35 2009シーズン

2009年10月12日 (月)

中日81勝62敗1分、落合退場後味悪い最終戦。

4月3日から始まった2009年の公式戦も今夜で最後。
ドラゴンズもついに144試合目を迎えました。
最終戦は、神宮球場での東京ヤクルトとのナイトゲーム。
6日後のクライマックスシリーズで相対するだけに
その前哨戦も兼ねるゲームとなりましたが、
2点リードで迎えた7回ウラにまさかの展開
3番手で登板した山井が捕まり、犠飛で1点差に詰め寄られると、
デントナに左翼ポール際に逆転2ランを被弾。
さらにこの判定に猛抗議した落合監督が遅延行為で退場
吉見の単独最多勝も消えたうえ、後味悪い逆転負け
CSに向けて、弾みを付けることができませんでした。

◇セントラル・リーグ公式戦
東京ヤクルト-中日 最終戦
(11日・明治神宮野球場 | 中日11勝13敗)
22026人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ヤクルト ×
[敗] 山井(17試合4敗2S)
[D本] ブランコ39号2ラン
[Dバッテリー]
チェン、吉見、山井 - 谷繁

◇対東京ヤクルト最終戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数1安打).306
2 (二)荒木  (3打数無安打).270
3 (三)森野  (4打数1安打1打点).289
4 (一)ブランコ (4打数1安打2打点).275
5 (左)和田  (4打数無安打).302
6 (捕)谷繁  (3打数1安打).208
7 (右)野本  (2打数1安打).251
8 (中)英智  (3打数無安打).215
9 (投)チェン (1打数無安打).125

PH (打)立浪  (1打数無安打).318

【イニング経過】
<1回・中日> P・山本斉(プロ初登板・初先発)
井端外直球投手グラブ弾くも遊バックアップゴロ、
荒木外低め直球見三振、森野外カーブ手が出ず三振


<1回ウラ・東京ヤクルト>
P・チェン(中7日・東京ヤクルト戦今季初登板)
福地内直球一飛、
野口外高め直球中後方ライナー・英智掴み損ないエラー、
畠山外直球流し打ち右前打、
1死一、三塁から、デントナ内スライダー空三振、
2死一、三塁から、志田外直球見三振

<2回・中日> P・山本
ブランコ外フォーク右飛、和田中フォーク引っかけ遊ゴロ、
谷繁外高め直球・センターオーバーフェンス直撃二塁打、
野本内見て四球、
2死一、二塁から、英智外カーブ遊ゴロ6-4二封


<2回ウラ・東京ヤクルト> P・チェン
川本内スライダー空三振、吉本外直球空三振、
鬼崎裕司中高め直球三球空三振

<3回ウラ・東京ヤクルト> P・チェン
山本外直球空三振(6者連続)、
福地外直球詰まり遊ゴロ、野口11球粘り四球、
畠山初球野口二盗、畠山内スライダー外れ四球、
2死一、二塁から、デントナ内高め直球空三振

<4回ウラ・東京ヤクルト> P・吉見(中7日)
志田中シュート一ゴロ、
川本中スライダーバット折りながら中前落とすヒット、
代打森岡外シュート遊正面ライナー、
鬼崎中シュート左前落ちるヒット、
2氏一、二塁から、山本中直球一ゴロ

<5回・中日> P・山本
谷繁初球中直球左飛、野本外シュート左前打、
英智エンドラン二ゴロ進塁打、
2死二塁から、吉見中フォーク詰まり三ゴロ


<5回ウラ・東京ヤクルト> P・吉見
福地中低め直球中飛、
野口初球外高め直球ライトオーバー二塁打、
畠山初球内シュート遊ゴロ、
2死二塁から、デントナ外低めフォークハーフスイング三振

<6回・中日> P・山本
井端内直球引っ張り左翼線二塁打、荒木投犠打、
1死三塁から、
森野外フォーク・
しぶとく一二塁間破る適時打(=109打点)(D 1-0 S)

1死一塁から、ブランコ中高め直球打った瞬間・
弾丸ライナー左翼席飛び込む2ラン(=110打点)(D 3-0 S)


<6回ウラ・東京ヤクルト> P・吉見 右・平田
志田内シュート遊右抜く中前打、
川本外フォーク当てて三遊間抜くヒット、森岡投犠打、
1死二、三塁から、鬼崎外シュート左方向ライナー・
和田チャージスライディングキャッチも
ボールこぼれ適時打・二走志田生還(D 3-1 S)
一走川本二三塁間立ち止まり三塁タッチアウト、
代打ガイエル5球目吉見暴投・鬼崎二進、
2死二塁から、ガイエル内直球ズバッと見三振

<7回・中日> P・松岡 捕・中村悠平
英智中フォーク右飛、代打堂上剛裕中直球遊正面直、
井端内直球バット折れ三ゴロ


<7回ウラ・東京ヤクルト> P・山井
福地外スライダー左翼線落ちるヒット、
野口初球福地二盗、野口5球目吉見暴投福地三進、
野口外直球外れて四球、
無死一、三塁から、畠山外直球打ち上げ右犠飛(D 3-2 S)
1死一塁から、デントナ初球内高め直球ジャストミート・
左翼ポール巻いていく2ラン本塁打(D 3-4 S)
ビジョンに映ったVTR見て落合監督出てきてファウルと抗議・
森コーチも加わる・落合監督ナインに引き上げろのジェスチャー、
森コーチ激高審判団に詰め寄る・
ベンチからコーチ選手が飛び出しもみあい寸前。
ナインベンチに下がりその後も落合監督抗議続く・
結局17分間に及んだが判定覆らず・落合監督遅延行為で退場

<8回・中日> P・松岡
荒木内直球打ち上げ中飛、森野初球スライダー二ゴロ、
ブランコ中フォークボテボテ一ゴロ


<9回・中日> P・押本
和田外スライダー伸びなし中飛、谷繁詰まり遊ゴロ、
代打立浪(レギュラーシーズン最終打席)
カウント1-2外低め直球打ち上げ二飛
試合終了。
終了後東京ヤクルト宮本から花束贈呈・立浪宮本にバットを手渡す、
立浪球場引き上げる際左翼スタンド・三塁側へ深々あいさつ



【ゲームレビュー】
逆転負けで今季最終戦を飾れなかった
継投失敗。7回に登板の山井が打たれた。
畠山の犠飛とデントナの逆転2ランでひっくり返された。
今季東京ヤクルト戦は11勝13敗で2年連続負け越し
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


クライマックスシリーズに向けての
前哨戦という形になった神宮でのレギュラーシーズン最終戦
しかし相手は宮本、青木といった主力を温存。
まあ手の内を隠すといった意味もあったでしょうが、
一方のドラゴンズは、記録もかかっていることもありほぼベストの布陣。
ところがプロ初登板の山本に、5回までわずか2安打。
手こずった印象もありましたが、6回ようやく中軸が爆発
井端が出て荒木が送って、森野1打点、ブランコ2ラン。
仲良く打点王を分け合えなくはなったものの、3点を先制
そのウラ吉見が1点こそ失ったものの踏ん張って、ここまではシナリオ通り
あとは7回山井、8回浅尾、そして9回は
久々にベンチに入って、ブルペン投球も行った岩瀬…?
そんな期待を胸に、立浪「ラスト神宮」を楽しんでいましたが、
7回ウラ、思いも寄らぬ展開が待っていたなと。

制球不安定な山井が、先頭・福地を出すと、
二盗、暴投であっという間に三塁に進まれ、野口に四球。
続く畠山には犠牲フライを浴びてしまい1点差。
さらにここまで3三振のデントナに、甘い初球をガツン。
左翼ポールを巻く2ランを浴び、まさかの逆転
吉見17勝目が吹っ飛ぶとともに、
さらにその判定を巡って落合監督が猛抗議のうえ、遅延行為で退場
その後スタンドはやや険悪な空気のなか、
迎えた立浪のレギュラーシーズン最終打席は、9回2死からの代打。
外角低めのストレートを打ち上げ、二塁フライに。
試合後、左翼席と三塁側スタンドの前で深々と一礼。
もらったラストボールも左翼席に投げ入れて
22年間の公式戦ラストゲームを締めた立浪でしたが、
その部分こそ感慨深かったものの、
ゲーム全体として「後味の悪い」黒星に。
5日後に迫った決戦にやや遺恨も生じそうな結末となりました。


立浪のレギュラーシーズンラストということもあり、
神宮球場の外野自由席は超満員
ドラゴンズ戦でこんなに埋まったのは、
久々だなと思いながら、内野席から観ていましたが、
7回表までは完全なドラゴンズペースだったにも関わらず、
うまくゲームが進められずに、まさかの逆転負け

指揮官覚悟の退場。デントナのポール際の2ランが
やれファウルだとかいう騒ぎになりましたが、
それよりも、それまでボール球を振って
3三振だったデントナ
初球いとも甘いボールを投げ、
飛ばされた山井
そこに問題があったんじゃないかなと。
それにしても今回の背番号29は、まさに不調
8月の神宮ではリリーフで
会心の投球を見せてくれましたが、
それに比べると、
制球がかなり不安定でしたね。
岩瀬の状態次第ではセットアッパーを任されるであろう右腕
しかしこの日のような状態では、うーんという感じ。
たかが1試合とはいえ、短期決戦では不調になると命取り
もともとポストシーズンには強い投手だけに
その辺の信頼はありますが、
今後しっかり調整していかないといけないでしょう。

また先発のチェンに関しては、文句なし
3回に連続四球を出してややもたつきましたが、心配なし
右打者の内を突く投球ができれば、CSも十分にイケルのでは。
その一方で、吉見の方はやや心配
17勝目を挙げるべく、4回から登板したものの、
ストライク、ボールがハッキリしたうえ、フォークが決まらない。
さらにファーストストライクを積極的に叩かれる始末。
それでもらしい粘りもあって、1失点には凌いだものの、
CSに向けては、この日も課題をもらったのでは。
惜しくも単独最多勝を逃すこととなった吉見ですが、
右の軸として、ポストシーズンを投げ抜くためにも、
次回までにうまく修正して、決戦を迎えてほしいです。


ところで、この日でレギュラーシーズンが終了
エース主砲が抜けたこともあり、
一体どうなるのかと思われた今季のドラゴンズ
それでも81勝62敗1分けと、
前年以上の頑張りこそ見せたものの、
上には上がいて、首位・巨人とは12.5ゲーム差の2位
交流戦以降、一気に調子を上げ、
必死に「追いかけた」ものの、終盤に失速してしまい、
最後は目前胴上げという屈辱を味わうこととなりました。
巨人に独走を許してしまったのは本当に悔しいですが、
今季の戦いはまだ終わったわけではなく、
落合監督いわく、これからが「本当の戦い」。
17日からは地元・ナゴヤドームで3位・東京ヤクルトを迎え撃つ、
クライマックスシリーズ第1ステージが始まります。
この日の前哨戦は、やや不完全燃焼で終わったものの、
今後の5日間で切り替えて、しっかりと返り討ち
そしてリベンジの地・東京ドームでの
第2ステージへと、しっかりと歩を進めてほしいですね。

いくら相手が5割に満たないチームとはいえ、
何が起こるかわからない短期決戦だけに、
油断していたら、足をすくわれてします。
レギュラーシーズン以上に
気を引き締めて、一戦一戦に全力を傾ける
さらにホームチームの地の利を生かして、
うまく勢いの波に乗ってほしいですね。
そしてレギュラーシーズンこそ、力の差を見せつけられたものの、
やり返せるチャンスをしかと活かして、
厳しい戦いに勝ち抜き、必ずや日本シリーズへ。
そのためにも、これからの5日間でしっかり準備をして、
自信を胸に、最後の決戦に臨んでほしいと願います。


★プレーヤーズ・ボイス(11日)

●チェン・ウェイン

<クライマックスシリーズ第1ステージであたる
東京ヤクルトとの今季最終戦に先発し
3イニングを1安打無失点に抑える。
1回1死一、三塁のピンチでデントナを三振に仕留めると、
これを含め6者連続三振を奪う圧巻の内容>
「今日のピッチングは調子はそれほど良くなかったけど、
相手が振ってきたので助けられた部分はありますね」

<記録的な数字で最優秀防御率のタイトルを確定させた。
最終成績防御率1.54は、両リーグを通じて
1970年村山実(阪神)の0.98以来の好成績。
中日では1956年の大矢根博臣の1.53以来、53年ぶり。
自身初タイトルにはと照れ笑い。試合後は謙虚に>
「ボク1人の力でここまできたわけじゃない。
野手のみなさんのおかげです。
自信になった? いや、そんなことないです。たまたまだと思います」
(中スポ、サンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

●吉見一起
<4回からの3イニングを1失点に抑えたが、
7回のデントナの一発で、単独ハーラートップが帳消しに。
17勝目が目の前だった状況から一転したこともあり、
試合後も興奮気味に振り返って>
「ああいう判定は人生が変わる。
あれは絶対にファウルだと思ったんですが…」

<自らの白星のために食い下がった落合監督に感謝して>
「皆さんの気持ちが伝ってきてうれしかったです。
監督や森さんも、あんなに抗議してくださって、本当にありがたかったです」

<最多勝の行方は12日の館山次第となったが、
ムダな登板にはしなかった。3イニングで被安打6の1失点。
同じカードで争うCSに向け、気持ちを切り替えて>
「全然(ダメ)でしたけど、修正すべき点は見つかったので、
1週間でしっかり修正していきたいです。
課題も見つかったし、しっかり集中して投げたい」
中スポサンスポおおさか報知時事通信


●トニ・ブランコ
<6回1死一塁、左翼席へ39号2ランを放つ>
「芯じゃなかったが、スタンドインできてよかったよ」

<変化球二つで空振りとファウル。
すぐに追い込まれたが、焦りはなかった。
ボールを二つ見極め、内寄りの直球を思い切りよくたたくと、
打球は詰まりながら左翼席に飛び込む2ラン。
あっという間に森野の数字を抜いて>
「森野が打ったことは考えていなかった。大事なのはチームが勝つこと」

<これで110打点。森野を1打点上回り、
あと1試合を残す巨人・小笠原には4打点差をつけた。
森野を気遣ってか派手には喜ばなかったが、
本塁打王との『二冠』がぐっと近づいたが>
「打点トップに立てたのは神様のおかげだよ。
これからはもうクライマックスシリーズに切り替える」
カメラブログ中スポ中日新聞共同通信社ニッカン

●森野将彦
<6回1死三塁、カウント0-2からフォークを引っ張り、
前進守備の一、二塁間を抜ける先制の右前適時打>
「飛んだ場所がよかったです」

<この時点で打点を109にのばし、一歩抜け出したが、
自身にとっては残念なエピローグが待っていた。
1打点を稼いだ直後に飛び出したブランコの『逆転2ラン』。
本塁打を一塁ベース上で見守っていたが、
ゆっくりとダイヤモンドを回ると、
ブランコを苦笑いのハイタッチで出迎えた。
試合後は思わずボヤいて>
「記者の方にとっては面白いんでしょうけどね」

<言外に初タイトルを逃した悔しさをにじませつつ、
同僚・ブランコのパワーには素直に賛辞を贈り>
「一発を打たれたら仕方ない。
ホームランを打つのはトニ(ブランコ)の土俵。
パワーがあるから。ボクじゃかなわない」

<長いシーズンを通じて続いた
主軸2人のデッドヒートに、決着がついたが>
「やるべきことはやった」

<試合は後味の悪さを残したが、
シリーズの鍵を握る2人はもう前を向いている>
「最後に3、4番がつながったのはいいこと」

<またこの日スタメンに名を連ね、
13年目にして初めての『全試合出場』を達成>
「全試合出場は一つの目標でした。うれしいですね」

<左足の肉離れで戦線離脱した昨季の反省から、
今年はこれまで以上に体のケアに気を配るようになった>
「ケガをしないためには何をするべきか。考えながら過ごしてきた」
カメラブログ中スポ中日新聞共同通信社

●井端弘和
<2年ぶりの全試合出場を達成。
プロ意識の高い選手とスタッフがもたらしたものだが、力をこめて>
「レギュラーとして全試合出場は『義務』です」
(中スポ)

●和田一浩
<プロ入り初の全試合出場を達成。
37歳の初体験に笑顔を振りまいて>
「それが一番うれしいかもしれない。この年齢ですからね」

<腰などに持病を抱えるが、
試合後のアイシングを怠ったことがない>
「ケア? それはいつものこと。
ちょこちょことケガはあったけど、プレーできる程度に収まった」

<しかし最終戦は4打席凡退。
4年ぶりの30発には惜しくも1本届かなかったが>
「充実? できないですね。
まだ未熟です。勉強することだらけ。
ただ、シーズンはこれで終わったわけだから、
ここから先はCSモードに切り替えますよ」

<7回、山井がデントナに逆転2ランを浴びたが、
その打球が左翼ポールへ。巻いたのか、ファウルか。
一番近くにいた左翼はこう振り返ったが、判定はホームランに>
「間違いないとは言い切れないですけど、
自分の(長年の)感覚ではファウルだと思います」
中スポ

●勝崎コンディショニングコーチ
<井端、森野、和田、ブランコが全試合出場を達成。
28歳のブランコを除いて全員が30代。
一般的に年齢を重ねると疲労の回復が遅くなるとされるが、
全試合出場の背景にあるのは、
ベテランならではの自己管理意識の高さという>
「彼らは1年の『過ごし方』を知っている。
状態が悪いときでも自分をコントロールできる」
(中スポ)


●立浪和義
<中日の今季最終戦は、
今季限りで引退する自身にとってもシーズンラストゲーム。
出番は9回2死無走者。代打を告げられると大歓声がわき起こったが、
押本の1-2からの4球目をたたいて二飛に倒れた。
セカンド後方への飛球といえば、10年前のこと。
リーグ優勝が決まった9月30日、この神宮の二塁後方で
ウィニングボールを収めたのが自身だった>
「ふっと、思い出しましたね」

<締めくくりを安打で飾れず、ゲームセットになったが、
東京ヤクルトファンからも大きな声援が送られた。
ホームベース付近で、PL学園高の後輩でもある宮本から
花束を贈られ、東京ヤクルトナインからも拍手を受けた。
最後に三塁側、左翼スタンドのファンにそれぞれ深く一礼。
二飛に終わった最後の打球のボールは左翼スタンドに投げ込んだ。
周囲へ感謝の言葉を繰り返して>
「ありがたいですね。
(ボールを投げ入れたが)ま、いいじゃないですか。
ここまで応援してもらって本当に感謝しています」

<本当のサヨナラを日本一で飾るため、最後のチャレンジが始まる>
「吉見に勝ちを付けてやりたかった。
これで一区切りが付きました。
本当に振り返るのは全部終わった後。
もう一度気持ちを切り替えて(ポストシーズンでも)
少しでもいい結果を残せるよう準備していきたい。
最後の力を振り絞って、CSに向けて、しっかりと調整したい」
(中スポ、中日新聞サンスポ時事通信毎日jp


●岩瀬仁紀
(CSに向けて再調整していたが、18日ぶりに試合にスタンバイ。
登板は9月19日の横浜戦が最後。
その後、同23日の巨人戦で2位が決定して以後は調整を優先。
出場選手登録はされたままだったが、
28日以後はベンチ入りメンバーからも外れていた。
この日は約2週間ぶりにベンチ入り。
試合前の練習ではパヤノとキャッチボール。
60メートルほどの距離まで離れて遠投したが、
練習での感触が悪くなかったよう。
試合中ブルペンで投球練習もしたが、登板機会はなかった)
中スポ


●森監督代行(バッテリーチーフコーチ)
<7回、デントナの逆転2ランをめぐり、
ファウルの抗議を却下されて、落合監督が退場処分。
自らも審判団に激しく抗議し、代理で指揮を引き継いだが、
判定の説明について、吐き捨てるように言って>
「審判も言い方ってもんがあるだろう。
審判もそれなりの覚悟があるんだろう。だから監督も退場になるんだろう」
中スポ時事通信毎日jp

◇佐々木三塁塁審(セ・リーグ審判員)
<7回デントナの本塁打を判定。落合監督の抗議について>
「ビジョンに流れた映像を見て
『ファウルじゃないのか?』という抗議だった。
(落合)監督はバックスクリーンのビデオ映像を見て
『判定を変えないと収まらない』と言っていた。
しかし現段階で判定にビデオは関係ない。
それ以前に審判4人で協議して結論は出ていた。
5分間を超える抗議だったので、退場としました」

<判定そのものについても間違いでなかったことを強調>
「間違いなくホームランでした。
ホームランにしか見えなかった。おかしなところはなかった。
4人のジャッジの協議の結果もホームラン。
(抗議を受けて)大変なことをしてしまったかな、と思ったが、
試合終了後にビデオではっきりホームランと確認して安心した。
あらかじめ、際どい判定の時には、
リプレーを流さないでと、お願いしてあったんですけど…。
ヤクルトさんは『ナイスホームランの意味合いで流してしまった』と
言ってましたが。まあ、判定が合っててよかったです」
(中スポ、おおさか報知スポニチ名古屋デイリー

◆西川球団社長
<落合監督が遅延行為で退場になったことに>
「退場? ルールに基づいての措置だから、
こちらがどうこういうことではない。
抗議文やビデオ提出は? そんなことはしない。
グラウンドで起きたことがすべて」
中スポ


●落合監督
<レギュラーシーズン最終戦は退場。
これが指揮官が選んだ結末だった。
1点リードの7回1死一塁の場面。
デントナの左翼ポール際への大飛球が本塁打と判定された。
これに対し左翼手・和田らが『ファウル』を主張。
ベンチを出て抗議の姿勢をとった。
審判団は二塁ベース付近で協議し、判定を覆さないことを通達。
しかし規定の5分が経過するころ、
自ら守備につく野手全員に両手でベンチに引きあげるよう指示。
同時に、抗議に加わった森コーチが激高して審判団ともみ合い、
球場は騒然とした空気に包まれた。
試合は17分後に再開されたが、
ベンチに戻らずに三塁側ファウルゾーンから退場。
抗議の焦点となったのは、球場の電光掲示板に流れた映像だった。
ファウルともホームランともとれる微妙な映像。覚悟の退場をこう説明>
「フェアかファウルかが問題ではない。
あの映像が流れたことが問題なんだ。
あれを流した以上、オレは出ていかなくてはならない。
退場にならなければ収まりがつかないだろう。
判定が覆れば、高田監督が退場にならないと収まらない。
監督が退場しなければ収まらないんだ。審判も被害者だ」
中スポおおさか報知ニッカンデイリー


若竜トピックス(11日)

◆みやざきフェニックス・リーグ
中日-湘南
(11日・生目の杜第2野球場)
 SR 004 000 200 =
   101 001 000 =
[D本] イ・ビョンギュ
[Dバッテリー] 小笠原、菊地、鈴木、ネルソン - 小田、前田
公式サイト・戦評フェニックスリーグ公式

●井上一樹
<今季限りで引退するが『3番・右翼』でスタメン出場し、
チームでただ1人のマルチヒットをマーク。
初回2死、右前打でチーム初安打。続く新井の二塁打で生還した。
3回2死二塁では、スライダーを適時中前打とした。
宮崎入りしてからの成績は8打数3安打の打率.375になったが、
館山キラーでもあるベテランがCS出場をアピール。笑顔で振り返り>
「調子が良ければ、ヒットが出るというものではないけど。
打ったというのは、気持ちの上でいい形ではあるよね」

<17日から始まるCS第1ステージの相手は東京ヤクルト。
勝敗のカギを握る選手の1人は、先発が濃厚な館山だろう。
中日との今季の対戦成績は3勝1敗。
昨年から今季途中にかけ7連勝と、チームは苦手にしているが、
自身は昨年9打数3安打で、今季は3打数1安打。
ともに打率.333と数字を残している>
「そんなに打っている感じはしていないけど。嫌なイメージはない」

<ファームの選手と今季16勝の館山を単純比較できないが、
この日2安打を打ったのは、くしくも館山と同じ本格派右腕の小杉陽太。
館山を撃破して、日本一という最高の花道へ。シナリオはできつつある>
「いつ呼ばれてもいいように、
しっかり調整というか、気持ちを高めていきたい」
(中スポ)

●イ・ビョンギュ
<6回1死、カウント2-2から小杉の外角高めスライダーに逆らわず、
左方向へはじき返すと、左翼のフェンスを悠々と越えた。
宮崎入り後、10打席目にして出た初安打。
豪快な一発で滑りこみでのCS出場へ向け、復調の気配を漂わせて>
「打ったらすぐホームランだとわかりました。
完ぺきじゃなくて、ラッキーだったよ」
(中スポ)

●藤井淳志
<左の肋骨骨折から10日に実戦復帰したが
復帰2試合目で初めてフル出場。
前日は完全復調を披露したが、この日は4打数無安打に終わって>
「朝起きても大丈夫でした。体は何も問題ないです。
いつも打てる訳じゃないので、1打席1打席大切にしていきたい」
(中スポ)


●小笠原孝
<CSの先発が有力な小笠原が、
名古屋から宮崎に乗り込み調整登板。
6イニングを投げ、6安打3四死球5三振で4失点。
初回から2イニング連続無失点と
上々の立ち上がりを見せたが、先頭打者に四球を与え、
初めて走者を背負った3回は3安打2四球で4失点。
それでも失点はこの回だけ。
4、5回の2イニングは走者を背負いながらも修正に成功して>
「セットポジションでもよかった」

<今季は21試合に登板して、
7勝2敗、防御率3.13と安定した成績を残した。
昨年までのCS通算成績は、3試合で12イニングを投げ、防御率3.00。
07年に巨人と対戦した第2ステージの初戦には先発して、
5イニングを1失点に抑え、勝利投手となった実績がある。
1泊2日の南国宮崎での調整登板を終えた左腕は
名古屋に戻り、CS開幕に備えての最終調整を行う>
「やることはいっぱいあるので修正して万全の状態にしていきたい。
(CS第1ステージ初戦までは)あと1週間あるので、
課題は課題で調整していきたい」
中スポ

●小林投手コーチ
<6イニングを投げ4失点の小笠原について>
「きょうの数字はともかく、ボールのキレや
コントロールはいいときのものを維持している。内容は悪くない」
(中スポ)

●鈴木義広
<CSメンバー入りに向けてフェニックスで調整しているが、
8回の1イニングを無安打無失点に抑える。
8日の東京ヤクルト戦でも1イニングを無安打無失点。
結果は残しているが、あくまでも内容にこだわっていく>
「上半身と下半身の動きがずれているので、そのあたりを修正したい」
(中スポ)

2009年10月11日 (日)

CSへタイトルへ、竜レギュラーシーズン最終戦。

ドラゴンズナインレギュラーシーズン最終戦となる
神宮での東京ヤクルト戦に備えて
ナゴヤドームで練習後、東京入りしたもよう。
最終戦の相手はクライマックスシリーズ第1ステージで
対戦することになった東京ヤクルトスワローズ
いわば「CS前哨戦」となるだけに
良いイメージを持って、6日後の本番を迎えてほしいもの。
チェン、吉見、森野ら最終戦に臨むナインの声に加え、
宮崎で実戦復帰を果たした藤井など、この日の話題を。

ドラゴンズトピックス(10日)

◇チェン・ウェイン

<きょう11日の東京ヤクルト戦の先発が予想される。
歴史的な数字での最優秀防御率のタイトルがかかる。
目下、両リーグトップの防御率1.57。
これは1970年、阪神・村山実が「0.98」以来、
今季までの40年間でそれに次ぐ数字なのだ。
難攻不落ぶりを見せつけてきた今シーズン。
驚異的な防御率の仕上げとなるが>
「いつも通りに投げたい。
コースだけは間違えないようにして、
腕を全力で振って思い切り投げたい」

<しかし現実的には、タイトルや防御率の
数字だけを考えているわけにはいかない。
東京ヤクルト打線とはCSで1週間後にぶつかる。
しかも今季初対戦。しっかりとした手応えを
得ておきたいところでもある>
「今年1回も投げてないから印象がない。
対戦しないと(相性が)いいか悪いか分からない。
少しでもやっておいた方がいいです。
いつも通り投げて、その中で調整していきたい」

<今回は情報収集の意味もある。
ちなみに昨季は先発2試合、救援1試合で1勝1敗。
最初の2試合は打ち込まれたが、最後にやり返した。
9月22日ナゴヤドーム。プロ初完投初完封の相手が東京ヤクルトだった。
その完封以来の対戦。左腕の手の内をCS前に
明かすことにもなるが、まったく気にしない>
「向こうもこっちの球種は分かっているから。
去年まで何度も対戦しているし、今さら隠すことはない。
真っすぐを待ってくるだろうけど、待っていても打てない球を投げたい」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋

◇森バッテリーチーフコーチ
<17日からのCS第1ステージをにらんだ温存も考えられたが、
左のエース・チェンをぶつける。真っ向勝負の構えで>
「こっちは調整のために投げさせるんだ。なんで隠す必要があるんだ」
スポーツ報知

◇吉見一起
<16勝目を挙げた先週の横浜戦同様、
勝ち投手の権利を得やすい2番手での登板が予想される。
単独17勝となれば、最多勝の安全圏に入る。
あす12日の東京ヤクルト-巨人戦で、16勝の館山に
並ばれることがあっても、抜かれる可能性はない>
「レギュラーシーズンの最後の登板なのでしっかり抑えたい」

<もっとも本人はその先を見ている。
CS第1ステージは間違いなく先発。
事前に相手の急所を突き、けん制しておきたいところ>
「クライマックスシリーズでも当たる相手ですから、しっかり抑えたい。
(相手に)いい印象を与えないようにしたいです」

<今季は東京ヤクルトに先発で3度対戦。
1勝2敗と負け越しているが、これは援護に恵まれなかっただけ。
対戦防御率は2.05と悪くない>
「向こうにもこっちにもデータはありますから」
中スポ


◇岩瀬仁紀
<体調不調のため再調整している守護神の
『試運転』は当日の様子を見て決める。
11日の東京ヤクルト戦登板について>
「あした(11日)になってみないと分からない。
投げられるなら投げたいけど、そこで無理をしてもしょうがない。
良くはなってきているから、あしたの状態を見てから決める」
(中スポ)


◇森野将彦
<レギュラーシーズン最終戦の相手は
CS第1ステージで戦うことになる東京ヤクルト。
いわばCSのプレマッチとなるわけだが、本番前にやるべきことがある。
打点王争いは108打点で同僚のブランコと並んでリーグトップだが、
ともにトップから陥落する可能性がある。
3位の巨人・小笠原は1試合で逆転可能な2点差。
その巨人の最終戦は東京ヤクルト戦の翌日にある。
つまり1点でも多く稼いでセーフティーリードにする必要があるのだ。
ライバルに差をつけることを誓って>
「ヤクルトが相手? 特に意識はしません。
いつもと同じ気持ちで戦いますが、チャンスがあれば打ちたい。
それしかないです」

<追い風は吹いている。
前日にヤクルトがCS進出を決めたことで
きょう11日の先発が予想されるのは、一線級の投手ではなく、
プロ初登板初先発となる2年目の山本斉。
相手はCSに向けて手の内を見せない構えだが、こちらにとっては好都合。
20歳の右腕にプロの厳しさを教え込めばいい。
ナゴヤドームでの練習を終えて東京に向かうとき、
広島と巨人のデーゲームは終わっていた。
ライバルの小笠原の結果は0打点。平静を装ってはいたが、
プロ入り初のタイトル奪取に向けて、貪欲にバットを振る>
「そうなんですか」
中スポ

◇トニ・ブランコ
<本塁打、打点の二冠王を狙うが、
レギュラーシーズン最終戦に向けて気合十分。
この日のナゴヤドームでの練習でも鋭い打球を打ち込んでいた。
CSの相手が東京ヤクルトに決まったことに>
「早く対戦したい。勝ちたいね」

<11日の最終戦に関しては>
「いつも通り勝つために仕事をするよ。
打点王争い? チャンスで打ちたいね」
(中スポ)

◇和田一浩
<CS第1ステージの相手が東京ヤクルトに決まったことに気合十分>
「どっちが相手でも一緒。何としても勝ちたいね」

<まずは11日のレギュラーシーズン最終戦で
5年ぶりの30号を打ってCSに向かいたいところ>
「昔、最終戦(03年・千葉ロッテ戦)で
30本目を打ったことはあるんだけどね」
(中スポ)

◇笘篠外野守備走塁コーチ
<野本、平田、堂上剛裕の若手外野手3人が
そろってショートの守備位置につくと、
ゴロを捕球して一塁へ送球する動きを繰り返したが>
「足の運びの練習です。
3人ともステップがうまくできていない部分がある」
(中スポ)

◇野本圭
<珍しい『内野手特訓』について>
「勉強になりますよ。少しずつでもよくしていかないと」
(中スポ)


◇小川将俊
<新聞の片隅に載っていた一つのニュースが驚かせた。
埼玉西武・三浦貴への戦力外通告。
自身にとってはショッキングな知らせだったという。
浦和学院高から東洋大学とトップクラスの強豪校でプレー。
その7年の間、ずっとバッテリーを組んできた相手が三浦だった。
『元チームメート』という簡単な言葉では
片付けられないほど特別な存在。
三浦が07年に巨人に戦力外通告を受けて埼玉西武に
移籍した際には親身になって相談に乗ったという>
「あの時も心配していました。早く決まるといいなと話していたんです」

<今回が三浦にとっては2度目の戦力外。残念がって>
「まだ選手として『のびしろ』はあると思う。
何とか野球を続けてほしいです」

<心配してばかりもいられない。自身も今年30歳。
球界では生き残りへの分水嶺になるような年齢だ。
危機感をにじませて>
「もうボクも6年目。
そういう年代になってきたという実感があります。
人ごとだと思いませんよ」

<だからこそ『チャンス』へ懸ける思いは強烈だ。
シーズン最終盤の10月に入って1軍に昇格。
アピール次第ではCSのメンバーに入ることができる。
今は親友の挫折を力に変えるしかない。
悲壮なまでの決意を胸に『チャンス』をうかがっている>
「たとえ少ししかチャンスがなかったとしても、それを生かしたい」
(中スポ)


若竜トピックス(10日)

◆みやざきフェニックス・リーグ
埼玉西武-中日
(10日・南郷スタジアム)
  000 005 002 =
  010 000 010 =
[D本] 福田(2ラン)
[Dバッテリー] 朝倉、佐藤亮太、齊藤 - 小田、田中
公式サイト・戦評フェニックスリーグ公式

○藤井淳志
<左の肋骨骨折でリハビリ中だったが、
フェニックス・リーグの埼玉西武戦(南郷)で実戦復帰。
『6番・右翼』でスタメン出場し、2打数2安打で2四球。
CSへの滑り込み出場へ、いきなり完全復調を印象づけて>
「(安打を)打つことができたし、
練習試合と試合(公式戦)は違うとはいえ、
思っていたよりも違和感なく入れたし、怖さもなかった。
ストライクとボールを見極めて、四球も取ることができた」

<強い気持ちが、早期の復帰につながった。
戦列を離れた時点で、シーズンの規定打席には8打席。
そして打率.299だったから、3割はわずか1厘。
プロの世界に身を置いている以上、結果にこだわるのは当然だし、
何よりチームに貢献したかった。だから必死だった。
『ベッカムカプセル』と呼ばれる高圧酸素治療器の施設には毎日通い、
電気治療も欠かさなかった。体に良いとされるネックレスも試した。
驚異的ともいえる早期復帰。医師には「考えられない」と言われた。
シーズンは残り1試合だから、規定打席の可能性は消えた。
チームの日本一に貢献することが、今の願い。
それに向けて完全に集中している>
「理由? 気持ちです。あきらめたことは1度もありません」

<体が復調しているのはもちろん、感覚も鈍っていなかった。
先頭で迎えた5回に左腕の松永浩典から
チーム初ヒットとなる左前打を右打席で放つと、
6回1死二塁では左打席から、
右腕のシュ・ダイエイの直球をセンターの後方へ。
俊足を生かして三塁に滑り込み、堂上直倫の犠飛で生還した。
4打席すべてで出塁し、打点を挙げ、
走塁でも問題のないことを証明。充実の表情を浮かべて>
「きっちり動けるところを見せたかった。
右(打席)でも左(打席)でも立ててよかった」

<守備でも魅せた。
2回、右翼線への二塁打性の当たりを回り込み、単打にしてのけた。
6回、右翼線横へのファウルフライを追うと、
足場の悪いブルペン上で難なくさばく場面も。
『不死鳥』のごとくよみがえり、完全復活を証明。
あとは17日に開幕するCSへ向け、調整とアピールを続けていく>
「これからもきちっと打って、守って、走ってを続けていきたい。
(1軍に)呼ばれるように、しっかり結果を残したい」

<リハビリの期間中、愛用していた赤いネックレス。
とあるメーカーの商品で治療などに効果があるとされている。
実は毎日のように通った高圧酸素カプセルの施設を運営するメーカー。
だから恩返しの意味も込め、使っているのだという。
使えば、それだけ露出も多くなる。この日の試合中も使った。
他人への感謝と義理を忘れない姿を
野球の神様が見て、完治を早めてくれたのかもしれない>
「ずっとお世話になりましたから。このくらいは、させていただきます」
中スポニッカン

○高柳打撃コーチ
<実戦復帰を果たした藤井について>
「全然大丈夫」
中スポ

○上田外野守備走塁コーチ
<いつもの中堅ではなく、
今季初の右翼での先発となった藤井について>
「あくまで他の選手との兼ね合い。負担を考えたわけではない」

<動きについては、万全を強調して>
「今日のところは何も問題はない。課題もない。
あとは強く投げることとか、怖さに対する気持ちの問題だけだと思う」
中スポニッカン

○塚本トレーニングコーチ
<わずか34日で実戦復帰。
ケガをする前と比べても、遜色ない動きの藤井に>
「故障者という枠には入らない」
中スポ


○福田永将
<フェニックス・リーグ3試合目で『3番・DH』で初スタメン。
9回1死二塁から、ダメ押しの2ランを放つ。
真ん中高めの直球を左翼芝生席に弾丸ライナーでたたき込んだ。
8日の開幕戦でもソロ。3試合で2発と、
CSのメンバー入りに向け猛アピールして>
「いい球を放っていたので上からぶったたきました」
(中スポ)

○トマス・デラロサ
<6回1死満塁、カウント1-0から
シュ・ダイエイのシュートをジャストミートして、
左中間フェンス直撃、走者一掃の二塁打。
8日の東京ヤクルト戦のソロ本塁打に続く活躍。
CSでは森野を右翼に回し、三塁で起用するプランも浮上しており、
抜てきへ向け、いい流れを維持している>
「いい当たりは1本だけでしたけどね。
きょうだけじゃなくて、続けていきたいですね」
(中スポ)


○朝倉健太
<CS前の最終調整登板として先発。
6イニングを投げ、6安打5四球と走者を出しながら、
粘り強い投球で1失点に抑えた。
スカッとする内容とはいかなかったが、持ち味は出せた。
課題を残した投球だったが、自身の感触は悪くなかった。
CSでの登板は第1ステージか、第2ステージになるかは分からないが、
それまでにこの日の課題をクリアしなければいけない。
本人は前向きに話して>
「いろいろ試しながら投げました。
調整は順調です。(外角の真っすぐは)うまくいったのと、
はじき返されてよくなかったのもあったので、
そのあたりをこれから修正していきたい」
朝倉ブログ「2009/10/10」、中スポ)

○小林投手コーチ
<予定では7イニング、約100球がメドだったが、
6回終了時に球数98球に達したため、
結局マウンドを降りた朝倉について>
「これからどう調整していくかは本人の問題。
今年2ケタ勝った訳だし。きょうは粘投だったということ」
(中スポ)

○齊藤信介
<9回に3番手で登板し、三者三振で試合を締める。
先頭の中田祥多を空振り三振に切って取ると、
続く梅田尚通を見逃し三振。最後は浅村栄斗を空振り三振に。
8日の東京ヤクルト戦に続く1イニング無失点。
逆転滑り込みでのCS出場へ向け、存在感を発揮している。
充実の表情を浮かべて>
「三振を取った球はすべてスライダーです。
これを続けられるように頑張ります」
(中スポ)


◆小熊凌祐
<ルーキーがついにプロ初登板を果たしそう。
昨年11月に右ひじを手術。今季はリハビリに専念してきたが、
いよいよフェニックス・リーグで登板する見通しが立った。
15日からの第3クールで登板予定>
「だいぶ違和感なく投げられるようになってきました。
いいときの自分のボールのイメージと違う部分はありますが、
投げながらよくしていきたい」
(中スポ)


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
1週間空いて迎えるレギュラーシーズン最終戦
その相手が奇しくも、6日後のCS第1ステージで
当たることになった東京ヤクルト
戦前は消化試合になる可能性が高かったゲームが、
CSに向けての『前哨戦』になることとなりましたが、
久々の実戦の場にするドラゴンズはともかく、
故障者続出なうえ、10月戦いっぱなしの東京ヤクルトは、
「疲れがある選手は使わない。試したい選手もいるので」との構え。
おそらく中心選手などを休ませ、手の内を見せてこないのでは。
中スポの先発予想も、プロ初先発の山本斉となっていましたし、
若い野手陣は見ることができるでしょうが、
対戦の少ない高木などはおそらく投げることはなさそうです。
まあガチンコ勝負になることはないだろうと思いますし、
くれぐれもケガだけは避けたいもの。
ただ投手陣では、防御率のチェン、最多勝の吉見
野手陣では、打点王争いの森野、ブランコ
タイトルがかかる選手にとっては総仕上げのゲーム
他の選手にとっても、CSで当たる相手だけに、
良いイメージを掴んで、レギュラーシーズンを締めてほしいです。


その最終戦、ドラゴンズの先発予想は、
3日の横浜戦に続いて、チェン
東京ヤクルトの3位が決まったときに
チェン条件別成績を見ていたのですが、
意外や意外、東京ヤクルト戦の登板はなかったんですね。
そのまま隠しておいてもよさそうというものの、
チェン自身、さらにチームとしての考えは、
「なんで隠す必要があるんだ」真っ向勝負の構え。
もっか防御率リーグナンバーワン、
さらに12球団見回しても一、二を争うと言われる左腕
分かっていても打てない。そのストレート
それを駆使して、逆に封じ込むことで
相手に「これは打てない」という嫌なイメージを与えられる。
1点台の防御率はほぼ確実といえそうですが、
CSで当たる相手に、しかと豪腕ぶりを見せつけてほしいです。

また2番手は、単独最多勝を狙う吉見が濃厚。
こちらは東京ヤクルト戦の登板がありますが、
タイトルを争う館山がいるチームですし、
しっかりした投球を見せて、17勝目を掴んでほしいですね。
周囲がやれ中継ぎだどうだとか、うるさい部分もありますが、
大事なのはこれからのポストシーズンで柱になること。
シーズン後半になって、やや納得いく投球ができていない背番号19
今回の登板においてもテーマなどもあると思いますが、
良いイメージでシーズンを締め、決戦へと向かう。
それとともに最多勝がガッチリ固められればいいなと思います。


一方、ファームみやざきフェニックス・リーグ
この日から第2クールに入りましたが、
左肋骨を骨折し、リハビリを重ねていた
藤井『6番・右翼』でスタメン出場。
ついに実戦復帰を果たしましたね。

アツシ復活!9月6日に骨折してから、
わずか34日での復帰は、
まさに本人の努力
驚異の回復力
よるものじゃないかと。
それにしても、
2打数2安打2四球で1打点。
さらに守備、走塁も
無難にこなしたようですし、
まずは復活に向けて、
良い滑り出しとなったのでは。
今後も実戦を重ね、
ゲーム勘を取り戻していくようですが、
まあ6日後までには1軍に背番号4が帰ってくる可能性は高いでしょう。
復帰に向けてさらにアピールを重ね、
ポストシーズンで『不死鳥』復活ぶりを見せてほしいと願います。

2009年10月10日 (土)

CSまであと1週間、落合竜最初の相手はヤクルト。

ドラゴンズはこの日もナゴヤドームで
レギュラーシーズン最終戦の東京ヤクルト戦に向けて調整練習。
クライマックスシリーズ開幕まであと1週間に迫り、
泰然自若を貫いてきた落合監督にも動きがあったもよう。
一方、そのCS第1ステージの対戦相手が東京ヤクルトに決定。
決戦に向け、さらにムードは高まってきたようです。
その他和田30本に王手、ブランコ充電完了、
伊藤準規153キロなど、この日の竜の話題を集めました。

ドラゴンズトピックス(9日)

◇荒木雅博

<自軍の2位が決まって16日目、
クライマックスシリーズ第1ステージの相手がやっと東京ヤクルトに決まって>
「(レギュラーシーズン)前半でやられているので、やり返します」

<後半盛り返して、残り1試合で対戦成績は11勝12敗。
チームにとって今季144試合目は、単なる消化試合ではなくなった>
「まずは11日にしっかり戦って(CSと)トータルで勝ち越せるように」
中スポ

◇森野将彦
<CS第1ステージの相手が東京ヤクルトに決まったが>
「ぼく自身は打っているし(対戦打率は.369)
後半は勝っているので苦手意識はないけど、
前半(東京ヤクルトに)足でかき回されたことは忘れてはいけない」

<しかも相手が下位とはいえ、
昨年は自軍が3位から第1ステージを勝ち上がった立場だった。
最大の敵は気の緩み。自らに言い聞かせて>
「3連戦と同じで、2勝はワンチャンス」
中スポ

◇前田スコアラー(東京ヤクルト担当)
<東京ヤクルト-阪神戦終了後、
ネット裏で見つめていたスコアラーは警戒心をあらわに>
「まずは館山と石川の2枚をどう打ち崩すかですね。
故障者が続出しているんですが、いまのヤクルトには勢いがある。
失速していた夏場とは違いますよ」

<今季対中日3勝1敗の館山、同3勝の石川の攻略は
CS第一ステージ突破への第1条件。
さらに目下3連勝中の高木啓充も要チェック>
「CS3戦目で先発してきそうなのが高木ですが、
まだ中日とは1試合しか対戦がない。右の石川みたいなタイプ。
11日にヤクルトと対戦しますが、手の内は見せないでしょうね」
(中スポ)


◇和田一浩
<西武時代の04年以来5年ぶり30本塁打に王手をかけているが、
いかにもらしい抱負で、あと1本に意欲を示す>
「30本を目標にしていたなら、狙います。でもそうではないので」

<最初はそう言って無関心を装ったが
スラッガーの本性が思わず言葉となって現れる>
「29本と30本に大きな違いはない? 違いがないといえばうそになる。
やっぱり30本打てればうれしいし、大台の意味はある」

<ナゴヤドーム開場の97年以来、
ここを本拠地とするドラゴンズの日本人打者で
シーズン30本塁打を達成したのは福留孝介
(現カブス、03年34本、06年31本)だけという、難しい記録となっている。
FAで移籍して2年目。今季は自身にとって
一歩前進したシーズンだといえるだろう。
現在.304の打率は、最終戦7打数無安打でも大台を下らない。
打点は昨年の74から87に増えた。108打点の森野、ウッズが
走者を掃除した後に控えているだけにその意味も大きい。
そしてシーズン全試合出場もあと1で達成できる。
再び控えめ発言となったが、自らもその実りの大きさを感じ取っている>
「むしろそれ(シーズン全試合出場)がうれしい。
この年でね。(プロ13年目で)初めてなんです。
もちろん(最終戦に)出たら、の話ですけど」
中スポ

◇トニ・ブランコ
<主砲が喜々としてグラウンドを駆け回っている。
この日守備練習とフリー打撃を終えると、
わずかな休憩をはさんで、今度は走塁の確認。
最後は外野へ移動してダッシュを繰り返した。
普段から人並み以上の練習量をこなすが、
さらに精力的に体を動かして>
「もう少ししたらドミニカに帰ることができる。
でもそれまでは野球に集中さ」

<来日1年目で初のCSに出場するが、ポストシーズンの経験は豊富。
03、04年にはMLB・レッズ傘下の2Aで2年連続プレーオフに出場。
ドミニカのウインターリーグでもプレーオフに出た。
レギュラーシーズンと短期決戦の違いを知っている>
「残念ながら自分のチームは途中で負けてしまった。
でもプレーオフの戦いはわかっている。『負けられない戦い』なんだ」

<アメリカならシーズン終了から数日以内にプレーオフが始まるが、
日本では開幕まで長い『中休み』が続く。
しかしその「差」が主砲にはプラスになっているようだ>
「今までこんなに試合に出た年なんてなかった。
多くても115試合くらいだったはずだ」

<初めて140試合以上も試合に出続け、体は疲弊しきっていた。
だから、つかのまの休息が貴重だったという。
充電は終わった。エネルギーをたくわえ、CSで大爆発する>
「2日あった休日は家で映画のターミネーターをみたり、
ゆっくり寝て過ごしたよ。食事以外はほとんど外出しなかった。
おかげでいい感じでリフレッシュできた」
(中スポ)


◇チェン・ウェイン
<シートノックが終わるころ、
中堅フェンス際に陣取り、ナインの動きに目を光らせていた
落合監督に呼び寄せられ、吉見、小林正人とともに
身ぶり手ぶりを交えて10分近くものアドバイスを受ける。
左腕にはより繊細な制球力を求め、意識を高く持つようにという助言が>
「ピッチングのアドバイスです。
投球時に捕手のミット全体を見るのではなく、
その中の一つの『点』を意識するようにと言われました。
今年はいろいろとアドバイスをいただいて勉強になります。
1人1人に違うことを言ってもらった」

<打者出身の指揮官が、
投手に『個別指導』を施すのは珍しい。感謝して>
「きょうのように監督と話すことは多くない。
アドバイスが参考になりました」

<あす11日に行われる東京ヤクルトとの今季最終戦で
最優秀防御率のタイトル当確を狙う。
現在、防御率は1.57。
大量失点さえしなければ、タイトル獲得は濃厚だが>
「四球と本塁打の両方を許さないようにしたい。
しっかりと腕を振って全力で投げたい」
中スポニッカン12

◇吉見一起
<センターフェンス手前で直立不動になって、
落合監督の話に耳を傾けていたが、精神論を説かれたよう。
打たれることを恐れるより、
積極的に攻めろという意味を込めたのだろう>
「打者は打っても3割。7割は打てないんだという話でした」

<穏やかなムードのなか、CSに向けた心構えなどを受け>
「野球の話ばかりじゃないですよ」
中スポニッカン

◇浅尾拓也
<ブルペンで軽めの投球練習。
阪神戦が行なわれた4日以来のピッチングとなったが冗談口調で話して>
「コンディションはまあまあです。
これで(11日に)打たれたら力がないってこと」

<レギュラーシーズン最終戦までの5日間の間隔の調整を
CS開始までのシュミレーションとしているよう>
「難しいですが、また(最終戦からCS初戦まで)
同じように間隔が空きますから(調整)失敗なら変えられる」
(中スポ)


◇野本圭
<平田、堂上剛裕とともに送球の精度を上げるために
三塁から一塁へのスローイングに挑んだ。
笘篠コーチのノックを捕球して一塁へ送球。
繰り返すうちにスローイングよりもゴロ捕球に意識が偏り、
腰を落として正面で受けるようになったが、
そこへ近寄ってきた和田から金言が。
『お前ら外野手なんだから、正面で捕る必要はないだろう』
外野手の基本は体のグラブをはめている側で
打球を受け、素早く送球すること。
自身にとっては守備も大きな課題だけにルーキーは感謝しきり>
「ためになります」

<また落合監督からもアドバイスをもらう。
平田、堂上剛裕とともにひとしきり話にも耳を傾けると、
その後はまるでダンスのように両足を大きく動かし、
捕球体勢を取る動きを繰り返して>
「フットワークの練習です。足の運び方を教わりました」
中スポ

◇堂上剛裕
<ナゴヤドームの中堅フェンス付近で、
素早く前後左右に動きながらステップを踏み始めた。
反復横跳びのようでもあり、動きの速い盆踊りのようでもある。
そして、不思議なことにそれなりに息が合っている。
落合監督が見守る中、3分間コミカルな動きを続けたが、
実はダンスを踊るよう指示が出ていたという。苦笑いで>
「内容は言えませんが、守備での足の動きを教わっていた。
踊りはどうしていいかわからないので適当でした」
ニッカン

◇平田良介
<同じく思わぬ指示に面食らいながら、
意図をくみ取ろうと必死に足を動かして>
「体のキレがないということだと思います」
ニッカン

◇川相内野守備走塁コーチ
<その発言がさえている。この日は柳田へのノック中、
右翼方向の飛球をグラブに当てて落とすとすかさずこう浴びせかける。
しかもたたみかけてノックの手も休めない。
しかし受け手の柳田もこの休みない口と打球の連続に
どんどん動きがよくなっていった。
わざと周囲に気づかせるように大声を出すことで、
練習のリズムも生まれてくるような方法もある>
「ポロポロ銭がこぼれていくぞ。
もうそのグラブ、捨てた方がいいんじゃないのか。
グラブよりここ(腕を指さして)が悪いのか」
(中スポ)


◆藤井淳志
<左肋骨骨折で戦列を離れていたが、いよいよ実戦に復帰する。
10日のフェニックスリーグ・埼玉西武戦(南郷)での
スタメン出場が有力で、この日中部国際空港から空路で宮崎入り。
しょっぱなから、本気モードでプレーする決意を示して>
「痛みはもう大丈夫です。
出るからには100%の状態ですし、試合の中で動けることを証明したい。
(CSの)本番と思って、同じような気持ちで臨みます」

<9月6日の横浜戦の守備で和田と激しく激突。
当初の診断では通常なら全治4カ月の重傷だったが、
今季中の復帰へ驚異的なペースでリハビリメニューをこなしてきた。
わずか34日目での復帰に>
「間に合わないと思ったことは一度もない」

<移動の前には、ナゴヤ球場で実戦復帰に向けた最終調整を行った。
中里、小熊を相手にフリー打撃を約20分。
またセンターの守備位置でノックも受けた。
1軍の規定打席に8打席足りず、打率も.299と3割目前で終了。
レギュラーシーズンの悔しさを大舞台で晴らすためにも、
南国で完全復活をアピールしたい>
「動いた感じはいい感じでした。
今後の予定はまだ何も言われていません。
呼んでもらえるかどうかは分からないけど、
CSに出たいという気持ちはもちろんある。
(CSに)呼ばれるよう、しっかりやっていきたいですね」
(中スポ、スポニチ名古屋

◆朝倉健太
<9月29日の巨人戦(ナゴヤドーム)で
2年ぶりの2ケタ勝利を挙げた右腕も、藤井とともに空路宮崎入り。
1軍が残り1試合で登板機会がないため、フェニックス・リーグに参戦。
10日の埼玉西武戦での先発が濃厚。
CSでも先発を任されるべく、結果を残したいところ。決意を語って>
「しっかり投げてきます」
朝倉ブログ「行ってきます!」、中スポ、スポニチ名古屋

◆森バッテリーチーフコーチ
<藤井とともに宮崎入りした朝倉について>
「CSに必要なやつだから」
スポニチ名古屋


【ドラゴンズ・今後の日程】
11日(日) 対東京ヤクルト (18:00・明治神宮野球場)

<クライマックス・セ 第1ステージ>(3試合制)
17日(土) 対東京ヤクルト(18:00・ナゴヤドーム)
18日(日) 対東京ヤクルト(18:00・ナゴヤドーム)
19日(月) 対東京ヤクルト(18:00・ナゴヤドーム)

<クライマックス・セ 第2ステージ>(6試合制)
21日(水)~ 第1ステージ勝者 対巨人(18:00・東京ドーム)


若竜トピックス(9日)

◆フェニックス・リーグ練習試合
中日-フューチャーズ
(9日・生目の杜第2野球場)
 FT 000 010 001 =
   310 100 00× =
[D本] なし
[Dバッテリー] 赤坂、岩田、菊地、伊藤準規、高島 - 前田
みやざきフェニックスリーグ公式サイト

○赤坂和幸
<生目の杜第2で行われたフェニックス・リーグの
フューチャーズ(NPB混成チーム)との練習試合に先発。
4イニングを投げ、4安打1四球無失点と好投。
6日の同リーグ開幕戦に先発が予定されていたが
2試合連続で雨天中止となり、やっと出番がまわってきた。
試合前に「四球ゼロと無失点」をこの日の課題に掲げ、
無失点も1四球。それでも収穫を口にして>
「きょうは真っすぐが良くなかったけど、
変化球を低めに集めることができました」

<高校生ドラフト1位で08年に入団して来季3年目を迎える右腕。
来季の飛躍に向け、アピールが南国・宮崎で始まった>
「後半バテないためにもやっぱりストレートで
押していく投球をしないと。次はそうしたいですね。
やっぱり先発をしたいのでチャンスをもらえるように頑張ります」
中スポ

○伊藤準規
<フューチャーズとの練習試合で4番手で登板。
150キロ超えを連発する速球主体のピッチングで
1イニングを三者凡退に抑える。
バックネット裏のスピードガンに表示された数字が、
18歳の成長を何より雄弁に物語っていた。
8回先頭・生山裕人(千葉ロッテ)への4球目は
低めに外れたものの153キロを計測した。
9月30日の巨人戦でデビュー登板した時にマークした
自己最速の149キロをあっさり更新し、若き右腕に確かな自信が芽生えた>
「後でスピードのことを聞いてびっくりしました。
球が走っている感じはありましたが、調子はいつも通りでした。
スピードにはこだわらずに投げていましたが、
大台を超えたのは素直にうれしいです」

<圧巻の3人切りだった。
生山には全球ストレート勝負で投ゴロ。
宮本裕司(千葉ロッテ)には150キロをファウルされたが、
最後は切れ味抜群のスライダーで一ゴロ。
4番・井手(福岡ソフトバンク)は151キロを空振りさせて
追い込むと、高めの147キロで空振り三振に。
与えられた1イニングをしっかり抑えられたことにもホッとしたよう。
今後同リーグでは15日からの第3クール以降に
2回ほど先発登板する見込み>
「(先発した)赤坂先輩が4回無失点とつくったゲーム。
自分が壊してしまわないことだけ考えて投げました」

<かつてあこがれた先輩との再会に発奮した。
この日対戦したフューチャーズには、
岐阜城北高で2年先輩の尾藤竜一(巨人)が参加していた。
プロ入り後も電話などで連絡は取っていたが
グラウンドでユニホーム姿を見せるのは初めて。
練習の合間にあいさつに赴くと『がんばれよ』と激励を受けた>
「高校時代には技術的なことから何から、
ずいぶん教えていただきました。
尾藤さんは今でも僕の中でスターです。成長した姿を見てもらいたい」
中スポ

○小林投手コーチ
<4イニング無失点と好投の先発・赤坂を評価して>
「投げ方が良くなってきたし、カーブ、スライダーが良くなった。
指に掛かる感じも出てきたみたいだから、次につながる」

<また伊藤準規の成長に目を細める>
「これまでの積み重ねで自信が大きくなりつつある。
そういうものがボールに表れてきている」
中スポ12


○中川裕貴
<2試合連続で先発起用されたが、2安打1盗塁2得点の活躍。
前日の東京ヤクルト戦は無安打だったが、気合を入れ直して>
「きのうはヒットが出なかったけど感じはいいです。
打つほうもそうですけど守備、走塁でもアピールしていきたい」
(中スポ)

○澤井道久
<3打数2安打1四球2打点と気を吐き、CSメンバー入りをアピール。
2回2死二塁から三塁線を破る痛烈な適時二塁打を放つと、
4回にも2死二塁から右前適時打を放ち勝負強さを発揮。
今季の1軍出場は3試合ながらも、
2軍では打率.331の好成績を残している>
「CS、日本シリーズと出たいので結果を残さないと。
フェニックスでもどこでもしっかりやっていきたい」
(中スポ)


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
次週17日から臨むクライマックスシリーズ第1ステージ
ドラゴンズとナゴヤドームで相対する3位球団が決まりましたね。
そのチームとは、東京ヤクルトスワローズ
『最終決戦』をしぶとく制して、後がない阪神に連勝。
142試合目にして3位を確定させ、最後のイスをもぎ取りました。

それにしても、息詰まる接戦。
先手こそ東京ヤクルトが取りましたが、
序盤はどちらかというと勝たないと終わってしまう阪神ペース
再三走者を出して、得点のチャンスをうかがうものの、
先発したエース・石川の前にあと1本が出ない展開。
一方で、阪神の最後の砦・岩田もその後は踏ん張ってきたものの、
得てしてこの投手が投げるときはこんな展開が多いような。
そんななか、石川の粘りの投球に応えようと、
6回に前夜のヒーロー・川本の中前適時打で中押しをすると、
続く7回に、このゲーム最大ともいえるヤマ場が。

守りのミスも絡んで、無死一、三塁から、
岩田の代打・高橋光信にタイムリーが出て1点差に迫ると、
なおも石川をじわじわと攻め立てて、2死満塁。
直前の鳥谷のセンターに抜けそうな当たりを
途中から二塁に入った森岡が必死に止め、
同点を食い止めたことで、ゲームの盛り上がりは最高潮に。
そして迎えるは阪神の大黒柱、不動の4番・金本
ヒットが出れば同点、長打が出れば一気に逆転という場面。
ある意味、ここまでの3位争いの総決算ともいえましたが、
その勝負は、いともあっさりとした結末に…。
初球、石川が投じた外角高めのスライダー。
それを力んだか、金本が打ち損じると、
力のない飛球がキャッチャーファウルゾーンへ。
落ち着いて川本が掴んで、まさかまさかの三者残塁
大入りのスタンドから大きなため息が出るなか、
これで流れをモノにした東京ヤクルトは、
そのウラ、アッチソンから宮本がしぶとくライトへダメ押し打。
この日も先制の適時打を放つなど、チームを鼓舞した青木に対し、
シーズン終盤の不振そのままに沈黙を重ねた金本
「4番の差」が大事な直接対決で如実に出たような。
かくしてもつれにもつれた3位争いは、けっきょくは元サヤ
東京ヤクルトが初のクライマックスシリーズに進出。
ドラゴンズ東京ドーム行きの切符を争うことになりました。


前日の戦いぶりを見て、
このまま行ってしまうだろうとは思いつつも、
岩田が投げるということもあり、
もしかしたらの部分もありましたが、
結果的にはツバメのエースが踏ん張って、連勝でのフィニッシュ。
そして今季打撃不振に泣いた感のある阪神が、そのまんま出た感が。
それにしても、ここに来ての東京ヤクルトの勢いはすごかったですね。
中スポによると、相川(左わき腹痛)を筆頭に
田中浩康(左太もも痛)、川島慶三(右ひじ痛)、
飯原(右肩痛)、そして武内(左ひじ痛)。
野手だけでもこれだけの主力がいないうえ、
宮本も右手親指を裂離骨折し、テーピングをしての出場。
まさに満身創痍なチームにもかかわらず、
その代役で出た選手が活躍し、終盤一気の盛り返し。
『一戦必勝』のスローガンのもと、
チーム一丸となって、優位と思われた阪神を土壇場でうっちゃり。
必死になって掴んだ3位の座でしょうし、
後がない真剣勝負を勝ち進んできたことは、
チームとしての力となっているに違いないですし、侮れないのでは。
ドラゴンズとしても、たとえ11.5ゲーム離れているうえ、
勝率5割にも満たない相手とはいえど、
短期決戦は何が起こるかわからない、心してかからないといけないでしょう。

まあどちらかといえば、
岩田、能見らを擁する阪神の方が
上がって来た際は、嫌な感じがありましたが、
東京ヤクルトにしたって、今季特に前半戦は
まさかの地元3タテなど、苦杯をなめさせられたチーム。
8月以降はその立場が逆転し、もっかカード5連勝中
さらに通算成績も11勝12敗と、タイまであと1勝となりましたが、
ご存じドラゴンズキラー・館山、そしてこの日勝った石川
この2人には分がよくないですし、厳しい戦いとなりそう。
さらに後半戦に急に頭角を現した右腕・高木
この辺りも、第3戦での登板が予想されていますが果たして。
また川本、鬼崎など野手に関しては、あす対戦がありますし、
ある程度は見られることにはなりますが、
やはり勝ち抜くためには、打線を封じ込めることより、
相手の先発投手をいかに攻略するかが重要といえるでしょうね。
奇しくもレギュラーシーズン最終戦は、「CS前哨戦」へと状況が変化。
そうなるとお互いに手の内を見せない部分も出てくるでしょうが、
必ず勝って、良い印象を持ったまま、6日後の決戦に臨んでほしいもの。

CS勝つ者、この指止~まれ!まあそれはともあれ、
ようやく決戦の相手が決まった
それをまずは喜びたいですね。。
チームとしても
ターゲットが絞れたことにより、
具体的な戦略を立てやすくなりますし、
やりやすいんじゃないかなと。
そして試金石となる神宮でのCS前哨戦
激戦を勝ち抜いたツバメ軍団変身ぶりをこの目で確かめ、
来る決戦へ向けて、準備を進めてほしいと思います。

2009年10月 9日 (金)

福田デラロサ新井CSアピール弾フェニックス開幕。

ドラゴンズは前日に続き、ナゴヤドームでの全体練習。
投手、野手ともに約1週間後に迫った決戦に向け調整を進めたもよう。
一方、2日遅れで開幕したみやざきフェニックス・リーグ
その開幕戦、ファーム日本一若竜東京ヤクルトに7-1で勝利。
昨季秋のチームMVP・福田永将がダメ押し弾を放ち、
クライマックスシリーズでの抜てきに向け、アピールしました。
その他井端CS意気込み、川井借り返すなどこの日の竜の話題を。

ドラゴンズトピックス(8日)

◇チェン・ウェイン

<クライマックスシリーズでも先発が予想されるが、
ナゴヤドームで行われた全体練習に参加。
前日に続き行われた投内連係練習では、
熱心に外野からの返球のカバーリングを繰り返して>
「ランナーを出しても、その後、
点を取られないようにしないといけないですから」

<CSの対戦相手には、こだわらない。
8、9日は阪神と東京ヤクルトの直接対決が行われ、
どちらかと17日から戦うことになるが、こうキッパリ。
防御率リーグトップ左腕から、なんとも頼もしい言葉が飛び出し>
「阪神とヤクルトですか? 
どっちが来てもいいです。変わりません。
自分の調整をしっかりやっていくことが大切だと思います」
中スポニッカン

◇ネルソン・パヤノ
<ナゴヤドームで川相コーチからクイック投球の指令が。
無死一、二塁の想定で投内連係プレーの練習をしていたところ、
一、三塁手が猛ダッシュする『ブルドッグ』と呼ばれるサインプレーで
通常モーションで投球したため、野手とのタイミングが合わなかった。
アドバイスに感謝しきり>
「アリガトウ」

◇川相内野守備走塁コーチ
<パヤノにクイック投球の指令を出す>
「せっかくいいピックオフができるんだから、クイックで投げよう」
(中スポ)


◇森バッテリーチーフコーチ
<ここまで16勝を挙げてハーラートップタイの吉見を、
3日の横浜戦同様、最終戦となる11日東京ヤクルト戦でも
中継ぎ起用し、最多勝のタイトルを確実にさせるプランを明かす。
東京ヤクルト戦は、17日から始まるCS第1ステージを見据え、
吉見だけでなく、チェンらその他の先発陣にも登板機会を与える予定。
複数の投手を起用することで、第1ステージの先発起用順について、
相手をかく乱させる狙いもありそう
巨人・ゴンザレスが最多勝争いのライバル・吉見が
中継ぎ登板で1勝差をつけたことにチクリ。
6日にも同様のことを口にしていたが、
親心を見せながらも怒りながら、まくしたてて>
「先発が3人も4人もいるのに週末しか試合がないんだ。
投げさせる場所がなかったら、ああするしかないだろう。
(11日も)途中で勝ちが付きそうなところがあれば、
そこで投げさせるのは当然」
スポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン

◇吉見一起
<前回3日の登板でチェンの後を受け、
5回から4イニングを投げて勝ち星を手にしている右腕。
最多勝争いはこの日、東京ヤクルト・館山が16勝目を挙げた。
巨人・ゴンザレスも15勝で射程圏内につける。
12日には東京ヤクルト-巨人の最終戦が残されており、
館山が中継ぎとしてスタンバイする可能性もある。
最多勝を確実にするためにも17勝目がほしいが、平常心を強調して>
「ボクからは何も言えない。
何勝したからといって(CSで)勝てるわけじゃない。
負けたら終わりだし、次のヤクルト戦をいい形で投げて
(CSでも)自分の投球をして勝てるようにしたい」
スポニチ名古屋ニッカン


◆川井雄太
<今季11勝の左腕が逆襲を誓う。
現在、2軍の残留組とともにナゴヤ球場で調整中。
もはやレギュラーシーズンでの登板は残っていないが、
ポストシーズンで借りを返すチャンスはある。
今後は10日からのフェニックス・リーグ第2クールで登板予定。
この日はブルペンで45球、バランスを意識して投げ込んで>
「宮崎で投げると思うんで、そのときにしっかり抑えたい。
CS? 出たいですよ。まだ満足な状態ではないですけど、
よくはなっている。何とかCSに出て、借りを返したいですね」

<実は昨年、一昨年とドミニカ・ウインターリーグに
出場していたことでCSを見たことすらない。
1軍は先発陣がそろっているだけに出番があるとしてもCS第2ステージ。
その相手・巨人とは3勝2敗も防御率6.54と分が悪い。
『復権』への壁は高いが、意地だけは持ち続けて調整していく>
「去年はネットでチェックするだけでした。
だから興味があるというか、何とか出たい。投げたいですね」
中スポ


◇荒木雅博
<ナゴヤドームで特守を敢行。
フリー打撃などをこなした後、二塁の守備位置で約15分間。
その後、2日連続となるアメリカンノックも行っていた。
ハードトレの理由を問われて>
「体の切れを出すためです。疲れは大丈夫ですよ」
(中スポ)

◇柳田殖生
(コーチ陣の無理な注文に苦しんだ!?
ナゴヤドームの内外野連係練習で三塁の守備に就くと、
外野からの返球をバックアップの投手のために
ときには意図的にそらすように指令が下った。
ところが、ダイレクト返球をそらすと、コーチ陣から
「ダイレクトは捕っとけ」と言われ、
ワンバウンドをグラブではじいて後逸すると
「それマジ(で捕れなかったの)だろう」と冷やかされる。
それでも歯を食いしばってアピールを続けた)
(中スポ)

◆藤井淳志
<左わき腹骨折からの復帰を目指すが、
あす10日のフェニックスリーグ・埼玉西武戦で実戦復帰する。
この日はナゴヤ球場の室内練習場で
フリー打撃、マシン打撃などで打ち込んだ。
きょう9日に宮崎入りするが気合十分に>
「不安はないです。頑張ってきます」
(中スポ)

◆渡邉育成コーチ
<藤井の状態について太鼓判を押して>
「もう100%の状態」
(中スポ)


◇井端弘和
<中スポ『井端の流儀・巧』より。
約1週間後にいよいよCS第1ステージが開幕する。
それに向けての意気込みや調整のポイントを語る>
「いよいよクライマックス(シリーズ)です。
シーズン中も中途半端な気持ちで戦ったことは一度もありません。
そういう意味では気持ちに変わりはないですが、
やっぱり負けたら終わり。
全部勝つつもりでいかないといけません。
クライマックスの開幕まで1週間。
今はちょっと試合がない日が続いています。
基本的に調整のやり方はいままでと変わりません。
これまで140試合余り戦っていたわけですし、
これくらいで実戦感覚が衰えるということはない。
シーズン中の気持ちをきらずにクライマックスへ向かうつもりです。

ただ、少し工夫していることもあります。
2週間ほど前の練習(9月24日・休日返上で参加)では
外野のフェンス沿いを往復するアメリカンノックを受けました。
あのときは体が動いていなかった。
休んでも動かなかったので、逆に無理にでも動かしてみようと
思ってきついメニューを入れたんです。
特に今年はキャンプをやっていない
(目の病気でキャンプを途中リタイア)。
シーズンの真っただ中なら絶対やらないでしょうが、
クライマックスに向けて、どこかで追い込む必要があった。
今の状態はまあまあでしょう。
あとは11日のヤクルト戦(神宮)で感覚を確かめて、
17日の第1ステージ初戦へ向けてしっかり準備します。
ボクは最初の試合が重要だと思っています。
第1打席で打つ。そしてチームが勝つ。
そうすれば乗っていけるはずです。

第1ステージの相手はまだ決まっていませんが、
ボクは気にしていません。
阪神なら岩田、ヤクルトなら館山と
今年苦しめられた投手が相手にはいます。
でもボクはクライマックスに限っては
データは関係ないと思っています。
ただでさえ攻め方は対戦するたびに変わるし、
負けたら終わりの戦いではなおさらです。
自分の状態がよければ打てる。
悪ければ抑えられる。自分次第ですよ。

勝ち抜けば巨人と戦えます。
今年は向こうが勝っている(中日の8勝16敗)。
強かったと認めなければいけない。
だけどどのチームだって3連勝するときもあれば、3連敗するときもある。
ゴンザレスにしても打てない投手じゃない。チャンスはあります。
1勝のアドバンテージが厳しいと言われますが、
ウチにしてみれば一度負けたのにもう一度挑戦できるワケです。
1勝だろうが2勝だろうがアドバンテージは気にしない。
失うものは何もない。勝つだけです」
(中スポ『井端の流儀・巧』より)


◆インフル特例措置決まる プロ野球実行委員会(共同通信社)
(プロ野球の実行委員会が東京都内で開かれ、
インフルエンザ対策として
9日からの公式戦、クライマックスシリーズ、日本シリーズの
出場選手資格を緩和する、今季限りの特例措置を決めた。
公式戦とCSでは、出場選手登録を抹消した場合、
再登録には10日間が必要だが、今季は、新型かどうかを問わず、イ
ンフルエンザとの診断書を提出すれば、
10日間を経なくても再登録を認めるという。
また日本シリーズの出場資格者は40人に制限されるが、
今年はこの制限を撤廃する)

◆落合英二氏、韓国サムスンコーチに(中スポ)
中日OB落合英二氏が韓国・サムスンライオンズ
投手コーチに来季就任することがこの日、分かった。
元中日投手で、かつての盟友であるソン・ドンヨル監督からの
強い要請を受け、サムスン投手陣の再建を託され、就任を受諾した。
背番号は『88』。11月の沖縄での秋季キャンプから始動する)


若竜トピックス(8日)

◆みやざきフェニックス・リーグ
東京ヤクルト-中日
(8日・西都原運動公園野球場)
  000 010 042 =
  000 100 000 =
[D本] デラロサ、新井(2ラン)、福田
[Dバッテリー] 清水昭信、ネルソン、鈴木、齊藤、佐藤亮太 - 田中、前田
公式サイト・戦評フェニックスリーグ公式東京ヤクルト公式

○福田永将
<『みやざきフェニックス・リーグ』の
東京ヤクルト相手の開幕戦(西都原球場)で
左越えに弾丸ライナーのソロ本塁打を放つ。
この日は8回に代打出場して中犠飛。
そのまま一塁の守備に入って迎えた9回2死の打席。
東京ヤクルトの3番手・西崎聡が投じた初球、
内角高めのスライダーを左翼芝生席に運んで>
「内角を攻めてきたスライダーが甘く入ってきました。
思い切り振り切れましたね」

<7月7日の東京ヤクルト戦(神宮)では
プロ初打席初本塁打の快挙をやってのけた男。
派手な1軍デビューはしたものの、
その後は主に代打で出場機会を得ながら好結果が出せず、
1軍では16打数3安打、打率.188。
この若竜の目標はポストシーズンでの、
右の代打要員として1軍に抜てきされること。
チーム内を見渡して決して有力とはいえない位置に立ってることは
自身でも分かっている。それでもあきらめてはいない>
「ライバル? 誰かじゃなくて、みなさんです。
ボクはまたイチからの作り直しですから」

<実は、やっとスタートラインについたばかり。
1軍ベンチ入りしていた8月初めに右肩痛を発症。
出場登録を抹消された8月16日のウエスタン・オリックス戦で
一塁を守って以降、約2カ月間、
代打での試合出場はあっても守備には就いていなかった。
この日の試合後も1時間以上、一塁で守備練習を続けて>
「まだ打球が飛んできていないので分からない部分もあるが、
充実感はある。ここから取り戻さないと」
中スポ

○トマス・デラロサ
<CSで対戦する可能性のある阪神対策の
秘密兵器として浮上した男が宮崎で同点アーチ。
この日は『6番・三塁手』でスタメン出場。
1点差を追った5回先頭、右腕・増渕が投じた
外角低めの136キロをとらえて、左翼芝生席に運んだ。
CSでの戦力になれるよう、力いっぱいバットを振る>
「必要とされるなら、その場面で頑張るだけ。
1年間ケガもなく頑張ってこれたからね。いい状態を続けていきたい」
(中スポ)

○新井良太
<ポストシーズンで1軍ベンチ入りを目指すが、強打でアピール。
『4番・一塁手』でスタメン出場。1点を勝ち越しなおも8回1死一塁、
内角の133キロをはじき返して左中間場外まで運ぶ2ラン。
メンバーにはベテランの井上、イ・ビョンギュが
いる中での4番起用。元気よく話して>
「シーズン中と同じく(4番で)使ってくださったことを
結果でかえしたかった。ポストシーズンに呼んでもらえると信じて、
結果を出し続けつつ、しっかり準備していきたい」
(中スポ)


○清水昭信
<フェニックス・リーグの東京ヤクルト戦に先発し、
3イニングをパーフェクトに抑える。
1回から速球主体で投げ込み、9人の打者を抑え、
強い打球は1回2死で対戦した高井の左飛だけ。
2年目の今季は初の開幕1軍を果たしたが、
8試合に登板後の4月20日に出場選手登録抹消され、以降は2軍暮らし。
なかなか調子が上がらず、
6月20日のウエスタン・広島戦を最後に実戦から遠ざかると、
9月25日のオリックスとの練習試合で約3カ月ぶりに実戦復帰。
同29日の福岡ソフトバンクとの練習試合では
先発で5イニングを1安打1失点と、2試合連続で好投している。
宮崎の地でCSでの中継ぎ要員入りをアピールして>
「低めに集まってよかったと思います。
打たせて取る僕らしいピッチングだったと思います」
中スポ

○鈴木義広
<7回に3番手で登板し、1イニング無失点。
中飛、内野ゴロ2つに打ち取って、三者凡退。
それでもCSでの1軍合流を目指す右腕は自らに厳しく>
「低めを意識して投げられました。でも球の質はまだ…」
(中スポ)


◇堂上剛裕
<時として声は不思議な力を発揮する。
これは心理学では『シャウト効果』と表現されるそうだが、
強い声の力をもった選手が中日にはいる。
絶大な効果を示していた井上の声だしについてこう証言>
「確か8月からだったと思うんですが、勝負どころに入ってから、
井上さんが試合前の円陣で声だしをずっとされて。
井上さんの円陣は、本当、ほとんど負けなかったんですよ。
それでウエスタン(リーグで)優勝できて」

<井上が円陣で話すのは
『きょうは勝てるぞ』などの前向きな言葉が多いとか>
「井上さんの声は『よし、やってやるぞ』と思うというか。
みんなをまとめる力があるように思うんです」
(中スポ)

◆井藤真吾
<新人も井上の声だし効果について証言>
「井上さんの言葉を聞いて、
見習って頑張ろうと思うこともありました。
『オレは練習量ではおまえに負けない』って言われたり」
(中スポ)

○井上一樹
<最後の円陣となった10月3日のファーム日本選手権の
試合前ではこう叫び、大いに発奮させたという>
「きょうはおまえらの今後の野球人生に
絶対にプラスになる。だから絶対に勝とう」

<この日は、東京ヤクルト戦で3打数無安打に終わったが、
バットでそして声で1軍も日本一に導くべく、必死の調整を続けている>
「まだ現役だから。クライマックスシリーズで呼ばれた時は、
準備はちゃんとしていきます」
(中スポ)


以上、この日の話題を集めましたが、
台風一過の神宮では、クライマックスシリーズ進出争い最終決戦
神宮での3位・阪神と4位・東京ヤクルトの直接対決初戦は、
館山が強気な投球で、阪神打線をなんと5安打完封
大挙として押しかけた黄色い虎党を完ぺきに黙らせる投球で
吉見と並ぶハーラートップタイの16勝目を挙げ、
東京ヤクルトにCSマジックナンバー『2』を点灯させました。
まさに「CS第0ステージ」ともいえる
独特の緊張感も見られましたが、
やや空回り気味の阪神がミスから失点をすると、
6回二死一塁で伏兵・川本が、
久保の初球を思い切り叩いてのダメ押し2ラン
まさに出会い頭ともいえるものではありましたが、
会心のスイングで放たれた一発で、ゲームはほぼ決まり。
後がなくなった阪神が最終戦をどう戦うかで、
もつれにもつれたドラゴンズの相手もようやく決まりそうです。

それはさておき、この日のドラゴンズですが、
1軍は前日に続き、ナゴヤドームでの全体練習。
投内連係など実戦的な練習もあったようですが、
荒木などは体のキレを取り戻すために、連日のハードトレを。
いよいよCSまで約1週間に迫ってきましたが、
レギュラー陣は徐々にエンジンをかけ始めてきましたね。
ともに苦手投手がいる第1ステージですが、
データ以上に各選手が状態を良くしていくことが大事。
そして気持ちを高めて、決戦を迎えてくれればと思います。

一方、ファームは台風18号の影響もあって、
2日連続で中止となっていた
「みやざきフェニックス・リーグ」がようやく開幕
西都での東京ヤクルト戦は、先制こそ許したものの、
一発攻勢もあって、7-1での大勝。
前日の記事で取り上げられたデラロサが同点のソロを放てば、
4番起用に応えた新井が場外へ運ぶ勝ち越しの2ラン。
さらに昨秋の「フェニックスリーグチームMVP」福田が9回にダメ押しのソロ。
相変わらず「秋男」ぶりを見せて、右の代打へアピールしたようです。


「秋男」本領発揮!立浪をはじめとして、
井上、イ・ビョンギュなど
左の代打陣は充実しているものの、
右の代打はどうも手薄なドラゴンズ
現状では、平田が一番手といえるのですが、
その他は小池、英智、小山、
柳田、岩﨑達郎…
と、
守備には定評があるものの、
大事な局面ではどうも力が入ってしまう
そんな傾向が見られるだけに、
今回一発を放った3選手のなかで1人でも1軍に入ってもらい、
空位のイスを埋めてほしいもの。
阪神が上がって来た場合、デラロサの昇格は確実ですが、
新井にしても、福ちゃんにしても長打力があるだけに、
うまくアピールして、推薦されてほしいですね。
今後は投手、野手ともにCSに向け、調整する選手の出番が多そう。
そんな相手と対したときに、結果を残すことが大事。
短期決戦を勝ち抜くためには、ラッキーボーイも必要。
若竜のなかから、投打にそのような選手が
出て来てくれればヨシだなと。
そんな事を期待しながら、ようやく始まった
南国でのリーグ戦を見ていきたいと思います。

2009年10月 8日 (木)

森野右翼有事に備え、ドラゴンズ本格練習再開。

今季最終戦及びクライマックスシリーズに向けて、
ドラゴンズナインがこの日、本格練習を再開
ナゴヤドームで2日ぶりに汗を流したようですが、
練習中、決戦を意識したかのような大きな動きが。
三塁の守備練習を終えた森野将彦が外野へ移動し、
ライトの位置でノックを受けていたもよう
どうやら天敵である岩田を含めた左腕攻略の秘策の1つか。
その他浅尾山井守護神不在に備えるなど、この日の竜の話題を。

ドラゴンズトピックス(7日)

◇森野将彦

<ナゴヤドームで練習を行ったが、
いつも通り三塁で守備練習を終えると、
右翼の守備位置へ行き、ノックを受け始めて>
「走らないとね」

<外野は内野より長い距離を走る。
確かにたっぷりといい汗をかいていたが、どうも走るためだけではない。
ノックは終わらず、約30分間も打球を追い続けた。
何かの『仕込み』があるという問いに、ニコッと笑って>
「いろいろとね。遊び程度に…。
僕はまだ何も聞いていないのでわからない」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇笘篠外野守備走塁コーチ
<森野の外野ノックを見守り、その意味を説明>
「万が一に備えて、ということです。
外野を守ることがもしかしたらあるかもしれないから。
攻撃的シフト? そうだね。
阪神が(3位に)来た場合、左投手に対して、
誰が相性がいいかといえば、デラロサらしいので。
(CS第1ステージに)阪神が来て、
(先発が)左、左、左ということになれば、
デラロサを入れるかもしれないというし、
デラロサが(左を)打っているというし。
でも森野も外せない。じゃあ、どこで使うかと考えたら…」

<森野の外野守備については太鼓判を押して>
「去年も(外野を)やってたからね。慣れてくれれば大丈夫だよ。
トニ(ブランコ)より全然うまい」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン

◇落合監督
<外野グラウンドからじっと練習を見つめていただけだが、
クライマックスシリーズに向けてはこう話している>
「使うメンバーはどこ(どのチーム)が出てくるかによって変わってくる」
ニッカン


◇平田良介
<左投手になると打率.346という強打者になる左キラー。
右投手には.237。本人は首をひねるが、
明らかに左に強いという結果が出ている>
「もともと、左が得意ということはなかったです。
特に何か変わったところはないんですけど…」

<気合なら十分、CS第1ステージの相手が阪神になれば、
左腕の岩田、能見との対戦が確実。
特に岩田は大阪桐蔭高の先輩。打って恩返しをしたいところ>
「左投手なら試合に出るチャンスがあると思うので、がんばります。
右投手でも代打でチャンスがあると思うので、がんばります」

<大好きな季節もやってきた。
練習最後に行われたハードなランニングで完全にグロッキー。
何とか持ちこたえて>
「秋は涼しいですから」
(中スポ)

◇小池正晃
<一塁の守備位置でシートノックに参加。
本来は外野手だが、投手との連係を繰り返し確認。
三塁手の森野とともに、一塁の守備位置で白球を追った。
笑ったが、春季キャンプでは一塁の練習も行っており、
非常時に備えるという意味もありそう>
「人が足りなかったから、手伝っただけ」
(中スポ)

◇英智
<立浪兼任コーチの直接指導を受ける。
フリー打撃の直前、身ぶり手ぶりを交え、約5分間。
CSに向けさらなる調子アップを目指し、必死にバットを振って>
「いつも教えていただいてることですけど、それを確認しました」
(中スポ)

◇荒木雅博
<アメリカンノックを敢行。外野フェンス沿いを
端から端まで、約10分間にわたって疾走し、
大粒の汗を流した。ノック敢行の理由を問われ>
「2日休みましたから。
リセットして、また一からやり直すというところですね。
(痛めていた左手首は)だいぶよくなりました」
(中スポ)


◇浅尾拓也
<9月19日の横浜戦以来、実戦から遠ざかっている
守護神・岩瀬はCSで復帰を目指しているものの、先行きは不透明。
本来なら代えの効かない守護神だが、中日にはこの右腕がいる。
ナゴヤドームでの練習を終え、駐車場に現れた表情は引き締まっていた>
「CSは1勝の価値がこれまでとは全然違う。緊張感も違う。
どこで投げても自分のピッチングをできるように準備したいです」

<今季は8月以降セーブがつく6度の機会に登板し、
失点ゼロで6セーブと、9回を締める『予行演習』は完ぺきだが、
セットアッパーとストッパーの違いは、
単に『投げる順番』だけではないと言う。
岩瀬が背負ってきた重圧は並大抵ではない。
バトンをつないできただけに、責任の重さを痛いほど知っている>
「今までは『何とかいい形で岩瀬さんにつなごう』と思って投げてきました。
ストッパーの場合、後ろに岩瀬さんがいないわけですから。そこが違います」

<それでも、今の右腕には重圧を受け止める強さがある。
頭に残っているのは1年前の記憶。
セットアッパーとして期待されながら、登板は2試合だけ。
右肩の痛みが原因で力を出し切れなかった。
心身ともにスケールアップした今、同じ失敗は繰り返さない>
「あのときは肩の不安があった。
(CS初出場で)力みもあったかもしれません。
だから今度は万全のコンディションでCSに臨みたい」
中スポ

◇森バッテリーチーフコーチ
<最近5試合、岩瀬はベンチからも外れているが、
CSで岩瀬欠場という不測の事態を想定し、こう語り>
「浅尾がいる。山井、高橋だっているだろ」
中スポ

◇山井大介
<短期決戦の切り札は態勢を整える。
先発でもリリーフでもいける。おまけに大舞台にめっぽう強い。
柔軟に使えるカードが欲しい短期決戦では貴重な戦力。
ここまでのプロ通算102試合の内訳は、先発54、救援48。
先発のイメージが強いが、実際の登板はほぼ半分ずつ。
だからどちらでも対応できるのが心強い。
しびれる短期決戦になると、さらに頼もしい数字がある。
ポストシーズン成績は2勝負けなし、防御率1.80。
伝説となった07年の日本シリーズ最終戦、
8イニングパーフェクトの快投が何より象徴的。
ロングだろうと、ワンポイントだろうと
負担を引き受けることになるが>
「先発と中継ぎでは同じところもあるし、違うところもある。
ボクは中継ぎでもけっこう投げてます。言われたところで投げるだけです」
中スポ


◆山本昌
<ナゴヤ球場で新聞を見ながら、こうつぶやいた。
視線の先には、とある選手の引退セレモニーを報じる記事。
水島新司氏の人気野球漫画『あぶさん』の主人公・景浦安武。
漫画の中で対戦し、打たれたことがあるという。
景浦といえば、南海(現福岡ソフトバンク)に入団して以来、
ホークス一筋。62歳の今季、引退を発表した伝説的な選手。
1球団で長くプレーしているという意味では、景浦と共通している>
「オレ、この人に場外弾を浴びたことがあるんだよね。
いや、ウチはドームだから、最上段だったかなあ。
(同じ水島氏の野球漫画『ドカベン』に登場する)
岩鬼に一発を打たれたこともあったなあ。
悔しい? いや、載せてもらえるのは名誉なことだよ」

<さらに新聞を読みながら悔しがって>
「あいつ、オレのセーブ記録を更新しやがった」

<引退する千葉ロッテ・小宮山は6日のラスト登板で
セーブを挙げ、最年長セーブ(44歳0カ月)をマーク。
それまでの記録ホルダーは意外にもこの左腕。
3年前に41歳2カ月でセーブを挙げていたのだ。
ちなみに小宮山とは同級生。記録を更新されたことは
悔しそうでもあり、うれしそうにも見えたが>
「抜くとは言っていたけど、本当にやるとはなあ」
(中スポ、<ドラ番記者>


◇吉見一起
<お湯で体をあたため、すぐさま水風呂へと飛び込む。
これを何度も繰り返す。右腕の近ごろの日課である>
「交代浴といって、疲労回復に効果があるらしいんです。
(トレーナーらに)マッサージもしていただいているんですけど、
それに加えて、自分でできることもないかと思って。
マッサージの効果もあるらしいんですよ」

<開幕からチームでただ1人、ローテーションを守り続けてきた。
16勝はチームトップ。186イニング1/3はチーム最多。
球宴にも出場したが、その体は疲労にむしばまれていた>
「僕は1年を通して、(1軍で)やった経験がないですし、
確かに疲れはたまっていて。でも疲れたとは言ってられませんから。
相談してみたら、交代浴を教えてもらったんです」

<ナゴヤドーム内のクラブハウスには、
交代浴が可能な施設があるといい、
休日は自宅近くのスーパー銭湯を利用。
遠征中はホテル内の施設などを探しては試している。
可能な施設が近くにないときは、
同じく疲労回復に効果があるとされる半身浴も行う>
「1週間に何度とか、決めてやっているわけではありませんけど、
なるべく行くようにはしています」

<ただ水風呂は体に負担を与える場合もある。
利用するときの水温は18度程度>
「せいぜい5分とか、そんなに長くは入らないです」
(中スポ)

◇三木トレーニングコーチ
<今季終盤、吉見が門を叩いたコーチ。
交代浴の効果をわかりやすくこう説明。
肩までではなく、半身浴と同じく、
へその辺りまでつかるのが一般的とか>
「温かい風呂では血管が拡張して、水風呂で収縮する。
これを繰り返すと、血流がよくなり、疲労の回復に役立つんです」
(中スポ)


若竜トピックス(7日)

◆マキシモ・ネルソン

<予定だったみやざきフェニックス・リーグは
この日も8試合すべてが雨天中止に。
先発予定だった右腕はきょう8日の東京ヤクルト戦に
スライド登板となりそう。気合を込めて>
「1軍で結果を残せていたなら今、ここ(宮崎)にはいないはず。
ゲームの中でストレートの質を上げていって、
CSで呼んでもらえるようアピールしたい。
明日? 調整はうまくいっているからね」
(中スポ)

◆前田章宏
<この日スタメンマスクが予定されていたが、
打撃、キャッチングとみっちりと汗を流した。
目標はCSでのベンチ入り。捕手3人制なら割って入るチャンスがあるが、
フェニックス・リーグでは田中と出場機会を分け合い、競う形になる見込み>
「まず守りありきですが、
(9月に)1軍に呼んでもらった時に、打撃でのアピールも大切だと思った。
バッティングはよくなってきていますし、アピールしたい」
(中スポ)


◆加藤聡
<来季の支配下選手登録を目指す中日の育成新人は、
今回参加しているフェニックス・リーグで猛アピールする覚悟。
今季2軍では21試合で25打数2安打、本塁打と打点はなし。
開幕予定日から2日連続で雨天中止に。
貴重なアピール機会に水を差されているが、
それでも少ないチャンスをものにして、
出場機会を勝ち取っていくしかない>
「内容もそうですけど結果にこだわっていきたい」
中スポ

◆小林高也
<同じく育成新人は、2軍戦18試合で19打数6安打、0本塁打4打点。
出場機会にはあまり恵まれなかったが、長打が魅力。
フェニックス・リーグ前半はイ・ビョンギュ、井上ら
CSに向けて調整が必要な選手が先発起用されることになりそうなため、
まずは試合途中からの出場が予想されるが、
背番号を現在の3ケタから2ケタにする夢をかなえるために、
必死にアピールを続けていく覚悟。意気込みを語って>
「実戦を積んでその中で技術を向上させたい」
中スポ

◆辻2軍監督
<今シーズン中の支配下登録は実現しなかったが、
加藤、小林高也の次なる挑戦はすでに始まっているという>
「この秋フラフラになるまでやってどれだけついていけるか。
結果も出していかないといけないし、
来年、よ~いドンで行けるようにしないと。
(今季の)残りをどう過ごすかだね」
中スポ


◆10/9(金)に練習試合が行われます(みやざきフェニックスL公式)
◆9日に練習試合(中スポ)
(フェニックス・リーグは、2日連続で全試合が雨天中止となった。
そのため当初は練習日となっていた9日
参加チームによる練習試合が組まれることに。
中日フューチャーズ(NPB混成チーム)と
午後12時30分から、生目の杜第2野球場で対戦する)


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
台風18号は今朝午前5時すぎ、
愛知県の知多半島付近に上陸し、本州を縦断。
その後北日本に達する見込みだそうですが、
埼玉県東部的には、今回の台風は
雨よりも強風、暴風という印象が強かったですね。
自分も車で通勤中、橋で若干煽られたり、
信号で止まっている際の方が、むしろ怖かったですから。
さらに関東の鉄道は、朝からかなりの混乱
昼を過ぎても依然として運転を見合わせている状況。
電車通勤の方はかなり大変だったのではと思われます。


それはさておき、ドラゴンズナインは、
2日間の休みを終え、この日から本格的な練習を再開
落合監督以下、コーチ、選手ら
ナゴヤドームに集結して、汗を流したもよう。
そんななか、今朝のスポーツ紙は、
主に「有事に備える」といった感じの記事が多かったですね。
中でも最も目立ったのは、森野外野起用計画

備えあれば憂いなし。定位置のサードでの
守備練習を終えると、
足を動かす意味もあり、
ライトの位置で
外野ノックを受けていたそうですが、
果たして実際に守らせることになるのか…。
その背景には、デラロサ
昨季岩田と相性がよく、
さらに「左投手キラー」だったという
データもあるのでしょうが、
今季三塁での先発は
わずか3度のみ。
そうなると11日の東京ヤクルトとの今季最終戦で
デラロサを1軍に上げ、一度は試しておいた方が良いのではと。

確かに大事な一戦では一つのエラーでも命取り。
今季エラーキング森野をライトに置き、打撃に集中させる。
ただデラロサも守備には定評こそあるものの、
たまにポカもありますし、どっちもどっちの感も。
しかしそれ以上に、重きを置かなくてはいけないのは、
岩田、能見を始めとする「左投手を攻略」すること。
そう考えると、こういう策もアリと言えるでしょうね。
さらにセンターには、同じく左投手に強いという平田もスタンバイ。
対戦の可能性が高い阪神戦に向け、秘策を打とうとしていますが、
天敵となっている岩田には、今季「左打者に弱い」というデータが。

岩田自身も左打者が苦手というイメージは、
少なからず持っていることでしょうが、
今回の秘策は、左打者に強くても所詮は右打者
「左打者に弱い」「左投手に強い打者を使う」は、
決してイコールにはならないような気もするのですが。
ただデラロサなり、平田なりが、チャンスを活かし、
来る決戦のラッキーボーイになってくれればいいなあと。
そのためにもしっかりと準備しておいてほしいですね。

今夜、明日と0.5ゲーム差の中にいる
3位・阪神と4位・東京ヤクルトが神宮で最後の直接対決
その結果如何では、また対策も変わってくるでしょうが、
どちらが進出してきても対応できるようにしておくのが大事。
「本当の戦い」まで残り10日を切り、対策を進め始めたドラゴンズ
着々と練られている秘策に、今後も注目していきたいと思います。

2009年10月 7日 (水)

岩瀬ぶっつけ本番でCSへとフェニックス雨天中止。

台風18号の接近により、この日から開幕するはずだった
ファーム「みやざきフェニックス・リーグ」雨天中止に。
一方、1軍ナインはナゴヤ球場の屋内練習場で調整。
体調不良により登板間隔が空いている岩瀬仁紀
公式戦最終戦の登板も回避して、ぶっつけ本番
クライマックスシリーズに臨むことを示唆しました。
その他藤井もぶっつけ、ビョン残竜熱望など竜の話題を。

ドラゴンズトピックス(6日)

◇岩瀬仁紀

<体調不良で2週間以上もマウンドから遠ざかっているが
場合によってはクライマックスシリーズ(CS)に
『ぶっつけ本番』で臨む可能性が出てきた。
公式戦は11日のヤクルト戦(神宮)が残っているが、
CSに万全の状態で臨むため、あえて回避する可能性を示唆。
実戦から遠ざかっているだけに、できれば試運転をしておきたいが、
まずは肉体に蓄積された疲労を取り除くことに専念する>
「無理をして失敗することは避けたい。
11日に合わせるのではなく、CSまでに状態を戻そうと思っている。
とにかくCSに投げられなかったら意味がない。
また失敗するわけにはいかないんで」

<当初予定されていた復帰プランが狂った。
欠場の詳しい理由について口を閉ざしているものの、
長年にわたる疲労の蓄積で首や腰、
左ひじに不安を抱えているとみられる。
欠場中はチームから離れ独自の調整や治療に充てていた。
全体練習に参加せず8日ぶりに復帰したのが今月1日。
本来なら3日・横浜戦、4日・阪神戦のいずれかに登板し、
実戦テストするはずだったが、調整が思うように進まず、
チームにも帯同できなかった。日ごとに状態がよかったり
悪かったりすることを認め、切り替えを強調>
「しょうがない。何とか安定して投げられるようにならないと。
慌ててもしょうがないので」

<この日、ナゴヤ球場の屋内練習場に姿を現した
守護神の表情は吹っ切れたように明るかった。
フォームを入念に確認しながら
キャッチボールを終えると、ランニング、ゴロ捕球。
5日ぶりに1軍投手陣の輪に戻り、約2時間みっちり汗を流して、
練習の合間には森コーチと約10分間話し込んだ。
内容については明かさなかったが、
今後の復帰プランを2人で練り直したと見られる。
ポストシーズンでは過去20試合で22イニング1/3を無失点。
重圧のかかるマウンドでのピッチングは知り尽くしている。
抜群の実績を誇るだけに、今は一日も早く
戦える体を取り戻していくしかない>
「CSまで状態を上げていきたい。
体調さえしっかりしていれば大丈夫。
いざというときは、今までの経験が何とかしてくれるでしょう」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン


◇山本昌
<ベテラン左腕は宮崎のフェニックス・リーグで
CSへ向けた調整をすることになりそう。
この日はナゴヤ球場の屋内練習場で調整。
若手の主戦場となる教育リーグで
大ベテランが投げるのは珍しいが、07年に経験済み。
今のところ、10日以降の試合での先発が有力。意気込んで>
「どこで投げても一緒だよ。CSに向けて頑張るだけ」
(中スポ)

◇吉見一起
<CSでの先発が有力視されるが、下半身の強化を今後の課題に挙げる。
開幕するまでの約2週間、走り込みを繰り返すという。
この日はナゴヤ球場で早速ランニングをこなして>
「もう一度、再確認じゃないですけど、下半身をつくり直すというか。
しっかり走っていきたいと思っています」
(中スポ)


◇中田賢一
<楕円形のボールとともに、グラウンドに現れるのが最近の日課。
アメフト用より一回り小さいが、先の尖っている部分を相手に向け、
キャッチボールをする。一風変わったトレにはもちろん理由がある>
「投げるときにひじが下がっていることがあったんで、
ひじを上げて投げることを意識するためにやっています。
真っすぐのキレを課題にしているんですけど、
そのためにも、ひじを意識して投げているんです」

<きっかけは今季終盤のナゴヤドームのロッカールーム。
片隅で偶然、楕円形のボールが転がっているのを発見。
さらなるレベルアップのきっかけにするべく、
試してみることにしたという>
「岩隈さん(東北楽天)が使っているって聞いたことがあって」

<4日の阪神戦では力感あふれる150キロ近い真っすぐを連発。
遠投を取り入れたり、走り込みで下半身を強化している。
この日は登板2日後でもあり、静養に努めたが>
「真っすぐは少しずつですけど、よくなってきました」
(中スポ)

◇勝崎コンディションニングコーチ
<楕円形のボールの効果を説明。
繰り返し投げ続けることによって、
自然とひじを上げて投げるフォームが身につくという>
「アメフットのように、回転をかけながら投げるんですけど、
ひじを上げないと、うまく投げられないんです」
(中スポ)


◆藤井淳志
<左肋骨骨折でリハビリ中だが、フェニックス・リーグ参戦のため、
11日の東京ヤクルト戦は欠場する見通し。
岩瀬と同様に『駆け込み復帰』することも予想される。
具体的な復帰スケジュールが、おぼろげながら見えてきた。
有力視されるのは、9日に宮崎入りし、
10日からフェニックス・リーグに出場するプラン。
そして数試合をこなし、17日に開幕するCSに臨む。
この日、ナゴヤ球場でリハビリをこなし、
フェニックス・リーグでは参加初戦からのフル出場を熱望>
「首脳陣の方々が決めることで、僕が決めることではないですが、
出るというのはそういう(フル出場)ことだと思っています。
動けるところを見せて、CSに呼ばれるよう、
アピールしないといけない立場ですし、準備はしていきます」
中スポ


◆西川球団社長
<中日が秋季キャンプで『節約作戦』に乗り出す。
今季も昨年に続いてナゴヤ球場と阿久比球場での
分離キャンプとなるが、ただ昨年は阿久比球場で
キャンプを行った投手陣が近くのホテルに宿泊したが、
今年は落合監督の申し出によって全員が『自宅通勤』に変更。
阿久比球場までは名古屋市内から車で1時間弱はかかるが、
その分の労は惜しまない。今季はブランコをはじめ
タイトル争いにからむほどの好成績を残している選手が多く、
年俸高騰も予想されるだけに球団、現場とも
無駄を省いていく方針のよう。
現場からあがってきた経費削減案に笑顔を見せて>
「球団は何も言っていないが、監督からそういう話があった。
無駄は省いた方がいいということだったんだ」
ニッカン


若竜トピックス(6日)

◆赤坂和幸

<宮崎県内でこの日から開幕する予定だった
『みやざきフェニックス・リーグ』は、
初日に予定されていた8試合すべてが雨天中止に。
開幕のフューチャーズ(NPB混成チーム)戦に
先発が予定されていたが、午前10時試合開始予定の
約3時間前に中止が決定。恨めしそうに雨空を眺めて>
「本当についてないです」

<今季ウエスタンが開幕してからの先発登板は
4月12日のオリックス戦、9月25日のオリックスとの練習試合の2試合。
前回は約5カ月半ぶりの先発で、5イニングを5安打2四球ながらも
1失点に抑え、手応えをつかんだ。
飛躍が期待された2年目の今季は1軍昇格はなく、
4月に右肩を痛め、約1カ月の戦列離脱もあり14試合の登板にとどまった。
先発こそなくなったが、この日は投球練習を行わずに
キャッチボールなど軽めの調整。3年目の来季に向けての戦いが始まった>
「とにかく投げさせてもらえるところで結果を残していきたい」。
中スポ

◆マキシモ・ネルソン
<CSのメンバー入りを目指すが、
きょう7日の北海道日本ハム戦に先発する(←雨天中止)。
この日は生目の杜運動公園内の屋内練習場の
ブルペンで23球を投げたが>
「持っている球種は良くなっている。
状態はいいから、いいピッチングをするだけ」
中スポ

◆小林投手コーチ
<台風の影響で予報は悪く、
2日連続で雨天中止の可能性もある。あきらめの表情で>
「(雨?)こればかりはしょうがない。ほかのチームも一緒だから」
中スポ


◆福田永将
<昨年のフェニックス・リーグで大ブレークしたが、
今年も浮上のきっかけをつかもうと気合を入れる。
昨年は13試合すべてに出場し、3戦連発を含む5本塁打。
プロ初打席初本塁打を果たすなど飛躍の年になった2009年を、
最高の形で締めくくりたい>
「昨年はフェニックス・リーグで
いい成績を残したことで、今年につなげられた。
CSに呼んでもらえることを目標に結果を求めながらやっていきたい」
中スポ

◆井上一樹
<南国・宮崎の屋内練習場、思い出したように口を開いて>
「昔オレ、政治家になろうかと思ったこともあったんだよね。大学行って」

<ドラフト指名がなかったら愛知県内の社会人野球チームに
内定していたって聞いていたが…>
「いやいや、その前は大学進学も考えてたからね。
プロ入りしてなかったら(首相は)鳩山じゃなくて井上だったかも」

<そういえば視察に訪れた他球団の関係者から、
ねぎらいの握手攻めにあっていた。その人徳を見るとあるいは…。
井上『先生』はがははと笑って。
「きっともっとええ世の中になっとったで」
(中スポ<ドラ番記者>


◆イ・ビョンギュ
<フェニックス・リーグに参加しているが
この日、来季の残留を熱望する意向を示す。
3年目の今季は、わずか28試合の出場で、
打率.218、3本塁打、8打点と振るわぬ成績だが、
今後のクライマックスシリーズでの活躍でアピールする決意。
生目の杜運動公園内の屋内練習場での練習では、
バッティング、ノック、ランニングと
若手にも負けずに率先してメニューをこなし、
バテて座り込む同僚選手にハッパを掛けるほどの気合。
3年契約の最終年も大詰めを迎え、1分1秒が惜しい様子>
「まだ走る。後にノックがある? 走ってからノック」

<来季も中日のユニホームを着てプレーしたい。
その一念が185センチの長身を突き動かしている。
きっぱりと言い切って>
「来年は来年。何も決まっていないし分からない。
でも、球団さえよかったら、日本に、中日に残ってプレーしたい」

<自身の苦しい立場は痛いほど分かっている。
特に今季は不本意なシーズンだった。
キャンプインの時点ではほぼ約束されていた右翼のレギュラーは、
オープン戦の大不振ではく奪され、
シーズンの大半はファーム暮らしで1軍出場はわずか28試合。
打率、本塁打、打点のどれをとっても3年間で最悪の数字。
ポストシーズンは契約継続へのラストチャンスとも言える>
「2軍でどれだけ打っても直接のアピールにはならない。
1軍で、クライマックスシリーズで、
日本シリーズで活躍しないと自分の価値を示したことにならない」

<まず宮崎で結果を出して1軍招集の吉報を待つ。
チームを日本一に導く原動力になる。そこにすべてをかける。
自らの未来は自らのバットで切り開いてみせる>
「たくさんゲームに出て、打って、守って、コンディションを上げていくんだ。
シーズンがすべて終わったときに、
来年のことがゆっくり考えられるように、今は目の前に集中したい」
中スポ


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
非常に強い台風18号は、勢力を保ち沖縄近海を北上。
この先も勢力を保ったまま、あすの朝にかけて、
西日本から東日本に上陸する可能性が高いそうですが、
この影響で、宮崎県内で開幕するはずだった
「みやざきフェニックス・リーグ」の開幕戦が、2日連続で中止
ファームのナインは、この日は生目の杜運動公園内の屋内練習場で。
またきょう7日は、木花総合運動公園室内練習場で練習を行ったもよう。
「開幕投手」に指名されていた赤坂や、
何とかCSのメンバーに食い込みたいネルソンらには
非常に残念と思いますが、次のチャンスでアピールしてほしいですね。

一方、1軍はナゴヤ球場の屋内練習場で約2時間半ほどの練習。
投手陣を中心に、一部野手陣も体を動かす感じで汗を流したもよう。
それにしても、季節外れの台風の接近は、
セ・リーグの3位争いにもいくらかの影響を及ぼしそう。
これによってゲームが流れると、
さらに決定に時間がかかってしまいそうな気配。
できれば1球団集中でチェックしたいですし、
ほんと早く決まってほしいですが、
ただお天道様には逆らえるものでもないですし、
自分たちがしっかり調整していく、それだけでしょうね。

そんななかこの日の一番の話題は、岩瀬
9月19日の横浜戦を最後に約1カ月間登板がない守護神ですが、
11日に行われる神宮最終戦での登板も回避することを示唆。
10日後に迫るCSに万全の状態で臨むべく調整を続け、
半ば『ぶっつけ本番』で決戦に挑んでいく構えのようです。


当初は、先週末の3日か4日かに
復帰登板を果たすはずだった守護神
しかしコンディションが不十分で登板は見送りに。
そこにさえも合わせることができなかったということは、
勤続疲労による首や腰、左ひじのコンディションが
それほど深刻ということなのでしょうね。
大事な場面で起用される岩瀬だけに、
「安定して投げられる」ようになることが
復帰には不可欠ではありますが、
最悪の場合、浅尾、山井、河原、高橋、鈴木らを中心に
その穴を埋め、後ろを守っていかなくてはいけない。
そういう可能性も依然として残っているといえるでしょう。

ただまだ決戦本番までには、時間がある。
これからの「10日間」が、岩瀬にとって、
ぜひともプラスに作用してほしいところですね。
「とにかくCSに投げられなかったら意味がない」
それを重々分かっているだけに、慎重になるのは確か。
試運転ができず不安な部分もあるでしょうが、
その間をうまく利用し、意地でも状態を戻して、
決戦には間に合わせてくれることを願いたいなと。
修羅場での豊富な「経験」がある岩瀬だけに。
体調さえ戻ってきさえすれば、本来の力を発揮してくれるはず。
その影響たる大きな守護神、不在だけは避けたいものですね。

想いを、岩瀬に。10月の「Live!Dragons!」のポスターは
奇しくも、その岩瀬
『想いを、岩瀬に。』という
コピーとともに、
その最後を締めくくるフレーズは
「ドラゴンズには岩瀬がいる。
だから、ドラゴンズは強い。」

覚悟を決めた守護神が、できるだけ状態を上げ、
決戦の締めのマウンドに、しっかりと姿を見せてくれること。
ファンとして、それを切に願いたいところです。

2009年10月 6日 (火)

ブランコ残竜希望と若竜フェニックスリーグに向けて。

レギュラーシーズンが残り1試合となったドラゴンズ
週末までゲームがないということもあり、1軍はほぼ全休
一方、ファームの選手たちは、
宮崎県内で行われる恒例の秋の教育リーグ、
「みやざきフェニックス・リーグ」に参加するため、
この日名古屋を離れ、宮崎入りしたもよう。
約2週間にわたり、南国で繰り広げられる育成の場
そこに挑む伊藤準規若竜たちの熱き意気込み。
さらには「来季も竜一筋」を明かした主砲・ブランコなど
この日のドラゴンズの話題を、集めました。

ドラゴンズトピックス(5日)

◇トニ・ブランコ

<来日1年目から大活躍した竜の4番が、
この日『ドラゴンズ一筋』の残留の意向を明かす。
日米球団からのアプローチなど横やりが心配されるが、
本人は全く眼中になし。来季の働き場を探す動きが活発になる時期。
率直な質問に一瞬、きょとんとした首をかしげて>
「選択肢…。それはどういう意味?」

<選択肢とは『退団』や『他球団』を含む。
そんな意味を理解すると、とんでもないことのように首を横に振って>
「いえいえ、もちろんドラゴンズだよ」

<そして今の自分の心境を明かす。
来季も竜一筋。浮気心などこれっぽっちもない。
ほかの選択肢がまるで頭にないことは、その素直な反応も物語る>
「もちろん来年もドラゴンズでプレーすることだけを考えているし、
ドラゴンズといい契約を結ぶことができれば、
それが自分のベストだと思っている」

<交渉時期については球団の意向に沿うつもり。
球団から求められれば柔軟に対応する構えだが
シーズン終了後、ドミニカ共和国に帰国してから
条件を詰めることになりそう>
「それ(交渉時期)はボクにはコントロールできないことだからね。
会社(球団)が主導権を持つことだから。
もちろん話はするが、プレーに集中できる方がいい」
中スポ

◆井手編成担当
<ブランコとの再契約は、球団にとって重要案件の一つ。
契約上は来季以降も保有権を持つかたちにはなっているものの1年契約。
残留が基本線といっても、あくまで本人の意向が大事。
ブランコの残留志願で円滑な再契約へと道が開かれる。
条件面についてはシーズン終了後に話し合われることになりそう>
「まだシーズンが終わっていない。終わってからになるでしょう」

<残留確実となれば、気になるのが来季のブランコの年俸。
今年の推定2760万円からどこまで上がるのか。
契約年数については単年が基本線。
引き留め策などが絡まず、純粋に今年の評価が反映されそう
査定の対象となるレギュラーシーズンも残り1試合。
ここまでキング独走の38本塁打、
打点もリーグトップの108で森野と並ぶ。
今年が超格安だったため大幅アップは確実だが>
「複数年はフリーエージェント(FA)の選手との契約だけでしょう」

<ブランコの保有権については、
日本の選手と同じように考えられているという。
他球団の外国人選手はほとんどが1年ごと、またが契約が切れるごとに
自由契約になる条文を統一契約書に書き加えて球団側と交わしているが、
中日球団は禁煙、このようなサイドレターを加えに外国人選手と契約。
FA権を得るまで保有権を握ることになる。
ブランコの今季契約についても>
「インセンティブについてはサイドレターがあるが、
そういう(身分を自由にする)ことのサイドレターはない」
中スポ


◇投はナゴヤ球場で 打は阿久比球場で 今年の秋季練習(中スポ)
中日が今年の秋季練習を昨年に続いて
ナゴヤ球場、阿久比球場を併用して行うことが、この日分かった。
昨年とは場所を交換し投手陣がナゴヤ球場および屋内練習場を、
野手陣阿久比球場を使う。
ナゴヤ球場がスタンドなどの改修工事中で、
グラウンドは使用可能だがフリー打撃が行えないため。
またナゴヤ球場は工事車両の出入りなどのため、
一般ファンは敷地内に立ち入ることができなくなっている)

◆井手編成担当
<野手陣の秋季キャンプが阿久比球場で行われることが明らかに。
昨年、同地で行った投手陣はナゴヤ球場で来季へ向けた下づくりをする。
ナゴヤ球場は9月下旬から耐震補強のために改修工事。
バックネット裏の内野スタンドを含めてリニューアルされるが、
グラウンドで打撃練習ができない状況になった。
そこで98年まで2軍本拠地で阿久比球場に白羽の矢が立った。
もともとは『苦肉の策』だが、メリットは大きい。
野手陣は昨年同様、阿久比近郊で宿泊することが濃厚で、
野球漬けの日々を送ることができる。
昨年、同地で鍛えられた吉見やチェンがリーグを代表する投手となり、
浅尾も貴重な中継ぎとして成長。若手飛躍の縁起のいい地でもある。
CS、日本シリーズの日程次第だが、11月下旬までとなる見込み>
「(ナゴヤ球場は)いろいろと危ないから。
阿久比は打撃練習もできるし、プールもあるし、
施設が整っている。問題ないでしょう」
スポーツ報知スポニチ名古屋


◇中田賢一
<練習休みのこの日、小笠原とともに
ナゴヤ球場の室内練習場でランニングやキャッチボールなどで調整。
サッカーボールを使ってトレーニングする場面もあった。
前日の阪神戦は先発して3イニング1失点。意欲的に話して>
「直っすぐは少しずつよくなっていますけど、
もう少しバランスよく投げたいですね。
走り込むなどして、下半身をしっかり鍛えて、安定させていきたいですね」
(中スポ)

◇ドアラが神宮球場へ遠征決定!(公式サイト)
(11日に神宮球場で行われる東京ヤクルト戦ドアラの遠征が決定した)


若竜トピックス(5日)

◆伊藤準規

<中日のファームはこの日、6日から始まる
教育リーグ、フェニックス・リーグ参加のため、
27選手が中部国際空港発の航空機で宮崎入り。
ファーム日本選手権で勝ち投手になったルーキーは
課題を克服してクライマックスシリーズの戦力になるべく
フェニックス・リーグでアピールすることを誓った。
初めて訪れる宮崎で、自身のやるべきことに迷いはない>
「(ウエスタン・リーグでは)対戦しないところも
多いんで、いろんなことを学びたい。
自分の中の課題をしっかり乗り越えて、成長してきたいと思います。
結果にこだわるわけではないですが、しっかり抑えて、結果も出たらいい」

<衝撃のデビュー登板から1週間。それは上昇一途の時間だった。
9月30日の巨人戦に2番手登板し、1イニングをゼロ封。
10月3日にはファーム日本選手権で先発し勝ち投手。
続けざまの快投でCSでの戦力としてアピールした。
注目度を赤丸急上昇させたが、この1週間でしっかり課題を見つけている。
ファーム日本選手権は5イニング1/3を無失点ながら、
降板のきっかけは6回に3四死球で招いた1死満塁だった。
1軍デビューから中2日登板とはいえ、言い訳にはしない>
「課題はスタミナです。
長いイニングを投げても対応できるようにならないと。
富山で痛感しました」

<また宮崎にはさらなるステップアップの舞台が用意されている。
今季は主に中継ぎとして起用されてきたが、
ファーム選手権の内容などから先発起用が決まった>
「先発? 行けといわれた場面で思いきっていきたいです」

<南国・宮崎で快投を続ければ、
ポストシーズンデビューにも手がかかるかもしれない>
「CS? 必要とされるならうれしいです。
上で投げるのは常に目標にしてきましたし。
CSに出場できるように頑張ってきます」
中スポニッカン

◆小林投手コーチ
<CSでの伊藤の抜てきについては含みを持たせて>
「まだまったく分からないが、(10日からの)2クール目から
上のピッチャーが投げに来ることになるだろう。
そのときに、一緒に投げさせておいてくれという
指示があるかもしれないし、ないかもしれない」
中スポ


◆鈴木義広
<フェニックス・リーグに参加するため、中部国際空港から宮崎へ出発。
ポストシーズンの『火消し役』として活躍が期待されるが、
相手打者を巨人・ラミレスと想定して調整することを宣言>
「宮崎ではコントロールの精度を高めたい。
右打者ならラミレスだと思います。
特に初球、インコースのシュートにしろ、外のスライダーにしろ、
きっちりコーナーに投げきれるようにしたいですね」

<今季は右ひじ骨折で出遅れたが、
9月18日の横浜戦から復帰すると、6試合で防御率1.93と好投。
調整目的で9月末に降格すると、3日のファーム選手権では
1点リードの6回1死満塁から
1イニング2/3を無失点に抑えて、MVPを獲得。
1軍首脳陣からは8日までのリーグ第1クールで1試合、
13日までの第2クールで2試合登板することを指令されている。
その後、帰名することになっているが、
いずれも本番モードで投球するという。
さらに実はポストシーズン男でもある。
CSは2試合で無失点、日本シリーズでは4試合で無失点。
唯一の救援失敗は07年の日本シリーズ第4戦、
1点リードの5回2死満塁から登板して最初の打者に押し出しを許したが、
その後、1イニング1/3を無安打に抑えて勝ち投手になった。
運もあって本番に強いサイドハンドはこれ以上にない『補強』になるが>
「富山でああいう場面で投げられたことはよかったと思います。
でも、1軍だったら打たれただろうな、というボールはまだあった。
だからしっかり調整してきたいです」
中スポ

◆赤坂和幸
<フェニックス・リーグの開幕投手に指名されそう。
気合たっぷりに宮崎の地に降り立って>
「まだ何も聞いていませんが、いつ投げようとも、
とにかく低めに集めて抑えるだけです。結果を出したいですね」
(中スポ)

◆齊藤信介
<今年途中から使っているグラブの内側には、
少し変わった文字が刺繍されている。
『氣博(きはく)』
本来は「気迫」と表現するのが一般的だが、
あえて違う文字を使っている。
「氣」は気の旧字体、そして「博」は
07年1月27日に脳腫瘍で58歳で他界した、最愛の父の名である>
「おやじの名前を入れたんです。
僕の武器は気持ちですからね。
気持ちで負けないように、マウンドに上がりたい」

<プロ入りを人一倍喜んでくれたが、
生前は活躍する姿をほとんど見せられず、悔しい思いが募っていた。
三回忌を終えたこともあり、グラブに天国の父の名前を刻んだ今季。
いい報告ができそうなスタートを切りながら、願いはまだかなっていない。
自身初となる開幕1軍をつかみとったのに、登板18試合で防御率3.00。
数字は決して悪くないが、勝負どころで結果を残せず5月15日に2軍落ち。
その後は腰を痛めた影響もあり、ずっとファーム暮らしが続いている。
この日、フェニックス・リーグに参加するため、
ほかのナインととも空路で宮崎に向かったが、
目指すは滑り込みでのCS出場、父の名前を冠したグラブとともに、
4年目右腕は最後の猛アピールに挑む>
「しっかり投げて、頑張ってきます」
(中スポ)


◆新井良太
<4番打者としてファームの日本一に貢献してきたが、
1軍への貢献を虎視眈々と狙っている。
宮崎で活躍して、ポストシーズンでの1軍抜てきにつなげようと
必死に白球を追う。きっぱりとこう口にして>
「まだCSをあきらめたわけじゃありません」
(中スポ)

◆井上一樹
<引退する選手が秋の教育リーグに出場するのは極めて珍しい。
照れくさい思いもあるだろう。
それでもゴールの瞬間まで気持ちを切らすつもりはない。
CS出場に向けて宮崎でキバを研ぐ>
「まだ現役選手なんで、いつ呼ばれてもいいように調整するのが
ボクに課せられた使命というか仕事。しっかり調整しますよ」
(中スポ)

◆イ・ビョンギュ
<CSに向けて外国人選手も宮崎入り、井上らと同様に調整していく。
昨年のCSでは27打数6安打の打率.222だったが、
先頭打者弾を放つなど存在感をアピールしていた。
固定されない右翼の有力候補は静かに気合を入れて>
「CS? どうなるかは分からない。
言われたスケジュール通りに動いて調整していきたい」
(中スポ)


◆辻2軍監督
<初めて先発ローテーションに
組み込まれることになった伊藤準規について>
「これまでの内容も見て(伊藤が)先発でいくということは
投手コーチも話している」

<宮崎入りした井上とイ・ビョンギュについて>
「2人はDHや右翼を利用して調整してもらおうと思っている。
CSに向けて? そうですね」
(中スポ、ニッカン


【中日ドラゴンズ参加メンバー(2009みやざきフェニックス・リーグ)】
<投 手>(金剛)、清水昭信、(川井)、伊藤準規、鈴木、
       岩田、(平井)、高島、齊藤、(パヤノ)、菊地
       ネルソン、佐藤亮太、赤坂、(小熊)、(中里)

<捕 手>前田、田中、(清水将海)、小田、(小川)
<内野手>堂上直倫、新井、岩﨑恭平、西川、澤井、(柳田)、福田、デラロサ
<外野手>イ・ビョンギュ、(平田)、井上、(野本)、
        中川、中村一生、中村公治、(井藤真吾)、(堂上剛裕)
        加藤、小林高也

(背番号順・カッコ選手はみやざきサイトのみ掲載。
公式サイト、中スポ、みやざきフェニックスリーグ公式サイト


【2009年みやざきフェニックス・リーグ  中日試合日程】
10月6日(火)V 対NPB混成・フューチャーズ(10:00・アイビースタジアム)
10月7日(水)H 対北海道日本ハム(12:30・錦原運動公園野球場)
10月8日(木)V 対東京ヤクルト(12:30・西都原運動公園野球場)
10月10日(土)V 対埼玉西武(12:30・南郷スタジアム)
10月11日(日)H 対湘南(12:30・生目の杜第2野球場)
10月12日(祝)V 対東北楽天(12:30・西都原運動公園野球場)
10月13日(火)H 対フューチャーズ(12:30・清武町総合運動公園野球場)
10月15日(木)V 対北海道日本ハム(12:30・アイビースタジアム)
10月16日(金)H 対巨人(12:30・サンマリンスタジアム宮崎)
10月17日(土)V 対湘南(12:30・久峰野球場)
10月18日(日)H 対埼玉西武(13:00・串間市総合運動公園野球場)
10月20日(火)H 対東京ヤクルト(12:30・清武町総合運動公園野球場)
10月21日(水)V 対千葉ロッテ(12:30・都城市営野球場)
10月22日(木)H 対東北楽天(13:30・西都原運動公園野球場)
(H=ホーム、V=ビジター、9、14、19日は練習日・予備日。
NPB公式みやざきフェニックス・リーグ公式サイトより)


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
レギュラーシーズンは、11日の神宮を残すのみ。
それまでは期間もあることもあり、
1軍ナインは全休だったようですね。
今朝の中スポは、1面ドカンと『ブラ残竜宣言』。
想像以上の活躍で二冠王目前となった竜の主砲・ブランコ
まあ外国人選手なだけに、さまざまな契約内容
覚書もあったりするかもしれませんが、
ファンとしては今季受けた衝撃感動を、ぜひとも来季も味わいたい。
あとはおなじみ井手編成担当をはじめとした
フロントにうまく仕事をやってもらい、契約を結んで、
来季も引き続き「竜の4番」に座ってほしいものです。


一方で3日に巨人を下し「ファーム日本一」に輝いた若竜たち
間髪置かずにこの日、恒例の秋季教育リーグ、
「みやざきフェニックス・リーグ」に参加するため、
第1陣の27選手が中部国際空港発の航空機で宮崎入りしました。

NPB、四国・九州アイランドリーグ選抜、
また韓国KBOからの2チームと、
合わせて16球団が参加して、繰り広げられる同リーグ。
ドラゴンズは、イースタン7球団に加え、
NPB混成チーム・フューチャーズとの対戦が組まれています。
若手の育成が主目的とはなってはいるものの、
今季に関しては、日程消化が早いこともあり、
クライマックスシリーズに向けての調整を行う選手も多くなるのでは。
今朝の中スポには、第1陣として参加する27名が発表されていましたが、
ここに入っていなくとも、朝倉、川井、山本昌らの先発陣。
また平田、野本、岩﨑達郎、柳田、堂上剛裕らの若手野手陣、
その辺りも第2クール辺りから参戦してきそう感も。
その一方で、この日の話題にもあった鈴木、そして伊藤準規
さらに井上、イ・ビョンギュ、デラロサ、新井など
結果次第では、1軍に抜てきという可能性があることもあり、
例年以上に注目される戦いになってきそう。
チャンスを掴めるよう、しっかり取り組んでほしいと思いますね。

今秋の目玉!若竜それぞれ
課題目的を持って試合に挑み、
さらに今季は野手が阿久比、
投手がナゴ球で行われる
「秋の鍛錬」へと繋がっていく。
まあ例年とは
やや趣が違う部分
あったりもしますが、
さまざまなことを勉強し、吸収し、
成長の糧としてほしい。
台風18号の影響もあり、
いきなり開幕戦が流れたものの、
「育成」「調整」を兼ねる
ドラゴンズの今季のフェニックスリーグ
若竜たち猛アピールを楽しみにしたいと思います。

2009年10月 5日 (月)

天敵打てずに完封負け、立浪ラスト甲子園飾れず。

ドラゴンズのレギュラーシーズンも残り2試合
今季最後のデーゲームとなった甲子園での阪神最終戦
クライマックスシリーズでも当たる可能性が高い相手ですが、
打線がまたしても「天敵」岩田に対して沈黙。
7回までわずか2安打無得点に抑え込まれてしまうと、
中田-小笠原とつないだ投手陣は、3番手・河原が捕まってしまい、
7回に平野、葛城の連続適時打を許して、勝負あり。
立浪にとって最後の甲子園は、黒星に終わってしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
阪神-中日 最終戦
(4日・阪神甲子園球場 | 中日14勝10敗)
46853人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
阪 神 ×
[敗] 中田(13試合5勝4敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
中田、小笠原、河原、高橋、山井 - 谷繁

◇対阪神最終戦・スタメン
1 (遊)井端  (3打数無安打)
2 (二)荒木  (4打数無安打)
3 (三)森野  (4打数1安打)
4 (一)ブランコ (2打数無安打)
5 (左)和田  (3打数無安打)
6 (捕)谷繁  (3打数1安打)
7 (右)平田  (2打数無安打)
8 (中)英智  (3打数1安打)
9 (投)中田  (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・岩田
井端高め外れ四球、荒木内スライダー引っ張り三直、
森野内高め直球二ゴロ4-6-3併殺


<1回ウラ・阪神> P・中田(中5日)
平野外フォーク空三振、大和高め浮き四球、
鳥谷3球目・大和二盗失敗、鳥谷外直球左飛

<2回・中日> P・岩田
ブランコ内スライダー見て四球、
和田内スライダーハーフスイング三振、
谷繁内カットボール詰まり遊ゴロ6-4-3併殺


<2回ウラ・阪神> P・中田
金本外フォーク二ゴロ、新井外スライダー空三振、
関本外カット投ゴロ

<3回ウラ・阪神> P・中田
桜井内低め直球すくい上げ左中間飛び込む本塁打(D 0-1 T)
狩野セーフティバント投ゴロ、
岩田粘り9球目外直球流し打ち左翼線・
和田クッション処理もたつき三塁打、
1死三塁から、平野外フォーク弱い左飛・走者そのまま、
2死三塁から、大和内148キロ直球空三振

<4回・中日> P・岩田
井端内直球投返し二ゴロ、荒木中スライダー叩きつけ二ゴロ、
森野内フォーク引っ張り一二塁間抜くヒット、
ブランコ内カット遊ゴロ


<4回ウラ・阪神> P・小笠原(中7日)
鳥谷初球中直球左直、金本バットへし折るも中前打、
新井内直球左飛、関本外スクリュー投ゴロ

<6回・中日> P・岩田
英智外直球中前打、小笠原捕犠打、
井端内カットハーフスイング三振、荒木中高め直球中正面フライ


<7回・中日> P・岩田
森野内シュートボテ二ゴロ、ブランコ内スライダー空三振、
和田中シュート投ゴロ


<7回ウラ・阪神> P・河原
新井外直球投返し中前打、関本内直球三遊間抜くヒット、
桜井高いバウンド二ゴロ進塁打、狩野敬遠、
1死満塁から、代打桧山中高め直球空三振、
2死満塁から、平野外高め直球三塁下抜く適時打(D 0-2 T)
2死満塁から、代打葛城初球中スライダー左前2点適時打(D 0-4 T)

<8回・中日> P・アッチソン
谷繁内直球センター左落とすヒット、
代打野本内スライダー詰まりながら遊オーバーヒット、
無死一、二塁から、英智外高め直球右方向も
一正面ライナー・一走野本戻れずタッチアウト併殺
2死二塁から、代打立浪外高め直球遊ゴロ・場内大きな拍手


<8回ウラ・中日> P・山井 右・野本
金本内高め直球中飛、新井内浮いたフォーク詰まり三邪飛、
2死から、関本中高め150キロジャストミート左越え本塁打(D 0-5 T)

<9回・中日> P・久保
井端初球外直球投ゴロ、荒木内高め直球中飛、
森野外直球見三振、試合終了。
終了後立浪に桧山から花束贈呈、レフトスタンドに向かいあいさつ。



【ゲームレビュー】
岩田攻略できず完封負け
7回まで三塁も踏めず、散発2安打。
8回、2番手・アッチソンを無死一、二塁と攻めたが、
逃して零封負け。盗塁王を狙う荒木は出塁できなかった。
3回に桜井のソロで先制した阪神は、
7回にも葛城の適時打などで3点を加えて快勝した。
岩田は7勝目。中日岩田に4連敗となった。
公式サイト共同通信社時事通信ニッカン式スコア


現役最後の甲子園。今季最後のデーゲームとなった
甲子園での阪神戦
阪神にとっても
ホーム最終戦ということもあり、
久しぶりに甲子園が
文字通りの「超満員」になってましたね。
そんななか「ラスト甲子園」となった
立浪和義には、
ドラゴンズファンだけでなく、
阪神ファンからも拍手が。
思い出の地での
最後のゲーム、最後の打席。
ヒットこそ打てなかったもの、
スタンド全体からの大きな声援を受けたことで、
万感の思いで締めくくれたんじゃないかと思います。

ただそんな立浪の姿だけが目立ってしまうほど、
この日のゲーム、ほんとに見どころがなかったですね。
苦手にする左腕・岩田の前に、またしても打線が沈黙
投手陣では、中田、小笠原といった先発ローテ投手が
各3イニングの「調整登板」を果たしましたが、
調整ゲームということで、岩田に対して
「打つな」という指示でも出ているのかと思えるぐらい、
徹底しての打てなさぶり
7回まで投げきられ、わずか2安打、三塁も踏めないお粗末さ
しかも初回、2回と、先頭打者を四球で出しながら、
ともに併殺で潰してしまう、拙攻の連続
天敵は天敵のままでレギュラーシーズンを終えさせ、
クライマックスシリーズに不安を残す結果となってしまいました。


序盤は力のある直っすぐと、カットボール主体。
中盤以降は決め球のスライダーを軸に組み立て、
投球に変化をつけていたというこの日の岩田
それにしても毎度毎度、ほんと同じようにやられるよなと。
自慢の中軸も、森野が内へのボールに二ゴロを連発。
ブランコが内に沈むスライダーを振らされ、
和田においてはタイミングさえも掴めず、
自分のバッティングが全くできない始末。
確かに相手はCS進出に向け、血眼になっている状態。
岩田自身は「ちょっとボールを見てきているかなと思った」と
謙そんしているようなコメントを残していますが、
さすがにここまでやられまくると、ホントにまずいなと。

CSの第2ステージは、シーズン1位通過の巨人
1勝のアドバンテージがつきますが、
もしも阪神東京ヤクルトに競り勝ち、3位に決まったならば、
「岩田」という名の1勝のアドバンテージを、みすみすくれているようなもの。
確かに右打者が多いドラゴンズ打線だけに、
その右打者の内を攻め込む投球は打ちにくいというのは分かります。
ただいつまでも同じ投手にやられっぱなしでは、
勝たなくてはいけないものも、勝てなくなってしまうのでは。
「次に対戦する機会があれば、何とかする」という
和田のコメントですが、ほんと打線全体で何とかしてほしい。
その「何とか」の糸口を、残り2週間で見つけてもらいたいものです。


さていよいよレギュラーシーズンは、残り1試合
ゲーム消化の早かったドラゴンズは、
1週間空き、11日の神宮までゲームなしが続きます。
おそらくひとときの休息も入るでしょうが、その後はしっかり調整
もしかしたら11日のゲーム、相手の東京ヤクルトにとって、
「勝てばCS進出、負ければ逃す」みたいな
シチュエーションになる可能性もあるかもしれません。
ただこちらにとっては決戦前の残り少ない実戦の場
しっかり戦い、弾みを付くような勝利を希望。
立浪レギュラーシーズン最終戦を飾ってほしいと期待します。


★プレーヤーズ・ボイス(4日)

●中田賢一

<先発で3イニングを投げ、2安打1失点。
クライマックスシリーズへ向けた調整で、予定の早期降板。
第1ステージで対戦の可能性のある阪神相手に頼もしい材料、
一番大事な速球に手応えがあった。
3回先頭の桜井に左中間へソロアーチを浴びたものの、
速球は140キロ台中盤から後半をマーク。失点はこの1点でしのいだ。
反省点も残しているが、右腕のベクトルは確実に上を向いている>
「徐々に徐々にですけど、
少しずつ良くはなってきている。悪くはなっていない。
いいボールと悪いボールがはっきりしていたので、
もう少しバランス良く投げられるようにしたいですね」
カメラブログ中スポニッカン

●小笠原孝
<2番手で登板。3イニングを1安打無失点の好内容。
今季の阪神戦は2勝無敗、防御率2.41という好相性。
相手は意識はしていないが、頼もしい虎狩りが続いている>
「自分のピッチングをすることを心がけた。
ボクの場合、自分との勝負というワケじゃないけど、
まず自分の力を出すことが先。
自分の力を出して初めて勝負になる」
中スポ

●河原純一
<1点ビハインドの7回から登板すると、
連打などでピンチを招き、2死満塁から連打を浴びて3失点。
1年間のブランクを乗り越えて中継ぎとして活躍しているが、
あと2週間、疲れを癒して準備したい>
「こういう日もありますよ。疲れているというのもあるし。
この反省を生かしてCSに備えたい」
(中スポ)


●和田一浩
<対岩田の対戦打率が19打数2安打の.105。
2三振を含む3打数0安打に抑えられ、唇をかんで>
「次に対戦する機会があれば、何とかします」
共同通信社ニッカン

●荒木雅博
<対岩田の対戦打率が20打数3安打の.150と無残な数字。
創意工夫も実らず、攻略の糸口はつかめなかったが>
「そりゃここまでやられりゃ、苦手意識も持つでしょ。
何とかせないかんと思って、いろいろ試してるんですけどね」
デイリー

●井端弘和
<CS第1ステージの相手が阪神となった場合、
必ず立ちふさがるのが『岩田の壁』。雪辱を誓って>
「ボクとしては嫌な感じはそうはないです。多少ボールは動くけど」
ニッカン

●英智
<1点を追う6回先頭の第2打席で中前打。
得点にはつながらなかったが、
難敵・岩田に食い下がり、チャンスメーク。
この日、3打数無安打で対阪神は38打数11安打。
CSの相手が阪神となると出番が多くなりそう>
「岩田? だいぶ慣れてきて、みんなあと少しだと思う。
積極的に甘い球を打ちにいこうとしています」
(中スポ)

●石嶺打撃コーチ
<大の苦手としている岩田に打線が完全に沈黙。
7回を散発2安打無得点に抑えられ、完敗を喫した。
これで岩田には4連敗となったが、両手で耳を覆って>
「もう聞くな。聞かないでくれ」

<しかし泣いてばかりはいられない。
幸いにも対策を練るだけの時間はある。主軸の奮起に期待して>
「攻略の糸口? ないね。攻め方も変わってきている。
技術的なものは、ウチのレギュラー陣はしっかりしたものを持っている。
ウチのバッターだって力はあるわけだから。次こそやってくれるでしょ。
一発勝負になれば(対策は)おのおの考えると思う」
中スポ共同通信社スポニチ名古屋ニッカンデイリー

◆田中監督付スコアラー
<岩田に対し25イニング連続無得点で4連敗となった。
今季の対戦成績は1勝4敗、防御率1.42と
ほぼ完ぺきに抑えられているが、こう分析。
言葉どおり、岩田は右打者に強い。
この日を含め、右打者に対しての被打率は
打率.231だが、左打者には.289。
左対左は投手が有利という定説を覆すデータだが>
「ミーティングはしているんですが…。
あのスライダーは、特に右打者は打ちづらいでしょうね」

<CSの開幕は17日。阪神が3位に入った場合、
岩田と再戦する可能性はあるが、研究する時間はあと2週間もある。
チーム一丸で攻略の糸口を見つけたい>
「CSで対戦したら、なんとかしたいですね」
中スポ


●野本圭
<前日のファーム日本選手権で、3打数1安打。
ファームの日本一に貢献したが、8回無死一塁から代打で登場。
阪神・アッチソンから左前打を放ってチャンスを広げた。
ルーキーは満足そうな笑顔を浮かべて>
「アピール? そうですね」

<カットボールを逆らわずに弾き返したが、自分に厳しい注文を>
「でもあれを引っ張れたらもっとよかったんでしょうけど」
(中スポ)

●柳田殖生
<野本ともにこの日の甲子園から1軍に合流。
前日は富山でのファーム日本選手権に出場。
好守で勝利に貢献、日本一メンバーに名を連ねたが苦笑いしきり>
「でも、やらかしちゃいましたからね」

<8回2死二塁の加点機に二塁走者としてけん制でアウトに。
しかしそのとき代打で登場して打席に立った井上が、
仕切り直しの9回にソロ本塁打。考えようによっては、
あのけん制アウトが幸運を呼んだのかも。
試合後、辻監督に続いて胴上げした先輩を称えて>
「いえいえ、幸運なんかじゃなく(井上)一樹さんの力ですよ」
(中スポ)


●立浪和義
<今季限りで引退表明しているが、
8回2死二塁で、高橋の代打として登場。
遊ゴロに倒れ、現役最後の甲子園での打席を終えたが、
ベンチに戻る際、阪神ファンからの
温かい拍手と『立浪コール』が降り注いだ。
もう一度ベンチを出て帽子を取って深々と一礼すると、
なお一層の大歓声。思い出深い聖地に別れを告げた>
「ボクにとって甲子園は野球を始めて一番最初に憧れた球場。
ここに来るのか目標でしたから。
最後にあれだけの声援をいただきありがたく思っています。
阪神ファンも、敵なのにあんなに声援してくださった。
この場を借りてお礼を言いたいです」

<試合後には同い年の阪神・桧山から花束を受け取り、
その足で左翼スタンドへ走った。
中日ファン、阪神ファン、そして数え切れないほどの
思い出が染みこんだグラウンドに、何度も、何度も頭を下げた。
大阪・PL学園高の主将として春夏連覇を果たしてから22年。
プロ入り後も217試合で214本の安打を積み重ねてきた。
本来なら9月10日が最終戦だったが、雨天中止が1試合あったため、
別れを告げる格好の舞台が用意された。
この球場で何度となく輝いたスターへの、
野球の神様からの粋な計らいだったのかもしれない。感無量の様子で>
「今シーズンはここで1本もヒットが打てなかった
(5打席4打数無安打1四球)のが心残りですけど、
全力で頑張ってきた結果なのでしかたないですね。
思い出? 高校時代もプロに入ってからも
たくさんありすぎて、ひと言では言えません」

<身内に無償の愛を捧げ、敵には憎悪の視線を向ける甲子園で、
これだけたくさんの声援を浴びた相手チームの選手は初めて見た>
「阪神ファンのど真ん中でプレーすることが楽しかったですね。
ボクは大阪出身だからかもしれないですが、
そうヤジを飛ばされることもなかったです」
中スポ共同通信社時事通信スポニチ名古屋ニッカン

○桧山進次郎(阪神)
<立浪に花束を贈り>
「同級生やし、ユニホームを脱ぐのはさびしい。
まだやれると思うし…。
本人には近いうちにまたユニホームを着てや、と声をかけました」
(中スポ)


◇藤井淳志
<左側の肋骨を骨折したが、復帰に向けて順調に歩んでいる。
あす6日開幕のフェニックスリーグで実戦復帰の見込み。
肋骨はエネルギー供給を根幹から支える呼吸に関与する骨だから、
負傷から1カ月で実戦復帰を果たせば驚異的というほかない。
試合中のアクシデントで故障したのが9月6日の横浜戦。
同月15日に病院で検査した際、もう骨がついているか聞くと、
医師に『スーパーマンでもそんなに早くつかない』と苦笑いされたという。
早々に回復させるという鉄の意志。
『病は気から』というが、病からの回復も
『気から』の部分があるのかもしれない>
「痛み? 僕には痛みという概念がないですよ。
気持ちで体は治るってことですね」

<もちろん気合だけではない。
挙げたもののひとつにサプリメントがある。
BCAA(分岐鎖アミノ酸)と呼ばれるある種のアミノ酸がそれだ。
筋肉のエネルギー源となることができる3種類のアミノ酸の総称だが、
体内で合成することはできない。スポーツドリンクにも
この成分の補給をうたったものがあり、愛用しているという>
「よいと言われるものは何でもしました」

<9月30日、恩師立浪の引退セレモニーを
グラウンドの裏から見つめ、唇をかんだ。
CSで立浪と同じグラウンドに立つためにも、
復帰に向けて必死に走っている>
「こういう日に、自分がグラウンドにいられなかったことは痛すぎます」
中スポ

◇久本祐一
<藤井も愛用しているサプリメントを調達してきた左腕。
昨年1年間、リハビリと闘ったが、
愛知県岡崎市に通っているサプリメント取扱店があり、
自分の用で訪れたときに一緒に買ってきたという>
「故障回復を早める効果があるそうです。
藤井もそのことを聞いていたようで、BCAAのことを話しました」。
中スポ

◆伊藤球団管理担当
<甲子園球場の外側でユニホーム姿の男性に声をかけられたという。
少年野球の指導者でそのチームのユニホームを着ていたよう。
入団時にも『ダメだったら大阪でたこ焼きの屋台でも
引かせるので、遠慮なくクビにして』と話していたという。
なかなかスパルタなお父さん。でも常に息子のことを
気にかけている様子がうかがえる>
「『代表』って呼ばれたのでだれかと思ったら、山井のお父さんだった。
『ダメだったらとっととクビにしてやってください』って言われたよ」
(中スポ)


●森チーフバッテリーコーチ
<ベンチ入り選手を知らせるメンバー用紙の
岩瀬の欄には、この日も『×』がついていた。
9月19日の横浜戦で今季41セーブ目を挙げ、
3年ぶりに最多セーブのタイトルを確定させて以来、
マウンドから遠ざかっている岩瀬について、
1日にブルペン入りした際には登板を明言していたが、
投球後の回復が思わしくなかったのか、
復帰プランは青写真どおりにはいかなかった。
CS前の残された実戦は、11日の東京ヤクルト戦のみ。
全幅の信頼を寄せているが>
「調整は任せている。まだ日があるしな」
スポーツ報知


●落合監督
<苦手左腕の前に沈黙、岩田に4敗目>
「何もないよ」
(中スポ)

2009年10月 4日 (日)

吉見チームに感謝の16勝とG倒でファーム日本一!

レギュラーシーズンも残りわずか3試合
10月最初のゲームとなったハマスタでの横浜最終戦は、
吉見一起最多勝獲りを援護すべく、
先発・チェンが4イニングを1失点に抑え込むと、
打線も谷繁の先制2点打を皮切りに、和田の中押し弾、
さらに打点王を競う森野、ブランコが各1打点を挙げての援護。
4点のリードをもらい5回から登板した吉見ですが、
2ランこそ許したものの、4イニングを投げ抜き16勝目
まさに思惑通りといった勝利となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
横浜-中日 最終戦
(3日・横浜スタジアム | 中日16勝8敗)
9204人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
横 浜
[勝] 吉見(26試合16勝7敗)
[S] 浅尾(67試合7勝9敗6S)
[D本] 和田29号
[Dバッテリー]
チェン、吉見、浅尾 - 谷繁

◇対横浜最終戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数1安打)
2 (二)荒木  (4打数1安打1打点)
3 (三)森野  (4打数2安打1打点)
4 (右)ブランコ (3打数無安打1打点)
5 (左)和田  (3打数2安打1打点)
6 (捕)谷繁  (4打数2安打2打点)
7 (右)堂上剛裕 (3打数無安打)
8 (中)英智  (4打数1安打)
9 (投)チェン (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・三浦
井端外スライダー中飛、荒木初球外直球二飛、
森野外フォーク高いバウンド二塁内野安打、
ブランコ低め直球見て四球、和田粘って四球、
2死満塁から、
谷繁外直球右前2点適時打(D 2-0 YB)

<1回ウラ・横浜> P・チェン(中4日)
金城内直球左飛、藤田外150キロ二ゴロ、
内川中高め直球右中間突破二塁打、
2死二塁から、村田中低め直球右中間突破適時二塁打(D 2-1 YB)
2死二塁から、佐伯外スライダー空三振

<2回ウラ・横浜> P・チェン
吉村内低め見て四球、石川バント小フライ三邪飛、
武山内スライダー空三振、
三浦中高めスライダー詰まりながら左前打、
2死一、二塁から、金城中カーブ左翼フェンス際・
和田フェンスに足かけながら好捕・チェン救う

<3回・中日> P・三浦
荒木外スライダー外れ四球、森野2球目荒木二盗、
無死二塁から、森野中高め直球遊直、
1死二塁から、ブランコ外直球空三振、
和田初球前荒木けん制誘い出され三塁タッチアウト(盗塁死)


<3回ウラ・横浜> P・チェン
藤田外スライダー右飛、内川中スライダー当てただけ二飛、
村田外スライダー空三振

<4回・中日> P・三浦
和田外浮いたスライダー打った瞬間・
ライト中段飛び込む本塁打(D 3-1 YB)

谷繁外直球右飛、堂上剛裕内高め直球空三振(三浦2000奪三振)、
英智外直球空三振


<4回ウラ・横浜> P・チェン
佐伯外カーブ中飛、
吉村中直球センター伸びていく打球・英智背走フェンス際腕伸ばして好捕、
石川外スライダー空三振・お役御免

<5回・中日> P・三浦
代打小川中高めスライダー振り抜きライナー・
左翼ポール際フェンス直撃ヒット(今季初安打)、
井端内シュート引っ張り三塁線抜く二塁打、
無死二、三塁から、荒木内カットボール空三振、
1死二、三塁から、
森野粘り11球目外フォーク・
詰まりながらも遊撃後方左翼線落ちる適時二塁打(D 4-1 YB)

1死二、三塁から、ブランコ外スライダー二ゴロの間(D 5-1 YB)

<5回ウラ・横浜> P・吉見(中8日)
武山初球外スライダー三塁線突破二塁打、
代打高森勇気外フォーク中飛、
金城外スライダー三遊間抜くヒット、
1死一、三塁から、藤田初球外シュート遊ゴロ6-4-3併殺


<6回ウラ・横浜> P・吉見
内川外スライダー中飛、村田内シュートバットへし折り三ゴロ、
佐伯初球外フォーク・一二塁間抜くヒット、
2死一塁から、吉村外浮いたスライダー・
レフト中段飛び込む本塁打(通算100号)(D 5-3 YB)

<8回・中日> P・高宮
森野中直球遊直、
P・真田
ブランコ外直球センターフェンス際飛球、
和田中シュート鮮やか中前打、谷繁中直球右前落ちるヒット、
2死一、三塁から、代打立浪外シュート叩くも左飛

<8回ウラ・横浜> P・吉見 右・小池
藤田内低め直球ハーフスイング三振、
内川初球内シュート遊ゴロ、村田初球フォーク打たせて三ゴロ

<9回・中日> P・真田
英智外スライダー二ゴロ掴むもボール手に付かず内野安打、
代打岩﨑達郎投犠打、井端二ゴロ進塁打、
2死三塁から、
荒木内シュート高いバウンド二塁後方ゴロ・
荒木ヘッスラ一塁セーフ=適時内野安打(D 6-3 YB)


<9回ウラ・横浜> P・浅尾(67試合目)
佐伯外フォーク一ゴロ、吉村中直球強い遊ゴロ井端好捕、
代打森笠内高め152キロ直球見三振、試合終了。


【ゲームレビュー】
吉見、5回から登板で16勝

1回2死満塁から谷繁の右前打で2点を先行。
その後も4回に和田が29号ソロを放つなど着実に加点し、
5-1の5回から2番手で登板した吉見
リーグ単独トップの16勝目を挙げた。
横浜は先発三浦が打ち込まれ、90敗目。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


昨日は夕方から舞台を観に行っていたため、
早朝の録画観戦となったハマスタでの今季最終戦。
まさに「思惑通り」の勝利となりましたね。
防御率リーグナンバーワン、対横浜戦は驚異の0.27という
チェンを先発させて、4イニングを立ち上がりの1失点のみ。
その間に、横浜先発・三浦を攻め立て、
初回に満塁から谷繁の見事な右打ちで先制すると、
4回には和田が浮いたスライダーをきっちり仕留め中押し
さらに5回にはともに1死二、三塁で回ってきた森野ブランコが、
かたやポテンヒット、かたや内野ゴロの間ながら、
仲良く1打点ずつゲットして、4点のリード。
そしてここからリーグトップの15勝、
しかも横浜戦0.88吉見につなぐという『最多勝獲得作戦』。
結果的には代わり端、やや不安定だった吉見
6回に吉村に2ランを喫したものの、
8回まで投げ抜き、最後は浅尾が締めての快勝
リーグトップの16勝目を挙げて、ナインに感謝となりましたが、
作戦がズバリとはまってよかったですね。

「正直、先発として(タイトルを)争っている中で、
考え方はいろいろあるだろうが、僕の土俵の中のルールとは違う」
この日15勝目を挙げた巨人ゴンザレスコメントをしていたように
それぞれの捉え方や、考え方もあるでしょうが、
まあ「タイトル支援」今年のドラゴンズのやり方。
これまでローテの軸として1年間投げ抜いてきていますし、
こういうご褒美的なものもあっても良いのでは。
さらにチャンスがあるのなら、必ずやモノにする
それが右腕自信や成長につながれば、なおさらものでしょう。

みなさんに感謝。ただ「さあ勝って下さい」的な
舞台を周りに作ってもらい、
登板して勝つというのも、
いざやってみると
それが逆にプレッシャーとなり、
やりにくい部分だってあるはず。
実際吉見も緊張したか、
5回いきなり初球を叩かれピンチをつくると、
6回には内川、村田と抑え、2死を奪いながら、
吉村には制球が甘くなり、浮いたスライダーをガツン
まあ点差にもだいぶ助けられましたが、
こういうシチュエーションも意外と大変なんだな。
そんな風にも感じられたこの日の1勝でもありました。

次回登板は今季最終戦となる11日の神宮。
こういうアシスト継投になるのかはわかりませんが、
防御率も1.98と1点台が怪しくなってきましたし、
その翌週のCS登板に向けても、しっかり投げて弾みを付けたいですね。
これでもまだタイトル確定まではいかないでしょうが、
好投したうえで初の栄冠をゲットしてほしい。
チェンとともに竜投左右の軸として期待のかかる背番号19
こういう登板も「経験」として、さらなる調整を願いたいです。


辻監督の胴上げだ!その他の話題としては、
この日、富山で行われた
ファーム日本選手権で、
巨人を2-0で破って、
ファーム日本一!
辻2軍監督の胴上げ
2年ぶりに実現したようで。
ダイジェストを見ただけなので、
細かいことは他のファンブログの方にお任せしますが、
先発したルーキー・伊藤準規が好投し、
先日引退を表明した井上が、9回にライトへダメ押しの一発
辻監督より多い9回も舞っていた、というのには思わず苦笑いですが、
日本一に貢献して、良き『フィナーレ』となったのでは。
まあそれはともかく、
ファームのみなさん、日本一おめでとうございます!!
ぜひとも1軍も続けるように、頑張ってもらいたいです。


☆ウィナーズ・ボイス(3日)

◎立浪和義

<現役最後の横浜戦、そして横浜スタジアム>
「(お疲れ様でした)ありがとうございます。
(みなさんの声援が届きました?)
はい、あのう本当に、何とか試合に出たかったんで、
まあちょっと打てなかった(8回代打で左飛)のは
残念ですけど、まあ全力でいきました。
(プロ初安打が横浜大洋戦でしたね)
そうですね。あのう、大洋時代の欠端さんですかね。
ツーベースで始まって、この間ツーベースでね、
まあ終わったのも、何か縁を感じたのですが。
(関東の、横浜の立浪ファンが最後まで待っていてくれた)
ええあのう、きょう終わったらねえ、きょう自分のユニホーム姿を
見ていただくのが最後になる方もいるかもしれないので、
あの、あいさつさしに、あのう、はい、きたんですけど、
まああのう、クライマックスもね、えー、ありますし、
自分自身もう1回、あのう引き締め直して、
最後の最後まで頑張りますので、またご声援よろしくお願いします。
(後輩たちがファーム日本選手権で日本一を決めた)
はいあのう、試合中にそういう連絡を聞いたんですけど、
まあ井上がホームラン打ったっていうことを聞いたんですけどね。
あの、よかったと思います。はい
(CS、日本シリーズに向けてファンにひと言)
いえあのう、まだちょっと期間はありますけど、
選手全員でもう1回気を引き締め直して、
一戦一戦戦っていきますので、そして勝ち上がって、
日本シリーズに行って、日本一になれるよう頑張りますので
最後まで応援して下さい。
(あとわずかですが頑張ってください)
ありがとうございます。(スタンドに)ありがとうございました」


<兼任コーチが文字通り横浜スタジアムに別れを告げた。
試合後、左翼席の中日ファンにあいさつし、
ベンチへ戻ってくると吉見のはずだった
ヒーローインタビューの対象者が、自身に変わっていた。
こう言って照れたが、8回2死一、三塁で代打登場し
左飛に倒れると、中日ファンだけでなく
横浜ファンも立ち上がっての拍手をもらっただけに、
そのお礼も込めてマイクの前に立った>
「何もやってないのに」
(中スポ)


○吉見一起
<先発・チェンを継いで、5回から2番手として登板。
狙い通りに、リーグ単独トップとなる16勝目を挙げたが、
右腕は試合後、周囲への感謝をひたすら並べて>
「チェンや野手のみなさんに助けてもらって。
落合監督や森さん(バッテリーチーフコーチ)にも
こういう舞台をつくっていただいて。
気を使って頂いて、本当に感謝しています」

<今季の登板26試合目にして、
初めてとなる中継ぎだったが、4イニング2失点に抑えた。
失点は6回の吉村の通算100号2ランだけ。
本調子ではなかったが、それでも、7、8回は
無難に切り抜け、初タイトルに一歩前進>
「ふだんと違う感じがして、とっても緊張しましたけど、
やってやろうと思って投げました」

<最多勝はまだ確定していないが、
15勝の巨人・ゴンザレス、東京ヤクルト・館山に
1勝差をつけたのは大きい。
自分1人ではなく、みんなで取った1勝。
だから、ヒーローインタビューは辞退した。
この日の感謝はCSで、何倍にもして恩返ししてみせる>
「結果はよかったですけど、制球もバランスも良くなかった。
もう少しゆったり投げないと。ひじが上がっていないというか。
(CSの開幕まで)2週間あるので、
走ったりして、直していきたいですね」
中スポサンスポおおさか報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

○森バッテリーチーフコーチ
<安定感を誇るチェンが、先発に勝ちがつかない4回まで全力投球。
その間に打線がリードを奪い、白星のつく5回から吉見を投入。
今季のローテの軸となった両輪が初めて同じ試合に登板。
思惑通りの展開に、今後も支援を約束して>
「吉見のせいでチェンまで緊張していたな。
タイトルは、シーズン通してやったってことだから、
(最多勝の)チャンスがあればやらせたい。
そう何度もチャンスがあるわけじゃないからな」
中スポサンスポスポニチ名古屋

○チェン・ウェイン
<先発し、立ち上がりの1回に1失点。
4イニング1失点で降板したが、
防御率は1.57と依然として驚異的な数字を維持。
タイトルにも手がかかっている>
「逆球も多かったし、甘いコースに行って打たれてしまいました。
ただ、CSに向けた調整課程としては、まあまあよかったと思います」
(中スポ)


○森野将彦
<5回1死二、三塁、フルカウントになってから
実に5球もファウルで粘ると、三浦が投げた11球目、
フォークを打ち損じたが、
フラフラッと舞い上がった白球が三塁後方でポトリ。
それを見た三塁走者がゆっくりと生還した。
最高の場所に落ちてタイムリー二塁打になり、今季108打点目。
また一歩、打点王に近づいた>
「必死だったでしょ。
ストライクゾーンを広げて、少々ボール球でも振って…。
これまではチームのためでしたけど、いまは半分、自分のため。
やっぱり後悔したくないから」

<必死な姿勢はクライマックスシリーズにもつながるだろう。
本来なら単なる消化試合だが、すべての打席で真剣モード。
目標があることで気が抜けることなく本番に挑めるという>
「こんな緊張感は初めてですね。
タイトル争い? 初めての経験なんで
自分のためにも、チームのためにも頑張りたい」

<一瞬だけ単独トップに立った打点王レースは
直後に追いつかれたブランコと、3点差で追う巨人・小笠原との争いか。
同僚とのダブル受賞の可能性も出てきたが…>
「1人で取るのも2人で取るのも価値は一緒。
ブランコと2人で? それが1番いい」
中スポサンスポおおさか報知スポニチ名古屋

○トニ・ブランコ
<5回1死二、三塁から二ゴロに倒れたが、
その間に三塁から井端が生還。打点を伸ばし108に。
本塁打王最右翼の主砲はタイトルには自然体>
「打点のことかい? それは神様が決めることだけど、
ボクは(本塁打との)2つのうち1つ取れればいいと思っている。
そして森野も取って、2人で分けられれば最高じゃないか!
エッ、得点も? それは知らなかった」
(中スポ、サンスポおおさか報知

○笘篠外野守備走塁コーチ
<1回2死満塁からの谷繁の右前打で
二塁からブランコがかえったのが大きかったが>
「トニの足ならもっと余裕かなと思って回したんですけどね。
少し足が滑ったのか、意外と危なかった」

<森野と併走する108打点だけでなく、86打点もリーグトップ。
得点における長距離砲の利点は確かにあるのだが、
自らの本塁打で記録した38を差し引いたら『48』。
1年間見てきたコーチは、主砲に走塁への意欲を感じるという>
「常に先の塁をねらってやろうという思いが伝わってきます。
マイナーのうちは必死で走るのに、
メジャーリーグで活躍すると走らなくなっちゃう選手もいます。
でも、トニの場合はそれだけはないんじゃないかなと思えますからね」
(中スポ)

○谷繁元信
<1回2死満塁から、先制の2点適時打。
外角のストレートを右前へ運んだ。満足そうに振り返って>
「追い込まれていたので、
向こうに意識があって、うまく打てました」
(中スポ、毎日jp

○和田一浩
<4回無死から、右翼に豪快な29号ソロ。
カウント1-2から外角高めのカットボールをはじき返して>
「しっかりした形で打てました」

<これで西武時代の04年以来、5年ぶりの30号にリーチとなったが>
「打てたらいいですけれど、どうしてもという数字ではないですよ。
そこを目標にしてやっているわけではないですから」
カメラブログ中スポニッカン

○荒木雅博
<9回2死、二塁ベース寄りのゴロを放つと、
ユニホームの胸が真っ赤に染まるほど
強烈なヘッドスライディングで内野安打にした。
吉見の白星をより確実にしたいという気持ちが表れ>
「ここでは終盤にもつれるイメージがあったんで、なんとかもう1点」

<3回に37個目の盗塁を決め、トップに1個差に迫っていたが、
続く森野の3球目に二塁を狙ったが、左封じで登板した
ベテラン左腕・工藤のクイックを盗み切れずアウトに。
それでもあきらめてはいない>
「チャンスがある限り」
(中スポ)


○小山桂司
<昨年、北海道日本ハムを戦力外になった男が、
新天地の中日では開幕ベンチ入り。
そればかりか、以降一度も抹消されることなく
ここまで142試合、1軍ベンチに居続けている。
あと2試合で、自身初めてレギュラーシーズンを1軍で『完走』できるが>
「あの時のことを思うと、
今ここ(1軍)にいるなんて考えられなかったんですよ。
ちょうど昨年の今日ぐらいじゃなかったかな。
あっという間に10月になっちゃった」

<ちょうど1年前、2008年10月3日、どん底の気分で仙台の実家にいた。
北海道日本ハムから戦力外通告を受けたのは前日の2日だった>
「練習中に突然呼ばれて『来季の契約は結ばない』って。
昨年は1軍初出場も初安打も果たしていたから、
事実として受け入れられなかった。
でもひとまず落ち着きを取り戻そうと思って、実家に帰ったんです。
(とは言っても)何も考えられなかった」

<そんな自分を奮い立たせたのは、当時交際中で、
今年5月に結婚した夕季さんの声援だった。
気持ちを切り替えて、11月の12球団合同トライアウトを
迎えることができた。そして今がある。
レギュラーシーズンだけでなく、CS、その先の日本シリーズまで、
1軍で『完走』することが、きっと恩返しになる>
「戦力外のことを話したら、絶対うそだって。
でもそれからずっと明るく励ましてくれたんです。
報いなきゃって思いました」
(中スポ)

◆藤井淳志
<毎年のことだが、戦力外通告の季節がやってきた。
4年前、野手では史上最高齢の29歳1カ月で指名され、
話題になった東北楽天の山崎隆広もそのなかの1人。
2日、球団から通告されたが、
ナゴヤ球場にもそれを寂しがる選手がいた。
社会人野球のNTT西日本の同僚であり、
球団こそ違うが、同じ05年のドラフトで指名された。
悔しい思いをした元同僚の分まで-とばかりに、
必死にリハビリをこなしている>
「山崎さんのほうが、僕より5つ年上ですけど、
一緒にやった仲ですからね…。
あすはわが身というか、そのくらい厳しい世界ですからね。
僕も早く戻れるように頑張ります」
(中スポ<ドラ番記者>


○落合監督
<計画通り吉見に白星にも>
「まだ全日程が終わってないでしょ。
確定しているのは岩瀬のセーブ(王)だけ」
(中スポ、スポーツ報知時事通信


今日の公示。(3日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 小川将俊捕手
公式サイト共同通信社


△小川将俊
<この日出場選手登録されたが、
今季初安打で抜てきに応える。
5回先頭に代打で左前打。その後、森野の適時二塁打で生還し、
今季初得点もマーク。笑顔で球場を後にして>
「必死でした。結果が出たことは素直にうれしいです」
(中スポ)


若竜トピックス(3日)

◆2009年度プロ野球ファーム日本選手権
巨人-中日
(3日・富山市民球場アルペンスタジアム)
  000 001 001 = 2
  000 000 000 = 0
[勝] 伊藤準規(1勝)
[S] 金剛(1S)
[D本] 井上1号
[Dバッテリー] 伊藤準規、鈴木、岩田、金剛 - 小田
公式サイトNPB公式

【ゲームレビュー】
2007年以来2年ぶり5度目の優勝を果たした
中日は6回1死一、三塁からイ・ビョンギュの二塁ゴロの間に
1点を先制すると、9回には井上のソロ本塁打で加点した。
投げては伊藤準規、鈴木、岩田、金剛の継投で巨人打線を零封。
最優秀選手は6回、1死満塁のピンチでマウンドに上がり、
無失点で切り抜けた2番手の鈴木が獲得した。
巨人は先発・久保が2失点で完投したものの、
打線が初回の2死満塁、6回の2死満塁と
2度の満塁で無得点に終わったのが痛かった。

中日先発・伊藤準規は初回に2死満塁のピンチを乗り切ると、
146キロのストレートとフォークを武器に
6回途中、7奪三振、無失点の好投を見せた。
6回に3四死球で1死満塁のピンチを招いて
降板したものの、将来性の高さを見せた。
2番手の鈴木は変則の右横手から
巨人打線を1イニング2/3を完ぺきに抑えた。
打線では、ことしで引退を決めている
ベテラン・井上が8回2死二塁の場面で代打で出場。
このときは二走・柳田がけん制死でスイングすることがなかったものの、
仕切り直しとなった9回の先頭打者でライトへソロ本塁打を放った。
公式サイトスポーツナビ共同通信社時事通信

【ファーム日本選手権の表彰選手】
▽最優秀選手 鈴木
▽優秀選手  伊藤準規、野本、井上、久保(巨人)


◎辻2軍監督
<2年ぶり5回目のファーム日本一に導く>
「(おめでとうございます)どうもありがとうございます。
(宙に舞った感想は?)
そうですね。あのう、私就任して3年目ですけれども、
えー、この選手権で2度の胴上げをさせていただいて
本当に選手に感謝しています。
(2-0と競った好ゲーム。試合前は打って勝ちたいと
話していたが、投手陣が本当によく頑張った)
ええ、あのう、今シーズン振り返ると
ピッチャーが本当に苦労したんで、
えー、打線がカバーするしかないかなと。
しかし相手ピッチャーが久保君なんで、
本当に3点取られたらウチは勝てないとそう思ってましたんで、
本当にピッチャーが頑張ってくれました。
(8月以降の勝率が8割を超える
驚異的な強さを見せつけての優勝。
そして一発勝負を制してのファーム日本一)
そうですね。あのう、まあ先程言いましたけども、
3年目にして、非常に野手の成長がありましてですね。
えー、夏からずっと僕はサインを出すこともなく、
選手が自然と自分たちで考えながら野球ができるようになった。
そのチーム力だと思います。
(ファームは勝利と同時に選手の育成もあるが、その辺りも含めて)
やはりあのう、この中から、えー、
未来の中日ドラゴンズのレギュラーを獲る選手をですね、
1人でも多く出るのが私たちの願いであって、
えー、この中にもほとんどの選手が、
野手は今年すべての選手が1軍に上がっています。
そういう経験を踏まえながらですね、
やっぱこういう試合ができることで自信になって、
それがあのう、将来の中日ドラゴンズを
背負って立ってくれればいいかな、そう思います。
(今日は本当におめでとうございました)
どうもありがとうございました」


<大一番の先発に応え、6回途中まで
巨人の2軍を無失点に抑えた伊藤準規を褒めちぎって>
「最近の練習試合で一番内容が良かった。
若さと勢いがどこまで通じるか見たかった。
5回までいってくれればと大したものだ。
期待以上のピッチングをしてくれた」
中スポ中日新聞スポーツナビスポニチ


◎鈴木義広
<先発・伊藤準規の後を受けて6回1死満塁で登板。
ピンチを無失点で切り抜けて、MVPを獲得>
「(ナイスリリーフでした)ありがとうございます。
(1点リードの6回1死満塁、大きなピンチでの登板。
どんなことを考えながらマウンドに?)
そうですね、あのう、先発の伊藤が頑張ってたので、
何とか勝ち投手がつくように頑張りました。
(次の回を含めて、5人をパーフェクトに抑える好投)
そうですね。去年、ちょっとヒジを手術して、
えーと、ファームのスタッフの方にすごいお世話になっているので、
何とかそれもチームに貢献できるように頑張りました。
(手術を乗り越えてのシーズン、いろいろな思いがあったと思うが、
これでまた上に戻れるかなという手応えを強くもったのでは?)
そうですね、まだクライマックスシリーズもあるんで、
えーと、何とか井上さんと頑張りたいです。
(集まってくれたファンにひと言)
えーと、きょうはあのう、たくさん応援にきてもらって、
ありがとうございます。えー、上に戻っても
頑張りますので、応援よろしくお願いします」


<6回1死満塁のピンチに気迫の投球で
代打・隠善を三振、加治前を投ゴロを打ち取り、
力強くガッツポーズを作った。7回も三者凡退で抑え、
結局1イニング2/3を3奪三振でパーフェクトリリーフ。
好救援を見せて、MVPをゲット>
「伊藤の勝ち星を消さないように必死だった。
緊張は無かったです。上も下もこういうケースが多いですから。
まさか中継ぎで(MVPを)取れるとは思わなかった」

<頼りになる中継ぎの『スペシャリスト』は
CSでの活躍を高らかに宣言して>
「井上さんと一緒に上に戻って頑張りたい」
ファームブログ中スポおおさか報知スポーツナビ

◎井上一樹
<今年で引退を決めている20年目のベテランが
1点リードの9回にソロ本塁打を放ち、貴重な追加点をもたらす>
「(素晴らしいホームランでした)
えー、あのう、引退を発表して、
え…、なんかこの、素晴らしい試合の中で、
なかなか出なかったホームランが、
そして、富山ってあのう、いつも試合には来るんですけども、
なかなかいいイメージがなかったんですね。
でもこれで富山にありがとうと、心置きなく言えます!
(ファンの声援もひときわ大きかった)
はい。あのう、ファンの方がね、
こんなにたくさんね、えー相手のジャイアンツファンの方もね、
ドラゴンズファンも、本当にこんなにいっぱい球場に詰め掛けてくれて、
そして僕らのこの『フィナーレ』を見て下さったということで、
僕のじゃないですよ、ち、あの、シーズンのフィナーレのね。
えー、いい感じで僕の中ではいい思い出として終わると思います。
(チームメートの手で6度胴上げをされていたが?)
(スタンドから「9回だよ」の声)はい、9回。
(失礼、9回ですね。背番号の9回、失礼しました)
あのう、本当にね、みんな今年は僕も2軍生活だったんで
えー、若い選手がですね、僕を引っ張ってくれたと。
みんなかわいい連中です。本当に感謝してます。
(まだCSがあるが、ファンのみなさんにひと言)
はい。あのう、クライマックスシリーズ、
そしてクライマックスシリーズを勝ち上がると日本シリーズへと、
僕も一日でも長く、9番のユニホームを現役で少しでも着たいんで、
そういうふうに力になれるように頑張ります」


<まさに千両役者だ。1-0の9回。先頭で打席に入ると、
巨人・久保の142キロ真ん中付近の直球を振り抜いた。
試合を決定づける右翼席中段へのソロアーチ。
今季限りで引退するベテランは、辻監督の胴上げ後、
後輩たちの手で背番号と同じ9度、宙に舞った>
「若い選手が多い中、引退発表した選手が
出ていいのかと恥ずかしい気持ちがあった。
僕が出てきたことでみんなが沸いてくれた。
いい形で打てた。声援が打たせてくれた」

<ファーム日本選手権の開始を前に、
中日ナインがサイン会を行っていたが、
いの一番にサイン会へ出てくると、
練習が始まる時間ギリギリまで残っていた。
ドアラとともに最後までいすに座り、
一人一人のファンと笑顔でふれあっていた。
誰よりもファンを大切にし、行動で実践してきた男は>
「熱心ですね? ファンサービスは
オレが一番大事にしていることじゃないか。
ファンあってのプロ野球だよ」
おおさか報知スポーツナビ共同通信社時事通信ニッカン


○伊藤準規
<2軍戦でも先発経験のない新人が、6回途中まで無失点。
18歳の若武者が大舞台で潜在能力の高さを見せつけた。
日本一の瞬間、先輩たちからの祝福のハイタッチ攻めに
ひたすら照れ笑いを浮かべ、端正な顔に喜びがあふれた>
「うれしいです。攻めること、強気で投げることを考えていました」

<1回、いきなり無死一、二塁のピンチを背負ったものの、
同じ高卒ルーキーの3番大田をフォークで
空振り三振に仕留めて落ち着きを取り戻す。
このあと2死満塁とされたが、後続も抑えて
ピンチを脱すと、2回以降は被安打わずかに1。
プロ入り後に磨きをかけた宝刀のフォークを武器に、
次々と三振を奪った>
「気持ちです。絶対に打たれないと思いました」

<5回まで2安打、7奪三振。
プロ最長の6イニング目に入ったところで
3四死球を出してマウンドを降板>
「最後に疲れが出たのが課題」

<チームを日本一に近づけ、背番号18に込められた
期待に応えるまでの道のりを踏み出した。
6日からは宮崎で行われる秋季教育リーグの
フェニックス・リーグに参戦する予定。
右腕はさらなる舞台を見据えて>
「なかなかできない経験をさせてもらったので、
こういう試合で投げられたことを勉強に、
さらにステップアップしていきたい。
クライマックスで当然投げたいという気持ちもありますので、調整したい」
ファームブログ中スポ中日新聞スポニチ

○岩田慎司
<鈴木の後を継いだ新人は、8回の1イニングで2奪三振>
「今日は結果がすべてなんで、3人でピシャリと抑えられて良かった」
中スポ

○金剛弘樹
<9回から登板し、最後の打者加治前を
145キロ直球で左飛に打ち取り試合を締めた
パーフェクトリリーフで日本一に貢献。気を引き締めて>
「いい球がいっていたし、いい形で終われた。
まだオフではないので、いつでも試合で投げられるように
コンディションを整えていきたい」
中スポ

○野本圭
<1軍で出場選手登録されている新人が優秀選手に選ばれる。
6回1死から中前打を放つと、新井の打席で盗塁を決め、
捕手・加藤の二塁への悪送球の間に三塁を陥れ好走塁。
その後、新井が四球を選び、続くイ・ビョンギュの二ゴロの間に
決勝得点となる先制のホームを踏んだ。賞金20万円を獲得し笑顔。
試合後は4日の1軍・阪神戦(甲子園)に出場するため、
柳田とともに遠征先の大阪へ向かって>
「チームの勝利に貢献できて本当によかった」
中スポ

2009年10月 3日 (土)

森野獲るぞ打点王、竜戦士タイトル争い最終局面。

ドラゴンズの1軍ナインはこの日、
ナゴヤドームで練習後、横浜戦に備えて移動。
一方2軍ナインは富山に移動し、きょう行われる
「ファーム日本選手権」に向けての練習を行ったそうです。
レギュラーシーズンも終盤となり、タイトル争いも最終局面。
打点王争いトップの森野がプロ入り初の栄冠に向け、
ついに獲得意欲を示したもよう。
その他荒木打撃練習再開など、この日のドラゴンズの話題を。

ドラゴンズトピックス(2日)

◇森野将彦

<13年目の初タイトルに強い意欲を示す。
これまでタイトルについてとはぐらかしていたが、
初めての意思表示。打点王のタイトルについて、
明確な獲得意欲を示し、こう宣言>
「残り3試合、チャンスなので意識してやります」

<今季は開幕から3番に座りチームを引っ張り続けた。
1試合だけ5番だったが、全試合に
クリーンアップとしてスタメン出場中。
特に打点部門ではシーズン途中から常にリードする立場。
残り3試合となって『107』で並ぶ同僚・ブランコ以外にも
小笠原、ラミレスの巨人コンビが強敵だが恐れてはいない>
「他の人を気にしていてもどうしようもない」

<15日後に始まる3位チームとの決戦に向けて、
残り少ない実戦の打席で試さなければならないことも出てくる。
あくまで自分の成績は二の次という考えがあるのだが>
「もちろん、変なバッティングで
調子を崩さない、という前提はありますけどね。
一番大事なのはクライマックスシリーズだから」

<もちろん初めての勲章を目の前に、
黙って見過ごすようなまねはしない。
ここまでシーズン自己最多の23本塁打を記録しており
場合によっては外野スタンドをめがけてバットを振る可能性も。
きょう3日はカード別では最多の6本塁打を放っている横浜戦。
この日のフリー打撃でも、それを想定するかのようなアーチを
気持ちよさそうに右翼席へ何本もかけた>
「走者がいなくても、甘い球なら大きいのを狙っていくことも」

<毎年のようにけがに泣かされ、最も多く出た07年も
死球の影響などで全試合出場に2つ足りなかった。
今季はそれがあと3試合で達成できる。
3年ぶりに戻った三塁の守備ではやや不満の残る結果も残したが、
最も充実したシーズンであることは間違いない>
「一番怖いのは、とにかくけがですね」
中スポ

◇トニ・ブランコ
<本塁打王と打点王の二冠を目指す。
それも打点のタイトルは、森野と仲良く同数で分け合いたいと願う>
「競っているから全力を尽くしたい。
でも素晴らしいストーリーは、森野さんと自分が
同じ打点で並んで2人で笑うことだね」

<打撃はここに来て復調の一途をたどっている。
9月はわずか3本塁打と苦しんだが、26日の阪神戦で
37号を放つとそこから4試合連続マルチ安打。
打点は森野と107で並んでいる。
本塁打は8月までにつくった貯金が大きく、
38本でほぼタイトルを手中にしているが、ラストスパートを約束>
「本塁打王? まだ、何があるかわからないからね。
最後まで全力でバットを振り続けるよ」
(中スポ)

◇荒木雅博
<9月28日の巨人戦で途中交代し、
2試合を欠場したが、4試合ぶりにフリー打撃を再開。
痛めている左手首の影響で大事を取ったもようだが、
4日ぶりに打撃ケージへ入っても
スイングを加減するようなそぶりは見られなかった。
鋭いライナーが右へ左へ飛ぶ。
明るい笑顔で周囲の不安を打ち消して>
「もう大丈夫です」

<攻守の柱にしてチームリーダー。
故障が深刻ならCSへ向けて暗雲が立ち込めるところだったが、
どうやら3日間の治療で回復したよう。
3日の横浜戦で復帰する意向を明らかにして>
「明日? まだわかりませんが、出るつもりです」

<自身の後を打つ3番・森野、4番・ブランコが
し烈なリーグ打点王争いを繰り広げているが『足スト』を約束して>
「塁に出たら頑張ってホームに還ってきますよ。
あの2人のどちらの打球でも」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋


◇浅尾拓也
<権藤博氏が持つ球団の年間最多登板記録・69試合に
あと3と迫ったが、残り3試合すべてに登板する意欲。
記録への意欲を問われると、こう語って>
「あと3試合というのは知っています。
権藤さんの記録は、知ってました。
権藤さんも登板数を増やそうと思って
投げたわけではないでしょうし、そんなに意識はしませんけど。
出してもらえるなら、出してもらえた場面で
結果を残せるように、投げるつもりで準備はします」

<今季開幕投手を任され、
5月中旬までの約1カ月半、先発ローテの一角を務めた。
そして、交流戦前からセットアッパーに復帰。
守護神・岩瀬につなぐ重要な役割を担い、
ここまでリーグ3位の37ホールドポイントを記録してきた。
当然、CSでもセットアッパーを務める予定だが、
岩瀬の体調次第では、守護神を任される可能性もあり、
これからの2週間は大事な調整期間となってくる>
「間が空きすぎるのはいやですね。
ブルペンで投げる時は、バッターに立ってもらったりして、
試合のつもりで投げるつもり。休み過ぎず、疲れ過ぎず、
1球目から思い切り投げられるように体調を整えたい」

<この日はナゴヤドームでの練習に参加。
キャッチボールやダッシュの後は、
自らフリー打撃の外野守備を務めるなど、積極的に汗を流した。
最近は制球を気にすることもあったが調子も上向き。
あとは出番を待つばかり>
「感覚も戻ってきたので、初心に戻って、
思い切り腕を振ることを意識したいですね」
中スポニッカン

◇吉見一起
<きょう3日の横浜戦は、現在防御率1位のチェンが先発。
勝ち星のつかない回まで全力で投げ、
最多勝を争う右腕につなぐ秘策が用意されている。
この日はナゴヤドームで練習を行ったが、力を込めて>
「勝ち数が気にならないことはないけど、意識しすぎると良くない。
CS、日本シリーズの前にしっかり手応えをつかめる投球をしたい」
スポニチ名古屋

◇森バッテリーチーフコーチ
<し烈な最多勝争いを繰り広げる吉見の初タイトル奪取へ
援護態勢を敷く考えを示す。全面支援を明言して>
「ここまで来たら吉見にタイトルを獲らせてやりたいからな。
チェンは4回まで。何とか勝ちの付く展開から投げさせてやりたい。
獲れるチャンスはそうはない。
チャンスがあるなら何とかタイトルを獲らせたい」
スポニチ名古屋デイリー


◇小池正晃
<し烈な右翼争いのなか、CSに向けて追い風が吹き始めたよう。
きょう3日の舞台、横浜スタジアムに強いのだ。
この球場のスタメンは8月7日に右翼で出場しただけだが、
途中出場を含めた計7試合で、11打数4安打5打点。
打率.364と、好成績を挙げている。
横浜生まれの横浜育ち。横浜高からプロ入りした先も横浜。
昨年6月に移籍するまで、この球場を本拠地としていた>
「もちろん、やりやすさはありますよ」

<途中出場で左翼に入った7月19日には
9回2死一、二塁のピンチを好捕で救い、胸を張ったことも>
「距離感とかは、ここにいたのが長いので、それが生きました」

<移籍初年度だった昨年はシーズン終盤に伸び悩んだため、
CSでスタメン出場することはなく、記録も第1、第2ステージで
それぞれ2試合に出場したが無安打に終わった。
それだけに、今年は期するところがあるはず。静かに闘志を燃やして>
「でも、横浜でそんなに打っているイメージもないですよ。
どこの球場も変わらないでしょう。
アピール? どこでも、やれることをやるだけです」
(中スポ)

◆小川将俊
<前日から1軍に合流している捕手が気合満点の表情を見せる。
最後の最後でめぐってきた好機に燃えて>
「クライマックスシリーズまで何としてもチームに残りたい」

<日本通運から入団し、今年がプロ6年目になる30歳。
6月9日にはパパになった。第1子となる娘の誕生の瞬間、
病院で泣いたという。万感を込めて『仁愛(にいな)』と名付けた>
「無事に生まれてくれて、本当にうれしかった。
(名前の)意味は字の通りです」

<娘が誕生して4カ月、ようやく1軍昇格がかなう。
谷繁、小山がいるだけに出番は限られるだろうが、
『新米パパ』はこのチャンスを生かそうと虎視眈々>
「家に帰って娘の顔を見ると、『頑張らなきゃ』と思うんです。
どんな形でも貢献したい」
(中スポ)


◇「JA全農Go・Go賞」のお知らせ(セ・リーグ公式)
◇JA全農賞に中日和田とオリックス坂口(ニッカン)
(セ・リーグの『JA全農Go・Go賞』9月度の
「強肩賞(Super Arm賞)」を和田が受賞。
和田は9月末までにダイレクトで8補殺、中継を経て3補殺を記録。
昨年に続いて2年連続での「強肩賞」受賞。連盟より記念品、
JA全農より賞金と、副賞としてパールライス1俵が贈られる)


【ドラゴンズ・残り試合の日程】
3日 (土) 対横浜 (14:00・横浜スタジアム)
4日 (日) 対阪神 (14:00・阪神甲子園球場)
11日(日) 対東京ヤクルト (18:00・明治神宮野球場)

17日(土)~ クライマックス・セ 第1ステージ 
      対3位球団(18:00・ナゴヤドーム)


若竜トピックス(2日)

◆井上一樹

<2軍の日本一を決めるファーム日本選手権が
きょう3日、富山市民球場・アルペンスタジアムで行われる。
イースタン・リーグを制した巨人が戦うが、
今季限りでの引退を表明したベテランは
前日練習で若手とともに汗を流した。
富山市民球場の室内練習場に、野太い声が響きわたる。
一発勝負の決戦に向け、ほかのどの選手よりも大きな声を張り上げて練習。
制限された2時間という短い練習の中で若手を鼓舞。
チームに気合を入れるかのように汗を流すと、
打撃練習後、滴り落ちる汗をぬぐいながら意気込みを語って>
「この日本選手権で若いやつらの活躍ぶりを見たいし、もちろん自分自身も」

<巨人と練習を交代した時には、中日でチームメートだった
同い年の巨人・大西2軍コーチと再会。あいさつを交わした。
先発出場ではなくベンチスタートだが、勝負どころでの起用が予想される。
有終の美を飾るためにはまずはファーム日本一、CS優勝、そして日本一。
栄冠に向け、ラストスパートが始まって>
「背番号9をつけるのもあと1カ月。
残りを楽しみつつ、クライマックスに向けて、
(宮崎での)フェニックス・リーグでもしっかりやって調整していきたい」
中スポ

◇大西2軍外野守備走塁コーチ(巨人)
<中日でチームメートだった井上の引退について。同級生をねぎらい>
「巨人に行くまでずっと一緒に戦ってきたし、
高校の時もライバル校(井上が鹿児島商、自身が鹿児島商工)
として戦ってきて。
寂しいけど、CSのメンバーに入って、
お互いのチームがいい戦いができたら」
中スポ


◆伊藤準規
<日本一を決める大一番に指名されたのはルーキー。
9月30日の巨人戦でプロ初登板(1イニング無安打無失点)するなど、
ここまでの内容が評価されての抜てきとなった。
この日は強めのキャッチボールなどで調整>
「日本一になりたい。緊張しますけどしっかり抑えたい」

<巨人・大田とは同級生対決となるが>
「特別意識はしないけど、打たれたくはないので抑えます」
(中スポ、ニッカン

◇野本圭
<1軍で出場選手登録されているが、
3番・右翼で先発に名を連ねる。意気込みを語って>
「状態はいいのでチームに貢献したい」
(中スポ)

◇柳田殖生
<同じく2番・二塁で先発出場>
「MVPを狙いにいきます」
(中スポ)

◆辻2軍監督
<前日練習では、いつも通りを強調したが
1軍マウンドも経験した予告先発の伊藤準規に期待を寄せて>
「選手たちが思い切りやってくれればいい。
うちはピッチャーが手薄だから伊藤に行けるところまで行ってほしい」
スポーツナビ

◆2009年プロ野球ファーム日本選手権 先発メンバー(NPB公式)


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
ウエスタンを制したファームは、きょう13時から富山市民球場で、
イースタン王者の巨人との『ファーム日本選手権』。
文字通りの一発勝負となりますが、粘り強く戦って
ぜひとも2年ぶりの栄冠を掴んでほしいものですね。
スタメンが事前発表されたようですが、
先発の大役を任されるのは、なんと高卒ルーキー・伊藤準規
昌さんかなとも思いましたが、その逆を突いて超若手で来たなと。
一昨日のプロ初登板でも、大器の片りんを見せてくれた背番号18
勝つことも大事ですが、大舞台で思う存分投げ込んでくれればと。
その好投で1軍が今季苦しめられたオレンジ色を封じ込み、
栄冠奪取に貢献してほしいものです。


一方、1軍はレギュラーシーズン残り3試合。
今週末はきょう3日が横浜、あす4日が甲子園でのデーゲーム。
中スポ先発予想は、チェン-三浦、小笠原-岩田
ランドルフが前夜巨人を完封したとのことで、
正直来なくてよかったなと、内心ホッとしつつ、
明日対戦する岩田に対しては、
何とか攻略の突破口を見いだしてほしいところ。
ローテ投手の豪華継投によって、
相手打線は抑え込めると思いますので、
その分こちらの打線が奮起して、2週間後に向けて、
できるだけ調子を上向かせてほしいなと期待します。

打点王へレッツゴー!そんななかこの日の話題では、
タイトル系の話が多かったですね。
特にデカデカだったのが、
森野『打点王宣言』。
もっかブランコと並んで、
107打点でリーグトップ。
同僚との争いということもあり、
仲良くタイトルというのも、
自分的にはいいなとも思いますが、
3打点差に迫る巨人小笠原
彼にかっさらわれることは絶対に避けたい。
そのためには、やはり前を打つアライバの出塁
さらに下位打線がうまくつながり、塁を埋めてほしいなと。
その数字の上昇は、打線がいかにつながっているかを表す指標。
それだけにチームとしても、中軸の2人が打点を稼ぎ合うことは、
今後に向けても、まさに願ったり叶ったりというところでしょう。

とにかく獲れる可能性があるものは、すべて狙う
荒木にしろ、井端にしろ、森野にしろ、ブランコにしろ、
投げる方では、吉見にしろ、チェンにしろ。
またここまで来たら、浅尾69試合登板というのも達成してほしい。
あくまで主目的は、CSへの調整とはいうものの、
タイトル獲りというのも、各自のモチベーションの向上に
一役買っているのではと思います。
それによってバラバラにならず、あくまでもこの先に向けて。
結果は「神のみぞ知る」ですが、その挑戦を見守りたいと思います。

2009年10月 2日 (金)

藤井復帰へ一歩前進と岩瀬合流CSモードへ。

10月に入り、レギュラーシーズンも残り3試合
今後は飛び飛びとなる日程のなか、
ポストシーズンに向け、調整を進めていくことになりそう。
この日ドラゴンズナインは、週末の遠征に向け、
先発投手陣がナゴヤドームで練習を行ったもよう。
一方、ナゴヤ球場では左肋骨を骨折し調整中の
藤井淳志が骨折後初となる外野ノックを受けるなど
守備練習を行い、戦列復帰に向けて一歩進んだようです。
その他岩瀬練習合流など、この日のドラゴンズの話題を。

ドラゴンズトピックス(1日)

◆藤井淳志

<左脇腹の肋骨を骨折し2軍調整中。
この日ナゴヤ球場で練習し、骨折後では初となる外野ノックを受ける。
走る、打つ、投げるは問題がないことを確認済み。
複雑な動きがある守備も問題なしだった>
「よくなってきました。あとは頑張るだけです」

<9月6日の新潟での横浜戦の守備で和田と激突して骨折。
精神的なダメージも心配されたがと断言して>
「変な不安を持ってやることはない」

<驚異的な回復を見せており、近日中の戦線復帰を熱望。
今後は6日開幕のフェニックス・リーグで実戦経験を積み、
早ければ来週末、11日の今季最終戦にも1軍に呼ばれる可能性がある。
自身にとっても1軍復帰の目標となるポイントだが>
「僕が決めることじゃないので、
これからどうなるか分からないですけど、その辺までに出られれば。
ゲームに出るならいい結果を出したい。
僕は治ったと思っている。
やれといわれたところでやれるように準備しておきます」

<どうしても出たい理由がある。
一連のシリーズは『師匠』と仰ぐ立浪のキャリア集大成。気合十分に>
「立浪さんの最後の試合は同じ場所でユニホームを着てやりたい」
中スポスポニチ名古屋

◆渡邉育成コーチ
<この日外野でノックを受けた藤井について>
「体は問題ないと思う。
あとは本人が怖さを持っているところ。
まだ(左脇腹を)かばうような動きがあるから、
その怖さが取れるかどうか」

<意識に問題が残るとしても、体は実戦へ向けて準備OK。
早ければ6日からのフェニックスリーグで実戦復帰となりそう。
あくまで1軍首脳の判断次第だが、
残るハードルは実戦でのプレーだけ>
「試合に出て、その結果、上から呼ばれるかどうか。
まったく打てなければ呼ばれないかもしれない。あとは上の判断になる」
中スポ


◇チェン・ウェイン
<あす3日の横浜戦の先発が予想される。
今季の横浜戦で33イニングを投げて失点は『1』。
鉄壁の左腕が最初に3、4イニング程度を投げて
リードを稼ぎ、吉見にバトンをつなぐ可能性が高い>
「登板はあと1、2試合。いい形でシーズンを終えたい」
中スポ

◇吉見一起
<最多勝を狙う右腕は、3日の横浜戦に登板予定。
3日に登板した後は11日にもチェンと揃ってマウンドに登る見通し。
タイトル獲得でCSへ弾みをつけるためにも、
優勝争いと変わらぬ真剣モードで横浜のマウンドに登る>
「最多勝は可能性がある限り狙いたいですが、
それより今はCSに向けてしっかり調子を上げることが大事。
短いイニングなら課題をピンポイントで意識したピッチングがしやすい」
中スポ


◇岩瀬仁紀
<体調不良で練習を休んでいたが、4日ぶりに投手陣の練習に復帰。
ナゴヤドームでの練習にリリーフ陣では唯一参加。
ランニング、キャッチボールの後にブルペン入りし状態を確かめた。
すでに3年ぶり3度目の最優秀救援投手は確定済み。
休養理由は明かさなかったが、CSを視野に大事を取ったもようで、
あす3日の横浜戦(横浜)か、
4日の阪神戦(甲子園)に調整登板する予定。
ポストシーズンで失点したことがない無敵の『CS男』が、
再び日本一を目指して走り始める>
「巨人の優勝が決まったときから気持ちはCSへと切り替わっていますよ。
クライマックスシリーズへ向けての調整? そのためにドームへ来ました。
(3日か4日かの)どちらかで投げると思います」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン

◇森バッテリーチーフコーチ
<1軍練習に復帰した守護神・岩瀬について、
3日横浜戦か、4日阪神戦で復帰登板させる考え>
「(岩瀬は)3日か4日には投げるよ。
心配しなくていい。投げられるから(ブルペンを)見ているんだ」

<またCS第1ステージで中継ぎ陣による
異例のリレーを展開する考えを明かす>
「リリーフ投手だけで1試合をまかなうことも考えている。
先発を使わずに済むからな」

<第1ステージを吉見、チェンの2枚看板で勝ち進んだとしても、
巨人との第2ステージで苦戦を強いられるのは必至。
すでに9月中旬から高橋、パヤノらに
2イニング以上の登板機会を与え、適性を確かめている。
あらゆる戦略を駆使し、日本シリーズまで進むつもり>
「うまくいけばチェンを巨人の初戦に使えるな」
スポーツ報知ニッカン


◇立浪和義
<引退セレモニーから一夜明けた兼任コーチは、
名古屋市内の自宅で静養。腰痛に苦しんでいるが、
3日、4日の横浜・甲子園遠征には参加予定。
クライマックスシリーズに向け、気持ちを切り替えていた>
「体? 大丈夫です。
これからはクライマックスシリーズに向けて、
しっかり調整していきたい」
(中スポ)


◆開始はすべて午後6時 セがCSの日程発表(共同通信社)
◆CSの開催概要を発表=プロ野球セ・リーグ(時事通信)
(セ・リーグはこの日、上位3チームが日本シリーズ出場権を争う
クライマックスシリーズの日程を発表し、第1、第2ステージとも
全試合が午後6時開始のナイトゲームで行われることになった。
17日からの第1ステージ(3試合制)は
2位中日3位チームがナゴヤドームで対戦。
第2ステージ(6試合制)は21日からで、リーグ優勝した巨人
第1ステージの勝者が東京ドームで顔を合わせる。
第1ステージは先に2勝した球団が勝者。
第2ステージはリーグ1位の巨人1勝のアドバンテージが与えられ、
これを含め先に4勝したチームが日本シリーズに進む。
両ステージとも引き分け(延長12回まで)を除く
勝利数が同じ場合は、レギュラーシーズン上位チームが勝ち上がる)


【ドラゴンズ・残り試合の日程】
3日 (土) 対横浜 (14:00・横浜スタジアム)
4日 (日) 対阪神 (14:00・阪神甲子園球場)
11日(日) 対東京ヤクルト (18:00・明治神宮野球場)

17日(土)~ クライマックス・セ 第1ステージ 
      対3位球団(18:00・ナゴヤドーム)


今日の公示。(1日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録抹消】
▼中日 川井雄太投手、伊藤準規投手
(再登録は11日以降。公式サイト共同通信社

▼伊藤準規
<前日、1軍でデビューで1イニングを零封する好投。
一夜明けて出場選手登録は抹消されたが、
ナゴヤ球場では望外の褒め言葉が待っていた。
ウオーミングアップのダッシュで同じ列に並んだ山本昌から
声をかけられたという。ルーキーは目を輝かせて>
「ナイスピッチングだったと褒めてもらいました。
入団した当時や、キャンプで初めて
キャッチボールの相手をしてもらえた時も感激しましたが、
今でも声をかけていただけるたびに感激しています」

<その大先輩の金言を生かしての好投だったから感激もひとしお。
初めて立つナゴヤドームのマウンドで思い起こしたのは
日ごろから山本昌から繰り返し言われていた
『思い切っていけ』という言葉。
初登板では、2死を取った後、死球を与えたが、
落ち着きを失わずに崩れなかった。
200勝左腕の経験から出た言葉が、
高卒1年目の華々しいデビューを支えていた>
「昌さんには投げ方も、メンタルの部分でも
いろんなことを教えてもらいました。
入団するまでは自分の理想とする球と、
実際投げた球が少しでも違うと、自分のなかでじれて、
ずるずると崩れてしまうことがよくあったんです。
でも1球ごとに切り替えて、それぞれにベストピッチングを目指す。
『思い切って』というのはそういう教えでした。
そうしたら登板前に谷繁さんからも同じことを言われたんです」
(中スポ)


若竜トピックス(1日)

◆辻2軍監督

<ウエスタン・リーグの覇者として、
あす3日に行われるファーム日本選手権(富山)で、
イースタン・リーグの優勝チーム・巨人と対戦する。
就任3年目で2度目の日本一を目指すが、こうキッパリ>
「一昨年やって勝った相手だけど、特別意識はしない。
相手がどこであれ、戦う以上は日本一を取りにいく。
シーズン後半は打ち勝ってきたから、
ピッチャーが1点でも少なく抑えてくれれば、
先発が5、6回を投げて7、8、9回と粘り強くいけば勝機はある」

<前日にはウ・リーグ優勝のペナントが届き、
この日の練習前に監督、コーチ、選手、スタッフらで記念撮影。
次なる目標である日本一のペナントを手にするために、
本拠地・ナゴヤ球場で調整したが>
「明日(2日)、球場に行って練習すると気持ちが変わるし、
相手のユニホームを見れば自然と気持ちが高まる。
(先発)オーダーはほとんど決まっているけど、明日までにじっくり考えます」
(中スポ)

◆2009年プロ野球ファーム日本選手権 出場資格者(中日)
(NPB公式)

◇柳田殖生
<この日のナゴヤ球場では
3日のファーム日本選手権に向かうメンバーが荷物出し。
1日現在で1軍に登録されているが、野本とともに
富山に向かうことになった。気合満点で>
「今年はこれまで4年間で一番手応えのあった年。
なんとか結果を残したい」
(中スポ)

◆鈴木義広
<この日から2軍練習に合流。
9月29日に出場選手登録を抹消されたが、前日までは1軍に同行していた。
復帰以降は次第に調子を上げており、今回は2軍への『派遣』のもよう。
ファーム日本選手権、フェニックス・リーグに帯同し、
CSでの1軍再合流を目指す>
「しっかり調子を上げられるようにがんばります」
(中スポ)


【ドラゴンズファーム・今後の日程】
3日 (金) 2009年プロ野球ファーム日本選手権
      対巨人(13:00・富山市民球場アルペンスタジアム)

6日(火)~ みやざきフェニックス・リーグ
      (宮崎県内 14試合予定・日程はこちら


10月に入り、レギュラーシーズンも残り3試合
例年ならあっちこっちに移動しながら、
すし詰めの日程を消化していくことになるのですが、
今季はゲーム消化が早かったこともあり、そのようなことは皆無。
むしろCSを前に実戦が少なく、ゲーム勘不足が心配されるぐらい。
まあ3試合ともに屋外でのゲーム。
今後の気象状況によっては、日程の変化もあるかもしれませんが、
残り試合をうまく使って、決戦に向け調整を進めてほしいものです。

この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
前日は、立浪引退セレモニーがあったこともあり、
中スポもかなり力が入った作りになっていましたが、
お疲れ休みということもあるのか、この日はやや淡泊。
そんななか久々に我らが渡邉育成コーチのコメントが。
今季から育成コーチに就任しましたが、
1軍主力で大きな故障をした選手が少なかったこともあり、
コーチも比較的地味に潜伏していましたが、
ファームブログのチャンピオンフラッグ記念撮影や、
このコメントから元気な様子がうかがえてとてもよかったです。

まあそれはさておき、重要なのは、
この日肋骨骨折後では初となる外野ノックを受けたという藤井
新潟でのアクシデントからまもなく1カ月となりますが、
ようやく戦列復帰への道筋が見えてきたようですね。
若干「怖さ」を感じさせるようなしぐさこそありながらも
攻守走とも問題がないことが確認されたことで、
次週から開幕するファームの教育リーグ、
みやざきフェニックス・リーグ実戦復帰
その状態次第では、11日の今季最終戦で
1軍復帰という見通しになってくるようです。


復帰するぞ!一時は今季絶望のような
見方もありましたが、
驚異的な回復もあり、
前向きな見通しが立ったことは、
藤井本人はもちろん、
チームにとっても大きいですね。
もともと6番に穴をかかえていた
今季の打線でしたが、
藤井が離脱したことで、7番にも穴が広がった。
英智、小池、イ・ビョンギュ、平田、野本ら
その穴を埋め、その位置に入ろうと頑張りこそ見せてはいるものの、
カバーしきれてはいないというのが現状。
戻ってこられるならば、その力がやはり必要でしょうね。

まあこれからが本格的な実戦復帰
ゲームの中での動きによっては、どうなるかわかりませんし、
結果が出なければ、そのまま宮崎残留になるかもしれない。
それでも「必ず復帰するんだ」という気持ちを胸に
さらなる道程を進んでほしいもの。
まあ初の規定打席到達、そして3割の可能性は低いものの、
その先にはクライマックスシリーズという決戦も待っています。
春から必死に突っ走り、中堅のポジションに定着。
自身にとっても大きな収穫を得たであろうシーズンを
ぜひとも良い形で締めくくってほしい。
今後さらに調子を上げて、2週間後のナゴヤドーム。
そこに背番号4の姿があることを期待したいと思います。


その他の話題からは、残り3試合となったレギュラーシーズン。
先発投手陣は、長いイニングを投げさせず、
CS第1ステージに向けた調整登板となってきそう。
中スポでは、あす3日は「チェン-吉見」。
4日は「小笠原-中田」そんな形のリレーを予想しています。

また『体調不良』のため、
巨人3連戦では今季初めてベンチから外れ、
独自の調整に専念していた守護神・岩瀬がこの日練習に合流
早ければ、あす3日の横浜戦復帰登板するもよう。
3年ぶり3度目のセーブ王は確定したものの、
例年以上の疲労が蓄積しているのは間違いない状況。
ただクライマックスシリーズを突破するには、
やはりその力が絶対に不可欠といえるでしょう。
まだ投げる姿を見ていないので、復調とは言い切れませんが、
コメントを見る限り、心身の切り替えは済ませている様子。
CS、日本シリーズの防御率は驚異の0.00
例年同様の投球を見せ、チームのためにフル回転してほしいです。

2009年10月 1日 (木)

打って走って守って、立浪和義有終の猛打賞。

ドラゴンズのレギュラーシーズン・ナゴヤドームでの最終戦は、
今季限りでの現役引退を表明した立浪和義の「引退試合」に。
腰の痛みを考慮され、初となる『6番・一塁』で先発出場した背番号3。
試合は敗れたものの、ファンの大声援を背に
打って守って走っての大奮闘。9回の適時二塁打を含む
4打数3安打の猛打賞で、歴代7位の2480安打をマーク。
試合終了後の引退セレモニーであいさつした後、グラウンドを一周。
そしてナインに胴上げされたミスタードラゴンズ。
22年間のプロ野球生活に一区切りを付けることとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 最終戦
(30日・ナゴヤドーム | 中日8勝16敗)
38280人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日
[敗] 川井(20試合11勝5敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
川井、伊藤準規、パヤノ、小林正人、河原、高橋 - 谷繁

◇対巨人最終戦・スタメン
1 (遊)井端  (3打数1安打)
2 (中)野本  (3打数無安打)
3 (三)森野  (4打数1安打)
4 (右)ブランコ (4打数無安打1打点)
5 (左)和田  (2打数無安打)
6 (一)立浪  (4打数3安打1打点)
7 (捕)谷繁  (4打数無安打)
8 (二)岩﨑達郎 (4打数無安打)
9 (投)川井  (0打数無安打)

【イニング経過】
<1回・巨人> P・川井(中27日)
坂本中スライダー三ゴロ、松本中カーブ一二塁間抜くヒット、
小笠原外スライダー中飛・野本スライディング好捕、
2死一塁から、ラミレス外チェンジアップ・
伸びて右翼席飛ぶ込む2ラン(D 0-2 G)
亀井外スライダーワンバウンド四球、谷内低め直球中返し安打、
2死一、三塁から、阿部外スライダーボール球空三振

<1回ウラ・中日> P・オビスポ
井端中高め直球見て四球、野本引っ張り一ゴロ3-6二封、
森野中スライダーセンター左落とすヒット・好走塁躊躇なく二塁へ、
1死二、三塁から、ブランコ外低めスライダー一ゴロの間(D 1-2 G)
2死三塁から、和田中直球詰まり二飛

<2回・巨人> P・川井
古城中直球遊ゴロ、オビスポ内直球詰まり二飛、
坂本外チェンジアップ左前打、
松本外高め直球三塁横抜くヒット、
2死一、二塁から、小笠原内低めチェンジアップ・
詰まりながら左前落ちる適時打(D 1-3 G)
2死一、二塁から、ラミレス内直球詰まり左中間落ちる適時打(D 1-4 G)

<2回ウラ・中日> P・オビスポ
立浪カウント1-2外直球・一、二塁間抜くヒット、
谷繁外スライダー遊ゴロ6-4-3併殺、岩﨑達郎内直球遊直

<3回・巨人> P・伊藤準規(プロ初登板)
谷中低め沈むカーブ空三振、阿部外高めフォーク一ゴロ、
古城内直球左ヒジ死球、オビスポ外直球145キロ右飛

<4回・巨人> P・パヤノ
坂本外チェンジアップ空三振、松本内高め直球左前打、
小笠原初球内高め遊飛、
ラミレス初球内高め直球詰まりながら中前打・代走鈴木、
2死一、三塁から、亀井中低め直球右正面飛もブランコ落球・
タイムリーエラー二者生還・気の毒(D 1-6 G)

<4回ウラ・中日> P・オビスポ
ブランコ外直球中飛、
和田高いバウンド三ゴロ・一塁上亀井と交錯左足痛める、
立浪カウント2-2外低め直球・
バット折りながらショートオーバー・センター左落とすヒット、

谷繁中高めスライダー空三振

<5回・巨人> P・パヤノ 右・平田 左・ブランコ
阿部初球外スライダー左越えフェンス直撃二塁打、
古城初球打ち上げ三飛、オビスポ外高め直球空三振、
坂本中低めチェンジアップ空三振

<5回ウラ・中日> P・オビスポ
岩﨑達郎外高めスライダー中飛、
パヤノ外直球ミートセンターオーバー二塁打、
井端内直球投ゴロ、野本外チェンジアップ遊ゴロ

<6回ウラ・中日> P・オビスポ
森野中高めチェンジアップ中飛、
ブランコ外スライダーハーフスイング三振、
平田外スライダー右前落とすヒット、
2死一塁から、立浪カウント1-1中スライダー二ゴロ

<8回・巨人> P・河原
坂本外スライダー打ち上げ一邪飛・谷繁猛烈に突っ込むも弾く・
トスしたような形で立浪が抱え込みキャッチ・珍プレー

<8回ウラ・中日> P・オビスポ
井端外直球見三振、野本外高め直球見て四球、
森野中直球打ち上げ左飛、
ブランコ外低めスライダー空三振・オビスポガッツポーズ

<9回ウラ・中日> P・越智
平田外スライダー選び四球、
無死一塁から、立浪カウント0-1中低め直球・
振り抜き強い打球右中間突破適時二塁打(D 2-6 G)
(プロ通算2480安打、487二塁打)

無死二塁から、谷繁外高め直球空三振、
1死二塁から、岩﨑達郎中高め直球空三振、
2死二塁から、代打柳田外高め直球空三振、試合終了。
立浪ベンチへ下がる際、マウンド上の巨人ナインがあいさつ・
小笠原、阿部ベンチから出てきて握手・原監督とも抱擁。


【ゲームレビュー】
立浪、最後は適時二塁打

4回までに奪われた6点が響き、
本拠地最終戦を勝利で飾ることができなかった。
9回無死一塁から立浪が右中間への適時二塁打で
追い上げたが、先発・川井は打ち込まれたのが誤算だった。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


「今まで22年間、
本当にプレッシャーの中で戦ってきましたから、
きょう一日は本当に野球を初めて楽しく、
楽しくっていう言葉は今まで使ったことが
ないんですけど、やりたいなと思います」


試合前に正式に今季限りの引退を表明。
先週末にやってしまったという腰の痛みを考慮され、
何とプロ入り初という一塁でのスタメン出場となった
ミスタードラゴンズ・立浪和義。
まさしく「引退試合」という装いになった巨人との最終戦ですが、
ゲームを見る限りでは、その言葉通りに
楽しく野球ができたように感じましたね。
約2年ぶりに守備に就き、一塁に走者が来た際には
敵味方関係なく、笑顔で声をかける。
また打っては第2打席、オビスポの低め直球に
バットを折られながら、センターに運んだ際には
苦笑いしながら、折れたバットを投げ捨てた姿。
さらに8回の一塁ファウルゾーンに上がったフライ。
本来なら一塁手が捕って当たり前の飛球にも関わらず、
捕手の谷繁が気を使って猛チャージ。
結果追いついたものの、谷繁が弾いたボールを
慌てて抱え込むように掴んで、ともに笑顔。
ゲームが序盤に決まってしまったこともあり、
終始その一挙手一投足にファンの目が集中することとなりましたが、
「野球」というものに楽しく取り組む姿が、実に印象的に見えました。

しかし5点ビハインドで迎えた9回ウラの第4打席、
先頭の平田が四球を選び、無死一塁で迎える場面。
おそらく地元公式戦では「最後」となる大事な打席。
この場面においては、いつもの勝負師の表情に戻っていたかも。
初球ボールのあと、越智が投じた真ん中低めストレート。
しっかりタイミングを合わせ、思い切り振り抜くと、
強い打球は右中間を大きく破る見事なタイムリーに。
しかもそれは通算487本目となるツーベースに。
通算最多二塁打を誇る男が最後に放ったのは、
やはり代名詞ともいえるツーベースだった。
その辺の運の強さも、やはり一流打者の証明もいうもの。
そのまま後続が倒れ、「引退試合」は幕を閉じたものの、
ベンチに戻る際には、原監督をはじめとした
巨人ナインにも労をねぎらわれたドラゴンズの背番号3。
まさに球界を背負ってきた一面も伺えるシーンとなりました。


引退表明の記者会見で、自分の理想は
「打って、走って、守ること」と話していた立浪。
そのなかで走ることと守ることができなくなり、
最後の決断を下したそうですが、
久々に一プレーヤーに戻って、しっかり打つことはもちろん、
走って守ることができたのは、本人にとって
とてもうれしかったことでしょう。
高卒1年目の開幕戦からスタメン出場するなど、
まさにエリート中のエリートの道を歩みながらも、
プレッシャーやケガと戦い、さらに晩年はレギュラーから外れ、
代打の切り札という新たな道を進むこととなった。
しかし野球に関しては、常に厳しく向き合い、
チームにおいても、球界においても大きな見本となった。
しかも体はそれほど大きくないながら、22年間、
2480本というヒットを重ねてきた姿は、本当に素晴らしきもの。
今季最多となったドームの温かい声援、
さらに家族、恩師、先輩、同期など、
たくさんの仲間に見守られながら、最後の勇姿を披露した背番号3。
改めて「立浪和義」という選手の偉大さと存在感。
そういうものを味わうことができた有意義なゲームだったと思います。

残念ながら、中継が途中で終わってしまい、
引退セレモニーなどは各種スポーツニュースなどで
所々を観るだけに止まってしまいましたが、
現地にいたファン同様に、自分としても
お疲れ様、そしてありがとうございました、と言いたいですね。
自分がドラゴンズを応援し始めて、20数年。
バッターボックスに、内野のフィールドには、
常にチームのために尽力する背番号3の姿があった。
まさに一時代が終わるという寂しさも去来するものの、
立浪選手本人が決めたことですし、もちろん尊重。
そしてファンとしても「感謝」の気持ちでいっぱいです。

この日で取りあえずは一区切り。
しかし2009年度のドラゴンズの野球はまだまだ続きますし、
最後までその力が必要としているのは、確か。
まずは腰の状態をできるだけよくしてもらい、
残されたゲームで力を発揮して、チームに貢献。
最後の晴れ姿を見せ、そしてバットを置いてもらいたいです。


それでは立浪選手のあいさつをはじめとした
さまざまなメッセージ、長々となりますがお付き合い下さい!


☆プレーヤーズ・ボイス(30日)

◇立浪和義
<試合後の引退セレモニーであいさつ。
チームメートや大勢のファンの温かい視線に見守られて>
「縁があって、中日ドラゴンズという
素晴らしい球団に入団することができ、22年が経ちました。
たくさんの方々に支えていただき、
たくさんのファンのみなさまに応援していただき、
ここまでやってくることができました。

プロ野球の世界に入る前は、
きょう自分の最後のユニホーム姿を見に来てくださった
清原さん、桑田さん、に憧れてプロ野球選手を目指しました。
プロ野球選手になる前は、この体で、
この世界でやっていけるのかなという不安ばかりでしたが、
プロに入ってからそして今まで
体が小さいと思ったことは一度もありません。
ただ、負けん気だけは持って、ここまでやってきました。

昨年引退を表明し、ここまで来ましたが、
なかなかみなさんの声援に応えるバッティングは
できなくなってきました。
自分の理想である野球は、打って、走って、守る。
自分には守ることと走ることが衰えてきたので、
ユニホームを脱ぐ決意をしました。

代打にまわってからの3年間半、
毎打席、温かい声援と激励をいただいたことは
しっかりとこの胸にしまいこみ、
またいつかみなさんに恩返しができるよう
これからの人生たくさんのことを学び、たくさんのことを勉強し、
一回りも二回りも大きくなって帰ってきたいと思います。

22年間、常にプレッシャーの中で戦ってきましたが、
きょう一日は楽しく野球をやらしてもらいました。
最高の花道を用意してくださった中日ドラゴンズ関係者のみなさん、
本当にありがとうございました。

そして最後に、代打として
最後の生きる道を与えてくださった落合監督、
そしてたくさんのサポートを頂いたコーチのみなさん、
そして最高のチームメートにも恵まれ、
最高のファンのみなさんにかこまれて、
幸せな野球人生が送ることができました。
この体もここまでよく持ってくれました。
ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
これで心置きなくバットを置くことができます。

全国のドラゴンズファンの皆さん、
そして私を応援してくださった野球ファンのみなさん、
22年間、本当にありがとうございました」

公式サイト


<この日、今季限りでの現役引退を正式に表明。
ナゴヤドームでの試合前、ユニホーム姿で
記者会見に臨み、引退を決めた心境を口に。
一問一答は次の通り。冒頭のあいさつで>
「本当にマスコミ関係、そしてメディア関係の方には
22年間、本当にお世話になりました。
あの、どっちかというと、あまり口数も
試合前とか特にしゃべるのを嫌がっていたような
ところもあったかもしれないんですけど、
まあそれだけ自分はもう本当にグラウンドに来たら
野球に集中して頑張りたかったので、ちょっとあのう
嫌な思いをした記者の方もいるかもしれないんですけど、
まあ22年間、きょうが終わりっていうことで、
まあ一つ謝らしてもらいたいと思います」

<正式に引退を発表というかたちで
この会見、よろしいのでしょうか>
「はい」

<『ラストゲーム』を迎える心境は>
「いや、9月30日がナゴヤドームの最後っていうことで、
何とかその試合に出たいなと思ってはいたんですけど、
先週の土曜日にちょっと腰を痛めたりして、
微妙な感じだったんですけど、まあ何とか監督にお願いして、
きょう、まだわからないですけど、
ちょっと考えてもらっているっていう段階なんですけど、
まあ昨年のオフに引退を発表して、
とにかく今年1年頑張ろうと思って、
それが結果が良かろうが悪かろうが、
もうそれは変わることはなかったので。
とにかく今年結果を出して、昨年全然活躍っていうか、
貢献できなかった分、いつもたくさんのファンの方に
応援していただいているので、何とかちょっとでも
期待に応えたいという一心で1年間頑張ってきました」

<引退を決意した時期、大きな理由は>
「そうですね、あのうやっぱり
長くレギュラーで出してもらってきて、、
自分のその理想っていうのは、野球っていうのは、
打って、守って、走る。
今の自分は本当に打つことだけで、
もちろんそれでも本当にあのう、こういう緊迫した場面で
ずっと使ってもらってありがたいんですけど、
やっぱり守ることと走ることが衰えてきたから、
まあそれを、自分でまあ認めて、そろそろ潮時じゃないかという。
あとやはり昨年代打で本当に結果を出せないときに、
やっぱりあれだけ応援してもらう、っているだけに
非常に精神的にもきつかった部分もありますし、
ただいつも前向きには頑張ってはきたんですけど、
もうそろそろかなという感じはありました」

<その決断を最終的にされたのはいつごろ?>
「いやいつ頃っていう、あのう、はっきりはないんですけども、
決断をしたのは、昨年の契約更改のときに、
球団の方にはそういう形ではっきりと、
『来年一年でユニホームを脱ぎます』ということは伝えました。
まあその時の会見ではあまりはっきり言わないでくれっていうことで
まあ濁して『最後のつもり』っでいう風には言ったんですけど、
まあその時に決めたっていう感じですね。はい」

<まあ今季も実際代打で3割のアベレージを残している状況で
引退となるが、やり残した事というか葛藤みたいなものはないのか>
「いえ、あのう、今年まあそこそこは成績は出してたかもしれませんけど、
自分の中で(シーズン)はじめ打点がなかなか挙げれずにね、
そんな打ってるっていう感覚もなかったですし、
まあそれは昨年に比べたら良かったかもしれないんですけど、
まあそういう葛藤とかは全然ありません。
とにかく今、まずきょうの30日、
たくさんの方々が楽しみにしてくれてると思うんで、
万全な、そのプレーは見せれないかもしれないですけど、
今の現状でとにかく今まで22年間、あのう、
本当にプレッシャーの中で戦ってきましたから、
きょう一日は本当に、野球を初めて楽しくね、
楽しくっていう言葉は、今まで使ったことないんですけど、
やりたいなと思っています」

<22年という期間を振り返って、どんな思いがあるか>
「そうですね。あのう、本当であれば、
きょうで終わりって形になるんですけど、
まだクライマックスシリーズがありますし、ホッともできないんでね。
なかなか振り返れって言われても難しいんですけど、
あのう、本当に振り返って見れば、
よくこの体でここまでもってくれました、本当に。
はい、もうそれに尽きます」

<常に第一線で活躍してきたが、支えてきたものは何か>
「いや、それはもちろん、たくさんの方々に
本当に支えていただきましたし、指導者にも恵まれ、
そして自分があのう、気持ちが腐りそうになった時に、
あれだけの声援をいただいて、
また頑張る気にもさせてもらいましたし、
自分ひとりでは、本当に力のある選手ではないんで、
やってこられなかったと思うし、
ただあのう、一つ言うならば、
常に負けん気だけは持って、ここまでやってきました」

<感謝の気持ちを一番伝えたい人は>
「一番感謝…、難しいですね。
あのう、それはもうやっぱり家族でありね、
一番近くにいてくれた人が、
一番自分がしんどかったときとかいろいろ知ってますから。
たくさん迷惑もかけてますしね、僕の場合。
やっぱり家族にきょうちょっとでも格好いいところを
見せれればいいなと思っています」

<引退の意志を家族に伝えたときは>
「本当は家でね、昨年(状態が)悪かったときに、
『もう今年ダメだぞ』っていう話はしたことがあるんですけど、
『何を言ってるの、頑張らないと』みたいなこと、簡単にね、
あまりそれほどこう、干渉してないっていうか…、
っていうところはあるんですけど、
まあそれが逆にね、気分的に楽に一番なれますよね。
一緒になって深刻な顔してると、どんどんどんどんね、
いい感じにいかないと思うんでね。
『じゃあもう1回来年何とか1年頑張ってみるわ』って言うことで、
『その代わりもう来年でやめるぞ』っていうことははっきり言いましたね」

<4度の優勝も経験。振り返って一番思い出されるシーンは>
「それぞれ4回の優勝、貢献できたときもあれば、
あまり成績も良くなかったとか、いろいろありますけど、
それぞれルーキーの年であり、
次ルーキーの年に入って2回目の優勝っていうのは、
もっと間隔が開かずにね、できると思っていたのが、
10年後の優勝であって、まあ自分自身はそんなに
貢献できなかったんですけど、やっぱりその時の喜びもうれしかったし。
で、落合さんに(監督が)代わった2007年ですか。
2004年ですね、その時はもう本当に
主軸としての優勝を味わせてもらったのもうれしかったし、
優勝したときでも4回っていうのは、それぞれあのう、
いろんな意味では違うんですけど、うれしさはあります。
最後のその、2007年の日本一ですか。
自分は本当に代打のみの出場だったんですけど、
非常に充実した、そりゃレギュラーで出れれば
一番うれしいんでしょうけど、また違った喜びがありました」

<個人の記録では2000本安打も達成したし、
二塁打の記録も歴代1位。あえてこの一打、この一本、
このプレーを挙げると、どのシーンになるか>
「いっぱいありすぎて、よく分かんないんですけど、
2年目にケガをして、3年目のその開幕戦で、
先頭バッターホームランを打ったことがあるんですけど、
で2年目、その1年目っていうのはプロに入って右も左もわからず、
ただがむしゃらに野球をやってたんですけど、
やっぱり当たり前にいきなり1軍にいたので、
2軍のその大変さとか、自分がこんなにいいところで
プレーをさせてもらったっていうことに気付かなかったんで、
それを2年目に感じて、もう1回この1軍に戻りたいということで
一生懸命リハビリして、練習して、で迎えた3年目の開幕戦で
先頭バッターでホームランを打ったときには
塁を回るときにこう、涙ぐむようなちょっと、まあ今でも覚えていますね」

<これで一旦区切りを付けるが、
ドラゴンズのチームメートに伝えたいことは>
「そうですね。あのう、本当にドラゴンズのチームっていうのは、
あのう非常に明るくて、素直な選手が多いですしね。
まあ自分が野手では一番上なんですけど、
自分は自分なりにね、いろいろ気を遣いながら
まとめてきたつもりですけど、これからね、
自分たちがいなくなって、井端であり、荒木でありがね、
どんどんどんどん遠慮せずに
チームを引っ張っていってもらいたいなっていうのはあります。
で、コーチ兼任をさせてもらって、
若い選手と接する機会が増えたんですけど、
やはりあのう、自分たちの時代とやっぱり違うしね、
なかなかモノの考え方が違う、甘いところもありますけど、
いろんなことが、あのう、技術的なところ以外にもね、
野球に取り組む姿勢っていうのを、常に大事に言ってきたので、
そういうことをこれからも守って、1人でも2人でもね、
レギュラーとして出てくれるのを楽しみに、
これから外から野球を見ることになると思いますけど、
そういう思いもあります」

<今後については>
「今は何も決まっていません。はい」

<もちろん将来もずっと野球界でという考えは>
「そうですね。あのう、また…、これはもう
自分で決める問題ではないので、いろんなことを勉強して、
自分はドラゴンズに22年間もいて、
どうしてもやっぱり視野が狭くなっている部分もあると思うんで、
いろんなところを回って、いろんなものを吸収して、
どんどんどんどん視野を広げて、
たくさんのことを学んでいきたいと思っています」

<ファンへのメッセージを>
「あのう、本当に22年間ご声援ありがとうございました。
自分が代打となって、約3年間半ですか、
本当に毎打席温かい声援をいただいて、
そのたびに本当に、ね、涙が出そうになったことが
たくさんあったんですけど、
なかなか期待に応えられない時もたくさんありましたけど、
自分のあのう、もうダメだっていう気持ちを
もう1回頑張らせてくれたのが、みなさんでありますし、
とにかくあのう、本当にドラゴンズに入って
最高のファンの方たちに恵まれてね、
野球を22年間ドラゴンズ一筋でやらしてもらったっていうことが
何よりも自分の財産なんで、
またこれからも何らかの形で貢献できるように、
これからしっかり勉強して、頑張っていきます。
どうも本当にありがとうございました」
(中スポ、サンスポ共同通信社時事通信123


<2年ぶりのスタメンは『6番・一塁』。
地鳴りのような大歓声と無数のフラッシュに見事に応えていく。
2回先頭が右前打、4回2死からは中前打。
そして9回無死一塁では越智の直球を右中間に運んだ。
3安打目は何とタイムリー二塁打だ。
猛打賞は5打数5安打を記録した06年6月30日広島戦以来、3年ぶり。
試合を二塁塁上で終えると、ハイタッチする巨人の選手たちと
握手であいさつ。原監督とは抱擁して笑顔で主役を務めた。
じつは「引退試合」への出場すら危ぶまれていた。
26日の練習中に持病の腰痛が悪化。
直後は歩くことすらままならない痛みだった。
前夜も、この日も何本もの痛み止めを注射。
この日も午前10時に自宅を出発して向かった先は
ナゴヤドームではなく名古屋市内の病院だった>
「最後の最後まで(ケガに)苦しめられた。
自分の行いが悪かったのかとさえ思った。
ヒットを打てるかどうか分からない。迷惑をかけるかもしれないけど」

<打撃練習は5日ぶり。試合前に正式な引退会見に臨んだが、
出場については『何とか出たい』と答えるだけだった。
だからこそ落合監督の配慮でプロ入り初の一塁を守ったが、
こんなエンディングは誰も予想できなかった>
「(9回は)最後の打席だと思ったんで、
思い切っていったらたまたまツーベースになって。
(歴代トップの)ツーベースには縁があったんだなって思いました。
きょうはこのような起用をしてくださった監督に感謝しています」

<ドラゴンズの象徴であるが、王様だったわけじゃない。
先輩、後輩に気配りができる。今年3月もそうだった。
オープン戦前、レギュラー目前だった藤井にこう話した。
これが立浪流の『外出禁止令』。
スタッフへの気配りも人一倍だった。
9月最後の広島遠征、初戦の夜は打撃投手たちを、
2戦目の夜はトレーナー陣を食事に招待した。だから人はついてきた>
「いまは大事な時期だから外に行くな。
その代わり、オレが飯に誘ってやる」

<今シーズン序盤、ナゴヤドームのロッカーに一枚の紙を張り出した。
『始動を早く』『体を開くな』。
後輩のために書いた打撃のアドバイスは40項目にも及んだ。
その思いは着実に受け継がれていくはず>
「若い選手に少しでもうまくなってほしいと思ってやってきた」

<代打で3割を超える打率は驚異で、
周囲からは何度も引退撤回を説得された。だが、悔いはない。
クライマックスシリーズ、そして日本シリーズ。
22年に及んだプロ人生の最終章を、日本一で飾るつもり。
小さな体にムチ打つのもあと少し。
最後の『氣』を振り絞り、完全燃焼する>
「この体でよくここまでもったと思う。自分ではいっぱい、いっぱい。
きょうが終わったら、CSモードに切り替える。最後までやるのがことしの目標」
中スポ引退独占手記・『立浪和義 感謝』、
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
朝日新聞スポニチ名古屋ニッカン12デイリー


【竜戦士・立浪に贈る言葉】

◇山本昌

「ぼくのバックで一番多くアウトを取って、
一番たくさんヒットを打ってくれた選手。
感謝という言葉以外に思い当たりません」
(中スポ)

◇朝倉健太
「ボクが困っているときにアドバイスをくれるんです。
投手と野手ですから、普段は教えてもらうとか、
そういうことはないんですけど…。
ロッカーとかで、こうしたらいいんじゃないか、ということを教えてもらいました」
(中スポ、<ドラ番記者>

◇吉見一起
「雲の上の人でした。ほめられると自信になりましたし、
ダメだった試合後とか、いろいろアドバイスをいただきました。
僕が一緒なのは4年間でしたけど、勉強になりました」
(中スポ)

◇浅尾拓也
「いいことはいい、ダメなことはダメとはっきりしていて、
野球選手としてだけではなく
人間的にも格好いい先輩だと思っています」
(中スポ)

◇チェン・ウェイン
「1軍で一緒にやれたのは2年間だけですけど、
いろんな勉強をさせてもらいました。
打者への対し方、左投手対左打者の一番大事なところなど、
教えてもらいました。とてもありがたかったです」
(中スポ)

◇小笠原孝
「1軍に上がったときに一度、どうしてそんなに長く
やれるんですか、と聞いたことがあるんです。
体に気を使うこと、あとは気持ち、と教えてもらいました。
ボクは体形がちょうど同じ。
服もいっぱいもらったんですけど、
ボクの体形のことを気にかけてくれるんです。
最近ちょっと太りすぎじゃないか、とか。
大きな選手と気持ちが同じでは勝てません。
本当にいろいろ教わりました」
(中スポ、<ドラ番記者>

◇岩瀬仁紀
「僕らにとっては特別な存在でしたから
(引退は)今でも信じられません。
野球に対する姿勢とか勉強させてもらった。
立浪さんに教えていただいた1打席の大切さは、
投手にとっては打者1人の大切さ。
今度は僕らが下(後輩)に伝えていかなければと思います」
(中スポ、時事通信


◇井端弘和
「グラウンド内外にわたり、一番近くで接してきたと思っています。
そういう意味でもとても寂しくなります。
本当にやめるのが今でも信じられない。
寂しい気持ちでいっぱい。長い間お疲れさまでした」
(中スポ、時事通信

◇谷繁元信
「あんなコースも打つのかという優れたバットコントロールで、
動物という感じでした。そんなときのタツさんはとても抑えられなかった。
最後に一緒に並べてよかった。(CSもあるので)もう少し一緒にできる」
(中スポ、時事通信

◇荒木雅博
「1軍で出だしたころは外野が多かったので、
文字通り背中を見て育ちました。
調子が悪くても態度に表さないレギュラーの誇りを学ばせてもらった」
(中スポ)

◇森野将彦
「プロに入ったときからのお手本であり、目標でした。
まだとても追いついていないので、これからも目標にさせていだだきます」
(中スポ)

◇和田一浩
「一緒にいて、とても勉強になりました。寂しいですね」
(中スポ)

◇井上一樹
「お疲れさまでした。いいセレモニーでした。
今日は名古屋の街が悲しんでいるような雨。
個人的には身内以上の存在だったと言っても過言じゃないかもしれない。
オレも同じ時期に引退することになったけど、これも運命かな。
接する機会が少なくなる人よりは、今後も一緒にいることは
多いだろうから、今までお世話になりましたという気持ちと同時に、
これからは兄貴分として付き合わせてください、と思ってる。
いい兄貴分としていつまでも指導してほしい」
(中スポ、時事通信

◇平田良介
「バッティングを教えていただいた以外にも、
食事に連れてってもらい、いろいろな話を
聞かせていただいたのがいい経験になりました」
(中スポ)


【立浪に贈る言葉・その2】

◆中村順司
氏(名古屋商科大学監督)
<PL学園高時代に監督として立浪を指導した名将>
「ごくろうさまと言いたい。22年間すごいよね。
その間につくり上げた二塁打や安打の数もすごい。
私が高校時代にあこがれた長嶋さんや王さん
野村さんが載っているところに、
立浪和義の名前があるんだからすばらしい。
(適時二塁打で締めるなんて)野球の不思議だね。
僕にとっては高校時代の立浪に変わりはないが、
すごい選手になったんだな、と驚かされる。
(高校時代は)走攻守、三拍子そろっていた選手だった。
彼はかゆいとこまで手が届く。
一つ物事を頼んでも、相手のことを思って行動する。
(昨年の桑田氏、清原氏に続いて教え子が引退することになり)
寂しいですね。よく頑張った」
(中スポ、時事通信12

◆星野仙一 氏(阪神球団オーナー付シニアディレクター)
<立浪入団時の中日監督>
「高校3年の甲子園で、テレビ局のカメラが
追い切れないほどシャープな動きを見せる選手がいて、
はっとした。それが立浪だった。
中日はドラフトで投手の指名を考えていたが、
会議2日前くらいに立浪指名に切り替えた。
あの体でよくここまで頑張ったし、チームを引っ張ったと思う。
まだまだあのしぶといバッティングは捨てがたいし、
すぱっとユニホームを脱ぐのは勇気がいるもの。
近い将来いい指導者になって、野球界に戻ってくることを強く望んでいる」
サンスポ時事通信毎日jp

◆高木守道 氏(ドラゴンズOB会長)
<中日監督時代は立浪と同じグラウンドで戦った仲>
「立浪はあの小さい体でよくやった。
何事にも努力を怠らなかったから、ここまでやってこられた。
立浪を怒ったことは一度もなかった。
私も現役時代はそうだったが、彼は寡黙にプレーし、
背中で周りを引っ張るタイプ。
故障など困難なことはいろいろあったが、
すべて自分の力で乗り越えてきた」
(中スポ)


◆桑田真澄 氏(元・巨人)
<PL学園高の2年先輩、当時寮で同部屋>
「入ってきた時からプロ野球選手になるオーラを持っていた。
守ってあげたい。大事に育てたいと思った。
22年間プレーしたのは素晴らしい。
(プロ入り後は)そんなに大きな体ではないし、
肉体的にも精神的にも苦労があったと思う。
25年前に初めて会って、ずっと先輩・後輩、
よきライバルとして切磋琢磨してきた。
思い出に残る対戦はやはり「10.8」ですね。
(1994年に巨人の優勝が決まった10月8日)。
お互いチームの主力として戦い抜いた。
中距離打者で広角に打てて、大きいのもある
打ち取りにくいバッターでしたね。
これから一緒に野球界に恩返ししたい」
(中スポ、サンスポ時事通信毎日jp

◆清原和博 氏(元・オリックス)
<PL学園高で先輩>
「高校に入学してきて初めてスイングを見たときに
コイツはタダ者じゃないと思った。
この20年以上で、高校を卒業して
すぐレギュラーを取ったのはわたしと立浪だけだろう。
ここ何年間は体の痛み、そして常時試合に出られないという
心の痛みに耐えてよくやったと思う。
立浪という人間は人の痛みがわかる人間だ。
私が現役時代にけがをしたときは、
自分のことのように心配して電話をかけてくれた。
ベンチに座りながらもきっと、他の選手にも気配りをし、
今の強いドラゴンズがあるのだろう」
(中スポ、サンスポ時事通信

◆片岡篤史 氏(元・阪神)
<PL学園高の同級生>
「やっぱり引退は寂しいが、
輝いたまま引退するのは、彼らしい引き際だと思う。
彼の弱音は聞いたことがない。
22年間、ケガ以外でファームに行ってないのは、すごいこと。
思い出はひと言や二言では言えない。
僕らの中ではPLのキャプテンがやめるというか、
僕たちの野球人生が卒業するという形で見ていました」
(中スポ、時事通信スポニチ

◆橋本清 氏(元・巨人)
<PL学園高の同級生>
「小学校からずっと同級生で。一緒に自転車に乗って、
30分ぐらいかけて、練習場に通ったのが今のように思い出されます。
一緒に甲子園に出たのも思い出ですね。
ご苦労さまとは言いたくないというか、引退するのが不思議な感じですね」
(中スポ)

◆宮本慎也(東京ヤクルト)
<PL学園高の後輩>
「高校時代から目標にし、尊敬している人。
第一線でやってこられて、中日だけでなくプロ野球界の偉大な選手。
立浪さんらしく、まだできそうなのに
自分で線を引いて、男らしい。お疲れさまでした」
時事通信スポニチ

◆欠端光則 氏(横浜広報)
<88年、横浜大洋で開幕投手を務め、
高卒1年目の開幕戦に先発出場した立浪と対戦。
6回にプロ初安打となる右翼線の二塁打を許す。当時を振り返って>
「攻走守三拍子そろっていた。
体の小さい割にはしっかりバットを振って長打力もある。
あまり穴がない感じだった」
時事通信


◆落合英二
「僕が一番記憶に残っているのは、99年の優勝。
僕にとっても初めての優勝で、格別な思い入れがあるけど、
最後のアウトがセカンドフライ。
やっぱり、そういう選手のところに飛ぶんだと思った。
何かを持ってる。そういう選手でしたね」
(中スポ)

◆今中慎二
「僕がメッタ打ちにあった巨人とのオープン戦。
松井(秀喜・現ヤンキース)の痛烈なライナーに、
立浪さんが飛び込んで肩を痛めたんですよ。
肩を手術した時も朝一番で『頑張れよ』と電話をもらった。
“守ってもらっている”という意識が、僕には常にありましたね」
(中スポ)

◆種田仁
「同じ大阪出身でもあり、僕にとっては緊張する大先輩。
でも緊張をほぐしてくれたのも立浪さん。
ざっくばらんな人で、二遊間の守りの呼吸を教えてもらったり、
野球への姿勢を教えてもらった。
横浜移籍の時も、野村(弘樹)さんに『タネをよろしくな』と
電話してくれたみたいで…。本当に感謝しています」
(中スポ)

◆福留孝介(カブス)
<PL学園高の8年先輩の現役引退に感慨もひとしおの様子。
小学生の時にキャンプ地を訪問した際に
打撃用手袋をもらい、今も『宝物』にしているという>
「この世界を目指そうと思う、そのきっかけを作ってくれた人。
まだできるんじゃないかっていう思いもある」

<同じ鹿児島出身の先輩・井上も今季限りで引退。
生え抜きの元同僚が次々とユニホームを脱ぐことにと寂しげ>
「中日の一つの時代が終わったって感じかな」
中スポ


◆原監督(巨人)
<試合終了後、マウンド付近で巨人ナインに囲まれた
立浪の元にゆっくりと歩み寄ると、がっちり握手。
『ご苦労さま』と声を掛け、22年間の現役生活をたたえる>
「ルーキーの時からハツラツとしていて素晴らしい印象がある。
その印象で今までずっと来ている。
22年やった? そんなこと感じさせないね。新鮮で。
ジャイアンツにとっては非常に嫌な存在でした。
彼を抑えるのが勝利に近づく方法でした。
長い間第一線でプレーできるのはすごいこと。
同じプレーヤーとして、それがどれほど大変なのかはよく理解している。
これほど長く魅了するプレーができたことは、尊敬と敬意を表したい」
(中スポ、時事通信

◆篠塚打撃コーチ(巨人)
「自分が現役の時から家にちょくちょく来ていたよ。
息子(宜政君・青山学院大2年)が小学生ぐらいの時、
野球を教えてくれたりもした。
高校を出てすぐに出るのはなかなか少なかったが、
いきなり対応できていた。
守備も落ち着いていた、自信があったんだろうね。
代打としても年々良くなってきた。すごいことですね」
(中スポ)

◆吉村野手総合コーチ(巨人)
<PL学園高の先輩>
「PLの卒業生の中でも一番の数字を残しているんじゃないかな。
同じ高校の出身として誇りに思います。
あの体であれだけの数字を残したのは立派ですよ」
(中スポ)

◆小笠原道大(巨人)
「よく声をかけていただいたりして、お世話になりました。
野球人として尊敬しているし、いろいろ勉強させてもらいました。
そういうのはチームに関係なく受け継いでいかないといけないし、
若い選手にも伝えていきたいと思います」
(中スポ)

◆坂本勇人(巨人)
「同じ内野手として、高卒から出てて、
長嶋さんの安打も超えられてすごいなと思います。
PLの時は知らないですね。小さいころは野球中継も
見なかったので、野球ゲームでしか知らなかった。
でも今見ていて、凡打でもほとんどとらえた打球ばかり。
素晴らしいですね」
(中スポ)


◆立浪智子夫人
<立浪を支え続けた家族もセレモニーに駆けつけた。
長女・未沙稀さん、母・好子さんとそろって花束を贈呈。
22年間に及んだ現役生活の労をねぎらって>
「たくさんの方に愛していただいて感謝しています。
やめると聞いたときには『まだできるのに』という
思いもありましたが、腰やひざにも持病がありましたから。
本当にご苦労さまと言いたいです」
(中スポ、おおさか報知


【立浪和義(たつなみ・かずよし)略歴】
1969(昭和44)年8月19日生まれ、大阪府摂津市出身。
大阪・PL学園高では桑田真澄、清原和博(ともに元巨人など)の2年後輩で、
橋本清(元巨人)、片岡篤史(元阪神など)らと同期。
主将として1987年に史上4校目の甲子園春夏連覇を達成。
ドラフト1位で88年に中日に入団し、
1年目の開幕戦に「2番・遊撃」で先発出場。その年に新人王に輝き、
高校出のルーキーで初のゴールデングラブ賞も受賞。
97年にサイクル安打をマークし、
03年には史上30人目の通算2000安打を達成。
05年に二塁打の最多記録を更新した。
08年9月には史上7人目の通算2500試合出場。
球宴11回出場。二、三塁手でベストナインを1度ずつ、
ゴールデングラブ賞は遊撃手を含めた3ポジションで計5度受賞。
08年から打撃コーチ兼任。173センチ、70キロ、右投げ左打ち。
中スポ時事通信、年度別成績=時事通信

【立浪の主な通算記録】(順位は歴代)
▽2480安打=7位 ▽487二塁打=1位 
▽10030打席=7位 ▽1086四球=10位(09年9月30日現在)
毎日jp


今日の公示。(30日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 川井雄太投手、伊藤準規投手
【出場選手登録抹消】
▼中日 朝倉健太投手、前田章宏捕手
(再登録は10月10日以降。公式サイト共同通信社


★プレーヤーズ・ボイス その2(30日)

●川井雄太

<約1カ月ぶりに1軍登録されたが、2イニング7安打4失点で降板。
初回にラミレスに2ランを浴びると、2回にも4連打を許して2失点>
「申し訳ありません…」
毎日jpニッカン

●伊藤準規
<2番手でルーキーがプロ入り初登板。
MAX149キロの速球を披露し、18歳が鮮烈にデビュー。
21歳も年上の名捕手の声に素直に従い、思い切り右腕を振った。
谷へのプロ第1球は147キロ。見逃しストライク。
最後は120キロのスライダーで空振り三振。
次の阿部には初球148キロ。2球目の149キロにバットは空を切った。
3球目のフォークで一ゴロに打ち取り、
一塁カバーに入った立浪からトスを受けると、
古城は死球で出したものの、オビスポを右飛に仕留め、
1イニング無安打無失点。15球は客席を沸かせ続けて>
「谷繁さんに思い切ってこいと言われていたので、
緊張したのですが、とにかく思い切り投げることだけを考えて投げました」

<まだ細い体に詰まった才能の一端を披露。
そのデビューが、立浪の引退記念試合という巡り合わせ。
ドラゴンズの未来を明るく照らすような快投。うれしそうに笑顔をみせて>
「幸せのひと言です」
中スポ

●トニ・ブランコ
<来日初の外野守備につく。
4番・右翼でスタメン出場し、5回からは左翼。
引退試合の立浪が一塁を守るための一時的な措置だったが、
慣れない守備位置のため、4回2死一、三塁で亀井の飛球を落球。
バットの方は記録ずくめで、107打点目でリーグトップの森野に並び、
2三振でシーズン154三振とし、
球団記録の153(07年・ウッズ)を上回った>
「アメリカではレフトを守ったこともありますよ」
(中スポ)


●落合監督
<レギュラーシーズンの主催試合の今季最終戦。
巨人に完敗したが、恒例のあいさつの中で、
観衆に向かって日本一への意欲を示す>
「えー、本日を持ちまして、えー、球団主催
今シーズンの72試合の終わりのゲームを迎えました。
当初私が思ってた、世界的な不況のあおりを受けて、
自分の中の許容範囲を超えるというか、
約230万人の方々が我々の野球の一投足を見つめてきて下さいました。
この場を借りて厚く感謝申し上げます。ありがとうございました。

えー、我々が求めていたペナントレース優勝、
そしてクライマックスを勝ち上がり、日本シリーズという
第一ハードルは越えることができませんでしたけれども、
えー、2009年度の野球はまだまだ続きます。
えー、2009年度のあいさつは、11月3日、
このナゴヤドームで日本シリーズの第3戦を迎え、
我々の戦う元気な姿をみなさんにお見せしたいと思います。
最後のあいさつは、一つ残されてる
日本シリーズのチャンピオンフラッグを我々の手で勝ち取り、
そのときにみなさま方に最後のあいさつをしたいと思います。
本日はありがとうございました」

公式サイト中スポサンスポおおさか報知毎日jpスポニチ名古屋

2009年9月30日 (水)

朝倉復調2年ぶりの2ケタ勝利、地元でGに連勝!

ドラゴンズのレギュラーシーズンも残り5試合
前夜に続いてのナゴヤドームでの巨人との第2戦は、
再昇格即先発となった朝倉健太が好投。
持ち前の打たせて取る投球が復活し、相手を封じ込めると、
打線は2回、ブランコのソロ、朝倉の2点二塁打で
3点を先制し、3回にも野本の右翼ポール直撃弾で追加点。
中盤若干ピンチを背負った朝倉ですが、
粘り強く後続を封じ、6イニングを4安打1失点。
CSに繋がる好投を見せ、2年ぶりの2ケタ勝利をマークしました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 23回戦
(29日・ナゴヤドーム | 中日8勝15敗)
35931人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日 ×
[勝] 朝倉(24試合10勝8敗)
[S] 浅尾(66試合7勝9敗5S)
[D本] ブランコ38号 野本2号
[Dバッテリー]
朝倉、山井、高橋、浅尾 - 小山

◇対巨人23回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数1安打)
2 (中)野本  (3打数1安打1打点)
3 (三)森野  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ (3打数2安打1打点)
5 (左)和田  (3打数無安打)
6 (右)堂上剛裕 (2打数無安打)
7 (二)柳田  (3打数1安打)
8 (捕)小山  (3打数1安打)
9 (投)朝倉  (2打数1安打2打点)

【イニング経過】
<1回・巨人> P・朝倉(中12日)
坂本外直球中飛、松本中直球中飛、
小笠原外フォーク遊ゴロもブランコ尻もち送球捕れずエラー、
ラミレス内低めシュート遊ゴロ

<1回ウラ・中日> P・グライシンガー
井端内カットボール三ゴロ、野本外高めボール球空三振、
森野中カット遊ゴロ


<2回・巨人> P・朝倉
阿部外シュート左飛、初球中シュート一邪飛、
古城外スライダー中前打、鶴岡外直球空三振

<2回ウラ・中日> P・グライシンガー
ブランコ外高め直球左翼席弾丸ライナー本塁打(D 1-0 G)
和田中直球中飛、堂上剛裕内高め直球遊飛、
柳田初球外カーブ中前打(今季初安打)、
小山中カット左前落とすヒット、
2死一、二塁から、
朝倉外高め直球ライトオーバー2点適時二塁打(D 3-0 G)

<3回・巨人> P・朝倉
グライシンガー中高め直球右中間二塁打、
坂本初球中直球遊直・井端ボール半分グラブから出るもキャッチ、
松本内フォーク引っ張るも一直、
小笠原中高め直球二塁後方「小笠原シフト」遊ゴロ

<3回ウラ・中日> P・グライシンガー
野本内高めカット引っ張り右翼ポール直撃本塁打(D 4-0 G)
森野外チェンジアップ左飛、ブランコ見て四球、
和田初球内直球遊ゴロ6-4-3併殺


<4回・巨人> P・朝倉
ラミレス中シュート遊ゴロ、阿部外フォーク引っかけ遊ゴロ、
外スライダーバット折り遊ゴロ

<5回・巨人> P・朝倉 中・英智 右・野本
古城外シュートバットの先中前落ちるヒット、
鶴岡中直球遊ゴロも井端弾きエラー、グライシンガー一犠打、
1死二、三塁から、坂本中低めフォーク泳ぎながら左犠飛(D 4-1 G)
2死二塁から、松本内シュート投ゴロ

<6回・巨人> P・朝倉
小笠原初球カーブ二塁強襲内野安打・代走脇谷
ラミレス外スライダー三遊間抜けるヒット、
無死一、二塁から、阿部外フォーク打ち損じインフィールド遊飛、
1死一、二塁から、中シュート叩かれ左前打も
二走脇谷三塁オーバーラン・三本間挟まれ挟殺、
2死二、三塁から、古城外フォークバットの先中飛

<6回ウラ・中日> P・グライシンガー
森野遊ゴロ、ブランコ内直球三塁強襲内野安打、
P・M.中村
和田中直球右直、英智外低めカット空三振

<7回・巨人> P・山井
代打亀井外フォーク二塁内野安打、
矢野中スライダー遊ゴロ6-4-3併殺、坂本外直球三球空三振

<8回・巨人> P・高橋 二・岩﨑達郎
松本内高め外れ四球、脇谷中低め打ち上げ左飛、
ラミレス中フォークボール球空三振、
阿部3球目・松本二盗失敗

<8回ウラ・中日> P・金刃
井端投グラブ弾く内野安打、野本投犠打、
森野内低めフォークうまく叩くも二直、
2死二塁から、ブランコ中フォークバットの先右飛


<9回・巨人> P・浅尾(66試合目)
阿部外フォーク二ゴロ、鈴木外フォーク当てただけ投ゴロ、
古城内フォーク空三振、試合終了。


【ゲームレビュー】
2006年以来の80勝に到達した
朝倉が丁寧な投球。5回、失策が絡んで1点を失ったが、
6回を投げ切り、2年ぶりの2ケタ勝利を飾った。
2回、ブランコの先制ソロと朝倉の2点二塁打で3点。
3回には野本のソロで追加点を挙げた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


前日に続いてのナゴヤドーム・巨人との第2戦。
さすがにこの日は巨人「見くびる」ようなスタメンではなく、
小笠原、阿部、谷が出場(亀井は代打のみ)。
一方のドラゴンズ側は、再び手首を痛めたと思われる荒木
スタメンから外れ、2番・野本、二塁・柳田の布陣。
そうなればさすがに一方的な展開とはならず、まともなムード
そんななか二発と適時打で病み上がりのグライシンガーを攻略。
遅ればせながらも巨人に連勝できてよかったなと思います。

ある意味消化試合テイストとあって、
テンポの早いゲームではありましたが、
やはりこの日の収穫は、6イニング1失点の先発・朝倉

ケンタ復調!2ケタに王手をかけながら、
9月に入りやや背信的な投球が続き、
前回登板後には、
登録を抹消されましたが、
この抹消期間内に、
自分なりにしっかり考えて修正
さらに悔しさをバネに
強い気持ちを奮って投げたことが
この日の復調に繋がったのではと思いますね。
小山とのバッテリーで、巨人相手
持ち前のボールを低めに集め、打たせて取る投球
さらに「小笠原シフト」などバックの好捕にも助けられ、ゼロを重ねていく。
中盤以降ややピンチを背負い、5回に犠飛で1点を失いはしたものの、
連打でつくられた6回無死一、二塁のピンチでは、
粘り強く投げ込んで、後続を抑えてみせた。
このところ影を潜めていた感の「粘り」がようやく出て、
2年ぶりの2ケタ10勝へと繋がり、本当によかったなと。

同時にこの日の登板はポストシーズンに向けての
テストも兼ねていましたが、これだけ投げられればまずは合格
中田、小笠原とともに、先発候補として名を連ねられたでしょう。
ただこの朝倉をどこで起用するのか、正直難しいなと。
いくら第2ステージで当たるだろう巨人相手に好投したとはいえ
東京ドームでの登板となると、いささか?の文字が。
そうなると第1ステージ、阪神もしくは東京ヤクルト
その辺りで投げるのではないかなと、自分的には予想しますね。
ただ粘りさえ見せられれば、どこが相手でも
結果が出せるような気もしないでもないですが、
いかに平常心で投げられるか、そして追い込んでからの一球。
そこが背番号14の好投へのカギといえるでしょう。
昨季は突貫工事で登板したものの、
苦杯をなめたクライマックスシリーズ、ぜひとも雪辱してほしいですね。


巨人に連勝し、3カードぶりの勝ち越しを決め、
2006年以来のシーズン80勝に到達。
そしていよいよ迎えるナゴヤドーム最終戦
試合終了後には立浪「引退セレモニー」も予定されています。
ここにきて腰痛、なかなか練習もできないようですが、
ミスタードラゴンズの最後の勇姿
できれば守備も含めて観たいものですね。
さらにセレモニーでのラストメッセージにも期待。
順番的には試合終了後、
落合監督あいさつクラウン賞(吉見)表彰式
立浪引退セレモニー(スペシャルゲストからの花束贈呈、
本人からのあいさつ、場内一周など)とのこと。
まあ巨人側も空気を呼んで、早いテンポで進むでしょうが、
くれぐれも遅くならないよう、ゲームは巻きで進めてほしいなと。
そしてレギュラーシーズン最後となるナゴヤドーム。
もちろん勝利で飾り、背番号3の花道としてほしいです。


☆ウィナーズ・ボイス(29日)

◎朝倉健太

<巨人打線を6イニング1失点(自責0)に抑え、10勝目。
2年ぶり4度目の2ケタ勝利をマーク>
「(おめでとうございます)ありがとうございます。
(2ケタ10勝を手にした今の気持ちは)
そうですね。あのう、まだ実感沸かないというか、
精いっぱい投げた結果がこういう結果になって、
本当に僕はうれしいと思います。はい。
(今日は朝倉さんらしい投球だったと思うが)
そうですね、抹消されてる10日間のうちに
ちょっといろいろ考えることがあったんで、
あのう、まあ練習でもそうですけど、それがいきて、
あのう、本当によかったなと思います。はい。
(特に内野ゴロが多かったですね)
そうですね。はい。持ち味が出たんじゃないかなと思います。
(やはりファンは抹消されたが復活を信じていた。
今日はどんなことを考えてマウンドへ)
そうですね。ほんと悔しかったというか、
あのう、自分が情けなかったので、
あのう、何とか今日チームが勝てるように
投げようとは思ってましたけど、
ほんとにそれができてうれしいなと思います。はい。
(そしてCSに向けてはその力が必要)
そうですね。はい。あのう、1試合任されるなら、
しっかり投げていきたいなと思います。
(2回のタイムリーヒット、良い当たりだった)
たまたまじゃないですかね。はい。
(そんなことはないが、自身の適時打で随分楽になった)
そうですね。あのう、あまり点数のことは考えずに
投げようとは思ったんですけど、あのう、ちょっと疲れました。はい。
(これからCS、日本シリーズに向けて一言)
そうですね。あのう、しっかり投げていきたいなと思いますので、
またみなさん応援よろしくお願いします!」



<先発談話>
「自分の持ち味の粘りが出たと思うし、良く投げれたと思います。
野手の皆さんにもよく守っていただきました。
タイムリーに関しては、いい所に飛んでくれました」

<約2週間ぶりの登板だったが、
直球と変化球を低めに集めて、テンポ良くアウトを重ねた。
5回まで1点に抑えて迎えた6回。
小笠原の一、二塁間のゴロを、柳田がはじいて右前打。
ラミレスに狙い通り打たせたゴロも、
三遊間を際どく破って無死一、二塁となったが、
阿部は1-1から、落ちる変化球で遊飛。
谷に左前打を浴びたものの、相手の走塁ミスで2死となった。
1、2打席目で安打を打たれていた古城には
2-1から2球ファウルで粘られたが、外へのシュートで体勢を崩して中飛。
グラブを強くたたいてマウンドを降りた>
「野手には捕って助けてもらうこともある。
一人一人に集中していけばいいと思った」

<シーズンが終わるまでに
見返さなければならないことがあった。
3年間勝てていなかった巨人、
シーズン終盤に来て出場選手登録を外れたこと。
何よりも2年ぶりの10勝を前に
足踏みを続けた自分自身に負けたくなかった。
再び登録されて得た先発の機会。
熱い思いが、不運な危機を乗り越えさせた>
「先発ローテに入っている以上、
規定投球回数(144イニング)を投げることと、
2ケタ勝利は目指すところなので、何とかしたいと思っていた。
足踏みをしたが、独りで考えながら調整した抹消期間があったから、
今日は強い気持ちで臨めた。
抹消されて悔しかったし、自分が情けなかった。
次にチャンスがあれば、見返してやろうと思っていた。
投げられるところを見せたかった」

<登録を抹消されている間はナゴヤ球場で練習。
25日からは1軍に再合流していたが、
孤独な再調整を強いられた11日間。それが反骨心を芽生えさせた>
「一人でウオーミングアップしなければならないときもあった」

<技術面では制球の乱れを修正。
ブルペンでは実戦さながらに丁寧にコーナーを突き、
狂った歯車を元へ戻した>
「(投げてから捕手のミットに収まるまでの)球筋に狂いがあった」

<この夜は10勝へのラストチャンス。
これまで通算防御率4.24とやや苦手にしている巨人が待ち構えていた。
今季は7月29日の東京ドームで6失点KO。
以降2度にわたって巨人戦の登板から意図的に外されていたが、
さまざまな思いをマウンドにぶつけて>
「巨人戦で投げられない悔しさ? それはありました」

<30日に一度登録を抹消され、
次回は宮崎で行われる秋季教育リーグで調整登板する予定。
クライマックスシリーズに向けて、力を込めて>
「去年とは違った形で投げられる。
僕は使う方じゃないんで、与えられたところで、
いいパフォーマンスを見せたい」
朝倉ブログ「感謝してます!」、カメラブログ中スポ中日新聞
サンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


○森バッテリーチーフコーチ
<期待が大きいだけに朝倉には厳しいが、
勝負どころを前に、実績十分の右腕の復調が大きな収穫になった。
CSでの先発起用を示唆して>
「あいつはCSに必要なヤツなんだから」
中スポスポニチ名古屋


○トニ・ブランコ
<2回先頭、巨人先発・グライシンガーの
0-1からの外角高めの直球を左翼席へ38号ソロ。
特有の弾丸ライナーで左中間スタンドへ突き刺さって>
「打ったのは直球。
少しバットのしんが外れたけど、タイミングよく打つことができたよ」

<ただ、それ以上に価値があるのはCS第2ステージに進出した場合、
対戦が確実なグライシンガーを打ったこと。
謙そんしたが、対戦成績はこの日の2打数2安打を含め、
11打数6安打、打率.545、2本塁打。
日本球界の先輩で3年連続2ケタ勝利をあげている
右腕を完全にカモにしている>
「グライシンガーはいい投手だから、すばらしい投手から打ててハッピーだよ」

<後半戦に入って失速し、9月は25日まで本塁打わずか1本だった。
ところが26日の阪神戦で66打席ぶりの本塁打を放つと、
そこから4試合で2発と上昇気配。
きっかけは攻める姿勢。本人が何度も口にしたように、
この日はすべて第1ストライクから振った。
第1ストライクの打率が.460を超える自分の長所を思い出して>
「アグレッシブに行くことが重要だとわかった。
スイングする姿勢を投手に見せていくことが大事なんだ」
カメラブログ、中スポ、サンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン

○石嶺打撃コーチ
<昨年は1勝4敗、防御率2.32と
巨人・グライシンガーに抑えこまれていたが、
今季は2勝1敗、防御率5.56と力関係が逆転。
ブランコのバットがその攻略の突破口となっているという>
「きょうは球が高かったし、本来の調子ではなかったが、
何とか打てるという感じはある」

<1年間、じっとブランコの打撃を見つめてきたコーチも
主砲の復調ぶりに確かな手ごたえを感じ取って>
「最近は厳しい攻めをされてイライラしていた。
ああいうタイプのバッターはホームランが出るのが1番いい。
吹っ切れたんじゃないかな」
ニッカン

○和田一浩
<来日1年目の本塁打王は当確など、4番としては合格点。
今年のブランコはよくやっているが、上には上がいるのも事実。
『その上』を知る男はこう指摘して>
「ブランコが敬遠されたのは1度もないんじゃないですかね。
記憶にないですから」

<その通りだった。140試合を終えて、
ブランコの故意四球(敬遠)は1度もない。
ただそれは5番つまり和田が強打者であることを意味しているが、
そんな仮説を一蹴する、上には上がいたことを>
「カブレラ(西武-オリックス)のときはすごかったですよ。
本当によく目の前で敬遠されました。
そのとき打てれば乗っていけるし、打てなければへこんでましたね」

<4番・カブレラ、5番・和田は西武の一時代を築いた。
カブレラは1年目から49本塁打を記録、その後も55本、50本と量産した。
その一方で敬遠も規格外。02年には何と年間29敬遠。
この年の5番・和田は打率.319、33本塁打、81打点。
こんな強打者が5番にいても勝負を避けたいスラッガーだった>
「ブランコとカブレラを比較するのは早いでしょう。
あいつ(カブレラ)は本当の4番だったから。
でもブランコだってすごいものを持っていますよ」
(中スポ)


○野本圭
<3回先頭、4月4日の横浜戦以来となる2号ソロを放つ>
「いいバッティングができました」

<試合後も珍しく、自画自賛の言葉が口をついて>
「うまく反応できて、今年一番、いい感じでした」

<決してやさしい球ではなかった。カウント0-2から
グライシンガーが投げたのは、内角のカットボール。
それをうまくとらえ、右翼ポールに直撃させた。
猛打賞の前日に続く活躍に、笑みがこぼれて>
「ファウルかなとも思ったんですけど、しんを食っていたんで。
調子は打撃に関しては、いい感じで来ている気がします」

<ドラフト1位で入団し、即戦力と期待されながら、
なかなか結果が出ず、1軍と2軍を行ったり来たり。
30日に引退試合を迎える大先輩からも、笑顔で迎えられた>
「積極的にできなくて、ファームに落とされたんで。
悔いを残さないように積極的にいこうと。それがよかったと思います。
打った後、立浪さんに『いい収穫やな』と言われてうれしかったですね」

<9月3日の広島戦以来、今季2度目の2番打者でのスタメン。
8回には、初球できっちり送りバントを成功させたが>
「ホームランもうれしいが、1球でバントを決められたのも収穫」

<藤井が離脱しており、中堅と右翼のレギュラーが
空位というチーム状況で、大きくアピール。
試合前には守備のレベルアップへ向け、特守もこなした。
ポストシーズンでも戦力となるべく、さらなる進化を続けようとしている>
「やるべきことをやらないと、本当のレギュラーは取れないと思うんで。
しっかり準備をしていきたいですね」
カメラブログ中スポ共同通信社

○柳田殖生
<07年10月10日の東京ヤクルト戦以来、2年ぶりにスタメン出場。
前夜途中交代した荒木の体調がこの日も思わしくなく、
7番・二塁に抜てきされ>
「突然決まったので緊張しました。平常心でやろうと思ったんですが…。
(6回先頭、小笠原の強烈なゴロを弾くなど)ミスもありましたね」

<それでも2回2死から中前にクリーンヒット。
これが07年6月22日の福岡ソフトバンク戦で和田毅から
放った1号アーチ以来プロ3本目の安打。素直に喜んで>
「うれしかったです」
(中スポ)

○井端弘和
<極端な『小笠原シフト』でCSへの布石を打つ。
初回2死、小笠原を打席に迎え、
二塁ベース後方に守備位置を取ると、思惑通りに打球は真正面に。
一塁・ブランコの失策で出塁は許したものの、
中前に抜けそうな当たりが見事、網にかかった。
続く3回の第2打席でも新陣形で遊ゴロ。
4回には阿部も同じ守備位置で遊ゴロに仕留め、不敵な笑みを浮かべて>
「試してみただけですよ。狭い東京ドームだったら、
きょうほど引っ張ってくることはないかもしれないですけど、
打席で迷ってくれたらいいかと思ってね」
おおさか報知

○川相内野守備走塁コーチ
<小笠原シフトの効果を口にして>
「今は思い切ったことができる時期。向こうが意識してくれればそれでいい」
おおさか報知

○森野将彦
<試合前に早出特打を敢行。
松永監督付広報が打撃投手を務め、約35分間バットを振り続けた。
前日は2ランを放って、打点を単独トップの107まで伸ばすなど、打撃好調。
不調のときに特打をするのはよくあることだが、好調なのに特打をするとは。
レギュラーになっても休日返上を平気でする男。やっぱり練習が基本だ>
「練習は絶対にやっておいた方がいい。やらないと、できない体になる」
(中スポ)

○浅尾拓也
<3人切りで今季5セーブ目を挙げる。
CSでもぶつかる可能性のある巨人だけに、いつも以上に気迫十分。
気合を入れながらも落ち着いて3人で終わらせて>
「打たれたくなかった。クライマックスも意識しましたけど、
なるべくいつも通りのピッチングを心がけました」
(中スポ)


○落合監督
<今季80勝に到達も、前夜に続いて>
「はい、お疲れさん。選手に聞いて」
(中スポ、毎日jp


今日の公示。(29日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 朝倉健太投手
【出場選手登録抹消】
▼中日 鈴木義広投手
(再登録は10月9日以降。公式サイト共同通信社


◆川井雄太
<前日から1軍の練習に合流。
出場選手登録はまだされていないものの、近々の先発が予想される。
開幕11連勝とブレークしたが、その後は結果が出ず9月3日に2軍落ち。
2軍では走り込みなどを行って投球を磨き直してきた>
「少しでも前に進めるようにしたい」

<2軍戦での好投が認められて、1軍再合流。
CSの先発のコマが足りない現状だけに、
好投すれば大舞台で登板チャンスも巡ってくる。
調子が悪くないのは自信がある。あとは結果を出すだけ>
「結果が出なくなったのだから何かが変わったんでしょうけど、
それほどボール自体が変わったとは思っていない」
(中スポ)


若竜トピックス(29日)

◆中日2軍練習試合
福岡ソフトバンク-中日
(29日・福岡Yahoo! JAPANドーム)
  002 022 700 = 13
  000 010 000= 1
[D本] 新井
[Dバッテリー] 清水昭信、菊地、金剛、中里 - 小田、田中
(中スポ)

◆住田コンディショニングコーチ
<地球の反対側のドミニカ共和国行きも『里帰り』のようなもの。
ウインターリーグで武者修行する選手に付き添って、
25日に日本をたったコーチ。アメリカでコンディショニングの仕事を
していたころから数えると、5年連続のドミニカ行きとなるそう>
「行くのが楽しみですね。向こうには知り合いもたくさんいますから」

<とはいえ、そんな『ミスター・ドミニカ』でも注意することがあった。
赤道近くのドミニカで寒さが大敵とは。
意外なアイテムをバッグに忍ばせ、連日東奔西走している>
「『寒さ』です。移動中、バスの冷房が効きすぎて寒いんです。
毛布が欠かせません。いつも飛行機で配られる小さな毛布を
一つ頂き、持ち歩くことにしています」
公式サイト「Hola!-ドミニカ武者修行- Vol.1『到着』、<ドラ番記者>


◆藤井淳志
<左肋骨の骨折でリハビリ中だが、
故障後初めて約60メートルの遠投をこなした。
前日から再開したフリー打撃も2日連続で行い、およそ20分間にわたり、
渡邉育成コーチの投球を弾き返した。汗をぬぐって>
「日に日によくなっています。少しでも早く戻れるように頑張ります」
(中スポ)

2009年9月29日 (火)

若竜躍動10得点秋のオープン戦手加減Gに大勝!

今季レギュラーシーズン最後のナゴヤドームは、
屈辱の目下胴上げを許してしまった巨人との3連戦。
しかしこの日の巨人は、主力を続々休ませ、
まさに飛車角抜きといった感のスタメン。
ある意味なめられたドラゴンズは打線が初回から爆発。
巨人先発・東野を攻め、森野の2ランで鮮やかに先制すると、
以降は堂上剛裕、平田、野本若竜たちの活躍もあり着実に加点。
投げては、今季G戦初登板となった中田が5イニング1失点。
以降も気の抜けた巨人打線をしっかり封じての大勝。
対戦の連敗を6で止めました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-巨人 22回戦
(28日・ナゴヤドーム | 中日7勝15敗)
36832人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
巨 人
中 日 × 10
[勝] 中田(12試合5勝3敗)
[D本] 森野23号2ラン
[Dバッテリー]
中田、チェン、鈴木、河原、パヤノ - 谷繁、前田

◇対巨人22回戦・スタメン
1 (二)荒木  (3打数無安打)
2 (遊)井端  (5打数2安打1打点)
3 (三)森野  (5打数2安打2打点)
4 (一)ブランコ (4打数3安打)
5 (左)和田  (3打数2安打1打点)
6 (右)堂上剛裕 (2打数1安打1打点)
7 (中)野本  (4打数3安打2打点)
8 (捕)谷繁  (3打数1安打1打点)
9 (投)中田  (2打数1安打)

【イニング経過】
<1回・巨人> P・中田(中7日・今季巨人戦初登板)
坂本初球外直球中フェンス際フライ、
松本中カーブ遊ゴロ、脇谷内スライダー二ゴロ

<1回ウラ・中日> P・東野
荒木内フォーク空三振、
井端外スライダーバットの先左前打・躊躇なく二塁へ、
1死二塁から、
森野初球ど真ん中直球・
打った瞬間ライナーライトスタンド突き刺す2ラン(D 2-0 G)

ブランコ内高め直球中前ポテンヒット、和田外低め外れ四球、
堂上剛裕内スライダー空三振、野本右足死球、
2死満塁から、谷繁内低め左方向も伸びなし左飛


<2回・巨人> P・中田
ラミレス外高めカーブ左中間突破二塁打、
亀井内低めすくい上げ中飛・ラミレスタッチアップ三進、
1死三塁から、鈴木外フォーク空三振、
2死三塁から、鶴岡中フォーク空三振

<2回ウラ・中日> P・東野
中田中高め直球右翼線突破二塁打、
荒木粘るもタテスライダー空三振、
井端外直球引っ張るも左飛、森野スライダー打ち上げ中飛


<3回ウラ・中日> P・東野
ブランコ初球内直球詰まりながら右前落とすヒット、
和田中低めスライダー中前落とすヒット、
無死一、三塁から、
堂上剛裕内高めスライダー中犠飛(D 3-0 G)
野本中高めスライダーライトフェンス直撃二塁打、
1死二、三塁から、
谷繁初球外スライダー右犠飛(D 4-0 G)

<5回・巨人> P・中田 二・岩﨑達郎
亀井中直球左中間突破二塁打、鈴木一ゴロ進塁打、
1死三塁から、鶴岡初球外スライダー一二塁間抜く適時打(D 4-1 G)
中井内直球打ち損じ一邪飛、代打工藤二塁内野安打、
2死一、二塁から、坂本初球外直球打ち上げ中飛

<5回ウラ・中日> P・木村正太
和田カーブ抜け四球、堂上剛裕外スライダー一二塁間抜くヒット、
野本低めシンカーすくい上げ右飛・和田タッチアップ三進、
谷繁ストレート四球、
1死満塁から、
平田外スライダー右犠牲ライナー(D 5-1 G)
岩﨑達郎ストレート四球、
2死満塁から、
井端6球目鶴岡捕逸・三走和田生還(D 6-1 G)

<6回・巨人> P・チェン 中・平田 右・野本
代打矢野内直球詰まり三ゴロ、
脇谷内直球打ち上げ内野フライもブランコ森野お見合いヒット、
ラミレス内直球ズバッと見三振、亀井中直球右飛

<6回ウラ・中日> P・木村正太
森野中シンカー中前抜けるヒット、
ブランコ外スライダー三遊間抜くヒット・
ランエンドヒット森野三進・返球逸れた間ブランコ二進(坂本エラー)、
無死二、三塁から、和田初球ひっかけ三ゴロ・森野三本間挟殺、
1死一、二塁から、代打小池粘って四球、
2死満塁から、
野本中直球左前2点適時打(D 8-1 G)

<7回ウラ・中日> P・野間口 捕・
岩﨑達郎右飛、井端遊ゴロ、
森野外外れ四球、ブランコストレート四球、
2死一、二塁から、
和田初球外スライダー右前適時打(D 9-1 G)
2死一、二塁から、代打柳田(今季初打席)中フォーク空三振

<8回ウラ・中日> P・藤田
野本外カット一二塁間抜けるヒット(猛打賞)、
谷繁外シュートうまく叩いて中前打、
平田内スライダー空三振、岩﨑達郎外シュート遊ゴロ6-4二封、
2死一、三塁から、
井端中直球右前落ちる適時打(D 10-1 G)

<9回・巨人> P・パヤノ 捕・前田
脇谷内高め直球左飛、古城外直球合わせただけ遊ゴロ、
亀井外直球空三振、試合終了。


【ゲームレビュー】
大勝で巨人戦の連敗を6で止める

1回に森野の23号2ランで先制。3回は2犠飛、
6-1の6回は野本の適時打で加点した。
先発の中田は5イニング1失点で5勝目。
巨人の連勝は10でストップ。東野が制球難で3イニング4失点と崩れた。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


目の前で優勝を決められた、23日以来となる巨人戦
レギュラーシーズン地元ラストの3連戦初戦でしたが、
すでに順位が確定している1位2位の対戦とはいえ、
この日の巨人のスタメンを見て、驚きましたね。

<28日・中日戦>     <27日・広島戦>
1 (遊)坂本        1 (遊)坂本
2 (右)松本        2 (中)松本
3 (二)脇谷        3 (三)小笠原
4 (左)ラミレス      4 (左)ラミレス
5 (一)亀井        5 (一)亀井
6 (中)鈴木        6 (右)谷
7 (捕)鶴岡        7 (捕)阿部
8 (三)中井        8 (二)古城
9 (投)東野        9 (投)高橋尚成


10連勝した前日の東京ドームでのスタメンも
一緒に載せましたが、明らかな『異変』。
移動日ゲーム、さらにカード6連勝中と
今季カモにしているドラゴンズ戦とはいえ、
いくらなんでも、こんな飛車角落ちはないんじゃないかと。
明らかに相手を「見くびっている」スタメンに
ある意味、怒りさえもこみあげてきましたね。

それはナインも同様だったようで、
立ち上がりに森野の久々となる2ランで先制すると、
不安定極まりない東野を始めとした巨人投手陣を次々とめった打ち。
スタメンに抜てきされた野本、堂上剛裕
若竜の頑張りもあり、15安打10得点と爆発しての大勝に。
それでもある意味、勝って当然
正直こんな「手加減」メンバーに勝ったとしても全くうれしくない。
ある程度は想像していたとはいえ、
CSに向けての「オープン戦」のようなムードで進んでいった展開に、
勝ちゲーム観戦にしては珍しく中継を見ながら、
洗い物を始めてしまったぐらい。
自分的には『胴上げショック』を吹き飛ばすどころか、
逆にうっぷんさえたまるという、おかしなゲームとなってしまいました。

まあ見方をちょっと変えれば、
うれしい展開もあることはあるのですが。
特に自分的にこの日一番しびれた
6回のチェンラミレスへの内角直球
ビシッと決めた見逃し三振は、今後に生きるんじゃないかなと。
さらに若竜たちが普段力を出しきれない1軍の舞台で
思う存分「打撃練習」をすることができた。
これも今後に向けての収穫にはなったのでは。

兄リン久々の打点!特に、ポスト立浪、ポスト井上
左の代打不足
懸念されるであろう来シーズン、
その辺りを埋めてほしい
堂上剛裕、野本左の好打者が、
良い感じで打っていた姿は、
よかったなと思いますし、
今後に向けて、
期待を寄せたくなりましたね。
たとえオープン戦的な展開とはいえ、
若竜にとっては真剣勝負
二線級とはいえ、
巨人の投手を打てたのは収穫でしょう。
2戦目以降はおそらく竜キラー・ゴンザレス
最多勝に向けて、先発登板してきそう。
今季チームが苦しんだ天敵を叩くことができれば、
さらなるアピールとなること間違いなし。
ぜひともこの日の打撃を自信にして、残る2戦も活躍してほしいです。


☆プレーヤーズ・ボイス(28日)

◎中田賢一
<今季初めて巨人戦に登板し、5イニング1失点で5勝目を挙げる>
「(意外にも巨人戦投げていなくて、相手が10連勝中。
今日はどんな思いでマウンドへ)
えー、まず僕がいい結果を出せるように、
まあ集中して投げたのが一番です。はい。
(立ち上がりはそういう気持ちがかなりあったか)
そうですね。今日は気持ち入って投げれたと思います。
(その直後、森野が本塁打。良い流れをつくってくれた)
そうですね。あのう、点取られた後に点取られる、
あのう、僕はそういうピッチングをしちゃっているんで、
ちょっと点取られた後にしっかり抑えたいという気持ちはありましたね。
(対巨人という思いはどうだったか)
そうですね。まあ相手がジャイアンツということもあって、
もう気合を入れていけたのもあると思うんですけど、
まあこれからはまた自分の状態を上げられるように、はい。
それに集中していきたいと思います。
(ポストシーズンで良い結果を残したい)
そうですね。ちょっと去年がダメだった分、
今年はしっかり与えられたところで投げたいと思います。
(期待されているファンに一言)
はい。えー、ほんとにしっかり投げたいと思います。
応援よろしくお願いします!」


<先発談話>
「結果的には良かったのかもしれないけど、
まだ修正すべき点がたくさんあることもわかったので、
それらを直していかなければいけないと思いました」

<CSへの模擬試験となった巨人戦。
4回まではわずか1安打に封じ、
5イニング1失点と上出来の答案を出した>
「いつも以上に気持ちが入ったのもありますけど、
スタメン表を見たとき、3人の主力選手が出ていなかった。
さらにしっかり投げたいという気持ちが強くなった」

<巨人には期待された山井、小笠原、山本昌が打ち込まれている。
再調整中の朝倉、川井もまだ受験前。飛車角落ちとはいえ、
巨人打線を封じた右腕への期待度は
これでグンと上昇したが、本人はまったく浮かれていない。
現状の自分とベストのG打線。架空ながら、力関係も測っている>
「悪くはなかったと思うけど、
出ていなかった3、4人の選手が出て来たときには、
あのボールだったらどうかな…、という球も何球かあった。その辺ですね。
ラミレスと亀井に打たれた(二塁打)2本は本当に甘い球だった。
しっかり投げ切らなきゃいけないところで投げ切れていなかった。
その辺を見つめ直していきたい。それが再確認できたかなと思います」

<具体的な修正点も見えた。
最大の武器、真っすぐの状態も客観的に把握している>
「(真っすぐは)ボチボチだったっすね。
まだまだですけど、しっかり指にかかったボールが投げられた。
(スピード)ガン的には出ていなかったけど、
指にかかって押し出せている感覚はあった」
カメラブログ中スポ共同通信社時事通信毎日jpデイリー


○チェン・ウェイン
<今季初めてリリーフ登板。
6回、場内アナウンスが名前を告げるとドームがどよめいた。
昨年7月3日の阪神戦以来の救援となったが、
苦手にしているラミレスから見逃し三振を奪い、1イニングを無失点>
「マウンドに上がるときは緊張した。
先発の勝ちを消しちゃいけないから。
気持ちの面で難しいところはあったけど抑えられて良かった。
CSでも(中継ぎの)可能性があるならば抑えたい」
(中スポ、スポニチ

○森バッテリーチーフコーチ
<今季初めてリリーフ登板したチェンについて説明。
次回の先発は週末と見られ、1イニング限定の調整登板だったよう>
「調子を維持するためにも、きょう投げさせた」

<また体調不良のため19日以降登板がなく、
この日は今季初めてベンチメンバーからも外れた岩瀬について。
名古屋市内を離れ独自でリハビリを続けているもよう。
3年ぶり3度目のセーブ王が確定した守護神だが、
シーズン終盤から本調子に戻らないため、
巨人の優勝決定後は疲労回復を優先。
復帰の照準を10月3日の横浜戦に合わせており、
出場選手登録の抹消はしない方向>
「岩瀬は(10月)3日か4日の試合には投げさせる。
肩、ひじ、首、腰などに故障を抱え、
その日にならないと投げられるかどうか分からない状態だった。
名古屋を離れてトレーニングをしている」
(中スポ、スポーツ報知スポニチ名古屋


○森野将彦
<1回1死二塁、先制の23号2ランを放つ。
巨人先発・東野の真ん中に入った直球を初球打ち。
ライナーで右翼スタンドに突き刺した>
「甘い球を逃さずに積極的にいこうと思っていたら、
(実際に)甘い球がきたので打ちました。
(巨人戦は)初回にいつもあっさり終わっていましたからね。
楽なスイングに見えるって? 打っているときはそういうものですよ」

<鮮やかな一振りで同僚・ブランコと並んでいた打点を
リーグ単独トップの107に伸ばしたが、チームメートの言葉を借りて>
「トニ(ブランコ)がいつも言ってるけど
(打点王争いは)神様しか分からない。みんな必死だから」

<東野は今季中日戦6度目の登板。
これまで5度の対戦で3勝1敗と勝ち越しを許していた。
眼前で胴上げを許した東京ドーム3連戦では、
初戦に先発。白星を挙げられていた。
その中でこの日を含めて13打数5安打4打点とめっぽう打っているが>
「その分、ゴンザレスとかを打ててないですからね。
同じチームに何回も負けるわけにはいかない。
(CSまでに)何とか嫌なイメージを植え付けられたら」

<巨人戦の連敗を『6』で止めた殊勲打も
この日だけで終わっては意味がない。
巨人との残り2戦、そしてCSでの対戦を見据えている>
「まだ借りは返せていない。
勝ち癖、負け癖というのもあるから、あと2つは負けられない」。
カメラブログ中スポサンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン

○野本圭
<3回1死二塁から、右中間突破二塁打を放つと、
6回1死満塁では狙い通りに直球を流し打って左前適時打。
8回には右前打を放ち、5月10日以来、今季3度目の猛打賞を獲得。
4打数3安打2打点と活躍し、CSに向けて猛アピール>
「(6回の適時打は)四球の後だったので、初球からいこうと思いました」

<メンバーが固まっていない中堅、右翼で起用され、
バットで生き生きとアピール。後半戦は不調で苦しんだ
ルーキーは引き締まった表情を見せて>
「猛打賞? やることはたくさんあるけど、
しっかりアピールできるように頑張りたい」

<この日は早出特守を敢行。選手たちの先頭を切って、
ナゴヤドームのグラウンドに現れると、
全体練習に先立ち、約30分にわたってノックを受けた。
練習を積み重ねて球際に強い外野手を目指す>
「特守? 見ていただけましたか。
もっとしっかり守れるように頑張らないといけません」
カメラブログ、中スポ、サンスポ

○堂上剛裕
<この日出場選手登録され、6番・右翼で今季初の先発出場。
3回無死一、三塁、センター左への犠飛。
07年8月11日の同じ巨人戦でサヨナラ3ランを放って以来、
779日ぶりの打点を挙げて>
「追加点がとれる外野フライが打ててよかったです」

<開幕直後に1軍昇格したものの、
代打で4打席1安打に終わるとファームへ逆戻り。
それ以降は右肩のけがもあって、2軍でもシーズンのちょうど半分、
48試合出場にとどまった。しんみり語って>
「お世話になった周りのみなさんに感謝です」

<前日、引退セレモニーを行った井上に代わっての昇格。
そして昨年9月5日の横浜戦以来の1年ぶりのスタメンで1打点>
「狙い球を絞って、思い切り振るつもり。ワンチャンスを生かしたい」

<野本・平田らとの激しい競争が続けば、
CSに臨むチームの活性剤となりそう。気合十分に話して>
「残りは少ないですが、1年分(のつもりで)頑張ります」
カメラブログ中スポサンスポ

○平田良介
<5回1死満塁、中田の代打で登場して右犠飛を放つ>
「いいタイミングで打てたと思います」
カメラブログ


○トニ・ブランコ
<1回1死から中前のポテンヒットで出塁すると、
3回先頭では右前打。6回無死一塁は左前打を放って4打数3安打。
得点圏では1度も回ってこなかったが、18試合ぶりの猛打賞をマーク>
「運がよかったよ。(1回は)詰まりながらも
人のいないところに落ちてくれたからね。神様のおかげです」
(中スポ、サンスポ

○和田一浩
<7回2死一、二塁から、トドメの右前適時打を放つ>
「その前の打席でランナーがいるところで打てなかったので、
何としても取り返す気持ちでいきました」

<またこの日は3得点と2度の犠飛と適時打で『激走』。
笑顔を浮かべて>
「激走? 走れることはいいこと。
打席とベンチだけじゃ、さみしいからね」
カメラブログ、中スポ)

○谷繁元信
<3回1死二、三塁、谷繁選手の右犠飛でさらに追加点>
「ちょっと浅いかなと思ったけど、
ベンちゃん(和田)の走塁に助けられました」

<打率.453、9本塁打、22打点。
巨人・ラミレスが今季の中日戦で残した成績だが、
捕手別に分けてみると驚きの傾向が。
谷繁.531・5本、小田.500・1本、小山.310・3本と
捕手のキャリアとは反比例していた。
豊富な経験による理詰めなリードの波長が
ラミレスと合っている可能性はないか、ぶつけてみると>
「ラミレスがそういう考え(捕手から分析する)
を持っているのは知っていましたよ。前から。
あのクラスの打者になれば、ある程度狙いが外れても
ヒットにする技術は持っています。
きょうの(左中間二塁打)も、決して待っていたボールではなかったと思う。
捕手からすれば、そういう安打は(仕方ないと)割り切った上で、
完ぺきに打たれるのを減らしていかないと」

<相手に裏をかかれないために今一度、
ラミレスという打者の『絶対的な特徴』を思い出す。
ラミレスが今季選んだ四球はわずか20個。
つまり、いかにボールを振らせるか。
言うは易しではあるが、これが切り崩しへの入り口である>
「(ラミレスは)振ってくる打者ですから。
結局はストライクゾーンを打ち、ボールは打っていない。
10月までに? もちろん。(洗い直す)作業はやります。
投手との共同作業ですから」
カメラブログ、中スポ)


○立浪和義
<腰痛の兼任コーチは2日連続で練習を回避。
試合前は名古屋市内で治療に専念。球場入りしたが欠場。
地元での残り2試合、何とか復帰してほしいものだが>
「だいぶよくなってきたよ。
あした? 分からない。よくはなっているよ」
(中スポ)


○落合監督
<着実に加点して巨人戦の連敗を6で止める>
「はい、お疲れさん。
全部選手に聞いて。その方がわかりやすくていいでしょ」

<河村たかし名古屋市長がこの日、ナゴヤドームを訪問。
大の中日ファンの市長が和菓子のもなかを差し入れするとほおばって>
「私は和菓子屋の息子。甘党です」

<河村市長が掲げる市民税減税に触れ、
こう宣言して、市長を喜ばせる>
「下がるなら、名古屋市に住所を移そうと思っている」
公式サイト朝日新聞毎日jp


今日の公示。(28日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 柳田殖生内野手、堂上剛裕外野手
【出場選手登録抹消】
▼中日 山本昌投手、井上一樹外野手
(再登録は10月8日以降。公式サイト共同通信社

△柳田殖生
<遅くはなったが、まだ終わったわけじゃない。
レギュラーシーズンはこの日を含めてあと6試合だが、
この日、堂上剛裕とともに1軍に今季初昇格。
今年の支配下選手68人のうち、
57人目の昇格となったが目をぎらつかせて>
「何とかこのチャンスを生かしたい。
しがみついてクライマックスシリーズ、
日本シリーズに出たい。がめつくいきます」

<打率.325はウエスタン・リーグ2位、出塁率.403はリーグ3位。
主に2番打者としてチームのリーグ優勝に貢献したが、
変化の分岐点は確実にあった。6月16日を境に変わったといえる>
「あの日から変わったというのはあると思います。
子どもが生まれて考え方が変わりましたから。
このままではダメだなって」

<6月16日は長女・珠里(みり)ちゃんの誕生日である。
6月は左足首を痛めてリハビリ生活。
リハビリをしていたから出産にも立ち会えた。
そのときに自分を見つめ直したという>
「いままでじゃ思い切り振っていたというか、
長打を狙っていたんです。それじゃダメだなって。
ボール球を見るようになりました」

<しっかり見極め、フルスイングするという
新しいスタイルが好成績を呼んだ。
リストバンドの裏側には長女の名前が書き込んである。
この日は7回2死一、二塁から代打で出場すると三振。
07年10月以来の1軍で結果を残すことはできなかったが、
野球をできる喜びを知る男は新たな家族とともにチャンスを掴む>
「とにかく家族のために頑張ります」
(中スポ)

◆伊藤準規
<高卒ルーキー右腕がこの日から初めて1軍の練習に参加。
試合前のナゴヤドーム、先輩たちの後に続くように
人工芝を踏みしめ、目を輝かせた18歳。
練習では同じく1軍に合流した川井とキャッチボール。
時折にこやかな笑顔を見せながら、真剣勝負の雰囲気を体感した>
「2日くらい前に言われました。うれしかったです。
1軍独特の緊張感を感じましたが、わくわく感の方が圧倒的に大きいです」

<ウエスタン・リーグでは5試合に登板し、6イニング1失点という成績。
春先は故障で出遅れたが、徐々に真価を発揮してきた。
この日の出場選手登録はなかったが、
近いうちに登録・登板の可能性もある。チャンスをうかがう決意で>
「強気で攻めるピッチングを見てほしい」
(中スポ)


▼井上一樹
<引退セレモニーから一夜明け、あらためて感慨を語る>
「最後の打席は、矢野さんが捕手で、
投手・藤川なんてことにならないかなと。
少し期待して阪神ベンチをちらちら見ていたんだけど、
矢野さんは座ったまんまだし、さすがにそこまではね」

<冗談を飛ばした後、真顔でこう言った。
この日、出場選手登録を抹消されたが、
有終の美へのラストスパートは始まっている>
「ファームの日本選手権やフェニックスリーグにも
顔を出してCSに向けてアピールしていきたい」
(中スポ)

◇英智
<前日の井上の引退セレモニーで特別な思いを抱いていた選手>
「ボクにとっては(井上)一樹さんは『お兄ちゃん』のような存在。
ポジションは同じですが、とうとうライバルという気持ちにはなれなかった」

<先輩でありながら、自信にとっては家族のような存在が井上。
ここ1、2年は2人とも2軍でプレーすることが多くなっていたが、
刺激し合いながら上を目指していたという>
「しんどい練習でもいつも変わらずに元気でいた。
2軍にいようと、先頭に立ってチームを引っ張っていた」

<その井上はユニホームを脱ぐが、こうきっぱり。
井上を後ろ姿を見て育った自身が、今度は後輩たちを引っ張る番だ>
「まだまだ一樹さんの域には達していませんが、ボクも見習ってやっていきたい」
(中スポ)

2009年9月28日 (月)

みんなありがとう!井上号泣ラストメッセージ。

クリーンアップがようやく目覚め、連敗を5で止めたドラゴンズ
9月最後のデーゲーム、ナゴヤドームでの阪神との第3戦は
今季限りでの引退を表明した
井上一樹の実質「引退試合」となりましたが、
CSを見据えての先発となった山本昌が大誤算。
球にキレがないところを叩かれ、5イニングで12安打8失点。
一方、打線は中4日で先発してきた天敵の岩田
またしても抑え込まれて、7回まで無失点と散々
何とか降板後の8回にブランコの2点打で一矢報いたものの、
大敗で今季阪神戦初のカード負け越しとなってしまいました。
試合後には引退セレモニー。井上熱きあいさつも紹介します。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 23回戦
(27日・ナゴヤドーム | 中日14勝9敗)
37709人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神
中 日
[敗] 山本昌(6試合1勝4敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
山本昌、山井、小林正人、鈴木 - 小山、前田、谷繁

◇対阪神23回戦・スタメン
1 (二)荒木  (4打数1安打)
2 (遊)井端  (3打数2安打)
3 (三)森野  (3打数1安打)
4 (一)ブランコ (4打数2安打2打点)
5 (左)和田  (4打数1安打)
6 (右)井上  (4打数無安打)
7 (中)野本  (2打数無安打)
8 (捕)小山  (2打数無安打)
9 (投)山本昌 (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・阪神> P・山本昌(中5日)
平野内スクリュー一直、関本外スクリュー左前打、
鳥谷中スクリュー中飛フェンス際キャッチ、
金本中スクリュー詰まり中飛

<1回ウラ・中日> P・岩田(中4日)
荒木外高め直球右飛、井端内直球右前打、
森野初球シュートワンバウンド暴投・井端二進、
森野2-3外スライダーハーフスイング三振、
2死二塁から、ブランコ内直球バット折られ遊ゴロ


<2回・阪神> P・山本昌
新井外スクリュー遊ゴロ、ブラゼル低めカーブ中飛、
桜井外スクリューバットの先も中前打、
狩野初球中カーブ中前打、
2死一、三塁から、岩田内スクリュー右前適時打(D 0-1 T)

<2回ウラ・中日> P・岩田
和田投手強襲ゴロ・岩田手に当て一旦治療も戻る、
井上外スライダーハーフスイング三振、
野本外スライダー空三振

<3回・阪神> P・山本昌
関本外カーブ右前打・荒木飛びつくも及ばず、
鳥谷2球目外直球山本昌暴投、鳥谷一塁線ゴロ・関本三進、
1死三塁から、金本内直球中犠飛(D 0-2 T)
新井内高め直球三塁線抜く二塁打、ブラゼル中飛

<4回・阪神> P・山本昌
桜井内直球詰まるも中前方スライディングキャッチ及ばず、
狩野粘られるも二正面ライナー、
岩田バント投前・山本昌二塁送球封殺、平野内スクリュー外れ四球、
2死一、二塁から、関本外直球右飛

<4回ウラ・中日> P・岩田
井端初球外シュート遊ゴロ、森野ストレート四球、
ブランコ内沈むスライダー空三振、和田内直球伸びなし左飛


<5回・阪神> P・山本昌
鳥谷外スライダーセンター返しヒット、金本外スクリュー外れ四球、
無死一、二塁から、新井外スクリュー中前適時打(D 0-3 T)
ブラゼル外スライダー中飛・金本タッチアップ三進、
桜井外スクリュー外れ四球、
1死満塁から、狩野中高め直球・
左中間最前列飛び込む満塁本塁打(D 0-7 T)
岩田打つ気なし空三振、
平野内スクリュー一、二塁間抜くヒット・9-4中継ミス荒木エラー・平野二進、
2死二塁から、関本中スクリュー右前適時打(D 0-8 T)
鳥谷中カーブ大きな右飛井上フェンス際追いつきキャッチ

<5回ウラ・中日> P・岩田
井上外スライダーとらえるもライトフェンス際フライ

<6回・阪神> P・山井 捕・前田
金本外直球遊ゴロ、新井中低めスライダー遊ゴロ、
ブラゼル中高めスライダー二塁後方井端ナイスポジショニング

<6回ウラ・中日> P・岩田
前田バットへし折られ二ゴロ、
荒木粘り中低め直球引っ張り三塁強襲二塁打、
井端内スライダー選び四球、
1死一、二塁から、森野中直球二ゴロ4-6-3併殺


<7回ウラ・中日> P・岩田
ブランコ内直球バット折れるも左前持って行くヒット、
和田内高めカットレフトオーバーフェンス直撃二塁打、
無死二、三塁から、井上外低めフォーク空三振
1死二、三塁から、代打平田内直球詰まり右飛・走者返せず、
2死二、三塁から、代打小池中スライダー手が出ず見三振


<8回ウラ・中日> P・ジェン
前田初球内直球遊飛、荒木外スライダー二ゴロ、
井端外スライダー中前抜けるヒット、
森野中低め直球三塁強襲新井弾きファウルグラウンド転々二塁打、
2死二、三塁から、
ブランコ外高めスライダー・
左翼左突破2点適時二塁打(D 2-8 T)


<9回ウラ・中日> P・筒井
井上外低め直球二ゴロ・大歓声&拍手に顔上げられず、
平田外チェンジアップ遊ゴロ、谷繁中直球中飛、試合終了。


【ゲームレビュー】
山本昌が5イニング8失点

2回に岩田の適時打で先制を許し、
0-2の5回には狩野の満塁本塁打などで6点を奪われた。
阪神は13安打8得点で大勝。
先発の岩田は7イニング無失点で6勝目。
中日は3カード連続の負け越し。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


今季限りでの現役引退を表明した井上
実質「引退試合」となった阪神とのデーゲーム。
試合内容はともかく、試合後の引退セレモニーは
とても感動的なものとなりましたね。

イケメン号泣(T.T)CSの中継では
最後の胴上げまでは
残念ながら入りませんでしたが、
かつてプレーをともにした
阪神・矢野から、
そして兄貴分でもあり、
こちらも今季限りで引退する立浪からの花束贈呈。
もらって声を掛けられ、号泣するイケメン
それに思わずもらい泣き。うるうるしてしまいましたよ。

そして注目はやはり井上「ラストメッセージ」。
しゃべりには自信のある前・選手会長なだけに
最後に何を話してくれるのか、と楽しみでしたが、
マイクを前にしての大歓声に、感極まって号泣
なかなか言葉が出てきませんでしたね。
時間的には、予想していたよりも短かったものの、
それでも熱い一語一語に、感動させてもらいました。
ナインのなかでも、同じ九州出身の荒木選手会長目に涙
ほかにも何人かの選手が目を真っ赤にしていました。
人徳のあったベテランが飾る最後の花道
ナイン一人一人に握手する姿も、とても印象的でした。

懐かしいピンクのリストバンド
今季最初で最後となるスタメンでのフル出場
しかし結果は見三振、右飛、空三振、二ゴロの4打数ノーヒット
7回の無死二、三塁のチャンスでは、
ぜひとも最後のタイムリーをと期待していたのですが、
岩田の変化球に、バットが空を切ってしまいましたね。
それでも一打席一打席ごとに寄せられたファンの歓声
井上一樹に対するファンの感謝の気持ち
そして改めての存在の大きさを感じるものとなりました。

勝てたらもっとよかったものの、こんな状態ですし仕方ない。
それ以上に心に残る、良きセレモニーだったと思います。
もう少し「現役選手」としての日々となりますが、
ドラゴンズ一筋20年、記憶に残るであろう背番号9。
井上一樹選手、感動をありがとう、そしておつかれさまでした。

それでは井上選手ラストメッセージ、全文紹介させていただきます!


★プレーヤーズ・ボイス(27日)

☆井上一樹
<試合後の引退セレモニーであいさつ。
カズキコールが響く中、号泣しながら20年分の思いを口に>
「(感極まり嗚咽)すいません…。
今シーズンを持ちまして、井上一樹は現役を引退します。
ふるさと、鹿児島からこの名古屋に出て来て20年、
球団に、名古屋に、そしてドラゴンズファンに育ててもらいました。
僕は決して、強い人間ではありません。
弱い自分をいつも支えて、助けて、
そして励ましてくれたみなさんに感謝します!
しゃべるのは僕は不得意ではないんですが、
すいません、今日は言葉が出ません。
阪神球団の方、そして阪神ファンの方も、
僕のこのセレモニーに、立ち会ってくれてありがとうございます。
そして今まで一緒にプレーしてくれたみんな、ありがとう!!」



<試合には6番・右翼で、今季11度目のスタメン出場。
右腕にはピンクのリストバンドが光っていた。
メーカーが違い微妙に色は異なるが、
リーグ優勝した1999年ごろから着用していたトレードマーク。
04年以降はその愛称を返上し、リストバンドの着用もやめていたが
この特別な日に再び『ピンキー』としてグラウンドに立った>
「原点だと思うから。
最初はどうやったらファンに覚えてもらえるかと思ってね。
名前の一樹の一をピンと読むと、ピンキーと読めるじゃない。
これがオレの色だと思った。
本当は、手袋と一緒に取ってスタンドに投げ入れようかとも
考えていたんだけどね。オレ、してなかったよなあ」

<阪神が大量リードする一方的な展開の中でも、
華麗なプレーで『カズキ・コール』を浴びた。
5回2死一塁、鳥谷の右翼フェンスを直撃しようかという
大飛球をジャンピングキャッチ。阪神のビッグイニングを断ち切った。
その直後5回先頭の打席では右翼への大飛球を逆に好捕ではばまれ、
9回の第4打席も二ゴロに倒れ、この日は4打席無安打。
バットで声援に応えることはできなかったが
節目のゲームで真剣勝負ができたことをむしろ喜んで>
「阪神もCSがかかっていて、手抜きなしだったから」

<セレモニーの花束贈呈は阪神はかつての同僚・矢野、
中日は井上同様、今季で引退を決めている立浪から。
偉大なる先輩2人から受け取り、必死にこらえていた涙があふれ出た。
福留孝介(カブス)からも大きな花束が届いたという>
「矢野さんにはお疲れさま、立ち会えてよかったと言われました。
それまでうるうる来ていたのに、その時点で大洪水。
もう顔が見られなかった」

<セレモニーの最後には、中日ナインだけでなく、
阪神の矢野、高橋光信も加わった胴上げで5度宙に舞った。
セレモニーは終わったが竜戦士・井上にはまだ仕事が残っている。
赤くした目を落ち着かせてから、こう言って>
「CS、日本シリーズがある。一区切りつけさせてもらっただけ。
そこまで現役でいられるようにシッカリやるしかない」
中スポ<ドラ番記者>サンスポスポーツ報知
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


●山本昌
<帰りの車に乗り込む目の周囲が赤くなっていた。
井上の引退スピーチに思わずもらい泣きしたようだ>
「いいセレモニーだったね」

<だからこそこうつぶやいた。
もしかしたら、通算159個の黒星の中でも
最も悔いの残るものだったかもしれない。
井上とは今季は長い2軍生活をともにした間柄でもある。
そんな同僚の晴れ舞台に、今季ワーストとなる
12安打を浴び、5イニング8失点でKO。
大敗という展開しか用意できなかった>
「情けないなあ。(井上)一樹の引退試合なので、
一樹のためにも、何とかいい試合にと
思ったのですが、申し訳ないですね…」

<もちろん自身にとっても由々しき事態。
球に切れがなく、持ち味の制球も乱れ、
2回に投手・岩田に先制打を許すと、
その後も立ち直る気配が見えず、
5回には過去98年に2本、08年に1本の
計3本しかなかった満塁弾を狩野に浴びるなど一挙6失点。
計8失点で前回の巨人戦で3発5失点したのに続く大量失点となった>
「調子はそんなに悪いわけじゃないんだけど、
少しずつズレていた。そこを修正していかないと」

<これで初勝利の88年以来、
自己ワーストとなる年間1勝止まりがほぼ確定。
それでもポストシーズンでの登板をあきらめたわけではない
再び若手と一緒に汗を流し、復権のチャンスを待つ>
「1軍の先発は試合数も少ないし、もうないでしょう。
フェニックス(10月6日から宮崎で行われる2軍教育リーグ)もあるし」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信スポニチ名古屋ニッカン

『一樹の引退セレモニーがあるというのに、
不細工な試合になってしまい本当に情けないです。
ちょっとずれてるのが前回から続いていて。
今後は試合も少ないので
1軍で先発というわけにはいかないでしょうね。
フェニックスリーグもあるし、
クライマックスシリーズで投げられるよう頑張ってきます。』

(「山本昌公式ホームページ」より引用)

●山井大介
<6回に2番手で登板し、打者6人をパーフェクト。
前回登板の23日・巨人戦は先発で4イニング4失点。
先発にリリーフにと役柄はめまぐるしく
変わっているが、ものともせずに>
「先発でもリリーフでも、使ってもらったところで
自分の力を発揮するだけです」
(中スポ)

●小林正人
<8回にマウンドに上がり、1安打を浴びながらも
1イニングを無失点。前回25日の阪神戦では、
1安打2四球と1死も奪えないまま降板していただけに>
「前はよくなかったので、抑えようと思っていた。
ゼロで抑えられてよかった」
(中スポ)


●トニ・ブランコ
<8回1死二、三塁から、左翼線二塁打を放つ。
カウント2-2からジェンのスライダーを引っぱたくと、
打球は左翼線で弾み、一挙に二者がホームイン。
これで打点を『105』に伸ばし、トップを走っていた森野に再び並んだ。
37本で独走する本塁打とともに、暫定『二冠王』>
「とにかくランナーをかえそうと思った」

<打っておごらず。これが主砲の信条だ。
たとえ調子が良くても、ナゴヤドームでは
試合後に居残り特打を敢行することも珍しくない。
ひたむきに重ねた練習はウソをつかない。
9月は当たりが止まっていたが、この2日間で計4安打6打点の荒稼ぎ。
本来のスイングを取り戻した>
「疲れ? そんなのは関係ない。
打てないことの方がよっぽど『ストレス』だよ」
中スポサンスポ

●井端弘和
<最高出塁率のタイトルを争っているが、4打席で3度出塁。
初回1死に右前打でチーム初安打とすると、6回は四球。
8回2死無走者では中前打を放ち喜んで>
「ヒットを打てば、井上さんに(4度目の)打席が
回る場面だったので、打てて良かった」

<出塁率は前日よりも3厘上がって、.391に。
東京ヤクルト・青木を1厘抑え、トップに返り咲いた>
「(タイトルは)取れるチャンスがあればいいですね」
(中スポ)

●森野将彦
<1回1死の空振り三振など中4日の岩田に2打数無安打。
この日3打席で12球、岩田と対したが>
「(今の自分たちが)何をすべきかという問題ですよね。
次に岩田と当たるのはCSという可能性が高い。
もちろんそのときはねらい球を絞っていかなきゃいけない。
開き直るしかないんです」

<試合前には三塁手がライトの守備位置でノックを受けた。
笘篠コーチの打球を約10分間懸命に追い、こう言ったが、
実はスローイングの矯正の練習>
「遊びです」
(中スポ)

●笘篠外野守備走塁コーチ
<森野のスローイングの矯正練習について>
「志願してきた。
(内野ノックで)短い距離ばかりだと、
肩の筋肉は弱まるというのはあるからね。
内外野で投げ方は違うけど、うまくやってくれれば」
(中スポ)


◆藤井淳志
<2軍でリハビリ中だが、井上の引退セレモニーには駆けつけた。
グラウンドには姿を見せなかったが、奥から見ていた。
目を真っ赤にしてナゴヤドームを後にしたが、
幸い回復過程は順調。ポストシーズンに復帰すれば
井上と一緒にグラウンドを駆け回ることができる>
「たくさんお世話になった人ですから。少しでも近くにいたかった」
(中スポ)

●立浪和義
<30日は贈られる立場だが、この日は贈る役目。
引退セレモニーの井上に、阪神・矢野に続いて
兼任コーチは花束を手渡し、抱きしめてねぎらった。
ともに選手会長を務めるなど、チームをまとめる責任も担った。
その心情は同じシーズンでユニホームを脱ぐ者として痛いほど分かる>
「去年あたりから2軍へ行くたびに
『腐るな。一生懸命やろう』と話していた。
その通り一生懸命やった結果、
こういう花道をつくってもらえたんじゃないですか」

<自身も今は正念場。
この日は展開的にも代打の出番はなかったが、
接戦でも出られた保証はない。厳しい表情で>
「腰を痛めてしまった」

<いよいよ28日からは本拠地ラスト3連戦の巨人戦。
自らに言い聞かせるように話して>
「なんとかあした、あさってと出られるように治してきます」
(中スポ)


◆中田賢一
<3週間後に迫るクライマックスシリーズへ
人一倍闘志をもやしている。
静かに、それでいて熱く。意気込みを口に>
「中継ぎでも何でもやる。とにかくゼロに抑えます。
後悔しないピッチングをしたい」

<1年前のCSではたった1つのアウトしか奪えなかった。
第1ステージ阪神戦の第2戦、6回にリリーフしたが、
鳥谷の本塁打で瞬く間に3失点。試合を壊してしまい、
第2ステージで登板機会を与えられることはなかった>
「(先発の)チェンがいいピッチングをしていたのに。
いきなり鳥谷にホームランを打たれて…」

<悔やんでも悔やみきれない大乱調。
この試合のビデオを繰り返し見たという>
「投球フォームはスロー再生して見直しました。
体は開いていたし、頭はブレていた。
自分のボールが投げられなかった」

<同じ失敗は繰り返さない。次の登板へ備え、
課題に掲げているのは最大の武器・ストレート。
練習では遠投を多めに取り入れ、球威に磨きをかけようとしている。
1つのアウトで終わった1年前の分まで奮投を誓っている>
「もう少し球速が欲しい。
距離をあけた方が球の強さが見られる。
チェックしながら遠投しています」
(中スポ)


●森バッテリーチーフコーチ
<前日の小笠原に続く左腕・山本昌の炎上に渋い表情>
「先発が5回、6回まで試合をつくってくれないと。
左はチェンがいるが、もう1人は欲しい」

<また前日の阪神戦でセーブのつくマウンドに
上がらなかった岩瀬について、この日の試合後説明>
「抹消するほどじゃない。日によって状態も違う」

<詳細は明かされなかったが、どうやら体調不良のよう。
試合後の引退セレモニーに岩瀬の姿はなく、
試合前あるいは試合中に帰宅したもよう。
こう付け加え、大事を取っての措置と明かして>
「無理する時期じゃない。
タイトル(41セーブ、8差の2位にいる
広島・永川の残り試合は9)もほぼ決まっているし」
(中スポ、スポニチ名古屋


●落合監督
<山本昌が誤算、3カード連続の負け越し>
「今日は(井上)一樹に聞いてやってくれ。
贈る言葉? まだ選手だ。この先がある」
中スポサンスポおおさか報知毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(27日)

◆中日2軍練習試合
阪神-中日
(27日・阪神鳴尾浜球場)
 D 000 000 010 = 1
 T 302 040 00× = 9
[D本] なし
[Dバッテリー] 岩田、佐藤亮太、ネルソン、清水昭信 - 小川、田中、小田
(中スポ)

◆巨人2軍も優勝 10.3 竜ファームと日本一決定戦(中スポ)
(イースタン・リーグの巨人がこの日、千葉ロッテとの相星決戦を制し、
2年ぶり23度目となる優勝を果たした。『兄弟V』は通算15度目。
10月3日のファーム日本選手権(富山)で中日と激突する)

2009年9月27日 (日)

最大5点差大逆転、中軸お目覚め竜連敗脱出!

CSを見据えての戦いに変わったものの、
今季初の5連敗と、投打に精彩を欠くドラゴンズ
やや悪い流れのなか迎えたナゴドでの阪神第2戦。
相性の良い小笠原を先発に立てたものの、
立ち上がりから捕まってしまい、4回までで7失点。
しかし5点差の4回、ブランコの豪快弾で
反撃ののろしをあげると、5回に2点、
さらに6回には4点と、見事な攻撃で逆転に成功
以降は継投で逃げ切り、連敗を5でストップ。
4打点と目覚めた主砲・ブランコ「復活宣言」です。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 22回戦
(26日・ナゴヤドーム | 中日14勝8敗)
37680人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神
中 日 × 10
[勝] パヤノ(32試合2勝1敗)
[S] 浅尾(65試合7勝9敗4S)
[D本] 和田28号 ブランコ37号
[Dバッテリー]
小笠原、パヤノ、高橋、河原、浅尾 - 谷繁

◇対阪神22回戦・スタメン
1 (二)荒木  (4打数2安打)
2 (遊)井端  (3打数無安打)
3 (三)森野  (5打数2安打3打点)
4 (一)ブランコ (4打数2安打4打点)
5 (左)和田  (3打数3安打2打点)
6 (右)小池  (5打数1安打)
7 (中)英智  (2打数無安打)
8 (捕)谷繁  (3打数無安打)
9 (投)小笠原 (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・阪神> P・小笠原(中6日)
バルディリス内スライダー詰まり遊ゴロ、
平野外高め直球左翼線落とす二塁打、
鳥谷2球目小笠原スクリューワンバウンド暴投・平野三進、
1死三塁から、鳥谷中高め直球中前適時打(D 0-1 T)
金本内スクリュー一塁線ゴロブランコ抜かれエラー、
1死二、三塁から、新井外高めスライダー投ゴロ三本間挟殺、
2死二、三塁から、関本外低め直球右中間突破2点二塁打(D 0-3 T)
2死二塁から、桜井外低め直球右前適時打(D 0-4 T)

<1回ウラ・中日> P・下柳
荒木初球内スライダー三塁弾くヒット、
井端初球ランエンドヒット三ゴロ・荒木二進、
森野外スライダー左飛、ブランコ外フォーク遊ゴロ


<2回ウラ・中日> P・下柳
和田外高め直球高々上がって右中間飛び込む本塁打(D 1-4 T)
小池中直球左前打、英智初球外シュート遊ゴロ6-4-3併殺

<3回ウラ・中日> P・下柳
小笠原外スライダー見三振、荒木低め選び四球・下柳イラつく、
井端2球目荒木二盗・矢野悪送球走者に当たり左前を転々・
荒木スピード緩めず一気に本塁生還(D 2-4 T)


<4回・阪神> P・小笠原
関本初球外直球右前打、
無死一塁から、桜井スライダーすくい上げ左中段2ラン(D 2-6 T)
矢野内スライダー中前打、下柳初球小笠原ボーク、
下柳スリーバント失敗、バルディリス外スクリュー三ゴロ、
2死三塁から、平野外スライダー左中間突破適時三塁打(D 2-7 T)
2死三塁から、鳥谷内直球中方向伸びるも英智フェンス際好捕

<4回ウラ・中日> P・下柳
ブランコ初球中高めスライダー打った瞬間・
左中間レストラン席ガラス直撃豪快135メートル本塁打(D 3-7 T)

和田初球外シュート中越えフェンス直撃三塁打、
無死三塁から、小池外スライダー見三振悔しがる、
1死三塁から、英智初球外フォーク一ゴロ和田本塁走塁死、
谷繁中フォーク左飛フェンス際金本腕伸ばしてキャッチ


<5回・阪神> P・パヤノ 中・平田
金本外低めスライダー二ゴロ、新井内スライダー空三振、
関本外低め直球空三振

<5回ウラ・中日> P・下柳
平田外シュート三遊間破るヒット、
荒木初球外シュート強振左前打、井端外フォーク左飛、
1死一、二塁から、
森野初球外高めシュート逆方向・
左翼線2点適時二塁打・一走荒木飛び込み生還・下柳KO(D 5-7 T)

P・江草
1死二塁から、ブランコ内フォーク空三振、和田勝負避けられ四球、
2死一、二塁から、小池外高め直球空三振


<6回・阪神> P・パヤノ
桜井初球外直球右飛、矢野外チェンジアップ気味右飛、
江草外直球見三振

<6回ウラ・中日> P・江草
代打前田中高め直球空三振、谷繁高め選んで四球、
平田外高め直球右方向飛球・
フェンス際桜井グラブに当てて落球(記録は二塁打)、
1死二、三塁から、荒木内直球三球空三振、
井端スライダー抜けストレート四球、
2死満塁から、
森野外高め直球投返し・
打球江草左足直撃三塁方向転がる・適時内野安打(D 6-7 T)

2死満塁から、ブランコ外高めフォーク・
ライナーライトオーバー走者一掃3点適時二塁打(D 9-7 T)


<7回・阪神> P・高橋聡文
代打高橋光信内低め取ってもらえず四球・代走柴田講平
平野初球セーフティー気味三犠打、
1死二塁から、鳥谷初球内直球打ち損じ捕邪飛、
金本外スライダー外れ四球、
2死一、二塁から、新井内直球打ち上げ一邪飛

<7回ウラ・中日> P・桟原
代打井上内直球中途半端スイング三振

<8回・阪神> P・河原
関本内直球胸元当て死球、桜井中直球浅い中飛、
代打ブラゼル外フォーク一ゴロ・ブランコ反応3-6-1併殺

<8回ウラ・中日> P・金村曉 捕・狩野
荒木中直球二飛、井端低めカット見て四球、
森野4球目井端二盗、森野外フォーク空三振、
ブランコ外見て四球、
2死二塁から、
和田中高めスライダー
詰まりながらも中前落とす適時打(D 10-7 T)


<9回・阪神> P・浅尾(65試合目)
狩野内スライダー左前打、
柴田中高め直球高いバウンド二ゴロ4-6二封のみ、
平野内直球三ゴロ5-4二封のみ、
鳥谷外フォーク空三振、試合終了。


【ゲームレビュー】
逆転で連敗を5で止める

3-7の5回に森野の適時打で2点を返すと、
6回にブランコの3点二塁打などで4点を奪い逆転に成功した。
阪神は1回に4点を先制したものの、
下柳が5回途中で降板し、中継ぎ陣も踏ん張れなかった。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


4回表を終えた時点で、7-2
自分の投球が全くできない小笠原が打ち込まれ、
一方的な阪神ペースになってしまうんだろうなと思いきや、
小刻みに得点を挙げ、じわじわ迫るドラゴンズ
5回、森野の久々となるタイムリーで
2点差に迫り、相手先発・下柳をKOすると、
続く6回、またぎリリーフとなった江草の表裏一体の投球を攻め、
エラーに四球を絡めて、森野の投手強襲内野安打で1点差。
なおも2死満塁で迎えるは、
4回にこちらも久々の驚愕弾を放ったブランコ
この一発で目覚めた感のあった主砲
カウント1-2からの4球目、江草の投じた外角高め、
やや抜けたフォークを逆らわずに弾き返すと、
打球はライト・桜井の頭上を越えていくライナーに。
満塁の走者一掃となる見事な3点タイムリーツーベース
クリーンアップそろい踏みの逆転劇に沸き上がるナゴヤドーム
その後は盤石の継投で逃げ切って、連敗を5でストップ。
負けられない阪神に大きなショックを与えた勝利は、
ドラゴンズにとっても、これまでのうっぷんを
見事に振り払う大きな勝利となりました。


振り返ると、正直よくひっくり返せたなと思いますね。
ここまで5連敗中という悪い流れ
それに上塗りするかのような小笠原の投球。
さらに序盤は1点ずつは返せど、打線がつながらずイライラ
そんなゲームが4回以降、鮮やかな逆転劇に変貌。
↓のスタメンの結果を見ても分かるように、

3 (三)森野  (5打数2安打3打点)
4 (一)ブランコ (4打数2安打4打点)
5 (左)和田  (3打数3安打2打点)

クリーンアップが打てば、やっぱり勝てるんだなと。
大事な時期に3人揃って低迷、
打点を挙げられずもがいていただけに、
この日の爆発は、今後へのきっかけとしてほしいところ。

森野似とブランコ。特に打点王を争う
森野ブランコ
この2人がやはり
ポイントゲッターになってくれないと。
まあまだ1試合だけですし、
偶然かもしれませんが、
さらに調子を上げ、ベストに近い状態で、
3週間後に始まる決戦の舞台を迎えてもらいたい。
それにしても、ブランコの一発というのは、
見ていてとても気持ちがいいな、と
改めて感じさせてもらったこの日のゲームでした。


またこの日、自分的にそれ以上にしびれたのが、
クリーンアップの計9打点以外でもぎ取った1点
3回、一塁からスチールし、悪送球の間に
一気に本塁まで生還した荒木「足攻」ですね。
得意とする下柳から相手が悔しがる四球を選んだ後、
続く井端の2球目、積極果敢にスタートすると、
捕手・矢野からの送球が逸れ、
自らの足に当たったにもか関わらず、次の塁へ
さらにレフト前へ転々とするボールに追いつかないとみるや、
スピードを緩めずに、一気に本塁まで生還!
ノーヒット、しかもたった1人で得点をもぎ取る。
まさに荒木ならではの見事な走りでしたね。

チーム的にも連敗が続き、モヤモヤしている。
そういうときこそアクションを起こさないといけない。
そんななか選手会長自らが必死になり、次の塁を狙った。
リードを許し、ややダレ気味になりかねないなか、
こういう走塁でチームを鼓舞したことが、
その後の逆転劇にもつながったのでは。
5回にも森野の左翼線への当たりで、
フェンスに到達していないにもかかわらず、
金本の肩なども計算し、三塁からダイブで生還。
こういうスキのない攻めこそ、ドラゴンズが忘れていたもの。
そういう意味でも、今後に向けても大きかった足攻
大勝となったことで扱いこそ地味ですが、
こういうプレーをこの先も続けてほしいです。


☆ウィナーズ・ボイス(26日)

◎トニ・ブランコ

<6回2死満塁、右越えに走者一掃の二塁打など4打点>
「(4回、反撃ののろしを上げる37号。
久々16試合ぶり一発、特大のアーチでしたね)
とてもよかったと思います。
あのホームランで自分も100打点に達しまして、
それもすごく良かったと思いますし、
調子もあんまり良くなかったですけども、
あのホームランで少し感じが掴めてきたような感じがします。
(来日1年目で30本&100打点同時達成は、チーム初の快挙)
(日本語で)アリガトウゴザイマス。
これについてはみなさんにありがとうと言いたいです。
まずは神様にありがとう。そして監督、
いつも教えてもらってます監督、ありがとうございます。
石嶺コーチ、川相コーチ、いろんなコーチ、
スタッフのみなさん、本当にありがとうございます。
みなさんのおかげです。
(6回満塁の場面、どんな当たりでしたか)
あの当たりは完ぺきだったと思います。
チームにとっても盛り上がったと思いますし、
今まで『トニ・ブランコ』ちょっと落ちてましたけど、
また『トニ・ブランコ』が戻って来たと思います。
ありがとうございます。
(4打点でトップの森野と2打点差。二冠も見えてきた)
結果は神様のみが知るだけであります。
とにかくチームが勝つために一生懸命頑張りますし、
競争するっていうのは良いことだと思いますので、
どんどん森野さんと競争して頑張っていきたいと思います。
(ファンにメッセージを)
ファンの皆さま、いつもありがとうございます。
最後まで一生懸命頑張ります。
明日、プレーオフ、クライマックスシリーズ、
そして日本シリーズでも頑張って勝ちたいと思いますので、
今後とも応援よろしくお願いします!」



<5点を追う4回先頭、下柳の初球のスライダーを
完ぺきに打ち抜き、バックスクリーン左の
4階席のガラスにぶち当てる135メートル弾。
16試合・66打席ぶりのアーチで、追い上げムードを高めて>
「(打ったのは)フォークかな。芯でとらえられたよ。
とにかく積極的にいこうと思った。
きょうは向こうのキャッチャー(矢野)がベテランだった。
若いキャッチャーとは(配球が)違うから」

<6回の第4打席は、1点差に迫ってなお2死満塁。
見逃せばボールになる高めの直球を、
今度は右へ運んで走者一掃の二塁打。
二塁ベース上で天を指差し、ほっとした表情を見せて>
「とにかくランナーを返そうと、それだけです」

<8月までに35本を量産も9月はここまで1本。
慣れない土地で開幕から飛ばし続けてきた反動がやってきた。
疲労はピーク。悩みは深かった>
「夜はお酒をちょっと飲んで寝ることもあるけど、
朝起きたら、また考えてしまう。
打ちたい、打ちたいという気持ちはあったけど、
朝起きたら体が思うように動かなかった」

<爆発的なパワーで打ちまくった時期もあったが、
研究され、弱点を巧みに突かれた>
「自分はゴリラのように見えるかもしれないけど、
その『ゴリラ』に対してうまく打ち取る術(すべ)を
日本のピッチャーはよく知っている。
すごく頭がいいし、キャッチャーも頭がいい」

<それでも、底を抜けるにはやはり練習しかない。
調子が悪く、疲れていても、振りまくった。
ベンチ裏の屋内やブルペンでも追加の打ち込みをやった>
「とにかく練習するしかない」

<泥沼でもがく中、抜け出す糸口を渡してくれたのは
落合監督だった。前日指揮官からもらったヒント。
そして『積極的』をキーワードにして臨んだ>
「とにかく積極的にいけばいい、というアドバイスをもらったんだ。
いいボールはなかなか来ないかもしれない。
だけど、悪いボールばかりじゃないんだから」

<この日の4打点で103打点。
来日1年目での30発&100打点は中日では初。
まじめ。おまけに推定年俸2700万円という格安。
超の付く優良助っ人だけに来季契約が気になるが、
本人はお金のことはシーズン後まで封印。
日本に骨をうずめる覚悟の『侍』は、野球に全精力を注ぎ込んでいる>
「シーズンに集中したい。日本はレベルが高い。
特にピッチャーのレベルはメジャーリーグよりも高いと思う。
もし自分がアメリカに戻ったら、すごい成績を残せるんじゃないかと思う。
でも、今はこうやって日本にいるし、日本で引退するまでプレーしたい。
そしてドミニカに帰りたいと思っているけどね」

<この冬は『ばら色』のオフになるだろう。
セレブなオフを満喫できるはずだが、とことんまじめ。
調整のために、母国のウインターリーグで
プレーすることも考えているという。
実際、現地で25日に発表された同リーグの
エストレージャスのチーム名簿にその名前があった>
「契約が早く済んで、12月くらいになったら
2週間くらいプレーするかもしれない」
カメラブログ中スポサンスポおおさか報知
時事通信スポニチ名古屋ニッカン12デイリー


○森野将彦
<5回1死一、二塁、左翼線へ適時二塁打を放つ>
「(打ったのは)シュートかな? 
低めにやられていたので、積極的に高いボールを狙っていきました。
久しぶりに打てました」

<6試合ぶりの安打に安堵の表情を浮かべて>
「ヒットが出ていなかったし、
出るとしたら反対(左)方向だと思っていた。
1点ずつ返していこうという気持ちで打ったのが、よかった」

<6回2死満塁では投手強襲の適時安打を放ち、合計3打点。
シーズン105打点でリーグトップを守って>
「(適時打は)ついてました」

<バットだけでなく、守備でももがいていた。
この日の試合前、谷繁に教えられて送球の特守を行った。
捕手のようにキャッチングしてから、元の方向に目一杯の送球>
「谷繁さんから声をかけてもらって(練習しました)。
もともと捕手だった方のスローイングって無駄がないですよね。
和田さんもレフトからストライクしかこない」
カメラブログ中スポおおさか報知時事通信毎日jp

○和田一浩
<2回無死、右中間へ28号本塁打を放つ>
「先制されているので、とにかく塁に出ようと
思った結果がホームランになりました」

<この日は4回には右中間三塁打。8回はタイムリー中前打。
2つの四球も合わせ、5打席すべてで出塁。
あと二塁打が出ていればサイクルヒットだったが>
「順位は決まっていますけど、いつも通りに集中して打つことができました」

<狙うはCSという大一番での、中軸そろい踏みの再現。
全員の気持ちを代表するようにこう言って>
「やれることはしっかりやっていく」
カメラブログ中スポスポニチ


○荒木雅博
<2度の好走塁で逆転勝利に貢献。
3回1死から四球で出塁すると、すかさず二盗。
捕手の送球が足に当たり、左前にボールが転がる間に、
三塁を蹴って一気に本塁を陥れた。
5回1死一、二塁でも森野の左翼線二塁打で一塁から生還。
一瞬のスキも逃さない走塁に充実した笑みを浮かべて>
「さすがに1試合で2度も一塁から帰ってくると疲れますね」
スポニチ名古屋

○平田良介
<5回の守備から出場して2安打。
5回は左前打で反撃の口火を切り、森野の2点二塁打を呼ぶと、
6回は1死一塁から右越え二塁打。ブランコの逆転二塁打につなげた。
得意のポストシーズンに向け、今年も調子を上げている>
「(二塁打は)捕られるかと思いましたけどね。
結果が出ているので、これを続けていきたい」
(中スポ)

○英智
<2試合連続のスタメン出場で守備に貢献。
4回2死三塁、鳥谷の打球をフェンスに激突しながら好捕。
8点目を阻止したが、さらり>
「あれは普通(のプレー)です。難しくなかった」

<打撃ではこの試合前まで通算.314と得意だった
下柳を相手に2打数無安打で併殺打1本。
結果が出ず、5回から交代となって反省>
「ぼくの技術のなさ。それに尽きます」
(中スポ)

○前田章宏
<小池のバント練習中、ボール拾い役を務めたが、
自分の前へのボールを素手でつかんでしきりに
一塁送球のジェスチャーを繰り返していた。
途中からマスクをかぶった前日の9回に、
バッテリー間にうまく落とされるバント安打を許して
失点につなかっただけに期するところがあったはず>
「軽いハンドリングです。
遊び感覚なんで、あんまり深い意味はないんですが」
(中スポ)

○井上一樹
<前日に引退を表明したベテランのもとに
試合前、ひっきりなしに阪神関係者があいさつに訪れていた。
矢野や久慈内野守備走塁コーチといった
中日にゆかりのある人だけでなく、桧山や大和、桜井ら多くのナインも。
冗談を交えながら、笑顔で喜んで>
「こんなに阪神が来るなんて。阪神に人脈があるんだなあ」

<その人望の厚さをかいま見た気がしたが、
最後に自らのバットでどんな美しい花道を飾るのか>
「引退を表明した選手が、
お立ち台に立っちゃいけないなんてルールはないから。
CSも日本シリーズもある。可能性がある限り、おれは頑張りますよ」
(中スポ<ドラ番記者>


○ネルソン・パヤノ
<勢いのある真っすぐを武器に今季2勝目。
5回からの2イニングをともに三者凡退で計3三振。
阪神打線の勢いを止め、それが6回の逆転劇を呼んだ。
前日も1イニングを三者凡退に抑え、2日連続の好投。
CSに向け、確かな手応えを感じた様子>
「ストライクが投げられたのはよかった。自信を取り戻せた」
(中スポ)

○小笠原孝
<連敗ストップが託されたが、4イニング7失点(自責4)で降板>
「野手のみなさんに申し訳ないです」

<立ち上がり、平野、鳥谷の連打で
先制の1点を献上すると、続く金本は一ゴロのはずが
ブランコのミットの下をすり抜ける痛恨のエラーに。
これがきっかけで2死二、三塁のピンチを招き、
関本には右中間を真っ二つに割られる2点適時二塁打。
続く桜井にも右前適時打を許した。
リズムに乗りきれない流れは確かにあったが、自らを責めて>
「エラーがきっかけ? いや、自分が踏ん張りきれなかったんで」

<CS第1ステージから第2ステージまで
中1日の休みを挟んで最長9戦となる。
先発はシーズン中のローテと同じように6人をそろえるのが理想。
特に左打者が多い巨人への対策として
かかる期待は大きいが、悔しさをかみ殺して>
「CS? それはまだ先の話なんで」
中スポ共同通信社

○高橋聡文
<7回から登板。阪神の中軸をきっちり封じる。
金本は四球で歩かせたものの、鳥谷・新井の3&5番を
ファウルフライに打ち取るなど、1イニングを無安打無失点。
CSでもぶつかる可能性のある阪神。
その中軸をきっちり抑えたのはプラス材料>
「いつもゼロで抑えることは意識しています。明日もがんばります」
(中スポ)

○浅尾拓也
<9回、先頭の狩野に左前打を許したが、
後続を断ち、無失点に切り抜ける。
セーブは17日の広島戦以来、今季4つ目だが、
武器の真っすぐに、手応えを感じたことに満足そう>
「きょうみたいなピッチングは久しぶりです。
ボールのキレが戻ってきたのがよかった。
僕は言われたところで一生懸命投げるだけです」
(中スポ、ニッカン

○森バッテリーチーフコーチ
<3点リードの9回に抑えとして登板した
浅尾が4セーブ目を挙げたが、
今後は岩瀬に代え、浅尾を守護神として起用する方針を示す。
順位が決まったこともあり、岩瀬をしばらく休ませることで、
回復を待つ狙いもあるようだが、状態次第では
CS、日本シリーズでも浅尾がストッパーを務める可能性も出てきた>
「(CSに向けて)試したんじゃない。
浅尾じゃ悪いか? これからは浅尾だ。ずっと浅尾でいく」
ニッカン


○鈴木義広
<まだ試合開始の5時間以上前、
その愛車がナゴヤドームの駐車場に姿を現す。
着替えを済ませるとトレーニング室へ。
肩、股関節、体幹…。みっちりと全身を鍛え上げ、
グラウンドに出てくるのは、ひと汗かいた後。
昨季開幕直後に右ひじを痛めて戦線離脱し、9月には手術に踏み切った。
投手にとって生命線のひじにメスを入れた代償は大きい。
二度と同じ失敗をしないという覚悟が言葉ににじみ出ている>
「早めにきて、やらなければいけないことがありますから。
今度やったら『終わり』だと思っています」

<長時間に及んだリハビリ中、
漠然と与えられたメニューをこなしていたわけではない。
よりよい治療法を求めて、病院を何軒も『はしご』した>
「いろいろな意見を聞いて、自分なりに勉強したかった」

<患部のひじだけを鍛えれば済むというわけではないことも痛感。
試合前の『早出トレ』は自分なりの再発防止策でもある。
復帰後まずまずの成績を残しているものの、
本来の輝きが戻っていないことは誰よりもわかっている。
トレーニング室を『出発点』に、剛腕サイドハンドの復活ストーリーは続く>
「本当は5月ぐらいには1軍で投げられるんじゃないかと思っていたんです。
それでもここまでかかってしまった。
あとはゲームで投げながら直していくしかない」
(中スポ)


○落合監督
<最大5点差をひっくり返して、連敗を5でストップ。
3時間37分の乱打戦を終えて>
「おつかれさん。ごくろうさんでした。
何かある? ないだろぉ…」
(中スポ、毎日jpスポニチ


若竜トピックス(26日)

◆中日2軍練習試合
阪神-中日
(26日・阪神鳴尾浜球場)
 D 031 011 111 0 = 9
 T 000 020 014 × = 7
(特別ルール)
[D本] 堂上剛裕 堂上直倫(2ラン) 柳田
[Dバッテリー] 伊藤準規、菊地、ネルソン、齊藤 - 小田、田中
(中スポ)

2009年9月26日 (土)

吉見投手に打たれ勝逸と竜一筋20年井上引退表明。

新たな目標となるCSに向け、再出発となったドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの3位・阪神との3連戦初戦でしたが、
先発・吉見一起が精彩を欠き、4回に1点を先制されると、
5回には投手の能見に適時打を許すなど、粘りきれず。
さらに続く6回には再び能見に打たれ、結局4失点。
一方打線はこの日も元気がなく、拙攻続き
7回に代打井上の2点適時打で反撃したものの及ばず。
V逸ショックを拭えぬ今季初の5連敗となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-阪神 21回戦
(25日・ナゴヤドーム | 中日13勝8敗)
30361人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪 神
中 日
[敗] 吉見(25試合15勝7敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
吉見、パヤノ、鈴木、小林正人、河原 - 谷繁、前田

◇対阪神21回戦・スタメン
1 (二)荒木  (4打数1安打)
2 (遊)井端  (4打数1安打)
3 (三)森野  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ (3打数無安打)
5 (左)和田  (4打数1安打)
6 (右)平田  (2打数無安打)
6 (中)英智  (2打数無安打)
8 (捕)谷繁  (2打数1安打)
9 (投)吉見  (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・阪神> P・吉見(中7日)
浅井内シュート見三振、平野初球内直球右飛、
鳥谷中直球左飛

<1回ウラ・中日> P・能見(今季中日戦初登板)
荒木中チェンジアップ二ゴロ、井端内直球詰まり中飛、
森野内フォーク二ゴロ


<2回・阪神> P・吉見
金本外フォーク右飛ランニングキャッチ、
新井外スライダー引っかけ投ゴロ、ブラゼル外フォーク一ゴロ

<2回ウラ・中日> P・能見
ブランコ内直球バット折られ遊ゴロ、和田外チェンジアップ二飛、
平田初球外シュートぼてぼて二ゴロ


<3回・阪神> P・吉見
桜井中低め直球右前打、
狩野中入るスライダー左方向ライナー和田背走ジャンピング好捕、
能見スリーバント投前吉見二塁送球封殺、浅井三ゴロ

<4回・阪神> P・吉見
平野内低めスライダー一塁線突破二塁打、
鳥谷内直球バットへし折り投ゴロ、金本外フォーク空三振、
2死二塁から、新井外フォーク左前適時打(D 0-1 T)

<4回ウラ・中日> P・能見
荒木初球高め直球中前打、
井端外シュート引っ張り左前打・荒木勢いよく三進、
無死一、三塁から、森野外高め直球打ち損じ遊飛、
1死一、三塁から、ブランコ内高め直球遊ゴロ6-4-3併殺・絶好機潰す


<5回・阪神> P・吉見
ブラゼル内スライダーバット折るも力で運ばれ右前打、
桜井初球左手死球・二塁代走野原祐也狩野投犠打、
1死二、三塁から、能見初球内高め直球右前適時打(D 0-2 T)
1死一、三塁から、浅井内シュート左前適時打(D 0-3 T)
平野外シュート遊ゴロ井端弾き内野安打、
1死満塁から、鳥谷内直球一直・走者そのまま、
2死満塁から、金本内フォーク打ち上げ右飛

<5回ウラ・中日> P・能見
和田外高めフォーク二ゴロ、平田低め見て四球、
英智外フォーク遊ゴロ6-6-3併殺


<6回・阪神> P・吉見
新井外直球投返し中前打、関本投犠打、
桜井初球外スライダーセンターフェンス寄り英智ジャンプ好捕、
狩野敬遠、
2死一、二塁から、能見内高めスライダー右前適時打(D 0-4 T)

<6回ウラ・中日> P・能見
谷繁外フォーク遊撃深い内野安打、
代打前田高め直球空三振、荒木内直球詰まり左飛、
井端外フォーク引っかけ二ゴロ


<7回・阪神> P・パヤノ 捕・前田
平野外直球空三振、鳥谷内低め150キロ空三振、
金本初球内直球二ゴロ

<7回ウラ・中日> P・能見
森野中フォーク落とされ空三振、ブランコ外見て四球、
和田初球外チェンジアップ強い右前打、
1死一、三塁から、平田外フォーク投ゴロ本塁封殺、
2死一、二塁から、
代打井上中低めチェンジアップ・
一塁線突破2点適時二塁打(D 2-4 T)

2死二塁から、代打立浪中フォーク高いバウンド一ゴロ

<8回ウラ・中日> P・アッチソン
前田初球中スライダー遊ゴロ、
荒木一塁方向セーフティバント投ゴロ・
一塁ベース付近ベースカバー大和と交錯・またヒヤリ、
井端粘るも外スライダー見三振


<9回・阪神> P・鈴木
代打桧山外シュート遊ゴロ、
浅井外直球右越えフェンス直撃二塁打・代走庄田
P・小林正人
平野投犠打一塁送球逸れ内野安打、
鳥谷5球目前田捕逸・走者それぞれ進塁、鳥谷内外れ四球、
1死満塁から、金本外スライダー外れ押し出し四球(D 2-5 T)
P・河原
1死満塁から、新井初球外スライダー高いバウンド三ゴロ本塁封殺、
2死満塁から、関本外スライダー遊ゴロ・持ち味発揮

<9回ウラ・中日> P・藤川
森野内低めカーブ二ゴロ、ブランコ外一辺倒も力負け見三振、
和田外147キロ打ち上げ右邪飛、試合終了。



【ゲームレビュー】
吉見、まさかの4失点

最多勝を狙う吉見が先発したが、
6イニングを4失点。16勝目はならなかった。
打線も今季初対戦となった能見を打ちあぐね、
7回2死一、二塁から代打・井上の右翼線適時二塁打で
2点を返しただけで、反撃も遅く今季初の5連敗となった。
阪神は4回に新井の適時打で先制し、6回までに4得点。
9回は押し出し四球で1点を加えた。
能見は7イニング2失点で11勝目、打っても2打点の活躍。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


レギュラーシーズン残り6試合となったナゴヤドーム
開始当初はかなりのガラガラぶりで大丈夫かよと思いましたが、
終わってみれば、観衆3万人を越えていましたね。
そんななか行われた3位・阪神「CS前哨戦?」ですが、
ゲーム序盤は、まさに消化試合テイストでかなりの早いペース。
しかし4回に吉見が先に1点を失ったのに対し、
能見は無死一、三塁のピンチで森野、ブランコの主軸を料理。
しかもブランコには内への直球で絵に描いたようなゲッツー
必死さの差がでたか、これで流れがやや阪神ペースに。
さらに続く5回、ブラゼルに力で持って行かれ、桜井には死球。
狩野には送られて、1死二、三塁のピンチを迎えた吉見
ピッチャーの能見を迎え、ここで凌げるかと思いきや、
なんと初球、内への甘い直球を叩かれ、ライト前へ運ぶタイムリー
安全パイが一転し、実に痛い追加点
これがショックか、続く浅井にも左前適時打を許すと、
続く6回には前の狩野をわざわざ敬遠して、再び能見と勝負。
今回は集中してアウトを取りにいったバッテリー。
にも関わらず吉見は、またしても甘いスライダーを高めに。
再び能見に振り抜かれると、右方向に2打席連続タイムリー
決して巧打者でもない投手に、一度足らず二度も打たれてしまうとは…。
こんな内容では当然勝利には見放され、6イニング4失点で降板。
精彩を欠いた右腕に、勝利の女神はほほえみませんでした。


目の前の胴上げを見せられた屈辱ショック
さらにチーム4連敗中と、ここに来て悪い流れ
何とかチーム勝ち頭のエース格に止めてほしかったのですが、
その吉見が奮わずに、阪神打線に打ち込まれる始末。
しかも投手の能見に2本もタイムリーを許すとは、
ほんとどうなってんの!?と思いましたね。
立ち上がりこそまずまずではあったものの、
どうも大事なところでの制球に甘さが出てしまい、
ことごとくとらえられてしまうありさま。
3位争いの真っ直中にいるだけに、
阪神打線の負けられないという気持ちは、いくらかは感じましたが、
そんなに好調というわけでもなく、通常の吉見なら抑えられるぐらいの出来。
ただ持ち前の「粘り」を欠いてしまっていた
この日の背番号19では、抑え込みことは困難だったようで。

あえて巨人戦の登板を外し、
CSで当たる可能性のある阪神にぶつけた。
にも関わらず、何の収穫もなく
さらに勝ち星も掴めず、チームの期待に応えられなかった吉見
まあまだ登板のチャンスは幾度かあるとはいえ、
こんな精彩を欠く投球では、単独での最多勝は難しいかも。
この日15勝目を挙げた館山(東京ヤクルト)の方が
ゲームを多く残していますし、おそらく後方援護もありそう。
そういう状況だけに、締まった投球をしてほしかったですが残念。

おそらく残り登板は、あと2回
10月3日の横浜戦と、11日の神宮。
4日の甲子園には登板させないと思われます。
CSに向けて、ローテの軸になってもらわないといけない右腕ですし、
投手に「振ったら当たった」というようなボールを投げていては…。
次回登板までにしっかり「粘れるよう」、
そしてCSでは、やはり違うといえるような
本来の投球ができるよう、調整し直してほしいと願います。


一方、打線も今季初対決となった能見から
4回、5回とチャンスを作るものの、連続の併殺で潰してしまう始末。
あまり対戦がないだけに、ボールの特長を見ていた部分も
あったとは思いますが、あまりの拙攻ぶりに口あんぐり。
井上の2点適時打が出てくれたおかげで、
いくらかは落ち着いていますが、もしもそれがなかったら…。
このまま阪神が勝ち上がってきたならば、
天敵の岩田、ナゴヤドームで強い安藤
それに加えて今回の能見も、第1ステージ先発に名を連ねてきそう。
そうなると実にツライですが、何とか叩けるよう、
今回インプットされた投球をしっかり攻略に結びつけてほしいです。


そしてこの日唯一となるタイムリーを放った井上ですが、
この日、今季限りの現役引退を表明しましたね。
今季3本目となるヒットが良い場面で出てよかったなと思っていましたが、
これがある意味、決意の一打だったとは…。

イケメンおつかれさま。全く予想もしていなかったので、
ケータイ中スポで
『井上引退』の文字を見たときは、
かなり驚きましたが、
それだけ本人にとっては
苦しみ悩んだシーズンだったんだなと。
兄貴分の立浪が引退することで、
来季は生え抜き野手最年長として
チームを鼓舞してくれると
期待していましたが、幻に。
本人の決断なら致し方ないですし、
もちろん尊重したいなと。
チーム的には、27日の阪神戦引退セレモニー
さらに立浪同様に、ポストシーズンも引き続き
ベンチ入りする一選手として、調整を進めていくようですが、
残り少なくなった打席に、持てる力すべてを注いでほしい。
ドラゴンズ一筋20年の名物選手会長、おつかれさまでした。
有終の美を飾るであろう背番号9の勇姿を、
残り試合で、しかと目に焼き付けていきたいと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(25日)

●吉見一起

<リーグトップの15勝を挙げているが
生命線の制球が甘く投手の能見に2本の適時打を浴びるなど、
6イニングを9安打4失点。今季7敗目を喫す。
くやしげに頭をかきむしり、繰り返し悔やんで>
「粘れなかった、ということです。
あそこで粘っていれば、(結果は)違ったと思うんですけど…。
結果的にボールが真ん中に集まってしまった。粘れませんでした」

<本来なら23日の巨人戦に登板予定だったが回避。
万全で臨んだはずのマウンドだったが、肩を落として>
「期待に応えられなくて残念です」

<リーグトップの15勝は変わらないが、
白星を挙げた東京ヤクルト・館山に並ばれた。
残り登板は2試合。初のタイトルに向け自然体を強調して>
「(意識は)ないといえばウソになるけど、
結果はあくまでついてくるもの。考えないようにしています」

<ローテーション通りなら、残り登板は2試合。
館山、14勝の巨人・ゴンザレスも残り2、3試合だろう。
タイトルの行方は神のみぞ知る。最多勝争いの後にCSも待つ。
今できることは自分の足元を見ること>
「投げさせてもらえるところでしっかり投げていきたい。
決して調子は悪くない。もう1回自分を見つめ直したい。
自分はスピードじゃない、コントロールで勝負するピッチャー。
そこをしっかり考えたい」
中スポサンスポおおさか報知スポニチ名古屋ニッカンデイリー


●井上一樹
<7回2死一、二塁、英智の代打で登場し
能見のチェンジアップを振り抜き、一塁線を破る2点二塁打を放つ>
「久しぶりに気持ちのいいヒットが打てました」

<二者をかえした快打は13日の東京ヤクルト戦の
初回に放った右中間三塁打以来11打席ぶり、今季3本目の安打。
試合後に引退会見をすることが決まっていた打席。
大きな決断をした男は豪快に笑って>
「これだけ打てずに苦しんでいたのに、
そういう時に限って、この試合でドラゴンズの唯一の得点(打)。
このタイミングで出るか、と思いましたね。
こういう日に限って打つのが、ある意味オレらしいかな」
カメラブログ、中スポ、中日新聞時事通信


●荒木雅博
<ヒヤリとさせたのが8回1死からの第4打席。
セーフティーバントを狙うも、投手からボールを受けた二塁・大和と交錯。
顔面を強打して倒れたが、立ち上がってプレーを続行>
「どこに当たったか分かりません。大丈夫です」

<アライバらしさを見せたのは4回。
先頭の荒木が中前打で出塁すると、
井端が左前打で続いて無死一、三塁。
わずか3球でのチャンスメーク。CSをにらんだテストか。
落合監督の意図は伝えられていないようだが、
2人にとって1、2番とも慣れた場所。
どちらでも問題ないことを証明して>
「1番? 持ち味を生かせるように頑張ります」
中スポ

●和田一浩
<3回無死一塁、狩野の左翼フェンスに届くかという
大飛球に飛びついてキャッチ。スコアボードの大画面での
リプレーを自身でも見直すほどのスーパープレーで、
一度は阪神の先制の芽を摘み取った>
「投手も一生懸命投げていましたし」

<着地でひざをグラウンドにしたたたかに打ち付けたが>
「大丈夫です」

<今季初対戦の阪神・能見について。
3打席目に右前に安打を運んだが>
「(対戦前から)だいたいのイメージはできていました。
それを(打席で)擦り合わせてみて…。
恐らく、それほど調子はよくなかったんじゃないかな。
もっと真っすぐがピュッとくると思っていました。
でも、結局は相手が誰であれ、来た球をしっかり打てるかどうか。
大切なのはそこですからね」
(中スポ)

●森野将彦
<能見に3打席あえなくやられたが、10月の再戦を仮定して>
「そりゃやらないよりはやっておく方がいいでしょうね。
きょうの能見? 自分が悪すぎた。
状態をしっかり上げていけば、きょうのようにはいかないと思います」
(中スポ)

●前田章宏
<6回に代打で出場して、そのままマスクを被る。
18日の横浜戦以来、7日ぶりの出場だったが、
押し出し四球で1点を失った9回については反省して>
「ああいう点の取られ方をしてしまったんで…。
浅井さんに打たれた二塁打は簡単にいきすぎました。
カウントが(打者有利な)0-1のところで、
真っすぐに強い打者に真っすぐを要求してしまった」
(中スポ)

●鈴木義広
<2イニング目となった9回1死で浅井に二塁打を許して降板。
小林正人の押し出し四球で、1軍復帰後4戦目で初の失点がついたが>
「反省材料は右打者に打たれたこと。
投げながら反省点を見つけていくしかないです」
(中スポ)

●小林正人
<9回1死二塁で鈴木をリリーフし、
平野に投前バント内野安打を許すと、
鳥谷、金本と連続四球で押し出し。反省しきりで>
「丁寧にいき過ぎたのかもしれないです。置きにいってしまった感じでした」
(中スポ)

●立浪和義
<7回2死、2点二塁打を放った井上を二塁において、代打で登場。
しかし一ゴロに倒れ、長年プレーをともにしてきた
弟分の引退発表に花を添えられず、唇をかんで>
「(井上は)いいヒット打っていたね。つなぎたかったですけど」
(中スポ)


●川相内野守備走塁コーチ
<普段は笘篠コーチが岩﨑達郎ら内野手にノックして、
自身が野本ら外野手にスローイングを指導するが、
この日の試合前練習中、いつもとは逆の光景となったが>
「たまたまだよ。ぼくが(一塁側ファウルグラウンドで)
バントの練習を見てたから
(三塁側から打つ)内野ノックを笘篠さんに任せただけ」
(中スポ)

●笘篠外野守備走塁コーチ
<たまたまにしろ指導を受けた選手は新鮮だったはずだが>
「ぼくの手が空いてたから」
(中スポ)

◆トマス・デラロサ
<ブランコがティー打撃を始めると、
すでに練習を終えていたはずだが、スルスルっと
グラウンドに現れ、ブランコのすぐ横に陣取ると、
片ひざをついて打撃の様子をじっと観察。
脇を締めるしぐさをしながら丁寧にアドバイスを施した。
まるで『専属コーチ』だが、涼しげに語って>
「打てる時期もあれば打てない時期もある。これが野球というものだから」

<CSを見据えた例外という見方ができる一方で、
果たしているのはブランコの『相談役』という役割。
同じドミニカンの2人。遠征先では毎日のように食事を共にし、
グラウンド内外でつき合いが深い>
「オレが先輩だとかそういうことは抜きにして、
トニ(ブランコ)は尊敬できるいい仲間さ」

<登録を抹消されている現在、
試合中はロッカールームでじっとモニターに目を凝らしている。
やや当たりの止まった主砲には、気付いたことを助言することも多い>
「たとえ試合に出られなくても、仲間のためにできることをやる。
プレーオフで勝ちたいんだ」
(中スポ)

●石嶺打撃コーチ
<現在、1軍と行動をともにしていること自体が『異例』。
18日に出場選手登録を抹消されており、
ルール上、28日までは再登録ができないが、
ずっと遠征先にも同行しているデラロサについて>
「まだこの先がある。彼の力が必要なときはくるから」
(中スポ)

●トニ・ブランコ
<『異例』の1軍同行で自身を助ける、
生粋のチームプレーヤー・デラロサについて>
「彼の存在はとても助けになっている。
日本で1年長くプレーしているし、いつも貴重なアドバイスをしてくれる」
(中スポ)


●落合監督
<投打に精彩を欠き、今季初の5連敗>
「(会見場に)こなきゃダメ? 何もない」
(中スポ、サンスポ毎日jp


ドラゴンズトピックス(25日)

◆井上一樹

<この日、今季限りでの現役引退を表明。
ナゴヤドームで行われた阪神戦後に記者会見。自ら切り出して>
「本日、中日ドラゴンズの井上一樹は、
今シーズンをもって引退を決意したことをご報告します。
いろんな方にお世話になった20年間、
ほとんど支えられっぱなしの野球人生でした」

<今の心境は>
「野球界は実力の世界。
入団したころはこれだけ長きの20年という
野球生活を送れると思っていませんでしたし、
センスがあった訳ではないし、
しいていえば体力が人よりあるっていう風な
気持ちでやってきましたから。
名古屋が僕を育ててくれたと思っている。
(引退は)4日前(21日)に決断しました。
9月に入って悩みに悩んだ末に決めました。
正直、他球団で頑張ってみようかなとも考えたが、
20年間ドラゴンズ一筋でやってきたので、
このままドラゴンズのユニホームを脱いで終わるのがベストだと思った。
いろいろ悩みましたけど、始めがあれば終わりがあると思って。
決断した今はすっきりしている。後悔はありません」

<最終決断の理由は>
「今季は2軍生活が多く、戦力になれていない悔しさがあった。
今季はヒットもなかなか打てず、
チームに迷惑をかけたという気持ちもあった。
打率が低い僕にも、代打でコールされた時に
あんなに大きな声をくれて、祝福してくれる。
本当に幸せ者だと思いました…。
打てなくても応援してもらったけれど、
ファンの声援が心に染みるというか。
涙腺を緩ますように、自分の中で聞こえだした。
体力的に衰えたとは今でも思っていないけど、
まだまだと思っていても、体、気持ちが
そういう風に感じているのかなと気づいた。
そろそろ決意する時かなと思った」

<20年間で一番思い出のシーンは>
「一番印象に残っているのは、
1999年ですか、リーグ優勝した日(9月30日)の試合。
神宮球場で決勝のタイムリー二塁打を打ったこと。
そして二塁ベースで変なポーズをとった…。
(両手を頭上で広げて一本足でベース上に立つ鶴のような歓喜のポーズ)
自分にとっては初めて味わう優勝。
勝って優勝したいっていう気持ちがですね、
乗り移り、そして決勝タイムリー、
ああいうシーンなんか、本当にまだ鮮明に覚えていますし、
カメラマンがよく撮っていてくれました。
後から考えても、どうしてあんなポーズをしたのか分からないんですけどね。
そして日本一になった2007年、選手会長としてパレード後に
セントラルパークで大勢の人の前でスピーチをさせてもらったこと」

<今後について>
「引退会見はしたが、クライマックスシリーズ、
その先の日本シリーズまではチームの戦力になれるよう頑張る。
その後は未定。これからゆっくり考える。就職活動でもしようかな。
野球一筋、ドラゴンズ一筋でやってきたから、
どういう形でも携わっていきたい」

<ファンにメッセージを>
「1990年ですか、に入団して、
今年2009年まで僕もいろんなことがありました。
実際問題この20年の中で『もう野球無理』とか
『もう出来ない』とか弱気になってたことも多々ありました。
ただでも、そういう時でも、ファンの方がですね、
打てなくても、変なプレーしても、温かく応援してくれる方が、
どんだけ僕の支えになったかと思うと、この20年間は
本当に皆さんに助けられた20年だったと思います。
ドラゴンズの歴史の中に『井上一樹』の名前を刻めたことは
僕の中で誇りとして、またファンの方も
これからドラゴンズはまだまだずっと続くんで、
その中で、ああ井上一樹がいたなって思ってもらえるように、
思ってもらえるようなですね、選手であったかってというところも
疑問ですけども、皆さんのおかげでやってこれたことを感謝しています。
本当にありがとうございました」

<最後は笑顔で会見を終え>
「悩みに悩みましたが、今は晴れやかな気持ちです!」


<5年目の1994年、キャンプまでは投手として過ごしたが、
故障者が続出したこともあって開幕前の2軍オープン戦で
突然、外野手転向を命じられた。
自らを「たたき上げ」と称する男は遠くを見詰めて>
「それからもう16年ですからね。
自分としてはよくやったと思いたいし、家族はそう言ってくれている」

<27日は鹿児島から両親や恩師の
塩瀬重雄・元鹿児島商高野球部監督らも招き、
心のこもったパフォーマンスを披露する>
「たくさんの人やファンに支えられてきた20年。みなさんにお礼が言いたい」
公式サイトカメラブログ中スポ中日新聞スポーツ報知
共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


◆井端弘和
<今季限りで現役引退することを明らかにした井上について>
「寂しいですね。長いことやってきたし、一緒によく遊んでもらいましたから。
きょうはヒットを打ってくれてうれしかったです。
引退されても遊ぶと思うし、一生付きあっていけたらいいと思います」
(中スポ)

◆荒木雅博
<同じく現役引退することを明らかにした井上について>
「同じ九州出身ということもあって、
入団して最初に声をかけてくれたのが一樹さんなんです。
野球以外のことでもいろいろ教わったし、本当にお世話になりました。
本当に寂しいです。一樹さんには残り試合で有終の美を飾ってほしいですね」
(中スポ)

◆西川球団社長
<現役引退することを明らかにした井上について>
「熱血漢だった。
プレー以外でも球団の行事に協力してくれ、功績に感謝している」
中日新聞


◆立浪和義
<井上から現役引退について最初に相談を受けたが。
井上とともに有終の美を飾る決意を新たにして>
「1月に一緒に自主トレやって、食らいついて
1年でも2年でもできるように、という話もしました。
残念ですけど最終的には自分で決断したんでしょう。
お互い完全燃焼できれば。日本一? そうです。頑張ります」
(中スポ)


今日の公示。(25日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 野本圭外野手
公式サイト共同通信社


△野本圭
<この日、1軍に戻ってきた。
今季4度も2軍落ちを経験しているルーキーは目を光らせ>
「コンディションはいいです」

<23日には2軍ながらも優勝の瞬間を経験>
「これまで優勝したことがなかったので感激しました」

<クライマックスシリーズも視野に入れた首脳陣の抜てき。
プロ1年目のシーズンをいい形で終わらせたい>
「頑張ります」
(中スポ)


若竜トピックス(25日)

◆練習試合
オリックス-中日
(25日・兵庫県立淡路佐野運動公園第一野球場)
 D 000 102 101 = 5
 Bs 000 104 000 = 5
(特別ルール)
[D本] 新井(2ラン) 堂上直倫
[Dバッテリー] 赤坂、清水昭信、佐藤亮太、菊地、齊藤 - 田中
オリックス・バファローズ公式

◇渡邉育成コーチ
<この日の2軍本隊は兵庫県の淡路島まで練習試合に遠征。
ナゴヤ球場での残留組に野手は清水将海、藤井、井藤真吾だけだった。
そんな中の打撃練習。いの一番にケージに入ったのは意外な人。
体ごと回転しそうな勢いのフルスイング。
最後に左中間へ特大の一発をぶっ放すと
右手を高々と掲げてガッツポーズ。満足そうな笑顔で>
「ホームランを狙って打つのが夢だった。
現役時代は打席も少ないからもったいなくてできなかったなあ」

<ドラ番にまだまだパワー健在ですねと言われると、
コーチは記者の土手っ腹を指さして>
「まだ(引退して)1年半だもの。
でもこの年だと日々動かないとすぐに弱っちゃうよ。
ほら、もう秋本番。よく食べる季節だから、やばいぞ」
(中スポ<ドラ番記者>


◇山内壮馬
<ドミニカ共和国のウインターリーグに参加するため、
長峰、谷とともにこの日、ドミニカに向け、中部国際空港より出発。
住田コンディションニングコーチも同行。
3選手ともにエストレージャスというチームに加わり、
12月末までの長期間留学となる。初めて参加するが抱負を語り>
「せっかくこんな機会をいただいたので、
吸収できるものは何でも吸収して帰ってきたい」
公式サイト、中スポ)

2009年9月25日 (金)

竜逆襲に向けて再出発と吉見クラウン賞初受賞。

屈辱の目前胴上げから一夜明けたこの日、
ドラゴンズナインは、ナゴヤドームで練習。
次なる目標となるクライマックスシリーズ
勝ち抜いての日本シリーズへ向け、再スタートを切ったもよう。
また恒例の「ドラゴンズ・クラウン賞」がこの日発表され、
最優秀選手には、15勝を挙げている吉見が選出されました。
きょうからは地元・ナゴヤドームでの最後の6連戦
CS前哨戦ともなりそうな阪神戦を前にしたナインの声を。


ドラゴンズトピックス
(24日)

◇吉見一起

<きょう25日の阪神戦初戦に登板予定。
この日の練習ではキャッチボールや走り込みで汗を流し、
全選手の中では一番しんがりで
ナゴヤドームを後にした。表情を引き締めて>
「ボクは何も変わりません。いつも通りのピッチングをするだけです」

<ここまで15勝。最多勝のタイトルに手が届く位置にいる。
残り試合が少ないだけに、あと2つ程度勝ち星を積み上げれば、
自然と当確ランプがともる計算だが、
強調したのは自然体でマウンドで投げること。
16個目の白星を手にしてリーチをかけるまで、
ひとまず最多勝は頭の中から追い払う決意>
「周りからは最多勝のことを言われます。
だけど自分としては次の試合で勝つことに集中します。
あと1つ勝ったら、そのときにタイトルを意識したい」

<CSを見据えても、3位に入る可能性のある阪神を倒すことは意義がある。
阪神戦は今季2試合ながら1勝0敗。防御率1.20と抑え込んでいる。
CS出場へがむしゃらに向かってくる虎打線に正々堂々立ち向かう>
「向こうもボクのことは知っているでしょう。
今さら隠すことはない。しっかりしたピッチングで抑えたい」

<竜投ではただ一人、開幕からローテーションを守ってきた。
自信と誇りを胸に最多勝獲得へと突き進む>
「1年間投げて、15勝できているというのは自信になっています」

<またその年で中日ドラゴンズで最も活躍した選手に贈られる
『第28回ドラゴンズ・クラウン賞』の表彰選手が
この日発表され、最優秀選手賞に選ばれた(初受賞)。
ファン投票をもとに選考会で検討した結果、
目下ハーラーダービートップの15勝を挙げるなど、
投手タイトル部門のすべてで上位に位置する活躍が高く評価されたが>
「ドラゴンズに入って、岩瀬さんが『クラウン賞』を獲られたときに
初めて、そういう賞があることを意識しました。
そのときに、いいな、いつか自分も獲りたいな、と思いました」

<入団1年目だった06年。岩瀬がクラウン賞を受賞。
そのころは2軍の若手の1人だった。
「クラウン賞」はまるで手の届かない『大人』の世界に見えた。
それから3年。今や竜投を中軸として支える存在になり、
チームの『MVP』にまで選ばれた。
謙遜ではなく、自分でも驚く。そんな4年目のスピード受賞となって>
「早いです。早すぎます」

<縁もある。社会人時代はクラウンをつくっている
トヨタ自動車に勤めていた。
今回はそのトヨタ車を販売する愛知トヨタから
クラウンのハイブリッドを贈られることになって>
「やっぱりボクはトヨタ出身なので、
いつかは自分がこの賞を獲りたいな、ずっと思っていました。
でも本当にとれるとは…」

<受賞を知ったとき、本気で驚いた。
確かに防御率ではチェンが上にいる。
印象的な快投もあったが、現状で自身がリーグ最多勝。
チェンは1カ月ほどリタイアしたが、
一度も離脱することなく、ローテーションを守り続けている。
安定感のある、勝てる投球をファンは支持した>
「えっ! ボクですか。チェンじゃないんですか?」

<リリーフと先発の両方でフル回転した昨季は夏場に一度離脱。
トヨタ自動車時代も何度かケガに泣かされた。
フルシーズン、元気に投げ続けるのは今年が初めて。
まだまだ元気。クライマックスシリーズもある>
「疲れというのは感じないですね」
中スポスポニチ名古屋


◇森バッテリーチーフコーチ
<巨人・ゴンザレスや東京ヤクルト・館山と
激しい最多勝争いを繰り広げている吉見について、
ナゴヤドームでの練習後にタイトル奪取ローテプランを明かして。
きょう先発の阪神戦を含め、多ければ先発機会は3度。
実現となれば吉見と防御率トップのチェンの負担軽減効果もありそう>
「なかなか取れるもんじゃない。
チェンを(短いイニング)先発させてから
吉見につなぐというように勝ち試合で投げさせることも考えている」

<また中日投手陣もCSに備え、
フェニックス・リーグに参戦することがこの日決定的に。
10月6日の同リーグ開幕からローテ投手を送り込むプランを明かして>
「宮崎(で調整する)組はもちろん出てくる。
先発は、全日程の終了を待たずに登録を抹消する」

<昨季はシーズン最終戦となった10月12日・阪神戦(スカイマーク)に
CSの先発要員だったチェン・川上・山本昌をリレーさせたが、
2イニングずつしか投げられなかった。リベンジのため最善を尽くす考え>
「あらゆる可能性を考えて準備をする」
スポーツ報知スポニチ名古屋


◇井端弘和
<志願の休日返上トレを敢行。
若手主体のナゴヤドームでの指名練習に、
主力ではただ1人、グラウンドに現れた。
打球を追いながら、外野フェンス沿いを往復する
アメリカンノックを約20分間受けるなど精力的に汗を流した。
優勝という1つの大きな目標は消えたが、残されたCS突破。
短い言葉でポストシーズンへの意気込みを語って>
「クライマックスに向けて頑張ります」

<また第28回ドラゴンズクラウン賞・優秀選手に選出されたが>
「光栄です。来年は車をいただけるよう頑張ります」
中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇早川野手コーチ
<休日返上トレの井端について。アメリカンノックの打球を打ったが>
「嫌な結果を汗で流して、切り替えたかったんでしょう」
中スポ


◇トニ・ブランコ
<第28回ドラゴンズクラウン賞・優秀選手に選出される。
ジョークを交えながら、ニヤッと笑って>
「1位(吉見が受賞した正賞)じゃないのは残念だね。
たくさんのファンに投票していただいて、本当にうれしいです」

<来日1年目で信任を受けた主砲だが、まだやり残していることがある。
リーグ制覇は逃したが、CSを制して
日本一を決める戦いへ進む意欲と自信に満ちている>
「日本シリーズはいつから始まるんだい?」
(中スポ)

◇チェン・ウェイン
<同じく第28回ドラゴンズクラウン賞・優秀選手に選出され>
「ファンの方たちに選んでもらえたのはうれしいですけど、
シーズンはまだ終わってないので、
これからの試合でしっかり投げられるように頑張りたい」
(中スポ)

◇川井雄太
<第28回ドラゴンズクラウン賞・特別賞に選出される>
「選んでいただいたことは本当にうれしいです。
ステップアップできた1年になりました」
(中スポ)

◇立浪和義
<第28回ドラゴンズクラウン賞・特別賞に選出される>
「大変ありがたいこと。
最後まで全力を尽くしてみなさんの声援に応えるつもりです」

<この日は夕刻にナゴヤドームに訪れて>
「ちょっとロッカーの整理をしようと思ってね」

<引退の準備を始めているが、残り少なくなってきた
シーズンに関しては、気合を入れて>
「最後まで全力を尽くすよ」
(中スポ)


◇荒木雅博
<主力では選手会長もナゴヤドームに現れた。
グラウンドには姿を見せなかったものの、
クラブハウスで左手首痛の治療などを行っていたもよう。
目の前での胴上げという悔しさから一夜明け、
CSに向けた調整をすでに始めている>
「あしたからの準備をしていました」
荒木ブログ「悔しいです…」、中スポ、スポニチ名古屋

◇小笠原孝
<26日の阪神第2戦に先発濃厚な左腕は一戦必勝を誓う。
ナゴヤドームでキャッチボールなどで調整。
今季の阪神戦は2勝0敗で防御率0.77。相性のよさを今回も発揮したい>
「CSよりも目の前に試合に集中したい。
相手は意識せず、むだな四球を出さず、失点しないようにしたい」
(中スポ)

◇岩﨑達郎
<若手が鬼のノックを受けた。小山・前田の捕手陣に加え、
川相コーチに指名されてアメリカンノック。
外野いっぱいに使って左右のノックを受けた。
『やる気がないならやめてもいいぞ』というコーチの罵声を
受けながら必死に練習。何とか終えたがヘトヘト>
「動けていないですね」
(中スポ)


◇前田章宏
<大ベテランの一言が殻を突き破る1つのきっかけになった。
18日の横浜戦でプロ入り初安打を放った捕手にとって、
忘れられない『金言』がある。
ファームでチャンスをうかがっていたころ、
同じ2軍で調整中だった山本昌からこう諭されたという>
「立ち上がりは難しいことをさせたらダメだ。
投手が気持ち良くゲームに入れるようなタマを要求した方がいい。
そうやって投手の調子を見極め、リードしていくんだ」

<1軍経験が少なく、これまでほとんどなかった
山本昌とのバッテリーが今季は2軍戦で何度か実現。
200勝左腕の目にはリードの改善点が手に取るように映ったよう。
投手を『乗せる』術。どんな投手でも立ち上がりは難しいだけに、
女房役としての気配りが大切になる。
百戦錬磨の左腕からの助言は若武者には最高の教材になった。
順位が確定した今、残り試合で控え捕手の出番は増えるかもしれない。
信頼される捕手を目指し、少しずつ前進する>
「ボクは序盤から厳しいコースのサインを出すことが多かったですから。
『こういうふうに入った方がいいのか』という発見がありました」
(中スポ)

◇田村捕手コーチ
<最近の前田の成長を認めて>
「リード面の評価は難しい。
ただ、最近の前田を見ていると『場慣れしてきた』という印象を受ける」
(中スポ)


今日の公示。(24日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録抹消】
▼中日 イ・ビョンギュ外野手
(再登録は10月4日以降。公式サイト共同通信社


◆藤井淳志

<左肋骨(ろっこつ)骨折でリハビリ中だったが
この日、故障後初めてキャッチボールを行う。
ナゴヤ球場で20メートルほどの距離で約5分間、感触を確かめるように投げた。
戦線離脱してから18日目。やっとボールに触ることができた。
通常のリハビリメニューに加え、治療を早める効果があるとされる
高圧酸素治療器も利用し、回復に努めてきた。
エックス線検査を定期的に行い、骨の修復が順調に進んでいることを確認。
この日のキャッチボールにつながった。
軽いジョギングも再開。一歩一歩、確実に回復しているよう>
「痛みはだいぶ治まっています」

<開幕からレギュラーをつかみ、
中堅手としてチーム最多の112試合に出場してきた。
10月17日にはCSも始まるだけに、気になるのは復帰時期だが、
関係者の話を総合すると、CSにはある程度の状態で
戻れる可能性が大きいが、シーズン中の復帰は不透明という。
チームのため、そして自分のため。
早期の合流を目指し、懸命のリハビリを続けている>
「首脳陣の方々が決めることなので、
僕の口からは言えないですけど、できるだけ早くとは思っています」
中スポ


◆クライマックスシリーズチケット発売要項を発表!(公式サイト)
中日とナゴヤドームは、クライマックスシリーズ第1ステージ
(10月17日から、中日-3位チーム)のチケット発売要項を発表した。
一般発売は、10月15日午前10時から。
チケットぴあ、ローソンチケット、イープラスなどで発売。
その他に公式ファンクラブ先行や、中部9県の地域限定先行など
各種限定先行抽選販売も9月27日から順次実施される。
詳細はコチラ→公式サイト・クライマックス セ 第1ステージ


【ドラゴンズ・6連戦の日程】
25日(金) 対阪神 (18:00・ナゴヤドーム)
26日(土) 対阪神 (15:00・ナゴヤドーム)
27日(日) 対阪神 (14:00・ナゴヤドーム)
28日(月) 対巨人 (18:00・ナゴヤドーム)
29日(火) 対巨人 (18:00・ナゴヤドーム)
30日(水) 対巨人 (18:00・ナゴヤドーム)


若竜トピックス(24日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
オリックス-中日 23回戦
(24日・あじさいスタジアム北神戸)
 D 006 010 001 = 8
 Bs 000 000 021 = 3
[勝] 川井(4試合3勝)
[D本] 谷6号 新井9号2ラン
[Dバッテリー] 川井、齊藤、平井 - 小川、田中
公式サイト・戦評

○川井雄太
<2年ぶり15度目のウエスタン・リーグ優勝を決めたが、
オリックスとの今季リーグ最終戦(北神戸)に先発。
7イニングを4安打5奪三振1四球の無失点に抑え、
1軍再昇格をアピール。生命線となる制球力と、
右打者のインコースを強気に攻める本来の投球が戻ってきた。
不調から2軍で調整を続けている開幕11連勝左腕が、
完全復調への手応えをつかんで>
「(2軍へ)落ちてきたころよりは、感覚を取り戻せてきた。
もうちょっとのところまで来ていると思う。
後はインコースを狙ったボールが抜けて、
甘いコースに入ったりするようなミスをなくしていきたい。
手応えは感じてます」

<シーズンはまだ終わっていない。
さらにはCSも控えている。表情をぐっと引き締めて>
「1球に泣かないように調整していきたい。
このままでは終わりたくない。
もう一度、大事な試合で投げるんだという
強い気持ちを持って取り組んでいきたい」
中スポ

○小林投手コーチ
<川井の復調気配を喜んで>
「明るい兆しが見えたね。
カーブもしっかり腕が振り切れているから、川井本来のボールになってきた。
まだシーズンもCSも残っているし、このままいけば、いい手駒になると思うよ」
中スポ

○新井良太
<先制の2点適時打を放つなど
チームを勢いづける4打数1安打2打点の働き。
最終戦勝利の立役者となって>
「最近5試合の打撃の感覚がいい。
こういう感覚がもう少し早くあったら、もっといい数字が残せたと思います」

<最高出塁率(.426)のタイトル獲得には決意を新たにして>
「辻監督がいつも言われている、
『追い込まれてから粘る』ことができたたまものだと思っています。
シーズンはまだ終わっていない。もっとできると自分では思っている。
CSもあるし、決して(1軍昇格を)あきらめていないです」
(中スポ)

○金剛弘樹
<今季最終戦での登板こそ無かったが、13セーブで
2年ぶり2度目となる最多セーブのタイトルを獲得。笑顔で>
「一昨年もこのタイトルを取っているし、今年取れたことで自信にもなります」

<1軍昇格をアピールして>
「納得できるボールも投げられているし、投球も安定してきた。
(1軍の)シーズンは残り少ないけど、投げられるチャンスがあれば、
気負わずに、自然体で投げて結果を残したい」
(中スポ)


【ウエスタン・リーグ表彰選手】(中日のみ)
▽最高出塁率   新井良太  .426(2回目)
▽最優秀防御率 山井大介  2.38(初受賞)
▽最多勝利    山井大介  7(2回目)
           長峰昌司  7(初受賞)
▽最多セーブ   金剛弘樹  13(2回目)
▽勝率第1位    山井大介  1.000=10割(初受賞)


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
屈辱の目前胴上げから一夜明けたこの日、
ナインは、本拠地・ナゴヤドームで
主力を除く若手全員参加の練習を行ったもよう。
通常のピックアップ練習同様となったようですが、
主力の中では、井端が異例の休日返上
アメリカンノックなどで汗を流していたようですが、
良い切り替えになってくれればいいなと思いますね。
リーグ優勝こそ逸したものの、次なる目標
クライマックスシリーズを勝ち抜いての日本シリーズへの道。
残り9試合となったレギュラーシーズンで
それに向けていかに準備を進めていけるか。
一方で、宮崎で行われる2軍教育リーグにも選手を派遣して、
調整の場としていくような記事も出ていました。

今季最長となった9連戦を終え、この日は木曜ながら休養日
今夜からは9月最後、さらにドラゴンズとしては
今季最後となる6連戦を迎えることとなりますが、
週末は現状3位の阪神、そして月火水と巨人と若干変則的な日程に。
本当は巨人との地元最終3連戦が、
シーズンのヤマ場となってほしかったのですが、
このままいくと、単なる消化試合の様相。
30日は立浪のレギュラーシーズン最後のナゴドとなることで
かなりの盛り上がりを見せるかもしれませんが、
それ以外においての選手のモチベーションが気になるところ。
3週間後のCSに向け、徐々に上げていくのでしょうが、
ここ数試合の低調ぶりを見る限り、いくらかの不安も。
週末はCS第1ステージで当たる可能性もある
阪神との対戦だけに、できるだけ相手にスキを見せぬよう、
戦いに臨んでくれることを期待したいところです。


ところで今朝の中スポでは、
ドラゴンズローカルタイトルの1つである
『ドラゴンズ・クラウン賞』が発表されていましたが、
今季の最優秀選手には、投手タイトルすべて上位の活躍を見せ、
ハーラートップの15勝をマークしている吉見が選出されました。
吉見投手、おめでとうございます!

今季は投打の個人タイトルにおいても、
ドラゴンズの選手が軒並み上位にいるだけに、
チェン、ブランコ、森野、井端ら、
正直、誰が選ばれてもおかしくないと思われましたが、
やはりエース格として、1年間ローテを支えた右腕
ファンには支持されたようですね。
エースが抜けたをいかに埋めるかが課題の1つだった今季。
安定した投球で勝ち星を重ねてきたことが
チームを2位に引き揚げる原動力にもなったといえるでしょう。

目指せ最多勝!トヨタOBだけに
「クラウン賞」は憧れでもあったでしょうが、
ここまで良い感じで来ていますし、
ぜひともリーグタイトルである
最多勝を獲ってほしいなと。
1差でゴンザレス(巨人)
館山(東京ヤクルト)が追っていますが、
何とかあと2つ勝ち星を積み重ねて、
初の栄誉を掴んでほしい。
一部記事では
首脳陣の後方支援もありそうですし、
獲ることで、相手に
手強い投手だとプレッシャーもかけられる。
特に今回の阪神戦では、必ず白星を挙げてもらいたいなと。
もっか4連敗なうえ、V逸のショックも少なからずある。
そんななかエース格の吉見で取って、悪い流れを止められれば、
ポストシーズンへ良き弾みとなるでしょう。
おそらくCS出場へ向け、相手は目の色を変えてくるでしょうが、
そこに大きく立ちはだかり、タイトルへリーチを掛けてほしい。
チームとしても、新たな目標へ向けての再スタート
地元ファンの前で好投を披露し、その先に繋げてほしいです。


その他の話題では、ウエスタン・リーグがこの日全日程を終了
前日に2年ぶりのリーグ優勝を決めたドラゴンズは、
この日オリックスに勝利し、55勝34敗7分けでフィニッシュ。
10月3日のファーム日本選手権に進出することになりました。
また個人タイトルも発表され、
山井が最多勝、最優秀防御率、勝率1位の「三冠」を獲得。
また長峰も最多勝、金剛は2年振りとなるセーブ王となりました。
一方打撃部門では、4番を張った新井が2度目の最高出塁率。
後半戦はチームを引っ張っていたようですし、
その打棒をぜひとも1軍で久々に見たいものだなと思いました。

2009年9月24日 (木)

追いかけど追い越せず、竜屈辱目前でG3連覇。

直接対決で連敗し、ついに優勝マジック1
落合政権では初となる目前胴上げの危機を迎えたドラゴンズ
シルバーウィーク9連戦の最後、東京ドームでの巨人との第3戦は、
先発・山井が捕まり、4回まで4点のリードを奪われたものの、
5回、和田・平田の長短打で作ったチャンスに
谷繁が起死回生となる3ランを放ち、1点差に。
しかし7回、浅尾ラミレスに適時打を喫して
痛いダメを押されると、反撃できずに逃げ切られ巨人戦6連敗
屈辱の終戦で、今季2位が確定しました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 21回戦
(23日・東京ドーム | 中日6勝15敗)
46335人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 ×
[敗] 山井(13試合3敗2S)
[D本] 谷繁9号3ラン
[Dバッテリー]
山井、高橋、浅尾 - 谷繁

◇対巨人21回戦・スタメン
1 (二)荒木  (4打数2安打)
2 (遊)井端  (4打数無安打)
3 (三)森野  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ (4打数無安打)
5 (左)和田  (3打数1安打)
6 (右)小池  (3打数無安打)
7 (中)平田  (3打数2安打)
8 (捕)谷繁  (3打数1安打3打点)
9 (投)山井  (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・オビスポ(中5日)
荒木中高め直球打ち上げ一飛、
井端中高め直球打ち上げ遊飛、
森野外高めチェンジアップ中飛


<1回ウラ・巨人> P・山井(中9日・先発は6/30以来)
坂本初球中高め直球二飛、松本外フォーク投ゴロ、
小笠原外フォークボテボテ二塁内野安打、
ラミレス中低めスライダー遊ゴロ

<2回・中日> P・オビスポ
ブランコ中直球遊ゴロ、和田中高め直球空三振、
小池中直球打ち上げ左飛


<2回ウラ・巨人> P・山井
亀井内スライダー空三振、
1死から、中入るスライダー捉えレフト中段本塁打(D 0-1 G)
阿部強い二直、古城外直球ショートオーバーヒット、
オビスポ外直球空三振

<3回・中日> P・オビスポ
平田中高め直球二塁後方落とすヒット、
谷繁バスターエンドラン投ゴロ・平田二進、
山井外直球二ゴロ進塁打、
2死三塁から、荒木中高め直球また打ち上げ二飛


<3回ウラ・巨人> P・山井
坂本三遊間井端止めるも内野安打、
松本外低めスライダー三ゴロ5-4-3併殺、
小笠原内スライダー手が出ず見三振

<4回ウラ・巨人> P・山井
ラミレス中入るカーブセンターバックスクリーン左
フェンスギリギリ越える本塁打(D 0-2 G)
亀井外直球中前打、初球左手かする死球、
阿部中スライダーインフィールド二飛、
1死一、二塁から、古城外フォーク左中間持っていく適時打(D 0-3 G)
1死一、三塁から、オビスポ一塁方向プッシュバント、
荒木捕るもどこにも投げられず(記録は適時内野安打)(D 0-4 G)
1死一、二塁から、坂本内スライダー見三振・
スタート二走古城三盗失敗=三振ゲッツー

<5回・中日> P・オビスポ
和田外スライダー中前抜けるヒット、
小池中直球左フェンス手前フライ、
平田内低め直球左翼線落とす二塁打、
1死二、三塁から、
谷繁ど真ん中150キロ直球完ぺき・
打った瞬間レフト上段飛び込む3ラン(D 3-4 G)

代打井上内直球詰まり二ゴロ、
荒木中高めスライダー引っ張り左前打、
2死一塁から、井端ランエンドヒット外直球中飛


<5回ウラ・巨人> P・高橋
松本中スライダー二ゴロ、小笠原外フォーク空三振、
ラミレス外フォーク遊ゴロ

<6回・中日> P・オビスポ
森野2-3内スライダー手を出し空三振、
ブランコ初球三ゴロ、和田中低めスライダー中飛


<7回・中日> P・オビスポ
小池中直球中飛、平田内直球詰まり左飛、
谷繁内150キロ三ゴロ


<7回ウラ・巨人> P・高橋
大道打ち直し内直球中前落とすヒット・代走鈴木
坂本初球鈴木二盗、坂本投犠打、
1死三塁から、代打木村拓也内直球脇当たり死球、
1死一、三塁から、小笠原外直球空三振
P・浅尾 中・英智
2死一、三塁から、ラミレス外フォーク逆らわず右方向・
右前持っていく適時打(D 3-5 G)

<8回・中日> P・越智
英智粘るも内フォーク詰まり二塁ハーフライナー、
荒木外高め直球一、二塁間抜くヒット、
1死一塁から、井端内低め直球遊ゴロ6-4-3併殺


<8回ウラ・巨人> P・浅尾
外フォーク中前打猛打賞、阿部外外れ四球、
無死一、二塁から、古城初球外直球二ゴロ4-6-3併殺、
2死三塁から、鈴木外低めフォーク空三振

<9回・中日> P・クルーン
森野中高め直球カットできず左邪飛、
ブランコ外フォーク空三振、
和田追い込まれるもクルーン力みまくりフォーク四球、
2死一塁から、代打立浪初球バッテリーエラー・和田二進、
2死二塁から、立浪1-2から外高め154キロ直球・
捉え流すも三塁ライナー古城ダイブ好捕、試合終了。

(巨人・3年連続33度目のリーグ優勝)


【ゲームレビュー】
一歩及ばず… 巨人戦6連敗

和田、平田の長短打を足場にした5回1死二、三塁から、
谷繁が左翼へ3ランを放って、1点差に詰め寄ったが、
その後、追加点を奪えなかった。
一方、巨人は今季初の7連勝。2回にの左越え本塁打で1点先制。
4回にラミレスの30号ソロなどで3点を奪い、
4-3と詰め寄られた7回にはラミレスの適時打で1点を加えた。
オビスポは7イニング3失点で5勝目。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


2点差を追う9回、巨人3番手・クルーンの前に
森野、ブランコと倒れ、簡単にツーアウト。
大歓声の中、和田が四球を選ぶと、
小池に代わって、打席にはドラゴンズの象徴・立浪
さらに制球が乱れるクルーン
初球バッテリーエラーで和田が二塁へ進むと、さらにボールが先行。
そしてカウント1-2からの4球目、
外角高めの154キロストレートを捉えた立浪が、
左方向へ流すも、打球は三塁正面のライナーに。
ダイブした古城が掴んで、ゲームセット。
2009年のレギュラーシーズンの結果が出ることとなり、
ドラゴンズ2位が確定しました。


目の前で決められた…。目前での胴上げを何としても阻止したい。
そういう意気込みこそあれど、
結果的には屈辱の3タテ
すっかり勢いに乗った
巨人の引き立て役に徹してしまった
今回の敵地3連戦となりましたが、
このゲームに関しては、ある意味今季の流れを表していたような。
大方吉見予想の中、先発したのは、山井
これは浅尾でスタートした開幕戦を思わせましたし、
序盤、谷・ラミレスの一発で先制され、
古城のタイムリー、オビスポのタイムリーバントと
一方的な展開にされてしまったのは、ちょうど5月頭までの低迷期のよう
さらに5回、和田の中前打を皮切りに、
平田の二塁打、そして谷繁の起死回生の3ラン。
この辺りは「巨人を追っかけられるのはウチだけだ」という
指揮官の預言めいたあの言葉の後、破竹の勢いで
一時は1ゲーム近くまで、追いかけた夏場を。
しかし追いかけることはできても、追い越すことまではできない
高橋の奮投こそあれ、6、7回の何もできずに倒れていくさまは、
8月終盤の一進一退を続けていたところの感が。
そして7回に出たラミレスの右前タイムリーは、
やはり2.5ゲーム差で迎えた8月25日からの巨人3連戦
地元でひっくり返すと意気込み、表3本柱をぶつけたものの、
ラミレス1人にやられまくってしまい、マジック点灯
そして大一番となったこの日も
最後の最後は、打の天敵・ラミレスにやられた。
そうなってしまった要素からも、今季の投影ともいえたゲーム。
三塁側のC指定席10列目から、試合の行方を眺め、
昨季のCS第2ステージに続く、目前胴上げを体験させられました。

この日もCSを見据えて山井を先発させ、
荒木、井端の1、2番を入れ替えるなど、
全く何もしていないわけではないものの、
打線は、荒れ球のオビスポの球威に押され、
フライアウトを連発してしまうありさま。
まあ今回に関しては、風が全くこちらに吹いていない
淡々とプレーしているように見えるさまは
そんなことからかもしれませんね。
ただ巨人と明らかに違ったのは、
1番から5番までの中軸が打たないと勝てないドラゴンズに対し、
脇役がしっかりつないで勝てるのが、巨人
この日もラミレスこそ打ちましたが、というか、
ラミレスにはいつも関係なくやられているのですが、
流れの中で効いたのが、4回の古城のタイムリー。
さらに3安打猛打賞とここにきて確変モードに入っている
小笠原亀井らが打てなくとも、誰ががそれを補うことができる
それに対して、頼みの打点王本塁打王が沈黙を続けたことで、
全く打線が機能しなかったドラゴンズ
そんな部分がここに来ての屈辱に繋がったような。
まあチームによって、戦い方というものは違いますが、
チーム一丸となって、勝利を掴み取る
そういう勝ち方をした方が、やはり上へ進めるのでしょう。


まあ終わってしまったのは、仕方がない。
幸い、まだドラゴンズ次の戦いが残されています。
レギュラーシーズンこそ、残り9試合となりましたが、
10月17日から始まるクライマックス・シリーズに向け、
しっかりと切り替え、残り3週間で
できるだけ状態を上げてほしいですね。
ただここで困るのが、いつまでたっても3位が決まらないこと。
13ゲーム以上も下で、一進一退が続いていますが、
正直どこも決め手がなく、モタモタしている状態。
トラだろうが、コイだろうが、ツバメだろうが、
どこでもいいから早く決まってほしいですよ。
マスコミなどは、すでにドラゴンズ巨人と第2ステージで
再戦するような見方をされているようですが、
その前に第1ステージを突破しないといけないのですから。

就任後初の目前胴上げとなった落合監督からは
こんなコメントがありました。
「この状況があと3週間続くと思うか? 見くびるなよ」

みくびる【見縊る】』とは
「軽視する。あなどる。見さげる」という意味。
まあこれだけ一方的にやられると、
そう見られる可能性が得てして高いものですが、強気だなと。
今後どんな選手を使っていくかはわかりませんが、
追いかけることはできたが、追い越せなかったレギュラーシーズン
しかし次の幕ではしっかり捕まえ、追い越してほしい
そのための準備となる残り3週間。
指揮官がどう動き、選手が、チームがどう変わっていくのか。
来るべき逆襲に注目していきたいと思います。


ところで話は変わって、この日ファーム
2年ぶり15度目となるウエスタン・リーグ優勝が決まったもよう。
改修前最後となるナゴヤ球場で、辻監督の胴上げが行われたそうです。
1軍が優勝を逸した日に胴上げとは皮肉ですが、
シーズン終盤の追い上げは、実にお見事。
ファームのみなさん、優勝おめでとうございます!
ウエスタン・リーグの代表として、
10月3日のファーム日本選手権に歩を進めますが、
ただこちらも相手が決まっていないようで、
千葉ロッテ、湘南、そして巨人が残っているようです。
できれば巨人が上がってきて、その巨人をやっつけてほしいですが…。


★プレーヤーズ・ボイス(23日)

●山井大介

<大方の予想は吉見の先発だったが、中9日でマウンドへ。
先発は6月30日の阪神戦以来だったが、4イニング4失点で敗戦投手に。
『奇襲』ともいえる先発登板は勝利にはつながらず、
2本塁打を浴びたことに話が及ぶと、悔しそうな表情を浮かべて>
「ホームランを打たれた球は反省しないといけない。
打たれた球は甘かった。あとは感覚としてはよかったと思うんですけど。
(4回に)ラミレスに打たれたのはしょうがないとしても、
あそこを1点で止めておきたかった」

<しかしこの試合での起用は、ポストシーズンに強い右腕の
クライマックスシリーズを見据えてのものに違いない。
サングラスの下の目を光らせて>
「またチャンスがあれば、頑張ります」
中スポサンスポニッカン

●高橋聡文
<5回から2番手で登板し、2イニング2/3を投げ1失点。
異様なムードに流されることなく落ち着いて、
5回は3人切り。6回も無失点。
7回2死一、三塁で降板となったが、33球の快投を演じて>
「気を付けるべきことだけはしっかりと気を付けて投げました。
低めはしっかり低めへ、コースを間違えない、
思い切り腕を振る。そこは気を付けました」

<クライマックスシリーズへの明るい材料。
本人いわく限界だそうだが、
18日の横浜戦でも3イニング無失点のロング救援。
先発が崩れたとき、再びゲームを引き締める
2番手として、適材ぶりを見せて>
「いっぱいいっぱいです」

<敗戦後は1人ベンチに残って、じっと腕組み。
くやしげに原監督の胴上げを見届けた。
振り返れば、昨年10月25日の東京ドーム。
CS第2ステージで昨季最後の黒星を喫したのは
3番手で登板した左腕だった。これまでの借りを返す力は十分蓄えて>
「まだやられている分が多いので、
これから投げる試合でしっかり返していきたい」
中スポ

●浅尾拓也
<7回2死一、三塁、高橋からバトンを受け、
いきなりラミレスに右前適時打を打たれた。
記録は1イニング1/3を無失点だったが、悔しげ。
巨人への雪辱を誓って>
「しっかり調子を上げてクライマックスシリーズに臨みたい」
(中スポ)


●谷繁元信
<4点差を追った5回、和田の中前打、
平田の左翼線二塁打で迎えた1死二、三塁。
カウント2-2からの5球目、オビスポの真ん中150キロ速球を
完ぺきにとらえ、左越えに意地の9号3ラン。
10日の阪神戦以来となる打点で、巨人に1点差に詰め寄って>
「いま思えば巨人を楽に勝たせたくないと思ったんだろうね。
最近、チャンスで打てていなかったし、(本塁打を)狙ったわけじゃない。
来た球に反応できたね。完ぺきなバッティングだった」

<しかし本塁打も空砲に。試合後今年の巨人についてこう表現。
悲願のペナントは3年連続で奪えなかったが、まだ終わったわけじゃない。
CS第1ステージを勝ち抜けば、もう一度、巨人に挑戦できる。
そのときの最大の障壁が4番・ラミレスだ>
「次(クライマックスシリーズ)は勝たないとね。
ラミレス? 去年もそうだけど、アイツには
ここというところで打たれてしまったからね。何とかしないと…」

<優勝が決定したこの日も2点目の30号ソロ本塁打を許し、
1点を追う7回には致命傷となるダメ押しタイムリーを許した。
今季ラミレスの対中日は83打数38安打の打率.458、9本塁打22打点。
敵の主砲を封じることが日本シリーズ進出への条件となる。
再決戦まで残り約1カ月、正捕手の意地と頭脳が試される>
「まだ時間がある? あるね。しっかり使いますよ」
カメラブログ中スポサンスポ時事通信毎日jpニッカン

●平田良介
<3回に、この日のチーム初安打となる中前打。
5回には左翼線へ二塁打を放ち、続く谷繁の3点本塁打を引き出した。
巨人のいいところばかりが目立ったこの3連戦。
だがすべて出場し、初戦で三塁打、この日は単打と二塁打。
マルチヒットで気を吐いて>
「特別な意識はありません。ただ、あまり試合に出てないので、
出たときに結果を残したい。勝ちたい、と思うだけです」

<目の前で巨人の優勝を見せつけられた悔しさをにじませながら>
「あと何試合かあるので、レギュラーへアピールしていきたい。
チームのためにも、自分のためにも頑張ります」
中スポ

●荒木雅博
<5月5日の広島戦以来となる1番を任され、4打数2安打。
選手会長は悔しそうな表情で、リベンジを誓って>
「このままじゃいけないのが分かった。
これからが大切になる。やり返したい」
中スポ

●和田一浩
<ナインのなかで胴上げを最後までベンチで見ていた。
目前での胴上げという悔しさを胸に刻んだよう。
この日は3打数1安打。こう話して>
「巨人にクライマックスシリーズでやり返す? 
その前に残りの試合もありますし、第1ステージもありますから。
一試合一試合集中して頑張っていきます」
中スポ


●立浪和義
<9回2死一塁、小池の代打で登場。
和田が野選で二塁に進んだ後、
クルーンの外角球をとらえ三塁へ痛烈なライナーを放ったが、
古城のグラブに収まりゲームセットとなった。
今季限りでの引退を表明しているが、最後の打者となってしまい、
うつむいたまま声を絞り出して>
「絶対に最後の打者になりたくなかった。
なんとかヒットを打ちたかったのですが…。
ずっと(出番が)くると思っていた。
集中して打席に入ったんですが、こういう結果になってしまった」

<プロ入りした1988年に開場の東京ドームでの、
これがレギュラーシーズン最後の勇姿にもなったが、
CS第2ステージでもう一度、このグラウンドに立つ>
「でも、最後とは思っていませんから。
もう一度クライマックスシリーズで戻ってこられるように、
また明日から頑張ります」
(中スポ、スポーツ報知共同通信社時事通信


◆田中監督付スコアラー
<この日を境に目標を切り替えるが、
次のステージをにらみ、スコアラー陣はすでに動き始めていた>
「担当スコアラーがキャンプから各球団を見ていますから、
情報が急に変わることはそうないですけど、
臨機応変に配置しています。万全を期す? そうですね」

<CS第1ステージで戦うリーグ3位の球団は決まっていない。
阪神・広島・東京ヤクルトの3球団がし烈な争いを繰り広げている。
シーズン終了に近づくほど、徐々に3位争いは絞られていく。
脱落した球団の担当スコアラーから、順番に他球団の研究へと回る。
12球団屈指といわれる情報量に人海戦術が加われば鬼に金棒。
スコアラーの一手先の行動がポストシーズンの大きな力になる>
「臨機応変に動かしていきます」
(中スポ)


●落合監督
<リーグ戦では就任6年目で初めて目の前で胴上げを許す屈辱。
直接対決6連敗。力の差を見せつけられる形で優勝を逃したが、
V逸の直後、指揮官は巨人・原監督の胴上げに見向きもせず、
ロッカールームで15分に及ぶ緊急ミーティングを行った。
敵地で3連敗を喫した試合を振り返ることなく
クライマックスシリーズへ向けて強気を崩さず。
報道陣には笑みを浮かべながら>
「最初に取るもの(優勝)を取れなかった? 
そう。それ(ペナント)が取れなかった。ただそれだけ。
これから本当の戦いが始まるんだ。
その準備をこれから3週間かけてやる。
選手も? 選手は準備しないよ。こっちがするだけ。
でもオレがどんだけ絵を描いたって、
その通りにいかなきゃどうしようもない。
(レギュラーシーズンは)あと9試合? そうは考えない。3週間だ。
さあ、誰をどう使うか。それはわからない。これから考える。
オレがこの状況に手をこまねいていると思うか? そう見くびるなよ。
この状態が3週間も続くか? 
選手をどうやって動かすかだ。監督の戦いじゃないけどな」
(中スポ、サンスポスポーツ報知時事通信12
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(23日)

○辻2軍監督

<2位の阪神が福岡ソフトバンクに敗れたため、
2年ぶり15度目のウエスタン・リーグ優勝が決定>
「優勝したことについては率直にうれしいです。
今年は1軍に行ったり、入れ替わったり、
いろんな選手が全員で勝ち取った優勝だと思います。
ただ、2軍が優勝するのが目的でなく、
1軍の戦力になる選手を1人でも多く送りこみたいです」

<歓喜の輪の中心で高々と3度、宙に舞った。
ナゴヤ球場でのチーム練習を終えたあと、
選手たちは球場の施設内で待機していると、
2位・阪神が敗戦したという連絡が入った。
この日試合はなかったが、若竜を率いて3年目の指揮官が、
就任1年目の07年以来2度目となる胴上げに酔いしれて>
「投手事情が2年前より苦しかったけど、その分、野手陣が頑張ってくれた。
野手の方の頑張りで結束力ができて、一つ一つ勝つことが自信になっていった。
チーム力で勝った(優勝した)年だった」

<シーズンの出だしは苦闘続きだった。
開幕3連戦では2連敗スタート(2敗1分け)。
4月終盤までは最下位に低迷し、6月に入っても、
成績は思うように上がらなかったが、
6月28日から今季2度目となる4連勝で
2位に浮上すると、チームのムードは一変。
今季のMVP的存在に掲げる新井を筆頭に若手の力が結束し始める>
「(新井は)チームの調子が悪い時も、
常にチームを鼓舞しながら、若手の手本となってやってくれた。
1軍の方に呼ばれた中村一生や中川、福田らが、
ヒットやホームランを打って自信になったんじゃないかな」

<8月に入ると、自信を得た若い力が一気に爆発。
9連勝を含む月間11勝2敗3引き分けの、勝率.846。
8月5日時点での首位・阪神との5ゲーム差を一気に縮めて、
25日には一時首位に立つ驚異的な『力』を発揮・
指揮官をうならせるほど成長した力は、
9月に入っても衰え知らずで、そのままゴールまで突き進んだ。
10月3日に富山市民球場で行われるファーム日本選手権で
イースタン・リーグ優勝チームと対戦する>
「迷った時は(選手任せで)サインを出さなかった。
選手たちの成長が見えた。
最後まで試合をあきらめないし、精神的にも強くなった」
公式サイト中スポサンスポ時事通信スポニチ名古屋


○野本圭
<ルーキーにとってはウ・リーグ制覇が『初体験』の優勝になって>
「高校(岡山南高)でも、大学(駒澤大)でも
優勝したことがありません。うれしいものですね」

<後半戦は3番に定着し、
4番・新井との『駒大コンビ』で優勝へ導いた。
リーグ最終戦を勝利で飾ることを誓って>
「明日(24日・オリックス戦)勝って喜びます」
(中スポ)

○谷哲也
<『ドミニカ組』にとってはうれしい優勝決定になった。
長峰、山内とともにドミニカ・ウィンターリーグ参戦のため、
24日以降はチームを離れることが決まっていて、
この日は優勝の喜びを味わう『ラストチャンス』だった。
武者修行へ向かう前に最高の『景気付け』となって>
「きょう決まって本当によかったです。
決まらなかったら、『(24日に試合が行われる)神戸に来い』と
言われるかと思っていました」
(中スポ)

○新井良太
<この日、ナゴヤ球場で2軍の練習が終わると、
何人かは自らの守備位置へ戻って深々と頭を下げた。
今オフの大規模な改修工事を前に、
この日が『旧球場』での最後の練習。
選手たちは惜別のあいさつをしていたのだ。
ロッカールームから次々と運び出された荷物の中には、
40~50年前のウエスタン・リーグの優勝トロフィーもあった。
ここで年がら年中野球漬けになってきた若手にとっては、
一抹の寂しさもあるだろう。しみじみと語って>
「感慨深いですね。ホント、朝から晩までよく練習しました。
思い出はたくさんあります」
(中スポ<ドラ番記者>

2009年9月23日 (水)

チェン1球に泣く、落合竜連敗目前胴上げの危機。

大ベテランが巨人の一発攻勢に屈してしまい、
東京ドームでの直接対決初戦を落としたドラゴンズ。
マジック3で迎えた第2戦は、チェン-ゴンザレスの投げ合いで
両チーム無得点のまま中盤へ。
しかしチェンが6回亀井に2ランを喫し、均衡が破れると、
ゴンザレスに7回までわずか2安打と全く反撃できない打線は、
そのまま押し切られてしまい、今季8度目の完封負け。
巨人戦5連敗となり、ついにマジックは1。
目前胴上げの危機を迎えてしまいました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 20回戦
(22日・東京ドーム | 中日6勝14敗)
45197人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 ×
[敗] チェン(21試合8勝4敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
チェン、浅尾 - 谷繁

◇対巨人20回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数1安打)
2 (二)荒木  (4打数無安打)
3 (三)森野  (3打数無安打)
4 (一)ブランコ (4打数1安打)
5 (左)和田  (4打数無安打)
6 (右)イ・ビョンギュ (2打数無安打)
7 (中)平田  (3打数無安打)
8 (捕)谷繁  (3打数2安打)
9 (投)チェン (2打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・ゴンザレス
井端中高め直球二ゴロ、荒木外スライダー三ゴロ、
森野外チェンジアップ一ゴロ

<1回ウラ・巨人> P・チェン(中6日)
坂本中直球右前打、
松本バント捕前谷繁素手で捕り二塁送球封殺、
小笠原内高め直球空三振、ラミレス内直球一邪飛

<2回・中日> P・ゴンザレス
ブランコ高めチェンジアップ当てただけ二ゴロ、
和田内直球遊正面ゴロ、イ・ビョンギュストレート四球、
平田外直球詰まり投ゴロ

<2回ウラ・巨人> P・チェン
亀井中カーブ左飛、谷内直球詰まり左中間落ちるヒット、
阿部内150キロ直球見三振・スタート谷二盗失敗併殺

<3回・中日> P・ゴンザレス
谷繁外直球中前打、チェン内スライダー二ゴロ4-6のみ、
井端中スライダー中途半端空三振、荒木中チェンジアップ遊ゴロ

<3回ウラ・巨人> P・チェン
古城内直球右手死球、ゴンザレス投犠打、
坂本内高め直球左前打、
1死一、三塁から、松本中低めスライダー三邪飛、
2死一、三塁から、小笠原中入るスライダーも打ち損じ二飛

<4回ウラ・巨人> P・チェン
ラミレス中直球遊ゴロ、亀井外直球反応できず見三振、
谷内高め152キロ直球ズバッと見三振

<5回・中日> P・ゴンザレス
イ・ビョンギュ外スライダー一ゴロ、
平田初球スライダー投ゴロ、
谷繁外直球投返し・ゴンザレス右ふくらはぎ直撃内野安打、
チェン中直球遊ゴロ6-4二封

<5回ウラ・巨人> P・チェン
阿部外高め直球空三振、
古城ボテボテ遊ゴロ井端好捕もブランコポロリエラー、
ゴンザレススリーバント失敗、坂本ストレート四球、
2死一、二塁から、松本外スライダー叩くも二正面直

<6回・中日> P・ゴンザレス
井端中スライダー一邪飛、荒木外直球投ゴロ、
森野左足死球、ブランコ外スライダー三ゴロ

<6回ウラ・巨人> P・チェン
小笠原外カーブ見三振、ラミレスやや警戒外四球、
1死一塁から、亀井2-3外中寄り低めスライダー・
うまくミートされ右翼スタンド飛び込む2ラン(D 0-2 G)
谷外直球中飛、阿部初球外直球痛烈右前打、
古城内高め直球投返し・直撃も拾ってトス

<7回・中日> P・ゴンザレス
和田内直球投後方小フライ・ゴン後ろ向きでキャッチ、
イ・ビョンギュ初球スライダー一ゴロ、
平田内スライダー三ゴロ・わずか6球あっさり

<7回ウラ・巨人> P・チェン 中・英智
代打大道内フォーク空三振、
直後チェン自らタイム左足気にする仕草・ベンチ裏下がり治療後戻る、
坂本中高め直球左飛、
松本二塁付近ゴロ荒木追いつくも送球逸れ内野安打、
2死二塁から、小笠原外スライダー中飛

<8回・中日> P・越智
谷繁初球外直球中飛、代打井上中フォーク一ゴロ
井端外低めフォーク中前抜けるヒット、
荒木外フォークボテボテ二ゴロ・
古城グラブトス後走者荒木と交錯両者倒れ込むも大事に至らず

<8回ウラ・巨人> P・浅尾
ラミレス高めフォーク右飛、亀井外フォーク空三振、
谷中スライダー三遊間抜くヒット・代走鈴木、
阿部中高め直球ボール球空三振

<9回・中日> P・山口
森野内シュート遊ゴロ、
ブランコ中低めスライダー中前持っていくヒット、
和田初球外チェンジアップ遊ゴロ6-4-3併殺、試合終了。


【ゲームレビュー】
今季7度目の完封負けで3連敗
巨人のマジックナンバーが1となり、あとがなくなった

チェンが一発に泣いた。
6回、フルカウントから亀井に決勝の2ラン。痛い本塁打を浴びた。
打線はわずか4安打。二塁も踏めなかった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


マジック3で迎えた直接対決第2戦。
さすがは防御率ナンバーワン左腕と、
チームの勝ち頭13勝を挙げている右腕ということで、
ゲーム中盤まで0が並ぶ投手戦になりましたが、
均衡は思わぬカタチで破れたなと。
6回ウラ、1死一塁からなんと亀井が右翼席に持っていく先制2ラン。
ぞの前のラミレスをやや警戒気味に四球で歩かせ、
亀井に対しても2-1と追い込みながら、2球ボールとなって2-3。
ただフルカウントとなった外へのストレート。
あれを審判が取ってくれていたらなあと…。
それまでもストライクとして取ってくれたコースなうえ、
投げたチェンも、受けた谷繁も疑わなかったコース。
ただそれがボールとなってしまうと、
流れが一気に変わってしまうモノなんだなと。
フルカウントとなってしまい、連続四球は避けたいと思ったチェン。
谷繁が要求したのは外角低めへのスライダー。
しかし慎重になったか、腕が振れずに置きに行ったようなボールが。
そういうボールになってしまえば、当てられるのがヤマ。
体勢を崩しながらもうまく引っかけ、片手で振り抜くと
打球はオレンジ色のライトスタンドへ。
0-0の状態でもっともやってはいけない一発での失点。
しかも今季ヒットを1本も打たれてしない亀井にやられるとは…。
またしても相手の信じられない勢いにやられ、
7イニング6安打2失点ながら、巨人戦3敗目となった左腕。
確かに失投は反省する部分でしょうが、
自分的にはあまり負けたという印象はないですね。
反省ももらったでしょうが、それでもなおも手強いという印象は、
今後の対戦に向けて、相手に与えられたのではと感じました。


それよりもこの日の敗因は、やはり沈黙打線。
またしてもドラゴンズキラーのゴンザレスに封じ込められ、
わずか谷繁の2安打のみで、二塁も踏めないありさま。
確かに相手も意識してくれているのか。
やや配球を変えてきたという面もあったでしょうが、
ここまで完ぺきに封じ込められるのは…。
それにしても、この日は輪をかけて淡々モード。
ある意味「お手上げ」ということもありましたが、
もう少し何かアクションを起こさないと、
キラーの攻略というのは難しいかもしれませんね。
期待の主軸もここに来てほとんど音無し。
こんな低調ぶりでは、どこが出てきてもどっこいどっこいの
3位のチームにも飲まれてしまうのではないかなと。
ゴンザレスに向けては、さらに対策を施すとともに、
第3戦はもうちょっと元気を出してほしいなと。
まあ多少でも連打が出れば、そうは見えないのでしょうが、
あまりに寂しく感じたこの日の打線でした。


気が付けば、連敗でゲーム差も2ケタの10。
すっかり優勝への「追い風モード」に乗った巨人に
かなりの力の差を見せつけられたこの2試合。
しかしこのままズルズルと3タテされては、
今後にむけて「与しやすし」と思われてしまいます。
おそらくお祭り騒ぎとなるであろう東京ドームの第3戦。
ここでしっかり「ヒール」となって、
相手に寂しい思いをさせてあげてほしいなと。
順当に行けば、最後の砦として、
リーグ最多勝の吉見がマウンドに上がるのでしょうが、
逆に不意を突いて、山井を使っても面白いかも。
まあこの一戦を単なる一戦と考えるか、
絶対負けてはいけない一戦と考えるかは、ベンチ次第。
ただファンとしては、目前胴上げだけは避けてほしい。
最後の最後でドラゴンズらしさを見せ、
阻止してくれることを、節に願うばかりです。


★プレーヤーズ・ボイス(22日)

●チェン・ウェイン

<7イニング6安打2失点の好投も実らず。
付いた星の色は黒だったが、そこには明るい光が差していた。
敗戦後、通路を歩く左腕の目には落胆より光があった>
「きょうは前回よりはよかったし、
ホームランを打たれたこと以外は満足しています」

<力投が一瞬にしてふいになった。
中軸に許したこの日ただ1本の安打が、痛恨の決勝の2ランとなった。
6回1死からラミレスを四球で歩かせたが、
続く亀井を2-2と追い込む。5球目の148キロの直球が
外角いっぱいに走った。しかし、判定はボール>
「どこがボールか分からなかった」

<ますます波に乗れると思った瞬間のボール判定。
気持ちを落ち着かせるように、一塁に1度けん制球を投じたが、
心の揺れはおさまっていなかった。
6球目はスライダー。低めには制球されていたが、
外角に構えた谷繁のミットより中寄りに入った。
体勢を崩した亀井だが、甘く入った分バットが届いた。
最後は右手一本。打球は巨人ファンで埋まる右翼席に消えて>
「連続四球を出して(次の)谷さんと勝負しても
よかったかな、とも思ったけど、その前にも2球、
自分としてはストライクと思った球がボールだったし…。
(3球続けて)外に投げても打たれるし、ボール球を投げたら四球になる。
切り替えて投げるしかないと思ったけど…。
あれはしょうがないと思う。
(コースは)悪くはないし、かなり低めにもいっていた。
いいコースにいっても打たれる時はあるし、こういうのはしょうがない。
相手がうまかった。打球がフェンスを越えたことは悔しい」

<これが今季10本目の被本塁打で、東京ドームでは5発目。
CSへ向けた一発対策として左打者の懐を積極的に攻めたが、
肝心の場面で『四球でもいい』という意識で腕を振れなかった>
「死球は仕方ないと思ってシュートを多くした」

<また亀井に2ランを浴びた後、古城の打球を
左足に受けるアクシデント(記録は投ゴロ)。
ボールを拾って投ゴロに仕留めると、7回もそのままマウンドへ。
先頭の代打・大道を三振に打ち取った後、
違和感を訴え、治療のために自らベンチに下がったが、
再びマウンドに戻ると、執念で7回を投げ切る気迫を見せた。
本人は説明を避けたが>
「あれはもう(終わったことだ)」

<東京ドームでの巨人戦。
これがクライマックスシリーズ第2ステージの
舞台設定となることが、ほぼ確実となった。
これまでは苦手だった設定で快投を演じて、
CSでの雪辱に目を向ければ、光明となる1敗だった。
それは前向きな言葉に表れている>
「7回2失点ならいいと思うし、内容も悪くはない。
こういう負けはしょうがない。
きょうのようなピッチングをこれからも続けていきたい。
きょうの試合はもう終わったことなので、
気持ちを切り替えて、次の試合を頑張るしかない」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知時事通信
毎日jpスポニチスポニチ名古屋ニッカン

●谷繁元信
<右手一本で拾われたスライダーが右翼席に突き刺さっていた。
6回、勝敗を分けた亀井への一球。
スライダーという選択、球のキレ、なぜにあんなに飛んだのか>
「2-3というカウントもあるし、四球を出しちゃいけないというのもある。
ちょっと(腕の振りが)緩んだのかもしれない。
(自身の選択も)もしかしたら違うのかもしれないし…。
(バットの)ヘッドが利いていたといえば利いていたんでしょうね」

<勝負のあやとなったのは直前の一球にあるのでは。
内角のストレートで亀井を追い込み、カウント2-1。
外角への146キロを挟んだ5球目、トータル77球目は148キロ、
またも外角球だったが、亀井のバットは動かない。
だが、森球審の右手も挙がらなかった。
ボールのコールを聞いた瞬間、思わず飛び上がった一球に>
「外の真っすぐがねえ。
あの2球のうちどっちかを審判が取ってくれていれば…。
バッテリーとしては取ってほしい。
でも、審判が取ってくれなかったらそれまでだし…」

<打ってはただ一人2安打を放ったが、語気を荒らげ>
「対策? これだけやられればチームとして考えるでしょ」
(中スポ、中日新聞サンスポスポニチスポニチ名古屋

●森バッテリーチーフコーチ
<7回に左足に違和感を訴え、治療のために
自らベンチに下がったが、再びマウンドに戻ると、
粘投を続けたチェンをかばって>
「自分の考えも何も、あいつの仕事場だろ。
大丈夫だから投げるんだ。
味方が2、3点取ったら勝利投手の権利が出るし、
意地でも投げるわな、あいつは」

<7イニング2失点のチェンにCSをにらんで反省を求めて>
「責めなきゃ伸びない」
毎日jpスポニチニッカン

●和田一浩
<苦手のゴンザレスに4連敗を喫し、表情もさえず。
消極的な打撃を反省して>
「ゴンザレスはよかったと思うが、きょうは甘い球を見逃していました。
どんどんストライクを取ってくるタイプなのに。
だから打てる球が打てなくなる。苦手意識は感じない。
もっと自分から仕掛けいかないと。甘い球を逃すときつくなる」
中スポ共同通信社時事通信ニッカン

●森野将彦
<帰りのバスへと続く東京ドームの通路。
リーグ打点王は怒りを抑えることができなかった。
またもな当たりが出ず、天敵相手に2打数無安打1四球。
冷静ではいられるはずがなく>
「いつもと違う配球? 今はそこまで考えられない。
歯がゆさばかりで…。何とかできそうで、できない。
毎回、考えていくんですけど、毎回同じ結果になる」
ニッカン

●トニ・ブランコ
<もっとも心配なのは4番打者。
最終打席で3試合ぶりの安打を記録したものの、
ここ10試合の打率は35打数8安打の.229。
さらに来日最長となる13試合ノーアーチ。
今季は2本のアーチを架けるなどお得意さまだったゴンザレスにも
3打数無安打と抑え込まれ、試合後は口をつぐんで>
「きょうは勘弁してくれ」
中スポ

●石嶺打撃コーチ
<これでゴンザレスが先発した試合は
5戦全敗(ゴンザレス自身は4勝)とやられっぱなし>
「ゴンザレス? だいぶ配球を変えてきたね。
ただ、相手がどうというより、このところ全体的に打線の状態が良くない。
調子を上げていかないと。打てるボールを積極的に打たないと。
(ブランコは)相手に厳しい攻めをされていることで
イライラしているというのもある」
中スポサンスポスポニチ名古屋ニッカン


●浅尾拓也
<2点を追う8回に登板。
2死から谷に左前打を浴びたものの、
続く阿部を三振に仕留め、無失点に抑える>
「最後2死から打たれたのが、アレでしたけど、
結果的にゼロに抑えられて良かった。
(胴上げは)見たくないですね。あしたも頑張ります」

<ここまで登板試合数は『63』。
シーズン最多登板の球団記録に迫っている。
体はかなり疲れているはずだが、本人はけろり>
「最近はずっと疲れは感じないんです。
しっかり投げられれば、そんなに疲れないです」
(中スポ)

●英智
<平田に代わって7回の守備から中堅に入る。
スタメンだった17日の広島戦以来、5試合ぶりの出場だったが>
「どこか悪かったということはないです。たまたま出番がなかっただけ」

<打席は回らなかったものの、
7回2死二塁の小笠原の後方への飛球を
軽々と追いついてみせるなど、試合勘には問題なさそう。
まだまだ中堅、右翼の定位置は不確定だけに、チャンスをうかがって>
「たとえ(巨人の)優勝が決まっても、まだまだ先がある。
出番がきたら頑張ります」
中スポ

●荒木雅博
<8回2死一塁で二ゴロを放ち、一塁を駆け抜けた瞬間、
トスを終えて一塁線付近にいた二塁手の古城と衝突。
その場に約3分間うずくまった。
ひやりとするシーンだったが、自力で立ち上がり、
そのままプレーを続けただけに、最悪の事態は逃れたよう>
「大丈夫です。おれが悪いです」
(中スポ)

●井端弘和
<リーグ3連覇に王手をかけられ、
窮地に追い込まれはしたが、目前の胴上げだけは阻止したい。
完敗ショックを心に抱えながらも、目線を上げて>
「そりゃ見たくないですよ。せめてもの意地ってわけじゃないけど、
明日は絶対に勝ちます。それしかないです」
デイリー

●立浪和義
<出番はなかった。マジック『1』に沸く巨人ファンの声を
遠くに聞きながら、帰りのバスに歩く兼任コーチを声を絞り出して>
「明日(23日)は何とか阻止せな」

<マジックを減らす側も、減らされる側も何度も経験してきた。
現役ラストイヤーの今季は残念ながら後者。
しかも今回の直接対決では、敵地のスタンドも含めた
ムードに気押された感があった。
この2試合はそうしきれなかった自軍に悔しそうな表情も見せて>
「仕方ない部分はあります。
(マジックが)5、3と減って、一番勢いが出るところですから。
それを乗り越える気迫を出さなきゃ。
これから先もある。このまま終わらないよう頑張らな、あかんですね」
(中スポ)


●平田良介
<今季途中、打席に入るときの登場曲を変えた。
『Dear Mama Feat.小田和正(LGYankees)』という歌。
昨年5月に発売された同グループのデビューシングルであるが>
「高江洲に会ったとき、高江洲の車でよく聞いていたのを思い出して。
かっこいいというか、いい歌なんですよ」

<高江洲とは、昨季まで中日に所属していた高江洲拓哉さん。
今は草野球を楽しみながら、東京都内で一般企業に勤めている。
今季途中の東京遠征中、ともに食事をしたのが曲を使うきっかけ。
昨年までプロで活躍したするのをともに目指していたころ、
高江洲さんが運転する自動車の中で、いつもかかっていたのを
思い出し、担当者にお願いし、登場曲として採用したという>
「(高江洲は)ちょっと太ったみたいで。顔が大きくなっていましたよ」

<05年の高校生ドラフトで指名された同期のうち、
現役選手は1人だけになっている。
高江洲さんとの思い出の曲で同期の分まで活躍したい。
そう考える選手もいるだろうが、違う。
行動の動機は、誰かのためではなく、
曲には自分まで戦力外になるわけにはいかないという、
自身への重圧の意味も込めているのかもしれない。
最後の星は思い出の曲とともに懸命に戦っている>
「(同期は)4人もいたんですけど」
(中スポ)

◆山本昌
<前日行われた千葉ロッテ・小宮山の引退会見にしんみり。
小宮山とは昭和40年生まれのプロ野球選手・OBたちで結成した
『昭和40年会』の仲間。オフには毎年のようにイベントで
顔を合わせ、「同窓会」をやってきた。
そうそうたる顔ぶれのなか、とうとう最後1人の現役となり>
「ちょっとだけだけど、テレビで見たよ。
さびしいのはさびしいけど、これはしょうがないよね…」
(中スポ)

◆吉見一起
<23日に先発する予定。言葉に力を込めて>
「何とか阻止したい。まだプレーオフも残っていますし、
きっちりシーズンが終われるようにいい投球をしたい」
スポーツ報知


●落合監督
<打線がわずか4安打に終わり、今季8度目の完封負け。
対巨人戦5連敗でついにマジック『1』>
「何もない」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信毎日jp


若竜トピックス(22日)

◆若竜Vお預け
(中スポ)
(ウエスタン・リーグはこの日、阪神が福岡ソフトバンクに勝ったため、
中日の優勝へのマジックナンバーは変わらず『1』のまま。
中日の最短優勝は23日に延びた。
条件は23日に阪神が福岡ソフトバンクに
負けるか引き分けで、中日の優勝が決まる)

2009年9月22日 (火)

山本昌3発に沈む、竜巨人戦5年ぶり負け越し。

シルバーウィーク9連戦の3カード目、
ついに迎える首位・巨人との直接対決3連戦
何とか目前の胴上げを阻止すべく、
満を持してベテラン・山本昌を立てた初戦でしたが、
1点リードの2回にに逆転2ランを浴びると、
同点に追いついた直後の3回にはラミレスに、
さらに4回先頭には再びと、この日3被弾。
巨人打線の一発攻勢に屈し、4イニング4失点で降板。
一方打線は巨人先発・東野から序盤3点を奪ったものの、
4回以降無得点。さらに継投で逃げ切られカード4連敗。
これで今季6勝13敗となり、04年以来5年ぶりに
巨人戦カード負け越しを許すこととなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
巨人-中日 19回戦
(21日・東京ドーム | 中日6勝13敗)
45487人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
巨 人 ×
[敗] 山本昌(5試合1勝3敗)
[D本] イ・ビョンギュ3号
[Dバッテリー]
山本昌、パヤノ、鈴木、小林正人 - 谷繁

◇対巨人19回戦・スタメン
1 (遊)井端  (3打数1安打)
2 (二)荒木  (3打数1安打)
3 (三)森野  (4打数無安打1打点)
4 (一)ブランコ (4打数無安打)
5 (左)和田  (3打数無安打)
6 (右)イ・ビョンギュ (4打数2安打1打点)
7 (中)平田  (4打数1安打)
8 (捕)谷繁  (4打数無安打)
9 (投)山本昌 (0打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・東野(中4日)
井端内直球三ゴロ、荒木外カーブ二ゴロ中井お手玉エラー、
森野内直球二ゴロ進塁打、
2死二塁から、ブランコ中低めスライダー打ち上げ中飛


<1回ウラ・巨人> P・山本昌(中9日・巨人戦今季初登板)
坂本外スクリュー三遊間抜くヒット、
松本バント投小フライ失敗、小笠原内直球ショート横抜くヒット、
1死一、二塁から、ラミレス外スクリュー二ゴロ4-6-3併殺

<2回・中日> P・東野
和田外フォーク三ゴロ、
1死から、
イ・ビョンギュ外フォーク捉え・
センターバックスクリーン右飛び込む本塁打(D 1-0 G)


<2回ウラ・巨人> P・山本昌
亀井内直球左前打、
無死一塁から、初球中高め直球逆らわず
右翼席最前列飛び込む2ラン(D 1-2 G)
阿部内スクリュー空三振、
中井中高め直球空三振、東野内直球見三振

<3回・中日> P・東野
山本昌外大きく外れ四球、
井端高め浮きストレート四球、荒木捕犠打、
1死二、三塁から、
森野中スライダー二ゴロの間(D 2-2 G)
2死三塁から、ブランコ外スライダー空三振

<3回ウラ・巨人> P・山本昌
坂本外高めスクリュー右前打、
松本初球三犠打、小笠原初球二ゴロ進塁打、
2死三塁から、ラミレス外低め直球右中間飛び込む2ラン(D 2-4 G)

<4回・中日> P・東野
和田内高めつり球空三振、
イ・ビョンギュ内スライダー詰まりながら二塁後方ヒット、
平田内直球詰まり中飛、谷繁外スライダー空三振


<4回ウラ・巨人> P・山本昌
中入る直球右方向・右翼最前列飛び込む本塁打(D 2-5 G)

<5回・中日> P・東野 二・古城
代打井上12球粘るも空三振、
井端投返し中前打、荒木中カーブ右飛、
森野中直球二ゴロ・古城ダイビング好捕


<5回ウラ・巨人> P・パヤノ
坂本内外れ四球、松本三犠打、小笠原投ゴロ進塁打、
2死三塁から、ラミレス内低め直球打ち上げ中飛

<6回ウラ・巨人> P・パヤノ
亀井初球中前進フライ、ストレート四球、
阿部内高め直球空三振、古城中スライダー見三振

<7回・中日> P・東野
平田内直球左方向・
ラミレススライディングキャッチ試みるも後逸・三塁打、
無死三塁から、谷繁外スライダー打ち損じ二飛、
1死三塁から、
代打立浪中直球強振ライナー右犠飛(D 3-5 G)

<7回ウラ・巨人> P・鈴木義広
代打脇谷二塁内野安打、坂本投犠打、
1死二塁から、松本外スライダー中途半端空三振、
小笠原内スライダー右もも死球、ラミレス逆球外直球右前打、
2死満塁から、亀井内ボール球スライダー手を出し二飛

<8回・中日> P・山口
荒木中スライダー引っ張り左翼線落ちる二塁打、
森野中スライダー二ゴロ進塁打、
1死三塁から、ブランコ内高め直球一ゴロ・三走そのまま、和田四球、
2死一、三塁から、イ・ビョンギュ外チェンジアップ空三振


<8回ウラ・巨人> P・鈴木義広
内シュート死球・代走鈴木尚広
P・小林正人
阿部2球目・鈴木尚広二盗、阿部外スライダー空三振、
古城内高め直球詰まり左飛、
2死二塁から、脇谷内シュート詰まり遊ゴロ

<9回・中日> P・クルーン
平田初球中高めスライダー投返し・
クルーン右もも直撃も三塁バックアップゴロ、
谷繁中高め149キロ伸びなし左飛、
代打小池外フォーク二ゴロ、試合終了。



【ゲームレビュー】
巨人戦4連敗
2004年以来5年ぶりに巨人戦のシーズン負け越しも決まった

山本昌が3本塁打を浴びた。
2回、に逆転2ラン。3回はラミレスに勝ち越し2ラン。
4回にはに2打席連続を許した。
クリーンアップが無安打。打線につながりがなかった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


優勝マジック5と、リーグ3連覇を目前にして
いいムードでばく進する首位チームと、
目前胴上げ回避という漠然とした目標こそあるものの、
何か重いムードを背負い、淡泊な姿を見せる2位チーム
現状での勢いとムードの差を感じた直接対決初戦でした。

昌止められず。ポストシーズンで
起用できるか試すため、
また大事なゲーム、
巨人戦での実績等を考慮して、
あえてローテをずらして、
中9日で先発起用された昌さん
ただ本人も言うように、
勝負どころでボールが高かったなと。
東京ドームの狭さ
改めて感じた3発でしたが、
そのうち2回の、3回のラミレス
2発がランナーを塁の背負ってからのもの。
確かにボールの緩急、制球が今イチだったのは確かですが、
投じた4イニングすべてで先頭打者を出す
もしくは打たれていては、自分のペースに持ち込めません。
その辺りも今後に向けての反省点じゃないかなと。

それにしてもの2発、あれは入っちゃいけない。
連休を迎える前に職場の同僚のG党に
「巨人の誰が調子いいの?」と聞いて返ってきた答えが、阿部
この日は阿部こそ抑えたものの、にはものの見事にやられた感が。
ただあまりにも不用意な投球
確かに好調の選手には甘くボールが入る傾向がありますが、
この先まだまだ当たるでしょうし、
何とかもう少しやりくりするなどして、対策を練りたいもの。
まあ現状の「追い風モード」では止めるのが至難の業ですが、
チェン、吉見と好投手が控えていますし、
できれば食い止めてほしいです。


もうちょっとやってくれるだろうとは思っていましたが、
ある意味、雰囲気に飲み込まれてしまったドラゴンズナイン
まあイ・ビョンギュの先制弾、立浪の痛烈犠飛、
山口から放った荒木のレフト線二塁打、
そして三塁打にピッチャー返しと、イキのよい当たりを放った平田
点で考えれば見所もありましたが、どうも散発
要所で線となっていた巨人と比べ、その辺がやや残念でしたね。
特に4番の差というものがここに来て出てしまっているような。
9月に入って本塁打わずか1本の主砲・ブランコ
まだまだ1年目、ある意味ベテランのラミレスと比べてはいけませんが、
こういう時こそ、何とか狭い東京ドームに強烈弾をぶち込んで、
打線のムードを変えてほしいと願いたいところ。
よりによって、第2戦は竜キラー・ゴンザレスが来るようですが、
そのブランコ、もしくは森野、和田と主軸が奮起し、
線になるよう一丸となり、悪い流れを食い止めてほしいもの。
リーグ戦こそ5年ぶりにカード負け越しとなりましたが、、
その先へ向けて、何か収穫を得たいこの直接対決。
そのままズルズル行かず、一矢報いる
防御率1点台左腕・チェンの快投で光明を見せてほしいと願います。


★プレーヤーズ・ボイス(21日)

●山本昌

<4イニング5失点で降板。今季3敗目を喫する。
中9日と万全の状態で臨んだが、一発攻勢に沈んだ。
2回に谷に初球を右翼席へ運ばれると、
3回にラミレス、4回にはまた谷と計3発。
最初の2発は味方が点を取った直後と、
ベテランらしからぬ不用意な投球。
空中戦を招いてしまった自らの制球を悔やんで>
「球場の狭さ? 関係ない。
勝負どころでの球が甘く入った。
ボクのボールがもう少し低かったら良かったんだけど。
ちょっとずつなんだけどね…。ちょっとずつ高かった。
きょうは簡単に打たれちゃって申し訳ないです」

<巨人戦3被弾は04年4月14日の東京ドームで
ローズ・清原・阿部に打たれて以来5年ぶりの『事件』。
一発の出やすい東京ドーム。ここで投げるのは
昨年10月22日・CS第2ステージの第1戦以来で、今季初めて。
投げづらさについては否定したが、
十分注意したハズが、微妙に制球が乱れた>
「そんなことはなかったけど…」

<44歳になっても決戦の先発を任される左腕。
勝利への執念は衰えることがない。この日はわずか55球で降板。
次回は中6日以上なら再び巨人戦となり、中4日か5日ならば阪神戦。
今季はまだ阪神戦の登板がなく、
CS直前演習として想定できる舞台になる可能性もある。
次回登板について雪辱の力投を誓って>
「あれば、だけど、あれば調子を上げていきたい」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知
時事通信スポニチ名古屋ニッカンデイリー

『力が入ったところでボールが高めにいってしまいました。
調子は悪くなかったといっても、5失点では何の言い訳もできません。
ただ、まだ先の戦いがありますし、応援していただいている
みなさんにもまた借りをつくってしまったかたちなので、
それを返せるよう頑張っていきます。』

(「山本昌公式ホームページ」より引用)


●谷繁元信
<3回2死三塁、直球とカーブで1-2からの4球目。
ラミレスに内角低めの直球を打ち返された。
数え切れない勝負を乗り越えてきた独特の感性も、
相手の4番には通用せず>
「直球を狙っていると分かっていて(あえて)選んだ球。
欲を言えば、もう少し外角に流れていればよかったけど、
内角に引っかかってきた」

<強力な巨人打線と戦い続ける正捕手。
敗北の中から勝機を見いだして>
「巨人はチーム打率が2割8分もある。
打率2割9分以下の打者がほとんどいない。
3回に1回打たれるわけで、それをどこで打たせるかなんだけど…」
(中スポ、中日新聞サンスポニッカン

●森バッテリーチーフコーチ
<逆転へのキーマンに名を挙げて、
CS第2ステージまでを見越し、18日の横浜戦登板を
回避してまで起用した山本昌に、怒り心頭>
「そりゃ打たれるところに投げているんだから打たれるよ。
次(28日からの本拠地巨人3連戦)? あるわけねぇだろう」
スポニチ名古屋

●ネルソン・パヤノ
<CSへ向け、巨人戦のテスト登板となったが
5回からマウンドに上がり、2回を無安打無失点。
2四球にボークと課題も多いが、最後は阿部・古城を連続三振で締めた。
変則的な投法で150キロ前後の剛球を繰り出す左腕は、
左打線には強力。CSの秘密兵器になる可能性もある>
「神様のおかげ。満足はしていないけど、きょうみたいな投球ができれば」
スポニチ名古屋

●鈴木義広
<7回に3番手で登板。2安打と四球で2死満塁のピンチ。
亀井を二飛に仕留め、無失点に切り抜けたが、
8回には先頭の谷に死球を与えてしまいここで降板。
今季初めて2日連続でマウンドに上がったがピリッとせず>
「バラバラでした。
(右ひじを手術した)体は問題ないですが、技術的なことですね。
課題が見つかったので、ブルペンでやっていきたいです」
(中スポ)

●小林正人
<8回無死一塁で登板し、打者3人をきっちり仕留める。
9月はこれで登板7試合で無失点と好調を維持。
巨人はCSで対戦する可能性があるだけに、
好投は大きな意味がありそうだが>
「先のこともありますけど、
僕は目の前の1試合1試合を抑えることを頑張っていきたいですね」
(中スポ)


●イ・ビョンギュ
<両チーム無得点で迎えた2回1死、
東野の外角低めに沈むフォークをジャストミート。
バックスクリーン右に3号ソロを放り込む。
試合前には落合監督から直接指導を受け、
スタンスの位置を修正。手応えをつかんで>
「完ぺきなバッティングができました」

<しかし8回2死一、三塁、
2発目が出れば逆転というチャンスに空振り三振。
山口に対し、ファウルをはさんで2つの空振り、
いずれも低めに外される変化球を振らされ>
「チェンジアップでした…」
カメラブログ、中スポ、おおさか報知ニッカン

●平田良介
<3試合連続でスタメン出場し、3試合連続安打。
あと少しで3試合連続のマルチ安打だった。
相当悔しがったのは2点を追う9回先頭の場面。
クルーンの初球、151キロ速球を弾き返すも何とクルーンの足に直撃。
その打球は三塁手の前に転がってアウトになって>
「何で当たるかなあ」

<逆襲へのヒットを損した格好だが、
快音を響かせたことに意味がある。
今年の課題は速球への対応だった。
タイミングの取り方、バットの軌道。
コーチの教えを胸に2軍で鍛えてきたが、
その結果が幻に終わった『クルーン討ち』だった>
「やってきたことができたというか、
タイミングも取れました。あとは確実性ですね」
(中スポ)

●荒木雅博
<8回、左腕セットアッパーの山口から二塁打を放つ。
フルカウントからスライダーを左翼線に運んだ。
CSを見据える意味でも、山口を打ったのはいい流れになりそうだが、
先発の東野から無安打だっただけに、
4試合ぶりの長打を喜ぶことなく、自分に厳しく>
「(東野は)思い切りのいいピッチャーでした。
それなりの気持ちは持っていったんですけど。
思い切りよく投げられている。でも、次は打つよ…」

<最短であす23日にも目の前で優勝が決まる。
それを聞くと、険しい表情になって>
「目の前での胴上げ? 僕は見たことはないかな…。
それだけは絶対に阻止したい。
これで巨人戦が終わるわけじゃない。まだまだ先がある。
だから相手に中日は嫌だなと思わせて、勝たないといけない」
(中スポ、ニッカン

●森野将彦
<3回1死二、三塁の場面で、同点となる二塁ゴロ。
追いつくことはできたが、いわば巨人の注文通り。
この日は3回を含めた4打席とも空振り、
ファウルがなく、すべて二ゴロに倒れたが>
「(巨人が優勝に近づいているムードなど)何も感じません。
(目前胴上げについて)そんなこと考えてない」
中スポ

●川相内野守備走塁コーチ
<ずるずる巨人リーグ3連覇への引き立て役になってしまうのか。
現役時代からペナントレースが終幕近くを迎えた時のムードを、
何度も経験してきたコーチは、あえて声をあげて>
「周囲やファンが、元気がない、と見るならば、きっとそうなんだ。
きょうぐらい(の雰囲気)で、そんなこと(気後れ)を言ってたら…。
こんなもんじゃないから」

<一塁ベースの脇からナインにゲキを飛ばし続けるが>
「元気がないなら、カラ元気でいい。
出せばいいじゃないか。勝ち負けは仕方ない。
でも、全力疾走とかハッスルプレーとか、
できることはやる。それが必要なんじゃないか」
中スポ

●立浪和義
<3点を追う7回1死三塁、右犠飛を放つ。
パヤノの代打で登場すると東野の内角143キロをジャストミート。
打球はライナーで右翼に飛んだが、
残念ながら相手右翼手がキャッチ、『犠飛止まり』だった>
「できればヒットでつなぐことができればよかったのですが、
今年は一度も犠打を打っていないので、
いいバッティングはできたと思います。
あとはチームがなんとか粘って、
追いつき追い越してもらえるよう応援します」

<今年初の犠飛は通算69回目で
歴代では阪神・金本と並ぶ15位となったが、
勝利につながらなければ喜ぶことはできない。
目の前の胴上げ阻止へ、ミスタードラゴンズが気合を入れ直して>
「マジック3? 最後まで頑張らないとアカンね。
意地を見せていかないと。あしたは勝ちたい」

<自身のモデルのバットで中田が打席に立っているが>
「中田はいいところで打っているね」

<現在の球界では910グラム程度のバットを
使う選手が多いから、それより少し軽いが>
「軽く感じる? 実際、軽いんですよ。
900グラムを少し超えるくらい。素材はアオダモですね」
カメラブログ中スポサンスポ毎日jp


●中田賢一
<白いバットには『FINAL SEASON』との黒い文字が刻まれている。
といっても、今季限りで引退するわけではない。
そう、立浪兼任コーチのバットで打席に立っている>
「軽く感じるというか、振りやすくて。すごくいいバットですね」

<その効果はてきめん。
投手ながら打席でも要所で結果を残している。
打率.160は今季のローテ投手では小笠原の.185に次ぐ数字で
吉見やチェン、朝倉を上回る。
譲り受けたきっかけは今春、グアムで合同で行った自主トレ>
「これを使って、打ってみたらどうだと言われたんです」

<グリップエンドが円すいのように太くなっている
タイ・カッブ式で、それが手にフィットした。
昨年は井端のモデルを愛用していたが、
立浪のバットを試してみることに。選択は成功だった>
「振りやすいバットで、本当にありがたいですね」
(中スポ)


●落合監督
<就任1年目の04年以来の巨人戦負け越し。
敵地に乗り込んだ3連戦の初戦を落としたが>
「何もないよ。
何もないってのは(コメントを)引き出せないってこと」
中スポサンスポおおさか報知時事通信毎日jpニッカンデイリー

2009年9月21日 (月)

中田粘れず急降下、拙攻拙守でベイに負け越し。

シルバーウィークの日曜日のデーゲーム。
ナゴヤドームでの横浜との第3戦は、
中盤までとそれ以降が全く違うゲーム展開に。
2回に中田の2点二塁打などで3点を先制したものの、
5回その中田が捕まり、1点を返されると、
自らの暴投により、1点差に迫られる始末。
さらに7回、金城にこの日2本目となる適時打で
同点に追いつかれると、2死から森野が痛恨の適時失策。
反撃したい打線は、8回に無死満塁のチャンスを作ったものの、
ベテランの粘投に後続が封じ込まれて万事休す。
この日今季2位以上が確定したドラゴンズですが、
拙攻拙守で精彩を欠き、情けない敗戦となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 23回戦
(20日・ナゴヤドーム | 中日17勝6敗)
36588人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日
[敗] 中田(11試合4勝3敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
中田、鈴木、小林正人、河原 - 谷繁

◇対横浜23回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数1安打)
2 (二)荒木  (5打数1安打)
3 (三)森野  (3打数無安打)
4 (一)ブランコ (2打数無安打)
5 (左)和田  (4打数2安打)
6 (右)イ・ビョンギュ (4打数1安打)
7 (中)平田  (4打数2安打1打点)
8 (捕)谷繁  (3打数無安打)
9 (投)中田  (2打数1安打2打点)

【イニング経過】
<1回・横浜> P・中田(中6日)
金城初球中直球一二塁間ゴロ荒木追いつき好捕、
藤田内直球詰まり遊ゴロ、内川内直球詰まり一邪飛

<1回ウラ・中日> P・吉見祐治
井端外高めいい当たり左直、
荒木外高めスライダー二飛、森野内スライダー右飛


<2回ウラ・中日> P・吉見
ブランコ内低めスライダー空三振、
和田外低めフォーク高いバウンド三塁内野安打、
イ・ビョンギュ初球内直球詰まるも左中間落とすヒット、
1死一、三塁から、
平田内直球バット折りながら左前運ぶ適時打(D 1-0 YB)
谷繁5球目武山一塁けん制平田戻れずタッチアウト、谷繁粘り四球、
2死一、二塁から、
中田中高め直球・
打球伸び左中間フェンス直撃2点適時二塁打(D 3-0 YB)


<3回・横浜> P・中田
石川外低め直球二ゴロ、武山初球中スライダー二ゴロ、
吉見内直球二ゴロ・荒木守備練習

<3回ウラ・中日> P・吉見
荒木中スライダー中直、森野中スライダー二ゴロ、
ブランコ内外れ四球、和田初球外低め中前打、
2死一、二塁から、イ・ビョンギュ外フォーク空三振


<4回・横浜> P・中田
金城外フォーク中飛、藤田中入る直球三遊間抜くヒット、
内川外スライダー二ゴロ4-6二封、ジョンソン内直球ビシッと見三振

<5回・横浜> P・中田
佐伯初球ど真ん中一二塁間突破ヒット、
吉村内低め直球左中間落ちるヒット、石川投犠打、
1死二、三塁から、代打下園外高め直球空三振、
2死二、三塁から、代打森笠左足死球、
2死満塁から、金城初球外直球確実ミート左前適時打(D 3-1 YB)
2死満塁から、藤田2球目中田内スライダーワンバウンド暴投(D 3-2 YB)
2死満塁から、藤田内直球伸びなし右飛

<5回ウラ・中日> P・高崎 捕・斉藤俊雄
井端9球目外スライダー遊ゴロ、荒木内直球見三振、
森野外スライダー見三振


<6回・横浜> P・中田
内川外スライダー遊ゴロ、ジョンソン中直球打ち損じ二ゴロ、
佐伯警戒内スライダー四球、吉村慎重外外れ四球、
2死一、二塁から、石川内フォーク空三振

<7回・横浜> P・中田
斉藤俊雄中スライダー三ゴロ・送球やや怪しく、
代打内藤内スライダー右中間落とすヒット・代走梶谷
1死一塁から、金城中直球右中間突破適時二塁打(D 3-3 YB)
1死二塁から、藤田外スライダー浅い左前打・二走金城本塁突入・
和田ビームワンバウンドストライク本塁タッチアウト、
P・鈴木
2死二塁から、内川外スライダー打ち取った三ゴロも
森野一塁悪送球タイムリーエラー(D 3-4 YB)
P・小林正人
2死二塁から、ジョンソン外直球見られ四球、
2死一、二塁から、佐伯外スライダー左邪飛

<7回ウラ・中日> P・真田
平田外スライダーセンター返しヒット、
谷繁バント2球失敗・3球目当てただけ一ゴロ二封、
代打立浪初球スライダー左足つま先死球・代走小山
1死一、二塁から、井端内シュート二ゴロ4-6-3併殺


<8回・横浜> P・河原
吉村外低め直球二ゴロ、石川内高め直球詰まらせ三飛、
斉藤俊雄外低めスライダー空三振

<8回ウラ・中日> P・真田
荒木内シュート詰まりながら右前持っていくヒット、
P・高宮
森野3球目荒木二盗、森野外スライダー外れ四球、
P・木塚
無死一、二塁から、ブランコ内シンカー外れ四球、
無死満塁から、和田外スライダー打ち損じ浅い右飛、

P・工藤
1死満塁から、イ・ビョンギュ外スライダー当てただけ一ゴロ3-2本塁封殺、
2死満塁から、平田中内寄り139キロ直球反応できず見三振


<9回・横浜> P・河原
山崎中スライダー三ゴロ、
金城内カーブ一塁線突破二塁打・
ライトイ・ビョンギュクッション誤り金城三進(エラー)、
1死三塁から、藤田内高め直球ボテ一ゴロ、内川敬遠、
2死一、三塁から、代打桑原義行10球目中低めスライダー空三振

<9回ウラ・中日> P・山口
谷繁外高め152キロ空三振、
代打井上外フォーク叩きつけるも捕ゴロ、
井端初球ど真ん中中前クリーンヒット、
荒木外スライダー高いバウンド投ゴロ・佐伯と交錯転倒、
試合終了。


【ゲームレビュー】
守りのミスで逆転負け

3点を先行しながら、守りのミスなどで逆転負け
5回は中田の暴投、7回は同点とされた後に
森野の一塁悪送球で勝ち越し点を失った。
打っても8回の無死満塁を生かせなかった。
横浜は11カードぶりに勝ち越した。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


振り返ると、4回までと5回以降、
完全にゲームの流れが変わってしまいましたね。
先発の中田が3回までは完ぺきな投球。
しかも自らのバットで2点タイムリーを放つなど、
勝っていれば、まさに『中田ショー』となるはずでしたが、
5回、先頭から連打を浴び、二、三塁のピンチをつくると、
何とか2死まで持ち込んだものの、代打森笠に手痛い死球
さらにこの3連戦当たっている金城
初球をうまく左へ持って行かれてのタイムリー。
走者を出してからの投球が本当に乱れてしまいましたね。
さらにそこで止めておければ良かったものの、
痛恨といえるのが、藤田へのワイルドピッチ。
いらない2点目自らの手で与えてしまった。
同時にゲームの流れもミスミス相手に与えてしまったような。

続く6回もやや不安定。
2死からやや慎重になりすぎたか連続四球
何とかその後を断ち切ったものの、
投げきれれば後続にバトンをつなげたであろう7回、
踏ん張れずに走者を出してしまうと、
またしても金城に悔しい同点打を献上。
さらに藤田にもあわや逆転打かというヒットを打たれ、
和田のビームに救われたものの、結局7回を投げきれずに降板
直後にエラーキングによるタイムリーエラー
まさかの逆転を食らうはめになりますが、
そんなリズムを作ってしまったのは、やはり投手にあり

中田ショー暗転…。吉見、チェン、小笠原
続く4番手として
ポストシーズンの先発陣に
名を連ねてほしい中田
しかしこんなジキルとハイド状態では、
その座を任せるのには、
まだまだ不安なようですが、
残りシーズンの登板で、
何とか反省点を改善してほしい。
この日ないように感じたのが、
ピンチになってからの「粘り」。
奇しくも8回以降、
味方の河原、そして相手の工藤
ともにベテランがピンチにも動ぜずに自分の投球に徹した姿。
それを中田もベンチで見ていたことと思います。
タイプこそは違えど、吸収できる部分はあるでしょうし、
少しでも自分のモノにして、次につなげてもらいたい。
もっとできるはずの背番号20、次回以降の進歩を期待します。


今日に始まったわけではないエラーについては
もはや何を言っても仕方がないですし、
8回については平田には期待しましたが、相手が一枚上手だった。
ただ拙攻拙守とプレーに精彩を欠く、情けない敗戦。
勢い付けて東京に乗り込むはず、とんだ目にあったような。
この日、東京ヤクルトが敗れたため、
巨人以外のチームが最終勝率でドラゴンズを上回ることができなくなり、
ドラゴンズ「2位以上」が確定したようですが、
これによって残り試合、さらに目的意識がなくなってしまうような。
一方、首位・巨人のマジックは1つだけ減って「5」に。
引き分け数の関係でこういう現象も出ているようですが、
4ではなく「5」となったことで、
おそらく目前胴上げは回避できそうな気がします。
当初は意気込んで臨むはずだった敵地での直接対決
ちょっと趣が変わってしまいましたが、
CSに向けての前哨戦ともいえるでしょうし、
それ以前に2位チームとしての意地を見せてもらいたい。
オレンジ色のファンはかなり意気込んでいるでしょうが、
本拠地胴上げを目論むところをいきなり叩いて、やや意気消沈
そんな初戦にしてほしいなと願っています。


★プレーヤーズ・ボイス(20日)

●中田賢一

<6イニング2/3を4失点(自責3)で3敗目。
1点リードの7回1死一塁、
金城に右中間を破る同点二塁打を浴びると、
続く藤田にも左前に運ばれて3連打。
二塁から本塁突入の金城こそ和田のレーザービームが
本塁で刺したが、そこでKO。声を絞り出して>
「金城さんに右中間に打たれたのは甘い球でした。
7回を投げきれなかったのが悔しいです。
7回に流れを悪くしてしまった。あそこをスッと抑えていれば…」

<こうなってしまえば立ち上がりの活躍にも歯切れが悪い。
3回までのパーフェクト投球も、目の覚めるような2点適時二塁打も、
笑って振り返ることができなかった>
「(3回までは)早打ちしてくれたという部分もあるんです。
ヒットもたまたまだと思うんですけど。それよりもピッチングですね」

<序盤の好投が一変したのは3-0で迎えた5回。
先頭から佐伯・吉村の連打をきっかけに2死満塁のピンチを招いた。
金城の左前適時打で2点差。なおも満塁で今度は藤田に暴投。
三塁走者の生還を許して1点差に詰め寄られた。
暴れ馬の悪い部分を露呈して、傷口を広げて>
「先頭から2人連続で打たれてしまったのがいけなかったです。
ワイルドピッチももったいなかった」

<決勝点となった4点目は失策がらみで自責点とはならない。
それでも後味悪い敗戦を1人で背負おうとしているのか、自らを責めて>
「流れを悪くしたのは自分ですし、
野手のみなさんにダメージが大きかったと思います。
四球もデッドボールもありましたし」
中スポサンスポ

●森野将彦
<何でもないハズのワンプレーが致命傷になった。
同点に追いつかれた7回2死二塁の守り。
鈴木が内川を平凡な三ゴロに打ち取った直後、
まさかの一塁悪送球。
ボールが一塁ベンチ前に転がる間に二塁走者が生還。
痛すぎる適時エラーが決勝点を献上。
101打点で打点王争いをする一方で、
失策数もリーグ最多の25。険しい顔で>
「きょうは本当に何も何もないです。話すことは。
大事にいきすぎたのか? そういうものでもないです」
中スポスポーツ報知時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

●川相内野守備走塁コーチ
<失策の森野の心情を察して>
「ランナー二塁だし、慌てる場面ではなかった。
あれだけエラーしてるんだし、本人も思うところがあるんだろうけどね。
でもあれだけそれてはダメだ」
中スポサンスポ毎日jpスポニチ名古屋


●平田良介
<2回1死一、三塁で先制適時打を放つ。
横浜先発・吉見のストレートを、バットを折られながら
左前にはじき返し、三塁走者を迎え入れて>
「ラッキーなヒットでした」

<一方で走塁ミスも。先制打で出塁した2回、
一塁走者だったが、相手投手の投球後に帰塁するのが遅れ、
捕手からのけん制球でアウトになった。
バットでもミス。8回2死満塁で工藤の真ん中直球を見逃し三振。
悔しそうに天を仰ぐばかりだった。
せっかくのマルチ安打なのに、同時に悪い結果も出て
アピール不足に、反省ばかりが口をついて>
「見逃し三振? あそこで手が出ないのは実力不足。
変化球を頭に入れつつ、ストレートを待ってはいたんですけど。
その辺を注意して頑張っていきたい」
カメラブログ中スポ毎日jpニッカン

●イ・ビョンギュ
<8回1死満塁で一ゴロに倒れ、悔しさをあえてのみ込んで>
「きょうは(打ち取られた)工藤さん、良かった」

<そして前向きに話した。
重圧のかかる日々。大事なのは切り替え>
「ジャイアンツに全部勝てばチャンスはあるし、
1敗してもまだチャンスはある。
チャンスメーカーになれるようにがんばるよ」
中スポ


●荒木雅博
<1点を追う8回無死一塁で二盗を記録。
ライバルたちを突き放す35個目で
2年ぶりの盗塁王と、3年ぶりの40台到達が見えてきた>
「(対戦が少なく)走ったことがない投手(高宮)だったから
ちょっと怖かったけど、いいところで走れました」

<得点にこそつながらなかったがチャンスを演出。
CSの短期決戦でも足は絶大な武器となるだけに鼻息荒く>
「警戒されてもどこかで走れるチャンスはありますからね。
これからも大事なところで走りたい」
(中スポ、スポニチ名古屋ニッカン

●立浪和義
<1点を追う7回1死二塁、
代打のコールに盛り上がったが、結果は何と初球に死球。
横浜・真田のスライダーが左のつま先に当たった。
バットを振ることなく打席を終えたが、
気持ちを切り替えてナゴヤドームを後に>
「仕方ないね。あしたから巨人戦、また頑張りますよ」
(中スポ)


●河原純一
<今季最多タイとなる2イニングを無失点で抑える。
1点を追う8回から登板すると、
9回は1死三塁のピンチを招いたが、続く藤田を一ゴロ、
2死一、三塁から代打・桑原義行を三振に仕留める。
逆転につながらなかったが、ベテランの好投は光って>
「2イニングも1/3も一度マウンドにあがれば一緒だからね。
最後はいいところに決まってよかったよ」
(中スポ)

●鈴木義広
<右ひじ手術から復帰したサイド右腕が
2試合目の登板で結果を残して、復活に前進。
同点に追いつかれた直後の7回2死二塁、
内川をカウント1-1からのスライダーで引っかけさせた。
結局ボテボテの三ゴロも森野の悪送球によって、
決勝点を許してしまったが、右の好打者を抑えた価値は高い>
「自信? そうですね。きょうは特に意識することなく投げました。
いいころと比べるとまだです。もうちょっとなんです」

<ナゴヤ球場の改修工事が22日着工。
内野スタンドが撤去されるが、
1年5カ月ぶりの1軍復帰までの道のりを支えた
スタンドへの惜別に胸を熱くして>
「階段の思い出? リハビリ中に走ったところですからね」
鈴木ブログ「ご無沙汰です!」、中スポ)


●山井大介
<今後、ジョーカー的な役割になりそう。
8月末からの再昇格後は安定した投球を披露。
13日の東京ヤクルト戦では3イニング無失点で
今季2セーブ目を挙げたが、
今後は先発、中継ぎ、両方での活躍が期待される。
現在、他球団のスコアラーから常に先発要因として
マークされる存在。ダミー役という意味でも大きな役割を担う>
「先発か中継ぎか分からないですけど、
とにかく結果を残すだけです。早く信頼を回復したい」
(中スポ)

●吉見一起
<前日の19日に25歳の誕生日を迎えた右腕は
先発の翌々日とあって偶然にも休日。
自宅で生まれたばかりの息子と
誕生パーティーを開いたが、お決まりのケーキはなし。
さすがはハーラートップを走るだけに、細心の注意を払っている様子。
ちなみにメインディッシュはカロリーを意識した冷しゃぶだそう>
「いま体重を気にしているので、ケーキはやめました」
(中スポ)

◆山本昌
<ナゴヤ球場の改修工事が22日着工する。
外装やベンチ、ロッカーなどの改装とともに、
右翼外野席と一塁側内野スタンドのうち、
右翼ポールに近い部分が撤去される。
入団当時はナゴヤ球場が1軍本拠地だった左腕は
自身のプロ初勝利など数々の思い出が詰まった球場が
変わっていくことに感慨を隠さない>
「寂しさはありますよ。でもやっぱり新しくなることは仕方ない」
(中スポ)

●井上一樹
<同じくベテランも、思い出の地の光景が
変化していくことへの寂しさを漏らして>
「入団したころ、ホームベースのところで
高校の監督と両親と記念撮影した覚えがあるよ。
どんどん変わっていってしまうんだな」
(中スポ)

◆チェン・ウェイン
<変わるのは景色だけではない。
撤去される内野スタンドは通称『スタンドの階段』。
上り下りすることで足腰を鍛えてきた。
年始にトレーニングはじめとしてこの階段を上る選手もいた。
幾多の選手の汗が染みこんでいるトレーニングの地。
なくなるスタンドへ感謝の念を抱く1人。
故障のため育成選手契約だった07年はナゴヤ球場で過ごした。
竜投自慢の左腕の基礎を作ったのもそのスタンドだった>
「(スタンドには)いろいろな思いがありますね。
思い出? 下半身をつくろうと、とにかくかなり走ったところです」
(中スポ)


●落合監督
<逆転負けで横浜との3連戦を1勝2敗とし、
最下位・横浜に対し今季初のカード負け越し。
試合後、担当記者に『何もない』ことを訴えて>
「今日は何もない。何があるか? ないだろ。
(らしくないプレーがあった、という報道陣からの言葉に)
何もないじゃん。何もないから、なんにもない」
中スポスポーツ報知共同通信社時事通信毎日jpニッカンデイリー

2009年9月20日 (日)

小笠原完封逃すも7勝目、平田昇格即結果弾!

シルバーウィークの週末、ナゴヤドームでの横浜との第2戦。
前夜沈黙したドラゴンズ打線が奮起して、
初回、森野の適時打で先制すると、3回に相手エラーにより1点追加。
さらに4回、昇格即先発となった平田の本塁打と
井端の適時打などで2点を奪うと、以降はドラゴンズペースに。
投げては先発・小笠原が危なげない投球で7回まで無失点。
8回にアンラッキーな一打で1点を失ったもの、7勝目をマーク。
4試合ぶりの2ケタ安打で横浜に雪辱したドラゴンズ
貯金を今季最多タイの24としました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 22回戦
(19日・ナゴヤドーム | 中日17勝5敗)
32049人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日 ×
[勝] 小笠原(19試合7勝2敗)
[S] 岩瀬(54試合2勝3敗41S)
[D本] 平田2号
[Dバッテリー]
小笠原、パヤノ、浅尾、岩瀬 - 谷繁

◇対横浜22回戦・スタメン
1 (遊)井端  (3打数1安打1打点)
2 (二)荒木  (4打数1安打)
3 (三)森野  (3打数2安打1打点)
4 (一)ブランコ (4打数1安打2打点)
5 (左)和田  (4打数1安打)
6 (右)イ・ビョンギュ (4打数2安打)
7 (中)平田  (4打数2安打1打点)
8 (捕)谷繁  (3打数無安打)
9 (投)小笠原 (2打数無安打)

【イニング経過】
<1回・横浜> P・小笠原(中6日)
金城内直球三ゴロ、代打山崎外直球見三振、
内川中高め直球右飛・すんなり

<1回ウラ・中日> P・小林
井端低め見て四球、荒木初球バスター二ゴロ進塁打、
森野初球内スライダー武山捕逸・井端三進、
1死三塁から、
森野外チェンジアップ中前適時打(D 1-0 YB)
1死一塁から、ブランコ外スライダー遊ゴロ6-4-3併殺

<2回・横浜> P・小笠原
ジョンソン外カーブ二ゴロ、
佐伯バット折れるも二塁後方ヒット、吉村内外れ四球、
1死一、二塁から、石川外スライダー打ち上げ三邪飛、
2死一、二塁から、武山外直球空三振

<2回ウラ・中日> P・小林
和田外スライダー独特右前打、
イ・ビョンギュ外高めチェンジアップ右前抜けるヒット、
平田中入る直球右前打、
無死満塁から、谷繁外一杯直球見三振、
1死満塁から、小笠原内直球見三振、
2死満塁から、井端外直球二ゴロ・好機生かせず


<3回・横浜> P・小笠原
小林内直球空三振、金城外シュート右前打、
山崎内高め直球空三振・スタート金城二盗失敗併殺

<3回ウラ・中日> P・小林
荒木中直球右前落ちるヒット、
森野中低めチェンジアップ払って右前打、
無死一、三塁から、
ブランコ初球外直球・
強い二塁ベース寄りゴロ山崎弾きエラー・荒木生還(D 2-0 YB)

無死一、三塁から、和田内シュート打ち上げ一邪飛、
1死一、三塁から、イ・ビョンギュ外スライダー二ゴロ4-6-3併殺


<4回ウラ・中日> P・小林
平田初球中入るスライダー狙い打ち・
打った瞬間左翼スタンド飛び込む本塁打(D 3-0 YB)

谷繁高め抜け四球、小笠原スリーバント投犠打、
1死二塁から、
井端中入る直球右中間落ちる適時打(D 4-0 YB)
荒木外高め直球二ゴロ4-6二封一塁セーフ、
森野初球荒木二盗、森野内直球空三振


<5回・横浜> P・小笠原
吉村外低め直球見三振、石川折れたバットも飛んでくる二ゴロ、
武山内高め外れ四球、代打桑原義行外低め直球見三振

<6回・横浜> P・小笠原
金城外直球空三振、山崎外スクリュー二ゴロ、
内川内低め直球ライナー右中間突破二塁打、
2死二塁から、ジョンソン外スライダー一飛

<7回・横浜> P・小笠原
佐伯外スライダー右前打、吉村内低め直球右飛、
石川外低めカーブ空三振、斉藤俊雄中スライダー左飛

<7回ウラ・中日> P・桑原謙太朗
荒木中シュート空三振、森野外外れ四球、
1死一塁から、
ブランコ中低め直球・
痛烈右中間フェンス直撃適時二塁打(D 5-0 YB)

和田外スライダー浅い右飛も
ブランコタッチアップヘッドスライディング三進、

P・工藤
2死三塁から、イ・ビョンギュ外スライダー遊直

<8回・横浜> P・小笠原
代打下園中高め直球二飛、
金城内高め直球強振左翼線二塁打、
1死二塁から、山崎外スクリュー二ゴロも
荒木二塁方向大きく弾く・その間三走金城生還
(記録は適時内野安打)(D 5-1 YB)
1死一塁から、内川中スクリュー遊ゴロ6-4-3併殺

<8回ウラ・中日> P・木塚
平田中シンカー遊ゴロ、谷繁中スライダー打ち上げ遊飛、
代打立浪内高めスライダー引っ張り一邪直


<9回・横浜> P・パヤノ
ジョンソン初球ど真ん中バックスクリーン本塁打(D 5-2 YB)
佐伯外大きく外れ四球、
P・浅尾
吉村初球左腕直撃死球、
無死一、二塁から、代打森笠外フォーク高いバウンド二ゴロ、
1死二、三塁から、代打内藤外直球遊ゴロ・ランナー動けず、
P・岩瀬
2死二、三塁から、下園外スライダー弱い三ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
投打がかみ合って快勝
1回、森野が先制打。3回にも1点を加え、
4回、平田のソロ本塁打と井端の適時打で
追加点を入れ、優位に進めた。
小笠原は7回まで4安打に抑える好投。
8回に連打を許し、1点失った。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


この日は「ピンクリボンデー in ナゴヤドーム」ということで
イニング途中にスタンドがピンクのボードできれいに染まったり、
啓発のピンク色のリストバンド
選手、審判らが着けてのプレーとなりましたが、
さすがに5月の交流戦・ヤフードームのように
ベースまではピンク色にはならなかったようで。
さらに「元祖・ピンキー」井上にも、
ぜひとも打席に登場してほしかったのですが、
残念ながらそのチャンスはなかったようで。

まあそれはさておき、デーゲームでの横浜第2戦
結果的にはドラゴンズらしい展開での快勝。
序盤こそやや拙攻で相手先発・小林を助けてしまったものの、
4回、この日昇格した平田の見事な一発を口火に
四球、犠打で送ったチャンスに井端が右中間へタイムリー。
2回の2死満塁で打てなかった悔しさを
次の打席でしっかりと晴らし、小林を実質KOすると、
投げては、小笠原が立ち上がりから危なげない投球
ランナーこそ出すものの、持ち味の粘りで走者を返さず。
さらに制球も低めにまずまず決まり、5回までわずか2安打と安定
球数も少なく、このまま初の完封に向け進むと思いきや、
8回1死二塁から、山崎の二ゴロを荒木が大きく弾く「エラー」。
記録は内野安打になったものの、その間に金城が一気に生還。
小笠原曰く「詰めの甘さ」が出てしまったものの、
気を取り直して続く内川を併殺に取り、8イニングでお役御免。
それでもハラハラさせるところもなく、
手痛い一発も浴びることもなく、後続へバトンを渡すと、
最終回、お試し起用のパヤノがいきなり一発&四球で
早々マウンドを降ろされたものの、
3点差となったことで、浅尾-岩瀬とつないでの締め。
ベイにしっかり雪辱し、デーゲーム12連勝を飾りました。


粘り強く。先週、現地で小笠原の投球を観ましたが、
今回の方が落ち着いてましたし、
良かったように感じましたね。
小笠原本人
「前回のような感覚ではなかった」
前回の方がよかったように話していますが、
横浜打線元気のなさもあって、
スイスイと投げ込み、走者を背負っても、
低めにボールが来ていたため、
大きなのを食らうという心配もほとんどなし
さらに打線の援護をもらったうえ、球数も少なく、
ある程度のところまでいくだろうとは思っていました。
ただ残念だったのが、8回の失点
名手・荒木が大きく弾いてしまいましたが、
普段助けてもらっていますし、その辺は持ちつ持たれつでしょうし、
記録こそ1失点ですが、実質0と同様の評価といっていいでしょう。
例年シーズン終盤は調子を落とす傾向のあった小笠原
しかし今季安定しているのは、11年目の成長でしょうね。
まだまだこの先、幾度も登板機会もあるでしょうし、
この粘りの投球を続けてほしいもの。
吉見・チェンらとともに、さらに先発陣を支えてほしいです。


一方、昨夜から始まったCSに向けての「お試し枠」。
この日は6番にイ・ビョンギュ、7番に平田が起用されましたが、
ビョンが2安打、平田も2安打1本塁打と、うまくいきましたね。
特に昇格即スタメンで復帰弾を放った平田
4回先頭での一撃でしたが、2回3回とチャンスにややもたつき
掴み損なっていた流れを、この一発によって完全に掴んだ
そのぐらいゲームのなかで価値のあるホームランだったと思います。
「今年一番のバッティングができました」
平田自身コメントしていたようですが、まさに会心。
しかも、らしいといわれる右方向ではなく、
豪快にレフトスタンドに持っていった様は、
2軍で何かを掴んできたということでしょうか。
それにしてもチャンスをもらっても
なかなかモノに出来ない選手が多いなか、アピールできたのは、
今後の戦いに向けて、本人にも、チームにも大きい
ただこの試合だけでなく、その結果を続けていくことが大事でしょう。
お立ち台では相変わらず茶目っ気のあるコメントもありましたが、
07年には「秘密兵器」として、日本一に貢献した背番号8
その再現をこの先のシーズンも期待したい。
2軍の優勝争いでもまれた勝負強さ
1軍のポストシーズンでも十分に発揮してほしいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(19日)

◎小笠原孝

<8イニング1失点で今季7勝目を挙げる>
「(ナイスピッチングでした)ありがとうございます。
(今日のピッチングを振り返って)
うーん。ま、調子自体はそんな良くなかったんですけどね。
あのう、野手の人に助けてもらいました。はい。
(ランナーを出しても要所要所を抑える見事な投球)
そうですね。まあいつも粘り強くっていうのを課題にしてやってんで、
今日はまあ粘り強く投げれた方だと思います。
(あの8回、完封あと少しだったのですが)
うーん、うーん、ねえ、へへ(苦笑)。
まあ自分の詰めが甘いっていうところですね。
(全体としてはコントロールもよく満足いく内容だった)
そうですね。まあ満足はしてないんですけど、
まあこれからもこういうピッチングができればいいかなと思ってます。
(ここから先に向けてひと言)
えー、今日みたいに粘り強く、またいつも一緒なんですが、
粘り強く投げたいと思います。えー、また応援よろしくお願いします」


<切れのある直球に緩い変化球を織り交ぜ、
テンポもよく、7回まで無失点と快投。
プロ初完封が近くまでやって来ていた。
周りの期待や緊張感を感じながら、あくまで冷静だった>
「何回も(過去に完封を)目指して投げているので、
そんなに意識しないで、ボールにする球はボールに、
低めは低め、という意識だけは持って、
谷繁さんのサインの意図を考えて投げていました」

<目の前の仕事に徹した。ていねいに投げたが、
1死から金城に二塁打され、次の山崎の打球は一、二塁間へ。
荒木が必死に止めにいったが、不運だ。
グラブをはじいた打球が二塁方向に転がり、
その間に金城に生還を許してしまった(記録は内野安打)>
「金城に失投を投げてしまって…。そういうところが甘いですね」

<ベンチに戻る際に、荒木からわびられたそうで、
試合後こう言って笑わせて>
「『ボクが完封を意識しちゃいました』と、
荒木が言ってくれました。いいヤツだな、と思いました」

<結果は8イニング1失点。快投にも本人は>
「野手の方に助けてもらいました。
調子自体はそんなに良くなかった。
右打者の外の球をひっかけて中に入ったり、そういうところがあったので
前回(12日の東京ヤクルト戦)のような感覚ではなかった」

<これから続くV最終戦線、そしてCS。
強い上昇気流が欲しいところで、調子を上げている。
謙虚な話しぶりながら、8回に失点するまで
連続無失点イニングを計19に伸ばしていた。
上り調子の先発に出てきてほしいところで、心強い快投>
「状況を読みながら投げる、ということは
前半よりも多少はできているかな、というのはあります。
でも、特別に何かが変わったというのはないですけど」

<7勝をマークし、昨年の自己最多8勝に迫った。
昨季は11敗したが、今季の負けはわずか2。
勝率.778は.727のチェン、.714の吉見をも上回る数字だが>
「負けを消してもらっているだけのことですけどね」

<これでプロ通算30勝にも到達。
11年目でたどり着いた節目の勝利を喜んで>
「本当ですか? 正直、うれしいですね」
中スポスポーツ報知共同通信社時事通信スポニチ名古屋ニッカン


◎平田良介
<1軍復帰の日に先発出場して、4回に2号ソロを放つ>
「(ナイスバッティングでした)ありがとうございます。
(ものすごい当たりがレフトスタンドに突き刺さった)
はい。えー、打った瞬間どこ飛んだんかわからなかったんですけど、
えー、まあいい当たりだったと思います。
(途中で「最高の当たりだった」というコメントが来たが)
はい。なんかもう、あの~打席だけ打ったときに
なんかフリーバッティングの時のような感覚があったんで、
なんかすごい不思議な感じでした。
(1軍に上がったばかり、見事な仕事っぷり)
はい。ちょっと2軍の方で優勝争いしてたんで、
あのう、次は1軍でしっかり優勝争いに貢献できるように
頑張りたいと思います。
(2安打・1本塁打、久々のスタメンでアピールできた)
はい、こうやって結果でアピールしていけば、
どんどん使ってもらえると思うんで、
どんどん結果を出して、頑張りたいと思います。
(締めくくりにファンにごあいさつを)
えー、…と、デーゲームが続きますが、
えー、お仕事大変だと思いますが、応援の方よろしくお願いします!」


<2点リードの4回無死。
初球の高めスライダーをフルスイングすると、
左翼スタンドの中段に着弾。推定飛距離は115メートル。
横浜先発・小林を打ち崩せそうで打ち崩せない、
もどかしい展開も振り払った。
この日、1軍に昇格してすぐ放った2号ソロ。
うれしさのあまり、自画自賛も飛び出して>
「打った瞬間、いったと思いました。
今年一番のバッティングができました。
本当にいい当たりでした。不思議な感覚でした。
あの打席だけ、フリー打撃のような感じで打てました。
いつもなら、打ったら走りださなくてはいけないけれど、
打った後に走るという感覚がないというか…。自分でもよくわからないっス。
それほど、すかっとしたというか、気持ちよかったと思う。
気持ちに落ち着きができたから、打てたと思います」

<この日、1軍に上がったばかりで先発した。
それが今のチーム状態でも、重圧は無縁。
1軍と2軍を行ったり来たり。
今季4度目の1軍の舞台を、特に意識したわけではなかった>
「昨日、1軍に、という連絡をもらった。
(知らせを受けた時は)DVDでドラゴンボールを見ていました。
だけどそのときは、明日は優勝争いしている
ファームの大事な試合がある、と思っていた」

<成長を実感するプロ4年生。理由を尋ねると>
「2軍ではリラックスして打てるのに、1軍ではできなかった。
(最近は)1軍の試合に出場しても落ち着いて打席に立てる。
1軍を経験して、徐々に成長しているんです」

<実は『ミスターオクトーバー』。
毎年、秋は調子が良く、ポストシーズンと相性がいい。
07年には、クライマックスシリーズで全試合スタメン出場。
日本一がかかった日本シリーズ第5戦では決勝犠飛。
そして昨年10月23日は、CS第2ステージの巨人戦で、
エースの上原浩治(現・オリオールズ)から一発を放っている。
そんなデータもある中、実力を証明するかのような一発。
勝負どころの強力な武器になりそう>
「高校の時は秋は苦手だったんですけど、
プロに入ってから打ってますね。
秋になると、調子がいいのでいいイメージはありますね」

<逆転優勝は正直、厳しい状況にあるとはいえ、
その先にはCSもある。巨人にやりかえすチャンスがある。
今季の巨人戦はわずか1打席ながら、その打席で2ランを放っている>
「昨年はCSで(スタメンでは)出られなかったので、
今年は出て頑張りたいですね。1軍でも優勝争いをしたい。
チームに貢献して、どんどんアピールしたい」
カメラブログ中スポ中日新聞サンスポおおさか報知
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

○石嶺打撃コーチ
<1軍に再昇格したばかりの平田が
本塁打で結果を出したことに驚き>
「チャンスをもらって打てるんだから、何か持っているものがある」
毎日jp


○森野将彦
<1回1死三塁、中前に先制タイムリーを放つ>
「高さが甘くきたので、うまく打つことができました」

<リーグでただ1人3ケタに乗せていた打点を
『101』に伸ばすと、続く3回の第2打席でも右前打。
第3打席で三振に倒れるまでの間だったが、
打率もちょうど3割に乗せた。
ただ現状の数字はひとまず頭の外に置いている>
「打点? 当分その話はしませんよ。
打率も、最終戦でちょうど3割の前後だったら
考えるかもしれないけれど、今はできるだけ打っておくことです」

<好調を支えているのは選球眼への自信。
事実、この日バットを振ったのは、
投じられた16球のうち、安打2本を含めてわずか4度だけだった。
最後の打席はカウント1-3から自信を持って四球を選ぶと、
ブランコの右中間突破二塁打で一塁から激走して生還。
打点王争いのライバルにも貴重な打点をプレゼントした>
「今はストライクゾーンでもヒットにできないコースは見送ることができています。
打率を上げるためにはヒット1本打って1度四球を選ぶことです。
それができるようになったのは大きい」
カメラブログ中スポ毎日jp

○井端弘和
<4回1死二塁、小林の真っすぐを
右中間にはじき返す適時打を放つ。
前夜、連続試合安打が10試合で止まったが、これからまた再発進。
ただ自身にとっては2回2死満塁で二ゴロに倒れたことが
屈辱的だったようで>
「前のチャンスで打ってなかったので、打ててよかったです」
カメラブログ、中スポ)

○トニ・ブランコ
<3回に無死一、二塁から二ゴロ。
二塁手が失策したが、打点は1。
7回には1死一塁から右中間へ二塁打を放ち、
森野の好走塁も手伝って、ダメ押し適時打となった。
続く和田の右飛で三塁にタッチアップ。果敢に次の塁を狙う積極性も。
計2打点でトータル99打点。100打点にあと1と迫って>
「うまくボールをとらえることができました」
カメラブログ、中スポ、中日新聞

○荒木雅博
<4回、二盗を決め34盗塁。リーグトップに立った。
砂煙を上げた強烈なスライディングに満足そう>
「いつも通り。ただスピードに乗ったからね」

<盗塁王争いは東京ヤクルト・福地との大接戦だが、
相手のほうが残り試合が多く、
あくまでも勝利のために、次の塁を狙う>
「(タイトルは)それほど意識していません。
ただ、いいところで走れれば、という感じ」
(中スポ)

○立浪和義
<8回2死で小笠原への代打として打席に立つと、
力のないライナーが一塁ファウルゾーンに飛んだ。
落ちてくれれば打ち直せたが、佐伯が好捕。
大歓声のナゴヤドームがため息に変わった。照れ笑いで>
「詰まっちゃった」

<この試合を含め、ナゴヤドームでのレギュラーシーズンは8試合。
日ごとにカウントダウンのムードは盛り上がり、
打席に立つとスタンドで無数のフラッシュは光った。
ファンの期待はひしひしと感じている。
気を取り直して、帰りの車に乗り込んで>
「ファンの期待? そうですね。また次、頑張ります」
(中スポ)

○浅尾拓也
<3点リードの9回無死一塁で登板。
その初球が一発のある吉村への死球となり、
無死一、二塁となったが、そこから冷静に
打者2人を切り、岩瀬のセーブのお膳立てをして>
「あの死球は厳しく(内角へ)いった結果。
ランナーをためるのは良くないですけど、仕方がなかったと思っています」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<勝利まであと1人となった3点差の9回2死二、三塁で登板。
下園を5球で三ゴロに仕留め、セーブ王独走の41セーブをマーク。
9回は4点リードで始まり、3投手をつなぐ慌ただしい展開。
それでも守護神は落ち着いて準備してマウンドに向かって>
「慌ててはいないですよ。
セーブが付くような場面になったら行くだろうと思ってたから」
(中スポ)


◇吉見一起
<何気ない動きの中に、苦しみから脱却する
努力のあとが残されていたりする。
17日の広島戦で約1カ月ぶりに連勝を飾った右腕は
練習前のウオーミングアップ中から右手の中にボールを転がしていた。
ストレート、スライダー、フォーク。
様々な球種に握りを変えつつ、体の方はストレッチ。
繊細なコントロールが身上の右腕は
かたときも指先の微妙な感覚を失いたくなかったのだろう。
ある種の指先を体得することは今季の原点のひとつだった>
「具体的にどの球種が課題だったということはないんですけれど、
ボールの感覚をずっと持ち続けたかったからです」

<苦しいときには原点に返る。最近まで苦しみのただ中にいた。
8月27日の巨人戦、9月3日の広島戦とよもやの連敗。
10日の阪神戦で勝利投手となったが、
快調に白星を積み重ねていた8月半ばまでのような感触は遠かった。
古巣のトヨタ自動車が都市対抗野球で決勝に進出したときも、
正直な気持ちをもらしていた>
「頑張ってほしいですけれど、今は自分でいっぱいいっぱい。
ほかにかまっていられるような余裕がないんです」

<17日に勝ち星を15に伸ばし、名古屋に帰ってきたがこう話す。
シーズンも大詰め、ラストスパートを前に苦境を脱出して>
「今でも余裕はないですよ。
でも結果が出たということもありますし、
あのころに比べたらいくぶん楽になりましたね」
(中スポ)


○落合監督
<久々に先発起用した平田、イ・ビョンギュが活躍。
選手起用について聞かれ、しばらく間を置いて>
「まあまあじゃないの」

<この日は『ピンクリボンデー in ナゴヤドーム』と題して、
乳がんの検査促進、早期発見・早期治療を啓発する
キャンペーンが行われ、両軍選手や審判団、
マスコットなどがピンク色のリストバンドをつけていたが、
指揮官の両腕にもしっかりとこのリストバンドが。ご満悦で>
「だってきょうはそういう日だろ」
(中スポ、サンスポ毎日jpデイリー


今日の公示。(19日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 ネルソン・パヤノ投手、平田良介外野手
【出場選手登録抹消】
▼中日 マキシモ・ネルソン投手、中川裕貴外野手
(再登録は29日以降。公式サイト共同通信社


ドラゴンズトピックス(19日)

◇英智

<この日、出場登録日数が8年に達し、
国内移籍が可能なフリーエージェント(FA)権の取得条件を獲得。
04年にはゴールデングラブ賞も獲得した守備の名手は
シーズンに集中するため、態度を保留して>
「あまり実感がわきません。
(行使するかどうか)特に今の時点では(コメントすることが)ないです。
ゆっくり話せるときが来たら話します」
(中スポ、おおさか報知共同通信社時事通信


若竜トピックス(19日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-広島 23回戦
(19日・ナゴヤ球場)
 C 041 000 111 = 8
 D 003 020 013x = 9
[勝] 中里(22試合6勝3敗1S)
[D本] なし
[Dバッテリー] 長峰、岩田、平井、金剛、中里 - 小田、小川
公式サイト・戦評

○田中大輔
<本拠地・ナゴヤ球場での
今季ウエスタン・リーグ最終戦の広島戦で、
1点を追う9回2死満塁、小川の代打で登場。
逆転サヨナラの左越え2点適時打を放つ。
カウント2-2から森の5球目をとらえると、打球は痛烈なライナーで左翼へ。
前進守備を敷いていた鈴木の頭上を越え、走者2人が生還。
プロ入り初のサヨナラ打に>
「うれしいのひとことです。
みんなが執念でつくったチャンスで打てて本当によかったです。
とにかく何とかしようと。打ったのは変化球ですけど、
自分でも何を打ったのかよく覚えてないです」
中スポ

○新井良太
<5回に同点となる2点適時三塁打を放つなど、
4番打者が4打点を挙げる活躍でチームの勝利に貢献。
ここ4試合で14打数8安打9打点と打撃好調。笑顔で>
「チャンスで回してくれるのでそれに応えられてよかった。
チームが勝ってよかった」
(中スポ)

○岩田慎司
<2点を追う4回から2番手で登板。
3イニングを無安打無失点に抑える好投を見せて>
「変化球も決まって良かったと思います」
(中スポ)

○小林投手コーチ
<岩田の好投に目を細めて>
「勝利につながる投球だった。
大事なところで使えるピッチャーになりつつある。
目に見えて成長している」
(中スポ)


○辻2軍監督
<ウエスタン・リーグ優勝へのマジックナンバーを1とする。
最短Vは変わらず22日で、阪神が22、23日の福岡ソフトバンク2連戦で
1敗もしくは1分けで決定。阪神が2連勝しても、
中日が24日のオリックス戦に勝つか引き分けで優勝が決まる。
負ければ2位・阪神にマジック2が点灯する大切な試合。
若竜が劇的な逆転勝利で阪神をがけっぷちに追い込んで>
「(サヨナラ打の)田中はミート力があるし選球眼がある。
低めのスライダーも見極められるから。
負けたら自力優勝がなくなっていたからね。よく打ってくれた。
これで阪神にプレッシャーをかけられる」
中スポ

2009年9月19日 (土)

落合竜なぜ?の嵐、CS照準起用で寂しい一敗。

最後の広島戦に勝ち越し、今季3位以上を確定。
クライマックスシリーズ進出を決めた2位・ドラゴンズ
シルバーウィーク9連戦の2カード目は、
地元・ナゴヤドームに戻っての横浜との3連戦。
しかし移動日ゲームということもあってか、
今季初先発のネルソン-前田のバッテリーを始め、
大胆な選手起用に終始。ところが期待のネルソンが崩れ、
4回途中でKOされると、打線はランドルフの前にまたも沈黙。
前田の8年目でのプロ初安打など光明こそあれど、
既にCSに照準を合わせているような内容。
お得意様の横浜相手寂しい黒星を喫することとなりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
中日-横浜 21回戦
(18日・ナゴヤドーム | 中日16勝5敗)
27553人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横 浜
中 日
[敗] ネルソン(26試合1勝3敗1S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
ネルソン、鈴木、小林正人、高橋、河原 - 前田

◇対横浜21回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数無安打)
2 (二)荒木  (4打数無安打)
3 (三)森野  (2打数無安打)
4 (一)ブランコ (2打数1安打)
5 (左)和田  (4打数2安打1打点)
6 (右)小池  (3打数無安打)
7 (中)中川  (4打数無安打)
8 (捕)前田  (4打数1安打)
9 (投)ネルソン (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・横浜> P・ネルソン(中8日・来日初先発)
金城外高め直球右前打、山崎投犠打、
1死二塁から、内川中外寄りスライダー中前適時打(D 0-1 YB)
ジョンソン内高めボール球空三振・スタート内川二盗失敗

<1回ウラ・中日> P・ランドルフ
井端中チェンジアップ右中間フライ、
荒木内直球詰まり右飛、森野外スライダー遊ゴロ


<2回・横浜> P・ネルソン
佐伯内抜けたスライダー見三振、
吉村中スライダー空三振、石川内フォーク空三振

<2回ウラ・中日> P・ランドルフ
ブランコストレート四球、
和田初球外直球バットの先・遊オーバーヒット、
無死一、三塁から、
小池遊ゴロ6-4-3併殺の間(D 1-1 YB)

<3回・横浜> P・ネルソン
武山三ゴロ、ランドルフ中高め直球ライトオーバー二塁打、
金城外高め直球二ゴロ進塁打、
2死三塁から、山崎中高め直球三遊間抜く適時打(D 1-2 YB)
内川5球目山崎二盗、内川2-3低め外れ四球、
2死一、二塁から、ジョンソン初球中高め直球打ち上げ右飛

<4回・横浜> P・ネルソン
佐伯中高めスライダーライトポール際飛び込む本塁打(D 1-3 YB)
吉村中高め直球空三振、
石川初球外直球中前打、武山中直球左前打、
1死一、三塁から、ランドルフ2-3外大きく外れ四球・ネルソンKO
P・鈴木(今季初登板)
1死満塁から、金城中高め直球三遊間抜く適時打(D 1-4 YB)
1死満塁から、山崎外スライダー一邪飛
2死満塁から、内川2-3外スライダー見られ押し出し四球(D 1-5 YB)
P・小林正人
2死満塁から、ジョンソン外高め直球空三振

<4回ウラ・中日> P・ランドルフ
荒木二塁後方フライ、森野外スライダー見て四球、
ブランコ高め外れストレート四球、
1死一、二塁から、和田外チェンジアップ空三振、
2死一、二塁から、小池内高め直球空三振


<5回ウラ・中日> P・ランドルフ
中川初球外チェンジアップ左飛、
前田2-3中低め直球三遊間抜くヒット(プロ初安打)、
代打井上外直球空三振、井端内スライダー見て四球、
2死一、二塁から、荒木内直球打ち上げ中飛


<6回ウラ・中日> P・ランドルフ
森野外スライダー外れ四球、ブランコ内スライダー空三振、
和田4球目森野二盗、和田内直球詰まり遊飛、
2死二塁から、小池内スライダー見三振


<7回・横浜> P・高橋
山崎内直球三ゴロ、内川内低めスライダー空三振、
ジョンソン初球直球一塁高いバウンドゴロ

<7回ウラ・中日> P・ランドルフ
中川内高めスライダー詰まり一飛、
前田外チェンジアップ中飛、

高橋中高め直球三遊間抜くヒット(プロ初安打)、
2死一、二塁から、井端中高め右方向も二正面ゴロ

<8回・横浜> P・高橋
佐伯内高め直球空三振、吉村内直球バットへし折り遊ゴロ、
石川外高めスライダー空三振

<8回ウラ・中日> P・高崎
荒木中直球二ゴロ、森野外直球抜け四球(この日3個目)、
ブランコ中スライダー中返しヒット、
1死一、二塁から、
和田初球外スライダー中前適時打(D 2-5 YB)
P・高宮
1死一、二塁から、代打立浪外高め直球左前落ちるヒット、
1死満塁から、中川外シュート投ゴロ1-2-3併殺・チャンス潰す


<9回・横浜> P・河原 右・岩﨑達郎(プロ初)
武山初球一塁後方ファウルゾーンフライ・
岩﨑達郎突進フェンス怖がらずにキャッチ、
代打内藤外高め直球見三振、
金城投足元抜くヒット、山崎内直球右前落とすヒット、
2死一、三塁から、内川中甘いスライダー打ち損じ浅い右飛

<9回ウラ・中日> P・山口
前田中低め直球詰まり遊ゴロ、
代打イ・ビョンギュ中直球中前抜けるヒット、
井端内直球ハーフスイング三振、荒木内直球外れ四球、
2死一、二塁から、森野外高めスライダー左飛、
試合終了。


【ゲームレビュー】
ネルソン初先発も失点重ねる

来日初先発のネルソンが、ずるずると失点を重ねた。
攻撃では、2回に併殺打の間に1点を返し、
8回は和田の適時打で追加点を挙げただけで終わった。
横浜ランドルフが4連勝。
球に力があり、7イニング3安打1失点と好投した。
打線は1回に内川の適時打で先制し、
その後も流れよく4回までに5点を奪った。山口が17セーブ。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


広島からの移動日ゲームとなった9連戦の2カード目。
若干客足少なかったナゴヤドームでの横浜との初戦でしたが、
発表されたスタメンを見て、ビックリしましたね。
なんと来日2年目で初先発となるネルソンに、
受けるのはプロ8年目、4年ぶり4度目の前田章宏
さらに7番・中堅では、今季2度目となる中川を起用。
てっきり「山本昌-小山」のバッテリーを予想していただけに、
この大胆かつフレッシュな起用には、ほんとに驚きましたよ。

ただそれと同時に浮かんだのは、「勝つ気がないな」。
前日の勝利で今季3位以上を確定させ、
クライマックスシリーズ進出を決めたドラゴンズ
それで安心したのかどうかはわかりませんが、
優勝の可能性がある限り、一試合一試合を大事に戦っていく。
そういう考えを持つチームなら、まずはやらないこと。
試合前の鈴木・ビョン昇格の時から、
「なぜ?」というクエスチョンがいくらかありましたが、
このスタメンを見て、さらに「なぜ?」。

もうちょっとできると思ったんだけど。そして案の定、
ネルソン「もうちょっとできずに」
打ち込まれると、
すぐさま鈴木を使ったのも「なぜ?」。
一方、相手先発・ランドルフ
新潟の時同様に
抑え込まれているにもかかわらず、
何も手を打たずにまるで消化試合のようなムードで
ゲームが進んでいるのも「なぜ?」。
そして9回、英智ビョンがいるにも関わらず、
「アマチュア時代を通じて初めて」という
内野手の岩﨑達郎を起用したのも「なぜ?」の極致

まあ見方さえ変えれば、
プロ8年目、地元期待の星・前田がうれしいプロ初ヒットを放った。
右ひじ故障を乗り越え、鈴木が昨年4月以来の1軍登板を果たした。
また前半でゲームが壊れたにも関わらず、
小林正人、高橋がロングリリーフでそれ以上の傷を防いだ。
今季初、さらにプロ2打席目の高橋非凡な打撃を見せ、
チームで2安打しかできなかったランドルフから、なんとプロ初安打を放った。
8回、相手投手が代わったことにより、
ようやく迎えたチャンスで代打・立浪が巧いヒットでつないだ。
そしてライト初体験の岩﨑達郎が外野手では考えられない動きで
ドキドキしながら3度の守備機会をこなした…。

そういうことから記事はいくらでも書けるでしょうが、
首位・巨人6ゲーム差の状況。
しかも横浜戦の次には、敵地での直接対決が控えている。
わずかながらも優勝の可能性も残っていながら、それを捨て、
早くもその先を見据えた選手起用&テストをされては…。
それをやるのは、もうちょっと先じゃないか。
いくら谷間だったとはいえ、この時期に…。
というのが、自分にとっての一番の「なぜ?」でした。


まあファンといえど、中のことはわからないですし、
チームとしての指針があってのことでしょうが、
このゲームに関しては、ほんとに寂しく、残念な一敗となったなと。
こうなってくると、もはや「可能性がある限り戦え」とか、
「諦めるな」とか、そんなことは言う必要がないことなのでしょう。
首位チームのマジックは、2つ減って7となりました。
着実にカウントダウンが続いていますが、
週明けの直接対決で、相手の胴上げを見ることはできれば避けたい。
これを当初から折り込み済みの負けと考え、
週末のデーゲームは、ベイに連勝してほしいですね。
まあ悔しい思いとともに、良い経験をした若竜の未来を信じながら、
その先に向け、引き続き応援していこうと思います。


★プレーヤーズ・ボイス(18日)

●マキシモ・ネルソン

<今年26試合目の登板で
来日初先発のチャンスをつかんだが期待外れ。
味方打線が追いついた直後の3回に勝ち越され、
4回に本塁打を浴びるなどして途中降板。5失点と振るわなかった。
試合を作ることの難しさを思い知らされ、
球団の広報担当にコメントを託すのがやっと。
試合後はショックを隠せない様子で、質問を遮り無言で球場を後に>
「もう少しできると思ったんだけど」
中スポ時事通信毎日jpニッカン

●森バッテリーチーフコーチ
<ともに今季初先発のネルソン-前田のバッテリーについて>
「初めから負けると思って出したわけではない。
経験はできたから、次に生かさないと」

<開幕から中継ぎで25試合に登板して防御率2.87。
7月21日の広島戦では来日初白星もゲットしたネルソン。
中継ぎでの好投を評価しての『先発テスト』だったと説明>
「きょうの先発は前々から決まっていた。
中継ぎでできたことが、先発ではできなかったということだ」

<19日にはネルソンが出場選手登録を抹消され、
代わって左腕のパヤノが1軍に昇格する見通し>
「外国人枠の問題もある。
クライマックスシリーズ(CS)を見据えて試したい選手もいる。
ネルソンは下(2軍)で先発させることになるだろう。
先発の頭数はいくらいても困らないからな」
中スポサンスポ毎日jpデイリー


●前田章宏
<2005年10月6日のヤクルト戦(神宮)以来、
4年ぶりプロ4度目となるスタメン出場。
5回1死からの第2打席、8年目で待望のプロ初安打を放つ。
横浜の先発左腕・ランドルフに簡単に追い込まれたが、
カウント2-2から計3球ファウル。
そしてフルカウントからの9球目、144キロの低め速球をとらえると、
鋭い打球が三遊間を鮮やかに突破した。
実に8年目、14打席目の初体験
その瞬間、両手をポーンとたたいて一塁に走り出して>
「守りで点を取られていたんで、
何とかしようと思っていたのがああいう結果になりました。
結果が出て良かった。井端さんや荒木さん、森野さんたちから
『きょうは(初安打を)打てよ』と言われていたので、
本当にうれしかったです」

<実家はナゴヤ球場から徒歩圏内にある。
だから元日はプロ2年目からナゴヤ球場でトレーニングしてきた。
今年の元日もまた、黙々とバットを振っていた。
7年連続となったが1人ではなく、地元の友人が練習パートナー。
一緒にキャッチボール、マシン打撃のボール拾いもしてくれた。
地元の中京大中京高から入団した男は誰からも愛されるキャラクター。
背水の陣で迎えた今年、野球の神様がほほ笑んでくれた>
「こうやって応援してくれるのはすごく励みになるんです。
8年目ですけど今年ダメなら厳しい。だから何とか結果を残したい」

<だが、守備では先発・ネルソンを
好リードできずに序盤から大量失点。
8年目で初めてフル出場した試合後、前を見据えて>
「きょうは点を取られすぎました。
ネルソンの投げたいボールとボクの要求するボールも違っていて、
間合いが長くなった。リズムを悪くしたことが反省です」
中スポ毎日jp

●中川裕貴
<この日休養した英智に代わり、
『7番・中堅手』で今季2度目のスタメンを任されたが、
4打数無安打に終わる。8回1死満塁では
投ゴロ併殺に倒れ、チャンスをつぶしてしまい反省しきり
出場選手登録を抹消され、ファームで再調整する見込みとなった>
「4打席もチャンスをもらえたのに、結果を残せなくて悔しいです」
(中スポ)

●岩﨑達郎
<9回、イ・ビョンギュ、英智が
ベンチに残っているにもかかわらず、内野手が右翼の守備に入る。
3度の守備機会を無難にこなしたが、驚きは隠せず>
「8回の攻撃中に監督に
『外野できるか?』と聞かれて『はい』と答えました。
ちゃんと外野を守ったのは、アマチュア時代を通じて初めて」

<人生で初めて外野を守ったというが、
代わったところに打球が飛ぶ、というのは
本当にあるようで、いきなりファウルグラウンドへの飛球。
これをフェンスにぶつかりながら好捕。
何事もなかったかのようにこう言ったが、
本人の言うノックは出場機会に恵まれない分を補う
体力強化を目指したもの。突っ込もうか待とうか
迷うような打球にも慌てず対応していた姿は
全く経験がないとは思えなかった>
「普段から川相コーチに外野ノックを
打ってもらっているから、普通に守れました」
(中スポ、スポニチ名古屋


●高橋聡文
<救援した左腕がさえた。投球だけではない。
7回に立った今季初打席。
横浜の左腕・ランドルフの速球を左前にはじき返し、
プロ入り初ヒットを記録>
「(ヒットを)打ったのはうれしいです」

<もともと打撃は得意だが、
短いイニングの登板が多く、その機会は少ない。
ただ1-5と敗色濃い6回からのマウンドだったが、
きっちり抑えたからこそ巡ってきた打席だった。
3イニングを打者9人。1人の走者も許さず投げきった。
この登板回数は今季最長で、2度目。
1度目は7月29日の巨人戦、1-6と大量リードを許していた5回に
マウンドに上がったが、3アーチを許して5失点。
ただそれを契機に目覚め、次の登板だった8月6日の阪神戦以降、
14試合、17イニング1/3を投げて失点、自責点はわずか1。
防御率は0.52と、抜群の安定感を示している>
「たまたまですけど…。この調子を続けていきたいです」
中スポ

●立浪和義
<この日は現役最後となる移動日でのゲーム。
広島から移動後、全体練習よりも前に
グラウンドに姿を現して汗を流す。
疲れたそぶりもなく、気合いを入れて>
「悔いの残らないようにしたいからね」

<ゲームでは8回1死一、二塁、小池に代わる代打として登場。
3点を追った場面で左腕・高宮から左前打し
満塁と好機を広げたが、チームは横浜に完敗。試合後、厳しい表情で>
「残り少ないので全部打つ、全部勝つつもりでいきたい」
(中スポ、ニッカン


●森野将彦
<15日にマツダスタジアムで行われた広島戦は
『ピースナイター』と銘打たれ、
「平和」をイメージした趣向が凝らされていた。
5回が終わるとジョン・レノンの名曲「イマジン」が
ゆっくりと流れ、観客は緑色のボードを掲げる。
被爆地である広島らしい、心に訴えかける企画だったが、
グラウンドにいた選手はこう言う>
「あんなことができるのは、屋外の球場だからかもしれませんね。
(屋内のナゴヤ)ドームだとみんな一緒になっちゃう気がします。
でもね、やっている方はしんみりしている場合じゃないんですよ」
(中スポ<ドラ番記者>


●落合監督
<思い切ったスタメン? 初先発のネルソンに加えて、
中川・前田をスタメン起用したことについて>
「普段出てない? 出てんじゃん」

<内部事情については、説明を拒んで>
「中(チーム内部の)ことは言えません。中のことは聞きたがるな。
(手で自分の前にラインを引くまねをして)ここに一線を引かなきゃ」
(中スポ、サンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(18日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 鈴木義広投手、イ・ビョンギュ外野手
【出場選手登録抹消】
▼中日 朝倉健太投手、トマス・デラロサ内野手
(再登録は28日以降。公式サイト共同通信社


●鈴木義広
<右ひじの手術で戦列を離れていた中継ぎ右腕が
昨年4月23日の登録抹消以来、約5カ月ぶりに昇格。
この日は中継ぎ投手の中で真っ先にナゴヤドームの
グラウンドに姿を現し、短い言葉で意気込みを語って>
「頑張ります」

<今季ウエスタン・リーグでは22試合に登板し、
1勝0敗、防御率3.66。故障した右ひじには、
現在もプレートが入っているというが、力を蓄えて1軍に戻ってきた>
「やれることはやってきた」

<先発・ネルソンが4回1死満塁とピンチを招くと、
さっそく救援マウンドに上がったが、
金城の左前適時打と内川への押し出し四球で火消しに失敗。
1死を奪っただけで降板となったが>
「投げられたことが第一歩。次はしっかり抑えたい」
(中スポ、サンスポ


若竜トピックス(18日)

◆川井雄太

<15日のウエスタン・阪神戦で先発し、
6イニングを9安打2失点とまずまずの内容で勝ち投手となる。
ファームとはいえ、開幕からの連勝記録『11』を打ち立てた
7月30日の巨人戦以来、久々に手にした白星。
1軍では4連敗しての登録抹消だっただけに、
ホッとしているかと思いきや、実にさばさばとして>
「安心したような感覚? ありません。
いろいろ考えるよりも、その分練習して、
ひとつでもうまくなるべきだと思いますから」

<3日に登録抹消されてから中12日の登板で飾った再出発。
その間走り込んでいたが、まだ納得できるものは手にしていない。
照準が具体的に明言できる段階でないのはもどかしい。
でも、信じて走り、投げ続けるほかない>
「一からつくり直すつもりでやっていました。
カーブ? まだまだです。
まず、上(1軍)に戻れるように頑張ります」
(中スポ)

◆小林投手コーチ
<川井の『緩』を支える超スローカーブについて。
15日の試合後にこう指摘して>
「連勝していた時に決まっていたカーブがまだ戻ってこない。
いい時は直球やスライダーと同じ腕の振りで投げられていたんだが…。
きょう(15日)もキャッチャーがほとんど要求しなかったでしょう。
それだけ信用されていないんだろう」
(中スポ)

◆藤井淳志
<6日の横浜戦で左の肋骨を骨折したが、
懸命のリハビリに取り組んでいる。
この日はナゴヤ球場の階段を上り下り。
実際にはまだ全然、全快にはほど遠いが、
冗談も交え、必死に前を向いて>
「もう治りました」
(中スポ)

2009年9月18日 (金)

森野決勝100打点吉見粘投15勝竜CS進出決定!

1勝1敗で迎えたマツダスタジアムでの広島との今季最終戦
先発にリーグトップタイ14勝の吉見一起を立てたものの、
初回不安定なところを突かれ、まさかのバッテリーエラーで失点。
しかし中盤5回、1死満塁のチャンスで
前の打席併殺に倒れていた森野将彦
右前に今季100打点目となる、逆転の2点適時打を放つと、
相手エラーに、和田の適時三塁打などでこの回一挙4点
援護をもらった吉見は力のある直球を軸に、
走者こそ出すものの、粘りの投球で8イニング1失点。
最後は浅尾が締めて、最後の広島戦カード勝ち越し。
今季3位以上が確定して、クライマックスシリーズ進出を決めました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 最終戦
(17日・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 | 中日16勝8敗)
18715人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島
[勝] 吉見(24試合15勝6敗)
[S] 浅尾(61試合7勝9敗3S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
吉見、浅尾 - 谷繁

◇対広島最終戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数1安打)
2 (二)荒木  (4打数3安打)
3 (三)森野  (5打数2安打2打点)
4 (一)ブランコ (4打数1安打)
5 (左)和田  (4打数1安打1打点)
6 (右)小池  (1打数無安打)
7 (中)英智  (4打数無安打)
8 (捕)谷繁  (3打数1安打)
9 (投)吉見  (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・齊藤
井端初球内直球遊ゴロ、荒木中高め直球三塁線突破二塁打、
森野外低めスライダー二ゴロ進塁打、
2死三塁から、ブランコ外チェンジアップ中飛


<1回ウラ・広島> P・吉見(中6日)
東出中高め直球遊ゴロ、末永フォーク外れ四球、
フィリップス中フォーク空三振、
栗原初球外直球右前打、
2死三塁から、マクレーン6球目外フォークワンバウンド
吉見暴投・三走末永生還(D 0-1 C)

<2回ウラ・広島> P・吉見
天谷内スライダー一二塁間突破ヒット、
石井琢朗外シュート三ゴロエンドラン天谷二進、
1死二塁から、初球外スライダー捕邪飛、
2死二塁から、齊藤外直球見三振

<3回・中日> P・齊藤
谷繁高め抜け四球、吉見初球投犠打、
井端内外れ四球、荒木中スライダー三遊間抜くヒット、
1死満塁から、森野外スライダー遊ゴロ6-4-3併殺


<3回ウラ・広島> P・吉見
東出投手直撃吉見拾うも間に合わず内野安打、
末永8球目東出二盗谷繁ウエストで刺す

<4回・中日> P・齊藤
ブランコ内スライダー三遊間抜くヒット、
和田中低め直球高いバウンド遊ゴロ6-4二封、小池右脚四球、
1死一、二塁から、英智中スライダー二ゴロ4-6-3併殺


<4回ウラ・広島> P・吉見
栗原右飛、マクレーン当てただけ遊ゴロ、
天谷内直球中前抜けるヒット、
石井琢朗低めフォーク合わせて右前打、
2死一、二塁から、中シュート二ゴロ

<5回・中日> P・齊藤
谷繁中直球中前打、吉見投犠打、
井端外高めチェンジアップ右前打、荒木ストレート四球、
1死満塁から、
森野外低めスライダー・
一二塁間抜く右前2点適時打(D 2-1 C)

ライト天谷三塁悪送球・荒木一気に本塁生還(D 3-1 C)

P・
1死二塁から、ブランコ外低めスライダー一邪飛、
2死二塁から、
和田外低めスライダー左中間突破適時三塁打(D 4-1 C)
小池高め外れ四球、
2死一、三塁から、英智粘るも12球目遊ゴロ


<5回ウラ・広島> P・吉見
代打小窪センター左飛球英智追いかけスライディング好捕、
東出中直球右中間突破三塁打、
1死三塁から、末永内直球投返し・
ライナー吉見掴むと三塁送球・東出戻れずタッチアウト併殺

<6回ウラ・広島> P・吉見
フィリップス内高めシュート打ち上げ二飛、
栗原外フォーク払われ左中間落ちるヒット、
1死一塁から、マクレーン内シュート遊ゴロ6-4-3併殺

<7回ウラ・広島> P・吉見
天谷内直球一ゴロ、石井琢朗外一杯直球見三振、
スライダー二ゴロ

<8回ウラ・広島> P・吉見
代打嶋内直球バットへし折り一ゴロ、
東出初球中高めスライダー右定位置飛、
末永外低めフォーク拾われ右前打、フィリップス中フォーク空三振

<9回・中日> P・小松
代打立浪(広島ファイナル)ストレート四球・代走小山
井端投犠打失敗1-6-4併殺、荒木中前抜けるヒット、
森野外フォーク空三振

<9回ウラ・広島> P・浅尾
栗原外スライダー右飛、マクレーン外151キロ投ゴロ、
天谷内低めスライダー空三振、試合終了。
(中日クライマックスシリーズ進出決定)



【ゲームレビュー】
逆転勝ち 今季の広島最終戦を飾った
暴投で先制点を許した吉見は、
7回を除き毎回安打を打たれたが、粘り強い投球
8回まで投げ、リーグトップの15勝目をマークした。
5回1死満塁から森野が右へ逆転の2点打。
相手のミスも絡み一気に4点を奪った。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


9月も半ばとなり、レギュラーシーズンも
このゲームを含めて、残り16試合
いよいよスコアボードに「最終戦」という文字が
入る時期になったんだなと、やや感慨深げに迎えた
マツダスタジアムでのカープとの今季最終戦
ハーラートップタイの吉見を立てて臨んだものの、
その吉見が立ち上がりやや制球が不安定
1死から四球を与えると、足を絡められたうえに、
2死一、三塁から、まさかのバッテリーエラー
らしくない失点の仕方で先制を許すと、
打線は広島先発・齊藤の「つかみ所のない」投球に翻弄され、
3回、4回とともに得点圏のチャンスでゲッツー連発
あとひと押しが出来ず、やや歯がゆいところがありましたが、
3度目の正直となった5回、ようやく捕まえられましたね。

イニング先頭、谷繁のクリーンヒットに吉見がきっちり犠打、
井端が得意の右へ運び、荒木が四球で1死満塁。
ここで迎えるはリーグトップの98打点カープキラー森野
打点を稼ぐにはまさに「おいしい」満塁でのチャンスですが、
同じシチュエーションの3回には、
外へのスライダーを引っかけてしまい、絵に描いたような併殺に。
得てして同じ試合中、そういうチャンスが
同じ選手に回ってくることはよくあることでもありますが、
打点王のプライドにおいても、同じ失敗は繰り返せない
悔しさもあったでしょうし、おそらく燃えていたでしょう。

それに対し、前の打席同様、
徹底して外角低めへと攻める広島バッテリー
4球目、外ながら高めのストレートにバットが反応、
ハーフスイングを取られて、カウント2-2
そして5球目、バッテリーが選択したのは、外角低めのスライダー
しかし3回に比べ、ボールがやや甘かったことに加え
「絶対にランナーを返そう」という気迫が勝った結果、
やや弱い打球は、しぶとく一、二塁間を抜けていく2点タイムリー
二者が生還し、シーズンの打点を3ケタの100に乗せると、
ライト・天谷の三塁への送球が逸れて、一塁走者の荒木までもが生還。
1点でも取れれば、流れが変わる
そう思いながら森野の打席を追いましたが、
一気に3点を返せたのは、本当に大きかった。
さらに代わったから和田適時三塁打を放って、もう1点。
鮮やかな逆転劇は、投げる吉見にもうれしい援護となったよう。

5回以降、スイッチが入ったかのようにテンポがよくなった右腕は、
力のあるストレートを全面に押し出して、相手を圧倒する投球。
5回、6回と迎えたピンチを併殺で凌ぐと、
7回、8回は完全に本来の背番号19のペースに。
結局失点をスミ1のみに抑えて、8イニング1失点でお役ご免。
そして最後は3点リードながら、岩瀬ではなく、
浅尾が危なげなく3人で締めてのゲームセット。
ピンポイントで奪った4点を守りきり、最後の広島戦で勝ち越し
さらにこの勝利で、今季3位以上を確定させ、
クライマックスシリーズ進出を決めることとなりました。


良い意味でいえば、「粘りの投球」。
しかし悪い意味なら、テンポがよくないだけ。
そんな投球を続けていた両先発ですが、
悪いなりにも要所を締めていただけ齊藤と、
ある意味「自分で自分を追い込んでいた」吉見
その差が中盤5回ではっきり出て、その後の展開につながったなと。
それにしても、5回の打者一巡の攻撃
再三の拙攻にムードの悪さと歯がゆさを感じていただけに、
森野の当たりが一、二塁間を抜けたときは
「ヨシっ!」と思わず力が入ってしまいましたね。

森野食らいついた!昨夜の最後の打者
さらに3回にはチャンスで悔しいゲッツー
なんとしてもという気迫が勝っての一打、
それが自身初の100打点
さらにはチームの逆転に結びついた。
今季の勝負強さを示すとともに
まさにカープキラーの面目躍如
いうところとなりましたね。
さらに齊藤をKOした後、
続けて出た和田の左中間突破の三塁打。
ライナーで抜けていった
独特の当たりでしたが、
前半の吉見の状態を考えると、あと1、2点は欲しかったですし、
あそこで点を追加できたのもポイント大でしたね。
相手のミスも絡んでいたことで、流れも一気に傾けたうえに、
以降の吉見の投球にも大きく影響を与えたビッグイニング
今季最後のマツダスタジアムとともに、印象に残ったシーンでした。


9連戦最初のカードを、2勝1敗で勝ち越し。
ゲーム差はほんのちょっとしか縮まりませんでしたが、
打線もそれなりに繋がりましたし、
3戦目、エース格の吉見できっちり取れた。
その部分も含めて、まずは御の字だったと思います。
そして迎える2カード目は、地元に戻っての横浜戦
谷間が入るこのカードの先発予想は、初戦から
山本昌-ランドルフ、小笠原-小林、そして山井-吉見祐治
前回、見事な復活登板を果たした昌さんが先陣ですが、
今回も自分のリズムで投げ込み、さらに弾みをつけてほしいですね。
また打線も新潟で苦しめられたランドルフにきっちりリベンジ。
これはぜひともしておかないといけないでしょう。
CS進出は決まったものの、そんなものはあくまで通過点
それより今はとにかく1つでも多く勝って、
直接対決の東京へと乗り込みたい。
そのための布石といえる週末のナゴヤドーム
一戦一戦、より気を引き締めて戦いを迎えてほしいです!


☆ウィナーズ・ボイス(17日)

◎吉見一起

<8イニング8安打1失点でリーグ単独トップの15勝目>
「(15勝目おめでとうございます)
はい、ありがとうございます。
(率直な気持ちを教えて下さい)
いや、あの、ほんと、粘り強く投げた結果だと思うので、
うれしく思います。
(1勝1敗で迎えたが、どのような気持ちで臨んだ)
あのう、前回もあのう、(3連戦)1勝1敗だったんですけども、
あの、負けたら終わりというぐらいの気持ちで、
いきます、いきました、はい。
(走者を出しながら、粘り強く投げられた)
そうですね。もう、僕らしいかなと思います、はい。
(いよいよ残り14試合。
巨人を追いかける大きな試合が続く。意気込みを)
そうですね、あのう、ゲーム差は離れてますけれども、
あのう、全部勝つもりで、少しでもあのう、巨人に、
プレッシャーをかけられたらいいかなと思います。はい」



<研ぎ澄まされた集中力がビッグプレーを生み出した。
5回1死三塁。末永の強烈なピッチャー返しに
とっさに左手を差し出すと、打球はスッポリとグラブに収まった。
飛び出した三塁ランナーは帰塁できず、一瞬にしてダブルプレー
右のこぶしを突き上げ、小躍りしてベンチへ駆け戻った>
「たまたま入っただけですよ」

<立ち上がりは波乱含み。
1回に自らの暴投で先制点を許したが、落ち着いていた>
「自分で自分を追い込んでいたので、
ピンチでもそんなにピンチじゃないと思っていた。
僕が負けたら終わりぐらいの強い気持ちでいった」

<その後も6回まで毎回の7安打を浴びて
塁上を走者でにぎわせたものの、
要所では一段と気持ちを高めて踏ん張り抜いた。
チームのCS出場と今季広島戦の最終カードの勝ち越し。
そして、自分自身の勝利を積み上げる節目の勝負になって>
「調子は悪くなかった。
走者を出しても、何とか粘り強く投げられた結果。
うれしく思います。僕らしいかな」

<中日では17勝を挙げた06年・川上憲伸(現・ブレーブス)以来、
3年ぶりとなる最多勝投手のタイトルも射程圏内にとらえた。
『前』エースの川上とは昨年までの3年間、ともに戦った。
海の向こうで奮闘する川上への感謝の気持ちを忘れてはいない。
そんな尊敬する先輩に1歩でも近づくチャンスが訪れたが>
「川上さんはボクのフォームとかをよく覚えていてくれて、
『お前のいいときはこうなっている。こうした方が良い』と
いうふうに助言していただきました」

<また広島への『借り』も返した。
3日のナゴヤドームでの対戦で今季最短の5イニングKO。
闘志を燃やしていたが、そのリベンジもかなった>
「15勝? そんなことより、広島にやり返すことの方が大切です」

<8月25日に長男・嶺君が誕生。
休日を利用して、大阪・吹田市内の聡子夫人の実家を訪れている。
愛息の存在が疲れを癒やしてくれている>
「この間はお風呂に入れました。まだ首がすわっていないので怖いんですよ」

<首位・巨人も勝ちゲーム差は6と変わらない。
最多勝のタイトルもくっきりと見えてきたが、多くを語らず>
「15勝? まだ先がありますから」
中スポ中日新聞スポーツ報知共同通信社
朝日新聞スポニチ名古屋ニッカン


○谷繁元信
<立ち上がり、特に苦しんだように見えた吉見について>
「全然悪くない。前の阪神戦あたりからよくなっている」
中日新聞

○川相内野守備走塁コーチ
<ハーラートップの15勝目を挙げた吉見を激賞したのは、
投手コーチでも球を受けた捕手でもなく、
現役時代はバントの名手として鳴らした内野守備走塁コーチ。
こう言ってにっこりほほ笑んで>
「ナイスバント。ピッチャーが送って、点が取れたのは大きかったね」
サンスポ


○森野将彦
<1点を追う5回1死満塁、逆転適時打を放つ。
外角低めのスライダーを引っ張って右前に転がした。
右翼・天谷の悪送球も絡んで一挙3点となる会心の逆転打。
勝負強さを発揮し、誇らしげ>
「前の打席と同じボールです。
前の打席でやられていた(併殺打)ので、食らいついて、
絶対にランナーを返そうと思っていました」

<同じ手を何度も食らうわけにはいかない。
1回1死二塁で迎えた第1打席は二ゴロ。
3回1死満塁の第2打席は遊ゴロ併殺打。
ともに広島の先発左腕・齊藤に、外寄りのスライダーで打ち取られていた。
そして迎えた5回は3度目の正直。やり返した一打に胸を張って>
「あれだけ低め、低めに集められていたんでね。
ストライクゾーンを振れってことです。
狙っていたわけじゃないけど、とにかく食らいつこうと」

<この一打で、今季の満塁での成績は14打数9安打16打点。
打率.643と『満塁男』ぶりを発揮している。
また前日までの打点98に一振りで2つ上積みして、
自身初めて3ケタの大台(100打点)に乗せた。
中日では07年のウッズ(102)以来、球団史上10人目。
日本人では06年の福留孝介(現・カブス)以来の到達。
開幕前にはクリーンアップの責任として、
目標の一つに掲げていた数字だったが
現状の個人記録には少しもこだわる様子がない>
「100打点? それについてはまだ終わりじゃないし、
今は話すような時期じゃないでしょう。これで少し静かになるかな」

<チャンスに対する考え方は一流のそれ。
1戦必勝となっていく残り15試合、そしてプレーオフへ。
これほど頼りになる男はいない>
「重圧? ないです。だって打撃は失敗の方が多いんですから。
僕の仕事はバットがボールに当たるまで。
その先は神様に聞いてくださいって感じ」
カメラブログ中スポおおさか報知共同通信社時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

○荒木雅博
<5回、森野の一塁左を抜ける打球を飛び上がって避けると、
そこから再加速。右翼・天谷は三塁へ送球してきたが、
三塁を奪える確信はあったそう。
悪送球は『』だとしても、普通の走者なら一、二塁どまり。
3点入ってもなおも1死二塁、その差は大きかった>
「(森野の打球に)当たらないとは思ってたんですが、
万が一のことがあるので避けたんです。
そのときに、ボクの真下を通るわけじゃないですか。
バットの先っぽだったから、打球は死んでいた。
抜けてくれれば(三塁に)いける。そう判断したんです」

<打撃でも16度目の猛打賞&4出塁。
2併殺を含む4打数無安打に終わった前夜の借りをすぐさま返して>
「(猛打賞は)たまたまです」
(中スポ)

○和田一浩
<5回2死二塁、左中間を破る適時三塁打を放つ>
「得点圏にランナーがいたので、必死になって返しにいきました」

<貴重な追加点をもたらしたが、試合後は歯切れの悪いセリフ。
この3連戦では延長10回に決勝2ランを放った初戦に2度、
前夜も1度あった走者を得点圏に置いた打席で凡退を繰り返していた。
4度目の正直では、素直に喜べないというわけ>
「でも1本だけなので何とも言えないですが」

<最近10試合で10打点と、森野(9打点)ブランコ(8打点)を
上回る数字を残しながらこう言うのは、
走者をかえすという自分の仕事に妥協を許さないから。
こう締めくくって、帰りのバスに乗り込んで>
「今は我慢です」
カメラブログ中スポサンスポ


○立浪和義
<現役最後のマツダスタジアムでの試合は、
3点リードの9回無死の場面で代打で登場。
安打を期待されたが、ストレートの四球。
バットを振ることなく最後の広島を終えて>
「ここは今季の初安打を打った球場だし、
去年までの市民球場にしても、新球場にしても好きな球場だからね。
だから最後に打席に立たせてもらえたのはよかった。
まあ、1回も振らなかったけど」

<レギュラーシーズンも残り15試合。気合を入れて>
「これから行く球場は最後になるけど、
悔いの残らないようにしたい」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<3点リードの9回、守護神の姿がマウンドになかった。
試合後こう語ったが、マウンドに上がったのは浅尾。
先発の完投を除けば、登場しないのは今季初めてだったが、
18日は広島から名古屋への長距離移動ゲーム。
負担を軽減しようという配慮だったよう>
「準備はしてましたよ」
(中スポ)


○前田章宏
<8年目捕手が地道に1軍でのアピールを続けている。
前日の広島戦では今季初めてマスクをかぶり、
高橋・小林正人をリードして2イニングを無安打無失点、
2奪三振という好投を引き出した。
昨季までは1軍でマスクをかぶると失点すること多かった。
ひと味変わったところを見せられて>
「自分はまず守りが大事。
基本的なことはそれなりにできるようになったと思うので、
それを実戦でしっかり出せるようにしたい」
(中スポ)

○勝崎コンディションニングコーチ
<ほぼ全試合、練習前に行っているのが井端とのストレッチ。
主に股関節をチェックして試合に臨んでいるが、
その方法の基礎になっているのが、
野球とは無縁ともいえるドイツの理論だった>
「ドイツはトレーニング方法とかが進んでいるんですよ。
だからいろいろ勉強して、選手に役に立てばと思っています」

<UCLAでコンディションニングコーチの修行を積んで、
日本ハムのコーチに就任することになったが、
その後もオフに『プチ留学』をすることになる。
選んだ先がドイツだった。中日に移籍したいまでも、
ほぼ毎年、オフにはドイツで学んでいるという>
「アメリカで学ぶことがなくなったというか、
アメリカは結局、ふるい落としなんです。
でもドイツは少ない人口の中で鍛えて
世界の中で成績を残している。その技術を学びたかったんです」

<現地とのパイプも増え、主導筋だけではなく、
補助筋群を刺激するトレーニング方法も学んだ。
これらすべての技術が井端に限らず、中日の選手に注入されている>
「選手は毎日、必死に野球をやって成長しているからね。
こっちだって進歩していかないと」

<ちなみに今年のオフはドイツにいかないらしい。
留学はもちろん自費、こんなコーチのバイタリティー、情熱も
中日の強さの要因だろう>
「フランスかイタリアにいくかで悩んでるんですよ。
この2つの国も最近伸びている。だからその技術も学びたい」
(中スポ)

○井端弘和
<ドイツ生まれの技術が首位打者を争う男を支える。
練習前に勝崎コーチとストレッチを行い、試合に臨んでいるが>
「勝崎さんには本当に感謝しています。毎日ですからね」
(中スポ)


○落合監督
<CS進出決定、浅尾の抑え起用などついての質問にも無言>
「……」
(中スポ、スポーツ報知


記録備忘録。(17日)

◇セ・リーグ2位の中日が広島を4-1で下し、
クライマックスシリーズ(CS)進出を確定した。
2007年の導入以来、3年連続の進出となる。
中日が残り15試合に全敗しても76勝67敗1分けで勝率.531となるため、
横浜広島は残り試合に全勝しても上回ることができなくなった。
さらに阪神、東京ヤクルトは単独では中日を抜く可能性を残しているものの、
直接対決が6試合あり、両チームがそろって
勝率で中日を上回るケースはないため、中日の3位以内が確定した。
中日新聞時事通信

2009年9月17日 (木)

反撃及ばず連勝ストップ、朝倉自滅2ケタ足踏み。

延長10回の末、和田の決勝弾で競り合いを制して、
今季3度目の5連勝と勢い付くドラゴンズ
しかし迎えたマツダスタジアムでの広島との第2戦は、
先発の朝倉健太の調子が今一つ。
立ち上がりから制球定まらず先制を許すと、3回にソロを被弾、
さらに5回には3四球に連打を絡められ、一挙3失点
一方打線は広島先発・大竹の前に7回まで抑え込まれる始末。
それでも最終9回に粘りを見せ、完封こそ免れたものの、
反撃時すでに遅く連勝ストップ朝倉は8敗目となりました。

◇セントラル・リーグ公式戦
広島-中日 23回戦
(16日・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 | 中日15勝8敗)
19262人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
広 島 ×
[敗] 朝倉(23試合9勝8敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
朝倉、高橋、小林正人 - 谷繁、前田

◇対広島23回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数3安打)
2 (二)荒木  (4打数無安打1打点)
3 (三)森野  (5打数2安打)
4 (一)ブランコ (3打数無安打)
5 (左)和田  (4打数1安打)
6 (右)小池  (3打数1安打1打点)
7 (中)英智  (4打数1安打)
8 (捕)谷繁  (1打数無安打)
9 (投)朝倉  (2打数無安打)

【イニング経過】
<1回・中日> P・大竹
井端内低めシュート空三振、荒木内シュート遊ゴロ、
森野内高め直球ライトオーバー二塁打、
ブランコ中低めスライダー空三振


<1回ウラ・広島> P・朝倉(中6日)
東出中高め直球遊深いゴロ送球逸れ内野安打、
末永中フォーク空三振、
フィリップス4球目東出二盗、フィリップス遊正面ライナー、
2死二塁から、栗原中入るフォーク三遊間抜く適時打(D 0-1 C)

<2回・中日> P・大竹
和田外高め直球空三振、小池高め外れ四球、
英智一塁強襲ゴロ・小池二進、
谷繁3球目大竹暴投・小池三進、谷繁敬遠気味四球、
2死一、三塁から、朝倉外スライダー空三振


<2回ウラ・広島> P・朝倉
天谷叩きつけ二ゴロ、石井琢朗外シュート中前抜けるヒット、
外直球遊ゴロ・エンドラン石井琢朗二進、
2死二塁から、大竹外スライダー遊ゴロ

<3回・中日> P・大竹
井端外高め直球一塁線突破ヒット、
荒木中スライダー二ゴロ4-6-3併殺、
森野外シュート右中間落とすヒット、ブランコ内シュート見て四球、
2死一、二塁から、和田外スライダー中途半端二ゴロ


<3回ウラ・広島> P・朝倉
東出高いバウンド投ゴロ・朝倉腕伸ばし好捕、
末永外シュート大きな左飛、
2死から、フィリップス内浮いたフォーク左中間越え本塁打(D 0-2 C)

<4回ウラ・広島> P・朝倉
天谷外直球左飛、石井琢朗粘って四球、
内高め直球詰まり遊直、大竹3球目朝倉暴投、
2死二塁から、大竹高めスライダー投ゴロ

<5回・中日> P・大竹
朝倉見三振、井端外スライダー右前打、
荒木中低めスライダー遊ゴロ6-6-3併殺


<5回ウラ・広島> P・朝倉
東出外シュート遊ゴロ、末永内フォークワンバウンド四球、
フィリップス初球中シュート右飛、
栗原2球目末永二盗、栗原勝負避けストレート四球、
マクレーンストレート四球、
2死満塁から、天谷中入るフォーク弾き返し中前適時打(D 0-3 C)
2死満塁から、石井琢朗初球外高め直球・
引っ張り一塁強襲ゴロブランコ弾いて2点適時二塁打(D 0-5 C)

<6回・中日> P・大竹
森野外シュート投弾くも遊撃バックアップ、
ブランコ初球打ち上げ二飛、和田外スライダー左飛


<6回ウラ・広島> P・朝倉
大竹外スライダー三ゴロ、東出内スライダー右飛、
末永外シュート逆方向左前持って行くヒット、
フィリップス2球目前朝倉一塁けん制悪送球・末永二進、
2死二塁から、フィリップス内シュート打ち上げ三邪飛

<7回・中日> P・大竹
小池中チェンジアップ空三振、
英智内シュートしぶとく右前打、谷繁ストレート四球、
1死一、二塁から、代打井上初球外シュート遊ゴロ6-4-3併殺


<8回・中日> P・
井端外スライダー投手強襲内野安打、
荒木初球内シュートバット折られ鈍い遊ゴロ・井端二進、

P・大島
森野中高め直球二ゴロ進塁打・井端三進、
P・青木勇人
2死三塁から、ブランコ外フォーク空三振

<8回ウラ・広島> P・小林正人
石井琢朗中スライダー三邪飛、内高め直球詰まり遊飛、
代打緒方孝市ストレート四球、東出外低め直球空三振

<9回・中日> P・小松
和田外低めフォークライナー左中間突破二塁打・代走中川
無死二塁から、
小池中低め直球左前適時打(D 1-5 C)
英智中直球高いバウンド二ゴロ東出送球逸れエラー、
P・永川
無死一、二塁から、前田外一杯浮いたフォーク見三振、
1死一、二塁から、代打立浪外高め直球快音も風で失速左飛、
2死一、二塁から、井端フォーク4球見逃し後低め直球外れ四球、
2死満塁から、
荒木内低め直球外れ四球・押し出し(D 2-5 C)
2死満塁から、森野内低め直球引っ張るも二正面ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
連勝が5でストップ

3併殺を喫するなど打線がつながらず、連勝が5で止まった。
広島は連敗を3でストップ。
1回2死二塁から栗原の左前打で先制し、その後も着実に加点した。
先発・大竹は制球が安定し、7イニング無失点で9勝目。
終盤は継投でしのいだ。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


広島先発・大竹を要所で攻めきれず、
3つの併殺などでチャンスを潰し、7回まで無得点
その間にこちらの先発・朝倉が小刻みに点を奪われると、
5回には踏ん張り切れず、3四球を含む自滅での3失点。
一方的なまま0封で敗れ去るのかなと思いきや、
最終の9回、敵将いわく「エキサイティング」な展開に。
ガチガチの小松を攻め込み、
和田・小池・英智の3連打で何とか完封を免れたうえに、
相手クローザー・永川を引きずり出すことに成功。
しかもその永川も前日同様に「劇場」な投球
2死を取られたものの、井端がしぶとく四球を選ぶと、
この日ブレーキの荒木も四球をもらって、なんと押し出し
3点差に迫り、なおも満塁で迎えるは、
カープキラー、そして永川キラー森野
一発も打てる打者だけに、グランドスラムも!
ドキドキしながら、その行く末を追いましたが、
決め球・フォークを連投してきた永川に対し、
冷静にボールを見て、カットしていく森野
苦手意識もないですし、後はうまく対応してほしい。
そう願いながら迎えたカウント2-2からのの5球目、
永川が投じたのは、内角低め、147キロのストレート。
はじめから真っすぐ狙いの森野は、もちろんそれに対応。
しかし快音を残した打球は、惜しくも二塁・東出の正面
奇跡起こらず、エキサイティング劇場の幕は降りたものの、
それでも最後の最後で見せたしぶとい粘り
すんなり相手に勝たせず、抵抗できたことで、
月並みながら「明日につながる負け」
言ってもいいようなゲームにはなったのではないかと感じました。


この日は井端が久々の3安打猛打賞
しかし続く荒木が2併殺と、チャンスを潰してしまい、
ポイントゲッターの森野に繋げられなかったことが、
大竹を楽に投げさせる原因となりましたが、
それにしても各球団に「天敵」を作ってしまうドラゴンズ
立ち上がりからやや球数が多いなど、
大竹の投球自体はそれほどの出来ではなさそうに見えましたが、
力のある真っすぐに加え、要所要所で
キレのあるスライダー、シュートに手を焼き、
またしても捕まえられず、9月2勝目を献上。
場合によっては、CSで顔を合わせる可能性もあるだけに、
何とか対策を講じないといけないでしょうね。
まあ調子に波のある投手なだけに、
苦手という意識もそれほどはないのでしょうが、
やはり続けて抑えられていけない
そしてそういう投手をこれ以上増やさないことが
これからの戦いで重要なことと言えるでしょう。


ケンタ踏ん張れず。それ以上に、この試合に関しては
朝倉が悪すぎました。
立ち上がりから制球定まらず
前回同様またしても初回失点。
それでも悪いなりに何とかしてはいましたが、
中盤5回、ついに踏ん張り切れずに
主軸に連続四球を与えると、
満塁から連打を許してしまい、まさに「自滅」。
開幕からローテを守り、
2年ぶりの2ケタに王手をかけている背番号14
ただここ最近の投球は、今一つ安定感を欠きますね。
故障を乗り越えた今季、ここまで来たならば、
ぜひとも2ケタには乗せてほしいと思いますが、
こんな調子が続くなら、誰かに取って代わられるかも。
次週の巨人戦相性もあって、おそらく外されることが濃厚。
再び間隔が開きますが、ここを使ってうまく修正してほしいですね。
若い投手が多い先発陣だけに、この先の勝負どころでは
中堅どころの朝倉にはぜひとも引っ張ってもらう役割を期待。
それに応えるにも、次回はしっかりした投球を願いたいです。


連勝がストップし、首位のマジック減らしに貢献。
ゲーム差こそ変わらないものの、いぜん厳しい戦いは続きます。
それでもこの日の粘りのごとく、諦めない姿勢を貫いてほしいですね。
チームにとっては今季最後となるであろうマツダスタジアムでの第3戦。
しっかり勝って、広島に対して優位な面を見せておきたい。
そのためには先発予想の吉見にはぜひとも頑張ってもらわないと。
前回対戦のナゴド、ワースト8失点の屈辱を晴らす投球を魅せて、
「苦手意識」をきっちりと植え付けてくれることを願います。


★プレーヤーズ・ボイス(16日)

●朝倉健太

<6イニング8安打5失点で今季8敗目を喫す。
失点はいずれも2死からと要所で踏ん張れなかった。
特に5回は2死二塁から連続四球を与えた後に
連打を浴びて致命的な3失点。
四球絡みでの失点は前回登板と同じパターン。肩を落として>
「状態も良くなかったのでしょうがないですけど…。
踏ん張りきれなかったのが、チームに申し訳ないです」

<2年ぶり4度目の2ケタ勝利にかけてから、これで2連敗。
髪をぐしゃぐしゃとかきむしりながら>
「2ケタ勝つのは難しい? そうですね」

<今年は開幕からローテーションを守り続け、ここまで来た。
総仕上げの終盤戦、そしてクライマックスシリーズへと続く道。
レベルの高い競争とは言え、ここで先発のイスを失うワケにはいかない。
また最前線から離れてはいけない存在でもある。
ベテランから若手まで豊富な顔触れの投手陣をまとめてきた。
自身は中間管理職的な感覚でいるが、
川上(ブレーブス)が抜けた今年、間違いなくリーダー役を務めている>
「ボクの年齢がちょうど中間になるんです」
中スポサンスポスポーツ報知時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


●小池正晃
<5点を追う9回無死二塁からの第4打席で左前適時打。
意地を見せて完封負けを阻止。後続へとつないだ。
この日は3打数1安打1打点。
9日・阪神戦以来のスタメンで存在感をアピールして>
「最近スタメンで使ってもらったときに打ててなかったので、
4打席目でも結果を残せてよかった。
負けても点を取ることで、あしたにつながると思う」
(中スポ)

●前田章宏
<5日の横浜戦で出場選手登録され、この日が10試合目。
今季初、プロ20試合目の出番がやってきたのは7回の守備。
その回は高橋を、続く8回は小林正人をリードして無安打に封じて>
「守備のほうはゼロに抑えたのでよかった」

<捕手としては最も重要な仕事をやり終え、
1人出れば打順が回ってくる計算だった9回。
思わぬ形でそれが実現。1点を返しなお無死一、二塁。
代打が出されてもおかしくない場面だったが
闘志を奮い立たせて広島の守護神・永川に向かった>
「打席に立たせてもらったので、よしやってやろう、と思った」

<しかしカウント2-1からの4球目。
高めに浮いたフォークがストライクゾーンまで落ち込み、
見逃し三振に倒れる。もう何度も肝に銘じているはずの定石を
実践できなかったのは、やはり経験が少ないからか>
「ボールと思った。ストライクと言われてしまっては…。
際どいところは振っていかなければいけませんね」

<2軍の中村捕手コーチが田中とともに重点強化選手に挙げ、
シーズン終盤のここへきてようやく昇格を果たしたプロ8年生。
だがいつまでも経験不足では済まされない。
ここまで12打席を費やしてまだともしていない
『H』のランプを、次こそは光らせたい。前を向いて>
「またチャンスをもらったら、次こそ結果が残るように頑張ります」
中スポ

●立浪和義
<4点を追う9回1死一、二塁、代打で登場すると、
永川の0-2からの直球を弾き返すも左翼へのライナー。
快音を響かせたが、結果を残すことはできなかった。
現役最後の広島遠征も残り1試合。何とかヒットで締めくくりたいところ>
「失速したね。会心だったけど力がなかった。風もあったしね」
(中スポ)

●森野将彦
<9回、2点を返してなお2死満塁の場面で登場。
永川が投じた内角低め直球を振り抜いたが、
打球が飛んだのは二塁・東出の正面。
ゲームセットの瞬間、悔しさで顔を伏せて>
「最初からずっと真っすぐを待っていた。
高さがよかった。低めに投げられた分、あの結果になってしまった」
中スポ

●石嶺打撃コーチ
<9回に2点を返すしぶとさを見せたものの、
先発の大竹をつかまえられなかったのが響いた。
この右腕には前回対戦の3日にも完投を許して敗れたが、
CSで顔を合わせる可能性もあるだけに、思案顔>
「(大竹は)いろんな球種に力があった。(対策は)また考えます」
中スポ共同通信社


●井端弘和
<約2カ月ぶりの3安打猛打賞をマーク。
8回の第4打席、林のスライダーをはじき返すと、
打球が投手のグラブを強襲し、転々とする間に一塁を駆け抜けた。
第2打席、第3打席の右前打に続いて猛打賞。
7月2日阪神戦以来、76日ぶりに出た『3本目』に>
「チームのためになると思って、
ヒットでも四球でも塁に出ようと思っている。
1番打者としてそれを1年間やってきた。
自分が塁に出れば、チームに貢献できますから。
1番(打者)になってからは特にそう思ってやっています。
それがヒットでも四球でも構わない」

<しかし1敗の重さが両肩にのしかかる。
だからクスリとも笑わずにバスへと向かい>
「うれしくないですね。負けちゃうと…」

<9試合連続ヒットとなる3安打で打率は.315に上昇。
リーグ5位から3位に浮上した。
首位打者はもちろん、安打数(160=2位)、
出塁率(.394=1位)も含めた三冠宣言。
あえて意識することで重圧を発奮材料に変える。
タイトル争いが激化すれば、重圧は想像を絶するが、
真っ向から向き合う覚悟はできている>
「意識して取りに行くよ」
(中スポ、ニッ