36 2009交流戦

2009年6月22日 (月)

中日交流戦14勝9敗1分、オリ4タテで有終締め!

5月19日に開幕した今季の日本生命セ・パ交流戦
いよいよ最後のゲームとなりました。
この日唯一のナイトゲームで、実質オーラスとなった
ナゴヤドームでのオリックスとの最終戦は、
立ち上がりの攻防が勝負を分けるカタチに。
片やアンラッキーな併殺を喫したオリックスに対し、
ドラゴンズ和田が見事な先制満塁ホームラン
その4点の援護で復調した川井が6イニングを無失点。
さらに打線が7回にダメ押しの4点を入れ、ほぼ勝負は決まり。
8-3で完勝し、今季オリックス戦は負けなしの4連勝
交流戦を14勝9敗1分けの貯金5でで締めることとなりました。

◇日本生命セ・パ交流戦
中日-オリックス 最終戦
(21日・ナゴヤドーム | 中日4勝)
31682人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
オリックス
中 日 ×
[勝] 川井(9試合6勝)
[D本] 和田17号満塁
[Dバッテリー]
川井、浅尾、平井、小林正人、河原、山井、岩瀬 - 谷繁

◇対オリックス最終戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数4安打)
2 (二)荒木  (4打数1安打)
3 (三)森野  (3打数無安打)
4 (一)ブランコ (3打数1安打2打点)
5 (左)和田  (3打数1安打4打点)
6 (中)藤井  (4打数1安打2打点)
7 (右)平田  (4打数1安打)
8 (捕)谷繁  (3打数1安打)
9 (投)川井  (2打数1安打)

【イニング経過】
<1回・オリックス> P・川井
坂口高いバウンド遊内野安打、大引一犠打、
大村四球、谷繁マウンドへ行き叱咤、
1死一、二塁から、ラロッカ内高め直球三塁ベース付近ゴロ、
森野ベース踏んで一塁送球5-5-3併殺

<1回ウラ・中日> P・平野佳寿
井端中高めスライダー左越え二塁打、荒木二ゴロ進塁打、
森野ストレート四球、ブランコストレート四球、
1死満塁から、
和田初球外低めスライダー捉え・
センターバックスクリーン下バー直撃し跳ね返る・
二塁打と判定されたが、審判団が協議し本塁打に訂正・
=中越え先制満塁ホームラン(D 4-0 Bs)


<3回・オリックス> P・川井
相川遊ゴロ、平野左中間安打、
坂口一塁線ゴロブランコベース踏んで3-6-3併殺

<4回・オリックス> P・川井
大引二ゴロ、大村三塁ライナーグラブ弾く二塁打、
ラロッカ内直球空三振、フェルナンデス強い遊ゴロ井端好捕

<5回・オリックス> P・川井
三塁線ゴロ森野送球逸れエラー、
山﨑浩司内カーブ空三振・二盗、
相川内高め直球遊ゴロ、代打下山外チェンジアップ一ゴロ

<5回ウラ・中日> P・山本
川井中前打、井端右打ち右前打、荒木三犠打、
1死二、三塁から、森野中フォーク二ゴロ・ランナーそのまま、

P・大久保
2死二、三塁から、ブランコ外フォーク空三振

<6回・オリックス> P・川井
坂口初球二ゴロ、大引バット折れ二ゴロ、大村打ち上げ遊飛

<6回ウラ・中日> P・香月
和田外直球見三振、藤井投ゴロ、
平田中高め浮いたカーブ右前二塁打、谷繁敬遠、
2死一、二塁から、代打立浪中カット快音も右直


<7回・オリックス> P・浅尾
ラロッカ中飛、フェルナンデス一邪飛、
中高めパーム左前打、山﨑浩司三遊間抜くヒット、
2死一、二塁から、代打小瀬中浮いたフォーク中前適時打(D 4-1 Bs)

<7回ウラ・中日> P・レスター
井端一、二塁間抜くヒット(この日4安打)、
荒木初球バスター失敗-4球目三遊間抜くヒット、
無死一、二塁から、森野投犠打、
1死二、三塁から、
ブランコ初球中高め直球右前2点適時打(D 6-1 Bs)
和田四球、
1死一、二塁から、
藤井外高め直球左翼線2点適時打(D 8-1 Bs)
P・菊地原
平田打ち上げ一飛、谷繁初球左前打・藤井本塁突入も憤死

<8回・オリックス> P・平井
坂口内カット遊撃後方落ちるヒット、大引外カット空三振、
P・小林正人
大村初球一塁線ゴロブランコ横っ飛び好捕・坂口二進、
P・河原
2死二塁から、ラロッカ初球中浮いたカーブ左越え2ラン(D 8-3 Bs)

<8回ウラ・中日> P・川越
代打谷(プロ初打席)外低めカーブ引っかけ遊ゴロ、
井端四球、荒木投ゴロ・井端二進、森野外ハーフスイング三振


<9回・オリックス> P・山井
外スライダー三ゴロ、山﨑浩司外直球詰まり一ゴロ
P・岩瀬
小瀬投ライナー・岩瀬はたき落とし一塁送球、試合終了。


【ゲームレビュー】
3連勝で交流戦を締めくくった
大技小技で得点を重ねた。
1回1死満塁から和田がバックスクリーンへ満塁アーチ
7回は森野送りバントを決め、ブランコの2点打などで追加点を挙げた。
川井は立ち上がりこそ制球に苦しんだが、6回を無失点で6勝目
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


今季対戦3連勝で迎えたオリックスとの最終戦でしたが、
勝負の分かれ目は、やはり初回でしたね。
ともに立ち上がり、制球が不安定だった川井平野
ランナーを溜めてのピンチを迎えましたが、
ここで点を取れたか、取れなかったかで、流れが変わったような。
片や川井は、谷繁のゲキを受けたものの、さらに制球定まらないまま。
それでもラロッカに対し、ボール球でカウントを稼ぐと、
フルカウントから叩かれた三ゴロは、三塁ベースのすぐ近く
ランエンドヒットで二走がスタートしているにもかかわらず、
森野がそのままベースを踏んで5-5-3と、鮮やかなゲッツー。
日曜日の登板で負けなしを誇る『サンデー川井』強運
ここでも生きたかのようなラッキーぶりでしたね。

一方、先頭の井端に二塁打を許し、
警戒しすぎか、森野、ブランコ連続四球
1死満塁と、川井以上のピンチを背負ってしまった平野
さらに四球のあとの初球
外角にいかにも打ってくださいというような甘いスライダーが…。

フェンス越えてるし。打球好調の和田
逃さず芯で捉えると、
スピンの利いた打球は
そのまま伸びて、
センターバックスクリーン下へ
ものの見事に持って行っての
4点先制は、
オリックスにとっては、
かなりの痛手となりましたね。
一方その援護によって、
川井も徐々に復調し、
終わってみれば、6イニング3安打無失点と好投の数字
さらに打線も5回、6回と好機を続けて逸したものの、
3点リードの7回に井端、荒木の連打から、
森野送らせてまで作った二、三塁のチャンスで、
交流戦打点王のブランコが甘く入った初球を叩いての2点タイムリー。
ようやくの中押し点を加えると、
さらにこの日ヒットのなかった藤井が左翼線にタイムリー二塁打。
京セラドームのゾンビの恐怖こそあれど、
8-1となったことで、ほぼ勝負は決したなと。
その後、ドラゴンズがいわゆる中継ぎ陣の『虫干し』リレー。
5番手・河原がポカを犯し、2ランこそ浴びたものの、
最後は7番手・岩瀬が打者1人を抑えて、完勝での締めに。
オリックス戦は、交流戦チーム唯一となる4連勝を決め、
貯金5は、06年に並んで過去5年間でベストタイの成績。
チームとしても3連勝で、今季の交流戦を終えることとなりました。


立ち上がりの4点以降は、なかなか点が奪えず、
5回、6回に2イニング連続でチャンスを逸した際には、
流れが変わりそうで、何となくイヤな感じもしましたが、
7回に何とか2本の適時打で、4点を奪ってようやくホッとしたかなと。
先発・川井もそんなに調子がよくない風に見ていましたが、
要所をしっかり凌げていたのが、大きかったですね。
好機で打席が回ってきたことで、6イニングで降板となりましたが、
立ち上がり以外は本来の投球も出来ていましたし、とりあえずはヨシでしょう。
これで吉見と並んで、チーム勝ち頭の6勝目
絶対とは言えませんが、このままの調子なら2ケタも可能かも。
ただリーグ戦が再開し、セ・リーグチームとの対戦となった際に
この調子をいかにキープできるか。
さすがに6勝負けなし左腕ですし、相手も研究してくるでしょう。
その上で持ち味をしっかり出せるのか、
それによって、今後の星勘定も決まってくるのでは思われます。
交流戦で4勝を挙げ、チーム浮上の立役者となってくれた背番号17
さらにサンデー連勝を伸ばすとともに、貢献してほしいと願います。


今季の交流戦の成績は、14勝9敗1分けの貯金5。
広島と同率の3位ながら、昨季の順位の関係で4位に。
それでも収穫的には、例年以上だったのではと思います。
とにかく交流戦に入ってから、一気に打撃が上昇
なかなか打てないと、それまでボヤかれていたのがウソのように、
和田、ブランコ、そして井端らが調子を上げ、
打線がつながるようになってきたのは、大きかったなと。
さらに今季目立っていた守乱の方も、若干解消
練習日に徹底して、守備練習を行ったり、
エラーの数が多い森野をある試合では
DHで起用するなど、いくらかの荒療治も効いたようで、
一時よりはだいぶ落ち着いてきたようにも感じます。
さらにチーム全体としては、ここに来てようやく
自分らのペースでゲームを進められるようになってきたのが、
そのまま貯金キープに繋がっているのでは。
まあまだエース級の時は、図ったように沈黙してしまうとか、
もう一押しができないときがあるとか、
課題もいろいろありますが、とりあえずは交流戦を利用して、
『底』の部分は完全に抜けたんじゃないかなと思いました。

しかし和田のお立ち台でもあったように、
これで終わりという訳ではなく、週末26日からはリーグ戦が再開
いきなり目下の敵、4位・広島との3連戦。
敵地・マツダスタジアムでスタートすることになります。
現在ドラゴンズの位置は、
62試合を終え、32勝29敗1分けの貯金3。
2位・東京ヤクルトとは、5.5ゲーム差。
さらに2ゲーム上に、首位の巨人がいるという状況。
交流戦も落ちずに、貯金14東京ヤクルトとは
かなりの差がありますが、とりあえずはそこを引きずり降ろさないと。
一方で1.5差で迫る広島をうまく振り払うことも必要。
まあV奪回に主眼を置くと、
今後も厳しい戦いが続いていくことには違いないでしょうね。

それでもオリックス戦4連勝で弾みを付けたことが、
リーグ戦再開後も良い流れへと繋がってほしいですね。
おそらく6本になるであろう先発陣の再整備
さらに打線より一層の繋がりなども必要ですが、
うまくチームが投打噛み合うよう、戦いを進めていってほしいもの。
上位との差はまだありますが、まだシーズン半分もいっていません。
残り82試合暑い真夏へと続いていくシーズン。
しっかり追っかけ、追いつき、そして追い越してくれればと。
ドラゴンズナインのさらなる頑張りに期待したいです!


☆ウィナーズ・ボイス(21日)

◎川井雄太

<6イニング3安打無失点で無傷の6勝目>
「(どんな気持ちでマウンドへ)
ま、いつも通り普通に、はい、上がりました。
(初回からいきなりピンチ、どのように乗り越えたか)
いやあのう、野手のみなさんにね、
あのう、助けてもらいましたので、ゲッツーも取れまして、
ほんとに助かりました。はい。
(その後も走者を出しても併殺などしっかり後続を断つ投球)
いや、もうそれは野手のみなさんのおかげなんで、
僕はあのただ投げてまして、本当に助かりました。はい。
(結局6イニング無失点。自身で振り返って)
いえ…、ま、何とか終わってよかったです。はい。
(これで開幕6連勝、日曜日の登板では負けなし)
えー、たまたまだと思ってます、はい。
(この後セ・リーグが再開されるが、いい弾みになったのでは)
そうですね、あのう、いい弾みになったと思います。はい(笑)
(1回に大きな一発も飛び出した。自分の中では大きかったか)
そうですね、大きかったと思います。はい。
(ペナントレースに向けて意気込みを)
えー、まだあのう、3位なんで、
何とか、首位目指して頑張っていきたいと思います。
応援よろしくお願いします!」


<プレーボール直後の1回。
いきなり大ピンチをつくって1死一、二塁。
谷繁がマウンドへ歩み寄ってきて、叱咤されて目が覚めた、
本人はしっかり投げているつもりでも、思うようにはいっていなかった。
谷繁とのマウンドでのわずかな時間。ここで変わって、
難敵・ラロッカを三ゴロ併殺打に仕留め、無失点>
「(谷繁さんには)特に変化球などは、
ただ投げているような感じだと言われました。
もっとしっかり投げてこい、と…。
リズムが悪いと、初回みたいな立ち上がりになってしまうので、
一球一球意識をしっかり持って、
意味のあるボールを投げていけるようにしたいですね」

<味方の援護を得たこともあって
変化球を織り交ぜて、2回以降は内容が一変。
持ち味の緩急がさえ、テンポよくカウントを稼ぎアウトを重ねた。
交流戦では、北海道日本ハム・ダルビッシュらに並ぶ最多の4勝目。
それでも関心を示さず、謙虚に話して>
「野手のみなさんのおかげです。
交流戦4勝目? 客観的に見ればすごいと思うけど、
自分としては自分の仕事をしただけであって、
おまけで勝ちが付いてきた。チームが勝てればそれでいいです」

<リーグ戦再開に向けて、平常心を強調>
「今まで通り与えられた場所で試合をつくっていければ」
中スポ共同通信社時事通信スポニチ名古屋ニッカン


◎和田一浩
<1回1死満塁、バックスクリーン下へ17号満塁本塁打>
「(1回いきなりチャンス。1死満塁、どんな気持ちで打席へ)
そうですね、あのう、やっぱり先制のチャンスでしたし、
えー、やっぱり先制点っていうのは大きいんで、
そういう意味では、もう初球からえー、行くつもりでいきました。
(初球、狙ってましたか)
あのう、狙ってたのは、何を狙ってたんですか?
(初球からホームランを狙っていましたか)
ホームランは狙ってなかったです。
あのう、やっぱりヒットというか、最悪外野フライ、
もしくはヒットが打てたらいいかなという気持ちでいきました。
(飛んだ打球の感触は)
そうですね、あのう、まあ芯は食ったんで、
あのう行くかなあという気持ちと、フェン直かなという気持ちと
えーどっちかなというぐらいだったです。
(少しホームランの判断に時間がかかったが)
あのう、僕は打った瞬間、あのう、見た瞬間、あのう、
ホームランだったんで、ホームランにはなるなと思ってました。
(これで交流戦の打率は4割)
うーん、そうですね。あのう、まあいい数字は残したと
思いましたけども、えー、交流戦で終わりじゃないんで、
これからまたシーズン入るんで、えー、そっちのシーズンでも、
どんどん打てるようにやっていきたいと思います。
(リーグ再開に向けて、ファンにメッセージを)
そうですね、あのう、まだ残り80試合ありますし、
えー、ゲーム差は少し離れてますけども、
えー、まだまだチャンスはあると思うんで、
1試合1試合勝って、早く上位2チームに追い付きたいと思います」



<ホームラン談話>
「打ったのはスライダー。
満塁で先制のチャンスだったので、初球から行く気満々だった」

<1回。井端の左越え二塁打に続き、
荒木は二塁手の前に転がす進塁打。
森野とブランコに1球もストライクを投げることができず、
連続四球で1死満塁となって、打席に。
初球来たのは外角へのスライダー。
やや腰を落としながらバットのしんでとらえた打球は
中堅のフェンスをぎりぎり越え、
バックスクリーン手前の壁に当たってグラウンドへ>
「とにかく積極的にいこうと。チャンスだったんでね。
平野はもともと制球の悪い投手ではない。
次はストライクを投げてくると思い、初球を狙っていた」
真っすぐを狙っていたんで気持ち泳ぎ気味だったけど、
インパクトの瞬間では(力を)抜かれずにすんだ。
強くボールに入れたと思います」

<1度は審判のインプレーのジェスチャーで
『二塁打』と判定されたが、紛れもない本塁打。
審判団が協議し『ホームラン』に訂正。苦笑いで>
「一塁を回ったところで(フェンスを)越えたのを見て、
足を緩めたんですけど、みんなが必死で走っていたんで。
(本塁打の判定ではないから)あれ、おかしいなって感じでしたね」

<今季チーム初の満塁弾は自身にとって
昨年4月11日の広島戦(広島)以来、通算6度目だった。
交流戦では打率4割をマークしながら、得点圏打率は2割3分台。
最後の試合で悩みを吹き飛ばしてみせて>
「このところ打率は良かったが、
好機で打てないのが物足りなかった。いいきっかけになれば」

<今年も交流戦男だった。
これで85打数34安打で打率4割ジャスト。
交流戦の『首位打者』こそ逃したが、
2年連続でチーム最高打率をマークし、7本塁打18打点も秀逸。
西武時代に培ったパ・リーグの投手との経験もあるのだろう。
そしてもう1つ、特筆すべきは本塁打数。
今季17号は昨年の16本を上回った。
62試合目での17本、このペースで144試合に換算すると約39本。
自己最高だった02年の33本を抜くのも夢ではない>
「自分はホームラン打者じゃないんで、
なぜ本塁打の数が増えているのかは本当に分からない。
打法を変えたのがあるかもしれないけど、
そういう部分も影響しているのかな。
これから30試合、ないかもしれないですからね」

<また節目の4000打数目だった。
通算.315は『打撃の神様』と言われた川上哲治氏をしのぎ、
三冠王3度の落合監督をも上まわる歴代6位にランクイン。
しかも日本人右打者としては最も高い数字だったが、首を振って>
「え、本当? (落合)監督を? いやいや、そんなことにはなりません。
(4000打数を)だれが決めたのかは知らないけど、
そういうものはすべて終わってからですから」

<こだわっている数字がある。
100打数という長い期間で35本(.350)という目標に向かう。
毎年の繰り返しが、高い通算打率につながっている>
「100打数ですね。100打数で35安打を目標にしています。
アベレージヒッターという意識はある。
だから、この数字にはこだわります」

<2日前の19日には37歳の誕生日を迎えた。
その日は試合のない日とあって
名古屋市内の自宅マンションで家族と手巻きずしのパーティー。
一緒にケーキを作った4歳の息子には
幼稚園で作ったというキーホルダーをもらったが、
父の日のこの日は4歳と1歳の息子に
最高のお返しをプレゼントした格好>
「さすがに2日前だったんで、何ももらっていないです」

<交流戦は14勝9敗1分で終えたチームだが、
交流戦前と比べると首位・巨人との差は、
1ゲームしか縮まっていない。
それでもチーム状況は当時よりも確実によくなっている。
視線はすでに、26日から再開するリーグ戦に向いて>
「いい数字は残せたが、交流戦で終わりじゃない。
(巨人を)追いかけていかないといけない。
投手に迷惑をかけた時期もあったが、
好機で打線がつながるようになってきた。
ここからが本当の勝負。昨年は交流戦明けに
上位との差を広げられたが、今年は縮める年にする」
カメラブログ中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信スポニチ名古屋ニッカンデイリー


○井端弘和
<今季初の1試合4安打をマーク。
初回にいきなり左越え二塁打を放つと、
2回の第2打席ではゴロで二遊間を抜き、
続く2打席は連続で得意の右打ち。それでも素っ気なくコメント>
「振ったらたまたまヒットコースに飛んだだけ」

<8回の第5打席でもヒットを放てば、
デーゲームで3安打した北海道日本ハム・高橋と並んで
37安打の交流戦安打1位なるところだったが、
フルカウントから四球。しっかりボールを選ぶのも真骨頂。
交流戦の打率は5年目で初めて3割を超えた(.367)>
「(5安打ならトップタイと)知ってましたよ。
(最終打席は)いいタマもあったんですが」
(中スポ、サンスポ

○森野将彦
<小技が光ったのは、7回無死一、二塁。
ベンチの指示は今季62試合目にして初の送りバント。
きっちり投前に転がした今季初犠打を振り返って>
「サインだから。昨年なら普通のこと」
中日新聞

○トニ・ブランコ
<7回1死二、三塁から、右前に2点タイムリー>
「ランナー二、三塁でチャンスだったので、
何とか点を入れようと集中していた、うまく打てて良かった」

<11本塁打、24打点で交流戦の『二冠』に輝く。
来日1年目で4月は苦しんでいたが、
今ではすっかり頼れる主砲に。満足そうに>
「初めて経験する日本での交流戦だったが、
こういうチャンスをもらって、うまくなんとかできました」

<リーグ戦よりも対戦相手が頻繁に変わり、
知らない投手を相手に残した.298という打率とともに、
順応という言葉がこれほどピッタリくる結果もないだろう。
そのすべてについては、こう言って天を仰いだが、
8回1死一塁で大村の一ゴロに飛びついて捕った好守も合わせて、
紛れもなくこの地上で起こした事実。
フリー打撃後のティー打撃を欠かさず、守備練習でも手を抜かない。
そんな姿勢には神様でなくても手を差し伸べたくなるはずだ>
「いい結果に恵まれたのは、やはり神様のおかげです」

<交流戦で日本各地のグルメを満喫したが、
では、いままででどこが1番よかった?という質問には>
「どこもいいね。ヤキニクがあるところならどこでも好きさ」
カメラブログ中スポ<ドラ番記者>スポーツ報知共同通信社毎日jp

○藤井淳志
<7回1死一、二塁、左翼線へタイムリー二塁打>
「チャンスだったので、初球から振るつもりで思い切って振りました」
カメラブログ毎日jp


○谷哲也
<2年目の内野手が8回、河原の代打としてプロ初打席。
内角の直球を空振り後、外角低めのカーブを引っ掛けて
遊ゴロに倒れたが、前向きに話して。
首脳陣から平田、中川とともにあす23日の
ウエスタン・福岡ソフトバンク戦(ナゴヤ球場)出場を
命じられたようで、実戦勘を養いつつ、
リーグ戦再開に備えることになる>
「3つ思い切って振ってこようと思って立ちました。
1軍の球も(ファームと)変わらず見えていたと思います」
(中スポ)

○立浪和義
<6回2死一、二塁のチャンスに川井の代打で登場。
1ボールからの香月のカットボールをフルスイング。
快音が残ったが、ライナーは右翼正面。
一瞬起こった大歓声はため息に変わり、こう言って苦笑い>
「いい当たりでもアウトはアウト」

<現役最後の交流戦は8打数2安打。
有終の美を飾れなかったが、すぐ気を取り直して>
「ここで前半をしっかり振り返って、リーグ戦再開を迎えたい」

<残り82試合の完全燃焼を目指して>
「試合の中でいい当たりが出ると、調子もよくなっていく」
(中スポ)

○山井大介
<14日の北海道日本ハム戦以来、
7日ぶりのマウンドで完ぺきな投球を見せる。
5点リードの9回に登板し打者2人をピシャリ。岩瀬に繋いだ>
「目の前の打者を打ち取ることだけですから。
抑えられてよかったです」
(中スポ)


○浅尾拓也
<ナゴヤドームで試合が行われるとき、
多くの投手陣が球場入りするのは、午後1時を回ったころ。
しかし5月下旬から、しばしばかなり早く球場入りするようになった。
向かった先はスコアラー室。
5月17日の横浜戦で2番手で登板以降、ずっとリリーフ。
日々、自らのフォームを見つめ直したという>
「自分は投げた翌日によく行っていましたね。
自分の投球フォームをビデオで見ていました」

<ところが6月に入ると、早出する姿はめっきり見られなくなった。
好投した自分の映像を持ち帰り、
イメージトレーニングを積むようになったから>
「主に5月ごろまででしたね。
今でも翌日すぐに見たいと思ったときは
少し早めに(球場に)来ることもありますが、
主にもらって帰ったビデオを見ます。
『今日はよかったな』と思った日のビデオを見返しています」

<リリーフ転向から間もない交流戦の序盤では、
3試合連続失点を記録するなど悩みのなかにいた右腕も、
今では昨年同様、8回を抑えて、9回の岩瀬につなぐという
『勝利の方程式』の一翼を担いつつある。
この日は4点リードの7回から登板し、1失点。
決して満足いく内容ではなかっただろうが、
セットアッパーとしての安定感は日に日に増すばかり>
「ビデオは毎試合もらって帰ります。
見てよい時を思い出す。そんな感じです」
(中スポ)

○近藤投手コーチ
<5月には浅尾を駐車場で出迎える姿があったが>
「浅尾の早出? 知らないな」
(中スポ)

○トマス・デラロサ
<パ・リーグとの交流戦が終了した。
福岡や仙台、札幌など各地のグルメを堪能した
選手も多いだろうが、ドミニカンたちも例外ではなかったようす。
仙台での東北楽天戦では牛タンのお店には行かなかったようだが、
お弁当で試し、続く札幌での北海道日本ハム戦では
名物のジンギスカンをペロリ。
ブランコ、パヤノと3人で20人前以上を平らげたよう>
「とてもおいしかった。牛タンのお店に行けばよかったね」
(中スポ<ドラ番記者>

○川相内野守備走塁コーチ
<『ベスト・ファーザーイエローリボン賞inプロ野球部門』の
表彰式がオリックス戦開始前に行われ、
男4人、女2人の計6人を育てるコーチが
ドラゴンズのベストファーザーに選ばれた。
賞品のジャケットに身を包み、目尻を下げて>
「(選手と違い)最近、こういうのじゃないと表彰されないから、うれしいね」
カメラブログ、中スポ)


○落合監督
<オリックスに完勝し、3連勝で交流戦をフィニッシュ。
14勝9敗1分の勝率.609は交流戦5年目で最高。
貯金5も最多タイの成績だが、交流戦に関してはひと言も語らず、
こう話しただけで、風のように会見場を後に>
「きょうの収穫は(7回の)森野のバントだけ。
今年は3、4、5番にバントさせなくていいかなと
思ったけど、やっぱりダメだな」
中スポ中日新聞サンスポ時事通信毎日jpニッカン


若竜トピックス(21日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
広島-中日 14回戦
(20日・広島東洋カープ由宇練習場)
 D 000 003 002 = 5
 C 000 000 000 = 0
[勝] 長峰(15試合3勝1敗1S)
[D本] なし
[Dバッテリー] 長峰、鈴木、金剛 - 小田
公式サイト・戦評

○長峰昌司
<ウエスタン・広島戦(由宇)に先発。
7イニングを投げ、7安打2奪三振1四球、無失点で3勝目を挙げる。
14日のオリックス戦に続いて今季2試合目の先発だったが、
三塁を踏ませたのは3回に1度あっただけ。
この1死二、三塁では安部を一ゴロに打ち取り、三走を本塁でアウトに。
さらに2死満塁とピンチが続いても、
落ち着いた投球で田中を右飛に仕留めた。
その後も走者を背負っても、粘り強い投球で得点を与えず>
「調子は決してよくなかったけど、
丁寧に投げて要所で抑えることができた」

<5月31日に出場選手登録を抹消されてから
ここまで2軍戦5試合に登板し、3勝1セーブ。
計18イニングを投げ3失点(自責2)、防御率1.00。
次回登板に向けては、課題を挙げて>
「変化球がいいところに決まっているので、
ストレートの精度をもっと高められるようにしたい」
中スポ

2009年6月21日 (日)

吉見完封平田藤井攻守に躍動、対オリ戦3連勝!

約1カ月に渡った交流戦もいよいよラストカード
12勝9敗1分けと順調な戦いを続けてきたドラゴンズは、
ナゴヤドームでオリックスとの2連戦での締めに。
土曜日のナイトゲームとなった初戦、
先発・吉見が立ち上がりこそ連打を浴びたものの、
その後修正して、中盤以降は安定した投球。
一方打線は2回に久々スタメンの平田の二塁打で先制すると、
6回には和田の犠飛と平田の三塁打で2点を追加。
さらに8回にもダメ押し点を挙げ、吉見を援護。
9回のマウンドにも上がった吉見がしっかり締めて、
自身今季3度目の完封で、6勝目をマークしました。

◇日本生命セ・パ交流戦
中日-オリックス 3回戦
(20日・ナゴヤドーム | 中日3勝)
37094人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
オリックス
中 日 ×
[勝] 吉見(12試合6勝3敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
吉見 - 谷繁

◇対オリックス3回戦・スタメン
1 (遊)井端  (3打数無安打)
2 (二)荒木  (4打数無安打)
3 (三)森野  (4打数2安打)
4 (一)ブランコ (4打数1安打)
5 (左)和田  (3打数1安打1打点)
6 (中)藤井  (4打数3安打)
7 (右)平田  (3打数2安打2打点)
8 (捕)谷繁  (2打数無安打1打点)
9 (投)吉見  (4打数無安打)

【イニング経過】
<1回・オリックス> P・吉見
坂口一ゴロ、大引スライダー中前打、
大村内直球詰まり中前落ちるヒット、
1死一、二塁から、ラロッカ内シュート左中間飛球・
前進藤井スライディングキャッチ好捕
二走大引飛び出して戻れず併殺

<1回ウラ・中日> P・近藤
井端遊ゴロ、荒木二ゴロ、森野左前打、
ブランコ2球目ファウルチップ・
ブランコ左手死球アピール、落合監督抗議実らず、
ブランコ中カーブ空三振


<2回・オリックス> P・吉見
北川二飛、一輝詰まり二飛、
日高投返しグラブ当たり、バックアップ遊撃内野安打、
小瀬中フォーク逆らわず中前打、
2死一、二塁から、近藤外スライダー空三振

<2回ウラ・中日> P・近藤
和田二塁後方フライ、藤井高いバウンド二塁内野安打、
平田3球目・藤井二盗、
1死二塁から、
平田外高めカーブ反応・
打球伸びて中越え先制適時二塁打(D 1-0 Bs)


<3回・オリックス> P・吉見
坂口遊撃後方フライ、大引左翼左ヒット、
1死一塁から、大村中フォーク遊ゴロ6-4-3併殺

<4回・オリックス> P・吉見
ラロッカライト大きな飛球・
フェンス際平田ジャンピングキャッチ好捕
北川フォーク空三振、一輝高いバウンド投ゴロ好捕

<5回・オリックス> P・吉見
日高内角低め直球見三振、小瀬中飛、近藤中低め見三振

<6回ウラ・中日> P・近藤
森野中低め直球左越え二塁打、
ブランコ粘り二ゴロ進塁打、
1死三塁から、
和田ど真ん中直球お手本中犠飛(D 2-0 Bs)
藤井左翼左二塁打、
1死二塁から、
平田初球外カット左中間突破適時三塁打(D 3-0 Bs)
谷繁敬遠、
2死一、三塁から、吉見外スライダー空三振


<7回・オリックス> P・吉見
ラロッカ捕邪飛谷繁カメラマン席前好捕、
北川初球中直藤井好捕、一輝投ゴロ危なげなし

<8回・オリックス> P・吉見
日高フォーク空三振、
小瀬三ゴロ、代打下山三ゴロ・森野怪しい送球

<8回ウラ・中日> P・レスター
ブランコバット折りながら三遊間抜くヒット、
和田遊ゴロ二封、
藤井しぶとく左前打・エンドラン和田三進、
平田4球目・藤井二盗、平田勝負避け四球、
1死満塁から、
谷繁初球内150キロダメ押し中犠飛(D 4-0 Bs)

<9回・オリックス> P・吉見
坂口内直球左飛、大引初球外スライダー左前打、
大村内低め直球引っ張るも一ゴロ3-6-3併殺、試合終了。


【ゲームレビュー】
吉見が今季3度目の完封勝利 勝ち越しを2とした
球威、制球とも抜群で6安打、無四球で6勝目
防御率リーグトップに立った。
好投に打線がこたえた。
2回1死二塁から平田の中越え二塁打で先制。
6回には和田の犠飛と平田の適時打で2点を追加し、試合を決めた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


京セラドームでの対戦では、
14-10という大乱戦のあった今季のオリックス戦
ナゴヤドームに場所を移しての再戦となりましたが、
2連戦の初戦は、投打がかみあっての見事な快勝
この日の先発が防御率1点台と安定している
吉見が予想されていただけに、前日の記事のなかでも
『なるべくなら打線が効果的に加点し、
投手陣がしっかり抑えるという締まった展開をお願いしたい』

と書きましたが、まさにその通りの展開に。

投げては吉見が立ち上がりこそ安打を重ねたものの、
相手の走塁ミスや併殺などの拙攻で凌ぐと、
その後はきっちりと修正し、安定した投球を取り戻してゼロ行進
一方打線は、序盤こそ近藤に手こずり、
「吉見登板仕様」の最少得点になっていたものの、
6回に和田がきっちり責任を果たす中犠飛を打ち上げると、
この日攻守に冴えを見せていた
藤井、平田連続長打によって、中押し
そして8回には満塁の場面で谷繁ダメ押しの中犠飛。
一発こそ出なかったものの、効果的に得点を重ねていく攻撃。

さらに初回の藤井のスライディングキャッチから始まり、
4回の平田のフェンス際好捕に、7回の谷繁の捕邪飛など
バックがしっかり守って吉見に対して大きな援護。
攻走守に実に締まった展開は、
これぞドラゴンズ野球といえるもの。
落合監督「いいゲームでした」とご機嫌だったようですが、
久々にゆっくり戦況を見ていられたんじゃないかなと思いました。


すっかりエース(の風)格。それにしても、
吉見がこれでチームトップの6勝目
防御率も1.45チェンを抜いて、
リーグトップとなりました。
立ち上がりやや危なっかしかったものの、
もともと連打を浴びても、粘りの投球を見せている右腕
ゆえにそれほどの心配はしていませんでしたが、
1回1死一、二塁でのラロッカの中飛による併殺。
それがこの日のゲームの流れを決めてくれたかも。
オリックスも連勝で来ていただけに、
ここで先制されていたらどうなっていたか…。
ただ見事だったのは、その後もピンチを凌ぎながら、
ゲームの中で悪いところをしっかりと修正できたところ。
普段に比べて、フォークを投じていない印象がありましたが、
低め低めにボールを集め、さらにゾーンを広く使う投球で
オリックス打線に的を絞らせなかったことが大きかったなと。
そしてしっかりとゼロで9イニングを投げ抜くスタミナも見事。

お立ち台では「エースの風格」たることも
多少つっこまれていましたが、
まだまだそこまでの道は遠いとはいえ、
一歩ずつ進んでいるのは、確かでしょうね。
これで交流戦での登板は終了し、
次回からは、再びセ・リーグ相手となってきますが、
さらに安定した投球を見せ、相手を封じ込み、
リーグで一番得点を与えない投手として君臨してほしいです。


ど派手な打撃戦とはなりませんでしたが、
こういう勝ち方ができるようになったのは、
チーム状態が上がっている証拠ですし、
これをキープして、次週からのリーグ戦を迎えたいもの。
オリックス戦は、これで3連勝になりましたし、
ぜひとも4タテでフィニッシュを迎えてほしいなと。
おそらく先発は、サンデー川井が濃厚。
しかしこれが終わるとしばらく日程も空きますし、
ぜひとも総動員での豪華リレーも期待したいなと。
一方打線は、体が反応し、伸びのある打球を放った平田に、
リフレッシュ効果もあったか、攻走守はつらつだった藤井
この2人には、この日の動きを続けてほしいと願いたいですし、
さらに音無しだったアライバコンビ奮起に期待。
そして仕上げはもちろん中軸の価値ある一撃を。
ぜひとも勝って締めて、しばしの休息を迎えてほしいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(20日)

◎吉見一起

<オリックス打線を無四球で6安打に抑え、
チームトップとなる今季6勝目をマーク>
「(大歓声に迎えられた今の気持ちは)
えーーー、勝ててよかったなという(笑)気持ちです。はい。
(中8日と間隔が空いてのマウンド、どんな気持ちで)
いや、それはいつもと一緒で、ゴロのアウトと、
えー、ムダなランナーを出さないように心掛けていきました。はい。
(3回までと4回以降は別人の投球)
そうですね、はい。ランナーが出ても、あのう、
ランナーを還さなければいいっていうぐらいの気持ちでいったのと、
あとはもうほんと、えー、平田とか、あのう、野手のみなさんに、
ほんとにたくさん助けてもらったので、乗っていくことができました。
(序盤走者を出しても、先頭打者はきちんと抑えた)
はい、あのう、そこはこだわっているので、
はい、上出来かなと思います。
(4回以降は1安打と、ほぼ完ぺき)
はい、あのう、点を取ってくれて、
あのう、自分自身も乗っていくことができたと思います。
(今季3回目の完封、しかも無四球)
はい(笑)。(歓声に)ありがとうございます。
えー、完封できたこともうれしいですけども、
あのう、無四球というのが、何よりもうれしいです。
(これでチームトップの6勝目、
さらに防御率1.45はリーグトップに)
はい。あのう、そう言われるんですけども、
あのう、僕は、あのう、点を与えないように投げているだけなので、
あのう、そういう点に関してはうれしいと思います。はい。
(堂々とした投球、エースの風格もちょっと出てきたとも言える)
それはもう、全然あのう、そういうのは、ないと(笑)思います。
(これからも勝ち星を積み上げて下さい)
はい、あのう、明日で(交流戦は)最後なんですが、
えー、明日も勝てるように、応援していきたいと思います。はい。
(ファンにひと言)
えー、明日も勝ちます。ナゴヤドームに足を運んでください。
きょうはありがとうございました!」


<立ち上がりは変化球が真ん中に集まり、
3回までに許した安打は5本。
ここで自らを冷静に見つめられたことが大きかった>
「ボールがいっていると思った。
走者が出てもかえさなければいいという気持ちで投げた。
低めに投げてゴロを打たせることを心がけているので、
フライアウトは気にくわない。
球がちょっと高いのかと思って谷繁さんに聞いたら、
ストライクゾーンにまとまりすぎていると言われた。
初球ストライクを取ったら、次はボールにする、と3回ぐらいから意識した。
広く、広くと思って投げた」

<その修正はすぐに結果に表れ、4~8回は一人の走者も許さない。
9回1死一塁でも大村のひざ元に直球を投げ、
思惑通りに一ゴロ併殺に打ち取って、試合終了>
「ゴロを打たせればゲッツーが取れる」

<早くも今季3完封。
セ・リーグではただ1人。両リーグでも東北楽天・田中と2人だけ。
中日の投手のシーズン3完封は06年の川上以来。
それを前半戦でマークしたのだから、すごい。
お立ち台では『エースの風格が…』とまで
持ち上げられたが、当の本人は照れ笑い>
「投手陣を引っ張っている? 
ボクが(投手陣の)先頭に立って、という気持ちは本当にないです。
毎試合自分の投球をすることを心がけているんで。
いつも言ってますけど、(去年)1年しか(1軍で)やってないので。
そういうことは内に秘めてというか、口に出さずに
朝倉さんや小笠原さんについて行ければ、と思ってます」

<相変わらずの控えめな自己評価だが、
数字はそれを許してくれない。
チームトップの6勝。防御率1.45は
同僚のチェンを抜いてリーグ1位に立った。
抜群のコントロールで無四球完封>
「完封もうれしいけど何より無四球がうれしいですね。
自分でここまでと決め付けて、打たれたことがあったんで、
投げるからには(最後まで)と思っていた。
点を与えないように意識しているので、その点に関してはうれしい」

<今季は日ごろから師匠と仰ぐ
トヨタ自動車の先輩・金子の成績を意識しているという。
オリックスでエース格の金子は現在7勝>
「同じチームのチェンは仲間だし、ライバルとは思っていない。
僕が意識しているのは金子さんの数字。
金子さんに負けないように、僕も早く追いつきたい」

<金子は17日の横浜戦に登板し、
念願だった先輩との投げ合いは実現しなかったが、
気持ちを切り替え、快投を演じてみせた>
「巡り合わせなんで仕方ない」

<よろこんだ四球ゼロ。
今季途中から、四球への意識を変えたという>
「四球でもいいや、と思うようになった」

<4月17日からの約半月、勝てない時期があった。
3試合に投げて0勝2敗。その3試合で5本塁打を浴び、悩んだ。
状況によっては、無理に勝負しない。
考え方を変えると、ここ7試合で被本塁打はゼロに。
結果、7試合で4勝1敗>
「四球を出すのが嫌だったんです。
だからストライクを取りにいき、ストライクゾーンで勝負していました。
でも今は、例えば(カウント)0-2になったりしたら、
四球でもいいや、と思えるようになったんです」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知
時事通信スポニチ名古屋ニッカンデイリー


○谷繁元信
<6安打中5本が3回までと、不安定な立ち上がりだった
吉見に『まとまりすぎだぞ』にアドバイス。
本人に確かめたら、笑ったあとに真顔でこう答えて>
「こっちもあいつ(吉見)ならできると思うから言うんですよ。
コントロールがいい投手ですから、どうしても狙われてしまう。
でも5回くらいからは投げるバランスもよくなった。
あの回くらいに『きょうは勝てそうだな』って思えました」

<『いい投手をリードするのはおもしろくない。
捕手が誰でも抑えてくれるからな。
でも、ダメな投手をリードしてこそ一流の捕手やろ』
楽天・野村監督は捕手論でこう言ったが、首を振る。
そして最も『プレッシャーのかかる投手』として
名を挙げたのが吉見だった>
「ボクはいい投手のときほどプレッシャーがかかります。
自分(の配球)が絶対に間違えられないなと思うからなんです」
中スポ


◎平田良介
<先制打を含む2安打2打点の活躍で、先発起用に応える>
「(本当にナイスバッティングでした)ありがとうございます!
(先制点ですが、気持ち良くバットを振り抜けたのでは)
そうっすね。あのう、きょう久しぶりに、あのうスタメンで、
すごい緊張して、どないしようかなと思ってたんですけど、
あのうまあ、同期入団の吉見さんが投げられてますし、
とにかく先制点を取って、楽にしたいなという気持ちでいっぱいでした。
(ファウル、ファウルで粘って8球目)
あんま、覚えてないです。フフフ(笑)。
(平田さんらしい打球だった)
あ、そうっすね。まあしっかりド芯でとらえられたと思います。
(2本目の三塁打、これも本当に良く伸びた)
はい、あのう、ちょっと先っぽだったんですけど、
まあ、うまいこと飛んでくれて、
まあ走ってるときに足切れるかな?と思ったんですけども、
まあしっかり走って、頑張りました。
(あそこは初球、おいしい場面でいってやるぞと?)
いや、欲はなかったです。
とにかくまあ、真っすぐにタイミング合わせて、
打ったんですけど、うまいこと引っかかってくれました。
(どちらの場面も体が反応したというコメントが回ってきたが)
そうですね。もうなんか、きょうは狙って打ったというより、
もうほんと体が反応して打ったという感じだったんで、
なんかまあ、幸運の神様みたいなんがいたんかなと思います(笑)。
(ここに来て、調子も上がって来た)
はい、しっかり頑張って、打って、
チームに貢献できるように頑張りたいと思います。
(ファンにひと言)
えー、いつも応援ありがとうございます。
えー、打てないときもあるかもしれないですが、
えー、温かい気持ちで応援よろしくお願いします!」


<『7番・右翼』で8試合ぶりの先発となったが、
打球が外野手の頭上を軽々と越えていく。それも2度も。
飛距離に驚いたのは他でもない、自分自身だった>
「思ったより伸びましたね。
今までより下半身を使えているぶん、伸びたのかもしれません」

<1度目は両軍無得点の2回1死二塁。
フルカウントから近藤の102キロのカーブをセンターへ。
相手の中堅手は懸命に追ったが、追いつけず、
ワンバウンドでフェンスに到達した先制二塁打>
「(カーブを)狙っていたわけではないんですが、
体が勝手に反応してくれました。しっかり真芯でとらえられました」

<6回2死二塁では同じ近藤初球のスライダーをはじき返すと、
高々と舞い上がった打球は左中間を真っ二つ。
これもワンバウンドでフェンスへ達し、追加点をゲット。
自身プロ2本目の三塁打にもなって>
「ボール球だと思いますが、自然と反応できました」

<勝負を決めた2度の強烈な打球。
立浪兼任コーチらの指導が成長につながった。
5月19日に再昇格した直後、
同コーチからスタンスを少し、広くすることを勧められた。
スパイクの横幅、約10センチ。目的は下半身を使いやすくすること。
上半身だけで打つのに比べ、力がボールに伝わりやすくなる。
指導されてから約1カ月。自ら成長を感じている>
「初めはやりにくいものでしたけど、
やっていくうちに理解できるようになりました。
今まで(体が前に)突っ込み気味だったのに、
下半身を使ってスイングできるようになりました」

<し烈な外野手争いに割って入るべく、
プロ4年生は、成長した姿をたっぷり見せつけて>
「アピールできた? そうですね。
スタメン争いがすごいので、
まずしっかり結果を残して、一生懸命やりたいですね」
カメラブログ中スポ共同通信社時事通信スポニチ名古屋


○藤井淳志
<1回1死一、二塁でラロッカの放った浅いフライに猛然と突っ込み、
スライディングしながら地面すれすれですくい上げ好捕。
ヒットになると確信していた二塁走者の大引は
帰塁できずダブルプレー。スーパープレーがチームを救って>
「もう少し飛んでくると思ったけど、
あれは落とすわけにはいかない打球だった」

<攻撃でもスピードが存分に生きた。
2回1死から二塁への内野安打で出塁すると、
すかさず二塁へ今季6個目となるスチール。
俊足で『おぜん立て』すると、
平田の二塁打で悠々と先制のホームを踏んだ。
6回には左翼線へ二塁打、さらに8回には左前打を追加し、
しめて3安打2盗塁の大奮闘>
「どんな形であれ結果を出したかった」

<交流戦中盤にはスタメン落ちを経験。
レギュラーを手中に収めかけた時期に、思わぬ挫折。
それでも前向きな姿勢を失わなかった>
「生かすも殺すも自分次第です。勉強をさせてもらった」

<6月上旬からグラウンドでの早出特打が
事実上『禁止』されているが、早めにドーム入りして
室内で黙々とマシン打撃を続けている。
『やるべきこと』を果たしたうえで2週間ぶりの安打、そして猛打賞>
「試合への準備として、やるべきことをやるだけです」
中スポ

●大引啓次(オリックス)
<1回1死一、二塁から、ラロッカの中飛で
二塁から飛び出してしまい併殺。チームの焦りを代弁して>
「前の打者の打球のときと同じく、
センターの守備位置が深かったので、
落ちると思って、決めて走り出した。
勇み足です。二塁ベースでぐっと我慢しきれなかった」
中日新聞

●馬場内野守備走塁コーチ(オリックス)
<1回1死一、二塁から、飛び出してしまった
二塁走者の大引の走塁について、三塁コーチは>
「いったん走り出したものは止められない。
あそこで流れをこちらに持ってこれなかった」
中日新聞


○和田一浩
<6回1死三塁、近藤の143キロを振り抜いて中犠飛。
三塁走者の森野を迎え入れ、貴重な追加点となった>
「絶対に1点取らなければいけない状況だったので、
外野フライを打てて良かったです」

<交流戦の通算打率はこの日3安打した
オリックス・大引に抜かれたが、
気にせず、きょう21日の交流戦最終戦に臨む>
「交流戦で1番になっても意味はないですから」
カメラブログ、中スポ、サンスポ毎日jp

○森野将彦
<6回先頭では左越えの二塁打を放ち、
和田の中犠飛で貴重な追加点のホームを踏んだ。
この日4打数2安打だったが、安打はともに左方向への流し打ち。
まだまだ絶好調とは思わず、慎重な姿勢を崩さない>
「本当は引っ張りたいんですけれど、今は我慢です。
いいときは年にいくらもないですから。
1球でこわれてしまう。1球の怖さを知っているんで」
(中スポ)


○トニ・ブランコ
<福岡ソフトバンクを北陸に迎え撃った15、16日の2連戦。
ティー打撃の手を休めて、ひとしきり話し込んだ相手がいた。
同じドミニカ共和国出身のオーティズ。
ドミニカ共和国サン・ファン州出身だが、15歳ごろは
首都サントドミンゴに住んでいて、その時の幼なじみという。
15日の石川ではデラロサも加わり、話に花を咲かせた>
「一緒のチームでプレーしたことはないけれど、
近くに住んでいたんだ」

<年齢はオーティズが3つ上。
00年から2年間のメジャー経験があり、
日本球界もオリックスと千葉ロッテで2年ずつプレー。
尊敬のまなざしを向ける同郷の先輩でもある>
「今、どちらも日本でプレーしているのは不思議な感じだね」

<ともに交流戦では素晴らしい成績を残してきたが、
交流戦はあと1試合を残すのみ。年内に同じグラウンドで
顔を合わせるのは、リーグ代表に選出されればオールスター、
あるいはともにリーグを制しての日本シリーズになる>
「日本シリーズで再会できるのを願っているよ」
(中スポ)

○谷哲也
<ある日の練習中、ベンチに帽子が裏返しで置いてあった。
ひさしをよく見ると、黒いマジックで『40』と記されている。
確か背番号は『36』だったはずだが>
「詳しくはよく覚えていないんですけど、
ファームにいたとき、練習中に西川さんにもらったんですよ」

<西川の背番号が書いてあったわけだが、
どうして、先輩の帽子をかぶっているのか。
プロの世界では、オンとオフの切り替えが大切ともいわれる。
自身にとっては、帽子が切り替えのスイッチの1つになっているよう>
「練習中にだけかぶっているんです。試合は違いますよ」
(中スポ<ドラ番記者>

○立浪和義兼任コーチ
<藤井が3安打、平田は2本の長打で2打点と『立浪組』が大暴れ。
自身の出番はなかったが、親の心境を明かして>
「みんな必死になって頑張っているからね。
1試合だけでなく、2試合3試合と結果を出していってほしい」

<きょう21日は現役として交流戦ラストゲーム。決意を込めて>
「僕も出番があったら1本出るよう頑張ります」
(中スポ)


○落合監督
<投打がかみ合い、4カードぶりとなる本拠地ゲームでの快勝。
会心の試合運びにいつもよりうれしそうな顔をして>
「いいゲームでした。帰ります。
あと何かある? そのひと言で十分でしょ」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知
時事通信毎日jpスポニチニッカン


今日の公示。(20日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 中川裕貴外野手
公式サイト共同通信社

△中川裕貴
<この日出場選手登録され、06年以来3年ぶりの1軍。
オリックス戦前にフリー打撃、外野ノックなどを
緊張した面持ちでこなす。自身の状態については>
「いい感じです。頑張ります」
ニッカン


若竜トピックス(20日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
広島-中日 13回戦
(20日・広島東洋カープ由宇練習場)
 D 000 010 000 = 1
 C 301 010 03× = 8
[敗] 佐藤亮太(10試合1敗)
[D本] 福田4号
[Dバッテリー] 佐藤亮太、鈴木、岩田、清水昭信、赤坂 - 前田、小田
公式サイト・戦評

●福田永将
<ウエスタン・広島戦(由宇)に7番・三塁手で先発フル出場。
14日のオリックス戦以来、4試合ぶりとなる4号ソロを放つ。
5回2死の第2打席。カウント2-1から136キロの直球を振り抜くと、
打球は左翼芝生席へ、ライナーで突き刺さった。
1軍で実績のあるプロ14年目右腕・長谷川から、
この日チーム2安打目となる貴重な一発。
出場試合数は昨季の32試合を超え、今季はすでに34試合。
スタメン起用はこの日が20試合目。
12日のオリックス戦からは
7試合連続で不慣れな三塁で起用されているが、
3年目で初の1軍昇格に向け、猛アピール>
「今まで代打での出場が多く、
1打席で結果を残すことが難しかったけど、
最近スタメンで起用してもらって、
状況判断や相手投手にも慣れてきているので、
それが好結果につながっていると思う」
中スポ


◆チェン・ウェイン
<左肩の張りで再調整中だが
この日、ナゴヤ球場でシート打撃に登板。
1日に出場選手登録を抹消された後、初となる実戦形式の投球は、
清水将海、柳田、新人の井藤真吾、育成の小林高也を相手に
速球中心に計45球を投げ、変化球は3球だけだった。
実戦は23日か24日の2軍戦になりそう。
感覚を取り戻せば、月末か来月初旬にも戦列復帰できそう>
「コントロールがもうちょっとだけど、
ボールの感じは良かったし、バランスも悪くない。
肩も変な感じはまったくなかった。
ずっと試合で投げていないので、早くゲームで投げたい」
中スポ

2009年6月20日 (土)

今季交流戦ラストカード、猛牛倒して締めてくれ!

今季の交流戦もいよいよ大詰め
2年ぶりに勝ち越しを決めたドラゴンズのラストカードは、
地元・ナゴヤドームでのオリックス2連戦。
前日に続き、ゲームこそ組まれていませんが、
この日ナインは、ナゴヤドームでの全体練習
主力野手も参加し、最後のカードに向けて準備を整えたもよう。
先発濃厚吉見防御率1位に意欲、和田37歳の誕生日、
さらに中川3年ぶり1軍合流など、この日のドラゴンズの話題を。

ドラゴンズトピックス(19日)

◇吉見一起

<きょう20日のオリックス戦先発が予想されるが、
この日は、ダッシュ、キャッチボールなど軽めに調整。
セ・リーグの奪三振でトップを走っているが、
もう一つの冠にも指先が触れている。
目下、防御率はセ・リーグ2位の1.60。
トップは同僚・チェンの1.53。
今回の登板の結果次第ではチェンを抜き去り、
投手『二冠』に躍り出る可能性があるが>
「防御率は1つの目標として、モチベーションになっています」

<4イニング以上をゼロで抑えれば1位になる。
チェンの戦列復帰は近いものの、
今のセ・リーグで一番安定しているという証し>
「これがシーズン終盤だったら
意識するかもしれませんけど、まだ60試合ですから。
上にチェンがいることは全然、構わないです。
ただ、自分が今よりも数字を低くしたい、
今よりも数字が大きくならないように、とは思っています。
つねに防御率が良くなるようにしたいです」

<奪三振についてはまるで色気を見せないが、
防御率についてはこだわる>
「自分は三振を取るピッチャーじゃないので、
そこは勘違いしないようにしたい」

<数字向上のためにも、眼前のオリックス打線を封じ、勝つ。
登板がなかった前回の大阪での2試合は計15点も取られたが、
今回はそんなことはない。防御率の通りに静まらせてくれるハズ>
「オリックス打線? チーム打率が高い。
1発を打つ打者が多いので、ラロッカや下山さんら
キーになる打者の前に走者をためないようにすることが
大事だと思っています。しっかり投げていきたい」

<先発陣を朝倉とともに支え、引っ張ってきた右腕。
本人は謙虚だが、残している数字が現実を物語る>
「正直、そこまで周りを見る余裕がないです。
自分が引っ張るとか、一本立ちするとか、
そうしていきたい気持ちがないと言えばウソになるけど、
今は自分の投球をすることしか考えられないです。
自分のピッチングをすること。それができれば結果は付いてくる」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋、ニッカン)

◇川井雄太
<あす21日のオリックス第2戦で先発が予想されるが、
この日はキャッチボールやランニングで調整。
ここまで5勝0敗と勝率10割の左腕は、次の勝ち星にも意欲的>
「まあ(周りに)まかせて。いつでもそうですし。
野手のみなさんが(自分を)盛り上げてくれるよう頑張ります」
中スポ


◇和田一浩
<37歳の誕生日を迎えたこの日、ナゴヤドームでの練習に参加。
シートノック、フリー打撃のメニューを消化。左右へ鋭い打球を放って>
「誕生日? ありがとうございます。
勝ちにつながる打撃ができるようがんばりたい」

<『交流戦男』ぶりを遺憾なく発揮。
昨季もチームトップの打率.344と打ちまくったが、
今季はさらに拍車が掛かった。
打率.405、32安打は堂々の12球団トップの数字だが、
好成績におごらないのがならでは。
手綱を引き締めて一打席一打席に集中している>
「4割? そこまで打っているという感覚はないですね。
状態は『悪くはない』というくらいです。
交流戦タイトル? どうですかね。終わってからですね。
自分の仕事をすることに徹しています。一戦一戦、大事に戦いたい」

<20、21日の連戦の結果次第では
ビッグな『プレゼント』も手に入る。
交流戦で活躍した選手に贈られる『日本生命賞』の有力候補。
最後も打ちまくって数字をのばせば、
賞金100万円をゲットできるチャンスが膨らむ。
首位・巨人と8.5ゲームの差が開いているとはいえ、
好調な中軸に支えられてチームは上げ潮ムード>
「優勝? もちろんです。
チーム打率はここのところ上がってきている。
しっかり得点に結び付けていきたい」
和田ブログ「19日は誕生日でした!」、中スポニッカン12

◇トニ・ブランコ
<オリックス戦を前にした練習では、いつも通りの特大弾を連発。
交流戦では全6チームから一発を放ち、
11本塁打、22打点と両部門でトップと、圧倒的な存在感。
65塁打、.722の長打率を加えると4部門でトップ。
不振だった開幕直後の『迷い』はどこへやら。
来日半年足らずで主砲の貫禄がにじみ出てきた>
「1位? 知らなかった。ワダさんだと思っていたよ。
ここのところいい打撃ができている。もっともっと打ちたいね」
中スポニッカン

◇井端弘和
<交流戦32安打を放ち、和田と最多安打で並んでいる>
「最多安打? 知らなかった。
まあ、四球とかも選べてるんでいい状況かなとは思う。
でも、意識したら負けるんで…」
ニッカン


◇荒木雅博
<ナゴヤドームでのチーム練習で志願の居残り特打を行う。
野手の練習がほとんどすべて終わったところで、
全体練習でのフリー打撃だけではもの足りず、
1度ロッカー室に戻って、汗をぬぐうと、
再び打撃ケージに入り、約30分打ち込む。
途中、落合監督はバットを持ってホームベースを指して
指導するシーンも。右ひざが内に入る点を修正したと見られる>
「志願? そうですね。感触が何か違うんです。
何が違うのかが分かればいいんだけど、すぐには直らない。
でもやれることはしっかりやっておこうと思ってね」

<最近5試合は19打数2安打だったが、オリックス戦で
快音を響かせる準備にぬかりはない。充実の表情で>
「楽しみはあります」
(中スポ、ニッカン)

◇谷哲也
<この日も川相コーチから指導を受ける。
今回のレッスン内容は二塁守備。
併殺プレーなど二塁手の足の運び方などを教わり>
「ショート、サードと違って、
セカンドはあまりやっていなかったんで。勉強になります」

<現在は代走もしくは内野のバックアップ要員。気合を入れて>
「出るためには何でもやります」
(中スポ)

◇立浪和義
<通常のトスではなく約3メートルのトスでティー打撃。
その後、フリー打撃で快音を響かせる。
今月に入って出番が少なく、まだ5打席(1安打)だけ。
だからこそ打撃練習後は守備練習で汗を流すなど、
工夫をしながら練習している>
「しっかりためて打とうと思ってね」
(中スポ)


◆中川裕貴
<04年にドラフト1巡目で入団した苦労人が1軍に合流。
昇格すれば06年10月以来、約3年ぶり。
『苦闘の2年間』を経て、悲願の舞台に帰ってきた。
今季2軍での打率は.274ながら、
ここ5試合となると1号ソロを含めて
21打数9安打の打率.429という好成績が認められ、
さらに今季チームトップの6盗塁を誇る足も魅力。
代打、代走として、チャンスをつかみたい>
「正直うれしいです。でも、ここからという感じです。
打撃に関してはうまくタイミングが取れていると思います。
代打で出るチャンスがあれば、初球から積極的に振っていきたいですね」

<長い道のりだった。
入団3年目の06年10月16日の広島戦(広島)で
プロ初出場(1打席で遊ゴロ)したが、
翌07年の春季キャンプで右肩を痛めた。
以降リハビリを続けるも再発し、結局その年のオフに手術。
年俸は150万円減の530万になった。翌08年はリハビリに専念。
そして今年、内野手から外野手に転向してチャンスを狙った>
「子どもが生まれた年に何とか1軍に上がりたいと思っていました。
あとは将来、自慢できるように活躍したい」

<今年3月に長男・羽琉(はる)くんが生まれた。
ちなみに今年の年俸も530万円と、支配下選手ではチーム最低。
気合を入れる24歳が息子のため、自分のため、チャンスをつかむ>
「あの時(06年)は消化試合だったし、このチャンスを何とか生かしたい。
下はない。あがるだけです」
中スポスポニチ名古屋


◇落合監督
<中川が今季初めて1軍に合流。
きょう20日に出場選手登録されることが濃厚で、
早くも今季50人目の1軍登録選手となる。
『競争』をテーマに掲げる今年、指揮官は次々と若手を昇格させており、
6月終了前に1軍に50人を登録したのは就任1年目の04年以来2度目。
今季1軍未経験は18人だけとなったが>
「上のやつが良くないから上げるんだ。
みんな危機感を持ってやっているだろ」
スポニチ名古屋


若竜トピックス(19日)

◆山本昌

<2軍で再調整中だが、この日ナゴヤ球場で投球練習を行う。
ブルペンで約60球、ほとんど速球ばかり投げ込んだ。
200勝左腕の投球には、後輩投手たちも注目。
中田、チェン、菊地、山内、長峰、久本など
捕手の後ろ側には正座で投球を見つめるギャラリーができたほど。
しかし肝心の投球の感触について、こうポツリ。
来週のセ・リーグ再開からは再登録が可能。
6連戦が続くため先発の頭数が必要になるが、
まずは調子の上昇が優先となりそう>
「良くないよ」
(中スポ)

◆齊藤信介
<17日、約3週間ぶりにブルペン入り。
古傷の左ひざを痛めたが、順調な回復カーブをたどっている。
アクシデントが起こった5月27日のウエスタン・阪神戦(ナゴヤドーム)。
9回途中から急きょ登板し、2死二塁で坂に左前打を浴びたとき、
打球の方向を見つつ、後ろ向きにステップを踏んで
カバーに入ったが転倒。左ひざをひねってしまった>
「人工芝の上で倒れそうになって、
このまま無理に踏ん張ったら(足首をひねって)
まずいと思ったんです。自分から転びました」

<その判断から功を奏して軽傷で済んだが、
最悪の事態から救ってくれたのは、まさに『足元』。
一瞬の身のこなしを可能にしたのは今季から新しくした靴だった。
きっかけは昨年6月に左ひざをケガした後のリハビリ中のこと。
足への負担をへらすために、いくつかの靴を試した。
そこでアシックス社製のアップシューズと出会った>
「負担が全然違ったんです。ひざを柔らかく使えるようになりました」

<別のスパイクを作るのをやめ、出合った『魔法』のアップシューズと
全く同じつくりのスパイクをつくってもらった。
今回のけがからの順調な回復も、靴の効果を実感しているという>
「(けが自体も)軽かったですけれど、
靴が替わっていたというのはあると思います。
かなりフィットしてますからね」

<今季は4年目で初めて開幕1軍メンバーに名を連ね、
右のセットアッパーとして2勝も挙げたが、
5月中旬に調子を崩し、同15日に2軍落ち。
5月初めまでに示した存在感を、一時の勢いで終わらせるつもりはない。
足元を支える新たな相棒とともに、1日も早い復帰を目指す>
「もちろん、あれで終わりにしたくはない」
(中スポ)


【ドラゴンズ・今週末の日程】
20日(土)対オリックス (18:00・ナゴヤドーム)
21日(日)対オリックス (18:00・ナゴヤドーム)

<ファーム>
20日(土)対広島 (12:00・広島東洋カープ由宇練習場)
21日(日)対広島 (12:00・広島東洋カープ由宇練習場)


1カ月に及んだ今季の交流戦もいよいよ大詰め
中止を考慮し、飛び飛びの日程が組まれる交流戦の終盤、
シーズン中にしては、珍しく中2日が空きましたが、
この日ドラゴンズナインは、ナゴヤドームで全体練習。
前日は休養した主力野手も参加し、
最後のカードに向けて、準備を整えていたとのこと。
開始の14時から30分ほど遅れて登場したという落合監督は、
シートノック中にあらゆる場所から見守ると、
三塁で守っていた森野に対してアドバイス。
さらにその後は各選手のフリー打撃をチェックすると、
居残り特打をしていた荒木に対してバットを持っての指導が。
交流戦のその先にあるリーグ戦
そこでの反撃に向けて、指揮官も動いていたようです。

週末のナゴヤドームにしては、
珍しい18時開始のナイトゲーム2連戦
先発予想はというと、初戦から吉見-近藤、川井-平野
ドラゴンズの方は前週の札幌で打ち込まれた
山本昌が外れてはしたものの、ローテ的には順当でしょう。
対するオリックスについては、近藤に関しては
京セラドーム大阪で一度相対して、攻略している相手。
データも印象も残っていますし、同じように優位に進められれば。
前回のKスタ宮城「防御率1位対決」の際もそうでしたが、
吉見の登板時は、打線の援護が少ない傾向にあるだけに、
なるべく早いイニングで打ってあげたいところですね。
一方サンデー川井の時は、逆に援護が多いですが、
前回の札幌ドームのように、乱打戦になるのはいかがかなと。
オリックス戦といえば、14-10というのがありましたが、
なるべくなら打線が効果的に加点し、
投手陣がしっかり抑えるという締まった展開をお願いしたい。
チーム的にはもっとも点を与えない投手
登板するだけに、そういう試合が見たいものです。


一方、打線の方は好調の中軸
本塁打・打点の交流戦二冠ブランコと、
この日37歳のバースデー交流戦4割打者和田に、
できるだけ良い数字でフィニッシュしてもらいたいなと。
5月から一気に調子を上げ、突入した初の交流戦でも、
インパクトある一発を放ちまくったブランコ
先日の金沢で本塁打を放ち、ついにパの全球団から本塁打をマーク。
この日からナゴヤドームでは、
あの天井弾のボールなども展示されるそうですし、
そこまではいかないながらも、ゲームでの豪快な一発を期待。
対して『交流戦男』の名を今年もほしいままにした和田
交流戦前にはかなり数字を落としていたものの、さすがは経験
この時期を利用しての一気の復調はほんと見事でした。

ダブルクラウンイタダクヨ!首位打者の和田、二冠のブランコ
各部門のトップが、
交流戦5位のドラゴンズから
出ているのは面白いなとも
思いましたが、
そうなると狙えそうなのが、
交流戦準MVPである日本生命賞
ここまできたら、2人のうちの
どちらかに獲ってほしいですね。
その栄冠が、5月月間MVPを
惜しくも逃したブランコに輝くのか、
それともバースデープレゼント代わりに和田がモノにするのか、
それはこの2連戦の結果次第となってきますが、
中軸の2人がともに競い合えば、勝利につながる近道となるのは確か。
今季のオリックス戦はここまで、2戦2勝で来ていますし、
この勢いでめったにない4タテができれば、
リーグ戦再開に向け、最高の形で入っていけること間違いなし。
投げては吉見、打ってはブランコ、和田
主役が自分の仕事に徹しての快勝を、ぜひとも期待したいと思います。

2009年6月19日 (金)

藤井気持ち新たと川井変身の秘密、帰名竜の話題。

恒例の北陸遠征で今季交流戦の勝ち越しを決め、
仙台-札幌-金沢-富山と続いた
9泊10日のロードを終えたドラゴンズ
週末のオリックス戦が、最後のカードとなりますが、
この日は、富山からの移動日ながら、
ナゴヤドームでは若手野手が練習を行ったもよう。
その中には外野争いを繰り広げる3人の選手の姿も。
その他川井雄太変身の秘密、岩﨑恭平登録抹消、
ブランコ天井直撃弾ボール保存など、この日の竜の話題を。

ドラゴンズトピックス(18日)

◇藤井淳志

<若手野手で行われたナゴヤドームでの練習に参加。
フリー打撃を一通り行った後は、バント練習と、
打球への素早い反応を繰り返したが、危機感が背中を押す。
10日から5試合スタメン落ちしたが、ベンチで思考を巡らせた>
「それはボクに足りないところがあるから。いろいろと考えました。
それまでゲームに(レギュラー格で)
出ていたからこそ分かるところがあった。
この打席、自分だったらどうするだろう、
この場面、どう守るだろう、と考えることができた。
以前のボクにはそれが見えなかった。
言ってみれば観客と同じような目で他の人のプレーを見ていた」

<ベンチでの時間を肥やしにして、
前日はスタメン復帰。再加速に燃える>
「気持ちを新たにやっていきます」
中スポ

◇笘篠外野守備走塁コーチ
<藤井のスタメン落ちの理由を説明>
「守備で記録に残らないミスがちょこちょことあった。
まず守りを固めるということで
監督も英智でいこうと判断されました。
打球への判断力などはやはり英智が秀でているので」

<前日5試合ぶりにスタメン復帰した藤井の成長を喜んで>
「これまでにない、いい動きを見せてくれていた。
また気合を入れてやってくれると思います」
中スポ


◇英智
<藤井に代わって中堅を守ったが、ポジション奪取へ意欲満々。
フリー打撃を一通り行った後は、外野でのダッシュと捕球。
職人芸も抜かりなく磨かれている>
「持ち味出せた? まだまだ、これからという感じです。
自分の良さをチームの勝ちにどうつなげるか。
バントでも、粘って粘っての凡打でも、
それがチームの勝ちにつながるのなら、それでいい。
以前は結果を出したいと思っていたけど、今は結果は気にならないです」
中スポ

◇平田良介
<こちらも外野のポジションを狙って虎視眈々。
ナゴヤドームでの練習に参加し、フリー打撃では快音を連発。
売りの打撃は上り調子。アピールする準備はできている>
「まずまず良くなっています。今日もいい感じでした」
(中スポ)


◇谷哲也
<振り返るのは10日の東北楽天戦(Kスタ宮城)。
9回に代走で起用され、その裏には三塁に入ったが
プロ2試合目の出場で、初めての守備だった。
試合は濃霧と小雨の中で行われており>
「やばい、と思いました。
(たっぷり水を含んだ人工芝が)かなり滑る状態でした。
ゴロが飛んできたら、どうなるかと」

<もちろん2軍では三塁を何度も守っているが、
人工芝での試合はそれほど多くはない。
しかも本職の遊撃よりも打者に近い。
強烈な当たりが、スリップしながら飛んできたら…。
幸か不幸か、打球は1つも飛んでくることなく試合終了>
「とにかく体に当ててでも止めようと思っていました」

<この日岩﨑恭平とともに、川相コーチから送球の指導を受ける。
2年目の今季、自信を持って臨んでいるが、まだまだ課題は多い。
普段の試合前練習ではできない
時間をかけたアドバイスに必死に耳を傾けて>
「主に足の運び方の話です」
(中スポ、<ドラ番記者>


◇小笠原孝
<前日の福岡ソフトバンク戦(富山)では
8回途中1失点の好投で2勝目を挙げたが、
一夜明けたこの日は、ナゴヤ球場でランニングなどで
軽めに体を動かし次戦へ備える。気を緩めずに3連勝を目指す>
「自分ではまだ思うようなボールを投げられていない。
昨日も相手が失投を打ち損じた場面もあった。
もっと調子を上げていきたい」
中スポ

◇河原純一
<富山市民球場でのナイターから一夜明け、
午前5時2分発の特急に乗る中にすらりとした長身の男性が。
こう笑って話してくれたが、
体を休めるために最善の選択をとり続けるのもプロ>
「早く名古屋に帰ってゆっくり休みたいからね。
寝覚め? もう年だから寝られなくなってきてるんだよ」
(中スポ<ドラ番記者>

◇マキシモ・ネルソン
<交流戦明けの開幕投手に浮上。
13日の北海道日本ハム戦では、先発・山本昌が
2回途中で降板した後、6イニング2/3を3失点の好投。
12試合に中継ぎ登板し、防御率3.81とまずまずの成績を残している。
150キロ右腕は大役に自信をのぞかせて>
「言われたところで頑張るだけだよ」
おおさか報知

◇森バッテリーチーフコーチ
<6連戦が続くリーグ再開後に向け、
首脳陣は先発陣の再編に着手。
26日の広島戦(マツダ)に先発すれば、
4月3日の開幕戦の浅尾に続くサプライズ起用となるが、
左肩痛のチェンの復帰にメドが立ち、
外国人枠を空けるため、ネルソンが先発した後、
出場選手登録を抹消すれば効率的な入れ替えが可能。期待を寄せて>
「長い回も投げられるし、交流戦後は先発もある」
おおさか報知


◆チェン・ウェイン
<左肩を痛めてリハビリ中だが、
あす20日にシート打撃登板することになった。
約3週間ぶりとなる打者相手の投球で感触を確かめ、
順調なら23日からのウエスタン・福岡ソフトバンク戦
(ナゴヤ球場)で実戦復帰する見通し。
この日ブルペンなどで調整したが、慎重な姿勢>
「まだ思ったところに投げられてないし、球の切れも…。
微妙なところがシックリきていない。
久々の実戦? 不安というか怖さはある。
不安というほどではありませんが、初めてなので気はつかいます。
もう肩の痛みはありません。大丈夫。
順調に来ています。なるべく早く戻れるように頑張りたい」
(中スポ、おおさか報知スポニチ名古屋


◇川井雄太
<ここまで5勝負けなしと、
先発ローテーションの一角として存在感を示している。
昨年は4月にプロ初勝利を挙げた後、さっぱり(5敗)だったが、
今季は吉見、朝倉と並んでチームの勝ち頭。
生まれ変わった左腕を支えているのは、太くなった精神面。
14日の北海道日本ハム戦(札幌ドーム)では
初回に4失点しながらもすぐに立ち直り、逆転を呼び込んだ。
プラス思考でマウンドに立っている>
「ピンチの後にチャンスあり。
そんなことを考えながら投げていました。
4点取られてあーあと思っていたんですけれど、
野手のみなさんが点取ってくれて、
この後を抑えたらまた波に乗ってくるなと。そんな気がしたんです。
そこは流れよく、やっていけば何とか0点になるだろうと。
先頭打者を出したとしても、連打さえされなければ0点、
あるいは最少失点で切り抜けられると」

<逆に昨年はそれができなかった。
目の前の結果を追い求めすぎていたからだと振り返る。
すなわち無欲。投手の評価の尺度として最も重要な
星勘定や防御率をひとまず忘れて投げている>
「去年はすごく勝ちが欲しいというか、
初勝利してからは勝ちを意識してやったところで
手に入らず、負けばっかり。焦っていましたね。
走者が出たら焦っていて、落ち着いていなかったと思うんです。
冷静なピッチングができなかった。
今年はとにかくゲームをつくるってことですよね。
6回、7回まで投げられれば。
それができれば、勝ち負けは後から、
おまけみたいなものでついてくると思っています。
たまたま今、5勝0敗ですけれど、
野手のみなさんに打ってもらって勝ってるんで」

<そんな精神改革を実現させたきっかけのひとつが改名。
戸籍上の名前は「進」のまま、
登録名を今季から『雄太(ゆうだい)』に変えた>
「過去4年間やってきて、このままではいけない。
もっとやれたと思うんです。自分に甘かったというか、
もっと練習をちゃんとしっかりできたんじゃないかと見つめ直して。
今年から新たな気持ち、心機一転という意味で名前を変えようと。
ゼロからのスタートという気持ち。
昨年までとの決別? そんな感じですね」

<チーム内でも『ユウダイ』の呼び方が徐々に広がりつつあり、
スタンドからもかけ声が聞こえるようになった。
新たな名前が、大きな自信の源になっている>
「言ってもらえることはうれしいですよ。ヤジでもね。
名前知ってもらっているという部分がありますから」

<もうひとつのきっかけが2度の9イニング。
1つ目は4月10日、ウエスタン・オリックス戦(ナゴヤ球場)>
「あの日はものすごく冷静に投げられた。
目の前の一人一人に集中して、
気がついたら7回とか8回だったんです」

<そこで小林投手コーチの一言がその後を大きく変えた。
『せっかくここまで0点だし、行ってみようか』。
結局最後まで投げきって3安打完封。
社会人時代にもなかった9イニング完投を達成>
「プロに入ってからも完封どころか完投すらなかったんです。
そこまで投げられるんだということが証明できたし、自信になったんです」

<2つ目は5月4日、延長11回の接戦を制した横浜戦。
9回まで投げ、2安打1失点。
登板中に味方の援護がなく勝ち星がつかなかったが>
「あの時も、気づいたら9回だったし、不思議な感覚でしたね。
9イニングを投げられたことが自分を変えてくれた。
そういうことだと思います」

<いまや大ブレークの左腕だが、主に裏街道の野球人生を歩いてきた。
高校は甲子園出場経験のない長野・上田西高。
大東文化大学出身のプロ選手も現役ではただ1人。
東都の名門・亜細亜大学でリハビリしながら
激しい競争するよりも、じっくり治してからと考え、
同級生は10人と比較的所帯の小さかった大東大を選んだという>
「高校の監督が亜大出身で、1年の時から
亜大の夏季キャンプには参加させてもらえていたんです。
監督も進学するなら自分の母校の
亜大に行ってほしいって推してくれていました。
でもたまたま(高校)3年の時に左肩を痛めて。
スピードなんか120キロでしたもの」

<裏街道から表舞台へ突き進ませたのには、
今は亡き父親の存在があった。
04年2月に59歳で亡くなった父・行夫さん。
無類の野球好き、アンチ巨人だったという>
「昔から『最後までやり通せ』と言われていましたね。
亡くなったのがちょうど(社会人2年目で)
プロ解禁の年だったし、絶対に(プロに)行くぞと。
社会人で終わりたくないと」

<プロ入り後は毎年オフに父の墓参りを欠かさない。
昨年、巨人戦で挙げたプロ初勝利のウイニングボールは
実家の仏壇に供えたという。
もっとたくさんのウイニングボールを、
このオフ、実家の仏壇に持って帰る>
「今年? こんなに勝てるとも思っていなかったですし…。
相手がどこでも変わらずがんばります」
中スポ<旬撃-竜戦士を直撃>より)


◇ブランコ選手の認定ホームランボールを展示します(公式サイト)
◇中日ブランコの天井直撃弾ボール永久保存(ニッカン)
ブランコの天井直撃弾が永久保存されることが明らかに。
5月7日の広島戦の4回にナゴヤドームの天井スピーカーを
直撃した同球場初の認定本塁打のボールは、
スタンドに投げ入れられて行方不明となっていたが、
この日までに球団に戻っていることが判明。
球団では、歴史的なボールをナゴヤドーム3階一塁側にある
「ドラゴンズミュージアム」一般公開することを検討、
20日のオリックス戦から展示されることになった。
球団関係者は「あのボールはドラゴンズファンだったら
誰もが見てみたいだろうし、せっかくだから展示しようとなった。
記録ではないのに個人のものが展示されたことはこれまでないのでは」
と説明。ファンにとってこたえられない企画となりそう)


今日の公示。(18日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録抹消】
▼中日 岩﨑恭平内野手
(再登録は28日以降。公式サイト共同通信社

▼岩﨑恭平
<遠征スタートの9日から1軍に合流し、
10日に出場選手登録されたが、この日登録抹消に。
富山から名古屋に戻ると、ナゴヤドームでの一部練習に参加。
川相コーチらからも激励を受けた。
出場はわずか2試合だったが、13日の北海道日本ハム戦では、
指名打者でのスタメン出場も果たした。
再昇格を目指し、笑顔で球場を後に>
「(スタメンは)ちょっとビックリした。
打席にも立たせてもらったので、いい経験になりました。
頑張ってきます」
(中スポ)


若竜トピックス(18日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
阪神-中日 12回戦
(18日・阪神鳴尾浜球場)
 D 000 000 001 = 1
 T 020 000 10× = 3
[敗] 中田(8試合2勝3敗)
[D本] なし
[Dバッテリー] 中里、清水昭信、赤坂、岩田 - 前田、小川
公式サイト・戦評

●中田賢一
<ウエスタン・阪神戦(鳴尾浜)で先発し、
8イニングを7安打3失点で完投。
黒星はついたが『暴れ馬』からの変ぼうを示す無四球投球。
不利なカウントになっても歩かせない。
0-3で迎えた8回1死一、三塁。代打の森田一成に
1-3としながらも、最後はフォークで空振り三振に仕留め、
続く庄田を左飛に打ち取り、追加点を与えない。
2軍落ちして2カ月半近くになるが、小林コーチと話し合い、
暴れ馬と称される『荒れ球』からの脱却を課題に取り組んでいる。
それでも最速は148キロ>
「最近いい形の投球ができていなかった。きょうの感覚はだいぶ良いです」

<しかし2回の2失点は
一塁カバーの遅れ、バント処理の悪送球が絡み、猛省>
「あれでは勝ちを拾えない」
中スポ

●小林2軍投手コーチ
<92球で無四球。中田の安定性について評価>
「セットポジションになると
上下のバランスが悪くなるところを、修正できている内容。
球数も少なかったから、本人も手応えをつかめたのではないか。
あと2回ぐらい、これぐらいの投球をしてくれれば推薦の対象になる」
中スポ


◆山内壮馬
<ちょっとしたところに『変身』のきっかけは転がっている。
2年目右腕にとっては、何万回となく繰り返してきた
キャッチボールにそれがあった。シーズン入りして間もないころ、
何げなくボールを投げていると、こう言葉をかけられたという>
「一球一球丁寧に投げた方がいい。
もっと『指のかかり』を意識しながら投げないとダメだ」

<声の主は2軍で調整中の山本昌。
大ベテランの目には、漠然と投げているように見えたのだろう>
「『指のかかり』はピッチャーにとって基本です。
自分では気をつけているつもりでしたが、
まだまだ意識が低かったのかもしれません」

<縫い目に指がしっかりかかったボールは
スピンが利いてキレが増すとされる。
球速を補うキレがあるから200以上の勝ち星を積み重ねてきた山本昌。
その助言で変わり、指先まで注意を行き届かせるようになった結果、
球威が増し、空振りも効果的に取れるようになったと言う>
「真っすぐの質がよくなった」

<投球の組み立ても楽になった。
変化球でかわすだけでなく、ときには力で押す投球もできるようになった。
進化した直球を武器にプロ初白星を挙げるチャンスを待ち構えている>
「昨年はスライダーに頼っていた面がありました。
今は思い切って真っすぐで攻めていけます」
(中スポ)


以上、この日の話題を集めましたが、
金沢、富山と地方でのゲームを日程通りに消化し、
18日、19日がゲームのない2日間となるドラゴンズ
交流戦最後のカードとなる週末のオリックス戦を前に、
この日ナインは、富山からの移動で休日…。
と思いきや、主力野手こそ練習免除だったものの、
控え組の野手はナゴヤドームで練習を行ったようですね。
この日の練習に参加した野手陣は、
小山、平田、谷、岩﨑恭平といった若い面々が中心でしたが、
それに加え、藤井、英智、そして小池という
外野争いを繰り広げる3人の姿もあったもよう。

今朝の中スポでは、そのなかから藤井をフィーチャー。
開幕からずっとセンタースタメンで出場してきながら、
このところは攻守に精彩を欠くことしばしば。
そして先日の仙台、札幌遠征では
ついにスタメンからその名が消え、
前日17日の富山で、ようやく5試合ぶりのスタメン復帰
ある意味「干されていた」ようにも見えましたが、
藤井本人はベンチに座りながら、いろいろなことを考えて、
見えていなかったものも見えてきたようですね。
その代わりに出場した英智、小池
良い働きでアピールしたこともあり、危機感もより増した様子。
この日、英智、小池とともに一通りに練習をこなしたようですが、
その後は自身の課題をこなし、
それぞれがアピールポイントを磨いていた様子。
背番号4はバント練習と、守備練習。
打球への素早い反応を繰り返していたそうです。


交流戦が終わると、再びはじまるリーグ戦
打撃好調のレフト・和田は別格として、
センター、ライトの2ポジションは
再び熱い競いとなってきそうですね。
現状では、藤井、英智、小池の3人が中心となっていますが、
平田もいますし、野本もいずれは上がってくる。
さらに下には、ビョン井上なども控えていますし、
暑くなる夏場に向け、どういう流れとなってくるのか、
今後のチームの注目点の一つになると思われます。

レギュラーへ再進撃。しかしその中で一つ
抜けているところを
見せてほしいのが、
やはり藤井ですね。
今季開幕から50試合以上、
スタメンで起用されているのは、
首脳陣も早く一人前
なってほしいという期待の表れ
まあ初めてレギュラー格として
戦っているということもあり、
想像以上の疲れもきていることもあるでしょうが、
これまで戦ってきたなかで見えてきていた課題も、
ここ数試合のスタベンによって、
整理・修正されたのではと信じたいところ。
また気持ちの面でも新たになったと思いますし、
若竜の旗頭として、ここからの再進撃を大いに期待したいなと。

もちろん英智、小池実績経験のある選手。
そう易々とポジションを譲ることはないでしょうし、
しばらくは熱いバトルが続くことは必至。
キャンプからチームが掲げている『競争』ですが、
やや薄れ気味になっていたなか、ここに来て再沸騰の予感。
この争いをよりハイレベルなものにしてくれるとともに、
それを誰が制し、抜け出してくるのか、
これからのシーズンの楽しみにしていきたいと思います。

2009年6月18日 (木)

小笠原2年連続富山で勝利、交流戦勝ち越し決定!

延長10回、守護神・岩瀬が打たれ、悔しい黒星。
目前で交流戦連覇を決められてしまったドラゴンズ
富山市民球場アルペンスタジアムに場所を移しての
北陸シリーズ第2戦は、立ち上がりから
相手のミスにつけ込み、得点へと繋げていく展開。
初回、相手のタイムリーエラー和田の内野安打で
2点を先制すると、5回に再びエラーによる追加点。
一方投げては先発・小笠原が2回以降安定した投球で
福岡ソフトバンク打線を寄せ付けず、8回途中4安打1失点。
そして最後は岩瀬が前夜の雪辱をきっちり果たし盤石の締め。
ホークス戦今季初勝利を決めると共に、
今季の交流戦での勝ち越しも決めました。

◇日本生命セ・パ交流戦
中日-福岡ソフトバンク 最終戦
(17日・富山市民球場アルペンスタジアム | 中日1勝3敗)
14840人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ソフトバンク
中 日 ×
[勝] 小笠原(7試合2勝1敗)
[S] 岩瀬(25試合1勝2敗16S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
小笠原、浅尾、岩瀬 - 谷繁

◇対福岡ソフトバンク最終戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数2安打)
2 (二)荒木  (4打数無安打)
3 (三)森野  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ (4打数2安打)
5 (左)和田  (3打数2安打1打点)
6 (中)藤井  (3打数無安打)
7 (右)小池  (3打数無安打)
8 (捕)谷繁  (3打数1安打)
9 (投)小笠原 (3打数無安打)

【イニング経過】
<1回・福岡ソフトバンク> P・小笠原
本多外スライダー見三振、川﨑三塁ベース直撃内野安打、
オーティズ中飛、小久保外高め直球中前打、
長谷川外高め外れ四球、
2死満塁から、松田外高めスクリュー空三振

<1回ウラ・中日> P・藤岡好明
井端粘り8球目右前落とすヒット、
荒木叩きつけ二ゴロ・井端二進、

森野中シンカー引っ張り一塁への打球・
小久保弾いて後逸・二走井端一気に生還=適時エラー(D 1-0 H)

ブランコ右翼フェンス直撃ヒット、
1死一、三塁から、
和田外スライダー高いバウンド三ゴロ・
三塁松田二塁へ送球もセーフ=適時内野安打(D 2-0 H)

2死一、二塁から、藤井外シンカー遊ゴロ6-6-3併殺

<2回・福岡ソフトバンク> P・小笠原
田上右邪飛、中西健太初球中飛、藤岡内直球見三振

<3回・福岡ソフトバンク> P・小笠原
本多三ゴロ、川﨑遊ゴロ、オーティズグラブの中入る三ゴロ

<4回・福岡ソフトバンク> P・小笠原
小久保内低め直球見三振、長谷川四球、
松田外直球一邪飛、田上内カーブ空三振

<5回・福岡ソフトバンク> P・小笠原
中西右邪飛、藤岡外スライダー左前打、
本多4球目・谷繁前に大きく弾き藤岡二進=小笠原暴投
本多9球目中スクリュー空三振、
2死二塁から、川﨑外カーブ遊ゴロ

<5回ウラ・中日> P・藤岡
谷繁遊ゴロ、小笠原一ゴロ、
井端三塁深く内野安打、

荒木中直球打ち上げ左飛・打球風に流されオーティズ落球・
一走井端一気に生還=タイムリーエラー(D 3-0 H)


<6回ウラ・中日> P・藤岡
ブランコ中前抜ける安打、和田鈍い三ゴロ・ブランコ二進、
藤井中飛・ブランコタッチアップ三塁ヘッドスライディング、
2死三塁から、小池初球外スライダーボテ二ゴロ


<7回・福岡ソフトバンク> P・小笠原
松田外スクリュー遊ゴロ、田上内直球中飛、
中西外スクリュー三直

<7回ウラ・中日> P・藤岡
谷繁右前落とすヒット、
小笠原スリーバント三塁正面5-6-4併殺、井端三ゴロ


<8回・福岡ソフトバンク> P・小笠原
代打森本空三振、
本多遊ゴロ深く内野安打、川﨑セフティ気味三犠打、
P・浅尾
2死二塁から、オーティズど真ん中直球・
ピッチャー返し中前抜ける適時打(D 3-1 H)
2死一塁から、小久保外フォーク空三振

<8回ウラ・中日> P・佐藤
荒木空三振、
森野投マウンド付近飛球三塁松田捕球できずエラー、
ブランコ強い三ゴロ5-4-3併殺


<9回・福岡ソフトバンク> P・岩瀬
長谷川中スライダー見三振、松田中スライダー空三振、
田上高いバウンド三塁内野安打、
代打多村内低めシンカー三ゴロ二封、試合終了。


【ゲームレビュー】
継投で逃げ切り
交流戦の勝ち越しを決め、通算成績も勝ち越しを1とした

小笠原が好投。1回2死満塁で、松田を空振り三振。
2回以降は三塁を踏ませず、8回途中で降板。
浅尾-岩瀬のリレーで反撃を封じた。
1回、相手のミスと和田の適時打で2点。
5回にも相手ミスで追加点を挙げた。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


恒例・北陸シリーズの2戦目は、
富山市民球場アルペンスタジアムでのゲームとなりましたが、
相手のミスによりもらった得点を手堅く重ね、守り切っての勝利。
まあ「勝たせていただいた」という要素も多大にありましたが、
年に一度訪れるスタジアムの『地の利』を生かし、
交流戦連覇の福岡ソフトバンク
何とか1つやり返せたのは、大きなことでしたね。
8回に1点を奪われたのは、ある意味もったいなかったですが、
最後に守護神・岩瀬が本来の投球でしっかり締め、
前夜の雪辱をきっちり果たすことができましたし、
負ければ借金生活突入の危機というなか、
勝ってナゴヤに帰れるのは、本当によかったなと思いました。


ドラゴンズの地方主催試合の場合、
得てしてお立ち台がないことが多いのですが、
もしもあったとしたら、おそらく小笠原が上がっていたでしょうね。
霧の仙台での今季初勝利から中6日。
昨季も勝ち星を挙げた富山での先発となりましたが、
立ち上がりこそやや不安定、
2死満塁というピンチを迎えたものの、
空振り三振でそれをしのぐと、
2回以降は持ち味を十分発揮し、安定した投球。
特にストレートがよく走っていた印象が。
長谷川にこそ四球を2つ与えたものの、制球もまずまず。
つないで点を奪い、交流戦を制したホークス打線
チャンスらしいチャンスを作らせずに、
こちらのペースでゼロを重ねていく。
テンポもよかったですし、5回以降も問題なかったですね。
ただ100球を超えた以降の8回、2死二塁となったところで
森コーチがマウンドへ行き、話し合った上での交代。
自分的にはまだまだイケルと思いましたし、
完封完投、もしくはダイレクトで岩瀬という形を描いていましたが、
まあキリの良いところで下りておくのも次回に繋がるでしょう。

ウィニングボールをキャッチ! 降板後は「立ち上がり」
今後の課題に挙げていましたが、
相変わらずの打線のありがたい援護
さらに今回はボールが高く弾む、
または打球が早いという
この球場独特の打球に、
野手陣
がしっかり対応。
「守ってくれた」という部分も
大きかったかもしれません。
相手先発の藤岡
3点を奪われながら自責はゼロ
見ていて、バックの拙守があまりに気の毒でしたが、
それを考えても、普通に守るということが、
投手にとってはいかに十分な「援護」となるんだなと
改めてそれを感じたゲームでもありました。

おそらくリーグ戦再開後も、そのままローテの一角
投げることになるであろう背番号43
バントの練習をしっかりやってもらうと同時に、
この良い流れをそのままキープし、さらに勝ち星を重ねてほしいです。


派手さこそなかったものの、手堅く貯金1
悪い見方をすれば、交流戦連覇が決まった
福岡ソフトバンクの気が緩んでいた、という部分も
多少にしろあったかもしれませんが、
こちらは今季1つも勝っていませんでしたし、
どういう形であれ、1つ取れたことは大きかったですね。
また仙台-札幌-(羽田-)金沢-富山と続いた
ハードな遠征を良いカタチで終えられたことは、
チームにとっても今後に繋がることと思います。

そして約1カ月半に渡った今季の交流戦も、
地元・ナゴヤドームでのオリックス戦でいよいよラスト
この日の勝利で、12勝9敗1分け(5位タイ)として
2年ぶりに勝ち越しを決めることとなりましたが、
今月初旬の大阪で連勝した相手だけに、
4連勝も狙えますし、ぜひとも頑張ってほしいなと。
交流戦の勝ち越しも決まったこともありますし、
今後は26日に再開されるリーグ戦
目を向けながらの戦いとなってくるでしょう。
そのためには、勝率5割は最低でもキープ。
勢い付けて、セ・リーグチームと再び相対せるよう、
各自、そしてチーム全体として、
コンディションを上げていってほしいもの。
今後への布石となるであろう週末のオリックス2連戦
さまざまな視点から注目していきたいなとも思います。


☆ウィナーズ・ボイス(17日)

○小笠原孝

<8回途中まで4安打1失点の力投。
1回2死満塁のピンチを切り抜けると、その後は尻上がりの投球。
テンポ良く球を両サイドに散らして付け入るすきを与えず>
「立ち上がりとバント失敗が反省点です。
野手の皆さんが守っていただいたおかげで乗っていけました」

<プロ11年目で初完封の夢が迫った8回2死二塁、
オーティズを迎えたところで、交代が告げられた。
得点圏に走者を進められたとはいえ、余裕を残して降板。
スタンドもベンチも温かい拍手で迎えたが、
ないといったらうそになる悔しさ。次への原動力へ位置づけて>
「(8回も走者を出さず)あっさり
(ベンチに)帰ってこれたら良かったんですが。
投げるからにはいつも完封するつもりでいる。
でもこればかりはしょうがないです。次に果たせばいい」

<課題の立ち上がりが不安定。
2安打と四球で2死満塁のピンチを迎えたが、浮足立たなかった。
松田を2-2から高めの直球で空振り三振。
今年の交流戦では常に先手を取られ3連敗していた
福岡ソフトバンクに、先制点を与えなかった。
そのウラ、打線が敵失につけこみ2点を援護。
ヤマ場を乗り越えると、あとはスイスイとなだらかな道のり。
2回から7回まではほぼパーフェクト。
出した走者は安打と四球の2人だけ。無失点の快投>
「立ち上がりはテンポが悪かったんですけど、
『テンポ良く投げろ』っていう森さん(コーチ)の言葉で立ち直れました。
テンポ良くいけと言われて、それを意識して投げました。
野手の方にもよく守ってもらったので、それからはテンポ良く投げられました」

<球速以上に球威のある直球が走り、スライダー、
時には緩いカーブでタイミングを外した。
マウンド上の姿には自信がみなぎり、打たれる雰囲気を感じさせなかった。
その充実感を否定はしなかったが、それでも口をつくのは課題。
初完封が断たれたのも、8回1死後に内野安打を許したことがきっかけ。
直前の7回裏には送りバント失敗で併殺になっていた。
本人も悔やんだ場面。ここで追加点のアシストができていれば、
初完封が少し近づいていたかもしれない。
勝っておごらず、自分の投球に磨きをかける>
「どうしても最初は意識してしまう。立ち上がりが課題、ですね。
反省点は反省点としてあるので」

<チームは再び貯金1。
自身も2勝1敗となり、こちらも貯金1>
「このままいきたいですね」
カメラブログ中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知
時事通信スポニチ名古屋ニッカンデイリー

○谷繁元信
<8回途中1失点の小笠原について>
「全体的に良かった。立ち上がりをしのいで乗って行けた」
サンスポ


○岩瀬仁紀
<前日に決勝点を献上した守護神が『リベンジ』を果たす。
三ゴロに打ち取った当たりだった田上には
不運な内野安打を許したものの、
9回の1イニングを1安打無失点で今季16セーブ目。
後遺症がないことを強調して>
「ボクは1日1日が勝負なんで。割り切っていきました」

<今季2敗目を喫してからほぼ24時間。
2点リードの9回、当然のようにマウンドに立ったが、
まったく引きずることはない。
むしろ自らへの信頼が、不安なく相手打者へと立ち向かわせた>
「野球ですから(打たれることもある)。
勝負だから打たれちゃいけないんだけどね。
調子は悪くないんだから」

<切り替えの早さと、土壇場の覚悟は身についている。
同点の延長10回に決勝打を打たれた前夜、
試合後チームバスに1時間も揺られて金沢から富山に移動。
敗戦に沈む車中でも感情の乱れは見せない。
下戸のため酒にも頼らず、すぐに寝てリセットする、
誰にもまねのできない流儀を持つ。そして強烈なプロ意識が身上。
この日もいつものようにブルペンに入り、登板に備えウオーミングアップ。
はじめからやり返すつもりだった>
「ボクが抑えないと誰がその後抑えるの。
誰かが助けてくれるわけじゃないから」

<先の仙台遠征中には東北楽天の野球スクールの
コーチを務める元中日投手の日笠雅人さんと顔を合わせ。
『日笠さん、日笠さん』と子どものように跳びはねて喜んだ。
プロ1年目のキャンプで同室だった先輩との久々の再会。
不安と期待が入り交じっていたルーキーに一瞬、戻ったが、
マウンドでの所作は百戦錬磨の守護神のもの。失敗は繰り返さない>
「だって『部屋子』だったんです」
中スポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

○浅尾拓也
<8回2死二塁で小笠原をリリーフ。
いきなりオーティズに中前適時打を許し、
完封勝利は消え、2点差に詰め寄られたが、
ここで踏ん張り、4番・小久保を空振り三振に仕留める。
ちょっとヒヤリとさせたが、反省して>
「ゼロで抑えていた小笠原さんに申し訳ないです。
打たれたのはコントロールミスです」
(中スポ)

○森バッテリーチーフコーチ
<初回2死満塁のピンチで、
松田を空振り三振に仕留めるなど要所を締めた小笠原について>
「立ち上がりを抑えたのが大きかった」

<一度打たれたくらいで、岩瀬への信頼は揺るがない>
「やりかえした? 昨日やられただけだろ。
今日は(同点の前夜と違い)勝っている試合。その違いはあったけどな」
スポニチ名古屋ニッカン


○和田一浩
<1回1死一、三塁、外角高めのスライダーを
たたいて三塁上に高くはねるゴロ。
三塁・松田が二塁送球も、一塁走者・ブランコの足が勝り、
敵失で生きていた森野が2点目のホームを踏んだ。
適時内野安打を苦笑いで振り返って>
「運がよかったです。ラッキーですね。
打ち取られた当たり? いい当たりが取られることもあれば、
打ち取られた当たりがヒットになることもありますから」

<4回にも遊撃手・川﨑のグラブをかすめる左前打を放って
この日3打数2安打。重ねてツキを強調して>
「クリーンヒット? 今日はいい当たりはなかったですよ。
とにかく、きょうは運がよかったです」

<帰りの通路で福岡ソフトバンク・川﨑と鉢合わせ。
『ああいうところ(の際どい打球は)調子狂うからやめてください』
との川﨑の声に、返して充実の表情を見せて>
「やっと(川﨑のいる遊撃を)破ったよ。
ある意味、ホームランを打つよりうれしいね」

<これで打率を.324まで押し上げたが、
本塁打数(16本でセ2位)と同様に気にせぬそぶりを貫いて>
「まだたくさん試合が残っているんでね」
カメラブログ中スポ時事通信ニッカン

○井端弘和
<打撃好調の1番打者はマルチヒットを記録。
1回は右前打、5回は内野安打。ともにホームを踏んで勝利に貢献。
これで今月は打率.367と打ちまくっている。どん欲に前を向いて>
「まだ打つべきタマを仕留めきれていない。打撃はもっとよくなる」
中スポ

○トニ・ブランコ
<中前打で出塁した6回、二塁に進塁した後、
藤井の中飛で果敢に三塁を狙い、豪快なヘッドスライディング。
判定はセーフ。188センチ、102ロの巨体のハッスルプレーに
富山市民球場にはどよめきが起きた>
「積極的に行くのは当然ですから」

<1回には得点につながる右前打を放ち、バットでも魅せて>
「神様のおかげで打つことができました」
中スポ

○荒木雅博
<富山市民球場の人工芝は打球が高くはねることで有名。
だが守備練習でそのはね具合を確かめると、首をひねる。
芝を替えたようすはなく、打球によっては
大きなバウンドになることはある。
毎年のようにプレーしているため、そのはね方に
慣れてきたというべきかもしれない>
「思ったよりはねない」
(中スポ)


○高橋聡文
<試合前の練習中、地元TV局のカメラ数台に囲まれていた。
福井県出身ではあるが、富山県にある高岡第一高を
卒業しているだけに、注目も高かったよう。
高校時代の同級生も応援に来ているという。
こう言って笑わせながらも、富山での登板については謙虚に話して>
「ここでホームランを打ったことはありません。
地元? 僕はそんなことを言う立場じゃないですから。
出られるところで全力でがんばります」
(中スポ)

○小山桂司
<試合前の練習を終えると、笑顔で一塁側ベンチ脇へ歩み寄ってきた。
そこには旧知の顔。秋田経法大学野球部の3年後輩にあたる
生出和也さんが富山市民球場を訪れていた。再会に話が弾んで>
「おお、頑張ってるか」

<後輩が球場にいたのには理由がある。
生出さんは現在、BCリーグ・富山サンダーバーズで投手としてプレー。
この日はチームそろって練習見学に来ていた。
秋田経法大では、時にバッテリーを組んだことも>
「(生出さんは)体は小さいけどいいタマを投げていた」

<あれから7年、自身はシダックスを経てプロ入り。
一度は北海道日本ハムを戦力外になりながらも、
中日にテスト入団し、今季は1軍定着を果たした。
一方の生出さんは卒業後に四国の独立リーグでプレー、
さらに野球が出来る場所を求めて北陸へと移ったという。
形こそ違えど、2人の野球人生は波瀾万丈。
独立リーグからのサクセスストーリーを夢に抱く後輩へ、
先輩はバットや手袋をそっと手渡した。
背中を追いかけてくる後輩の存在は『励み』になる。朗らかに笑って>
「ボクがプロになっているんだから可能性はまだまだあります。
ちゃんと見本にならないといけませんね」
(中スポ)

○立浪和義
<現役最後の北陸シリーズ、球場入り直後に
『(96年の)オールスターで来たのは覚えているよ』と言っていた
富山市民球場でのゲームは出番なし。それでも勝利を喜んで>
「いいゲームでした」
(中スポ)


○落合監督
<相手守備の乱れに乗じて、交流戦の勝ち越しを決める。
小笠原の降板のタイミングについて説明>
「あんなもんじゃねえか」

<前夜救援に失敗し黒星を喫した岩瀬がリベンジ。
交流戦12勝のうち岩瀬がセーブを記録したのは8試合目。
投打がかみあってきた中、守護神の存在感は
増すばかりだが、あえてコメントを避けて>
「勝ちパターンで勝った? それは本人に聞いてくれ」
中スポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(17日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
阪神-中日 11回戦
(17日・阪神鳴尾浜球場)
 D 200 130 110 = 8
 T 100 000 010 = 2
[勝] 中里(12試合4勝2敗1S)
[D本] なし
[Dバッテリー] 中里、清水昭信、赤坂、岩田 - 前田、小川
公式サイト・戦評

○堂上直倫
<3年目内野手が、ウエスタン・阪神戦(鳴尾浜)で
遊撃手としてフル出場。
愛工大名電高時代は本職だったポジションだが、
プロ入り後では、この日が初めてのショートでのフル出場。
5度の守備機会を完ぺきにこなして>
「去年の練習試合(福岡ソフトバンク戦=ナゴヤ球場)では
1イニングだけ守りましたが、フル(出場)は初めて。
でも、落ち着いて守れた。違和感はありません」

<初めて打球を処理したのは2回、柴田の遊ゴロ。
これを軽快にさばいて二塁に転送。
この守備の好リズムを打席へと持ち込んだ。
5回2死一、二塁で、ダメ押しの左越え2点適時二塁打を放つなど
この日は4打数1安打2打点。控えめに喜んで>
「大事な場面で走者をかえせてよかった」

<『本職』の三塁は打撃好調である同期入団の福田に譲ったが>
「福田は刺激になる」
中スポ

○辻2軍監督
<遊撃で初フル出場の堂上直倫について、その起用意図を説明>
「1つでも多く守れる場所があれば、チャンスもつかみやすい。
同い年の福田の活躍も刺激になるだろうね」
中スポ


○中里篤史
<先発で7イニングを投げ8安打1失点。4勝目を挙げる>
「調子は悪くなかったが、思ったより球が高めに浮いてしまい、
修正するのに時間がかかってしまった」

<序盤は制球に苦しんだが、
回を刻むごとに腕が振れるようになり、
4回1死からは4者連続三振。打っては4回1死満塁で中犠飛。
次回登板へ向けては、課題を口にして>
「立ち上がりから、自分の投球をできるようにしたい」
中スポ


◇鈴木義広
<プロ選手のチェックポイントは本当に細かい。
右ひじの骨の手術を経て、12日の2軍戦で復帰登板。
その後、自分でチェック。問題の部分を説明してくれたのだが、
腕の振りの違いは、はたから見ればほんの数センチしかないが、
右腕の振りをやってみせながら、自分の問題点を説明>
「投げた後、腕は本来ここに来ないといけないんです。
でも、今はここに来ているんです。
ヒジをケガした選手は無意識にこういうことがよく起こるそうです…」
(中スポ<ドラ番記者>

◆柳田殖生
<待望の第一子が誕生。
江利夫人が16日、二人の実家のある兵庫県西脇市の病院で
2650グラムの長女を出産した。
自身は目下、左足首を痛めてリハビリ中。
父親になって責任感が増した。まずは2軍戦復帰を目指す>
「これを機に何かが変わると思って頑張ります。
一日も早くケガを治したいです」
(中スポ、おおさか報知

◆齊藤信介
<5月27日のウエスタン・阪神戦で
古傷の左ひざを痛め、ファームでリハビリ中だが、
ナゴヤ球場で行われた2軍残留組練習で、故障後初めてブルペン入り。
捕手を立たせたままで32球の投球練習を行う。
スライダーやフォークなど変化球も数球織り交ぜて>
「7、8割の力で投げたけど、
指にかかったボールもあったし、バランスも良かった」

<ブルペン入りに満足げ。その回復は順調>
「(外野ポールからセンター間の)ダッシュとか
強めの動きをしても、ひざは痛まなかった。
体がもう少しできてくれば、もっとペースを上げていきたい」
(中スポ)

2009年6月17日 (水)

延長10回岩瀬打たれた、だよ竜連覇鷹に3連敗。

交流戦もいよいよラストスパート
遠征続くドラゴンズはこの日から
恒例ともいえる石川、富山での北陸シリーズ2連戦。
今季は交流戦連覇に王手をかけた福岡ソフトバンクと相対します。
石川県立野球場での初戦は、2-2で迎えた7回、
先発・朝倉が勝ち越し打を許したものの、
土壇場9回ウラ、馬原の2暴投によって、3-3の同点に。
しかし延長10回、守護神・岩瀬がつかまってしまい、
2死二塁から森本に勝ち越し二塁打を献上。
そのウラ、二塁まで走者を進めるも、抑え込まれて万事休す。
目前でホークス交流戦連覇を許すこととなってしまいました。

◇日本生命セ・パ交流戦
中日-福岡ソフトバンク 3回戦
(16日・石川県立野球場 | 中日3敗)
12235人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R
ソフトバンク
中 日
[敗] 岩瀬(24試合1勝2敗15S)
[D本] ブランコ19号2ラン
[Dバッテリー]
朝倉、小林正人、浅尾、河原、岩瀬 - 小山、谷繁

◇対福岡ソフトバンク3回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数無安打)
2 (二)荒木  (4打数無安打)
3 (三)森野  (4打数2安打)
4 (一)ブランコ (3打数1安打2打点)
5 (左)和田  (3打数1安打)
6 (右)小池  (4打数1安打)
7 (中)英智  (3打数無安打)
8 (捕)小山  (2打数無安打)
9 (投)朝倉  (2打数無安打)

【イニング経過】
<1回・福岡ソフトバンク> P・朝倉
本多叩きつけ二塁後方内野安打、
川﨑初球内直球小山捕逸・本多二進、
川﨑投犠打・本多三進、
1死三塁から、オーティズ内高め直球浅い中犠飛(D 0-1 H)

<2回・福岡ソフトバンク> P・朝倉
長谷川右ひざ死球、松田中直球遊ゴロ二封のみ、
1死一塁から、田上内シュート捉え左中間突破適時二塁打(D 0-2 H)
村松引っかけ投ゴロ・田上三進、D.J.ホールトン四球、
2死一、三塁から、本多遊ゴロ

<2回ウラ・中日> P・ホールトン
ブランコ遊ゴロ、和田右中間落とすヒット、
小池高く上がるも失速左飛、英智詰まり二飛

<3回・福岡ソフトバンク> P・朝倉
川﨑初球左飛、
オーティズ左飛・和田横滑りキャッチ、
小久保詰まり左飛

<4回・福岡ソフトバンク> P・朝倉
長谷川ストレート四球、松田シュート三ゴロ二封のみ、
田上外フォーク遊ゴロ6-4-3併殺

<4回ウラ・中日> P・ホールトン
荒木初球中飛、森野外チェンジアップ合わせて中前打、
1死一塁から、
ブランコ初球外低めカーブ・
バットの先もバックスクリーン左飛び込む2ラン(D 2-2 H)


<7回・福岡ソフトバンク> P・朝倉
長谷川中前打、松田投犠打、
田上外低めスライダースイング取り三振、
2死二塁から、村松初球外シュート叩き中前適時打(D 2-3 H)
代打松中敬遠
P・小林正人
2死一、二塁から、本多内直球鈍い二ゴロ

<7回ウラ・中日> P・攝津
ブランコ中シンカー三ゴロ、和田四球、
小池詰まり三ゴロ二封・本多一塁悪送球、英智三ゴロ松田好捕


<8回・福岡ソフトバンク> P・小林正人
川﨑外スライダー空三振
P・浅尾
オーティズ中落ちないフォーク左前打、
小久保外落ちるフォーク空三振、
長谷川内145キロズバッと見三振

<8回ウラ・中日> P・攝津
代打立浪中シンカー投ゴロ、代打平田内シンカー空三振、
井端中高め直球空三振


<9回・福岡ソフトバンク> P・河原 捕・谷繁
松田外フォーク空三振、田上外低め直球空三振、
村松外直球左邪飛

<9回ウラ・中日> P・馬原
荒木右飛、森野0-3からど真ん中直球・
中堅城所スライディングキャッチ及ばず・左中間突破二塁打、
ブランコ初球外フォーク暴投・森野三進、

ブランコ3球目外直球また暴投・森野生還(D 3-3 H)
ブランコストレート四球、
和田中低め直球叩きつけるも遊ゴロ6-4-3併殺


<10回・福岡ソフトバンク> P・岩瀬
城所外高めスライダー三遊間抜くヒット、
本多捕犠打、川﨑外スライダー浅い左飛、
2死二塁から、森本1-3中入る直球ジャストミート・
英智背走その頭を越えていく適時二塁打(D 3-4 H)
小久保敬遠、
長谷川3球目・二走森本離塁大きい谷繁送球タッチアウト

<10回ウラ・中日> P・ファルケンボーグ
小池内高め直球詰まりながら左翼線落とすヒット、
英智初球投犠打・小池二進、
1死二塁から、谷繁外直球手が出ず三球三振、
2死二塁から、代打デラロサ外フォーク空三振・試合終了。

(2位埼玉西武敗れ、福岡ソフトバンク交流戦2連覇達成


【ゲームレビュー】
延長10回に岩瀬が打たれ、勝率5割に戻った
先頭・城所に安打。2死二塁から代打・森本
中越えの決勝二塁打を許した。
4回、ブランコの2ランで同点。
9回は相手バッテリーミスで同点としたが、及ばなかった。
福岡ソフトバンクは3連勝。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


9回ウラ、相手ストッパー・馬原の思わぬ乱調から
3-3の同点に追いつき、延長戦に入ったものの、
注ぎ込んだ守護神・岩瀬がつかまり、
伏兵ともいえる城所、そして森本に打たれて、決勝点を献上
7回に勝ち越しタイムリーを放ったご当地・村松も含め、
普段控えの選手に活躍されての交流戦2連覇達成。
2位の埼玉西武の試合終了がこちらよりも遅いこともあり、
歓喜の瞬間には、ドラゴンズナイン
すでに球場を出た後だったもよう。
実質目前Vこそ回避できはしたものの、それでもやはり悔しいですね。
相変わらず、追いつくことができても先に出られない
それがそのまま結果となって、現れてしまったなと感じました。

作戦的には、7回にタイムリーを浴びた朝倉
スパッと代えて、左の小林正人を注ぎ込むと、
8回途中、1点ビハインドにもかかわらず、浅尾を投入。
さらに9回を河原が3人で抑え、そのウラ同点に追いつくと、
延長戦良い投手から使っていくのがセオリー。
岩瀬を注ぎ込んだところまではよかったですが…。

「だよ」。同点という状況、
また慣れない地方球場のマウンド、
若干感覚が違っていたかもしれないですね。
ただ森本に対して、
カウント1-3にしてしまったのが痛恨
さらに次のストレートが
甘く中に入ってしまいましたね。
約2週間ぶりの出場となった
森本(学と書いてサトル)でしたが、
チャンスを活かすべく、
かなり気持ちも入っていたのか、
失投をものの見事に弾き返され、センターオーバー
背走する英智の頭上を越えた瞬間は、
「やられた」と思うと共に、また勝てないのか…と、
ちょっと寂しい気分になってしまいました。


結果的にはこういう時の常套句
「岩瀬で負ければ仕方がない」になりましたが、
それよりも、打線が沈黙したことが大きかったですね。
先発のホールトンの力のある直球と、
曲がりの大きなカーブ、チェンジアップといった
緩急にやられ、7イニングでわずか3安打
ブランコの2ランこそありましたが、抑えられてしまいましたね。
その後、馬原こそメタメタだったものの、
攝津、ファルケンボーグが相変わらずの好投。
やはりこの辺が出てきてしまうと、厳しいですね。
ホークスには勝つためには、何とか序盤に先発を叩き、
これらの投手を出さない展開に持って行くことが、
当たり前ではありますが、必要となってくるのでしょう。

それにしても、福岡ソフトバンク戦はこれで3連敗
今季のドラゴンズはどうも成績上位のチームにやられる傾向が。
リーグ戦でも巨人東京ヤクルトに大きく負け越し、
交流戦でも優勝チームに3連敗を喫してしまう。
決して名前負けしているわけでもないのに、ほんと不思議だなと。
ただとりあえずはあと1試合で、今季のホークス戦は終了。
このまま4タテの屈辱だけはぜひとも避けていただきたいなと。
最終戦は富山市民球場アルペンスタジアムに場所が移り、
また風景が違うものとなってきますが、
勝率も5割に戻ってしまいましたし、なんとか雪辱を期待。
小笠原がしっかり踏ん張り、打線が奮起して効果的な援護を。
きっちり1つやり返して、北陸遠征を終えてほしいと願います。


★プレーヤーズ・ボイス(16日)

●岩瀬仁紀

<同点の延長10回からマウンドに上がり、
2死二塁から代打・森本に中越え二塁打され決勝点を献上>
「(調子は)良くはなかった。
最後は高いというか、(コースが)甘いところにいってしまった」

<慣れない地方球場のマウンド。
同点での登板は今季に限っては5月16日の横浜戦以来2試合目。
普段と違う状況がその制球を狂わせたのか>
「そういうことは関係ないです」

<あまり対戦の少ない森本についても言い訳にせず>
「(森本は)あまり見たことはなかったが、きちんとデータはあったので。
ミートのうまい打者だとは知っていました」
中スポ中日新聞共同通信社時事通信
スポニチ名古屋ニッカンデイリー

●谷繁元信
<10回2死二塁で代打の森本を迎え、カウント1-3。
一塁が空いており、次打者の小久保が
当たっていないことを考えれば歩かせる手もあったが、
勝負にいくことを決め、要求したのは外角への直球。
それが信じられない軌道を描いて>
「この打者を打ち取ることしか考えていなかった」
中スポ中日新聞共同通信社


●トニ・ブランコ
<4回1死一塁、バックスクリーン左へ同点の19号2ラン。
4試合ぶり、15打席ぶりのヒットとなった本塁打で
パ・リーグ6球団すべてから本塁打を記録。
交流戦11号も12球団断トツ。
ホールトンの初球外角低めのカーブを手を伸ばして振り抜くと、
夜空に高々と舞い上がった打球は122メートル先の
中堅フェンスを越えて、ほぼ満員のスタンド中段へ>
「バットの先だったけど、よく飛んでくれたね。
感触はとてもよかったよ。神様のおかげで打てました」

<11日の東北楽天戦から3戦連続で無安打が続いていた。
チームが大量11得点して逆転勝ちした
14日の北海道日本ハム戦でも、5打数無安打2三振。
10日に.304と大台に乗せていた打率も.287まで落ちていた。
気にしていないそぶりを見せたが、
主砲としての責任感をひしと感じていたに違いない>
「この3試合、調子を落としていたわけではないんだ。
打てるときもあれば打てないときもある。
それが野球だからね。とてもいいホームランだった」

<この日の第1打席、いつもと違う黒いバットを手にした。
何かのきっかけにならないかと、谷繁にもらったバットだった。
結果は遊ゴロ。第2打席の本塁打は、
自分の白いバットに戻して放ったが、
自分なりに不調からの脱出策を模索していたのだろう>
「いいかと思ってね。もらったんだ。
せっかくもらったから使ってみたんだ」

<交流戦MVP候補のオーティズから刺激を受けてもいた。
幼なじみで、プロになった後も母国でいっしょに
トレーニングをしたこともある仲。試合前に言葉をかわし、
『いい打者だから間違いなくもっと打つよ』とお墨付きももらって>
「小さいときに首都・サントドミンゴで近所に住んでいたんだ。
今度、名古屋でごはんを食べにいこうと約束した」
カメラブログ中スポサンスポ毎日jpニッカン

●森野将彦
<9回1死、カウントは0-3だったが、
ストライクを取りにきた馬原のストレートをねらって強振。
左中間に落ちる二塁打で試合を動かす>
「真っすぐねらい? もちろんです。
前の打席(6回の右飛)が0-2からこすった感じだったので、
思い切りいきました。少し詰まったんですが、
思い切り振れた分だけ押し込めたんだと思います」

<カウント0-3から、待つのではなく振った。
ファウル、空振りも含めてスイング自体が今季初。
ベンチからの後押しもあったようだが、
迷いなきフルスイングをできたところに意義がある>
「今までなら振ってなかったかもしれませんね。
あそこは(四球よりも)長打ならなおいいという場面。打てて良かった。
上昇していく? いや、もう前からしていますよ」
中スポ


●朝倉健太
<6イニング2/3で91球、4安打3失点。
決して大崩れしたわけではないが、
リードを許したまま降板しただけに、
試合後は敗戦の責任を背負うかのようにうつむく>
「初回、2回と球にバラつきがあったのですが、
7回は2死からタイムリーを打たれたことに悔いが残ります。
3回から修正できたが、7回に勝ち越された球が甘かった」

<調子は決してよくなかった。
直球は140キロ足らずで、制球にはバラつきがあった。
初回にバッテリーエラーとオーティズの犠飛で
先制点を献上し、2回にも1失点と崩れかけたが、
ここから粘って、3回以降は4イニング連続で無安打無失点>
「立ち上がりはよくなくて、その後は修正はできたんですけど…」

<立ち直ったかに見えたが、せっかくの粘りも
肝心なところで失点してしまっては、価値が薄れてしまう。
味方が同点に追いついてくれた後の7回2死二塁。
村松への初球が真ん中に入って、勝ち越し中前打。
ベテランへの不用意な1球を悔やんで>
「シュートだったんですけど、それが甘くなってしまって…」

<先発投手の悪い流れが続いているが、
こう言って、帰りのバスに乗り込む>
「切り替える? そうですね」
朝倉ブログ「おはようございます。」、
カメラブログ中スポサンスポ毎日jp

●小山桂司
<7試合ぶりにスタメン起用されたが一つのミスを悔しがる。。
1回、先頭の本多が出塁した直後、
2番・川﨑の初球を後ろへそらし(記録は捕逸)、
先制点を与えるきっかけをつくってしまった。猛省して>
「あのボールは見えていなかった。結果的にあの1点が響いてしまった」
(中スポ)

●小林正人
<7回2死一、二塁で登板すると、
本多を二ゴロに抑えてピンチを脱出。
続く8回も川﨑を三振に切って取り、
開幕からの連続無失点を10試合に伸ばす。
2日のオリックス戦以来、2週間ぶりのマウンドも>
「久々だったけど何とか抑えられた」
(中スポ)

●浅尾拓也
<8回1死でリリーフ登板。先頭のオーティズにこそ
安打を許したが、小久保、長谷川は連続三振に仕留める。
2試合連続失点中だったが、好救援にも課題を見据えて>
「力が入りすぎている面もあるので、そこを考えていきたい」
(中スポ)

●河原純一
<6日の千葉ロッテ戦以来、10日ぶりのマウンドで躍動。
松田、田上を連続三振、村松を左邪飛に打ち取り三者凡退。
力投に応えるように、味方がいったんは同点に追いついたが>
「ホームランだけは打たれないようにしようと思った」
(中スポ)


●谷哲也
<控えの内野手として試合の大半を
ベンチで過ごす若竜には『習慣』がある。
同じショートのポジションの選手を中心に、
じっとプレーぶりを観察するのだ。
先輩の井端は言うに及ばず、
相手チームの選手の細かい動きにも目を光らせる。
無駄にベンチに座っているわけにはいかない。
2年目には、見ることも肥やしになる>
「学ばなければいけないことはたくさんあります」

<目標とする井端には、攻守両面で
見習うべきところがあると感じている。
グラブさばきやポジショニング、連係プレー。
吸収すべき名手の『エキス』はふんだんにある>
「守備では一歩目の早さ。的確な状況判断ですね」

<さらにこう続ける。自身はパンチ力のある打者だが、
井端の『いやらしさ』を身につけたいと考えている>
「井端さんは簡単に三振をしない。
追い込まれてもファウルでとことん粘りますからね。
あのあたりはすごい」

<札幌では金子誠(北海道日本ハム)の守りを目に焼き付けた。
どんなスポーツでも『イメージ』が成長への大切な要素>
「うまいですね。
特に送球の正確性。とても悪送球はしそうにない」

<今は我慢の日々。開幕を1軍で迎えたものの、
2度の2軍降格と昇格を繰り返して2カ月半たった。
1軍経験なしの1年目と比べれば大きな進歩には違いないが、
出場は代走と守備での3試合だけ。
打席でアピールする機会は一度も与えられていない>
「仕方のないことです。
自分のできることをしっかりやるしかありません」
中スポ

●和田一浩
<プロレス界のスーパースター・三沢光晴さんが試合中の事故で死去。
衝撃的なニュースだったが、チームにもドラ番と
同じ思いをしている選手がいるはずだと思ったら、案の定いた。
20年以上も前のことを懐かしそうに語って>
「子どものころに見に行きました。
岐阜で試合をしたことがあったんですよ。
テレビでも見ましたね。
三沢さんは2代目のタイガーマスクで、まさに全盛期でした」

<三沢さんのファイトにくぎづけになっていた『和田少年』。
それだけに突然の訃報には少し寂しそう。声を絞り出して>
「残念ですね」
(中スポ<ドラ番記者>


●落合監督
<土壇場で追い付く粘りを見せたが、
延長10回から登板した岩瀬が踏ん張れず、勝率5割に。
報道陣から『岩瀬で負ければ仕方がない?』と問われ、
笑みさえ浮かべて、帰りのバスに乗り込む>
「(その通り)だよ。そのまま(質問をコメントとして)使っておいて」
中スポ中日新聞共同通信社時事通信スポニチ名古屋


若竜トピックス(16日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
阪神-中日 10回戦
(16日・阪神鳴尾浜球場)
 D 000 000 110 0 = 2
 T 000 000 020 0 = 2
(延長10回規定により引き分け)
[D本] なし
[Dバッテリー] 山内、鈴木、金剛 - 小田、小川
公式サイト・戦評

△山内壮馬
<ウエスタン・阪神戦(鳴尾浜)に先発。
変化軌道が多彩なスライダーに的を絞らせず、
7回まで5安打無失点に抑える好投を演じたが、
8回1死から大和に遊撃内野安打を許し、直後に3番・坂に同点2ラン。
目前だった3勝目を惜しくも逃して>
「コースは悪くなかったが…。直球を狙い打ちされた感じです」

<8回限りで降板し、勝敗は付かなかったが、
自身の投球内容には及第点を付ける>
「2回からセットポジションに変えて
立ち上がりの悪さを修正できたのは収穫。試合はつくれたと思う」

<今季は短期間ながらも1軍を1度経験。
次回登板では、この日2安打されたような
立ち上がりの悪さを解消することがテーマとなる>
「(1軍では)慣れない中継ぎの意識を学ぶことができた。
直球が高くなったら、簡単に持って行かれることも」
中スポ

△福田永将
<打撃好調の7番打者が、
1軍復帰を目指す阪神の剛球右腕・久保田を打ち込む。
先頭で出た3回は左前打(二塁を狙ってタッチアウト)、
5回は2死からストレートの四球を選び、
7回は2死三塁から痛烈な先制タイムリーを中前へ放った。
捕手から転向して2年目の内野守備も危なげなくこなして>
「2本目の安打は直球を待って打ちました。
久保田さんから打てたことは自信になりますね。
最近好調なので、持続できたのもよかった」
中スポ


◆チェン・ウェイン
<左肩を痛めて2軍調整中。
この日ナゴヤ球場のブルペンで本格的な投球練習を再開。
1日に抹消されてから初めて捕手を座らせ、変化球を交え59球。
伸びのある直球を投げ込んで>
「ストレートの感じはいいけど、変化球はまだまだ。
シートに投げて、これから試合に投げられる準備をしていきたい」
中スポ

2009年6月16日 (火)

交流戦目前Vを阻止するぞ、竜恒例北陸シリーズ。

交流戦もいよいよ終盤へと突入。
ドラゴンズは、首位を走る福岡ソフトバンク
この時期恒例となった金沢、富山での2連戦を迎えます。
交流戦2連覇へM2としているホークスですが、
できれば目の前で歓喜の瞬間は見たくはないもの。
この日札幌から空路金沢入りした投手陣は、
初戦の地である石川県立野球場で調整練習。
ゲームに備え、マウンドの感触などを確かめたもよう。
そこからの話題を中心に、この日のドラゴンズを。

ドラゴンズトピックス(15日)

◇朝倉健太

<きょう16日の福岡ソフトバンク戦に先発が予想されるが、
この日、石川県立野球場での練習に参加し、
約2時間、キャッチボールやダッシュなどで最終調整。
交流戦2連覇へマジック2としている福岡ソフトバンク。
17戦11勝2敗と地方球場で抜群の戦績を収めているが、
相手の交流戦優勝阻止に立ちはだかる>
「僕の仕事はチームが勝つようにすることだけです。
一つ一つ丁寧に投げていきたい。
地方を熟知? いろんな地方で投げていますから、
熟知とかはないですけどね。ここがホーム球場じゃないですから」
朝倉ブログ「札幌より!」、中スポスポニチ名古屋ニッカン

◇小笠原孝
<あす17日の福岡ソフトバンク第2戦の先発が予想されるが、
慣れない地方球場への不安を打ち消す。
10日の東北楽天戦で今季初勝利を挙げた勢いで、好調な相手を倒したい>
「そういうことは森さん(バッテリーチーフコーチ)から
『気にするな』と言われています。自分としても気になりません」
(中スポ)


◇山井大介
<中継ぎ陣6人が石川県立野球場のマウンドに集結。
森コーチのノックで投内連係プレーの練習を行い、
マウンドの傾斜やグラウンドの硬さをチェック>
「固さは普通。土は柔らかめだと思う」

<その後浅尾とともにマウンドに残って、軽めの投球練習。
ともに登板した14日の北海道日本ハム戦で2失点しており、
フォームチェックなどが目的だったという。
森コーチから投球板の踏む位置を変えるようアドバイスされ>
「企業秘密なので言えませんが、いろいろ試そうということです」
(中スポ、ニッカン

◇浅尾拓也
<同じくマウンドの感触を確めた後、フォームチェック>
「投球内容がよくないので、チェックしました」
(中スポ)

◇森バッテリーチーフコーチ
<開幕投手を務め、交流戦からリリーフにまわった浅尾について、
リーグ再開後もセットアッパーに固定することを明言>
「浅尾はもう先発することはないだろう。
本人がやりたいというので先発をやらせてきたが、
適性がリリーフなのは明らかだ」

<また将来的には守護神に育て上げる『育成プラン』を掲げる。
チームには通算208セーブを誇る不動の守護神・岩瀬がいるが、
セットアッパーとして身近で投球術、体調管理などを学ばせる。
岩瀬もセットアッパーを経験してから
守護神へと成長したが、浅尾にもそのステップを踏襲させる考え>
「昨年から適性はリリーフだと思っていた。
今年は本人がやりたいと言うからやらせたが、
あいつの武器である速いボール、
空振りを取れる変化球が先発だと出せない。
将来的にはストッパーもできる選手だと思っている。
今は岩瀬がいるが、岩瀬がいるうちに
次の選手を育てておかなければならない」
ニッカン


◇高橋聡文
<高岡第一高出身にとって、石川、富山の2連戦は地元シリーズ。
この日は石川県立野球場で投内連係ノックを受けるなどして調整。
高校の同級生らを中心に富山のチケットを手配したというが>
「地元? そんなこと言っていられる立場じゃないんで、
出られるところで全力を出します」
(中スポ)

◇ネルソン・パヤノ
<北陸へ移動するために寄った新千歳空港ロビー。
ネルソンともにソフトクリームをなめていた。笑顔で親指を立てて>
「オイシイ!」

<3分ほど目を離して、もう一度彼らを見ると、
半分くらいに減っていたはずのソフトクリームが
2人とも完全復活。指をさしながら、お店まで教えてくれた>
「ツー(2本目)。アッチ」
(中スポ<ドラ番記者>

◇川井雄太
<前日の北海道日本ハム戦で今季5勝目をマークしたが、
チームから離れて札幌から帰名。
ナゴヤ球場でランニングなどで汗を流した。
前日は勝利投手になったものの、6イニング6失点と
不本意な内容。次回の好投を誓って>
「修正するところは分かっています。次の登板までに修正していきたい」
(中スポ)

◇小山桂司
<投手陣以外で唯一、石川県立野球場での練習に参加。
朝倉、小笠原の投球練習を手伝う。
自身のスタメンは6日の千葉ロッテ戦以来遠ざかっているが、
投手の調整具合を頭に入れておくのも大事な役割。
グラウンド整備の学生バイトに手伝ってもらい、ティー打撃も。
練習休みのメンバーは札幌から羽田経由の乗り継ぎ便で
小松空港に入っており、どこまでも前向き>
「直行便でこられたのでよかったです」
(中スポ)


◇トニ・ブランコ
<新千歳空港から羽田空港経由で小松空港まで移動。
福岡ソフトバンクを迎え撃つ北陸シリーズは
16日の石川県立、17日の富山市民と地方球場での2連戦。
今季、地方球場で開催した中日の公式戦は3戦だが、
主砲の打撃成績は12打数4安打の.333。
その内容はさらにすごい。
5月12日の東京ヤクルト戦(岐阜)で1発、
5月19日の埼玉西武戦(県営大宮)で2発、
計3発の本塁打を放って5打点をたたき出している。
豪快なスイングを約束して>
「どこであっても自分の仕事をするだけです。
(地方球場は)小さいところが多いからね。
でも(球場の)小ささを意識すると縮こまってしまう」

<そのパワーをもってすれば、
普通に振って、普通に当たれば、スタンドには入る。
だから環境は違っても平常心で打席に向かう>
「どこでも同じようにやります。
札幌ドームだってすばらしい球場だった。
今度もナゴヤドームでやっているつもりでやります」

<今月に入ってから石川県内では
空からオタマジャクシが降ってくる現象が多発。
七尾市では数百平方メートル以上に100匹近くが降ってきたといい、
6日にも白山市で降ってきたと見られる
オタマジャクシが30匹前後死んでいるのが見つかっている。
県内ではちょっとした『怪現象』として騒然としているが>
「変わった現象だけど、天気の問題だと思う。
ドミニカ共和国でも(雲ができるときに)
蒸気が吸い上げた魚などが降ることがあるからね。でも苦手なんだ…。
試合中に降ってきたら? すしにして食ってやるよ」

<6月に入り、最初の7試合で6アーチ。
交流戦10本塁打と大暴れしているが、ここ3試合は不発>
「でも、調子は悪くない」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋

◇森野将彦
<6月になってからの10試合で
無安打は1試合だけ。45打数15安打で打率.333。
一時は打率ランキング最下位にあったことがウソのよう。
好不調は打者に付きもの。思うように打てなかった2カ月の間、
技術的な試行錯誤を重ねていたのは確かだが、
それとは別に原因を推し量るとすれば『4番打者』の変化かもしれない。
4月にはこのように語っていた>
「今年は何とかいい形で回してあげたいと考えるようになりました」

<日本の投手に適応しきれずにいたブランコを
楽な気持ちで打たせたいと、前を打つ3番打者は配慮。
そのためには、自分が打って走者を還すしかない。
目に見えないプレッシャーがあった。
少なくとも昨季は違った。
後ろには実績のあるウッズがどんと控えていて、
走者を置いた状況でウッズに回すことを最優先にしていた。
3番打者にとっては、大きな変化といえるだろう>
「(昨季は)いつも出塁することを考えていた」

<そんな言葉が最近になって、少し変わり始めた。
『自然体』を強調するようになってきた。
とにかく無心でバットを振れるようになって、本調子を取り戻し、
復調した『3番・森野』が活発な打線を引っ張っている>
「ブランコ? あまり考えないようになりましたね。
何も考えずに打席に入っています」
(中スポ)


若竜トピックス(15日)

◆チェン・ウェイン

<左肩を痛めて2軍調整中。
この日は、ナゴヤ球場でキャッチボールなどで汗を流す。
きょう16日にも本格的な投球練習を再開する予定。
ブルペン投球再開から一夜明けたこの日、明るい表情を浮かべて>
「張りはありますけど、痛みは無いですね。よくなっています。
前進? そうですね。(1軍復帰は)コーチと決めることですが、
しっかり治して帰りたいですね」

<左肩の痛みを訴えて出場選手登録を抹消されたのが1日。
以来、キャッチボール再開が1週間後、
14日のブルペン投球再開まで約2週間を要したが、
重症だったわけではない。首脳陣は故障の完治に加え、
5月までにたまった疲労の回復を求めたよう>
「無理をするなと言われました」

<復帰時期についてはこう話しただけ>
「7月? そうですね」

<今後の方針についてもトップシークレットだが、
どうやら2軍戦を経て、1軍復帰となりそう。
まずはきょう16日に捕手を座らせてのブルペン投球。
そして来週の23日もしくは24日の
ウエスタン・福岡ソフトバンク戦(ナゴヤ球場)で実戦復帰して、
最も早ければ、30日からの阪神3連戦にも1軍復帰の可能性もある。
防御率1.53は現時点でリーグトップ。
28日の広島戦で規定投球回に足りなくなるが、
その数日後、再びトップとして浮上したいところ>
「最初は交流戦で復帰したいと思っていましたが、
もう1回ケガしたらダメですからね。万全の状態でいきたい」。
中スポ


◆中川裕貴
<今季から外野手に転向したが、
14日のウエスタン・オリックス戦で05年以来4年ぶりの本塁打。
鋭いライナーで左翼ネットを揺らすと、最終打席も右前打を放ち、
前日13日に続いて2試合連続のマルチ安打とアピールしている>
「(本塁打は)完ぺきでした。
(マルチ安打?)いいときでも悪いときでも
ファーストストライクから振っていく。今はそれが結果につながってます」

<5月30日の広島戦から10試合中9試合で先発起用されているが、
12日のオリックス戦からここ3試合は
普段守っている左翼ではなく、遊撃の守備位置を任されている。
谷、岩﨑恭平の1軍昇格に加え、故障者が出たことにより、
内野が手薄になった。何かあったときのためと思い、
内野用グラブをバックに入れてあったので、自分のグラブで出場。
守備機会は3試合で計12度で失策はなく、無難にこなした。
ここまで外野でも守備機会20度で無失策と安定した守備を見せる>
「守れるんだというのはアピールできたと思います」

<これまで1軍出場は06年の1試合だけだが、
肩の状態もよく万全の状態で今季はシーズンに臨んでいる。
3年ぶりの1軍昇格。そしてプロ初安打に向け、
自慢の打撃を武器にアピールを続けていく>
「まだ1軍で1打席(結果は遊ゴロ)ですからね。
相当打ち続けないと上がれないと思います。
最低1日1本。出なくても内容のある打撃をしていきたい」
(中スポ『若竜なび』より)

◆辻2軍監督
<突然の内野起用にも応えた中川について>
「もともと内野というのもあるけど、
突然ショートを守っても使えるんだというのを見せてくれた。
バッティングはいいものを持っている。
最近結果にも出てるしね。足も速いからそれを生かしてほしい」
(中スポ)


【ドラゴンズ・今週の日程】
16日(火)対福岡ソフトバンク (18:00・石川県立野球場)
17日(水)対福岡ソフトバンク (18:00・富山市民球場アルペンスタジアム)

20日(土)対オリックス (18:00・ナゴヤドーム)
21日(日)対オリックス (18:00・ナゴヤドーム)

<ファーム>
16日(火)対阪神 (12:30・阪神鳴尾浜球場)
17日(水)対阪神 (12:30・阪神鳴尾浜球場)
18日(木)対阪神 (12:30・阪神鳴尾浜球場)

20日(土)対広島 (12:00・広島東洋カープ由宇練習場)
21日(日)対広島 (12:00・広島東洋カープ由宇練習場)


交流戦も残すところ、2カード4試合(一部5試合)。
優勝争いは、昨年の覇者で現在15勝4敗1分け。
首位をひた走る福岡ソフトバンクと、
2位・埼玉西武、そして3位・広島との3強に絞られたもよう。
11勝8敗1分けで4位のドラゴンズは届かないようですが、
チーム的には早い段階で、交流戦勝ち越しを決めたいものですね。
そんななか今朝の中スポは
1面に本格投球を再開するチェンが来ていたぐらい、話題が少なし。
確かに札幌からの移動日となりましたが、
練習を行ったのは、直行便で金沢入りした投手陣と捕手の小山のみ。
野手陣を中心とした面々は、札幌-羽田-小松と経由して、
現地へと入ったこともあり、やや抑え気味の紙面になったようです。

交流戦で一気に調子を上げ、
優勝に向かってまっしぐらの福岡ソフトバンク
今朝の西スポなども『V2モード』で一色のようですが、
リーグ戦のように胴上げこそないでしょうが、
できれば優勝決定の瞬間には立ち会いたくないもの。
いずれ決まることは決まるでしょうが、
こちらの主催でもありますし、その瞬間を遅らせて、
目の前での歓喜だけは、阻止したいところですね。
ちなみに今回の福岡ソフトバンク2連戦
初戦が石川県立野球場、2戦目が富山市民球場
この時期恒例の北陸シリーズ
先発予想は、朝倉-ホールトン、小笠原-藤岡とのこと。

相手初戦先発のD.J.ホールトンですが、
交流戦は3勝負けなし、防御率1.61。
前回登板では来日初の完投勝利を挙げるなど、もっか絶好調
仙台で田中、札幌でダルビッシュと、
エースもしくはエース級の投手と相対しましたが、
またしても調子の良い投手が来てしまうようですね。
それでも前日の北海道日本ハム戦では、
4点ビハインドをひっくり返し、11点を奪った打線
「切磋琢磨」コンビの和田、井端を中心に、
上昇気配の森野、いい味出している英智、小池
さらに札幌でこそ音無しだったものの、
岐阜長良川、県営大宮と地方球場で強烈な一発を放っている
ブランコにも期待したいところですね。

海坊主じゃないよ。昨季の石川県立では
中村紀洋のサヨナラ弾がありましたが、
両翼91.5メートル
狭いこともありますし、
ぜひともレフトへ、ライトへぶち込んで、
福岡で6打数無安打と封じられた
タカ投手陣を驚かせてほしいところ。
←の中スポのフォトでは、
まるでオタマジャクシみたいですが、
スタンドに向けて、
空からボールを振らせてもらいたいと思います。


一方、初戦先発の朝倉は、
今季早くも4試合目の地方登板となりますが、
ぜひとも相性の良さをうまく生かし、
福岡ソフトバンク打線を手こずらせてほしいですね。
さすがに「地方球場の鬼」の話題はやや食傷気味ですが、
06年の登板で勝っていますし、そのイメージを生かしてくれれば。
多村、オーティズ、長谷川、田上、川﨑など
ヤフードームでの対決では同僚たちがかなり打ち込まれました
その勢いを止め、流れを変えるためにも初戦は大事
勝てばチームの交流戦勝ち越しが決定するゲーム。
札幌でジンギスカンも食べてきて、
スタミナもついているようですし、自分の仕事にしっかり徹し、
チームが勝てるよう、導いてほしいと願います。


その他の話題としては、チェンが7月上旬戦列復帰が濃厚。
交流戦内での復帰は叶いませんでしたが、
しっかり状態を上げて、リーグ戦でその分投げ抜いてほしい。
またニッカンによると、浅尾がリーグ戦再開後も
セットアッパーで固定されるようですね。
森コーチ「浅尾はもう先発することはないだろう」
話しているようですし、現状を見渡すとその方がよさそう。
開幕投手こそ務めましたが、自分的にもやはりセットアッパー
ぜひとも岩瀬の元で将来の『守護神』になるべく、
修行を重ね、成長していってくれるといいなと思います。

2009年6月15日 (月)

序盤4点差逆転も終盤ヒヤヒヤ、竜辛くも逃げ切り!

山本昌が序盤に捕まり、2回持たずKO。
その一方で打線はダルビッシュの前に沈黙と、
札幌ドームでの初戦を落としてしまったドラゴンズ
迎えた北海道日本ハムとの最終戦、
いきなり4点を奪われたものの、打線が奮起しての猛反撃
2回に井端の適時打などで1点差に迫ると、
さらに3回には英智の2点適時打で逆転を果たし、
その後も井端、荒木、森野の連続適時打で7点のビッグイニング。
しかし終盤、粘る北海道日本ハムに中継ぎ陣が
1点差まで迫られたものの、最後は岩瀬が締めて逃げ切り勝利
11-10で辛くも、前夜の雪辱を果たしました。

◇日本生命セ・パ交流戦
北海道日本ハム-中日 最終戦
(14日・札幌ドーム | 中日3勝1敗)
33086人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日 11
日本ハム 10
[勝] 川井(8試合5勝)
[S] 岩瀬(23試合1勝1敗15S)
[D本] 和田16号
[Dバッテリー]
川井、山井、浅尾、岩瀬 - 谷繁

◇対北海道日本ハム最終戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数3安打4打点)
2 (二)荒木  (4打数2安打2打点)
3 (三)森野  (4打数2安打1打点)
4 (一)ブランコ (5打数無安打)
5 (左)和田  (5打数4安打1打点)
6 (DH)デラロサ (2打数1安打)
7 (右)小池  (4打数無安打)
8 (中)英智  (4打数1安打3打点)
9 (捕)谷繁  (2打数無安打)
P (投)川井

【イニング経過】

<1回ウラ・北海道日本ハム> P・川井
田中賢介中前打、森本三犠打、糸井中前打、
1死一、三塁から、高橋内直球中前抜ける適時打(D 0-1 F)
1死一、二塁から、スレッジ外高め直球流し打ち左前適時打(D 0-2 F)
左翼和田ファンブル・スレッジ二進(記録は安打と失策)
1死二、三塁から、小谷野内スライダー・
バット折りながら前進二塁の頭越え適時打(D 0-3 F)
二岡浅い右飛、
2死二、三塁から、大野内低め直球右前適時打(D 0-4 F)

<2回・中日> P・糸数
和田中前打、デラロサ四球、小池一犠打、
1死二、三塁から、
英智初球中スライダー・
左翼弾道低いライナー・スレッジこぼしエラー

(記録は犠飛と失策)(D 1-4 F)

谷繁捕犠打、
2死二、三塁から、
井端中高め直球センター返し・
打球二塁ベースに当たって方向変わる2点適時打(D 3-4 F)

2死一塁から、荒木外高めスライダー空三振

<2回ウラ・北海道日本ハム> P・川井
田中賢介中前打、森本バスターも遊ゴロ6-4-3併殺、
糸井外低めスライダー空三振

<3回・中日> P・糸数
森野左前打、ブランコ遊ゴロ二封、
和田二塁オーバー中前打、デラロサ詰まり中前打、
1死満塁から、小池外スライダー三塁正面ライナー、
2死満塁から、
英智外スライダー中前2点適時打(D 5-4 F)
谷繁四球、
2死満塁から、
井端外スライダー左前落とす2点適時打(D 7-4 F)
2死一、三塁から、荒木中直球三塁線突破2点適時二塁打(D 9-4 F)
P・江尻
2死二塁から、森野中高め直球左中間突破適時二塁打(D 10-4 F)
2死二塁から、ブランコ外スライダー空三振

<4回・中日> P・江尻
和田中スライダー高々左翼席中段飛び込む本塁打(D 11-4 F)
デラロサ四球、小池投犠打失敗二封、
英智初球右飛、谷繁初球右飛


<5回・中日> P・江尻
井端左中間突破二塁打、荒木四球、
無死一、二塁から、森野外直球遊ゴロ6-4-3併殺、
2死三塁から、ブランコ中高め直球バット折れ遊ゴロ


<6回ウラ・北海道日本ハム> P・川井
小谷野初球遊ゴロ、二岡外カーブ空三振、
大野投手足下抜く中前打、
2死一塁から、金子誠ど真ん中126キロ左越え2ラン(D 11-6 F)
田中賢介中飛フェンス際英智ジャンピングキャッチ

<7回ウラ・北海道日本ハム> P・山井
代打ボッツ三邪飛、
糸井左翼線落ちる二塁打、中田外スライダー外れ四球、
村田高く弾む遊ゴロ投げられず内野安打、
1死満塁から、小谷野外スライダーボール球空三振、
2死満塁から、代打坪井中フォーク投ゴロ・
山井弾き打球ガラ空き一、二塁間2点適時打(D 11-8 F)
2死一、二塁から、大野外スライダー三ゴロ

<8回ウラ・北海道日本ハム> P・浅尾
金子誠右飛、田中賢介外フォーク投ゴロ、
飯山三塁強襲安打、
2死一塁から、糸井中高めカットボール・
センター右飛び込む2ラン(D 11-10 F)
中田外フォーク一塁線突破二塁打、村田外フォーク遊ゴロ

<9回・中日> P・菊地和正
和田投返し中前打、代打藤井バント小捕邪飛失敗、
小池粘り10球目空三振・和田二盗、
2死二塁から、英智内直球バット折れ遊ゴロ


<9回ウラ・北海道日本ハム> P・岩瀬
小谷野内スライダー打ち上げ遊飛、
代打稲葉外スライダー振らされ三振、
大野外高めスライダー空三振、試合終了。

【ゲームレビュー】
川井が無傷の5勝目

0-4の2回、井端の2点適時打などで3点を返し、
3回は7長短打で7点を奪い試合をひっくり返した。
川井が6イニング6失点ながら無傷の5勝目
最後は岩瀬が締めた。
北海道日本ハム糸数が大誤算。終盤の反撃も一歩及ばなかった。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


札幌ドームでの「おやじシリーズ」第2戦。
14時開始のデーゲームとなりましたが、
立ち上がり、先発・川井がナチュラルカットを
叩かれまくり、連打を浴びて一挙4失点
北海道日本ハム打線が、前夜の勢いそのままに攻めてきたことで、
またきょうもやられるのか?と、いやな感じがしましたが、
相手先発がダルビッシュではなく、若い糸数敬作
といっても年齢は糸数の方が上ではありますが、
プロ未勝利の投手だけに、少々「守り」に入ってしまったかも。
そんな面をうまく付き、直後の2回に、
英智の犠飛がスレッジのエラーを誘い、1点を返すと、
谷繁が2死になるにも関わらず送って、二、三塁。
ここで井端が二塁ベース直撃のラッキー2点打。
4点先制され、流れが相手にいっていると思いきや、
実はこちらの方に徐々にながら来ていたんですね。

3点を返した直後の2回ウラ、
川井が先頭の田中賢介を出したものの、
森本を6-4-3の併殺に取り、ピンチの芽を素早く摘むと、
3回には、森野、和田、デラロサの安打で1死満塁から、
英智、井端、荒木、そして森野と4本のタイムリー。
勝負を諦めず一気呵成に攻め込み、なんと7得点
正直、英智のタイムリーの後、谷繁に四球を与えた後、
さらに井端のタイムリーの後と、
いくらでも糸数を下げるきっかけこそあれど、
北海道日本ハムベンチは動かずじまい。
この継投の遅れが、追加点をアシストしてくれましたね。
なんでそんなに引っ張るのかなと首をかしげましたが、
どうやら建山が故障し、代え時を逸したよう。
まあそんな相手の事情はさておき、
4点差をひっくり返してのビッグイニング、実に見事だったと思います。

やっぱり和田だろう。さらに勝敗において、
地味に効果を発揮したのが、
4回の和田ソロホームラン
北海道日本ハム2番手・
江尻のカーブをしっかり叩いて、
レフト中段に持って行った
当たりでしたが、
この1点がなかったら、
8回に10-10になっていたかも。
初回にエラーを犯し、雪辱の気持ちを込めた一打でしたが、
振り返ったうえでは、実に価値ある一撃に。
この日は4安打を放つなど、上昇気配の背番号5
今後も井端とともに高いレベルで「切磋琢磨」してほしいです。


それにしても中盤を終えて、11-4
川井も3回以降はすっかり落ち着きを取り戻し、
このまま逃げ切れると思っていましたが、
そこからジリジリと迫られ、まさか1点差になるとは、
北海道日本ハム打線も実にしぶといなと。
7回から復帰登板を果たした山井が攻め込まれ、11-8。
村田の高いバウンドの内野安打、坪井の投ゴロ2点打など、
アンラッキーな面もありながらも、やや今イチの感が。
課題だった制球面も、中田に四球を与えたのがいけませんし、
リーグ戦再開後の先発候補ではありますが、
まだまだ本調子に戻るには、時間がかかりそうです。

また3点差となり、浅尾を注ぎ込みましたが、
当たっている糸井まさかの2ランを被弾。
相手がうまく打った面もありますが、正直流れ的にヤバイなと。
何とか踏ん張って逃げ切ってほしいと願いながら
迎えた最終回、守護神・岩瀬「顔」で三者凡退。
試合後、落合監督がめずらしくベタぼめでしたが、
これでひっくり返されたら、ダメージは大きかったですし、
ほんとよく踏ん張ってくれました
投手陣の不安定さにやや課題を残したものの、
やはり最後には岩瀬がいる。改めてそれを感じたゲームでした。


4点先制されたときには、
思わずこの日ファイナルの「YOSAKOIソーラン祭り」
観に行った方がいいんじゃないかとも思いましたが、
ロクな思い出しかない、札幌ドーム北海道日本ハム戦
久々に勝つことができてほんとよかったですね。
終盤冷や汗こそかかされはしたものの、
まあ相手はパ・リーグの首位チームですし、
敵地の大歓声のなかでしたし、仕方ない部分も。
それでも結果的には、3勝1敗と勝ち越せましたし、
良い感じで北の大地を離れることができるのでは。

そして交流戦も残り2カード
火曜日からは、金沢・富山と恒例の北陸遠征に入ります。
セ・リーグルールとなりますし、
ぜひとも優位に進めてほしいと願いたいところですが、
相手がよりによって交流戦Vに王手をかける福岡ソフトバンク
ヤフードームでの対戦では連敗しましたし、
4つも負けることだけはぜひとも避けてもらいたい。
まあ勢いに乗るチームだけに、苦戦を強いられる可能性もありますが、
たとえ劣勢の展開になったとしても、
この日序盤のような粘りで跳ね返して、ぜひともリベンジしてほしい。
そして逆に勢い付けて、リーグ戦へとつなげてほしいなと。
残り少なくなった交流戦ですが、
ドラゴンズの戦いぶりを引き続き見守っていきたいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(14日)

◎井端弘和

<2本の適時打を含む3安打で、今季自己最多の4打点>
「(最後までわからない厳しい試合でしたが)
ええ、すんなり終われたら良かったんですけれど、
まあ、追加点が取れなかったのでね。
こういう展開になったんじゃないかと思いますけど。
(こういう厳しい試合を取って貯金を1つ増やした。
この後のチームにとって大きいのでは)
そうですね。初回に4点取られてね。
あのう、追いついて追い越したのはね。
あのう、力がついたんじゃないかと思いますけど。
(2回、2死にしても谷繁が送って回してくれた打席)
僕の先輩ですからね。あのう、何とか還そうと
はい、今日一番集中してましたけど。
(あの辺り、打線のつながりは2、3回に効いた)
そうですね。こういう試合がね、
最近よく、ちょくちょく出てきているので、
あのう、こういう試合をね、あのう、
どんどん続けていけたらいいと思いますけど。
(最近打撃好調、打率も.320近くまで上がって来た)
そうですね。あの、和田さんと、はい、
切磋琢磨しようと言われたので、
和田さんに負けないように頑張りたいと思います。
(交流戦、この後への意気込みを)
そうですね。まだ4試合ありますし、
全勝するつもりで、頑張りたいと思います」


<2回、0-4から1点を返してなお1死一、二塁。
ここでベテランの谷繁が送りバントでつないだ。
3点差で1死だけに、よほどベンチが信頼していないと取れない作戦。
それにきっちり中前2点適時打で応えるのがこの男だ。
開始直後の失点で意気消沈したナインのハートに火をつけた>
「1アウトから谷繁さんがバントしてくれた。
(ベンチに)信頼されているなと思った。
大先輩が送ってくれたわけですから。
何が何でもランナーをかえそうと思った」

<3回、英智の中前打で逆転してなお2死満塁。
その集中力は倍増していた。糸数の外角低めのスライダーに
両ひざを深々と折り曲げるように食らいつく。
執念が乗り移ったような打球が左翼線で弾み、2点を呼び込んだ>
「うまく粘ることができた」。

<2本の適時打はともに2死から。
リーグトップをひた走る得点圏打率は.413にはね上がった。
交流戦で無安打は1試合だけ。
この日4安打の和田とともに打線を引っ張る>
「チャンスで打っているのはいいこと。あとはもうちょっと打率を上げたい」
中スポスポーツ報知時事通信スポニチ名古屋ニッカン


○和田一浩
<4回先頭、江尻のカーブを左翼席中段に運ぶ16号ソロ。
ダメ押しの上にさらにダメを押したはずのアーチだったが
終わってみれば勝利に直結する貴重な1点となった。
楽勝ムードにも気を抜かないその姿勢が、勝ちを呼ぶ一発となって>
「僕らは点差がいくつであろうと、やることは同じなんで」

<自身のミスを帳消しにする一振りでもあった。
1回1死一、二塁、スレッジの左前打をファンブル。
それが原因で2点を余分に取られた。
2、3回と2打席連続で中前打した後の本塁打で、
失策を記録した穴埋めどころかおつりまで出した>
「(1回に)エラーしたので
その分、何とか取り返そうという気持ちで打席に立ちました」

<中日に移籍した昨年は16本塁打。
今年は半分も消化していない58試合で並んだ。
9回先頭の第5打席でも、中前打して
6日の千葉ロッテ戦以来となる4安打。
今季は2度目、自身通算では12度目になるが、
いつものように、目先の結果に浮足立った様子はない。
.319に伸ばした打率は日に日に増す打撃の安定感を雄弁に物語る>
「たまたまですよ。調子? ぼちぼちです」
中スポニッカン

○英智
<前日まで打率.143だったが、
4点差をはね返す逆転劇の立役者となった。
4点を追う2回1死二、三塁では左翼へ鋭いライナーを放ち、
スレッジがはじいて反撃ののろしとなる1点(記録は犠飛と失策)。
3回2死満塁では、逆転の2点中前適時打。
また6回には田中賢介の大飛球をフェンスにぶつかて掴み捕る。
期待通りの堅守と期待以上の巧打で
負ければ借金生活になるチームの危機を救って>
「監督にも試合前に『スイングの後、バットを振り上げるなよ』と
アドバイスをもらいました。そのアドバイスが生きました。
1打席目でいい感じで打てたので、とりあえず当てることだけを考えました」

<2球で追い込まれ、3球連続のカーブを、
センターから右方向へという見本のような打ち方。
犠飛の残像と空振りは避けようというイメージ。
それが逆転打の直前に描いた『デッサン』。
キャンプに水彩画の道具一式を持ち込むほどの絵心を持つ野球選手。
『なぜ絵を描くの?』と尋ねると、芸術家肌の返答は>
「楽しいんですが、トレーニングでもあるんです。
自分がイメージしたことを、どれだけ指先で表現できるか」
(中スポ、スポーツ報知毎日jp


○荒木雅博
<3回2死一、三塁、左翼線に追い打ちの2点適時二塁打>
「このところ打てなかった。いいところで一本打ちたかった」

<チームを引っ張り続けている、
頼れるリードオフマン・井端についてはこう言う>
「今は井端さんにまわせば得点になる可能性が高い」
中スポニッカン

○森野将彦
<3回、このイニング2度目の打席で、左中間へタイムリー二塁打。
1イニング2安打で10点目をスコアボードに刻み込み>
「みんな打っていたので楽に打席に立たせてもらった」
中スポ


○川井雄太
<初回に犠打をはさんでの5連打などで4失点。
6回には金子誠に左越え2ランを浴びるなど、
6イニングを11安打6失点と乱調だったが、
それでも打線の奮起と自らの復調で負けなしの5勝目
それも勝ったのはいずれも日曜日と、サンデー男ぶりを継続。
それでも試合後は、敗戦投手のような重苦しい表情で
ロッカールームから出てきて、反省しきり>
「立ち上がり、リズムに乗れず、
野手の皆さんに迷惑をかけてしまいました。
(全体的に)ボールが高かったからだと思います。
最初で負けゲームだと思いました」
(中スポ、スポニチ名古屋ニッカン

○森バッテリーチーフコーチ
<粘投を見せた川井に対し、及第点を与えて>
「(2回以降、立ち直ったことについて)そこが大事だろ。
昨日の投手(山本昌)とは違う」
ニッカン

○浅尾拓也
<3点リードの8回に登板。
2死までは順調に奪ったが、飯山を三塁内野安打で出塁されると、
続く糸井に142キロのカットボールを捉えられ、中越えに2ラン。
リードが瞬く間に1点となってしまった。
まさかの2失点を猛省。巻き返しを誓って>
「勝ったからまだ良かったですけど、申し訳ないです。
(調子は)いい時に比べれば…。また上げていかないといけません」
(中スポ)


○岩瀬仁紀
<9回から登板し、今季15個目のセーブをマーク。
連日の大敗の予感が、途中から圧勝に変わり、
中盤までは出番がなさそうな展開だったが>
「ずっと、集中力だけは切らさないでいた」

<コールされた時、流れは間違いなく
相手の北海道日本ハムにあったが>
「とにかくひとりひとり、ということだけ」

<6番小谷野を遊飛に打ち取ると、
代打・稲葉、8番・大野を連続空振り三振に。
快刀の切れ味がさえわたった>
「集中していけました」

<今季14セーブ目を挙げた
7日の埼玉西武戦以来、中6日の登板となったが>
「交流戦は(日程が)ポツンポツンと空いているからね」
(中スポ、ニッカン


○岩﨑恭平
<10日に出場選手登録されたが、
『立浪流』の指導でプロ初安打を目指している。
新打法の指導を受けるようになったのは、
1軍の練習に合流した9日から。
Kスタ宮城での全体練習でフリー打撃をこなした後、
守備練習で遊撃の位置に向かおうとしたところ、
立浪兼任コーチに呼び止められ、身振り手振りを交えて、
打撃フォームの問題点を指摘されたという。
『バットが体の後ろに入りすぎてるぞ』
バットを引いたときのクセの修正を勧められた。
ファームで打率.378と結果を残し、昇格をつかんだが、
1軍で通用するには、さらなる進化が必要と映ったよう。
この日は試合前、バックネットのフェンス近くで、
約10分間直接指導を受けた。一刻も早くモノにして結果を残したいところ>
「まだまだできるようにはなっていないんですけどね。頑張ります」
(中スポ)

○立浪和義
<最後は接戦になったとはいえ、出番は最後までなし。
これでDH制となるパ・リーグ主催の4試合連続で出場がなかった。
16日からは中日主催の北陸シリーズ。次戦から本領を発揮したい>
「DH制だとなかなか(出番が)ないね。
状態? 出てないから分からないよ」
(中スポ)

◇平沼打撃投手
<選手らの荷物コンテナだけ少し遠回りで札幌入りしたというが、
その理由を1軍用具係が教えてくれた。
8日の埼玉西武戦後に荷物を積み込み、そのままトラックで仙台へ。
東北楽天2連戦の後、1度東京に戻ってから飛行機で札幌入りしたそう>
「仙台から札幌への直行便は小さくてコンテナが乗らないからね。
旅行会社に、間に合う経路を探してもらうんです」
(中スポ<ドラ番記者>


○落合監督
<序盤の猛攻から逃げ切り勝ち。
5回を終えて7点リードが、終わってみれば1点差勝利。
投打がいまひとつかみ合わない中で、最後は岩瀬が好救援。
9回を3人で抑えた守護神の名前を2度繰り返し、
穏やかな表情で帰りのバスに乗り込む>
「やっぱり岩瀬だろう。うちのチームは。
超一流だ。やっぱり岩瀬しかいないな」

<開幕から全試合出ていた藤井を下げ、
英智を中堅に据えて4試合目。
右翼・小池ともども、開幕前の『中堅戦争』には
実質的には参戦を許してもらえなかったが>
「点数は5番までで取ればいい。
(中堅を)競ったのは(野本と藤井の)2人だけだ。
でもあいつら(英智と小池)は、いつ出番がきても
こなせるだけの準備を、ずっとしてきたんだ」
中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


今日の公示。(14日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 山井大介投手
【出場選手登録抹消】
▼中日 山本昌投手
(再登録は24日以降。公式サイト共同通信社

○山井大介
<5月8日の巨人戦以来、37日ぶりに出場選手登録され、
5点リードの7回にマウンドに上がったが、
本来の力を発揮できず、長打を含む3安打と1四球で2失点。
不本意な投球に終わり>
「打たれたというより、(反省点は)やっぱり四球ですよね。
力が入りすぎてしまいました。悔しいです」
(中スポ、ニッカン

○森バッテリーチーフコーチ
<この日、今季2度目の出場選手登録を抹消された
山本昌について、降格理由を説明>
「どれがストレートで、どれが変化球かわからないくらい緩急がなかった。
連打を食らわないのが持ち味の投手が、それをやったらどうしようもない」
(ニッカン)


若竜トピックス(14日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-オリックス 14回戦
(14日・ナゴヤ球場)
 Bs 100 010 001 = 3
 D 300 200 00× = 5
[勝] 長峰(14試合2勝1敗1S)
[S] 金剛(14試合6S)
[D本] 中川1号 福田3号2ラン
[Dバッテリー] 長峰、金剛 - 小田、清水将海
公式サイト・戦評

○長峰昌司
<ウエスタン・オリックス戦(ナゴヤ球場)で今季初先発。
7イニング0/3を投げて、11安打を許しながらも
要所を締め、9奪三振2死球2失点で今季2勝目(1敗)を挙げる。
再三招いたピンチにも動じることなく、
低めとコーナーを丁寧について、最少失点で切り抜けるなど、
今季初先発で粘りと攻めの投球を披露し、復調をアピール>
「粘って投げられた。テンポも良かったと思うし、
ゲーム中も(投球)フォームを意識せずに、勝負ができました」

<8回に岡田の打球を左脇腹に受け、無念の降板。
打撲したが、大事には至らず>
「脇腹は大丈夫です。
打たれましたが、要所で良いピッチングが出来て良かったです。
コントロールもまずまずでした」

<今季は登板中に知らず知らずのうちに左
ひじが下がってしまい、試合中もフォームを気にするあまり、
打者との勝負に徹することができず、悪循環に陥っていたが、
2日前に急きょ決まった先発登板が、光をもたらした>
「山井さんが(1軍に)上がって、
2日前に先発が決まったけど、今日は投げていて気持ち良かった。
もう一度、先発に戻りたいと思いました」

<復調の手応えをつかんだ左腕が、吹っ切れた表情で次を見据えて>
「コースにも投げられてる。たまに抜けるボールもあったけど、
それは次投げさせてもらうときまでに修正したい。
バッターと勝負できるようになったことが収穫です」
ファームブログ中スポ

○福田永将
<4回無死一塁から、梶本達哉の内角低め直球を捉え、
左越えに貴重な追加点となる本塁打を放つ>
「チョット詰まりました。良く飛んでくれました。
少しグリップを上げる構えにしたのが…良くなったのだと思います。
この調子を忘れないようにしたいです」
ファームブログ

○中川裕貴
<1回、左越えに同点本塁打を放ち、満面の笑顔>
「(打ったのは)内角高目のシュート気味の球です。
初本塁打ですと言うか、3年ぶりの感触です。本当に気持ちよかったです」
ファームブログ

○堂上直倫
<左わき腹を痛めて、戦列を離れていたが、
5月20日の福岡ソフトバンク戦以来、約1カ月ぶりに実戦復帰。
7回表の守備から三塁で途中出場すると、
2度の守備機会を無難にこなして、笑顔で話して>
「送球の時も痛みは無かったし、もう大丈夫です」
中スポ


◆チェン・ウェイン
<左肩を痛めて2軍で調整中だが、
1日に出場選手登録を抹消されて以来初めてブルペン入り。
捕手を立たせたまま直球ばかり30球。順調な回復ぶりに笑顔>
「(投球フォームの)バランスを考えて投げた。
肩の痛みは無かったです。8割から9割の力で投げられた」
中スポ

2009年6月14日 (日)

昌粘り負け6失点2回持たず、打線はダルに沈黙。

交流戦も残るところ、あとわずか。
10勝7敗1分けドラゴンズは、
札幌ドームで北海道日本ハムとの2連戦。
その初戦、今季3度目の先発となった山本昌の調子が今一つ。
初回、粘られた末に糸井の二塁打で先制を許すと、
2回には1死から四球をはさんで4連打を浴び6失点KO
一方、打線は相手先発・ダルビッシュの前に沈黙し、
8イニングを無失点で投げきられてしまうと、
最終回に代わった2番手から1点を奪うのがやっと。
ナゴヤでの連敗の雪辱を北の大地できっちりされてしまいました。

◇日本生命セ・パ交流戦
北海道日本ハム-中日 3回戦
(13日・札幌ドーム | 中日2勝1敗)
35699人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
日本ハム ×
[敗] 山本昌(3試合2敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
山本昌、ネルソン - 谷繁、小山

◇対北海道日本ハム3回戦・スタメン
1 (遊)井端  (3打数2安打)
2 (二)荒木  (4打数無安打)
3 (三)森野  (4打数1安打)
4 (一)ブランコ (4打数無安打)
5 (左)和田  (3打数1安打)
6 (右)小池  (4打数1安打)
7 (中)英智  (4打数無安打1打点)
8 (捕)谷繁  (3打数1安打)
9 (DH)岩﨑恭平 (2打数無安打)
P (投)山本昌

【イニング経過】

<1回・中日> P・ダルビッシュ
井端外直球右前打、荒木バント投前二封=失敗
森野初球左飛、ブランコ外スライダー二ゴロ


<1回ウラ・北海道日本ハム> P・山本昌
田中賢介遊飛、森本粘られ四球、
1死一塁から、糸井粘られ9球目・
中直球早い球足左中間突破適時二塁打(D 0-1 F)
高橋粘られ四球、
1死一、二塁から、スレッジ外直球空三振、小谷野中カーブ右飛

<2回・中日> P・ダルビッシュ
和田中カット痛烈ショートオーバー左前打、
小池外カット空三振・スタート和田二盗、
英智初球遊ゴロ進塁打、
2死三塁から、谷繁中スライダー空三振


<2回ウラ・北海道日本ハム> P・山本昌
金子誠中飛、村田和哉一、二塁間抜くヒット、
鶴岡4球目・村田二盗、
1死二塁から、鶴岡内スライダー引っ張り・
レフトオーバー適時二塁打(D 0-2 F)
1死二塁から、田中賢介外スライダー右前適時打(D 0-3 F)
森本4球目・田中賢介二盗、森本外スクリュー外れ四球、
1死一、二塁から、糸井外高めカーブ逆らわず
左中間突破適時二塁打(D 0-4 F)山本昌KO。
P・ネルソン
1死二、三塁から、高橋外スライダー左前落とす2点適時打(D 0-6 F)
1死一塁から、スレッジ外高め直球左中間突破二塁打(D 0-7 F)
1死二塁から、小谷野外スライダー空三振、金子誠中高めフォーク見三振

<3回・中日> P・ダルビッシュ
岩﨑恭平内145キロ空三振、井端四球、
荒木外カット空三振・井端二盗、
2死二塁から、森野中フォーク空三振


<3回ウラ・北海道日本ハム> P・ネルソン
村田ファウル5球粘って四球、鶴岡初球・村田二盗、
無死二塁から、鶴岡中高め直球中前打・
英智バックホームもブランコカット(D 0-8 F)

<4回・中日> P・ダルビッシュ
ブランコ内高め直球バット折れ遊ゴロ、
和田内シュート遊ゴロ、小池外スライダーボテ投ゴロ


<4回ウラ・北海道日本ハム> P・ネルソン
スレッジ中フォーク空三振、
無死から、小谷野内抜けたフォーク左越え本塁打(D 0-9 F)

<5回・中日> P・ダルビッシュ
英智内スライダー見三振、谷繁外一杯直球見三振、
岩﨑恭平内低め見て四球、
井端初球・岩﨑恭平スタートも
途中で引き返して2-4-3一塁アウト=盗塁死


<6回・中日> P・ダルビッシュ
井端カーブ遊ゴロ、荒木初球遊ゴロ、
森野外フォーク中前打、ブランコ外カット遊ゴロ


<8回・中日> P・ダルビッシュ
谷繁内スライダー左前運ぶヒット・代走谷
岩﨑恭平初球内直球詰まり三邪飛、
井端中シュート右前持って行くヒット、
1死一、二塁から、荒木粘るも外低めカット空三振、
2死一、二塁から、森野外高め直球バット出ず見三振


<9回・中日> P・宮本
ブランコ外直球中飛、平田中カーブ右前打、
小池内スライダー三塁線突破二塁打、
1死二、三塁から、
英智中カーブ遊ゴロ三封の間(D 1-9 F)
2死一塁から、小山初球左飛、試合終了。


【ゲームレビュー】
山本昌が崩れ大敗 連敗で勝率5割に戻った
持ち味の制球が悪かった。
1回、四球をきっかけに糸井に先制の二塁打。
2回は3連打で2点を失い、四球を挟んで
再び糸井に適時二塁打を許し、降板した。
ダルビッシュに封じられた打線
9回、代わった宮本から1点を返しただけ。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


22歳・5年目、日本代表のエース・ダルビッシュと、
43歳・26年目、今季初勝利を目指す山本昌との先発対決
登板前はかなり気合も入っていた昌さんでしたが、
なんと2回持たず、6失点でノックアウト。
今回の札幌ドーム2連戦は「おやじシリーズ」として、
ボールボーイやカメラマン、ダンスなど、
黄色いTシャツを着たおやじたち
様々な場所で、活躍する企画が組まれているようですが、
『ナゴヤのおやじ』のあまりの惨状呆然としましたね。

奢れる者は久しからず。ひと言でいうと、『粘り負け』。
立ち上がりから制球が不安定
いうところもありましたが、
勝負どころで投げた
際どいボールを
ことごとくファウルにされたのが
痛かったですね。
仕留めきれずに四球を与えて、
よりピンチを広げてしまう。
もともと粘り強い昌さんではありますが、
しぶといハム打線の前に、リズムを掴めないどころか、
時にはややいらだつ表情も。
それが顕著となってしまったのが、2回。
1死から稲葉の代役として出場の村田に右前打を許すと、
続く鶴岡の4球目に走られ、二塁へ。
何とか流れを断ち切ろうとスクリューを放るもファウルされ、
続くスライダーをレフトに運ばれ、失点
さらに田中賢介にも甘く入ったところを叩かれ、
連続適時打を許すと、森本の4球目に田中賢介に二盗。
そして森本にも四球を与えてしまい、塁を埋められると、
初回に適時打を許していた糸井
甘いカーブを叩かれ、左中間突破の二塁打でトドメ
普段のベンチならそれでも続投させるところですが、
さすがにそこまでもいかずに、タオルを投げられ終了

北海道日本ハム、札幌ドームとの
相性の悪さもあったのかもしれませんが、
とにかくらしさが見られなかった背番号34
相手がダルビッシュなだけに、点を奪われてはいけない。
そういう意識が強かったのは、確かですが、
あそこまで制球が乱れ、さらに力がないとさすがに…。
「申し訳ありません…」という登板後のコメントなど
ショックも隠せないようですが、
これで日程も空きますし、ひとまずは登録を抹消されるでしょう。
ただ再びリーグ戦が再開されたときに、
先発ローテの5、6人に名前を連ねることができるのか。
今回のような投球をしている限りでは、ちょっと厳しいかも。
通算205勝目の道は、より険しくなりそうですが、
しっかり反省し、修正し、次のチャンスに向け、
ひたむきに準備を重ねてほしいと願います。


1イニングで7点を奪われた
ナゴヤドームでの第2戦の雪辱をきっちりされてしまったカタチ。
そんなに良くは感じなかったダルビッシュ
結局8回まで封じこまれたのは、かなり残念ではありますが、
もうダルビッシュは出てきませんし、
しっかり切り替えて、次戦に臨んでほしいもの。
また2番手のネルソンかなり頑張り
6イニング2/3、119球も投げてくれたおかげで、
リリーフ陣がゆっくり休むこともできたのもプラス材料にしたい。
「おやじシリーズ」第2戦は、14時開始のデーゲーム。
相変わらず札幌でのハム戦は、ロクなことがないですが、
最後ですし、北海道のドラゴンズファン
もしくは各地から遠征しているドラゴンズファン
できれば良いところを見せてもらいたい。
中スポの先発予想は、朝倉-武田勝となっていますが、
川井山井もいますし、果たして誰が投げるのか。
相手打線はかなりしつこいようですが、
大ベテランの失敗を教訓にして、けっしてマネせぬよう、
自分らしい投球で、抑え込んでほしいと願います。


★プレーヤーズ・ボイス(13日)

●山本昌

<今季3度目の先発となったが、
ベテランの味を出す間もなく、1イニング1/3を5安打6失点KO。
初回1死一塁から糸井に左中間にはじき返されまず1失点。
2回は1死から安打に盗塁、四球を絡められて2点を失い、
糸井に2本目の適時二塁打を浴びた時点でタオルが投げ込まれた。
故障以外で2回を持たずに降板したのは
2005年9月9日の巨人戦以来、4年ぶり。
ダルビッシュとの『21歳差対決』は惨敗に終わり、
セ・リーグ新記録となる22年連続勝利はまたもお預け。
試合後は本調子ではなかったことを認めつつ、
口をつぐんだまま足早に帰りのバスへ乗り込んで>
「申し訳ありません…。
ボール自体は悪くない? そうでもない…。うーん…」
中スポ中日新聞おおさか報知
共同通信社時事通信スポニチ名古屋ニッカン

『言葉も見つかりませんが、あきらめずに頑張ります。』
(「山本昌公式ホームページ」より引用)


●谷繁元信
<今季、初めて山本昌の球を受けたが>
「コントロール? 1年目や2年目じゃないですから。
本人じゃないから分からないが、
そういうことを言わなくても自分でコントロールできる投手です。
どうして、ああなったかは分からない。
実績も経験もある投手。立て直せる投手だと思っている。
きょうの山本昌さんについては何も言えない」
中スポ中日新聞ニッカン

●マキシモ・ネルソン
<炎上した先発・山本昌の後を任されて
2回途中からロングリリーフ。
8回まで6イニング2/3を投げきって、
7安打3失点とまずまずの投球。
球数100球を超えても、速球は150キロを記録するなど
スタミナ面でもアピール。ただ奮闘も打線の反撃を呼び込めず、
かぶりを振って帰りのバスに乗り込む>
「だめだよ。勝てなかったから」
(中スポ)


●井端弘和
<『ダルキラー』は今年も健在。
いきなり本領を発揮したのは開始直後。
初球は空振り、2球目がファウルとあっという間に追い込まれたが、
ファウル、ファウルで迎えた5球目、高めの145キロ直球を右前打。
3回1死から四球を選ぶとすかさず盗塁成功。
さらに8回1死一塁から右前打。
こちらもファウルで粘った末に、2安打目を奪った。
この日は3打数2安打1四球1盗塁。
残念ながら1回の出塁は得点につながらず、2打席目以降は大差の展開。
だが北の大地で存在感を見せたのは確かだった>
「追い込まれたら簡単に打てる投手じゃないからね。
当初の予定とは違うよ。でも、甘い球を打てたとは思う」

<少ない対戦とはいえ、胸が張れる成績だ。
対ダルビッシュは交流戦では11打数8安打の打率.727。
日本シリーズを含めても24打数11安打の打率458。
今年、ダルビッシュと公式戦で対戦できるのは
日本シリーズくらいだが、またしても嫌なイメージを植え付けた。
マー君も打って、ダルも打ったこの仕事ぶりが落合竜の救い>
「調子は悪い。ボールもあんまり見えていないんだけどね」
中スポ

●平田良介
<9回1死、この回から代わった宮本から右前打すると、
小池の二塁打で三塁へ進み、英智の遊ゴロで生還。
零封を阻止する反撃の口火を切り、前を向いて>
「1本打てたし、完封を防いだことで、明日につながると思います」
中スポ

●小池正晃
<9回1死一塁、2番手・宮本から左翼線二塁打を放つ>
「投手も代わっていましたが、集中して打てました。
明日につながる? そうなればいいですね」
(中スポ)

●和田一浩
<好投するダルビッシュからこの日唯一、三塁を陥れる。
2回先頭、左前打すると小池の空振り三振の間に今季3つ目の盗塁。
続く英智の遊ゴロで三塁に到達した。淡々と話して>
「盗塁? 当然の仕事です。
(ダルビッシュは)いいピッチャーですからね。
そんなに打てるものでもないですから」
(中スポ)


●岩﨑恭平
<『9番・DH』でプロ初の先発出場を果たす。
球界を代表する右腕・ダルビッシュ相手に起用されたのは、
落合監督の期待の表れといってもいいだろう。
最初の打席は既に0-7と大量リードされた後の3回先頭。
デビューしたてのはつらつさで、
初球の直球を振りにいきファウル。
2-1からの内角直球にも、当たりはしなかったが
思い切りのいいスイングをみせた。
5回2死の第2打席では四球も選んだが、中途半端だったのはその後。
続く井端への初球、二塁へスタートしたが、
途中で引き返し2-4-3と渡った送球でタッチアウト。
自慢の足を披露できるどころか、うなだれる結果を招いてしまった>
「何もできなかった。
(ダルビッシュの)ボールが見えなかったわけではなかったが…」

<最後の第3打席も三邪飛に倒れ、反省だけが残った。
うつむきがちに力なく話すと、帰りのバスに乗り込んで>
「よく分からないです」
中スポ共同通信社


●トニ・ブランコ
<リーグ本塁打王がダルビッシュとの初対決に完敗。
第1打席はスライダーを引っかけて二ゴロ、
第2打席は内角直球でバットを折られて遊ゴロ、
第3打席も遊ゴロと外野にすら打球を運べなかった。
前日から対戦を楽しみにしていたが、この日は完全に翻弄され>
「ダルビッシュは確かにいい投手だ」
(ニッカン)

●石嶺打撃コーチ
<序盤の拙攻に、悔しさを押し殺す。
相手先発のダルビッシュについて>
「出来がいいも何も、抑えられてしまったわけだから…。
(序盤の攻撃は)それを言っても仕方ない」
(中スポ、共同通信社


●小山桂司
<今季初めて、昨季までの本拠地である札幌ドームで出場。
8回の守備からマスクを被る。場内アナウンスで
名前を告げられると、約35000人のファンから拍手が。
8回の1イニングを三者凡退に抑えて>
「拍手? 気づきませんでしたね。明日につながればいいですね」
(中スポ)

●立浪和義
<大敗とあって代打の切り札に出番なし。
3試合連続で出場しなかった。言葉少なにバスに乗り込み>
「何も言うことがないね。出たときに頑張ります」
(中スポ)

◆吉見一起
<登板翌日になると、ウエートトレーニング室にこもるのが、
ルーティンワーク。下半身の強化や疲れを取る目的で、
長めのランニング程度で調整を済ます先発投手が多いなか、
走ることに加え、筋力も鍛えるという。
少し異質ともいえる調整法だが>
「広島のルイスがやっていたと聞いたことがあるんです。
それで僕もやるようにしているんです。
全力を100としたら、60から70くらいの
負荷をかける程度なんですけどね。
登板のすぐ後ですから、体がキツいのはキツいんですけど、
結果にもつながっていますからね。続けるようにしているんです」

<この日はベンチ入りを外れ、
札幌市内のチーム宿舎で静養に努めた。
次回の先発は17日の福岡ソフトバンク戦(富山)か、
20日のオリックス戦(ナゴヤドーム)が有力。
独自の調整方法が実ると信じて、登板に備えている>
「調子どうこうじゃなく、抑えなければいけないところは抑えないと。
次は勝てるように頑張ります」
(中スポ)


●落合監督
<4回まで9失点の大敗。貯金はゼロに。
これだけ言い残してバスに乗り込み>
「今日の収穫はネルソンだけ。あとは何もなし」
(中スポ、サンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(13日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-オリックス 13回戦
(13日・ナゴヤ球場)
 Bs 011 100 504 = 12
 D 110 003 000 = 5
[敗] 菊地(16試合1勝3敗2S)
[D本] なし
[Dバッテリー] 佐藤亮太、中里、菊地、岩田、高島 - 前田
公式サイト・戦評

●野本圭
<9日に出場選手登録を抹消されたが
ウエスタン・オリックス戦(ナゴヤ球場)に
『1番・中堅手』で先発フル出場。
1回、内角低めのチェンジアップを右翼線二塁打。
6回は2死二、三塁から外角低めのチェンジアップを
今度は左中間へ、一時は勝ち越しとなる2点適時二塁打を放つ。
2安打を放ち、前日(3打数1安打2四球)に続いて
降格後2試合連続で結果を残し、打撃復調をアピール。
チームは逆転負けを喫したが、徐々に手応えを感じている様子>
「(6回の適時二塁打は)打球も結構鋭かった。
自分が求めている低いライナーで打てたのがよかった。
辻監督から下半身の粘りを教えてもらっているおかげです」

<最短で19日に1軍昇格できるが、
再昇格へ向け、気合を入れ直して>
「そのつもりでやってますし、1日でも早くという気持ちでやってます。
やることはたくさんありますけど、明確に分かってるんで。頑張ります」
中スポニッカン

●辻2軍監督
<野本の早期の1軍復帰を期待して>
「疲れて下半身に粘りがなかったけど、
きょうはタイミングが取れて粘り強かった。
何かきっかけをつかんで状態を上げてほしい」
中スポ


●前田章宏
<昨年7月29日の福岡ソフトバンク戦以来、
約11カ月ぶりとなる3安打の固め打ち。
2回は9球目に中前適時打、4回は11球目に中前打と粘り強さを見せ、
6回は一時は同点となる遊撃への適時打と内容のある打撃を披露>
「ファウルで粘って、
打てないところには手が出ないのでよく見えてます。
でも自分は守備ですから。逆転を許さないようにリードしたい」
(中スポ)

2009年6月13日 (土)

難敵エースを叩け、北上竜きょうから札幌2連戦。

交流戦も残すところ3カード
1勝1敗で東北楽天戦を終え、さらに北上
札幌で北海道日本ハムと戦うドラゴンズ
この日ナインは、仙台から空路でへ移動後、
2連戦に備えて、札幌ドームで全体練習を行ったもよう。
Kスタ宮城では、田中に封じ込められた打線でしたが、
初戦に待ち構えるのが、さらに難敵ともいえるダルビッシュ
攻略へ意気込む森野、井端、ブランコらを中心に、
試合開始直前となりましたが、竜の話題をまとめました。

ドラゴンズトピックス(12日)

◇森野将彦

<北海道日本ハム2連戦に備えて、札幌ドームで調整。
きょう13日は53年ぶり日本一を決めた
07年11月1日の日本シリーズ第5戦以来のダルビッシュとの対戦。
11日の東北楽天・田中に続いて、またも厳しい一戦だが、
対戦成績10打数5安打と、攻略に自信ありの口ぶり。
3番打者が回想したのは、06年の日本シリーズ第5戦(札幌ド)、
第1打席での、どちらかといえば詰まらされた打球>
「グシャッといって、レフト線にポトリ」

<『詰まればいいんです』というのがダルビッシュ攻略法。
ただきたボールを打つ、という考えでは
打ち崩せない相手だからこそ、あえて打者としての禁を破る>
「ボールが速いから、詰まらないようにと思うと、
ボールが動いて空振りしてしまう。
バッターというのは詰まるのを嫌がるものなんですが」

<また練習でスローイング矯正のため、捕手の送球スタイルを導入。
しゃがんでキャッチしてから素早く送球姿勢を始める念の入れよう。
そこに田村捕手コーチと、元捕手の和田まで加わり>
「みんなで話し合ってやろうということになった。いろいろ試しています」
中スポ

◇田村捕手コーチ
<今季は不安定な送球の森野の調整に一役買って>
「練習方法は1つじゃないので」
(中スポ)

◇井端弘和
<ダルビッシュとの通算対戦成績は、
交流戦2試合の8打数6安打を含めて、
21打数9安打の打率.429という数字が残っているが、苦笑い。
東北楽天・田中からも今季は5打数3安打と結果を出しており、
豪腕キラーであることは間違いない>
「そんなに打ってるイメージないなあ。
見逃し三振とか、やられ方が手も足も出ないってときがあるので
(イメージがない)かなあ」

<その秘けつについて>
「集中力が高まるっていうのはありますね」

<難敵になればなるほど神経が研ぎ澄まされる。
とらえるのが難しいボールはファウルで粘れる。
トップバッターだからこそ、この数字を残しているといえそう>
「速いボールに合わせておいて
甘い変化球も逃さないようにしなきゃならないのは大変なんですけど」

<この日、シートノックには参加したが
フリー打撃は行わず、代わりにここ2試合連続スタメンで
連続複数安打の小池にティーを投げるなどして過ごす。
単に同じテンポで投げるだけではなく、
時に山なりのボールを放り、ダルビッシュの投球を想定>
「カーブ。最近多いよ」
中スポ


◇トニ・ブランコ
<きょう13日に初対戦することが濃厚な
ダルビッシュ撃ちを宣言。ニュースでしか見たことはないが、
球界屈指の好投手であることは知っている>
「彼(ダルビッシュ)が真っすぐも速くて、
いい変化球も投げるグッドピッチャーだというのは知っている。
すべてのボールは素晴らしい投手。
でも、ホームランが打てればいいね。
神様のご加護があれば打てるんじゃないかな。
神様に力をもらってホームランを打てるように頑張りたいね」

<日本球界を代表するエースも
新加入のブランコにとっては未知の相手だが、
余計な先入観がないのはむしろプラス。
ダルビッシュは4月17日の埼玉西武戦の3回に
ボカチカに打たれて以来、実に62イニング被弾なし。
自己記録を更新中だが、
それを止めるのはこの男をおいてほかにはいない>
「オーッ、それはすごいね。
でも、神様の許しを受けてジャストミートさえできれば、
ホームランは打てると思うよ」

<交流戦で10発は12球団トップ。
24安打中10本と、安打の4割以上がホームランという
脅威のパワーは、ダルビッシュの剛速球をも打ち砕く破壊力がある。
3月14日のオープン戦では、初体験の札幌ドームで
吉川から右越えソロ。球場の相性もいい>
「気持ちで負けてはダメ。
打てると、前向きに考えて試合に臨みたい。
この球場は広いけど、ガルビッシュに負けないように頑張りたい。
あっ、ダルビッシュか」
(中スポ、スポーツ報知スポニチ名古屋

◇和田一浩
<ダルビッシュに対して、通算28打数8安打の打率.286、
1本塁打をマークしており、攻略に燃えている>
「まっすぐも変化球もいいですし、
制球も良いですからね。集中して打っていきます」

<交流戦での打率はリーグ4位の.307。
前カードの東北楽天戦では2試合とも打点をマーク。
この日は谷繁のミットを借りて、捕手の守備位置でシートノックに参加。
周囲を盛り上げる場面も。こう言って笑いムードもよさそう>
「捕手をやったのは、そんなに意味はないですよ」
(中スポ)

◇荒木雅博
<通算250盗塁まであと2と迫っているが
北海道日本ハム戦で、足でかく乱することを宣言>
「この場所(札幌ドーム)もそうだし、相手もいいイメージはありますよ。
250盗塁? それは意識していないですけど、
どんどん動いて、相手を警戒させていきたいですね」

<日ハムが相手で札幌ドームといえば、いい思い出が浮かんでくる。
今年も5月25日のナゴヤドームで1盗塁を記録しているが、
昨年の交流戦でも札幌ドームの2試合で2盗塁。
さらに強烈なインパクトを残したのが07年の日本シリーズ。
4度試みて4度成功。日本一に輝いたのはその足が大きかった。
逆に言えば相手にとって、出塁すれば脅威となる。
250盗塁を記録すれば球団では
高木守道氏(369)、中利夫氏(347)に続く球団史上3人目>
「とにかく頑張ります」
中スポ


◇笘篠外野守備走塁コーチ
<藤井と平田に約1時間もの間、アメリカンノックを敢行。
両翼ファウルラインの間を走って、
フライの打球を追う厳しいノックだが、
一番最後に予定されていたフリー打撃の順番ギリギリまで続けて>
「バテバテになったでしょう。20往復はしたかな」
(中スポ)

◇藤井淳志
<平田とともにアメリカンノックで汗を流す。
終わってすぐケージに入ったが、さすがに息を切らして>
「(こんな長時間のアメリカンノックは)初めてです」
(中スポ)

◇岩﨑恭平
<遊撃の位置でノックを受けていたが、
三塁ベンチで見つめていた落合監督に呼ばれる。
手加減して投げていたルーキーに、
指揮官は最後まで投げきるように、言葉とジェスチャーで指示。
その後もフリー打撃の順番がくるまで、
時間いっぱいノックを受け、大粒の汗を流して>
「ご覧の通りです」
中スポ

◇立浪和義
<札幌ドームでの練習に参加し、フリー打撃では快音を響かせる。
きょう13日の初戦は山本昌とダルビッシュの投げ合いが
予想されるだけに、大事な局面での出番はありそう>
「足(痛めている左太もも裏)も、打撃もだいぶよくなっているよ。
出場したら、期待に応えたいね」
(中スポ)


◇山本昌
<きょう13日の北海道日本ハム初戦先発が予想されるが
札幌ドームで行われたこの日の練習では、
キャッチボール、ランニングなど約2時間の練習で調整。
初対決となるダルビッシュの印象について、力強く話して>
「ダルビッシュ? わからないよ。
(登板するかは)分からないですが、もし投げるなら頑張ります」

<不利なデータも跳ね返す。
交流戦では計4試合に先発して0勝2敗。
25イニングを投げて被安打33、自責点は14。
防御率は5.04と打ち込まれている。
06年の日本シリーズ第2戦(ナゴヤドーム)では
6イニング2/3を5安打3失点で負け投手になった。
北海道日本ハムは、千葉ロッテ、オリックスとともに
勝ち星を挙げていないチーム。
札幌ドームという場所も『未勝利』だが、
それでも連敗ストップへ意欲を見せて>
「投げられるところまで頑張りたい」

<約2カ月ぶりとなった前回6日の千葉ロッテ戦では
6イニング2/3を8安打4失点で降板。
結局、延長引き分けで負けはつかなかったが、
仕切り直しの今回は決意を持って臨む>
「春先に比べれば調子はよかった。
詰めが甘かった。つながれて、もうひと踏ん張りできなかった。
(だからこそ)何とか結果を出したい」

<勝てば22年連続、そして22カ所目の球場での白星となるが>
「長いイニングを投げられるように頑張るよ」
山本昌公式・路傍の一球「第165話 大変な思い違い」、中スポニッカン


◆山井大介
<制球難で2軍落ちしていたが、札幌ドームでの練習に参加。
5月9日に登録を抹消されて、約1カ月ぶりの1軍合流。
名誉ばん回に意欲を見せて>
「調子はよくなっています。2軍で投げて
今は変化球でストライクが取れるし、四球も少なくなった」

<早ければきょう13日にも再登録される見通し。
相手は07年の日本シリーズ第5戦で8イニングを
パーフェクトに抑えた北海道日本ハムだが、こう言って笑う>
「みなさんはそういうふうに思っているようですが、
ボクは何も思っていません」
中スポスポニチ名古屋


若竜トピックス(12日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
中日-オリックス 12回戦
(12日・ナゴヤ球場)
 Bs 300 100 020 = 6
 D 000 000 030 = 3
[敗] 中田(7試合2勝2敗)
[D本] なし
[Dバッテリー] 中田、金剛、鈴木、赤坂 - 前田、小川、田中
公式サイト・戦評

●鈴木義広
<昨年9月の右ひじ骨折接合手術からの完全復活を目指すが、
ウエスタン・オリックス戦(ナゴヤ球場)で、2カ月ぶりに実戦復帰。
8回に3番手で中継ぎ登板し、1イニングを3安打、2失点も
状態良化にホッとした表情>
「投げられたことが良かった。
打たれたのは仕方ないけど、ヒジの状態はいいです。
春先より投げてる感じがいい」

<直球の最速が138キロにとどまったことについては>
「もっとスピードが出ないといけないけど、
体ができてくればボールもついてくる。
(ヒジに)痛みは無いので、もっと(腕が)振れるだろうという感覚がある。
やっとスタート地点に立ったので、これから修正していきたい」
中スポ

●中田賢一
<ウエスタン・オリックス戦に先発し、
6イニングで10安打4失点にも、その表情は明るい。
停滞し続けたエース候補が
復活に向けて確かな上昇気配を感じ取って>
「結果は良くないけど、後退はしていない。
ちょっとずつ前進しているので」

<前回3日の同カードは6イニング2失点。
数字は今回より良かったが、走者を出してから苦戦。
それを反省して、今回は修正できた>
「前回はセットポジションからの投球がイマイチだったけど、
中盤からは前回よりはいい感じで投げられた。良くなった感はありますね」

<投球フォームの修正でも一歩進んだ。
セットに課題を絞れたのも、ノーワインドアップが安定したからこそ>
「いろいろと考えながらやってるけど、以前は両方がバラバラだった。
今はノーワインドアップからの投球がちょっとまとまってきた。
そうしたらセットからの投球がよくないと感じる。
ちょっとずつ良くなってるなという感じはあります」

<開幕直後に1試合に登板しただけで2軍落ち。
不調と体調不良に悩み、試行錯誤しながら、ようやく上向いた>
「しっかり指にかかれば力のあるボールはいく。
まだまだ力のないボールがある。課
題を挙げたらきりがないけど、前回よりは良くなっている」

<奪三振は5個。そのうち4つは140キロ台後半の
力のある速球で奪うなど、速球の独特の勢いは健在。
1軍へのハードルは多いが、復帰への道筋はうっすらと見えてきた>
「ゲームの中盤からとかではなく、
最初からいいかたちで入って1試合を終わりたい。
次回はそれを目標にやっていきたい」
中スポ


●福田永将
<3年目内野手が4打数4安打1打点の活躍。
この6月は6試合で27打数14安打8打点、
打率.519と、大当たりの『確変』状態に突入。
もともと捕手として入団。
相手投手の配球を読むのは得意分野だが、
そこにこれまで多かった代打出場での一発勝負とは違い、
スタメンで出られる心のゆとりが
好結果につながっていると自己分析>
「配球を読んでやっている。
スタメンで出られるようになってから、
試合中に考える時間が増えたので、
しっかりと状況判断もできるようになったのが、
結果につながっていると思います」

<守備でも魅せた。プロ入り初となる三塁の守備に就くと、
9回にこの日一度きりだった守備機会で、
濱中の三ゴロを軽快にさばいて対応力も見せた。
初の1軍昇格へ攻守に全力アピールしていく>
「(三塁は)中学3年の時に1カ月ほど守って以来です。
緊張しました。怖かったけど、簡単な打球でホッとしました。
(ポジションは)試合に出られるなら、
やれと言われたところでやるだけです」
中スポ

●田中大輔
<右ひじ痛のため戦列を離れていたが、
8回表からマスクをかぶり、約2カ月ぶりに実戦復帰。
今季は右肩の故障から、春季キャンプも途中参加と
出遅れていたので、今回は並々ならぬ決意>
「久々なので緊張しましたけど、
これから巻き返せるように頑張りたいと思います」
中スポ

◆柳田、16安打11打点 5月度月間賞表彰(中スポ)
『中日スポーツ・ファーム月間賞』の5月度表彰式が、
試合前に行われ、柳田に、今原総局長から金一封が贈られた。
柳田は18試合に出場し、チーム月間最多の16安打、11打点を記録。
打率は.276ながら、勝負強い打撃が評価された)


◆清水昭信
<不調でファームに合流した直後に入手した
1冊の本とともに、復活を目指している。
「新『根性』論 『根性』を超えた『今どきの根性』」
(辻秀一著・マイコミ新書刊)
『苦あれば楽あり』を信じて過酷なトレーニングをする
旧来型の根性だけでなく、『苦労することを楽しむ』という
姿勢が大切であるなどと説いている>
「今までも気持ちでは負けないように
マウンドに上がってきたつもりですけど、
もっとメンタルのことを知って、鍛えようと思ったんです。
(復活の)ヒントになるかもしてないですしね」

<もともとメンタルトレーニングには興味があった。
キャンプ中には先輩の小林正人からもらった本を愛読。
昼間の肉体的な練習と平行して、寝る前などに読み、
プロ3年目として自身初の開幕1軍をつかんだ。
今回も読書をきっかけに、1軍の切符をつかみたい。
ファームでは13試合で防御率5.74。
決して安定感のある数字とはいえないが、手応えは得ている様子。
2日のオリックス戦以来、実戦登板から遠ざかり、
ブルペン投球などで調整をしている>
「だんだんよくはなっていると思うんです」
(中スポ)


【ドラゴンズ・今週末の日程】
13日(土)対北海道日本ハム (18:00・札幌ドーム)
14日(日)対北海道日本ハム (14:00・札幌ドーム)

<ファーム>
13日(土)対オリックス (12:30・ナゴヤ球場)
14日(日)対オリックス (12:30・ナゴヤ球場)


以上この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
仙台・Kスタ宮城での東北楽天戦1勝1敗
初戦に19安打15点と、打線が爆発したものの、
2戦目は田中マー君の前に、7イニング無失点と沈黙
まあ反動もいくらかあったかもしれませんが、
やはりエース級の投手はなかなか打てないなと。

移動日となったこの日、ナインは札幌へと移動。
きょう13日からの北海道日本ハムとの2連戦に備え、
札幌ドームで練習を行ったようですが、
その初戦に先発が濃厚なのが、
北海道日本ハムのエース・ダルビッシュ有
またしても好投手と相対しなければいけないようで。
ただそのダルビッシュとの対戦ですが、実に久しぶり
今季のナゴヤドームでの対戦、さらに昨季の交流戦でもなく、
公式戦としては、07年の日本シリーズ第5戦
あの日本一を決めたゲーム以来となるそうです。


平田の右犠飛で奪った1点を必死に守り切って、
53年ぶりの栄光を掴んだわけでありますが、
それからの2年間でさらに大きく成長
今や日本のエースといっても過言ではないダルビッシュだけに
普通に考えると、打ち崩すことは困難
11日のマー君同様、厳しいゲームになってきそうですね。
そんななか自分的に目に付いたデータは、
自己記録更新中という、62イニング被本塁打なし
それだけ制球がよく、低めにボールが来ていて、
投げミスがないということなのでしょう。

2人でダル攻略だ。もちろんドラゴンズの主軸
ダルビッシュから本塁打を放っている選手は、
西武時代の和田(1本)ぐらい。
それでも昨季までいなかった選手の1人、
もっかリーグ本塁打王
ブランコの対戦は、楽しみになりそう。
実質初対決となりますが、
ここまでの交流戦で、
強烈なインパクトのホームランを重ねてきた新主砲
チーム的にもそれほど得意としていない札幌ドームの日ハム戦
しかも絶対的エースダルビッシュに対して、
一発お見舞いできたら、実に面白いことになってくるかも。
まあまだお互いに印象も薄いでしょうし、
できれば先に叩いて、対戦を優位にすすめてほしいですね。

また他の野手陣においては、
防御率1点台の投手でもありますし、そう多い点数は見込めない。
いかにコツコツ繋いで、勝機を見いだすかとなるでしょう。
主軸のなかでダルビッシュに対して、
良いデータが残っているのが、、森野(.500)と井端(.429)。
そうなると、このところ調子を上げている井端
まずは出てもらい、続く荒木がなんとかつなぐ。
そして森野が詰まりながらでも落として得点へ。
こういうシチュエーションでうまく点が取れればと。
普通に相対しても、交わされてしまうのが関の山。
東北楽天戦での小池、英智ではないですが、
とにかく粘っこく、しつこく集中して活路を見いだす。
そして作ったチャンスは逃さず、掴んでほしいなと。
相手エースを攻略できれば、よりチームの勢いも増しますし、
悪い言い方ですが「番狂わせ」。大いに期待したいと思います。


一方、投手陣では、北海道に上陸した43歳
我らが昌さんの初戦先発が濃厚のようですね。
前回の復帰登板、6日の千葉ロッテ戦では、
6回までは落ち着いた投球をしながら、
7回連打で一気に捕まってしまい、4点を失ってKO
落合監督には「まだ青い」と苦言こそ呈されたものの、
調子自体はけっして悪くはなかった印象が。
ただ中スポなどによると、北海道日本ハム
そして札幌ドーム昌さんとの相性が今一つというデータが。
もともとパ・リーグ相手に苦戦している背番号34
特に日ハム戦となると、06年の日本シリーズ第2戦、
金子誠に打たれたタイムリーが思い出されるというところ。

今季まだ未勝利とリズムにこそ乗れてはいませんが、
こういった逆境をうまく乗り込えることができれば、
自然と白星も近づいてくるというもの。
北海道といえば、昨季の旭川でのデーゲーム・巨人戦。
そこでの勝利がその後の躍進、そして200勝達成にもつながりましたし、
悪い数字を気にせず、ポジティブ要素を胸に、
今季3試合目の1軍先発マウンドに向かってほしい。
北の敵地で、ダルビッシュに投げ勝つ昌さんの姿がぜひ見たい。
そして今季初白星22球場目の白星を一緒にゲット。
待望の笑顔を、お立ち台で見られることを願っています。


その他の話題としては、
今週前半ゲームがなかったファームは、
この日からナゴヤ球場で、オリックスとの3連戦。
その初戦、3-6で落としましたが、
先日の若竜の話題にも挙がっていた鈴木が、
ついに復帰登板を果たしたようですね。
0-4で迎えた8回から3番手で、約2カ月ぶりの実戦マウンド。
1イニング、打者6人に対して、3安打2失点。
スクイズあり、タイムリーありと
多少は打ち込まれたものの、ある程度は折り込みずみ。
それよりもまず、再びこの舞台戻ってきてくれたことを喜びたいですね。

気になる登板後のヒジの状態についても
「痛みは無いので、もっと腕が振れるだろう」とのこと。
まあすぐさま1軍ということは、まずないものの。
今後暑い夏場、または正念場ともいえる9月辺り
ぜひとも1軍の中継ぎ陣にその名前が連なっていればいいなと。
背番号23再起への道
もちろん今後も注目していきたいと思います。

2009年6月12日 (金)

防御率1位対決吉見屈す、竜打拙攻楽天に完敗。

先発全員の19安打で今季最多の15得点
打線が爆発して、濃霧の仙台で大勝したドラゴンズ
迎えたKスタ宮城での東北楽天との今季最終戦。
ドラゴンズ・吉見、東北楽天・田中
両リーグ防御率1位同士の先発対決となりましたが、
3回、吉見が下位打線から捕まり、先制を許すと、
7回にも連続長打でダメを押されて、3失点
一方、田中に7イニング無失点に抑え込まれた打線は、
8回、中継ぎから3連続四球を選んで、無死満塁の大チャンス。
しかし和田の犠飛の1点に止まってしまい、万事休す。
敵地での連勝ならず、マー君に返り討ちにあってしまいました。

◇日本生命セ・パ交流戦
東北楽天-中日 最終戦
(11日・クリネックススタジアム宮城 | 中日2勝2敗)
13458人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
東北楽天 ×
[敗] 吉見(11試合5勝3敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
吉見 - 谷繁

◇対東北楽天最終戦・スタメン
1 (遊)井端  (1打数1安打)
2 (二)荒木  (3打数無安打)
3 (一)森野  (3打数無安打)
4 (DH)ブランコ (4打数無安打)
5 (左)和田  (3打数1安打1打点)
6 (三)デラロサ (3打数無安打)
7 (右)小池  (4打数2安打)
8 (中)英智  (4打数1安打)
9 (捕)谷繁  (3打数無安打)
P (投)吉見

【イニング経過】

<1回・中日> P・田中
井端中前打、荒木初球犠打投手正面二封=失敗、
森野2球目・荒木二盗失敗、森野内スライダー二ゴロ


<1回ウラ・東北楽天> P・吉見
渡辺正人二ゴロ、西谷右飛、
中村真人外外れ四球、草野外シュート遊ゴロ

<2回・中日> P・田中
ブランコ高いバウンド三ゴロ、
和田外一杯146キロ見三振、デラロサ四球、
小池スライダー詰まり遊ゴロ


<2回ウラ・東北楽天> P・吉見
鉄平中飛、憲史四球、
山﨑武司内直球バットへし折り一ゴロ3-6-3併殺

<3回・中日> P・田中
英智中高め直球中前落ちるヒット、
谷繁一犠打、井端四球、
1死一、二塁から、荒木内高め直球遊ゴロ6-4-3併殺


<3回ウラ・東北楽天> P・吉見
平石洋介内低め直球右翼線落ちる三塁打、
無死三塁から、浅い右飛・三走平石自重、
1死三塁から、渡辺正人内低め直球振り抜かれ左前適時打(D 0-1 E)
西谷内フォーク空三振、
2死一塁から、中村真人中落ちないフォーク・
レフトオーバー適時二塁打(D 0-2 E)

<4回・中日> P・田中
森野詰まり二ゴロ、ブランコ外スライダー投ゴロ、
和田二塁オーバー右前打、デラロサ左飛


<4回ウラ・東北楽天> P・吉見
鉄平フォーク空三振、憲史外シュート空三振、
山﨑武司初球落ちないフォーク左翼線二塁打、
平石中フォーク良い当たりもセンター正面

<5回・中日> P・田中
小池遊深いゴロ内野安打、
英智高いバウンド遊ゴロ・エンドラン小池二進、
谷繁外スライダー振らされ三振、
井端嫌がりストレート四球、
2死一、二塁から、荒木外スライダー遊ゴロブレーキ


<6回・中日> P・田中
森野二ゴロ、ブランコ外一杯149キロ見三振、
和田初球外スライダー力ない二ゴロ


<7回・中日> P・田中
デラロサ二ゴロ、小池初球左前クリーンヒット、
英智外フォーク空三振、谷繁中シュート遊ゴロ


<7回ウラ・東北楽天> P・吉見
憲史右飛、
山﨑武司外高め直球左中間フェンス直撃・
二塁完全アウトのタイミングも足入り?セーフ・荒木怒る
1死二塁から、平石0-3から外角中寄り直球・
右中間突破適時三塁打(D 0-3 E)
初球スクイズ・バッテリーしっかり外し三走平石挟殺

<8回・中日> P・小山
井端四球、荒木7球目・井端二盗、荒木四球、
P・有銘
森野外スライダー外れ四球・無死満塁、
P・青山
無死満塁から、ブランコ外スライダー空三振、
1死満塁から、
和田初球外スライダー右犠飛(D 1-3 E)
2死一、三塁から、デラロサ外スライダー空三振

<8回ウラ・東北楽天> P・吉見
渡辺正人中前打、西谷投犠打、
1死二塁から、中村真人左飛、草野二ゴロ

<9回・中日> P・青山
小池外高め147キロ見三振、英智外カーブ中飛、
谷繁外スライダー右飛、試合終了。


【ゲームレビュー】
吉見が不用意に打たれた
3回1死三塁から渡辺直人に先制打。
2死一塁となり中村真人に2ストライクから左中間への適時二塁打。
7回には平石にボール3から適時三塁打を打たれ、
決定的な1点を奪われた。
打線は8回1死満塁から和田の犠飛で1点を返しただけ。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


朝からPCなどの具合が今イチで
なかなかネットに繋がらないという最悪の状況。
トップページがいつまでたっても表示されず、
昨夜の荒木のように、かなりイライラ
記事自体はとっくにできあがっていましたが、
UPが出来ず、いつも以上に更新が遅くなってしまいました。
それはさておき、ゲームを振り返りますが。


5勝2敗、防御率1.41のドラゴンズ・吉見と、
7勝1敗、防御率1.23の東北楽天・田中
両リーグ防御率1位同士の
『エース級対決』となったゲームでしたが、
終わってみれば、0-3で吉見の負け。
勝負どころでしっかり抑え込んだ田中に対し、
制球が甘くなってしまった吉見
その差がそのまま結果に出てしまった感が。
なかなか点が入らないだろうと言われていたなか、
うまくチャンスをモノにした東北楽天に対し、
常に走者を出しながら、主軸がブレーキとなったドラゴンズ
前夜の反動とまでは言いませんが、
勢いのままに攻め込めなかったことがとても残念でした。

交流戦ここまで負けなし。
ナゴヤドームでの対戦でも好投していた吉見だけに
この対決も制せるだろうと期待していましたが、
勝ったのは、8イニングを完投したことぐらい。
1点先制されたあとの2死一塁から、中村真人
落ちないフォークを運ばれた2点目も痛かったですが、
それ以上にポイントとなったのが、
トヨタ時代の同僚・平石との対戦だったと思います。

前日に昇格したばかりで、今季初スタメンという平石
打席に入った際、TVの画面に経歴が出ますが、
『トヨタ自動車』という文字を見て、ちょっと嫌な予感が…。
実は年齢こそ平石が上ですが、入部が同期とのこと。
ただでさえ人一倍「トヨタ愛」が深そうな吉見
元チームメートとの対決となり、やりにくいのではと
心配していましたが、結果的には最悪の方向へ。
3回先頭では、内角低めの真っすぐをうまく叩かれ三塁打
二塁ではなく三塁にまで行かれたのが痛かった。
さらに7回は、0-3とカウントを悪くしたうえ、
一塁が空いていて、歩かせても良い場面にもかかわらず、
信じられないところに真っすぐが甘く入ってしまう。
それを冷静に叩かれ、致命傷ともいえる3点目に…。

悔しい失投…。エース級対決で
力も入ってしまったか、
普段よりもだいぶ
制球が甘かったように思えましたが、
今回に関しては、
田中との差が少々出てしまいましたね。
田中に比べれば、知名度こそ落ちますが、
ドラゴンズにおいては、
エース級ともいえる背番号19
将来は逆に「すごい投手」と呼ばれてほしいと期待していますが、
そういう投手は、やはりこういった対決で勝たないといけない
まあ今回敗れはしましたが、これを良い経験とするとともに、
次のエース対決では、落ち着いた投球を魅せ、
雪辱してくれることを願いたいところです。


一方、打線の方は、やはり8回の無死満塁
抑え込まれていた田中が降板した後、3連続四球でもらったチャンス。
ナゴヤドームの対戦でもこういう場面がありましたが、
またしても効果的な一本が出ませんでしたね。
ブランコのグランドスラムも期待しましたが、
田中にすっかり調子を狂わされてしまい、外のスライダーに空振り三振。
和田が犠飛を打ち上げ1点こそ返したものの、
本人も言っていたようにあそこでほしかったのは、タイムリー
さらに2死一、三塁と攻め込めるチャンスなのに、
デラロサをそのまま打席に送ってしまい、案の定三振
藤井も、平田も、そして立浪も残っていた。
流れを代えるためにも、ここは動いてほしかったなと。
まあその前の中軸2人で何とかできなかったことが
もちろん痛いのですが、相手の流れのままに進めてしまったこと。
それがとても悔しく思えたイニングでした。

前夜に19安打放った反動もあったかもしれませんが、
この日に限っては、完敗といってもいいでしょう。
ただこれを糧として、気を引き締め直してほしいですね。
1日置いて、週末は札幌ドームでの北海道日本ハムとの2連戦。
おそらく相手エースのダルビッシュとの対戦がありそう。
そうなると、再びこんなゲーム展開が予想されます。
そんな中いかに突破口を開いて、得点へと結びつけられるか。
この日悔しい思いをした主軸のなかから
そういう選手が出てきてほしいものですね。
マー君との対戦は今季はもうないでしょうが、
長いシーズン、今後に生かすための敗戦としたいところ。
1イニングに15点取られて負けるのと、
悔しさはどちらが上か、それは捉え方次第ですが、
この悔しさをバネに、北の大地での奮起を期待したいです。


★プレーヤーズ・ボイス(11日)

●吉見一起

<8イニング7安打3失点で今季3敗目。今季3敗目を喫す。
この試合まで防御率はセ・リーグ1位の1.41。
パ1位1.23の田中との投げ合いとなったが>
「相手(田中)はすごい投手だし、しっかりいきたかった。
立ち上がりから調子は良くなかったが、
それに関係なく抑えなければならなかった」

<悔いが残るのは7回だろう。
先制を許した3回以降、気持ちを切らさず、
ゼロ行進を続けていたのに、ミスで追加点を奪われた。
1死二塁、打者はトヨタ自動車でチームメートだった平石。
一塁が空いており、カウントも0-3と悪くなっていたため、
捕手の谷繁は四球になるボール球を要求。
自身も外角に外すつもりだったが、投球ミスでコースが甘くなり、
右中間へのタイムリー三塁打に。決定的な3点目を奪われてしまい>
「ボールでよかったんですけど…。
抑えなければいけないところで、防げるヒットを打たれてしまいました。
適時打もですけど、平石さんに2本打たれたのが痛かったですね…」

<粘り強く3失点完投と、試合はつくったが、
納得などできるはずもなかった。
防御率は1.60に下がり、同僚のチェンに抜かれて2位に転落。
それでも援護に恵まれなかったことには
一言も触れず、責任を一身に背負って>
「負けは負けなので…」
中スポ中日新聞スポーツ報知共同通信社
時事通信スポニチ名古屋ニッカンデイリー

●谷繁元信
<3回2死一塁、中村真人に左越えの適時二塁打を浴びたが>
「勝負にいきながらの見せ球。
見逃したらボールになるコースで、甘くはなかった」

<バッテリーが納得して実行に移した早めの勝負。
一つのチャンスを最大限に生かそうと必死に立ち向かってきた
気迫をかわすことができず、痛い追加点を失い>
「相手の防御率は関係ない。
チームとして、あの2点目を取られてはいけなかった」

<また4点目を阻んだのは、正捕手の直感力。
7回1死三塁から、嶋の初球スクイズを見送り、
大きく外す球は要求。走者を三本間で挟殺した。
今後の対戦はないとはいえ、多くを語らなかったが、
捕手としての豊富な経験が、何かをかぎ取らせたのは間違いない>
「まあ、いろいろありますから」
(中スポ、中日新聞


●和田一浩
<この日チーム唯一の打点を記録。
3点を追う8回1死満塁から右犠飛を放ったが、
犠飛は不満の残る結果に。
この日は3打数1安打1打点と及第点の成績だが、
逆転に繋がらなかっただけに、悔しそうな表情を浮かべ>
「あそこはヒットでつながないといけなかった。
1点入ればいい場面なら喜べるが…。
勝負どころだったんで、結果的にはあまり喜べないですね」
(中スポ、サンスポスポニチ名古屋

●井端弘和
<1回、中前打で出塁すると、
3回、5回と田中から四球を選んで出塁。
8回先頭の場面でも四球を選んでこの日は1打数1安打3四球。
出塁率10割と、1番打者としての役割を十分に果たす。
前回を含めた対田中とは今季5打数3安打2四球>
「相手が嫌がっている? そんなことはないでしょう。
(四球は)たまたまストライクが入らなかっただけ」
(中スポ)

●英智
<くやしい敗戦の中で自分の役割がはっきり見えた。
3回先頭で中前安打を放つと、次の谷繁の犠打で二塁へ。
豪腕相手に貴重なチャンスをつくって上位へ回した。
ねちっこく、意地悪く。そんな姿勢が
対マー君の戦いの中で光ったが、試合後にこう語って>
「アリの穴をつっつくみたいに、いやらしく相手のスキを突いていきたい。
四球でも死球でもいいので、いやらしく塁に出ていきたい。
ボクでも小池でも、どっちでもいいので、
塁に出ていけば上位につないでいける」
中スポ

●小池正晃
<5回、先頭で遊撃内野安打。
次の英智のバスターエンドランで二塁に到達。
7回にも田中から2本目の安打を中前に放ち、この日も2安打。
チャンスがあれば、活力になる自信はある>
「調子は悪くないので」
中スポ

●荒木雅博
<3回1死一、二塁、5回2死一、二塁と
2度の好機でともに遊ゴロ(3回は併殺)。
1回にも送りバントを失敗していた選手会長は
敗戦の責任を背負い込んで>
「ボクが止めてしまった。ボクの技術不足です」

<また致命傷となった7回の3点目は、
山﨑武司の左中間二塁打がきっかけとなったが、
二塁での判定は極めて微妙。タッチすると激しく抗議。
重い1点に繋がっただけに、なお納得いかない表情で>
「ボクはアウトだと思っています。
でも審判(木元三塁塁審)は、
『足が(ベースに)入っていた』という説明でした」
中スポ

●森野将彦
<田中に3打数無安打と抑えられる。
前回の5月27日では2打数1安打1四球も、
この日は1回、4回、6回といずれも走者のない場面で二ゴロ。
唯一の左打者だったが、結果を残すことができず>
「田中はよかった? 分からないですね」
(中スポ)

●立浪和義
<2点差に追いつめたが、出番はなし。
結局、仙台での2試合は打席に立つことはなかった。
試合前には一本足で練習するなど、出場機会が少ない中で工夫を>
「最近、軸足にしっかり乗っていなかったからね。
それでこういう練習をしたんだ」
(中スポ)


●トニ・ブランコ
<いまや頼れる4番に成長したが、同じドミニカ共和国出身の
先発であるデラロサをこう呼ぶときがある。
『イホ・デ・ディオス(スペイン語で「神の子」)』
来日1年目の今年、キャンプから日本の野球から
生活、文化まであらゆることを教えてもらった先輩だけに
その思いが伝わってくるが、そんな先輩から、
2月、ある『金言』をもらったという。
来日前からデラロサのことを尊敬していた。
メジャー経験の少ない自分に対して、
3歳年上の先輩は、メジャーの数球団を渡り歩いている。
その先輩が中日の環境が一番だという。その言葉を素直に信じた>
「このチームは素晴らしい。ボスを含めた指導者も環境も。
オレがいままで経験してきた中でナンバーワンだ。
だからトニ(ブランコ)も指導者の教えを信じてやるんだ」

<それまで日本という国を知らなかった。
06年に第1回WBCで優勝したが>
「知らなかった。だって興味がなかったから」

<そのすべてを先輩から教わり、『金言』を信じて
落合監督や打撃コーチの指導を受けた。
その結果ここまでの成績を残せたのである>
「トマス(デラロサ)には本当に感謝しているよ。
トマスは『イホ・デ・ディオス』だ」

<あの『金言』は『神の言葉』だったのかもしれない。
今年1月、首都・サントドミンゴに完成した3階建ての自宅には
ダンスパーティーができるほどのホールがあるという。
それが自身の本塁打王を祝うパーティーであれば最高だろう>
「オフにはトマスを招待したいね」


<頼みの主砲もこの日は音無し。
試合前は田中攻略に燃えていたが、
第1、2打席はスライダーを打たされて内野ゴロ。
3打席目は逆に真っすぐで見逃し三振と、再び抑え込まれる。
試合後は敗戦の責任を背負うかのように険しい表情。
通訳から離れ、1人で足早にバスに乗り込み>
「見ての通り。打てなかった」
中スポ


◆石黒球団広報
<10日の午前7時半すぎ、テレビをつけると何とドアラが…。
仙台の地元テレビ局からの要請を受けて生出演していた>
「楽天さんからどうしても、と言われて。
集客効果があるなら協力させていただこうとなりました」

<その日は午前6時に仙台市内のホテルにお迎えがきて、
東北放送『ウォッチン!みやぎ』という番組に出演。
得意の筆談で出演者と応答するドアラ。
『野村監督に言いたいことは?』と聞かれると
「おはようございます」という答えで笑わせていた>
「名古屋でも生出演は珍しいですが、
ビジターで出演なんて初めてです。ギャラ? ないですよ」
(中スポ<ドラ番記者>


○野村監督(東北楽天)
<長かった連敗を6で止め、ボヤキ封印でご機嫌モード。
終始明るいトーンで連敗脱出を喜ぶ>
「(報道陣の数を見て)少ないな、今日は。
勝つと少ないのか。わかったぞ。
みんな心の底では負けることを願っているな。
なんでヒーローインタビューがないの? 
きょうのヒーローはおれやろ(笑)。
マー君を今日の試合で先発させたこと、
あと代えどきとか。それは悪かったか(笑)」

<田中が連敗を止めた>
「だから止めたのはオレだって言ってるだろ(大爆笑)」

<田中は、連敗が自分の負けから始まったので
どうしても勝ちたいと気合が入っていた>
「じゃあ最後まで投げて欲しかったね(笑)。
楽天病がまん延しているから、
きょうも『代えてくれ』と言ってくるかどうかドキドキしていたけど、
やっぱり言ってきた。80球や90球で終わるようじゃなあ。
先発投手は80球じゃない、120球、130球だ。
よその先発投手は点を取られてもそれぐらい投げているよ。
教育が悪い。すべては監督、わたしの責任です」

<8回は無死満塁のピンチだった>
「予想の範囲だよ。同点までならいいやと思った。
今日のヒーローは青山でしょ。
ベンチで『青山が犠飛の最少失点に抑えてくれたら最高』と
話していたんだけど、その通りになったね」

<今シーズン初スタメンの平石が三塁打を2本放った>
「思わぬ活躍だね。
顔も知られていないし、情報も不足しているんだろう。
しかし、プロは覚えられてからが勝負だからね。
これから彼のデータが集まってくれば、そうは行かない。
プロはそれからだよ」

<スクイズは失敗した>
「完全に見破られたね。スクイズは本当に難しいな」

<次は連勝>
「明日は試合がないでしょ。
連敗はあっても、連勝がないチーム。
そこが強いチームになるための課題です。
Aクラスは遠いよ。長いトンネルを抜けたら、そこはBクラスだった。
あ、これテレビの前で言えばよかったかな」


<メンバー交換時短時間の会話。その内容とは…。
『次は日本シリーズで会いましょう』という落合監督に>
「ウチは無理や」

<『大丈夫です。いけますよ』とオレ流の励ましを受け、苦笑い>
「アイツはいつもプラス思考だなあ。
おれはマイナス思考だし、プラスとマイナスだから(気が)合うのかな」
東北楽天公式サンスポ12毎日jpニッカン


●落合監督
<東北楽天・田中に7回まで無失点に抑えられ、
8回無死満塁で1点にとどまるなど拙攻。
悔しさを押し殺すように帰りのバスへ。田中の投球について問われ>
「田中? 年に1回やるかやらないかでしょう。
そういう投手のことは分からない」
中スポサンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

2009年6月11日 (木)

霧の仙台竜打集中19安打、小笠原今季初勝利!

今季ここまでの交流戦、9勝6敗1分けの4位と
まずまずの成績を残しているドラゴンズ
この日からは仙台・クリネックススタジアム宮城
東北楽天ゴールデンイーグルスとの2連戦を戦います。
その初戦、濃い霧のなかでの戦いとなりましたが、
初回ブランコの3ランで先制すると、
2回には打者11人で6点を奪い、一方的な展開に。
投げては大量点の援護をもらった小笠原が、
東北楽天打線を8イニング1失点に抑える好投。
集中力を切らさず、先発全員の19安打大勝となりました。

◇日本生命セ・パ交流戦
東北楽天-中日 3回戦
(10日・クリネックススタジアム宮城 | 中日2勝1敗)
15664人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日 15
東北楽天
[勝] 小笠原(6試合1勝1敗)
[D本] ブランコ17号3ラン、18号
[Dバッテリー]
小笠原、高橋 - 谷繁、小山

◇対東北楽天3回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数3安打2打点)
2 (二)荒木  (6打数3安打3打点)
3 (一)森野  (6打数2安打1打点)
4 (DH)ブランコ (5打数3安打4打点)
5 (左)和田  (3打数1安打2打点)
6 (三)デラロサ (5打数1安打1打点)
7 (右)小池  (4打数2安打1打点)
8 (中)英智  (5打数2安打)
9 (捕)谷繁  (5打数2安打1打点)
P (投)小笠原

【イニング経過】

<1回・中日> P・ダレル・ラズナー
井端中前打、荒木右中間ヒット・エンドラン井端三進、
無死一、三塁から、森野浅い左飛、
1死一、三塁から、
ブランコ中直球完ぺきに捉え・
センターバックスクリーン左飛び込む3ラン(D 3-0 E)


<1回ウラ・東北楽天> P・小笠原
渡辺直人四球、中村真人左飛、山﨑武司四球、
1死一、二塁から、草野中前へ抜けるかという打球・
井端横っ飛び好捕グラブトス二封・小笠原救う、
2死一、三塁から、中島内直球手が出ず見三振

<2回・中日> P・ラズナー
小池中前打、英智投犠打、谷繁左前打、井端四球
1死満塁から、
荒木中高めカット二塁横抜く2点適時打(D 5-0 E)
P・井坂亮平
森野高いバウンド二塁内野安打、ブランコ外カット見三振、
2死満塁から、
和田中カット振り抜き右前2点適時打(D 7-0 E)
2死一、三塁から、デラロサ初球外カット遊越え適時打(D 8-0 E)
2死一、二塁から、小池外高め直球左前適時打(D 9-0 E)

<3回・中日> P・井坂
谷繁右飛、井端四球、
荒木一ゴロ・リック握り損ないワンバウンド送球併殺取れず、
2死一塁から、
森野初球低め直球・
中越えフェンス直撃適時二塁打(D 10-0 E)


<4回・中日> P・井坂
和田四球、デラロサ空三振、小池遊飛、
英智外カット右中間落ちる安打・和田三進、

(今季初安打、先発全員安打達成)
2死一、三塁から、谷繁外スライダー中前適時打(D 11-0 E)
2死一、三塁から、井端外スライダー二塁グラブ弾く適時打(D 12-0 E)

<4回ウラ・東北楽天> P・小笠原
山﨑武司高々中飛・濃霧の中英智捕球、
草野ライナー気味中飛、
中島センター右後方飛球、
英智一直線背走・向こう向きでスライディングキャッチ好守

<5回・中日> P・川井貴志
森野三ゴロ、ブランコ四球、和田ストレート四球、
デラロサ左飛、小池遊ゴロ二封


<5回ウラ・東北楽天> P・小笠原
西谷尚徳外一杯直球見三振、
鉄平中低めカーブ一、二塁間突破ヒット、
丈武2球目・鉄平二進(盗塁付かず)、
丈武中直球打ち上げ右への飛球・
ライト小池濃霧で打球見失い二塁打、

濃霧のため一時中断(20時14分から19分間)

1死二、三塁から、外高めつり球空三振、
2死二、三塁から、渡辺直人初球外スクリュー一ゴロ

<7回・中日> P・川井
荒木見三振、森野中飛、
2死から、
ブランコ内高め直球左翼席飛び込む本塁打(D 13-0 E)

<7回ウラ・東北楽天> P・小笠原
中島右前打、
西谷高いバウンド二ゴロ・中島二進、
鉄平高いバウンド一ゴロ・中島三進、
2死三塁から、丈武内低め直球空三振

<8回・中日> P・佐竹健太
デラロサ一ゴロ、小池ストレート四球、
英智一ゴロ一塁丈武弾き右前に=ヒット、
谷繁右飛・小池タッチアップ三進、
2死一、三塁から、
井端内スライダー左翼線落とす二塁打(D 14-0 E)
2死二、三塁から、荒木外直球投手右足強襲適時内野安打(D 15-0 E)
(今季チーム最多得点)

<8回ウラ・東北楽天> P・小笠原 捕・小山
右翼線二塁打、渡辺直人遊ゴロ、中村真人左飛、
2死二塁から、山﨑武司外スクリュー右翼線適時打(D 15-1 E)
草野初球遊直

<9回・中日> P・青山
ブランコ右中間突破二塁打・二塁ヘッスラ・代走谷
平田右飛・タッチアップ三進、
代打岩﨑恭平(プロ初打席)内直球見極め四球、
小池四球、
1死満塁から、英智高いバウンド遊ゴロ6-6-3併殺


<9回ウラ・東北楽天> P・高橋
中島右飛、西谷遊ゴロ、鉄平外スライダー一邪飛、試合終了。


【ゲームレビュー】
今季最多得点 先発全員安打の猛攻で大勝

1回にブランコが先制3ラン。
2回には11人攻撃で7安打を集め、一気に6点を奪って試合を決めた。
小笠原は大量点に守られて、今季初勝利を飾った。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


試合前から濃い霧に包まれていた
この日のクリネックススタジアム宮城
中継ではまるで風呂にでも入っているかのように見えましたが、
TVカメラならまだしも、実際球場で応援したファンの方々
果たしてボールの行方が見えているのか?
そんなことを考えながら、ゲームを追っていましたが、
結果的には、先発全員の19安打を放ち、
今季最多の15点を奪っての大勝
ただ一週前の京セラドーム大阪での14-10に比べ、
気持ち的には、ずいぶん楽に見ていられましたね。

立ち上がり、ラズナーの制球の甘さをつき、
井端、荒木が繋がって、一、三塁のチャンスをつくると、
森野こそ倒れたものの、この日DHの主砲・ブランコが、
甘く入ったストレートを完ぺきにとらえて、
センターバックスクリーン右への見事な先制3ラン!
高めのつり球を投げられず、多少中に入ったボールでしたが、
きっちり仕留めた一発で、流れを引き寄せた感が。
そのウラ、先発・小笠原が四球2つでピンチを招くも、
4番・草野のセンターへ抜けそうな当たりを井端が横っ飛びで好捕
反撃の火だねを未然に防いだことで、
この日のゲームの行方がほぼ決まったように思えましたね。
続く2回、さらにラズナーを攻め込み、
打者11人で4本のタイムリーを集中させての一挙6得点
前回登板で7点を守れなかった小笠原に、
これでもか!というぐらいの、2イニングで9点の援護
思わず「あげすぎだろう」と思いつつも、
その後も集中力を切らさずに、3回に1点。4回に2点を追加。
12-0になったときは、あまりの凄さに思わず口あんぐり
あとは濃霧ノーゲームにならず、
試合が成立してくれることだけを祈るのみでした。

19安打に、8四球が絡めば、
さすがにこういう展開にはなってきますが、
この日の打線には大量点を奪っても、
手綱を緩めることなく、一貫して攻めの姿勢が伺えたなと。
ブランコの2発4打点が強烈なインパクトを放っていますが、
先制弾を呼び込んだのは、井端、荒木の1、2番。
この日合わせて12打席中、7度出塁し、チャンスメークにタイムリー。
やはりクリーンアップを生かすためには、この2人がいかに出ること。
この日のように好調が際立てば、そのまま勝利に繋がるだなと思いました。
ともに調子を上げている現状ですが、うまくそれをキープしてほしいです。


こんな中じゃできません。また前日に野本が抹消され、
この日は藤井がスタメン落ち。
その代わりに登場した
小池、英智
実にイキイキとした動き
片や小池が大量点を奪った2回、
2度回ってきた打席で
ともに口火のヒットと、9点目のタイムリーを放つと、
英智も待望の今季初安打を含め、2安打をマーク。
さらに4回ウラ、霧が濃いなか、3つの飛球を
難なく処理した姿は、まさに英智ならではというところ。
指揮官の新たなアクションを感じるとともに、
そのチャンスできっちり仕事をした2人
巻き返すであろう藤井、そして平田らとの競争がさらに楽しみです。


一方、投手陣では、先発・小笠原
8イニングを投げ、5安打4奪三振2四球で、1失点
前回のオリックス戦では、序盤7点の援護をもらいながらも
3回途中でノックアウトを食らいましたが、今回はそれ以上の援護が。
立ち上がり慎重に行きすぎたか、2四球を与え、
ピンチを背負ったものの、井端の好守に救われましたね。
その後も援護点はさらに膨らみ、逆に重圧にも感じたと思いますが、
濃霧という悪条件のなか、集中力を切らさなかったことが、
好投へと繋がったことと思います。
5回1死までノーヒット投球を続けていただけに、
このまま抑えきり、5回コールドで
参考記録でのノーヒットノーランも期待していましたが、
鉄平に打たれてしまい、それは幻に。
さらにそれ以降、霧が濃くなってしまい、
1死二、三塁で、ついにゲームが中断
そのままノーゲームとなってしまい、
これまでの好投がパーになるのではと心配しましたが、何とか再開
本人は「1人で投げ抜けなかったことが反省」と話していましたが、
こういう展開ながら、しっかりと踏ん張り、
ようやく1つ白星がついたことで、正直ホッとしたのでは。
この先も打線の援護があるかはわかりませんが、
今回のような投球を続け、白星を重ねていってほしいです。


大勝だったからということもありますが、
ナゴドでの対戦と違い、東北楽天元気のなさが目立ちましたね。
ご老公もいつもよりもぼやく口数が少なかったようですし…。
まあ今季の対戦は残り1試合ですし、
できれば、そのままにしておきたいなと。
しかし第2戦、相手は最後の砦・田中マー君が先発予定。
好投手との対戦に加え、前日大量点の反動
打線爆発というのは、なかなか期待できないかも。
それでも中5日での登板になる吉見には、踏ん張ってほしい。
奇しくもセ・パ防御率1位同士の投げ合いにもなりますし、
抜群の安定感を示し、マー君「違い」を見せつけたいところ。
Kスタ宮城の天気予報は、こんな感じになっていますが、
おそらくゲーム開催には影響はないのではと思われます。
投手戦が予想されつつも、打線の連夜の爆発にも願いを。
そしてイヌワシの息を止め、さらなる貯金道を進んでほしいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(10日)

◎小笠原孝

<濃霧による中断を挟む悪条件の中、8イニング1失点。
打線の大量援護にも助けられ、
6試合目の登板で今季初勝利を挙げる>
「(今シーズン初勝利おめでとうございます)
ありがとうございます。
(相性のいい仙台での初勝利、今の気持ちは)
うーん、いや、初勝利なんで、すごいうれしいです。
(大変なコンディションの中の投球となったが)
いつも仙台で投げる時に雨降っているので。
はい、慣れてます。
(中断なども入り、集中力を切らさないようにするのが大変)
そうですね。その辺だけすごい意識して、はい、やりました。
(今日のピッチングでよかったことは)
ま、あのう、よかったというか、
野手の方がすごい援護があったんで、
そのおかげで自分も乗れたんですけど、
まあ、今日みたいな展開だと、1人で投げないと
いけないんですけど、その辺がちょっと反省点です。
(次の登板に向けて抱負を)
えー、今日みたいに、あのう、粘り強く、はい、
まあちょっと立ち上がりダメだったんですけど、はい、
まあその辺を気をつけながら、
次も、今日みたいなピッチングができたらいいなと思います」


<5回ウラ1死二、三塁。
試合成立まであとアウト2つとなったところで濃霧中断。
霧は晴れるのか。白星の権利は消えてしまわないだろうか…。
やきもきさせる中断。一番気になるハズだが、
必死に雑念を払い、ファウルゾーンで黙々と
キャッチボールしながら、再開に備えて左肩を温め続けた。
勝利は間違いない。敵は霧だけ。
欲も願望もすべて抑え続け、待つこと19分間。
霧は少し薄くなって試合再開。
それまでのいいリズムを持続し、無失点で乗り切った。
ここで試合成立。勝利投手の権利をしっかりつかんだ>
「考えないようにしていました」

<左の大黒柱だったチェン不在の中で存在感を示し、
若手中心の先発投手陣の中で、
11年目左腕が意義深い仕事をした>
「まだ反省する点はあるが、
今日みたいな粘りのあるピッチングをしたい」
中スポおおさか報知共同通信社時事通信スポニチ名古屋ニッカン


○トニ・ブランコ
<1回1死二、三塁、東北楽天先発・ラズナーの
フルカウントからの直球を中堅左の芝生席に運ぶ先制17号3ラン>
「打ったのはストレート。完ぺきにとらえられたよ」

<7回、左腕川井の真っすぐを今度は左翼席へ18号。
今季3度目の1試合2本塁打をマークする一撃で、
2位の同僚和田とは3本差をつけると同時に
来日最多の1試合4打点目を稼ぎ出す。
敬虔なクリスチャンらしく、感謝のコメント>
「完ぺきにとらえられた。神様のおかげです」

<練習姿勢からにじみ出るのは、
明るさよりも悲壮なまでのひたむきさ。
これが日本での成長を急加速させている。
例えば、フォームは来日時から180度変わった。
4カ月前は両足を平行に構えていたのに、
今はバッターボックスの横幅いっぱいに左足を開いて投球を待つ。
『日本式』の野球に合わせたオープンスタンスは、創意工夫の結晶>
「この方がスムーズに動ける。楽なんだ」

<またアーチ量産に反比例するように、
めっきり見なくなったシーンがある。
この日は来日初の指名打者として出場したが、
5月12日の東京ヤクルト戦(岐阜)を最後に、21試合連続で無失策。
開幕から約1か月で8失策を犯した男が、
この1か月はノーエラーを続けている>
「日本の球場にも慣れてきたし、守備には手応えを感じてきたよ」

<きっかけは5月下旬の千葉遠征。
森コーチに連れられ、大相撲の阿武松部屋を訪れた。
塩味のちゃんこ鍋に舌鼓を打ちながら、一本のDVDを見る機会に恵まれた。
現役時代に白いウルフの異名を誇った元関脇・益荒雄として
活躍した親方が、細かいステップで相手力士を圧倒していた。
そのスピードに目からウロコが落ちたという>
「大きな体なのに、俊敏な動きでビックリした。
野球の守備でもフットワークが大切。
重心の低さなどは非常にいい勉強になったね」
中スポ中日新聞おおさか報知時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

●嶋基宏(東北楽天)
<初回、ブランコとの対戦について。
フルカウントからの9球目に、
この打席で3球目の高めのつり球を選んだが>
「ラズナーにはワンバウンドになる変化球がない。
思い切って高めのボール球でいいと思った。
見逃せばボール。内角高めがブランコだけでなく、
外国人の一番弱いところで、空振りするところ。
フルカウントで四球で出してもいいと思った。それが真ん中に入ってきた」
中日新聞

○田中監督付スコアラー
<試合を重ねるごとに、結果を残していくブランコについて>
「打席で粘ることが多くなり、三振をしなくなった」
中日新聞

○ルイス通訳兼ブルペン捕手
<陽気なイメージが強いカリビアンには
『似つかわしくない』と思えるほどきまじめな性格のブランコ。
現在1軍には4人のドミニカ人選手が勢ぞろいしているが、断言>
「一番マジメで口数が少ないのがブランコです」
中スポ


○小池正晃
<7番・右翼で5月20日の埼玉西武戦以来、7試合目の先発出場。
2回先頭で中前打を放つと、再び打席が回った2打席目に左前適時打。
試合に出られる喜びと、スタメンの責任感を
バットでかたちにしてみせて>
「自分から始まり、自分で終わると情けないので、
何とか食らいついていった」

<試合前から球場を包んでいた霧が、
プレーに支障をきたすところまで濃くなったのは、
試合成立まであと2アウトの5回1死。
丈武のフライを見失って二塁打にしたところ、審判団が中止を決意。
19分間の中断後、無事試合は再開され事なきを得たが、
試合成立寸前の出来事だっただけに、
少なからずの『恐怖感』を覚えていたという>
「それまではなんとか見えていたんですが、
あの回はピッチャーが投げる球すら、見えなかった。
早くこの回を終えて、試合成立してくれって感じでした。
あの場面はまったく(打球が)無理でした。グラブに触ってもいない」
中スポデイリー

○英智
<8番・中堅で、4月21日の阪神戦以来、2試合目の先発出場。
2回無死一塁から、初球をきっちり送りバントを決めて>
「ちょっとしたミスで相手に流れがいってしまう。
1球で決められてよかった」

<その後今季初ヒットを含む2安打。言葉に力を込めて>
「チームにとっては1勝だが、ぼくにとってはスタート」
中スポ

○井端弘和
<1回に中前打でブランコの先制3ランを呼び込むと、
4回2死一、三塁から中前適時打。
さらに8回にも2死一、三塁から2打点目となる
左翼線への適時二塁打を放ち、今季4度目の猛打賞を獲得。
打率を.304と、6試合ぶりに3割に戻してニッコリ>
「(4回は)勢いに乗っていきましたね」
中スポ

○荒木雅博
<1回には無死一塁から中前打と盗塁で先制点を呼び込むと、
2回1死満塁からは貴重な追加点となる中前2点適時打。
そして8回にもダメ押しとなる投手強襲の適時打。
今季7度目の猛打賞で勝利に貢献。
先発のラズナーをノックアウトした一打にご満悦>
「(2回は)早めに追加点が取れてよかったです」
中スポ

○森野将彦
<04年9月25日の横浜戦以来の一塁スタメン。
3回に中越え適時二塁打を放つなど打っては2安打。
ミットを持ってはゴロが3度、飛球が1度、
送球を受けること8度の計12度、守備機会を無難にこなしたが、
どこで出るにしろ3番打者の仕事を果たすことが大事とキッパリ>
「それ(守備)はどうでもいい」
中スポ


○谷繁元信
<4回に11点目となる中前適時打を放つなど、
5打数2安打1打点とチームに貢献>
「小笠原が投げている試合でやっと打てました。
この前の試合は良くなかったが、
その前ずっといいピッチングをしても、
なかなか援護してやれなかったので、
1点でも多く取ってやろうという気持ちで打ちました」

<11日先発予想の吉見とバッテリーを組んだ試合は、
今季ここまで5試合で4勝、残りも勝っている段階での降板。
さらに特筆すべきは防御率。40イニング2/3で2失点の0.44>
「理由? どうだろうね。
去年、口酸っぱく言ってきたことができてきたからかもしれないね。
逆に今年はあいつ(吉見)に何もいうことがないから」

<その関係は昨年に比べて、明らかに変わったという。
昨年は登板するたびに会話というよりも説教。
何をすべきか、何が目指すスタイルなのか、
吉見へのメッセージを送り続けてきたという。
その中で目指すべき投手として示したのが、横浜のエース・三浦>
「吉見は三振をバンバン取れる投手じゃない。
でもコントロールがよくて低めに集まる。
いままで(横浜時代を含めて)ボクが受けてきた中で
目指す理想は三浦かなって。だから去年はそういう話もしたよ」

<今年は吉見を含めて、若手投手が目的意識を持って投げている。
だから正捕手の『頭脳』が存分に生かされている>
「吉見に限らず、今年はほかの投手にもあんまり言っていないね。
みんな向上心があるというか、何をすべきか考えながらやっているよ」
(中スポ、中日新聞


○立浪和義兼任コーチ
<2回を終えて9-0。大勝ムードにリラックス>
「ずっと準備していたよ。ウソウソ」

<試合前にはプロ初昇格したばかりの岩﨑恭平にアドバイス。
守備練習もこなすなど積極的に動いていたが、
大勝の中ではさすがに出番はなし。笑顔でバスに乗り込んで>
「またあした頑張るよ」
(中スポ)

○石嶺打撃コーチ
<今季最多15得点の打線に>
「だいぶいい感じになってきたね」
サンスポ


●野村監督(東北楽天)
<今季最多タイとなる15失点での惨敗で、6連敗。
交流戦の負け越しが決まる。
先発・ラズナーが2回途中、7失点KO。
初回のホームランで流れが相手にいってしまった>
「ラズナーは1回の3点だけに抑えておけばなあ。
先制点は大事だけど、初回の3点だけなら
その後をしっかり抑えてくれれば、
反撃のチャンスはいくらでもあるけれど、次の失点が余計だよ。
いいピッチャーなら2回以降はピシャリと抑えるんだけどね。
前回の阪神戦はそこそこの投球をしたのに…。
不思議な現象が1つある。ラズナーは(右投げなのに)
右打者が多いところはダメなんだ。
ラズナーは出すなー。出しちゃいかんのや…」

<4回は審判に何か言っていたが>
「皆が(霧でボールが)見えないって言うから。
選手は球が全然見えないといっている。
霧が晴れるか分からないけど待ったらいいんじゃないか?って言ったんだ。
この球場は何で霧が多いんだ? 海が近いから?珍しい球場だよね」

<丈武を即スタメンで起用した>
「当然だろうけど、緊張したそうです。
(傍から見ても)そんな感じに見えました」

<もう少し起用しますか?>
「若い子にはどんどんチャンスを与えるつもり」

<被安打19、失点15はともに今季ワースト>
「長いことやっていれば、まあ、いろいろあるよ」

<手の施しようがない惨めな敗戦にも暗い表情は見せず、
そわそわしながら会見場を後にして>
「トイレ行きたいから、もうええか?」

<試合前、ベンチから練習を見守っていたもとに、
橋上コーチがやってきて『落合監督がお呼びです』。
中日戦では恒例となっている『ご指名』に苦笑い。
たとえ監督であっても相手が球界最年長監督であれば
自ら出向くものだが、報道陣の目を気にしてか、
落合監督だけは打撃ケージ裏であいさつする。
こう言いながらも、まんざらではない様子。
この日も20分ほど野球談議に花を咲かせて>
「おれを呼びつけられるのはアイツだけや」
東北楽天公式中スポサンスポ12
共同通信社時事通信朝日新聞毎日jpデイリー


○落合監督
<今季最多タイの19安打、最多の15得点。
3度目の先発全員安打も達成しての大勝。
勝っても課題を口にすることが多いが、
報道陣の質問を受け付けずにバスに乗り込んで>
「今日は何にもありません。
こういう試合で(何か)言ったら罰が当たる」

<濃霧ノーゲームは心配ではなかったかと問われ>
「心配してません」
(中スポ、サンスポ時事通信朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋デイリー


今日の公示。(10日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 岩﨑恭平内野手
公式サイト共同通信社

△岩﨑恭平
<この日1軍へ初めて昇格したが、早速プロ初出場。
大量リードの9回1死三塁から、デラロサの代打で出場すると、
フルカウントから内角直球を見極めて四球で出塁。
冷静に出塁したルーキーは試合後、笑顔を浮かべて>
「少し緊張しましたね。四球についてはよかったと思います。
自信を持って見逃した? そうですね」
(中スポ)


若竜トピックス(10日)

◆鈴木義広

<昨年9月の右ひじ手術からの完全復活を目指すが、
この日ナゴヤ球場での2軍練習で、実戦形式のシート打撃に登板。
井上を左飛、澤井を三ゴロ、育成・加藤を三振に打ち取るなど、
力のあるボールを投げ込み、上々の復調ぶりをアピール。
12日からのウエスタン・オリックス3連戦から、
ゲーム要員としてベンチ入りする予定>
「だいぶ良くなりました。
試合で投げるとまた違ってくると思うけど、
今の(ヒジの)状態はいいので、これから(調子を)上げていきたいですね」
中スポ

◆堂上剛裕
<5月初旬に右肩を痛め、別メニュー調整を続けていたが、
この日、シート打撃で1本塁打を含む
3打数2安打と結果を出して、復調をアピール>
「打つことに関しては、もう(右肩は)大丈夫です」

<3打席目にルーキーの岩田から
左翼ポール上部直撃の特大弾を放ち、満面の笑み>
「打てて良かった」

<今後の見通しについて>
「送球がもう少し強く投げられないとダメですけど、
あと3、4日でチームに合流できるようにしたい」
中スポ

2009年6月10日 (水)

杜の都で森野一塁と野本抹消岩崎恭平初合流。

6月に入って、4勝1敗1分けと好調。
ようやくここに来て、自分たちらしい野球が
できはじめつつある感のドラゴンズ
この日ナインは、きょう10日からの東北楽天2連戦に備え、
名古屋から仙台へと移動し、Kスタ宮城で練習を行ったもよう。
その練習のなかで、いくつかの動きがあったようで。
森野一塁、野本登録抹消、岩﨑恭平初の合流など、
この日のドラゴンズの話題を集めましたので、どうぞ!


ドラゴンズトピックス(9日)

◇トニ・ブランコ

<あす11日に対戦が予想される東北楽天・田中の『撃破』を誓う。
この日Kスタ宮城で行われた練習後、田中についてこう話して>
「とてもいい投手だと思う。でも今度は集中して打ちたいですね」

<言葉はやさしいが口調は強い。
前回5月27日、ナゴヤドームでの対戦では屈辱を受けた。
3打数無安打と抑えられ、併殺も喫した。
それもただ単に抑えられただけではない。
高めのつり球を多用され、苦労してつかんだ
ストライクゾーンの感覚もずたずたにされると、
これをきっかけに、その後5試合は打率.263と低迷。
6月に入りやっと調子を取り戻したが、もう同じ手は食わない>
「ビデオで彼(田中)の研究もしている。
いい投手なんで、もう一度ビデオを見て対策を練りたいね」

<マー君の向こう側には新たな目標も見える。
球団史上初めてとなる交流戦MVP。
ただ厳しい条件がある。交流戦の勝率1位チームから選ばれるのだ。
「交流戦にもMVPがあるなんて知らなかったよ。
教えてくれてありがとう。なんとか取れるように頑張ります」

<9勝6敗1分けのチームは、首位福岡ソフトバンクとは3ゲーム差。
残り8試合。上位チームの失速が必要となるが、あきらめてはいない。
本塁打は交流戦トップの8発、打点は2位タイの16。
打ち続け、チームを乗せればおのずと勲章も転がり込む>
「まずは、チームが勝てるように全力をつくしたい」

<きょう10日からは、Kスタ宮城が戦いの場になるが、
その印象についてこう言って、不敵な笑みを浮かべる>
「アメリカの球場みたいでやりやすそうですね」

<『ターミネーター』のイメージで制作されたTシャツ
13日からドラゴンズショップなどで発売されることが明らかに。
自身の手や足などがサイボーグのように力強くデザインされているが>
「みんなにこれを着て、応援してほしいですね」
中スポサンスポスポニチ名古屋


◇森野将彦
<きょう10日の東北楽天戦で一塁を守る可能性が出てきた。
この日のシートノックでブランコとともに一塁の守備を担当。
突然の指令だったようで、グラウンドには三塁用グラブしか持っておらず、
最初はそれを使っていたが、途中で松永監督付広報が使っている
ファーストミットを借用。連係プレーに取り組んだ。
一塁を守ったのは、今春のオープン戦では
3月15日の北海道日本ハム戦で1イニングだけ。
公式戦では昨年9月14日・横浜戦以来となるが、
練習後はこう話して、緊張感をあらわに>
「きょうは(話すことは)何もありません。明日からです」
(中スポ)

◇トマス・デラロサ
<きょう10日の東北楽天戦でスタメン出場が予想され気合十分。
この日のシートノックでは三塁で守備するなど、
3日のオリックス戦と同様、6番・三塁での出場が濃厚。
前回先発では5打数2安打1打点。勝利に貢献したいところ>
「出れば久々の出場になるけど、問題ない。
チャンスだから力を発揮したいね」
(中スポ)

◇荒木雅博
<東海道、東北新幹線を乗り継いで約4時間かけて仙台入り後、
自主的に練習に参加、ランニングなどで軽めに動く。
休日返上の理由を明かして>
「移動が長かったので、こういうときは動いておいた方がいい」

<7日の埼玉西武戦で捕手と激突して打撲した左ひざについては>
「まだ腫れてるけど、大丈夫です」
(中スポ)

◇藤井淳志
<前日の試合で打率3割を切ったが、気合を入れ直す。
10日の先発が予想されるラズナーはオープン戦で2打数1安打、
11日の予想の田中とは前回対戦で4打数1安打だった。
この日立浪兼任コーチから『よくなっている』とお墨付き。
若武者は活躍を誓って>
「状態は悪くはないと思います。結果を残せるように頑張ります」
(中スポ)

◇立浪和義兼任コーチ
<この日、Kスタ宮城で行われた練習に参加。
打撃、守備練習は行わずに、コーチに専念。
フリー打撃をしている英智や藤井にアドバイスを送って>
「(痛めている左太もも裏は)だいぶよくなっている。また、あしただね」
(中スポ)


◇小笠原孝
<きょう10日の東北楽天初戦の先発が予想される。
年に一度の交流戦の仙台遠征で、06年から4年連続の登板。
敵地だが、ここに来るとしっくりとくる空気を感じるという。
どのポイントとか、マウンドのどの角度とか、
細かく分析しているワケではないが、投げやすい>
「この球場は相性がいいですね。
雰囲気とかが好きです。投げやすい球場ですね」

<仙台での初登板は02年、
まだ『宮城球場』という名称だったが、このときは1イニング4失点と炎上。
しかし東北楽天の本拠地となり、改装された後の交流戦では一変。
3試合に先発し、6イニングを2失点、
6イニング2/3を1失点、7イニングを2失点と、すべての試合で
先発としての役割をきっちり果たし、防御率2.29と安定。
東北楽天戦は、山﨑武司、鉄平らとの元僚友対決もあるが、
それを意識する以前に、自分の立場が危ういと言う>
「今回はそんなこと言っていられないです。
前回失敗している(2イニング1/3で7失点KO)ので、
次はとにかく頑張るだけです」
中スポ

◇吉見一起
<先発が予想される11日の第2戦。東北楽天の予想は田中。
ともに両リーグの防御率1位を走っている(吉見1.41、田中1.23)
だけに、ハイレベルな投手戦が見られそう。
この日はランニングなど軽めの調整を行い、気合を入れて>
「次はとにかくがんばります」
(中スポ)


今日の公示。(9日)

◆セ・リーグ
【出場選手登録抹消】
▼中日 野本圭外野手
(再登録は19日以降。公式サイト共同通信社


▼野本圭
<即戦力ルーキーが開幕から68日目にして出場選手登録を抹消。
打率.241、1本塁打、9打点。結果がすべての世界だけに、
2軍落ちは仕方がないのかもしれないが、
今後の成長は2軍でいかに過ごすかにかかっている。
前日の試合後、立浪兼任コーチに
『もう1回、1からやって1軍に帰ってこい』と言われたという。
この日からナゴヤ球場での2軍練習に参加したが、気合を入れ直して>
「悔しいという思いがあるんで、
早く1軍にあがれるようにやっていきたいですね」
中スポ

◇立浪兼任コーチ
<キャンプ初日からあらゆることを教え込んできた野本の師匠。
5月17日の横浜戦では送りバントを決めて
全力疾走しなかった弟子を、大声でしかった一方で、
疲れている顔を見ると栄養ドリンクをそっと渡したことも。
いずれは中日を支える選手だと思えばこそ、親のようにサポート。
今回、初めて『親元』から離れるが、兼任コーチはこう説明>
「いままでいろんなことを教えた。
それをやろうとしてうまくいきかけたこともある。
でも、やっぱり1軍は結果を出さないといけないから、
試せることが試せなかったんだ。
2軍も結果は必要だけど、結果を気にせずに試合で試してほしい」
中スポ


◆岩﨑恭平
<野本に代わって1軍に合流したのは、同じルーキー。
規定打席には到達していないが、2軍戦で
打率.378(37打数14安打)をマークしていることが評価されたよう。
遊撃の位置について守備練習をすると、
その後は谷、平田と同組でフリー打撃を敢行。
20分の練習を終えようとした時にベンチから落合監督の声が。
延長しての打撃では、緩いカーブに泳がされる場面もあったが、
多くを鋭い打球を左右に打ち分けた。
前日夜に初の1軍合流令を受けたという。初々しい口調で>
「自分が思っていたよりも早く呼んでもらったので驚いています。
びっくりしましたけど、頑張らなきゃ、と思いました」

<オープン戦では出場がなく、
2軍でも開幕当初はなかなか試合にも出られなかったが
自信も芽生えはじめているよう>
「最近ようやく(2軍で)試合に出始め、
ヒットが出てからは好調を持続できていると思います」

<俊足が売り物だということは指揮官も知っている。
加えて、現状では左打ちの控え選手は立浪だけ。
荒木、井端が健在な限り守備での出番は少なそうだが、
代打や代走などでチャンスはある。ルーキーは目を輝かせて>
「走塁? もちろんそこが自分の持ち味。
代走か守備か分かりませんが、もし出られたら
自分にできることをしっかりこなして、アピールしていきたい」
中スポおおさか報知スポニチ名古屋ニッカン


◇落合監督
<野本に代わり、岩﨑恭平を初めて1軍に招集。
一塁側ベンチでフリー打撃を見つめていたが、
指揮官自ら時間を延長させて打撃投手にリクエスト>
「見てるから、あと5分ほど打たせてやって。
バッターには知らせずにミックス(直球、変化球を混ぜて投げること)で」

<岩﨑恭平にはこう言って>
「見てるんだからまだやめるな。あと10分。頑張って打て」

<左打ちの思い切りのいい打撃もさることながら、
50メートル5秒8の俊足が大きな武器の岩﨑恭平について>
「足が速いと聞いたから呼んだんだ」

<報道陣をけむに巻き、昇格に関しては話さず>
「今日は休みだぞ」
中スポおおさか報知スポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(9日)

◆伊藤準規

<期待のルーキー右腕が本格的な投球練習を再開。
右肩の違和感などで別メニュー調整を続けていたが、
4日、ナゴヤ球場の残留組練習で、
4月2日以来約2カ月ぶりに捕手を座らせてブルペン投球を行う。
藤井ブルペン捕手を相手に直球を40球。
5月27日に立ち投げで投球練習を再開してから、
中1日で投球練習を続け、5度目のブルペンで捕手を座らせる>
「7、8割くらいの感じでしたけど、バランスよく投げられました。
立ち投げの延長のつもりで、低めにいい球を投げられたと思います。
前よりもフォームのバランスもよくなっていると思います」

<3月末にはブルペンで捕手を座らせたが、
5月のベーブルース杯での実戦デビューのプランも出始めた
4月上旬、再び右肩に違和感を覚えた。
さらにそろそろ投球練習再開というところまで来た5月上旬、
今度は右ひざを痛め、ペースダウンを余儀なくされたという。
プロデビューに向け、今後は慎重に調整を進めていく>
「5月に実戦で投げたい、と思って少し焦っていたと思う。
同じことを繰り返したくはないので、焦らずやっていきたい。
実戦で投げ始めてからケガをしてはいけないですから。
これからはさらに下半身を鍛えて、
バランスよく投げられるように磨き上げていきたい」
(中スポ『若竜なび』より)

◆チェン・ウェイン
<5月30日の福岡ソフトバンク戦で左肩の違和感を訴え、
今月1日に出場選手登録を抹消されていたが、
この日ナゴヤ球場で行われた2軍全体練習で、
抹消後初めてキャッチボールを行う。
10日ぶりに握るボールの感触を確かめながら慎重に投球。
最終的には塁間よりもやや広い約40メートルほどの距離で
軽めのキャッチボールを終え、安堵の表情で話して>
「バランスとかを考えながら投げました。
(左肩の)痛みは全然なかった。大丈夫です。
これからは距離も伸ばして、力も入れていきたいです」

<復帰への見通しも明るく語り、前を見据えて>
「状態が良ければ、16日にシート打撃に登板する予定です。
1日も早く治したい」
(中スポ)


【ドラゴンズ・今週の日程】
10日(水)対東北楽天 (18:00・クリネックススタジアム宮城)
11日(木)対東北楽天 (18:00・クリネックススタジアム宮城)
12日(金)(対東北楽天 予備日)
13日(土)対北海道日本ハム (18:00・札幌ドーム)
14日(日)対北海道日本ハム (14:00・札幌ドーム)

<ファーム>
12日(金)対オリックス (12:30・ナゴヤ球場)
13日(土)対オリックス (12:30・ナゴヤ球場)
14日(日)対オリックス (12:30・ナゴヤ球場)


交流戦も残り4カード、8試合。
勝敗次第では、交流戦優勝という芽もありはするものの、
それよりもしっかりとした野球をしていくことが大事。
この日から再び地元・ナゴヤを離れ、約1週間のロード
仙台-札幌-北陸へと移動していく日程となっていますが、
再びナゴヤに戻るまで、いかに貯金を重ねられるか、
その辺りが今後の戦いに向けてのポイントとなってきそうですね。

前日東海、きょうは関東と、
各地が梅雨入りしていくなか、今週最初のカードとなるのは、
仙台・クリネックススタジアム宮城での東北楽天との2連戦。
今季すでにナゴヤドームで相対してはいますが、
1勝1敗という結果以上に、さまざまなことがあったような。
初戦は、開幕から負けなしのマー君に、
手こずりながらも、足で揺さぶり同点に。
しかし高橋中村紀洋に恩返しのタイムリーを許すと、
8回の満塁のチャンスで有銘に抑え込まれて、悔しい敗戦
続く2戦目は、先発・吉見が8回途中まで見事な投球をしたものの、
最終回、プロ600試合の記念登板となった守護神・岩瀬が、
1点のリードを守れず、同点に追いつかれると、
その判定を巡って、落合監督が遅延行為で退場
そして異様なムードで迎えた延長戦で、和田がライトへサヨナラ弾
勝ちこそしたものの、なんとなくスッキリしない印象もありましたね。

ただこれ以降、互いのチーム状況が変化
片や前日にストップこそしたものの、
引き分け挟んで4連勝と調子を上げたドラゴンズに対し、
田中の連勝ストップをきっかけに、あれよあれよの急降下
5連敗で借金2と苦しむことになった東北楽天
しかもナゴヤでの2連戦で得点に絡んでいた中村紀洋
腰痛による不振もあってか、ついに2軍落ち
代わって四国・九州アイランドリーグ出身の育成ルーキー、
丈武(森田丈武)が支配下登録され、即スタメンとの予想があるなど、
苦境打開にテコ入れをして、ややドタバタしているような感も。
中スポの先発予想は、初戦から
小笠原-ラズナー、吉見-田中となっていますが、
田中に対しても、
「普通に投げさせてもらえなかった」と苦労させていますし、
前回のようにいければ、攻略の可能性も大いにあるのでは、
吉見との両リーグ防御率1位対決となりますし、
ぜひとも打線の効果的な援護を期待。
Kスタ宮城で毎年好投をしているという小笠原とともに、
先発投手がゲームを作ってくれることを願います。


そういった状況のなか、ドラゴンズナインはこの日、
陸路・空路を使って、ナゴヤから仙台へと移動。
到着後、Kスタ宮城で練習を行ったそうですが、
またもや、いくつか動きがあったようですね。
その一つが、森野の今季初となる一塁の守備練習
リーグ最多の失策数ということもあり、
3日のオリックス戦では、ついにDHでの起用。
これが意外と刺激になったようで、3ランを含む4安打5打点と大爆発。
その後、打撃はだいぶ復調してきたものの、
この仙台、札幌というパ・リーグホームのゲームでは、
引き続きDH起用もあるのではと思っていましたが、
指揮官の考えは、少々違っていたようですね。

主砲・ブランコを打撃に専念させて、デラロサを三塁に。
そしてユーティリティープレーヤーの背番号31には
一塁を任せるというのが、中スポの見方。
それでも今季は、キャンプからずっとサード一本
また昨季においても、外野から三塁に入ることこそあっても、
中村紀洋がいたことで、あまり一塁は守っていないような印象が。
まあ突然の落合指令ということもあり、
森野自身「何もありません」ということだったようですが、
全くの素人でもないですし、やってく上で動きを思い出してくれるはず。
さらに久々の一塁守備をそつなくこなすことで
うまくリズムを掴み、上向き気配の打撃に弾みを付けてほしい。
あくまでも練習、実際ふたをあけると一塁・ブランコ
三塁もしくはDHで森野の可能性もないとはいえませんが、
新たなオプションとなってくるのか、今夜のスタメンに注目です。


またもう一つの大きな動きとしては、
開幕1軍入りを果たし、ここまでの約2カ月間、
ルーキーながらずっと1軍で奮闘してきた野本圭
しかしこのところの打撃低調もあってか、ついに首脳陣が決断。
開幕から68日目にして、プロ初の登録抹消となりました。
開幕当初は6番・ライトとして、非凡な打撃を魅せていたものの、
やはりプロというのは、厳しい世界
このところは左腕先発の時は、ベンチを温めることが多かったうえ、
出場を果たしても、判を押したかのような二塁ゴロを連発。
さらに前夜の埼玉西武戦では、大事な場面で
バントを失敗し、ランナーを進めることができないなど、
やや一時の輝きが影を潜め、かなりもがいている印象も。
平田、小池、英智らとの競争のなか、
やはり結果を残せなかったことから、
ひとまずやり直しということになったようです。

立浪兼任コーチから
「もう1回、1からやって帰ってこい」との
ゲキもあったようですが、まずは心機一転
気持ちを入れ替え、ファームで汗を流してもらいたいですね。
そして教えてもらいながらも、1軍の打席では試せなかったことを
しっかり身につけ、自分の今後への技としていく。
そして結果を残し、一皮むけて戻ってきてほしいなと。
ある種の『立浪離れ』により、
新たな面も見えてくるかもしれませんし、
今回の放牧の時間を無駄にせず、しっかり鍛錬してほしい。
最短では10日間とはいえども、そこで戻されるのか、
それともしばらくかかってしまうのか。
あくまでそれは、本人の復調次第
『目指せ!新人王』の横断幕が出るなど、ファンの期待が大きい野本
早い復帰が望まれはしますが、悔しさをバネにして、
まずは自分が満足できる打撃を取り戻してほしいところ。
新たな局面に入った即戦力ルーキーの成長
今後の頑張りを期待するとともに、さらに楽しみにしたいです。


プリンスキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!なおその野本に代わって、
1軍に招集されたのは、
ドラフト3位ルーキーの
『プリンス』岩﨑恭平
ここに来て、徐々にながら
頭角を現し、
ウエスタンのゲームでも、
活躍が目立ってきましたが、
思った以上に指名が早かったですね。
打率.378という打撃もそうですが、売りはやはり
おそらくきょう10日に出場選手登録されて、
初の1軍ベンチ入りとなってくるでしょうが、
チャンスがもらえた場合には、気負いすぎることなく、
しっかり走って、アピールしてほしい。
初々しさが残るなか、最初の奮闘を大いに期待しています!

2009年6月 9日 (火)

朝倉完全のち大崩れ、竜6月初黒星連勝止まる。

連勝対決を制し、引き分けを挟んで4連勝
6月に入り、好調ロードを突き進むドラゴンズ
ナゴヤドームでの埼玉西武との今季最終戦は、
朝倉-岸というエース格同士の投げ合いに。
完ぺきな投球を続ける朝倉に対し、悪いながらも粘る
しかし6回、朝倉が突然乱れ、3連続四球で満塁とすると、
中村、石井義人の連打で4点を失い、まさかのKO
終盤打線が追い上げたものの及ばず、連勝ストップとなりました。

◇日本生命セ・パ交流戦
中日-埼玉西武 最終戦
(8日・ナゴヤドーム | 中日2勝2敗)
34552人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
埼玉西武
中 日
[敗] 朝倉(10試合5勝3敗)
[D本] ブランコ16号
[Dバッテリー]
朝倉、パヤノ、ネルソン、浅尾 - 谷繁

◇対埼玉西武最終戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数2安打)
2 (二)荒木  (4打数1安打)
3 (三)森野  (5打数1安打1打点)
4 (一)ブランコ (5打数1安打1打点)
5 (左)和田  (2打数無安打)
6 (右)野本  (4打数無安打)
7 (中)藤井  (4打数無安打)
8 (捕)谷繁  (3打数2安打1打点)
9 (投)朝倉  (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回ウラ・中日> P・
井端中前打、荒木右前打、
森野中飛・二走井端タッチアップ三進、
1死一、三塁から、ブランコ中高め直球二飛、
2死一、三塁から、和田中スライダー打ち上げ二飛


<2回ウラ・中日> P・
野本外直球見三振、藤井内直球見三振、
谷繁四球、朝倉四球、
2死一、二塁から、井端外カーブ泳ぎ遊ゴロ


<3回ウラ・中日> P・
荒木左飛、森野二直、
2死から、
ブランコ中高め浮いた直球・
弾丸ライナー左中間席飛び込む本塁打(D 1-0 L)

和田四球、野本内高め直球詰まり二ゴロ

<5回・埼玉西武> P・朝倉
中村中シュート左飛、
石井義人外直球三塁線突破ヒット(朝倉完全途切れる)、
G.G.佐藤外フォーク外れ四球、
大﨑初球内直球三邪飛、銀仁朗外フォーク連投空三振

<6回・埼玉西武> P・朝倉
内直球空三振、
片岡高め浮き四球、栗山ストレート四球、
中島0-3・1球ファウルのあと四球、
1死満塁から、中村初球内シュート狙い打ち・左前2点適時打(D 1-2 L)
1死一、二塁から、石井義人中落ちないフォーク拾われ・
右中間突破2点適時三塁打・朝倉KO(D 1-4 L)
P・パヤノ
1死三塁から、G.G.佐藤内146キロ空三振
2死三塁から、代打三浦外直球空三振

<7回ウラ・中日> P・
藤井力なし右飛、谷繁ライナー中前打、
代打平田中直球空三振、
井端内直球投返し中前打、
荒木外カーブ泳ぎ三ゴロも中村お手玉エラー、

P・星野
2死満塁から、森野外スライダーボテボテ三ゴロ・
激走一塁セーフ=適時内野安打(D 2-4 L)

P・岡本慎也
2死満塁から、ブランコ中低め縦スライダー・
スイング取られ空三振・三者残塁


<8回ウラ・中日> P・西口
和田相手力んだか四球、
野本バントファウル打たせて二ゴロ二封、藤井遊ゴロ二封、
2死一塁から、
谷繁外直球左中間フェンス直撃適時二塁打(D 3-4 L)
P・三井
2死二塁から、代打立浪外スライダー一ゴロ

<9回・埼玉西武> P・浅尾(4日連続・7連投)
石井義人四球・代走黒瀬春樹G.G.佐藤右手死球、
三浦2球目バント空振り・二走黒瀬飛び出し谷繁二塁送球も・
黒瀬戻らず躊躇なく三塁へ・井端投げられず=三盗、
無死一、三塁から、三浦内スライダー見三振、
1死一、三塁から、代打佐藤友亮中入るパーム中犠飛(D 3-5 L)

<9回ウラ・中日> P・小野寺
井端遊ゴロ、荒木ストレート四球、
森野外146キロ手が出ず見三振、
2死一塁から、ブランコ初球外フォーク三ゴロ、
試合終了。


【ゲームレビュー】
朝倉崩れ逆転負け

先発・朝倉が6回に崩れ、1分けを挟んでの連勝が4で止まった。
この回1死満塁から中村、石井義人の連続適時打で
1-4と逆転された。9回は浅尾が1点を与えて突き放された。
埼玉西武のは約1カ月ぶりの7勝目でハーラートップに並んだ。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


交流戦開幕の県営大宮
同じ先発対決になった一戦でしたが、
結果的には、7回途中まで2失点(自責1)のに軍配。
ただ中盤までの投球内容では、明らかに朝倉の方が上。
「投手は繊細」とは良く聞きますが、
この日の朝倉はほんとそんな感じでしたね。

立ち上がりからストレートとシュート、フォークを絡め、
低めにボールを集める投球で、埼玉西武打線翻弄
持ち味のゴロと三振でアウトを重ね、
何と5回1死まで、文句なしのパーフェクトピッチング
この日14人目となった石井義人に外へのストレートを
うまく流され、ついにランナーを出してしまいますが、
その辺りから張り詰めていたリズムが
微妙に崩れはじめたのでしょうか。
続く6回、先頭のを三振に取ったものの、
続く片岡に四球を与えてしまうと、そこからまさかの大崩壊
丁寧に投げようと思いつつも、俊足の片岡を警戒しながら、
栗山に放るもすべて見切られ、ストレートの四球
さらに中島に対しても、ストライクが入らず8球連続ボール
4球目を中島がフルスイングでファウルし、
ようやく1ストライクが取れたものの、
それが逆に怖さを抱かせたのか、3連続四球で満塁のピンチに。
そして迎えるは4番、パ・リーグ打点王の中村
「四球のあとの初球」
それを注意しなくてはいけないのは、分かっているものの、
もはや冷静さに欠けていたか、あまりに甘く入ってしまいましたね。
狙っていた中村にものの見事に引っ張られてのタイムリーで、
一気に逆転を許すと、流れのままに続く石井義人にも
右中間を大きく破られ、2点追加の三塁打を浴びKO

健太まさか…。突然ストライクが入らなくなり、
崩れる朝倉を見るのは
決して初めてではないので、
驚きこそしませんでしたが、
あそこまで好投しながら、
一気に崩れてしまうとは…。
安定感がある投手だからこそ
はまってしまう落とし穴
大事に行こうという気持ちが、
逆の方向に出てしまうことで、次第にはまり込んでしまう。
そんな姿が、見ていてとても残念に思えましたね。
まあ「これも野球」なのかもしれませんが、
シーズンは続いて行きますし、
できれば朝倉自身が、今回の投球を引きずらず、
しっかり切り替えてくれること
ローテの軸の1人なだけに、その辺りを望みたいですね。
次回登板は再び地方球場の金沢となりますが、
この屈辱を晴らすような内容を期待したいと思います。


一方、終盤ジリジリと粘りを見せたものの、
やはり響いたのが、最終回での失点
パヤノ、ネルソンがゼロでつなぎ、1点差に迫った9回、
4番手としてマウンドに上がったのは、浅尾
ただこの日で4日連続の7連投
さすがにボールが来てなかったですね。
先頭の石井義人に対し、球が浮いて四球を与えると、
続くG.G.佐藤の右手にぶつけてしまい死球。
さらに代走の黒瀬には思わぬ三盗まで許してしまうなど、
ゆさぶりに合ったうえでの、犠牲フライでの失点。
ここでも四死球が響くこととなりますが、
ノーヒットで失った1点は、相手を楽にしてしまいました。
勝ちパターンのセットアッパーをあえて1点ビハインドで出す。
「勝つんだ」というベンチの思惑については、
悪くはないですが、さすがに浅尾も疲れていたかなと。
シーズン終盤ならまだしも、少々無理だったのではと
今回の起用に首をかしげてしまいました。


交流戦10勝目を逃し、引き分けを挟んだ連勝もストップ
勝率1厘差で4位に転落してしまいましたが、
岡本慎也の元気なところを見られましたし、
今回に関しては、まあくれてやる!と強がっておきましょうか。
ただここで休み続けることなく、再び進撃開始
4連戦は今回が最後は、以降の4カードは2連戦ずつと、
比較的日程が楽に組まれています。
疲れも徐々に出ていると思いますが、うまく切り替えてほしいなと。
そして1日空けて、10日からは仙台への遠征。
Kスタ宮城での東北楽天戦を迎えます。
またしても田中マー君との対戦となってくるでしょうが、
前回より打線の調子も上がっていますし、今回は楽しみですね。
相手は5連敗で一気にBクラス転落と下降気味ですし、
エース格を叩いて弾みをつけて、貯金生活をキープしてほしい。
相手の地元ご老公をボヤかせるためにも、
打線の爆発での圧勝を期待したいところです。


★プレーヤーズ・ボイス(8日)

●朝倉健太

<6回に突然崩れ、1死から3連続四球と連打で4失点。
今季初のKO降板の屈辱に、広報にコメントを残すのがやっと>
「何もないです。申し訳ありません」

<あまりに急な暗転だった。
4回までパーフェクト。アウトは三振か内野の凡ゴロ。
5回に初めて走者を出しても、落ち着いて無失点に抑えていたが>
「調子は(途中までは)良かったです。
疲れ? そういうのはなかったんですが…」

<それまで完ぺきな投球を見せていたがストライクが入らない。
6回1死走者なしから、片岡、栗山、中島を連続で歩かせると、
中村には置きにいったような初球を
左前にはじき返され、逆転2点適時打。
続く石井義人にも右中間2点三塁打された時点で、
ベンチからタオルが投げ込まれた。
球数は95。疲れについてはきっぱり否定。
本人が語った精神面の微妙な揺れがすべてのよう>
「はっきりいって恥ずかしいですね…。
片岡への四球は仕方ないと思ったけど、その後の四球は、
丁寧に投げようとしたところがあった。それが後悔です。
丁寧にいき過ぎた? そうですね。
攻めの気持ちじゃなかった、というのはあります」
朝倉ブログ「こんにちは!健太です!」、
中スポ共同通信社時事通信スポニチ名古屋ニッカンデイリー

●森バッテリーチーフコーチ
<朝倉のあまりに突然の乱調に、試合後は困惑を隠せず>
「岸は絶対に出しちゃいけないと思って、
慎重に投げすぎたのかもしれん。
あそこでちょっとフォームが変わったように見えた」
スポニチ名古屋

●浅尾拓也
<7試合連続登板となったが、7試合ぶりの失点に反省しきり。
1点ビハインドの9回に登板したが、
スピード、制球ともに本来の力強さが見えず、
いきなり先頭打者に四球、続く打者に死球を与えると
1死一、三塁から代打の佐藤友亮に中犠飛。無安打で1点を失った>
「0点なら流れが変わったかもしれないのに。
(佐藤友亮には)ワンバウンドでもよかったのに、暴投が怖くて…」

<4日連続登板については>
「疲れているからダメだったと思われたくない。
ボール自体はよかったと思います」
(中スポ)


●トニ・ブランコ
<3回2死、左中間に先制の16号ソロを放つ。
カウント0-2からの3球目、おそらく相手の狙いはつり球だが、
埼玉西武先発・岸が投じた136キロ高め直球にジャストミートすると、
打球はうなりを上げて左中間スタンドに吸い込まれた>
「完ぺきにとらえられたよ」

<パ・リーグを代表する右腕との相性はこの日も抜群。
前回対戦した19日(県営大宮)は3打数3安打2本塁打。
しかもいずれの本塁打も完ぺきだった。
この日は1回こそ1死一、三塁から二飛に倒れてしまったが、
失敗を取り返す、対岸3本目のビッグアーチ。
交流戦はこれで12球団断トツトップの8本目。
結果的には悔しい敗戦に終わったが>
「とにかく自分の仕事をして、いい結果を出すためにやっている。
いい結果が出ているのはすべて神様のおかげだよ」

<この日、発表された球宴のファン投票中間発表では
一塁手部門で広島・栗原に次ぐ2位だった。
ナゴヤドームの『天井直撃弾』、
左手一本でスタンドまで運んだ怪力弾など
観る人の度肝を抜く長打力で人気も上昇>
「そうか…。出られれば頑張るし、出られなければ休むよ」
カメラブログ中スポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン

●田中監督付スコアラー
<試合前、桂川通訳とともに自分への攻め方をチェック、
それをもとに狙い球を定めているブランコについて。
確実に進化していると証言>
「ウイークポイントの高めのつり球を
相手が投げてくるのは傾向で分かっていた。
それを打ったことでその後の打席では
高めで攻めないようになってきた。確実に穴は少なくなっているよ」
中スポ


●谷繁元信
<2-4で迎えた8回2死一塁、カウント0-1から
西口の外角の139キロを左中間へはじき返し
フェンス直撃のタイムリー二塁打を放つ。
先頭打者の和田が四球で出ながら、
野本、藤井と二遊間へのゴロで二塁封殺が2つ続いた直後。
消えかけた反撃ムードをつなぎ留め、代打・立浪にバトンを渡す。
7回にも反撃の口火となる中前打を放っており、これでマルチ安打。
6月に入ってからは、17打数6安打。
5日には若手の『早出特打禁止』であいた打撃ケージを使って
全体練習前にも打ち込み、好調維持にも努めていた>
「スタメンに戻って1カ月くらい。やっとゲームの体に戻ってきた」
中スポ

●森野将彦
<7回2死満塁、弱い三塁ゴロを放つと一塁へ猛ダッシュ。
間一髪のタイミングでセーフとなり、追撃の1点をチームにもたらす。
苦笑したが、これで今季は満塁では5打数5安打。
『満塁男神話』はまだまだ続きそう>
「必死に走りました。
もっと楽にセーフになるかと思ったんだけど、足が遅いよ」

<また浜乙女のラジオCMに出演が決まっているが、
この日、ナゴヤドーム内で同社からタイアップ商品を贈呈される。
ドアラとタッグを組んでパッケージされたお茶漬けのり。
4種類あるパッケージの写真はドアラと一緒に選んだもの。
同商品120個を渡されると、気合を入れて>
「自分の写真が商品になるなんて思ってもみなかった。
これからも頑張ります」
カメラブログ中スポサンスポ


●藤井淳志
<5月24日の北海道日本ハム戦以来続いていた
連続試合安打は『11』でストップ。
第1打席は内角の際どい直球で見逃し三振>
「あれはボールだと思ったんですが」

<残念がったが、続く打席でもヒットは出ず、
力強い言葉で出直しを誓う>
「また、これから頑張ります」
中スポ

●荒木雅博
<マツダオールスターゲーム2009のファン投票の
中間発表がこの日から始まり、第1回発表で
セ・リーグ二塁手部門でトップに立つ。
2位の東出(広島)とは約300票の小差だが、
試合前に報道陣から知らせを聞くと、笑いながらご謙遜>
「なんか申し訳ない気持ちになりますね」

<すぐに顔をきりりと締め直すと、気合を入れる。
この日は第1打席で3試合連続安打となる右前打。
7回1死一、二塁でも三遊間のゴロで三失を誘い、
森野のタイムリー内野安打に繋げた>
「それに見合うような活躍をします。今から」

<また前日の試合で本塁に突入し、右ひざを打ったが笑顔。
守りでも再三のゴロを無難にさばき、不安を完全否定>
「大丈夫」
(中スポ)

●岩瀬仁紀
<試合前の練習、投手陣はいつものように
外野フェンス沿いをランニング。
空調のきいたドーム内で快適に体を動かしていたが、
途中から河原、平井とともに蒸し暑い屋外でランニングを敢行。
現在ドームの隣では催し物が行われていて、
行列ができることもあるが、ひっそりとした場所に走っていくなど、
ベテランリリーバー3人衆は元気いっぱい>
「あそこは人いないから大丈夫」
(中スポ)


●立浪和義
<8回2死二塁、その登場にナゴヤドームはヒートアップ。
左腕・三井と相対したが、初球、外角へのボール気味の直球を
ストライクと判定されて苦しくなると、2球目も直球でストライク。
3球目の外角へ逃げていく変化球にバットを合わせたが、
力のない一ゴロに終わる>
「あそこをストライクと言われると、3球目も手を出さなきゃならない。
きょうは不本意な結果でしたが、取り返せるよう頑張ります」
(中スポ)

●山田喜久夫打撃投手
<立浪に投げる左の打撃投手は通常、
ベテランの清水治美打撃投手だが、この日は都合で代役を務める。
やや緊張気味に見え、投げ終えた後、
ドラ番記者に『昇格?』と声を掛けられると、
すぐさま右投げの立浪係・平沼打撃投手が『消化不良です』。
ツッコミを入れられたが、まじめな顔を崩そうとはせず>
「だれに投げるときも同じですよ」。
(中スポ<ドラ番記者>

●平田良介
<立浪兼任コーチとの約束通り、髪の毛を短く刈ってきた。
前日の試合前に立浪兼任コーチと
無安打ならば五厘刈り、猛打賞でなければ短髪にすると約束。
1安打1打点で五厘刈りは回避したものの、試合後髪を切りに。
この日、ナゴヤドームに到着した際に
立浪に頭髪チェックを受け、合格点をもらったという>
「美容師さんに『いいの?』って聞かれましたよ。
こんなに短いのは新人の時以来ですかね」

<自身は『スポーツ刈り』と言い張っていたが、
後ろ髪はかなり長いファッショナブルな?もの。
『カッコイイね』と声を掛けられ、うれしそうにしていた>
「ありがとうございます」

<また早出特打のあった時間帯の練習について。
それに込める自らの考えを明かして>
「特打でも自分なりの課題を持ってやっていましたが、
今は(素早く繰り返してバットを振る)速振りをやっています。
体のキレを出したいと思って」
(中スポ、ニッカン


●野本圭
<全体練習が始まる約1時間ほど前から、
一塁側の室内練習場に足を運ぶのが、若手野手の日課になりつつある。
マシン打撃、素振り、取り組むメニューは人それぞれ>
「メニュー? いろいろやっています。日々変えています」
(中スポ)

●石嶺打撃コーチ
<先月まで行われていた若手の早出特打が
今月4日以降、なくなったことについて。
落合監督の指令であることを示唆>
「チームの決めごとはすべてトップは決めることです」
(中スポ)

●笘篠外野守備走塁コーチ
<早出特打でしばしば打撃投手を
務めてきたが、指揮官の意図を推察>
「(若手が)自分たちで考えてやれということだと思いますよ。
また投げてくれと言われれば、自分は投げますけど、
(4日からは)ないということなんでね」
(中スポ)


●落合監督
<引き分けを挟んだ連勝が4でストップ。
こう話すと、1分足らずで会見を打ち切る。
わずか3安打で5失点という不思議な結果に>
「変なこと聞くな。これも野球や。ほかに何かあるか」
(中スポ、スポーツ報知共同通信社時事通信毎日jpスポニチ名古屋


今日の公示。(8日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 谷哲也内野手
【出場選手登録抹消】
▼中日 新井良太内野手
(再登録は18日以降。公式サイト共同通信社


△谷哲也
<14日ぶりの1軍合流。新井と入れ替わりでベンチ入りを果たす>
「登録されるかどうか分からないんですが、頑張ります」

<1年目の昨年は1度も呼ばれなかった1軍に、
開幕ロースターを含めて、これで3度目の招集>
「昨年より守れるようになったと思います。
そういうところが大事ですから」
(中スポ)

2009年6月 8日 (月)

打線速攻苦手攻略、貯金竜引き分け挟んで4連勝!

土壇場同点に追いついたものの、あと一押し出来ず、
今季初の引き分け試合となってしまったドラゴンズ
日曜日ながらカード替わって迎えるは、
ナゴヤドームでの埼玉西武との2連戦。
ともに連勝チーム同士の対戦となりましたが、
その初戦、これまで苦手としていた帆足から、
打線が序盤一気に4点を奪って、流れを掴むと、
先発・川井が苦労こそしたものの、6イニングを2失点。
そして7回以降は平井-浅尾-岩瀬の勝利の継投で逃げ切り、
引き分け挟んで4連勝。貯金もしっかり2としました。

◇日本生命セ・パ交流戦
中日-埼玉西武 3回戦
(7日・ナゴヤドーム | 中日2勝1敗)
37661人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
埼玉西武
中 日
[勝] 川井(7試合4勝)
[S] 岩瀬(22試合1勝1敗14S)
[D本] なし
[Dバッテリー]
川井、平井、浅尾、岩瀬 - 谷繁

◇対埼玉西武3回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数1安打)
2 (二)荒木  (4打数2安打1打点)
3 (三)森野  (4打数1安打1打点)
4 (一)ブランコ (4打数1安打1打点)
5 (左)和田  (4打数1安打)
6 (右)平田  (3打数1安打1打点)
7 (中)藤井  (4打数1安打)
8 (捕)谷繁  (3打数1安打)
9 (投)川井  (2打数1安打)

【イニング経過】
<1回・埼玉西武> P・川井
片岡初球カーブ中前落ちるヒット、
栗山初球・片岡二盗、栗山四球、
無死一、二塁から、中島遊ゴロ二封、
1死一、三塁から、中村内高め直球詰まり二飛、
2死一、三塁から、平尾外直球遊ゴロ

<1回ウラ・中日> P・帆足
井端一ゴロ、荒木三塁線ゴロ中村抜かれ二塁打、
1死二塁から、
森野外高めパーム流し打ち左前適時打、
二走荒木本塁突入・銀仁朗と激突も生還(D 1-0 L)

1死二塁から、ブランコ内高め直球・
詰まりながらも右翼線落とす適時二塁打(D 2-0 L)

和田遊ゴロ・ブランコ三進、
2死三塁から、
平田中直球一、二塁間突破適時打(D 3-0 L)
藤井内高め直球ハーフスイング三振

<2回・埼玉西武> P・川井
G.G.佐藤空三振、佐藤友亮高いバウンド遊ゴロ・
井端バウンド合わず弾く=エラー、
銀仁朗4球目・佐藤友亮二盗、銀仁朗外カーブ見三振、
帆足際どい四球、
2死一、二塁から、片岡初球チェンジアップひっかけ遊ゴロ

<2回ウラ・中日> P・帆足
谷繁左前クリーンヒット、
川井絶妙バント投一間・一塁平尾追いつきバックトス・
送球逸れる(バントヒットと平尾のエラー)、
無死一、三塁から、井端浅い右飛、
1死一、三塁から、
荒木中パーム左翼線落ちる適時二塁打(D 4-0 L)
1死二、三塁から、森野遊直、ブランコ高いバウンド三ゴロ

<3回・埼玉西武> P・川井
栗山遊直、中島中高め直球空三振、中村内カーブ空三振

<3回ウラ・中日> P・帆足
和田遊ゴロ、平田三ゴロ送球逸れエラー、
藤井内パーム空三振、谷繁四球、
2死一、二塁から、川井外パーム空三振


<4回ウラ・中日> P・帆足
井端中前打、荒木初球右飛、
森野初球・銀仁朗捕逸・井端二進、
1死二塁から、森野外直球ムチャ振り三振、
ブランコ内パーム空三振


<5回・埼玉西武> P・川井
銀仁朗三塁内野安打、代打三浦貴左翼左二塁打、
無死二、三塁から、片岡右邪犠飛(D 4-1 L)
1死三塁から、栗山外カーブ空三振、
2死三塁から、中島初球中直球中前抜ける適時打(D 4-2 L)
中村内直球詰まり遊後方フライ

<5回ウラ・中日> P・シュウ・ミンチェ
和田バット折れ遊ゴロ、平田外スライダー見三振、
藤井右前打、谷繁初球左飛・栗山スライディングキャッチ


<7回・埼玉西武> P・平井
代打大﨑初球セフティバント捕邪飛、
代打石井義人レフトフェンス際飛球・和田捕り損ない二塁打、
片岡打ち上げ二飛、
2死二塁から、栗山外フォーク空三振

<7回ウラ・中日> P・野上
森野二ゴロ、ブランコ詰まり中飛、
和田初球中前打(先発全員安打達成)平田四球・代走英智
2死一、二塁から、藤井外チェンジアップ遊飛


<8回・埼玉西武> P・浅尾
中島外高め直球詰まり右飛、中村外フォーク空三振、
平尾外フォーク空三振

<9回・埼玉西武> P・岩瀬
G.G.佐藤ストレート四球、佐藤友亮初球スライダー右飛、
代打ボカチカ中スライダー詰まり右飛、
代打江藤初球左中間飛・和田グラブ入れるもこぼれ二塁打、
2死二、三塁から、片岡内直球遊ゴロ、試合終了。


【ゲームレビュー】
投打がかみ合い、今季3度目の4連勝

1回の先制攻撃が効いた。1死から荒木が二塁打。
森野、ブランコの連続適時打で2点を入れ、
2死三塁から平田の右前打で3点目を奪った。
川井は緩急で翻弄し4勝目。7回からは継投で逃げ切った。
埼玉西武は連勝が5で止まった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


引き分けを挟んで連勝中のチーム同士の対戦。
中スポ予想のではなく、
交流戦通じて苦手としている左腕・帆足が来たものの、
好調打線が、いきなり初回から火を噴きましたね。

獅子をぶっ飛ばせ!立ち上がり、制球が定まらない
帆足に対して速攻
三塁・中村の腰高なプレーが
きっかけとなりましたが、
前日同点打の森野
きれいに左に運び、
やや暴走気味の荒木
捕手を吹っ飛ばしての走塁で先制すると、
すぐさまブランコ
パワーでライト線に落とし、1点
さらに平田が持ち味の
右方向へ持って行っての打撃でもう1点
続く2回も8、9番が繋いでつくったチャンスで、
荒木が今度はレフト線に落とすタイムリー二塁打。
乗せてしまってはいけない帆足に対し、
あれよあれよで4点を奪い、流れを掴んだのが大きかったなと。

川井の方も立ち上がりは制球が定まらず、ボールが先行。
苦労の投球を続けていましたが、
同じような得点チャンスをモノにできたか、できなかったか
この日のゲームが決まったような。
連打とともにミスも絡んではいますが、
そういうモノを含め、しっかりと得点に結びつける。
そんな攻撃ができたドラゴンズ打線
やはり調子が上がっているんだなと感じました。


ただ試合後の監督のコメントは、けっこう辛口
先制機をモノにしたことよりも、以降にいくつもあったチャンスで、
中押し、ダメ押しができなかったこと不満だったようで。
確かに本来の投球でなかった帆足なだけに、
もう少し攻め込んでいれば、もっと楽に試合が進められたはず。
浅尾、岩瀬と勝ちパターンの投手がこのところ連投気味
休ませることもできたかもしれませんしね。

ようやくながら、調子を上げてきた打線ですが、
指揮官の望むハードル
その度合いと共に、徐々に上がって来ているよう。
貯金を重ねていくためには、
そういう走者を置いたチャンスの場面で、
もう一押しができるようにならないと。
まあ先発全員の10安打をマークしていますが、
ここで終わらず、まだまだ上を目指していく
好調をキープするとともに、そういった攻めが
今後できるようになれば、さらに勢いが増すだろうと思います。


それにしても、川井が粘って今季4勝目。
2勝7敗1分けと勝率の悪い土曜日と比べ、
日曜日の成績が6勝4敗とまずまずなのは、
この左腕の好投があるからでしょうね。
立ち上がりこそ苦労したもの、連打から失点した5回以外は、
良くないように見えながらも、要所を凌ぐ好投
内を攻め込む谷繁のリードにも応えていたのでは。
やや球数が多いこともあり、6回で降板になりましたが、
半分を過ぎた交流戦も含め、それ以降も
先発ローテーションを十分支えてくれると思います。
「サンデー川井」のフレーズが、はやるかどうか微妙ですが、
よりテンポの良い投球を心掛けながら、
さらに白星を重ねてほしいところです。

また6連投の浅尾が、サヨナラを食らった埼玉西武にリベンジ。
いきなりその中島との対決となりましたが、
このところ走っている真っすぐで仕留めたのはお見事。
続く4番・中村は外へのフォークで空振り三振。
平尾に対しては、ちょっと意地になったか、
サインに首を振って直球を続けたものの、決め球はやはりフォーク。
同じくフォークが切れていた平井同様、ゼロでピシャリ。
連投の疲れが気になるものの、やりがいのある場面での起用。
新・セットアッパーがより輝くことを期待したいです。


連勝対決を制して、貯金を2に増やしました。
2位・東京ヤクルトとのゲーム差も2.5となりましたし、
もう一押しして、さらに前に進みたいですね。
そのためには、埼玉西武に続けて勝つこと。
チーム勝ち頭タイの朝倉の先発でもありますし、
打線がしっかり後押しすれば、その可能性は十分にあるはず。
前回倒しそこなったを叩いて、
今季初の5連勝を成し遂げてもらいたいなと思います!


☆ウィナーズ・ボイス(7日)

◎森野将彦

<1回1死二塁、左前に先制タイムリーを放つ>
「(すばらしいスタート、良いバッティングだった)
はい。最初だけだったんですけど、ほんとよかったです。
(1回、ピンチのあった後のチャンス、どんなバッティングを)
そうですね。ほんとにね、基本通りに、あのう逆らわずに
向こう(左方向)に打とうと思って、いいバッティングができました。
(本当の姿が戻ってきたと思ってもいいか)
そうですね。本当にね、期待に応えられるように
少しずつなってるんで、えー、もう少し待ってほしいです。
(多くのファンが心配されていると思うが)
そうですね、まだまだね、自分の(打撃は)えー、
こんなもんじゃないと思ってますし、
まだまだやれると思ってますから、
えー、ぜひとももっと応援してほしいと思います。
(チームも引き分け挟んで4連勝、勢いに乗ってきた)
そうですね。この勢いでもっともっとね、貯金つくって、
まだジャイアンツ走ってますんで、
少しでも追い上げられるように頑張りたいです。
(チームは2ケタ安打と、本当に打つようになった)
そうですね。みんなこうね、打ってるんですけど、
僕だけがカヤの外だったんで、
僕がもっと打てばね、チームも勝てると思いますし、
もっともっと打っていきたいと思います。
(満員にナゴヤドームのみなさんに)
まだまだ勝ちたいと思いますんで、
明日からも、えー、もっと球場に足を運んで、
僕たちの後を押してくれるとうれしいと思ってます。
また明日から頑張りますので、応援よろしくお願いします!」



<過去に帆足とは交流戦で、3度対戦して3敗。防御率0.78。
そんな難敵を崩したのは、積極性。
荒木が二塁打で出塁すると、0-1からの2球目、
相手の決め球パームを完ぺきな当たりで左前へはじき返す。
狙い通りの先制打を笑顔で振り返って>
「(帆足を)打ってないのはわかっていた。
高めの変化球を狙い、逆らわずに打とうと思っていた。
基本通り逆らわずに打てた。自分のバッティングができました」

<5月を終えての打率が2割4分台。
前日の千葉ロッテ戦は9回ウラに2点差を追いつく同点打。
一夜明けても、主軸の役割を果たして>
「タイミングも取れていなかったし、余裕が足りなかった。
『打たなきゃ』という気持ちがどこかにあって。
それを押し殺して、しっかりタイミングを取るように心掛けてきた」

<6月は5試合で、23打数9安打の打率.391、10打点、1本塁打。
7試合連続安打と本来の打撃が見え始めた。
選手らの思いとともに、打線もつながり始めて>
「今はボールを長く見ることができている。
ゆっくり自分のタイミングを取れるようになってきた。
みんながそろって打ち始めた。自分が打てばチームがもっと勝てる」
カメラブログ中スポ中日新聞スポニチ名古屋ニッカン


◎浅尾拓也
<2点リードの8回から3番手で登板。
中軸を迎え、中島を右飛、続く中村と平尾を
連続三振に打ち取って岩瀬につなぐ>
「(すばらしいピッチングでした)ありがとうございます。
(疲れは大丈夫ですか)全然、大丈夫です。はい。
(今日も埼玉西武の3番・中島から始まる打順だった)
そうですね。(中島には)前、サヨナラ打たれてるんで、
ま、悔しんで、悔しいんで、何とかしたかったですね。はい。
(その中でしっかりと抑えた)
いや、たまたまです(笑)、はい。
(出てくることで、チームも良い流れになっている)
そう言っていただけるとありがたいですね。はい。
(交流戦に入ってセットアッパーの仕事となったが)
そうですね。すごいやりがいがあって、
ま、先発のときにちょっと結果が残せなかったんで、
すごい楽しいです。はい。
(チームも4連勝)
えー、ま、どんどん勝てるように、みんなで協力して、
勝ちたいと思うんで、これからも応援よろしくお願いします!」



<巡ってきたリベンジの舞台に、快投で応える。
セットアッパーとして任された8回の先頭打者は中島。
5月20日の対戦でサヨナラ安打を浴びていた相手。右飛に打ち取り>
「前回の悔しさがあった。
悔しいんで、なんとか抑えたかったです。
当たりはよかったけど、捕ってくれてホッとしました」

<前回の対戦からしばらく、サヨナラのシーンが
頭を離れなかったという。悪夢からの決別を宣言して>
「まだ1試合あるんで、(中島と)対戦する場面があったら
もう1回抑えられたらいいと思います」

<もともと先発志望で今季は開幕投手まで務めたが、
5月中旬から中継ぎ転向。チームの泣き所だった
『7、8回』を抑える仕事を、意気に感じてこなしている。
ペース配分など考えず、この日も最速152キロをマーク。
フォークも140キロを計測>
「先発との違いは思い切り投げることです」

<これで3日連投で6試合連続登板となったが、
投げたここ6試合は4勝1敗1分けで、この間にチームは貯金に転じた>
「疲れは大丈夫。
言われたところでやるだけ。投げられることがうれしい」
カメラブログ、中スポ、サンスポ時事通信ニッカン


○川井雄太
<6イニング2失点に抑え、負けなしの4勝目を挙げる>
「何とか持ちこたえた。要所で変化球を低めに投げられた」

<マウンドではリズムをこころがけた>
「自分のリズムで投げられるようにしなきゃいけないと
思っていて、2回からは自分のピッチングができました」

<危機は1回。先頭・片岡に初球安打され、
次の栗山の初球に二盗を許した。スタートは最悪。
1死一、三塁となり、転機があった。一塁後方への飛球を荒木が好捕>
「荒木さんに捕ってもらって、
零点に抑えられて、あれでリズムに乗れたと思う」

<立ち上がりはKOされた前回の福岡ソフトバンク戦とそっくり。
先頭安打、直後に二盗…。低めを徹底。一つステップを上がった>
「同じだなとはボクも考えていました。
きょうは低めの球をゴロを打ってくれた。
前回は高めにいって打たれた。
走者を出しても、最少失点に抑えようと、低めを意識して投げました。
低めに投げていれば、長打でも間を抜ける二塁打まで。
ゴロを打たせていれば、ヒットでも単打ですから」

<下位打線に連打を許した5回に2点を失った。
先発としての責任は果たしたが>
「立ち上がりのピンチをしのいで
リズムには乗れたけど、(失点した)5回は少々悔いが残りました」

<ナゴヤドームで登板した試合は3戦全勝。
今季は4勝中3勝を日曜に挙げているが、控えめに>
「たまたまです。日曜日にたまたま投げさせてもらっていて、
たまたま勝ってるだけです」

<日曜日だからデーゲームがほとんど。
ナイターが多いこの世界で、体は早起きにも慣れてきた。
ほどよく、体内時計がサンデー仕様になっているという>
「意識はしないですね。
早めに寝るというのはあるけど、寝疲れがありますから。
多く寝すぎると、朝起きたときにだるいんです。
時間的には6、7時間くらいが一番いい」
カメラブログ中スポ共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


○平井正史
<2点リードの7回1イニングを無失点で切り抜ける。
簡単な道のりではなく、1死から代打・石井義人に左越え二塁打。
片岡はカットボールで二飛に取ったが、続く打者は左の栗山。
マウンドに歩み寄った森コーチ、ベンチの下した決断は続投>
「(指示は)栗山で勝負ということでしたからね。
走者が二塁にいるといっても、ヒットを打たれたって、まだ1点差。
だから大きいのを打たれないようにと思っていました」
(中スポ)

○谷繁元信
<栗山を2球で追い込み、最後は2-2からフォークで空振り三振。
怖いクリーンアップに回すことなく封じ込めた平井について>
「あそこで抑えられたのは大きい。
形ができた? そうだね。7回を抑えたのは大きいよ」
(中スポ)

○岩瀬仁紀
<9回をゼロで抑え、今季14個目のセーブ。
2死一、三塁のピンチを招いたが、
片岡を遊ゴロに打ち取って切り抜けた。
勝利にホッとした様子で>
「そうそういつもスカッとはいかないですよ。
でも、悪いときに抑えられるのが大事なんで」

<普段は行かない球場を転々とする交流戦では、
慣れない環境への対応も仕事。
レギュラーや先発投手はもちろん対策を講じるが
出番はっきりしないリリーフ投手たちはどう対応しているのか。
特に風という特性のある千葉マリンへの対策について>
「風を味方につければ有利だとは思うよ。
でも、試合数が少ないからね。それに合わせるのもどうかと思う。
その場、その場で対応していくしかない」
(中スポ、<ドラ番記者>


○平田良介
<6番・ライトで3試合ぶりにスタメン出場。
1回2死三塁で右前適時打。今季2つ目の打点に満足そう>
「絶対に打たないといけない日なので、打てて良かったです。
チャンスをもらった日に結果を出さないと、
次に使ってもらえない。いい場面で絶対に打ちたかった。
(先発の)帆足さんにタイミングも合っていました」

<しかしそれ以上にホッとする事情があったようで>
「立浪さんと賭けをしていて、
きょうノーヒットだったら、五厘刈りだったんです」

<高校以来ごぶさたのツルツル頭は回避したが、
きょう8日には頭のさっぱりした姿が拝めそう>
「打ったらスポーツ刈りということなんで、
これから髪を切ってきます」
カメラブログ、中スポ、中日新聞

○トニ・ブランコ
<1回1死二塁、右前適時打で一気に畳み掛ける>
「詰まったけれど、いいところに落ちてくれたよ」
カメラブログ中スポ

○石嶺打撃コーチ
<『相性の悪さ』を豪快に吹き飛ばした先制攻撃に>
「どんな投手でも立ち上がりにはチャンスがあるものだ」
中スポ


○荒木雅博
<1回、チーム初ヒットとなる左二塁打で出塁。
続く森野の左前打で三塁ベースを回ると
自分より20キロも重い捕手・銀仁朗に体当たり。
右足でホームに触れた、気迫の先制点を挙げる>
「捕手がバッターボックス寄りに立っていたから逃げようがなかった」

<これをきっかけにチームが3点を先制すると、
2回にも適時左二塁打で貴重な4点目を奪う。
負のデータにとらわれることなく、甘い球を迷わず振り抜いて>
「苦手? 知らなかった。
確かにいい投手だけど、あまりイメージはなかった」

<また1回、いきなり背負った1死一、三塁のピンチに、
中村の一、二塁間の後方に上がった小飛球を好捕。
ブランコが差し出したミットの数センチ先をかすめ、グラブに収まったが>
「あそこにあの高さで上がったら、声の連係をする暇はないですね」

<互いに追う。その中でよけながら捕る。
あるはずもない余裕なのに、続けた言葉に『余裕』が。
グラブを頭上ではなくベルト付近に構えてキャッチした理由は>
「ブランコがミットに当てるかもわからないでしょ。
それでもカバーできるように…」
中スポニッカン

○井端弘和
<2点を返された5回2死一塁、中村の遊飛を背走しながら好捕。
『普通』に見せるプレー、それが達人というものだろう>
「普通ですよ。特別なプレーじゃない」
中スポ


○藤井淳志
<5回2死から右前打を放って11試合連続安打を記録。
だからといって満足はしていない。
7回2死一、二塁から遊飛に倒れたことを反省。
これで打率.302も、求めるレベルはもっと高い>
「1本出ることはいいことだと思いますけど、
やっぱりいいところで打たないと。
意味のあるところで打たないといけない。
きょうでいえば4打席目。簡単ではないですけどね」
(中スポ、スポーツ報知


○小山桂司
<5月2日の横浜戦で山井の暴投を止められなかったのを最後に、
バッテリーエラーと決別。生まれ変わった姿を見せ続けている。
4月は捕逸が3つ、止めきれずに投手に暴投がついたのも5つ。
ところが5月は4月とほぼ同じだけ出場して、2日の暴投1つだけ。
正捕手・谷繁が本格復帰し、出場機会は減ったが、
10日ぶりのマスクとなった前日の千葉ロッテ戦でも
延長11回まで危なげないキャッチングで扇の要に座り続けた>
「ボールの代わりにお金が飛んでくると思って
つかむようにしてますからね」

<小さな気付きが壁を越えさせてくれた。
ミットを構えた後、投手のモーションの段階で
一度ミットを、ほんのわずか手元に引くことにしたという。
投手にも気付かれないほどの小さな動き。
構えたところにこないボールにも対応しやすくなったという>
「ミットを一度引けば、来たところにまた出せばいい」

<古武道になぞらえて説明。
出場機会は減ったが、その分何倍にも大きくなった
出場時の責任を、向上したキャッチング技術が支えている>
「出したままのミットは止まっているけど、
(少し)引いたミットは動いてますからね。
『静から動』なら対応できる。剣術と同じなのかもしれませんね」
(中スポ)

○田村捕手コーチ
<小山に請われ、連日キャッチングの特守をしているが>
「ピッチャーがそういう(逸らすような)球を
放ってこなくなったこともあるけど、
(4~5月に)続けて(試合に)出た中で周りが見えるようになった」
(中スポ)


○落合監督
<先発全員の10安打で継投も決まり、連勝を4に伸ばす。
先制の連打、投打がかみ合う勝利に
ドラゴンズらしい本来の力が出てきたように見えたが…>
「打線好調? そう見えるか? じゃあそう書いといて」

<指揮官はまだ内容に合格点は与えなかった。
静かに切り出すと、こう続ける。
個人名こそ出さなかったが、走者を置いて凡退した
藤井に関して、チャンスで力が入り過ぎる打撃内容を指摘>
「周りが見えてない。
力のない者が頑張ろうと思ったって、打てるわけがない。
特にランナーがいるとき、相手は苦しんでるんだから、それを助けるなよ。
まだそれを期待しちゃいけないメンバーがたくさんいる。
そのうち代打を送られるぞ。
この世界は特に、ランナーがいるときに打ってナンボやからな」
中スポスポーツ報知共同通信社毎日jpスポニチ名古屋デイリー


若竜トピックス(7日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
福岡ソフトバンク-中日 13回戦
(7日・雁の巣球場)
  102 100 141 = 10
  002 000 020 = 4
[勝] 山内(8試合2勝3敗)
[D本] なし
[Dバッテリー] 山内、岩田、赤坂 - 小田、前田
公式サイト・戦評

○山内壮馬
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦(雁の巣)に先発。
7イニングを投げ、4安打2失点と好投。
序盤は制球に苦しんだが、4回以降の4イニングは
直球を主体とした本来の投球を取り戻し、
4回先頭辻に中前打されたのを最後に、
以降は12人を連続でアウトに打ち取る完ぺきな投球。
失点は3回2死一塁からクリス・アギーラに浴びた2ランだけ。
尻上がりに調子を取り戻したが、課題を口にして>
「前回(2日・オリックス戦=4イニング8失点)が
ダメだったので勝ててよかった。
前半真っすぐのコントロールが悪かったけど何とかしのげた。
後半はリズムがよくなって真っすぐが切れだした。
次は立ち上がりからリズムよく投げたい」
中スポ

○小林投手コーチ
<好投をほめながらも、山内に注文を付けて>
「12連続アウトは評価できる。
ただ、外国人に甘い初球のストレートはね。
もったいない。考えて投げてほしい」
中スポ


○柳田殖生
<2日のオリックス戦以来の先発起用も、
6回の第3打席から3打席連続安打の『猛打賞』。
しかも3安打すべてが中前打。
試合前にこう話していたが、
ようやく6試合ぶりの安打が出たら、一気の固め打ち。
これをきっかけに再浮上したいところ>
「調子は悪くないんですけどね。
いい当たりが正面を突いたりして…」
中スポ

2009年6月 7日 (日)

昌青い7回息切れも森野執念同点打竜12回ドロー。

守り勝つ野球を遂行し、ついに貯金1としたドラゴンズ
3連勝と勢い付くなか、さらに貯金を増やしたい。
迎えたナゴヤドームでの千葉ロッテとの今季最終戦。
4月12日以来の1軍先発となったベテラン・山本昌
6回まで無失点の好投を続けていたものの、
7回に長短打5本を集められ、4失点で降板。
しかし9回2死から森野が起死回生の同点タイムリー
土壇場で4-4と、振り出しに戻したものの、
その後は両軍譲らず延長12回ドロー
ドラゴンズにとって、今季初めての引き分けとなりました。

◇日本生命セ・パ交流戦
中日-千葉ロッテ 最終戦
(6日・ナゴヤドーム | 中日2勝1敗1分け)
37505人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R
千葉ロッテ 0 0 0 0 0 0 4 0 0 0 0 0
中 日 0 2 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0
(延長12回規定により引き分け)
[D本] なし
[Dバッテリー]
山本昌、河原、平井、パヤノ、浅尾、岩瀬 - 小山、谷繁

◇対千葉ロッテ最終戦・スタメン
1 (遊)井端  (6打数2安打)
2 (二)荒木  (6打数1安打)
3 (三)森野  (6打数2安打2打点)
4 (一)ブランコ (6打数無安打)
5 (左)和田  (6打数4安打)
6 (右)野本  (1打数無安打)
7 (中)藤井  (4打数2安打)
8 (捕)小山  (3打数1安打2打点)
9 (投)山本昌 (1打数無安打)

【イニング経過】
<1回・千葉ロッテ> P・山本昌
早坂中高め137キロ右飛、
今江外カーブ左飛・和田スライディングキャッチ、
サブロー内高め137キロ空三振

<1回ウラ・中日> P・唐川侑己
井端詰まり左前ポテンヒット、
荒木初球バント捕小フライ失敗、森野左飛、ブランコ一邪飛


<2回・千葉ロッテ> P・山本昌
井口外スクリュー遊ゴロ、
里崎中高めカーブ左中間突破二塁打、竹原初球外スクリュー中前打、
1死一、三塁から、
ベニー内低めスクリュー遊正面ライナー、敬遠、
2死満塁から、唐川初球中直球右飛

<2回ウラ・中日> P・唐川
和田左前打、野本四球、藤井一犠打、
1死二、三塁から、

小山外高めカーブ狙い打ち・左前2点適時打(D 2-0 M)
山本昌投犠打、
2死二塁から、井端外スライダー遊ゴロ


<4回・千葉ロッテ> P・山本昌
井口外スクリュー投返し中前打、
里崎粘るも中低めスクリュー空三振・
ランエンドヒット一走井口盗塁死=三振ゲッツー

<4回ウラ・中日> P・唐川
和田右前落ちるヒット、野本投犠打、
藤井敬遠、
1死一、二塁から、小山外ボール球スライダー空三振、
2死一、二塁から、山本昌外チェンジアップ空三振


<5回・千葉ロッテ> P・山本昌
ベニーカーブ左飛、投ゴロ、唐川二飛

<7回・千葉ロッテ> P・山本昌
井口右邪飛、里崎中直球右前打、
竹原初球外高めスクリュー中前打、
ベニー内直球左前打・森コーチマウンドへ間を置く、
1死満塁から、138キロ直球二邪飛、
2死満塁から、代打田中雅彦中甘く入るスクリュー・
叩かれ左前2点適時打(D 2-2 M)
2死一、二塁から、早坂初球内高め直球・
センターオーバー適時2点二塁打・山本昌KO(D 2-4 M)

<7回ウラ・中日> P・伊藤
藤井中前抜けるヒット、
小山バントの構え伊藤制球定まらずストレート四球、
代打小池バントの構え0-3・1-3から投犠打、
1死二、三塁から、井端外低めワンバウンド直球手を出し三振、
2死二、三塁から、荒木中151キロ遊ゴロ


<8回・千葉ロッテ> P・平井
サブロー三ゴロ、井口中前打、里崎背中死球、
1死一、二塁から、大松中カット中飛、
2死一、二塁から、ランビン外フォーク見三振

<8回ウラ・中日> P・シコースキー
森野捕邪飛、ブランコ高め153キロ空三振、
和田左前打猛打賞、英智中高めフォーク三ゴロ


<9回ウラ・中日> P・荻野忠寛
藤井左前打、小山外カットひっかけ三ゴロ二封、
代打平田中高めカット左前打、
1死一、二塁から、井端外高めカット空三振、
2死一、二塁から、荒木中高めカット三遊間抜くヒットつなぐ、
2死満塁から、
森野2-2中入る直球捉え・
一、二塁間抜く2点適時打・土壇場同点(D 4-4 M)

P・小林宏之
2死一、三塁から、ブランコ初球外高めスライダー投ゴロ・延長戦へ

<11回ウラ・中日> P・小林宏之
代打立浪内低めスライダー右前打・代走新井
代打谷繁一犠打、井端外低めスライダー右前落ちるヒットつなぐ、
1死一、三塁から、荒木初球ど真ん中直球、
痛烈ピッチャー返しライナー・小林宏之のグラブの中入る・
ランエンドヒット一走井端戻れず併殺荒木ガックリ肩落とす


<12回・千葉ロッテ> P・岩瀬
代打橋本将二ゴロ荒木横っ飛び好捕、
早坂叩きつけ投ゴロ、今江詰まり中前落ちるヒット、
サブロー内高めスライダー詰まり三飛

<12回ウラ・中日> P・高木晃次
森野投返し中前打、
P・川﨑雄介
ブランコ中チェンジアップ打ち上げ二飛、
和田外チェンジアップ中前落ちるヒット、
英智初球右飛、藤井外チェンジアップ引っかけ三ゴロ、試合終了。



【ゲームレビュー】
打線が粘り、今季初の引き分け
2点を追う9回2死満塁から、森野が右へ同点の2点打を放った。
今季2度目の先発となった山本昌は6回まで好投したが、
7回に4失点。その後は継投でしのいだ。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


6月最初の土曜日となったナゴヤドームでしたが、
37505人と、ここ最近では珍しいぐらい、
たくさんのお客さんが詰めかけていましたね。
いつもは空席が目立つ水色、エメラルドのシートも埋まり、
外野スタンドのパノラマまでもぎっしり
貯金効果なのか、千葉ロッテ効果なのか、
それともマサ効果なのか、その辺は分かりませんが、
久々の満員御礼のなかでのゲームは、
4時間9分の末、延長12回引き分け
勝てたといえば、勝てたとも思いますし、
負けムードのなか、土壇場よく同点に追いついたなとも思いますし、
その後再三押しながらも、サヨナラできなかったですし、
何とも採点がしにくい感じのゲームだったなと。
ただ昌さんの負けを消し、貯金1のままキープできたことを思うと、
それなりにヨシと考えるべきなのかとも思います。


それにしても、4月12日・広島戦以来、
久々の1軍マウンドとなった昌さん
谷繁ではなく、久々スタメンの小山とのバッテリーとなりましたが、
立ち上がり若干ボールが高かったものの、うまく切り抜けると、
その後は自分のペースに持ち込み、らしい投球に終始。
イニングの間にベンチで小山と話し合うなど、
共に支え合って、低めにボールを集め打たせて取る投球。
ストレートも140キロ近く出ていましたし、
しっかり下で投げ込んできていることもわかりましたね。
2回にその小山のタイムリーでもらった2点をしっかり守り、
勝ち投手の権利である5回もすんなりと通過。
その後もペースは落ちず、このまま完封かと思いましたが、
まさに『魔の7回』。一気に捕まってしまいましたね。

先頭の井口を抑えたものの、
前の打席も粘られた里崎にライト前ヒットを許すと、
続く竹原にセンターへ、さらにベニーにレフトへと、
左右見事に打ち分けられて、満塁のピンチ。
ここで森コーチが出てきましたが、
ここまでの投球内容に加え、ゼロに抑えている状況。
さすがにここで代えてはベテランの名が廃る
続投となり、を138キロで打ち取り2アウト。
おそらくこのイニングを抑えれば、そのまま交代だったでしょうが、
あと1つのアウトが取れませんでしたね。
それも今季初打席の田中将彦、さらに打率1割台の早坂に連打…。
特に早坂に初球を叩かれ、センターオーバーになったときの
昌さんガックリとした表情がほんと印象に残ったなと。

まだ青いのか…。降板後の本人の
コメントにもありましたが、
「もったいないとしか
言いようがない」。

しっかり1軍で投げられるだけの
力に仕上げてきた。
そして先発としての役割を果たし、
7回まで投げてきた。
ところが一生懸命すぎて、
あと一歩の粘りと、
良い意味でののらりくらりに欠けた
監督「青い」と言っていたのは、その部分でしょう。

さすがは『永遠の若手』。
しっかり投げ抜いて、勝ってほしかったですが、
まだ勉強してこいと言うことなのでしょう。
ただ7イニング4失点は、及第点ともいえますし、
おそらく次回先発のチャンスもあるはず。
調子自体はまだ上向くであろう大ベテラン
次回登板こそは、205勝目を成し遂げてほしいなと思います。


一方、打線は森野が土壇場に
実に勝負強いところを見せてくれましたが、
終盤のチャンスでアライバブレーキ
そこが大いに響いたなと。
特に延長11回、1死一、三塁での荒木投直ゲッツー
実にアンラッキーな当たりでしたが、
あれで今夜は勝てないなと思いましたね。
それまでのいくつかのチャンスで決めておかないから、
勝負の神様もそっぽを向いてしまったのかも。
チーム全体の粘り強さは認めますが、あと一押しほしかった。
サヨナラのお返しで、千葉マリンの雪辱を果たしてほしかっただけに、
その辺については、ちょっと残念に思いました。


これで今季の交流戦の千葉ロッテ戦は終了。
2勝1敗1分けとなりましたが、
まあナゴヤドームでの対戦連勝も
とりあえず来季につながりましたし、まあヨシでしょうか。
相手のチーム状態が今イチのときに当たってよかったなと思います。
しかし7日からは一転、
ナゴヤドームでの連戦とはいえど、
相手は引き分けを挟んで5連勝中埼玉西武
西武ドームではサヨナラ負けを喫していますし、
こちらの雪辱はしっかり果たしておきたいですね。
まあこのゲームこそドローだったものの、
チームの状態もまずまずですし、
こちらも引き分けを挟んで3連勝中と、ひけは取らないはず。
ちなみに中スポ先発予想は、川井-岸、朝倉-帆足とのこと。
初戦の前売りチケットも完売のようですし、満員のなか、
今度こそは勝ちゲームで、ファンを喜ばせてほしい。
そして地元で貯金を増やすことで、
より勢いを付けてくれることを願います。


△プレーヤーズ・ボイス(6日)

▽森野将彦

<2点を追う土壇場の9回2死満塁、
右前に起死回生の同点タイムリーを放つ>
「やるしかない状況だったんで。
あの場面、打つしかないですから」

<プラス思考が最高の結果を生んだ。
藤井、平田、荒木と3本の単打でつかんだ大チャンス。
相手は千葉ロッテの守護神・荻野。
初球のカーブを空振り、カウント1-1からは甘い直球を見逃した。
圧倒的に不利なカウント2-1。
この瞬間、あることを思い出した。
確かに今年は満塁で3打数3安打5打点と10割。
『自己暗示』の効果は抜群。
2-2からの5球目、内角直球を振り抜くと打球は右前へ。
3番の役目をひとまず果たし、ホッとした様子>
「ばん回するチャンスを狙っていた。
初球は自分のわがままで振っていった。
甘い直球を見逃してしまった、って思いました。
でも、思ったんです。いま、満塁だよな。
今年はオレ、満塁でよく打っているんだよなって。
だから打てると思って集中しました。
プラス思考でいこうと思った。追い込まれてからは直球を待った」

<土俵際で踏ん張り、試合を振り出しに戻したものの、
試合後、素直には喜んでいなかった。
12回先頭でも中前打を放っているとはいえ、
9回までの4打席はノーヒット。
力投を続けるベテラン・山本昌を援護できなかったから。
ただ9回の同点打で山本昌の黒星は消滅。
次の試合で借りを返せばいい>
「本当は2-0で勝てた試合かもしれないし、
もっと早く点を取れれば良かった。
早い回に点を取っていれば楽に勝てた試合ですからね。
山本さんが頑張っているし、何とかと思っていました」

<試行錯誤を繰り返した5月。6月は光がはっきり見えている>
「状態? まったく打てない状態ではなくなりましたね。これからです」

<ちなみに満塁成績はこれで4打数4安打の7打点。
プロ通算は何と84打数31安打の.369>
「(満塁でいいのは)今年だけです」

<またこの日はスタンドに夫人と1男1女を招待していた。
今年9月に5歳になる長男はパパの仕事が分かり始めたころ。
できることなら格好いい姿を常に見せたいところ>
「野球をさせるかどうかはまだ決めていないんです。
ただ、昔みたいにどこかの空き地でやるっていう
時代じゃないですからね。これから考えます」
カメラブログ中スポ中日新聞
サンスポ時事通信毎日jpスポニチ名古屋


▽荒木雅博
<不運だったのは11回の打席。
1死一、三塁のサヨナラ機、初球を完ぺきにとらえた
投手返しのライナーは、小林宏之のグラブにスッポリ。
しかも一塁手がベースから離れ、
けん制もなく苦もなく二塁へ進める状況で、
一走・井端がスタートを切っていたため、最悪のゲッツーに>
「打った瞬間は抜けたと思いましたよ。
でも(打球を)見たらピッチャーが捕ってた」

<打席から出る間もなくしゃがみこんでしまった選手会長。
9回2死一、二塁では左前打を放って、同点機を演出したが、
ヒーローになりきれず、こうつぶやくしかなく>
「ピッチャーがうまかった。また頑張るしかない」
(中スポ、サンスポ

▽井端弘和
<11回1死二塁で右前に得意のおっつけ安打。
チャンスに強いところを見せつける。
もっとも7、9回の走者を得点圏に置いた打席では
三振に倒れており、言葉少なに帰路に就く>
「ほかで打ってませんから」
(中スポ)


▽山本昌
<4月12日の広島戦以来、今季2度目の登板。
低めに集める丁寧な投球で、6回まで3安打無失点の好投。
今季初勝利も見えてきたが、
7回2死満塁から連続適時打を浴びて4失点。
結局試合は引き分けに終わったが、
勝負どころで踏ん張れず、唇をかんで>
「もったいなかった。
体力が切れたわけではなかったが…。
春先に比べれば調子もよかった。
体の切れは悪いわけではなかったけど、詰めが甘かった。
里崎には直球が甘くなったけど、あとは仕方ない。
つながれて、もうひと踏ん張りできなかった。悔しいですね…」

<ただ4イニング10失点だった前回の登板に比べると、
状態は上向き。26年目の左腕は気持ちを切り替えて>
「本当は勝たないといけなかったけど、
チームが負けなかったのだけが救いです。
調子自体は良くなってるんで、またチャンスがあれば精いっぱい投げたい」
カメラブログ中スポスポーツ報知共同通信社時事通信
朝日新聞毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー

『もったいないとしか言いようがないです。
疲れていたということもなく、少なくとも7回は投げきらないと。
あと1人抑えればいいところで、粘りが足りませんでした。
チームが追いついてくれて負けなかったのが幸いです。
またチャンスがあれば頑張ります。

(「山本昌公式ホームページ」より引用)


▽小山桂司
<5月23日の千葉ロッテ戦以来のスタメン出場。
2回1死二、三塁でいきなり先制の2点適時打を放つ。
外角高めのカーブを引っ張って、左前に運んで>
「久々の試合なので、とりあえず思い切っていくことだけを
意識して打席に臨みました」

<5月27日の東北楽天戦以来、10日ぶりのマスク。
山本昌と組んだのは初めてで不安もあったが、事前の打ち合わせで
『だいたいは任せる。今年はおまえの方が出てるんだから』と
言ってもらえたのを意気に感じて発奮>
「キャンプでシート打撃を3人ほど受けたくらい」

<ただ、殊勲の一打も勝利に結びつかなければ
笑顔で振りかえることもできない。
端正な顔をゆがめ、7回の逆転シーンの責任をかぶり>
「あんまりカーブを使わなかったんで、
相手に真っすぐかシュートかに絞られてしまったのかもしれない。
やっちゃいましたね。山本(昌)さんに申し訳ないです」

<ただ、下を向いているばかりではない。
ベンチでリードの失敗をわびると
山本昌は『あんな感じでいいから次も頼む』と話したという。
200勝左腕の粋な一言を胸に刻んで、次のチャンスを待つ>
「せっかくもらったチャンスなんで、勝ちたかったですね」。
カメラブログ中スポサンスポニッカン


▽和田一浩
<2回の第1打席で左前打を放つと、以降の打席で
右前打2本と中前打を立て続けに追加。
今季初の4安打で、打率は一気に大台を突き抜け、.311に。
大活躍の1日を振り返って>
「きた球を素直に打つことを心がけました」

<状態の良さを裏付けるような内容だったのは
延長12回の第6打席。カウント2-2と追い込まれながらも、
川﨑の緩いチェンジアップにうまく対応して中前に運んだ。
自分のスイングを貫けるから、安打を量産できる>
「今は我慢ができる。自分から崩れることがない」

<復調気配の森野、驚異の大砲ブランコの後で、
頼りになるベテランはしっかりと『掃除役』を担ってくれそう>
「打てるときもあれば、打てないときもありますから」
(中スポ)

▽平田良介
<9回1死一塁、パヤノの代打で左前打。
フルカウントからの6球目、狙い通りの直球を弾き返し、
今季5本目のヒットを記録。その後の2死満塁、
森野の右前打では二塁からきっちり生還し同点のホームを踏む>
「ストレートがくると思ってました」
(中スポ)

▽立浪和義
<延長11回先頭、小山の代打で出場。
小林宏之に対し、2球ストライクを見送って
厳しい場面に立たされたが、ファウル3つで
粘った後の6球目、フォークを弾き返し一、二塁間を破る>
「いつ(フォークを)落とされるか分からない。うまく打てたと思う」

<7打席ぶりのヒットで導いた1死一、三塁のサヨナラ機は
不運にも実らなかったが、次の出番にも弾みがつきそう>
「結果が出るのはいいこと」
(中スポ)

▽岩瀬仁紀
<12回にマウンドに立つと、
2死から今江に中前打を許したものの、
危なげなく零封。負けなしを確定させる。
これで6月は4試合中3試合に登板し、いずれも無失点>
「どんな場面でも抑えるのが仕事ですから」
(中スポ)


▽トマス・デラロサ
<中日の1軍には現在、4人のドミニカンが勢揃い。
ブランコ、パヤノ、ネルソンとともに
1軍の4つの外国人枠すべてを同時に埋めたのは初めてのこと。
この珍しい事態を人一倍喜ぶのが、最年長の32歳。
ドミニカ勢のリーダー格として常に後輩のことを
気にかけているから、それも当然。満面の笑顔で>
「その通り。初めてなんだ。
オレたちは家族同然だから、すごくうれしいことさ」

<4人とも華々しい実績を引っさげて入団した選手ではないが、
異国で力を発揮している理由の一つには、
謙虚に日本に溶け込もうとする自身の影響がある>
「みんな経験がある選手たちではあるけど、ここは日本なんだ。
日本の練習はハードだから、野球以外では
しっかり体を休めることが大切になる。
落ち着いて仕事に集中するように彼らにはアドバイスしているよ」

<2軍には左腕エースのチェン、
3年契約の最終年に賭けるイ・ビョンギュがいる。
カルテットが1軍の座を守ることはたやすくないが、
自分のため、そして祖国・ドミニカのため、
『家族』と表現する仲間とともに、1軍の座を死守する>
「オレはここ(日本)が最後だと思ってプレーしている。
そして自分たちが活躍することが、ドミニカの選手が
日本へ来るチャンスを広げることにもつながるんだ。
4人で刺激し合ってチームの力になれたらいい」
(中スポ)


▽森バッテリーチーフコーチ
<7回2死満塁から4点を喫し降板した
山本昌について、6回までの好投をたたえて>
「あと1人だったな。
まあ打たれちゃったけど、(今日は)十分合格だ」
朝日新聞ニッカン


▽落合監督
<互い譲らず延長12回、今季初の引き分け。
踏ん張りどころの7回に突如4失点と崩れてしまった
山本昌について、笑みを浮かべながらも辛口評価>
「あんなもんだろ。違うの? 何で代えなきゃいけないの? 
いくつになっても覚えてくれない。
青い。青いまんま終わるのかな。
どういう意味で言っているかは、本人に聞いてみな」
中スポスポーツ報知共同通信社
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


若竜トピックス(6日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
福岡ソフトバンク-中日 12回戦
(6日・雁の巣球場)
  002 110 001 = 5
  000 001 200 = 3
[勝] 山井(5試合3勝)
[S] 中里(10試合3勝2敗1S)
[D本] なし
[Dバッテリー] 山井、長峰、中里 - 小田、清水将海
公式サイト・戦評

○山井大介
<ウエスタン・福岡ソフトバンク戦(雁の巣)に先発。
7イニングを投げ、6安打3失点(自責2)と好投。
6、7回にそれぞれ失点したものの、
3回は1死三塁、5回は2死一、三塁とピンチを招いても、
落ち着いた投球で後続を打ち取って>
「きょうは収穫が多かった。
ストレートがここ一番でよかったし、スライダー、フォークも要所で決まった。
ここ3試合はいい。引っかいた球もないし、カウントがつくれている」

<投げるたびに復調への手応えを高めている。
再昇格に向けて、今後も結果にこだわっていく>
「とにかく次です。いい投球を続けていくしかないです」
中スポ

○小林投手コーチ
<抹消されてから4度目の先発の山井について、復調を評価>
「腕がしっかりと振れていたし、
最近の中では一番の出来だった。次につながる」
中スポ

○岩﨑恭平
<『2番・三塁手』で先発出場し、
右越え三塁打、左前適時打の2安打に加え、四球も3つ選び、
全5打席で出塁する活躍を見せたが、6回の失策を反省。
それでも3試合連続で先発起用され、
6試合連続安打中と期待に応えている>
「ライトオーバーはいい当たりでした。
レフト前も打点が付いてよかったけど、
守備をしっかりしないといけないです」
中スポ

2009年6月 6日 (土)

吉見粘投浅尾岩瀬盤石継投、竜3連勝で貯金1!

勝率を5割に戻し、地元・ナゴヤに戻ってきたドラゴンズ
今シーズンのセ・パ交流戦も後半戦に突入。
その最初となるナゴヤドームでの千葉ロッテとの初戦。
ドラゴンズ・吉見、千葉ロッテ・小野の投げ合いになりましたが、
6回、吉見が先制打こそ浴びるも、その1点で踏ん張ると、
そのウラ、ヒットの森野を置いて、主砲・ブランコ
なんと左手一本でライトへ持って行く逆転の15号2ラン
その1点を浅尾-岩瀬という盤石の継投で守りきり、2-1で勝利。
3連勝となったドラゴンズ、4月16日以来となる貯金1となりました。

◇日本生命セ・パ交流戦
中日-千葉ロッテ 3回戦
(5日・ナゴヤドーム | 中日2勝1敗)
31031人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
千葉ロッテ
中 日 ×
[勝] 吉見(10試合5勝2敗)
[S] 岩瀬(20試合1勝1敗13S)
[D本] ブランコ15号2ラン
[Dバッテリー]
吉見、浅尾、岩瀬 - 谷繁

◇対千葉ロッテ3回戦・スタメン
1 (遊)井端  (2打数無安打)
2 (二)荒木  (4打数無安打)
3 (三)森野  (4打数1安打)
4 (一)ブランコ (4打数2安打2打点)
5 (左)和田  (4打数2安打)
6 (右)野本  (3打数2安打)
7 (中)藤井  (4打数1安打)
8 (捕)谷繁  (1打数無安打)
9 (投)吉見  (2打数1安打)

【イニング経過】
<1回・千葉ロッテ> P・吉見
早坂左前ポテンヒット、福浦抜けたフォーク左中間ヒット、
無死一、三塁から、サブロー内シュート詰まり一邪飛、
井口内高め直球空三振、大松内高め直球詰まり遊飛

<2回ウラ・中日> P・小野
ブランコ中前抜けるヒット、
和田中シュート遊ゴロ6-4-3併殺、野本外フォーク遊ゴロ


<3回・千葉ロッテ> P・吉見
早坂左前打、福浦外フォーク二ゴロ4-6-3併殺、
サブロー内フォーク空三振

<3回ウラ・中日> P・小野
藤井二ゴロ、谷繁四球、吉見投犠打、井端四球、
2死一、二塁から、荒木初球外スライダー遊ゴロ二封


<4回ウラ・中日> P・小野
森野中飛、ブランコ外スライダー空三振、
和田外チェンジアップ左中間フェンス直撃二塁打、
2死二塁から、野本三遊間抜くヒット・
二走和田本塁突入・クロスプレー足入るもアウト(走塁死)・
和田そりゃないぜの表情


<5回・千葉ロッテ> P・吉見
里崎右飛、今江遊深いゴロ・
井端追いつくも一塁送球ブランコ後逸=内野安打、小野捕犠打、
2死二塁から、早坂外フォーク鈍い右飛

<5回ウラ・中日> P・小野
藤井ライト右二塁打、谷繁三ゴロ、
吉見空三振、井端勝負避け四球、
2死一、二塁から、荒木中シュート左飛


<6回・千葉ロッテ> P・吉見
福浦遊ゴロ、サブロー三塁線突破二塁打、
1死二塁から、井口初球外高め甘いスライダー中前適時打(D 0-1 M)
大松中フォーク拾われライト右二塁打、
1死二、三塁から、ベニー初球内シュートバットへし折り前進遊ゴロ、
2死二、三塁から、里崎内シュート詰まり二ゴロ

<6回ウラ・中日> P・小野
森野右前打、
無死一塁から、
ブランコ外スライダー・
片手バットの先高く上がって右翼最前列ラバー飛び込む2ラン(D 2-1 M)

和田投返し中前打、野本一犠打、藤井空三振、
谷繁敬遠、吉見中前落ちるヒット、

P・小林宏之
2死満塁から、井端外一杯146キロ直球見三振

<7回・千葉ロッテ> P・吉見
今江外低め直球見三振、橋本将外フォーク空三振、
早坂左前打猛打賞、福浦3球目・早坂二盗谷繁刺す

<8回・千葉ロッテ> P・浅尾
福浦外低め152キロ直球見三振、
サブロー内149キロ詰まり一邪飛、
井口センター抜けそうなゴロ・荒木好守でアウトに

<8回ウラ・中日> P・小林宏之
和田二ゴロ、野本バット折りながら三塁頭越えヒット・代走英智
藤井中飛、谷繁四球、
2死一、二塁から、代打立浪初球中146キロ打ち上げ遊飛


<9回・千葉ロッテ> P・岩瀬
代打堀中直球空三振、ベニー内スライダー空三振、
代打竹原内沈むスライダー空三振、試合終了。


【ゲームレビュー】
逆転勝ちで3連勝 4月16日以来の勝ち越しを1とした
吉見が踏ん張った。
6回1死二塁から井口に先制打を許した。
その後の二、三塁のピンチを抑え、継投で逃げ切った。
先制された直後、ブランコが中堅右へ逆転の2ランを放った。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


千葉マリンでの戦い同様に、なかなか点が入らない展開。
吉見-小野という先発投手の粘り合いは、
先制タイムリーこそ浴びたものの、
その後のピンチを1点で踏ん張った吉見に対し、
外に浮いたスライダーを左手一本で運ばれ、2ランを喫した小野
結局この日の得点シーンはここだけ。
6回に入った得点の差が、そのままゲームの結果に。
最少点差を盤石の継投で守りきっての逆転勝利
久々にドラゴンズらしい勝ち方で、今季3度目の3連勝
そして4月16日以来、50日ぶりという貯金1をマークしました。


6月に入って、オリックスに連勝こそしたものの
今ひとつすっきりしない戦いが続くなか、
このゲームは久々に締まった内容
得点こそ2-1と少なめではあるものの、
自分的には「ナイスゲーム!」と褒めたいなと。
先発がしっかりとゲームを作り、
少ないチャンスを活かして、得点を奪う。
そしてそのリードを継投でしっかり繋いで守りきる。
今季ドラゴンズが目指す『守り勝つ野球』。
それが久々にできた、会心の勝利だったと思いました。

欲張らず粘る。勝利への道筋を付けたのは、
やはり先発の吉見
ただ立ち上がり
ボールが高めに浮くなど不安定。
本人的にはあまり
調子がよくなかったかもしれませんね。
毎回のように走者を出し、
ピンチを迎えはしたものの、
それでも粘りの投球でゼロを重ねていく背番号19
6回、タイムリーを喫した井口への初球は
やや不用意だったと思いますが、
続く大松にも二塁打を浴び、3連打となった以降、
ベニー、里崎といったところを内へのシュートで
詰まらせ凌いだところは、さすがというもの。
スライダーこそ今イチだったものの、
今季の決め球・フォークのキレは相変わらずヨシ。
このところ早めに崩れてしまうことが多かった先発陣のなか、
ローテの軸を担う右腕は、やはり違うなと。
奪三振王ながら、あくまで狙うはゴロアウト
次回は札幌での登板となるでしょうが、
しっかり投げて、先発投手陣をけん引してほしいです。


吉見の粘りの投球も見事でしたが、
それ以上に抜群だったのが、2番手の浅尾
交流戦に入ってから、セットアッパーに配置転換されましたが、
その交流戦もこの日から後半戦。
当初はうまくいかないこともありましたが、
ようやく本来の投球ができるようになってきたのかも。
それにしても、この日はナイスピッチング。
特にストレートがすごく走っていたなと。
先頭の福浦に対し、外への152キロでズバッと見逃し三振。
150キロオーバーの快速球が持ち味の浅尾ですが、
久々に良い球を見させていただきましたね。
続くサブロー、井口もきっちり抑えての三人斬りは、
9回の三者三振の守護神・岩瀬とともに、まさに完ぺき
この勝ちパターンの継投が多く見られるよう、
今後の戦いを楽しみにしていきたいと思います。


今季交流戦初となる3連勝で、ついに勝率5割の壁を突破!
待ちに待った貯金生活に入ることとなりました。
ここ約1カ月半、ずっと5割に戻すことを目指し、
5割までは辿りつくものの、その先には進めず。
まさに波に乗れないチーム状態そのままでしたが、
こういう勝ち方でようやくながら貯金ができたこと。
本当にうれしく思います。
ただこの喜びがわずか1日で終わってしまうのか。
それともこの先もずっとそう感じられるのかは、あくまで第2戦
ぜひとも連勝で、この生活を続けてほしいもの。

そしてその大役を任される第2戦の先発。
中スポ予想では、この日登録された昌さんになりそう。
再登録即先発になるかなと思いきや、
この日にネルソンとともに、すんなりと1軍復帰
チェンに代わる先発陣の救世主
期待されてのマウンドになってくるとは思いますが、
まずは自分の投球に徹してほしい。
そしてファームで仕上げてきたその業
リベンジとなるマウンドで出してもらいたいですね。
おそらく19歳の若者との投げ合いになる事が濃厚ですが、
思う存分投げてくれれば、きっと味方が援護してくれるはず。
リスタートする大ベテランのマウンド、注目したいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(5日)

◎吉見一起

<7イニング1失点に抑え、チームトップタイの今季5勝目>
「(ナイスピッチングでした)
ありがとうございます。はい、ありがとうございます。
(今日はどういう意気込みでマウンドへ)
そうですね、いつもと一緒なんですけども、
あのう、ゴロアウト、低めの投球を意識して投げました。はい。
(ピンチもいくつもあったが、見事な粘りの投球)
そうですね、あのう、うまく粘れたと思いますし、
今日は最低限の仕事ができたと思います。
(投手戦となったが、どんな思いで投げていたか)
いやあ、先取点を与えないでおこうと思いながら、
投げてたんですけども、1点取られて、先取られたんですけども、
あのう、我慢して投げようと思いました。
(その直後で、すごいホームランが出た)
はい、もうお願いします、ホームラン打って下さいと思っていたので、
ほんと打ってくれてありがとうございますと言いたいです。
(チームが久々の貯金1に)
はい、1つでも多く貯金ができるように、
はい、みんなで頑張っていきたいと思います。
(この先も良い投球を続けてください)
はい頑張ります。ありがとうございました」


<初回、先頭から連打で無死一、三塁のピンチを招いたが、
後続を三者連続で抑えると、自分のペースをつかんだ。
9安打を浴びながらも、失点は6回の3連打による1点だけ。
球を低めに集めてゴロを打たせる粘り強さを発揮>
「状態は良くはなかったけど、
低めを意識して自分らしさを出そうと思って投げた。
先取点を先に与えてしまったけど、逆転してくれて。
きょうはピンチでも粘れたし、最低限の仕事はできたと思う」

<両チーム無得点で迎えた6回。
1死からサブローに左翼線二塁打を浴びると、
井口には初球のフォークを中前に運ばれ、先に1点を失った。
大松にも2球目のフォークを右翼線へ二塁打され、
1死二、三塁とピンチが続いたが>
「適時打と次の二塁打は、どちらも失投だった。
先制点をやるまいと投げてきた。
ただ取られても、大きなダメージと考えずに粘ろうと思った

<ミスを受け止めながら、切り替えた。
ベニーへの初球。内角をえぐったシュートは相手のバットを折ると、
前進守備の井端の前に力なく転がるゴロ。
走者はそのままで2死。里崎にも2ボールから同じ球で攻めた。
再び転がった緩いゴロを荒木が処理し、危機を脱した>
「谷繁さんも『1点は仕方ない。
もう1点はやっていい。でも、必ず2人をアウトに取ろう』
と言ってくれた。ここから我慢していこうと思った」

<ブランコの逆転弾が飛び出したのは、その直後の攻撃。
ちぐはぐさばかりが目立っていたチームに
筋書き通りの試合展開をもたらしたのは、
気持ちを切らさなかったその投球だった>
「自分の勝敗は関係ない。
失点を最低限にくい止めれば試合はつくれる」

<先発を任されるようになってまだ2年目だが、
要所での投球の極意をつかみつつある。
勝負どころで力みや緊張を排することが、
抜群の安定感に結び付いているよう>
「欲を出して、アウトをほしがらない、
ストライクをほしがらないということですかね…。
ランナーがいるからといってほしがると、痛い目に遭う。
そういうことが何度かあったので。
ランナーが出ても、スタイルを変わらず。ということです」

<納得の投球をするために、オープン戦から続けてきたことがある。
登板した試合のフォームを、スコアラーが撮影した映像で後日チェック。
客観的に自分を見つめ、理想のフォームを維持し続けていることが、
今季の防御率1.41という数字にもつながっている>
「自分の感覚と(実際のフォームが)違う時があるんで」

<また随所で鋭いフォークがさえわたった。
トヨタ自動車の先輩、オリックス・金子に
握りのヒントを教わりレベルアップした球。
この日全112球中、3割弱にあたる31球を投げた。
実は前カードのオリックス戦の大阪遠征中、
その金子と一緒に食事をした。
ふぐをつまみながら野球談議に花を咲かせ、登板への気持ちを高めた。
偶然にも、この日は金子も阪神戦で先発。
金子は敗れてしまったため、アベック白星はならなかったが、
先輩の分まで-とばかりに必死に腕を振った>
「結果的にタイムリーを打たれたりもしましたけど、
ある程度いい形で投げられたと思います。
金子さんに迷惑がかかるので、
詳しく言えませんが、手首の使い方です」

<今季の千葉ロッテ戦は2戦2勝。
これで交流戦は3戦2勝、防御率0.83。
中継ぎとして12試合に登板し、3勝負けなしだった昨年に続き、
交流戦での無敗記録を15試合に伸ばした。
こう言って、今季途中に買ったレクサスに乗りこむ。
社会人時代、汗を流したトヨタ自動車の車>
「フォークは今は自分の武器。貯金ができるように、次も頑張ります」
カメラブログ中スポ12中日新聞サンスポスポニチ名古屋ニッカン


◎トニ・ブランコ
<6回無死一塁、右越えに逆転2ランを放つ>
「(ナイスバッティングでした)
(日本語で)アリガトウゴザイマス。
(あの本塁打を振り返って)
あの打席、ホームランはバットの先だったんですけども、
えー、神様のおかげでフェンスを越えることができました。
(片手一本で打ったような気がするが)
そうです。片手で打ちました。
(同僚の和田と並んでリーグトップタイの15号)
ホームランもそうなんですけども、
今日はチームが勝ったことがとてもうれしいです。
優勝したいと思いますので、頑張ります」


<千葉ロッテ・小野の外角へのスライダーにバットを伸ばすと、
先端でとらえた打球は観客席手前のラバーに当たってスタンドイン。
一塁を回ると右手人さし指を天井に突き上げ、神に感謝を表して>
「片手で打ってよく入ってくれた。
自分自身でも入るとは思わなかった。
ビックリしているよ。神様がついてるね!
実はインコースを待っていたのにアウトコースにきた。
シュートで併殺打を打たないように、と思っていたんだ。それが…。
ボールをよく見ていたら、振っていなかったよ。
スコアラーからインコースが多いと聞いていたんだ。
でも、体が反応して手を伸ばしたらバットに当たったという感じだね。
腕を伸ばして1本で打ったのでフェンスを越えないと思った」

<6月に入っても勢いは止まらない。
3試合連続マルチ安打の13打数6安打3本塁打7打点と絶好調。
しかも特筆すべきは交流戦成績。
7本塁打は交流戦キング、14打点(2位)、
打率.380(4位)も上位とパの投手に恐れられる存在となっている。
いま最も頼れる交流戦男だが、その理由を分析して>
「お互いによく知らないのがいいのかもしれないね」

<また初球打率が7打数5安打の.714と、積極性が功を奏している。
この日、小野から放った一発も初球だった>
「相手の映像を見たり、
とにかく投手のリリースポイントを注意深く見るようにしている。
その前のソフトバンク戦は自分のフォームばかり気にして
失敗していたからね」

<1人で焼き肉3人前は軽く平らげる大食漢は日本の食文化がお気に入り。
底知れぬパワーを誇る『怪力伝説』はまだまだ続きそう>
「怪力の理由? そりゃ、神様のおかげだよ。
でもあえていうならよく食べることかな。
日本の焼き肉がとてもおいしい。
牛肉が力の源になっているのかもしれないな。ヤ・キ・ニ・ク、最高だよ」
カメラブログ中スポサンスポスポーツ報知
時事通信スポニチ名古屋ニッカンデイリー

○田中監督付スコアラー
<ロッカーの隣にあるスコアラー室。
常にブランコの姿があり、交流戦になっても、
相手の一人一人、見て聞いて打席に向かっているという>
「トニ(ブランコ)は本当にまじめ。
最初は不振だったけど、絶対に報われると思っていた」
中スポ

○永田打撃投手
<『ガシャーン、ドスーン』
ブランコのフリー打撃が始まると、たまにこんな音がする。
打撃投手を保護する鉄柵にボールが当たって、投手が倒れる。
鶴田打撃投手とともに、キャンプ初日からブランコの
パートナーを務めるが、『殺人打球』が好調の証という>
「本当に怖いですよ。
どこがいいとか、フォームまではわかりません。
でも、ああいう投手ライナーが増えて、
成績がよくなってきたんですよ」
(中スポ)


○浅尾拓也
<今季初めてリリーフした5月17日の横浜戦以来、
交流戦では初となるナゴヤドームでの登板。
8回の代わりはな、福浦を3球で見逃し三振に仕留めると、
サブローも力で一邪飛とねじ伏せ、井口のゴロは荒木が好捕。
三者凡退で岩瀬にバトンを渡す。本拠地の後押しも認めて>
「3人で抑えられてよかった。声援もうれしかった」

<この日はさらに燃える要素があった。
5月23日の敵地での千葉ロッテ戦、同じ1点リードの8回に登板したが、
井口の二塁打から自らの暴投で追いつかれ、後続投手がサヨナラ負け。
直前の埼玉西武戦から2試合連続でリリーフに失敗し、
その後1週間登板から遠ざかる原因となった。
この半月の苦しみを、すべてぶつけて>
「千葉のロッテ戦にぼくのせいで負けていたので、
なんとか岩瀬さんにつなぎたかった」

<5月31日の福岡ソフトバンク戦で復帰登板を果たすと、
これが移動日2日を挟んで4連投。
その4試合、5イニング無失点で1勝3ホールド。
岩瀬の前は、やっぱり背番号『41』が似合う>
「(同い年の先発)吉見がすごく頑張っていたし、勝ってもらいたかった」
中スポ

○岩瀬仁紀
<三者空振り三振の完ぺきな抑えを披露したが、
意地の力投だったことを明かして>
「それ(三振)よりも、吉見の勝ちを消していた
(5月28日の東北楽天戦で1点リードを守れず)から」

<浅尾からバトンを受けるかたちができつつあることには、
頼もしいセットアッパーの復活を喜んで>
「チームにとってはいいんじゃないかな。去年もこうだったし」
(中スポ)

○荒木雅博
<バットではノーヒットに終わったが、
8回2死の井口の放った中前に抜けそうなゴロを
難しい体勢で捕り、ジャンピングスローでアウトにするなど
守備で貢献。照れくさそうに好守を語って>
「いっぱいいっぱいでしたよ。
しっかり体を動かして。これからも」
(中スポ)

○藤井淳志
<5回、小野の内角直球をとらえ、
弾丸ライナーで右翼線に弾き返す会心の二塁打。
連続試合安打を9試合にのばし、もう3割は目前>
「連続試合安打自体はたいした数字でもないので意識しません。
ヒットがコンスタントに出ていることはいいことです」
(中スポ)

○和田一浩
<4回2死から左中間へ二塁打を放つと、
続く野本の左前打で猛然と本塁へ突入。
滑り込んだ足が里崎のタッチよりも一瞬早かったように見えたが、
判定はアウト。感情をあらわに猛然と東球審に抗議。
試合後も悔しがって>
「あれは完全にセーフです。判定だから覆らないんですけど」

<一方、打撃は好調モード。
6回にも中前打を放ち、これで3試合連続のマルチ安打となり>
「一時期の悪い状態は脱しました」
(中スポ)

○立浪和義
<8回2死一、二塁のチャンスで満を持して登場。
応援を背に小林宏之の初球を迷わずスイングしたが、
結果は遊飛に終わり、残念がる>
「甘いボールでした。完全に打ち損じです」

<それでもチームは勝って、久々の貯金1>
「これから貢献できるように頑張ります」
(中スポ)


○小山桂司
<チームが勝てないからと、
プレゼントされたフランク・ミュラーの超高級腕時計を
返品するという東北楽天・野村監督。
社会人野球・シダックス時代の教え子は、納得の表情を浮かべて>
「野村監督ならありますね。
シダックスのときもそうでしたから。
そのときはプロの人はみんなそうなのかって思っていました」

<ちなみに『プロの人』になったがゲンを担ぐ?>
「いまは打席に入るときに
ファイテンのピンク色のネックレスをしているくらいですかね。
たまたま打ったんで」

<ただ、こだわりはないようで。
『勝てない腕時計』という見方をしないらしい>
「それよりあの時計、ほしいですね」
(中スポ<ドラ番記者>


○井端弘和
<誰もが認める内野のリーダーに微妙な変化が起きている。
ピンチになると、するするとマウンドへ歩み寄って
投手へ一声かける見慣れた風景。
ゲームの機微を熟知したベテランならではの仕事なのだが、
今季はその回数がやや少なくなっているらしい>
「今年は減っているはずですよ。
あんまり行き過ぎないようにしていますから」

<野手がマウンドへ行く狙いはさまざま。
適当な間を取る。作戦を確認する、そして投手を励ます。
ベンチの監督やコーチがマウンドに行く回数は限られているから、
その果たしている役割は意外に大きい。
なぜ『意図的』に減らしているのか、その説明はこう。
必要とあらば、今後も叱咤激励はいとわない。
あえての『放任』は若手投手を「一人前」として扱い始めた証>
「昨年はウチの若い連中が抑えていても
『大丈夫か』と思って見ていた。それが今年は違う。
安定感があるし、勝ち方がわかってきた。
一年やってだいぶ成長したとは思います」
(中スポ)

○川相内野守備走塁コーチ
<投手は繊細。むやみやたらに
マウンドに行けばいいということではなく、
ささいなことでリズムを崩せば、逆効果になりかねないと解説>
「投手に声をかけるのはあくまでケース・バイ・ケース。
状況や投手の性格によって違う」
(中スポ)


○落合監督
<今季3度目の3連勝で、4月16日以来の貯金1。
守り勝つ野球が実践できたことを評価して>
「ピッチャーだけじゃなくて、
(千葉ロッテ打線に)最後の一線を
踏み越えさせなかったということだろう。
(安打)9本打たれて1点だから。
守れれば勝てる。ピッチャー含めてな。
ちょっと今までの1点差勝ちとは
意味合いが違うんじゃないかな、同じ2-1でも」
中スポ中日新聞時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


今日の公示。(5日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 山本昌投手、マキシモ・ネルソン投手
【出場選手登録抹消】
▼中日 中里篤史投手
(再登録は15日以降。公式サイト共同通信社

2009年6月 5日 (金)

昌満を持して1軍合流と原点回帰へ落合ノック。

福岡で連敗し、大阪で連勝。
結果的には、遠征前の5割のままで
地元・ナゴヤに戻ってくることとなったドラゴンズ
打線がだいぶ繋がり、そして粘りを見せ始めた一方で、
先発を中心とした投手陣陰りがでてきた現状。
交流戦も折り返し地点をすぎ、後半戦に入るなか、
このタイミングで、いよいよあの大ベテランが帰ってきます。
その話題を中心に、この日のドラゴンズを集めました。

ドラゴンズトピックス(4日)

◇山本昌

<ナゴヤドームで行われた1軍の練習に、約2カ月ぶりに合流。
あす6日の千葉ロッテ第2戦の先発登板が有力だが、
選手やスタッフにあいさつすると、
キャッチボールやランニングなどで汗を流す。
こう前置きはしたが、その言葉には自然と力が入って>
「ネルソンも(1軍練習に)上がってきてるし、
まだ登録されるかどうか分からないからね」

<今季初登板となった4月12日の広島戦(マツダ)では
自己最多失点となる4イニング10安打10失点でKO。
翌4月13日に2軍落ちし、約2カ月が経過。
再調整と言うにはあまりにも長い『下積み』だったが、
ウエスタン・リーグでは3連勝中。
最近2試合はともに7イニング無失点と
ベテラン左腕は、ファームで完ぺきに仕上げてきた>
「これだけたくさん(2軍戦で)投げてきたので、
それなりにはできてきたかなと思います」

<大きな肩には大きな期待がかかる。
先発なら崩壊阻止という使命がある。
最近4試合、先発陣の最長投球回は朝倉の6イニング。
それ以外、ずっと4イニング以下でのKOが続いている。
こんなときこそ、百戦錬磨のベテランが頼り。
通算19試合に登板して、3勝9敗と苦手にする交流戦、
そして過去3戦3敗の千葉ロッテ戦といえど、絶対に落とせない。
パ・リーグとの対戦については話すにとどめたが、
対策は十分にできているハズ>
「それもね…。登録されないかもしれないし、
このあとまた下(2軍)で投げることになるかもしれない。
投げるチャンスがあれば、何とかがんばりたいです」

<新たな記録もかかる。勝てばセ・リーグ新の22年連続勝利。
大野豊氏の21年を抜き、工藤(横浜)の23年連続に次ぎ、
米田哲也氏と並び史上2位、気にするそぶりはなく、
この記録についてはサラリと話したが>
「そうなの? まあ、そういうの(記録)は
ずっとやっていればついてくるものだからね」

<200勝を達成し表面的には超多忙で、華やかだったオフ。
しかし裏では、ほんの一時も気を緩めなかった。
年明け早々、アイク生原氏の墓前に200勝報告をするために、
米・ロサンゼルスを往復した航空機内でのこと。
誘惑はコツコツと封じ、ベスト体重を維持している
裏には小さな積み重ねがある>
「機内食には気をつけたね。
座ってるだけなのに2回も出て来るんだから。
そのまま食べてたら大変だよ。
ビールだけ飲んで、カッと寝たりして、過ごしてた」

<NPBは今季『野球とは、』をスローガンに掲げており、
ホームページで、12球団の首脳陣や選手の、
この問いに対する答えが書かれたサイン色紙を掲載しているが、
選んだのは『不思議である』という一風変わった言葉。
そのココロを聞いてみると>
「調子が悪くても勝ったり、ベストコンディションで負けたり。
不思議が多い。真ん中で抑えたり、厳しいところを打たれたり。
先が見えないところが、面白い」

<今季は46歳工藤(横浜)、41歳下柳(阪神)ら
40代のベテラン投手が次々に勝利を挙げている。
ファンをヤキモキさせた分『一発快投』>
「みんな頑張っているし、そろそろ頑張らなくちゃいけないね」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン

◇森バッテリーチーフコーチ
<抜群の安定感を誇っていたチェンが左肩の張りで登録を抹消、
ここ6試合は先発投手に勝ち星がついていないなど、
開幕から50試合を消化して、先発投手陣にも疲労が蓄積している。
チームが苦しいときこそ、山本昌に救世主としての期待をかける>
「いないから(山本昌が)必要なんだ」
ニッカン


◇吉見一起
<きょう5日の千葉ロッテ戦で先発が予想される。
開幕から9試合に先発して、防御率1.43と抜群の安定感。
5月22日の千葉マリンでは7イニングを1失点に抑え、白星を手に>
「自分のピッチングができればぶざまな結果にならないはず。
いつも通りに投げたいと思います」
(中スポ)

◇マキシモ・ネルソン
<ウエスタンで好結果を残し、1軍に再合流。
5月25日に抹消後、2軍戦では2度先発して、
計11イニングで2失点と好投。早ければ5日にも再登録されそう>
「チャンスがあれば頑張るよ。今の調子はいい」
(中スポ)

◇小林正人
<きょう5日からナゴヤドームで行われる
千葉ロッテとの連戦に向け、人一倍気合を入れている。
敵地・千葉マリンでは5月23日に苦い思い。
同点の9回にリリーフし、サヨナラ打を喫した。
雪辱をかけるが、絶対に打たれるわけにはいかない相手がいる。
サヨナラ打を左前に打たれた左打者の大松。
東海大の2学年後輩でもあり、オフには自主トレをともにした。
野球を離れれば、かわいい後輩だが、
同じ失敗を来る返すわけにはいかない>
「(大松とは)くだらない話ばかりしている。
大学時代から4番を打っていていいバッターでした。
あのころは線が細い感じもしましたが、
今はパワーもついて、さらにいい打者になっています。
対策? 考えて投げたいと思います」

<調子は決して悪くない。開幕から9試合に投げて未だ無失点。
2日のオリックス戦ではピンチでスクイズ失敗を誘い、
わずか2球で2勝目を挙げた。
納得のいく球を投げられているという自信が、今の自分にはある>
「スクイズ失敗のボールはスライダー。
キレがあった? そうなのかもしれませんね」

<サヨナラ打を打たれた後、大松とは何度かメールを交わしたという。
おそらく、対決をお互いに振り返ったのだろう>
「内容? それは秘密にしておきます。
今度は抑えたいと思います」
(中スポ)


◇落合監督
<ナゴヤドームでの全体練習で自らノックバットを手にとり、
アウトカウントと走者を想定したシートノックを行う。
任せるつもりだったが変心、指揮官自らがナインを鍛える。
シーズンに入ってから、個々にノックバットを振るったことはあったが、
全員をグラウンドに散らばらせたかたちは開幕前日の4月2日以来。
状況を次々と変えて、単なるエラーだけではなく、
判断ミスがないかにも目を配らせた、ちょうど1時間のシートノック。
途中、力が入りすぎたのか、ノックバットを折ってしまうアクシデントも。
しかも振るったのはノックの打球だけではなく、
外野の送球から捕手の動きまで事細かに指導>
「2バウンド返球じゃダメ」「何でソッチに動くんだ」

<4-6-3の併殺プレーで荒木からの送球がそれ、
ベースカバーの井端が体勢を崩すと、受け手の井端に指摘>
「早く(カバーに)入りすぎて(体が)流れてる。
(捕球しやすいところに)くるんだという先入観があるからダメなんだ」

<森野がバックホームを一塁方向へそらすと
ジョークも交え、慌てないようアドバイス>
「タマ(送球)より速い人間はいないんだ。
球(弾)より速いのはエイトマンだけだ。知らないか」

<またシートノックのあとは、全野手が2人1組で
二塁からの送球練習に臨む。ヒットで本塁を狙うときも、
便宜上三塁を回ったところで終わりだったため、
平田と野本が三塁ベース手前で速度を落とすと、すかさずカミナリ>
「お嬢さんみたいな走りじゃかえってこれないぞ」
中スポおおさか報知スポニチ名古屋


◇川相内野守備走塁コーチ
<走者こそつけなかったが、無死一、三塁から無死二塁、
あるいは同点の最終回無死満塁サヨナラのピンチなど
状況を次々と変えて、単なるエラーだけではなく、
判断ミスがないかにも目を配らせたシートノックについて>
「もちろん監督の意向。
ちょっとしたミスで勝ちきれないところもあったし、
ちょうど交流戦も半分という区切りだった」
中スポ

◇荒木雅博
<開幕前日の4月2日以来の『オレ竜ノック』について。
守り勝つ野球への回帰に自戒も込めて話す>
「きっちりしたプレーができてないから
(この日の練習は)当然でしょう。
ちょうどいいタイミングで見ていただけた。シッカリやっていかないと」
中スポスポニチ名古屋

◇森野将彦
<練習後に『エイトマンを知っているか』と問われて
即答したが、その目は全く笑っていなかった>
「知ってますよ」

<12球団最多の13失策を記録し、前日のオリックス戦は
公式戦初の指名打者で出場。
きょうからのホーム4連戦は守らざるを得ないだけに、
この日の練習内容についても、厳しい表情のまま球場を後に>
「自分からは何も言えません」
中スポ

◇和田一浩
<きょう5日の千葉ロッテ戦で、4試合連続本塁打に挑む。
自己最多記録の先には、球団記録の5試合連発も見えてくるが>
「ホームランは意識はしませんし、
まずはチームが勝つために打っていくことが大事ですけど、
打てればいいですね」

<そのための下地は整いつつある。
交流戦に入り、打撃の調子が急上昇。
43打数15安打、打率.349、5本塁打の成績は、
チームトップの打率.344をマークした昨年と同様、
『交流戦男』ぶりをいかんなく発揮している。
相手投手との相性もいい。
きょう5日の相手先発は小野が濃厚だが、
対戦成績は通算打率は.375。しかも3本塁打を放っている。
打ち込んでいるとはいえ油断はせず、気を引き締めて対戦するつもり>
「シュートがいいイメージはありますね。
ただ、イメージは変わるものなので…」

<この日はナゴヤドームでの全体練習に参加し、
シートノックやランニングなどで調整。
無理に一発を狙うことはしないが、全力でバットを振る決意>
「自宅で休んで明日に備える? そうですね」
中スポ


今日の公示。(4日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録抹消】
▼中日 井上一樹外野手
(再登録は14日以降。公式サイト共同通信社


【ドラゴンズ・今週末の日程】
5日(金)対千葉ロッテ (18:00・ナゴヤドーム)
6日(土)対千葉ロッテ (15:00・ナゴヤドーム)
7日(日)対埼玉西武 (14:00・ナゴヤドーム)
8日(月)対埼玉西武 (18:00・ナゴヤドーム)

<ファーム>
6日(土)対福岡ソフトバンク (12:30・雁の巣球場)
7日(日)対福岡ソフトバンク (12:30・雁の巣球場)


若竜トピックス(4日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
オリックス-中日 11回戦
(4日・あじさいスタジアム北神戸)
 D 000 020 121 = 6
 Bs 010 001 100 = 3
[勝] 長峰(12試合1勝1敗1S)
[S] 菊地(15試合1勝2敗2S)
[D本] なし
[Dバッテリー] 佐藤亮太、長峰、菊地 - 清水将海、小田
公式サイト・戦評

○佐藤亮太
<北神戸でのウエスタン・オリックス戦に先発。
6イニングを8安打されながらも2失点と粘投。
6回まで毎回の8安打を浴びながらも2失点(自責1)。
自らのスタイルを貫いた投球だったが>
「(走者を)出しても粘るのが自分にとって大事。
最少失点で粘れたのが収穫」

<31日の広島戦では3イニングを
無安打無失点に抑え、復調のきっかけをつかんだ。
そして、この日は11日ぶりの先発マウンド。
大きく曲がるカーブと、切れ味抜群のスライダーで
オリックス打線に的を絞らせなかった>
「春先から、走者を出すと、そのままズルズルといってしまっていた。
きょうは、それがなかったですね」

<しかしピンチで踏ん張ったといっても、
6イニングで5度も先頭打者の出塁はいただけない。課題を口にして>
「そのあたりを修正していきたい。
タマ自体もあまりよくなかったし、
きょうは清水(将海)さんのリードに助けられました」
中スポ

○福田永将
<1点差を追った5回に逆転の2点適時打を放ち、
7回に勝ち越し打と、4打数2安打3打点の活躍。
2日にウ・リーグタイ記録の1試合4二塁打を
記録するなど、その強打は止まらない。
5月のウ・リーグ、福岡ソフトバンク戦(ナゴヤ球場)では、
当時ファームで調整中だった多村の姿にクギ付け。
横浜高の先輩で、パを代表する強打者の
構えのグリップ位置をまねて低めに修正したところ、
タイミングがうまく取れるようになったという>
「ボールがよく見えているんで、今は打席に立つのが楽しみです」
中スポ


○岩田慎司
<中スポ・若竜なびより。
新人に自信を取り戻させてくれたのは、頭の切り替え。
5月10日の福岡ソフトバンク戦で先発し、4イニング11失点。
速球を痛打されて、無残なKOに遭った。
変化球の制球が生命線といっても、それを生かすための速球に
威力をなくては、ファームでも通用しない。
そして転機は、5月のある日の先輩のひと言。
ナゴヤ球場での調整中、左腕・チェンに
ストレートを投げる際に気をつけることを問われ、
『コントロールです』と答えると、笑って一蹴されたという>
「『そんなの関係ない。しっかり腕を振ること』だと。
(このアドバイスで)打てるものなら打ってみろ…という
強い気持ちで投げられるようになりました」

<5月20日のウエスタン・福岡ソフトバンク戦から
4試合で各1イニングの救援登板し、計1失点。
2日のウエスタン・阪神戦では、2軍で調整中の濱中を含む3人斬り。
再浮上のきっかけをつかんだ>
「球の力も増していると思います。
濱中さんからも空振りを取れたんで、自信もつきました」
(中スポ・若竜なび)


この日は、大阪から名古屋に移動し、
ナゴヤドームで全体練習が行われたようですが、
その1軍ナインのなかに、山本昌ネルソンが合流。
特に昌さんは、あの屈辱10失点KO→抹消から約2カ月ぶり。
ようやくお呼びがかかり、満を持しての合流となったもよう。

ウエスタンで3試合連続で好投、
現在17イニング無失点と結果を残しはしてきたものの、
その最終登板当時は、1軍先発陣が万全な状態。
しばらくは「順番待ち」になるんだろうなと思いましたが、
この1週間でのその状況がめまぐるしく変化
左のエースとして抜群の安定感を見せていたチェンが、
体調不良から調子を落としたうえ、左肩の張りを訴え登録抹消
さらに福岡では川井が、大阪では小笠原
早いイニングで捕まってしまい、軒並みKO
必死に踏ん張ってきた疲れも出てきたのか、
ここ最近は、先発投手に勝ちがついていないという状況。
そうなると、地道に準備してきた昌さんに声がかかるのも当然。
例年以上にファームでしっかり下準備をし、
出番を待ちに待ってきた左肩には、本人の強い意欲はもとより、
チームからも、大きな期待がかかってくると思われます。


昌が戻ってくる。この日、井上
出場選手登録を抹消。
枠がひとつ空いたことと、
ラジオ情報などで、
昌さんネルソン
1軍に合流したとの話を聞き、
「ついにキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!」と、
まさに顔文字同様に、喜んでしまいましたね。
まあ出場選手登録もまだですし、
もしかしたらネルソンだけ?の可能性。
さらに東京中日は「先発」となっていましたが、
中スポ1面は「先発有力」。
当たらない中スポだけに、おそらく上がってはくるでしょうが、
果たして、きょうからの4連戦のどこで使ってくるのか。
もともと交流戦はあまり得意な方ではない昌さん
イキの良い若い選手がうじゃうじゃの埼玉西武よりも、
このところ決定力に欠ける千葉ロッテの方が、
与しやすいと思いますが、果たして首脳陣の判断はいかに。

それでも2カ月ぶりに、1軍のマウンドで
昌さんの勇姿が見られることになりそうなのは、うれしい限り。
一時は、あの悪夢の10失点でつまずいたまま、
今シーズンが終わってしまうのでは?と心配していましたが、
制球球のキレも、かなりよくなったきたようですね。
お祝いの連続に、異例の複数年契約など多忙だったオフ、
正直、開幕に調整が間に合わなかった部分もあったでしょうが、
得意の夏場に向けて、その分もこれから投げ抜いてもらいたい。
そして大ベテランが頑張る姿を見て、他の投手陣が元気をもらい、
再び調子を戻すきっかけとなってくれれば。
まあ昌さん自体は、あくまで自分との勝負を念頭に置いているのでしょうが、
ファンが待ち望んだ大ベテランのリスタート
今回の4連戦の最大の楽しみにしたいと思います。


一方、野手陣はまたしても「特殊練習」の様相が。
前回の移動日では、選手自らで考えさせる
「放任練習」を指示するなど、ここに来て浮上に向け、
様々なアクションを起こしている落合監督ですが、
この日のメニューはフリー打撃などはなく、
シートノックと、二塁から打球判断後の走塁練習のみ。
しかもシートノックでは、指揮官自らがノックバットを振り、
さまざなな状況の中でのプレーにおいて、
エラー、判断ミスがないかにも目を配らせ、その都度指摘。
「守り勝つ野球」への回帰を目指しながら、
それがなかなかできないチームに、自らのバットで気合を注入した感が。
ナイン全体としては、開幕前日以来となった落合ノック
しかしこの時期に再度行うことで、引き締め効果を期待。
リーグ最多の13失策というサード・森野をはじめ、
この日打球を受けたナインそれぞれが、この練習をどう感じたか。
きょうからの野手陣の動きにも注目したいところです。


その他の話題としては、
今朝の中スポ紙面の昌さんの記事の中で、
NPBのスローガン『野球とは、』の問いかけに対して
監督、ナインの答えがいくつか掲載されていましたが、
ちなみにドラゴンズの選手の主な答えは、以下の通り↓


◆主な中日首脳陣・選手の『野球とは、』
セ、パ誕生60周年記念サイト『プロ野球ファンスタジアム』より)

落合監督「天職」
森コーチ「夢」 川相コーチ「無限の魅力があるスポーツ」
近藤コーチ「人生そのものであり、夢を叶えてくれるスポーツ」
中村コーチ「名もなき詩」 早川コーチ「出逢い」
高木コーチ「私の人生の古き良き友人」
上田コーチ「感謝の心を生むもの」 稲葉コーチ「投走心」
辻2軍監督「追い続ける夢」 渡邉コーチ「人生」

金剛「駆け引きと運のスポーツ」 清水昭信「ハート勝負」
岩瀬「人生そのもの」 朝倉「男の修行」
川井「人生の教育」 吉見「勝負の世界」
中田「親父への見せ場」 チェン「Dream Come True」
山内「心の鏡」 山井「心の糧」 平井「なくてはならないもの」
山本昌「不思議」 齊藤「答えのない難問」
浅尾「心・技・体」 小笠原「僕の人生」 赤坂「運・努・根」
河原「人生の礎」 久本「生涯の一部」 高橋「生涯の友」
長峰「我が人生」 小林正人「戦い」 中里「自分との戦い」

田中「生涯青春」 谷繁「自己開発」 小川「我慢のスポーツ」
小山「絶対がないから面白いんだなぁ」
堂上直倫「心のスポーツ」 荒木「生活の一部」
立浪「人生勉強」 井端「人生の縮図」
新井「自分磨き」 森野「最高の自己表現」
西川「ドラマチック」 岩﨑達郎「生き甲斐」 澤井「芸術」
藤井「志」 和田「夢」 平田「自分をアピールできる場所」
井上「永遠」 英智「野球」
野本「日々精進」 中村公治「成長」 堂上剛裕「楽しー」


総じて「人生」という答えが多かったですが、
落合監督の答えは、『天職』。
「職業」ではなく『天職』というのが実に印象的だなと。
ほかにも「夢」「心」など、大切なものであるというのが
各選手それぞれの直筆によることもあり伺えました。

ちなみに、自分にとって『野球とは、』。
いろいろ考えましたが、
プレーヤーではないですし、ちょっと見方が違うかも?
そしていろいろ考え、出た結論は
『野球とは、様々な人間模様』。

おいおい何いってんだ!というツッコミもおありでしょうが、
色紙に書くぐらいのことですし、それぐらいは…。
まあ自分的なプロ『野球とは、』 そういうものでしょうか。
そんな思いも抱きながら、今後も野球を見つめていきたいと思います。

2009年6月 4日 (木)

大乱戦谷繁がケリ、19安打14点でオリに連勝!

主砲・ブランコ脅威の2発などで逆転勝利。
連敗を止め、借金1へと戻したドラゴンズ
京セラドーム大阪でのオリックスとの第2戦は、
立ち上がりから両軍打線が爆発する点の取り合いに、
リードするドラゴンズに対し、再三追いつくオリックス
10-10というスコアのなか、迎えた終盤8回、
谷繁のタイムリーでこの日4度目のリードを奪うと、
9回にはブランコ、藤井のタイムリーで突き放して14-10
4時間43分のロングゲームを制し、勝率5割に復帰。
交流戦前半を7勝5敗の3位で折り返すこととなりました。

◇日本生命セ・パ交流戦
オリックス-中日 2回戦
(3日・京セラドーム大阪 | 中日2勝)
12701人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日 14
オリックス 10
[勝] 浅尾(14試合4勝5敗)
[D本] 森野7号3ラン 和田15号2ラン
[Dバッテリー]
小笠原、中里、河原、浅尾、パヤノ - 谷繁

◇対オリックス2回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数1安打2打点)
2 (二)荒木  (5打数2安打)
3 (DH)森野  (5打数4安打5打点)
4 (一)ブランコ (5打数2安打2打点)
5 (左)和田  (5打数3安打2打点)
6 (三)デラロサ (5打数2安打1打点)
7 (中)藤井  (5打数2安打1打点)
8 (右)平田  (2打数無安打)
9 (捕)谷繁  (6打数3安打1打点)
P (投)小笠原

【イニング経過】

<1回・中日> P・近藤一樹
井端四球、荒木左前打、
無死一、二塁から、

DH森野外高めチェンジアップ右中間越え3ラン(D 3-0 Bs)
ブランコ外カーブ空三振、和田右翼線落ちる二塁打、
デラロサ中前打、藤井四球、
1死満塁から、平田中チェンジアップ打ち上げ遊飛、
2死満塁から、谷繁内直球詰まり中飛


<1回ウラ・オリックス> P・小笠原
一輝三ゴロ、大村右手首死球・代走小瀬
フェルナンデス内直球見三振、ラロッカ右前打、
2死一、二塁から、辻俊哉初球中スクリュー・中越え二塁打(D 3-1 Bs)
2死二、三塁から、山﨑浩司内直球見三振

<2回ウラ・オリックス> P・小笠原
鈴木郁洋三ゴロ・デラロサ飛びつくも一塁悪送球=内野安打、
坂口高いバウンド二ゴロ・一走にタッチ・一塁セーフ、
大引四球、
1死一、二塁から、一輝初球内スライダー左翼線2点二塁打(D 3-3 Bs)

<3回・中日> P・近藤
ブランコ痛烈左前打、
無死一塁から、
和田内低めチェンジアップ・
打った瞬間左中間席飛び込む2ラン(D 5-3 Bs)

デラロサカーブ空三振、藤井二ゴロ、
平田四球、谷繁右前落ちるヒット、
2死一、三塁から、
井端初球カーブ三塁線突破2点二塁打
一走谷繁長駆生還(D 7-3 Bs)


<3回ウラ・オリックス> P・小笠原
ラロッカ二飛、レフト左安打、
山﨑浩司四球、鈴木左前打、
1死満塁から、坂口内直球流し打ち左前適時打(D 7-4 Bs)
P・中里
1死満塁から、大引外146キロ見三振、
2死満塁から、一輝外高め143キロ左中間突破3点適時二塁打(D 7-7 Bs)

<4回ウラ・オリックス> P・中里
フェルナンデス強い三ゴロ・デラロサ弾くエラー、
ラロッカ中飛、中飛、
山﨑浩司3球目・フェルナンデス二盗、
山﨑浩司外高め138キロ直球空三振

<5回・中日> P・大久保勝信
平田三塁線ゴロ、谷繁左中間フェンス直撃二塁打、
井端遊飛、荒木粘り四球、

P・清水章夫
森野4球目暴投・走者それぞれ進塁、
2死二、三塁から、
森野中スライダー左中間突破2点二塁打(D 9-7 Bs)
ブランコ初球直球頭部直撃死球・清水危険球退場・
ブランコ平気な顔でスタスタと一塁へ、

P・香月
2死一、二塁から、和田四球、
2死満塁から、
デラロサ右ひじ死球=押し出し(D 10-7 Bs)

<5回ウラ・オリックス> P・中里
鈴木遊撃内野安打、
無死一塁から、坂口外シュート左中間突破適時二塁打(D 10-8 Bs)
大引二ゴロ進塁打、
1死三塁から、一輝初球内シュート左前適時打
小瀬空三振、フェルナンデス左前打、
2死一、二塁から、ラロッカ外直球二塁ベース寄りゴロ・
井端追いつくもグラブからこぼれる=適時内野安打(D 10-10 Bs)

<6回ウラ・オリックス> P・河原
山﨑浩司遊ゴロ、鈴木投ゴロ、
坂口左翼線飛球・和田スライディングキャッチ及ばず二塁打、
大引四球、
2死一、二塁から、一輝中フォーク遊ゴロ二封

<7回・中日> P・ジョナサン・レスター
荒木右直、森野四球、ブランコ外カーブ空三振、
和田2球目・森野二盗、和田カーブ打ち上げ二飛


<7回ウラ・オリックス> P・浅尾
小瀬二塁内野安打、フェルナンデスハーフスイング三振、
ラロッカフォーク空三振、右腕死球、
2死一、二塁から、山﨑浩司外フォーク二ゴロ

<8回・中日> P・レスター
デラロサ遊ゴロ、藤井高いバウンド左前打、
野本初球・藤井二盗、
野本遊ゴロ大引ファンブルエラー・代走英智
谷繁2球目・代走英智二盗、
1死二、三塁から、
谷繁外スライダー逆らわず右前適時打(D 11-10 Bs)
1死一、三塁から、井端投返しグラブに入り1-6-3併殺

<8回ウラ・オリックス> P・浅尾
代打日高二ゴロ、坂口フォーク空三振、
大引右前打、一輝2球目・大引二盗、
2死二塁から、一輝外フォーク中飛

<9回・中日> P・加藤大輔
荒木初球左前打、森野高いバウンド三塁越え二塁打、
無死二、三塁から、

ブランコ内高め直球中前落ちる2点適時打(D 13-10 Bs)
和田左前打・エンドランブランコ三進、
デラロサ3球目・和田二盗、デラロサバット折れ三ゴロ、
1死二、三塁から、

藤井内直球叩きつけ遊撃適時内野安打(D 14-10 Bs)
1死一、三塁から、代打立浪内フォーク空三振、谷繁捕邪飛

<9回ウラ・オリックス> P・パヤノ
代打北川ストレート四球、
フェルナンデス2球目・北川二進(盗塁付かず)、
フェルナンデス内141キロ空三振、
ラロッカ打ち上げ二飛、中スライダー中飛、試合終了。


【ゲームレビュー】
今季最多となる19安打14得点で乱打戦を制した
連勝で勝率も5割に復帰

10-10の8回1死二、三塁で谷繁が右前打し、勝ち越した。
9回には4連打を含む5安打で3点を追加し、ダメを押した。
森野の先制3ランなどで試合を優位に進めながら
投手が踏ん張れず、3度同点に追いつかれた。
4番手の浅尾が今季4勝目。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


9イニングのゲームにも関わらず、
終了したのが、午後10時43分
4時間半を超えるかなり長いゲームとなりましたが、
終わった瞬間、思わず
「もう、やんなっちゃうよな!」と叫んでしまいましたね。
乱戦を制して、うれしかったことはうれしかったのですが、
あまりの長さに見ている方も、かなりのしんどさが。
どんなカタチでも今は勝つことが重要とはいえ、
もう少し楽に勝ってくれよと、思いましたね。

5回が終わったのが、午後9時ごろ
通常のゲームならとっくに終わっている時間なのに、
全然イニングが進んでいかない、ダラダラさ。
10-10のまま、8回を迎えたときには、
このまま延長に入って、12回ドローとなったときには
一体何時になってしまうんだろうか…。
そんな不安さえ、頭をよぎった今回の一戦でした。


良い言い方をすれば、激闘ですが、
どちかというと「大乱戦」といった方が良さそうな内容。
今季最多の19安打、14得点
とにかく打ちまくったドラゴンズでしたが、
初回のDH・森野の3ランや、
3回の和田のリーグトップに立つ15号2ランなどは
すでにかなり遠い昔の出来事に感じましたね。
それよりも、一度ならず、二度も三度も追いついてきたオリックス
あまりのゾンビぶりに、驚くやら、呆れるやら。
8回に谷繁が右前に逆らわずはじき返すタイムリーで勝ち越したものの、
そのウラにまた追いつかれるじゃないだろうか…。
結局は要らぬ不安となり、9回、相手守護神のグダグダにより、
ダメ押しの3点が入ったことで、ようやく終わるんだなと。
勝ったことで報われましたが、負けていたら単なる徒労。
紙一重だっただけに、勝てて本当によかったなと思いました。

それにしても、序盤は投手陣が乱れまくりでしたね。
珍しく3点を先行してもらったうえ、
同点に追いつかれても再び4点の援護。
そこまでしてもらいながら、
守りきれずに3回途中でノックアウトされた先発投手
確かに大村への死球の影響もあったのか、
制球がかなり不安定ではありましたが、
「ボクは接戦じゃないと抑えられません」
そんなことでも言いたいのかと思えるようなやられっぷり。
さらにそれを継いだ2番手も、同点にされたあと、
味方が再び点を追加してくれたにもかかわらず、
力のない真っすぐ、シュートなどを
甘いところに投げ込んで、失点を繰り返すグダグダぶり
あえて名前を挙げはしませんが、
ともに今季初勝利、久々の1軍勝利のチャンスであるのに、
踏ん張り切れずに、それをいとも簡単に捨ててしまう。
相手打者の積極さもありましたが、
悪い流れの中に飲み込まれてしまった小笠原に、中里
やっぱり名前が出しちゃいましたが、
今後チャンスをもらうためにも、今回の投球を反省
そして切り替えて、次の登板に臨んでほしいですね。

まあ小笠原が7失点、中里が3失点となりましたが、
10-10となったことで、それ以降の投手たちが
逆に「0-0の振り出しに戻った」と理解して投げることができた。
大量リードというプレッシャーなく、普段通りに投げられ、
ようやくゲームを落ち着かせることができた。
浅尾に久々の4勝目が付いたのも、
パヤノが約1カ月半ぶりに復帰登板を果たせたのも、
長い目で見れば、この2人同点に追いつかれたから
「違うだろっ!」と突っ込まれそうですが、
そういう風に見でもしないと、前向きには考えられない。
そんなこの日の投球内容だったと思います。


一方、打線は19安打で14得点
8四死球が絡んだことで、かなりの乱戦となりましたが、
そのなかで目立っていたのは、
この日、いつものサードではなく、DHとして起用された森野
初回の3ランを含め、5打数4安打5打点と大爆発。
連日のエラーもあり、気分転換というわけではないでしょうが、
切り替えさせたことが、良い結果に結びついたかもしれませんね。
当たっている主軸のなかで、
ひとり打率が.250にも満たなかった背番号31
しかしこの日の4安打で一気に打率も.260とアップ。
この日は最後まで守備には就かなかったものの、
試合前の練習では長い時間、落合監督から
守備の直接指導を受けていたとの情報も。
ナゴヤドームに戻れば、再びサードのポジションに入るでしょうが、
何とか落ち着き、本来の動きを取り戻してほしい。
森野攻守伴ってのさらなる上昇を期待します。

大乱戦にケリ打!またこの日の
お立ち台に上がった谷繁
9番打者が6打数3安打とは、
いかに打席が多かったかを
物語ってもいますが、
決勝打を含め、
今季初の猛打賞をマーク。
自身の身長以下となっていた打率も、
久々に2割を超え、
.206ネルソンの身長並みに復帰。
まあもともと数字においてはそれほどの期待はないですが、
それよりもうれしかったのは、3回の走塁。
自らライト前に落とすヒットを放つと、
続く井端の三塁線を抜いていくツーベースで激走!
一塁から長駆生還して、7点目をゲットしたその走り
これだけ走れれば、ふくらはぎの方はもう大丈夫。
4時間を超えるロングゲームでも最後までマスクを被り通しましたし、
体調面は、もう心配ないでしょうね。
そうなると、あとはリード面
自身もお立ち台で触れていましたが、やはり10点も取られてはいけない。
交流戦もあと半分、次回対戦までに対策を立て、
ナゴドでのゲームでは、しっかり封じ込んでほしいです。


大乱戦を制して、オリックスに連勝。
パ・リーグ6チームと相対した前半12試合を
7勝5敗で折り返すこととなりました。
まあ勝てるゲームを落としたこともいくつかありましたが、
徐々にながら打線も上向いてきていますし、
決して悪い状態ではないと思われます。
ただ先発をはじめとした投手陣やや陰りが出ているのも事実。
チェンが抹消され、川井、小笠原が打ち込まれた現状。
後半戦ではいかに当人たちが立て直せるかがカギでしょう。
ただこういうときこそ、打線が今までの分も助けてあげる
そんなゲームをいくつか重ねることが、
今後のチーム全体としての浮上に繋がるのでは。
福岡-大阪への遠征を終え、ナゴヤに戻り、
週末からは千葉ロッテ、埼玉西武との4連戦。
またしても勝率5割に戻しましたし、
今度こそ、今度こそ、貯金生活に突入してほしい。
6月最初のナゴドで、しっかり勝ち進んでくれることを願っています!


☆ウィナーズ・ボイス(3日)

◎谷繁元信

<今季初の猛打賞、8回勝ち越しタイムリー>
「(おめでとうございます)ありがとうございます。
(4時間半を超える長いゲーム、両軍2ケタ得点という
大変なゲームを制した今の気持ちは)
いや、今日中には終わるかなと思いながらね(笑)、
やってたんですけど、まああのう、勝ててよかったです。
(8回の打席、どんな思いで立ったか)
そうですね。まあどんな思いってもう、
とにかく点入れないとね、勝てないんで、
まあまああのう、狙い通り打てて、点が入って、
でまあ、勝って、よかったです。
(終わって見れば14点。底力を見せられたのでは)
うーん、まあでもね、あのう、
やっぱりキャッチャーとして、ね、あのう
点を取ったのに、ずっと取られて、10点も取られてますから。
あのう、反省しながら、また頑張ります。
(今季初の猛打賞)
そうですね。まああのう、はい。
打率(前日まで.175)が身長(177センチ)くらいだったんで(笑)、
何とか身長よりいい打率を残したいと思いながら、まあよかったです。
(6月に入って連勝、チームも良いムード)
まあ、勝ってるんですけどね。
あのう、ちょっとピッチャーが昨日も今日も点取られてるんで、
その辺をこう何とか、次の対戦の時には
あのう、ちゃんとできるようにしたいですね。
(地元に戻って、千葉ロッテ・埼玉西武と4連戦。意気込みを)
はい、あのう、1つでも多く勝てるように頑張ります」


<両軍合わせて35安打24得点、
4時間43分の大乱戦にケリをつけたのは9番のバット。
ノーガードの打ち合いという表現だけではもの足りない。
そんな試合のけりをつけるのに、ふさわしい役回り。
取っても取っても引き離せない打線の一員である意地と、
取っても取っても取られてしまう守りの要である意地が混ざり合い、
8回に勝ち越しの適時打が生まれた。
ヒーローインタビューで、ホッとした表情を見せたが胸中は複雑。苦
笑いのまま帰りのバスに乗り込んで>
「プロに入って21年になるけれど、こんなゲームは初めて。
点を取ったのに10点も取られて。
打てて勝ったのはうれしいけど、
キャッチャーとして反省しなくてはいけない」

<イニングを追うごとに重苦しさだけが深まったが、
8回1死から安打と相手ミスなどでつくった二、三塁で出番がきた。
1-2からオリックス5番手・レスターの外角へのスライダー。
球の軌道に合わせるようにバットが出た。一、二塁間を破る勝ち越し打>
「点を入れないと勝てないと思って打席に立った。点が入って良かった」

<1回に3点を先行したものの、
2回に早くも追いつかれたことで、相手の打ち気を大きくさせた。
何点取られても追いつける、と思わせてしまった。
3回に4点取っても追いつかれ、5回に3点取っても追いつかれた。
いずれも点を取ってから瞬く間。反省ばかりが口をついて>
「点を取った後に追いつかれた。
そこで点を取られないようにしなきゃいけないんだけど」

<この日、受けた球数はちょうど200球。
9イニングで5時間近く戦った。
投打のバランスが崩れかけていることを今、一番、肌に感じている>
「昨日、今日と試合には勝った。
だけど、投手が点を取られている。そこをちゃんとしたい」。
中スポ中日新聞おおさか報知共同通信社
時事通信毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


○森野将彦
<初回無死一、二塁、先制3ランを放つ。
オリックス先発・近藤の128キロのチェンジアップを
完ぺきにとらえて右翼席へ運んで>
「高めにきたので、反応して打てました」

<5回2死二、三塁では左中間へ勝ち越しの2点二塁打
得点には結びつかなかったが、4回にも右前打。
そして9回にはもう少しでサイクルヒットとなる二塁打を
左翼線に放ち、ダメ押しとなるホームを踏んだ>
「追いつかれていたので、何とか点を入れようと思って打ちました」

<この日は3番ながら、公式戦では初となる指名打者での出場。
開幕以来、一度も譲ったことのなかった
三塁の守備位置をデラロサに奪われた。
ここ2試合連続で失策をやらかして、
今季の失策は13にまでふくらみ、ついに指揮官が断を下した。
その話になると言い、笑顔にふたをしたが、
燃える材料は、これだった。
ただ試合前の練習では、落合監督は内野守備を直接指導。
スローイングで腕が下がりがちになる点などを約20分間にわたって修正。
打撃練習の順番が来ても、荒木に代わってもらうほど継続して>
「別に。バットに集中? そうですね」
中スポニッカン

○和田一浩
<3-3と追いつかれた直後の3回無死一塁、
カウント1-1から、近藤の内角低めへの緩い変化球を
うまくすくい上げ、左中間席へ豪快に15号2ラン。
5月31日の福岡ソフトバンク戦からの3試合連発は
西武時代の05年5月、交流戦で記録して以来4年ぶりの快挙。
前夜並ばれた同僚・ブランコを突き放して、
キング争いでリーグ単独トップに立ったが、相変わらず乗ってくる気配はない>
「本数の話をされても…」

<ただ、昨年から試行錯誤を繰り返している
打法改造については控えめながらも手応えを口に。
決してホームラン増産を狙ったものではなかったが、
この日の一発もやや低めのチェンジアップにバットをたたきつけて飛ばした。
もともと、独特な打法がより強力になっているのも間違いない>
「効果もあるかな。一概には言えないけれど」

<試合前にはオリックス・近藤打ちに意欲を見せていた。
昨年の交流戦は2試合対戦し、5打数2安打2打点。公約を守り>
「球のキレがいいイメージがあります。
ボール球を振らないようにしないといけません。
昨年打ったといっても、昨年のことですから。気にせず集中します」

<打った場面も初回の3点リードがなくなった直後の攻撃で満足いくもの。
3回の4点もまたすぐ追いつかれてしまったが、
9回のダメ押しに左前打で貢献するなど、今季4度目の猛打賞をマーク>
「(3回は)追いつかれた後だったので、いい結果になってよかった」
和田ブログ「友達の料理で猛打賞!!!」、中スポ共同通信社時事通信

○井端弘和
<3回2死一、三塁、リードを4点に広げる左翼線2点適時二塁打。
連続試合安打を『11』に伸ばす。こう言って張り切ったが、
8回に1点勝ち越してなお1死一、三塁の好機では、
投ゴロ併殺打に倒れ、悔しそうに天を仰ぐ>
「打ったのはカーブ。一度は突き放せたけど
(そのウラに)また追いつかれたので頑張ります」
(中スポ)

○藤井淳志
<9回1死二、三塁で遊撃への内野安打。
激走でセーフとなり。とどめの14点目を叩き出す。
これで5試合連続打点、8試合連続安打。
同点だった8回には安打と二盗で
チャンスメークし、勝ち越しのホームを踏む>
「それまでチャンスで打てていなかったので、
最後に打ててよかったです」
(中スポ)

○トマス・デラロサ
<5回2死満塁、香月の投球が右手を直撃。
当たった方もぶつけた方も痛かったであろう押し出し死球。
痛みと引き替えに10点目を得たが、
僚友・ブランコの頭部死球を含む2死球ずつの応酬に、
試合後は怒気をはらんだ声で訴えて>
「(日本語で)イタイ!
なぜ日本のピッチャーはこんなに内角を攻めてくるんだ。
あの球だけじゃなく、顔の近くに投げてきた。
とくに頭はダメだ。頭に当たるとオレの人生が終わるじゃないか」
(中スポ)

○立浪和義
<試合開始から4時間半がたっていた9回、
ダメ押しの3点が入ってなお、1死一、三塁で3試合ぶりの出番が。
カウント2-1からの内角球に空振り三振を喫して、唇をかみしめる。
この日は2軍も1軍と同じ京セラドーム大阪でオリックス戦。
それに出場した弟子の野本は3安打で帰ってくると、
握手で祝福。なおさら師匠としても模範を示したかったはず。
勝負の大勢は決まっていた場面とはいえ、自戒のセリフ>
「1点取らなきゃいけない。三振はあかん。また頑張ります」
(中スポ)


○小笠原孝
<3点をもらった直後の初回に
辻の二塁打で1点を奪われると、2回には2失点で同点に。
さらに4点リードの3回は、四球をはさんで3連打で満塁のままマウンドを降板。
2番手の中里が打たれ、結局2イニング1/3を7失点。
この試合までまずまずの投球を続けていただけに、悔やまれる内容。
球団広報を通じ、悔しそうにコメント>
「野手のみなさんに申し訳ないです。勝って本当によかったです。
原因を見つけて、反省して、修正していくしかありません」
中スポサンスポ

○中里篤史
<3回途中から2番手で登板し、2イニング2/3を3失点。
申し訳なさそうな表情を浮かべて>
「何球か制球が甘くなってしまいました。勝ったのが救いです」
中スポ


○河原純一
<10-10と荒れた展開の6回から登板。
1イニングを無失点に抑え、投壊の流れを止める。
2死一、二塁のピンチもあったが、経験豊富な右腕がゼロに抑えて>
「こういう試合になると、リリーフは本当に難しい。
どんなかたちであれ、ゼロに抑えようと思って投げました」
(中スポ)

○浅尾拓也
<同点の7回に4番手でマウンドに登ると、
150キロ級の快速球でオリックス打線に立ちふさがり、
2イニングを3つの三振を奪ってゼロ封。
その踏ん張りに応えるように味方が勝ち越し、
5月6日の広島戦以来となる4勝目を手に。
7回2死一、二塁のピンチを招いたが、山﨑浩司を二ゴロ。
8回にも2死二塁と得点圏に走者を背負ったが、気迫で無失点で凌いだ>
「勝敗にこだわらず、1点もやらない気持ちでマウンドに行った。
中継ぎで投げるからには『勝ち投手』は意識しません。自分の仕事に徹します」
(中スポ、スポニチ名古屋

○ネルソン・パヤノ
<4月23日・阪神戦以来、約1カ月半ぶりの登板。
4点リードの9回、いきなり先頭の北川を四球で歩かせたものの、
後続の3人を難なく抑え、無失点リリーフで乗り越える。
戦線離脱する原因となった左肩痛はすっかり癒えたようで笑顔。
タフネス左腕は完全復活を宣言>
「ナイスピッチング? サンキュウ。きょうはグッドな投球ができたよ」
(中スポ)


○平田良介
<大阪桐蔭高の先輩の今中慎二氏から、
ある日の試合前、こんなアドバイスをもらっていた。
『西岡もいいが、『おかわり』に教えてもらったらどうや。
タイプがおまえに似とる』
同窓で3学年上の千葉ロッテ・西岡に連れられて
自主トレをするなど、その『師弟ぶり』はよく知られているが、
大阪桐蔭高の先輩には、1学年上にいい教材がいる。
それが『おかわり君』こと、埼玉西武・中村。
早速7日からの対埼玉西武2連戦で先輩を直撃しようと考えて>
「(中村さんの)電話番号は知らないんですが、
まだ(埼玉西武との対戦が)ありますよね。ぜひ、あいさつにいきます」
(中スポ<ドラ番記者>

○桂川渉外部兼通訳
<ブランコに寄り添う影のような存在。
グラウンドではもちろん、遠征先で食事に出掛ける時などいつも一緒。
オンもオフも同じ時間を過ごすが、外国人選手にはありがたい存在。
遠征先では外出せず、担当選手の気持ちを察しながら、
宿舎で待機することもしばしば。だから自由時間は極端に短い>
「彼(ブランコ)らがグラウンドで力を出してくれることが一番なので、
そのために手伝えることをやろうと思っています。
食事は彼が誘ってくれるので普通に一緒に行くだけなんですけどね」

<球界では『通訳も戦力』という言葉を聞く。
中日では今、1軍にいる自身とルイスさん、
2軍に小国さんと3人のスペイン語の通訳がいるが>
「遠征中は(球団渉外部の)足木さんと国光さんが
名古屋にいる家族のことをケアしてくれるので、
ブランコも安心しています」

<通訳とはいえ、時に厳しい口調も必要。
強く、きつい口調なら、ストレートに厳しく。
私情は挟まない。それが仕事>
「監督やコーチから言われたことをそのまま伝えます」

<もちろんすべてを翻訳するわけではない。
知らないから救われることだってたくさんある>
「伝える必要のないことは訳さないようにしています。
例えば、打撃の数字のこととか、厳しい内容の報道などですね。
本人に不用意なプレッシャーを与えたくないので。
(昨年まで担当したウッズは)あれだけ長くいると、
こちらが訳さなくても雰囲気で分かるところがありました」

<ブランコはもともと周囲の声を気にしないタイプという。
すっかり4番らしくなった新大砲。
素質に加え、通訳のさじ加減も効いているに違いない>
「大きく載っている写真などは喜んで見てますけど、
内容はあまり気にしていないですね」
(中スポ)


○落合監督
<4時間43分の乱戦を制して、5月28日以来の借金完済で3位浮上。
勝つには勝ったが、言葉少なに足早にバスに乗り込み>
「目まいのするような展開? 何て答えりゃいいんだ」
スポニチ名古屋


若竜トピックス(3日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
オリックス-中日 10回戦
(3日・京セラドーム大阪)
 D 003 011 000 = 5
 Bs 000 101 000 = 2
[勝] 中田(6試合2勝1敗)
[S] 長峰(11試合1敗1S)
[D本] なし
[Dバッテリー] 中田、菊地、長峰 - 小田
公式サイト・戦評

○中田賢一
<京セラドーム大阪で行われたウエスタン・オリックス戦に
先発登板して、6イニングを6安打2失点。
4月24日の北神戸以来、40日ぶりの先発マウンドとしては
まずまずの結果を残す。
ここ2試合は中継ぎで様子を見てきたが、
この日のマウンドではストレートは最速147キロを記録。
イニングより多い7三振を奪う。復活への手応えを口に>
「まずは6回と球数(115球)を投げられたのがよかった」

<ただ、制球に苦しむ『暴れ馬』ぶりも6四球でいかんなく発揮。
特に6回には2死満塁から押し出し四球。反省を口にして>
「勝負球が決まらなかったり、やらなければならないことがまだある」
中スポ

○小林投手コーチ
<40日ぶりの先発登板の中田について。
1軍合流に向けて着実に階段を上っているのは確かなよう>
「数字的なものを見ても
(中継ぎだった5月27日の)前回登板よりいいものは見られた。
あとは(先発を重ねて)やっていくしかない」
中スポ

○中村一生
<3、5、9回とすべて右前に運んで、猛打賞をマーク。
5月中は15試合で30打数3安打、打率.100と不調のまま終わったが、
今月に入り、2試合ともヒットを放っている>
「1カ月間、いいところがありませんでしたから。
これが、いいきっかけになればいいですね」
中スポ

○野本・新井、長い長い1日に(中スポ)
(午前10時半から京セラドーム大阪で
ウエスタン・オリックス戦が行われ、
野本、新井らが同ドームに15時間近くも滞在。
野本は3番・中堅でスタメン出場し、5打数3安打2打点
2軍戦の後は同ドームのロッカー室で待機し、1軍が到着すると合流。
朝、ドーム到着は午前8時半ころで、
離れたのは午後11時すぎ。長い1日となった)

2009年6月 3日 (水)

ブランコブラボー衝撃2発、竜逆転で連敗止めた!

福岡で連敗し、借金が2に膨らんでしまったドラゴンズ
これで一回りとなる交流戦6カード目は、
京セラドーム大阪でのオリックスとの2連戦。
同じ5勝5敗同士の対戦となりましたが、その初戦、
2回にブランコのバックスクリーン弾などで先制したものの、
4回、守りのミスから一気に5点を奪われ、逆転。
しかし終盤7回、和田の一発で1点差に迫ると、
8回には森野の同点タイムリーに、ブランコのこの日2本目、
レフトスタンド上段に突き刺さる決勝2ランが炸裂。
逆転勝ちで連敗を2で止めたドラゴンズ
それでも落合監督的には気に入らない勝利だったようです。

◇日本生命セ・パ交流戦
オリックス-中日 1回戦
(2日・京セラドーム大阪 | 中日1勝)
10170人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
オリックス
[勝] 小林正人(9試合2勝)
[S] 岩瀬(19試合1勝1敗12S)
[D本] ブランコ13号、14号2ラン 和田14号
[Dバッテリー]
朝倉、平井、小林正人、浅尾、岩瀬 - 谷繁

◇対オリックス1回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数1安打)
2 (二)荒木  (4打数1安打)
3 (三)森野  (4打数1安打2打点)
4 (一)ブランコ (4打数2安打3打点)
5 (左)和田  (4打数2安打1打点)
6 (DH)井上  (4打数無安打)
7 (右)野本  (4打数2安打)
8 (中)藤井  (3打数2安打1打点)
9 (捕)谷繁  (4打数無安打)
P (投)朝倉

【イニング経過】

<1回ウラ・オリックス> P・朝倉
大村二ゴロ、坂口四球、
フェルナンデス外スライダー三ゴロ5-4-3併殺

<2回・中日> P・山本省吾
ブランコ外シンカーライナー伸びて
バックスクリーン下フェンスオーバー本塁打(D 1-0 Bs)

和田右前打、井上二ゴロ・和田二進、野本右前落ちるヒット、
1死一、三塁から、
藤井外高めフォーク中前適時打(D 2-0 Bs)
1死一、二塁から、谷繁外フォーク投ゴロ1-6-3併殺

<2回ウラ・オリックス> P・朝倉
ラロッカ右飛、日高二ゴロ、
北川左中間突破二塁打、古木四球、山﨑浩司右前打、
2死満塁から、大引中高めフォーク3球空三振

<3回ウラ・オリックス> P・朝倉
大村左前落ちる安打、坂口左前打、
フェルナンデス内シュート三ゴロ・
5-4-3も荒木送球逸れ一塁セーフ、
1死一、三塁から、ラロッカ内シュート二飛、
2死一、三塁から、日高4球目・三走大村三本間挟殺走塁死

<4回ウラ・オリックス> P・朝倉
日高中前打、北川内シュート三ゴロ・
併殺チャンスも森野二塁悪送球、古木空三振、
山﨑浩司右方向荒木飛びつくも内野安打、
1死満塁から、大引内シュート振り抜き左翼線適時二塁打(D 2-2 Bs)
大村二塁横荒木追いつくもグラブからこぼれ内野安打、
坂口四球、
1死満塁から、フェルナンデス初球外フォーク・
右中間突破走者一掃3点適時二塁打(D 2-5 Bs)
1死二塁から、ラロッカライトフェンス際飛

<5回・中日> P・山本
野本高いバウンド右前打、藤井四球、
谷繁バント投正面三封、
1死一、二塁から、井端外フォーク二塁正面4-6-3併殺


<7回・中日> P・香月
和田内シュート左翼席運ぶ本塁打(D 3-5 Bs)

<7回ウラ・オリックス> P・平井
坂口内カット左中間突破二塁打、
フェルナンデス中飛・坂口タッチアップ三進、
ラロッカ四球・代走塩崎
P・小林正人
1死一、三塁から、日高2球目スクイズ失敗捕小フライ・
三走坂口戻れず併殺

<8回・中日> P・菊地原
井端9球粘って二塁内野安打、
荒木6球粘って中前落ちるヒット・エンドラン井端三進、
森野4球目・荒木二盗、
無死二、三塁から、

森野中高めスライダー中前2点適時打(D 5-5 Bs)
P・川越
無死二塁から、
ブランコ内直球左翼席上段当たって跳ね返る2ラン(D 7-5 Bs)

<8回ウラ・オリックス> P・浅尾
北川外高めフォーク見三振、小瀬浩之右前打、
山﨑浩司詰まり右飛、大引左前打・エンドラン小瀬三進、
2死一、三塁から、代打一輝内高め150キロ空三振

<9回ウラ・オリックス> P・岩瀬
坂口遊ゴロ、フェルナンデス内直球手が出ず見三振、
塩崎四球、日高外直球遊ゴロ二封、試合終了。


【ゲームレビュー】
逆転勝ちで連敗を止めた
打線が粘った。2点を追う8回、
井端、荒木の連打などで無死二、三塁から
森野の中前打で同点。ブランコが左中間へ勝ち越し2ランを放った。
朝倉は4回、味方の失策がらみで5失点
7回に相手がスクイズを失敗し、流れが変わった。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


大方予想の中7日、右の近藤ではなく、
中5日で左の山本を先発起用。
オリックスの思わぬ奇襲があったものの、
その山本が落ち着く前に、2回ブランコが驚きの先制弾。
さらに藤井の適時打で2点をリードしたものの、
4回、朝倉守りのミスから一気に捕まり、5失点。
その後立ち直った山本を打線が打ちあぐみ、3点差のまま終盤へ。
しかしその山本が降板した辺りから、
再び流れがこちらの方へ来始めたような感も。
7回、2番手・香月から和田が左翼へ反撃のソロを放つと、
そのウラ、相手がスクイズ失敗という手痛いミス。
そして8回に、勝ちパターンの1人である3番手・菊地原を攻めて、
ここまで音無しだった井端、荒木が粘ってチャンスを広げると、
4回、失点のきっかけを作った森野汚名返上の同点タイムリー
ここ数試合続く粘りを見せて、5-5の同点
ただ福岡ではここまではいくも、途切れてしまった打線。
ところが、この日は違いましたね。

トニ・ブラボー!無死二塁で迎えるは、
先制弾を放っているブランコ
慌てて投入した
4番手・川越の代わり端3球目、
中に甘く入ったストレートを
とらえ、引っ張ると、
独特の軌道で伸びた打球は、
レフトスタンド上段、
5階席に飛び込み跳ね返る豪快な一撃に。
主砲による見事な勝ち越し2ランで、7-5と再びリード。
その2点を、浅尾-岩瀬という継投で繋いで勝利。
連敗を2で止め、借金1に戻したドラゴンズ
しかし試合中から、落合監督の表情は仏頂面
さらに試合後のコメントにも喜ぶそぶりは全くなし
指揮官にとっては、8回の集中打による逆転よりも、
序盤に飛び出し、失点に結びついた守りのミス
かなりのおかんむりとなったようです。


せっかく良い形で先制したにも関わらず、
4回にまたもやのエラーをきっかけに一挙5失点
正直、フェルナンデスの3点タイムリーが出たときには、
ああきょうも終わってしまったか…と、思いましたが、
終盤、相手の中継ぎ陣を攻め、主力が意地の3連打で同点。
その粘りようは見事でしたが、あくまで同点
先週末の福岡同様に、ここまでなのかと不安でしたが、
ブランコがそんなものを一気に吹っ飛ばす見事な一撃!
ユニホームを忘れた福岡で完全に抑え込まれましたが、
そのパワーはやはり健在、その打球にほれぼれしましたよ。
そして最後は岩瀬が締めるカタチとなって、
結果的にはドラゴンズらしい勝利とはなったものの、
そこまでの過程で、納得いかないところがあったのも事実。
勝ったことよりも、守りのミスに目がいってしまうのは、
やっぱりドラゴンズファンならではかもしれません。

それにしても4回、一挙5点を失った朝倉ですが
記録的には、この日の自責点がなんとゼロ
ということは、あの5点はすべてミス絡みという評価。
いつもよりも調子は良くないながらも、
持ち味の粘りの投球で、3回までは無失点に凌いだものの、
4回、ひとつのプレーで一気に崩れてしまうことに。
無死一塁から、北川の三ゴロで、
併殺を狙った森野が二塁へ悪送球
このところ送球ミスが目立ち、修正していたにも関わらず、
またしてもやらかしてしまった守りのミス
両リーグ最多という13個目となってしまった失策が、
朝倉の投球、そしてゲームの流れを変えてしまいましたね。
今季、攻守に調子が上がらず悩んでいる森野ではありますが、
そういうときこそ、基本的なことはしっかりやらないと。
8回にミスを帳消しにするタイムリーを放ちはしたものの、
こんなつまらぬミスをしていては、主力としては恥ずかしい。
本人的には十分承知ではあるしょうが、
しっかり反省して、そして修正して、
次戦以降に臨んでほしいと願いたいところです。


それはさておき、チーム的には、
連敗が止まったことはヨシでしょう。
久々のスタメンとなった野本も良い動きを見せましたし、
反撃の口火を切り、地味に貢献した和田の14号。
そして同点・逆転へのお膳立てをしたアライバの粘り、
さらに浅尾-岩瀬とうまく継投できたことは、
今後において、大きかったんじゃないかなと思います。
6月頭のゲームを取りましたし、この流れで進んでほしい。
そして迎える第2戦、ドラゴンズ小笠原が来るでしょう。
対するオリックスは、今度こそ近藤なんでしょうね。
またしても5割への挑戦となりますが、
細かいミスに気をつけながら、打線がうまくつながり、
一気にゲームを決めて、小笠原今季初勝利を。
昨季は岩瀬サヨナラ被弾、井端故障など、
悪い思い出しかなかった京セラドームでぜひとも連勝
また今夜も主砲の衝撃弾を楽しみに、見守りたいと思います。


☆ウィナーズ・ボイス(2日)

◎トニ・ブランコ

<先制13号ソロ&決勝14号2ランと2本塁打>
「(2本目のホームラン、打ったのはストレートでしたか)
はい、真っすぐです。
(ねらい通りでしたか)
はい、真っすぐを待ってました。
(先制ホームランも含め、良いところで打った)
そうですね。おかげさまで良いバッティングができたと思います。
そしてチームが勝ったことが一番うれしいです。
(少し嫌な流れもあったが、どのように感じたか)
そうですね。それも試合の一部ですが、
今日は神様にも助けられたと思います。ありがとうございます。
(それにしてもすごい軌道のホームラン)
まずこの力を与えてくれた神様、
そしていつも打撃指導をしてくれるバッティングコーチ、
スタッフのみなさん、みんなに感謝したいと思います。
(今後に向けて)
とにかく勝つですね。どんどん勝っていきたいと思います。
交流戦をもっともっと勝っていきたいと思います。
みなさん応援よろしくお願いします」


<先制ソロと勝ち越し2ラン。
交流戦初戦の5月19日以来の1試合2本塁打は、
いずれも効果的な一発。主砲が自慢のパワーを見せつけた。
2回の先制ソロは、低い軌道でバックスクリーンへ一直線のライナー。
ぼうぜんと見送ったオリックスバッテリーを横目に>
「打ったのはシンカー。バットの芯でうまくとらえることができたよ」

<勝ち越し本塁打は5-5に追い付いた直後の8回。
2ストライクと追い込まれてから、
3球目の直球を左中間の上段席に運び、パワーを見せつけた>
「完ぺきだったね。
真っすぐを狙っていた。
『あまり考えすぎずにいけ』と助言をくれた
石嶺さん(打撃コーチ)やスタッフに感謝したい」

<福岡ソフトバンク2連戦では無安打に終わったが
『神様ありがとう』といつものフレーズに、いつもの笑顔が戻った。
同僚の和田に並ぶリーグトップタイの14号となったが、
それについては天を指さし意に介さず>
「神様のおかげ」
中スポ中日新聞サンスポスポーツ報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


○和田一浩
<3点を追った7回、先頭で左中間へ
2試合連続となるソロ本塁打を放つ。
反撃の口火を切り、継投に持ち込んで
逃げ切りを図ろうとする相手の思惑を、最初に狂わせた>
「(打ったのは)シュート。
先頭だったので、塁に出ようと思った結果がホームランになりました。
結果的にあれで流れが変わった」

<今季14号。2回の13号ソロで並んできた
同僚・ブランコらを引き離す『キング弾』。
この時点では本塁打争いの単独トップに立っていたが、
直後の8回に再びブランコに並ばれた。
抜きつ抜かれつのデッドヒート。
だがアベック弾は今季5度目を数え、相乗効果は確かにある>
「まだ最終戦じゃないんでね。数字は気にしていないよ」
中スポ中日新聞サンスポスポニチ名古屋

○森野将彦
<2点を追う8回無死二、三塁の絶好機。
2-2からの6球目は空振りにも見えたが、
わずかにボールにかすり、しかも捕手のミットからこぼれた。
命拾い。その幸運も逃さなかった。
高め直後のスライダーに食らいつき、中前への2点適時打。
負けに傾いたゲームを振り出しに戻して>
「打撃の形を、どうこうは考えなかった。
自分のことを考える余裕がなかった。
ただランナーをかえす。それだけだった」

<どうしても汚名返上したかった。
力になった悔しさは、4回の守備。
無死一塁、サードゴロをキャッチしたまではよかったが、
併殺を狙って二塁に投げた球が、それた。
2死無走者のはずが無死一、二塁。
この後、先発の朝倉が崩れ、この回、一挙5失点で逆転された。
朝倉の自責点はゼロ。責任を感じた。
3打席目までは凡退続きだったが、最後の打席で思いは実った>
「あれを取り戻すには打つしかなかった。とにかく集中しないと」

<不振にあえぎ、修正に懸命な打撃フォームを
考えることすらできない土壇場。
そこで見せたのは萎縮でなく開き直り。
その1点へ気持ちを絞ったことが生きた>
「とにかく来た球を打つ」

<連敗ストップに大きく貢献したが、
これまで49試合で打率は.246。数字には決して満足などしていない。
Bクラスに低迷している責任も感じているが、この日は名誉挽回に成功。
それと同様、残り試合で、今までの悔しさを倍返しにするつもり>
「もう形どうこうなんて何も考えません。
余裕なんてありません。集中していくしかありませんから」
中スポ中日新聞サンスポ

○井端弘和
<8回無死、9球目を叩き一塁内野安打で塁に出ると、
自身がスタートをきった6球目を、荒木が中前に打ち返した。
同点機(二、三塁)をつくり上げる。
試合後、少しだけ笑ってバスに乗り込んで>
「調子は悪いんです。
でも、その中で1本出たのはよかったし、
勝ちにつながったのは大きいですね」
中スポ

○荒木雅博
<8回無死一塁、中前打を放つ。
勝利への道を、グッと押し広げたランエンドヒット。
そこからの二盗。どちらも菊地原を揺さぶる効果は絶大だったが>
「盗塁は実はびびりながらいったんです。
同点のランナーだったので、アウトにはなれませんから」

<井端との連打はこの試合で11度目。
そのうち10度は得点を生み出している。
スピードのある2人が連打すれば、得点の確率が高まるのは当然。
だからこそ、49戦で11度は物足りない>
「点にはつながっているんですね。
でも、もっとやらなくちゃいけないですよね」
中スポ

○石嶺打撃コーチ
<8回まで無安打の1、2番で好機をつくり、
やはり無安打だった森野が続き、一気に畳み掛けた攻撃に>
「8回のように1、2番がつながれば良い形になる。得点に絡んでいく」
中日新聞


○藤井淳志
<1点先制した2回1死一、三塁、中前へ2点目の適時打を放ち、
4試合連続となる打点を挙げる。この日はトータル2安打1四球。
勝負強さと安定感。下位打線の中でいい働きを続けている>
「いいところで打ててよかったです」
(中スポ)

○野本圭
<5月23日の千葉ロッテ戦(千葉マリン)以来、
7試合ぶりに7番・右翼で先発出場。
2回の第1打席で右に運び、5月16日の横浜戦以来15打席ぶりの安打。
さらに5回は先頭で右前打。
マルチ安打で起用にこたえ、充実感を口に>
「ヒットが出たのはうれしいです」

<大きな試練に見舞われていた。
大方の予想では、この日のオリックスの先発は右腕の近藤。
6番の井上とともに『対右腕』として抜てきの色が強かった。
しかし先発マウンドは左の山本。
完全に先発を読み違えた格好だったが、
5月3日の横浜戦(工藤・中前打)以来の左腕からの安打。
この日、左対左で残した結果に>
「素直にうれしいです」

<ともに遊ゴロに終わった対右投手の2打席については
手応えを得ているかのような口ぶり>
「しんに当たっているんですが、もう少し」
中スポ

○立浪和義兼任コーチ
<教え子の1人・野本が7試合ぶりに先発出場で2安打。
活躍に目を細めて>
「どんどん結果を残して、自分でつかんでほしいね」

<自身の出番はなかったが、この日のフリー打撃では
いつもより1メートルほど手前でボールを打つなど、
スピードボールへの対応で調整。
痛めている左太もも裏の回復ぶりを示す>
「また(出番が)あるとき、頑張ります」
(中スポ)


○小林正人
<2点差の7回1死一、三塁から3番手で登板すると、
カウント0-1から力強い直球で日高のスクイズ失敗を誘発し併殺。
狙って取ったゲッツーではないが、
1球で戦局を変えると、直後の8回に味方が逆転。
2球で今季2勝目が転がり込んだ。
与えられた仕事をシッカリこなし、安堵の表情を浮かべて>
「2点差だったんでここを抑えれば、
何とか勝つチャンスはあるかなと思った。
何とかゼロで抑えられてよかった。
スクイズは外したわけではないんですが…。
(スクイズも)なくはないなと思っていました。
(バントで)構えたのは分かったけど、
そこからの調整はさすがにできません」

<これで今季は3球で2勝を手に。
4月24日・巨人戦ではイ・スンヨプを初球で一飛に仕留め、
プロ通算27人目となる1球での白星を挙げた。
これまで1球と2球の両方で勝利を挙げた投手は3人いるが、
1シーズンで両方を達成したのは史上初。
今季は9試合で防御率0.00。走者を背負う場面での登板が多いが、
貴重なワンポイントとして支えている>
「史上初? そうなんですか。
また次もチャンスがあったら頑張りますよ」
(中スポ、スポニチ名古屋ニッカン

○朝倉健太
<6イニング5失点も自責は0。
粘投で逆転勝ちの土台をつくり>
「今日は最初から自分の投球ができなかった。
ボールが先行して苦しかった。
だけど、チームが勝ったので良かったです」

<序盤から制球に苦しみ、
味方の失策やミスで何度もピンチを広げられた。
4回には失策絡みで5点を失ったものの、
その後は1人の打者も出さずに6回まで投げた。
後半の粘りは先発の柱らしい責任感>
「4回以外は、粘れる自分の投球ができたと思う。
もっと早くに(修正)できれば良かったんですけど。次、頑張ります」
(中スポ、サンスポ

○浅尾拓也
<交流戦で力を出せず、もがき苦しんでいたが、
8回、4番手で登板すると、快速球で1イニングをゼロに。
交流戦直前に先発からセットアッパーへ。
最初の2試合こそ岩瀬へのつなぎ役を果たしたものの、
5月20日の埼玉西武戦では延長10回、中島にサヨナラ打を許した。
人前では『日付が変わったら切り替える』と
笑顔を見せていたものの、投手心理はそう簡単ではなく>
「中島さんに打たれた悪いイメージが、ずっと自分の中に残っていた」

<気持ちの奥底で失敗を引きずったまま、
23日の千葉ロッテ戦でもリードを守れず。
その後1週間は不調や疲労で登板機会がなくなり、
この日は千葉ロッテ戦以来となるリードした場面での登板。
2死一、三塁のピンチを招いたものの、こう言い聞かせ、
最後は一輝を150キロの快速球で空振り三振に>
「恐れずにインコースをついていこう。思い切って投げよう」

<攻めの姿勢で本来のキレ味を取り戻して>
「こういう投球を何試合も続けていきたい。
中継ぎをやるからには、ランナーをかえさない投球を心掛けます」
中スポ

○岩瀬仁紀
<9回をノーヒットで7試合ぶりのセーブ。
浅尾がつないだバトンを、無難にゴールへ運んで>
「どんな形であれ、勝つのが一番」
中スポ


○新井良太
<1軍に昇格し、6試合目を迎えたが、
打席はここまでわずか『2』とチャンスは少ない。
少ない1軍での打席だからこそ、1球たりともムダにできない。
打った1球とその感触をしっかり記憶に刻んでいる>
「楽天戦の打席は結果としてファーストフライになりましたけど、
真っすぐにタイミングは合っていました。
ボクに力がないからミスショットになっただけです」

<振り返ったのは、昇格後2打席目、東北楽天・田中との対戦。
結果は一邪飛ながら、内容には1つの意味があった。
東北楽天戦の前日(26日)の練習中、
落合監督から聞いたこのひと言を何度も頭で繰り返した>
「真っすぐに振り遅れてるぞ。
極端に言えば『着払い』になっている。
(ボールがミットに到着後振る、の意)
打ち方は今のままでいいから、
真っすぐに振り遅れないように考えろ。基本は真っすぐだ」

<この助言を聞く前日(25日)、1軍に昇格。
最初の打席は同日の北海道日本ハム戦、
左腕・宮本の速球に振り遅れて三ゴロだった。
結果は出ていないものの、マー君の速球にタイミングは合っていた>
「真っすぐに振り遅れないように意識しました」

<2軍生活が長い若竜にとって、
1軍で聞く落合監督のひと言もムダにできない。
春先にも1軍にいたが、そのときも打撃論を聞く機会があった。
オレ流理論を聞き、それを理想として意識して練習。
今では春先より構えがややコンパクトになった>
「こういう打球を打ちたいというイメージはできています。
そんな打球を打とうと練習しているうちに、今の打ち方になってきました」

<チャンスをものにして、進んでいる道が正しいことを示す>
「結果です」
(中スポ)


○落合監督
<先発・朝倉が4回に崩れ、相手の拙攻にも助けられての逆転。
主軸の奮起と、岩瀬に12セーブ目がつく展開にも不満顔。
『監督としては気に入らない勝利、と思ってますが』と質問され>
「そう思ってください」

<森野のエラーがなければ4回は0点?>
「結果論で言うな」

<鮮やかな8回の逆転>
「そんな次元の話じゃない」
(中スポ、共同通信社スポニチ名古屋


今日の公示。(2日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 英智外野手
公式サイト共同通信社


若竜トピックス(2日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
オリックス-中日 9回戦
(2日・あじさいスタジアム北神戸)
 D 010 000 041 = 6
 Bs 101 602 30× = 13
[敗] 山内(7試合1勝3敗)
[D本] 谷3号
[Dバッテリー] 山内、岩田、赤坂、清水昭信、高島 - 前田
公式サイト・戦評

●福田永将
<ウエスタン・リーグの歴史に名を刻んだ。
オリックス戦(北神戸)で4打席すべて二塁打。
1試合4二塁打は、堀込基明(南海)が
1962年6月23日にマークして以来、
ウ・リーグ史上2人目。47年ぶりのタイ記録。
さすがに狙って残せるような記録でもないが、
50年近い時の隔たりには目を白黒させて>
「記録? そうなんですか? 
調子はいいんですけれど二塁打4本はまぐれです」

<この日は7番・一塁で先発出場。
0-1で迎えた2回1死一、三塁、オリックス先発・高木康成の
内角球を引っ張って左翼線を破る同点打。
これで波に乗ると4回、7回と同じように左翼線を破った。
記録達成の8回の打席もインコースを中前へ。
新井が1軍に合流したのをきっかけに
5月26日の阪神戦からスタメン起用のチャンスが巡ってきたが、
以降、この日を含めて6戦で5度スタメン起用され
3度のマルチ安打。期待に応えている。
鋭い選球眼で好調を維持して>
「(ボールになる)変化球の低めを振らなくなりました」
中スポサンスポ

●高柳打撃コーチ
<歴史的大記録を残した福田について、
パワーヒッターらしい長打の連続を評価。目を細めて>
「タイミングの取り方がよくなった。
もともと振れる力もあるし、スイングスピードもある。
上(1軍)へというのにはまだまだだけれど、
若いのが出てきてもらわないとね」
中スポ


●谷哲也
<8点を追う9回2死、山崎正貴の高めのスライダーを流し打って
右翼ポール際にたたき込み、今季ウ・リーグ3号のソロアーチ。
大差の負け試合ながら、本塁打で一矢報いる。
5月19日に1軍合流後、一度も出場機会のないまま
25日に登録抹消されていたが>
「下でしっかり結果を残し続けます」
中スポ

●岩田慎司
<大荒れだった投手陣の中、1イニングを三者凡退の好投。
4イニング8失点で降板した先発・山内の後を引き継ぎ、5回に登板。
濱中、後藤、木元と3人すべてフライアウトに打ち取る。
コントロールのよさに満足そう>
「ストライクがポンポンと取れたんで」
中スポ

●マキシモ・ネルソン
<北神戸球場で小国通訳を介して、意外な言葉を。
快諾すると新聞を記者席の机に広げて、まじまじ見つめはじめる>
「これ、見せてくれない?」

<もしや日本語の読み書きを習得中? 
目を白黒させて尋ねると、こう答えて。
今度1軍に上がってきたら、本紙に載った自分の写真を、
満足そうに見つめる姿が見られるかも>
「日本語はわかんないから写真だけだよ。
自分の写真が大きく載る? そうありたいね」
(中スポ<ドラ番記者>

2009年6月 2日 (火)

落合指令異例の野手放任練習とチェン登録抹消。

福岡ソフトバンクに連敗を喫して、借金は2に
5月を終えても、依然として波に乗り切れないドラゴンズ
ナインはこの日、2日からのオリックス2連戦に備え、
甲子園で練習を行いましたが、野手担当のコーチがなんと不在
メニューは選手各自任せという放任練習となったもよう。
落合監督が指示した前代未聞の練習の意味とは…。
そのほか、連敗ストッパー朝倉、チェン登録抹消など
この日のドラゴンズの話題を集めました。

ドラゴンズトピックス(1日)

◇井上一樹

<きょう2日からのオリックス戦に向けて、
甲子園球場、室内練習場での指名練習に参加したが、
見守る野手コーチは不在で、メニューも選手任せ。
練習前、野手陣を集めて説明したが、そのタネを明かして>
「言われたことだけをするんじゃなくて
選手の自主性を促したかったんじゃないかな。
敷かれたレールの中で練習するのではなく、
考えろ、という意味だと思います。ボクも選手にはそう伝えました」

<前代未聞の『放任練習』、
仕掛けたのは落合監督だったという。指令を受けたのは前夜>
「あしたはコーチは出さない。トレーニングコーチも指示しない。
1時間打ちたければ打てばいい、
打たずに走りたければ走ればいいと、言われた」

<交流戦で力を発揮してきたが逆襲を誓う。
交流戦打率は昨年が.349で、一昨年が.319。
再昇格した前日の福岡ソフトバンク戦は
代打で中飛に終わったが、チームに貢献する日は近い。
きょう2日の先発が予想される近藤とは、昨年3打数2安打と好相性>
「月も変わったからね。あしたが開幕、という気持ちでやる」
中スポ12スポニチ名古屋

◇森野将彦
<主力のなかで唯一志願して練習に参加。
甲子園室内で約20分間フリー打撃をこなすと、
さらにマシンを相手に黙々と打ち込む。
また入念にフォームを確かめて>
「何もしないよりやった方がいいから。
状態がよくなりつつあるんで、
明日を不安で迎えるより打っておきたかった」

<放任練習については、
積極的な意識を持つことの重要性を説いて>
「周りの選手を見て自分もしなきゃと思って練習するのは問題がある」

<不振に陥っていたが、5月31日の
福岡ソフトバンク戦で2安打を放つなど上昇気配>
「(打撃は)徐々に良くなってきている。勝てるように頑張ります」
中スポおおさか報知スポニチ名古屋ニッカン

◇野本圭
<ここ6試合先発を外れているルーキーは
他の若手と互いに意見し合いながら
フリー打撃、マシン打撃で快音を響かせる>
「プロになってコーチに教えてもらわないのは初めて。
自分で考えながらやりました」
ニッカン


◇落合監督
<ジャージー姿で甲子園球場にはいたが、
野手陣の打撃練習は見ない徹底ぶり。
前代未聞の『放任練習』の理由を語らなかったが>
「野手のコーチがいない? きょうは休み。
休みだって。だからこれ(ジャージー姿)」

<確かに指導はしなかったが、休んではいなかった。
実は遠征中の2軍も昼すぎから甲子園で練習。
その打撃練習を後ろで視察すると、2軍首脳と相談。
英智の緊急昇格を伝えたよう。
2軍が練習を終え球場を離れかけた瞬間、
帰りのバスに乗り込んでいた英智に手招き。
降りてきたところで1軍昇格を告げ、2日から合流するよう指示>
「あしたから1軍なっ!」
中スポおおさか報知スポニチ名古屋ニッカンデイリー


◇朝倉健太
<きょう2日のオリックス初戦の先発が濃厚。
この日、ほかの投手といっしょに、
甲子園球場での指名練習に参加し、
ランニングやキャッチボールなどで調整。
今季の連敗中の登板は3度あり、
いずれもチームに白星をもたらしている。
またハーラートップがかかったマウンドでもある。
チームトップの5勝で、今回も勝てば
リーグトップの石川、館山(いずれも東京ヤクルト)に並ぶ。
京セラドーム大阪はプロ通算2試合で
1勝0敗、防御率2.70と決して悪くはない。
京セラドームの印象については話し、登板への気持ちを高める>
「(京セラドーム大阪は)マウンドが高い感じがします。
投げやすい? どうですかね。投げてみないとわからないですけどね」
中スポニッカン

◇小笠原孝
<好投を続けながらまだ未勝利の左腕が今季初勝利を狙う。
この日は甲子園で調整。先発が予想される3日の第2戦に備える。
オリックス戦で登板すれば2年ぶり。
過去3試合で0勝1敗、防御率4.50だが、
ここ数試合の安定感があれば、初笑いは近い>
「どこが相手でも自分の投球をするだけです。頑張ります」
(中スポ)

◇ネルソン・パヤノ
<左肩痛から復帰して前日に昇格し、この日は甲子園で練習。
はやる気持ちを抑えながら、復帰登板に意欲を燃やす。
2軍戦では7試合に登板して(防御率3.52)調子を上げてきた。
何とか復帰戦でピシャリと抑えたい>
「いつでも投げる準備はできている。肩はもう大丈夫。何の問題もないよ」
中スポ

◇平井正史
<甲子園のグラウンドで投手陣と談笑し、
ピリピリムードを一掃させた落合監督について、
ベテランは神妙に話して>
「たまにこんな形で話をしてくれるんです。
ボクらに伝えたいことがあったんだと思う」
ニッカン


◇中里篤史
<今季初登板だった5月31日の福岡ソフトバンク戦で快投。
2番手で1イニング2/3を無安打無失点。
MAX145キロと、本来の150キロ近いスピードはなかったものの、
松中、小久保、多村の主軸も速球中心でねじ伏せた。
リリーフなら浅尾とともにセットアッパー、
先発ならチェンの穴埋め。万能の男が救世主になってくれる>
「球速は、もっと暖かくなったり、
球数の少ない中(中継ぎ)で投げているうちに、
今よりも上がってくるかもしれません。
だけど、今はそこにはこだわっていません。
(ボールへの)指のかかりが大事だと思ってやっています」

<先発陣を支えてきたチェンがこの日出場選手登録抹消。
左肩周辺の張りが原因のようで、左の柱が抜ける大きな痛手。
ただ、ここでも、求められるものを持っている。
2軍では先発で結果を出し、1軍に昇格。
先発ローテに入るだけの力を蓄えてきた。
本人はあくまで中継ぎとして1軍に食らい付くことしか考えていない>
「先発はファームに山本(昌)さんも山井さんもいます。
ボクのほかにもっといい投手がいますよ。
今はとにかく1軍で結果を出すことを考えています。
まずは結果が欲しい。
リリーフでしっかり投げて、結果を出していきたいです」

<初登板で見せた快投の背景には、長い時間をかけた成長がある。
2軍の先発不足という事情のため、先発に転向したのが
ゴールデンウイークのころ。2軍の投手コーチと
取り組んできた技術の習得が、ちょうどそのころかたちになり>
「(2軍で)先発で投げることになった
その少し前くらいから、良くなってきたんです。
それまでもずっと取り組んでいたことが、できるようになってきたんです。
先発で投げさせてもらったことが生きています。
リリーフだと試す余裕がなかったことも、
長いイニングを投げたときに試すことができたし、
試合の中で修正することもできた」

<またこの日の甲子園のグラウンドで
若手らの輪に入り、約15分間談笑。
恐る恐る接する選手たちに穏やかな表情で
語りかけた落合監督に驚いた様子>
「昨日の(博多からの)新幹線は何時のに乗ったんだと聞かれました」
中スポニッカン

◇森バッテリーチーフコーチ
<敗戦の中で光った伸びと力のある独特の速球。
この日、中里の投球内容をあらためてほめて>
「良かったんじゃないの」

<左の先発の軸として開幕から先発ローテを守ってきた
チェンの代役について、2軍戦で17イニング無失点を続ける
ベテラン山本昌らが予想されるが、明言を避けて>
「結果が良ければ上がるんだろうが、交流戦で無理して上げる必要はない」
中スポニッカン


◇井端弘和
<交流戦で調子を上げ、現在打率.303>
「打率はここにきて3割を超えましたが、
状態自体は『よくも悪くもない』という感じです。
打率はもうちょっと上がってもいいかなと思っていますけど。
先は長い。どういう場面で打つのかということを大切にしていきます」
(中スポ・井端の流儀『巧』より抜粋)

◇立浪和義
<この日大阪市内のチーム宿舎で静養に努める。
その日課は本来、若手の仕事である。
投手の打順のひとり前の打者(主に8番)が打席に入った場合、
ネクストバッターズサークルへ向かうこと。
控え野手で最も若い選手が代わりにサークルに入ることが多いが、
プロ22年目の大ベテランが若手の仕事をするなど、異例中の異例。
もちろんそこには理由がある。
ネクストはベンチに比べ、マウンドからの距離が近く、
相手投手のタイミングや球筋を見やすい。
またグラウンドに立てば、試合の雰囲気も掴みやすい。
代打の一振りに賭ける男ならではの用意をしているという訳。
このルーティンが功を奏しているのか、今季は好成績>
「その時に投げている投手と、いつ対戦するかわからないから。
いつ対戦してもいいようにね。
タイミングを計っている? そうですね」
(中スポ)


今日の公示。(1日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録抹消】
▼中日 チェン・ウェイン投手
(再登録は6月11日以降。公式サイト共同通信社


【ドラゴンズ・今週の日程】
2日(火)対オリックス (18:00・京セラドーム大阪)
3日(水)対オリックス (18:00・京セラドーム大阪)

5日(金)対千葉ロッテ (18:00・ナゴヤドーム)
6日(土)対千葉ロッテ (15:00・ナゴヤドーム)
7日(日)対埼玉西武 (14:00・ナゴヤドーム)
8日(月)対埼玉西武 (18:00・ナゴヤドーム)

<ファーム>
2日(火)対オリックス (12:30・あじさいスタジアム北神戸)
3日(水)対オリックス(10:30・京セラドーム大阪)
4日(木)対オリックス(12:30・あじさいスタジアム北神戸)
6日(土)対福岡ソフトバンク (12:30・雁の巣球場)
7日(日)対福岡ソフトバンク (12:30・雁の巣球場)


以上、この日のドラゴンズの話題を集めましたが、
先週末の福岡では、同点まで追いつきながらも
投手陣が踏ん張れずに、突き放されての連敗
今季交流戦初となるカード連敗を喫し、借金も2と増加。
さらにいつの間にかに6連勝の広島に抜かれ、4位転落
交流戦優勝という芽は、5勝5敗の5割となってしまったため、
正直、遠くなってしまった印象ですが、
それよりもあくまでチームの立て直しの方が重要。
5割を行ったり来たり繰り返し、今イチに波に乗れませんが、
月も変わりましたし、前月以上の奮起を期待したいですね。

ところで6月最初の日程を、↑にも載せましたが、
きょう2日からは、交流戦6カード目となるオリックス戦
敵地・京セラドーム大阪での2連戦となりますが、
面白いなと感じたのは、ファームも同じように、
オリックスとの3連戦なんですね。
さらにあす3日は、京セラドーム大阪での親子ゲーム
もしかしたら前週のナゴドのように、
昼夜ともに出場する選手が出てくるかも?
また同じ地区にいることもあって、
入れ替えというのも行われる可能性も高いでしょう。
この日、ファームの練習を抜き打ち視察したという落合監督
そこで英智の昇格を伝えたそうですが、
結果次第ではさらなる追加招集があるかもしれません。


またこの日1軍ナインは、甲子園球場で
恒例のピックアップ練習を行いましたが、
その練習のムードがいつもと違っていたようで。
投手陣は通常通り、コーチが見守っての練習でしたが、
野手陣は、石嶺、川相、笘篠、早川といった
野手コーチ陣がこの日の練習にはなんと帯同せず
選手各自で練習メニューを考え、こなしていたとのこと。
黙々とフリー打撃、マシン打撃をする選手もいれば、
ペッパーノックをする選手、また外野でランニングする選手も。
落合監督が仕掛けたという『放任練習』。
どうやら若手野手に意識改革を促したかったようですね。
「オレが言うのは簡単。でも、それじゃダメ。
選手が気付いて、どうするのかを待つよ、今は」

そんな指揮官無言のメッセージが、野手陣にどう伝わったのか、
勝ちをうまく拾えない現状で、どうやって勝ちに結び付けていくか。
それぞれの選手が考えながら、2時間の汗を流したようです。


ジャージー落合とヤングドラゴンズ。投手陣の方は、
森コーチ
ほぼ任せっきりの落合監督
この日は1軍野手を放し飼い
2軍を抜き打ち視察と、
今までにはない姿勢で動いていたようですね。
若手野手陣に指令した、異例の放任練習
自分で「考えて、野球せい」というと
まるで他球団の監督のぼやきのようでもありますが、
井上も言っていたように
言われたことだけをするんじゃなくて、自らが考えて動く
いまだ借金2と乗り切れない現状だけに、
打線のなかに起爆剤がほしいのは、明らか。
しかし現状の練習メニューをただこなすだけでは、
そういう選手の台頭というものは、なかなかあり得ない
あえて突き放し、各自に考えさせ、意識改革することにより、
また選手それぞれの違った面が出て、
これまでと違った結果に結びつくかもしれない。
まあ主力野手にも同じことは言えそうですが、
森野も志願して参加していましたし、
ぜひその中の先頭として、起爆剤になってほしい。
打線がいかに投手援護できるかが、カギの6月
その月の頭に行った練習の効果が表れることを期待します。


一方、投手陣の話題としては、
30日の福岡ソフトバンク戦で、体調不良の影響で、
今季最短の3イニング2/3で降板したチェン
左肩周辺の張りも訴えており、動向が心配されましたが、
この日、登録抹消になりましたね。
スポニチなどによると、重症ではないそうですが、
とりあえず大事を取って、先発を1回飛ばしたというところでしょうか。
勝ちには恵まれないものの、抜群の安定感を見せている左腕
長期離脱となると、かなりの痛手となるのは間違いないですが、
まずは軽症であるのを、ファンとしては願いたいところ。

そしてチェンが抜けたローテですが、
今朝の中スポの1面を見て「エーーッ!?」と。
その見出しとは『チェン抹消 頼むぞ中里』。

頼むぞ中里って…。
てっきり昌さんが上がれると思って、喜んでいましたが、
場合によってはそういう使い方もあるのでしょうか?
今回のオリックス戦は、初戦・朝倉、2戦目・小笠原
ここは堅いとしても、週末からの4連戦。
吉見、川井とともに、名を連ねるのは果たして誰なのか
中里本人「リリーフでしっかり投げて、結果を出していきたい」
と話していますし、調子を上げてきた大ベテラン
ぜひともチャンスをと思いますが、いかがなものかと。
今後の起用動向に注目したいと思います。

2009年6月 1日 (月)

打線粘るも鷹にサヨナラ負け、竜交流戦初の連敗。

5点差を追いつく粘りこそ見せたものの、
再び突き放され、福岡ソフトバンクとの初戦に黒星
またもや勝率5割を割ってしまったドラゴンズ
前日に続いてのヤフードームでの第2戦は、
先発・川井が乱調、序盤に3点を奪われる劣勢の展開。
しかし打線が前日同様の粘りを見せて、
7回、森野のタイムリー二塁打で、ついに4-4の同点に。
ところがあと一押しができず、同点止まりに終わると、
9回ウラ、5番手・高橋が連打で1死一、二塁のピンチから
川﨑に三塁線を破られてしまい、今季4度目のサヨナラ負け
あと一歩及ばず交流戦初の連敗、借金が2に膨らみました。

◇日本生命セ・パ交流戦
福岡ソフトバンク-中日 2回戦
(31日・福岡Yahoo! JAPANドーム | 中日2敗)
33231人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ソフトバンク 1x
[敗] 高橋(21試合1勝2敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
川井、中里、小林正人、浅尾、高橋 - 谷繁

◇対福岡ソフトバンク2回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数3安打)
2 (二)荒木  (4打数1安打)
3 (三)森野  (4打数2安打1打点)
4 (一)ブランコ (4打数無安打)
5 (左)和田  (2打数1安打1打点)
6 (DH)デラロサ (3打数無安打)
7 (右)平田  (4打数1安打)
8 (中)藤井  (4打数1安打1打点)
9 (捕)谷繁  (4打数1安打)
P (投)川井

【イニング経過】

<1回・中日> P・杉内
井端中飛、荒木二ゴロ、森野一塁ライナー森本弾く内野安打、
ブランコ(背番号42)内低めカーブ空三振


<1回ウラ・福岡ソフトバンク> P・川井
本多左翼線安打、川﨑2球目・本多二盗、
川﨑バント三塁小フライ失敗、
1死二塁から、オーティズ内高めカーブ左翼線適時二塁打(D 0-1 H)
松中四球、
1死一、二塁から、小久保中直球詰まり遊ゴロ6-4-3併殺

<2回・中日> P・杉内
和田四球・デラロサチェンジアップ空三振・和田二盗、
平田内高め直球空三振、藤井内スライダー詰まり遊ゴロ


<2回ウラ・福岡ソフトバンク> P・川井
多村中前打、長谷川投ゴロ川井反応二封、
1死一塁から、田上初球内スライダー狙い打ち左越え2ラン(D 0-3 H)
森本四球、本多5球目・森本盗塁失敗、本多9球粘って四球、
川﨑3球目・本多盗塁失敗

<3回・中日> P・杉内
谷繁空三振、井端右前打、
荒木2球目・井端二盗、荒木止めたバット遊ゴロ進塁打、
2死三塁から、森野外スライダー空三振


<3回ウラ・福岡ソフトバンク> P・川井
川﨑三ゴロ、オーティズ三遊間ゴロ・
森野クラブの先当てて、すぐ拾うも一塁セーフ=エラー
松中左中間落とすヒット・オーティズ三進、
1死一、三塁から、小久保ボテボテ三ゴロ、
2死二、三塁から、多村中カーブ遊ゴロ

<4回・中日> P・杉内
ブランコ遊ゴロ、
1死から、
和田中低めスライダー打った瞬間左越え本塁打(D 1-3 H)
デラロサ内低めチェンジアップ空三振、
平田初球外直球ライトオーバーフェンス直撃三塁打、
2死三塁から、
藤井自打球後2球目・
内スライダー左翼線落とす適時二塁打(D 2-3 H)

2死二塁から、谷繁外低め直球一、二塁間抜けるヒット、
二走藤井本塁突入も、ライト多村好返球&田上ブロック憤死


<4回ウラ・福岡ソフトバンク> P・川井
長谷川一ゴロ、田上中飛、
森本中前クリーンヒット、本多ストレート四球、
2死一、二塁から、川﨑外低めスライダー左前ライナー・
和田前進スライディングキャッチ試みるも捕れず適時打(D 2-4 H)

<5回・中日> P・杉内
井端内スライダー左翼線二塁打、荒木叩きつけ二ゴロ進塁打、
1死三塁から、森野粘るも外スライダー合わず空三振、

ブランコ2球目・高め直球抜け杉内暴投(D 3-4 H)
ブランコ中高めつり球空三振

<5回ウラ・福岡ソフトバンク> P・中里
松中初球高め141キロ三ゴロ、小久保外直球右飛、
多村内直球バットへし折り三ゴロ

<6回・中日> P・杉内
和田四球、ブランコ中飛、
平田4球目・和田けん制誘い出され一、二塁間挟殺
(記録は盗塁死)、平田二飛


<6回ウラ・福岡ソフトバンク> P・中里
長谷川ボール先行四球、田上捕邪飛バント失敗、
森本初球・中里高め直球抜け暴投・長谷川二進、
1死二塁から、森本外144キロ直球見三振
P・小林正人
2死二塁から、本多外高めスライダー空三振

<7回・中日> P・攝津
藤井中飛、谷繁左飛、
井端泳ぐ三ゴロ・オーティズ素手で弾く=内野安打、
荒木三遊間抜けるヒット、
2死一、二塁から、
森野初球外シンカーレフト線適時二塁打(D 4-4 H)
2死二、三塁から、ブランコ内高めつり球空三振

<7回ウラ・福岡ソフトバンク> P・小林正人
川﨑外クロスファイヤー空三振、オーティズ右前打、
1死一塁から、松中粘られ9球目外直球投ゴロ・
小林正人好捕1-6-3併殺・雄叫び

<8回・中日> P・ファルケンボーグ
和田外フォーク空三振、代打井上外150キロ中飛、
平田中高めつり球空三振


<8回ウラ・福岡ソフトバンク> P・浅尾
小久保中低め直球三ゴロ、多村外高め一杯149キロ見三振、
長谷川内フォーク空三振

<9回・中日> P・ファルケンボーグ
藤井中フォーク空三振、谷繁外フォークハーフスイング三振、
井端外タテカーブ見三振


<9回ウラ・福岡ソフトバンク> P・高橋
田上三ゴロ、森本遊深いゴロヘッドスライディング内野安打、
本多粘って右前打、
1死一、二塁から、川﨑外低め直球流し打ち、、
三塁横際どく抜け、左翼線サヨナラ適時打(D 4-5x H)


【ゲームレビュー】
高橋打たれサヨナラ負け

3点差から反撃し、7回に森野の二塁打で同点としたが、
高橋が打たれてサヨナラ負け
4-4の9回1死から森本の内野安打と本多の右前打で
一、二塁とされ、続く川﨑に左翼線安打を打たれた。
福岡ソフトバンクは8、9回を無失点のファルケンボーグが3勝目。
公式サイト共同通信社ニッカン式スコア


5月最後の日曜日となった
この日のヤフードームは、「女子高生デー」ということで、
チケットを購入した女子高生
黒にピンクのユニホームをプレゼント。
また来場者にはピンクのポンポンが配られ、
いつもの黄色い雰囲気とは違う趣のスタンド。
さらに乳がんの撲滅などを訴える
「ピンクリボンキャンペーン」ということで、
一塁、二塁、三塁ベースが、なんとピンク色
ピンク地に白いリボンがあしらわれたデザインが採用され、
ホークスの選手は肩にピンク色のリボンをつけてプレー。
長いこと野球を見てきましたが、
自分的には、ピンクのベースというのは初めてでしたね。

こういうこともありなんだなと思いながらのゲームは、
4-4の同点で迎えた9回ウラ、
この回から登板の5番手・高橋
1死から森本に内野安打を許すと、続く本多に繋がれ一、二塁。
迎えるは、4回にタイムリーを放っている2番・川﨑
前の打席は小林正人がクロスファイヤーで三振に料理しましたが、
なんとか延長戦で勝ち越すためにも
ここは踏ん張らなければいけない場面

ピンクベース突破サヨナラ打…。カウント0-1からの2球目、
谷繁の要求通り外角低めへ、
144キロ直球を投じたものの、
うまくさばかれると、
鋭い打球は三塁・森野
グラブの先を抜け、
三塁線ファウルグラウンドに着地。
際どくも見えましたが、三塁塁審の判定はフェア
そのまま左翼線へと抜けていくと、
二走・森本が生還して、あえなくゲームセット
7回、相手セットアッパーの1人・攝津を攻めて、
何とか追いつきはしたものの、あと一押しができず同点止まり。
さらに8、9回に登板したファルケンボーグには
2イニングで5三振と完ぺきに手も足も出ず、
流れが相手に傾きつつあるなかでのサヨナラ劇

打線が意地を見せはするものの、
結局は突き放されてしまったという
前日と同じような展開ということもあり、
試合後の落合監督のコメントは、たった一言。
しかも「見ての通り」が「ご覧の通り」
微妙に言い回しが変わっただけで、ほぼ同じ内容。
交流戦首位のホークスに強さを見せられ、交流戦初の連敗
借金が再び2に膨らんでしまったドラゴンズ
13勝12敗と1つ勝ち越したものの、この日のゲームのごとく、
依然として波に乗れぬまま、5月を終えることとなりました。


立ち上がり先発投手が乱れ、先制を許すと、
右前の当たりで二塁走者が本塁突入するも、
好返球と好ブロックの前に憤死してしまう。
そして2巡目に入って、反撃を開始し、
好調の相手先発から徐々にチャンスをつかみながら、
ジリジリと追いかけ、そして同点には追いつく
それでも追いつくところまでは行くものの、
続く好機であと一本が出ず、次第に相手に突き放されての黒星
5点差と3、4点差の違いことあれど、
前日の初戦と同じような展開がいくつもあったこのゲーム。
結果的には、悔しいサヨナラ負けになってしまいましたね。

先発・川井が得意のカーブを叩かれたうえ、
無駄な四球を多く出すなど、自分のペースで投げられず
4イニング4失点でKOされてしまう誤算がありましたが、
今季初昇格即登板、久々の1軍で力強い投球を披露した中里
ピンチを自らの好捕で救った小林正人
そして8日ぶりのマウンドで復調ぶりをみせた浅尾
前日失点を重ねた中継ぎ陣が踏ん張っていたものの、
その間に前に出られなかったのが痛いなと。
7回、森野攝津のシンカーをとらえ、同点タイムリー
さらに2死二、三塁としたところで、
5月好調のブランコを迎えたものの、前の打席と同じように
高めのつり球に手を出してしまっての空振り三振
ここでもう一押しできなかったことで、ゲームの流れが切れたよう。

「こういう試合を取っていかないと上にはいけない」
和田がコメントしていましたが、まさにその通りだなと。
同点に追いついただけでは、勝つことはできない。
あと一歩何かをしないと、白星を掴むことはできない。
一時よりはだいぶ粘りも見えてきてはいるのですが、
さらにもう一段階上がることができない現状。
好機に「あと一本」をいかに打てるか。
毎度毎度言っていることでもあるのですが、
6月の戦いもそういうところが
やはりカギとなってくるのだろうと思いました。


好スタートを切ったと思われた交流戦でしたが、
初の連敗を喫したことで、5勝5敗の五分と、
いつも通りのペースになってきた感があります。
それよりも借金が再び2と膨らんでしまったのが、悔しい。
さらに交流戦10試合で、すでに3試合サヨナラ負け
いかに接戦に競り勝てないか。
それが浮上できずにモタモタしている証ともいえそうですね。
前日のチェン、この日の川井と、
ここまで踏ん張ってきた先発陣に徐々に疲れが来ている。
また中継ぎ陣も不安定さが目立ち、勝ちパターンが作れない現状。
そんななかで勝って行くには、やはり打線が点を奪い、
楽に投手を投げされられる展開にできるか。
「あと一歩」という粘りも認めはしますが、
そこで終わっていては、このもやもや感は消えないというもの。

遠征はさらに続き、福岡から大阪へと移動。
6月最初のカードは、京セラドーム大阪でオリックスとの2連戦。
これで交流戦もようやく一回りとなりますが、
ビジターゲームでのサヨナラ負けだけは、
もうカンベンしてほしいなと。
移動日もあり、さらに月も変わる。
切り替えにはもってこいの状況となっていますが、
まずはカードの頭を取って、流れを優位に戻してほしい。
6月こそは波に乗れるよう、「あと一歩」からの脱却を期待します。


★プレーヤーズ・ボイス(31日)

●高橋聡文

<9回から5番手で登板。
1死から森本、本多に連打で一、二塁のピンチを招き、
川﨑に三塁線を破られるサヨナラ打を打たれる。
外角へ投げ込んだこん身の速球だったが、うまく打ち返された>
「(打たれたのは)外の真っすぐでしたけど…」

<5回以降、中里、小林正人、浅尾が無失点でリレー。
不安のあったリリーフ陣がようやく底力を見せた。
仲間の踏ん張りが分かるからこそ、幕引き役となった左腕は落胆。
うつろな表情で、ほとんど何も話せないままバスに乗り込んで>
「…」
中スポスポーツ報知スポニチ名古屋ニッカン

●森バッテリーチーフコーチ
<序盤に3点を失う苦しい展開だったが、
中盤に追い付き、中継ぎ陣も5回以降はゼロで踏ん張った。
しかし9回だけが誤算。語気を荒らげて>
「弱いチームなんだから仕方ないだろ!」
スポニチ名古屋


●和田一浩
<3点ビハインドの4回1死、カウント1-1から
杉内が投じた真ん中低めチェンジアップをすくい上げると、
打球はきれいな放物線を描いて左翼スタンド中段に飛び込む。
劣勢を跳ね返すリーグトップタイの13号ソロで、打線にカツを入れて>
「追いかける状況なので、
はじめの一歩がうまくきれたのは良かったです」

<福岡ソフトバンク・杉内に対しては、相性の良さが際立っている。
この日は四球、本塁打、四球と1打数1安打。
西武時代を含め、過去5年のシーズン対戦成績は
31打数17安打、2本塁打、打率.548と完全にカモにしている。
福岡でも打率.426で、ヤフードームで3本目のアーチ。
昨年の交流戦で対戦はなかったが、
中日に移籍後もその相性の良さは変わらなかった>
「相性がいいですね。
西武時代はソフトバンクが最大のライバルだったから、
より燃えたというのもあるんでしょうけど、
この球場の明るさがすごく集中力が高まるんです。
ボクが一番好きな球場なんですよ」

<視覚を大切にするプレーヤー。
色彩のバランス、照明の光度、打席に立つ自分を
取り囲む風景も、重要なファクターとなる。
ヤフードームの深緑のフェンスが集中力を高めるが、
今回の遠征でグラウンドに入った瞬間、表情が固まったという。
外野フェンスの上半分が6段階の濃淡に分けられていた。
本塁打性の打球を判定しづらいという審判団の要望を受け入れて
採用された『グラデーションフェンス』。
結果的には自身の視覚の障害にはならなかったが>
「うーん…。ボクとしては、どうかなという感じですね」

<相性の良さはキープしたが、反省が口をつく。
6回の3打席目は先頭で四球で出塁したが、
7番平田の打席で、けん制ではさまれてタッチアウト(記録は盗塁死)。
反撃ムードを消してしまったことを悔やんで>
「ホームランを打っても走塁ミスをしてしまいましたからね。
走塁ミスもしたし、あのライナー(4回・川﨑)も捕ってあげないといけない。
こういう試合(接戦)を取っていかないと、上にはいけませんから…。
いろんなところでもっと点を取っていかないといけない。頑張るしかない」
(中スポ、サンスポ時事通信スポニチ名古屋ニッカン

●藤井淳志
<4回2死三塁、初球で自打球を左ひざ付近にあて、
いったんベンチで治療して再登場。
すると次のスライダーを鮮やかに左翼線へ運ぶ適時二塁打。
痛みを押して、気迫で放った貴重なタイムリーに>
「痛いのかゆいのと言っていられません。
考えずに打席に立ちました」
中スポ

●笘篠外野守備走塁コーチ
<2死二、三塁から谷繁の右前打で同点のホームを狙った
二走・藤井が本塁憤死したことを悔しがって>
「タイミングはセーフ。
(近くにいた)荒木が横にそれるようジェスチャーしたけど、
真っすぐいっちゃった」
ニッカン


●森野将彦
<1点を追う7回2死一、二塁、
摂津の初球・シンカーを打って、左翼線への適時二塁打。
この日4打数2安打、らしさは戻ってきた。
サヨナラ負けの試合後、険しい表情を浮かべたが>
「あそこ(7回)は何とか打とうという気持ちでした。
調子? 小さい当たりは出ていますからね。また切り替えていきます」
中スポ

●井端弘和
<3回1死からの右前打を皮切りに、3安打猛打賞。
5回の左翼線二塁打、7回の三塁内野安打は
いずれも得点に絡み、打線のなかで気を吐く。
4月24日の巨人戦以来、今季3度目の猛打賞で
打率は再び3割に浮上(.303)。
これで交流戦開幕の埼玉西武戦以来、
10試合連続安打だが、試合後は自分を責めて>
「猛打賞? それよりも最後の打席がダメです。
1ボールからの2球目をフルスイングできなかった。
迷いがあったんです」

<自戒を込めて振り返ったシーンは9回2死走者なし。
1ボールからの2球目、ファルケンボーグの151キロ直球を見逃した。
その打席、最終的に見逃し三振。
打者有利のカウントで変化球か直球か、迷っていたことが許せなかった>
「受け身になっていたらダメなんです」
中スポ


●平田良介
<再昇格以降、いきなり2試合連続で安打を放つと、
この福岡ソフトバンク戦では
2試合ともにスタメンを任され、ともに長打を放った。
この日は4回に杉内から右越えへ自身プロ初となる三塁打。
最近、新しい取り決めごとができた。
今までよりほんの少し、打席でのスタンスを広くすること。
約10センチの違いが、効果を現しているといってよさそう>
「(19日に)1軍に上がってから意識してやっています。
スパイクの一足分くらいですね」

<スタンスを広くした理由をわかりやすく説明。
一般的に上体だけの打撃はボールに力が伝わりにくいとされる。
そこで下半身を使いやすくするため、工夫したという>
「広くすると、しっかり下半身を使って打てるということはあります。
立浪さん(打撃コーチ)にアドバイスをいただいて、意識しているんです」

<立浪に教わった新しい決めごとを胸に、素質の完全開花を目指す>
「まだ慣れていないですが、ちょっとずつですけど、
しっくり来ていると思います。調子も上がってきました。
(この日の三塁打は)初球に真っすぐが来ると思ったので、狙っていました。
いい当たりでホームランになるかと思ったんですけど、球場が広いですね。
1日1安打だけじゃなく、2本3本と打って、
レギュラーを任せていただけるように頑張ります」
(中スポ)

●立浪和義兼任コーチ
<サヨナラ負けをベンチで見届け、険しい表情。
接戦となったこの日だが、代打の切り札が出番を迎えることはなく>
「何も言うことがないね。
追いついても、なかなか追い越せない。
まあ反省するところは反省して、気持ちを切り替えていくしかないよ」

<スタンスを広めに取るようになった平田について>
「2、3年前から言っていることだけどね。
そろそろ結果を出してもらわないといけないから」
(中スポ)


●川井雄太
<先発するも序盤につかまり、4イニング4失点と乱調>
「基本的にボールが高かった。
調子自体は悪くはなかったんですが…。無駄な四球が多すぎた。
追い込むところまではできたけど、勝負球が高かった。
決め球のときにもっと厳しくいかないといけなかった。
次があるか分からないけど、もしあれば、ゼロからやり直します」
中スポサンスポ毎日jp

●中里篤史
<5回に2番手で登板し、1イニング2/3を無安打1四球で無失点。
この日初めて1軍に昇格したばかりだが、ものともせず,
今季初登板で快投を演じ、最速145キロも記録>
「最初のイニングの内容はよかった。
(四球を出した)次の回じゃちょっと…。
それでもゼロに抑えられたので、よかったです」
(中スポ)

●小林正人
<6回2死二塁の場面でマウンドに上がり、
1イニング1/3を1安打無失点。2つの三振も奪った。
これで開幕から8試合に登板して、いまだに失点はない>
「とにかく腕を振って投げられました。
まっすぐで三振も取れてよかったです」
(中スポ)

●浅尾拓也
<4番手で登板し、同点の8回1イニングをわずか8球で三者凡退に。
1点リードを守りきれなかった23日の千葉ロッテ戦(千葉)後は
右肩の疲労もあり、回復とフォーム修正を平行させて
登板から遠ざかり、この日が8日ぶりのマウンド。
最高151キロをマークした力強い直球と、
切れの鋭い変化球でらしいピッチングを展開。
しかしチームはサヨナラ負けと、喜べない復活劇。
こうつぶやくと、帰りのバスへと歩を進めて>
「勝ってほしかったですね。
いろいろ指導してもらっていたし、何とか結果を出したかった。
自分自身はよかったのですが…」

<しかし、登板4試合ぶりに零点に封じたのは、紛れもない事実。
次の登板こそチームに勝利を呼び寄せられるよう、自分に言い聞かせて>
「次が大事だと思います。こういうピッチングを続けていくことが」
中スポ


●吉見一起
<次のカード・京セラドーム大阪でのオリックス戦がちょっと怖い。
新型インフルエンザの日本での感染が見つかって以後、
ドラゴンズにとって初めての関西圏での試合。
神経質になる必要はなさそうだが、身構えてしまう。
チームとは別動隊で前日(30日)に博多入りしたが、
せっかくの休みも、移動だけでほとんど宿舎にこもっていたという>
「今はインフルエンザが怖いのでおとなしくしていました」
(中スポ<ドラ番記者>


●落合監督
<前日に続いて劣勢から一度は追い付く粘りを見せたが、
今季4度目のサヨナラ負けを喫し、交流戦初のカード連敗。
こう言い残して球場を後に>
「2日続けて同じコメント(『見ての通り』)じゃまずいんだろ? 
ごらんの通りです。
以上。もう言ったよ。ほかに何かあるか」

<それじゃあ『見ての通り』と内容的に一緒>
「だって同じだもん。
同じようであろうと、おまえら(報道陣)には関係ない」
(中スポ、スポーツ報知共同通信社時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー


今日の公示。(31日)

◆セ・リーグ

【出場選手登録】
△中日 ネルソン・パヤノ投手、中里篤史投手、井上一樹外野手
【出場選手登録抹消】
▼中日 山内壮馬投手、長峰昌司投手、イ・ビョンギュ外野手
(再登録は6月10日以降。公式サイト共同通信社


若竜トピックス(31日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
広島-中日 12回戦
(31日・廿日市市佐伯総合スポーツ公園野球場)
 D 404 000 000 = 8
 C 000 100 001 = 2
[勝] ネルソン(2試合1勝)
[D本] 前田1号満塁
[Dバッテリー] ネルソン、佐藤亮太、岩田 - 前田
公式サイト・戦評

○マキシモ・ネルソン
<広島県廿日市市佐伯でのウエスタン・広島戦で先発。
5イニングを投げ、4安打1失点と好投。
25日に出場選手登録を抹消されてから
2試合目の2軍戦登板。2試合連続の好投に>
「調子は悪くなかった。チャンスをもらっているので、
これからもそのチャンスを生かして1軍で投げられるようにしたい」
中スポ

2009年5月31日 (日)

5点差追いつくも中継ぎ崩れ、竜鷹首位攻防落とす。

勝率5割に戻し、今度こそ貯金をと臨むドラゴンズ
交流戦5カード目は、ヤフードームに遠征しての、
交流戦もっか首位の福岡ソフトバンクとの2連戦。
2位タイのドラゴンズとの対戦は、
いわゆる首位攻防という形にもなりましたが、
先発・チェン体調不良からか
ボールに切れなく、4回途中4失点で降板。
しかし5回、打線が奮起し、打者10人で5点をもぎとり同点に。
ところが直後の5回ウラ、再びピンチから勝ち越しを許すと、
8回にさらにダメを押されて、5-9で黒星。
投手陣の乱調が響き、またもや5割を割ってしまいました。

◇日本生命セ・パ交流戦
福岡ソフトバンク-中日 1回戦
(30日・福岡Yahoo! JAPANドーム | 中日1敗)
30387人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中 日
ソフトバンク ×
[敗] 長峰(2試合1勝1敗)
[D本] なし
[Dバッテリー]
チェン、長峰、河原、高橋、平井 - 谷繁

◇対福岡ソフトバンク1回戦・スタメン
1 (遊)井端  (4打数1安打1打点)
2 (二)荒木  (5打数2安打1打点)
3 (三)森野  (4打数1安打)
4 (一)ブランコ (2打数無安打1打点)
5 (左)和田  (4打数1安打)
6 (DH)デラロサ (4打数1安打)
7 (中)藤井  (4打数1安打1打点)
8 (右)平田  (2打数1安打1打点)
9 (捕)谷繁  (2打数無安打)
P (投)チェン

【イニング経過】

<1回・中日> P・大隣
井端遊ゴロ、荒木中前打、
森野初球・荒木二盗失敗、森野ハーフスイング三振


<3回・中日> P・大隣
藤井空三振、平田四球、谷繁一ゴロ・平田二進、
2死二塁から、井端内直球右前打・
二走平田本塁突入・ライト多村好返球本塁憤死


<3回ウラ・福岡ソフトバンク> P・チェン
長谷川勇也右前打、
田上投犠打・チェン一塁送球逸れる(記録は荒木のエラー)、
森本学投犠打、
1死二、三塁から、本多内高め直球中越え2点二塁打(D 0-2 H)
川﨑三塁セーフティバント内野安打、
1死一、三塁からホセ・オーティズ内スライダー左犠飛(D 0-3 H)

<4回ウラ・福岡ソフトバンク> P・チェン
松中一邪飛、小久保中飛、多村中前打、
チェンに異変・ベンチに下がるとそのまま降板
P・長峰
2死一塁から、長谷川フルカウント外スライダー・
左中間突破適時二塁打(D 0-4 H)
2死二塁から、田上中高めスライダー右中間突破二塁打(D 0-5 H)

<5回・中日> P・大隣
和田二塁強襲内野安打、
デラロサ左翼ライナー・伸びて松中捕れず二塁打、
無死二、三塁から、
藤井中スライダー右前適時打(D 1-5 H)
無死一、三塁から、平田ど真ん中直球・
左翼フェンス上部直撃適時二塁打(D 2-5 H)

谷繁足死球
P・水田
無死満塁から、井端外スライダー右犠飛(D 3-5 H)
1死一、三塁から、荒木外低めスライダー右前適時打(D 4-5 H)
1死一、二塁から、森野外フォーク右前打、
1死満塁から、
ブランコ(背番号96)ストレート押し出し四球(D 5-5 H)
P・佐藤誠
1死満塁から、和田外カーブ遊ゴロ6-4-3併殺・同点止まり

<5回ウラ・福岡ソフトバンク> P・長峰
本多四球、川﨑三塁高いバウンド内野安打・一走本多三進、
P・河原
オーティズ四球、
1死満塁から、松中二ゴロ併殺崩れの間(D 5-6 H)
1死一、三塁から、小久保左足死球、
1死満塁から、多村右邪飛・三走川﨑タッチアップ生還(D 5-7 H)
2死一、三塁から、長谷川大きな中飛

<6回・中日> P・佐藤誠
デラロサ三ゴロ、藤井粘るも内カット空三振、
平田四球、谷繁外カット見三振


<7回・中日> P・攝津正
井端初球投ゴロ、荒木投ゴロ、
森野四球、ブランコカーブ外れ四球、
2死一、二塁から、和田粘るも外スライダー三ゴロ


<8回ウラ・福岡ソフトバンク> P・平井
小久保大きな中飛、
1死から、多村中甘いフォーク左中間越え本塁打(D 5-8 H)
長谷川内直球左中間突破二塁打、田上外フォーク空三振
2死二塁から、森本外フォーク左中間適時二塁打(D 5-9 H)

<9回・中日> P・馬原
代打立浪一度もバットを振ることなく四球・代走新井
井端中高めフォーク三ゴロ二封、
荒木初球投ゴロ二封、森野中フォーク空三振、試合終了。



【ゲームレビュー】
投手が踏ん張れず、再び勝率5割を割った

チェンが不調。3回、ミスも絡んで3失点。
4回2死から安打を許して降板した。
救援陣も崩れ、同点とした直後の5回、
内野ゴロと犠飛で2点を奪われ、勝ち越しを許した。
5回、相手の拙守に乗じ、
6長短打を集めて5点を入れたが、同点止まり
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


2年ぶりとなったヤフードーム生観戦でしたが、
今回は投手陣が踏ん張れずに、5-9で黒星。
わざわざ遠征して、負けゲームを見ることになるとは
思いませんでしたが、0-5で終わっていたはずのゲームが、
下位打線から打線がつながり、
今季最多の1イニング6安打2四球を絡め、一気に5-5の同点
それまでの大隣の投球がよかっただけに、
このまま終わってしまうと思っていましたが、
5点というリードを意識してしまったんでしょうね。
それはさておき、ゲームをあきらめずに
しっかり叩いた藤井、平田の適時打はうれしかったですし、
無死満塁となったときにヤバいと思いましたが、
井端が犠飛を上げ、さらに1点追加。
さらに荒木、森野がつないで満塁となった際はまだいけると。
そしてブランコの押し出しのときは、信じられなかったですね。
援護の少ないチェンが登板した試合での爆発でしたが、
チェン自身体調不良もあってか、
いつもの投球ができずに降板したあと。
ある意味皮肉とも思えましたが、まあ負けを消せたしヨシでしょう。

思わぬ展開によって、同点となりましたが、
1死満塁というさらなるチャンスで、和田痛恨のゲッツー
この場面で出てきた佐藤誠という投手の存在を、
自分的には、すっかり忘れていましたが、
和田も打ち気にはやったか、変化球に手を出してしまい遊ゴロ。
あそこで一歩前に出られなかったことが、やはり敗因でしょう。

さらに違いが出てしまったのが、中継ぎの差
同点にはなったものの、まだ5回ウラ、
前の回にスクランブル登板した長峰をそのまま投げさせましたが、
同点になったことで、こちらも力が入ってしまったのかも。
先頭の本多に対し、内を攻めながら四球で出すと、
川﨑に足で稼がれ、オーティズにはまた四球。
せっかくのチャンスにも関わらず、こういう投球は残念だったなと。
代わった河原が2点を失い、再びリードを許すと、
8回には5番手・平井多村ダメ押し弾を食らうなど2失点。
それに対してドラゴンズ打線は、6回以降、
佐藤誠-攝津-ブライアン・ファルケンボーグという
勝ちパターンの中継ぎに押さえ込まれて、再反撃できず
ここまでの交流戦、先発が試合を作っていただけに
なかなか目立ちませんでしたが、競ったさいの中継ぎの使い方
今後戦っていく上での課題となってくると思われます。


MIWAじゃ勝てんよ。再逆転を願いながら、
声援を送りましたが及ばず
信用金庫協賛の
勝利の花火と、
ドームの屋根が開くのを
生で初めて見させていただきました。
遠征での敗戦は広島でも
体験していますが、
ほんとしんどい
打撃好調の長谷川や、
多村仁志(改名)の働きぶりなど、
交流戦首位の
ホークスの力というものをいくらかは感じましたが、
ただ1カード2連戦の交流戦だけに、連敗は避けてほしいですね。
第2戦は、13:00開始のデーゲーム。
先発はドラゴンズが、おそらく川井
一方、福岡ソフトバンクは5月負け知らずの杉内が来そう。
正直ミスターメイ候補は、かなり手強いと思いますが、
この日の5回の攻撃のように、うまくつないで突破口を。
そして勝って、再び勝率5割に戻してほしいと期待したいです。


★プレーヤーズ・ボイス(30日)

●チェン・ウェイン
<リーグ2位の防御率1.33と抜群の安定感を誇っていたが
4回2死から多村に中前打を打たれた後、左肩を押さえ途中降板。
降板時に左肩を押さえるしぐさをしたが
のどの痛みがあったことを明かして>
「肩は大丈夫です。ケガではないです。
2、3日前から、風邪をひいていました。
のどを痛め、今日も体がしんどかったです。
調整不足? そうですね。
最初からボールが全然いかないし、ボールのキレもなかった」

<最初からいつもと様子が違った。
普段は150キロ近く出る速球が、この日は140キロ前後しか出ない。
高熱は出ていないが、体のだるさはこの日まで残った。
マウンドに上がるときは、気持ちの張りでだるさは抑え、
いつものように投げきるつもりだったが、ボールは正直だった>
「(マウンドに上がるときは)そんなに感じていなかった。
それでも何とかしないといけないので、
コース、コースに投げようとしたんですけど、全然できなかった」

<3回、長谷川に右前打を浴びたあと、
田上のバントを自ら処理して一塁に送球。
ややそれた球を荒木が落とし、田上もセーフ。
森本にも犠打を決められ、1死二、三塁。
本多への1-0からの2球目、見せ球にしようとした球が
ストライクゾーンに寄り、中越えの先制2点二塁打を浴びると、
川﨑にも動揺を見透かされたかのようなセーフティーバントを決められ、
オーティズには左犠飛を打たれて3点目を失った>
「高めのボール気味にするつもりだったのに、甘く入った」

<結局3イニング2/3で4失点(自責2)。早々とマウンドを降りた。
今季はここまで完封を含む2完投。
KO降板など一度もなかったがまさかの『早退』。
敗戦後のバスに乗る前、雪辱を誓って>
「風邪を治して、次はしっかり投げられるようにしたい。
(左肩周辺の張りも)大丈夫」
中スポ中日新聞サンスポおおさか報知時事通信
毎日jpスポニチ名古屋ニッカンデイリー、西スポ)

●森バッテリーチーフコーチ
<左肩周辺の張りを訴えたチェンの交代について説明>
「本人が肩が張ってるって言うから、それ以上投げさせられないだろ」

<絶対的な安定感を保ってきたチェンが
早々にマウンドを去ったことで、ゲームプランは完全に崩れ、
後を継いだ長峰と河原らは、あっさり追加点を献上。
先発頼みの現状にあきらめにも似た心情を口に>
「こうやって勝ったり負けたりしていくしかないだろう」
中スポ中日新聞おおさか報知デイリー、西スポ)


●長峰昌司

<チェンに代わって、4回2死一塁から登板。
長谷川、田上に連続適時二塁打を浴びると、
味方が同点に追いついた直後の5回ウラ、
先頭打者に四球を与えるなど、ピンチを作り降板。
振り返ったのは、意識ではなく技術>
「自分自身のボールの問題です。
低めにいくところを甘くなったり、先頭打者に四球を出したり…」
中スポ

●河原純一
<同点の5回無死一、三塁から登板すると、
オーティズに四球を与えて満塁。
その後、松中の二ゴロで勝ち越しを許し、
1死満塁から多村に右犠飛とピンチをしのげず。
数字だけなら2イニング無安打無失点も決勝点を与え反省しきり。
6回には三者凡退に仕留めたが、悔しい表情を浮かべて>
「あそこは1点に抑えないと。
オーティズへの四球が余計。
それがなかったら、多村の犠飛もなかった」
(中スポ)

●高橋聡文
<2点を追う7回に登板し、
三ゴロ、遊ゴロ、空振り三振と1イニングを三者凡退に。
前カードの東北楽天戦では、2試合連続で
いいところがなかっただけに、ホッとした表情>
「3人で抑えられて良かったです。これを続けていきたいですね」
(中スポ)


●トニ・ブランコ
<遠征の荷物にビジター用ユニホームを入れ忘れ、
三輪ブルペン捕手の背番号『96』のユニホームを着用して出場。
5月で2試合目の無安打に終わる。
もちろん試合前に福岡ソフトバンク側からも
了承を取り付けての処置だが、照れくさいのか冗談を交えて答える>
「インタビューを受けすぎて(ユニホームを)忘れてしまいました」

<裏方の中でも体の大きい三輪ブルペン捕手のユニホームを借りたが、
見た目には明らかにピッチピチで、いかにも窮屈そう。
それで打撃も萎縮してしまったかのように、
2回先頭の第1打席で放ったセンター後方への飛球は最後に失速。
2打席目も三振に倒れると、続く2打席では
ストライクを1球しか投げてもらえず連続四球。
1打点はマークしたが、月間MVP争いに決定打を放つことはできず
16日の横浜戦からの連続試合安打が『10』でストップ。
きょう31日の試合までには届く予定。苦笑いで心機一転を誓って>
「明日には届くから大丈夫。頑張るよ」
中スポサンスポおおさか報知時事通信スポニチ名古屋、西スポ)

●三輪ブルペン捕手
<ユニホームを忘れたブランコに、ユニホームを貸す。
試合後に報道陣に取り囲まれて苦笑い>
「自分のくらいしかサイズがなかったんでしょう」
サンスポ、西スポ)

●桂川通訳
<ユニホームを名古屋の自宅に忘れ、
ユニホームを借りてプレーしたブランコについて>
「影響はなかったと思いますよ」
中スポ


●藤井淳志
<5点を追う5回無死二、三塁から右前適時打。
一挙5得点の突破口を開く。
相手先発は昨年の交流戦で本塁打を放った大隣。
昨年の自身初安打を放った相手に再び痛打をお見舞い>
「点差もあったんで、とにかく思い切っていこうと思っていました。
いいところで打てました。
大隣? 覚えています。悪いイメージはなかった」

<ある日のナゴヤドームでの試合後、笑顔でこう語る。
2割8、9分あたりで推移している自らの打率を、
自虐的に『は虫類の体温』に例えて>
「ボクの打率って、
は虫類の体温(体温は一般的に30度以下)みたいでしょ。
早く人間の体温になれるように頑張ります」
(中スポ、中スポ<ドラ番記者>

●平田良介
<今季3度目のスタメン出場で期待に応える。
5回無死一、三塁、カウント1-3からの真ん中直球を
ドンピシャで捉え、左中間フェンス直撃の適時二塁打。
悔しがるほどの完ぺきな一撃で今季初打点>
「真っすぐを待って思い切りよく振った。
もう少し弾道が高ければ、ホームランだったのに。
次、放り込めるよう日々精進します」

<外野の定位置争いで遅れを取っていたが、今後の巻き返しを予告して>
「きょうのような打撃を続けられれば、試合にも出られると思います」
(中スポ)

●トマス・デラロサ
<5回の大量5点を誘ったのは指名打者。
無死一塁から左翼・松中の頭上を越す二塁打でチャンスを広げる。
ここまでの交流戦ビジター5試合、すべて指名打者で出場。
DHでの打率も.313と結果を残している。
きょう31日は左腕・杉内が先発予想。またもDHに起用されそう>
「とにかく明日は勝つ!」
(中スポ)

●井端弘和
<5回無死満塁から右犠飛を放つ>
「最低限です」
(中スポ、西スポ)

●荒木雅博
<3試合ぶりのマルチヒット。
初回に1死から中前打で出塁すると、
5回1死一、三塁では、カウント1-1から
水田のスライダーを右前にしぶとく落とすタイムリー。
試合中は広報を通じ、こうコメントしていたが、
敗れただけに試合後は悔しそうな表情を浮かべて>
「いいところに落ちてくれました」
(中スポ)

●和田一浩
<5回1死満塁、この回2度目の打席で
強い遊ゴロでゲッツーに倒れ、悔しがる>
「あのチャンスで打たないと」
(中スポ、西スポ)

●立浪和義
<4点を追う9回先頭、馬原から四球を選んで出塁。
『顔』で相手の守護神を圧倒したが、勝利には繋がらず。
5点差を追いつきながらの惜敗とあって言葉は少なかった>
「走者がいなければ塁に出る、走者がいなければかえす。
それができるように頑張るよ」
(中スポ)


●吉見一起
<たびたびキャッチボールで使う球は一回り大きい。
それもそのはず、野球のボールではないのだから。
周囲30センチのゴム製のソフトボール。
キャンプで愛用し、シーズン中は一時やめていたが、
最近になって使い始めたという>
「(硬式球での)キャッチボールの前に投げることが多いですね。
この球でキャッチボールするのを嫌がる人もいますから、
1人で壁当てをすることもありますけど」

<目的は指先の感覚を鍛えること。
ソフトボールは硬式球とは違い、
糸の縫い目がないため、指にかかりにくい。
そのためしっかりしたフォームで投げないと、
すべて抜け球になってしまうという。
ソフトボールの効果あってか、開幕から安定した成績。
ボールとともに、存在感も日増しに大きくなってきている>
「ソフトボールでちゃんとした感覚を身につければ、
試合に生きてくる気がするんです」
(中スポ)

●勝崎コンディショニングコーチ
<ソフトボールで練習する理由をこう解説>
「重い球でやると、負担が大きくなってしまうんですが、
ゴムでできたソフトボールなら、負担もそんなにありません。
吉見も使いますけど、健太(朝倉)もよく投げます。
実は、ソフトボールの代わりに
かまぼこの板で回転を確認してもいいんですよ」
(中スポ)


●落合監督
<投手陣の乱調が響き、再び勝率5割を切る。
前日に散髪したリフレッシュ効果もなく、
こう何度も繰り返してバスに乗り込む>
「見ての通りです。あとは何もございません」
(中スポ、サンスポ毎日jpスポニチ名古屋ニッカン


若竜トピックス(30日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
広島-中日 11回戦
(30日・広島東洋カープ由宇練習場)
 D 000 000 003 0 = 3
 C 000 201 000 1x = 4
[敗] パヤノ(7試合2敗1S)
[D本] なし
[Dバッテリー] 山井、赤坂、岩田、菊地、清水昭信、パヤノ - 清水将海、前田
公式サイト・戦評

●山井大介
<ウエスタン・広島戦(由宇)に先発。
6イニングを投げ、2安打3四死球3失点。
まずまずの投球を披露し、順調な調整ぶりをうかがわせる。
降格後3戦目の2軍戦先発。前回登板では、
復調の兆しを語るにとどまっていたが、
この日の登板後は復調への確かな手応えを口に。
投げるごとに、着実に完全復調への階段を上っているよう>
「点は取られはしたが、まずまずのピッチングができた。
修正ポイントも見つかったので、次回登板に生かしたい」
中スポ

2009年5月30日 (土)

鷹を落として貯金生活、きょうから福岡首位攻防。

東北楽天にサヨナラ勝ちし、勝率5割に復帰。
通算5勝3敗交流戦2位タイを走るドラゴンズ
5月最後は地元ナゴヤを離れ、福岡・ヤフードーム
交流戦首位の福岡ソフトバンクとのデーゲーム2連戦。
この日ナインはナゴヤドームで練習後に、博多へ移動。
好調同士の対戦を制して、貯金づくりを。
遅くなりましたが、5月29日のドラゴンズの話題を集めました。

ドラゴンズトピックス(29日)

◇トニ・ブランコ

<福岡ソフトバンクとの交流戦首位対決を控え、
ナゴヤドームで練習を行う。
そこで、セ・リーグの球団が交流戦で
優勝したことがないのを知ると、並々ならぬ意欲を見せて>
「本当かい? もちろん、すべての戦いに勝ちたい気持ちはある」

<この日もフリー打撃ではサク越えを
連発するなど、豪快リハーサルで腕ぶし。
絶好調の主砲だが、3月20日からのオープン戦3連戦では
11打数1安打6三振と、こてんぱんにやりこめられた。
生まれ変わったバッティングで
ホークスの投手陣を震え上がらせる決意>
「今はもう100打席以上、積み重ねてきたから、
シーズン初めより(日本の野球に)慣れてきたし、調子も上がっている」

<16日の横浜戦から10戦連続安打を記録中。
交流戦に入ってからは8戦で31打数13安打4本塁打と
当たりに当たっているが、自身で絶好調だったと振り返る、
交流戦開幕当初のビデオを何度も見て、
スイングの感触を忘れないように努めているという。
交流戦での好調の秘訣について>
「知らないピッチャーばかりだが、
まずはストライクを振るということだね。
(パ・リーグは)少しストライクゾーンが小さく感じるから。
普段よりゾーンを絞って、ストライクゾーンに
きた球だけを打とうと心がけている。
失投を待つだけ我慢強くもなってきている」

<もう1つの秘訣は、球審との『友好関係』。
オープン戦では日本のストライクゾーンに戸惑って
腹を立てたこともあったが、球審に抗議することで
自分を見失っている他球団の外国人選手たちを反面教師にした>
「オープン戦のころはストライクゾーンがよく分からなかった。
(他チームの)外国人選手が審判に文句を言うところを
よく見ていたし、自分もそんな感じだった。
今は、審判と戦っても仕方ない、相手はピッチャーと分かっている。
審判と戦うのではなく自分と戦うようにしている。ケンカしても仕方がない」

<自身の記録も懸かっている。5月は計35安打。
あと『7』で54年の西沢道夫、64年の高木守道の持つ
球団月間安打記録に肩を並べる。
残り2試合と実現の厳しい数字ではあるが
日本野球に適応してきた今ならば期待感の方が上回る>
「投手の投げる球の軌道が分かってきた」

<打率.389、20打点、8本塁打と月間MVPも射程圏。
月間MVPの賞金は30万円。交流戦で優勝すれば、
5000万円の賞金をゲットできるが、
自分の名声に話が及ぶと途端に謙虚になるドミニカン。
最後の2戦を華々しく飾れば、月間MVPだけでなく、
その言葉どおりチームを交流戦首位に導くことも可能>
「結果は神様にしか分からないけど、チャンスだからね。
誰が選ばれるか分からないけれど、とにかく一生懸命やること。
チームに貢献できるよう頑張るだけ」
中スポスポニチ名古屋ニッカンデイリー


◇野本圭
<ルーキーがフライの捕球姿勢を修正。
笘篠コーチから『落下点の真下に入りすぎ』と
指摘され、外野ノック捕球を繰り返す。
すぐに修正できたことをコーチに褒められると、
吸収力の早さに胸を張って>
「僕はスポンジですから」
(中スポ)

◇川相内野守備走塁コーチ
<28日の東北楽天戦で三ゴロを悪送球した森野を指導。
身ぶり手ぶりを交えて約15分、
送球時の下半身の使い方について教える>
「ステップをしっかりしないと。
上半身だけでは投げられない。
本人も悔しいだろうし、チームにとってもマイナスだから」
(中スポ)

◇立浪和義
<博多へ移動する前のナゴヤドームでの練習に参加。
フリー打撃のほか、ルイス通訳兼ブルペン捕手を相手に
トスで汗を流すなど、精力的に動く。
17日の横浜戦で左太もも裏を痛めたが>
「だんだんよくなってきた。
これから徐々に走る方も力を入れていきます」
(中スポ)


◇イ・ビョンギュ
<25日にようやく1軍へ昇格したが、はつらつと動き回る。
早速3試合連続でスタメンに起用されると、
27日の東北楽天戦ではマルチ安打も記録。
今後に期待を抱かせるスタートを切った。
開幕2軍はショッキングな出来事だったはず。苦笑いで>
「2軍スタート? 野球をやってきて初めての経験だね」

<慣れないナゴヤ球場での2軍生活。
それでもこの2カ月間を無駄にはしなかった。
特に力を入れたのはウエートトレーニング。
2軍にいることを逆手にとって、入念にコンディションを整えた>
「ウエートは基本だから、1軍にいてもやることはやっている。
だけど2軍なら午後3時に練習が終わることもあるから、
時間がたっぷり取れるんだ」

<そして満を持して1軍へ。現在の状態をこう説明>
「昨季終盤のいいときのイメージを持って練習してきた。
今はそれに近い状態だと思う」

<昨年はシーズンを通して見れば苦しんだが、
9月20日以降の14試合に限れば、打率.367と打ちまくった。
言葉通りなら、爆発は時間の問題ともいえる。
深刻な得点力不足に悩む打線の『起爆剤』として、
遅ればせながら、名乗りを上げた>
「今の時期、疲れがある選手もいて当たり前。
でも自分は大丈夫。少しでもチームのプラスになりたい」
(中スポ)


◇チェン・ウェイン
<きょう30日の福岡ソフトバンク戦に先発が予想される。
交流戦首位を走るホークス戦、
自身にとっては『リベンジ』の舞台になる。
貯金ロードへ立ちふさがる強敵との初戦に、強い気持ちでマウンドに登る>
「あのときと全然違う、とまでは言えませんけれど、今度は抑えたいです」

<同じヤフードームで行われた3月21日のオープン戦。
先発したが、1回に松中に豪快な右越え3ランを浴びると、
あれよあれよで3イニング6失点。屈辱的な試合になった>
「松中さんにはホームランを打たれましたし、
ほかにもいい選手がいます。打線が強いという印象があります。
松中さんには本塁打を打たれているので、
コントロールではなく全力で投げていきたい」

<開幕を前にした失態。
これが自身にとっては『薬』になったよう。
フォームを一から見直した結果、
シーズンでは一転して快投を続けている。
現在の防御率は1.33で堂々のリーグ2位。
打線の援護に恵まれず、ここまで2勝止まりだが、
チーム全体にも勝たせようという空気が充満している。
今度こそあるはずの攻撃陣のバックアップを信じ、
自然体で福岡ソフトバンクに借りを返す>
「いつも通りに投げます。
しっかり腕を振って、下半身を使って。
注意する打者? 全員一緒。意識しないで投げたい」
中スポスポニチ名古屋

◇川井雄太
<31日の福岡ソフトバンク第2戦に先発するとみられる。
昨年は越えられなかった2勝の壁を越えたばかりか、
3勝負けなしという安定ぶりを示している。
交流戦首位の相手については気を引き締めて>
「(福岡ソフトバンクは)投手も打線もいい。
相手のことを考えていてもしょうがないので、
自分のピッチングを思い切ってやるだけ」

<1軍では対戦したことはないが、落ち着いてマウンドに上がれそう>
「ウエスタン(2軍)では顔を知られていると思う。
僕も(売り出し中の長谷川らを2軍で対戦して)知っている」
中スポ

◇浅尾拓也
<23日の千葉ロッテ戦以来、登板から遠ざかっているがニヤリ>
「そろそろ(出番が)あるんじゃないですか」

<2試合連続でリリーフ失敗したが、
1週間近くたち、気分的にもすっかり吹っ切れた様子。
起用されなかったこの期間も実戦勘は鈍っていないことを強調>
「常に臨戦態勢でいますから」
(中スポ)


◆落合監督に厳重注意 日本プロ野球組織(共同通信社)
(NPBの加藤コミッショナーはこの日、
中日落合監督厳重注意処分を科した。
落合監督は28日の東北楽天2回戦(ナゴヤドーム)で
審判員への長時間の抗議による遅延行為で退場処分を受けていた)

◇オールスター、30日からファン投票開始(サンスポ)
(プロ野球オールスターゲーム運営委員会はこの日、
『マツダオールスターゲーム2009』のファン投票の実施方法などを発表。
第1戦は7月24日に札幌ドームで午後6時半、
第2戦は同25日にマツダスタジアムで午後6時10分から行われる。
ファン投票の受け付けはきょう30日に開始。
セ、パ各リーグは28人でチームを編成。
出場選手はファン投票監督推薦に加え、
昨年から始まった支配下選手全員による選手間投票で選出する。
ファン投票の締め切りは6月21日で、
最終結果は選手間投票とともに同29日に、
監督推薦を含む全陣容は7月6日に発表される。
なお中日球団からノミネートされた選手は以下の通り。
【先発】朝倉、吉見、浅尾 【中継ぎ】高橋 【抑え】岩瀬
【捕手】谷繁 【一塁手】ブランコ 【二塁手】荒木
【三塁手】森野 【遊撃手】井端 【外野手】藤井、和田、野本


【ドラゴンズ・今週末の日程】
30日(土)対福岡ソフトバンク (14:00・福岡Yahoo! JAPANドーム)
31日(日)対福岡ソフトバンク (13:00・福岡Yahoo! JAPANドーム)

<ファーム>
30日(土)対広島 (12:00・広島東洋カープ由宇練習場)
31日(日)対広島 (12:00・廿日市市佐伯総合スポーツ公園野球場)


若竜トピックス(29日)

◆ウエスタン・リーグ公式戦
広島-中日 10回戦
(29日・広島東洋カープ由宇練習場)
 D 002 010 000 = 3
 C 000 000 000 = 0
[勝] 山本昌(8試合3勝3敗)
[S] 清水昭信(11試合1勝1敗1S)
[D本] なし
[Dバッテリー] 山本昌、パヤノ、清水昭信 - 小田、前田
公式サイト・戦評

○山本昌
<ウエスタン・広島戦(由宇)に先発して
7イニング117球を投げ、6安打無失点に抑える。
3回には2死から2安打で一、三塁に、
4回には3本の単打で2死満塁のピンチを招いたが、
落ち着いて後続を封じ込めた。
直球、カーブ、スライダー、スクリューなどを
低めに集めて広島の若い打者を翻弄。
7イニング無失点だった前回21日のソフトバンク戦に続く好投で、
14日のオリックス戦からは17イニング連続無失点>
「徐々によくなっているよ。4月はボール、ボールとなり、
ストライクが入らなかったけど、それも解消している。
あとは1軍から必要とされるときに力を発揮できるかだね」

<4月の不振はどこへやら。
あとは1軍首脳陣からの『出撃指令』を待つだけとなった。
ようやく本来の姿を取り戻した204勝左腕は
人生初となった広島の2軍本拠地・由宇での登板に笑って>
「由宇? カブトムシを取りたくなったね」

<ただ、即1軍に昇格できるチーム状況ではない。
現在の先発陣の中で交流戦で負け投手になった先発はいない。
さらに、ここ10試合すべてで6イニング以上投球している。
とりあえずは順番待ち>
「とにかくしっかり調整するよ」
中スポ


『投げるたびによくなっていくという感触があります。
ただ現在の1軍の状況を考えれば、
まだまだ2軍で結果を残していかないとという気持ちです。
これだけ2軍戦に投げたのは本当に久しぶりですが、
今の緊張感をずっと保てるよう頑張ります。』

(「山本昌公式ホームページ」より引用)

○小林投手コーチ
<前回登板に続く好投の山本昌に太鼓判を押す>
「安定感があったね。あとは1軍との兼ね合いだけど、
これならスタンバイOKの段階だよ」

<戻ったのは右打者への外角球>
「直球、シュート系でストライクが取れるようになったことで、
ほかのボールが生きるようになった」
中スポ


○清水昭信
<3点リードの9回に登板し、3人でピシャリ。
2死からは代打・尾形佳紀を内角直球で
見逃し三振に仕留め、2軍戦で今季初セーブ。
最速は140キロだったが威力は十分。
不振で2軍落ちしたが、何とか復調へのキッカケにしたいところ>
「ブルペンではよくなかったけど、
打者と対戦してよくなった。これをキッカケにしたい」
(中スポ)

○谷哲也
<3回2死一、三塁で迎えた第2打席で
長谷川から右越えの2点適時三塁打。
2試合連続打点で1軍再昇格ヘアピール>
「風で伸びましたけど、芯には当たりました。
その後は打てなかったけど、内容はよかった」

<今月19日に昇格したが、1試合も出場することなく
25日に2軍落ち。気合を入れ直して>
「2軍でいっぱい試合に出て経験を積みたい」
(中スポ)

○北野2軍マネジャー
<山口県岩国市にある広島の2軍本拠地・由宇球場は遠く、山奥。
最寄り駅のJR山陽線の由宇駅は海沿いにあり、
球場はかなり登った高台にある。
名古屋市内にあるナゴヤ球場からは想像できない『秘境』に苦笑い>
「ほら、ゴルフ場が下に見えるでしょ。
こんなところほかにないですよ」
(中スポ<ドラ番記者>

○高橋俊晴打撃投手兼スコアラー
<93年に開場した由宇球場をこう表現。
それだけ野球に集中できる環境、ということか>
「ここはマチュ・ピチュ
(『空中の楼閣』と称されるペルーにあるインカ帝国の遺跡)だよ」
(中スポ<ドラ番記者>


○柳田殖生
<中スポ・若竜なびより。
4年目内野手が自慢の打力でアピールを続けている。
この日は無安打だったが、26日のウエスタン・阪神戦では
今季2度目となる3安打で、公式戦初の4打点を挙げた>
「やっぱりファームで結果を出さないとダメですから」

<今季目指すのは2年ぶりの1軍昇格。
26日の試合では1安打目は同点の右前適時打。2安打目は中前へ。
3安打目は8回1死満塁から右中間へ走者一掃の三塁打。
いずれも球のコースに逆らわず、センターから右方向へ打った>
「今年は練習からセンター方向を中心に、
力まず大振りしないように心掛けています。それを試合でも意識してます。
今はワンバウンドの球にも手が出なくなったし、タイミングよく打てています」

<5月の月間成績はここまで51打数16安打。
打率.314、1本塁打、11打点と好調。
今季の通算打率も.281まで上昇し、3割目前>
「もっと数字を上げられるように、練習するしかないです」
(中スポ『若竜なび』より)


以上この日の話題を集めましたが、
5月最後の2連戦、中スポの先発予想は、
大隣-チェン、杉内-川井となっていますが、
初戦が07年から交流戦6連勝中の大隣
2戦目が5月4勝無敗・ミスターメイ有力候補の杉内と、
相手先発もかなり強烈ではありますが、
なんとかそこを叩いて、優位に試合を進めてほしいところ。

12イニング無失点と抜群の安定感を誇るチェンですが、
チェンヤフードームといえば、
思い出すのが、オープン戦の3イニング6失点
相性の問題があったかどうかはわかりませんが、あれはひどかった。
こんな状態では開幕ローテ入りどころじゃなく、
自分的にも、正直ないだろうなと思っていましたからね。
それでもその登板をきっかけに、しっかりと修正
復調してローテに入ると、シーズンでの活躍は周知の通り。
ぜひとも交流戦という舞台でホークスにリベンジして、
久々ともいえそうな白星をゲットしてほしい。
そのためには攻撃陣がいかに援護してやれるかがカギ。
まあ「チーム全体にも勝たせようという空気が充満している」
そうですから、それがうまく機能して、
得点に結びつけばいいなと願います。

また川井も5月に2勝をあげるなど、好調を維持。
ウエスタンで対戦しているホークスの打者も多く、
落ち着いてマウンドに上がれることは、プラスになりそう。
とにかく「自分のピッチング」に徹して、
低めにボールを集め、抑え込んでほしいところです。


野手陣に関してのスポーツ紙の注目は、
やはり5月月間MVP候補ブランコ
交流戦に入ってからの成績は、打率.419、4本塁打、6打点。
本塁打はトップタイ、打率4位の好位置につけているだけあって、
相手にとってはやはり脅威となってきそう。
ヤフードームのスコアボード下は、推定180メートルだそうですが、
ぜひとも痛烈なライナーでそこにぶつけてほしいなと。

それ以外では、主に守備の矯正の話題が多かったもよう。
中でも現在リーグワーストの11失策という森野
前日のゲームのように、何でもないゴロを一塁悪送球など、
何で?というプレーが多い今シーズン。
この日は、川相コーチに送球での下半身の使い方について、
指導を仰いだようですが、肉体改造の悪影響と
いうところもあるのでしょうか。
サード専任ではありますが、あまりに動きが悪ければ、
逆にユーティリティーに使われた方が、
足の動きなども良くなってくるかもと、言われかねません。
そう言われないためにも、しっかり地に足つけたプレーを。
そして守備からリズムを作り、打撃に好影響を与えてほしいと願います。


その他としては、ファームからの話題も少々。
由宇で行われたウエスタン・カープ戦の初戦。
大ベテランの昌さんが、7イニングを6安打無失点。
前回に続く好投で、ようやく1軍スタンバイOKのお墨付きが。
昌さん自身からも「カブトムシを取りたくなったね」とか、
らしいジョークも出るなど、口の方も滑らかになっていますし、
そろそろというところなのでしょうか。

昌さん復帰間近?ただ現状の1軍先発陣の
安定感がピカイチ。
交流戦のチーム防御率も、
12球団トップのなんと1.85
「いいときに投げさせたい」
いうのもありますが、
そういうことも踏まえていくと、
現状はひたすら待ち続けるのみの感が。
夏場には必ず上がって来るであろう背番号34
備えあれば憂いなし、昌あれば竜憂いなし
そこへ向けて、さらに調整を重ね続けてほしいです。

2009年5月29日 (金)

和田燃えたサヨナラ弾、落合監督退場も竜劇勝!

無死満塁の絶好機に決定打が出ず、惜敗
わずか1試合で再び借金生活となってしまったドラゴンズ
迎えたナゴヤドームでの東北楽天との第2戦。
2回、藤井の二塁打で先制したものの、
9回、この日通算600試合登板となった岩瀬が捕まり同点。
さらにその際の本塁での封殺プレーの判定に猛抗議した
落合監督がなんと遅延行為で退場処分に。
絶対に負けられないムードのなか、迎えた延長10回、
2死から和田がライトスタンドへ持って行く本塁打
今季4度目のサヨナラ勝ちで、勝率を再び5割へ戻しました。

◇日本生命セ・パ交流戦
中日-東北楽天 2回戦
(28日・ナゴヤドーム | 中日1勝1敗)
28262人 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R
東北楽天
中 日 1x
[勝] 長峰(1試合1勝)
[D本] 和田12号
[Dバッテリー]
吉見、高橋、平井、岩瀬、長峰 - 谷繁

◇対東北楽天2回戦・スタメン
1 (遊)井端  (5打数1安打)
2 (二)荒木  (4打数無安打)
3 (三)森野  (4打数無安打)
4 (一)ブランコ (4打数1安打)
5 (左)和田  (5打数3安打1打点)
6 (右)イ・ビョンギュ (2打数無安打)
7 (中)藤井  (1打数1安打1打点)
8 (捕)谷繁  (3打数無安打)
9 (投)吉見 (3打数1安打)

【イニング経過】
<1回・東北楽天> P・吉見
中村真人中飛、小坂内直球中前打、
草野外直球左前打、
山﨑武司フォーク空三振、鉄平外フォーク遊ゴロ

<2回・東北楽天> P・吉見
中村紀洋強い三ゴロ・森野一塁送球逸れる=エラー
投犠打、横川ボテ投ゴロ・中村紀洋三進、
2死三塁から、永井外直球浅い左飛

<2回ウラ・中日> P・永井
ブランコ外フォーク左翼フェンス直撃二塁打・
二塁突進ヘッドスライディング、
和田右飛・ブランコタッチアップ三進、
イ・ビョンギュ内フォーク空三振、
2死三塁から、
藤井淳志初球内フォーク・
右翼線運ぶ適時二塁打(D 1-0 E)

谷繁勝負避けられ敬遠、
2死一、二塁から、吉見11球粘るも内フォーク見三振


<4回・東北楽天> P・吉見
山﨑武司中フォーク空三振、鉄平外フォーク空三振、
中村紀洋三遊間ゴロ・森野飛びつき送球慎重

<4回ウラ・中日> P・永井
和田左前打、イ・ビョンギュ投犠打、藤井四球、
谷繁ハーフスイング三振、吉見浅い中前打、
2死満塁から、井端初球中フォーク捉えるも中飛


<6回・東北楽天> P・吉見
中村真人叩きつけ投ゴロ、小坂左前打、
草野初球外直球投ゴロ1-6-3併殺

<6回ウラ・中日> P・永井
イ・ビョンギュ外低めカーブ空三振、藤井四球、
谷繁3球目・藤井二盗、谷繁三ゴロ・藤井ディレード三進、
2死三塁から、吉見投ゴロ


<7回ウラ・中日> P・永井
井端右中間突破二塁打、荒木投犠打、
1死三塁から、森野中スライダーやや浅め中飛、
三走井端タッチアップも鉄平好返球&ブロック憤死


<8回・東北楽天> P・吉見
外フォーク遊ゴロ、横川外フォーク投ゴロ
代打憲史森コーチマウンドへ→吉見降板
P・高橋
代打の代打中島左前打、代走聖澤
P・平井
代打リック初球・聖澤二盗、
2死二塁から、代打リック中フォーク三ゴロ

<8回ウラ・中日> P・小山
ブランコ空三振、和田ライトオーバーフェンス直撃三塁打、
1死三塁から、代打立浪粘って11球目内シンカー空三振、
藤井敬遠、
2死一、三塁から、谷繁高め直球捉えるも左飛

<9回・東北楽天> P・岩瀬(プロ通算600試合登板)
代打藤井彰人内直球見三振、
草野外直球中前打・代走内村
山﨑武司内直球ライト前落ちるヒット・内村三進、
鉄平初球シュートひじかする死球、
1死満塁から、中村紀洋高いバウンド遊ゴロ、
井端バックホームも三走内村足早く生還(D 1-1 E)
谷繁猛アピール・落合監督ベンチ飛び出し猛抗議・
引き下がらず時間5分超え遅延行為で退場・代行森コーチ、

2死二、三塁から、三ゴロ

<9回ウラ・中日> P・小山
野本初球二ゴロ、井端外直球見三振、荒木一飛・延長戦へ

<10回・東北楽天> P・長峰
横川外直球見三振、聖澤一ゴロ、
小山そのまま打席へ空三振

<10回ウラ・中日> P・青山
森野外直球空三振、ブランコ外スライダー空三振、
2死から、和田0-1からの2球目外直球・
こすった感じも右方向伸びて、右翼ポール際・
最前列ラバー当たり飛び込むサヨナラ本塁打(D 2x-1 E)



【ゲームレビュー】
延長10回、和田が右へサヨナラ本塁打
勝率5割に復帰し、5月の勝ち越しを決めた

2回、藤井の適時打で先制した後、追加点が入らなかった。
7回、8回と一死三塁の好機を生かせず、
9回に岩瀬が一死満塁から内野ゴロで
同点に追いつかれ、延長にもつれ込んだ。
公式サイト中日新聞共同通信社ニッカン式スコア


試合後のお立ち台のアナウンサーからも
「あらゆる意味で…」というフレーズが出ていましたが、
東北楽天との第2戦、
本当にいろんなことがありましたね。
岩瀬600試合登板に、落合監督退場長峰今季初登板
そして最後は和田の移籍後初となるサヨナラホームラン!
吉見が投げていた8回2死までと、
それ以降とは、全く別のゲームだったんじゃないか。
そんな風にも思えた一戦でありました。

立ち上がりこそ連打を浴びたものの、
3回以降は二塁をも踏ませない投球を続けていた吉見
フォークが効果的に決まり、球数もまずまず。
援護こそ1点しかないものの、抜群の安定感
このまま完封してくれると思っていましたが、
8回、2死を取ったところで突然の降板
その前に指を気にするしぐさもあったことから、
マメなど小さなアクシデントがあったと思われますが、
その後のベンチでのしぐさを見ても、ちょっと不可思議でしたね。
ファンがそう思っていたぐらいですから、
相手の東北楽天にとっては、ラッキーだったかも。
案の定、以降は前夜同様に若干ゲームがもつれる方向へ。

さらにドラゴンズにとって誤算といえたのが、
この日が記念すべき
プロ600試合目の登板となった守護神・岩瀬
先頭の藤井彰人を三振にとったものの、
4割打者の草野、さらにこの日3三振の山﨑武司に連打、
そして鉄平にはアンラッキーな死球と、
今イチの際のバロメーターがちらほらと。
それでも踏ん張るのが、守護神
1死満塁のピンチで迎えた中村紀洋
初球、内へのストレートでおあつらえ向けの遊ゴロ
井端がバックホームし、ホームゲッツーでゲームセットと思いきや、
三走・内村の足の方が一瞬速く、本塁セーフで同点
そして落合監督が判定に猛抗議して、遅延行為で退場に…。

正直、自分が見る限りは足の方が速かったかなと。
通常際どいプレーの場合は何度もVTRで確認しますが、
今回に関しては、初見でセーフと分かりましたし。
それでもゲームの一番のヤマ場
さらに谷繁があれだけのアピールをしている。
指揮官としても引き下がれない部分もあったでしょうね。
さすがに長いなと思いましたが、それだけの勝負へのこだわり
ただこの退場によって、ナインのムードを変化して、
延長でのサヨナラ勝ちに繋がったのは、明らか。

相手は投手に代打さえも送れず、やや手詰まり状態
そんなチームに負けちゃいけない。
延長10回、青山の前に森野、ブランコが凡退したものの、
この日2安打と好調の和田が残っていたのも大きかった。

歓喜の生還!その前の打席もライトオーバーの
特大三塁打を放っていましたし、
突破口にはなってくれるのではと
期待していましたが、
一振りで決めるところは、さすが中軸
しかもいつもの本塁打の時とは違い、
塁上でガッツポーズ
さらに三塁を回ると、何度も飛び上がりながらのホームインは、
ベテランの和田にしては、ほんと珍しいこと。
指揮官の退場劇により、それだけ燃えていたんでしょうね。
勝つと負ける、勝つと引き分けでは大違い。
まさにドラマティックな勝利となったことで、
チームの士気もより上がっていくんじゃないかと思いました。


まあすんなり1-0で勝てないところ、
また中押しができないところに、
チームとしてのモタモタ感もまだあったりしますが、
今季交流戦初のサヨナラ勝ちは、勢いをつけるには効果絶大。
わずか1日で勝率5割に復帰しましたし、
今度こそは貯金ロードへ進めるんじゃないかと信じたいですね。
きょう29日は移動日で、5月最後は福岡遠征
現在交流戦首位の福岡ソフトバンクとヤフードームでの2連戦。
巨人、東京ヤクルトにも勝ち、強さを感じるホークスですが、
こちらも5勝3敗で、2位タイですし、
他のチームとは、少しは違うところを見せてほしいなと。
デーゲームでの2連戦の先発予想は、チェン川井
特に前回の千葉でも勝ちに恵まれなかったチェンに勝たせたいですし、
今度の今度こそは、打線の援護に期待したいところ。
ドラゴンズキラー小久保などに注意ながら、最低で1勝1敗。
いややはり強気に連勝をと言っておきましょう。
月の最後をしっかり勝っての貯金締め
ぜひとも勢いに乗って、成し遂げてほしいと願います。


☆ウィナーズ・ボイス(28日)

◎和田一浩

<延長10回、右越えにサヨナラ本塁打を放つ>
「(ナイスホームラン!)ありがとうございます。
(あらゆる意味でどうしても負けられない試合になった)
そうですね!あのう、いろんな状況がありましたんで、
えー、絶対勝ちたいという気持ちでバッターボックスに入りました。
(打ったボール、感触は?)
えー、ちょっと、外高めの真っすぐか、カットボールか、
ちょっと分からないんですけどね。
はい、ちょっと滑ったボールでしたね。
(感触は)うーん、どっちかなっていう感じだったんで、
あのとにかく、フェンスを越えてくれと思って、えー行きました。
(ライブビジョンに映像が映っていますが、良いガッツポーズ)
そうですね、あのう、思わずちょっと出ちゃいましたけど、はい。
(9回1死、猛抗議から落合監督退場。
ベンチの雰囲気は変わったのか?)
そうですね。あのう、やっぱり、えー、
いろいろちょっと難しい状況だったと思うんですけど、
あのう、とにかく、ま、勝たなきゃいけない状況に変わりなかったんで、
そういう意味では結果も出て、よかったと思います。
(また5割に戻した=場内拍手)
そうですね、あのう、本当にえー、なかなか貯金できずに
苦しい戦いが続いてますけども、
えー、まだ残り100試合近くあるんで、
えー、一戦一戦頑張って、貯金していきたいと思います。
(またロードに出るが、ファンに抱負を)
そうですね、あのう、ちょっとピッチャーがずっと頑張っている状況で
えー、僕も含めてなかなかあのう、点が取れない状況が続いてるんで、
えー、何とか、打線で点を取って勝っていきたいと思います。
(ぜひ貯金をいっぱい作って戻ってきてください)
そうですね。頑張ってきます!」


<延長10回。3、4番が連続三振に倒れた後。
青山の外角高めの球をたたくと、打球は高々と舞い上がり、
観客席手前のラバーに当たってスタンドイン。
一塁ベースをまわると、普段はあまり見せない
ガッツポーズで喜びをあらわにした。
今季12号は公式戦では、西武時代の04年4月11日の
大阪近鉄戦(西武ドーム)以来、自身2度目のサヨナラ本塁打。
一振りで決めるつもりはなかったが、長打は狙っていたという>
「コースに関係なく、とにかく高い球を打とうと。
高い球なら(長打の)チャンスはあるから。
芯だったけど、こすったんです。だからどうかなって。
バットの先、少しバットでこすった感じだったので、
いくか、どうかはわからなかった。
派手なガッツポーズ? そうですね。
なるべくそういうことはしたくないんですけどね。
久々にスカッとしたというか、素直に喜びました」

<意気に感じる、というよりも驚きが正直な感想だった。
1点リードの9回1死満塁から、微妙な判定をめぐって
落合監督が抗議すると、そのまま退場。
問題のシーンは左翼の位置だけに言葉を濁したが>
「遠くからでしたから」

<ただ衝撃の光景から数十分後、気持ちは高ぶっていた。
勝利への執念が、自分の打撃への集中力を呼び起こした>
「監督があそこまで抗議するのは珍しい。
退場は考えられないことでしたからね。
監督があれだけ抗議されたくらいですから。
何とかしたいと思っていました。
それだけにいつも以上に勝たないといけないと思った」

<自身にとって落合監督は師匠。
師匠の言葉で感銘を受けたことがある。
ボールぎみのストライクの判定。それまでは
審判に『いっぱいですか』と聞いていたが、
移籍後、師匠にこう教えられたという>
「『まだ(ストライクの余地は)
ありますかって聞くんだよ』と教えられました」

<吉見が最高の投球をみせるなか、
打線がなかなか追加点を奪えない。再三の得点機に凡退。
継投もチグハグで、9回には岩瀬が同点に追いつかれた。
ヒーローのはずが反省の言葉を続けて>
「一番の問題は追加点を取れなかったこと。
先発が頑張り、1点でも2点でも取れれば楽に勝てるのに、
きつい状況をつくってしまっている。
きょうに始まったことじゃなく、責任を感じている」

<土壇場で勝ちを拾って、再び勝率5割に戻したが、
打者全員の決意をこの日の殊勲者があらわにして>
「なんとか打線で点を取って頑張っていきたい」
中スポ中日新聞サンスポ12時事通信
スポニチ名古屋ニッカンデイリー


○吉見一起
<7イニング2/3を3安打無失点の快投>
「いつもと同じ気持ちで、先取点を与えないことと、
ゴロアウトを取ることを心がけて投げたら
今日のような結果につながったので、これからも続けていきたいです」

<自身3連勝、チームトップタイの5勝目の権利は
9回に消失したが、結末は劇的な延長サヨナラ。いい流れができた>
「自分が勝つのが1番いいんでしょうけど、
白星が付かなくても、チームが勝っていればそれでいいです。
いい流れだと思う。そのいい流れに食らい付いていけるようにしていきたい」

<3回以降は二塁も踏ませない、揺るぎない安定感。
この日も完封ペースで、防御率1.43はリーグ3位。
奪三振は『65』まで伸ばし、リーグ1位をキープ。
打たせて取るという姿勢は頑として曲げないが、
空振りを取る力は上昇している>
「何でも1番はいいことですけど、
ボクは三振を取るピッチャーじゃないので。
そこだけは勘違いしないようにしたい。
自分の持ち味はゴロアウトを取ること」

<フィニッシュで多く使っているのがフォークボール。
昨オフから、コツコツと改良してきた>
「練習してきたことなので、100%ではないですけど、
ある程度しっかり自分のものにしたいと思っています。
きょうはストライクも取れたし、ボールにするところはボールにできた」

<オフからの練習は『副業』の打撃にも表れている。
この日は中前打を放ち、三振だった第1打席も11球粘っている。
昨季33打数ノーヒットだった打撃が明らかに変わり、
早くも今季3安打。勝つための意欲はグラウンドで強烈に表れている>
「本職じゃないので、たまたまです。
オフもマシンを打ったり、春のキャンプでも練習しました。
去年は『絶対アカンわ』と思って打席に立ってたんですけど、
今年はいい打者、たくさん安打を打っている打者の
マネをしようと思ってやってるんです。ステップを踏んだり…」
カメラブログ中スポおおさか報知時事通信スポニチ名古屋

○森監督代行(バッテリーチーフコーチ)
<吉見の8回2死での降板理由について。
右手にマメができたようで、軽傷で大事を取っての降板と説明>
「いつものあれだ」
中スポ

○長峰昌司
<延長10回、5番手で登板。1イニングを三者凡退に封じる。
15日に登録され、実に14日目の今季初マウンド。
ブランクなどを感じさせない投球を見せ、
最後は野手がいなくなり、そのまま打席に立った
投手の小山を空振り三振に仕留めて、悠々とマウンドを降りる。
流れを引き戻し、和田のサヨナラ弾で今季初勝利を得て>
「緊張したが、意気に感じて思い切り投げようと思った。
しっかりゼロで抑えて、チームが勝ったのでよかったと思います」

<登板機会がない間もひたすらリリーフ準備を繰り返した。
すべての力を込めた13球が、まぎれもなくチームを救い>
「それが自分の役割」
(中スポ、サンスポ

○藤井淳志
<2回2死三塁、右翼線にタイムリー二塁打を放つ。
悔しい惜敗を喫した前日から一夜明けたこの日、
鮮やかな一打で先制点をもたらして>
「打ったのはフォーク。
高めの甘い球は全部いこうと思っていたので、
思い切って振りました!」
カメラブログ、中スポ、共同通信社毎日jpニッカン

○立浪和義
<サヨナラ劇にも兼任コーチは浮かない顔。
1点リードの8回1死三塁から小池の代打で出場するも、
フルカウントから小山の内角フォークに空振り三振。
計6球ファウルで粘ったが、仕留めることができず>
「あそこは打たないとね。
最後はフォークがいいところに決まった」
(中スポ)

○新井良太
<投手の打席で控え野手が準備するのは日常。
サヨナラ本塁打の和田の次は投手・長峰だったが、
ネクストサークルでバットを振って準備していた。
おそらく代打はデラロサ。
それでもアピールした方がいいに決まっている>
「自分からです。あるかなって。アピール? そうですね」
(中スポ)


○岩瀬仁紀
<史上33人目の600試合登板を果たしたが、
記念登板がまさかの乱調に。9回、1点のリードを守りきれず、
落合監督の退場劇まで招いて悲痛な表情。広報を通じてコメント>
「(勝利投手の権利が飛んだ)吉見に申し訳ない。後は何もありません」

<中村紀洋の遊ゴロで追いつかれた後、2死二、三塁から
嶋を三ゴロに仕留めて逆転を許さなかったのがせめてもの意地。
守護神の責任感が、次の登板へと気持ちを向けさせて>
「どこかで(借りを)返すようにしないと」
中スポ共同通信社


●野村監督(東北楽天)
<サヨナラ負けにぼう然。勝ち運のなさをボヤき続ける。
この日は、前日の試合直後に激怒した『種明かし』から。
怒鳴りあげられたのは、2年目の内野手・内村と判明。
9回の守備で、2度も一塁へ併殺狙いの送球をしなかったことが、
逆鱗に触れていたという>
「なんでチャレンジせんのや!! 
まだ若いんやから、チャレンジしなければ進歩はない。
二束三文の選手にしかなれん!!」

<試合では9回に同点。野手も使い切り、
10回には投手の小山をそのまま打席に立たせて、
青山へスイッチ。刀折れ矢尽きてのサヨナラ負け>
「(和田のサヨナラ弾に)よぉ~飛ぶなぁ~~。
こすったような打球だな。
どこのボールだ? 火をつけて燃やしてしまえ!!
ライトフライだぞ。オレも今ごろ(現役で)野球やりたかったよ。
あれじゃ野球にならんよ、あんなんじゃ。…まぁしゃあない」

<8回までゼロ行進。貧打を自嘲気味に評して>
「『楽天饅頭』が製造過多になってきたな。打てんなぁ」

<9回の攻撃で一気に行きたいところだった>
「向こうに助けられていたしね。その程度の打線ですから」

<相手先発の吉見をなかなか攻略できなかった>
「聞いていた情報とイメージが違ったな。
もっとストレートをバンバン投げてくるのかと思っていたら、
フォークばっかり。きょうは情報不足ですよ」

<リリーフの青山はよく粘って投げた>
「青山は運気が一番下で、下降線なんだ。
それを分かっていて出す俺もアホだけど…。
占いは分からないけど、彼は最悪のところにいるんじゃない? 
考えられないような事が多すぎる…」

<先発の永井も好投した>
「永井は予想以上に頑張ってくれた。上々です」

<9回1死満塁から中村紀洋が遊ゴロ。
三走・内村の好スタートで同点に追い付いたものの、同点止まり>
「馬鹿力って表現はどこから来たか知っている? 
要するに、バッティングは力の抜きようなんだよ。
あそこで一気にいかなきゃ。内村の好走塁で1点取れたけど、
選手の事を悪く言いたくないけど、
ノリ(中村紀洋)があぁ言うバッティングをするのは寂しい…。
外野フライでも良いと思えば自然と力が抜けてくるもんだ。

私の時は、あのような場面で
『同点までは任せてください』と言って打席に向かったもんだ。
ホームランを狙うと言うのは、2ストライクに追い込まれるまでは
ホームランを打てる球が来るのを待つって言う事なんだ。

寂しいよ、あのようなベテランが、
あのようなバッティングしか出来ないなんて…。
鉄平が良いお膳立てをしてくれたのに。あそこで一気にいかないと。
最低でも歩いて帰れるような犠飛を打たないといけないのに。
ボテボテのゴロで寂しいよ。
力を抜くコツをもう知ってても良いはずだけど。
考えて頭使って工夫してやってこなかったツケですよ」

<その際の本塁セーフの判定に抗議し、
退場処分となった敵将・落合監督の
現役時代のリラックスした打撃を引き合いに出して>
「俺の中で右の最強打者は落合なんだけど、
全然力を入れていないのに、あんなに打球を飛ばせる。
バット操作じゃなくて、ヘッド操作なんだ。何でもリラックス」
東北楽天公式サンスポ時事通信ニッカン


○谷繁元信
<9回1死満塁のの追い疲れた場面。
一度はガッツポーズをしてみせたが、
直後に本塁がセーフと気付くと、
つみかからんばかりの勢いで杉永球審に食い下がる。
あわや退場となる抗議だったが、直後に落合監督が代わって
抗議したこともあって、自身の退場は免れたが>
「アウトと思った。やばい、と思って手を引っ込めました」
(中スポ)

◆杉永球審(セ・リーグ)
<長時間の抗議による遅延行為で退場となった
落合監督の処分について>
「暴言、侮辱行為はありません。
5分過ぎたので、ルール通りに退場です。
ルールには詳しい監督なので、すべて分かっていました。
判定? 送球より足の方が速かった。
その説明をしましたが、押し問答でした」
中スポ

○山田球団広報
<試合後の会見場には現れなかった落合監督に代わり、
胸の前で×マークをつくり、指揮官の声を伝える>
「監督は『退場だから来れないよ』って」
デイリー


○落合監督
<9回一死満塁。中村紀洋の遊ゴロを井端が本塁へ送球。
谷繁が一塁へ転送し、併殺完成と思われたが、
杉永球審の本塁判定はセーフ。
判定を不服とし、規定の5分を超えて猛抗議したが、
遅延行為で、06年7月5日・巨人戦以来、
選手時代の2度を含めて通算4度目となる退場処分を受ける>
「タッチプレーじゃねえんだ。何でだ!」

<退場になったからという理由で、試合後の会見室には姿を見せず。
広報にコメントを託して定例会見をキャンセル>
「退場だから出られないと言っておいてくれ」
おおさか報知


記録備忘録。(28日)

落合監督は28日の東北楽天2回戦(ナゴヤドーム)で、
遅延行為のため退場処分を受けた。
監督の退場は今季セ・リーグ3人目、両リーグでは4人目。
中日9回の守備で1死満塁から中村紀洋の遊ゴロで
井端の本塁送球が間に合わず同点に。
この判定を不服とし、規定の5分を超える抗議を行い、
試合が7分間中断した。
落合監督退場は06年7月5日・巨人11回戦(東京ドーム)で、
遅延行為により退場して以来、2度目
現役選手時代には、ロッテ在籍時の86年10月8日・西武戦