53 スポーツ

2008年1月 3日 (木)

波乱の展開も駒大制す、第84回箱根駅伝。

正月恒例の第84回東京箱根間往復大学駅伝競走
2日の往路は山登りを脅威の走りで制した早稲田大学が、
12年ぶり13度目の優勝で、名門復活を強くアピールすると、
きょう3日の復路は、選手層の厚さをフルに発揮し、
安定したレース運びをした駒澤大学が、粘る早稲田大を9区で逆転。
そのまま逃げ切って、3年ぶり6度目の総合優勝を果たしました。


◆大八木監督(駒澤大)
「いい選手たちに恵まれた。
往路は思い通りトップと1分半差以内できた。
あとは信頼していた復路の選手に託しただけ。
3年前の優勝チームより力、強さがあり精神面の差がある」
時事通信

◆安西主将(駒澤大・5区)
「昨日はおいてかれちゃったので何とも言えない。
キャプテンとしてチームが勝てて
監督に15回目の優勝をプレゼントできたのがうれしい。
苦労を乗り越え優勝できてうれしい。
ウチのチームが1番だと思って2日間、戦い抜けた。
これで終わりではない。今年が黄金時代の始まり。
後輩たちには強い駒大であり続けてほしい」
スポーツ報知時事通信

◆堺選手(駒澤大・9区)
「7区と8区の選手が詰めてきてたので
自分でトップに出たいと思って走った。
しばらくは(早大・三輪と)併走するんじゃないかなと
思っていたが、下りで仕掛けることができて
リズムに乗って行けて良かった。
(最終ランナーの)太田に楽をさせたいと思っていた。
(区間記録保持者の)塩川さんのタイムを意識していて、
ちょっと遅いと思ったので権太坂でペースを上げた。
早大が離れていったので、そこからペースを上げていこうと思った」
スポーツ報知12

◆深津選手(駒澤大・8区)
「区間賞はうれしい。
チームは併走している状態なので安心できない。
トップに追い付くことが目標だったが、
自分の力が及ばずに追いつけなくて不満だった。
堺さんの負担にならないように、もっと追いつめたかった」
スポーツ報知12


近年まれにみる超戦国駅伝という前ふれの今回の大会。
昨日の往路、きょうの復路と2日間、
スタートからずっとTVで追っていましたが、
その展開は、まさに波乱といえるもの。
さらに『箱根駅伝』の醍醐味と怖さ
ほとんど出そろったレースのように感じました。


まず花の2区の山梨学院大・モグスの快走。
7位でたすきを受けると、6人を抜き
一気にトップに立つと、その後は独走態勢
失速した昨年の反省をしっかり生かした走りで、
区間記録を9年ぶりに更新すると、
同じく2区では、16位から3位となった東海大・伊達
大会タイ記録となる15人を抜いた日大・ダニエルなど、
力のあるランナーのごぼう抜きも随所に見られました。

続く3区では、世界陸上1万メートル日本代表の
早稲田大のエース・竹澤健介が、区間賞の走り。
座骨神経痛などで、出場が危ぶまれたものの、
痛み止めの注射を打っての走りでも、7人抜き
さすがなところを見せてくれました。

そして5区は、おなじみ山登り
早稲田大の主将・駒野亮太が10キロ過ぎで、
3区、4区と逃げていた山梨学院大を抜き去ると、
併走していた駒澤大・安西をもかわし、
そのまま差を広げ、往路ゴール。
その一方で前回、『山の神・今井』で制した
順天堂大がその山でまさかのアクシデント。
5区の小野が脱水症状などから両足をけいれん。
ゴールまで500メートル地点となったところで
立ち上がれなくなり、途中棄権
大会連覇が消えてしまうという、
明暗がくっきり分かれる結果となりました。


早稲田大、駒澤大、山梨学院大、関東学連選抜、
中央学院大
というベスト5でスタートした復路は、
序盤6区で早稲田大・加藤が区間賞の快走。
上り、下りと今年の箱根の山を制した早稲田大が、
そのまま逃げ切る体勢を作ったものの、
7区では、2位・駒澤大との差が徐々に縮まり、1分差に。
さらにその7区では、東海大のエース・佐藤悠基
3年連続区間新という快記録で6位から一気に3位へ。
優勝候補の一角がようやく出てきたかという感を見せました。

しかし8区で駒澤大・深津卓也早稲田大を猛追。
区間賞の走りで、ついに15秒差までにとらえ、
トップを射程圏内に迫ると、
その一方で3位の東海大は、5位に転落。
早稲田大、駒澤大の2強に勝負が絞られることに。

そして9区、序盤すぐに追い付いた駒澤大・堺晃一
権太坂の下りで仕掛けて、早稲田大・三輪を交わして、
ついにトップに立つと、その後ぐんぐんを差を付け、
最終10区へつなぐと、駒澤大のアンカー・太田
そのまま堅くリードを守り、3年ぶりとなる
総合優勝のゴールテープを切りました。

一方で10位以内に与えられる
来年の出場権(シード権)争い
しかし強豪校にまさかのアクシデント
9区で11位の大東文化大・住田が脱水症状を起こし、
途中何度も立ち止まりながら必死に走り続けるも、
21.7キロ地点で走れなくなり、無念の途中棄権
さらに最終の10区、11位・日大が10位・東洋大を追い上げ、
ついに追い付くかに見えた21キロ手前で
6キロ地点で右足をくじいたという東海大・荒川
激痛で力が入らず、3度転倒して走行不能に。
優勝候補の一角のこまで来ての途中棄権
予想外の展開で、日大、東洋大に
そのままシード権が飛び込むという皮肉な結果に。
大東文化大・住田脱水症状から、
東海大・荒川靭帯損傷ということで
往路の順天堂大とともに、史上最多の3校が途中棄権。
近年でも異例の事態になってしまいました。


駒大奪回。全体的に振り返ると、
やはり駒澤大学
総合的な強さを感じました。
抜きんでた選手こそいないものの、
ある程度の差でレースを
進めていれば、
いつかはモノにできる。
多少の誤差がありながらも、
しっかりとまとめられるところ
他校にはない層の厚さ
あったのではと思います。
またうまくレースを進めたのが、
往路優勝で名門復活をアピールした早稲田大
初の4位と大健闘した関東学連選抜
さらに9区で区間新をマークして
最優秀選手(金栗杯)に輝いた篠藤淳を擁した中央学院大
とくに短期間ながらチームとしてまとまり、
予想外の走りを見せた関東学連選抜の頑張りは、
評価できるのではと思います。

その一方で前回優勝の順天堂大は、
ある意味、踏んだり蹴ったりの大会に。
1区で大きく出遅れると、5区では山に泣き途中棄権。
さらに8区で再びアクシデントが起こると、
10区で無念の繰り上げスタート
山の神をはじめとする前回メンバーが抜けたとはいえ、
最後まで運に見放された大会となった気がします。

また優勝候補の一角だった東海大
途中棄権というのも信じられなかったですね。
特に主力を復路に残していただけに
こういう結末が待っているとは…。
エース・佐藤悠基を7区に配置し、勝負に出たものの、
後が続かなかったうえに、10区の途中棄権で記録なしに。
アクシデントとはいえ、まさかという感じでしょう。


☆各チームの総合成績は以下の通り↓

<総合優勝> 駒澤大学 11時間5分0秒
(池田、宇賀地、高林、平野、安西、藤井、豊後、深津、境、太田)

(2位)早稲田大学 (3位)中央学院大学 (4位)関東学連選抜
(5位)亜細亜大学 (6位)山梨学院大学 (7位)中央大学
(8位)帝京大学  (9位)日本大学   (10位)東洋大学

(11位)城西大学 (12位)日本体育大学 (13位)国士舘大学
(14位)専修大学 (15位)神奈川大学  (16位)法政大学
(17位)東京農業大学
(記録なし)順天堂大学、大東文化大学、東海大学


時に感動、時に驚きと、
毎年さまざまなドラマがある箱根駅伝
例年のごとく、今回もその部分を見せてもらった気がします。
ただ3区間で記録が更新されるなど、スピード化が進む一方で、
リタイアが3校出てしまう事態に、選手管理の部分にも疑問が。
注目度が高いレースだけに、その辺りも
これからの各校の課題となっていくのではとも感じました。

明日からは第85回大会に向け、
各校が新たなスタートを切ることでしょう。
個々がさらなる高みに挑むとともに
重圧に耐えうる心身を鍛えるであろう選手たち。
また来年の次回大会でもその快走で、
ファンである我らを感動させてほしいところです。

2005年11月20日 (日)

駆け抜けた、高橋尚子鮮やかに復活V!

高橋2時間24分39秒で優勝 
東京国際女子マラソン

東京国際女子マラソンは20日、
東京・国立競技場を発着点とするコースで行われ、
約2年ぶりのフルマラソンとなった
シドニー五輪金メダリストの高橋尚子 (ファイテン)が、
2時間24分39秒で大会初優勝した。
右脚3カ所に肉離れを起こしていたが、
高橋は集団の中で落ち着いたレースを展開。
25キロすぎで3人に絞られた先頭集団から、
長い上り坂の手前の35.7キロでスパートし逃げ切った。
(共同通信社)

○高橋尚子(ファイテン)
「2年間走ることができなかったが、
多くの皆さんに支えられて
ここに帰ってくることができた。
沿道からの声援も背中を押してくれました。
これだけ (直前に) 走らずに
本番を迎えるのは初めて。不安だった
2年前のこともあるし慎重に走ることを心掛けた。
記録よりも勝負を頭に置いていた。
(足の痛みは) まったくないと言ったら
ウソになるが、やると決めた以上は
ゴールする気でいた。
途中棄権は全く考えていなかった。
頼むから脚が最後までもって、と思いながら走った。
一度は陸上をやめようとも思ったけど、
ここに帰ってきて良かったと
心から思える42.195キロでした。
記録は全く考えなかった。
それよりも、見ている人に
夢を持つことの大切さを伝えたい、
暗闇にいる人に勇気を与える
メッセンジャーになるんだと考えていた。
夢を持ち続けることで、充実した毎日を過ごせた。
あらたなスタートを切ることができました。
(2年間を振り返って)
支えてくれた人の温かさが身にしみた。
悪いこともいろいろあったけど、
オセロゲームのように黒だった部分を
すべて白に変えられた気分。
悪いことがステップになった。
どれだけ走れるかは未知の世界だったけど、
形として残せたのがうれしい。
今はようやく次の扉を開けたところ。
でも、3年後の大きな試合を頭に入れて、
これをステップにしたい。」

会見での高橋選手のコメントはここから。


鮮やか、Qちゃん!見ましたよ、
東京国際女子マラソン
2年ぶりのフルマラソンとなった
高橋尚子選手
大会前には、右脚3カ所に
筋膜炎(軽い肉離れ)
抱えていることを公表。
「痛みが増したら
我慢しないことを条件に
出場を認めてもらった」と話し、
周囲も出場さえ不安視していましたが、
トップという順位で見事に走りきりました。

確かに右ふくらはぎのテーピング
痛々しかったですが、
走っているのをみていて、
ケガをしていることを
微塵も感じさせないところは
やはり強いランナーなんだなと思いました。
2年前、同じこのコース。
高橋選手は39キロ地点でまさかの失速
結果は2位、タイム的にも良くなく、
アテネ五輪への道を絶たれてしまいました。

今年5月、10年来師と慕ってきた
小出代表のもとから独立。
6月からは、練習パートナー、トレーナー、
栄養士の3人だけのスタッフという
『チームQ』として始動しました。

今までのように監督やスタッフが
立ててきたメニューではなく、
すべて自分たちで考え、自分でこなす。
新しい環境になって、迷いの連続だったことでしょう。
そういった中で超高地合宿もこなし、
今回の東京に備えてきました。
 
「止まった時間を動かしたい。
再出発するには、ここからもう一度始めたい。
どん底を見た後に、もう一回夢を持つことで、
必ず結果がでることを伝えたい。」

再起の為に東京マラソンを選び、
ケガを公表しながらも、強く出場を希望。
悲壮なる決意で望んだ今回の戦い。
立派に勝ち抜いたと思います。

序盤から5キロ17分前後の平凡なペース。
終始先頭グループに付け、
ペースメーカーが外れた25キロからは
エルフィネッシュ・アレム、
ジビレ・バルシュナイテ
との三つどもえに。
我慢を重ねながら、先頭集団を作って
競り合っていた高橋選手
スパートしたのが、35.7キロ
仕掛けて一気に抜け出すと、後は差を広げるのみ。
必勝パターンは、中盤から終盤にかけての飛び出し
言われていますが、それは見事なものでした。

「2年前に負けてしまった
あの坂に負けたくないという思いがあった。
自分自身の思い出との戦いだった。」

そういう思いで坂の前にスパートした高橋選手
コースの難所である長い上り坂となる
それからの5キロもタイムを落とすことなく、
2年前抜かれた39キロ付近
淡々と走り抜けて行きました。
そして競技場のトラックに入り、
ゴール200メートル前地点で
かけていたサングラスを外し、
周回中にガッツポーズ、
最後は大観衆に右手を突き上げ、
笑顔のゴールでした。

見ていて本当に強さを感じました。
心配された右足が最後までもったこともありますが、
本当に鮮やかな復活だったと思います。

自分は、1年半前、アテネ五輪の選考から
漏れた後の初のお目見えとなった
『吉川なまずの里マラソン』
高橋選手を生で見てから、
ずっと復活を望んでいたので
今日もTVの前でずっと釘付けになって応援していました。
始めは、いつ落ちてしまうかと不安でしたが、
20キロでも先頭集団、30キロでは三つどもえ。
そしてスパート。一気に抜けてくれと思い、
ゴールの瞬間はとてもうれしかったですね。

「とにかく「高橋尚子は復活したんだ」ということを
全国の皆さんにお知らせし、夢をあきらめないでやれば
必ず報われるということをメッセージしたかったんです。」

会見でコメントした高橋選手
メッセージは伝わったと思います。
これからは、さらに大きな大会に向け、
チーム一体となって、走っていくことでしょう。
高橋選手、今後も夢を諦めずに
もっともっと走り続けて下さい。
自分も応援していきたいと思っています。

2005年8月14日 (日)

投げやりにならずにやり投げに挑戦!

砲丸投げ大遅刻でやり投げに“飛び入り”

飛行機の乗り継ぎの遅れで、
6日の世界陸上砲丸投げ予選“欠場”した
サモアのシャカ・ソラ(28)が
9日、主催者の計らいでやり投げに初挑戦。
最下位の41メートル18であえなく予選落ちした。
(スポニチ/2005.8.11)

昨夜は男子マラソンがありましたが、
数日前の世界陸上の記事から
ちょっと面白かったので取り上げました。

オレニハ「ヤリ投ゲ」ハ向イテナイヨ!砲丸投げの選手で
サモア人のソラ選手
ヘルシンキで開催中の
世界陸上選手権に向かう
飛行機に乗り遅れて
パラオで3日間足止め。
ヘルシンキ入りした7日には
砲丸投げはもちろん、
アテネ五輪出場種目の円盤投げも予選は終わっていました。

「日程表を見たら、やりしか残ってなかった。
戦わないで帰るのは嫌だった。」

アスリート魂あふれるソラ選手
主催者がイキな計らいを!
なんと9日に男子やり投げ予選A組に出場することに。

しかし初めてのやり投げ
世界有数のアスリート達に太刀打ちできるはずもなく、
ソラ選手の記録は、1投目が38メートル31。
2投目も41メートル18
A組で勝利したロシアのチャンピオン、
セルゲイ・マカロフ選手の記録は85メートル08
その半分にも満たないぶっちぎりの最下位でした!
ただオリンピック・スタジアムは
大歓声に包まれたそうです。

競技を終え、ソラ選手はこう言いました。

「楽しかったよ。もちろんさ。
これ以上の観衆はめったにないよ。
サモアに来ないと
オレがやりを投げるのを見られないよ。
魚を突いているところだけど。
<砲丸投げで21メートル73で優勝した
アメリカのアダム・ネルソン選手について>
彼はすごくラッキーだ。
オレが出なかったんだからな。」

ちなみに砲丸投げの彼の自己ベストは18メートル50
外国人選手らしい小粋なジョーク
混じったナイスなコメントでした。
そして最後にこう一言!

<競争相手たちから何を学んだか聞かれて>
「彼らはいいことを教えてくれたよ。
いい教訓が得られた。
オレにはやり投げは向いていないよ。」

とんだ出来事でしたが、彼にとっては
いい経験になったかも?
こういう諦めない姿勢がとてもよかったです。
以上、投げやりにならずに頑張って
やり投げをしたアスリートのお話でした

2005年3月31日 (木)

出羽の郷よかった、34才の新十両!

34歳最年長昇進、出羽の郷新十両

34歳の出羽の郷(出羽海)が
史上最年長の新十両昇進を果たした。
日本相撲協会は30日、夏場所の
(5月8日初日、東京・両国国技館)
番付編成会議を開き、
十両昇進力士5人を発表した。
若貴兄弟より約2年も早い86年に初土俵を踏んだ
出羽の郷が、19年かかってやっと関取の座を射止めた。
(nikkansports.com)

やりましたね、今度は出羽の郷関ですよ。
喜ぶ出羽の郷関!
出羽の郷秀之(でわのさとひでゆき)
本名・川原秀之
1970年11月23日生まれの34才。
182センチ、122キロ
得意は左を差しての寄りとのこと。

彼も石出関に続いて
(新幕内で惜しくも負け越しましたが)
地元・埼玉県三郷市出身
さらに親近感が沸いてきます。

34歳5カ月での新十両昇進は
戦後の最高齢記録を50年ぶりに更新。
所要114場所も琴冠佑(彼も現役)の89場所を
大幅に上回るスロー記録だそうです。

「うれしいです。
でも大銀杏(おおいちょう)、大丈夫ですかねえ。」

それにしても苦節19年、幕下に上がるまで9年
そして十両までさらに10年ですからね。
付け人を務めた関取は舞の海ら7人を数えるそうで、
頭も少し薄くなっているのがわかります。
辛抱強くやってきたことが報われたのでしょう。
そして何とも味わい深い笑顔で
出羽の郷は言ったそうです。

「長かった。やめたいと思ったこともあった。
何とか頑張ってこれたのは、
相撲が好きだったからでしょう。
弱かったけど、毎日、自分からけいこしてきた
それが報われてよかった。」

引退せずによかった
悔いを残さないためにも頑張ってきてよかった。
出羽の郷関、本当によかったですね。
2ヶ月に一度の場所手当15万のみが収入だったが、
関取としての初任給は心配かけた両親にとのこと。
同じ新十両では、学生相撲出身で、
入門してわずか1年の上林関もいますが、
上がってしまえば同じ関取
頑張れ、出羽の郷!
5月場所では奮闘を期待していますよ!

2005年3月12日 (土)

待望の新入幕、頑張れ石出!

喜ぶ石出関。
新入幕の石出、
猛げいこで「苦難の道」笑い飛ばす

普段はあまり取り上げませんが
大相撲春場所が、明日、初日を迎えます。
多分、新関脇の白鵬が話題が集まり、
朝青龍がまた強さをみせるのでしょうが、
そのなかで注目なのが、新入幕、東前頭17枚目、
放駒部屋の石出関です!

初土俵から実に78場所
史上10位タイのスロー出世での入幕です。
4年前の初場所が新十両だったのですが、
幕内の目前で糖尿病を患い、幕下に2度も転落。
しこ名を「駒光」から本名の「石出」に戻し、
再起を目指しました。
そして昨年11月の九州場所で、
9場所ぶりに十両に復帰し、
12勝3敗の成績で優勝
初場所は西十両4枚目で9勝6敗と勝ち越し、
待望の新入幕となりました。
2月28日の記者会見では
「やっぱりうれしい。一番上の段で字も大きい。」
と番付を手に喜びを語っていたそうです。

「悪いことは忘れちゃいました。」
「1回でも三役に上がれればラッキー。」

明るく、前向き。そして、猛げいこ
というのが石出の持ち味だそうで、
けいこの時は、1時間半も土俵を独占するそうです。

「関取になると、
けいこが少なくなるからだと思う。
ちゃんと、けいこしたら、
32歳ぐらいが一番力が出る。」

30才くらいが相撲界の引退の時期にも
関わらずそれに反論する強い信念

28才で、体も決して大きくないですが、
入幕が遅かった分、幕内では、
息の長い関取になってほしいと思いますね。
今場所は、石出に注目しましょう!


何で急に「石出」なんだと思う方もいるでしょうが、
実は、埼玉県三郷市出身!
地元の力士なんですよ!
よく埼玉版の「郷土力士星取表」
「駒光」を見ていたのでなんか親しみがわくんですよね。
ちなみに初日は、同じ入幕組の皇司とだそうです。
負けられませんよ、頑張れ、石出!

2005年1月 3日 (月)

箱根駅伝、駒大強し4連覇達成!

駒大が4年連続5度目のV 

日体大2位、日大が3位


昨日に続き、箱根駅伝の記事です。

「第81回東京箱根間往復大学駅伝」の復路が

3日行われ、駒澤大学強さを発揮し逆転、

4年連続5度目総合優勝を果たしました。

……………………………………………………

<6区>

初の総合優勝を目指して、東海大・石田和也

午前8時、芦ノ湖をスタート! 

史上5校目の総合4連覇に向けて

駒大・藤山哲隆30秒遅れてスタートしました。

注目すべきは中大・野村俊輔

4年連続の山下りで過去2度、

区間賞を獲得のスペシャリスト

ただ57分台の区間新

トップとの4分25秒差を意識したのか?

滑り出しで少々飛ばしたツケが出て、

得意の長い下り坂でも思う程スピードに乗れません。

序盤はまずまずの走りで駒大

差を詰めさせなかった石田でしたが、

19キロ中盤からそれまで見えなかった

藤山が終盤でペースをあげると失速。

差を、スタート時の半分の14秒まで

縮められてしまいました。

野村は、1時間00分1秒と過去3年と比べ

今ひとつとなりましたが、区間賞。意地を見せました。

日大・末吉翔も奮走、首位との差を22秒縮めて、

1分37秒差としました。

小田原通過順位 (1)東海大 (2)駒大 (3)日大 

……………………………………………………

<7区>

2位の駒大は、昨年の10区アンカーで

区間賞を獲得した糟谷悟

糟谷は、2.8キロ付近で東海大・角田貴則

とらえましたが、一気に抜かずに

並走でタイミングを計ります。

8.3キロ過ぎに糟谷がついて行けなくなった

角田を引き離し、

ついに駒大トップに踊り出ました。

糟谷は、好調にペースをキープしていましたが、

残り1キロ前後からスピードを上げ、スパート

区間賞の走りでトップで中継所にたどり着きました。

東海大と1分7秒差。一気に独走態勢に入りました。

それと同時に白熱したのが、シード権争い!

山梨学院大法政大神奈川大の3校に

城西大中央学院大が割って入り、

しばらく併走になっての8位争いが続きました。

しかし14キロで山梨学院大は脱落してしまい、

15キロ付近で集団から中央学院大が抜けだし、

城西大神大法政大

ほぼ一列で中継所に。激しい争いとなっています。

平塚通過順位 (1)駒大 (2)東海大 (3)日大

(8)中央学院大 (9)城西大 (10)神大(11)法大

……………………………………………………

<8区>

トップに立った駒大は、

8区に1年生の藤井輝を起用。

好調な走りでペースを保っていましたが、

初めての箱根と熱さのためか?

中盤から徐々に失速してしまいます。

13.2キロで、2位東海大との差は57秒、

追い上げをみせた3位日大とも

2分14秒まで縮まってしまい、

管理車に乗る大八木監督も後ろを気にするなど

少々ピンチを迎えました。

戸塚中継所では、東海大との差は27秒

日大との差もなんと41秒にまで縮まってしまいました。

順大中大日体大の4位争い、

さらに城西大神大のシード権当落線上の争いが白熱

結局、中大・奥田実順大・難波祐樹

13キロで、引き離して4位に立ち、

10位争いは、中継所手前残り500メートル

神大・小村章悟城西大・川野竜男を振り切りました。

戸塚通過順位 (1)駒大 (2)東海大 (3)日大 

(9)法大 (10)神大(11)城西大

……………………………………………………

<9区>

2位との差が27秒、3位とも41秒となってしまった

駒大はエース、塩川雄也の走りに

4連覇の行方を賭けました。

ここで塩川評判通りの快走を魅せました!

最初の1キロから驚異的なペースで飛び出すと

7.8キロの権太坂では2位との差を1分14秒まで広げます。

その後も塩川は、しっかりした足取りで

区間記録のペースを上回って行き、

終盤は少し疲れが見えたものの、

1時間8分38秒と見事な区間新記録をマーク!

アンカーに4連覇へのタスキを渡しました。

日大・武者由幸は10キロ過ぎに

東海大・倉平幸治をかわし、ついに2位に上がりますが

塩川の区間新の快走のまえに

2分27秒差と大きく水があいてしまいました。

2位の東海大は、倉平が区間最下位のタイムに終わり、

6位に転落してしまいました。

3位に浮上したのは中大、首位とは4分19秒差。

シード権争いは、17.1キロで神大・村井勇二がスパート。

城西大・川崎英哉は追いつけず、10位となりました。

13位だった早大も終盤、大東大を抜いて11位まで浮上。

最終区に望みをつなぎました。



鶴見通過順位 (1)駒大 (2)日大 (3)中大

(9)法大 (10)神大(11)早大 (12)大東大 (13)城西大

……………………………………………………

<10区>

最後の逆転に賭ける日大・下重正樹は、

最初からハイペース。

しかし駒大・柴田尚輝は4年生で

最初で最後の箱根ながらも

落ち着き払った走りでペースを刻んでいきます。

差は多少近づきますが、決して無理をしない

淡々とした走り。

16キロ以降、ようやくペースを上げて来ました。

残り1キロを切ってから苦しそうな表情を見せましたが、

最後の力を振り絞って、ゴールを目指します。

後続が追いつけない差となり、

いよいよゴールが近づきます。

たびたびガッツポーズを見せた柴田は、

最後の直線では感激で目頭を抑えながら、ゴール!

テープを切った後は、両手で顔を覆っていました。

駒澤大学が史上5校目の4連覇を達成となりました!

4区の田中宏樹、9区の塩川雄也

史上11、12人目の優勝経験4回の選手となりました。

2位には残り500メートルで

日体大・山田紘之が失速した下重を抜くと、

最後は区間新記録となる1時間9分5秒でゴール!

ゴールギリギリで日大に追いつきそうだった中大

わずか3メートル、1秒差で惜しくも4位。

最終区でクライマックスを迎えたシード権争いは、

10位の神大の主将・内野雅貴

区間新ペースで迫ってきた

11位の早大・高岡弘の差が、

残り500メートルで14秒

高岡がラストスパートするも、

内野が逃げ切ってゴール。

追いつけず、シードを逃した高岡

仲間に手を合わせ、謝りながらゴール。

ゴールの瞬間、泣き崩れ

とても悲しい区間新となってしまいました。

総合順位

(1)駒澤大 (2)日本体育大 (3)日本大 

(4)中央大 (5)順天堂大 (6)東海大 

(7)亜細亜大 (8)中央学院大 (9)法政大 

(10)神奈川大 <以上シード権獲得。>

(11)早稲田大 (12)大東文化大 (13)東洋大

(14)山梨学院大 (15)城西大 (16)帝京大

(17)専修大 (オープン)関東学連選抜 (18)明治大

(19)拓殖大 

金栗杯 今井正人(順大・5区)

……………………………………………………

駒澤大学が総合4連覇を成し遂げました!

やはり役者が一枚上手でした。強いですよ。

特に7区の粕谷選手、9区の塩川選手が圧巻でした。

しかし日体大日大中大など

全体的に選手個々のレベルは

かなり上がっているように感じました。

ただその高いレベルのなかでも

層が厚い駒大が優勝となったようです。

各校にスーパールーキーも多く、

今後も成長が期待できそうで、今後が楽しみです。

本当に選手のみなさん、お疲れさまでした。

来年も熱いレースを期待しています。

2005年1月 2日 (日)

箱根駅伝往路、東海大初優勝!

東海大が初の往路優勝 駒大は2位 箱根駅伝

今年一発目の記事は、お正月恒例の

箱根駅伝から行きたいと思います!

第81回東京箱根間往復大学駅伝競走」は

往路が行われ、東海大学が1区でトップを奪ってから

一度もその座を譲らず、

悲願の往路初優勝を遂げました!

……………………………………………………

<1区>

スタートで飛び出したのは、

昨年1区で区間賞を獲得した日体大鷲見知彦

注目されたスーパールーキーのひとり、

中大上野裕一郎は、先頭に立ったり、

集団最後尾についたりと落ち着きのない?走り。

しかし7キロ中盤で上野が集団から遅れ始めて

しまいました。

レースは、18キロ終盤の下り坂になったところで

亜細亜大木許史博が飛び出しました!

付いていったのが東海大丸山敬三

ただ冷静だったのは丸山の方。

相手の顔色を見ながら、残り1キロ切ったところで

スパートをかけ、

31年ぶりの区間トップとなりました。

結局、上野19番目で中継所に入ってきて、

フラフラしながら、タスキを渡すと

そのままゴールに倒れ込んでしまいました。

2年ぶり復活の拓大は、磯洋行が出遅れてしまい、

最下位でした。

鶴見通過順位 (1)東海大 (2)亜大 (3)日体大 

……………………………………………………

<2区>

東海大の2区は上野と並び、

これまたスーパールーキーと言われる伊達秀晃

10キロを区間記録のペースから2秒遅れているだけの

しっかりとした走りっぷりをみせました。

それ以上にスゴイのが、4年連続2区の

山梨学院大オンベチェ・モカンバ

14位でタスキを渡されたモカンバは、8キロ中盤で、

2位の亜大を抜き去って12人抜きの快走を魅せました!

期待のルーキー専大座間マボロベネディックは、

途中5位に上がるも、順天堂大松岡佑起とともに

ちょっと尻すぼみ

伊達は、残り3キロの難所の上り坂で

やや苦しい表情をみせるも、区間2位、

歴代でも10位の好タイムでタスキを渡しました。

モカンバが歴代7位のタイムで区間賞でした。

明大幸田高明も快走。4人抜きで12位に

順位をあげました。

2度目の出場の城西大田上貴之が頑張り、

5位に付けています。

戸塚通過順位 (1)東海大 (2)山梨学院大 (3)亜大 

……………………………………………………

<3区>

3区で注目は日大初の留学生ランナー、

ディラング・サイモン

6位でタスキをもらったサイモンは、7キロで

2位の山梨学院大をとらえると、一気に抜き去りました!

東海大の3区は、北澤賢悟。4年目にして初の箱根。

さらに2位となったサイモンが迫ってきますが、

淡々と自分のラップを崩さぬペースでトップを守ります。

6位の駒大井手貴教は、当日のエントリー変更で3区に。

しかし18キロで5位の城西大を一気に抜き、

着実に順位を上げます。

東海大が平塚中継所を初めて1位で通過!

サイモンは、1分44秒あった差を49秒まで縮めました。

エントリー変更3区で登場した日体大保科光作は、

山梨学院大を抜き、順位を3位に押し上げました。

平塚通過順位 (1)東海大 (2)日大 (3)日体大 

……………………………………………………

<4区>

4連覇を目指す駒大の4区は、

主将でエースの田中宏樹

5位でタスキが渡され、トップの差は2分32秒差。

3.2キロで4位の山梨学院大を一気に抜いて、3位浮上!

優勝候補といわれた中大池永和樹5人抜き

7位まで上げ、有力校がじわじわと上がってくます!

それでもトップで小田原に入ってきたのは

東海大一井裕介

往路初優勝を目指して主将の越川秀宣

タスキが渡りました。

2位の日大・阿久津尚二はルーキーながらも

頑張り区間4位。

トップの東海大と1分8秒差、

3位の駒大とは1分14秒差となりました。

小田原通過順位 (1)東海大 (2)日大 (3)駒大 

……………………………………………………

<5区>

ここでの注目は、またもやスーパールーキー

言われる、日体大北村聡

10000メートルの記録は、出場選手中トップ

初の山登りながらも中井祥太(今回欠場)の

区間記録のペースを上回る快走を魅せる!

それ以上にモノスゴイのが、

15位でタスキをもらった順大今井正人

山登りにもかかわらず、平地のような走法で登っていく!

10キロちょっとで6位の中大を抜いて9人抜き

さらに12キロで山梨学院大を抜いて

10人抜きの新記録を達成! 

5位に浮上となりました!

一方、前を走る北村にアクシデント!

16キロで左足を抑えて、その場で

一度うずくまってしまいました。

再び走り出すも、たびたび右腕がけいれんしたらしく

気にしている様子が目立っていました。

18キロ終盤でついに今井北村を抜いて、11人抜き

なんと4位に浮上しました。

しかし今井の表情はまだ余裕がありそう。

おそるべき走りに見えてきました。

トップ争いは、3位の駒大村上和春

日大の前に出て、

単独2位となりました。

7キロでトップの東海大との差は1分9秒

11.6キロで58秒

19キロで10秒、そして20キロでついに6秒まで迫りました!

上りにハイペースだった越川の足が動かなくなってきた

のに対し、勢いのある村上

追いつくのは時間の問題に見えました。

しかしさすが主将!昨年まで2年連続5区を走った

中井の欠場の穴を埋めるべく必死に走る越川

ゴールまで1キロを切ったところでスパートをかけ、

右手を突き上げながらゴール! 

東海大学が往路初優勝となりました!!

2位にはトップと30秒差駒澤大学

3位には日本大学順天堂大の今井4位でゴール。

1時間9分12秒で区間新記録となりました!

5位には日本体育大学。北村が何とか走り切りました。

以下(6)中央大学 (7)亜細亜大学 

(8)山梨学院大学 (9)城西大学 (10)神奈川大学

の順でした。

……………………………………………………

東海大が往路を制しました!

驚きましたが、昨年も2位なのですから

総合力がしっかりしていたのだと思います。

1区から結局トップを譲らなかったのは凄かったです。

しかし駒大も30秒差で2位と良い位置をしっかりキープ。

復路での逆転も十分考えられますね。

さらに今井の信じられない走りで4位になった、

順大の復路は強いので、明日も楽しみになりました!

スーパールーキーは、快走の伊達サイモン

ブレーキの上野、両方味わった北村

それぞれ明暗を分けました。

数字だけではわからない

「箱根の怖さ」を感じました。

明日も白熱したレースを期待しています!

2004年12月30日 (木)

箱根駅伝まであと3日。

駒大「箱根」4連覇へ死角なし

お正月の風物詩、1月2、3日に行われる

第81回東京箱根間往復大学駅伝に出場する

20チームの各区間エントリー選手が

29日発表されました。(選手名は敬称略)



4連覇を狙う優勝候補筆頭

駒澤大学は、2区に佐藤慎悟

3区に斉藤弘幸と3年生を置きました。

田中宏樹主将は、当日交代可能な補欠に回り、

他校の選手の状態をみてエントリーするようです。

9区を走る塩川雄也と共に

「優勝4回経験選手」を狙います。

対抗馬といわれている中央大学

ここ2大会でつまずいた往路を重視し、

10000mの前高校記録保持者で

期待の1年生の上野裕一郎を1区に

2区にエースの高橋憲昭を配置して、

山下りの6区で2年連続区間賞で

区間新記録を狙うスペシャリスト

野村俊輔が逃げ切る構想のようです。

全日本大学選抜駅伝優勝の日本大学は、

各校が警戒しているケニア人留学生

ディラング・サイモンを2区ではなく3区で起用。

さらに9区に武者由幸、10区に下重正樹

バランス良く配置していて、

サイモンが大きな「貯金」を作れれば、

優勝もぐんと近づく可能性もあります。

日本体育大学はエース格の鷲見知彦を、

区間賞を獲得した前回と同じ1区で起用。

1年生ながら、10000mで全エントリー選手中の

最高タイムを持つ大型新人、北村聡

「山登り」の5区で登場。

補欠に置いた昨年2区を走った保科光作

起用動向に注目です。

さらに今年は、ルーキーといわれる

1年生に良い選手が多く、

エースがそろう「花の2区」

東海大学伊達秀晃順天堂大学松岡佑起

専修大学座間マボロベネディック

3人も抜擢されました。

他には帝京大学の7区には、

あの旭化成の宗猛監督の長男、4年生の宗洋和

オープン参加の関東学連選抜

東京大学1年生の松本翔を8区に登録しました。

ちなみに往路、復路ともレース1時間前に

補欠(4人)との入れ替えができるそうです。 

……………………………………………………

「箱根駅伝」あと3日に迫りました!

ここ10数年、毎年お約束のように

1月2、3日の午前中は、TV中継を観ています。

参加出来るのが関東の大学だけなので、

本当はある意味、地方の大会なのですが、

注目度は他の駅伝大会よりもはるかに大きいです。

今大会もやはり注目は、駒澤大学ですね。

4連覇となれば、第62~65回で4連覇の

順天堂大学以来の快挙となります。

出雲駅伝では2位でしたが、全日本大学駅伝では

圧倒的な強さで優勝と、力が安定していますから

Vの確率は高そうです。

昨年の優勝メンバーから8人が残るなど

層の厚さは他チームと比べものになりません。

よほどのことがない限り強そうな感じです。

ただ駒澤に走られては、面白みに欠けます。

対抗馬といわれている中央日大

頑張ってもらいたいです。

特に他が往路で逃げて、駒澤

追っていく展開が良いですね。

他にも大型新人がいる日体大

中井祥太は欠場だが、他の選手が

頑張ってほしい東海大

前回は不振だったが上位に食い込める力がある大東大

エースのオンベチェ・モカンバ

4年となった山梨学院大

復路の得意な順大も有力だそうです。

さらに昨年は波乱を巻き起こした東洋大

地元を走る神奈川大、忘れちゃいけない亜細亜大

何かやってくれるかもの法政大などにも期待しています。

さらに予選会からの出場では、

あの渡辺康幸が監督の早稲田大

2年連続出場の平塚監督・櫛部コーチ城西大

幸田高明に注目で14年ぶり復活の古豪・明治大なども

シード権獲得に燃えるでしょう。

10区間・217.9キロ、1区間平均が20キロと

長丁場の「箱根駅伝」では、

必ず「ブレーキ」となる選手がいたりするもので、

毎年、様々なドラマが繰り広げられそうな予感がします。

今年も楽しみにしたいと思っていますので、

選手のみなさん、全力で頑張って下さい!

2004年12月16日 (木)

欽ちゃんの野球をやってみよう!?

「欽ちゃん球団」設立へ
=関東拠点の社会人クラブチーム-社会人野球

コメディアンの萩本欽一さんが
社会人野球のクラブチームを設立する
意向であることが、15日分かった。
日本野球連盟によると、
萩本さんは11月初めに東京都内の同連盟を訪れ、
関東地区を拠点としたクラブチーム設立の
意思を明らかにしたという。(時事通信)

どこまでやるのか?わかりませんが、
なんと欽ちゃん社会人野球に参入だそうです。
欽ちゃんの野球好きは、
「もうひとつの甲子園」と呼ばれた、
全国高校定時制通信制軟式野球大会への応援や、
近年では、みのもんたじゃない方の
「プロ野球好珍プレー」の司会をしていたりとかで
意外と古いものがあると思います。
会社を母体とした企業チームとは違い、
クラブチームは個人会費や後援会組織などで
運営されるそうですね。

まぁ欽ちゃん自身はプレーヤーでなく
あくまでも監督ですが、
あの鹿取義隆氏をはじめ、
プロ出身のコーチを招いたり、
来年1月にトライアウトを行ったり、
さらに明治神宮大会やマスターズリーグに
自ら足を運んで入部を直接要請していると
いうじゃないですか。
結構、本気なようですよ。

正直、すぐに都市対抗に出場とまでは難しいでしょうが、
TVの視聴率が下がったり、廃部が増えたりして、
低迷する野球人気の回復に一役かいたいという
欽ちゃん心意気はヨシと思います。

自分が子どもの頃は、欽ちゃんの大ファンで、
いつも「欽ドン」「欽どこ」を観ていましたから、
応援したくなります。頑張って下さい。

果たして、
「グラウンドで笑いと感動のあるドラマを見せたい」
という「欽ちゃん流」は強くなれるのか?
それともお得意の「ダメだよォ」のダメ出しが
欽ちゃん監督から出てしまうのか?
試合中はギャグは入れられませんが、
パフォーマンスも含めて期待してみたいと思います。

PS 社会人野球については
りんかんさんのところで勉強させてもらっています。

2004年11月19日 (金)

勝利のマスコット、コバトン!

コバトン“続投”へ 知事「県のマスコットに」/埼玉

夏季、秋季両国体
全国障害者スポーツ大会が終了し、
マスコットの「コバトン」も役割を終えたが、
上田清司埼玉県知事は、16日
「県のマスコットになっても
おかしくない」
と述べた。
認知度、人気ともに高かったコバトンは、
今後も知事と並ぶ「県の顔」になりそう?
コバトンは00年、国体PRのために
公募で決定されたため、
作った人の了解を得るなど手続きが必要」
としている。
しかし、版権は県の国体実行委員会
管理しているため、
実現の可能性は高そうだ。(毎日新聞)

 

コバトン、続投になりそうです。
これからは、県のマスコットに昇格!
彩の国をアピールするのかな?
西武ライオンズが日本一になったときに
伊東監督の胴上げの傍らで
コバトンのミニチュアが写っていたので
見た方もいることでしょう。

そもそもコバトンとは、
埼玉県民の鳥として指定されている
「シラコバト」をモチーフにした、
彩の国まごころ国体のマスコットキャラクターでした。
コバトンです!
県内のあちこちを軽やかに飛び回るコバトンは、
人から人へ、そして大会から大会へと、
みんなの熱意とまごころをつなぐ、
バトンのような存在として愛されています。
(彩の国まごごろ国体 コバトン情報局 On Web より)

なるほど!「しらこばと」「バトン」をかけて
「コバトン」ですか。
まごころ国体が始まる前に知りたかったです。
生コバトンは、4月の「吉川なまずの里マラソン」
(高橋尚子選手が参加し、数万人の観衆が訪れた。)
見ましたが、なかなかでした。
……………………………………………………

ところで「コバトン」を検索していたら、
とんでもないことがわかりました。
それは、埼玉のスポーツ界で、
「コバトン不敗伝説」というのがあるらしくて、
(参考:「よくある日記みたいなの」の最近の日記
たけやす駅長の日常茶飯事 「コバトン不敗伝説@福岡」
社会人野球情報室 「勝利の鳥の伝説 」

今年埼玉県のJリーグ・プロ野球などの試合に
このコバトンの着ぐるみが営業がらみで、
試合前にチームの応援に訪れたことによって、
西武ライオンズは、プレーオフを突破し、日本一に輝き、
J2大宮アルディージャは、J1昇格が射程圏内に入り、
Lリーグのさいたまレイナスは、逆転優勝と、
埼玉を本拠地とするスポーツチームは
それぞれがそれなりの恩恵を受けたらしいです。
そして「コバトン不敗伝説」の生みの親でもあるらしい
浦和レッズは、初のシーズン優勝へ!と
ある意味スゴイことになっているようです。
「コバトン不敗伝説」は、明日、感動的な瞬間
迎えるのかもしれません。

ドラゴンズが日本一になれなかったのは、
コバトンのせいだったとは...。
もっと早く、この伝説を知っておけば...。
今後、埼玉に来た際は、
この勝利の神、コバトンをチェックしてみてください!

2004年8月31日 (火)

アテネオリンピック閉幕。

昨日でアテネオリンピックが閉幕しました。

日本メダルラッシュだったせいか?

今回の大会は結構、TVを観ていましたね。

それもNHKばかり!受信料分観たような気がしますね。

だから耳にはゆず「栄光の架橋」ばかり残っています。

さんまや中居くん、松岡修造とか民放には

色々なキャスターがいたそうですが全く観ていません。

かろうじて「ズームイン!」で山本美憂豪快な字

観たくらいです。ごめんなさいね。

今週は、前2週に比べ、金メダルは取れませんでした。

野球オーストラリアに負けてしまってメダル。

シンクロも頑張りましたが、ロシアのそれの方が

上回ってましたね。

サッカーはアルゼンチン!女子バレーの中国

劇的でした。

それ以上に問題になったのが

男子ハンマー投げのドーピング問題!

最後はこれ一色になってしまいましたね。

ハンガリーのアヌシュ選手が再検査を拒否。

IOCが結局、失格処分にしてメダルを剥奪。

銀メダルだった室伏選手金メダルが転がりこみました。

複雑な経緯で今ひとつスッキリしない裁定で、

金メダルになった室伏選手の気持ちを考えると

素直によかったですねとは何となく言いにくいですね。

でも、彼自身は持てる力を出したのだから

誇っていいでしょう。

これを経験として、次の北京では、

堂々と日の丸を掲げて欲しいです!

もうひとつ、記憶に残ったのは

最終日の男子マラソンですね。

ブラジルのデリマ選手が飛び出し、

逃げ切ろうかという36キロ付近で

信じられないアクシデントが起こる!

沿道からコースに乱入したスカート姿の男に、

歩道へ押し出されてしまう。

デリマ選手はなんとかコースに戻るも

リズムをすっかり乱されてしまい、まもなく

イタリアのバルディーニ選手に抜かれてしまった。

乱入した男は、アイルランド出身の元司祭で、

F1でもコースに侵入する事件を起こしていた。

信じられない大馬鹿者だった!

デリマ選手は3位に落ちながらも走りきり、

銅メダルを獲得しました!

スタジアムの観客が彼に大声援!

それに手を振りながら、笑顔で応えていたデリマ選手。

自分もよくやったとたたえてあげたいです。

日本の油谷選手は5位、諏訪選手は6位。

国近選手は完走しましたが惨敗。まあ予想通りでした。



結局メダル数は、金16、銀9、銅12でした。

それ以上に選手の皆さんには、感動をもらいました。

普段は見ないような様々な競技を応援させてもらいました。

また4年後、北京

感動の続きを味わえたらいいと思います。

    

2004年8月24日 (火)

アテネ五輪、ここまでの感想。#2

すっかり夜になるとかかっていて、

ついつい見てしまっている

アテネ五輪もすっかり中盤になりました!

Blogもアテネの話題で花盛りですね!

それに便乗とまでは行きませんが、今週も感想を。

一番の驚きは、金メダルのラッシュ!

ここまででもう15個!

銀や銅じゃダメみたいな感じになってきています!

今までの五輪では考えられない事です。

一番の喜びは、22日の女子マラソン!

野口みずき選手の金メダルです!

急勾配の続くコース。

何人もの選手が吐いていたり、

世界記録を持つラドクリフ選手

36キロで止まってしまい、棄権するなど、

かなり困難なコースにもかかわらず、

野口選手は25キロあたりから飛び出し、

その後はひとり旅に。

ところが30キロ以降、徐々に迫ってくる

ケニアのヌデレバ選手の姿を

後ろに感じながらも、逃げ切って勝利!

差が縮まって行くたびに、

「大丈夫かよ、どんどん大きくなってるじゃん!」と

見ている自分の方がドキドキしてしまいました。

しかし野口選手はスタヂアムに入るともうガッツポーズ!

そして歓喜のゴール!

見ている自分も同じく歓喜で

「ひとりお祭り状態!」になってしまいました。

プレッシャーを豊富な練習量と強靱な精神力で

克服しての金メダル!

野口選手には感動をもらいました。

他の土佐選手、坂本選手も入賞でまずまずの成果。

陸連的にもよかったでしょうね。

他には北島選手の金2個をはじめとする水泳陣!

最後の男子メドレーリレーは興奮しましたね。

銅メダルの中村礼子選手もよく頑張りました。

柔道は井上康生選手の敗退は悔しかったですが、

100キロ超の鈴木選手と女子の阿武選手の勝利が

自分的にはうれしかったです。

野球はプロ集団が心をひとつにしているのが

わかりますね。ベスト4に入りさらに頑張って欲しいです。

ハンマー投げの室伏選手、惜しかったです。

渾身の6投目!あと28センチ届かず。

しかし成長を見せつける堂々の銀メダル!

これからの選手生活でさらなる飛躍を期待します。

自分的に一番の残念は、女子レスリングのエース!

72キロ級の浜口京子選手の準決勝敗退ですね。

ご存じアニマル父も、日の丸に「京子」の鉢巻きを付けて

会場で絶叫!そして思わず乗り込もうかの勢い!

順調に勝ち進みましたが、準決勝で中国の王旭選手

前半リードされ、同点に追いつきますが

あと一歩のところで攻めきれず、逆転されてしまいました。

なかなか負けを認められない

浜口選手の悔しい姿が印象的でした。

ただ、3位決定戦では、本来の実力を発揮し、

前半でポイントを重ねて圧勝!右目を腫らしながらも、

銅メダル「気合」で取ることができてよかったです。

熱い五輪もあと一週間!競技もさらに佳境を迎えます!

これからもさらに注目していこうと思います。

2004年8月17日 (火)

アテネ五輪、ここまでの感想。

14日に始まったアテネオリンピック

大会前はあまり意識はしていませんでしたが、

あれだけTVでやっていると、ついつい見てしまいますね。

しかも今大会は、メダルラッシュ感動もラッシュです!

自分的には、谷亮子選手の金メダルに感動しました。

大会前には足の負傷で出場さえ危ぶまれていたのに

不屈の精神力で勝ち進み、金メダルを掴んだ!

夫の谷選手や家族などの支えがもあって

自分のためだけでなく応援してくれる人たちのためにも

勝ったという所に頭が下がりました。

柔道の野村選手の3大会連続金メダルや

水泳100メートル平泳ぎの北島選手の金メダルも、

実力はもともとあるけれども、オリンピックという舞台で

実力通りの力を見せつけたところがスゴイと思いました。

さらに卓球の愛ちゃん体操ニッポンの復活など

数え切れないくらいの感動をもらっています。

しかし、男子サッカーの予選敗退や、

ソフトボールやバレーボールの連敗

ホッケーも今ひとつなど、悔しいこともありました。

さらにこれからは、柔道重量級や陸上やレスリングや

シンクロやビーチバレーや新体操なども出てきます。

選手の方々は、プレッシャーに負けず

何とか自分の力が出せるよう頑張って欲しいです。

しかしスポーツは本当にいいものですね。

日頃あまり見ないスポーツでも国の代表となると

ついつい応援したくなります。

ルールはわからなくても見てしまうので、

ついつい夜更かしをしてしまいますね。



自分的に一番の注目の、野球の長嶋JAPANは、

初戦はイタリアには12-0と楽勝でしたが、

昨日のオランダには少し苦戦しました。

しかし連勝はキープ!

今夜はいよいよ強豪・キューバ戦!

松坂大輔の右腕に願いをかけて

見ることにしたいと思います。

2004年8月14日 (土)

アテネオリンピック開幕!!

いよいよ、アテネオリンピックが、

本日からはじまります。

「BS1は全部やる!」

ほとんどオリンピックチャンネル化したBS1をはじめ、

TV局各社はそろって、視聴者をあおっています。

お盆休みに始まるのは、とてもうれしいけれど、

ワールドカップとかと違って、

競技がひとつではないし、現地との時差が

かなりあるので、はっきり言って見きれません。

ハイライトとかスポーツニュースで

とりあえず押さえる程度になるでしょう。

自分の注目は、やっぱり野球になりますね。

長嶋JAPAN(監督は来られませんでしたが...。)

オールプロ選手で初めて固めた選手たち、

ドラゴンズでも福留選手岩瀬投手が出ています。

アメリカなどの強豪国が予選で敗れているので

メダルは最低条件、しかも金メダルをと言われています。

ただ油断は禁物。

気候などで変化するコンディションを

しっかり整えて頑張ってほしいです。

男子サッカーは「死のブロック」に

入ってしまいましたので、予選突破は厳しいですが、

奇跡を起こすべく戦ってほしいです。

OA枠で出場する小野選手に期待しています。

自分としては、イタリアにも注目です。

その他は、なでしことか、愛ちゃんとか

ホッケーとか、シンクロとか、YAWARAちゃんなど

活躍が期待される女性陣のなかでは、

女子レスリングの浜口京子選手に頑張ってもらいたい。

ぜひアテネで父親でコーチのアニマル氏とともに

気合だぁー!と喜ぶ姿をみたいです。

それと女子マラソン

はっきりいってQちゃんの時ほど期待はしてません。

ただ、せっかく出ているのだから、

一人ぐらいは、いい成績を上げて欲しいです。

男子では、末続選手室伏選手などの陸上と

北島選手の水泳などが目玉です。

でもやっぱり日本人として、井上選手などの

柔道でぜひ金メダルを一つでも取ってほしいです。

とにかく始まってみれば、ついつい見てしまい、

新しいヒーロー、ヒロインが出てきて

世間を感動させてくれる事でしょう。

選手の皆さん、頑張って下さい!

2004年7月15日 (木)

野球が違う?キューバに逆転負け。



日本、キューバに逆転負け ライバルに1分け1敗


「ENEOS WORLD CHALLENGE」

キューバ 6-5 日本 ●岩隈

長嶋JAPAN壮行試合第2戦は、キューバに逃げ切られ、

待望の勝利はなりませんでした。

初回に4番・城島の先制ツーベースが出るも、

先発・三浦がすぐに2本のホームランを浴び、リードを許す。

しかし、今夜は得点を取る事を課題にしていたJAPANは、

城島の今夜2本目のタイムリーツーベースで同点。

さらに6番・谷のとき、ワイルドピッチで勝ち越し!

そして中村ノリがレフトへ待望の2ランホームラン!

一気に流れを引き寄せた様な感じがした。

ところが、常勝キューバ!ジリジリと追いついてくる。

4回に、エスクルが久保(パナ)からライトへホームラン。

5回にも、セペダが2点タイムリーでついに同点に追いつく。

JAPANがランナーを出すも牽制で挟まれ、

チャンスをつぶしている間に流れはキューバに・・・。

7回ウラ、JAPANは「貴公子」岩隈が登板。

しかしワンアウト1塁から、4番・サンチェスにスライダーを

巧く左中間に持って行かれ、痛恨の逆転ツーベース!

その後は抑えのラソにしっかり締められ、万事休す。

オリンピック最大のライバルである、

キューバからの白星

アテネまでお預けとなってしまった。

それにしても、同じ「野球」でも、

日本のプロ野球国際大会の野球は、

やっぱり違うものじゃないか。

この壮行試合を観ていて感じたことだった。

確かに、ボールが違う。

ストライクゾーンが違う。

牽制やボークの判断が違う。などなど

プレッシャーもあっただろうが、

いくらプロ集団でも、

きちんと対応策を考えてやっていかないと、

メダルが取れなくなってしまうのではないかと

少々不安になった。

まあ今回は、投手陣を温存して、

手の内を隠したこともあるが、それはお互い様。

8月の合宿で課題をしっかり克服して、

アテネではキューバにリベンジをして欲しいと思う。

PS5番・ライト福留孝介、この日は3打数0安打1四球。

でもアテネでの彼にかかる比重の大きさを感じました。

ただ、その前にあさってから再開の阪神戦

疲れているだろうけれど、何とか頑張ってほしいです。

2004年7月13日 (火)

執念の同点打、キューバとドロー!



日本代表キューバと分ける 

アテネ五輪野球の壮行試合


「ENEOS WORLD CHALLENGE」 日本 1-1 キューバ

いよいよ長嶋JAPANが船出です。

しかし肝心の長嶋監督は、予想通り登場しませんでした。

今日のゲームは、両軍まだまだ探り合いの様子。

しかし、国際試合では、

ちょっとしたミスがゲームに大きく作用する。

まさに「1点の重さ」を実感したゲームでした。

5回表、宮本の悪送球でランナー二塁へ。

なんとかツーアウトまで追い込みながらも、

ピッチャーゴロを坂本保(ホンダ熊本)が

一塁へ悪送球で1点。

さらに金子がサードゴロエラーでピンチを広げてしまった。

ボールが違うとはいえ、3つもエラーが出ると

そつのないキューバ軍団、さすがに点は入ります。

今後の課題ですね。

キューバ先発のパルマ(サッカーみたい)の緩急、

そして二番手のマルティネスの変化球に

タイミングが合わないJAPAN打線。

チャンスは作るが、大事な所はしっかり締められてしまう。

このまま敗戦かと思われた8回ウラ、

ようやくチャンスが訪れる。

ワンアウト後、唯一好調のがツーベース!

金子がショートゴロで進められなかったが、

迎えるは、3番・高橋由伸!

キューバ戦で実績がありながらも、

この日は、2三振を含む3打席凡退。

追い込まれるもファウルで粘り、好球を待つ。

そして体制を崩されながらも、センターへ運ぶ。

突っ込んで来たセンターのタバレスは、

追いつくも落としてしまい、

タイムリーツーベース!JAPAN同点!!

由伸の執念が実ったカタチとなった!

同点には追いついたが、

その後は、両軍抑えが登場。

しっかり抑え、抑えられて規定によりドロー!

JAPANにとっては、負けなかった事が大きい。

キューバに多少でもヤバいと思わせたことで前進!

次のゲームにつながったと思う。

明日こそは、今年のJAPAN は違うぞというところを

キューバにしっかり見せつけたい。



PS我らが福留孝介!5番・ライトでスタメン

3打席目に、ファースト強襲の内野安打!

4打席目には、アトランタでホームランを打った、

抑えのP・ラソと対決するが、空振り三振!

4打数1安打でした。

今夜は鳴り物がなかったので、

なじみの選手が出ているにもかかわらず、

なんか球場全体が違った印象を受けました。

たまには、こういう声だけの応援もいいですね。

2004年4月 7日 (水)

松井稼頭央鮮烈デビュー!

松井稼頭央が鮮烈なメジャーデビューを飾った!

「1番ショート」で先発出場を果たした松井のメジャー初打席。

初球、真ん中やや高めのストレートを振り抜くと、

打球はバックスクリーンへ飛び込んだ。

いきなりプレーボールホームランという信じられないことをやってのけた。

(スポーツナビ)

朝いきなりのビッグニュースにビックリ!!

狙っていたかどうかはわからないけど、初打席初球ってのが絵になるね!

まさにリトルMATSUI恐るべし!!!

第2打席もタイムリーツーベース!!すばらしい!!

第3打席は、フォアボールで押しだし。それでも打点1追加

第4打席がツーベース!これで猛打賞

そして第5打席が、なんと敬遠!

もはや、はなまる状態!!

これ以上ない最高のデビューです。さらなる活躍を期待しよう!

2004年3月30日 (火)

ダルビッシュセンバツ第2戦!

東北が大阪桐蔭との接戦制す

注目の東北高校・ダルビッシュ投手の第2戦! 

大阪桐蔭の中村選手にホームラン2本打たれた!

この2本だけの2失点で、6回で代わったらしいね。

前回がよすぎたコトもあり、新聞によっては、

ダルビッシュ、今回は、ダメビッシュ!」

とか、ベタな見出しが出ちゃうかも。

チームは、3-2で勝ち、19年ぶりのベスト8

つぎも頑張って、センバツを盛り上げてほしい!!

2004年3月27日 (土)

曙は倒れなかった。

K-1ワールドGP 曙、反則で減点 武蔵に判定負け

は、減点1のハンマーパンチ3発はあったけど、

大晦日の時よりは成長したし、よかったかなと思う。

何はともわれ、ダウンしなかったもんね

とにかく他のファイターと比べるとデカイのがいい。

ただ攻撃に難がある。前にもっといって、手数をださなくては勝てないよ。

もう少しK-1ルールを覚えて、相手を選べば次は勝てそうだ!

武蔵はアクシデントの中、ファイターの本脳で戦い、

キャリアの差をみせたと思うけど、やはりKOしなくてはダメ

判定にした時点で、今日の勝負は曙のモノだった。

ボブ・サップの試合は、あんな不透明なジャッジじゃ全然納得できないね。

K-1は、縛りが多くて、難しいんだね。

2004年3月25日 (木)

Qちゃん、なまずになる?

アテネ五輪落選の高橋Qちゃん

吉川市にやってくることになった

4月4日、「吉川なまずの里マラソン大会」それにしてもスゴイ名前!)に

特別参加するそうです。

埼玉県吉川(よしかわ)市は、あのアザラシ「たまちゃん」が、

たった数日だけやってきたところです。

JR武蔵野線吉川駅の前に「金のなまず」のモニュメントがあります。

横浜F・マリノスのボンバーヘッド中澤選手の出身地です。

さらに、プロレスラーの佐々木健介も吉川市民だそうです。

人口5万人くらいのところが、どのくらいの騒ぎになるか注目です。

有名人に慣れていないだろう吉川市は、

きっと「高橋選手がやってくる!!」とか電柱にはられちゃうんだろうね。

確か「小泉総理来る!!」とかいう立て看も観たような気がするから多分やるだろう。

Qちゃんサイン入り「なまずせんべい」(限定品)とかでちゃうかも?

小出代表も来るのかな?なまずのヒゲとヒゲくらべとかしちゃったりしてね。

吉川市は比較的近くなので生Qちゃんを見に行こうかな。

と、心はすっかりヤジウマ気分。

2004年3月23日 (火)

斑鳩と鵡川と社

今年もセンバツ開幕した

地元埼玉の高校が出ないので、少々関心が薄いかな。

東北のダルビッシュ投手がスゴイらしいですね。

取材制限があるくらい。すぐ負けなきゃいいけどね。

ところで出場校をみると、地元じゃないと読めない学校が多い。

斑鳩(奈良)は、「いかるが」と読むらしい。 

鵡川(北海道)、済美(愛媛)、常葉菊川(静岡)、(兵庫)などは、

素直に読んでいいのか、ひねって読むのか、わかんないね。

ただ、勝ち続ければ有名になり覚えるので、地元の宣伝のためにも、

がんばって下さい。

2004年3月15日 (月)

Qちゃん(31)落選。だって

女子代表は野口、坂本、土佐! 高橋尚子はまさかの落選 (スポーツナビ)

注目のアテネ五輪の日本代表マラソン代表選手が決まった。

野口・土佐・坂本選手が選ばれ、

高橋Qちゃん尚子選手は、落選した。

ネームバリューや経験よりも、選考レースの成績を重視した、

日本陸連の苦渋の決断は、妥当だと思う。

逆にQちゃんが選考されたらもっと大騒ぎだったしね。

この3人でアテネでメダルを取れるかは、ひとりくらいが

手が届けばいいなって感じだが、気負わずやってほしいです。

取り方次第だけど、まあオリンピックだけがレースじゃない。

高橋選手はまた違う大会でとてつもない記録を出して、

陸連脱帽!Qちゃん健在!ってところをみせてほしいね。

それにしても、マラソン代表選手の選考だけで、世間がこれほど騒ぐとは・・・。

それだけ日本でメジャーだってことだけどね。アフリカとか他の国もそうなのかなぁ?

その反面、男子選手は、あまりよく知らない人ばかり・・・。このまま目立たず地味にガンバレ!!

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