頃からブランコが徐々に才覚を示しはじめると、
交流戦もうまく乗り越え、谷繁も本格的に復帰。
さらに6月には和田、井端らが、7月は森野、荒木が調子を上げて、
自分たちが本来やりたい野球ができるようになってきた。
また投手陣は、エース不在と言われたなか、
吉見、川井、チェン、朝倉らが先発ローテを支え、
交流戦から浅尾がセットアッパーに回ったことで
守護神・岩瀬との勝利の方程式が確立。
河原をはじめとした新戦力の頑張りもあって、安定度が上昇
そしてそれらがすべて結び付いての、リーグ戦再開後の快進撃
正直、5割ラインを上下していた5月のころには、
前半戦をこんなカタチで折り返すとは思いもしませんでしたし、
こんなにファンを喜ばせてくれるとは想像できなかった。
例年以上にチームの結束を感じる今季、
ここまでの頑張りは、実に評価できると思います。

しかしシーズンは、年間トータルで戦っていくもの。
後半戦はさらに厳しい戦いが待っているでしょうし、
どういう流れになっていくのか、わからない部分もありますが、
シーズンを力一杯戦い、最後にトップになるのは、
やっぱりドラゴンズであってほしいですね。
もともとの地力は持っているチーム。
あとは体力勝負で勝ち抜いていくことができるか。
特にここ2カ月、一気に状態を上げてきただけに、
その反動というものも、いささか心配ではありますが、
この良いムードのなか、さらに一致団結し、
しっかりとしたプレーをして、1つ1つ白星を重ねていく。
それができるか、できないかが、
後半戦、V奪回に向けてのカギとなってくるでしょう。


きょう23日からは、5日間のオールスターブレーク
つかの間の休みとなりますが、
後半戦いきなり控えるのが、巨人・東京ヤクルトとの敵地6連戦
そこでいくつ勝てるかが、ペナントの行方に変化を及ぼしそう。
『巨人を追いかけられるのはうちだけ』と語った落合監督
その言葉が現実のものとなり、いよいよ背中が見えてきました。
そうなるとやっぱり、一気に追い越してほしいところ。
さらにし烈な争いが予想される夏ですが、
ファンの願いが叶うべく、後半戦まずは好スタートを切れるよう、
リフレッシュ後は、準備を進めていってほしいです!


☆ウィナーズ・ボイス(22日)

◎小池正晃

<8回2死二塁、中前へ弾き返す決勝タイムリー>
「(ナイスバッティングでした)ありがとうございます。
(2-2の同点、2死二塁。どんな気持ちで打席へ)
えー、ま、初回にチャンスで凡打したので、
まあ何とか食らいついてバットに当てれば
何とかなると思って、打席に入りました。
(打った瞬間、センターにライナーが。どんな気持ちか)
えー、やっぱり早く落ちてくれと。
えー、とにかく1点ほしかったので、
何とかヒットになってくれという気持ちで一塁まで走りました。
(ボールがこぼれて藤井が生還。あの時の心境は)
えー、あのう、ナゴヤドームで全然活躍もできずに
えー、みなさんにあのう、迷惑ばかり掛けていたので、
えー、初めて活躍できたと、自分では思っています!
(これでチームは8連勝)
そうですね、ほんと良い流れで前半戦終われたので、
えー、この流れを大事に、
後半戦も一つ一つ全力で戦っていきたいです。
(ナゴヤドームのファンにひと言)
やっぱり目標は一つ、あのう、優勝ですし、
えー、そのためにみんな必死になってやってますんで、
これからも熱い声援よろしくお願いします!」


<同点の8回2死二塁で、シュルツの変化球を
コンパクトなスイングで中前にはじき返すと、
バットの先ながら、執念のひと振りから生まれた打球は
中堅・末永の前でショートバウンド。
グラブではじかれた白球が転がる間に
二塁走者の藤井が悠々、ホームを駆け抜けると
3度たたき合わせた両手を胸に引きつけ握りしめた。
四球を足場にもぎ取った決勝点。球宴前最終戦で、
チームを今季2度目の8連勝へ導いたのは、
唯一日替わり起用の右翼手だった>
「先っぽでした。とにかくバットに当てれば何とかなると思っていた。
早く落ちてくれ、と思いながら走りました。
初回のチャンスで凡退(2点を取ってなお1死満塁で三振)。
あそこで1点でも2点でも入っていたらこんな苦しい試合にはならなかった」

<この3連戦、盗塁やエンドランなど何度も足を使って好機を演出。
チームの試合巧者ぶりがより際立っているが>
「相手のすきを突く野球ができているので、やっていて楽しい」

<英智や新人・野本らと右翼の定位置争いを繰り広げており、
アピールに懸命。固定されていないポジションの
選手の競争意識が、さらにチーム力向上につながっているという>
「みんな必死にやっていることが、いい結果になっている。
シーズンが終わるまで競争。スタメンでない試合でも、
何か役に立てないかと思っているので、気持ちが切れることはない」
カメラブログ中スポサンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン


◎朝倉健太
<8イニングを8安打2失点で7勝目をマーク>
「(7勝目を挙げて、今の気持ちは)
そうですね。いいオールスター休みを迎えられそうでうれしいです。
(今日はどんな気持ちでマウンドへ)
そうですね。あのう、ピッチャーのみなさんも、
野手のみなさんも、良い雰囲気でやっているところを
僕がね、あのう、乗り遅れないように、
あのう、することを心掛けて投げてました。
(8イニング2失点。内容については)
そうですね、2点取られたときは、あのう
ちょっとボールを揃えすぎたかなとは思うんですけど、
よく踏ん張れたなあと思います。
(ゴロのアウトが多かった)
そうですね、持ち味が出たのでよかったなと思います。はい。
(自身も連勝、チームも8連勝。この勢い続きそうですね)
(スタンドを見渡した後)続くように頑張ります!はい。
(オールスター明けに巨人・東京ヤクルト6連戦が待っている。
後半戦に向けてひと言メッセージを)
そうですね、1つでも多くチームに貢献できるように、
あのう、頑張って投げたいと思います。
みなさん応援よろしくお願いします!」


<前半戦を締めくくるのにふさわしい投球。
5回までは毎回、走者を背負う内容だったが、
自分のイメージする姿が、ようやく現実に重なった。
ようやく、自分で勝利をもぎ取ったことを実感して>
「ゴロアウトの持ち味を出すことができた。
今シーズンに入って、久々というか
自分の納得できる投球というのは今日くらいの投球だと、
こういう投球をやっていきたいと、ずっと思ってきた」

<同点のまま終盤に入り、8回は上位の打順。
先頭の末永に粘られ、10球投げて四球。
走者を出したが、自分の投球ができている
手応えがあったから、慌てなかった>
「きょうは投げていてコントロールに苦しむということがなかった。
ボールが先行しても自分に大丈夫、大丈夫と言い聞かせて投げた。
やばい、と考えるのではなく、
次の打者にゴロを打たせて併殺をとってもらおうと思った」

<1ボールからフィリップスは、シュートを引っかけさせて、
狙い通りの遊ゴロ併殺打を打たせたが、
打球が三遊間に転がったことが、少し不満。
欲張ったところに、晴れやかな気持ちが表れて>
「もうちょっと正面に打たせたかった」

<粘っこくゴロの山を積み重ねた。
8イニングで被安打は8本あったが、外野を越したのは1本だけ。
24アウトのうち、三振が4つ、フライアウトが4つ。
それ以外、実に16個がゴロによるもの>
「ゴロで間を抜かれることは割り切っているので、
外野の頭を越されないようにした。
ここ何試合か、ホームランとか大きい1本を打たれていた。
ゴロを打たせて取ることを、もう一回頭に入れ直して投げました」

<5月5日の広島戦以来、今季4度目の8イニング。
久々だったが、自分の理想でもあった。
いざというとき、このタフさが頼りになる>
「ゲーム前には岩瀬さんから毎回のように
『完投しろよ』とプレッシャーをかけられるので…。
それは(岩瀬流の)冗談ですけど、
ボクから岩瀬さんにつないでいければいいと、ボク自身思ってるので」

<先発では、吉見やチェンら自分より経験の少ない投手たちが
防御率や勝ち星を競い合い、中継ぎ、抑えもフル回転。
先発ローテーションを守り続け、勝敗も勝ち越してはいるが、
心の中はかすみがかかっていたという。
昨季は血行障害でシーズンのほとんどを棒に振ったが、
今年は前半戦で早くも7勝。それでもこのくらいでは満足しない>
「あれだけ先発、中継ぎと頑張っている。自分だけ乗り遅れていた。
前半戦最後ということもあり、変なプレッシャーはあったけど、
それが良い方向に出た。自分の気持ちを投球に出せた。
これまで、勝てた試合で勝てなかったこともあったし、
勝たせてもらった試合もある。その気持ちを忘れずに後半戦に臨みたい。
ずっと勝てない時期もあったので、もう1回自分の中で考えたい」
朝倉ブログ「広島戦投げました!」、
中スポ中日新聞サンスポ時事通信スポニチ名古屋


○藤井淳志
<8回2死から四球で出塁し二盗。
小池の中前打で勝ち越しの生還を果たして>
「足を武器にしないといけないので、機会があれば走ろうと思っていた。
塁に出たら、いつも走る気でいますし、リードもそのつもりでとりました。
一塁にいたままだと、長打か連打が出ないと点にはならないので…。
自信? アウトになると思って走る人はいませんよ」

<今季の盗塁成功率は9割(企図数10)。
この日で8連続で成功している。思い切りのよさは持ち味。
ニヤリと笑った顔には充実感が映っていた>
「もちろん成功率は大事に考えていますけど、
盗塁そのものも増やしていければ…。
ボクも走ることを武器にしないといけませんから。
それにしても、これで前半戦が終わったんですね」

<レギュラー奪取を公言して、実行した86試合。こう結んで>
「全日程が終わったあとも、こうして(報道陣に)
質問してもらえるようにがんばります」
(中スポ、サンスポ

○森野将彦
<1回無死一、三塁、左翼線に先制のタイムリー二塁打。
大竹の投じた外角シュートを初球打ち、鋭い打球が左翼線に抜けた。
連勝中のチームの勢いそのままに、積極打法で結果を出して>
「何とか喰らいついて、初球から積極的にいこうと思いました。
あんな球を打つ予定じゃなかったんだけど、
いつも初球から打っていくつもりですから」

<開幕からの打率は.280ちょうどだが、7月に入ってからは.358。
打点も『66』でリーグ3位につけるなど、
猛烈な勢いで打撃成績を伸ばしている>
「前半戦のいい締めくくり? そうですね」

<23日からは球宴休みに入る。気持ちを切り替えて>
「ゆっくりします。次、巨人戦ですね」
カメラブログ中スポ毎日jpニッカン

○井端弘和
<先制の本塁を踏むなど、3打数1安打1四球で勝利に貢献。
打率を.322として、首位打者のままターンした。
24日からは球宴に出場。活躍して後半戦への勢いを付けたいところ>
「状態自体、そんなによくはないんだけどね。
ただ、トップなんだから(前半戦は)よかったということでしょう」
(中スポ)

○トニ・ブランコ
<9回2死、石井琢朗が放った一、二塁間への鋭い打球を
身を投げ出すようにしてキャッチ。素早く起き上がって
ベースカバーの岩瀬へ送球。美技で試合を締めくくった。
打撃だけではなく、守備でもチームに貢献して>
「好プレー? ありがとう。
毎日毎日練習しているから、少しはうまくなっているはずさ」
(中スポ)

○和田一浩
<5回に中前打を放ち、5試合連続安打で球宴前の試合を終える。
ここまで打率.307、20本塁打は堂々たる成績だが、
球宴後も気を緩めることなく上を目指す>
「このくらいの数字ではとうてい満足できません。
後半戦はもっと勝利につながるようなヒットを積み重ねていきたい」
(中スポ)

○谷繁元信
<6連戦ともなると、正捕手には休養日が設けられ、
2番手捕手(小山)がスタメンマスクをかぶるわけだが、
今年は正確には休養日ではないらしい。
どうやら岩瀬が登板したときにコンビを組むことは決まっているらしい。
大差の勝利でもない限り、安心して休んでいられないという>
「だって勝っているときはいかないといけないからね。
最初から出ているときより厄介だよ」
(中スポ)

○立浪和義
<ファンの前に姿を現したのは、1点を勝ち越した8回。
2死一塁からネクストで準備したが、
谷繁が二ゴロに倒れたことで出番なし。
ラストイヤーと決意して挑んだ今年の前半戦が終了。
35打数11安打7打点、打率.314でターン。気合を入れ直して>
「いい形で締めくくれた。
これから大事な試合が続くからまた頑張りたい」
(中スポ)


○岩瀬仁紀
<勝ち越した直後の9回を3人でピシャリ。
今季28セーブ目で前半戦を締めくくった>
「きょうは連勝していたし、9回できっちり終わりたかった。
1球1球いつも以上に気を使って投げました」

<2日前は何らかのコンディション不良に
見舞われたようだがこう説明。
しっかり体を休めて後半戦に向かう>
「(悪い場所は)1つじゃない。正直しんどかった。
だから(球宴期間の)休みは助かるね」
(中スポ)


○福田永将
<ドラゴンズの若手では珍しく、自分のブログをやっている。
福ちゃんのシューマイ日記
横浜出身ということでベタなネーミングだが、
さわやかな笑顔の写真など、きれいなつくりになっている。
もっとも本人はこういうことが苦手で、開設当初は頭をかいていた。
知人に勧められるがまま、人任せでつくってもらったとか>
「よく分からないんです…」

<更新もずっとしていなかった。
1軍に上がった7月、知人に助言されて約1年ぶりに更新してみると…。
反響に、書き込んだ自分が驚いた
1年ぶり更新の翌日にはプロ初打席初本塁打。
その後はコツコツと更新。ファンの声が励みになっているよう>
「コメントがすごくたくさん来てたんです」

<プロ3年目で初めて1軍選手として前半戦を終えたが、
オールスター休みをどう利用する?
主力クラスは23、24日と2日間の休日が
設けられているが、若手の休日は1日だけ。
しっかりリフレッシュして、再進撃に備えたいところ>
「友達と遊ぶ約束をしているんですよ。しっかりリフレッシュしたいですね」
中スポ

◇チェン・ウェイン
<試合前練習で、三塁の位置から一塁に矢のような送球。
遠投をして感触を確かめていた。
おそらく28日の巨人戦(東京ドーム)先発が
予想されるが、しっかり準備を整えている>
「あしたから2日間、休みますからね。
感触を忘れたくなかったんです」
(中スポ)


○荒木雅博選手会長
<5月15日時点の最多借金「5」から、
交流戦終盤以降の2度の8連勝で貯金『17』へ。
自身もリーグ戦再開以降の24試合で打率.344。
19勝5敗、驚異の勝率.792を記録するチームの中心となって
不動の主力が『巨人を追いかけられるのはうちだけ』という
指揮官の予言に躍って>
「5月のころにはこんなふうになっているとは思いもしなかった。
監督だけはそう思っていたみたいですけどね。
ようやく普通に動けるようになったってことでしょう」
中スポ


○落合監督
<終盤に競り勝ち、今季2度目の8連勝で前半戦を終了。
朝倉の粘投で岩瀬以外の救援陣は出番なく球宴休みへ。
試合後の会見ではそれだけ言い残し、悠々と引き揚げて>
「これで(選手を)ゆっくり休ませることができるでしょう。
みんな疲れているからな。オレもゆっくり休むわ」

<86試合をまとめる発言はなし。
就任以来6年間、その姿勢は変わらない。
試合前には囲んだ報道陣こう言って>
「そういう話は2月1日(キャンプ初日)と最後だけ。
途中の総括なんて意味があるのか」
中スポ12中日新聞おおさか報知サンスポ
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(22日)

◆岩田慎司

<きょう23日のフレッシュオールスターゲーム(札幌ドーム)に、
谷、西川、平田らとともに出場予定。
右腓腹筋膜炎のため出場を辞退した山内に代わって
出場が決まったルーキーは意気込んで>
「いいアピールの場なので、登板したら点を取られないように
しっかり抑えて、後半戦につなげたい。
(MVPの)100万円をもらえるようにがんばります」

<巨人のドラフト1位・大田や
北海道日本ハム・中田との対決に注目が集まるが、
横浜のドラフト1位・松本啓二朗との対決を楽しみにしている。
明治大学1年春に松本(早稲田大)自身の1安打目となる3ラン、
4年の時に99安打目を献上。真っ向勝負で同級生対決を制するつもり>
「とにかく大学の時は常に意識した相手。
大学ジャパンでも仲よかったけど、今回は対戦したら三振を取りにいきます」
(中スポ)

2009年7月22日 (水)

立浪殊勲好球必打、逆転竜7連勝50勝一番乗り!

地元・ナゴヤドームに戻って、広島にも勝利。
まさに夏祭りともいえる連勝を6に伸ばしたドラゴンズ
迎えた広島との第2戦、4点を先制されてしまった直後の6回、
森野の3ラン、ブランコのソロですぐさま同点に追いつくと、
2死一、二塁のチャンスで代打・立浪
右中間を大きく破る勝ち越し2点タイムリーツーベース
一挙6点を奪う猛攻で、ゲームをひっくり返し今季2度目の7連勝
広島戦10連勝及び、両リーグ50勝一番乗りを果たすこととなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 14回戦
(21日・ナゴヤドーム | 中日11勝3敗)
29177人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日 ×
[勝] ネルソン(17試合1勝2敗1S)
[S] 岩瀬(37試合1勝2敗27S)
[D本] 森野13号3ラン ブランコ28号
[Dバッテリー]
小笠原、ネルソン、河原、浅尾、岩瀬 - 谷繁

◇対広島14回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数2安打)
2 (二)荒木  (5打数2安打)
3 (三)森野  (4打数2安打4打点)
4 (一)ブランコ (3打数2安打1打点)
5 (左)和田  (3打数1安打)
6 (右)小池  (2打数無安打)
7 (中)英智  (4打数1安打)
8 (捕)谷繁  (3打数無安打)
9 (投)小笠原 (2打数無安打)

【イニング経過】
<2回・広島> P・小笠原(中5日)
栗原内直球左前打、マクレーン内直球詰まり遊飛、
會澤内直球空三振、廣瀬外スクリュー中前打、
2死一、二塁から、赤松中直球打ち上げ左飛

<2回ウラ・中日> P・齊藤悠葵
ブランコ内高め直球左前打、和田初球高めスライダー三飛、
小池中直球遊深いゴロも6-4-3併殺


<3回ウラ・中日> P・齊藤
英智内スライダー中返し安打、谷繁内詰まり二飛、
小笠原バントも捕小フライ失敗、井端四球
2死一、二塁から、荒木チェンジアップ合わせるも二後方フライ


<4回・広島> P・小笠原
フィリップス遊飛、
栗原中スクリュー左翼左運ぶ当たり良すぎてシングル、
マクレーン内直球左中間飛球・英智前進ランニング好捕、
會澤四球、
2死一、二塁から、廣瀬外直球打ち上げ右飛

<6回・広島> P・小笠原
東出中スライダー左中間打球・
左翼和田中堅英智が衝突=二塁打、
フィリップス内直球叩き良い角度・
レフトオーバーフェンス直撃適時二塁打(D 0-1 C)
栗原内スライダー外れ四球、
無死一、二塁から、マクレーン中入るスライダー・
左中間スタンド飛び込む3ラン・小笠原KO(D 0-4 C)
P・ネルソン
會澤外フォーク空三振、廣瀬外スライダー空三振、
赤松外151キロ直球遊ゴロ

<6回ウラ・中日> P・齊藤
井端外直球右前運ぶヒット、
荒木中スライダー中前打・エンドラン井端三進、
無死一、三塁から、
森野中高め入るスライダー振り抜き、
右中間最前列飛び込む3ラン・齊藤KO(D 3-4C)

P・牧野 捕・石原
ブランコ外高めスライダーこするも・
センターバックスクリーン左飛び込む本塁打(D 4-4 C)

和田四球、小池投犠打、英智内スライダー右方向二塁ハーフライナー、
谷繁敬遠気味四球、代打立浪コール
P・青木高広 青木勇人(審判伝達ミス)
1死一、二塁から、代打立浪外シュート振り抜き・
強いライナー前進右中間大きく破る2点適時二塁打(D 6-4 C)


<7回・広島> P・河原
石原0-3→2-3内直球捕邪飛、0-3→2-3中高め直球中飛、
東出0-3→2-3中高め直球左飛

<7回ウラ・中日> P・青木勇人
荒木ど真ん中直球右中間突破三塁打、
森野初球中シンカー鮮やか右前適時打(D 7-4 C)
ブランコ右足かする死球、
和田外スライダー中飛・森野タッチアップ三進、
1死一、三塁から、小池初球スクイズも正面すぎ、
三走森野スタート遅れ戻るもブランコ二進=投犠打、
2死二、三塁から、英智内シュート詰まり一ゴロ


<9回・広島> P・岩瀬
代打緒方孝市内高め直球外れ四球、
廣瀬初球内直球ショート正面ライナー、
赤松内高め直球三ゴロ5-4二封、
石原初球中低め直球中飛、試合終了。


【ゲームレビュー】
4点差をひっくり返しての7連勝で、両リーグ50勝一番乗り
2006年以来の勝ち越し16とした

4点をリードされた直後の6回、
森野の3ランで、そこまでてこずった齊藤をKO。
ブランコが同点ソロを放った後は
バントを絡めた手堅い攻めで2死一、二塁とし、
代打・立浪の2点二塁打で一気に勝ち越した。
ネルソンは2年目で初勝利。対広島戦10連勝。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


おそらく相手「勝った」と思ったでしょうし、
自分的にも今夜こそ負けちゃうと思いましたが、
結果的には、7-4と連夜の逆転勝ちとなったドラゴンズ
それにしても、この強さは一体何なんでしょうね。

小笠原-齊藤悠葵の両左腕の投げ合いで、
5回までは両チームともに、ゼロ行進
テンポ良く進んでいたゲームでしたが、
得てしてこういうゲームは、均衡が破れることで動き出すもの。
そのきっかけとなってしまったのは、小笠原
それまでわずか3安打1四球に封じていたにもかかわらず、
6回先頭から、県岐商コンビ連係ミスをきっかけに、
連続二塁打を浴びて、先制を許してしまうと、
この日2安打の栗原を警戒して歩かせた直後、
マクレーンに甘く入ったスライダーを左中間に持って行かれる3ラン
好事魔多しの如く、一気に4点を失いノックアウト。
その点の取られ方の悪さもあってか、
直後のネルソンが2三振を奪い3人で切っていたものの、
ついに連勝ストップか?と、
頭の中は、すっかり敗色濃厚モードに入っていましたね。

ところが好調のドラゴンズ打線は決して諦めてはいなかった
それに加えてその4点を相手投手の齊藤意識してくれたことも幸い。
全く別人のようになった左腕から、
井端、荒木が鮮やかなエンドランを決めて、
無死一、三塁とチャンスを作ると、続く森野が思い切りの良い一振り。
2球目、甘く入った高めスライダーを叩き、
右中間最前列へと持っていく3ランホームラン
「ミスター3ラン」の久々の3ランとなりましたが、
これによって、それまで打ちあぐんでいた齊藤をKO。
継投策へと持っていけたことは、大きかったなと。
さらに追撃に勢いを加えたのが、ブランコのソロアーチ。
2番手・牧野の代わり端、
直前に外に沈むスライダーを空振りしたにもかかわらず、
同じ球種でも高めに浮いた失投は逃さず
多少こすり気味でもパワーで持っていけるのが、この選手の強み
主軸のアベック弾で、4点ビハインドがあっという間に同点
追いついたときには、喜ぶ以上に、
「何かすげーな」と思わず口あんぐりしてしまいましたね。

さらに流れのままに、攻め込んでいく打線
続く和田が四球を選び、小池が4球目をきっちり送るという、
堅実な野球で、勝ち越しの5点目を狙いにいくと、
一方で信じられない展開に動揺している広島は、
2死二塁で迎えた谷繁に対して、敬遠気味の四球
ネルソンのところには、切り札・立浪が来ることが確実。
それでもあえて、そのような策を取ったベンチ。
ある意味、イチかバチか的なところもあったでしょうが、
それをものの見事に吹き飛ばしたのが、立浪でしたね。
左投手が少ない広島中継ぎ陣
よってこの場面に登板したのも、右のサイドハンド・青木勇人
「青木違い」で交代時にややドタバタこそあったものの、
立浪が好調なら、決して苦にはならない相手。
ここぞの大きなチャンス、
ここで決めれば、チームを勝利へと導くことができる。
そういうファンの期待に、ミスタードラゴンズが、
この日は見事に応えてくれたましたね。

千両役者降臨。「とにかく集中して
好球必打でいった」
という背番号3
カウント1-1からの3球目、
外へと流れるシュートを
しっかりと振り抜くと、
強い打球のライナーは、
前進守備の右中間を
大きく破っていくタイムリー二塁打に。
二塁にいた和田はもちろん、一塁から谷繁も長駆生還。
ハマスタでの渋いセンター前に続く、2試合ぶりの適時打は、
往年の『ミスターツーベース』を思い出させる、らしい打撃
大ベテランの一打で大きく盛り上がるドラゴンズベンチに対し、
同じイニング内で『天国から地獄』を味わうこととなった広島ベンチ
結局、打者10人で、4連打を含む5安打。
一気に6点を奪ってしまったビッグイニング
もちろんそれは選手個々がきっちりと、
自らの役割を果たしたことによりますが、
それ以上に、今回の逆転劇に関しては、
勝ち続けてきたことでチームに付いてきた「勢い」というもの、
それを強烈に感じることとなったゲームでした。


チームの連勝は、今季2度目の『7』に。
対カープ戦の連勝は、なんと『10』に。
さらに降板後に、逆転を果たしたことで、
KOされた小笠原の連勝も、4のまま続くことになりました。
また前夜1点差ながら登板しなかったことで、
様々な憶測が流れた守護神・岩瀬ですが、
この日は最終回にいつもの如く登板して4人締め。
とりあえずは投げられてますし、ひと安心ということでしょうか。
また巨人が勝ったことで、ゲーム差は2.5ゲームのままですが、
その巨人よりも速く、シーズン50勝を達成したのはうれしいこと。
さらに鮮やかな集中打、そして立浪のタイムリーで
勝負を決められたのが、さらに喜びを倍増させてくれました。

そして前半戦ラストカードとなる第3戦
ドラゴンズは、順当に中5日で朝倉が来るでしょうが、
前回登板でようやく勝ちましたし、その流れで連勝を期待
また打線も全員野球、『フォア・ザ・チーム』の精神で、
それぞれが勝利へ貢献する見事なプレーを魅せてほしい。
途中からものすごい勢いで突っ走ってきた前半戦
最後もしっかりと勝って、良いカタチでの締めを期待したいです!


☆ウィナーズ・ボイス(21日)

◎立浪和義

<6回2死一、二塁、右中間を破る勝ち越し2点適時二塁打>
「(この大歓声、お聞きになっていかがですか)
いやもう、本当にありがとうございます。
(しかしドラゴンズ負けません。7連勝です)
いや、あのう、ほんとにあのう、チーム全員でね、
頑張ってますから、非常にムードもいいですし、
明日残り1試合ですか、何とか勝って締めくくりたいと思います。
(4-4の同点、仲間がつないだチャンス、どんな思いで打席へ)
いや、まあ、どんな思いというか、
もうとにかく集中して、好球必打でいこうという、もうそれだけでした。
(右中間を抜ける打球はまさに『ミスターツーベース』。
らしい打球だったと思うが、感触は)
いや、なんか、久しぶりにね。芯に当たったような気がするんで、
何とか自分もこれで乗っていきたいですね、どんどん。
(チームはこれで12球団最速50勝到達となった)
いやもう、本当に全員の頑張りだと思います。はい。
一勝一勝、あのう、積み重ねていきたいと思います。
(ラストイヤーも半分が終わる。どんな思いでプレーしているのか)
いやあのう、日々、あのう今年でやめるから、
どうのこうの抜きにして、何とかあのう、
結果をね、求めて、やってます。はい。
(『立浪やめるな』という声も聞こえますが)
(笑顔で)とりあえず頑張ります。はい。
(チームのムードも最高潮、後半戦も期待してもいいですか)
はい、もちろん。優勝目指して
全員で残り試合、頑張りたいと思います!」



<タイムリー談話>
「好球必打でいきました。
久しぶりにスカッとした当たりが出たのでよかったです。
あとは、チームが勝てればうれしいですね」

<同点の6回2死二塁から谷繁が敬遠ぎみの四球。
気持ちを込めて打席に向かったが、ちょっとしたアクシデントが…>
「青木っていうから左(高広)だと思って
イメージしていたら、右(の青木勇人)で」

<左対左ではなく、予想外の右投手の投入。
だが、即座に気持ちを切り替えた。
そしてカウント1-1からの3球目、134キロシュートをはじき返すと、
打球は右中間を真っ二つ。勝ち越しの2点タイムリー二塁打に。
代走を送られるとベンチの前で帽子を取って歓声に応え、
ナインには少年のような表情でガッツポーズ>
「右のサイドスローだから
狙い球を決めずに打てる球を打っていこうと思った。
久々にスカッとする当たりだったね」

<今年で代打稼業に専念して3年目、
この日は6回という早い出番だったが、
どんな試合でも先の先を読んで、相手をイメージして素振りする。
仲間がやるべきことを怠らないと信じて
準備したからこそ、鮮やかな結果につながった>
「ブランコの本塁打から『(出番が)あるな』と思った。
投手の打順にまたチャンスが来るかもしれないと思っていた」

<その儀式の1つとして必ず口にしているのが
輪切りにした高麗ニンジンの酒漬け。
ガリッガリッとかんで集中力を高めて向かったこの日、
最高の結果をもたらした>
「いまは本当にチームに勢いがある。
この勢いを大事にするためにも打ちたかった。
きょうは一挙に追い付いて、勢いに乗せてもらった。
残り1試合、何とか勝って締めくくりたい。
明日も全員の力で勝って前半戦を終わりたい」

<ヒーローインタビューの最中、スタンドからは
『立浪やめるな』『引退まだ早い』という悲鳴のような声援が飛んだ。
ラストイヤーもあと半年。その気持ちを受け止めながら
背番号3はリーグ優勝、日本一に向けて打ち続ける>
「聞こえたよ。うーん。自分でそう決めてスタートした1年だから。
今年は後ろを振り返らず、その日、その日を頑張ると決めている。
とにかくもうひと働きしたいと思っている」
カメラブログ中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


◎森野将彦
<6回無死一、三塁、右中間席へ追撃の3ランホームラン>
「(ナイスバッティングでした)ありがとうございます。
(4点ビハインド、嫌な感じがしたと思うが)
まあ、ほんとにね。1、2番の方がいい形で作ってくれたんで、
えー、また1点取ったらね。
相手も嫌な気持ちになるんじゃないかと思って、思いっきり振りました。
(素晴らしいホームラン、感触は)
ま、ちょっとね、いい当たりじゃなかったんですけど、
入ってくれっていう気持ちで走ってました。
(ブランコ、和田とのクリーンアップ、本当にスゴいですね)
そうですねえ。僕だけあまり打ってなかったんで、
何とかこれから遅れた分を取り戻そうと、今必死です。
(明日で前半戦が一区切り、抱負を)
とにかく全力を尽くして、明日勝ちにいきたいと思います」


<ホームラン談話>
「(打ったのは)チェンジアップ。
高めに来た球は打とうと思っていた。高めに来たので思い切り打ちました。
まだ6回。1点でも返しておけばと思った。
ホームランは出来過ぎですけど」

<打率.276は打線の主軸、5番まででは最低で物足りない。
だが、7月19試合に限ってきれば、.344と
井端、荒木(ともに.321)、ブランコ(.324)を凌いでトップ。
14勝5敗と首位・巨人を猛追するチームの原動力となっている。
また8回にはダメ押し適時打を放って、65点目をマーク>
「今までぼくだけが打てなかった。
ようやく勝利に貢献できるようになったということですよ」

<何よりも4月18日の巨人戦以来、3カ月ぶりに
地元のファンにアーチを披露できたことがうれしかった>
「ナゴヤドームで打ってなかったんで」
カメラブログ、中スポ、サンスポ時事通信ニッカン


◎マキシモ・ネルソン
<6回途中2番手で登板し、打者3人を10球で片付けて、来日初勝利>
「(来日初勝利おめでとうございます)ありがとうございます。
(改めて初勝利の味はいかがですか)
自分が勝利したよりも、チームが勝ったということは
ものすごいうれしいです。
(4点ビハインド、リリーフでの登板。どんな気持ちで上がったのか)
今、バッターが調子がいいので、あそこで止めたら、
相手を止めたら、何とか勝つと思ってました。
(2つの三振も奪い、ナイスピッチングですね)
(日本語で)アリガトウ、アリガトウ。
(また今後も期待していいですか)
そうですね、これからもチームの勝利を貢献できるように
頑張っていきたいと思います」


<先発能力もあるが、主に与えられる仕事は
リードされた場面でのリリーフ。
ブルペンでは早い回から肩をつくって準備し、延長にも備える。
試合中のブルペンで投げた球数は、恐らく今季の投手陣では一番だろう。
心身ともに決して楽ではない立場だが、
つねに前向きに、チームを下支えしてきた>
「行けと言われたときにいつでも行けるように、
いつも気持ちをポジティブにして準備しています」

<その国のトップリーグで勝利投手になったのは
イスラエル・リーグでプレーした07年以来。
ドミニカ共和国で待っている妻と2人の子どもへの吉報になった。
長身の豪腕は、実は家族思いの優しいお父さん。
中東経由でやって来た日本で、夢を一つ一つ現実にしている>
「電話は毎日しています。いい報告をいつも待っているので。
ウイニングボールは思い出のために、ドミニカ(共和国)に持って帰ります」
中スポサンスポおおさか報知時事通信


○トニ・ブランコ
<6回無死、フルカウントと追い込まれてからの6球目、
牧野のスライダーを強振して、
バックスクリーン左に突き刺す同点の28号ソロ。
他の打者ではとてもフェンスまで届かない高い飛球のアーチに>
「(打ったのは)スライダーかな。
ちょっと(バットの下を)こすったけど、神様が導いてくれた。
入ってくれてよかったよ」
カメラブログ、中スポ、サンスポ時事通信毎日jp

○井端弘和
<4点を奪われた直後の6回、
先頭打者として右前打を放ち、反撃ムードを一気に高める。
斬り込み役にふさわしい仕事で、打率も2安打で.322。
トップをがっちりキープ>
「点を取られたんだから、あそこは出るしかない」
(中スポ)

○荒木雅博
<6回無死一塁、二遊間をしぶとく抜ける中前打で好機を広げる。
劇的な逆転を引き出したが、気を引き締めて前半最終戦に臨む>
「ゲッツーだけは打ちたくないと思っていたけど、紙一重でしたね。
(抜けたのは)勢いもあるんじゃないですか?」
(中スポ)

○和田一浩
<6回、東出が放った左中間への当たりを追って英智と激突。
左すねを痛めた。試合後はやや左足を引きずり気味に
歩いていたが、『軽傷』を強調。
開幕から続く全試合出場が途切れたことはなさそう>
「けが? たいしたことありません。明日の試合は大丈夫です」
(中スポ1、2

○河原純一
<2点リードの7回にリリーフ登板し、驚きの投球を披露。
先頭の石原から、梵、東出と
いずれも3球続けてボールから入り、カウント0-3。
ここから判を押したように2球連続で見逃しでストライクを奪い、
フルカウントに持ち込むと、最後は捕邪飛、中飛、左飛と打ち取り三者凡退。
故意に0-3にしたのかと疑ってみたくなるほどピタリと一致する軌跡。
もちろん、当の本人には余裕はなかったという。苦笑いで>
「狙った? そんなわけないでしょう。
あそこは四球だけは出してはいけない場面。
そう思ったら力んでボールが続いてしまった。
ボールが3つ続いた後は、少々甘くなってもストライクを優先しようと思った。
打たれた方がましという気持ちで投げたら、たまたま抑えられたよ」

<瀬戸際でストライクを投げ続けられる制球力、
プラス、ゲーム展開に即した状況判断。
今やセットアッパー・浅尾へのつなぎ役を任される
『ミスター7回』。その存在感は大きくなる一方だ>
「四球を出してもいい場面というのもある。そうじゃないときもある。
常に最少失点に抑えることを頭に置いて投げている」
(中スポ)


○岩瀬仁紀
<9回に登板。先頭の緒方孝市こそ四球で歩かせたものの、
後続の3人はノーヒットでピシャリと抑え、無難に27セーブ目を挙げる。
前日はセーブ機会で登板せず、コンディションが不安視されたが、涼しい顔>
「昨日も準備はしていた。
(きのうは)まだ無理をする時期じゃない、ということでしょう。
(コンディションは)問題ない。きょうはまずまず投げられた。
バッターが打ってくれるので、ブルペンの雰囲気もいいですよ。
自分のセーブより、チームの雰囲気を壊さないように必死で投げます」
(中スポ、共同通信社スポニチ名古屋


◇チェン・ウェイン
<開場前の閑散としたナゴヤドーム。
外野フェンス沿いにポール間を走って行ったり来たり。
試合用の練習を行っている他の投手陣を横目に、
ひたすら走り続け、大粒の汗をしたたらせていた。
通常の調整ペースとは違う理由ははっきりしている。
23日から27日まで試合のない『オールスター休み』が続くから。
18日に登録を抹消され、次の登板は早くても28日の巨人戦。
シーズン中では異例の『中10日』の間隔が空くことになる。
足腰を徹底的にいじめて球宴明けに向け『土台』を養う覚悟>
「今は走り込みをする時間がある。
この機会に下半身をしっかり鍛え直し、スタミナをつけたい」

<昨季はまるで状況が違った。
8月には台湾代表として北京五輪に出場しなければならなかった。
心身ともに余裕はなく、『オールスター休み』に
十分コンディションを整えることができなかった。
しわ寄せが来たのは五輪から帰国後。8月後半から3試合連続KOされた。
同じ失敗はできないと、心に誓っている。
快速左腕は万全の準備で勝負の季節を迎える構え>
「(昨季は)前半戦は中継ぎをやっていて、体がしんどかった。
今年は体力の問題はありません。
これまでと同じような調子を維持して、一つでも多く勝ちたい」
(中スポ)


○落合監督
<今季2度目の7連勝。首位・巨人に2.5ゲーム差でピタリと追走。
4点差をひっくり返す逆転勝ちに>
「きょうは何も(言うことは)ないよ。見ての通り」

<誰とは明らかにしなかったが、河原に酔った?
7回、河原は打者3人をいずれも0-3からフライアウトにしたが>
「久しぶりにピッチャーの投球術というのを見ただけだ」
(中スポ、スポーツ報知時事通信朝日新聞毎日jp


若竜トピックス(21日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-福岡ソフトバンク 17回戦
(21日・ナゴヤドーム)
  312 100 000 = 7
  000 103 000 = 4
[敗] 佐藤亮太(13試合1勝2敗)
[D本] 堂上剛裕2号2ラン
[Dバッテリー] 中里、佐藤充、平井 - 前田
公式サイト・戦評

●鈴木義広
<右ひじ接合手術からの完全復調を目指すが、
ウエスタン・福岡ソフトバンク戦(ナゴヤドーム)に
5回から3番手で中継ぎ登板し、4者連続三振を奪うなど、
術後最多となる2イニングを1安打4奪三振、無失点の好投を披露。
08年4月17日の巨人戦で登板以来、実に460日ぶりのナゴヤドーム。
慣れ親しんだマウンドに立ち、そして躍動した>
「やっぱりナゴヤドームは投げやすかったです」

<下位打線を相手にした5回は、
7番的場を122キロスライダー、8番リー・トゥーシェンを
この日MAXの140キロ直球でともに空振り三振に打ち取ると、
9番高橋徹を138キロ直球で見逃し三振に。
続く6回先頭の1番明石を、これまた140キロの直球で
空振り三振に切って取り、4者連続三振を記録。
2イニングを無失点に抑える快投を披露した。
快投にもまだまだ復調途上と話すが、
1軍復帰へ向けて一歩一歩着実に階段を上っている>
「(状態は)良くはなっているけど、まだまだです。
投げながらでないと分からないし、課題も見つからない。
球のキレとか球筋とかは、自分のいいときに近づいているのは
確かですけど、ヒジの状態はまだ100%じゃない。7、8割。
145キロぐらい投げられるようになれば」
中スポ

●堂上剛裕
<6回、高橋徹のフォークを完ぺきにすくい上げ、
右中間スタンドへの豪快な2ランで観衆をわかせる。
今季は右肩の故障に苦しんだがここにきて完全復調。
1軍は左の代打が手薄なだけに、十分昇格のチャンスはありそう>
「調子はずっといい。1軍でプレーできるように結果を出し続けたい」
中スポ

●堂上直倫
<1軍登録されているが、ナゴヤドームでの2軍戦に、
福田、中川、岩﨑達郎とともにベンチ入り。
6番・三塁でスタメン出場し、6回の第3打席で
左翼線に二塁打したが、自分に厳しく>
「1打席目から開きが早かったのでヒットは出ましたけど、内容は全然です」
(中スポ)


◆小熊凌祐
<6月末に左ひざを痛め、17日に名古屋市内の病院で
左ひざの半月板の手術をした新人がこの日退院。
寮に戻ってきた後、屋内練習場のトレーニングルームでリハビリを再開>
「焦らずやっていきたいと思います」
中スポ

2009年7月21日 (火)

競り合い制して6連勝、竜首位追撃さらに接近!

ハマスタでお得意様・横浜3タテ
5連勝で首位追撃へ、さらに勢いに乗るドラゴンズ
9連戦及び前半戦最後のカードとなるのは、
地元・ナゴヤドームに戻っての広島カープとの3連戦。
海の日のナイトゲームとなった初戦は、競り合いの展開。
6回、先発・中田が同点に追いつかれ、
8回に、3番手・浅尾が勝ち越しを許したものの、
そのウラ、打線がシュルツをつかまえ、和田の同点適時打、
さらに相手バッテリーエラーにより、一気に逆転
今季2度目の6連勝で、広島戦はカード9連勝
貯金15となったドラゴンズ巨人との差は2.5ゲームとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 13回戦
(20日・ナゴヤドーム | 中日10勝3敗)
33619人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日 ×
[勝] 浅尾(36試合6勝6敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
中田、河原、浅尾 - 谷繁

◇対広島13回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数2安打)
2 (二)荒木  (3打数無安打)
3 (三)森野  (1打数1安打2打点)
4 (一)ブランコ (3打数無安打)
5 (左)和田  (3打数1安打1打点)
6 (中)藤井  (3打数無安打)
7 (右)中村一生 (2打数無安打)
8 (捕)谷繁  (3打数無安打)
9 (投)中田  (2打数1安打)

【イニング経過】
<1回・広島> P・中田(中5日)
中スライダー中前打、東出投犠打、
フィリップス中高めフォーク見三振、
2死二塁から、栗原内高め直球中飛

<1回ウラ・中日> P・ルイス
井端一ゴロ、荒木右飛、
森野四球、ブランコ内直球伸びなし左直


<2回・広島> P・中田
マクレーン中フォーク左中間突破二塁打、
末永外高めフォーク空三振、天谷右足直撃死球、
2死一、二塁から、石原スライダー6-6-3併殺

<2回ウラ・中日> P・ルイス
和田ストレート四球、藤井高いバウンド三ゴロ・和田二進、
中村一生二ゴロ進塁打・和田三進、
2死三塁から、谷繁外スライダー空三振


<3回ウラ・中日> P・ルイス
中田高め直球中前打、
井端外スライダー超ボテボテ三塁内野安打、
荒木捕犠打、
1死二、三塁から、
森野初球外高め直球左翼線突破二塁打(D 2-0 C)
1死二塁から、ブランコ内シュート詰まり三ゴロ、
2死二塁から、和田内シュート詰まり三ゴロ


<4回・広島> P・中田
フィリップス四球、栗原外スライダー右飛、
マクレーン外スライダー遊直、末永外大きく外れ四球、
2死一、二塁から、天谷中低め145キロズバっと見三振

<6回・広島> P・中田
フィリップス中飛、栗原外スライダー中前打、
マクレーン高めフォーク詰まり三飛、
末永外フォークうまく拾って左翼線運ぶ二塁打、
2死二、三塁から、天谷内高め直球右前2点適時打(D 2-2 C)

<6回ウラ・中日> P・ルイス
森野ストレート四球、ブランコ外外れ四球、
和田外低めスライダーボール球空三振、
1死一、二塁から、藤井内スライダー右直・
二走森野ボーンヘッド・飛び出し戻れず併殺


<7回・広島> P・中田
石原二ゴロ、ルイス外スライダー中前抜けていくヒット、
外高めスライダー中飛、
東出三塁線絶妙セーフティバントヒット、
P・河原
2死一、二塁から、フィリップス中低めスライダー遊ゴロ

<8回・広島> P・浅尾
栗原初球どまん中直球中前打、
マクレーン中低め直球三遊間抜かれヒット、
末永投犠打・浅尾落ち着いて処理1-5三封、
天谷外フォークバット空を切り三振、
2死一、二塁から、代打嶋真ん中フォーク叩き・
前進ライトオーバー適時二塁打(D 2-3 C)
2死二、三塁から、代打喜田剛153キロバットへし折り二飛

<8回ウラ・中日> P・シュルツ 捕・會澤翼
井端中直球右前打、荒木一ゴロ進塁打・井端二進、
森野2球目・ブラウン監督自らマウンドへ、森野四球、
1死一、二塁から、ブランコ外スライダー中飛・タッチアップ井端三進、
2死一、三塁から、
和田初球外直球・
叩きつけ高いバウンド中前抜けていく適時打(D 3-3 C)

2死一、二塁から、代打立浪内直球見て四球・代走英智、
2死満塁から、
小池初球中スライダー捕手大きくはじく・
その間に三走森野生還=シュルツ暴投(D 4-3 C)


<9回・広島> P・浅尾
外直球遊ゴロ、東出内直球二ゴロ、フィリップス四球、
2死一塁から、栗原内150キロ力ない右飛、試合終了。


【ゲームレビュー】
逆転で6連勝

2-3と勝ち越された直後の8回に
安打と四球などで2死一、三塁とし、和田の中前打で同点。
さらに四球で満塁から、暴投で勝ち越した。
8回から登板の3番手・浅尾が6勝目。
広島は拙攻が響き、中日戦9連敗
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


この日からのナゴヤドーム3連戦は『ドーム夏祭り』。
試合後には1日限定の「海の日ドーム花火」が行われたようですが、
無事に勝ちゲームに上げられてよかったですね。
横浜を3タテし、今度は地元でカード8連勝中広島との対戦。
ただ移動ゲームだったからなのか、そういう星回りなのか、
その辺はよくわかりませんが、終盤までは苦戦の展開。
先発・中田粘りの投球でしのいできたものの、
6回2死から連打で2-2の同点に追いつかれると、
そのウラの攻撃では連続四球でチャンスをもらいながら、
藤井の右飛で森野が大きく飛び出すボーンヘッド
それで流れが相手に傾くと、7回のピンチこそ断ち切りましたが、
8回、浅尾代打・嶋に対して追い込みながら、
勝負球のフォークが甘く入ってしまい、勝ち越し打を献上。
一方、打線広島先発・ルイスに対して、わずか3安打
しかも3回以降は四球こそあれど、ヒットさえ出ないありさま。
終盤に入り勝ち越されたことで、相手も勝ちパターンの継投策。
おそらく8回・シュルツ、9回・永川と繋いでくるだろうという
予測も立ち、これはまずいなとも思いましたが、
逆に継投に入ってくれたことで、風向きが変わりましたね。

8回ウラ、嶋、喜田剛と代打策を仕掛けた広島
よってバッテリーがそっくり代わったのですが、
シュルツとともに登場した捕手が、若い會澤翼
ではなく珍しいなと、そのときは思っていましたが、
この起用が明暗を分けたようで。
會澤の肩を期待したという相手の事情はさておき、
この日のシュルツのボールが来ていなかったのが、幸い。
異例の早出特打を敢行したものの、
それまではボテボテ打しか打てなかった
井端の右前打を皮切りに、荒木が右打ちで二塁に進めると、
先制打の森野は警戒されたか、四球。
続くブランコの中飛で、井端がタッチアップし三塁へ進むと、
この日得点圏で凡退していた和田待望のタイムリー
外へのストレートを積極的に叩きつけての高いバウンド
長身のシュルツの頭を越えていっての一打でしたが、
抜けた瞬間、ほんとに「ヨシッ!」と思いましたね。
同時にこれで今夜もイケルかもと。

その思いはドラゴンズベンチも同じだったようで、
藤井を迎えたところで、代打の切り札・立浪を起用。
ここで相手が動くかと思いましたが、それもなく
立浪が0-3から2-3になりながらも、きっちり四球を選んで満塁。
そして続く小池の初球に、まさかのバッテリーエラー
なんとシュルツが投じた初球、スライダーを
會澤が大きく手前に弾いてしまい、ワイルドピッチ。
その間に三塁から、森野が生還しての勝ち越し劇。
まあ相手バッテリーの呼吸が合わなかったことが大きかったですが、
そういう小さなほころびからも、活路を見いだし得点へとつなげる。
そしてそこに至るまでは、しっかりとしたつなぎ
まあ走塁ミスなどもいくつかありましたが、
しっかり自分のやるべきことをできていることが、
下位チームに対しての取りこぼしのなさ
そして競り合いにおいての強さに繋がっている。
そんなことを感じた、この日のゲームでありました。


Hey!乗ってるか~い!?それにしても、
これでカープ戦9連勝
リーグ戦再開時には、
球宴前に9試合もあって、
正直「やだな」と思っていましたが、
ほんとうれしすぎる誤算となっていますね。
確かにこの日に関しては、相手の勝ちたいという気持ちも
プレーに十分出ていたようにも感じましたが、
それでも、その力の差歴然というところでしょうか。
ここまで来たら、残り2試合もしっかり取りながら、
さらに巨人との差を詰めて、前半戦を締めくくりたい。
この日の最終回、1点リードにもかかわらず、浅尾が続投。
体調不良?の守護神・岩瀬が登板しなかったことが
少なからず波紋を広げていますが、まあその辺りも含め、
2戦目以降も竜の動向を見守っていこうと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(20日)

◎和田一浩

<8回2死一、三塁から同点中前適時打を放つ>
「ありがとうございます。
(一度はリードされ劣勢の中、8回にチャンスが回ってきたが
2死だったが、どういう思いで打席へ)
えー、そうですね。きょうは全部得点圏での打席だったんですけど、
えー、その前2回凡退して、あのう、チームに貢献できてなかったんで、
えー、打席に入る前から、あのう、きょうはこういう流れで
えー、もう一度得点圏で回ってくるんじゃないかなっていう
予感はしてたんで、えー、準備はできてました。
(初球、当たった感触は)
あのう、打球自体はよくなかったんですけど、
あのう、感触的にはよかったんで、
あのう、抜けるんじゃないかなと思いました。
(長身のシュルツの上を打球が越えていった)
そうですね。あのう、いいコースに飛んでくれたと思います。
(良い流れを作ったという意味で手応えがあったのでは)
そうですね、あのう、みんなが、あのうつないで、
あのう、ホームランはないんですけども、
えー、何とか点を取れているんで、えー、そういう意味では、あのう、
すごく全員で良い流れで野球ができているんじゃないかなと思います。
(チーム6連勝、広島戦は9連勝、全部競って勝っています。
この強さをどう感じるか)
そうですね、あのう、カープはあのう、
すごくいいピッチャーが多くて、あのう、
もつれる試合は多いんですけども、
それ以上にうちのピッチャーが頑張ってくれてるんで、
えーそういう意味では良い試合ができてるんじゃないかなと思います。
(あと広島戦2試合、どんな活躍を見せてくれますか)
そうですね、あのうまあ、前半戦あと2つなんで、
えー、必ず2つ、えー、か、勝ちます!!(笑)」


<8回、タイムリー談話>
「スピンの効いた打球だったので、抜けると思った。
本当は先発を打ち崩すのが理想だけど」

<今年で37歳になったベテランにとって
梅雨の季節の9連戦はキツイ。
しかも今回は甲子園→横浜→名古屋と移動が2回。
腰痛持ちにとって、さらにタフになる。
それでも故障での離脱だけはご法度。
オンとオフを切り替えて結果を残している>
「9連戦? ユニホームを着て、
プレーボールがかかれば気にならないですけどね。
プレーボールがかかる前はキツイですよ」。
中スポサンスポ12スポーツ報知時事通信スポニチ名古屋ニッカン


○森野将彦
<3回1死二、三塁。左翼線へ先制タイムリー2点二塁打を放つ。
外角高めのファーストストライク、145キロを弾き返した。
ルイスは上得意の相手。昨季は7打数4安打、1本塁打、3打点。
今年はこの日まで7打数3安打、1本塁打、5打点と
すでに昨年分、打っている勘定。
この日対した3打席で、投げ込まれたストライクはたったの2球。
そのうちの1球を逃さずに安打にして>
「何とか反対方向に打てば、点になると思ったので。
ランナーをかえそうというときは、
反対方向が鉄則ですから。うまく打てました」

<この先制2点二塁打で打点を『61』に伸ばし、リーグ3位に浮上。
謙そんしたが、打点を稼ぐクリーンアップの仕事を果たしている>
「打率も低いんで、それくらいしか働く場所がないですから」

<8回2死満塁ではシュルツの暴投で
三塁から決勝のホームを駆け抜ける。
さらりと振り返ったが、すきを見逃さない好プレーに>
「普通じゃないですか。普通ですよ。
あれだけはじいたら行けるでしょう」
カメラブログ、中スポ、時事通信ニッカン

○井端弘和
<8回先頭、シュルツの149キロの直球を右前にはじき返して、
『負けムード』の漂うゲームの流れを引き戻すと、
2死一、三塁から和田の中前適時打で同点のホームを踏む。
4打数2安打、.320で再び打率トップに立ち、顔をほころばせて>
「早く出て打ったおかげで結果が出ました」

<ここ2試合でノーヒットが続いていたが、この日は早出特打を敢行。
横浜から名古屋へ戻ると、練習開始前に20分間の特打。
スイング始動時に左肩で反動をつけてしまうくせに気が付き、修正>
「原因が分かるまでは打ち込みたくなかったけど、
体を煽り過ぎだと分かったので。
まあ半分は気分的な問題。感覚的なものですけどね」

<18日の横浜戦の守備で、下園の二盗の際のプレーで、
左手をもぎ取られるように回転しながら
グラウンドに倒れこんだが、幸い深刻な故障には至らず。
若干の後遺症は残ったもものの、翌日以降も元気に試合に出続けている。
一つ間違えば、大きなケガに繋がっていたがこう振り返り>
「山﨑さんのけがを見ていたからね。
(99年9月30日、一塁で打者走者と交錯し、左手首を骨折)
あれは本当に危なかった」

<守る側はボールをキャッチしようとし、走者は全力で向かって来る。
避けようにも接触は避けられないが、それでも軽傷で済んだのは、
瞬間的に自分を守る『術』を施していたから。
あの瞬間、左手のグラブを放り出していたのが、それ。
グラブを意図的に外した結果、衝撃をうまく逃すことができた>
「(左手に)グラブが引っかかっていたらまずかった」
(中スポ、<ドラ番記者>スポーツ報知

○荒木雅博
<ヒットこそ出なかったが、小技でチームに貢献。
3回無死一、二塁では送りバントを初球で決め、
8回無死一塁ではエンドランのサインにきっちり一ゴロを打って
走者を進めると、ともに得点に結びついた。
それでもしっかり足元を見据えて>
「ぼくらは一戦一戦やるだけ。
まだゲーム差を気にする時期じゃないんで」
(中スポ)

○石嶺打撃コーチ
<8回、先頭の井端が右前打で出ると、
続く荒木がきっちり転がす一ゴロを打ち、井端は二進。
逆転劇の始まりにあった渋い働きを褒めて>
「最低限じゃなくて、最高の仕事だよ」
サンスポ

○立浪和義
<同点に追いついた直後の8回2死一、二塁、
藤井の代打で登場すると、0-3から2球見逃し、
フルカウントからの6球目がボール。
結局1球もバットを振ることなく選んで満塁とし、
その直後に暴投によって決勝点が転がり込んできた。
試合後は反省しつつも、6連勝に笑顔を浮かべて>
「結果オーライやね。
ノースリーからいこうと思ったけど、フッとやめてしまった。
結果的には、あの1球が一番甘かった。
まあ、打っていればどうなったか分からないけどね」
(中スポ)


○浅尾拓也
<8回からの2イニングを1失点に抑え、今季6勝目を手に。
2-2の同点の8回に登場。2死一、二塁から代打・嶋に
右翼へ勝ち越し二塁打を許したが、そのウラ味方が2点を取り逆転。
本来なら岩瀬が出てくる9回も続投し、
最後は2死一塁から栗原を150キロの内角球で右飛に打ち取った。
続投の機会を与えられ、熱くなった。
野手陣へ、恩返しの力投で無失点。6連勝のハイタッチに加わって>
「野手の方に取り返していただいて感謝です。
点を取られてボクもくやしかった。
野手の方にすぐ取り返してもらい、絶対にゼロで抑えないといけない。
自分に経験させてもらっているというのも感じました」
中スポサンスポスポーツ報知ニッカン

○河原純一
<同点の7回、2死一、二塁で登板すると、
3番・フィリップスを低めのスライダーできっちり遊ゴロに。
安定感抜群の右腕がまたしてもピンチをしのぐ。
ベテランの仕事が最後は勝利に結び付いて>
「四球で歩かせてもいいくらいの気持ちで低めに投げた。
後ろには浅尾や岩瀬といういい投手がいるから、
最少失点でしのごうと思った」
(中スポ)

○中田賢一
<2点のリードを守れずに7回途中で降板。
毎回のように走者を背負いながらも粘りのピッチングを続けていたが、
6回2死二、三塁から、天谷に右前2点適時打を許し、同点とされると、
7回は2死一、二塁とされて、後続にバトンを渡した。
勝ち星こそ付かなかったが、6イニング2/3を2失点なら及第点>
「先頭を出しながらも何とか粘り強く投げていたんですが。
粘りきりたかったですね。
(6回は)谷繁さんが構えたところとは違った。悔いの残る場面です」

<反省する一方で自身の本来の姿が戻ってきている手応えもつかんで>
「強気に攻めていく姿勢が戻ってきた」
(中スポ、サンスポスポニチ名古屋

○福田永将
<7回2死、河原への代打で打席に立つと、
ルイスの直球に食らいついてファウルを4つ。
ただ2-2からの7球目、外角変化球にバットが空を切り悔しそう>
「やっぱり切れが違います。それを打たないとダメなんですけど」

<試合前に行われた中日2軍を対象とした
「ファーム月間賞」の6月度表彰式で、金一封を贈られる。
6月はウエスタン・リーグの18試合に出場。
4本塁打を含む25安打を放ち、打率.368、18打点を記録した>
「新井さんは1軍に上がっていて、
(ファームで)たくさん出してもらえたのが
よかったのだと思います。いい1カ月でした」

<21日はナゴヤドームで午前10時20分から始まる
2軍・福岡ソフトバンクに、夜の1軍・広島戦と親子出場の予定>
「(堂上直倫と)2人で出ます」
(中スポ)

○堂上直倫
<18日に今季初めて1軍に昇格した
期待の若手は試合前から大忙し。
練習では内野でノックを受けた後、フリー打撃。
そして井端の代わりに2度目のフリー打撃。
その後また守備練習を行って、汗びっしょり
さらに試合開始直前のセレモニーでは花束を受け取る役を務めた>
「少しきついですけど、頑張ります」
ニッカン

○中村一生
<グラブの親指部分には自身の名前が
『ISSEY』と記してある。通常ローマ字表記すると、
最後は『I』になるはずなのだが、本人に尋ねてみると、
最初は少し口ごもったが、照れ笑いを浮かべながら
その理由を明かしてくれた>
「(世界的な日本人ファッションデザイナーの)
イッセイ・ミヤケさんがそう綴っているので。それにあやかって」
(中スポ)


○岩瀬仁紀
<セーブがつく機会に登板しなかったが、
大事を取っての休養であることを示唆。
通常通りにブルペンで待機していたと説明>
「準備はしていたし、いくつもりだった。
きのうの試合で(左腕に)嫌な感じがあった。
きょうは大丈夫だったが、周りが気を使ったのかもしれない。
あしたは普通に投げられると思う」
中スポ

○森バッテリーチーフコーチ
<前日の横浜戦、マウンドでしきりに左ヒジを気にするしぐさを見せ
この日は試合終了前には球場を後にしていた岩瀬について、言葉を濁し>
「知らねぇよ。言えるはずないだろ」
デイリー


○落合監督
<今季2度目の6連勝。対広島戦連勝を『9』に伸ばし、
首位・巨人との差を2.5ゲーム差に縮めた>
「よく追い付いた? 誰が見てもそうだろう」

<1点リードの9回に岩瀬を投入せず、
浅尾を続投させたことについて、起用の意味を説明。
岩瀬の故障を完全否定。会見の間、ずっと明るい表情で>
「台所が苦しかった? それはない。
(岩瀬は)何の問題もない。(投げる)準備はできていた。
浅尾は自分が1点取られたのに2点取ってもらって、
自分で点を取られて勝ち投手になるのに、
あそこで岩瀬が抑えたんじゃあ、浅尾には何も残らないだろ。
自分で投げ切って勝ち投手になったほうが明日につながる」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
スポニチ名古屋ニッカン12デイリー


今日の公示。(20日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 小林正人投手
公式サイト共同通信社


△小林正人
<左腕リリーバーがきっちり登録可能期限のこの日、1軍に復帰。
10日に抹消になっていたが、調子が落ちているから
抹消になったと自覚して、再昇格へ向けて汗を流してきた。
2軍戦でも3試合、2イニング1/3を投げて、もちろん無失点。
休日休みまで3試合しかないが、その力は必要になる>
「ちょうどいいリフレッシュ期間になった? 
そんないいもんじゃないですよ。
しっかり走って、しっかり投げてきました」
(中スポ)


若竜トピックス(20日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-福岡ソフトバンク 16回戦
(20日・ナゴヤ球場)
  000 000 001 = 1
  000 001 001x = 2
[勝] 平井(5試合1勝1S)
[D本] デラロサ3号
[Dバッテリー] 中里、佐藤充、平井 - 前田
公式サイト・戦評

○トマス・デラロサ
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦の9回1死から
打席に立つと、柳川洋平の投じた146キロ速球をフルスイング。
打った瞬間それと分かる打球が、両翼100メートルある
ナゴヤ球場の高さ20メートルの左翼ネット最上部に直撃。
推定140メートルのサヨナラ驚弾で
ナインの手荒い祝福を受け、笑顔で悲鳴を上げる>
「最終回だったのでホームランを狙っていた。
カウントが1-3になったので集中してストレートを待った。
来たので思い切って叩いた。うまく打てた」
ファームブログ

○佐藤充
<5月中旬の左ひざ手術からの完全復調を目指すが、
83日ぶりに2軍公式戦復帰。6回から2番手で中継ぎ登板。
3イニングを無安打2奪三振1四球の無失点に抑える好投を見せる。
好調時をほうふつとさせる投球で、ホークス打線を手玉に取り、
気持ちを前面に押し出した小気味のいい投球を取り戻した>
「良かったと思います。
2戦目だったが、思ったようにピッチングが出来ました。
フォークも叩きつけるような感覚で投げられてよかったです。
腕もよく振れたし、真っすぐも自信を持って投げられた。
しっかり打者と勝負できた」

<いきなりクリーンアップとの対決とあって、アクセル全開。
3番中村晃を144キロの直球でどん詰まりの遊ゴロに打ち取ると、
4番中西をこの日最速の146キロ直球で見逃し三振に。
5番江川には切れ味鋭いフォークボールで空振り三振に切って取った。
その後の2イニングも攻めの姿勢を崩さず、
テンポよく投げ込んで二塁を踏ませない完ぺきな投球を披露>
「(立ち上がりは)特に集中して投げた。
投げるイニングも短い(3イニング)と決まってたし、
思いっきりいこうと決めていた。
ひざはもう問題ないです。後半戦は1軍で勝負できるように、
これからもしっかりと調整していきたい」
ファームブログ中スポ

○中里篤史
<先発して、5イニングを投げ4安打無失点。
ストレートが低目に集まり、ホークス打線を完全に抑え込む。
制球も良く、ボールが先行したのは、
打者20人に対して5人だけだった>
「良かったです。カーブがコントロール良く
ストライクが入ったのでピッチングが楽でした。
ストレートも低目に投げられたし」
ファームブログ

2009年7月20日 (月)

ブランコ場外弾川井開幕10連勝強竜ベイを3タテ!

投打に相手を圧倒し、2試合連続の完封勝利
敵地・ハマスタで強さを見せつけ続けるドラゴンズ
日曜日のナイトゲームとなった第3戦は、
開幕10連勝を目指し、サンデー・川井雄太が先発。
その川井を打線が援護し、4回に2点を先制すると、
5回にブランコ左中間場外へと持っていく特大2ラン
その後、横浜打線に詰め寄られ、1点差に迫られますが、
8回1死満塁から代打立浪がダメ押しの2点タイムリー
最後は岩瀬がもたいついたものの踏ん張り、6-3で快勝。
横浜を3タテし5連勝ドラゴンズ巨人3.5差と接近です。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 12回戦
(19日・横浜スタジアム | 中日11勝1敗)
19301人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜
[勝] 川井(13試合10勝)
[S] 岩瀬(36試合1勝2敗26S)
[D本] ブランコ27号2ラン
[Dバッテリー]
川井、パヤノ、河原、浅尾、岩瀬 - 谷繁

◇対横浜12回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数無安打)
2 (二)荒木  (4打数1安打)
3 (三)森野  (2打数無安打)
4 (一)ブランコ (5打数2安打2打点)
5 (左)和田  (4打数1安打)
6 (中)藤井  (5打数1安打1打点)
7 (右)中村一生 (3打数1安打1打点)
8 (捕)谷繁  (4打数2安打)
9 (投)川井  (2打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・グリン
井端外スライダー遊直山崎好捕、荒木右飛、
森野四球、ブランコ外スライダーハーフスイング三振


<1回ウラ・横浜> P・川井(中6日)
金城内高め直球中前打、仁志一犠打、
内川外チェンジアップ二ゴロ進塁打、
2死三塁から、村田内高め直球三ゴロ

<2回ウラ・横浜> P・川井
佐伯二ゴロ、吉村内直球投ゴロ、
武山真吾投返しライナー川井反応好捕

<3回・中日> P・グリン
谷繁外直球右前打、川井一犠打、
井端内直球遊ゴロランナーそのまま、荒木四球、
2死一、二塁から、森野初球中直球強い一ゴロ・
佐伯弾くもグリン好カバー・ピンチ凌ぎ吠える


<3回ウラ・横浜> P・川井
山崎内カーブ空三振、グリン内スライダー右足死球、
金城内直球左前落ちるヒット・
一走グリン三塁陥れるも和田ビーム余裕で補殺、
2死二塁から、仁志内直球三ゴロ

<4回・中日> P・グリン
ブランコ初球外高め直球弾き返し・
センターバックスクリーン方向本塁打性ライナー・
フェンス最上段黄色い部分に当たってはね返り、
審判二塁打と判定・落合監督抗議するも実らず、
和田初球外直球ライトオーバーフェンス直撃二塁打・
二走ブランコスタート遅れ三進のみ、
無死二、三塁から、
藤井外高め直球叩きつけ、
高いバウンドショートオーバー適時打(D 1-0 YB)

1死一、三塁から、中村一生中高め直球中犠飛(D 2-0 YB)
谷繁初球左飛、川井4球目グリンボーク、
2死二塁から、川井中高め直球空三振


<5回・中日> P・グリン
井端三ゴロ、荒木右飛、森野内カーブ外れ四球、
2死一塁から、ブランコ初球ど真ん中直球ジャストミート、
左中間スタンド後方照明塔の柱に当たり場外消える
これなら文句あるかの特大2ラン!(D 4-0 YB)


<5回ウラ・横浜> P・川井
吉村中直球センターオーバーフェンス直撃二塁打、
武山内スライダー詰まりながら右前落ちるヒット、
無死一、三塁から、山崎外チェンジアップ二ゴロ4-6の間(D 4-1 YB)
代打関口雄大初球内低め直球左翼線落ちる二塁打、
1死二、三塁から、金城外チェンジアップ遊ゴロの間(D 4-2 YB)
2死二塁から、仁志内直球詰まり左飛

<7回・中日> P・真田
川井空三振、井端二ゴロ、
荒木内シュート左中間打スピード緩めず二塁ヘッスラ、

P・石井
森野ストレート四球、
P・木塚
2死一、二塁から、ブランコ3球勝負外スライダー空三振

<7回ウラ・横浜> P・川井
吉村中直球ライナー右前落ちるヒット、武山投犠打、
山崎ストレート四球、代打ジョンソン
P・パヤノ
代打ジョンソン外低めスライダー見て四球・代走石川
P・河原
1死満塁から、金城粘り中直球浅い左犠飛・和田ビーム森野カット(D 4-3 YB)
2死一、二塁から、代打下園外フォークミートも伸びすぎ右飛・凌ぐ

<8回・中日> P・高崎
和田外スライダー見て四球、藤井投犠打・高崎二塁悪送球、
中村一生中高め直球投ゴロ、
1死一、二塁から、谷繁中スライダー左前落ちるヒットも藤井三塁ストップ、

P・加藤康介
1死満塁から、代打立浪中スライダー叩きつけ・
中前抜けていく2点適時打・代走中川(D 6-3 YB)

井端ストレート四球、
1死満塁から、荒木中直球高々インフィールド二飛、
2死満塁から、森野初球中高め直球レフトへの大飛球・
フェンスギリギリで内川キャッチ


<9回・横浜> P・岩瀬 左・小池
吉村内直球左翼左二塁打、武山外直球遊ゴロ走者進めず、
山崎初球内スライダー左飛、
2死二塁から、石川7球粘り外直球見極め四球、
森コーチ間を置き、ゲキ入れる
2死一、二塁から、金城初球外シュート引っ張られ・
左翼ポール際飛球・小池ライン際スライディングキャッチ・
フェンスにぶつかる勢いもボール離さず超好捕試合終了。


【ゲームレビュー】
5連勝 川井が開幕からの連勝を10に伸ばした
7回1死一、二塁のピンチをつくって降板したが、
継投で反撃をかわした。
4回、藤井の先制打などで2点。
5回にはブランコが特大2ランを放ち、
8回には代打・立浪の2点打で突き放した。対横浜戦8連勝
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


初戦圧勝、2戦目途中まで投手戦も後半一方的
敵地で横浜に連勝したドラゴンズですが、
さすがに第3戦、そこまでの展開にはならないだろうと。
そう思いながら見守っていた、ハマスタでの生観戦
途中に降られながらも、見所多い好ゲームだったと思いました。

チェン、吉見連続完封しているなか、
開幕10連勝を目指して先発登板したサンデー川井でしたが、
中盤まではその2人に続けとばかりの好投
元気のない横浜打線にも助けられましたが、
立ち上がりをすんなり乗り切ると、2回には自ら好捕を連発。
軽快なフットワークに調子の良さを感じましたね。

そんな川井「野手のみなさん」からの恒例の援護
4回先頭、ブランコのセンターへのライナー、
自分は三塁側の内野FB指定席、
レフトポール際での観戦でしたが、
あの打球については、バックスクリーン下に飛び込んでから、
勢い余って、はね返ってきたように見えましたが…。
思わず1人喜んでいた自分に対して、周りの反応がやけに薄い
気が付きグラウンドを見ると、ブランコは二塁ベース上でストップ。
まるである日のナゴドの和田の本塁打のようでしたが、
やはり敵地・ハマスタ、結局判定が覆らず残念
それでもそれで火が付いたか、和田、藤井の連打と
中村一生の犠飛によって、2点を先制すると、
雨が降るなか、迎えた5回2死一塁、
再び迎えたブランコが、初球甘く入った直球をフルスイング
まさに打った瞬間、高く上がった飛球は、
左中間フェンス後方、場外へと消えていく2ランホームラン
前の打席があれだっただけに、この一発にはほんと大騒ぎ
まさに溜飲が下がるといった思いでした。

これで今夜も一方的な展開かと思いましたが、
さすがに第3戦、このままじゃいけないと横浜も反撃
5回、勝利投手の権利も見えてきたか、
川井がやや投げ急いでいるところを叩かれ、
1死一、三塁から、内野ゴロの間に失点
ついにこの3連戦、横浜に初めて点を奪われてしまいましたが、
まあリードもありますし、別に完封などは必要ない
さらにもう1点失いましたが、タイムリーでない分、
まだこちらに分があるかなと。
そして7回途中、川井山崎にストレートの四球を与え降板。
代わったパヤノ代打・ジョンソンに四球を与え、満塁のピンチ。
河原金城に犠飛を許し、1点こそ奪われたものの、
ここもタイムリーではない失点。
その辺りの運の強さチームにはあったような。

そして8回、四球、悪送球エラー、ヒットでつないだ
1死満塁のチャンスで、代打・立浪がダメ押しとなる2点適時打
その直前に若干走塁ミスがあったものの、
この一打によって、それらをも払拭できた感が。
スライダーを叩きつけての一打は、決して速い球足ではなかったもの、
寄っていた二遊間がともにボールを見逃してくれたのが幸い。
いいところをうまく抜けたベテランの一打でほぼ決まったなと。

さらにこの日、一番うれしかったのが、最後の最後
9回ウラ、登板した守護神・岩瀬がやや不安定。
先頭の吉村に左翼線に二塁打を許すと、
続く武山、山崎と抑え、2死まで追い込みながら、
石川に対しては、珍しく四球を与えて、2死一、二塁。
そして迎えるは、この日節目節目で打席に入る金城
まあ3点のリードがあるとはいえ、若干のもたつき
大きな心配こそしていませんでしたが、
その金城への初球、外へのシュートを
うまく弾き返されると、打球はレフトポール際へ伸びていく。
ライナー気味の飛球でしたが、できれば切れてくれと。
ただ次第にボールが近づいてくるにつれ、これはちょっとヤバイなと。
ところがここで、スーパープレーが飛び出しましたね。

この回から左翼の守備固めに入っていた小池が、
ものすごい勢いで打球を追い、そのままスライディングキャッチ!
勢い余ってファウルフェンスに当たりそうでしたが、
ダイレクトで掴んだボールは、決して離さず
そのころ勝利の儀式に備え、一番前に座っていた自分は、
死角のため、直には見えませんでしたが、
思わず前に乗り出して、フェンスの下を覗き込むと、
寝転がりながらもグラブにボールを収めていた小池の姿が。
思わず「コイケさん、ナイスプレー!素晴らしい!」
叫びながら迎えたゲームセットとなりました。


やったね、10連勝!なんかうまくまとまりませんでしたが、
途中、1点差まで迫られながらも、
中継ぎがしっかり踏ん張っての
ベイ3タテ、うれしいですね。
そしてサンデー川井は、
開幕無キズの10連勝を達成。
まあ本人的には、7回のイニングを
投げきれなかったことが不満だったでしょうが、
独特の『真っスラ』、ナチュラルカットが要所で決まっていましたし、
内容的にはよかった部類だったと思います。
それにしても、昨季までたった1勝のピッチャーが、
まさか前半戦でたった1人で貯金10を成し遂げるとは、
まさにうれしい誤算だったでしょうが、
こういう投手が出てくるのも、また強いチーム
今後はローテの関係でサンデーから離れる可能性もありますが、
自分らしい投球で、1つ1つ勝ちを重ねてほしいと願います。

またチームとしても、5連勝
ついに首位・巨人とは3.5ゲーム差に接近。
7月に入って12勝5敗と、猛追ぶりはスゴイのひと言ですが、
まだまだその手を緩めず、追いかけ続けてもらいたい。
そして球宴明け直後の直接対決を良い流れで迎えてほしいですね。
暑い中続く9連戦も、ついに最終3カード目
20日からは地元・ナゴヤドームに戻って、広島との3連戦。
交流戦後2度対戦して、マツダで3タテ、ナゴドで3タテと
完全にカモ化していますが、油断することなく相対してほしい。
ナインの疲れも来ているでしょうが、もう一踏ん張り
しっかり勝ち越して、前半戦を締めくくってほしいと願います!


☆ウィナーズ・ボイス(19日)

◎川井雄太

<7回途中を3失点に抑え、開幕から無傷の10連勝をマーク>
「(ナイスピッチングでした)ありがとうございます。
(また1つ、球団記録を更新した)
いやあのう、別に考えてないですね(照笑)。
(それでも開幕から10連勝はすごいこと)
いやあのう、野手のみなさんにけっこう打ってもらいましたので、
あのう、そのおかげでこういう勝てる試合ができたと思います。はい。
(これでチームは5連勝。今日の投球でまた勝ちを増やした)
そうですね。いいリズムに乗ってきたと思います。はい。
(巨人が敗れて、3.5ゲーム差に)
そうですね。あのう、1つずつ勝って、
あのう、追い付いていきたいと思います。はい。
(後半戦の前にオールスターという大きな舞台がある)
はい。そうです(笑)はい。
(そこでも1つ大暴れして下さいよ)
そうですね。あのう、できるように頑張ります。はい。
(遅くまで残っているファンにごあいさつを)
えー、何とか1つずつ勝っていきたいと思います。
応援よろしくお願いします!(帽子を取って一礼)」


<笑顔なき勝利に、人一倍の向上心が表れていた。
すべて日曜日に無敗のままで勝ち続け、
シーズン10連勝は55年の石川克彦、
89年の西本聖が残した球団の連勝記録に並び、
すでに球団記録となっている開幕からの連勝も伸ばしたが、
4点リードを得ながら、5回に下位打線の連打などで
2点を失い、7回1死一、二塁で降板。
記録に浮かれることなく反省の言葉を口にして>
「今日は後半のリズムが悪かったので打たれた。
イニング途中で代わるのは、中継ぎの方に迷惑がかかるので
イニングの最後まで投げきりたかったです」

<無欲の男がついに球団史の『最高峰』に立った。
球団記録の10連勝だ。それでも慎み深い29歳は、
どうやら本当に気にしていないよう。
こう言って穏やかな笑みを浮かべるいつも通りのリアクション>
「数字のことは別にいいです。
別に自分のことはいい。チームが勝てば。
野手のみなさんに打ってもらっているおかげなんで」

<昨季までの4年間でたった1勝だった左腕が、ここまで変身した。
進化がかいま見えたのは逆境での投球。
4-0と圧勝ムードが漂い始めた5回、2点失ったがここで踏ん張った>
「状態が悪くても、切り替えて投げられるようになったのも、
去年と違うところだと思います」

<スイッチを切り替えたのは谷繁の喝だった。
『気が抜けている感じがするぞ』
反省して、1球1球、気合を込めて投げるようにすると
6回は無失点。7回に途中で降板したものの、リードを保った>
「気持ちを入れ替えて、気持ちを込めていったのが良かったと思う」

<分かっていても、なかなかできないのが気持ちの切り替え。
昨季は失敗し、苦しんで、心の汗を流し続けた。
そして今年、大きな実になって竜投の活力源となっている>
「調整法とかいろいろと試しているんですけど難しいです…」

<28日からの後半戦の開幕カードは、東京ドームでの首位攻防戦。
火曜日からの3連戦となるが、球宴登板を経た先発起用が濃厚>
「何とか1つずつ勝って巨人に追いつけるように頑張ります」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信MSN産経スポニチ名古屋

○谷繁元信
<謙虚な姿勢と必死さが連勝を継続させている
川井について、女房役も賛辞を惜しまない>
「当然相手も研究してきているけど、今のところはそれを上回っている。
味方が点を取るまで我慢できている。
運だけでは10-0(10勝0敗)にはならないよ」
サンスポスポニチ名古屋


○トニ・ブランコ
<5回、左翼場外まで飛ばす特大の27号2ランを放つ。
2死一塁、横浜先発・グリンの初球ストレートを
思い切りすくい上げると、高く舞い上がった打球は
外野フェンスを悠々越え、大歓声の左翼席上空を通過。
左中間に設置されている照明灯の鉄柱に命中し、
そのまま場外の横浜公園へと消えていった。
推定飛距離150メートルの場外弾。
落下点近くにいた警備員によると、球場周辺を歩いていた男性が
ホームランボールを持ち帰ったという。
ケタ違いのパワーを見せつけて>
「(打ったのは)シンカーかな。完ぺきにとらえられたよ。
打った瞬間にホームランと分かった。
あれはホームランだろう。うまく打てたね」

<伏線は直前の4回の第2打席にあった。
中堅フェンス上部付近に当たった打球を
本塁打と判定されず、結果は二塁打になった。
落合監督は猛抗議したが判定は覆らず、これが闘志に火を付けた。
まさに『打ち直しの一打』は、誰にも文句を言わせない
正真正銘の大アーチで、胸中のモヤモヤを一掃>
「前の打席で入ったと思ったのが、ホームランにならなかったから。
自分ではあれもホームランだと思ったから、見返してやろうと思っていた。
『今度はしっかりしたホームランを打ってやろう』とね。
しっかりしたホームランを打てばホームランと認められるわけだから、
思い切り振ってやろうと思っていたさ。取り返せてよかったよ」

<来日直前には大リーグのスーパースター、
オルティス(レッドソックス)と自主トレをともにした。
通算300本近い本塁打を放っているパワーヒッターから
打撃を学ぶ一方で、触発されたのはそのリッチないでたち。
年俸3000万円足らずで海を渡ってきた新外国人は正直に明かす>
「何と言っても彼はアメリカで大金を稼いでいる。
オレもそうなりたいと思った」

<前日の横浜戦では激走し、クロスプレーで
捕手・新沼を体当たりして吹き飛ばし、ホームをこじ開けた。
新沼が故障するほどの激しいプレーだったにもかかわらず、
一夜明けたブランコはこう言ってのけて>
「体は大丈夫。自分はプロとして全力プレーを続けるだけさ」

<5月7日の広島戦ではナゴヤドームの
スピーカーにぶち当てる認定アーチ。
翌8日には東京ドームの看板を越える特大の一発を放った
怪力伝説に新たなエピソードが加わって>
「これからもチームのためにどんどん打ちたいね」
中スポスポーツ報知時事通信毎日jp
MSN産経スポニチ名古屋ニッカン

◆有隅審判員(セ・リーグ)
<4回、先頭のブランコの打球は、
中堅フェンスとバックスクリーンとの境目を示す
黄色の線の上に当たったようにも見えたが、
二塁塁審は二塁打と判定して>
「ラインの下だった」
MSN産経


○立浪和義
<1点差に迫られた直後の8回1死満塁に河原の代打で登場。
バットを振らないまま、簡単に2ストライクと追い込まれたが、
その後は追い込まれたのは相手のような攻防になった。
外角へ1球ボールのあと、スライダーと直球を
2球続けてファウルで粘り、6球目のスライダーをつかまえた。
投手返しになり、二遊間の真ん中を
緩く転がって中堅へ抜けた2点適時打。
二塁手も遊撃手も、両方とも追いつけそうで追いつけない当たり。
突き放すだけの適時打ではなく、相手の戦う気持ちを
ゆっくりとはぎとっていくような適時打になった。
6月26日の広島戦以来、約3週間ぶり、
そして10打席ぶりの安打は勝利を決定づける追加点となって>
「これまであまり、チャンスで打てていなかった。
打点も少ない。タイムリーは久しぶり。
チャンスでずっと貢献できてなかったから、
打たないと忘れられちゃうんでね。
正直、プレッシャーはあったんですけど。
いいところを抜けてくれてラッキーやったね。
あそこで点を取れないとキツいし、打ててよかった。
ああいうチャンスで打てると、
チームも乗っていけるし、僕自身も乗っていける。
こういうのをきっかけに、またいいところで打っていきたい」

<今季10本目の安打を放ち、プロ通算の安打数は2469本。
プロ野球歴代7位の2471安打をマークした長嶋茂雄氏の
通算安打記録まで、あと2本に迫った。
白いバットには『LASTYEAR 2009』の刻印がある。
現役引退イヤーを、竜の逆転優勝で飾りたい>
「長嶋超え? 打てるように頑張ります。
勝負はまだ先だけど、0.5でも1ゲームでも
詰めておけば、相手もプレッシャーを感じてくると思う。
本当の勝負はこれからですから。これで乗っていきたいですね」
中スポ中日新聞サンスポMSN産経

○小池正晃
<9回から左翼の守備位置に就いたが、
横浜の最後の打者・金城の左翼線への
痛烈な打球をダイビングキャッチ。2死一、二塁のピンチを救う。
最後がフェンスにぶつかる勢いで、
スピードと迫力満点のスーパーキャッチは、
古巣・横浜の本拠地だからこそできたスーパープレーだった>
「3点差(リードのこと)だし、捕ったら(試合は勝って)終わるんで…。
やっぱり横浜は打線がつながると怖い。
距離感とかは、ここ(横浜スタジアム)にいたのが長いので、それが活きました」
(中スポ)

○藤井淳志
<4回無死二、三塁で遊撃手の右をしぶとく破る適時打を放つ。
ブランコ、和田の連続二塁打に続くヒットだったが、
ホッと胸をなで下ろして>
「いい形でつながってきたので、最低限の仕事はしたいと思っていました」
(中スポ、毎日jp

○中村一生
<この日で今季6試合目の出場。
なんと試合に出ると、チームは全勝している。
ラッキーボーイ的な存在となっているが>
「そうなんですか? 知りませんでした」

<4回無死一、三塁でカウント2-2から
センターに犠牲フライも放ち、バットでもチームに貢献>
「追い込まれていたので、三振しないように、
バットを短く持って、食らいつきました」
(中スポ)

○井端弘和
<前日に接触プレーで負傷したが、この日元気にフル出場。
手首や肩などを痛めていたが、痛めた左手首に
サポーターをつけ、いつも通りに『』で試合に出場。
『鉄人』らしく軽症を強調して>
「大丈夫、手首と首、肩のあたりが張っている感じ」
(中スポ)


○河原純一
<7回、川井、パヤノから3人の走者を引き継いで登板。
金城を左犠飛、代打・下園を右飛に抑えてリードを保った。
一打同点の緊迫した場面にも冷静さを失わない絶妙の火消し。
直後の攻撃で大きな追加点を引き出したのも、その好投だった>
「まずはアウト1個、1個と思ってマウンドに上がりました。
(下園には)フォークが甘く入りましたが、まだツキがあるんですね」
(中スポ)

○浅尾拓也
<4番手は8回をパーフェクトリリーフ。
内川、村田、佐伯のクリーンアップに仕事をさせなかった。
上り調子の手応えを得て、名古屋に戻る>
「いいときに比べたらまだまだですけど、
阪神戦みたいな(悪い)状態ではなくなったんで」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<5連勝を決める9回のマウンドはやはり守護神。
先頭打者・吉村の左二塁打と四球で、
2死一、二塁のピンチは招いたが、
最後は金城の左邪飛を小池がナイスキャッチ。
巨人追撃に向け気を引き締めて>
「小池はよく捕ってくれました。
連戦とか暑いとか言ってられません。
明日から帰ってまたみんなで勝っていきたい」
(中スポ)


○小山桂司
<いよいよ夏本番、めっきり暑くなった。
屋外でのロード6戦は18日の横浜を除いてすべて真夏日。
試合開始こそ午後6時と涼しくなってからだが、練習は午後4時前から。
まだ日が高い時間帯、おそらく最も暑い格好をしている選手。
ストレッチやアップは終わると、じきに防具を着けてグラウンドに現れ、
日課のキャッチング練習を田村コーチから受けるが、
玉のような汗を額に浮かべて、ベンチに引き上げてきた。
顔をしかめながら話して>
「防具に熱がこもって逃げないから、ずいぶん暑いですよ」

<宮城県出身で高校、大学と秋田で過ごした東北人>
「寒いところで育ったから、暑さはもともと苦手ですよ」

<それだけに負けない知恵もある。
この日の横浜も最高気温は30.3度と真夏日。、
蒸し暑い中でも長袖でキャッチング練習に出てきた>
「練習の前半に汗だしとか長袖を重ねて着て、
あえて暑い格好をしています。
その暑さを乗り越えてから半袖にすると、
もう暑さを感じなくなるんです」

<高校時代の恩師に授けられた知恵を
今でも大切だと思って実行している。
秋田経法大付高(現・明桜高)時代のこと、
当時の鈴木監督から長袖の着用を指示されたという。
「甲子園の暑さはこんなもんじゃないぞ。もっと暑いぞ」
そう言われて、炎天下で滝のような汗を流しながら練習した。
16日の阪神戦(甲子園)ではスタメンマスク。
プロ入りしてから経験した夏場の甲子園で、
恩師の知恵が自分の中にしっかり生きていた>
「甲子園の暑さ? 暑い暑いとは言ってみたけど、
実際そんなに暑さは感じなかったですね」
(中スポ)


○落合監督
<5連勝で首位・巨人に3.5ゲーム差に迫る。
きょうの手柄は選手>
「選手については選手に聞きなよ。監督はしゃべることないよ」

<4回のブランコの打球をめぐる判定に猛抗議。
結局、判定は覆らなかったが、試合後語気を強めて持論を展開。
本塁打の疑惑を消すには球場の構造から変えるべき>
「納得してるかなんて新聞記者に言う必要あるか。
(判定しやすいように改修する)そっちの方が先じゃないのか。
ナゴヤドームはバックスクリーンのところにあった鉄柱を
すぐに取ったじゃないか。
(ナゴヤドームでは今季、バックスクリーンにあった鉄柱を撤去。
そこに跳ね返ってグラウンドに落ちた和田の本塁打が、
二塁打という疑惑を招くという一件があったため)
『ビデオ判定』と簡単に言うけど、大反対だから」
(中スポ、サンスポMSN産経


今日の公示。(19日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録抹消】
▼中日 吉見一起投手
(再登録は29日以降。公式サイト共同通信社

◇谷繁元信
<前日に完封で今季10勝目を挙げた吉見が
球宴期間の関係で登板がないため、
この日出場選手登録を抹消されたが、
試合前の練習中、吉見に身ぶり手ぶりを交え、厳しいツッコミを。
完投勝利を伝える東京中日スポーツの1面の写真が
実物より太っているように見えたようで。
その言葉に吉見は苦笑いするばかり>
「この写真、あこがないじゃん。
ガッツポーズも変だよ。ふつうガッツポーズはこうじゃねえか?」

<中スポ記者にはこうニヤリ>
「もっとカッコいい写真を使ってやってよ」
(中スポ)


若竜トピックス(19日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
阪神-中日 17回戦
(19日・阪神甲子園球場)
 D 002 000 002 = 4
 T 100 000 000 = 1
[勝] 山井(8試合5勝)
[D本] なし
[Dバッテリー] 山井、金剛、齊藤、小林正人、平井 - 小田、小川、前田
公式サイト・戦評

○山井大介
<甲子園で行われたウエスタン・阪神戦に先発し、
6イニングを5安打1失点に抑え、2勝目を挙げる。
蒸し暑さを吹き飛ばす快投とまではいかなかったが、要所を締めての粘投。
失点は初回の1点だけ。2回以降は走者を出しながら無失点。
4回無死二、三塁のピンチでは後続3人をピシャリと抑え、
6回1死一、二塁でも2者連続で空振り三振にきって取った。
1日に出場選手登録を抹消され、今回が降格後3度目の先発だが、
これで3試合ともに自責点1に抑えている。
またこの日をもって約22年間、2軍荷物車の運転手を務めてきた
日通航空の市川康正さんが引退。
チームは勝利し、引退に花を添えることができた>
「何とか粘ることができたと思います。
(4回の)先頭打者にフォアボールを出したりして
失点につながるケースにはなったけど、
そのあと狙い通りにいったのはよかったと思います」

<ゴーグル型のメガネがトレードマークだが、
サングラスのような『濃い』タイプのイメージが強い。
しかし、この日は、眼がはっきりと分かる『透明型』で登場。
ファッションにこだわる右腕の一面がのぞいて>
「メガネは幾つも持っている」

<後半戦での1軍再昇格を目指す右腕は、次回登板を見据えて>
「とにかく、次につなげられるようにしていきたいと思います」
中スポ

○野本圭
<10日に出場選手登録を抹消されたが
降格後初となる3安打の固め打ち。
1回と3回はそれぞれ左前へ。9回は中前へはじき返した>
「バッティングはよくなってきているけど、
守備をしっかりしないといけない。
しっかり下半身をつくっていきたい」
中スポ

2009年7月19日 (日)

吉見同姓対決制し10勝、ブランコ激走竜4連勝!

ハマスタでの横浜との第2戦は、珍しい『同姓対決』。
ドラゴンズ・吉見一起、横浜・吉見祐治の両先発が、
ともに持ち味を発揮した見事な投げ合いを披露。
しかし終盤、やはり地力の差を発揮したのがドラゴンズ
7回無死一、三塁から藤井の遊ゴロでブランコが激走。
気迫の体当たりで本塁を奪うと、それをきっかけに4点を追加。
さらに8、9回と小刻みに加点し、吉見一起を援護。
その後も危なげなく無四球で今季4度目の完封勝利吉見
2年連続2度目となる10勝に到達することとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 11回戦
(18日・横浜スタジアム | 中日10勝1敗)
18548人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜
[勝] 吉見(16試合10勝3敗)
[D本] ブランコ26号 森野12号
[Dバッテリー]
吉見 - 谷繁

◇対横浜11回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数無安打)
2 (二)荒木  (4打数無安打)
3 (三)森野  (5打数1安打1打点)
4 (一)ブランコ (3打数2安打1打点)
5 (左)和田  (3打数1安打)
6 (中)藤井  (4打数無安打)
7 (右)中村一生 (3打数2安打)
8 (捕)谷繁  (3打数2安打2打点)
9 (投)吉見  (2打数1安打)

【イニング経過】
<1回ウラ・横浜> P・吉見一起(中6日)
吉村中シュート中飛、藤田中スライダー左前打、
内川内高めシュート中前抜けるヒット、
1死一、二塁から、村田内シュート中飛、
2死一、二塁から、佐伯外フォーク二ゴロ

<2回・中日> P・吉見祐治
ブランコ内直球弾き返し左翼席中段本塁打(D 1-0 YB)

<3回・中日> P・吉見祐治
谷繁三ゴロ、吉見一起中スライダー中前打、
井端外フォーク三ゴロ5-4-3併殺


<3回ウラ・横浜> P・吉見一起
吉見祐治外フォーク中前打、
吉村外ボール球フォーク空三振、
藤田外フォークライトフェンス際飛球、内川内シュート中前打、
2死一、二塁から、村田内シュート詰まり遊ゴロ

<4回・中日> P・吉見祐治
荒木バット折られ遊直、森野外高め直球空三振、
ブランコ内低めスライダー空三振


<4回ウラ・横浜> P・吉見一起
佐伯内直球見三振、下園二塁ベース後方内野安打、
新沼初球下園二盗・井端タッチしたがボールこぼれセーフ、
覆った判定に落合監督長い抗議・右腕痛めた井端治療、
1死二塁から、新沼一直ブランコ腕を伸ばして好捕、
2死二塁から、石川外スライダー見三振・動ぜず

<5回・中日> P・吉見祐治
和田遊ゴロ、藤井外フォーク空三振、
中村一生中フォークバットの先右翼線落とすヒット、
谷繁ストレート四球、
2死一、二塁から、吉見一起中高め直球空三振


<6回ウラ・横浜> P・吉見一起
内川中スライダー二飛、村田外直球中飛、
佐伯中フォーク空三振「当たってるって」抗議実らず

<7回・中日> P・吉見祐治
ブランコ内低め直球見て四球、
和田中フォーク左前打・エンドランブランコ三進ヘッドスライディング、
無死一、三塁から、
藤井外フォーク遊ゴロバックホーム・
ゴロゴーブランコ完全アウトのタイミングも強烈体当たり・
新沼ボールこぼれ生還(D 2-0 YB)

プレーの間に和田三進、藤井二進・三塁代走・英智
捕・細山田 
中村一生ストレート四球・無死満塁
P・真田
無死満塁から、谷繁内高めシュート・
詰まるも前進守備の遊撃後方テキサス2点適時打(D 4-0 YB)

吉見一起三犠打、
1死二、三塁から、
井端5球目前・真田ボーク(D 5-0 YB)

<7回ウラ・横浜> P・吉見一起
下園外スライダー空三振、
細山田外スライダー左前飛球前進英智捕れず後逸=二塁打、
石川二ゴロ進塁打、
2死三塁から、代打森笠内スライダー右飛

<8回・中日> P・小山田
森野初球中甘く入るシュート・
ライトポール際飛び込む本塁打(D 6-0 YB)


<9回・中日> P・小山田
中村一生内シュート叩きつけ三塁内野安打、
谷繁内高めシンカー中前落ちるヒット、吉見一起投犠打、
1死二、三塁から、
井端2球目小山田暴投(D 7-0 YB)
1死三塁から、井端外シュート三ゴロ、荒木ストレート四球、
2死一、三塁から、森野初球中飛


<9回ウラ・横浜> P・吉見一起 三・堂上直倫 一・福田
村田外低め直球右飛、
佐伯初球一二塁間突破安打・代走山崎
下園初球外シュート遊正面ゴロ6-4-3併殺、試合終了。


【ゲームレビュー】
2試合連続完封勝ちで4連勝
吉見が無四球で今季4度目の完封勝利を挙げた。
立ち上がりは連打を許すなどピンチをつくったが、
尻上がりの投球。リーグトップに並ぶ10勝目をマークした。
ブランコが2回、先制ソロ。7回には猛烈な走塁で2点目を奪い、
これをきっかけに大量点を奪った。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


12-0で圧勝した翌日のナイトゲーム。
奇しくも実現することとなった『吉見対決』でしたが、
中盤までは見事な投手戦となりましたね。
片や立ち上がりやや制球が不安定ながら、
4回以降は立ち直り、お得意様・横浜相手に
安定した投球を続けたドラゴンズ・吉見一起
一方、こういっては失礼ですが、想像以上の好投
2回にブランコに一発を許したものの、
それ以外は真っすぐにスライダー、フォークを交えた緩急
ドラゴンズ打線を翻弄した横浜・吉見祐治
前夜16安打の反動もあったかもしれませんが、
どちらかというと防御率の良い吉見一起の方が、
ピンチが多かったですし、流れ次第では
「危ないな」と感じるところもありましたね。

それでも終盤7回、流れがドラゴンズへと傾倒。
勝負どころを逃さず、しっかり畳みかけたうえ、
相手を意気消沈させるような攻めを見せ、勝利をモノにする。
やはり最後の最後に、地力の差というものが出たようで。
そして我慢してきたうえで、待望の援護をもらった
吉見一起にとっては、もう一踏ん張り。
直後の7回に若干ピンチがあったものの、以降は危なげなし
7安打こそ許したものの、前夜のチェンに続く見事な無四球
防御率こそ若干届かなかったものの、
横浜相手に今季3度目の完封で、
自身2年連続2度目となる10勝に到達することとなりました。


安定している吉見一起が登板するということで
それほど大きく崩れることはないなとは思っていましたが、
まさか吉見祐治があそこまでの好投をするとは、
自分の中では全く思っていませんでしたので、
中盤までの1-0展開は、本当に予想外
ただそれでも何とか行けるんじゃないかと思った矢先の7回、
思わぬプレーから、ゲームが一気に動きましたね。
動いたというか、無理矢理動かしたというか…。
それはバットによるものではなく『足』。
しかも主砲・ブランコ激走によってのものでした。

7回先頭でボールを見極め、四球を選んだブランコ
5回以降からちょっと制球が怪しくなってきていた
吉見祐治でしたが、この四球が結果的には響いたなと。
続く和田がフルカウントからフォークを捉え、レフト前に落とすと、
エンドランのブランコは一塁から一気に
ヘッドスライディングで三塁を陥れる走りを披露。
まあブランコのヘッスラは今までも見たことはありますが、
今回のそれには追加点を奪ってやるという『闘志』が見えましたね。
さらに無死一、三塁で迎えた藤井の当たりは、
前進守備の遊撃・石川への正面のゴロ。
もちろん石川はバックホーム。
そしてゴロゴーによって、スタートしていたブランコ
それでも正直、タイミング的には完全アウト
まあスタートさせちゃったし、仕方ない…。
そんな風に思っていると、なんとブランコ
ベース手前でブロックする捕手・新沼に対して、ぶちかましを敢行!
外国人特有の果敢なタックルを見せましたが、
102キロの巨体だけあって、やはりかなりの破壊力
吹っ飛ばされた新沼のミットからボールがこぼれ、ホームイン
このところこういうクロスプレーをあまり見ていなかったので、
かなりビックリしましたが、こういうプレーはもちろんアリ
まさに『気迫』でもぎ取った待望の2点目。
これによって、ゲームの流れがドラゴンズに傾いたなと。

驚いた横浜は、以降アンラッキーとミスを連発。
動揺したか、吉見祐治中村一生に四球を与え、
無死満塁として、マウンドを降りると、
代わった真田から、谷繁がラッキーなテキサス2点適時打
さらにその真田が球を長く持ちすぎたか、ボークで失点すると、
8回は、小山田が代わり端不用意な失投で森野に槍弾。
さらに9回は、バッテリーエラーによるダメのダメ押しを献上。
ゲーム途中までは互角に戦っていようとも、
ここぞのチャンスは必ずモノにするドラゴンズ
それこそが勝負強さを身につけたチームの戦い方なのかなと。
これで対横浜戦は、10勝1敗となりましたが、
この2試合を見る限りでは、その優位さは変わることなし。
あと1試合逃さずモノにすることで、さらに波に乗れそう。
そういう期待も終了後は、頭をよぎってしまいました。

アゴがなくても10勝!そしてチームのエース格である
吉見が、2ケタ到達
昨季はいろいろあって、
秋での到達でしたが、
先発の軸となっている今季は、
なんと前半戦での達成。
確かにそれだけの投球をしてきましたし、
チームの信頼も多く得てきているはず。
通過点といえ、とりあえず胸を張っても良いのでは。
それにしても、前回のゲーム同様に
修正してからの安定感は、ほんとに素晴らしかった。
この投手が投げさえすれば、どんな調子であれ負けない
そのレベルまで、徐々にながら近づいているのでは。
まあそれでもお立ち台では「良くなかった」
話していましたし、まだまだその極みは高そう。
前半戦の登板はこれで終わりとなりましたが、
ぜひとも初の球宴を有意義なものとして、
後半戦のマッチレースも、として投手陣を支えてほしいです。


2試合連続の完封、しかも無四球と、
チェン、吉見の2人で横浜打線を圧倒。
その競り合いはスゴイものがありますが、
9連戦の半ばでの好投は、
リリーフを休ませる意味でも大きかったですね。
これで第3戦に、どんどん投手を注ぎ込むことができる。
サンデー川井が先発とはいえ、チームにとって心強いのでは。
その一方、5連勝後、すっかり鳴りを潜めた横浜
そろそろ目を覚ますのではという恐れも若干ながらありますが、
それでもここまで9つの勝利を連ねてきた川井ですし、
好投した2人に続いてくれることでしょう。
まあ初戦のような大援護があるのか、
この日のような我慢の投球を強いられるのかはわかりませんが、
連勝や2ケタを重圧にせず、自分の投球に徹してほしい。
一方、横浜ローテの谷間となるそうです。
中スポでは、中28日でグリンを予想していますが、果たして?
それでもこの日のように勝利のために、必死に戦う姿
それさえ見せられれば、決して3タテも不可能ではないでしょう。
まだまだここで止まらず、ベイ戦連勝を伸ばしてほしい。
今季は強い日曜日、サンデー川井の笑顔を期待したいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(18日)

◎吉見一起

<今季4度目の完封で10勝目をマーク>
「(ナイスピッチングでした)
はい、ありがとうございます。はい。
(見事な無四球完封勝利、いかがですか)
す…… そうですね。今日はあんまりよくなかったんですけども、
我慢して、味方が点を取ってくれるのを待っての結果だと思います。
(しびれる展開のなか、前半は走者が出てもよく踏ん張った)
はい、あのう、気持ちだけは
しっかり持って投げ込んでいきました。はい。
(後半からは寄せ付けなかった)
いえいえ、点を取ってくれたので、あのう、少し楽に投げれました。
(同僚のチェンが前夜完封、当然刺激を受けたか)
そうですね(笑)、はい。
あのう、意識して、追いつけるようにしたいなと思います。
(2試合連続の完封勝利、中日の投手陣は素晴らしい)
いえあのう、ほんとみんなが1つのアウトに
必死に投げている結果だと思います。
(今日の勝利で10勝、昨年の勝利数に早くも追いついた)
はい、あのう…、そうですね。まあ、うれしく思います。はい。
(館山(東京ヤクルト)と並んでリーグトップタイ)
はい、ありがとうございます。
あのう、離されないようにしっかり投げていきたいと思います。
(これからの抱負を)
はい、えー、投げる試合は1つでも多く勝てるように、
そして、1球1球、えー、気持ちを持って、
しっかり投げ込んでいきたいと思います。はい。
(次も期待しております)はい、ありがとうございました」


<立ち上がりは制球も球威も本来の調子でなかった>
「やばいな、やばいなと思いながら投げていました」

<1回1死一、二塁。4番・村田への初球がボール。
谷繁がマウンドにやって来た。声を掛けられて楽になったという。
自分でも意識を変え、制球に神経質にならずに、少し余裕を持った。
村田を中飛、佐伯を二ゴロで切り抜けると、
2回以降も走者を出しながら要所を締めた。
4回2死二塁では8番・石川を空振り三振に仕留める。
相性のよさをそのままに9イニングを投げ切り、
満面に笑みを浮かべ同僚のハイタッチに応えて>
「(谷繁さんに)先に点を取られてもいいから、
すぐに追いつくからと言ってもらいました。
ピンポイントではなく、もうちょっと広くというようなことでした。
そういうふうに力を抜くようにしていったら、はまっていった。
4回ぐらいから良くなってきた」

<今季4完封のうち、3つが横浜戦。
ここまで28イニング連続無失点と抜群の相性を誇っているが>
「長打力のある打者が多いし、個人的には嫌なイメージもある」

<12球団で唯一の今季4完封。5完投、102三振はリーグトップ。
防御率1.47は同2位。1位は0.02差で後輩のチェンに譲っている。
前夜はチェンが完封。負けじと完封返し。救援陣にも『連休』を与えた>
「一人の力ではできない。
うれしくは思うが、みんなが打って、守ってくれた結果。
きのうのチェンを意識して投げましたよ。
きょう完封しても防御率で(チェンを)抜けないのは分かっていた。
これからも切磋琢磨していければいいと思います」

<今季は昨年行っていなかった
ウエートトレーニングを取り入れている。
自分が扱える最大重量の50~60%の重さで
全身に刺激を与え、万全の体調を整えていた>
「体が重くても、やれば次の登板で楽に投げられるんです」

<妄想通りにハーラーダービートップに並んだ。
気付いていた。昨年も10勝目はここ横浜で。
勝手にプラス思考へと突入。心のコントロールも絶妙だった>
「投げる前から気付いていて
自分で勝手に勝てるんじゃないかと思い込んで投げました」

<早くも昨季の勝ち星に並んだ右腕は納得の表情>
「攻める気持ち、一球一球投げ込む気持ちを続けた結果だと思う。
これからも投げる試合はすべて勝ちたい」
中スポ中日新聞スポーツ報知共同通信社
時事通信スポニチ名古屋ニッカン


○トニ・ブランコ
<7回、決死の走塁で試合を決める追加点をもぎ取る。
四球で出塁した後、まずは和田の左前打の間に
ヘッドスライディングで三塁を強奪>
「盗塁のつもりでスタートを切ったんだ」

<さらに藤井の遊ゴロで果敢に本塁に突進。
タイミング的にはアウトだったが、
前進守備で捕った石川の送球をミットに収めた捕手の新沼に、
迷わずタックル。はじき飛ばされた新沼は落球。
ブランコは拳を振り上げながら、貴重な追加点のホームを踏んだ。
ともすれば大ケガにもつながりかねない危険な行為だが、
チームへの思いが激走へと駆り立てた>
「打球がゴロなら走ろうと思ったんです。
アウトになりそうなタイミングだったけど、
とにかく何とかしたいと思って走りました」

<普段はもの静かに謙虚な言葉を口にする4番が見せた激しさ。
タックルは新沼を負傷交代させただけでなく、横浜の意地までたたき壊した。
谷繁の適時打に、真田のボークも重なってこの回さらに3点>
「試合に勝つためなら、何でもできることをするのは当然。
とにかく勝ちたいんだ」

<本業のバットでも、パワーをいかんなく発揮。
両軍無得点の2回無死、カウント1-1から
横浜先発の吉見祐治の内角の胸元近くの直球を
少し詰まりながらも、力で左翼席中段に持っていった。
6試合ぶりの一発となった先制弾に>
「バットのしんではなかったが、
内からうまくバットを出すことができて、ボールをとらえることができました」

<打撃練習で敵地のファンを沸かせる。
フリー打撃に登場すると、飛ばす飛ばす。
バックスクリーンを直撃する特大弾を皮切りに、
外野席上部の看板にぶつけたりとど迫力の打球を量産。
練習が終わると、客席から異例の拍手が自然とわき起こり、上機嫌>
「ここのファンはすばらしい。うれしいよ」

<試合前には落合監督から直接指導を受けた。
守備では4回には新沼のライナー性の強烈な打球を
ジャンピングキャッチして貢献。
昨年の主砲・ウッズに匹敵する打力を持ちながら
『前任者』とは違い、守備、走塁もまったく手を抜かない。
超優良助っ人に引っ張られ、チームも4連勝>
「リラックスする言葉とかかけてくれて。
素晴らしい監督。貢献したいと思ってるんです。
今、チームは一丸になっている。その中で自分も役割を果たしたい」
中スポ中日新聞時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

○谷繁元信
<7回無死満塁、中前へ2点適時打を放つ。
フラフラ上がった打球が測ったように
ショートの後方にポトリと落ちると、
俊足の英智と藤井が悠々とホームへ駆け込んだ。
ベテランらしい読みで貴重な追加点をたたき出して>
「打ったのはシュート? それは頭に入っていたよ。
詰まったけれど、いいところに飛んだ。まあよかったね」

<女房役の冥利に尽きる試合だっただろう。
吉見が1回にいきなりピンチをつくったが、
それでも自らがマウンドで活を入れるなどして、
苦しむ右腕を生き返らせた。苦笑して>
「立ち上がりは最近ちょっとね。
それでも、こうしてゼロに抑えてくるわけだから」

<2人が先発バッテリーを組んだ11試合で9勝1敗。
防御率は1.04と驚異的な数字。まさに黄金バッテリーだ。
制球力に優れた吉見の力を、
百戦錬磨の女房役が完ぺきに引き出している>
「いつも一緒。低めに投げ、ベースの両側を突く。
ランナーを出しても粘るのがあいつ(吉見)の持ち味だよ」
中スポ毎日jp

○英智
<1点を追加した7回無死二、三塁、和田の代走で登場。
和田を途中で下げたのは4夜連続であるが、
こういうときにスペシャリストの存在が生きてくる。
難しい打球は飛ばず、谷繁の中前打で楽々生還。
決定的な追加点を入れつつ、守備も固めて>
「ボクの役目は1点を取りにいくこと。
ランナー(で飛び出さないこと)を考えながら、
高いゴロならホームへ突っ込もうと…。大きなミスにだけ気をつけました」
(中スポ)

○中村一生
<前日プロ初本塁打を放ったが、
本人のもとにホームランボールが返ってきた。
ドラゴンズのファンが埋めていた左翼席。
打った直後、拾った人が記念のボールと知り、
投げ返してくれたのだろう。大事に家まで持って帰るという>
「誰かが返してくれたんですかね…。良かったです」

<その記念の晩にはメールと電話の着信音が何度も鳴ったという>
「数え切れないくらいきました」

<友人、親類、たくさんのお祝いの中で特別にうれしいのは、
やはりともに歩み始めたばかりの人生のパートナーからの言葉。
宿舎に戻ってから綾野夫人と電話で話したという。照れくさそうに笑って>
「テレビで見ていたそうで『お祈りしていたよ』って言ってくれました」

<昨年12月に式を挙げたばかり。
家庭での充実を支えている要因のひとつが夫人の手料理という。
体が資本の世界。栄養管理の面で支えてくれる
夫人の存在は何より心強い>
「帰ったときリラックスできますし、ものすごく感謝しています。
(綾野夫人が)料理教室にも通ってくれて、
バランスのいいメニューを考えてくれるんです。
おきまりの得意料理? 毎日のように違うものをつくってくれますからね。
もちろん、昨年までも頑張ってきましたが、もうひとりじゃない。
その分、今年は気合も入ります」

<プロ初アーチにも浮かれてはいない。
今の課題は送球。ナゴヤドームでは笘篠コーチからも、
送球のバウンドさせるポイントがわずかに捕手から遠いと指摘された。
言葉通りわずかな修正、その誤差はわずか50センチほど。
距離にして1%以下の精度を求めていることになる>
「僕の場合、左脚が突っ張ってしまうんです。
それで少し手前でワンバウンドしてしまう。
修正? 微妙な感覚ですかね」

<12日の広島戦で7番・右翼でスタメン出場すると、
甲子園では15、16日と左翼守備で途中出場。
守備を買われ、出場機会も得ているが>
「まず守備が100%じゃないと。その上でどれだけ打てるか。
その守備の100%も(50センチの精度の)そのレベルを求めていかないと」

<この日は今季2度目のスタメン出場で、5回に右前打。
9回の第4打席にも三塁内野安打を放ち、満足げ>
「結構ボールが見えてました。
落ち着いているのは前から落ち着いているんですけど」
(中スポ、<ドラ番記者>

○立浪和義
<前日のチェンに続き、この日は吉見が完封しての快勝。
出番はなく、8回ウラの攻撃中には堂上直倫の
キャッチボールの相手を務め、今季初出場の準備を手伝った。
自分のことよりチームの勝利、4連勝に満面の笑みで>
「チームがいい感じですからね。
こういう流れを大事にしていきたいですね。
出たときに、いい仕事ができるように頑張るだけです」
(中スポ)


○落合監督
<効率良く得点して今季5度目の4連勝。
貯金を今季最多の13に増やす。
チェン・吉見が日替わりで防御率トップに>
「それは監督が話すことじゃない。投げた本人に聞いて」

<3点目を狙って、代走・英智を起用したことについて。
9連戦の5戦目。戦術以上に、休養に重きを置いた交代だと断言>
「9連戦。それが答えだ。森野やブランコ(を下げたの)もそう。
9連戦。1回グラウンドに立って、毎日野球をやってみな。わかるから」
(中スポ、ニッカン


記録備忘録。(18日)

吉見が今季初先発となった4月4日の横浜戦で
完封勝利を挙げて以来、対横浜戦に3試合連続で完封勝利を記録。
中日で同一カードに3試合連続完封勝利を記録した投手は、
61年の権藤博が対国鉄戦で記録して以来、48年ぶり。

吉見はこの日の完封勝利で、シーズン4度目の完封となったが、
中日で1シーズンに4完封以上を記録したのは、
01年の野口茂樹のシーズン5完封以来、8年ぶり。

中日が17日の同カードに続き、2試合連続で完封勝利を記録。
中日の2試合連続完封勝ちは、今年の4月4、5日の横浜戦以来。
先発投手が2試合続けて完封勝ちを記録したのは、
01年4月13、14日の阪神戦山本昌野口で記録して以来8年ぶり。
(中スポ)


今日の公示。(18日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 堂上直倫内野手
【出場選手登録抹消】
▼中日 チェン・ウェイン投手
(再登録は28日以降。公式サイト共同通信社

△堂上直倫
<今季初めて出場選手登録され、意気込んでベンチ入り>
「2軍であれだけしんどい練習をしてきたんで、
結果になってくれたらいいと思います」

<7点リードの9回に三塁の守備に就いて、
さっそく今季初出場したが、打球を処理する場面はなかった。
次のアピールチャンスを待つ>
「今日は何もやってないですよ。普通に守備に就けました」
(中スポ)

▼チェン・ウェイン
<前日に横浜を3安打完封して3勝目を挙げ、
防御率1.45と再びリーグトップとなったが、
一夜明けたこの日、横浜スタジアムで軽いランニングなどで調整。
チームの先輩・吉見と防御率1位を争っているが、
本人は勝利を最優先に考えている>
「勝ちにこだわりたい。防御率は気にしていません」
ニッカン


若竜トピックス(18日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
阪神-中日 16回戦
(18日・阪神甲子園球場)
 D 020 001 002 = 5
 T 011 100 50× =8
[敗] 菊地(23試合2勝4敗2S)
[D本] なし
[Dバッテリー] 山本昌、菊地、鈴木、赤坂 - 前田
公式サイト・戦評

●山本昌
<ナイトゲームで行われた
甲子園でのウエスタン・阪神戦に、抹消後4試合目の先発。
6イニングを5安打3失点(自責2)とまずまずの結果にまとめる。
2回から3イニング連続で失点したものの、
それぞれのイニングを最少失点で切り抜けた。
2回と3回の失点は犠飛、4回は味方の失策と併殺崩れの間の失点。
降板する前の5回と6回の2イニングはそれぞれ6球、9球で
三者凡退に仕留め、尻上がりに調子を上げてきたよう。
こう言いながらベテランはバスへ乗り込んで>
「見ての通りだよ。次だよ次」
中スポ

『甲子園のしかも午後5時という、
恵まれたプレーボール時間でした。
点は取られたけれど、ここのところずっと真っ直ぐも
走っているという気がしています。
きょう投げたということはオールスターまでは登板がなく、
89年以降では初めてオールスターまでに
1軍の勝ちがないということになりましたが、
残り試合で少しでも貢献できるように頑張ります。』

(『山本昌公式ホームページ』より引用)

●小林投手コーチ
<6イニング3失点とまずまずの結果にまとめた山本昌について>
「ブルペンから調子は悪くなかったし、
本人もそう思っているんじゃないかな。
守備の絡みもあったし、自責2だから。前回よりもよかった」
中スポ

●新井良太
<6回に一時は同点となる左翼フェンス直撃の適時二塁打。
9回にも1死一、二塁から右前適時打を放ち、
4番打者は、4打数2安打、1四球2打点の活躍ぶり>
「(二塁打は)逆風だったけどあれだけ強い打球が打てたので。
(9回は)その前の打席でチャンスで打てなかったので、
追っつけ気味でいったのがよかった」
中スポ

2009年7月18日 (土)

チェン完封で3勝目、竜打線元気好調対決制す!

敵地で阪神に勝ち越し、ついに2位に浮上。
首位・巨人を5.5ゲーム差で追いかけることになったドラゴンズ
9連戦の2カード目は、ハマスタでの横浜との3連戦。
ともに好調同士の対戦となりましたが、
初回、和田藤井の連続適時打で2点を先制すると、
2回にも3点、4回に4点を追加し、一方的な展開へ。
投げては先発チェンが相性の良いの横浜打線を3安打完封
移動ゲームも何のその、16安打12得点ドラゴンズ
元気に3連勝で貯金も12となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 10回戦
(17日・横浜スタジアム | 中日9勝1敗)
12195人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日 12
横 浜
[勝] チェン(12試合3勝2敗)
[D本] 井端3号 小池4号2ラン 中村一生1号
[Dバッテリー]
チェン - 小山

◇対横浜10回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数2安打1打点)
2 (二)荒木  (5打数4安打1打点)
3 (三)森野  (3打数1安打1打点)
4 (一)ブランコ (4打数1安打1打点)
5 (左)和田  (2打数2安打2打点)
6 (中)藤井  (5打数3安打2打点)
7 (右)英智  (4打数無安打)
8 (捕)小山  (5打数無安打)
9 (投)チェン (4打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・トム・マストニー
井端中飛、荒木外直球バットの先中前打、
森野3球目荒木二盗、森野高いバウンド遊ゴロ進塁打、
ブランコ外低め四球、
2死一、三塁から、
和田外高めスライダー左前運ぶ適時打(D 1-0 YB)
2死一、三塁から、藤井外高め直球三遊間抜く適時打(D 2-0 YB)
2死一、二塁から、英智外スライダー中直

<1回ウラ・横浜> P・チェン(中6日)
吉村中152キロ直球見三振、仁志高め149キロ直球二ゴロ、
内川内148キロ直球鈍い遊ゴロ

<2回・中日> P・マストニー
小山三ゴロ・村田ファンブルエラー、チェン三犠打、
井端高いバウンド遊ゴロ石川回り込むも内野安打、
1死一、三塁から、
荒木外高め直球中前抜ける適時打(D 3-0 YB)
1死一、二塁から、森野中高め直球中前適時打(D 4-0 YB)
1死一、三塁から、ブランコ外スライダー空三振、
2死一、三塁から、
和田外高め直球・
ライナー中越えフェンス直撃適時二塁打(D 5-0 YB)


<2回ウラ・横浜> P・チェン
村田内150キロ高く打ち上げ二塁後方飛球・荒木目測誤り落球、
ジョンソン打ち上げ左飛、金城初球左前落とすヒット、
石川初球一ゴロ・走者それぞれ進塁、
2死二、三塁から、細山田中直球打ち上げ遊飛

<3回ウラ・横浜> P・チェン
マストニー見三振、吉村遊飛、
仁志三ゴロも森野一塁送球逸れエラー、内川左飛

<4回・中日> P・マストニー
井端中高め振り抜き左翼席中段本塁打(D 6-0 YB)
荒木初球左前打、森野4球目一邪飛ジョンソン落球エラー、
森野5球目空三振も荒木二盗、
1死二塁から、
ブランコ外低めスライダー・
痛烈ライナー三塁グラブ弾き左翼左到達二塁打(D 7-0 YB)

和田3球目マストニー暴投・ブランコ三進、和田ストレート四球、
1死一、三塁から、
藤井中スライダー右前適時打(D 8-0 YB)
P・高崎
英智初球スライダー遊ゴロ6-4二封一塁セーフ、
2死一、三塁から、
小山初球細山田捕逸・三走和田生還(D 9-0 YB)

<4回ウラ・横浜> P・チェン
村田中直球伸びなし中飛、
ジョンソン149キロ空三振、金城外高め151キロ空三振

<6回・中日> P・高崎
代打福田外直球合わせ一塁抜くヒット、
ブランコセンター伸びるライナー金城ジャンピングキャッチ、
1死一塁から、
小池初球中低め直球・
すくい上げセンターバックスクリーン飛び込む2ラン(D 11-0 YB)

藤井高いバウンド遊撃内野安打、
英智右中間飛球金城ランニング好捕・一走藤井戻れず併殺


<6回ウラ・横浜> P・チェン 三・福田 右・中村一生
吉村フォーク右飛、仁志フォーク空三振、内川フォーク中飛

<8回・中日> P・工藤
荒木内低め直球左翼フェンス到達二塁打、
福田内カット三塁線ゴロ、
ブランコ高いバウンド三ゴロ進塁打、
2死三塁から、小池右カットバットへし折られ遊ゴロ


<8回ウラ・横浜> P・チェン 三・岩﨑達郎 一・福田
石川外高め直球左前打、黒羽根利規内スライダー空三振、
代打大西内直球遊ゴロ6-6-3併殺

<9回・中日> P・石井
藤井内直球一飛、
1死から、
中村一生内高めスライダー反応・
左翼ポール際飛び込む本塁打
(プロ初本塁打)(D 12-0 YB)


<9回ウラ・横浜> P・チェン
吉村内149キロ打ち上げ三飛、仁志三ゴロ、
内川中直球左前打、村田148キロ伸びなし左飛、試合終了。


【ゲームレビュー】
3連勝 チェンが5月3日以来の3勝目を完封で飾った
対横浜戦6連勝

チェンは立ち上がりから直球に威力があり、
3安打しか許さなかった。
打線は16安打で12点。序盤で試合を決め、
中村一生が5年目で初アーチを放った。
横浜の連勝は5でストップ。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


ついに2位に浮上したドラゴンズに対し、
2年ぶりの5連勝とここに来て乗ってきた感のある横浜
連戦半ばの金曜日、移動ゲームとはいうものの、
ともに好調なチームなだけに、どんな展開になるのか
開始前はけっこうわくわくものでしたが、
まさかこんなに一方的な展開になるとは…。
もっと白熱した内容になるかと思いきや、
終わって見れば、今季の相性そのまんま
立ち上がりから積極的に攻め入ったドラゴンズ打線が、
初対戦となったマストニーに連打を浴びせ、
初回に和田、藤井の連続適時打で2点を先制すると、
続く2回にも荒木、森野、和田とタイムリー3本で3点。
さらに4回にも井端の本塁打を皮切りに、
相手のミスも絡んで、一気に4点を挙げノックアウト

Y!のプロフィールコメントによると、
「メジャー通算80試合登板の右腕。
スリークオーターから投げ込む速球が最大の武器。
制球も良く、キレのある変化球には定評がある」
というマストニー
しかしこの日は、制球は定まらないわ、高めに浮くわの大乱調
しかもいかにも「打ちごろ」のボールがくるわくるわ。
まあ村田のファンブル、ジョンソンの落球、
さらに不運な内野安打など、かわいそうな面もありましたが、
あの程度の投手なら、好調な打線が打ち込めるのは当然でしょう。

そんななか、その手を緩めることなく
徹底的に得点を奪い、早々と勝負を決めてしまった打線
移動ゲームもなんのその、かなりの勢いでしたね。
先日の阪神戦では下位打線が頑張っていましたが、
この日はスタメンの1番から6番までで稼ぐこと、13安打8打点
しかも早めに頑張り、一方的になったため、
ゲーム後半は、普段試すことのできない若手野手が続々と出場。
森野代打・福田ハマスタ初ヒットをはじめ、
小池のバックスクリーン弾、岩﨑達郎の今季初守備、
さらに中村一生プロ1号など、プレミアもののシーンを
たくさん見ることができて、ほんとにラッキーな部分も。


チェン2カ月半ぶりの白星!しかも投げては、
チェン横浜打線を完全に圧倒
5月の完封のときもよかったですが、
今回はさらに貫禄の内容
初回から152キロ、
伸びのある真っすぐ中心に押し、
上々の立ち上がりを見せると、
珍しく打線の大量援護を受けたこともあり、あとはスイスイ
大量点差にだれることなく、集中して自分の投球に終始。
さらに球数も少なく、中継ぎ陣を休ませられる見事なペース
ムダな四球も全くなしで、お得意様相手に3安打完封
5月3日のハマスタ以来の今季3勝目をようやくゲット。
規定投球回数に達したことで、
防御率も再びトップに立ったようですが、
それ以上に「勝てた」ということが大きかったのでは。
1カ月の離脱こそあったものの、今季のドラゴンズ左のエース
それが前半戦最後の登板で、やっと勝つことができた
前夜の朝倉もそうですが、そういう意味では、
この1勝はチームにとっても価値あるものとなったでしょう。
これからさらに厳しい戦いが続きますが、
後半戦は白星をたくさん積み重ね、
チームに貢献するチェンの投球を楽しみにしたいです。


16安打12得点の圧勝
巨人が敗れたことでゲーム差が4.5と縮まりました。
ただこのゲーム差では、まだ背中は見えないですし、
いまは一戦一戦を戦うこと集中してほしいですね。
そして今週末は、土日ながらもナイトゲームとなりますが、
この日の勝利でさらに付いた勢いを継続してほしい。
関東初戦で爆勝というと、先日の神宮が思い出されますが、
その二の舞とならぬよう、ここは必ず連勝を。
先発は中6日で、防御率2位の吉見が来るでしょう。
弟分のチェンとのハイレベルな争いが続きますが、
1位再浮上、さらに王手をかける2ケタにすんなり到達してほしい。
そのためには、やはり打線の変わらぬ援護を。
谷繁、和田に加え、森野、ブランコも休めましたし、
リフレッシュした主力たちがきっとやってくれるでしょう。
9勝1敗、カード6連勝の流れそのままに、敵地でベイを圧倒
投打の歯車をがっちりかみ合わせての勝利で、
さらに上位との差を詰めてほしいと願います!


☆ウィナーズ・ボイス(17日)

◎チェン・ウェイン

<今季2度目の完封で、3勝目をマーク>
「(ナイスピッチングでした)ありがとうございました。
(わずかヒット3本、無四球の見事な投球でした)
そうですね。まあ何とかムダなフォアボールを出さないように
ま、自分のピッチングを見せる。はい。
(相手は5連勝中の横浜だったが)
まあ一応、コース的に厳しくいって、
まあ抑えたいだけの気持ちを持って、投げるだけです。
(早い回から味方が点を取ってくれた)
そうですね。まあ、野手に感謝しています。
(この完封で規定投球回数に達し、防御率1.45。
吉見を抜いてトップに立った)
(笑顔で)ありがとうございます。
いや、でも、まあそっちは関係ないんで、
まあ一応、勝ちだけほしいです。はい。
(同僚の吉見と良い競り合いに)
そうですね。まあ、吉見さんのピッチングを見て、
まあ自分も何とか抑えたいんで。そうですね、はい。
(巨人が逆転を許し、このまま行くと4.5ゲーム差)
そうなんですか。ありがとうございます。
まあ、まだシーズンは終わってないんで、
まあ、優勝を目指す。はい。
(後半戦の投球も期待しています)
ありがとうございます。
この後にも、まあ、いいピッチング投げて、
みなさんに見て、はい、がんばります」


<1回、先頭打者・吉村への初球。
152キロで空振りさせると、2つの真っすぐで追い込み、
3球目も152キロの低めに制球された直球で空振り三振を奪った。
仁志を二ゴロ、内川も遊ゴロで三者凡退の抜群の立ち上がり。
7月に復帰してから2度の先発は先頭打者に四球を与え、
立ち上がりに苦しんだが、その反省を3度目でしっかり生かした>
「無駄な四球を出さないように注意しました
コントロールを意識して、コースを狙い過ぎると
ボール、ボールとなってしまう。
思い切って腕を振ることだけを考えた。初回から全力でいきました」

<失点の気配は皆無に近く、150キロ前後の球威で横浜打線を圧倒。
散発3安打、8奪三振。得点圏に走者を背負ったのは失策がらみの一度だけ。
今季の横浜戦はこれまで3試合で1失点、防御率0.38。
相性のよさを生かし、9回になっても152キロを計測するなど、
最後まで強気の姿勢は崩さなかった>
「横浜戦? それは偶然です。
なかなか勝てずにきつかったけど、自分の投球をすることだけを考えていた」

<打線がこれまでにはなかった12得点という大量援護。
気持ちの張りが少しは緩んでもおかしくないが、集中力は切れなかった。
4回から7回まではパーフェクト。
味方が得点を重ねるたびに、打たれる雰囲気がなくなる頼もしさ。
なかなか手が届かなかった3勝目は、初の無四球完封で堂々と手に入れて>
「打者の皆さんに感謝します。
点が入って気持ちが楽になりました。
でも、楽になりすぎないよう自分の投球を意識した」

<これで我慢の日々が報われた。
前回登板までの11試合で1試合あたりの味方の援護点は1.64点。
好投しても援護に恵まれず、勝ち星は伸び悩んだ。
追い打ちをかけるように6月には左肩痛で戦線離脱。
開幕前に「10勝」を目標に掲げていた左腕にすれば、
大きな停滞だったはずだが>
「勝ちにこだわりたい。どんなに好投しても負けたらダメ。
援護? それは考えない。どんな試合でもベストを尽くすだけ」

<これで規定投球回数を再び上回り、
防御率は吉見を抜き1.45で、リーグのトップに躍り出た。
笑顔で無関心を強調したが>
「防御率? それは気にしません」

<1つ年上の吉見はライバルというより、励まし合う仲。
球威では負けないが、制球では及ばない。
抜きつ抜かれつのチーム内競争を演じながら、勝ち星を重ねてきた。
グラウンドを離れれば仲のいい兄弟分。
キャンプでは同室で休日には連れだって外出し、
シーズンに入っても食事をともにする間柄。表情を崩して>
「(吉見さんは)お兄ちゃんのようなもの。
吉見さんのピッチングを見て、自分も抑えようと思って投げています。
吉見さんのように勝ち星も挙げたい」

<秘めたる思いもあった。
横浜スタジアムは昨年の球宴第2戦で
同僚・荒木がMVPに輝いた舞台。その場面をテレビで見ていた。
台湾から来日して6年目。あこがれ続けているのが球宴。
ようやく戦力となった昨年は先発とリリーフを兼任し、
選ばれる数字は残せず、今年は左肩故障に泣いた。
チームメートが輝いた舞台で、狙い通りの快投を演じて>
「やっぱり投げたいですね」

<波に乗り切れなかった若き左腕が最高の形で白星をつかみ、
チームは首位巨人に4.5ゲーム差まで接近した。
残り3カ月。反攻を宣言し、逆転ロードを駆ける>
「この勝ちはデカイ、と思う。でも、まだ何試合もある。
シーズンは長い。これからです」


<アクが強いプロ野球選手たちの中にあって、
人一倍温和で優しい。それを表すように、
毎年夏には故郷・台湾の両親を日本へ呼び寄せ、
食事をともにするなどしている。にこやかに語って>
「ボクが中日に入ってから毎年来ていますね。
今年? まだ分かりませんが、来ることになるかもしれません」

<もっとも、両親が来日した時に
自身の試合を見たことはほとんどないそうで、
もっぱら日本国内を観光して回っているという>
「ボクは野球ばかりでほとんど観光なんてできません。
ボク以上にあちこち見て回っていますよ」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知
時事通信スポニチ名古屋ニッカンデイリー

○小山桂司
<チェンとバッテリーを組んだが、相性の良さを発揮。
このコンビでの防御率はこの日まで7戦で0.96と
驚異的な数字を残しているが、控えめに>
「コントロールを気にせず思い切って投げてこいと
いう姿勢でリードしているだけです。
それで自然とまとまるからすごいですよね」

<それよりも打ちまくったチームの中で
5打数無安打だった自身の打撃を猛反省。危機感をあらわに>
「打てるというので(1軍に)上げてもらっているところはある。打てないと」
(中スポ)

○田中監督付スコアラー
<直球が走っていたこの日のチェンを絶賛>
「右打者の内角にクロスする直球の角度が素晴らしかった。
そこらの打線では打てない。年に何回かの見事な投球だった」
中日新聞


○和田一浩
<1回2死一、二塁から、先制の左前適時打を放つ。
打てば得点、凡退ならチェンジ。先に2ストライクを奪われながらも、
外角低めのスライダーをうまくレフト前へ運んで>
「がされましたけど、しんで打てました。
先制のチャンスだったし、ヒットで先取点を取りたかったのでよかった」

<これをきっかけに打線はマストニーをあっという間に攻略し、
左肩痛から復帰して3戦目のチェンを猛烈に援護。
横浜を完膚無きまでにたたきのめしたが、前を見すえて>
「いい流れ? そうですね。
でも、きゅっと引き締めていかないと。あしたが大事です」
中スポ毎日jp

○藤井淳志
<3安打2打点の活躍。荒木と共に猛打賞をかっさらった。
1点先制後の1回2死一、三塁、左前適時打して2点目を叩き出す>
「甘い球はどんどん打っていこうと思いました」

<4回は7-0と大成が決した1死一、三塁で、右前適時打。
左右に打ち分ける器用さも、大勝に結びついた>
「とにかく1点でも多く取りたいと思いました」
(中スポ)

○井端弘和
<4回、左翼席へ3号ソロ。
真ん中高めのストレートをしんでとらえて、
5月4日の横浜戦以来となる一発を見舞って>
「打った瞬間、行ったと思いました。久びさですね。
フルスイングしなくても入るんだなあと。
でももっと拮抗したところで打たないと」
(中スポ、毎日jpニッカン

○小池正晃
<6回に4号2ラン。古巣から打った初めての本塁打だった。
安打の後輩を一塁に置いて、先輩はバックスクリーンを直撃、
威厳をしっかりと保って>
「(同じ横浜高の)福田が打ったし、先輩としては負けられません。
チームにも勢いがあったし、それに乗って打ちました」

<横浜は昨季途中まで在籍していたチーム。
中日に移籍後初めて打った、慣れ親しんだ
横浜スタジアムでのホームランに感慨ひとしお>
「ここで打ちたいと思っていました。
打ててホッとしたような、そんな気持ちになりました」
(中スポ)

○岩﨑達郎
<今季は代走での出場が主だったが、
8回の守りから三塁に入り、初守備に就く。
9回に三飛と三ゴロを無難に処理し、
初めてグラウンドでナインとのハイタッチも経験>
「普通に守っただけですよ」
(中スポ)


○中村一生
<9回表、左翼ポール際へプロ初本塁打を放つ。
左翼席のファンから大歓声が沸いたプロ1号に、ニッコリと笑って>
「気持ちよかったです。
1軍はやっぱり違います。アドレナリンが出ますね」

<大器と期待されながら、5年かかった。
俊足、好守でパンチもある。なのに結果が出なかった。
7月10日に今季初めて1軍に上がると、ステップアップのヒントを得た。
フリー打撃は通常、真っすぐだけを打つが、
石嶺コーチが変化球も混ぜて打つ練習をアドバイス。
2軍より変化球が多いと言われる1軍、
変化球に対応する地味な練習がこの日のスイングに生きた。
相手投手は元中日の石井。左からのスライダーうまく変化球をさばいて>
「まっすぐを待っていたけど、スライダーに反応して打った感じです。
感触はあったんですけど、ポール際だったから切れるかなと思いました」
中スポスポニチ名古屋


○荒木雅博
<8回無死、左翼へ二塁打を放つ。
鋭いゴロが左翼の左を抜けていったこの日4本目の安打。
そこに大きな『意味』があった。
通算22度目の1試合4安打で
熊本工高の先輩・前田智徳(広島)を抜くことになり>
「何もいわなくてもわかりますよ。
並んだんですか? エッ、抜いたんですか。
大変なことになりましたね」

<自身に衝撃を与えた6学年上の天才打者。
追いかけるように、熊本工のユニホームに袖を通し、
現在では『孤高の天才』と評される男が
最も心を許し、かわいがっている後輩になった。
前田智徳がいる高さは変わらないのだろうが、少しずつ近づいている。
打数が多い1、2番が多いとはいえ、
天才を『安打』にまつわる記録で上回ったのは事実。
雲上の先輩にちょっぴり誇れる夜だった>
「(前田さんと)まともに話せるようになったのは、
ボクがレギュラーを取ってからですかねえ。
雲の上の存在ですよ。今も。それはこれからも変わりません」
(中スポ)

○福田永将
<球界では、対戦相手に高校、大学の先輩や、
代表チームなどの縁でお世話になった恩人がいると、
後輩が先輩のもとにあいさつに赴く光景がよくあるが、
7月5日の巨人戦の時、走った先は意外な人だった。
自身を激励してくれたのは、巨人の原監督。
同監督が東海大相模高の後輩である森野に指示。
わざわざ呼ばれたという。喜々としてその場面を振り返る>
「がんばれよと激励の言葉をかけていただきました。
自分のことを覚えていてくれるなんて考えてもいませんでしたから、
めちゃくちゃうれしかったです」

<神奈川県で育った以外に接点が薄そうだが、
こんな出会いがあった。2003年夏の中学時代、
硬式野球強豪チームが全国から集まる
『ジャイアンツカップ』に緑中央シニアの主将として出場し優勝。
決勝には1期目の最終年だった原監督が観戦。
その後の表彰式にも出席した。
その席でかけられた言葉をありありと覚えているという>
「東海大相模(高)に来い。そしてジャイアンツに来い」

<その言葉が夢の輪郭をハッキリさせた。
高校はぎりぎりまで悩んだ末、自分の決断で横浜高に進んだが、
東海大相模高にも、巨人にも行かなかった自分のことを
原監督が覚えていてくれるとは夢にも思わなかった。
その2日後にプロ初打席初本塁打。
この日は6回に代打で右翼線を破る安打を放ち、
三塁で初めて守備についた。
恩返しは巨人を追撃する力になること>
「自分が活躍することで、あのときかけてくれた
言葉の恩返しをしなければならないと思っています」

<横浜出身がプロ3年目で初めて『凱旋』。
プロ入り後初の横浜スタジアム。
横浜高時代は何度もここで試合をして、
自身にとってはゲンのいい球場。
この日はスタンドに中学時代の恩師も応援に駆けつけていた。
6回の右前打を放つと、地元のファンから声援を浴びて>
「ここでは負けた印象がないです」
福田ブログ「2009/07/17」、中スポ)


○立浪和義
<レギュラーだけでなく、福田、小池、中村一生の
途中出場組も爆発しての16安打12得点に、兼任コーチは満面の笑み。
出番なしもこんな『開店休業』なら大歓迎。笑顔でバスに乗り込み>
「きょうはゆっくり見ていましたよ」
(中スポ)

○石嶺打撃コーチ
<相手先発・マストニーを4回途中9失点で攻略し、満足顔>
「みんなが良い状態だけど、
ベンちゃん(和田の愛称)が2死から打ったのは大きい。
楽に打席に入れるいい流れをもってきてくれたね」

<着実に安打&得点を重ね、終わってみれば16安打12得点。
3本塁打も飛び出した打線に>
「あしたは投手が変わるけど、いい流れでいけると思う」
中スポサンスポ


○落合監督
<序盤に大量得点を挙げて今季6度目の3連勝。
大差の勝利にも多くを語らず>
「ウチの方が相手よりも移動時間が短かったからだろう。
(中日は大阪から、横浜は広島からの移動ゲーム)
それだけのことじゃないか」

<大量援護を得ながら完封したチェンについては、
当然の結果といった口調で答えて>
「大量リードの完封は難しい? そんなに難しいことか? 
あいつ(チェン)が今どういう状況にいるか考えてみろ。
吉見と防御率を争っているんだろ。簡単な理屈じゃん。
(9回まで)気が緩むわけないじゃん」

<監督として球団単独2位となる
440勝目を手にしたが、自らの記録に触れず>
「選手に聞いて。選手に聞いて(紙面を)埋めなよ」
中スポ中日新聞共同通信社ニッカン


若竜トピックス(17日)

◆堂上直倫

<今季初めて1軍に合流。
この日は出場選手登録は見送られたが、横浜スタジアムで汗を流す。
三塁でノックを軽快にさばき、フリー打撃でサク越えを放って>
「(1軍合流を)言われたのは昨日の夜です。
登録されるかどうか分かりませんけど、がんばります」

<3年目の今季は開幕1軍を目指して
沖縄キャンプで猛アピールしたが、開幕からずっと2軍暮らし。
左わき腹を痛めて、2軍戦にも出られない日々もあった。
6月14日に実戦復帰すると、それ以後のウエスタンでは
27打数10安打の打率.370、1本塁打と結果を出し、
1軍に声がかかった。逸材はジッと登録を待つ>
「今は状態は悪くないです。普通にやれるようになってきました」
(中スポ、ニッカン

◆西川明
<11日に登録抹消されたが、
約1週間ぶりにナゴヤ球場で見ると、違和感があった。
打撃フォームがどことなく違っているような…。
半信半疑で尋ねると、明確に答えて>
「バットを立てて構えるようにしています。この前は寝かせていました」

<フォームをひんぱんに微調整しているように見えるが、
シーズン中なのに大丈夫か? この疑問にもさらりと答えて>
「時期によって『しっくりくる』構え方があるんです。だから変えています」
(中スポ<ドラ番記者>


◆フレッシュオールスターゲーム出場辞退選手のお知らせ(公式サイト)
◆フレッシュオールスター 出場選手変更(NPB公式サイト)
◆フレッシュ球宴出場者変更 2人が出場を辞退(共同通信社)
(プロ野球オールスターゲーム運営委員会は
この日、山内壮馬がケガ(右腓腹筋筋膜炎)のため
フレッシュオールスターゲーム(23日・札幌ドーム)の出場を
辞退したと発表。補充選手として、岩田が出場する)

2009年7月17日 (金)

打線繋がり序盤乱戦制す上昇竜ついに2位浮上!

1勝1敗で迎えた甲子園での阪神との第3戦は、
立ち上がりから互いに得点を奪い合うシーソーゲーム
しかし1点ビハインドで迎えた3回に、
和田の犠飛と英智の適時打で逆転に成功すると、
その後も着実に追加点を挙げ、ゲームを優位に。
朝倉が乱れつつも4失点で止まると、6回以降は盤石の継投
9連戦の最初のカードを勝ち越したドラゴンズ
ついに東京ヤクルトをかわし、2位に浮上しました!

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 11回戦
(16日・阪神甲子園球場 | 中日7勝4敗)
42450人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神
[勝] 朝倉(15試合6勝4敗)
[S] 岩瀬(35試合1勝2敗25S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
朝倉、高橋、河原、パヤノ、浅尾、岩瀬 - 小山、谷繁

◇対阪神11回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数1安打1打点)
2 (二)荒木  (5打数2安打)
3 (三)森野  (2打数2安打1打点)
4 (一)ブランコ (3打数2安打1打点)
5 (左)和田  (3打数無安打1打点)
6 (中)藤井  (3打数1安打)
7 (右)英智  (4打数1安打2打点)
8 (捕)小山  (3打数1安打)
9 (投)朝倉  (2打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・久保田
井端初球中飛、荒木外直球センター右安打、
森野3球目荒木二盗失敗、森野ストレート四球、
2死一塁から、
ブランコ内低め直球高く上がる右飛球、
浜風に戻され、右翼線落ちる適時二塁打(D 1-0 T)

和田ストレート四球、
2死一、二塁から、藤井外フォーク空三振


<1回ウラ・阪神> P・朝倉(中6日)
平野内低め直球見三振、関本初球左前打、
葛城中フォーク空三振、金本ストレート四球、
2死一、二塁から、ブラゼル内高め直球中前適時打(D 1-1 T)

<2回・中日> P・久保田
英智内フォーク空三振、小山初球スライダー中前打、
朝倉スリーバント失敗、
2死一塁から、
井端中スライダーライナー左翼線適時二塁打(D 2-1 T)

<2回ウラ・阪神> P・朝倉
鳥谷二塁グラブ下抜ける安打、岡﨑高めスライダー左前打、
無死一、三塁から、久保田スリーバント失敗、
平野右足死球、
1死満塁から、関本内高め直球ライナー左犠飛(D 2-2 T)
2死一、二塁から、葛城中シュート右前適時打(D 2-3 T)

<3回・中日> P・久保田
森野投返しグラブかすり中前打、
ブランコ中直球右中間突破二塁打、
無死二、三塁から、和田中低め直球右邪犠飛(D 3-3 T)
1死二塁から、藤井外低めフォークとらえ右前打、久保田KO

P・桟原
1死一、三塁から、英智中フォーク一二塁間抜ける適時打(D 4-3 T)

<3回ウラ・阪神> P・朝倉
ブラゼル外高めフォーク右前打、
新井内シュート打ち上げ右飛、鳥谷初球外フォーク4-6-3併殺

<4回・中日> P・桟原
井端ストレート四球、
荒木5球目バッテリーウエスト・井端一、二塁間挟まれるも
二塁関本ショートバウンド悪送球・井端一塁戻る(関本エラー)、
荒木外スライダーちょこんと合わせ中前打・井端三進、
無死一、三塁から、
森野初球外直球中犠飛(D 5-3 T)

<4回ウラ・阪神> P・朝倉
岡﨑中前打、代打リン外フォーク右前打、
無死一、三塁から、平野外シュート三ゴロ5-4-3併殺崩れの間(D 5-4 T)

<7回・中日> P・ウィリアムス
森野ストレート四球、ブランコ外外れ四球、
和田右中間大きなフライ・森野タッチアップ三進、
藤井高め抜け四球、
1死満塁から、
英智外スライダーぼてぼて三ゴロの間(D 6-4 T)
代打立浪外スライダー外れ四球、
P・アッチソン
2死満塁から、代打小池ハーフスイング三振・球審嫌みなアクション

<7回ウラ・阪神> P・河原 捕・谷繁
平野左邪飛、
関本止めたバット投ゴロ・
河原掴み損なうも再び収めてベースに駆け込む、
P・パヤノ
代打桜井外150キロ見三振

<8回・中日> P・アッチソン
井端中低め直球空三振、荒木外スライダーハーフスイング三振、
森野内スライダー中前打、ブランコ四球、
2死一、二塁から、和田外直球二ゴロ


<8回ウラ・阪神> P・浅尾
金本外直球一ゴロ、
ブラゼル外フォークミート左中間安打・代走大和
新井外フォーク遊ゴロ6-4二封、
鳥谷初球浅尾暴投・新井二進、
鳥谷内高め直球二ゴロ・荒木前こぼすも間に合う

<9回ウラ・阪神> P・岩瀬
岡﨑初球内スライダー捕邪飛、
代打狩野内スライダー左飛、
代打高橋光信内高め直球三塁線ゴロ森野遠投、試合終了。


【ゲームレビュー】
競り勝ち、阪神戦3カード連続で勝ち越した
白星を2年ぶりに11個先行させ、4月27日以来の2位に浮上

1点を追う3回無死二、三塁から和田の犠飛で同点。
1死一、三塁とし英智の右前適時打で勝ち越した。
4回には敵失を生かして加点。
その裏に1点返されたが、継投で逃げ切った。
朝倉は5イニング、8安打4失点と不調だったが、5月25日以来の6勝目
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


初戦惜敗、2戦目快勝、
1勝1敗で迎えた甲子園での第3戦でしたが、
序盤は両先発がともに荒れて、点の奪われ合い
一発こそないものの、常に塁上を賑わせ、
小刻みに得点がかさなっていく展開。
5年ぶり先発転向、今季初登板の阪神・久保田
立ち上がり落ち着かないのはなんとなくわかりますが、
こちらの先発・朝倉もそれに付き合うかのようなありさま。
このままでは何時にゲームが終わるのだろうか?
ほんとわからず、途中までは困ってしまいましたね。

それでもやはり現状での自力の差ともいいますか、
このところ打線につながりを見せるドラゴンズ
2回に、井端がきれいに引っ張り、
レフト線に落とす適時打で勝ち越すと、
逆転を許した3回には、すぐさま森野、ブランコの連打から、
和田の犠牲フライで同点
さらに藤井がつないで、久保田をKOすると、
代わった桟原から、この日スタメンの英智が、
おそらく昨夜やりたかったと思われる、
一、二塁間をしぶとく抜く適時打で勝ち越しに成功
続く4回もアライバの繋がりで無死一、三塁から
森野があっさりと犠飛を打ち上げ、リードを広げると、
以降はドラゴンズペースに終始。
5、6回こそ江草のテンポの良い投球に封じ込まれたものの、
7回にはこの日復帰となったウィリアムスの大乱調にも助けられ、
1死満塁から、英智のぼてぼての内野ゴロの間に追加点。
3四球に内野ゴロと、ノーヒットでダメを押せたことで
完全にこの日の勝負は決まったかなと。
そして7回以降は、勝ちパターンの継投。
浅尾がいくらかバタバタしたものの、岩瀬は3人でピシャリ。
シーソーゲームを制して、敵地阪神に連勝
この日ゲームのなかった東京ヤクルトをようやくかわし、
上昇ドラゴンズ、ついに2位へと浮上しました。


ついに2位だ!まさに「つなぎの野球」
勝ち取った勝利。
なだけに、この日のお立ち台は
人選に苦労したでしょうね。
結局は神風先制二塁打をはじめ、
4打席出塁のブランコ
落ちついたようですが、
自分的には効果的な2打点をマークした
英智もありだったんじゃないかと。
まあボロボロになりながらも
5イニングを踏ん張り、久々の白星を挙げた朝倉
さすがにないだろうとは、思っていましたが…。

それでも先発がイマイチピリッとしない中、
打線がうまくつながって、効率的に得点を奪いましたね。
特に藤井、英智といった下位打線が元気なのがうれしい。
これまでは5番までで得点を奪うことが多かったですが、
この辺りまでつながれば、また違う得点バリエーションが増えてくる。
ブランコ、和田らの破壊力ばかりが目立っていた打線ですが、
単打で出て、エンドランで次の塁を積極的に狙い、
そしてしぶとい打撃で、走者を還していく。
そういう攻めがたくさん出てくるようになれば、
よりチームが一丸となって、勢いというものが増していく。
また勝負どころを絶対にのがさないという、したたかさ
その辺りも実践できているのが良いですね。
この日2位には浮上したものの、東京ヤクルト
さらにその上にいる巨人との争いは、俄然続いていくと思われます。
下位のチームとは違い、そういうチームを倒すには、
そういった駆け引きの中で競り勝つ強さも必要。
現状のように投打がかみ合うなかで、
チーム全体としても、さらに力をつけてほしいと願います。


9連戦の最初のカードを幸先良く勝ち越し
さらに2位に浮上し、貯金も今季最多の11と、
弾みを付けて、次の遠征先へと進むことができますね。
そんななか続いて乗り込むは、横浜スタジアム
今季8勝1敗とカモにする最下位・ベイスターズとの3連戦となります。
しかしなんとここに来て、横浜が5連勝と絶好調
カモとはいえ、ちょっと心配な部分もあったりしますね。
ちなみに中スポ先発予想は、初戦から
チェン-マストニー、吉見一起-吉見祐治、川井-グリンとのこと。
大矢監督時代の横浜とはなんとなく違う空気も
醸し出していそうですが、こちらは安定する3本が相対しますし、
やってくれることと信じています。
まあ初戦については、移動日ゲームなのでちょっとヤバイですが、
週末のナイトゲーム2連戦は、白熱するはず。
ようやく手にした単独2位、これを離さず、
さらに首位との差を詰めていくような3連戦となってほしい。
神宮では「歓喜のちガッカリ」となった関東竜党はもちろん、
3連休を迎える中、各地で応援しているファンを喜ばせるような、
良いゲーム展開となることを期待したいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(16日)

◎トニ・ブランコ

<初回に先制の右翼線二塁打を放つと、
逆転を許した直後の3回も右中間二塁打で逆転劇を演出>
「(ナイスバッティングでした)
ありがとうございます。ありがとうございます。
素晴らしい球場でできたのはとてもうれしいです。
神様ありがとうございます。おかげです。
(敵地・甲子園の雰囲気にも慣れてきたか)
ファンの応援も素晴らしいですし、いい球場だと思いますし、
バッターにとって素晴らしい球場だと思いますし、
ファンもすごい応援をしてくれますので、
とてもいい球場だと思います。
そして今日は勝ちましたのでよかったです。
(4打席出塁していますが、出塁率も高いですね)
今日はよくボールが見えまして、4回出塁することができました。
神様のおかげです。
(打点争いでもトップ、得点圏でのチャンスに強い秘訣は)
とにかくよくボールを見て、
ジャストミートすることを心掛けています。
あとは神様が結果を導いてくれてます。
(夏の暑さも全く関係ないですね)
暑いのは大好きですね。
サントドミンゴ、ドミニカもアメリカも暑いですし、
そうなるとピッチャーも疲れてきますので、
そういう意味からしても、夏は大好きです。
(チーム状態も上がっている、今後に向けて)
とにかくチームが勝てるように、
チーム一丸となって、戦っていきたいと思います。
そして横浜では3連勝できるように頑張っていきたいと思います。
(ありがとうございました)アリガトウゴザイマシタ」


<1回2死一塁、おそらく無風なら右翼へのファウルだが、
右から吹く浜風に戻されると右翼線の左側にポトリ。
『神風』による先制の適時二塁打に>
「自分としては(打った)感じがよくなかったが、
いいところに落ちてくれたね」

<子どものころのあだ名は『プーポー』だったよう。理由は>
「『プーポー』と呼ばれていた選手の
打ち方のものマネがうまかったから。
友だちから『プーポー』と呼ばれるようになった」

<『プーポー』という愛称だった選手の
本名は、バーナード・ブリトー。
95、96年の2年間、日本ハムで活躍した長距離砲だった。
豪快なスイングと飛距離が注目を集めたブリトー。
96年のオールスターでは本塁打を放ち、
試合前のホームラン競争にも西武・清原、
福岡ダイエー・吉永幸一郎と3人でパ・リーグ代表で出場した。
前日、自身も球宴のホームランダービー出場が決まった。
ファン選出で第1、第2戦ともセ・リーグの代表として出る。
子どものころに憧れ、マネしていた選手と同じ舞台に立つことになり>
「頑張るので楽しみにしていてください」
中スポサンスポスポーツ報知毎日jpスポニチニッカン


○英智
<7番・右翼でスタメン出場し、連夜の殊勲打。
3回1死一、三塁の右前勝ち越しタイムリーに続いて、
7回は1死満塁でボテボテの三塁ゴロ。
三塁走者を生還させ、リードを2点に広げた。
6月30日の阪神戦以来のスタメンで存在感を示して>
「きょうは点の取り合いの雰囲気があったので。気持ちで打ちました。
進塁打のサインは出ていませんでした。
何とか走者を次の塁に進めようと思った。
桟原とはファームでも対戦して
ヒットも打っている(通算対戦成績・7打数5安打)ので、
イメージはわきやすかったですね。
ああいう泥くさい感じでボディブローのように取っていけば
相手は嫌がると思うので、ボクらしい仕事はできたと思います」
(中スポ、サンスポスポニチ名古屋ニッカン

○和田一浩
<1点を追う3回無死二、三塁から右邪犠飛>
「内容は最悪だったのですが、結果は良しとしておきます」
中スポ

○森野将彦
<1点リードの4回無死一、三塁から中犠飛>
「あの場面、どこに打っても1点入る(守備)シフトだったんで、
自分の打撃をしようと思っていました」
中スポ

○井端弘和
<4回先頭で四球出塁。
次打者・荒木のときにエンドランをかけ、二塁へスタート。
読んだ阪神バッテリーはウエスト。
二塁手・関本は一塁へ投げ返し、タイミングはアウトだったが、
送球がワンバウンドとなりセーフ。結果5点目のホームを踏んだ。
起点の利いた動きが大きな1点を生み出して>
「ウエストされたら戻ろうと思っていた」
(中スポ)


○朝倉健太
<5月25日以来となる白星で、6勝目を手に。
味方打線が得点した直後に失点を重ね、5イニングを8安打4失点。
中継ぎ陣と打線の頑張りに助けられた右腕はほっとした様子。
それでも久々に勝ったというのに、ぴくりとも笑わない。
試合後は反省の言葉ばかりが口をついて>
「ボールが高く、先頭打者を出すことが多かった。
大事にいきすぎたところもあった。
何とか1点リードで帰ってこられたので良かったと思う。
きょうは迷惑をかけてしまったので、次回はいい投球をしたいですね。
野手の皆さんやリリーフのピッチャーのおかげで勝てました」

<6試合連続で白星がなかった10年目右腕。
不調を引きずるかのように、立ち上がりは不安定。
ピンチが波のように押し寄せ、大崩れしてもおかしくない展開。
奈落の底に落ちかけた右腕を救ってくれたのは、先輩の一言だった。
3回を無失点で切り抜け、マウンドを降りた直後。
谷繁に呼び止められ、こうアドバイスされると、
言葉を真摯に受け止め、考え直し、中盤のマウンドに臨んだ。
すると4回は失点したものの、5回は三者凡退に。
リードを保ったまま、リリーフ陣にバトンをつないだ。
決して好結果ではないが、谷繁のアドバイスを得て、
最後をきっちり締めたのは、今後のマウンドにつながるに違いない>
「3回ぐらいに谷繁さんにもらったアドバイスのおかげ。
ただ投げているようにしか見えない、と。
もともと細かいコントロールがあるわけじゃないのに、
厳しいコースを狙ったりしていた。
思い切っていこう。腕を振ればいいんだと思った」

<これで対阪神戦は07年から3年越しの5連勝。
投球内容に納得はいかなくとも、上昇気流が見えてきたこの日。
勝ったことには大きな意味があるはず>
「きょうの投球で、きっかけをつかみかけたと思うので。
技術より、気持ちの面ですね」
朝倉ブログ「阪神戦投げました!」、
中スポ中日新聞共同通信社毎日jpニッカン

○谷繁元信
<投手に打たれたり、四球を連発して、
想像できないような崩れ方をするなど、
勝利につながらない朝倉の投球を見てきた正捕手。
『技術がない』と厳しく突き放したこともあったが、
この日も同じ失敗を繰り返す気配に、たまりかねたという>
「技術の問題でもあるんだけど、最後は気持ち。
一球一球に気持ちがこもっていなければ、最後のひと押しができない。
もともときれいに打ち取れる投手じゃないんだから」
中日新聞


○高橋聡文
<1点リードの6回に朝倉からバトンを受けて登板。
代わりはなの鳥谷にはいい飛球を打ち返されたが
中堅・藤井の守備範囲。
続く岡﨑、代打・バルディリスの右打者2人は
連続三振に仕留めて、流れを完全に引き寄せた。
前夜7回1死一塁の桧山封じに続く好救援に>
「とにかくゼロで抑えられてよかった」

<連投になったり、すっかり出番がなくなったり。
調子の維持が難しい中継ぎの立場。
6月10日の東北楽天戦から30日の阪神戦まで
中19日も間隔が開いたときには、
冗談まじりにこう話したこともあったが、
緊張感を保ちつつブルペンで戦況を見詰め続けた>
「(自分の登板は)プレミアですから。
いつ、行けと言われてもいいように」

<時には敗戦処理のようなマウンドに
立つこともあるが。黙々と投げ続ける>
「常に同じ気持ちで」
中スポ

○河原純一
<7回1死、関本に打撃をさせず、
止めたバットで一塁線ゴロに打ち取ったが、
自ら猛ダッシュでボールをすくい上げようとしたが、
グラブに入れ損なってしまった。
しかし慌てずにグラウンドに転がったボールを
再度グラブに収めると、自ら一塁に駆け込み事なきをえる>
「(捕球位置から考えて)一塁へ投げなきゃと思ったんだけど、
トニ(ブランコ)も出てきてて。
あっベースが空いてる、どうしようと…」
(中スポ)

○ネルソン・パヤノ
<7回2死で代打・桜井を三振斬り。
左の葛城に対して登板したはずだが、
代打登場の打者を相手にすることになっても涼しい顔>
「全く気にならない。ロー(低め)ボールだけを心掛けたよ」
中スポ

○浅尾拓也
<落ちついた投球で9回の岩瀬にバトンを渡す。
5回以降では阪神唯一のヒットをブラゼルに許したが、
新井、鳥谷と内野ゴロに打ち取って、ホッと一息>
「調子はよくないながらも0点に抑えられたのはいい意味でプラス。
ストレートの(指の)かかりを修正していきたい」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<9回、右の代打攻勢を軽くいなして、3人で料理。
5日ぶりの登板でも、全く危なげなくリーグトップの25セーブ目。
気持ちよさそうに汗をぬぐって>
「しばらく空いていて久しぶりといっても、
自分の中では(終盤まで接戦で)いっている感じの試合が多かったから。
ずっと出ている感じがあったんで、自然にゲームに入っていけました」
(中スポ、スポニチ名古屋

○森バッテリーチーフコーチ
<この日登板した5人に前日好投したネルソンを加えた6人で、
16イニング2/3を連続無失点中と、安定感抜群の中継ぎ陣。
約2カ月ぶりの勝ち星となった朝倉も含め、
投手陣について、手応え十分に振り返る>
「リリーフ陣はみんな頑張っている。
健太(朝倉)もいい投球をして勝てなくて、
悪い時に勝たせてもらったんだから、
このままちゃんと勝っていってもらわないとな」
中スポスポニチ名古屋


○小山桂司
<10日の広島戦以来のスタメンマスクとなったが、勝利に貢献。
6回まで出場し、朝倉と高橋をリード。バットでは2回に中前打を放った>
「危ない展開にしてしまいましたが、勝てて本当によかったです。
ヒットは出ましたが、チャンスで凡退(3回1死一、二塁で三邪飛)
してしまったので、次は打てるように頑張ります」
(中スポ)

○立浪和義
<2点リードの7回2死二、三塁でやってきた出番。
投手はこの日復帰したばかりのウィリアムス。
左対左となったが、トドメを刺すための切り札投入。
しかしストライクゾーンに来たのは2球だけ。
フルカウントから四球で空いていた一塁に歩いた。
半分勝負を避けられた格好だが、ストライクを
仕留められなかったことに納得がいかない様子>
「(相手の投球が)何であっても、いいところで打つ、つなぐ。
次、がんばります」
(中スポ)

○中川裕貴
<感慨深そうに甲子園の土を踏みしめている。
岐阜・中京高時代は2年夏、3年春と
2度の全国大会で立ったグラウンドだ>
「高校時代に自分を育ててくれたところという意味も
ありますけれど、自分の地元がこっち(滋賀県)なんで
ずっとあこがれのグラウンドでした」

<プロ入り後はウエスタン・リーグで来たこともあるが、
1軍のメンバーとして足を踏み入れるのは今カードが初めて。
気合を込めて臨んだ試合では、6回先頭に代打を送られ空振り三振。
うなだれてベンチに引き揚げたが、
『浮上』での記念の初打席浮上のきっかけにしたい>
「打席をもらったら、僕は絶対に打たなきゃいけない。
このグラウンドで打ちたいんです」
(中スポ)

○福田永将
<練習中、ブランコの打球の『洗礼』を受ける。
内野ノックで三塁についていたときのこと。
フリー打撃のブランコの打球が三塁強襲。
痛烈な当たりに思わずグラブを出したが、
弾いてしまい苦笑い。目を丸くして>
「びっくりしました。
全然違います。今まで見た中で1番速かったですね」
(中スポ)


○落合監督
<乱戦を制し、4月27日以来80日ぶりの2位に浮上。
不調ながら勝利投手の朝倉に>
「いつも言ってるだろ。
ピッチャーがピタッと抑えていても、負ける時は負けるし、
ボロボロ(に打たれて)でも、勝てる時は勝てる。
きょうはその典型的なゲームだったんじゃないか」
(中スポ、サンスポスポーツ報知時事通信毎日jpニッカンデイリー


記録備忘録。(16日)

落合監督が、阪神11回戦(甲子園)に勝ち、
監督通算439勝(342敗17分け)となった。
439勝は天知俊一監督に並び、球団歴代2位のタイ記録。
初勝利は04年4月2日の広島戦(ナゴヤドーム)。
また通算800試合まであと2試合に迫っている。
(中スポ)

2009年7月16日 (木)

打って投げて小笠原に英智1号竜快勝虎に雪辱!

中田が踏ん張れずに連勝ストップ。
9連戦の初戦と落としてしまったドラゴンズ
連敗は避けたい甲子園での阪神との第2戦は、
先発した小笠原孝が、打って投げての大活躍
打っては2回2死満塁のチャンスで、先制2点適時打を放つと、
投げては制球良く、6回途中まで1失点に抑え込む粘投
その後代わって9番に入った英智
中押し今季1号&ダメ押しタイムリーと実に効果的な援護
小刻みに得点を重ねて、前夜の悔しさを晴らす快勝
貯金を再び今季最多タイの10に戻しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 10回戦
(15日・阪神甲子園球場 | 中日6勝4敗)
42604人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神
[勝] 小笠原(10試合4勝1敗)
[D本] 和田20号 英智1号 森野11号
[Dバッテリー]
小笠原、河原、高橋、浅尾、ネルソン - 谷繁

◇対阪神10回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数1安打)
2 (二)荒木  (5打数1安打)
3 (三)森野  (4打数2安打1打点)
4 (一)ブランコ (5打数無安打)
5 (左)和田  (5打数1安打1打点)
6 (中)藤井  (4打数3安打)
7 (右)小池  (3打数2安打)
8 (捕)谷繁  (3打数1安打)
9 (投)小笠原 (2打数1安打2打点)

【イニング経過】
<1回ウラ・阪神> P・小笠原(中6日)
平野二ゴロ荒木追いつき好捕、関本中直球中飛、
桜井外直球遊ゴロ

<2回・中日> P・福原
ブランコ中フォーク詰まり中飛、
和田外直球中途半端スイング三振、
藤井外フォーク合わせて中前打、
小池外直球右方向一、二塁間抜くヒット、
谷繁外カーブ見て四球、
2死満塁から、
小笠原外高め直球左中間運ぶ2点二塁打(D 2-0 T)

<2回ウラ・阪神> P・小笠原
金本内直球詰まるも三塁後方落とす二塁打、ブラゼル二ゴロ進塁打、
1死三塁から、新井外直球一ゴロランナー進めず、
2死三塁から、鳥谷外低め直球手が出ず見三振

<4回・中日> P・福原
和田初球中低めカーブ浜風にも乗り左翼席飛び込む本塁打(D 3-0 T)
藤井一ゴロ、小池ライナー左前落ちるヒット、
谷繁右打ちも二ゴロ4-6-3併殺


<4回ウラ・阪神> P・小笠原
関本中飛、桜井四球、
金本内高め直球一ゴロ3-6-3併殺

<5回ウラ・阪神> P・小笠原
ブラゼル一ゴロブランコスリップも小笠原ナイスカバー、
新井外高めスクリュー右中間突破二塁打、
鳥谷中低め直球三遊間抜けるヒット、
1死一、三塁から、狩野初球内直球詰まり二飛、
2死一、三塁から、代打高橋光信外高め直球・
痛烈投返し中前抜ける適時打(D 3-1 T)
2死一、二塁から、平野初球外直球遊ゴロ二封

<6回・中日> P・筒井
森野投返し筒井左足当たる内野安打、
ブランコ外高め直球空三振、和田中チェンジアップ打たされ一飛、
藤井外チェンジアップ二塁内野安打、
2死一、二塁から、小池外チェンジアップ二飛


<6回ウラ・阪神> P・小笠原
関本右飛、桜井初球外カーブ中前打、金本四球、
1死一、二塁から、ブラゼル内高め直球詰まらせ中飛・
桜井タッチアップ三進・中日ベンチ動く
P・河原 右・英智
2死一、三塁から、新井中低めスライダー伸びなし左飛

<7回・中日> P・筒井
谷繁外直球大きな右飛、
1死から、
英智外高めチェンジアップ叩き・
右方向打球伸びてライトポール際飛び込む本塁打・
本人もビックリ(D 4-1 T)

井端内スライダー左前打、荒木外チェンジアップ左翼安打・
エンドラン井端一気に三進・荒木も二進、
森野四球、
1死満塁から、ブランコ内高めつり球見三振、
2死満塁から、和田内直球ボテボテ一ゴロ・チャンス生かせず


<7回ウラ・阪神> P・河原
鳥谷中カーブ右中間ヒット、狩野外スライダー右飛、
P・高橋
代打桧山外直球詰まり中飛、代打バルディリスコール、 
P・浅尾
代打の代打リン内150キロ直球詰まり二飛

<8回・中日> P・桟原
藤井右前落ちるヒット、浅尾捕犠打、
谷繁外直球一、二塁間抜くヒット、
1死一、三塁から、
英智外低めスライダー・
本塁ベース当たり高く弾む三ゴロ・足勝り適時内野安打(D 5-1 T)


<8回ウラ・阪神> P・浅尾
関本内直球外れ四球、桜井中高め直球浮き四球、
無死一、二塁から、金本内攻め中フォーク一ゴロ3-6二封、
1死一、三塁から、ブラゼルフォーク連投空三振、
2死一、三塁から、新井内直球遊ゴロ・ピンチ凌ぐ

<9回・中日> P・渡辺
荒木右飛、
1死から、
森野中高めスライダー右中間飛び込む本塁打(D 6-1 T)

<9回ウラ・阪神> P・ネルソン
鳥谷外直球二ゴロ、狩野外スライダー中飛藤井ランニングキャッチ、
代打葛城外高め直球遊ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
快勝で再び貯金10

2回に小笠原が2死満塁から中前に2点適時打で先制し、
その後も和田、英智、森野のソロ本塁打などで加点した。
小笠原は6回途中まで1失点。ここから継投で楽々と逃げ切った。
阪神福原があっさりと先制を許し、粘れなかった。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


9連戦の2戦目となった甲子園でのナイトゲーム。
前日は終盤にひっくり返され、逃げ切られてしまいましたが、
やはり阪神と戦ううえでは、できるだけ序盤に得点を奪い、
ゲームを優位に進めていくことが大切。
この日はうまく先制に成功しましたが、
その得点は、思わぬカタチで入ることとなりましたね。

なんと2回2死満塁から、投手の小笠原
左中間へ鮮やかに運んでいく2点タイムリー
まさか投手の、それも小笠原のバットから飛び出すとは、
出た瞬間「おおっ!」と言ってしまいましたし、
点が入ったことがほんと信じられないという感じでしたね。

打った小笠原も見事でしたが、そこまでの過程
それで福原を追い込んでいた感もあったような。
4番のブランコから始まったこのイニング。
立ち上がり上々の福原は、ブランコ、和田
ともに自分の打撃をさせずに、あっさりとツーアウト
しかし続く藤井に変化球を合わされ、
出塁を許すと、その投球が徐々に変化。
足のある藤井を出したことで、狩野の肩を心配したのか、
警戒しながらの慎重な投球へとシフトチェンジ。
ところがその慎重さが災いしたか、
続く小池に甘い外への真っすぐを
狙い打ちされて、一、二塁間を抜かれると、
谷繁に対しては、ある意味意識しすぎ
腕が振れずに四球を与え、満塁としてしまうことに。
ピンチとはいえ、それでも打者は小笠原
誰もがここで抑えられると思いましたが、
2球目、外へのストレートがあまりに甘く入ったなと。
見事に弾き返されると、左中間へと伸びていく先制打に。

衝撃、タカシ弾!失投をきっちりと叩いた
小笠原ですが、
この場面、やはり気合
入っていたようですね。
数年前までは打席に入る際に、
衝撃止めのクッション
はめていた男とは思えないような一撃。
まるでケンシン
まさに野手顔負けといった感も。
さらに援護してもらったのではなく、
自らのバットでもぎ取っての先制点。
となると、その後の投球においても、気分は悪くないでしょう。
やはり乗っていけたようで、2回以降、
走者こそ出すものの、要所をしっかり締めての好投
5イニング2/3というイニングの短さと、
昨季カモにされた高橋光信をまたしても抑えられず、
タイムリーを喫したことがやや不満なものの、
まあ投打に存在感を見せられたことで、
先発ローテ降格の危機は少なくとも免れたものと思われます。
前半戦まだもう1回登板がありますが、この好投を自信にして、
さらに強く向かって行く気持ちで、投げ込んでいってほしいです。


一方、打線は小笠原の先制打以降も
ビックリするような追加点が多かったですね。
この日は14安打を放ち、6点を奪ったものの、
4番のブランコに、珍しくヒットなし。
その代わりに「9番打者」の2人で4打点をマークするなど、
下位打線の繋がりが目立った感がありました。
その中でも効いたのが、途中から9番に入った英智
7回の中押し弾、そして8回のタイムリー
この2打点がこの日の虎に
引導を渡したといっても、過言ではないでしょう。
6回のピンチで小笠原がマウンドを降りる際、
小池に代わって、ライトの守備に入った英智ですが、
「9番」に入れたということが、はまりましたね。
その際のピンチを河原が凌いだもの、まだ2点差。
このカード独特の接戦になってしまうのかと
思われた矢先に飛び出した7回の一発には、敵将も唖然
流れを再びこちらに向けるきっかけとなりましたし、
その後ダメ押しのチャンスを逃してしまったなか、
8回に飛び出した内野安打は、まさに英智ならではの当たり。
相手もチャンスを潰すなか、小刻みに稼いだ終盤の追加点は、
ボディブローのように効いたんじゃないかと思いました。


敵地ながら自分たちのペースに持ち込んで虎に雪辱
その点の取り方は、自分的には実に気分のよいものでした。
さらにこれで2位浮上といきたかったですが、
ギネス打線の影響もあり、
浮上したのは谷繁捕手出場試合数のみ。
それでも打線がよくつながっていましたし、
この調子ならまだまだ突っ走れそうなムードですね。
そうなれば、やはりまずは最初のカードを勝ち越したい。
そのためには、第3戦先発濃厚の朝倉の踏ん張りがカギとなりそう。
ここ数試合納得いかぬ投球が続く背番号14ですが、
やはり投手陣のリーダー格として、そろそろ勝ってほしいなと。
そして次のカードへと、好投の輪を繋いでもらいたい。
まだまだ9連戦は始まったばかりですが、この先も
この日のような面白いゲームを楽しみにしたいところです。


☆ウィナーズ・ボイス(15日)

◎小笠原孝

<先発で5イニング2/3を5安打1失点に抑えれば、
打っても2回には2死満塁から先制となる2点中前適時打。
投打にわたる活躍で4勝目を手に>
「(これで小笠原さん、4連勝? おめでとうございます)
いや、前回ちょっと失敗してるんで。はい。
まあ、今回は前回と同じことをしないようにと。はい。
(確かに前回はちょっと早い段階での降板となったが、
そこから何かを見つめ直した部分はあったか)
まあ気持ちの問題っていうことで、
もう今日はあのう、向かっていく気持ちを持って、いっただけです。
(投球ではけっこう真っすぐでグイグイ押していく場面も見られた)
うーん。(首をひねりながら)まあ、そうですか?(苦笑)
(今日のピッチングを振り返って、よかったところは)
うーん。やっぱりあのう、まあ気持ちも入れてですけど、
それ以外だとコース、コーナーに
まあ丁寧に投げれたかなというぐらいです。はい。
(場内を驚かせた先制2点タイムリー。
本当に野手顔負けと言っていいような力強いバッティング)
あれはもう、まぐれですね。はい。
(バッティングに関する考え方というのは)
うーん。いややっぱり自分でもあのう打たないと。
9人で攻撃しないといけないんで。はい。
(援護点をもらう打線、本当に切れ目がなく心強いのでは)
本当ですね。あのう、そのおかげで
自分も乗っていけるというか、すごい感謝してます。
(今後の連勝、首位追撃に向けて)
まあ一戦一戦、今日みたく、あのう何というんですかね、
粘り強く、ランナー出しても粘り強く、はい。
で、ちょっと今日はイニングがちょっと短かったんですけど、
9連戦なんで、まあ次は長いイニング投げられるように頑張ります」



<2回2死満塁、ボール球を1球見送った直後、
外角高めの速球を完ぺきにとらえた。
野手顔負けのクリーンヒットが中堅で弾む。
こううそぶいたが、左腕の一打が、
自身の4連勝へゲームの流れを決定づけた。
「あれはもうまぐれです。目をつぶって振っただけです」
(市立船橋高時代も明治大時代もバッティングは)全然でした」

<打席に入る前に立浪兼任コーチから一言、
気合を入れられていた左腕は照れ笑いを浮かべて>
「いつも打撃を教えてもらっているんで。でも、あれはまぐれですよ」

<もちろん本職のマウンドでも十分な仕事をして見せた。
3回までは金本に左前へテキサス性二塁打を1本打たれただけ。
課題だった立ち上がりをしっかり抑えて波に乗った。
6回に2死一、三塁のピンチを招いて降板したが、
内容自体には自分でも納得している様子。
丁寧な投球を好投の理由に挙げて>
「向かっていく気持ちをもって投げただけです。
要所、要所でコーナーに丁寧に投げられました」

<8日の東京ヤクルト戦では、2回と持たずに2失点KO。
ローテ落ちも覚悟して臨んだマウンドだった>
「9連戦より目の前の1戦なんで。僕の場合は」

<ふたを開けてみれば投打にわたって大活躍。
反省を口にしたが、月曜日にのぞかせた悲壮感はもう見えない>
「中継ぎに負担がかかってしまうので申し訳ない。
中継ぎ陣のことを考えると、もっと長く投げたかった。
9連戦なんで、もっと長いイニングを投げられるように」
中スポ共同通信社時事通信スポニチ名古屋

○森バッテリーチーフコーチ
<小笠原の一打を高評価して>
「2回のバッティングだろう。
2点入って、それが自分にもつながる。あれでテンポよくいけた。
点が入っていなければ違っていたかもしれない」
中スポ


○和田一浩
<4回無死、左越えに20号ソロを放つ。
2点リードで迎えた先頭の場面。とらえた『獲物』は初球だった。
阪神先発・福原の121キロの低めカーブを泳がされたように打つと
打球はグングン上昇。右から左に吹く浜風にも乗った。
滞空時間の長い一発が左翼スタンドに吸い込まれて>
「カーブ? 狙っていたわけではないんです。
(体勢を)崩されたけど、芯でとらえました。
それにしっかり(呼び込んで)我慢できましたね」

<自分に腹を立てていた。2回1死から迎えた第1打席は
0-2から2球ストライクを見送って最後は空振り三振。
薄暮で投球も見えづらいという思わぬ敵に苦しめられたが、
暗くなればノープロブレム。
狙い球はなかった。配球も関係なかった。
自分のポイントに来た球をたたきつぶすことだけを考え。
普段通りの積極打法で好投を続ける小笠原に1点をプレゼント>
「実はボールが見えていなかったんです。
ピッチャーが投げたらすぐ手もとに来る感じ。
1打席目が消極的だったので、
次は初球から積極的にいこうと思った結果がよかったですね」

<その前の19号は6月28日の広島戦、
今回の本塁打は14試合ぶりで57打席ぶり。
今季もっとも長い間本塁打から遠ざかる『難産』だった>
「ちょっと苦しんでいましたね」

<6月は月間MVPを獲得したが、飛ばしに飛ばしたおかげで
7月に入って体調面で不安を抱えていた。
3割2分台の打率は.303まで落ちた。
昨年は夏場に体調を崩し、今年は7月初旬。
1年間戦う上で、乗り越えなければならない壁。
睡眠時間をキープし、栄養もしっかり取ることで
必死に体力回復を図ってきた。この日も9時間弱の睡眠で臨んだ>
「7月は打率がよくなかったし、打てていなかった。苦しかった」

<アーチは底を脱した合図。この日は5打数1安打。
79試合目での20号到達は、02年の33本を超える自己最多36本ペース。
7回2死満塁から一ゴロに倒れたことを悔やんだが、
まずは久々の一発を喜ぼう>
「20号? まあ、本塁打は関係ないですよ。結果がよければ。
それよりも得点圏で打たないと。
きょうのチャンスでも打っていれば満足できるんでしょうけど。
体調はもう大丈夫。あとは調子です」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信ニッカン

○英智
<途中出場で、2打点の働き。
7回1死、リードを3点に広げる今季初アーチ。
フラッと上がった打球がそのまま右翼席ポール際に飛び込んだ。
自身もまさかのオーバーフェンス。ほぼ全力でベースを一周。
左への強い浜風が試合中盤で弱まり、
しかも内野と外野両スタンドのすき間に風が通り抜ける
ポール際という特殊な場所に打球が飛んだのが幸いした。
昨年6月6日の北海道日本ハム戦以来の一発で、試合を決定づけて>
「入ると思わなかった。抜けるかなあという感じで走っていたので」

<しかし柵越えさせた本当の要因は『強く振れた』から。
こう振り返るが、6回の守備途中で小笠原に送ったリリーフ・河原を、
落合監督は打順が一番遠い7番に入れたため出番が回ってきた>
「いつも球場に来るまでは
自分が最初から行く(スタメンの)つもりではいますが。
きょうは(右翼スタメンが代打や守備固めのいらない)小池だったし、
打席に立つイメージはなかった。
監督が何かひらめいて(打席に立つ)チャンスをくれたと思うんで、
中途半端なスイングだけはダメと思っていた。何とか起用に応えたかった」

<直後に巡ってきた打席は、4日の巨人戦以来11日ぶり。
カウント0-2からの変化球、
ストライクを1つ犠牲にして、取り戻した実戦勘。
直後のストレートに負けない強いスイングが、こうして生まれた>
「久しぶりの打席で、1球思い切って空振りして、(打てそうな)感じが出ました」

<続く8回1死一、三塁、狙い澄ましてバットを振ると、
方向は違ったが高いバウンドが三塁へ転がり適時内野安打。
むしろこちらのほうが本人は満足そう>
「(リードが)3点では何が起こるか分からないし、なんとか1点欲しいところ。
三塁走者が藤井で足が速いので、二塁ゴロぐらいなら1点入るかと。
ぼくらしい泥くさいバッティングができました」
中スポサンスポ毎日jpスポニチ名古屋

○森野将彦
<4点リードの9回1死、フルスイングで11号ソロを放つ。
豪快に振り切り、大きな弧を描いて右中間スタンド最前列に運び>
「思い切って振りました」

<ダメ押しの本塁打には今季初めての感触があったという。
バットの芯は外し、風も右翼から左翼へのやや向かい風。
それでもスタンドイン。この1本は何かのヒントになるかも>
「完ぺきじゃないのにホームランになったのは今年初めて」
(中スポ)

○藤井淳志
<8日の東京ヤクルト戦以来、6試合ぶりの3安打猛打賞。
このカードは2試合で8打数5安打と好調。
走者のいない打席で放った2安打は、先制ホームなど
2得点につながった。チャンスメークで走り回って>
「打点を挙げられるヒットに限らず、
自分が塁に出たことが得点につながれば、そのヒットもうれしいです」
(中スポ)

○小池正晃
<2回2死一塁、一、二塁間をしぶとく破り、
先制のチャンスを広げる右前打。
7、8日の東京ヤクルト戦で自身3年ぶりの
2試合連続本塁打を放ったが、それで力が入ってしまったのか、
以降は快音が聞かれなくなってしまった。
この右前打がスタメンとしては4試合ぶり、
3号アーチ以来12試合ぶりのヒットとなったが。
その後も4回1死の第2打席では痛烈な左前打。
途中出場で3安打した7日以来、出場6試合ぶりの1試合複数安打もマーク。
3打数2安打で6回途中、ベンチに下がったが、
唯一固定されない右翼の定位置に最も近いのは、やはりこの男>
「(それまでは)スイング全体が硬くなってしまっていた」
小池ブログ「お祝い\^o^/」、中スポ)

○井端弘和
<7回1死の第4打席で10打席ぶりとなる左前安打。
それまでの無安打の間も鋭い打球はあったが、
野手のいるところに飛んだ。
わずかなポイントのズレを見逃さないよう
集中力を高めた一打は大きかった。打率は.327と2厘下げたが、
2位の坂本(巨人)も.324と下げ、打率トップを守って>
「いい当たりが正面にいくというのは、
少しずつずれているということ。集中していきました」
(中スポ)


○河原純一
<2点リードの6回2死一、三塁で2番手でマウンドへ。
新井を左飛に打ち取り、ピンチの芽をきっちりつみ取った。
続く7回は1安打を浴びながらも1死を奪って、
3番手の高橋にバトンタッチ>
「連敗しなくてよかったですし、大きいですね」
(中スポ)

○高橋聡文
<3点リードの7回1死一塁で登板し、
カウント0-1からの外角への143キロ直球で中飛に。
前日の同カードで中田から決勝二塁打を放った相手。
リベンジした形となり、笑顔で話す>
「(投球が)いいところにいってくれて、よかったですね」
(中スポ)

○浅尾拓也
<7回2死一塁で登板し、
代打の代打・リンを二飛に打ち取ると、8回も続投。
先頭から連続四球を与えたが、その後はきっちり3人で封じた。
再三のピンチはしのいだが、勝利に浮かれることなく反省を口にして>
「ゼロで抑えて勝ったのはよかったですけど、
四球を与えて、こんな投球をしていたら、
周囲にも不安を与えると思うので、きっちり修正したいですね」
(中スポ)

○立浪和義
<代打の切り札の使いどころもないほど、打線が奮起。
出番はなかったものの、兼任コーチは喜んで>
「効果的に得点できてよかった」

<カード勝ち越しに力を込めて>
「明日も勝って、何とか勝ち越せるように、
ボク自身を含めてがんばらないと」
(中スポ)


○谷繁元信
<『8番・捕手』で先発出場し、伊東勤(元・西武)を抜いて、
捕手で歴代単独2位となる2328試合出場を果たす。
ロッカールームから移動のバスまでの通路。
ドラ番記者が横に付くと、笑ってこう言う>
「2位になったから書いてくれるんですか?」

<分岐点は、6回2死一、二塁。
一発逆転のピンチで打者・新井。マウンドには2番手・河原。
外角一辺倒の組み立て。0-2から空振り、ファウルを経た5球目。
風はレフトに吹いていたが、勝負の一手は内角直球。
シュート気味にエグった打球は、鈍い音を残した。
ペナントは続く。したたかな名捕手は勝利の余韻を味わいつつも、
敵に有利に働くような手の内をさらけ出しはしなかった>
「(決め手は)あそこだね。
まあ、(打者との勝負は)ここまでの流れはありますから。
配球にはいろいろ(な要素が)あるじゃん。
きのうの打席、きょうのあそこまでの打席…。
うまく抑えられたし、(7回の)ヒデちゃん(英智)の1点ですごく楽になりました」

<2328試合の経験が生きているが、
その野球人生は捕手一筋ではない。
強豪・江の川高には投手として入学したが、
1カ月もしないうちに失格の烙印を押されたという>
「(捕手をやれと言われた)理由はねえ、今もわからないんですよ。
肩が強かったからかなあ…。
でも、捕手をやったおかげでプロに入れたと思っているし、
ここまで長くやれたのも捕手だからこそ。それは間違いない」

<残り593試合で野村克也(現・東北楽天監督)に並ぶ。
今年12月に39歳となる21年目のベテランだが、
崇高な目標がある限り、その肉体は老け込まない。
正捕手はもう1度笑って、バスに乗り込んで>
「生まれ変わったら? 捕手はやりたくありません!
あと593か…。まだ500以上もあんの?
でも、今年のキャンプで野村さんにも
『45歳までやれ。オレを抜け』って言われているから、
そのつもりでやるけど、あと何年かかるかな。できる限りがんばります」
(中スポ、共同通信社デイリー


◇永田トレーナー
<この9連戦を乗り切れば、オールスター休みが待っている。
そう思って奮起しているのは選手だけではない。
現在1軍に同行するトレーナーは
藤田チーフを筆頭に、溝際、安藤、自身の4人。
オールスター戦には溝際トレーナーが派遣されるが、
しばしの休息が待っている>
「9連戦が終われば、選手もボクらも
ちょっとリフレッシュできる時間があるからね」

<オフの時間、トレーナーはどう過ごすのか。
トレーナーたちは選手の体を癒しながら、
自分は疲労やストレスをため込んでいる。
1日の最初の仕事は、練習前。
まず選手の体をマッサージし、試合前にもう一度手に入れる。
最後は試合後。念入りなマッサージが終わると、
ナイトゲームのときはいつも深夜0時くらいになるという。
練習中とゲーム中は当然、ずっと選手たちの動きに目を光らせる。
必要なのは体力だけではない>
「体が出しているサインを見落としてはいけない。
選手自身が気付いていなくても、いつもと違う感じの場所があったりする。
集中して、気を張っていないといけない」

<故障してからでは遅い。
未然に防ぐため、わずかな兆候も感知したい。
深夜にマッサージを終えると、心身ともにグッタリだという。
中日のトレーナー陣は球界でも評判が高い。
選手のリクエストに応えること。
長い時間マッサージすることなどが特色として語られる>
「ボクらも人間だから集中力には限界があるけど、
妥協しないようにやっている。気になるところがあったら、
まあいいか、と妥協しないで、しっかりやる」

<今季の1軍の故障離脱は谷繁とチェンだけ。
2人とも今は完全復帰している。
開幕時点、下半身に不安を抱えた選手は多かったが、
前半戦終了を目前とした今、故障者の少なさが目立つが>
「油断しちゃいけない。
経験上、ケガ人は1人出始めると一気に出るから」
(中スポ)


○落合監督
<下位打線の活躍などで快勝。
2回2死から下位打線での先制に>
「今日の一番は小笠原のタイムリーだよ。
誰が2死(無走者)からそれも6、7、8、9番で2点はいると思う? 
野球は分からん。だから面白い」
中スポサンスポ時事通信12毎日jpスポニチ名古屋


ドラゴンズトピックス(15日)

◇オールスターゲーム、ホームランダービーにブランコ選手が出場決定!!
(公式サイト)
◇中村、ブランコがHR競争 オールスターゲームの試合前(共同通信社)
(プロ野球のオールスターゲーム運営委員会は
この日、インターネット投票で選出された
ホームランダービーの出場選手を発表。
第1戦(24日・札幌ドーム)はセ・リーグがブランコ小笠原(巨人)、
パ・リーグが中村(埼玉西武)と稲葉(北海道日本ハム)。
第2戦(25日・マツダスタジアム)はセが栗原(広島)とブランコ
パが中村、中島(埼玉西武)に決まった。
ホームランダービーはマツダオールスターゲームの試合前に行われる催し。
1回戦はセとパの打者が対戦し、勝者が決勝に進出する。
2日間とも、優勝者には賞金50万円が贈られる)


若竜トピックス(15日)

◆プロ・アマ交流戦
中日-東邦ガス
(15日・ナゴヤ球場)
 東 020 000 020 = 4
 D 200 000 002 = 4
(9回打ち切り引き分け)
[D本] 谷
[Dバッテリー] 山内、鈴木、赤坂、佐藤充、伊藤、高島 - 田中、前田、小川
ファームブログ

◆伊藤準規
<右肩の違和感などで出遅れていたドラフト2位ルーキーが
東邦ガスとのプロ・アマ交流戦(ナゴヤ球場)でプロ入り後初登板を果たす。
7回から5番手で中継ぎ登板し、1イニングを投げ
1安打無失点に抑える、上々のデビュー戦。
この日投げた15球のうち変化球はわずか1球だけ。
直球14球、最速は145キロで3度計測。
真っ向勝負で打者に立ち向かい、度胸満点の投球を披露>
「ブルペンまでは緊張してたけど、マウンドに上がったら大丈夫でした」

<先頭・松下享平に投じた2球目をいきなり左前打されたが、
慌てるそぶりすら見せず、次打者・鶴岡和紘を
2球で簡単に追い込むと、3球目はこの日唯一の変化球。
114キロのカーブで投前へバントをさせ、
素早いフィールディングで二塁に送球しアウトに。
後続2人は145キロの直球で空振り三振を奪い、
最後の打者は力のない一直に打ち取った。
この日は実家の愛知県稲沢市から
父・彰浩さんと母・幸江さんが応援に駆けつけ、
親せきも観戦する中での登板だったが、安堵の表情>
「こうやって投げられるところを見せられてよかったです」

<プロ第一歩を踏み出し、力強く言って>
「次は公式戦で投げさせてもらえるように頑張ります」

<ファームブログを見ているファンにメッセージを>
「今までケガとかで心配かけたと思いますが、
これからも頑張っていきますので応援よろしくお願いします!!」
ファームブログ中スポ

◆稲葉投手コーチ
<デビュー戦を1安打無失点に抑えた伊藤準規を評価して>
「(直球は)140キロ位出ればいいかな…と思っていたら
145キロを出すとはね。
第1段階としては100点満点。
ゆったりとしたフォームで下半身の移動がしっかりとできていた」
ファームブログ中スポ


◆佐藤充
<5月中旬に左ひざの手術を受け戦列を離れていたが、
約2カ月半ぶりに実戦復帰。
6回から4番手で登板し、1イニングを投げ、無安打無失点。
4月28日のウエスタン・福岡ソフトバンク戦
(7イニングを1失点で勝利投手)以来の登板に
復帰できた喜びをかみしめて>
「悪くなかったし、しっかり腕が振れた。
とにかく投げられたことが本当によかった」
中スポ

2009年7月15日 (水)

中田勝負どころで踏ん張れず、9連戦黒星発進。

地元で広島を3タテし、今季最多の貯金10
2位にゲーム差なしと、再び上昇気流に乗りつつあるドラゴンズ
そんななかこの日から、前半戦最後となる9連戦がスタート。
その初戦となった甲子園での5位・阪神とのゲームは、
先発・中田賢一が4回、逆転を許したものの、
6回、打線が4安打を集中して、3-3の同点に。
しかし7回、中田が踏ん張り切れず、代打桧山に決勝点を献上。
9連戦のアタマを落として、連勝は3でストップしました。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 9回戦
(14日・阪神甲子園球場 | 中日5勝4敗)
42378人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神 ×
[敗] 中田(3試合1勝2敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
中田、パヤノ - 谷繁

◇対阪神9回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数無安打)
2 (二)荒木  (3打数1安打)
3 (三)森野  (4打数1安打)
4 (一)ブランコ (4打数2安打1打点)
5 (左)和田  (3打数1安打)
6 (中)藤井  (4打数2安打2打点)
7 (右)小池  (3打数無安打)
8 (捕)谷繁  (4打数1安打)
9 (投)中田  (3打数無安打)

【イニング経過】
<1回ウラ・阪神> P・中田(中6日)
平野内高め直球右前打、関本投犠打、
葛城粘るも外高めフォーク空三振、
金本中直球打ち損じ二ゴロ

<2回・中日> P・久保
ブランコ外低めスライダー空三振、
和田外高めカットボール右飛、藤井内高めカット詰まり右飛


<4回・中日> P・久保
荒木内直球左手直撃死球、
森野初球外カット右翼左落とす二塁打、
無死二、三塁から、
ブランコ初球外フォークワンバウンド・
狩野横に弾き三走荒木生還=久保暴投(D 1-0 T)

無死三塁から、ブランコ高め直球前進遊ゴロ、
1死三塁から、和田外低めカット打ち上げ二飛、
2死三塁から、藤井外直球投ゴロ


<4回ウラ・阪神> P・中田
関本内直球左腕死球、葛城引っ張るも右直、
金本内低め直球中田力んで四球、
1死一、二塁から、ブラゼル内直球・
詰まりながらもライト線落ちる2点適時二塁打(D 1-2 T)
1死二塁から、新井初球ど真ん中センターフェンスぎりぎりフライ、
2死二塁から、鳥谷初球中入るカーブ中前適時打・
藤井バックホームせず追加点(D 1-3 T)

<5回・中日> P・久保
小池外一杯直球見三振、谷繁外フォーク空三振、
中田中低め直球空三振


<5回ウラ・阪神> P・中田
久保空三振、平野フォーク空三振、
関本初球中直球投返し中前打、
葛城6球目・一走関本飛び出し一、二塁間挟殺

<6回・中日> P・久保
井端バットへし折られ遊ゴロ、荒木中前抜けるヒット、
森野3球目荒木二盗、森野中フォーク打ち上げ遊飛、
2死二塁から、
ブランコ初球中直球・
バット折りながらも左前運ぶ適時打(D 2-3 T)

和田2-3外直球中前打、
2死一、二塁から、
藤井内高めカット・
詰まりながらも右翼線落とす適時二塁打(D 3-3 T)

2死二、三塁から、小池初球捉えるも中飛

<6回ウラ・阪神> P・中田
葛城高め直球空三振、金本外直球大きな中飛、
ブラゼル内高め直球差し込ませ浅い中飛

<7回ウラ・阪神> P・中田
新井中低めスライダー中前打、鳥谷内低め直球左飛、
狩野初球外低め直球右前打、
1死一、二塁から、代打桧山フルカウント8球目・
中甘く入る直球・ショート左抜く適時二塁打(D 3-4 T)
二塁代走清水
P・パヤノ
1死二、三塁から、代打高橋光信外高め直球右犠飛(D 3-5 T)

<8回・中日> P・アッチソン
荒木外スライダー空三振、森野一ゴロ危なっかしい3-1連係、
ブランコ外スライダー中前打、和田全球スライダー四球、
2死一、二塁から、
藤井内スライダー・
詰まりながらもレフト前落ちる適時打(D 4-5 T)

2死一、二塁から、代打立浪外高め捉えるも伸びなし右飛

<9回・中日> P・藤川
谷繁外高め直球ボール球空三振、
代打福田外145キロ直球三ゴロ、井端中カーブ一邪飛、
試合終了。


【ゲームレビュー】
中田が踏ん張れず連勝ストップ

4回に先制したが、先発の中田が踏ん張れなかった。
阪神は同点の7回に代打・桧山の適時二塁打、
代打・高橋光信の犠飛で2点を勝ち越した。
久保は7イニング3失点で4勝目。8回からは継投で逃げ切った。
中日の連勝は3でストップ。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


約3カ月ぶりとなる甲子園でのナイトゲーム。
すでに自力Vが消滅し、意気消沈のはずの阪神相手
9連戦の初っぱなということで、
できれば取って弾みを付けてほしいところでしたが、
先発・中田勝負どころでの制球が甘くなって、決勝打を献上。
打線も1点差までには詰め寄ったものの、
アッチソン-藤川の継投にかわされてしまい、ゲームセット。
ナゴドで培ってきた連勝が3で止まると共に、
勝てば2位浮上というチャンスをまたもや逃すこととなりました。


虎キラー復権お預け。先制したもののの、
ひっくり返され、
また追いついたものの、
再びひっくり返されてしまったゲーム。
やはりポイントは、
中田の踏ん張り具合といえるのでは。
復帰2戦目となったマウンドでしたが、
前回登板同様に、やや抑え気味の真っすぐを軸にしての投球。
力みも少なく、立ち上がりはまずまずに見えましたが、
先制してもらった直後の4回は、やや力んだかなと。
いきなり関本にぶつけてしまったこともありますが、
金本に対しては慎重に行きすぎての四球。
もともと制球に自信のある投手ではないものの、
この2四死球は、本人も言っていたようにほんと「もったいない」。
さらにブラゼルにもカウント0-3にしてしまい、
何とか1つ戻したものの、続く内へのストレートを
狙われてのライト線への2点ツーベース。
うまく打たれた感もありますが、ストライクを取りにいった分
やや高く入ってしまったのも痛かったですね。

さらに同点で迎えた7回1死一、二塁の場面。
代打・桧山に対して、ストレートとスライダーでフルカウント。
続く6球目・外角高めのスライダーをファウル。
7球目・真ん中中低めのフォークをファウル。
ストレートが定まらず、変化球を当てられしまっている状態。
ここで一度間を置き、谷繁がマウンドへ。
おそらく勝負球の再確認をしたのでしょうが、
よりによって、その直後の一球が甘く入ってしまうとは…。
谷繁が要求したのは内角低めへのストレート。
しかし中田の投じたボールは
シュート回転して、外へと流れてしまうことに。
桧山がうまく反応すると、打球は井端の左を抜けて
左中間へと転がっていくタイムリー。
きっちりと間を置いて確認までしながら、
そこに制御できずに手痛すぎる一打を浴び、力尽きた背番号20
ボール自体は、けっして悪くはないものの、
勝負どころでことごとく打ち込まれてしまっての黒星。
首脳陣はかばいはしましたが、
また本来の中田には戻り切れていないようですね。
暴れ馬が鳴りを秘め、落ち着いた投球になったものの、
落ち着いたがゆえの「甘さ」が出てしまった今回の登板。
完全復活に向けての再びの課題となるでしょうが、
勝負どころで踏ん張れるというのは、勝てる投手の最低条件。
ぜひとも次回登板するであろう広島戦、さらに後半戦に向けて、
しっかり修正して、臨んでほしいところです。


せっかく上位がつぶし合っているにもかかわらず、
モノに出来なかったというのは、とても残念
ただ打線の方は、藤井のしぶとい2本の適時打や、
荒木の奮闘など、評価できるものもいくらかありました。
できればもう一押しほしかったですが、久保もよかったですし、
今回に関しては仕方ない部分もあるのでは。
ただ9連戦いきなりの連敗というのは、避けたいですね。
第2戦の先発は、中6日で小笠原が濃厚。
東京ヤクルトは苦手にしているものの、
阪神には今季1勝あげていますし、相性が良いはず
背水の陣ともいえるマウンドになりますが、踏ん張りを期待。
一方、打線はできれば相手先発を早い回に叩くことですね。
敵地とはいえ、こんなところで手こずっていてはいられない
一息つかされてしまいましたが、そのまま立ち止まらず、
仕切り直しといってくれることを願いたいです。


★プレーヤーズ・ボイス(14日)

●中田賢一

<今季3度目の登板となったが、6イニング1/3を7安打5失点。
勝負どころで踏ん張れず、今季2敗目を喫す。
同点で迎えた7回1死一、二塁から
代打・桧山に決勝の適時二塁打を許したが、
最後に甘くなった球を悔やんで>
「なんとか7回はしっかり投げたかったのですが…。
内角を狙った真っすぐがシュートして甘く入ってしまいました」

<フルカウントから、1度セットポジションを外し、
谷繁がマウンドに歩み寄った直後の1球。
間を取ったが、直後の147キロの速球をはじき返された>
「タイミングの問題。間を取りたかったんです。
中身は言えませんけど、確認したかったんです」

<悔やまれるのは2四死球が失点につながった4回。
先頭の関本に2球で2ストライクを奪いながら
死球で出塁させると、1死から金本に四球。
ブラゼルには2点右翼線二塁打。鳥谷には中前タイムリー。
四死球で崩れるという、悪いパターンで逆転を許した>
「デッドボールとフォアボールを出してしまって。
どちらかだけなら、まだよかったんですが。
デッドボールは勝負にいってのものでしたけど、もったいない。
もう少しうまいこと投げられたら」
中スポスポーツ報知共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

●森バッテリーチーフコーチ
<勝負所で痛打を浴びた中田をかばって>
「こういう日もある」
毎日jp

●井端弘和
<7回1死一、二塁。代打・桧山を迎え二塁ベース方向に5歩移動。
対右投手、持ち球、状況。すべての要素を計算。
打球方向を割り出し、二遊間を締めたが、
無情にも通常の定位置に打球は飛び、
差し出したグラブの先を抜けていった。
万全を配した読みが外れ、名手は悔しさに唇をかんで>
「今までの経験から、あっち(左方向)には
行ってなかったから、右に飛んでくると読んだ。
向こう(左方向)に打っているのを見たことがなかった。
(桧山が)ビックリしたようなスイングをしたので、読みにくかった。
ビックリしたように振られたら、どうしようもないです。
差し込まれた感じでしたね。いい勉強になりました」
(中スポ、デイリー

●ネルソン・パヤノ
<中田の後を受けて1イニング2/3を無失点に抑える。
登板した7回1死二、三塁の場面で
高橋光信に右犠飛に打たれたものの、後続を断つと、
そのまま8回も3人切り。1人の走者も出さなかった>
「いい投球はできたと思う」

<登場した場面は勝ち越された直後。
球場は阪神ファンの異様な盛り上がりで沸いたが落ち着いていた>
「大丈夫だった」
(中スポ)


●藤井淳志
<6回に同点の適時二塁打を放つ。
1-3から1点返しなお2死一、三塁の場面で、
久保の内角高めのカットボールを引っ張って右翼線にはじき返した>
「ヒット、ヒットでつながってきていたので、何とかしようと思いました」

<8回2死一、二塁、1点差に詰め寄る適時打で
勝利への執念を表現。カウント2-2から内角をえぐるボール球。
詰まりながらもしばきたたいて逆方向へ運んだ>
「三振だけはしないようにと思っていました。
(2死からの反撃でも)集中できていました」

<口癖のように話す言葉がある。
『自分を変えないように』
周りの状況にかかわらず、持てる力をすべて出す。
常日ごろから自分に言い聞かせているから、
勝負どころの緊張する場面でも、プ
レッシャーと無縁でいられるのだろう。
悔しい敗戦の後。足取りは重かったが、
それでも1点差に詰め寄った一打に、明日への希望を見いだして>
「集中できているんで明日につながってくれればと思います。
明日からまた、なんとか仕事ができるように頑張ります」
中スポニッカン

●トニ・ブランコ
<8回には、二塁走者で巨体を揺らす激走で生還。
藤井とともに6回、8回と得点を演出したが、肩を落として>
「いいときも悪いときもあるけれど、いつも一生懸命プレーしている。
ただ、自分のことよりチームが勝たなきゃだめだよね」
中スポ

●荒木雅博
<4回先頭の打席、左手に受け、グラウンドに倒れ込む。
顔がゆがんでいたが、苦痛の表情はわずかな時間。
治療もなく一塁ベースへ歩くと、
すまなそうな表情の久保に手を振ってみせた。
小指側の側面、青く腫れているものの、
ちょうど肉が骨をカバーしている部分だったこと。
そして衝撃を緩和できたのが幸いだった>
「当たった瞬間とっさにバットから手を離したから大丈夫。
久しぶりにヒヤッとしました。
あっ、終わったかな、と。でも終わりませんでしたね」

<続く6回の打席では中前にクリーンヒットを放って軽症を証明。
さらに続く森野のカウント2-0からの3球目に二塁盗塁を成功させた。
久保は球界一素早いクイックモーションを誇るが>
「一度は走ってみたかった。行けるという感じがあった」

<リーグ戦再開後16試合で、
ヒットがなかったのは1試合だけという安定ぶり。
2度の出塁がきっちり得点にも結び付き、持ち味を存分に発揮>
「いい感じが続いてますね」
中スポサンスポ

●森野将彦
<4回無死一塁で右中間へ二塁打。
二、三塁にチャンスを広げて得点を呼び込む。
ただ試合後はイマイチの表情。首をかしげて>
「もうちょっと打てても良かったと思うところがあった。
感じは悪くないのにヒットにならなかった。(状態は)悪くない」
(中スポ)

●立浪和義
<1点を追う2死一、二塁、小池の代打で登場したが、
アッチソンの前にカウント1-1からの3球目を右飛。
146キロの直球に屈してしまった>
「カットボールを狙っていたんだけどね。
打ったのはストレート。差し込まれてしまった」

<安打は6月26日の広島戦以来遠ざかり、
これで6打数連続無安打。前を向いて>
「また頑張ります」
(中スポ)

●中村一生
<この日甲子園球場に到着後、真っ先に向かったのは、
国際武道大の先輩で前中日の高橋光信。
10日に今季初昇格したとあって、今年初めてあいさつしたが。
中日にいるときからかわいがってもらっていた
先輩の言葉だけに苦笑いで>
「怒られちゃいました。『(1軍に上がるのが)遅い』って」
(中スポ)


●落合監督
<追い上げ及ばず、連勝は3でストップ>
「よく粘ったんじゃないの。打つほうも投げるほうも」

<先発・中田について>
「(出来については)分からんよ。
実際に打席に立って打ってみてはじめて分かる。そういうものだ。
でもあれだけ投げられるようになったらいいんじゃないか。
まだ先は長いんだし」

<チームとしての課題>
「1イニングに2点、3点取られるのをどうやって少なくしていくか、だな」
中スポサンスポ、時事通信、毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(14日)

◆山井大介

<チェン、中田が復帰したとき、
落合監督から『あとは山井だ』と名指しされていたが、
1軍復帰に向け、ナゴヤ球場で課題に取り組んでいる。
今は調整中だが、ウエスタンでは結果を残している。
この日からは1軍は投手事情が厳しい9連戦だけに、
昇格チャンスがあるかもしれない>
「どうなるかはわかりませんが、課題は立ち上がりです。
まだ、スッと入っていけないところがある。
2軍ならとらえられないけど、1軍ではそうはいかないでしょうから。
何とか克服しないと」
(中スポ)

◆山本昌
<ナゴヤ球場が猛烈に暑い。
この日の練習は午前10時からだったが、朝からずっと暑い。
暑い時期になるといつも好成績を残すベテランでも音を上げていた>
「暑い、もう無理だ」

<逃げたくなる暑さだが、そこは自他共に認める『夏男』。
強い日差しの中、若い投手たちと一緒にたっぷり外野でランニング。
ボーッとしてしまう暑さの中でも、感覚は乱れない。
投球練習をしていたとき、後方で見守っていた中村コーチが
『山本さん、今のストライク?』と聞いた。
微妙なコースだったが、こう即答。
同じコースに投げても、状況によっては
ストライクとボールのジャッジが変わることもある。
そんな微妙な影響力までしっかり見えている>
「2ボール(カウント0-2)ならストライク」
(中スポ<ドラ番記者>

◆鈴木義広
<デーゲームが基本の2軍は朝が早いのだが、
その右腕の朝は、それよりもさらに1時間早い。
昨年、右ひじの骨を接合する手術を受け、すでに実戦復帰はしている。
それでも、完全回復とは言い切れず、今も練習開始時刻よりも
1時間早くナゴヤ球場に来て、リハビリを続けている。
本人にしか分からない微妙な感覚。それがまだ戻っていない。
感覚的な話ではあるが、もうひと押し、だという>
「早めに来て、リハビリをやっています。
ケガする前も早出のトレーニングは
やっていましたけど、今ほどではなかった。
簡単に以前と同じ状態に戻ることはない、と思っています。
でも、自分の中でまだもうちょっとという感じ。もうひと押しが足りない」

<もうひと押し。それは2軍戦の結果も物語っている。
最近の登板8試合、リリーフで1イニングか、2/3を投げ、
6試合はほぼ完ぺきに無失点に抑えているが、それ以外が2失点と5失点。
まだ好不調の波は大きい。そこが課題だ>
「打たれるときはまとめて一気に点を取られているんです」

<6月中旬に2度目の実戦復帰を果たし、そこから1カ月。
地道に試合で投げ、体を慣らしてきた。
投球について語れるようになり、ようやくここまで来た。
早出リハビリは続けているが、最前線で戦える体にはなりつつある>
「連投しても大丈夫だったし、投げることに関しては問題ないです」

<1軍復帰の一つのタイミングとしては
球宴明けという目安があるが、本人は気にしていない。
それでも昇格時期が近づいているのは確かだ。
パワフルなリリーバーの有力候補はあと『ひと押し』まで来ている>
「ボクより先に上がるピッチャーがいるでしょう」
(中スポ)

2009年7月14日 (火)

勝って乗り切れ、竜前半戦最後の9連戦突入。

7月も半ば、徐々に梅雨明けも発表されていますが、
ドラゴンズはきょうから前半戦ラストの9連戦に突入。
まずは甲子園で阪神との3連戦、週末はハマスタで横浜と、
そして移動日なしでナゴヤへ戻り、広島との再戦で
前半を締めくくるという日程になっています。
すべて今季のお得意様といえる下位チームとの対戦となりますが、
こういうときこそ、取りこぼしなどに気をつけなければいけない。
この日はナゴヤドームでの練習後、大阪へと移動。
前半最後の勝負に挑む竜ナインのコメントを集めました。


ドラゴンズトピックス(13日)

◇中田賢一

<きょう14日の阪神戦初戦の先発が濃厚。
ペナントレースの折り返し点を前に、充実の表情で大阪に乗り込む。
7日の東京ヤクルト戦での復活勝利から1週間。
ローテーションに戻ってきたその顔は、自信で満ちあふれている>
「前回は思い切って投げられました。
あれよりもっと良くなっていかなくちゃいけないと思うし、
一戦必勝の形でいきたいと思っています」

<復帰戦の反省点は整理できている。
この日はグラウンドでキャッチボールの後、
屋外の走路でダッシュ。間近に迫った登板に備えた。
この日の名古屋市の最高気温は33.7度。
炎天下にもかかわらず、調整後に屋内へ引き揚げる顔は笑顔。
今度はスタミナ面も万全に登板できそう>
「後半に若干疲れが出ました。
全体的に力が入っていたかと思います。
うまくコントロールできなかった部分があります」

<きょう14日から22日までは、年に3度しかない9連戦。
通常は中6日のローテーションだが、阪神戦で登板すると
単純なスライドなら中5日になる夏場の消耗戦。
それでも不安を完全に打ち消し、甲子園のマウンドに全力を傾ける>
「(9連戦は)経験していないことでもないですから。
先を見ても仕方ないですからね。
(先発陣は)みんな同じだと思いますけど、
目の前のことを考えてやっていかないと」

<阪神との相性も抜群。今年は初対戦だが、
昨年までの通算で17試合に登板して、
10勝5敗と大きく勝ち越し、防御率も3.06と優秀。
初めて2勝3敗と負け越した
昨年のリベンジを果たすべく、虎狩りに挑む>
「得意? そういうイメージはないですけど、
甲子園は何度も投げているので、多少の経験は生きるかなと思います。
雰囲気も知っているので、臆することなくいけると思う。
チームの勢いはもちろん感じています。
連勝が続いているとチームの雰囲気もいいですし、
1球1球を大切にして、自分も続きたいのはもちろんです」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇小笠原孝
<あす15日の阪神第2戦の先発が有力。
前回8日の東京ヤクルト戦では、
1イニング2/3で4失点KOされているだけに
ローテ死守へ悲壮な決意をにじませる。
背水の陣で甲子園のマウンドに立つかまえ>
「9連戦(を意識する)より目の前の1戦。
相手どうこうでなく、前回の課題を克服することです。
自分なりに前回登板の課題を修正してきた。
課題? 自分で分かっていればいいことです。
克服できる根拠? ないですよ。
自分の力を出せばできると思っているので。
結果はどうなるか分からないが、自分を信じてやるだけ」
(中スポ、ニッカン

◇朝倉健太
<今シーズンここまで5勝4敗。
5月25日の北海道日本ハム戦以降、白星に恵まれず2連敗中。
いつもなら自分の勝ち星への意識を否定して
『チームが勝てばそれでいい』と、決めぜりふのように話す右腕が、
珍しく自らの勝ち星を渇望。
チームメートに火を付けられた闘志をあらわにした。
自分から切り出しこう言って>
「また『5月25日以来勝っていませんね』とかいう話なんでしょ。
人の投球を見ているとすごく勝っていない実感がありますよ。
(吉見、川井の)前半で9勝とかでしょ? 
(昨年まで在籍の川上)憲伸さんでも7勝ぐらいだったはず。
すごいんじゃないですか。
(自分が)ものすごく遅れている感じがありますよ」

<この日は中田、小笠原、チェンらと一緒に、
ナゴヤドーム屋外の走路で長めのランニングを繰り返して調整。
次回登板は16日の対阪神第3戦が有力だが、
自らの心を静めるように最後はいつものせりふをはき出して>
「チームが勝つようにという気持ちは変わらないですけれどね。
チームが勝てばいい。自分の勝ち星は後からついてくると思っています」
中スポニッカン


◇川井雄太
<球団新記録の開幕9連勝を飾った左腕は、ランニング中心の調整。
19日の横浜戦で白星を飾れば、00年に千葉ロッテ・小野が達成した
『日曜日9連勝』を上回ることに。
後半戦は首位・巨人との4カードがすべて週明けのため、
ローテの組み替えが濃厚。『最後の』日曜日登板に意欲を見せて>
「連勝している実感はないけど、一つ一つ勝ちたい」
スポーツ報知

◇長峰昌司
<10日に出場選手登録されたものの3試合出番なし。
それでも気にする様子はなく>
「それはうちの先発ピッチャーが調子いいってことで、
悪くないんじゃないですか」

<今季は1度目の昇格のときも登録から14日目で初登板。
好リリーフで勝利投手にもなっている。
我慢していればチャンスもくるはず>
「調子はいいと思っているので、
出番がきたときに自分の仕事ができるよう頑張るだけです」
(中スポ)

◇岩瀬仁紀
<首位・巨人とは6ゲーム差。
阪神、横浜、広島と相性のいいカードが続くが、
9連戦9連投も辞さない覚悟を決める。
ナゴヤドームでの指名練習を免除された鉄腕は
夕刻、決意を固めて大阪に乗り込んで>
「確かに4連投、5連投でもキツイよ。
特に移動日とか、休養日のない時はね。
でも、今年はオールスターに出ないから、
後半戦が始まるまでに5日間休みがある。
チームが勝ってなきゃどうしようもないけど、
全部投げるぐらいの気持ちはあるよ」

<目的にたどり着くためなら、どんな試練も乗り越えてみせる。
リーグ優勝&日本一の完全優勝しか頭にはない>
「やってる僕らは優勝することしか考えてないからね」
デイリー

◇森バッテリーチーフコーチ
<きょう14日から始まる阪神、横浜、広島との9連戦を前に、
投手陣に前半戦締めくくりのノルマを与えて>
「9連戦を6勝3敗でいければいい」

<球宴前9連戦9連投辞さずの覚悟の岩瀬について>
「無理はさせられん。先があるし。
できれば4連投以上は避けたい。
でも、そういう気持ちでいてくれるのはうれしい」
ニッカンデイリー


◇チェン・ウェイン
<今年から愛用しているグラブには、輝く太陽が刺繍されているが、
それは故郷・台湾への思いが込められていた。
発端はメーカー担当者のアイディア。
今年1月にゼット社とアドバイザリー契約を締結。
独自のロゴマークの制作を考えていた担当者は
思いついたのが、台湾の『青天白日旗』。
青地に白の太陽はあるデザインをベースにしたロゴを作ると、
そのデザインを見て感激したという>
「国旗? そうなんですよ。気に入っています」

<中日入り後は故障に苦しんできたが、常に台湾球界を背負ってきた。
今年のWBCは辞退したが、故郷への思いは強い。
慣れ親しんだ太陽が刻まれたグラブを迷わず手にした。
目の前に目標であるリーグ優勝、日本一が最優先だが、
心の中には台湾のユニホームでつかむ世界一が常にある>
「台湾の代表として勝ちたいという思いは、今でもあります。
今年は(第2ラウンドが行われる)アメリカまで行けなかった。
次こそはアメリカに行きたい」
(中スポ)


◇藤井淳志
<スタメン出場を続けていながら、この日も移動前練習に参加。
ほとんど休みなしだが、きっぱりと>
「これも修業です」

<右打席のフリー打撃中、
左足に自打球を当ててしまうアクシデントにも見舞われたものの、
冷やしただけで他のメニューもこなして>
「大丈夫です」明日からがんばります」
(中スポ、ニッカン

◇小池正晃
<フリー打撃で山なりのボールを打ったり、
ノックのように自ら投げ上げたボールをティー打撃したりと、
練習にひと工夫。移動日を有効に使った。
7、8日の東京ヤクルト戦で4年ぶりに
2試合連続本塁打したものの、その後2試合連続無安打で
スタメン落ちしただけに、復調へ必死>
「バッティング全体が硬くなっていたので、
ゆったりと間を取って打てるようにチェックしました。
いいときはそういうかたちで振れている」
(中スポ)

◇岩﨑達郎
<内野ノック、バント練習、フリー打撃と
この日の移動日練習ではほとんどグラウンドから
姿を消すことなく、黙々と汗を流していた。
待望の今季初打席が巡ってきたのは11日の広島戦。
7回無死一塁、吉見への代打で送りバントを試み、
投手前に転がしたが一走・谷繁が二塁へ封殺。失敗に終わった。
相手投手の俊敏な判断が光ったのだが、それでもグッと唇をかみしめて>
「決めなきゃだめです」

<次の打席が巡ってくるのはいつになるか
分からないことについても、現状を嘆いたりはしない。
芯が強いとは、こういう男のことを指すのだろう>
「ぼくはぼくの役割がありますから」
(中スポ)

◇福田永将
<1軍初の甲子園遠征を前に思い出に浸って>
「悔しい思いしかないですけど」

<ウエスタンの公式戦でも
そのグラウンドに立ったことはあったが懐かしんで>
「デーゲームならウエスタンでも行きました。
でも高校のとき、負けた試合
(06年夏初戦・大阪桐蔭高に大敗)がナイターだったんです」

<それから3度目の夏、
7日には初打席初本塁打の離れ業をやってのけた。
その後は2打席立って三振と四球。
2軍では出場すれば、3、4回巡ってくるのが当たり前だった打席が、
1軍では出ても代打で1打席に限られるが、次の1本のために、
限られたチャンスを生かすための努力を続けている>
「練習で1球1球を実戦のつもりでやっています。
右ひざが折れていると感じたら、試合でもそこに注意して」

<スタンドが全面改装され、とてつもなく広かったファウルグラウンドが
他の球場なみになった現在の甲子園に目を輝かせる大砲候補。
照明を浴びて、輝かしい思い出を作りに行く>
「(改装後は)初めて。まだ見てないので、楽しみです」
(中スポ)


◇荒木雅博
<今季阪神戦の対戦打率は.353。巨人戦の4割に次ぐ好成績>
「そんなに打ってるイメージはないけど」

<井端と組む1、2番。
リーグ戦再開以降15試合で、このコンビの得点は計21点。
毎試合、どちらかが必ずホームを踏んでいる計算で、
その間のチーム総得点63点のちょうど1/3を示している。
自身もこの15試合で打率.362。好成績を支えているという
自信がその口調からあふれている>
「どっちにしてもぼくらが塁に出ることが大事だからね」

<最近成功させた5つの盗塁のうち、3つが得点に結びついた。
しかも阪神戦は6月30日からの3連戦の1、2戦目に
2試合連続盗塁をマーク。3試合目にはスタメン捕手を
代えてくるなど、相手ベンチまで揺さぶった>
「いいタイミングで走れている」

<再開後、打率を.286まで上昇させたが、
ここで迎える阪神戦はさらに打率を上げる絶好のチャンス。
この日は練習を免除され、大阪へ移動。
虎の本拠地で暴れ回る準備は完了>
「その前にしっかり休ませてもらいました」
(中スポ)

◇立浪和義
<前半最後の9連戦を迎えるが、
この日は夕刻、阪神戦に向けて大阪市内の宿舎へ移動。
名古屋駅のホームでは出発ぎりぎりまでファンのサインに応じていた。
先週はわずか1打席(無安打)の出場だったが、
今週こそは出番で結果を残したい>
「とにかく出番があれば、結果を残せるよう頑張るよ」
(中スポ)

◇川相内野守備走塁コーチ
<ここ4試合は1度も2ケタ安打はないが、
ワンチャンスを確実にものにしている打線。
9連戦についても、自信を見せて>
「守備も落ち着いてきたし、いい流れが来ている。
できるだけ貯金を増やしたい」
スポニチ名古屋


【ドラゴンズ・9連戦の日程】
14日(火) 対阪神 (18:00・阪神甲子園球場)
15日(水) 対阪神 (18:00・阪神甲子園球場)
16日(木) 対阪神 (18:00・阪神甲子園球場)
17日(金) 対横浜 (18:00・横浜スタジアム)
18日(土) 対横浜 (18:00・横浜スタジアム)
19日(日) 対横浜 (18:00・横浜スタジアム)
20日(祝) 対広島 (18:00・ナゴヤドーム)
21日(火) 対広島 (18:00・ナゴヤドーム)
22日(水) 対広島 (18:00・ナゴヤドーム)


若竜トピックス(13日)

◆伊藤準規

<ドラフト2位の新人が、あす15日に行われる
プロ・アマ交流戦の東邦ガス戦(ナゴヤ球場)で実戦デビューする。
185センチの長身から投げ下ろす最速147キロの速球を
最大の武器とする本格右腕が、いよいよベールを脱ぐ。
この日、ナゴヤ球場で行われた2軍全体練習で
ブルペン入りし、変化球を交えながら40球の投球練習。
高ぶる気持ちを抑えきれない様子で、初登板に思いをはせて>
「やっと実戦で投げられるようになりました。
今までやってきたことを出すだけだと思ってます」
中スポ

◆稲葉投手コーチ
<実戦デビューする伊藤準規の今後のプランを思い描き>
「(伊藤は)大きく育てたいと思っている選手。
今回は5、6番手で1イニングの登板を予定しているけど、
次は(8月5日予定プロ・アマ交流戦)先発をやらせてもらって、
それで良ければ2軍(公式戦)へ合流という形になれば…」
中スポ

【ドラゴンズ・ファームの日程】
<プロ・アマ交流戦>
15日(水) 対東邦ガス (12:30・ナゴヤ球場)
<ウエスタン>
18日(土) 対阪神 (17:00・阪神甲子園球場)
19日(日) 対阪神 (13:00・阪神甲子園球場)
20日(祝) 対福岡ソフトバンク (12:30・ナゴヤ球場)
21日(火) 対福岡ソフトバンク (10:20・ナゴヤドーム)


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
先週末は地元・ナゴヤドームで広島相手に3連勝
打っては、ブランコ、森野、和田と主軸が決めて、
投げては、チェン、吉見、川井の先発陣が安定。
神宮で負け越した嫌な流れを吹き飛ばし、
再び波に乗っていくのではというムードを醸し出しましたが、
今季のペナントレースも折り返し地点がいよいよ間近。
きょうからは、この時期恒例ともいえる
9連戦に突入することとなりました。

20日が海の日で祝日ということもあり、
このような日程になっているのですが、
今季に至っては、相手に比較的恵まれている感もありますね。
まず最初のカードが、甲子園で5位・阪神と、
続いては今季8勝1敗とカモにしている最下位・横浜と、
さらに最後は、先日の3タテ含め。
対戦8連勝中と圧倒している4位・広島
今季、優位に戦いを進めている下位3チームとの対戦。
スポニチ辺りは『貯金シリーズ』と揶揄っていますが、
さらなる『上昇竜』となっていくためにも、
できるだけ白星を重ねてほしいところ。
きょうからは福島で、首位と2位のつぶし合いもありますし、
ビジターゲームが多いながらも、うまく乗り切りさえすれば、
巨人に迫れる可能性も十分あるといえるでしょう。

まあそれもこれも、広島を3タテできたことが大きいのですが、
チームの雰囲気が良いはいえ、
くれぐれも「慢心」だけは禁物。
過去のシーズンでもこういう相性の良いカードの際に、
逆にけっこう取りこぼしてしまうことで、
みすみす好機が離れていったということもありました。
3連勝したとはいえ、ミスや拙攻もいくらか見え隠れしましたし、
やはりその辺りをしっかり改善し、
気を引き締め直してかかってほしいものです。


虎狩り願ってなーむー。この日ナインは、
9連戦に向けナゴヤドームで練習。
投手陣はキャッチボール、
ランニングなどのメニューを消化。
若手を中心にピックアップされた野手陣は、
フリー打撃、ティー打撃などを行い、
その後大阪へと移動したもよう。
9連戦の最初のカードとなる阪神戦
気になる先発予想は、
今朝の中スポによると、初戦から、
中田-久保、小笠原-福原
そして朝倉-久保田の順。
またそれ以降も予想され、
横浜戦チェン、吉見、川井
さらに続いての広島戦は、
すべて中5日で阪神戦と同じ投手を起用しそうという見方。
あえて谷間を作らず、そのままの6本で回していく。
それが現状での首脳陣のプランのようです。

前週の神宮では、初戦に復帰登板となった中田が快投。
そのチカラを久々に見せてくれたものの、
2戦目以降は、小笠原が2回途中KO、
朝倉も相手中軸に見事に叩かれと、
期待していた2枚がともに崩れてしまいました。
特に3連勝しながら、いきなりの背信
一転してローテーション落ちの危機を迎えることとなった
小笠原にとっては、今回が正念場ともいえるマウンドとなるのでは。
ファームには、2試合連続好投の山井がスタンバイ。
さらに先発もできる長峰も昇格後、今のところ出番なし。
まあ中田もまだ1度しか結果を残していませんし、
朝倉は6月以降ずっと白星なし。
ある意味不安要素あるなか、『裏ローテ』を任される3人ですが、
結果次第では、即入れ替えの対象にもなってきそう。
もちろんそれぞれ危機感を持っているでしょうし、
結果を残すんだという強い気持ちで臨むのは明らか。
敵地ながらできるだけ自分の投球を披露し、不安を払拭。
何とか白星をつかめるよう、踏ん張りを期待します。

また勝利の方程式の浅尾-岩瀬をはじめとするリリーフ陣
デイリーのコメントでは、9連戦9連投も辞さない構えも。
確かに岩瀬の場合、今季は球宴選出もなく、
オールスターブレークができる要素もありますが、
あまりの酷使は今後に影響を与え兼ねませんし、
森コーチが語るように、長くても4連投ぐらいが妥当。
これからの季節、ある意味「消耗戦」となってきそうですし、
いかにコンディションを整えていくかが重要。
まあ岩瀬に関しては、長年培ってきた経験もありますし、
それほどの心配というのはないですが、浅尾の方はどうかなと。
疲労などを考慮しつつ、どのようにやりくりしていくのかというのも、
9連戦を戦うなかでは、注目すべき点となってくるでしょう。


空調効くナゴドとは違い、蒸し暑い屋外でのナイトゲーム。
さらに移動日なしと、かなりのハードワークも要求されますが、
何とか各カード、2勝1敗ぐらいのペースで進めて、
そのうえで上位との差が詰まっていれば、いいですね。
ラストをうまく飾って、良いムードのまま、
前半戦を締めくくってほしいもの。
そうなるよう願いながら、9連戦、見守りたいと思います。

2009年7月13日 (月)

川井プロ初完投初完封で9連勝、竜3タテ貯金10!

日曜日のデーゲームとなった広島との第3戦は、
サンデー・川井雄太が、立ち上がりから
毎回のように安打を許しながらも、無失点にしのぐ粘りの投球
打線は4回、和田の適時三塁打などで3点を先制すると、
5回にもブランコの激走適時打で、主導権を一気にゲット。
援護をもらった川井は、7回無死満塁のピンチを切り抜けると、
その後も投げ抜き、自身初の完封勝利!
さらに球団新記録となる開幕9連勝も同時に達成。
快勝で広島を3タテしたドラゴンズ、貯金が今季最多の10に達しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 12回戦
(12日・ナゴヤドーム | 中日9勝3敗)
35587人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日 ×
[勝] 川井(12試合9勝)
[D本] なし
[Dバッテリー]
川井 - 谷繁

◇対広島12回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数2安打)
2 (二)荒木  (4打数1安打)
3 (三)森野  (3打数1安打)
4 (一)ブランコ (3打数1安打1打点)
5 (左)和田  (4打数2安打2打点)
6 (中)藤井  (4打数1安打1打点)
7 (右)中村一生 (3打数1安打)
8 (捕)谷繁  (2打数無安打)
9 (投)川井  (3打数無安打)

【イニング経過】
<1回・広島> P・川井(中6日)
高いバウンド三ゴロ、
東出中スライダー左飛球和田背走ギリギリキャッチ、
フィリップス中カーブ拾って左前打、栗原内高め直球投ゴロ

<1回ウラ・中日> P・小松剛
井端中前打、荒木中直球二ゴロ4-6-3併殺、
森野外沈むフォーク空三振


<2回・広島> P・川井
マクレーン四球、廣瀬高いバウンド遊ゴロ進塁打、
赤松中直球詰まり二飛、
2死二塁から、初球外直球右前打、
二走廣瀬本塁突入・右翼中村一生ノーバウンド返球・
多少逸れるも余裕タッチアウト

<2回ウラ・中日> P・小松
ブランコ四球、和田初球中直球左中間大きなフライ・
一走ブランコボーンヘッド捕球時三塁手前戻れず併殺


<3回・広島> P・川井
小松ボテ一ゴロ、三ゴロ、
東出遊深いゴロ内野安打、フィリップス内直球差し込まれ左飛

<3回ウラ・中日> P・小松
中村一生(今季初打席)初球中高めスライダー右前落とすヒット、
谷繁バントファウル→ヒッティング切り替え遊飛、
川井バント打ち上げ捕飛、井端中飛


<4回ウラ・中日> P・小松
荒木引っ張り左前打、森野4球目荒木二盗、森野四球、
無死一、二塁から、ブランコ内直球打ち損じ右飛、
1死一、二塁から、
和田外低めボール気味スライダー・
ライナー右中間持っていく2点適時三塁打(D 2-0 C)

1死三塁から、藤井外高めスライダー左翼線落ちる適時打(D 3-0 C)
中村一生外一杯見三振、谷繁敬遠、
2死一、二塁から、川井内フォーク空三振


<5回・広島> P・川井
中カーブ当たり損ね三ゴロ、代打小窪内直球詰まり三ゴロ、
中直球詰まり遊ゴロ

<5回ウラ・中日> P・青木高広
井端外直球左中間突破三塁打、荒木初球カット打ち上げ捕飛、
森野内カーブ拾うも浅い中飛、
2死三塁から、
ブランコ中スライダー三塁線深いゴロ・
一塁へ激走・適時内野安打(D 4-0 C)


<6回・広島> P・川井
東出三遊間抜くヒット、フィリップス外一杯直球見三振、
栗原外チェンジアップ遊ゴロ6-4-3併殺

<7回・広島> P・川井
マクレーン四球、廣瀬内直球左前打、
赤松外高め直球中前打、
無死満塁から、内高め直球注文通り投ゴロ1-2-3併殺、
2死二、三塁から、代打嶋外ボール球カーブ・
タイミング合わず空三振・最大のヤマ場無失点でしのぐ

<8回・広島> P・川井
内直球中前打、東出外カーブ二ゴロ4-6二封、
フィリップス初球直球打ち上げ右飛、栗原中高め直球三ゴロ

<9回・広島> P・川井
マクレーン内直球打ち上げ中飛、廣瀬外カーブ打ち上げ右飛、
赤松中高め直球弱い二直、試合終了・川井ガッツポーズ。
(川井プロ初完投初完封勝利)


【ゲームレビュー】
川井が5年目で初完投を完封で飾った
チーム新記録の開幕9連勝
8安打を許したが、緩急を交えて打たせて取る投球に徹した。
打線は4回に集中打。1死一、二塁から
和田の2点三塁打などで、一気に3点を奪った。
3連勝で勝ち越しが10となり、昨年5月以来の二けた。
東京ヤクルトゲーム差なしで並んだ。対広島戦8連勝。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


2連勝で迎えたナゴヤドームでのカープとの第3戦。
初戦、2戦目と、ともに接戦をうまく制してきましたが、
この日は中盤に先制すると、そのまま逃げ切っての完勝
眼下の敵に対して、2カード連続3タテで8連勝
まさかここまで一方的に勝てるとは思いませんでしたね。

その勝利の立役者となったのは、サンデー川井
球団新の開幕9連勝に向けてのマウンドとなりましたが、
立ち上がりから持ち味を発揮し、粘りの投球
ほぼ毎回のようにヒットを1本打たれはするものの、
中盤までは連打を許さず、決してホームを踏ませない好投。
その投球に、打線が2廻り目にようやく応え、
ほぼ初モノといえる広島の新人右腕・小松から
4回、荒木のヒットと森野の四球などで1死一、二塁とすると、
こちらも「サンデー男」和田が、外低めのスライダーを
右中間へと持っていく技ありの2点三塁打
川井が投げると、オレが打つ。
6月月間MVPコンビの見事な連係で、ようやくの先制
さらに間髪入れずに藤井がレフト線に落とし、
追加点を挙げられたことで、ほぼ試合のペースを握りましたね。
点をもらった川井が直後の5回を三者凡退に抑えると、
そのウラ、今度はブランコが激走しての適時内野安打
三塁線への深いゴロでしたが、先頭の井端が三塁打を放ちながら、
荒木、森野が進められずにもたついたこともあり、
ここで点が取れなかったらと思いましたが、よく走ってくれました。

以降は、9勝目の権利を手にした川井がどこまで投げるか。
ただこの日最大のヤマ場といえたのが、7回。
ここまで威力を発揮していたナチュラルカットが多少高めに浮き、
四球と2連打で無死満塁となったときは、さすがにどうなるかと。
まあ4点をひっくり返されることはないだろうと思いつつも、
見ている方としても、多少の失点を覚悟しましたが。
それにしても、ここからの川井の投球
まさにこの日のすべてが織り込まれたような投球。
迎えたを伸びのあるナチュラルカットで差し込ませての投ゴロ。
注文通りに1-2-3のホームゲッツーに仕留めると、
続く代打・嶋に対しては、もう一つの持ち味であるスローカーブ
それが外角低めにモノの見事に決まったなと。
ボール球にもかかわらず、追いかけるようにバットが空を切った
まさにしてやったり。これで自身初となる
「完封」というものが見えてきたような気がしました。

8回もゼロに封じ、球数は自己最多に達したにも関わらず、
「志願」して上がったという9回のマウンド。
しかしもう相手側が意気消沈していた感もあり、すいすい気味
この日2四球のマクレーンを詰まらせ中飛に取ると、
続く廣瀬はカーブで右飛に打ち取り、ツーアウト。
そして最後は赤松を直球で二塁正面のライナーに仕留め、ゲームセット。
その瞬間、7回以上に感情を出して、ガッツポーズをした背番号17
球団新の9連勝をまさか自身初の完封勝利で飾ってしまうとは…。
見ている方としても、うれしい気持ちとともに、
この左腕の充実度をすごく感じたゲームとなりました。


球団タイ記録の開幕8連勝中
さらにチームは広島に対して、カード8連勝中
そしてチーム今季初となる貯金『10』
さまざまな挑戦が入り交じり、
それなりの重圧もあったであろう登板にもかかわらず、
サンデー・川井雄太投手、やってくれましたね。
プロ初完投初完封勝利、本当におめでとうございます!

前回の巨人戦でいくつかの課題をもらった左腕でしたが、
この日は立ち上がりの制球がまずまずで、
ヒット1本こそ許したものの、
ここ数試合にしては珍しくすんなりと立ち上がると、
心配された足攻めもなかったのが、幸い。
さらに2回にはあわやタイムリーとなる右前打を
この日初スタメンの中村一生のビームが鮮やかに帳消すと、
4回には自身登板時では、打ってくれる和田の適時打などで3点を先制
5回にもブランコの激走でもう1点と、
「野手のみなさん」からのありがたい援護の連続
試合後はいつも以上に感謝していたようですね。
ただそれだけではやはり勝つことはできない。
中盤以降疲れもくるなか、
勝負どころで打者に凡打を重ねさせ、
危なげない投球を続けたのは、やはり本人の力たるところ。
7回の無死満塁のピンチでも、動ずることなく、
ホームゲッツー&三振で仕留められたのも、やはりそれ。
時には勝ち運というものが必要ではあるといえ、
8つ続けて勝ってきたことで、自信を付けてきたその投球。
それが活きたこその完封劇だったのではないかと思いました。

おめでとう、プロ初完封!これで今度は、
初の2ケタ勝利にも
王手がかかることとなった川井
監督推薦で選出された
オールスター前に、
もう1度登板がありますが、
ぜひとも壁を壁と感じずに
すんなり突破して
10勝投手として、夢の球宴を迎えてほしいなと。
徐々にながらメディアでも注目されつつある
「サンデー川井」ですが、
今後もこれまで同様、チームの勝利を一番に考え、
無欲で投げ込めるように、意識を高めていってほしい。
そういう中で投げ込めさえすれば、
さらに白星は重なっていくのではと思います。


多少のミスや拙攻もありながら、
相手の竜アレルギーにも助けられ、3タテ達成。
再び2位・東京ヤクルトゲーム差なしとなりました。
こちらがしっかり勝っているからこそ、接近できたことでもありますが、
「さすが横浜」とも言える追い風というものも幾分あったのかなと。
そして移動日を挟んで、あす14日からは
ついに迎えるオールスターゲーム前の最後の9連戦
相手は阪神-横浜-広島と下位チームばかりですが、
ここは足元をすくわれぬよう、やっていかないといけないでしょうね。
さらに大変になるであろう、投手陣のやりくり
現状6枚いる先発ではありますが、どういう風に使っていくことになるのか。
また浅尾、岩瀬らリリーフ陣の使い方にも注目したいところ。
4位とは7ゲーム差となりましたし、下を向く必要は全くなし
まずは一戦一戦しっかり取って、さらに上の差を縮めてほしい。
稼ぎ時とは言えるものの、慢心は禁物
変わることなく地に足付けて、戦っていってほしいと願います。


☆ウィナーズ・ボイス(12日)

◎川井雄太

<プロ初完封で、球団新となる開幕9連勝を挙げる>
「(9連勝もそうですが、プロ初完封。どんな味ですか)
えー、最高です! はい(笑)
(9回、どんな気持ちでマウンドに上がったか)
そうですね。えー、初回と同じような気持ちで、
あのう、いきました。はい。
(簡単に勝ちを決めたが)
いいえ、(首をすぼめて)そんなことないです。
はい。ありがとうございます。
(7回無死満塁のピンチを見事に抑えた)
本当にラッキーだったと思います。はい。
(最後にものすごいガッツポーズが出た)
はい。あのう、うれしかったです。本当に、はい(笑)。
(開幕9連勝などプレッシャーがある中でのマウンド)
いやあ、あのう、別にね。記録とかそんなのは関係なく、
本当にチームが勝てば、あのう、いいと思ったんで、
まあ、自分のペースで、あのう、投げました。はい。
(9連勝、球団新記録と聞いて、いかが)
うーん。自分がとれるなんて思わなかったですね。はい。
(その9勝を振り返って)
いやあのう、途中途中ね、
あのう、野手のみなさんに助けてもらってたんで、
えー、こんな9連勝なんていうことはできなかったと思います。はい。
(昨年、初勝利のあと苦しんだが、
この1年、いろんな方々の支えがあったと思うが)
そうですね。いろんな人に支えてもらったんで、
えー、僕はこういうことしか返せないんですけど、
あのう、何とか頑張りたいと思いました。はい。
(ナゴヤドームのファンは今日は日曜日、
川井さんが投げる。そう思って見に来ているんですよ)
えー、(帽子を取りながら)本当にありがとうございます!
うれしいです。はい(笑)。
(チームの貯金も今季最多の10になった)
えー、まだまだ勝ちたいと思います。はい。
(オールスター前にまだ1試合ある。
そしてオールスターも頑張ってください)
はい。えー、頑張ります。はい。
(この後の追撃も期待しております)
はい。えー、何とか頑張りたいと思いますので、
応援よろしくお願いします!」



<8回まで無失点。志願して9回のマウンドに上がった。
走者を出さず最後の打者を二直に打ち取り、
プロ初完封の喜びを表すガッツポーズは、
遠慮がちに左手で小さかったが力はこもっていた。
振り返る言葉から、ひたむきに投げ続ける姿勢がにじみ出る>
「自分が完封できるなんて思っていなかった。
最高です。ピンチばかりで、気付いたときには8回だった。
1イニング1イニング、1球1球集中して投げていたら、
9回までいっちゃった。ふと思ったら、そこまできてた。
交代? 森(バッテリーチーフ)コーチに聞かれたけど、
こういうチャンスもめったにないんで、
行かせてくださいとお願いしました。
自分でも完封できるなんて思っていなかったし、
まさか(球団新記録を)自分がとれるなんて思わなかった。
野手の皆さんに助けてもらっているおかげです」

<ほぼ毎回走者を出したものの、
緩急を使って的を絞らせなかった。
真骨頂は7回、四球と安打で無死一、二塁のピンチを迎え、
マウンドに足を運んだ森コーチから
『点を取られるのは仕方ないから、ひとつずつアウトを』
と声を掛けられた。しかし赤松にも中前打で満塁。
内野も二塁併殺の守備位置をとり、初完封は風前の灯火に。
ここで迎えた倉には初球の変化球がボール。
2球目の直球を狙い打ちされたが、これが詰まった投ゴロ。
谷繁-ブランコとホームゲッツーが完成。
さらに代打・嶋にはカウント1-1からあざ笑うかのような
107キロのスローカーブ(見逃し)で追い込み、
ファウル後の5球目も再び110キロの外角カーブで空振り三振。
期待以上の結果で切り抜け、思わずガッツポーズが飛び出した>
「何とか切り替えて、冷静になろうという気持ちだった。
(7回は)ラッキーだったと思います」

<このカードは2週間前に敵地で当たり、
7イニング1失点で勝ったばかりだが、
自分のスタイルを変えるつもりはなかった。
終わってみれば9回の3つを含めても飛球のアウトは8つ。
三振2、走塁死1で残る16アウトを14個の内野ゴロ(2併殺)で奪った>
「相手も対策を練ってくるだろうから、こちらも研究したが、
マウンドではあまりそれにとらわれすぎないようにと。
内野ゴロを打たせたり、併殺打を打たせたりできたことが大きい」

<大ブレークの裏には徹底した自己管理がある。
登板した日でも、試合後には必ずウエートルームへ。
負荷のかからないチューブなどでインナーマッスルを鍛え、
コンディションを維持している。
つめが弱かったため、今年からネイルサロンに足を運び、
特殊なジェルでのケアを欠かさない>
「いろんな人に支えてもらってきたし、
こういうこと(勝利)でしか返せないんで」

<危機感が成長の糧となっている。
昨季までの4年でプロ通算1勝。戦力外におびえたオフもあった。
中日は04年オフのドラフトで大卒・社会人ばかりを11人指名。
たった4年の間に同期の4人がユニホームを脱いだだけに、
マウンドに立てる喜びをかみしめている>
「引退した同期もいるし、人ごととは思えない。
いろいろ考えることはありますね」。

<今年からMr.Childrenの『HABABI』を
テーマ曲にして打席に立っている。
掛かるのは「もう1回、もう1回、もう1回、もう1回、
僕はこの手を伸ばしたい~♪」というサビの部分。
この日もお気に入りのフレーズを耳に、
目の前のアウトを求めて必死に腕を振り続けた>
「別に狙ったわけではないんですけど、いい曲だなと思って。
この曲、本当に好きなんです」

<報道陣にも丁寧に応対し常に謙虚な姿勢を見せる29歳。
ローテーションの巡り合わせで、9つの勝ち星はすべて日曜日。
プロ5年目で花開いた苦労人が、中日の1週間を締めくくっている。
過去2人が記録している10連勝の球団記録にもあと1つと迫った。
順当にいけば球宴前最後の日曜日、
19日の横浜戦(横浜)で並ぶことになるが>
「まだまだ勝ちたいです。与えられた仕事をしっかりやりたい」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

○谷繁元信
<川井のプロ初完封をアシスト、巧みなリードで粘投を引き出す。
失点覚悟の7回無死満塁で投ゴロ併殺打。
運も味方に引き入れた川井をたたえて>
「いつもの川井よりもコントロールがよかったですね。微妙な部分の。
完封という意味では、7回はツキもありましたしね」
(中スポ)

○和田一浩
<4回1死一、二塁、右中間に先制のタイムリー三塁打を放つ。
0-1の後の2球目、見逃せばボールの低さの外角スライダーに
体勢を崩されながらも、芯でとらえて右中間へ打ち返した。
ノーブレーキで二塁をけり、楽々三塁を陥れる2点三塁打。
控えめな5番打者は胸を張らず、あえてなで下ろして>
「(打ったのは)スライダー。
(三塁へは)クッションが返ってきていないのが見えたんで。
ずっと先頭を出してきて、先制取れれば楽になる。
先制のチャンスだったので、
うまく(ボールがバットに)引っかかってくれてよかったです」

<ルーキーの小松とは初対戦。
第1打席も初球打ち(中飛)。積極打法が実を結んだ>
「スライダーもシュートもいろいろある。
(確固たる)データもないし、球種とかじゃなく
とにかくストライクゾーンをどんどん打っていこうと」

<サンデー川井の快進撃の裏に、5番の打撃がある。
日曜日はここまで15試合で、53打数21安打17打点。
本塁打も6本放ち、打率は.396と驚異的。
特に6月21日のオリックス戦以降、この日まで4週連続で
決勝打を記録して、川井に白星をプレゼントしている。
特に意識はしていない様子だが>
「それは知らなかったですけど。
どんなピッチャーが投げても打てなきゃいけない。
(川井とは)巡り合わせということですね」

<しかし、前日まで広島には11戦で打率.139。
相性の悪さを自覚しながら克服して>
「広島に成績がよくないのは知っていたし、
打たなければいけないとも思っていました」
カメラブログ中スポ共同通信社
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○藤井淳志
<4回2死三塁、左翼線に適時二塁打を放つ>
「流れ? あまりそういう考え方はしていませんが、
何とかしたかったですからね。
最低限の仕事はしたいと思っていたので、よかったです」
カメラブログ中スポ

○トニ・ブランコ
<5回2死三塁、三塁へ適時内野安打を放つ。
四球で出塁した2回無死一塁の場面では、
和田の中飛に判断を誤って、三塁手前まで『暴走』。
戻れずにチャンスを潰したが、
三塁へのゴロで猛然と走って内野安打にした。
一発も魅力だが、このマジメな姿勢も魅力>
「とにかく一生懸命走ったよ。セーフになってよかった」

<その話を知って、思わず『ぷっ』と吹き出したそうだ。
届いた『挑戦状』は、いままでに聞いたことがないもの。
ただ相手は超大物。埼玉西武・涌井が今年の球宴で対戦を熱望。
何と本塁打を打たれてもいいという>
「驚いたよ。対戦したことはない投手だしね。
オールスターは勝つことと楽しむことを考えているけど、
そんなことを言われるとは…。ただ、光栄なことだね」

<新聞で知ったのは監督推薦があった6日の翌日。
桂川通訳から聞かされると、こうポツリ。
交流戦で3本塁打を放った岸かと思ったようだが、
いまだ対戦のない涌井だと聞いて驚いた。
しかもWBC日本代表。驚く一方で素直に喜んだ>
「あの細いヤツ(岸)か」

<かつて球宴に出場したのは04年と昨年の2度。
いずれも2Aの球宴に出場して、昨年は本塁打も放ったという。
今度は世間の目が集まる球宴で驚弾を見せつけて、
その名を世間に轟かせたい>
「対涌井? そりゃ、本塁打を狙うよ。三振してもいいくらいに振るさ」
カメラブログ、中スポ)

○岩瀬仁紀
<ブランコのパワーを体験したいという涌井の『挑戦状』について。
苦笑いを浮かべたが、こうも続けて>
「涌井の気持ち? 分かるような分からないような。
でもボクは嫌ですね。
いくらオールスターといっても(本塁打の)残像が残るのは嫌ですから。
ブランコという打者は本当に頼りになります。ウッズと同じですよ」
(中スポ)


○井端弘和
<3点リードの5回先頭、左中間を破る今季初の三塁打、
今季100安打目の一打が、勝利を決める4点目を呼び込んだ。
チームは3連勝も飾り、、自身も10試合連続安打の
4打数2安打で打率.334まで浮上。
それでも貪欲なリードオフマンに『満足』という言葉はない>
「(三塁打になったのは)相手の守備に助けられたというのもあると思います。
でも、もっと打てる打席はあったし、まだ満足はできません」

<77試合目での100安打には大きな意味がある。
プロ12年目で最速の到達。かつての最速が02年の81試合。
.323という自己最高打率をマークした05年は85試合目で到達していた。
このままのペースでいけば年間の安打数は187本。
自己最高安打数(05年・181本)はもちろん、
02年の福留孝介(現・カブス)が記録した
球団記録の186本を上回るペースで打ち続けている>
「そんなに調子がいいというわけではないんです。
ただ、思い切って積極的にいっているのがいいのかもしれません」

<ちなみに今月は45打数18安打のジャスト4割。
止まらないリードオフマンが勝利を呼び込み続ける>
「2本打ったからといって満足せずに、もっともっと打っていきます」
中スポ

○荒木雅博
<4回先頭で左前打を放つと、
続く森野の1-2からの4球目(ボール)に二盗に成功。
光る足技でこの回3点を奪うきっかけをつくり、満足そう。
連続試合安打も3試合連続と再スタートを切って>
「いいタイミングで走れました」
(中スポ)

○中村一生
<7番・右翼手で今季初スタメン。早速守りで存在感を示す。
2回2死二塁、倉の右前打を掴むと、本塁へ返球。
二塁走者のマクレーンを本塁上で憤死させた。
試合前練習の外野ノックで
笘篠コーチのノックを受け続けていたが>
「バウンドの位置が少し手前過ぎるとの指摘を受けました」

<手を広げて見せたのは50~70センチくらい。
約100メートル向こうからの送球にして、
距離にしてわずか1%以下の微調整。
そのわずかな距離を修正して、スタメンに臨んだ。
そして話していたとおりのストライク返球。
ファームでは打ちに打って1軍入りを掴んだが、
華麗な守備をブレークのきっかけにしたい>
「自分がそらさなければ、あとは谷繁さんがやってくれるんで」

<打撃では、3回に今季初安打を右前に運んだが、。
3点を奪った4回1死二塁でバットが出ず三振。
右翼手の候補は右打ち5人、左打ち3人の8人。
守備面で不安のある選手はおらず、打撃が勝敗の分岐点となるが、
そんな配点比重は承知のうえ>
「(出場するときに)守りは100%じゃないと…。
そこから、どれだけ打てるかっていうことだと思っています。
下も含めて、入れ替えは激しいですから。すごい厳しいと思っています」
(中スポ)

○石嶺打撃コーチ
<この日の中村一生が8人目の挑戦者。
日替わりで起用している先発右翼手について>
「こちらは右翼手ということもあるし、トータルで見ているけど、
それぞれが守備、走塁も十分にこなせる力はもっているからね。
その上で打つ方で結果を残せば、次もあるということ」

<井端から藤井まで好調な野手が並んでいる。
7番への期待値は低いが>
「持ち味をいかして、思い切ってやってほしい」
(中スポ)


○中川裕貴
<練習時間の切り替わりに広島・梵に近づいて丁寧にあいさつ。
前日の3回に本塁上にドンピシャの返球。
しかしかえってそれが災いして、本塁に突入した
梵の頭にボールを当ててしまっていた。
ライバルチームの主力にも、体を気遣うその姿。
右肩故障に悩まされ続けた長年の苦労は垣間見えて>
「昨日、送球を頭に当てていたんで」
(中スポ)

○立浪和義
<投手が1人で投げきってしまっては開店休業。
この日はベンチで激励。グラウンドに出ることなく終わった。
週明けは球宴前の9連戦。勝利をもたらす一打を放ちたい>
「きょうは閉店やね。来週、また打てるように頑張ります」
(中スポ)

○樋口サブマネジャー
<川井のヒーローインタビューを聞こうと
グラウンドに出ると、ベンチ内のサブマネジャーが
ちょうどスコアブックを閉じるところを見かけた。
よくよく見ると、縦開きで新聞記者の使うタイプ。
笑って説明してくれたが、歴代サブマネジャーから受け継いだ
過去のスコアブックも10冊以上残っているんだとか。
試合中も勝利に向けて大切な役割を担っている>
「スコアラーさんがチャートを作るためにつけているのとは別ですよ。
試合中に(監督・コーチ陣が)前の打席を振り返ったり、
ピッチャーの球数を確認するためですよ」
(中スポ<ドラ番記者>

○朝倉健太選手会副会長
<愛知県養鰻業者協会がこの日、
愛知産うなぎ(かば焼き真空パック詰)100匹分を差し入れ。
今年が4年目で、試合前に贈呈されると、気合を入れて>
「うなぎは好きです。ボクもしっかり投げていきたい」
(中スポ)


○落合監督
<同一カード3連勝で今季最多の貯金10。
序盤は拙攻?>
「変なゲーム。こんなにもたついたらいかんな。
(打撃か、と聞かれて)いろいろ」

<プロ初完封の川井について。
独特の言い回しこそしたものの、賛辞を惜しまず>
「まあ本人に聞いてくれ。きょうは監督はどうでもいいよ。
プロ初完封したんだから、選手をドーンと前に出してやって」
(中スポ、中日新聞サンスポおおさか報知毎日jp時事通信ニッカン


記録備忘録。(12日)

川井が開幕から負けなしの9連勝
開幕からの最多連勝記録には、81年・間柴茂有(日本ハム)、
05年・斉藤和巳(福岡ソフトバンク)の15連勝があるが、
中日では昨年の吉見まで5人がマークした8連勝を上回り、
開幕からの最多連勝記録となった。
次回の登板では、55年6~9月・石川克彦
89年7~9月・西本聖が作ったシーズン10連勝の球団記録に挑戦する。
おおさか報知


若竜トピックス(12日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
オリックス-中日 18回戦
(12日・あじさいスタジアム北神戸)
 D 010 201 000 = 4
 Bs 010 000 104x = 6
[敗] 金剛(23試合2敗10S)
[D本] 平田3号、4号2ラン
[Dバッテリー] 山井、小林正人、金剛 - 小田
公式サイト・戦評

●平田良介
<5日に出場選手登録を抹消されたが、1軍再昇格へ強烈アピール。
ウエスタン・オリックス戦(北神戸)に出場。
2回1死から小林賢司の外角直球を右翼席へ先制弾を放り込むと、
さらに同点で迎えた4回2死二塁では、
内角スライダーをまたも右翼席へ勝ち越し弾。
2打席連続本塁打などで、3安打3打点の結果に>
「課題としているストレートをしっかりたたくことができた」
中スポ

●山井大介
<1日に出場選手登録を抹消された後、2試合目の先発。
7イニングを投げ、6安打4四球2失点(自責点1)に抑えた。
5日の阪神戦では9イニング完投で1失点。2試合連続の好結果に>
「(調子が)悪いなりに結果は残せたと思う」
中スポ

2009年7月12日 (日)

吉見修正尻上がり9勝目、竜逆転でコイに7連勝!

主砲の劇的なサヨナラ弾で連敗を止めたドラゴンズ
再び上位追撃へと向かうべく臨んだ広島との第2戦。
先発・吉見が3回に1点を先制されたものの、
5回、前夜の立役者・ブランコが右方向へ同点弾をたたき込むと、
続く6回に井端、荒木、森野の3連打で一気に勝ち越し。
その1点を尻上がりの吉見、そして浅尾-岩瀬とつないで逃げ切り。
対広島戦連勝7に伸ばすとともに、吉見9勝目となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 11回戦
(11日・ナゴヤドーム | 中日8勝3敗)
37265人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日 ×
[勝] 吉見(15試合9勝3敗)
[S] 岩瀬(34試合1勝2敗24S)
[D本] ブランコ25号
[Dバッテリー]
吉見、浅尾、岩瀬 - 谷繁

◇対広島11回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数1安打)
2 (二)荒木  (4打数2安打)
3 (三)森野  (4打数1安打1打点)
4 (一)ブランコ (4打数1安打1打点)
5 (左)和田  (2打数1安打)
6 (中)藤井  (3打数無安打)
7 (右)中川  (2打数無安打)
8 (捕)谷繁  (4打数1安打)
9 (投)吉見  (2打数無安打)

【イニング経過】
<1回・広島> P・吉見(中6日)
外フォーク引っ張り左前打、東出投犠打、
フィリップス遊直・走者進めず、栗原初球外高め直球中飛

<2回・広島> P・吉見
マクレーン外高め直球左飛、外高め直球右飛、
赤松初球三塁セーフティバント安打、
石原内高め直球空三振

<2回ウラ・中日> P・前田健太
ブランコ外高めチェンジアップ捕邪飛、
和田外スライダー左飛、藤井カーブ二ゴロ


<3回・広島> P・吉見
前田健太二飛、
三塁線高いバウンドゴロ・
森野送球ショートバウンドブランコ捕れず(森野エラー
東出二ゴロ・ランエンドヒット二進、
フィリップス外フォーク力んで四球、
2死一、二塁から、栗原中低め直球右前落ちるヒット・
二走梵本塁突入・右翼中川バックホームも
送球がの側頭部に当たり生還(D 0-1 C)
2死二、三塁から、マクレーン内バット折り三ゴロ

<4回・広島> P・吉見
外高め直球中前抜ける安打、赤松中飛、
石原三ゴロ・二進、前田健太外フォーク空三振

<4回ウラ・中日> P・前田健太
井端二ゴロ東出好捕、
荒木内直球右方向・右前落とすヒット、
森野外低め直球投ゴロ1-6-3併殺


<5回・広島> P・吉見
内直球二飛、東出内低めスライダー空三振、
フィリップス内低め直球右飛・この日初の三者凡退

<5回ウラ・中日> P・前田健太
ブランコ初球外高め直球・右方向ライナー・
ポール際ラバー直撃本塁打(D 1-1 C)

和田外低め直球右前打、藤井バント投前二塁送球失敗、
中川中低め直球遊ゴロ6-4二封、谷繁四球、
2死一、二塁から、吉見外スライダー空三振


<6回ウラ・中日> P・前田健太
井端内高め直球引っ張り左翼線二塁打、
荒木外直球完ぺき右方向ライト前、
無死一、三塁から、
森野外低めシュート左前適時打(D 2-1 C)
一走荒木一気に三進・森野も二進、
無死二、三塁から、ブランコ初球カーブタイミング外され三ゴロ、
和田敬遠、
1死満塁から、藤井外チェンジアップ浅すぎる左飛、
2死満塁から、代打立浪中カーブ引っ張るも一ゴロ


<7回・広島> P・吉見
赤松外フォーク空三振、石原外直球二ゴロ、
前田健太外146キロ直球見三振・尻上がり

<7回ウラ・中日> P・前田健太
谷繁外カーブ拾って中前打、
代打岩﨑達郎(今季初打席)バント投前二塁送球失敗、
井端5球目空三振、一走岩﨑達郎盗塁失敗三振ゲッツー


<8回・広島> P・浅尾
三遊間突破ヒット、東出投犠打、
フィリップス外フォーク空三振、
2死二塁から、栗原初球中フォーク左前打、
二走梵本塁突入・和田ストライク送球・
タイミングセーフも谷繁好ブロック・
本塁足入れさせずにタッチアウト鉄壁!

<9回・広島> P・岩瀬
マクレーン外から入るスライダー見三振、
代打緒方孝市内スライダー打ち上げ左飛、
赤松初球直球中前打、
石原内スライダーバットへし折り三飛、試合終了。


【ゲームレビュー】
逆転勝ちで広島戦7連勝
5回、ブランコが同点ソロ。
6回には無死一、三塁から森野が左へ勝ち越し打。
これが決勝点になった。
吉見は3回、ミスが絡んで先制点を許したが、
4回以降は危なげない投球。
7イニングを4安打に抑え9勝目を挙げた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


吉見-前田健太の先発で始まったゲームは、
前夜同様に、最小点差による投手戦の展開。
先に点を奪われたのは、吉見の方。
立ち上がりから今イチ制球定まらず、
走者を背負う場面が多いながらも、
持ち前の粘りの投球で凌いではいたものの、
3回、失策による走者を進められ、1死一、二塁から、
4番・栗原に甘く入ったストレートを
あっさり右方向へ持って行かれてのタイムリー
いとも簡単に先制されてしまいましたが、
序盤の吉見、実は「おかしいな?」と思いながらの投球だったようですね。
まあ走者を出しても粘るのが、
吉見本来の味と認識しているだけに、
それほどの不調とは感じませんでしたが、
「体が三塁方向に流れていた」ことで制球が乱れていたとのこと。
それでも崩れることなく、しかも試合中にきっちり修正してきたのは、
好調の右腕たるゆえんかもしれませんね。
イニング間のキャッチボールを利用して、フォームをチェック。
さらに意識を変えることで、徐々に本来の投球へ。
5回にこの試合初めて三者凡退に抑えられたことで、
このゲームの流れも多少変わったように感じましたが、
吉見自身もそういう手応えがあったのでは。
そして勝ち越してもらった以降は、まさに尻上がり
狂っていた直球も6回、マクレーンに対する外一杯、
また7回最後の前田健太に関しても、きっちりコントロール。

結局この日は代打の兼ね合いもあって、
7イニング、102球、4安打1失点で降板。
ただ自分的には、少なくとも8回まで行くだろうと
思っていましたし、できれば投げさせてほしかったなと。
それでも得意の広島相手にしっかりと仕事を果たし、
ハーラートップタイの9勝目
2年連続の2ケタに王手がかかりましたし、
ぜひとも球宴前、最後の登板となるであろう
次回で、すんなりと突破してほしいですね。
再び防御率1位に立った安定感を、今後も披露し、
さらにチームの柱となっていってほしいと思います。


一方、打線は、前田健太の前に苦しみましたが、
5回先頭、ブランコが右方向へのパワー弾で同点に追いつくと、
6回、アライバの連打で一、三塁から
森野の左への意地のタイムリーで鮮やかに勝ち越し
この日は3回に先制のきっかけとなる悪送球
4回、チーム初安打の荒木が出て、ヨシと思った矢先に
投ゴロ併殺ですぐさまチャンスを潰すなど、
チームの足を引っ張ってばかりの森野ですが、
食らいついての一打で、汚名返上となりましたね。
そしてそのチャンスをメークしたアライバの連打。
連敗した神宮ではこの連係が完全に遮断されていただけに、
やはりこのコンビが繋がると自然と得点に近づく。
試合を決めたのは森野とはいえ、改めてそう感じた場面でした。

ただ勝ったとはいえ、打線に関してはやや不満も。
1、2、3と上位が繋がり、一気に勝ち越しに成功しながら、
それ以降は繋がらず、1点で終わってしまったのが、残念でしたね。
せっかくイケイケのムードを醸し出しながらも、
ブランコは力んでしまい、三塁ゴロ。
藤井は打ち損じて、犠牲フライも上げられず。
さらに期待のプロ初スタメンの中川には代打が出されるありさま。
その切り札も決められずにチャンスを活かせず…。
思わず「1点のみかよ!」と吠えてしまったぐらい。
結果的には、守りきっての勝利となりましたが、
チャンスをモノにしていれば、前田健太は攻略できた。
失敗が目立ったバントも含め、よりしっかりした攻撃が
遂行できるよう、直していってほしいと願います。

まさに「円熟技」。そんなことこそありましたが、
守りはよかったですね。
特に自分的に一番しびれたのは、
8回の谷繁
2死二塁から、栗原の打球はレフト前へ。
ベンビームがあるにも関わらず、
相変わらず腕を回す三塁ベースコーチャー
きっとアウトだぞ、アウトだぞと思っていましたが、
今回に関してはややセーフっぽいタイミング。
ただこの際の谷繁場所取りがとても素晴らしかったですね。
の足がまったくベースに入らないよう、
体を置いたうえでの完ぺきなブロック
まさにこれこそ「経験」がモノをいう業。
甘いフォークを叩かれた浅尾はもちろん、
チーム全体がまさに感謝の気持ちで一杯となった好プレー
思わず「スゲぇ!」と唸ってしまいました。


神宮の連敗も払拭し、再び今季最多タイの貯金『9』に。
敗れた東京ヤクルトとは、再び1ゲーム差に迫りました。
カープ戦7連勝となりましたし、もう1試合しっかり取って、
さらに立場を優位にしておきたいところですね。
打線がやや下降気味にも感じますが、
少ないチャンスを活かし、得点を奪い、
本来の「守り勝つ野球」で、逃げ切ってほしいところ。
先発予想は、もちろんサンデー川井
球団新記録となる開幕9連勝への挑戦ですが、
立ち上がりとカープの足攻めに気をつけてほしいなと。
そろそろ疲れも気になる夏場ですが、ぜひとも好投。
選出された球宴に堂々出られるよう、頑張ってほしいです!


☆ウィナーズ・ボイス(11日)

◎吉見一起

<7イニング4安打1失点(自責0)で、
ハーラートップタイの9勝目を挙げる>
「(この満員のなか、今日の投球を振り返って)
はいっ。えー、序盤あんまり良くなかったんですけれども、
何とか自分らしく修正できて、
えー、粘り強く投げられたかなと思います。
(まさに尻上がりの投球。どこをどういう風に修正したのか)
えー、そうですね。
あのう、意識の、はい、違いというか、
使い方を少し変えたぐらい、です。
(どの辺をどう変えたのか)
いやまあ、あのう、キャッチャー方向に
しっかり向かっていくってことだけを意識して投げました。
(結果、5、6、7回はパーフェクト。良い締めくくりになった)
はいっ。えー…… 点を取ってくれた後だったので、
3人で切れてよかったと思います。
(2-1という最小得点差、その後を浅尾、岩瀬としっかり守った)
はい、あのう、もういつもあのう、抑えてくれてるので、
今日も抑えてくれて、本当にお礼をいいたいと思います。
(1点取られたが自責0。防御率が1.59となり、
同僚のチェンを抜いて、再びトップに立った)
はいっ、ありがとうございます。
あのう、僕一人ではこういう結果ができないと思いますし、
野手のみなさんが守ってくれて、打ってくれて、
えー、僕以外のピッチャーが助けてくれての結果だと思います。
(打つ方もブランコ、森野と、今非常に頼りになる)
はい、あのう、我慢をしていれば、
いつか点を取ってくれると思うので、
次も粘り強く投げたいと思います。
(これで広島戦7連勝、明日以降の戦いに向けて)
はい。いつも温かい応援ありがとうございます。
えー、一戦一戦必死に頑張っていきたいと思います。
応援よろしくお願いします!」



<先発談話>
「序盤あまり良くなかったのですが、
結果を出そうと気持ちは強くもっていました。
うまく粘れて修正できたかなと思います」

<立ち上がりは、本来の投球とはかけ離れたものだった。
1回から得点圏に走者を背負い、3回2死一、二塁では、
真ん中に甘く入った直球を栗原に痛打され、
あっさり先制点を与えてしまった。
グラブをはめた左手を真っすぐ前に伸ばして投げる右腕には、
左手はかじ取りの役割を果たすが、
この日は左手が正面を向いておらず、ボールが甘くなっていた>
「序盤は修正できず、おかしいなと思って投げていた。
悪い癖が出た。体が三塁方向に流れていた。
左手が三塁側に向いて、クロスするように投げていたので、
(腕が)横振りになって引っかかったり、
外への真っすぐがシュートしたりでした」

<それでも、試合中に修正できるのがこの右腕の強み。
好転のきっかけは谷繁と森バッテリーチーフコーチの言葉。
味方の攻撃中のキャッチボールで修正を重ね、見事に成功した>
「キャッチボールから直そうと言われて。
最初はなかなか直せなかったけど、
試合中のキャッチボールで何とか修正できた。
真っすぐ捕手の方向に放っていくことを意識したら、
右打者のアウトローに直球が投げられるようになった。
5回くらいから良くなってきたんです」

<調子さえ整えれば、あとは独壇場。
対広島戦で過去無敗のデータを存分に見せつける。
最速148キロのストレートやスライダー、フォークなどで
5回以降はパーフェクト投球。
7回2死、投手の前田健太にも全力で立ち向かい、
カウント2-1から146キロの外角直球で見逃し三振。
広島戦はこれで通算5連勝となった>
「僕の中ではここが最後かなという気持ちでいきました」

<これで防御率を1.59とし、
同僚のチェンを抜いて再びリーグトップに立った。
1つ年下のチェンとは、今年の沖縄キャンプで同部屋。
プライベートでも一緒に買い物にでかけるなど、仲のいい弟分>
「チェンはライバルというより僕から見れば弟みたいなやつで、
お互いに切磋琢磨して、高め合っていきたいと思ってました。
今後も切磋琢磨していければいいですね」

<96奪三振、3完封勝利もリーグ1位で、堂々の投手四冠だが>
「周りの人たちの助けがあってこその数字。
まだ中盤なんで、あまり成績は気にしてません。
ひとりで残せた結果でもないですし。
これからも一戦一戦、必死にやるだけです」
カメラブログ中スポサンスポスポーツ報知時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

○森バッテリーチーフコーチ
<吉見、チェンが防御率トップを争っていることについて>
「2人がああやって争い続けてくれればいい」
(ニッカン)


○森野将彦
<6回無死一、三塁で、決勝の左前打を放つ。
見逃せばボールの低めシュートをはじき返し、
三塁走者が生還。気合の一打で帳消しに>
「(打ったのは)シュート。
その前の打席でやられていたので、何とか食らいついて行きました。
あれでかえさないと、負けると思ったんで。
前の打席でゲッツー打った球。あそこに来るだろうと思っていました」

<バットでは勝利の立役者なのだが、
3回の守備では失点につながった失策(悪送球)を犯し、
4回1死一塁では併殺打に倒れたことを気にして、
試合後のお立ち台は『辞退』>
「エラーもしたし、それで点にもつながっているし…」
カメラブログ中スポ共同通信社時事通信

○トニ・ブランコ
<5回、2戦連発となる25号同点ソロを放つ。
先頭打者として、前田健太の初球の143キロ直球を
右翼スタンドにライナーで運んだ。
あっという間にスタンドに届く滞空時間の短い一発。
今季放った25本塁打のうち、右へ打ったのは2本目となった。
外角へのコースと球の速さに対応した大振りではないスイング。
とっさにバットが出たような形になり、持ち味のパワーが重なった。
前田健太からは5月7日の天井スピーカー直撃の特大弾を含め、
これで3発目。キラーぶりを発揮している>
「いい感じで打てた。
右方向? 狙っていたわけではないけれど、
外角のボールだったのでライナーを打とうとしたら、うまく入ってくれたんだ。
前田? 三振することもあるし、いつも打てるわけじゃないよ。
きょう打てたのは神様のおかげさ」

<これが7本目の『初球弾』。打率では.488、打点では15。
第一ストライクに拡大しても、打率.511、14本塁打、34打点。
典型的な積極打法で日本の投手を打ち砕いてきた。
圧巻の初球打ちは四球を生まない側面も持つが>
「それはボクのスタイルでもあるからね。
特に日本では、これまでボクがやってきた
ストライクゾーンとは違うこともあると思う。
だから追い込まれると不利になってしまうかもしれない」
カメラブログ中スポサンスポ朝日新聞スポニチ名古屋ニッカン

○永田打撃投手
<ナゴヤドームでの試合前の打撃練習。
2カ所の打撃ケージを使って5分ずつ、
左右の打撃投手の球を打つブランコについて>
「1カ所目ではミートを心がけた打撃をし、
2カ所目では気持ちよく振っているように感じる。
自分で意識して練習しているように思う」
中スポ


○谷繁元信
<8回2死二塁、和田の好返球を受け、
タイミング的には微妙だったが本塁へ突入する梵を
左足でブロックする間に、捕球してタッチ。
自ら認めた絶妙のブロックで1点を死守>
「うまいことできましたね」

<そのブロックを可能にさせたのが和田の送球だと証言。
決して強肩とは言えない和田の球をこう表現。
送球にばかり気を取られることなく、
走者と送球、両方にバランスよく意識をおける。
だから走者への対応もしやすくなるという>
「べんちゃん(和田)はいつも素直というか、
上品な球を投げてくれる。だから、あの場面でも
(走者と送球を)両方、見ることができた」
中スポニッカン

○和田一浩
<8回2死二塁、栗原の左前打で二塁走者・梵が本塁突入。
捕球するとテークバックの小さなフォームから
ワンバウンドのストライク返球で補殺。
絶妙のブロックをした谷繁に感謝して>
「タイミング的には完全にセーフだったと思うけど、
谷繁さんがうまくブロックしてくれたおかげです」

<その『上品な球』は曲がらない。
イチロー(マリナーズ)のようなスピードはないが、
ほとんど一直線にホームへ向かっていく。
捕手から外野手に転向した02年以来、磨き続けてきた技術だ。
自分の欠点を補ってあまりある送球と、
谷繁の高いブロック技術がかみ合っている。
これで補殺はセ・リーグ外野手トップの『6』となったが、
うち2つは二塁でアウトにしたもの。残り4つは谷繁のコンビ。
リーグトップの堅いコンビであることは、数字も示している>
「僕は肩が強くないんで、
スピンの効いたボールを投げないと球が沈んでしまう」
中スポニッカン


○立浪和義
<1点を勝ち越した直後の6回2死満塁、
追加点がほしい場面で登場したが、
0-1からの2球目のカーブを打ち損じて一ゴロ。
ベンチの期待に応えることができず>
「直球を待っていたカーブが甘く入ってきたから
打ったんだけど、バットの先っぽだったね。
やっぱりチャンスにはセンター返しをしないと」
(中スポ)

○浅尾拓也
<1点リードの8回に救援登板。
先頭の梵の左前打などで2死二塁とされ、
栗原に左前打を浴び、同点と思われたが、
和田の好返球と谷繁の好ブロックで走者は本塁でアウトに。
踏ん張って無失点でピンチを切り抜けた。巻き返しを誓って>
「和田さんと谷繁さんに感謝しています。
チームが勝って本当によかった。
調子がよくなくても、抑えられるようにしたいです」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<最後は守護神が1点リードをガッチリ守った。
マクレーン、緒方孝市を簡単に切って2死。
赤松は中前打で出したものの、最後は石原を三飛に仕留める。
リーグ単独トップのセーブは『24』に伸ばしたが、
昨年が78試合目、一昨年が79試合目、3年前が83試合目。
過去3年に比べても76試合での到達はやや早い>
「ひとつひとつしっかり抑えていかないと。勝てて良かった」
(中スポ)


○福田永将
<プロの世界に限っては、公立校や無名校から入るよりも、
強豪校出身者が有利だといえる。
先日、プロ初打席初本塁打の偉業を
やってのけた横浜高出身もその1人>
「先輩の方々には本当によくしていただいています。
横浜高の恩恵? それはあると思います」

<入団3年目の今年、初めて1軍切符をつかんだが、
キッカケの1つが高校の先輩である
多村(福岡ソフトバンク)のフォームを参考にしたからだった。
故障明けで5月下旬に2軍戦に出場していた先輩。
同じようにグリップの位置を上げると、
タイミングが取れるようになって2軍で結果を残せた。
実はオープン戦で会ったとき、
中島(埼玉西武)のバットをもらった。
先輩からのプレゼントは素直にうれしかった。
右の強打者である多村は自身にとって理想。
そんな先輩を見本にしたことで一歩前に進めた。
中日にも心強い先輩がいる。春夏連覇した小池だ。
7日の東京ヤクルト戦でプロ初アーチを放つと、
自分のことのように喜んでくれた。
直接に先輩愛用のファーストミットももらっている。
おそらく同窓生でなければ同じ右打者のライバル、
恩恵は確実にあるといえる>
「(多村さんには)『オレのバットはまだ早いよ』と言われました」
(中スポ)


○落合監督
<広島戦7連勝で貯金を今季最多タイの9に戻す。
指揮官は自らの采配を責める。
場所は断定しなかったが、2度失敗した代打策を示唆するように>
「選手の使い方間違えた。
(プロ初スタメンに抜てきした)中川じゃないよ。
アイツはいいもの見せてる」

<この日の球数は102で、
8回以降は救援陣にマウンドを譲った吉見について。
苦笑いを浮かべたのも、期待の裏返し>
「吉見は完投してくれると思ったけどな。
何球? 疲れたんだろうなあ」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信毎日jp


今日の公示。(11日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 中川裕貴外野手
【出場選手登録抹消】
▼中日 西川明内野手
(再登録は21日以降。公式サイト共同通信社

△中川裕貴
<前日から長峰らとともに2軍から招集され、1軍に合流。
前日は自分以外の3人が登録され、『待った』の状態だった。
2軍落ちしたのが今月1日、再登録ができないため、
練習後はネット裏で観戦。サヨナラ勝ちを1人さびしく喜んでいた。
2軍落ちしてからのウ・リーグ5試合では
12打数5安打の打率.417と結果を出し、最短の10日間で再昇格してきた>
「登録されたらがんばります」

<この日、1軍に再昇格すると、即プロ初スタメン。
『7番・右翼手』で出場したが、3回先頭で一邪飛に倒れると、
5回1死二塁からは遊ゴロ。2打数無安打で交代>
「(初スタメンは)ビックリしましたけど、準備はしていました。
打つことも守ることもアピールしようと思っていたんですけどね。
つぎにつながれば」

<守備では3回に本塁への好返球を見せるも、
走者に当たってプロ初失策を記録。悔しそうな表情を浮かべて>
「アウトにしたかったですね」

<試合後、ドアラ人形を持っていた。
2打数無安打なのに、なぜヒーローがもらえる人形を?
聞けばロッカーが隣の井端の進言もあって、プレゼントしてもらった。
子どもが今年3月に生まれたばかりだけに、うれしいお祝いとなったよう>
「吉見さんにもらったんですよ。『スタメン祝いだ』って。
吉見さんはいっぱい持っているらしいので」
(中スポ、<ドラ番記者>


若竜トピックス(11日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
オリックス-中日 17回戦
(11日・あじさいスタジアム北神戸)
 D 304 030 000 = 10
 Bs 130 301 000 = 8
[勝] 菊地(22試合2勝3敗2S)
[S] 金剛(22試合1敗10S)
[D本] 新井6号3ラン 柳田3号3ラン
[Dバッテリー] 中里、菊地、小林正人、齊藤、平井、金剛 - 前田
公式サイト・戦評

○柳田殖生
<ウエスタン・オリックス戦(北神戸)に
『2番・二塁手』で先発フル出場し、4打数3安打2打点と活躍。
逆転された直後の3回先頭の第2打席、
梶本達哉の外角高めの直球をとらえると、
打球は右翼スタンドに飛び込む同点3号ソロ。
6月上旬に左足首を痛め、25日の福岡ソフトバンク戦で
復帰してから10試合目。待望の一発が飛び出した>
「(本塁打は)逆転されてすぐだったので、
とにかく塁に出ることだけを考えていた。結果ホームランになってくれた」

<リハビリ中の先月中旬、第一子となる
長女・珠里(みり)ちゃんが生まれ、責任感が増した。
復帰後は10試合で29打数12安打6打点、打率.414。新米パパは好調>
「子どもができたし、1、2軍の選手の入れ替えも
頻繁に行われているので、
とにかく頑張って結果を出してアピールしていきたい」
中スポ

2009年7月11日 (土)

ブランコ冷静沈着サヨナラ弾、河原4年ぶり白星!

神宮での2位攻防に、1勝2敗と負け越し
再び2位と2ゲーム差に開いてしまったドラゴンズ
この日からは地元・ナゴヤドームに戻り広島との3連戦。
仕切り直しとしたい初戦は、両先発の好投もあり、
両チーム無得点のまま、延長戦へと突入。
そして迎えた延長10回、表のピンチをうまくしのぐと、
そのウラ、森野が敬遠された1死一、二塁のチャンスで、
迎えたブランコが冷静に左中間へ放り込む見事な3ラン!
今季5度目のサヨナラで連敗を止めたドラゴンズ
3番手で登板の河原に4年ぶりの白星が付くこととなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 10回戦
(10日・ナゴヤドーム | 中日7勝3敗)
30131人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R
広 島
中 日 3x
[勝] 河原(14試合1勝)
[D本] ブランコ24号3ラン
[Dバッテリー]
チェン、浅尾、河原 - 小山

◇対広島10回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数2安打)
2 (二)荒木  (4打数1安打)
3 (三)森野  (4打数2安打)
4 (一)ブランコ (5打数2安打3打点)
5 (左)和田  (3打数無安打)
6 (中)藤井  (4打数2安打)
7 (右)小池  (4打数無安打)
8 (捕)小山  (4打数無安打)
9 (投)チェン (2打数無安打)

【イニング経過】
<1回・広島> P・チェン(中6日)
赤松内直球外れ四球、
東出投犠打・チェン二塁送球も間に合わずセーフ(犠打野選)、
無死一、二塁から、アンディ・フィリップス内直球右飛、
栗原内低め一杯直球見三振、
マクレーン内直球空三振・ピンチしのぐ

<1回ウラ・中日> P・大竹
井端遊ゴロ、荒木一邪飛、
森野投返し中前打、ブランコ高いバウンド三塁内野安打、
2死一、三塁から、和田外スライダースイング取られ三振


<2回・広島> P・チェン
内高め直球空三振、廣瀬内直球捕邪飛、
石原内スライダー三ゴロ・森野ランニングスロー軽快

<2回ウラ・中日> P・大竹
藤井内直球ひっぱり右前打、小池左飛、
小山シュート三ゴロ二封、チェンチェンジアップ二ゴロ


<3回ウラ・中日> P・大竹
井端遊ゴロ、荒木内シュート空三振、
森野詰まるも二塁抜けていくヒット、
ブランコ5球粘るも外スライダー空三振


<4回・広島> P・チェン
フィリップス内カーブ合わせて左前打、
栗原外高め直球空三振、マクレーン外直球空三振、
内高め直球打ち上げ左飛

<5回・広島> P・チェン
廣瀬左中間飛球・藤井追い付きキャッチ、
石原11球粘って空三振、大竹内フォーク空三振9個目

<5回ウラ・中日> P・大竹
チェン見三振、井端外スライダー捌いて左前打、
荒木内シュートひっかけ遊ゴロ6-4-3併殺、術中にはまる


<6回・広島> P・チェン
赤松一ゴロ、東出ファウル3球粘るも空三振、
フィリップス中高めスライダー中前落ちるヒット、
栗原内低め直球打撃させず三ゴロ二封

<7回・広島> P・チェン
マクレーン内高め直球左前打、初球右大きなフライ、
廣瀬外フォーク強い二ゴロ荒木好捕4-6二封、
石原内低め直球ライト前持っていくヒット、
2死一、三塁から、代打小窪3球勝負・
内高めクロスファイアー空三振・11K締めチェン大きく吠える

<7回ウラ・中日> P・横山
小池内フォーク空三振、小山外直球空三振、
代打福田フルカウント外スライダー見極め四球、
井端外直球右方向ライト前持っていくヒット・二塁代走英智
荒木外スライダーバット折れるも・
弱い当たり遊ゴロ送球間に合わずセーフ=遊内野安打、

P・シュルツ
2死満塁から、森野外高め直球空三振

<9回・広島> P・浅尾(2イニング目)
栗原外直球遊ゴロ、マクレーン初球外直球二ゴロ、
外フォーク空三振・寄せ付けず

<9回ウラ・中日> P・青木勇人
小池スライダー遊ゴロ、小山左飛、
代打西川外シュート遊ゴロ・延長戦突入


<10回・広島> P・河原
廣瀬外高めスライダー軽く合わせられ左翼線安打・代走木村
石原投犠打、代打嶋外スライダー外れ四球、
1死一、二塁から、赤松中フォーク投返しゴロ・
河原グラブ弾くも、井端打球に好反応・
捕って素早くベース踏み一塁へ送球、6-6-3併殺踏ん張る

<10回ウラ・中日> P・
井端遊ゴロ、荒木外直球外れ四球、
森野初球荒木二盗、森野勝負避けられ敬遠、
1死一、二塁から、
ブランコ2球目中内寄りシュートツボ、
打った瞬間ライナーで左中間飛び込むサヨナラ3ラン(D 3x-0 C)



【ゲームレビュー】
ブランコがサヨナラ3ランを放ち、延長戦を制した
10回1死から荒木が四球。盗塁で二塁へ進み、
森野は敬遠で一、二塁から左中間スタンドへ運んだ。
サヨナラ勝ちは今季5度目。投手は完封リレー
10回に登板の河原が1死一、二塁をしのぎ、4年ぶりに勝ち星を挙げた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


2位・東京ヤクルトとの直接対決に負け越し、
移動日なしでナゴヤに戻っての広島との3連戦初戦は、
中盤まで、先発投手同士の見事な投げ合い
片や復帰2試合目、立ち上がりにややピンチがあったものの、
栗原、マクレーンという中軸を連続三振に取り、立ち直ると
以降は、球威ある真っすぐで押しまくり、
今季自己最多、毎回の11三振を奪う投球をみせたチェン
一方は、毎回のように走者を出すものの、
スライダー、シュートなど変化球を操り、
打たせて捕る粘りの投球で後続を断っていった大竹
それぞれが持ち味を発揮したことで、
両軍打線が完全に封じこまれ、続いて行くゼロ行進
7回の表裏にともにチャンスがあったものの、
仲良く?活かせず、そのままゲームは延長戦へ

7回を投げたチェンが降板したあと、
浅尾が2イニングを完ぺきに抑えたドラゴンズは、
10回から3番手に河原を起用。
ただこの日は、マスクを被った小山との呼吸が
合わないのか、自慢の制球が今ひとつ
ヒットと犠打、そして四球で、1死一、二塁。
この日最大ともいえるピンチで、迎えるはトップに返って赤松
ところが、ここでこのゲームの流れを変えるプレーが出ましたね。

カウント2-1からの4球目、
真ん中低めのフォークを弾き返した打球は、投前へ。
河原が取りに行くも掴めず、弾いてしまったものの、
この打球に、なんとショートの井端見事な対応
回り込みながら捕球と同時にベースを踏んで一塁へ転送。
打者走者が俊足の赤松でしたが、間に合って6-6-3の併殺が完成!
まさにラッキー、『結果オーライ』的要素も高かったですが、
一瞬で河原が救われ、そのウラの攻撃に弾みをつけたこのプレー。
これが、ほんとに大きかったと思いましたね。


流れがややこちらに向いてきつつ、迎えた10回ウラ、
1死から荒木が四球を選ぶと、続く森野の初球に素早く二盗。
タイミング的にはアウトにも見えましたが、
荒木の足がしっかり入って、得点圏にランナーが。
さらにここで広島ベンチが、森野敬遠
確実性を選択したのか、なんとブランコとの勝負を選択。
この日内野安打1本あるものの、
それ以外の打席は自分の打撃ができていなかった主砲
相手は与しやすしと見たのでしょうか。
ただこういう場面、普通の4番なら
「なめられている」とか「屈辱」とか、「プライド」とか、
そういう気持ちに溢れてしまうのでしょうが、
画面に映されていたブランコの表情には、
そんなものが全くなさそうで、むしろ冷静に見えましたね。
それがわかったのが、試合後のお立ち台。
「ダブルプレーを狙って内角に来ると思った。
とにかくダブルプレーにならないように打った」

力んで振り回してしまいつつある場面で
しっかりと状況判断。さらにそれまでより軽いバットを握り、
内角球に狙いを絞っていたというブランコ

そんな気持ちはつゆ知らず、
こちらは何とか決めてほしいと願いましたが、
0-1からの2球目、内角低めにお誂え向きのシュートが、
このゾーンが「ツボ」でもあるブランコがきっちり振り抜くと、
完ぺきに捉えた打球は、打った瞬間
それと分かるライナーが左中間スタンドへと一直線。
やはり膠着したゲームにケリを付けたのは、主砲の豪快な一振り
同時にそれは河原に4年ぶり、中日入団後初の白星をプレゼント。
また神宮で負け越し、重いムードを背負っていたチームにとっても、
それを払拭する一発になったのではないかと思いました。


打った人と抑えた人。早出特打の努力も実った
ブランコ弾でサヨナラ勝ち。
なかなかゲームが動かず、
このまま引き分けかなという思いこそあれ、
ただ不思議と負けるという考えが
起きなかった
のは、
相手は東京ヤクルトではなく、
カープだったからでしょうか。
ただ好投のチェンを勝たせることができず、
このままドローでは悪い流れがそのままとなってしまう。
そうならずに不安を断ち切ってくれた一発。
出た瞬間、スゴいなあと打球の行方に感心するとともに、
勝ててよかったと、ほんとホッとしましたね。
これで再び、上位追撃に向けて進むことができる。
神様仏様とまではいいませんが、
それほどありがたい一撃だったんじゃないかなと。

これで対カープ戦は、6連勝
チェンも勝ち星こそ付きませんでしたが、
1.62で防御率リーグ1位にも復帰しましたし、
ほぼ復活した今後の投球も実に楽しみですね。
劇的勝利を受けての第2戦は、週末恒例のデーゲーム
先発は中6日で吉見が濃厚ですが、
ぜひともチェンに続いて、広島打線を封じ込み、
ハイレベルでの防御率争いに持ち込んでほしいもの。
一方打線は、やや和田小池の調子が心配ですが、
藤井がこの日もマルチ安打と上がってきたのが好材料。
この日はやや湿りかちとなってしまいましたが、
できれば早い回で前田健太を捕まえてほしい。
上位2チームも共に勝利したため、ゲーム差には変化なしですが、
とりあえずは1試合1試合しっかりモノにしていく。
地に足付けて、貯金をかせぐ週末にしてほしいなと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(10日)

◎トニ・ブランコ

<延長10回1死一、二塁、サヨナラ3ランを放つ>
「(おめでとうございます)アリガトウゴザイマス。
(森野が四球で塁に出たが、どんな気持ちで打席へ)
きっとダブルプレーを狙って、インコースに来ると思いましたので、
それを狙ってとにかくダブルプレーにならないように打ちました。
(振り抜いた後の感触は)
ほんとにほんとにありがとうございます。
完ぺきに打つことができました。ありがとうございます。
(それまでの打席で内角球にバットを折られるような
場面もあったが、それが最後の打席に活きた部分もあったか)
えー、きのう、一昨日と少し考えすぎてまして、
あまり調子が良くなかったので、これを
きょうは思い切っていこうと思って、一生懸命やりました。
それが良かったんだと思います。
(試合前に早く出てきて打撃練習。そんな努力が活きたのでは)
そうですね。感じがやっぱり良くなかったので、
とにかく練習して練習して、感じを掴みました。
(チームの連敗を止める大きなホームランになった。
明日からの戦いに向けての気持ちを最後に)
えー、きょうのように頑張ります。
もう少し楽に勝ちたいと思いますけど。
きょうのように頑張りますので、
みなさんも応援よろしくお願いします!」



<両チーム無得点の10回。
1死から四球で出た荒木が、森野の初球に盗塁を決めた。
森野は歩かされて一、二塁。初球の変化球を見送ったあと、
内角に食い込みながら落ちるシュートをたたいた。
打球は瞬く間に左中間席に突き刺さり、サヨナラ3ランとなった>
「(敬遠は)アメリカでも経験はある。特別なことじゃない。
相手は、内角球でゴロを打たせて併殺を狙ってくると思った。
後ろにはいい打者がいる。
その球に内側からバットを出して、併殺にならないように
少なくともフライをを打ち上げようと思っていた」

<状況に合わせてバットも変えていた。
手にしたのは普段よりやや軽めのタイプ。
先発の大竹らに詰まらされ、3本バットを折っていた。
勝利へのチャンスを目前に誰もが高揚する場面で、
冷静にバットと狙い球を選択していた>
「それまでバットを3本も折られていたからね。
最後(の打席)だし、延長に入って疲れもあったので
少し軽いバットを使った。
グラム数までは分からないけど、
少しでもフライを打ちやすくしようと思って。
ゲッツーにならないように内側からバットを出すには、
いつもより軽いバットの方がいいと思ったんだ。
軽いバットを使ったら、うまく振り抜けたよ」

<努力も実を結んだ。
プチ・スランプ脱出のカギは『ハード・ワーク』。
12打数2安打と湿った東京ヤクルト3連戦。
神宮で敗れた前夜はホテルのベッドに入っても寝つけなかった。
きまじめなクリスチャンは、前夜は午前4時まで
就寝できなかったことを明かして>
「よく眠れなかったんだ」

<聖書を読み、心を落ち着けてようやく眠ったが、
それでも、すぐに目を覚ますと桂川通訳にこう告げた>
「エクストラ・バッティング(早出特打)をしたいんだ」

<この日は東京から名古屋へ移動し
試合に臨むというハードな一日だったが、
東京駅へ向かうと、チームの移動便よりも早い
10時50分の新幹線に飛び乗ってナゴヤドームへ。
まだ他の選手が準備している間に1人、早出特打を敢行。
全体練習が始まる前に約20分、黙々とバットを振り続けた>
「ここ数試合、力強く振れていなかったし、
左足をホーム側に踏み込み過ぎていると感じていた。
チェックポイントがいくつかあった。
いろいろと確認したいこともあった」

<巨人に勝ち越した余勢を駆ったはずの神宮で負け越し。
本拠地で立て直そうとしたが、打線は7回を気迫で抑えた
チェンにこたえることができていなかった。
主砲の一発には、チーム一人一人の硬さを
一気に解きほぐすだけの威力があった>
「今日も投手が素晴らしい働きをしてくれた。
この勝利で、みんなの士気がまた上がると思う。
これをきっかけにして、また5試合、6試合と勝っていきたい」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信スポニチ名古屋ニッカンデイリー


○石嶺打撃コーチ
<志願して早出特打をするなど、
必要と感じた練習は怠らないのブランコに目を細めて>
「今日だけでなく、自主的にマシンを使って打ち込むこともよくある。
ここまで熱心な外国人も本当に珍しいよ」
中スポ中日新聞


○河原純一
<0-0の延長10回に救援。1死一、二塁のピンチを迎えたが、
赤松のピッチャー返しがグラブに当たり、打球を井端が捕球。
二塁ベースを踏み、一塁送球で併殺。
一瞬でピンチを切り抜け、そのウラに劇的なサヨナラ3ランが飛び出した。
プロ通算28勝目を喜ぶより、周囲に感謝して>
「みんなのおかげで勝ち星をいただきました。
きょうはチェンも浅尾もいいピッチングをしていたので、
チームが勝ったことが一番うれしい」

<地鳴りのような声援が、その耳にも届いた。
浪人生活を経て、西武時代の05年6月11日、
対巨人戦(東京ドーム)以来、1490日ぶりの白星。
普段は先発や他の投手の白星を守るために力を尽くす男は、
人気のないベンチ裏で静かに喜びをかみしめ、
ブランコが生還すると、マウンド上で見せていた
ポーカーフェースを崩し、笑顔で力強く握手を交わした>
「ちょうどアイシングをしていたんです。
グラウンドに飛び出した方がいいかな、と思っていたんですけどね」

<前日の東京ヤクルト戦では満塁でマウンドに上がり、
2人の走者をかえして前任者の自責点を増やしてしまった。
その失敗を取り返すチャンスは延長10回。
先頭・廣瀬に左前打され、犠打で1死二塁。
迎えた代打・嶋を歩かせることに、何のためらいもなかった>
「若いころだったら歩かせてもいい場面で、
ボールでもバットの届くところに投げちゃって痛い目にもあった。
でも今は(嶋を歩かせても次打者の)赤松君を抑えれば、
次の(左打者)東出君には左ピッチャーを出すという選択肢もある、
というぐらいに考えられる」

<ウイニングボールは歓喜の左中間スタンドに
飛び込んでしまい手元にはないが、苦笑いして>
「ぼくはいらないですよ」

<巨人、西武時代には先発も抑えも経験。
中継ぎという立場も、実に客観的に理解している。
まるでマウンドにいる自分を第三者として見ているよう。
そんな達観ぶりが、快投を生み出しているのではないだろうか。
それだけ登板ごとに抑えなければという重圧と戦っている証拠でもある。
苦労人はサラリと振り返って>
「僕は先発でもないし、一日一日、自分の仕事をするだけ。
僕らは勝ちがつくつかないじゃなくて、
与えられた仕事をこなせるかどうかが大事だから。
先発だったら、気にすると思いますけどね」
中スポ<ドラ番記者>中日新聞おおさか報知
共同通信社時事通信毎日jp12スポニチ名古屋ニッカン

○森バッテリーチーフコーチ
<延長10回1死一、二塁、赤松を遊ゴロ併殺。
紙一重の差で河原が勝利投手となったが、場面を振り返って>
「(打者が)次の東出に回っていたら岩瀬だった」
おおさか報知


○チェン・ウェイン
<7イニング4安打の好投で、本塁を踏ませなかった。
打線の援護に恵まれず、3勝目は逃したが
完ぺきに近い投球内容に、手応えを口にして>
「調子はだんだん戻ってきたと思います。
コントロールも良かったし、四球も以前より少なくなってきたと思う。
この調子を維持して、次の登板も頑張りたいと思います」

<力でねじ伏せるとはこのこと。
序盤から150キロ近い速球で広島打線をねじ伏せ、
課題の制球がさえ、1四球で毎回の11奪三振。
昨年9月22日の東京ヤクルト戦の10個を超える自己最多。
速球を狙われても大丈夫。打たれない。自信と気迫にあふれていた>
「3、4、5番打者に真っすぐでいっても、空振りやファウルが取れていた。
真っすぐを狙っているだろうけど、
思い切っていけば、高めにいってもファウルになる」

<奪三振ラッシュにもちっともうれしくなさそうだったが、投球内容に笑顔>
「きょうはストライクが先行できたからだと思う。
ボールが先行するとあまり三振が取れない。
きょうは三振も多かったけど、球数が多かった。
ゴロを打たせて取るようにして球数を少なくしたい。
ケガする前に戻ってきた感じです。次もこういう投球をしたい」

<左肩の張りからの復帰2戦目。
右打者を詰まらせた内角速球に手応えがあった。
7イニング4安打無失点という快投の生命線になった>
「自分の一番自信のあるボールです」

<豪快が本来の姿。一時期、他の投手のように
コースを細かく狙う投球を目指したが、やめた。
本来の自分はどんな投手か考え、見つめなおし、開き直った>
「もともとそういうピッチャーじゃない。
コースを狙えるなら狙えた方がいいけど、
狙いすぎると四球、四球になってしまう。
もともと細かいコントロールとかは気にしていなかった。
台湾では力と力。どちらかというとアメリカに近い感じ」

<快速球を生かすアクセントも効いた。
1軍復帰後、投げる数を増やしているのはスローカーブ。
これで緩急の差がより広がった。
カーブは台湾時代から投げていたは、
気付かないうちに威力が落ちていた。
緩いカーブにするため、腕の振りまで緩くなっていたという。
そこでカーブを修正。多少スピードが増しても、
しっかり腕を振って投げた方が威力が増すと考えを変えた>
「ファームでカーブを投げていたときにもっと速くていい、と言われた。
ストライクを投げるとか考えずに、低く投げて、
空振りをとれるくらいにしたいと思った」

<防御率はリーグトップに立った。
先輩・吉見の1.69を抜く『1.62』。
しかしこちらも三振と同じく欲がない。こう言って笑う>
「吉見さんはコースをきっちり投げられるから、しっかり抑えられる。
ボクの場合は真っすぐを狙われているから、
抑えられているのはラッキー。必ずいつか打たれます」
カメラブログ中スポ共同通信社毎日jpニッカン


○井端弘和
<10回1死一、二塁から広島・赤松の打球は、
投手・河原のグラブをはじいてセンター方向へ。
その打球に追いつくと、二塁ベースを踏んで一塁へ送球。
併殺プレーを完成させた。絶妙な守備でサヨナラ劇を呼び込んで>
「最初はセカンドゴロかと思いましたけどね。
でもあれは普通のプレーですよ」
(中スポ)

○森野将彦
<4試合連続でマルチ安打。
打率.269と上昇カーブを描いているが、試合後は反省しきり。
7回2死満塁から三振に倒れたことを悔やんでいた>
「あそこで打たないと意味がないですよ。それが売りだったのに」

<満塁では開幕から7試合連続安打していたが、
これで2打席連続三振。気持ちを切り替えて>
「満塁? 三振ばっかりですね。あしたまた頑張ります」
(中スポ)

○立浪和義
<この日も出番なし。試合後は苦笑いを浮かべて>
「きょうは閉店だね」

<これで4試合連続で出番がないが、気持ちを切り替えて>
「出ないときは出ないし、出るときは続けて出る。
だからまた出たときに頑張りますよ」
(中スポ)


○浅尾拓也
<ゲーム展開によって、ほとんどの投手が
2度、3度と肩をつくって準備するが、岩瀬と2人は違った。
終盤の決まったタイミングで1度だけ肩をつくっていた。
役割がハードなだけに、ブルペンでは
負担を軽くしようと考えられている。
リーグ戦再開から3連投し、休日を挟んでまた3連投。
その翌日は最初から温存方針だったという。
故障しないように計画的に起用されているが、
前日までの1週間、パタリと出番がなくなっていた>
「登板が開くより投げた方がいいんですけど…」
(中スポ<ドラ番記者>


○落合監督
<延長10回、今季5度目のサヨナラ勝ち。
試合後、言葉少なに会見を切り上げたが>
「きょうは打った人と抑えた人に聞いてください。
欲を言えば(先発の)チェンに勝ち星を付けたかったぐらいかな」
中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


今日の公示。(10日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 長峰昌司投手、岩﨑達郎内野手、中村一生外野手
【出場選手登録抹消】
▼中日 小林正人投手、谷哲也内野手、野本圭外野手
(再登録は20日以降。公式サイト共同通信社

△長峰昌司
<中村一生、岩﨑達郎とともにこの日、出場選手登録される。
ファームでは5勝1敗で防御率2.09。先発する機会も多かったが、
1軍では中継ぎの可能性も大きい>
「先発させてもらってますけど、
上(1軍)ではリリーフで投げるときも長いイニングになることが多いので。
上ではリリーフかもしれませんが、長いイニングも
投げれた方がいいですからね。しっかりやっていきます」
(中スポ)

△中村一生
<同じくこの日、出場選手登録される。
今季初昇格、2軍では打率.315で1本塁打と結果を残していた>
「きのう(9日)練習に合流するように言われました。
出る機会があったらしっかり頑張ります」
(中スポ)

2009年7月10日 (金)

相性継続ヤクに連敗、竜11カードぶり負け越し。

圧勝した初戦に相反し、投手陣が踏ん張れずの大敗
1勝1敗で迎えた東京ヤクルトとの2位攻防第3戦。
しかし神宮連敗中の先発・朝倉健太が精彩を欠き、
初回2点を先制されると、5回にはガイエル
6回には田中浩康に一発を浴び、10安打7失点KO
一方打線は、天敵・館山に対して、4回ブランコの適時打、
6回森野の本塁打などで反撃こそしたものの、
攻略にまでは至らぬままに、試合終了。
相性そのままに屈してしまったドラゴンズ
11カードぶりの負け越しで、2位とは2ゲーム差と開きました。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 12回戦
(9日・明治神宮野球場 | 中日3勝9敗)
14011人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ヤクルト ×
[敗] 朝倉(14試合5勝4敗)
[D本] 森野10号
[Dバッテリー]
朝倉、小林正人、河原、パヤノ、高橋 - 谷繁、小山

◇対東京ヤクルト12回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数1安打)
2 (二)荒木  (4打数無安打)
3 (三)森野  (4打数2安打1打点)
4 (一)ブランコ (4打数1安打1打点)
5 (左)和田  (4打数1安打)
6 (右)小池  (2打数無安打)
7 (中)藤井  (4打数2安打)
8 (捕)谷繁  (2打数無安打)
9 (投)朝倉  (2打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・館山
井端フォーク遊ゴロ、荒木外ストレート二ゴロ、
森野内スライダー右飛


<1回ウラ・東京ヤクルト> P・朝倉(中6日)
青木粘られ四球、田中浩康投犠打、
福地内直球中前弾き返すヒット・
藤井バックホーム暴投・その間に福地二進(藤井エラー)、
1死二、三塁から、デントナ内シュート・
詰まりながらも中前落とす適時打(D 0-1 S)
1死一、三塁から、ガイエル内シュート・
センター抜けそうなライナー井端横っ飛び好捕、
2死一、三塁から、宮本外甘いスライダー・
右中間オーバー適時二塁打(D 0-2 S)

<2回・中日> P・館山
ブランコ外スライダー打ち損じ二飛悔しがる、
和田内低め直球空三振、小池外スライダー手が出ず見三振


<3回・中日> P・館山
藤井内直球中前落とすヒット、
谷繁中直球右打ちも二正面ゴロ4-6-3併殺、朝倉空三振


<3回ウラ・東京ヤクルト> P・朝倉
田中浩康当てただけ二ゴロ、
福地二ゴロ・荒木高いバウンド合わせ好捕、
デントナストレート四球、
ガイエル外シュートバット折りながら中前打、
2死一、二塁から、宮本遊深いゴロ二塁送球アウト

<4回・中日> P・館山
井端二ゴロ、荒木遊ゴロ、森野中前打、
2死一塁から、
ブランコ外低め直球・
左中間フェンス直撃適時二塁打(D 1-2 S)

2死二塁から、和田外スライダー力ない一邪飛

<5回・中日> P・館山
小池内直球合わず空三振、藤井初球流し打ち左前打、
谷繁止めたバット一ゴロ、
2死二塁から、朝倉外フォーク空三振


<5回ウラ・東京ヤクルト> P・朝倉
田中浩康遊ゴロ、福地バットすっぽぬけ三振、
デントナ内低め直球三遊間抜くヒット、
2死一塁から、ガイエル外フォーク捉えられ・
右中間スタンド飛び込む2ラン(D 1-4 S)
宮本初球詰まり一二塁間に上がる飛球・
ブランコ荒木ともに突っ込むも捕れず=一塁内野安打、
相川外直球一、二塁間突破ヒット、川島慶三四球、
2死満塁から、館山初球外フォーク遊ゴロ二封

<6回・中日> P・館山
井端二ゴロ、荒木初球中飛、
2死から、
森野2-3内高め直球完ぺきライト中段本塁打(D 2-4 S)
ブランコ内直球バット折れ遊ゴロ

<6回ウラ・東京ヤクルト> P・朝倉
青木中飛、
1死から、田中浩康初球甘く入るカーブ左越え本塁打(D 2-5 S)
福地フォーク空三振も谷繁後逸振り逃げ(朝倉暴投)、
デントナ4球目福地二盗、デントナ粘り四球、
P・小林正人
ガイエル外外れストレート四球
P・河原
1死満塁から、宮本初球打ち上げあっさり右犠飛(D 2-6 S)
ランナーそれぞれタッチアップ進塁、
2死二、三塁から、相川中直球左中間突破2点二塁打(D 2-8 S)

<7回・中日> P・館山
和田フォークうまく打ち三遊間抜くヒット、
代打野本初球打ち上げ遊飛、藤井中飛、代打西川遊直


<7回ウラ・東京ヤクルト> P・パヤノ 捕・小山
館山内直球見三振、青木外高めスライダー空三振、
田中浩康150キロ打ち上げ二飛

<8回・中日> P・館山
小山二飛、井端外直球右前打、
荒木外スライダー一ゴロ二封、
森野内フォークハーフスイング三振


<9回・中日> P・館山
ブランコ外高め直球中飛青木回転キャッチ、
和田初球スライダー一邪飛、
野本一ゴロ・ベースカバー館山こぼしエラー、
藤井初球投ゴロ館山弾くも落ち着いて処理、試合終了。



【ゲームレビュー】
朝倉の乱調が響き連敗
1回に2失点の後、踏ん張ったが5、6回に追加点を許した。
東京ヤクルトの館山が今季の2度目の完投で
リーグ単独トップの9勝目
切れの良い変化球でテンポよく打ち取り、7安打2失点でまとめた。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


前夜同様に重い雲、さらに強い風が舞う中の
神宮で迎えた2位攻防・直接対決第3戦
しかし前夜以上に情けない敗戦となってしまいましたね。

投げては鬼門・神宮での登板となった朝倉
立ち上がりから流れに乗れず、先制を許すと、
その後は粘ったものの、5回に2死から
苦手とする外国人・ガイエルに痛恨の2ラン。
続く6回にもそれまで抑え込んでいた
田中浩康にも一発を食らってしまい、追加点。
ここで集中力が切れてしまったか、
振り逃げと四球でさらにピンチを広げ、マウンドを降りると、
代わった小林正人ガイエルにストレートの四球。
役割果たせず満塁としてしまうと、
河原が登板したものの、宮本にあっさりと犠飛。
続く相川にも左中間を破られ、この回4失点のビッグイニング。
ブランコのタイムリー、森野の本塁打などで
こつこつと反撃していた打線でしたが、
本来の投球を取り戻した天敵の前には続く沈黙
しかも点差が6点も開いてしまっては、もはや勝負あり。
7回に谷繁に代打が出た時点で完全にお手上げ。
勝てていない投手勝てなくなった投手の対戦は、
工夫して元に戻った館山の方に軍配。
そしてデントナ、ガイエル、福地と、
相性通りの活躍をされてしまったドラゴンズは、
連敗となり、1勝2敗とカード負け越し。
快進撃の勢いは、相性の壁の前に屈することとなりました。


上昇気流に乗って、一気に2位奪取
意気込んで臨んだ今回の神宮での直接対決
初戦が投打に圧勝だっただけに、
このままイケるぞと思いましたが、そうは問屋が卸さずに、
2戦目は小笠原、そしてこの日は朝倉と、
先発投手が打ち込まれての思いも寄らぬ連敗
おまけにこのところ調子の良くなかったという館山に、
快投、および完投勝利まで献上してしまう始末。
「きょうはこういう日」と、前夜落合監督がコメントしていましたが、
東京ヤクルトとの対戦に関しては
「今年はこういう年」ということになってしまうのでしょうか。
これで3勝9敗と巨人戦よりも数字の悪い借金6
ナゴドでは1つも勝てず、神宮でもこんな試合ばかり。
2位を争うライバル相手にこれでは、この先も厳しいかなと。
これも今年の相性だといえば、それまでなのですが、
それ以上にこのゲームに関しては、
いくらか覇気のなさが見受けられたところもありましたし、
徐々に勢いにも陰りが生じてきたかなとも感じました。

やはり野球というのはピッチャーだなと
改めて感じることとなったこの2試合。
先発投手の出来がゲームの流れを左右しましたね。
まあ東京ヤクルト打線が目を覚ましたかのように
活発だったこともありますが、
相手先発の館山の調子がいつも以上によかったですからね。
立ち上がりからストレートが走り、低めにストライクを集める。
さらにこの日はここまでの反省を生かし、投げ急ぎせず
ボール球を有効に使ってカウントを稼ぐなど、
「工夫した投球」があったことが、好投に繋がったようですね。
相手のキーポイントといえる1、2番を中心に封じ込む。
その上に気持ちもこもった投球をされては、そうは打てないなと。

鬼門にまたしても屈す。一方の朝倉
そのような工夫があったかは、?のもの
ガイエルに対し、
外中心の配球で攻め込むなど
対策こそ立てていたようですが、
初回先頭の四球からはじまり、
初回宮本への不用意な初球、6回の田中浩康に対してもそう。
劣勢だからからかもしれませんが、
今イチ気が入っていないように見えたのも確か。
さらにガイエルには、痛恨の被弾
ここまでもデントナ、ルイス(広島)、ブラゼル(阪神)と
外国人に手痛い一発を浴びていますが、またしてもやられましたね。
朝倉自身これでガックリきたのがわかりましたし、
その辺のアレルギーも依然として解消できずに、4敗目。
ライバルともいえる中田が復活し、負けずにこちらも久々の勝利をと
期待していただけに、KOはとても残念に思いました。

まあ小笠原、朝倉と東京ヤクルト、そして神宮と
相性の良くない投手を立てての3連戦でしたので、
結果的にはそうなっても仕方がない部分もありますが、
今後2位をめぐって凌ぎを削るであろうチームに
変わらぬ苦手意識があるのは、少々困りものですね。
次の対戦は、オールスター明け2カード目、
同じ神宮での3連戦となりますが、次回こそは雪辱を期待します。


5月30日、31日のヤフードームでの連敗以来、
11カードぶりの負け越しとなってしまったドラゴンズ
まあ6月の貯金9、さらに先日までの8連勝と、
ハイペースで突っ走ってきたこともありますし、
やはりその反動もいくらかあるのかも。
ただここをしっかり乗り越えないと、
2位を、そしてその先のチームを追い越すことはできない。
ここは何とか踏みとどまって、前に進んでほしいところ。
6連戦の2カード目は地元に戻って、広島との3連戦。
再開直後に敵地で3タテした相性の良い相手ですが、
雪辱に意欲を燃やしてくるであろうコイを返り討ちにしてほしい。
先発予想は、初戦から
チェン-大竹、吉見-前田健太、そして川井-小松剛
この日は館山の前に沈黙こそしたものの、
打率トップの井端を筆頭に決して調子が悪いわけでもない。
ここは仕切り直して、再び繋がる打線を願いたいですね。
その一方で、このところ打ち込まれている投手陣
特に先発がノックアウトされるところが目立ってきました。
蒸し暑いなかバテもあるでしょうが、
あまり打てないカープ打線を封じ込み、不安を払拭してほしい。
ここでリバウンドするのではなく、再追撃を期待
まずは初戦取って、悪くなりそうな流れを止めてほしいです。


★プレーヤーズ・ボイス(9日)

●朝倉健太

<神宮球場で7連敗中と相性が悪かったが、
この日も精彩を欠き、6回途中10安打7失点で4敗目。
真剣な表情でKOされた自分を振り返って>
「何もありません。
クリーンアップを何とかしようとしたのが裏目に出た。
変化球が安定しなかった? 仕方ない。
(主軸を)止めきれないというか、いろいろ考えてはいるんです。
でも、結果からしたら裏目ということですよね」
朝倉ブログ「おはようございます…」、
中スポ共同通信社毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

●谷繁元信
<福地、デントナ、ガイエルの
東京ヤクルト主軸トリオのバットを止められず>
「(打たれたのは)甘いというのはあるし、
こちらも配球を考えないといけない」
中スポ


●小林正人
<6回1死一、二塁、左のガイエル封じとして、
朝倉に代わってマウンドに上がったが、ストレートの四球。
打者1人でベンチに下がる。役割を果たせずに悔しそう。
3日の巨人戦で小笠原に決勝弾を浴びて今季初失点して以来
6日ぶりの登板。間隔が開いた影響は?と問われ>
「それは関係ありません」
(中スポ)

●河原純一
<6回1死満塁で登板すると、宮本に右犠飛、
相川にダメ押しの2点適時打を許してしまった。
安定感ある投球を続けていたが、
東京ヤクルトの勢いを止められず、悔しがって>
「1点は仕方ないにしても、あとの失点が…。
打たれたのはコントロールが甘かった」
(中スポ)

●ネルソン・パヤノ
<前日に初黒星を喫したが、しっかり立て直した。
7回に4番手で登板して三者凡退に。2三振も奪った。
6点ビハインドと点差は大きく開いていたが、
貴重な左の中継ぎだけに、今後に向けて大きな意味がありそう>
「いい投球? ありがとう。あした頑張ります」

<最近10試合中、5試合にマウンドにのぼり、
つなぎ役をしっかり果たしている。
好調の秘密は日本のストライクゾーンへ適応してきたこと>
「日本はアメリカと違って外角は取らない。
その代わり内角は広い。
最初は少し戸惑ったけど、最近は慣れてきた」

<150キロを超える真っすぐで内角をぐいぐい攻めるようになって、
投球の幅が広がった。巨人追撃へのキーマンになる>
「疲れ? それはない。どんどん連投するつもりさ」
(中スポ)

●高橋聡文
<8回に5番手で登板すると、飯原にヒットこそ許したものの、
危なげなく無失点に抑える。140キロ台後半の真っすぐで
何度も詰まらせる場面もあり、本来のパワーピッチが全開>
「きょうは腕が振れました」
(中スポ)


●森野将彦
<天敵・館山をようやく攻略。
昨年が13打数2安打、今年が前日まで7打数1安打。
歯が立たなかった相手をちょっとだけ追いつめた。
4回2死から中前打を放つと、
3点を追う6回には2死走者なしから10号ソロを右翼へ。
フルカウントからのカットボールを見事にはじき返して>
「(本塁打は)完ぺきだった。
いろんな球種があるから、これという球には絞れない。
あの時(6回)は一番速い球に合わせていました。
2安打は次につながる? そうですね」

<試合後、スコアボードを眺めながら、こうつぶやいて>
「館山とやるといつもこういう試合になりますね。
悔しい思いはありますよ。相手が嫌がるようにしないといけない」
中スポサンスポ

●トニ・ブランコ
<2点を追う4回2死一塁から
左中間フェンス直撃のタイムリー二塁打。
前日はスタメンでただ1人無安打に終わっており、
試合前から気合をみなぎらせていた>
「タイミングはよかったけどバットの先だった」

<試合前『秘密兵器』を手に入れた。
ファイテンの担当者から青色を基調とした
特製のネックレスをプレゼントされて大喜び。
さっそく身に着け、爆発を宣言していた>
「最近3試合力が出なかった。これで力が出るよ」

<これで対館山は12打数4安打。試合後は自分を責めたが、
2試合ぶりの打点をマークして本塁打、打点のリーグ二冠を快走>
「もっと打たないといけない。調子はよくないよ」
中スポニッカン

●藤井淳志
<3回に2-0と追い込まれながらも、
館山の直球を中前打すると、5回にも同じく直球を左前打。
2試合連続マルチヒットと気を吐く。
これで館山との今季対戦成績は通算10打数4安打>
「館山さんに対して、悪いイメージはないですね。
うまく打つことができました。あした、また頑張ります」
(中スポ)

●井端弘和
<4打数1安打で打率を.332とし、
巨人の坂本を1厘上回ってリーグ1位に躍り出た。
東京ヤクルト・館山の前に苦しんだが、
8回の第4打席で外角球を右前に打ち返した。
打率トップの話題には乗ってこなかったが>
「まだまだ先は長いですよ」

<実は試合前、1厘差の両者は互いを認め合う発言をしていた。
『井端さんと比べられることが、おかしいです。
実力が違いますから』と坂本が言ったことを伝え聞き、、
「ぷっ」と吹き出すと、真顔でこう言った。
同じ1番・遊撃手。プロ12年目の自身にとって、
可能性に満ちた坂本は己の能力を引き出してくれる発奮材料>
「バッティングセンスは向こう(坂本)の方が上ですよ。
すごいセンスしてる。
球界を代表する選手です。彼のおかげで僕も頑張れる」

<最終的なタイトル争いはずっと遠い先のことでも、
ヒットは明日への光明になる。
それまで3打数無安打。最後に1本。
連続安打を7試合とし、いい流れは手元に残して>
「明日につながる。大きいと思いますよ。
出ると出ないとでは全然違いますから」

<天敵・館山攻略にもわずかな光は見える。
昨季の対館山は14打数2安打の打率.143と抑えられたが、
今季は3試合の対戦で10打数3安打の3割。ジワリと上がっている>
「館山はどのボールも一級品。しかも自信を持って投げてくる。
チャンスはそんなにない中で1本出たのは自信になる。
(館山とは)去年抑えられて、今年も3回やったので、
そろそろ攻略しないといけないと思っている。
左(打者)がよく打っているから、
あとは(自分を含めて)右が打ち出せばつながると思います」
中スポスポーツ報知共同通信社時事通信スポニチ名古屋ニッカン

●荒木雅博
<試合前まで8打数無安打だった苦手・館山の前に
この日も4打数ノーヒット。連続試合安打は12で止まった。
試合後は自ら口を開くと、悔しそうにつぶやいて>
「館山を打ってないんですよね。12の0でしょう」

<昨年も18打数4安打と封じられており、
このままやられっぱなしというわけにはいかない。
厳しい表情のままリベンジを誓って>
「何とか仕掛けないと」
(中スポ)

●西川明
<思い出の神宮で3試合連続代打で起用される。
7回2死一塁、カウント2-0からのチェンジアップに
バットをうまく合わせたが、惜しくも遊ゴロに終わる>
「2-0からにしてはうまく打てたと思います」

<試合後、笑顔はなかったが、わずかな手応えを口に。
無欲の打席を強調。3打数無安打ながら、
近いうちに結果はついてくると信じて>
「結果につながるのがいいとは思うけど、
そこまで(結果を)欲しがってはいません。
きのうときょうは打つべきボールを打っていると自分では思っています」
(中スポ)

●石嶺打撃コーチ
<今季2度目の完投を許してしまった館山にお手上げの様子>
「力のある投手だし、他でも抑えているわけだから。
うちの状態は悪くないが…」
共同通信社


◆吉見一起
<昨季10勝からさらなる進化を遂げている右腕。
進化を手助けしたのは、とあるナゴヤドームでの出来事。
練習の準備などをしていると、ロッカーが隣の井端が
打者心理をこう教えてくれたという>
「いいバッターは前の打席で
ヒットにしたボールを、頭の中から消しているこがあるんだ。
打ち取られた球種を、あえて待つことが多い」

<つまりヒットを放った打者が、
次の打席で同じ球を待つ可能性は小さいということ>
「なるほどと思いましたね」

<井端の一言で野球観が少し変わった気がした。
結果として、谷繁のリードが理解できるようになったという。
バッテリー間の意思疎通がスムーズであれば、
打者との対戦で有利に働くことは、容易に想像できる>
「井端さんのことばを考えながら、試合で投げていると、
谷繁さんのリードの意図と合う場面が何度もあって、
昨年はがむしゃらに投げているだけでしたけど、
配球が分かるようになってきたんです。
きっと次はこの球だろうとか。
当たるというか、合っていることが多くなってきました」

<この日は神宮球場のブルペンで
投球練習を行い、次回の登板に備えた。
その金言で一回り大きくなった右腕が逆転優勝への原動力になる>
「井端さんは登板中も、声をかけてくださったりもして。
本当に勉強になりましたし、ありがたいですね」
(中スポ、<ドラ番記者>


●落合監督
<いずれも先発が崩れての2連敗。
追いすがる報道陣に対して、これだけ言い残して歩みを速める>
「2日間一緒だ。他に何かあるか? ないだろ。
オレに聞いて何がある? オレが投げてるわけじゃないんだから」
中スポサンスポ毎日jpスポニチ名古屋デイリー


若竜トピックス(9日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-広島 15回戦
(9日・ナゴヤ球場)
 C 002 100 000 = 3
 D 121 100 01× = 6
[勝] 山本昌(11試合5勝3敗)
[S] 金剛(21試合1敗9S)
[D本] なし
[Dバッテリー] 山本昌、齊藤、平井、金剛 - 清水将海、前田、小田
公式サイト・戦評

○堂上直倫
<ウエスタン・広島戦で、本塁打が出ていれば
サイクル安打となる4打数4安打1打点の大当たり。
8回の第4打席、上野の投じた3球目の134キロのスライダーを
完ぺきにとらえた打球が、左前安打となった瞬間。
スタンドからは一斉に大きなため息が漏れた。
生涯初のサイクル安打とはならなかったが、
それでも今季初の4安打固め打ちで、打撃復調を猛アピール。
7月に入り、初本塁打を含む8打数7安打3打点、
打率.875と一気に調子を上げてきた>
「(本塁打を)打てばサイクルは知ってたけど、
狙って打撃フォームを崩すのが嫌だったので、
自然体で打席に入りました。
今はしっかりと打席で集中できていることが、
いい結果につながっていると思います」

<目の前にぶら下がった記録よりも、
先の長い今後を見据える冷静さが芽生えた。
7日、プロ初打席初本塁打を記録した同期の福田の存在が
冷静さに加え、負けん気も呼び覚ましてくれた。
自身がドラフト1位で、福田は同3位と、
ともに入団当時から大きな期待をかけられていたが>
「もう一度、一から頑張ろうという気になりました。
だから、今は一日一日が勝負。大事な日だと思ってやっています。
きょう打ったから、明日打てるとは限らない。
一打席に自分の全力を出し切れるようにしていきたい」

<その闘争心に火が付いた。気合を込めて>
「まだ今季は一度も上(1軍)に上がれていないので、
頑張りたいと思います」
中スポ

○齊藤信介
<左ひざ故障からの復調を目指しているが、
復帰後3戦目の登板で、2イニングを投げ1安打1四球の無失点。
投げるごとに状態が上がっていく手応えに、笑顔を浮かべて>
「今日はいい感じだった。
状態はだんだん良くなってきています。
これからも一人一人きっちり抑えることを考えて、
それを積み重ねていきたい」
中スポ


○山本昌
<先発で5イニングを投げ、5安打3失点も内容はまずまず>
『めちゃくちゃ暑かったです。
5回で降りたのは前2日間雨天中止が続いて、
他にも投げなきゃいけない投手がいたから。
でもこの暑さには参ります。
ただ、点は取られたものの状態は悪くないです。
1軍の先発陣も頑張っているので
なかなか登板チャンスはないと思いますが、
とにかくいつでも上にきけるようしっかり調整し続けます。』
(「山本昌公式ホームページ」より引用)

2009年7月 9日 (木)

打線粘るも投手踏ん張れず、竜2位浮上挑戦失敗。

16安打12得点と打線爆発、直接対決初戦に圧勝して、
2位・東京ヤクルトゲーム差なしに迫ったドラゴンズ
迎えた神宮球場での第2戦は、序盤から荒れた展開
先発・小笠原が立ち上がり3ランを浴び、先制されると、
2回にも一発を喫して、わずか1イニング2/3でKO
しかし打線粘りを見せ、6回和田の適時打で6-6の同点に。
ところがそのウラ、3番手・パヤノがつかまり、
無死満塁のピンチを招くと、青木に痛恨の2点勝ち越し打。
2度追いつく粘りを見せた打線もさすがに3度目はなし。
3試合連続2ケタ安打及ばず、連勝は3でストップとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 11回戦
(8日・明治神宮野球場 | 中日3勝8敗)
13066人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ヤクルト × 11
[敗] パヤノ(20試合1勝1敗)
[D本] 小池3号
[Dバッテリー]
小笠原、ネルソン、パヤノ、高橋 - 谷繁

◇対東京ヤクルト11回戦・スタメン
1 (遊)井端  (3打数2安打)
2 (二)荒木  (5打数1安打1打点)
3 (三)森野  (5打数2安打)
4 (一)ブランコ (4打数無安打)
5 (左)和田  (5打数2安打2打点)
6 (右)小池  (4打数1安打1打点)
7 (中)藤井  (4打数3安打1打点)
8 (捕)谷繁  (3打数1安打)
9 (投)小笠原 (1打数1安打1打点)

【イニング経過】
<1回・中日> P・ユウキ
井端12球粘って四球、
荒木4球目・井端二盗失敗、荒木二直、
森野中高めカットボール左中間突破二塁打、
2死二塁から、ブランコ外カーブ三ゴロ


<1回ウラ・東京ヤクルト> P・小笠原(中6日)
青木三ゴロ、
田中浩康初球中スクリュー中堅左突破二塁打、
福地中高め直球右前打、
1死一、三塁から、デントナ内低めスライダー・
すくい上げられ左翼席飛び込む3ラン(D 0-3 S)
飯原中高め直球左翼フェンス際飛、宮本遊ゴロ

<2回・中日> P・ユウキ
和田大きな右飛・飯原ジャンピングキャッチ、
小池右飛、藤井外フォーク左中間突破二塁打、
谷繁四球、
2死一、三塁から、
小笠原外直球流し打ち・
三塁ベース直撃し左翼を転々=適時打(D 1-3 S)

井端初球外カーブ左前打、
2死満塁から、
荒木中高めカット中前落ちる適時打(D 2-3 S)
2死満塁から、森野内低め直球見三振天仰ぐ

<2回ウラ・東京ヤクルト> P・小笠原
相川右飛、
1死から、川島慶三中低め直球思い切り引っ張られ・
ライナー左翼席飛び込む本塁打(D 2-4 S)
ユウキ遊ゴロ、青木外直球流し打ち左前打・小笠原2回持たずKO
P・ネルソン
2死一塁から、田中浩康中低め直球三ゴロ

<3回・中日> P・ユウキ
ブランコ良い角度も左飛、和田二ゴロ、
2死から、
小池ど真ん中直球・
ライナー左中間飛び込む本塁打(D 3-4 S)

藤井中高め直球右前打、谷繁三遊間抜くヒット、
2死一、三塁から、ネルソン外カット空三振


<3回ウラ・東京ヤクルト> P・ネルソン
福地二ゴロ、デントナ中高めフォーク見三振、
飯原遊撃内野安打、宮本2球目飯原二盗、宮本二ゴロ

<5回・中日> P・ユウキ
ブランコ遊直、和田初球外カット左中間突破二塁打、
小池中高めカット三ゴロ、
2死二塁から、
藤井中フォーク一二塁間突破適時打(D 4-4 S)
送球間に藤井二進・ユウキKO
P・萩原
2死二塁から、谷繁外スライダー遊ゴロ

<5回ウラ・東京ヤクルト> P・ネルソン
田中浩康遊ゴロ、
1死から、福地初球内スライダー反応右越え本塁打(D 4-5 S)
デントナ中入るフォークライナー左越え本塁打(D 4-6 S)

<6回・中日> P・松岡
代打福田内フォーク落とされ空三振、
井端投返し中前打、
荒木投返し松岡グラブに当て落とす・一走井端走っていない二封、
森野初球右前落とすヒット、ブランコ内直球背中当たり死球、
2死満塁から、
和田フルカウント中フォーク叩き
三遊間抜ける左前2点適時打(D 6-6 S)

2死一、三塁から、小池遊後方飛球・川島慶三背走キャッチ

<6回ウラ・東京ヤクルト> P・パヤノ
相川内直球外れ四球、
川島慶三2球目バスターに切り替え・右前落とすヒット、
代打野口スリーバント・パヤノ三塁送球間に合わず犠打野選。
無死満塁から、青木外高め直球前進ショート左抜く2点適時打(D 6-8 S)
田中浩康捕犠打、1死二、三塁・森コーチマウンドへ
1死二、三塁から、福地内高め直球遊ゴロ・
井端バックホームも三走野口の足勝りセーフ(D 6-9 S)
デントナ3球目福地二盗、
1死二、三塁から、デントナ内低め直球空三振、
2死二、三塁から、飯原外高め直球空三振

<8回・中日> P・五十嵐
井端左わき腹かすり死球、
荒木初球外直球ひっかけ遊ゴロ6-4-3併殺、森野二ゴロ


<8回ウラ・東京ヤクルト> P・高橋
青木内フォーク空三振、田中浩康中前打、
1死一塁から、福地外高めスライダー左中間突破適時二塁打(D 6-10 S)
デントナ二ゴロ進塁打、
2死三塁から、飯原3球目高橋暴投・三走福地生還(D 6-11 S)

<9回・中日> P・イム・チャンヨン
ブランコ外高めスライダー空三振、
和田外スライダー一邪飛、代打西川外直球左飛、
試合終了。


【ゲームレビュー】
救援陣踏ん張れず

先発の小笠原が2回途中4失点で降板。
打線が2度、同点に追いつきながら救援陣も踏ん張れなかった。
東京ヤクルトは6-6の6回に青木の2点打などで3点を勝ち越し。
粘る中日を振り切り、2位を守った。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


勝てば2位浮上という
大きなチャンスで迎えた直接対決第2戦。
この日の神宮はどんよりとしたがかかり、
不安定な強い風が回るなか行われましたが、
前夜の勢いそのままに攻め込みたかったドラゴンズが、
逆に「ヨーイドン」でいきなりの3失点
それでも好調な打線が粘りを見せ、
一度ならず二度も同点に追いつきましたが、
いかんせん同点に追いついただけでは、勝てない。
さらに出てくる投手陣が踏ん張れずに、ことごとく失点を重ねるありさま。
同点の6回、3番手で登板したパヤノ
先頭打者を四球で出すと、続く川島慶三にバスターを決められ、
さらには代打野口の投前バントを、微妙な三塁へと送球し、
痛恨のフィルダースチョイス。
無死満塁で迎えるは、トップに返って青木
今季は今イチ乗り切れないながらも、さすがは巧打者
良くない当たりながら、しぶとく左前に運ぶ2点適時打
その回の表に同点に追いつきながら、
すぐさま引き離されてしまうこと、この日2度目。
二度あることは三度あると期待しましたが、
イ・ヘチョン-五十嵐-イム・チャンヨンの継投の前に
チャンスらしいチャンスも作れず、そのまま沈黙
一気に2位奪取の夢は、はかなくも消えることとなりました。


早すぎるKO…。現状の力の差
さらにこの日の先発投手の実績
この辺を考えても、
一気に2位ゲットといきたかったですが、
いきなり3点のビハインド
いくらなんでも…。
4番の3ランは寝ていた打線を
目覚めさせるのには
ちょうどよいレタス弾
なってしまったようですね。
さらに再三同点に追いついた直後に、突き放されること二度。
こちらの投手が踏ん張れなかったことが最もですが、
ツバメ打線の意地というものが、この日はいくらか見えたかも。
さすがは約3カ月、2位を守ってきているチーム。
そうたやすくは2位の座を離してはくれない。
お得意の足攻を絡められてしまった6回ウラには、
そういうものが見え隠れしているようにも感じました。


直接対決で引き離してくれるのが、
もっともインパクトあるやり方なのですが、
残念ながらそれは叶わず
ただ逆に打線が粘れたことは、
追撃への炎が燃えさかっているという証拠。
前夜16安打12得点による「打ち疲れ」も心配されましたが、
それもなかったようですし、ひとまずはヨシかなと。
まあ今季最多失点こそしたものの、
勝ちパターンの投手陣が打ち込まれたわけでもないですし、
切り替えというのも十分に可能と思われます。
ひとまずは小休止して、3戦目をしっかり取る。
勝ち越すことで再び相手にプレッシャーをかけてほしいですね。

1勝1敗となってしまった今回の神宮2位攻防
ただこの日の終盤のように、相手の後ろの方は強力。
となると、やはりゲーム序盤で流れをつかまないといけない。
ただ中スポ先発予想は、中5日であの館山
自身の連勝こそ止まったものの、ドラゴンズ戦は別モノ
そうならぬよう、何とか早めに捕まえてほしいなと。
一方、ドラゴンズは順当に中6日で朝倉が来そう。
ここ約1カ月勝てていない背番号14ですが、
大事な3戦目、なんとか奮起してもらい、勝利に導く投球を。
鬼門神宮での登板になりますが、手痛い一発を避け、
持ち味のゴロアウト&ゲッツー投球をお願いしたい。
仕切り直してツバメにも勝ち越し、上位追撃に向けての自信とする。
そんな白星を今夜は期待したいと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(8日)

●ネルソン・パヤノ

<同点に追いついた直後の6回、3番手で登板したが、
先頭・相川を歩かせると、続く川島慶三のバスターが右前に。
続く代打・野口の投前バントで三塁封殺を狙ったがセーフ(犠打野選)。
無死満塁から、青木に前進守備の井端の脇を抜ける2点適時打。
さらに遊ゴロ野選で計3点を失ってしまった。
2日以来、6日ぶりの登板。間隔が空いたことが
微妙に影響したのか、無念の初黒星。
普段は陽気な男が試合後はこう繰り返して、帰りのバスに乗り込む>
「きょうは最悪だった。最悪だ」
(中スポ、サンスポスポーツ報知ニッカン

●小笠原孝
<1イニング2/3を5安打4失点で自身今季最短KO。
1回、デントナに先制の12号3ランを被弾。
2点援護された2回に川島慶三の7号ソロで突き放され、
2死から青木に左前打を許したところで降板。
これまで何度も『課題』と語ってきた立ち上がり。
今季はある程度課題を消化できていたが、この日は耐えきれなかった。
苦手の対東京ヤクルト戦連敗は『5』に伸びて>
「何もありません。見ての通りです。
きょうは自分のコントロールミス。思ったところに投げられなかった。
カバーリングとか初歩的なミスがあった」
中スポ共同通信社時事通信スポニチ名古屋ニッカン

●マキシモ・ネルソン
<小笠原の乱調で2回途中からマウンドに上がる。
4回までは走者を許しながらも無失点で切り抜けたが、
藤井の適時打で追いついた直後の5回につかまった。
1死後、福地に右翼席へ運ばれると、続くデントナにも
この夜2本目のアーチを左翼席に叩き込まれ2失点。
初回から準備を始めるなど、普段よりも忙しい登板となったことが
影響したとも考えられるが、言い訳は一切口にせず>
「与えられた仕事なので、しっかり投げなければならなかった」
(中スポ、ニッカン

●森バッテリーチーフコーチ
<15試合ぶりの2ケタ失点の投手陣に>
「きょうは(敗因は)小笠原とパヤノだよ。
(小笠原は)きょうの状態だったらネルソンに代えたほうがいいということ」
ニッカン


●小池正晃
<中日移籍後では初の2試合連発をマーク。
2点を追う3回2死、カウント0-1からユウキの直球を左中間へ3号ソロ。
2試合連発は横浜時代の05年7月30、31日の広島戦以来で自身3度目>
「ツーアウトだったので、後ろにつなごうと思っていたら、
結果的にホームランになりました。
とにかく塁に出ることを心掛けて、センター返しをイメージしていた。
思い切って狙い球を絞って振っていけました。
右投手の時にスタメンで結果を出したいと思っていたので良かった。
その後に凡退したのが反省ですけど、こういう打撃を続けていきたいですね」
(中スポ、サンスポ毎日jpスポニチ名古屋

●藤井淳志
<3-4の5回2死二塁から同点の右前適時打を放つ。
執念で低めのフォークに食らいついて>
「とにかく何とかしようと思っていました」

<この日今季5度目の3安打猛打賞をマーク>
「試行錯誤しながらやってきたことが結果につながりました。
周りに乗り遅れないように頑張ります」
中スポサンスポ

●和田一浩
<4-6の6回2死満塁、同点の左前2点適時打を放つ。
この試合前まで月間打率.174。
好調とは言えないが、チャンスできっちり仕事を果たし>
「何とかあきらめずに、と思っていた。
調子はあまりよくないけど、試合ではそんなことは言っていられない。
悪くてもベストを尽くすしかない」
中スポサンスポ

●石嶺打撃コーチ
<2度にわたって同点に追いついた打線の粘り。
結果的には負けたものの、明日への手応えを見いだして>
「いまのウチはどこからでも点をとれる形ができている。
みんなが自分の打撃に徹している」
中スポ


●井端弘和
<3試合連続マルチ安打となる3打数2安打。
打率.333となり、トップを走る巨人・坂本に1厘差に迫ったが>
「坂本に肉薄? あんまり興味がないですね。
関係ない。チームが勝つことが大事だから。
チームが勝たないと何も喜べないです。
自分のために野球をやってるわけじゃないんで」

<初回、東京ヤクルト先発・ユウキに対して
6球ファウルで粘って四球で出塁。これで初回出塁は3試合連続。
初回の成績は41打数17安打5四球の打率.415となったが>
「1回は仕留められる球が2球はあったけど、打ち損じたんだけどね。
初回は4割以上? もっと打ちたいと思っているよ」

<最も目指しているのは首位打者ではなくリーグ優勝。
だから敗れてしまっては意味がない。
とはいっても、瞬間的にリーグトップに躍り出たのは事実。
6回にこの日2安打目となる中前打を放った時点で
坂本は4打数無安打の打率.332。
結局、最終5打席目でサヨナラ弾を放って抜き返されたが、
首位・巨人を追うチームより先にデッドヒートの様相を呈してきた。
それでも本人はこういってあしたを見据えて>
「へえー、坂本クンは最後の打席で
サヨナラホームランを打ったんだ。たいしたもんだね。
でも、坂本クンと戦っているわけじゃないから」
中スポデイリー

●荒木雅博
<2回2死満塁でユウキのスライダーを中前に運ぶタイムリー、
12試合連続安打となったが、この打席以外は無安打で、
チームも敗れてしまっただけに、試合後は巻き返しを誓い>
「(あした)頑張ります」
(中スポ)

●谷繁元信
<6回2死二、三塁、福地の遊ゴロで本塁を突いた
三塁走者・野口と交錯。スパイクの歯が当たったのか、
右ひざ上のレガースのない部分のユニホームが破れてしまった。
いったんベンチに下がって、ユニホームを着替えたが>
「少しすり傷ができたけど、大丈夫」
(中スポ)

●福田永将
<前日にプロ初打席で初本塁打を放ったが、空振り三振に倒れる。
6回先頭で代打で登場。カウント2-1から
松岡のフォークを狙ったが、バットはあえなく空を切った>
「(空振りした)初球の(甘い)スライダーはいけなかった。
やっぱりキレは違いますね。チャンスがあれば、また頑張ります」

<鮮烈デビューを飾ったが、先輩からちょっとしたプロの洗礼を浴びた。
この日の試合前、体育の授業の反復横跳びのように、
前後左右に移動するトレーニング中のこと。
谷繁の提案で野手7人でタイムを競うことになった。
最も遅かった選手は、ポール間をダッシュで往復する罰が与えられるが、
残念ながら谷繁や藤井らにかなわず、11秒76で最下位に。
罰の約400メートルを走り終えると、
谷繁からは『ナイスラン』と冗談交じりに声をかけられて>
「また頑張ります」
福田ブログ「HAPPY BIRTHDAY」、中スポ、<ドラ番記者>

●立浪和義
<出番なくベンチで必死に応援したが、結果は黒星に。
試合後はビハインドを2度も追いついたことに触れつつ、
気持ちの切り替えを強調して>
「粘っこくは、やっているんだけどね。
あした切り替えて? そうだね」

<試合前、ルイス通訳兼ブルペン捕手が
打撃捕手の準備のためレガースをつけているところ、
ホームへのスライディングのようなタックルをかましにきた。
もちろん軽い体当たりだったが、予期せぬ出来事にルイスさんはビックリ。
『ごめんごめん』といいながらもうれしそうに笑顔。
現在は出塁するとすぐ代走を起用されるため、
本塁でのクロスプレーはほとんど見られないが、
かつては闘志あふれるスライディングを何度も披露。その血が騒いだよう>
「キャッチャーをみると、つい、ね」
(中スポ)


◆チェン・ウェイン
<最近、新しいトレーニング方法ができた。
足で踏んだゴムのチューブを左手で持って、何度も上下させること。
左肩に負荷がかかり、周囲の筋肉を鍛えたり、
関節の可動域を広げたりする効果があるという。
この日はそのトレーニングは行わず、
神宮球場でのブルペンで投球練習し、
次の登板に備えたが、本人はこう実感して>
「やり始めて、肩の調子が良い気がするんです。
ほとんど毎日、やるようにしていますよ」
(中スポ)

◆住田コンディショニングコーチ
<リハビリ期間中、チェンにチューブトレを勧めたコーチ。
毎日続け、チェンは約1カ月で復帰することができた>
「ウチでも採り入れている選手は何人かいたんですが、
チェンはやったことがないというので。
それならばやってみようか、と。
インナーマッスル(内側の筋肉)を鍛えることができます。
前より肩が強くなる? その可能性はありますね」
(中スポ)


●落合監督
<投手陣誤算で2位浮上ならず
最終的には5点差をつけられての敗戦に、むしろ割り切った様子>
「先発が早くに崩れると苦しい? それはどこのチームでもそうでしょう」

<小笠原は立ち上がりが課題だが>
「そういうことは本人に聞きなよ。
自分で乗り越えなきゃいけないんだから」

<打線は粘ったが>
「きょうはこういう日。おしまい」
中スポスポーツ報知共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

2009年7月 8日 (水)

中田小池谷繁福田竜七夕祭圧勝16安打12点!

快進撃を続け、2位・東京ヤクルト
ついに1ゲーム差にまで迫った3位・ドラゴンズ
この日からは神宮球場での直接対決3連戦がスタート。
その初戦、主導権を握ったのは勢いあるドラゴンズ
初回のブランコのタイムリーで先制すると、
4回には小池・谷繁の2ランが飛び出し、一挙4点を追加。
投げては3カ月ぶりの1軍登板となった中田賢一が、
丁寧に低めを突く投球で、8イニングで11奪三振を奪う好投。
さらに終盤も福田プロ初打席初本塁打などで加点して、
16安打12得点の圧勝。ついにゲーム差なしに詰め寄りました。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 10回戦
(7日・明治神宮野球場 | 中日3勝7敗)
14268人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日 12
ヤクルト
[勝] 中田(2試合1勝1敗)
[D本] 小池2号2ラン 谷繁2号2ラン、3号 福田1号
[Dバッテリー]
中田、高橋 - 谷繁、小山

◇対東京ヤクルト10回戦・スタメン
1 (遊)井端  (6打数2安打)
2 (二)荒木  (5打数1安打)
3 (三)森野  (4打数3安打2打点)
4 (一)ブランコ (4打数1安打2打点)
5 (左)和田  (4打数1安打)
6 (右)川井小池 (5打数3安打3打点)
7 (中)藤井  (3打数1安打)
8 (捕)谷繁  (4打数2安打3打点)
9 (投)中田  (3打数1安打1打点)

【イニング経過】
<1回・中日> P・村中恭兵
井端右前落とすヒット、荒木二ゴロ・エンドラン井端二進、
森野外スライダー外れ四球、
1死一、二塁から、
ブランコ中高め直球左前適時打(D 1-0 S)
和田外浮いたフォーク空三振・
スタートした森野・ブランコそれぞれ盗塁成功、
2死二、三塁から、代打小池内直球打ち上げ捕邪飛


<1回ウラ・東京ヤクルト> P・中田(4/8以来の1軍登板)
青木外カーブ遊ゴロ、田中浩康外スライダー投ゴロ、
福地外フォーク中飛

<2回・中日> P・村中
藤井内カーブハーフスイング三振、谷繁右飛、
中田内直球弾き返し前進ライト前もガイエル素早く一塁送球=右ゴロ


<2回ウラ・東京ヤクルト> P・中田
デントナ150直球のあと高めフォーク空三振、
ガイエル内フォーク空三振、宮本直球中前打、
相川外スライダー空三振

<4回・中日> P・村中
ブランコカーブ高く四球、和田外直球見三振、
1死一塁から、
小池真ん中直球完ぺき・
左翼席中段飛び込む2ラン(D 3-0 S)

藤井右前打、
1死一塁から、
谷繁内スライダー反応・
左翼席飛び込む2ラン=2試合連続(D 5-0 S)


<4回ウラ・東京ヤクルト> P・中田
田中浩康初球外直球狙い打ち右越え二塁打、
福地内直球空三振、デントナ外フォーク空三振、
2死二塁から、ガイエル初球フォーク打ち上げ二飛

<5回ウラ・東京ヤクルト> P・中田
宮本11球粘るもフォーク右飛、
相川右中間飛球・藤井ジャンピングキャッチ好捕、
川島慶三外フォーク空三振

<6回・中日> P・萩原
小池右前打、藤井初球萩原ボーク・小池二進、
藤井捕犠打、谷繁内直球詰まり浅い中飛、
2死三塁から、
中田真ん中直球強振右前適時打(D 6-0 S)

<6回ウラ・東京ヤクルト> P・中田
代打川端慎吾四球(この日初)、
青木外高め直球高い遊ゴロ6-4-3併殺、田中浩康中飛

<7回・中日> P・一場
荒木高いバウンド三ゴロ、森野左前打、
ブランコ内フォーク詰まり二ゴロ4-6二封、和田四球、
2死一、二塁から、
小池真ん中直球左前適時打(D 7-0 S)
一走和田うまくタッチかいくぐり三塁陥れるも
勢い余ってオーバーランタッチアウトに苦笑


<7回ウラ・東京ヤクルト> P・中田
福地外フォーク右前落とすヒット、デントナ外外れ四球、
無死一、二塁から、ガイエル外130キロ空三振、
1死一、二塁から、宮本外フォーク空三振、
2死一、二塁から、相川外フォーク空三振しのぐ

<8回・中日> P・一場
藤井二ゴロ、
1死から、
谷繁中高めスライダー左中間越え本塁打(D 8-0)
中田離れて打席に立つも四球、井端中直球中前打、
荒木中高め投返し中前打、
1死満塁から、
森野低めスライダー引っ張り右前2点適時打(D 10-0 S)
1死一、三塁から、ブランコ中直球・
高いバウンド遊ゴロ6-4-3併殺崩れの間(D 11-0 S)

和田外スライダー左前打・代走英智
2死一、二塁から、小池低め直球中飛


<8回ウラ・東京ヤクルト> P・中田
代打武内四球、川端高めボール球捕邪飛、
青木内外れ四球、田中浩康2球目中田暴投・武内三進、
1死一、三塁から、田中浩康内直球打ち上げ中犠飛(D 11-1 S)

<9回・中日> P・押本
代打野本(25歳誕生日)外直球見て四球、
代打西川中高めスライダー二ゴロ4-6-3併殺、
2死から、
代打福田2-1からの6球目・
真ん中直球弾き返し、左中間ライナーで飛び込む本塁打(D 12-1 S)

(プロ初打席・初安打初本塁打)

<9回ウラ・東京ヤクルト> P・高橋
捕・小山、左・小池、中・英智、右・野本
デントナ外フォーク左前打、ガイエル低め直球左飛、
野口二ゴロ4-6二封のみ、福川打ち上げ二飛、試合終了。



【ゲームレビュー】
中田が今季初勝利を飾り、3連勝
2位東京ヤクルトとゲーム差なしになった

中田は4月8日以来の登板となったが、
立ち上がりから球威があり、制球もよかった。
打線は16安打で12点。1回、ブランコが先制打。
4回は小池谷繁の2ラン2発で試合を決めた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


わずか1ゲーム差で迎えた2位攻防の初戦。
7月7日といえば、ごぞんじ七夕
東京は、梅雨の晴れ間こそのぞいたものの、
雲が多くて星を観測することができなかったようですが、
神宮球場ではいくつものアーチが飛び出したうえ、
ドラゴンズ東京ヤクルトを敵地で圧倒!
実に見事な『七夕祭り』となりましたね。
初回に相手先発・今季初登板の村中を攻め、
先制すると、その後はずっとドラゴンズペース
たくさん詰めかけた関東竜党の声援を背に、
打つや打つやの16安打12得点
2位を争うライバルに、その勢いの差
直に、しかも強烈に見せつけることができて、
ほんとにうれしいゲームとなりました。

12点も入ったことで、ほめる要素が多いゲームでしたが、
やはり一番は「うれしい誤算」を挙げておかないと。
約3カ月ぶりの1軍登板となった先発・中田賢一が、
8イニングを投げ、3安打11奪三振、1失点の快投
これぞ「アピール」といえる投球で、
その存在感をきっちりと見せつけてくれましたね。
今季初登板の村中、今季2度目の登板の中田
結局は腕が振れずに自分の投球ができなかった
村中がつかまってしまい、一方的な展開となりましたが、
一歩間違えれば、その可能性さえもあった中田
しかしさすがは『背番号20』。
満を持しての登板なうえ、絶対に雪辱したいという強い気持ち
それがマウンドに表れていたように感じました。

今季初登板と同じ神宮が舞台でしたが、
KOされベンチにグラブを叩きつけた前回とは、
まったく違う実に安定した投球
150キロのストレートは走っていましたが、
三振を奪った決め球は、ほとんどがフォークにスライダー
ボール球を振ってくれたヤクルト打線にも助けられましたが、
力まずに低めを突いて、緩急つけて三振を奪う。
本来の伸びのあるストレートで空振りさせるという
暴れ馬スタイルとは一線こそ画していますが、
これが変身したニュー中田のスタイルなのかなと。
それでもピンチに動じない姿は、まさに全盛時のものに近し。
投げてみなければわからないと
前日は失礼なことをぬかしてしまいましたが、
やはり本来の投球さえできれば、力のある投手だなと感じましたね。
さらにこの日は、打撃でもアピール。
めったに見られないライトゴロを放ったと思えば、
打者顔負けにボールに食らいついてのタイムリー
その勇姿を忘れかけていたファンに、
中田賢一という存在を示すには、もってこいの大活躍
年に一度の七夕の日に好投。
まあこの好投が年に一度だけということでは困りますが、
手応え収穫もあったことでしょうし、
この日の好結果をしっかりと次回登板にも繋げてほしい。
3カ月遅れの『開幕』となりましたが、
頼もしい右腕の復帰は、チームにとっては大きいですし、
今後もより頼られるような投球を見せてほしいと願います。


一方、打線では「横浜関係」の選手が頑張りました。
まずは、4回に流れを引き寄せる2ランを放った小池
偵察要員の川井の代打で登場しましたが、
初回の第一打席は打ち上げてしまい、捕邪飛。
チャンスをいかせずに残念に思えましたが、
それをも取り返す4回のレフト中段への見事な2ラン
まさに完ぺきに捉えた一発は、
自分の記憶にあった「横浜の小池」のホームランでしたね。
その勢いにも乗り、今季初、さらに移籍後初の猛打賞
野本も復帰し、英智もいる。
しかし「小池さん」も忘れちゃいけない。
そんなアピールにはもってこいの3安打となったでしょう。

また日曜日の巨人戦で21年連続本塁打を放った谷繁が、
なんと2試合連続に、1試合2発という離れ業。
打率2割スレスレということもあり、
ある意味開き直っての打撃と、先日のコメントにありましたが、
何か掴んだかのような、大当たりっぷりですね。
これで昨季の本塁打数を早くも超えてしまった扇の要
ただそれ以上に、自分としては
4月に故障してしまった神宮の地
しっかりと「厄払い」できたことが、うれしかったです。

福ちゃん鮮烈デビュー!そしてやっぱり
触れておかなくてはいけないのが、
プロ初打席を迎えた
「福ちゃん」こと福田永将
なんと初打席初本塁打という
強烈デビュー!
10点という大差が付いた
9回は代打3連発。
この日25歳バースデーの野本
今季初打席の西川に続いて
起用された福ちゃんでしたが、
初球からフルスイングしまくり
高めのボール球に
まったく当たりませんでしたが、
そのスイングの凄さには、驚きましたね。
そのまま三振でも若々しくていいなと思いましたが、
やはり打撃では、何かを持っている男。
ファウル2球のあと、スライダーを見送っての
カウント2-1からの6球目、中に入った真っすぐを
ものの見事に弾き返すと、打球はライナーで
左中間に伸びていき、そのまま飛び込むホームラン!
ファームでの好調をそのまま持ってきた感の
素晴らしい一発は、鮮烈なインパクトを植え付けたなと。
落合監督のコメントにもありましたが、
まさに「あれだけ振れるのは素晴らしい」。
まだまだ課題もありますが、今後が実に楽しみ!
そう思わせてくれた背番号55のプロ初打席でした。


直接対決の初戦をとって、ついにゲーム差なし
しかし試合数の関係もあって、順位は3位のまま。
それにしても、この「5試合」というのは、
終盤に来た際に大きな影響を及ぼすのでしょうか。
そうならないためにも、ここは一気に抜き去りたいもの。
先発陣が手薄で、打線に元気のない相手の現状
ある程度は見えましたし、まずは連勝して2位に浮上してほしい。
ただその一方で気になるのは、打ち疲れ
実質先発全員での16安打で12得点を奪っていますし、
その反動がありそうで、ちょっと怖いかなと。
おまけに2戦目の先発は、小笠原でほぼ決まりですし…。
それでも勢いあるうちに、突き進んで、
その先にいる首位チームにプレッシャーをかけてほしい。
蒸し暑いなかの戦いは続きますが、
ぜひとも敵地で勝ち越して、2位ゲットといきましょう!


☆ウィナーズ・ボイス(7日)

◎中田賢一

<8イニング1失点で今季初勝利>
「(おめでとうございます)ありがとうございます。
(おかえりなさいといった方がいいですか)
そうですね。ちょっと長かったんで、
あの、自分としてもうれしいですね。はい。
(今日の投球、非常に安定していたように見えたが)
いやあちょっと、後半バタバタしてしまったんで、
これからの課題になると思います。はい。
(10三振を奪ったが、すべて空振り)
そうですかね。僕はじめて今気づいたんですけど、
思い切ってほんと一人一人に対していったんで、その結果だと思います。
(味方もたくさん点を取ってくれたが、マウンドではどんな感じ)
そうですね。あのう、点差が開いてても、
目の前の一人に力一杯投げるという気持ちで、
今日はもう点差意識せず投げたんで、
それが良い結果につながったんじゃないかなと思います。
(打撃でも魅せてくれた)
そうですね。はい。
打席立ってる以上は、やっぱり打ちたいと思ってるんで。はい。
(この3カ月、いろんな思いがあったと思うが、
どんなことを一番修正してきたのか)
そうですね。やっぱりできるだけ早く帰ってきたいなと思って、
やってはいたんですけど、なかなかうまいこといかなかったんで、
えー、まだまだこれから先、あると思うので、
あのう、遅れた分、しっかり取り返していきたいなと思います。
(今日でだいぶ手応えも掴んだと思うが、決意のほどを)
えー、(シーズンは)もう半分になってしまいましたけど、
あのう、チームも追っかけているので、
僕も先発として、しっかりとその、先発のみんなに
追い付くように頑張っていきたいと思います」



<悩み続けた右腕が、豪快に復活をアピール。
ようやく挙げた今季初勝利を率直に喜んで>
「長かったので、自分としてもうれしいです。
できるだけ早く帰ってきたかったんですが、時間がかかってしまった」

<2位の座をめぐる相手との3連戦初戦。
重要な一戦だったが、打者との勝負に徹した姿勢が結果につながった。
4回。大量の援護点をもらった直後。
いきなり田中浩康に初球を二塁打され、初めて得点圏に走者を背負った。
福地を2-1からわずかに変化する内角球で空振りさせた。
デントナも追い込んでから外に落ちる球で三振。
ガイエルは初球のフォークで二飛に打ち取った。
パワーのある外国人2人を抱える主軸をピシャリと抑えて>
「点差が開こうが、一人一人、一球一球、一生懸命に投げた。
点を入れられないことだけを考えた。
両外国人は力があるから注意していた。勝負球がうまく決まってくれた」

<神宮は屈辱の地。
開幕直後の4月8日、4イニング2/3で被安打10、
6失点でKOされた。即座に2軍行きを言い渡された。
追い打ちするように、5月には足を痛めた。
投球練習すらできない日々が1カ月も続いた。苦悩を明かす>
「ゲームで投げられないのがもどかしかった」

<川上(現・ブレーブス)が退団した今季、
後継エースの座に最も近かった男に訪れた思わぬ試練。
2軍の小林投手コーチからこう諭された。
『賢一(中田)、一からやってみよう』
そんなコーチの思いに応え、ピッチングフォームを一から見直し、
好調時、不調時、それぞれのビデオを丹念に見比べ、
何が悪いのか調べ上げた。ピッチングを始めれば、
納得いくまでブルペンを離れなかった。
そうして築き上げた、上下が連動した理想のフォーム。
『暴れ馬』と呼ばれたかつての荒れ球は消えていた>
「以前は下半身をうまく使えていなかった。
下をうまく使えるようになって、
力みなくボールがリリースできるようになった」

<やっと巡ってきた約3カ月ぶりのマウンド。
力のある者の必死さが生み出したのは落ち着き。
8回に四球から失点したが、
7回までは走者を出すほどに、投球はさえた>
「前回のことを思い出す間もなく、
一人ひとりの打者に集中していました。
次の打者、次の打者と、目の前のことで必死だった」

<バットを握っては6回2死三塁、
東京ヤクルト2番手・萩原から右前適時打。
6点目を叩き出し、さらに機嫌を良くして>
「きょうは打ちたいと思っていました」

<ペナントレースの折り返しとなる72試合目。
勝負どころの夏場に、2年前に14勝した右腕が帰ってきた意味は大きい>
「シーズンはもう半分になったけど、
僕も他の先発陣に追いつくようにやっていきたい」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知
時事通信朝日新聞スポニチ名古屋ニッカンデイリー


○森バッテリーチーフコーチ
<今季初勝利の中田には首脳陣の粋な計らいもあった。
初登板となった4月8日の東京ヤクルト戦でKOされ2軍降格。
総てを吹っ切るためにあえて『失意の地』を選び、最高の舞台を与えた>
「中田は前回ここ(神宮)で落としたから、
1軍に上がってきた時から次の登板は
ここで投げさせることは決めていたここだと決めていた。
やられた場所でやられた相手に投げないことには意味がない。
やられたらやり返さなきゃならねぇ。
課題はあるが、これからヤクルトと戦っていくうえでも、
あいつの力が必要になる」
中日新聞スポニチ名古屋ニッカン


○谷繁元信
<2試合連続となるアーチで2本塁打3打点と大暴れ。
その1本目は実に効果的だった。
4回に小池の2ランで3点差、その直後の1死一塁、
エンドランがかかっていたカウント1-2から、
スライダーをうまくとらえ、左へ運んだ。
06年8月以来、3年ぶりとなる2試合連続アーチで
東京ヤクルトの若き左腕・村中をKO>
「うまく変化球に反応できました」

<2本目は大量リードの8回1死、一場から3号ソロ。
照れくさそうに言いながらも、鮮やかな放物線で左翼席にたたき込んで>
「詰まったけど風に助けられた」

<06年8月18日の巨人戦以来、3年ぶりとなる1試合2本塁打。
試合後、余韻に浸って>
「やっぱり何年たっても本塁打を打つっていうのは気持ちいいねえ」

<悪夢を完全に払しょく。4月7日の東京ヤクルト戦(神宮)、
ファウルを打って走ったときに右ふくらはぎを痛めた。
途中退場、病院直行の末に長期離脱。あの日以来の神宮だった。
あのときとは気温が違う。故障個所に与えるダメージが違う>
「怖さ? ないよ。だって暖かくなっているから。
そうか、あの日以来だったか」

<元気になった38歳が先発の中田を初勝利に導き、
大勝劇を呼び込んだ。中田の決意はミット越しにも伝わった。
復活登板に正妻は合格点を与えて>
「今までと比べて、何とかコントロールを
悪くしないようにという気持ちが見えた。
欲を言えば、もっと迫力ある球が…。
もう少し大胆さが出てきてくれれば」

<ここ数年、オフの自主トレは
神奈川県内の自宅に近い國學院大のグラウンドで行っている。
練習している学生のなかにはパワー自慢もいるが、
アラフォーになっても衰えない体と自信。
それがあるからこそレギュラーを張り続ける。
あと3本と迫った通算200本塁打も時間の問題か>
「力では負けないよ」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信12ニッカンデイリー

○小池正晃
<4回1死一塁、村中の速球を左翼席中段へ2号2ラン。
カウント1-2から狙い通りの一振りで、72打席ぶりのアーチ。
5日の巨人戦でも2安打を放ち、事実上2試合連続のスタメン。
この日は偵察要員・川井に代わっての出場だったが戸惑いはなかった>
「相手が左(投げ)なら自分だと思っていたので…」

<1回2死二、三塁の好機で迎えた第1打席は
捕邪飛に倒れていたが、その一発は試合を動かす一打になった。
久々のアーチの感触を確かめて>
「最初(1回)のチャンスで詰まらされて
打てなかったので、次につなげる気持ちと
思い切って割り切っていこうという気持ちがよかった」

<さらに6回には先頭打者で右安打して6点目を導くと、
7回1死一、二塁では左前に7点目の適時打。
昨年途中に中日に移籍後初めての猛打賞をマーク>
「自分では(相手投手が)右でも左でも出るつもり。
そのためには結果を残さないと」

<必死の姿勢を強調。開幕当初は数少ない打席で
いい当たりが正面を突くなど不運もあったが、
決してうつむくことはなかった>
「やるべきことはやってきたつもり」

<9回には同じ横浜高出身で8歳年下の福田が初打席初アーチ。
野本らとのポジション争いも、後輩の存在もいい刺激。
同窓アベック弾を喜んで>
「あれはうれしかったですね」
(中スポ、中日新聞サンスポ毎日jpスポニチ名古屋


○福田永将
<9回、史上49人目となるプロ初打席初本塁打を放つ。
打球が左中間スタンドに突き刺さるのを見届けると、
両手を力強く合わせて喜んだ。
球団史上8人目となるプロ初打席での本塁打。
うれしさで顔は自然とほころぶ。初々しく興奮気味に振り返って>
「(打った瞬間は)覚えてないですね。
結果としてホームランになったのは、まぐれだと思うんですけど、
僕はとにかく打っていかないといけないので、
結果が出て、本当によかったです」

<10点リードの9回2死、中田の代打で出場。
投手は押本。いきなり2球連続で空振りしたが、
ファウルで粘り、カウント2-1からの6球目速球を振り抜いた>
「2球、空振りしていたんで、もうまっすぐを狙っていこうと。
次に直球がきたら絶対に振ってやろうと思ってました。
先輩から思い切って振れと言われていました。
とにかく思い切り振ることだけを考えた」

<捕手で入団しながら1年目に一塁手に転向したのも、
今季途中から三塁手を兼任しているのも、
持ち味の打力を生かすべく、出場機会を得るため。
今季は2軍で打率.333、7本塁打と結果を残し、
5日に初めて1軍に登録された。
一塁そして三塁を守れることも、昇格を後押ししたに違いない。
普段は朗らかだが、以前、厳しい表情でこう話したことがある。
記録的な一発で幕を開けたプロ生活。その夢にはまだ続きがある>
「正直、捕手をやめろって言われた時はショックでした。ずっと捕手でしたし。
捕手でダメで終わるなら納得するんでしょうけど、
ポジションも変えて臨んでいるし、終わるわけにはいかない」

<立浪兼任コーチや和田からのアドバイスを生かした一打。
記念のボールはファンが投げ返してくれ、手元に帰ってきた>
「部屋に飾ります」
中スポ中日新聞スポーツ報知共同通信社スポニチ名古屋

◇辻2軍監督
<今季途中から三塁手も兼任する福田にグラブを贈る。
色はオレンジで、オイルがたっぷり塗られているため重い。
8度もゴールデングラブを獲得した名手は、
西武、ヤクルトでの現役時代に軽くて薄いグラブを愛用していた。
自身のモデルとはまるで違うが、用具を試行錯誤し、
グラブを知り尽くしているからこその贈り物だった>
「メーカーに頼んで、油を塗ってもらって。
軽いほうが本当はいいんだけど、彼(福田)はまだ下手だからね。
重いほうが打球に負けない? それもあります。
打撃を生かすためにも三塁も守れたほうがいい」
中スポ


○井端弘和
<1回、2-0の不利なカウントから技ありの右前打。
ブランコの適時打で先制のホームを踏む。
これでリーグ戦再開後10試合中、5試合で
『1回の安打』とリードオフマンぶりを発揮している。
1回によく打つことを問われて、謙そんしきり。
2試合連続今季27度目の複数安打をマークし、打率.330をキープ>
「そんなことないですよ」
(中スポ)

○トニ・ブランコ
<1回1死一、二塁から三遊間を破る先制適時打。
本塁打とともにリーグトップ独走の打点を『61』として>
「ストレートに詰まってたけど、よく抜けてくれた。神様のおかげ」

<7回には走者として二塁から小池の左前打で本塁に激走。
ズボンの左尻部分が破れてしまうほどの猛スライディングで生還。
自らの働きに満足そうに>
「その(先制打の)後も一生懸命走りました」
(中スポ)

○森野将彦
<6月3日のオリックス戦で4安打して以来となる3安打。
2打点もマークし、通算53打点はセ・リーグ4位タイとなった。
右投手の一場からの安打に収穫ありの表情。
右投手からの安打は6月27日の大竹(広島)から放ったのが最後だった>
「久しぶりに右投手からヒットを打てたのでよかったです。
右からヒットが出ていなかったのは、
打ち方が悪かったからだと思いますよ」
(中スポ)

○荒木雅博
<8回の第5打席に中前打。これで11試合連続安打と好調をキープ。
笑顔で帰りのバスに乗り込んで>
「打撃は、ずっと悪くないんですが、
あれがタコ(無安打)で終わると嫌な感じになりますから。
1本出る、出ないは大違いです」
(中スポ)

○野本圭
<七夕生まれでこの日25歳になった。
ちょうどこの日、試合は大学野球の聖地・神宮。
駒澤大時代にも何度もプレーしたなつかしい
思い出の地で誕生日を迎えたが、本人はあっさり。
この日はベンチスタートになったが、地道に腕を磨き続けている>
「誕生日に野球の思い出は特にないです」
(中スポ)

○立浪和義
<大勝とあって出番がなかった兼任コーチ。
試合後、目の前で歩いていた谷繁を囲んでいる
報道陣に対してひとこと。頼れるベテラン捕手を持ち上げて>
「よく聞いてやって…」
(中スポ)


◇吉見一起
<試合前の練習中、チェンと2人で
軽食の乗った皿を大事そうに抱え、
三塁側ファウルゾーンを歩いて、ロッカー室に向かった。
神宮球場での試合前、野手陣は
少し離れたロッカー室で軽食を取るが、
食事を用意されるのはベンチ裏のみで、
投手陣のロッカー室には誰かが運ばなければならない。
そこでいつも投手陣の最年少が宅配係になるという。
今の1軍投手陣で本当の最年少はチェン。一つ上に自身と浅尾。
この日は登板予定がないため、チェンと2人になった。
防御率ナンバー1&隠れ2位の豪華宅配便に>
「最年少にはあと浅尾がいるんですけど」
(中スポ)

◆トマス・デラロサ
<この日のナゴヤ球場の室内練習場は
大げさに言えば『サウナ』と化していた。
名古屋の最高気温は30度。加えて、雨上がりで湿気ムンムン。
選手たちは大量の汗でアンダーシャツをぐっしょりぬらし、
『暑い』と口々にもらしていたが、滝のように汗を流していたのは同様。
カリブ海のドミニカも夏はかなり暑いが、
日本の湿気は独特のもの。苦笑して>
「こればっかりは仕方ないよね。
この時期のドミニカはハリケーンがあるから。
日本の梅雨とはまた違うんだよ」
(中スポ<ドラ番記者>


○落合監督
<3連勝で、2位・東京ヤクルトに勝率で4厘差と迫る。
中田の快投に手応えを得た様子>
「中田? あんなもんでしょう。もともと力は持っているだけにな」

<チェンに続く復活で先発のコマはそろった>
「(チェンも良い、との問いに)あとは山井だな。
あのへんのピッチャーが戻ってくればね」

<福田の一発にベンチで笑顔。手放しで褒めて>
「福田君は素晴らしいね。あれだけ振れるんだから。
振らなきゃ始まらない。三振したっていいんだ。
初打席初本塁打なんてそうあるもんじゃない」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知おおさか報知
共同通信社毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


記録備忘録。(7日)

福田がこの日、東京ヤクルト10回戦(神宮)の9回、
押本から初打席本塁打を放った。プロ野球49人目。
セでは05年の広島・比嘉寿光以来、4年ぶり6人目。
中日選手のプロ初打席本塁打は、
60年高木守道、66年相川進、86年米村明、90年ディステファーノ
91年森田幸一、01年ショーゴー、今年4月3日ブランコ以来、8人目。
(中スポ、時事通信毎日jp


今日の公示。(7日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 西川明内野手
公式サイト共同通信社

△西川明
<3年目内野手がこの日、出場選手登録される。
開幕1軍こそ逃したが、2軍戦に出場してチャンスをうかがってきた。
現在、好調なチームにあって左の代打としての役割を期待される。
試合前には立浪兼任コーチのから
アドバイスを受けながら入念に準備をして>
「いつもチームの勝利に貢献したいと思っています」
ニッカン

2009年7月 7日 (火)

開戦神宮竜燕2位攻防と井端吉見川井球宴選出。

地元・ナゴドで巨人相手に今季初の勝ち越し
勢いつけて、久々に関東にやってくるドラゴンズ
今夜から神宮球場で、2位・東京ヤクルトとの3連戦を迎えます。
その差1ゲームで争われる2位を巡る熱き戦い
ぜひともツバメをとらえ、一気に抜き去ってほしい。
ナインは、一部選手がナゴヤ球場屋内練習場で調整練習後、
3連戦に備えて、東京へ移動したもよう。
この日発表されたマツダオールスターゲーム
監督推薦選手の喜びの声を含め、ドラゴンズの話題を。


ドラゴンズトピックス(6日)

◇中田賢一

<不調のため3カ月あまり2軍暮らしを続けてきたが、
きょう7日の東京ヤクルト初戦(神宮)に先発することが濃厚。
先発陣の一員として移動日練習に参加したが、
東京ヤクルト3連戦中と予想される登板日に触れようとはしなかった。
しかし、そんな態度とは裏腹に気持ちは盛り上がっている。
今月1日に出場選手登録されると、
それから5試合をベンチ入りして見届けていた。
首位・巨人を追うチームの戦いぶりに、
自らもその輪に加わる意欲を示して>
「登録されている以上、いつかは投げることになるでしょう。
上げてもらった以上、どこかで投げさせてもらえる機会は
あると思うので、全力で自分のピッチングをしたい」

<川上が抜けた後のエースと期待された右腕だが、
今季は4月8日に1度先発しただけで、その後は2軍暮らしが続いた。
途中、足の不安で1カ月間投げられないこともあった>
「投げたいという気持ちはあったが、体がついてこなかった」

<それでも飛躍のための停滞期間と捉える前向きさもあった。
ウエスタンでの登板は8試合を重ね、
投球フォームを一から見直し、課題の制球力を高めてきた>
「その間にやったことが逆にプラスになったと考えたい」

<そう思えるのもこの2試合がよかったから。
6月18日の阪神戦では8イニング3失点(自責1)、
同25日の福岡ソフトバンク戦でも、先発・チェンを継いで
5イニングを今季初の無失点に抑えた。
ともに無四球と、安定感が増してきたことで、
再び1軍からお呼びの声が掛かった。
昇格後1軍での登板はなく、中11日と間隔が開いているが不安はない>
「ピッチング(練習)はしているし、大丈夫です。
そういう経験はあるので」

<神宮での東京ヤクルト戦は、今季の唯一の登板場所・相手。
4イニング2/3で10安打を浴び、6失点KOされ
降板後は珍しくグラブをベンチにたたきつけ、悔しさをぶちまけた。
翌日に登録抹消。、いわばつまずきの地だが、
逆にいえば、自身の09年を再スタートさせるには絶好の場所ともいえる。
対東京ヤクルト戦の通算成績は、13試合で7勝3敗。
勝率7割を誇る『背番号20』が満を持して復活登板する見込み。
神宮での今季初勝利に向けて闘志を燃やして>
「それは分かってはいますが、相手とか場所とかは関係ない。
相手や場所を意識せず、思い切って投げたい」

<今季、チームはここまで東京ヤクルト戦2勝7敗と
分が悪いが、そんな嫌な流れも断ち切る意気込み>
「ファームにいる間に課題点が解消できたし、状態は上向いている。
チームもいいムードなので、この波に乗っていきたい」
(中スポ、おおさか報知スポニチ名古屋ニッカン


◇小笠原孝
<東京ヤクルトとの初戦、中スポ先発予想。
この日はナゴヤ球場屋内練習場のブルペンで
軽い投球練習を行い、登板に備える。
交流戦後半から3連勝中。前回登板1日の阪神戦では
6イニング無失点で福原の我慢比べに勝ち、味方の援護を引き出した。
3連勝中はいずれも1失点以内に封じており、粘投に自信あり>
「必ず点をとってもらえるという、これまでと同じ気持ちで投げるだけ」
(中スポ)

◇朝倉健太
<8日の東京ヤクルト第2戦での先発が予想される。
この日は軽めの調整。勝ち星は5月25日の北海道日本ハム戦以来
遠ざかっているが、平常心で臨むかまえ。
神宮での東京ヤクルト戦は05年4月の白星以来、7連敗中。
鬼門となっているが、勝利で飾りたいところ>
「相手がどこだろうと一緒。目の前の敵を倒すことだけ考えます」
(中スポ)


◇福田永将
<ナゴヤ球場で打撃練習などで汗を流し、東京に向かう。
前日5日にプロ入り3年目で初めて1軍に昇格。
6月からは一塁だけでなく三塁の守備にも就いており
プロ初出場に向け、気持ちを引き締めて>
「まだ守備は不安ですが、日々勉強です。
早く大観衆に慣れて、普段通り(硬くならずに)プレーしたい」
福田ブログ「2009/07/06」、ニッカン

◇森野将彦
<移動日の練習となったこの日、主力では藤井とともに参加。
約1時間、黙々とウエートトレに打ち込む。
多くを語ろうとしなかった練習後だが、
気になる個所のトレーニングを積んだようす>
「何もないですよ」
(中スポ)

◇立浪和義
<この日夜に名古屋から東京入り。
東京ヤクルト戦に向けて、気合を入れる。
今季の東京ヤクルト戦は5打数でいまだノーヒット。
勝利につながるヒットで借りを返したい>
「いいところで打ちたいね」
(中スポ)


◇野本圭
<きょう7日はプロとして初めて迎える誕生日。
直前に再昇格を果たしており、無事1軍で迎えることになった。
神宮ではスタンドからも祝福されることになりそうだが>
「試合に出たら、の話ですよ」

<それでも復帰後のスタメン2試合で
1安打ずつをマークしており、25歳の門出に意欲を燃やして>
「調子は悪くないと思います」

<落合監督が1軍に呼び戻したのは、今月3日。
首位・巨人と直接対決する3連戦の初日だった。
その身に受ける期待を感じ、目を輝かせた>
「監督が、巨人を追えるのはうちだけとおっしゃっていましたが、
すごく大事な試合だしうれしいです。
ファームにいた時間を無駄にしちゃいけない」

<この1カ月で見いだしたひとつの『答え』が手元にある。
復帰して即スタメン起用された3日の巨人戦では3打数1安打1打点。
短くもったバットで残した結果に自信を深めた>
「グリップを指2本ほど短く持つことにしたんです。
ブンブン振り回すのではなく、しっかりコンパクトに振り抜けるように」

<極限まで自分を追い込んだ末にたどり着いた『答え』。
6月9日に出場選手登録を抹消されてから約1カ月。連日自分を追い込んだ。
ナゴヤ球場でウエスタンの試合がある場合、
試合前練習が始まるのが午前8時すぎ。試合後の練習を経て、
合宿所に戻ってくるのが午後5時を回ることも珍しくなかったという。
朝から晩まで自分を追い込むのは、ナイターが主な1軍では珍しい>
「あらためて考える時間を与えてもらえたと思います。
貴重な経験をさせてもらいました。監督や立浪さんから
教えてもらったことを自分なりに消化できたと思います」

<この1カ月、ファームで得たのは十分な時間。
考えに考え抜いて、『』にたどり着いた。
自ら見つけたほんの少しの変化で手がかりに、
ルーキーが確かな自信を身につけた>
「おのずと長打も出てくると思います。
いい感じでバットが振れていますから」
(中スポ)

◆豊田館長(合宿所『昇竜館』)
<必死に1軍復帰を目指す野本の姿を述懐>
「連日9時間だよ。
(倒れないかと)心配になるくらいだった」
(中スポ)


◆ブランコ選手の打撃練習を見よう!
「練習見学会 夏休みスペシャル!」
(公式サイト)
◆ブラ連発その目で「8.4試合前練習見学会」(中スポ)
ドラゴンズナゴヤドームが、ファンのために注目の夏休み企画を用意。
巨大アーチ男・ブランコ試合前フリー打撃を見学できる特別企画。
これまでも練習見学会は行われてきたが、
運営上の問題で、練習終了の20分前に引き揚げることになっており、
基本的にはラスト15分前あたりから約10分間打つ
ブランコのフリー打撃がちょうど見られない時間帯になっていた。
見学会の時間を練習終了まで伸ばせないものか、
ドーム側が可能性を探ったところ、8月4日の阪神戦ならOKと判明。
現状では、ナゴヤドームでブランコの練習を見られる唯一の機会。
なお参加希望者は事前申し込みが必要(応募者多数の場合抽選)。
当日に万が一、ブランコが不在でも見学会は予定通り行われる)


◇オールスターゲーム監督選抜メンバーが決定!(公式サイト)
◇マツダオールスターゲーム2009 出場者(NPB公式サイト)

◇川井雄太
<監督推薦でマツダオールスターゲーム初出場が決定。
『サンデー川井』に、月曜日に朗報が届いた。
言葉で飾るタイプではなく、
ましてやウケを狙ってひねり出したセリフでもない。
口にした一言は、紛れもなく本音だろう>
「最初、僕でいいんですか? と、思いました」

<昨年はプロ初勝利の1勝をあげただけだった左腕が、
とまどい混じりに語るのも無理はないのかもしれない。
しかしプロ5年目での初出場は、
紛れもなく自らはじき出した結果でつかみ取った勲章>
「ファンに愛されるスター選手が集う場所。
人気のある選手が出るところで、自分でいいのかな、という感じ。
まさか本当に出られると思わなかったので素直にうれしいです。
一生懸命に持っている力を出して、
この機会に勉強したいです。色々と聞きたいですね」

<ここまで11戦に登板して8勝無敗。
開幕からの連勝記録は球団タイに並んでいる。
連勝について問われると、常にこう答えてきた>
「僕は札幌で1度負けている。だから連勝じゃないんです」

<6月14日の北海道日本ハム戦(札幌ドーム)。
1回にいきなり4失点した一戦を、自分の中で黒星に勘定している。
打線爆発に助けられて転がり込んできた白星でつないだ連勝が、
球宴に導いてくれた。野手への感謝を忘れずに>
「出られるのも野手のみなさんのおかげ。感謝したい」

<一方で、対戦したい打者を問われて挙げたのは
北海道日本ハムの稲葉。第1戦の札幌ドームで、
6月に果たしそびれた快投を見せる姿はイメージできている>
「稲葉さんら、日本を代表する選手と対戦したい。
どこでも投げさせてもらえるところで頑張ります」

<24、25日の日程は金曜と土曜。
快進撃を続けてきた日曜からは外れるが>
「別にいいんじゃないですか? 違っても」

<8連勝のスタートと8勝目は巨人戦。
通算9勝のうち、3勝を巨人からいただいた。
隠れたGキラーに原監督も、その存在感を認めざるをえなかったろう。
夢舞台。初めての出場であっても、『変幻自在』と絶賛し
快投が推薦してくれた全セ・原監督への恩返しになる。
穏やかな口調の中にも意気込みをのぞかせて>
「思い切って投げたい」

<監督推薦で球宴初出場が決まったが、
後半戦開幕となる28日からの巨人3連戦に
先発できない可能性が浮上したが>
「与えられたところで投げるだけ」
公式サイト中スポサンスポスポーツ報知12
おおさか報知スポニチ名古屋


◇吉見一起
<監督推薦でオールスター出場が決定。
自身にとっては、仕切り直しの初球宴。
昨年も前半戦8勝の成績が認められて選ばれたが、
右肩関節炎のために直前で出場辞退した経緯がある。
あこがれていただけに、悔しかった。
今季もリーグトップタイの8勝を挙げ、堂々の再選出に>
「去年は推薦で選んでもらったのに、けがとかで出て行けなかった。
今年、昨年と同じ監督選抜という形で選んでもらえてうれしいです。
抑えるのはもちろんですが、楽しんで投げたい。
対戦したことのない選手とあたるので楽しみです」

<チーム内での立場も、昨年とは大きく変わった。
今年は押しも押されもせぬ竜投の大黒柱。
開幕当初から先発ローテーションを守り続けて8勝。
防御率(1.69)、奪三振(90)と合わせて、
投手部門でリーグ三冠をひた走る。
順調さを強調。万全の状態で
全国のプロ野球ファンに快投を披露する自信がある>
「去年は先のことを考えずに突っ走ったが、
ことしは一日一日の調整を積み重ねていますから」

<プロ4年目で初めて立つ球宴のマウンドに>
「できる限り真っすぐで勝負したいけど、
シーズンと同じように、制球にはこだわっていきたい。
その場の雰囲気を楽しむことを第一にしたいと思います」
公式サイト中スポサンスポ12おおさか報知ニッカン

◇森バッテリーチーフコーチ
<監督推薦で球宴初出場が決まった川井・吉見について。
後半戦開幕となる巨人3連戦(28~30日・東京ドーム)に
先発できない可能性が浮上。
めでたいニュースに違いないが、台所事情は苦しくなる。
チェンを含めた3本柱の同時投入は難しくなったが>
「巨人戦を中心に考えていない」
おおさか報知


◇井端弘和
<監督推薦で3年連続6度目の球宴出場が決定。
吉見とともに、ナゴヤドームで会見して>
「オールスターに出場することは
選手にとって名誉なことなのでうれしいです」

<積年の願いを果たしたい。
本塁打&MVP獲りを大胆にぶち上げて>
「まだ本塁打がないので、何とか実現したい。
初出場からホームランを打ちたいと言ってきて、まだできてない。
打ちたいです。賞も毎回狙ってますんで、今回も(MVPを)狙っていきたい」

<調子は上向き。打率は現在リーグ2位。
首位打者でポジションも同じ坂本(巨人)を猛追している。
ファン投票と選手間投票で出場を決めた坂本には一目置くが、
現在4割と驚異的な得点圏打率は、坂本の.297を大きく上回る>
「向こう(坂本)の方が打ってるし、
人気も、若さもありますからね。負けないように頑張りたい」

<ベテランらしい一撃必殺のバットで、お立ち台をかっさらうつもり>
「監督推薦ということで、出る機会は少ないと思いますが、
打席に立てば頑張りたい」
公式サイト中スポサンスポおおさか報知


◆本塁打競争、投票で選出 オールスターで2戦とも(共同通信社)
(プロ野球のマツダオールスターゲーム運営委員会は
この日、試合前に行われるホームランダービーの出場選手を選ぶ
ファン投票をインターネットで7日から13日まで受け付けると発表。
ブランコ、中村(埼玉西武)らセ、パ両リーグとも7人ずつが候補で、
出場選手は15日に発表される。アドレスはこちら


今日の公示。(6日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録抹消】
▼中日 井上一樹外野手
公式サイト共同通信社

◆西川明
<この日、ナゴヤ球場屋内練習場での1軍練習で
汗を流すと、東京行きの新幹線に乗り込む。
強い意志を持っての1軍合流。現状では空位となっている
代打の切り札の前に打つ『左の代打』の座を奪い取る>
「1打席勝負でいきます。
最初の打席がダメなら(2軍に)落ちるくらいの気持ちで。
最近は入れ替えが激しいですからね。
とにかく初球から思い切っていきたい」

<ついにやってきたチャンスだった。
今年のオープン戦では中盤以降に失速、
打率4割の成績を残したが、2年連続の開幕1軍を逃した。
さらに2軍でも打率.224と不調。ここ5試合も
9打数2安打と結果は残せていないが、常に準備は整えてきた。
実はちょっとしたツバメキラーでもある。
オープン戦とはいえ、今年2月28日(北谷)は押本から代打で2ラン。
昨年3月22日(ナゴド)は木田から代打で満塁弾を放っている>
「ヤクルトにはいいイメージがあります」

<さらにきょう7日からの舞台は神宮球場。
出場すればプロ入り初の神宮での試合になるが、
法政大時代に戦った思い出の地。
昨年はプロ初本塁打を記録したが、14打数2安打で幕を閉じた。
今年こそ1軍定着へ、勝負強い打撃を見せたい。目を輝かせて>
「楽しみです」
(中スポ)


若竜トピックス(6日)

◆田中大輔

<自主トレ中に右肩を故障した影響が尾を引き、
今季ここまで大幅に出遅れていたが、
スタメン出場機会を虎視眈々とうかがっている>
「トレーナーさんの手助けがあって、
自分で思っていたよりも短い期間で復帰することができました。
あとは一日も早く結果を出すことで、皆さんに感謝の気持ちを示したい」

<右肩故障で途中参加となった春季キャンプでは
不安や焦燥感の中で過ごす日々を送ったという>
「本当に野球ができるかどうか、復帰できるかどうか不安でした」

<何とかウ・リーグ開幕には間に合うことができたが、
状態は決して万全ではなかった。
4月下旬、そこまで知らず知らずのうちに
右肩をかばった影響からか、今度は右ひじを故障。
その後は全力でリハビリに取り組んだ>
「ヒジをやったときは、今まで投げていたボールが
投げられるようになるのかが心配でした。
同じ症状が出た人に話を聞いたりして、必死で改善策を探しました」

<約2カ月後の6月12日・2軍オリックス戦で実戦復帰するも、
7月6日現在、スタメン出場の機会はいまだ巡ってきていないが、
本格的な巻き返しを図るための態勢は整っている>
「状態はいいので、出させてもらったら結果を出したい。
一発勝負のつもり。結果を出してアピールしたい」
(中スポ『若竜なび』より)


【ドラゴンズ・今週の日程】
7日 (火)  対東京ヤクルト (18:00・明治神宮野球場)
8日 (水)  対東京ヤクルト (18:00・明治神宮野球場)
9日 (木)  対東京ヤクルト (18:00・明治神宮野球場)
10日(金) 対広島 (18:00・ナゴヤドーム)
11日(土) 対広島 (15:00・ナゴヤドーム)
12日(日) 対広島 (14:00・ナゴヤドーム)

<ファーム>
7日 (火) 対広島 (12:30・ナゴヤ球場)グラウンド不良のため中止
8日 (水) 対広島 (12:30・ナゴヤ球場)
9日 (木) 対広島 (12:30・ナゴヤ球場)
11日(土) 対オリックス (12:30・あじさいスタジアム北神戸)
12日(日) 対オリックス (12:30・あじさいスタジアム北神戸)


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
スポーツ各紙は、監督推薦メンバーを含め、
全陣容が決まった球宴絡みの記事が多かったですね。
プロ野球のマツダオールスターゲーム運営委員会は
この日、オールスター戦に出場する監督推薦選手を発表。
ドラゴンズからは、この監督推薦によって、
井端、吉見、そして川井の3選手が選出。
選手間投票によって選ばれたブランコ、荒木を含め、
5人の選手が出場することとなりました。
改めてみなさん、球宴出場おめでとうございます!

なんで川井はいないんだ?6月以降、
急上昇しているチームですし、
監督推薦でも、数人
選ばれるだろうと思いましたが、
まあある意味、原さん
順当に選んでくれたかなと。
リーグ2位の打率.330と打撃好調な井端に、
ともにハーラートップタイの8勝をマークしている吉見に、川井
その他にセーブ王の岩瀬に、6月月間MVPの和田
選ばれてもおかしくない選手もいましたが、
まあベテランですし、移動距離も長いオールスター。
岩瀬の場合はその辺の負担も考慮されて、
あえて選出を避けてくれたのかも。
また和田に関しては、同じレフトを守る選手が多すぎ。
こちらも腰の状態などがありますし、ゆっくり休んでほしいなと。
まあリーグを代表して選出されるのは、名誉あること。
特に吉見のように昨季故障で選出されながらも、悔しい辞退。
しかしその1年後にしっかり結果を残して、
『球宴初出場』を果たす選手もいますし、うれしい部分もありますね。
これを励みに、今後チームの勝利にさらに貢献して、
ぜひとも強いチームの代表として、夢舞台に上がってほしいものです。


それはさておき、注目すべきはやはりリーグ戦
週末のナゴヤドームでの直接対決で、巨人に勝ち越し。
さらに勢いをつけたドラゴンズですが、
きょうからは約1カ月ぶりともいえる関東遠征。
神宮球場で2位・東京ヤクルトとの3連戦を迎えます。
巨人同様に、大きく離されていた感のあった
東京ヤクルトとのゲーム差も、こちらの急上昇もあり、
あれよあれよで、ついに1ゲームにまで接近。
この3連戦での結果次第では、一気に追い抜き、
さらに差を付けられることも十分にあるでしょうね。
初対決の神宮で1つ取って、その後5連敗。
5月の岐阜でようやく止めたものの、ナゴドで再び連敗と、
対戦成績こそ、2勝7敗と大きく負け越しているものの、
チーム状態は、あのときとは雲泥の差
リーグ戦再開後、2勝6敗と今イチ乗り切れないツバメ相手に、
勢いの差というものをぜひとも見せつけてほしいなと。
さらに前回も触れましたが、久々の関東でのゲーム。
昼頃から空模様もだいぶよくなってきましたし、
ナイトゲーム観戦にはもってこいというムードも。
今季に限ってはあまり相性のよくない神宮ですが、
まずは初戦を取って、ゲーム差なしに持ち込んでほしいと願います。

ちなみに気になる先発予想ですが、
中スポと、それ以外では見解が割れましたね。
中スポ基準で、初戦から名前を挙げると
小笠原-ユウキ、朝倉-川島亮、そして中田-館山
しかしニッカンなどでは、初戦中田が濃厚。
相手側も初戦にあの村中恭兵が来るのではという記事もありましたし、
メンツ的には、ここまで挙がった投手が投げるのでしょうが、
その順番というのは、定かではないようです。

週末の巨人戦に、チェン、吉見、川井という
安定感ある投手をぶつけただけに、
直接対決第2弾となる東京ヤクルト戦は、
ある意味『裏ローテ』的な部分もあったりしますが、
できれば小笠原で必ず1つ取って、
そのうえで鬼門の神宮登板となる朝倉で取り、
なんとか勝ち越してほしいと願うところ。
もう1人、『背番号20』が復帰登板を果たしそうですが、
正直、これは投げてみないとわからない。
前週山井に裏切られたこともあり、過度の期待はしたくないですし、
今回の登板に関しては、そういう姿勢で見守りたいなと。
もちろん中田だって、力のある投手ですし、
自分の投球さえできれば、復帰星も上げられると思いますが、
こればっかりはほんと、投げてみないと…。
とにかく結果を出して、再びローテの座を奪うぐらいの好投を。
勝ちを全く計算するつもりはないですが、上手く繋いで勝ってほしい。
と言いつつも、「うれしい誤算」を心の奥で期待したいと思います。

2009年7月 6日 (月)

谷繁出た今季1号、河原浅尾岩瀬完ぺきリレー!

これ以上やられてたまるかという怒りの気持ちで、
打線がつながり、相手セットアッパーを攻略。
逆転で対巨人戦の連敗をようやく止めたドラゴンズ
1勝1敗で迎えたナゴヤドームでの第3戦。
初回1点こそ先制されたものの、直後にすぐさま打線がつながり、
森野の犠飛などで逆転に成功すると、3回にはブランコの適時打、
4回には谷繁今季1号となる2ランで追加点。
しかし先発・川井が5回に1点差に詰め寄られながら、何とかしのぐと、
7回からは河原-浅尾-岩瀬が見事なパーフェクトリレー
接戦を制し巨人に勝ち越したドラゴンズ川井は8連勝となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 12回戦
(5日・ナゴヤドーム | 中日4勝8敗)
38271人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日 ×
[勝] 川井(11試合8勝)
[S] 岩瀬(33試合1勝2敗23S)
[D本] 谷繁1号2ラン
[Dバッテリー]
川井、河原、浅尾、岩瀬 - 谷繁

◇対巨人12回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数2安打)
2 (二)荒木  (4打数3安打)
3 (三)森野  (3打数1安打1打点)
4 (一)ブランコ (4打数2安打1打点)
5 (左)和田  (4打数1安打1打点)
6 (右)小池  (3打数2安打)
7 (中)藤井  (2打数1安打)
8 (捕)谷繁  (4打数1安打2打点)
9 (投)川井  (2打数無安打)

【イニング経過】
<1回・巨人> P・川井(中6日)
坂本内低めカーブ空三振、鈴木高いバウンド三塁内野安打、
小笠原初球鈴木二盗、小笠原強い二ゴロ進塁打、
2死三塁から、ラミレス内直球・詰まりながらも中前適時打(D 0-1 G)
亀井初球一、二塁間突破ヒット・ラミレス三進、
2死一、三塁から、イ・スンヨプ高めスライダー打ち上げ三飛

<1回ウラ・中日> P・内海
井端外スライダー右前打、
荒木外チェンジアップ中前打・エンドラン井端三進、
無死一、三塁から、
森野中低めスライダーきっちり中犠飛(D 1-1 G)
ブランコ内直球速い球足左前打・荒木一気に三進、
和田4球目内海暴投ブランコ二進、
1死二、三塁から、
和田外チェンジアップ遊ゴロの間(D 2-1 G)

<2回・巨人> P・川井
阿部外スライダー一ゴロ、寺内高いバウンド投ゴロ、
内海外スライダー中前落ちるヒット、坂本内スライダー空三振

<2回ウラ・中日> P・内海
藤井一塁抜くヒット、谷繁内直球三ゴロ・
エンドラン藤井三塁突入も5-3-5と送られ走塁死


<3回・巨人> P・川井
鈴木内スライダー三ゴロ、小笠原外直球左前打、
ラミレス内直球三ゴロ5-4-3併殺

<3回ウラ・中日> P・内海
井端右飛、荒木投返し中前打、
森野外直球左中間二塁打・荒木一気に本塁突入・
中継坂本ストライク返球荒木本塁憤死・その間森野三進、
2死三塁から、
ブランコ2球続けたチェンジアップ・
しっかり対応左前運ぶ適時打(D 3-1 G)


<4回ウラ・中日> P・内海
小池外直球中前打、藤井内スライダー空三振、
1死一塁から、
谷繁内直球完ぺき・
打った瞬間ガッツポーズ・左翼中段飛び込む2ラン(D 5-1 G)


<5回・巨人> P・川井
寺内内スライダー一塁線突破二塁打、
代打加藤内直球バット折れ二ゴロ進塁打、
1死三塁から、坂本バット折れ遊ゴロの間(D 5-2 G)
鈴木内スライダー左前打、小笠原初球鈴木二盗、
2死二塁から、小笠原外直球左前適時打(D 5-3 G)
ラミレス4球目川井暴投小笠原二進、
2死二塁から、ラミレスカーブ連投後フルカウント・
外チェンジアップセンターオーバーフェンス直撃二塁打(D 5-4 G)
2死二塁から、亀井外スライダー一ゴロ踏ん張る

<6回・巨人> P・川井
イ・スンヨプ外スライダー空三振、阿部カーブ左飛、
寺内内直球詰まりながら右前落とすヒット、
M.中村2球目寺内二盗、
2死二塁から、M.中村カーブ空三振

<6回ウラ・中日> P・M.中村
小池外カーブ左前打、藤井投犠打小池二進、
谷繁初球三ゴロ、代打井上内直球手が出ず見三振


<7回・巨人> P・河原
坂本外141キロ直球一邪飛、鈴木外カーブ投ゴロ、
小笠原外低めフォーク空三振

<7回ウラ・中日> P・豊田
井端左飛、荒木一塁方向プッシュバント&ヘッスラ内野安打、
森野2球目荒木二盗、
1死二塁から、森野中フォーク空三振、
2死二塁から、ブランコ外フォーク引っかけ遊ゴロ


<8回・巨人> P・浅尾
ラミレスフォーク連投・外フォーク空三振、
亀井外一杯154キロ直球見三振、
イ・スンヨプ初球中直球155キロ、2球目外直球156キロ
3球目153キロファウル後、4球目外フォーク空三振完ぺき

<8回ウラ・中日> P・豊田
和田粘り腰中前打、小池投犠打、
代打立浪敬遠場内大ブーイング、
1死一、二塁から、谷繁内直球空三振、
2死一、二塁から、代打野本外直球三ゴロ


<9回・巨人> P・岩瀬
阿部初球外直球遊ゴロ、寺内内スライダー左飛、
代打大道外高め直球詰まり遊ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】

逆転勝ちで連勝 
リーグ戦再開後、3カード連続で勝ち越した

1回のそつのない攻撃が効いた。
森野の犠飛で同点とし、相手ミスに乗じて
1死二、三塁から和田の内野ゴロで勝ち越し。
3回はブランコの適時打、4回に谷繁の2ランが飛び出した。
川井はチーム記録に並ぶ開幕8連勝
7回からは継投で完ぺきに封じた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


この日のTV中継は、地上波NHKで14時20分から。
14時開始のゲームとは20分のタイムラグがありましたが、
案の定、先発・サンデー川井が立ち上がり捕まり1失点。
中継開始と同時に1番・井端が出てきたので、
嫌な予感がしましたが、うまくを絡められてしまいましたね。

しかし中継開始直後に、アライバの鮮やかなエンドラン。
ここで森野がきっちり犠飛を打ち上げると、
ブランコがつなぎ、和田の遊ゴロの間に一気に勝ち越し。
相手先発が昨季カモにした内海ということもありましたが、
初回の失点に動じず、しっかり地に足つけて
逆転したところを見ると、やはり好調なんだなと。
さらに3回、荒木の本塁憤死でいったん切れたかに思えたチャンスに
ブランコが外のチェンジアップにしっかり対応。
渋いタイムリーで追加点を挙げると、
4回には、ヒットの小池を置いて、
続く藤井であえて仕掛けず、1死となったものの、
ここで谷繁が思いも寄らぬ完ぺきな一振り
めったに見られないスイングでレフト中段へと持ってく2ラン
「おっ!おおっ!? ウオーー!!」
擬音だけでは全く分からないでしょうが、
それだけ驚き、そして爆笑してしまった一発でしたね。

脅威の谷繁弾で、5-1として、
このまま一気にゲームをもらったかと思いましたが、
やはり相手も手強く、中盤からは接戦の様相に。
5回、8勝目に色気が出たか、バタバタし出した川井
ボールが高く浮き出したところを叩かれ出すと、
も絡められ、ジリジリと得点を奪われる始末。
坂本の遊ゴロで1点こそ奪われながら、
2死までいったため、ここで切っておけばよかったもの、
鈴木、小笠原、そしてラミレスと3連打を浴び、5-4と1点差。
いくら勝ち運がある川井といえども、やや危ない雲行き
同点も覚悟しましたが、その兆しを食い止め、
この日の勝利に導いたのが、リリーフ陣
7回からの河原、8回の浅尾、そして9回の岩瀬の3人。

中でもしびれたのは、7回に登板した河原の投球
このところ勝ち試合に使われることが多いベテランでしたが、
古巣・巨人相手見事なピッチング
首位打者の坂本を真っすぐで詰まらせ、一邪飛に取ると、
鈴木にも打撃をさせず、きっちりと投ゴロ。
さらに圧巻だったのは、小笠原との対戦。
本塁打だけは気をつけたそうですが、
内に決して投げ込まず、くさい球をファウルさせて追い込み、
そして最後はキレのあるフォークで空振り三振
この瞬間に自分的には「今日は勝てる!」と確信しましたね。

また8回の浅尾もまさに完ぺき
特にこの日はストレートのスピードが出ていたかなと。
154キロ・外の真っすぐで亀井を見送り三振に取ると、
イ・スンヨプに対しては、155キロ、そして156キロと快速球を連発。
おそらくナゴドのガンが甘めだったのかもしれませんが、
それだけ体のキレ、さらに気持ちも充実したボールが放れていたのでは。
そんなボールを持ちながら、決め球はやはりフォーク
いつフォークを投げるんだ、それとも直球勝負か、
谷繁のリードも含め、わくわくのイニングとなりました。

そして9回に登板は、守護神・岩瀬
場内のムードもすっかり勝利モードとなっていましたが、
それでも点差はわずか1点
1つ間違えばということもありますが、そんな兆しさえもなし。
河原以上の修羅場をくぐってきた守護神は、
「顔」で押さえて、この日も三人での締め。
終盤の3イニングを抑え込んだパーフェクトリレー
そのなかから河原が中日入団後初のお立ち台と上がりましたが、
3人を代表してのものと言っても、過言ではなかったでしょう。


シゲとおじさん(^^)初戦こそ
悔しい負け方をしましたが、
2戦目、3戦目と
本来の野球をしっかり見せて、
2勝1敗と勝ち越し。
首位チームに対しても
決してひけを取らない力
地元できっちり見せつけることができて、ほんとよかったですね。
まだまだゲーム差こそ5.5と離れていますが、
谷繁のコメントにもあった
「徐々に、じわじわと、追い詰めていく」
そういう展開に今後なってくれるよう、期待したいなと。
その一方で、2位・東京ヤクルトとはついに1ゲーム差
ツバメのしっぽは、完全に見えてきました。
これは確実に捉え、抜き去ることはできるか、
注目することとなりそうなのが、次のカード
敵地・神宮での直接対決3連戦を迎えることとなります。
巨人戦同様に、今季ここまで2勝7敗と、
やられてしまっている東京ヤクルト戦ですが、
そのときと今では、まったく両チームの状況は違いますし、
さらに巨人に勝ち越し、勢いを付けたことで、
一気に叩けそうな予感も十分あったりもします。

ただ勝負は時の運ですし、やってみなくてはわかりません。
それでもナイン的には、巨人戦同様に
「やり返す」という気持ちを強く持って戦ってほしい。
交流戦再開直後の広島、そして今回の巨人と叩いた
チーム力を今度はツバメ相手に見せつけてほしいもの。
久々の関東竜党の声援を背に受けて、
がさらに昇っていくことを期待したいところです。


☆ウィナーズ・ボイス(5日)

◎谷繁元信

<4回1死一塁、今季1号となる左越え2ラン本塁打>
「(おめでとうございます)ありがとうございます。
(ストレートを振り抜いての今シーズン第1号)
あのう、ねえ、全然打ってなく、ホームランも打ってなく、
感触を忘れてました。
(あの場面は狙っていたのか)
いえ、あのう、自然とバットが出たんですけど、
まあ、年がいもなくね、
打った瞬間ちょっとガッツポーズしちゃったんで、
あのう、今度はちょっと控えます。
(ベンチに戻ってきて、立浪と談笑。どんな話を)
いやあ、ナイスバッティングって言って、
あのう僕がホームランを打つなんて、
最近ちょっと珍しくなってるんで、
みんな、お客さんも、チームのみんなも喜んでくれたと思います。
(その一発が前半の主導権を握る貴重な一発となった)
そうですね、相手がやっぱジャイアンツ、ていうか、
まあ点はね、何点あっても守る方としては楽なんで、
あのうまあ、ちょっとずつ打つ方も貢献していきたいと思います。
(川井の8連勝にもつながったが、どんなリードを)
あのう、まあ川井のね、いつもの持ち味というか、
緩急を使った、あとゴロを打たすという、
まあ、そういうことだけ考えてやってました。はい。
(5回はちょっと苦しかった)
そうですね。あのう、ちょっとこうボールが高めに浮いてきて、
まあそこをちゃんとジャイアンツの打線が逃さずに打ってきたんで、
まあやっぱ手強いなあと思いますね。
(そういう中、後半リリーフの投手が頑張ってくれた)
はい。あのう、ね、隣にいるおじさん(河原)が
よく頑張ってくれてるんで(笑)
あと浅尾もね。あのう、最後岩瀬もそうですけど、
みんな何とか勝ちたいと思ってやっているんでよかったです。
(これで勝ち越し、首位巨人と5.5ゲーム差。今後に向けて)
そうですね。あのう、
徐々に、しわじわと、追い詰めていきたいと思います。
(チームの流れも良い)はい、あのう、頑張ります」



<ホームラン談話>
「まだ4回なので1点でも多く取りたかった。
(本塁打の)感触を忘れてました」

<昨年10月3日以来の一発。
ブランコの特大アーチにわき上がる以上の歓声には
こちらも冗談めかしたが、本音も隠さなかった>
「年に1回のものを見たからでしょう。素直にうれしいです」

<捕手だから、守れればいい。そんな考えに首を横に振る>
「いつも言ってるけど、守備は守備、打つほうは打つほう。
なんとか勝利に貢献したいと思っている」

<交流戦途中で.230に達した打率は、
ついに2割を切るところまで落ち込んでしまったが
そこで目覚めたという。
大事なのは思い切りのいいバッティング。
そう割り切ったスイングが143打席目の今季初アーチを
生み出したのは、偶然ではない>
「(低打率は)気にならないといえばうそになる。
2割そこそこのバッターだから、1試合に1本出れば。
変に当てにいくよりはと思って。
前の阪神戦の終わりぐらいから(バットが)振れるようになってきた」

<これでプロ入り以来21年連続本塁打をマーク。
野手全体ではチームの同僚・立浪は22年連続を記録するなど、
上回る選手がたくさんいるが、捕手に限ると、
25年連続を記録した東北楽天・野村監督だけ。
守備に神経を注ぐポジションでありながら、打撃技術、
肉体改造を続けてきたからこそ達成できた記録に感慨深げ>
「スゴいね。それだけ捕手は難しいということ」

<だがすぐに持論を展開。
その目には、まだ自分の終点などは見えていない>
「前にも言ったと思うけど、
そういうものはすべて終わった時に考えるものだと思っている。
(現役が)終わったときに、ああこういうものが残ったなと思えばいい。
今は巨人より1試合でも多く勝つことだけを考えたい」

<今季4カード目にして
本拠地巨人戦初めての勝ち越しで、5.5ゲーム差。
ただ、交流戦開始直前の5月15日に9、リーグ戦再開直前に
7.5あったゲーム差が縮まってきているのもまた事実。
あす7日からは神宮で1ゲーム差となった2位・東京ヤクルトと対決する>
「今回も最悪2勝はしたいと思っていたからよかった。
でもまだ5.5(ゲーム)離れてる。じわじわと追いつめていきたい」

<また捕手として、先発・川井への要望を口にして>
「(6回の)寺内のときくらい
速く投げてくれれば、ぎりぎり勝負になるけど…」
カメラブログ中スポ12中日新聞サンスポ
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


◎河原純一
<7回、2番手で登板。三者凡退に抑え、巨人の流れを止める>
「(巨人に2勝1敗と勝ち越してのお立ち台。気分は)
いや、あのう、この場所にね、ま、また立てるとも
思ってませんでしたし、あのう(笑)久々なので緊張してます。
(巨人に追い上げられイヤな流れのなかでの投球。
どんなことを考えていたか)
そうですね、まあ毎試合毎試合ですけど、
やはりあのう、自分に任された仕事をきっちりやることと、
あとあのう、まあ浅尾君と岩瀬君がいますからね。
まあ僕が何とか頑張れば、まあ勝利に近づけるので、
はい、それだけです。
(昨年苦しい1年間、今季厳しい場面での登板もあった。
何が自身を支えているのか)
そうですね、やはりあのう、中日ドラゴンズに、
こういうふうにね、使ってもらって、
まあ何とか恩返ししたいですし、
やっぱり去年はいろんな方にお世話になったのでね、
やっぱりそういう人たちのためにも何とか、
いい活躍ができればと思ってやっています。
(大事な場面での勝ち越し。この1勝の価値をどう考える)
そうですね。あのう、チームの状態もすごくいいのでね、
はい、すごく大きかったと思います。はい。
(多くのファンも後押ししてくれた)
そうですね。あのう、みなさんの声援がすごく力になるので、
これからもご声援よろしくお願いします」



<顔を半ば引きつらせて一段高いところに立っていた。
谷繁が『隣にいるおじさんがよく頑張ってくれるんで』とおどけて、
ようやくほおがゆるんだ。。お立ち台の上で、
久しぶりに何万人もの祝福の視線を浴びて>
「覚えていないです。ジャイアンツの時以来じゃないですか。
西武時代はなかったと思うので…」

<思い起こしていたのは重ねた苦労と感謝の念。
苦労の末たどり着いた入団後初のお立ち台。
インタビューを受けるうち、顔を笑みが覆っていって>
「この場所にまた立てるとも思っていませんでした。
中日ドラゴンズにこういうふうに使ってもらって
恩返ししたいですし、去年はいろんな人に助けてもらった。
(この喜びは)その人たちに伝えたい」

<目を見張る好投だった。
リードはわずか1点の7回にマウンドに送られると、
1番・坂本からの好打順を3人斬り。
最後の小笠原はカウント2-2から
持ち味のフォークで空振り三振に切った。
相手に傾きかけた流れをぴたりと止めたが、
豊富な経験に裏打ちされた心の余裕を明かして>
「本塁打さえ打たれなければいいと思った。
5番から3人左だからそこまでのばせれば
(左に継投して)0点に抑えられる。
僕が1人でどうこうしようとは思わない。
そこで僕がと思うと力みもしますけど。
あんまりせっぱ詰まった感じはなかったですね」

<かつて自分が守護神を務めた巨人への意識を問われ>
「もうないですね。
西武時代は交流戦で特別な感じがしたものですけれど」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知時事通信毎日jp


○浅尾拓也
<1点リードの8回に3番手で登板。
先頭のラミレスをフォークで空振り三振に仕留めると、
続く亀井はカウント2-1からの外角直球で見逃し三振。
最後はイ・スンヨプをフォークで空振り三振に切って取り、
三者連続三振で勝利に大きく貢献。
同一イニングで3個の三振を奪うのは、
リリーフに再転向した5月17日以来、初めてのこと>
「きょうは腕が思い切り振れていたと思います。
勝ってよかったと思います」

<最速156キロを2度も記録し、岩瀬にきっちりバトンを繋ぐ。
三者連続三振に慢心することなく、
首位追撃に向け、気持ちを引き締め直して>
「156キロが自己最速かどうかはよく覚えていないんです。
スピードガンは見ますし、スピードが出るのはうれしいですけど、
抑えることが一番大切ですから。
きょうは調子がよかったけど、悪いときにどうやって抑えるかを
今後、練習していきたいですね」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<9回、阿部、寺内、代打・大道を
わずか9球で料理し、前日に続いての3人斬り。
リーグトップのセーブ数を23に伸ばして>
「キツい中でやっていかないといけないので、
その日のベストを尽くすだけ。
結果がついてくると、また頑張れますから」
(中スポ)


○川井雄太
<9週連続で日曜日の先発となったが、
苦しみながらも6イニング10安打4失点。
打線の援護にも恵まれ、リーグトップタイの8勝目を挙げる。
開幕から無傷の8連勝は、84年都裕次郎、97年山本昌、
01年野口茂樹、06年佐藤充、08年吉見に並ぶ球団記録。
それでもしかられた少年のように恐縮しながら、
ベンチを出た列の先頭で、引き上げてくるナインを迎え、
勝利のハイタッチを重ねながら、何度も頭を下げて>
「点を取ってもらっているのに、自分も取られてしまって、
野手のみなさんに申し訳なかったです」

<快挙にも真っ先に野手に感謝。
体のどの部分を切っても、謙虚と無欲という文字が
出てくるんじゃないかと思いたくなるほど変わらぬ受け答え>
「いつも言っていますけど、本当に野手の皆さんのおかげです。
ボクの連勝は関係ないです。
たまたま自分に勝ちが付いているけど、
大量点を取られたこともあったし、
自分では8連勝しているとは思っていないんで。
あの日ハム戦(6月14日、1回に4失点)で
負けているはずなんですから。
たまたまローテーションがそうなっているだけ。
チームが勝てばそれでいいです」

<5年目の軟投派。
昨年までプロ1勝男の大変身は、意識改革のたまもの。
勝ち星を意識の外に置くよう自分に暗示をかけ、
低めに投げることだけ考えてきた。
もう1つ自らに課しているのは、絶対に手を抜かないこと。
2回から4回の味方の攻撃中。通常は2死をとられてから始める
肩慣らしのキャッチボールを、ベンチに引き上げるなり始めた>
「打席が回ってきたら、1球も投げないで
マウンドにいかないといけない。やるとやらないのは全然違う」

<長野県出身で中日ファンではなかったが、
子供のころのヒーローは竜のエースだったという>
「今中慎二さん(現・野球解説者)に憧れていました。
細身なのにすごい速球とカーブを投げていた。
同じ左だし、僕もやせていたんで、
あんなふうになりたいと思っていました」

<巨人戦しか放送がない中、登板試合にはテレビにかじりついた。
今中氏が得意としたスローカーブはこの日も多投した武器の1つ。
恐縮するが、今中氏ですらできなかった快挙を成し遂げて>
「あんなボールは投げられませんよ」

<この日も10安打浴びたが、耐え抜いた。
しかし勝った試合に左腕の『死角』も浮き彫りになった。
1、5回に鈴木が、6回には寺内が走った。
とりわけ鈴木の2度は捕手・谷繁が二塁送球すらできない
完全な盗まれっぷりであり、なおかつ失点に結び付いている。
今季11試合目の先発だったが、
足で崩しにかかったのは5試合目の北海道日本ハムから。
以後7戦でのべ10人の走者が二盗を試み、8人が成功させている。
理由は明らか。
速いけん制球を投げられない。クイックモーションも苦手。
たとえばこの日、投げ合った巨人・内海のクイックモーションは
球界屈指の1.1秒台だが、自身は1.4秒前後。
この0.3秒の差は、盗塁阻止において致命傷となりかねない。
日曜日の連勝が伸びるかどうか。
『コイの足』との戦いがキーポイントになりそう>
「(機動力対策を)もっとやっていきたいです。
課題はいろいろありますから。
1つだけ克服するとかじゃなく(自分の)課題は尽きませんから…」

<チームは連勝を飾り、巨人とのゲーム差を5.5まで縮めた。
5月中旬に9ゲーム差に離されたが、射程圏に入ってきた>
「たまたま日曜日に勝っているだけ。
毎回、ゼロからのスタートと思って投げています」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

○都スコアラー
<開幕8連勝の先輩でもあるが、川井の課題を明言>
「(機動力対策は)川井にとって永遠のテーマ」
中スポ


○森野将彦
<1回無死一、三塁、同点の中犠飛を放つ>
「ランナーを返せてよかったです」
カメラブログ

○トニ・ブランコ
<3回2死三塁、左前にタイムリー>
「ランナーを返したかったので、なんとかヒットになってよかったです」

<左前打を放ってつないだ1回一、三塁、
続く和田への4球目、内海の変化球がワンバウンドし、
捕手が前にはじいたのを見逃さず、一塁からスタート。
一瞬でも判断が遅れれば、進塁を試みることが
難しい場面だが、悠々セーフとなって>
「チャンスがあれば常に次の塁を狙う。当然のことだ」

<交流戦で11本塁打を量産。
打球の飛距離で全国のファンに知られる存在になったが、
気を浮き立たせることはなく、脇役もいとわない心意気を携えて、
再開したセ・リーグとの戦いに向かっている>
「チームが勝つことが一番。
4番であっても、自分で走者をかえせなければ、
せめて次の塁に進めることを心掛けている」
カメラブログ中日新聞

○井端弘和
<この日4打数2安打で、打率を今季最高の打率.330に上げ、
4打数無安打だった巨人・坂本に1分2厘差と迫った。
初回は先頭打者で一、二塁間を破り、森野の中犠飛でホームを踏むと、
4回には右前に落ちるヒット。得意の右打ちを重ねる。
打率争いの話については>
「まだ(シーズンの)半分もいってない。早いよ」

<だがリーグ戦再開後9試合で32打数12安打の
打率.375と好調を持続。どん欲な姿勢で>
「まだ打てるボール(を打ち損ねた打席)がある。上がる要素はある」
(中スポ)

○荒木雅博
<今季9度目の猛打賞。連続試合安打も10に伸ばす。
3つ目の安打は7回1死、一塁線への絶妙なセーフティバント。
好判断と俊足でスタンドを魅了して>
「(内野が)少し下がっていたんでね。自然に体が動いている」
(中スポ)

○小池正晃
<2日の阪神戦以来、3戦ぶりに右翼でスタメン出場。
4回に谷繁の2ランを誘発する中前打を放つなど、
2安打、1犠打でチームの連勝に貢献。
まだまだ続く外野の定位置争いに、気を引き締め直して>
「これを続けていかないと…。
アピールしていかなければ、(試合に)出られませんからね」
(中スポ)

○立浪和義
<8回1死二塁、代打登場の兼任コーチを
巨人バッテリーが迷わず敬遠。
そのブーイングはどんな歓声よりも強くドームを揺るがした。
マウンドには豊田。このカード4回戦で今季1号を放った相手。
巨人ベンチとしては当然の作戦だったが、
間もなく折り返し点に達しようとするラストシーズンだけに
ファンにとっては許せない行為。本人としてもほかに言いようがなく>
「敬遠は仕方ない。チームが勝ったのでよかったです」
(中スポ)

○藤井淳志
<試合前、他のナインのフリー打撃に先立ち、特打を行い、
約35分間に渡り、石嶺コーチや松永監督付広報の球を打った。
チームは6月5日以来特打を休んでおり、久しぶりの再開となったが>
「きのうの試合後にビデオでフォームをチェックしていたら、
石嶺打撃コーチに『あしたやろうか』と言われて。
時間のかねあいもあって、右打席ばかりになってしまいました」
(中スポ)

○井上一樹
<6回2死二塁の好機に川井の代打で登場したが、
際どい内角球にバットが出ず、見逃し三振。
試合後に2軍降格を告げられた。
今季いまだ無安打だが、20年目のベテランは復活を誓って>
「(再昇格後の)5打席の内容を見れば、自分でも仕方ないと思う。
また若い子と汗を流して、戻ってこられるようにがんばります」
(中スポ)


○落合監督
<救援陣が完ぺきなリリーフを見せ、
首位・巨人との3連戦に2勝1敗と勝ち越し。
河原が効いている、との問いに>
「そんなに(報道陣の)評価低いんだなあ。
(河原は)1軍の修羅場をくぐってきた選手。
知らないんだなあ、顔で野球をやるっていうのを」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信毎日jp


今日の公示。(5日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 福田永将内野手
【出場選手登録抹消】
▼中日 平田良介外野手
(再登録は15日以降。公式サイト共同通信社

△福田永将
<プロ3年目で初めて出場選手登録される。
この日は出番はなかったが、いきなり巨人戦勝利が味わえ、試合後も笑顔。
ウ・リーグで7本塁打と、売り出し中の『若竜』の初打席が待ち遠しい>
「思っていたより緊張はしませんでした。
(出番は)代打だと思うので、
チャンスがあれば必死に食らいついていきます」
(中スポ)


若竜トピックス(5日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-阪神 15回戦
(5日・ナゴヤ球場)
 T 100 000 000 = 1
 D 000 002 10× = 3
[勝] 山井(6試合4勝)
[D本] なし
[Dバッテリー] 山井 - 小田、前田
公式サイト・戦評

○山井大介
<今月1日に出場選手登録を抹消されたが、
この日、ウエスタン・阪神戦(ナゴヤ球場)に先発。
9イニングを投げ、5安打8奪三振1四球、
1失点に抑える好投で完投勝利を挙げる。
立ち上がりこそ失点したが、
2回以降は得点を与えず安定感のある投球。
最速149キロを計測するなど伸びのある球を
次々と投げ込み、最終9回も146キロをマーク。
得意とするスライダーを効果的に使い、阪神の若手打者を抑え込んで>
「立ち上がり、うまく投げられなかったけど、
3回以降は、バランスが良くなりコントロールが効くようになりました。
スライダーも曲がりが出てきたし、後はバランスを大事にしたいです」

<再昇格に向け課題を掲げて>
「初回から2回以降のようにいかないと。
いいところも悪いところもあったけど、8回の二、三塁で踏ん張れた。
まだまだバランスが悪いので、
一定したフォームで投げられるようにしたい」
ファームブログ中スポ

○稲葉投手コーチ
<9イニング1失点完投の山井について>
「体重移動がしっかりできてフォームもよかった」
中スポ

○辻2軍監督
<山井の好投を評価して>
「最後の方は力みもなくフォームが崩れなかった。
終盤くらいの投球をしてくれればいい」
中スポ


○トマス・デラロサ
<1点リードされた6回1死満塁から、小田の代打で出場。
右前に逆転タイムリーを放つ。
左翼へ本塁打性の惜しい当たりをファウルを2本打った後の右前打。
無理せず右方向に持って行った当たりに>
「いつでも一軍に呼ばれても良いように準備してます。
今日は、スタメンで無かったので
屋内で打ち込んでから打席に立ちました。良かったです」
ファームブログ

○中川裕貴
<攻守にわたってチームの勝利に貢献。
7回2死一、三塁で、この日3安打目となる左前適時打を放ち
貴重な追加点をたたき出した。
守っては8回1死二、三塁で中前への浅い飛球を好捕。失点を防いで>
「きょうは全部タイミングが合っていた。
ストレートも変化球もピッタシでした。チャンスで打ててよかったです。
一軍にもう一度行きたい気持ちが強いので
集中力が違います。一軍は良いですね」
ファームブログ中スポ

2009年7月 5日 (日)

森野意地の決勝打、逆転竜Gに雪辱連敗止めた!

痛恨の被弾で、巨人に競り負け。
大事な直接対決の初戦を落としてしまったドラゴンズ
絶対に負けられないナゴヤドームでの第2戦は、
吉見-グライシンガーの両先発による投げ合いに。
しかし後半ゲームが動き、6回和田の適時打で先制すると、
7回に吉見イ・スンヨプにまさかの逆転被弾。
それでも諦めない打線は、巨人2番手・山口を攻め込み、
荒木の同点打に、森野も続いて、見事な決勝2点適時打
鮮やかな逆転巨人に雪辱。吉見に8勝目が転がり込みました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 11回戦
(4日・ナゴヤドーム | 中日3勝8敗)
38277人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日 ×
[勝] 吉見(14試合8勝3敗)
[S] 岩瀬(32試合1勝2敗22S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
吉見、浅尾、岩瀬 - 谷繁

◇対巨人11回戦・スタメン
1 (遊)井端  (3打数1安打)
2 (二)荒木  (3打数1安打1打点)
3 (三)森野  (3打数1安打2打点)
4 (一)ブランコ (4打数1安打)
5 (左)和田  (3打数1安打1打点)
6 (中)藤井  (3打数無安打)
7 (右)野本  (4打数1安打)
8 (捕)谷繁  (3打数無安打)
9 (投)吉見  (2打数1安打)

【イニング経過】
<1回・巨人> P・吉見(中6日)
坂本内直球打ち上げ中飛、松本叩きつけ二ゴロ、
小笠原外フォーク右前打、ラミレス内詰まり二直

<2回・巨人> P・吉見
亀井当ててだけ二飛、イ・スンヨプ外直球外れ四球、
脇谷外フォーク拾い左前打、
1死一、二塁から、鶴岡外直球遊ゴロ6-4-3併殺

<3回ウラ・中日> P・グライシンガー
野本内カットバット折れ二ゴロ、谷繁外直球空三振、
吉見遊深いゴロ坂本遠投も送球逸れ内野安打、
井端中チェンジアップ右飛


<4回ウラ・中日> P・グライシンガー
荒木ファウル5球粘って四球、
森野2球目前・グライシンガーけん制もボーク・荒木二進、
森野右足死球、
無死一、二塁から、ブランコ初球外バットの先・
大きな左飛・ランナーともにタッチアップ進塁、
1死二、三塁から、和田内低め直球浅い右飛・還れず、
2死二、三塁から、藤井内直球三邪飛・チャンス逸す


<6回・巨人> P・吉見
グライシンガー中飛、坂本中高め直球中前打、
松本3球目・吉見けん制ポーズもボーク・坂本二進、
松本外低め直球中前打、
1死一、三塁から、小笠原外シュート三ゴロ5-4-3併殺

<6回ウラ・中日> P・グライシンガー
井端三遊間抜くヒット、荒木バントも三邪飛失敗、
森野初球外カット中飛、ブランコ外直球右前打、
2死一、三塁から、
和田初球外カット右前適時打(D 1-0 G)
2死一、二塁から、藤井内直球打ち上げ二飛

<7回・巨人> P・吉見
ラミレス初球シュート右腕死球、亀井外フォーク空三振、
1死一塁から、イ・スンヨプ外甘いフォーク・
右越え2ラン・吉見天を仰ぐ(D 1-2 G)

<7回ウラ・中日> P・グライシンガー
野本外チェンジアップ二塁右抜くヒット、谷繁一犠打、
代打立浪

P・山口 捕・阿部
代打立浪外高めスライダー見て四球、
井端内低めスライダー見て四球、
1死満塁から、
荒木中入るスライダー左前落とす適時打(D 2-2 G)
1死満塁から、森野初球内高め直球・
ショートオーバー左前2点適時打・森野送球間二進(D 4-2 G)

P・M.中村
1死二、三塁から、ブランコ外スライダー空三振、
2死二、三塁から、和田外直球外れ四球、
2死満塁から、代打井上中スライダー3球見三振


<8回・巨人> P・浅尾
阿部外直球左飛、坂本内スライダー一ゴロ、
松本外フォーク空三振

<9回・巨人> P・岩瀬
小笠原外直球二ゴロ、ラミレス内高めスライダー右飛、
亀井3球勝負外スライダー見三振、試合終了。


【ゲームレビュー】
逆転勝ちで連敗ストップ
今季、ナゴヤドームで巨人戦初勝利を飾った

7回に巨人の抑えの切り札・山口を打ち崩した。
1死満塁から荒木が同点打。
森野が左へ勝ち越しの2点打を放った。
吉見は7イニング2失点でリーグトップに並ぶ8勝目
浅尾-岩瀬の勝ちパターンで逃げ切った。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


前半は、吉見-グランシンガー両先発の見事な投げ合い
ストレートとフォークを軸に、
低めにボールを丁寧に集め、危なげない吉見に対し、
このところでは一番と思われる出来、
ストレートとカットボール、チェンジアップの組み合わせで
ドラゴンズ打線を封じ込むグライシンガー
ともにボークを犯すなどで、ピンチこそあれど、
甘い失投などはなく、スコアボードにゼロに重ねていく投手戦
緊張感ある展開に、果たしてどのようにして、
均衡が破れるのか、そして破るのはどちらなのか。
かなりドキドキもので見ていましたが、
中盤6回、先制点が入った以降は一転して、
流れが目まぐるしく行ったり来たりしましたね。

それでも「絶対勝ちたい」という気持ちが勝っていたのは、
やはり前夜に競り負けているドラゴンズ
1点ビハインドの7回ウラ、下位打線からチャンスを作り、
グライシンガーを何とか引きずり降ろすと、
代わった2番手・山口不調も手伝い、連続四球で1死満塁。
ここで荒木が中に甘く入ったスライダーをしっかり叩き、
レフト前に落として同点に追いつくと、
さらに森野が初球、内へのストレートを積極的に打ちに行き、
ライナーでレフト前へ持っていく2点タイムリー
吉見が被弾し、ガックリしたムードを見事に一変させたのは、
8連勝中の勝ちパターンだった『逆転の竜』。
相手の鉄壁セットアッパー・山口攻略したことで、
ゲームの主導権をほぼ手中に。

2点リードとなった8回以降は、もちろん勝利の方程式
8回は阪神戦で悔しい思いをした浅尾雪辱の三者凡退に抑えると、
最終回は、5連投のあと2日間休んだ守護神・岩瀬がマウンドへ。
このところの登板で、必ず出していた先頭打者
この日は小笠原をしっかり打ち取ると、
最後は4月の東京ドームでサヨナラ弾を浴びた
亀井も三球三振に斬っての3人締め
前夜の、そして今季ここまでの対巨人戦悔しさ
しっかり振り払い、リベンジしての逆転勝利
リーグ戦2連敗、対巨人戦4連敗、
そして本拠地・ナゴヤドームでの巨人戦4連敗など、
さまざまな連敗もストップさせることとなりました。


前夜の悔しさを胸に臨んだ第2戦。
久々にぎっしり埋まったナゴヤドームでのデーゲームでしたが、
1点リードの7回に、吉見が喰らった逆転2ラン
甘くなったフォークに反応されての一発でしたが、
出た瞬間は、まさに呆然としてしまいましたね。
そして頭をよぎったのは、
「またしても勝てないのか…」。
前週の修正をしっかりして、土曜日のデーゲームで安定感抜群
そのまま1-0のままで投げ抜くか、
それとも必勝パターンに持ち込んでくれると信じていただけに、
これだけの投球をしても、やられてしまうのか、と
かなりのネガ感に襲われましたが、
その一方でナインが決して諦めていなかったのは、さすがだなと。
直後の7回ウラ、先頭の野本が出て、谷繁が送って得点圏へ。
吉見に代わっての立浪起用はあるなと感じましたが、
そうなると左の山口が出てくる。
前夜の投球を見ているだけに困りものだと思いましたが、
相手も連投につぐ連投、それなりの代償もあったようですね。

その山口から、立浪が四球を選び一、二塁。
しかしこの四球によって、山口リズムを崩したようで。
以降は普段の投球がまったくできない制球難
続く井端もしっかり選んで、1死満塁。
くれたチャンスをきっちり活かすことができれば逆転も可能
荒木のバットに託しましたが、やってくれましたね
打球がレフトに落ちた瞬間、
思わず「ヨシッ!」と拳を強く握ってしまいました。
弱肩のラミレスですが、三塁オーバーランの英智
笘篠コーチが必死に止める一幕もありながら、引き続き満塁
そして迎えるは、20打席以上ヒットのない森野
得意であるはずのグライシンガーを叩けず、この日も沈黙3番打者
しかしこの場面は、相当気合が入っていたようですね。
一方で相手の山口はすっかり意気消沈
ドームのムードも押せ押せになっていたこともあり、
勝負は見えていた感もありましたが、
決して良い当たりでないながらも、
ここで2点を奪えたのは、本当に大きかった
なかなか浮上のきっかけが掴めない森野ですが、
強い意地での一打は、実に価値あるものになったのでは。
それも含めチームが一丸となって、つなぎにつないだ上での逆転劇
巨人に対し、粘り強さを見せられたことは
今後の追撃に向けて、さらなる弾みとなりそうだと強く感じました。


森野(ドアラ)3兄弟!? まさに土俵際の粘り
見せた逆転の竜
ナゴヤドームでの
巨人戦の連敗を止め、
転がり込んだ白星ながらも、
吉見対巨人戦初勝利
また浅尾、岩瀬も力強さを取り戻しましたし、
これで再び「ヨシいける!」というムードになったのでは。
相手の信頼できる投手を攻略できたことも、
今後の対戦において、大きなアドバンテージとなるでしょうし。
それでも対戦成績は、依然として借金5に戻しただけ。
この流れのまま、一気に第3戦を取ることが、
ドラゴンズにとっては最重要となってくるでしょう。
満員の地元ファンに、その背中を押してもらい、
ぜひともホームでのG戦勝ち越しをお願いしたいなと。
先発予想は、サンデー川井-内海が濃厚。
川井には6月月間MVPが逆フラグにならないよう、落ち着いた投球を期待。
一方、竜アレルギーがある内海ですし、攻略もたやすいはず。
ならば早めの援護で、一方的展開も期待したいところ。
本来の力を取り戻してきた現状、そう簡単には屈しない
まだまだリーグを熱くさせるためにも、
絶対に勝ち越して、巨人にもう一泡吹かせてほしいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(4日)

◎森野将彦

<7回1死満塁、左前に決勝2点適時打>
「(ナイスバッティングでした)ありがとうございます。
(昨日悔しい負け方をして今日の大事なゲーム。
どんな気持ちで臨んだか)
とにかく、えー、絶対勝ちたいっていう強い気持ちを持って、
まあ僕自身、えー、ほんとにね、
怒ってやるっていうぐらい、興奮してやってました。はい。
(その気持ちがあの一打につながった、
みんながつないで同点になって、回ってきたときの思いを)
とにかく絶対打ってやろうっていう、
ほんとにね、えー、もうここしか打つとこないと思って、
えー、臨みました。
(初球からいきました)
そうですね。もう打てる球が来たら、
もうどんどんどんどん振っていこうと思いました。
(巨人を追いかけるのはドラゴンズ。
そういう予感をファンに与えてくれる勝利)
そうですね、えー、ただの1勝じゃないと思うんで、
えー、明日もね、絶対に勝ちたいと思います。
(吉見にハーラートップの8勝目をプレゼント)
そうですね。いつもいいピッチングして、
えー打線の方がね、まあ助けてあげられなかったんで、
何とか吉見に勝ちが付けられてよかったと思っています。
(ファンは明日の3戦目が大事だと思っているが)
そりゃ大事だと思ってますし、えー、絶対に勝ちたいと思います。
(明日も素晴らしい打撃を期待してます)
はい、頑張ります。ありがとうございました」


<タイムリー談話>
「意地でも打とうと思っていました!!」

<このまま終わりたくないという思いが、次から次へと受け継がれた。
相手の持ち味である長打力を見せつけられた直後の攻め。
そのまま押し切られ、引き立て役に終わるわけにはいかなかった。
自身は6月27日広島戦で2安打した後、5試合ノーヒット。
その間にチームの連勝は8で止まった。
前夜の巨人との直接対決初戦は惜敗して2連敗。
この日までライバルには今季2勝8敗と負けっぱなしだった。
だからあえて怒った。淡々とやるのではなく気持ちを表に出した>
「とにかく絶対に勝ちたい、絶対に打ってやろうと
僕自身、強い気持ち、怒って打つぐらいの気持ちでいきました。
ここしか打つときはないと思った。気持ちを全面に出していきましたね」

<同点でなお1死満塁、最高の場面でバトンを受けて燃えていた。
山口の初球・142キロ直球を振り抜いた打球は左前へ。
25打席ぶりヒットが勝ち越しの2点タイムリーに>
「向こうも嫌な予感がしたのだと思う。
山口が出てきて四球、四球。
荒木さんに打たれて、四球は出したくないという
投手心理はあったと思う。
だけど、それよりも絶対に打つ、それしかなかった。
自分の調子が良くないなんて言っているような場面じゃない。
ああいうところで打てばチームが勝つ。
四球、四球と続いていたから打ちにいくのは怖い。
でも、打てる球はそうはこないから、思い切っていきました」

<今季初めて本拠地・ナゴヤドームで巨人に勝利し、
試合後も興奮冷めやらぬ様子>
「やられっぱなしでは、どうしようもないんで。
絶対に勝たないといけないと思っていたし、
ただの1勝じゃないと思う。あしたも絶対に勝ちたい」
カメラブログ中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信スポニチ名古屋ニッカンデイリー


○荒木雅博
<7回1死満塁、左前へ同点適時打>
「吉見が頑張っていたので、何としても打ちたかった。
連敗していたし、何とか勝ちたい緊張感があった。
必死ですよ。巨人にはこれから(借りを)返していかないといけない」

<選手会長は自分以外のことにも気を回す。この日もそうだった。
試合前、ナゴヤドームでは練習見学会が行われているが、
準備のため開門20分前には終了となる。
つまり、サク越え弾を連発するブランコの打撃練習は見ることができない。
その光景を見て、球団職員に要望>
「ブランコが見られないと(練習見学会の)
意味がないと思うんです。何とかならないですか」
カメラブログ中スポ<ドラ番記者>サンスポ時事通信ニッカン

○野本圭
<7回の逆転劇の口火を切ったのは、
前日に1軍に復帰したばかりのルーキー。
0-1からの2球目、内角のチェンジアップを右前に運んだ。
しかし当人は浮かぬ顔。3回と5回に凡退していたから>
「7回は先頭で出られてよかったんですけど、
もう少し粘ったり、淡泊にならないようにしなければ」
(中スポ)

○立浪和義
<スポットライトは浴びなかったが、貴重なつなぎ役の四球。
1点を追う7回1死二塁、代わったばかりの山口に
カウント2-1と追い込まれたが、ファウルなどで粘った
フルカウントから四球。逆転へのきっかけとなって>
「そのまま(投手は)グライシンガーかと思ったけどね。
ただ、左投手は苦じゃないから。
あの打席、何とか(走者を)返そうと思ったけど、
結果的に四球になってそれが逆転につながったと思うよ」

<山口は前回5月10日の対戦で同点適時二塁打を放った相手。
こう言うが、『顔』で勝った格好>
「そのイメージはなかったよ」
(中スポ)


○吉見一起
<低めに集める丁寧な投球で、7イニング5安打2失点。
リーグトップタイの8勝目を挙げたが、複雑な表情。
苦笑いで勝利のハイタッチに加わって>
「みなさんに感謝です」

<プロ入り後、巨人に初めて勝ったが、
満足などできなかった。無理もない。
1点リードを逆転されて降板し、味方が再逆転して得た白星だから。
球団関係者からは森野とともに
お立ち台に上がるよう提案されたが、やんわりと断って>
「勝ったんで、素直に喜ばないといけないんですけど…」

<味方打線が均衡を破った直後の7回1死一塁。
4月17日の対戦で2本塁打を浴びたイ・スンヨプに
今季3本目となる右越え逆転16号2ランを浴びた。
カウント2-3からのフォーク。
ボールが浮いてしまい、ライナーでスタンドまで運ばれた>
「ホームランだけはダメだと思っていた。
あそこに投げたら、打たれるかなと思います」

<気力を振りしぼって後続の脇谷、鶴岡を抑えた。
傷心でマウンドを降りたが、そのウラ味方が再び試合をひっくり返した>
「(打たれて)頭が真っ白になった。
野手のみなさんのおかげで勝つことができた」

<それでも優勝を争う上で、首位との対決で勝った事実は大きい。
大阪出身ということもあり、幼いころは阪神を応援することが多かったという。
もちろん巨人はライバルで、いまもそんな気持ちでいる>
「アンチとかじゃなかったですけどね。
でも1位のチームなんで、いつも以上に気合を入れてやったつもりです」

<今季8勝目はハーラートップタイで、
防御率1.69、奪三振90とあわせ、リーグ三冠に躍り出たが、
次こそ完ぺきな投球で、チームに貢献してみせる>
「先取点をもらった後に、きっちり0点で抑えないと。
結果的に逆転してもらい、勝ちがついたんでよかったですけど、
打たれてはいけないところで打たれて…。
過去にもそういう経験をしているので、
反省するところは反省しなければいけない。
前回の広島でも打たれている
(6イニング3失点)ので、続けないようにしたい」
中スポ共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○和田一浩
<6回2死一、三塁、初球、外角高めのカットボールを
右前に流して先制のタイムリー。ホッと胸をなで下ろして>
「先制のチャンスだったので、
何とかしようという気持ちが結果になってよかったです」

<それでも浮かれるようなそぶりを
みじんも見せず、反省が口をついて>
「今日のグライシンガーは一番いい出来だったと思う。
先制タイムリーよりも、その前(4回1死二、三塁)の打席で
最低でも犠牲フライが打てていれば。
ピッチャーも力の入るところだし、
そういうところで点を取れていれば大きかった」
カメラブログ、中スポ、ニッカン

○井端弘和
<6回に和田の適時打で先制のホームを踏むと、
7回にも森野の逆転打で生還。
1番打者として十二分の働きぶりだが、まずは反省を口に>
「早い回で出られたらよかったですけど」

<カード勝ち越しのかかる3戦目に頭を切り替えて>
「最低でも勝ち越さなきゃならない。
明日が大事なんじゃないかと思います」
(中スポ)

○浅尾拓也
<リードを奪った直後の8回、2番手で登板。
頭にあったのは感謝の2文字>
「ぼくで流れが悪くなっていた。
それを打者のみなさんが逆転してくれて」

<リーグ戦再開後6試合目にして、
自身もチームも初の黒星を喫したのは、2日。
1点リードを守れず、連勝を8で止めてしまった。
翌3日は出番こそなかったが、もちろん登板準備はしていた。
気持ちを切り替える時間などないに等しく、
マウンドに上がるときは頭をまっさらにもしていないが、
打たれたことをひきずってもいない>
「いつも同じ気持ちです」

<代わりはな、阿部の初球こそ151キロを表示させたが、
この日の速球は140キロ台前半が中心。
切れのいい変化球をコーナーに決めて三者凡退に仕留め、
打線がもたらした流れをしっかりキープ。
制球を重視した冷静な投球だった>
「打たれるときは球が高かったり
谷繁さんのミットと逆だったりしてますから」

<もちろん、これで借りを返せたと思ってはいない>
「まだまだの部分は多いし、
防御率(この日を終えて4.16)も悪いですから」

<シーズン当初の先発7試合で防御率4.73。
短いイニングの登板になるリリーフを重ねて、
飛躍的によくすることは簡単ではないが、
セットアッパーとしての責任感から、自らに難しい要求をして>
「でも先発で防御率が悪かったのもぼくの責任」
中スポ

○岩瀬仁紀
<亀井に代打逆転サヨナラ3ランを浴びた
4月25日(東京ドーム)以来の巨人戦登板。
自らの雪辱をもかけたマウンドとなったが>
「ジャイアンツにはやられているので、
しっかり抑えられるように、と思ってました」

<小笠原、ラミレスを凡退させて迎えたのが亀井。
敵地で痛打されたスライダー3球で
空振り三振に仕留めて守護神の威厳を示して>
「(亀井個人には)意識はなかった」
中スポ


○井上一樹
<フリー打撃を最後の順番・ブランコとセットで行う。
これはスタメンという意味かと、練習後報道陣に囲まれ、
『風が吹いてきましたね』と問われると、平然として切り返す>
「無風じゃん。ドームだから」

<デラロサが登録抹消となったが、
確かにスタメンにその名はなかった。
ベテランらしく、そういう空気を読むのにも長けている>
「空いたところにはまっただけ。パズルだよ」
(中スポ)

◇川井雄太
<きょう5日の中日は、9番に侮れない打者が立つ。
ここまで7勝無敗といまや日曜の顔になったが、
実は打ってもすごい。ここまで18打数5安打1打点。
打率.278は投手陣で唯一の2割超え。
6月21日のオリックス戦終了時までは3割をキープしていた>
「バッティングは好きです。
でもここまで打てているのはたまたまですよ」

<打撃のいい先発投手といえば、
昨年まではエース川上がそうだったが、
謙そんしつつ、打席での無欲な心境を口に>
「僕は川上さんみたいにホームランは打てないですよ。
相手ピッチャーに少しでも多く投げさせようとは
思ってますが、ヒットなんか打てないというイメージです」

<時に変化球を決め打ちすることさえある。
4月26日の巨人戦ではグライシンガーから
左中間を破る今季初安打の二塁打を放った。
マイナス思考とは一切無縁だから、
思い切りよくバットを振れるのだろう>
「あんまり深く考えているわけではないんですけど、
配球を考えて変化球にヤマを張っていましたね。
三振しても当たり前だから、2ストライクの後も
追い込まれた意識なんて全くないんです」

<上田西高(長野)を卒業後、大東文化大、
社会人の日本通運でが指名打者制があり、打席とは無縁だったが>
「打席に立つと、高校時代の必死さを思い出すことがありますよ」
(中スポ)


◆福田永将
<ナゴヤドームでの試合前練習に参加。
2軍で今季7発、3日までの4試合で3発という
好調ぶりを評価されての練習合流に。
グラブはファーストミットと三塁用を持参。
練習では一塁、三塁でノックを受けた>
「(三塁は)2軍でも最近続けて練習している」

<三塁用グラブは奈良原コーチからの借り物だという。
愛用の黒いファーストミットも渡邉コーチから譲り受けたもの。
いずれも現役時代、名手と呼ばれたコーチの魂を受け継いだ形に>
「一からつくっていたのでは間に合わないので」

<この日は出場選手登録されなかったが、
きょう5日も1軍練習に参加して、プロ入り初の昇格を目指す>
「(1軍練習参加は)昨日の試合後、練習中に言われました。
必死にしがみついて、できることをやるだけです」
(中スポ)


○落合監督
<7回、打者9人で3点を奪い鮮やかな逆転勝ち。
穏やかな表情が、逆にこの1勝の重みを伝える。
吉見の被本塁打について、内容には納得のいかないようす。
反省を促す言葉が口をついて>
「よく(イ・スンヨプに)打たれますなあ。
というより、もうちょっと考えりゃいいんだけど。後ろの(打者の)ことを。
勝負にいくのもいいんだけど、四球だっていいケース。
でも(打たれたのは)ストライクでしょう? 絶対振ってくるんだから。
これから勉強すればいいんじゃないの」

<打線がつながって、すぐ逆転。
独特の表現で、打線の頑張りを評して>
「打線がつながったのはたまたま、だよ。
たまたま、つながらなきゃ勝てない。
毎日、つながるわけじゃない。
そのたまたまが、毎日ありゃいいんだけど」

<継投はプラン通り>
「まあ勝ち方とすればいいんじゃないの。
吉見に勝ちがついて、浅尾が3人で抑えて、
岩瀬もピシャリ締めたんだから。
一番いいのは1-0で勝ってくれればいいんだけど。
そうはなかなかうまくいかない」

<普段は物静かな指揮官の口が滑らかに動いて>
「いつもの何倍もしゃべったな」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(4日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-阪神 14回戦
(4日・ナゴヤ球場)
 T 000 004 006 = 10
 D 100 020 021 = 6
[敗] 金剛(20試合1敗8S)
[D本] 堂上直倫1号2ラン
[Dバッテリー] 中里、菊地、平井、齊藤、金剛、岩田 - 小田
公式サイト・戦評

●堂上直倫
<ウエスタン・阪神戦(ナゴヤ球場)に7回の守備から途中出場。
7点ビハインドで迎えた8回無死一塁から、
この時点では逆転となる今季第1号2ランを放つ。
阪神・西村の投じた125キロのスライダーを強振。
高々と舞い上がった打球が左翼ネットを揺らすのを確認すると、
一塁ベースを回ったところで右手を高々と突き上げた。
日ごろは冷静なプレースタイルが信条だが、
この時ばかりは派手なポーズで喜んで>
「(阪神に2.5ゲーム差で迎えた)首位決戦で、
チーム全員がこの3連戦を大事にしていた。
落とせないゲームだと思って、
必死でやった結果だったので、打ててうれしかったです」

<今季はここまで不振を極め、
追い打ちをかけるように5月下旬には左脇腹を痛めて、
約1カ月の戦列離脱まで余儀なくされた。
その間に同期入団の福田がサードに。
打撃で猛アピールに成功する競争相手に、
発奮しないわけにはいかなかった。
ふがいなかった自分に別れを告げる一打でもあっただろう>
「これだけ(打席で)集中したのは久々です。
これをきっかけにして、調子を上げていきたいです」
中スポ

2009年7月 4日 (土)

小林正人痛恨の失投ブランコ弾空砲でGに惜敗。

交流戦から続いていた連勝が、8で止まったドラゴンズ
この日からオールスター前最大のヤマ場ともいえる
首位・巨人との直接対決を迎えることとなりました。
3タテを喰らった4月以来となったナゴヤドームでの初戦は、
約1カ月ぶりの1軍登板となった先発・チェン
立ち上がりいきなりつかまり、3点のビハインド。
しかし打線が徐々に追い上げ、5回に1点を返すと、
続く6回、ブランコの豪快な2ランで3-3の同点に。
しかし終盤8回、3番手・小林正人が代わり端、
小笠原に失投を持って行かれ、痛恨の被弾
競り負けて初戦を落としたドラゴンズ。8連勝後、連敗となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 10回戦
(3日・ナゴヤドーム | 中日2勝8敗)
37901人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日
[敗] 小林正人(14試合2勝1敗)
[D本] ブランコ23号2ラン
[Dバッテリー]
チェン、ネルソン、小林正人、河原 - 谷繁

◇対巨人10回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数2安打)
2 (二)荒木  (3打数1安打)
3 (三)森野  (3打数無安打)
4 (一)ブランコ (4打数1安打2打点)
5 (左)和田  (4打数1安打)
6 (中)藤井  (4打数無安打)
7 (右)野本  (3打数1安打1打点)
8 (捕)谷繁  (2打数1安打)
9 (投)チェン (2打数無安打)

【イニング経過】
<1回・巨人> P・チェン(中33日)
坂本内低め外れ四球、
松本ヒッティング切り替え遊ゴロ6-6-3併殺、
小笠原初球低め直球左翼線落ちるヒット、
ラミレス中低め直球・レフトオーバーフェンス直撃二塁打、
亀井スライダーすっぽ抜け四球、
2死満塁から、外直球弾き返し中ライナー・
藤井飛び込みグラブに当てるも後逸=3点適時二塁打(D 0-3 G)

<1回ウラ・中日> P・ゴンザレス
井端外直球右前打、
荒木外直球二ゴロ・エンドランなのに4-6-3併殺、森野二ゴロ


<2回ウラ・中日> P・ゴンザレス
ブランコ外スライダーボール球空三振、和田内直球二飛、
藤井外チェンジアップ空三振


<4回・巨人> P・チェン
亀井四球、イ・スンヨプ外直球空三振、
阿部中高め直球中越えフェンス直撃二塁打、
1死二、三塁から、寺内外フォーク空三振、
2死二、三塁から、ゴンザレス4球ファウル後外フォーク空三振

<4回ウラ・中日> P・ゴンザレス
井端二ゴロ、荒木中チェンジアップ右前打、森野四球、
1死一、二塁から、ブランコ内高め直球・
バット折られ遊ゴロ6-4-3併殺


<5回ウラ・中日> P・ゴンザレス
和田初球外直球右越えフェンス直撃二塁打、
藤井二ゴロ進塁打、
1死三塁から、
野本外チェンジアップ二ゴロの間(D 1-3 G)
谷繁左前打(再開後初安打)、チェン投ゴロ

<6回ウラ・中日> P・ゴンザレス
井端投足元抜く中前打、荒木投犠打、
森野投ゴロ進塁打、
2死三塁から、
ブランコ内シンカーツボ弾き返し・
左中間席飛び込む同点2ラン(D 3-3 G)


<7回・巨人> P・ネルソン
寺内中直球左前打、ゴンザレス一犠打、
1死二塁から、坂本外高めフォーク見三振、
2死二塁から、松本外フォーク空三振

<7回ウラ・中日> P・ゴンザレス
藤井二ゴロ、野本外チェンジアップ左前落とすヒット、
谷繁一犠打・二塁代走英智
2死二塁から、代打立浪外スライダー持って行くも左飛


<8回・巨人> P・小林正人
小笠原外低めスライダー右翼席飛び込む本塁打(D 3-4 G)
ラミレス三ゴロ、亀井中シュート三遊間抜くヒット、
イ・スンヨプ内シンカー狭い一、二塁間抜くヒット、
1死一、三塁から、阿部外直球浅い左飛・
三走亀井タッチアップ・和田ビームワンバウンド今夜も補殺

<8回ウラ・中日> P・越智
井端中高めスライダー中飛、荒木外146キロ空三振、
森野初球外フォーク打ち上げ左飛


<9回ウラ・中日> P・山口
ブランコ内直球ライト正面ライナー、
和田外チェンジアップ三ゴロ、
藤井内沈むスライダー空三振、
試合終了。


【ゲームレビュー】
競り負けて連敗

8回、3番手・小林正人小笠原に決勝のソロアーチを浴びた。
立ち上がりから追いかける展開。
約1カ月ぶりに登板のチェンが1回、
四球を絡めて満塁からに3点二塁打で先制を許した。
6回、ブランコが同点2ランを放ったが、その後は継投でかわされた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


最初のナゴドで3連敗して、東京ドームで2勝1敗
しかし5月の東京ドームで再び3タテを食らい、
今季の対戦成績は、2勝7敗と大きく負け越し。
それでもあの時のチーム状態とは雲泥の差
変身したところを見せつけてほしい直接対決は、初回から動きが。

約1カ月振りの1軍登板となった先発・チェン
立ち上がりやはり力んだか、制球定まらないうえ、
ストレートが走らないところを当てられ、
満塁のピンチから、にセンターへ3点タイムリー二塁打。
藤井も積極果敢に飛び込んだものの一歩及ばず、
「ヨーイドン」でいきなりの3失点。
こちらが先手を奪わなければいけないのに、
逆に奪われてしまったのは、痛かったなと。
案の定、巨人先発・ゴンザレスの緩急つけた投球の前に、
抑え込まれてしまい、前半はチャンスらしいチャンスもなし
しかし中盤以降、徐々に流れがドラゴンズの方へ。
初回こそバタバタしたチェンが失点して落ち着いたか、
2回以降は本来の投球を取り戻し、順調に0を重ねると、
逆に打線ゴンザレスのボールに見慣れてきたか、
5回に1軍復帰野本の内野ゴロの間に1点を返すと、
6回には井端を置いての2死三塁から、
ブランコが左中間に持って行く同点2ラン
打った本人は「詰まったけれど」と言っていたようですが、
内角中寄りのシンカーをしっかり叩いての豪快な一発で、
ゲームの、そしてドーム全体の雰囲気が変わりましたね。

それ以降は8連勝したときの『逆転の竜』
いつお出まししてくれるのか、と期待していましたが、
7回ウラ、2死二塁のチャンスで代打・立浪
うまく左方向へ持って行きましたが、あそこで1本ほしかった
そして8回以降は、継投勝負
しかし勝ち越していないため、ドラゴンズ
浅尾、岩瀬といった勝ちパターンの投手を温存
小笠原、亀井、イ・スンヨプという左打者との対戦を迎えるため、
今季まで無失点の左腕・小林正人を送りましたが、
結果的には、これが誤算になってしまったなと。
先頭の小笠原に対して、カウント1-0からの2球目、
谷繁の要求は、外に外れてボールになるスライダー。
しかし勝負の意識に欠けたか、
そのボールはそれより甘くストライクゾーンに入ってしまうことに。
思わず「ヤバっ!」と画面に向かって叫びましたが、
やはりフルスイングで捉えられてしまうと、打球は打った瞬間
竜党で埋まったライトスタンドに飛び込んでしまう勝ち越し弾に…。

やってはいけない場面で、
やってはいけないボールを投げて、
やってはいけない1点を奪われてしまった小林正人
「もっと外せよ!」というジェスチャーで
谷繁もかなり怒っていましたが、まさにこれそ失投の極み
これで再び流れは一転。
そのウラからは、巨人の風神雷神に抑え込まれてゲームセット。
ここまでの9試合とは違い、惜敗とはなったものの、
やはり上位との差が、数字同様にあるんだなと。
直接対決の初戦を落として、対巨人戦はこれで4連敗
ナゴヤドームでの連敗も、同じく4となってしまいました。


コバマサ今季初失点…。 ブランコの2ランで
一気に流れを引き寄せましたが、
終盤もたついたことに加え、
痛恨の失投
絶対に取ってほしかった初戦を
落としてしまい、
とても残念に思います。
上昇しているチームですし、
叩けるチャンスもありましたが、
そうなる前に、相手のペースに
うまく持って行かれてしまったような感も。
一方で、次に繋がる部分も多い負けだったんじゃないかなと。
首脳陣のコメントからもそんな部分をいくらか感じましたね。
「今日の収穫はチェン」と話した監督をはじめとして、
森コーチにしても、この1試合だけを見ているのではなく、
長いシーズンを考えて、広い視野で考えている。
この日の投手起用はその一環だったじゃないかなと。
7.5ゲームと離されてはいるものの、このまま終わるはずはない
この先きっとまだ波乱がある、そのための準備…。
そういうニュアンスにも取れ、
敗戦の中にも、逆に頼もしさも感じることとなりました。

ただファン的には、やり返してほしい気持ちも多々。
一気に3つ返してほしかったですが、残念ながらそれはに。
だからこそ2戦目、3戦目をしっかり取って、
地元で勝ち越して、反攻への証を示してほしいですね。
おそらく第2戦の先発は、吉見が濃厚。
前回登板で苦しんだ土曜のデーゲームですが、
ぜひとも防御率1点台の安定感を見せて、封じ込んでほしいもの。
また打線は、早いイニングの攻めが求められますね。
この日もそうでしたが、越智、山口という
巨人の中継ぎ陣はそうは打てないなと感じましたし、
そうなってくると、先発のグライシンガーをいかに叩くか。
まずは今季1つも勝てていないナゴドでのG戦連敗を止めること。
そして形勢を戻せるよう、ナインの奮闘を期待したいところです。


★プレーヤーズ・ボイス(3日)

●小林正人

<『左キラー』として8回から3番手で登板したが、
先頭の小笠原に痛恨の右越え決勝ソロを被弾。
一番打たれてはいけない打者に、
一番打たれてはいけないホームランを献上。
開幕から14試合目の登板で
初失点を喫した左腕はがっくりと肩を落として>
「カウントが1ストライクだったし、
ボールになってもいいぐらいに
もっと広くゾーンを使わないといけなかった…。
意識の足りなさ。もうちょっとしっかり投げないと」
サンスポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン

●谷繁元信
<8回の小林正人が小笠原に投じた
外角低めに遠ざかっていくスライダーについて。
もう球1個分でも外に外すべきだったと悔やんで>
「投げてはいけないところだった」
朝日新聞

●森バッテリーチーフコーチ
<勝ち越しソロを許した小林正人の制球ミスを嘆いて>
「あれは失投。ボール球でよかった。
ただ浅尾、岩瀬以外である程度試合をつくれたのは収穫」
サンスポスポーツ報知


●チェン・ウェイン
<5月30日以来、約1カ月ぶりとなる1軍マウンド。
肩に張りを訴え、2軍で調整後、やっと巡ってきた復帰戦。
それだけで力んでもおかしくないが、
リーグ戦再開後、上げ潮のチームが、
首位を独走する巨人に対峙する初戦。
2つの重圧が左腕にのし掛かった。
久々の感触に苦しみ、初回にいきなり2四球が絡んで3失点>
「久しぶりの先発だったので、少し緊張して、
一回にストライクが思うように入らなかった」

<いきなり先頭の坂本に四球を与え、
松本の遊ゴロ併殺で無走者にしたが、
小笠原、ラミレスの連打で2死二、三塁のピンチ。
亀井には2-2からスライダーで勝負にでたが、
ファウルとなり、仕留めることができない。
フルカウントからの7球目は、
外角に構えた谷繁のミットとは
ほど遠い内角高めに抜けて、歩かせてしまった。
続く谷の二塁打で走者は一掃。
左腕対策で起用された百戦錬磨の右打者を
満塁で打席に立たせたことが、致命的な傷となった>
「最初はストライクゾーンの感覚が全然なかった。
相手(亀井)は直球に強い打者。
投げたかったスライダーが抜けていた」

<球は力強いが、問題はブランク。
しかし2回以降は立ち直り、いつもの投球に戻った。
6回までは2安打1四球、無失点の快投>
「でも、そんなこと気にしていたらどんどんおかしくなってしまう。
気にしないで、どうなってもいいという感じで
投げていたら、だんだん良くなった。
2回以降はだんだん感じが良くなってきたと思います。
真っすぐも変化球も、ボール自体は良かったと思う」

<反省と手応えが半分ずつ残ったが、
今後への明るい見通しもつかんだ様子。
問題の、離脱の原因となった左肩についても>
「左肩も全然平気です。
投げ終わった後だからちょっと張ってるけど、いつもの感じです」

<巨人キラーぶりも健在。
今季、前回までは3試合で0勝2敗と苦戦したが、
内容は悪くなく、今回の登板も尻上がりで終えた。
次回、ライバル巨人を倒す手応えはある>
「向こうにも研究されるし、こっちもまた研究する。
次に当たったときは何とか抑えたい」
カメラブログ中スポ中日新聞共同通信社
時事通信朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋デイリー


●トニ・ブランコ
<2点を追う6回2死三塁から、中堅左へ2ラン。
打った瞬間に同点を確信させる当たりに>
「少し詰まったけど、よく飛んでくれたね!」

<これで交流戦後は7戦4発で打率は.333。
好調ぶりを示すには十分な数字だが、恩返しの一発にもなった。
活躍を後押ししてくれた恩人・巨人のラミレスと
試合前、約2カ月ぶりに再会。
お互いのバットを触るなど旧交を温め、
『オールスターの出場が決まっておめでとう。
お互いに頑張ろう』と励まされたという。
優勝を争うライバルチームの主砲ではあるが、
オープン戦期間中、携帯電話の番号を交換し、
結果を残せず悩んでいた自分の相談相手になってくれた>
「準備さえしていれば大丈夫だからとアドバイスされて。
それで楽になれました」

<球宴で指揮を執る原監督へもあいさつして>
「オールスターではよろしくお願いします」

<試合後は敗れただけに笑顔は浮かべなかったものの、
その表情に悲壮感はなかった。前だけを見すえて>
「いい当たり? ありがとう。
あしたは違う日になる。勝てるように頑張ります」
カメラブログ中スポ中日新聞サンスポ朝日新聞ニッカン

●井端弘和
<リードオフマンは、打って打ってチャンスメーク。
3点を追う初回先頭の場面で右前打を放てば、
2点を追う6回にはブランコの同点2ランを呼び込む中前打。
ゴンザレスに対してファーストストライクはすべて振り、
初回はファウル、ボールで迎えた1-1からの3球目を打ち、
6回先頭の場面でも0-1からの2球目をとらえて
『H』のランプをともした。狙い通りの結果に>
「相手がコントロールがいいから、すぐ追い込まれる。
だから甘い球をどんどん打っていこうと思っていました」

<前日の3安打猛打賞に続き2試合連続のマルチ。
この日の4打数2安打で、打率は.327。
これは今季69試合目で最高打率。試合後は気持ちを切り替えて>
「あしたですね」
中スポ

●和田一浩
<1点を勝ち越された直後の8回1死一、三塁、
阿部の打球は浅い左飛で、
普通なら止めるケースだろうが、三走・亀井がスタート。
それを見てストライク送球で余裕を持ってアウト。
なめるな!!といわんばかりの2試合連続補殺に>
「あれはたいしたプレーではないですよ」

<バットでは反撃のノロシをあげる。
3点を追う5回先頭から右翼フェンス直撃の二塁打。
6月28日・広島戦以来16打席ぶりの安打で出塁すると、
1死三塁から野本の二ゴロの間に生還。
それでも試合後は唇をかみしめて>
「まだ1本なんでね。まだまだです」
(中スポ)

●笘篠外野守備走塁コーチ
<1回2死満塁、谷の中前へのライナー性の当たりに
前進して頭から突っ込み、グラブに当てたものの
捕球できず、3者生還させた藤井のプレーについて>
「捕ってやればスーパープレー。よくトライしてくれた」
共同通信社

●立浪和義
<同点で迎えた7回2死二塁から打席に向かったが、左飛。
最高の場面で最高の結果を残せず、ガックリ肩を落とす>
「オレが打っていれば勝っていたのにね」

<カウント1-2からの4球目のスライダーを見逃したことには>
「チェンジアップを待っていた」

<直後の直球をファウルしたことも>
「あれはとらえたかった」

<試合後も悔しそうにして>
「煮え切らないよ」
(中スポ)


●森野将彦
<そのバットが復調の階段を確実に上っている。
交流戦明けの広島3連戦では初戦から2試合連続本塁打して、
慎重に言葉を選びながらも上り調子の手応えを口に>
「(復調のために)大きいですよ。
我慢の時? まだですね」

<ひとつの幸運は、その復調を下支えしている。
交流戦も終盤に差し掛かった6月中旬、
長年待ち望んだアオダモのバットが手に入った。
これまではずっとメープルのバットを使用。
ロッカーが近くの英智が愛用しているアオダモのバットを見て
興味を示したというが、問題もあった。
表面の堅いメープルに対して、
アオダモはよくしなり、打感に優れると言われるが、
適合するアオダモ材が限られてしまうため、
バットを安定供給できる見込みが立たなかった。
それが6月に手に入ったのは全くの幸運だった。
それでも8本の発注に対して、
そのときの200本の角材から適合したのはわずかに5本。
その5本が届いたのが6月半ばだった>
「ずっと前からバットはアオダモにしたかったんです。
バランスがよく感じられるし、ヘッドの重みが感じやすいんです」

<復調してきた打撃について>
「もちろん自分自身の問題もありますけれど、
バットのこともあると思います」
(中スポ)

●英智
<とある日のベンチ。
少し変わった帽子がバットケースの上に置いてあった。
頭頂部の白い留め具に黒いマジックで『龍』と書いてある。
つばの裏に好きな言葉を書く選手は珍しくないが、
頭頂部のプラスチックに文字が書かれた帽子なんて、初めて見た。
誰の帽子だろう…。それにしても美しい字だな…。などと思っていると、
さっそうとそれをかぶってグラウンドへ。理由を聞いてみると>
「帽子を地面に置いて、みんなで練習する時ってあるじゃないですか。
これならつばを見なくても、僕のだと一瞬で分かりますからね。
もし僕が阪神の選手なら『龍』じゃなくて『虎』って書いてます。
字がきれい? 帽子をもらうたびに書いてますから」
(中スポ<ドラ番記者>


◆えっ!新外国人!? ネルソンの友人が練習参加(中スポ)
(ナゴヤドームでの練習にドミニカ共和国出身の
マリノ・ペティケ投手(33)が参加。
いきなり現れた褐色の巨漢。チーム側には何の説明もなかったが、
同じドミニカ出身のネルソンの友人で、
日本でのプレーを希望しているという。
しかし力が未知数でテスト生扱いにするほどでもなく、
球団側は練習参加は許可。
今後、本格的なテストを受ける可能性もあるという。
新戦力と期待するにはハードルが高そうだが、
ネルソンらと一緒に走るなど、練習はまじめに行い、
試合はドラゴンズの帽子をかぶってスタンドで観戦した)


●落合監督
<同点に追い付く粘りを見せたが、
中継ぎ陣が踏ん張り切れず連敗>
「きょうの勝ち負けより、きょうの収穫はチェン。
あした(左肩痛が)何ともなければ、(先発の)メンツがそろう。
チェンが戻ってきたことが大きいんだ。
どうやったって(先発が)1枚2枚は足りないんだから」

<浅尾、岩瀬以外のリリーバーも奮闘中>
「何で毎日同じメンバーが投げなきゃいけないの。
ピッチャーは13人いるんだから。みんなそれなりに放っている」
中スポ12中日新聞サンスポ時事通信
毎日jpスポニチ名古屋デイリー


今日の公示。(3日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 チェン・ウェイン投手、野本圭外野手
【出場選手登録抹消】
▼中日 平井正史投手、トマス・デラロサ内野手
(再登録は13日以降。公式サイト共同通信社

△野本圭
<この日再登録され、約1カ月ぶりに1軍出場。
新人ながらキャンプから1軍で過ごしてきたが、
打撃の状態が徐々に下降線をたどり、6月9日に出場選手登録を外れた。
初めて経験したファームでは前向きに練習に取り組んできたという>
「試合をテレビで見ている自分が悔しかった。
走、攻、守のすべてを一から鍛え直しました。
1軍で教えられたことを考える時間がとれた」

<日焼けした顔を引き締めていたが、
0-3の5回1死三塁で迎えた第2打席で、二ゴロによる打点をマーク>
「できることをしっかりやりたい」
(中スポ、共同通信社


若竜トピックス(3日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-阪神 13回戦
(3日・ナゴヤ球場)
 T 001 010 000 = 2
 D 000 013 00× = 4
[勝] 長峰(17試合5勝1敗1S)
[S] 金剛(19試合8S)
[D本] 福田7号
[Dバッテリー] 山内、長峰、鈴木、金剛 - 小田、前田、清水将海
公式サイト・戦評

○福田永将
<ウエスタン・阪神戦(ナゴヤ球場)で
7号ソロを含む3打数2安打2打点の活躍。
2点ビハインドの5回先頭、金村暁に2-1と追い込まれながら、
4球目の109キロのカーブを狙いすましたように振り抜き、
ここ4戦で3発目となる今季7号を左翼ネット中段へ突き刺した。
さらに同点に追いついた6回1死満塁の第3打席では、
粘った末に阿部の8球目の126キロのフォークボールを、
うまく体重を残して勝ち越しの右犠飛に。
持ち味の長打力を存分に発揮するとともに、
精神的にも成長を見せ、初の1軍昇格へ向けて猛アピール>
「球種の読みが外れても、ボールについて行けるようになってきた。
(スタメンで)試合に出させてもらっているのが大きいですね。
1球1球考えて、状況に応じた打撃ができるようになってきました」
代打の時は緊張して、不安が大きかったけど、
今は『試合に出てなかったらこういう経験もできないんだから、
楽しんでやろう』という気持ちで打席に入れています」
中スポ

○高柳打撃コーチ
<打撃絶好調の福田の成長ぶりに目を細めて>
「経験が大きいと思うよ。
スタメンでずっと出てることが、自信につながっている。
もともと振る力のある選手。レベルは確実に上がっているね」
中スポ

◇6月度ファーム月間MVP受賞者発表(NPB公式サイト)
◇2軍月間MVP 今浪と福田(共同通信社)
(イースタン、ウエスタン両リーグはこの日、
6月の「ミズノ月間MVP」(ファーム月間MVP)に、
イースタンは今浪隆博(北海道日本ハム)、
ウエスタンは福田が選ばれたと発表した)


○山内壮馬
<先発し、5イニングを6安打1四球、2失点。
毎回走者を許しながら、悪いなりにも要所を締めて
ゲームをつくったが、本人は内容に納得いかない様子>
「全然、ダメ、ダメです。
指には引っかからないし、下半身は使えないし最悪でした。
セットで投げましたが、良くなかったです。
4回から多少良くなった感じがしましたが、ダメです」

<次回以降の巻返しを誓って>
「野手の皆さんに助けられたことが大きかった。
ここ何試合か立ち上がりが悪いので、
その辺をしっかりと修正していきたいです」
ファームブログ、中スポ)

2009年7月 3日 (金)

竜連勝ストップも和田川井月間MVPダブル受賞。

ワンチャンスを活かし、主砲の豪快な一振りで勝ち越し、
必死の継投で逃げ切り、8連勝と快進撃が続くドラゴンズ
首位・巨人との直接対決に向け、勢いを付けるべく
迎えたナゴヤドームでの阪神との第3戦は、
1-1の5回に荒木の適時打などで2点を勝ち越したものの、
終盤8回、6連投の浅尾が捕まり、ブラゼルに痛恨の2点二塁打。
勝ちパターンが崩されての逆転負けを喫し、
竜の連勝は、8でストップしてしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 8回戦
(2日・ナゴヤドーム | 中日5勝3敗)
27644人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神
中 日
[敗] 浅尾(28試合5勝6敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
朝倉、小林正人、パヤノ、浅尾、平井 - 谷繁

◇対阪神8回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数3安打)
2 (二)荒木  (4打数2安打1打点)
3 (三)森野  (4打数無安打1打点)
4 (一)ブランコ (4打数2安打1打点)
5 (左)和田  (4打数無安打)
6 (中)藤井  (4打数無安打)
7 (右)小池  (3打数1安打)
8 (捕)谷繁  (2打数無安打)
9 (投)朝倉 (2打数1安打)

【イニング経過】
<1回・阪神> P・朝倉(中5日)
赤星高め浮き四球、
関本バント2球失敗→中フォーク投ゴロ1-6-3併殺、新井左飛

<1回ウラ・中日> P・岩田
井端初球ど真ん中直球中前打、
荒木中高めスライダー左翼フェンス最上部直撃二塁打、
無死二、三塁から、森野外高め直球遊ゴロ・走者動けず、
1死二、三塁から、
ブランコ内カットボール・
バット折られながら遊撃右抜く適時打(D 1-0 T)

1死一、三塁から、和田中スライダー見三振、
2死一、三塁から、藤井外直球投ゴロ


<2回・阪神> P・朝倉
金本内高めスライダー右中間突破二塁打、
ブラゼルフォーク投ゴロ、葛城内直球打ち上げ三飛、
鳥谷外フォーク空三振

<2回ウラ・中日> P・岩田
小池外高めスライダー左翼左二塁打、谷繁投犠打・小池三進、
1死三塁から、朝倉打ち上げ浅い右飛、
2死三塁から、井端内カット空三振


<3回・阪神> P・朝倉
狩野一ゴロ、岩田中前落とすヒット、
赤星内フォーク空三振、関本叩きつけ三ゴロ

<4回・阪神> P・朝倉
新井外シュート中前打、金本中シュート中堅右安打、
無死一、三塁から、ブラゼルフォーク二ゴロ4-6-3併殺の間(D 1-1 T)

<5回ウラ・中日> P・岩田
朝倉外直球右翼線落とす二塁打、
井端三塁方向セーフティバント・
新井掴むも関本一塁カバー遅れ内野安打、
無死一、三塁から、
荒木外直球右方向・右前適時打(D 2-1 T)
森野4球目・荒木二盗失敗、
1死三塁から、
森野中低めカットバットの先二ゴロの間(D 3-1 T)

<6回・阪神> P・朝倉
関本内シュート止めたバット投ゴロ、新井外直球右前打、
金本外フォーク空三振・スタート新井盗塁失敗=三振ゲッツー

<7回・阪神> P・朝倉
ブラゼル内フォークうまくすくい上げ右越え本塁打(D 3-2 T)
葛城内フォーク捉え左前落とすヒット・代走平野
P・小林正人
鳥谷叩きつけ二ゴロ・一走平野一、二塁間ストップ・
荒木一塁送球後ブランコ二塁送球平野挟んで、4-3-6併殺
狩野ボテ三塁内野安打、
P・パヤノ
代打桜井中146キロ左飛

<7回ウラ・中日> P・渡辺
谷繁左飛、代打井上内スライダー空三振、
井端内低め直球右翼線持っていくヒット、
荒木初球渡辺暴投・井端二進、
2死二塁から、荒木中沈む変化球見三振


<8回・阪神> P・浅尾(6連投)
赤星中フォーク三遊間抜くヒット、
関本バスター投ゴロ浅尾弾くも荒木フォロー・赤星二進、
新井内直球バット折りながら中前運ぶヒット、
1死一、三塁から、金本内高め直球詰まり三飛、
2死一、三塁から、ブラゼル初球外高め149キロ左方向飛球・
和田ジャンプ及ばずフェンス直撃2点適時二塁打(D 3-4 T)

<8回ウラ・中日> P・アッチソン
森野内スライダーボテ二ゴロ、
ブランコ外スライダー・一ゴロ、
和田外スライダーバットの先二ゴロ


<9回・阪神> P・平井
鳥谷外外れ四球、狩野捕犠打、
桜井内高め直球捕邪飛、赤星四球、
2死一、二塁から、関本外カット三遊間抜くヒット、
二走鳥谷本塁突入・和田ビームワンバウンドストライク走塁死

<9回ウラ・中日> P・藤川
藤井外フォーク空三振、
代打立浪粘るも内高め150キロ空三振、
代打デラロサ外高めつり球146キロ空三振、
試合終了。


【ゲームレビュー】
逆転許し連勝ストップ

同点の5回、朝倉の二塁打を足がかりに、
井端、荒木が連打で続き、2点を勝ち越したが、
1点差で迎えた8回、4番手の浅尾が2死一、三塁で
ブラゼルに左中間に2点二塁打され、逆転を許した。
阪神は2番手の渡辺が今季初勝利。
中日の連勝は8で止まった。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


初回、ブランコのタイムリーで幸先良く先制して、
中盤までは、朝倉-岩田の両先発の粘り合い
4回に併殺の間に同点には追いつかれたものの、
5回ウラ、朝倉の二塁打をきっかけに、
井端の絶妙セーフティと荒木の右打ち。
さらに森野の二ゴロの間という渋い点の取り方で勝ち越し。
ワンチャンスをうまく活かして、投手力で逃げ切るという
前日同様のお得意パターンにもっていけるかと思いましたが、
ゲーム運びの歯車が終盤、若干狂ってしまいましたね。
7回先頭、ブラゼルにフォークをうまくすくわれ、1点差。
朝倉を諦め、小林正人-パヤノとつないだものの、
8回、6連投となった浅尾が、
赤星、新井にヒットを浴び、1死一、三塁のピンチ。
それでも踏ん張り、金本を内への直球で打ち取りながら、
この日2打点のブラゼルに初球、外への直球を
レフトへ持って行かれて、フェンス直撃の逆転2点二塁打
ここまで連勝を支えてきた片翼が折られてしまい、万事休す。
重ねてきた連勝は、『8』でストップすることとなりました。


シャチハタジャンプ届かず…。8連勝の勢いそのままに
ゲームを優位に進め、
終盤まで持っていったものの、
まさかまさかの逆転負け
試合内容では
明らかに勝っていたものの、
それだけは勝てないのが、
野球というものかなと。
ポイントとしては、
やはり7回のブラゼルのホームラン。
それまで1失点と踏ん張ってきた朝倉でしたが、
決め球・フォークをうまくすくわれての一発。
さらに続く葛城にもフォークを叩かれたことで、
ベンチ継投策へと移さざるを得なかったですね。
あのまま2点差のままなら、違った継投もできたでしょうし、
球数も少なかったこともあり、完投の目もあったかも。
監督のコメントからもそういう意図が伺えただけに、
あの一発が実に痛いものとなってしまいました。
ここ1カ月勝ち切れていない朝倉
ゲームこそしっかり作り、役割こそ果たしていますが、
大事なところで投げきれないところが、
結果的には白星に結びつかないことにつながるような。
前回同様、被弾が次回への課題となりましたが、
次回こそしっかり克服して、久々の白星を掴んでほしいです。

一方、痛恨の逆転を喰らってしまった浅尾
本人は疲れを否定するでしょうが、
やはり「見えない疲れ」というものはあったのかもしれませんね。
ただすべて勝つことはできないですし、
そろそろ小休止しそうなムードもあったのも確か。
それがたまたま自分の投げた時に起こっただけのこと。
ゆえにここは引きづらずに、切り替えることが大事。
今夜からは前半のヤマともいえる大事な3連戦
しっかり切り替え、本来の投球G倒に貢献してほしいと思います。


打線に目を向けると、一発こそありませんでしたが、
5回の2点の奪い方は、実に効率がよかったですね。
井端のセンスの良さと、
荒木の気持ちが乗ったことによる勝ち越し劇は、
ともに好調をキープしていることが伺えました。
ただこの日に関しては、もう一押しがほしかったなと。
初回にしろ、2回にしろ、そして追加点後の5回にしろ、
あと1点でも加わっていれば、もっと楽にゲームを進められたのでは。
まあそれだけ岩田が踏ん張っていたということなのでしょうが、
もっと良い投手が投げてきそうな巨人相手では、
こういうところで詰めておかないと、やられてしまいます。
リリーフ陣疲れが来ていますし、
できるだけ好調な打線が、早めにゲームを作り、
楽な展開へと持っていってくれるのを願うところです。


長かった連勝が止まってしまい、残念ですが、
大事なのは、やはりこれからでしょうね。
そしてついに首位・巨人との直接対決を迎えることとなります。
本当は、9連勝と勢い付けて迎えたいところでしたが、
逆に小休止したことで、変なプレッシャーなしで、
向かっていくことができるのでは。
また5連投だった守護神・岩瀬を休ませることができたことも、
チームにとっては、結果的にプラスになったと思います。

現在の巨人とのゲーム差は、6.5
3連戦で順位うんぬんが変わることはまずないですが、
今季2勝7敗と大きく負け越しているだけに
対戦のなかった交流戦を含めたこの1カ月間で
大きく変わったチーム力を、まずは見せつけてほしいところですね。
気になる先発予想は、初戦から
チェン-ゴンザレス、吉見-グライシンガー、そして川井-内海
復帰登板となるチェンと、吉見の順番が逆になる可能性もありますが、
チーム的にはもっとも安定している先発3本をぶつけるだけに、
今後を占う意味でも、ぜひとも勝ち越してほしいなと。
また上位のチームと相対することで、
浮上してきたドラゴンズの力が本当に通用するのかが、
わかることにもなりますし、
ここで勝ち越せれば、リーグの流れも変えることもできそう。
連勝こそ止まりましたが、これからが本当のヤマ場
走攻守にもう一度気を引き締め直して、まずは初戦をしっかり取ること。
そして再び連勝ロードを突き進んでくれることを、ぜひとも期待しています!


最後に、この日6月の月間MVPが発表され、
セ・リーグ野手部門で、打率4割超の和田
同じく投手部門では、4勝負けなしの川井と、
ドラゴンズの選手ダブル受賞となりました。
両選手、受賞おめでとうございます!!
13勝4敗1分けと快進撃を見せたドラゴンズでしたし、
和田の受賞は間違いないとは思っていましたが、
サンデー川井も受賞できるとは思わなかったので、うれしかったですね。
ただ他の候補も、森野、ブランコ、吉見、岩瀬らだったようで、
どちらにしても、6月は『ドラゴンズの月』だったのでしょう。
月が変わって7月になりましたが、変わらぬ活躍を期待。
まずは5日の川井登板で、恒例・和田のアシストを楽しみにしたいです。


★プレーヤーズ・ボイス(2日)

●浅尾拓也

<8回2死一、三塁、ブラゼルに逆転の2点適時二塁打。
1球の怖さを痛烈に味わい、がっくりと肩を落とす>
「低めに強いのは知っていたけど、
もっと低めに投げないといけなかった。コースが甘くなりました」

<リードは最少1点。赤星と新井の安打で1死一、三塁とされ、
4番・金本を150キロ速球で三飛に仕留めた直後の1球だった。
149キロのストレートは谷繁の構えたミットとは違う外角高めへ。
快音を残した打球は左翼・和田のジャンプも及ばず、左翼フェンスを直撃。
それでも痛打されたブラゼルへの初球よりも、
先頭・赤星の出塁の方をより悔やんで>
「そこまでの過程ですね。先頭の赤星さんを出したのが…。
赤星さんを2ストライクまで追い込んでいたのに
塁に出したことがいけなかった」

<チーム事情もあって交流戦直前から中継ぎへ。
守護神・岩瀬へとつなぐ勝利の方程式を細い右腕で確立した。
昨季もセットアッパーとして固定されたのは後半だけ。
経験は少ない。この悔しさを糧にして>
「これからの試合で何倍にもして返していきたいです。
(勝ちを消した)朝倉さんには申し訳ないですけど、
今日は今日として、この悔しさを忘れずにまた明日から頑張っていきたい」

<先週末の広島3連戦で3連投。
月曜日を休み、今回の阪神戦はまた3連投。
6試合連続登板で連勝に貢献してきたが、それでもこう言い切り>
「連投? それは関係ないです」

<悔しい逆転負け。小休止が入ったが、
巨人戦でもきっと大事な場面を任される。強い視線で前を見て>
「このままでは絶対に終わらない。借りを返します」
中スポおおさか報知

●森バッテリーチーフコーチ
<8回2死一、三塁。浅尾が金本を三飛に仕留めた直後、
ベンチを出て、浅尾に指示を与えたが>
「フワッと気が緩む場面だから」
デイリー

●和田一浩
<8回、ブラゼルの逆転適時二塁打に唇をかみしめる。
左翼フェンス際まで打球を追ってジャンプ。
精一杯手を伸ばしたが、わずかに届かなかったから>
「悔いはないですけど、悔しいです。
あと5センチ、手が長かったら捕れたんでしょうけれど」
(中スポ、サンスポ


●朝倉健太
<7回途中で降板したものの、
失点はブラゼルの一発などによる2点に防ぐ粘投。
毎回のように走者を背負っても、集中力を切らさず、
シュート、フォークを低めに集め、
3度の併殺でピンチを切り抜けるなど、持ち味を発揮。
白星は掴み損なってしまったが、責任は十分に果たし、
試合後の表情は心なしかすっきりとしていた>
「よく粘れたと思います。残念なのは7回。
気をつけていたのに(ブラゼルに)ホームランを打たれてしまった。
踏ん張りきれなかったので、そこを次回の課題にしたいと思います」

<勝利への執念は打撃でも見せた。
同点の5回、岩田の外角直球に食らいつき、右翼線へ二塁打。
チャンスメークすると、荒木の適時打で勝ち越しの生還。
一度は自らの力で均衡を破ってみせたが>
「たまには打たないと」
朝倉ブログ「おはようございます。」、カメラブログ、中スポ、サンスポ

●トニ・ブランコ
<1回1死二、三塁から、阪神先発・岩田のスライダーを
バットを折りながらも、中前へはじき返す先制タイムリー>
「詰まってバットが折れてしまったけど、
何とかランナーをかえすことができてよかったよ」
カメラブログ、中スポ、ニッカン

◆ここに当たった(中スポ)
(前日の1日にブランコが放った4階ガラス直撃弾の着弾点に、
この日から小さな看板が登場。
『2009年7月1日 中日対阪神戦6回裏 
ブランコ選手超特大3ラン 当たったぞ~ →ココ』
と、
着弾点に残ったボールの縫い目を示している。
ナゴヤドームではこの跡を保護するなど、今後PRする方向で検討中)


●井端弘和
<5回、技ありのセーフティーバントで好機を広げる。
無死二塁で、カウント1-1からの3球目を三塁方向へ転がして>
「バントはその前のファウルで
(新井の守備位置が)下がったからやりました。
ファウルした後にサードが下がったので、いけると思った」

<続く荒木が8球目を右前に打ち返したが、
スタートを切っていたため、楽々と三塁に到達。
それが森野の二ゴロでの3点目につながった。
『フルカウントでも、なぜ8球目だけスタートしたのか』
それについては言葉を濁したが、どうやらベンチの指示。
抜け目ないプレーで荒木の右前打などにつなげたが、
最後は逆転負け。苦い表情で>
「勝たなきゃね…。また1からです。9連勝です」
中スポ共同通信社

●荒木雅博
<5回無死一、三塁、右前に勝ち越しタイムリーを放つ>
「必死で打ちました」

<逆転負けのなか、チームの全3得点にからんだ。
チームが敗れたため、試合後は喜ぶことはなかったが>
「(コンビの好調は)最近になって、僕が打てるようになったので。
調子が悪いのは脱しています」

<きょう3日からの巨人戦。
40打数15安打で375と、今季は得意にしているが>
「しっかり守って、しっかり走って。
やるべきことをやっていきます」
カメラブログ中スポ共同通信社

●立浪和義
<9回1死、小池の代打に送られて藤川攻略に挑んだが、
カウント2-1と追い込まれてから、3球ファウルで粘ったが、
最後は外角高めの150キロを空振り三振。
首位追撃の直接対決に頭を切り替えて>
「なんとか塁に出たかったけれど…。
明日から巨人戦なんで、また頑張ります」
(中スポ)

●マキシモ・ネルソン
<一際目立つ長身がグラウンドに現れるとひと言。
最近覚えたあいさつは、言わずと知れた
ザ・ドリフターズの故・いかりや長介さんのトレードマーク>
「おい~っす」

<よっぽど気に入ったのか誰かれ構わず、
やってしまい、お目玉を食らうこともあったとか。
当人は『元ネタ』は今イチ理解していない様子だが、
陽気でまじめな誰からも好かれる性格は共通する。
快投を見せてお立ち台にあがることがあれば、
満員のファンの前で手刀を切ることがあるかもしれない>
「ドリフターズ? 知らないなあ」
(中スポ)

●川相内野守備走塁コーチ
<話しているなかで「おい~っす」を覚えたネルソンに>
「長さんに似てるでしょ。竜の長さん」
(中スポ)


●岩瀬仁紀
<21セーブ、広島・永川と並んでトップタイに立った。
チーム状態が上向き、守護神のセーブも順調に伸びてきた、
セ・リーグ再開後、前日まで5試合で5連投の5セーブという荒稼ぎ。
さぞ心地よい夜が続いてると思えば、そうでもない>
「眠れないときもあるよ。人間だからね」

<『鉄腕』と呼ばれても、生身の体。
試合で投げた夜、体と頭のスイッチが切れないことがあるという>
「体がずっと興奮してて、頭は勝手に働いてる感じ」

<下戸だから、寝酒に手を出すこともできない。
独自の鎮静方法にアニメ鑑賞があるが、これもいつも効く訳ではない>
「アニメを流していても、見てないんだよね」

<勝手に回転している頭にも、意識の目は向いていない。
一種の『職業病』だろう>
「一瞬にして極限まで高めようと、それを極めようと、
これまでずっとやってきたわけですからね。
状況判断、配球、そういったことをすべて、ね」

<極限まで高めるものは、思考回路。
最終的にリードを保って試合を終えるためには
どうするのが最善の策か。猛烈な重圧の中、
脳みそを普段の生活ではあり得ないフル回転状態にする。
その術はキャリアの中で培ってきた。
ただ、止め方がない。家に帰っても続くという。
つらい代償を支払うものの、実りは大きい。
今季セーブの付く状態での登板は23度あり、
逆転と同点にされたのはそれぞれ1度だけ。
そのまま逃げ切りの率は、.913。
守護神の思考回路は順調に結果に結びついている>
「その状態がずっと続いてしまっている感じ」
(中スポ)


●落合監督
<得意の競り合いを落とし、連勝は8でストップ。
6月16日の福岡ソフトバンク戦(石川)以来、
約半月ぶりの敗戦を味わうことになったが、
9連勝を逃したことをさらりと受け流し
敗戦投手となった浅尾を責めることもなかった>
「連投というけど、月曜日にゲームをやってないんだから
連投じゃない。6連投とか言うけど、それは間違い。
まあ、先発と違い(リリーフは)1番大事なところでいくワケだから。
先発が大事じゃないというワケじゃないけど。
抑えて自信になるだろうし、打たれて勉強すればいい」

<連勝は止まっても、余裕の笑みをうっすらたたえていた>
「連勝しているからというのは関係なく、勝つというのは大変なこと。
みんな簡単なように言うけど、相手のいることなんだから」

<朝倉の先発完投が理想>
「それがベスト。(先発が)1人で投げ切ってくれるのがベスト。
ひとの手を借りるときにこういう(逆転される)リスクがあるんだ」
中スポサンスポおおさか報知時事通信朝日新聞
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


ドラゴンズトピックス(2日)

◇6月度月間MVPに和田選手、川井投手が選出!(公式サイト)
◇月間MVP、Go・Go賞の受賞選手発表(セ・リーグ公式)
◇川井と和田がダブル受賞=パは杉内と糸井-プロ野球月間MVP
(時事通信)
◇月間MVP パは杉内と糸井、セは中日勢(サンスポ)


◇和田一浩
<6月度の日本生命・最優秀選手(月間MVP)打者賞を受賞。
月間最多の27安打を放ち、打率.415で月間首位打者。
本塁打6、打点15とバランスの良い成績をあげたことが評価された。
西武時代の2006年8月以来3年ぶり2度目、
中日移籍後は初の受賞に喜びをかみしめて>
「あまり縁のない賞なんで、こういう形で賞をもらえてうれしいです。
自分の中ではそんなに調子がいいとは思っていなかった。
ああ、(打率)4割打っていたのかという感じ。
試合数が少なかったからでしょう。
ただ集中して1打席1打席できた結果かなと思う」

<川井が投げている時、決勝打を打ったり、
ホームランを打ったりと活躍をしているが>
「相性がいいのかな」

<チームは好調が続くが、中軸としての自覚をにじませて>
「まだ1位とはだいぶ離れている。頑張って追い上げていきたい」
カメラブログ、中スポ、おおさか報知共同通信社スポニチ名古屋ニッカン


◇川井雄太
<同じく6月度の日本生命・最優秀選手(月間MVP)投手賞を受賞。
4試合に先発登板し、すべて勝利投手となる4勝で、防御率2.52。
6月は交流戦期間のため、全体の試合数が少ない中、
月間4勝を挙げた投手は12球団のなかでもただ1人。
プロ入り5年目で初の月間MVPにも控えめな左腕は野手に感謝しきり>
「こういう賞が取れるとは思っていなかったんで、本当にうれしいです。
自分で投げたんですが、野手の皆さんに助けていただいて、
そのおかげでいただいた賞だと思います、まだ実感がわかないです…」

<昨年の6月は1日に中継ぎ登板したあと、翌2日に不振で2軍落ち。
それが今年は4戦4勝、しかも開幕から無傷の7勝。
昨年との違い? との質問には>
「1球1球、自信を持って投げられている結果。
今年は1球1球考えながら投げています。
三振を取れる投手ではないので、低めと緩急を意識して投げるだけ。
(先発ローテで)投げさせてもらっていることが結果につながっている」

<次回の登板が予想されるのは
今週の日曜日、5日の巨人戦(ナゴヤドーム)。
毎週日曜日に投げて、きっちり勝っていく
『サンデー川井』が7月も勝利に貢献していく>
「今後? 三振を取れる投手じゃない。
緩急をつけて、低めに投げて…。投げる試合は一生懸命投げていきたい」
カメラブログ中スポおおさか報知共同通信社スポニチ名古屋ニッカン


◇中日・岩瀬とソフトバンク・馬原にJA全農賞(サンスポ)
(セ、パ両リーグはこの日、
6月のJA全農Go・Go賞(救援賞=Wedge Up賞)に、
岩瀬馬原(福岡ソフトバンク)を選んだと発表した)

2009年7月 2日 (木)

ブランコ全球団制圧弾快走荒木250盗塁竜8連勝!

敵を揺さぶる機動力に、見事な満塁ホームラン
さらにリリーフ陣の強力な踏ん張りなど、
走攻守がうまくかみ合い、7連勝と勢いに乗るドラゴンズ
前日に続いてのナゴヤドームでの阪神戦は、
序盤から小笠原-福原の両先発による投げ合いに。
しかし6回、先頭で出塁した荒木通算250盗塁となる二盗を決めると、
無死一、二塁のチャンスで、主砲・ブランコが左中間へ豪快な3ラン
主導権を握ると、勝ちパターンの浅尾-岩瀬と繋いで逃げ切り。
お得意の展開に持ち込んだドラゴンズ、4年ぶりの8連勝となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 7回戦
(1日・ナゴヤドーム | 中日5勝2敗)
27740人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神
中 日 ×
[勝] 小笠原(8試合3勝1敗)
[S] 岩瀬(31試合1勝2敗21S)
[D本] ブランコ22号3ラン
[Dバッテリー]
小笠原、パヤノ、河原、浅尾、岩瀬 - 谷繁

◇対阪神7回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数無安打)
2 (二)荒木  (4打数1安打)
3 (三)森野  (2打数無安打)
4 (一)ブランコ (4打数2安打3打点)
5 (左)和田  (4打数無安打)
6 (中)藤井  (4打数1安打)
7 (右)井上  (2打数無安打)
8 (捕)谷繁  (3打数無安打1打点)
9 (投)小笠原 (2打数1安打)

【イニング経過】
<1回・阪神> P・小笠原(中13日)
赤星10球目外低め直球見三振、
関本中スライダーレフト左ヒット、新井初球中前打、
1死一、三塁から、金本外スライダー浅い中飛、
2死一、三塁から、ブラゼル中高めスライダー打ち上げ中飛

<1回ウラ・中日> P・福原
井端右飛、荒木外低めカットボール空三振、
森野見極め四球、ブランコバット折りながら右前打、
2死一、二塁から、和田内シュート詰まり投ゴロ


<2回・阪神> P・小笠原
桜井内高めボール球空三振、鳥谷外スライダー遊ゴロ、
清水内スライダー空三振

<2回ウラ・中日> P・福原
藤井一ゴロ、井上左飛、
谷繁一、二塁間ゴロ深追いブラゼル捕るも・
一塁ベースカバー福原落球=エラー、小笠原捕ゴロ


<3回・阪神> P・小笠原
福原左飛、赤星外直球手が出ず見三振、
関本三遊間抜くヒット、新井外スローカーブ空三振

<5回・阪神> P・小笠原
清水右前打、福原初球バント上げて投小フライ、
赤星叩きつけ三ゴロ5-4-3併殺

<5回ウラ・中日> P・福原
井上二ゴロ、谷繁遊ゴロ、
小笠原内詰まりショート後方フライ・
背走鳥谷グラブ当てるも落球=ヒット、井端三ゴロ


<6回・阪神> P・小笠原
関本三邪飛、新井三ゴロ、
金本低めスライダー外れ四球、
ブラゼル外スライダー一、二塁間抜くヒット、
2死一、二塁から、桜井0-2から中直球打ち上げ右邪飛

<6回ウラ・中日> P・福原
荒木内シュートしっかり対応左前打、
森野2球目・荒木二盗
(通算250盗塁達成)森野四球、
無死一、二塁から、
ブランコ外スライダー捉え打った瞬間、
左中間4階プライムボックス席前面ガラス直撃3ラン(D 3-0 T)

和田遊ゴロ、藤井外フォークうまく当てて左中間突破三塁打、
P・筒井和也
代打デラロサストレート四球・代走英智
1死一、三塁から、
谷繁内直球詰まり三ゴロの間(D 4-0 T)
2死二塁から、代打立浪外スライダー中飛

<7回・阪神> P・パヤノ
鳥谷中高め141キロどんぴしゃ右中間越え本塁打(D 4-1 T)
清水内スライダー左前打、
代打狩野フルカウント高め148キロボール球空三振、
赤星初球内直球詰まり中飛、
P・河原
関本中フォーク落として空三振

<8回・阪神> P・浅尾(5連投)
新井初球148キロ中飛、金本150キロ左前打、
ブラゼル153キロ高めつり球空三振、代打桧山内フォーク空三振

<9回・阪神> P・岩瀬(5連投)
鳥谷外スライダー右前打、
清水初球叩きつけ二ゴロ・鳥谷二進、
代打高橋光信内直球三ゴロ、
2死二塁から、代打リン初球内高めバット折れ一ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
2005年7月以来の8連勝
6回、荒木の安打と盗塁などでつくった無死一、二塁で、
ブランコが左中間へ3ラン。この一発が効いた。
立ち上がりから小笠原福原の投げ合い。
小笠原は1回1死一、三塁のピンチをしのいだのが大きかった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


立ち上がりのピンチをともに脱した
小笠原-福原による投手戦で、5回までは両軍ゼロ行進
特にドラゴンズ打線は、5回まで
ブランコのバット折れての右前打と小笠原のポテンヒットのみ。
ある意味完ぺきに抑えられていましたが、
6回ウラ、選手会長の出塁が流れを変えましたね。

この回先頭、荒木福原の内角シュートにうまく対応。
体を回転させながら、三遊間を抜くヒットを放つと、
前日に続いての見事な「足攻」を披露。
捕手がフリーパスの狩野から清水に代わっているにもかかわらず、
再三のけん制などの警戒をかいくぐって、2球目にスタート
福原のボールが捕りにくいところにいったのも手伝い、スチール成功
通算250盗塁を達成させましたね。
「相手が警戒する時に決めるのが一番」という
荒木のコメントにもあったように、これで福原がやや動揺
森野に対して、決められずに歩かしてしまい四球。
ようやくきたチャンス主砲・ブランコを迎えることに。

まさにここで決めなきゃ、いつ決めるという場面でしたが、
ブランコの方は、かなり冷静に見えました。
中に来たシュートを左方向へファウル、
外高め真っすぐを右方向へファウル。
振っていくことでベストのボールを探していたような。
一方、相手にとってのベストは、ブランコ併殺に取ること。
そのために変化球でひっかけさせようとするものの、
リズムを崩した福原は、ストレートが外に大きく外れ、
スライダーを抜けてしまうなど、制球が狂う始末
それまでの投球とは一変したことで、やや勝負あったなと。
あとは、ブランコのタイムリー待ち。
力んでしまっての打ち損じだけが心配でしたが、
カウント2-2からの6球目、外寄りに甘いスライダー
一番バットが出る場所に来た失投
モノの見事に弾き返すと、打球はまさに打った瞬間!
あとはどこまで飛んでいくのか。
左中間のスタンドか、それとも黄色い5階席か、
わくわくしながら見ていた末の着弾点は、
なんとその間の4階プライム席
ただ長年ナゴヤドームでのゲームを見ていますが、
あんなところまで飛んだ打球はなかったなと。
相変わらずの豪快な一打は、強いインパクトを残す3ランに。
またしても一発攻勢で、ゲームを動かしたドラゴンズ
ただでさえ反撃できる力のない阪神にとっては、
3点というのは、かなりの重み
さらにすぐさま藤井の三塁打と谷繁内野ゴロの間にもう1点追加。
ゲームも中盤、あとは盤石のリリーフ陣を持つドラゴンズ
ここでほぼ勝負が決してしまい、そのまま締められることとなりました。


集中の制圧弾!序盤、福原に手こずり、
なかなか得点できない展開。
その一方で、小笠原
力のあるストレートを軸に、
阪神打線を2回以降、
見事に抑え込む好投
逆転の竜にもかかわらず、
相手に先制されないため、それも見られない。
ここ数試合とは違い、
果たしてどんな展開になっていくのか、
けっこうやきもきしながら追っていましたが、
向こうが点を取らなければ、こちらが!とばかりに
6回打線が集中して、福原を見事攻略しましたね。
これで「11球団全制圧」となった
ブランコの3ランは、見事のひと言。
さらにそこに至るまでの、荒木のお膳立ても素晴らしかった。
この日、節目の通算250盗塁を達成しましたが、
それを飾るにふさわしく、勝利を呼び込めたのは、うれしかったですね。
前日も触れましたが、足が動いているのはチームが元気である証拠
藤井のゴロゴーとともに、またも相手を揺さぶった機動力
そこに現状の「強さ」があると感じました。

一方、投手陣は中13日となった小笠原が、6イニングを5安打1失点。
立ち上がりのピンチを凌いだことが、その後に繋がりましたが、
相手の元気のなさに加え、小笠原のボールも走っていましたし、
初回のピンチもそれほどの苦には、感じませんでしたね。
その後は、打者の外角を見事に突くストレート
一方で随所で詰まらせるスライダーに、カーブで翻弄。
あの霧の仙台でトンネルを抜けてからの投球は安定しているなと。

ただできれば、あと1イニングは投げてほしかったというのが本音。
しかし6回2死二塁の場面、
ベンチ的には、あと1点がほしかったようですね。
続投5点目を天秤にかけての切り札・立浪起用でしたが、
自分的には「なんで代えるんだ?」とTVに向かってひと言。
5点目を奪えば、浅尾、岩瀬を休ませられるという思惑でしたが、
結果的には、7回にパヤノが一発を浴びたことで
3点差となり、浅尾-岩瀬と繋がざるをえない展開に。
ともにしっかり抑えてくれたものの、週末決戦を前に
連投させてしまったことは、勝利の中でやや残念な部分となりました。


「こういう展開になったらウチは絶対に負けない」
監督のコメントにもかなりの自信が出てきたようですが、
4年ぶりとなる8連勝で、貯金も8
7月最初のゲームを、しっかり取れてよかったですね。
今季多くのチームが、大きな連勝をしていますが、
さすがに『8』ともなれば、他球団も気になってくるでしょうし、
これが勢いだけのものとは、言わないのではと思います。
この日上位2チームがともに敗れて、首位・巨人とは5.5ゲーム、
2位・東京ヤクルトとは、1.5ゲーム差となりました。
数週間前までは、かなり遠かったツバメのしっぽ
徐々にながら見えてきたのは、うれしい限り
ただここまできたら、もう1つ弾みを付けて、
週末以降の直接対決へと進んでほしい。
そのためにも、元気のない虎を3タテしてほしいなと。
この日のお立ち台で、ブランコ「20連勝」を宣言しましたが、
そこまでは難しいにしても、そこにできるだけ近づくこと
このゲームのように、走攻守に一丸となって進んでいけば、
小笠原曰く「面白い展開」になっていく可能性も高いでしょう。
うまく7月を滑り出したドラゴンズ
今夜も勝って、さらなる上昇気流に乗りましょう!


☆ウィナーズ・ボイス(1日)

◎トニ・ブランコ

<6回無死一、二塁、左中間へ決勝の22号3ラン>
「(ナイスバッティング)
本当にありがとうございます。
ファンのみなさんも本当にありがとうございます。
まだまだ長い戦いは続きますけど、
1試合1試合頑張っていきたいと思います。
(ランナーが2人いた。どんな思いで打席へ)
あの場面、とにかくフライを打とうと思っていました。
チャンスだったんですけど、
ダブルプレーをしないように考えてまして、
神様のおかげでスライダーが来まして、
うまく打つことができました。ありがとうございます。
(対戦11球団すべてのチームから本塁打を打った)
まず神様のおかげだと思います。
そして打撃コーチの石嶺さん、そしてスタッフのみなさん、
みんなのおかげだと思っています。
これからも頑張っていきたいと思っています。
(7月に向けてひと言)
とにかくチームが勝てるように、
少なくとも20勝はしたいと思います、続けて。
そしてピッチャーもいい投球をしてくれてますので、
チーム一丸となって勝っていきたいと思います。
みなさんも(応援)お願いします!」


<6回、ホームラン談話>
「(打ったのは)カーブ。
芯でうまくとらえられた、神様のおかげです!」

<来た球を打つ。その本能が好投を続ける福原を粉砕。
0-0で迎えた6回無死一、二塁。
シュートで内角をえぐられ、追い込まれたが、
体も心も微動だにしていなかった。
2-2から外角を狙ったスライダーが真ん中にきたのを見逃さなかった。
打球が突き刺さったのは、広いナゴヤドームの
左中間席4階最深部にあるプライムボックスシートを覆う
ガラスを直撃する135メートル弾。
リーグ独走の22号3ランで勝負を決めた>
「いいスイングができて、いいポイントでとらえられた。
アグレッシブにいった結果。
ここまでで1番か2番のいい当たりだったよ」

<ここまでセ・パ合わせて10球団から驚弾を放ってきたが
残る阪神から1発を放って、1シーズン11球団本塁打を達成。
来日1年目の外国人選手としては、
07年ガイエル(東京ヤクルト)以来2人目。
しかも67試合目での達成はパワーだけではなく、
日本野球に順応する能力があることを証明している>
「11球団から? 神様のおかげだよ。
コーチ、スタッフ、みんなに感謝したい」

<前日には徹底的に内角を攻められて本塁打を封じられたが
阪神のブランコ対策をはね返して見せて>
「内角? 気にならなかった。
とにかくボールをよく見ることに集中している。
(配球を)考えすぎるといいボールが来ても反応できないからね。
来た球を打つことに集中した」

<成長著しい新主砲。最大の要因は『目』にあった。
開幕当初は日本流の配球に悩まされ、
打席でも考えすぎることが多かった。
今は余計なことは考えずとにかくボールを見る。
特に投手の手からボールがリリースする瞬間に最大集中。
打撃時の足のスタンスもスクエアから
オープンに替えたことでより見やすくなり、
明らかなボール球を振ることが激減したという>
「日本の投手は本当に制球がいいから、
打てる球を自分のタイミングで打つことだけを心掛けているんだ」

<グラウンド上で見せるパフォーマンスとは
対照的な謙虚な姿勢が、活躍の原動力。
好機で凡退した日はチームメートに頭を下げ、
マシン相手に延々と打ち込んでいる。
故郷のドミニカ共和国を思わせる夏の暑さにも、ニヤリ。
日本の焼き肉が大好きで、初体験だった生肉も大のお気に入り。
交流戦に比べると打撃の状態は落ちていると言うが、
スタミナをつけて乗り切るつもり>
「全然問題ない。夏は体重ももっと絞れるし、好きな季節だね」

<チームは05年7月以来の8連勝。
2位・東京ヤクルトとの差は1.5ゲームまで接近した。
お立ち台での言葉もただのリップサービスには聞こえない>
「連勝? 少なくとも20連勝はしたいね。
みんなが一致団結しているからね。
20連勝は難しいことだけど、
やり遂げたい気持ちでやり抜いたら、もちろんできるさ」
カメラブログ中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信スポニチ名古屋ニッカンデイリー


◎小笠原孝
<6イニング5安打無失点の好投で3勝目>
「(ナイスピッチングでした)ありがとうございます。
(しびれるような投手戦、どんな思いだったか)
向こう(福原)も頑張ってたんで、
で、いつか味方が点取ってくれると思いながら、
はい、粘り強く投げようと思いました。はい。
(ピンチの場面もあったが、本当に粘り強かった)
まあ、そうですね。あのう、味方のいいプレーもあって、
励ましてもらったりして、はい、乗り越えられました。
(ブランコの本塁打の場面、どんな気持ちで見ていたか)
いやもう、何かそういう雰囲気があったんで、
はい、あの、味方でよかったです(笑)。
(好投もあって、4年ぶりの8連勝)
あ、そうなんですか?
もうこれからずーっと勝ち続けていきたいと思います。
(首位・巨人にジワジワ近づいて来た。楽しみな7月に向けて)
そうですね。はい、これからもっと面白い試合をやって、
はい、あのう、お客さんも楽しんでもらえるように、
頑張っていきたいです!」


<先発談話>
「粘り強く投げていれば、必ず味方が点を取ってくれる、
そう思いながら投げました」

<1回1死一、三塁で打席には主砲・金本。
絶体絶命のピンチでカウント1-2から低めへスライダーを投じた。
しんを外した打球は高々と舞い上がり、中堅・藤井が前進してキャッチ。
続くブラゼルも平凡な中飛に仕留め、
無失点で立ち上がりをしのぎきった>
「投げた瞬間はヒヤッとした。でも、腕はしっかり振れていた」

<最初にして最大の『難関』をクリアし、リズムをつかむと
コーナーへキレのあるボールを集め、虎打線を危なげなく封じ込む。
6回の攻撃で代打を送られて降板したものの、
余力たっぷりの無失点ピッチング>
「きょうはアウトコースのコントロールがよかった。
走者を出してもばたばたせず、開き直れた。
力まずに強いボールを投げられた」

<これで最近3試合は計2失点に抑えて3連勝。
好調の要因の一つが『1回』。
昨年は1回の被打率がイニング別では最悪の.385。
立ち上がりに失点してピッチングを苦しくするケースが目立った。
それが今季は7度の先発で失点は『1』のみ。
調整方法で試行錯誤を重ねた結果、劇的な改善につながった>
「自分ではそう意識していないんですけど。
練習のときにそこ(立ち上がり)を考えて投げることはあります。
ブルペンで球数を増やしたり、球種を工夫したりします」

<6月17日の福岡ソフトバンク戦(富山)以来、
中13日空いたことによる調整の難しさも、
昨季は防御率7.97だった阪神との相性の悪さもはね返した。
お立ち台では大男のブランコの隣で、こうおどけて>
「(ブランコが)味方でよかった」
カメラブログ中スポサンスポ時事通信毎日jp


○荒木雅博
<6回、二盗に成功し通算250盗塁を達成。
左前打で出塁すると、次打者の森野の打席で、
福原がカウント0-1から3球続けてけん制した直後に走った。
森野の四球の後にブランコの豪快な3ランで生還。満足そうに>
「0-0だし、ノーアウトだし。アウトにはなれない。
完ぺきなスタートが求められる。
とにかく点を取りたいっていう気持ちは強かった。
相手とはこれまで何度も、こういう対戦をしてきている。
あそこは絶対にセーフにならなきゃいけない場面。
そんな流れが変わる、警戒している中で
走れたときは本当にうれしいんです。
ちょっと怖かったけど、盗塁して点につながるのが一番うれしい。
点が入ると報われますよね。
250? ひとつの区切りではありますね。
(試合の)流れを変えられたのが最高ですね」

<スピード、スライディングより上位に置くのが一歩目。
スタートをきるという勇気。
このクラスになれば『走れ』というサインはまず出ない。
だから自分の中から勇気が消えたら、その足も止まってしまう。
成功率.772。勇気を失わず、果敢にトライしてきた証拠の数字である>
「ボクは盗塁で一番大切なのは、スタートだと思っています。
走ってアウトになったら、悔しさはありますが後悔はありません。
でも、走れるのに走らなかったときは、後悔が残るんです」
中スポ中日新聞おおさか報知共同通信社
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


○浅尾拓也
<5連投となったが、金本への初球で154キロをマーク。
虎の4番に左前打されたが、その分を
ブラゼル、代打・桧山の連続三振で取り返した>
「休み(練習日)が入っているので連投という思いがしない。
とにかく岩瀬さんにつなげられてよかった」

<セ・リーグ再開直前の練習日に珍しい光景は。
ナゴヤドームのセンターフェンス付近で落合監督と話し込んだ。
時間は約20分ほど。これほど長く話し込むのは珍しい。
正座して聞いていたため、はた目には
お説教のような格好になったが、実際は違った>
「詳しい内容は言えませんが、バッター心理についての話です。
バッターはこういうふうに考えているんだ、
こういうふうに攻めていけばいいんだ、ということを考えました。
今までの経験に加えて、新しい知識が増えました」

<前日30日の登板では、打者心理を巧みに突いた投球で自分を救った。
8回無死一塁で新井を迎え、オール速球でフルカウント。考えた>
「フォークはそれまで1球も投げてなかったので、
多分真っすぐを意識しているだろうなと思いました。
甘くならないように、ワンバウンドになってもいいと思って投げました」

<最後は見逃せばボールの低さのフォークボールで空振り三振。
後続も断ち、勝利のバトンを岩瀬へつないだ。
要求したのは捕手の谷繁だが、自身もそのサインを待っていた。
谷繁の意図といつもピタリと一致するという>
「大きかったです」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<バトンを継いだ守護神も気合十分の登板。
先頭打者に3試合連続で安打を許したが、
もちろん慌てるそぶりはなく、続く3打者は
すべて内野ゴロに仕留め、ウィニングボールを運んだ>
「(先頭打者は)出したくなかった。意識しすぎかな」

<前夜、6年連続20セーブを達成し、
広島・永川と21セーブでリーグトップを併走するが>
「この時期、そんなのは関係ない」

<チームのリードを守りきって
試合を終わらせることだけに集中する左腕は、
汗びっしょりの顔をほころばせて、仲間と勝利を喜びあう>
「自分の仕事ができたからよかった。
去年も浅尾の後で投げるパターンが多かったからね」
(中スポ)

○立浪和義
<4点を奪った直後の6回2死二塁、
小笠原の代打として登場すると、筒井のスライダーを
左中間に運んだが中飛に倒れる。すぐさま気持ちを切り替えて>
「ボールがすべった分、芯に当てられなかったね。
なかなかヒットが出ないけど、つぎ頑張ります」
(中スポ)

○ネルソン・パヤノ
<前日に来日初勝利を挙げたが、ご機嫌。
前夜にはドミニカ共和国にいる家族に報告したことを明かして>
「初勝利だからね。うれしいよ。
家族もみんな喜んでくれたよ」

<ちなみにもらったウィニングボールはあまり興味がないよう>
「ロッカーに置きっぱなしだよ」
(中スポ)


○落合監督
<05年7月以来、4年ぶりの8連勝。
大技小技を織り交ぜ、貯金も今季最多の8。
守備から入り、ワンチャンスを生かすのが必勝パターン。
試合を振り返って、珍しく自信にあふれた言葉を口に>
「こういう試合はこれまでに何回も経験している。
こういう展開になったら、絶対に負けない。
そのワンチャンスがどこにくるか、だ」

<小笠原交代の理由を説明。好投を最大限に評価して>
「投手の使い方が一番難しいんだよな。
(6回まで90球と)球数も少ないし、
できたら放らせてやりたいと思うんだけど、
(6回2死二塁で代打・立浪を起用)5点目を取りにいったから」
中スポ12中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信毎日jpニッカン


記録備忘録。(1日)

荒木が阪神7回戦(ナゴヤドーム)の6回に二盗を決め、
通算250盗塁を達成した。プロ40人目。
初盗塁は1997年6月29日の巨人14回戦(ナゴヤドーム)の7回に二盗で。
時事通信毎日jp

中日の8連勝は、2005年7月12日の巨人戦(札幌ドーム)から
球宴休みをへて31日までの巨人戦(東京ドーム)にかけて
11連勝(1引き分けをはさむ)して以来のこと。
この年は8月末にも7連勝した。
落合監督が就任してからは04年6月に7連勝、06年7月に7連勝、
07年5月に7連勝、08年9月から10月にかけて7連勝を記録している。
中日新聞


今日の公示。(1日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 中田賢一投手、井上一樹外野手
【出場選手登録抹消】
▼中日 山井大介投手、中川裕貴外野手
(再登録は11日以降。公式サイト共同通信社

△井上一樹
<6月4日の2軍落ち以来、久々に1軍に帰ってきた。
ナゴヤドームのグラウンドに入るなり、笑顔で>
「日差しがないし、水まきもない。
暑くないし、本当にいい球場だね。
スロットルをふかしていきます」

<『7番・右翼』で昇格即スタメン出場となったが、
6回に代打を送られて2打数無安打で終了。
またしても今季初安打はお預けとなった。
今季は3度のスタメン出場で10打数無安打。
8連勝中のチームの中でチャンスをつかみたいところ>
「結果が早くほしいけど、ほしがりすぎてもいけない。
いつか出ると信じてやります」
(中スポ)


若竜トピックス(1日)

◆イースタン、ウエスタン・リーグ交流戦
中日-北海道日本ハム 2回戦
(30日・ナゴヤ球場)
  000 001 000 = 1
 D 005 000 00× = 5
[勝] 佐藤亮太(12試合1勝1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー] 佐藤亮太、岩田、鈴木、金剛 - 小川、小田、清水将海
公式サイト・戦評

○小林高也
<2軍交流戦の北海道日本ハム戦(ナゴヤ球場)で
『6番・右翼手』で公式戦初のスタメン出場。
3回、1点を先制してなおも1死満塁の好機で巡ってきた第2打席。
初球の真っすぐをフルスイングすると、打球は左中間を真っ二つ。
入団後初の長打となる走者一掃の3点適時二塁打を放つなど、
3打数1安打3打点1四球と活躍。会心の笑顔を見せて>
「振り切っていたので打球が一瞬どこへ飛んだのか分からなかった。
でもすぐ分かって、抜けたと思ったので必死で走りました」

<6月初めの福岡遠征中に腰を痛めて戦列を離れていたが、
25日のウエスタン・福岡ソフトバンク戦で復帰。
代打で起用され復帰後初安打を放ち、入団後初打点もマーク。
待望の支配下登録に向け、1打席も無駄にするつもりはない>
「立場が立場なんで、みんなよりも1球1球大事にしていきたい」
中スポ

○辻2軍監督
<プロで初めて先発起用された試合で
大仕事をやってのけら小林高也に期待を込めて>
「(先発は)きのうから決めていた。
中川、剛(堂上剛裕)もいるけど、
この前も代打で打ったし調子がいいからね。
思い切りと、遠くに飛ばす力が魅力。
守備、走塁と課題はあるけど、打撃では確実性を高めていってほしい」
中スポ

○佐藤亮太
<先発で6イニングを投げ、3安打1失点(自責0)と好投。
失点は味方の失策が絡んだもので四球も1つと安定。
9三振を奪う力投で今季初勝利を挙げて>
「きょうはバッターが真っすぐと思って変化球を振ってくれた。
腕の振りがよかったと思うし、下半身の使い方を意識して球持ちもよかった」
中スポ


◇石黒球団広報
<正午前のナゴヤ球場正門前、炎天下に人だかりができていた。
見るとドアラが見慣れぬキャラクターと絡み
記念撮影やらサインやら、ファンサービスにいそしんでいる。
ドアラが絡んでいた相手は、
ファイターズ2軍のキャラクター『カビー』。
前日、この日とファームの交流戦で対戦するのに合わせて、
1軍の交流戦同様にキャラクター交流を企画した
ドアラ担当の広報はホッとした様子で>
「せっかく実現したコラボ。お客さんがたくさん来てくれて…」

<2日とも暑い中での『親子ゲーム』。
連日跳び続けるドアラも立派なアスリートなのかと、妙に感心>
「いやあ、昨日(30日)のバク転はよく跳んだと思いますよ」
(中スポ<ドラ番記者>公式ブログ

2009年7月 1日 (水)

藤井鮮やかグランドスラム、逆転竜ついに7連勝!

効果的な一発攻勢で、広島を3タテ。
6連勝と波に乗って、地元に戻ってきたドラゴンズ
リーグ戦再開2カード目、ナゴヤドームに
5位・阪神を迎えての3連戦の初戦は、
久々先発の山井がまさかの乱調で、2回途中4失点KO
いきなりの劣勢となりましたが、勢いある打線は、
4回以降を駆使して、下柳を揺さぶると、
6回1死満塁で、藤井がプロ入り初の満塁本塁打
またしても逆転で、初戦を取ったドラゴンズ
今季初の7連勝で、6月を締めくくることとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 6回戦
(30日・ナゴヤドーム | 中日4勝2敗)
27505人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神
中 日 ×
[勝] パヤノ(17試合1勝)
[S] 岩瀬(30試合1勝2敗20S)
[D本] 藤井8号満塁
[Dバッテリー]
山井、高橋、ネルソン、パヤノ、浅尾、岩瀬 - 谷繁

◇対阪神6回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数1安打)
2 (二)荒木  (4打数2安打)
3 (三)森野  (3打数無安打1打点)
4 (一)ブランコ (3打数1安打)
5 (左)和田  (3打数無安打)
6 (中)藤井  (4打数2安打4打点)
7 (右)英智  (4打数1安打)
8 (捕)谷繁  (2打数無安打)
9 (投)山井  (0打数無安打)

【イニング経過】
<1回・阪神> P・山井
赤星ストレート抜けて四球、
関本初球赤星二盗、関本内スライダー見三振、
新井内スライダー左飛、
2死二塁から、金本中高めスライダー・
投返しグラブはじく中前適時打(D 0-1 T)
ブラゼル中フォーク拾いショート逆突くヒット、
2死一、二塁から、代打リン内スライダー一ゴロ

<2回・阪神> P・山井
鳥谷中入るスライダー中前打、狩野二ゴロ進塁打、
下柳中高め直球センター右落ちるヒット、
赤星7球目山井直球抜け暴投・下柳二進、
1死二、三塁から、赤星内低めスライダー左前2点適時二塁打(D 0-3 T)
関本大きな中飛・赤星タッチアップ三進、
2死三塁から、新井中カーブ左前適時打・山井KO(D 0-4 T)
P・高橋
2死一塁から、金本外フォーク投ゴロ

<4回ウラ・中日> P・下柳
井端内カーブ左前落とすヒット、
荒木2球目・井端へッスラ二盗、
荒木内低めスライダーライト線ポテンヒット、
無死一、三塁から、
森野内シュート引っ張り右犠飛(D 1-4 T)
ブランコ初球・荒木二盗、
ブランコ外高めスライダー打ち損じ遊ゴロ・荒木三進、
2死三塁から、和田中スライダー捉えるも左飛


<5回・阪神> P・ネルソン
関本外151キロ三ゴロ、新井初球152キロ右飛、
金本内フォーク空三振

<5回ウラ・中日> P・下柳
藤井内スライダー中前落ちるヒット、
英智内詰まり中前抜けるヒット・ランエンドヒット藤井三進、
谷繁2球目・一走英智けん制誘い出されるもそのまま二盗、
無死二、三塁から、谷繁内ズバッと直球見三振、
1死二、三塁から、代打平田外フォーク右邪飛、
2死二、三塁から、井端中フォーク打ち上げ左飛


<6回・阪神> P・パヤノ
ブラゼル外高め150キロ空三振、代打桜井中152キロ空三振、
鳥谷初球内152キロ中飛

<6回ウラ・中日> P・下柳
荒木三遊間抜くヒット、森野初球内シュート中飛、
ブランコバット折りながら左前落とすヒット・荒木一気に三進、
和田内直球見極め四球、
1死満塁から、
藤井中甘く入るスライダー振り抜き・
ライナー左翼スタンド最前列飛び込む満塁本塁打(D 5-4 T)

P・渡辺
英智空三振、谷繁四球、パヤノ初球左飛

<7回・阪神> P・パヤノ
狩野中150キロ空三振、代打清水四球、
赤星中直球遊ゴロ6-6-3併殺

<8回・阪神> P・浅尾
関本初球内スライダー左ひじ死球・代走平野
新井高め浮き0-3→2-3から外フォーク空三振、
金本中低め直球捉えるも中直、ブラゼル中フォーク空三振

<9回・阪神> P・岩瀬
桜井外直球三遊間抜くヒット・代走藤本
鳥谷投犠打、狩野内直球ボテ一ゴロ・藤本三進、
2死三塁から、代打高橋光信内低めスライダー空三振、試合終了。


【ゲームレビュー】
逆転勝ちで7連勝
3点を追う6回1死満塁から、藤井が左へ逆転アーチを放った。
序盤は劣勢。4点を失った山井が2回途中で降板。
その後をつないだリリーフ陣が踏ん張り、
8回まで無安打に抑えたのが大きかった。
4番手・パヤノ来日初勝利岩瀬は20セーブ目でトップに並んだ。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


今季初の6連勝でナゴヤに帰ってきたドラゴンズ
久々に『強いドラゴンズ』
地元ファンにお披露目できるのかなと思いきや、
5月8日以来、久々の先発となった山井が大乱調。
立ち上がりからストレートの制球が定まらず、
決め球のスライダーを狙い打たれ、あっという間の4失点
2回持たずにノックアウトとなってしまい、さすがに今日はマズイかなと。
しかも阪神先発・下柳が1巡目をパーフェクト。
ややボールが高いながらも、粘り強く抑え込まれ、
そのまま阪神ペースで進むと思いきや、
ドラゴンズが4回以降、ジワリジワリと反撃を開始
それも普段とはひと味違う「足」を駆使しての走撃
単打ながらも塁間を賑わせ続け、揺さぶっていく攻めには、
さすがのベテラン左腕もだいぶ苦心しているように見えましたね。

それでも4回は、森野の犠飛の1点のみで追加点が奪えず、
続く5回も藤井、英智が足で揺さぶったものの、
谷繁、代打平田、そして井端と倒れ、チャンスを活かせず。
まあ相手は熟練・下柳ですし
たとえこのままゲームが終わったとしても
「足はしっかり動いているから」
監督さながらの試合後の感想も頭に浮かんでいましたが、
6回、思わぬところでまさかのグランドスラムが!

先頭の荒木が出て、森野は倒れたものの、
ブランコがバットを折りながら、パワーでレフト前方へと落とすと、
荒木が一気に三塁を奪う好走。
これに動揺した下柳は、続く和田に四球を与えると、
その表情は、もはや勝利投手のモノではなかったなと。
それでも阪神ベンチは、そのまま続投。
しかし藤井に対しても制球定まらず、0-2。
3球目・シュートは甘かったものの、藤井が見送りストライク。
これを逃したことで、ちょっと不利かなと思いましたが、
続く4球目のスライダーがさらに甘かった

値千金満塁弾!それに加え見事だったのが、
藤井のスイング。
腕を伸ばしボールを捉え、
思い切り振り抜くと、
打球はライナーで
レフトスタンド一直線
低い弾道ながら、
打った瞬間これは行ったなと。
ただうれしい反面、
ある意味信じられませんでしたね。
「4点はセーフティーリードではない」
解説者も話していましたが、
まさか満塁弾でゲームをひっくり返してしまうとは…。
アップアップの下柳の代え時を誤った
阪神ベンチのおかげでもありましたが、
下柳をそんな状態までにもっていった打線の粘り腰
それはまさに連勝の「勢い」そのものだと感じました。


それにしても、またしても見事な逆転劇
しかしそれはチーム全体の状態の良さともいえますね。
0-4と一方的な展開になっても諦めず、
2番手の高橋以降、ネルソン-パヤノ
力のあるストレートを駆使して、相手打線に反撃機を与えなかった。
ストレートが全く決まらなかった山井とは好対照に、
150キロオーバーの真っすぐをひたすら投げ込み封じ込んでいく。
たとえ劣勢であってもオレ達は死んでいない
そういう気迫が、野手陣反撃の火を点けさせたのでは。
また下柳を揺さぶりに揺さぶった走塁面
相手捕手の狩野の盗塁阻止率の低さも
頭に入っていたかもしれませんが、
それにしても積極的によく走ったなと。
もともとこういうスキを突き、相手に余計なこと
考えさせる野球というのが、ドラゴンズの持ち味。
こういう攻めが続けられれば、
よりチームの力が付いてくるのは明らかと言えるでしょう。


今季初の7連勝で貯金『7』となったドラゴンズ
まさに『逆転の竜』というフレーズがぴったりですが、
この状態をなんとかうまくキープし続けて、
週末の巨人戦を迎えてほしいものですね。
この日で6月が終了しましたが、なんと13勝4敗1分けの貯金9。
戦力が揃い始めたことと同時に、それぞれが持ち味を発揮
それによってチームが息を吹き返し、
戦っていくうえで力を付けてきた印象がありましたね。

ただこの力をさらに見せつけていくのは、きょうからの7月
週末以降の上位との対戦で、その強さを披露して、
リーグにさらなる波乱を起こしてほしいなと。
そのためにも、2戦目以降も気を抜かずにしっかりと戦う。
この日山井を立てたことで、先発は小笠原で決まりでしょう。
さらに登板が1日伸び、中13日となりましたが、
投手陣良い流れをそのまま繋げてほしい。
一方打線は、今回のような機動力を駆使する攻めを続けてほしいもの。
月が変わってツキが変わらぬよう、
しっかり7月の頭を取って、連勝・貯金
さらに増やしてくれるよう、頑張ってほしいと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(30日)

◎藤井淳志

<6回1死満塁、左越えに逆転のグランドスラムを放つ>
「(ナイスバッティングでした)ありがとうございます!!
(満塁で流れを引き込みたい場面で最高の結果)
そうですね。たまたまホームランになってくれたんですけども、
あのう、何とかしたいという気持ちで打席に立ちました。
(劣勢のなか1点返し、投手陣が踏ん張って、
何かを感じた打席だったか)
もう何とかチームの勢いが出る回だったと思ったので、
何とか後ろにつなぎたいという気持ちで打席に立ったのが、
結果的に僕も流れに乗れたんじゃないかなと思います。
(ホームランの感触は)
(力強く)よかったです!
(しかもプロ初めての満塁ホームラン。どんな気持ちで一周したか)
え、今シーズン、満塁という機会が何度かあって、
あまり活かせてなかったので、
あのう打った後、なんかこうあまり実感がないというか、
あの満塁ホームランというのがわからず、あのう走ってました。
(あの一発で今日も逆転。逆転が続いて7連勝。どんなムードか)
この連勝の間に僕自身が、いうほど貢献できてなかったので、
あのう、今日はチームの力になれたので、よかったです。
(6月を良い形で締めて、6連戦の頭を取った。
これからの大きな抱負を)
えー、とにかく一試合一試合、一生懸命、あのう頑張りますので、
ファンのみなさんの後押しで、1つでも多く連勝が伸びるように
頑張りますので、応援よろしくお願いします!」


<満塁ホームラン談話>
「高い球をとにかくひっぱたこうと思っていたのが
いい結果につながりました」

<3点を追う6回1死満塁、カウントは1-2。
下柳のスライダーを完ぺきにとらえ、
ライナー性の打球は左翼へ一直線。
ズドン! 大きな音とともに最前部に着弾。
右手を高々と突き上げてダイヤモンドを一周し、
ナインにはハイタッチで出迎えられた>
「まっすぐでガンガン押してくる投手ではないので、
追い込まれるまでは狙った球を振ろうと」

<5月25日の北海道日本ハム戦以来、
1カ月ぶりの8号はプロ初の満塁弾。
充実感あふれる表情でダイヤモンドを回ったが、
走っている間はプロ初となる満塁アーチを
放ったという実感はなかったという。その訳は>
「打った後もあまり実感がないというか
(最初は)満塁弾とは思わず走っていた。
これまで満塁だとか、走者何人いるとかを変に意識して、
打てる球を見逃してきた。
だから、走者がいる、いないより、
とにかくその打席に集中しようとしていました。
僕だけの力じゃない。チームが相手投手に
プレッシャーをかけ、その流れに僕が乗っかった」

<悔しさが成長につながった。
今季中堅の定位置をつかみ、開幕から好調を続けたが、
6月半ばのこと。5試合連続でスタメン落ちした。
状況判断の甘さや、集中力を欠くプレー、
チャンスでの淡泊な打撃が目立ったことが原因だった。
おごりがあったわけではないが、
致命的な欠陥を指摘され、目が覚めた。
それからというもの、これまで以上に必死になった。
控えとしてベンチにいても、英智らの動きを見て勉強した。
またリーグ戦再開までの期間を利用し、
23日にはウエスタン・福岡ソフトバンク戦に志願のフル出場。
4打数3安打と活躍して手ごたえをつかんだ。
守備でさらなる高みを目指すからこそ、グラブも試行錯誤している。
試合では07年までの背番号『22』が刺しゅうされた
黄色いグラブを使っているが、この日の練習では灰色のものを試した。
ベンチで試合を見ながら、ハングリーさを思い出したという>
「試合に出て野球をしていることが、
当たり前ではないというのをあらためて思い知りました。
競い合って、チャンスをつかまないといけないのを、
自分の中でもう一度強く思い出して。
がむしゃらにやるというのを意識するようになりました」

<前日、ナゴヤドームでの練習の際に
ある『宝物』を引っ張り出した。それは1本のマスコットバット。
昨年まで在籍した中村紀洋(現・東北楽天)の置きみやげだった。
振ることすら難しいと言われる長尺のバットで欠点を修正。
この夜の満塁弾はまさしく体の前でボールをとらえる完ぺきな当たり。
何度もチームを救った『ノリ』の勝負強さが乗り移ったかのようだった>
「最近、ボールを引きつけすぎていたので、
前でとらえる感覚をつかみたかったんです」
カメラブログ中スポ中日新聞サンスポ12スポーツ報知
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


○笘篠外野守備走塁コーチ
<5試合連続でスタメン落ちした際、
遠征中、藤井にこう声をかける>
「打球の追い方がマズい。練習で直していこう」

<以降の藤井の成長を認めて>
「一度、外されて目つきが変わったよね」
中スポ


○ネルソン・パヤノ
<6回から4番手で登板。
2イニングを無失点に抑え、来日初勝利を飾る。
6回先頭のブラゼルを150キロで空振り三振に切って取ると、
桜井は152キロで空振り三振、鳥谷も152キロで平凡な中飛。
圧巻の快速球連発で観衆をどよめかせた直後、
藤井の満塁弾が飛び出し、7回も抑えた左腕に
来日初の白星が転がり込んだ。
2軍でのリハビリを経て、ようやく掴んだ初勝利に喜びに浸り>
「これがオレ本来のスピードさ。
きょうは皆でつないだ勝利だよ。初白星は神様のおかげ。
ドミニカの両親に早く勝利を報告したいね」

<先発が早々に降板するピンチを救ったのは
中継ぎ陣のパーフェクトリレー。
安定感のある先発陣ばかりが目立っていた竜投に
新たな勝利へのオプションが誕生>
「日本の夏は暑い? 暑さには慣れっこさ。
バテるどころか暑くなればなるほど力が出せるよ。
これからもチームに貢献できるように頑張りたい」
中スポサンスポおおさか報知時事通信ニッカン

○高橋聡文
<先発・山井のKOを受け、2回途中に緊急登板。
1イニング1/3を打者4人でピシャリ。
6月10日の東北楽天戦以来、
実に20日ぶりのマウンドで力をはき出して>
「久しぶりでしたが、一人一人集中して投げることができました」
(中スポ、ニッカン

○マキシモ・ネルソン
<3番手も役割を果たし、4、5回の2イニングをパーフェクト>
「チームの勝利に貢献できて本当にうれしい。神様のおかげだよ」
(中スポ、ニッカン

○浅尾拓也
<リードした8回に5番手で登板も、
いきなり初球が関本のひじに当たり、
出塁させてしまったが、後続を断って岩瀬に繋いだ。
ナインのバックアップも肌で感じて、
リーグ戦再開後4連投。1勝3ホールドと
完ぺきにセットアップをこなしている>
「こういう試合は絶対に落としてはいけませんからね。
先頭を出しましたが、井端さんに
『ガチガチに力入ってる。もうちょっと落ち着いていけ』と
声を掛けていただいて助かりました」
(中スポ)

●和田打撃コーチ(阪神)
<序盤に楽々と4点を先行したが、3回以降は無得点と打線が沈黙。
3~8回は無安打。6回に逆転されると、さらに雰囲気が重苦しくなった。
中日のリリーフ陣に脱帽していて>
「150キロの投手が小刻みに出てきた。
あの点で逃げ切ろうとは思ってなかったが…」
共同通信社


○山井大介
<今季5度目の先発のチャンスを与えられたが、
1イニング2/3を6安打4失点でKOされ、今季初勝利を逃す。
1回は四球で出した赤星を金本の中前打でかえされ、先制を許すと、
2回には4安打と暴投などで3失点。2死三塁から
新井に4点目の適時打を打たれたところで、交代を告げられた。
今季はひじへの負担が少ないフォームに変更したが、
制球に苦しみ、球数は56球を数えた。言葉をしぼり出して>
「申し訳ありません」
(中スポ、サンスポニッカン


○岩瀬仁紀
<9回に6番手で登板。先頭の桜井に左前に運ばれ、
1死二塁、2死三塁と攻められたが、
最後は代打・高橋光信を空振り三振に。
最後の一線を越えさせず4連続セーブ。
小林雅英(千葉ロッテ、現・インディアンス)に続く
史上2人目の6年連続20セーブを飾る。
試合前には600試合登板の表彰を受けた守護神。
月並みなセリフが、この左腕の安定感を際立たせる>
「(疲れは)そりゃ年だからあるけど、
そういう中でもやっていかないとね。
これからも1試合1試合、大事にやっていきたいと思います」
(中スポ、サンスポおおさか報知時事通信スポニチ名古屋


○井端弘和
<4回無死、打者・荒木のとき二盗に成功。
高校球児ばりに二塁へ頭から突っ込んで>
「スライディング? あれは勢いをつけるためです。
足で崩せた? ですね。あそこからの下柳さんは
(どうせ走られるならと)足を高く上げてましたから」
中スポ

○森野将彦
<4回無死一、三塁、内角高めのシュートを引っ張ると、
鋭いライナーは、不運にも右翼正面に飛んだが、犠飛には十分。
反撃の1点目をたたき出して>
「何とかランナーをかえすことだけを考えました」

<下柳への一の矢となった一打を放っても
自分のことは棚に上げて、投手陣をたたえた>
「流れを変えた? どうでしょうね。
でも、今日は(中継ぎの)ピッチャーでしょ」

<この日、プロ野球選手として一つの勲章を手にした。
出場選手登録日数が通算9年(1年145日換算)に達し、
海外への移籍も可能なFA権を取得。
国内移籍が可能なFA権はすでに昨年取得したが、
権利を永久に行使しないと宣言し、今年から5年契約を結んだ。
この日の権利取得も気にもとめていなかった様子>
「え? 今日なんですか。
でも実際は関係ないし、(行使は)考えていないです」

<しかし13年目で迎えた一つの節目には
積み重ねてきた日々をかみしめて>
「権利を取れるような選手になれるとも思っていなかったですし、
選手としてはうれしいです」
カメラブログ中スポおおさか報知共同通信社時事通信毎日jp


○立浪和義
<出番はなかったが、しっかりとチームのムードを感じ取って>
「今は雰囲気がいい。きょう逆転で勝ったのは大きい」

<6回に飛び出した藤井の逆転満塁弾。
大殊勲のまな弟子にゲキを飛ばして>
「勢いに乗っていってもらいたい」
(中スポ)

◇ルイス通訳兼ブルペン捕手
<ドミニカ選手たちには、ちょっと口うるさい『寮長』がいる。
同じドミニカ共和国出身の33歳、通訳兼ブルペン捕手だ。
善し悪しは別として、ドミニカと日本では時間の概念が違う。
日本のプロ野球で集団生活を送る上で、
慣れなければいけない『常識』を口酸っぱく言い続けている>
「まず、時間を守ること、ですね。
ドミニカの選手は時間にルーズなので、
日本に来た選手にはまずそこをしっかり言わないといけません」

<4人の選手はナゴヤ球場の近くにある2つのマンションに
分かれて暮らしているが、自身はネルソンと同じ棟、
ブランコ、デラロサ、パヤノは別の棟に住んでいる。
近くに住み、普段の生活の世話をしながら、
日本の流儀を一つ一つ教えていく。
チーム内では『日本人より日本人らしい』とまで言われる。
将棋はかなりの腕前で、もちろん流ちょうに日本語を操る。
ドミニカのカープアカデミー出身だが、
日本でいう『文武両道』の少年だった。
アカデミーに誘われ約3カ月で退学したものの、
進学率の低いドミニカで大学まで進んだ。
何かと親族や仲間から頼られる存在だったという。
来日13年目、今は中日の『教育係』を務める。
技術云々の前に、その環境に馴染むことが先と言われるが、
水先案内人の業績はドミニカ勢の活躍を物語る>
「最初は近所にあるコンビニやドン・キホーテ(安売り店)を教えました」
(中スポ)


◇主催試合100万人突破(公式サイト)
◇中日、観客100万人突破(時事通信)
中日はこの日、ナゴヤドームでの阪神6回戦で
27505人の観衆を集め、今季の主催試合の観客動員
100万人を突破。(合計=1027457人)
昨季より4試合遅い34試合目(地方開催4試合を含む)での到達)


○落合監督
<4試合連続の逆転勝ちで、今季初の7連勝。
貯金も今季最多の『7』となった。
パーフェクトでつないだリリーフ陣の活躍に、
この日の仕事ぶりを高く評価>
「その通り。本当にその通り。
中継ぎ陣がしっかり抑えてくれました」

<5回1死二、三塁で代打・平田が浅い右邪飛>
「5回は使い方を間違えたな。
下柳に若い子たちは太刀打ちできないかもしれない」
(中スポ、サンスポ共同通信社毎日jpニッカン


若竜トピックス(30日)

◆イースタン、ウエスタン・リーグ交流戦
中日-北海道日本ハム 1回戦
(30日・ナゴヤ球場)
  010 000 001 = 2
 D 003 005 00× = 8
[勝] 山本昌(10試合4勝3敗)
[D本] 福田6号2ラン
[Dバッテリー] 山本昌、菊地、赤坂、齊藤 - 前田、田中
公式サイト・戦評

○加藤聡
<2軍交流戦の北海道日本ハム戦(ナゴヤ球場)に
8回1死一塁から赤坂の代打で登場。左前にプロ入り初安打を放つ。
北海道日本ハム・木下の投じた4球目をたたいた打球が、
スリーバウンドして三遊間を抜けていった。
生みの苦しみを味わっていたが、プロ入り17試合、26打席目にして、
のどから手の出るほど欲しかった、初安打が生まれて>
「ヒットはたまたまだったですけど、1本出て本当に安心しました。
(同じ育成選手の)小林高也さんが先に打っていたし、
遅れた形になっていた。かなり寂しい気分だった。
みんなが(まだ安打を打っていないと)覚えててくれる間に打ててよかったです」

<目標の支配下選手登録を目指し気分一新。
この一本から急浮上を目指す>
「とにかく一生懸命やって、結果は気にしないで積極的にいきたい」
中スポ

○渡邉育成コーチ
<育成ドラフト1位・加藤のプロ入り初安打に
安堵の表情を浮かべ、今後の変わり身に期待を寄せる>
「ここ1、2打席、初球から振ることができていた。
積極性が結果に出たと思うよ。
このヒットで気分的に乗ってくれるといいんだけどね」
中スポ


○山本昌
<2軍で10試合目の先発となったが、4勝目(3敗)を挙げた。
1回に2四死球を与えるなど不安定な立ち上がりを見せたが、
その後はきっちり立て直して、6イニングを4安打3奪三振3四死球、1失点。
グラウンドコンディション不良で
試合開始時間が45分も遅れたが、ベテランらしい粘りの投球が光って>
「まあまあです。調子自体は上がってきているので」
中スポ

『前夜の雨でグラウンド状態が悪く、中止になるかと心配でしたが、
試合開始を遅らせて何とかできてよかったです。
暑くて大変でしたが日本ハムとの交流戦という珍しいカードで、
19歳のバッターとの対戦も楽しみました。
105球投げてもまだまだ大丈夫という感じで、
これからどんどん調子を上げていきたいと思います。』

(「山本昌公式ホームページ」より引用)

○齊藤信介
<5月に古傷の左ひざを痛めて調整中だったが、実戦復帰。
9回に抑えとして登板し、1イニングを2安打1奪三振1失点。
開口一番、2暴投して失点したことを猛反省。自分自身を責めて>
「ああいうピッチングではダメ。
投げられたから良かったというのはない。
それを言ったら逃げ言葉になってしまう。
抑えるために登板させてもらっているのに、抑えられなかったら意味がない」
中スポ


◇高島祥平
<ナゴヤ球場での北海道日本ハムとの2軍交流戦。
相手チームには同じ帝京高出身のルーキー・杉谷拳士がいた。
試合前には一言二言あいさつを交わし、
旧交を温める。親友との再会を喜んで>
「会うのは卒業式以来ですよ」

<名門・帝京では2人が投打の柱だった。
高島がエース、ショートの杉谷が内野の要。
下級生のころからそろって甲子園の土を踏んでいた。
いたずらっぽく笑って>
「やっぱりアイツ(杉谷)はうまいですよ。守備は下手くそですけど」

<この日は、2人ともベンチから外れたが、
お互いプロ野球選手である以上、いつかは対戦が実現するかもしれない>
「マウンドでアイツと向かい合ったら笑っちゃいそうです。
まだ敵だという感じがしないんですよ」
(中スポ<ドラ番記者>

2009年6月30日 (火)

連勝継続地元TG6連戦とブランコ荒木球宴選出。

きょう30日で、6月も終了。
あすからは7月に入り、いよいよ夏本番
交流戦により、飛び飛びになっていた日程も、
リーグ戦が本格化する今週からは、よりハードになってきます。
現在、今季初の6連勝中と勢いに乗るドラゴンズは、
地元・ナゴヤドームで阪神、そして巨人との6連戦。
それを前にナインは、異例の月曜練習で備えたもよう。
またこの日、『マツダオールスターゲーム2009』
ファン投票及び選手間投票によるメンバーが発表され、
ドラゴンズからは、ブランコ荒木が選出されました。
その他チェン1軍合流など、この日の竜の話題を。


ドラゴンズトピックス(29日)

◆チェン・ウェイン
<この日、ナゴヤドームで行われた練習に合流。
左肩を痛めて1軍離脱してから約1カ月。
ナゴヤドームに元気な姿で。帰ってきた。
約2時間汗を流し、はやる気持ちを隠せないでいた>
「(この1カ月)ピッチャーが結構抑えていた。
自分も勝ちをつけてチームに貢献したい。
1軍とファームでは感覚がまったく違う。
お客さんの数も違うし、合流はうれしい。早く投げたいです」

<今月1日の登録抹消からリハビリは順調だった。
25日にウエスタン・福岡ソフトバンク戦で
4イニング1失点。行けるメドがたった>
「もうおかしいところは全然ありません。
感じは開幕のころとほとんど同じくらい。長いイニングも全然大丈夫」
中スポ


◇小笠原孝
<きょう30日の阪神3連戦初戦先発が有力。
17日の福岡ソフトバンク戦から中12日と間隔があいたが、
練習のなかで不安要素を摘み取ってきた>
「強めに投げたり、遠投を入れたりしてきた。
ピッチングの中でも打者を想定した」

<チーム7連勝と自身の3連勝をかけてのマウンド>
「チームの状態がよくなってきているから、波に乗れるように」
(中スポ)

◇山井大介
<あす7月1日の2戦目に登板が予想される。
21日のオリックス戦で9回に登板。
二者連続の内野ゴロで最後の岩瀬にバトンを渡すなど上り調子。
さらに心強いデータがある。
昨年までの7年間、6月までは通算30戦4勝8敗に対して、
7月以降は62戦13勝8敗と、後半戦にめっぽう強い。
さらに自主トレから取り組んできた新フォームが、
やっとしっくりして来たという>
「ストライクが入らなかったりと悩むこともあったけれど、
やっと違和感がなくなって投げられる方向に来ています。
完成? まだまだですけれど」
中スポ

◇朝倉健太
<2日の阪神第3戦の先発が有力。
落合監督が考えるエースの条件は非常に厳しい。
『故障しない。ローテーションを守る。20勝』
あの川上(現・ブレーブス)でも認められなかった「エース」の称号。
今の投手陣で故障せずに1年間ローテーションを守ることに
強い意志を感じさせるのが、この右腕。
今年、繰り返し聞いた言葉がある>
「1年間ずっと投げ続ける」

<昨年、血行障害で離脱した悔しさも胸に秘める。
今年は体調を整えて投げ続けることに強い意欲を持つ。
体調管理については、特殊なテクニックがあるわけではないが>
「食べたいものを食べて…」

<気温と湿度が上がり、投手にとっては
難しい時期になってきたが、その対策についても>
「しっかり食べて、しっかり寝る。
普通に生活していれば夏バテはしません」

<普段のタフさはチーム随一。
ゲームでのスタミナに加え、登板間隔が短くても平気。
登板のないときの休養を返上し、
自ら志願してベンチ入りしていた時期もある>
「全然、大丈夫です」

<まずは元気に投げ続ける。自らのエース論があるが、
考え方は川上よりも竜のエースに近いのかもしれない>
「エースと呼ばれる人はそれが普通じゃないですかね。
あとは、投げる試合は勝つ。
絶対にチームが負けないような投球をする」
(中スポ)


◇小山桂司
<落合監督の指導で打撃フォームを微調整。
フリー打撃中に指揮官から
『力が入りすぎている。軸がぶれている』と指摘され、
バットを立てて構えていたのを、寝かせるように修正、
その後の打撃では快音を響かせた。
『オレ流メス』で上々の手応えを掴んだよう>
「以前ならしんに当たらないとスタンドインしなかったのに、
変えてからはしんじゃなくてもスタンドに入るようになった。
打球がいつもより飛びましたね」
(中スポ、<ドラ番記者>

◇井端弘和
<現在、打率.324でリーグ2位。
出塁率と得点圏打率はリーグトップの活躍。
交流戦後の『変身』のきっかけは、5月7日の広島戦の第3打席。
変化球を意識しなくても前でさばけるように
なったことで変わり始めたという。
自ら打線を引っ張る後半戦以降については>
「さて、後半戦に入り打線は上向いていると言われますが、
僕に言わせればまだまだ。
初回に大量点を取った後に追加点が取れない試合が多いですから。
中押し、ダメ押しをもっと大切にしないといけない。
ボクの調子も自分では50%くらいだと思っています。
チームも自分も、もっと上げることができる。
流れは今、ウチにある。
この流れに乗り、目先の一勝を大切にしていけば、
ジャイアンツの背中も見えてくるはずです」
(中スポ『巧・井端の流儀』第11回より抜粋)


◇トニ・ブランコ
<7月24日に札幌ドーム、25日にマツダスタジアムで行われる
『マツダオールスターゲーム2009』に選手間投票により選出される。
来日1年目ながら、並外れたパワーで
現在リーグトップの21本塁打をマークしているが、
日本で初のオールスターゲーム出場に>
「選んでもらえてとても光栄です。神様ありがとう。
日本の高いレベルのオールスターに1年目から出場できてうれしい。
一打席一打席、力まずに普段のように集中したい。
チームが勝つように頑張りたいです」

<もしホームランダービーに出場できたら?>
「ホームランダービーはとても楽しいし、興奮するよ。
もし本塁打競争のメンバーに選ばれたら、
精いっぱいいいスイングをして
頑張っていいホームランを見せたい」

<過去に『実績』もある。
米国のマイナーの球宴でも、その飛距離は抜きんでていたという>
「昨年2Aのオールスターに選ばれ、
ホームランダービーにも出て、勝った。
打点も挙げて、もう少しでMVPをもらえそうだったけど、
チームが負けて取れなかった」

<試合での注目は本物の本塁打。
その飛距離は他球団のファンですら大きな関心を寄せる。
特大アーチが期待されるが、力みを警戒しながらも>
「とにかくいいスイングをして、
ジャストミートを心掛けて、それがホームランになればいい」

<またきょう30日からの阪神戦で、
07年のガイエル(東京ヤクルト)以来、史上2人目となる
来日1年目での全球団本塁打達成に向け、意欲を見せる。
これまでに10球団を制圧し、最後に残った阪神との対戦打率は、
19打数3安打の打率.158と分が悪いが、
それは日本野球に戸惑った開幕直後のこと。
異国のスタイルに慣れ、アーチ量産態勢に突入した今、
もはや恐れる敵はどこにも存在しない>
「あと1球団か。別にホームで(打って)も
ビジターで(打って)も関係ないんだよね? 
ぜひ達成したいね。本塁打を打てたらいい。
自分がいいスイングをして、いいコンタクトを取って、
結果的にそれがホームランになればベストだね」
公式サイトカメラブログ中スポ中日新聞サンスポ
おおさか報知共同通信社スポニチ名古屋ニッカンデイリー

◇荒木雅博
<2年連続3度目のオールスター出場が決定。
昨年の選手間投票に続き3度目の選出となったが>
「いつも一緒にプレーをしている選手から選ばれとても光栄です」

<昨年の第2戦では3安打3打点で最優秀選手(MVP)に輝いた。
2年連続獲得への意気込みを聞かれると>
「そこまで厚かましい気持ちは持っていません。
今年はMVPをとる人、その人のおぜん立てができればいい。
取れるような人の前にランナーで出たいと思います」

<現在の盗塁数はリーグ2位の13。
意外にも球宴での盗塁がゼロ。意欲をみせて>
「まだオールスターで一度も走ったこと(盗塁)がないので、
1つぐらい走ってみたいという気持ちはあります」
公式サイトカメラブログ、中スポ、中日新聞サンスポ共同通信社

◆マツダオールスターゲーム2009 ファン投票結果
◇マツダオールスターゲーム2009 選手間投票結果
(ともにNPB公式サイトから)


◆堂上剛裕
<5月初旬に右肩を痛め戦列を離れていた
6年目外野手の巻き返しが始まった。
復帰後初スタメンとなった27日のオリックス戦では、
いきなり4打数4安打の固め打ち。
持ち前の打力で存在感を強烈にアピールした>
「今までの打撃フォームは、どこかやりにくいという感覚があった。
それでもボールをとらえることができていたので続けていた。
今は自分のイメージ通りのスイングで、
スパッととらえられるようになってきたし、
反対方向にも大きいのが打てるようになってきた」

<約2カ月間の戦線離脱は、プロ入り後初。
つらかったが、その離脱中に試行錯誤して掴んだ新たな打撃感覚。
それが実戦で通用したことが何よりもうれしかった。
またこの間に、グラブも新調した。
これまでは母校・愛工大名電高の先輩・イチローモデルを
使用していたが、守備のスペシャリスト・英智モデルに変えたという>
「イチローさんは天才ですけど、僕にとっては英智さんも天才です。
身近な守備のお手本として、徹底的にマネから始めてみようと思いました」
(中スポ『若竜なび』より)

◆ドアラ
<この日、名古屋市の中日新聞社で
『勝手に九州親善大使』の就任記者会見を行う。
ナゾの旗を持ち、ナゾのマントを身にまとって
会見場に現れると胸を張って宣言。
夕刻には名古屋市内の「アスナル金山」でさっそく活動を開始。
今後の活動のメーンはWEB上でガイドブックを作成すること。
中日スポーツWEB『ドアラ的・九州ド印ガイドブック』で
九州のよさをアピールしていく。
ナゼ九州なのか? と聞かれると、得意の筆談で>
「何かの縁だと思います」

<さらに意気込みを聞かれると>
「全力」
中スポ


【ドラゴンズ・今週の日程】
6月30日(火)対阪神 (18:00・ナゴヤドーム)
7月1日 (水) 対阪神 (18:00・ナゴヤドーム)
7月2日 (木) 対阪神 (18:00・ナゴヤドーム)
7月3日 (金) 対巨人 (18:00・ナゴヤドーム)
7月4日 (土) 対巨人 (15:00・ナゴヤドーム)
7月5日 (日) 対巨人 (14:00・ナゴヤドーム)

<ファーム>
~イースタン、ウエスタン・リーグ交流戦~
6月30日(火)対北海道日本ハム (13:15変更・ナゴヤ球場)
7月1日 (水) 対北海道日本ハム (12:30・ナゴヤ球場)
7月2日 (木)(対北海道日本ハム・予備日)

7月3日 (金)対阪神 (12:30・ナゴヤ球場)
7月4日 (土)対阪神 (12:30・ナゴヤ球場)
7月5日 (日)対阪神 (12:30・ナゴヤ球場)


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
この日野手陣は、異例の月曜練習を行ったようですね。
これまで月曜日は、いわゆるピックアップ練習が主でしたが、
前週にオフもあったことから、主力選手和田以外は全員参加。
落合監督も、谷繁に、平田に、そして小山にと
精力的に指導して回るなど、単に体を動かす程度ではなかった様子。
『休日返上』で、今後の連戦に耐えうるリズム
チーム全体でつくっているかのような練習だったようです。

そんななか、久々となる6連戦は、
本拠地・ナゴヤドームで、まずは5位・阪神と、
そして週末は首位・巨人と当たっていくという日程。
蒸し蒸しする屋外ではなく、快適な屋内
しかも地元にしっかりと腰を据えて戦えるのは、
チームにとっても大きいかもしれませんね。
現在6連勝中と、もっとも良い状態ともいえるなか、
ホームでさらに勝ちを重ね、上位追撃に繋げられたら、
まさに言うことなしといえるのではと思います。

手始めに迎える阪神との3連戦ですが、
阪神とは、4月23日のナゴドを最後に、
約2カ月も対戦がなかったということに加え、
今季は5位と低迷していることもあり、
悪い言い方をすれば、眼中になかったという感も。
今季の対戦成績は、ドラゴンズの3勝2敗ということですが、
自分的には正直、どんなチームなのか
忘れてしまっている部分もありますね。
まあまずは初戦、動く虎ナインの姿を久々に見て、
徐々に思い出していこうかな、
そんな風に今回の3連戦を捉えたりもしています。

気になる先発予想ですが、中スポによると、
初戦から、小笠原-下柳、山井-福原、そして朝倉-岩田
この日、1軍の練習にチェンが合流したようですが、
実戦復帰が25日だったということもあり、
おそらく週末の巨人戦に回りそうですね。
また同じく谷間登板に予想されている山井ですが、
こちらも中田の可能性が、なきにしもあらず。
ただ山井自身、交流戦最後の登板はまずまずでしたし、
この先発チャンスをモノにすれば、
再びローテーション復帰の可能性は十分にあるとも思われます。
チーム的にようやく「揃ってきたな」と感じさせる先発陣
もともと能力に関しては、ハイレベル。
あとはそれぞれがそれをしかと発揮できるかがカギですが、
安定している吉見、川井、朝倉に続く存在になるべく、
それぞれが乗っていける好投を披露してほしいと願います。


一方、この日の球界の一番の話題は、
7月24日(札幌ドーム)と、25日(マツダスタジアム)に
開催される『マツダオールスターゲーム2009』。
ファン投票選手間投票による選出メンバーが、発表されたようですね。
ドラゴンズからは、ファン投票による選出はなかったものの、
昨年から始まった選手間投票で、
ブランコ(一塁手部門)と荒木(二塁手部門)が選出されました。
両選手、おめでとうございます!

ファン投票などに関しては、
もともと弱い部分があるドラゴンズ
ここ数年のファン投票は、阪神の選手が
たくさん選ばれるという印象がありましたが、
今年の球団別では、なんと広島の5部門が最多とのこと。
まあ「マツダオールスターゲーム」、
もしくは第2戦が「マツダスタジアム」での開催。
そんな部分が多々加味されているのではとも思いますが、
その一方で阪神ファンもシビアだなと、他人事ながら感じてしまいましたね。
まあファン投票においては、その程度の感想しかないですが、
1、2軍の支配下選手758名によっての選手間投票
そこでブランコが選ばれたのは、とてもうれしかったですね。
ドラゴンズ以外の11球団においても、
その稀なるパワーをはじめとした魅力が認められた証拠。
ファンとしても、ちょっと鼻高々になりました。

球宴ガンバルゾ!セ・パ交流戦も行われるようになり、
「夢の球宴」という部分も
スケールダウンこそしていますが、
こういうお祭りには
うってつけともいえるブランコ
ぜひともホームラン競争
選出された際には、
そのパワーをフルに発揮し、スタジアムを沸かせてほしいなと。
またその球宴を迎える前まで、さらにチームに貢献してほしい。
その手始めともいえるのが、阪神戦での本塁打
ここで放てば、11球団すべて制圧ということにもなるそうなので、
ぜひとも実現させて、打線に弾みをつけてくれればと。
久々のナゴドでのリーグ戦ですし、交流戦でひと皮向けた驚弾を、
地元のドラゴンズファンにも見せてほしいと願います。

なお監督推薦選手を含む全陣容の発表は、来月6日。
オールセントラルを率いる原監督(巨人)が
ドラゴンズ他のどなたを推してくれるかにも注目です。

2009年6月29日 (月)

サンデー川井7連勝岩瀬凌ぐ、竜3タテで6連勝!

連日の逆転で広島を連破し、5連勝と勢いに乗るドラゴンズ
日曜日のデーゲームとなったマツダスタジアムでの第3戦は、
先発・川井が先制を許したものの、4回、苦手・前田健太から
ブランコ、和田連続本塁打で一気に勝ち越し。
その1点を川井-浅尾そして最後は岩瀬が守りきって、スウィープ。
今季初の6連勝で貯金を6としたドラゴンズ
7イニング1失点の川井は、無キズの7連勝となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 9回戦
(28日・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 | 中日6勝3敗)
28049人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島
[勝] 川井(10試合7勝)
[S] 岩瀬(29試合1勝2敗19S)
[D本] ブランコ21号 和田19号
[Dバッテリー]
川井、浅尾、岩瀬 - 谷繁

◇対広島9回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数3安打)
2 (二)荒木  (3打数1安打)
3 (三)森野  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ (4打数1安打1打点)
5 (左)和田  (4打数1安打1打点)
6 (中)藤井  (4打数無安打)
7 (右)平田  (2打数無安打)
8 (捕)谷繁  (3打数無安打)
9 (投)川井  (3打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・前田健太
井端右前打、荒木三犠打、
森野初球中飛・井端タッチアップ三進、
2死三塁から、ブランコ内直球中飛


<1回ウラ・広島> P・川井
高いバウンド遊撃内野安打、東出捕犠打、
赤松内直球空三振、
2死二塁から、栗原外カーブ反応左前適時打(D 0-1 C)
マクレーン外外れ四球、内カーブ遊ゴロ

<2回ウラ・広島> P・川井
廣瀬二ゴロ、石原三塁線突破二塁打、
前田健太遊ゴロ進塁打、
2死三塁から、中直球中正面フライ

<3回ウラ・広島> P・川井
東出中直、赤松遊ゴロ、
栗原右前打、マクレーン四球、
2死一、二塁から、中スライダー一ゴロ

<4回・中日> P・前田健太
森野外シュート見三振、
1死から、
ブランコ外スライダー・
センターバックスクリーン本塁打(D 1-1 C)

1死から、和田内カーブ狙い打ち・
レフト2階席スタンド飛び込む本塁打(D 2-1 C)

藤井三ゴロ一塁足離れセーフ(マクレーン悪送球)、
平田2球目前田健太暴投・藤井二進、
1死二塁から、平田外スライダー空三振、
2死二塁から、二走藤井けん制タッチアウト


<4回ウラ・広島> P・川井 右・小池
廣瀬ひっかけ遊ゴロ、石原一ゴロ、
前田健太外カーブライト飛球小池背走キャッチ

<5回ウラ・広島> P・川井
バット折れ二ゴロ、東出遊ゴロ、
赤松三ゴロ・森野送球高い=エラー、
栗原中飛・藤井光よけながらキャッチ

<6回・中日> P・前田健太
荒木右前打、森野エンドラン遊ゴロ進塁打、
ブランコ初球高め直球右直、和田勝負避け四球、
2死一、二塁から、藤井内高め直球三邪飛


<7回ウラ・広島> P・川井
代打小窪右直、チェンジアップ振らされ二ゴロ、
東出カーブ投返し中前打、
赤松投返し二塁後方ライナー・
荒木ダイビングキャッチ・ファインプレー

<8回・中日> P・横山
井端左前打、荒木バント上げて捕邪飛、
森野外高め直球見三振、ブランコ初球打ち上げ三邪飛


<9回ウラ・広島> P・岩瀬
廣瀬外直球右中間突破二塁打、石原投犠打、
1死三塁から、代打緒方孝市初球内直球打ち上げ捕邪飛、
2死三塁から、フルカウントから6球連続ファウル・
13球目外スライダー弾き返すも中飛、試合終了。


【ゲームレビュー】
逆転勝ちで6連勝
ビジターでの広島戦同一カード3連勝は2002年8月以来

主軸の連発で試合をひっくり返した。
4回、ブランコがバックスクリーンへ同点アーチ。
和田が左へ勝ち越しソロを放った。
川井は持ち味の打たせてとる投球で7連勝。
浅尾から岩瀬につなぎ、岩瀬は3連続セーブ。
公式サイト中日新聞共同通信社時事通信


連勝で迎えたカープとの直接対決第3戦、
立ち上がり、先発・川井栗原にタイムリーを許したものの、
4回、苦戦しそうに思えた前田健太から、
ブランコがバックスクリーンに反撃のソロを放つと、
すぐさま和田も続いて、レフト上段にソロを放って勝ち越し
その間、わずか4球。
この日7イニング111球を投じた前田健太でしたが、
おそらく失投はこの場面だけだったでしょう。
それだけこの二発が実に値千金だったなと。
ワンチャンスをしっかりモノにして、
敵地・マツダスタジアム、さらに苦手のデーゲームをも制し、
3タテを成し遂げられたのは、とてもうれしいことですね。
ずっと近くにいて、やや鬱陶しさも感じていた相手を
直接叩いて、多少見えない位置までもっていけたことは
今後戦いを続けていくうえで、よかったなと感じました。

2-1という最少点差での凌ぎ合い
そういう展開になると、やはり目がいくのは投手の方。
先発・川井は、終わってみれば7イニングを6安打1失点。
不安な立ち上がりを1点のみで凌げたことと、
前回、前々回などと比べ、それなりに制球が定まっていたことも
好投に繋がっていたのではないでしょうか。
見ている側とすれば、ほんと不思議に感じるでしょうが、
ナチュラルカットと、カーブ、チェンジアップの緩急
さらに打てないカープ打線に対し、ものおじせず、
谷繁のミットめがけて投げられていたのが、
多少伸びた打球でも野手の正面にいくなど、効果を発揮したのでは。
まあ可もなく不可もなしの見事な川井ペース
そこに相手打線を引きずりこんだのが、
無キズの7勝目に結びついたのではと思いました。

サンデー川井健在!中6日で起用してくれたことで
『サンデー川井』も継続。
次回登板では
ついに球団記録である
8連勝に挑むこととなります。
相手は今季何度も
対戦している首位の巨人
まあ東京ドームのように
狭くないですし、やってくれることでしょう。
存分に力を発揮して、
さらに勝ちを重ねていってほしいと願います。

さらに見応えがあったのは、9回ウラの攻防。
3連投となった守護神・岩瀬
いきなり廣瀬に右中間二塁打を許し、石原の犠打で三進。
1死三塁と、一打同点のピンチを迎えましたが、
そこからの投球が、実に圧巻でしたね。
9番・シュルツに代わって送られたのは、切り札・緒方孝市
前日に三塁線突破の二塁打を許しているベテランとの対決は、
自分的には手に汗握って、身構えてしまいましたね。
犠牲フライでも、同点に追いつかれる場面。
これで点が入れば、流れ的にも一気に持って行かれてしまうのではと
心配していましたが、鮮やかに一球で料理
前日には投じていなかった内への真っすぐで
打ち損じさせてのキャッチャーファウルフライ。
その瞬間思わず「やった!」とガッツポーズを作ってしまいましたよ。

さらに2死三塁で迎えるは、トップに返って
おそらく積極的に来る相手を警戒しながら、2ボール。
それでもすぐにボール球を振らせて、追い込む当たりは
まさにベテランバッテリー真骨頂
さらに1球チップのあと、フルカウントとなり、
その後梵が粘りに粘って6球連続のファウル
前には飛ばないものの、根負けしての四球はカンベンの場面。
それでも岩瀬の制球にはほとんど狂いはなかったですね。
そして迎えること13球目、最後は外のスライダーを弾き返すも
センター・藤井がしっかり掴んでゲームセット。
「さすが岩瀬」というところを十分見せつけるとともに、
現状のドラゴンズカープの差もそこに見えたような。
6連勝のフィニッシュシーンを、
そんなことを重ねながら、見ることとなりました。


広島に対しての敵地3タテは、02年8月以来ということですが、
直接対決で3つ取れたことは、ほんと大きかったですね。
口ではやれ「3タテだ」といっても、簡単にはできることではない。
しかしそれをやり遂げられたということは、
それなりの地力が付いて来たことを証明しているのではと思います。
投げては、先発がゲームを作り、
打っては、主軸がつながりあっさり逆転。
そして最後は守護神がしっかりとゲームを締める。
和田のコメントにもありましたが、
チーム的には、今季もっとも「いい状態」かもしれませんね。
あとは連勝こそいつか止まるとはいえ、
状態をできるだけキープできるか。
その試金石ともいえるのが、次週のナゴヤドーム6連戦
5位・阪神、そして首位・巨人を地元で
より多く叩くことで、それを示してほしいなと。
下は若干見えなくはなりましたが、目指すはあくまで上位のみ
勝って奢らず、さらに気を引き締めながら、
連勝ロードをさらに進んでほしいと願いたいです。


☆ウィナーズ・ボイス(28日)

◎川井雄太

<7イニング6安打1失点に抑え、今季7勝目を挙げる>
「(おめでとうございます)ありがとうございます。
(最後の9回、どんな思いで見守っていたか)
いやあのう、もう岩瀬さんを信じて、ずっと見てました。はい。
(投球を振り返って)
そうですね。あのう、初回に点を取られてしまったので、
ここを何とか、これ以上点取られてはいけないと思いまして、
そこから何とか、立ち直れたことがよかったと思います。
(4回以降ピンチらしいピンチもなく)
うーん、まあ、たまたまだと思いますけども。はい。
(打線の援護、ブランコ・和田の大きな一発があった)
そうですね。ほんとね、あのう、一発というか打ってくれまして、
あのう、ほんとにそこの次からは気を引き締めて、
もっとあのう、投げていかなきゃいけないなと思いました。
(これで無傷の7勝目、好調の秘訣は)
いや別に(笑)、好調の秘訣っていうのは、
まあ、あのう、与えられたところを
しっかりやるっていう風に、目標としてやっているので、
それがたまたま生かされていると思います。はい。
(チームは広島に逆転勝ちで3連勝)
そうですね、あのう、本当に3連勝できてよかったと思います。
(さらに今季初の6連勝)
うーん、まああのう、流れに乗ってね、僕も勝ってよかったです。
(ナゴヤに戻って、阪神・巨人との6連戦。代表で意気込みを)
そうですね、あのう、まだまだあのう、
しっかり投げていかなきゃいけないんですけども、
もっとどんどん勝って、あのうジャイアンツに追いつけるように
頑張っていきたいと思います。はい」



<独自の暑さ対策が功を奏したのかもしれない。
広島は試合中の午後2時11分、
最高気温は30.4度に達するほどの猛暑だった。
なのに、あえて長袖を着用。
スタメンで長袖だったのは川井と平田だけ。
吉見や浅尾ら他の投手は半袖が主流だが>
「暑くてもいつも長袖ですね。
半袖だと汗がたれるたびにぬぐわないといけないのが、イヤなんです」

<投球以外で神経を使うのを極力、避けるための方法。
屋外での登板は5月4日の横浜戦以来だったが
バテることなく、今季最多の111球を投じて>
「(登板中に着替えたのは)1度か2度だけです。
久々に外だったので、いつもより
水分をしっかり取るように心がけていました」

<昨季は4月にプロ初勝利を挙げたが、その後は白星なし。
夏場以降は酸素カプセルに入り、梅干しや酢など
食事にも気をつけたが、心身の疲労が抜けなかった。
帽子のひさしにマジックで記した『氣』の一文字。
ピンチのたびに見つめ、粘り強い投球で逆転勝利に導いた>
「体もしんどかったけど、結局は気持ちの問題だったかもしれません。
意識はないですけど、(今季の登板は)デーゲームが多いんで
普段から早めに寝るようにはしています」

<次回登板は、7月5日の巨人戦(ナゴヤドーム)が有力。
もちろん得意の日曜日。
球団記録に並ぶ開幕8連勝と、首位追撃に挑む>
「チームの流れに乗って勝てて良かった。
またしっかり投げないといけない。
ジャイアンツに追いつけるように頑張ります」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


○トニ・ブランコ
<1点を追う4回1死、バックスクリーンに
リーグトップの21号同点ソロをたたき込む。
初球は外角低めぎりぎりのスライダーに手が出なかったが、
同じ軌道を描きながらやや甘いコースに来た次の球は逃さなかった。
糸を引くようなライナーで中堅のフェンスを越える同点ソロ。
胸を張り満面の笑みで振り返って>
「(打ったのは)スライダー。まずは神様のおかげ。
いいタイミングでボールをとらえることができたよ」

<広島先発・前田健太は、5月7日に
ナゴヤドームの天井懸垂物にぶち当てる
史上初の認定本塁打を放った相手。
その打球に勝るとも劣らぬ衝撃を、21歳の右腕に与えて>
「そのことはもちろん、覚えていたよ。でも、何も考えずに打てました」

<この3連戦では3番の森野も2本塁打し、
クリーンアップトリオが2発ずつと大暴れ>
「自分だけじゃなくて、
森野さんも和田さんもチャンスに打ってくれている。
チームにとってすごくいいことだと思うよ」
中スポ中日新聞共同通信社スポニチ名古屋ニッカン

○和田一浩
<4回1死、勝ち越しの19号ソロを放つ。
0-1から真ん中に入ってきたカーブをとらえた打球。
大きな放物線を描き、左翼2階席の最後列まで届いた。
瞬く間に試合をひっくり返して>
「たまたまですよ。高めの変化球は飛びますから。
4回だったんで、あんまり決勝ホームランという感じはなかったですけれどね」

<価値ある一発は、信頼するスタッフとの合作だった。
試合前には、鶴田打撃投手のカーブを熱心に打ち込んでいた。
ここ数試合、安打や本塁打は出ていても
緩い変化球に対応し切れていなかった。
ギリギリまで引きつける練習を繰り返し、イメージをふくらませた。
この日初めて投じられた108キロの狙い球。思い切りたたきつぶして>
「前田健太対策? いやいや、
ゆるい変化球を打つのがうまくなかったので、
鶴田さん(打撃投手)にお願いして、
練習で多く投げてもらったんです。そのおかげです。
待っていたわけじゃないけど、
最近ずっと緩い球が打ててなかったんで。練習が実ったかな」

<3週連続で日曜日にアーチをかけた。
6本塁打、14打点、打率4割をマークしており、
いずれも曜日別でベストの成績。
日曜日に投げることが多い川井を
後押ししていることについては偶然を強調>
「川井が投げると打つ? 自分が打ってる感じはないです。
打線は援護していると思いますけどね」

<リーグ戦再開後最初の3連戦を、
すべて逆転勝ちでものにして、手応えを口に>
「打線も活発になってきてるんで、いい状態にあると思います」
中スポ中日新聞共同通信社時事通信スポニチ名古屋ニッカン

●前田健太(広島)
<広島の若き右腕も、中日の一発攻勢を防ぎきれず。
4回のブランコの一撃には、相手の方が上手と割り切って>
「仕方ないホームラン。うまく打たれました」

<一方、和田の本塁打には悔いを残す>
「完ぺきに打たれたけど、防ぎたかった。
和田さんはカーブを打つのがうまいから、
ボールにするつもりでいたけど、サインがストライクだった。
和田さんへのカーブはボールにしなければならなかった。
自分なりに試合はつくれていたのに」

<決して失投ではないと話したが、反省を口に>
「一発で決まったんで、最新の注意を払わないといけない。
気を付けないといけないという勉強になった」
中日新聞、中スポ)


○荒木雅博
<7回2死一塁、赤松の中前に抜けそうな
ライナーをダイビングで好捕。
経験と勝負勘が、名手に守備位置を二塁ベース寄りに
移すことを決断させていた>
「いいところに守ってました。
何となくですけど、あのへんに(打球が)来そうな感じがしていたので」

<抜けていれば、初回先制打を含む
2安打の栗原に好機で打順が回るところ。
選手会長が自ら認める、1点にも2点にも値するプレー>
「大きかったですね」
中スポ

○浅尾拓也
<川井の後を受けて、2番手でマウンドへ上がったが>
「さすがに150キロは出ていなかったですよね…」

<実際はMAX151キロとやっぱり早く、
栗原、マクレーン、嶋の中軸を3人斬り。
3連投の疲れを見せずに、岩瀬につないだ。
リーグ戦再開後、計3イニング無失点と盤石のつなぎ役を果たし>
「これからも何とか抑えられるようにしたい」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<9回1死満塁、代打・緒方孝市を捕邪飛に打ち取り、
最後の打者・梵は6球連続ファウルの末、
13球目で中飛に打ち取り、汗をぬぐう>
「根気で負けないようにいきました」
(中スポ)

○谷繁元信
<代打・緒方孝市を捕邪飛に打ち取ったが、
前日の9回、同じ緒方孝市に対し、徹底した外角への配球。
外よりの球を左翼線に弾き返されたが、
あり得るリターンマッチのために内角球を『温存』していた。
試合後、質問してみるとこう答えて>
「前の日のこと? そりゃあると思います。
(捕手なら)3連戦で(配球を)考えることはあります」
(中スポ)


○井端弘和
<2試合無安打だったが、今季7度目の猛打賞。
打率を交流戦終了時とほぼ同じ.324に戻した。
2試合ヒットが出ていなかったことは>
「気にしてなかった。
急に下がることはないと思っていた」

<調子自体に不安は抱いていなかったが、
初回のらしい右前打が、自身の打撃を取り戻すきっかけになったよう>
「後半戦じゃないけど、(リーグ戦再開後)1本出てホッとしました」
(中スポ)

○藤井淳志
<前日のデーゲームで落球したが、すべてのフライをキャッチ。
この日も太陽が照りつけていたが、9回2死三塁からのフライも
キャッチして試合終了。試合後はグッタリして>
「サングラスがきかないくらい太陽が正面にあるんです。
フライに気を使って本当に疲れました」
(中スポ)

○平田良介
<3タテしたチームにあって、若手成長株はションボリ。
2回2死から空振り三振に倒れると、4回1死二塁からも空振り三振。
直後に交代を告げられた。この3連戦はすべてスタメン出場も
これで9打数ノーヒット。再びアピールしていくしかない>
「真っすぐを打てませんでした」
(中スポ)

○小池正晃
<平田に代わって4回ウラの守備から急きょ出場。
日差しがまぶしい中、3つの飛球を危なげなく処理。
自身にとってマツダスタジアム初のデーゲームだったがさすが>
「いつも準備はしているし、
ベンチでも試合に出ているつもりで見ています。
ライトはそれほど気にならなかったです。
センターの方が(太陽の)正面になるから危ないですよ」
(中スポ)

○立浪和義
<今季初の6連勝を笑顔で見届けたが、気持ちは引き締めたまま。
試合後は早くも次の試合に向けて切り替えていた>
「チーム状態がいいけど、悪くなったときに頑張れるようにしたい」
(中スポ)


◇住田コンディショニングコーチ
<中川とともに、ドミニカ共和国の
恵まれない子どもたちに野球道具を贈る。
今年4月、2人でお金を出し合って子供用のグラブやミットを購入。
現地で働く日本人の友人を通じて、
同国南部のパドレ・ラス・カラスの福祉施設に届けられた。
この施設は両親が不在で、教育すら受けられない
少年少女たちが住んでいるという。
野球で稼ぐことは貧困から抜け出す数少ない道。
段ボールを開けると、大きな拍手が巻き起こったと聞いて>
「(ドミニカ共和国は)貧富の差が激しい。
いずれ何かしたいと思っていたんです」
(中スポ)

◇中川裕貴
<住田コーチのプランに賛同。
ドミニカ共和国の子どもたちに野球道具をプレゼント。
数日後、2人のもとに届けられた感謝の気持ちを込めた寄せ書きには、
スペイン後で『グラシアス(ありがとう)』という言葉も。
たくさんの子どもが記していたのが、
『(元大リーガーの)サミー・ソーサのようになってください』
自身は前日プロ初安打を放ったばかりだが、
カリブの少年少女たちのためにも打ち続ける>
「以前から何かやりたいと思っていたんです。いい機会かなって」
(中スポ)

◇白井オーナー
<中国新聞社からの招待でマツダスタジアムを初訪問。
球場周辺からスタンド、ベンチまで見て回った。
途中、名物客席の『寝ソベリア』に立ち寄ると、
実際に横になってチェック。アイディアこらした新球場に感心>
「商売が上手だな。
露店も出していて、お祭りのような雰囲気になっている」
(中スポ)


○落合監督
<逆転勝ちで今季初の6連勝。
貯金を今季最多の6とした。先発・川井について>
「やってる本人に聞いてください。それしか言いようがない」
毎日jp


若竜トピックス(28日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
オリックス-中日 16回戦
(28日・高知市野球場)
 D 100 003 011 = 6
 Bs 000 010 000 = 1
[勝] 長峰(16試合4勝1敗1S)
[D本] 福田5号2ラン
[Dバッテリー] 長峰、菊地、岩田 - 前田、田中
公式サイト・戦評

○長峰昌司
<ウエスタン・オリックス戦(高知)に先発。
7イニングを投げ、9安打3奪三振1四球、1失点と、
安打は許しながらも要所を締める粘り強い投球を見せ、
4勝目(1敗1セーブ)を挙げる。
先発に回ってから、これで3試合連続で
7イニング以上を投げての3連勝。
走者を出しても、決して大量得点を許さず、
役割をきっちりこなし、チームの勝利に結び付けている>
「結果が良くても内容が悪ければ意味がない。
自分が納得できる内容で、結果が伴うようにしたい」

<すぐさま次の課題を口に。
好投にも妥協を許さない姿勢が、今の状態の良さを物語っている>
「前半は走者を出しても、いい内容で抑えることができた
6、7回にコントロールが甘くなった。
バテてきたときにしっかりとまとめられるようにしないと」
中スポ

○小林投手コーチ
<安定感を増し続けている長峰を高く評価>
「被安打9でも、見ているこちらに全然不安感がなかった。
このところの投球内容で、しっかり信頼関係ができてる。
ある程度のレベルにきているから、
これを続ければ上(1軍)も見えてくる」
中スポ

○福田永将
<1点を勝ち越した6回2死一塁から、
今季第5号となる特大の2点本塁打を放ち、チームの勝利を呼び込む。
小林賢司の135キロの初球のシュートを、
左翼ネット中段に突き刺す一撃を、笑顔で振り返って>
「うまく(体の)前で打てたし、完ぺきな当たりだったですね」
中スポ

2009年6月28日 (日)

森野3打点連日のお立ち台、竜今季初の5連勝!

リーグ戦再開初戦を逆転でモノにしたドラゴンズ
マツダスタジアムでの広島との3位攻防第2戦は、
先発・吉見の乱調で3回までに3点のビハインド。
しかし4回、前夜のヒーロー・森野
ライトに反撃の2ランを放つと、和田も続いてすぐさま同点。
さらに続く5回には、再び森野がライトへ落とす勝ち越し打。
劣勢をひっくり返してもらった吉見がその後をうまくまとめると、
終盤は前夜同様の継投で、接戦を制しての白星
今季初の5連勝で貯金を5としたドラゴンズ
その勢いたるや、止まらないムードとなってきました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 8回戦
(27日・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 | 中日5勝3敗)
30502人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島
[勝] 吉見(13試合7勝3敗)
[S] 岩瀬(28試合1勝2敗18S)
[D本] 森野9号2ラン 和田18号
[Dバッテリー]
吉見、パヤノ、河原、浅尾、岩瀬 - 谷繁

◇対広島8回戦・スタメン
1 (遊)井端  (2打数無安打)
2 (二)荒木  (4打数3安打1打点)
3 (三)森野  (4打数2安打3打点)
4 (一)ブランコ (4打数無安打)
5 (左)和田  (4打数2安打1打点)
6 (中)藤井  (4打数1安打)
7 (右)平田  (3打数無安打)
8 (捕)谷繁  (4打数無安打)
9 (投)吉見  (2打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・大竹
井端遊ゴロ、荒木右前打、
森野外チェンジアップ二ゴロ4-6-3併殺


<1回ウラ・広島> P・吉見
高めフォーク中前打、東出初球三犠打、
赤松4球目吉見暴投・三進、
赤松内高めシュート外れ四球、栗原低めフォーク外れ四球、
1死満塁から、マクレーン初球甘いフォーク中前適時打(D 0-2 C)
喜田剛外シュート見三振、石原中スライダーボテ投ゴロ

<2回ウラ・広島> P・吉見
末永高めスライダー浮き四球、大竹一犠打、
外スライダー中飛、東出外シュート左飛

<3回ウラ・広島> P・吉見
赤松中シュート高く上がった中飛球・
藤井ボール見失い落球=二塁打、
栗原初球吉見暴投・赤松三進、栗原外外れ四球、
無死一、三塁から、マクレーン初球内シュート遊飛、
1死一、三塁から、喜田剛外フォーク二ゴロ併殺崩れの間(D 0-3 C)

<4回・中日> P・大竹
井端二ゴロ、荒木遊撃深く内野安打、
1死一塁から、
森野内高めチェンジアップ叩き
ライトスタンド飛び込む2ラン(D 2-3 C)

ブランコ初球右飛、
2死から、
和田外スライダー捉えレフト上段本塁打(D 3-3 C)
藤井右越え二塁打、平田内直球三ゴロ

<4回ウラ・広島> P・吉見
末永内直球左飛、大竹外直球空三振、外直球一ゴロ

<5回・中日> P・大竹
谷繁三ゴロ、吉見遊ゴロ、
井端左手かする死球、荒木初球中前打、
2死一、二塁から、
森野内スライダー右前適時打(D 4-3 C)
2死二、三塁から、ブランコ内シュート二飛

<5回ウラ・広島> P・吉見
東出中前打、赤松外直球二ゴロ4-6二封、
栗原詰まり投ゴログラブ弾くも井端バックアップ、
2死二塁から、マクレーン中フォーク打ち上げ二飛

<7回・中日> P・大竹
代打中川内スライダーボテボテ三塁線ゴロ・
マクレーン見送るも切れずベース当たる内野安打
(プロ初安打)
井端初球投犠打も大竹ボーク・中川二進、
打ち直し井端2球目投犠打・中川三進・代走英智
1死三塁から、
荒木高いバウンド遊ゴロの間(D 5-3 C)

<7回ウラ・広島> P・パヤノ
代打小窪中飛、ライトフェンス際フライ、
東出三遊間抜くヒット、
P・河原
赤松外スライダー遊ゴロ

<8回ウラ・広島> P・浅尾
栗原外フォーク遊ゴロ、マクレーン中スライダー空三振、
喜田剛初球止めたバット三ゴロ

<9回ウラ・広島> P・岩瀬
石原内直球三ゴロ、代打廣瀬粘り中飛、
代打緒方孝市内高めスライダー三塁線突破二塁打、
2死二塁から、外シュート一ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
今季初の5連勝で貯金5
0-3の4回に森野の2試合連続の9号2ランと和田のソロで同点。
5回2死一、二塁から森野の右前打で勝ち越し、7回にも加点した。
吉見が6イニング3失点で7勝目。
広島大竹が4回につかまった。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


吉見-大竹という両先発の立ち上がりの出来、
いきなり序盤で3点のビハインド
さらに14時開始・日差しの強いなかでのデーゲーム
そして地元広島放送局中継11連勝中の『勝ちグセ。』。
まあ4つ目はどっちでもいいにしろ、
3回くらいまでは、かなり劣勢のゲーム展開。
サングラスを帽子にかけながら、
飛球の際にはなぜか使わない藤井がボールを見失い、落球
さらに続く栗原の初球に吉見がこの日2つ目の暴投。
ミス連発で三塁に進まれてしまったときには、
さすがに「きょうはダメかも…」と思いましたね。

ただ交流戦を挟んで4連勝中ドラゴンズには、
それをもうまく跳ね返す力があったようで。
その口火を切ったのが、前夜のヒーロー・森野
4回、荒木が内野安打でつくったチャンスで、
大竹の内への浮いたチェンジアップを完ぺきに捉えると、
お得意の槍という感じではないながらも、
ライトスタンドへぶち込む反撃の2ランホームラン
初回に併殺を喰らった悔しさを晴らすとともに、
失投を逃さず叩いた一発が、大竹をガックリさせ、
そこまで順調に投げてきたリズムを狂わせたようですね。
ブランコは抑えたものの、続く和田にもレフトへ運ばれ同点弾。
あっという間に同点に追いつき、流れは一変したかなと。

制球定まらず「最悪」の出来の吉見には
絶大の援護となるとともに、仕切り直しのチャンスを与え、
その一方で、相手にはヤバイというムードに。
徐々にながら復調してきた吉見が、
4回ウラの攻撃をこの日初めての三者凡退に斬って取ると、
すぐさま5回、2死からイバアラが繋がり、一、二塁のチャンスで、
またもや回ってきた森野がライト前へと落とすタイムリー。
乱調を突いての鮮やかな勝ち越し劇は、
広島に相当なダメージを与えたことと思います。

その後は見事とも言えるドラゴンズペース
リードをもらい、7勝目の権利を手にした吉見
相手打線の反撃ムードをしっかりと断つと、
100球となった6回でスパッと交代
7回、代打・中川のラッキーな内野安打と
ボークと犠打でチャンスを作ると、
荒木の高い打球の遊ゴロに、代走英智が見事なシンクロ。
躊躇ない走塁で本塁を陥れ、ダメ押し点を追加。

ワンダー英智炸裂!どうしてもほしかったもう1点
それを奪うために
足のスペシャリストに代えたベンチ
相変わらず野生味ある走塁で、
それに応えた英智
そしてこの日猛打賞
ほとんどの得点に絡んでいる荒木
この3つがうまくミックスして醸し出された上での5点目
これで完全に「勝ったな」と思いましたね。
その2点をパヤノ-河原-浅尾-岩瀬の継投で守りきって、ゲームセット。
突出していたのは、連日のお立ち台の森野だとはいえ、
チーム全体で繋がって勝ったナイスゲームだったと思います。


まあ吉見においては、反省すべきゲームでしたが、
これまで打線の援護なく、落としてきたことも
いくつかありましたし、こういう勝ち方もたまには良いのでは。
経験の少ないマツダスタジアム、さらに猛暑のデーゲーム。
悪条件も重なりましたし、しっかり今回の反省を
次回までの課題として、調整してくれればと。
一方、打線はこの粘っての逆転を、弾みとしてほしい。
たとえいくら点差があろうと、諦めずにチャンスをうかがい、
相手のスキをもしっかり突いて、得点に結び付ける。
そういう姿勢を今後も貫き、勝利を重ねてほしいです。


これで今季初の5連勝に、今季初の貯金5
この勢いそのままに、まずはカープを3タテし、
3位の座を安泰にしてほしいものですね。
上位のつぶし合いもあって、首位との差も6.5ゲーム
まあちょっとまだ差はあるとはいえ、
ようやく投打がかみ合ってきつつあるだけに、
ここでその歩を緩めずに、進んでほしいものだなと。
ちなみに第3戦は、13時30分開始のデーゲーム。
相手先発は4月のこけら落としシリーズで、完封をくらった前田健太
昨季後半からけっこうやられているだけに、
この若き右腕を叩くことで、さらなる溜飲を下げたい。
一方ドラゴンズ先発は、ちょっと予想がつかないですね。
中スポ予想のサンデー川井か、間隔の空いた小笠原か、
それとも大穴・ネルソン抜てきとなるのか。
どちらにしても、追撃の勢いを加速させるためには、3タテ必須
連日のヒーロー・森野を中心に
活気ある攻撃で鯉を圧倒、さらなる上昇に繋げてほしいです。


☆ウィナーズ・ボイス(27日)

◎森野将彦

<連日の本塁打と勝ち越し2点タイムリー。
2安打3打点の活躍でチームに初の5連勝をもたらす>
「(おめでとうございます)ありがとうございます。
(率直に今の気持ちを)
まあ、勝ってよかったと思ってます。はい。
(猛打賞の荒木が出塁、良い形で繋げたのでは)
そうですね。1打席目にね、初回でゲッツーを打ってしまったので、
まあ何とか、僕の得意な方の(投手)じゃない大竹君だったんで、
まあ何とかして打ちたいなと思ったんですけど、
いいところで出てよかったです。
(2本のヒットは試合の中で価値あるヒットになった)
そうですね。ほんとにね、追い上げと勝ち越しのタイムリーと
もうほんとにね、いいところで出たんで、
まあ、こういうところで打てるように、
もっとね、やっていきたいと思います。
(チームとしても、個人としても、後半戦良いスタートが切れた)
そうですね。連勝したんでね。
やっぱり3つ、明日勝ちにいきますし、
僕自身もこのままいけるように、明日も打ちたいと思います。はい」


<4回1死一塁、前夜を再生したかのようなアーチだった。
カウント2-2から内角高めのチェンジアップをたたくと、
打球は右翼席中段へ一直線。
自画自賛の一振りで試合の流れを、チームに引き寄せた>
「打ったのはチェンジアップ。うまく打てました」

<今季初の2試合連続ホーマー。
慎重に言葉を選びながらも、上り調子の中にいる手応えを口に>
「勝てたことが一番よかった。
2日続けて打てた? それはもちろん、大きいですよ。
明日も出せるように。ただ、まだ欲張りすぎずに…」

<好調をつかむまでの我慢の時を
脱したかと問われ、慎重な姿勢を崩さず>
「まだですね」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


○和田一浩
<4回2死、大竹の外角のスライダーを
左翼2階席に放り込む同点の18号ソロ本塁打。
交流戦終了後、試合間隔が空いたことで、
募らせていた小さな不安を吹き飛ばす一発に>
「うまくバットに乗ったというか引っかかりましたね。
交流戦明けでヒットが打てていなかったので、
何とか1本打ててよかったです」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

○荒木雅博
<3安打、1得点と逆転勝利に大きく貢献。
この日は三塁スタンドに母校・熊本工高の同級生がかけつけた。
『熊工魂』『金属科の宝』の手製ボードが揺れるなか、
今季8度目の猛打賞で声援に応える。
7回の遊ゴロで貴重な追加点も入れ、上り調子をアピール>
「これをきっかけにしていきたいですね」
(中スポ)

○中川裕貴
<7回先頭、吉見への代打で登場。
カウント1-1から1つ、2-2から2つ、
フルカウントからもう1つファウルで粘った末
力のない打球が三塁線に転がると、必死に一塁へ走る。
マクレーンが捕球をあきらめ見送ると、三塁ベースに当たる内野安打。
プロ6年目の初安打に、相好を崩して>
「野球の神様がいると思いました」

<岐阜・中京高から強打の内野手との触れ込みで、
ドラフト1巡目で04年に入団。
しかしこれまで打席に立ったのは06年のシーズン最終戦、
10月16日の広島戦(広島市民)で遊ゴロに倒れた1度きり。
そこから数えただけでも2年8カ月の歳月が流れていた。
初出場翌年の07年春、右肩を痛めてそのシーズンを棒に振ると、
同年秋に痛みが再発して結局手術。昨年8月に2軍戦復帰を果たした。
キャンプをほとんど1軍の北谷で過ごした今春も、また故障に泣かされた。
いよいよオープン戦というときに右肩痛が発生。
その後は2軍暮らしを余儀なくされ、ようやくこの20日に出場選手登録。
26日に代走で今季初出場したばかりだった>
「けがをしていたので、トレーナーや家族には本当に感謝しています」

<この安打をきっかけに貴重な5点目が入り、勝利への貢献を喜ぶ。
会心の当たりではなかったが、最高の第一歩になって>
「ヒットを打ったことよりも、追加点につながったことのほうがうれしい」
中スポ

○英智
<7回1死三塁、中川の代走として登場し、荒木の遊ゴロで生還。
高度な判断とスピードで『5点目』をもぎ取って>
「試合の流れとしてあるかなとは思っていたんですが、
裕貴(中川)も足が速い人なんで…」

<ライナーでの併殺は覚悟の上で、
スタートを最優先するのが『ギャンブル』。
転がれば迷わず突入せよというのが『ゴロ・ゴー』。
だが、ベンチが与えた指示は、さらに難しいものだったようだ。
生還できる打球ならば、スタートせよ。
荒木の打球の方向は遊撃。
ワンバウンドで梵のグラブに収まったが、捕ったときには本塁の手前。
プロの走塁、そして一流の打球判断だった>
「代走で使われたことの意味を自分で考えたんです。
今までやってきた自分の役割を考えたら、
いつも通りのスタイルでやることが大切だなと思いました」
中スポ

○笘篠外野守備走塁コーチ
<5点目もぎ取った英智の走塁を三塁コーチは絶賛>
「あれはクラ(英智)だからかえることができたと思います。
使ってよかったということです」
中スポ

○藤井淳志
<3回無死。右中間への赤松の飛球に追いつきながらも、
ボールが太陽と重なったため、見失ってしまい落球。
記録は二塁打。マツダスタジアムは昼間、
外野手から見て、ほぼ正面に太陽がある設計。
練習ではサングラスをする場合としない場合の両方を試すなど
試行錯誤していたが、この場面ではサングラスをせず、不運な結果に。
4回に放った2戦連続の二塁打を喜ぶことなく、うつむくばかり>
「(太陽が)目に入ってしまいました」
中スポ


○吉見一起
<制球に苦しみながらも、6イニング4安打3失点に抑え、
粘投でチームトップとなる今季7勝目を挙げる。
しかしチームの勝利にも笑顔はなく、反省ばかりが口をついた>
「きょうは、みんなに助けてもらった試合なので、
次は必ず返さないといけないです。
今日は最低かなという感じですね。
何とか野手の皆さんに助けてもらった。
コントロールも、全部です。きょうは全部悪かった」

<珍しい乱調だった。いきなり1回、2安打と2四球などで2失点。
今季13度目の先発で、初回に得点を許したのはこの試合が初めて。
その後も制球は回復せず、3回までに4四球も与え、3点取られた>
「先取点は取られるし、リズムはずっと悪かった。
途中からは、走者をホームに返さないようにと、切り替えた」

<日ごろからの割り切った考え方が、白星にもつながった。
点を取られてもイニングごとに気持ちを切り替える。
その信念が、7勝目をもたらしてくれた>
「先発は初回に点を取られても、
ほかの回をゼロに抑えて、1試合の中で仕事を果たせばいい。
そういう意味では毎試合1イニングで結果を求められる
中継ぎよりも気持ち的に楽だと考えている」

<乱調でも崩れない。これも強さの一つ。
後半、4回からの3イニングは無四球無失点。
その間に味方は逆転。いくら自分を責めても白星は付いてきた。
反省は止まらないものの、粘ったのは事実>
「途中からは良くなってきたので、
粘れたか粘れなかったか、どっちかと言えば粘れたとは思う。
チームが勝ったという点では最低限の仕事ができたのかもしれないが、
でもボク自身の中では最低だった。
次、同じことを繰り返さないようにしっかり調整したい」
中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


○ネルソン・パヤノ
<2点リードの7回から登板。
代打・小窪、続く梵を打ち取ると、東出には左前打。
その後交代するも、後続が抑えた。
登板は8日以来、19日ぶりとなったが、
久々に勝利に貢献して、安堵の表情を浮かべ>
「久々なのは問題ない。早く投げたかったけどね。
きょうはよかったと思う」
(中スポ)

○河原純一
<2点リードの7回2死一塁で登板。
赤松をわずか2球で遊ゴロに仕留め、
2日連続で完ぺきなリリーフをこなして>
「抑えられて良かったです。
自分の仕事をきっちりしたいと思って投げました。
チームの状態も良いですし、続けていきたいですね」
(中スポ)

○浅尾拓也
<2点リードの8回に登板すると、
広島打線の4、5、6番を8球で『料理』して>
「いまのところ抑えているので続けていきたいですね」

<交流戦後からの4日間でしっかり休養したという。
2日連続の好投に胸を張って>
「疲れがたまっていたので…。いい調整ができたと思います」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<5連勝を締めくくったのは守護神。
2死から代打・緒方孝市に二塁打は打たれたが、無失点で切り抜けて>
「これからはこういう展開になりやすいと思うので、
競った試合は取っていかないとね」
(中スポ)


○立浪和義
<2点リードの9回先頭で代打。
チャンスメークを期待されたが、林の前に三飛に倒れる。
苦笑いを浮かべて>
「きょうは何もないね」

<今季初の5連勝となったチーム状態の話題になるとニヤリ>
「いい雰囲気だね。このままいきたいね。
巨人はナイターだっけ?」

<2人の『儀式』はこの日も行われた。
まずは左打席から見て右前方からトスを上げ、
続いて左の正面に移動すると、最後は左前方でトスを上げる。
都スコアラーとのティー打撃は今年で3年目を迎えた。
フリー打撃前に行うティー打撃でスコアラーが手伝うのは珍しい。
きっかけは07年3月30日の開幕・横浜戦。
たまたまそばにいた都スコアラーにトス役を依頼。
するとその試合で決勝タイムリー。
ゲンを担ぐ世界なだけに『続投』は自然のなりゆきだったが、
理由はそれだけではなかった。
その時間が前日の『反省会』にもなった。
凡打したボールはどんな球種、コースだったのか。
都スコアラーは本来、バッテリー担当だが、
ネット裏で見ているだけに即答できる。有意義な時間になっている>
「ボールをあげるのがうまいんです。
それに、いろいろ話を聞いてくれるというのもあるんですよ」
(中スポ)

◇都スコアラー
<立浪のティー打撃練習でトス役を務めるが>
「悔しいときのタツ(立浪)の悔しがり方は相当ですよ。
その思いがいまを支えているのかなって」

<立浪が入団したとき、打撃投手として
実績を残していたが、当時について>
「鳴り物入りで入ってきたけど、
最初の合同自主トレで落合さん(現監督)を見たとき、
少年のように目を輝かせていたのを今でも覚えています」

<そんな2人はいま39歳と50歳。
そして立浪は今季限りでの引退を表明している。
ラストイヤーに向かう後輩を最後の日までサポートしていく>
「いま持っている技術は、球界最高クラス。
穴がないというか、どんなボールでもタイミングを合わせられるから。
だから引退はもったいないと思いますよ。本人が決めることですが…」
(中スポ)


○落合監督
<今季初の5連勝で貯金も今季最多の5も、
談話は吉見についてのみ。試合後こう話してバスへ>
「(7回に奪った)5点目どうのこうのじゃない。
調子は良くても勝てないときがあれば、
今日みたいにボロボロでも勝てるときもある。
それを(吉見)本人が分かってくれれば、
今日の勝ちは大きいんじゃないか」
中スポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(27日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
オリックス-中日 15回戦
(27日・高知市野球場)
 D 020 010 000 = 3
 Bs 000 022 05× = 9
[敗] 山内(11試合3勝4敗)
[D本] 井上1号
[Dバッテリー] 中里、山内、菊地、鈴木、佐藤亮太 - 小田、前田
公式サイト・戦評

●堂上剛裕
<右肩を痛めて調整中だったが、
ウエスタン・オリックス戦(高知)に
『8番・右翼手』で約2カ月ぶりにスタメン出場。
フル出場し、4打数4安打1打点といきなり爆発。
昨季のパ新人王に輝いたオリックス先発・小松とは3打席対戦。
2回2死二塁は126キロのフォークを右中間に適時二塁打。
5回1死無走者ではスライダーを右中間に三塁打。
7回1死無走者では速球を痛烈なライナーで左前打。
そして9回1死一、二塁は、2番手・本柳の
139キロの初球を豪快に右前に運んだ。
ウ・リーグ4安打は、自身にとって
07年6月16日のサーパス戦以来、2年ぶり。
戦列離脱中に修正した打撃フォームで、いきなり好結果。
約2カ月のブランクを吹き飛ばす快打の連発に>
「ここまで治してくれたトレーナーさんや
トレーニングコーチに感謝する意味で、いい報告がしたかったので、
どうにかして打とうと思って打席に立ちました」
中スポ

●中里篤史
<ウ・リーグで今季5試合目の先発で、
5イニングを6安打、1奪三振、3四球、2失点。
立ち上がりから調子が悪いながらも要所を抑えて>
「カットボールや、チェンジアップを有効的に使えたし、
悪いなりのピッチングができたと思います。
細かいコントロールとか、(フォームの)タイミングが合わなかったことを
課題にして、次回はもっと長いイニングを投げたいです」
中スポ


◆伊藤準規
<右肩の違和感などで別メニュー調整を続けていた新人が、
ナゴヤ球場でのファーム残留組練習で、プロ入り後初めて打撃練習に登板。
清水将海、小川の打者2人に対して、速球を41球投げ込んで>
「久しぶりに投げられてうれしいです。
これから試合で投げられるようにストレートに磨きをかけていきたい」
中スポ

◆稲葉投手コーチ
<プロ入り後初めて打撃練習に登板した伊藤準規について>
「球筋が安定していたし、80%がストライク。
しっかり腕が振れていた。シュート回転じゃなくてカットするのもいい」
中スポ

2009年6月27日 (土)

森野逆転槍弾ブランコ20号、再開初戦鯉に勝利!

約1カ月間の交流戦を終え、リーグ戦が再開!
セ・リーグ3位の中日ドラゴンズは、
4位・広島との直接対決からのリスタート。
マツダスタジアムでの初戦は、アーチが飛び交う展開。
7回、朝倉栗原に勝ち越し弾を喫したものの、
1点を追う土壇場9回、相手クローザー・永川から、
森野がライトへ弾丸ライナーで突き刺す逆転の2ラン
そのウラを守護神・岩瀬がきっちり締めて、
再開初戦を勝利で飾ったドラゴンズ4連勝となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 7回戦
(26日・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 | 中日4勝3敗)
23337人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島
[勝] 浅尾(23試合5勝5敗)
[S] 岩瀬(27試合1勝2敗17S)
[D本] ブランコ20号 森野8号2ラン
[Dバッテリー]
朝倉、小林正人、河原、浅尾、岩瀬 - 谷繁

◇対広島7回戦・スタメン
1 (遊)井端  (3打数無安打)
2 (二)荒木  (3打数1安打)
3 (三)森野  (4打数1安打2打点)
4 (一)ブランコ (4打数2安打1打点)
5 (左)和田  (4打数無安打)
6 (中)藤井  (4打数1安打)
7 (右)平田  (4打数無安打)
8 (捕)谷繁  (2打数無安打)
9 (投)朝倉  (2打数無安打)

【イニング経過】
<2回・中日> P・ルイス
ブランコ初球中低め直球右中間飛び込む本塁打(D 1-0 C)

<2回ウラ・広島> P・朝倉
栗原右前打、マクレーン内シュート右飛、
喜田剛外シュート二ゴロ4-6二封、
石原引っ張り痛烈三塁正面ライナー

<3回ウラ・広島> P・朝倉
末永真史外シュート三塁線抜くヒット、
ルイスバスターも外スライダー空三振、
初球シュート遊ゴロ6-4-3併殺

<6回・中日> P・ルイス
谷繁投ゴロ、朝倉空三振、
井端四球、荒木中前打、
2死一、二塁から、森野中高め直球引っかけ二ゴロ


<6回ウラ・広島> P・朝倉
ルイス中高め直球・
豪快に振り抜かれ左翼後方ネット直撃本塁打(D 1-1 C)
二塁ライナー荒木腕伸ばし好捕、
東出イレギュラー二ゴロ荒木弾くもフォロー、
赤松外フォーク空三振

<7回ウラ・広島> P・朝倉
栗原中外寄りスライダー左中間飛び込む本塁打(D 1-2 C)
マクレーン外直球中前打、喜田剛外シュート右前打、
石原スリーバント失敗、一塁代走廣瀬
末永外シュート三遊間抜くヒット、
代打
P・小林正人
1死満塁から、代打の代打緒方孝市内直球詰まり二塁後方飛、
P・河原
2死満塁から、外スライダー引っ張るも
三塁線ライナー森野ダイビングキャッチ凌ぐ

<8回・中日> P・横山
平田空三振、谷繁四球、
P・シュルツ
代打立浪外直球二ゴロ東出弾き内野安打・代走中川
1死一、二塁から、井端外直球二ゴロ4-6-3併殺


<8回ウラ・広島> P・浅尾
東出粘り左前打、
赤松バント三塁側小フライ・浅尾スライディングキャッチ、
栗原7球目・東出二盗失敗、8球目外フォーク空三振

<9回・中日> P・永川
荒木高め抜け四球、
無死一塁から、
森野中入る直球振り抜き
弾丸ライナー右翼席飛び込む2ラン(D 3-2 C)

ブランコ右前打、和田外直球遊ゴロ6-4-3併殺、
藤井左中間好走光る二塁打、平田二ゴロ


<9回ウラ・広島> P・岩瀬
マクレーン初球低めスライダー左前打・代走木村
廣瀬三犠打、石原中高めスライダー二塁後方フライ、
2死二塁から、代打小窪初球スライダー投ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
逆転勝ちで4連勝
9回、森野が抑えの永川から右へ逆転の2ランを放った。
ブランコのソロ本塁打で先制したが、好投の朝倉が突然、崩れた。
6回、ルイスに同点ソロ。
7回、栗原に勝ち越しソロを許し、降板した。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


この日の得点は、すべてホームラン
先制弾、同点弾、勝ち越し弾に、そして逆転決勝弾。
どれもこれもインパクトの強い当たりでしたが、
9回土壇場、最後の最後に飛び出した2ラン
森野の一発は、まさに値千金なものとなりましたね。

1-2で迎えた9回、マウンドはクローザーの永川
リーグトップの20セーブをマークしている投手だけに
攻略は難しいかなと思いましたが、
4日間のブレイクがこちらに良い感じで作用してくれたかなと。
間隔が空いたことで肩が軽いのか、
制球が定まらずに、先頭の荒木に四球。
続く森野に対して、初球、2球目とストレートが外れ2ボール。
これは『劇場』の可能性十分だぞと、
ほのかな期待を寄せた3球目、ストライクを取りに来た
144キロストレートが、なんとど真ん中へ。
これが「絶対ストライクが来る」という森野の読みと合致

久々の槍弾!見事に振り抜かれた打球は、
弾丸ライナーで
カープファンが陣取る
ライトスタンドへと飛び込む逆転2ラン
正直ある程度負けを覚悟していただけに、
久々に飛び出した『槍弾』は、
とてもうれしかったですね。
しかも交流戦終盤苦しんでいた
荒木森野が繋がってのもの。
それ以前にいくつか
チャンスを潰しはしているものの、
チームにとっても、森野が放った本塁打ですし、
弾みを付ける意味では、大きな一発となったのでは。

安易にストライクを取りに行っては、
仕留められるのは当たり前ではありますが、
それをしっかりと仕留められたことは、
森野にとって、今後の浮上への手応えとなると思いますし、
ぜひとも、そうなってほしいところですね。
この日再開されたリーグ戦。
上位追撃のための打線のキーマンとなるのは、やはり背番号31
この日のCS中継の解説者に、落合監督
「森野が打てば勝てる」と話していたようですが、
強打者の打撃上昇が、チームの浮沈に影響を与えるのは確かでしょう。
再開初戦で決勝弾と、良い形で滑り出せましたし、
これをきっかけとして、今後も良いところでの一撃を期待しています。


それにしても、再開初戦。
逆転ながらも、しっかり取れたのは大きいですね。
これで広島とのゲーム差は、2.5と若干広がり、
逆に2位との差は、4.5ゲームと縮まりました。
首位のチームに助けられるのは、若干イヤな感じでもありますが、
つい最近までの交流戦にはなかったものですし、
リーグ戦が再び始まったんだなという気がしましたね。
これでチームは、今季4度目の4連勝貯金も4
4日間のブランクがある選手も見受けはしましたが、
まあ2戦目以降でうまく挽回し、打線がつながってくれればと。
その2戦目は、14時開始のデーゲーム
まぶしい中で行われることになりますが、
日の光に気をつけ、頑張ってほしいですね。
ちなみに先発予想は、中6日で吉見
他の投手が間隔が空く中、
きっちり中6で投げさせてもらえるというのは、
それだけの期待が寄せられているということ。
こけら落とし戦以来のマツダスタジアムでの登板となりますが、
防御率1位の安定感を見せつけてほしい。
うまく波に乗るためにも、連勝が必須
しっかり投げて、しっかり打って、
投打がかみ合ってのコイ連破を、大いに期待したいです。


☆ウィナーズ・ボイス(26日)

◎森野将彦

<9回無死一塁、決勝の8号2ラン>
「(ナイスホームランでした)ありがとうございます。
(悔しい思いが続いた3打席、その後だったが、手応えは)
もう、完ぺきでした。はい。
(0-2から、待っている球だったか)
そうですね。もう、向こうもランナーを出したくないと思って
投げてくると思ってたんで、絶対にストライクがくると思って、
思い切っていきました。
(重苦しい展開になったが)
そうですね、その前の打席でチャンスで打てなくて、
まあ逆転を許して、まあそれの中でね、あのう、
ほんとに荒木さんがああやって塁へ出てくれて、
まあ何とか僕がつないでっていう気持ちでいきました。はい。
(リーグ戦が再び始まって、切り替えられる。
そういう意味では非常に大きな一発)
そうですね。えー、まあ、これでねほんと
波に乗っていけるようにしたいです。はい。
(特に広島戦はオールスターまで9試合ある。初戦取った意味は)
そうですね。ほんとにね、すぐそこにいるんでね。
何とかあのう、ゲーム差を離して、
少しでも上位に近づけるようにやっていきたいと思います。
(ファンにひと言、メッセージを)
そうですね。まあ、なかなかね、
ほんとに打てなかったんですけど、
とりあえずいいところで打てたんで、
明日はもっと打っていきたいと思います。はい。
(ナイスホームランでした)ありがとうございました」



<無死一塁で、マウンドには広島の守護神・永川。
2つボールが続いた後の3球目を、逃さなかった。
狙い通りの甘い直球。鋭い打球は広島ファンの悲鳴を誘いながら、
一直線に右翼席に吸い込まれていった。
6月3日以来、実に13試合、64打席ぶりの本塁打が
逆転の決勝8号2ランとなって>
「完ぺきです。ストレート1本で待っていた。
絶対にストライクがくると思ったので思い切りいった」

<今季は出足からつまずいた。
より力強い打撃を目指し、体重を90キロに増やしてシーズンイン。
裏目に出たのか、いつしかバランスが崩れ、
打てるはずのボールまで打てなくなった。
方針変更し、86キロまで体重をしぼった。
だが、あせるほど深みにはまった。6月3日からノーアーチ…。
昨季の外野から再コンバートされた三塁の守備でも
リーグワーストの14失策を記録するなど、どん底だった>
「シーズン序盤からこんなに苦しんだことはない」

<前々日、前日と2日連続で落合監督の密着指導を受けた。
それも、若手も練習を終えた後の居残りレッスン。
30分の個人ノック。容赦なく左右に振られた。
ヘトヘトになった後に、ティー打撃も徹底指導された。
顔が前に突っ込む悪癖、構えの際に右翼方向を向いてしまう
体のねじれを矢継ぎ早に指摘された。
悪いのは自分が一番わかっていた。
春季キャンプなみの猛特訓に、必死に食らいついた。
指揮官がどれだけ自分を重要視しているかは、言葉はなくても伝わってきた。
殊勲者のはずが、騒ぐこともなければ、興奮もない。
長いリーグ戦。冷静な姿は上昇気流に乗るチームの核になる決意の表れ>
「監督の指導が刺激になった? そうですね。
(状態は)まだいい形ではないですけど、
試合になったら、どうだこうだと言ってられないので。
とにかく勝てて良かった。
いい形での勝利かどうかは分からないけど、すべては結果ですから。
いつも『この1本で波に乗りたい』と言ってきたけど…。
乗っていけそうというところで、乗っていけてない。
今度こそ乗っていかないと。
きょうはいいところで打てたことが大きい」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


○トニ・ブランコ
<2回、右中間に先制の20号ソロを放つ。
ルイスの外寄り低めの直球を力負けせずにはじき返し、
低く伸びるような弾道で右中間席へ運んで>
「いつも通り、ボールをよく見て、強く打つことを考えていた。
打ったのはストレート。(バットの)芯でうまくとらえられたよ」
20号? すべては神様のおかげ」

<最高気温31度を記録したこの日の広島。
練習を終えると、自分でそり上げる丸刈り頭からしたたる汗を
タオルで拭きながら「フーッ」と大きくため息をついた。
初めて経験する日本の梅雨。
シーズン中で最も過ごしにくい時期になったことは理解している>
「暑くなることや、雨が多いことは聞いている」

<もちろん対処法も見いだそうとしている。
ドミニカ共和国でも、日本と同じように白米を食べる習慣があるという。
大好きな焼き肉も必ずごはんと一緒に食べるという
母国と同じ安定した食生活が、梅雨を乗り切るための頼もしい助力>
「お米が好きなんだ」

<この日は5日ぶりの試合。つい力みがちなゲームで、
コースに逆らわない理想的なバッティングができる。
これからも天がスタンドまで運ばせたくなるような
スイングを続ければ、偉業も自然に近づいてくるはず>
「いつも同じだが、ボールをよく見て強く打つだけ。
あとは打球の質を神様が決めてくれる」
中スポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○荒木雅博
<9回先頭、四球で出塁し、森野の逆転2ランにつなげる>
「後ろがいい打者なので、つなげば何とかなると思っていた」

<守備では1点を勝ち越された直後の7回1死満塁から、
代打・緒方孝市の打球はフラフラと二塁後方へ。
落ちていれば追加点を奪われるところだったが、
猛ダッシュで追い付きキャッチ。
同点になった6回無死からも梵のライナーを
後ろにジャンプしながらキャッチと、美技で勝利に貢献>
「どんな展開でもあきらめなければ、というゲームでしたね」
(中スポ、サンスポ


○朝倉健太
<5回まで2安打無失点と好投していたが、
6、7回の2本塁打で勝ち星を逃した。
特に悔やんだのは6回、投手のルイスに許したソロ。
高めに浮いた直球を豪快に左越えに運ばれ、同点とされた。
7回途中での降板後にチームは逆転勝ちしたものの、反省するばかり>
「ピッチャー(のルイス)に
ホームランを打たれたことがすべてだったと思います。
チームが勝ったことがホントに良かったです。
でもボク自身は反省しないといけないところがあるので、そこを反省します」
朝倉ブログ「悔しいです」、中スポサンスポ毎日jp

○小林正人
<7回1死満塁、左の代打・嶋が登場してマウンドに送られたが、
広島ベンチが代打の代打で右の緒方孝市を投入。
それでも落ち着いた投球でスライダーで二飛に打ち取る。
ここまで12試合に登板し、防御率0.00を継続中。充実の表情で>
「しっかり詰まらせられましたからね」
(中スポ)

○河原純一
<7回2死満塁で小林正人の後を任され、
駒澤大の後輩・梵と対決。外角のスライダーで三直に打ち取る。
もう1点もやれないぎりぎりの場面を切り抜け、
その後の逆転勝ちにつながる大きな仕事を成し遂げたことに
ホッと胸をなで下ろして>
「満塁だったし、フォアボールはいやだったからね」
(中スポ)

○浅尾拓也
<1点ビハインドの8回1イニングを
無失点で切り抜け、今季5勝目をマーク>
「必死でした。谷繁さんにも助けられました。
ワンバウンドを止めてくれたり、盗塁を刺してくれたりしましたから」

<先頭の東出に左前打を許した直後、
三塁線への小フライになった赤松のバントに飛びついた。
三塁の森野に交錯しながら飛び込んでキャッチして>
「とにかくアウトがほしかったんで」

<ピンチを自らつみ取ると、東出の盗塁を谷繁が阻止。
そして2死走者なしから4番・栗原をフォークで空振り三振に。
この日の最速は150キロ。
本人はこう言うが、逆転勝利には笑顔を浮かべて>
「まだまだです」
中スポ

○岩瀬仁紀
<9回、5番手で登板。
1死二塁と一打同点のピンチを迎えたが、
石原を二飛に、代打・小窪は1球で投ゴロに打ち取り、
苦しみながらも17セーブ目を挙げ、短くこう言う>
「そういう中でやっているわけだから…」

<部外者はクローザーの仕事を2つの言葉で形容する。
『ピシャリ』と『ヒヤリ』。
見る側の安心感を表現するにはなかなかの言葉かもしれないが、
当事者には違うよう。以前、こう教えてくれたことがある>
「ボクの仕事はリードを守りきって、勝つかどうか。
そこだけなんです。ヒヤリでも勝てばいい。
逆にいえば、どんなに不運でも追いつかれたら失敗。
そこにはこだわっていきたいんです」

<この日の夕方、仲間の打撃練習が始まる前に、
マツダスタジアムのマウンドに上がった。
チームが訪れるのは2カ月半ぶりだが、
前回の3連戦では、守護神の出番はなかった。
ブルペンは知っているが、本番で投げるマウンドは知らない。
それを知るためにシャドーピッチングを試みた。
土はクリアしたが、新たな問題も発生。
空調も窓もない、密室の蒸し風呂ブルペン>
「この前(4月)もやったんですが、忘れていると困るから。
ここのマウンドはブルペンと同じです。
しかもボクが好きな低めなんで、よかったです。
でも、(午後2時開始の)あしたは大変だろうなあ…」
中スポ


○立浪和義
<得点にはつながらなかったが、復調の一打。
1点を追う8回1死一塁、フルカウントから
シュルツの151キロ直球を弾き返すと、二塁手のグラブを弾く内野安打。
期待された役割を果たしたが、試合後の最初の言葉がコレ>
「ヒットは何打席ぶり?」

<6日の千葉ロッテ戦以来、
たったの4打席ぶりだったが、久々に感じたよう。
左太もも裏を痛めて以来、フォームも微妙に狂っていたという。
これで通算2468安打。歴代7位の長嶋茂雄氏にあと3に迫った>
「軸足にしっかり残っていなかった。
それを何とかしようとしていた。うまくいったよ」
(中スポ)

○中川裕貴
<2006年10月16日の広島戦(広島市民)以来、
2年8カ月ぶりに1軍の公式戦に出場。
8回1死一塁で、一塁走者・立浪の代走として登場。
井端の二ゴロ併殺打で二塁封殺されたが、笑顔を見せて>
「久しぶりに出られてよかった。でもこれからです」
(中スポ)


○小山桂司
<練習中の午後3時36分に
最高気温30.9度を記録したマツダスタジアム。
なのに長袖のアンダーシャツで練習している。
しかも捕手用の防具まではめている。
見ているだけで暑いが、昨季まで所属した北海道日本ハムでは、
シーズンを通して1軍で過ごしたことはない。
未経験の夏を乗り切るため、袖の長さで試行錯誤をしている>
「暑さに慣れるためだよ。
これくらいの暑さで半袖とか着てたら、
本格的な夏でバテちゃうかもしれないし。
バッティング練習の時は、感覚が違うと困るから、
さすがに半袖にするけどね」
(中スポ<ドラ番記者>

○トマス・デラロサ
<あの夜の思い出を語っている表情はとにかく真剣だった。
2年前、『神のお告げ』があったという>
「信じてもらえないかもしれないけど、
本当に神様から言われたことがあるんだ。夢の中でね」

<当時はジャイアンツ3Aのフレズノに所属。
最終的に06年は122試合に出場して、打率.288、11本塁打、70打点。
シーズン途中には3割をキープしていたこともある。
それでもなかなかメジャーからのお呼びがかからず、腐りかけていた。
そんな夜、夢の中で、ある男性の声が聞こえてきたという。
『君は日本という国で野球をやることになるだろう。
それまで一生懸命プレーしなさい』
目が覚めると、その声の主が神様だと受け止めた>
「姿は見ていないけど、神様だと思ったんだ」

<日本という国は正確には分からないが、
エクスポズ時代の01年に吉井理人と
チームメートだったこともあって、レベルの高さは知っていた。
結局その年はジャイアンツに昇格するも、
わずか16試合(打率.313)の出場しかなく終了。
その後、ドミニカ共和国のウインターリーグで磨いていると、
視察していた森コーチの目に留まった。
これが今でも信じる『神のお告げ』である>
「声をかけられたとき、やっぱり神様の言ったとおりだったと思ったよ」

<『神様のおかげです』は今季の中日において
流行語のようになっているが、
心から思っていることは、この思いから伝わってくる。
あと何年も日本でプレーしたい。
だからこのドミニカンは真摯に真剣に野球に取り組んでいる>
「オレは日本とドラゴンズが大好きなんだ。
だから引退するまでこのチームで戦いたいよ」
(中スポ)


○落合監督
<逆転勝ちで4連勝。貯金は今季最多タイの4。
手応え十分のリーグ戦再開にも、自軍には触れず>
「(広島)ルイスのホームラン、大きかったなあ。
いいパワーしてるよな。バッター顔負けだなあ」
(中スポ、サンスポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

2009年6月26日 (金)

上位追撃へまずコイ料理、リーグ戦今夜再開!

セ・パ交流戦後、4日間のブレイクを終え、
いよいよプロ野球は、きょう26日からリーグ戦が再開します。
現在、首位・巨人を7.5ゲーム差で追う3位・ドラゴンズ
マツダスタジアムで広島との3連戦でリスタート。
交流戦を勝ち越した勢いそのままに
目下の敵を叩き、この先の上位追撃へとつなげたいところ。
この日ナインは、ナゴヤドームでの練習後、広島へと移動。
先発濃厚な朝倉、吉見、打撃好調の和田
さらにチェン実戦復帰など、この日の竜の話題を集めました。


ドラゴンズトピックス(25日)

◇朝倉健太

<きょう26日の広島戦の先発が有力。
再開するリーグ戦の『開幕投手』でもあるが、
特別意識している様子を見せず>
「節目? それはそうでしょうけれど、
(交流戦後も)やることは同じですから」

<今季ここまで11戦の登板のうち9戦がカードの初戦。
交流戦開幕戦など、節目での起用が多く
初戦を任せる存在としての信頼度は揺るぎない。
広島には通算13勝6敗と実績はぬきんでている。
チーム3人目の6勝もかかるが、強調したのは平常心。
今季何度となく口にしてきた言葉をかみしめて>
「(交流戦が終わろうと)なにも変わりませんよ。
チームが勝てばそれでいいですから。ずーっと言ってきたでしょう」
中スポサンスポおおさか報知

◇吉見一起
<竜投をけん引する右腕エースはあす27日の先発が有力。
この日は朝倉ら先発投手陣と行動をともにし、軽めの調整。
キャッチボールの後にグラウンド外に姿を隠した。
調子を聞かれるとはぐらかしたが、不安要素は見当たらない>
「普通です」

<交流戦のビジターでは指名打者制があったが、
投手も打席に立つセ・リーグのマウンドの方が、
いくぶん気持ちも楽に投げられるよう>
「9人目がいるかどうかが違いますよね」

<昨年は6月後半から調整に苦しみ、
中継ぎでも先発でも思わしい結果がでなかったが、体調面でも充実。
前回登板のオリックス戦で早くも今季3度目の完封を飾り、
防御率1.45、81奪三振はともにリーグトップと抜群の安定感>
「ばてていたということでしょうか。
今年は今のところ、うまく調整できています」
(中スポ、スポニチ名古屋

◇小笠原孝
<28日の広島第3戦の先発が予想される。
交流戦終了後に4日間のインターバルが入ったことで、
17日の福岡ソフトバンク戦以来、中10日と間隔が空くが、
2連勝の勢いそのままに白星を積み上げる>
「リフレッシュした部分はありますが、
気持ちとしては変わらないです」
(中スポ)

◇浅尾拓也
<ナゴヤドームでの練習中、真っ先にブルペンに入り>
「軽く投げました」

<きょう26日からは連投の可能性もあり、
リーグ戦は交流戦に比べ日程もきつくなる。
それでもあえて練習日に投球練習したことについて、きっぱり>
「ぼくみたいに経験のない投手は当然だと思います」
(中スポ)


◇和田一浩
<ナゴヤドームでの練習で、内野ノックに加わり気分転換。
森野や井端の二塁への送球を受けて一塁転送を繰り返し、
時折軽くジャンピングスローもして見せた。
笑いながら話したが、軽快な動きが体調の良さを示して>
「遊びですから」

<セ・パ交流戦で12球団で2番目、
セではナンバーワンの打率4割だったが、つい本音が口をついた。
「それ(調子の良さ)は関係ないし、
日程の問題だから仕方ないけど(25日までの4日間に)
試合があったほうがよかったかな、とは思いますね」

<リーグ戦再開を最も強く待ち望んでいた
ひとりであることは間違いない。
最初に対戦する広島は、自身にとって2つの側面を示している。
4月10日、相手の新本拠地・マツダスタジアムの
公式戦初戦の初めての打席でルイスから左翼席へ新球場1号。
歴史に名を残したが、逆にここまでの広島戦6試合で
20打数1安打の対戦打率.050。ヒットは記念アーチしか出ていないが>
「意識しない」

<移籍2年目でその持てる力をいかんなく発揮している
5番打者は、泰然自若の姿勢を強調。
適度な緊張感を携え、広島に乗り込んで>
「入りは慎重にいきたいと思います」
中スポ

◇井端弘和
<交流戦は好調だったが、まずは広島3連戦に照準を合わせる>
「最初の3カードでペースをつかみたい」
ニッカン

◇荒木雅博
<ナゴヤドームでの練習でフリー打撃をおかわり。
予定の10分間を打ち終わると、
順番が最後まで回るのをまってもう10分間、打ち込んだ。
打ち終えて汗びっしょりの顔で追加打撃のわけを明かして>
「しっくりいかなくて。
何がしっくりいかない? それが分かってたら簡単」

<4月下旬に打率を3割に乗せたが、
その後は2割7~8分台をウロウロ。
交流戦最後の4試合は12打数1安打で、現在は.269。
ただすべてを悲観しているわけではない>
「また連戦で疲れてきたら、よくなってくるでしょう」

<自己予想の根拠をしたり顔で語る。
マツダスタジアムは4月10日に
今季初めて猛打賞(5打数4安打)を記録した縁起のいい場所。
文字通り再スタートを狙って>
「こんなこと(しっくりこないなど)考えていられなくなるから」
中スポ

◇森野将彦
<2日連続で『落合道場』で汗を流す。
全体練習が終わると、落合監督がバットを持ってのノック。
約20分間の特守を終えると、今度はティー打撃を命じられ
『見ていて窮屈、イライラする』などと声を掛けられながら、
計40分間もの居残り練習を終えた。
不振だった打撃の向上もチームにとってはカギ。
多くを語らずに、ナゴヤドームを後にして>
「状態? わからない」
(中スポ)

◇英智
<野球道具を積んだ荷物車が
24日に広島に向け、出発済みだったため、
この日のフリー打撃はほとんどの選手がヘルメットを被らず、
帽子でケージの中に入ったが、
残されていた投手用ヘルメットを着用した数人の中の1人>
「(帽子では)景色が違います」

<帽子の方が開放感があるが、揺るがぬポリシーがそこにある>
「試合でそれができるようならそうします。
常に(試合と)同じ状態でやりたいので」
(中スポ)

◇立浪和義
<26日の広島戦が行われるマツダスタジアムは
兼任コーチにとって思い出の球場。
4月11日の広島戦でPL学園高の後輩・
前田健太から今季初安打をマーク。
この日はナゴヤドームで汗を流し、
守備練習では外野手の和田と二遊間を組んでノックを受けた。
体調面はバッチリの代打の切り札が勝利に導きたい>
「いい球場だし、今年の初ヒットを記録したからね。
いいイメージがあるよ。
チーム状態はいいし、気合を入れ直していきたいね」
(中スポ)


【ドラゴンズ・今週末の日程】
26日(金)対広島 (18:00・MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島)
27日(土)対広島 (14:00・MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島)
28日(日)対広島 (13:30・MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島)

<ファーム>
27日(土)対オリックス (13:00・高知市野球場)
28日(日)対オリックス (13:00・高知市野球場)


若竜トピックス(25日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-福岡ソフトバンク 15回戦
(25日・ナゴヤ球場)
  000 100 000 = 1
  011 220 02× = 8
[勝] 中田(9試合3勝3敗)
[D本] なし
[Dバッテリー] チェン、中田 - 小田、小川、田中
公式サイト・戦評

○チェン・ウェイン
<左肩を痛め、戦線離脱しているが
ウエスタン・福岡ソフトバンク戦(ナゴヤ球場)で先発。
故障後初の実戦ながら、4イニングを2安打1失点と好投。
最速149キロの剛球がバットを次々とへし折り、
キレのあるスライダーは空振りの山を築く。
毎回の4三振を奪い、荒金のソロ本塁打による1失点。
2軍の打者をほぼ完ぺきに牛耳り、左肩痛の不安をきれいに一掃。
最高の手応えに、笑い声がはじけて>
「初回を0点に抑えられたのが一番良かった。
まだ完ぺきではないけど、下半身の使い方もだいぶ良くなってきた。
肩の痛みや不安もないし、普通の感じで全力で投げられた。
全力で投げても全然平気でした。
ブルペンでは良くなかったが、試合で徐々に良くなってきました。
ひじ、肩、全然心配ないです。
ストレートも良かったですが、スライダーが良かったです。
イニングを重ねるごとに思ったところに投げられました。
カーブがチョット抜けが悪かったかな、心配ないです。
ストレートも変化球も悪くない。100%と言ってもおかしくない」

<約1カ月ぶりの実戦だった。
5月30日の福岡ソフトバンク戦では4回途中で突然の降板。
左肩の違和感が理由だった。その後は2軍で地道なリハビリ。
早く1軍へ戻りたいという一方で、
葛藤の中で復帰へのステップを重ねてきた>
「『また痛みが出たらどうしよう』という不安があった」

<ようやくたどり着いた実戦マウンド。
投球回数は当初予定していた3イニングを上回った。
ブランクも疲労もまるで関係なし。『満点回答』で試運転を終えて>
「球数が少なかったですから。
もう1イニングと言わず、もっと投げられました」

<現在の陣容では30日からの6連戦で先発の頭数が足りなくなる。
早ければ6月30日からの阪神戦になる可能性もあるが、
6連戦最終日の7月5日は相性抜群の巨人戦。
復活の格好のタイミングとみられるが>
「こんなに掛かるとは思わなかった。
1軍? 昇格はコーチが決めることだけど、
(登板を)言われれば全然いけると思う。1日も早く1軍に戻りたい。
相手はどのチームでもいい。
去年は巨人だけ(3勝2敗、防御率1.87)だったけど、
今年はほかの5チームもしっかり抑えたい。
開幕時と同じように抑えたい。自分の仕事をしっかりします」
ファームブログ中スポスポーツ報知ニッカン

○小林投手コーチ
<故障後初の実戦ながら好投したチェンに太鼓判を押す>
「きょうも(球数)制限がなければあと2、3イニングはいけた。
明日の張りを見てみないと分からないが、もう支障はない。
あとは1軍のローテーションの問題だ」
中スポニッカン


○中田賢一
<不調で2軍落ちしているが、
チェンの後を受け、5回から2番手で登板。
5イニングを無失点に抑え、早期の1軍復帰を猛アピール>
「前回より良かったです。昨年より…まあまあかな。
でも前回と投げる感覚が良かったです。
特にフォークを投げたとき手応えがありました。
今までは投げているだけと言う感じでしたが、
今日は良く手に馴染んでいる感じでした」

<モデルチェンジを果たしつつある。
前回登板の阪神戦でも8イニングを3失点(自責1)。
課題の制球も無四球で投げ終えており、これで2試合連続。
制球難に苦しむ『暴れ馬』の面影は消えかけている。
2軍での再調整は約3カ月に及ぼうとしている。
その間、投げ込みとフォームチェックを何度も重ねた>
「どんどんストライクを取っていこうという気持ちだった。
きょうはいい形で投げられました。
投げ方にズレがあったけど、修正してだんだんよくなってきた。
下半身をしっかり使えるようになってきた」

<この日のストレートの最速は149キロ。
従来の球威はそのままに、制球力は飛躍的にアップした。
『ポスト川上』の1番手と期待されながら、
今季の1軍登板は5回途中6失点で炎上した4月8日の1試合だけ。
早ければ7月3日からの巨人戦に昇格する可能性が出てきたが>
「それまでが悪すぎたんで、
簡単に上がれるとは思っていないけど、
すぐ1軍に呼ばれても結果を出せるように準備したい。
上で結果を残さないと納得できるシーズンにならない」
ファームブログ、中スポ、スポニチ名古屋

○中村一生
<5打数3安打1打点の活躍。
6月に入り14試合で48打数19安打の打率.396、
9打点と好調ぶりを持続している。笑顔で話して>
「5月は毎日打撃フォームが変わってたけど、
6月に入ってからちょっとだけ感じがつかめてきました。
それが結果につながっていると思います」
(中スポ)

○堂上剛裕
<5月初旬に右肩を痛めて別メニュー調整を続けていたが
6回2死一塁の場面に小田の代打で登場、
約2カ月ぶりに実戦復帰を果たす。
結果は左飛に倒れたが、力強く巻き返しを誓って>
「復帰、即一発をかましたかったけど、
140キロ台中盤の球も見えていたので感じは良かった。
これから頑張ります」
(中スポ)

○小林高也
<6月初旬に腰を痛めて別メニュー調整を続けていたが、
8回1死二、三塁に小川の代打で登場、
左腕・三瀬の141キロの直球を左前に適時打。
新人の育成選手プロ入り初打点を挙げる。
復帰初戦で幸先のいい再スタートを切って>
「迷わずに思いっきり振り抜けました。
自分の持ち味である積極的な打撃ができて、
初打点を挙げられたのでうれしいです」
(中スポ)


◆佐藤充
<5月に左ひざ半月板損傷の手術を受けて、
リハビリを続けていたが、手術後初めてブルペン入り。
捕手を立たせて10球、座らせて10球の計20球の投球練習を行う。
順調な回復ぶりに笑顔を見せて>
「ちょっとフォームのバランスを崩したりしたけど、
(ブルペンの)傾斜を使って投げても、ひざに問題はなかった」
(中スポ)


以上のこの日のドラゴンズの話題を集めましたが、
いよいよ今夜からセントラルのリーグ戦が再開。
4日間のブレイクが空け、再び熱い火ぶたが切られるわけですが、
7月半ばのオールスターブレークまでに
いかに上位との差を詰められるか。
さすがに抜き去ることは不可能ですが、
良い状態をキープして、縮めていくことが大事となるでしょうね。
首位・巨人とは7.5ゲーム差。
2位の東京ヤクルトとも5ゲーム離されている現状。
今季この2チームには、直接対決で大きく負け越しているだけに、
来週末のナゴヤドーム・巨人戦、それに続く神宮・東京ヤクルト戦
そこに、こちらがいかに勢い付けて迎えることができるかが、
逆襲への最初のポイントとなってくるでしょう。

ただその前に相対しなくてはいけないのが、
1.5ゲーム差で迫ってくる4位・広島カープ
ドラゴンズ同様に、交流戦をうまく乗り越え、
同じように勝率5割ラインを行き来しているチームですが、
上を臨むためには、この辺りでしっかりと振り払っておかないと
今季の対戦成績は、ここまで3勝3敗の5分ですが、
敵地・マツダスタジアムでの3連戦なだけに、やや不利な部分も。
それでも何とか勝ち越して、戦いを優位に進めてほしいものです。


ワダイバ二遊間結成?この日ドラゴンズナインは、
ナゴヤドームで
約3時間半にわたっての練習。
投手陣はキャッチボールなどで調整し、
野手陣はフリー打撃、
守備練習のメニューを消化。
和田が内野ノックに交じって、
軽快な動きを見せるなど、
明るいムードもあった一方、
荒木がフリー打撃をおかわり、森野が40分の居残り特訓など
選手によっては、復調へ向けての様々な動きもあったもよう。
その後、遠征先・広島へと移動したようですが、
少々気になるのは、4日間のブレークが、
選手たちにどう影響していくのか。
交流戦終盤、やや低調だった荒木、森野
できるだけうまいリスタートを切ってほしいですし、
一方、逆に好調のまま交流戦をフィニッシュした
和田、井端、ブランコらは、そのまま調子をキープしてほしい。
「試合があった方がよかった」という
和田のコメントは、ある意味本音なのではと思いますね。
ほんの些細なことでも変わってしまうのが、リズムというもの。
そこをうまく調節出来る選手こそが一流なのですが、
できればこの広島3連戦、多くの選手が、
うまく滑り出して、流れに乗ってほしいものですね。

こけら落としも行ったマツダスタジアムではありますが、
初戦の大勝以外は、悔しい負けの連続。
1勝2敗と負け越した4月以来の遠征とはなりますが、
できれば初戦のような展開になってほしいなと。
特に2戦目、3戦目は暑い中でのデーゲームとなりますが、
ぜひとも交流戦の勢いそのままに、
自分たちの野球を展開して、勝利を掴んでほしいと願います。


ちなみに、気になる先発予想ですが、
今朝の中スポの予想では、初戦から、
朝倉-ルイス、吉見-大竹、そして小笠原-前田健太の順。
4日間のブレークにより、それまで週の頭を任されていた
朝倉、小笠原登板間隔が空いてしまい、
どうやりくりするのか、注目していましたが、
今季「節目」での登板が多い朝倉中9日で持ってくるようですね。
自分的には、スポニチ同様に吉見初戦先発で、
第2戦にネルソン山井、そして3戦目はサンデー川井かと
予想していましたが、次週末の巨人戦もにらんでの組み替えなのかも。
ただ中スポのようになると、
吉見以外ほとんどの投手が、間隔が空いてしまうことになる。
特に川井は毎週ほぼ日曜に投げてきたことで
好調のリズムを掴んできたというイメージがあるだけに、
無理に動かす必要もないのではとも思いますが。
まあ中スポもけっこう予想が当たらないだけに…。

この日のナゴヤドームでは、投手陣のほぼ全員が
キャッチボールと軽いランニングの後に
グラウンドから姿を隠すなど「集団煙幕」を張ったという情報も。
この日のウエスタンで、故障後実戦初登板のチェン
1軍復帰を目指す中田が、ともに好投
この3連戦は、朝倉らでいくのでしょうが、
その次のカード以降、さらなる先発再編もあるかもしれません。
どちらにしても、ここに来て上位追撃に向け、
ようやく先発が出そろってきた感のある投手陣
そのリーダー格といえる朝倉と、
防御率リーグ1位と安定感を誇る吉見と、信頼できる2枚で、
しっかりカープに勝って、チームに弾みを付けてほしい。
世間的には、東京の首位攻防に目が行くでしょうが、
それにも負けない熱い激突でのリーグ戦再開。
その滑り出しを、しかと見守っていきたいと思います。

2009年6月25日 (木)

おめでとうブランコ日本生命賞、再開まであと2日。

26日のリーグ戦再開まで、あと2日
2日間の休息を終えたドラゴンズナインが全体練習を再開。
主力選手も含め、ナゴヤドームで汗を流しました。
またこの日、今季のセ・パ交流戦表彰選手が発表され、
準MVPである日本生命賞を、二冠王のブランコが獲得。
賞金の100万円は、新築した自宅の内装工事に充てるそうです。
その他ネルソン先発の可能性、森野送球特訓など、この日の話題を。

ドラゴンストピックス(24日)

◇トニ・ブランコ

<日本生命セ・パ交流戦の表彰選手がこの日発表され、
セ・リーグの『日本生命賞』に選出される。
24試合で11本塁打、24打点の打撃2部門でトップとなり、
賞金100万円を手にすることに。
ナゴヤドームで会見が行われ、喜びを隠さずに話す>
「日本で初めてのタイトル、
このような賞がとれてとても嬉しいです。神様のおかげです」

<賞金の100万円については、笑顔を見せて>
「サントドミンゴへ送ります。
建てたばかりの自宅の内装工事に使いたい」

<26日からリーグ戦が再開。
これからの意気込みについて聞かれると>
「交流戦でこの成績が収められたのも
キャンプ、オープン戦と
一生懸命やってきた結果です。神様ありがとう!!
体もリフレッシュできたし、
これからもアグレッシブにチームが勝つように頑張ります。
また、ファンのためにもホームランを打ちたいと思います」

<推定年俸が3000万円にも満たないだけに思わぬ臨時収入。
賞金をドミニカに新築した自宅の改修に充てることを明かして>
「日本でこういう賞がとれて本当にうれしい。
賞があるということも知らなくて最初はびっくりしたよ。
日本に慣れるために集中して、いつも攻撃的な気持ちでいた結果。
賞金? とりあえずサントドミンゴの家に送って、インテリア代に使いたいね。
僕の家はすごく大きいんだ。一生懸命頑張った結果だから、うれしいよ」

<実は来日前にドミニカに新居を建てたばかり。
3階建てに4つのシャワールーム、ジャグジーや
ビリヤード台、バーなども備えた自慢の豪邸だ。
それに見合うような高級調度品を、今回の賞金で買い揃えようという。
毎日電話で活躍を伝え、喜んでくれる家族への大きなプレゼント。
たった半月過ごしただけで来日しただけに、
今後はトレーニング部屋の新設なども視野に入れる。
豪邸ぶりに報道陣から驚きの声が上がると、
ニヤリと笑って親指を立てて>
「すぐに日本に来たからまだ15日ぐらいしか住んでいないんだ。
家具やソファにもこだわりたい」

<超・豪邸建設へ、リーグ再開後も打ちまくるつもり。
売り物の特大弾をこれからも見せ続けることを約束して>
「セ・リーグは知っている投手が多いし、データ、アイデアもある。
これからもチームの勝利が大事だが、
ファンに喜んでもらえるよう大きなホームランを打ちたい」
公式サイト中スポおおさか報知スポニチ名古屋ニッカン


◇森野将彦
<ナゴヤドームで行われた全体練習に参加。
これまで両リーグ最多の14失策を犯し、その多くが送球エラー。
送球難に苦しむが、『オレ流スローイング術』を伝授される。
フリー打撃後、落合監督に呼び寄せられ、
約30分にわたって足の運びなどを事細かに指導を受け、
送球時にインステップ気味になる悪癖を指摘されると、
全体メニューが終わり落合監督が去った後も居残りで練習を続行。
結局、1時間以上もスローイングを続けたが>
「昨季は外野を主にやっていて“外野の投げ方”が染み付いていた。
『何か違う』という思いがあったし、“内野の投げ方”をしないといけない」

<昨季までは内外野をこなす万能プレーヤーだったが、
今季は一転して『三塁専従』。
指揮官のメスは2つの『ギャップ』を埋める修正作業にもなった。
その教えをヒントにして、本来の堅実な守備を取り戻す>
「基本を一からやっています。『これかな』という手応えはありますよ」
中スポ

◇落合監督
<2日後のリーグ再開へ向けて、ナゴヤドームで全体練習。
送球難に苦しむ森野に『オレ流スローイング術』を伝授。
フリー打撃を終えた直後、森野を呼び寄せ、
向かったのは三塁側のファウルゾーン。
自らボールを転がし、捕った森野がを
一塁へ送球する動きをひたすら繰り返した。
約30分にわたって足の運びなどを事細かに指導。
送球時にインステップ気味になる悪癖を指摘して>
「投手が打者に投げるときのように、体の真ん中に足を踏み出せ」

<練習後は、こうだけ話すにとどまり>
「今日は休み」
(中スポ、ニッカン


◇立浪和義
<仕切り直しの後半戦『開幕』へ、打撃フォームに余念なし。
フリー打撃ではチェックポイントを確かめるように、
一つ一つのスイングを繰り返して>
「『これかな』というポイントはわかっています。
最近は体が前に行っていた。前体重になっていた」

<痛めていた左太もも裏の状態については>
「全力疾走? 大丈夫です」
(中スポ)

◇和田一浩
<主力にとって2日間の休日明けでの練習初日。
少々日焼けした顔でドームに現れた。
愛息2人とリラックスした時間を過ごせた様子で、
すっかり『充電完了』という様子>
「家族サービスができました」

<オールスター期間を除けば、
試合がない日が4日も続くのはこの時期しかない。
肉体的な疲労を抜くという意味でも
『大歓迎』だろうと思ったら、実はそうでもなかった>
「ここのところ日程がゆるすぎる。このしわ寄せが来るからね」
(中スポ<ドラ番記者>


◇マキシモ・ネルソン
<ここまで中継ぎで12試合に登板しているが、
リーグ戦再開後に先発登板する可能性が出てきた。
全体練習前に行われた投手陣のフリー打撃、
当たれば飛ぶ打球を連発していたのが204センチの長身右腕。
一緒に打撃練習をしていたのは吉見、朝倉ら先発ばかり。
どうやら来る日に向けた練習をしていたもよう。
こうは話したが、いまや堂々の先発候補>
「野手じゃないから打つのは苦手だよ。
先発起用のチャンス? それは分からないよ。
首脳陣が決めることだからね。
でも、先発したら結果を残す自信はあるよ。そのためにここにいるんだ」
中スポスポニチ名古屋

◇ネルソン・パヤノ
<新外国人には練習中のルーティンワークはある。
野手陣がフリー打撃をしている最中、センターの守備位置につくこと。
そしてフリー打撃の球を追いかける。
一見すると、ごく一般的な球拾いだが、実は大きな意味がある>
「センターのノックですか? あれは昔からやっているんです。
下半身を鍛えるという意味があるんです。
そもそもフライを捕るのが好きというのが、
大きな理由ではあるんですけどね」

<普段から短距離ダッシュやランニングなどで、
下半身は鍛えているが、フリー打撃の打球は
予想外の方向に飛ぶことがあり、それに反応した結果、
瞬発力を鍛えることができるとか。
あくまで自主的に行っているのだというが、ほかにも目的がある>
「フライの感覚を確認するためです」

<試合中、内野に上がったフライを投手が捕球する可能性は
極めて少ないが、きっちりと有事に備えている。
この日の全体練習でもセンターで球を追いかけた。
同い年のネルソンも、同様の練習をすることがあるが>
「マキシモ(ネルソン)? あいつの守備はまだまだだよ」
(中スポ)

◇小林正人
<開幕から無失点の中継ぎ左腕がゼロ行進継続に意欲。
登板11試合で安打は4本だけ。前回登板の21日オリックス戦では
打者1人を1球で一ゴロに片付けた。この日はブルペンで調整>
「前回はいい守備に助けていただきました。
チームも3連勝で交流戦を終われましたし、
いい流れに僕も乗って、抑えていきたいです」
(中スポ)

◆神宮でジェット風船禁止=プロ野球(時事通信)
東京ヤクルトはこの日、球場周辺へのごみ飛散防止や
衛生面への配慮から、神宮球場でのジェット風船使用を禁止すると発表。
同球場では新型インフルエンザ感染防止のため、
5月24日からジェット風船の使用を一時的に禁止していたが、
今後も継続することにした)


若竜トピックス(24日)

◆チェン・ウェイン

<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦の雨天中止で
復帰登板が『順延』に。左肩を痛めて戦線離脱中。
約1カ月ぶりの実戦となるはずだたったが、本人は淡々。
登板はきょう25日の同カードにスライドされた>
「投げたかったですけど、雨なので仕方がない」
(中スポ)

◆高島祥平
<山口由宇遠征に出た16日から6日間連続のブルペン入り。
本来の投球フォームを取り戻すため、必死に取り組む。
5月5日の社会人ベーブルース杯でプロ初先発。
5イニング無失点に抑える好投で優勝に貢献したが、
登板翌日に右肩の違和感で3日間ノースロー。
その後、約1カ月たった6月2日の2軍オリックス戦で実戦復帰した。
復帰2試合目となった13日オリックス戦では、
先頭打者にストレートの四球を出すなど制球に苦しみ、
1イニングを投げ、2安打3四球の4失点。
その後はベンチ入りメンバーから外れ、
一からフォームを見直すために基本練習に徹底している>
「これまで投げ終わった後に
左足に体重がしっかり乗っていなかったけど、
今はそれができて球持ちがよくなった。
体全体で投げられるようになってきています」

<今後は週末に打撃練習に登板し、打者への投球を再開する予定>
「一日でも早くベンチ入りメンバーに入れるようにしたい」
(中スポ)

◆稲葉投手コーチ
<高島の連日のブルペン入りを見守って>
「手細工になっていたので、キャンプのころのような
ダイナミックな投球フォームを取り戻すことに今は取り組んでいる。
一週間で大きく変わることはないけど、
徐々にフォームはよくなっている」
(中スポ)


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
リーグ戦再開まで、あと2日。
ファン的にはあまりの休日の長さに、
『ビタミンD』が欠乏しはじめている方が多いでしょうが、
主力選手の方は、つかの間の休息ながら
心身ともにリフレッシュができたもよう。
この日からナゴヤドームで全体練習が再開されましたが、
その表情は、心なしか明るかったようです。

午後から行われた全体練習ですが、
このところの移動日練習のように、まずシートノックで守備を確認。
その後は各自が打撃練習などを行ったもよう。
今季失策王に輝く?森野には、落合監督自らによる指導が。
主に送球について指摘され、スローイングに終始。
居残り練習でもひたすら投げ続けていたそうです。

さらに全体練習前には
先発陣のフリー打撃が行われたそうですが、
吉見、朝倉らローテ投手とともに、
山井、ネルソンが参加したようですね。
次週の30日からは、再び6連戦となっていくわけですが、
投げる順番は抜きにしても、とりあえずはこの2人が入るのでしょうか。
もしくはきょう25日の2軍戦にスライド登板している
チェンが間に合って、一枚加わってくるのか。
その動向はこの先も注目すべき点と言えるでしょう。

この日の話題で一番大きかったのは、
やはり主砲・ブランコ『日本生命賞』受賞
交流戦開幕カードの県営大宮の1試合2発を皮切りに、
パ・リーグ全球団から本塁打をマークするなど11本塁打
さらにオーティズ(福岡ソフトバンク)、
ラミレス(巨人)、ガイエル(東京ヤクルト)などを振り切り、
24打点「交流戦二冠王」に輝いたブランコ
MVPこそ優勝した福岡ソフトバンクの選手(杉内)に
持って行かれるものの、『準MVP』は獲得が濃厚。
交流戦の終盤には、交流戦4割の和田と、この二冠王
どちらかがそれを獲れればいいなあと思っていましたが、
圧倒的なパワーなどインパクトの強さを含めると
ある意味『当然』ともいえる戴冠かもしれませんね。

ヒャクマンエン!それにしても、今季の交流戦、
初めて相対する
パ・リーグの投手相手
よく打ってくれましたし、
途中やや悪い流れもありましたが、
うまく盛り返しての二冠王
賞金の100万円を含めて、
ほんともらえてよかったですね。
しっかり働いたうえでの臨時収入
ブランコ自身も笑顔だったようですが、
その使い道のコメントを聞いて、さらに微笑ましさが。
「自宅の内装工事に使いたい」
パーッと大好きなヤキニクに使うとか、何かを買うとかいうのではなく、
家の、それも内装工事に使いたいとは…。
生活感が溢れるコメントに思わず親近感が沸いてしまいました。

来日前の今年1月、ドミニカの首都・サントドミンゴ
3階建てのマイホームを建てたというブランコですが、
その豪邸の中は実にゴージャスなよう。
4つのシャワールームに、ビリヤードバー。
それだけでも違うよなと思いましたが、
ぜひとも今後もさらに打ちまくって、
ジャパニーズドリームで、御殿を豪華にしてほしいなと。
とりあえず再開初戦は、マツダスタジアムですし、
レフト場外、その先の線路まで飛ばしてくれることを期待したいです。

ところで、そのブランコのコメントですが、
スポーツ紙によっては、やや翻訳が違い、
「内装工事」を『インテリア』と訳しているところも。
スペイン語がわからないうえ、その前後の文脈も含め、
ブランコがどんなニュアンスで話したかで、推測しないといけませんが、
「内装工事」というと、床とか壁とかが浮かびますし、
一方の「インテリア」だと、シャンデリアとかタンスとか、
ソファとか、家具系が浮かんでしまいます。
余計なこととはいえ、ちょっとその真相も知りたいところですが…。
まあそれはさておき、せっかくゲットした100万円
とりあえずマイホームのために、有効に使ってほしいと思います。

2009年6月24日 (水)

平田藤井昌真夏日ナゴ球で躍動と、ブランコ語る。

26日からのリーグ戦再開を前に、1軍はオフの最中ですが、
ウエスタンのリーグ戦は日程通りにゲームが行われ、
この日からは、ナゴヤ球場での福岡ソフトバンクとの2連戦。
既報通り1軍から派遣された平田、藤井らを中心に
若竜たちが躍動し、ホークスに6-4で逆転勝利。
投げてはファーム調整中の山本昌が5イニング1失点。
得意の夏場に向けて、復調をアピールしたようです。
その他ブランコ大活躍の理由など、この日の竜の話題を。

若竜トピックス(23日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-福岡ソフトバンク 14回戦
(23日・ナゴヤ球場)
  000 103 000 = 4
  010 103 01× = 6
[勝] 山内(10試合3勝3敗)
[S] 金剛(17試合7S)
[D本] 平田2号、新井5号
[Dバッテリー] 山本昌、山内、菊地、鈴木、金剛 - 小川、清水将海
公式サイト・戦評

○平田良介
<藤井、谷ら1軍に在籍する数選手とともに
ウエスタン・福岡ソフトバンク戦(ナゴヤ球場)に出場。
『5番・右翼』でスタメン出場すると
先制ソロを含む4打数2安打1打点と活躍。
約1カ月ぶりとなる2軍戦、最初の打席でスタンドをうならせた。
2回1死、相手は左腕・ヤン・ヤオシュン。
カウント1-2からの144キロ内角直球を振り抜くと
大きな弧を描いて中堅左のネットに突き刺す先制ソロ。
さらに6回2死一塁からは右翼線二塁打。
4打数2安打1本塁打、結果もさることながら内容に価値があった>
「(打撃コーチの)石嶺さんから(2軍戦で)
課題を持ってやってこい、と言われたんですが、できたかなと思います」

<最初の打席はこう考えたという>
「最近は真っすぐに振り遅れている。だからタイミングを合わせていこう」

<カウント2-2と追い込まれながら
直球をはじき返した6回の右翼線二塁打についてはこう考えるなど
4打席とも各局面で自分に課題を与え、結果を残した>
「狙い球を絞って、違う球が来たらカットしよう」

<目の色が変わっているのも当然。
プロ4年目にして最大のチャンスが到来している。
20日のオリックス戦で2安打2打点で勝利に貢献すると、
翌21日もスタメン出場して4打数1安打。
目下打率.303、得点圏打率も.444と高く、
結果を残し続ければ、レギュラーの座を手にできる>
「最近は立浪さんに言われた通り、
しっかり下半身で打てていると思います。
チャンス? そうですね。
いま頑張って結果を残せば、外されることはないですから」

<26日から再開するリーグ戦(広島戦)を前に、
きょう24日も福岡ソフトバンク戦に出場する予定。目をギラつかせて>
「あしたも内容ある打席にしたい」
中スポ

○藤井淳志
<打率.2975でリーグ8位だが、2軍戦に志願して出場。
『1番・中堅』でスタメン出場すると、
1回先頭での右前打を皮切りに、右前打、左中間二塁打と
3安打(4打数)を記録して格の違いを見せる>
「4日間空くので勘を鈍らせたくない。
練習ではできない試合だからこそのプレーがあるんで、
出させてもらいました」

<収穫は対戦相手が4打席とも左腕(ヤンと森福)だったこと>
「練習と試合では違いますからね。
右打席で打てたのはよかったと思います」

<26日からの相手である広島との今季対戦成績は
20打数8安打の4割。相手を打ち砕く準備はできたよう>
「(広島に)悪いイメージはない」
中スポスポニチ名古屋


○谷哲也
<平田らと同じく1軍から派遣されたが、2打点をマーク。
『3番・遊撃』で先発出場し、3打数無安打ながら、
6回に遊ゴロの間に1点をもぎとると、
8回無死三塁では、カウント2-1から左翼へきっちり犠飛を放って>
「(犠牲フライは)追い込まれてからでしたが、うまく打てました。
あしたも打席に立たせてもらって、実戦感覚を養いたいです」
(中スポ)

○中川裕貴
<『6番・左翼』で先発出場。
2回にカウント2-1と追い込まれながらも、中前打を放つと、
6回には四球を選ぶなど、3打席で2度出塁。
1軍の立場でファームの試合に出るのは、プロ6年目にして初めて>
「ホッとしました。1本出て良かった。
(結果を残すと)自分にプレッシャーをかけていたので、
その中で打てて良かったです」
(中スポ)

○福田永将
<2打席凡退した後の1点を追う6回2死満塁、
カウント2-1と追い込まれながらも、
2番手・甲藤の外角低めスライダーをコンパクトに振り抜き
中前へ運ぶ逆転の決勝2点適時打を放つ。
技ありの一打に白い歯をこぼして>
「バットの先っぽでしたけど、うまく拾えました」

<これで6月の月間安打数は20安打に達し、
月間打率は.377と好調を維持している。
この日、守備機会はなかったが、三塁での先発起用は
12日のオリックス戦からこれで9試合連続となった。
試合後は三塁の守備位置に就いて、ノックを受けたっぷりと汗を流し>
「必死ですけど、試合に出られるので本当に楽しいです」
(中スポ)


○山本昌
<不振で2軍での調整が続くが、
この日のウエスタン・福岡ソフトバンク戦に先発し、
5イニングを投げ、1安打1失点に抑える好投を見せる。
じとっとした炎天下のマウンドで、43歳が生き生きと躍動。
森コーチが見守るなか、切れのある直球と得意のスクリューを軸に
凡打の山を築いて、3回まで無安打無失点。
4回に小斉にソロ本塁打を左越えに運ばれたものの、被安打はこの1本だけ。
一発以外はほとんどスキのない完ぺきな投球にも、本人はサラリ>
「完ぺき? そんなことないよ」

<蒸し暑い、盛夏を思わせるマウンド。
投手にとっては逆境だが、苦しい夏場が200勝左腕にとっては主戦場。
昨年8月には史上最年長となる月間MVPに選ばれるなど自他共に認める夏男。
30日からの阪神3連戦で1軍復帰する可能性が浮上したが、
帰り際、力強くこう言い残して球場を去って>
「暑いときの方が調子が上がってくる。
暖かくなってきたので、また調子を上げて頑張ります」
中スポスポーツ報知スポニチニッカン

『暑い中ナゴヤ球場で
熱心に声援を送っていただきありがとうございました。
たくさん力をいただきました。
当初から5回までの予定でしたが、
投げ終えてみると小斉君への1球がもったいなかったですね(笑)。
リーグ戦再開となり、先発投手の頭数も必要なので、
使ってもらえるよう頑張ります。』

山本昌公式ホームページより引用)


◇辻2軍監督
<中スポ55周年を記念して計画されてきた
ドラゴンズファームと茨城ゴールデンゴールズの試合は
9月9日18時から、ナゴヤドームで行われることが決定。
ファームは現在、ウエスタン・リーグ3位。
試合のある9月初旬は優勝争いの真っただ中かもしれないが>
「その時の選手の状態もあるけど、
ベストのメンバーで最善を尽くすよ。
プロが勝って当たり前と思われるのでやりにくいけど、
やるからにはケチョンケチョンにやっつけるつもり。
欽ちゃんのマイクパフォーマンスは要注意」
中スポ

◆萩本欽一監督(茨城ゴールデンゴールズ)
<全日本クラブ野球選手権V2を誇る茨城GGは
プロ球団とは今春のオリックスなど3度戦っていずれも敗戦。
4度目でプロの壁の初突破に挑むが、意味深な発言も>
「落合監督はテレビなどでご一緒して、気を使う方だと知っている。
だから、いくつかのセリフが2軍に飛んでいくと思うよ。
そうなれば、相当面白い熱戦が繰り広げられる。
喜ばせるのが好きな監督だから安心」

<さらにこう付け加えて>
「でも事前にその日、落合監督がどこにいるか教えてください。
試合中、泣きつくかもしれないから」
中スポ


ドラゴンズトピックス(23日)

◇トニ・ブランコ

<リーグ二冠となる19本塁打、50打点と大活躍。
圧倒的なパワーでも話題を振りまいているが
すさまじい打棒の裏には何があるのか、中スポが直撃。
開幕直後は日本の野球に戸惑いがあったのか、
打率2割1分台にまで落ち込んだが、
交流戦でも11発24打点と大車輪の働きをするなど
すっかり日本の野球になじんできた>
「4月はまだ技術的なことでちょっと苦しんでいて、
打つときの腕の使い方とか、足のステップのバランスとか。
自分のことばかりで、投手に対して100%集中できていませんでした。
5月に入ってから、技術的なことがしっくりきたんです。
少し、オープンスタンス気味にして
リズムが出てきたのが、4月と5月以降の違いですね」

<開幕直後の不調の大きな原因は、スクエアスタンスにあった。
日本の打者の多くが、スクエアで構えていたのを見て、
見よう見まねで試したが、合わなかったのだった。
もともと、オープンスタンスで構える選手だったという>
「右打者なら右足に体重を残すという、
日本の体重移動の方法をまねしたかったんですけど…。
沖縄のキャンプで日本のスタイルに合わせようとして、
スクエアスタンスを一生懸命、練習しているうちに
打ち方を忘れてしまって。結果が出なかったんです。
それで落合監督や石嶺打撃コーチにアドバイスをもらって、
話し合って元に戻すことを決めたんです。
僕は投手が足を上げたら、自分もステップするという打ち方ですけど、
オープンスタンスにしたら、僕の場合はリズムが取りやすくなったんです」

<落合監督ら首脳陣の意見と真正面から向かい合い、
自分で考え、周りの意見も取り入れたからこそ
成長でき、日本の野球になじめたともいえる。
球界には、プライドの高さからか
首脳陣の助言をあまり聞かない外国人選手も見られるが、違う。
実はオープン戦期間中、
落合監督についていくことを決めた瞬間があるという>
「ナゴヤドームの打撃練習場に呼ばれて、
落合監督がアルバムを持ってきてくれたことがあるんです。
100枚くらいですかね。落合監督の現役時代の写真がたくさんあって。
素晴らしい打者だと分かりました。
中には体を開いて打ったものもあったんですよ。
この瞬間、しっかり監督の話を聞いていこうと思いました。
もともと僕は人のいいところは、聞くようにする性格ですけどね」

<落合監督だけではない。日本の野球になじむべく、
以前から活躍している先輩助っ人の話も聞いた。
巨人のラミレス。来日してから存在を知ったというが、
オープン戦期間中に携帯電話の番号を交換し、相談したという>
「結果が出ず、悩んでいたことがあって。
そんな時、ラミレスが『しっかり準備すれば大丈夫』と
励ましてくれたんです。それで安心して野球に集中できました。
大好きなキューバ料理のお店も教えてくれました。
ライバルのチームですけど、僕の中では
カリスマ的な存在というか、本当に尊敬していますよ」

<野球だけでなく、食べ物にもすっかり慣れてきた。
食事が合えば、それだけ成功の可能性は大きくなる。
日本での行きつけのお店もできたという>
「最初は味がちょっと合わなく感じたり、塩が少なかったり、
野菜が多く感じたりしたこともありますけど、最近は特に問題ないです。
奥さんもアジア的な料理が好きで、今は日本の食事を楽しんでいます。
自宅の近くにある焼き肉屋さんがすごくおいしいんですよ。
デラロサに教えてもらって、家族とよく行くんですけど、
お店の人にもよくしてもらって。
(母国のドミニカ共和国の首都)サントドミンゴに帰った気がしています。
味はおいしいし、経済的にもいいお店だよ」

<たぐいまれなパワーで、話題にもなった。
5月7日の広島戦(ナゴヤドーム)では
天井のスピーカーに当たる推定160メートル弾。
ホームランボールとバットは、ドーム内の
ドラゴンズミュージアムに展示されている。パワーの源を聞いてみると>
「神様のおかげというのが一番大きいんですけど、
子どものころから常に100%の力でバットを振るようにしていましたよ。
それがよかったのかもしれません。
ウエートトレーニングはあまりやらないんですよ。
否定するつもりはないですけど、
僕は週3回ほど、軽く調子を整える程度。
腕立て伏せなど自分の体重や自然のものの力を利用した
筋力トレーニングは、多少やっていますけどね。
でもウエートをたくさんやったタイロン(ウッズ)が
すごく成功していますし、どちらがいいとは言えませんけどね」

<まだシーズンを終えたわけではないが、
日本で一定の成功を収めたともいえる新主砲。
次のステップをどう考えているのか。
メジャー球団が興味を示しているという情報も耳に入っているが、
それでも来季も中日でプレーしたい気持ちが強まっているという>
「自分は今28歳だし、(日本で)あと5年、7年はやりたいと思っています。
もちろんチームが必要としてくれて、
自分も、今後も活躍をしないといけないですけどね。
アメリカでやらないかという
誘いのようなものがあるにはあるんですけど、
やっぱりそれじゃなくて、日本でやりたいですね。
正直、日本はお金もいいですし、お金がいいのは
いいモチベーションになりますよ。やっぱりプロですからね」
中スポ<旬撃-竜戦士を直撃>より)

◆西川球団社長
<ブランコの試合前フリー打撃をファンに公開するため
開場を早める異例のプランを検討していることが明らかに。
ファンの要望に対し、開場を1時間早めて見学可能にするというもの。
今後はナゴヤドーム側の許可を得るため
話し合うことになるが、強い意欲を示して>
「バッティング練習を見るために
開場を早めてほしいというファンの声がある。
今までにもあったが、今年は特にブランコがいるから。
さまざまな問題があるが、何とかしたいと思っている」
ニッカン

◆近藤営業部長
<ファンの要望を球団はしっかり受け止めて、具体策を語る。
ナゴヤドーム側に許可されるためには
安全面の配慮が焦点になるが、解決策も用意。
ナゴヤドームに許可されれば、NPBの審査を経て実現となるが>
「安全面などクリアしなければいけない問題はあるが、
ナゴヤドームに申請します。
例えば5階席に限定すれば、
危険性も減るし、ホームランの様子もよく見える」
ニッカン


◇朝倉健太
<1軍投手陣の自主練習はナゴヤ球場に隣接する
屋内練習場で行われ、唯一のブルペン入り。約20球を投げて>
「アウトコースの真っすぐの感覚だけ確認しておきたかったので」

<最後の登板は16日。
次回まで最低10日も登板が空くが、調整面は心配無用>
「自分の調整ができあがっている人は、そんなに難しくないと思う。
ボクの場合、これだけ空くというところに
自分の調整パターンを組み込んでいくだけなので」
(中スポ)

◇吉見一起
<1軍投手陣の自主練習に参加。
ここまで防御率、奪三振数でリーグ1位。
両リーグタイの3完封、セ・リーグ単独1位の4完投と
安定感のみならず、スタミナ面でも投手陣を支えてきた。
投球回数93イニング1/3もダントツのトップ。
シーズン換算で217イニングペースで、川上憲伸(ブレーブス)が
06年にマークした215イニングを上回る可能性が出てきたが>
「最低でも6回以上は投げられるように心がけているけど、
9回投げられればいい状況だというのは意識しています。
自分が最後まで投げるんだという気持ちはいつも持っています」
(中スポ、スポニチ名古屋


◇小山桂司
<ミットの内側には、白い糸で刺繍がされている。
『父への尊敬 母への敬意』
好きな言葉を道具に刻むプロ野球選手は珍しくないが、
両親への気持ちを記すのかはかなり異色>
「理由ですか? やっぱり一番大事なことですからね。
いつも心に留めておこうと思って、メーカーに頼んだんです」

<自身の過去をこう振り返って>
「両親にはたくさん心配をかけてしまって…」

<仙台市で生まれ、幼少期は人一倍やんちゃだったという。
プロ野球選手を目指し、秋田の大学にも進学したが途中で退学。
遠回りの末、06年に25歳でようやく北海道日本ハムに
入団できたものの、今度は3年間で戦力外に…。
中日への入団が決まった時、両親は心の底から、
うれしそうな表情を浮かべてくれたという。
実は交流戦の仙台遠征中、実家を訪れていた。
わずか2時間ほどの滞在だったが、優しい言葉で励まされた。
北海道日本ハム時代の昨季途中から使っているこのミット。
ドラゴンズのチームカラーに合わせて
青いミットを試作してもらったが、
うまく手になじまずにあきらめたという>
「まだ、しばらく使うことになりそうです。
何とか活躍して親を安心させたいですね」
(中スポ)

◆金山調査役
<ナゴヤ球場の記者席から
2軍の福岡ソフトバンク戦を眺めながらドラ番としばし雑談。
話題は交流戦後の、試合のない期間に及んで>
「どうして4日間も試合がないの」

<一定期間に全試合を消化するために設けてある予備日が、
結果的にはプロ野球に空白期間を生んでしまっている。
2連戦という変則日程も含めて、交流戦にはまだまだ工夫すべき点が多い>
「(雨天中止等で日程通り消化)できなきゃ
ダブルヘッダーでもやってしまえばいい」
(中スポ<ドラ番記者>


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
テレビのニュースも取り上げていたように、
昨日はほんと暑かったですよね。
東京は今年一番という29.7℃をマークしましたが、
それ以上に暑いと言われるナゴヤの最高気温は、31.8℃
さすがというか、貫禄の蒸し暑さだったようで。

そんななかこの日、ナゴヤ球場で行われた
デーゲーム・福岡ソフトバンク戦
結果的には、6-4で勝ちましたが、
中盤以降は、突き放されては追いつくの展開。
それでも6回2死満塁から、打撃好調の福田
中前に2点タイムリーを放って、勝ち越しに成功。
さらに8回にの犠飛でダメを押し、最後は金剛が締め。
先発・昌さんの好投に、平田、藤井、中川など
1軍からの派遣組も活躍しての勝利。
鮮やかな逆転劇は、なかなか見応えがあるものだったようです。

レギュラー奪取弾だ!それにしても、
この日1軍から派遣された
藤井、平田、中川、谷の4選手。
1軍ではベンチを温めることが多く、
首脳陣から実戦感覚を養うことを
命ぜられての出場となりましたが、
それぞれがしっかりと
結果を出してくれたことがうれしかったですね。
特に「格の違い」を見せてくれた感があるのが、
オリックス戦でも右中間コンビを組んだ平田藤井
片や平田先制ソロホームランを含む2安打、
一方の藤井は、初回先頭での右前打を皮切りに、
右前打、左中間二塁打と3安打をマーク。
ともにオリックス戦で良い働きをしたものの、
4日間ゲームが空いてしまうことで、
その調子が落ちてしまうのではと心配な部分もありましたが、
この日の結果を見る限りは、その辺は問題なさそうですね。
さらに平田のコメントにもあったように、
しっかりと課題を持って、打席に立ち、
それが結果に結びついているというのは、とても良いこと。
まあ平田にとっては、レギュラー奪取のチャンスですし、
藤井はレギュラーをきっちり死守しておきたいところ。
こんなところで抑え込まれては、自らの地位が危なくなる。
そんな思いもおそらくあったか、
猛暑のナゴ球で内容ある打撃ができたことは、
大いなるアピールにもなったことと思います。


一方、猛暑のなか先発として登板した昌さん
しかし「夏男」の本領発揮か、
この日はソロアーチ1本のみの1安打1失点。
本人は謙そんしていたものの、ほぼ完ぺきな投球で相手を圧倒。
イニングこそ予定通りの5回でしたが、
今季3度目の1軍昇格に向け、存在感を見せつけたようですね。

日程的に余裕のあった交流戦が終わり、
リーグ戦が再開されれば、6連戦が当たり前。
さらに7月14日からは甲子園-横浜-ナゴドという日程で
最もハードとなる9連戦が組まれています。
現状の先発陣は、朝倉、小笠原、吉見、川井という4人ですが、
暑い夏場に向けては、おそらく6人で回していくはず。
足りない2枚に入ってきそうな候補としては、
防御率2位のチェンをはじめ、山井、ネルソン
また中田、中里、長峰、山内などのファーム組からの抜てきも。
しかしここから必ず顔を出し、ローテに入り込んでほしいのは、
204勝左腕の昌さんその人じゃないかなと思っています。
この日の好投で、一部スポーツ紙では、
30日の火曜日からの阪神3連戦辺りで昇格という見方も
ありましたが、得意の夏場を前に1軍に返り咲けるのか。
昨季も夏場に白星を稼ぎ、一気に快挙を達成した背番号34
おそらくセミの鳴き声はしないであろう
ナゴヤドームでの復帰登板を楽しみにしたいところです。

2009年6月23日 (火)

交流戦後しばしの休息、チェンら若竜2軍戦出場へ。

約1カ月間に渡ったセ・パ交流戦前日に終了
14勝9敗1分けの4位に終わったドラゴンズですが、
リーグ戦再開は、26日の金曜日からとあって、
1軍の主力選手には、2日間のオフが与えられたようです。
一方で左肩痛からの復帰を目指すチェンや、
若手野手の中川、谷らは、ナゴヤ球場での
2軍戦に出場し、実戦感覚を養っていくもよう。
その他浅尾巻き返しを宣言など、この日の竜の話題を。

ドラゴンズトピックス(22日)

◆チェン・ウェイン

<左肩を痛めてファーム調整中だが、
あす24日のウエスタン・福岡ソフトバンク戦にも実戦復帰。
3イニング程度の登板とみられる。
今月1日に出場選手登録を抹消されてから順調に回復。
20日にはシート打撃にも登板。
この日は、ナゴヤ球場の屋内練習場で
ランニングやキャッチボールで約1時間の調整をして>
「肩の状態は大丈夫。問題ない。良い感じです。
もちろん抑えられれば抑えたいですけど、
それよりもバランスに気をつけて投げたい」

<米大リーグ複数球団が獲得に向けた調査を行っていることが
この日分かったが、メジャーへの関心が薄いことを強調>
「今はまだ行くとか、行かないとかは考えていない。
日本で(先発)ローテで何年間も投げ続けた
台湾の選手はあまりいないので、
今はそれに挑戦してみたいという思いが強い」
中スポニッカン12


◇中川裕貴
<谷、平田の野手3人がきょう23日の
ウエスタン・福岡ソフトバンク戦に出場することに。
3人とも1軍に出場選手登録されてはいるが、
実戦感覚を養うのが目的とみられる>
「何とか結果を残したいですね」
中スポ

◇谷哲也
<きょう23日の2軍戦出場に意気込んで>
「頑張ります」
中スポ


◇浅尾拓也
<26日からのセ・リーグ再開へ向け、巻き返しを宣言。
今季の開幕投手も今はセットアッパーに専念。
交流戦直前から中継ぎに配置転換され、
岩瀬への橋渡し役はできたが、本人に仕事をした感覚はない。
リリーフでの15試合、防御率は3.00。
同1.79で盤石だった昨季と比べると落ちる。
「いつも追い込んでから打たれているんです。決め球が甘いんです」

<悔しい登板が多かったが、
これからはモヤモヤを晴らすことに燃える。
目指すのはガチガチの『鉄板』セットアッパー>
「粘り強く投げて、結果を出します」

<もともとは先発志望だったが、今は完全に封印>
「全然、考えてないです」

<光明も見えた。交流戦の最終日、
登板を振り返っていたときにこう言って>
「ひとつ気付いたところがありました」

<今季はチームの命綱としてつなぎに徹する覚悟>
「この4日間を有効に使いたいと思っています。
まずはしっかり体調を整えたい。
投球フォームも修正しているところがあるので、
この期間でしっかりと自分のものにし、
状態を上げてリーグ戦再開を迎えます」
中スポ

◇岩瀬仁紀
<首位・巨人と2位・東京ヤクルトを追いかける
チームの態勢が整ってきたのは間違いないが、まだ何かが足りない。
『できない』と困るもの。
それは自身も含めた7、8、9回の強固な勝ちパターン確立>
「これからは連戦が続くから、
ここでできないようだと乗り遅れちゃうだろうね」

<広島3連戦の後、球宴まで6連戦、6連戦、さらに9連戦と続く。
タフな中継ぎ陣の力が求められるところだが、
守護神は楽観視しているところがある>
「何とかなるんじゃないかな」
中スポ


◇立浪和義
<リーグ戦再開は週末の26日からとあって、完全休養。
名古屋市の自宅でリフレッシュした。交流戦を振り返って>
「現役最後となる交流戦が幕を閉じました。
結果は9打数2安打。やっぱりパ・リーグ主催のDH制となると、
出番が少なく、今月はまだ6打席しか入っていません。
でも、出ないなら出ないなりに調整するのが代打としての務め。
数日前には一本足で打つ練習もしましたが、
軸足をしっかり体重を残すためです。
状態は試合に出ないとわからない面がありますが、まずまずですかね。
今週末からはリーグ戦が再開します。
チームは3位。首位の巨人とは離されていますが、
優勝目指して頑張りますので、ご声援、よろしくお願いします」
(中スポ『立浪の氣』より抜粋)

◆交流戦観客は微増=プロ野球(時事通信)
(プロ野球交流戦の観客動員数が22日、セ、パ両リーグから発表され、
5年目の今年は全体で前年比0.2%の微増となった。
昨年同様の144試合に375万4428人(1試合平均2万6072人)を集め、
昨年の374万6463人(同2万6017人)を7965人上回った。
セは新球場の広島が29万621人(1試合平均2万4218人)と
前年比40.1%の大幅増。東京ヤクルトは16.4%増、
巨人は12球団最多の50万236人(同4万1686人)の1.7%増となり、
リーグ全体は3.0%増加。
中日は6.4%減(1試合平均2万9819人)だった)


◇落合監督
<シーズン中のトレードをしない方針を示す。
首位・巨人とは7.5差も、残り82試合での逆転Vは現有戦力で挑む>
「ウチはあまりやらないだろ」
スポニチ名古屋

◇西川球団社長
<性急な補強は必要なし。
反攻態勢が整いつつあることを強調して>
「序盤は投打がかみ合っていなかったけど、
交流戦からはうまく回り出した」

<また米大リーグ複数球団がチェンの獲得調査を
行っていることについて、『徹底抗戦』の構えを示して>
「現時点でそういう話は聞いていないが、
もし、そうだったとしてもうちが育て上げた選手だから」

<チェンは05年に1軍登板したことで
台湾での兵役を一部免除された経緯があり、
球団もさまざまなサポート体制の中、
自前で育て上げた選手との思いが強い。
また今季までは1年ごとの契約だったが、
来季以降の複数年契約にも含みを持たせて>
「現時点では何も決まっていないが、契約のことはオフに話し合う。
そこで、いろいろ考えることもある」
スポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(22日)

◆赤坂和幸

<交流戦期間中の5月26日、ファームの練習を終えると、
中日戦を翌日に控え、ナゴヤ球場の屋内練習場で
調整していた東北楽天・野村監督にあいさつ。
プロ入り後、初の顔合わせ。実に約8年ぶりの再会だった。
横浜市の子安小6年時、
野村監督の沙知代夫人がオーナーを務めていた
少年野球チーム『港東ムース』で投手兼野手としてプレー。
ある日の練習中、同監督からかけられた言葉が
『プロ野球人・赤坂』を生み出す原動力になったという
再会から約1カ月。その間1軍昇格こそならなかったが、
ウエスタンでは登板6試合で失点したのは1試合だけ。
短い声を再び現実にすべく、ファームで必死に力を蓄える>
「(野村監督に)『おまえならプロに入れる。
大変なこともあるかもしれないけど、
あきらめずに頑張れよ』と言われたんです。
励みになりました。それからですね。
本格的にプロ野球を目指そうと思ったのは」
中スポ

◆野村監督(東北楽天)
<あいさつに訪れた赤坂にこう声をかける>
「プロ野球選手になれてよかったなあ。頑張って活躍しろよ」

<『港東ムース』には埼玉西武のG.G.佐藤、
ごく短い期間ではあるが井端も所属していたが>
「G.G.佐藤は細い子でね。
あんな大きな体で、パワーヒッターになると思わなかった。
井端は最初『港東ムース』の対戦相手のチームにいてね。
体は大きくなかったけど、
とんでもなくうまい子がいるなと思ったのを覚えているよ。
赤坂? 実はあんまり覚えてないんだよ」
中スポ


◆伊藤常務取締役管理担当
<2軍キャンプ地である沖縄・読谷球場に
常設ブルペン設置を検討していることが明らかに。
通年、数千万円単位の金額を費やして即席ブルペンを造っており、
経費削減の意味合いが強いもよう。
多くを語らなかったが、来月に現地入りして話し合う予定>
「具体的な話はこれから」
スポニチ名古屋

◆今オフ若手大勢ドミニカ派遣へ…(スポーツ報知)
中日が今オフ、ドミニカ共和国でのウインターリーグに
選手を大量派遣する可能性が出てきた。
「移動費や宿泊費を向こうのチームで出してくれると
言ってきている」と球団関係者が明らかに。
すでに3年連続で出場している左腕・長峰ら
招待選手としてオファーが届いており、
実現すれば同リーグ経験者で今年ブレークした
川井、藤井に続く若手の台頭が期待できることになる)


【ドラゴンズ・今週の日程】
<ファーム>
23日(火)対福岡ソフトバンク (12:30・ナゴヤ球場)
24日(水)対福岡ソフトバンク (12:30・ナゴヤ球場)
25日(木)(対福岡ソフトバンク・予備日)

27日(土)対オリックス (13:00・高知球場)
28日(日)対オリックス (13:00・高知球場)


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
長かった交流戦が前日に終了。
リーグ戦再開まで4日間の空白があるなか、
1軍はこの日完全休養。きょう22日は若手中心の自主練習と、
しばしの休息モードに入っているようですね。
まあ、北は北海道・札幌、南は九州・福岡、
さらに金沢、富山と、通常のリーグ戦よりも移動距離が長く、
それらによる疲労も蓄積されているでしょうし、
ここでしっかりリフレッシュして、
週末からのリーグ戦再開を迎えてほしいものですね。

復帰近し。ちなみに今朝の東京中日は、
中スポ1面の浅尾ネタ
完全に吹っ飛んでおりましたが、
あとはニッカンチェンの話が
若干気になる程度で
これといって大きな話題もなく、
こちらも休息モードというところ。
よってこの日のSTも比較的
ライトテイストとさせていただきました。

そんななか、1軍ボーダーの若竜は休むのもほどほどに、
さっそくきょう23日からのナゴヤ球場、
ウエスタン・福岡ソフトバンク戦派遣出場するようですね。
1軍首脳陣からの指示があった選手は、
中川、谷、そして平田の3人。(藤井も出場したようですね)
週末のオリックス戦で良い動きをしていた平田はともかく、
前日ようやくプロ初打席を終えた
さらに3年ぶりの1軍登録をされたばかりの中川には、
まだまだ「1軍特権」というものは適用されないようで。
まあリーグ戦が再開する前には、
先発を中心に投手陣再編されるのは明らか。
あすにはチェンが実戦復帰を果たすようですし、
それにともなういくつかの動きもあるでしょうね。
ただそれは野手陣にとっても同じで、
この2連戦プラスアルファの結果次第では、入れ替えの可能性も。
そうなればターゲットとなるのは、もちろん若竜たち
実戦感覚を養うこととともに、
1軍選手としての「結果」も求められてくるでしょう。

交流戦を勝ち越し、状態を上げてきたチームですが、
若い選手の勢いも、上位追撃必要となってきます。
何とかアピールして、リーグ戦再開後も
1軍にしがみつけるよう、頑張りを期待したいと思います。

2009年5月18日 (月)

川井快投2勝目掴む、ミスに付込みベイを3タテ!

2戦連続のサヨナラで延長戦を制し、横浜に連勝。
勢いを取り戻しつつある印象のドラゴンズ
交流戦前最後のリーグ戦となる、ナゴヤドームでの横浜第3戦。
先発・川井が持ち味を発揮し、
6回途中まで無安打と安定した投球を見せると、
打線は相手のミスを突いての先制・中押し・ダメ押し。
2回谷繁の犠飛で先制すると、6回には森野が好判断の走塁。
そして7回には不振に苦しむ和田久々のタイムリー
開幕以来の同一カード3連勝で、借金2としてひとまずの締め。
5年目となる交流戦へと戦いの歩を進めていきます。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 9回戦
(17日・ナゴヤドーム | 中日8勝1敗)
33935人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日 ×
[勝] 川井(4試合2勝)
[S] 岩瀬(14試合1勝1敗8S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
川井、浅尾、平井、岩瀬 - 谷繁

◇対横浜9回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数無安打)
2 (二)荒木  (4打数1安打)
3 (三)森野  (3打数1安打)
4 (一)ブランコ (3打数1安打)
5 (左)和田  (4打数3安打2打点)
6 (右)野本  (3打数無安打)
7 (中)藤井  (2打数無安打)
8 (捕)谷繁  (2打数無安打1打点)
9 (投)川井  (2打数1安打)

【得点経過】
<1回・横浜> P・川井
下窪外チェンジアップ高いバウンド二ゴロ、
石川外カーブ投ゴロ、内川内スライダー三ゴロいい動き

<2回・横浜> P・川井
村田外カーブ空三振、吉村際どいが四球、
ジョンソンボテボテ三ゴロ・森野ファンブルエラー、
細山田一ゴロ二封、山崎無理せず歩かし四球、
2死満塁から、小林初球内スライダー弱い三ゴロ

<2回ウラ・中日> P・小林
和田左前打、野本投犠打・小林一塁送球逸れセーフ=エラー、
藤井小フライ気味捕犠打、
1死二、三塁から、
谷繁中直球中犠飛(D 1-0 YB)
2死二塁から、川井強い一ゴロ・小林ベースカバー遅れ内野安打、
2死一、三塁から、井端チェンジアップ当てただけ二ゴロ


<3回・横浜> P・川井
下窪内低め直球遊ゴロ、石川初球スライダー遊ゴロ、
内川外高め直球空三振ガッツポーズ

<6回・横浜> P・川井
下窪三ゴロ、石川高いバウンド三ゴロ、
内川初球内直球ライト前落ちるヒット(川井初被安打)、
村田内低めカーブ空三振・会心グラブ叩く

<6回ウラ・中日> P・小林
森野中前打、ブランコ詰まり遊飛、
1死一塁から、
和田内直球遊撃後方落ちるヒット・
森野一気に三塁へ・和田オーバーラン一、二塁間挟まれる・
それを見て森野本塁突入・二塁山崎バックホーム・
森野顔面から飛び込みヘッスラセーフ・和田も二進(D 2-0 YB)

野本詰まり右飛、藤井敬遠、
谷繁2球目小林暴投・走者それぞれ進塁、
谷繁勝負避け四球、2死満塁・代打立浪

P・工藤
39歳ベテラン-46歳大ベテラン・
代打立浪外スライダー打たされ遊ゴロ・大ベテランに軍配


<7回・横浜> P・浅尾
吉村外スライダー二ゴロ、ジョンソン初球150キロ左飛、
細山田外直球一塁正面ライナー

<7回ウラ・中日> P・藤江均
井端初球遊ゴロ、荒木フルカウント左前打、
森野2球目荒木二盗、森野フォーク空三振、
ブランコ右手死球、
2死一、二塁から、
和田内高めフォーク引っ張り左翼線突破・
一走ブランコも生還・2点適時二塁打(D 4-0 YB)


<9回・横浜> P・平井
石川初球カット二ゴロ、
1死から内川甘い中高め直球センターバックスクリーン下本塁打
(D 4-1 YB)
村田外カット中前落ちるヒット
P・岩瀬
吉村内直球ライト右ヒット、
1死一、二塁から、ジョンソン高めスライダー空三振、
代打呉本内低め直球外れ四球、
2死満塁から、山崎初球外直球叩きつけ二ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
今季2度目の3連勝 負け越しを2とし交流戦に入る
川井が6回を1安打に抑える好投で2勝目
7回に浅尾を投入する継投で逃げ切った。
2回、相手ミスなどでつくった1死二、三塁から
谷繁が先制の中犠飛。6回は相手守備の乱れをついて追加点を挙げた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


連日の延長10回サヨナラ勝ちが続きましたが、
交流戦前最後のリーグ戦、何とか通常の9回で終わりましたね。
すんなり完封リレーで締めておけば良いものの、
平井が一発を食らうなど、久々に良くないところをみせると、
準備不足もあったか、岩瀬も2死満塁と思わぬピンチ。
ただここからは守護神の貫禄
若い山崎を初球で仕留め、ヒヤヒヤながらもゲームセット
開幕カード以来の同一カード3連勝
18勝20敗の借金2、首位に8.5ゲーム差の3位
リーグ戦をひとまずの締めとなりました。


森野しゃちほこスライディング!この試合を振り返る
スポーツ紙のWEBの
見出しの1つに
「ミスに付け込んだ中日が3連勝」
いうのがありましたが、
こういうドラゴンズらしい見出し、ほんと久々だなと。
先制点のきっかけは、相手先発・小林けん制悪送球
さらに中押し2点目は、和田のオーバーランがあったとはいえ、
相手のスキを付いて、森野が好判断の本塁突入
ホームインしたうえ、和田も二塁で生き残るなど
相手の拙い守備に助けられた部分が多かったですね。
今季ここまで7勝1敗とカモにしている横浜
この日も打線に元気がなく、6回途中までノーヒット。
そんな相手にうまく付け込み、少ないチャンスで足を駆使。
そして相手にダメージを与えるような得点を奪っていく。
連勝の勢いがあったからこそかもしれませんが、
ようやくこういう攻めのパターンが見られるようになって
ひとまずはよかったと感じましたね。
今後さらに浮上していくためには、しぶとい攻めは効果大。
交流戦に入っても、ぜひとも続けてほしいところです。

また中軸では、和田が約1カ月ぶりとなる猛打賞をマーク。
前日の打席でもいくらかの兆しは見られましたが、
この日の第1打席、レフトへの打球も強かったですし、
3打席目の6回はタイムリーではないですが、
森野の生還を助け、追加点ゲットに貢献。
そして7回の第4打席には久々の適時打となる
引っ張ってのレフト線へのツーベース
5月に入って急降下、かなりどん底背番号5でしたが、
この猛打賞でようやく復調と見ても良さそう。
何とか交流戦の時期に間に合ったことも
チームにとっても大きいですね。
同じく復調気配の森野、さらに4番・ブランコとともに、
しっかり中軸を担い、得点力アップに貢献してほしいです。


一方、投手陣は、川井が6回途中までノーヒット投球
前回の対戦で横浜に自信を持っていることもあるのか、
立ち上がりから本来の持ち味を発揮。
2回にやや制球を乱しはしたものの、
スローカーブ、ナチュラルカットなどを駆使し、
低め低めに集める投球で、内野ゴロの山
正直、横浜打線に全く打たれる気がしませんでしたね。
6回満塁のチャンスで立浪がコールされましたが、
思わず「何で代える!」と言ってしまったくらい。
ただ良い感じのところで止めておいて、
次回に繋ぐというのも一種の好調維持の秘訣と言えそう。

これで昨季なしえなかったシーズン2勝目もついにマーク。
カベを越えたことがさらなる自信となってほしい。
森コメントによると、交流戦の先発は、
おそらく4本になることが濃厚。
朝倉、吉見、チェンの3枚は確実として、
残る1枚を浅尾、小笠原とともに、川井が争うことになりそう。
ただ自分的には、浅尾の先発にはいくらかの疑問もありますし、
この日のような中継ぎとしての役割がありじゃないかと。
現状、齊藤、高橋らがファームに落ち、
信頼のおけるセットアッパーがいないだけに、
昨季経験のある浅尾を使ってほしいと思いますが。
ただ今季は中継ぎとしての調整をしていないだけに、
昨季の同時期の吉見のようになってしまうのは、やや不安。
その辺を考慮しての森コーチのやり繰り、
そして指揮官の起用法に注目していきたいと思います。


苦しい状況が続く今シーズンですが、
何とか3タテして、勢いよく交流戦に臨めるのは良いこと。
導入時から苦手としている感のある交流戦
昨季も12勝12敗の五分と、あまり良くはないものの、
今季はこの時期をさらなる反攻の起爆剤にしてほしいなと。
まあそこまではいかなくとも、
チーム状態をより整えられるよう、持って行ってほしいですね。
あす19日の初戦は、埼玉・県営大宮での埼玉西武戦
昨季も3勝1敗と勝ち越すなど、相性の良い相手とはいえ、
連勝中というの先発も予想されますし、
引き立て役にならないよう、頑張ってほしいなと。
対するドラゴンズは、本家地方球場の鬼・朝倉で先陣。
前回の岐阜同様、苦にせず投げ込んで勝利を呼んでもらいたい。
どこかのチーム貯金15となっていますが、
そこら辺がうまくコケることを祈りつつ、
こちらはうまく立ち上がって、良い流れ
これからの1カ月間、戦い続けてくれることを期待したいです。


☆ウィナーズ・ボイス(17日)

◎川井雄太

<6イニング1安打無失点と好投。自身初のシーズン2勝目を挙げる>
「(すばらしいピッチングでしたね)
ありがとうございます。はい。
(昨日おとといと先発陣の頑張り、参考や励みになったか)
そうですね。あのう、みんないいピッチングしてたんで、
ボクもそれに乗っていこうと思いました。はい。
(2回のピンチがあったが、6回2死までノーヒット投球)
全然気づかなかったです(笑)。
(きょうはどこに気をつけて投げたのか)
あのう、とりあえず低め低めと考えて投げました。はい。
(もう少し投げたい気分は)
そうですね。ありましたけど、
まあちょうど打席回ってきたので、しょうがないです。はい。
(プロ初勝利以来のナゴヤドームでのお立ち台の気分は)
うれしいですね!はい。
(交流戦の抱負も含め、ファンにひと言)
えー、まあ、自分の中では一戦一戦頑張っていくつもりなので、
みなさんも応援よろしくお願いします!」


<先発談話>
「テンポ良く投げられたことと、
先頭打者を抑えられたことが良かったと思います」

<取った18個のアウトのうち、12個が内野ゴロ。
微妙に動く直球やカーブを丁寧に投げ分けて
試合をつくり、満足そうに笑う>
「力で押すピッチャーじゃない。
低めに投げて、打たせてとることを考えていました」

<失敗を糧にした。10日の東京ドーム。
巨人に2連敗して迎えた3戦目、勢いは完全に向こう。
敵地の空気に圧迫された結果、
4イニング2/3を6失点とのみ込まれた>
「前回は場の雰囲気にのまれたところがあった。
きょうは自分に勝つというか、
基本的には谷繁さんのミットを目がけて投げました」

<2回は失策絡みで満塁のピンチもあったが>
「途中、谷繁さんに言われたことが
『自分との戦いではなく、バッターとの戦いだ。
オレが(リードで)抑えるんじゃなく、自分で抑えるんだ』ということでした。
それで1つ、切り替わったと思います」

<助言をのみ込み、そして冷静に消化。
基本は谷繁のミットに集中しながら、
打者との駆け引きにも意識を置く。バランス良く制御した>
「それまでがいいリズムだったので、
頭の片隅に置いておくというくらいにして、
いつもの延長線で投げていました」

<昨年は1勝目を挙げた後、9度先発機会がありながら、
2勝目を挙げることはできなかったが、
今年は初勝利から3度目の登板で2勝目をつかんで>
「勝ち負けにはこだわっていない。
(自分が)勝てなくても、チームの流れ、
試合の流れがつくれればいいと思う。
勝っても負けても、得られるものもあるし、反省するところもある。
両方得られる。それをどうするか」

<今週からは交流戦。
1週間の試合数が少ない交流戦期間は先発の枠も減るため、
その立場が危うくなる可能性もあったが、
無心で結果を出したことでこれからも先発のイスは与えられそう>
「生き残ることとか、そこまで考えていなくて、
行くぞ、と言われたところで行くだけだと思っています」
カメラブログ中スポ共同通信社時事通信ニッカン


◎和田一浩
<7回の2点適時打を含む、3安打猛打賞>
「(いい3安打になりましたね)
そうですね。あのう、かなり自分自身苦しんでたんで、
えー、よかったと思います。
(昨日辺りから良い感じになっていたのでは)
いや、そうでもないんですけど、あのう、
きょうはほんとたまたまだと思うんで、
えー、これを自信に変えていきたいなと思ってます。
(猛打賞、タイムリーもけっこう久々。感触はいかが)
そうですね。あのう、ほんとにあのう
5月入ってあのう、ピッチャーが頑張ってたんですけども、
あのう、僕自身が、あのう良くなくて、
えー、大分チームに迷惑かけてたんで、
これから、これをきっかけに、
どんどんピッチャーを助けていきたいなと思ってます。
(交流戦前に見事な3連勝、これでもう乗っていって、
次回ナゴヤドームに戻るときは貯金ぐらいで帰ってきてくれないか)
そうですね。あのう、やっぱり一戦一戦勝てるように、
できればそういう形でナゴヤに帰ってきたいなと思います。
(ファンにひと言)
そうですね。あのう、まだちょっと借金があって、
あのう、苦しい状況ですけども、
本当にあのう、声援はあのう、僕たちの力になっています。
これからもどんどん球場に足を運んで下さい。よろしくお願いします!」



<4月15日の阪神戦以来、28試合ぶりの猛打賞。
肩の荷が下りたようにホッとした表情で笑って>
「3安打もうれしいけど、ようやくタイムリーが出た。
自分自身、かなり苦しんでいました。
追加点が欲しい場面だったので、本当によかったです。
ずっと投手陣が頑張っていた中で迷惑を掛けていたし、
これをきっかけに乗っていきたい」

<4月22日の阪神戦で2つの適時打を放って以降、
本塁打4本、犠飛1本で打点こそ稼いでいたものの(7点)、
タイムリーヒットはゼロ。実に23試合96打席ぶりの適時打。
苦しかった胸の内を明かして>
「本塁打は出ていたけれど、4月末から状態は悪かったし、
これというのがつかめなかったんです。得点圏(での打席)が重かった」

<4月末から打率が落ち始め、5月3日を最後に3割から陥落。
得点圏に走者を置いた時の勝負強さが今ひとつと感じて、悩んでいた。
フリー打撃の後で首脳陣に助言を求める姿がたびたび見られ、
何度も落合監督と話し込んだが、
『ベンちゃん(和田の愛称)の打撃理論は
難しくてオレには分からん』と指揮官が言うほど、
深く、暗いトンネルで迷っていた。
今カードでは、井端や荒木らに交じって
内野でノックを受けるなど、体のキレを取り戻そうと必死>
「そのときによって練習も変わるけれど、
知らず知らずのうちに崩れていたのを
指摘してもらえることもありました。
長かったですね。自分でもどうしちゃったのかって
いうぐらい空回りしてました。
考えすぎですかね。一つの凡退を重くとらえすぎていたり、
不安になりすぎていたのかもしれないです。
映像で見ても、自分のイメージとだいぶズレてましたから」

<6回にも自身の安打で追加点を引き出した。
1死一塁で左前打して、一塁走者・森野は三進。
三塁手の一塁転送で一、二塁間の挟殺プレー。
一瞬のスキをついて森野が生還して、
よい結果をもたらしたプレーでも浮かれない>
「(左翼手が)サードに投げたら
(二塁へ)走ろうと思っていたんですけど、浅すぎて…。
挟まれたのははっきりミスです。
あのミスで負けているということもあった」

<チームは3連勝で交流戦を迎える。
過去4年間の交流戦で通算59勝59敗2分けと、思うように勝てない。
それだけに西武に11年いたパ・リーグでの経験が頼りになる。
西武から移籍2季目でこう言うが、
強打者の復調は、チームの順位浮上の大きなカギとなる>
「(パ・リーグも)知らない投手が増えてきた。
明日への感触? あるような、ないような。
でも努力はしていかないといけないと思います。
今日がいいきっかけになれば」
カメラブログ中スポサンスポ毎日jpスポニチ名古屋デイリー


○森野将彦
<1点リードの6回1死一塁で和田が左前打を放つと、
一気に三塁を陥れた後、和田が一、二塁間で挟まれるのを見て、
本塁にヘッドスライディング。間一髪でセーフとなり笑顔>
「足がフラフラでしたよ。必死でした。
ヘッドスライディング? 倒れただけって感じです。
でももしスキがあったら行こうと思っていた。
(和田の挟殺プレーに参加した一塁手の)
ジョンソンがなかなかこっちを見なかったので、それで行きました。
最近、みんな挟殺が多いですから。
あの場面で何とかしたかったんでね。今日は点につながってよかった」

<打撃復調へ試行錯誤を続けているが、
試合前に落合監督に指導を仰いできた効果もあって、
6日に.216まで下降した打率は.248まで復調。
この日も練習中にこう気合を入れて>
「何とか良いときに戻そうとしている。
タイミングとか。もうちょっと上げていければ」

<一時は最下位の危機すらあったが、
今季2度目となる3連勝で借金を『2』まで減らし、
チームはようやく息を吹き返した。
19日は埼玉西武戦で交流戦の開幕を迎えるが、
パ・リーグを相手にさらなる活躍を誓って>
「打ってスカッとして迎えたかったが、仕方ない。
何とかチームが勝てたんで良かった。
今年はいい交流戦にしたいですね」
(中スポ、ニッカン

○笘篠外野守備走塁コーチ
<森野の本塁突入について>
「スタートは少し遅かったけど、よく走ってくれたね」
(中スポ)

○荒木雅博
<7回1死から左前打で出ると、森野の2球目で完ぺきなスタート。
直前に3つ連続でけん制球を送られたが、
ものともせず、3試合連続盗塁を決めると、
和田の左翼線への適時二塁打で生還。得点に繋がった盗塁に満足そう>
「ああいう場面でどんどん走って、
これからもチームに貢献していきたいと思います」
(中スポ)

○谷繁元信
<2回1死二、三塁から横浜先発・小林の直球を
はじき返して、先制の中犠飛を放つ。
カウント0-3でも自分のスイングを心掛けて>
「ベンチからは打てのサインだったので。
まっすぐに狙いをしぼっていました。
最低限の仕事はできました」

<今季初めて中継ぎで登板。
2イニングを完ぺきに抑えた浅尾について>
「がむしゃらさが伝わり、直球が戻ってきた。
交流戦でもきょうのような投球を期待したい」

<リード面でも4投手のリレーで横浜打線をわずか1失点。
右ふくらはぎのケアは欠かせないが、強い気持ちで勝利に貢献>
「なるべく早く借金を返さないといけない」
カメラブログ、中スポ、中日新聞ニッカン


○浅尾拓也
<今季は先発枠に入り3勝(4敗)を挙げている
開幕投手が、7回から2番手で登板。
2点リードの大事な場面で、今季初めて中継ぎのマウンドに立つと、
150キロの直球に変化球を織り交ぜ、7、8回を3人ずつでピシャリ。
相手に流れを渡さず、胸をなで下ろして>
「普通は負け試合とかで慣らすことが多いのに、
点差のないところで使ってくれた。
期待しているのが分かったので、期待に応えたかった」

<先発に転向した今季、好不調の波が交互に訪れた。
前回登板の東京ヤクルト戦では6イニング回13安打で5失点と散々。
昔のビデオを見て腕の振りなどをチェックした>
「いいときとよくないときがはっきりしているし、
DVDで何度もフォームを見直し、
ようやくきのう(16日)のブルペンで、
きっかけのようなものをつかんだ。
自分はこういう投手だったんだということを取り戻せた」

<ストライク先行のリズム感のある投球がよみがえり、
2イニングを無走者で乗り切った。
力むところは力むという投手の本能を、救援のマウンドで思い出して>
「吉見のピッチングを見ていて、うらやましかった。
先発では力を抜いて速いボールを投げるということに
こだわりすぎていた。今日は全力でいけた」

<チームは岩瀬につなぐセットアッパーを固定できないのが現状。
昨年セットアッパーを務めた右腕は、
フル回転でチームを上昇気流に導くつもり。意欲を示して>
「やっぱり試合に投げたい。
先発をやりたいですけど、試合に出る方が大事なんで頑張ります
交流戦では先発でもきょうみたいなかたちでも、
行けと言われたところで頑張りたい」
中スポ中日新聞スポーツ報知時事通信


○平井正史
<4点リードの9回から登板。
1死から3番・内川にソロ本塁打を打たれ、4番・村田にも中前打。
セーブの条件が整ったため、ここで岩瀬にスイッチ。
結果的には201セーブ目のお膳立てとなったものの、反省しきり>
「本塁打も痛かったけど、次の村田(への投球)がいけない。
追い込んでから…」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<3点差に詰め寄られた9回1死一塁から4番手で登板。
2死満塁のピンチを招いたが、
山崎を二ゴロに打ち取って、今季8つ目のセーブをマーク。
吉村に浴びた右前打と細山田の四球については>
「力を入ってしまいました。いい形で入れるよう考えていかないと」
(中スポ)

○立浪和義
<古くからのファンにも胸躍らす対決が実現。
6回2死満塁、川井に代わって打席に立つと、
横浜がマウンドに送り出したのが、工藤。
今年の誕生日で合わせて86歳という顔合わせ。
ちなみに2人の初対決は工藤が西武時代の21年前、
88年の日本シリーズ第3戦で結果は4打数無安打。
この日は1ボールからスライダーに手を出したが、
バットの先で遊ゴロに倒れ、6歳年上の左腕に脱帽>
「(スライダーは)狙っていたが、いいコースだった」

<しかも一塁へ走った際に左太ももに違和感。
心配そうにさすりながら>
「足をやってしまった」
(中スポ)

○中村公治
<球界は不規則な生活の影響で、夜型人間が多いが、
それとは一線を画し、たとえ前日がナイトゲームであっても、
午前8時には必ず起床し、家族とともに食事をしているという>
「毎日、同じリズムで過ごすことが大事だと思うんです。
どんなに遅くなっても、朝は起きるようにしてますよ。
目覚ましは息子です。遊んでほしいみたいで、
枕元でじゃれてくるんですよ」

<朝食も毎日、変えていない。
自宅近くのショッピングモールで売っているという食パン。
冗談めかして笑いながらも、食事に細かくこだわるほど、
朝のルーティンワークを非常に大切にしている>
「米も好きなんですが、僕は朝にミソ汁を飲むと、
必ずおなかが緩くなるんです。夜なら大丈夫なんですけど。
これも体調管理といえますかね」

<早起きの成果なのか、ファームでは結果が出ていた。
14日に今季初めて1軍に呼ばれたが、験を担ぐ意味もあり、
昇格してからも早起きをやめなかったという>
「急にやめて打てなくなったら、イヤですからね。
試合後は気持ちが高まってなかなか寝られないんですが、
無理やりにでも、布団に入るようにしていますよ」

<昇格初日の14日に代打で死球で出塁。
翌15日は勝ちに直結する犠打で貢献したが、
この日は代打で一ゴロに倒れ、試合後に2軍落ちを通告されたもよう。
悔しさはあるが、腐らずにこれからも8時前の起床を続ける>
「また頑張って出直します」
(中スポ)


○森バッテリーチーフコーチ
<この日の浅尾のリリーフ起用を
交流戦に向けた布陣とはせずに、煙幕を張る>
「ここ一発だけの起用。
中継ぎで固定? みんながそう書くなら、先発で使うよ」

<19日からは2連戦がメーンの交流戦が始まるが、
先発から中継ぎに回るのが浅尾だけではないことを示唆。
投手陣のフル回転を強調して>
「先発で考えているのは4人だけ。
浅尾や小笠原、川井に中継ぎをやらせる可能性がある」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信スポニチ名古屋


○落合監督
<開幕4連勝した4月7日以来の3連勝。
浅尾の中継ぎ起用について、
試合後はいつものように手の内を明かさず>
「聞きたいことはわかっているけど、
中(チーム内部)のことだから言えない」


<この日の試合前に、国内での感染が確認された
新型インフルエンザの現状について危惧し、
不特定多数の人が集まるプロ野球の試合について言及。
自らは今回の騒動以前から移動時にマスクを着けるなど
体調管理に気を使っているだけに、感染の広がりが気にかかる様子>
「開催するか中止にするかは最終的に国の判断だ。
オレたちは決定に従うだけ。
野球界に1人(感染者が)出たら、
その試合だけでなく全試合中止だぞ。
そのくらいのことだ。軽々しくは言えない。
学級閉鎖だって1週間といっても終わらないかもしれない。
プロ野球は1週間休んだら8日目に再開できるようなもんじゃない。
へたしたらシーズンが終わるよ」
中スポスポーツ報知毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(17日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
阪神-中日 7回戦
(17日・上富田スポーツセンター野球場)
 D 100 100 100 = 3
 T 020 000 02× = 4
[敗] 菊池(8試合1勝2敗)
[D本] 谷2号
[Dバッテリー] 佐藤亮太、清水昭信、菊地、齊藤 - 小川、前田
公式サイト・戦評

●佐藤亮太
<和歌山県上富田町で行われたウエスタン・阪神戦に、
2軍公式戦5試合目の登板で今季初先発。
5イニング4安打2三振2失点と、まずまずの結果を残す。
初回は三者凡退と上々の立ち上がり。
2回はヒット3本で2点を奪われ逆転を許したが、
3、4回は2イニング連続で打者3人をピシャリ。
5回は1安打されたが無失点と、今季初めてだったが、
先発としての役割はきっちりと果たして>
「開幕してから今まで結果が悪かったので、
結果が出たことにホッとしています。
修正点はまだまだたくさんあるけど、きょうはよかったです」
中スポ


◆鈴木義広
<右ひじ手術から復帰を目指し、ナゴヤ球場で別メニュー調整中。
フォーム改造を目指し、今は捕手を立たせて投げている状態という。
計算通りに進まず、復帰の見通しも立たない。
それでも本人はコツコツと一歩ずつ進もうとしている>
「以前の投げ方だとどうしても負担が大きい。
今は余分な負担がかからないフォームを練習しています」
(中スポ<ドラ番記者>

2009年5月17日 (日)

ブランコ決めたサヨナラ打、竜2戦連続延長勝利!

劇的勝利で連敗と悪い流れを止めたドラゴンズ
勢いを付けて迎えたナゴヤドームでの横浜との第2戦は、
チェン-グリン両先発の投げ合いと打線の拙攻で、
1-1のまま、2戦連続となる延長戦へと突入。
そして迎えた10回ウラ、荒木、森野の連打などで
築いた無死二、三塁のチャンスに、
4番・ブランコが右前へ弾き返す決勝打!
2戦連続となる延長サヨナラで、横浜に連勝
借金を3とし、10回を抑えた岩瀬今季初勝利が付きました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 8回戦
(16日・ナゴヤドーム | 中日7勝1敗)
32896人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R
横 浜
中 日 1x
[勝] 岩瀬(13試合1勝1敗7S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
チェン、岩瀬 - 小山、谷繁

◇対横浜8回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数2安打1打点)
2 (二)荒木  (4打数2安打)
3 (三)森野  (4打数1安打)
4 (一)ブランコ (4打数2安打1打点)
5 (左)和田  (4打数1安打)
6 (右)野本  (3打数1安打)
7 (中)藤井  (4打数1安打)
8 (捕)小山  (2打数無安打)
9 (投)チェン (3打数1安打)

【得点経過】
<1回・横浜> P・チェン
下窪151キロ高めつり球空三振、
石川外スライダー空三振、内川内高め150キロ見三振

<1回ウラ・中日> P・グリン
井端初球遊撃内野安打、荒木投犠打、
森野二ゴロ進塁打、
2死三塁から、ブランコ外高めスライダー空三振


<2回ウラ・中日> P・グリン
和田二ゴロ、野本外スライダー三遊間突破ヒット、
グリンけん制悪送球・野本一気に三進、
1死三塁から、藤井外低め直球セルフ見三振
小山勝負避け四球、
2死一、三塁から、チェン初球三邪飛


<4回・横浜> P・チェン
内川外低め147キロ空三振、村田詰まり右飛、
吉村詰まり中前打、ジョンソン3球目吉村二盗失敗

<5回・横浜> P・チェン
ジョンソン内147キロ直球とらえ右越え本塁打(D 0-1 YB)

<5回ウラ・中日> P・グリン
藤井中前打、小山6球目空三振・藤井二盗、
チェン高いバウンド三塁内野安打・藤井三進、
1死一、三塁から、
井端外スライダー左前適時打(D 1-1 YB)
1死一、二塁から、荒木右飛、森野中カーブ打ち上げ三飛

<6回・横浜> P・チェン
下窪二ゴロ、石川遊撃内野安打、
内川詰まり右飛、村田外高め直球右前打、
2死一、三塁から、吉村内直球遊ゴロ

<6回ウラ・中日> P・グリン
ブランコ中前打、
和田引っ張り左飛球・内川グラブからポロリ二塁打、
無死二、三塁から、野本外高めつり球空三振、
1死二、三塁から、藤井中高めつり球空三振、
小山外スライダー外れ四球、
2死満塁から、チェン内高め直球三ゴロ


<7回ウラ・中日> P・グリン
井端遊ゴロ、荒木右前落とすヒット、
グリンけん制悪送球・荒木二進、森野粘り四球、

P・木塚
1死一、二塁から、ブランコ外シンカー二ゴロ4-6-3併殺

<8回・横浜> P・チェン
代打金城三塁線強いゴロ・森野飛びつき好守、
下窪二飛、石川高いバウンド投内野安打、
内川内高め直球弱い二飛

<9回ウラ・中日> P・山口
小山外直球空三振、代打中村公治中低め直球空三振、
井端外スライダー見三振、2戦連続延長戦


<10回・横浜> P・岩瀬 捕・谷繁
代打呉本初球スライダー遊ハーフライナー、
細山田詰まり一、二塁間ヒット、
金城内直球バットへし折り遊ゴロ6-4-3併殺

<10回ウラ・中日> P・山口
荒木内高め150キロ直球左前打、
森野3球目荒木二盗、
森野フルカウント中スライダー引っ張り右前打、
ブランコ初球森野二盗、
無死二、三塁から、

ブランコ直球勝負2-1から5球目
外高め152キロ直球・右方向ゴロで抜けるサヨナラ打

(来日初サヨナラ打)、試合終了(D 2x-1 YB)



【ゲームレビュー】
2005年4月以来の2試合連続サヨナラ勝ち
10回、先頭の荒木が安打。
盗塁と森野の安打などで二、三塁とし、
ブランコが一、二塁間を破るサヨナラ打を放った。
先発・チェンが好投したが、拙攻続き。
2回1死三塁、6回無死二、三塁、7回1死一、二塁など
好機を逸し、延長にもつれ込んだ。岩瀬が今季初勝利。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


前夜に続き、2戦連続の延長戦
9イニング1失点と踏ん張ったチェンに代わり、
4試合ぶりの登板となる岩瀬が10回表の攻撃を抑えると
そのウラ、マウンドには2イニングス目となる山口
前の回は三者三振に封じ込められたものの、
先頭の荒木が積極的に初球150キロを叩いて、
レフト前ヒットで出塁すると、
続く森野の3球目に好スタートを切り、スチール成功。
サヨナラの走者が自慢の足で揺さぶりをかけると、
森野も続いて、フルカウントから
中に入ったスライダーを引っ張り、ライト前へと運ぶヒット。
連打で無死一、三塁とチャンスを広げて
サヨナラの気運がより高まるなか迎えるは、4番・ブランコ

5月に入って調子を上げてきた主砲ながら
この日は初回、そして7回と好機に凡退
そんなブランコに対し、横浜ベンチ勝負を選択。
初球、森野が二塁へ走るも、バッテリーは打者を優先。
しかも強気のストレート一辺倒
初球ハーフスイング、2球目を空振り、
さらに3球目は打ち損じたか、ボックスで思わずジャンプのブランコ
それに対し、真っすぐを投げ続けてくる山口
4球目力みもあったか、152キロは高めに抜けてボール。
ここまでずっとストレートばかり。
そろそろ変化球を投じてくるかと思いきや、
カウント2-1からの5球目、
投じたのは、またしても152キロの高め真っすぐ
これにはさすがに目が慣れたか、ブランコが見逃さずしっかり反応。
しかも強振して、引っ張るのではなく、
外へ浮いたボールに素直にバットを出して、右方向へ。
ミートした打球は、ゴロで一、二塁間を抜けていくタイムリー!
打った瞬間抜けると確信、三走の荒木を指さしながら
一塁へと駆け抜けたヒーローは、すぐさまもみくちゃに
05年、あの開幕カード以来となる2戦連続サヨナラ勝ち
拙攻続きの厳しい状況のなか、最後の最後は得点を奪い、
何とか勝利をモノにしたドラゴンズ
また一つ借金を減らし、3位に浮上となりました。


神様に感謝したい。連日の延長戦
そして10回ウラでの決着。
しかし時間は前夜の
2時間49分に比べ、
この日はなんと
3時間56分というロングゲームに。
相手先発・グリン
実に時間をかけて投げる投手とはいえ、
そんな時間をかけるぐらいのチャンスが中盤以降再三ありながら、
ドラゴンズ打線は、そのチャンスを潰し続ける始末
「6回に終わらせなくてはいけない試合だ」
落合監督もコメントしていましたが、
野本、藤井の連続三振で、無死二、三塁を潰した6回に加え、
5回の井端のタイムリーのあとの1死一、二塁、
7回の相手のけん制悪送球でもらったチャンス。
どこか一つでもモノにしてさえすれば、
こんなにストレスがたまるゲームにはならなかったのでは。
11安打で2得点と、貧打の横浜につきあうような攻めは、
見ていてとてもしんどくも感じましたね。

延長戦でのサヨナラは劇的とはいえ、
そこに至ってしまうということは
勝ちパターンに持っていけてないということでもあるかなと。
まあ現状はとにかく勝ちを重ねて、借金完済することが先決。
とはいえ、勝って兜の緒を締めよではないですが、
より勝ち続けるためには、もらったチャンスは必ずモノにする。
そういった姿勢というのも必要となるはず。
「高い授業料」を払った若い選手たちも、
その辺りを考えながら、3戦目に臨んでほしいです。


一方ハマスタでの完封試合ほどではなかったですが、
先発のチェンが9イニング、132球を投げ、7安打1失点。
ジョンソンの一発で先制こそ許したものの、
それ以外は横浜打線にほぼまともな打撃をさせませんでしたし、
良い感じで投げられていたと思います。
ただ好投しながらも、勝ち星が付かないのはツライところ。
それでも本人にはさらに自信になったでしょうし、
その分を交流戦で稼いでほしいなと期待したいです。


苦しみながらの連夜のサヨナラで連勝。
流れは悪くないですし、横浜打線も元気がなさそう。
そんななか迎える第3戦の先発は、中6日の川井が濃厚。
前回登板の巨人戦では援護をもらいながら、
逆転を許してしまいましたが、
そのハマスタでは9イニングを投げ切るなど、
好投しましたし、ぜひともその部分での再現を期待したい。
一方打線は、できれば9回までで決めてくださいと。
このゲームが終わると、次週からはいよいよ交流戦
そこに勢いのあるまま突入するためにも、地元で3タテを。
一区切りとなりますし、ぜひとも笑顔で締めてほしいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(16日)

◎トニ・ブランコ

<延長10回無死二、三塁、右前に来日初のサヨナラ打を放つ>
「(来日初のサヨナラヒット、
ガッツポーズも出ていたが、どんな気持ちか)
厳しい状況でしたけども、とにかく思い切って振ろうとしました。
とにかくチームが勝つことを考えて、思い切り振りました。
(一塁を回ってもみくちゃに、初めての経験だが)
最高の気分でした。
初めてナゴヤドームでサヨナラヒットを打てて、
ファンの皆さまと一緒に喜べて、最高にうれしかったです。
(投手が頑張っていた、自身も1回、7回と悔しい思いを晴らした)
まず最初に神様にありがとうと言いたいと思います。
そしてチェンも9回しっかり投げてくれて
本当にありがとうと言いたいです。
これからももっともっと勝っていきたいと思います。
(明日は交流戦前最後の試合、
同一カード3タテに向け、ファンに抱負を)
チームがいい感じです。
このまま勝って、この調子で頑張っていきたいと思います」


<連日の延長戦となった10回、無死二、三塁で
152キロの外角高め直球に力負けせず、
右前へきれいにはじき返した。ナインの祝福を受け声を弾ませて>
「とにかくジャストミートを心掛けた。
結果がどうであろうと思い切っていこうと。
相手の失投だと思う。厳しい状況の中、思い切って振れた」

<何度も得点機に恵まれながら、あと一本が出ない打線。
7回には1死一、二塁の勝ち越し機を自身が二ゴロ併殺でつぶしていた。
10回は雪辱の場面だったが、切り替えは早かった>
「そういうことより、試合だから1打席だけを考えた。
前の打席は終わったこと。次は次」

<開幕戦こそ初打席で本塁打の華々しいデビューを飾ったが、
4月中旬から低迷。打率は2割を切りそうになった。
それでも首脳陣は不動の4番に座らせた。
5月に入り調子は上昇。特大ホームランで話題を提供するだけでなく、
5月だけなら.375の高打率を残す。
ひたむきさは日本の若手選手も真っ青。、謙虚な言葉を並べて>
「プロ選手になって10年。
今まで1年を通して使ってもらった経験は数年しかないから。
自分は若くて未熟だけれど、こういうチャンスをもらっている。
ずっと(4番に)置いてくれている
落合監督に、神様と同じように感謝したい」

<ケタ外れのパワーばかりは目立つが、実は器用さが持ち味。
大リーグ・ナショナルズに所属していた05年。
主な役割は代打というより美容師だった。
クラブハウスでチームメートの髪をバリカンで刈る係。
巨体を折り曲げ毎日要求に応じた。
ロビンソン監督の髪も2回手入れしたという>
「打撃より髪を刈っていたような気がするよ」

<日本に来て一番学んだことは『我慢』と言う。
三振の数は42個とリーグで圧倒的に多いが、
『我慢』がもたらす勝負強さで
もろさを打ち消すことが、チーム浮上には欠かせない>
「日本に来て我慢と積極性を学んだ。
日本の投手はみんないい。コーナーを丁寧についてくる。
制球がいいから、少しでも甘ければ積極的にいかないといけない。
でもすべて振ることが積極的ではない。
悪い球は我慢して打たず、いい球を打っていこうと考えている」
公式ブログ中スポ中日新聞おおさか報知共同通信社
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○石嶺打撃コーチ
<4月は打率.227で終えたが、そこから打率がぐんぐん上昇。
日本野球に適応してきた新主砲・ブランコに目を細めて>
「日本の投手がいろんな攻め方をするなかで
いきなり結果を問うのは酷だった。
ボールを遠くに飛ばすパワーとスピードなど
もともと能力はあるし、何とかしたいという貪欲さがある」
中日新聞共同通信社


○チェン・ウェイン
<初回に3者連続三振を奪うなど球威抜群で9イニングを7安打1失点。
自身に白星はつかなかったが、間違いなく勝利の立役者に。
前夜の吉見に続いて力投、防御率1.50と文句なしの安定感>
「前半はあまりコントロールがもうひとつだったけど、
後半は徐々に良くなってきたと思います。
(ソロを浴びた)ジョンソンにはうまく打たれてしまった」

<未知の世界に自信を持って踏み込んだ。
120球、130球…と自己最多となる球数をどんどん更新していく。
過去、自己最多の球数は昨年9月16日の阪神戦での115球。
はるかに上回る132球を投げたが、最後の9回は
150キロ近い速球でグイグイ押し、151キロも計測。
終わってみればジョンソンのソロによる1失点だけ。
9イニング投げ、9奪三振無四球。ドッシリ落ち着いた『完投』に>
「負ける気は持っていませんでした。
気持ちでは負けないように、投げました」
カメラブログ中スポサンスポ毎日jpスポニチ名古屋


○井端弘和
<1点を先制された5回1死一、三塁、
カウント0-1から横浜先発・グリンのスライダーを
うまく左前に運び、貴重な同点タイムリーを放つ。
前日のサヨナラ打に続く、価値ある働きに>
「同点に追いついてよかったです」
カメラブログ、中スポ、ニッカン

○森野将彦
<10回無死二塁から右前打を放ち、ブランコのサヨナラ打に繋いだが、
それは落合監督のささやきから始まったという。
手招きされたのは10回無死一塁から一走・荒木が盗塁した直後。
この時点でカウント2-1。頭に浮かんだのは
最低でも進塁打だったが、この言葉で楽になり
最終的にフルカウントからの8球目のスライダーを
右前にはじき返してサヨナラ劇を呼び込んだ>
「『小細工しなくていいから。何も考えなくていいから』と言われた。
あの言葉がなかったら、その後、三振していたかもしれないですね」

<実はもう一つ、守備で大きな仕事をやっていた。
同点で迎えた8回先頭、代打・金城の三塁線への
痛烈な打球を横っ跳びしてピンチの芽を摘む。
抜けていれば無死二塁の大ピンチ。前夜に続くビッグプレーに>
「あれはベンチの指示です。
1球前に三塁線に寄ったんです。
もし最初の位置だったら抜けていましたね」

<これで4試合連続安打の3番はニヤリと笑って>
「打撃の状態? 底は抜けています。
悪いクセも打席の中で修正できるようになってきましたね」
中スポ

○荒木雅博
<10回先頭で迎えた第5打席、
初球の150キロ直球を左前に弾き返すと、
森野の3球目に盗塁成功。あっという間に好機演出>
「直球は狙っていました。
盗塁? あれはイチかバチか的なところはありましたけどね。
勢いでいきましたよ」

<7回には繋がらなかったが、1死から右前打で
チャンスメークして、この日は4打数2安打。
これで3試合連続の2安打以上で、2試合連続盗塁。
持ち味の積極性に体がついてきている>
「体の調子はよくなっています」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<同点の延長10回に登板し、今季初白星を飾る。
1死から細山田に右前打を許したものの、続く金城を遊ゴロ併殺に。
結局、打者3人で仕留め、サヨナラ勝ちにつなげた>
「(9イニング1失点の)チェンに勝ちがつけばよかったんですけどね。
落ち着いて投げられました。
チームが勝ったんで、よかったんじゃないですか」
中スポ


○立浪和義
<出番はなかった切り札だが、
見事な演技?で『張り子のトラ』になりきる。
6回2死二、三塁、小山のところで
横浜・杉本投手コーチがマウンドへ。
安全策は敬遠だがチェンに代打の可能性も考慮。
結論は小山と勝負し、四球で満塁となったが、
その間、ネクストで『氣』を発し続ける。
もしも小山が適時打を放っていたら『助演賞』確実だったかも>
「向こうも代わるとは思ってなかったんじゃないですか? 
(指示ではなく)勝手にいきました」
(中スポ)

○中村公治
<今季初めて1軍に昇格した14日の東京ヤクルト戦で、
木田から左脇腹に死球。平然と一塁に向かったが、
試合後に直撃してみると>
「痛みは全然、大丈夫ですよ」

<見せてもらうと、内出血で肌が真っ黒になっている。
プロ野球選手が死球の痛みをおして出場するのは、
自身に限ったことではないとはいえ、
翌日の15日には、サヨナラにつながる犠牲バントをきっちり決めた。
この日は代打で空振り三振に倒れてしまったが、
その気持ちの強さはきっと実ると信じたい>
「そりゃ、ちょっとは痛いですよ。
湿布は感覚的にじゃまになるからしていませんね。
それに、僕は痛いとか言っている立場じゃありませんから」
(中スポ<ドラ番記者>


○小山桂司
<交際してからちょうど3年目の今月14日、夕季夫人と結婚。
この日はスタメンマスクを任され、勝利に貢献。
これで今季27試合目の出場。昨季までの北海道日本ハム時代は
プロ通算3年で出場27試合だったから、5月半ばにして早くも並んだ。
そんな活躍の裏には、夫人の支えがあった。
夫人は実家は三重県ということもあり、婚姻届を出す前から
度々名古屋市内の部屋を訪れ、食事を作ってくれたという。
一人暮らしでは不足しがちな野菜を使った
メニューも多いとか。うれしそうに笑って>
「本当にバランス良く作ってくれるんです。
好きな料理ですか? オムライスですね。
昨年の秋に中日に入ったらころは
体重が85キロぐらいはあったんですけど、今は77キロくらいです。
体重が減ったのは、中日の練習量が
多いというのもあるかもしれませんけど。
奥さんのおかげで、体が少し軽く感じているんです。
自分のベスト体重は、これまで80キロくらいと思っていたんです。
今はすこし少なくなっているんですが、
そこまでパワー不足とは感じていません。
(12日にはプロ初の)ホームランも打てましたしね。
(夫人の食事で)体の中身がよくなっているのかもしれません」

<夕季夫人は今後ずっと自宅にいて、
食事などの生活面をサポートしてくれる。
大きな力を得て、さらなる活躍を狙う。
結婚しての目標を尋ねると、きっぱりとこう言って>
「やっぱり幸せにすることですよね。
結婚して成績が悪くなったとかは言われたくないので、
そう言われないように、一生懸命、頑張りたいですね」
(中スポ)


○野本圭
<6回無死二、三塁の絶好機で、グリンの直球に3球三振。
この日が28試合目の先発出場。悔しがり声を絞り出す>
「結果を出したかったんですが…。
これがボクの実力です。(あの打席は)速く感じました」
(中スポ、おおさか報知

○藤井淳志
<同じく6回1死二、三塁で、4球目を空振り三振。
今季全37試合に先発出場している若竜は正念場を迎える>
「来た球をしっかり打とうと思ったんですが、
結果が出ませんでした」
中スポ


○落合監督
<チームでは1971年9月25、27日のヤクルト戦以来
38年ぶりの快挙となる2戦連続のサヨナラ勝ち。
それでも指揮官は苦笑いを浮かべただけ>
「本来なら(先発した)チェンに勝ち星が付いて、
岩瀬にセーブが付かないといけないゲームだ。
6回で終わらせなくてはいけない試合。
あそこでバットが出てこないようじゃ困る」

<最後まで実名は出さなかったのだが、
藤井と野本に向けられた苦言であることは明白。
同点の6回無死二、三塁の絶好機で、
野本がオール真っすぐで3球三振。藤井は4球目で空振り三振。
連続三振に倒れた2人の打撃が何とも歯がゆそう>
「いつまで高い授業料を払うんだってこと。
あしたから職を失うぞ。
よくやっているとは思うよ。
思うけど、あれらに失うものがなにがある? 
一番楽なところじゃないか。
ゲッツーはない、野手は前に出てくれる…。
オレだったら喜んで(打席に)出て行くけどな。
自分らで何、プレッシャーをかけているんだ。
あれは何億も稼いでいる選手が絶不調に陥るパターンだよ」

<彼らに限らずなぜ絶好機に固まる選手がいるのか>
「いろんなことを想定するのはいいんだよ。
でも、そこからはじき出さないと。
全部詰め込んであの四角(打席)の中には入れないんだ」

<推定年俸2760万円の4番打者・ブランコをたたえて>
「1番給料の安いヤツが打ったな」


<サヨナラ負けと背中合わせだった3日のチェンの完封。
結果チェンに自分でも気付いていなかった『余力』を引き出された。
チェンの完封の数日後、指揮官はこう振り返っていた>
「まだ余力を残してるだろ。
完投できるんだったら、完投してもらわなくちゃ困る。
球数的に、体力的にアップアップだったら
1人、2人とつないでいくけど、完投できるのなら完投しなきゃ。
8回まで投げて、あとは岩瀬さん、なんて考えを
持ってもらっちゃ困るんだ。後で困るのは自分だ」
中スポサンスポおおさか報知12
時事通信毎日jpニッカンデイリー


若竜トピックス(16日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
阪神-中日 6回戦
(16日・上富田スポーツセンター野球場)
 D 200 000 000 = 2
 T 001 001 000 = 2
(規定により引き分け)
[D本] なし
[Dバッテリー] 山井、高橋、齊藤 - 小川、清水将海
公式サイト・戦評

▽山井大介
<ウエスタン・阪神戦(和歌山県上富田町)に
先発し、7イニングを投げ4安打2失点。
9日に出場選手登録を抹消されてから
初の2軍戦登板だったが、7イニング中5イニングを三者凡退に。
ただ3回と6回は四死球が絡み、それぞれ失点。
投球結果こそまずまずだったが、内容に課題を残す>
「コントロールにばらつきあったし、
思うようなところに投げられなかった。
ストレート、変化球とも精度を上げていかないといけない」
中スポ

2009年5月16日 (土)

井端決めたサヨナラ打、熱投吉見に白星付いた!

悪夢の3連続押し出し四球で逆転を喫し、地元で連敗。
落合政権ワースト借金5となってしまったドラゴンズ
交流戦前最後のカードは、地元・ナゴヤドームでの横浜3連戦
わずか1.5ゲーム差で迎える5、6位の直接対決でしたが、
その初戦、吉見-三浦の両先発が互いに譲らぬ投げ合いに。
そのまま0-0で迎えた延長10回ウラ、
勝負を決めたのが、井端
2死二塁のチャンスで、左越えに見事なサヨナラ二塁打
10イニング128球、自己最多の13奪三振と、
熱投吉見に約1カ月振りの白星が付けることとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 7回戦
(15日・ナゴヤドーム | 中日6勝1敗)
27711人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R
横 浜
中 日 1x
[勝] 吉見(7試合3勝2敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
吉見 - 谷繁

◇対横浜7回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数2安打1打点)
2 (二)荒木  (4打数2安打)
3 (三)森野  (4打数1安打)
4 (一)ブランコ (4打数無安打)
5 (左)和田  (4打数無安打)
6 (右)野本  (3打数1安打)
7 (中)藤井  (3打数1安打)
8 (捕)谷繁  (3打数無安打)
9 (投)吉見  (3打数無安打)

【得点経過】
<1回・横浜> P・吉見
石川中フォーク空三振、
北川隼行外高めスライダー空三振、
内川外低め一杯ストレート見三振

<1回ウラ・中日> P・三浦
井端投ゴロ、荒木ピッチャー返し二塁内野安打、
森野ランエンドヒット・高いバウンド三ゴロ・
一塁送球の間に荒木三塁陥れる、
2死三塁から、ブランコ高めつり球右飛


<2回・横浜> P・吉見
村田フォーク拾われライト前落とす安打、
吉村外スライダー遊ゴロ6-4-3併殺、ジョンソン二飛

<4回・横浜> P・吉見
北川見三振、内川右前打、
村田外低めスライダー遊ゴロ6-4-3併殺

<4回ウラ・中日> P・三浦
ブランコ遊飛、和田左飛、
野本外カーブ流し打ち左前打、
藤井2球目野本二盗
(プロ初盗塁)藤井四球、
2死一、二塁から、谷繁外低め直球見三振


<6回ウラ・中日> P・三浦
森野ライトオーバーフェンス直撃もシングル、
ブランコ中高め打ち上げ一邪飛、
和田初球外高めスライダー遊ゴロ6-4-3併殺


<7回・横浜> P・吉見
内川遊ゴロ、村田遊ゴロ井端飛びつき好捕、
吉村中フォーク空三振この日10個目

<8回・横浜> P・吉見
ジョンソン遊撃後方飛、金城二ゴロ、
細山田外一杯直球手が出ず見三振

<8回ウラ・中日> P・三浦
吉見空三振、井端右飛、
荒木一塁線セーフティバント切れずに内野安打、
森野初球荒木二盗、
2死二塁から、森野外高め直球手が出ず見三振


<9回ウラ・中日> P・木塚
ブランコ内シンカー空三振、和田止めたバット投ゴロ、
P・石井
野本外クロスファイヤー直球見三振

<10回・横浜> P・吉見
内川中飛、村田二ゴロ、吉村外高め直球空三振13個目

<10回ウラ・中日> P・石井
藤井外低めシンカー左中間突破二塁打、
谷繁バントの構え2球目ボール見送り・
二走藤井大きく離塁・捕手けん制・戻れず痛恨タッチアウト
谷繁四球、代打中村公治投犠打、

P・真田
2死二塁から、井端2球目外高めスライダー振りきる・
レフトオーバーサヨナラ二塁打(D 1x-0 YB)



【ゲームレビュー】
吉見が今季2度目の完封で、10回サヨナラ勝ち
立ち上がりから制球が抜群によかった。
付け入るすきを与えない投球で、許した安打は4本。
二塁を踏ませず、13三振を奪い、
4月10日以来の3勝目を無四球で飾った。
10回、二塁打の藤井は飛び出してアウトになったが、谷繁が四球。
送りバントで2死二塁から、井端左越えサヨナラ二塁打を放った。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズ・吉見、横浜・三浦
両先発が持ち味を存分に発揮し、互いに譲らぬ熱投
三浦には9回代打が送られたものの、
吉見は延長10回もそのままマウンドへ。
ベンチの後押しに気合が入ったか、
気持ちを切らさず、村田からの主軸を三者凡退に。
しかしそのウラに打席が回ってくれば、おそらく交代
これだけの好投をしながら、勝ちが付かないとなると、
自信こそ残れど、その反面ショックとなるだろう。
そうならないためにも、必ずこの回決めてくれ
打線の援護に期待しながら、10回ウラの攻撃を見つめましたが、
直前に走塁ミスこそあれど、2死から谷繁が四球を選び出塁。
吉見の代打・中村公治が犠打を決め、
2死二塁のチャンスで迎えるは、トップに戻って井端
横浜は右の真田にスイッチし、何とか防御線を張るものの、
井端がカウント0-1からの2球目、
外角高めに浮いたスライダーを思い切り振り抜くと、
ナインの、ファンの、そして吉見の思いを乗せた打球は、
良い角度で上がっていき、レフト・内川頭上をオーバー!
勝利を決めるサヨナラタイムリーツーベース。

いばちんよく決めた!打った瞬間、
いった!とは思いましたが、
しっかり決めてくれたことが、
とてもうれしかったですね。
一塁を回ると、
拳をあげて二塁に到達。
その後はヘルメットを外して、右手で掲げガッツポーズ
そのヒーローを荒木が追いかけ、
和田が、小池が、そして吉見が駆け寄り、歓喜の輪が。
ほんと勝つと負けるとでは大違い
悪い流れを一掃するには、実に価値ある劇的勝利じゃないかなと。
ナインそれぞれのホッとした表情がそれを物語っていましたね。
勝つというのは、実に大変なこと
なかなか1点が入らず、苦しみこそしましたが、
こういう締まったゲームを取ることこそが、本来のドラゴンズの野球
波に乗りきれない状態が続くチームですが、
ミス連発で忘れかけていた野球を、この勝利で思い出し、
そして今後の反攻に向けてのきっかけにしてほしい。
お立ち台を見て、ゲームを振り返りながら何度もそう思いました。


連敗を2で止めて借金4となり、4位タイに浮上。
まあ最下位の横浜相手だから出来たんじゃないか。
そういう考え方もいくらかはあるでしょうが、
この日の吉見が象徴しているように
「絶対に負けない」という気持ちを表に出して、
前向きに向かっていけば、苦境というものもいつかは打破できる。
まだまだ諦めずに、調子を上げることに全力を注いでほしいですね。
一つ勝つたびに、今度こそは浮上の兆し…。
何度もそう思わせてはガッカリさせる今季のドラゴンズですが、
この3連戦は必ず勝ち越して、弾みをつけて交流戦を迎えてほしい。
週末となる第2戦は、15時開始のデーゲーム
前回のハマスタで完封勝利を挙げたチェンの先発が濃厚。
この完封のときも打線の援護が少なく、好投が際立ちましたが、
リベンジを期すであろう横浜を返り討ちにして、3勝目を期待。
とにかくどんどん勝つことでリズムをつくる。
良い流れを取り戻すためにも、地元で連勝といってほしいです!


☆ウィナーズ・ボイス(15日)

◎井端弘和

<延長10回2死二塁、左越えサヨナラ二塁打を放つ>
「(興奮冷めやらないサヨナラ打の感触を)
はい、とてもうれしいです!
(10回ウラ、なかなか得点が取れないなか、2死二塁。
どんな気持ちでネクストで待っていたか)
決めてやろうと思って、はい、打席に入ったんですけど(大歓声)
あのう、ピッチャーが、真田くんは苦手なピッチャーだったので、
はい積極的にいこうと思って、
打席に立ったのがよかったと思います。
(打球が左中間を抜けていった、その時の気持ちは)
打った瞬間ね、あの、外野を越したと思ったので、
はいあのう、あとは(祝福する)荒木が追ってきたので、
必死に逃げてましたけど、はい。
(追ってきた荒木を含め、ナインにもみくちゃに)
そうですね、あのう、年に一度あるかないかなので、
はい、とてもいい日になったと思います。
(なかなか三浦を打ち崩せない反面、吉見の好投も頭にあったか)
あのう毎回吉見がね、いいピッチングしてるので、
えー、なかなか野手が点数取ってあげてないんでね、
何とかね、きょうも点数いっぱい取って、
楽に投げさせたいと思ったんですけど、
えー、ほんと吉見がいいピッチングした結果が
勝ててよかったと思います。
(ファンにひと言)
えー、これからどんどん勝っていきたいと思いますんで、
えー、応援してください。頑張ります!」


<延長10回2死二塁。はじき返したのは、
カウント0-1からの真田の高めに浮いたスライダー>
「打った瞬間、外野を越したと思った。
真田が出てきたから勝負だと思った。
これまで真田のシュートにやられていたんで、
シュート狙いだったけど『ないかな』とも思っていた」

<狙い球ではないスライダーを
完ぺきにとらえられたのには、伏線があった。
真田は6日の巨人戦で得意のシュートを
坂本にサヨナラ本塁打された。
そのことを和田から教えられており
『シュートはないかも』と思っていたという。
熟練の読みと駆け引きを、最後は気持ちが超越。
07年10月4日の広島戦以来、自身3度目のサヨナラ打>
「それでも80%はシュート狙いだったんですけどね。
(初球は体を開いて待ったが)狙いがばれたかなと思った。
まあ、最後はとにかく『行け!』って気持ちで打ちました」

<思いのこもった一打だった。
10イニング無失点の先発・吉見に
白星をプレゼントできるのは、この回が最後>
「いい守備ができて締まった試合になった。
吉見がいい投球していたので勝てて良かった。
いつも試合を作って、いい投球をしているのに
点を取ってやれなかった。だから何としてもって。
本当なら5、6勝しているピッチャー。みんな、そう思っていた」

<2日前の13日、東京ヤクルト戦で
打球を右手首に受け、途中交代。
目に見えて腫れ上がっていたが、
出場が危ぶまれた前日もフルにプレー。
右上腕の内側にはボールの縫い目のあとが
赤黒く残っているが、負傷をプラスの力に変えていた>
「きのうよりもっと痛かったけど、影響はない。
でも、逆に力みが取れたかも。
こんなのケガのうちに入らないっす。
むしろあれで(打撃の)バランスが良くなったかな。
ちょっと打席で右手がかぶり気味だったんで」
(中スポ、サンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


◎吉見一起
<延長10回まで自己最多の13奪三振無失点の好投。
無四球、4安打で、二塁を踏ませず、
4月10日の広島戦以来、約1カ月ぶりとなる3勝目>
「(自己最長の10イニングを投げきった。今の気持ちは)
いやあ、えー、勝ててよかったなと思います。はい。
(どのようなことを考えてマウンドへ)
そうですね。前回があまりよくなかったので、
今日は自分の持ち味である、えー、低めに投げて、
ゴロアウトを取るというのを目標にして、
今日はマウンドに上がりました。
(立ち上がりから3連続三振、
10イニングで13奪三振、自己最高の記録です)
(歓声に)ありがとうございます。
それはでも、たまたまだと思います。はい。
(そして10回、チャンス到来。
井端の打席をどのように見ていたのか)
もう、お願いしますという思いだけです。はい。
(これで1カ月ぶりに勝ち星が付いた)
はい、ありがとうございます。
(次回登板は交流戦になるが、それに向けて)
そうですね。えー、今日の勝ちが
チームの勢いに出ればいいかなと思いますし、
えー、自分が投げる試合も
しっかり今日みたいな投球ができたらいいと思います。
(ファンにひと言)
えー、延長戦まで応援ありがとうございます。
えーーー、次も頑張ります、応援よろしくお願いします!」


<ベンチの信頼を胸いっぱいに受け止め、
10回のマウンドを踏むと、気持ちのこもった投球を貫き、
連敗を止めるサヨナラ勝ちを導いた>
「先発で延長まで投げさせてもらえたのは初めて。
10回を1人で投げたのは高校以来だと思います。
やってやろうという思いが生まれた。
絶対、相手より先に点をやりたくなかった」

<10回に迎えたのは相手の主軸。
好投しながら一発に泣くことが多かった
これまでの登板の記憶がちらつくが、球威は衰えず、
内川、村田、吉村のクリーンアップを三者凡退に>
「長打を打たれてはいけない。力を振り絞るつもりで投げた」

<相手の先発はエース・三浦>
「敵のエースに勝つことはチームにとっても大きい。
相手はエースだし、森さんからも
『1、2点の勝負だぞ』と言われていたので、
絶対に先にマウンドを降りたくないと燃えていた。
正直、ブルペンからあまり良くないなという感じで(ゲームに)入り、
抜くところは抜いて、力を入れるところは入れてと心がけました。
メチャメチャいいということはなかったけど、
途中からは球のキレとかじゃなくて、
『点はやらないぞ』という気持ち、その気持ちでいきました。
長打力のある打者が多いので
『ホームランはアカン』と自分に言い聞かせていた」

<これで奪三振はリーグ2位の51個。
だが持ち味のコントロールがさえ渡ったことを喜び>
「僕は三振を狙うような投手じゃないし、たまたま。
それよりも四球がゼロというのが一番うれしい」

<調子うんぬんではない。
ピンと張り詰めた気持ちが、一度も切れることはなかった>
「8回に打席が回ってきたときに交代があるかなと思ったけど、
森さん(バッテリーチーフコーチ)からも
『ガマンしておけ、ガマンしておけ』と言われていました。
頭のどこかで次もあるかなとずっと考えていました」

<初登板から続けて2勝を挙げたが、その後の4試合は白星なし。
防御率を2.01としながら援護に恵まれず、
自らも要所で打たれたが、この日はスキも間違いもなかった。
マイナスに引きずることなく、苦い教訓はしっかり生かした>
「正直、モヤモヤ感というのはありました。
でも、そういうことを気にしてもしょうがない。
低めでゴロを打たせる持ち味を出せば結果は付いてくると思っていた。
いつもと同じ気持ちでマウンドに上がりました」

<昨季10勝を挙げてブレークしたが、
このところ勝ち運に恵まれず、白星は約1カ月ぶりとなったが、
自らの存在感を示すには、十分過ぎる内容だった>
「去年はがむしゃらにやっていただけだが、
今年は考えながら臨めている」

<また負けられない理由があった。
アメリカで夢をかなえた16歳年上の大先輩、
高橋健(メッツ)のメジャー昇格に刺激を受けていた。
単身渡った異国の地でマイナーから必死にはい上がった姿に
自身を重ね合わせ、モチベーションを高めていた>
「同じトヨタ(自動車)の先輩ですし、陰ながら応援してますよ。
40歳になって夢を実現させているわけですからね。すごいですよ」

<井端がサヨナラ打を放った瞬間、
ベンチを飛び出し、先頭集団で井端に抱きついた。
決して俊足ではないが、このときばかりは速かった。
歓喜の輪の中で、子どものような笑みがはじけた>
「久しぶりに勝てたんで…。
打ってくれー、という思いで見ていた。勝てて本当に良かった。
久しぶりに勝てたことより、みんながこれで乗っていければいい」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知
時事通信朝日新聞スポニチ名古屋ニッカン


○野本圭
<4回、中前打で出ると、
続く藤井の2球目に二塁へプロ初盗塁に成功。
ベテラン・三浦のモーションを完ぺきに盗んで、
タイミング良くスタートを切ると、
捕手の送球がややそれたこともあって、悠々とセーフに。
スタメン27試合目、俊足とまではいかないものの、
足でもチームに貢献できるところを見せて>
「常に先の塁を狙っているのですが、
(相手捕手が同じルーキーの)細山田だったというのもあって。
一歩目、いいスタートがきれたのでよかったです。
スタートした瞬間、大丈夫と思った」
カメラブログ中スポスポニチ

○藤井淳志
<延長10回、先頭で左中間の二塁打で出たが、
続く谷繁の2球目、大きく外角へ外れるボールにも関わらず、
大きく離塁。捕手からの送球にあえなく憤死。
井端のサヨナラ打に救われたが、試合後こう言って>
「どうもこうも、ボクの完全なミスです」

<ミスの直後に、ベンチでは和田から話しかけられ、
さらにほかの選手からも話を聞いたよう。
俊足の若手が陥る『イノシシ型』の走塁死。
生涯忘れてはならぬプレーとなって>
「誰もが一度は通る道だと言われました。勝ったから、切り替えろとも…」
(中スポ)

○中村公治
<10回1死一塁、投手の吉見の代打で登場。
カウント1-2から木塚の直球をきっちり投手の前に転がし、
勝利につながる送りバントを決める。
このプレーで二塁に進んだ走者の谷繁が
その後、サヨナラのホームを踏んだだけに喜んで>
「緊張しましたけど、決められて本当によかったです」
中スポ

○立浪和義兼任コーチ
<本当ならばサヨナラ劇のヒーローだったかも。
10回、先頭の藤井が二塁打で出塁。
続く谷繁がバントの構えを見せていたとき、
バットを振って代打の準備をしていた>
「(1死三塁の局面で)外野フライを打ってやろうと考えていました」

<藤井がけん制死したために出番はなくなったが、
それでもまな弟子・藤井の心境を思いつつ、チームの勝利を喜んで>
「チームが勝ったのでよかった。これで藤井も救われるでしょう」
(中スポ)

○荒木雅博
<1回1死から二塁内野安打で出塁すると、
森野の三ゴロで一気に三塁へ。
さらに8回2死からは一塁線への
絶妙なセーフティーバントで出塁すると、
直後に盗塁を決めてチャンスメイク。足と小技で打線を盛り上げる。
いずれも得点にはつながらなかったが、試合後は笑顔を浮かべて>
「(1回は)いけるときはどんどん行きたいと。
8回? 失敗バントだったんですけどね」
中スポ


○小池正晃
<この日、29歳の誕生日を迎える。
選手としてはそろそろベテランの域に差し掛かるが笑顔で>
「自分ではそんな気がしないんですけどね。体はまだまだ大丈夫ですよ」

<コンディションに気を配り、長く太く活躍を続ける決意>
「最近は脂っこい食べ物を食べないようになりました。
逆にサラダはよく食べています。
年を取って食生活に気を配るようになりましたね」
小池ブログ「祝☆29歳」、中スポ)

○トマス・デラロサ
<黒いグラブは非常に薄い、そして軽い。
『痛くないのか』と心配するナインも複数。
プロの世界ですら、敬遠する選手がいるほどの
道具を使うのには理由がある>
「以前から使い慣れているというのが、大きな理由ではあるけれど、
軽くて薄いほうが、手になじみやすい。
自分のものは、グラブの存在を気にせずプレーできると思う。
グラブの重さを気にするより、守備がしやすいんじゃないかな」

<実は黒いグラブには、かつての同僚への思いもこもっている。
米大リーグ・ジャイアンツ傘下の3Aでプレーしていた07年、
同じドミニカ共和国出身のチームメートとグラブを交換し、
今後の健闘を誓い合った、それがこのグラブという。
この日出番はなかったが、打率.333と結果を残している。
グラブは薄くとも、存在感は厚みを増すばかり>
「あまり有名ではない選手だけどね。もう3年くらい使っているよ」
(中スポ)

◇辻2軍監督
<現役時代、薄いグラブを愛用することで有名だったが、
守備の名手は、薄いグラブの有利な点をこう解説>
「手のひらに近い感覚でプレーできるからね。
素早く動ける? それもある」
(中スポ)

◇藤田チーフトレーナー
<ベンチ裏にお茶とスポーツドリンクの入った
大きなプラスチック製給水タンクが置かれているが
このうちお茶の入っているタンクが、
青色のものから黄色のものに替えられた。
よく見ると正面に、油性インクで『心機一転だ』と
手書きされたテーピング用テープが張り付けてあった>
「器だけね。きょう替えたよ」
(中スポ<ドラ番記者>


○落合監督
<1-0で投手戦を制し、今季2度目のサヨナラ勝ち。
チームは連敗を2で止める。好守が勝因>
「1点も取れなきゃ、1点もやらなければいいんだ。
こうやって守ってくれれば、野球のリズムが出る。
これが普通の野球だろ」

<『敗因は3連続押し出しではない。簡単だ』という
前夜の発言の謎解きを>
「昨日の問題は分かった? 一日経ったから話すよ。
(3回)2アウトからの森野のエラー
(代打・川本の三塁ゴロで一塁へ悪送球)で、
すべての歯車が違ってきた。
だれでイニングを切って、だれで始めるか。
野球ってそういうもんだ。
捕って投げて終わりじゃない。
審判がアウトと言って、初めて一つのプレーが終わる。

(10回、藤井の飛び出しで石井は)ホッとしたんじゃないのか。
それでストライクが入らなくなった(谷繁に四球)んじゃないのか。
ベンチに帰ってホッとすればいい。
相手の話になるから、あまり話したくないんだけどな」

<制球も球威も抜群。
好投しながら、痛い一発を浴び
苦しんでいた吉見を指揮官はこう評していた>
「まあコントロールはいい方だ。だけど、間違いがある。
間違いがあると、ホームランを打たれる。
ホームランを打たれると、勝てない。
130球投げたうち、どれだけ間違いがあるかだ」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信毎日jpニッカン


ドラゴンズトピックス(15日)

◇小山桂司

<この日、球団を通じて結婚を発表。
お相手はアパレル関係の会社員の塩崎夕季さん。
友人の紹介で知り合い、今月14日に婚姻届を提出。挙式は未定。
昨季限りで北海道日本ハムを戦力外になり、トライアウトで入団。
今季は開幕からチーム最多22試合の先発マスクを任されてきたが、
生涯の伴侶を得て、さらなる飛躍を誓う>
「もう一人じゃないので、これを機にもっと活躍できるよう頑張ります」
(中スポ)


今日の公示。(15日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 河原純一投手、長峰昌司投手、金剛弘樹投手
【出場選手登録抹消】
▼中日 齊藤信介投手、菊地正法投手、高橋聡文投手
(再登録は25日以降。公式サイト共同通信社

2009年5月15日 (金)

竜投自滅3連続押し出し、落合竜20敗目で借金5。

投打に精彩を欠き、東京ヤクルトに大敗。
正捕手・谷繁の先発復帰を飾れなかったドラゴンズ
1勝1敗で迎えたナゴヤドームでのカード第3戦
打線が奮起し、2回に打者一巡の猛攻。
大量4点を奪い、先発・小笠原を援護したものの、
1点差で迎えた7回、3連打を浴び1死満塁で小笠原が降板。
勝ちパターンの齊藤、高橋へと繋いだものの、
その両投手がともに制球を乱し、痛恨の3連続押し出し
自滅しての逆転負けで、今季チーム20敗目
借金も落合竜ワースト更新となる5となってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 9回戦
(14日・ナゴヤドーム | 中日2勝7敗)
25010人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日
[敗] 小笠原(2試合1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
小笠原、齊藤、高橋、平井、ネルソン - 谷繁

◇対東京ヤクルト9回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数2安打2打点)
2 (二)荒木  (5打数3安打)
3 (三)森野  (5打数2安打2打点)
4 (一)ブランコ (4打数1安打1打点)
5 (左)和田  (3打数無安打)
6 (右)野本  (4打数2安打)
7 (中)藤井  (2打数無安打)
8 (捕)谷繁  (3打数無安打)
9 (投)小笠原 (2打数無安打)

【得点経過】
<2回ウラ・中日> P・高市俊
ブランコ外スライダー弾丸ライナー・
センターバックスクリーン右越え本塁打(D 1-0 S)

和田中飛、野本左前打、藤井四球、
谷繁四球、小笠原浅い左飛、
2死満塁から、
井端中カーブ引っ張り左前2点適時打(D 3-0 S)
荒木左前打、
2死満塁から、
森野外高めフォーク遊撃内野安打(D 4-0 S)
2死満塁から、ブランコカーブ打ち上げ中飛

<4回・東京ヤクルト> P・小笠原
福地粘り右前打、青木初球中前落とす安打、
無死一、二塁から、デントナ中高めスライダー・
右翼フェンスオーバー適時二塁打(D 4-1 S)
無死二、三塁から、ガイエル一塁強襲ゴロの間(D 4-2 S)
宮本高め釣り球空三振、
2死三塁から、相川初球外高めスクリュー右前適時打(D 4-3 S)

<7回・東京ヤクルト> P・小笠原
宮本左飛、相川粘り左前打、
野口初球ライナー遊撃グラブさわる左前打、
代打飯原初球カーブ左前打、
P・齊藤
1死満塁から、川島慶三スライダー6球連投フルカウント・
内低め直球外れ押し出し四球(D 4-4 S)
1死満塁から、福地フルカウントから
内低めスライダー決まらず連続押し出し四球(D 4-5 S)
P・高橋
1死満塁から、青木0-3から外直球外れ3連続押し出し(D 4-6 S)
1死満塁から、デントナ内直球右犠飛(D 4-7 S)
本塁返球の間一走青木二塁狙うも、谷繁送球走塁死

<7回ウラ・中日> P・木田
谷繁右飛、代打中村公治左わき腹死球、
井端右前打、荒木右前落とす安打、
1死満塁から、
森野外フォーク右前適時打(D 5-7 S)
P・押本
1死満塁から、ブランコ内高め直球二ゴロ4-6-3併殺

<8回ウラ・中日> P・五十嵐
和田四球、野本外フォーク左中間持って行く安打・和田三進・
野本二塁へ向かうも、遊撃川島慶三三塁送球カットし6-4-3と転送・
慌てて一塁へ戻る野本走塁死、
1死三塁から、代打立浪内高め直球浅い左飛、
2死三塁から、谷繁粘るも外直球二ゴロ


<9回・東京ヤクルト> P・ネルソン
野口粘り四球、飯原一塁強襲ゴロ・野口二進、
川島慶三遊ゴロ・野口三進、
2死三塁から、田中浩康外フォーク中前適時打(D 5-8 S)

<9回ウラ・中日> P・イム・チャンヨン
小池外スライダー空三振、井端高め直球二ゴロ、
荒木中高め直球遊撃後方落ちる安打、
2死一塁から、森野初球荒木二盗(記録付かず)、
森野中シンカー引っ張るも一ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
継投失敗 4点差を逆転され、
2002年8月以来の負け越し5になった

1点リードの7回1死後、小笠原が連打を許し一、二塁。
代打・飯原にも安打で満塁とし降板。
救援の齊藤、高橋3連続押し出し四球でひっくり返され、
デントナに犠飛で4点目を奪われた。
打線は2回、ブランコの先制ソロの後、打線がつながり
4点を入れたが、守りきれなかった。
東京ヤクルト戦3カード連続負け越し
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


大方予想の吉見ではなく、
先日1軍に昇格し、中3日となった小笠原を先発に起用。
その小笠原がある意味「らしくない」上々の立ち上がり。
しかも打線が2回、ブランコの先制弾からはじまり、
相手先発・高市の乱調を突いての打者一巡の猛攻
「らしくない」4点の大量援護。
昨季まで小笠原の登板時では考えられない展開に
うれしい誤算を感じていましたが、
その後は徐々に「らしい」展開へと変化。
4回、福地に初安打を許すとそこから一気に3連打
甘く入るボールを狙われ、1点差に迫られると、
その辺りから徐々に、流れが東京ヤクルトの方へ?
何とか中押しして、ペースを戻したいにも関わらず、
東京ヤクルト中継ぎ陣の鎌田、松岡の前に沈黙
その一方で走者さえ出さなければ抑え込める小笠原
しかし勝利投手の権利を得て、100球に近づいてきた7回、
下位打線に3連打を喰らってしまい、1死満塁のピンチ。
ここでベンチが動き、逃げ切るための継投へ。
…といきたかったところですが、
起用されたのが、このところともに不調の齊藤高橋

まずは齊藤が2番手として登板したものの、
川島慶三に対し、2-1と追い込みながら
続けてきたスライダーが決まらずにフルカウント。
そして7球目、差し込ませようと内に投げた
ストレートが大きく外れてしまい、押し出し四球
同点に追いつかれてしまうと、
ショックを受けたか齊藤は、続く福地に対しても、
2ストライクと追い込みながら、
内へのボールが決まらず、3球連続ボールでフルカウント。
そして6球目、内へ沈むスライダーが外れ、
連続押し出し四球で、逆転
これにはたまらずベンチも飛び出し、高橋にスイッチ。
しかし高橋悪い流れを止めることができず、
青木に対し、外へのストレートがまったく入らず、0-3。
そのまま4球目も外れてしまい、なんと3者連続押し出し
厳しい重圧に加え、相手を怖がり、谷繁を怖がり?
ピンチに腕が振れずに、自滅していったリリーフ陣
大事な場面でハートの弱さが出てしまい、逆転を許したドラゴンズ
これで完全に流れを掴んだ東京ヤクルトに対し、
何とかしなくてはという気持ちが、焦りとなったたのが8回ウラ。
野本の走塁と、それに対する川島慶三の冷静な処理などはその象徴。
9回に5番手・ネルソンがダメを押され、3点差に広がると、
最後はイム・チャンヨンに締められて、ゲームセット。
またしてもホームゲームツバメにカード負け越し。
早くも今季20敗目を喫するともに、
借金は落合政権ワーストとなる『5』に膨らんでしまいました。


昨夜のお返しで、前半にて大量リード
大事に至らず復帰した井端を中心に上位打線が繋がるなど、
いい流れで来ていたにもかかわらず、
終盤自分たちから勝手に乱れ首を絞め
そのままゲームの流れを渡してしまう始末。
これが「勝てていないチーム」というものなのでしょうか。
まあ走者を出してから踏ん張れず、
初球の入り方が甘い小笠原にも要因があったのでしょうが、
勝ちパターンであるはずの投手が、踏ん張りきれないのはツライもの。

気合伝わらず…。特に2試合連続被弾
このところ疲れもあるのか、
一時の勢いを失っている齊藤
勝っていても負けていても使われ、
結果を残してきたことで、
首脳陣の信頼を得てきた右腕
自信を取り戻させるための
荒療治という面もあったかもしれませんが、
持ち前の気合で向かっていく投球が見られずじまい。
失点を恐れ、昨季にもあったような心の弱さが出てしまったのは残念。
森コーチのコメントによると、降格も示唆されているようですが、
うまく切り替えて、本来の投球を取り戻してほしい。
そして再び勝ちパターンを担えるよう、成長を期待します。

それにしても、先発が長く投げられないと
岩瀬に繋げないというリリーフ陣
まあ次週からの交流戦は日程が緩やかなため、
再び陣容が再編成されるかもしれません。
できるだけ早く逃げ切れる体勢を確立すること。
それが「勝てるチーム」になるためのカギとなってくるでしょう。


またしても地元で東京ヤクルトに負け越し、これで借金5
交流戦前までの5割復帰が幻となってしまいました。
巨人、東京ヤクルトとの対戦成績が、ともに2勝7敗
上位2チームとの対戦で、マイナス10となってしまっては
浮上しろといっても、いささか難しいかも。
「(負けた原因)を感じてくれれば立ち直るのは早い」
監督は話していたようですが、
こんな現状では気付くのにまだまだ時間を要するかもしれません。
ただ交流戦前最後のカードとなるのは、
今季5勝1敗と、唯一大きく勝ち越せている横浜戦
せめて勝てるところには、しっかり勝っておかないと、
さらに沈むことにもなりかねません。
ちなみに中スポ先発予想は、初戦から
吉見-三浦、チェン-グリン、そして川井-小林
開幕カード、そして前々週のハマスタで好投した3枚ですし、
できるだけゲームを優位にすすめ、その上で完投も期待。
最下位・横浜とのゲーム差は、1.5
前回の対戦以上に正念場ともいえるドラゴンズ
せめてもの意地を見せ、良いカタチで交流戦を迎えてほしいです。


★プレーヤーズ・ボイス(14日)

●齊藤信介

<1点リードで迎えた7回1死満塁で小笠原を救援。
川島慶三に対し初球からスライダーを続け、
2-1と追い込んだが、後が続かずフルカウント。
7球目に初めて投げた直球は、
打者がのけぞるほど内側へ外れ、同点の押し出し四球。
続く福地も2球で追い込んだところから
ストライクが入らず、勝ち越しの連続四球。
必死の形相で13球を投じたが、持ち前の強気が影を潜め、
平常心を保てず、試合後に2軍降格を告げられた>
「知らず知らずのうちに、自分らしさが出せなくなっていた。
気合を入れたつもりでも、周りに伝わらない程度では意味がない。
全部、ボクが悪いです。
あそこで抑えないと。出直しです。申し訳ありません」
中スポ中日新聞朝日新聞スポニチ名古屋

●森バッテリーチーフコーチ
<齊藤、高橋の救援陣による3連続押し出し四球で自滅。
期待して2人を使い続けてきたが、2軍で調整させる可能性を示唆>
「ストライクが入らなくては野球にならない。
7回を1人でも抑えてくれればな。
情けないが、技術でなく、完全に気持ちの問題だからどうしようもない。
立ち直ってほしかったが、同じことを繰り返していては意味がない。
ほかに投手がいないわけじゃない」

<世代交代を掲げるチーム。
投手陣では、将来的に岩瀬から抑えを引き継ぐ
中継ぎ陣の育成が重点。日頃からこう口にする>
「岩瀬と同じ心理を克服できる経験を積ませなければならない」
中日新聞サンスポ朝日新聞毎日jp

●小笠原孝
<今季初先発も7回途中6失点>
「何もないです。
結果がすべて。自分でもあの回(7回)が大事と分かっていたが」
(中スポ、サンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋


●トニ・ブランコ
<2回先頭、ライナーで中堅右に運ぶ先制8号ソロを放つ。
苦手を克服。外角に逃げる変化球は最大の弱点のはずだったが
この日はじき返したのは外角高めに逃げる132キロ。
いつも控えめな男が珍しく自画自賛して>
「(打ったのは)カットボール。完ぺきにとらえられたよ」

<7回1死満塁では二ゴロ併殺打に倒れたが、落ち込んではいない>
「明日も頑張るよ。いつも頑張ろうという気持ちは同じだけれどね」

<『神様のおかげだよ』。
この言葉を何度聞いたか分からない。とにかく信心深い。
結果がよいものになるかどうかは神に委ねるほかないとしても、
毎日の練習と努力は自分自身のものではないのか?
と尋ねるとこう笑って答えて>
「努力を積み重ねさせてくれるのも神様のおかげだよ。
ところで日本人は信心深くないのかい? 君は?」
カメラブログ中スポ<ドラ番記者>サンスポニッカン

●石嶺打撃コーチ
<連続試合安打を『12』に伸ばした
ブランコの最近の安定感を評価>
「打てる球で勝負するようになった。
完全なボール球に手を出すシーンが減った」
中スポ


●井端弘和
<前日の守備で右手首を打撲していたが、
打っては5打数2安打2打点。守っても無難にプレー。
いきなり存在感を見せつけたのは、
1点を先制した直後の2回2死満塁。
東京ヤクルトの先発・高市のスライダーをはじき返して
左前への2点適時打。ビッグイニングを呼び込むと、
3点を追う7回にも1死一塁から右前打を放って、
森野の適時打につないだ。
鉄人ぶりを発揮したが、逆転負けに試合後は言葉少な>
「タイムリーはスライダーだったと思う。
1点で終わらなくてよかったです。
打っても勝てない? しかたないですよ。
試合中の痛み? (右手首は)大丈夫でしたね」

<前日打球を右前腕部受け、途中交代して病院に直行。
骨に異常はなかったものの、腫れ上がっていた。
しかしこの日の試合前は右腕にテーピングを巻いて登場すると、
守備、打撃ともに普段通りに練習。
試合中はそのテーピングを外すと、何と腫れは見事になくなっていた。
これが驚異の回復力。前夜はアイシング治療と圧迫治療。
目が覚めると腫れはひいていた。
少々のケガなら平気で乗り越えられる、ならではの鉄人ぶりに>
「自分でも驚くくらい腫れていたけどね。
ただ見た目ほど痛みはなかったんです。
大丈夫、影響はないですよ」
カメラブログ中スポスポニチ名古屋ニッカン

●荒木雅博
<この日5打数3安打と猛打賞をマーク。
自身を含めた打線のつながりについて、手応えを語って>
「きょうはいい感じでいけたかなと思います」

<井端、森野のトリオが1試合で2度の3連打。
上昇気流を起こせる役者たちが融合し始めたが、気を引き締めて>
「まだまだ先は長い。
早いうちに(本来の状態に)戻していかないといけない」
中スポ

●森野将彦
<2回2死満塁、遊撃内野安打を放つ。
センター方向への打球は相手の遊撃に捕球されたが、
二塁にトスするも、一塁走者の荒木の足が速かった。
今季初めての打者一巡の攻撃を完成させて>
「荒木さんのおかげです」

<きょう15日からは最下位・横浜との3連戦。
転落なんてごめん。浮力はこちらに働いている>
「明日です。また明日から何とかしていかないと」
中スポ

●立浪和義
<2点を追う8回1死三塁、藤井の代打で登場したが、
1-1から五十嵐の145キロ高め速球を叩くも、浅い左飛。
三塁走者の和田は本塁突入できず、打点をあげられなかった。
試合後は悔しそうな表情を浮かべて>
「高めのつり球だったね。真っすぐ1本に絞っていたんだけど。
1点返せば相手にプレッシャーをかけられたんだけど」
(中スポ)

●浅尾拓也
<森バッテリーチーフコーチからマンツーマン指導を受ける。
試合前の練習中にコーチと連れだって、
ドームの外にある土の練習用走路へ。そこで念入りにフォーム修正。
昨年までのフォームを思い出すため、みっちり指導を受けて>
「去年と今年の違いです。
普通にできていたことができなくなっているので」
(中スポ)


●落合監督
<4点リードを守れぬ、思わぬ逆転負けで
東京ヤクルト戦はナゴヤドーム4連敗。
3カード連続の負け越しで、借金も今季最多の5に。
3連続押し出しについて>
「珍しい? いいじゃん、野球だから。何でもある。
プレッシャー? そんな問題じゃない。
この世界で生きていこうと思ったら。
簡単だ。きょうの負けなんて。
四球? まるっきり関係ない。
みんな(報道陣)は3連続だなんだというけど、
負けた原因はそこ(3四球)じゃない。
別のところにある。勉強してくれ!
何かとは言わない。みんなに教える必要はない。
きょうの負け(の理由)は簡単。
この負けで選手は何を感じてくれるか。
そこを感じてくれれば立ち直るのは早い。
それが分かれば、はい上がれるだろう。
気が付いてなければ教えないといけない」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋


今日の公示。(14日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 中村公治外野手
【出場選手登録抹消】
▼中日 英智外野手
(再登録は24日以降。公式サイト共同通信社

△中村公治
<この日、今季初の1軍合流。
ウエスタンでは開幕から9試合こそ19打数1安打と
どん底を経験したが、4月半ばから驚異的なペースで打ちまくり、
打率を3割に乗せて抜てきされた。気合は十分>
「こっちでやってナンボです。これが最後のチャンスという覚悟で」
(中スポ)


若竜トピックス(14日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-オリックス 8回戦
(14日・ナゴヤ球場)
 Bs 101 000 010 = 3
 D 104 001 41× = 11
[勝] 山本昌(6試合1勝3敗)
[D本] 平田1号3ラン 谷1号
[Dバッテリー] 山本昌、長峰、清水昭信、金剛 - 小川、前田
公式サイト・戦評

○平田良介
<ウエスタン・オリックス戦(ナゴヤ球場)に
『5番・中堅手』で先発出場し、勝ち越しの今季1号3ラン。
逆風をものともしない一撃が左中間のネットを揺らした。
試合中に最大瞬間風速18.9メートルを記録した強風の試合。
2-2の同点で迎えた3回無死二、三塁。
カウント0-1からオリックスのドラフト3位ルーキー・
西勇樹の投じた140キロの速球をとらえる。
1軍再昇格のアピール弾を放って>
「完ぺきでした。(今季初本塁打を)打ててよかったです」

<プロ4年目の今季は初の開幕1軍を果たしたが、
無安打で4月15日に出場選手登録を抹消。
以降2軍で14試合に出場し、40打数12安打13打点、打率はちょうど3割。
前日の試合でも1回に2点適時三塁打、4回には中前打を放ち
勝負強さを発揮。調子を上げてきている>
「(キャンプ終盤に右肩を)ケガしてから
感覚にズレがあったけど、何とかいいときの状態まできました。
こうやって試合に出られているので、ウエスタンで結果を出していきたい」
中スポ

○山本昌
<ファームで調整中のベテラン左腕が
2軍降格後、ウ・リーグ4試合目の先発登板で初勝利。
今季最長の6イニングを投げ、4安打8奪三振2失点(自責1)に抑えて>
「風で投げづらいところもあったけど、今年初勝利だったしよかった。
球数(119球)を放れたしぼちぼち。だいぶ上がり調子」
中スポ

『まだまだいいボールと悪いボールのバラツキはありますが、
前回よりもさらにいいボールがいっているという感触はあります。
球数を多く投げてもあまり疲れはなく、
そこが緊張感という点でまだダメなところかもしれませんが、
あと一息というところまではきていると思っています。』

(「山本昌公式ホームページ」より引用)


◇岩田慎司
<ルーキー右腕がカベにぶつかっている。
数日前のナゴヤ球場。全体練習が終わり静まり返った
屋内練習場で一心不乱にネットへ向かってボールを投げていたが>
「試行錯誤? そうですね。
フォームを一度根本的に見なしてみようと思っているんです」

<ここまでウエスタンで7試合に登板して、1敗。
その防御率は13.91と極端に悪いが、原因は分かっている>
「ストレートがダメ。ほとんどしんでとらえられてしまう」

<もともと変化球の制球で勝負するタイプだが、
大学時代では通用した140キロ前後の速球がプロには歯が立たない>
「大学のときと同じでは勝負できない。
もっと真っすぐの切れをよくするのが今の課題です」

<格好の『先生』にも教えを仰いだ。
今や左腕エースとしてローテーションを支えるチェン。
ナゴヤ球場で調整している際、悩む姿を見かね、
歩み寄って身振り手振りのアドバイスを施してくれたという。
尊敬する1歳年長の身近なお手本。
その剛球に一歩でも近づくため、ひたむきに汗を流す>
「投球時に左肩が(内側に)入る悪い癖があるんです。
だから左腕の使い方について、チェンさんから教えていただきました。
試したら全然違うんです。(チェンさんは)ものすごい投手」
(中スポ)

2009年5月14日 (木)

谷繁先発マスク復帰も浅尾乱調井端負傷で惨敗。

一発攻勢で得点を重ね、守護神・岩瀬200セーブ
メモリアルな展開により、岐阜で連敗を止め、
地元・ナゴヤドームに戻ってきたドラゴンズ
迎えた東京ヤクルトとの第2戦、
約1カ月ぶりに正捕手・谷繁先発マスクを被ったものの、
先発・浅尾が精彩を欠き、2回に3点を先制されると、
毎回の13安打を浴び、6イニング5失点でKO。
一方打線は東京ヤクルト・石川の術中にはまり沈黙。
つながりを欠き、6回の暴投による1点に抑えられる始末。
東京ヤクルトに雪辱され、またしても借金4となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 8回戦
(13日・ナゴヤドーム | 中日2勝6敗)
26258人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日
[敗] 浅尾(7試合3勝4敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
浅尾、高橋、齊藤、菊地 - 谷繁、小山

◇対東京ヤクルト8回戦・スタメン
1 (遊)井端  (2打数1安打)
2 (二)荒木  (3打数無安打)
3 (三)森野  (4打数1安打)
4 (一)ブランコ (4打数2安打)
5 (左)和田  (4打数2安打)
6 (右)小池  (4打数無安打)
7 (中)藤井  (4打数無安打)
8 (捕)谷繁  (3打数1安打)
9 (投)浅尾  (2打数無安打)

【得点経過】
<1回・東京ヤクルト> P・浅尾
川島慶三左前打、福地高いバウンド三塁内野安打、
無死一、二塁から、青木フォーク打ち上げ中飛、
デントナ外直球二ゴロ4-6-3併殺

<1回ウラ・中日> P・石川
井端左前落ちるヒット、荒木捕犠打、森野二ゴロ進塁打、
2死三塁から、ブランコ浅い左飛


<2回・東京ヤクルト> P・浅尾
ガイエル内高め直球外野追わない右越え本塁打(D 0-1 S)
宮本空三振、相川中前打、
野口右前打、石川捕犠打、
2死二、三塁から、川島慶三初球中直球右前2点適時打(D 0-3 S)

<3回・東京ヤクルト> P・浅尾
宮本二ゴロ、デントナ中飛、
ガイエル左前落ちるヒット、宮本粘られ四球、
2死一、二塁から、相川三ゴロ

<4回・東京ヤクルト> P・浅尾
野口中前打、石川捕犠打、
川島慶三初球外直球谷繁弾きパスボール・野口三進、
1死三塁から、川島慶三浅い右飛・
三走野口タッチアップ・小池ストライク返球・本塁走塁死

<4回ウラ・中日> P・石川
荒木遊ゴロ、森野バット折られ二ゴロ、
ブランコ左翼左落ちるヒット、
和田外シュート右翼線二塁打・一走ブランコ本塁突入・
中継川島慶三好返球・へッドスライディング及ばず憤死


<5回・東京ヤクルト> P・浅尾
福地高いバウンド二塁内野安打、
青木ボテボテ三ゴロ、デントナ初球左前打、
1死一、三塁から、ガイエルひっかけ遊ゴロ6-4-3併殺

<6回・東京ヤクルト> P・浅尾
宮本右直、相川詰まり中前打、
野口二塁横抜く中前打、石川投犠打、
2死二、三塁から、川島慶三初球パーム・強烈なライナー・
井端逆シングルもグラブの下抜け右上腕部直撃
方向変わる間に二者生還=2点適時二塁打(D 0-5 S)
井端ベンチに下がり、デラロサと交代

<6回ウラ・中日> P・石川
デラロサ左前落とすヒット、荒木ひっかけ遊ゴロ二封、
森野センター返しヒット・一走荒木三進、

ブランコ初球チェンジアップ暴投・三走荒木生還(D 1-5 S)
ブランコバット折れ三ゴロ・二走森野三進、
2死三塁から、和田初球シンカー遊ゴロ


<7回・東京ヤクルト> P・高橋
青木見三振、デントナ三ゴロ、ガイエル中前打、
宮本4球目外フォーク谷繁前に弾きパスボール・ガイエル二進、
宮本5球目内フォーク高橋暴投・ガイエル三進、
宮本6球目打ち上げ一邪飛

<8回・東京ヤクルト> P・齊藤 捕・小山
相川二ゴロ、
1死から、野口中高め直球左越え本塁打(D 1-6 S)
代打武内高いバウンド投ゴロ・齊藤一塁悪送球エラー、
川島慶三四球、福地粘られ四球、
1死満塁から、青木初球中直・走者自重、
2死満塁から、田中浩康初球外高め直球中前適時打(D 1-7 S)
三走武内生還・二走川島慶三本塁突入・藤井好返球走塁死

<9回ウラ・中日> P・木田
森野右飛、ブランコ三塁強襲安打、和田右前打、
1死一、二塁から、小池外スライダー遊ゴロ二封、
2死一、三塁から、藤井初球フォーク二ゴロ4-6、試合終了。



【ゲームレビュー】
投打に精彩がなく完敗
先発・浅尾が打ち込まれた。
2回、ガイエルにこのカード4本目の本塁打を浴びて
先制を許し、川島慶三が2点打。
6回にも再び川島慶三に2点二塁打を打たれ、勝負が決した。
打線は緩急をつけた石川を打てず、
相手バッテリーのミスで1点を返しただけ。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


雨の岐阜での劇的勝利で連敗ストップ。
そしてこの日から満を持して、正捕手・谷繁先発復帰
悪い流れを払拭し、さあこれから!
試合前はかなりの期待感を持って臨みましたが、
地元・ナゴヤドームに戻っての2戦目は、
はっきりいって、締まらない、つまらない展開
喜んでいたのは、ガラガラのレフトスタンドで
必死に応援していた東京ヤクルトファンぐらい。
見応えなどほとんどなく、
久々に「早く終わらねぇかな」と思ってしまいましたね。

今季東京ヤクルト戦、2戦2敗の浅尾
雪辱を期して先発したものの、
立ち上がりから球は走らないわ、高いわで今一つ。
初回こそゲッツーで凌いだものの、
2回に中日戦得意のガイエルに先制の一発を被弾。
その後、締まってくれるかなと期待しつつも、
気持ちの乗っていないボールが続き、毎回のようにピンチの連続
東京ヤクルトの拙攻に助けられ、5回まで何とか3点で凌いだものの、
6回に下位打線からチャンスを広げられると、
川島慶三に2点タイムリーを喫してノックアウト
持ち味を発揮することなく、
自己ワーストとなる13安打を浴び、5失点。
それより何もテンポの良さがまるで見られず、
長い守り攻撃陣の反撃ムードに悪影響を及ぼすばかり。

これで東京ヤクルト戦は、3戦3敗
交流戦後も先発ローテに入っていたならば、
もうこのカードでは、あまり投げさせたくないような。
相性というものはそういうものですし、
状態がよくなり、よほど自信があるとき以外は避けた方がいいかも。
これで3勝4敗と再び黒星が先行した開幕投手
初めて経験する先発ローテということで、
おそらく疲れなどもあると思われますが、
それらのカベを乗り越えてこそ、主戦投手というもの。
もらった課題にとくと取り組み、次回は締まった投球を期待します。


一方、この日もっとも注目していたのが、
スタメンマスク復帰谷繁でしたが、
やはり1カ月というブランクはあったようですね。
不調の浅尾をリードし、5回まで3失点にまとめていたのは
さすがともいえますが、信じられない2つのパスボール
特に7回の宮本4球目捕逸、5球目暴投にはガッカリ…。
やはりベテランも人の子ということなのでしょうか。
ただ本人「もう大丈夫」と言っていますし、
徐々にらしい姿となってくると信じています。
復帰勝利は飾れませんでしたが、今後は締めてほしいです。

34歳初のケガ。さらにチームにダメージを与えたのが、
6回の守りの際に、
負傷退場となってしまった井端
川島慶三の痛烈なライナーを
捕球に行く際、
ボールを右上腕部に当ててしまい、
無念の途中交代
アクシデントとはいえ、
開幕からのフルイニング出場が
34試合目でストップとなってしまいました。
幸い検査の結果は、骨折ではなく打撲ということですが、
ここに来て調子を上げてきていただけに、実に痛い
第3戦の出場は、腫れのひき具合など様子を見て判断。
長期離脱とはならないでしょうが、
利き腕ですし、攻守にいくらかの影響は避けられないでしょうね。
『竜の鉄人』と言われるだけに、強行出場してくるかもしれませんが、
くれぐれも無理だけはしないよう、お願いしたいです。


「こういう負けの方がすっきりしていいんじゃないか」。
試合後、落合監督前向きに話していたようですが、
正直ちっともスッキリなどせず、ストレスが溜まりまくりました。
いつまでたっても波に乗れない状態が続きますが、
せめて3戦目を取って、カード勝ち越しだけはしてほしいなと。
ホームゲームですし、少しは良いところを見せないと、
ますますナゴドのスタンドガラガラになってしまうかも。
そうならないよう、くれぐれも奮起を願いたいところ。
とりあえずは悪いところを反省し、切り替えて次戦に臨む。
ファンのじめじめ気分を吹き飛ばし、
スカッとさせるゲームを今夜は見せてほしいと願います。


★プレーヤーズ・ボイス(13日)

●浅尾拓也

<自己ワーストとなる13安打を浴び、6イニング5失点でKO。
制球難に苦しみ、毎回安打。同じようなシーンの繰り返し。
今季2敗していた東京ヤクルトに雪辱できず、
チームに迷惑をかけた無念の声を絞り出すのが精いっぱい>
「申し訳ないです…」

<もう1点も失えない6回。
1死後に7、8番の下位打線に連打を簡単に許した。
9番の投手に送りバントを決められ2死二、三塁。
トップの川島慶三に初球のスライダーをとらえられた。
遊撃を強襲するライナーは、井端の右手に当たり打球は左前に。
走者2人がかえり、勝利が一気に遠のいた。
2点適時打されていた2回と全く同じ状況で相手の狙いは明らか。
術中にはまった自分を責めて>
「初球狙いは分かっていたんですが…。甘い球になった」

<球威は1回から欠けていた。
制球も思い通りにならず、先頭打者を出しては苦闘。
3度に及ぶ併殺の拙攻に助けられ、
立ち直るチャンスはあったが、生かすことができず、
ゲーム中に修正できない悔しさが募った>
「入りが全部甘い。調子のせいにしたらダメなのは分かっている。
途中まで踏ん張ったといっても、
あれだけ先頭(打者)を出したらダメです」

<今季の対東京ヤクルト戦は3試合、
計16イニングを投げて、被安打は30本にも及んだ。
1試合平均に換算すると約17本では、さすがに勝てない。
対戦防御率は9.00。結果は3戦3敗と、本人も首をひねる相性の悪さ>
「分からないです」

<今年の開幕マウンドを託された男がもがいている。
毎日のように試行錯誤を続けているのが現状。
前日の岐阜での練習中には、
ブルペンで森コーチから何やら厳しく指摘され、
一度は終えた投球練習をチェックを受けながらもう一度行った。
修正の成果はあったようだが、即結果とはいかずに>
「球自体はきのうよりは良かったと思うんですが…」

<多くのアドバイスを吸収しながら、悩み、苦しんでいる。
ここまでの道のりはやたらと険しい>
「くやしいだけで終わったらダメですね」
中スポ中日新聞サンスポニッカン


●谷繁元信
<4月7日のヤクルト戦以来36日ぶりの先発出場。
痛めた右ふくらはぎをかばう様子はなかったが、
7イニングを守った復帰戦は不満が残った。
開幕戦以来のバッテリーを組んだ浅尾を好リードできない。
2回に3点を奪われると、6回にも2点を献上。
守備でも、らしくないプレーが目立ち、
いずれも失点にはつながらなかったが、4回、7回と2度の捕逸を記録。
これで今季4度目で、早くも昨年の3度を上回ってしまった。
打っては5回に左前打も試合後は悔しそうな表情を浮かべて>
「負けたから何もないよ。
疲れ? それはなかった。疲れてはないよ。
浅尾? 13安打でよく5点でもったなという感じ。
いいときもあれば悪いときもある」

<試合後、正捕手は気持ちを切り替えて>
「感覚的には悪くない。もう大丈夫。まあ、これからですよ」
中スポおおさか報知共同通信社時事通信


●井端弘和
<6回2死二、三塁、川島慶三の強烈なライナーを
逆シングルで捕球しようとしたところ、
右上腕部に当ててはじいてしまい(記録は二塁打)
無念の今季初途中交代。こう言い残し、
試合中に名古屋市内の病院へ向かい検査を受けたところ、
骨折はなく打撲と分かったが、利き腕だけに
きょう14日のヤクルト戦に出場できるかどうかは微妙>
「まだちょっとわからないです」
中スポニッカン

●トマス・デラロサ
<井端負傷のアクシデントで6回から途中出場。
交代直後遊ゴロをさばくと、そのウラに先頭打者で左前打。
守備でも打撃でも、しっかりと井端の穴を埋め、
頼もしい言葉を口に>
「いつでもいい状態をキープしているよ。
チャンス? あれば頑張りたい」
(中スポ)

●小池正晃
<4回1死三塁、川島慶三の右飛を本塁へストライク返球して、
タッチアップの三塁走者・野口を刺すも涼しい顔。
3試合ぶりのスタメン出場、守備で魅せて存在感を示す>
「取った位置が前だったのでコントロールだけ気をつけました。
まあ、普通ですよ」
(中スポ)

●笘篠外野守備走塁コーチ
<4回ウラ2死一塁、和田の打球が右翼線を襲ったさい、
安易に二塁に投げたガイエルの動きを見て、ブランコに本塁突入を指示。
しかし二塁ベースカバーの川島慶三からの素早い返球で、
頭から突っ込んだブランコは憤死。
試合後は、すぐにスコアラー室で映像を確認したようだが>
「二塁につないだ瞬間、『よっしゃ、いける』と思ったんですが…。
川島(慶三)がワンクッション置いてくれていたら、セーフだったと思います。
でも、ちゃんと投げられる選手だってことはわかりました」
中スポ

○川島慶三(東京ヤクルト)
<4回、二塁ベースカバーに入り、
ガイエルからの送球を受ると、素早く反転しバックホーム。
本塁にストライクが返ってきて、ブランコを間一髪タッチアウトに。
本塁突入を誘ったわけではないが、想定はできていたという>
「セカンドに来たら(中日は)回すと思っていたんで、
あわてませんでした。いい球がホームに投げられてよかったです」
中スポ


●高橋聡文
<7回に登板し、4月30日の東京ヤクルト戦以来の無失点投球。
ガイエルに中前打を許して捕逸、暴投で
三塁まで進塁を許したが、後続を断って>
「0点だったからよかっただけです。
コントロールも球の切れも不満。
次は笑顔を振り返ることができるようなピッチングをしたい」
(中スポ)

●齊藤信介
<8回1死、野口に真ん中高めのストレートを
左翼席に運ばれ、痛恨の2試合連続被弾。
気迫で押す右腕はショックを引きずらないのが身上だが>
「僕みたいな選手は、気合を入れて行かなきゃいけないのに…」
(中スポ)

●小山桂司
<前日にプロ初本塁打を放ったが、一夜明けて喜びをかみしめる。
記念のホームランボールは関係者により、手元に戻ってきた。
昨オフの戦力外通告を乗り越えての一発。
前日の夜には昨年までチームメートだった
日本ハムの八木らから祝福のメールが届いたという>
「きのうはお祝いのメールが何十件もきました。
うれしかったですね。
(記念のボールは)やけにきれいなので、
『本当にこれか』と思いました。
何か記念に書き込んで、両親にプレゼントしたいと思います」
(中スポ、ニッカン


●野本圭
<試合前の早出練習、フリー打撃を終えると、
立浪兼任コーチからの指令で、藤井の打撃練習を見学>
「藤井さんのいいところを見ろ、ということでした。
分かった? そうですね」

<プロ初本塁打も、猛打賞も記録したが、
開幕から1カ月半たった今も果たしていないのが『盗塁』。
50メートルのタイムは6秒1と決して遅いわけではないが>
「ボクは足が遅いですから」

<足だけで盗塁できるほどプロは甘くない。
本人もそれは承知。レベルが違うことを認めている>
「プロの投手はクイックが速い。
キャッチャーも捕って送球までが速い」

<そのうえでしっかりレベルアップの道筋を模索している。
盗塁王・荒木という最高の教材に学び、じっくり磨きをかける>
「荒木さんの走塁練習を見ていると、
とにかく『一歩目』が速い。あのあたりを見習いたいです。
技術、経験、両方が自分には足りません」
(中スポ)

●川相内野守備走塁コーチ
<ベンチが野本に盗塁のサインすら出さない理由を説明>
「スタートの速さや、相手投手のくせ…。
野本には勉強しなければならないことがたくさんある」
(中スポ)


●落合監督
<先発投手が6イニングで被安打13と役割を果たせず、
打線も石川の緩急ある投球にてこずった。
苦手になりつつある東京ヤクルトに戦う形すらつくれず完敗。
負傷退場した井端の故障について>
「井端の状況? 分かりません。
オレは医者じゃないんだから。まだ報告は入ってません」

<負けるなら完敗>
「勝負ごとだから負けていいってことはないけど、
こういう負け方のほうがすっきりしていいんじゃないか。
その代わり接戦になったら(勝ちを)拾う野球をしないと」
(中スポ、中日新聞共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(13日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-オリックス 7回戦
(13日・ナゴヤ球場)
 Bs 000 001 100 = 2
 D 440 000 30× = 11
[勝] 中里(7試合2勝1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー] 中里、佐藤亮太 - 小川、清水将海
公式サイト・戦評

○中里篤史
<ナゴヤ球場でのウエスタン・オリックス戦に登板。
07年7月15日・サーパス戦以来、約2年ぶりの公式戦先発で力投。
立ち上がり、いきなり二者連続で空振り三振を奪い、
初回を三者凡退で切り抜けると一気に波に乗り、
2回は3つのアウトすべて三振で奪うなど、
7イニングで空振り三振8つ、見逃し三振5つの計13奪三振。
21アウトのうち、約3分の2のアウトが三振。
MAX146キロ。本来の伸びのあるストレートが低めに決まり、
カーブ、チェンジアップ、カットボールの変化球を
効果的に使い、打者のタイミングを外した。手応えを口にして>
「きょうは緩急を使えたし、カーブがうまくコントロールできた。
5回以降はスタミナに不安もあったけど、要所要所で1点に抑えられた。
きょうは7回まで投げられたことが収穫。内容にも満足しています。
6回は、ちょっと疲れました。あとはスタミナです。投げてつけます」
ファームブログ中スポ

○小林投手コーチ
<4日の社会人野球・ベーブルース杯先発に続いて
2試合連続の好投の中里について、期待をこめて>
「べ杯のときもそうだったけど、
セットポジションで投げ出してから軸足にしっかり体重が乗っている。
まとまりが出てきた。これが大きな要因だと思う。
本人も手応えを感じているはず。次につなげてほしいね」
(中スポ)

○新井良太
<2回に左中間へ2点適時二塁打。
7回は左前へ2点適時打を放つなど2安打4打点。
四球も2つ選び、5打席で4度出塁の活躍。
『仕事人』ぶりを発揮したが、気を引き締めて>
「もっと精度を高められるようにしないといけないです」
(中スポ)


◆佐藤充、左ひざ手術 実戦復帰は夏場に(中スポ)
佐藤充が左ひざの手術を受けていたことが明らかに。
試合の登板は4月28日のウエスタン・福岡ソフトバンク戦が最後。
投球の際に左ひざ半月板を損傷したようで、
このところはナゴヤ球場で別メニュー調整を続けていた。
チーム方針により公表はされないが、この日、手術を受けたもよう。
昨オフには右ひざを手術したばかり。
右ひざのときは手術から2カ月ほどで実戦登板ができており、
今回も7、8月の夏場には実戦復帰できるとみられる)

2009年5月13日 (水)

守護神岩瀬200セーブ達成、竜岐阜で連敗阻止!

もっか3連敗中で、5位に低迷。
5月に入っても今一つ波に乗りきれない感のあるドラゴンズ
交流戦前最後の6連戦、最初のカードは、
今季1勝5敗とカモにされつつある東京ヤクルトが相手。
小雨降る岐阜・長良川球場での初戦は、序盤から一発攻勢
2回に小山プロ1号となる先制2ランを放つと、
続く3回にはブランコが左翼場外へ特大の3ラン。
さらに2点差の8回、地元凱旋・和田がダメ押しのソロを放つと、
最終回はプロ通算200セーブに王手をかけた岩瀬が登板。
相手中軸を三者凡退に斬って、ゲームセット。
チームの連敗を止めるとともに、偉業達成となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 7回戦
(12日・岐阜メモリアルセンター長良川球場 | 中日2勝5敗)
9059人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日 ×
[勝] 朝倉(6試合3勝2敗)
[S] 岩瀬(12試合1敗7S)
[D本] 小山1号 ブランコ7号3ラン 和田10号
[Dバッテリー]
朝倉、平井、岩瀬 - 小山、谷繁

◇対東京ヤクルト7回戦・スタメン
1 (遊)井端  (2打数1安打)
2 (二)荒木  (2打数1安打)
3 (三)森野  (2打数無安打)
4 (一)ブランコ (4打数1安打3打点)
5 (左)和田  (4打数2安打1打点)
6 (右)野本  (4打数無安打)
7 (中)藤井  (4打数3安打)
8 (捕)小山  (3打数1安打2打点)
9 (投)朝倉  (2打数無安打)

【得点経過】
<1回ウラ・中日> P・一場
井端左前打、荒木投犠打、
1死二塁から、森野外低め直球空三振、ブランコ一邪飛


<2回・東京ヤクルト> P・朝倉
デントナ高めフォーク空三振、ガイエル中前打、宮本右前打、
1死一、二塁から、田中浩康外直球遊ゴロ6-4-3併殺

<2回ウラ・中日> P・一場
和田右中間オーバー二塁打・
激走で三塁欲張りタッチアウト・塁上で苦笑い、
野本空三振、藤井左翼線二塁打、
1死二塁から、
小山中高めチェンジアップ左越え2ラン
(プロ初本塁打)(D 2-0 S)


<3回ウラ・中日> P・一場
井端ストレート四球、荒木一犠打、森野高め抜け四球、
1死一、二塁から、
ブランコ低めスライダー・
レフトスタンド屋根に当たり場外への3ラン(D 5-0 S)


<4回ウラ・中日> P・イ・ヘチョン
藤井中前打、小山中飛、
朝倉粘るも空三振・一走藤井飛び出しアウト三振ゲッツー


<5回・東京ヤクルト> P・朝倉
ガイエル尻死球・ガイエル怒りの表情朝倉指さし厳しい言葉・
両チームベンチから飛び出し、一瞬不穏な空気、
宮本右前打・ガイエル三進、
無死一、三塁から、田中浩康外高め直球二ゴロ4-6-3併殺・
その間に三走ガイエル生還(D 5-1 S)
2死から、川本中高め直球左越え本塁打(D 5-2 S)

<6回・東京ヤクルト> P・朝倉
川島慶三遊ゴロ・一塁送球ブランコこぼしエラー、
福地中前打・一走川島慶三三塁へ突入も
藤井ストライク送球タッチアウト・その間に福地二進、
1死二塁から、青木高めフォーク叩きつけ中前適時打(D 5-3 S)
デントナ外ボール球スライダー空三振、
ガイエル痛烈一塁ライナー・ブランコ好捕

<7回ウラ・中日> P・松岡
小山空三振、代打デラロサ空三振、
井端四球、荒木左前打、
2死一、二塁から、森野外フォーク空三振


<8回ウラ・中日> P・丸山
ブランコ右中間飛、
1死から、
和田外高め直球・若干ボール球振り抜き
左中間越えダメ押し本塁打(D 6-3 S)


<9回・東京ヤクルト> P・岩瀬
青木カウント2-2内高めシュート空三振、
デントナ初球中高めスライダー力ない左飛、
ガイエルカウント2-2内高め135キロ直球空三振、試合終了。
(岩瀬プロ野球史上4人目の通算200セーブ達成)


【ゲームレビュー】
連敗3で止める

2回に小山の2ランで先制。
3回は1死一、二塁でブランコが本塁打した。
先発・朝倉は7イニング3失点で3勝目。
9回を締めた岩瀬は7セーブ目で、通算200セーブを達成。
東京ヤクルト一場が3イニングでKOされた。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


時折小雨も降るなか行われた岐阜でのナイトゲーム。
雨の影響もあるのか、観客はかなり少なめでしたが、
久々となる一発攻勢連敗をストップ!
2回に小山プロ初本塁打で先制すると、
3回には、2四球で塁上を埋めると、
4番・ブランコレフトスタンドの屋根にぶつける
場外3ランを放ち、序盤で一気に5点のリード。
しかし中盤、朝倉が若干もたつき3点を返されたものの、
8回にご当地選手和田が、高めのボール球を
半ば強引にひっぱたいての凱旋弾でダメ押し。
岐阜名物の紙吹雪、紙テープが舞うなか、6-3とすると、
最終回のマウンドは、4試合ぶりの登板となった岩瀬
大台に王手をかけてのマウンドでしたが、
いつも通りの守護神の投球に終始。
因縁の青木を内角球で空振り三振に仕留めると、
続くデントナも初球で左飛に打ち取り、2アウト。
そして最後はガイエルをカウント2-2から
高めのストレートで三振に斬って、ゲームセット
チームの連敗を3、東京ヤクルト戦の連敗を5で止めるとともに、
公約通り「一発登板」史上4人目の通算200セーブを達成!
お祝いの花束を受け取った守護神は、
スタンドのファンへ向けて、手を挙げ喜びを表しました。


とにかく連敗を脱出して、悪い流れを止めてほしい。
そういう思いを込めながら観ていたゲームでしたが、
効率の良い一発攻勢で序盤からワンサイド
相手先発・一場の調子が良くないことも幸いしましたが、
チャンスをきっちりとモノにしたことが大きかったですね。
まあ中盤東京ヤクルトに粘られ、2点差に詰め寄られはしましたが、
8回に飛び出した地元岐阜出身・和田ダメ押し弾
これが相手の勢いを沈めたかなと。
地元・岐阜での凱旋試合にハッスルしたか!?
2回の第1打席も右中間オーバーの二塁打でいいにも関わらず、
足が若干もつれながらも三塁へ向かって激走
結局は走塁死となりながらも、先制の口火を切った背番号5
その後の打席でもかなりの力みが見られましたが、
何とか故郷で一本打っておきたい。
そういう気持ちがようやく最後の最後で実を結びましたね。
5月に入って急ブレーキとなった感の和田ですが、
岐阜での一発で、上昇へのきっかけが掴めたでしょうか。
故郷に錦を飾り、チームの連敗ストップにも貢献した和田
さらに調子を上げ、主軸の一員として引っ張ってほしいです。


一方、この日のお立ち台背番号13
ここ数年、岐阜でのお立ち台はなかったですが、今回は特別
プロ11年目で通算200セーブを達成した守護神・岩瀬
大台達成、おめでとうございます!!
6日のナゴヤドームで、大台に王手をかけ、
そのまま東京ドームで達成してくれると思いきや、
チームがまさかの3タテを喰らい、残念ながら出番なし。
そうなるとやはり本拠地・ナゴヤドーム
決めるのではと言われるなか、雨の岐阜での達成に。
もっとたくさんのファンの見守るなかで
大記録を達成させてあげたい気持ちもありましたが、
チームがリードし、登板の条件さえ揃えば、
その出番、場所というのは選べないという役割のクローザー
自身にとっては通過点でしょうから、
場所はどこでもよかったのかもしれませんね。
ただ振り返る際、この雨はきっと記憶に残っていることでしょう。

毎日1つ1つの積み重ね。1つ1つコツコツと
積み上げてきた『200』という数字。
「ピンとこない」
本人も語っていましたが、
常に準備し、1点差など
厳しい条件での登板の連続。
そこで淡々と投げ抜くことで重ねてきた数字だけに、
「スゴい」というありきたりの言葉だけでは
表現できないと思いますね。
特に今季は7連投後、サヨナラ被弾、危険球退場、
登板機会回避など、様々なことがありましたし、
それを乗り越えての200越えは、
今まで以上に苦労があったことと思います。

最多セーブの日本記録は、286
昨オフに4年契約も結んでいますし、
まだまだ『竜の守護神』として、投げ続けてくれることでしょう。
年齢、そして限界との戦いにもなってくるでしょうが、
それらにも打ち勝ち、これからも最後を締めていってもらいたい。
「できるだけ、頑張ります!」とファンに宣言。
今後も金字塔を積み重ねるであろう我らが岩瀬仁紀
修羅場をしっかり投げ抜き、チームの勝利に貢献してほしいです。


何とか連敗が止まり、まずはホッとしました
ただ中盤、東京ヤクルトの中継ぎ陣の
押本、松岡らに封じ込められ、ダメが押せないなど、
まだまだ復調には時間がかかりそう。
第2戦からは舞台がナゴヤドームに移りますが、
とにかく地元で勝ち続けることが、浮上への条件といえるでしょう。
そのためにもまず連勝し、流れを手放さないこと。
優位なゲーム展開に持っていけることを期待しています!


☆ウィナーズ・ボイス(12日)

◎岩瀬仁紀

<プロ野球史上4人目となる通算200セーブを達成>
「(おめでとうございます)ありがとうございます。
(200セーブという数字、実際にどんな風に感じているか)
そうですね。まあ、ピントこないんですけど、
えー、よくここまで積み上げたなと思います。
(プロ11年目、抑え6年目序盤での達成。本当にすごい記録)
そうですね。本当にあのう、毎年毎年の積み重ねが
ここまで来たと思うんで、これからも続けていきたいと思います。
(ストッパー、クローザー、守護神。
色々呼ばれるが、いつもどのような気持ちでマウンドへ?)
とにかく、あのう、試合を勝って終わるのが、
僕の仕事だと思ってるんで、常にそれを心がけてやってます。
(岐阜で、クリーンアップを迎えての登板。
今日はどんな気持ちでマウンドに上がったのか)
そうですね。とにかくえー、
一発で決めようと思ってたんで、今日決めれてよかったです。
(6日に199セーブ以降、東京ドームでは登板なし。
早く決めたいという気持ちはあったか)
そうですね。そういった気持ちはありますけど、
まあ、えー、僕は試合の展開によってでないと出られないんで、
えー、そういう味方を信じてね、常に待ってます。
(200セーブは1つの区切り、どこまでいきましょう?)
いや、1つ1つの積み重ねで、を、またしていきたいと思います。
(一番上は286、あと86で歴代1位です。ファンにひと言)
できるだけ、頑張ります!」


<雨の降る長良川球場でいつもと同じ仕事をした。
9回のマウンド先頭は青木。4月30日、頭部直撃の死球で
自身初の危険球退場を喫した記憶が脳裏をよぎるが、
2-2から内角シュートでバットを振らせ三振に>
「ちょっとは気にしましたけど、まだシーズンは長いし、
シーズン中に何度も対戦する打者なんで。
自分の中で割り切っていきました」

<4番・デントナを左飛。そして5番・ガイエルを
カウント2-2から直球で空振り三振に仕留め、3人でピシャリ。
史上4人目の通算200セーブを一発で決めた>
「記念球はもらいました。
とりあえず一発で決めようと思っていたし、ホッとしましたね」

<苦しんだ。節目まで残り7セーブで迎えた今年。
早ければ4月中旬にも記録を達成するはずだったが、
チームは負けが続いて、
1週間出番がなかったかと思えば、7連投もあった。
4月25日の巨人戦で代打・亀井にサヨナラ弾を浴び、
次の登板の同30日ヤクルト戦ではわずか1球での危険球退場。
それでも落ち込むことはなかった>
「こんなに極端なことはなかった。
でも、これは今後のいい教訓にしないといけない」

<切り替えの上手さはチーム随一。
どんな試合も翌日には引きずらないことで守護神を守ってきた>
「打たれた試合のほうが疲れているからよく眠れる」

<守護神に愛着を感じている一方で、
再び野球人生を送れるなら野手を選ぶという。
愛知大時代は野手としてリーグ歴代2位の124安打を
記録しただけに、偽らざる本音だろう>
「小さい頃のあこがれの選手は
ゲーリー(中日)とか篠塚さん(巨人)でしたね。
正直、好きな投手は思い浮かばないんです」

<200の足跡から、1個だけ選べという無理を聞いてもらった。
05年の10月1日(広島戦、ナゴヤドーム)。
シーズンセーブの日本記録を更新した試合を挙げて>
「やっぱり、46個目ですかね…」
中スポサンスポおおさか報知時事通信
朝日新聞スポニチ名古屋ニッカンデイリー


○谷繁元信
<女房役は、チームを支える左腕・岩瀬を称賛>
「きょうは良かった。ただの通過点じゃないですか」
サンスポ時事通信

○平井正史
<岩瀬の200セーブへ、完ぺきなつなぎ役を果たす。
朝倉からバトンを受け、8回に登板。
3人をパーフェクトに封じ、リズムよくバトンを渡す。
岩瀬と何度も終盤を繋いできた『戦友』がきれいなお膳立て>
「流れよくつなげたので良かったです」
(中スポ)


○朝倉健太
<序盤に5点のリードをもらいながら
7イニング6安打3失点で救援をあおぐ。
5回に川本のソロ本塁打などで2点を失い、
6回にも青木に適時打を許してリードは2点に縮まった。
平井、岩瀬の踏ん張りで、3勝目を手にしたが反省しきり>
「点を取ってもらってからのピッチングが、
防げる点というか、いらないところで点を取られて、
じわじわ追い上げられたので…。
5点もらったところで完投しなければいけない気持ちは
あったのですが。次回はもっといいピッチングをしたいです」

<4月28日の豊橋ではデントナに痛恨の2ランを被弾。
しかしこの日は3度対して、すべて三振に切る。
追い込んでから低めに変化球を丁寧に落としての奪三振に>
「狙って三振が取れるということはないですけど、
打たれないようにと思って投げました。
(カードの)初戦に勝ててよかったです」
朝倉健太公式カメラブログ、中スポ、共同通信社時事通信毎日jp

○和田一浩
<8回1死、丸山の高めの直球をとらえ、
左中間席へ大きな10号ソロアーチ。
3点差に広げる一発は故郷・岐阜での初アーチとなり>
「ホント久しぶりに(バットの)芯に当たりました。
調子自体は悪かったんですけど、
ここに来て出たというのは、何かあるのかなと思います。
オープン戦でも打てましたし、場所が良かったのかも」

<故郷・岐阜で行われた試合は母親も観戦に訪れた。
2回にも二塁打を放つなど錦を飾り、ファンの大歓声に感謝。
本塁打争いでは再び単独トップとなる10号。
昨年の10号は7月10日。2カ月も早いペースだがあっさり>
「二けた? それはあまり気にすることではないけど、
きっかけにしたいですね」
(中スポ、サンスポおおさか報知時事通信

○小山桂司
<2回2死二塁、東京ヤクルト先発・一場に
2-0と追い込まれながら、高めのチェンジアップをジャストミート。
左翼スタンドへ運ぶ先制の1号2ラン。
プロ4年目でのうれしいうれしいプロ初ホームランに>
「2アウトだったので、つないでいこうと思った結果が、
いい結果になってよかったです。
(スタンドには)行くかなとは思っていましたけど、
入ったのが分かった瞬間は、うれしかったですね」

<偉大な2人のバットマンからの金言を生かした。
前カード・巨人戦の試合前。立浪兼任コーチに呼び止められ、
『おまえはパワーがあるんだから、
内角がきたら、右打ちにこだわらず、思い切って振ってみろ』と
アドバイスされたという。
実は、直後に落合監督からも同じ指示を受けていた。
アドバイスを成就させ、うれしそうに笑って>
「フリー打撃とかで練習してました。
少し内角の甘い球だったので、思い切って振りました」

<趣味はビデオ観賞。
遠征中、レンタルビデオ店でDVDを借りることもしばしば。
現在、ハマっているのは『24-TWENTY FOUR-』。
すでに100巻以上出ているが>
「1回限りで終わる映画は、寂しいからあんまり見ないんです。
長い間、続くほうが好きなんですよ」
カメラブログ中スポスポニチ名古屋ニッカン

○立浪和義兼任コーチ
<自らの出番はなかったが、
試合後は笑顔を振りまいて名古屋へ向かうバスに乗り込む。
それは『本塁打指令』を発した小山がプロ初アーチを放ったから。
指導者冥利に尽きる夜となって>
「(小山は)打てるやつやから。
ああいうバッティングをしてくれないと、もったいない」
(中スポ)

○トニ・ブランコ
<3回1死一、二塁、一場の外寄りのスライダーを
しばき上げると、打球は漆黒の闇夜に舞い上がり、
左翼席上部の屋根にドスン。球場の外へと飛び出す特大3ラン>
「ちょっとバットの先だったけど、うまく運べたよ。
まさか場外まで飛ぶとは思わなかった。
なぜそんなに力が強いのか? 確かに肉は大好物で
よく食べるけど、神様が与えてくれた体のおかげだよ」

<試合前には場外弾を『予告』。
球場近くを流れる長良川で夜に鵜飼いが
行われていることを聞きつけると、こう言って>
「そうか。じゃあフィッシャーマン(鵜匠)に当てないようにしないとな」

<これで打点はチームトップの24打点。
連続試合安打は『10』に伸びた。
竜の4番がすっかり板についてきた主砲は
いつもの謙虚なコメントを繰り返し、軽い足取りで帰りのバスへ>
「すべて神様のおかげです」
カメラブログ中スポサンスポおおさか報知ニッカン

○藤井淳志
<6回無死一塁、福地の中前打で一走・川島慶三が三塁へ。
ここで強肩『発動』。ノーバウンドのストライク送球が
待ち構えていた森野のグラブへ。スーパー返球で悠々アウトに。
打っても3安打で、岐阜のファンを盛り上げる>
「余裕があったので、普通に投げられました。
ベンチでも普通のことのように過ぎ去りました」
(中スポ)

○井端弘和
<34回目の誕生日を勝利で飾る。苦笑いで>
「もうおじさんです。
自分では5歳くらい若いつもりだけどね」

<右翼席からバースデーソングが奏でられた
7回の打席では四球を選び、この日は2打数1安打2四球。
1番打者の仕事をまっとうして>
「今日? よかったんじゃないの?」
(中スポ)


○落合監督
<本塁打攻勢で連敗を3で止める。
淡々とした口ぶりも、岩瀬に対する確固たる信頼がにじむ>
「お祝いごとは本人に聞いて」

<200個のうち194個。
クローザー・岩瀬の歴史は、落合政権とともに始まった。
だが04年の開幕直前に左足中指を骨折。
何とか開幕に間に合わせたが、5月までに5度も救援に失敗。
早くも3敗となり、防御率は5.48まで跳ね上がった>
「200セーブの原点はあのシーズン初めの悔しさだろう。
オレにも経験があるけど、それが野球なんだ」

<2軍で再調整させる手もあったが、
指揮官は頑として首を振らずに使い続けた。
チームの骨格となる選手は、
どんなに状態が悪くても使い続ける。
当時も今も、その軸にぶれはない。
就任して6年目。岩瀬はアテネ、北京と2度の五輪を除けば、
1度も出場選手登録を外れていない>
「あのころのオレはぼろかすに言われたよな。
『岩瀬をつぶす気か』って。
でも、打たれたから再調整って選手と、
絶対に乗り越えてもらわなきゃ困る選手がいる。
岩瀬は後者。だから1日もファームにはいってないだろ? 
信頼というのとはまた少し違うんだけど、
それだけのポジションにいる選手ってことだ」
中スポサンスポ毎日jpスポニチ名古屋


記録備忘録。(12日)

岩瀬がこの日、岐阜・長良川球場で行われた
東京ヤクルト7回戦で今季7セーブ目を挙げ、
プロ野球史上4人目通算200セーブを達成
初セーブは1999年6月23日の巨人戦で。
岩瀬は6-3の9回に3番手で登板、
三者凡退で0点に抑え、通算252セーブの佐々木主浩(元横浜)、
同286セーブの高津臣吾(元東京ヤクルト)、
通算227セーブを挙げた小林雅英
(元千葉ロッテ、現インディアンス)に続く大台到達。

岩瀬は99年にNTT東海からドラフト2位で中日に入団。
2005年にシーズン最多の46セーブを挙げたほか、
昨年は史上初の10年連続50試合登板、4年連続30セーブを達成。
通算成績は594試合で47勝29敗200セーブ。
共同通信社時事通信毎日jp


今日の公示。(12日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 小田幸平捕手
公式サイト共同通信社


若竜トピックス(12日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-オリックス 6回戦
(12日・ナゴヤ球場)
 Bs 000 231 020 = 8
 D 000 000 000 = 0
[敗] 山内(5試合1勝1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー] 山内、河原、清水昭信、赤坂、長峰 - 前田、清水将海
公式サイト・戦評

●イ・ビョンギュ
<ウエスタン・オリックス戦に3番・右翼で先発出場。
チームが4安打完封負けと打ちあぐねる中で、
4打数2安打と気を吐き、好調ぶりをアピール>
「今の立場は関係ないよ。
野球の選手だから、野球を一生懸命、頑張るだけだよ」

<好調な打撃だけではなく、
走塁で、守備で、はつらつとした動き。
6回の第3打席では、左前への打球が2、3メートル左中間寄りに
落ちるのを見届けるや、ちゅうちょなく一塁をけって、
二塁へ気迫のヘッドスライディングを見せ、単打を二塁打に。
8回の守備では、2死一、二塁から由田の右前打に猛チャージ、
本塁に好返球して追加点を阻止。
決して下を向くことなく、前だけを見据えて野球に取り組んでいく覚悟>
「1軍では藤井や野本がすごく活躍してるから、
今すぐ(1軍昇格の)チャンスはないけど、
自分のやれることをしっかりやっていくよ」
中スポ

●山内壮馬
<好調を持続していたが、
5イニングを9安打5失点と打ち込まれ、反省しきり>
「せっかく真っすぐ主体でやってきたのに、
この日は変化球に頼ってしまって、投球が単調になってしまいました。
でも、次の試合が大事だと思うので、
これを引きずらずに、気持ちを切り替えていきたい」
中スポ

◆井藤真吾
<ルーキーが2軍の練習で目新しいグラブを使用。
生地は一般的な黄土色だが、目を引いたのは
ローマ字で名前を縫い付けている刺しゅうの部分。
まばゆいばかりのピンク色が使われていた。
少し恥ずかしそうにほほ笑んで>
「2、3日前から使い始めました。
グラブ自体はありふれた色なので、刺しゅうだけでも
人と違う色がいいと思いまして」

<中日で『ピンク』といえばベテラン井上。
リストバンドなどに好んで使っている色だが、こう真顔で語って>
「そう、井上さんですよね。ああいうのはいいですね。
ピンクは格好いい人が似合う色だと思うんです」
(中スポ<ドラ番記者>


◆ネルソン・パヤノ
<4月に獅子奮迅の投げっぷりで中継ぎ陣を支えた新外国人が、
左肩痛のリハビリを終えて、戦列復帰へメドがついた。
この日はナゴヤ球場で故障後初のブルペン入り。
変化球を交えて40球。上々の試運転を終えると、
明るく軽口をたたきつつ、復活の手応えを語る>
「痛み? それはもうない。
それよりきょうは暑い。ドミニカと違って湿気が多い。
だから調子は85%くらいかな」

<4月23日・阪神戦の延長12回、リリーフした左肩に鋭い痛みが。
無理に投げたわずか132キロ直球を鳥谷に叩かれ、3ランを被弾。
来日初失点を記録した翌日、登録を抹消された。
痛めたのは初めての個所。特に思い当たるフシはないというが>
「ただ…日本の環境に慣れていなかったという面はあるかもしれないね」

<来日1年目、戸惑ったのは『日本式』のトレーニング。
キャンプでは8時間に及ぶメニューに目を丸くした>
「ここの練習は厳しいと思う」

<何とかキャンプを乗り切ってシーズンに入ると、
開幕直後の18試合中、12試合で登板。
心身両面で蓄積した疲労があったかもしれない。
故障後は筋力トレーニングを欠かさず続け、
早々に味わった挫折が気持ちを強くした。
順調なら19日以降の2軍戦でテスト登板し、
状態次第では1軍に再昇格する見通し。
故障を経験した今、力を込めてこう語る>
「日本の調整法に順応していかなければならない。
(チームメートの)ネルソンも同じようにして
日本で成長してきたから。二度と同じ失敗はできないんだ」
(中スポ)

2009年5月12日 (火)

朝倉和田岐阜凱旋、交流戦前立て直しの6連戦。

敵地・東京ドームで巨人悪夢の3連戦3連敗
今季最多の借金4で5位転落と、波に乗れないドラゴンズ
この日ナインは一部投手陣がナゴヤドームでの調整。
一方、主力選手は地元で9連戦の疲れを癒したのち、
次戦開催地・岐阜へと移動したもよう。
交流戦前最後となる6連戦は、地元で東京ヤクルト・横浜が相手。
まずは連敗を止めて、チームとしての立て直しが必須となりそう。
投手陣の声を中心に、この日のドラゴンズの話題を集めました。

ドラゴンズトピックス(11日)

◇朝倉健太

<きょう12日の東京ヤクルト戦の先発が有力。
この日はナゴヤドームでダッシュキャッチボールなどで調整。
短い言葉に決意をこめ、岐阜へ向かうバスに乗り込み>
「試合をつくりたい? まあそんなところです。しっかり頑張ります」

<前回登板となった5日の試合後、こうお語っていた。
チームも連敗しているが、実は自らも2連敗中。
両者の立て直しを図るため、故郷の岐阜で全力を尽くす>
「カードの頭をやらせてもらうということは、
どんな形であれ、チームが勝てるように投げないといけない」
中スポ

◇浅尾拓也
<東京ヤクルトとの第2戦で先発する見通し。
現在チームトップの3勝を挙げているものの、
東京ヤクルト戦に限っては、2戦2敗と苦しんでいる。
小技を絡めてつないでくる打線だけに集中打だけは禁物>
「ヒットを打たれることがあっても、そこから粘りたい」

<前回登板の6日・広島戦の3回、
本塁へヘッドスライディングして生還。
これによってムードが高まり、勝利したが、
投手としては選手生命にかかわるケガにつながる
おそれがあるため、『ヘッドスライディング自粛』を宣言>
「あの時は無意識になってしまった。もう、やりません」
(中スポ、ニッカン

◇吉見一起
<4月10日の広島戦以来、白星から遠ざかっているが、
傾斜のないグラウンドで受け手を座らせる
軽い投球練習で調整。フォームチェックに専念して>
「あごが上がってしまうことが多いので、気をつけて投げました」

<勝てなかった1カ月間も8イニング2失点が2試合など、
惜しい内容が多いが、勝ちたいという欲を抑えて、
14日の第3戦とみられる次回登板に備える>
「自分が勝つというよりもチームが勝てば。
自分に黒星がつかなければいいと思って」
(中スポ)


◇齊藤信介
<巨人・坂本に痛恨の逆転2ランを浴びた今季初黒星から、
一夜が明けたが、すっきりとした顔をしていた。
体と声であふれる闘志を表すのが持ち味だが、
自分の意思に反して、周囲にはいつもと違っていたように見えたという>
「最高に燃え上がらなきゃいけない場面なのに、
みんなに『叫んでなかった』って言われました。
自分では叫んでたつもりだったのに」

<もちろん、落ち込んではいられない>
「きょうはゆっくり練習したので、また切り替えます。
近藤コーチや、小林(正人)さんからも
(打たれた後の気持ちの切り替え方など)いい話を聞かせてもらいました」
(中スポ<ドラ番記者>

◇小林正人
<きょう12日の先発が有力な東京ヤクルト・一場は
桐生第一高の2学年下。後輩との初対決を心待ちに>
「先発とリリーフですから、あまり関係はないですけど、
投げ合うことがあったら頑張ります」
(中スポ)


◇平井正史
<中継ぎ陣では最年長、34歳のベテラン右腕。
今季ここまで12試合に登板して防御率は3.60。
4日の横浜戦では4年ぶりとなるセーブを挙げた。
絶対的なセットアッパーが不在のブルペンにあって、
貴重な役割を果たしているが、昨季は『大』の付く不調だった。
シーズン途中で何度も2軍落ちを味わい、防御率は5.14。
1軍で投げる試合の大半は、大差で勝負が決まった場面だった。
原因は明らか。腰痛を抱え、
だましだましのピッチングを強いられていたのだと言う>
「椎間板(ついかんばん)ヘルニアだったんですよ。
腰が痛くて、思うように投げられなかった」

<オフには腰痛を克服するために、
治療やトレーニングを続けた。明るい表情で語り>
「今では痛みが消えている。不安が全くなくなった」

<復活を示しているのはスピード。
昨季は直球がおおむね130キロ台から140キロ台前半にとどまったが、
今季はコンスタントに140キロ台中盤が出ている。
まだまだ老け込むには早い。
腰痛を乗り越え、復活した剛球でブルペンを支える>
「やっぱり投手はストレートが基本。
ストレートが走れば(カット、フォークなどの)変化球が生きる。
昨年は思うように真っすぐが投げられなかったからね」
中スポ

◇岩瀬仁紀
<愛知県警が、来年3月末まで展開する
『交通安全マナーアップキャンペーン』のPR役として、
守護神をイメージモデルに起用することをこの日発表。
ポスター2万枚、チラシ20万枚などを作製。
マナー向上に一役買ってもらう狙いとのこと。
愛知県は昨年の交通事故死亡者数が276人と全国ワースト。
地元出身で、ストッパーとしての実績十分の左腕に、
交通事故の『抑えの切り札』として、一役買ってもらうのが狙い。
協力を快諾。自身も常々、安全運転を心掛けているという>
「ぼくはゴールド免許ですから」

<ドライバーにメッセージを寄せて>
「全国でもワーストということで、
愛知県出身者の1人として大変残念な思いがします。
なんとか交通事故にストップをかけるお役に立てればと考えています。
ドライバーの方も『事故を起こさない』という気持ちで
ハンドルに向き合い、今年こそ、一人ひとりが
交通事故のストッパーとなって、『安心・安全な愛知』を実現させましょう」

<自身は史上4人目の通算200セーブに王手をかけているが、
4試合足踏み中。平常心でその時を待つ>
「こればっかりは仕方ないですが、早く出番がくるといいですね。
あまり自分に負担をかけないようにします」
(中スポ、中日新聞スポニチ名古屋


◇和田一浩
<5月に入って失速しているが、地元・岐阜に凱旋登場。
12日の東京ヤクルト戦で先発が予想される一場靖弘は
昨年こそ対戦していないが、西武時代は打ちまくった相手。
05年からの3年間、『楽天・一場』に対して、
27打数11安打1本塁打、4打点の打率.407。
浮上のキッカケをつかむ相手としては申し分ない>
「相性がいい? そういうイメージはないんですけどね。
一場という投手はいいときと悪いときの差が激しい。
いいときは手が付けられないけど、
悪いときに打ったのかもしれませんね」

<4月こそ好スタートを切ったが、5月に入ってブレーキ。
4試合連続で無安打など一時は打率2割5分台まで落ち込んだ。
だが、前日まで3試合連続安打を記録するなど、徐々に調子は上向いている。
そんな中での岐阜での試合は心強い。
公式戦初出場となった昨年は3打数1安打と初安打をマーク。
オープン戦でも通算17打数8安打の打率.471。
たかがオープン戦とはいえない故郷の後押しがある。
この日は岐阜に移動して、9連戦の疲れを癒やしたが>
「岐阜? そんなに意識はしないんですけどね。
でも声援はうれしいですね」
中スポ

◇荒木雅博
<18打数6安打で打率.333、3打点と
相性の良い岐阜での活躍を誓って>
「その数字だけ考えながら頑張りますよ」

<前カードの巨人戦では3連敗を喫するなか、
毎試合安打を放っており、調子も上向いてきた>
「(本調子には)まだもう少しですね。
暑くなったら良くなると思うから、頑張っていきます」
(中スポ)

◇トニ・ブランコ
<7日の広島戦で左翼天井のスピーカーを直撃する
認定本塁打を放ったが、直撃個所に目印をつけるプランが浮上>
「チームのためにもまた大きい一発を打ちたい」
おおさか報知

◆加茂広報部長
<ブランコの特大弾がナゴヤドームの歴史に刻まれる可能性が浮上。
今後、ドームに観戦に訪れるファンのため、
認定本塁打の直撃個所にマークや印をつけるプランを披露>
「決定権は球場側だけど、スピーカーに色を塗ったり、
マークをつけたらおもしろいね」
おおさか報知

◆近藤営業部長
<初の認定本塁打は全国にニュース映像が流れたほどの
衝撃だったが、そのインパクトを売り上げに結びつける狙い>
「ブランコは売り出さないといけないと思っている。
まだ確定したものはないが、
いろいろなアイデアを出している段階です」

<検討されているのはまずTシャツなどのグッズ販売。
直撃弾を放った瞬間の写真をTシャツにプリントして
売り出すというプラン>
「広島のブラウン監督がベースを投げて退場になった時に
つくったTシャツが売れていた。ああいうイメージです」
ニッカン


◆中村公治
<中スポ『若竜なび』より。
5日の社会人野球との交流戦・ベーブルース杯の決勝では、
勝負を決める適時打で大会MVP。上昇気流の中で手にした勲章に>
「(ウエスタン・リーグの)開幕からしばらくは
ずっと打てませんでしたけど、やっと3割近くまでもってきましたよ」

<4月上旬まではどん底だった。
ウエスタン開幕戦で適時打を1本放って、それっきり。
4戦目で早くもスタメンから名前が消え、
代打や途中出場でも結果が出なかった>
「バッティングが唯一の売りですからね」

<悩みの中、転機は意外なところに転がっていた。
全体練習のメニューを消化すると、
バットを振るよりも走ることを選んで、
上田コーチに頼んで、通常より走る量の多いアメリカンノックを受けた。
4月12日を境にして、以降11戦で39打数16安打。
ベーブルース杯でも18打数5安打と安定した打撃を披露>
「あまりにも打てなかったんで、
バッティングと違うことをしようと思ったんです。
気分転換と思っていたのが、結果的に吉に出ましたね。
前は疲れて粘りがなくなっていましたから。
今は下半身が安定しているんです」

<大会MVPのトロフィーは2歳の長男に、
こどもの日のプレゼントとして持ち帰った。
6日に28歳になったばかりの若者が、父親の顔になって>
「でもね、家族にも親せきにも言われるんです。
ナゴヤドームのお立ち台で、ぬいぐるみをとってこいって」

<その後も打ち続け、
10日の福岡ソフトバンク戦までで打率308と、大台に乗せた>
「まず上(1軍)に行くことです。だからファームで結果を出さないと」
中スポ

◆小田幸平
<4月29日に出場選手登録を抹消されていたが、1軍に復帰。
ナゴヤドームでの練習に参加し、キャッチボールなど汗を流す。
慎重に言葉を選んだが、小川が2軍落ちしたため再昇格が濃厚>
「まだ登録されたわけではありませんから」
(中スポ)


今日の公示。(11日) 

◆セ・リーグ
【出場選手登録抹消】
▼中日 小川将俊捕手
(再登録は21日以降。公式サイト共同通信社


【ドラゴンズ・今週の日程】
12日(火)対東京ヤクルト (18:00・岐阜メモリアルセンター長良川球場)
13日(水)対東京ヤクルト (18:00・ナゴヤドーム)
14日(木)対東京ヤクルト (18:00・ナゴヤドーム)
15日(金)対横浜 (18:00・ナゴヤドーム)
16日(土)対横浜 (15:00・ナゴヤドーム)
17日(日)対横浜 (14:00・ナゴヤドーム)

<ファーム>
12日(火)対オリックス (12:30・ナゴヤ球場)
13日(水)対オリックス (12:30・ナゴヤ球場)
14日(木)対オリックス (12:30・ナゴヤ球場)
16日(土)対阪神 (12:30・上富田スポーツセンター野球場)
17日(日)対阪神 (12:00・上富田スポーツセンター野球場)


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
先週末の巨人戦では、悪夢の敵地3タテ
特に第3戦などは、打線が奮起し再逆転までしながら、
投手陣が踏ん張れずに敗れ去るなど、
今一つチーム全体が噛み合わない状態。
ファンとしても歯がゆく思うシーズンが続いていますが、
まあ少しずつながら、主力選手「動き始め」ましたし、
徐々ではありますが、上向いているようなムードも。
ガマンこそまだまだ続いていくでしょうが、
うまく勝ちパターンを築き、白星を掴んでほしいところ。

現在3連敗中で、5位に位置するドラゴンズですが、
次週からセ・パ交流戦に突入するため、
今回の6連戦で、リーグ戦としてはひとまず区切り
岐阜で1試合戦い、地元・ナゴドで5連戦という日程。
今季はホームゲームでもあまり良いところが見られませんが、
前日のブランコ衝撃弾、さらに立浪サヨナラのように
劇的な勝利で、詰めかけたファンを沸かせる展開となってくれたら。

そんななか迎える東京ヤクルト戦ですが、
今季ここまでの対戦成績が、なんと1勝5敗と散々。
神宮での初戦、藤井の勝ち越し打などで、
1つ勝った以降、神宮で2つ続けてやられ、
2週前の豊橋でやられ、そしてナゴドでまさかの3タテ
巨人に続いて、苦手球団に続けて当たってしまうとは、
まるで傷口にスリスリと塩を塗られているよう。
キツイなあと、ボヤキたくもなりますが、
まあ移動日で、少し英気を養えたこともありますし、
まずは岐阜で直接対決の連敗を止め、悪い流れを変えてほしいですね。

気になる先発予想としては、初戦から
朝倉-一場、浅尾-石川、そして吉見-高市俊の順。
ドラゴンズ的には、表ローテといえる面々ですが、
今一つ勝ち星を重ねられていないのがツライなと。

まずは初戦、2週前の豊橋に続き、
地方球場東京ヤクルトと対戦する朝倉
連敗ストッパーとしての期待もかかりますが、
4番に座るであろうデントナに注意してほしいですね。
中日戦打率.348、1本塁打、5打点の新外国人をいかに封じるかが、
それこそがツバメ退治へのカギとなってきそう。
チームとしてもやられっぱなしはいけませんし、
朝倉自身も豊橋での痛恨の一球の借りを
きっちりと返すためにも、そこに重きを置いてほしい。
屋外で汗ダラダラのなかの奮投を大いに楽しみにしています。

また2戦目の浅尾は、前回の広島戦が投打に奮闘
投球的には納得いかない部分もあったようですが、
チームトップとなる3勝目もマーク。
東京ヤクルト戦は、2試合続けてやられていますが、
三度目の正直で雪辱し、交流戦登板へと繋いでほしいなと。
そして3戦目濃厚の吉見は、勝ち星こそがクスリとなりそう。
ある意味軸にならないといけない右腕が、
まだ2勝しかできていないというのが、チーム低迷の原因の1つ。
安打を打たれつつもしっかり粘り、
約1カ月振りとなる勝利を掴んでほしいです。


一方、打線は前週の広島戦で
スタメンオーダーをシャッフルしましたが、
結局はアライバイバアラがなった程度で、
また元の位置に落ち着いてきたような感が。
それでも不調を極めていた森野、和田に復調の兆し。
そしてここにきて4番・ブランコ株が急上昇。
球団側「売り込み」を始めるようですし、
ぜひとも前週見せてくれた勝負強さを今週もキープしてほしいなと。

凱旋で光輝け!また今カードの初戦は、
岐阜・長良川球場での開催。
そうなる『凱旋』となる和田のバット
期待したいものですね。
11日・巨人戦の9回には、
センターオーバーの大きな二塁打。
打点こそなかったものの、
一時の底からは
抜けたように見えますし、
これ以上ない大声援の後押しを受けて、
ぜひとも打棒完全復調となってほしいと願うばかりですね。


8ゲームも離れている「巨人を追っかける」には、
それ相当のチーム力アップが必要。
しかし備えているであろう底力というものは、
他球団も警戒していることでしょうし、
そういうチームに戻るべく、一歩一歩体勢を整えてほしい。
交流戦まで残り6試合、まずは初戦を取って、
連敗を止めて、5月反攻リスタートへのきっかけにしたい。
そのためにも集中して、つまらないミスのないゲームを。
投打の主役が凱旋する岐阜での初戦、頑張ってもらいましょう。

2009年5月11日 (月)

先制再逆転16安打実らず、Gに今季2度目の3タテ。

打線が沈黙し、力投のチェンを援護できず、
敵地・東京ドーム巨人に連敗したドラゴンズ
5月9連戦ラスト、デーゲームでの第3戦は、
序盤から打線が奮起し、毎回得点を奪う幸先良い展開
しかし先発・川井が3点リードを守れず、
5回に小笠原、ラミレスの連続被弾で逆転を許すと、
8回に代打・立浪、井端の連続適時打で再逆転しながら、
そのウラ5番手・齊藤坂本痛恨の2ランを被弾。
逆転負けを喫し、対巨人今季2度目の3連戦3連敗
今季ワーストタイの借金4で、5位転落となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 9回戦
(10日・東京ドーム | 中日2勝7敗)
43185人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 ×
[敗] 齊藤(16試合2勝1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
川井、小林正人、小笠原、高橋、齊藤 - 小山、谷繁

◇対巨人9回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数2安打1打点)
2 (二)荒木  (5打数1安打)
3 (三)森野  (5打数4安打)
4 (一)ブランコ (3打数2安打3打点)
5 (左)和田  (5打数1安打)
6 (右)野本  (5打数3安打1打点)
7 (中)藤井  (2打数無安打)
8 (捕)小山  (3打数無安打)
9 (投)川井  (2打数1安打1打点)

【得点経過】
<1回・中日> P・東野
井端左前打、荒木二ゴロ二封、
森野初球荒木二盗失敗、森野二塁強襲ヒット、
ブランコ初球・東野暴投、
2死二塁から、
ブランコセンター返し適時打(D 1-0 G)

<1回ウラ・巨人> P・川井
坂本右中間二塁打、松本捕犠打、
1死三塁から、小笠原道大ライナー右犠飛(D 1-1 G)

<2回・中日> P・東野
野本左前落とす安打、藤井スイング取られ三振、
小山二ゴロ進塁打、
2死二塁から、
川井一、二塁間鋭く抜く適時打(D 2-1 G)

<3回・中日> P・東野
荒木右飛、森野センター右突破二塁打、
1死二塁から、
ブランコ中低め直球右前適時打(D 3-1 G)
和田レフト伸びるライナーグラブの中入る、
2死一塁から、
野本外スライダー・
レフトフェンス最上部直撃適時二塁打(D 4-1 G)


<4回ウラ・巨人> P・川井
小笠原道大一ゴロ、ラミレス右前打、内外れ四球、
1死一、二塁から、イ・スンヨプ中高め甘く入る直球・
左中間突破2点二塁打(D 4-3 G)

<5回ウラ・巨人> P・川井
野間口見三振、坂本左前打、松本粘り遊ゴロ坂本二進、
2死二塁から、小笠原道大外スライダー・
右中間最前列飛び込む2ラン(D 4-5 G)
2死から、ラミレス外低めチェンジアップ・左中間上段本塁打(D 4-6 G)
初球左前打・川井KO

<6回ウラ・巨人> P・小笠原孝 捕・谷繁
木村拓也外外れ四球、鶴岡投犠打、
1死二塁から、野間口見三振、坂本詰まり右飛

<7回・中日> P・野間口
井端一小フライ、荒木中前打、
P・古川
森野右翼線落ちる二塁打、
P・西村健太朗
1死二、三塁から、ブランコ右翼フェンス際犠飛(D 5-6 G)
2死三塁から、和田外直球空三振

<7回ウラ・巨人> P・小笠原孝
松本遊ゴロ、小笠原道大一塁線突破二塁打、ラミレス左前打、
1死一、三塁から、二ゴロ・三走小笠原道大三本間挟殺、
2死一、二塁から、イ・スンヨプ外低めスライダー空三振

<8回・中日> P・西村健太朗
野本ボテボテ一塁線ゴロオンライン内野安打、
藤井捕犠打、谷繁初球左前打、

P・山口
1死一、三塁から、代打立浪フルカウント内高めスライダー・
一塁線突破適時二塁打(D 6-6 G)

代走岩﨑達郎
1死二、三塁から、井端初球中直球中前適時打(D 7-6 G)
1死一、三塁から、荒木中高め直球遊ゴロ6-4-3併殺

<8回ウラ・巨人> P・高橋
木村拓也初球右前打・代走鈴木鶴岡投犠打、
脇谷初球左中間飛、
P・齊藤
2死二塁から、坂本内低めシュート左中間越え2ラン(D 7-8 G)

<9回・中日> P・山口
左前打
P・M・中村
ブランコスライダー攻め・外スラ空三振、
和田外スライダー中越えフェンス直撃二塁打、
1死二、三塁から、野本外スライダー空三振
P・越智
2死二、三塁から、ストライク入らず藤井敬遠
2死満塁から、谷繁中高め打ち損じ一邪飛、試合終了。



【ゲームレビュー】
今季3度目の同一カード3連敗で、5位転落
長打力にねじ伏せられた。8回2死二塁で登板した
5番手・齊藤坂本逆転2ランを浴びた。
序盤から点の取り合い。1点を追う8回1死一、三塁から
代打・立浪の適時二塁打で同点とし、
井端が勝ち越し打を放ったが、守りきれなかった。巨人は5連勝。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


敗れると、早くも今季2度目の
対巨人戦3タテを喫することになる第3戦。
9連戦の最後の最後で、相手は4連勝中
さすがにそろそろ止まるころなうえに、止めないといけない
初回からヒットを連ねて先制、ゲームのペースを握り、
一度は逆転されたものの、8回にベテランの連打再逆転
にも関わらず、勝ちきれず再々逆転を許してしまう…。
最終回まで息詰まる展開のシーソーゲームは、
踏ん張りきれず、空中戦にしてやられての1点差負け
悪夢の3タテを喫し、9連戦を4勝5敗で終えることとなりました。


ここで打つかよ…。それにしても、
勝ちきれないですね。
空調のきかない東京ドームで
3時間48分の戦いを
見終えてからきたものは、
喜びではなく、虚脱感極度の疲れのみ。
ファンにとってはかなりダメージが大きな黒星となりましたね。
人それぞれ感じ方とらえ方は違うでしょうが、
自分的には「勝てる」と思った瞬間がいくつもあったなと。
初回に中4日でボールが来ない東野を攻め込み、
森野、ブランコの連打で先制点を奪ったとき。
さらに2回に、投手の川井が野手顔負けの
一、二塁間突破のタイムリーを自ら放ち、2点目を奪ったとき。
そして8回、代打・立浪、井端の連続タイムリーが飛び出し、
主力の底力でゲームをひっくり返したとき。

ただ7-6という1点差は、この球場では、
セーフティーリードにはならない。
二転三転の乱打戦なだけに、まだ一波乱ありそう。
それを防ぐためにはもう一押しほしい。
ただそのとき、併殺網にかかってその1点が奪えなかった。
荒木も積極的にいったのでしょうが、飛んだのはショート正面
さすがにあのときはちょっとガックリきましたね。

そしてそのウラ、高橋がわずか3球で2死二塁として
迎えるは、今季やられまくっている坂本
そのまま高橋で行き、坂本を歩かせ、
次の松本で勝負という手もありましたが、
ベンチは高橋から齊藤へのスイッチ、そして勝負を選択
前回の対戦では内へのボール坂本を抑えていたという齊藤
そういう印象もあってのことだったのでしょうが、
逆に内で攻めてくることが読まれていたようですね。
そしてカウント2-1と追い込んでの4球目、
谷繁の構えた内角へシュートを投じたものの、
ボールが若干甘く入ったところを叩かれると、
まさに巨人らしい点の取り方といいますか、
ものの見事に左中間に飛び込んでしまっての痛恨の2ラン
思った以上に伸びたこともありましたが、
何でこういう打球が、こういうところで出てしまうんだ、と。
勢いのある若者にしてやられた逆転劇
投げた齊藤を責めることはしませんが、
この場で齊藤しか投入できず、
岩瀬に繋げない中継ぎ陣層の薄さ
その辺がとてもツラく感じた瞬間でもありました。


接戦をモノに出来ずに、
今季33試合目で早くも3度目の3タテ
確かにダメージこそ受けましたが、
ただショックというのは、殊の外少なかったですね。
というのは、やはり本塁打なしで16安打7得点
前日に監督「やっと野球らしくなってきた」と話していましたが、
この日はチームに躍動感と、さらに粘りもあったと思いますし、
絶対に負けられない、何とかするという必死さも、
随所で出ていたように感じました。
まあ結果的に勝利には結びつかなかったものの、
この一敗ナインがそれぞれ何かを感じてくれたのでは。
これで今季の巨人戦は、2勝7敗
昨季の阪神戦のように一方的になってしまいそうですが、
交流戦後、7月の再戦の際には、絶対にやり返してほしいなと。
そのためにはそこまでの間に、さらにチーム力を高めること。
そして選手個々自身の役割
遂行できるようになっていることが必要となるでしょう。


悪夢の3タテを喰らって、失意のまま地元に戻り、一休み。
そして12日からは、交流戦前最後の6連戦となってきます。
その対戦相手となるのは、巨人同様
今季やられている東京ヤクルトと、逆に得意にしている横浜
今季ワーストの借金4ということで、
交流戦前までに5割に乗せるためには、かなりのハイスコアが必要。
現状のチームではちょっと難しいかなと感じつつも、
何とか1つでも少なくしておきたいところですね。
まずは岐阜東京ヤクルトと当たることとなりますが、
竜キラーの館山はこの日松山で登板したようですし、
今回は来なくて、まずはひと安心
ただ他の投手をいかに打つか、さらにミスを減らすことが、
ツバメ軍団を倒すためのカギとなってきそう。
チーム的はまだまだ苦難の道が続いていくでしょうが、
少しずつは上向いていると信じつつ、
今週の戦いを見守っていこうと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(10日)

●齊藤信介

<1点リードの8回、坂本に逆転2ランを浴び今季初黒星。
カウント2-1からシュートをレフトスタンドに運ばれた。
まさかの被弾にマウンド上でぼうぜん>
「投げた瞬間はいいと思ったんですが、狙いより曲がらなかった。
腹をくくって投げたんですけど…。空振りだと思った。
腕をたたんで打たれたから、バットの芯じゃないと思ったのに…。
(ボール)もうひとつ分、内に投げられなかった。力不足といえば力不足」
中スポ中日新聞時事通信ニッカン

●谷繁元信
<8回、齊藤が坂本に痛恨の2ランを許したが、
要求した内角よりもわずかに甘く入ったシュートを悔やむ>
「(坂本が)自然にバットが出たのか、狙ったのかは
本人に聞かないと分かりませんが、
ホームランを打たれちゃダメな場面で打たれた。
お互いに意図したボールじゃなかったような気はします。
思ったことが(齊藤に)伝わっていないのは、こちらの責任です」
中スポ中日新聞共同通信社ニッカン


●トニ・ブランコ
<1回2死二塁、巨人先発・東野から中前へ先制適時打を放つ>
「(打ったのは)ストレート。
ランナーが二塁にいたんで集中して打席に入った。打ててうれしいです」

<3回1死二塁でも右前適時打を放ち、7回の右犠飛を含めて3打点>
「いいところに飛んでくれた」

<3打数2安打の暴れっぷりで9試合連続安打と調子も上向き。
5月に入ってから無安打に終わった試合は一度もない。
これで得点圏打率はチームトップの.432。
主砲としての存在感を大いに示したが、
敗れただけに、試合後は喜ぶことはなく、
悔しそうに押し黙り、帰りのバスに乗り込む>
「たとえ打ったとしても、負けてしまったのでうれしくはない」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

●井端弘和
<8回1死二、三塁に、一時勝ち越しの適時打。
2回にはダイビングキャッチの華麗な守備もみせ、
ヒーローになるハズだったが、悔しがり>
「勝たないと意味がないです…」

<惜敗にも、打線のつながりには手応えを感じて>
「点を取られてもあきらめずに、
最後まで粘って、こういう展開になったし、
最後もあと1本、というところまでいった。
(チームが)ちょっとずつ良くなっていると思います」
(中スポ、サンスポ

●立浪和義
<1点を追う8回1死一、三塁で代打登場。
左腕・山口から、一塁線を鋭く破る同点二塁打を放つ。
自身の持つ通算最多記録を483に伸ばす会心の今季初二塁打。
フルカウントから内角へのスライダーを引っ張った>
「すべての球種を考えておかなければいけない場面。
(すべての球種に)対応できるように構えていた。
スライダーを反応で打てた。いい形で次につなげられた」

<井端が勝ち越し打を放ち、一時は試合をひっくり返した。
しかしそのウラ、リリーフ陣が逆転を許し、競り負け。
試合後も厳しい表情で帰りのバスに乗り込む。
ただ巨人の空中戦に本塁打ゼロで対抗したのも間違いない事実>
「最後、越智まで引きずり出したし、
こういう粘りでやっていけば勝てると思う。
今日のように粘っていけば何かが起こる。前向きにやっていくしかない」
(中スポ、中日新聞

●森野将彦
<ここまで打率.221と苦しんでいたが、
二塁打2本を含む、5打数4安打と復調の気配>
「当たりが戻ってきた? 今日は。
いいきっかけになればと思います」

<齊藤が逆転被弾した直後の9回には
先頭で左前打し、食い下がった
言葉の端々に主軸としての責任感をにじませて>
「あきらめない気持ち? それは当然です」

<開幕後10試合をすぎたころから不振に陥り、
自身の打撃成績とともにチームの得点力も下降。
しかしこの日は甘い変化球をきっちりとらえて固め打ち。
それでも負け試合の重苦しさの中で、あえて自らにムチ打つ言葉を選び>
「当分来ないでしょう。
調子が戻ってきた、もう大丈夫、と言える日は。
今日打ったからといって明日も打てるかは分からないが、
これがきっかけになればいい」

<この日の試合前練習ではフリー打撃の後、
落合監督に直接の打撃指導を受け軸足の使い方を修正。
主軸として、自分でも納得できる輝きを得るその日までもがき続ける>
「まだもがいている最中です。
言葉にできるほど簡単なものでもないし、甘いものでもないですから」
中スポサンスポ

●野本圭
<5試合ぶりにスタメン出場したが、3安打と気を吐く。
2得点、1打点とすべての安打が得点に絡んだが、
試合後は1点を追った9回の打席で三振に倒れたことを猛反省>
「最後、外野フライでも何でもいいから
ランナーを返さないといけないところで三振してしまった。
自分はまだまだです」
(中スポ)


●川井雄太
<1点リードの5回2死。
勝ち投手の権利まであとアウト1つに迫りながら、
連続本塁打を浴びて、壮絶なKO。
ベンチへ戻ると、悔しさのあまりグラブをいすへ激しく投げつけた。
小笠原の逆転2ランが痛すぎた。カウント2-2と追い込んでから、
勝負球のスライダーが真ん中近くへ吸い込まれるように曲がった>
「(2死一塁で)一塁が空いていることは頭にありましたけど、
カウントが有利になったので。
勝ち投手のことは頭にありませんでしたが…。
打者のみなさんに打ってもらったのに、本当に申し訳ない」

<ショックを引きずったまま続くラミレスには
左中間へ完ぺきに運ばれた。
立ち上がり3イニングを1安打に抑えていたが、まさかの『暗転』。
2回にはプロ初打点となる右安打を放ったものの、その喜びも消え去り>
「低めへ投げることの大切さを思い知りました。
低めならば打たれても大きいのはないはずですから。
もっと低めで勝負するべきだった」
(中スポ、中日新聞サンスポ時事通信

●小笠原孝
<今季初登板が上々のリリーフを見せる。
マウンドに上がった6回をノーヒットでゼロに抑えると、
7回は1死二、三塁のピンチを招いてから、
谷、イ・スンヨプを二ゴロ、三振でピシャリ。
貫禄の2イニング無失点で味方の反撃を引き出して>
「きょうは力みすぎた。ボールが全体的に高かった」

<ベテランらしく冷静に振り返ったが、
今後は先発での起用も十分にあり得る>
「チャンスがあれば頑張ります」
(中スポ、サンスポ


●樋口サブマネジャー
<選手たちが来る1時間半ほど前に球場入りし、
がらんとしたナゴヤドームでランニングを始める。
本拠地での試合前、仕事はこのランニングから>
「投げるための準備です。
走っておかないと投げられないし、ケガをしてしまったら
一緒に投げている方たちにも迷惑をかけますから」

<一昨年引退した左腕が『登板』するのは、
若手選手たちが早出特打をするとき。
早出で投げるのは球界では担当コーチが投げるのが一般的だが、
ドラゴンズでは他にも松永監督付広報と寺西1軍総務も投げる。
三輪ブルペン捕手もルイス通訳兼ブルペン捕手も投げる。
それぞれの本業とは関係なく、目に見える成果も残せないが、
ひそやかな楽しみもある>
「若い選手が活躍してくれることがうれしいんです。
去年、早出で投げていた西川がヒットを打ったとき、
寺西さんと2人で大喜びしました」

<こんな献身を続けながら、まだ納得しないという。
漠然とではなく、明確に課題を持っている>
「自分が投げるようになって、
あらためて打撃投手さんのすごさが分かりました。
同じ回転の球を、同じリズムで投げ続ける。すごく難しいんです。
難しいですけど、投げる以上は
打撃投手さんのレベルを目標に置いています」
(中スポ)


●落合監督
<早くも今季の巨人戦で2度目の3連戦3連敗。
一度は逆転しながら力負けしたが、意外にも笑みを。
破れはしたが、打線は16安打7得点>
「やっと野球らしくなってきた。
ようやく(チームが)動き始めたというところ。
あとはそれをいかに勝ちに結びつけるかだ。
勝ち始めたら前に進める。
ようやくスタートと思えば、いいんじゃないか」

<巨人の一発攻勢はしょうがない?の問いに>
「ホームラン? しょうがないことはない。
本塁打を打たれたことを、
しょうがないといってしまったら、何も始まらない」

<地上攻撃で対抗できたことには手応えを>
「野球にはなってきてる。
ここ(巨人)を追っかけられるのはうちだけ。
ここから始まると考えればいいし、これから追っかけますよ」
中スポ中日新聞スポーツ報知共同通信社
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(10日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
福岡ソフトバンク-中日 8回戦
(10日・津久見市総合運動公園市民野球場)
  100 000 000 = 1
  110 901 40× = 16
[敗] 岩田(7試合1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー] 岩田、長峰、清水昭信、金剛 - 前田
公式サイト・戦評

●小林投手コーチ
<公式戦初先発、4イニングを投げ8安打5四球11失点。
プロの洗礼を浴び、大きく崩れたルーキー・岩田について>
「フォアボールを出して打たれるという最悪の内容だった。
プロ野球の厳しさを知るにはいい経験になったと思う」
中スポ

●井上一樹
<今のドラゴンズは2軍でも出番を巡る競争が激しくなっている。
今季は捕手以外のケガ人が少ないだけに、それぞれ出場機会は薄くなる。
もちろん2軍にいる実績のあるベテランにも特権は与えられない。
出場機会を求め、若手と一緒に汗を流している。
そんなベテランから先日、こういう言葉を聞いた>
「1軍とか2軍とか、そういうことは考えないようにしたんだ…」
(中スポ<ドラ番記者>

2009年5月10日 (日)

竜好機に一本出ず、チェン完投報われず連敗。

4併殺の拙攻と投手陣が軒並み乱調
東京ドームでの巨人との初戦を落とし、
5割復帰が足踏みとなってしまったドラゴンズ
迎えた第2戦は、巨人先発・ゴンザレスを相手に
序盤から再三好機を作りながらもあと一本が出ない展開。
3点ビハインドの8回、ブランコの適時打で
ようやく1点を返したものの、2死満塁の好機に藤井が三振。
またもや一本出ずに、反撃はここまで。
8イニングを投げ抜いたチェンを援護できず、連敗となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 8回戦
(9日・東京ドーム | 中日2勝6敗)
42047人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 ×
[敗] チェン(6試合2勝2敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
チェン - 小山

◇対巨人8回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数1安打)
2 (二)荒木  (5打数3安打)
3 (三)森野  (4打数1安打)
4 (一)ブランコ (4打数1安打1打点)
5 (左)和田  (3打数1安打)
6 (右)小池  (3打数1安打)
7 (中)藤井  (4打数1安打)
8 (捕)小山  (3打数無安打)
9 (投)山井  (3打数無安打)

【得点経過】
<1回・中日> P・ゴンザレス
井端遊ゴロ、荒木中前打、
森野2球目荒木二盗、森野遊ゴロ進塁打、
2死二塁から、ブランコ低めスライダー空三振


<1回ウラ・巨人> P・チェン
坂本一邪飛、松本中前打、
小笠原5球目松本盗塁失敗、
小笠原四球、ラミレス外フォーク右飛

<2回・中日> P・ゴンザレス
和田左前打、小池左前打、
藤井ボテボテ捕ゴロ・阿部三塁送球封殺、
小山一ゴロ進塁打、
2死二、三塁から、チェン外スライダー二ゴロ


<2回ウラ・巨人> P・チェン
三ゴロ、イ・スンヨプ右ひじ死球、
1死一塁から、阿部外スライダー運ばれ右越え2ラン(D 0-2 G)

<3回・中日> P・ゴンザレス
井端二ゴロ、荒木遊直、森野左中間突破二塁打、
2死二塁から、ブランコ外縦スラ空三振


<4回・中日> P・ゴンザレス
和田中飛、小池遊ゴロ、
藤井中前打、小山3球目藤井二盗、5球目ゴンザレス暴投、
2死三塁から、小山左中間飛球・松本背走キャッチ


<5回・中日> P・ゴンザレス
チェン遊ゴロ、井端遊ゴロ、
荒木左前打、森野2球目荒木二盗、森野左飛


<6回ウラ・巨人> P・チェン
小笠原左飛、
1死から、ラミレス内低めスライダー左中段本塁打(D 0-3 G)
中前打、イ・スンヨプ右前打、
1死一、二塁から、阿部二ゴロ4-6-3併殺

<8回・中日> P・山口
井端二ゴロ、荒木右翼線二塁打、
森野外高めスライダー見三振、
P・越智
2死二塁から、
ブランコ内直球バット折れるも
二塁後方右前落ちる適時打(D 1-3 G)

和田四球、代打立浪四球、
2死満塁から、藤井外直球空三振

<9回・中日> P・越智
代打野本高めつり球空三振、代打デラロサ三ゴロ、
井端右前打、荒木中フォーク遊ゴロ、試合終了。



【ゲームレビュー】
連敗でこのカード負け越し
チェンが本塁打2発に沈んだ。
2回1死からイ・スンヨプに死球。阿部に右へ先制2ランを浴びた。
6回にはラミレスのソロ本塁打で追加点を許した。
5回まで毎回安打を放って得点圏に走者を進めたが、
点を取れなかったのが最後まで響いた。
巨人は4連勝で両リーグを通じて20勝一番乗り。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


『好機に一本出ず』というのは、
こういうゲームのことを言うのでしょうね。
↑の得点経過で振り返っても、
ヤクルト時代から苦手にしていた感のゴンザレス相手に
1回から5回までは、毎回のように得点圏に走者を進め、
再三チャンスを作りながらも、
あと一押しが出来ないじれったい展開
まあ併殺だらけの前日に比べたら、
よっぽど希望のある打線とは思いつつも、結局は拙攻に泣くことに。
3日の横浜戦同様、先発・チェンを援護できませんでしたね。

2回の2死二、三塁は
打順の巡りが悪かったので、仕方ないとしても、
8回のチャンスは、活かしてほしかったなところ。
要所を締められていたゴンザレスが降板して、
代わった巨人の風神雷神?を相手に1点を奪い、
なおも連続四球でつないで、2死満塁。
ここでもう一押し出来ていたら…。
迎えたのが、今季成長著しい藤井だっただけに、
「何かやってくれそう」とわくわくしながら、
その可能性にかけてみたものの、
早々ファウルで2ストライクに追い込まれると、
その後もファウルで2球粘りはしたものの、
最後は外へのストレートを振らされ、空振り三振
その直前に「貫禄の四球」を選んだ立浪との差が
見え隠れしてしまいましたが、まあこれも成長への糧
今後こういう場面で、藤井がどういう風に対処できるようになるか、
その辺を楽しみにしようと、前向きにとらえさせてもらいました。

この日も荒木を2番に戻すなど、試行錯誤が続く打線。
ただその荒木が2盗塁、藤井が1盗塁と、
足を駆使しはじめましたし、
落合監督「ちょっと野球らしくなってきた」とコメント。
もちろん目先の1勝もほしいですが、長いシーズン。
それなりに収穫のあった負けと見ても良いのでは。

2発に沈偉殷。それは同時に
先発のチェンにおいてもそう。
好投しながらも2発に沈んで、
またもG戦今季初勝利はお預け。
ただボール自体は悪くないですし、
あとはその投球が
いかに打線とかみ合うかでしょう。
6回のラミレスの一発で
おそらくガクッときたものの、
その後のピンチを踏ん張り、
続投となった7、8回の2イニングも
しっかりと抑えて、2試合連続の完投
被弾こそ悔やまれますが、その辺りは評価したいなと思いました。


3カードぶりに負け越しが決まり、
9連戦の星取りは、4勝4敗の五分となりました。
選手にとっておそらく疲れのピークでしょうが、
残り1試合、何とか踏ん張ってほしいですね。
第3戦は日曜日ということもあり、14時からのデーゲーム
ドラゴンズの先発は、中5日で川井が来るでしょう。
前々回の巨人戦、前回の横浜戦と2試合連続の好投。
それと同じように、1イニング1イニングを丁寧に投げてほしい。
一方、巨人の方は谷間のようですね。
中4日で東野が来るのか、昇格した野間口が来るのか、
その辺りとの対戦となりそうですが、
くれぐれも3連戦3連敗だけは、絶対に阻止してもらいたい。
「何とかしようという気持ちが強い」打線だけに
力みの部分も心配されますが、1打席1打席を大事に。
そしてなるべく平常心で打席に迎い、
「好機に一本」しっかり打ってほしいと期待します。


★プレーヤーズ・ボイス(9日)

●チェン・ウェイン

<8イニング3失点と踏ん張ったが、援護なく2敗目。
味方の貧打に泣かされた格好になったが、
すべてを背負って投げきった8イニング113球の完投。
試合後は勝者のように朗らかだった>
「きょうのピッチング(の調子)は別に悪くはない。
たまに抜けることはあったが、
真っすぐは走っていたし、変化球もいい感じだった。
(本塁打を打たれた球は)向こうのバッターがいいからしょうがない」

<2本の本塁打を除けば、文句のつけようのないピッチング。
ストレートはMAX151キロ。スライダーやカーブを織り交ぜて
強力打線をねじ伏せた。失点は2回阿部の2ラン、
6回ラミレスのソロによる3点だけ。
敗れた悔しさはあっても、『後悔』はなかった>
「打たれた2球とも失投じゃない。コースも高さもよかったと思う。
悪いボールではないけど、うまく打たれた。
それでも打たれたのだから、もう少し低ければよかったのかも」

<これで開幕から6試合に先発し、
すべての試合で失点は3点以下。防御率は1.60の低さをキープ。
不安要素を挙げるならば、巨人以外のカードでは
計22イニング無失点と完ぺきに抑えている一方、
巨人戦では3試合で23イニング8失点とやや苦しんでいる点。
それすら本人はこう言い切って>
「巨人? 昨年とイメージは変わっていないんですけど。
ぼこぼこに打たれているわけじゃない。心配はないです。
次に対戦する時はホームランに気をつけたい」

<試合中、ベンチでは谷繁から
『味方が点数を取ってくれないとは考えるな』と諭されたという。
打線も巨人を上回る9安打を放ちながら、
10残塁と拙攻が響いたが、反省を口に>
「逆転を信じて投げれば打たれる気がしない。
なかなか点を取ってもらえなかったが、
もともとは、自分が先に点を取られたことがいけない。
味方が点を取るまで抑えなくてはいけない。
自分も(2回のチャンスで)打てなかったですからね」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

●小山桂司
<巨人が誇る長打力に完敗したチェンについて>
「球自体は悪くなかった。巨人打線の怖さをあらためて感じた。
(6回の)ラミレスに対しては、
内角にストライクの直球を投げてはダメという打ち合わせがあった。
ミスしてストライクに入ったら本塁打になるんで、
それならスライダーの方がいいと思った。
ほぼボール球だったと思うんですが…。
あそこは配球ミス。外にいくべきだった」
中日新聞ニッカン


●トニ・ブランコ
<3点を追う8回2死二塁、越智のストレートに
バットを折られながらも、怪力で右前に落とす適時打。
これで8試合連続安打、4試合連続打点となり好調をキープ。
敗れたとあって言葉は少なかったが、
4番の仕事を果たせるようになってきた>
「適時打? 神様のおかげさ」
スポニチ名古屋

●荒木雅博
<敗戦のなか気を吐き、4月25日の巨人戦以来、
12試合ぶりとなる3安打の猛打賞。そして今季初の2盗塁。
ただ自身が9回に最後の打者となり、
敗れてしまっただけに、試合後は喜ぶことはなく>
「悔しいですね。(ゴンザレスは)とにかく
コントロールが良くて本当にいい投手なんで。
僕は頑張るだけですから」

<今季初の2番打者だったが、
昨年も後半戦は主に2番で出場しており、問題はなさそう。
影響はまったく感じさせず、存分に持ち味を発揮>
「打順はあまり関係ないです。(落合)監督が決めることですしね」
<昨季は対巨人戦で打率.207と苦しんだが、今季はこの日を含めて同4割。
チームが2勝6敗と負け越しているなか、好結果を残している。
新たな巨人キラーとなりつつある選手会長は前だけを見すえて>
「また、明日ですね」
中スポサンスポニッカン

●森野将彦
<昨季は6打数2安打とゴンザレスとは好相性。
この日も左中間二塁打を放ち、3打数1安打。
相性の良さは変わらなかったものの、
得点圏に走者を置いた3打席目は凡退。
打線として攻略できず、試合後は悔しがる>
「(投げる)ボールは同じです。甘い球もありました。
つながるときはつながるけど、つながらないときはつながらない…」
(中スポ)

●井端弘和
<1番に入って4試合目。過去3試合は
いずれも2打席目までにヒットを放っていたが、
ゴンザレスには3打席とも内野ゴロ。
変化球を軸の投球に変身した相手右腕に戸惑う>
「04、05年は打っていたと(2年計18打数7安打の打率.389)
思うんだけど、去年は(自分の)けがもあって
あまり当たっていないので(3打数無安打)イメージがなかった。
次当たったときは何とか打てるようにしたい」
(中スポ)

●石嶺打撃コーチ
<9安打を放ちながら1点止まりと、あと1本出ずに
拙攻を重ねた打線について、打席での気負いを心配>
「大事なところで打てなかった。
5回までは毎回、得点圏に走者を進めてるんだから、
早めに1本出てれば違ってくるんだろうけど。
何とかしようという気持ちが強いのかもしれない」
(中スポ、共同通信社

●英智
<8回、立浪の代走で途中出場。
そのまま右翼の守備につくと、小笠原の右翼フェンスに
直撃しようかというライナーをジャンピングキャッチ。
体ごとフェンスに激突しながらボールをしっかりつかむ。
名手が守備で起用に応えたが、ビッグプレーも
逆転の流れを呼び込むには至らず。引き揚げる足取りも重く>
「久しぶりだったんで試合に出られたことがよかったです」
中スポ


●笘篠外野守備走塁コーチ
<すごい後日談を聞いた。
4日・横浜戦の11回2死満塁、ライト野本が低いライナーを
ダイビングキャッチし、ゲームセットになった場面。
事前にベンチが一歩、前で守るように指示したのが、
大ファインプレーにつながったが、
実は、その裏には落合監督の驚異的な指示があったという。
プロであるコーチすら驚くほどの指揮官の先見の明>
「本当はもう少し後ろで守るように指示したんです。
でも監督が『もう少し前で守らせたらどうだ』と言われて。
最初の位置のままなら、ダイビングは難しかったと思います。
ワンバウンドで同点に追いつかれたかもしれません。
やっぱり監督はすごいです」
(中スポ<ドラ番記者>


●落合監督
<好機が続いた前半に適時打が
1本でも出ていれば、と悔やまれる展開。
ただ無抵抗の完敗ではなき、1得点ながら攻撃面では収穫も。
3盗塁と機動力もようやく機能し始めたことに手応えを口にして>
「ちょっと野球らしくなってきたな。もう大丈夫だろ」

<3点ビハインドで迎えた7回の攻撃。
あえてチェンに代打を送らず、8回まで続投させたことに>
「ほかに誰がいますか? 誰がいる?
野球はきょうだけじゃない。昨日もあれば明日もある」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(9日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 小笠原孝投手
【出場選手登録抹消】
▼中日 山井大介投手
(再登録は19日以降。公式サイト共同通信社

△小笠原孝
<前日の試合中に名古屋に強制送還。
この日登録を抹消された山井に代わって、今季初めて1軍に昇格。
ファームの福岡遠征に参加していたが、
前日8日の夜に通達され、この日の朝、飛行機に飛び乗ったという>
「昨日言われて、きょうの朝、福岡から来ました。
10時くらいの便に乗りました」

<前回登板の4月26日・オリックス戦で
8イニング無失点に抑えるなど、上り調子。
先発として起用されるとみられるが>
「与えられた場所で自分のできることをきっちりやっていきたいですね」
(中スポ、ニッカン


若竜トピックス(9日)

◆練習試合
福岡ソフトバンク-中日
(9日・雁の巣球場)
  001 102 000 = 4
  402 001 00× = 7
[D本] 前田
[Dバッテリー] 佐藤亮太、赤坂、清水昭信、河原、金剛 - 前田
(中スポ)

●前田章宏
<捕手にとってまず一番に要求される
キャッチングの技術。自身の意識を聞くと>
「もう8年目なので、
技術的なことはある程度はできてきたと思います。
あとはそれを試合でしっかりできるようにしていきたいと思います」

<捕球、送球など基礎的な反復練習には
恐ろしいほど長い時間を費やした。
この日の福岡ソフトバンクとの練習試合では本塁打を放った。
打撃も磨き、基礎はある。求めていたのは実戦。
そんな捕手に予想外の転機が訪れた。
チームを襲った『捕手受難』。
1軍で谷繁、清水将海が故障。不振の小田は2軍でリフレッシュ。
2軍の田中も故障。元気な捕手は1軍の小山、小川。
そして自身の3人だけとなり、必然的に2軍は1人マスクが続いた。
4月19日からはほとんどの2軍戦でマスクをかぶり、
中村捕手コーチのマンツーマン指導を受け、黙々と経験を積んでいる>
「今は試合の中での考え方を勉強しています。
試合中も中村(捕手コーチ)さんがずっと考え方を教えてくれています。
本当にいい経験をさせてもらってます」
(中スポ)

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2009年5月 9日 (土)

山井1回KO即強制送還、ブランコ弾も拙攻で大敗。

代打・立浪のサヨナラヒットで広島に劇的勝利。
良い流れで東京ドームに乗り込むこととなったドラゴンズ
5月9連戦最後のカードは、敵地で巨人との3連戦。
その初戦の明暗を大きく分けたのが、初回の攻防
表の攻撃で1死満塁のチャンスを併殺で逃したドラゴンズ
一方そのウラ、先発・山井が連続四球から3ランを浴びる始末。。
制球を乱して、わずか1イニングでKOとなった山井
即2軍落ちとなり、試合中にナゴヤへ強制送還となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 7回戦
(8日・東京ドーム | 中日2勝5敗)
42927人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 × 10
[敗] 山井(4試合2敗)
[D本] ブランコ6号
[Dバッテリー]
山井、ネルソン、菊地、小林正人、平井、高橋 - 小山

◇対巨人7回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数1安打)
2 (右)小池  (4打数無安打)
3 (三)森野  (3打数無安打)
4 (一)ブランコ (4打数2安打1打点)
5 (左)和田  (4打数2安打)
6 (中)藤井  (4打数2安打)
7 (二)荒木  (4打数1安打)
8 (捕)小山  (3打数2安打3打点)
9 (投)山井  (0打数無安打)

【得点経過】
<1回・中日> P・グライシンガー
井端四球、小池腹かする死球、
森野初球打ち上げ右邪飛、
ブランコバット折られ投ゴロ・グライシンガー弾く内野安打、
1死満塁から、和田外カットボール二ゴロ4-6-3併殺


<1回ウラ・巨人> P・山井
坂本高め抜け四球、松本ストレート四球、
無死一、二塁から、小笠原内低めカーブ右越え3ラン(D 0-3 G)
ラミレスセンターフェンス直撃二塁打・
藤井ダイレクトキャッチ主張・監督抗議も却下

<2回・中日> P・グライシンガー
藤井右中間突破二塁打、荒木二ゴロ進塁打、小山四球、
1死一、三塁から、代打野本内カットボール二ゴロ4-6-3併殺


<3回ウラ・巨人> P・ネルソン
亀井四球、
無死一塁から、イ・スンヨプ四球後の初球ライナー右越え2ラン
(D 0-5 G)

<4回・中日> P・グライシンガー
ブランコ中チェンジアップ左翼看板の上直撃本塁打(D 1-5 G)
和田右前落ちるヒット、藤井左前落ちるヒット
1死一、二塁から、荒木内直球二ゴロ4-6-3併殺
2死三塁から、
小山初球直球左翼線突破適時二塁打(D 2-5 G)
代打デラロサ初球左飛

<4回ウラ・巨人> P・菊地
坂本空三振、松本ストレート四球、小笠原右前打、
1死一、三塁から、ラミレス内スラ右前落とす適時打(D 2-6 G)

<5回・中日> P・グライシンガー
井端左前打、小池外カット三ゴロ5-4-3併殺・この日4つ目

<5回ウラ・巨人> P・菊地
阿部左中間突破二塁打、脇谷右前打、グライシンガー投犠打、
1死二、三塁から、坂本左犠飛(D 2-7 G)
2死三塁から、松本二塁ベース後方内野安打(D 2-8 G)

<6回・中日> P・グライシンガー
ブランコ右飛、和田叩きつけ三塁オーバーヒット、
藤井初球三邪飛、荒木三塁線突破二塁打、
2死二、三塁から、
小山中低めカット中前2点適時打(D 4-8 G)
代打谷繁詰まり中飛

<8回ウラ・巨人> P・高橋
小笠原左前打・代走鈴木ラミレス左中間打・代走寺内
亀井初球浅い右飛、
1死二、三塁から、イ・スンヨプ右前2点適時打(D 4-10 G)

<9回・中日> P・豊田
小山三ゴロ・寺内送球逸れエラー、
代打小川外高め見三振、井端初球詰まり二飛、
小池外フォーク三ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
拙攻 中盤までに4併殺打を打って好機を逸した
1回1死満塁から和田、2回は1死一、三塁から
代打・野本がいずれも二ゴロ併殺打。試合の流れを手放した。
投手は一発攻勢に沈んだ。山井小笠原に先制3ラン。
2番手・ネルソンイ・スンヨプに2ランを浴びた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


劇的なサヨナラ勝ちで勢いつけて、東京ドームへ。
2週間前の再現といきたいところでしたが、
終わって見れば15安打を許し、2ケタ失点での大敗
ただすべては、1回表ウラの攻防で決まってしまいましたね。

中5日での先発となったグライシンガーの立ち上がり、
制球が定まらず、井端の四球と小池の死球で無死一、二塁。
前回4月26日の対戦でも、4連打で一気に攻め込んだだけに、
今回も!?と大きな期待を寄せましたが、
「グライシンガーキラー」であるはずの3番・森野
初球、中のチェンジアップをあっさり打ち上げて右邪飛。
相変わらずの不調ぶりを見せてしまうと、
続くブランコの投ゴロをグライシンガーが弾いて内野安打。
1死満塁とチャンスが広がり、今度こそという場面で、
5番・和田が外のカットボールを叩くも、二塁正面のゴロ。
4-6-3と渡ってしまい、ダブルプレーで1点も入らずじまい。
その後も立ち直ることなく、
悪い状態が続いたグライシンガーだっただけに、。
ここで1点でも取れていたら、展開は変わっていたでしょうし、
ゲームのペースをおそらく握れていたはず。
そう考えると中軸中途半端な凡退は、
本当に悔やまれるものとなりました。


一方、それ以上にひどいなと感じたのが、先発した山井
前回登板・横浜戦では、制球が定まらず、4イニング4四死球5失点。
しかしその前の登板となった東京ドームでは、
巨人打線を7回までわずか内野安打1本に抑える快投。
両極端な面を見せている今季の背番号29ですが、
この日は前者の方が顔を出してしまったようで…。

立ち上がり、先頭・坂本に対して、
ボールが高めに抜け、四球を与えると、
続く松本にはストレートが全く入らず、四球
そして迎えるは、前夜3ランを放っている小笠原
初球スライダーが低めに外れ、これで7球連続ボール
おいおいどうなっちゃてるんだ?と思った矢先、
続く2球目、内角低めのスローカーブをガツン!
まさに打った瞬間という当たりは、
そのままライトスタンドへ飛び込む先制弾に。
どのボールを投げても決まらないため、苦肉の策のカーブでしたが、
ものの見事に対応されてしまい、一挙3失点
味方打線が初回、同じようなチャンスを逸していただけに、
この被弾が実に痛いものに感じましたね。

続くラミレスにもセンター右に運ばれるツーベース。
その後は亀井、イ・スンヨプを左飛に打ち取り、
アウトカウントこそ稼いではいるものの、制球は定まらないばかり。
特に心配になったのは、バランスを崩したか、
投球後に、前につんのめったようになったこと。
こんな風にフォームもバラバラになってしまっては、
その後も立ち直りが見込めない。
続く2回の打席に代打を送られ、この日はわずか1イニング、34球
ヒットこそわずか2本ながら、3四球1奪三振3失点。
そして試合終了を待たず、そのままナゴヤに強制送還されたとのこと。

これでほぼ決まり。前回の横浜戦の反省
全く生かせず、
同じように四球を出して、
同じように失点してしまう。
ほんと1週間、
何をやっていたんだ!

言いたくもなりますが、
せっかく良いボールを持ちながら、
こんなに荒れていては、
現状ではちょっと厳しいかなと。
きょうからは「放牧」となるようですが、
何とか制御できるフォームを固め、戻ってきてほしいと願いたいです。

立ち上がり、投手が不安定で同じように得たチャンス。
それを併殺で潰してしまったドラゴンズに対し、
一発で仕留め、ペースを握ってしまった巨人
その流れで今回のゲームは進んでしまった印象が。

ただそんななかで、ドラゴンズ的収穫だったのは、
4番・ブランコ連日の超特大弾
レフトスタンドの上の「ブルガリアヨーグルト」
「けむタンちゃん」の看板の境目あたりのその上の壁を直撃!
前日のスピーカー直撃弾もスゴかったですが、
またしてもパワーを見せつける衝撃の一発
さすがにこれには、巨人ベンチ脅威を感じたのでは…。
守備の方では、ベースカバーに入った平井
雑なグラブトスなどもありましたが、
打撃に関しては、すべて来日初となる
2試合連続本塁打、7試合連続安打、
そして3試合連続マルチとだいぶ上がってきているようですし、
2戦目以降は、勝利に貢献するアーチを期待します。


併殺連発の拙攻と、投手陣の乱調で、
せっかくの良い流れをフイにしてしまいましたが、
移動日ゲームということもありましたし、まあ切り替えること
そしてきょうあすと連勝して、勝ち越してくれればヨシでしょう。
ちなみに第2戦は、チェンの先発が濃厚。
相手が嫌がるキラーにも関わらず、今季巨人戦まだ未勝利
そろそろ本領を発揮して、しっかり白星を付けてほしいですね。
前回登板の横浜戦では見事な完封
その好投のなかで得たものを今回も披露して、封じ込んでほしい。
そして打線はとにかく繋いで、点を取る。
和田にもようやくヒットが出ましたし、あとは森野の覚醒待ち。
連敗だけはくれぐれも避け、必ず1つ返してほしいところです。


★プレーヤーズ・ボイス(8日)

●山井大介

<立ち上がりから制球がまったく定まらず、
2者連続四球の後に小笠原に3ランを許すなど、
2安打3四球3失点のひどい内容。
2回の攻撃で代打を送られ、わずか34球で屈辱の降板。
名古屋への強制送還を命じられ、試合中に1人で球場を後に。
球団広報を通じて、こうコメントするのが精いっぱい>
「何もないです…。何もありません」
中スポサンスポおおさか報知共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

●森バッテリーチーフコーチ
<連続四球から先制3ランを浴び、
試合をブチ壊した山井の2軍降格を明言>
「毎回同じ(失敗)だろう。
チャンス? もう何回もあげてきた。次はファームで投げるしかないだろ」
中スポサンスポ


●トニ・ブランコ
<4回無死、特大の6号ソロを放つ。
グライシンガーのチェンジアップを強振した打球は、
左中間スタンド上にある広告看板をさらに越え、
天井と照明の間まで達する連夜の特大アーチ。
前日にはナゴヤドームの天井のスピーカーを直撃する
認定本塁打を放った怪力の持ち主は、推定150メートル弾に>
「(飛距離は)チームメートに教えてもらって初めて知った。
完ぺきに打てた。ジャストミートだけを心がけたよ。
ホームランを狙ったわけじゃない。
日本の投手はみんないいから、
ジャストミートすることだけを心がけているんだ」

<広告看板に当たっていれば、
賞金100万円などが得られただけに、飛びすぎた打球に苦笑い>
「上か? そうか上だったのか…。
看板に当たったら賞金がもらえるのは知っていたから、
当たってくれたらよかったんだけどね」

<年俸2760万の新外国人大砲にとって
100万円はありがたいボーナス。この日も試合前、気合満点だった>
「看板直撃で100万円ゲット? アイ・ウィッシュ(ぜひ決めたいね)」
中スポおおさか報知共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


●森野将彦
<1回無死一、二塁と絶好の先制機で、
初球を打ったが浅い右邪飛に倒れる。
振り返るのを拒んだ一振り。ボール気味の変化球に
出したバットが止まらず、当てただけの打撃。
走者を進めることもできずに終わったことで、後続の重圧も増す。
ブランコは投手がゴロをはじく幸運な内野安打を放ったが、
和田は二ゴロ併殺打。自滅の道をたどろうとしていた
巨人先発・グライシンガーを救う形となった>
「何も話したくない。話したらさらに打てなくなる気がする」
中日新聞

●石嶺打撃コーチ
<打線のつながりを欠くため、6日から打順を入れ替えた。
それでも主軸の顔触れが変わることがないことに>
「打つことはそう簡単にはいかない」
中日新聞

●和田一浩
<4回無死、カウント1-1からグライシンガーの速球を右翼に運ぶ。
さらに続く6回の打席でも左前打でマルチヒットに。
5試合ぶりに安打を放ち、前向きに話して>
「打ったことをプラスにとらえていかないと」

<しかし1回1死満塁で二ゴロ併殺に倒れていただけに反省も忘れず>
「仕事をすべきところで仕事ができませんでしたから」
(中スポ、和田ブログ「さー、巨人戦!!」)


●藤井淳志
<1回ウラ無死、ラミレスのセンター後方への打球を、
背走してフェンスにくっつき、ジャンプ一番。
グラブに収めたかに見えたが、直接捕球とみなされず二塁打に。
グラブを頭上に差し出してのプレーで、本人はやや不満そう>
「ボクの視野には入ってないので何とも言えませんが、
モニター(画面でVTR)を見ていた人は
(フェンスに当たらず)捕ってたと言ってました」

<打っては5試合連続安打となる4打数2安打で
試合終了時では、4月15日以来の打率3割に乗せたが、
チームは大敗とあって小さな声で話すにとどまり>
「大事なところで打てるよう頑張ります」
中スポ

●小山桂司
<この日3打数2安打3打点。2本のタイムリー打で
チームの全4得点のうち3点をたたき出し、4打席すべて出塁。
攻撃面で一番目立ったが、それでも大敗の試合後、
唇をゆがめ、まるで自分を戦犯のように責める>
「打つことも大事だけど、抑えることが大事なので。
あれだけ点を取られてしまって…。
何とかして取り返したいという気持ちだけでやってました」

<スタメンで最後までマスクをかぶり、10失点。
チームの今季最多タイの失点であり、
マスクをかぶった試合では最多となる失点に。
先発の山井がいきなり大乱調。
ミットを構えたところに、ボールが来ない。敗戦の責任を抱え込んで>
「それも考えてリードできるようにならないといけない。
(制球が)悪いなら悪いなりに、緩急を使ったりしていかないといけない」

<正捕手・谷繁の離脱後、奮闘してきた。
先発出場で定着した4月19日から5月7日までの16試合、
攻撃陣低調の苦しい戦いが続く中で、8勝8敗の五分と健闘。
この日ショックを受けた身にムチ打つように言う>
「今までができ過ぎだったんです。
もう一度、気を引き締め直します。緩んでいたわけではないですけど」

<守るだけではなく、やれることはやる。
試合前の練習では、立浪兼任コーチの発案でスローボールを打ち返した。
戦力外となり、落合監督のもとで一からやり直している男。
打撃、守備と、どん欲にドラゴンズのエキスを吸収。
スコアボードに刻まれた屈辱の『10点』を糧にする>
「明日はどうなるか分からないけど、
若い投手が多いし、思い切ってやるしかない。
多少甘く入った球でも、気持ちがしっかり入った球なら
そんなに打たれることはないと思う」
中スポサンスポ

●立浪和義兼任コーチ
<ネクストでバットを振ったのは2度。
4回2死三塁、6回2死二、三塁の好機で、ともに打席に小山。
どちらも小山が適時打したため、その後のチャンスに備え、
それぞれデラロサ、谷繁にバトンタッチ。
しかしその後は大差を付けられ、結局お呼びはかからず。
そんな事情を尋ねられると謙そんして>
「そんないいもんじゃないです。どんな場面でもいきます」

<この日のフリー打撃時に付きっきりで指導した小山の活躍には>
「もともとバッティングは力がある。ああいうふうに打ってくれれば」
(中スポ)

●谷繁元信
<『四球から失点』という典型的なパターンなど
敗因の1つとなる四球。今季94与四球はリーグワースト。
バッテリーの歯車が微妙にずれている今季、
竜投をむしばむ『四球症候群』について>
「きょうの山井は悪すぎたというのはあるかもしれません。
でも初球の入り方1つでサポートできる部分もあるかなと思います。
たとえば(1回の)松本。
バントをしにきているところに、ボールが2つ続いた。
あそこで一呼吸置くという方法もあるだろうし…」
(中スポ)

●田村捕手コーチ
<1軍合流後は途中出場が続いている
正捕手・谷繁のスタメン復帰について>
「まだ。もうちょっと先だろうね。(チームが)落ち着いてきたし」
ニッカン


◆朝倉健太
<4月下旬、携帯が鳴り、『おめでとう…』と国際電話が。
聞こえてきた声の主は米大リーグ・ブレーブスの川上憲伸。
その少し前に朝倉家では次男が誕生。
直後の登板でプロ入り時に最初の目標に掲げた通算50勝。
二重の喜びに包まれていたころ、祝福の電話があったという。
米国にいても、川上はドラゴンズの戦いぶり、
そして自身のこともチェックし続けているよう。
昨年まで竜のエースと呼ばれた男からのメッセージ。
投手陣の新リーダーになるべき存在として、期待をかけているよう>
「ケンシンさん(川上)が、どうやって知ったのかは
分からないですけど、気にかけてくれていたんですね…」

<昨年まで強烈な存在感を示した背番号『11』。
その背中をずっと見続けてきたが、今、思うことがある>
「ケンシンさんはいつもカードの頭に投げて、勝っていた。
負けることもありましたけど、ほとんどは勝つか、
チームに勝ちをもってこれるような投球をしていた」

<カードの初戦を中心に投げていた川上。
今、自分がその役割を受け持っている。
開幕から基本的に毎週火曜日、つねにカードの初戦で先発。
相手エース格と張り合いながら、
ここ3試合はすべて8回まで力投と、健闘しているが>
「ケンシンさんと比較されては困りますけど…。
1年間通してやれるようにしたい」
(中スポ)


●落合監督
<先発の山井が1回で降板したのが誤算。
早々と劣勢に回っての大敗に>
「何にもないよ。何を聞いてもしょうがないでしょ」

<山井について、試合途中で名古屋へ帰したことを
明らかにしつつ、2軍降格を示唆>
「山井? もう今ごろ(名古屋行きの)電車に乗っているよ。
話を聞きたきゃ、追っかけな。それだけ言えば十分だろう。
放牧だよ、放牧。あしたになれば分かる。
下にいっぱい(代わりが)いる。
仕方ないでしょ。もともと、力のあるボールを持っているだけにな。
そう(万全に)なるまで待ちましょうか」
中スポサンスポおおさか報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(8日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
福岡ソフトバンク-中日 7回戦
(8日・雁の巣球場)
  002 020 000 = 4
  000 200 50× = 7
[敗] 長峰(7試合1敗)
[D本] 新井4号2ラン
[Dバッテリー] 山本昌、長峰、清水昭信、河原 - 小田
公式サイト・戦評

●山本昌
<雁の巣でのウエスタン・福岡ソフトバンク戦に先発。
5イニングを投げ、6安打2失点。2軍で調整中だが、
降格後3試合目の先発で、ようやく復調の手がかり。
これまでの登板2試合では、生命線の制球力を欠いていたが、
この日は5イニングで1四球と安定感が出てきた。
速球も、何球か納得のボールが投球できたようで、
1軍復帰に向けて一歩前進したよう>
「今までに比べて、ストライクも入るようになったし、
ストレートも良くなってきた」
中スポ

『ノー感じの四球もなく、かなり状態は上がってきたと思います。
6安打のうち、カチンと打たれたのは1本だけ。
まあいい当たりでないのにヒットになってしまうというのは、
まだまだボールが高いという意味なのかもしれませんが、
よくなっているという実感はありました。』

山本昌公式ホームページより引用)


●新井良太

<『4番・一塁手』として出場し
先制の2ランを含む4打数3安打3打点。
二塁打が出ていればサイクル安打達成という活躍で、
好調な打撃をアピール。さらに気合を入れ直して>
「(打撃面で)今やっていることをこのまま続けて、
おごらずに、一生懸命頑張ります」
(中スポ)

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2009年5月 8日 (金)

立浪決めたサヨナラ打、ブランコ天井弾竜劇勝!

シャッフルスタメンが効果を発揮しゼロ行進をストップ。
浅尾が奮闘、岩瀬が復帰登板と、競り勝ったドラゴンズ
1勝1敗で迎えたナゴヤドームでの広島との第3戦は、
3-3で迎えた9回2死、代打・野本が気合の三塁打を放つと、
一、三塁のチャンスで登場した代打の切り札・立浪和義が、
鮮やかに勝負を決めるセンターオーバーのタイムリー。
今季初となるサヨナラ勝ちをおさめたドラゴンズ
2カード連続勝ち越しで借金1となり、3位に浮上しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 6回戦
(7日・ナゴヤドーム | 中日3勝3敗)
26978人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日 1x
[勝] 齊藤(15試合2勝)
[D本] ブランコ5号2ラン
[Dバッテリー]
吉見、齊藤 - 小山

◇対広島6回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数2安打)
2 (右)小池  (3打数1安打)
3 (三)森野  (4打数2安打1打点)
4 (一)ブランコ (4打数2安打2打点)
5 (左)和田  (3打数無安打)
6 (中)藤井  (4打数1安打)
7 (二)荒木  (4打数無安打)
8 (捕)小山  (4打数無安打)
9 (投)吉見  (3打数無安打)

【得点経過】
<1回ウラ・中日> P・前田健太
井端初球右前打、小池初球投犠打、
森野外直球手が出ず見三振、ブランコフォーク空三振


<2回・広島> P・吉見
栗原三ゴロ、左フェンス際飛、
シーボル左翼線ヒットも二塁欲張り走塁死

<3回・広島> P・吉見
石原二ゴロ、右翼線・小池クッション処理誤り三塁打、
1死三塁から、前田健太二ゴロ、東出フォーク泳いで二ゴロ

<4回・広島> P・吉見
赤松四球、天谷投犠打、
1死二塁から、栗原外フォーク対応左翼線適時二塁打(D 0-1 C)

<4回ウラ・中日> P・前田健太
森野バットの先センター前落とすヒット、
無死一塁から、

ブランコ初球内直球強振・矢のような打球・
ドーム天井付近左翼後方スピーカー直撃・
球場特別ルールで初の認定本塁打(D 2-1 C)


<5回・広島> P・吉見
石原左前打、三ゴロ進塁打、前田健太中前打、
1死一、三塁から、東出外フォーク二正面ゴロ4-6-3併殺

<6回・広島> P・吉見
赤松右飛、天谷粘り中前打、栗原初球右前打、
1死一、三塁から、左犠飛(D 2-2 C)

<6回ウラ・中日> P・前田健太
小池左翼線二塁打、森野遊ゴロ進塁打、
1死三塁から、ブランコ内直球見三振、和田四球、
2死一、三塁から、藤井詰まり三ゴロ


<7回・広島> P・吉見
石原空三振、右前打、前田健太投犠打、
2死二塁から、東出スイング取られ空三振

<8回・広島> P・吉見
赤松左前打、天谷4球目赤松二盗、
天谷フォーク空三振、栗原四球、
1死一、二塁から、真ん中直球左中間適時打(D 2-3 C)
P・齊藤
2死一、二塁から、シーボル初球三邪飛、石原見三振

<8回ウラ・中日> P・前田健太
井端左前打、小池バスターエンドラン三ゴロ、
P・シュルツ
1死二塁から、森野初球外直球左越え適時二塁打(D 3-3 C)
ブランコ左前打、
1死一、三塁から、和田初球力ない右飛・走者動けず、
2死一、三塁から、藤井遊ゴロ


<9回ウラ・中日> P・梅津
荒木遊ゴロ、小山見三振、
代打野本外直球右中間突破三塁打、井端四球、
代打立浪初球・井端二盗、
2死二、三塁から、
立浪4球目外高め直球ジャストミート・
伸びるライナー背走中堅届かず・サヨナラ適時打(D 4x-3 C)



【ゲームレビュー】
今季初のサヨナラ勝ち 9回に代打立浪が決めた
2死から代打・野本が中堅右を破る三塁打。
井端が四球の後、立浪が中越えのサヨナラ打を放った。
打線が粘った。4回、ブランコが特大の逆転2ラン。
8回は森野の二塁打で同点に追いついた。2カード連続で勝ち越した。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


大型連休が終了。通常のウィークデーに戻り、
ナイトゲームで行われた広島との第3戦。
連休が終わったばかりということもあり、
ナゴヤドームは満員だった前日に比べ、観客が約10000人も減少。
空席がいつも以上に目立っていたように感じましたが、
この日駆けつけたファンは、ほんとトクをしましたね

吉見-前田健太の若い投手による粘り合いに、
4回、ブランコの信じられないような天井スピーカー直撃弾
さらに8回、不振の森野にようやく出たタイムリーで同点に追いつくと、
クライマックスは、まな弟子・野本らを塁上に置いて、
代打の切り札、ミスタードラゴンズ・立浪和義
センターオーバーのサヨナラタイムリー!
正直「めったに見られない」ものがたくさん見られた
まさにドラマティックなサヨナラ勝ち。
ほんと近くにナゴドがあれば、絶対現地で観たかった
そんな風に何度も感じたゲームでした。


それにしても、驚いたのは
ブランコのナゴヤドーム初の認定ホームラン!
自分はCS(東海テレビ制作)の中継を観ていたのですが、
あまりの打球の速さに、カメラが追えませんでしたからね。
結局中継内では観ることができず、
NHKのスポーツニュースで、ようやくその打球の行方を確認。
認定ホームランといえば、
かつて近鉄にいた(中日にもちょっといた)
ラルフ・ブライアントの一撃がとても印象深いのですが、
それに負けず劣らずの衝撃でしたね。
内角低めのストレートを思いっきり振り抜きましたが、
ツボに入れば、矢のように飛んでいく。
このところヒットも増えだし、
ようやく調子が上がって来た感の新主砲
ぜひとも東京ドームでも天井にぶつけてほしいと期待します。

一方、最終9回2死からの鮮やかなサヨナラ劇
まさに千両役者の一振りを魅せていただきました。
このまま延長戦かなと思っていた矢先、
代打で登場した野本が外のストレートを弾き返して、
ゴロで右中間を抜けていくスリーベース。
気持ちもかなり入っていたんでしょう。
三塁にヘッドスライディングで陥れると、
拳でベースを叩いてガッツポーズ
このところ疲れを考慮されて、スタメンから外れていますが、
ここの場面で気合の一打が飛び出し、アピールしましたね。

さらに井端が四球で繋いで、一、三塁となり、
大歓声のなか登場したのは、代打・立浪
まさに絶好の場面、あとは立浪がどう決めてくれるか。
それだけを楽しみに見つめていましたが、
この日の立浪「平常心」だったとのこと。
3球目、真ん中高めのスライダーを反応せず見送り。
けっこう甘く見えましたが、特に狙いを定めず、
好球必打でとにかく振り抜く構えだったよう。
そしてカウント1-2からの4球目、梅津が投じた、
高めにややシュート回転してきたストレート。(立浪はシュートとコメント)
それをものの見事に弾き還すと、打球はセンター方向へ一直線。
俊足の赤松だけに追いついてしまうかなとも思いましたが、
気持ちの乗った打球は、それを上回る伸びを見せ、
グラブをかすめながらも落ちて、勝負を決めるサヨナラヒットに!

劇的サヨナラ!チーム今季初の
サヨナラ勝ち
となりましたが、
決めたのが立浪だっただけに、
ベンチのムードも最高潮!
一塁を回って両手で
ガッツポーズの背番号3
まずは井端が、野本が抱きつき、
そして一斉にベンチを
飛び出したナイン
二塁後方へかけつけると、もうもみくちゃに。
さらに足は大丈夫なのか?谷繁立浪を担ぎ上げると、
その姿勢のまま、ヒーローはナインと次々にハイタッチ!
そしてハイテンションの笑顔のまま、先頭でベンチへ戻り、
コーチ陣とハイタッチし、最後は落合監督と握手。
今季これほどの盛り上がりはないというぐらい、盛り上がっての劇勝は、
チームにとって大きな1勝となったことでしょう。
現役ラストイヤーをひた走るミスタードラゴンズ
今季は調子もよさそうですし、
こういう場面がまだまだ多く見られそうですね。
ぜひともここ一番で見事なヒットをこれからも重ねてほしいです。


それにしても、価値ある勝利だったなと。
これで広島との対戦成績を3勝3敗の五分にもどし、
さらに借金1となって、単独3位に浮上。
良いムードで、東京ドームに乗り込むことができますね。
そして9連戦最後のカードとなるのが、巨人との3連戦。
中スポ先発予想は、山井-グライシンガー
チェン-ゴンザレス、そして川井-東野の順。
2週間前に同地で当たったばかりですが、
その時は勝ち越していますし、ぜひともその再現を。
まずは初戦、この日登場のなかった
守護神・岩瀬メモリアルゲームにしてほしい。
前回の第2戦では、1死も奪えずまさかのサヨナラ被弾
それをきっかけに、受難モードに入ってしまっただけに、
ぜひとも巨人にやり返し、その目前で200セーブを決めてほしいもの。
選手の疲れもピークでしょうが、
何とか気持ち、気迫で補い、週末の東京でまずは借金完済
そしてさらなる白星を重ねて、軌道に乗ってほしいと願います。


☆ウィナーズ・ボイス(7日)

◎立浪和義

<9回2死二、三塁、中越えに3年ぶりとなるサヨナラ打>
「(まずはこの歓声に応えてください)
いやあのう、本当にいいところでチャンスを作ってくれたんでね。
もう打てて最高にうれしいです。
(9回2死から熱心に指導する野本が作ったチャンス。
井端がつないで回ってきたが、歓声を聞いたときの気持ちは)
いやあのう、ちょっと、いつも力んでしまうんですけど、
きょうはあのう、ほんと平常心でいい感じで打席に立ったので、
絶対に打ってやろうと思いました。
(思いを乗せた打球がセンターに弾んだ。その時の気持ちは)
あのう、打った瞬間、どうかなと思ったんですけど、
抜けてくれ、っとこう叫びながら走りました。
(割れんばかりの声援を改めて聞いた、その感想は)
いやもう、ほんとにね。
いつもたくさん応援していただいてるんで、
あの、期待に応えようと思って、必死にやってます。
とにかくまだ、あのう、始まったばっかりですからね。
これからもあのう、なかなかこういう機会は
少ないと思いますけど、一本でも打てるように、
あのう、日々頑張っていきたいと思います。
(これで2カード連続勝ち越し、明日からは東京ドームに乗り込む)
いやあのう、ほんとに1試合1試合ね、全力で戦っていきたいです。
(改めてドームに詰めかけたファンにひと言)
はい、あのう、これからも頑張ってヒットが打てるように、
やっていきたいと思いますので、チームともども
ご声援よろしくお願いします。ありがとうございました!」



<9回2死走者なしから、連日アドバイスを送る野本が三塁打。
2死一、三塁で、小池に代わって代打がコールされると
ナゴヤドームは地鳴りのような歓声に包まれたが、
背番号『3』は冷静さを失ってはいなかった。
6打席ヒットから遠ざかっていた切り札に、これ以上ない気合が入った>
「野本が非常にいい打球を打ってベンチで喜んでいたんです。
もしかしたら小池のところで代打があるかも、と準備していた」

<迎えた打席で自らに言い聞かせたのは『好球必打』。
初球誘ってくる梅津のシンカーを見送ると、井端が走り二、三塁。
2球目も見極め、2ボール。一塁が空いていたが
「打ちにいきながらバットが止まった。
この場面、見てるだけではだめ。1球しか(好球は)ない。
次の森野も左だし、きょうは打っていたので、自分で勝負だと思った」

<1ストライクのあとの4球目。
球種は定かではないが、そんなことは問題ではなかった。
無心で振り抜いた打球は、中堅・赤松のグラブをかすめ人工芝にポトリ。
二塁ベースを回ったところで、チームメートにもみくちゃにされた>
「ちょっと甘い球がきた。シュートじゃないですか」

<平常心で臨めたのは前日の失敗があったから。
8回無死一、三塁で三振に倒れた。
しかしすぐに修正できる強さと経験があった>
「いいチャンスで使ってもらえた。
昨日、大事にいきすぎて、絶好球で三振した。
終わってから反省しました。
今日は平常心でいこうと。好球必打で打ちにいったのがよかった。
変にボールを選ばず、打ちにいったのがよかった」

<不本意な結果に終わった昨年の悔しさが、今年も現役を続ける源。
これでサヨナラ安打は通算13本目。
歴代6位タイだが、現役ではトップの快挙。
今季限りでの引退を表明している39歳は、
まだまだ物足りない、と言わんばかりの表情で>
「22年で(押し出し四球を含めて)14度しかない。
レギュラーでやっていても、
なかなかこういうチャンスに打席が回ってこない。
代打でサヨナラのチャンスは年に1、2度だと思うが、
こんなに速く巡ってきて、こういう早い時期に結果を残せた。
去年打てなかった分を取り返していきたい。
今年はしっかり準備して、出番を待っていきたい」

<なかなか乗り切れないチームだけに
劇的な幕切れに浮かれない。これもまたベテランらしさ>
「これで勢いがドンドン付いていけばいい。
きょうはきょう。またあしたから」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


○トニ・ブランコ
<4回無死一塁から超特大の逆転の5号2ラン。
驚弾がナゴヤドームを震撼させる。
広島先発・前田健太の低め141キロを豪快にすくい上げると、
レフトへ異次元の放物線を描いた打球は、
高さ50メートルの位置にある天井の懸垂物
(サテライトスピーカー)にガツン。
なすすべなく打球を見上げていた、
左翼・嶋の前方にポトリと落ちて転がった。
97年の開場以来ナゴヤドーム初となる認定ホームラン>
「(打ったのは)シンカーだと思う。
芯に当たったので、ホームランになると思ったけど、
それにしても高く上がったね。
いい感じで振り抜けたけど、
まさか上(スピーカー)に当たるとは思わなかった。
(認定ホームランは)初めてだって? それはうれしいね。
こんなことはアメリカでもなかった。
そんなルールは知らなかったし、ボールがどこに飛んだか
分からなかったから、二塁まで全力で走っていたよ」

<前日は来日初の猛打賞3安打。
そしてこの日はインパクト十分の2ラン。
開幕して1カ月は苦しんだ主砲が本領を発揮してきた>
「神様のおかげで、ようやく調子も上がってきたし、
自分が打ってチームの勝利に貢献したいね」
カメラブログ中スポおおさか報知時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチニッカンデイリー

◆ナゴヤドーム広報担当者
<ドームの外野天井には9カ所にスピーカーが設置されているが、
これに打球が当たった場合、特別ルールで本塁打になる。
ナゴヤドームで天井直撃打は99年と06年の2度記録されているが、
本塁打と認定される懸垂物に当たったのは97年の開場以来初の快挙。
ドーム側は規格外の一発に目を白黒。
普段は大型スクリーンに推定飛距離が表示されるが、お手上げ>
「スタンドに届いた場合はすべて飛距離を発表できるんですが…。
この場合は計測不能です。正直、計算ができません」
中スポおおさか報知スポニチ


○野本圭
<9回2死から、齊藤の代打で登場。
2球目の直球をはじき返すと打球は低いライナーで右中間を真っ二つ。
懸命に走ったプロ初の三塁打でサヨナラ劇の幕は開けると、
立浪の一打でサヨナラの瞬間、目の前にある本塁を踏むと
猛ダッシュで『師匠』のもとに駆け出し、思わず抱きついていた。
アマ時代も含めた人生初のサヨナラ劇に>
「早く立浪さんのところに行きたかった。
実は初めてのサヨナラだったんですが本当にうれしかった」

<試合前の早出練習の教えが効いた。
右手の使い方に苦しんでいたまな弟子に
師匠は『巻きつけるように打て』。
その言葉通りにフリー打撃をすると>
「打球がいつもより鋭いライナーになったんです」
中スポ

○齊藤信介
<1点を勝ち越された8回一死一、二塁で
吉見の後を受け、2番手で登板。
シーボルを三邪飛、石原を三振で切り抜けると、
同点の9回も三者凡退と完ぺきに抑えた
その力投がサヨナラ勝ちを呼び込んで、2勝目をゲット>
「コースを狙ってもしょうがないので、思い切り腕を振った」

<劇的な幕切れとなり、興奮を抑えられない様子>
「感動した。半泣きになった」
サンスポ

○吉見一起
<粘りきれず、7イニング1/3を10安打3失点。
2回以降は毎イニング得点圏に走者を背負った内容に>
「今日は粘れませんでした。持ち味が出せませんでした。
こういう投球をしていたらいけませんね。
低めを投げられず打たれてランナーを出してしまった」

<安打を打たれても、粘って得点を許さないのが持ち味だが、
この日は先制、同点、勝ち越しと、
3度の痛い失点を止められなかった。口からは反省ばかり>
「試合中に修正しようと思ったけど、修正できませんでした。
ボールが高いです。いつもならゴロを打たせるのに、
今日の当たりはライナーでした」
中スポスポニチ名古屋

○森野将彦
<8回、左越えの同点適時二塁打>
「(打ったのは)ストレート。何も考えず積極的にいった。
(調子は)まあ、あしたどうなるか…」
カメラブログサンスポ時事通信毎日jp

○井端弘和
<代打・立浪を迎えた9回2死一、三塁。
もちろん一塁手の栗原がまったくマークしていなかったことが
前提ではあるが、あえて走って二、三塁に。
『なぜ走ろうと思ったのか?』。その問いにこう答えて>
「1つ目はフォースプレーの可能性がなくなることです」

<三塁への深いゴロなど封殺の可能性を摘み取ったが、
続けた2つ目の理由は、ドラ番記者の予想範囲をはるかに超え、
なおかつ説得力があったという。
前進守備からさらに一歩、前に出てしまった中堅・赤松は、
立浪の打球に対して全速後退したが、出したグラブはほんのわずか及ばず。
守る側の心理に立って走り、外野手を前へ、前へと
おびき寄せた、くせものの仕事だった>
「(二、三塁になると)無意識のうちに、
前に一歩踏み出してしまうんじゃないかなと…。内野も外野も」
(中スポ)

○小池正晃
<今季初めて2試合連続スタメンとなったが、
6回先頭で左翼線に二塁打。
後続なく得点に結びつかなかったが、指揮官の起用に応える。
4月30日の東京ヤクルト戦以来9打席ぶりのヒットだが、
その間の8打席で凡退は3度だけ。自分の仕事をこなし続ける>
「スタメンも代打も一打席一打席が大事なことに変わりはない。
いつも必死ですよ」

<キャンプでは三塁の守備練習もこなしたが、
出番を本職の外野で得た以上、下手なまねはできない。
出れば必ず結果を出す職人が、チームを支える>
「本当は外野一本がいいんですが、打撃を買ってもらってると思う。
出番さえあれば何でもやります」
(中スポ)


○荒木雅博
<広島・石井琢朗からこう声をかけられ苦笑い>
「『(打順)8番、似合ってるよ』と。みんなからそう言われます」

<もっとも6日の2二塁打を、
打順を下げられて奮起したとは言わないのが荒木流。
強気なセリフを口にして>
「そろそろ打てるころだと思っていたら、8番でびっくりした」
(中スポ)

○小山桂司
<本拠地で練習するの右手に、出番を待つ道具が。
ドラゴンズブルーで統一されたキャッチャーミット。
現在、試合で使っているミットは
北海道日本ハム時代の背番号『37』と
ファイターズのロゴが縫いつけられている>
「日本ハム時代からですから、もう3年ぐらい使っています」

<新品は、約1カ月前に届けられたもので
ナゴヤドームでの試合前練習で、自身の練習の合間を見ては
バント練習用のマシンから飛んでくるボールを受けて型作りにいそしんでいる>
「まだ芯ができていないんですよね。
もっとマシンのボールを受けないと。
時間がかかるんですが、いったんできると長く使えるので」
(中スポ<ドラ番記者>

○小川将俊
<成長のヒントは試合中のベンチにあった。
それは、4月29日から1軍に合流している谷繁の存在>
「試合中の谷繁さんのつぶやきがとても参考になります。
これまで試合中にベンチで近くにいるなんてあり得なかったですから」

<昨年までの1軍出場はルーキーイヤーの04年と昨年の計18試合。
これまでは球界を代表する大捕手の頭脳に触れることはできなかったが
今は谷繁がベンチにいる。それが絶好の学習機会に。
谷繁が合流したその日に。まずは大きな金言を手に。
4月29日の東京ヤクルト戦、3回2死一、二塁、
4番・デントナに先制左中間適時二塁打を浴びたとき、
初球の直球がファウルとなったあとの2球目、
スライダーが逆球になって再びファウルに。
続けて内に構えた小山を見た谷繁がこうつぶやいたという。
案の定、内に甘く入ったスライダーは痛打され決勝打となった>
「『逆球が来たんだから、またインコースに構えちゃだめだ』と。
内角への要求が逆球になったら、スライダーでもストレートでも、
外のボールで立て直すことが大切ということを、あらためて教わりました」

<小さな失敗でも投手が自信を損なえば傷は広がる。
投手心理を大切にするリードを再認識したという。
谷繁の故障もあり、2番手以降の捕手に大きなチャンスが訪れている。
今のところ先発マスクは打撃好調の小山が被っているが、
自身ももちろんいつまでも3番手に甘んじているつもりはない。
そのために耳をそばだてて集める大捕手の『金言集』。
少しでも厚くして、小山との競争を勝ち抜くつもり>
「リードの面では小山に勝っていかなければ」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<試合前の練習、投手陣のゴロ捕球では
いつも森コーチがノッカーを務めるが、この日は替わった。
普段ノックバットを手放さないコーチが守護神にバットを託し、
投手陣の気分転換を図ったよう。
しかし『代打・岩瀬』のノック。これが強弱とコーチ顔負けのうまさ。
大学時代までは外野手としてプロ注目だった男。
バットコントロールはさすが>
「そうかな。まあ、打つことはね…」
(中スポ)


○落合監督
<今季初のサヨナラ勝ち>
「こういう試合は選手に聞いて」

<試合後に多くを語らなかったが、
ブランコの特大の認定本塁打には驚きを隠さず>
「初めてスピーカーに当たるのを見させていただきました」
中スポサンスポおおさか報知時事通信毎日jpスポニチニッカン


記録備忘録。(7日)

立浪が広島6回戦(ナゴヤドーム)の9回に、
06年10月4日・広島戦で自身初の代打サヨナラ安打を放って以来、
通算13本目サヨナラ安打を放った。
サヨナラ安打の歴代最多は清原和博(オリックス)の20本で、
中村紀洋(東北楽天)と並び6位タイ。現役では最多タイ。
セ・リーグでは王貞治(巨人)の15本、長嶋茂雄(巨人)の14本に
次いで歴代単独3位になった。
中スポ

◆ナゴヤドームのグラウンドルール
セ・リーグのアグリーメント(申し合わせ事項)によれば
打球が天井の懸垂物(スピーカーなど)に触れた場合、
その懸垂物の場所によって扱いが変わる。
(1)外野フェア地域の9カ所=本塁打
(2)ファウル地域=ファウル
(3)内野中央=ボールインプレー
(4)内野中央(挟まった場合)=二塁打。
この日のブランコの打球は(1)に該当した。
スポニチ

2009年5月 7日 (木)

落合動いたスタメンシャッフル、奮起竜コイに快勝!

お粗末な展開で、広島3戦連続完封負け
地元ナゴヤドームで4連敗となってしまったドラゴンズ
上がってこないチーム状態に歯止めをかけるべく、
開幕28試合目にして、落合監督が動きました。
なんと1番・井端、2番・小池を筆頭に、
4番のブランコ以外の打順を全て組み替える
まさに驚きの「スタメンシャッフル」。
それがナインの刺激となったか、効果を発揮し、
ついに30イニング目にしてゼロ行進をストップ。
投げては先発・浅尾が踏ん張り、8イニングを2失点。
最後は復帰登板守護神・岩瀬がピシャリと締めて
競り勝ったドラゴンズ、悪い流れを食い止めました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 5回戦
(6日・ナゴヤドーム | 中日2勝3敗)
36159人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日 ×
[勝] 浅尾(6試合3勝3敗)
[S] 岩瀬(11試合1敗6S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
浅尾、岩瀬- 小山、谷繁

◆対広島4回戦  ◇対広島5回戦・スタメン
1 (二)荒木    1 (遊)井端  (4打数1安打2打点)
2 (遊)井端    2 (右)小池  (1打数無安打)
3 (三)森野    3 (左)和田  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ  4 (一)ブランコ (4打数3安打1打点)
5 (左)和田    5 (三)森野  (3打数無安打)
6 (右)野本    6 (中)藤井  (4打数2安打1打点)
7 (中)藤井    7 (捕)小山  (3打数無安打)
8 (捕)小山    8 (二)荒木  (4打数2安打)
9 (投)朝倉    9 (投)浅尾  (3打数1安打)

【得点経過】
<2回・広島> P・浅尾
栗原左ひじ死球、マクレーン空三振、
シーボル中前打、石井琢朗ストレート四球、
1死満塁から、石原外低め直球投ゴロ1-2-3併殺

<3回ウラ・中日> P・齊藤
荒木左中間突破二塁打、
浅尾バスター・高いバウンド三塁内野安打、
無死一、三塁から、

井端初球外低め直球右中間突破2点二塁打・
浅尾激走どうすればいいかわかんないスライディング生還(D 2-0 C)

小池投犠打、和田低めチェンジアップ空三振、
2死三塁から、
ブランコ中直球三塁突破適時二塁打(D 3-0 C)

<4回・広島> P・浅尾
天谷左前打、栗原パーム中飛、マクレーン内直球遊ゴロ6-4-3併殺

<5回・広島> P・浅尾
シーボル中低め直球バックスクリーン左本塁打(D 3-1 C)
石井琢朗一ゴロ、石原二塁後方落ちるヒット、
齊藤捕小フライバント失敗、
東出2球目・石原ディレードスチール失敗

<5回ウラ・中日> P・齊藤
井端二飛、小池四球、和田右飛、ブランコ左前打、
2死一、二塁から、森野遊ゴロ


<6回・広島> P・浅尾
東出四球、赤松捕犠打、
1死二塁から、天谷外高め直球左中間突破二塁打(D 3-2 C)
栗原左飛、マクレーン中飛

<8回・広島> P・浅尾
代打梵二ゴロ、東出投手強襲方向変わり左前打、
赤松ボテボテ投ゴロ・東出二進、
2死二塁から、天谷右前打・二走東出本塁突入、
小池ワンバウンドストライク返球&小山ブロック・東出憤死

<8回ウラ・中日> P・横山
ブランコ左中間フェンス直撃二塁打、森野ストレート四球、
藤井2球目石原捕逸・走者それぞれ進塁、
無死二、三塁から、

藤井内低めフォーク右前適時打(D 4-2 C)
無死一、三塁から、代打立浪空三振、
広島右翼・天谷→木村
木村二、三塁間の位置に就き、内野5人シフト
1死一、三塁から、荒木低め直球空三振
広島元の守備位置に戻る
2死一、三塁から、代打野本フォーク空三振

<9回・広島> P・岩瀬、捕・谷繁
栗原高め直球二ゴロ、マクレーン内高め直球三ゴロ、
シーボル外スライダー右飛、試合終了。


【ゲームレビュー】
逃げ切り勝ち
3回無死一、三塁から井端の二塁打で2点先制し、
さらに2死三塁でブランコが二塁打しもう1点。
先発の浅尾が8イニング2失点で踏みとどまり、
岩瀬につないで逃げ切った。
広島は好機はつくったが、2併殺など攻めあぐねた。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


今季からスコアボードの下に、
その試合のスタメンと結果を記しているのですが、
ここまでの27試合は、ほぼ同じ顔ぶれ
さらに捕手の小山もこのところ固定されていたこともあり、
だいたい投手の名前を入れ替えるだけで、
処理が終わっていたのですが、
この日スタメンの並びを見て、驚きましたね!

↑で見比べてもらってもかまいませんが、
何と4番・ブランコと投手以外の野手の打順すべてシャッフル
井端・小池で1、2番を組み、荒木は8番に。
さらに和田・ブランコ・森野と中軸もあえて逆に組み替える。
どちらかというと、メンバーを固定して使うタイプの落合監督
しかし前日まで、広島に対し3試合連続完封負け
あまりにもその試合内容がお粗末だっただけに、
ついに「一線」を越えたと判断したのか、動かしましたね。

得点力アップのため、重い腰を上げた指揮官
その効果はやはりあったようで、
ナインがそれぞれ「危機感」というものを抱いたもよう。
3回ウラ、8番に降格した荒木が口火を切ると、
投手の浅尾が送らずに、あえてバスター。
必死さが実を結び、無死一、三塁とチャンスを広げると、
1番に入った井端がついに0行進を打ち破るタイムリー二塁打
さらに2死からは、4番・ブランコ
痛烈に引っ張ってのタイムリー二塁打で追加点
悪い流れをいくらか払拭して、ペースを握ると、
その後中盤に、浅尾が1点差に詰め寄られたものの、
8回の攻防で再び攻守シャッフル効果が。
表の守りでは、2死二塁で天谷に一、二塁間を破られたものの、
この日ライトに入っていた小池本塁へ好返球
見事なビームで、二走・東出を刺すと、
そのウラの攻撃、相手のミスもうまく利用して、
6番に上がった藤井が、ダメ押しとなるタイムリー。
これで2点差となって、復帰登板となった
岩瀬をより楽な展開で投げさせられることに。

どうすればいいかわかんないスライディング。スタメンシャッフルという
カンフル剤によって、
ここまでの戦いで見られなかった
「何とかしたい」という必死さ
さらに「このままではいけない」
という危機感
良い感じで作用して、
打線に火を付けたんじゃないかなと。
まあ3番・和田、5番・森野がともに無安打。
来日初の猛打賞をマークした4番・ブランコとは対照的でしたが、
ここの部分が繋がれば、さらに強力になると思いますし、
今後に向けて楽しみな部分となってきそうですね。
このシャッフル新スタメンが、
5月反攻へ向けてのきっかけとなればいいと思いますし、
ぜひとも一過性ではなく、続けてほしいなと。
そして選手それぞれが新たな打順で、新たな役割を果たし、
状態を上げてくれれば、チームにとって大きいことでしょう。


大型連休もついに終了
再び平日に戻り、ナイトゲームとなってきますが、
まずはこの広島3戦目に勝ち越して、対戦成績を5分に戻す。
そして借金返済に王手をかけてほしいですね。
おそらく先発は、中6日で吉見が濃厚。
マツダスタジアムのこけら落としでも好投したキラーが、
ナゴヤドームでも広島打線を封じこんでほしい。
それを成し遂げるには、もちろんバックの力が伴ってこそ。
守備のミスをできるだけ減らし、打つ方でも早めの援護を。
そして久々にナゴヤドームで勝ち越すことで、
チーム本来のチカラを取り戻せるよう、期待したいところです。


☆ウィナーズ・ボイス(6日)

◎浅尾拓也

<8回まで2失点に抑え、今季3勝目をマーク>
「(ようやく広島戦の連敗を止めた。
きょうはどんなことを考えてマウンドへ)
そうですね。ふがいないピッチングばっかしてたんで、
ちょっと悔しかったのもあるんで、
何とか逆転されないようには思いました。
(序盤は走者を背負ったが、併殺が大きかった)
そうですね。はい。助かりました。
(ベンチで森コーチに何度も声をかけられていたが、
どういうことを)
いや、あの、注意点とか、まあ怒られたりとか、
でも、それが自分のためになっているんでありがたいです。
(支えになったか)
はい、いつも支えになっています。
(8回のピンチ、バックが良く守ってくれた)
はい、あの、こうやってこうして立ててるのも、
小池さんのおかげだと思うんで、ほんと感謝してます。
(先制点につながる場面よく走った)
そうですね。あのう、必死だったんで、
もうヘッドスライディングやろうかなと
思ったんですけど、ちっと途中でやめて、
ちっとどうすればいいかわかんないスライディングに
なっちゃんたんで…。でも点が入ってよかったです。
(井端がよくチャンスで打ってくれた)
はい、何とか還りたかったです。
(連休最後の日、多くのファンが詰めかけた。明日以降の抱負を)
そうですね。あのう、今順位は悪いですけど、
まあこうやって、たくさんのお客さんに来てもらって、
すごいやりがいがある試合ができてるんで、
これからも一生懸命頑張りたいと思いますので、
応援よろしくお願いします!」


<心底必死になったとき、思わぬ動きが出ることがある。
3回の攻撃。井端の二塁打で先制の2点が入ったが、
野手顔負けの走りで一塁から激走。
本塁へ向かったが、ベース手前、突然ぺしゃんとしゃがんだ。
正座のような姿勢で滑り、手をスッと差し出してホームにタッチ>
「必死すぎて何が何だか分からなかった。
ヘッドスライディングやろうかなと思っていて、
途中でやめて、どうすればいいか分からなくて、
あんなスライディングになったけど、点が入って良かったです」

<6回は一発出れば逆転の場面を迎えたが、
4番・栗原、5番・マクレーンを抑えた>
「思い切り腕を振った」

<開幕戦は快投で勝ったものの、
その後は思うような投球ができず2勝3敗と黒星が先行。
くやしさ、不安、もどかしさ…。悩み抜き、登板前に一つ心に決めた>
「調子のいい、悪いは考えないようにした。
調子が良くても悪くても、野手の方に大丈夫か? 
と思われながら投げるのは自分にとってマイナスに働くだけ。
いい、悪いは見せないようにしようと思いました」

<必死になってつかんだ3勝目だが、試合後は表情がさえず>
「勝てたのはうれしいけど、反省もしないと。
内容的には全然良くない。反省すべき点はすごいいっぱいある」

<反省点の一つは1点リードの8回2死二塁。
一打同点のピンチで、2安打されていた天谷を打席に迎えた。
直前に森コーチがマウンドに来てアドバイス>
「初球から(打って)くるから気を付けろ、と。
そう言われているにもかかわらず、初球を打たれました」

<それでも右翼・小池が好返球で同点を阻止。
お立ち台に上がったときには恐縮して>
「ここに立っていられるのも小池さんのおかげ。感謝してます」

<初めて本格的に先発ローテーション投手として投げている今季、
反省と学習の連続。悩みながら、成長の跡は見せた>
「チームも今、低い位置(順位)にいますし、
こんなもんじゃない、というのを見せられて良かった」
カメラブログ中スポサンスポ時事通信毎日jpニッカン


◎井端弘和
<3回、先制2点タイムリー二塁打>
「(おめでとうございます)ありがとうございます。
(浅尾が必死につないだチャンス、どんな気持ちで打席へ)
あのう、浅尾がヒットで出てくれたんで、比較的楽だったですね。
あのう、外野フライでいいなという気持ちで、はい、
思い切りいけたのがよかったです。
(初球から狙っていったが、どういう考えで)
いやあ、引っ張っていい結果が出なかったので、
センターから逆方向へ打てるボールを
どんどん打っていこうと思ってたので、
えー、たまたま甘い真っすぐ系統が来たんで、
思い切り振っただけです。
(きょうは打順を入れ替えて1番。いかがだったか)
えー、タイムリー以外はね、
先頭バッターだったんで、えー、塁に出ないといけないなと
思っていたんですけど、1回も出れなかったんで、
明日以降頑張りたいなと思います。
(ファンもなかなか打線の調子が上がらなくて
心配だったが、きっかけはつかめたか)
(首をひねって苦笑しながら)まだまだだと思いますけど、
あのう、ピッチャーが頑張ってる分、はい、
1日でも早く、はい、打線が好調になっていけば、
もっともっと勝てると思います。
(明日以降の抱負を)
1日でも早くね、借金を返済して、
貯金街道に行きたいと思いますんで、
えー、5月以降、はい、もっともっと頑張っていきたいと
思いますんで、応援して下さい!」



<突破口を開いた新1番が胸を張る>
「広島から点を取れていないというのは気にしていなかった。
10対9でも負けるときは負けるから。
でも負けていることは気にしていた。
(3回の先制打は)うまく打てたと思います」

<実に30イニングぶりに得点を刻んだのは3回。
8番・荒木、9番・浅尾の連打で迎えた無死一、三塁。
広島先発・齊藤の初球、138キロ外角直球を強振。
見事に右中間に運ぶ先制の2点タイムリー二塁打>
「(相手は)ダブルプレーシフトだったんで、
最悪セカンドゴロ、ショートゴロでいい。
三振だけはしないようにと思った。だから積極的にいこうと思った」

<荒木が1番から8番へ、森野と和田は3番と5番が入れ替わった。
4番のブランコ以外はすべてシャッフル。
今季初の大幅なオーダー変更だったが
試合前、ロッカールームは張りつめた空気になったという>
「打順は試合の直前に言われた。
4番以外はみんな変わっていたし、
ピリッと引き締まった雰囲気はあった。
みんなヤバイなって気持ちがあったんじゃないですか。
その前からヤバイっていうのは思っているけど、
でも実際に動かれて、ホントにヤバイと思った。
ケツの穴が締まる感じだった。
(監督が)動くというのは今までよくなかったということなんで、
今まで出てたメンバーが出れなくなるっていう
危機感につながったと思う。ロッカーでもそういう話題になった。
打線がつながった? 久びさじゃないですか」
カメラブログ中スポサンスポ毎日jp
スポニチ名古屋ニッカンデイリー


○小池正晃
<1点差の8回2死二塁。天谷が右前安打を放ったが、
本塁へワンバウンドのストライク返球で、悠々アウトに。
浅尾を救い、薄氷のリードを守ったのはその肩だった>
「指示より少し前で守っていたので、
(東出が三塁を)回ってこないと思っていた。
なのに回ってきたので、落ち着いて投げられました」

<事前に緻密に計算を立てていた。
前よりの守備位置は相手も見ている。だから三塁で止まるハズ。
東出は俊足だが、もし本塁に突入してもここなら刺せる…。
位置取りから送球まで、正確で大きなファインプレーだった>
「あれがアウトかセーフで全然違いますからね」

<攻撃でも渋く光った。打線変更に伴い、2番でスタメン>
「2番というのはびっくりしました」

<驚いても仕事はクール。
3回に送りバントを決め、2四球で相手にプレッシャーをかけた。
昨年は2番で14試合にスタメン出場。
久々の役も渋く演じきったこの試合の『助演男優賞』は>
「井端さんが出た後に臨機応変に
細かいことをやっていかないといけない。
その中でバントも一つ決められたし…」
中スポ

○トニ・ブランコ
<スタメンで一人だけ不変の4番に座った助っ人が大変身。
4打数3安打1打点の大当たりで、来日初の猛打賞。
まずは3回、井端の先制2点適時打の後、
2死三塁で三塁線に適時二塁打を放つと、
5回2死一塁で左前打。8回先頭では左中間を破る二塁打を放ち、
貴重な追加点のホームも踏んだ>
「何とかランナーをかえしたかった。うまく打ててよかったよ」

<28試合で34三振とリーグ三振王を独走中だが、
これで5試合連続安打と、確実さが出てきた。
この日の3安打にも真摯に練習に取り組むまじめさが
裏打ちされたような一言を残して>
「自分が打ったことよりチームが勝ったことが何より。
もっとチーム状態がよくなるよう、神にお願いしたい」
中スポ

○藤井淳志
<8回無死二、三塁、右前にタイムリー安打。
貴重な追加点を叩き出し、リードを1点から2点に広げる。
4回にも安打を放っており、左右両打席でのマルチ安打に。
これで3試合連続となるマルチ。オープン戦の頃の勢いが戻ってきたが>
「引き続き、何も変えずにやります」
(中スポ)

○立浪和義
<8回、1点を加えてなお無死一、三塁の絶好機。
カウント2-2から横山の直球にバットが空を切る。
一本出ていれば試合の行方は決まっていただけに
悔しい凡退。顔をゆがめて>
「チャンスに打てなくて残念。それだけです」
(中スポ)

○荒木雅博
<打順が前日までの1番から8番に。
5月に入って17打数1安打だったが、この日二塁打2本。
打順が下がって、楽にバットを振れたよう。
試合ぶりのマルチ安打で復調の手応えを掴み>
「(打順変更は)自分の打順だけ聞いた。
僕はここ5、6試合全然だめだったから。
あとでみんな替わってるのでオ~と思った。
でも8番に集中と思っていました。
体が動いてくれたのかな。いいですね。
本当の積極性ではないけれど、
今まで逆に入れ込みすぎていたのかも」

<離れていても意識し続ける『ライバル』に刺激を受けている。
熊本工高の同級生で競輪選手の合志正臣。
高校時代は二遊間と1、2番でコンビを組んだが、
その合志が5日、約1年ぶりにGIレースの決勝に進出。
旧友の活躍を気に掛けている>
「お互い新聞で大きくなるところにいるからね。
意識しないと思っても、どこかで意識してしまうところがありますね。
高校時代はクラスも同じだったし、
たまに飯に行ったり。仲はいいですよ」

<合志は今年、3497人いる競輪選手の
上位18人だけが許されるS級S班に入ったが、
2月に落車。長期欠場を余儀なくされた。
5日のGI決勝進出は病み上がりに掴んだ復活への手応えだった。
自身も昨オフ左肩の故障を乗り越えたが、ともに高みへ駆け上がる>
「どちらもプロの世界だから、どこか悪くても
乗り越えていかなきゃならないからね。お互い頑張らないと」
(中スポ、毎日jpニッカン


○岩瀬仁紀
<2点リードの9回、6日ぶりのマウンドに立ったが、
栗原、マクレーン、シーボルの中軸を簡単に片付け、
4月24日の巨人戦以来10試合ぶりの6セーブ目をマーク。
悪夢の日々を感じさせない貫禄の投球。涼しげにほほ笑んで>
「久しぶり? そういうことは気にせず、思い切って投げました。
きょうはピッチング自体の調子が良かったと思います。
チームが勝てたから良かった」

<4月25日の巨人戦では亀井に逆転サヨナラ3ランを浴びると、
30日の東京ヤクルト戦では初球を青木の頭にぶつけ、初めて危険球退場。
タフな守護神でもショックが残る2試合だったはず。
さらに2日からの横浜3連戦では異例の事態に直面。
最後を締めるべき機会が2度あったにもかかわらず、登板なし。
準備はしていたのに起用されなかった>
「首脳陣と話? 特別に話したことはないですよ」

<疲労などを考慮されたことが理由だったが、
必死に心をつなぎとめ、そしてこの日は
すべてを払しょくするマウンドだった>
「登板間隔が空いてモヤモヤしたもの? 
そんなことはないと、自分に言い聞かせて投げました。
結果がすべてだから」

<これで通算セーブは『199』に達し、
史上4人目となる通算200セーブに王手をかける。
冷静な口調に、気合がみなぎって>
「大台? すんなりいけば(達成できれば)いいんですけどね。
一発で決めたいと思います」
中スポサンスポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン

○谷繁元信
<守護神の完全復活に正捕手も太鼓判を押す。
9回、岩瀬と同時に交代出場してマスクをかぶると、
その調子についての不安説を振り払う>
「普通に投げて、セーブがついただけですよ。いつも通りでした」

<一方、自身のスタメン復帰の時期については
こうはぐらかしたが、これが復帰後に出場した初の勝ちゲーム。
着実に階段は上っている>
「どうなんでしょうね?」
(中スポ)

○森バッテリーチーフコーチ
<横浜戦ではセーブのつく場面を迎えたが、
2試合連続で投入は見送られ、この日6日ぶりの登板で
セーブを挙げた岩瀬について>
「若い中継ぎ投手に長いイニングを投げさせるように経験させている。
今年はそういう(育てる)年なんだ。岩瀬だけに頼るんじゃなくて」
ニッカン

◇トマス・デラロサ
<ネルソン・パヤノ、マキシモ・ネルソン。
2人とも『ネルソン』なのだが、『姓』と『名』では
どちらがポピュラーなのか聞いてみると。
またパヤノは左肩を痛めてファーム調整中。
現状では大きな進展はないようだが重症ではないとのこと
「ドミニカ(共和国)ではファーストネームの方がポピュラーかな。
でも、どっちもあるよ」
(中スポ<ドラ番記者>


○落合監督
<シャッフルした新オーダーがズバリ的中。
広島投手陣を打ち崩して、対広島の連敗を3でストップ。
ナゴヤドームでは4月22日以来の勝利を挙げる。
会見時間わずか5秒。試合後ははぐらかして、
新オーダーの狙いを明かさなかったが>
「みんな(報道陣)の質問に答えるだけ、頭が回ってない。
以上。あとは選手に聞いて」
中スポサンスポおおさか報知毎日jp
スポニチ名古屋ニッカンデイリー

2009年5月 6日 (水)

竜守れず打てず走れず、対鯉3戦連続完封負け。

ハマスタで横浜に勝ち越し、
何とか最下位転落を免れた5位・ドラゴンズ
9連戦の2カード目は、ナゴヤドームに戻っての広島戦
その初戦、初回いきなり守りのミスが絡んで先制を許すと、
続く2回にも緩慢なプレーをきっかけに投手に適時打
一方、打線は広島先発・大竹の投球に翻弄されると、
その後も相手継投の前に封じ込められ、完封負け
守れず打てず走れずと、お粗末ドラゴンズ
連勝は2でストップし、借金3に逆戻りとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-広島 4回戦
(5日・ナゴヤドーム | 中日1勝3敗)
37494人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広 島
中 日
[敗] 朝倉(5試合2勝2敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
朝倉、平井、菊地 - 小山、谷繁

◇対広島4回戦・スタメン
1 (二)荒木  (4打数無安打)
2 (遊)井端  (4打数無安打)
3 (三)森野  (3打数無安打)
4 (一)ブランコ (4打数1安打)
5 (左)和田  (4打数無安打)
6 (右)野本  (3打数1安打)
7 (中)藤井  (3打数2安打)
8 (捕)小山  (2打数無安打)
9 (投)朝倉  (2打数1安打)

【得点経過】
<1回・広島> P・朝倉
東出中前打、
赤松セフティ気味三犠打・森野一塁送球逸れエラー
天谷二ゴロ二封、
1死一、三塁から、栗原浮いたフォーク詰まり中前適時打(D 0-1 C)
1死一、二塁から、スコット・マクレーン4-6-3併殺

<1回ウラ・中日> P・大竹
荒木投手右太もも強襲投ゴロ・大竹ベンチ裏下がり治療、
井端二ゴロ、森野四球、ブランコ遊ゴロ


<2回・広島> P・朝倉
シーボル空三振、石井琢朗四球、
石原ヒットエンドラン当てただけ一ゴロ・
ブランコ自らベース踏むも緩慢・
一走石井琢朗そのスキを突き一気に三進、
2死三塁から、大竹内シュート左前適時打(D 0-2 C)

<4回・広島> P・朝倉
シーボル右ひじ死球、石井琢朗右前打、
石原浅い左飛・和田一塁送球・帰塁走者に当たる・
走者それぞれ進塁=和田エラー
1死二、三塁から、大竹外スライダー空三振、
2死二、三塁から、東出投手強襲ゴロ・朝倉好捕

<5回ウラ・中日> P・大竹
和田遊直、野本空三振、
藤井一塁線突破二塁打、小山遊撃ハーフライナー


<6回ウラ・中日> P・大竹
朝倉初球右前打、荒木バント失敗投ゴロ二封、
井端二ゴロ進塁打、
2死二塁から、森野内スライダー空三振


<7回ウラ・中日> P・大竹
ブランコ左前落ちるヒット、和田空三振、
野本逆らわず左前打、
1死一、二塁から、藤井中低めチェンジアップ・
遊撃後方落ちるヒット・二走ブランコ本塁突入、
左翼マクレーン好送球&石原ブロック・ブランコ憤死、
2死一、二塁から、代打立浪内直球伸びなく右飛


<8回ウラ・中日> P・シュルツ
代打デラロサ4球目一邪飛・栗原落球エラー・
デラロサ5球目外高め直球手が出ず見三振、
荒木外スライダー空三振、井端バットの先投ゴロ


<9回ウラ・中日> P・永川
森野粘るも内高め直球見三振、
ブランコフォーク空三振、和田右飛・試合終了。


【ゲームレビュー】
連勝2で止まる
連勝は2で止まった。先発の朝倉は8イニングで無失点も、
打線が散発の5安打で無得点。
失策や走塁死など、ミスもあり流れを手放した。
広島の連敗は2でストップし再び勝率5割。
先発の大竹は7回まで投げ、2勝目をあげた。
公式サイト、中スポ、共同通信社ニッカン式スコア


大型連休もいよいよ終盤。
5月5日は「こどもの日」ということもあり、
子どもたちも多く詰めかけたであろうナゴヤドーム
久々に37000人超の満員になりましたが、
そんななかドラゴンズが展開したのは、
ひと言でいうと「お粗末」。
守れず、打てず、走れずの逆三拍子揃った惨めな野球。
この日の名古屋は雨だったようですが、
「外は雨天、中は打てん」
そんなつまらないフレーズが出てしまうような、
寂しいゲームとなってしまいました。

せっかくハマスタで連勝し、
良い流れで地元に戻ってきたにも関わらず、
立ち上がりにまたもや、守備の乱れが。
前々日、前日とノーエラーで来て、
ようやく締まり始めたかなと思いきや、
初回、バント処理を森野が焦ったか、
ベースカバーの荒木への送球が逸れてしまう。
それをきっかけに先制点を奪われると、
続く2回には、緩慢な守りを突かれ、
内野ゴロにも関わらず、一走に三塁まで進まれる始末。
さらに続く投手にタイムリーを喫し、追加点
4回にも浅い左飛を捕球した和田の一塁への送球が、
帰塁する走者に当たってしまい、ファウルグラウンドへ。
内野で止まらず、ミスの連鎖外野手にまで拡大。

ブランコ背中見せた…。機動力で得点を奪い、
投手中心に守り勝つ
相手の目指す戦い方
見事にやられてしまっての黒星
中盤以降は、ともにチャンスを
作れなかったゲームだっただけに、
一瞬の判断力が、勝負を分けてしまう結果に。
若手ならいざ知らず、主力がこんなことをしていては…。
それをバットで返してくれればいいものの、
クリーンアップが合計11打数1安打では、お話しにならず。
前田健太、篠田に続き、
大竹にまでやられた対広島戦・3試合連続完封負け
ほんと何とかしないと、今季はカモにされるかもしれません。

これでナゴヤドームのゲームは、足かけ4連敗
詰めかける地元ファンをこれ以上ガッカリさせるのは、
できるだけ避けたいものですね。
そのためには、やはり基本に忠実に行かないと。
さらに相手にスキを見せず、自分らがスキを突く
それほど打力があるチームではないですし、
いかにそういう部分を駆使できるか。
さらに戦いにひたむきな部分も必要となるでしょうね。
特に森野の調子が上がらず、和田がやや下降線の主軸
ただ1日1本であっても、チャンスで飛び出す一打を期待。
それこそがチームの士気アップに繋がると思います。


4連休最後となる第2戦は、14時開始のデーゲーム。
ドラゴンズは、中6日で浅尾の先発が濃厚。
広島は左腕の齊藤悠葵が来るのでしょうか。
昨季この赤いハンカチ王子にもやられた記憶がありますが、
まずは0行進をストップさせて、流れを掴むことが先決。
そして本拠地でゲームを優位に進めてほしい。
せめて大型連休最終日ぐらいは、良い形で締めて、
スカッとさせてくれよと願いたいところです。


★プレーヤーズ・ボイス(5日)

●朝倉健太

<8イニングを5安打2失点の好投も実らず、今季2敗目。
先発としての役割は十分果たしたが、
本人は首を振って、腹立たしげに自分を責め続ける>
「初戦はどんなかたちでも絶対に勝たないといけないのに…。
ピッチャーにヒットを打たれたり、
低めに落とさないといけない球を高めに投げてしまって打たれたり…。
やっちゃいけない点の取られ方をしてしまった」

<失点は序盤の2点のみ。
1回は高めに浮いたフォークボールを
4番・栗原に中前に運ばれた先制適時打。
2回は2死三塁から投手の大竹に左前安打を浴びた。
大事なカード初戦。その『立ち合い』ともいえる序盤に、
くやしすぎる失点の連続だった>
「カードの頭をやらせてもらっているということは、
どんなかたちであれチームが勝てるように投げないといけない。
勝ちを持ってこれる投球をしないといけない。
なのに、変な点の取られ方をしてしまって…」

<07年5月8日の白星から続いていた広島戦連勝が
『6』で止まったが、たくましさを示したのも事実。
守備の2失策で2度の大ピンチを招く場面もあったが、割り切り>
「それはしょうがないです。
みんな(ミスを)やろうと思ってやっているワケじゃないんですから」
朝倉健太公式中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋


●森野将彦
<広島先発・大竹に翻弄され、5回2死までノーヒット。
ストレートに力負けし、昨年投げていなかった
チェンジアップに簡単にひっかかり、3打数無安打>
「大竹は昨年より制球がよくなっている。
昨年まではコントロールが悪いイメージがあったけど、
きょうは四球がチーム全体で一つ。
球威はいいものを持っていたけど思い切って投げられている。
ボクには甘いタマが一球もこなかった」

<これで27イニングも続く広島戦でのゼロ行進。
若手の前田健太、篠田、そして大竹にいいようにやられて>
「思い切ってのびのびと投げられている。
嫌がられるような打撃をしないと」
中スポニッカン

●井端弘和
<広島戦は3戦連続で無得点での敗戦。
81年以来28年ぶりの屈辱となったが、今後を見据えて>
「(広島に)見下されている感じがする。こっちも考えないといけない」
中スポ

●田中監督付スコアラー
<広島戦は今季4試合目だが、3戦連続完封負け。
昨年13勝9敗2分と勝ち越したはずが、やられっぱなし。
言葉をしぼり出して>
「各コーチが対策については話している。
向こうが思い切りきているのか、こっちが消極的なのかはわからない」
ニッカン

●石嶺打撃コーチ
<わずか5安打、11三振の零封負けで
先発・朝倉を『見殺し』にしたことを残念がって>
「相手がよかった? それで終わっちゃいけないんだ。
投手に申し訳ないよ。
(広島との)ゲームは明日もあさってもある。がんばらないと」
中スポニッカン

●和田一浩
<ここ7試合で戦3、4、5番の中軸が
計80打数12安打で、打率.150と大ブレーキ。
広島投手陣にひねられ、4打数無安打の5番は声を絞り出して>
「全体的にちょっとやられている。打たないといけない。
打線が低調だし、自分自身も仕事ができていない。
四球1つでもいいから、どんな形でも仕事しないと」
(中スポ<ドラ番記者>スポニチ名古屋ニッカン


○石井琢朗(広島)
<2回1死から四球で出塁すると、
続く石原の高いバウンドの一ゴロに対し、
ブランコが捕り、ゆっくり一塁を踏むのを見て
スピードを落とさず、一気に二塁ベースをける。
慌ててブランコが三塁へ送球したが、悠々セーフ。
直後の大竹の左前打を導く好走塁をみせる。
決断のポイントはブランコの『背中』だったという>
「高いバウンドで(ブランコが)打球を捕った時には
二塁ベースのところまで行っていたんで、
ファースト(ブランコ)が背中を向けて
一塁ベースに行ってから、『いける』と思ったんです。
(二塁に止まったままだと)外野も前にくるし、
(大竹の)あの打球ではかえられなかったかもしれないですね。
でもそれは結果論で、走った時はそこまで考えてはいないですよ。
行けると思ったから走っただけ。これがカープの野球だと思う」
中スポサンスポ時事通信ニッカン

●トニ・ブランコ
<2回1死一塁、緩慢な守備を突かれ、
一塁走者・石井琢朗の三塁進塁を許す。
動きながら走者を見る。それだけで止められたが、
背を向けるのは、ノーマークを宣言しているのと同義。
試合後、自分のどこがいけなかったかを自覚していた>
「(二塁で)止まると思ったんだけど…。
背中を向けてしまったのが失敗だった」
中スポ

●川相内野守備コーチ
<2回に緩慢な動きで一塁走者を
三塁へ進めてしまったブランコを厳しく指摘>
「(ブランコは)基本だよ。
一塁を早く踏んでランナーを見ないと」
時事通信


●藤井淳志
<終始湿りがちだった打線の中で、
3打数2安打とひとり気を吐く。
7回1死一、二塁では左前打を放ち、
二塁走者・ブランコが本塁で憤死したものの、
なおも一、二塁とし、代打・立浪につなげたが、
反撃の一打とならなかったことを悔しがって>
「(朝倉)健太があれだけ投げている中で
何とかしたかったですけど、何とかならなかったですね」

<5回2死には、右翼線を破る二塁打で
大竹の無安打ピッチングをストップさせた>
「大竹はプロ初安打を打っている相手なんで
悪いイメージはなかったです」

<それだけに、自らが突破口になれなかったことが悔しい。
4月5、7日以来の2試合連続マルチ安打で、
一時は.261まで下がった打率も.286まで回復。
安打数とともにチームでトップとなったが、厳しい表情を崩さず>
「勝てなかったんでは、チームのためになったということにはならないです」
中スポ

●野本圭
<第1、第2打席と三振に倒れたが、
7回1死一塁の3打席目にやり返して、
三遊間を破るヒットでチャンスを広げる>
「(大竹は)いいピッチャーですが、
まとまっている分、逆にいきやすい面もあります」

<ただ巧打も得点にはつながらず、悔しさをかみ殺す>
「うーん」
(中スポ)

●立浪和義
<7回2死一、二塁と最高の場面で『代打』を告げられる。
直前の藤井のヒットで二塁走者・ブランコが
本塁憤死しただけに期待が一層注がれたが、
大竹の6球目、内角直球に詰まらされて右飛に倒れる。
こどもの日にドームに訪れたこどもたちの歓声に応えられず、
悔しそうな表情を隠さずに>
「盛り上がったけど、打たなきゃ。
追い込まれて内角だけには絞らせなかったところで、
うまく内角に反応できたんだけどね」

<またこの日イオンナゴヤドーム前ショッピングセンター・
1階モールビジョン横で行われた『バーチャルマネキン』除幕式に出席。
自身の輪郭と同じ形に切り取られた
半透明のアクリル板に後方から映像を照射し、
本人が語りかけているように見せるというもの。
この日から引退する10月までイオン同店で展示され、
試合開催日はナゴヤドームに設置することも検討している>
「ファンの皆さんへの感謝の気持ちを伝えていきたい。
ちょっと恥ずかしいね。でもファンが喜んでもらえたらうれしいね。
これからたくさんコメントも入れていくので、楽しみにしてください」
(中スポ、ニッカン

●平井正史
<9回先頭からマウンドに立つと、
代わり端の石井琢朗は死球で歩かせてしまったが、
石原を二ゴロ併殺に仕留める。ホッと胸をなでおろして>
「コントロールが悪かったのが反省です。
ただ(次に投げた)菊地に走者を背負わさずに渡せたのでよかった」
(中スポ)

●菊地正法
<9回2死、左の代打・嶋は登場した場面で平井を救援。
初球にスライダーで空振りを奪うと、
最後は外角に真っすぐを決めて見逃し三振に>
「初球に変化球でストライクが取れたのが大きかった」

<これで昇格後4試合に登板して3イニングを無失点>
「登板するたびに自信になっている」
(中スポ)

◆浅尾拓也
<横浜との3連戦のベンチに登板予定のないその姿が。
若手らしく声を出して、ベンチを盛り上げるのも一つの役目だが、
ほかの投手から学ぼうと、熱い視線を送っている。
2戦目でチェン、3戦目で川井が好投を演じたが>
「2人とも押すべきところを押し、
かわすところはしっかりかわしていました」

<2人に共通して、迷いのなさが印象に残ったという>
「打たれそうな雰囲気というのが無いんです。
そういう雰囲気づくりが自分も大切だと思うんです」

<4月29日の東京ヤクルト戦で敗れ、2勝3敗と負け越した。
3年目で初めて先発ローテ入りに挑戦し、
開幕勝利も手にした右腕が開幕1カ月でぶつかった壁。
4日の試合前の練習では、森コーチにつきあってもらって
三塁から一塁への遠投をメニューに追加。
またブルペンに入る回数も増やすなど、練習方法に変化を>
「(2軍に)落とされる前に、やれることはなんでもやらないと。
調整方法を変えてみようと思って。
遠投を取り入れたのはその一環です」

<次戦はきょう6日の先発が有力。
この間にやってきたという自負はある。
あとはにじみ出る雰囲気を、リベンジのマウンドで表現するだけ>
「自信は常に持っているつもりではいるんです」
(中スポ)

●谷繁元信
<8回からマスクをかぶり、
復帰後最長の2イニングを守る。
痛めた右ふくらはぎの具合については好感触>
「だいぶよくなってます。
(スタメンも)そろそろ大丈夫じゃないでしょうか」

<ただし全力疾走には慎重な姿勢を崩さず>
「不安があるとすればそこだけ」
(中スポ)


●落合監督
<攻守に精彩を欠き、連勝は2でストップ。
今季4度目、広島戦では3戦連続の零封負け。
わずか10秒足らずで会見場を後に>
「何もねえわ。何かあるようなゲームじゃない。
好きに書いといて。以上」
(中スポ、スポーツ報知共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(5日)

◆第63回JABA(地区)ベーブルース杯争奪大会
決勝
中日-JR東海
(5日・岐阜メモリアルセンター長良川球場)
 JR 000 000 010 = 1
 D 100 000 03× = 4
[D本] なし
[Dバッテリー] 高島、金剛、河原、長峰 - 小田
日本野球連盟公式HPファームブログ
4年連続4度目の出場で、ベーブルース杯初優勝


◆第63回JABA(地区)ベーブルース杯争奪大会
決勝トーナメント 準決勝第2試合
JFE東日本-中日
(5日・岐阜メモリアルセンター長良川球場)
 D 100 030 100 = 5
  000 000 000 = 0
[D本] なし
[Dバッテリー] 山内、清水昭信 - 前田
日本野球連盟公式HPファームブログ

○高島祥平
<社会人野球ベーブルース杯決勝・JR東海(愛知)戦に先発。
5イニングを1安打無失点に抑える好投で優勝に貢献。
高卒ルーキーが、社会人が相手とはいえ、
決勝という大舞台に抜てきされて、見事応えた>
「高校を通して先発は1年ぶりだったけど、
こんな大舞台で使ってくれたことに感謝の気持ちでいっぱいでした。
結果を出したいと思って投げました」

<1、2回を三者凡退に打ち取る上々の滑り出し。
3回に先頭打者に初安打を許すと、
自らの暴投もあって無死二塁のピンチを招くも、
MAX146キロを記録した直球で押しまくり、
後続から2三振を奪うなど気迫の投球で抑え込んだ>
「立ち上がりは、不安があった。
自分で想像以上のピッチングができた。
小田さんのリードも勉強になりました。
今まで調子はあまり良くなかったけど、これを機会にしたいですね」
中スポ

○辻2軍監督
<プロ初先発の新人・高島の好投に目を細めて>
「高島がこれだけ投げられたことが収穫」
中スポ


◎中村公治
<決勝戦の8回2死満塁から、右前に決勝適時打を放つ。
おいしいところをかっさらって、べ杯のMVPに輝く>
「最後はコンパクトにバットが振れた。
今、バットが振れているので、このまま調子を継続して、
公式戦に戻ってもどんどん打ってアピールしていきたい」
中スポ

○中村一生
<大会の首位打者に輝く。
決勝でも1点を勝ち越した8回2死一、二塁から、
勝利を決定づける左中間への2点二塁打を放つなど、
3打数3安打2打点。通算では17打数9安打の
打率.529と打ちまくった。好調さを自己分析して>
「2週間ほど前に打撃フォームで足の上げ方を変えたけど、
それから頭の中がスッキリして打席に入れているのが、
結果につながっていると思います」
中スポ

○山内壮馬
<ワイルドカードで進出したベーブルース杯
決勝トーナメント準決勝・JFE東日本(千葉)戦に先発。
7イニングを2安打7奪三振の無失点に抑えて、
チームをベ杯初の決勝進出に導く>
「調子がいいので、
今日も真っすぐ主体で攻めようと思ってました。
少し高かったです。でも真っすぐが良かったです。
今までで一番いい状態。
これからも真っすぐの質を高めて、上(1軍)を目指したい」
ファームブログ中スポ

2009年5月 5日 (火)

藤井決勝弾主軸連打、延長竜辛くも逃げ切り連勝!

チェン完封で、最下位転落の危機を免れたドラゴンズ
1勝1敗で迎えたハマスタでの横浜との第3戦。
先発・川井が安定した投球で9イニングを2安打1失点と好投。
しかし打線の援護がなく、1-1のままゲームは延長戦へ。
そして迎えた延長11回、横浜抑えの石井から
先頭藤井が右越えへ勝ち越しのソロ本塁打を放つと、
これをきっかけに、主軸の連打で一気に3点。
しかしそのウラ1点を返され、2死満塁となりましたが、
最後は野本の好捕に助けられ、4-2で辛くも逃げ切り勝利!
敵地で連勝したドラゴンズ。借金を2としました。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 6回戦
(4日・横浜スタジアム | 中日5勝1敗)
22529人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 R
中 日 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 3
横 浜 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1
[勝] 齊藤(14試合1勝)
[S] 平井(10試合1S)
[D本] 井端2号 藤井6号
[Dバッテリー]
川井、齊藤、高橋、平井 - 小山

◇対横浜6回戦・スタメン
1 (二)荒木  (5打数無安打)
2 (遊)井端  (4打数2安打1打点)
3 (三)森野  (5打数1安打1打点)
4 (一)ブランコ (5打数2安打1打点)
5 (左)和田  (5打数無安打)
6 (右)野本  (4打数1安打)
7 (中)藤井  (4打数2安打1打点)
8 (捕)小山  (4打数無安打)
9 (投)川井  (3打数無安打)

【得点経過】
<4回・中日> P・小林
井端右前打、森野中飛、ブランコ遊ゴロ6-4-3併殺

<4回ウラ・横浜> P・川井
石川一ゴロ、梶谷一ゴロ、
内川外カーブ右中間突破二塁打、
2死二塁から、村田内入るスライダー左前適時打(D 0-1 YB)

<5回・中日> P・小林
和田三ゴロ、野本三邪飛、藤井二塁内野安打、
小山2球目・藤井二盗失敗


<7回・中日> P・小林
井端甘く入るスライダー強振・左越え前列本塁打(D 1-1 YB)
森野三邪飛、ブランコ左前落とすヒット、
和田右飛、野本二ゴロ


<11回・中日> P・石井
藤井中入るスライダー・右越え前列本塁打(D 2-1 YB)
小山遊ゴロ・石川悪送球エラー・小山二進、
代打小池捕犠打、荒木初球投ゴロ、井端四球、
2死一、三塁から、

森野中高めストレート・左前適時打(D 3-1 YB)
P・真田
2死一、二塁から、
ブランコ初球外スライダー・左前適時打(D 4-1 YB)

<11回ウラ・横浜> P・高橋
ジョンソン内高めストレート・右翼ポール際本塁打(D 4-2 YB)
代打山崎空三振、細山田二塁後方フライ、
金城左前打、石川中前打、代打斉藤俊雄四球、
P・平井
2死満塁から、内川高めストレート・右方向飛球・
野本前進-ダイビングキャッチ好捕、試合終了。


【ゲームレビュー】
延長戦を制し2連勝 横浜戦2カード連続で勝ち越した
11回は、先頭・藤井が右へ勝ち越し本塁打
相手のミスからチャンスをつくり、
森野、ブランコの連続適時打が出て、この回に3点を奪った。
9回まで投げた川井が1失点と好投。
齊藤が今季初勝利を挙げ、平井は4年ぶりのセーブ。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズ・川井雄太、横浜・小林太志
両先発投手が上々の投球を見せ、
1-1のまま、ゲームは延長戦へと突入。
中継ぎのドラゴンズ・齊藤、横浜・山口も好投し、
このまま12回ドローとなってしまうのかなと思っていましたが。
延長11回、ゲームが一気に動き出しましたね。

ベイキラー4発目!そのきっかけとなったのは、
11回先頭の藤井
この回から登板した
横浜のストッパー・石井裕也
甘く入ったスライダーを
うまく右へ持って行くと、
連日吹く強い風にも乗って、
そのままライトスタンドに
飛び込む勝ち越しソロ
確かに甘く浮いたボールとはいえ、
持ち前のパンチ力をここぞで見せた一発は流れを変えましたね。

さらに続く小山の遊ゴロを、ショート・石川が一塁へ悪送球。
相手のミスからチャンスを掴むと、
代打・小池が実にうまい犠打で三塁へ。
続く荒木が初球あっさり倒れるも、
好調・井端が四球を選んで、2死一、三塁。
そして迎えるは、森野、ブランコというクリーンアップ
その中では、このところの不調が響き、
打率がついに2割2分台まで落ち込んでしまった森野
この日も中途半端な三邪飛や、スイング取られての三振など
精彩を欠く感が見られ、正直不安だったのですが、
ここぞの場面でようやくヒットが。
ファウルを3球続けた後のカウント2-1からの6球目、
石井の投じた真ん中高めのストレートを流し打つと、
レフト前へと落ちるタイムリーヒット!
ここまでの2点は、ソロホームランでのもの。
しかし下位打線から繋いだチャンスで、
ようやく主軸が一本放って、タイムリーでの得点。
続くブランコも代わった真田から、
初球スライダーを積極的に捉えてのダメ押しタイムリー
やはり主軸に当たりが出ると、
一気に勝利を呼び込めるんだなと再認識しましたね。

ようやく1本出たとはいえ、まだまだの感もあったりしますが、
この一打をきっかけに、調子を取り戻していってほしいなと。
この日はノーヒットだった和田を含め、
クリーンアップが打たないと、やはり勝てない。
上昇への手応えを逃さず、掴んでほしいと願うところです。


一方、3点リードした延長11回ウラ、
前日温存した岩瀬を注ぎ込むのではと思われましたが、
この日も起用してこなかったですね。
体調は悪くないと、前日の中スポではありましたが、
高橋がバタついて、2死満塁のピンチになったにも関わらず、
ベンチは、岩瀬ではなく平井を投入。
まあ抑え捕手として、バッテリーを組むであろう谷繁
ほとんど準備していなかったですし、
岩瀬横浜・ハマスタの相性というのも考えたのでしょうか。
ただ代わった平井もボールが高く、けっこう危なかったなと。
それでも内川の右へ持って行った打球を、
ライト・野本が前進し、最後はダイブして好捕!
定位置より前に守っておけという、
笘篠コーチのポジショニングの指示が的中したそうですが、
一歩誤って逸らしていたら、一気にサヨナラというリスクもあっただけに、
実に価値あるダイビングキャッチでしたね。
捕った瞬間、ガッツポーズをした野本
TVで見ていた自分も同じくガッツポーズでした!


一時は最下位転落の危機もあったこの横浜3連戦
終わってみれば、2勝1敗と勝ち越し。
借金も2となりましたし、再びが見えてきた感が。
まずは2つの借金を減らして、勝率5割に戻してほしいですね。
9連戦2つ目のカードは、地元・ナゴドに戻っての広島戦
コイの季節ではありますが、気にせずに叩いておきたいなと。
そのためには、もう少し打線の奮起に期待。
先発予想としては、朝倉・浅尾・吉見の3本が濃厚。
しかし9連戦中ということもあり、
間に誰かを挟んでくる可能性もあるのでは思われます。
マツダスタジアムでのこけら落としカードでは、
最後の3戦目にはこてんぱんにやられているだけに、
広島にはその分もきっちりとリベンジしてほしいところ。
さらに今季はナゴヤドームであまり勝っていない印象もありますし、
大型連休終盤、地元ファンを喜ばせるためにも、
ぜひとも連勝を伸ばし、流れを掴んでほしいです!


☆ウィナーズ・ボイス(4日)

◎藤井淳志

<延長11回、勝ち越しの6号本塁打>
「(見事なホームランでした)
そうですね。あのう、結果的にはたまたま
ホームランになってくれたんですけども、
ピッチャーが頑張ってくれたんで、
何とかしたかったので、よかったです。
(先発・川井が本当に頑張っていた)
もう、あのう、迷惑をかけている感じだったので、
僕があのう、試合であまり勝ちに貢献出来ていなかったので、
あのう、何とかしたいという気持ちで、
川井さん、僕はドミニカも一緒に行っているので、
何とかしたかったです。
(あの打席、どんな気持ちで入ったのか)
もうあのう、先頭バッターだったので、
何とか塁に出ようと思ったんで、
それが結果的によかったと思います。
(打った瞬間の感触は)
手応えはよかったんで、あのう、
入ってくれたらいいなと思ってました。
(入った瞬間は)
うれしかったです。
(ハマスタでは初戦に相手エースの三浦から左打席で、
この試合で抑えのエースの石井から右打席で本塁打)
まああのう、たまたま飛んでくれただけなので、
あのう、そういうバッティングをすることを考えず、
一生懸命やれば、ついてくると思って、
結果がついてくると思って、これからも頑張りたいと思います。
(連敗で来た横浜から連勝でナゴヤに戻れる)
あのう、試合前の円陣でも、
あのう昨日から僕が声をかけさせてもらっていて、
で、連勝して名古屋に帰れるので、
あのう、このままいつまでも、
円陣で僕がしゃべれるように頑張ります。
(ゴールデンウィーク、たくさんの方が横浜に、
明日以降はナゴヤでたくさんの人が待っている)
えー、横浜スタジアムだけと言わず、
ナゴヤドームまで足を運んでいただいて、
応援して下さい。お願いします!
(この勢いを続けて下さい)
僕もあのう、勢いに乗って、チームも勢いに乗って、
頑張りますので、ファンのみなさん、ぜひ後押しして下さい!」



<『横浜キラー』の一振りが試合を決めた。
1-1の延長11回先頭、横浜の守護神・石井のスライダーをフルスイング。
右方向に高々と舞い上がった打球が、
風に乗って右翼ポール際に飛び込む。
その後、試合がもつれたものの結果的にはこれが決勝弾。
今季放った6本塁打中、実に4本が横浜戦。
横浜にとっては、まさに『恐怖の7番打者』>
「たまたま相手が横浜だっただけ」

<決勝弾の裏には、両打ちならではの小さな工夫もあった。
延長11回の打席で手にしたのは左打席用の茶色いバット。
本来、右打席は左より約6ミリ長い白バットだったが、
振りが鈍いと感じたために軽く感じられるものに変更。
重さにすれば3グラムも変わらないが、
わずかな軽快感がしぶとい打撃をよみがえらせた>
「自分の調子にもよって変えますし、
そんなに深くは考えてませんけど、いろいろ試そうと思って。
ほんのちょっとの違いなんですけどね」

<異国のリーグで力を合わせた
『戦友』の奮闘に応える一発にもなった。
昨オフにともにドミニカ・ウインターリーグに派遣された川井。
藤井の所属した『リセイ』と川井の『エスコヒード』は
首都・サントドミンゴが本拠地だった。
言葉も思うように通じない、慣れない環境で切磋琢磨しあった仲>
「川井さんは隣のチームでしたし、
何度か一緒に食事をしたりして、いろいろ話したりしましたね。
頑張って投げていたので、打ちたかったですね」

<バットだけでなく、声でも勝利に貢献。
最下位転落危機だった前日の試合前。
試合直前にベンチ前で行われる円陣。
かけ声をかける選手は持ち回り制で決まるが、
その声出し役の順番が回ってきた>
「いい天気だし頑張っていきましょう」

<勝った場合は験を担ぐ意味もあり、
次の試合も任される。この日はこう言ったとか>
「連勝できるように頑張りましょう」

<笑顔で自己流の験担ぎ方を明かしたが>
「きのう(3日)ときょうは天気をネタにしたら連勝したんです。
きのうは『晴れているので』と言ったら、
『曇ってるじゃん』と突っ込まれてしまったんですけどね。
きのうだって勝てる要素なんて
ほとんどなかったのに勝った。不思議ですね」

<もちろん、きょう5日の広島戦も担当するが>
「でも、ナゴヤドームの試合ですから、空が見えませんからね。
いい言葉を考えなきゃいけないですね」

<約2週間ぶりの連勝でチームは
最下位転落の危機をひとまず回避。
そして2リーグ制後、3球団目(巨人・埼玉西武に次ぐ)となる
通算4000勝(3589敗254分け)の節目となった。
思えば入団した06年以来、チームは優勝、2位、3位。
最下位の危機に直面することなどなかったが>
「あれだけ勝っていたチームがこうなるなんて…。
でも、これも経験だと思うことにしています」
中スポスポーツ報知時事通信毎日jp
スポニチ名古屋ニッカンデイリー


○野本圭
<延長11回2死満塁、内川の安打性の低いライナーが
右翼を襲ったが、飛び込んで好捕。
白星をもぎ取った決死のダイブに>
「腹をくくった? そうですね。
(グラブの)先っぽではなく、
ボールを握った感覚があったので大丈夫だなと…」

<捕ったのは自身だが、跳ばせたのはベンチだった。
アウトカウントと二塁走者(石川)の走力を考えれば、
逆転だけは阻止すべく深めに守るのがセオリー。
だがベンチの指示は『定位置よりも少し前』。
攻めのシフトが功を奏し、白星を敵に渡さなかった>
「ベンチの指示でちょっとだけ前に、そしてライト線に出たんです」

<バスへと向かう表情は、なお硬かったが、
ウイニングボールをつかみとった右手の感触は、生涯忘れないことだろう>
「(守りでは)イージーミスが続いていたので、素直にうれしいです」
中スポニッカン

○笘篠外野守備走塁コーチ
<延長11回2死満塁、打席に内川を迎えた場面で、
外野陣に定位置より前に守るよう指示。
これが的中し、内川の安打性の飛球を
右翼手の野本が飛び込んで好捕。
ベンチと選手が一体となって逃げ切りを果たし>
「よく捕れた」
サンスポ

○森野将彦
<延長11回2死一、三塁、左前に適時打。
4月29日・東京ヤクルト戦以来、4試合19打席ぶりに
放った安打は、値千金のタイムリー。
どうしても欲しい追加点をもぎ取り、
クリーンアップとしての責任を果たす。
しかも打線としては42イニングぶりのタイムリーとなり>
「僕が一番ホッとしています」

<ついていたものが取れたかのように表情を緩めたが、
気持ちは緩めない。すぐに気持ちを切り替えて>
「結果がすべて。明日です。明日」
(中スポ)

○井端弘和
<1点差を追った7回先頭の場面、
横浜・小林の初球スライダーをたたくと、
打球は左翼席の最前部に飛び込む同点2号ソロ本塁打。
起死回生の一発を含め、この日は4打数2安打1四球と奮闘>
「ストレートを待っていたら、たまたま当たって入りました」
中スポニッカン


○川井雄太
<2度目の先発となったが、見事な投球。
制球力があり、変化球のキレも抜群。
9イニングを投げて2安打1失点。
走者を出したのは失点した4回だけ。
なかなか援護点のない苦しい展開にも気持ちは折れず、
無四球で三者凡退に仕留めていった。
いつもと変わらない謙虚な口ぶりながら、笑みがこぼれ>
「いつか点を取ってくれると、
なんとか辛抱して一人一人に向かって投げた。
完封とか完投とか先のことはホントまったく考えてなくて、
次のバッター、次のバッターと1
一人一人抑えることの延長で集中して投げていたら、
あっという間に7回、8回までいっていたという感じです。
やるべきことはやれたと思います」

<4回は2死から中軸を迎え、
内川にカーブをうまくすくわれ二塁打。
村田には1-0から高めのスライダーを左前に運ばれ先制される。
小山が低めを要求した直後の制球ミス。
その後すぐに低めへと軌道修正>
「初めてランナーを出して、あそこだけ焦ってしまった。
甘く入って打たれた連打が点につながってしまった。
そこだけが悔いが残ります」

<後半が課題だったが、回が進むごとに、
打たれる気配も、四球の気配も全く感じさせない。
これまで最高でも7回しか投げたことがないのが
うそのような快投。援護がなく同点のまま、
103球でマウンドを降りたが、守り抜く野球をつくり、
応えたチームメートが逆転勝利の結末を演出してくれた。
プロ3勝目はつかめなかったが、すがすがしい表情で>
「白星に関係なく、与えられた仕事をするだけだと思っています」

<前回登板の巨人戦では
1年ぶりに白星を挙げ、壁を一つ越えたが、
今回も中盤でつかまる、という壁を乗り越えた。
完全な変身。そのポイントについては首をひねったが、
この試合を振り返ると『集中』にたどり着く>
「ボクも分かんないです」

<口ぶりはこれまでと変わらず謙虚だが、
その姿は昨年までとはまったく違う>
「自信? これで自信を付けていかないといけないでしょうね」
中スポ中日新聞共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋

○森バッテリーチーフコーチ
<9イニング2安打1失点の好投した川井について>
「あれだけの投球をしてくれたからね。良かった」
サンスポ


○齊藤信介
<延長10回から登板すると、内川、村田、吉村をピシャリ。
吉村を空振り三振に仕留めてガッツポーズをした直後、
味方打線が勝ち越しに成功。迫力のある横浜の中軸打者を
抑えた2番手に今季初勝利が転がり込んだ。
昨年9月10日・巨人戦以来の2勝目に笑顔がはじけて>
「ごちゃごちゃ考えず、とにかく腕を振ろうと思っていました。
でもきょうの内容はよかったですね」
(中スポ、おおさか報知

○平井正史
<2点リードの延長11回2死満塁から登板すると、
昨年のセ首位打者・内川を右直に打ち取る。
大ピンチを抑え、05年4月15日・阪神戦以来、
4年ぶりのセーブを獲得し、安堵の表情>
「チーム事情は言えないけど、準備はしていました。
でも、(出番は)まさかでしたね」
(中スポ)

○小山桂司
<延長11回の接戦を好リード。前日に続いての
『フルイニング出場』勝利で自信を深めたが、
11回のリードには猛反省。最後を締めくくることができずに
マウンドを降りた3番手・高橋にわびて>
「3点もらったんで、心にスキができたのかもしれない。
3人で締めないといけないところだった。高橋には悪いことをしました」
(中スポ)

○立浪和義
<横浜との3連戦では出番がなかったが、
試合後は勝ったとあって笑顔>
「勝ってよかったよ。
代打は(出場機会が)続くときは続くし、ないときはないもの。
9連戦は続いているし、出番があればしっかり結果を残していきたい」
(中スポ)

○小池正晃
<4月途中、ナゴヤドームで流れるテーマ曲を変更。
上地雄輔(歌手名は「遊助」)の『ひまわり』。
もちろん本人は許可をもらっている>
「いい曲だなって思って。
使いますよって言ったら『どんどん使って』と言われました」

<上地は横浜高野球部の1年先輩。
卒業後、芸能界入りしたことは人づてに聞いていたが、
急激に身近になったのは、自身が横浜に入団した数年後。
ファーム暮らしが長かったころ、
京急線の電車に乗っていると、そこに上地先輩が。
偶然に出会ったのに、一気に打ち解けた>
「当時、そんなに有名ではなかったんですが、
上地さんが(ドラマの)『ごくせん』に
出ることになったと言っていたのを覚えています」

<その後相手は俳優として頭角を現し、自分も横浜で活躍。
昨年途中に中日に移籍したが、関係は変わっていない>
「有名になっても全然変わりませんよ。テレビで見たままです。
どんな存在? 何でもしゃべれる、
ボクにとってアニキみたいな存在です」

<『ひまわり』がナゴヤドームで流れたのは、まだ2回しかない。
この日は延長11回無死一塁、齊藤の代打で登場。
きっちりと犠打を決めて追加点をもたらして>
「これをやっていかないといけないんで」
(中スポ)


○岩瀬仁紀
<3点を勝ち越した延長11回ウラ、
逃げ切りの舞台で起用を見送られる。
出場選手登録を抹消されていないことから
深刻な故障でないとみられるが、状態が100%でないのは間違いない。
ブルペンから重い足取りで引き揚げてきて、2日続けて同じ答えを口に>
「(登板)準備はしてました。
(故障かという質問に)そうならここにいないでしょう。
いろいろな思いはあるけど
(起用されなかったことを)消化するしかない。切り替えてやります」
中スポニッカン


○落合監督
<延長戦を制して連勝。借金を2とする。
守り勝つ野球ができたのは>
「川井が良かったのだろう。変なエラーも出なかった」

<延長11回のピンチで、岩瀬を投入しなかったことに>
「岩瀬か? 12回(に起用すること)しか考えてなかった。
点差は関係ない。そういう練習もしないと。
岩瀬ばかりじゃなく、ほかのピッチャーも抑えてくれなきゃ。
まだ先は長いんだ。いろいろ経験してもらわなきゃ」


<社会人時代(東芝府中)を経験している指揮官にも、
ゴールデンウイークはあったのだろうか、聞いてみると>
「いつも試合だ。お盆休みはあったけど。都市対抗も終わってるから。
でも、ゴールデンウイークは試合だった。
連休が長くても短くてもオレには関係ないんだ」
中スポ<ドラ番記者>中日新聞
サンスポ毎日jpスポニチニッカン


若竜トピックス(4日)

◆第63回JABA(地区)ベーブルース杯争奪大会
予選リーグA組 第2試合
日本製紙石巻-中日
(4日・岐阜メモリアルセンター長良川球場)
 D 160 003 1   = 11
   000 001 0   = 1
(7回コールドゲーム)
[D本] なし
[Dバッテリー] 中里 - 前田
日本野球連盟公式HPファームブログ
(予選リーグA組2位ながら、大会ルールにより
得失点率差でワイルドカードを獲得。決勝トーナメントに進出)

○中里篤史
<社会人野球ベーブルース杯予選リーグA組、
日本製紙石巻(宮城)戦に先発して好投。
約1年半ぶりの先発マウンドで、7イニングを6安打1失点。
試合がコールドゲームとなったため『完投勝利』を記録して>
「(先発は)急にだったけど、
味方が1回から点を取ってくれたし、
行けるところまで行こうと思って投げた。
真っすぐをしっかり投げることを意識してたけど、
(指の)かかりも良かったし、いい感じで投げられました」

<先発は07年10月21日のフェニックス・リーグで、
北海道日本ハム戦(サンマリンスタジアム宮崎)以来。
この日今季最長の7イニングを投げ、今後につながる光を見いだして>
「ゴロを打たせて併殺を取るなど、
イニングごとに考えながら投げられた。
真っすぐを高めに投げて空振りも取れた。
これが公式戦でも継続できるようにしていきたいですね」
中スポ

○加藤聡
<育成選手が『5番・DH』として初めてスタメン出場し、
3打数2安打3打点の大活躍。ホッとした表情で>
「集中して打席に入れているし、
凡退した打席も内容は悪くないと思います。
チャンスを与えられて、結果を出せたのは良かった」
(中スポ)

2009年5月 4日 (月)

チェン力投完封、連敗も最下位転落も止めた!

いいところなく横浜にもやられて今季2度目の4連敗
その横浜についに0.5ゲーム差と迫られ、
最下位転落の危機を迎えてしまったドラゴンズ
嫌な流れを食い止めるべく臨んだハマスタでの第2戦。
先発したチェンが立ち上がりから見事な投球を披露し、
なんと横浜打線を6回までパーフェクト
初安打を許した7回以降はピンチの連続だったものの、
すべて凌ぎきって、5安打完封で今季2勝目をマーク。
若き左腕の力投で、連敗を4でストップしたドラゴンズ
なんとかギリギリで転落の危機を免れることとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 5回戦
(3日・横浜スタジアム | 中日4勝1敗)
23920人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜
[勝] チェン(5試合2勝1敗)
[D本] 和田9号2ラン
[Dバッテリー]
チェン - 小山

◇対横浜5回戦・スタメン
1 (二)荒木  (5打数無安打)
2 (遊)井端  (4打数2安打)
3 (三)森野  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ (4打数1安打)
5 (左)和田  (3打数1安打2打点)
6 (右)野本  (4打数2安打)
7 (中)藤井  (4打数無安打)
8 (捕)小山  (4打数2安打)
9 (投)チェン (4打数1安打)

【得点経過】
<2回・中日> P・グリン
和田二ゴロ、野本右前打、藤井三邪飛、
小山二塁後方内野安打、
2死一、二塁から、チェン三ゴロベース踏んで三封


<4回・中日> P・グリン
ブランコ右翼線突破二塁打、
無死二塁から、和田中高め直球右越え2ラン(D 2-0 YB)

<6回ウラ・横浜> P・チェン
大西中飛、細山田初球一邪飛、グリン二飛
(6回終了まで打者18人パーフェクト)

<7回ウラ・横浜> P・チェン
石川初球外直球左前打・パーフェクトならず
山崎投犠打、内川遊ゴロ・二走動けず、村田四球、
2死二塁から、ジョンソン中飛・藤井前進キャッチ

<8回ウラ・横浜> P・チェン
吉村左翼フェンス直撃もシングル、
大西流し打ち右前落とすヒット、
無死一、三塁から、細山田初球内直球一邪飛、
1死一、三塁から、代打金城初球外直球遊飛、
石川四球、
2死満塁から、山崎内スライダー遊ゴロ二封

<9回・中日> P・工藤
野本中前打、藤井空三振、小山詰まり三ゴロ二封、
チェンそのまま打席へ・二塁内野安打、
2死一、二塁から、荒木三ゴロ


<9回ウラ・横浜> P・チェン
内川遊ゴロ、村田初球中前打、
ジョンソン引っ張り右前打・代走梶谷
1死一、三塁から、吉村遊ゴロ6-4-3併殺、試合終了。


【ゲームレビュー】
チェンが昨年9月22日の東京ヤクルト戦以来の完封。
連敗を4で止めた

制球がよく、球威もあり、7回先頭の石川
安打されるまではパーフェクト投球。
7回以降は毎回、得点圏に走者を進めたが要所を締めた。
4回、和田が右翼席へ放った先制2ランが決勝点となった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


負ければ、04年5月以来の最下位転落の危機
先週の日曜日・東京ドームに続き、
今季2度目の生観戦として、ハマスタに出陣しましたが、
何とか観戦勝利となってくれましたね!

チェンが止めた!この日のヒーロー
何と言っても、チェン・ウェイン
中7日での先発となりましたが、
立ち上がりからボールも走っていましたし、
制球も乱れがなく、
横浜打線を圧倒
特に本来の持ち味でもあるストレートが抜群。
3回の細山田、4回の内川、そして5回の吉村など、
右打者の内を攻め込むクロスファイヤーが実にいいなと。

ただ危なげない投球で、テンポ良く0を重ねていたものの、
正直、6回までパーフェクトでいくことになるとは。
自分が何となく気づいたのが、4回辺り
序盤3人ずつで抑えていたのは、打順の巡りでわかりましたが、
内容を振り返るうちに、あれっ併殺もない、四球もない。
とすると、もしかしたらもしかすると…!?
その後は、ドキドキとわくわくが入り交じりながら
マウンド上のチェンの投球を見守っていましたが、
5回先頭、村田の右中間への大きな飛球は、
野本が追いつき、無事にキャッチ。
さらに6回の大西に中飛もヤバイと思いましたが、これもクリア。
6回を終えたときには、行けそうな予感が多分にありました。

しかし立ち上がりから飛ばしてきたこともあり、
7回先頭・石川に、この日の66球目、
外よりのストレートを振り抜かれてしまい、レフト前へクリーンヒット
和田の前にワンバウンドが跳ねたときに、
やはり場内から「あーっ…」という、残念なそうな声が。
初安打が出てしまったことで、
パーフェクトもノーヒットノーランもとなりましたが、
ここからがこの日のチェンの真骨頂だったなと。
続く山崎に犠打で送られ、得点圏に走者を背負ったものの、
内川を内へのストレートで遊ゴロに仕留め、
三塁へ走者を進ませなかったのが、大きかった。
4番・村田とは勝負を避け、2死一、二塁としたものの、
ジョンソンを中飛に仕留め、ピンチを退けゼロに。

さらに続く8回には、吉村、大西と連打を喰らい、
無死一、三塁と再びのピンチ
正直1点奪われるのは覚悟していましたが、
ここでもストレートが見事に力を発揮。
細山田、代打・金城が打ち急いだか、
ともに初球に手を出してくれたことで、非常に助かりましたね。
続く初安打を喫した石川はあえて避けて四球。
2死満塁となったものの、ルーキー・山崎に対して
カウント1-2からの4球目、内へのスライダーで詰まらせ遊ゴロに。
貫禄勝ちという部分もあったかもしれませんが、
逃げるのではなく、攻めの姿勢が十分に出ていて、
抑えた瞬間には、前や横に横浜ファンがいるにも関わらず、
自分も思わず立ち上がって、両手でガッツポーズ!
そして「もらった!」と口走ってしまいました。

それでも4連敗中のチームにとって久々となる白星
神様もそうやすやすとは与えてくれないもの。
最終回、岩瀬を繋がずマウンドを託されたチェンでしたが、
1死から村田、ジョンソンに連打を浴び、
一、三塁と一発出れば、逆転サヨナラという大ピンチが。
そして迎えるは、ここ数試合好調という6番・吉村
最後の最後で厳しい場面が来ましたが、
この勝負がとても面白かったなと。

いかにも一発狙いで、初球から豪快なスイング。
その後もボールに食らいつき、ファウルを重ねる吉村
それに対して、最終回にも関わらず、
150、151キロのストレートを投げ込み、力勝負を挑むチェン
特に初球から5球目までは内へのストレート一辺倒
打者と投手の意地の張り合いに、
一球一球、うなりながら見てしまいました。
そして外に1球ストレートを外した後の
カウント2-1からの7球目、外へ沈むフォークでショートゴロ。
6-4-3とボールが渡って、ゲームセット
今季自己最長の9イニング、116球を投げ、
5安打5奪三振2四球で、無失点
昨年9月以来プロ入り2度目の完封勝利をマーク。
実にしびれる投球で、横浜打線を封じ込み、
チームの連敗を4で止め、最下位転落の危機を救ってくれた背番号21
まさに「チェンさまさま」と、改めて感謝したいと思いました。


とりあえずは、最下位に転落しなくてよかったなと。
さらにこの日は久々にノーエラーで終わるなど
「守り勝つ野球」ができたことも収穫でしたね。
和田の効果絶大な決勝2ランこそありましたが、
打線は相変わらず調子の上がらない状態が続いています。
それでもやはり先発がしっかり投げてくれれば、
ゲームは締まり、良い方向へと傾いていくことは明らかですね。
そしてこの1勝チームにとって、落ち着きを取り戻す良薬となったのでは。
たかが1つ勝っただけじゃないか。
そう思われる方々も多いでしょうが、
逆にチェンがあそこまでの好投をして、
終盤ひっくり返され、逆転負けでも喫したときには、
チーム的には、悲劇のどん底へと沈んでいたでしょうし、
本当に勝ててよかったですよ。

この日のハマスタ、7回表の攻撃前にBGMとして、
RCサクセション「雨上がりの夜空」にが流れていました。
スタッフが意識して選曲したかは定かではないですが、
前日に亡くなられた熱烈竜党忌野清志郎さん
もしかしたら、この日のチェンに、そしてドラゴンズに、
力を貸してくれたのかもしれませんね。
この勝利を生かすためにも、ぜひとも連勝が必須
3戦目の先発予想は、川井-小林太志となっています。
前回登板の巨人戦で、1年振りの勝利を挙げた川井ですが、
チェンとはまた違う持ち味で、横浜打線を封じ、
続いてもらいたいなと思いますし、
打線も前回同様に、早めの援護をしてあげてほしいなと。
ここで停滞することなく、より前に進めるよう、
ベイにしっかり勝ち越して、ナゴヤに戻ってほしいと願います!


☆ウィナーズ・ボイス(3日)

◎チェン・ウェイン

<6回まで一人の走者を出さない力投。
昨年9月22日の東京ヤクルト戦以来の完封で、今季2勝目をマーク>
「(嫌な流れを止めた、素晴らしい1勝)
そうですね。まあ、何とか勝てて、まあそういう気持ちだけで
持っていって、しっかり投げる、それだけです。
(それにしてもハマスタのみなさん、ヒヤヒヤでした)
そうですね。まあ、もう自分のピッチングで
まあヒットでも打たれて、まあそれでもしょうがない感じ以外で、
しっかり腕を振って、下半身使って、まあ投げるだけです。はい。
(6回までパーフェクト。終盤ピンチを迎えたが、
抑えて、何度もガッツポーズが出た)
そうですね。まあ、でも、抑えたから、そういうだけでいいです。はい。
(今日のピッチングを振り返って)
まあまだシーズン始まったばっかりで、
いやでも、まあ、続けて頑張りたいと思います。
(自身プロ2度目の完封勝利の味は)
まあ、やっぱりうれしいですね。はい。気持ちいいです。
(最後は完封を意識したか)
いや、でも1点取られてでも、
しょうがないくらいの気持ち持って、
まあボールもけっこう走っていて、まあそれでいいです。はい。
(もしチームが負けていたら、
どういう状況になっていたか分かっていたか)
まあ、借金5ぐらいあるんで、
いや、でも、何とかチームが勝って、
まあそれで、優勝目指して、はい、それでいいです。
(ゴールデンウィーク、
いっぱいのファンが詰めかけたが、ファンにひと言)
いや、よかったから、ファンのみなさんで、
まあ球場に来て、ボクのピッチングで見せて、
まあ何とかいいピッチング(をしますので)
そしてみなさん(応援)よろしくお願いします」


<満面の笑みでベンチに戻ると、
落合監督とがっちり握手を交わす。
期待に応える快投ショー。6回までは完全ペース、
終盤にやや息切れしたが、5安打の完封で連敗を4で止めた>
「きょうは真っすぐが良かった。
腕を振って、下半身をしっかり使って投げようとした。
負けたら(落合政権では最多の)借金5になることは知っていました。
完封はうれしいですけど、するつもりはなかったんです。
最後は1点を取られてもしょうがない気持ちで投げました。
完全試合? それは意識はしなかったですね。
ヒットを打たれても仕方ないという気持ちで
1回1回、しっかり投げることだけを考えました」

<鋭い直球を有効に使った。
全113球で直球は6割強に当たる69球。MAX152キロも記録。
前々回登板の4月18日の巨人戦で変化球を多用し、
敗戦投手になった反省から思い直したという。
5三振のうち4個が見逃し。打者をぼうぜんと見送らせた。
球威を効果的に使うための工夫だった>
「高くてもちゃんと勢いのある球を使っていけば大丈夫。
高めのインコースを厳しく。低めにいかないようにした」

<7回、先頭の石川に初安打を許した後は、
9回までピンチの連続だったが、どんなに追い込まれても、
はね返す強力な壁を築き上げた投球だった>
「自分のピッチングをして打たれたヒットだったので、
気持ちをすぐ切り替えられた」

<8回は連打を許すなど、終盤になって上体に力みが出た。
9回の打席では名前がコールされてから1分余り、
ベンチ裏から大あわてで飛び出した。試合後こう振り返って>
「9回も行くとは思わなかった。
小池さんが用意していたので(打席は)ないかなあと。
9回まで行けるようなピッチングじゃなかったし」

<後輩の活躍も刺激になっている。
今季から阪神に加入したジェン・カイウンは、
2004年に日本球界初の現役大学生外国人選手として
中日入りした自身の後を追うように日本にやってきた。
ライバル球団に入った後輩にエールを送りつつ、プライドものぞかせ>
「よく知っています。変化球がいい投手。
でも、僕の真っすぐは負けませんよ」

<チームの最下位転落を防いだ完封で
防御率1.22はリーグトップ。
何より、チームを苦しみから解放させた勝利を喜んで>
「シーズンはまだ始まったばかりなので、がんばっていきたいです」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


○小山桂司
<6回まで完ぺきな投球のチェンについて>
「ちょっと完全試合を意識してたのかな。
こっちは意識してなかったけど」

<チェンの完封をリードしたが、打っても2安打。
相手のグリンは昨年、北海道日本ハムでチームメート>
「イメージが違った。
あんなに変化球を(多く)投げるピッチャーじゃなかった」

<この日はバッテリーエラーもなく、必死さをアピール>
「あれだけ練習しているし、
使ってもらっているので結果を出さないと」
(中スポ、サンスポ

●内川聖一(横浜)
<調子を上げていたが、4回の見逃し三振など4タコ>
「(チェンは)適当に荒れていた。
どう打とうか決められないまま終わってしまった」
(中スポ)

●杉村打撃コーチ(横浜)
<完封を喰らった中日先発・チェンについて脱帽>
「球が速く、力で押す投球だった」
(中スポ)

●大矢監督(横浜)
<バットに当てても振り遅れによるファウルや
内野フライが目立ち、9回でも151キロをマークするなど
球威は衰えなかったチェンに敵将も脱帽>
「7回くらいでつかまえられると思ったけど、きょうは直球がよかった」
中スポ毎日jp

○森バッテリーチーフコーチ
<2点差の9回、岩瀬への継投も考えられた場面だったが、
チェンに続投を指示して>
「チェンで行く方が勢いがつく。
チームに勢いを付けるには、競い合ってる若い連中が
完封するのが一番なんだ。よく投げ切ってくれたよ」
サンスポデイリー


○和田一浩
<4回無死二塁、右翼中段へ決勝の9号2ラン。
初球をファウルした直後、真ん中高めの142キロをはじき返した>
「得点圏に走者がいたので何とかしたかった。
シュート回転して甘く入ってきました。
たまたま上がってホームランになりましたね。
勝ちにつながってよかったです」

<28日の東京ヤクルト戦の同点ソロ以来、17打席ぶりの本塁打。
この時点で阪神・金本を超え、ホームランキング争いで
リーグ単独トップに躍り出たが、それでも口ぶりは静か>
「単独トップ? 僕の場合、本数は関係ないと思っているんで。
つなげることを心がけているから。
本数は本当にどうでもいい。勝ったことが大事です」

<この日、敗れれば単独最下位となる状況。
中でも打線は4試合でわずか4得点。
森野、ブランコ、和田のクリーンアップは連敗中44打数6安打、
打率.136と、不振が敗北に直結していた。苦悩ぶりを明かして>
「みんな何とかしようと思っているんだけど、
流れが悪い時はそれがつながらない」

<強調するのはあくまで『フォア・ザ・チーム』。
自身のアーチで連敗を止めたことにも、口元は過剰にゆるまない。
これからの反撃にもこう繰り返して>
「とにかくチームが勝てるように」

<もちろん連敗を止めただけでは満足していない。
最下位は免れたが、この日も得点は本塁打による2点のみ。
チームの沈滞ムードを振り払うのは主軸。
帰りのバスに乗り込む直前、すでに4日の試合へ気持ちを切り替えて>
「連敗中は野手も投手も苦しいですよ。
だからクリーンアップが打たないと。
まずはチームが勝たないことにはね。
それだけ責任が重いところですから。
みんな何とかしようと思ってやっている。
これからいい方向にいけばいい」
中スポサンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン

○トニ・ブランコ
<4回先頭、外角真っすぐを逆らわずに弾き返すと、
ライナーがあっという間に一塁手の右を抜き、
フェンスに達する右翼線への二塁打。怪力が和田の2ランを呼び込む。
4番打者は調子が上がっていることを認めて>
「だんだんよくなっている」

<ただヒットはこの1本だけ。まだまだ安定と呼ぶには早すぎる>
「つかんだ、と思うときと、逃したと思うときがある」

<4月7日の東京ヤクルト戦(神宮)の試合前以来、
今年2度目。またもや丸刈りになっていた。
本当に見事なほど青々とした丸刈り。どうしたの?>
「きょうの朝、自分でやったんだよ。理由はなんとなくだね」

<実は丸刈りとは相性が良い。因果関係は定かではないが、
前回にそった後は4試合連続で安打を放ち、この日も勝利に貢献。
それにしても頭の形が美しい。
こんな表現をしたら怒るかもしれないが、
電球のようになめらか。そうほめると>
「そうかな。ありがとう」
(中スポ<ドラ番記者>

○井端弘和
<1回1死から左前打、5回1死から中前打で
この日4打数2安打と、2試合ぶりのマルチ安打を記録。
得点にはつながらなかったが、しっかりチャンスメーク。
ここ10試合では37打数13安打の打率.351。
好調をキープして、これからも勝利に貢献していきたい>
「状態はよくなっているよ。振れてきているから」
(中スポ)

○立浪和義兼任コーチ
<先発メンバーのみが出場した試合とあって、
出番がなかったが、まな弟子の奮起に目を細める。
試合前、落合監督とともに不振のルーキー・野本を指導すると、
2回1死から右前打、9回先頭で中前打と4打数2安打。
4月10日の広島戦以来のマルチ安打を記録>
「野本はどうしても右肩が下がる。
監督も首が寝ているからバットが下から出ると指摘していた。
きょうはきのうよりもよくなっていたね。結果が出れば自信になる」

<チームの連敗も4で止まり、安堵の表情>
「勝ってよかったよ」
(中スポ)

○小林正人
<2月の春季キャンプからもがき苦しんでいた
リリーフ左腕が別人になって帰ってきた。
その答えはベテラン選手の観察から始まったという。
今年唯一登板したオープン戦(3月14日・北海道日本ハム戦)で
2/3イニングで2安打1四球2失点と散々な結果に。
以降は2軍暮らし。そんなとき1年間の浪人生活を経て
入団してきた河原がブルペンで投球。
それは目指している理想的なフォームだった>
「格好いいなって。
巨人のときもきれいなフォームだなって思っていましたけど、
球持ちがすごくよかったです」

<投手は一般的に、できる限りリリースを遅らせたいと思っている。
ボールの出どころを打者寄りにすることで、
打者のタイミングを狂わせるためだが、その理想が目の前にあった。
チームメートになるまで面識はなかったが、
自分のフォームを見てもらうと、復調に繋がるアドバイスを授かった>
「下半身の使い方を変えたんです。
左ひざをやわらかくして、前に突っ込むというか、
少しでも球持ちをよくしようと。
1センチでも2センチでも、前で投げたいですから」

<フォームを修正し、4月24日に昇格以降、2試合で1勝0敗。
24日の巨人戦では1球勝利も経験。結果がガラリと変わった。
工夫して、努力しながら生きてきたプロの世界。
そしてまた、新たな成長を遂げた>
「まだ2試合ですからね。これからです。
河原さんには本当に感謝しています」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<2点差の9回、3番・内川からの打順だったが投入なし。
前回登板は3日前。登板を妨げる特別な事情はなく、
ブルペンにもいたし、投球練習もしていたよう。
一昨年8月31日の広島戦以来となる
セーブがつく状況での『温存』について、試合後聞いてみると>
「準備? していましたよ。体調も大丈夫です」
中スポ


○落合監督
<チェンの好投で連敗を4で止め、最下位転落の危機を回避。
1週間ぶりの白星を手にしても、試合後はこれまでと何ら変わりなく>
「この前言った通り、(コメントは)何もないよ。
この前(4月29日)1カ月分話した。
(1試合)勝ったから、負けたからといって
話をしなきゃいけないというわけじゃない。
オレにとっては、ただの日曜日」

<移動のバスに向かうチェンの背中を指し一言>
「そこに(チェンが)いるからそいつに聞いてくれ」

<この日、連敗を抜ける前にこう話していた>
「どの球団だって、1回、2回はこういう時期がある。
人間のやることだ。
毎年あるよ。でもそれが分かんないだけで」
(中スポ、中日新聞おおさか報知共同通信社時事通信毎日jpニッカン


若竜トピックス(3日)

◆第63回JABA(地区)ベーブルース杯争奪大会
予選リーグA組 第2試合
西濃運輸-中日
(3日・岐阜メモリアルセンター長良川球場)
 D 000 000 100 = 1
 西  000 140 00× = 5
[D本] 新井
[Dバッテリー] 佐藤亮太、赤坂、高島 - 小田、前田
日本野球連盟公式HPファームブログSEINO-SPORTS.com

●新井良太
<社会人野球ベーブルース杯の予選リーグ2日目、
西濃運輸(岐阜)戦で、7回無死、左翼へ本塁打を放つ。
弾丸ライナーで左翼席中段へ突き刺し、
チーム唯一の得点となる一撃。何とか完封負けは阻止したが>
「ホームランはいい感じで打てました」

<打線が西濃運輸のエース・佐伯尚治にわずか5安打に抑えられ、
自身も4打数1安打に終わり、その表情は渋いまま。
プロ選手のプライドにかけて、きょう4日予選リーグ最終戦に挑む>
「必死こいてやってたんですが…。
またあしたがあるんで気合入れていきます」。
中スポ

●赤坂和幸
<右肩痛で別メニュー調整を続けていたが、実戦復帰。
6回から2番手で登板し、2イニング打者6人を完ぺきに抑える。
4月12日の2軍オリックス戦以来の登板に>
「久しぶりで多少の不安があったけど大丈夫でした。
きょうは開き直って投げたのがよかったと思います」
中スポ

2009年5月 3日 (日)

いいところなく4連敗、泥沼竜最下位転落の危機。

大型連休に突入し、今季初の9連戦がスタート。
最初のカードとなったハマスタでの横浜との3連戦。
開幕3連勝以来、約1カ月振りの対戦となりましたが、
その初戦、立ち上がりから横浜優位の一方的な展開。
先発・山井が乱調。四球をきっかけに失点を繰り返して、
4イニング5失点でKOされると、
打線は、横浜先発・三浦エースの投球の前に
藤井のソロ本塁打によるわずか1点のみ。
勢いの差も感じる完敗を喫し、ついにゲーム差が0.5
今季2度目の4連敗となった落合竜最下位転落の危機です。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 4回戦
(2日・横浜スタジアム | 中日3勝1敗)
21080人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜 ×
[敗] 山井(3試合1敗)
[D本] 藤井5号
[Dバッテリー]
山井、ネルソン、齊藤、菊地 - 小山、小川

◇対横浜4回戦・スタメン
1 (二)荒木  (3打数1安打)
2 (遊)井端  (3打数無安打)
3 (三)森野  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ (4打数1安打)
5 (左)和田  (3打数無安打)
6 (右)野本  (4打数無安打)
7 (中)藤井  (4打数1安打1打点)
8 (捕)小山  (3打数無安打)
9 (投)山井  (1打数無安打)

【得点経過】
<1回ウラ・横浜> P・山井
石川遊ゴロ、梶谷隆幸二ゴロ、
内川風で伸びてセンターバックスクリーン本塁打(D 0-1 YB)

<2回ウラ・横浜> P・山井
ジョンソン四球、吉村高いバウンド遊ゴロ二封・
ジョンソン併殺阻止スライディング・荒木すくわれ転倒、
内藤雄太二ゴロ、
2死二塁から、
細山田武史風伸びセンターオーバー適時二塁打(D 0-2 YB)

<3回・中日> P・三浦
山井二ゴロ、荒木左ひじかする死球、
井端初球・荒木二盗、井端三ゴロ、森野詰まり左飛


<4回ウラ・横浜> P・山井
ジョンソン四球、
無死一塁から、吉村右中間突破適時二塁打(D 0-3 YB)
無死二塁から、内藤投足下抜く中前適時打(D 0-4 YB)
細山田捕犠打、三浦二ゴロ進塁打、
2死三塁から、石川5球目山井暴投・三走内藤生還(D 0-5 YB)
四球石川その間に二進、梶谷二ゴロ

<5回・中日> P・三浦
藤井内カットボール右越え本塁打(D 1-5 YB)
小山中飛、代打デラロサライナー左前打、
荒木三ゴロ5-4-3併殺


<6回・中日> P・三浦
井端カット空三振、森野二ゴロ、
ブランコセンター前進落ちるヒット、和田四球、
2死一、二塁から、野本粘るもフォーク空三振


<6回ウラ・横浜> P・ネルソン
内藤三飛、細山田風右翼フェンス直撃二塁打、
三浦右飛・細山田タッチアップ三進、
2死三塁から、石川二ゴロ・荒木こぼすエラー・
その間に三走細山田生還(D 1-6 YB)
梶谷初球石川二盗・小山悪送球・石川三進、
梶谷三飛

<8回・中日> P・三浦
荒木止めたバット右前打、
井端外スライダー見三振、森野外カット空三振、
ブランコ投手右すね強襲も投ゴロ


<9回・中日> P・高崎
和田左中間飛、野本一ゴロ、藤井一ゴロ、試合終了。

【ゲームレビュー】
投打に精彩を欠き、今季2度目の4連敗
打線に元気がない。横浜のエース・三浦が相手とはいえ、
得点は5回に放った藤井の5号ソロの1点だけ。
それ以外は三塁も踏めず、今季2度目の4連敗
先発・山井は立ち上がりを攻められ、
初回に内川に3号ソロ。2回には細山田武史の適時二塁打、
4回は吉村、内藤雄太の連続適時打などで3点を失った。
横浜先発・三浦は緩急を使い、8イニングを1失点で3勝目。
公式サイト共同通信社時事通信ニッカン式スコア


5月最初の試合は、14時開始のデーゲーム。
今季最初のハマスタは、かなり風が強く
外野に飛球が上がると一苦労の様相。
ハマスタにも関わらず、千葉マリンのテイストまで
加わるなかでの「最下位決定戦」初戦でしたが、
相変わらず低空飛行が続くドラゴンズ
月が変われば、ツキも変わる。
ぜひともそうなってほしいと願いましたが、
全くそんなことはなく、厳しい現状を引き続き披露。
グラウンドで躍動していたのは、
投打がかみ合った横浜ナインばかりという、
一方的なゲーム展開になってしまいましたね。
まさにアリ地獄から抜け出すことなく、精彩を欠く完敗
連敗も借金もかさむこととなってしまいました。


それにしても、1カ月振りの横浜との対戦でしたが、
メンバーがだいぶ入れ替わったようで、
若い選手の動きがかなり目立っていたなと。
捕手の細山田をはじめ、梶谷、内藤、石川など
正直「知らない選手」に躍動されてしまい、
あれよあれよで失点を重ねる始末。
先発した山井制球の悪さと、踏ん張れなさもありましたが、
ある意味怖いモノ知らずの若手に、
村田、内川、吉村、ジョンソンの主軸が絡んでいく横浜打線
まあこの日は、相手の良いところばかりが出たため、
そういう印象を得たのかもしれませんが、
ちょっと現状のドラゴンズとの勢いの差も感じましたね。

しかも横浜先発・三浦
開幕戦のリベンジをと意気込み、まさに「エースの投球」。
リズム、テンポ、制球、すべてヨシの
投球をされてしまっては手も足も出ない。
さらに守備でのミスが出るわ出るわ。
こんな状態では、あっけなく横浜に追い抜かれそう。
そんな風に感じざるをえない寂しいゲームでした。


最下位はイヤ!負けにもいろいろありますが、
とにかく内容が悪い
さらに元気、覇気のなさ
目立つのが気になりますね。
ベテランが多く、
ゲームを見極める能力があるだけに
諦めムードにもなっているのでしょうが、
それにしても淡泊で、ズルズルとやられすぎ
さらにその対策さえも見つからない現状なだけに、
ファンとしては、さらなるガマンも必要なのかも。
この日の様なゲームが続くようなら、
間違いなく、一度は最下位に転落するでしょう。
とにかく早急な修正が必要ですね。
それよりもナインに「勝つんだ」という闘志
見られるようなプレーを期待したところ。

同じく14時からのデーゲームとなる第2戦。
大型連休も本格的に突入し、
ハマスタもだいぶ埋まるのではと思われます。
そんななかベイファンに、「中日与しやすし」と思われるのはシャク。
おそらく先発は、チェン-グリンとなることが濃厚。
良い投手ではありますが、走者を出すと
ややいらつく感のあるグリンだけに、そういう展開を期待。
とにかく連敗を止めて、バタバタ気味のチームを
少しでも早く落ち着かせてもらいたい。
勝つことが最大の「良薬」となってくると思います。
苦しい状態ではありますが、まずはナイン一人一人が役割を果たす
そして前のみを向き、奮起する姿を見せてくれることを願います。


★プレーヤーズ・ボイス(2日)

●山井大介

<3度目の先発で、今季初勝利に挑んだが、
制球に苦しみ、4イニング4安打5失点で初黒星。
球団広報にコメントを託すと、
試合終了を待たずに名古屋に『強制送還』された>
「先頭打者の四球がことごとく点に絡んでいるし、
四球を出して打たれて、絶対にしてはいけないことなので、
反省して、次回の課題にしたいです」
中スポおおさか報知共同通信社時事通信


●マキシモ・ネルソン

<2番手で登板し、失策による1失点はあったものの、
5回からの2イニングを1安打の好投。復調の手応えを得る。
内川を空振り三振に打ち取ったフォークに自信を深めた様子>
「落ちる球をうまく使えたよ」
(中スポ)

●齊藤信介
<3番手で登板したが7回の1イニングを無失点、
先頭の内川にこそ右前打を許したが、『村田封じ』に成功。
スライダーで併殺打に仕留め、
眠らせたままだったのがせめてもの収穫だった>
「状態は悪くないですね。
(2死からジョンソンを)スプリットで三振に取れたのもよかった。
村田は注文通り? そうですね」
中スポ

●菊地正法
<8回に登板、右打者4人を相手に1イニングを無失点。
吉村に右翼線への二塁打を浴びたが、
低めに丁寧に集めて後続を断ち、自信をつける。
近藤コーチからは『右打者も抑えられるところを
アピールしてこい』と送り出され、その通りに結果を出した>
「外のシュートがうまく使えました」
(中スポ)


●藤井淳志
<5点を追う5回先頭の第2打席で、
横浜先発・三浦からチーム初安打となる右越え5号ソロ。
18試合ぶりの本塁打で完封負けは阻止して>
「(打ったのは)カットボール。
どんどん振ろうと思っていたので、
思い切りいった結果がホームランになってよかった」

<ここまでの24試合で安打がなかったのは5試合だけ。
全体的に低調な打線の中で、コンスタントに打ち続けているが、
一矢報いるだけの本塁打に笑顔はなし。
淡々とした口調で振り返って>
「たまたまです。狙ったというわけではなく、
甘いボールを打とうと思って振ったら入りました」

<打撃では結果を残したが、
守備では悔しそうに顔をしかめる場面が。
2回に細山田の適時中越え二塁打、4回には吉村の適時右中間二塁打、
両方とも高く上がった打球をあと一歩で捕れなかった。
だからこそ久々の一発にも心から喜べなかっただろう>
「(一ゴロに終わった9回の)最後の打席もよくなかった。
結果だすべてですから」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

●トマス・デラロサ
<5回1死、山井の代打として打席に登場。
スライダーを左前へ運んで、代打起用に一発回答。
ここまで4度の代打成績は安打2、四球1、三振1と信頼感抜群。
昨年よりも出番は減っているが、存在感は今年も大きくなりつつある>
「日々、自分のベストを尽くすだけだよ」
中スポ

●トニ・ブランコ
<6回に外角のカーブをとらえて右前打。
8回2死一塁では三浦にグラブではじいて止められたものの、
痛烈なピッチャー返しを見舞い、復調の兆しを見せる。
試合前練習ではフリー打撃の後に、
ティー打撃をおかわりと、勤勉さは相変わらず>
「感触は少しずつ、よくなっているよ」
(中スポ)


●荒木雅博
<4連敗に選手会長も監督と同じ『我慢』という言葉を使った>
「よくなるときがくるまで、自分たちのできることをやっていくしかない」

<ただ、その『できること』ができていないのも事実。
6回2死三塁、何でもない石川の二ゴロをお手玉して、
ダメ押しの1点を与えたのは、ほかでもない自身。
語気を荒らげたが、それは自らへの怒りの声だったに違いない>
「エラーしようと思ってやってるわけじゃない」
中スポサンスポ

●森野将彦
<走者を置いた3度を含めて4打席とも凡退、
この4連敗中は15打数1安打とブレーキになっている>
「3番打者が打たないと。責任感を持ってやるしかない」
中スポ


●立浪和義
<バットを持ってヘルメットを被り、最後まで臨戦態勢。
9回もベンチで出番を待ったが、試合に出場することなく、
4連敗を味わい、険しい表情でバスに乗り込む>
「いまはなかなかうまくいかないね。いまが頑張りどころ。
まだ20試合そこそこだから何とでもなる。とにかく頑張っていかないと」
(中スポ)

●溝際トレーナー
<立浪和義という名選手を支えてきた1人。
いまやなくてはならない存在といえる。
00年2月、鍼灸の専門学校を経て、
東京の治療院に務めていたとき、
知人から中日の臨時トレーナーになることを誘われた。
期間はキャンプの1カ月。勉強を兼ねて沖縄に向かったが、
球場に向かう立浪と偶然、一緒の車に乗ったという>
「車の中でふくらはぎをマッサージしてくれって
言われたんですよ。本当に緊張しましたね」

<臨時トレーナーが主力選手を触ることなど
めったにないことだが、その1回で立浪に気に入られた。
翌日から付きっきりでマッサージするようになり、
キャンプ終盤には、立浪から
『このまま球団に残れるように言うよ。
それがダメなら個人的に雇いたい』。
たまたま欠員があったことから球団職員となった。
以来、二人三脚の戦いが始まった>
「いま思えば本当に運命ですよね。
ちょっとタイミングが違っていたら、
こうなってはいなかった。ありがたいです」

<ちょっと触るだけで状態が分かるようになったが、
ここ数年マッサージの回数は激減していると言う>
「『レギュラーを優先してくれ。おまえもしんどいだろ』って」

<あくまで球団のトレーナーであって、
専属トレーナーではない。その気遣いに感動。
立浪の体、やさしさを知り尽くす男がラストイヤーを支えていく>
「週に何回かしか、触る機会がないんですが、
その1回で、できる限りのことをしようと思っています。
立浪の引退? ショックでしたけど
いまは考えないようにしています。
だってまだやれますよ。まだやれる体です。
できることなら来年もやってほしい。そうおもってやっています」
(中スポ)


●谷繁元信
<開幕戦からガラリと変わった横浜のオーダー。
開幕カードはマスクを被り、今回はベンチから
苦戦を見守るしかない正捕手に話を聞くと>
「村田が戻って、メンバーを入れ替えて。
でも打線の印象はそに変わらないと思ったんですけど…。
それよりも自分たちがやることをしっかりやらないと」

<前回の横浜よりは強いが、それ以上に中日が弱くなっている。
とりわけ暴投&捕逸のバッテリーエラーが急増。
12暴投、6捕逸と現時点での投捕のきずなは寸断されている。
止めているうちは気づかない。
後ろにそらして初めて止めている人のすごさが分かる。
だから2つの質問は『まだ無理なのか?』。
こう答えると、「今は辛抱」の言葉を飲み込みバスに乗り込む>
「そりゃ気持ちの上ではあすにでもいきたいですよ。
でも、次にやってしまったら、今年1年終わってしまうと思う。だから…」
(中スポ)


●落合監督
<開幕カードで3連勝した横浜に
投打で圧倒され、今季2度目の4連敗。
借金は今季最多の4にふくらみ、最下位転落の危機。
サングラスの奥に目を隠し、報道陣に囲まれると
笑みを浮かべて語り始めて>
「話すことはない。見ての通り。
2、3日前に全部話しただろ。だから今は何もないって」

<横浜先発・三浦の前に打線が沈黙し、
バッテリーを含めた守りのミスも連発したこの日の敗戦にも>
「何もない。見たまま、感じたまま書いてください」

<チームにとっては2002年8月以来7年ぶり、
自身には就任後最悪の借金『4』となったことについて
問われると、一笑に付して>
「借金4が初めて? 関係ない。
別にいいじゃん。マイナスなんぼになったって。
君たち(報道陣)はすぐそういう計算を
したがるんだからなあ。ばからしい」

<3日前には『一線を越えたら』と何らかの手術を示唆したが、
その『一線』に話題が移ると、話をそらして>
「理解しようとするな。それはみんな(報道陣)には分からない。
野球選手じゃないし監督じゃないんだから」
中スポサンスポおおさか報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(2日)

◆第63回JABA(地区)ベーブルース杯争奪大会
予選リーグA組 第2試合
住友金属鹿島-中日
(2日・岐阜メモリアルセンター長良川球場)
 D 002 100 020 = 5
  100 010 000 = 2
[D本] なし
[Dバッテリー] 岩田、長峰、河原、清水昭信 - 前田、小田
日本野球連盟公式HPファームブログ

○岩田慎司
<第63回JABAベーブルース杯争奪全国社会人野球大会の
予選A組初戦・住友金属鹿島(茨城)戦に先発。
5イニングを2失点に抑えて勝利投手に。
故郷での凱旋登板で好投。
公式戦ではないものの、プロ入り後初めて巡ってきた
先発マウンドで結果を残して>
「2点は取られたけどまずまずだったと思います。
9回を投げるつもりでしたけど、最低限の5回。
先発としての仕事はできたと思います」

<立ち上がりはいきなり先頭・藤澤英雄に左越え二塁打され、
1死三塁から松本卓の左前打で先制を許したが、
それでも2回以降の3イニングは4三振を奪うなど力投。
許した安打は1本と安定した投球を見せる。
5回は1点を奪われたが、先発投手としての役割をきっちりこなす。
先発登板は明治大学時代の昨年10月以来。
地元岐阜市出身で、この日は友人が応援に駆けつけていたが>
「2回くらいで降りていたらかっこ悪いですからね。
いいところ見せられてよかったです」
中スポ

○小林投手コーチ
<プロ初先発勝利のルーキー・岩田に注文を付けて>
「初回と5回は(先頭打者に)2-0から打たれている。
それから失点につながっている。
悔いが残らないように、強い意志を持って一球一球投げてほしい」
中スポ

○谷哲也
<1番・遊撃で先発出場し、
2本の二塁打を含む3安打2打点と大活躍。
3-2で迎えた8回2死満塁の好機では、
右翼線へ2点二塁打を放ち、試合を決めた。
社会人の日立製作所出身、気合を入れ直して>
「日立のときからやっていた相手。
プロに入る前に負けていた相手だったので何としても勝ちたかった。
あしたもエラーなしでいきたい」
中スポ

2009年5月 2日 (土)

見せろ5月反攻、苦難竜試練の9連戦スタート。

早くも2度目となる同一カード3連敗を喫し、
今季最多の借金3と、苦しい状況で4月を終えたドラゴンズ
月も変わり、5月に入りましたが、
いきなり待ち構えるのが、大型連休仕様の9連戦
横浜-広島-巨人という相手との今季最初の正念場
何とか反攻して、この状況を打破してもらいたい。
この日ナインは、最初のカード・横浜戦に備えて
ナゴヤドームで練習後、横浜へと移動したもよう。
新米パパ山井、休日返上ブランコなど、5月最初の話題を。

ドラゴンズトピックス(1日)

◇山井大介

<きょう2日の横浜3連戦初戦での先発が濃厚。
4月28日に第1子の長女が生まれたばかり。
チームは豊橋でナイトゲームの東京ヤクルト戦だったが
自身は遠征を外れ、名古屋で調整したため
出産に立ち会うことができた。自然と目尻がさがって>
「いい日を選んで生まれてくれました」

<今季2度目の先発となった4月24日の巨人戦では、
白星こそつかなかったものの、
7イニングを投げ内野安打1本だけという
超のつく好投で復活をアピール。
その巨人戦でちょうど100球を投げたが、
課題だった回復力に、もう不安はないという。
この日は、軽いランニングとキャッチボールで最終調整>
「翌日もその次も、去年のような変な感じはなかった」

<チーム3連敗を受けての5月初戦登板となるが
特に重圧を感じることもなく、マウンドに上がれる。
公私ともに充実の右腕が、チームの連敗ストップと、
自身2シーズンぶりの白星を狙う>
「何とか止めたいと思うけれど、
自分のできることしかできないんだから。
何とかいい方に向かえるように、できることをやりたい」
中スポスポニチ名古屋

◇チェン・ウェイン
<横浜第2戦で先発が予想されるのは、
防御率1.61と抜群の安定感を誇る左腕。
4月5日での対戦では6イニング無失点に抑え、
今季初白星を挙げているが>
「村田さんの復帰でそのときと打線は違うでしょう。
もともと打線が強力なチームなので、
低め低めに投げることを心がけたい」
(中スポ)

◇川井雄太
<4日の第3戦先発が有力。
1年ぶりにプロ2勝目を挙げ、目を輝かせる>
「いつでも、行けと言われたときに行けるように準備をしています」

<4月26日の巨人戦で勝った後、豊橋遠征から外れるなど、
先発ローテーション投手扱いを受けていることには>
「あまり気にしないで、自分のできることをやっていきたい」

<昨年は2勝目が挙げられなかったが、
地に足をつけて次の白星を狙う>
「意識するとダメだと思う。
1アウトずつ、1イニングずつを考えて」
(中スポ)

◇浅尾拓也
<ナゴヤドームのスタンドを使った階段上りでトレーニング。
この日は登板から2日後、登板翌日の4月30日も
ベンチ入りするなど休みはないが、きっぱり。
3敗目を喫した悔しさを、汗とともに流している>
「当然です」
(中スポ)

◇岩瀬仁紀
<この日、遠征先の横浜へ向けて名古屋から出発。
4月30日の東京ヤクルト戦で青木に1球目をぶつけ、
プロ入り後初の危険球退場となった守護神だが>
「昨日の夜(4月30日)に本人(青木)と電話で話をしました。
大事に至らなくて良かった。切り替え? そうですね」

<きょう2日から1.5差の最下位横浜戦。
結果次第では04年5月11日以来となる
単独最下位に転落してしまう危機。
チームにとっては仕切り直しとなる3連戦だが>
「自分の役割をしっかりと果たしたい。頑張ります」
ニッカン


◇森バッテリーチーフコーチ
<3連敗で今季最多の借金3と膨らむなか、
2軍暮らしが続く山本昌、中田ら主力クラスの1軍昇格を見送り、
現状の戦力で苦しい状況を打破するつもり。
実績のないナインに自信を植え付ける考えを示し>
「まだオープン戦の延長と考えているし、選手が競争していく段階だ」
おおさか報知


◇トニ・ブランコ
<打率.227、4本塁打と不振続きの主砲が休日返上。
野本ら若手に交じってナゴヤドームでのピックアップ練習に参加。
ピックアップ練習に臨むのは4月13日の甲子園以来で今季2度目。
石嶺打撃コーチに指示を仰ぎ、フォーム修正に着手。
長い長いトンネルを抜ける手応えを得たようで、
帰り際は充実した表情を浮かべ、うれしそうにタクシーに乗り込む>
「きょうはいい練習ができたし、あしたはきっと大丈夫だよ」

<フリー打撃の直前、約5分間にわたり、
石嶺打撃コーチと身ぶり手ぶりを交え、
新しいフォームを試行錯誤。悪癖の矯正に努める>
「打つときに左肩が入りすぎていたから、
平行にするように言われたんだ。
毎日いろいろ教えてもらっている。とにかくたくさん練習するしかない。
監督はチャンスをくれている。オレも一生懸命やる」

<その効果はてきめんで、フリー打撃は圧巻の内容。
65スイングで18本がオーバーフェンス。
ナゴヤドームの5階席に到達する打球も、4連発もあった>
「いい形で打てたよ」

<効果を見せる舞台は整っている。
2日から横浜との3連戦(横浜)。
開幕戦で来日初打席初アーチを放った三浦と
対戦するだけに、最後は日本語で不敵に笑って>
「ベイスターズに対して、苦手なイメージは持っていない。
初戦の登板は三浦が濃厚だって? それは良い情報だね。アリガトウ」。
中スポおおさか報知スポニチ名古屋ニッカン

◇石嶺打撃コーチ
<ブランコのフォーム改造に手応えを口にするとともに、
悩める主砲の大変身に期待するが>
「初めて日本に来たのだから、苦しみながらやっている。
ただ、あそこまで飛ばす能力は日本人にはないものだから。
まだまだという部分はあるけど、あれだけのパワーを持っているし、
一生懸命練習しているし、必ず良くなると思う」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇野本圭
<4月は中盤まで4割近い打率を誇り、
チームに大きく貢献してきたが、後半に苦しみ、
最終的に打率.236まで落ち込んでしまった。
この日は精力的にピックアップ練習をこなし、
再上昇へ必死な姿勢を見せていた。
ルーキーは5月の巻き返しを目標に掲げて>
「きょうから5月ですからね。
心機一転、落ち着いてプレーできるようにしたいですね」
(中スポ)

◇和田一浩
<4月は本塁打はリーグトップタイの8本、
打率も3割をキープして、打点はリーグ2位タイの19。
月間MVP本命の阪神・金本を猛追していたが、
本人はあっさりとしたもの>
「関係ないよ」

<だが今のアニキに興味はなくても、
4年前のアニキには興味がある。
東北福祉大の先輩・金本は37歳(05年)に自己ベストを記録。
だからこそ自身もそれを理想に
プロ13年目の今年に自己最高記録というノルマを課した。
打率.327、40本塁打、125打点が4年前の金本の数字。
4月を終えた段階で打点こそ試合数が3試合少ないだけに、
1打点足りないが、打率、本塁打ともに上回っている。
新フォームへの手応えを掴み、後輩の進化への道は続いている>
「4月段階は05年の金本以上? 
それは9月段階になって言ってよ。まだシーズンは長いから。
ただ、この4月はまだ手探りなんだけど、悪くはない。
何をやっていいか分からない、というような状況ではないね」
(中スポ、和田ブログ「感謝!色々な方に支えられてます!!!!」)


◇井端弘和
<中スポ「井端の流儀『巧』」より。
今回のテーマは『2番打者』。
球界最強の『2番』の呼び声高いが、打席での心構えなどを明かす>
「2番バッターとして一番大事なことを
一つ挙げるとすれば、それは『思い切り』ですね。
無難にいこう、無難にいこうとしてはいけない。
思い切りいった“裏側”にダブルプレーがある。
ボクの場合は、『ダブルプレーを打ってやろう』ぐらいの気持ちで
打席に立つこともあります。
それなら結果的にダブルプレーでも後悔がない。
結果はあまり気にしないようにしないと、
気持ちに踏ん切りもつきませんから。

だから、ランナーがいるからといって
打撃を変えるということはほとんどありません。
下手に意識し過ぎると自分の打撃を崩すことになる。
例えば無死二塁のような状況で進塁打を狙うことはもちろんあります。
ただ、本当にランナーを進めたいときはベンチからサインが出る。
サインが出なかった場合は、極端に言えば
『ホームランを打ってこい』ということだと思っています。

(走者がいるとき、特に一塁にいるときに高打率を残しているが)
ランナーがいるときに打っていること自体はいいことですね。
普段から右方向を意識した打撃をしているので、
それが好結果に結び付いているのかもしれません。
ランナーがいれば守備隊形も変わるし、
ヒットが出やすいということはあると思います。

『1番・荒木』との関係で言えば、
例えば一塁に出塁している場合は
『走れるときは走るまで待つ』のが基本的なスタンスです。
長いことやっていると、『走れる投手』と『走れない投手』は
自然にわかるものです。それ以外はあまり考えないようにしています。
若いころは『1番』を生かそうと考えすぎて、
結果として自分の首を絞めたことがありましたから。

野球は毎年変わるから難しい。
一年一年、相手も考えてくる、自分も変わる。
その中で心がけているのは、
常に攻撃的にいきつつ『いかないときはいかない』
とメリハリを付けること。
自分の中にある『理想の2番』に近づいていきたいですね。

開幕から1カ月たち、今年の打線の形も見えてきました。
はっきりしてきたのは『動かないと点が取れない』ということです。
チーム全体では出塁が減っています。
だからこそボクがもっともっと出塁してかき回していかないと。
調子自体はまだまだなので、練習を重ねて
自分のスイングを取り戻したい。これからですよ」
中スポ「井端の流儀『巧』第9回より)


◇立浪和義
<この日は名古屋市内の自宅でリラックスして、
夕方、新幹線で横浜に移動。
正念場の9連戦に向けて気合を入れて>
「いま、状態は悪くない。ボールも見えている。
チームは苦しい状況だけど、出番があれば、
しっかり結果を残していきたい」

<5日からお目見えすることが明らかになった
『分身』のバーチャルマネキンについて>
「1人でも多くのファンに(メッセージを)聞いてもらいたい」
(中スポ)

◆等身大の立浪に会える(中スポ)
(ラストイヤーを迎える立浪が目の前であなたに話しかける。
そんな等身大のバーチャルマネキンが5日から
イオンナゴヤドーム前ショッピングセンター内に
お目見えすることが明らかに。友人に提案され、
「ファンが喜んでくれるならやってみよう」と即決。
球団、イオンの協力を得て、4月末に撮影。
立浪本人の言葉でファンに感謝の気持ちを伝えていく。
同マネキンは引退するまで設置予定)

◇伊藤常務取締役管理担当
<立浪バーチャルマネキン企画などに
球団側も全面バックアップを約束>
「今度の幹部会で立浪選手のプロジェクトチームの
立ち上げを提案するつもりです。
引退まで、できる限りのことをしたい」
(中スポ)


◆佐々木球団社長(横浜)
<この日、新型インフルエンザに感染している
可能性があるとされた横浜市内の男子高校生が
検査の結果、陰性だったことを受け>
「とりあえずホッとしました」

<横浜市側からは状況によっては
公式戦が中止になる可能性も通達されていたそうで、
それでも厳しい表情は崩さずに>
「野球界だけで対応を決められることではない。
今後も国や市などの指導を仰いでいきたい」
(中スポ)


【ドラゴンズ・9連戦の日程】
2日(土)対横浜 (14:00・横浜スタジアム)
3日(祝)対横浜 (14:00・横浜スタジアム)
4日(祝)対横浜 (14:00・横浜スタジアム)
5日(祝)対広島 (15:00・ナゴヤドーム)
6日(休)対広島 (14:00・ナゴヤドーム)
7日(木)対広島 (18:00・ナゴヤドーム)
8日(金)対巨人 (18:00・東京ドーム)
9日(土)対巨人 (18:00・東京ドーム)
10日(日)対巨人 (14:00・東京ドーム)

<ファーム>
第63回ベーブルース杯争奪全国社会人野球大会
(岐阜メモリアルセンター長良川球場)
2日(土)対住友金属鹿島 (11:30・予定)
3日(祝)対西濃運輸 (11:30・予定)
4日(祝)対日本製紙石巻 (11:30・予定)
5日(祝)決勝トーナメント 準決勝・決勝
(予選リーグ1位通過の場合)

8日(金)対福岡ソフトバンク (12:30・雁の巣球場)
9日(土)(対福岡ソフトバンク 予備日)
10日(日)対福岡ソフトバンク
(12:00・津久見市総合運動公園市民野球場)


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
豊橋、そしてナゴヤドームと、
ホームゲームの東京ヤクルト戦で、まさかの同一カード3連敗
それもドラゴンズらしい『守り勝つ野球』が破綻して
連夜の守乱に加え、3戦目は岩瀬の危険球退場プラス完封負け。
ベンチ内にもいかにも重苦しいムードが流れ、
しばらくは『ガマン』が続いていくのかなと感じたものですが、
ファン心理というのは実にわがままなもので、
何とかして浮上してほしいと願うばかり。
幸いにも月が4月から、5月と変わったうえに、
移動日ということで、1日空くことになった。
これが流れを変えるきっかけとなればいいなと思いましたね。

この日投手陣、さらにピックアップされた若手野手陣は、
横浜へ移動する前に、ナゴヤドームで汗を流したようですが、
こういうときこそ体を動かし、心機一転させるというのも手でしょうね。
ただその中で悩める主砲・ブランコが、
石嶺コーチ指導のもと、フォーム矯正

5月反攻のキーマン。 「打つときに
左肩が入ってしまう」
というのは、
ずっと言われてきている
ブランコ悪癖ですが、
5月はその辺をうまく修正して、
上昇カーブを描いてほしいもの。
奇しきも最初のカードのハマスタは、
狭いですし、本塁打が出やすい球場。
こういうムードを振り払うには、主砲の一発というのが
実に効果があると思いますし、ぜひともかましてほしいなと。
相手の初戦先発は、三浦ということもありますし、
開幕カードでの衝撃弾の再来を期待したいところです。


一方、9連戦とハードな日程となることで、
野手陣よりも、投手陣のやりくりがポイントとなるでしょうね。
きょうからの横浜との3連戦、中スポの先発予想は、
初戦・山井、2戦目・チェン、そして3戦目が川井
前週の巨人戦の先発陣がそのまま起用されるという見方。
続くカードの広島戦は、
中5日で朝倉、浅尾、吉見となりそうですが、
それでも1、2枚、先発が足りないのでは。
できればファームから何人か上げたいところなのですが、
ただ候補といえた山本昌、中田といった主戦級が依然として今イチ
前回登板でようやく復調の兆しを見せた小笠原
また好調が伝えられる佐藤充、山内らは可能性こそあるものの、
その辺を上げるなら、ネルソンを使うというのが現実的かも。

9連戦を戦っていくということでは、
最初のカードでは、できるだけ、
先発陣に踏ん張ってほしいと思うのは当然。
そうなると前回登板の巨人戦
立ち上がりこそドタバタしたものの、
その後は見事な投球で、復活をアピールした山井
さらに防御率1.61と、数字的には安定しているチェン
この2人には自然と長いイニングが求められてきますね。
特に厳しい状況のなか、連敗ストッパーとしての期待もかかる山井
先日の28日にはお子さんも生まれたようで、
ぜひともお祝いのウィニングボールを捧げてほしいもの。
主砲の村田も復帰してきましたし、
開幕で3連勝できたときの横浜とは
チーム状況が明らかに違うと思いますが、
勝つためにはやはり先発がいかに粘ることができるか。
「自分のできること」を心がけ、
快投で悪い流れを変えてほしいと期待します。


世界的に突如わき起こった新型インフルエンザの脅威。
この日未明、カナダへの研修旅行から帰国した
横浜市内の男子高校生が簡易検査の結果、
新型インフルエンザの「疑い症例」と診断、
という情報が流れ、その後の検査結果次第では
最悪の場合、ハマスタでのゲームが
中止になる可能性まであったようですが、
陰性だったと発表されたことで、無事に開催される運び。
また横浜との差が1.5ゲームということで、
一部では『最下位決定戦』という声もささやかれていますが、
その横浜戦を含め、今回の9連戦
チームにとっては、文字通り『正念場』といえるでしょう。
本来の動きが出来ない主力がいかに復調し、
また乱れまくる守備をいかに修正できるかによって、
5月反攻となるのか、ズルズル沈むのか、明らかになってきそう。
もちろんファンとして望むのは、上昇あるのみ
まずは初戦しっかり取って、良くない流れを食い止めること。
そこに全力をかける竜ナインを、見守っていきたいと思います。

2009年5月 1日 (金)

岩瀬初球危険球退場、悲劇竜ヤクに3タテ借金3。

連夜の守乱で、東京ヤクルトに連敗。
落合政権6年目で初の4月負け越しが決まったドラゴンズ
それでも地元での3タテだけは何としてでも阻止したい。
そんな思いを胸に迎えたナゴヤドームでの第3戦。
0-1で迎えた最終9回に、思いも寄らぬ展開が。
2死二、三塁の場面で登板した守護神・岩瀬が、
青木への初球、いきなり頭部に死球を当ててしまい危険球退場
重苦しいムードのなか、緊急登板となった高橋が、
続く武内にダメ押しの2点適時打を献上。
そのまま完封負けを喫し、今季2度目の地元3タテ
借金3となったドラゴンズアリ地獄から抜け出せませんでした。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 6回戦
(30日・ナゴヤドーム | 中日1勝5敗)
29184人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日
[敗] 吉見(5試合2勝2敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
吉見、平井、岩瀬、高橋 - 小山、谷繁

◇対東京ヤクルト6回戦・スタメン
1 (二)荒木  (3打数1安打)
2 (遊)井端  (2打数2安打)
3 (三)森野  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ (3打数無安打)
5 (左)和田  (4打数1安打)
6 (右)野本  (4打数無安打)
7 (中)藤井  (4打数1安打)
8 (捕)小山  (3打数無安打)
9 (投)吉見  (2打数無安打)

【得点経過】
<1回・東京ヤクルト> P・吉見
福地二塁内野安打、宮本投犠打、青木四球、
デントナ二ゴロ、ガイエルストレート四球、
2死満塁から、川島慶三シュートバットへし折り二ライナー

<1回ウラ・中日> P・石川
荒木中飛、井端中前打、
森野二ゴロ・森岡二塁悪送球エラー、
1死一、二塁から、ブランコ遊ゴロ6-4-3併殺


<3回・東京ヤクルト> P・吉見
福地空三振、宮本右前打、青木左翼線二塁打、
デントナ二ゴロ、
2死二、三塁から、ガイエル詰まり浅い右飛・
野本前進地面すれすれランニングキャッチ好捕

<3回ウラ・中日> P・石川
小山右飛、吉見遊ゴロ、
荒木中前打、井端ストレート四球、
2死一、二塁から、森野初球引っ張るも一塁線ゴロ


<6回・東京ヤクルト> P・吉見
デントナ右飛、
1死から、ガイエル外低めフォーク右越え本塁打(D 0-1 S)
川島慶三三塁線抜く二塁打、相川二飛、森岡見三振

<6回ウラ・中日> P・石川
井端三塁線突破二塁打、森野右飛・井端タッチアップ三進、
ブランコストレート四球、
1死一、三塁から、和田遊ゴロ6-4-3併殺


<7回・東京ヤクルト> P・吉見
石川遊ゴロ・井端グラブ差し出すも後逸=エラー、
福地遊ゴロ二封、宮本三ゴロ二封、青木左飛

<8回ウラ・中日> P・石川
代打小池左前打、荒木投犠打、井端四球、
1死一、二塁から、森野ひっかけ遊ゴロ二封・小池三進

P・イム・チャンヨン
2死一、三塁から、ブランコ二ゴロ

<9回・東京ヤクルト> P・平井
代打ユウイチショート後方落ちるヒット・代走野口
飯原バスターエンドラン中前打・野口三進、
福地2球目・飯原二盗、福地高め釣り球空三振、
宮本低めストレート差し込ませ投ゴロ・
三走野口三本間挟殺・その間に宮本二進、
P・岩瀬、捕手谷繁
青木初球内角シュート頭部直撃・
岩瀬危険球退場・警告試合宣告
青木担架で運ばれ退場・代走田中浩康
P・高橋
2死満塁から、武内外低めスライダー右前2点適時打(D 0-3 S)

<9回ウラ・中日> P・イム・チャンヨン
和田二ゴロ、野本二ゴロ、藤井三塁線突破二塁打、
代打立浪中ライナー、試合終了。



【ゲームレビュー】
吉見の好投に打線応えず3連敗
初回1死一、二塁、5回には1死一、三塁の
先制機をつくりながら、併殺で無得点。
東京ヤクルトは0-0の6回にガイエルのソロで均衡を破ると、
9回にも武内の適時打で貴重な2点を加えた。
8回2死まで無失点の石川が3勝目。
その後をイム・チャンヨンが締めた。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


ドラゴンズ・吉見、東京ヤクルト・石川の両先発が
ともに走者を出しながらも要所を締める投球。
一歩も譲らず、0-0のまま迎えた6回、
吉見が4番のデントナには打撃をさせなかったものの、
続くガイエルに外角低めのフォークをうまく拾われ、
パワーでライトスタンド手前ラバーへと運ばれる痛恨のソロ

それでもその1失点のみで踏ん張り降板した吉見に代わって、
9回に登板した平井が、代わり端連打を浴びて、
無死一、三塁のピンチを背負ったものの、
続く福地を高めの釣り球で空振り三振。
さらに宮本を低めのストレートで差し込ませての投ゴロ。
三本間で挟み、本塁突入を阻止して、2アウト。
そして二、三塁で、青木という場面で
ベンチが動いて、バッテリーを入れ替え。
ピッチャー・岩瀬、そしてキャッチャー・谷繁のコールが
場内に響いたときの大歓声はスゴかったなと。

待ちに待った正捕手の復帰
それもゲームのヤマ場という大事な場面。
ここでピンチを凌げば、そのままサヨナラへと気運が高まる…。
そう思いながら見ていましたが、思いも寄らぬ悲劇が。
岩瀬が投じた初球、シュートが内角高めへ抜けて、
なんと青木の頭部を直撃…。
カツーンという大きな音と共に、ボールはそのまま目の前へ。
すぐさま主審から危険球退場を宣告されたものの、
すっかり顔色が変わり、本塁上で心配そうな表情を浮かべる岩瀬
うずくまったまま動けなかった青木は、
そのまま担架で運ばれ、ベンチ裏に下がりましたが、
信じられない光景に場内は騒然、そして沈黙
そこまでのムードが一変し、一気に重苦しい空気が。

岩瀬が危険球退場となったことで、高橋が緊急登板。
しかし「申し訳ない」というムードのなか、
ゲームが再開されてしまっては、致し方なし。
案の定、高橋は続く武内2点タイムリーを献上。
反撃の気運も一気に萎み、続投となったイム・チャンヨンの前に、
藤井が二塁打で出たものの、そのまま0-3で完封負け。
巨人戦に続いて、地元で東京ヤクルトにも思わぬ3タテ
04年5月以来、5年ぶりとなる借金3で、
4月を終えることとなったドラゴンズ
アリ地獄から抜け出すことができませんでした。


まさかの危険球退場。反撃気運も高まるなか
迎えた9回の攻防でしたが、
ああいうムードになってしまっては、
さすがに反撃して勝つということは
難しいんじゃないかなと。
レントゲン、CT検査の結果、
青木に異常がなかったことは本当に幸いでしたが、
長いペナントレース、ほんといろんなことがありますね。
ただその部分を除いたとしても、
相変わらず打てず、守れずの状態が続くドラゴンズ
浮上にはもう少し時間が要するかもしれません。

3回の野本のランニングキャッチをはじめ、
4回に井端からのバウンド送球をうまくさばいたブランコ
また小山が前夜の反省を生かし、5回に俊足・福地の盗塁を刺すなど、
ナイン何とかしたいという気持ちを持っていることは確か。
しかし、いかんせんそれが結果へと結びつかないのが、痛いところ。
できるだけ浮上への糸口と掴むと同時に、
主力選手ベストな状態になってくるのを待つしかないでしょう。
苦しかった4月が終わり、新たな5月に変わる
そこで何とか良い流れを引き寄せてほしいものですね。

結局4月は、10勝13敗
首位・巨人に5ゲーム差をつけられての5位
まあ2位以下がダンゴ状態とはいえ、
その争いからも若干離れそうなムード。
振り向けば最下位・横浜とわずか1.5ゲーム差
まあ前だけを向いていくことが大事とはいえ、
ちょっとこれはまずいなと。
そんな重苦しいムードのなか、5月最初はGW仕様の9連戦
しかも最初のカードとなるのが、
よりによって、ハマスタで横浜との3連戦。
3タテした開幕カード以来の対戦となりますが、
そのころとはともにチーム状態も違いますし、
果たしてどんな展開が待ち受けているのでしょうか。
ゴールデンウィークのハマスタといって
思い出されるのは、07年まさかの3連敗
その再現だけはくれぐれも回避してほしいですし、
そのためには、ナインのより一層の踏ん張りが必要ですね。

まあこのまま終わるドラゴンズではないでしょうし、
現状はそのための潜伏期間として、理解するしかないでしょう。
ファンとしても、しばらくのガマンが続きますが、
一時は最下位となった2004年の例もありますし、
その再来となってくれればいいかなと。
きょう5月1日は、9連戦前の移動日となりますが、
うまく利用し、リフレッシュ。
そして反攻への最初の戦いを迎えてほしいと期待します。


★プレーヤーズ・ボイス(30日)

●吉見一起

<8イニング7安打1失点と好投しながら、
またもや一発に泣いて、3勝目を逃す>
「何もありません」

<なかなか言葉が出てこない。考え込み、声を絞り出して>
「何と言ったらいいのか…。もったいないです」

<無失点に抑え続け、迎えた6回1死。
ガイエルにフォークボールを4球続けた。その4球目。
球は低めに正確に制球したハズだったが>
「三振をとりにいった。
結果の世界です。打たれてしまえば、それが結果として出てしまう。
自分としては思った通りにいったけど…。
勝負にいった結果なので悔いはないですけど、
もったいない1球になってしまいました」

<見逃せばボールかという低さだったが、
すくい上げられ、右翼席に飛び込んだ。
これが痛恨の決勝弾となったが、配球も言い訳にはしない>
「あそこで1球、内(角)に突っ込んでいたら…、
とも思いますけど、結果論では何通りも配球できる。
打たれたらダメということです」

<粘って好投しただけにもったいない。
8イニングを投げ、失点はソロ一発の1点だけ。
「相手はエース。
先取点を取られないようにと思って投げていたけど、
結果的にあの1球で勝敗が決まってしまった。
8回まで投げたといっても意味がない。
先発の役割を果たしている自負はあるが、
それまでの我慢が、1発でパーになってしまった」

<一発警戒。登板前から胸に深く刻印していた。
ここ3試合本塁打以外、失点はなかったが、VTRを見るような展開に>
「外国人選手はあれが届く。
痛い思いをしているので、前回よりは低くいったんですけど…。
それが手の届くところにいってる。ボクの中では失投です」
中スポサンスポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


●岩瀬仁紀
<1点ビハインドの9回2死二、三塁。
打者・青木の場面で、3番手で登板。
その初球のシュートが抜け、青木の頭部を直撃し、
まさかの危険球退場。4年ぶりの死球が最悪の結末を招いて>
「力が入ってしまった…。シュートです。
結果的に、ああなってしまいました。
あまり考え過ぎても状況が変わるわけではない。
青木の無事を祈るしかないです…」

<日本代表でチームメートだった仲でもあり、
マウンドから降りて青木の様子を心配そうにのぞき込む。
勝ちゲームを締める普段とは異なり、
0-1の9回2死二、三塁で登板したが、投球への影響は否定。
自身初の危険球退場に試合後も沈んでいた>
「違うのは点差だけで、同じように出ていった。
まだ流れに乗れないです。チームもボクも」
中スポ<ドラ番記者>おおさか報知共同通信社
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

●谷繁元信
<右ふくらはぎ痛で離脱していたが、9回途中から守備で出場。
7日の神宮以来、23日ぶりの出場を果たす。
マスクをかぶったのは1点を追う9回2死二、三塁の場面。
守護神・岩瀬とのコンビは予定通りだが、ビハインドは予定外。
しかも岩瀬に要求した初球シュートがまさかの危険球。
岩瀬が退場となると、2死満塁でスクランブル登板となった
高橋がスライダーを右前にはじき返され、失点を許す。
前日に出場選手登録されてこの日、1軍の試合に復帰した正捕手だが、
スタメン出場となるとメドは立っていない>
「ピッチャーから1死を取っただけだし、何もないよ。
違和感? なかったよ。きのうと一緒。
1日や2日でどうなるわけでもないから。我慢? そうだね」
中スポサンスポ時事通信ニッカン

●高橋聡文
<岩瀬の突然のアクシデントにスクランブル登板。
9回2死満塁でマウンドを引き継いだが、
武内にスライダーを右前に運ばれ、2点適時打を許す。
反省を口にして、肩を落として>
「普段通りを心がけましたが、できませんでした」
(中スポ)

●平井正史
<1点差の9回に登板すると、ユウイチ、飯原に連打。
何とか2死は取ったものの、4番手の高橋が適時打を打たれ、
連続無失点は7試合でストップ。反省して>
「いいタマと悪いタマがはっきりしている」
(中スポ)


●和田一浩
<6回1死一、三塁のチャンスで遊ゴロ併殺に倒れる>
「(敗因は)クリーンアップが打てなかったこと」
中スポ

●森野将彦
<4打数無安打に終わり、
クリーンアップ合計でわずか11打数1安打。責任を背負い込み>
「3、4、5番が打たないと」
中スポ

●トニ・ブランコ
<8回2死一、三塁で二ゴロ。1回1死一、二塁で遊ゴロ併殺打>
「落ち込んではいられない。
自分のベストを尽くすよう努力を重ねるだけだよ」
中スポ12

●井端弘和
<1回には中前打、6回は左翼線二塁打。
そのほか2四球と全4打席で出塁して、
打線の中で一人気を吐いたが、7回に今季初失策を犯し不満顔>
「出塁? それよりもエラーをしてしまったことが…」
(中スポ)

●小池正晃
<8回先頭で、吉見の代打に立つと、
カウント0-2から鮮やかに左前に運ぶ安打>
「積極的にいこうと思っていました。
ボクは一つ一つ結果を出していかなければいけない立場ですから」
(中スポ)

●立浪和義
<9回2死二塁から谷繁の代打で登場したが、
大歓声が巻き起こった打球は相手の中堅がキャッチ。
1-1からの変化球(シンカー)に手を出してしまったことを悔やむ>
「惜しい? きのうもそうだけど惜しいじゃダメ。
1球ボール球を振ってしまったからね。あれがね。
でも状態は悪くない。また頑張るよ」
(中スポ)


●齊藤信介
<4年目右腕のストレートが今季は見違えるほど速くなった。
11日の広島戦では自己最速の150キロにも到達。
当の本人も驚くスピードアップを遂げている>
「これまでは140キロ前半がいいところだったのに、
今年は140キロ台後半がコンスタントに出ています。
ホントに速くなってるんです」

<27歳にしてこの成長ぶり。
理由に挙げたのは、意外にも『故障』。
昨年6月に左ひざを痛め、2カ月余りのリハビリを余儀なくされたが、
その間左ひざは伸ばすことができず、キャッチボールは
ひざを曲げた状態を維持しながら続けていたが、これが吉と出た。
故障を契機に手に入れた理想のフォームが球速アップにつながる。
『気持ちで打者に向かっていく』のが身上の男が、
ふさわしいストレートを身につけた>
「もともと投球時に、踏み出した左ひざが突っ張るという悪い癖があった。
まさに『ケガの功名』ですよ。
なかなか直らなかった癖が自然になくなり、
左足に体重が乗っかるいい感じのフォームになっていました」
(中スポ)


●落合監督
<今季2度目の同一カード3連敗。
借金も今季最多の3にふくらんだが、
それでも試合後は動じるそぶりすら見せず。
淡々とした表情で、早々に会見を切り上げ>
「きょうは何もないよ。きのう(29日の記者会見で)言ったでしょ。
明日(30日)からは当分、(コメントは)何もないって」
中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(30日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-福岡ソフトバンク 6回戦
(30日・ナゴヤ球場)
  100 002 000 = 3
  100 100 010 = 3
(規定により引き分け)
[D本] なし
[Dバッテリー] 山内、金剛 - 前田、小田
公式サイト・戦評

▽山内壮馬
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦(ナゴヤ球場)に先発し、
8イニングを投げ、8安打3失点とまずまずの結果。
今季初勝利を挙げた23日の阪神戦に続いて
連勝とはいかなかったが、今季最長イニングを投げ、5奪三振。
立ち上がりはいきなり1、2番に連打を許して失点したが、
その後は持ち味のテンポのいい投球で5回まで3安打1失点と好投。
しかし6回に先頭の投手、ジャスティン・ジャマーノに
中越え二塁打されるなど3長打で2失点した>
「最近はテンポよく投げられている。
6回は(先頭に)簡単にいきすぎてしまった。
でも6回以外は真っすぐ主体で内容もよかったと思う。
これからはインコースの真っすぐの精度を高めていきたい」
中スポファームブログ

▽稲葉投手コーチ
<今季最長8イニングを投げた山内の成長ぶりを評価>
「攻める気持ちが前面に出てきた。
6回の2点はもったいないがレベルが着実に上がっている。
三振が取れるようになってきたのもいい」
中スポ

2009年4月30日 (木)

またしても守乱で自滅、落合竜初の4月負け越し。

守乱が失点につながり、自滅してしまい、
東京ヤクルトとの初戦を落としたドラゴンズ。
ナゴヤドームに場所を移して行われた第2戦。
何とか切り替えて臨んでほしいものでしたが、
前夜の続きを見ているようなゲーム展開。
中盤にまたしてもエラーが絡み、ずるずると失点を重ねると、
打線は竜キラー・館山に抑え込まれ、完投勝利を献上。
連敗で借金2となったドラゴンズ
落合政権6年目で初の4月負け越しが決まってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 5回戦
(29日・ナゴヤドーム | 中日1勝4敗)
33318人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日
[敗] 浅尾(5試合2勝3敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
浅尾、齊藤、ネルソン - 小山、小川

◇対東京ヤクルト5回戦・スタメン
1 (二)荒木  (4打数無安打)
2 (遊)井端  (4打数1安打)
3 (三)森野  (4打数1安打)
4 (一)ブランコ (4打数2安打)
5 (左)和田  (4打数無安打)
6 (右)野本  (4打数1安打)
7 (中)藤井  (3打数1安打)
8 (捕)小山  (3打数1安打1打点)
9 (投)浅尾  (2打数無安打)

【得点経過】
<3回・東京ヤクルト> P・浅尾
館山見三振、福地四球、宮本三ゴロ進塁打、青木四球、
2死一、二塁から、デントナライトオーバー2点適時二塁打(D 0-2 S)

<4回ウラ・中日> P・館山
荒木二飛、井端右飛、森野右前打、ブランコ中前落ちるヒット、
2死一、二塁から、和田詰まり三飛


<5回ウラ・中日> P・館山
野本三邪飛、藤井右翼右二塁打、
1死二塁から、小山前進左中間突破適時二塁打
(D 1-2 S)
浅尾二ゴロ進塁打、
2死三塁から、荒木初球打ち上げ一飛・場内ため息


<6回・東京ヤクルト> P・浅尾
デントナピッチャー返し右太もも強襲・
跳ね上がり三前・森野掴み三ゴロ、浅尾ベンチに下がり治療、
ガイエルライナー右翼フェンス直撃ヒット、
川島慶三中前打、相川3球目浅尾暴投・走者ともに進塁、
1死二、三塁から、相川一ゴロ・ブランコ弾きエラー(D 1-3 S)
1死一、三塁から、田中浩康中犠飛(D 1-4 S)

<6回ウラ・中日> P・館山
井端右前打、森野中飛、ブランコひっかけ遊ゴロ二封、
和田振り遅れ右飛


<7回・東京ヤクルト> P・齊藤
福地ライトオーバー二塁打、宮本一ゴロ進塁打、
青木2球目・小山弾きパスボール・三走福地生還(D 1-5 S)

<7回ウラ・中日> P・館山
野本中前打、藤井遊ゴロ・野本二進、小山空三振、
代打立浪大きな右飛


<8回・東京ヤクルト> P・ネルソン
ガイエル二ゴロ、川島慶三四球、相川右翼線落ちるヒット、
田中浩康3球目ネルソン暴投・相川二進、田中浩康空三振、
2死二、三塁から、館山左前適時打(D 1-6 S)

<9回・東京ヤクルト> P・ネルソン
宮本遊ゴロ、青木遊ゴロ、
デントナ左中間突破二塁打・代走野口
ガイエルライトオーバー適時二塁打(D 1-7 S)


【ゲームレビュー】
ミス続出 投打に精彩がなく連敗
東京ヤクルト戦は4連敗。4月の負け越しが決まった。
浅尾は3回、2四球で2死一、二塁とし、
デントナに先制の2点二塁打を浴びた。
6回に暴投と失策などが重なり2点を失い降板。
打線は5回1死二塁から小山の適時二塁打の1点にとどまった。
東京ヤクルト館山が4年ぶりの完投勝利。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


2失策に野選、捕逸など守備が乱れ、
自滅してしまった前日の豊橋での初戦。
何とか切り替えて臨んでほしいと願っていた
ナゴヤドームでのナイトゲーム。
約3週間ぶりにベンチに正捕手・谷繁が戻ってきて、
さあこれからというムードで向かってほしかったですが、
切り替えるどころか、それを引きずりまくる始末
勝負どころの中盤以降、やれワイルドピッチ
やれゴロを弾いてどこにも投げられない。
さらにランナーを三塁においているにも関わらず、
サイン違いか、ポーンとボールを弾いてパスボールで失点。
そしてトドメはワイルドピッチで二、三塁として、
疲れているであろう投手にタイムリーを打たれるありさま。

大型連休に入り、どこのスタジアムも大入り。
ナゴヤドームは三塁側のエメラルド色のシートが
かなり空いてはいたものの、それでも3万3000人強
そんなファンにため息ばかりをつかせ、
あげくの果てに、ドラゴンズキラー・館山には
4年ぶりの完投勝利を献上してしまうなど、至れり尽くせり。
同情の余地もなく、すっかりシラける結果となってしまいました。

またリベンジを期して先発した浅尾も、
意識しすぎて力んだのか、制球が今ひとつ
高めに浮くボール、大きく外れるボールも目立ちましたし、
悪いなりの制球というのも、今後身につけてほしいもの。
6回はデントナの打球が太ももに強襲するなどの影響もあったか、
投球のリズムが狂ってしまったようですが、、
味方が1点を返した直後でしたし、
もう少し踏ん張ってほしかったという印象も。
これで東京ヤクルトには2敗目となりましたが、
苦手意識につながらないよう、今後やっていってほしいです。


うんと苦しめ。それにしても
痛すぎる連敗
それもこちらから
自滅してという悪循環。
本来優位であるはずの
ホームゲーム
ここまで5勝6敗と、
思うように勝ち星を重ねられないのが、
チームの低空飛行につながっていますね。
ただこのままでもいれられませんし、
守り勝つ野球をしていくためにも、
選手個々がそれぞれの課題をしっかり取り組み、
できるだけ丁寧なプレーを心がけてほしい。
ただそれを意識しすぎて、
さらに硬くなってしまうというのも困りものですが…。

チーム今季ワーストの借金2
10勝12敗となってしまい、4月の勝ち越しがなくなりました。
落合政権6年目で初のことだそうですが、
まずは『アリ地獄』から、いかに抜け出せるかがカギ。
特効薬が見つからない現状でもありますし、
まだまだガマンの日々が続いていきそうですが、
こういうときこと、先発投手が踏ん張ること。
おそらく登板するであろう吉見(中スポ予想は山井)に
意地を見せてもらいたいですね。
さらに野手陣は、今度こそ気持ちを切り替え、
気を引き締めなおして、第3戦に臨んでほしいと期待。
同一カード3連敗だけは、何としても阻止
できるだけ良いカタチを見いだし、4月を締めてほしいと願います。


★プレーヤーズ・ボイス(28日)

●浅尾拓也

<先発で6イニングを投げ、
5安打3奪三振4四球、4失点(自責3)で3敗目。
勝負どころで制球を乱したことを反省して>
「力みすぎて思うようにいかなかった。
調子は悪かったが、悪いなら悪いなりに
もう少し何とかしなければいけなかった。
次は悔いのないように、やるべきことをやりたい」

<失点はいずれも小山とのバッテリーミスが絡んだ。
失点はしなかったが、5回の福地に盗塁された場面、
1死からストレートの四球。宮本の初球に走られた。
けん制の気配すらなく、小山は二塁へ送球する形もつくれなかった。
投げることと受けることだけに必死な2人が浮き彫りに>
「完全にモーションを盗まれた。
警戒はしていたが、試合に入り込んでいて、
打者、打者とそちらに気持ちが向いてしまった」
(中スポ、中日新聞サンスポおおさか報知時事通信

●小山桂司
<5回1死二塁から、左中間突破の適時二塁打>
「先取点を取られたので、
何としても追いつこうと気持ちで打ちました」
カメラブログニッカン


●藤井淳志
<5回の第2打席で右翼線に痛烈な二塁打を放ち、
7日の本塁打に続いて『館山キラー』ぶりを見せつける。
前日はノーヒットに終わっていただけに、ホッとした様子で>
「何とかうまく打てました。最近結果が出ていませんでしたが、
気持ちを変えなかったのがよかった」
(中スポ)

●和田一浩
<館山に完投されてしまい>
「球種を絞るとか、もっと対策を考えなければならない」
中スポサンスポ

●荒木雅博
<昨季5つの白星を献上した館山に、今季初の完投勝利をプレゼント。
館山に対して今季8打数ノーヒットの1番打者は言葉少な>
「やっぱりいいピッチャーですね」
中スポ

●石嶺打撃コーチ
<館山対策について、思わず『嘆き節』も飛び出し>
「対策? 教えてほしいよ」
中スポ中日新聞

●トニ・ブランコ
<守備ではエラーもやらかしたが、
今季4度目のマルチ安打で兆しを見せる。
2回にはショートへ内野安打。
巨体を揺らす大激走で一塁を駆け抜けると、
4回2死一塁では内角高めの速球に詰まりながらも中前にぽとり。
結果が一番のくすりになるが、
実はこの日初めて妻と2人の子どもをナゴヤドームに招待。
ハッスルする理由はそこだった>
「必死に走ったよ。神に感謝したい」

<試合前には石嶺打撃コーチから徹底指導を受けたが、
2回のヒットは、苦手な外角への速球>
「教えてくれれば教えてくれるほど、
自分がよくなっていくのを実感しているよ。
最終的な結果は神様に委ねるほかないけれど。
これから状態はもっとよくなっていくから、楽しみにしてよ」
中スポ


●岩﨑達郎
<昨季限りで中日を戦力外となり、
東京ヤクルトへ移籍した森岡とは同い年で、同じポジション。
互いにしのぎを削ってきた戦友との競争は、
違うユニホームを着るようになっても続いている>
「負けたくないという気持ちはいつも持っています」

<昨季まではお互いに主に2軍暮らしが続いていたが、
今季はがらりと状況は変わり、自身は開幕から1軍に定着。
森岡も新天地で代打などで出場機会を得るようになった。
ライバル物語はワンランク上に突入して>
「お互い一生懸命頑張ろうと(森岡)良介と話しています。
まだまだ出番は少ないですが、
いつかは2人でレギュラーを取って張り合いたいですね」
(中スポ)

○森岡良介(東京ヤクルト)
<中日時代、1軍枠を争う相手だったと同時に
グラウンドを離れても付き合っていた岩﨑達郎について、
懐かしそうに振り返って>
「タツ(岩﨑達郎)とは公私ともに一緒に行動していましたね。
メシを食べているときにはお互い野球の悩みなんかも話しました」
(中スポ)


●落合監督
<前夜に続き2失策1捕逸と守備が乱れ、連敗。
もどかしい敗戦を、意外にも冗舌に語って>
「うちのチームらしくない? それは誰しもが思ってることじゃないか? 
選手が一番思っているんじゃないか。
だって、らしくないんだから。
ただ、現状を考えりゃ、みんなリハビリやってきたヤツや、
開幕に間に合うか分からなかったヤツら。どこかに不安がある。
ミスに見えるかもしれないが、
体が動いていない、足が動いていないんだ。
これが動くようにならないとダメ。
1回故障して急に仕上げてきたヤツら。
そう簡単には元には戻らないよ。
本人たちが一番感じていると思うよ。
やっている自分たちが。それでいいと思うよ」

<この日から1軍に上がった谷繁についてはこう断言>
「当分ダメだよ。当分先発で使うのは無理。
(シーズン)先は長いんだ。もうちょっとの辛抱なんだろうな」

<不動の第2捕手と思われた小田も2軍落ちした>
「小田も放牧してやらないとイカンだろう」

<今は小山にかけるしかないが
この日は捕逸一つ、暴投も阻止できず、傷口を広げた。
若手たちも、きっと悩んでいるはずだが…>
「若いヤツらはそこまでいってないと思う。
ガムシャラにやればいいんだ。そこを勘違いしちゃいけない。
外国人もそう。なんぼエラーしたって、
三振したって、使わなきゃならないヤツは使う。
シーズン通して使うかは別だけど、今は使う」

<指揮官は元気な若手にガムシャラさを求める>
「パニックになっている選手はいっぱいいる。
アリジゴクにどんどん入っているようなもんじゃないか。
うんと苦しめ。相手だってそういい思いはさせてくれない。
それがプロ野球界というもの。
恐らく選手は今はオレがヒント与えても、分からない。
彼らが自分の力で(問題を)解消しないといけない。
迷路に入り込めばいい」

<一呼吸置いて、さらに続けて>
「もっと選手はストレスをためていいんじゃないかと思う。
粘りがないとか、淡泊に映るかもしれないけど、
それに耐えられるかどうか。それで1人前になる。
ちょっと様子を見る。一線を越えない間に。
それまで辛抱するのがオレの仕事」

<借金2となり、就任6年目で初めて
4月を終えての負け越しも決定。だがこれからは昇るはず>
「そう思うよ。それが早いのか、遅いのか。
ちょっとした火遊びみたいなもんだ。
そんなに長くはないよ。もうちょっとのところまで来ている。
今はそういう時期。
日にち薬みたいなところがあるし(脱出は)そう遠くはない」
中スポ中日新聞おおさか報知共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(29日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録】
△中日 谷繁元信捕手
【出場選手登録抹消】
▼中日 小田幸平捕手
(再登録は5月9日以降。公式サイト共同通信社


△谷繁元信
<右ふくらはぎ痛で離脱していたが、
この日小田に代わって出場選手登録され、約3週間ぶりに1軍に合流。
試合前練習はフリー打撃など通常通りのメニューをこなしたが、
試合には出場することなくベンチで戦況を見つめた>
「大丈夫です。出場するかどうかは首脳陣が決めることですから」

<当分は勝ち試合の終盤でマスクを被る予定で、
スタメン復帰のメドは現状では立っていない>
「(28日に)2軍で3イニング出たけど、全然違和感なくやれた。
フルイニングはまだ無理でしょうけど。
我慢だね。(スタメン復帰の)メド? 
ふくらはぎにスタミナがつけばいいんだけど、
それがいつかになるか分からない」
(中スポ、スポニチ名古屋ニッカン


ドラゴンズトピックス(29日)

◆山井に第1子誕生(中スポ)
山井投手の友佳子夫人が28日、
愛知県内の病院で第1子となる長女を出産した)

◆遼にドアラヘッドカバー押しつけた! 中日クラウンズきょう開幕
(中スポ)
(今年が50回の記念大会となるゴルフ・中日クラウンズ
きょう30日開幕するが、ドアラがこの日、練習前の石川遼を襲撃。
しかし突然の乱入にもまったく動じず、さわやかにあいさつする石川
見事な先制攻撃でハートを打ち抜かれたドアラは、
額がひざにつきそうなほど丁寧なおじぎで初対面のあいさつ。
そして用意していたドライバー用のヘッドカバーをプレゼント。
ドアラが体育すわりをしている人形が
ヘッドカバーに縫い付けられているオリジナルで、
この日のために特別に作ったという。
「わ、これ、くれるの。ドアラって、テレビで見るよりかっこいい」。
無邪気な石川のリアクションにドアラも感激。
2人でがっちりと握手を交わし、今後の健闘を誓いあった)


若竜トピックス(29日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-福岡ソフトバンク 5回戦
(29日・ナゴヤ球場)
  100 100 100 = 3
  000 113 00× = 5
[勝] 河原(5試合1勝1敗)
[S] 金剛(9試合5S)
[D本] なし
[Dバッテリー] 山本昌、河原、清水昭信、長峰、金剛 - 前田
公式サイト・戦評

○山本昌
<ナゴヤ球場でのウエスタン・福岡ソフトバンク戦に先発。
5イニングを投げ、7安打2失点だったが、
200勝投手のキャリアからすれば物足りない内容。
立ち上がりから苦しんで、1回、1安打と2四球で
2死満塁としたところで押し出し四球。
4回には4連打でもう1失点。投手の高橋徹にも2安打を許した。
5イニングで96球と球数にも制球に苦しんだあとが。本人も不満顔>
「ボチボチです。序盤は投げるタイミングがつかめなかった。
次回ははじめからしっかり投げていきたい」

<ただ、復調のきっかけは見え始めている。
まだ時間はかかりそうだが、1軍復帰へ着々と歩を進めている>
「途中から徐々に修正できた。感じもつかめました。
3回から多少良くなったが、まだだね。
もう少し暑くなると調子も上がってくるよ」
ファームブログ中スポ

『立ち上がり上半身と下半身のタイミングが合わず、
ストライクをとるのに苦労しました。
ファームで押し出しなんてしゃれにもならないですね。
ベンチの中村コーチが心配したのか、
何球か前田捕手にサインを出してくれたぐらいでした。
途中からはタイミングも合ってきましたが、
最初からそういうふうに投げられるようにならないとダメですね。』

山本昌公式ホームページより引用)

○小林投手コーチ
<物足りない内容の山本昌について、渋い顔で話して>
「シュートとスクリューのコントロールがまだまだ。
これではまだよい報告はできません」
中スポ


○河原純一
<一浪の末、昨オフに中日の入団テストを受けて現役復帰。
2軍戦ながらプロ復帰初勝利をマーク。
開口一番感謝の言葉を口にして>
「みなさんのおかげです」

<同点の6回に2番手で中継ぎ登板すると、
2安打1死球で満塁のピンチを招くものの、
3アウトすべてを三振で打ち取って、白星を呼び込んで>
「上(1軍)で少しでも投げなきゃいけないと思っている。
これから調子を上げていきたいですね」
(中スポ)

2009年4月29日 (水)

朝倉痛恨の一球、守乱連鎖竜一気に5位転落。

ドラゴンズの今季初となる地方球場での公式戦は、
豊橋市民球場での東京ヤクルトとの一戦。
もっか8連勝中という地方球場の鬼朝倉健太
先発に立てましたが、守備の乱れもあって劣勢の展開に。
それでも同点にまで追いついたものの、8回朝倉痛恨の一球
デントナに甘いスライダーを右翼席に運ばれ決勝2ラン。
打線は最終回に無死二、三塁のチャンスを作ったものの、
主軸が相次いで凡退し、2-4で黒星。
再び5割を割ったドラゴンズ5位転落となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-東京ヤクルト 4回戦
(28日・豊橋市民球場 | 中日1勝3敗)
12115人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト
中 日
[敗] 朝倉(4試合2勝1敗)
[D本] 和田8号
[Dバッテリー]
朝倉、平井 - 小山

◇対東京ヤクルト4回戦・スタメン
1 (二)荒木  (4打数1安打)
2 (遊)井端  (4打数1安打1打点)
3 (三)森野  (3打数無安打)
4 (一)ブランコ (4打数無安打)
5 (左)和田  (3打数1安打1打点)
6 (右)野本  (3打数無安打)
7 (中)藤井  (3打数無安打)
8 (捕)小山  (2打数無安打)
9 (投)朝倉  (1打数無安打)

【得点経過】
<2回・東京ヤクルト> P・朝倉
武内四球、川島慶三一ゴロ、
1死二塁から、相川中前適時打(D 0-1 S)

<2回ウラ・中日> P・川島亮
ブランコ見三振、
1死から、和田右中間越え本塁打
(D 1-1 S)

<3回・東京ヤクルト> P・朝倉
福地レフトフェンス際飛球・
和田ジャンプもグラブの土手に当て落球=二塁打、
宮本遊ゴロ、
1死三塁から、青木遊直・三塁転送併殺

<5回・東京ヤクルト> P・朝倉
相川三ゴロ森野こぼしエラー、
田中浩康遊ゴロ・井端二塁トスもセーフ・
荒木一塁への送球ジャックルして遅れ一塁セーフ=井端野選
川島亮投犠打、
福地高いバウンド一ゴロ・ブランコ一塁へトス左へ逸れる・
右手で捕りにいった荒木こぼす=荒木エラー
1死満塁から、宮本左犠飛(D 1-2 S)

<6回・東京ヤクルト> P・朝倉
デントナ右飛、武内遊ゴロ、
川島慶三左中間飛球・藤井ダイブ逆シングルで好捕

<7回・東京ヤクルト> P・朝倉
相川左前打、田中浩康投犠打、代打ガイエル尻死球、
1死一、二塁から、福地二ゴロ4-6-3併殺

<7回ウラ・中日> P・木田
森野空三振、ブランコ空三振、和田四球、
2死一塁から、野本2球目・相川こぼす・
和田二塁狙うもボール主審の足下・
和田慌てて一塁に戻るがアウト苦笑


<8回・東京ヤクルト> P・朝倉
宮本二ゴロ、青木右前打、
デントナ3球目小山パスボール・青木二進、
1死二塁から、デントナ右越え2ラン本塁打(D 2-4 S)

<9回・中日> P・イム・チャンヨン
代打立浪四球・代走岩﨑達郎
荒木右翼線二塁打、井端空三振、森野敬遠、
1死満塁から、ブランコ空三振、
2死満塁から、和田当てただけ二ゴロ、試合終了



【ゲームレビュー】
朝倉が好投も守備に乱れ
守備が乱れ、好投を続けた朝倉の足を引っ張った。
東京ヤクルトが連敗を5で止めた。
2-2の8回1死二塁からデントナが右翼へ勝ち越し本塁打。
投手陣も早めの継投で、9回は無死二、三塁のピンチを切り抜けた。
公式サイト共同通信社時事通信ニッカン式スコア


今シーズン初めての地方球場での主催試合は
両翼93メートル・中堅115メートルの豊橋市民球場
試合前から右から左へホームラン風が吹き、
ドラゴンズの先発は、地方球場8連勝中の鬼・朝倉
さらに相手はもっか5連敗中東京ヤクルト
豊橋出身・藤井凱旋試合ということも含め、
勝てる要素をいっぱい持って臨んだ一戦でしたが、
結果的には多くを語りたくない展開に。
せっかく多数詰めかけてくれた豊橋の竜党
申し訳ないというゲームになってしまいました。

ほとんどのイニングで先頭打者を出しながらも、
持ち前のゴロを打たせる投球で粘ってきた朝倉
5回、内野陣が揃って足を引っ張りまくるという
最低の展開のなかでも最少失点に止めるなど、
先発陣の軸としての投球をしていましたが、
終盤に入ると、やはりボールがやや甘くなりましたね。

2-2の同点のまま迎えた8回、
1死から青木に外角やや高めのシュートをライト前に運ばれると、
続く4番・デントナの3球目、外へのフォークを小山パスボール
またしてもミスが絡んで、ランナーを進めると、
その後、フォークを連投するもややボールが高め。
ファウルで2球粘られてしまうと、6球目のストレートもファウルに。
そして迎えたカウント2-1からの7球目、
投じたスライダーは、緩く、そして甘くど真ん中に入ってしまう失投。
それまで凡退しつつも、やはり4番打者
それを逃さずに捉えらてしまうと、
打球は狭い豊橋のライトスタンドへ飛び込む2ランに。
この場面での失点の重みを十分に理解する朝倉は、
その瞬間、肩を落とし、両手をひざにつけてガックリ
そこまで要所をしっかり締めてきた背番号14でしたが、
やはり悔やまれるは、その一球
この一発がそのまま決勝点となり、今季初めての黒星
そして地方球場での連勝もストップすることとなりました。


地方球場の鬼、沈む。この日の敗因として、
挙げられてくるのは、
やはり守備の乱れでしょうが、
そのバックに再三助けられてきた
朝倉だっただけに
「それでも勝つ」というところを
見せてほしかったなと。
悔やまれるは、
8回のデントナへの1球ですが、
2ストライクと追い込んでいただけに、
3球目の捕逸後に粘りきれなかったのが、残念でしたね。
変化球という選択は間違っていないでしょうが、
あまりに甘く入ってしまいすぎたのが、うーん…。
ただそこまでは「らしい投球」も見せていましたし、
これを教訓にして、一球の重みをより理解していければ。
次回はやってくれるだろうと期待しています。

ただ朝倉の痛恨の一球が勝負を決めはしたものの、
他にもっと矛先を違うところにぶつけられるゲームもありましたが。
まあミスしてしまった者はそれぞれが反省し、
次戦に臨んでくれると思われますが、
ミスが連鎖してしまっては、やはり勝てるものも勝てない
勝負の神様はそういうところを見逃さないというのは、
十分わかったことでしょう。


勝ってナゴヤに戻りたかったですが、
寝ていた相手を起こしてしまい、借金生活に逆戻り。
さらに2位以下はダンゴ状態なため、なんと一気に5位に転落
まあ順位を気にする段階ではありませんが、
4月勝ち越すためには、連敗は許されなくなりました。
きょう29日は、昭和の日で祝日ですが、
ゲームは18時開始のナイトゲームとなるもよう。
ナゴヤドームでは、あの延長黒星以来のゲームとなりますが、
大型連休に入りましたし、多くのドラゴンズファンが訪れそう。
それらを喜ばせるようなゲーム展開をお願いしたいなと。
そして苦手相手を作らぬよう、しっかりと星を戻してほしい。
ツバメ相手にリベンジを期す浅尾の好投を楽しみにしています。


★プレーヤーズ・ボイス(28日)

●朝倉健太

<7回まで球を低めに集めて2失点。
しかし8回のピンチでデントナに対して制球が乱れ、
甘く入ったスライダーをはじき返されると、
打球は両翼93メートルと狭い豊橋市民球場の右翼席へ。
あまりのショックに両手をひざに当てて
しばらく腰を折ったまま。敗戦投手となり言葉少なに>
「あの一球ですね。
こういう(狭い)球場で一番、やってはいけないボールだった」

<プロ入り以来、地方球場では14試合で9勝1敗、
防御率2.02と無類の強さを誇ってきた。
05年7月からは8連勝中だったが、不敗神話も幕が閉じた。
スターターとしての責任は十分に果たしたが、
常にこの右腕の勝率を左右する天敵こそが外国人。
今季初対戦の7日もデントナに3安打、
ガイエルに2安打打たれている。
一方、連勝した阪神戦はメンチを5打数無安打と封じていた。
この夜のリターンマッチ、8回の被弾までは
完ぺきに抑えていたのだが…>
「この前はやられたけど、嫌じゃなかったんです。
だいたい攻め方がわかっていたし、
あの打席も低めに投げとけばどうなったかわかりませんから…」
朝倉健太公式、中スポ、サンスポおおさか報知時事通信毎日jp


●和田一浩
<0-1で迎えた2回1死、カウント2-1から、
外角への速球を振り抜いて、右中間へ同点の8号ソロ。
両翼93メートルの狭い地方球場。
合わせた打球がフェンスを越え驚いた様子>
「(カウントが)追い込まれていたので、
コンパクトにいったら、入ってしまいました」

<今季は第1打席の成績が際立っており、
これで21試合中10試合で安打を記録。
心掛けが結果につながっているよう>
「1打席目に何となく入ると、何となく試合が終わってしまう。
集中力のない打席をなくそうと思っている」

<ホームランキング争いを独走していた
阪神・金本についに並んだが、当人はあっさりしたもの。
21戦目で早くも8号、驚異的なペースでアーチを量産している>
「並んだ? それは関係ない」

<しかし2点を追う9回2死満塁、
絶好のサヨナラ機には二ゴロに倒れて最後の打者に。
悔しい打席もさばさばと振り返って>
「低めのいいところに投げられてしまったからね」
カメラブログ中スポサンスポ時事通信毎日jpニッカン


●井端弘和
<6回2死三塁、左前に同点タイムリーを放つ>
「打ったのはスライダー、
ランナーを返すことができてよかったです」
カメラブログ

●荒木雅博
<5回1死二、三塁、福地の打球は前進守備の一塁へのゴロ。
一塁ベースカバーに入ったが、ブランコからのトスを
グラブのない右手で捕球しようとしてポロリ。
2死二、三塁となるはずが1死満塁。
続く宮本の左犠飛、無安打での1点を呼んでしまった。
9回無死一塁の最終打席ではイム・チャンヨンから
右翼線二塁打を放って反撃機を演出したが、
自らのプレーで失った流れは戻ってはこなかった。
試合後はこう言って口をつぐんで>
「あれはぼくのミスです」
中スポ

●小山桂司
<8回1死一塁、朝倉のデントナへの3球目は低くワンバウンド。
これが腰の浮き上がった股間を通過。
公式記録員が当然、捕球可能とみて『捕逸』をつけたこのプレーは、
得点圏に走者を背負った投手に重圧をかけたのも間違いない。
直後の2ラン被弾の責任を負うかのように話して>
「止められる球でした」

<最近10試合でスタメンマスクをかぶっているが、
守備以上に目立っているのが『打撃』。
強打の8番打者として、打線に厚みを加えている。
かつて一人の強打者から打撃向上の『ヒント』をつかんだ。
06年、北海道日本ハムに入団したばかりの新人が
目を奪われたのが球界屈指の強打者、
小笠原(現・巨人)のバッティングだった>
「ボクは調子が悪くなると上半身の力で打つことが多かったから、
小笠原さんの下半身を使う打撃が一番勉強になりました。
カウントが追い込まれると、スタンスを広げて重心を低くしていた。
簡単に取り入れられるフォームではないですけど、参考にしました」

<上半身のパワー頼みから、
下半身に意識を置いたバランスのいいフォームへ。
と同時に、打撃スタイルも変わった>
「アマではほぼ引っ張り一辺倒でした。
それが右方向へ打ち始めて率が残せるようになった」

<故障が癒えた谷繁は近日中の1軍復帰が確実。
再び控えに回る可能性が高いが、
その打撃力はベンチ要員としても頼もしい。
赤丸急上昇中の新女房役は『打』でもどん欲に上を目指す>
「たとえスタメンで出られないとしても、
代打でも出られるように打撃でもアピールしたい」
中スポ

●石嶺打撃コーチ
<『ガッツ打法』を参考に工夫を重ねた花開いた
小山の打撃を評価して>
「もともとバッティングはいいものを持っている。
思い切りよく振れているから結果につながっている」
(中スポ)


●藤井淳志
<豊橋出身が超美技で地元のファンを沸かせる。
6回2死の守備で、川島慶三の左中間への痛烈なライナーを
地面スレスレ、見事にダイビングキャッチ。
家族や友人、恩師ら大応援団の前で
自慢の俊足と守備範囲の広さを見せつける。
ただ、打つ方では3打席無安打で
チームも敗戦とあってと悔しそう>
「勝ちにつながれば良かったんですけど。しょうがないです」

<打席でもひときわ大きな歓声を浴びたが、
故郷での初安打は来年以降に持ち越しとなって>
「1本打ちたかったんですけど…。また切り替えてやるしかないです」

<プロ4年目。豊橋も1軍で4度目ながら
今回が本当の意味での凱旋だった。
中堅に定着し初めて主力級として帰ってきた。
力んでも不思議はないが、その言葉通りに
超美技を地元ファンの目の前で演じた>
「それは別になかったです。
やるべきことはやったので仕方がないです」
中スポスポニチ名古屋

●立浪和義
<2点ビハインドの9回に先頭打者として、
代打に立つと、抑えのイム・チャンヨンから
きっちり四球を選んでチャンスメーク。
試合には負けたが、代打の切り札としての存在感を示して>
「昨年はやられていた相手(3打数無安打)だった。
何とか塁に出たかったから、役割は果たせたと思う」
(中スポ)

●トニ・ブランコ
<2回の第1打席から3打席連続で三振。
9回1死満塁の絶好機でもイム・チャンヨンの前に
あっさり3球三振に倒れ、チャンスをしぼませてしまった。
来日初の1試合4三振という結果に、
試合後は口を真一文字に結んで、足早に帰りのバスに乗り込み>
「見ての通り」
(中スポ)

●野本圭
<ドラフト1位ルーキーにとって、初の地方での公式戦。
地方球場では照明の具合などがそれぞれに異なるため
難しい面があるが、無難に右翼を守って>
「そういうことは特別ありませんでした」
(中スポ)

●平井正史
<9回に2番手で登板すると、
あっさり三者凡退に封じて、1イニングを無失点。
今季初登板で失点して以後は無失点を継続中。
これで7試合連続、計6イニング1/3で失点していない>
「言われたところでしっかり結果を出すようにしていますから」
(中スポ)


◆吉見一起
<30日のカード3戦目に先発する可能性が高いが、
東京ヤクルトのフリー打撃を一塁側ベンチから観察して>
「この球場でなくてよかった? いやそうでもないですよ。
むちゃ振りしてくる打者も多いので、
そういうものを逆手に取る方法もある」
(中スポ)

◆菊地正法
<試合前の練習中、東京ヤクルト・福川にあいさつに行く。
自身の経歴は『富士宮東高-東邦ガス』。
福川はどちらの出身でもないが、
実は高校卒業後、三菱自動車岡崎へ。
しかし同部が活動休止となり、東邦ガスへ移籍した。
『出身』は東邦ガスだが、三菱岡崎OBでもある。
同部の先輩への礼儀を大切にして>
「(三菱自動車)岡崎の先輩なんです」
(中スポ)


●落合監督
<2失策、1野選、1捕逸と
自慢の守備が乱れに乱れての惜敗に試合後は苦笑い。
報道陣の質問に同じ言葉を二度繰り返し、足早にバスに乗り込む>
「らしくない守備のミス? 
オレの言おうとしていることを言うな。それがすべて」

<バスに乗る直前にもう一度言い残して>
「それがすべて!」
中スポサンスポ毎日jpスポニチ名古屋デイリー


若竜トピックス(28日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-福岡ソフトバンク 4回戦
(28日・ナゴヤ球場)
  000 100 002 = 3
  720 000 30× = 12
[勝] 佐藤充(4試合1勝1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー] 佐藤充、清水昭信、高島 - 谷繁、前田
公式サイト・戦評

○谷繁元信
<右ふくらはぎ痛でファーム調整していたが
きょう29日から1軍に合流することが明らかに。
ナゴヤドームで行われる東京ヤクルト戦の
試合前の練習に参加し、状態しだいでは出場選手登録されそう。
この日、ウエスタン・福岡ソフトバンク戦(ナゴヤ球場)で
故障後初めて実戦に臨み、8番・捕手で先発し、3回まで出場。
打撃では2打席で遊ゴロ、見逃し三振に終わったが、
守備では佐藤充とバッテリーを組み、3イニングを無失点。
21日ぶりの実戦だったが、手応えを感じた様子>
「(実戦の)感覚はありました。
(状態は)100(パーセント)じゃないですけど。
行けと言われれば行けます。今日ぐらいだったらできるかなと思う。
もし(1軍に)上がったら、少しでも力になれるように頑張ります」
中スポニッカン

○中村捕手コーチ
<順調にリハビリをこなし、実戦復帰した谷繁について>
「技術的なことは見た目は問題ない」
中スポ


○佐藤充
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦(ナゴヤ球場)に先発。
7イニングを7安打5奪三振1四球の1失点で、今季初勝利>
「今日は、本当にシュートが切れました。
チョット力んでストレートが浮いてしましましたが、
ゴロを打たそうと思って投げました。
7割くらい出来た感じがありました」

<ポンポンとテンポよく、最後まで攻めの意識を
前面に出しながら、しっかりと腕を振り切った。
状態がいい時だからこそ、すぐさま試合での修正ポイントを
あぶり出し、次回への課題を自分に課す>
「(調子は)ずっといいです。
真っすぐがちょっと浮いていたので、
もうちょっと低めに集められれば良かったですけどね」

<攻めの意識でシュートを使い始めたことが、
好結果につながっていると、好投の秘訣を自己分析>
「今季からシュートを意識して使っている。
右打者の内側を攻めることで、
余裕を持ってスライダーを投げられるようになった」
ファームブログ中スポ

○小林投手コーチ
<7イニングを1失点に抑えた佐藤充について>
「内容的に4試合続けて安定している。
昨年良かった時より、今の方がいい。
06年に9勝した前みたいな感じ。
継続して力を維持していければ本物かな」
中スポ

2009年4月28日 (火)

豊橋凱旋藤井ここから、4月最後はツバメ退治。

投打の歯車がかみ合っての快勝で、巨人に勝ち越し。
勝率5割に復帰し、再び2位へ浮上したドラゴンズ
きょう28日からは豊橋・ナゴドでの東京ヤクルト3連戦
この日は初戦が行われる豊橋市民球場で練習したナイン。
強風注意報が発令されるというコンディションながら、
投手陣を中心にナインは練習に汗を流したようです。
故郷・豊橋に凱旋する藤井、地方球場の鬼・朝倉
さらに谷繁2軍戦で実戦復帰など、ドラゴンズの話題を。

ドラゴンズトピックス(27日)

◇藤井淳志

<レギュラーをつかんで生まれ故郷の豊橋に凱旋。
誓ったのは地元での1軍初安打>
「家族と友人と、とにかくたくさん(チケットを)手配しました。
自分で買ってくれる人もいる。
地元でまだヒットを打っていないので、打てるように頑張ります」

<豊橋東高出身の4年目にとって、
きょう28日の東京ヤクルト戦が行われる
豊橋市民球場は思い出の地。
過去3年も1軍メンバーとして帯同していたが、
試合に出たのは07年5月31日の東北楽天戦のみ。
2番・左翼で先発出場したものの
2打数無安打に終わり、7回に代打を送られている。
しかし今年は立場が違う。
打率.288、4本塁打、10打点。
開幕からここまで20戦、一度も外れることなく
フルイニング出場してきた自信が今はある。
初めてレギュラーとして故郷に錦を飾るが、
だからこそ平常心を心がける>
「(地元だからといって)
自分が何かを変えるということなく臨みます。
普通にやるだけ。一生懸命やるだけです」

<豊橋入りしたのは、26日の夜。
幼なじみもたくさんいるが、
旧友と街に繰り出すようなこともしなかった。
今は目の前の試合に集中して、
地元初安打を幾多の友にささげる決意>
「(シーズン中の)忙しい時に無理して遊ぶこともないですからね」

<この日は左右両打席でのフリー打撃。
サク越えこそ右で打った1本だけだったが、
打撃投手の保護用ネットに強い打球を何度も当てて、
ミート感が向上している様子をうかがわせた。
26日の巨人戦で3安打してプロ初の猛打賞。
復調の手応えはしっかりつかんでいる>
「調子を落としていたとは考えていません。
でも、直前に結果を出して
(地元に)戻ってこれたことはよかったと思っています。
知ってる人も大勢来てくれるんで頑張ります」
中スポおおさか報知スポニチ名古屋ニッカン


◇朝倉健太
<今季地方球場初戦に、最高の右腕が先発する。
05年7月17日のヤクルト戦(岐阜)から負けなしの8連勝中。
この日豊橋市民球場で投球練習などの調整を終え、
報道陣に囲まれると、こう言って苦笑い>
「地方に強い? みなさん、そういう話が好きですねえ」

<過去、地方球場で14試合に登板して9勝。
黒星は04年に岐阜で喫した1つだけで、防御率も2.02。
とりわけ07年には、先発で5試合に登板して4勝。
マウンドの高さが一定ではなく、
グラウンドもゴロがイレギュラーバウンドしやすい地方球場。
狭い球場も多く、決して有利を感じていないことを明かしながらも、
過剰に意識しないことが、好結果を招いているよう>
「(地方球場が)好きな人はいないでしょうけど、
僕の場合はどこでやろうと特別関係ないですね。
チームが勝つように投げるだけですから」

<豊橋での登板は、愛知・東邦高時代にも
『記憶にない』というが、前回登板の21日・阪神戦では
8イニング1失点の快投で通算20勝目をマーク。
目下2連勝中で、開幕ローテ陣では唯一、無敗と安定感はピカイチ。
いずれも週の頭に登板しているため、登板前日がすべて練習日。
必ず報道陣に囲まれていることにも笑顔を振りまいて>
「そうですね。チームが勝てるように頑張ります」
中スポスポニチ名古屋

◇浅尾拓也
<29日の東京ヤクルト第2戦で先発が予想される。
9日の神宮では12安打を浴びて、8失点KO。
悔しさを晴らすには、快投で白星をもぎ取るしかない>
「やり返すしかありません。
前回はほとんどのバッターに打たれてしまいましたから」
(中スポ)

◇齊藤信介
<練習終了間際、ロッカールームから
投手陣がそろってグラウンドに出てきた。
砂ぼこりの激しく舞う強風の中、向かった先はマウンド。
代わる代わるプレートの上に立って、土の硬さなど感触を確かめる。
地方球場での主催試合を控えた練習ならではの光景だったが>
「(風も強いし)よくわかんないです」
中スポ

◇笘篠外野守備走塁コーチ
<この日の豊橋は19.3メートルの最大瞬間風速を記録し、
東三河南部に強風注意報が発令された。
球場でも、本塁から中堅方向にスコアボード上の旗が
音を立ててはためくほどの強風が吹いたが、心配顔で>
「これでは上がったらみんなホームランになってしまう。
たまったものじゃないね。
明日は風がやむと聞いているからいいけれど…」
中スポ

◇マキシモ・ネルソン
<今季初の地方球場に目を丸くしていたのが204センチ。
ベンチ裏のドアの高さが自身の身長より低い。
かがんでグラウンドに姿を現すと>
「日本に来てから気をつけているから、
1度も頭をぶつけたことはないよ」
(中スポ)

◇平井正史
<26日に通算450本塁打を達成したローズ(オリックス)に
現在の中日の投手で最多の3本の本塁打を浴びている。
上位は対戦数が多い先発投手が占めているだけに、
リリーフ型の右腕の名前は予想外だったが、特殊事情がある。
オリックスで長くプレーしていたから、
ローズが近鉄にいた時代から何度も顔を合わせていた>
「もう10年以上前から対戦しているよ。
ローズの前にはブライアントがいた。それぐらい昔の話です」

<通算の対戦成績は22打数6安打。
96年5月15日の